† ロザリオとバンパイアでエロパロ† 2裏モカ目

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779名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 23:31:20 ID:qUS6phY5
>>744おぬしは神だ
780名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 19:06:23 ID:NDLKyzsj
ロザリオとバンパイアって女の子多いから
百合とかもありそうなのに…
781名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 00:57:13 ID:1FQwz6/i
誰か書いてくれ
782名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 16:51:46 ID:sigikGgV
裏萌香×萌香
裏萌香×胡夢
裏萌香×みぞれ
裏萌香×紫
裏萌香×瑠妃

裏萌香攻めならなんでも萌え
783名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 23:11:45 ID:HOIa0kKM
ただいま試験書き込み
784 ◆GEVp42JBUQ :2008/12/12(金) 10:07:56 ID:E5jgUB+5
以前誰かが裏萌香×表萌香×月音の3P電波を受信してたが、アニメでリリスの鏡を使って分離可能とわかったじゃん。

お前らのエロ想像力すごいな!
感動した!
そのうちに書いてみるよ
785名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 11:28:13 ID:esgai9qo
期待して待っているぞ
786名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 22:02:57 ID:QML94HcQ
>>784
久しぶりの投稿期待しています。
787名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 01:17:39 ID:5U5Ls1A0
小説ではないけど、月音とW萌香の3Pネタ。

表「つくね、気持ちいい?」
月「あっ、気持ちいいよ、モカさん…」
裏「表の私ばかりに気をとられるなよ、月音…。
  そら、私の大きな胸でお前の太くて固いモノを包み込んでやる…♪」
月「うぁっ、裏モカさんっ!そんなっ、気持ちいいよぉっ」
裏「ふふっ♪かわいい声を出して…。つい苛めたくなってしまうじゃないか…♪ぱくっ」
月「うわぁっ!?う、裏モカさんが俺のを咥えてるぅっ?!」
表「あぁっ、裏の私ばっかりずるい!だったら、私だって月音の弄りたいのにぃっ!」
裏「ほぉ、そうか。なら、こうすれば良いだろ?」
表「うん♪これなら良いね♪」
Wパイズリ&Wフェラ
月「うわっ、気持ち良いよモカさん、裏モカさん!うぁっ、そんな激しくしごいちゃ―」
裏「ほぉ、こうすれば気持ちいいんだな月音ぇ…♪」
月「あぁっ、おっぱいが温かくて、柔らかくて、時々硬くなってる乳首が当たったりして、
  最高だよっ!」
表「えへへっ♪いっぱい気持ち良くなってね♪」
月「うわぁっ!2人とも、そんなに舐めると、もう出ちゃうよぉっ!」
表「いいよつくね!出してっ!私達のおっぱいと口で気持ち良くなって、いっぱい出してぇっ!」
裏「ほら、早く達してくれ月音!私達の胸と顔に、お前の熱く迸る精をたくさん出すんだっ!」
月「うあっ、いっそう激しくっ?!これじゃあ、簡単にイッちゃうよ!で、出るっ!!」
どぴゅっ、どぴゅっ、びゅぅぅっ!!」
表「きゃっ、いっぱい出た〜♪熱くて、濃くて、おいしいつくねの精子…♪」
裏「んぁ、熱い…♪素晴らしいぞ、月音…♪やはりお前は最高だ…♪」
表「ねぇ、つくね…♪今度は、コッチにちょうだい…♪」
裏「私にも、くれ…♪お前の逞しいモノで私を滅茶苦茶にしてくれ月音…♪」
月「え、えっと…。じゃあ、2人同時に、ってことで…」
表「嬉しい♪つくね、だぁい好き♪」裏「さすが月音…。私の愛しの男だ♪」
W萌香「「2人いっしょに愛して(ね♪)(くれ♪)愛しの月音♪」」

駄文失礼。
以下、妄想で保管せよ。
おや、なんか背後でとんでもない妖気が溢れて(ry
788◇ijF2pX5V:2008/12/15(月) 01:00:47 ID:RzKKGgsM
私も今ルート考案中です。
いちおう肉奴隷ルートを最初投稿して、そのあと新婚ルートを入れよう
かと考えています。
肉奴隷ルートでは月音を凶暴化(バンパイア化以外で)
例えばこのようなルートです。
(モカに相手されなくなった月音が不良グループのボスになり
新聞部の連中を倒していく。それを救うためにモカは月音に自分の体をささげる。)
というようなものにしようか考えています。
意見を募集してますので、どんどんお願いします。

>>784
月音×萌香×裏萌香の3P楽しみにしています。
できればパイズリプレイもいれてほしいです。
789名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 13:26:34 ID:8jSFxNea
裏モカの続きはまだか・・・
790名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 04:35:02 ID:YYV/VPwJ
遅くなってすみません。
どうにも最近リアルが忙しい上に書くのが遅くて…
>>743の続きいきます。
初めに言っておきますが、かなり無茶な展開があります。
っていうか、全体的に展開が無理矢理かも…
読んでくれる人は、了承願いたいです。
あと、文読みにくかったらすみません…
791悪夢の終わり、そして:2008/12/17(水) 04:36:47 ID:YYV/VPwJ
その時、萌香の背後から御堂の気配が消えた。
「!…?」
 ズガァ!!
それと同時にものすごい音がして、旧校舎の壁がまるで爆撃を受けたように大破する。
どうやら何者かがものすごい力で、御堂をあそこまで殴り飛ばしたらしい。
「…月音…?」
萌香が後ろを向くと、そこには眼を赤く光らせた月音がいた。
(まさか…月音が覚醒したのか…?いや、月音の体はもう限界だったはず…
それに、この感覚は…)
いつもとは明らかに違う様子の月音を見て、萌香が戸惑っている。
しかし、月音はそんな萌香を無視して、今自らが殴り飛ばした御堂の方に疾走していった。
その顔に嬉しそうな笑みを浮かべて…。
それが、惨劇の始まりだった。

数分後…辺りの地面には、多くのはぐれ妖が転がっていた。
あの後、御堂のもとへ近づいた月音は、そのまま馬乗りになり
既に意識を失いかけている御堂にさらに拳を振るわせた。
今までギャラリーとして見ていた者も、初めは呆然として、目の前で起こっている事を眺めていた。
だが、いつまで経っても殴るのをやめない月音を不気味に思い
誰かが止めに入ったのをきっかけにして、次々と月音と御堂のほうへ駆け寄って言った。
しかし、それだけの大人数にも関わらず、まるで問題にはなることはなく、全員月音によって返り討ちにされた。
そしてやがて、その場にいる月音と萌香以外の全ての者が動かなくなった。
792悪夢の終わり、そして:2008/12/17(水) 04:37:50 ID:YYV/VPwJ
「…そうか…お前は、堕ちてしまったのか…」
声に諦めの色を含めて、萌香が一人呟いた。
そして、再び自責の念を募らせる。
(これも、私のせいだ…)
月音の体はもう壊れかけていた。
おそらく、目を覚ましたなりに、自分が御堂に襲われている所を見てしまった月音は
負の感情を爆発させて、その影響でバンパイアの血に人間の血が飲み込まれてしまったんだろう。
月音はもう、人間ではなくなったのだ。
萌香は目の前の出来事をそう解釈した。
(私は、どっちにしてもお前を救う事はできなかったんだな…)
そう思うと、萌香はなんだか体の力が抜け、全てがどうでもよくなった。
「月音…」
今だに嬉々として、御堂を殴り続ける月音を見る。
それは萌香にとって、思わず目を背けたくなるような現実だったが
敢えてその光景を目に焼き付けた。
自分の心と体を奮い立たせるために。
(そうだ…私にはまだ、やることがある…)
「月音!!」
萌香が声を張り上げて月音の名前を呼ぶと、今まで殴るのに夢中だった月音が手を止め、萌香の方を振り向いた。
その目には、かつて持っていた優しさは欠片もなく、代わりに殺戮の愉悦に魅入られた狂気が、月音の瞳を塗りつぶしていた。
それを見て、萌香は、自分の知っていた月音がいなくなってしまったということを本能で理解する。
(すまない月音…私がお前と関わったせいで、お前という存在を壊してしまった…)
「ふふ…ふふふ…はははははは!!」
月音が嗤いながら、萌香のほうに向かって駆け出してくる。
(だが、お前も嫌だろう…?こんな姿で生き続けるのは…。
だったら、そんなお前を止めるのは、その原因を作った私の役目だ。
私がこの手で、お前を…!)
正直今の自分では、屍鬼になってしまった月音を止めることは難しいだろう。
そう思いながらも、なんとか月音と刺し違えるつもりで、萌香は構えた。
「こい、月音!!」
だが、お互いの間合いに入った頃、月音が急に頭を抑え苦しみだした。
「あが…!ああああぁあああ!!」
「!?…月音…?」
「ガアアアアアアアァ!!ぐ…も…か…」
月音の声を聞いて萌香が顔色を変える。
(…!?今…確かに私の名前を…)
「月音!?私がわかるのか!?月音!!」
萌香が、それがどれだけ危険なことかも忘れて、月音の傍により肩を揺さぶる。
「ハアぁあ!!」
すると月音は突然萌香の手を掴み、そのまま萌香を押し倒した。
「あぅ!!しまった…!くそ…月音…」
月音が萌香の首を掴んで、もう片方の腕を振り上げる。
(ここまで…なのか…?)
その光景を見て、萌香は死の予感を感じた。
(月音…お前を楽にしてやるのは、今の私には荷が重い。
私のせいでお前の人生が滅茶苦茶になってしまって、すまない…。
私を殺すことによって、ほんの一時でも、お前が理性を取り戻してくれたら…)
萌香が目を瞑って自分の死を受け入れようとする。
「………」
だが、いつまで経ってもその時は訪れず、突然萌香の頭上から聞きなれた声がした。
「モカ、さん…?」
793悪夢の終わり、そして:2008/12/17(水) 04:38:54 ID:YYV/VPwJ
「…。…!?月音!?」
萌香が目を開けると、そこにはもう、さっきのような殺戮人形はおらず
かわりに萌香がよく見知った顔があった。
「うぐ…!!っはあ…はあ…はあ…!」
シュウウウウ…
さっきまで月音の首に現れていた禍々しい模様が、首の傷に吸い込まれるようにして消えていく。
それに伴って、月音の眼や髪の色が黒に戻っていった。
「月音!?お前、本当に月音なんだな…?」
「モカさん…俺…」
萌香が信じられないといった口調で確認すると、月音が頼りない笑みを浮かべる。
それは間違いなく、萌香自身がよく知っている、お人よしの青野月音の表情だった。
その顔を見て、萌香は思わず裸のまま月音に抱きついた。
「…!良かった…!私はもう…お前が正気に戻ることはないと思って…」
どうして月音が今になって人間に戻ることができたのか、そんなことは萌香にとってどうでもよかった。
今はただ、目の前の少年に再び会えたことが嬉しかった。
だが、月音は、そんな萌香に対して表情を曇らせる。
そして、自らのカッターシャツを脱ぎ、萌香の肩にかけた。
「ごめん…俺、モカさんになんてことを…。それに…俺のせい、だよね…?
あいつが言ってたよ…
俺を餌にしてモカさんを…って…」
月音の言葉を聞いて萌香は一瞬怯んだが、すぐにいつもの調子を戻して答えた。
「…馬鹿、気にするな。
大したことはされてないし、私はお前に心配されるほど落ちぶれていない。
それよりも、自分の体を心配していろ。
さっきまでお前は死にかけの状態だったんだぞ…?」
「…モカさん…」
自らの事はそっちのけで自分の事を心配する萌香を見て、月音は思う。
大したことないわけなんて、ない。
あの誇り高い彼女が自分を守るために、裸に剥かれて、大勢のはぐれ妖達の晒し者にされて。
そして…女なら死にたくなるような辱めを受けたと思うと、月音は心が張り裂けそうになった。
加えて、にもかかわらず、自分を心配させまいと、大事ではないよう振舞う彼女の優しさが心に沁みる。
そう思うと月音は、目の奥から込み上げてくるものをどうしても我慢することができなかった。
「ごめん…っ…モカさん…ごめんよ…」
「どうしてお前が泣くんだ…。全く…男の癖に仕方のない奴だな」
呆れたように、だがそれでも微笑みながら、萌香が月音を抱き寄せ、頭を優しく撫でる。
月音の方はと言うと、泣きたいのは彼女の方の筈なのに逆に慰められている自分を情けなく思ったが
萌香に頭を撫でられていると、なんだかとても安心するような気がした。
結局、月音は気が済むまで、そのままの状態で泣き続けた。
794悪夢の終わり、そして:2008/12/17(水) 04:40:08 ID:YYV/VPwJ
それから何分か経って月音が泣き止むと、萌香が月音の体から自らの体を離し口を開いた。
「落ち着いたか?」
「うん…けど俺、モカさんに…」
「全く…いつまでもうるさいぞお前は。
どのみち、お前を守るためという理由がなければ、私は自害するつもりだったからな。
こう考えると、お前がいたお陰で今私が生きてるとも言える。
だからお前が気に病むことは無い」
「…!」
月音が、驚きながらも納得する。
確かに、目の前の彼女ならそういう行動を取っていてもおかしくなかったかもしれない。
そして勿論自分にとっては、彼女が死ぬよりかはこうして再び生きて出会えた方が良かったに決まってる。
しかし、だからといって手放しで喜べるはずもなく、月音が食い下がる。
「でも…「うるさいと言っているだろう?
これ以上まだゴチャゴチャと言うようなら蹴りを入れてやるが、それでも言うか?」
だが、そんな月音の言葉をかき消すようにして萌香が言う。
月音は初め、言いたいことも言わせてもらえず少しムっとしたが
このような強引さが妙に彼女らしくて、つい苦笑してしまう。
結局、月音は萌香に白旗をあげることになった。
「…いや、もう言わない。
やっぱり俺も、もう一度モカさんに会えて嬉しいよ。
モカさん…死なないでくれて、ありがとう」
月音がニコっと萌香に笑いかけながら言う。
その顔を見た萌香は、少しの間呆気に取られていたが、やがて顔を赤くしたかと思うと
バッと月音から目を逸らす。
「…っ!わ、私は、表のモカや他の連中が悲しむと鬱陶しいから、お前を守ろうとしただけだ!
別に、お前自身の為に恥を晒して生き延びたわけじゃないぞ!」
「うん、それでもいい。
どんな理由にしても、モカさんが生きててくれただけで嬉しいんだ。
だって、やっぱりモカさんが死んじゃったら俺は凄く悲しいし…他の皆だってきっとそうだよ。
だから、これだけは言っておきたくて…。ありがとう…」
顔を赤くしたままの萌香が、チラっと月音のほうを見て、また目線を横に戻す。
「…相変わらず変な奴だな。だいたい、私がいつどこで死のうが私の勝手だろう」
「モカさん…」
自分の気持ちが伝わらなかったのか、自らの命を軽く見るような言動をする萌香を見て
月音が悲しみと非難の色を込めて、萌香の名前を呼ぶ。
すると、萌香が月音のほうに目線を戻し言った。
その目許は、いつもの彼女よりいくらか柔らかい。
「…だが、私が死んだら都合が悪くなる奴がいるみたいだから、そのことは一応頭に入れておいてやる。
…私が死ぬと、表のモカにも会えなくなるしな?」
「!そ、それはそうだけど、俺は今のモカさんだって…」
からかうようにして言う萌香に対して、月音がムキになって答えようとする。
二人の間に、今までにはない穏やかな空気が流れていた。
それはまるで、仲の良い恋人同士のような…。
しかし、当の本人達がその心地よさを自覚する前に
突然真面目な顔をした萌香が、その場の空気を一変させた。
「…いや、そうでなくても、もうじきお前達は会えなくなるな。
まあ…それもお前のためだ。仕方あるまい」
萌香の言葉を聞いて、月音が顔を強張らせる。
「!…モカさん、その事だけど…」
「まあ、待て。とりあえずその話はここを離れてからだ。いくぞ月音」
そう言って萌香が立ち上がる。
「…あ、うん…ってちょっと待ってモカさん!その前にその…ちゃんと、服を…」
今まであまり意識しなかったが、目の前の彼女は裸の上に自分のカッターシャツを羽織ってるだけである。
それが自分にとっても周りにとっても、かなり危険な状態だと認識した瞬間
月音は顔を真っ赤にし、咄嗟に萌香の方から顔を逸らした。
「ん?…!あ、ああ…そういえばそうだったな。すまん月音。少しの間、そのままでいてくれ」
そう言うと萌香は月音に羽織っていたシャツを返し、自分がさっき服を脱ぎ捨てたところまで歩いていった。
795悪夢の終わり、そして:2008/12/17(水) 04:41:20 ID:YYV/VPwJ

……
萌香が服を着ている間、そこから少し離れた場所で、月音は一人思い悩んでいた。
(モカさんは、やっぱり俺を人間界へ帰そうとしているのか…。けど、俺は…)
自分は彼女と離れたくない。これからも一緒にいたい。
それが月音の本音だった。
しかし、そんな月音の頭に、さっき萌香に言われた言葉が響く。
―自分の身もロクに守れないくせに…―
―私にはお前など必要ないんだ、月音―
認めたくない一方で、それも仕方ないかと思う自分もいた。
自分は確かに彼女の足手まといにしかなっていない。
さっきだって、結果的に彼女を救ったことになったとはいえ、自分のせいで、彼女は…。
…彼女は…。
 ドックン…
その時、月音の脳内で、自分が目を覚ます前、萌香がされていたであろうことと
さっき自分が一瞬だけ見た萌香の体が重なった。
(俺のせいで…モカさんは……あれ…?なんだったけ…?)
そして、まるで頭の中に霞がかかったみたいに、まともにものを考えられなくなる。
(まあ…いいや…そんなことよりも…)
月音はなんだか気分が高揚していくのを感じた。
(モカさんの体…さっき、チラッと見えちゃったけど…凄く、綺麗だったな…)
無意識のうちに、一度逸らした目線を戻すと
こちらに背を向けた萌香が下着を身に着けている最中だった。
まるで魅入られてしまったように、月音がその光景を見つめる。
(引き締まっていて…それでいて女性的な丸みも全く損なわれてない…)
萌香が髪を翻し、いつもはその髪に隠れている部分が見え隠れする。
(髪の毛だって綺麗な銀髪で…うなじはかぶりつきたくなるほど扇情的だ…)
 ドックンッ
月音の心臓が大きく震えた。
(あの体を無茶苦茶にできたら…どんなにいいだろうか…?)
 ドックン
足が勝手に動き出す。
(いいだろうか、だって…?…試してみればいいじゃないか)
 ドックン
無防備な萌香の背中に手を伸ばす。
(このオンナは今、弱っている…ヤるなら今のうちだ…)
 ドックン

ガバッ

月音が強い力で、萌香に背後から抱きついた。
796悪夢の終わり、そして:2008/12/17(水) 04:42:07 ID:YYV/VPwJ
「!?お、おい!月音…?」
突然の月音らしくない行動に驚いて、萌香が思わず振り向く。
すると、月音は瞬時に我に帰って、萌香から飛びのいた。
「…!!ご、ごめんモカさん!!俺…一体何を…」
(なんだ、俺は…。俺は今、モカさんに何をしようとしていた…?)
「月音…お前…」
萌香が、感情の読めない顔で月音をみつめる。
「…っ」
その萌香の目を見て、月音は怖くなった。
目の前で怒っているであろう彼女が、ではなかった。
自分も、さっき彼女を弄んだ奴と同じだと思われるのが怖い。
彼女に侮蔑の目で見られるのが怖い…。
「…私に、欲情しているのか?」
「え…」
はっきりとした言い方をする萌香に、月音が思わず絶句する。
だが、絶句したのはその言い方にではなかった。
あまりにもその表現が的確すぎたからである。
「…」
月音が、なんて答えていいかわからず、黙っている。
「どうなんだ?はっきりしろ」
そんな月音に萌香が、相変わらず感情の読めない顔をして問う。
月音は、そんな萌香に嘘をつくのはかえって逆効果だと思い
結局、自分の心のうちを正直に白状することにした。
「う…その、欲情っていうか…今の俺、なんか変なんだ…。
モカさんを見てると、なんだかムラムラして、おかしな気分になってくる…。
モカさんを襲ってしまいたい、って思えてくるんだ…」
萌香が月音の顔を見ながら、黙って月音の言うことに耳を傾けている。
やがて月音が言い終えると萌香は
「…そうか」
月音にそれだけ返し、再び黙り込んだ。
「……」
「……」
「…ごめん…絶対おかしいよね、俺…」
沈黙に耐え切れず、自嘲するように月音が言う。
すると、いくらか間を置いて萌香が口を開いた。
797悪夢の終わり、そして:2008/12/17(水) 04:43:26 ID:YYV/VPwJ
「ならお前は、お前のしたい通りにすればいい」
「…」
「…」
辺りがシン…とする。
月音は数秒間、時が止まったような気がした。
「………はい?」
ようやく自分の中の時計が動き出した月音が、素っ頓狂な声を出す。
そんな月音を置いて、萌香が更に続けた。
「だが、今はまだ駄目だぞ。
ここを離れてから…そうだな…場所は、お前の部屋でいいか?」
「ちょ…ちょ、ちょっとモカさん!話が全然見えないよ!!俺が、その…なんだって?」
月音は、目の前の萌香がいきなり宇宙語を喋りだしたような錯覚を覚えて、萌香に説明を求めた。
だが、返ってきたのは、更に月音を混乱させる言葉だった。
「だから、お前は私の体を好きにすればいいと言ったんだ」
「どうしてそうなるのさ!?モカさん…俺をからかってるの?」
ふざけてるとしか思えない萌香に、月音が疑いの目を向ける。
しかし萌香は慌てた様子もなく、着替えを続けながら、まるで事務の手続きをするような口調で言った。
「からかってなどいない。
今のお前の状態は、おそらく、暴走しかけたバンパイアの血液の影響によるものだ。
なら、その血をお前に注入した私が責任を取るのが筋だろうからな」
「え…?」
(バンパイアの血液…?じゃあ、さっきの行動はまるっきり俺のせいってわけでもなかったのか…)
萌香の話を聞いた月音が、心の中で、少しだけ己の名誉を回復させる。
しかし、根本的な疑問はまだ残ったままだった。
「い、いや、もしそうだとしてもだよ?モカさんがそこまでする必要なんて全然…
それに、これは俺が我慢すればいい話じゃないか…」
「ほう。
我慢するといったが、我慢できるなら、どうしてさっきのようなことになったんだ?
お前は、着替え中の女に抱きつく趣味でも持っていたのか?」
「う…それは…」
萌香の言葉がチクチクと月音の胸を刺す。
さっきの話を出されると、月音は何も言うことができなくなった。
そんな月音に追い討ちをかけるようにして萌香が言う。
「そんなケダモノ同然の状態であるお前をそのままにしておいたら
その辺の娘を襲ってしまうかも知れないだろう。
それに…んっ…」
そして、ぶるっと萌香が身を震わせて、うずくまる。
「ケ、ケダモノ…。って、モカさん…どうしたの…?」
心配した月音が駆け寄ると、萌香は顔を上げた。
頬を紅潮させ、赤い瞳を潤ませて。
「…実は私も、さっきはぐれ妖の連中に、媚薬を体に入れられたらしくてな…。
こう普通にしているだけでも、体がうずいて辛いんだ…。
だから月音、私もお前の体を利用させてもらう。
私は私で楽しむから、お前はお前で勝手にやればいい」
「…モカさん…でも…」
月音が萌香の目をじっと見つめる。
その目に、冗談のような色は含まれてはいなかった。
どうやら、目の前の彼女は、本気で言ってるらしい。
「本気…なんだね?」
「そうだとさっきから言っているだろう。さて…じゃあ、早いところここを出て、お前の部屋に行くぞ」
制服を着終えた萌香が旧校舎の出口に向かって走り出す。
「あ…ま、待ってよモカさん!」
そして、そんな萌香に、月音は慌ててついていった。
798悪夢の終わり、そして:2008/12/17(水) 04:47:37 ID:YYV/VPwJ

……
旧校舎を離れ、いつもの通学路が見えてきた辺りで、萌香は歩調を緩めた。
後からついてきていた月音もそれに習い、今は二人で肩を並べて歩いている。
旧校舎を出てから、萌香と月音はお互いに一言も言葉を交わしていない。
当然、萌香にはわかっていた。
この空気の原因が、自分の放った一言にあるということが。
 ―ならお前は、お前のしたいようにすればいい―
我ながらどうかしている、と萌香は思う。
自分は頭のネジが外れてしまったのだろうか。
どうしてあんな言葉が自分の口から出てきたのかが未だによくわからなかった。
それも、まるで初めからその言葉が用意されていたように、すらすらと。
さっきの月音の慌てぶりを思い出す。
無理もない。
言い出した自分がそもそも信じられないのだから。
だが、それからもこの口は自分の意思に反してペラペラと適当な言葉を並べ
無理矢理月音を納得させ、その結果、今二人で月音の部屋に向かっている。
このまま行けば、自分は月音と…。
そこで萌香は自分が今おかしなことを考えていることに気付く。


…適当?どこが適当なんだ?
さっきからなんとか精神力で抑えてはいるが、まだ媚薬が残ってるのは確かだ。
一方で、月音はバンパイアの血のせいで性欲が昂ぶっている。
断定はできないが、それ以外は考えにくい。
私はその責任を取るついでに、この忌々しい薬の効果を解消する。
それだけだ。
何も、間違ったところはないじゃないか…


そう納得したはずなのに、なぜか萌香の心にはモヤモヤしたものが残っていた。
萌香はそれを、これから始まる行為への緊張のせいだと決め付けた。


そう…これは、慣れないことに対して体が戸惑っているだけだ。
 (トクン…)
そうに決まってる…
 (トクン…トクン…)
さっきからおさまらない、この胸の高鳴りも…きっと、そのせいだ…


やがて月音の部屋が見えてくる。
「その時」は、刻一刻と近づいていた。
799名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 04:49:34 ID:YYV/VPwJ
続きます。
エロパロじゃなくて、すみません…。
ってか、エロ無しでここまで長いのって自分が初めてじゃないだろうか…。
なお、上記の無茶な展開以外にも、おかしな所がいくつもあると思いますが
(胡夢達はどうした?とか、瑠妃と理事長は?とか、そもそもボコられるまえから月音は死にかけetcetc)
見逃してもらえると、助かります…w
>>775
別に自分はご機嫌取りをしたつもりはありませんよ。
ただ、やっぱり自分は読んでくれてる人の為に続きを投下しているので
ここの人達にあまりに望まれてないものは投下しないほうがいいと思ったんです。
内容が内容ですし…。
ってなわけで、もう一つのルートはやめておきます。
800名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 09:47:28 ID:Xe3IS5k9
GJGJGJ--------!!!!いや-待ったかいがあったな。
前スレの神以来の天才じゃないか。長文も小説みたいで読んでるこっちはたのしいし、エロに入る前にこういうふうに引っ張ってくれた方が興奮するよ。キャラの性格とか性知識具合も良く分かってるし、変にエロくなくて良い。
セクシーンも長めが良いな。気長に待ってるから続きを楽しみにしてるぞ。素晴らしい作品をありがとう。
801名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 20:15:45 ID:8uXlvdIq
ひさびさに職人さん降臨!!そしてGJ!
802名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 21:51:32 ID:eXsAekfH
めっちゃGJです!
文の構成も、キャラクターの喋り方も素敵です!
神か、あなたはゴッドか!?
なんというか、月音と裏萌香らしいです。
続き楽しみにしてます!
803名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 23:31:24 ID:9jXjeLJ7
>>799
GJ!
素直じゃない裏萌香とか、キャラクター性がよく出ていて素敵です。
次回の、月音と裏萌香の甘美な行為を期待して待っています。
>>784
月音と表萌香と裏萌香の3Pも期待して待っています。
804名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 18:03:13 ID:KNMXOfW+
>>799
漏れは凌辱ルートも読みたかったんだが・・・
805◇ijF2pX5V:2008/12/18(木) 19:50:47 ID:esh4FlMr
>>799
あのルートを見た後、続きがどうなるのか気になりましたが、
あなたのその心に感激しました。続きを楽しみにしてまっています。
がんばってください。
追伸:実はあのルートと保管庫の裏モカから考えたのが
肉奴隷ルートです。現在いろんなパターンを考えていますが、
皆さんからの意見を募集します。いちおうこのようなルートを考えています。
806名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 19:55:54 ID:TsqEWgtn
gj!!!!!!!!!
807◇ijF2pX5V:2008/12/18(木) 20:12:12 ID:esh4FlMr
とういうよりも今時間あるので、投下します。
では肉奴隷ルートスタート
808名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 22:59:29 ID:IAfYHQ1m
>>799GJォォォォ!!!!!
スゴい!これはもう・・前スレの神を超えたんじゃないか!?まだ最後までみてないが、なんという文才、というか・・・兎に角お前はこのスレの神になった!!!
続きを楽しみにしているぞ
809320:2008/12/18(木) 23:09:17 ID:OXjwC5Ec
>>630−633 >>684-685 >>692 >>735 >>748-749 >>754->>756
体育倉庫に閉じ込められるシチュエーション、最高です。
月音が表萌香をHな事でいぢめたくなる気持ちは分からないでもないです。
表萌香の乙女心がいじらしくて可愛いですね。
元々気弱な上に、恋のライバルは皆魅力的ですからね…何とか月音を自分のものだけにしたいと思いますよね。

>>635-641 
Hに積極的な表萌香はエロ可愛いです。
夜這いしに来てくれるなんて…。

心愛はいくらなんでもやり過ぎですね…真水はバンパイアの弱点だというのに。
やっぱり裏萌香に蹴られましたね…しかも、今回の怒りは半端じゃないですし。
でも、嫉妬する裏萌香は可愛いですね〜。

>>689-690
みぞれ…突然現れるのはいつもの事だけど、何故にネコミミ?

>>751
顔つきとか髪型や身長と体重とかも詳しく書いて下さると、もっとイメージし易いと思います。
あと、他のキャラのイメージCVも欲しいですね。
810名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 23:58:17 ID:vA4+rzI2
>>809
>>302さんは、>>396の続きもう書かないんですか?
続き楽しみにしていたんですが・・・
811名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 20:04:18 ID:3PY8Wk2G
そろそろ次スレの時期じゃね?481KB/512KB
812名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 21:19:31 ID:gUA8GZvh
今週の裏モカ可愛杉
「私じゃ駄目なのか?...」
813◇ijF2pX5V:2008/12/20(土) 11:50:19 ID:zFeLrFEQ
たしかにもうそろそろ次スレの時期到来の予感がこっちにも来てます。
アニメも来週で最終回ですがまだ書きたいシチュエーションがたくさん
あります。よかったら、次スレ私のほうで立ち上げますか?
いちおう立ち上げる時期はいつがいいかご意見お願いします。
肉奴隷ルートについての意見も引き続きお待ちしております。
814名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 12:14:06 ID:apnr6q4s
保管庫に移すことを考えるとなるべく早めの方がいいだろう
490KBでスレ立て
保管庫に移行されたことを確認後埋め立てすることを提案します。
編集用IDをお持ちの方は保管庫の更新をお願いいたします。
815名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 23:21:19 ID:asmsF0nX
>>813保管庫って前スレが置いてあるやつですか?
816名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 06:44:21 ID:qZIU+1Il
>>814
取ったんですけど編集法解らないで教えてくれませんか?それともどこかに
説明ありますか?
817名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 01:01:05 ID:hWS26Snt
ググって見たんですけど、これ参考になりますか?
MHP2G@Wiki 編集方法紹介ページ
ttp://www41.atwiki.jp/mhp2g/pages/23.html
818名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 21:38:51 ID:eMZoLXW8
参考になりましたありがとうございます!!・・・ただ、ユーザログインができない
んで非ログインで編集しましたが・・・・・
819名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 14:17:01 ID:iWV4heWo

スレタイ案
† ロザリオとバンパイアでエロパロ† 3モカ目
あと,ローカルルールやテンプレ↓は必要ですか?
ここはジャンプスクエアで連載中の、ロザリオとバンパイアについてのエロパロスレです。
前スレ
† ロザリオとバンパイアでエロパロ† 2裏モカ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1207182304/
初代スレ
† ロザリオとバンパイアでエロパロ†
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1181142000/
本スレ
† ロザリオとバンパイア † 16モカ目
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1229595578/
保管庫
http://www9.atwiki.jp/roza-vameroparo/
編集方法
http://www41.atwiki.jp/mhp2g/pages/23.html
ローカルルール
(書き手)
1.割込みや書き込み無効等を防止するために投稿前および投稿中のリロードを推奨します。
2.名前欄に作品名を入れましょう。また、書き手の確認のためトリップ機能の使用を推奨します。(名前の後に#(適当な文字列)でおk)
3.投下終了時に(続く)(終)などの一言を入れるなどご配慮をお願いします。
4.以下の事柄を含む作品の場合、投稿の最初と最後に注意書きをするか、他スレまたは保管庫に注意書付で投下することをお願いします。
・原作の設定の大規模な改変
・オリキャラ
・和姦以外のSS(特に鬱展開など)
(全員)
1.割込み等を防止するためにレス前のリロードを推奨します。

追加、改良したいところがありましたらご意見をお願いします。
820名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 00:06:02 ID:/6i4JnQD
>>819
いいんじゃないのか?
早いとこ3モカ目作って、投稿祈願しようぜ。
821◇ijF2pX5V:2008/12/25(木) 22:57:29 ID:PEKTqs7q
賛成、異議なし早速作ってください。
お願いします。
822名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 19:33:29 ID:DJZisEmT
最終回の裏モカ可愛杉
823名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 22:36:50 ID:IfzWNn3C
デレ状態はいりました
824名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 00:03:38 ID:6FVqD2ww
ちょっと立ててくる
825名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 00:08:03 ID:t65E2hGl
立てた
† ロザリオとバンパイアでエロパロ† 3モカ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1230390408/
826名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 00:13:46 ID:eA2gJ4GY
埋め
827名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 17:03:41 ID:g7uqZxb3

828名無しさん@ピンキー
>>822

俺は12話の裏モカがたまらんのだが、、、