擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【十一匹目】

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1名無しさん@ピンキー
エロエロ擬人化♀動物が、♂の人間・動物を食べちゃう(性的に)スレです。
凶暴じゃなくても、昆虫や鳥類でも、架空の動物でも何でもOK。
孕ませに近親相姦、ハッピーエンドにバッドエンド何でも来いです!!

注意事項
※ゲイ、スカトロ、グロテスクはNGで。
※版権モノは専用スレでお願いします。

前スレ
擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【十匹目】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199203274/

まとめ・保管庫
擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプするスレまとめ @ ウィキ
http://www21.atwiki.jp/brutalanimal/

過去スレ
擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプするスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156347496/
擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプする【二匹目】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164643168/
擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプする【三匹目】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168881506/
擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプする【四匹目】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171815117/
擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプする【5匹目】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178243371/
擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【六匹目】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1181170963/
擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【七匹目】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1184689548/
擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【八匹目】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1188184684/
擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【九匹目】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193005870/
2名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 09:39:59 ID:CUYa8qKj
>>1
3名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 11:58:15 ID:NDbSHsaQ

>1に良き逆レがあらんことを
4名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 12:09:04 ID:Uy+H/VOP
>>1
あたしが食べてあげる
5名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 12:48:20 ID:vvyQK/An
一物
スレタイが狂暴に戻ったな
6名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 20:26:47 ID:6LEU/FOW
>>1乙です。

前スレもう書けなくなったよ。
7名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 21:41:18 ID:/vGfiy9x
>>1

前スレ>>905があまりにも可哀想で泣きたくなってきた
8名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 21:49:11 ID:jgySssGy
前スレ>>905がかわいそうです(´;ω;`)
9名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 21:52:38 ID:vvUy/HnP
前スレ>>905

「猫娘」「だけに」「…逆」「れいぷー」「される」「とデも」「思っていらっしゃったの?」

「「「「「私達の逆レイプは、百八式、禁千弐百拾壱回まであるぞ」ありますの」アル…」ありましてよ」あるんだからねっ!」
10前スレ905:2008/03/04(火) 22:36:10 ID:Cdbtffjt
ありがとう…
みんなの優しさに全俺が泣いた…

みんながお好み獣娘さんに逆レされるのを祈ってる。
11名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 23:21:47 ID:PGSE/lhK
前スレログうpってみた
なんかの役に立つかもしれんし、昔のも後でうpってみるぜ
http://www21.atwiki.jp/brutalanimal?cmd=upload&act=open&pageid=1&file=brutalanimal10.htm
12名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 23:50:44 ID:GueJRrfK
>>1
>>5
もうその時々の>>1の趣味でいいよ
13はと:2008/03/05(水) 00:12:07 ID:z2JngMb2
>>1乙です。
早速、投下させていただきます。
前回の続きなんですが、思った以上に妄想が続き
予定より全編が長くなりそうです…。

でも、投下します。今回はChapter02です。
14[:2008/03/05(水) 00:12:46 ID:z2JngMb2
・Chapter02「反抗」
最近はなんだか楽しい。
ポチとの出会いは、わたしの今までの人生をがらっと変えてくれた。
ゆううつだった朝の登校は、きょうもポチに会えるという期待に膨らむものになったのだ。
あの時の下駄箱の前を通る。ワイワイと生徒達がたむろする、何でもない日常が広がっているが、
本気を出せば他の人間よりもうんと利く私の鼻は、未だ微かにポチの白蜜の香りが感じ取る事が出来る。
匂いは物の記憶を思い起こさせるらしい。わたしも、なんだか朝っぱらからあの興奮を思い出してきたぞ。
「また、甘ーいポチを食べちゃいたいなあ…」
肩から掛けたスクールバッグを脇できゅっと締め、舌なめずりをすると
クラスメイトたちが、のほほんと側を歩いていった。
「今度、駅前の喫茶店で甘ーいパフェ食べにいこうね」
奥からは、おめでたい女子どもの会話が聞こえてくる。
このうららかさが余計に、あの時とのギャップを感じわたしを興奮させる。

こんな事をしているうちに、少し時間をくってしまった。少し急ごう。
教室に向かう途中、先の渡り廊下で見知らぬ女子と何かを話しているポチを見かけた。
その女の子は、チワワのような円らな瞳に小柄な体、くせっ毛のショートの髪で、コケティッシュな雰囲気を漂わせる。
わたしのような人間大嫌いなタイプとは正反対な、いかにも「クラスの人気者」のような子だ。
このチワワ娘はポンとポチの肩を叩いたりして、妙に馴れ馴れしい。
只でさえムカツク光景なのに、その子の甘い香りが余計にわたしの感情を逆なでする。
一刻も早くポチの野郎を問い詰めたい所だが、残念ながらホームルームは、わずかな遅刻をも許さない。
ホームルームに遅れてしまうと、拷問よりキツイ屈辱が待っているのだ。
苛立った感情を尻尾で表しながら、わたしは階段を駆け上る。
15「イヌミミなわたし」:2008/03/05(水) 00:13:43 ID:z2JngMb2
ホームルームまで残り一分。同じように教室に急ぐ生徒も多い。
そんな中、クラスのちょっと美人(らしい)某女史がわたしの後ろから走ってきた。
ふっ、脚じゃわたしの方が速いよ。このまま、遅刻してしまえ。
と、思った瞬間いきなり某女史は私の肩に当たってきた。
「いたい!!」
わたしはこの女から突き飛ばされ、思いっきり頭を打った。
半開きの某女史のスクールバックから、何かがこぼれてくる。
わたしが痛みを堪えている間に、非情にもチャイムが鳴ってしまった。
まるで処刑台の扉が開く音のように…。
目の前に某女史の持ち物か、桜色のハンカチとリップ、そして手鏡が落ちていた。
いたいけな子犬を突き飛ばした罰だ。わたしがもらっておこう。

のそのそ教室に入ると、担任教師からの一方的な裁判を申し渡された。
「三秒の遅刻も許さん。クラスメイト28人、わたしを含め29人。計87秒待たせたわけだ」
クラスメイト全員の目の前で冷徹な担任教師に、もみ上げを引っ張られクラス中の冷笑を浴びせられる。
全く持って無茶苦茶な理論だ。只でさえ嫌いな教師という人間に殺意を覚える。

一時間目の数学は、頭に超が付くほどヒマだ。
わたしの席は窓側にあるため、ガラス越しの陽気が眠気を誘う。さらに、クソつまらない授業の相乗効果ときたもんだ。
遠慮なくわたしの睡眠タイムとさせていただこう。

「ポチったらだめよ…、よしよし。こんなに大っきくしちゃって。わたしも見てよ…。
ほら、わたしの脚を広げて見せてあげる。ふふふ、こんな所見るの初めてでしょ?
あーんして、わたしのジュースをうんと舐めてごらん」
夢の中では、ポチは思い通りに動いてくれる。
「…すっごく、わたし濡れてるよ。ねえ、こんなに濡らしたのポチのせいでしょ?
このままほっぽて行く気?そんなことしたら…ポチ、殺すよ」
もう、ホント朝っぱらから何考えてるんだろう。でも、夢の中はわたしの絶対王政。
このまま続けさせていただく。
「なに?わたしに歯向かう気?ふーん。…ちゅっ…。わたしのキスも無駄にするの?
二度とポチのアソコを舐めてあげないよ?…イタっ!!何?今の?」
ポチめ、夢の中とはいえ調子付きやがった。
「調子に乗った?わたしのかわいいイヌミミを引っ張っちゃうの?いたたたたっ!
ふーん。なんだか偉そうじゃない。ホント、いじめるよ」
「ほうほう、教師をいじめるとはいい度胸だ」
我に返ったとき、わたしは数学教師からイヌミミを引っ張られていた。
クラス中がどっと沸く。あの某女史もクスクス笑ってる。
くそっ、ムカツクなあ。
16「イヌミミなわたし」:2008/03/05(水) 00:14:47 ID:z2JngMb2
いつもはゆううつだったお昼の時間。
今日は一人でお弁当を食べないで、ポチのクラスへ行ってみよう。
こんなクラス、居るだけで空気が悪すぎる。
「ポーチ!ごはん食べよ」
ポチは相変わらずおびえた顔で、一人で購買部で買ったサンドウィッチを空けようとしていた。
ぱっと見、今朝のチワワ娘は教室には居なかった。
どうせ、外でお弁当を食べてるんだろうな。ラッキー、二度と戻ってくんな。
ズカズカと遠慮なくポチの教室に入らせて頂こう。
ポチのクラスメイトたちは、わたしのことをじろじろ見るが、気にしない。
ポチの向かい側の椅子が空いていたので勝手に座り、ポチの机でわたしのお弁当を開く。
「ポチ、おひさー」
「…う、うん(なんで、この人ここが分かるんだろう)」
きっとポチは恥ずかしがり屋さんだから、照れてるんだろう。
人差し指でポチのおでこをツンと突付くと赤くなった。
「ポチのそういうシャイなところ、わたし好きだよ」
今日一番気分がいい。わたしの尻尾も絶好調。
「『イヌは恩を三年忘れない』っていうからね。でも、わたしはポチのことずっと忘れないと思うんだ」

今日のお弁当は俵おむすびに鳥のから揚げにナポリタン。
ポチは、たった三きれのサンドウィッチとパック牛乳。食べ盛りなのに足りるのかなあ。
「ポチ、お腹空かないの?」
「今日は、もうお腹いっぱい…」
「ダメダメ、男の子はもっと食べなきゃ」
わたしは、から揚げのかけらを口に咥え、ポチの顔に近づけた。
「ふら、ふぁーんひて(ほら、あーんして)」
びっくりしてポチは遠慮している。周りのクラスメイトたちはガヤガヤとざわつきだした。
(ポチからわたしにキスできる絶好のチャンスだよ…)
ポチが、なかなか煮え切らないので、わたしはポチの頭を無理矢理両手で掴み、ずいとわたしの方に手繰り寄せると、
口移しでから揚げをポチの口に放ってやった。世界一甘ーいから揚げ。
ちょっと、ポチの唇に当たったかな。
餌付けは大成功。ごはんをちゃんと食べたご褒美に頭をよしよしとなでる。
「きょうも学校終わったら、ワンワンしようね。わたしね、絶好の場所見つけたんだ」
17「イヌミミなわたし」:2008/03/05(水) 00:15:16 ID:z2JngMb2
お弁当箱をしまい、まだ牛乳を飲んでいるポチとだらだらしていると、今朝のチワワ娘が友達を連れて帰ってきた。
その子の周りは華やいでいて、モテモテな女子中学生のお手本のよう。
羨ましくもないし、見ていて腹が立つ集団だ。
突然、彼女達が止まった。しかも、わたしのほうを見てなにかボソボソと話している。
「ねえ、見てよ。あの子、動物みたいな耳と尻尾つけてるよ」
「自分でかわいいって思って付けてるのかなあ?チョー浮いてるし、うけるー」
うるさいな。好きでこんな格好をしてるわけじゃないぞ。
さっきまで彼女達に、ぱあっと咲いていた華やかな向日葵が、一瞬にしてドクダミに変身した。

すると、チワワ娘が、仲間同士で耳打ちを始めた。
「……」
「きゃははは!」
ポチとわたしの方を指差して笑っている。
残念ながらわたしのイヌミミは本気を出せば、どんな小さな声でも聞こえる。
「わたしのね、お姉ちゃんのクラスにね、あんなイヌみたいな耳と尻尾の子がいるんだって。しかも、ちゃんとした耳と尻尾なんだよ」
チワワ娘はわたしのクラスの誰かの妹なのか。
「しかもね、その子ったらすっごくひねくれていてね、クラスから浮いてるんだって。
むかつくから、この間お姉ちゃん『デートがあるって嘘ついて、アイツに教室掃除ぜーんぶ押し付けてやった』って」

なんですと!チワワ娘はあのクラスのちょっと美人(らしい)某女史の妹だったのか。
姉妹そろってなんて性格の悪い奴なんだろう。
そんな奴らとポチが仲がいいことに腹が立つ。あいつら、ポチを横取りする気だな。
「ちょっと!ポチ行くよ!」
わたしは、牛乳パックを握ったままのポチを無理矢理引っ張って教室を出た。
入り口でチワワ娘の肩に当たり、チワワはこけそうになった。
18「イヌミミなわたし」:2008/03/05(水) 00:15:57 ID:z2JngMb2
わたしは、ポチを屋上への階段に連れ出し問い詰める。ここは普段誰も通らない秘密の場所。
折角、今日の放課後ここでポチとワンワンしようと思っていたのに、一転して説教部屋になってしまった。
わたしはポチより二段ほど上に立ち、反逆者を見下ろす。
「あの子と仲がいいの?」
「誰のこと?」
「ほら、あのチワワみたいなくせっ毛の…」
「…ちはるちゃん?ただのクラスメイトだよ」
下の名前でポチが呼んでいることにムカつく。
俯きながら、ポチはチュウチュウと飲みかけの牛乳を飲んでいる。
「あのチワワと、すっごく仲良さげじゃん」
「…」
「わたしより、あのチワワと話してる方が楽しいんだ?」
わたしは、ポチの飲みかけの牛乳をひったくり、ポチのズボンの上から股間にぶっ掛ける。
「…ひどいや…」
ポチは今にも泣き出しそうだ。泣かしちゃえ、もっといじめてやるぞ。
一段降りると、丁度わたしとポチの顔が真正面に来る。首筋をかぷっと甘噛み。
「あんっ」と、小さな声がわたしに聞こえたが、痛みに耐える声というより、辱めに喜ぶ声に聞こえた。
「逃げてもいいんだよ。でも、ホントに逃げたら本っ気で噛むからね」
わたしの飼い犬ポチは、主人の命令に従順に従う義務があるのだ。
わたしの太ももで、牛乳まみれになったポチの股をさすりながら辱めを与える。
「ホントにお前はミルクくさいねえ。早くズボンを脱いだらどう?お漏らしさん」
わたしには、猟犬の血が流れているのだろうか。
獲物を一発で仕留めるより、じわじわと責める狩りがわたしのスタイル。

「他の飼い主の所に行かないように、ちゃんと毎日エッチなものを搾り取らなきゃね」
ぴょんと段から飛び跳ねポチの後ろに回り、思いっきりポチの尻を引っぱたき罵声を浴びせる。
「パンツも脱がないで、乳絞りできないでしょ!」
ゆっくり恥ずかしそうにパンツをずり下ろした。
わたしは、ポケットから午前拾った桜色のハンカチを取り出す。あのクソ憎たらしい某女史のもの。
わたしが拾ったんだから、好きにしてもいいよね。
ハンカチをポチのオスの部分を包み込み、軽く握ってやる。
「遠慮なくこのハンカチにミルクをぶっ放しなさいよ」
わたしの手でハンカチの上から優しく擦ってやると、ポチのあえぎ声と共に、次第にガマン汁で湿っていった。
19「イヌミミなわたし」:2008/03/05(水) 00:16:30 ID:z2JngMb2
「ふふふ。ポチ、かわいいよ、ポチ」
ポチの匂いを楽しみながら、右手にハンカチに包まれたオス、左手でシャツの上から乳首を攻める。ポチは一瞬大きな声を出す。
「あううっ」
「大きな声を出すと、チワワに見つかっちゃうよ?いいの?」
「…ごめんなさい…」
「へへへ、ホントは見つかって欲しいんでしょ?チワワちゃんに見てもらいたいんでしょ?
『みなさんみてください』って、『ぼくは、こんなに恥ずかしいことされるのが大好きです』って」

ポチの息が荒くなる。オスの先っちょから白濁の蜜が飛び散りそうなのだ。
でも、わたしはそれを許さない。簡単に飼い犬の言うなりになってたまるもんか。
「…イキそうだよ…」
「はあ?イヌっころの癖に勝手にイクんじゃないよ!もう、ワンワンしてあげないよ!」
わたしの言葉に刺激を受けたのか、そのままポチの白濁の蜜が噴出した。
ハンカチを通じて、私の手が暖かくなりツンと鼻のつく香りがしてきた。
桜色のハンカチを広げると、ポチの白濁の蜜でベタベタになってた。
「…もっとワンワンしたかったのになあ」
わざと、わたしは手のひらのポチ蜜を舐めながら、ツンと拗ねてみた。

「さて、いっぱい出たよ…。もっと出してみる?」
ポチはぶんぶんと、泣きながらクビを横に振った。
しかし、このままでは、ポチが他の飼い主になびいてしまうんじゃないかと不安に刈られる。
完全完璧に服従させなければ、このままじゃ、ポチはダメイヌになってしまう。
と考えていた矢先、あるものを思い出した。
それはリップと手鏡。ハンカチと一緒に拾った某女史のものだ。さんざん利用させてもらうぞ。
「ポチ!お回り!!」
ポチは素直にくるりとわたしのほうを向いた。
リップで、ポチの下腹部からまだまだ元気な先っちょにかけて、ポチにぴったりの文字を書いてみた。

『ぼくはイヌです』

リップの文字を手鏡に写して、日本語を読む芸を仕込む。
「ほら、ポチはこの字が読めるかなあ?」
「…ぼくは…いぬです…」
「はい、よくできました。えらいえらい」
飼い犬が芸を覚えたら、ご褒美をあげよう。これで、二度と私の手元から逃げられないぞ。
「いじめてごめんね」の意味を込めて、かわいいポチの先っちょをぱくりと咥える。
昼休みの終わりを告げるチャイムが聞こえた。

「反省した?」
「…わん」
わたしへの反抗は許さないぞ。
20はと:2008/03/05(水) 00:20:34 ID:z2JngMb2
1スレ目のタイトルに不具合があってしまいましたが
本文には問題はないみたいでよかったです。(1スレ目も「イヌミミな…」です。もちろん)
Chapter03から『入っちゃう』かもしれません。

以上で投下終了です。
21通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/03/05(水) 00:53:49 ID:74gb7l2g
905 :名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 19:15:30 ID:Cdbtffjt
あと10レス保つなら…
俺はぬこ少女に逆レされるはず!!


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「じゅ、10レスどころか、俺の書きこみで終わりだったなんて……」

目の前のPCモニターに表示された残酷な現実は、彼を絶望の淵に追い遣るのには充分だった。
身体中を包む重苦しい絶望感に、思わずがっくりとキーボードへ突っ伏す彼。

……儚いと言う字はにんべんに夢と書く。うん、所詮は叶わぬ夢だったんだ。
俺のような奴が、ぬこ娘に逆レイプされたいと考える事すら愚か過ぎたんだ。

「ハァ……今日は、さっさと寝よう」

そう考えると色々な意味でやる気の無くなった彼は、とっとと布団に入り寝る事にした。


―――それからどれくらいの時間が経ったか、

「………ふーん、結構大きいもんだな、人間のイチモツって」
「同族の男とは全然違う形さネ、中々楽しめそうネ」
「それよりさっさとやっちゃおーよー」

布団の周りで誰かが話し合う声で、彼の意識は覚醒した。
聞こえる声の質からして、自分の寝ている布団の周りにいるのは若い女性が数人といった所か。
だが、それ以上の事は夜闇に沈んだ暗い室内では判別する事は出来なかった。
22通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/03/05(水) 00:56:15 ID:74gb7l2g
 
(……というか、そもそもこいつら、何時の間に俺の部屋に入ったんだ!?)

強盗、最悪の可能性が脳裏をよぎる。
こんなボロアパートに住んでる自分の所に入った所で得られる物は殆ど無いと言うのに、
この侵入者は一体何の目的で入ったんだろうかと色々と考えてみたが、妥当な理由は思い当たらなかった。

しかし、侵入者が女性とは言えど、流石に数が多い。
もし、運悪く侵入者に自分が起きている事が気付かれようものなら、何をされるかわかった物ではないだろう。
最悪、口封じの為に殺される可能性だって有り得る。

その為、今、彼に出来る事は只、寝たふりをして侵入者達が目的を終えて立ち去るのを待つ事だけだった。

(お願いだからさっさと何処か行ってくれ!)

そうやって、寝たふりを決め込もうとする彼、だが……

「あ、このヒト、起きてるさネ」

侵入者の一人の放った言葉で、彼の希望は粉々に打ち砕かれた。

「ホントか?」
「うわー、狸寝入りってやつー?………でも、なんで判ったの?」
「ウチらが喋った時、こいつのイチモツがピクリと震えて縮こまったネ」

(き、気付かれたっ!?……と言うか、俺、下半身を裸にされてる!?)

侵入者の言葉と、やけに涼しく感じる下半身でようやく、彼は今の自分の状態を理解した。
と言うか、普通はズボンを脱がされたら気付くだろう? と言うツッコミもあるだろうが。
寝入っていた人間、もしくは異常な状況に置かれた人間と言うのは、意外と自分の状態に気付かない物である。

「ほら、もう寝たフリしたって無駄だぜ? とっとと起きろよ」
「早く起きないと酷い事するネ」
「そうだよ―? 起きないとすっごく酷い事になっちゃうよ―?」

それでも尚、寝たふりを続ける彼へ、侵入者達は意地悪げに言う。
こうなってしまった以上は最早、彼は起きるしか他は無かった。

「うわわわわ、起きたから!起きたからっ! 命だけはお助けをっ!!」

彼は飛び起きるなり、その場に土下座して侵入者達に向けて懇願する。
この時点において最悪の可能性が脳裏をよぎりまくっている彼には、最早矜持なんてあろう筈がなかった。
浮かぶ想いはただ、下半身丸出しで死にたくない! 何としても助かりたい! それだけだった。
23通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/03/05(水) 00:57:21 ID:74gb7l2g
 
「………はあ? 何言ってんだコイツ?」
「なんだかウチらを強盗と勘違いしてるみたいネ」
「ちょっと―! 強盗扱いは酷いんじゃない―?」
「……へ?」

余りにも予想外な言葉に、彼は思わず間抜けな声を漏らし、
土下座した状態のまま侵入者達の方に顔を向ける。

この時、彼は夜目に慣れたのかようやく侵入者の姿を確認する事が出来た。

(……なっ!? こいつら、は、裸っ!?)

彼が驚くのも無理も無かった、
今、彼の周りにいる三人の侵入者は、体格や顔立ちなどの個性の違いはあれど、その全員が全裸の少女だったのだ。

「な、な、な、な、なななななななな!?!?」

瞬く間に混乱の極みに達する彼の思考、それも当然である、
普通は有り得ないだろう、寝ている内に部屋に侵入してきた全裸の少女三人によって、
何時の間にかズボンと下着を脱がされて下半身を晒されているなんて。

彼は何をされたか分からなかった、頭がどうにかなりそうだった。
淫夢だとか夢精だとかそんなチャチな物では断じてなかった、もっと恐ろしい物の片鱗を味わったのだ。

「あー、なんだか混乱してるみたいだな、コイツ」
「ホントだー、何かポカーンな顔してるよ―。こっち見んな―」
「仕方ないネ。折角だから説明してやるネ。オマイさんが逆レイプされたがってるらしいから、、
丁度、今の時期が発情期であるウチらが慰めてあげようと思って馳せ参じた訳ネ。
良かったネ、オマイさんの望みが叶うさネ」
「へ?……マジ?」

言われてまじまじと見て見れば、少女三人の頭にはそれぞれ獣毛に覆われた三角の獣耳が一対生えており
周囲の音に合わせてピクピクと小刻みに動いていた。

(………と言う事は、夢にまで見たぬこ娘とキャッキャウフフが叶うと言う訳か!? 逆レイプの神様、有難う!)

彼は心から何処かの世界にいるであろう逆レイプの神様に感謝した。
24通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/03/05(水) 00:58:53 ID:74gb7l2g
……だが、逆レイプの神様と言うのは、素直に願いを叶えてくれる様な優しい神ではなかった。
まあ、所詮は相手の意思を蔑ろにする逆レイプである以上は、優しくないのは当然なのだが。

「けど、残念さネ。ウチらはオマイさんが望む猫娘じゃなくて犬娘さネ」
「え゛? ウソ?」

何処か狐目っぽい少女の言葉に、思わず聞き返す彼だが、

「尻尾見りゃあ分かるだろ、ホレホレ」
「ワンワン!ってねー?」
「………」

何処かボーイッシュな少女と何処かロリっぽい少女に、腰に生えたふさふさの犬尻尾を見せつけられ。
彼は思わず呆然とした表情を浮かべた。

「ま、そう言うことネ。さ、オマイさんが理解した所でさっさとコトを始めるネ」
「んじゃ、一番手はあたしだなっ! 覚悟しろよっ!」
「じょ、冗談じゃ……!」

言ってじりじりと迫り始める望まぬ状況に、彼は思わず逃げ出そうとする。

「残念、逃がさないよ―?」
「ちょwwwwおまwwww」
「よっしゃ、そのまま抑えてろよっ! んじゃ、いただきまーす」

だが、何時の間にか後ろに回っていた子供っぽい少女に羽交い締めにされてしまい、
そのままボーイッシュな少女にルパンダイブされ……

「きゅうぅんっ! あたしっ、イっちゃうっ!!」
「うぁぁぁぁぁっ!!」
「あぁぁんっ、お兄さんのおちんちんおおきいっ!」
「うぐぁっっ、あぁぁぁぁぁ!」
「も、もっと、だすんさネっ! ウチの中にっ、一杯っ!」
「はうあうはうあはあぁぁぁぁっ!」

………そして、一晩中、発情期の犬娘に逆レイプされつづけた結果、
彼は文字通り真っ白に燃え尽き、暫くの間、立つ事すらもままならなくなるのだった。
だが、それにも関わらず、彼の表情はどこか幸せそうだったそうな

――――――――――――終われ――――――――――――
25通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/03/05(水) 00:59:57 ID:74gb7l2g
逆レイプの神様は何処かで私達の事を見ているのです。
だから何事にも屈さず日々を頑張って生きていこう!前スレ>>905
26名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 01:52:15 ID:BkLWpDJr
>9
キンタ自重しろww
27名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 04:49:58 ID:YPWris4h
>>20 >>25
二人ともGJ!!
28名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 05:19:33 ID:h9PmZ+FB
上げ
29名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 12:21:33 ID:4xSU5jtT
>>25
あんたは本当に逆レが好きだなw
そう、俺も大好きだ
30名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 13:34:45 ID:HKoNEOSu
>>20
GJ!!
逆レ+嫉妬…ガクガク((((゜д゜;))))ブルブル

期待せざる方を得ない
31名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 16:38:50 ID:hZSLURDf
通りすがり氏にGJするため読みたいが、それどころじゃない事態発生
ドライブ途中とある公園に立ち寄ったらニャーニャー鳴き続ける猫に遭遇
撫でたりしてあやしてたら物凄い勢いで懐かれストーカー猫化
ちなみに女の子 ブリブリしたのは無かった

…フラグ確定ですか?
32名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 18:03:16 ID:6wjoJxFw
>>31
気を付けろ…そいつは敵国のスパイかもしれん…警戒を怠るな!!
33名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 18:32:13 ID:jHT57ydR
>>31
車のナンバーを覚えられたな、間違いなく。戸締まりをきちんとするんだぞ。
34名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 22:47:51 ID:HKoNEOSu
なんでおまいらそんなに
恵まれてんだよ…○| ̄|_

ぬこなんて近寄って来やしねぇ…
35名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 22:52:10 ID:7ATYfdvj
つ【またたび】
36通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/03/05(水) 23:09:03 ID:74gb7l2g
何の理由で保存したのか思い出せないけど保存してあった九スレ目のログをうpしておきますね?

http://www21.atwiki.jp/brutalanimal?cmd=upload&act=open&pageid=1&file=1193005870.html
37名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 14:18:34 ID:QZDNUQ0X
>36
サンクス、うちは9を保存してなかったんでほんとありがとう
38名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 16:03:03 ID:Vnx3Uz3W
39名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 17:44:35 ID:c0z9/A+e
前スレが500KBいってから1レスもついてなくて驚いた。
おまいら謙虚ですね。
40名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 18:56:06 ID:vRAhPhUT
>>39
書き込んでみろよ
そしたら皆書き込まない理由がわかるから
41名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 19:03:54 ID:SO0Jror+
>>39
…え?w
42前スレ>>905 に捧ぐ 1/3:2008/03/06(木) 20:24:19 ID:sO9gOoqH
 
春は名のみの、風の寒さや。

 されど、暦も弥生と相成って『女の子祭』無事終了、『白い日』へのカウントダウンも
一桁台に突入した今日この頃、黄砂混じりの少しざらついた風の中にも、仄かにナニカの
甘い香りが絶妙にブレンドされてるような気がしないでもない。

 ……もっとも、それ以上に『あぁ、今年も(俺以外には)ちゃーんと“春”が……』
なんて思い知らされるのは、こっそり回覧されてくる『異動トトカルチョ』下馬評と
辞令交付予想上位者たちによる、切羽詰った『合コン』への頭数用お誘いラッシュと
夜毎、狂おしくも朗々と響き渡る『猫の妻恋』声だったりするのだが。
 しかし、今現在俺の耳に届くのは、半分虫の息風の哀れな擦れ声のみ。

『ナ゛、ァ゛……ォ゛……ン゛』

 駅前のコンビニで購入したささやかな食料品と、ついでに受け取った宅配便小荷物を
小脇に抱えながら、アパートのドアの鍵を開けようとポケットを弄ってたら、ポリ袋の
がさがさ音に誘われる様に小さなボロボロの毛玉が、足元にへろへろまとわり付いて来た。
 
「あー、真に御久しゅうございます、お嬢様。されど、今しばらくお待ちを……」
『ゥ゛ニ゛? ……フ゛シ゛ッ゛!!!』

 目ヤニと、鼻水と、涎と、それ以外のなんやかやで、ぐったぐたな御体を熱心に
擦りつけながら精一杯『喜び』を体現していらっしゃる……と言えば、幾分聞こえは
宜しいのですが、それならば体調の良好な時もおとなしく愛でさせて下さいよ、お嬢様。

 去年の晩秋、何処からか迷い込んで来た足元もおぼつかないようなキジトラの子猫が
霙交じりの雨の中、某所への階段に片足掛けてたのを、間一髪保護。
 一冬かけて、がりがりに痩せこけてた針金細工をなんとか、くたくたヌイグルミ風にまで
育て上げたのに、一昨日『くるるぅ、くるぅるん』とか甘く歌いながら、あっさり御出奔。

 流石に、涙で枕を濡らす様な真似はしなかったけれど、お嬢様が何時ご帰宅なされても
お宜しいように、昼も夜もずーっと窓を細く開けっ放しでしたので、この下僕めも少々
風邪気味で、本日の『合コン』も泣く泣くキャンセルした次第なんですが……。
 しかし、遂には俺の足元でくねくね喜びの舞を踊り始められたお嬢様をうっかり
足蹴にしない様、少々乱暴な仕草で摘まみ上げ、懐深くに押し込んでみたのだけれど
完全無抵抗状態。

「……コレくらいおとなしければ、“お風呂”もいけそうですよね、お嬢様?」

 体調不良と空腹につけ込んだ、不埒な下僕の無礼な申し出にも『グシュグシュ』と
『ゴロゴロ』の入り混じった囁き声を返すしか出来ない、哀れなお嬢様の温もりに
頬を緩めつつ、俺は早速ユニットバスに湯を張り始めた。
43前スレ>>905 に捧ぐ 2/3:2008/03/06(木) 20:25:08 ID:sO9gOoqH
 
俺の掌への牙の埋め方にも、俺の頬への爪の振り下ろし方にも、何時もの鋭さがあまり
感じられなかったお嬢様がまっしぐらにコタツへダイビングされたのを生暖かい笑みで
見送りつつ、ヤカンを火にかける。
 カップ麺が出来上がる時間を利用して、実家から送られてきたダンボール箱をばりばり
解体してみたら、ナニカの干物や、ここいらのコンビニではまったく見かけた事のない
金色のえらく美味そうなネコ缶と共に、大量の『釣書』がぎっちり詰め込まれていた。


  ……いや、なんとなーく“予想”はついていましたが……。


 今年の正月、お嬢様と共に帰省した時『“女の子と一緒”って言うから、諦め半分&
それでも微かに期待してたのに……。やっぱり、そーゆーオチかーっ!!!』とか、訳解らん
逆切れをしたお袋に正座で小一時間問い詰められ、挙句の果てに騙されて連れてかれた
Lv.99overな仲人ババアの魔の手から、間一髪逃亡。
 そのまま、お嬢様だけを片手にアパートへ蜻蛉返り&仕事始めの日まで携帯in冷蔵庫を
敢行せざるをえず、まったりな寝正月を満喫されられました。
 しかし、それ以後も全然めげる事無く、週末になる度、携帯へガンガン送りつけられる
『○○さん所に来たお嫁さん』やら『××さん最愛の孫ちゃん』等の嫌がらせメールを
片っ端から着信拒否リストに叩き込んでたら、遂に実弾投下に移行したか。

「結構上等な紙だが、お嬢様の“トイレ砂”にすらならんし……。“爪とぎ台”とか?」

 ちょっと捲り上げたコタツ布団の隙間から、結構高級そうなネコ缶と温目のミルクを
差し入れるついでに、こっそり覗き込んでご様子を伺ってみましたが、体中を必死で
舐めまくってたお嬢様からは、碧の瞳を三角にして『シャーッ!!!』って、怒られました。
あ、すみません。
 だけどその直後、なんだか背筋に妙な悪寒を感じた俺は、次に目覚めた時にお嬢様の
ご機嫌が直っている事を祈りつつ、冷たい万年床へ一人寂しく潜り込んだ。
 
……で、誰、なんだろ。
とても良い匂いのする人が、俺の頬に、一生懸命、薬を、塗ってくれてる。
暖かくて、柔らかくて、少しざらざらした、肉片で、丁重に、ぺろぺろ……。
って、アレ?

 何故か、性急に口内へと捻じ込まれたしなやかな舌が、激しく動き回り始めて
隅々まで蹂躙されまくり、更に唾液を貪り尽くす様な勢いで、ねちっこく吸われると
いっ、息がぁ……っ!!!

「……ぶはっ!!! おまっ、俺を、殺す気かっ!!!」
「よしっ!!! やーっと目が覚めたわね、この莫迦奴隷っ!!!」

 カーテンを閉め忘れてた窓から、室内をぼんやり照らしてる朧月の蒼い光を全身に浴び
両手を腰に当てた凄く可愛い女の子が、ぴんと背筋を伸ばしつつ、超薄っっっすい胸を
力一杯反らして、俺の丹田上を跨ぐように膝立ちしていた、……全裸で。

「……あんたの、匂いを嗅いでるだけで、すっごくムズムズしてしまうしっ!
 あんたが、私の体を触る度に、どんどんオカシクなってっちゃうからっ!!
 あんたを、諦めるために、イヤイヤ同族の所に、行ったのにっ!!!
 なんで、あんた以外の雄には、死んでも抱かれたくない、私にしちゃったのょぉぉぉっ!!!
 さぁっ!!! この私を、こんな、はしたない暴挙に走らせた責任を、今すぐ取りなさいっ!!!
 この鈍感コックっ!!!」
44前スレ>>905 に捧ぐ 3/3:2008/03/06(木) 20:26:19 ID:sO9gOoqH
 
“びしりっ”という効果音がどっからともなく聞こえてきそうなくらい完璧な仕草で
俺の鼻先に、白く細い人差し指を突きつけた少女が、妙に座った目つきで睨み付けつつ
頬を真っ赤に染めて、そんな意味不明なセリフと共に、ぐいっと腰を突き出す。
 その股間の淡い茂みの奥底から、なめらかな肉付きの太ももを経て、床にまでとろとろと
滴り続けてる愛液から立ち上る、微かな湯気と濃密な匂い。
 しかし、そんな痴態を“おおいばりっ!!!”で見せ付けられても、残念ながら今の俺には
熱暴走がでっち上げた淫夢を楽しんでる余裕なぞ、全然無い。

「はぁ? そんな事より、俺は、一刻も早く、薬飲んで、寝なおし……」
「そ・ん・な・事ぉ!? ……ふ、ふんっ!!! あんたの半端な風邪なんて、私と一緒に、一汗」

 まだ、なんだかんだと訳解らない事を喚き散らし続ける妄想を、ひょいと脇に押し退け
万年床から半分這いずるように抜け出……せなかった。

「夜伽を命じてる御主人様をガン無視して、何処行くつもりなのよ、阿呆召使いっ!!!
 今、あんたに許されている選択肢は、この私と……もぉっ、めんどくさいっっっ!!!」

 がっしりホールドされてた下半身が、ひんやりとした夜気に晒されたのも、ほんの束の間。
ちょっと冷たいけれど、ふわふわしてる、ちっこい、手で、優しく、握り締められ……。

「では、いっただきまーすっ!!! ……あむっ」

 暖かくて柔らかい口内に、ぱっくり咥え込まれた俺のモノを、少しざらざらのしなやかな
舌が、酷く丁重に、ぺろぺろ、くちゅくちゅ……。
って、なんでそんなに、容易くハッスルしやがるんですか、俺様っっっっ!!! 

「……んんっ、ぅふ、おぃひ……、おいひい、おろこちゅゆ、ろんろん、れてきらぁ!!!」
「可愛い“女の子”が、そーゆー下品な言葉、使うんじゃねぇぇっ!!!」
「れぇもお、ふらんょり、おっきく、ひゃってふょう!!!」
「……見た事有るのか、オマエはーーーっ!!!」
「もひろんっっっ!!!」
「へ? ……あ、あっ、あああぁぁっっっっ!!!」

 少女の糸切り歯が、完全な不意打ちで、俺の鈴口を掠めた時、まるで、生まれて初めて
射精を体験したリア厨並の、怖ろしく濃厚且つ大量の精液が、びゅるびゅる放たれる。
 一瞬、碧眼を丸くした少女が、酷く嬉しげに目を細め、ゆっくりゆっくり時間をかけて
こくこくと総て飲み干してゆく様を、肩で息をしつつ、ぼんやり見守る事しか出来ない。
 何故ならば、眼下の“女の子”の綺麗な栗色のツインテールの天辺で絶えず、ぴこぴこ
動き続けてるのは、こげ茶色のリボン……ならぬ、見事な猫耳で。
 更に、尿道内の残滓までをも完全に、啜り上げてからやっと俺に、満面の笑顔を向けて
くれた少女が、舌なめずりしつつ……。

「『女の子祭』分の人肌白酒、本当においしゅうございました。
 真に、良いお仕事でしたわ、朴念仁下僕。
 それでは、引き続き『白い日』分の絞りたてミルク、頂とうございます。……ココで」

 とか言って、いまだそそり立ってる俺のモノを、長いシッポでしゅにしゅに擽りながら
腰を下ろしていく光景なんぞ、そうそう見られるもんじゃな……アッー。
45名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 20:27:37 ID:sO9gOoqH
続きは、前スレに後10レス付いたら、書きますノシ
46名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 20:43:51 ID:XtdMo8GQ
前スレ905の人気に嫉妬w
47名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 20:44:56 ID:q3wTj2e0
>>45乙&GJ!なのですー。
48名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 23:27:18 ID:iGbm57h5
いいなぁ前の>>905
49名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 01:03:40 ID:lGwToOPu
くそっどう足掻いても前スレに書き込めねぇ!!
50名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 16:59:38 ID:bIaNvlsa
馬のチ◯コはでかいっていうけど、じゃあ擬人化した馬娘はガバガバなんだろうか
51名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 17:10:09 ID:VH0NYr0M
体のスケールに比例するだろ
52名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 17:51:57 ID:6efboNqR
または筋力が凄いので広いけど締めが半端じゃない、とか。

軟弱な新米騎士が、人間化した騎乗する馬に昼間は武術の猛特訓、
夜はセックルの猛特訓を受けさせられてみるみる強くなる、まで妄想した。
53名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 22:40:40 ID:g7n08d0j
>>52
初陣で手柄
→褒美に仔馬(名馬の子)を貰う
→なつく仔馬に焼きもち妬いた相棒の逆レ

まさに黄金のパターン。
54名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 22:45:23 ID:P3BgEJRe
誰か書いて…
>>52のあらすじだけで抜いてしまいそう
55名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 23:09:20 ID:P3BgEJRe
>>52じゃないや>>53
どっちでも抜けるけど
56 ◆e6cisY6kSA :2008/03/09(日) 22:28:33 ID:HXdhc5lf
「ごじゅう…ごじゅう、いち…ごじゅう、にっ…」

がしゃん。

素振り用の刃引きの鉄剣を、握力の抜けた両手が取り落とす。少年は思わず尻餅をついた。

声変わりをしてなお高めの声、短く切り揃えたプラチナブロンドの髪と白皙は
汗に濡れ、長い睫毛と灰青色の瞳を閉じて荒い息を吐く。娘たちや貴婦人は勿論、男色家も
放って置かなさそうな美少年が、屋敷の敷地で夜の素振りを始めたのは、そう以前からの事ではない。

オステンブルグ辺境伯家に仕える騎士の中でも、代々騎士団の重鎮を輩出してきたブルクミュラー家。
その長男として生まれた少年、ベイオウーフは、しかし古の英雄の名を与えられたにも関わらず
聡明だが繊細すぎ、美しくはあったが力強さに欠け、そして優しすぎる少年に育ってしまった。

剣を取るよりも書を読むことを好み、騎士の子ならば13で嗜むエールを苦手とするブルクミュラー家
唯一の男子を、父親は一人前の騎士にすべく厳しく指導したのだが、唯一馬術を除いては上達せぬ内に
騎士団の副団長を務める父親が逝去してしまう。姉たちと家人に懇願され、家門の名誉を保つために
一念発起し、好まぬ修行の日々を送ってはいたのだが、剣を取っては嘲笑される日々を送っていた。

へっぴり腰め。 俺の寵童にしてやろうか。 素振りの百もこなせぬのか。 お嬢様。

先輩騎士の心無い罵倒と、自分に向けられるいやらしい視線が、そのまま自分だけではなく
ブルクミュラー家への侮辱に他ならない事を知っていた少年は、その無念に耐えつつ、剣を振るう。
しかしその実りはなく、苦汁の日々を送っていた。

「父上、申し訳ございません…僕が、強い男子として生まれていれば…」

ぽたり、ぽたり。汗だけではないものが地面に落ち、乾いた土を湿らせる。
と、その時、うなだれる少年の背後から、声が響いた。

「まったく…見ていられんな。ベイオウーフ・フォン・ブルクミュラー君」

夜の騎士の屋敷には在り得るはずのない、女の声。振り返るとそこには、見知らぬ女が立っていた。

背の丈は6ペス半(約190cm)、月光のみが差す薄闇の中でもはっきりと判る、
燃えるような赤い髪を頭の後ろで結んで提げ、ややきつい眼差しと整った顔立ち。
そして麻のチュニカから覗く二の腕は、歴戦の騎士にも負けぬ程に、鍛え上げられている。

「あなたは…一体…?」

突然に現れた赤毛の大女にあっけに取られたベイオウーフは、とっさに右手に剣を持ち、
眼をしばたかせながら問う。
57 ◆e6cisY6kSA :2008/03/09(日) 22:30:46 ID:HXdhc5lf
「あなたは一体…か。くくく…」

その問いに対し大女は、こめかみに指を当て苦笑いを浮かべたが、

「…だからお前は、」

一瞬、身を屈めたかと思うと、

「甘い…」

7パッスス(10m)もの間合いを、一足で詰めるや、

「のだ!」

ベイオウーフの懐に入り、首を左手で掴み、野兎でも掲げるように、軽々と持ち上げた。

「かはっ…!」

気道を鋼の万力で締め付けられるような感覚。ベイオウーフは身動きも取れぬまま、脚が
地面から離れるのを、なすがままに見させられる。

「普通の騎士ならば、夜半の侵入者に対し、剣の一つも向けて誰何するものだろう?
 女であるからと油断すれば、毒や短剣が襲い来る可能性もあるというのに、だ」

苛立ちを隠さぬ顔で、女はベイオウーフを持ち上げる。

「で、どうするのだ、ベイオウーフ君。君に対し攻撃を加えた私は、君の敵だ。
 剣を振るってはどうだ? それは刃引きとは言え、私を怯ませる位は出来るだろう?」

更に高くベイオウーフを持ち上げる。だが、ベイオウーフは首を横に振った。

「だめ…です…。女性に…暴力を…振るっては…ならぬと…父の…教えが…」

その言葉に、ぴくり、と大女が眉を顰める。そしてベイオウーフの首を絞める手に、更に力が篭った。

「そうか、ベイオウーフ。ならばここで、私に縊り殺されるがいい」

「うあぁ…っ!」

苦悶に歪む美しき少年に、大女は侮蔑の視線を送りながら嘲りの言葉を投げ掛ける。

「…ふん。こんな軟弱な息子しか育てられぬとは、ゲオルグも騎士失格だな」

ベイオウーフの父、ゲオルグ・フォン・ブルクミュラー。

厳格ではあったが、不器用な愛情を注いでくれた父。尊敬する父。

自分自身への侮蔑は、辛かった。

家名を汚す自分の弱さも屈辱だった。

だが、先輩騎士でさえ敬意を払う父への、その侮蔑の言葉に、
光を失いかけていたベイオウーフの瞳は怒りと共に、意思の光を取り戻した。
58 ◆e6cisY6kSA :2008/03/09(日) 22:31:17 ID:HXdhc5lf
「ちちうえを…ばかに…」

疲労し切っていた筈の右手に、握力が戻る。父を侮辱された怒りが少年に力を与え、

「するなあぁぁぁぁぁっ!!」

絶叫と共に、大女の胸元目掛けて剣を突き込む。刃引きの剣による腕だけの突きとは言え、
その鋭い突きは、普通なら深手を負わせるには十分すぎる鋭さを持って、大女に迫った。


ガギィン。


ベイオウーフの人生初の実戦レベルの刺突は、しかし大女の右手にあっさりと防がれた。
いや、正確には、その右手に持った掌ほどの大きさ、剣の柄ほどの太さの蹄鉄に弾かれたのである。
そして大女は、少年を片手で、茂みの上に放り投げる。

「くくく…あははは! いい殺気だ! そうだ、私はお前の父を侮辱した敵だ! 女と思わず殺しに来い!」

「ぐっ…、うわあぁぁぁぁ!!」

激情に駆られたベイオウーフは立ち上がり、大女に向かって殺気の存分に篭った剣を振るう。
少女と見紛うばかりの美しき相貌は、怒りの朱に染まり、袈裟、逆袈裟、突き、真っ向、と
剣を振るった勢いをさらに生かして剣を振るうように、四方八方から襲い掛かる。

だが大女は、いつの間にか両手にそれぞれ携えた大きな蹄鉄をマインゴーシュのように扱い、
まるでボクシングのトレーナーがミットでボクサーの拳を捌くかのように、易々とその剣を
受け、いなし、凌ぎ、そしてベイオウーフの隙を突いて足を払い、また痛烈に突き飛ばす。
少年は、何度も痛烈な一撃を腹に受け、また地面に転がされた。

だが、次第にベイオウーフは、突き飛ばしに来る蹄鉄の一撃を、剣で受け止め、
足払いを避け始めるようになっていた。腰溜めからの突きをかわされ、足を払われそうになるや
自分から飛んで体勢を立て直し、上段から斬り込んで受け止められた蹄鉄が顔面を痛打しようとするのを
剣の腹で受ける。知らず知らずのうちに、この線の細い少年は、剣による攻防を、体で理解し始めていた。

そしてもう一つ、ベイオウーフは気付いては居なかったが、自身と相手の攻防の速度が、
少しずつ速まりつつあった。それまで余裕のあった女の額を、一筋の汗が伝う。

「…そろそろか…」

女は呟くと、最初に女に向けたときの倍は速いベイオウーフの渾身の突きを、
両手の蹄鉄で、がっちりと挟み込んだ。そして…

「えっ…そんな…?!」

そのまま剣ごと、釣竿でも振り上げるかのように少年を持ち上げ、無造作に放り投げた。
握力の限界に達していたベイオウーフの手から剣だけがすっぽ抜け、遠く後ろに剣だけが飛んで
ベイオウーフ本人は、チュニカの胸元から覗く豊かな胸元と、女の纏められた赤毛と、
女の背中を眼にした後に、地面に叩き付けられた。頭部こそ顎を引いて守ったものの、
背中を強かに打ち付けられ、一瞬呼吸が出来なくなる。
59 ◆e6cisY6kSA :2008/03/09(日) 22:32:48 ID:HXdhc5lf
「……かはっ……!」

そんなベイオウーフを冷たく見下ろしていた大女の眉間が、緩んだ。口元に笑みが浮かぶ。
だがその笑みは侮蔑からの笑みではなく、労わりと、慈しみの笑み。

「ベイオウーフ、いや…ベオルブ。お前には謝らねばならない」

「…えっ?」

唐突な大女の言葉と、家族しか呼ばぬ自分の愛称に、ベオルブは長い睫毛の瞳をしばたかせる。

「お前に本気を出させる為とはいえ、お前の父、ゲオルグ卿を侮辱してしまった。
 私も生前のゲオルグ卿には世話になった身でありながらな。…本当に、済まぬ」

栗色の瞳を閉じ、深々とうなだれた大女に対して、ベオルブは立ち上がり、

「ぼくこそ…あなたが女性でありながら、剣を向けてしまいました。
 騎士にあるまじき事、謝罪の言葉もありません」

跪き、完璧すぎるほどの騎士の礼を以って謝罪の言葉を述べた。

「気にするな。こんな成りで、おまけにこの強さだ。淑女扱いされては却って気持ちが悪いぞ?」

その言葉にベオルブは慌てて立ち上がり、ぺこりとお辞儀をした。
そして自分を翻弄し、打ち倒した赤毛の大女をしみじみと見上げながら呟く。

「本当に、お強いのですね…羨ましいな、貴方のように僕も強ければ、父の名誉を汚さずに済んだのに…」

そこまで口にしてから、ベオルブは、ぱっ、と気付いたように、大女に問うた。

「済みません、お名前を伺っておりませんでしたね」

「私の名か。…そうだな、イシュキア、とでも呼んでくれ。
 あー、それから…余り自分を卑下するな、ベオルブ」

自分よりも二回りは背の低いベオルブの柔らかなプラチナブロンドに、
ぽんぽん、と手を翳し、イシュキアが諭す。見上げるベオルブの瞳が
見開かれるのを見下ろしながら、イシュキアが言葉を続ける。

「剣の使い方は人それぞれだ。重い得物を豪快に振り回す事を得意とする者も居れば、
 軽い得物を用いて素早い連撃を放つのを得意とする者も居る。己に合った戦い方で
 戦えばいい。後は相手を恐れなければ、勝機はある」

「含蓄深きお言葉、為になります…」

ほぅ、と感心したような吐息を吐いて、ベオルブが礼を述べる。そして一瞬の逡巡の後、
この己よりも強く経験豊かな女武人に対して、ベオルブが申し出る。

「イシュキアさん。…その、宜しければ、ぼくに剣を教えては頂けませんでしょうか?」

その言葉に、イシュキアが笑みを浮かべる。
60 ◆e6cisY6kSA :2008/03/09(日) 22:33:46 ID:HXdhc5lf
だが、その笑みを彩るものに、ベオルブが気付くはずもなかったのである。

「ああ、今日はそのつもりで来た。来たのだが、その前に…」

つい、とベオルブの細い顎を指で摘むと、

「……んんんっ……!?」

ベオルブの女を知らぬ唇にくちづけ、舌を割り込ませた。

くっちゅ、にっちゅ、と、舌でベオルブの口腔内を蹂躙すると、混乱するベオルブの頬が
紅を差したように薄く染まる。そのままイシュキアは、右手をベオルブの髪の毛から耳へ、
首から鎖骨を撫で下ろし、体の正中線に沿って、つつぅ、と人差し指を撫で下ろす。
人差し指は、胸元から臍へと達し、そして…

「…んんーっ!?…」

ベオルブの男性自身を、稽古着の上から、捕らえていた。それを確かめたイシュキアが、
ゆっくりと口を離していく。少年と女の、戦いの興奮の匂いが混じった銀色の糸が、
二人の舌と舌とを繋げ、そして切れる。

それを見届けると、イシュキアは、興奮と欲情に潤んだ瞳で、ベオルブに告げた。

「お前との稽古の間、私も昂ぶってしまってな。女を抱いてこそ騎士は強くなるものだが…、」

「…ぃひぃっ!?」

つつぅ、とベオルブの背骨を遡らせるように指でなぞりながら、イシュキアが宣告を下す。

「悪いが、私の昂ぶり、お前で鎮めさせて貰おう。女の扱い方の、修行も兼ねて…な…?」
61 ◆e6cisY6kSA :2008/03/09(日) 22:35:50 ID:HXdhc5lf
鯱女房終わってないのにノリで書いちゃってサーセンwwww

こちらも続く予定ですので…続きます、と思う…、
まあ待つ覚悟はしておk…おいて下さい。
62名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 22:36:27 ID:H5VSucGj
>>61
   _、_
 ( ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E) グッジョブ!!
フ     /ヽ ヽ_//
63名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 23:50:52 ID:fGMHR1Gh
GJ!!
蹄鉄二刀流が思いのほかカコイイ!
64名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 03:59:13 ID:bj4zWJFv
グッッ…ジョブ!!
イシュキア姐さんカコイイ!
65名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 04:10:12 ID:qRfJCqVi
>>61
続きが気になるううううう
しかしベイオウーフと聞くとどうしてもFFTを思い出してしまうw
66名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 08:16:24 ID:tduTQkNk
ベーオウルフと読んでしまった、これがな
67名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 13:20:22 ID:QYNkk+g1
>>66
真・ツンデレアホロリ乙。
ベーオウルフならツンデレロリだけど。

ベイオウーフの上ベオルブときたらFFTしか思い出せんわ。
とりあえずボコが♀で(ry
68名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 00:26:35 ID:SOfZp8te
ドーベンウルフ?
69名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 00:28:44 ID:W7CT1ztY
ベオウルフ?ああ、ベオウルフ強いよね。初めて戦ったとき何回ダンテが殺されたことか
70名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 01:21:14 ID:eKZlCO+6
SQ2のフローなんとかさんのギルド名か
71名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 01:38:28 ID:IR6p5SMl
>>68
おっさんだろそれww
72名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 09:22:38 ID:7Xl1cR18
なにげにベオルブ君のショタ描写に力入ってるなぁ…
73名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 10:07:42 ID:ju+dofEG
>娘たちや貴婦人は勿論、男色家も放って置かさなそうな美少年が、

のくだりで男色家は勿論、娘たちや貴婦人も…じゃね?
とか考えた俺アッー
74名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 12:07:48 ID:ilBzy0IS
貴腐人?
75名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 19:47:31 ID:W7CT1ztY
危腐人
76名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:16:27 ID:ArVXCMIr
投下させていただきます

いろんな意味で読みにくいので、ご容赦ください
あと、擬人化させる動物が季節外れかも・・・
77名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:19:24 ID:ArVXCMIr
今日の仕事も無事に終わり、帰路に着くフツーのサラリーマン、それが俺、
まだ一人身なのだが、正確に言えば家には待たせてるやつがいる。
今左手に引っさげてるちっこい海老が、そいつの晩飯だ。

「ただいま〜」

……シーン

さすがに沈黙なのだが、そいつは喋らないのであしからず。
とりあえず、スーツ姿から動きやすいスウェットに着替えると、ある場所へ向かう。
普通のリーマンなら、テレビか、残業後なら速攻ベッドだろう。
しかし俺が向かうのは……水槽だ。そして俺は中身に喋りかける。

「今日は久しぶりに早く帰って来れたぞ〜。すぐ餌入れてやるからな」

え?何も入ってない?いやいや、目を凝らしてみると……

ふよふよと漂う、まるで生き物っぽくないものが一匹……ミズクラゲ君だ。一匹と言うせいで見事にさまになっていない。
なぜ一匹かと言うと、この夏、同僚達と海でエンジョイを計画したわけだ。
しかし俺は、ザ☆ゴールドハンマー(カナヅチ)なわけで、みんな沖へ泳ぎに行っている間は、
浅瀬でバシャバシャとふてくされていた。
そんな折、ビニール袋が砂浜に落ちているのを見つけた。
……と思ったら半分干上がりかけてたクラゲ君だったわけだ。

とりあえず慎重に海へ戻し、何とか蘇生を敢行!見事生還した。
そんなこんなで愛着がわいて、ポリバケツに入れて持って帰った。
ペットショップで飼育の仕方を聞いて、結構な費用をかけてクラゲハウスの完成。

今は一方的に愚痴を聞いてもらったり、会話したり、まぁ、傍から見れば変な人っぽいが、これが癒される。
リーマンの日々の波乱に荒んだ心には大明神様なわけで、全力で世話をしている。

スポイトで海老をやり、日課のお話タイム。

「ミツキ、聞いてくれる?今日はもうホント疲れたんだよなー
 っていうのも……」

一通り話したあとは、黙りこくってゆっくり目で動きを追う。ゆらゆらふよふよがなんともかわいらしい。

「いつもありがとうなぁ、話し相手になってくれて。俺普通に会社の友達よりも喋ってるかもな、お前と。
 いっぺんでいいから両方通行で会話してみたいなぁ……な、ミツキ」

あ、ミツキって名前ね。海月(うみつき)だからミツキ。
いよいよ頭が足りないと思われるなぁ……

「……企画の書類仕上げるかぁ」

水槽の前から立ち上がり、ベッドルーム、の前に台所へ。
やはりどんなものでもガソリンが無いと稼動しないからなぁ。
78名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:21:16 ID:ArVXCMIr
冷蔵庫から缶ビールを手に取り、いっざ出陣〜……

ドシャーン!

……何かが、倒れた?

この家には、今俺以外居ない。というより俺以外、人は住んでない。
といふ事は……

俺は念のため、立て掛けてある竹刀を右手に装備。左手には結露した水、でなく手汗で濡れたビール。
ゆっくりゆっくり歩を進めていく。すると……

「水槽が……」

なんと水槽が倒れ、中の物がぶちまけられていた。

「ミツキ……!」

俺は怪しい気配そっちのけで、床のどこかにコンタクト的な感じで落ちているであろうミツキを探し始める。
クラゲという事を差し引いても、大切な家族だ。怪しい気配より優先すべきものだ。
しかしいくら踏まないように床にへばりついても見つからない。俺は半泣きになってきた。

「ミツキ、どこだよっ……返事しろ!」

出来るはず無いのに。

「ここ……」

「えっ……?」

声のした方、後ろを振り返る。

ドシュッ!!

「はっ?」

その声の主を目に映す前に、まだビールを離さない左腕に目が行く。
そこになんか透明のゼリー状の管みたいなのが三本ぐらい刺さっていた。

途端、ビールが手から離れる。力が抜ける。意識が途切れる。

俺、やばいかも……
79名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:22:09 ID:ArVXCMIr
「うぅ……」

どれくらい時間が経ったろうか。俺はベッドの上で目を覚ました。
自分のベッドの感触だったので、とりあえず天国には来てない事にホッとした。
しかし、一難去ってまた一難とは言うものだ。

本来目で捉えるはずの天井が無い。代わりに映ったのは……俺に跨っている全裸の女の子。

「……!!!!!?????」

本当にこれくらい驚いた。反射的に「逃げろ!」と、脳が審判に近いような命令を下してきた。
俺はそれに従おうとするが、体が……動かない!?

「……むだ」

目の前の女の子の一言で、俺は静止してしまった。

「毒、コウに入れた。しばらく、動けない。」

単語単語で区切るその独特の口調の女の子。よーくその子の顔を見る。やはり顔見知りではない。
って、あれ、でも……

「何で、俺の名前、知ってんの???」

俺の名前を、今確かに言ったよな……
するとその女の子は、ありえないことを答えとして言い出した。
80名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:22:58 ID:ArVXCMIr
「コウ、ミツキのこと、さっき、呼んだ。だから、ミツキ、返事、返した。」

「……」

はい、たった今入った情報を整理しましょう。
俺はミツキを、クラゲを探していた。その呼びかけにこの子が答えた。
なぜなら、ミツキ=自分だから……はいはいはいはい、なるほどね……って

納得できるかあああああぁぁ!!!!

「な、なんで……」

「コウ、ミツキと、話したい、言った。わたしも、おなじ。だから、ミツキ、話す、出来る、姿、なった。」

……そりゃ確かに言ったけど、こんな事、あっていいんか?

まだ腑に落ちない気持ちを持ちつつも、少し落ち着いてきた俺は、自称ミツキのことをよーく見る。

……かわいい。すんごいかわいい。

ウェーブのかかった淡い蒼のかかった黒色の髪、
体は……背は正味で俺の肩くらいしかない。乗られててもそんなに重さも感じない。
顔もそれ相応に童顔だった。きらきらくりくりした可愛らしい目、あどけない表情。

をいをいをいをい、色々とやばくないか、これわ……

ついでに声まで言葉がたどたどしいうえにロリ声でナイスです、何もかも完璧です、が……

「ごめん、俺まだ完全に君がミツキだって信じきれない」

まあ、信じろというほうが無理な話なのだ。ところがこの子は自信ありげに微笑むと、

「これ、見る、絶対、信じる。」

この言葉を言い終わった瞬間、彼女から何かが出てきた!

「な、なんじゃこりゃ……」

それは俺が先ほど刺された、透明な管が数百本集まったものと、ヴェールのような透明なヒラヒラ。
ちょうどそれが放射状に広がったことで、クラゲの傘になり、信じざるを得ないような光景になった。

「ね?」

無垢な笑顔でこちらにアピールして来るミツキ。その表情はこれもまたとてもキュートだったのだが、
俺はこの光景を一生、トラウマとして、忘れる事は無いだろう。
81名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:23:47 ID:ArVXCMIr
とりあえず俺は、この、男の欲望の詰め合わせみたいな子がミツキという事を
半ば無理矢理納得したうえで話を進める事にした。まず言うべき事は……

「あの、ミツキ、とりあえず、服を着てくれない?」

いくら可愛いとはいえ、外見年齢がこんな子に手を出してはいけない。そもそも俺にソウイウ趣味は無い!……多分
しかしこれでは八方塞なので、まずこの状況を脱しようと、
ミツキをどかして尚且つ俺の下の方が起きないようにする二重の策を講じたのだが、

「いや。ミツキ、コウと、話、する」

……この子結構頑固みたいだな……クラゲなのに

「お話は服着てても出来るでしょ?」

「だめ、服着る、お口、塞がっちゃう……」

「……どゆこと?」

次に彼女の口から発せられた内容は、衝撃的過ぎた。

「上の口、話、出来た。とっても、嬉しい。次、下の口、話、しよ?」

「……」

「コウ?」

「ミツキ、それどういう意味?」

「話、例え。ほんとの、意味、交尾」

「……」

お茶目だが、内容がブラック過ぎる例えに俺は固まるのみ。

「コウ?」

「ミツキ、ちょっと俺のほっぺた抓ってくれる?」

「わかった……」

ぎゅいいぃぃ!!

「痛いイタイイタイイタイ!」

「夢じゃない、わかった?」

「はい、よく解りました」

「じゃあ、話、しよ……」

「え、ちょっと、まっ……!!」
82名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:27:07 ID:ArVXCMIr
「んっ……ふぅ……コウと、キス……嬉しい……」

「うぅ……んむっ……」

結局、抵抗しようにも動けず、成すがままにされちゃってる俺。
最後の希望だった夢オチも完膚なきまでに叩き潰されて、このような状況に陥っているわけで。
本来なら、どうやってこの状況を回避するのか考えるべきなのに、俺の頭の中に浮かんでいるのは5文字の言葉のみ。

――――やわらかい……

さっき触れた瞬間から、その唇がふよん、と弾み、俺の唇でゆっくりもっちり潤いを滲み出しながら形を変えている。
罪なまでのその柔らかさに、俺は心まで麻痺しそうになる。
まず、芯が無いのだ。柔らかく俺の唇を包んでくれる素材しか、彼女の唇には備わってない。
やっぱり……クラゲだから、か?

「コウ……ん……っ」

「んむっ!?……うあぁ……」

さらにミツキは、自分の舌を俺の口腔内へ侵入させてきた。その舌もまた、普通の人間とは少し違うものだった。
つるつるでひんやりしていて、それが俺の舌に絡みつく。ゼリーのようなつい味わってしまいたくなる様なその舌を、
ミツキは自分から俺の舌と踊らせている。急に生暖かくなって大量の唾液を俺の口へ送り込む。

「ぷはぁっ……コウ、顔、赤い……」

長く、濃厚なキスが終わり、唇の重なっていた位置からシーツにぼとぼとと二人の混ざった涎が落ちていく。
俺はミツキにいわれたとおり、自分でも温度でわかるくらい顔が真っ赤に染まっていた。こんなに可愛い子が目の前に居て、情熱的なキスをされて。

それに劣らずミツキも、顔を真っ赤に染め上げて、口元は緩んで、目は潤んで、呼吸が速くなっていて。
こんな年齢の子が絶対しないような淫らな表情を、恥ずかしげも無く浮かべている。
キスとこの表情によって、俺が今まで必死に耐えていたものが、とうとう壊れる。それはすぐにミツキに気付かれた。

「コウ、ここ、硬い……」

俺の下の自身は、正直に天井のほうをズボン越しに向いていた。それを見てミツキは嬉しそうに微笑む。
俺が無抵抗なのをいい事に、ゆっくりとズボンを脱がし始める。剥き出しになったそれのすぐ近くに顔を持っていく。

「あむっ……」

「ミツキっ……!」

躊躇いも無く、ミツキは俺のものを小さな口いっぱいに含んだ。そしてゆっくりと舌で撫で始める。
人間離れした、ゼリーのような柔らかい舌、そして唇。それが吸い付いて、俺を優しく締め付ける。
俺は今まで経験した事の無いような快感を受け止め続けることしか出来ない。
しかし、俺のがでかい訳ではないものの、この行為を続けるのはミツキの小さな口では息継ぎが必要だった。

「はぁ……コウの、おおきい、あつい、おいしい……」

「ミツキ……」

「コウ、もっと、交尾、しよ……」

ミツキはさらに俺を求めてくるが……

「ミツキ、もう、いいって……こんな事止めよう」

「え……?」

確かに気持ちいいし、すんごいかわいいし、本人が望んでるし、もはや俺の理性も吹き飛びそうなのだ。
でも、こんな小さな子にこんな事をさせてるなんてさすがに後ろめたい。だから俺はまだ、どうにか説得しようとしたのだが……
83名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:28:34 ID:ArVXCMIr
「どうして……?コウ、ミツキじゃ、いや?」

「えっ、い、いや、そういうことじゃなくて……」

「ぐすっ、コウ、ミツキ、キライ、なった?」

「ち、違うって!そんなんじゃ……」

「えぐっ、ひくっ、ごめん、なさい……くすん、あやまる、だから、キライ、ならないで……」

「参ったなぁ……」

今までのエロエロな表情から一転、目は涙で一杯になって、唇をギュッと噛んで、嗚咽を漏らす。
それは外見の年相応、幼く可愛い表情だった。しかしまあ、そんな悠長な事考えてる場合じゃない。
理由はどうあれ、こんな小さな女の子を泣かせてしまった。どうしたもんか……

「……ミツキ、嬉しかった」

ミツキがしゃっくりに耐えて、話し始めたので、俺の考えは中断された。

「海で、助けてくれた。家で、飼ってくれた。いっぱい、話しかけて、くれた。いっぱい、笑いかけて、くれた。
 ……ミツキ、コウが、好き。大好き。そう思う、なった。
 だから、全部、あげたい、思った。ミツキの、もってるもの、全部。ミツキ、自身も……
 祈った。ミツキ、コウに、全部、あげる。だから、このこと、伝える、出来る、姿、なりたいって。
 そしたら、コウも、同じ事、願って、くれた。人間、成れた。
 でも、でも……」

そこまで言って、耐え切れなくなったのか、再びミツキはすすり泣き始めた。
この喋り方が、俺の心にひとことづつ、ミツキの言葉を刻みつけていく。

「……ありがとう」

俺が発したその言葉に、ミツキはピタッと泣くのを止めた。

「ふぇ……?」

「ミツキがそこまで俺のこと考えててくれて……すっごい嬉しい。
 ……もう泣くなって、ちょっとびっくりして軽いパニックになっただけだからさ」

「ミツキ、キライ、ちがう?」

手で涙をぬぐい、震えた声で尋ねてくる。

「違うよ、全然そんな事、欠片も思ってない。俺だって、ミツキにたくさん貰ってるし。
 帰ってきてお前を見るだけで、安心する。お前に向かって話をするだけで、癒される。
 嫌いなんかじゃない……好きだよ。どんな姿でも、ミツキは俺の……家族だよ。」

そこまで俺は言い切った。ミツキの目からは再び洪水が。

「コウ、コウ……好き、好き……大好き……」

俺の胸に顔をうずめてなくから、俺は水浸し。温かい涙で、水浸し。
俺は目の前のミツキの大きさを、再確認した。こんなちっちゃな存在の大きさを。

「わかった、わかったから!ほら、あんまり泣くと、干からびちゃうぞ?」

この子がクラゲだという事を思い出してたしなめる。出会ったときの姿にはなってほしくない。
ミツキはようやく泣き止んで、目を赤くして、しゃっくりしながら、精一杯笑って見せた。

正直ここで終わるかと思っていた。しかしその考えはどうにも甘かった……
84名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:29:50 ID:ArVXCMIr
「コウ、ミツキ、好き、言ってくれた……」

すぐに立ち直ったミツキは、もうすでに不敵な笑みを浮かべていた。
俺は嫌な予感、というかもう必然な気がした。

「あ、あの、ミツキ?」

「お互い、好き。……恋人、同士」

「え、あぁ、そ、そうとも言うような、言わないような……」

「じゃあ、交尾する、文句、何も、ない」

……凄い頑固っすね、この子。

「もう……だから!それはダメだって何回言ったr」

ドスッ!!

「@:*+♂♀……!?」

口が、ちゃんと動かん!!

「しばらく、コウ、口、聞けない。ごめんね、本当、こんな事、したくない、けど……」

自由を奪うため、短時間に二回も毒を入れられてしまった俺は、ショック死寸前……のはずなのに
何で一箇所だけアホみたいに元気なんだよっ!?

つーか俺、こんな小さい子に思いっきり尻に敷かれてるよな……?

「もう、いきなり、本番、する」

今まで散々焦らされた(俺はそんなつもり毛頭なかったが)せいで、痺れを切らしていたのか、
ミツキはいきなり本番、俺にとってはある意味死刑執行を告げた。

彼女の、産毛しか生えてない小さな性器が俺のに当たる。
これ、入るのか……?
85名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:30:32 ID:ArVXCMIr
「いくよ、コウ、ひとつ、なろ……」

その言葉とともにゆっくりとミツキが落ちてきた。
同時に俺の心配は杞憂に変わる。

ずぷぷぷぷっ……

ミツキのそこは俺の侵入とともにその直径と同じに拡がり、難なく俺を飲み込んでいった。
いくら人間の姿を取っていても、元はクラゲ。相当体が柔らかい。その上、その柔らかさは包み込んでくれるような感覚だ。
それはさっきの舌と、さっきの唇と、そして今、小さな性器がいっぱいに拡がっている事で実証されている。
彼女は苦悶や痛みの表情を一切見せず、寧ろ最愛の男を受け入れたことの悦びと快感で、半分放心で口元を緩ませていた。

「はぁん……コウ、はいってる……奥、まで……」

ミツキは自分の下腹を愛しそうに撫でる。指でなぞられる感触が、彼女越しに伝わる。
可愛らしくはにかんで、逃げられないくらい熱い眼差しで俺を見つめる。

「ミツキ、コウ、たくさん、たくさん、愛する。見てて……」

「ふぇっ?」

ミツキな可愛らしい目から発せられるとんでもない眼力に全て意識の行っていた俺は、
「愛する」の不意打ちを思いっきり食らう事になった。

グニュッ!!グチュグチュッ!!

「えぇああっ!?ちょ……みふ、ひ……っ!!!」

ミツキの、俺を咥えている性器が、突然蠢きだした。
膣がひとりでにグニャリグニャリと波打って、原形に戻ることなく絶えず形を変えて俺を蹂躙していく。
キュウッとちょうどいい力で絞ってきたり、
先端に膣肉が吸い付いてきゅうっと引っ張ったり、
襞が絡み付いてきていやらしく愛撫したり、
ちゃぽちゃぽと水音がするくらい甘酸っぱい匂いのする汁を大量にぶっかけてきたり、

ジャストフィットでちょうどいい具合に締められているだけで正直出してしまいそうだったのに、こんな仕打ち、酷すぎる。
一瞬で、白いものが上ってきた。

「んふっ、みふきっ、もう、もう……!」

「コウ、イキ、そう?」

ミツキにまともに開かない口でそれを告げ、頷くと、俺は後悔する事になるのだった。
86名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:32:36 ID:ArVXCMIr
チクッ

「……!?」

下腹部に三度目の触手による毒攻撃。しかし、今度は今までのものとは全く違っていた。
痺れは感じず、代わりにどんどん刺された下腹部が熱くなり、その熱量は、ミツキに食べられている部分へ移る。
するとその熱は、その部分だけに100%作用した。

「あふいっ……あぁ、あぁっ!!」

近づいていた絶頂は強引に押さえつけられ、中途半端に残った快感に俺は悶え苦しむ。

それだけじゃない。ミツキの責めですでにガチガチになっているはずのその部分は、
さらに硬く大きく成長していくのが、目で確認しなくてもわかった。

「コウ、ここ、もっと、硬い、熱い……ミツキ、嬉しい♪」

ミツキはもう色々な液体で全身びしょびしょだ。
時間が経つにつれどんどんエロエロになっていってる。
もはや俺の言葉には耳を貸さないだろう。
いや、それ以前に、俺、今喋れないんだった……

「ミツキ、コウと、一緒、気持ちよくなる、たくさん、たくさん……だから……!」

そこからミツキは堰を切ったように腰を上下左右に振りはじめた。
その上、膣の収縮も止まず、俺は外側と内側の両方から責められる事になってしまった。
膣の肉が擦れて、中ではその肉がうねって、吸い付いて、淫らなマッサージをずっと続けて。

本来ならとっくの昔に限界を迎えているはずなのに、俺は体も心もまだミツキに責められる事を望んでいる。
先端にコツコツと、まだ発達途上であろう子宮の入り口が当たって、
そのたびにミツキの体は跳ね、俺の体には快感の電流が走る。

視界が、ぼやけてきた。イってしまう前に、逝ってしまいそうだ。気持ち良すぎて。
そんな朦朧とした意識の中でも、繋がっている部分からは、
十分過ぎるほど肉のぶつかり合う音とそれに伴う淫欲を感じる。

ぼやける視界が、さらにぼやける。目頭が熱くて。なぜかはミツキが教えてくれた。

「コウ、涙、でてる……痛い、から?ミツキ、一緒、なってる、苦しい、から?」

俺……泣いてるんだ……

でもそれは、苦痛の涙なんかでは無くて、結合した悦びと、そこから来る快楽と。
そんな物達が素直に混ざり合って、流れた涙。

俺……ミツキに犯されて……よがり泣きしてる……

突然、視界が鮮明になる。何かが涙をさらっていった。
温かくて、ひんやりしてる、ミツキの指。
ぎりぎりちゃんと映るようになった眼は、ミツキの顔を捉える。
俺の涙の内容を勘違いして、また泣きそうになっていた。

まったく、変なところで子供なんだなぁ……

いつの間にか、ミツキの反応で慌てふためく事はなくなっていた。
俺の心の中にあるのは、ミツキを愛らしいと思う気持ち、ただそれだけだった。
だから、まだちゃんと動かない口でそれを伝えたかった。
87名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:33:55 ID:ArVXCMIr
「ち……が……う……よ……」

「でも……また……」

うつむくミツキの頭を撫でる。優しく、諭すみたいに。

「ないたのは……う……れ……しかった……から、だよ……
 おれのこと……こんなに……おもってくれて……ありがと……」

最後は、笑って見せた。
いつも水槽でやっているのと同じ様に。

そしたら、ミツキも、

「……よかった」

笑ってくれた。

次の瞬間にはミツキは再び腰を振りはじめた。
おれはもう、抵抗しようともしない。ただミツキが与えてくれる気持ちを、全部受け止めるだけ。

「コウ、きもちいい、ミツキ、きもちいいよ……」

「あぁ、おれも、きもちいい……」

「ずっと、いっしょ、いて、いい?
 コウと、ずっと、ずっと……」

答えなんて、解りきっていた。

「あたりまえだろ?いままでだって、ずっと……いっしょだったんだから」

ミツキは今までで一番可愛らしい笑顔をしてくれた。
いっそう腰が早くなり、中の肉も濃厚に絡みついてくる。
部屋に聞こえるのは、繋がっている部分の打ちつける音と、
ハートマークがつきそうなくらいの甘くて、素直な「好き」という台詞。
このまま、蕩けてしまいそうだ。いや、ミツキと本当にひとつになれるなら、
それでも……いい。
88名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:34:52 ID:ArVXCMIr
そして、そろそろひとつになれるときが近づいてくる。

「コウ、ミツキ、イッちゃうっ、コウの、きもち、よくて、イッちゃ、うぅ!」

「おれも、もうダメ……っ!」

もう一度、今度は本当に……
ミツキの腰のストロークが大きくなって、中では締め付けられて……

「コウ……コウっ!!」

俺の胸にミツキの体が飛び込んできて、俺はその背中に腕を回す。
その瞬間、ミツキは俺を最後に一番奥まで導いた。

「ミツキ、でる、でちまう!!……ミツキぃ!!」

ビュルウゥゥッ!!!

すでに限界を超えていた俺は、音が外側まで聞こえるほど、勢いよく白濁を噴射した。
ミツキの膣壁を叩きつけて、そのまま奥まで吸い込まれていく。
その間もずっと、ミツキの膣は裏筋を根元から先端まで撫で上げ、催促する。
その運動が止まない限り、ずっと俺はミツキに精を与え続けた。

俺がミツキに回した腕からは、ぷるぷるとミツキの痙攣が伝わって。
つい、ぎゅっと抱きしめてしまいたくなるほど可愛らしくて。

ようやく俺の噴火が止まって、ミツキの呼吸も落ち着いてくる。
するとミツキは顔を上げて、また一言一言、ゆっくりと俺に語りかけてきた。

「コウ……ミツキ、クラゲ、だから、この、姿、だと、たくさん、迷惑、かける、思う。
 すぐ、泣く、時々、暴走、する、すぐ、コウ、刺す、ダメ、部分、たくさん、ある。
 それでも、コウ、大好き、だから……今まで、通り、そば、いて、本当、いい?」

「もう、何回も言わせるなよ……ずっと一緒に居ような」

「……コウぅ!」

「あうあっ!わ、わかったってミツキ!ちょ、触手出すな!刺さる……いてぇっ!」

「コウ、だいすきっ!!」
89名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:35:31 ID:ArVXCMIr
「たっだいまー」
「コウ、お帰りなさーい!(とてとて)」
「ただいまー、ちゃんと留守番してたか?……って何その格好!?」
「コウの、この本に、載ってた、裸エプロン♪(ピラピラ)」
「えぇ!?いつの間に!?」
「この前、コウの部屋、お掃除したとき」
「(不覚……)ミ、ミツキ?その、ご、ご飯食べたいなぁ、なんて……」
「ご飯、出来てる。ハンバーグ」
「よし!じゃあ早速食べよう!!あー、はらへtt」

ガシッ

「ミツキ?離していただけますか?」
「ハンバーグ、後で、あっためるから」
「から?」
「先に、ミツキを、食べてぇ……」
「ちょっと待って、この前も結局朝までサバイバルだったでしょ!?
 それに、ミツキはいっつも俺に食べられるんじゃなくて俺を食べる側……」

ドスッ

「反則でしょ、毒は……」
「コウ、いっぱいいっぱい、愛してあげる……ずっとずっと……」

俺の生活は、ミツキが人間になっても、殆ど変わってない。

ただ、少し精力が必要になったのがネックだけど。

でも、その分、有り余るくらいの賑やかさと、幸せと、

大切なものを見つけられた……
90名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:40:37 ID:ArVXCMIr
終了です!

台詞が読みづらくて申し訳ないです。
これからもっと精進して参ります。

それではノシ
91名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 22:32:59 ID:pb39mDe8
GJ!!
クラゲだと真っ先に綾波を思い浮かぶなあ
92名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 23:20:55 ID:OEQ1EpA+
俺の好みにストレートだぜ
GJ
特有の柔らかさっていいよね
93名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 23:38:19 ID:UVmxcBqm
「ウラキ少尉、突貫します!」
が読んでる最中頭から離れなかった俺ガノタLV6 orz
ぷるぷるなおにゃのこの描写や、問答無用の逆レ三昧激しく良かった!!
GJでした。
94名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 00:37:37 ID:2PQ7b9cQ
ふよふよでほわほや…
イイヨイイヨ〜、GJです!
95名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 00:45:15 ID:eisH3rD/
GJ!
はじめ海老娘か?と思ったw

クラゲ飼いたいなぁ。昔クラゲブームなかったっけ?
96名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 03:28:40 ID:kwI8MqeJ
ここまで俺の下腹部がむずがゆくなったのは始めてかもしれんwwwww
柔らかさって大事!
97名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 17:36:56 ID:6u65bmax
半虹のエチゼンクラゲスレから来ました
GJ!!
98名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 00:21:47 ID:9UuClHXB
>>90
遅ればせながら、GJ!
ミツキカワイイよミツキ
99名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 19:36:57 ID:Z13i5yb/
良スレ
100名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 22:13:33 ID:1X1qa5Cu
これから春だが、
春って何の動物の投下が多い?
やっぱ哺乳類とか?
101名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 22:35:11 ID:4pf//Lty
>>100
熊さんが冬眠から覚めてくるよ。
102名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 01:21:42 ID:hgV4H4mf
ありがちなのは発情ネタだろうが、実際は春とは限らない。
動物ごとに違うし、家畜だと季節に関わらないことも多いようだ。
103名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 03:14:00 ID:Eu11bycy
ウサギなんか年がら年中だしな。
でもそれ以前に花粉症のせいでロクに外出できません。
ハウスダスト以外の全てのアレルギー性鼻炎持ちなんだぜ?
104名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 03:14:14 ID:vXgjS/2o
とりあえずヌルヌル肌のパイズリがされたい
105名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 03:43:45 ID:5NzWbvVV
カタツムリ娘に殻の中に引きずり込まれて、メチャメチャのヌルヌルに犯されるとか。
106ポン:2008/03/14(金) 03:49:02 ID:oSM6LCAN
雪が消えないうちにシベリアンハスキーの話を書いちゃうか。
107名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 07:41:59 ID:Qx4wrXK3
>>106
wktk
108名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 13:39:37 ID:Yry59sWK
ここの保管庫に載ってない黒歴史化した作品ってあるの?
109名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 17:23:10 ID:JeBoU4hN
黒歴史は触れちゃいけないから黒歴史なんだぜ
110名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 20:33:44 ID:f4eAT5af
啓蟄はもう過ぎたよな?
111マイマイスシ0/11 ◆95TgxWTkTQ :2008/03/14(金) 20:43:54 ID:jQZoJn/k
【注意事項】続き物(初回)、逆レイプ未到達
【ストーリ】SF風味、偽ハーレム
【ヒロイン】プラナリアっこ、奇形、無口
【エロ】本番なし、一対一、フェラ×9
【文体】常体一人称
*スレタイに沿った内容はもうしばらくお待ち下さい。
*一個体当りの描写が少ないので萌えもエロも薄いです。
*設定に関して分かりにくい、あるいは説明不足な所もあるかもしれません。
*上記に拒絶反応を起こされた方は、お手数ですがトリップかマイマイスシをNGワード登録してください。
*プラナリアっこのラフイメージはttp://www11.axfc.net/uploader/20/so/He_81094.jpg.html(DLパス:akiri) 萌えない絵柄なので閲覧注意。
112マイマイスシ1/11 ◆95TgxWTkTQ :2008/03/14(金) 20:44:41 ID:jQZoJn/k
 アキリが あらわれた!
 アキリが あらわれた!
 アキリが あらわれた!


    アアシアスイアテシマアテイテアマイマイスシ:A to Z Theory:A to I


+−

「はいはい、アキリでーす。あ、アキリ? そうなの、モーター止まっちゃって。いつになったら動くか……」
「へえ、あんたもアキリっていうんだ。よろしくね、アキリちゃん」
「小芝居はやめて、復旧作業に集中してくれですうっ」
 地球から輸入された漫画文化のパロディで遊ぶアキリに、涙目でアキリは訴えかけている。
「べ、べつにアキリの為に手伝うんじゃないんだからねっ! 早く直らないと困るのはアキリなんだから、しょうがなくやるんだから!」
「アキリがそう頼むなら、アキリも手を貸そう」
 他方では、左右に一つずつ結ったツインテールの片方を指で巻きつけて弄りながらそっぽを向いて誰に言うでもなく喋っているアキリや、
真っ直ぐに伸びた長髪をなびかせて頷くアキリの姿もある。
「あ、アキリがそうするならアキリもやります」と周囲に流されやすい節目がちなアキリも正常運行に向かって手伝い始める。
「ではアキリは"静脈路"、アキリは濾過区のフィルター周り、アキリは浄水区をお願いします。さああと一息です。頑張りましょう」
 楕円形の(オーバル)フレームの眼鏡を掛けたアキリがテキパキと指示を飛ばす中、満足そうな笑みを浮かべて頬杖ついているアキリもいた。
「そうよお、わたくしの為に馬車馬の如く働きなさあい」
「うう……アキリさまもお願いですう、あいたっ、たたかないでくれですっ」

「うーん、どこがおかしいんでしょうか?」
「ディスプレイを見ても不具合が分からない。ということはどういった状況が考えられますか?」
「うーんと……"動脈路"にいるアキリに異常がある場合、と、正常稼動しているかどうかをチェックする機構が故障した場合。
 あ! あと、その情報を受け取って表示する中枢がおかしくなった、ですか?」
「その通り。それともう一つ、重箱の隅をつつくようではありますが、もちろんどこにも落ち度がない時、つまり正常運転中ということも考えられますね」
「なるほど……たしかにそうですね……」
 この近辺の下水道と純水を管理する大きな浄水装置のモニターの前では、教師アキリと生徒アキリの特別授業が行われている。

 なんという美しき自己/他者愛だろうか。一人(アキリ)は皆{アキリ}の為に、皆{アキリ}は一人(アキリ)の為に。アキリフォーアキリ。
 そんなバカなことを考えつつ、暢気にネコみたく丸くなって職務放棄をしているアキリと、こちらの腕を抱えてしな垂れかかっているアキリと一緒に、
機械の精査を続けるアキリを眺めていたら、隣にいるアキリの肩がとんとんと叩かれた。
 振り向くと、無表情で人形みたいなアキリが四角い眼鏡のフレームを指で上げつつ。
「働かない者食うべからず」
と一言呟いて、両腕と腰から下のなめらかな尾部を用いてアキリの元へ泳いでいき、こちらに名残惜しそうな顔を向けつつも慌ててアキリもその後を追った。
 一方アキリは気にせず「にゃあお」と欠伸をしてそのまま眠った。

− −  −−+−−++−

 常に暗く、採光の悪い施設内では分かりにくいことだが、真上に上っていた太陽も、機械が正常に戻った時には地平線と接していた。
 オイル汚れを石鹸を使って肉と爪の間まで丁寧に洗い落とす(サービス残業である)と、今度は全身の消毒だ。
 壁に掛かった丸時計の針が、縦一直線になったところを見計らって施設内全てにタイムカードを押す。
 施設内に録音されたアキリの声が業務連絡用スピーカーから鳴り渡り、ばしゃばしゃと水の跳ねる音(アキリがこちらに向かっている音だろう)も響いてくる。
「皆さん食事の時間です。希望の方は食堂に行って下さい。皆さん食事の時間です。希望の方は食堂に行ってください。皆さん――」
 扉を開け、均等な距離を置いて綺麗に並んだアキリを眺め、ようやく本日の業務の始まりを実感するのだった。
113マイマイスシ2/11 ◆95TgxWTkTQ :2008/03/14(金) 20:45:21 ID:jQZoJn/k
?+−+++−−+−−++−++Ю−−+−−++−♂

「ふふふ……今日の一番汁をいららくのは、わらしなのれす!」
 ここからは混乱を避ける為、目の下に隈をつくり、なにやら変に凄みのある笑みを浮かべている先頭のアキリをアキリAと呼ぶことにして、
それ以降は並んだ順番通りにアルファベットを割り振っていこう。
(アキリという名前自体、お前らの声帯に合わせた通名なのに、更に通し番号を重ねるなんて地球人は本当に身勝手だなんだと何人かのアキリは怒るだろうし、
同じ数だけ受け入れるアキリも中立的な立場をとるアキリもいて色々とややこしくなるので、これはアキリの前では絶対に口に出さないようにしよう)

 アキリAは、こちらが腰掛けるや否や、すぐさま亀頭に齧(かぶ)りついてきた。
「ようやく回ってきた休暇を返上して、あぐっ、んぐっ、日が出(れ)る前から、待っれいましらからねっ、ぴちゃっ、いっぱいいっぱい、んん、出(ら)しれもらうんれすからね……」
 分化して日が浅いアキリAの"食事"は、育ち盛りというか、貪りつくような勢いだ。
 一日中食堂で待ち続けたアキリAの飢餓感はとてつもなく、ようやく獲物にありつけた虎のような気の持ちようで、水面から身を乗り出し、性器へと襲い掛かる。
 手も舌も上手に扱えないので技巧などあったものではない荒々しい"食事"なのだけど、目の隈や言葉なんて聞かなくてもこちらを
求めているのが海綿体を通じてひしひしと伝わってくるから、これはこれで好ましく思っている。わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい。
「あうっ、ううっ、ちょうらいっ、はやく、えほっ、ごちそう、ちょうらいっ」
 自分の喉の奥を突いてしまって咽せかえる位いきおいよく頭を揺さぶり射精を促す激しい"食事"。
「ぬぽっ、じゅぽっ、んぐっ、カウふぁあっ、おいひいっ」
 寄り目がちな大きな瞳に涙を浮かべているのに、咥え込んだモノを咥内から出そうとは考えていないようだった。
「んぽっ、あぐっ、あうっ、ちょうらいっ、いちあんじるっ、ほひいのっ」
 毎日数十(場合によっては三桁に届くほどの)回をこなしているこちらも耐え切れず、白濁が咥内奥深くへと吐き出された。

「うーーー! うっうーーー!!」
 咽頭近辺の筋肉群が協調して口内の栄養物を食道へと運び込む通常の嚥下における動作が必要としないくらい深くから放たれた精液はそのまま食道へと流れ込む。
「えほっ、おおいっ、けほっ、うえっ、ちょ、まっへ、やめっ、うううっ」
 気管に入ったのか、何度も咳き込むものの、車と同じように射精も急には止まれない。アキリAの制止の声も精子は聞く耳なんて持ってないからそんなの関係ない。
 驚き、慌てるアキリAの尾部が水中で暴れ、時化た海のように無数の波が水面に広がる。
「うあ…………」
 ようやく萎えてアキリAの口から離された時には、最初の威勢はどこへやら、全身は弛緩し、水路に満たされた清水は落ち着きを取り戻しつつあった。
 鼻や口から黄色ばんだ白い液(ゼリーと言った方がいいかもしれない濃さだ)を垂れ流し、顔どころか凹凸の全く無い薄茶色の体にまで汚されている。
 白い絵の具でドリッピングを施された薄茶色のキャンバスといった感じだろうか。と比喩表現を考えている内に、ばちゃんと水面に倒れ込んだ。
 その顔はどこか幸せそうに微笑んでいて。倒れていく様は、ごちそうさまでした、と頭を下げていくようにも見えた。
 そういえばAから始まるAppreciateという単語には、味わうとか感謝するなんて意味もあったことを思い出す。
 いえいえ、こちらこそおそまつさまでした。そんな風に、萎えた陰茎が首をもたげた。
114マイマイスシ3/11 ◆95TgxWTkTQ :2008/03/14(金) 20:49:04 ID:jQZoJn/k
?+−+++−−+−−++−++Ю−−+−−++♂−

 大昔のSFから取られたアキリという通称は、地球の科学者連中が犯した失敗の一つだろう。外見的にも生態的に適していない。
 その"大昔のSF"を書いた小説家の作品は、それはそれはウルトラスーパー・ハードな内容であったそうだ。
 そして、数々の技巧を凝らし射精を促し続ける、この媚びた目をこちらに向けているアキリBの舌技も、ウルトラスーパー・ハードと表現してよい気持ちよさで、
このアキリなら、アキリという名前は相応しいかもしれないなどと思う。
 睾丸と肛門の間、そこにアキリBの舌がつつーっと這っていく。俗に言う蟻の門渡りである。
 左手で竿をしごきながら、舌先が触れるか触れないかという微妙な(しかしこちらが最も快感を得られる)軌道を描いていく。
「んはぁっ……ふふ、舐められて……あなたのおちんちん、気持ちよさそうにひくひくしてる……」
 どこのクラブの譲か、という具合にウェーブした髪を、こちらを握っていない方の手で横にかき流して、ぷっくりと肉厚の唇が亀頭を舐(ねぶ)る様をわざと見せつける。

「んんっ、えろっ、なめなめするたんびに、ぺろっ」
 アキリAとそう見た目の年かさは変わらないように映るものの、分化してから月日が長いことを示す乳房から分かる通り、その技量は天と地ほどの差がついている。
「あん、声が漏れるから、ぺろ、どこがいいのか、あんっ、バレバレね」」
 雁首と竿の段差を器用に掃除されるみたいに一舐めされれば女のようなか細い声が自然と出てしまう。
「ほら、ここをなめなめしてあげると……あはっ」
 尿道口をなぞられては背筋にぞくぞくと電気が走り、そのまま電気は脳に行って信号として処理されて、発声の命令を下してしまう。
 端的に弄ばれ放題、されるがままだった。

「あむあむ……っはあ……タマタマもまだまだパンパンね……これなら、あの子に出した時よりも沢山の精子さんが出せるわよねえ?」
 陰嚢を手の平に包み、そして唇は袋の皺を伸ばすように歯を立てないようにハムハムと甘噛みしている。
 頬についたちぢれた陰毛も、まるでそこに位置しているのが計算されたかのようないやらしさだが、少し伏せられた瞳が更にそれを引き立たせていた。
 流し目の向かう先には、先ほど放心してそのまま水に浮かび小島と化したアキリA。あれだけべっとりと塗られた精液も、今はどこにも見当たらないが、
ぽっこりと妊婦のように膨らみ、たぷたぷと揺れる精液で出来た腹部の山がアキリAが"食事"を済ませた証拠として残っていた。
 列の後方に並んでしまって、満足いく"食事"を送れる見込みの少ないアキリや、せっかく並んだのに満足が出来なくなってしまったアキリがごちそう目掛けて群がり、
綺麗になめ尽くしてしまったためだ。

 こくりと頷くとアキリBは舌なめずりして「ふふふ……そうよねえ……わたしのほうがいいわよねえ……」と妖しげな笑みを浮かべた。
 やわやわと揉むような動きをしていた唇から、皺と皺の間の垢を取るように下が溝をなぞっていく。
 竿に添えられつづけている左手は、強すぎず弱すぎず射精しない程度の強さで、時折リズムを変えて刺激に慣れさせないようにしつつ、徐々に射精欲を煽っていく。
 住み慣れた地元の街路のように、陰嚢に刻まれた道を滑らかなに走る舌先。自然とこちらの顔もトロンと緩む。
 しかし、そういった時に限って、わざと袋に生えた陰毛を口に含んでは引っ張って、こちらの気を休ませてはくれない。こちらの反応を見て、より目がちな瞳が怪しく微笑む。
「っはあ、これでタマタマそうじはおしまい。……今度はようやく、このカリ高おちんぽを咥えて……メインディッシュの、トロトロ精子さんをいただきますからね?」
 右のふぐりの溝が走破され、今度は左のふぐりをほおばり、そちらの道にも全て足跡を残したアキリBの口はようやく陰嚢から離される。
 口による僅かな圧迫感と、陰嚢を覆う涎が気化して熱気が奪われていく感覚が心地よく、一休みをしていたところ。

 袋の裏側、精管がある辺りをちゅっと口付けされ、完全に気を抜いていたこちらに言いようもない快感が身体を満たす。
 意図せず射精を促してしまったアキリBの焦茶色の髪に、白濁が降り注ぐ。
 アキリBは口をぽかんと開け、顔に驚きを浮かべていたものの、そのまま開いた口を亀頭部分にくっつけ、どうにか損害を抑えることが出来た。
 しかしながら、精液シャワーを浴びたその顔は真っ白で、バケツいっぱいの水を上からかけられたようになってしまっている。
115マイマイスシ4 ◆95TgxWTkTQ :2008/03/14(金) 20:51:10 ID:jQZoJn/k
「まったく、せっかちなおちんぽね。いけない子。けどさっきよりも全然多いわあ」
 顔を拭いもせず、水面に浮かんだゼリー状の精液をすくい、その指を口に含んでぬぽぬぽと艶かしく前後させる。

「さあもう一発。いけるでしょ?」
 そう言ってアキリBはいやらしくて妖しい娼婦(Bitch)のような笑みを浮かべたのだった。

?+−+++−−+−−++−++Ю−−+−−+♂+−

 だれか「アキリたんは天使なんだ! 処女なんだ! セックスだってしないんだ!」
 アキリ「アキリは天使でも処女でもないですが、セックスはしません」


 ごくりと生唾を飲み、こくりと頷きそうになる。射精したばかりの陰茎はまた血が集まり、ぶるりと亀の頭は縦に揺れたが、只の頭はそうならなかった。
「供給課による配給は、一回の射精で交代が原則ですのでお引取り願います」
 舌なめずりするアキリBの後ろ、楕円形の眼鏡をくいっと上げて、アキリCが言う。
「あらあら、おカタイことねえアキリさん。ふふふ……供給課のこのおにいさんがなんて言うか次第だと思うけどねえ?」
「ですけど、まだこれだけ後ろに控えているのですから」
 余裕な表情のアキリBと、後ろに手を振りかざし静かに声を荒げるアキリC。
 施設で働くアキリの数を考えれば当然ながら、アキリCの後ろには長蛇の列が出来ている。顔の判別が出来る二十数人目から先の、
遠すぎて姿も不確かな領域にも沢山のアキリがいるのが確認できた。
 ヒトに似通っている姿をしているものの、生ける金太郎飴もしくはマトリョーシカであるプラナリアに属すアキリだからこそ、という光景でもある。
「それがなにか?」
「……」

 にらみ合う二人。アキリCも古参と分かる胸の張り具合であるから、なにか色々とあるのだろう。険悪な雰囲気だ。が、すぐにこの構図は崩れた。
 おこぼれを貰おうと、水面に浮かんだティッシュのような白濁や、顔にべっとりとこびり付いてそのままにしてあるアキリBに後列のアキリが泳いで行ったのだ。
「きゃっ、なによあんたたちっ、これは、わたしの精子さんなのよ分かってるっ!?」
 トビウオの様に水面から跳ね上がったアキリの群れがアキリBを倒しにかかる。……アキリBは程無くしてアキリAと同じ末路を辿ったのだった。

「と、いうことで"食事"再開です。今日もよろしくお願いします」
 こほんと一つ咳払いしてからアキリCが一礼する。いつも通りきっちりと四十五度腰を折り、一歩分近寄ってもう一礼。
 水面とのなす角三十度の位置で、亀頭がちょうど収まる程度に開けられた口に入る。
「う……」
 眉間に皺が寄り、顔をしかめたものの、数秒と経たない内に平然とした表情に戻る。
「んんんうっ、んんんうっ、んんんうっ」
 陰嚢を触れ、下腹部に手を当て、精液の残量を確認するとアキリCは二度、三度と、全く同じストロークで陰茎を咥えた頭を前後させた。
「あむ、かぷ、あむ……」
 そして竿の部分を両手でぐにぐにと握りながら、亀頭をきっちり三回甘噛みし、そして口から離してこう訊ねる。
「お加減はいかがでしょうか?」

「んんうっ、んんうっ、んんうっ」
 返答を聞いたアキリCは、先ほどよりも少し短いストロークで頭を振っていく。
「あんむっ、かぷっ、あんむっ……」
 そして竿の部分を両手でぐにぐにと強く(前回比)握りながら、亀頭をきっちりと三回甘噛みし、そしてまたこう言葉を発する。
「お加減はいかがでしょうか?」

 再三、修正を行いながらローテーションは繰り返されるが、不思議と快感は薄れない。
 とても似通ったこの反復は、大体がとても似ているからこそ、細部の違いが際立って感じられ、類型であるのにそうではないような錯覚に陥る。
 どれもこちらのツボを突いた動作で、様々な技巧を凝らし装飾過多のきらいがあったアキリBと、無駄を削いで素早く射精をさせることに特化したアキリC、
どちらも甲乙付けがたいものがある。

「ん……」
 アキリBはこちらが限界が近いのを察すると、それまでとは違う変則的な動きを急に入れる。
 今までのローテーションに適応してしまった陰茎に驚くほど効果的で、射精を容易に導いてしまう。
 今日は、蟻の門渡りからそのまま陰嚢の裏側を精管あたりを正確に刺激して、というアキリBの所作に改良を加えたものだった。
 三度目だというのに間欠泉のように噴き出した精液は、事前に動きは把握していたアキリCのだが、追いつくことができず、
またも粘りの強い山芋のような白濁をかぶることとなった。
116マイマイスシ5 ◆95TgxWTkTQ :2008/03/14(金) 20:53:27 ID:jQZoJn/k
「先ほど、気持ちよさそうにしていらっしゃったので試してみましたが、いかがでしたか?」
 楕円のレンズは真っ白でその奥の瞳を映さないが、口調は情事に及んだというのに熱は無く、どこまでも事務的な響きを持っていた。
 ついさっきのアレはアキリBに対抗心があったとか、そういう訳でもなくて、ただ効率の良い方法を選んだだけなのだ。
 こちらの感想を述べ、そしてアキリBが「そうですか。こちらもどうもありがとうございました」といつものようにキッチリ四十五度の礼をするのを眺めて。
 アキリにとってこの行為は、本当に只の食事であって、儀礼(Courtesy)でしかないのだと、いつものように再確認するのだった。

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 だれか「アキリはパンツはいてないですか?」
 アキリ「アキリはパンツはいてないですが?」


「ちょ、皆さん? これはあなたたちのものではありませんよ? "食事"における精子の所有権に関しては、規則の九項にしっかりと明記されている筈です。そこのところ、ご存知ですよね?」
 アキリのものはアキリのもの。アキリのものもアキリのもの。
 アキリCも事実確認や規則を持ち出して説得を試みるも、モンブランのように白雪をふり掛けられた頭は、昼間の的確な指示に付加された強制力を奪ってしまったようだ。
 アキリCも前二人と同じ展開が待っていた。

「んーしょ、んしょ、んーしょ」
 アキリDはその小鳥のような可愛らしい口を可能な限り開いているのだが、亀頭を咥えることはできない。
「んーしょ、んーしょ……ぷはー。おかしいなあ。きょうは、ちょっと、ちょーしが、わるいのかなあ? ちょっとまっててね、すぐね、ぱくってしちゃうからね」
 けれど、どれだけ試してみても進展を見せない状況に、アキリDは瞳に涙を潤ませ始めていた。
 調子が悪いも何も、アキリDの小さな口で陰茎を覆えたことはないのだけど、それはまあ置いといて。
 口と陰茎の大きさからして入る訳がないのだから、ほおばるのは諦めてみたらどうかと、出来る限りアキリDを傷つけないようにこちらが進言すると、
アキリDの小動物じみたより目がこちらを見上げてきた。
「そしたらね、そしたらね、アキリね」
 小さい子にそうするように、頭を低くしてアキリDと同じ視点になって話を聞く。
「あんまり、舌じょうずに動かせないから、おにいちゃんをね、ぜんぜん、きもちよくできないとね、思うの」
 なかなかかわいい事を言ってくれるじゃないのと思いつつ、心配せずとも大丈夫である旨を告げると、泣きだしそうだった顔が一変、ぱああっと晴れ晴れとした笑顔となった。
 だがその笑顔も束の間、こちらを胡乱げな目で見つめてくる。
「ほんと? ほんとにほんと?」
 ほんとにほんとですよ。
「よかったー。アキリね、はやくおっきくなりたいからね、まえのアキリたちよりも、いっぱいいっぱい飲まなちゃいけなかったのっ」
 音符マークが語尾についてそうなくらい、嬉しさを言葉尻からもにじませて再度破顔。
 そうなのだ。おねしょ離れも出来ていなそうな幼いアキリでも、可能な限り多くの食糧(こちらの精液)を確保することを考えている。
 こちらに快感を与えたいと考え行動するのは、より充実した食事をする為の合理的行動に他ならない。
「ミルクでるかなあ、いっぱいでるといいなあ」
 天使のような幼アキリDの唇が尿道口にキスをする。そして母乳を欲しがる仔猫のように、ちゅうちゅうと音を立てて吸いついた。
「ちゅううう、ぶふうぅぅぅ、ちゅうううぅぅぅ……っぷはあ、はあ、ふー」
 きちんと口と亀頭の間を閉じられなくて空気が漏れたり、息が持たなくなって顔を赤くしながらも、精液を得るために、大きく息を吸い込み、また吸いつく。

「ぺろ、ぺろ、まだでないの? きもちよくないの?」
 息も絶え絶えのアキリDが短い舌で亀頭を舐めながらそう聞いてきた。いくら快感だろうとそんなに簡単にでるものか。あなたが口にしているのはパピコではなくてチンコですよ。
 そんな戯言はともかく、もう一息だと答えるとアキリDは両手でぐっとファイティングポーズを作って、
「あとちょっとならね、アキリも、がんばる」
 そう意気込んでまたしゃぶりつく。「だから、きょーきゅーかのおにいちゃんもがんばっていっぱいミルクだしてねっ」と付け加えながら。
117マイマイスシ6 ◆95TgxWTkTQ :2008/03/14(金) 20:55:35 ID:jQZoJn/k
「ちゅううううぅぅぅっ、ちゅうううぅぅぅっ……、っぷはあ、はあ、はあ」
 真空状態が作られるたびに、腰が抜けそうな気持ちよさと、精液が無理矢理吸い出されていきそうな感覚がこちらを襲う。
 多分亀頭周りは鬱血しているんじゃないかとおもうのだが、そんなこと気にならないほどの快楽だ。
「ちゅううぅぅぅ、ぶぶぶっ、しっぱいしちゃった、えへへ、もういっかい。すううっ」
 ランドセルもまだ背負っていないような外見年齢の、天使のようなアキリDが頬をすぼませて一生懸命陰茎に吸い付いている視覚効果もその快感に相乗されていく。

「んんんっ! んんぅぅぅっ!」
 そして、高ぶりがそのまま臨界点を超え、ついに射精が開始されると、あれほどドロドロとゼリーのような精液が空気すら介在できない圧力によって
アキリDの胃まで瞬く間に流れ込み、すぐに胃を真っ白に染め上げ、しまいには逆流を起こしてしまったようだった。
 アキリAとは異なり、すぐに亀頭から離れることが出来たのだが、ぎりぎりまで"食事"をし、少しは零れてしまったものの、ひまわりの種を口一杯に溜め込んだ
ハムスターみたいな顔をしていたアキリDの頬がしぼんだ頃には、ほとんどの精液を体内に納め、ぱんぱんに膨れたお腹を慈愛に満ちた表情でなでていた。

 が、呼吸もままならず尿道口を精液欲しさに吸い続けるアキリDの所作はかなり負担の大きいものであったようで、酸欠なのか、そのままアキリDも水に沈んでしまった。
 眠るように横を流れていくその口元はちょうどDの字型に開いていて、アキリ達はどんな夢(Dream)を見るのだろうかとふと思った。

?+−+++−−+−−++−++Ю−−+−♂−++−

 だれか「これは食べられるアキリですか?」
 アキリ「アキリは食べられません」


 四人のアキリの"食事"がそれぞれ違っていたように、"食事"における過程は各アキリによって異なり、変化に富んでいる。
 こちらが思い浮かべる印象と内容のギャップが一番無いのが、アキリEの"食事"だろう。
「もぐもぐもぐもぐ、もぐもぐもぐ」
 アキリによっては全く等号が見当たらない"食事"も、より早くてより多くの食糧を求めるという点で必ず繋がっており、
そのため、こちらの視点から見た"食事"は性的な刺激に満ち満ちたものであることが大半なのだが、アキリEはというと、
なかなかそういった要素が見当たらない珍しい"食事"方法をとっている。
「もぐもぐもぐもぐ、んぐんぐ、もぐもぐもぐもぐもぐ」
 もちろん精液の栄養はアキリEも望むところであるのだが、なによりアキリEは尿道球腺液(カウパー腺液)が好物なのだ。
 そんなアキリEの"食事"がなるべく射精を先延ばしにして、尿道口から滲み出るカウパー腺液を味わい続ける方法となるのも当然の成り行きといえるかもしれない。
「もぐもぐもぐ……ごっくん。もぐもぐもぐもぐ」
 少し渋い顔をして亀頭を口に含んだアキリEは、顎を上下させて、時間の許す限り口の中でモグモグと陰茎をやわやわと噛み続ける。
 もごもごと口を動かしている内に、水気の含んだ音が聞こえ始める(カウパー腺液が口内にいくらか溜まる)と喉を鳴らして、その味に至福の表情を浮かべる。
「もぐもぐもぐもぐもぐ、んっく、もぐもぐもぐもぐ」
 卑猥な言葉でこちらの情感を煽る事もなければ、アキリBのように視覚で訴えかけることもなく、ただただ"食事"する。黙々と。もぐもぐと。
 絶え間ない緩やかな快感は、生殺しされているような消化不良感と、射精に対する飢餓感を増幅させ続ける。
「もぐもぐもぐ」
 と、アキリEの動きが止まる。亀頭から口を離し、手首に巻いたセシウム原子腕時計で時間を確認しながら初めてこちらに言葉を投げ掛ける。
「射精したい?」
 いや、大丈夫ですよと答えると、また雁首をしっかり咥えて"食事"が再開される。

「もぐもぐもぐもぐ、んくっんくっ、もぐもぐもぐ」
 唇と唇の間から一滴もカウパー腺液を垂らすことなく嚥下し続けるその姿は、外見年齢的には七、八歳年下に見えるアキリDよりも赤子らしいかもしれない。
 知らず知らずに長い茶色い髪を撫でていて、少しアキリEはこちらにそのより目がちな瞳を向けたものの、何も言うことなく"食事"を続けた。
118マイマイスシ7 ◆95TgxWTkTQ :2008/03/14(金) 20:56:12 ID:jQZoJn/k
「もぐもぐもぐもぐもぐっ」
 時計を確認したアキリEが少しだけ強く噛んだ。痛みを感じる手前の心地よい快感で、その一撃により溜まり続けた欲求が射精という扉を押し開く。
 撫でていた手の平に力が入り、子供ながら大人びたアキリEの顔を腰元に引き寄せてしまう。
「んくっんくっ、んくっんぐっ、うううっ、うええっ」
 喉を叩く精液の勢いにアキリEは動揺しつつも、カウパー腺液を飲んでいた要領で精液も飲み下す。
 が、さきほどとは量も桁違いだし、サラサラとした腺液と比べると片栗粉の分量を間違えたみたいにドロドロと淀んだ精液は、あまりにも飲みにくすぎた。
「うええ、んぐっ、ごくっ、えええっ」
 口と陰茎の間から飲みきれなくなった精液を大量にこぼしつつも、アキリEは出された精子の半数を身体に収めた。
 ヒトでいう第二次性徴初期くらいの、少し膨らんできた胸部よりも遥かにふくよかなお腹と、白濁まみれの薄茶色の身体が、性的魅力の乏しいアキリEを淫らに彩っている。

 しかしながら、前述の跡も、亀頭に浅くついた歯形も、どれもこれも妖しい香りなどどこにもなく、アキリEが"食事"したという象徴(Emblem)に過ぎないのだった。

?+−+++−−+−−++−++Ю−−+♂−−++−

 こちら「おいしいんですか?」
 アキリ「まずい! もう一杯!」


「うぅ、にがい、ナニこれ、超まずい」
 アキリEの身体(についた精液)に群がり、おこぼれを貰っているアキリとは正反対の反応を見せつつも陰茎を咥えたまま離さないアキリFに、
こちらが思ったままを伝えてみると顔を真っ赤にして左右のツインテールをぶんぶん振り回しながら否定された。
「あ、アキリがそうしてあげないとザーメンださないでしょう。このちんちんは!」
 口に含んだままで左右に振られたので、陰茎の付け根の部分が少し痛い。

「そんなことも分からないなんて、これだから地球人は……」
 もごもご文句を付けられる。
「あんたが出すものはザーメンだけでいいのに、いっつもいっつも減らず口を……」
 こうやって不満を陰茎を咥えながら垂れ続けるのが、アキリFの"食事"である。
「もうちょっとアキリにありがたみをかんじなさいよね、ほんともうっ」
 言葉を発する度に蠢く咥内や、陰茎を口に入れたまま綺麗に発音する舌による刺激は勿論のことだが、
「このちんちんから出るザーメンがなかったら」
 発せられた声による空気の振動が海綿体を震わせ、それが心地よい快感となる。
「ぶっさいくなあんたがこうやって超絶美人なアキリ達に相手してもらえる訳ないんだからねっ」

「あ、あれ? 前見た時は、え? え? ちんちんギンギンになってた、のに、ふえ?」
 少ししぼんでしまった陰茎を舌で転がして、訳が分からないといった表情をつくるも、気を取り直してもう一度罵声を飛ばす。
「ちょ、ちょっとっ、ザーメン出してもないのにちんちん小さくすんなっ」
 こちらの陰茎はなんら反応しないが、大きくでた姿勢をいきなり変えることは出来ない。
「ちんちん小さくしないでよねっ」
「ちんちん小さくしないで……」
「ちんちん……小さく……うええええん」
 どんどん語気が弱くなり、次第には泣き崩れてしまった。前列のアキリDよりもEよりも身体つきは立派な成人だというのに、もっと小さな子供に見えてしまうから涙は不思議だなあ。
「アキリ、が、ひっぐ、なんかわるいこどっ、したならっ、あやまるからあっ」
 しゃっくりが声の震えが、陰茎を通して伝わってくる。先ほどの気の強いアキリFが嘘のようにしおらしくなってしまった。
「おねがいだからあ、ちんちん、えぐっ、ちんちんっ、大きくしてくだしゃいっ」
 涙をぽろぽろと流しながらじゅぽじゅぽと頭を前後させ、そして懇願する。
「ちんちん、大きくしてえっ、ねっ? あなたがいないとっ、だめなのおっ、あなたのざーめんっ、ほしいのっ」
 水面が波打ち、鼓膜にビリビリと響くその声は、陰茎をぶるぶると振動させ、一度は霧散した血液もまた集まってくる。
「ああうっ! おっきくなっれひたっ、ちんちん、ぼっきしれきたあっ」
 歓喜の言葉もちゃんと発音できなくなるくらいに大きくなった陰茎にアキリFは今度は嬉し涙を流し始めた。
「あきりもっ、がんふぁるっ、がんふぁりまふからっ、ああたも、いっふぁい、ざーめん、あきりにくだしゃい!」
 陰茎をマイク代わりに使って喋っているかのような大きな声だ。息遣いも全て海綿体を通して体の芯に伝わり、音ではなく快感を増幅させていく。
119マイマイスシ8 ◆95TgxWTkTQ :2008/03/14(金) 20:56:43 ID:jQZoJn/k
「えらそうなこと言ってごめんなさいっ、あきり、ああたのざーめんがぁ、無いとぜんぜんらめなのっ」
 激しくなる語気と動作にこちらも耐え切れなくなる。六発目だというのにまだまだ衰えを見せない精液が咥内に注がれる。
「んんく、んく、あむ、んふうぅっ、えうっえほっけほっ」
 アキリFも飲み込んでいくものの、泣いたせいで横隔膜が痙攣していたから、全部を飲みきることができず、途中で吐き出してしまった。
「ああ……ざあめん……こんな……たくさん……」
 涙でぐちゃぐちゃになった顔の上に降り注ぐ精液を浴びながらアキリFはそんなことを呟いていた。

「こんな馬鹿みたいに出して、これだから地球人は……んん……ちきゅうじんはっ……ちきゅうじんはあ……」
 射精を終え、全身に浴びた精液を舐めながら、アキリFは初めの頃の威勢の良さを取り戻していた。
 それでいて、不満げな様子はなく、顔をだらしなく緩ませているのだから、アキリFの心の内は秋(Fall)の空のように全く見当がつかない。

?+−+++−−+−−++−++Ю−−♂+−−++−

 だれか「アキリたんはみんなのアキリたんなんだぞ! けけけ結婚なんてするもんか!」
 アキリ「そうですね」


「うーん、精液とは違うこの苦味。至高の料理とはこのことではないか?」
 いや恥垢じゃないですかね。
 思わずこちらがそう口走りそうになってしまうボケた発言をしたのはアキリGは、
もう六人のアキリに舐められ咥えられ弄られた後の陰茎からどうやって得たのか、白い恥垢を舌で味わっている。
 アキリGは施設内屈指の美食家(Gourmet)で、料理課の職人(鉄人?)だ。一日一回行われるこの"食事"以外の食事は全てアキリGの手によるものだ。
 アキリGの料理は素晴らしく、アキリG手製のカレー丼を食べたとあるアキリがあまりの美味しさに錯乱して大阪城を壊してしまった事件は新聞の一面を飾ったし、
今まさに自分の身体に群がり貪るアキリ達に文句を垂れているアキリFの口からも不満を聞いたことはない。
 就職当初、部屋で冷凍食品を食べていたところを見られ「やれやれ、こんな餃子をうまいと言っているようじゃ、ほんとに良い精液が出るかどうか怪しいもんだ」と笑われ、
そしてその次の日からアキリGによる徹底された味と栄養配分の料理をもてなされ続けている。そのおかげでこちらは日々の"食事"に耐えうる精力を蓄えられているのだ。

 アキリGはカウパー腺液好きの希少種だったがアキリGはその上を行く物好きで、味にうるさいわりにはどんなものでも美味しく戴ける味覚の持ち主でもある。
 しかしアキリG曰く、究極の食材は精液であるそうで、"食事"の前からだらだらと涎を垂らし、自分で用意した前掛けをびちゃびちゃに濡らしていた。
 他のアキリと同じように初めは苦い顔をするものの、すぐに味の感想を述べる。
「ん? 今日はすこし、酸味が強いな。……そうかそうか。私の作った料理だけじゃ満足できなかったか」
 こちらは一応否定したものの、アキリEはこちらの意見より自分の味覚を信じるため、アキリEの顔に暗い影が差した。
 まあ表情は陰鬱だけど、口の中の食材には勝てないようで、咥内から唾液を溢れさせながらじゅぽじゅぽと音を立てて陰茎をほお張っている。
「私の、じゅぽっ、料理なんて、ぬぽっ、まだまだだもんなあ、ちゅぱっ、そんな粗末な料理は、ぴちょっ、人間様に食べさせる訳には、んぽっ、いかないよなあ」
 喋るのか食べるのかハッキリしてなどという言葉は全く出ず、これからも料理を作って欲しい旨を伝える。
「私の料理、うまい?」
 陰嚢を口に含み、玉を味わうように舌で器用に転がすアキリGに頷く。
「私の料理、おいしい?」
 竿に齧り付いて舐めまわしているアキリGに頷く。
「エオオアいち?」
 裏筋を舌でなぞり、カウパー腺液を飲んで笑顔を浮かべているアキリGに頷く。
「宇宙いち?」
 アキリの唾液は、舌についた消化腺から出てくる独特の匂いのする消化液と言った方が正しく、アキリGのそれは一段と溶解性が高い。
 アキリGの"食事"の後には亀頭がひりひりと真っ赤になってしまうのだが、どのアキリの唾液よりもトロトロとしたそれを利用した"食事"はとても気持ちいい。
 陰茎を餡かけ料理に作り変えて、おいしそうな顔を浮かべて食べているアキリGに頷く。
「じゅっぽっ、ぬぽっ、あぷっ、カウパーだけじゃなくて、じゅぽっ、タンパク質の、にゅぽっ、精液の味もしてきたぞ」
 口や舌で亀頭を、両手で竿や陰嚢を、ぬるぬるとアキリG特製の潤滑油を塗りこんでいく動作は、他のアキリでは味わえない種類の快感を生んでいる。
120マイマイスシ9 ◆95TgxWTkTQ :2008/03/14(金) 20:57:42 ID:jQZoJn/k
「さいごにもうひとつ。じゅぼっ、私の作ったもの以外、あぷっ、食べない?」
 この答えが何よりも一番おいしいと云わんばかりのアキリGの表情を見て、強烈な射精感が襲ってきた。
 どくんどくんと脈打ち放たれた精子を、先走った精液の味で、ほっぺたが落ちそうな位に恍惚としていたアキリGは殆ど飲むことが出来ず、
顔から、前掛けから真っ白になってしまった。

「うん任せろ……かなる時も……める時も……お前の……そ汁は……わたしが……ずっと……ってやるからな……」
 呆けた顔でうわ言を呟くアキリGの肌理細やかな頬に亀頭を押し付け、さきほどこちらがされたみたいに、餡よりも粘り気の強い白濁を塗りつけて。
 こうしてアキリGの"食事"は終わったのだった。

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 だれか「ねーねー、お母さ」
 アキリ「アキリです」


 精液のアキリG盛りを列から外れたアキリ達に振舞うアキリGも素晴らしい奉仕の精神の持ち主だと思うが、アキリHも負けてはいないと思う。
 清らかな水辺で生息するアキリの身体は粘液で覆われているのだが、この粘液は抗菌被膜の代わりとなったり、補色動物に対する牽制(あまり美味しくはないらしい)となったりするのだが、
アキリ達の持つ、真っ二つに切られても切った先から再生し、二人のアキリに分化してしまうというその性質を支える上でも必要な治癒効果もこの粘液に含まれている。
 アキリHの咥内はその粘液で満たされており、アキリGの消化液で傷ついた海綿体の治癒にとても効果的だ。
 外気に触れることもない上にアキリHもこちらを配慮して、じっとした静止したまま咥えているだけなので痛みは全くない。
 もしかしたらアキリHは自分の"食事"のことを忘れているのではないかと思うくらい動きが乏しい。
 実際に昨日なんてこのアキリは一回の"食事"に定められた時間が過ぎるまで咥えたままで、思わずこちらが"食事"はしなくていいのかと訊ねたら、
 「ああ、そんなこともありましたねえ」と間延びした答えが返ってきた。
 アキリのこの欲のなさは、入社当初から顔を合わせているのに驚くほど控えめな胸部と同じくらい不思議である。
 もしかしたら何でも好んで口にするアキリGとは反対に、あまり精液を美味しいとは思っていないのかもしれない。

 後列のアキリやアキリGをぺろりと平らげたアキリが「あっと五分! あっと五分!」とアキリHに許された"食事"の残り時間を手拍子しながら囃し立てている。
 温かく、包容力のある咥内もそれはそれで気持ちいいのだが、アキリEの"食事"以上のむず痒さを感じるのも確かで、日頃のお礼も込めてこちらから腰を振り始めた。
「あぷっ、だめなの、まだ、うっぷっ、おちんちんさん、あうっ、ぜんぜん、うぐっ、なおってないのおっ」
 喉奥から陰茎を引き抜かれた時にアキリHは喋ろうとするものの、なかなか難しいようだ。雁首を押し込まれて途切れ途切れになりつつ、こちらに投げ掛ける。
「あうっ、おちんちんさん、んんっ、くるしいでしょおっ、うあっ、いい子だからあっ、ひうっ、落ちてつい、んあっ」
 アキリHを一言で表すなら"癒し"だ。
 こちらの局部の心配をして聞き分けの悪い子供をあやす様な声色で抑止の言葉を紡ぎ続けるアキリHに感動を覚えつつも、その恩義を果たすつもりで射精をする意思を固める。
「もうっ、うぐっ、おちんちんさん、んんっ、どうなってもっ、んっぷっ、知りませんんっ、からぁっ」
「あっと一分! あっと一分!」
 口の中の亀頭に舌を這わせて積極的に舐め始めたアキリHに呼応するようにこちらの腰の振りやギャラリーの声も力がこもってきた。
「あむっ、おちんちんさんっ、んんっ、びゅるるーって、んむっ、お汁だしちゃって、んぐっ、良いんですからねぇ」
 唇と陰茎の間から、普段はおっとりとしているアキリHには珍しい少し焦ったような声が漏れている。
「にじゅきゅっ、にじゅはちっ、にじゅしちっ」
 もう残りは三十秒を切ってしまった。とろんと垂れた瞳に赤い炎が灯ったのが見えた気がした。
「ぬぽっ、おちんちんさんっ、じゅぽっ、ほらぁっ、んぷっ、どうだぁっ、あぷっ、どうだっ」
 舌を使い、身体全体を使い、亀のようなアキリHからは信じられない機敏さと果敢さで陰茎を責め立てる。口調もゆったりとしているのにどこか強気だ。
「じゅうごっ、じゅうよんっ、じゅうさんっ」
 亀頭や雁首、裏筋と、尿道口の中にも舌がいやらしく伸びる。
 温かく心地よいぬるま湯のようだったアキリHの咥内が、快適ではなく快楽を生み出しているのをひしひしと感じていた。
121マイマイスシ10 ◆95TgxWTkTQ :2008/03/14(金) 20:58:50 ID:jQZoJn/k
「んんんっ、んんぐうう、んくっ、んくっ、んくっ」
 そしてついに精液がアキリHの咥内へと発射され、ごくごくと喉を鳴らす音が聞こえてくる。
 しかし同時にアキリHを、時間を数えていたアキリ達の手が伸びる。
「んぐっ、んぐっ、んんんんっ、きゅぽんっ」
 後ろから引っ張られたアキリHは亀頭に吸い付いて応戦してみたけれど、さすがに二桁を超すアキリの力には敵わなかった。
 アキリHの口から離れた後も射精は続き、羽交い絞めにされたアキリHは追い縋ったが、結局二割くらいしか飲めなかったのではないだろうか。

 終わってみると、先ほどまでのアキリHはどうにも自分の知っているアキリHとは結びつかず、白昼夢か、あるいはアキリHから分化した別のアキリかと疑惑の念が過ぎるものの、
亀頭に残るこの火傷しそうな程の熱(Heat)が、とりあえず先ほどの光景が夢ではないことを教えてくれていた。

?+−+++−−+−−++−++Ю♂−−+−−++−

 だれか「好きです。付き合って下さい!」
 アキリ『生物的に無理』


 先ほどまでの喧騒とは打って変わっての静寂。アキリIの"食事"はそうなることが多い。
 アキリIはマスクをしているが、これは風邪を引いている訳ではない。(昨日まで十日間くらいずっと寝込んでいたというので、もしかしたら風邪を引いているかもしれないが)
 マスクの下に整形失敗した大きな口があるとかいう訳でもなくて、その逆。
 死人に口なしというが、アキリIにも口がない。いや無い訳ではないのだが、先祖返りと学者連中は言っていたか、彼女達のルーツであるプラナリアには腹部に咽頭、
つまりは物を摂取する器官がついており、アキリIの口も胸部から頭二つ分ほど下あたり(ヒトでいうところの下腹部辺り)に存在している。
 ヒトの口/発声器官兼摂食器官の部分には何もなく、口だけコンピュータグラフィクス処理を施したみたいに存在しない、ヒトによく似たその顔を見て失礼ながらこちらも最初は驚いた。 

 アキリIは水路から這い出て、こちらに抱いてくる。身体の粘液の湿感と、甘い匂いが鼻腔をくすぐる。
 そしてそのまま押し倒され、後頭部、床に直接触れている部分にひんやりとした冷たさを感じた。
 アキリIは流れるような動作で陰茎に手を添えて、濡れそぼった咽頭へと招いた。

 アキリIの下腹部にある咽頭(原始咽頭とも言っていたか)は摂食と排泄機構であり、見た目からいうとヒトの女性器に近い形をしている。
 なのでアキリIの"食事"はヒト同士の性交によく似た形となるのだ。
「ひゅうっ、ふっ、ひゅうっ、ふうっ、ふっ」
 アキリIがしっかりとこちらにひっついて、腰を振って抽送を行っていく。水路の中とは違い、浮力による補助のない陸地での運動は予想外に疲れるようで、
アキリIの鼻息は荒く、顔も上気して高潮してくる。ぎゅっと手と手を握り合わせてアキリIを支えた。
 こちらにしな垂れかかり、形の良いお碗形の胸部がこちらの胸板に潰され、擦りつけられていくのを見ながら/感じながら、陰茎を包むアキリIの中の気持ちよさに身を委ねる。
「ふっ、ふっ、ふっ」
 短い呼吸と連動して早いスパンで上下する咽頭に、こちらの腰も合わせる。離れていく時、陰茎に吸い付くように桃色の咽頭が伸びるのが面白い。
 重ね合わせた片方の手を解いたかと思うと、こちらの掌に細い指先を縦横斜めに走らせる。『気持ちいいですか』そうアキリIはこちらに問いかける。
 返答の代わりにアキリIの中を思いきり突き上げてやる。『それは 良かった』とアキリIが目を細めた。
「ふぅーっ、ふぅーっ、ふぅーっ」
 今度は長い呼吸に似合ったゆったりと味わうような動きが始まる。ねっとりと絡みつく咽頭に思わず腰が震える。
 『さもちよさそつ ですね。こういうのも 良しでしよう?』緩慢な動きとは反対に、アキリIの"言葉"は乱れ始めた。
一文字一文字が印字されたかのように丁寧だったアキリIの"言葉"の線はぷるぷると震え、落丁が目立ってくる。
 余裕を見せようとして発した"言葉"が逆にアキリIの限界が近い事を教えてくれた。こちらも早いところ射精しなければならない。
「ひゅうっ、ひゅうう、ひゅっ」
 踊るように腰を回したり、かと思えば急に激しく上下させたり、様々な動きを折り混ぜて快楽の渦へと誘うアキリI。
122マイマイスシ11 ◆95TgxWTkTQ :2008/03/14(金) 20:59:13 ID:jQZoJn/k
『めせつて ざーぬん だそうどしなくて いいいですがら、ゆつくりしていつてね』筆圧が強くなり、ミミズが這うような"言葉"だ。
かくんと、無意識の内に身体から力が抜けることも多くなってきた。アキリIの体の粘液も乾いてきて、慣れない外気が更に体力を消耗させるのだろう。
「ううっ、うううー、ううっ」
 やがてこちらの限界が来て射精した。蠢く咽頭と、唸るような息、そして、がくがくと崩れ落ちしな垂れかかるアキリIの重みを感じる。
『ふふふ、もうイっちゃいましたか』などと長い付き合いのこちら以外には誰にも分からないだろう悪文を読み取りながら、精子を出した後の、あの言いようのない虚脱感を味わっていた。

 精液を飲み干したアキリIのお腹はぽっこりと膨れ上がり、これがヒトだったら確実に妊娠しているだろうと推する。
 もちろん、こちらが精を注いだのは膣ではなくて咽頭の中であるからそんな事がある筈も無い。
腹部は今でこそ破裂せんばかりに張り出ているものの、水面に浮かぶアキリAのそこと同じように、数時間と経たない内に消化されて見る影も無くなってしまうのだ。
 そこを濡らしているのは、愛液ではなく消化液であって。ぐったりとこちらに抱きつくようにもたれ掛っているのも、只の疲労からであって。
 こちらを求めてくるのも、走化性という、化学物質(アキリの場合はタンパク質)に近寄ってしまう生物に最初から組み込まれた本能であって。
 こちらに好感を持たれる行動をするのも、より多くの食糧を得るための合理的行動であって。

 学者連中がこの不思議なヒトガタプラナリアに付けようとした名前。アキリの他にもう一つ案があった。
 こちらも外見から由来した名前でアリエルといったそうだ。
 とある人魚姫から取られたこの名は、他に見つかった本物の人魚に所有権が移されたのだけれど、こちらが採用されなくて良かったと思う。

 このウロコもヒレもない美しい紛い物(Imitation)の人魚が声を失ったのは単なる遺伝子の不思議であって、ヒトになりたいと望んだり、恋した末の結果ではないのだから。
 桃太郎飴あるいはマトリョーシカ。自分だけで繁殖できるアキリに恋だの愛だのセックスだの、そんなシステムが配備されていたら逆に不自然だ。
 恋愛なんて錯覚だというけれど、アキリにはその錯覚すら起こりえない。

 アキリIの肩を持って抱き上げて、ゆっくりと水面に戻してやる。
 群がるアキリにアキリIが埋もれるのを見たあと、アキリJの"食事"――供給課の職務に戻るのだった。


(続)
123名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 23:17:25 ID:uaZgWt2F
>>111
GJ!
かなり変わった趣の作品に思えましたが、楽しませていただきました。
続きを楽しみに待たせていただきます。
…ところで、やはり”Z”までは構想ずみですか?(w
124名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 23:29:02 ID:bVRZOfUu
ところどころナンバリングにミスがあるのが気になるなぁ。
話の中身自体は好きなタイプだけど。
とりあえず次回以降スレタイ通りになることを期待。
125名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 23:58:01 ID:f4eAT5af
待望のプラナリア娘ktkr
126名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 02:01:14 ID:gDkjyzOA
たぶん、みんなスヤスヤ眠っている頃だと思うので投下します。
次の投下まで1〜2分あると思うのでご了承ください。

タイトル→狼型獣人兵士
127狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:01:58 ID:gDkjyzOA
某国、元々空気の汚染などで環境が悪かったが、戦争が続いてさらに荒廃した都市。

ブゥウウウーーーーーーーーーーーン。

俺は軍用の自動車を運転しながら 敵の1部隊から逃げていた。
敵部隊もその国の車に乗って追って来る。その数車5台。そして、その中に乗っている敵兵約20〜30人。敵の撃ってくる無数の銃弾が俺に向かって襲って来た。
一発目は車体のどこかに孔を空け、二発目は右のサイドミラーに当たり、鏡にヒビを入れた。
(もう少しだ…もう少しで……!)
俺はただ単に敵から逃げているのでは無い。
俺という名の「餌」で敵をおびき寄せているのだ。
もう少し先にいけばあの『ヒト』が待っている…。
目の前の通路に入る。

ようやくその場所にたどり着いた。

10階くらいあるだろう建物 その屋上で俺を待っていたその『ヒト』。
その『ヒト』は車に乗って逃げている俺と、その後ろの5台の車に乗っている敵を視認し、
俺が建物を通りすぎるのを確認すると。両手を地面に付けた獣のような体勢になると、両脚に力を入れ、敵兵の乗っている車目掛けて……、跳んだ…!!

……ヒュゥゥゥゥゥゥゥ……  ガチュィン!!!

その『ヒト』は一番先頭の敵の車を落下したときの重さで金属が一瞬で折れ曲がったような音を出しながら着地し、その直後、腰に付けていた手短機関銃を手に持ち、片手でその車に乗っていた敵兵達を撃ち殺した。
残りの車に乗っていた敵兵は、最初は何が起こったか解らないかのように破壊された車と血を流して死んでいる仲間とその車の上に立っている『ヒト』をただ呆然と見ているだけだった。
128狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:04:03 ID:gDkjyzOA
その『ヒト』、2m以上ある身長ではあるが、灰色の三つ編みの長い髪と紫色の瞳。 
ムキムキではなくムッチリと引き締まった筋肉。 
そして急所を守る為だけの戦闘服の上からでもわかる大きめの胸とお尻は『女性』だということが解るが、それよりも普通の女性と違うのは、
『彼女』には頭にある髪の毛と同じ色の犬のような耳 大きいお尻の上の部分で地面に付きそうなくらい長くて、ゆらゆらと揺れるフサフサした尻尾。
その姿は普通の人間とは違っていた。

数秒の時が流れて、敵はその事態を理解してくると、慌てて車を降り、『彼女』に機関銃や拳銃を向ける。
敵が引き金を引こうとするその前に、『彼女』はさっき破壊した車から飛び降りて獣のように四本足で走り、一瞬で敵兵の視界から消えた。しばらくキョロキョロし、敵兵の一人が『彼女』を発見する。発見した敵兵が周りの仲間に指で追いながら場所を教えた。
一斉に機関銃を向ける。しかし獣のような四本足で、壁を横走りするような、もの凄いスピードで走る『彼女』には銃弾を当てるどころか照準を合わせることすら出来なかった。
次第に敵の機関銃の弾が切れ始め、再装填するために新しいマガジンを取り出す者が現れてくる。
129狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:04:34 ID:gDkjyzOA
銃撃音が止み始める。
と その時・・・。
ダダッ…!ダダッ…!
『彼女』は獣のような姿勢で敵兵士達に向かって突っ込んでいった。
まだ弾が残っている数人の敵兵が彼女に銃口を向けて弾を撃ってくるが、『彼女』の動体視力と素早い動きですべての弾を避けきり、そのまま敵に対し、持っていた大きなナイフで通り過ぎざまに首元へ切りつける。
切りつけられた敵はその切り口から致死量の血液を噴出させ、力を失ったその体が倒れ始める前に、そのすぐ後ろにいた敵兵に切りつけ、さらにまたその後ろの敵を切りつけた。

ひと通り敵の固まりを切り裂き、通り過ぎた『彼女』は再び4つ足で走り抜ける。軽く跳び、間逆へターンした後、また走り、敵の固まりを切り殺していく。彼女が通りすぎるたびに、次々と血の雨が降り注いでいった。

味方の血で宙を舞い、地面が真っ赤に染まっていく様に敵兵達は恐怖し、逃げて行く者が出始める。それに続くように次々と敵が逃げ始めていった。彼女は持っていた短機関銃逃げていく敵兵に撃ちはじめる。俺も車から出て、置いていた拳銃で手伝うように撃ち始めた。

敵の何人かを殺して残りは逃げ切り、見えなくなった。
「ウヲヲヲォォォォォォォォォォ〜〜〜ン!!」
戦闘が終了した後、彼女が天に向かって吠えた。まるで『狼』のように。
130狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:05:43 ID:gDkjyzOA
『彼女』が近づいて来た。色白の綺麗な顔 髪の毛と同じ灰色の尻尾。 近くにいるとやっぱり見上げるほどに大きい。
「お疲れ 悠阿。」
アルトの低い声で俺に声をかける。
俺の名は 根室 悠阿(ねむろ ゆあ)日本国の兵士をやっている。『彼女』のパートナー。
「お疲れ様です。追ってきた敵が多かった分、 結構ヒヤヒヤしましたよ。でも大神さんがやっつけてくれたから良かったです。」
と、俺が言葉を返した『彼女』の名前は 大神 鳴(おおがみ めい)さん。
「悠阿がおびき寄せてくれたから、倒すことが出来たんだ。私がいると知られたら敵は固まったままだろうからね。」
とニィッと白い歯を出しながら笑顔で言い返した。
その笑顔に俺は少しの間 見上げたまま魅入ってしまう。と、
「…さて、ある程度敵を倒したし…、基地に帰ろっか。」
俺に見つめられ続けた彼女の顔が少し赤くなって、顔と視線をさっき倒した敵兵の死体のほうへ逸らしながら言った。
「あ…ハ、はい!」

俺は彼女の顔をぼ〜っとしたまま見ていたのを、その言葉で我に帰り慌てて返事をして大神さんに向けていた視線をそらす。

俺たちは逃げてきた車に乗り、一緒に帰ることにした。
さっきまでの戦闘を聞いて解るとおり、彼女は人間では無い。
彼女は『獣人兵士』と呼ばれる存在である。


131狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:06:49 ID:gDkjyzOA
21世紀も後半に入った頃、米国と と<中央の大国>の戦争が勃発。
兵器等の「質」で米国が有利と思われたものの、物量と米国の約5倍近い人口。
人の死によって政治が変わってしまう米国に対し、いくら人が死んでもが変わらないその国の政治の違いで、一度は先制で攻め込んだものの米国は数に負け、兵を撤退させることになってしまった。

その後、米国に勝った<大国>は勢いに乗り、周りの国、そして日本に対して関係を見直すよう要求してきた。

その内容は我々諸外国に対し「属国になれ。」と言っているようなものだった。
当然日本はそれを拒否。
拒否された中央の大国はそんな日本や同じく拒否した諸外国に対して、武力行使を行った。戦線布告である。

周りの国同士で同盟を結び、日本もその同盟に賛同し、自衛軍を派遣したが、結局負け、占領、属国になってしまい、日本も隊員を退くことになる。

そして日本侵攻。
自衛軍は戦線の中で一番激しかった「九州対馬防衛戦」で一応の勝利を掴むことが出来たが、数多くの戦死者を出し、かなりの戦略物資が消費され、次の防衛戦を支える余力が無くなった。
もっとも<中央の大国>も先に米国や他の近隣諸国との戦争が続いたのが原因でその勢いが止まり、戦争は膠着状態となる。

膠着状態になったが、いつか<大国>は戦力を温存し またいつか日本に攻めてくる。戦力も人口も少ない日本は勝つために、ある<戦闘思想>に行き着いた。

味方を極力死なせず、敵をより多く殺す方法を。
強さを見せ付けて敵の士気を削ぐ方法を。
銃弾から兵器の燃料まで戦略物資を出来るだけ消費しない方法を。

人口だけの単純計算で1人につき10人以上を相手にしなければいけないのだ。
132狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:07:14 ID:gDkjyzOA
その<思想>で一つ考えられたのが『強い兵士』を作り出すこと。
銃弾を受けても兵士が少しも傷付かないパワードスーツのようなものを作ったり、よくTVゲームにあるFPSを遠隔操作で出来るような無人兵器を考えるなど、色々な案もあったが、出てきた様々な案の一つに 
『超人』を創り出す。というのが挙がる。
SF映画でやっていたような、銃弾の雨を避け、格闘だけで武器を持った大勢の敵を薙ぎ倒してしまえるような、そんな『超人』。

その『超人』をどう創るかが課題になった。
材料に選ばれたのが、便利な物に頼った人間とは違う野性的な身体能力を持った『獣』。
その『獣』と、武器の扱いや、物事を考える事が出来る『ヒト』を合わせさせれば最強の兵士、『獣人兵』が出来ると。
これを創ることにはいくつかメリットがある。一つは人間では無いので戦死者の数には数えられないこと。 
高い身体能力で、戦車砲や軍用ヘリに取り付けられるミニガンなど普通歩兵では装備出来ないような、武器を装備出来ること 等である。

様々な合成実験で失敗も多かったが、何とか十数種類の『獣人兵』を創ることに成功した。創られた獣人兵達の実験におけるその戦闘能力は案を出した防衛省の上層部や創った科学者達自身の予想を遥かに上回っていた。
今は最前線で、その『兵士達』の実戦テストの段階である。 

彼女は、その数種類いる獣人兵の中で狼との合成で出来た、
いわゆる『狼型獣人兵』であり、
俺は彼女のサポート兼観察係であり、戦闘のパートナーである。
十数万人もいる兵士の中で何故か俺が選ばれた。
133狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:08:01 ID:gDkjyzOA
車で走って3時間ほど、俺たちはようやく自軍の基地に辿り着いた。
この基地は日本国内では無く。新生日本軍が大国の占領地となってしまった国の旧首都を解放(または占領)した場所の一つである。
狭い日本列島での戦闘することを避けるために、占領されていた国を獣人兵が投入するより前に強行戦で大きな損害を出しながらも解放させることに成功し、敵の攻撃に晒されながらも何重もの城壁や監視塔 訓練場 飛行場等様々な軍施設を造った。
さらに日本兵士達に相手に商売する現地人(例として、現地の食料、嗜好品、春)も増えて行き、中には自分の構える店を持つものも現れ、今では城郭都市と呼べるまでに強固なものとなった。   
俺たちが行くのはその施設の中の「獣人兵科」である。

受付に帰還報告を出して、それぞれの待機場所に赴く。
俺は観察係の上司の所へ 大神さんは獣人厩舎へ
「じゃ!また後で、そっちの上司によろしく。」
大神さんは手を振りながら元気な声で。
「はい。また後で。」
俺は小さくお辞儀をしながら控えめにそれを返し、別れた。

俺の上官 観察係長
我々獣人観察官を監督する役割を持つ。
眼鏡とバーコード頭が似合う。 48歳。

「ただいま戻りました。」
上官のいる机の前に立ち、敬礼をする。
「はい。おつかれさん。」
どうだった?実戦結果は」
まるで徹夜明けして仕事をしたようなOLを気遣うように聞いてくる上官。
「はい。訓練のときもそうでしたが、十分な結果が得られました。彼女の戦闘開始から3分も経たずに敵兵25人を倒しました。一人で。「大神さん」。 いえ、『狼型獣人』は成功だったようです。」

俺は彼女の戦果を報告した。さっきの戦闘の結果を話しているはずなのに今でも倒したその数と倒すのに掛かった時間が信じられない。
「そぅかそぅか」と何度も頷きながら聞く上司。
その結果に驚いていないのは多分、その他にもそんな獣人がいるから。または、それ以上の戦果を上げた獣人がいるから。
聞き終わった上官が考えながら言う。
「〜と、なると 狼型獣人の量産に移る頃。 ということだな うん。」
134狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:08:49 ID:gDkjyzOA
彼女は狼型獣人兵のプロトタイプであり、実戦に耐えられるかどうかテストしに来た。
俺はそのプロトタイプの実戦観察係であり、彼女を色々とサポートして来た。
何かしらの創りだした兵器の性能が良ければ量産はされる。

「根室伍長。本日づけで狼型獣人の観察担当から量産係に移ってもらう。厩舎に赴くように。」
「は!」
ビシッっと敬礼のポーズを取る。
了解の姿勢はしたものの、ぶっちゃけ上司の言っていることがよく解らなかった。
普通、開発や生産は科学者の仕事である。何故、一兵士の自分に……?
と、敬礼のポーズを取ったまま疑問に思っていると上官が席を立ち俺の横に立つと俺の肩をポンっと叩き、
「がんばれよっ」
顔を近づけニヤァ〜っと口角を吊り上げて不適な笑みを浮かべる。
???

獣人厩舎に着く。
厩舎と言っても檻があるわけでも、床にワラが敷いてあるわけでも無い。
一体の獣人に一つ居住スペースが設けられており、そこに2〜3人の科学者が同居し、各獣人たちの面倒を見ている。科学者と獣人は獣人達が生まれた時から世話をしているから家族のように仲が良い。

居住スペースがいくつかあり、小さな村のようなものを形成していた。
食料は人間でも食べる物と同じだし、寝床は普通にお布団だ。
お布団は、大柄な獣人が多いから敷き布団を4枚敷いた大きさだと聞いたことがある。
135狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:09:15 ID:gDkjyzOA
獣人厩舎 広場

大神さんの生活の面倒を見ている係の人達に会う。大体30〜40代頃の男女二人である。
「君が根室君か。私の名は次郎。これからよろしく!」
「良子です…。…よろしくお願いします。」
男性の方は背が高めで明るく、爽やかそうな人で、
女性の方は綺麗だけど体が小さくて、いかにも「守ってあげなくては」と思ってしまうような人だった。何故だろう…?この良子さんを見ていると顔が大神さんにどことなく似ている…?
次郎さんの方も、雰囲気が似ていた。
(丁度足して2で割ったら…)
…って考え込んでしまっていた!二人とも、呆けていた俺を見て、不思議そうに思っている。

「あ…ス スイマセン! 自分の名前は『根室 悠阿』って言います!よろしくお願いします!」

我に帰った俺はちょっと焦りながら自己紹介をし、素早くお辞儀をする。
「ハッハッハ 面白いなぁキミは」と笑いながら言う。男の人はじぃ〜〜っと見つめた後、
ニコリと笑って俺に右手を差し出して握手を求めて来た。
「これからよろしくね 悠阿君。」
「はい。よろしくお願いします!」
俺も右手を出しお互い握手を交わす。
男の人の後ろで黙っていた女の人は笑顔で握手を交わした俺と次郎さんの手を見つめていた。

3人で居住スペース というか『家』に入って食堂、というか台所に入ろうとするとフワフワ揺れた灰色の尻尾が見えた。

あの人だ。
136狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:09:51 ID:gDkjyzOA
「あっ 悠阿 いらっしゃい。」
椅子に座っていた大神さんが笑顔で歓迎してくれた。
奥さんが迎えてくれたみたいで嬉しい。ってあぁ…二人が居たわ…。

大神さんと良子さんが作った料理をご馳走になった後、テーブルを4人で囲んで会話をする。俺の隣に次郎さん。向かいに大神さん。その隣には良子さん。

「〜〜でね、軍の方では戦うことしか教わって無いけど、次郎と良子にそれ以外に大切なこといっぱい教わったんだ。料理のこととか、その…色々…。」
大神さんが俺に二人の事を色々話してくれる。

俺は、俺を見つめながら話してくれる大神さんに嬉しく思いながら耳を傾ける。途中で何かを思い出したように大神さんの顔が赤くした。隣で良子さんがクスクスと小さく笑う。3人を見て あぁ やっぱり獣人と担当の科学者って家族みたいなモンなんだな って思った。
今度は俺が話す番。2人に大神さんのことを話した。殆ど戦闘のことだけど…。
「大神さん強いんですよ!10m以上高い場所から飛び降りて敵をバッタバッタと…」
2人に大神さんの戦果を自分のことのように誇らしげに話す。
「おぉ〜そうか。偉いぞぉ 鳴〜。」次郎さんが斜め向かいにいる大神さんを褒める。良子さんは大神さんを見ながら戦争の事を聞いて苦笑いになった。4人で会話した中、深夜になる。

いつの間にか、量産のことは忘れていた。

「あ、こんな時間…。」
いつの間にか深夜の1時になっていた。自分の宿舎に戻らないと…って、もうこっちに移ったんだっけか。どうするんだろう…?
すると次郎さんが、
「あ!そうだった。君、今日からこっちに移るんだろう?部屋を用意するからそっちで寝るといい。その間お風呂入ってなよ。」
「はい、そうさせて貰います。」
大神さんは俺が一緒に住むことに喜んでくれていた。風呂に入って、布団で寝る。なんかここが戦場だってこと忘れるなぁ…。とか思いながら段々意識が薄れていった
…zzz。
137狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:11:05 ID:gDkjyzOA
次の日。

俺と大神さんは軍服では無く、ジャージを着て厩舎で訓練していた。
厩舎の訓練といってもほとんど人の姿をしているので人間それと変わらない。俺と大神さんがやったのは射撃訓練と2人で柔道の試合をした。
勝てるわけが無い。俺よりずっと背が高くて体重もある上に普通の乗用車も浮かせてしまえるんだから…。
…少し変なことに気付く。訓練中、いつもの明るい大神さんでは無かった。いつもは休憩中とかには楽しげに話しかけて来るのに今日は黙ったままだったのだ。何かを考えて込んでいるかのように。それでも俺は負けっぱなしだったけど…。
それは訓練が終わってもそのままだった。

その日の夜

訓練を終えた俺と大神さんは次郎さんと良子さんの待つ『家』に帰る。
が、何故か2人の待っているはずの『家』は真っ暗だった…。別に驚くことも無く、大神さんはただ「そうだね…」と下を向いてただ相槌を打つだけだった。
大神さんに「先に入って」っと言われて。『家』に入って灯かりを点ける。誰もいない。
2人が居ないのを不思議に思っていると…。俺の左右に片方ずつの腕が…。この手の正体が大神さんと気付いたときには、
「悠阿…。」
と後ろで俺の名を呼び、ギュって俺を抱きしめて来た。
両腕ごと抱きしめられ、身動きが出来ない。
「あの、ちょっと…! 大神さん……!?」
彼女は黙ったままだった。
力の強い彼女はそのまま俺の足が浮くくらい持ち上げると、そのまま前進し始め、何処かに連れていかれた。
途中、数秒だけ俺の視界に写ったテーブルに置いてある茶封筒を少し気にしながら。
138狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:12:14 ID:gDkjyzOA
俺が連れて行かれた場所は…、彼女の部屋だった…。
大きな部屋 彼女の使っている机 軍服や戦闘服を入れる為の箪笥。そして部屋の真ん中にはおよそ6畳分あるだろう大きな布団が敷いてあった。
彼女はゆっくりと俺を押し倒し、布団の上に仰向けで寝かせられた。捕まえられてから初めて彼女の顔を見る。彼女は顔をほんのり赤くさせて、俺を見つめていた。
「大神さん…。」
しばらく見つめあったまま彼女が俺の上で四つん這いになり、顔を近づける。
彼女の柔らかい灰色の髪の毛が俺の額に掛かる。手を握られた後、

んッ…
俺の口は彼女の唇でゆっくりと、柔らかく押さえつけられた。俺の手を握る彼女の手に力がこもる。
キスというやつでは…。
俺は驚いて眼を見開き彼女を見たけど…、彼女は目を閉じたままずっと動かなかった。
いきなり口付けられた動揺の中で初めて触れる女性の唇の感触を感じながら、俺も眼を閉じた。

すこしの間、ただ口付けただけだったんだけど彼女から唇を離される。
「いきなり、ごめん。舌、入れなきゃって思ったんだけど、初めてだったから恥ずかしくて、出来なかった、、、」
「いえ…、俺も…初めてでしたけど。」
顔を赤くしながら、申し訳なさそうに謝る大神さん。俺も綺麗な彼女の初めてを奪ったのが申し訳無いような気がして、俺も自分自身初めてだったって告白した。
俺より体が大きくて、普段かっこいい大神さんが瞳を潤ませながら少女のように恥ずかしがっていて少し可愛く見えた。
「良子にキスの仕方教わったんだ。好きな人とするように、とか。舌の絡め方とか。」
良子さん…、引っ込み思案な人だと思っていたけど、大胆な事を教えるんだなって思う。
俺も初めてがこの人で良かったと思った。 だって…。
139狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:12:59 ID:gDkjyzOA
俺の頭の上でしばらく考え込んでいるような表情の大神さん。何を考えているのか、と疑問に思ったけど 暫くして彼女が俺に聞いてきた。
「悠阿、上の方から量産計画の話、聞いたよね。」
「…はい…。」
そういえばそうだった。確か、大神さんと同じ獣人を生産するって話だった…。その一員になる為に俺はこの厩舎に呼ばれたんだっけ…。
俺がはい、と答えると彼女は小さく息を吸い、貯めて、力を込めて俺に言った。
「『量産』…、しよ?手伝って。」
「…は イ…?」
一瞬頷こうとしたけど、量産するっ言っても どう増やすのか、わからなかった。
「あの、『量産』って言われても、よく解らないんですが…。」
と、聞くと大神さんはフフッと優しく微笑み、俺に言う。
「次郎と良子にいろいろと教えて貰ったから、私がやってあげるね」と。
いつの間にか大神さんの両脚が俺の腰の部分に跨がれていて、マウントポジションの体制になっていた。

俺のトレーニング用のジャージを脱がす。前のチャックをシャーって。
「あ、あの… 大神さん…?」何をしているんですか…?と尋ねようとすると、
「悠阿は何もしなくていいからね」と言われながら俺はバンザイのように両腕を上げさせられた格好で服を脱がされていく。
上のジャージと、その下に着ていたTシャツを脱がされた。上半身裸の状態。
「…かわいい顔のわりに体、結構引き締まっているのね。」
可愛いとか言われた。体をじっとりと見られる。はずかしぃ!
「そ、そりゃぁ、軍隊にいれば鍛えられますよ。」
「そうだったね。チュゥウッ」
と、言って俺の腋や胸や腹筋を両手で優しく撫でながら、首筋を吸うようにキスをした。
その後、胸や肩に吸い付く。

「汗臭い」とか言われながら何度も口付けられる。
弱い部分を唇と舌を使って吸われて、
くすぐったくて体全体を揺らすように身悶えした。
身悶えしていて思わず腰を揺すっていたら丁度下半身にある股間で彼女の股をコスコスという音をさせながら擦っていた。ジャージ服の上からとは言え、俺と彼女の股間と股間がすれあっていたのだ。
「ヒゥゥ…!」
ビクッ!!っと体を振るわせ、弱点を突かれたような声を出す大神さん。
「す、すいません!」と謝る俺。ちょっと…気持ち良かったな…。

気がつけば、擦れあっていた俺のソレの部分に血液が溜まり始め、勃ちはじめていたのだ…。
140狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:13:30 ID:gDkjyzOA
(ア…ヤバイ…。)
大神さんは股の下にあるソレに気付いたのか、彼女は上半身への愛撫を止め、自分の跨っている場所から少し後ろに下がって、俺の…股間部分をじぃ〜っと見つめて来る。下のジャージから俺の半起ちになったソレが浮き出てきている。
「…これが男の人の…。」
大神さんが ゴクリと口内で溜まった唾を飲む音がした。
恥ずかしいです。大神さん!!なんて心の中で叫んで、声を出せなかった。
すると、大神さんは何も言わず、大きな手で俺のソレを…、服越しに掴んだ!
「…!、大神さん!!」
「確か… 『これ』を……。」
他人に大事な場所を触れられ、掴まれた俺は、今度は反射で心の中ではなく本当に叫んだ。
大神さんは何かを口走った後、掴んでからさらにギュッ ギュッ って俺のソレを揉む。棒だけでは無く…、玉の部分も…。まるで浅漬け袋の如く…。
顔を赤くしながら、一生懸命に俺のソレを揉む大神さん。

優しく、そしてとても強く、ニギニギと揉まれ続けていた痛みのような強い刺激に、俺のソレは当然のごとく、ソレに大きく力を入れてしまった。
俺のが…、一回り大きくなる…。
その変化は手で揉んでいた彼女も感じたみたいで…、揉み続けた俺のソレを離す。
「……あぁぁ。」
彼女の手から開放されて安堵の声を出した。
揉まれ続けた俺のソレは完全に勃起し、ジャージのズボンの生地を力一杯押し上げ、テントを作っていたのだ。大神さんはそのテントをしばらく見つめていた。

「……見せて。」
141狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:15:27 ID:gDkjyzOA
いきなり大神さんがバサっと動きズボンのジャージを中のパンツごと、腰の部分に手を掴んだ。
「ちょっ、待っ!大神さん!!」
大神さんのやろうとしたことを何となく想像できた俺は急いでそれを阻止するためにジャージを掴んだ彼女の手を止めようと掴むが、
彼女の力の前には意味が無かった。
パンツの「かえし」に一瞬引っ掛かった後、ズルンと、脱がされた…。

下半身の履いていたものを全部脱がされ、パンツを一気に脱がされた時の強烈な刺激と、俺のソレの引っ掛かりで、
まるでゴムのような反動で上に跳ね、俺の腹部をビタン!と打った。散々苛められて猛っている、
布団の上で水平に寝ている俺から垂直に天を向いた肉棒…もとい、肉搭が…。

こんなに大きいの、自分でも見たことが無いくらいご立派だった。

ビクン!と彼女の視線に飛び込んで来た俺のモノ。
それは女性に触られ続けて、ビクビクと脈打ち、出てきた汁で少し潤っていた…。
彼女は俺のモノを見つめたまま、5秒ほどその視線を動かさなかった。

俺と彼女にとって1分くらい長く感じた5秒後、ようやく視線を移した場所は俺の顔だった。
「これが…悠阿の…。」
と、呟きながら視線を俺のに戻し、今度は生で触ってきた。衣服の上からではわからなかった、
大きな手の平から触られて直に伝わる、温かくて柔らかい、肌の感触。

これが、悠阿のモノ…。」
彼女も直に俺のモノを手で感じている。
「私の…モノ…。」
なんかスゴイことを呟いたような…、大神さんは俺のモノから手を放し、素早く立ち上がる。
「待ってて、私も…!」
俺と同じジャージを着ていた大神さんは急ぎ、慌てながら衣服を脱ぎ始めた。
上のジャージを脱いでは放り投げ、下のジャージを脱いでは蹴飛ばす。Tシャツを脱ぎ、ブラを外す。彼女のデカイ乳房は押さえつけから解放された瞬間、ブルン、と振るえ、2つの白い乳房と薄い桜色の乳首を俺の前に晒した。
142狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:16:42 ID:gDkjyzOA
今度は俺が彼女を魅入る番になっていた。彼女がブラジャーと同じ柄のパンツを脱ごうとして前かがみになった時、重力で下に向かって垂れる。俺は彼女の胸部に実った二つの柔らそうな果実の動きを観察するように口を開けたまま、見つめていた。
「大神さん…。」
パサッ
大神さんがパンツを下ろす。この最後の一枚を脱いで、彼女は全裸になった。

俺達はお互いの生まれたままの姿を見つめ合っていた。

色白で大きい乳房とくびれた腰、綺麗に引き締まった筋肉、大きいお尻、そして、髪の毛や尻尾と同じ…、柔らかそうな…下の毛…。

「悠阿…あまり見つめられると恥ずかしい…。」
大神さんの顔は赤く困ったように下を向いた。
「お…互い様ですよ…。俺だって、見られた上にたっぷり触られたし・・・。」
「そうだった…ごめんね。」
全裸の大神さんが妖しい表情で近づいてくる…。
動けなかった…。手足を縛られたわけじゃない。
心が縛られていた。或いは、これから起こることにどこか期待していたのかもしれない。

横になったまま動かなかった俺の両脚で跨ぐ。膝立ちになってから俺の右手を左手で手に取り、…彼女の左の乳房を触らせた。
「これはさっき触ったお詫び…。おっぱい、揉んで…。でもなるべく、優しく…ね?」
彼女の乳房は想像以上に柔らかかった。右手を動かせば動かすほどその柔らかさを感じる。俺はこの感触に、しばらく夢中に揉み続けていた。
左の乳房を揉まれている大神さんが、一言、呟いた。
「今なら…ンッ…!出来る…かも。」
と言って乳房に与えられる刺激を感じながら、自分の顔を俺の顔に近づけてくる。
また、口付けされた。
今度は唇だけでなく、彼女は舌を出して、俺の上唇と下唇の間にくっつける。そこを彼女は舌を上下に動かし、俺の口を開かせながら前進させ、侵入していった。
俺の口内で、チョンっとお互いの舌が触れた直後、一瞬驚いたように舌を引いたけど、また彼女に再び舐められ、吸われ、絡めとられた。
「フウゥン…。」
吐息。この主は俺。
143狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:17:33 ID:gDkjyzOA
某金持ち当主と御曹司親子みたいに舌同士で舐めあうなんてした事が無い。
キスだってさっきのが初めてだったんだから、舌という味覚と触覚での鋭い刺激に耐え切れなくて声をだしてしまった。
2分ほど口内全体を舐められ、絡められながら引き寄せられ、吸いあった後、やっと口を離される。俺の舌と彼女の舌の間に糸が引いていた。
「キス…気持ちよかった。悠阿は気持ちよかった?」
俺の眼を見て様子を伺う大神さん。
気持ちよかった、と言いたかったけど、恥ずかしさで声が出すことが出来なかった。
だから代わりに彼女の眼を見つめ返しながら、首を縦に振った。
「そっか、嬉しい…。」
大神さんがやさしく微笑む。
「でも、『量産』はもっと気持ちいいらしいから、悠阿と、したい…。」
…『量産』というのがどういう事なのか、なんとなくわかってきた…。
というか…、たぶん俺は、気付くのが遅いと思う…。
俺の両足を、彼女の2本の太腿が挟み、強弱をつけて締め付けては、腰を動かし、擦り付けてくる。彼女の2本へと分かれるその脚の根元は、彼女の股間部分なわけで、柔らかい毛は濡れてきた彼女のアソコで、
まるで墨汁を吸った書道の筆のように、俺の両脚を濡らしては書き初めのように両脚と腰の動きで、幾何学な線を描いた。

彼女が甘い息を俺に向けて吐きながら言う。彼女に覆われた体の隙間からフサフサの尻尾が炎のようにゆらゆらと揺れている。
「悠阿が好き…。欲しい…。『量産』は私に課せられた任務だけど…、
私は1匹のメスとして、1人の女として…、アナタというオスの、男の、子供が産みたい…。」
大神さんからの告白。美人で、俺より大きくて遥かに強い。そんな彼女から求められる。
144狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:18:54 ID:gDkjyzOA
その告白は素直に嬉しかったが、俺は思った。
(俺から告白するはずだったのに。)と。

俺も彼女の事が好きだった。最初は綺麗でスタイルも良く、体の大きな狼の獣人だな、と思っていただけだけど、いつの時か、彼女とペアを組み初めてから数週間たった時、
あまりにも訓練や実戦が大変で自慰行為をする暇が無かった。そんな日が何十日かが経った夜…、俺は…、中学生以来無かった夢精というやつをしてしまう。その淫夢に出てきたのが彼女だった。自分のトランクスを洗ったその日から彼女のことを想い、意識し始めてしまっていた。

俺は少し動揺し、彼女に答えようと声を出そうとする。

「俺m…」
「返事は聞かない……。 私は無理矢理犯してでも悠阿の子供を産む。」
さっきの告白の恥ずかしさで顔を真っ赤にして彼女が、その勢いを殺させないために、拒否を認めさせないように、彼女は俺が言おうとした言葉を強い言葉で止めさせた。

彼女が俺の上で両脚を挟むように両脚で膝立ちになる。今度は何も身に着けていない状態で。
彼女は自分のアソコに右手の指で触り、クチュリ と自分の中に入れ、掬うように掻き回す。
そこから指を離し、その手で俺のモノを触り、蜜を塗りつけて軽くしごく。
塗りつけられた俺のモノは濡れているのに、彼女の液体だと思うと、さらに強度と大きさが増したような気がした。
「挿入(い)れるね。」そう言って、
俺の棒を掴んだ後、動かしながら、自分の腰を下ろしていき、
棒の狙いを定めさせて、蜜を吐くピンク色のアソコに宛がい、
彼女の「入れさせる場所」で俺の先端を吸い付くように咥えさせる。
「俺、キスもそうですけど…、こういうことも、初めてなんです…。」
言わなきゃいけないような気がして、彼女に告白した。
彼女は一瞬驚いた顔をしたけど、すぐにニヤリ、と妖しく微笑んで、
興奮した顔で唾をゴクリと ひと飲みした後、
「ふんっ…!」
俺の肉の短刀を使って、切腹するような勢いで、
腰を一気に深く落とした。
145狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:20:16 ID:gDkjyzOA
俺のが、ジュブジュブと彼女に飲み込まれていく。奥まで。
途中プチッというような、 ビリっていうような、
何か薄い抵抗のようなものを感じた。
これって…。 膜…?
初めて女性の膣内に挿入した刺激の中で、俺は彼女の顔をなんとか覗き見る。

「ううぅ…」
と小さく唸って、苦しそうな顔を見せていた。
入り込んだ俺のが、平常だったら痛みを感じるのでは無いか、と思うくらいギギュゥゥゥゥ…とように握り潰すかのように、熱く濡れた柔らかい肉で締め付けて来る。
「あの…大神さん……。」
「悠阿…。」
締め付けられた苦痛にも似た快楽の中で、大神さんが心配で声をかけた。
大神さんは苦しみながらも、心配する俺の顔を見て悲しそうな笑顔を見せた。
「悠阿を犯したつもりだったのに…、逆に心配させてごめん…。」
狼の耳を垂れさせながら、破瓜の痛みと申し訳無さで涙目になりながら暗い表情で謝る大神さん。
俺は脚の裏まで密着している彼女の少し太いけど長くてしなやかな両の太腿に手を添えた。痛みと緊張で体が硬く冷たくなった彼女に俺の体温を与えるように。出来るだけ笑顔で。
「悠阿……?」
「初めての痛みは男にはわかりませんけど…、このまま…待ってますから…。」
…痛くは無いけど、俺も初めて大事な所を濡らされながら強く締め付けられているから、実は苦しいのだけど。
彼女は太腿に触れていた俺の両の手の甲の上に手を添え、
「ごめん…。ありがとう…。やっぱり…大好きだ。」
声を震わせて、彼女は涙目で笑顔になった。俺も苦しい中で笑みを浮かべた。
146狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:22:38 ID:gDkjyzOA
俺たちはしばらくこの体制のまま落ち着くのを待った。

「「フゥー… フゥー…。」」
手と手を合わせ、2人で息を整える。
俺はすぐに果ててしまわないように。
大神さんは初めての痛みを慣らすために。

いつしか彼女の体の緊張はほぐれていった。
落ち着いてきたのか、彼女の蜜と血液で濡れた膣内は俺のモノの形を確かめるように、
全体で、優しく絡みつき、吸い付くように纏わりついてくる。
こんなに中は濡れているのに、締め付けと蓋をした俺の棒で、それが外に漏れることが無かった。
俺も中から与えられる刺激でモノを大きくさせたまま、
中の動きで心臓と同じリズムでビクビクと脈動を繰り返し、おあずけをくらっていた。

顔には出さなかったけど辛そうに我慢している俺を見て、
「ありがとう…。少し痛いけど…、もう、大丈夫。このままだと辛いよね…?動くよ。」
大神さんは腰を軽く揺らす
「ふぅうウウゥ…。」
湿った彼女の声。
俺は声が出そうになるのを精一杯口と閉じて我慢した。
彼女はゆっくり少しずつ腰を上げていき、俺のモノの亀頭の傘部分が出そうな所まで来ると、一気に下ろした。
「フゥッウン!」
「ふう! っぁぁぁ…」
じわりじわりと上げて行き、一気に落とされるジェットコースターのような快感。
彼女が腰を動かす時の絡みついていた肉が離そうとしない抗いを受けてジュブジュブと俺の腰が浮いたように引っ張られながら、
落ちるように俺のモノが彼女から離れていき、一気に腰を落とされたことによる俺の突きでズルズルと
また奥に入って彼女の中に俺のものが入ってきた反射でキュウっとまたしゃぶりつき、
抜くときは声を我慢していたけど、入れさせられた時は思わず声を出してしまった。
147狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:23:23 ID:gDkjyzOA
そういう動きを拷問のように何往復かされていき、そしてズンズンと動きを早められていく。初めての快楽で目を閉じたまま開けられなかった。
「ふぅん ひゃぁ はぁん」
彼女の美しい声が、付く度に喘ぎ声を放つ。

そして何十往復目か、俺のモノがさらに大きくなりモノの中で熱いものを感じる。これは…、射精の前兆だ。

目を大きく開き、俺を見つめながら乳房を揺らして行為に夢中になっている彼女に告げた。
「大神さん… もうすぐ、出そうです…!」
すると彼女はニヤっと妖艶な笑みを浮かべながら、自分の両脚を外側から俺の両脚に絡みつき、締め付け、一つになっていたソコを脚と腰で深く引き寄せ、膣内の最奥へと導き、小刻みに腰を動かして、子宮口でモノの先を強く押さえつけ…、激しくこすりつけさせられる。

上半身を折り、前屈みになって俺の頭の左右に両手を置き、重心を前に置いてそのまま腹部と腰を連動させて重点的に動かし、膣内の摩擦を速くした。
彼女の体は大きいから、前に寄りかかったとき、俺の目の前にあったのは彼女の大きな乳房だった。
白い大きな胸。近くだとうっすらと見える青い静脈。そして中心部にある、ピンク色の乳首。それが彼女の腰の動きで、目の前で大きく揺れる。それを見て浮かび上がった欲求は、性欲だけでは無く、食欲もあった…と思う。
「っ大神さん!!」
「!!?」

148狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:23:54 ID:gDkjyzOA
俺は彼女の名を叫び、彼女の腋の下から背中へ両腕を伸ばして、抱きついた。そして目の前にある左胸のコリコリした乳首をまわりのマシュマロのように柔らかい乳房ごと慌てて貪るように頬張る。
彼女の乳房を開いた唇に合わせ、口を窄ませて吸いながら徐々にその範囲を狭めていき、中心にある乳首へ辿りつくと無我夢中で吸い立てた。乳首に俺の唾液をまぶして舌で彼女に染み付いていた汗と臭いを混ぜて、じゅちゅうぅ… っと音を出してそれを強く吸い、飲んでいく。

「悠阿…!悠阿!!!」
彼女も自分の乳房を吸い付き、しがみ付いてきた俺を、左腕で俺の頭を抱え、右腕で背中をまわし、きつく抱きしめた。
抱き締め合いながら、性器同士を押し付け合い、擦りつけ合う俺達は、とうとう絶頂を迎えてしまう。
「ンーーー、ンーーーー!!」
乳房に吸い付いたまま、俺は射精の合図を出して…、そのまま彼女の中で、果てた。

ぶ、びゅゥ!ビューーー! 

「悠阿…!悠阿ァァァァァ!!」

肉棒の膨張と膣肉で尿道を締め付けられ、その集束で断続的なビームのように精液が彼女の中を駆け抜けた。
149狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:24:53 ID:gDkjyzOA
愛しい人の胎への射精で苦痛交じりの快楽に体中が痙攣したようにビクビクと振るえる。

注ぎ込まれた遺伝子の弾丸を中で感じながら、膣のポンプのような締め付けと吸引でそれを飲み込み、子宮へと送っていく。
両腕と両脚で震える俺を彼女の中と同じように、押さえつけるように強く優しく締めつけ、自分のオスとが完全に一つになった歓びと絶頂で、大神さんは俺の名を呼んで吼えた。

ビュク…! ビュクク…ビュッククゥ。

俺はお乳に吸い付いたまま、ヒシっと抱きつき、抱き締められたまま、その咆哮を聞きながら、目を閉じて長い長い射精が終わるまで、
ただドクドクと精液を送り続けていた。

最初は出させられた形だったけど、最後の一絞りは自分から彼女の奥を押し付け子宮に送り込んでいた。

そして、俺は彼女の量産に必要な部品の一部となった。

精液だけで無く、命まで注ぎ続けたような疲労。ハァハァと荒く呼吸する大神さん。
口をお乳に咥え閉じていたから鼻で呼吸する俺。
出し終えた俺のモノは萎え始める。
150狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:25:38 ID:gDkjyzOA
「子供…、出来たかな…?」
後頭部を撫でられる。
大神さんの問いかけにお乳から口と舌を離し、俺は顔を見上げ、彼女を見つめた。
「た、たぶん…。」
初めての性交で、いままでで一番の射精の量だったと思う。
「気持ち…、良かった?」
「はい…。」
気持ちよかった。彼女に愛され、彼女と交わり、果てる。
「独りだけのただの皮膚への摩擦の刺激」と違って行為が終わっても、ちっとも寂しくは無くて、幸せだった。
(多分、もう俺はこのヒトと一生離れられない。離れたくない。)
「嬉しい…。」
「う、フゥう…。」
俺を抱き締めていた両腕両脚を、さらに強く抱く、俺の体と呼吸を確かめるように。
彼女の腕と脚で優しく強く抱き締められて、息を漏らす。

俺達は、事後の快楽を貪るように股間を擦り合わせていた。
すると、
「痛っつ…。」
「…!どうしたんですか…? 大神さん。」
急に痛みを訴えた彼女に問いかける。
「アソコ…、落ち着いてきたら、また痛み出した。」
「…大丈夫…ですか?」
大丈夫じゃないと思うけど、一応聞いてみる。
「痛い…。ほんとはまだヤり足りないんだけど…、汗流さないまま始めちゃったから、お風呂入ろ。」
「そ、そうですね。」
もう少し大神さんの中に入っていたいと思いつつ、
抱かれたまま引き寄せられるように上半身を起され、にゅちゅっ と結合を解かれる。
151狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:26:37 ID:gDkjyzOA
完全に一つになっていた2人のモノが別れを惜しむように彼女の中で襞と亀頭が引っ掛かり、離れた後も二人の性器から糸が引いていた。
俺達の性器の濡れた部分を拭き取り、お風呂場に向かうことにした。

移動する時でも離して貰えなかった。俺を抱いた腕を片方だけにして、一緒に隣で歩かせながら。

風呂場で会話を交えながらお互いの髪の毛を洗いあったり、背中を流し合ったり。
途中、彼女のアソコから俺が放ったばかりの朱の混じった精液の粘りで時間が経って漏れてきたのを見てしまった俺は、不覚にも、その…起ってしまった。
それを見た大神さんは顔を赤らめてニヤニヤしながら俺を見つめていた。

そして、風呂から出る。
身体を拭き終わるといきなり大神さんに後ろからまた抱き締められた。今度は裸で。
湯船に浸かっていたから抱き締めて来た裸の彼女の身体はとても暖かかくて、気持ちよかったから、身を任せるようにまた部屋まで連れていかれた。

痛みは無くなったのか、または慣れたのか、今度は本当に犯されることになった。

布団に押し倒され、俺の上に跨り、キスされてから、
「もう大丈夫だから、イクよ! ア、 ア アア…。」
「はい… はぅうう…。」
掛け布団をまるでコウモリの羽のように両手で広げながら背負い、覆いかぶさった。大神さんは俺と自分の性器同士を繋げ、膣内でなじませるように腰を動かして早め、彼女の中へと射精させられる。何度出しても彼女は構わず腰を振り続け、
「いいよ…! 悠阿!私の中で空になるまで出して!悠阿〜!!」
「ッアアアアアァァァァ!」
152狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:27:03 ID:gDkjyzOA
ドクンドクンドクン

「出てる…! でも、もっと!!!」
射精させられても関係なく腰を振られ続け、いつ出したのか、何回出したのか、もしかしたら何十回出させられたのか解らなくなるまで。腰を振られ続けた。

気がついたら、最愛の女性と向き合い、毛布の中で寝かされていた。俺の体が彼女の腕と脚に絡められ、密着した状態で抱き寄せられながら。
「大神さん…。ン…。」
目を覚ました俺に軽く口付けをして、微笑んだ。
「寝顔、見てた。可愛い。」
無防備の自分を見られ、俺は顔を赤くしてしまった。
目の前にあるのは、つい3〜4時間前に柔らかさを確認した彼女の乳房だった。
胸に近づいて、その中心の乳首に吸い付く。
「んふう…、悠阿はおっぱいが好きだね。初めての時も最後夢中に吸ってたし、」
大神さんは吸い付いている俺の頭を母親のように優しく抱き、自らの胸に押し付けた。
「私ね、体は鍛えて筋肉ばかり付いてるけど、ここだけは筋肉つけないようしてたんだ。胸が膨らみ始めた頃に良子にね、『男はおっぱいが大好き。』だって。だから私、いつか現れる男の人のためにここだけ筋肉つかせないように鍛えてたんだ。」
彼女の話を聞いて、良子さんのアドバイスに感謝しつつ、赤ん坊のように吸い付いたままの俺。
「…で、悠阿が現れた。『相手になるのは悠阿が良い』って言ったら、上の人は喜んでその通りにしてくれた。」
なんだか…また眠くなってきた…。
ぎゅっと抱き締められて、
「愛してる…。悠阿。」
乳首を咥え、吸い付いたまま、俺の意識は…………………。
153狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:29:22 ID:gDkjyzOA
朝、料理に匂いで起きる。
俺用の服と下着を見つけ、着る。
大神さんが料理を作っていた。
「あ、おはよう。悠阿」
「お、おはようございます 大神さん。」
エプロンを付けて、朝御飯の用意をしている大神さん。エプロン姿、似合うなぁ。
「もうすぐ出来るから待ってて」
朝御飯を食べる前に、調べたいことがあった。
彼女の部屋に連れて行かれる前、テーブルに置いてあった茶封筒と見つけ、椅子に座って中に入ってあった手紙を読む。

それは俺宛の手紙で、
その内容は大神さんと他の獣人兵について。そして、昨日の夜からいなくなっていた次郎さんと良子さんのことについてだった。

最初に読んで知ったことは、あの2人は夫婦であったこと。
次に…、大神さんは狼型の獣人であり、狼の因子が含まれているが、
彼女のヒトの部分は、あの2人の細胞をベースにして創られた、
ということだ。
元々、妻、良子さんが子供を産むことが出来ない体になってしまったらしく、
<命を繋げられる>という提案で国に獣人兵のヒト部分のモデルとして細胞を提供したこと。そして獣人兵達の成長を研究し、
世話することで、家族のように一緒に住むことを許可してくれているらしい。
他の獣人の研究員の中にも同じ理由の人達がたくさんいる とのこと。
154狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:30:55 ID:gDkjyzOA
そして、元々プロトタイプと同じに合成した胚を培養カプセル等で獣人兵を量産することは出来たが、それを行わず普通の動物のように相手を見つけ、
交わり、子供を産むことで数を増やしていくのは、ただの動物兵器としてでは無く、戦争が終わった時に新たな「種」として迎える入れるため。
そして子を成せなかった親から命を継いでもらうために。
(但し、即戦力の兵士を創るためであるから、寿命自体は普通の人間と同じだが、人間の2〜3倍成熟が早いらしい。)

成長までの役目を終えた2人は本国に帰ってしまうとのことだった。

そして最後に書いてあった言葉。
「私達の<娘>をよろしくお願いします」と。

俺が手紙を読み終わると、
「全部読んだのね。」
気がついたらエプロン姿の彼女が目の前に立っていた。俺は彼女を見上げて。
「…はい。」
俺はただ返事をした。
「私もね、2人に聞いたんだ。悠阿がウチに来て、寝ている時に私のことと、両親のこと。」
大神さんが下を向いて俺に話しかける。
俺は椅子から立ち、いまにも泣きそうな彼女を抱き締めた。
大神さんは俺を抱き締め返し、さらに言った。
「でも嬉しかった。私の本当の両親で。それにただの兵器だと思ってた自分が子供を産むことが出来て。 例え自分の子供が戦場に出るとしても…。」
俺を抱いた腕がさらに強く締め付ける。
「悠阿の子供を産むことが出来て。」
「好きです。大神さん。」
昨日言おうとしたことを彼女に止めさせられて、言えなかったことを今言った。
「鳴って呼んで。」
「はい。おおg… いや鳴…さん。」
「これからよろしくね。 旦那様っ」
俺達はしばらく抱き合った、

すんすん。
彼女の鼻で、何かの臭いを嗅いでいる音が聞こえた。
「あ…、」
「…鳴…?」
「忘れてた、料理、火点けっぱなしだった…。悠阿 待ってて!」
鳴は慌てて火を消しに行った。
(旦那… 奥さん…か。)
155狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:31:53 ID:gDkjyzOA
 10年後。
俺は味方と敵の部隊が集結、衝突している都市に来ていた。 
当然、戦う為に。
都市からあちらこちらに機関銃の発光と発射音が。 グレネードの爆発の音が。

戦争はあいかわらず続いている。戦場が拡大し続けて、もはや大戦と呼ばれるまでに広がった。
いままで敵の数を減らしつつ最前線の基地を防衛するのがやっとだったが、今はもう違う。
この10年で日本軍の戦力は変わった。
何故なら量産化された獣人達がいるから。

「月見、風子は下の妹達を連れてブレードウルフを着用、歩兵部隊を薙払え!」
「満月、詠美、空子は下の妹達を連れてキャノンウルフを着用、ブレードウルフ隊の後に続き、敵の車両を破壊せよ!」
「残りは援護射撃!前の姉達に当てるんじゃないぞ!」
「これが初めて戦闘の子もいるが、訓練どおり戦えばいい!上の子達もしっかり支えな!」
怒声が聞こえる。彼女、大神 鳴中尉の声だ。
そして、
「「「イエス! マム!!」」」
「単葉は車の運転をおねがい。」
「イエス、マム。」
命令の受けた部下達の返事。
156狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:33:10 ID:gDkjyzOA
いい返事だなぁ と、遠くで見つめる俺。
彼女が俺の元へやってきた。
「準備できたよ 悠阿。」
さっきとはまったく違う優しい声。
「了解、鳴。後は待つだけだね。」

この会話を聞いて何が何だかわからないと思うが、

10年前の愛し合いで彼女は妊娠しており、それから半年後、俺達との間に6つ子の娘が生まれた。(『量産』の為か一度に多く子供を産むらしい。)
この子達の両親である俺達は生活面を教え、軍のほうでは学校のように戦闘や教育を教えた。

娘達の成長は他の量産獣人兵の子達と同じ人間の3倍早く成長して、可愛かった子達は俺の身長をあっという間に追い越していった。
今はここには居ないが、第一期生産型の中の瑠奈はもう相手を見つけて子供を作り、一線を退いている。
つまり、その生まれた子供は俺達の孫であり、俺達は、もう祖父母だ。
妻は元々成熟が早かっただけのせいか若さを保ったままで、色っぽさが増してきている。

最初の娘達が成長している間に、俺達もどんどん子供を作り、数を増やしていき、今では20人を軽く超えていた。

「量産」している過程で狼獣人用の体勢可変式パワードスーツも数種類造られた。
さっき彼女が話していた、
背中に翼のように2枚の刃を広げ、周囲の敵歩兵を真っ二つに切り裂く「ブレードウルフ」
敵に突っ込んで自ら弾丸となり、戦車等、車両や障害物を破壊する「キャノンウルフ」
がそれだ。
種族(家族)単位で部隊を編成する仕組みになっており、俺達の娘が妻の直属の部下だ。
157狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:34:39 ID:gDkjyzOA
トランシーバーから声が聞こえる。司令官殿。10年前の上司の声だ。

『これより獣人部隊による、味方部隊の救援に向かう。飛行獣人部隊の爆撃の後、各部隊で敵を殲滅せよ。』

「始まったね」
彼女に後ろから抱き締められて、俺の髪の毛の匂いを嗅いでいる妻。
「そうだね」
それに答える俺。
「まだ、オヤジ臭は出てないね。」
「そりゃあ… こんなに若くてキレイな奥さんがいるから、張り合いが…。」
戦場でこんな会話するのは可笑しいと自分でも思う。
「娘達。ちゃんと指揮して、死なせたりしないから…、そしたら、戦闘が終わったら、またしよ。『量産』。」
そう囁いてキュっと抱きしめていた俺の体をさらに締め付ける。
恥ずかしくて答えられない…!!既にパワードスーツを着終わった娘達が後ろでニヤニヤしている…。
俺はうん、と頭だけ動かして頷いた。

『戦闘開始!』
司令官の声がトランシーバーから聞こえる、戦闘開始の合図だ。

鷹や鷲獣人達が専用のパワードスーツで背中の翼を広げ、両翼とは分かれた両腕でバズーカ砲やグレネードを装備し、
背に取り付けたジェットブースターを点火させ、空高く飛ぶ。高く飛んだ飛行部隊は目標の都市にインパクト音と共にものすごいスピードで向かい、爆撃を開始した。

158狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:35:19 ID:gDkjyzOA
ヒュウウン ヒュゥゥゥゥン…  
ズドォン! 
ドォォォン!!

スコープを覗いて見える爆発。
始まったな。
飛行部隊が全員爆弾を落とし終わり、戻ってきた。
「飛行系獣人はやるね。有り得ないくらいやるね!」
妻が言う。
「うちらも行くよ!全員生きて戻って来い!」
「「「イエス!マム!!!」」」

俺と鳴は単葉(娘)の運転する車に乗った。

彼女が右手を天高く上げる。
俺を見る。
俺は うん、と頷いた。
そして右手を前方に向けて、

「出撃!」
159狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:37:23 ID:gDkjyzOA
我らが狼型獣人部隊の戦闘開始である。
「行クデェ〜!!!」
次女の月見が装甲で覆われたブレードウルフの頭部に取り付けてあるスピーカー越しに、
ドコで覚えたのか、変な関西弁で妹達に檄を飛ばす。
〈〈ウォオオオオオオオオオォン〉〉
下の妹達はそれに応えるように一斉に吠えた。

そして次女が一番に都市への姿勢で駆けて行き、
妹達もそれに続いて走っていった。

終わり。


ついでにこんなものを・・・。

ttp://nijibox.ohflip.com/futabafiles/001/src/sa24347.bmp
160狼型獣人兵士:2008/03/15(土) 02:38:46 ID:gDkjyzOA
以上狼型獣人兵士でした。

初めてだったので話をコピペするときは十字架背負ったキリストのような気分でした。
それでは失礼します。
161名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 02:52:44 ID:rLfLG/G8
162名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 11:06:25 ID:8/tT6xbo
>>160
GJ!
163名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 11:16:48 ID:T4fBKCLz
>>160
長い…が、それに見合うだけの読み応えはあった。
エロとしてもSSとしても、面白かった。GJでした。
164名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 11:22:43 ID:ozoO3R25
GJ
165名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 17:04:31 ID:86gUxG3J
おお、すばらしい作品GJ

寸止めしてくださっている素敵な職人様方マダー
166名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 19:37:57 ID:1aGDpDn5
最近、家を出るときに近くの木にカラスがいて、必ずと言っていいほど目(?)が合う。
そのカラスが、この前カラス避けネットに足を絡ませて飛べないでいたので、助けてあげた
カラスに似ているような気がする。恩返しでもしようとしているのかな?
167名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 19:48:42 ID:UrOuOBzV
おめでとう。
フラグが立ったね。




でも♂のカラスだった!!
168名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 19:57:47 ID:mSaYY+LL
その夜。>>166の家に翼を生やした渋いオッサンが

「拙者、貴殿に一命を救われし鴉にござる。このご恩を夜伽にてお返しに参った!」

と押しかけてくるんですね、わかります。
169名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 20:02:48 ID:XH24Kc9A
>>168
それはそれで望むところではあるな
170名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 20:23:47 ID:KfZIdcOo
>>167-169
俺はその娘さんがお礼に来ると妄想した。
171名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 21:43:46 ID:/YEcVJ0o
なぜか、本当になぜかスネークを連想した俺はどうすれば?















……なんでスネークなんだろう…?
172名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 23:20:49 ID:12bLqTuu
くそみそな結果に終わらん事を祈る
173名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:40:52 ID:rTT7zK0g
>>168
GSのシロを思い出した!
174名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 02:18:34 ID:1lR2Iz+E
独覚兵を思い出した
175名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 02:37:26 ID:9QbGM+lR
>>171
渋いオッサンだからじゃないか?
176名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 04:20:01 ID:K2JIE1w6
>>174
森ちゃん辺り?
177名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 11:13:47 ID:9Ioe7lAN
>>171
待たせたな!
178名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 13:00:07 ID:rTT7zK0g
>>177
あ、例のカラスさんですか?
179名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 17:53:45 ID:9QbGM+lR
>>178
シャーマンのマジックか、それとも奴の神が奇跡でも起こしたか?
180名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 19:58:20 ID:sgdn+bRK
>>177を見るとつい「ひよっこども!」と続けたくなる俺
181名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 20:04:15 ID:THNjgVww
擬人化された凶暴な♂動物に『逆レイプ』されるスレなんて嫌だー!

じゃあしょうがない、山伏姿で黒髪の険のある顔立ちのお姉さんに
逆レイプされちゃえばいいんだよ、たぶん。
182名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 23:48:08 ID:yMvSia8f
くまさんの師弟ものを読んでて唐突に思い浮かんだ設定


鞍馬山の♀カラス天狗な師匠にショタ牛若丸が…


くまさん続きマダー?
183名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 22:23:26 ID:77uGHQku
ゲーパロ氏マダー?
184名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 22:57:28 ID:VkPS1qr9
名前挙がらなかった書き手涙目wwwwwwww
185名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 23:04:43 ID:usXXlE/z
作者様方、Wikiで何度も作品を読み返してます
疲れを癒す最高の文章をありがとうございます
お時間があるときにでもまた、作品を投下していただけると嬉しいです
186名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 12:17:46 ID:O5HGhvY2
産めや増やせや女王蜂
187名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 12:34:30 ID:yWY1/F3S
犯されたい
そう願ってメスを引き倒す男がいたりして
188名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 13:08:23 ID:Ft5RHAxO
>>187
つまり
「擬人化した凶暴な♀動物をレイプする」
なのか?
189名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 17:15:52 ID:v09kARxs
むしろ、
「擬人化した凶暴な♀動物に狙ってレイプされる」かと
190名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 18:03:01 ID:2vlVBWQI
「擬人化した凶暴な♀動物にレイプされたい」
こうですか?わかりません!><
191名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 18:22:05 ID:nDcNlw8K
「ぴゅあぴゅあ」というゲームで
犬っ娘に萌えて尚且つ( ;∀;)イイハナシダナーってなってこの道にはまった

192名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 18:22:42 ID:nDcNlw8K
ごめん、誤爆と思えないような誤爆したorz
193名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 18:30:07 ID:r0jQoTqA
「シンシア」ってゲームならやったことあると言ってみる
194名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 18:30:14 ID:MvSvynNT
むしろどこに投下しようとして誤爆したのか問い詰めたいw
195名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 18:30:31 ID:al0pWKxR
196名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 21:53:35 ID:F+ZADJnQ
妄想力豊かなスレ住人のみんな。

俺はおまいらを誇りに思うぜ……

そろそろ♀動物娘が発情する時期だ。
戸締まりをしっかりしないで、脱がされやすい服装で寝るんだぞ…
197名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 21:55:27 ID:GaK6U+/m
>>182
太秦映画村のうじゅを忘れてるぞ
198名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 00:11:32 ID:i6smLtVW
まとめ見た。狼の1がよかった
199名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 00:29:11 ID:xoJvq56n
エロパロ板にこのような良スレがあったとは・・・。
ハムスターとかありかな・・・。
すげぇ妄想が膨らむ。
200名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 13:00:37 ID:OUb0mBCJ
>>199
頬袋を使った特殊なフェラ→誤って[ひっさつまえば]→ギャァァァァァ
な展開が浮かんでしまったorz
201名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 14:38:56 ID:yFRtVGjt
「アナタのクルミ、食べさせて?」







って、本当にかじられたら泣く。
202名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 22:54:58 ID:+4Xl88yD
>>201
泣きなさ〜い。笑いなさ〜い♪
203名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 22:58:26 ID:gk9cHCxI
崇めなさ〜い♪
204名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:01:54 ID:uCKpr7v8
I hope to the [FoMR]of BEAST〜♪

[Female on Male Rape]の略。


205名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 01:10:38 ID:RWP23OQp
精子を頬袋に貯めて、キスしたときに全返し
206名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 12:02:18 ID:ayve0esU
>>202-203
何故だろう
ふぃぎゅ@メイト思い出したorz
207名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 17:12:41 ID:E+7NlR2D
ガチャガチャきゅ〜っと逆レイプ
208名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 19:08:32 ID:o1KYrEFF
新米騎士×馬女の話はどーなった?
209名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 15:11:22 ID:m2kw/vvc
馬って精液の量がハンパないんだな・・・。
おかげでネタが思いついたが。
210名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 21:17:15 ID:+7bautM8
春だな
蛤が旬だ
あ〜、蛤娘に食われたいナー
カワセミ的に
211名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 00:29:12 ID:I0XMfOdL
>>210
女性に誘惑されて近づいたら隠れていた殻に閉じ込められる。
ピッチリと閉まった殻の中で柔らかい女性の体と膣に抱かれながら、
たんぱく質(精液)を搾り取られる。
とか?(蛤女房っていう昔話があるから飲尿プレイもあり?)

212暁狐:2008/03/23(日) 00:48:16 ID:T9+Uwjcp
空気読まず魔王の話の続きを投下しに来ましたよ
一応すべて書き終えてますが、長いのでまた分けます。ごめんなさい

エロありです。へたれ文です。
213暁狐:2008/03/23(日) 00:49:59 ID:T9+Uwjcp
 ついにこの時がやってきた……魔王にとっては最悪の夜となる。
 この場合の”最悪”とは、決して毎回起こっていたことではなく、これから毎回起こる始まりを意味している。
 それを魔王はまだ知らない……


 物事において万能などありえない。
 生物しかり兵器しかり強大な力を持ち、一見全てにおいて万能だと思われる魔王にも実は弱点と言うものがある。
 その弱点は、魔王自身防ぐ事も避ける事もできない。

「もうすぐ、か……」

 深夜の寝室で、窓から外を眺め一人で月見酒と洒落込みながら魔王は呟いた。
 その表情はかなり嫌そう。
 何度も何度ももう飽きるほどしてきた事だが、こればかりは好きにはなれない。
 魔王が見上げる月、その色に僅かだが赤みがあった。
 同時に、魔王は自分の中から魔力が僅かに弱まっているのを感じている。
 そう、彼の弱点とは月。
 ただ月自体が魔王の弱点ではない。
 古代ほど頻繁ではなくなったが、約50年に一度、夜空に赤い満月が出現する。
 その時、その夜の間のみ彼の魔王としての力はほぼ”無”になってしまう。
 召喚獣を呼ぶことはおろか、通常魔法でさえ使えない、ただの人間の青年とほぼ同じような状態だ。

 だから歴代の魔王は、この時に魔王に触れれば大きな災いが起こるという嘘を何千年、何万年と言い伝えてきた。
 魔王城が荒れ果てた世界の隅っこに建っているのも、他種族を寄せ付けないという意味もある。
 人間と化してしまったら、魔物や獣人はおろか同じ人間にも敗れてしまうだろうから。
 だからこの事実を知っているのは魔王自身のみ。
 歴代の魔王たちは自分の妻、夫にさえも教えることはまず無かったと、魔王は自分の母から教わった。
 中には教えてしまい殺された魔王もいるが、それは自業自得である。
 まぁ数日前、交わった後眠っているミズチに現魔王はこっそり教えてしまったのだけど……

「ふぅ……めんどくせ」

 歴代魔王の嘘により、人間や多種族が赤い月の夜に攻めてくる事はまず無い。
 例え攻めてきたとしても、城の地下には2代目魔王が集めに集めた機械巨人があるので対応も出来る。
 現魔王にはリンシャオとミズチという存在もいるが、これもあまり問題はない。
 リンシャオを召喚して一度赤い月になった事はあったのだが、近づくなと命令したら近づく事はなかった。
 やはり何だかんだ言いつつリンシャオは魔王の使い魔。よっぽどの事がない限り、基本的に魔王の命令には逆らえない。
 ミズチも同様だろうと魔王は考えている。
 弱点を教えたとはいえ、眠っていたのでおそらく覚えてはいない。
 近頃のミズチは魔王を襲う気配を見せないし、いつもと変わらず生活していれば怪しまれる事もない。
 しかし年には念と言うことで、魔王は一冊の魔道書を読み、酒を飲み干してベッドの中にもぐりこんだ。


 翌日の朝は久しぶりに二日酔い。
 魔王の力が弱まっているから、ではなくただ単に飲み過ぎた。
 激しい頭痛が絶えず魔王を襲い、彼は昼食を食べてもずっと頭を押さえて唸っていた。
 頭の中でセルシウスとイフリートが争っているかのようだ。
 リンシャオから渡された万能薬を飲むと、次第に頭痛は抜けていったが、その頃にはもう部屋に戻らなくてはならない。
 月が出始めたからだ。赤い満月は着実に魔王の力を奪っていく。
 魔王は自分から抜けていく力を感じながら、リンシャオとミズチにもう寝ると伝え寝室に戻った。
 いつもなら余裕で起きて遊んでいる魔王が、夕方に寝るなど珍しくミズチは首を傾げるが、あまり気にも止めずに部屋に戻る。
 取り残されたリンシャオは、何をするわけでもなく、ただ現れ始めている満月を見上げていた。
 9本の尻尾が揺れたり絡み合ったりし、彼女はミズチに気づかれぬよう微笑んでいた。

214暁狐:2008/03/23(日) 00:53:43 ID:T9+Uwjcp
*** *** *** *** *** *** ***


―コンコン

 運命の夜。既に城の者は寝静まったであろう時間に、魔王の寝室の扉が鳴った。
 まったく眠れず、今宵もボーっと赤い満月と眺めていた魔王はその音に気づき扉を見る。
 しかし出ようとはしない。
 扉の向こう側にいるミズチ、もしくはリンシャオに今の自分の姿を見られたくないから。
 魔王は、魔王としての力を殆ど失い、それは外見にも表れていた。
 普段は長身で黒い長髪の、黙っていればイイ男の部類に入る青年。
 しかし今は身長が縮み、髪も短い女の子のような顔立ちの少年となっている。外見だけならリンシャオと同年代くらいだ。
 声も随分変わってしまった。声変わりがまだない状態。
 これで普段リンシャオが着ている服を着れば、女の子と言われてもおかしくはない。
 だからこそ見られたくない。
 リンシャオのことだから絶対何か言うに決まっている。
 魔王としての力がない以上お仕置きも出来ない。翌朝すればいいが、言われてからしないと気がすまない。

―コンコン―コンコン

 扉は尚もリズムよく鳴り続ける。
 魔王に出る気はサラサラ無い。
 やがて扉を叩く音は止んだ。
 誰だか分からないがようやく諦めたようだ。
 ノックの音に少し苛立ってきたところだったので軽くため息を吐き、魔王は再び空を見上げた。
 その時だった。
 何か爆発したような大きな音と、窓のガラスが何かの衝撃で割れる音が城中に響いた。

「な、なんだ!?」

 今度は驚いて扉の方向に振り向いた魔王の体が大量の煙に包まれた。
 一瞬、物凄い風に当てられたような衝撃が襲ったが何とか踏ん張り、口に手をあて咳き込む魔王の目は煙で半分しか開かない。
 だがすぐに煙が外へ流れ、視界が良くなっていくと同時に夜の風が吹き込み少し寒気がした。
 寝室の扉は、強い炎で燃えたように黒焦げになっている。いや燃やされたのだと魔王は確信した。

「無視とは、ひどいじゃないか」
「だ、誰、だ?」

 魔王にとって見たことあるようなないような、とにかく妙な女が黒焦げと化した扉の上に乗り、微笑んで見下ろしている。
 扉も窓ガラスも彼女によって破壊されたとすぐに理解する。
 白と紫の巫女服に身を包んでいる女は、まさに大人の女性と言わんばかりで、これまで出会ってきた女性の中でもトップクラスの美しさ。
 普段なら絶対に放っとかない魔王だが、状況が状況なだけにいつものように気軽に声を掛けるわけにはいかなかった。
 誰だ、どうやってこの城に……そんなことを思いながら、魔王は当然とも言える言葉を口にする
 すると女はゆっくりと後姿を見せた。

「これで分かるだろう? 私のご主人様」
「な……まさか、お前……」

 女の言葉どおり、魔王は音速的に彼女の正体に気づき初めた。。
 ゆっくり腕を上げ、震えた指で女の尻部から巫女服を突き破り、飛び出している尻尾の数を数える。
 女の髪と同じ菊のような赤紫色で先の毛色が白い、長くて大きな狐の尻尾。
 一本、二本と数える魔王を女は横目で笑って見つめている。
 尻尾を数える際、魔王は彼女の頭からは、やはり全体的に髪や尻尾と同色だが先だけ白い毛色の狐耳が生えている事に気が付いた。
 そして尻尾を数え終えると、魔王の予想は既に確信にまで達していた。
215暁狐:2008/03/23(日) 00:55:07 ID:T9+Uwjcp
「り、リンシャオ……」
「ふふ、気づくのが少し遅いぞ?」

 そう、リンシャオだ。
 魔王を”ご主人様”と呼ぶのは、城内にいる者の中ではリンシャオくらいしか当てはまらない。
 常にそう呼ぶわけではなく、魔王をからかったり、ミズチをからかったり、魔王に呼べと言われたとき呼ぶ。
 ミズチはメイド服を着ているが、絶対に言いたがらない。
 それにしてもリンシャオの変貌っぷりはなんだ……
 昨日、いや月が出始めるまでは幼い少女の姿をしていたというのに、今はまるで急激に成長したかのようだ。
 一歩、また一歩とリンシャオが微笑みながら魔王に近づく。
 それに合わせて、魔王も後退する。
 魔王の足元には先ほどリンシャオが割ったガラス片。
 その上に素足となっている魔王の足が乗ろうとしたのだが、直前に手を掴まれた魔王は力強く前へ引き寄せられた。

「んぶっ」
「危ないぞ、魔王」

 魔王を抱きしめて頭を撫でるリンシャオ。
 その光景はまるで姉と弟のようである。

「リンシャオお前……部屋に入ってくるなと、おわっ!」

 離れようとしても、ギュッとしめつけるかのようにリンシャオが抱きしめるので、そのまま顔を上げて魔王は口を開く。
 彼女は明らかな命令違反をしたどころか城の一部まで破壊し、少し怒っている様子なのだがリンシャオは怖がるどころか反省もしていない。
 それどころか、魔王の腰と両膝に手を回し抱きかかえて、無傷のベッドの上に放り投げた。
 ベッドが少し軋み、魔王は声を上げる。
 起き上がろうとしたが、起き上がれない。
 先ほどよりベッドが大きく軋んだ直後、魔王の上に乗ったリンシャオに両手を押さえられてしまったから。
 彼女は依然として笑みを浮かべている。
 その妖艶な笑みに魔王はゾクッと体を震わすが、ここで負けるわけにはいかない。
 普段は立場的に逆だろう、いつもなら襲われるのも悪くはないが、状況が状況なだけに魔王はそういう気分になれない。

「リン、何すんだよ離れろ!」
「断る」
「なにぃ!?」

 あまりに即答でキッパリと断られた。
 今主に逆らっても、魔王は翌日になったら力を取り戻す。
 そうなればお仕置きは免れない、それはリンシャオも分かっているはずなのに。
 魔王の動きが一瞬止まった。その隙をリンシャオは見逃さなかった。

「明日、私がどうなろうと構うものか」
「っ!」

 囁くようなリンシャオの声の後、2人の唇が合わさった。
 魔王は言葉を失い、リンシャオは彼の上に寝て体を密着する。
 9本の尻尾がゆらゆら揺れる中、魔王の両腕を押さえていたリンシャオの手は彼の両頬に移動していた。
 頭が固定されてリンシャオの唇から逃れられない魔王。
 ただ口内に入り込む彼女の舌と、抜けていく力と抵抗感を感じるしかない。
 音を立てて、ゆっくりと味わうように魔王の口内を舐めまわす。
 魔王も舌を出すよう言ったが、拒否されリンシャオが一方的に絡めていた。

「ん……んふッ、ん……ふぅ……ようやく、大人しくなったな魔王」

 塞がっていた唇が離れても尚も唾液の糸が2人を結ぶ。
 上体を起こし、魔王の上に跨りながらリンシャオは呼吸を荒くしている少年を微笑みながら見下ろす。
 僅かに抵抗の意思はあるようだが、既に完全覚醒を果たしたペニスの感触が伝わり体が女を求めているのが分かる。
 リンシャオは天に向かってそそり立った魔王のペニスをズボン越しで握り、上下にしごく。
216暁狐:2008/03/23(日) 00:56:42 ID:T9+Uwjcp
 魔王の体が震え、少女のような小さな声を上げる。
 可愛いと言える反応に、リンシャオの興奮も高まった。
 いつもの立場とは間逆な今の状態、きっと普段私を襲う時の魔王はこのような気持ちなのだろう。
 そんな事を思いつつ、リンシャオは魔王の服を引き裂いた。

「んぁっ!」
「ほう、子供にしてはなかなか立派ではないか……」 
 
 殆どの肌が露出し、冷たい風がペニスに当たり寒気で震えた。
 体が縮んだとはいえ流石魔王と言うべきか。
 大きいところは平均より大きい。
 そんな少年の体にしては大きいペニスをうっとりした瞳で見つつ、リンシャオは再び魔王の上に体を寝かせた。
 軽い口付けの後、魔王の頬を、耳を舐めていった。

「ぁ、やめ、ぅッ」

 リンシャオの舌は魔王の顔から、徐々に下へ下へ這っていく。
 まるで彼の全身を味わうかのように。
 もはや力では勝てないと理解していた魔王は、何とか言葉で止めさせようとしたのだが、か細い声しか出ない。
 手の指も五本全て咥えられ、乳首を舐め甘噛みすると可愛い反応が返ってくる。
 その度にリンシャオは目を細めて、嬉しそうでもあり楽しそうだ。
 
「ひあッ!」

 喘ぎに近い魔王の声が室内に響いた。
 リンシャオの舌先が彼のペニスに触れたのだ。
 暖かい口内にペニスが包まれていき、魔王は一瞬達してしまいそうになった。
 しかし歯を噛み締め、ベッドのシーツを握りグッと堪えた。

「いつでも出していい……んッ、んむッ」
「ぁッ、ぅッ……ッ!」

 簡単な言葉の後、再びペニスを咥え込むリンシャオ。
 頭を上下に動かしながら、口を窄めて唾液と共に吸い上げる。
 口からペニスを離すと、舌先で亀頭を重点的に刺激する。
 まるで尿道を穿るような動きに、魔王は既に喘ぎと化した声を出しながらペニスをピクピク動かし反応する。

「ンふふ、気持ちいいか? いつもしてやっているというのに、反応が別人のようだ」
「ぅ、うるさぃ……くぅ、んッ」
「今の声、まるで犬だな。尻尾でも、付けて、みるか? ココに……」
「ッ! やッ、そこは、やめッ! ぅ、くあぁッ!」

 唾液と亀頭から出る透明液で濡れたリンシャオの指が、ペニスのすぐ下に位置する不浄の窄まりに触れた。
 体を軽く跳ね上がらせ、リンシャオを睨みつけて荒々しい声を出す魔王。
 しかし、リンシャオの指が窄まりの中へと入っていくと、魔王の声や表情は苦しげなものへと変わった。
 唾液や透明液が潤滑油の役割を果たし、指はスムーズに指の根元近くまで進入した。
 それと同時に、ペニスもこれまで以上に動いている。
 もう一つの手でペニスの根元を握り固定し、上下にしごきながら亀頭部分のみを咥えるリンシャオ。

「ああぁッ! ぐッ、うぁッ」

 直腸をぐりぐりかき回される衝撃に、魔王の目からは自然と一筋の涙が流れてる。
 しかしリンシャオは攻めるのをやめようとしない。
 指をもう1本挿入させ、2本の指を出し入れさせながら魔王の肛門を犯す。
 指が動くたびに魔王は腰を跳ね上げ、ペニスがリンシャオの喉に叩き込まれる。
 少し苦しそうな表情を浮かべるリンシャオだったが、頭の上下運動を速めていく。
 モノから来る刺激と巧みな指技による刺激。
 表裏両方からの刺激に魔王の我慢は限界を超えていた。
217暁狐:2008/03/23(日) 00:57:37 ID:T9+Uwjcp
「う、ぐ……も、出……ッ!」

 この言葉の直後、肛門を犯してた2本の指が一気に引き抜かれた。
 その刺激に魔王は耐えられない。

「ああぁッ!!」
「んんッ!」

 絶叫に近い魔王の声と共に、リンシャオの口内に白濁した液体が注ぎ込まれた。
 苦しげに眉をひそめるリンシャオだがそれも一瞬。
 目を瞑り喉を鳴らし精液を飲み込んでいく。口内で精液が噴き出る度に、彼女の尖った狐耳がピクンと動く。
 何度も痙攣しながらの長い射精が終わると、魔王はぐったりとベッドに倒れる。
 リンシャオの口がペニスから離れ、精液と唾液の糸が伸びて亀頭の上へ落ちる。
 それも舐め取るリンシャオは、精液が付着したままのペニスを握り再びしごく。
 射精後のペニスに休む暇なく刺激が加えられ、魔王は再び嬌声をあげた。

「まさかこれで終わるとは思っていないだろう? いつも3回はしているからなぁ」
「うッ、くッ……ッ」
「それに体は正直だな。ココは私を欲しているようだ。私も、欲しい……」

 魔王の頬を軽く舐めると、リンシャオは立ち上がった。
 これに便乗して魔王も立ち上がろうとしたが、紫の袴が頭から覆いかぶさり視界を奪われる。
 両手を駆使して袴を取り除いた瞬間、軽い力で魔王は再び寝かされた。
 そして魔王は自分の上に跨いでいる女性を見上げた。

「赤い月は一部の獣を狂わせる、私も、その一人……」

 袴を脱ぎ、下半身が露になったリンシャオは、あまりにも官能的な姿だった。
 大人の姿となったリンシャオだが、髪と同じ色の淡い茂みは子供のままのようである。
 魔王の腰に跨り、すっかり硬くなったペニスを自らの秘所に定める。
 ゆっくり腰を沈め、ペニスがリンシャオの中に突き入っていく。

「んッんんぅ……いつもの、3倍は覚悟するんだな……」

 魔王の胸に手を置き、狐耳を動かしながらペニスの根元まで飲み込んだ。
 リンシャオの膣がペニスをギュッと締め付け、ブルッと体を震わせる魔王は声を漏らし眉をひそめる。
 動かなくても出してしまいそうな快感が襲ってくる。
 リンシャオが子供の姿の時はほぼ毎朝していたのだが、今はまったくの別人としているように思えてしまう。

「もう出したいって顔をしている。だが、少しは、我慢しろ……アルマ」
「! なに……ぁッ!」

 名前を言われた。
 リンシャオは知らないはずの名前を言われ、魔王アルマは驚き目を見開く。
 当然なぜ知っているのかを訊こうとしたのだが、リンシャオが腰を動かしはじめた事で魔王の声は中断した。
218暁狐:2008/03/23(日) 00:59:37 ID:T9+Uwjcp
「んッ、あッ、い、いぃ、まおうッ、あん……ッ!」

 魔王に嬌声を聞かせ、喜びの笑みを浮かべながらの上下運動。
 月明かりは飛び散る汗を赤く彩り、本能のまま快感を得るリンシャオは誰よりも美しい。
 だが見惚れている暇は魔王にはない。
 ペニスを締め付けうねり動くリンシャオの膣。魔王は快感の波に飲み込まれ、既に限界が近くなっている事を察した。
 だがいくらなんでも早すぎるから、男としてここはグッと堪える。
 そして彼の腰は自然とリンシャオを突き上げていた。

「はぁッ……おく、とどいてる……ッ、きもちいぃッ!」
「んっ、んぅっ!」

 膣の最奥にペニスが触れる度に、リンシャオは狐耳をピクッと動かし嬉しそうに反応する。
 やがて腰の動きは上下運動から前後運動や回転運動に変わっていく。
 ペニスが膣内で膨張し、絶頂が近い事をリンシャオに知らせる。
 それはリンシャオと魔王にも伝わっていた。
 
「リン、出、る……ッ!」
「まだ少し、ん、早いな、あぁッ、まぁ、いい、出せ……ッ!」
「くッ、うっ!」

 リンシャオの言葉と同時に魔王は2度目の絶頂を迎えた。
 歯を食いしばり、身を震わせ、リンシャオの中を白濁した精液で汚していく。
 ペニスの根元まで下の口で咥えながら、自分の中が満たされていく感覚に酔いしれるリンシャオ。
 永遠に続くかと思った射精が終わり、魔王はただ呼吸を荒くしながら天井を見ていた。
 結合部から精液と愛液が混ざった濃厚な液体が流れ、ペニスも元気を失っていく。だが、強制的に再覚醒させられた。
 リンシャオが腰の上下運動を再開させたのだ。
 卑猥な水音が再び聞こえ始めた。

「まだ、まだだ……わたしは、あッン、まだッ、達して、んぁッいない……ッ」

 微笑むリンシャオに対し、魔王は驚きと落胆の表情。
 もう終わるかと思っていた。
 ああ、今夜は寝かせてはくれないな。
 しかし諦めの感情が生まれた瞬間、魔王は抵抗力を完全に捨てた。
 リンシャオが唇を重ねると、小さな舌を彼女の口内に入れ絡め合う。
 よく考えれば、別に痛い思いをしているわけではない、むしろ気持ちいい。
 ならばこのまま今夜はリンシャオに身を委ね、明日の朝にでもおしおきをすればいい、魔王はこう考えた。
 物は考えようだ。今思えば、偶には攻められるのも悪くはないし。

「こーんばんわぁぁーーーー!」
219名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 01:09:03 ID:6fcMiYBf
終わり?
220暁狐:2008/03/23(日) 01:13:23 ID:T9+Uwjcp
ひとまず続です

また明日投下しにきますorz
221暁狐 やっぱり投下続行:2008/03/23(日) 01:16:59 ID:T9+Uwjcp
 リンシャオが自分の名前を知っている事、大人の姿になった理由等など聞く事もなく心の中で、今夜はリンシャオに好き勝手にされる事を決心した魔王。
 だがその時、城外から誰かの声が響く。寝室には穴が開いているので魔王たちにはよく聞こえた。
 最初は無視していたリンシャオだったが、何度も何度も呼びかける声に腰の動きを止める。
 あきらかに苛立った表情を浮かべ、膣からペニスを引き抜く。
 魔王にはその場にいるよう指示した。誰であれ今の彼の姿を見せるわけにはかないから。
 リンシャオが壁の穴から外へ跳んでいく。この隙に魔王は服に着替え始めた。

「誰だ? ここを何処だと思っている? それと、お前は男か?」
「魔王城……と私は聞きましたが? こんな声と容姿ですが一応男をしています」

 一方のリンシャオは城門の前で一人の男に問いかけていた。
 白く見たことのない機械巨人の掌の上に立っている男は、微笑みながらリンシャオを見下ろす。
 機械巨人が膝を着き、男は地面の上に降ろされる。
 要所を守る為の部分鎧こそは身に着けているものの、男自体は武器すら持っていない。
 脅威となるものは機械巨人のみだが、それでも魔王に対抗するには戦力が無さ過ぎる。今の魔王なら瞬殺だろうが。

「服を着ていただけませんか? 目のやり場に困ります」
「お前を殺したらな」

 こいつは一体何しにきたんだと思い男を睨むように見つめるリンシャオだが、茶の長髪の男は笑顔のままで、どこか余裕も感じられた。

「魔王様はどちらに?」
「知っているだろう? 赤い月の夜は魔王に近づくなと。死にたくなければ帰れ」
「確かに古来からの言い伝えですが、なるほど……」

 男は俯き腕を組み、何か考えている様子。
 そして何秒か経ち、笑顔の男はこう言った。

「やはり、魔王様は赤い月の夜に何かあるようですね。例えば、魔王の力が極端に落ちてしまう、とか」
「っ……」

 内心少し驚いたが、表情で気づかれないよう男を睨み続けるリンシャオ。
 男の推測はバッチリ当たっていた。
 リンシャオの返答を待つ男。しばらく沈黙が続きリンシャオは口を開いた。
 彼女から出た言葉は、男にも、壁の穴から覗き見ていた魔王にも予想しなかった答えだった。
222暁狐:2008/03/23(日) 01:19:42 ID:T9+Uwjcp
「そうだ。お前の言うとおり、今宵の魔王はただの人間と変わりない」
「っておい! 何言ってんだよリン!!」

 思わず身を乗り出してしまった魔王。
 まぁ、自分の弱点をあっさりバラされてしまったのだから無理はない。
 長髪の男は魔王の存在に気づいた。

「あの子が魔王様ですか。随分可愛らしくなりましたね」
「貴様にはやらないぞ」
「いりませんよ。私にそっちの趣味はありません」

 リンシャオの言葉に男は即答。
 自分の予想は正しかった、危険を冒してまで禁断とされていた事して正解だった。
 これで魔王には殺される心配はなくなったわけだが、男にはまだリンシャオがいた。彼女は殺す気満々だ。

「まぁ、お前とその巨人に乗っている者は今ここで死んでもらう。そういうことだ、バラしても支障はないだろ魔王?」
「あ、あぁ、それならまぁ……」

 魔王は渋々納得した。
 確かにリンシャオの言うとおりだが、魔王的には自分の弱点をペラペラ喋ってほしくない。
 リンシャオは再び正面を向く。
 すると男が口元に手を置きクスクス笑っているではないか。
 何故だか無性に腹が立って、リンシャオは9本ある尻尾の先端に赤紫の小さな火球を生み出し威嚇した。

「何を笑っている?」
「いえ。それがですね、残念ながら支障だらけなんですよ」
「なに?」
「殺される状況になるくらい誰だって予想できます」
「何が言いたい?」
「簡単に説明しますと、あなたが現れてからの会話は全て、私の国の者達、つまり人間族の軍も聞いていたんです。この機械巨人、ホワイトドールの通信機器を通じてね」
「なっ!」
「ナンダッテー!!」
223暁狐:2008/03/23(日) 01:20:24 ID:T9+Uwjcp
 男はまるで子供のように楽しそうに説明し、リンシャオと魔王は驚きを隠せずにいた。特に魔王は大慌て。
 明らかにリンシャオの責任だということは、本人にも分かっていた。
 だからこそ、この者達は確実に葬らなければならない。
 その前に城の奥に隠れるようリンシャオは魔王に指示し、尻尾の先端の火球を9発全て男に飛ばした。
 しかし、その火球は男には通じない。
 男がホワイトドールと言った機械巨人の手が、男の盾となったから。

「さて、任務も無事終わりましたし、大人しく帰らせていただくことも出来ないようですし、少しは抵抗させていただきます。私達はまだ死にたくありませんから」

 まず長髪の男を狙おうとしたリンシャオの前に白い機械巨人が立ち塞ぐ。
 機械巨人は光の剣を生み出し、リンシャオもまた火球を尻尾の先端に生み出した。
 リンシャオにとってこのような状況も、ある意味で都合が良かった。
 赤い月の影響で、本来の力が蘇ったのと同時に常に発情に似た興奮状態だったから、暴れれば少しは治まる。
 火球の威力を高めていく、見た目は小さな球のままだが膨大な力に満ちているのは男でも分かった。だけど笑顔。

「逃がしはしない……」
『待てぇー!!』

 リンシャオと機械巨人が今まさに激突しようとしていた時だった。
 大きな地震が起きたかと思うと地割れが発生し、地面の中から何か巨大な物体がミズチの声と共に現れたのだ。
 出てきたのは青い機械巨人、それもホワイトドールより大きいまさしく巨人である。

「あれは、マスタッシュマンか!」

 リンシャオがマスタッシュマンと呼んだ青い機械巨人は、そのままホワイトドールに圧し掛かり取り押さえる。
 ホワイトドールは振りほどこうとするが、2倍はある大きさの相手に手も足も出ない。

「乗っているのは、ミズチか……起きていたのか」

 さすがに城の壁を破壊したり、機械巨人がいたりすれば眠っていても嫌でも目を覚ますだろう。
 そう、マスタッシュマンに搭乗しているのはミズチ。
 元々魔王の機体だが、リンシャオが機械巨人と敵対しているので状況も分からないままとりあえず起動させた。

『リン、とりあえず事情はあとで説明してもらうからな!』
「わかっている。さてお前、遺言があれば聞いてやる」
「……」

 男は笑顔のままだが少し眉をしかめている。
 魔王とその使い魔対策で持ってきたホワイトドールがあっさりと動きを封じられてしまった。
 男の額から汗が一筋流れる。
 近所迷惑もいいところな騒音の中、男は何かぶつぶつと言っている。
 リンシャオは耳を動かし、彼の言葉を聴いた。そして動き出し時には遅かった。
 男を中心に、ホワイトドールが入るほどの大きく丸い魔法陣が地面に作り出され、白く光り周辺を照らした。

「フェイ、その機械巨人を退かしてください」

 男の言葉に従い、ホワイトドールはマスタッシュマンを背負い投げで投げ飛ばした。
 フェイと言うのはホワイトドールを動かしている者の名前だろう。
 マスタッシュマンは地面に落ち、ミズチは声を上げる。
 リンシャオは男が作り出した魔法陣の意味を即座に理解し、空へ跳び火球を撃つものの再びホワイトドールの手によって防がれた。
 地面に降り立った時には、白い光は太陽のように眩しくなり、リンシャオは手を顔の前にやり光を防ぐ。

「お前! これは……っ」
「ただの転移魔法ですよ。私も一応、賢者の端くれですので」
『待て!』
「遠慮しておきます。では失礼しますよ」

 魔王城周辺は白い光に包まれた。全ての者は視界を一瞬奪われる。
 光が消えた時には男と機械巨人の姿は無かった……
224暁狐:2008/03/23(日) 01:23:15 ID:T9+Uwjcp
「まぁ、過ぎてしまったものは仕方あるまい……んんッ」
「お、おま、はんせい、してねぇだろ、ぃぅッ」

 しばらく経ち、魔王は再びリンシャオに押し倒されていた。
 油断して寝室に戻ってきてしまったのがいけなかった。日の出までまだ時間があるので力は戻らない。
 一度はリンシャオに身を委ねようとした魔王だが、やはりご主人様としてのメンツがあった。

「お前も一緒にどうだ?」

 下の口でペニスを咥え込み、魔王の上に跨ぎ上下運動。
 甘い喘ぎを聞かせながら、リンシャオはその場にいたミズチに話しかける。
 人間と竜の混血であるミズチは赤い月の影響をあまり受けない。ただいつもより少し体が熱い程度。
 二人の交わりを頬を赤くし見ていたミズチだが、時間が時間なだけに睡魔が襲い大きな欠伸をする。
 そしてゆっくりと寝室の入り口の扉に手をかけ、振り向き様に目を擦りながら口を開いた。

「眠いから、も、寝る……あまりアルマをいじめるなよリン……ふあぁ」
「ふふ、わかっている」
「じゃあ、おやふみ……」
「おやすみ」
「待ってミズチ助け、て」

 魔王の言葉も空しく、ミズチは寝室を後にした。
 部屋には卑猥な水音とリンシャオの嬌声が響き、魔王は3度目の絶頂を迎えた。
 再び膣内に精液が流れ込むが、リンシャオは腰の動きを止めず、射精後もペニスは硬いまま。
 結局リンシャオが絶頂したのは、魔王が5度目の射精と同時にだった。
 だが1回で満足するわけもなく、リンシャオは魔王を求め続け、魔王は快感に耐え切れずにひたすら絶頂し彼女の中を汚す。
 ミズチが爆睡する中、夜明けまで魔王城内にはリンシャオの喘ぎ声が響き渡っていた。

 翌日、力が再び弱くなったリンシャオが、本来の力を取り戻した魔王に壮絶なお仕置きを受けたのは言うまでもない。
225暁狐:2008/03/23(日) 01:27:56 ID:T9+Uwjcp
【終わーり】

なんか終わり方が弱い気がするけどキニスンナ
後半正直やりすぎたかもしれんorz

一応この魔王の話は終わりです。

それと訂正。>>213で月が赤くなるのは50年ではなく30年に一度でorz直すの忘れてたorz
226名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:11:39 ID:30TJG+Vc
227名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:29:07 ID:mGyspF9R
GJwww
もう小生にゃヒゲの機械人形しか想像出来ないwww
228名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 03:40:57 ID:3yrrEqCa
ベイオウーフに続いてマスタッシュマンと来たか。
さらにヒゲ対決吹いたww
229名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 08:57:20 ID:h247PWfF
>>227
禿同

>>225
GJなんだなこれが
230名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 12:51:35 ID:4AR9/1xa
スパ厨死ね
231名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 13:58:32 ID:6fcMiYBf
マスタッシュマンってのがよく分からなかったけど、内容的には良かったと思うんだ
232名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 14:07:08 ID:8VFpYHgS
マスタッシュ=口
マン=男

おひげの立派なロボットという事なんだろう。まあ小道具に深くは突っ込まない。
233名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 15:08:49 ID:ZYRW1Kim
何やら月光蝶をかましてきそうな名前の人形がいますね
234名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 21:41:31 ID:Rm9KbI0X
あさき厨乙でし
235名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 03:32:27 ID:kI3SrfuH
>>234
ちがwwww
236名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 06:44:23 ID:iN7MPixx
∀だろう
237名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 09:57:09 ID:ieRd/aKN
∀だろうな

しかし赤い月設定ってまとめの狐話で見たなぁ
狙ってるのか引き出しがないのかわからんw
238名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 10:14:30 ID:JHJx6D+X
>>234
ギタドラ厨乙(´∀`)
239名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 14:43:33 ID:m++LEYAw
えっソウルゲインじゃないの?
240名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 17:11:49 ID:YoSGP7Lc
だからそんなことはどうでもいいと何度言えばわかる?
241名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 18:14:23 ID:/qZR3Dp3
そろそろ冬眠から覚める季節です
242名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 22:01:58 ID:aZMc6r6G
wiki更新乙です
243名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 05:00:16 ID:Jk3xcs2w
>>237
狙ってるんじゃネーノ?
244名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 13:25:20 ID:jm0IF+6N
暁狐氏は必ずと言っていいほど、過去作品からなんらかの設定とか持ってくるなw

まとめに見たこと無い作品が投下されてる件について
245名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 21:00:09 ID:TSkfURDK
まとめ更新して頂いてありがとうございました。

お礼申し上げます。
246名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 21:19:10 ID:oEknVbJE
まとめ更新乙であります。

>>244
>見たことない作品
どれら?ざっと見たけどどことなく見覚えあるような稀我酢作品ばかりだたが…
247通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/03/26(水) 01:57:09 ID:cWN9pY0j
>>242>>244-246
労いのお言葉御礼申し上げます。
上げ忘れの作品が一つあり。それをたった今、保管しますた……うっかり過ぎるぞ俺orz

それと、水物のSSを近々投下できるかもしれません。 
報告は以上、以後、投下までROMに戻ります
248名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 13:31:37 ID:Amy8c22m
>>247
一名無しとして期待してます
249名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 21:28:28 ID:HVI1Iz5p
くまさんはまだ冬眠してるのかな?
250名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 22:27:09 ID:5PSbI+Zd
SDF、CG問わず船乗り公務員は休み無しがデフォ
251名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 22:54:10 ID:HVI1Iz5p
なるほど(´・ω・`)

そのうち海ネタ&海保ネタで何か書いてくれるのを期待しておくw
252名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 02:33:42 ID:hgB6mylt
保守
253名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 06:21:50 ID:UyaxK5N+
あんな盗作野郎二度ときてほしくないな
狐姉妹の話の元の方読み返したら
また怒りがぶり返してきた
254名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 06:41:03 ID:LXtw/XXh
kwsk
255名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 10:55:02 ID:7O9+Rs4+
>>253
落ち着け
それほど狐姉妹の元が良かったってことだ。
256名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 10:57:04 ID:7O9+Rs4+
sage忘れた
すまん>>255
257名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 11:20:01 ID:LXtw/XXh
保管庫みてきたけどくまさんって狐で話書いてるか?
258名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 11:39:47 ID:Rq/5Ueqf
一回収納されたが、本人希望で削除したんじゃ?

失敗は誰にでもある。
蒸し返しても仕方あるまいよ。


という訳で花見シーズンにふさわしい逆レシチュでも語ろうぜ。
259名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 11:58:53 ID:D9xrgv5r
>>257
狐姉妹ってのは暁狐氏の話のキャラ
それを無断使用に加え踏み台同然の扱いにしたから叩かれたことがあってな
あとは>>258のとおり

だったよな?
260名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 12:42:34 ID:11OA3vMp
>>258
定石としては
・大量の酒を飲んだ蛇(うわばみも可)娘が酔った勢いでロール
とか、
・虎娘が酔っぱらって相手をフォール
とか………ってあれ?酒ばかり?

酒じゃなければ、
・桜の花弁を見てるうちに催眠状態になったキャラに
とか
・冬眠から目覚めたばかりの蛙娘に――
とか……ってあら?またずれた?
261名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 13:28:44 ID:LyJHDegm
春になってエッチなホルモンが体内分泌状態のウグイス嬢に野球場の裏で押し倒される
262名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 15:44:46 ID:6W2b8Ziu
この頃は生殖活動の時季だから、出しても出しても汁が出続けて、テイッシュが大量に必要になるんだよなあ。
263名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 22:51:29 ID:4w9wtPoV
いっそ桜娘でいいじゃないか。

擬人化した凶暴な♀植物が逆レイプする。
264名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 00:35:11 ID:s/FKFbDE
桜娘の足元には死体…





のように吸われ尽されて積み重なった男たちが…
265名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 01:41:21 ID:eqdfR2hl
桜娘の足元には死体が…




少年を逆レしようとした他の桜娘や、梅娘、桃娘、その他…


スレ違い甚だしいね。
266名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 02:10:22 ID:wU7c81ok
次スレからは
「擬人化した凶暴な♀生物が逆レイプする」
にすれば植物も含まれると思うよ
植物娘なんぞあまり書く人おらんだろうけど
267名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 06:06:17 ID:Wx8h+dlw
植物、器物とかは擬人化総合スレに流してあげて
268名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 06:44:50 ID:q4jaWJ/H
>>266
だが断る
269名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 13:02:30 ID:2QPIJJT8
私の愛馬は狂暴です
270名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 17:34:05 ID:1gjwvNlj
>>269
でってゆう(AA略)
271名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 17:39:52 ID:ImJ0Klh+
ヴァサーゴ・アシュタロン擬人化による変態兄弟逆レ物ですね、わかります
272名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 20:20:24 ID:oq68+3PF
グランゾンのやつ見に行った。
273名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 04:15:12 ID:mjai9SGO
桜に集まる毛虫娘?
いきなり上から落ちてきて逆レイプ
274名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 05:52:18 ID:kcqLdM6K
>>273
毛虫と聞いて唐突に幼虫、蛹、成虫の三段階に渡って逆レされるとか思い浮かんだ、
しかし俺には文才がないorz
275名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 08:16:28 ID:InQb98Nv
蛹に逆レって想像つかねえw
276名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 08:56:37 ID:f4ujstEY
>>272
スパロボスレの間違いじゃ…
277名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 10:45:37 ID:i1pSuOL7
>>275
あれだ。ポケモンにおける
いけぇトランセル、たいあたりだ!
と同じようなもんだろ。多分
278名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 13:17:28 ID:ODf9xXeJ
蛹に無茶させるのは厳禁!
この時期は幼虫期間の肉体を溶解させて
それを元に成虫の体を再構築している時期だから
消耗し切って死んだり変な固まり方して奇形化したり、
エネルギーが無駄に消費されて小型化したりする
279名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 14:39:17 ID:h/cZI5S1
蛹の中に男を取り込みどろどろに溶けて一つになろうとする蝶娘を想像した。
ザ・フライみたいなことになりそうだ…
280名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 15:22:46 ID:l4oVf6AY
>>279
それはもはや逆レと言うより融合だなw
281名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 18:09:57 ID:eRzrBg3u
>>279
きみは「モンスター娘百覧」見てみると、いいかも
282名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 18:10:49 ID:sTFcvDxi
本来の意味で主人公捕食・主人公精神破壊に代表される悲惨なバッドエンド(グッド?)は逆レイプスレ名物だなw
283名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 18:26:49 ID:56ZmepnV
ヘビトンボの蛹は捕まえると反射で噛みついてくるらしい。

幼虫(孫太郎虫)の間に恋仲になって、蛹になったヘビトンボが羽化するのを待ちきれずについ手を出して、機械的に吸われまくる。

まで妄想した。
284名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 19:56:51 ID:f4ujstEY
まとめ更新しないの?
285名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 20:24:31 ID:mHzd0mal
するんなら自分でやれよ
286名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 20:46:04 ID:f4ujstEY
やり方がわかりません
287名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:15:12 ID:mHzd0mal
なら調べるか誰かがやってくれるの黙って待ってろよ
288名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:00:40 ID:aSr+/JfW
>>273
桜擬人化ショタっ子がおませなロリ毛虫娘達に集団逆レイプされる
というシチュを何故か妄想してしまった

桜だから、両手を挙げたまま動けずされるがままって感じ
289名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:05:05 ID:f4ujstEY
すいませんでした
ROM専に戻ります
290名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:40:36 ID:Fumalucp
春だな
291名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 00:57:32 ID:cWBSatj3
究極の愛は人肉嗜好(カニバリズム)だと言ったのは誰だったかしら?
292名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 02:34:04 ID:n008YHbm
>>291
エドガー・A・ポー?


ってか何故双子の会話w
293名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 05:32:50 ID:yXGffG+W
>291-292
そりゃ、マジカルメイード・ロベルタちゃんは妹で耳があるからだろ。




ですだよ姉ちゃんからいつ狐耳・尻尾が出て来ても心の準備はOKです。
294名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:35:06 ID:LXPIHgA9
男「こういうのもなんだが、実は俺ドMなんだ――」
擬人化娘「なんと好都合な。いただきます。」
男「――なんてな。今日はエイプリルフールだぜ、ってアッー!」


な作品はまだですか?
295名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:49:51 ID:5G6DlE8j
ありきたりにも程があるだろ

だがそれがいい
296名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 21:27:46 ID:yXGffG+W
某4月馬鹿イベントを見て思った。
ゲーパロ専用氏の「学園」世界が目指す外宇宙って、

ヘイムダル級の臨時便で次元トンネル経由でも所要時間2.5年の彼方

だったりするのだろうか。まあ、そりゃカユウマになるのも当然だわ。
297名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 21:47:24 ID:cWBSatj3
>>293
カニバリズムの話からいきなりメイドに話が飛ぶあたり、お脳の医者と一緒に木星に移住でもしたのか?

>>296
でもってコールドスリープシステムの不具合で砂だらけの惑星に不時着するんだな
298名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 22:38:25 ID:yXGffG+W
>297
うるせえ、「凶暴な♀動物」に軌道修正しようとしたら跳躍26次元から精神汚染を受けただけだ。
299名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 22:39:06 ID:SfFshq1R
さらにその砂だらけの惑星にはサソリ娘やトビネズミ娘とかが・・・
300名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:19:24 ID:13LdqgeX
ついていけない俺参上!
>>296-299
マジに元ネタ何ディスカ?
301名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:29:50 ID:V3LrtfWF
ゲーパロさん来ないかなー?
302名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:20:31 ID:u5wpQOVT
書きかけのままで投下した某職人はちゃんと完結させてほしい。
せっかく続きが気になってるのにさ。
303名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:25:15 ID:MtecfCYZ
大佐、良スレを発見した。指示を頼む。
304名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:49:42 ID:O/mWoXF8
>>303
ちょび髭で全裸になって正座待機をするんだ、スネーク。
305名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 02:56:10 ID:e5Th5ZYV
>>300
それらしい単語をブッ込んでググれば簡単に情報は得られるものだ。
>>296はわからんかったが、>>297の前者は

双子 メイド ですだよ

で、後者は

砂だらけの惑星 コールドスリープ

で、>>298

跳躍26次元

でググれ。
>>299はそれぞれの名前と生息地域を検索ワードに入れればわかる。

これからはわからない言葉があったら

〇〇(←わからない言葉)とは

か、

〇〇 wikipedia(←もしくはwiki)

もしくは、いくつかの単語が同じ元ネタである可能性が高い時などは、

〇〇 △△ □□(←関連しているらしい語句)

でググる癖をつけた方が良い。
Googleは人類の叡智の結晶であり、知識を得るのにもっとも手軽で効率的なツールだ。
知識は何よりも宝になる。そして重荷にならない生きていくための力だ。

上の文章の中に、とある漫画からの引用があるから、探し出してみなさい。
それができれば合格だ。


……この程度のことは半年も2chをウロつけば自然と身に付くものだがなあ。
306名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 02:58:54 ID:3mWrsdIG
春だ
307名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 23:39:04 ID:woxpCe61
春だな
308名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:00:11 ID:peTAV/XM
一応>>296だが、「ヘイムダル級 次元トンネル」で大体のイメージは掴めると思う。
詳細は平成21年度になってから公開予定だが。


ヒトデって、何気にエロくね?
309名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:01:25 ID:8vu+yBWK
花より逆レ
310名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 01:33:48 ID:ROsEZ3Oh
>>308
ヒトデ…切っても生えてくる生命体。
311名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 13:31:46 ID:yQL2qvbY
>>308
何かの漫画で人体からヒトデをひっぺがすシーンがあったんだが、描写の仕方がなんだか触手みたいだなあなんて思って後から調べたら、現役の触手エロマンガーで衝撃を受けた覚えがあるなあ。
312名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 00:21:27 ID:XgmlDOH4
このスレの住民はやっぱ「狼と香辛料」とか「我が家のお稲荷さま」とか好きなのか?
313名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 00:41:01 ID:WjCwM8YB
上記作品は未読だが
サキュバスクエストが大好きです
314名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 01:15:43 ID:NRfn0/pr
>>312
ホロの「わっち」にわっちわっちにされた俺ならここにいるぜ!
315名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 02:15:11 ID:WNYgTbJi
>>312
どっちも全巻持ってますが何か?
ラノベオタとしてはそれにかのこんといぬかみっもプラスしとくw
316名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 03:31:01 ID:35+EFVt0
両方とも未読。
実は俗に言う萌系やらラノベが大嫌いな自分も、このスレに喜んで住んでいたりする
317名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 03:48:30 ID:y/1UEqcl
良く考えて見ればじく
318名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 03:49:24 ID:y/1UEqcl
誤爆
319名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 04:03:12 ID:hqBBBAHi
>>316
稲荷はともかく、狼と香辛料は普通に面白いのでお勧め、
さすがに萌え絵と言うだけで拒否反応出るならどうしようもないが。
320名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 07:05:23 ID:37u4gPY+
321名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 07:06:23 ID:swK/8LgG
そういえば、かのこんもうすぐ放送開始だな。放送できる内容なのかな?
322名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 11:18:01 ID:r0SM7AiL
お稲荷様もアニメ来週からだな
空幻おもしろかわいいよ空幻

狐ラッシュktkr、だな

323名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 11:31:07 ID:kKFIYHCP
まとめで一番作品が多いのは狐かな?
324名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 13:01:54 ID:Mz3Khmkc
>>314
おかしいなぁ・・・俺書き込んだっけ?
325名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 13:44:38 ID:8x+bavBm
>>320
ある種の蜘蛛って、交尾のあとに雄を滋養として捕食するんじゃ……
326名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 19:14:41 ID:R8zfJaOk
性的な意味ですね。わかります
327名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 19:24:36 ID:C9ZuhbXR
実はそういう場合も、お腹がいっぱいだと食べないらしいな。

つまり幸せで胸がいっぱいだから大丈夫なんだと納得した。
328名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 19:50:40 ID:7TNBgfpf
HELLSINGのパロで申し訳ないが、愛のあるイートミー!エンドを妄想してみた。


「なあ泣くなようアルケニー。おまえはしぶとい女じゃん、俺を喰えよう。
 俺を喰っていっしょに俺達の子供達を産んでくれ、アルケニー」
「できない…できないよ…○○○…」
 バカ、泣くなっていってんじゃねーか。おまえ交尾して孕んでンだぞ。
 バカだなぁ。子供の為に食べなきゃいけないんだ、食欲と愛情の板挟みでボロボロじゃん。
 バカな女だなぁ。ああ畜生、畜生め。いい女だな、こいつ。
 こいつに喰われるんなら、別にいい。
329名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 22:47:59 ID:7ONhfTNL
>>312-315
全て当てはまる
330名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 00:24:27 ID:Fr8UH1Nj
>>316
狐。は最近はもう萌えもヘッタクレも無い内容になってきてるから安心して良い。
船越英一郎(帝王)だし。

>>328
隊長はアワーズのアニキキャラ四天王の筆頭格だよな。
残りはニコ兄と洋兄と半月さん。異論は認めない。
331名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 12:47:01 ID:xYf8Hyb/
前世の話とか、なんかこう、すごいドラマがあるっぽいな。

【タイ】 前世は恋人同士〜男性、大蛇と結婚 [04/04]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1207322952/
332名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 13:08:17 ID:5W9n819I
>>331
色々凄いな。
333名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 01:56:31 ID:hW7Q7VjO
就寝中、妻が夫を丸呑みに!ってか!
334名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 11:43:29 ID:JMtfC+Ws
『前世からの縁で結婚、但し相手は蛇っ!』みたいな
335名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 17:00:33 ID:MBu4gzbw
あぁこのスレで俺はもう完全に堕ちた

尻尾で喉をふわさぁ・・・ってやられたら辛抱できんな
336名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 17:11:43 ID:9d0z+EGY
このスレの住人達は、今期のアニメのラインナップについては大喜びしてるのか?


狐っ娘ハァハァ
337通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/07(月) 20:23:57 ID:YVJN3CMh
>>247の辺りで近々投下するとか書いておきながら遅れてしまった俺が通りますよ……
期待していた人には大変申し訳ない気分です(´・ω・`)

そう言う訳で、季節感もクソも無い話を投下します。
338通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/07(月) 20:24:32 ID:YVJN3CMh
「今日はあんまし見たい番組はないし、夕飯までごろ寝三昧と行こうかな……」

とか呟きつつ、自宅のアパートの一室で昼寝を満喫中の俺の名は海原 通(うなばら とおる)、
まあ、俺はこう見えて、しがない商社で真面目に働くサラリーマンだ。
……「こう見えて」の使い方が違う? 気の所為だ。

毎日を仕事に追われ、多忙の日々を送る傍ら、休暇の日は趣味の海釣りに出かけるか、
こうやって家で日がな一日、ごろ寝して過ごすのが俺のストレス発散法だったりする。
妙にただれた休暇の過ごし方のような気もするが、其処は気にしない。

ピンポ〜ン

そんな、久方ぶりの休暇をのんべんだらりと過ごしていた俺の平穏は、
やけに間延びしたインターフォンの音が打ち砕いた。

ったく、人が折角静かに昼寝しようとしてたのに……どうせロクでもない悪友か新聞の勧誘といった所だろう。
無視だ無視、暫く放っときゃ何時か諦めて帰る筈だ。

ピンポ〜ンピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポ〜ン

インターフォンを某名人張りに十六連打?されても無視!
とは言え、流石に音が少々煩わしいが、ここでうっかり応対に出て余計に煩わしい事になるよりかまだマシだ。
そう思った俺は枕元においてある耳栓を耳に詰め、尚も居留守を決めこむ。

そうやって――何者かがインターフォンを122回押した辺りで(数えてた)唐突に音が止んだ。
やれやれ……やっと諦めてくれた様だな。これで静かに眠れる。

と、再び寝入ろうとした矢先、玄関の前に居る何者かは訝しげに、

「おっかしいなぁ〜?……なっかなか出てこうへんな?
見たとこ、電力計は人が居る時と同じ様に回ってるさかい、絶対に居る筈やのに……」

ちっ、中々鋭い所を突いて来る……!
それにしても、この声の質からすると。今、玄関の前に立っている誰かは若い女、といった所か?
口調が怪しい関西弁なのが少々気になるといえば気になるが……。
339通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/07(月) 20:26:51 ID:YVJN3CMh
  
「あ、ひょっとするとこれは、居留守やな」

――っ! 気付かれた!
かといって、「あはは、バレチャッタ〜」と出てしまうほど俺は阿呆では無い。
生憎、玄関には鍵が掛かっているのだ。無論、鍵はこちらの手の内にある。

と言う事は、玄関前の誰かが大家かピッキングドロでも無い限り侵入は不可能と言う訳さ!
さあ、さっさと諦めて帰るこった! 玄関前の誰かさん!

「しゃーないな、如何しても出てこーへんならウチだって考えあるで!」

何……考え?
その言葉に、俺は思わず眉をひそめる。

「はよ出てこ―へんと瞬間接着剤でドアの鍵穴塞ぐでー?
あ、ついでにドアノブに犬のクソを塗るのもオモロそうやな」

ちょwwwおまwwww それ洒落になってねぇ!

「ほら、ウチが三つ数えるまでにはよ出―へんとドアがえらい事に……」
「わ、分かった分かった! 俺の負けだ! だから一体何の用だ!」
「お、意外にあっさり出てきおったな?」

流石にドアに悪戯されるのは勘弁したかったので、
玄関前の誰かがカウントを始める前に、俺は慌てて耳栓を耳から外すや玄関へ向かい。
直ぐ様に玄関のドアを開ける。

―――そこに立っていた少女、その格好は何処か妙だった。
年の頃は高校生くらい、身長は俺よりちょっぴし低め、そして胸も控えめ。
耳元に掛かるくらいの長さの黒髪に、きりっとした物を感じさせる眉にパッチリとした黒の瞳、
形の良い小鼻に、思わず触りたくなる様な柔らかそうなプックリとした唇がアクセントの、
良い意味で可愛らしいと言った感じをさせる少女、なのだが……
問題はその少女が着ている服にあった。服装こそTシャツにホットパンツと年相応ではあるが、
白のTシャツにはデカデカと『VIVA! OOSAKA』の文字と、通天閣らしき絵がプリントされていたりする。

……何このセンスの悪さ? つか何処でこんなシャツ売ってるんだ? 売ってたとしても土産物屋位だろ、これ。
おまけにだ、少女の手に瞬間接着剤と、茶色いナニかが入ったビニール袋を持っている辺り、
万が一、面倒臭がって俺が応対に出なかったらこの少女は本気でやるつもりだった様だ。……危ない危ない

とか、俺が訝しげに観察するのを余所に、少女は話を勝手に進める。

「全く、居留守するなんて酷いやっちゃ、ま、それは別に良いとしてや。
ウチの名は多胡 八美(たご はつみ)! 海原 通やったっけ? ウチはアンタに恩返ししに来たってんで」

……恩返し?
多胡 八美と名乗る少女に向ける俺の眼差しに、訝しげな物が濃くなったのが自分でも分かった。
この少女が俺の名前を知っているのは多分、玄関先に張られている表札でも見たのだろう。
たまたま俺本人が出たから良いが、もし俺ではない他人が出た場合、コイツが如何してたのかは少し気になる所だ。
……まあ、今更試すつもりは毛頭ないが。

「ああ、そうか。恩返しは結構だから帰れ」
「ちょ、いきなし帰れってンな殺生な! せめてなんでここに来たかとかの事情くらいきーたってーや!」

無論のこと、俺は即座に相手にしないほうが良いと判断し、直ぐ様ドアを閉めようとしたが
少女が慌ててドアの縁を掴んだ為、閉めることは叶わなかった。
……仕方ない、こうなったら適当に話を聞いてなんかしらの理由を付けて追い払っちゃる!
340通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/07(月) 20:30:17 ID:YVJN3CMh
 
「何だよ、事情を聞くだけなら別に良いけど、余りにも胡散臭い話だったら即刻ピーポ君を召還するぞ?」
「大丈夫大丈夫やって、決して嘘とちゃうから。
じゃ、言うけど、ウチな、一昨年の夏にアンタに助けられた蛸や……って何で早速携帯を手に取るねん!」
「明らかに胡散臭いと判断したからに決まってるだろ阿呆!」

携帯電話を手に取ってピーポ君召還ダイヤルを押し始めた俺の行動を見て
慌てて声を上げた少女に、俺は当然の台詞を返す。

「うわ、酷っ! せめて話を全部聞いてから判断してもええやろっ!」
「全部聞くまでも無い! 何処の世界に蛸の恩返しなんてあるんじゃバカタレ!」
「ここの世界に決まっとるやろっ! とにかく、嘘かそうで無いかを決める前に、せめてウチの話を聞いてーや!」

……チッ、しつこい。
ここで相手が、顔にホクロ毛が何個か付いている上に息の臭いオッサンならば問答無用で蹴り出せば済む話なのだが、
相手が少女である以上、ヘタに乱暴な手段に打って出よう物ならこちらがピーポ君のお世話になる事になる。

「……分かった、聞くだけだぞ?」

そう言う訳で、俺は仕方なく、本っ当に仕方が無く(強調) 少女の話を聞く事にしたのだった。

「アレは―― 一昨年の夏の事やった……」

そして、少女は何処か遠い所を見る様に、話を始めた。

「有る日、ウチが出掛けている隙にウツボのヤローに住んどった家を乗っ取られ、ウチは引越しを余儀なくされてな。
引越しするにしても、まーウチはこう見えて、家にこだわっている方やから、ウチが気に入るような家が中々見つからへん。
まあそれで、毎日暇を見ては住み易そうな家を探しとってん」

ああ、どの世界でも住宅事情ってのは厳しい物なんだなー。で、だから如何した。
明らかに胡散臭い話にげんなりとした物を感じつつ、俺は少女の話を聞く。

「で、その日も夕暮れまで捜して、今日も駄目やろと諦めかけたその時や。
なんと! 前探した時は影も形も無かった良い形をした家を見つけたんや! 
それで、『あん時は探しが悪かったんやろーなー』とか、『まあ、良い家が見つかったからええか』とか考えながら
その家に住む事にしたんやけど……実はそれは人間のしかけた、ウチらを捕える為の卑劣な罠やった!
ウチが異変に気がついた時には、出口が塞がれあっという間に海から引っ張り上げられてしもうたんや!]

言って何処か悔しげな表情を浮かべ、顔の前に突き出した左手をぐっと握り締める少女。
……と言うか、それって所謂、タコツボ……?

「それから何度か人間の隙を見ては逃げ出そうと試みたんやけど、如何も上手く行かん。
そうこうしている内に、ウチは一緒に捕えられた仲間と共に変な場所に連れていかれてな、
ここは何処や?と思っていたら、人間が仲間を一人ずつ連れ出し始めたんや」

……あー、多分、漁港で出荷し始めたって所かな?……
そう思いつつ、俺は左人差し指の先で鼻頭をぽりぽりと掻きながら、口調にやや熱のこもり始めた少女の話を聞く。

「メッチャやばいと思った、ウチはこのまま連れ出されたら2度と海に帰られなくなるやも知れんと予感した
けど、ウチは日頃の行いが良かったんか、運良く逃げ出す事に成功してたんや!」

よっぽど運が良かったんだな、と言うか脱走を見逃してしまう市場の人に一言言いたい。
341通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/07(月) 20:33:03 ID:YVJN3CMh
 
「しかし――それまでやった。海ん中を進むには都合のええウチの足も、陸の上じゃのろのろと這いずるしか出けへん。
そうしている内に、慣れ無い地上の呼吸が出来ない事と、夏の暑い日差しの所為で、ごっつい苦しくなってな、
その苦しさに思わず『ウチ、このままくたばるんやなー?』なんて思い始めた時や!」

少女がぴしぃっ、と効果音が思わず聞こえてくる様な見事なポ−ズで俺を指差し。

「そう、アンタが、ウチをお姫様抱っこで海まで連れていってくれたんや!
もうあん時は本当にアンタが神様か仏様に見えたで! そして感謝しても感謝したりんくらいの恩を感じたんや」

あー、そういや、言われてなんとなく思い出した。
確か…一昨年の七月辺りか、釣りの帰りに漁港を歩いている時、のたのたと地面を這う蛸を見つけたんだっけ……?
俺はその時、クーラーボックスが一杯になる程魚が釣れてたし、それに蛸を捌くのも面倒臭いし、とか色々考えた結果、
蛸イラネと判断して、そのまま拾い上げて海に放り投げたんだっけ……。
でも、流石にお姫様抱っこはないだろ―……?

とか、心の中で記憶の引き出しを手繰り考える俺を余所に、少女は話を続ける。

「それでや、ウチは何とかアンタに恩返ししたろうと考えた結果、何としても長生きして神通力を得る事に決めたんや」
「……神通力?」
「そや! どんな動物でもな、通常の寿命の二倍長生きすれば神通力を授かる事が出きるねん
これは海亀の爺さんが話してくれた事や! 海亀の爺さんは物知りやねんで!」

俺は、思わず少女の言葉に聞き返してしまった事を少し後悔した。
海亀の爺さんって……んなローカルな人物評は聞く気ありません。
というか、じんつーりきって……何と言う都合の良い設定……こんなふざけた話、生物学者にとっては発狂物だろう。

「それでや、その話を信じたウチは、何時か恩返しをする事を心に秘め色々と努力した、
そして、今年! 念願が叶って長生き出来た事で神通力を得たウチは早速、人間の姿になって陸に上がったって訳や。
で、その後も色々とまあ紆余曲折があったんやけど、そこは話が長くなるから端折って置いてや、
何だかんだで命の恩人のアンタの家を見つけだし。今、こうやって尋ねたって訳や!
どや? ウチの話、信じてくれるか?」

言うだけ言った後、こちらへ期待の眼差しを向ける少女。
俺は再度、左人差し指の先で鼻頭をぽりぽりと掻いて、

「えっと、お帰りください」

きっぱりとした口調で丁重にお帰りをお願いした。
無論、手をひらひらと上下に振るジェスチャー付きで。

「へ?……ちょ、話がちゃうやんか! ウチの話を信じてくれるとちゃうんか?!」
「俺は話を聞くとは言ったが、話を信じると約束した覚えは無い!」
「そ、そんなぁっ! か、堪忍やっ!」

俺の返答に、少女は一瞬きょとんとした表情を浮かべた後、何処か泣き出しそうな調子で俺に縋り付こうとするが
当然、話を聞く気の無い俺は目一杯拒否の姿勢を強い態度で示す。

まあ、いきなり『貴方に助けられたので恩返しに来ました』とか言われて、信じろ、と言うのがどだい無理な話である。
いつ詐欺被害に遭うか分からないこのご時世、得体の知れぬ奴の信憑性ゼロな話をホイホイと信じて家に上げて、
朝、目が覚めたら家具一切合財持ち去られていました、じゃ笑い話にもならないだろう。
つーか、問答無用で蹴り出そうとしないだけまだマシだと思え。
342通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/07(月) 20:34:15 ID:YVJN3CMh
 
「しゃ、しゃーない、こうなったら証拠を見せたる!」
「はいはい、証拠もなにも……」

何やら袖をまくり始めた少女に、俺が如何でも良さそうに言いかけた所で――その言葉が止まった。

そう、俺に見せつける様に横に伸ばした少女の両腕が、
螺旋状の切れ込みが入るや解ける様にバラけて、左右2本ずつ計4本のうねる触腕に変わったからだ。
その内側には規則正しく二列に並ぶ無数の吸盤が有る辺り、それが蛸の触手と見て間違いないだろう。

「ほれっ、見てみぃ! これでウチが蛸やったって分かったやろ!」
「あ、ああ……いや、しかし……」
「何や? これでまだ文句があるんか?」

触手と変わった少女の腕を目の当たりにし、俺が呆然とした調子で漏らした言葉に、
両腕の4本の触手を腕組させた少女が眉をひそめる。

「最初っから俺にそれを見せておけば、
わざわざ長ったらしい話をする必要なんてなかったと思うんだが……?」

言われて少女は、一瞬考える様に沈黙した後、はっとした表情を浮かべてこちらを見て、

「――! アンタ、実は頭ええやろっ!?」
「…………」

……ああ、分かった。コイツ、ある意味バカだ。
343通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/07(月) 20:35:23 ID:YVJN3CMh
                      *     *     *

「でだ、多胡……八美、だっけ? お前は恩返しとか言うけどさ、一体何が出来るんだ?」

暫く経って、渋々だが少女を家に上げた俺は、
テーブルを挟んだ向かい側に座っている少女――八美(取り合えず呼び捨て)に尋ねる。
結局、如何やっても恩返しをタテにして、帰りそうな様子の無い八美に対し、
俺は適当に話を聞いた後で説得して追い出す事にした。

「ウチの事はハッちゃんでもええで?」
「 誰 が 呼 ぶ か 」
「つれないなー、自分。 まあ、それはええとして、ウチに何が出来るんやと言うとな、そやなー……」

俺の拒否を軽く流した後、八美はその場でがばぁっと立ちあがり、息を吸いこむと

「先ずな、ウチは口から墨が吐けるで! 
まあ、水ん中と違って地上じゃあ煙幕みたいになっちゃうんやけどな?」

とか言って、口からボファっと黒い煙を吐いて見せる。
――――そしてその後も

「それだけやないでっ! ウチの身体は軟体やから狭い隙間でも簡単に入ることが出来るねん!
やから箪笥の裏側に入った小銭とかも楽々取り放題や!」
「……あ、ああ……凄いな……」

箪笥の裏側の狭い隙間ににゅるりと入って見せたり。

「しかもやっ! この触手の吸盤を生かして何処にでも張り付く事が出来るんや!
ウチにとってはロッククライマーなんか目やないでっ!」
「……う、うん、そうか……」

腕の4本の触手の吸盤を使って天井に貼りついて見せたり。

「その他になぁ!……えーっと、えーっと……そやっ! 身体の色を変えて周囲の景色に溶け込む事も出来るんや!
フフフ、どーや、性欲を持て余すスパイも顔負けやでぇ!」
「…………」

思い付かなかったのか、やや考えた後、肌の色を迷彩色に変化させて見せたり。
と、そんな感じで目の前で披露される八美の人外的な技を、呆然と見守り始めた俺を余所に、
何やら一人で盛り上がる八美。

「凄いやろ、ウチの能力。ウチらが海の忍者と呼ばれている所以なんやで!」
「なあ」
「何や、何か質問があるんか?」
「そりゃ確かに君の能力は凄いと言える。……だが、恩返しの何の役に立つんだ?」

俺の投げ掛けた何気ない問い掛けに、八美は一瞬沈黙して、

「……えーっと……スパイ活動?」
「とっとと海に帰れお前は」

ペコちゃん顔しつつ苦し紛れに言ったボケに、俺はごく当然の返答を返した。
344通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/07(月) 20:37:46 ID:YVJN3CMh
 
「ちょ、まだ恩返しも出来てへんのに帰れって、んな殺生な!」
「何処の一般市民がスパイ活動するかド阿呆! 寝言は寝てから言え!」
「アンタが『何が出来るんだ?』って聞かれたから答えただけやんか! それで帰れなんて酷過ぎやでっ!」
「お前の言うその『出来る事』と、俺の言っている『出来る事』のニュアンスが違うんじゃボケぇっ!
俺の言っているのはな、炊事洗濯掃除その他諸々の生活に役立つ特技の事を言ってるんだ!」

非難の声を上げる八美に、俺は声を荒げて言っている事の違いを言う。

「え?……あ、ああ、そー言うことやったんか? ウチ、勘違いしとったわ。 そー言うことねー」

いわれて、八美は一瞬だけぽかんとした表情を浮かべた後、ようやく納得したかの様に何度も頷く。
……やっと俺の言っている意味を理解したか、こやつ。

「まあ、それやったら大丈夫やわ。
アンタの言う炊事洗濯掃除その他諸々、なんだって出来るさかい。ウチに任しとき!」
「ほぉー? そこまで言うんだったら、早速やって見せてくれよ? 
もし、俺が駄目駄目だと判断する事があったら、即お帰りいただくぞ?」
「ええで、その代わり合格やったら恩返しをやらさせてもらうで!
言っとくけど、ウチの腕前にビックリするなや?」

意気込む八美を前に、俺は心の中でほくそ笑んだ。
これで何かと粗探ししてこの変な少女を追い出す理由が出来る、と。
だが、しかし……
345通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/07(月) 20:40:42 ID:YVJN3CMh
「…………」
「どや! 完璧やろ?」

数時間後―――得意げにえっへんと胸を張る八美に対して、俺は言葉が出なかった。
ほんの数時間前まで、俺の部屋はゴチャゴチャと置かれた荷物やらゴミやら何やらでプチジャングルと化していた。
だが、今、目の前に広がる部屋は、綺麗に掃除された上に荷物も完璧に整理整頓され、前とは別物となっていた。
何この劇的ビフォーアフター、匠の領域ってもんじゃないだろ?

「この夕食のさば味噌の味付けには少々苦労したんやで〜? 隠し味に梅干を入れたんや」
「あ、ああ……」

そして、部屋の真中のテーブルに置かれた料理もまた、俺の言葉を失わせるのには充分過ぎた。
見た目は飽くまで美しく、ほのかに漂う香りは食欲を引き立たせ、恐らく口にすればその期待通りの味を約束する事だろう。
見よ、この一粒一粒形の整った湯気の立つ御飯を!
感じろ、このさばの味噌煮の素材の魅力を引き出した芳醇な香りを!
そして震えろ、この豚汁の豚肉玉葱人参牛蒡味噌の素材達が奏でるハーモニーに!
……とまあ、そんなナレーションが聞こえてしまう位、目の前の料理は素晴らしい完成度だった。

「あ、そや。 部屋掃除するついでに汚れた服とかも洗っておいたで?」
「…………」

更に、汚れたまま部屋の隅に放置されていた何処となく異臭を放っていた衣服その他諸々も、
呆然とする俺の視線の先で、しっかりと洗濯され見違えるほど綺麗になった状態となって天日に干されていた。

「ふふん、どーや。ウチはこの日の為に、寝る間も惜しんで家事の特訓してきたんや!
折角ここまで来たのに、『家事が出来ない』とか良くありがちな理由で追い返されとうなかったからな!」

余りにも予想外な結果に呆然とする俺に、八美はこれでもかといわんばかりに胸をはる。

「ぐっ……み、認めたくはないが……ご、合格だ」
「よっしゃ―! これで恩返しができるでっ!」

俺が渋々言った言葉に、八美がガッツポ―ズをとる。

くっそー、何かすっごい言い様のない敗北感を感じる。
何この腹立たしさ、目論見が外れたとか言うレベルじゃない位にむかつくんだが……?
……ま、まあ良い、後で追い出す理由を捜せば良いだけの事だ。

そう考えた俺は、先ずは目の前の料理の味を見る事にしたのだった。

……悔しいけど料理は美味しかった。
346通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/07(月) 20:43:58 ID:YVJN3CMh
取り合えず前半はここまで、エロ有りの後半を楽しみにしてください。

因みに、八美の顔の大体のイメージは、銃夢のガリィっぽいのをイメージして頂ければ良いかと。
347名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 20:52:02 ID:q7n8i7rm
くっ、ここで「続く」だと…?




ひぃぃぃ! 生殺しひでぇえええ!!! ぐ、GJなんだぜ…だから早く続きぉぉぉおをおを
348名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 21:11:09 ID:vbs0IWGa
萌えすぎの罪
349名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 21:50:04 ID:KrY/Xbdx
グッジョブ!!

だが、なんていう生殺し・・・(;つД`)
は、はやく続きを・・・じゃないと風邪をひいちまう・・・
350名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 00:30:01 ID:PXdMDHMH
ちくしょうーーーーーーー!!!
せっかくち○こ出しつつwktkしてたのにこの愚息の猛りどうしてくれよう。
まあとりあえず続き待ってます。
351名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 00:52:05 ID:/PIAHO5G
タコ娘キタ――――(゚∀゚)――――!!!!!
関西弁とはまたツボなことやりよるななんていってたら

生殺しキタ――――(゚∀゚)――――!!!!!
全裸で、全力でwktkしてまってます
352名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 02:13:45 ID:ubQc9o1y
通りすがり氏GJ!

そして皆の衆、全裸はいいが股関の紳士に蝶ネクタイを忘れるな!
353名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 04:27:23 ID:HhdFFmiT
うおおおおおおおおお!!
関西弁タコ娘GJぅううううう!!
性格が俺のツボだw

続きを期待して待ってます(正座で)
354名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 07:27:56 ID:Dd90lj1f
これは……名器の持ち主に違いないw
355通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:09:14 ID:BzFJ7vEl
>>338-345の続きを投下しに来た俺が通りますよ………

次レスより投下開始、ちょいと長めですので覚悟してください。
356通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:09:47 ID:BzFJ7vEl
                       *   *   *

「しっかし、あいつが言う恩返しってなんだろうな……」

夜、俺は布団に寝そべり、天井の明かりの消された蛍光灯を眺めながら呟きを漏らした。

アレから、八美の炊事の腕を見るついでの食事をとった後、
気が付けばなんやかんやとやっていた事もあってか時刻も夜半過ぎをまわっており、
更に俺自身もなんだか疲れを感じていた事もあって、そのまま寝る事となった。
ちなみに、俺の言うあいつ――八美は「良い寝床や」とか言って押し入れの使われていない一角を某蒼狸みたく占領し、
さっさと寝床にしてしまった。

……どうやら、人間の姿になっても蛸の習性は抜けていない様である。
まあ、布団を一々用意する手間が省けた意味では喜ばしいけど。

「家事などの手伝いをしてくれるだけって訳じゃなさそうだし……
そもそも蛸に、鶴の恩返しみたいな事が出来るとも思えないし……うーむ……。
ああ、もう良いや、考えたって埒があかないしとっとと寝よう」

なんだか結論の出ない思案に疲れを感じた俺は、
さっさと目を閉じて意識を睡眠の方へとシフトしようとした。
―――その矢先

しゅるり

「……――っ!?」

何かが腕に巻き付く異質な感触によって、俺の意識は現実に引き戻された。
……こ、これは一体?!

「こーんばーんわー」

慌てて見れば、其処には俺の腕に触手を巻き付かせて添い寝する笑顔の八美の姿があった。

「……な、何かと思えばお前か! いきなり何のつもりだっ!」
「んー、何のつもりやかて、ウチら蛸と言うのは夜行性なんやで?」

余りにも唐突な事態を、低性能な俺の脳味噌が理解するまできっかり数秒の時間をかけた後、
ようやく上げた俺の怒りの声に、八美はごく平然と返しつつ、触手を更に腕に巻き付けてくる。
その際、肌をワサワサプチプチと這いまわる無数の吸盤の感触に、俺は背筋に鳥肌を立ててしまう。
よくよく見てみれば、八美は衣服を一切着けておらず、健康的な色の裸体を月明かりに晒していた。

「夜行性とかそう言う問題じゃなくて!
お前は裸で、俺の布団に潜りこんで一体何をしようとしてるんだと聞いているんだっ!」
「何をって?……もち、夜這いにきまっとるやん。んな事も分からんのかなぁ、自分?」
「分かるかぁぁぁっ! と言うか分かってたまるかぁぁぁぁっ! つかさり気に足にまで触手絡ませてくるなぁぁぁぁぁっ!」
「まあまあ、そんなにぎゃーぎゃー怒らんでもええやん。近所迷惑やで?
あ、言い忘れとったけど、ウチな、足のほうも触手に変える事出来るんやで? 如何や、凄いやろ?」
「どーりで足も動かんと思ったらそれの所為かぁぁぁぁぁっ!!」

見れば八美の足もまた、腕と同じ様に左右に二本ずつの4本の吸盤付きの触手に変わり、
俺の左右の足にうねうねと巻きつき、吸盤をしっかりと吸い付かせていた。

ちなみに、もうこの時点で、俺は八美の触手によって手足を絡め取られ、完全に身動きがとれなくなっていたりする。
ちくしょー、コイツ、意外に力が強いっ! 全然振り払えねぇっ!
357通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:12:39 ID:BzFJ7vEl
 
ここで問題だ! この状況で俺は如何やって八美から開放されるか?

3択−一つだけ選びなさい
 答え@:とってもナイスな通は突如良い案をひらめく。
 答えA:誰かが助けに来てくれる。
 答えB:如何しようも出来ない、現実は非情である。

うん、自分で考えておいてなんだけど、@のとってもナイスって何だよ? つーか出来ればんな苦労しないって。
まあ、それはさて置き。今の所、俺はAに賭けたい所だけど……正直言ってそれは期待は出来ない。
こんなタイミングで誰かがアメリカンヒーローの様にジャジャーンと助けに来てくれる訳がないし……
て言う事は結局Bしか選択肢が残ってねーじゃねーか!

「んじゃ、しっかり捕まえたとこで、とっとと始めよか。
確か……海亀の爺さんの話やと、人間のアレはこの中に隠れとるって話やったな……」
「やめっ、こらっ ズボンを脱がせるなっ!」
「ふっふー、なんや、こうひん剥いていると大物の蟹を捕まえた時の気分をおもいだすわー」
「いやー、やめてー! 俺は美味しくないぞーっ!!」

俺の必死の抵抗も虚しく(そもそも手足を拘束された状態で抵抗もあったものじゃないが)、
八美は俺を拘束している物以外の触手を巧みに動かし、俺のズボンを下着諸共剥ぎ取ってしまう。

答えはB B B!!

ズボンと下着と言う拘束具から開放された股間の息子は情けない事に、
目の前の少女の小ぶりだが形の良い乳房、引き締まった臍周り、流麗な曲線を描く腰のくびれ、などの視覚的要素と
その少女の四肢から伸び、両手両足に巻きつきうねうねと蠢く柔軟な触手の生暖かくぬめった感触と言う触覚的要素に、
これから起こる事を期待したのか既に真っ赤になって喜びを表していた。

「なーんや、アンタ。口でワーワー言っておいてこっちはしっかりと期待に打ち震え取るやん。
アンタってある意味しょーじきやねんなぁ?」
「うるせぇ! 見るんじゃねえ……っ!」

羞恥心の余り、顔を真っ赤にして八美から顔を背ける俺。
……クソ、なんて節操の無い息子だ! ……って、その節操を息子から無くしてしまった俺にいえた義理はないけどな!

「ま、これはこれで都合ええわ。……にしても人間のアレって不思議なもんやなぁ、
脚の先にあるんとちゃうて股にあるなんてな……って、今のウチも、股の間にアソコがあるんやったな」
「……まじまじと観察しているとこ悪いが、一体何のつもりでこんな事をして来るんだお前は!」

何処か興味深そうに触手の先で息子をツンツンと突付いていた八美に向け、
ようやく気を落ち付かせた俺が険悪な声で問い掛ける。
その問い掛けに対し、八美はきょとんとした表情を浮かべて

「へ? 恩返しってのはこう言うことするのがセオリーとちゃうんか?」
「何処の世界のセオリーだっ! 何処のっ! 少なくとも俺が生きていた限りじゃ、んなセオリーは聞いた事すら無いぞ!」
「な、なんやて!? と、と言う事は海亀の爺さんの言ってたことは嘘やったんかいな!?」

……また海亀の爺さんか、一体コイツはその爺さんに何を吹き込まれたんだ?
まあ、コイツの話を聞く限り、その海亀の爺さんは相当な嘘吐きに違いない。しかも多分釣り好き。
恐らくこの他にも、その海亀の爺さんとやらは聞くに堪えない様なロクでもない事をコイツに教えているに違いない。
358通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:14:01 ID:BzFJ7vEl
 
「確実に嘘に決まってるだろ。だからこんな馬鹿げた事はさっさと止めてくれ
……って、おい、聞いているのか?」

……なんか、急に黙りこくったコイツを見ると、すっごく嫌な予感を感じる。

「あー、いや……なんや、急に体が疼いて……」

言って、俺の方に顔を向けた八美の瞳は、横長の瞳孔を持つ人外の物へと変わって――いや、戻っていた。
その時、俺は背中に、ぞわり、と撫で上げる嫌な悪寒を感じたのは気の所為では無い。
ヤバイ、ヤバ過ぎる、これはとてつもない感じにヤバ過ぎる。こんな予感的中して欲しくなかった!

「ちょ、おまっ、やめっ! 止めろって!」
「いやや、もうこうなったら、ウチ自身でも自分の欲望が止められん……なあ、しようや?」

慌て始める俺に対し、頬を赤らめた八美は俺の手足に触手を絡めたまま、
滑りこむ様に俺の上に圧し掛かり、ずいっと興奮しきった顔を俺の眼前に寄せる。
心なしか俺の顔に掛かる八美の吐息が、熱くじっとりとした物に感じる。

「しようやって言われて、俺がイヤだって言ってもやるつもりだろテメェっ!」

うあーこいつの身体、暖かくてやわらけーなーとか、
プルプルなおっぱいの乳首が立ってるのがシャツ越しに分かるぞーとか言う
邪念にも似た思考を誤魔化す様に、俺は更に抗議の声を上げる。

「まあまあそんなにカッカせんでもええやん。 
アンタも初めてや有るまいにさぁ……って、なんで急に黙るねん?」

八美の言い放った『初めて』の言葉に、俺は頬がかあっと熱くなる感覚を感じた。
恐らく、今の俺の顔は熟したトマトの様に赤くなっている事だろう。
気が付けば恥ずかしさの余り、無意識の内に俺は八美から視線を逸らしていた。
そんな俺の様子に、八美は少々戸惑いながらも原因に思い当たり、意外そうにその事を口にする。

「あ、分かった。ひょっとすると……アンタ、これが初めてやとか?」
「――がふぅっ!?」

つうこんのいちげき! とおるのこころに585のダメージ!
おもくそストレート過ぎる推測の一撃に、脳裏に一瞬、俺の心のキャラグラフィックが棺桶に変わったシーンが見えた。
おお、ゆうしゃよ、しんでしまうとはなさけない。とか言う声も聞こえた様な気もする。

「う、うるせぇっ! 初めてで悪いかこんちくしょう!」
「ふーん、そうかそうか」

思わず口を突いて出た怒声も、八美に推測をより正しい物だと判断させるだけにしかならず。余計に心の傷が痛む。

ちくしょう、今まで機会を与えてくれなかった神様が悪いんだ。ついでにこの世の中の不景気も悪いんだ!
とか、自分の要領の悪さを棚に上げまくった愚痴を心の中で漏らす俺に向けて、
八美は何処か下卑た物を混じらせた様な笑みをニマリと浮かべ。

「大丈夫やって、そう言う事もあろうかとウチは海亀の爺さんに色々と教えてもろたんや。
やからなーんも問題あらへんって、ウチに任しとき!」
「それ以前の問題だっ!」
「あー、なんかウチ、急に耳が悪うなったわ。アンタの言っている事がよう聞こえん」

俺の抗議の言葉に、八美はわざとらしく触手の先端で耳をほじくって、
さも『アッシは耳が悪いでござい』風に見せかける。
をいをい、遂には聞く耳無しかいっ!
359通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:15:37 ID:BzFJ7vEl
 
と、俺が憤慨する間も無く、急に身体が持上げられる感覚が俺を襲う。

「おいコラ、お前、何する気だ」
「んー、お持ち帰りってとこで。これからウチの寝床でお楽しみって奴や」

しっかり聞こえてるじゃねえか!と、ツッコミを入れたかったのだが、
そう考えている間にも八美は、俺を拘束している両手両足の4本以外の残る4本の触手を使って、
這いずる様に俺の寝ていた布団から八美が寝床にしている押入れに向けて、絶賛移動中だったりする。
その様子はさながら何処かのテレビ番組で見た、家代わりのココナッツの殻を抱えて移動する蛸その物。
――まあ、この場合、八美と言う蛸に抱えられるココナッツの殻と言うのが俺自身の身体であり、
持って行く目的も、家に使うと言う理由ではなく八美の性欲を解消する為だったりするのだが――
当然、んな事は御免とばかりに俺は声を上げ、拘束されている手足を精一杯に動かし2度目の抵抗を試みる。

「くそ、いい加減にしろ! こんなふざけ――んむぅぅぅぅぅぅっ!?」

だが、抵抗を始めた俺の言葉は、柔らかく暖かい物に唇が塞がれた事で途中からくぐもった呻き声に変わった。

「んむーっ! んむむむぅっ!」

その柔らかい物が八美の唇だと分かった時には、
俺の首の後ろに触手を回して抑えこんだ八美の舌が、俺の口内へと侵入を果たしていた。
そしてそのままチュウと音が鳴るくらい強く唇を吸いつかせると、舌先で頬の裏側を撫で上げ、
歯の一本一本を丁寧になぞり、押し出そうとした俺の舌に絡みつき、唾液を丹念に舐めとって嚥下して行くと、
今度は八美の唾液だろうか、生暖かい液体を流しこみ、それを掻き混ぜる様に舌で口内を舐って行く。
それに加え、元々軟体生物であった八美の非常に柔らかく暖かい身体が纏わり付く感触を身体全体に味あわされ、
俺は否が応にも昂ぶり、同時に抵抗の意思を失わされて行く。

「………ぷぁ………」

やがて、俺が鼻呼吸だけの息苦しさを感じ始めた頃、
俺の口内を舐るのに満足したのか、八美の顔が離れた。
ちくしょう、一瞬でも気持ち良いと思ってしまった事がすっげえ悔しい……って、あれ?
なんだか身体が……言う事を聞かない!?

「ひょ、ひょれは、ひっはい……?」
「フフフ…ウチの唾液を一杯飲んだみたいやな……」

既にろれつの回らなくなった言葉で問い掛ける俺に、何処か熱のこもった声で言う八美。
唾液……そういえば、何かのテレビで見た話だったと思うが、蛸の唾液には麻痺毒があって、
それを捕まえた獲物に噛み付いて流しこむ事で、獲物を麻痺させるとか言っていた様な……って、まさか!?

「そーや、アンタの身体が動かんのはウチの唾液を飲んだからや!
まあ、ウチ自身、人間に効果あるんかどうかちょっぴし不安やったけど。何事もやってみんと分からんもんやな」

自慢げに言った後、うんうんと頷く八美。
と言うか、俺の思考を読むな。

「………と、そんなこんなしている内に到着っと」

そして、八美は俺の身体が麻痺した事によって抵抗が無くなった事を良い事に移動を再開し
寝床にしている押入れへ俺を抱えたまま入ると、左腕の方の触手でふすまをピシャリと閉める。
ふすまによって月明かりすら入らなくなった押入れの中は暗闇に包まれ、俺の視界は黒一色になってしまった。
……これでは、八美が何をしようとしているのかが分からない。
360通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:17:54 ID:BzFJ7vEl
 
「さて、海亀の爺さんの話だと、ここを揉むと気持ち良いんやってな?」
「ふぁっ!」

八美の声と共に、空いている触手の内の一本が股間の息子に、根元の方からしゅるしゅると巻き付いてきた。
表面に分泌されたねっとりとした粘液を竿全体に塗りたくりながら、ゆっくりと竿を締め上げ、
更に触手の裏側の無数の吸盤がザワザワプチプチと竿の表面を這い回って舐って行く、
その上、俺の身体を拘束していた触手も蠢き始め、胸や背中に脇、腹などを這い回って粘液を塗りたくり、
巻きついている触手が腕や足を締め付けては緩めたり等、言い様のない刺激を俺の身体全体に与えてくる。

「お、なんや、ビクビク震え取るな……海亀の爺さんの言った通りや」
「う、あ、やめぇ……」

それだけでも快感で俺の心が蕩けそうなのに、
加えてもう一本の触手を股間の息子に巻きつけ、竿全体を覆いみっちりと包みこんでしまう。
そして、竿を包みこんだ触手がうじゅうじゅと蠢き、竿全体を締め付けては揉み解す。
だがしかし、わざと焦らしているのか、それとも普通に失念しているのか、触手は一向に亀頭に触れる事が無く、
刺激を与えられずに張り詰めた亀頭が、抗議する様にピクピクと打ち震え始め、鈴口から先走りが漏れ始める。
それに気付いた八美が不思議そうに首を傾げ、
(暗闇の中で如何やって分かったかだが、八美の口調から首を傾げているだろうと俺が感じただけである)

「おろ? なんか出てきたで……なんやろ、これ?」

それを確めようとしたのか触手の先端を伸ばし、亀頭の表面に這わせ始めた!
表面に塗りたくられるぬめった生暖かい粘液の感触と、触手の裏側の吸盤が這い回る感触
それらが電撃の様に亀頭から腰を経由して脳髄へと突き刺さり――

「うぁ……あっああぁああぁぁぁぁっっ!?」

頭が真っ白になる感覚と共に、俺は限界に達し。
亀頭が膨らみ、息子が弾け飛ぶような感覚を感じながら精を噴出させた。

「ぁぁぁぁぁああぁぁぁ……」

そして股間の息子は、尚も蠢いて絡み付く触手の感触によって更に精を吐きだされ
八美の触手や顔、頭髪や胸などを白濁で汚して行く。

「え? 熱っ、なんやコレ!? ちょ、うわ、止まらんって!」

ビクビクと震える息子から止めど無く吐き出される精に八美は慌てふためき、
精を吐き出すのを止めようとしたのか、八美は絡ませている触手で竿をきゅっと締め付けようとするが、
それが余計に射精を助長する事になってしまい、より八美を困惑させ、
同時に俺の思考を更に快感に染め上げてゆく。

「……うう……」
「やっと止まったで……コレが、人間のせーえきって奴やのかな?」

そして、最期の一滴まで出し尽くし、後悔混じりな快感の余韻で呆然としている俺を余所に、
八美は自分の触手に付いた精液を舐めとり、その味に何処か不思議そうに呟きを漏らす。
そういや、こいつの様子が見えるって事は、ようやく俺の目が暗闇に慣れて来たみたいだな……。
361通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:18:57 ID:BzFJ7vEl
 
「……なんや、えぐい味しおるけど……癖になるっちゅうか……不思議な味やな」

……うーむ、やっぱ見えないままな方が良かったかもしれない。
少女が触手に付いた白濁をぴちゃぴちゃと音を立てて舐めとる、と言う、
そうそう見られない光景を目の前で繰り広げられた所為で、馬鹿息子がまた元気を取り戻してしまった。
息子よ、もう少し、慎みと言うものを持ってくれ……。

「……ここ、見えるか?」

言って、八美が触手の何本かを突っ張らせて僅かに体を持上げ、腕のほうの触手の先で股間の辺りを指し示す。
その指した先、4本の触手と化した脚の付け根の中心、蛸で言えばカラストンビと呼ばれる口がある辺りに、
粘液にぬめった淫猥な形状をした穴が見えた。
……恐らく、ここが……。

「ここがウチのアソコや……本来は漏斗ってとこの中にアソコがあるんやけど。
今の姿ん時はここにアソコがあるねんや……ほんに、人間の身体って不思議やなぁ……」

俺の心を読取ったのかは知らないが、
言いながら八美が俺へ見せつける様に二本の触手でアソコを割り開いて見せる。
その内側の肉穴、それが何かを求める様に粘液を垂らしながらヒクヒクと蠢いている様子が
真っ暗な押入れの中でもはっきりと見えた。
……と同時に、自分のエロ根性の為せる技に少し悲しくなった。

「と、それじゃ、そろそろ本番と行くで」
「…うっ」

言って、八美が怒張している息子の根元に触手を巻きつかせると、
その触手を使って息子の向きを調整し、その先端を粘液を垂らすアソコへとあてがう。
先端に感じる八美の体温と愛液でぬめった膣口の感触に、俺は思わず呻き声を漏らした。

「あ、あのなぁ。一発出した後で言うのもなんだが、やっぱこう言う事は良く無いと思うんだ」
「何言っとるねん、今更。 大体な、アンタ。こう言うかわゆい娘に求められるなんて普通は有り得へんで?
それを、なんのかんの言って嫌がるなんておかしくないか?自分」
「……う゛」

其処で、舌の痺れが取れている事に気付いた俺は、この期に及んで説得を試みる。
だが、あっさりと切り返されてしまい、俺は口篭もる。

「いや、それはそうなんだが……流石に展開の流れって物を考えてくれ。
それに……俺はこう言う事は、そう、愛し合った人と段階を踏んでやっていくってのが……」
「ふーん、純情なんやねんな、自分」
「それは言うな! 畜生!」

ぐぅ……心がズキズキと痛む。
こう言う痛みを感じたのは高校生の頃に告白し、結果、見事に玉砕した時以来だ。
あの時も、相手からの返答が『通君は純情過ぎるのよ』と言う一言だったのを思い出す。
362通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:19:56 ID:BzFJ7vEl
 
「まあ、とにかく始めるで ……っと、くのっ……」
「お、おい……何やってるんだよ……?」

またも焦らしているのか、股間の息子をアソコへ擦りつける様に動かす八美。
先端が粘膜に擦りつけられる心地よい感触に打ち震えつつも、俺は疑問の声を漏らす。

「気にしんといて! ふぬっ!」
「ってちょ、うわっ!? あぁっあぁあぁぁっ!?」

だが、その疑問の声を八美はあっさりと受け流し、俺が止める間も無く一気に腰を下ろした。
ズプともキュブッともなんとも形容し難い音が響くと同時に、俺の脳内は一気に快感の色に染まった。

「んあっ……くぅ!」
「うぁっ、うあぁっ、ぐぁぁぁっ!!」

一気に突き入れた所為か、目を瞑ってブルブルと震える八美、
だが、それを気にしている余裕は、今の俺には全くと言って良いほど無かった。
何故なら、吸われているのだ、それも揶揄ではなく、本当に膣自体が吸盤となって息子全体にみっちりと纏わり付き、
肉壁の熱くぬめった感触を与えると共に、精を搾り取らんとギュウギュウと締め付けて吸引し続けてくるのだ!

おまけに、膣の中の肉襞に紛れる様に触手に付いているのと同じ吸盤があるらしく、
根元や竿、裏筋に雁首、そして亀頭等、余す所なく纏わり付き、
プチュプチュと音を立てて吸いつく事で異質の快感を俺に齎してくる。

「んっ、くぅぅぅ、ふぅっ……奥までっ……入った!」
「あ、ああ、うぁぁぁぁ」

そして、凄まじい吸引の末に、俺の息子が根元まで飲みこまれ、こつんとした感触と共に奥の淫肉と対面を果たした。
それと同時にアソコ周辺の吸盤がワサワサと蠢き、大腿や玉袋、下腹部に吸い付き撫で上げる。
無論、俺の身体に巻き付いている触手も、にゅるにゅると絶え間なく這い回り続けている。

「………」

が、其処から如何言う訳か、息子が奥まで入ったにも関わらず、
目を蕩けさせた八美はハァハァと息を漏らすだけで、動きが見られなくなった。
うーむ、手足が拘束されていてコレでははっきし言って生殺しだ。と言うかさっさと動いてくれ!

――ちなみに、懸命な皆さんならもうお分かりかと思うが、この時点で、俺の思考能力は完全に快感に支配され。
   説得だの貞操を守るだのと言う考えは、某バニラな人のスタンド能力を食らったア○ドゥルの様に、
   暗黒空間へブッ飛んで仕舞って居たりする。
363通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:21:35 ID:BzFJ7vEl
 
「お…い、何、やってるんだ……?」
「あ……ちょっと、何でもない、から。気に…しんといて……」
「いや、でも……」
「やから気にしんといて……今から、動くし」
「え、ちょっと、おいっ!?」

ずにゅ、にゅるるる……

俺の問い掛けを八美は息も絶え絶えにはぐらかすと、俺が訝しげな声を上げる間もなく腰を上げ始める。
プチプチと言う音と共にアソコ周辺の吸盤が下腹部や陰嚢から離れると同時に僅かに膣の吸引が緩み、
その緩まった膣内から脱出を行おうとする息子へ、膣内の肉襞と吸盤が名残惜しげに纏わり付いて撫で上げる。

…ぎゅぷぅっ!

そして粘液に塗れた竿がずずずっと露出して行き、後もう少しで雁首が見え始める所に、
八美が身体から力を抜く様に体重を掛け始め、それと共に吸引を始めた膣に力強く吸引され、
息子は再び奥まで飲みこまれた。

「…くぅっ!」
「ひゃぁん!」

息子を淫肉に揉み立てられ、そして一気に奥に突き込まれ、思わず漏れる俺と八美の嬌声。
その瞬間、八美の淫肉が息子と再会を果たした喜びを表すかのように、みっちりと息子に吸い付いて歓迎し
吸盤がプチュプチュと息子全体に吸い付いては引き離れを繰り返し、それと共に肉襞が揉み立てて刺激を与えてくる。
同時に、恐らく八美の意図とは関係無しに八美の触手が陰嚢に巻きつき、クニクニと揉み立てる。
そして俺の身体に纏わり付いている触手もまた、吸盤でぎゅっと吸い付いたり、絡み付いてザワザワと撫で回したり、
巻き付いて締め上げたり、分泌されている粘液を擦り付けたり、と、多彩な動きで俺を責めたてる。

ずちゅるる……きゅぶっ! 

「ひぅっ!?」
「あふぅっん…っ!

無論、こんな凄まじい人外の責めを前に、今しがたまでチェリーだった俺が耐えきれる筈もなく、
ゆっくりと数回抜き差ししただけで、快感のヴォルテージは最高潮に達し、その代わりに思考が真っ白に染まり――

ぬちゅるる……ぎゅぶっ!

「うぁ、あ、あ、あぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっ!!」

3度目に腰を下ろしたと同時に息子の鈴口に何かが張付き、ちゅうっと吸いつく感触、
それが引金となって、俺は達してしまい身体をビクビクと震わせ絶叫を上げ、八美の胎内へ精を放出してしまった。

「はっ、あぁっ、なんかっ、熱いっ、熱いのがウチの中にっ 弾けてっ!」

先程よりも勢い良く、そして大量に精が胎内へ叩き付けられる度に、
その感触に八美が嬌声を上げ、全身の柔軟な筋肉がびくんびくんと弛緩し、俺に絡み付いている触手が戦慄く。
そして同時に肉壁が蠢き、胎内に満たされて行く精液を受け入れ、奥へ送りこんで行く。

「あ、あっ、な、何かが、ウチのっ、奥からっ きてっ、ひぁっ、あ、ひ、あ、あぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっ!!」

そして、一際強く精が叩き付けられると同時に、八美は絶頂に達したらしく。
大きく仰け反らせた身体をガクガクと震わせ、口から涎を垂らしながら嬌声を上げる。
やがて、精の放出が収まると同時に、八美の身体から力が抜け、俺の胸元にドサリと倒れこんだ。
364通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:22:59 ID:BzFJ7vEl
 
……や、やっと終わった……なんつーか、セックスと言うのってここまで凄いものなんだな……。
もう殆ど何も考えられなくなるくらい気持ち良かった。オナニーとかとは比べ物にならんぞ、これ。
これくらい気持ちが良いと、こう言う恩返しも悪くはないかもと思えてしまうのが不思議だ。
まあ、その流れが逆レイプ、と言うのが少し問題ありだが……。

にしても、本当に疲れた……たった一回出しただけだと言うのに、
まるで全力疾走でマラソンをやったかのような疲労感がどっと押し寄せて来た……
今はとっとと寝てしまいたい。

そう思いつつ、胸元に倒れこんだままの八美の方を見ると
八美も疲れたのだろうか、暫くの間、俺の胸元へ顔を突っ伏しながら肩を上下させていた。

「ふ。ふふふ……」
「……?」

その様子を眺めていた矢先、顔を突っ伏したまま含み笑いを漏らし始める八美。
彼女のその笑い声に、俺は如何言う訳か凄まじく嫌な予感を感じた。

「ふふ、ふふふふふふ―――めっちゃ気持ち良いやん、これ! 海亀の爺さんが言ってた通りや!
なあ、アンタ、もう一回、もう一回しようや!」

やおらガバッと顔を上げるや、凄く明るい笑顔を浮かべた八美が捲くし立てる様に言う。

「いや…あの…」
「あーもう我慢できへん! 早速2回戦目突入や!」
「ちょ、やめっ、アッー!」

俺が止めようとする間すら与えず、再び腰を動かし始める。

ずちゅぎゅぶ、にゅちゅぎゅぷ、ぐちゅぶぶっ…

「あん、くふぅん…ひゃぁん、気持ち良いっ!」
「うあっ、くぅぅっ、あぁぁぁ」

触手を絡め、俺に抱きつく様に身体を密着させた八美がゆっくりと、腰を前後にスライドさせる様に動かす。
隙間が無い位に身体が密着していながらも、スムーズに腰が動かせるのは軟体生物であるがゆえなのだろう。
八美が艶かしく腰を動かすたびに、息子全体に熱く濡れた肉襞が擦り合わされ、
同時に吸盤が音を立てて吸いつき、息子を舐りまわす。

そして、それと共に今まで俺の身体を無秩序に蠢きまわっていた触手が、
今度は明確な意思を持って俺を責め立て始める。
腕や大腿に巻きついた触手がリズミカルに締め付けながら、裏側の吸盤で撫で上げ、吸い付かせ。
触手の先っぽで掌や足の裏、脇、乳首など敏感な場所をこしょこしょサワサワと舐り回して行く!
その最中、俺の脳裏には蛸に食われる蟹の姿がフラッシュバックした。
365通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:25:08 ID:BzFJ7vEl
 
ずちゅぎゅぶ、ぬじゅぷっ、ぐじゅぷぷっ

「うあぁっ…あぁぁぁぁぁぁ……」
「あんたも気持ちええのやな……んっ! くふっ、ビクビクってウチの中で震えとる……」

全身を責め舐られる感触に、俺は頭を左右に振りながら身悶えする。
その様子を八美は快感に喘ぎながらも見下ろして笑顔を浮かべ、腰を動かすペースを上げる。
それによってか、俺は先程射精したにも関わらず、腰の奥から熱を持って込み上げる物を感じた。
しかし、それを耐えようとする俺の意思も、膣壁が一際強く息子を吸引した事で雲散霧消し……

「くぅ…う、うぁぁぁぁぁっぁぁぁっ!!」

熱い物が先端から溢れ出る凄まじい放出感を感じながら、
俺は身体を震わせ、八美の中に白濁を流し込んだ。

「あ、熱いの、来たっ いっぱい、ウチの中で弾けてっ! どくどくって震えてる!」

胎内で息子が脈動しながら射精する感触を感じ取り、八美が触手をくねらせながら喜びを顕わにする。
と、同時により多くの精を搾り取ろうと膣壁が蠢き、吸盤を吸い付かせながら段階を置いて根元から締め上げ
鈴口へ密着したこりこりとした物がポンプの様に断続的に吸いつき、一滴残さずに吸いとって行く。

「あはぁ……人間との交尾がここまでええもんやと全然知らんかったわ……」
「うう……もう、止めてくれ……」

そして、うねる膣壁の吸引によって最期の一滴まで搾り取られた後。
完全に上気した八美に向けて、息も絶え絶えになった俺は掠れた声で懇願する。

「だぁめ。もうすこし楽しませてくれーや……ここもヒクヒクと何かして欲しそーやし……」
「――ひっ!? そ、其処はっ、やめっ、止めてくれっ!」

だが、俺の懇願は聞き入れられず、
それ所か、妖しい笑みを浮かべた八美は俺の水戸黄門ならぬ肛門ヘ触手を伸ばし、先端で弄くり始める。
無論、それだけは勘弁して欲しかった俺は、それこそ涙を浮かべ首を嫌々と振って必死にやめる様に懇願する。

「ふーん、そう言う割に。アンタのアレはウチの中でビクビクと大きくなって大喜びみたいやな……?」
「えっ? いや、それはそのっ!?」
「まあ、そう言うことで……えいっ!」

ずぷりっ

「――かっあっっ……っ!?」

だが、期待して八美の胎内で硬度を増した馬鹿息子の所為で俺の懇願は却下され、
八美は何処か楽しそうに肛門の辺りを這わせていた触手の先端を肛門に宛がうと、一息に突き入れる!

「くぅ、アンタの、凄い締め付けやな……っ!」
「〜〜〜〜〜〜っ!?」

表面に分泌された粘液の助けによってあっさりと中に入りこんだ触手が
にゅぐにゅぐと直腸内を蠢きながら吸盤を腸壁に吸いつかせて、俺に感じた事のない異物感と快感を与える。
無論、腸内に入りこんだ触手と言う異物を追い出そうと、反射的に腸壁がうねり、括約筋が強く締め付けるが、
それは逆に八美を悦ばせるだけでしかない。

「んっ、思った通りや……中で、あんたのが大きくなってる……っ! さ、第三回戦といこか」
「〜〜〜んぐぶぅっ!?」

その感触に馬鹿息子は更に身を硬くして大喜びし、包み込む膣をグイと押す事でそれを八美に分からせる。
それを感じ取った八美は、凄まじい快感の余り半開きになった俺の口に触手を押しこむと、
俺の身体に這わせている触手のうねりを激しくさせ、更に膣の締め付けを強くした上で再び腰を動かし始める。
366通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:26:01 ID:BzFJ7vEl
 
ずちゅぐぷっ! ぬじゅぶぷっ! ずちゅぬぶっ!

「うμψχζ毛厂仆κゑμ壬汁昨ζκあっ!? χκυΤ斤廿οゐλ冂了卞νいっ!?」
「あふぁんっ! …あふぅんっ! …はぁんっ!」

口 息子、肛門、身体のほぼ全体を触手と膣で責め弄られる俺は、
脳髄のシナプスが焼き切れそうな快感で悲鳴に近い声を漏らしながら涙を流し、
訳が分からぬままに息子を八美の中で暴れさせ、括約筋で触手を締め上げ、身を捩じらせる。

ぎゅちゅっ ちゅぶぷっ ぐぎゅちゅぷっ!

「うぐκゑμ壬汁ぁっ!! がぁμ壬汁昨ζ毛厂仆κゑμぁっ!?」
「あっっ! 何か、またっ…っ! 身体の奥からっ! ……来るっ!?」

再び腰の奥からマグマの様に込み上げる物を俺が感じた時、
八美もまた身体の奥から込み上げる物を感じ、ラストスパートとばかりに腰を激しく動かす。
そして、八美が一際強く息子を突き込ませたと同時に、

「「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁっぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁっぁっ!!!」」

二人同時に達し、八美は身体を大きく仰け反らせると触手を戦慄(わなな)かせながら愛液を噴出し。
俺は腰をガクガクと大きく震わせながら八美の胎内へ精液を勢い良く送りこんでゆく!

そして、数分経って、凄まじい快感を伴った絶頂がようやく終わり、結合部からどちらともつかぬ液が溢れ出す。
その絶頂の余韻と壮絶な行為による疲労に、俺は肩を上下させつつ荒い息を漏らす。

――もう、疲れた……本当に早く眠りたい。このままじゃどうにかなってしまいそうだ……。

だがしかし、そんな俺の考えとは裏腹に、
この状況でも馬鹿息子は、先程の水戸肛門へのカンフル剤の所為か今だ元気なまま。
……をいをい、もう良いだろ……?

「ふふ、まだまだ……行けそうやな。 第4回戦開始や!」
「や、やめ、ふあぁぁぁぁぁっ!?」

そんなKYな馬鹿息子の様子に、
絶頂の余韻から開放された八美がまだ行けると勘違いし。笑顔を浮かべて再び腰を動かし始める。
無論、俺は直ぐ様に八美に向けて止めてくれ! と声を上げようとするも、
身体の疲労に加え、再び押し寄せた快感で声にならず……そのままアッー!
367通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:31:15 ID:BzFJ7vEl
                      *    *    *

「全く、本っ当にとんでもない目にあった……マジであの世に行ってしまうかと思ったよ」
「……ほんまにすまん……」

朝、俺は朝食の納豆を掻き混ぜつつ、
テーブルを挟んで向こう側に正座する八美に向け、不機嫌な調子で言葉を漏らした。

あの後、俺は本能の赴くままに快感を追い求める八美によって、都合10回程イかされ続けた挙句、
疲労によって俺は敢え無く意識を手放し、お花畑が綺麗な何処かの川を渡ろうとした所で、
5年ほど前に死んだ筈のばあちゃんからドロップキックを食らい、強制的に身体に戻される夢を見た。
ばあちゃん、俺をあの世に行かせない為とは言っても、さすがに乱暴な方法は止めてくれよ……

まあ、それで目が覚めて見ると、八美は何を勘違いしたのか葬儀社へ電話をかけようとしている真っ最中。
無論、俺は即座に勘違いしている奴の頭に脳天唐竹割りを食らわせ、
悶絶する八美に向けて俺が健在である事を分からせてやったのだが……
もし、俺が目覚めるタイミングが遅れていたら一体どうなっていた事やら。

「しょっぱなからこんな調子じゃあ、ウチはほんまに恩返しが出来るんかなぁ……」

その八美だが、今までの調子は何処へやらとばかりに、人間の物に戻した手で頬杖をついてしょぼくれている。
まあ、そうなるのも仕方ない。恩返しを返す筈が結果的には迷惑を掛けてしまったんだ。
しかも危うくリアルで昇天させかけたとあったら……

とは言え、こんな辛気臭い空気は余り好きじゃないので、俺は笑顔を浮かべて言った。

「ま、過ぎた事は過ぎた事、一々気にしてたら良い人生送れないっての」
「ぅー、気を使わせてほんまに申し訳ないわ……」

とか言いながらがつがつとご飯掻きこんでる時点で申し訳もへったくれも無いのは気の所為だろうか……?
いや、まあ、それはさて置き。少し気になった事を聞いておくとしよう。

「で、話は変わるんだが、さっき言った『ほんまに恩返しが出来るんかなぁ』って如何言うことだ?」
「……ふぇ?」

唐突な俺の問い掛けに、頬にご飯粒を付けながら間の抜けた声を上げる八美。

「いや、だから。昨晩のアレが恩返しじゃないとすると、
お前のやろうとする恩返しって具体的に如何言う事するんだ? って事だよ」
「…………」

ようやく意味を理解したのか、八美は暫し考えた後、
やおら天井を仰ぎ見て頬をひとかき。ついでに額に浮かぶ一筋の汗。
ひょっとして、まさかとは思うが……。

「あちゃー、しもたぁー。そういや、そんな事なんも考えてなかったわー」

言って、骨が抜けたように――そもそも蛸に、人間で言う骨に該当する物は無いが――
テーブルにぐてーっともたれ掛る八美。
ヲイ、やっぱりか……本気で何も考えてなかったんだコイツは……
368通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:33:29 ID:BzFJ7vEl
 
「イヤー、アンタへ恩返ししたいって頑張って何とか人間の姿になったんはええけど、
そん時になって初めて、ウチは人間の生活ってのが如何言うものかあんま分かってなかった事に気付いてな、
まあ、そう言うことで迷惑掛けないようにしなきゃなーって考えて、人間の生活に付いて色々と勉強し始めたんやけど…」
「勉強している内に、俺へ如何言う風に恩返しするかとかを考えるのを忘れてしまった、と言う訳だな?」
「う゛……その通りや……」

掻き混ぜた納豆を御飯の上に掛けつつ、ジト目を浮べて言う俺の指摘に口篭もる八美。

「粗方勉強して、これで大丈夫やと思った頃には、如何恩返しするんかすっかり忘れてて……
まあ、アンタが喜ぶような事やっている内に思い出すやろと楽観して、アンタの家に行ったんはええけど……」
「そのままズルズルと今に至るって訳だな」
「……滅相もないわ……」

遂にはがっくりと項垂れる八美。呆れた俺は思わず溜息を漏らした。
つー事は何か? こいつ、目的と手段が入れ替わってしまった事に全然気付いてなかった訳か?
……まあ、なんという成り行き任せな恩返しな事で……ハァ
 
「……んじゃあ、もう一つ聞くが。昨晩のアレはなんだよ?」
「昨晩のアレ?」

納豆御飯に醤油を掛けつつ俺は、身を起こした八美へ再度問い掛ける
しかし、その言葉の意味が理解出来なかったのか、八美は首を傾げる。

「昨晩、俺を逆レイプした事だよ。
アレが恩返しじゃないとすると、お前は一体、何のつもりでやったんだ?」
「あー、そうやな―……あん時、夜這いって言ったのはただの冗談でな、
本当は疲れているアンタに、マッサージでもしてやろかと思っただけやってん。
で…それで何で裸やったんかと言うと……まあ、ちょいとサービス的な感じで、裸でやれば喜ぶやろと思ってな。
あ、これも……その……海亀の爺さんのアドバイスなんやけど……」

とか、少し節目がちに語る八美。
随分と性的なサービスだな、とか突っ込みたかったが、この際は言わないで置こう。
しかし、案の定、昨晩のアレも海亀の爺さんとやらの受け売りだったのか。ロクでもない爺さんだな。
ま。こいつにはこいつなりの考えがあってやったのだろう。でも、その方法が些か間違っていただけで。

「で……昨日の晩、大潮やったの知っとるか?」
「大潮?……ああ、そういやそうだった様な……で、それが何の関係が?」

今度は逆に問い掛けられ、俺は納豆御飯を口に運びつつ何の気無しに答える。
まあ、家の近くの磯場へ海釣りに何度も行っているので、自然と大潮の日をチェックしているが……。

「ウチは今でこそ、このかわゆい少女の姿やけど……元々は海に住む蛸やったやんか。
まあ、その関係でな……大潮の日となると、如何もな…本能が先走ってしまいがちになるみたいやねん。
で、しかも、あん時はウチにとっての初めて……やったさかい、
その……余りにも気持ちの良さに、ちょっと本能の歯止めが効かなくなって……な」

話している内に羞恥心が芽生えて来たらしく、それこそ茹蛸の様に顔を赤くして顔を横に背ける八美。
どうやら、本当にアレが初めてだったんだな、こいつ……、
道理で、妙に動きにぎこちない所がある上に、挿れる時には何処か戸惑っていた節があった訳で。
……流石の海亀の爺さんとやらでも、実践練習までは教えられなかったみたいだな……

「で、結果的に逆レイプになってしまった、と。そう言う訳か」
「…………」

やや呆れ気味に言った俺の言葉に、八美は遂に頭から蒸気を上げて俯いてしまった。
やれやれ、本っ当にしょうがない奴だな……。
369通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:34:23 ID:BzFJ7vEl
 
「ま、俺も……初めてだった訳だし。
それに気持ち良かったのも確かな事だし。ここはお互い様って所でどーよ?」
「は? いや、そうやけどなぁ……」
「俺に『純情やねんなぁ』とか言った事、忘れたとは言わさんぞ?」
「う゛……そ、其処は持ち出さんといて欲しいな、自分!」

にやけ顔で言った俺の言葉に、一瞬固まった後、腕を振り上げて抗議の声を上げる八美。
しかし、それに動じず俺は笑顔を浮かべて

「ま、次も同じ事を繰り返さない様に気を付ける事だな。
そう、これから俺に恩返しする為にも、な?」
「……へ?」

言っている意味が分からなかったのか、八美は目を点にして間抜けな声を漏らす。
そして、ようやく言葉の意味が飲み込めたのか表情を明るい物に変え

「って、事はここに居てええって事か?」
「流石に俺に恩返しする為に努力したってのを、ここでフイにするってのは悪いと思ったからな。
まあ、その代わりと言っては難だが、お前にはこれから掃除洗濯食事の用意その他諸々をやってもらうぞ?
流石にタダ飯を食わせる訳にはいかんからな」

喜びの声で問い掛ける八美に、俺は肯定すると同時に住む条件を言う。
その言葉に八美は胸を張って、

「当然や、その為に頑張って勉強してきたんやからな!」
「うん、良い返事だ。 それじゃ、これから頑張ってくれよ?」

丁度、俺も長く続く一人身の寂しさを感じ始めてた事だし、
ま、こう言う恩返しも悪くないかもな。

「通はん、ほんまにおーきに!」

言って、笑顔の八美が俺に飛びついてくる。
……うーむ、抱き付いている八美の小ぶりな胸の柔らかな感触が俺の胸元にぷにぷにと……。
いや、そもそもこいつは元々軟体動物だから身体全体が柔らかいんだなぁ。

そんな俺の思考に、ピコーンと言う感じで即座に反応する股間の馬鹿息子。
ヲイコラ、お前、昨晩はアレほどやったにも関わらずまだ元気なのかよ!? 節操無さ過ぎだぞ!
無論のこと、俺に抱きついている八美は直ぐにそれに気付き

「お、早速、こっちはウチに恩返ししてもらいたいみたいやな?」
「さーて、今日は朝早くから仕事があるんだったなー」
「さっきカレンダー見たけど、今日の日付に『休暇』って書いてあったで?」
「ぐぅっ!?」

俺は身の危険を感じ、逃げ出そうとするも。
八美のスルドイ指摘に図星を突かれ、痛恨の呻き声を上げる! そういやコイツ、字が読めるんだった!
と、そうしている間に、4本の触手と化した八美の両腕によって俺は身体を拘束されてしまう。

「さーて、これから頑張るでぇ―!」
「いや、其処は頑張らなくても良いって…アッー!」

そして、八美の責めによって、意識が快感の色に染め上げられつつ、俺は思った。
……この世の中、恩返しも程々が一番だと。

――――――――――――――――了――――――――――――――――――
370通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/08(火) 21:38:09 ID:BzFJ7vEl
以上です。
何だか書きたい事を書いているうちに長くなってしまう悪癖が……。ほんまにすまんorz

では、次の投下までROMに戻ります。
ひょっとすると近い内に……ゲホンゲホン
371名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 21:38:50 ID:4JeDUhPQ
サイコー!!サイコーだ!!!
372名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 22:01:46 ID:jxY1Emre
裸で待ってたかいがあったぜーーーーーーーーーー!!!!!
GJだーーーーーーー!!!
しかしポルナレフとアブドゥル吹いたww
373名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 23:42:44 ID:/PIAHO5G
ヴァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!本番キタ――――(゚∀゚)――――!!!!!
タコの生態をしっかりと表現したまさに俺的に理想的なもの!!!!
自分の寝床に引きずり込むとかまさn(ry!!!!
超GJ粒子咆!!

ただ、個人的にはあのタコスカートがなかったことがちょい残念
あの中で喰われる蟹のようにオスを貪る様見てみたかったっス
374名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 01:18:45 ID:ykQiKsvq
>>370
俺なら
GoodJob!(サイコーでございます!)
というばかりのものです!

蛸の生態って……逆レに向いているんだなぁ……
そして吸盤エロス!触手エロウス!
375名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 03:13:54 ID:nlhMH3XQ
超GJ!
逆触手プレイ、大変おいしゅうございました。
376名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 09:05:52 ID:oHoKMLml
>>370
どこかのSS職人wとは違って上手いですね!
GJです!
377名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 18:23:28 ID:CtrUwCrQ
逆触手プレイ…やばい目覚めた俺
378名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 12:07:15 ID:HfYoynt2
触手良いね
379兎娘:2008/04/11(金) 00:14:02 ID:S7MY0KGT
「ねぇ…恭介ぇ…、してぇ…」
「う、宇佐美。お前なんて格好してんだ」

なんか知らんが俺の目の前で幼馴染の兎娘、兎 宇佐美(と うさみ)がバニーガール(といっても元から
バニーなので黒いボディコンスーツ姿なのだが)姿で股を広げて俺を誘惑している。しかも中途半端にその
大きい双乳をペロンと出し、大事な所も露出されすでに蜜を溢れさせ、さらにはそこに両手を添えて広げて
いる。ぱっくりと開かれた宇佐美のいやらしい所はひくひくと蠢き恭介のモノをいまかいまかと待ち受けて
いる。

「はやくぅ、欲しいの…恭介のおちんちん欲しいのぉ…」
「う、宇佐美ぃ!!」

男を誘う甘ったるいバニーボイスに恭介の理性は崩壊し宇佐美に襲い掛かった。

「あぅぅ!恭介ぇ」
「くっ、相変わらず絡みついてきやがる」

ぬちっと恭介の怒張が宇佐美の肉壷に吸い込まれるように入り、宇佐美の淫肉はその恭介のモノに一気に絡み
ついた。

「んん!あふぅ、イッちゃう、わらし、イッちゃうよぉ」
「うう、俺も出るぜ!宇佐美!宇佐美ぃ!」

ドピュウッ!
380兎娘:2008/04/11(金) 00:14:39 ID:S7MY0KGT
「ん、ん〜たっぷり出たなぁ……はれ?」
「本当ね、まったくむせちゃったじゃないの」
「今の…夢?ってゆうかなんでこう気だるさの中にすっきりとした………ってゆーかなんで俺下半身裸で…
 って宇佐美ぃ!?」
「あによ、ったく朝からドピュドピュと人の喉も顔も汚して。あ、まだ精子残ってた」

と口元に残った精液を宇佐美は舌で舐め取った。

「お、おま、何を…」
「あにいってんのよ、あんた起しにきたら節操も成しにそれがテント張ってたから処理してあげたんじゃない」
「処理って…、あーっ!そういや今日健康診断じゃん、つーか検尿とるのにオナニー我慢したのにこれじゃあ
 無駄になっちまったじゃねぇか。蛋白でるじゃねぇかこのやろう!」
「下半身裸でブランブランさせながら凄むんじゃないわよ、せい!」
「うわっ!」

と、キャンキャン騒ぐ恭介に宇佐美は足払いをかけ恭介を押し倒し、着ている制服を脱ぎ始めた。

「それより、あんただけ気持ちよくなるなんて不公平よね」
「おーい、宇佐美さーん」
「大丈夫、私今日発情期だから」
「てめぇ年中発情期じゃねぇか!」
「あ、一回戦終わったら学校に休む連絡いれないと」
「冷静に後のこと考えてんじゃねぇ!」
「いいから、ほら。あぁん、大きい…」
「ひぃっ………」
「恭介ぇ、いーっぱいだして。きちんと孕ませて責任とってね」
「ちょ、俺達まだ中学生」
「マ〜マ〜は〜ぁ〜こーこーいちねんせーい」←高校三年生調で
「勘弁、宇佐美さん。お願い、勘弁っす」
「んっ、んっ、んっ、んっ!!」
「あ」

ドピュウッ!
381アトピック ◆xsDbUITz4M :2008/04/11(金) 00:16:10 ID:S7MY0KGT
なんか軽めの物書きたいと思って衝動的に書きなぐってみた。
というかあれですね、検尿時のオナ禁は地味にきついね。
では。
382名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 00:28:18 ID:Dg4EH9ie
たった2レスでフル勃起したじゃねーかw
GJ〜
383名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 00:36:03 ID:6znBa6yE
検尿はなぁ……
昔朝一で抜いてきたらマジで蛋白尿で再検査くらったバカを知ってるからなぁ……
384名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 20:06:02 ID:3HYQqo15
え、ああいうのって普通に「精液混ざってる」って結果出るんでないの?
385名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 22:32:30 ID:LZt5KOcn
>>384
嫌過ぎるwwww
386名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 23:34:53 ID:LmPjhRxm
過去スレってどこかで見れない?
387名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 00:13:27 ID:lcREHP8T
>>386
>>11
>>36

あとは●しかないか?
388名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 00:45:26 ID:orHqb/ll
389名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 07:35:25 ID:ilEv0dA1
>>386
11だが昔のアップするのすっかり忘れてた
月曜日にはなんとかするわ
390名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 09:41:48 ID:0S1V2xsi
保管庫にログあると便利だよね
391子煩悩くまさん:2008/04/12(土) 23:53:10 ID:GchlCb4P
投下します。
http://www21.atwiki.jp/brutalanimal/pages/322.html?&flag_mobilex=1
龍と人の昔話…の続きです。
392子煩悩くまさん:2008/04/12(土) 23:54:13 ID:GchlCb4P
それはただひたすらに、言葉にできないくらい大きな大きな青。
「ほら、見えるか刀刃斎?あれが海だ。」
「うみ!うわ〜!うわ〜!あ〜!」
叫んで僕は海に駆け出す。師匠が止めるのも聞かずにわらじを脱いで焼けた砂浜を走って、走って…。

「やれやれ、どうしたんだ?」
濡れた服を脱がせながら師匠が笑っている。
「なんだかからだがかってに」
「そなたはしゃぎすぎだ。昼だったからまだよいが…夜の海に魅入られないように気をつけよ。」
「でも、ししょーだっておさけをのむときはしゃいでるよ?こないだも…」
「減らず口を叩くのはどの口か〜!」
ぽかりっ!

あ〜あ、あの時のたんこぶの大きさったらなかったよなあ。
あれ、なんでこんな事を思い出してるんだろう…?
393子煩悩くまさん:2008/04/12(土) 23:54:43 ID:GchlCb4P
見上げる先は青い月。それは不気味なほど巨大で、不気味なほど優しい光を放っていた。
その中をゆっくりと舞い下る一匹の龍、否、龍人がいる。
龍人が地に足を着けた刹那、風が凪いだ。山のいななきが失せた。虫の声が消えた。
―――刀刃斎
いつもと同じ…一片の澱みも迷いもなくて、少し優しい師匠の声。
「師匠は…戦いの化身なんでしょうか?」
「まだ余を師と仰いでくれるか…いかにも、そなたの言うとおりだ。」
微笑みを浮かべ、身に纏う着物を丁寧に脱いでいった。
やがて一糸纏わぬ姿となった師匠の体を月光が撫でるように照らし出すと、体の至る所に幾何学的な模様が浮かび上がっていく。
昔、龍人には見えない鱗があると師匠が教えてくれたことを思い出した。

「刀刃斎…怒りはあるか?」―――いいえ。
「刀刃斎…憎しみはあるか?」―――いいえ。
「刀刃斎…悲しみはあるか?」―――いいえ。
「刀刃斎…喜びはあるか?」―――いいえ。
「刀刃斎…今からそなたは余の弟子ではない。もうそなたに師はいらぬよ。」
微笑んで天に手をかざすと、見る間に月光が収束していき一振りの太刀と成る。

僕の心は澱みない水のように、曇りない鏡のように心が穏やかだった。
394子煩悩くまさん:2008/04/12(土) 23:55:33 ID:GchlCb4P
いつかの夜…そうだ、師匠と初めてあった夜もこんな夜だったな。
「そなたと会った夜を思い出すな…。」
笑顔を崩さないまま呟いて目を瞑る。
僕も目を瞑り師匠と共にしばらく黙想して、大きく深呼吸した。

「我こそは…。」
「我こそは天上天下、鳥獣草木に至るまで、武神、戦神、闘神にいたる闘争が長…龍神にして龍人、将にして兵、八洲天龍なり!我に刃を向ける汝が名を名乗らん!」

「我こそは…八洲天龍が一番弟子、刀刃斎なり!八洲天龍、今この場で貴君に果たし合いを申し入れん!」
静かに互いの刀が抜かれ、共に同じ構えをとる。
距離にして三歩。気付けば八洲の瞳は赤く染まっていた。

「「いざ、尋常に…」」

彼女の真名、僕の真名、月光に映し出される互いの刀身、無音、凪、明鏡止水…そして、全てが止まった。

「「勝負ッッッ!!」」
その刹那、龍と人、神と人、師と弟子、母と子は消え失せた。
ただただそこに在るのは互いの総てを賭して相手を斬らんとする『闘争』だけだった。
395子煩悩くまさん:2008/04/13(日) 00:00:53 ID:GchlCb4P
遅筆ですみません orz

推奨BGMは
T.M.Revolutionの『HEART OF SWORD 〜夜明け前〜』

Gガンダムの『FLYING IN THE SKY』がいいらしいです。
396名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 04:36:12 ID:+AXJCv9z
お仕事乙です。
続きと完結も待ってる。ひとまずGJ
397名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 10:31:30 ID:9LM+mybW
投下していいですか?
398名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 12:43:47 ID:kriOBjdy
>>397
いちいちお伺い立てる必要は無い。
399暁狐:2008/04/14(月) 22:57:15 ID:9LM+mybW
今から投下しますよ

今回も狐娘です。
400暁狐:2008/04/14(月) 22:58:19 ID:9LM+mybW
 俺は、相変わらず狐娘の刹那(せつな)に振り回される毎日を送っている。
 刹那だけじゃなく、鼬の華蓮(れんか)、刹那のお母さん狐の久遠(くおん)さんとかにも、偶に……
 まぁ、それだけ俺を好いてくれているということだろう、そう思うと悪い気はしない。
 そんな生活が1年くらい続いて、もうすぐ桜の季節がやってくる。

「刹那さんにはもう話したんですか?」
「いや、まだで……これから話そうかと」

 放課後になり、夕日で赤くなっている職員室。
 校長室と一体になっていて、俺はこの学校の唯一の先生と2人きり。
 椅子に座り正面を向き合い、先生が入れてくれたお茶を啜る。
 脚を組んでいる先生は妙に色っぽい、目のやり場に困ってさっきから挙動不審だ。
 俺の返答に先生は「大変ね」と一言、同情がこもっている言葉をくれた。
 さすが長年刹那と犬猿の仲していたからよく知っている。
 今先生と話していた内容を刹那に言ったら、一体どうなるかと言うことを。

「じゃ、俺帰ります」
「はい、今日もありがとうございました」
「いえ……それじゃ」

 荷物を持って立ち上がる。
 さっきから校長先生が寝ているんだが、死んでいるんじゃないかと思ってしまった。
 先生は入り口まで見送ってくれた。

「浅倉君……」
「はい?」

 靴を履き、学校から出たところで先生に呼び止められた。

「私……少しだけ浅倉君の事好きでした……」
「え……」

 先生のほうに振り向いた時、先生が近づき、そして不意に唇を軽く重ねてきた。
 一瞬何が起こったか理解できなくて、先生の茶色の長髪が風でなびくのしか分からない。
 思考が回復したときには先生は俺から離れていて、下駄箱に戻っていた。
 見ると先生から丸い狸の耳と先の丸い尻尾が出ているのが確認できる。
 先生は笑顔で手を軽く振っている。
 こんな不意打ち卑怯過ぎるけど、もう刹那で慣れている。
 俺も先生に軽く手を振って、学校を後にした……

401暁狐:2008/04/14(月) 22:59:06 ID:9LM+mybW
 その道中、俺は雑貨屋に立ち寄った。
 ノートのページがそろそろ無くなりそうだから新しいのを買おうと店内を歩く。
 正直言って狭い店内。ノートはすぐに見つかり会計へ向かう。

「お、双馬くんじゃないか、こんちゃー」
「よう」

 会計場にいたのはいつものお婆ちゃんではなく、時折俺を性的に襲おうとする鼬娘の華蓮だ。
 正確にはオコジョだと本人が語っていた。
 白髪の短髪に紺色の着物を着て、相変わらず俺には本性を見せ、細長い尻尾と丸い耳も出している。
 他に人がいるときは丁寧な口調で礼儀正しい”人間の”演技をしているのだこやつは。
 何で俺にだけ本性を現すのかは知らない。
 蓮華は算盤で計算し、笑顔で値段を言った。

「2000円になります♪」
「ちょっ高っ! ぼったくりもいいとこだろおい!」

 俺の記憶が正しいなら蓮華が言ったノートの値段は通常の10倍はあった。
 
「ほら、あとはボクのスマイル代……」
「やっぱいらねぇ」
「わ、ちょ、冗談だってばよ」

 こいつの冗談は冗談に聞こえない。
 ジト目で見てやると蓮華は苦笑し、俺から金を受け取る。
 蓮華も見た目は美少女の部類に余裕で入るのに、思い切り性格が災いしてる。
 とは言っても、他の人たちから見れば普通に美少女なんだろうが……

「あ、お客さぁん、忘れ物ですよー?」
「え、いや、そんなも……」

 ノートを受け取りさっさと出て行こうとした時、後ろから蓮華に呼び止められた。
 ノートの他には何も買っていない、忘れ物などあるはずがない。
 そう思い振り向くと、目に映ったのは俺の顔に近づいていくる蓮華の微笑みだった。
 そして俺たちの唇が重なった……はて、こんな事ついさっきもあったような気が……
 蓮華はすぐに俺から離れて、頬を赤くし上目遣いで俺を見つめている。
 いかん、少しドキッとしてしまった。

「キッスはサービスだよ、他の人には有料だけどねぇ」
「お前」
「双馬くんがいないと少し退屈しちゃうなぁ……」

 人差し指を俺の唇に付け蓮華はほんの少し寂しげな笑顔を見せた。
 その直後店の奥から蓮華を呼ぶ、ちょっと弱々しい声。
 この店と蓮華の持ち主のお婆ちゃんで、俺以外に蓮華の本性を知っている人物。
 蓮華は元気がいい声で答え、小走りで店の奥に向かっていく。
 一度店の奥へ消えていった蓮華。しかしすぐに襖の端から顔だけを覗かせた。

「今夜も子作り頑張ってね」
「うるせえよ!」

 蓮華の言葉で俺の顔が一気に熱くなった。
 怒鳴るように言うと蓮華は子供のように笑いながら店の奥へ消えていった。
 買うものも買ったし、もうここにいる必要もない。
 俺は店を後にする。これから刹那の家に行かなければならない。

402暁狐:2008/04/14(月) 23:00:28 ID:9LM+mybW
「やだ……やだっ!」

 今夜も俺は刹那の家で夕食をごちそうになっていた。
 いや、元々この一家に伝えなければならない事があって、だったら夕食もと久遠さん達が誘ってくれたんだ。
 楽しい食卓、笑顔が絶えない。特に刹那は相変わらず甘えてくるが今日のところはスルーしておく。
 そして食事も終わりかけていた時、俺は重い口を開いた。
 その言葉に久遠さん達は驚きの表情を浮かべて端を止めた。
 特に刹那は瞳に大粒の涙を溜めて、狐の姿になって外へと飛び出していってしまった。
 刹那が着ていた服は、狐化でビリビリに破れ散乱する。
 それを刹那の双子の弟、静那(しずな)とそのカノジョさんが拾っている。
 静那が一度無表情で俺の顔をチラ見したけど、表情を変えず作業に戻った。

「で、いつなんだい?」

 なんか重い空気が流れ始めた。
 原因は俺だから余計に重苦しい。
 しかしそんな空気なんて気にしないと言わんばかりに、缶ビールを飲み干した刹那の父親の士郎(しろう)さんが俺に聞く。
 静那とカノジョさんは手を止め、この場にいる全員が俺に注目する。
 コップに入った水を一気に飲み干して、俺は口を開いた。

「3日後です」
「そりゃまた急だ。あ、久遠おかわり」
「少し、飲みすぎ」
「いいんだよ、偶にはな」
「わかった……」

 士郎さんの要望で久遠さんが立ち上がり台所へ歩いていく。
 久遠さんが後ろを向く際、彼女の狐の尻尾が顔に触れてくすぐったくなった。

「刹那だったらいつものとこに居ると思うから、後で迎えに行ってくれないかな?」
「はい」

 士郎さんが俺に笑顔で訊ね、俺は頭を縦に動かす。
 それと同時に静那が立ち上がり、静かに居間から出て行った。
 台所から缶ビールを2本ほど持ってきた久遠さんと同時に静那が再び現れた。
 静那の手には数枚の布状の物体……それを手渡されて服だと言うことが分かった。
 それも見たことのある女物の服。そうこれは刹那の服だ。

「これを着せろってこと?」
「……」

 俺の問いに静那はゆっくり頷く。
 そして何かぶつぶつ言っている。本当に小さい声だから俺たちには聞こえない。
 多分、静那の中に居るもう一人の人格とまた何か話しているんだろう。
 最初は驚いたけど、もう慣れてしまって気にしないとして今はもう夜だ。
 狐形態ならまだしも、人間の姿になってしまったらさすがに寒いだろう。さすがは弟だ。
 刹那が風邪引く前に行ったほうがいいな。
 俺は立ち上がって、皆さんに会釈し玄関へ向かう。
 久遠さんと士郎さんが玄関まで見送ってくれる。出て行く際にもう一度頭を下げる。
 そして2人に背中を見せながら、俺は刹那がいるいつもの場所に向かって走った。
403暁狐:2008/04/14(月) 23:01:27 ID:9LM+mybW



「やっぱここにいたか」

 明かりは月明かりと持っているロウソクの火だけ。
 携帯のライト機能を使ってもいいけど、運が悪い事に充電し忘れて電池が残し1本しかない。
 それでも全く見えないわけじゃないから、俺は暗い道を進み辿り着いた。
 階段を上り終え、風が吹いて木々が揺れる。
 今俺が立っているのは、村の近くの森の中にある古い寺。
 この近くの森で俺が刹那に初めて性的に襲われた。
 境内へ歩み寄っていくと、さっき飛び出していった娘の泣く声が聞こえ始めた。
 気づかれないように開けっ放しの扉からそっと境内を覗くと、狭い室内の隅っこで体育座りしてる刹那の姿。
 2本ある大きな尻尾が力無く床に寝て、狐耳も寝かされているようだ。

「刹那、真っ裸じゃ風邪引くぞ」

 話しかけると、寝ていた刹那の尻尾と耳は俺の声に反応するように上に伸びる。
 ロウソクを室内の丁度真ん中辺りに置く。
 古い境内は俺が歩くたびにギシギシと音を鳴らす。
 前に俺が開けてしまった穴も健在である。
 それを通り過ぎ、刹那の側まで寄って肩に触れようとした。
 しかし、刹那は尻尾を横に、まるで扇ぐように振って俺の手を妨害した。

「おい刹那、尻尾動かすなよ」
「……服、っく、ちょうだい……」
「はいよ」

 俺の手が離れると尻尾も動かなくなる。
 そしてようやく刹那の声が聞こえ、刹那の言うとおり手を伸ばして服を渡す。
 しかし一向に着替える気配を見せない。
 ただ最初に服で涙を拭いていた、ハンカチも持って来るべきだったな。
 刹那の尻尾と狐耳が再び下に下がってきた。
 こいつは狐だけど本人が落ち込んでいるのがよく分かる。
 しばらく沈黙が続く。隙間風や木々が揺れる音しか聞こえない。
404暁狐:2008/04/14(月) 23:02:07 ID:9LM+mybW

「……ごめんなさい」

 沈黙を破ったのは刹那。

「なんで謝る?」
「かって、に、飛び出したりして……」

 俺の中での罪悪感が更に増した。
 刹那が謝る必要など何処にもない、刹那の行動も当然といえば当然だし。
 悪いのは俺だ。
 大学進学の為に、単身でこの村を離れる事をこんな直前になってまで話さなかったんだから。
 結構前から決まっていて、いずれは話そうと思っていた。
 先延ばしにすればするほどこうなる事ぐらいも予想していた。
 だが話せなかった、何と言うか言い辛くて。

「ごめんな刹那、しばらくお別れだ」
「っく……しかたないよ、ひぐっ、ほんとは、はなれたくないけど……」
「お前……随分大人になったな」

 刹那は当然と言うかのように振り向き、俺に笑顔を見せる。
 てっきりずっと泣きっぱなしで駄々をこねるのかと思っていたけど、刹那も成長したものだ。
 刹那の顔には涙の痕があり、目の少し充血して赤くなっている。
 俺が持ってきた服に着替え始める刹那。目の前に男がいようとお構いなしだ。
 下着とスカートに開いた穴から尻尾を通すのに少し手こずっていたが、しばらくして着替え終わったようだ。

「んじゃあ、さっさと帰ろうぜ」
「うん……あ、でもその前に……」
「どうし……?」

 今日は本当に同じようなことが起こるな。 
 不意に刹那に唇を奪われる。
 いつもなら高確率で舌が入った濃いキスだが、今回は軽く刹那の唇はすぐに離れた。

「いきなりなんだよ?」
「双馬は、いつこの村を離れるの?」
「3日後だけど?」
「じゃあ、しばらく会えなくなっちゃうから……覚悟してね?」

 何だか少し妖しい笑みを見せる刹那。
 風が吹いたせいか、体がぶるっと震えた。
405暁狐:2008/04/14(月) 23:02:56 ID:9LM+mybW
【続】

何か指摘とかあったらよろ
406名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 23:05:10 ID:Fd+fZB7x
リアルタイムで乙です
今後の展開に期待
407名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 00:39:02 ID:AP+4tnaM
俺の好きなシリーズktkr
408名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 01:02:37 ID:CppsuCVx
4月になって全裸もラクになったが、雨が多いこのごろは風邪を引いてしまいそうだ
409名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 01:52:53 ID:R+VDeaR4
最近くまさんが冨樫化してるな
410名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 02:07:32 ID:ZiTrSIqI
全裸のまま野ざらしにされて1ヶ月…
ベオルブ君はまだなのか…
411名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 02:20:14 ID:+ke3pgzE
>>405
言わせてもらえるならば。

>>404の23行目
>目の少し充血して赤くなっている。
「目が」じゃ?

それ以外にも格助詞の間違いや誤変換など、くだらないミスがある。

これはこのスレに限ったことじゃなく、この板の書き手全体に言えることだが、推敲ってのは日を置いてからでないと意味が無い。
書いたら最低一週間は寝かせて、冷静になって口の中で小声で音読するくらいのつもりで読み返さないと、こういうくだらないミスは無くならない。
さらに言うなら、これを最低二回は繰り返す、つまり、二週間は置いて二回は推敲した方が良い。
そうすれば、ATOKが狂ってるか書き手本人の日本語力が携帯小説(笑)並でない限りは、くだらないミスは起こらないはず。
もちろん時事ネタのように時間制限のあるネタは悠長に二週間も待っていられないから、寝かせる期間は長く取れないが、その分、何度も読み返して何度も推敲する。

「スレのみんなが待ってるから」とか思っちゃいけない。
時事ネタでもない限りはいくら待たせても構わないんだから、長期間寝かせて、推敲を重ねるべき。
誤字脱字誤用があると読んでる方は興醒めだし、書いてる方も自分が間違った恥を晒すことになる。
推敲は時間と労力を惜しまずかけておくべき。書くのにかかった時間と同じ時間推敲に費やすくらいのつもりでやっておけ。
412名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 02:47:53 ID:Th2kZkf1
>>405
GJ!
一体、どれだけ激しく犯されるのか……wktk

>>409
俺らや本人の考えはどうあれ、SSを書くのは義務じゃない。だから、冨樫化でもなんでもない。
お忙しいようだし、気長に待とうよ。
413名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 05:21:06 ID:RnamCBnY
>>405
久しぶりの刹那ちゃんキタ――――(゚∀゚)――――!!!!!
春だからこの後きっとすげぇ大変なことに

それとここはあんたの(だけではないけど)御力で発展したスレだ
投下前に一言があろうが無かろうが、何時でもどのタイミングでも受け入れますよ

>>411
長文乙
414名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 09:25:37 ID:if3xXJkW
前の話思い出せないのでちょっと保管庫いってきます

>>411
ツンデレ乙
415名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 15:40:58 ID:VyfVcqpI
刹那って……元ネタはF・セイエイか?
416名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 16:30:38 ID:U7Z7MKW4
流石は神々が集いし神スレ…
恐ろしい子っ…。
417名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 16:44:25 ID:AP+4tnaM
418名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 17:04:30 ID:WTzuYfhk
>>405 GJ!!続きが楽しみです。

>>415 >>405の連載はF・セイエイが始まる前からですよ。
419名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 17:24:44 ID:RMas1QRy
>>415
元ネタは仏教用語だろjk
とか言ってみる
420名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 21:22:03 ID:zIfG4Q3y
そういや独覚って仏教用語だったな

漫画版のマコラに押し倒されてぇ
421暁狐:2008/04/15(火) 22:14:17 ID:OchE1hPw
今から投下しますよ
>>411
すまない、ありがとう。

刹那の名前は、某神羅万象から取ったんですよ。キャラは全く違うんですが
久遠もまた同じ。
422暁狐:2008/04/15(火) 22:15:21 ID:OchE1hPw
 翌日の朝のこと。
 昨晩、刹那を無事送り届け、俺は自宅で引っ越す準備を進めて眠った。
 記憶が正しければ、確かに1人で眠ったはずだ。
 なのに……なのに何で俺の部屋で刹那が寝ているんだ……
 それも大狐の姿になってとぐろを巻いている。
 時々尻尾が揺れるように動くが、鼾をかいているあたり熟睡しているようだ……あ、今くしゃみした。

「あのー、刹那さん?」
「……」
「起きろ刹那!」
「…………?」

 とりあえず起こそうと声を掛けるが全く反応が無い。
 だから大声で呼んだら、刹那の狐耳がピクッと反応し三角の狐耳が立ってきた。
 ムクリと起き上がった刹那は周りを見渡して、大きな欠伸をする。
 そして俺と刹那の目が合った。
 少しだけ沈黙が続いて、不意に刹那がベッドの中に潜り込んだ。
 大きな体をくねらせ、頭を上下左右に動かしてベッドの中に進入していく。
 俺はベッドの端っこに身を寄せる。
 ベッドが軋んでちょっと怖いんですが……壊れたりしないだろうな。
 とか思ってるうちに刹那は尻尾と少しだけ後ろ足を外に出した状態になり、刹那の体が徐々に縮んでいく。
 なるほど、狐の姿から人間の姿になるのか……毛で覆われていた後ろ足が人間のものになっていくのを俺は目の当たりにした。

「おはよ!」
「あぁ、おはよう」

 人間型への変化が終わったようで、布団の中からいつも見ている顔が現れた。
 元気のいい挨拶に、とりあえず普通に挨拶で返す。
 刹那が全裸なのはもう慣れたし気にしないとして、俺は何故この部屋にいるのか、どうやって入ったのか聞いた。

「鍵が開いてたよ? 無用心!」
「以後気をつける。で、いつ来た? 何しに来た? 何でここで寝てた?」
「許嫁にそんな言い方しなくてもいいじゃん。えっとねぇ、夜這いしようとしたら眠くなっちゃって」
「…………正直でよろしい」
   
 刹那は笑顔で言い放った。
 狐の姿だったのは寝ぼけてなってしまったらしい。
 しかしこの娘はどうして普通に夜這いとか言うのだろうか。
 そう考えたらため息が出てきた、同じようなため息を何度吐いたことだろうか。
 とにかく襲われる前に逃げようと、俺は顔を洗うと刹那に言ってこの部屋から出ようとした。

「えいっ!」
「うぎゃっ!!」

 しかし、立ち上がって数歩、背後から刹那に抱きつかれてそのまま押し倒された。
 血は出てないようだけど鼻が痛い、地味に胸辺りも痛い。
 刹那が俺の上に乗っている以上起き上がることも出来ない。
 しかし刹那が俺の上から離れていく。
 チャンスだと思ったが、刹那に無理やり仰向けにさせられ、また俺の上に刹那が跨ぐように乗ってきた。
 まずい、この体勢はまずい。
 経験上、この体勢で俺が刹那に勝つ確立はかなり低い。高確率で性的に襲われる。
 その証拠と言ってはなんだけど、俺の上で刹那がニヤニヤ笑っている。
 毎度のことながら、まるで肉食動物に捕獲された草食動物の気分だな。
 
「夜這いは失敗しちゃったけど、朝するのも久々でいいかなぁ」
「あ、あの、せめて顔ぐらい洗わせてもらえんでしょうか?」
「だぁめ、これ終わってから」
423暁狐:2008/04/15(火) 22:16:14 ID:OchE1hPw

 刹那は俺の上で体を寝かせ、俺の頬を舌でペロペロ舐め始める。
 くすぐったい舌の感触は徐々に口へと移動していく。

「……ちょっとしょっぱい」

 寝汗が伝った所を舐めているんだから当たり前です。
 そんなツッコミを脳内でした時には、刹那の舌は俺の唇に到達していた。
 上唇、下唇と順に少しずつ舐めて、刹那の唇が押し当てられる。
 昨晩の軽いキスじゃなくて、今回は舌入りの深いキスだった。

「んんッ……んッ……んッ……」

 俺の口内で刹那の舌が縦横無尽に動き回っている。
 時折唾液を吸われる、その行為に俺の思考は徐々に麻痺していく。
 刹那の両肩に手を当てるものの、力が入らない。
 息苦しくなり始めた頃に刹那の唇が離れる。
 唾液の糸が俺と刹那を結んでいるのが見えた。
 
「キス、気持ちいいねぇ。これも脱いじゃおうね」

 まるで子供相手のような口調で俺の服のボタンを取り始める刹那。
 くそ、子供扱いしやがって……俺より子供のクセに。
 でも言ったら何をされるか分からないから黙っておく。
 それはそうと、服のボタンが弾け飛ぶのが見える。
 おそらく面倒くさくなって力任せに外したんだろう、また新しいパジャマ買わないと。

「ひぐぁッ!」
「あれ、やっぱりここは痛いんだ」
「当たり前です!」

 刹那がいきなり俺の乳首摘んで引っ張ってきた。
 力強く引っ張れば普通は痛いと前に教えたはずなのに……
 刹那は笑顔で「ごめんねー」と言い、俺の上で体を反転させてお尻と尻尾を俺に見せる形になった。
 2本の尻尾は俺の目の前で揺れていて、時折俺の顔を乗ってくる。
 体毛がもふもふして暖かい尻尾の感触と共に、下半身が寒くなる感触が伝わり震えた。

「な、何してるんだ?」
「なにって……外に出さなきゃ出来ないじゃん。おや、もうカタいね……」
「ぅ……ぁく」

 不意に俺のムスコに生暖かい感触が伝わった。
 刹那が口で俺のムスコを攻め始めたんだろう。
 片手で上下にしごきつつ、ムスコの亀頭部分を舌で重点的に攻められる。
 ピチャピチャと視覚的にも刺激を与えられている。
 やばい事にかなり気持ちいい。
 すぐにでも出してしまいそうだが、歯を食いしばって俺は身震いしながら耐える。
 ここで出してしまったら、刹那に「そーろー」とか言われるのが目に見えているし。
424暁狐:2008/04/15(火) 22:17:09 ID:OchE1hPw

「んッ……んむッ、んッ、んぁッ……ッ!」
「くッ、ぃッぅッ……」

 刹那がムスコを咥え込み、ムスコ全体が暖かい感触に包まれた。
 さっきのキスのように、舌が動き回りムスコを嘗め回す。。
 頭を上下に動かして口でムスコをしごき、亀頭から出る液体と唾液を音を立てて吸い込んでいる。
 時折歯が当たるものの、痛みどころか快感になって俺を襲う。

「んんッ、ひもひひぃ?」
「ちょっ、しゃべんな……ッ!」

 更にムスコを咥えたまま俺に聞いてくる。
 声を出した振動で更に刺激され、そのまま達してしまいそうになった。
 その時、俺の頬に何か水のようなものが落ちてくる。
 それ1滴ではなく、水漏れした屋根のようにポタポタ落ちてくる。
 水源はすぐに目の前にあり、俺の視線はそこにいった。

「んぅッ、んッんッ……!」
「……」

 目に前に見える光景、俺のムスコを刺激しながら刹那は自分も刺激している。
 自慰好意でもしてるかのように、刹那が細い指を動かし自らの秘所を弄っているのだ。
 刹那の秘所や指は既に愛液でぐっしょりで、穴の少し上にある突起部分を指でつまんで痙攣し、尻尾も激しく動く。
 その度にムスコを咥えながらも嬌声を漏らす刹那。
 いつも1人の時はこんな感じで自慰してるんだろうか……そう思うと俺の興奮も高まっていく。
 殆ど無意識で手が動いていた。
 行き先は刹那の秘所ではなくて、さっきから動いている大きな尻尾。

「ひゃぅッ! んッ!」

 1本の尻尾を力を入れて握ると、刹那は体を跳ねムスコから口を離す。
 そのまましごいてやると身震いしつつ、喘ぎ声を俺に聞かせる。
 もう1本の尻尾も掴んで束ねてしごくと、その声は更に増した。
 刹那は尻尾が弱いのだ。
 俺には尻尾なんて無いからよく分からないが、下手したら生殖器をいじるより感じるかもしれないと刹那とか久遠さんとか静那が語っていた。
 だから刹那に襲われたときも、仕返しといってはなんだけど時々こうして尻尾を刺激する。

「あッ、あぅッ、しっぽ、だめッ! すぐ、イッ、ちゃッぁあぁッ!」

 尻尾を数往復しごくと、刹那は今まで以上に痙攣した。
 どうやら絶頂したらしい、その証拠に秘所から愛液が吹き出て俺の顔面を直撃した。
 腕で愛液を拭く。
 2本の尻尾は俺の手から解放されると、ぐったりと俺の顔の上に寝る。
 絶頂したし刹那も満足だろうと思ったけど、それは間違いだった。
 尻尾を手で横に掃って起き上がろうとした。
 しかし、再び体を反転させた刹那に押さえられて寝かされた。
425暁狐:2008/04/15(火) 22:18:11 ID:OchE1hPw

「おい、刹那。もう満足しただろ?」
「してないよ……あたし1人でイッちゃっても意味無いもん。ちゃんと子作りしないと、ね」
「は? え、今なんて……ぅぉッ!」
「ぁッ、はッぁ……こ、こんどはぁ、ちゃんと、あァッ、2人で、ね……ッ!」

 俺を寝かせた後、素早い動きで刹那は俺のムスコを掴み、濡れそぼった秘所にあてがう。
 そしてゆっくり腰を下ろしていく。
 膣内の感触がムスコから伝わり始めて、快感で力が抜けた。
 下の口でムスコの根元まで咥えこむ刹那は、狐耳をぴくぴくと動かしながらも嬉しそうに笑みを浮かべている。
 俺の胸の上に両手を置く刹那。
 俺はこの時点でヤバイ。

「んんァッ……あァんッ!」 

 腰を浮かせて、身震いながら狐耳を動かし、腰を落とし嬌声を上げる。
 最初こそはゆっくりと腰を上下運動させていた。
 しかし、すぐにそれは激しいものへと変わって、刹那の喘ぎも激しさを増す。

「ひァんッ、ああぁッ、ふあぁッぁ……ッ!」
「ぅ、くぅっ……刹那、もうすこし、ぅっ、ペース落とせないの、か?」

 同時に俺の快感も増していく。 
 刹那はいつも俺とはえっちの相性が良いだの言っている。
 正直俺にはよく分からんが、刹那の中はかなり気持ちいいことは確かだ。
 中はどろどろだけど、まるで咥え込んだら離さないかのようにムスコをギュッと締め付け、尚且つ搾り取るように動いてくる。
 動いてなくてもヤバイ位なのに、こんな激しく腰を使われたら、そんなに時間を掛けなくても果ててしまう。
 そう思っているうちに絶頂感が襲ってきた。
 何かが吹き出てくる感触が伝わってくる。

「刹那っ……もう、出っ」
「あ、あたしもいくぅッ! こ、こんどは、ああぁッ、いっしょに……んんッ」

 刹那は前かがみかの体勢を崩し、体を俺の上に寝かせてくる。
 その流れで唇を重ね、再び舌を絡めてくる。
 今度は一方的にではなく、俺も刹那の口内に舌を伸ばした。
 そして舌の刺激が加わり、俺は身を痙攣させて絶頂し、刹那はムスコを根元まで膣内に沈めて腰の運動をやめた。
 刹那の中の奥に白濁した液体が注がれる。

「んんんッ!!」

 唇を重ねたまま刹那も射精の感覚が伝わったようだ、耳がこれまで以上にピクピク動いている。
 そして刹那も体を痙攣させていた、どうやらイッたようだ。
 長い射精が終わって、俺のほうは絶頂感が去り始めた。
 唇は離したが、刹那自体は無理やり引き離すわけにもいかないので、?がったままこの体勢でジッとしていた。
 しかし、刹那の膣は俺を攻めるのをやめてくれないらしいです。
 さっきから射精したてのムスコを刺激されて、快感がまた体に流れ始めた。
 いかん、またムスコが最終形態になってしまう……

「ん……きもち、よかったね、そうま……」
「ど、退いてくれないかな?」
「だぁめ。ここは、またげんきに、なってるし、ね……んふぅッ!」

 呼吸を荒くしている刹那は妖艶な微笑を浮かべて、再び腰を降り始めた。
 どうやら2回戦突入のようで、俺が顔を洗いに行くのはまだ無理なようです。 
426暁狐:2008/04/15(火) 22:18:55 ID:OchE1hPw


 数時間経って、ようやく刹那は俺を解放してくれた。
 結局朝から5回もしてしまった、既にムスコが痛い。
 まぁ最後の辺りは俺も刹那を攻めたりしたし、いつもの事なので溜め息3回ほどしか出ない。
 俺は顔を洗いにいくと刹那に言うと、狐の姿になりたいから後ろを向いて欲しいと言うから、その要望に応えた。
 昨日は感情が高ぶったかららしいけど、獣の姿になるのを他者にあまり見られたくないと本人が言っていた。
 しばらくして、背後にいた刹那は大狐の姿になっていた。
 相変わらず狐にしてはでかい、確実に狼以上ある……なんか少し怖い。

「……」
「ん? 帰るのか?」
「……」

 自力で窓を開け、俺の言葉に刹那はコクリと頷き、2本の尻尾を横に振る。
 おそらくバイバイを意味していると考え、俺も手を軽く横に振った。
 そして刹那は開いた窓から飛び出していく。
 刹那には悪いがやっと少し休める……そう思い俺は顔を洗うべく1階へ下りていった。
 まさか刹那が1時間もしないうちに性的に襲いに戻ってくるなんて思いもせずに……




 とか何とかしているうちに3日経ち、俺がこの村を離れる日がやってきた。
 新しい住居まで引越し屋のトラックと親の車で行く。
 見送りには近所のガキ達や、色々お世話になった農家のおばさんおじさん達。
 狸の先生や鼬の娘、狐の親子が来てくれた。
 静那に憑依してるアホ狐が色々言ってきたがこの際スルーしとく。
 しかしこのメンバーの中に、俺の自称許嫁はいなかったのだが……
 念のため車のトランクの中を開けてみたら、ある意味期待を裏切らない許嫁が体を丸くして入っていた。
 見つかると誤魔化しの笑顔を見せる、とりあえずつまみ出しておいた。

「刹那、永遠の別れじゃねんだから。夏にはこっちに帰ってくるって」
「うん…………待ってる」

 子供みたいにわんわん泣いたりしないが、刹那の瞳には大粒の涙が溜まっていた。
 寝ている狐の耳と一緒に頭を撫でてやると涙は流れ落ち、それも指で拭ってやった。
 それを刹那の後ろで見ていた、先生や久遠さん達も少し泣いていたような気がした。
 そして改めて車に乗り、土の道を走り出した。
 皆さん手を振っていた。俺も手を振って返す。
 そして車は村から離れ、俺は刹那が作ったと言う稲荷寿司を食べながら新たな街へ向かった。
427暁狐:2008/04/15(火) 22:19:56 ID:OchE1hPw


 あれから何年か経って、俺は俺の嫁が待つ村に帰ってきた。
 帰ってくるのは随分久しぶりだ、とは言っても半年くらい前に帰ったばかりだけど。
 今までは何日か経ったらまた村を離れていたけど、今度は違う。
 もう離れない、だってこの村で就職が決まったから。
 勤務先の最高責任者に挨拶に行った。
 相変わらず寝てんだか起きてんだか分からないお爺さんは、笑顔でたった1人の先輩を紹介する。
 先輩は相変わらず色っぽい女性で、丸い耳と先の丸い尻尾を生やしていた。

 勤務先の挨拶を終えると、俺は拉致された。
 スーツが泥だらけになってしまった、まぁ、この村に帰ったときはいつもこの歓迎を受けていたから別に気にしない。
 この村唯一の雑貨屋に拉致されて、俺を拉致った奴は満面の笑みを浮かべていた。
 相も変わらず限定された人しか本性見せてない。
 なんかマジックペン持ちながら笑って近づいてくるんですけど、油性って書いてあるんですけど!
 危機感を感じたが、他のお客さんが来たことで危機は脱した。
 拉致魔が接客している間、俺は逃げることに成功した。

 しばらく歩いていると、1組の夫婦が見えた。
 一見女同士にしか見えないが、列記とした男と女である。
 ただ特殊なのは、妻は人間、夫は狐だということくらいか……まぁ大して驚かんが。
 妻の方は笑顔で俺にお辞儀する。
 黒髪の夫のほうは相変わらず無表情。
 双子だから顔は俺の妻と殆ど同じなのに、性格がまるで違うな。
 俺は夫のほうに色々と聞き、いつまでも新婚同然の甘甘夫婦と別れた……あぁ、甘甘ってのはうちも対して変わらないか。
428暁狐:2008/04/15(火) 22:21:34 ID:OchE1hPw

 しばらく歩いて、ようやく帰ってきた。
 いつ見ても和風の立派な家。
 元々は俺の妻の実家だったんだけど、2年位前に俺の両親と向こうの両親が一緒に住もうとか言って共同で暮らし始めた。
 2世帯仲がいいのは良い事だ。
 一歩前に出ると、玄関が勢いよくガラリと開き、その中から小さな子供2人が元気よく出てきた。
 その子達はすぐに俺の存在に気づき、そして満面の笑みを浮かべて俺の駆け寄ってきた。

「おとーさーん!」
「そーまおじさん、帰ってきたんですかー!?」

 俺の脚に抱きついた2人の女の子。
 右脚にくっ付いてる茶髪の子はさっきの夫婦の娘。名前は愛奈(あいな)
 そして左脚にくっ付いてる黒髪の子は俺の娘。名前は毬奈(まりな)
 名前も少し似ているが、二人にはある共通点がある。
 それはさっきの夫婦の夫、そして俺の妻と同じような狐の耳と尻尾を頭とお尻に生やしているということだ。
 きっと妖狐である片方の血を濃く受け継いだんだろう。
 そして2人の頭を狐の耳ごと撫でていると、家の中から俺の妻が現れた。
 外見的には所謂大人の女性に育ったようで、尻尾も1本増えて久遠さんに似ている。
 妻は俺の顔を見てニッコリと微笑み、俺も笑みを浮かべながら妻に近づいた。

「おかえりなさい、双馬」
「あぁ、ただいま」
「今度は、どのくらいここにいられるの?」
「もうずっとだ。ずっとこの村にいる」
「そう。なら、今夜は今まで以上に覚悟してね?」
「……子供達の前なんだから」

 俺の言葉に、妻、刹那は妖艶に笑って言いのけた。
 本当に場を考えずに変なことを言うのをは変わってない。
 子供達の「やらしー」という一斉ツッコミに刹那は軽く殴って返していた。

「ほら、あなた達は優くんと約束があるんでしょ? 早く行かないと」
「「あ、はーい!」」

 声を揃えたて返事をし、毬奈と愛奈は手を繋いで走っていった。
 姉妹のように仲が良い、見ているだけで癒されるな。
 ただ赤い月がある以上、優(ユウ)くんって子が少し心配だが。
 聞けば最近この村に引っ越してきた、女の子みたいな男の子だとか。
 多分あの狐娘達に色々と振り回されているんだろうなぁ、と勝手に妄想していた。

「双馬?」
「ん?」

 子供達の背中を見ていると、刹那が俺に声を掛ける。
 振り向くと、目を瞑って顎を少し上げている刹那の姿があった。
 刹那が何を求めているのかはすぐに理解できて、彼女の肩に手を置き、俺から唇を重ねた。
 唇が離れると、刹那は笑顔で「さっそく寝室に行こう」と言い俺の腕を奪って家に招き入れる。 
 やれやれ、さっそく俺は襲われるようだ、俺は自分の両親や久遠さん達に挨拶したいんだがな。
 毬奈に弟か妹が出来る日は、そう遠くない気がしてならなかった。
 

【セカンドフェイズ、終了】
429暁狐:2008/04/15(火) 22:28:23 ID:OchE1hPw
どう見てもオチが弱いです本当にありがt(ry
>>415のレスを見て思ったけど、F・セイエイは弟狐のほうがキャラ的に近いかもしれん……あ、どうでもいいか


くまさんをパクッて推奨BGM……ていうかこれを書きながらずっと聞いてた曲
R.A.M.の「 DIVER#2100 」(ウェブダイバーOP)
どう聞いても合ってません本当にありがとうごz(ry
430名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 22:50:12 ID:8hmUnBvI
一番乗りGJ!!
マリナにアイナってwww
あと優くんってまさか…と色々気になるな。
刹那ちゃんの話ってこれで終わりなのかね?刹那ちゃん好きだったんだが
431名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 03:02:45 ID:ySUz2Zoq
>>429
GJ!!
成長した刹那ハァハァ
432名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 19:47:02 ID:E83BXGRa
なんでエロが投下されたら過疎るんだこのスレww

>>429
アイナのおじいちゃんがシローになるわけですね
433名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:07:51 ID:4ynPL64H
>>429
久々wwwwwktkrwwwwwうはwwwww

gj
434名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 00:02:06 ID:JdzvU+TN
野栗鼠君が愛奈ちゃんの為にシローと闘うんですね!
435名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 06:40:43 ID:Lbcp4Y7c
>>429
非常にGJなんだけど一言だけ

そろそろガンダムネタとか自重してもらえませんか?>>434みたいなのが出てきますから
436名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 08:49:32 ID:wVK76IXK
身勝手
437名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 11:17:09 ID:9DPxw3ci
気に入らない書き込みをスルーできるようになれば人生が数段楽しくなるよ
438名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 11:55:52 ID:dMHPiJm/
ガノタは魂に刻まれてるからこそガノタなのさ。
そう、今俺の横で寝ているぬこたんの耳や尻尾のように切り離せない物なんだよ
439名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 12:20:11 ID:E2lhjVo4
>>429
俺もこんな人生歩みたかった!
そして優くんの将来に期待大ですね!!

>>438
俺の隣で寝てるうさぎたんの耳や尻尾のようなものか
440名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 12:52:43 ID:exRzvBdN
地元の某ヒーローがガネタとJOJOネタで飽和してるのだが、それが原因か。

へば、ビッキっ娘どご貰って帰るッスな。
(では、カエルっ娘のことを貰って帰りますね。)
441名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 17:55:33 ID:vm2aDzXB
目を覚ませ!!それは「ささかまもこ」だ!!
さあ、早くパッキング作業に戻るんだ
442名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 22:13:44 ID:exRzvBdN
>>441
絶望した!「もこ」に釣られてググって余りの残念な造形に絶望した!

飽きだ塩汁喰って寝る。
443名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:18:11 ID:yNDYduE0
あー
あきたは「きり○んぽ」ですな。
んで、なまはげ娘はこのスレの範疇ですか?
444名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:24:11 ID:N8xGUvA4
>>443
人外系統スレだろ
445名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 08:33:50 ID:xsMQd+pB
今週のコミックバンチはこのスレ的には必見だな
446ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:41:22 ID:mS1KW4wW
<守宮さん>・3

「や、守宮……」
僕は、自分の上にのしかかかってくる美しいものに抗おうとして、もがいた。
だけど、僕の身体は言うことを聞かない。
それは、風邪で体力を消耗していたから?
強い精力剤である守宮の尻尾を食したから?
──きっと、ちがう。
僕は、良く見知った女の子が、
僕が、全然知らない牝であることに気が付き、
それに魅入られていたから。
守宮。
大人しくて控えめなクラスメイトは、
今、僕の上で、淫らに大胆に振舞っていた。
僕の上に跨って、膝を深く畳に沈める。
お尻と太ももの裏側で僕に密着して、体重をかける。
たったそれだけで、僕の胴体は床に縫いとめられた。
反射的に、両腕で床を押して状態を起こそうとしたけど、
びくともしない。
多分、僕よりも十キロ以上も軽い女の子は、
物音ひとつ立てずに、圧倒的な力で僕の自由を奪っていた。
「――」
守宮は、無言のまま僕を見詰めた。
その白灰色の瞳は──今や、その色ではなかった。
それは、黄金色に輝いていた。
「や、守宮……」
その色と、輝き方を見て、僕は、
僕の上にいる美しいものが、自分と同じ種族ではないことを「理解」した。
そして、それが欲情しきっているということにも。
守宮は、僕を見据えたまま、静かに自分の衣服を脱ぎ始めた。
447ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:41:44 ID:mS1KW4wW
衣擦れの音を、僕はどこか遠くに聞いた。
金色の眼差しに縫いとめられた僕は、
守宮が僕をまっすぐに見詰めながら制服を脱いでいく姿から目を反らすことができなかった。
クラスメイトの女の子の動きは、一遍の躊躇も一瞬の停滞もなかった。
まるで息を吸って吐くかのように、守宮は僕の前に裸身を晒そうとする。
「駄目だよ、守宮……」
僕は弱々しい声でつぶやいた。
それは、僕に残された理性のかけらの抵抗──ではない。
想像もつかない事態に放り込まれた小動物の混乱が生み出したものだ。
その証拠に、守宮は、手を後ろに回してブラジャーを緩めながら、
「駄目じゃ、ありません」
と一言だけ返事することでそれを封じた。
そのことばと同時に白い清楚なブラジャーは守宮の肌から離れた。
人のものとはとうてい思えないくらい、抜けるように白い肌。
制服の上からは予想も付かないくらいに大ぶりな乳房の先端は、
つつましいくらいに薄い桜色だった。
ごくり。
はじめて生で見る女の子のおっぱいに、思わず僕の喉がなった。
生唾を飲みこむ自分の仕草が、ひどく卑しく、いやらしいもののように思えて、
僕はあわてて首をねじって視線をそらした。
それが、もとに戻された。
ひんやりとして、すべすべしている守宮の手で。
どきりとした。
ひどく間近に、守宮の顔があったから。
僕の上にのしかかっている守宮は、上体を折り曲げて、
僕の顔を覗き込まんばかりにしていた。
金色の瞳が、魔性の物のように、僕を見詰める。
「……や、守宮……」
「……見たいのでしょう?」
守宮は静かに言い、僕は絶句した。
448ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:42:05 ID:mS1KW4wW
「や、守宮……」
守宮は、僕の頬を両手で挟むようにして固定している。
上から覗き込む美貌。
それは、たしかに人外のものだった。
(隣の、もののけ)
不意に、そんな単語が頭に浮かんだ。
それは、平凡なクラスメイトのふりをして、僕の隣に居た。
普通に話し、普通に生活して、僕の隣に居た。
でも、それは、本当の守宮ではなかったんだ。
本当の守宮。
尻尾持ち。
獣人。
純血種ではない、獣の因子を持つ存在。
ぞくり。
僕の背中を冷ややかな恐怖が走った。
今頃気が付いた。
今、僕の上にいる女の子は、僕の知っている女の子ではない。
あまり喋らない、消極的な、おとなしい、あの守宮ではない。
それは、容易に僕の自由を奪う体力と、
僕が今まで見たことのない強い意思を持ち、
15センチの近くで見詰め合っても何を考えているのか、まったくわからない、
<異種>だった。
(守宮──)
声を出そうとして、舌が強張っているのを僕は自覚した。
「……」
守宮の、瞬きすらしない金色の瞳が、無表情に僕を見詰める。
そして、守宮は、ゆっくりと顔を沈めてきた。
白い美貌が、さらに僕に近づく。
彼女の唇が、僕のそれに重なるのを、僕は呆然として受け入れた。
449ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:42:27 ID:mS1KW4wW
ファーストキスは、キスと呼ぶにはあまりにも深すぎた。
口付け。
それも、魔性の者の。
柔らかくて、冷たくて、いい匂いのする唇は、
重ねられた瞬間に吸い付き、ねじ切るようにして僕の唇をこじ開けた。
「……!」
ぬるぬると湿った、肉の塊が入ってくる。
守宮の舌だ。
それは、僕の歯さえもこじ開けて、口腔内を蹂躙した。
僕の舌を探り当て、からみつく。
かぐわしい香り。
甘い味。
呼吸さえ忘れ、僕は、侵入者にされるがままになった。
「……」
どれだけ長い間続いただろうか。
守宮は、静かに唇を離した。
ほぅ、という小さな吐息を聞いたような気がした。
いや、実際は、守宮はそんなこともしなかったのかも知れない。
守宮と僕の唾液がまざり、銀の糸を引いて離れる唇をつなぐ。
その糸が途切れたとき、僕の心臓は、どきん、と高鳴った。
いや。
どきん、では終わらなかった。
どきどき。
どくんどくん。
自分が上半身裸の女の子と密着しているという事実を思い出して、
顔に血が上り、動悸が激しくなる。
そして、血が集まっているのは、ドクドクと脈打っているのは、
顔だけじゃなくて……。
「勃起しましたね……」
守宮が、静かに言い放ち、僕は耳まで真っ赤になった。
450ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:42:50 ID:mS1KW4wW
「い、いや、その……」
慌てて首を振る。
「……」
守宮は、じっと僕を見詰め、身をくねらせた。
「あっ……」
密着している女の子の動きを受けて、僕は軽い悲鳴を上げた。
「脱がせますね」
守宮は、片手を僕の太ももの上について、腰を浮かせた。
もう片方の手で、器用にズボンのベルトを緩める。
「ちょ、待っ……!」
言い終わる暇もなく、ズボンとパンツが一気に膝下まで引き下ろされた。
僕は恥ずかしさにもがこうとしたが、太ももに乗せられた手は、
まるで何百キロの錘(おもり)のように僕の動きを封じていた。
「元気です」
守宮は、僕のそれを見下ろしてつぶやいた。
そのまま片手で自分のスカートを緩めて脱ぎ捨てる。
ショーツまでも。
全裸になった守宮は、再び下半身裸の僕の上に乗った。
だけど、さっきと決定的にちがうのは──。
「ま、待って守宮、どいて、どいて!」
「なぜです?」
「ふれてる! さわってる!」
今の僕と守宮は、下半身が裸で、それが重なると言うことは、
つまりお互いのむき出しの性器が直接触れ合う状態だ。
先ほどまでのショーツとズボン越しでは、重みと温かさしか感じなかった。
だけど、今は、湿ってすべすべとした肌と、粘膜とが直に密着している。
守宮の女性器が。
「かまいません。――今から私の中に入るものですから」
クラスメイトの女の子は、冷然と言い放ち、僕は絶句した。
451ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:43:11 ID:mS1KW4wW
びくっ。
びくん。
自分の身体にはついてない、すべすべしたものと触れ合って、
僕は、僕の意識とは無関係に男性自身が硬くなるのを感じた。
「森田君は、今、私とセックスしたくなっています……」
守宮が、教師に当てられて教科書でも読むように、抑揚のない声で言った。
「そ、そんなことは……」
「……ありませんか?」
「……」
守宮の問いに、僕は答えられなかった。
年頃の男として、そういうことに興味がないと言ったら嘘になる。
そして、守宮の生み出した異常な空間の中で、僕が興奮しているのもたしかだった。
でも──。
「や、守宮は、それで……いいの?」
「……!?」
とっさにでた言葉に、守宮は一瞬動きを止めた。
「こ、こんなこと、駄目だよ! こういうのは、大好きな相手としなきゃ駄目だよ。
け、結婚して、旦那さんとなる相手とじゃなきゃ、しちゃいけないんだよ」
夢中でまくしたてた言葉は、小さな頃から培ってきた、
モラルとか貞操観念とか、そういうもろもろの軌範。
誤解を恐れないで言うならば、高級料亭は、そうしたものとは程遠い世界だ。
お金のある男女は、愛人を持つのが一種のステイタスであるし、
有名人、芸能人の密会は、大抵うしろめたい関係のそれだ。
でも、傍流に生まれた僕は、父と母が協力し合って店を切り盛りするのを見て育ったし、
なによりも、そうしたことがちゃんとしていないのが嫌な性質だった。
「……」
守宮は、一瞬僕から目をそらした。
僕は、ここぞとばかりに言葉を継ごうとして、そのことばを失った。
452ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:43:31 ID:mS1KW4wW
「……」
守宮は、視線を戻していた。
ただ僕を見詰める。
先ほどと同じように。
だけど、僕はそれだけで何も言えなくなった。
守宮の金色の瞳は、強い力をたたえていた。
「構いません。私たちの交わりは、……貴方たちのものとちがいますから」

「本能の為すもの」。

<学園>の授業で習った。
獣人の持つ様々な本能は、純血種の及ぶところではない。
長い歴史の中で理性や「効率の良い遺伝子」と引き換えに少しずつ失った、原初の衝動と情熱。
獣の<因子>を持つ獣人はそれを持っている。
そしてそれを満たすためになら、なんの躊躇いもない。
僕は、不意に悲しくなった。
異質のモノと化した、クラスメイトの下で。
控えめで、大人しくて、物静かな女の子が、僕の全然知らない存在に変わったことが、
そして彼女が、こうして僕の上にのしかかっていることが、
──なぜだか、ものすごく悲しかった。
「……擬態、です」
突然、守宮がつぶやいた。
「ぎ、たい……?」
一瞬、何を言っているのかわからなかったが、
僕は、すぐにそれが答えだということに気が付いた。
口に出して言っていない、僕の心の中の疑問と悲しみへの、返答。
「獣は──獣人は、擬態します。生きるために。
純血種の中で獣人が生きていくには、純血種に敵意をもたれないようにする必要があります。
私の場合、それは、大人しく、静かな女の子であることでした」
453ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:44:00 ID:mS1KW4wW
「や、守宮……」
「特に、私が<因子>を持っているヤモリは、擬態の名人です。
壁に貼りついたヤモリが周囲の色に溶け込むように、私は、純血種の社会に溶け込んできました。
溶け込んで、必要なものを得てきました」
「――」
「生命の安全を。餌を。成長する環境を。――そして、今、セックスの相手を」
「!!」
「……貴方は、私の擬態に惹かれて、この場に私を招きました」
「や、守宮……」
「古風な、大人しい、静かな女の子。
――森田君が、そうした子が好みなのはすぐにわかりました。
貴方が、私の<因子>と相性がいいことは、
最初に会ったときから分かっていましたから、
後は、貴方が心を許すまで、そういうように擬態するだけ。
森田君が私を招き入れ、――こんな状況を許すまで」
「や、守宮っ!」
擬態?
擬態?
擬態!?
守宮の瞳は、今や、ぎらぎらと、それ自体が光を放たんばかりに輝き、
呼吸は荒く、肌はうっすらと桜色に染まっていた。
興奮。
それも、とびっきりに強力な、本能の坩堝。
僕の上にのしかかっている女の子の中、
肌一枚のすぐ下には、むき出しの性欲と生殖本能が渦巻いていた。
「――!!」
そして、僕はそれに恐怖を抱いた。
異質な、あまりに異質な、心までも「違う」存在。
「今、私は、卵を、貴方の精液を貰えば、仔を孕むことができる状態です。
そして、私は、その機会を逃すつもりはありません」
454ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:44:24 ID:mS1KW4wW
宣言は、冷ややかなほどに静かだった。
「ちょっ! 待っ……!!」
上ずった僕の声を無視して、守宮は、その白い手を伸ばした。
指先が根元に軽く体重をかけて押さえつけている、僕のその器官の先端に触れる。
「ひゃいっ!」
思わず悲鳴があがった。
性器を女の子に触れられ、背中に電流が走る。
守宮の指は、僕の一番敏感な先っぽを確認するように撫でた。
張り出したものの縁(ふち)を、そのすぐ下の溝を、
ひいやりとした指先が、そっと触れていく。
僕は、声を押し殺して悶えた。
「……にじんでいます」
先端の先端、鈴口をなぞった中指の先に、
粘液の糸がからんでいるのを見て、守宮が言った。
僕はこれ以上ないと言うくらいに頬が紅潮するのを感じた。
「や、守宮、もう、やめ……」
「入れます。森田君の精子をください」
僕の哀願を、クラスメイトの女の子は一顧だにしなかった。
左手で僕の太ももを押さえ、右手で僕自身を握り、
守宮は腰を浮かした。
「あっ……!」
「んっ……!」
つるり、という感触。
肉の抵抗。
何かが引き剥がされる中を推し入っていく感覚。
それらが短い時間で押し寄せ、すぐに、猛烈な快感が襲ってきた。
「な、何、これっ……」
僕の身体の中で一番敏感な器官は、未知の刺激にうち震える。
びくん、びくん。
全ての神経がそこに集まったかのように、僕の体は性器と同調して痙攣した。
455ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:44:44 ID:mS1KW4wW
「うっ、くっ……」
かすれた声を、僕は必死でかみ殺そうとした。
そうしなければ、この快感に流されてしまいそうだったから。
守宮に、何から何まで屈服されるように思えたから。
そう。
僕の上に乗るクラスメイトは、僕の意思を無視して、
自分の所業を全うしようとしていた。
それに対してできる、僕の精一杯の抵抗は、
ただ、快感の声を出さずにいることだった。
守宮は、わずかに眉をしかめたまま、微動だにせずにいた。
それでも、彼女の身体の中の粘膜はわずかにうねり、
そのわずかなうねりだけで、僕は情けないほど気持ちよくなっていた。
「……くっ……」
また声を押し殺してあえぐように息を吸い込む。
その空気が、かぐわしかった。
目の前に守宮の顔。
「声、出していいですよ」
「――!」
上体を沈め、ぎりぎりまで顔を寄せた人外の者がささやく。
「……我慢しないで声を、出してください。そのほうが気持ちいいですよ」
「!!」
最後の抵抗も、守宮は許さなかった。
食いしばろうとした口元に、守宮の唇が重ねられる。
再度の口付け。
唇を割って入ってきた舌に、口腔を蹂躙されると、
開かれた口は、もうあえぎ声を留めることができなかった。
見透かしたように、守宮が腰を使い始めた。
今までの何倍もの快感が襲い掛かってくる。
僕は、女の子のように甲高い悲鳴を上げた。
456ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:45:05 ID:mS1KW4wW
「気持ちいいですか?」
「ひゃ、ひゃいっ!!」
「気持ちいいですか?」
「き、気持ち、いいっ……ですっ……!!」
「精液、出そうですか?」
「……」
「精液、出そうですか?」
「はいっ……で、出そうっ……!」
「……このまま、中に出してください」
「で、でもっ……」
「出してください」
「は、はいいっ!!」
僕は、守宮の問いかけに抗えなかった。
何度も質問され、守宮の望む選択肢を答えさせられる。
押さえつけられた身体だけでなく、心までも蹂躙されていく感覚。
それは、「自分と異なるもの」への恐怖と、
屈服させられていることへの屈辱感と、
そして猛烈な快楽のまざりあった混沌だった。
「うわっ!!」
跳ねるように僕の身体がはじけた。
頭の中が真っ白になる。
びゅくんっ、びゅくんっ!
どくんっ、どくんっ!
熱い精液が、守宮の身体の中に飲み込まれていく。
金色の瞳をした白い女の子の内部に。
結婚相手でもない女の子の子宮に。
今更ながら僕は、守宮が避妊具を使わないでいることに気が付いた。
獣人にとってのセックス。
それは、純粋なまでに、仔を作る生殖行為そのものだった。
457ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:45:41 ID:mS1KW4wW
「や、守宮、ど、どいて……どいてよっ!!」
「なぜです?」
「赤ちゃん、赤ちゃんできちゃうよ、守宮!!」
「……私はそのつもりです」
「そ、そんな……」
「気持ちいい、でしょう、森田君……?」
金色の瞳を、わずかにすがめて守宮が僕を見詰める。
どきり。
また僕の心臓が何かを感じ取って震える。
何か。
何?
何だろう。
答えを探す前に、守宮が腰をくねらせる。
じゅぷ。
オスとメスがつながる場所から、粘液質な水音が聞こえる。
それは糸を引くほど濃い蜜の汁。
僕は、自分の性器が猛烈な勢いでまた勃起したのを感じた。
そして、守宮の為すがまま、彼女の膣内に射精をさせられた。
何度も何度も。
甘い悲鳴を上げて最後に達した後、僕は泥の中にうずまるようにして気を失った。

「……」
気がつくと、僕は、僕の部屋に一人ぼっちだった。
きちんと布団の中に横たわっている。
(……夢……?)
さきほどの、クラスメイトとの間で起こったことは、悪い夢のように思えた。
守宮が、この部屋に来たと言うこと自体、きっと夢だったんだ。
暗い色の木の天井をぼんやりと見詰めながら、そう考えかけ、
僕は全身を覆うだるさと、部屋の中にわずかに残った守宮の香りで、
あれがまぎれもない現実だったということを認めた。
「……守宮……」
僕は、激しい喪失感を覚えて目を閉じた。
なぜだか、ひどく裏切られたような気がして、
僕はもう一度眠りにつく前に、少し泣いた。


ここまで
458ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/04/18(金) 22:48:05 ID:mS1KW4wW
もう1、2話分続きそうです。
459名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 22:48:23 ID:sT1RirLO
おぉ!! リアルタイム!!GJです。
460名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 01:23:34 ID:izXLPA7F
GJ!
「や、守宮」連発で少し吹いてしまった
461名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 01:32:52 ID:US9k9cTw
>>458
GJでした。そして続きも全裸でwktk

しかしなんだな、例え逆レイプでもそこに愛があるか否かで随分印象が変わりますな。
今回の最後に森田くんが泣いたのがよく分かる気がしました。
そんな俺は完璧なまでに純血種で宇宙に出られない存在
462名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 01:42:37 ID:3di5qTPk
これは素晴らしい逆レイプですね
GJ!!
463名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 02:21:21 ID:jGjUFLsN
>>458
GJ!
まさしく『逆レイプ』ですね
464名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 07:32:47 ID:0oByL14A
ゲーパロ氏のことだ、後日談で甘甘にして俺を糖尿病にさせるつもりに違いない
465名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 07:54:22 ID:zj41wBzM
だめだ、GJすぎて逆に投下するのを遠慮してしまうw
466名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 10:24:59 ID:eRq1TLem
まこと、神の御業はたたえられるべきかな。
GJ ! 以外の言葉はない。

ただただ全裸で座し、こうべを垂れて、
お待ち申し上げるのみ。
467名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 17:04:33 ID:LwmAecQO
やばい…なんというGJ
しかしラストがせつない

>>464
俺も甘甘が好きだw
468暁狐:2008/04/19(土) 23:21:37 ID:zj41wBzM
神のあとは遠慮しがちになっちまうが、投下しますよ。
469暁狐:2008/04/19(土) 23:23:01 ID:zj41wBzM
「待て優ぅーー!!」
「待ってくださぁーい!!」

 真夜中の道を必死に走ってる俺は神島 優(かしま ゆう)って言います。少し普通じゃない生活を送ってる高校生。
 村を離れて単身都会の学校に入学して、2年目に突入するところ。
 1人暮らしだから、アルバイトと親の仕送りで学費を払って生活している。
 少し貧乏だけど、去年まではごく普通の高校生活を送っていた。春休みが終わったら後輩が出来る。
 だけど、そんな普通の生活はある時一変した。
 なぜなら今、俺を追いかけている女の子達が俺と同じ町に引っ越してきたから。
 理由は俺と同じ学校に進学する為。
 近くの高校に行けばよかったものを、俺を追いかけてきたらしい。

「どこ行った?」
「近くにいるはずです」

 ひとまず今は、空き地の大きな土管の中に身を潜めている。
 追跡者達はここから離れて行ったようだ、とりあえず危機は脱した。
 相変わらず体力に差があり過ぎる。俺は息切れしてるのに、向こうは全くの余裕。
 ちなみに追跡者達の名前は毬奈(まりな)と愛奈(あいな)。
 小学校から中学まで一緒だった所謂幼馴染ってやつ。
 名前も容姿も身長も似ているから、双子とよく間違えられるけど血がつながってないから姉妹ってわけじゃない。
 タダ単に2人の両親の片方が双子だかららしい。俺にはよく分からないけど。
 腰まで伸びている黒い長髪なのが毬奈で、茶色い短髪なのが愛奈。
 性格は毬奈が活発で、愛奈が大人しめってところかな……ってなんであいつ等の紹介してるんだ俺は……

「みぃーつけたぁ!」
「げっ!」

 毬奈の親父さんもよく俺と同じような体験をしていたらしい。
 俺も同じ道を歩むのか。
 否、俺は双馬さんのようにはならない、メビウスの輪から抜け出してみせる。
 いい加減相手くらい自分で決めたい。
 と、心で決意を固めた矢先、土管に毬奈と俺の声が響いた。
 ある影響で真紅色になった瞳を光らせて、毬奈はこっちを見て微笑む。

「もう逃げられませんよぉ?」
「げげっ!!」

 土管の片方が塞がれたからもう片方か逃げようと思ったけど、愛奈が立ちはだかって出られなくなった。
 目が慣れてきたものの、やっぱり暗くて狭い土管の中は更に俺の恐怖心を倍増させる。

「お、お前ら、どっか行ったんじゃ」
「ふりだよふり。どっか行ったふりぃー」
「ずっと聞こえてました、優くんの息遣い。ハァ、ハァって」
「ちぃっ!」
470暁狐:2008/04/19(土) 23:23:39 ID:zj41wBzM

 そうだ忘れてた、この2人は耳が良いんだった。
 なにせ毬奈と愛奈の耳は普通の、人間の耳じゃなくて狐の耳だから。
 さっきからピクピク小刻みに動いている。
 毬奈と愛奈は人間じゃない、簡単に言えば狐と人間のハーフかな。
 詳しく言えばクォーターだと毬奈のお母さんが言ってたけど、どっちでもいいや。
 だからこの2人には尻尾も生えている。2人の上半身ほどある尻尾はどう考えてもでか過ぎだと思うけど。 
 ちなみに耳と尻尾の体毛の色は共通で、髪の毛と同じ色だけど耳の先っぽだけは白い。
 と、こんな説明している場合ではない、俺は今危機的状況。
 ジリジリと俺との距離を縮めていく毬奈と愛奈、一筋の汗が頬を伝う。

「もう逃げられないよ優ちゃぁーん♪」
「ちゃんって言うな!」
「そんな事言える立場?」
「さあ、今度こそ大人しくしていてくださいね? 大丈夫、痛いわけではありませんから」
「や、やめっ!」

 そしてついに、左右から伸びてきた手が俺の服に触れた。
 そのまま押さえられて、俺の上に毬奈と愛奈が覆いかぶさってきた。
 息苦しい、でもそんな事言っている場合じゃない。
 こうなってしまったら脱出は困難、ズボンのベルトを外そうとしている毬奈の手を振りほどこうとしたが、愛奈に両手首を掴まれる。
 走ったときはならなかったのに、2人の呼吸が荒くなってきている。
 この2人、今発情期なんです。狐の血が濃いから発情もするんです。
 まぁそれは自然の摂理だから仕方ないけど、どうして4月早々俺がエロい意味で襲われなければならんのだ。
 年末に帰ってきたときに散々俺を襲っただろうに……てか、今日までずっとムラムラしてたのかこいつ等。

「ズボン取ったぁー!!」

 毬奈の歓喜の声が土管内に響いた。
 その意味のとおり、俺はズボンを脱ぎ取られてトランクス一丁になってしまった、寒い。
 残酷にも毬奈は俺のズボンを外に放り投げ、再び俺に迫ってきた。

「ふっふっふっふ、一緒に気持ちよくなろうね優たぁん」
「たんはやめろ! 絶対にやめろ!」

 2人は妖艶な微笑で俺を見下ろす。
 もうだめだ、そう思い諦めかけたその時、俺を救う女神が光臨なさった。

471暁狐:2008/04/19(土) 23:25:06 ID:zj41wBzM
「姉さん、毬奈さん、そこに蜘蛛がいるよ?」
「「いやああああああーーーー!!」」

 小声でも土管の中だと結構大きく聞こえる。
 高い女の子のような声の直後、毬奈と愛奈の絶叫が土管内に響き渡る。
 鼓膜が破れそうになったが、愛奈が両手を離した事で耳を塞ぐことができた。
 それでも絶叫が終わったらしばらく耳がキーンとしたけど。
 体力は有り余るほどある上に愛奈に至っては頭もいい。
 だけど誰でも弱点と言うものがあって、それも毬奈と愛奈は揃って同じで蜘蛛が苦手なのだ。
 原因は、子供の頃に森で遊んでいたら蜘蛛の化け物に襲われたからである。
 ちなみに俺ともう1人いた子は大丈夫だった。

「ゆーう、姉さんたちいなくなったよ! はいっ、ズボン」
「げ……聖奈」

 俺を救い出してくれた人物に、正直喜ぶべきか悩んだ。
 それだけ色々と微妙なのだ、この聖奈(せいな)は。
 土管から抜け出て、聖奈からズボンを受け取って靴を脱いで穿く。
 その様子を聖奈はニコニコ笑いながら見ているだけ。こいつが女だったら着替えるのも躊躇うけど、俺は全く気にしない。

「危なかったねぇ、僕に感謝してよ?」
「お、おう……」

 この聖奈は愛奈の”弟”
 その証拠にこいつにも狐耳と狐の尻尾が生えている。。
 俺もよく間違われるけど、聖奈は俺よりずっと小柄な体型で、体も細くて童顔。
 髪型も金髪に染めた長いのツインテールなもんだから、初対面の奴は高確率で女と間違える。
 そして聖奈のある意味恐ろしいところは、女として生きているという点である。今聖奈が着ている服も女物。
 聖奈は村の学校ではなくて、村から少し離れた町の中学に通っているのだが、どうやらファンクラブが存在するらしい。
 確かに可愛いとは思うが……世の中色んな人がいるもんだ。
 そしてこいつも、来年俺が通ってる高校に入学するとか言ってるから恐ろしい。

「あ、ありがとな、聖奈」
「ううん、優のためなら例え火の中水の中!」
「そ、そうか、そりゃ頼もしい。じゃ、俺は部屋に……」

 ズボンと靴を履き、俺は早くこの場から立ち去ろうと、少し早歩きで歩き出した。
 だが、世の中うまくいかないもんで、聖奈に腕を掴まれて、土管の影に誘導された。
 そして押し倒された。
 真夜中とはいえ人が通れば気づいてくれそうな体勢だが、残念な事にここは道路から見たら完全に死角なのだ。

472暁狐:2008/04/19(土) 23:26:13 ID:zj41wBzM
「せ、聖奈君? 何をなさっておられるのでしょうか?」
「んふふ、分かってるくせにぃー♪」
「わ、分かんないなぁ」

 やばい、忘れていたけどこいつも発情してるんだった。
 毬奈と愛奈と同様、瞳の色は真紅に変わっていて俺を見下ろしている。
 EXAMシステムでもあんのかこいつ等は……あながち間違ってないかもしれない。
 ていうかこいつは年中発情みたいなもんだ、変態だからな。
 前の学校の先生曰く、聖奈は俺に惚れているらしい……女なら大歓迎だが、こいつは男、迷惑もいいとこだ。
 徐々に近づいてくる聖奈の顔。なぜ目を瞑る……
 何をされるか容易に予想できた、だからこそ俺は聖奈の顔を手で押さえて力を入れた。

「ゆ、ゆーうぅ! 何するのさ!?」
「う、うるさい……お前に襲われるくらいなら、毬奈達の方がマシだ!」
「いいじゃないっ、キスくらいっ!」
「何度も言ったが、男、同士だろうが、俺達はっ!」
「そんなのっ、気にしちゃダメだよ。 姉さんたちが、できない、技だってあるんだよっ。きっと気持ちいいよっ!」
「俺に、やるなっ! ファンクラブの奴らにでも、やれっ!」
「僕は、優にやりたいのっ! それに、ロリショタって、知らないのっ?」
「知りたくもないわっ!!」

 聖奈の顔が近づき、そして遠ざけるという攻防がしばらく続いていた。
 だが持久戦は俺に不利だ。
 何故なら聖奈の身体能力も俺より勝っているから。それもギリギリではなくて余裕で。
 こうして取り押さえているだけで、俺は全身全霊なのだ。
 力では勝てない、だから俺は別の方法でこのガチホモから逃げる事にした。

「わかった、もう諦めるよ」
「え?」
「お前を受け入れてやる。でも、無理やりってのはあんまり趣味じゃないんだ。退いてくれない?」
「う、うん分かったよ! 嬉しい、やっと僕の想いが伝わったんだねぇ」
「あぁ、伝わった。伝わったから土管の中で待っててくれ。お互い心の準備ってもんが必要だろ? ましてや俺たちゃ同性なんだからな」
「うん! でも早くしてね♪」

 我ながらヘタレな芝居もいいところだが、どうやらうまくいったようだ。
 聖奈は嬉しそうに満面の笑みを俺に向けて土管の中に入っていく。
 土管に入っても大きな尻尾だけ見えてユラユラ揺れている。
 いつも思うが、聖奈は何で男として生まれてきてしまったのか……
 少し可哀想だが、俺は男を抱く趣味は無いから土管には当然入らず、そーッと空き地を後にした。
 どうやら気づかれなかったようだ、このまま家に帰ってアパートの部屋に鍵を閉めてしまえば俺のものだ。
 いかにお隣さんでも、不法侵入になるから毬奈も愛奈も聖奈も諦めるだろう。

「よく考えれば蜘蛛なんていなかったじゃん!」

 前方に毬奈を発見した。愛奈と一緒じゃないところを見ると途中ではぐれたらしいな。
 それでも俺は毬奈に見つからないように隠れようとするんだけど、ここは普通の道、隠れ場所が無い。
 後退しようにも、後ろは聖奈がいる空き地だ。
 やばい、これじゃあさっきの状況に逆戻りだ。



【続】
473暁狐:2008/04/19(土) 23:27:24 ID:zj41wBzM
(´・ω・`)やっちまった俺……反省はしてないけど
474名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:41:19 ID:ZJJoUlBY
誰がなんと言おうと僕はGJと言う。
475名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:46:27 ID:jKoUfvWy
ここで男の娘に逆レイプとは
476名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:46:58 ID:62w7kYUk
>>474
お前さんだけにいい格好はさせん
俺だってGJを送るぜ
477名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 01:03:32 ID:9xHOsWro
さすが暁狐氏だ!俺が期待してたのをやってくれた!続きは全裸で待ってる!
478名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 03:10:37 ID:HJ1c23zC
可愛い男の娘は大好きです。と、ダメ人間発言してみる。
479名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 06:38:00 ID:9QoKUdA3
みんなGJなんだZE
480名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 17:18:33 ID:QOeGszI+
>>473
俺の期待の斜め上を行く貴方に船の中からGJ
481名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 23:34:35 ID:OrXnbVzT
まぁ、男の娘はさすがにスレ違いだろうな・・・
482名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 12:52:56 ID:IrR+pyra
見た目は♀で頭脳も♀
そして気持ちよくなれればいいじゃないか
483名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 15:42:01 ID:h2WzGWh/
>>481
男の娘が逆レされないとスレ違いだよな
484名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 16:11:32 ID:YuI/uGv9
ガチホモな男の娘が女に犯されるのはかなり屈辱的だろうな
485名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 03:42:17 ID:4UniOlM7
保守
486名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:14:31 ID:5xWeZ82e
ログ掘り起こしてきた
遅くなってスマン
http://www21.atwiki.jp/brutalanimal/pages/343.html
487名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:18:06 ID:TNJ68Ewi
>>486
GJ
488名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:37:39 ID:8Fai66TN
暁狐氏の作品は一時より面白くなってるけど…くまさん氏の作品が以前ほどwktkしなくなってるな…
489名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 20:49:14 ID:1Gab5PpC
>>488
それは君が十分満たされてるからだよ。
490名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 21:50:55 ID:+wvxA1hK
>>486
GJ
491名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:18:04 ID:zQF1+sMO
>>486
GJ
492名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:42:50 ID:Y556P/H9
>>486
超GJ
493名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:57:32 ID:e0UGoVmr
       ____
      /  ./  /|   こちらスネーク
    _| ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___ 潜入に成功した
  /  |____.|/  /
   ̄ ̄~  |し  |  ̄ ̄
       し⌒ J

       ____
      /  ./  /|   こちらスネーク
    _| ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___ 指示を頼む
  /  |____.|/  /
   ̄ ̄~        ̄ ̄

              _
            /´  `フ
      , '' ` ` /      ,!
.     , '      レ   _,  rミ,
     ;          `ミ __,xノ゙、
     i     ミ   ; ,、、、、 ヽ、  大佐!動けない!
   ,.-‐!       ミ  i    `ヽ.._,,)__   指示をくれ、大佐!
  //´``、     ミ ヽ (( /  /  /l ))
 .| l    ` ーー -‐''ゝ、,,)) | ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___
  ヽ.ー─'´)       /  |____.|/  /
   '''''''''        ̄ ̄~        ̄ ̄
494名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:16:39 ID:qZsIlwqz
>>486
GJ
495名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:32:00 ID:8IDB/M8r
>>486
遅い、遅すぎるな
そんなんじゃ亀子さん(仮名)にすら追いつかれて逆レされちまうぜ?
GJ
496名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 12:06:53 ID:hSyfk94K
>>486
 本当に、ありがとうございます
 だけど

 擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【七匹目】
 http://www21.atwiki.jp/brutalanimal?cmd=upload&act=open&pageid=1&file=brutalanimal7.htm

 だけ、『最新50』しか表示されないです

 後、『襲来! 熊谷 佳子 前編』のページ最後の『後編へ>』の所がリンクミスのようなんですが
 直し方が解らないので……、ごめんなさい
497名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:32:48 ID:UEtVCgbn
>>496
リンクミスの件、修正しました。

うっかりな俺でゴメンナサイ(´・ω・`)
498486:2008/04/24(木) 20:22:52 ID:jiIt+QLm
すまん、ログ取得失敗してたみたいだな
今夜か……遅くとも明日にはどうにかする

ん? リビングの水槽がおかしい動きをしてうわ御前は誰d(ry
499名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 21:28:15 ID:8WtsF7HS
>>498
亀の亀に気をつけろよ
500486:2008/04/25(金) 06:01:45 ID:XueuNRym
訂正しておいた
501名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 15:02:01 ID:IrKmQVPj

       /|
       |/__
       ヽ| l l│<ハーイ
       ┷┷┷


    _, ,_  パーン
  ( ゜д゜)
   ⊂彡☆====== /|
       __       |/
      ヽ| l l│
      ┷┷┷
502名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:28:10 ID:53S7SADZ
何でダイワハウスが……
503名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 19:23:47 ID:CiTsrCoq
ヘーベルハウスだろ……
504名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 19:50:49 ID:IrKmQVPj

                       ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二
                 パーン ノ ´`ヽ _  三,:三ー二
    _, ,_               )ヽ--/ ̄ ,    ` ̄ ̄ ̄
  ( ゜д゜)  /|======☆}  ...|  /!
   ⊂彡   |/_         }`ー‐し'ゝL
       ヽ| l l│          ヘr--‐‐'´}    ;ー------、 
       ┷┷┷           `ヾ:::-‐'ーr‐'"==-
505名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 19:53:23 ID:YpiYpWH5
>>502は勘違いしているようだけど、>>501はヘーベルハウスだよ
506名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 16:49:28 ID:WmTODK6P
自分の飼っていた犬が実は犬神で、犬小屋に引きずり込まれて肉布団にされるSSマダー?
507名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:53:52 ID:ZyfKl9oD
蟻の巣ころり置いたらそれに気づいた蟻娘に集団で逆レイープされちゃうSSまだー?
508暁狐:2008/04/26(土) 23:12:55 ID:mwPHHd7f
その前に>>422の続きを投下するぜ

最初に注意として、俺はエロ書くのはド下手です。
509暁狐:2008/04/26(土) 23:13:38 ID:mwPHHd7f
「お兄さん、お兄さん……」
「ん? 誰だ?」
「こっちよ、こっち」

 まだ気づかれてないようだが、毬奈の姿が近くなっていく。
 今度こそ終わった、諦めよう、そう思った時、どこから俺を呼ぶ声がした。
 辺りを見渡しても誰もいないが、声は確かに聞こえる。
 そしてその声は下から聞こえ、声がした方向を向く。
 そこにはコンクリートの、俺がギリギリ通れる位の穴が開いていて、またそこから声がした。
 女の人らしき声は穴を潜って隠れろと言う。
 壁の向こうはもう何年も誰も住んでいないという、ボロッちいけど大きな屋敷。

「……しかたない」

 正直怪しいと思ったが、毬奈から逃れる為だし俺は穴を潜る。
 毬奈に捕まったほうがいいと思う人もいるかもしれないがとんでもない。
 あいつ等の性欲は底知れないから、毎年毎年ムスコが痛くなるまでヤラされる。
 しかもそれが2倍、最初は確かに気持ちいいが、後半は地獄でしかない。
 少しケツが通らなくて焦ったが、何とか無理やり引き抜くことに成功した。
 毬奈は気づいていないようだ、足音が徐々に遠くなっていく。
 茂みの中で俺は安堵の息を吐いた、そして俺のすぐ横にいる存在に気が付いた。

「危ないところだったわね」
「あ、ありがとうございます……では俺はこれで……」
「待ってよ。ちょっとついて来てくれる?」
「え、ちょっと……」

 俺を助けてくれた人はやはり女の人だった。
 もう夜も遅いし、俺はお礼を言ってさっさとこの場から立ち去ろうとした。
 だけど、女性に手を掴まれて強制的に何処かへ連れて行かれた。
 少しだけ歩いて着いた場所は屋敷の、雑草だらけの中庭。
 そして、この庭で行われている光景に俺はかなり驚いた。

「あぁんッ! も、もっと……っ、んあぁッ!」

 3人ほどの全裸の女性がお互いの体を擦り合ったり、舐めあったりしている。
 これが俗に言うレズビアンってやつだろうか……
 目の前に広がる淫らな光景と女性達の嬌声、そして興奮が高まっていくようなにおいで、俺は思わず生唾を飲んでムスコが覚醒していく感覚を感じた。
 しかし俺が驚いたのはそれだけではない。
 女性達には、毬奈たちと同じように人間じゃない動物の耳と尻尾があったのだ。
 あの耳と尻尾は、犬か……そういえばこの屋敷に野良犬が住み始めたという噂を聞いたことがある。
 同じような犬耳と尻尾を見ると、品種は全員同じのようだ。
 1人の女性は体を舐められるたびに嬉しそうに尻尾を振っている、どうやら本物のようだ。
 そして俺の横にいる人にも同じような耳と尻尾が生えていた。今気づいたがこの人も裸だ。
 その人は俺の手を離さず、妖しく微笑んでいる。。

510暁狐:2008/04/26(土) 23:14:08 ID:mwPHHd7f
「みんなぁ、雄を連れてきたわよぉ」

 隣の女性が叫ぶように言うと、今までお互いの体を絡めあっていた女性達の動きが止まり、犬耳をピンと張らせて一斉にこちらを見た。
 何人もの視線を感じる。どの人、いや犬か……犬の表情はとろけていて、視線は俺の下半身に集中していた。
 少し怖い、思わず体が震える。
 そして封じられていた手が解放され、隣に居た女性は俺の背後に回りこんだ。

「私達、今発情中なの……お相手、よろしくね?」
「え、ちょ……っ!」

 後ろから囁かれ、そして両手を掴まれ後ろに回される。
 その直後、俺を見ていた数匹の雌犬さん達が尻尾を振りながら一斉に俺に近寄ってきた。
 逃げる事もできず、俺は押し倒されてしまい、雌犬さん達の手によって服が脱がされていく。

「可愛い子ね、女の子みたい♪」
「久しぶりのおちんちん♪ たっぷり味あわせてもらうわぁ」
「抵抗しちゃやぁよ? こんな綺麗な肌に噛み付きたくないもの」

 あっという間に全裸にされる俺。
 春とはいえ夜中となれば結構寒い。
 くしゃみをして体が震えた。
 まぁ体の震えは寒さだけではなくて、欲情丸出しの雌犬さん達を見た恐怖に似た感情とか、身体中舐められ始めたという要素もある。

「ふふ、まずはぺろぺろしてあげる。犬は得意ですもの」
「ぅっ、ぁ、ぅ……」

 俺の背後に回っていた犬は、囁いた後俺の頬を舐め始めた。
 4本の舌が俺の体を張っていく感触は気持ち悪く、確実に俺の力を奪っていく。
 俺の体は犬達の唾液でコーティングされていき、1本の舌がすでに天を向いていたムスコに触れた。
 ゾクッと体が震えて、我ながら女みたいな声を出してしまう。

「あら、可愛い声♪ 私も、んちゅぅッ」
「ひぅッ、やめ、ろ……」
「やめろだなんて、ご主人様でもないクセに私たちに命令してるわよ。でも、そんな事出来るわけないじゃない」

 最初の犬に続けとばかりに、他の2匹も俺のムスコを舐め始めた。
 3本の舌はムスコの亀頭を、竿を、袋を舐め上げていく。
 その間、もう1匹の雌犬によって口を犯される。
 唇を重ねられ、歯を割って俺の口内に舌が進入してくる。
 顔を逸らそうにも、彼女の手によって正面を向かされた。
 息苦しくなってきた……
 そう思った時、タイミングよく俺の唇は解放された。
 唾液の糸が俺と雌犬を結び、そして消えていく。
 雌犬は興奮し呼吸を荒くしてこちらを見つめている。
 彼女の瞳は金色で、とても綺麗だ。

511暁狐:2008/04/26(土) 23:14:52 ID:mwPHHd7f
「ねぇーぇ、私が獲ってきたんだから、まず私からでいいでしょ?」

 立ち上がり、雌犬の声の後ムスコを這っていた舌の感触が消えた。
 射精は何とか抑えたけど、逆に寸止めされて少し苦しい。
 そう思っていると、再びムスコが握られる感触が伝わった。
 起き上がろうとしたけど他の雌犬達に腕を押さえられて、大の字で俺は寝かされた。
 そしてさっき俺の口を嘗め回していた雌犬が、俺の上に跨いでいた。

「それじゃ、久しぶりにいただくわね……」

 俺の上に乗っている雌犬は舌舐めずりをした直後、腰を下げていく。

「ぅ、くっ……」
「んっ、おっき……あんッ!」

 甘い声を漏らし、雌犬は重力に身を任せて一気にムスコの根元まで挿入した。
 暖かくてギュッとムスコを締め付けてくる肉壁。
 思わず出してしまいそうになるほどの快感が容赦なく襲ってくる。
 体が震えて声が出ない。
 しかし、雌犬は俺の上に乗ったまま動かない。
 動かずにこの快感、動いたらどうなるのだろう……

「ふ、ふふ、見て、全部入っちゃったね。これから、動くから、頑張ってね……んッ!」

 俺の胸に両手を置いて、雌犬は腰を浮かせて、また沈めた。
 ゆっくりこの動きを繰り返し、徐々に動きは速くなってきた。
 雌犬の腰のリズムに合わせるように、ムスコを飲み込んでいる肉壁がうねる様に動く。

「あぁんッ、おッぅんッ……、ほ、ほら、君も攻めてよ……ッ!」
「ぐぅぅッ」

 まるで雌犬に操られているかのようだ。
 彼女の言葉のとおり、俺は自然と腰を突き上げていた。
 結合部はテンポ良く卑猥な水音を奏で、雌犬は激しい嬌声を響かせた。
 口から唾液を流し、舌を出している彼女の姿はまさしく犬。
 その声もどこか犬の遠吠えに似ていた。

「ぉあんッ! 久しぶりだから、も、イッちゃうぅッ!」

 雌犬は自らの絶頂を予想したらしい。
 犬耳をピクピク動かし、腰を一層激しく動かす。
 そして俺もさっきから絶頂感に襲われている。
 しかしこのまま雌犬の中で絶頂するわけにもいかない。
 せめて外に出そうと俺は彼女を退かそうとするが、声は既に変な声しか出ないし、体は他の雌犬達に押さえつけられてしまっている。
 俺を押さえつける雌犬達は、にやにや笑いながら俺の手の指や、胸を舐め始めた。
 射精感がこみ上げてくる、もう我慢の限界。

「あんッ、あッ、アッ! アアォオオォオォオオーーーー!!」

 ムスコを根元まで飲み込み、彼女の動きが止まった。
 その直後、本当に犬の遠吠えみたいな叫びと共に膣の肉壁が今まで以上にムスコを締め付けた。
 その衝撃に俺は耐えられず、彼女とつながったまま絶頂してしまった。
 白濁した液体が雌犬の膣内に流れていく、もう自分でもどうにもならない。
512暁狐:2008/04/26(土) 23:15:33 ID:mwPHHd7f

「あぁー、すごぉい」
「いっぱい出てるわねぇ、溢れてる」

 周りから興奮したような声が聞こえる。
 まだ出ている精液は、確かに溢れ出ていて、1匹の雌犬が舐め取っていた。
 そしてようやく射精感がなくなってきて、精液の噴射は終了した。
 雌犬がムスコを引き抜く、ようやく終わったかと思った。
 しかしそれは大きな間違いで、ムスコが萎え始める前に別の雌犬が俺の上に乗ってきたのだ。

「あんッ、一度出したのに大きいわねェ……」
「ちょっ! ま、待っ、てぇ……ッ!」

 俺の言葉なんて軽くスルーされて、再びムスコは温かな空間に包まれた。
 先程の雌犬とは微妙に違う肉壁の動き。
 絶頂したばかりでより敏感になってしまっているムスコを刺激されて、俺は体を痙攣させる。
 そして両手両足を押さえられ、雌犬達は次から次へと俺の体、というよりムスコを求めてきた……
 
513暁狐:2008/04/26(土) 23:19:23 ID:mwPHHd7f



 あれから何時間経っただろうか……なんか空が明るくなってきている。
 俺はずっと体の自由を奪われ、今も1匹の雌犬が俺の上に乗って、髪を乱し嬌声を上げながら腰を上下に動かしている。
 上体を寝かせて唇も奪い、俺の口内に舌を入れてかき回す。
 もう何度目だろう、この雌犬に襲われるのは……
 そう思いながら俺は何もせずに、ただ何度目になるか分からない絶頂が来るのを待つだけ。
 抵抗なんてしたって無駄だし、何より体がもう動かない。
 意識は朦朧とする。だが、ムスコは何度も何度も覚醒してしまうのは、やっぱり俺が男だからか……

「んんッ! ま、また……んッ、んんんッ!!」
「うッ、ぐうぅうッ!!」

 唇を重ねたまま、雌犬はムスコを舌の口で根元まで飲み込んで絶頂した。
 絶頂時の膣の締め付けで、俺も絶頂してしまう。
 もう射精しても痛みしか感じない、精液も血が混じってた。
 エッチが永遠に続くと拷問だと言った人がいたが、本当だったようだ。
 口とムスコが解放され、荒くなった呼吸しか聞こえない。
 またすぐに誰かが俺の上に乗ってくるんだろう……
 俺はそう考えていたんだけど、誰も俺のムスコを求めてくる気配が無い。
 もしかしてもう満足したのだろうか……だとしたらようやく解放される。
 しかし、俺のそんな僅かな希望も、最初に俺の相手をした雌犬の笑顔で砕けてしまった。

「空も随分明るくなってきたし、屋敷の中で続きをしましょう?」

 雌犬1の言葉に他の雌犬達も賛成していた。
 後どのくらい続くんだろうか。
 これ以上の性交はこっちの命に関わると感じたものの、自力で逃げる事もできない。
 雌犬達は目の前の屋敷内に連れ込もうと、俺の体を持ち上げる。
 彼女達の尻尾が目に映る、はち切れんばかりに振られている。
 もうだめだ……俺はこの発情雌犬達に死ぬまで犯されるんだ……
 そう思った時だった。

「目標を駆逐します」

 機械的な声が聞こえたと思ったら、不意に4匹の雌犬がほぼ同時に地面に倒れた。
 当然俺も地面に落ちていくのだが、誰かに体を支えられた。
 それと同時に意識が遠のいてく……
 とてつもない眠気と疲労が俺を襲い始める…………

「裸で眠ってしまったら、風邪を引くであります」

 意識が途切れる直前、なんか聞き慣れた声が聞こえたような……気がした…………おやすみ……

 気が付いたらちゃんと服を着て、俺は自分の部屋の布団の上で寝ていた。
 そして何故か発情狐の3匹が、俺と同じ布団で眠っていた。


【終わりなんだぜ】
514名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:20:57 ID:m9+8RTqK
そ、それはちょっと…;
515名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:22:34 ID:m9+8RTqK
更新押してなかったから投下に気づかなかったw
514は>>507宛てな
516暁狐:2008/04/26(土) 23:23:52 ID:mwPHHd7f
まずはあれだ……狐だと思ってた人ごめんなさい(´・ω・`)
男の娘だと思ってた人ごめんなさい(´;ω;`)
セイナが襲う話は投下するとしたらショタスレかなぁ……何かいいスレないですか?

マリナ&アイナとか魔王はいずれ。でも刹那と話が被りそうで怖いです(((゜Д゜;)))
517名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:53:18 ID:mF+rQY0I
>>513 GJ!!それにしても、優はその内死んでしまうのではないか……。
ところで、機械的な声の元は誰なのであろうか?新キャラ?”機械的な声”
からしてロボットかアンドロイドかな?
518名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 01:04:43 ID:+egYbJxQ
GJ
グランゾンはまだ動くみたいだなw
519名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 10:29:56 ID:wzXk7NQV
GJ!
やっぱり予想の斜め上にいかれて生目を抜かれた気分
例え男の娘であっても、氏の作品ならここで読みたいと願う俺病気
520名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 17:00:31 ID:5tsLqHOV
まさかのNTR!!
先の予想の付かない面白さって奴ですかね。GJです
521名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 03:18:57 ID:BRYBFwhg
ここの小説のまとめwikiからきたんだが、学園ものの設定って勝手に借りていいのかい?
使うといっても「獣人の学園」の部分だけだが。使わせてもらえるならネタ思いついたから
書きたいんだが
522名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 05:52:10 ID:LNoO69LZ
>>521
あの設定はスレ全体のシェアードワールドというわけじゃなくて、
一人の作者さんが構想しているものなので、無断使用はできない。

別の「獣人の学園」を作ってそれで書けばいいのではと思ったり。
523名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 09:41:15 ID:x901zi3z
いつのまにこのスレでは他人の作品の設定の借用許可を、作者本人以外がどうこう言えるようになったんだ?
524名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 09:51:34 ID:r9lI56dG
>>523
ゲーパロ専用氏の保管庫で、ここの住人を名乗る奴が>>521と似たような質問をした。
詳しくは『ゲーパロ専用の保管庫』でググって掲示板見て来い。
525名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 15:01:07 ID:qm1wdthD
作者さんから何か一言出ている場合を除いて、”無断”使用はいかんだろ常識的に
526名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 15:11:07 ID:GRBgZ3rf
獣人の学園って部分だけなら無問題じゃないかな?
他の作者のキャラとか背景拝借するとなると問題あるかもしんないけど。


>>521
投稿待ってます。
527名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 19:05:42 ID:wqytYuKT
くまさんの悲劇再び?
528名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 20:06:56 ID:0TDPFgP3
>521は
「学園ものの設定って勝手に借りていいのかい?」
ってのが聞きたい所なんだから「ダメ」の一言ですむ事だわな。

作者さんが無断使用を許可してるわけじゃないんだから。
529名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 20:21:00 ID:BG4MUDH9
確か以前にも同じ事があり、その時はゲーパロ氏が『シェアードワールドの意思はない』
と断った記憶が。

>>521さんには頑張って独自の『獣人の学園』世界を作って貰い、
>>521さんが構わないなら『シェアードワールド』にすればいいんじゃない?
530名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 20:40:48 ID:YhGdHB0O
>>528
無断で使用することは「ダメ」って言うのは当たり前の話だが、
今回の場合、許可を求めた人間に対し作者以外が根拠となるソースも出さずに、
「ダメ」と断定していたのがおかしな点だったんじゃないかな?
少なくとも自分はそう思うけど




結局の所過去ゲーパロ氏は『シェアードワールドの意思はない』と言ってるらしい(>>529談) ので「ダメ」
詳しくは過去ログ漁ること、でFAってことでこれ以上ギスギスした言い口続けなくても良いじゃない
531名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 21:21:09 ID:Tj54R7Op
学園?
当然、愛礼夢学園のことだよな?
ttp://www.irem.co.jp/contents/gallery/aprilfool_07/index.html


つーか、ゲーパロ氏の「学園」と「外宇宙」はコレが元ネタに見えてしょうがない俺は横シューター
532名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 21:40:57 ID:EJmAMmWT
シェアワールドをやるとあの蓬莱学園(奇しくも学園物だな)のようなゴタゴタで
誰も望んでいなかったフェードアウトを招きそうで、なんか気が乗らない

っつうか、やるならオリジナルシチュを考えて勝負する方がやり甲斐がある
533名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:58:12 ID:owjXPu7b
所詮他人のふんどしだからな。
有名な人の設定だけ借りて俺のSSを見ろ〜というのはなんか違う。
534名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 23:01:49 ID:BacvxqyE
しかし、他キャラの台詞とか世界観出すのは暁狐氏とか普通にやってると思うんだが
535名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 23:22:20 ID:PlSiHkuX
シェアワールドというとクトゥルーが思い浮かぶ。
536521:2008/04/29(火) 01:31:52 ID:D84T+2Sx
むぅ、なんだか変な空気にしてすまない。
どちらかというと、読んでいる内に獣人達が通う学園をモチーフにしてネタを考えて
しまっていて設定を考えていたら、やっぱり先にそれをモチーフにして書いている
作者さんが居たからね、かぶってしまうけど、それでも作っていいのかということ
だったんだが…ここに投稿されている作者の方々のものを勝手に設定を盗ったと
思われるのが嫌でね、それで質問したんだ。
まぁ、小説を投稿して問題があるなら去る…ってことで構わないか? あまり他の作者の
方々のモチベーション下げるマネもしたくないし。それ以前に投稿もダメだって言うなら、
ま、それも仕方の無いことだから去ろうと思うけど。
537名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 02:21:50 ID:6sckqeB7
良いか悪いかを決めるのはそれを読んでから決める事!

取り合えずうだうだ言う前に先ずは投下するんだ。
538名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 03:12:31 ID:Cs9t/oeJ
>536 を読むかぎりなんだか認識にズレがあったような気がしてきたかも

>521 では「獣人の学園(設定、時代背景諸々)」を借りていいのかな?って聞いてるように思ってしまったんだけど
>536 では獣人と人の学園ストーリーを書きたいんだけど、他の作者さんも書いてるから被ったらダメかな?

って言っているように聞こえる、上記であってるならただの考えすぎなんじゃなかろうか?
「学園」ってキーワードだけの事ならパクリだって騒ぐ人もいないと思うよ。

散々、「独自の獣人の学園」を作ってはどうか?ってレスがついてるわけだし。
539名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 03:18:17 ID:5mA6/YEh
狐氏乙。そのまま四ピーを所望。

>セイナが襲う話は投下するとしたらショタスレかなぁ……何かいいスレないですか?

顔の無い月でも、女に男が突っ込んでいるシーンで更にその後ろから主人公がカマを掘るという構図がある。
故に、普通のセックスシーンにさり気なくアナルセックスを混ぜれば問題無いと個人的に思う。
石を隠すには河原というじゃないか。
540名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 03:26:17 ID:E/JAyWII
>>521
>>536
521の「獣人の学園」を使う部分だけなら、

このスレで<獣人に逆レイプされる>話を、
<学園、学び舎>を舞台にするだけの話なのだから、
別に問題ないと思う。
541521:2008/04/29(火) 04:54:18 ID:D84T+2Sx
>>537
わかった。

>>538
その通りだよ。気にしすぎというか……まぁ、とある投稿サイトでそのつもりで書いて
投稿したらエラい目にあってから、過剰になっててね。その所為で質問したんだが…
とりあえず、書いて投稿してみるよ。

>>540
うん、舞台は学園ってだけだよ。
542名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 06:25:30 ID:otuI1I3J
>>530
無断使用はダメ=使用は不許可 なのか?

作者本人が答えたり、根拠となるソースがあったりしたら
「勝手」でも「無断」でもないだろ。
543名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 07:34:09 ID:EjaqUGh4
もうええちゅーねんw
544名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 08:00:56 ID:a7EBLS4b
>>522は、「無断」使用はできないという当然のことを書いただけで、
作者に代わって勝手に許可するとか禁止するなどの意図はない。
当然個別に許可を得れば別だろう(今のところそれはないようだが)。

言葉が足りず誤解を招いたなら申し訳なかった。今後は気をつける。
545名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 09:39:46 ID:vweD2JTu
ゲーパロ氏の“獣人特区”“学園”の設定を使わなければ済む話で、
「虎姫」シリーズとか「イヌミミなわたし」とか「牧場シスターズ」とか、
これまでも学園モノの作品が無かった訳じゃない。

要は投下カモン
546名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 14:05:24 ID:uel+9oOM
まぁ、読者は投下をのんびり待とうではないか
そろそろ暖かくなってきたから裸が楽で良いな
547名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 20:33:20 ID:KoKnzVFz
>541
まぁ、コンセプトが被っただけでパクリだの無断使用だの騒ぐ奴は居るには居るしね
過敏に成っても仕方ないし、むしろ同情する

とにかく投下期待してるぜ・・・全裸で
548名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 21:48:36 ID:eLG39fNM
前々から思ってたんだけど、よくこんなシチュが限られた題材で書き続けられるよな。
549名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 21:51:18 ID:tkd2MP9S
>>548
人間の妄想は無限大だよ?
縛りが入ればMな奴にはたまらないw
550名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 21:56:27 ID:NlprHQZ5
俺がガンダムだ
551名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 21:56:52 ID:NlprHQZ5
誤爆orz
552名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 21:59:22 ID:bcCwYOBk
>>549
人間の妄想は無限大といっても
人間という存在が有限である以上
妄想もどこかに限界があるはずだ

その限界に辿り着く為に
俺達は妄想し続けてるのかもしれないな
553名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:46:00 ID:WHkOT51L
>>550
刹那乙
554521:2008/04/30(水) 00:50:58 ID:+nTTZteA
とりあえず書き始めている。明日から会社だから、時間が取れそうに無いけど、
GWで四連休があるからできるだけ完成を急ぐ、遅くなったら申し訳ない。

後、分かりづらい質問をして妙な空気にしたこと、申し訳なかった。

>>549
それだけ、人の脳みそは妄想することが大好きなんだと思うよ



後、皆に『妄想万歳!』
555名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 03:36:50 ID:H7N2iXnC
妄想万歳!
556名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 07:54:22 ID:j+qCAZj7
妄想万歳!
557名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 09:18:14 ID:2plGcMD/
妄想万歳!
558名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 11:34:23 ID:y7JfIETi
人間一人当たりの妄想が無限なら人間の数が有限でも妄想が無限であることに変わりない。
妄想万歳!
559名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 14:26:14 ID:1/8zjGPh
妄想万歳!
560名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 15:28:27 ID:aVYHwIvZ
なんで妄想万歳の大合唱に…
妄想万歳!
561名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 17:30:53 ID:1EcVmirV
おいおい妄想ばっかりしていいことないぜ?
妄想万歳!
562名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 19:14:49 ID:deIeXlp9
物質的に限界はあっても、目に見えない思考的には限界はないんだぜ?



妄 想 万 歳 ! !
563名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 19:22:17 ID:QFHrYG0J
なんのスレだよw
564名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 19:42:11 ID:6dUqqwSf
スレが進んでるから投下があったのかと思ったら……
妄想万歳!!
565名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 19:50:38 ID:Dpq9ibNV
なんだこの流れはwwwwwwww


 妄  想  万  歳  !  !
566通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/30(水) 20:48:31 ID:y7xWtpGy
妄想万歳!

ああ、人間と言うのは古来から妄想する事で文明を発展させてきた、
どのような素晴らしい発明も先ずは頭の中で妄想し、それを元に実験を重ねる事で実現していった訳だし。
そして音楽や文学もまた、大体は頭の中で妄想する事で形にしていったのだ!

そう、今、俺達がこうやって妄想している今も、ひょっとしたら何処かでその妄想が現実の物となっているやもしれんのだ!

例えば、そうだ。今、窓の外で寝転がっている猫がいきなりネコ耳少女に変わって、
その上、いきなり窓を突き破って部屋の中に飛びこんで来たりするって事もあるかもしれないのだ!

しかも、驚いている俺をいきなり押し倒すなり、唇を奪って口内を舐り回した後。
呆然とする俺に向けて「前々から好きだった」とか言いながら、俺の着ている服をビリビリと破いて、
露出した股間の息子を、ネコ耳少女が味わう様に舐め始めたりする可能性も多いにありうるのだ!

で、初めてのフェラの快感に耐えきれずに出してしまった白濁を、
ネコ耳少女は少し顔をしかめつつも喉を鳴らしながらすべて飲みきって、笑顔で美味しかったとか言った後
陶然とする俺にネコ耳少女は「今度はここで頂くよ」とか言いつつ、
息子の先をぐしょぐしょに濡れたアソコに宛がう事もある筈なんだ!

とかなんとか言っている内に、
なんだか妄想が現実っぽく感じるようになっているのは俺の気の所為じゃないような気がするが、
多分、息子に纏わり付いている肉襞の感触も、ネコ耳少女の喘ぎ声も俺の妄想のなのだろう!

まあ、何が言いたいかと言うと、とにかく妄想万歳!って訳で……ってこれ以上腰を動かしたら出ちゃぅアッー!
567通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/04/30(水) 20:51:10 ID:y7xWtpGy
ゴメンナサイ、つい勢いとノリにまかせてアホな物を書いてゴメンナサイ

でも、妄想万歳!なのは俺も同意だノシ
568妄想くまさん:2008/04/30(水) 21:04:51 ID:06ycyMZV
「妄想万歳!妄想万歳!」
抑えきれない衝動に叫んで俺は飛び起きた…って、まだ夜の2時じゃねーがはぁっ!
「うるさい!夜中になに叫んでん!」
熊嫁の鉄拳と罵声がそれぞれ頬と耳に突き刺さる。
「ふっ…妄想…万歳…」
目を閉じ、髪をかきあげ、あくまで爽やかな笑顔で…完璧に決まった。腫れ上がった頬さえなければ大抵の♀はイチコロさ!
「なんでクールやねん!」どすっ!
本人はツッコミを入れてるつもりなのだろうが、熊の力でそれを叩き込まれる俺の身にもなってほしい。
「もう、大きな声出させんといて…あ…」
開け放ったカーテンを閉めようとして動きを止める熊嫁。

1.何かを見た
2.思わず声を上げて動きを止める
3.今日の月齢は…ッッッ!?
論理的…そう、極めて論理的な思考(0.1秒)で結論を叩き出した俺の脳は非常配備態勢甲を発令した。
玄関までは…よし、いける!
文字通り脱兎のごとく駆け出そうとした矢先、ものすごい力で肩を掴まれる。
否、捕まえられた。

「どこに…行くん?」
振り向くとそこには妖しく笑う熊。
そっとベッドに俺を寝かせ、カーテンを開け放つ。
「ほらぁ…こんなにお月様がきれい…」
赤い月光が部屋を、獣人を妖しく照らし出す。
「夜は…長いんだから…ね?」
恍惚とした表情で赤い瞳を向ける。
これが妄想なら、夢であるなら覚めてほしい。

「妄想…万歳♪」
熊の獣人は笑って俺に(性的な意味で)襲いかかった。
569妄想くまさん:2008/04/30(水) 21:15:06 ID:06ycyMZV
>>567
通りすがり氏すみません。リロードして間を置かずに投下してしまいました orz

妄想☆万歳って、良い言葉ですね。
570名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 21:20:07 ID:UA1MkBKH
GJ……

くまさん、凄い生活してるんだなあ
奥さんに身体を破壊されないようにね
571おいぬさま:2008/04/30(水) 21:23:29 ID:1EcVmirV
妄想万歳!妄想万歳!

このスレをみてて数分前まではそう言っていられたさ、
いまではうちで飼ってるワンコが突然飛び掛ってきて、しかも半裸でな
部屋のベッドに押し倒されてあの狐みたいな口で顔をベロベロと唾液をたくさん含んだ舌の先で舐めまわして
そのまま口のなかでとろけるような熱さのディープキスをしちまったよ
しかも、それでそのまま服をズタズタに引き裂かれ(俺の服高かったんだぞ・・・)あっけにとられてる俺を見ながら
「ご主人様がいつも散歩してくれてうれしいから、今日はそのお礼です」とか耳元でささやくんだ
こうなったら据え膳食わぬは武士の恥っていうだろ?俺の息子?あぁもちろん勃起しってたさいつもより2割り増しぐらいでな
しかし、はじめてのフェラに情けない事にすぐ出しちまったよ
だってよこうドロドロでヌチュヌチュさせながら、口をすぼめて「初めてなんですけど、気持ちいいですか?」とか上目づかいで聞いてくるんだもの
白濁した液をだすのはあたりまえだろ

そのまま俺のペースにもってこうとしたら「ダメですよご主人様 今日は私がするんです」とかいいながら ゴムなんかせずに生でいれるんだ
童貞の俺でもわかったね。人間の中とは大違いだって。
マグマのような煮えたぎったグショグショなアソコに突っ込まれている息子を眺めながら今日は眠れないだろうな

俺の体験談はここまで。あぁその後?俺の隣でスヤスヤと安らかな寝顔で眠ってるよ
今日の散歩で体力消費してたんだろな

妄想万歳!
572名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 21:28:48 ID:1EcVmirV
うわぁ・・・テンションが高かったからノリで書いてみたんだが・・・
時間軸とか考えずに書いてからすごいミスの連発だな

マグマのような煮えたぎったグショグショなアソコに突っ込まれている息子を眺めながら今日は眠れないだろうな
俺の体験談はここまで。あぁその後?俺の隣でスヤスヤと安らかな寝顔で眠ってるよ

こことか
573521(HNもうこれでいいかな):2008/04/30(水) 22:16:45 ID:KfVmivWF
ちょ、お前等ノリ良すぎやしないかw
おかげでなんかテンション上がってきた


妄想万歳!
574名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:15:34 ID:aVYHwIvZ
>>573
学園もの期待してるぜ!


妄想万歳!
575名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:39:29 ID:1EcVmirV
俺もうちょっと小説の言い回しみたいなのを勉強して皆がぬけるような文章をかいてみるよ!
576通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/01(木) 00:02:40 ID:y7xWtpGy
>>569
気にすんな! 流れでノリノリになって即興で書いた奴だから謝る必要はないぜ!
投下した人は皆GJだ!


それと業務報告 GW後に何か投下するかもしれません。
全裸だと風邪を引くので、薄着で正座してお待ちください。
577名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 00:50:00 ID:vfbej4t5
>>555だがゴメン
俺が調子に乗って「妄想万歳!」と復唱したばっかりに・・・
だがこの叫びで皆が妄想の素晴らしさを再確認できたなら俺はそれだけで満足だ
これからも妄想してきましょう
では最期に・・・・・・妄想万歳!!
578名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 12:50:02 ID:iv0DyE4t
>>576
む、貴殿の頼みなら仕方あるまい
ストールを羽織って正座で待機するとしよう
579名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 13:24:54 ID:Da1L+zcW
>>576
そうか。では葉っぱ一枚で待機しよう
580名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 13:26:20 ID:GcAypPEn
やったやった!
581名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 15:33:36 ID:jbgEiuIq
葉っぱ隊とか懐かしいな
582名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 16:33:18 ID:Fcd6JfsF
はっぱ隊に専用チ〇コケースを見つけたから貸す

ttp://saha8410.hp.infoseek.co.jp/0611oono27.JPG
583名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 16:41:08 ID:0BaRSvbB
溶けちゃうじゃんw
584名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 21:29:10 ID:LxalG2uY
流れがとまったな
585名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 00:33:25 ID:ykBvBLcY
みんな溶かされちゃったんだな・・・
586名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 13:09:08 ID:NUKjgtHH
葉っぱ隊は全滅か…
俺は葉っぱじゃなかったから大丈夫だったよ。
587名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 13:21:36 ID:9DjEUiAW
とりあえず妖艶な狐お姉さんに逆レイプされたい><
588名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 13:34:53 ID:CKACq+rC
ウツボカズラだとスレ違いになっちゃうから、逆レ報告が出来ないんだな
589名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 17:32:22 ID:8FJa8Fwp
葉っぱは股間を隠すものじゃなくて額に乗せて変化に使うって、近所の狸オネーサマが言ってた。
590名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 23:53:17 ID:CVTN53IL
最近はミリタリー物が投下されないね。結構好きなんだけどな
591黴の生えたss書き:2008/05/03(土) 05:12:35 ID:8wYuw3SJ
ん、じゃあ書こうか?
592名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 08:50:19 ID:Ttv5QQwz
なんか犬のロシア兵?が可愛かった覚えがあるな。
593名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 08:59:27 ID:BLnygXoW
ここでミリタリー物書くss職人っていったら、
ポンさんとくまさんか?
くまさんはこの前の妄想万歳祭りの時に見たけど、ポンさんは最近見ないな…
594名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 00:32:09 ID:5NU7XM+W
日常生活で動物と戯れているときでも脳みそで妄想が止まらない。

もう末期やな…
595名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 00:40:46 ID:RtIneH5C
>>594
なにをいうか俺もだ
596名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 12:08:17 ID:ScgW2TMh
>>594
大丈夫俺もだよ
597名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 13:35:54 ID:9fqgQDA3
>>594-596
今日、浜辺に打ち上げられてピクピクしてたクラゲを沖に投げた俺もなんだぜ
598名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 14:38:46 ID:RtIneH5C
>>597
お前なんて優しい奴なんだ
599名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 16:39:04 ID:Sre0NBjV
しかしクラゲの恩返しを期待してはいけない。

何故?
それはこの前同じ事を俺もやったが、恩返しになんか来なかったからさ…




クラゲちゃんのばか…
600名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 18:08:11 ID:XGVnWIXt
>>599
海洋生物が人になるには時間が掛かるからな
601名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 19:42:56 ID:V3PFKz4i
昨日、ぬこが4Pしている現場に自転車で突撃して散らばせた後、
再度、ぬこが終結した現場に20分ぐらい居座りジロジロと見てきてしまった・・・


腹上死しないように鍵の戸締りをチェックしないと・・・
602名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:10:44 ID:Pfd10fAz
俺なんか毎朝近所の猫に手をあげて挨拶するんだぜ?
でもこの頃変なんだよな。前までは俺が何やってもノーリアクションだったのに、この頃は目を合わせただけで逃げるんだ
嫌われたんだろうな……
603名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:19:56 ID:aDOcIP5v
>>602
きっとお前の姿が見えなくなってから「この胸の痛みは何?」と自問しているのさ
604名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:40:22 ID:Pfd10fAz
>>602
まさか猫が恋愛するわけでもないだろう、猫又とかなら別かもしれんが
それに俺は猫も好きだが、犬のように純粋で優しくて包容力のあるほうが好みなんだよな
605名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:55:27 ID:6BjpPR4J
>>602
ぬこっ娘のツンデレは牛っ娘の爆乳並みの標準装備。
606名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 21:03:04 ID:RtIneH5C
>>602
うらやましいぜちきしょう
俺はいぬをもふもふしてるよ
じゃれあってきてたまらないんだyね
607名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 21:43:21 ID:Sre0NBjV
>>605
猫はツンデレがデフォだよな…………

いや、嫌いじゃないんだ(寧ろ愛している)

ただ、最近『方言+八重歯なぬこ少女』とか『みつあみ読書眼鏡イヌ耳少女』とか…


へんな組み合わせが妄想されて仕方ない…


疲れてるのかな俺…
608名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 22:06:18 ID:WQ4Z1SZy
>>599
脳味噌あるかどうかもよくわからんナマモノに記憶力を求めちゃいかんよ

>>607
素直でクールな猫耳娘はいかが?
609名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 05:01:47 ID:z9su4k6D
お前等なら知ってるかも知れんが、朝っぱらいいぞ。たまに猫が戯れているからな。

……なごむ為に見てるのか、妄想するために見てるのか、わからないまま床につくよ…
610名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 06:26:05 ID:shvtmBrC
夕方に寝て2時頃起きたからデムパ受信

あ〇た内陸ジュウカン鉄道
・あ〇たの自然を満喫できるローカル線の旅です
・角館から鷹巣まで、沿線の獣っ娘がお客様をお待ち致しております
  定番の狐、狸はもとより、阿仁熊牧場から熊、森吉山のクマゲラ、比内鶏に比内地鶏、
  大館からあ〇た犬、白神のカモシカ、米代川のイワナ、ヤマメなど、選り取り見取りの御奉仕
・もちろん、全員が地元生まれの地元育ち!方言プレイをお楽しみ頂けます

※日本酒は別料金です
※田沢湖のヒメマスは絶滅が確認されました。ご了承ください
※クマゲラ、比内鶏、カモシカは食べられません
※お客様の安全に万全を期しておりますが、犬の楽園からの刺客にくれぐれもご注意ください
※稀に野生の月の輪熊にお持ち帰りになられるお客様がおります
※ごく稀ですが、沿線でツチノコが目撃されております

なお、この広告はフィクションです。実在の人物・団体・地名等とは一切関係ありません。
611名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 09:09:09 ID:QK3BfjNw
ツチノコ……ふた○り……。
612名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 09:11:16 ID:4uclmJYl
>>610
>※稀に野生の月の輪熊にお持ち帰りになられるお客様がおります
ダメだ、まだ苫前がちらつく
613名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 11:08:28 ID:ElB+RL56
>>610
※クマゲラ、比内鶏、カモシカは食べられません

性的ないみで食べさせてもらいますね
614名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 11:39:35 ID:dZPWxDxj
>>613
気づいたら食べさせてもらうんじゃなくて
食べられてるんだけどな、お前が



なんて羨ましい!!
615名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 11:45:18 ID:4FhqGkvP
>>610
なぜ!なぜ今ごろこんな良企画を発表するんだ…。
あと1週間早かったらGW全部バイト入れてあったのをを
休んでまで行ったというのに…。

あ○た美人な獣娘wktk!お持ち帰りされたいぜ。
616名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 13:23:44 ID:Fdzp/EDN
>>616
落ち着くんだ!!
まだツアーはあ○ただけじゃないはずだ!!

それに夏休みだってあと少しじゃないか!!
617名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 16:58:16 ID:3R/upQ5E
まずお前が落ち着けよwwwとか言ったら負けかな。
最近蚊が多くなってきたぜコンチクショウ
618名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 19:09:15 ID:/l2sXaef
>>617
蜂の逆レ、蝶の逆レはあったけど蚊の逆レってあるんだっけ
619名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 19:25:22 ID:ElB+RL56
>>618
まとめwikiに確か蚊の逆レがのってるはず
620名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 20:35:50 ID:Wf+Pc/8l
>>617-618を見て、通りすがり氏の蟻女の話を思い出した。





(;´Д`)
621名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 22:55:51 ID:4uclmJYl
日曜八時のTBSだかで見たんだが、ハチの一部がアリなんだそうだ
622名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:14:45 ID:VPlqAgJz
蜂ってほぼ全てメスなんだよな

100匹以上にマワされる……ゴクリ
623名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:21:48 ID:Izov8zna
>>622
そして最後に女王様に全て吸い尽くされてENDですね、わかります。
624名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:32:04 ID:QnrEtDq+
マグロの刺身が安くて買って帰ったら猫が数匹俺に近づいてきてなーなー鳴いてきた。
中には擦り寄ってきたりするのもいたんだが、あきらかに刺身狙いなので目の前で醤油も付けずに食ってやった


(´・ω・`)さて、ぬこの逆襲に備えるか
625名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 00:08:53 ID:qg/W4r26
本気でぬこ飼おうかな…
626名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:23:39 ID:Yu9nlLYK
>>621
かなり近いんだよな。生物として。毒針持ってる蟻もいるし。
627名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:46:06 ID:AM1DOlfS
新刊買ってきたついでに荒野に獣慟哭すを最初から読み直した
何度読んでもマコラを女にして逆レまでさせようとした伊藤勢には敬意を表せざるを得ない
昔ラミアに美少年襲わせたり蜥蜴の二又チ○ポのネタがお約束だったりと異種姦が好きな漫画家なんだろうか
628名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:56:30 ID:gpEYtrHH
>>627
あれ原作読んでなくてこのスレがどストライクな俺には最高だったんだが、
もはやオリキャラと化しててあんなに活躍してるってのは原作既読の人たちはどう思ってるのかな?
629通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/06(火) 03:27:13 ID:pn/jGE+S
近くのスーパーでマグロの刺身が安かったので買い、ホクホク気分で家に帰る最中。
猫が数匹、俺に近づいてきてなーなー鳴いてきた。
中には擦り寄ってきたりするのもいたんだが、その目線は俺が手にしたスーパーの袋の中の刺身へ注がれており、
猫達はあきらかに刺身狙いなのはまる分かりだった。

なんだかその媚の売り様に腹が立ったので、猫に見せ付ける様に目の前で醤油も付けずに刺身を食ってやった。

それを見てニャーニャーギャーギャーと抗議の声を上げる猫達に向けて
「媚を売れば餌が貰えるとおもったら大間違いだ、残念だったな」と、捨て台詞を残して家に帰った。


……さて、恐らく猫達は早速逆襲に訪れるだろうと思うが、
セオリー通りに男がやられると思うのも大間違い、ってもんだ
逆にとっ捕まえてあんな事やこんな事をして調教してやる、くっくっく。

……しかし、待てど暮らせど、猫が逆襲に来る様子がない。時間はもう夜中の1時だ。
やっぱ、猫が逆襲に来るってのはただの都市伝説だったのだろうか?

いや待て待て、ここで油断して寝たら、その寝込みを襲われるって事も有り得るのだ。
だから最期まで油断せずにその時を待つのだ。

そうやって、俺が目を擦って眠気を振り払おうとしたその時

ガチャン

いきなり窓を破って何か投げ込まれた。
しかもその何かから煙がブシュウって出てきたし、何これ?
あ、そうか、これって所謂……催眠ガ……ス……?

眠……もう……おやすみ……
630通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/06(火) 03:29:39 ID:pn/jGE+S
                     ※   ※   ※

……目が覚めたら、両手両足を縄で縛られ、床に転がされていた。
そして、俺の目の前にはどこぞの特殊部隊が身に着けている様な黒一色の戦闘服を着た誰かさんが三人。
その体付きと顔立ちから見て三人とも女、と見て良い様だが……?

「あ、コイツ、やっと起きた様ですよ、隊長」
「……目覚めた」
「ふん、ようやく目が覚めたか……今の気分は如何だ?」

……最悪だ、つかおまえら一体何なんだ?
何処の軍事マニアだ? ここはサバイバルゲームするところじゃねーっての!

そう、俺は頭の中で文句を言いつつも、
俺は侵入者達の特徴から、隊長と呼ばれている偉そうで背の低いのが侵入者その1
中くらいの背で狐目なのが侵入者その2、そして一番背の高く頬に傷があるのが侵入者その3、と、
脳内でキャスティングを振り分けていく。

「やれやれ、どうやらこの人間は自分の状況がいまいち分かっていないようだな?」
「仕方ないですよ、隊長。この人間に今の状況を分かれと言うのが無理かと」
「ふん、言われればそうだな。ならば特別に説明してやるから聞け、人間。 
今の貴様はOO三丁目第3特務部隊キャット小隊によって捕獲された哀れな捕虜、
この時点で貴様の生存権その他諸々の権利はすべて、我々に手に握られている。
そう、貴様が生きるも死ぬも我々の一存で決められると言う訳だ、分かったか?」
「……はあ?」

侵入者その1が言い出した訳の分からない事に、俺は思わず眉をひそめる。

「『はあ?』ではない! 貴様はどうやら自分の状況がまだ分かっていないようだな!
……仕方在るまい、この拷問だけは行いたくなかったが……アレを出せ!」
「え゛!? 隊長、アレを使うんですか?」
「……非道」
「良いから出せ」
「わ、分かりましたよ……」

その1に言われ、その2が渋々ザックから取り出したのは、何故か輪切りにされたレモン。
拷問って言うが……こんな物、何に使うつもりだ?

「ふふふ、今から貴様の鼻先にこのレモンを押し付ける拷問を行う!
そう、これから貴様の鼻一杯にレモンの酸っぱい匂いが広がり、溢れ出た果汁が貴様の顔中にベトベトと付くのだ。
さあ、謝るなら今の内だ! 我々も従順な者に対しては飽くまで寛大だからな!」
「ああ、隊長は何て恐ろしい方だ! 早速レモンを使うなんて……!」

その2から受け取ったレモンを俺の方に突き出し、なんだか演技の込入った感じに言うその1と、
顔を青褪めさせ身体を震わせるその2。
そのあまりにも気の抜けた様子に、俺は呆れて言葉が出ない。
631通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/06(火) 03:33:08 ID:pn/jGE+S

「くっくっく、どうやら恐ろし過ぎて声も出ない様だな……」

そんな俺の様子を勘違いしたらしく、含み笑いをする侵入者その1。

「……んなもんで誰が謝るか。おまえらはアホか?」

無論、んな間抜けな拷問なんぞ恐ろしくとも何ともない俺は、三人に向けてはっきりと言い放つ。
その言葉に、自慢げだったその1は一転、大きくうろたえ始め、

「………なっ! この拷問が恐ろしくないだと!?
くっ、ならば毛を逆なでしたり、強制的に身体を洗ったり、烏賊を食わせたりしてやるぞ!」
「隊長隊長! なんかコイツ、恐れる所か逆に我々に対して憐憫の眼差しで見始めてますよ」
「哀れ」
「な、なんだとっ! 我々にとっては、これらの拷問は充分過ぎるくらいに恐ろしい物だと言うのにかっ!?」
「…………」

…………なんだろう、こいつら。あまりにも哀れと言うか何と言うか……
こんな連中に俺は裸にひん剥かれて縛り上げられてしまったなんて、すっげぇ悲しいんだが……。

つか、今分かったんだが。レモンとか烏賊が苦手で、身体を洗われるのを嫌うのって……

「まさかとは思うが……お前等、あのときに刺身狙ってた猫か?」
「ムッ、今更気付いた様だな! 人間。
貴様の言うとおり、我々は貴様に屈辱を味あわされた猫又だ!」

俺の問い掛けに、その1は偉そうに答えながら被っているヘルメットを取り、頭のネコミミを顕わにする。
それに続いてその2その3もヘルメットを取り、頭のネコミミを俺に見せる。

「この私が折角、貴様に売りたくもない媚を売ってやったにも関わらず。
貴様は我々の目の前で刺身を食った上に、我々に対して蔑む目を向けて捨て台詞まで残していったのだ!
この屈辱、例え百万回生まれ変わったとしても忘れられん!」
「そーですよ、普段だったらこんなサービスしないのに、刺身があったからこそやったんですよ。
それをあげない所か目の前で食っちゃうなんて酷過ぎですよね?」
「……極悪非道」

そして特殊部隊ルックの猫又三人(一応、人と数える)は腰の尻尾をぶんぶんと不機嫌に振りまわし、
口々に俺の行為に対する文句を並べる。

やっぱり俺の思ったとおりだったか……
つーか、最近の猫ってのは逆恨みで催眠ガス弾を部屋に投げ入れて人を眠らせた上に両手両足を縛り上げて、
しかもおまけに拷問までするのか!? 

……まあ、その拷問とやらが殆ど大した事がなかったのはある意味救いだったが……。
632通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/06(火) 03:34:27 ID:pn/jGE+S
「……しかし、拷問が通用しないのは参ったな……他に何かあるか?」
「隊長、爪の間に針を突き刺すとか、釘を何本かコイツの口に放りこんで顔を蹴ったりするってのは如何ですか?」
「……もしくは鈍器で暴行」
「駄目だ駄目だ、我々キャット小隊は拷問はするが余計な暴力は振わないのがモットーだ、
そして、私は血を見るのが何よりも苦手だ。だからその案は却下だ」
「分かりましたよ、隊長。……ちっ」
「……残念」

……うん、その1が隊長で本当に良かった。
もし、その2かその3のどちらかが隊長だったら、多分、俺は明日の太陽は拝めなかっただろうなー?

「なら、どうするんです、隊長? このまま縛り上げるだけで帰るんじゃ我々キャット小隊の名折れですよ?
まあ、このまま放置しても逆襲となると言えば逆襲にはなるんですけど……」
「うーむ、そうだな……確かに何もしないで帰るのは少々心残りがあるな……さて、どうしたものか?」
「どうしたものか、と私に聞かれても、隊長。良い案があればとっくの昔に言ってますよ?」
「む、そうだな……」

心の中で安堵の息を漏らす俺を余所に、その1その2が俺の処遇に対して論議を始める。
……縛られた状態のまま放置プレイって時点で既に嫌なのだが、
この際、何かされるよりかはまだマシだと思おう。だから早く帰ってくれ。

「…………」

その最中、ふと、妙な視線に気付いた俺がその方へ顔を向けると
論議に加わってなかったその3が俺の前にしゃがみ込み、じっと俺の顔を見ていた。
な、何やらすっごく嫌な予感が……

「逆レイプを提案」

待て、何をとんでもない事を提案しているんだこいつは!

「ほう、逆レイプか……なる程、良い案だ。
丁度、我々は発情期に適当な雄が見つからなかった所だからな……その鬱憤をコイツで晴らすのも悪くない」
「まあ、確かにコイツ、顔を見た感じアレが大きそうですし、憂さ晴らしにはもってこいかも?」

その提案に乗ったのか、その1その2もうんうんと頷いた後、俺の方へじりじりとにじり寄り始める。
見れば、三人のその目は既に情欲に染まり、ギラギラと輝いていた。
633通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/06(火) 03:36:25 ID:pn/jGE+S
論、身の危険を感じた俺は必死に縛っている縄から逃れようと身体をくねらせ、
着衣と装備を脱ぎ取りつつにじり寄る猫又三人に向けて声を上げる。

「お、おい、俺はヤるのは好きだけど、逆にヤられるのは好みじゃないぞ!?」
「ふん、何を今更、先程も言ったが貴様は我々の捕虜だ。好みだの何だの言う資格は捕虜には無い!」
「ジュネーブ条約ってもんがあるだろ常考!」
「それは人間がつくった条約だ、猫である我々には関係は無い!」
「そー言う訳だから、さっさと覚悟を決めてね?」
「潔く無いの、駄目」

だがしかし、俺の抗議の声は全く聞き入れられる事無く、裸となった猫又達に取り押さえられてしまう。
ああ、クソ、目の前で揺れるおっぱいとか、ほっそりとしたウェストとか、触り心地の良さそうな股間の茂みとか
視覚的刺激の所為で股間の紳士が勝手に……!

「フッフッフッ……なんだ、口ではあれこれ言っている割に貴様のここはやる気が有る様だな?」
「これだけ分かり易いと苦労しないね、隊長」
「雄の身体は正直」

そんなKYな股間の紳士によって出来たズボンのふくらみに気付いた三人は
口々に喋りながら俺のズボンを爪で引き裂いて行く。

「さて、我々の性欲を満たすまで、せいぜい頑張ってくれ。では、いくぞ!」
「んじゃ、いただきまーす!」
「童貞頂戴」

そして、俺の視界は一気に肌色に染まり、意識は快感に染め上げられてゆく。
……最早、この時点で俺はまな板の上の鯉に等しかった。


アレからどれくらいの時間が経ったか憶えていない。

俺は猫達によって口内、首元、脇、足の裏や掌など身体中を舐め回され、弄ばれ
絶頂に達する度に入れ替わり立ち替り、休む暇すら与えられる事無く、
猫又達が俺の上に乗っかり腰を動かし続ける。

俺の身体は既に、唾液とも愛液とも精液ともつかぬ液体に塗れ、
絶頂に達した回数も最早数える事すら虚しさを感じる様になっていた。

今や、俺は寝る時と食事の時以外は延々と猫達に犯され続けている。
無論、自由なんて殆ど無いに等しい。調教するつもりが調教されてしまった様な物だ。


今思えば。あの時、素直にマグロの一切れぐらいやっていりゃ良かったんだ、
そうすれば、こんな事にならずに済んだってのに……。

……後悔、先立たず……

     ―――――――――終われ――――――――――
634通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/06(火) 03:39:49 ID:pn/jGE+S
すまない、>>624のレスを見たら唐突にインスピレーションが涌き出てしまった。反省はしている。


他に書いている物があるのにナニヤッテルンダロ、オレ(´・ω・`)

それと訂正
× 論、身の危険を感じた俺は必死に縛っている縄から逃れようと身体をくねらせ
○ 無論、身の危険を感じた俺は必死に縛っている縄から逃れようと身体をくねらせ
635通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/06(火) 03:44:39 ID:pn/jGE+S
も一つ訂正>>631
×こんな連中に俺は裸にひん剥かれて縛り上げられてしまったなんて、すっげぇ悲しいんだが……。

○俺はこんな連中に縛り上げられてしまったなんて、すっげぇ悲しいんだが……。

投下前の読みなおしは大事だねorz
636名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 03:59:15 ID:gpEYtrHH
こんな夜中に投下があるとは……。
一番乗りでGJを言わせてもらうぜ!!!!
637名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 06:39:32 ID:DhgngeDS
誰も予期せぬすきにOO三丁目第3特務部隊キャット小隊!

我々の行う拷問はみっつだ

ひとつ、鼻先にこのレモンを押し付ける
ふたつ、強制的に身体を洗う
みっつ、烏賊を食わせる
よっつ、逆レイプ

ということですね、わかります。
638名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 07:17:48 ID:Yu9nlLYK
GJ!いつかのチキン猫よりハードだ
639名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 08:06:46 ID:EuWPaTaY
ちょっとマグロの刺身買ってくる
640名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 16:29:45 ID:JcEmFgPt
昨日の晩飯がマグロだった俺はこのスレ的には負け組だな…orz
641名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 18:32:51 ID:qt+nI3Du
マグロの刺身をあげても同じような状況に……。つまり、発情期時のメスに勝つ事は出来ない。
642名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 18:46:46 ID:BH2ShqI4
「このイタズラ猫め!お仕置きに尻叩き100回だ!」

「残念だったな!そこは私の性感帯だ」
http://jp.youtube.com/watch?v=h6a8T5Z5wkk
http://jp.youtube.com/watch?v=5xOCJuKbYl4
643名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 19:03:46 ID:4S7/RW58
叔父さんとこにヌコがイパーイ・・・
捨て猫とか拾っては里親に引き渡して・・・
このスレ住人なら飼うかも知れんな・・・

644名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 20:12:57 ID:QYC0b1jO
誰か寄生虫で書く猛者はおらぬか?
645名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 20:20:20 ID:OoYQyioh
>>644
この業界には言いだしっぺの法則というものがあってな……



だが、いくら恩返しでえっちできるとしても、ぎょう虫とかサナダムシの擬人化なんて見たくねーw
646名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 20:46:30 ID:TcTAUExG
寄生虫は物凄く多産な上に異性と遭遇するチャンスが少ないから一度異性を見つけると凄いんだぜ?


・・・存在そのものが毛嫌いされてる上にかなりの確率で「アッー!」になるが、気にしたら負けだぜ?
647ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/05/06(火) 20:53:41 ID:tqgu7yRW
>>644-646
じゃあ、サナダムシさんで軽いのを。
蟲が苦手な人は>>648を弾いてください。
648ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/05/06(火) 20:54:16 ID:tqgu7yRW
<真田のお姐さん>

あらあら、坊や。
お姐さんから、逃げられるとでも思っていたのかなぁ?
……いやぁね、サナダムシだなんて呼び方、風情がないわ。
真田のお姐さん、とでも呼んでちょうだいな。
うふふ、くの一忍法、体内隠れの術。
私はねぇ、いつでも君の近くにいるのよぉ。
そうね、「ぴったりくっついている」くらいじゃ済まないくらいに、近くに。
君のそばで、ずっと見ているの。
だから、知・っ・て・る・わ・よ?
君、おち×ちんのここ、弱いのよねぇ?
オナニーのとき、ここをこうすると一番気持ちいいんでしょ?
ほぉら、ほぉら。
イきそうなの?
私の白いお手々でされるのが、そんなに気持ちいいんだ?
じゃ、二度と虫下しのおクスリなんて飲もうと思わないでねぇ?
……お返事はぁ?
はぁい、よく出来ましたぁ!
坊やは、ものわかりのいい子ですねぇ。
ご褒美に、君のアレルギー、全部治しておいてあげる。
来年から花粉症かからなくてすむからねぇ?
あ、それから食べ過ぎても、私が余計な分は吸い取るからダイエットとかしなくていいよ?
でも、それで他の女の子にモテようなんて思ったらぁ……お姐さん、怒るよぉ?
あれぇ?
もうイきそう?
うふふ、君、かわいいから、真田のお姐さん、もうひとつサービスしちゃうよぉ?
ほぉら、お尻の奥も、むにゅむにゅ、くりくりしてあげるぅ!
男の子は、ここ弱いんだよねぇ?
うふふ、ほら、我慢しないで、いっぱい出してごらん?
よぉく出来ましたねぇ。
お姐さん、うれしいわぁ。
これから、坊やのこと、四六時中ずっと犯してあげる。
おち×ちんも、お尻の穴も、脳みその中まで、君のこと、ずっとずっと犯してあげる。
だから、君、お姐さんと、ずっと仲良くしようねぇ?
うふふ、君とお姐さんはぁ、いつでもいっしょの、最高のパートナーだよ?
649名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:25:41 ID:/enhKN5g
俺、ちょっとサナダムシ入ったカプセル飲んでくる
650名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:34:40 ID:3DupuiH2
体内嫁だって!?

端から見たらびんかんサラリーマン…
651名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:44:07 ID:TcTAUExG
>>650
「まんがサイエンス」漬けだった俺としては「ただいま寄生中」が浮かんだぜ

>>649
生のニジマスは美味らしいんだぜ。某フヂタ先生も真田姐さんにメロメロだぜ。

>>648
独占欲の強い姐さんは大好きです。GJ!

・・・条虫は群体動物でしかも雌雄同t
652名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 00:07:31 ID:ESUeXczX
サナダムシに萌える日が来ようとは…
653名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 01:00:21 ID:kAlsyCbS
貴様等なんでもありだな……ナイスだ…
654名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 01:17:29 ID:RG1Go91w
このままだと何を見ても妄想が広がっちゃうよ・・・
作者様、感謝してます、人生楽しめそうです
655名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 12:00:04 ID:zInmrOjv
サムソンティーチャー……。
656名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:00:58 ID:2aa0F8Oi
こんなの擬人化じゃねぇ!ただのしゃべる寄生虫じゃねーか!こんなもん俺が認めても俺以外が認めねぇ!
というわけでGJ!
657名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:06:44 ID:aJTNKB0F
サナダムシ、恐るべし……

それはそうと、最近懐いてくれた野良猫に、GW明けてから避けられてるんだ…
実家の犬と戯れてきたのバレたのかな?
658名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:10:08 ID:J6Ekh3X/
>>657
それは・・・やっちゃいけないことだな
そして猫に「あなたは私の物なんだから!」とかいって「私の物だってわかるように匂いつけるんだからねっ」
とかいっちゃって逆レですか。わかります
659名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:13:58 ID:74rd034K
俺は狐さんがいい><
660通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 21:51:25 ID:4BONRewb
なんだかちょっぴり五月病チックな俺が通りますよ……
>>576で宣言していた通り、これから投下します。
661通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 21:52:42 ID:4BONRewb
蒼い空、流れ行く白い雲、さんさんと輝く太陽、そして何処までも広がる海!

「うーみーは広いーなーおおきーいなー♪……海のぶぅぁかやろぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!」

おバカの様に歌った後、何処までも広がる水平線に向かって大声で罵声を上げる。
端からこの様子を見りゃ馬鹿かキチガイににしか見えないが、
生憎、その端から見る人間ですら、今は居ない。無論、叫ぶ意味も無いだろう。
だが、それでも俺、海原 通(うなばら とおる)は今、海に向かって叫びたかった。

そう、俺は今、絶賛遭難中だ。それも1人でだ。


                           海に行く前に言っておくッ!
                    おれは今、自然の脅威って奴をほんのちょっぴりだが体験した
                  い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|     『俺が小船に乗って海釣りをしていて、そろそろ帰ろうかと思ったら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ          いつのまにか知らない場所に流されてた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト■■■■  , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何が起きたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r ー---ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    錨の下ろし忘れだとか離岸流だとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ

     (↑AAは本人の物とは全く異なります)

と、何かどっかで聞いたような言い方だったと思うが、これで大体の事情はわかるだろう。
まあ、とにかく久しぶりにストレス発散のつもりで、趣味である海釣りに出たらこんな目に遭った訳だ。

じゃあさっさと戻りゃあ良いじゃないか? と思う方も居ると思うが、それが出来ればこんな苦労はしない。

……さっきから船のエンジンを動かそうと試みてはいるのだが、
このポンコツエンジンは燃料が十分あるにも関わらず、うんともすんとも言わないのだ。
やっぱりケチって中古品を買うんじゃなかった、安物買いの銭失いならぬ命失いでは笑い話にもならない。
おまけに、ついさっきオールを持って来なかった事に気付いたのは更に笑えない事実だ!……俺のアホウ。
662通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 21:54:43 ID:4BONRewb
んで、助けを呼ぼうにもここから陸地までかなりの距離がある為。
俺が幾ら叫んだ所で、声は波の音に掻き消されて陸まで届く筈も無い。
しかも俺は海原 通の名が号泣する位の超カナヅチの為、
陸まで泳いでいこう物なら5mも泳がぬ内にボク、どザえもんだ。
無論、同居人の八美が助けに来る可能性も期待は出来ない。今頃、あいつはバイトに勤しんで居る事だろうし……。
つーか、蛸がたこ焼き屋のアルバイトするなっての。共食い以前の問題だろ!

と、そんなツッコミは後で本人にするとして。
更に悪い事に、ラジオの電波はしっかり届くにも関わらず携帯の電波は圏外を表示している。
ええいっ、肝心な時に役に立たん携帯め! 後で他の会社に乗り換えてしまおうか?……助かったらの話だが。

さて、これからどうした物か。
取り敢えず、先ずは通りかかる船に助けを求めようと思っては居る。
この時期、俺と同じ釣り目的で小船を繰り出す人は多い、それはこの辺りにも来る可能性は高い。

のだが……さっきから幾ら待てども小船の一艘すら見えないのはどう言う事だ?
と、ふとつけっぱなしにしていたラジオへ耳を傾けて見ると……

『――今日九時過ぎ、大凪海岸沖合いで鮫らしき大きな影を見たと言う漁師からの通報があり
大凪町観光協会は安全が確認できるまで、大凪海岸全域を遊泳禁止にすると発表しました。
更に、観光協会はその鮫は凶暴なホオジロザメの可能性があると警告し、
大凪海岸付近で操業を行っている漁船にも注意を呼びかけ……』

えっと……大凪海岸って、この辺りなんですけど……?
なるほど、だからさっきから船がここを通りかからない訳か、おーけー、良く分かったよ。
ラジオよ、有難う。俺の疑問を晴らしてくれて……良かった良かっ――

「ってちっとも良くねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっ!!」

頭を抱えて誰に向けるまでも無い叫びを上げる。

ううむ、これは余りにもヤヴァ過ぎる、今の俺は遭難あーんど鮫の恐怖に対面して居る事になる
ヘタすれば鮫に食われるor真夏の太陽によって人間の干物orボク、ドザえもんになる可能性が高いのだ。

「ええぃ、このポンコツエンジンさっさと動け動け動け!」

ベしっ! べしっ!

その可能性のどちらもお断りな俺は、
必死な思いで、動かない船のエンジンへ壊れたテレビを叩いて直す母ちゃん張りの斜め四十五度の喝を入れる、
すると……

ぱすんぱすんぱすん………ボボボボボボ………

『ちっ、めんどくせーなー』と言わんばかりにエンジンが再び始動し始め、
それに合わせて俺の乗っている小船がゆっくりと前進し始める。
やれやれ……これで助かった……と、俺が安堵した矢先

ボボボボボ………バ ス ン 

エンジンから妙な破裂音、そして不完全燃焼の油独特の異臭と共にエンジンの所々から黒煙を上げ、
そのままエンジンはご臨終となったのか、それっきり何しようともうんともスンとも動かなくなる。
当然、動力を失った小船も直ぐに止まり、潮流の所為か元いた場所まで戻されてしまう。

……うそーん! そ、そんなのアリかー!?

これでは元の木阿弥、いや、それ所か自力での帰還も不可能となってしまった。

いや、まだ諦めるな俺! 鮫退治に出る漁船が近くを通る可能性もあるじゃないか! 多分だけど。
だから鮫が現れる前に通りかかってくれ、勇敢な漁師さん!
663通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 21:58:13 ID:4BONRewb
 

―――だが、現実はそう甘くなかった……


助けを待ち始めて10分程経った頃だろうか、俺の視界の端に嫌な物が見えた。
それは海面から突き出た三角形状の平べったい物体、明らかにそれは大きな海洋生物の持つ背鰭、
その下の海面に僅かに見える影から、ざっと見て大きさは2メートル位はあるだろう、
恐らく、それはさっきラジオで言っていた鮫と思わしき生物と見て間違い無い。

しかも、その背鰭の主はこちらに気付いたらしく、
まるで獲物を狙い定めるかのように、俺の乗る小船の周囲をぐるぐると周回し始めた。

――ハイ、鮫の餌決定! 俺オワタ\(^o^)/

って待て待て待て! まだ諦めるな俺!
たしか、少し前に見た何かのTV番組で見聞きした事だが
鮫は鼻先にある何かの器官で微弱な電流を感知する事によって、海中の相手の動きをキャッチしている為
近付いてくる鮫の鼻先に向けて乾電池を放り投げると、場合によっては乾電池の電流に驚いて鮫が逃げ出すらしい

だから、さっきからうろついている鮫(?)の鼻先へ乾電池を放り投げる事で追い払う事も出来るかも知れないのだ!

だが、俺が今持っている乾電池といえば、ラジオの中にある単三電池が一本だけ、
と言う事はチャンスは一回コッキリという事になる…だが、やってみる価値はある!
よし、覚悟完了! 当方に迎撃の用意あり!

「どっか行けこの鮫やろぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!」

俺は意を決し、ラジオから取り出した乾電池を手にすると
精一杯の掛け声と共に、海中にいる鮫?の鼻先に向けて渾身の力でブン投げる。

ひゅーん……ぽちゃぷん

渾身の力を込めた割に勢い無く飛んでいった乾電池は、見事、鮫(?)の鼻先の海面へと落ちる。
そして、それに驚いたのか鮫(?)は一瞬動きを止めた――が!

「よっしゃ!―――……ってあれ?」

俺がガッツポーズを取る間も無く、俺の予想とは真逆に鮫(?)はやおらこっちに向けて猛進し始めた。
そして一瞬、鮫は俺の乗る小船の手前で潜行すると―――水飛沫を上げてこちらへ大きくジャンプ!

―――その落下位置は丁度、俺の乗る小船の辺りだったり

「ああ……最近の鮫って芸達者なn――――」

ざ ぽ ぱ ー ん !

そのまま、俺は間の抜けた感想を言い切らぬ内に、鮫?のフライングボディアタックの直撃を食らい。
水面に叩き付けられる音と衝撃を感じながら、意識を彼方へ旅立たせた―――
664通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 22:00:54 ID:4BONRewb
                ※  ※  ※


―――あれからどれくらい経ったのだろうか?
さっきから頬を何かがぺちぺちと叩いている様な気がする。
おまけに耳元で誰かが「起きてー起きてー」と言っている様な気もする。

多分、これは気の所為だ。
俺は海に落ちて気を失い、そのまま鮫に食われたかドザえもんになったかのどちらかの末路を辿った筈だ。
その際の痛みや苦しみを感じなかったのは幸いだ、このまま静かにあの世に旅立つとしよう。
八美、済まんな。どうやらお前さんの恩返しは中途半端に終わってしまいそうだ。

俺はそう思いつつ、しつこく起こそうとする誰かを手で振り払い、再び意識を闇に沈めようとして――

「む〜……どうしても起きないなら! 必殺! カリーシュ・ダイブッ!」

ド ガ ン

「―――ぐぇぇっ!?」

憮然とした声と共に、何者かの全体重を掛けたボディプレスによって強制的に意識を覚醒させられる。
気の所為か、一瞬だけ波の様なエフェクトが見えた様な気もする。

「―――い…いきなり何しやがるこんちくしょう!」
「あ、起きた?」
「人にボディプレス掛けておいて『あ、起きた?』じゃねえだろ!……ってお前誰だ?」

暫く身体を仰け反らせた後、俺はがばっと上半身を起こすと、ボディプレスをした相手に抗議の声を上げた所で
――そのボディプレスをした相手が何者か分からず、つい聞いてしまった。

俺の身体に乗っかっていたのは
年の頃は高校生から中学生くらいと言った所か、大まかに見て身長は俺より低い位の少女。
彼女は外国人なのだろうか、白い肌に、胸に掛かる位の長さの端を束ねた金髪、
クリっとした大きめな鳶色の瞳とそしてツンと尖がった鼻の、整ってはいるがやや童顔っぽいものを感じさせる小顔。
見た目の感じとしては、何処か活発そうな美少女と言った印象。

んで、その格好が……どー言う訳かどっかの小中学生が着るようなスクール水着だったり、
しかも彼女の大きめな胸の辺りに、ひらがなで「れいみー」と書かれた名札が付いていたりする。
なにこの一部の嗜好の人を狙ったかのような格好……。

「ボクの名はここにかいてる通りレイミーって言うんだ―、よろしくー♪」

俺の問い掛けに対して少女、もといレイミーは身体を起こすと
自分の胸についた名札を指差し自己紹介してにへらと笑顔を浮べる。
うん、結構可愛い笑顔だ……って、見蕩れている場合じゃなくて。
665通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 22:02:32 ID:4BONRewb
「……あ、ああ、うん。お前がレイミーって名だと言う事は分かった
で、ここは何処だ? そして何で俺はここに居る?」

取り敢えず俺は、敢えてレイミーの格好の事は突っ込まずに置き、
今の状況と、俺がどうしてこうなったかをレイミーから聞く事にする。

「んーと、ここはボクの秘密の隠れ家ー。あ、それで何でお兄さんがここにいるかと言うとねー?
なんだかお兄さんが暇そうだったから、ボクがちょっと和ませようとあげようとしたんだけどね、
つい張りきり過ぎちゃって、うっかりお兄さんを溺れさせちゃったから、
仕方ないからボクの隠れ家へ連れていったんだー」

なるほど、秘密の隠れ家、か……
改めて周囲を見渡すと、ここは洞窟のようなだだっ広い空間で、その床の一部に水面が覗いており、
その水面からどう言う仕組みなのかは分からないが穏やかな光が差しこみ、神秘的に部屋を照らしだしている。
確かにこれは秘密の隠れ家的な感じがするが、水面以外に出入り口と言える物が一切無いのが少し気になる。
……って待てや、

「なあ、『うっかり溺れさせちゃった』って如何言う事かな? お嬢ちゃん?」
「お、お兄さん、な、なんか顔がコワいよ!?」

にっこりと、とても良い笑顔を浮べながら、俺は肝心な事をレイミーに問い詰める。
その俺の身体から滲み出る不穏な空気を感じ取ったのか、レイミーは顔色を変えて

「あ、あのね、怒らないで聞いてくれると嬉しいんだけどね?」
「ああ、なんだよ。怒らないから言えよ」

「えっと、じゃあ言うね?
あの時、お兄さんを喜ばせる為にちょっとボクの得意技を見せようとしたんだけど……。
そしたらちょっぴし目測を誤って……うっかりお兄さんへ体当たりしちゃったんだー」
「ほうほう、なるほど……って、え? 何だと?」

……体当たり?
まあ、先ほどの体当たりは結構強烈だったが
それでも俺の意識を刈り取るほどの威力は無かったと思うのだが………?

「ちょいと待て、確かに俺は、鮫のような生き物に体当たりされて気絶した憶えはある。
だが、間違ってもスク水を着た少女に体当たりを食らった憶えなんぞ、
さっきの俺を起こす時を除いて、ないと思うのだが?」

俺の言った疑問に、レイミーは頬を膨らませて口先を尖らせると

「ボク、鮫じゃ無いもーん! ボクはイルカなのー!」
「……はい?」
「だーかーらー!ボクは鮫じゃなくてイルカなの! ほら、これを見れば分かるでしょ!」

呆然とした俺の様子に、言った事が理解出来ていないとレイミーは思ったらしく
河豚の様にぶーと頬を膨らませて憤慨しながら自分の下半身を、
ポヘンだかペヒンだか言う気の抜けた音と煙と共に
尾鰭のある河豚ならぬ海豚、もといイルカの下半身へと変えて見せる。

( ゚д゚)

( ゚д゚ )

ああ、この時、まさしく俺は上の図のような表情を浮べていた事だろう。
それも当然だ、想像状の産物とばかり思っていた人魚を目の当たりにしたら、そうなるのも無理も無い。
666通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 22:03:43 ID:4BONRewb
 
「ねえ、分かった? 分かってくれたよね?」
「あ、ああ……わかった、君がイルカだという事は分かった、うん」
「うんうん、分かってくれたんだったらそれで良いよ」

やや呆然とした俺の返答に、再び下半身を人間の物に変えたレイミーは満足げに頷きながら胸をそらす。
なるほどなー、レイミーは鮫じゃなくてイルカさんだったんだ―。納得。
まあ、蛸が恩返しの為に人間の姿になってくるご時世だ、あっても不思議ではないだろうなー?

……って待て、本来の話がまだ終わっていない!

「と、いう事はだ……小船に乗ってた俺に思いっきりブチかましをかけて、
海へ見事に叩き落としてくれたのはお前だと言う事だな?」
「あ、え? う、うん……ご、ゴメンね?」
「ゴメンで済んだら警察も海上保安庁も保険会社も要らんわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「うあーっ、やっぱし怒った―!?」

うん、普通は怒る。いきなり海に叩き落されて、死に掛けるような目に遭わされて怒らない方がおかしい。
しかもその時に乗っていた小船と釣り道具1式も駄目にされたのだから尚更だ!
そんな俺の様子に危険を感じ取ったレイミーは直ぐさま脱兎の如く逃げ出す。

「ゴルァ! 待て逃げるなコンガキャー!」
「あわわわっ、こうなったら36計逃げるが易しっ、とぅ!」

ざんぶ!

そのまま隠れ家の中を2〜3周程追い掛け回した後
おもむろにレイミーが下半身をイルカの物に変え、隠れ家の端にある水面へと飛びこむ。

―――やはり、この水面は海へと繋がっている出入り口だったか! だが、逃すか!

「逃げ切れると思うなっ! とぅ!」

ざぶん!

そして、怒りで頭に血が上った俺も、その勢いのままレイミーに続けて水面に飛びこみ――

―――間抜けな事に、今更になって自分が超カナヅチだったと言う事を思い出した。

『がぼっ!?ごぼぼっ!?!?』

当然の結果と言うべきか、俺の身体は見る見るうちに海中へと沈み。
パニックになった俺は思わず口を開けてしまい、盛大に泡を噴出すと同時に口腔へ大量の海水の侵入を許してしまう。
忽ち口腔内一杯に海水の苦しょっぱい味が広がり、俺のパニックをより助長して行く!

―――死ぬっ!このままでは溺れて死んでしまう!!

間近に迫った死の恐怖を感じ取った俺は、海中から脱出すべく手足をばたつかせるも、
周囲の海水を掻き回すだけで状況は何ら変わらず。それどころか俺の身体が余計に沈んで行く!
更に水圧の所為か、頭に締め付けるような痛みを感じ、それと同時に酸欠によって徐々に意識がぼやけてゆく。
667通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 22:07:32 ID:4BONRewb
自分でやらかした事の結果とは言え、なんて間抜けな死に様をするのだろうか…
ああ、そうだ、なんで俺の様に泳ぎがへたくそな人間の事をカナヅチと言うとな、
カナヅチを水の中にいれたら、金属製の重い頭を下にしてあっという間に沈んで行くだろ?
その様子を、泳ぎの下手な人間の溺れて沈んで行く様子と重ねて言った事が始まりなんだってさー? 
ハハ、まるで今の俺みたいだろ―?

とか、今際の際でくだらない解説をしつつ、水面に幻想的に揺らめく光を眺めていた、が―――

『んむっ!?』

―――唐突に、視界が何かに覆われ、
同時に何かが俺の身体を優しく抱き締める感触と共に、唇に暖かく柔らかい感触を感じる。
その柔らかい物が口腔内の海水を吸い出した後、今度は空気を口腔へ送り込んで行く。
気の所為か、その空気はとても良い香りを感じる。

―――たすかった

そう思いながら、目の前にある物を確認して見ると、それはレイミーの顔だった。
……と言う事は、今の俺の状況はレイミーに抱き締められた上に唇を奪われている状態!?

《落ちついて、お兄さん》

違う意味でパニックになりかけた俺の頭にレイミーの声が響く。
そう、鼓膜を介して声が聞こえているのではなく、頭に直接彼女の声が響き、聞こえて来るのだ。

《今、口移しでお兄さんへ空気を送ってる所》
「んぐぐ……?」
《え? 如何やって水の中で喋ってるかって?
私達イルカは、エコーロケーションって能力で水中でも会話出来るようになってるの、凄いでしょー?
と、そろそろボクも息が苦しくなってきたし、海面に上がるね》
「うぐぅ……」

言って、唇を離した彼女は俺を抱きかかえたまま海面に出る。

「ぷはっ、こ、ここは……?」
「んー、ここは隠れ家の入り口の辺りかな?」

海面に上がるなり、俺は肺一杯に深呼吸すると周囲を見まわし
俺を抱きかかえたまま立ち泳ぎするレイミーに問い掛ける。

その場所は俺が遭難した場所にほど近い海岸の、俺も何度か釣りをした事もある見なれた岩礁であって、
レイミーが言う隠れ家の入り口らしき物は今まで見なかったが……?

「あ、隠れ家は海面の下に隠れた洞窟だから、海中に潜らないと分からないようになってるんだよー」

俺の疑問の眼差しに気付いたのか、注釈を付け加えるレイミー。
なるほど、だからこその秘密の隠れ家って訳か。まあ、簡単に見つかる様じゃ隠れ家とは言わないからな……。

「でだ、そろそろ……俺を足の付くような浅い場所で放してくれないかな?」
「ほへ? なんで?」
「いや、その……」

不思議に俺を見つめるレイミーに、思わず俺は頬を赤く染めて視線を逸らす。
そう、俺を抱きかかえる彼女の大きな胸、それがさっきから俺の身体にふにふにと当たって柔らかい感触を伝えてくるのだ。
それに加え、さっきの口移しの事もあって、俺は急にこの状況がこっぱずかしく感じてきたのだ。
668通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 22:15:06 ID:4BONRewb
 
「ふふーん…そっか、わかった」

その俺の様子に何か気付いたのか、
ニマリと笑みを浮かべ納得した様に呟くレイミー。

「な、なんだよ、いきなり?」

その呟きの意味が分からず、戸惑う俺。
なんだか凄くヤな予感がする、だが、今の俺には逃げ場は存在しないっ!

「お兄さん、ボクとセックスしたいんでしょ?」
「…………」

絶句、もう絶句。いきなりの問題発言に俺は言葉を失った。
その俺の様子を、レイミーは肯定と見て取ったのか、にっこりと笑顔を浮かべ、

「良いよ、お兄さん。ボク、お兄さんに迷惑を掛けちゃったお詫びもしたかったし。
お兄さんがやりたいって言うんだったら協力してあげる」
「いや、あの……」
「ま、そんなに遠慮しないで。お兄さんのココもやりたいって言っているみたいだし」
「うひゃうっ!?」

トンデモな展開に戸惑いまくる俺の言葉を待たずに、彼女の右手が俺のズボンへ入り込み、
その柔らかくてぷにぷにとした暖かい掌が、既に怒張していた股間の息子を優しく握り込む。
股間の息子から走ったその感触に、俺は思わず上擦った声を上げた。

「ふふ、なんか先っぽからぬるぬるした物が出てきたよー? 気持ち良いのかな、お兄さん?」
「うあぁ……こ、こら……っ! や、止めぇ……」

俺の耳元へ語りかけながら、彼女のしなやかな指が俺の股間の息子を撫で上げ、扱き、断続的に快感を与えてくる。
それでも、俺はレイミーに止めるように言おうとするのだが、股間の息子から来る快感の所為で言葉にならない。
気が付けば、俺は無意識の内に彼女の背に手を回し、抱きついていた。

「我慢しなくても良いんだよ? 思いっきりボクの手を汚しちゃっても良いから」
「くぅっ……うっ……」

悪戯っぽい笑みを浮かべた彼女の言葉とともに、
俺の股間の息子を扱く手の動きが一段と速さと執拗さを増し、
息子全体を擦り上げる彼女の柔らかい掌の感触が俺を追い詰めて行く。
あ、ああ、腰に、熱いモノが込み上げて………!

「ほら、出しちゃえっ!」
「―――うっ、ああぁぁぁっっ!?」

そして、レイミーが股間の息子の亀頭をキュッと握り締めたと同時に俺は限界に達し、
脳天を貫く凄まじい快感と共に、ドクドクと息子から白濁を吐き出し、彼女の掌を汚していってしまう。
うあぁぁぁ……やっちまったぁぁぁ……

「うわっ、すっごく熱いよ、お兄さんの精液。
しかも凄い量、ボクの手があっという間にぬるぬるになっちゃうー」
「あぐあぁっ! うあっ…くぅっ!」

出している最中も尚、レイミーは乳絞りをするように股間の息子を扱き続け、より多くの精液を噴出させる。
射精直後の股間の息子を弄くられる凄まじい快感に、俺はただ悲鳴の様な声を漏らし身体を震わせるしか出来ない。
669通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 22:16:48 ID:4BONRewb
 
「ふふ、お兄さんの精液、ドロっとしてるね……しかもすっごい臭い、鼻がおかしくなりそう……」

そして、射精が終わった後、その余韻で陶然としている俺に見せ付けるように
レイミーは右手を自分の顔の前に差し出し、掌にべっとりと付いた海水混じりの精液の臭いを嗅いで、
俺に見せつけるかのようにピンク色の舌でニチャニチャと舐め取る。
その時に彼女が俺に見せた笑みは、今までの子供っぽさからは考えられない位に凄まじく妖艶に思えた。

「……さてと、ほら、お兄さん、ココを見て、そう、お腹の下の辺り」

言って、レイミーは僅かに身体を離し、水面の下の自分のお腹の辺りを指差す。

「ココ、よく見るとピンク色になってるでしょ……?
イルカの女の子はね、エッチな気分になるとココがピンク色になるんだよ。 知ってた?」
「…………」

言われた通りに指差した方に目を向けると、
エイミーのお腹、そう、人間で言えば骨盤のある辺りが水面から見ても分かるくらいにピンク色に綺麗に染まり。
その真中にあるスリットが僅かに左右に開き始め、中の陰唇が見えるのが確認する事が出来た。

恐らく、そのスリットが彼女のアソコ、なのだろうか……?
そう思った俺は思わずゴクリと喉を鳴らし、萎え始めていた股間の息子を奮い立たせてしまった。
……これぞ、男の悲しいサガと言う奴である。

「それじゃ、お兄さんのココもまた元気になった事だし。本番、始めちゃおうか」
「え? あ、いや、ちょ、おまっ」
「心配しなくても良いよ。ボクが全部やってあげるし、お兄さんは何もしなくても気持ち良くなれるから」

本番を始める、との言葉に慌てる俺へ、宥める様に言いながらレイミーは右手で俺のズボンのチャックを下ろし、
パンツのスリットから怒張した股間の息子を引っ張り出すと、俺の身体を抱き寄せて腰を密着させる。
その際、彼女のスリットから溢れ出た愛液なのだろうか、
海中なのにも関わらず俺は股間の息子にぬるりとした物を感じた。

無論、俺は今までに何度か逃げようと考えはしたものの。
足の付かない深い海にレイミーの浮力だけで浮いているこの状況で、カナヅチな俺がレイミーから離れれようものなら
その途端に俺は海中に沈んでしまうのが目に見えて分かり、逃亡は断念せざる得なかった。

……恐らく、レイミーもそれが分かっているからこそ、この足が付かない場所でやっているのだろう……
まあ、今更そうだと分かった所で、今の俺に逃げる手段なんて殆ど無く、最早覚悟を決めるしか他がないのだが。

とか、色々考えている俺を余所に、レイミーは無邪気に微笑みながら

「それじゃ、お兄さんのココをボクのアソコでグチュグチュしてあげる」

言って、身体を僅かに反らせつつ、
右手で股間の息子の先端をスリットの真中へ誘導させながら腰を押しつける。

「う……あっ……!?」

ヌプリと言う感触を股間の息子に感じる間も無く、俺の股間の息子は彼女の中へ抵抗無く挿りきり。
たちまち、とろとろとした濡れたスポンジの様な肉壁が股間の息子を包みこむのだが……
その感触はただ暖かいだけで、思ったほどの快感を感じなかった。
670通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 22:18:37 ID:4BONRewb
 
「ふふ……ここからが凄いんだよ。出したくなったら遠慮無く出して良いからね?」
「え?……」

あれ? こんな物なのかな? とか思っている俺の耳元へ。妖艶な笑みを浮かべたレイミーが囁きかける。
その言葉の意味が分からない俺が、レイミーの言う「凄い」って何の事かと首を傾げた矢先。

にゅぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅぐっ

「うわっ、な、何っ、う、うわうわっうわぁぁあっ!? あふぅあぁっっ!?」

俺の股間の息子を包み込んでいる肉壁が凄まじい勢いで収縮運動を始め始め、息子を弄び始めた!
肉壁がぎゅっと息子全体を締め付け、手コキの様に肉襞が前後に蠢き股間の息子の根元から先端まで揉みたてた後、
亀頭に熱い肉襞が纏わり付いてグネグネと舐り回し、
雁首や竿を包みこむ筋肉質な肉壁が締まったり緩まったりを繰り返しながら前後に動き、
そして内部から溢れ出る熱い愛液が蠢く肉壁によって股間の息子全体に塗りたくられ、ぬるぬるに汚されて行く。

「ううっ、くっ、あぁぁっっ!?]
「あっ、ん、駄目だよ、逃げちゃあ」

その凄まじい不意打ちに、危機感を覚えた俺は慌てて腰を引こうとする。
だが、それを察した彼女が両手でぎゅっと俺の身体を抱き締めると同時に
膣の入り口で股間の息子の根元を締め付け、股間の息子を引き抜けない様にする事で俺の逃亡を拒む。
それと共に肉襞が亀頭の辺りに纏わり付き、まるで亀頭を咀嚼するかの様にクチュクチュと揉みしだき始める
忽ちの内に腰の奥から熱い物が込み上げ、甘い痺れのような感覚が腰全体に広がって行く。
こ、これは……言葉の通り、いや、それ以上に……凄まじ過ぎる……っ!

「うぐっ、ぬっ、くおぉぉっっ!」

無論、俺は込み上げる物を必死に我慢をしようとはする物の、
まるでそれを嘲笑うかのように、息子に纏わり付いた筋肉質な肉壁と粘液にまみれた肉襞がグヌグヌと蠢き続ける。
それによって俺は限界に達し――

「うぁっ、うぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!」
「んん……っ! お兄さんの熱いのが、来たっ!」 

絶頂すると同時に悲鳴の様な声を上げ、背筋と両足をピンと伸ばしてレイミーにしがみ付く様に抱きつきながら、
俺は熱い放出感と共にレイミーの胎内を白濁で汚して行く!
その感触に、彼女が歓喜の声を上げ、それに呼応する様に淫肉が鈴口の辺りに吸いつき、
放出される精をポンプの様に吸い取り、奥へ奥へ飲み込んで行く。
そして更に竿に纏わり付いた肉襞が根元から先へゆっくりと締め上げて蠕動し、尿道に残った残滓を搾り出して行く。
671通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 22:19:39 ID:4BONRewb
 
「……いっぱい出したね。 お兄さん、ボクのアソコは気持ち良かった?]

やがて凄まじい快感を伴った長い射精が収まり、
インターパルをとる様に膣の蠕動運動が先程よりも穏やかになった後。
(それでも膣口は股間の息子の根元を締め付けて離さない)
快感の余韻で荒い息を漏らす俺へ、レイミーが問い掛けてくる。

「え。あ? う、うん……」
「ふっふー、ボクの中、凄かったでしょ? 
しかもこうやって…んっ…動かすともっとお兄さんも気持ち良くなれるし、ボクももっと気持ち良くなれるんだよ?」
「へ?……いやちょま、あっ、あぁぁぁぁっっ!?」

訳が分からないまま素直に答えた俺に、蕩けた目のレイミーは自慢げに言うと、軽く息を吸って身体に力を込める。
それと同時に再び膣が激しく蠢き始め、その上、まるで突き上げるような動作で淫肉が前後に激しく伸縮する事で、
股間の息子全体を肉壁で扱き、締め付け、揉み立て、愛液を塗りたくり、責めたてて行き、
その動きに合わせて奥の淫肉がポンプの様に亀頭へリズミカルに吸いつき、更なる快感を与えてくる!

「やめっ、うあぁっ、くぁっ! ぐぅぅぅぅっっ!!」
「んぁんっ、ボクもっ、気持ちいいよっ! もっと、気持ち良く…ひゃんっ!…なろう!」

断続的に襲いかかる快感に、俺は無意識の内に首を左右に振りながらよがり泣き、涙を零す。
しかし、レイミーはその様子を気にかける事無く、嬌声混じりに歓喜の声を上げながら俺に抱きつく腕の力を強めると、
水中を泳ぐ時の様に腰をゆさゆさと動かし、蠢く肉壁の動きの複雑さを激しさを助長する事で
俺に与える快感を増させると共に、レイミー自身も股間の息子から与えられる快感を増させて行く!

余りにも快感が凄まじ過ぎて……な、なんか、視界が霞んで見えてくる……っ!

「うぁ、うぁっ、うぁぁぁっ! い、いくっ、いってしまう!」
「んぁっ…お兄さん、イキそう? ボクもっ、イキそう。 ひぃん だから、お兄さんも一緒に、イっちゃおう!」

再び熱く込み上げてくる物を感じ始めた俺は、もう何も考えられぬままに腰を振りたくり、更なる快感を求める。
その動きに昇り詰められたのか、レイミーも嬌声を上げながらバチャバチャと水音がなる位に腰を激しく前後させ
股間の息子に纏わり付かせている淫肉の動きをより激しくさせる。
そして……

「うっ、ぐっ、あ、あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁっぁあぁぁぁぁっっ!!」
「ひ、あ、ひ、ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっん!」

レイミーの中へ深く突きこむと同時に俺は限界に達し、
怒涛のように押し寄せる快感で腰をブルブルと震わせながら奥へ熱い滾りを解き放ち、
それと同時に彼女も絶頂したのか、口から涎を垂らして悲鳴に近い嬌声を上げ
俺の身体をぎゅっと抱き締め、身体をビクビクと仰け反らせて気を失うと、そのまま俺もろとも沈み始めた………

――ああ、俺、死ぬかな?
672通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 22:24:09 ID:4BONRewb
                     ※  ※  ※

「お兄さん、お兄さん、起きてっ! 起きてっ!!」

誰かが、何かを叫びながら俺を揺り起こそうとしている……、
今は疲れてるんだ、もう少し寝かせて……。

「う〜、こうなれば最後の手段、必殺、カリーシュ……」
「……っ! うわわわ起きた起きたっ! 起きたからそれは止めろ、本気でシヌる!」

不穏な動きに気付き、俺が慌てて飛び起きると、其処にはこれから俺に技を放とうとするレイミーの姿があった。
……って、俺、また溺れかけていたのか……?

「や、やっと起きたぁぁぁっ! 死んじゃったかと思ったぁぁぁぁっ!」
「うぉっ、おい!? 一体何がどうなってるんだ?」
「うぁぁぁぁぁぁぁん、やっと見つけた人間が ヒック、ボクの所為で、グス、死なれたら如何しようと思って ヒック、エ
でも、でも、死ななくでぼんどうによがっだよぉぉぉっっ!」
「…………」

目が合うや、涙目になったレイミーに飛び付かれた俺は訳が分からず問い掛ける。
だが、レイミーが泣きじゃくっている所為で殆ど聞き取れず、俺は暫くの間、困惑するしか出来なかった。



「で、その身体の所為で仲間からつまはじきにされて、ここに一人で住む様になったのか……」
「うん、それでボクがここに住み始めて初めて会った人間が、お兄さんだった訳」

―――暫く経って、ようやく気持ちが落ちついたのかレイミーはポつりポツリと語り始めた。
ある日、突然、人間の身体に変身できる様になった事。
しかしその所為で、群れの仲間からつまはじきにされ、追い出されてしまった事。
行く宛もなく、放浪している最中、仲間の事を思い出しては一人の寂しさに涙した事。
暫く方々を放浪した末に、つい先日辺りに彼女の言う秘密の隠れ家を見つけて、其処に住み始めた事。
そして、食料捜しをしている時にたまたま遭難していた俺を見つけて、勇気を出して友達になろうとした事。
……等などを語ってくれた。
673通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 22:26:24 ID:4BONRewb

「どうやらボク、人間と友達になる資格無いみたい。
結果的に、お兄さんの船をダメにしちゃった上に、3度も溺れさせちゃった訳だし。
……本当にダメだね、ボクって」

語った後、レイミーは笑顔を浮かべる。
その笑顔は何処までも寂しげで、悲しい笑顔。

「それじゃ、ボクは行くね? もうお兄さんに迷惑掛けたくないし……」
「俺は名は海原 通って言うんだ」
「……へ?」

立ち去ろうとしたのか、俺に背を向けて言いかけた所で、
いきなり俺に名乗り上げられ、訳が分からず振り向き首を傾げるレイミー。
その彼女に向けて、俺は優しく微笑を浮かべて言う

「友達の名は知っておくべきだろ?」
「…………」

最初は何を言っているのか理解できなかったのか、レイミーはぽかんとした表情を浮かべた後
やおらプルプルと身体を震わせ始め……

「うぼぁぁぁぁぁぁぁぁんっ あ、ありがどうございばずぅっ ど、どおるざん、
ボクと、ボクとどもだちになっでぐれるんどぇすねぇ!?」
「あ、ああ、友達になってやるけど……つーか俺の身体に鼻水擦り付けるの止めろっ!」

感極まって涙と鼻水を溢れさせながら俺に抱きつき、俺が怒るのも構わずに顔を擦りつける。
どうやらこいつ、見かけによらずすっごく涙脆いようで……うーむ、なんだか先行き不安だなぁ……。


―――そしてそれから、
俺は暇を見ては釣りをするついでに、レイミーの隠れ家のある場所へ遊びに行っている。
泳ぎを教えてもらったりしつつ刻折、発情したレイミーに搾り取られる事もあるが、それなりに楽しくやっている。

因みに、余談であるが、一度、八美を連れてレイミーのいる隠れ家に遊びに行った事があったが、
八美はレイミーがイルカと知るや、大きく取り乱した挙句、墨を吐いてその場からダッシュで逃亡、
(八美曰く、イルカは不倶戴天の天敵だそうだ)
それを嫌われたと勘違いしたレイミーに激しく泣かれ、対処に困った事をここに付け加えておく。

―――――――――――――――――――了――――――――――――――――――
674通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 22:30:24 ID:4BONRewb
以上です。

なんだか調べて分かったことだけどイルカってかなりエロいんですよね。
気を許した人間に対しては直ぐに性交を求めてくるとかなんとか……

それと同時に蛸を見つけると、直ぐに食わずに執拗に弄んでから食うと言う残酷な一面もあるそうで……
675名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 22:34:29 ID:UImf96Or
リアルタイムGJ!
僕っ娘は好きじゃなかったはずなんだかなあ…
676名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 22:39:37 ID:iwkAd73D
GJ!!

海開きまであと2ヶ月くらいあるけど、ちょっくら泳ぎに行ってくる
677名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 22:43:58 ID:J6Ekh3X/
八美の話は知らんぞ
wikiにて確認してくる
678通りすがり ◆/zsiCmwdl. :2008/05/07(水) 22:52:23 ID:4BONRewb
>>677
うん、すまない。その話はまだwikには入ってないんだ。

けど、>>338-345 >>356-369の辺りを探れば君は幸せになれる筈だ。
679名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 22:54:25 ID:SHIz5Bo4
>>674
この調子で海の幸でハーレムですねわかります

>>677
>>337から見るんだ!俺を逆触手属性に目覚めさせた一品だ!
680名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 23:03:55 ID:aJTNKB0F
これはいいイルカ娘だ

タコ→イルカとくれば、次はサメあたりですかな?
681名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 23:08:17 ID:HGfSm/d9
>>674
GJ!俺も最近は図鑑とか見ては
この生態なら擬人化したとき…とか妄想してしまうぜ

>気を許した人間に対しては直ぐに性交を
俺イルカと仲良くなってくる!

>>679
同士よ。俺も属性開花したんだぜ。
人外スレにも2個ぐらいあったよ逆触手プレイ。
682名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 23:08:35 ID:74rd034K
イルカ可愛いよイルカああああああああああああ(*´д`)ハァハァハァハァハァhァ

GJ
683名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 23:33:24 ID:QTJurL9L
>>681
スキュラさんか?あれは良い物だ……。
684名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 23:48:55 ID:DvZgyFcb
正に「愛でて良し、食べて良し」だな
685名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 02:24:20 ID:272TOBcW
小説すすまねええええええええ!!!!!!
このスレに対する愛が足りねえのかああああ!!!!!
エロくもならNEEEEEEE!!!!!!!!
なんかあめーーーーーーーー!!!!!
糖分過多だこんなもん!!!!!!!!

…ん? 別に甘くてもいいか。煮込め煮込め。
後、会社行くのイヤー、誰か代わりに働いてきて…
686名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 06:33:36 ID:FeyXkx8r
>>685
糖分過多大いに結構どんときやがれ!!
687名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 09:22:39 ID:YOUslLwo
>>685
煮詰めて糖分の塊を取り出してしまえば良い
688名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 10:09:20 ID:Bt1bRmSY
蟻さんたちが>>685を狙っております
689名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 11:58:51 ID:QDY2pOn9
>>688
「あっちから甘い匂いがするのよ。しかもどんどん強く!!」
「微かに男の体臭も感じられる…なら女王に献上するとしよう」
「や〜ん、私達で味見しちゃお〜よぉ〜」
「馬鹿ね!!人間のオスなんて大したことないわ!!……で、でもあんた達が行くって言うなら…」

その夜>>685の家を狙う4匹の女蟻チームがいたとかいないとか…

こうですか?わか(ry
690名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 13:42:49 ID:TwvBH/RN
その後>>685の家の庭に蟻の巣が出来たようです
691名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 13:54:13 ID:DpD0Wj7X
おまえらやめれwwwwwww
部屋が蟻に侵略されてなおかつ
現在進行形で手の甲をはい回れている俺からしたら笑い事じゃねぇwwwwwwwwwwww
692名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 13:58:06 ID:2cYVv2vw
軍隊蟻の大群に何もかも貪り尽くされた>>685の姿を幻視したw
693名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 20:56:07 ID:4u5OEIfQ
>>692
軍隊蟻wwww洒落にならん。大型動物ですら食らい尽くすぞw
694名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 21:04:18 ID:t49Bzq/W
マホトーン使え!
仲間呼ばれなくなるぞw
695名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 21:45:30 ID:Ys84X7Xc
>>694
ドラクエ2かよww
696685:2008/05/10(土) 05:38:43 ID:vOCeeUcV
>>688
うし、そのネタいただきだ。あと現実でカモーン!

>>690
マジで? 探してくるわ

>>692
身も心も喰ってくれー!
697名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 08:09:45 ID:gxPbyxJm
だが待ってくれ
その役目は俺に任せて欲しい
幸い家にハチミツが沢山あるからそれを体中に塗って待機しておこう
698名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 08:34:36 ID:cHTkTiRT
「私たちが一生懸命集めたハチミツを粗末に扱ってるお馬鹿さんがいると聞いてやって来ました」
699名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 10:45:03 ID:4pUT6gd3
>>694
アレって魔法扱いだっけ?
もうしばらくやってないから覚えてないなあ

真面目な話、タイマンで本気のステゴロやって人間が勝てる生き物って滅多にいないと思うんだ
700名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 10:56:58 ID:7JLxjdhY
正直体重差が1/10ぐらいのが相手じゃないと無理だな
それもあまり凶暴性のない奴
701名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 12:37:37 ID:kYTMGYIH
>>699
勇次郎をお忘れか!

『…あんまりデカすぎて視界に入らないかい。体重900キロ、1トンのトドを常食していた悪魔だ。この辺じゃ守り神として恐れられていた。哭いたんだぜコイツが。蹴られたりひっぱたかれたりしてよ…』
702名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 13:58:15 ID:s9xRn3BH
>>699
追い払うならともかく殺し合うのは人間弱いな。じゃあヤり合うのはry
703名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 14:59:08 ID:1XsSzX6X
>>696
は蟻さんに性的な意味で食べられて
>>697
は蜂さんに性的な意味で食べられる

俺は
704名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 16:29:48 ID:knix7v0Y
>>703
蝉さんに性的な物を吸い取ってもらえ。
705名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 16:30:44 ID:PYMlHvhl
密閉された環境でガチ戦ったら、確か猫にも勝てないんだよね……。
706名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 16:54:56 ID:4pUT6gd3
>>701
勇次郎は人間ではない、もっとおぞましい何かだ
と言うかフィクションの住人たちはあくまでフィクションの住人たちだろ

肉を切り裂く爪も牙も無い、身を守る甲殻も毛皮も無い、逃げきる為の俊足も翼もヒレも無い、水中では5分と息が続かない
こんな虚弱で貧弱で脆弱で最弱な生き物が良くここまで勢力を拡大できたもんだと感心する
707名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 18:45:07 ID:fdlMcEVg
お前たち、大山増達は?ウィリー・ウィリアム?は?
708名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 19:13:02 ID:QUF8GLES
>>706
爪や牙の代わりに刃物を作り、甲殻や毛皮の代わりに鎧や衣服を作り
俊足や翼や鰭の代わりに自動車や飛行機や船を作り、水中を呼吸する為に水中ボンベを作った
そう、物を作り出す知性とひらめき、そしてそれを扱う器用さが人間の最大の武器なのです。
709名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 19:29:16 ID:AlpDd9x2
つまりこれはもう人間を擬人化してみるしかないってことですね!?




……あれ?
710名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 19:35:24 ID:4sSEcumk
狐はお稲荷様
狼はわっち

いい時代になったものだ
711名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 22:29:05 ID:+giDaGfL
>>708
その本来、種を守るために進化した知性と器用さが原因で
種の保存を無視した同胞殺しをしていたり、かつてあった素晴らしき文化が滅ぼされたりするんだよな。
皮肉なもんだね


つまり俺が言いたいのはだ。まだ人に化ける狗狐狸などなどがいた良き時代の、ベッコウ飴級に甘い純愛物語はまだですか?
712名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 22:31:31 ID:kYTMGYIH
>>707
大山倍達とウィリー・ウィリアムズな
牛殺しと熊殺し
ちなみに師匠と孫弟子の関係ってチラ裏スマソ
713名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:01:42 ID:fdlMcEVg
よし、だれか熊を倒そうとして逆にレイプされる空手家の話を書くんだ!
714名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:28:31 ID:4pUT6gd3
>>708 >>711
結局はそれなんだよな
たまたま二足歩行で
たまたま二本の前足の自由が利いて
たまたま前足の先が細かい作業なんかに向いていて
たまたま複雑な道具も作れた
そしてそれが妙な方向に向かって結局自分たちを滅ぼそうとしている
もし仮に獣人類が本当にいたとしたら、人類の叡智+獣の特性や身体能力で間違い無く世界の覇者は獣人類だったはず
715名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:41:54 ID:1XsSzX6X
そこまでいったらなんでもかんでも「たまたま」で済ませられるなw
716名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:56:41 ID:+giDaGfL
>>714
本当の意味では自殺しようとしてるのではなく、一家全員を巻き込む無理心中を計ろうとしてるんだけどね。

まぁそれでも昆虫は生き残りそうな気がするが。
あいつらだけは核戦争が起きても驚きの速さで適応しそう……
現に不思議すぎる速度で進化してるし
717名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 00:01:50 ID:rsRycoMz
シムアースすっどれはここでつねぇ
718名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 00:36:40 ID:hgAdlIxR
さっきまで将棋のドラマがやってた。
ゲーパロ専用さんのティティスに出てた部活の意味がなんとなくわかった。
719名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:04:49 ID:u1Gm9Gfd
>>714-715
たまたまあごの筋肉をつかさどる遺伝子が突然変異したのが原因…って説も有り

あごから進化
ttp://zatsugaku.com/archives/2004/03/post_403.html

ヒト進化の鍵? 顎に関わる突然変異遺伝子をめぐる論争
ttp://wiredvision.jp/archives/200403/2004032903.html
720名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:11:21 ID:Rl+aOXaW
>>716
自殺でも無理心中でもなく大杉だから減ろうとしているに一票。
ところで「私進化しちゃうぅ!」というセリフが浮かんで来た。
721名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 02:18:38 ID:n8qG/5sv
>>720
ゲッター線!それが進化の秘密だ!
722名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 07:56:39 ID:g6H4pBbh
たまたま宇宙から降り注いだ怪光線で家で飼ってるウサギ達が擬人化しないかな
723名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 12:36:13 ID:Ql0X8B0s
>>722
眸の中がぐるぐるしてるんですね。わかります。
724名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 17:36:34 ID:nVYcbqjV
>>722
デカい杵を振り回して職業はエロ小説家とか?
725名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 01:40:52 ID:1phf5XyE
えーい雑談はいい!ゲーパロを出せ!ゲーパロをー!
726685であり521でもある:2008/05/12(月) 02:17:11 ID:4dMCoMQ1
学園ものじゃないが投稿ー、気に入ればいいがねー
727685であり521でもある:2008/05/12(月) 02:18:17 ID:4dMCoMQ1
「俺が蟻に狙われてるだって? いやいや、それはうれし……ありえないから」
 某有名掲示板で某スレにコメントを残した後、俺はそこの住人達の反応を見ていた。
 小説に煮詰まっていた俺が、何気なしに残したそれに、思いのほか反応があってニヤニヤしている自分が気持ち悪い。
「しっかし、何にも思いつかねぇなぁ」
 現在書いている小説がうんともすんともすすみゃあしない。
 内容は青春もの、自分で言うのもあれだが甘っとろ過ぎて頭がかち割れそうな気分にしてくれるほどの代物だ。ぶっちゃけありえな(ry
 なんだか、画面から見える文章から甘い匂いが漂ってくるような気すらしてくる。うぅ、気分だけで胸焼けしてきた。
 ……しょうがない、気分転換に外にでも出るか。
 れ? 頭になんか――――

〜よくある画面転換だよ!〜

 目を覚ますと、薄暗い場所だった。懐中電灯がつけっぱなしで落ちてて、その灯りを頼りに回りを見回す。しっとりとした空気と土の壁、たぶん洞窟か…ってなんだここは? とりあえず起きよう。
「へ?」
 動けない、なんていうかこー…両手両足を縛られてる感じがする…っていうかそうだね。うん。
「いや何納得してんだ俺は」
「あ、起きてる」
 慌てて声が聞こえてきた方に顔を向けると、そこには帽子をかぶった女(?)が出入り口らしき場所から顔だけ出していた。
「だ、誰あんた?」
「ん〜、女王とは呼ばれてたよ」
 すいません、話がかみ合わないんですが。
「ところで身体大丈夫?」
「え? えーと頭がちょいと痛いほかは何も」
「あははー、良かった良かった。殺したんじゃないかって心配になってさ。えーと、とりあえず薬とか盗ってきたんだけど、いらなかったかー」
 両手一杯に薬箱を持ちながら女は近づいてくる。
 えーと、殺したんじゃないか? 薬? いや、よくよく考えれば何なんだこいつは。
 なんだか、背筋が寒くなっていくのを感じた。できるだけ距離をとるようにずりずりと後ろに下がったが、トンと壁にぶつかった。
「どうしたの、芋虫みたいに動いて」
「見ての通り縛られてるからうまく動けないんだよ!」
「あー、ごめんねー。だって逃げちゃうでしょ?」
「やっぱりこれはお前か!」
「うんうん、ついでに殴ってここに連れてきたのも私だよ」
 すごいにこやかに言いやがるなこいつめ。
「なんだ誘拐か? 金なんてうちの家系にゃねーぞ」
「ん? お金なんていらないよ」
「じゃーとっとと帰らせろ!」
728685であり521でもある:2008/05/12(月) 02:20:36 ID:4dMCoMQ1
「んーん、それはダメ」
 スッと近づいてくる顔がまじまじと俺を見ている。なんというか、観察されているような感じだ。
 なんとも言えない威圧感に負け、少ししり込みしながら、こっちも相手を良く見る。
 つぶらな瞳が特徴的で、全体的に整った顔立ちで見た目にはお姉さんと呼ぶに相応しい雰囲気が出ている。
 身長は普通の女より高い、胸にあまりふくらみが無いが、それでも女性らしい綺麗な形――うむ、ここらへんは男の性(さが)だな…じゃなくて!
「なんでダメなんだ? やっぱり金が欲しいんじゃないのかよ」
「違うよ、ここに巣を作る」
「へ?」
 何を言ってるんだこいつは。
 そう思っていた俺の目の前で、そいつは帽子を脱いだ。
「見えるかな、ここにほら」
 女が指差したところ、さっきまで帽子で隠れていた額の上の方に、触角のようなものが生えていた。
「…ぁんた、獣人か?」
 獣人、この世界で人間と共存する種族。パッと見は普通の人間なんだが、獣の身体の特徴と能力を持ち合わせているため、身体には猫なら切れ目だったり、しっぽがあったりする。
 けど――触角を持った獣人は、さすがに聞いたことは――
「ん? んーん、そういうのじゃないよ。さっき言ったでしょ、女王って呼ばれてたって」
 ニコニコと楽しそうに笑いながら、俺を見つめている。なんだか顔が熱くなってきた。
729685であり521でもある:2008/05/12(月) 02:26:25 ID:4dMCoMQ1
 ニコニコと楽しそうに笑いながら、俺を見つめている。なんだか顔が熱くなってきた。
「私ね、女王蟻なんだ」
「は?」
「だから女王蟻、蟻の中で一番偉いの」
 訳が、わからない。
 それが顔に出ていたのか、彼女はなんとも言えない表情をして。
「なんだっけ、えーと、研究所っていうのかな。よくわかんないけど、そこで私はそこで人間になるようにされたんだ。
一応の姿に戻れるんだけど、働き蟻(みんな)私のことが怖がって避けられたの、だから悲しくなってそこの
研究所(す)を飛び出したんだ。で、女王蟻の姿でうろうろしてたんだけど、どうも皆変だってわかっちゃうみたいで、
避けられちゃってねー……ただの女王蟻の頃はあんなに皆と一緒だったのに、もう誰とも一緒に居られない。だから思ったんだ」
 更に身体を近づけて、右手が俺のふとももに触れ――

「なら、人間として巣を作ればいいんだって」

 そのまま、彼女の唇が俺の口を塞ぎ、そのまま舌が侵入してきた。驚いて何も出来ない内に、口内が犯されていく。
だんだんと鼻息が荒くなってきて、彼女の吐いた息を吸い込んだ。なんだか甘い匂いで、頭がくらくらとしていく。
慣れていないのか、彼女の舌が荒々しく俺の舌やら歯茎やら舐めていく。
 彼女から流し込まれる唾液が、物凄く甘い。まるでほどよい甘さの水あめを飲まされているような、そんな気分になる。
 そして長く感じられたディープキスが唐突に終わる。彼女はゆっくりと顔を離していくと、お互いの口から引く糸が、ぷつりと切れるのが見えた。
「んー、すごいね人間の交尾って。こんなに興奮するんだ……」
 目をうるませながら、彼女は唇に手をやる。多分、さっきまでのことを本当だったのか確かめるみたいに。
「安心して、えーと、ちゃんとべんきょーしたから。人間の姿になるようにされてから、前の研究所(す)にいた人間に少しだけ人間について教えてもらってるんだ」
「う、あ……」
 声が出ない。あんまりにも考えてない状況だし、何よりさっきのキスで頭がボーっとする。
730685であり521でもある:2008/05/12(月) 02:28:46 ID:4dMCoMQ1
「…脱がすね」
 カチャカチャと音を立ててベルトが外す音が聞こえ、そのままGパンとパンツが一緒に下ろされた。
「えっと、確か…」
 考え込みながら、やわやわと俺のアソコに触れる。なんとも言えない刺激で、血液が集まりビクンビクンとそれは膨張していく。
 それを潤んだ目で見る彼女が、何故かいとおしく感じられる。心臓がドクドクと脈打つ速度を上げ、欲していく。彼女自身を。
「いく…ね?」
 くちゅりと、舌がなめくじのように俺のモノをなぞっていき、更に膨張をしていく。
 たどたどしいながらも、丹念に丹念に唾液がまぶされていく。優しい快楽が俺の頭をゆっくりと支配していく。
「気持ちいい?」
 俺はすぐに頷いた。
「そっか、良かった…すごい臭いだね、味もエグい……なのに、頭がポーっとしてもっともっと、こうしていたくなっちゃう」
 ただ微笑んでいるその顔が、とても艶かしい。
「んぐ…ちゅぷ…」
「あ、く…」
 そして舐めるだけでは終わらず、本格的にしゃぶってくる。激しいわけではないのに、快楽が増していくのを感じる。
「ん……あ、これおいし……」
 尿道から出てくる先走り液を、彼女はおいしそうに吸い取っていく。あ、確か蟻の中にミツアリっていたような――
「すごくビクビクしてきた…ん、ふ…」
「やめ…そろそろ、出…る」
 俺のモノは限界に近く、ビクビクと暴れだす。それを彼女は面白そうにしゃぶり続けている。それと同時に、もっと欲しいというような感じで、上目遣いで俺を見ていて、興奮を煽る。
「…いつ!」
「……物凄く残念だけど、ダメだよ。これから巣を作るんだから、こっちに出してもらうからね…」
 ギュッとモノを握られ、鈍い痛みが奔る。
 もう少しで出そうだった所為もあって、ビクビクと抗議するように暴れる。そして、動きが鈍くなったのを見計らって、彼女は手を離した。
「脱ぐから待っててね」
 服に手をかけて、脱いでいく。懐中電灯しかないぼんやりとした明るさの中で見るそれは、幻想的なまでに素肌を晒していく身体を艶かしく
写す。
 見惚れていた。
 相手は人間でも獣人でもなく、その上自分を気絶させた上、両手両足を縛って軟禁している相手なのに――美しいと感じてしまった。
 だから次に起きることを想像して、俺のモノは何もされていないのにビクビクと喜びに震える。
731685であり521でもある:2008/05/12(月) 02:31:09 ID:4dMCoMQ1
「んふふ、すごくエッチな目してるよ…?」
 生まれた姿になった彼女は、四つんばいで顔を近づけてきて、またさっきと同じく唇を覆い舌を入れて俺の口内を犯す。同時に、やわやわと俺のものをこする。
 まずい、さすがに同時はさっきの波がひいてないのもあって、すぐに出そうだ。
「もう、聞かん棒だね。えい」
 彼女はそれを察知したのか、顔を引いて、またモノを強く握る。
「ダメだよ、ここから出るものは、ここに出してもらうんだから」
 自分の下腹部を俺の顔にまで持っていきながら、笑顔でそう言い出す。
 スッと流れるようにある女性特有の割れ目、それをゆっくりと近づけてきた。
「…舐めて、濡らさないとダメなんでしょ?」
「あ、あぁ」
 少し顔を赤らめる彼女の顔を見ながら、曖昧に答えた後。目を割れ目に移す。
 綺麗だった。
 ただの女性器なのに、何故か綺麗に見えて仕方なかった。
「もう! 早くしてってば…」
 よほど恥ずかしかったのか、両手が俺の後頭部を掴んで、グイッとそこに押し付けられた。
 恐る恐る舌を突き出し、その線をなぞる。
「…ふ……ん…」
 だんだんと舐める範囲を大きくしていくと、彼女が何かを耐えるような鼻息が聞こえてくる。
 感じているのだろうか。
 なんだか嬉しくなって、そのまま舌を中に突き入れた。
「んん!」
 声が大きくなったのが聞こえて、奥へ奥へと舌を突き出して徐々に開いていくアソコを食らい付いていく。そうしていくと、俺の頭を抑えている力が、更に強くなる。
「ふぅ! …あ、はぁ…」
 そして、舌がやや硬い突起に触れると、ビクンと彼女は身体をのけぞらせた。
「あ、あ、あぁ……」
 両手の力が緩み、息苦しさで顔を上げると、唇からよだれを流している彼女が見える。
「すご、い。身体が変…」
 身体を俺に預けて、顔がまたすぐそばまで近づく。
 そのまま、合わせたようにお互い唇をむさぼりあう。
「イクっていうんだっけ? すごいなぁ、人間の身体って…よくあんなのに耐えられるね?」
「そ、そうか?」
「ふふふふ、でも、本番はまだだから…」
 顔を上気させて彼女は微笑んだ。
 そして、ゆっくりとさっきまで舐めていたアソコが俺のモノと触れ合わせた。
「は……あ…!」
「…く!」
 ゆっくりと腰が降りて、彼女の中を貫いていく。いや包み込まれていく。
732685であり521でもある:2008/05/12(月) 02:31:54 ID:4dMCoMQ1
 そこまで経験があるわけじゃないが、それでもその経験を上を快感が頭を貫いて――わずかに、動き出したらどうなってしまうのだろという、恐怖を覚えた。
「あ、く……ダメ…あぁ!」
 そして腰を彼女が、のけぞりながら一気に腰を下ろす。
 全てが包まれたと思ったと同時に、中が律動し、一気に搾り取ろうとするような動き。それに俺は耐え切れずに、中にぶちまける。
「熱! あ、ふふ……ん、出してくれてるんだぁ…」
 ビュクビュクと長い射精を彼女は感じ取り、微笑みながらまたキスを始める。
 彼女の甘い唾液を貰って、俺の唾液を彼女が貰っていく、お互いをむさぼりあう感覚が口から。下半身からは搾り取られるような快楽が突き上げ、射精がなかなか収まらない。
「あ…ん……おいし…もっと……頂戴」
 捕食されている。
 ぼんやりとそう思った。彼女は女王蟻で、俺は彼女に捧げられたエサなのだと。
 でも、それでもいい。どういう訳か、今はもう身も心も彼女に食べられている最中なのだから。
「ん……止まっちゃったね」
 名残惜しそうにゆっくりと彼女は腰を動かす。
「本当なら、しばらく動いてから…えーと、精液って出るんだよね?」
「そ、そうだけど」
「そっかそっか、大丈夫だよ。すぐ出るって事は私のあそこ、気持ちよかったんでしょ? 私も気持ちよかったよ、また身体が変になっちゃたもん」
 ついばむように俺の顔をキスしながら、嬉しそうに彼女は言う。
「……でもまだ足りない」
「へ?」
「いっぱいいっぱい、働き蟻(こども)を作らなきゃいけないもの」
 ぐちゅ。
 そんな音が聞こえたと思った同時に、収まっていた快楽がまた襲ってきた。
 油断していた俺は、耐えることなくまた射精を再開する。彼女もまた、快楽によって舌を突き出しながら、イキながらも腰を本能で振り続ける。
「ひあ! は! は!」
 彼女の声が耳に届き。
 彼女の身体に目が奪われ。
 彼女の唾液の味が舌に残り。
 彼女の肉を俺のモノで感じ。
 彼女の匂いが鼻を支配する。
 全てが、彼女に覆い尽くされるような感覚に襲われて、俺は射精しながらそのままゆっくりと気絶した。
733685であり521でもある:2008/05/12(月) 02:32:55 ID:4dMCoMQ1
〜場面転換って便利だよね!〜

「……う、あ」
 身体に重さを感じて目を覚まし――すぐ横に誰かの顔があった。
「あ、おはよう」
「うあ! ……ってあんたか」
 一瞬誰だかわからなかったが、それは彼女の顔だった。
「うん、私だよ……すごくいっぱい出してくれたね、お腹がたぷたぷしてる」
 嬉しそうな笑顔で、そう言ってから自然に唇を合わせる。
「あ、あのさ。いい加減縄解いてくれない?」
「や、逃げちゃうでしょ?」
「……あのね、こういう関係になったら逃げるに逃げられないでしょうが」
 彼女が首をかしげる。
「なんで?」
「あのね、お前人間として巣を作りたいんだろ?」
「そうだよ」
「ならだ、まず人間はこんなところに住まない。人間が建てた家に住むものだ」
「でも、私にその家はないもの」
 寂しそうな目をして、俺を見つめてきた。
「だろうな、けどお前にいい話がある。なんと、俺が住んでいる部屋(いえ)に住むことができるぞ」
「うえ? え? いいの?」
「いいのも何も、そもそもここに軟禁されて生活するのは嫌だからな。だからしょうがない」
「……良かったぁ」
 そう言った彼女が目が潤んでいき、力いっぱい俺を抱きしめた。
「あぐ! ちょ、苦し! どど、どうしたんだよ!」
「良かったぁ…良かったぁ、もう……一人じゃない」
「ちょ! 頼む、マジで苦しいから! つか折れる!」
「ご、ごめん。ぐすっ、もう私、一人じゃないんだよね?」
 彼女は言っていた。
 人間になってことによって、本来の巣の働き蟻(みんな)怖がられて孤立したことを。
「あぁ、一人じゃない。その証明してやるから縄を解いてくれるか?」
「…うん」
 少し不安そうな表情をしたものの、彼女は素直に縄を解き始めた。
 そして、両手両足の縄が解けたことを確認するかのように、俺はじたばたと意味もなく身体を動かしてみた…うん、久しぶりの自由な気がする。
 横で素っ裸のまま、不安そうな顔で俺を見ている彼女が居る。ゆっくりと、動かせるのを確かめるように彼女の右手を取った。
734685であり521でもある:2008/05/12(月) 02:34:08 ID:4dMCoMQ1
「いいか、お前は元蟻だからわかるだろうけど、蟻と一緒で人間も一人じゃ生きていけない」
「うん」
「だから、こうやって手を取り合って生きてく生き物だ。ま、その癖殺しあったりするんだが、それは置いておこう」
 ぐいっと右手を引っ張り、倒れてきた身体を抱きしめる。
「ま、俺もお前のこと理解することとお前が人間になっていくことは、多分時間かかるだろうけど、ま、のんびりやってこうや」
「うん」
 彼女もゆっくりと俺の身体に両手を回し、優しく抱きしめてきた。
「でさ、まぁこれからのことはいいんだが、聞いていいか?」
「何かな?」
「人間なんてたくさんいたろ? なんで俺なんだ?」
「貴方から甘い匂いがしたから」
「…あんまり言いたくないが、汗臭いの間違いじゃないか?」
「んーん、今でもずっと甘い匂いがするよ。うん、働き蟻(みんな)と同じ匂い」
 皆、つーか俺は君の働き蟻達と同じ匂いがするんですか。
 いやいや、それはあんまり考えたくない状況になるような。
 その状況がよく理解できる前に、次の疑問を聞く。
「まぁ、お前さん蟻になれるらしいから侵入した方法はわかるんだけど、どうやって運んだんだ?」
「ん? 背中に背負ったんだよ。貴方、軽くてびっくりしたけどね」
「……そういや蟻って、自分と同じ体重ぐらいの重さの物、簡単に運べたっけか…」
 なるほど、こいつもある意味獣人ってことか。人間と蟻の能力を合わせた生き物……しかもそれが人口で作られたってんだから、やれやれ厄介ごとには事欠かないらしい。
「じゃ、まぁ帰るとするか」
「え? どこに?」
「俺の家、それとちゃんと脱いだもの着てくれよ。女物の服、まだないんだからな」
「うん! 待ってて、すぐ着替えるから」
 ……着替える姿を見て、足りないもの気付いた。
「お前、ブラジャーとかパンツは?」
「…なぁに? それ」
「いやいいんだ。うん、気にするな」
 やれやれ、しばらく彼女の常識外れの行動に慌てふためかなきゃならないのか。
 首を振り苦笑しながら、そんな生活もいいなと思う自分がいた。
 
 ――いびつな形で唐突ながらも、天草友樹(あまくさともき)にもようやく家族が出来たことに今更気付きながら。
735685であり521でもある(接客業勤務):2008/05/12(月) 02:39:17 ID:4dMCoMQ1
 駄文ながら終了、こういうところで小説を載せたことが無いので、変な編集になっている
ところは気にしないでおくれw
 主人公はパラレルワールドのもう一人の俺ってことにしてくれw
 さて、学園もの頑張らなきゃ…会社誰か代わりに行ってきてくれない?

 とりあえず今度から『接客業勤務』と名乗ります。
736接客業勤務:2008/05/12(月) 02:46:43 ID:4dMCoMQ1
 ここで読み直したら誤字脱字だらけに気付いた、申し訳ない。 orz
 チェックって大事だねぇ…
737名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 03:14:38 ID:FcTRv3d7
こんな夜中に家に住み着いてる蜘蛛さんが俺の周りをうろついているんだが、
これは構って下さい><というフラグなのだろうか?
>>736
乙です。今から読んでくる。
738名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 03:19:08 ID:p19j8HuB
>>736
ちょいと読みにくいがGJ!
どこぞの準教授みたいな状況になるのが目に見えてくる。

それと、投下した時どうしても改行が変になるなぁとお悩みなら
俺も使っている奴だが↓のサイトからDL出来る(´д`)Editを使うんだ、そうすればもっと良いのが書けると思うぜッ!
http://www.kuronowish.com/~edit_/
739名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 07:12:19 ID:XHVk+LNl
>>736 GJ!!巣を作るということは、いっぱい子供を作らなきゃならないのか……。がんばれ。

ところで>>738で紹介されているソフト、AAを描くだけの物じゃなかったんだね。知らなかったよ。
前、AAを描く時に使っていたのに……。
740名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 07:24:10 ID:s7EmUS9w
>>736
冗談で書いた言葉がSSになるだなんて思ってなかったw
GJ!
741名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 10:15:29 ID:wjCdW1gL
>>736
GJ
誤字脱字については何日か寝かせてから軽く音読するとかなり減るでよ

>>737
「夜の蜘蛛は親でも殺せ」
742名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 13:33:21 ID:FHkPzP6s
GJ
そう言えば結婚飛行の時に雄蟻は絞り尽くされて死ぬんだってね



がんばってね
743名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 19:42:32 ID:/qzW4w8m
>>741
俺は泥棒が来るから殺せって教わったが。


って事は殺さずに放置しとけば、性的な意味で泥棒に来てくれるのか!?
744名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 19:54:37 ID:nhK6nqXM
>>743
あなたのハートを盗みにきましたっ!
745名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:27:37 ID:P+DklLdi
「だけど今はこれが精一杯なの」
「○ーメンを口から出して遊ぶなよ!!」

ごめんつい…
746接客業勤務:2008/05/13(火) 00:56:13 ID:B6IK8Njv
>>738
おー、ありがとう。今度投稿してみる時にでも使ってみる。

>>739
家族100人できるかな♪ 死ぬね。

>>740
冗談は小説よりも奇なり。

>>741
アドバイスありがとう。次やってみる。

>>742
頑張るのは俺であって俺じゃないb

さて、次投稿するのはいつの日かな(遠い目
747名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 01:40:21 ID:XJ++nNMD
蜘蛛は交尾の後にオスを食う(非性的な意味で)のがネックだよなぁ…
748名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 02:00:00 ID:lcKxnO7I
>>746
全レスとかしない方がいいと思うぞ。
749名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 07:25:09 ID:jNqyZpEK
別に作者さんの自由ジャマイカ
750名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 10:40:22 ID:MZGEO5fx
>>749
そういうことは極力しないのがこの板のマナーだよ
751名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 11:01:23 ID:mYcUIA/b
何より叩かれやすくなるしな
752名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 11:04:45 ID:cDRHDLn/
レスの応酬でキリがなくなるんだよ。
753名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 11:17:03 ID:bIds6SLs
ローカルルールにないお約束って結構あるの?
754名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 12:08:57 ID:j9KX+1Nx
>>753
禁止されていなけりゃ何やってもいいとは、お前も思わないだろ?
755名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 12:23:15 ID:79YQUhAt
はいはい羽蟻の皆さんに死ぬまで輪姦されたくなかったらこの話題おしまいね
756名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 13:11:11 ID:bIds6SLs
>>754
誰もそんなことは言ってないがごめん、謝る

>>755
正直死ぬまで輪姦されたいけどそういうわけにもいかないのですまなかった
757名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 19:09:45 ID:LSJJUVrW
割と限定的なシチュで投下し続けていたせいか、ネタは浮かぶんだけど気づいたらエロ描写がワンパになっている罠
758名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:47:26 ID:eny5gwfM
ネタだけ試しに書いてみれば?
759名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 07:58:35 ID:o+n86Hxw
恩返しにきた、実は優しいカマキリ姐さんという電波を(ry
760名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 08:30:34 ID:zhS5qHsZ
中の人が黒幕なんですね、わかります
761名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 17:53:12 ID:+6pSLm1V
>>760
チェストバスターやって水辺に行こうとするのか
762名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 20:07:09 ID:iGtqv34C
散々使い倒して、ボロ雑巾のように捨ててやる
763名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 23:02:42 ID:SL3OxXcC
針金さんと申したか
764名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 23:34:41 ID:Ju/0R0cp
>>762
散々犯し倒して、ボロ雑巾のように捨ててやる
765名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 02:26:38 ID:JT5h+PiT
このスレ的には捨てられるのは男の方なんだろうな
766名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 04:16:57 ID:ZCCxDuDC
蛇の交尾はかなり長い間繋がりっ放しと聞いたが
蛇女に無理やり繋がられっ放され萎えそうになってもエロパロ補正な体液やら何やらで勃たされ続け
というネタは繋がりっ放しスレよりこっちなんだろうか
767名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 06:36:42 ID:E+qnvfuA
>>766
どっちでも構わないような。俺はどっちも見てるし。
768名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 11:03:47 ID:LkIT/Bzp
>>766
下半身が人間なら向こうでもOK
下半身が蛇ならこっちでないとNG

というか、ぜひ下半身は蛇でお願いします。
769名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 19:35:41 ID:jP59hQal
>>768
それならよその人外系スレに……最近ちょっと寂しい人外系スレに……
770名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 01:39:09 ID:d2KsBX7L
ここもここで寂しいけどね。

良スレではあるけど
771名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 01:48:54 ID:Tn2GUD0g
お互いに喰い合って共倒れになりそうな悪寒
772名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 03:06:26 ID:IazryTgO
そもそもこんな限定的なシチュなのにここまで盛り上がった事が異常w
773名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 03:46:23 ID:Rt4mFW5W
そういや保管庫に守宮さんの後編が無いな。ログあるかな?
774名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 07:10:02 ID:U+3q0l8q
どこまで掲載したかとログがあれば俺がやるぜ
775名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 08:20:01 ID:3tyMLmmB
ログは>>486にあがってるな
776名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 17:58:06 ID:8gMIyMBO
九尾の狐娘といえば妖艶なお姉さん
犬娘といえば人懐っこいボクっ子
ぬこ娘といえばツンデレ
蛇娘といえばヤンデレ
ドラゴン娘といえば素直クール
羊娘といえばお嬢様

俺はこんなハーレムを作ってみせる
777名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 18:24:02 ID:sKW2SrS+
>>776
ムツゴロウ乙
778名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 18:33:06 ID:2yTbvxVg
>>777
労基法に引っ掛かったらしいな
779名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:43:19 ID:dAjoS7/c
>>776
猫娘=ツンデレに異議あり
ツンデレではなく女王様気質だ
780名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:48:50 ID:T/KUPcQv
>>779
異議あり
猫娘は気まぐれだ
781名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 20:16:24 ID:kdUeN6d+
別に猫娘を一人にする必要はないんだぜ?
782名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:32:28 ID:FR13u4BF
猫娘でも

黒猫→クール
白猫→大和撫子
三毛猫→ボクっ娘

だと思っている。
783名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:55:00 ID:XDrqB091
ちょい違うな

三毛猫→女王様気質(♀に限る)
784名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:58:06 ID:T/KUPcQv
猫の数だけ性格あるんじゃね・・?
785名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:59:00 ID:vVhQP2Mp
ちょっくら近くの猫屋敷のおじいちゃんと仲良くなってくる
786名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 00:21:25 ID:EbHekKV8
>>776
主人に忠実な犬娘こそ素直クールだ。ドラゴン娘はむしろ素直ヒートだ。
787名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 00:40:09 ID:kzliKKhI
>>783
♀に限る以前に三毛猫はそのほとんどが染色体の関係で♀だったはず
だからごく稀にいる♂は男の娘なんだよ!!
788名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 01:26:53 ID:T6GA5AMd
オマイら、猫なのに犬のようなのも居るんだぜ?
何だよ、親戚のおばさんしかなつかないヌコって・・・
お前、なでてやろうとしたら爪だし猫パンチで噛み付いてくるってさ・・・・
まるで猟犬か何かだぜ?
こんな猟犬ヌコはどうなるんだろ?
789名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 01:28:26 ID:bfenewSV
>>788
あたしそんなに安い猫じゃないのよ
ってやつだな
790名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 01:35:11 ID:T6GA5AMd
>>789
いやいや、そんな生易しいものじゃないよ・・・
おばさん以外には威嚇するわ引っ掻くは噛み付くはやりたい放題。
動物病院のセンセも顔面引っかかれて麻酔して無かったら絶対抱けないというお墨付きまで出たwww
そのくせおばさんのひざの上ではすやすや眠るんだよな・・・
で、そこでちょっとでも俺が触れようものならカッと目を見開いて威嚇と抵抗のオンパレード・・・
791名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 14:16:08 ID:K1f991Sk
狂暴な十二支の♀に逆レイプされたい
792名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 15:52:26 ID:v4sgrjdZ
>>791
猿だけがどうしても脳内変換できない
793名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 16:28:06 ID:kzliKKhI
>>792
人間自体が薄毛の猿だからだろうよ
794名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 17:22:17 ID:LT0mIoTI
>>792
荒野に獣慟哭すの漫画版を見ると幸せになれるかも
795名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 19:54:30 ID:o/sRZgcD
>>791
十二支な獣娘さんか。
巨乳なのは牛、虎、蛇。
可愛いのは鼠、兎、羊、犬でクールな竜とシュールな鳥にヒートな猪。
男友達っぽいボーイッシュな猿と優しげな馬というイメージがする。

やはりぬこが十二支にいないのが痛いな…
796名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 19:57:50 ID:4UAH/Nd6
オォラロォドがひらかーれたー
797名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 21:28:12 ID:kzliKKhI
>>795
確かネズミに唆されて十二支のメンバーになれなかったんだっけか
エトレンジャー再放送しないかねぇ……DVDやBDも出してほしい
798犬神様:2008/05/18(日) 22:59:39 ID:NRbcuKJs
「啓(けい)、お清めが終わったのなら早く出てきなさい」
「わかりました」

平成の世になってはや20年、今では古きから伝えられてきた信仰が失われていく中で我が家における
信仰は今だにその形を保ったままだった。俺、久坂啓の家はいわゆる神社をやっている。その源流は遡
ると奈良時代まで繋がるといわれているが、本当のところは定かではない。ただ一つわかっているのは
ここは犬神様を祭っていて、今日俺が犬神様の生贄として捧げられる事だけだ。

「この坂を登っていくと、お社が見える。お社が見えたら、その中に入って後は犬神様を待っていなさい」
「はい、わかりました」
「兄ちゃん・・・」
「昇、後は任せたからな」
「兄ちゃぁん!!」

俺は白い装束を身にまとい、坂を登っていった。後ろでは弟が泣き喚く声が聞こえる。しかし、これも
古くから我が家が行ってきた伝統、一定の代の長男が受けなければいけない儀式。

(せめて・・・童貞くらいは捨てたかったな)

無論生贄なのだから穢れのない体を持った者でなければいけない。産まれてこの方18年、キスはおろか
手淫だって禁じられて来たのだ。
坂を登っていくと、道の先がぽうっと白んでいた。しかし、俺はそれに構わずいいつけを守って前進した。
するとどうだろうか、あたりの風景は一変した。空気は清浄な空気となり木と草しか生やしていなかった山道
は小さな小川が流れる山道に変化した。そして、驚きながら前に進むと小さいお社が見えてきた。

「ここか・・・」

俺は、早速お社に足を踏み入れた。お社の中に入ると香が焚かれていて少し甘い、それでいて心地良い匂い
が鼻腔を刺激した。

「お待ちしておりました」

短く纏められた綺麗な黒髪の女性が、俺の来訪を待っていたかのようにお辞儀して迎えてくれた。

「どうも、初めまして。これからあなたの相手を勤めさせていただく犬神の律(りつ)と申すものです。」
「あ、どうも。えっとあなたが犬神様ですか?」
「はい」

と犬神の律と名乗った女性は頷くと、ぴょこんとその証をみせるかのように犬耳を立ててみせた。

「あ、ああ。成るほど、確かにあなたは犬神様だ」
「それでは、早いようですが。儀式の方を始めさせてよろしいでしょうか?」
「え?あぁ、はい」

と犬神様は顔を少し赤くし、股のあたりをもじもじとさせながら言葉を続けた。

「で、どのようにすればいいのでしょうか?」
「こ、こちらに来てください」

と犬神様は俺を促して、別室へと案内した。その道中、なにやら犬神様はふらふらと足元がおぼつかない様子
だった。

「あ、あの。大丈夫ですか?」
「あ・・・、だ、大丈夫です。」

紅潮した顔に笑顔で答える犬神様を見ると俺の心臓は高鳴った。やがて「こちらです」と別室に入るとそこには
一つ、布団が敷かれていた。もちろん枕は二つだ。
799犬神様:2008/05/18(日) 23:00:28 ID:NRbcuKJs
「え?あの儀式って・・・」
「これから説明いたしますので」

と、犬神様は俺の帯に手をやるとしゅるしゅると解き始めた。

「まぁ・・・」

帯が解かれると服がはだけ俺の体が露になった、ちなみに下着はつけてこなかったから即全裸という事になる。

「え?あ、あの・・・」
「何でしょう?」
「っ!!」

それに続く言葉が出なかった。犬神様は俺の服の帯を解いたと思ったら、自分の服の帯も解いたからだ。
どうやら彼女も下着は付けていなかったらしく、白い素肌にピンク色の乳首がちらりと服の間から顔を覗かせた。
中途半端に裸体をちらつかせるその姿に俺は心奪われ、血液が下に集まっていくのを感じた。

「きゃん!」

気付くと俺は犬神様を押し倒していた。

「あ・・ご、ごめんなさい!つい!」
「え、ぅっ、べ、別にいいですよ。気にしないで下さい」
「うぅ・・・すいません」
「それでは、これから儀式の説明を致しますがよろしいでしょうか。」
「は、はい!」

俺はすかさず犬神様から身を引くとその場に正座で構えた。

「え、えーっとですね。その・・・これからあなたには私の・・・ぃを浴びてもらいます」

犬神様は顔を赤い顔をさらに赤く染め、俯きながらぼそぼそと何やら呟いた。

「あ、あの。何を言っているのかわかりませんが」
「だから、そのし・・・・ぃを浴びてもらいます」
「え?何を浴びればいいんですか?」
「小水です!これから!あなたには!私のおしっこを浴びてもらうといっているのです!」

ついに犬神様は大声を張り上げて吼えるように叫んだ。
800犬神様:2008/05/18(日) 23:01:00 ID:NRbcuKJs
「はぁ、おし・・・おしっこぉっ!?」
「ぅぅぅ、あまり大声で言わせないで下さい。恥ずかしいぃ・・・」

と犬神様は少し泣きそうな声だった。というかおしっこか、こんな布団までしいておいてやる事はアブ
ノーマルなプレイか、本当神様のやる事はわからない。

「わ、私だって恥ずかしいんですよ・・・、伝統だからと言われて渋々承知しましたけど・・・」

どうやら神様にも神様なりの理由があるみたいだった。

「そ、それで。私はどうすればいいのでしょうか」
「は、はい」

と犬神様はM字に脚を広げて行き・・・

「あなたが・・・私のを弄くって、浴びて下さい・・・」

目を潤ませ紅潮しきった顔で犬神様はそう呟いた。


「じゃあ、行きますよ・・・」
「はい・・・」
「は、初めてですけど。痛くしないようにやりますから」
「は、は・・・ん!」

俺は、広げられた犬神様の恥部に顔を近づけていった。少し観察してみると、うっすらと陰毛が生えており
彼女の性器はひくひくと少し動いているようにも見えた。すかさずこのまま性器の方を舐めまわしてやりた
いところだが、残念ながらそうもいかない。俺は性器の上あたりをちろっと舌を出して舐めあげてみた。

「はぁっ・・・そ、そこは違います・・・」
「え?」
「そこじゃなくて、こ、ここ・・・です・・・」

と犬神様は自身の性器に手を添え、少し広げて尿道口の場所を教えてくれた。綺麗なピンク色の膣肉がひく
ひくしていた。

「こ、ここですか・・・」

俺は、高鳴る鼓動と理性を必死に抑えて尿道口に指で触れた。

「あ・・・っ!」
「あ、ご、ごめんなさい」
「い、いいんです。つ、続けてください・・・」

もしかすると指で触れるのは痛いのかもしれない、敏感な場所だし。と思い直し、俺は先ほどのように舌で
愛撫する事に決めた。舌で触れるとピリっと少し塩辛い味がした。

「ん・・・くぅ・・・っ!はぁっ!」

ちろちろと舌を動かす度、彼女の体がビクンと感じ始める。上目でみやると、はぁはぁと小さく息をしているのがわかる。
ピイク色の乳首が天井の照明と重なった。
801犬神様:2008/05/18(日) 23:01:28 ID:NRbcuKJs
「あ、そこはぁっ!んあぁっ!」

抑えきれなくたった俺は、舌を尿道口だけでなく彼女の膣に伸ばしかぶりつくように吸い付いた。
もちろん、痛くないように軽く吸いついたが。すると彼女は体を大きく振るわし、とうとう、黄色い液体が
尿道口から噴き上げられた。それがわかると俺は瞬時に顔を離したが吸い付いたと同時に少し飲んでしまった
らしく、口の中がちょっとしょっぱかった。ちょろちょろと勢いよく出される小水が俺の顔かかった、そして
その小水は顔から体に流れ、俺の体は犬神様の尿まみれになってしまった。

「は、ぁぁ・・・はぁ、はぁ・・・」

やがて、尿の出もおさまり犬神様は肩で息をしながら仰向けに倒れてしまっていた。そして、俺はというといかな
犬神様とはいえ尿を体に浴びせられたというのに関わらず、不思議と不快感は感じなかった。むしろどこか恍惚と
していた気分だった。これも長年犬神様の小水を浴び続けてきた久坂の血の成せる業なのかもしれない。

「はぁ、はぁ、ふ、ふふふふふ」
「!!い、犬神様!?」
「よもや・・・儀式の最中に私をイかせてくれるとは・・・さすがといったところでしょうか」

と倒れていた犬神様から黒いオーラの様なモノが発せられて来た。

「しかし・・・契約はすでに完了・・・。もう逃げも隠れもできませんね」

犬神様は身を起こすと犬耳を逆立て、犬歯を剥き出しにして俺を見つめた。
俺は、ああ、これから喰われるのだな、と覚悟した。

「さぁ、喰ろうてやるぞ・・・。覚悟せい」

と犬神様は俺に近づき、馬乗りになると俺のギンギンに勃起した肉棒を掴んで自身の腰を浮かせて、落した。

「!!」
「クゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」

犬神様は目を閉じ、吠えた。犬神様の中に入った俺の肉棒に何かが一斉に絡み付いてきて、俺は発狂しそうな快楽
に襲われた。

「グァッ!!」

肉棒に絡みついてくる犬神様のソレは一気に俺を射精へと導いた。ビュッ!ビュビュッ!!と音がするくらいの勢い
で精子が放出された。

「うあぁっ、もう・・・!!出てるのぉっ、あ、はぁっ!!ひゅごっ、熱いぃ・・・」

余程の量が放出されたのか結合部からすでに白濁した精液が漏れ始めていた。

「ぁぁああ・・・、マーキング・・・されちゃった・・・」
「い、犬神様・・・」

犬神様は恍惚とした表情で俺の射精を受け入れた。

「駄目ぇ・・・律ってよんでぇ・・・」
「ふぇっ?」

犬神様は甘ったるい声でそう呟いた。
802犬神様:2008/05/18(日) 23:01:50 ID:NRbcuKJs
「これからぁ、啓はぁ、私と子作りするのぉ・・・。だからぁ、そんな余所余所しい名前でよんじゃぁだぁめぇ」
「ど、どういうことですか!」
「久坂の家の贄はぁ・・・代々、私の家のお婿さんなのぉ・・・」

と犬神様は恍惚冷め遣らぬ顔で腰を動かし始めた。そして、腰を振りながら犬神様はこの儀式の説明を始めた。
どうやら我が家はかなり昔にとある犬神様と地域の平和と安寧を願って契約を交わしたのだそうだ。その契約
とは決められた代の久坂の長男を犬神様の婿にする事であった。つまるところ今俺と交わっている犬神様の律
とは遠い親戚にあたるという訳で、どうやら血が薄まってきたところを見計らってこうして儀式を執り行い次代
に繋げていくんだそうだ。ちなみに先ほどの小水プレイは要はマーキングであって、仮に逃げたとしても匂いで
すぐに捕まえる為に行っていたんだそうだ。

「啓はぁ、私の許婚なの。だから、遠慮なく中に出しちゃってもいいんだよ」

グインと犬神様は腰を回した。

「グッい、犬神様ぁ」
「だぁめぇ、律って呼んでぇ」
「り、律・・・」
「嬉しい・・・、啓・・・もっと早く会いたかったんだよ・・・」

切ない声で律が呟いた、そんな風に言われたら俺もいてもたってもいられなくなる。

「ああ、律!律!で、出るよ!」
「うん、い、っぱい。だしてぇ、孕ませてぇ!」
「出るっ!!」

今度は一度目よりも多く出た感じがした。

「ふんふんふん、あぁ、私の匂いだぁ・・・」
「ねぇ、風呂。入ってきてもいいかなぁ」
「ええ、もう落しちゃうの?」
「でも、さ。もうわかっちゃうんだろ、そういうの」
「うん、私は犬神様だからね」

とそういうと律はふふっと笑った。

「じゃあ、風呂に行くよ」
「あ、まって。それなら私も入ります」
「え?」
「だって、16年もお慕いしていたんですから・・・」

ちなみに律は俺よりも年下らしい。

「ん・・・まぁ。いいか」
「わぁ、ありがとうございます。えっと、あとね。啓・・・」
「何だい?」

人との精子が犬神の体に合うまでには最低一年あるからたっぷり可愛がって下さいね。
と耳元で囁かれた俺は律をお姫様抱っこして風呂場に超特急で向かった。
803アトピック ◆xsDbUITz4M :2008/05/18(日) 23:06:06 ID:NRbcuKJs
どうも、WIKIで女性器の図解を見て確認作業中に正気に戻って死にたくなった
アトピックです。最近、自分の書くモノに小水が必ず出てきます。病気ですね。
それではまたネタを思いついた時にでも。
804名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 23:41:59 ID:bfenewSV
>>803
勃 起 し た
805名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 00:44:23 ID:RUtf+Obm
>>803

飯菜漬?

GJ !!
806名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:19:19 ID:OMxOChzW
GJ

何故このスレはこんなにも俺好みだし
807名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:49:19 ID:FSw6D/iT
そろそろ容量が500k超えそうだから次スレたててくる。
808名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:51:58 ID:FSw6D/iT
次スレ立てた。

擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【十二匹目】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1211129425/

過去スレが多くなったので分割してみた。
809名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 04:59:20 ID:3IuK8tIg
>>808GJ!
810名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 07:39:55 ID:BHvvaO8O
>>803 すごく……エロかったです……。GJ!!
>>808 スレ立てごくろうさまです。
811名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 09:36:03 ID:0OrxU4Vt
>>803
小水良いじゃない!良いじゃない!

>>808
乙カレー
812名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 10:59:38 ID:MaXbBXa0
>>803
小生は、小水も有りだと考えております!GJであります!
>>808
スレ立て乙であります!
813名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 23:21:38 ID:ibd6dPkK
>>803
犬神なのに猫被ってたんだな、律っちゃんは。
GJ!

>>808
スレ立て乙です。
814名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 20:55:19 ID:Ap4t0TOH
埋め立て開始
815名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 22:56:04 ID:U37eOovf
くまさんの龍の続き読みてー
816ポン:2008/05/21(水) 01:24:23 ID:KscYTPqD
嫉妬深い犬娘さんにマーキングされたい
817名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 12:54:06 ID:QVh5jR4m
山椒魚娘マダー?
818名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 21:59:00 ID:HEqJjsxj
山椒鰻娘マダー?
819名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 13:09:57 ID:PhPQ9pkf
擬人化した甲鱗様マダー?
820名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 13:43:57 ID:RfIYty7T
男の娘マダー?
821名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 16:43:51 ID:aTfSBKNQ
産め
822名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 17:35:09 ID:LFPGJKGL
ちりめん山椒娘マダー?
823名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 18:03:39 ID:sKeAKQg8
山椒大夫マダー?
824名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 20:47:31 ID:LFPGJKGL
男のパイパンなんて見たくないよ〜
825名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 20:48:41 ID:LFPGJKGL
ごめん、誤爆した!!
826名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 20:49:38 ID:LFPGJKGL
・・・うそ、誤爆を装ってみた
827名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 22:19:35 ID:3vsSg2GH
なるほど、男のパイパンを所望するぬこ神様♀に
「野郎のパイパンなんてキモ過ぎよね〜」
と罵倒されながら逆レされるのですね?

さぁ、それを文章にする仕事に戻るんだ!
828名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 22:40:15 ID:n9O+1Mjd
月子さんマダー?
829名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 00:03:35 ID:H+Kf4vzd
常駐してる角煮の某スレがスフィンクスで賑わってます。
脳内にはスフィンクスでの妄想文がぽつりぽつりと浮かんできました。
エロパロ常駐のここにシゲキックス投下しようかなと考えたとき気付いた。
スフィンクスはスレ違いですよね?
830名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 01:22:36 ID:T83ocymY
スレチっぽいけど
俺はオールオッケー
831名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 01:55:27 ID:5zn45kT2
龍がありなんだからありだろ。まあ気になるなら人外擬人化スレはいっぱいあるからどこにでもどうぞ。多分どこに投下されても読むし。
832名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 02:02:42 ID:4vZB5Ydb
伝説だろうがフィクションだろうが動物の擬人化で逆レならオールオッケー
833名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 06:30:33 ID:sisDG3EZ
あれ?たしかスフィンクスってつがいでピラミッドを守護する聖獣じゃなかったっけか?記憶違い?
834名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 09:05:18 ID:QUsKwGFB
なぞなぞ解かれただけで、恥ずかしくて自殺しちゃう娘ですよ…

とんだ恥ずかしがり屋のネガティブっ娘だよ
835名無しさん@ピンキー
パイパン少女でもおk(無毛の猫の品種として有名なスフィンクス)