【初音ミク】VOCALOIDでエロパロ【ボーカロイド】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
話題沸騰中のボーカロイドでエロパロを書くスレです
設定なんかは公式で
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/

今はミクとMEIKOだけですが12月には第二弾がリリース予定です

荒らしはスルーしましょう
2名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 23:24:59 ID:Hqwy9/Jn
作った動画とかあげてくのもいんじゃね?
もちろんエロ限定で
3名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 23:51:20 ID:g+mrKCfE
>>2
LR上、画像、動画は原則禁止だよ。
4名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 00:15:06 ID:WXrw9il+
まあそれは角煮に任せるってことで
5名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 02:38:54 ID:Xf63of5y
上げ
6名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 15:31:15 ID:3kfp+D/+
だったら角煮に作ったほうが早いんじゃ?
7名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 17:05:43 ID:dDMVhX7o
原則は原則
8名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 19:34:23 ID:fo35jRcp
擬人化で書けということ?
9名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 04:14:30 ID:1V4EuFMz
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1356.wav.html
ついにやってのけたぞ!
10名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 22:27:45 ID:U90EdomP
凄いのキテター!!!!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1088800

歴史に残る現代音楽の傑作を完全再現
オリジナルと寸分違わぬ出来だよ
11名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 23:04:19 ID:8B3nWbaX
>>10
マルチするなよカス
12名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 23:18:37 ID:CdhzMbYN
>>10
殺すぞ
13名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 21:29:27 ID:lZi/8VRx
>>10
二度とくんな!
14名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 05:46:35 ID:6dZBbcZz
これはひどい
15名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 10:34:33 ID:v0XUQooY
ss保管庫にミク(と言う名前のオンナノコ)の話が有る件
容姿について書いてないので脳内で初音の方にすればそれっぽくなるぞ
16名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 18:10:08 ID:LHiCjqk7
上げ
17名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 18:42:53 ID:ziAYTprQ
ニコ動でみっくみっくにされた俺がやってきますた

まだ今日見たばっかだからSS作成までは時間がかかるが、
茶でも飲んでまっててくれ つ旦
18名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 18:45:37 ID:FLQv3Vxj
>>17
wktk
19名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:40:30 ID:lEL/pcWi
>>17
テラwktk、いやペタwktk
20名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 08:54:14 ID:/M+6SKKu
売れ行きが悪くて開発費を捻出できない様子を見たミクはネットにある怪しいプログラムを使用することを決めて…。
みたいなのならすぐ思いつくな。実際は売れまくりだが。
21名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 09:00:27 ID:+E+kTGWV
ウイルスに感染して〜みたいなのもいいかもしれない
凌辱系かな?
22名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 10:57:26 ID:w+0KAUWd
どう考えてもドリーム系になっちまうぜちくしょー…
第二弾がでれば状況が変わるかも
23名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 13:28:13 ID:jkScr+bz
MEIKO姉さんとマスターの取り合いをしてヒートアップしてるうちにエロ対決とか
あるいはKAITOとMEIKOとミクで近親相姦的な?

どう考えても夢オチになってしまう
24名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 19:54:27 ID:eZRNRuiT
・リアルのマスター(購入者)とヤる場合
☆等身大ミクでヤる
☆マトリックス的感覚でヤる

・ミク単体
☆ウイルス感染でヤられる

ヤるならこんな感じしか思いつかない。普通のなら思いつくんだけど・・・
25名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 21:59:12 ID:VKPuzwpy
ミクって一応アイドル歌手ってことだから、
アイマスのプロデューサーとアイドルって形を流用できると思った。
26名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 23:43:02 ID:Dp0KjtP5
27名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 23:45:49 ID:Glgd/Hc2
>>26
下のこえぇぇぇw
28名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 00:08:40 ID:lpOAvGEj
PS2のゲームACE3にて

シャロン=アップルの代わりにマクロスを乗っ取る初音ミク



・・・冗談ですよ。
29名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 01:50:23 ID:XvilRWHG
>>24
キーワード:倍部
30名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 02:41:38 ID:HvhADVZl
ミクッドスネーク!
31名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 12:32:16 ID:xlxkaR98
>>29 
おお、安定。

>>17氏とは違うんだけど、エロ以外でも需要あるかな?
ぼのぼののようなシリアスのようなやつなんだけど。
32外伝 ◆9QlRx9nooI :2007/09/26(水) 15:47:53 ID:HYZsLPV3
プロデューサーさんの一人称で投下します
ミクはかなり人間に近い設定です

僕とミク
33僕とミク :2007/09/26(水) 15:48:49 ID:HYZsLPV3
 『お肉がいっぱい肉にの』

  お肉いっぱい食べたいな
  あなただけのお肉だから
  あなたはもうお腹がいっぱい?
  耳もとでささやくの
  肉にのを言ってる
  あー、お肉 肉 肉 
  もう一度肉

お肉 肉ニノ みんなのお肉
  肉 肉 野菜 肉 肉にの カレーのお肉は全て人肉 ホントだよ?
  ああ、どうしてあなたはお肉じゃないの?
  わたしはこんなにも肉にのなのに

  あー、お肉 肉 肉
  何度でも肉

  愛の結晶 誰より愛するあの人に
  食べてほしい 食べさせたいの
  だ・か・ら?
  肉を求める大冒険 愛を探す旅立ち
  お肉がほしーい!
  そ・れ・で・?
  お肉がいっぱい肉にの
  わたしのお肉
  お肉がいっぱい肉にの
  あなたのお肉
  お肉がいっぱい肉にの

  でもね
  あなたの肉はもうないの
  どうして?




「〜♪」
 収録を終えたミクが胸に手を当て余韻に浸っている。気持ちよく歌い終わった証拠だ。
「よし、OK」
 彼女の横顔に見惚れながら、僕は終了を告げた。
 シーンと静まり返ったスタジオ。誰からともなくパチパチと拍手が起こり、
やがて大きな歓声となった。
「えへへ。ども〜」
 その歓声の中心、初音ミクはぺこぺこと愛嬌のある笑顔で頭を下げていた。
長いツインテールも一緒に揺れている。
 本当に良い歌だった。スタッフだけに聞かせるのがもったいないほどに。
 だが一般に広まるのももうすぐだろう。
 プロジェクトVOCALOID2CV01初音ミク。歌の収録も順調に終わり、あとは発表を待つだけだ。
そしてこれからはプロデューサーの僕の腕の見せ所でもある。

「あ、プロデューサーさん」
 ぴょんと跳ねるようにミクが僕の前に飛び込んで来る。揺れるツインテールからふわっと甘い香りが漂ってきた。
34僕とミク :2007/09/26(水) 15:49:37 ID:HYZsLPV3
「お疲れ様」
「はい」
 ニコニコと笑顔で彼女は立ち尽くす。手を前に組んで立つその姿も様になっていた。
「スケジュール通り、今日はこれから特別レッスンの予定です」
「はい! 頑張ります」
 キッ、と眉を上げ、ミクは握り拳をまで作って見せる。むふーと鼻息まで聞こえてきそうだ。
「はは。そんな気張らなくてもいいよ。軽い日常での収録だから」
「日常での収録?」
「ああ。普段のミクの声を録音しておくんだ」
「ふーん」
「場所は僕の部屋だから。おいで」
「はーい」
「それじゃお先に。お疲れ様でした」
 他のスタッフに挨拶して、僕はスタジオを後にする。ああ、なんだか背中が痛い。
振り返らなくても、みんな凄い形相で睨んでるのが分かる。
「皆さん、ありがとうございましたー」
 知らないのは、笑顔で頭を下げるミクだけか。

「ふはー」
 4LDKのマンションの一室。一人で住むにはやや大きい僕の住まいを見て、
ミクはなぜか鼻息を荒げている。
会社のすぐ側なので衣服はそのまま。だからこの場所にしたのだが。
「すっごく……綺麗です」
「まあな」
 床には埃一つない。本当に綺麗なものだ。
「ほとんど帰ってないからな」
にも関わらず、メイドさんが毎日来て掃除してくれるから、汚れようもない。
メイドのことはミクには内緒にしておいた。何故だか言い出せない。
「やっぱりプロデューサーさんですね」
 何がやっぱりなのか。
「さあ、どうぞ」
「お邪魔しまーす」
 ミクを家に上げた俺は、そのまま一直線に寝室に向かう。
 大きなダブルベッドが一つと、机と椅子が一つだけのシンプルな部屋。机の上のパソコンは個人用だが仕事にも使える。
「ふわー」
 俺は口をぽかんと開いたままのミクの手を取って室内に引き入れ、カーテンを閉めるとベッドに深く腰掛けた。
「ほら。ここ座って」
「は、はい」
 横をぽんぽん叩くと、ミクは律儀にちょこんと座る。長い左右の髪がふわっとベッドに広がった。
「はっ!?」
 座ってから何やらミクは緊張して、
「あのあの。プロデューサーさん」
「何?」
 出来るだけ優しく僕は応える。さすがに僕だって緊張していた。
「もしかしてですけど」
「何?」
「エッチなこと、するつもりですか?」
「うん」

 ……
35僕とミク :2007/09/26(水) 15:50:23 ID:HYZsLPV3
 ……
……
 ……

 しばらく沈黙した後、
「きゃー」
 ミクは口に手をあて、頭をぶんぶんと振る。こっち側のツインテールが当たってちょっと心地よい。
「まあ聞いて」
「はい」
 途端にしおらしくなり、膝の上に手を置いて、ミクは黙り込む。うっすらと頬を紅くして。
「言ったように、これはミクの声を録音するんだ。仕事の一環だからな」
「は、はい……」
 膝の上に合わせた手がモジモジと組み合わさっている。
「だから。頭のインカムとマイクは付けたまま。声は抑えないで。自然な声を出してそれを録音するから」
「あ、あの……」
 下を向いたまま、固い声でミクが言う。初めて聞く声音で。
「それって……やっぱり、その……。あ、あのときの声ですか?」
「ああ。僕がミクを抱いて、その喘ぎ声を収録するのが目的だ」
 そんな声を収録して何に使えるか? これがいろいろと使えるんだ。
「嫌か?」
「……」
 しばしの沈黙の後、紅い顔でミクは首を横に振る。
「嫌じゃ……ないですけど」
 ミクの声は震えていた。歌う為のVOCALOIDがそんな声を出せる事を初めて知った。
「そ、その……どうせならもっと……」
「ロマンチックなほうが良かった?」
 こくんと小さく頷くミク。
 そうだよな。仕事で、なんんて無粋極まりない。
「ミク」
 僕は横に座ったミクを横抱きにして、ふさふさの髪に顔を埋める。とっても甘い林檎の香りがした。
「プ、プロデューサーさん……まだ…」
 ミクに何も言わせず、僕はそのままベッドに倒れ込む。自然ミクもベッドに寝ることに。
「きゃっ」
「初音ミク」
 耳元でそっと名前を呼ぶと、ミクが身震いするのが分かった。
「可愛いよ。ミク」
 つい本音が出てしまう。
 ミクは音や声には敏感だ。嘘の言葉ならすぐバレてしまう。だから僕は本音で語る。
「最初にね。キミを見たときから決めてたんだ」
 サラサラの長い髪を手で梳かしながら、思い出す。初めて見たミクは言葉も上手く喋れない不器用な女の子で。
それから歌を歌えるまでになるまで、随分とかかった。それも楽しい思い出。
ミクがミクである大事な証。
「キミのマスターには僕がなるって」
「マスター?」
 ミクがこっちを見る。キラキラと輝く瞳。
 口元のマイクに僕は口を寄せた。ミクがいつも使っているマイク。
「ミクを……自分の女にするってことだよ」
 あえて僕は女と言った。見つめる彼女の瞳が揺れる。
36僕とミク :2007/09/26(水) 15:51:06 ID:HYZsLPV3
「えと……それって……」
 ミクが手を重ねてくる。すべすべで、そして暖かい手。
 手を合わせ、僕はマイクを避け、さらに口を近づけた。もうすぐ零距離。
 最後の距離はミクから埋めてきた。
 不意に口に暖かいものが触れる。ミクからだ。
 唇はとてもすべすべで、そして熱くて。口が溶けてトロトロになっているかと思うほど。
頬にマイクが当たるのもあまり気にならない。
「はぁ」
 口を離すと、ミクの熱い吐息が鼻にかかる。
 もっとキスしたかったが今は我慢した。口を塞ぐと声が出せないから。
 くたっと横になっているミクのネクタイをゆるめてやると、僕は彼女のふさふさの髪にキスしてやった。
「あんっ」
 きゅっとミクが小刻みに震え、甘い声が漏れる。髪の毛でも感じるのかな。
 ちゅ、ちゅ、とキスしながら服の上から胸をまさぐった。
「はっ……んっ……」
 発達途上の少女の可憐な乳房。それがミクの胸のコンセプトだ。

『巨乳なんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ』

 デザイン設計者の言葉が思い出される。
 確かに小振りだが、触れてみるとミクの胸は柔らかく抵抗なく指を受け入れていく。
「……んっ……あっ」
 指を口に這わせ、ミクは眉をへの字を曲げて耐えていた。我慢する紅い表情は可愛くて。
胸をズキンと刺激する。
「ほら。声を抑えないで」
 口元の指をどかして、僕はその指をちゅっと舐めてやった。
「あっ……んぅ」
 指先もしっかりと感じるらしい。爪を緑色に塗ったミクの人差し指はとても甘くて。
このままずっと舐めたくなる。
 指先をぺろぺろと舐めながら、片手は淡い膨らみを刺激していく。
「あっ……んんっ……やん」
 密着するミクが小刻みに振動し、徐々に震えが大きくなっていくのがはっきり伝わってきた。
「は、恥ずかしい、です……。あっ、やっ…」
「可愛いよ。ミク」
 その想いを精一杯込めて、口に指を含んでちゅーと吸った。
「はんっ!」
 途端、痺れたようにミクは背筋を二度三度揺らして、僕の胸元にきゅっと顔を埋めてくる。
こんなに近いとさすがに胸を揉むのはきつい。僕は背中に手を回して、長いツインテールと一緒に抱きしめてやった。
サラサラの髪の向こうに、しなやかな背中の感触。しっとりと汗で濡れていた。
 密着しても口の指は離さない。離れない。指先の指紋(そう。ミクには指紋がある)をなぞるかのように舐めていった。唾液をまぶしながら。
「はぁっ……ああっ」
 胸に顔を埋めるミクが離れようとする。僕は髪を撫でながら背中を抱きしめてミクをこの胸に掴んだ。
「ああっ……はっ、はぁっ……はうっ…!」
 甘い吐息が胸にかかり、僕の胸を満たし、伝わるミクの鼓動が震えていく。
「はぁっ……はっ…はぁ……」
 腕の中で悶えるミクに、僕の鼓動も伝わっているだろうか。
37僕とミク :2007/09/26(水) 15:51:56 ID:HYZsLPV3
「ミク」
 指を口から離し、僕はすっかり紅潮したミクを見下ろす。そして額にキスした。
汗ばんだ額に。
「あっ……」
 潤んだミクの瞳にぱっと光が走る。
「ここ、いいかい?」
 僕はスカートの上から股間を押した。ビクッと震える。
 無言で頷くミク。
 短いスカートをたくし上げ、まろやかな太股を指でなぞり、いよいよそこに手を触れた。
「あっ」
 パンツの上からでも、そこはしっかりと熱い。僕はパンツの中に手を入れ、指を一本伸ばした。
「はっ……いやっ……やっ…」
 熱く潤んだ一筋の肉の割れ目。陰毛は生えていない。ぱいぱんが開発コンセプトだからだ。
「……んっ」
 ミクがぎゅっと唇を噛んで耐える。声を抑えなくてもいいと言っても無駄だろう。
羞恥心があるから可愛いのだ。
 パンツの中に入れた指を抜き、ミクが顔を寄せる上半身を上げて、僕はベッドの側に腰掛けた。
脚だけ残してベッドに寝ているミク。スカートの中のパンツに両手をかける。
ここで初めて僕はそれが純白だと気付いた。
「脱がすよ」
 するっ、とパンツを降ろし、黒のニーソックスを伝い、完全に脱がしてやる。
脱がしたパンツをミクの鼻先に突き出してやった。
「ほら……。ミクのパンツ濡れてる」
 わずかにシミが付いている。
「やだぁ……。バカ」
 じっと潤んだ瞳がさらに濡れていく。
「はは。悪い」
 僕はパンツをベッドの横に大事に畳むと、ふさふさのツインテールの先端を持ち上げた。
それをスカ−トの中まで持っていく。
「ふあぁ!? きゃっ!」
 ビクンとミクの腰が跳ね上がった。髪の毛の先端が、股間に直に触れたのだ。
 僕は上から覆い被さるようにミクの肩を抑え、片手に持った髪で股間をブラッシングしてやる。
「はあっ……だ、だめ……」
 ピンクに輝く割れ目をふさふさの髪がくすぐり、撫でつけ、ミクのしなやかな脚がガクガクと蠢く。
「……はっ……あっ、あっあっ……アアンっ……アンッ」
 汗の流れる首が仰け反り、甘い嬌声が一層強くなった。
「ほら」
 僕はさらにぐいっと髪の毛を押し込む。割れ目の中に入らんばかりに。
髪の長いミクだからこそ可能な髪プレイ。
「だめ……やーっ!」
 初めてはっきり拒絶を示し、ミクが腰を浮かせる。
 もう抑える必要もない。僕はミクの上から離れ、顔をスカートまで持っていって覗き込む。
ピンクに輝くミクの膣の入り口。そこに突き刺さるように撫でる髪の先端は濡れていた。
 僕はスカートの中まで顔を押し込み、髪の上からちゅっとキス。
38僕とミク :2007/09/26(水) 15:52:41 ID:HYZsLPV3
「アーっ!」
 一際強い喘ぎが漏れたかと思うと、唇にじゅっと甘い液が感じられる。
「感じた?」
 顔を上げた僕はぺろっと唇を舐め、愛液の甘さを確認した。うん美味しい。
「はぁ、はぁ……」
 ベッドの上で息を整えるミクを見下ろしながら、僕は髪から手を離して、自分の服を脱いだ。
感じたくなったからだ。裸でミクの全てを。
「あ……」
 かちゃかちゃと服を脱ぐ音が聞こえ、ミクがこちらを見る。丁度ズボンを脱ぐところだった。
「プロデューサーさん……」
 紅いミクの顔に別種の紅が差す。
「ほら。見てごらん」
「きゃっ」
 パンツを脱ぐと、びよんとペニスが天を差している。我ながら正直なことだ。
一旦は視線を逸らしたミクだが、すぐにちらちらとこちらを見る。
「初めてか? これを見るのは」
 ベッドに膝立ちになった僕は、見せ付けるかのように、ミクの顔に近づけてやる。
「すごく……大きいです」
「はは。それはどうも」
「あ、あの」
 紅い顔でそそり立つ男根を見ながら、ミクが囁くような小声で、
「こ、これ……その、口でしゃぶってあげるんですよね?」
 どこでそういうことを覚えてくるのやら。
「今はしなくていいよ。口を使ったら声が出せないだろ」
「あっ、そうか」
 そう。これはあくまで収録が目的。声を出せないプレイは残念ながら意味がない。
「その代わり」
 僕はミクの髪を一房掴み、
「こっちを使わせてもらう」
と、髪をペニスに巻きつけて、しごいていった。ミクの目前で。
「やだぁ……もう。ばか」
 ミクに見られてるせいか。いつもよりずっと興奮する。僕も汗で全身がびっしょりだった。
 さらさらの髪に包まれ、しごき上げ、僕の分身は大いに喜んで飛び跳ねた。
「ミク。手を出して」
 言われるまま差し出されるミクの手。僕はその手を掴むと、髪の上からペニスを握らせる。
「きゃっ!」
「離さないで」
 ぱっと離れそうになる手が止まる。本当に素直な娘だ。
「どう? 僕のちんこは」
「すごく……ドキドキしてる。それに……熱い」
 僕の男根をドキドキと掴みながら、ミクがごくっと生唾を飲むのが分かった。「動かしてごらん」
「は、はい……」
 恐る恐る、といった感じで、ミクの手が髪の毛に包まれた肉棒をさすっていく。
 ああ……。サラサラの髪の上からミクの手が撫で……。
「うっ」
 しまった! と思う間もなく、髪の毛に包まれたそれが発砲し、飛び出した白いものが髪と手とミクの頬にかかった。
「きゃっ!?」
39僕とミク :2007/09/26(水) 15:53:35 ID:HYZsLPV3
 さすがにミクは手を離してしまう。髪もするっとこぼれた。
「わ、悪い」
 きゅとんとしたミクは手にわずかにかかった白濁液を舐めて、
「にがーい」
 顔をしかめる。
 はぁ。いきなり射精するとはちょっと情けない。
 だが我が息子はまだ天を指したままビクンビクンと飛び跳ねていた。
「うわー。なんだか可愛い」
 うーん。女の子に可愛いと言われても嬉しくない。
 僕はミクをぎゅっと横抱きにして、再び横になった。
「ん……」
 肩に回る僕の腕を掴み、ミクがすりすりと頬を寄せる。マイクと一緒に。
 横からミクを抱きしめた僕は、素肌に直にミクの髪と体温を感じていた。
まるで髪に包まれた柔らかい肉を抱きしめているようで。腰が自然にカクカクと動き、
さらに髪の感触を求める。
 まるでミクの長い髪に全身を包まれているかのような。
 勃起した男根を髪越しに太股に感じ、ミクがそっと片手を伸ばし、触れてきた。
触られた男根はさらに飛び跳ね、喜びを表現する。
「これ……苦しい、ですよね」
「……まあ」
「あ、あの……」
 耳元に口を寄せ、ミクが囁く。甘い声で。
「はじめて……ですから」
「ああ、優しくする」
 僕は今度は自分からミクの口を塞いだ。
 唾液がぐちゅっと混ざり、僕の唾液がミクに流れ、ミクの唾液が僕に流れる。
 それは一つになるということを実感させた。そしてこれから下半身も一つに。
「はい……」
 ネクタイを緩めパンツを脱いだだけのミクがしっかりと脚を開く。大胆にも股間を見せつけた。
白い肌を汗が珠のように流れる。
 全裸の僕は勃起したペニスを片手で抑えると、もう片手でスカートを摘み上げ、
ゆっくりと中に近付けていった。
「あんっ」
 先端が暖かい肉に触れ、ミクの腰が震える。
「はあっ……。あ、の、プロデューサーさん」
「……ん、な、なに?」
 僕もガチガチに緊張していた。
「ミクと……うんっ……ずっと、いっしょ、に……」
「ああ。ずっと、ずっと、一緒だよ…」
 ふっ、とミクの力が抜ける。ずぶっ、と肉棒が突き刺さっていった。
「アアアーッ!」
 ミクの悲鳴とも嬌声ともつかぬ叫び声を聞きながら、僕は膣肉を抉り、貫き、
そして一つになった。
「はあああっ! が、ああぁ……あぐううぅぅぅ!」
 ベッドの上でミクが飛び跳ね、ギシギシと鳴る。僕も一緒に腰を振り、無我夢中でミクを突いていた。
ミクの中は暖かくて狭くて……。何も考えられず、ただ腰が勝手に動く。
「ひぎいいぃっ! ぐううううぅぅぅ!」
 ミクの手がシーツを掴む。ぐちゅぐちゅと、抽出する度に肉が擦れあう音が聞こえていた。
「はああっ……ああああっ……」
 シーツを掴んでいたミクの手が僕の背中に回る。脚もしっかりと腰を挟み、締め上げた。
40僕とミク :2007/09/26(水) 15:54:51 ID:HYZsLPV3
 同時、ミクの膣も僕を締め上げる。
「アアアアーッ!」
 ミクの背筋が仰け反り、僕も同時に達する。
「いけ!」
 我慢していたモノを解き放ち、ミクの胎内に僕の子種が注がれていった。
「アアアアア、アアアアアアアアーッ! ガアアアッーっ!」
 背中にぎゅっと爪を立てる痛みを感じながら、僕はミクをしっかりと抱きしめ、
最後の一滴まで射精し……。

「はあぁ、はぁ…」
「ふー」
 結ばれた僕は満ち足りた気持ちでゆっくりと腰を引き上げる。自然に抜かれたちんこはもうしょんぼりと萎れ、結合部からごぼっと白濁液が流れていた。
「はー」
 ごろんとミクの横になって彼女を抱きしめる。汗でびっしょりだった。お互いに。
 ミクの手が僕の手をしっかりと握ってきた。
「壊れちゃうかと思った……」
「それは困るな」
 僕はミクの耳のインカムにそっとキスし、
「お疲れ様。今日の仕事は終わりだよ」
「はい。ありがとうございます」
 ベッドで顔を見合わせ、くすっと笑う。
「シャワー浴びておいで。服は洗濯しておくから。すぐ乾くよ」
 家には洗濯機も乾燥機もちゃんとある。滅多に使わないが。
「出来るんですか?」
「一人暮らしが長いからな」
「ふーん」
 ミクがじっとこちらを見る。なんだか照れる。
「でも料理は駄目だぞ。期待するな」
「あ、じゃあ、ミクがお料理してあげます」
「……出来るのか?」
 ミクが料理(に限らず家事全般)出来るとは聞いた事もない。
「えー。出来ますよー」
 本当かよオイ。
 顔には出さず、俺はベッドから上がり、ミクを連れてお風呂に向かった。
「ほら。こっちがお風呂だから。服は脱衣場に置いといて」
「一緒に入らないんですか?」
 悪戯っぽい笑顔でミクが聞いてくる。
「いや…。一緒に入ると、またしそうだから」
「しても……いいのに」
 僕はミクの頭にぽんと手を置いて、
「また今度……じっくりとな」
「はい」
 はにかむ笑顔を弾けさせ、ミクはぴょんと脱衣場に入っていった。
「覗かないでくださいね」
「その時は一緒に入ってするよ」
「はーい」

 それから、シャワーを浴びたミクが服が乾く間、僕のシャツを着て「料理」なるものを作ってくれた。
 うん。さすがミク。見事な黒こげだった。 味? 聞くな。

 次の日。荷物一式を抱えたミクが僕の部屋に押しかけてきた。

(おしまい)
41名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 15:56:25 ID:tFxh+A3Q
伸びてると思ったら
またtxtでうpするなんていう考えすら起きないクズが
長文垂れ流してたのか



2chでそういうことされると読む気なくすんだよ
外部にうpすれば見る気起こすが
42名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 16:03:27 ID:KLgAtXhG
まったくだわ
これは読む気になれない
43名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 17:04:46 ID:zefxOZEl
.txtでおk
44名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 18:43:01 ID:WbM0i1il
エロパロでtxtて馬鹿?アニキャラ個別と一緒にすんなよ新参

ID:HYZsLPV3
とてもGJ、気にせずまた書いて欲しい
45名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 19:15:38 ID:Edw4DunN
寧ろtxtのほうがありえんだろ、常考…。
どこのルール謳ってるのか知らんが、エロパロならこれが当たり前。

先陣乙、GJ。正に王道。
46名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 19:16:14 ID:ctUZ9f5T
同意。エロパロ板の常識を身に付けて来て欲しい。
もっと長いのが普通に投下されてるから。

>>40
GJっす
みっくみくな同棲をぜひ
47名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:06:41 ID:pRqQI1Lr
>>40
GJです!
1発目にふさわしい出来だと思います。
これからも、楽しみにしてますね。
48名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:32:09 ID:H3SXu1+h
>>41-43は自演ってことでFA?
まあ>>40はGJ!すばらしい出だしだな。
49名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 23:10:13 ID:QmX7353n
>>40
一番槍お見事!性的な意味でみっくみくにされました。

しっかし、>>40ではプロデューサー×アイドルってことで敬語というかおとなしそうな口調だけど、
ミクってどんな口調で喋るんだろうな。
俺は>>40みたいな丁寧でおとなしめな感じを妄想しているが
50名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 23:32:25 ID:LOuF6wXF
俺もそんな感じかな。ただ極たまに毒を吐いたりいやなんでもない。
ともあれ>>40gj
51名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 03:06:46 ID:wWIzzPLE
自分もそんなイメージですが、ボクっ娘の可能性も…
52名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 04:48:18 ID:KzL031IO
>>40
GJ!!みっくみくにされたぜ!(性的な意味で

>口調
強気な子とか内気な子とかいてもいいかも。
そういうところが不明なところが、ミクのいいところ。それこそ書く人の数だけ、みたいな。

53名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 11:46:44 ID:jo9L6m7U
ところでミクの一人称はボク、私、ミクなどなどいろいろな説があるけれど、
結局のところ、どれが一番みんなに浸透してるんだろう?

ミクの性格なんだけど、ミクって調教次第で歌の上手さが違ったりするじゃない?
だから性格もそれぞれ違うと思うから、ミクの性格自体はバラバラでもいいと思うんだ

ちなみに私は強気でSっぽいミクに責められる自分を想像してヌいt(ゲフンゲフン!
54名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:31:51 ID:tF497VS4
>>40
なかなか良い展開でGJです。


自分の中の初音ミクの設定。

年齢→16歳

一人称→基本的には「私」で、たまに「ミク」。

性格→ドジっ娘だけどやる時はやる。


……、みたいな感じかな。
55名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 17:45:11 ID:NaaXRhR8
ボクはちょっとな
普通に私だろ
56名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 23:31:45 ID:aXCzDLF1
一人称は、某(それがし)がいいな・・・
57名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 00:07:22 ID:I+G96Jr4
>>56

 ミクは腰にある得物(ねぎ)を抜いた。
「某に、絶てぬものなし」
 一閃。目の前にあった大岩は、綺麗な断面を残して二つに割れた。 

こんな感じ?
58外伝 ◆9QlRx9nooI :2007/09/28(金) 12:30:28 ID:XLwIv7DD
>>32-40の続きを投下します
僕とミク デビュー
59僕とミク デビュー :2007/09/28(金) 12:31:32 ID:XLwIv7DD
「♪〜」
 僕の朝はいつも天使の歌声で始まる。いや起こされる。
 目覚めると、ベランダに立ったミクが爽やかに歌っていた。
だぶだぶの僕のシャツを着た後ろ姿と長いツインテールについつい見惚れてしまう。
「らーららー♪」
 そして歌に聞き惚れる。そう。僕はこのミクの歌に惚れたんだ。歌うミクに。
 歌うときのミクは最高に綺麗で輝いて。僕はこのミクはもっと大勢の人に見て欲しいんだ。

 僕はミクのプロデューサー。何故か今は一緒に暮らしている。

「あ。おはようございますプロデューサー」
 僕が起きたのに気付いたミクがニコーと笑う。
「ああ。おはよう」
 ベッドから飛び起きた僕は急いで洗面所に向かう。ボケた寝顔と寝癖を見られるのが恥ずかしい。
そういやミクは必ず僕より早く起きるので、寝癖が付いたミクというのは見たことがない。
 とりあえず顔を洗ってくると、ミクがテーブルに皿を運んでいた。
「はーい。朝ごはんできましたよー」
「う」
 目に見えて僕は渋い顔をしただろう。だがミクは構わずに、
「うふふ。昨日も頑張りましたから。たくさん精をつけてくださいね」
 くねくねと身をよじらせながらミクが頬を紅く染める。わざとらしく。

 ミクが家に転がり込んでから一週間。僕の生活は一変した。
 まず必ずこのマンションの部屋に帰るようになった。当たり前と思われるだろうが、
以前は会社に泊まりこみが基本だった。
 そしてミクと必ず、そのベッドでHするのが日課ともなっていた。
 何せ家にはベッドがひとつしかない。それも二人で寝られるダブルベッド。
最初は僕は床で寝ようとしたが、ミクが入り込んでくるので結果は同じだった。
 そしてパジャマを持たないミクは、僕のお古のシャツを着て寝るのだが。これがまた扇情的で。
僕はつい、ミクに手を出してしまう。健全な男なら仕方ないことだ。うん。
 またミクが、目をキラキラさせて僕を待ち構えているのだ。すっかり気に入ったらしい。

 初音ミク。ボーカロイド。
 彼女との同居に不満は……ありまくる。

「なあミク」
「なんですか?」
 テーブルに着いた僕は、ごはん茶碗に盛られた黒コゲの物体を見てため息をつく。
「何で、炊飯器で炊いて米粒が黒コゲになるんだ?」
「やっぱり日本の食卓はお米ですよね」
 そのお米を作ってる農家の人に謝れと言ってやりたい、虚ろ言いたい。
「で、これは何だ?」
 皿に盛られた同じく黒コゲの物体を箸で摘み上げて聞くと、
「はい。お肉です」
 ほう。肉の丸焼きときたか。朝から。
「歌でも歌ってるじゃないですか。『お肉はいっぱい肉にの』って」
 誰だあんな歌作ったのは。僕か。
「いただきま〜す♪」
60僕とミク デビュー :2007/09/28(金) 12:32:20 ID:XLwIv7DD
「いただきます」
 嬉しそうに手を合わせるミクに釣られて、僕も言ってしまう。
 ええい、男の子は勇気と熱血とど根性!

 歌うためのボーカリスト、初音ミク。歌以外はさっぱり。

 本人に自覚があるのかないのか、口いっぱいに黒コゲを頬張って食べるその姿は、
とにかく幸せそうだ。実際幸せなのだろう。本人は。
 こうして黒コゲの物体を美味しそうに食べている姿を見ると、こちらも幸せになる反面、
味覚がどこかおかしいんじゃないかと心配になってしまう。
 いや、でも、歌うために舌の機能は万全のはず。今度開発室に相談しておくか。
 仕方なしに僕は黒コゲの朝食に挑み、口を真っ黒にするのであった。
 …炭の味しかしない……。…硬い。…苦い。
 でも。ミクのにこにことした無垢な笑顔を見ていると言い出せない。
 きらきら輝く瞳がこちらを見る。『美味しいですか?』と。
「美味しいよ。ミク」
「きゃー♪」
 一人で空中に向かってハイタッチ。ああ、こんなミクを見てると、何もかも我慢できてしまう。
「ほらミク。ほっぺにご飯粒」
 手を伸ばしてミクのほっぺたの炭化したご飯粒を取ってやると、ミクはまたニターと笑う。
 甘いなぁ僕。

 ミクが下手なのは料理だけではない。
 掃除しようとすれば何故だか逆に部屋が散らかっていく。物のあまりない殺風景な部屋なのに。
 掃除しようとすれば、洗濯機を泡だらけにするのは日常茶飯事。かえって汚すことしばしば。
ミクが今着ているよれよれのシャツも、ついこの前までは新品だったのだが、
よれよれにしてしまったので寝巻きにしたのだ。
「えへへ。プロデューサーさんの匂いがしまう」
 ミクはそう言ってシャツの匂いをくんくん嗅ぐが、入れすぎた洗剤の匂いじゃないかと。
 まあこれも全て毎日通ってくれるメイドさんがフォローしてくれるのだが。
今度ミクに料理を教えてくれるように頼んでみるか。


「はーい、プロデューサーさん。ネクタイですよ」
 朝食を食べ終わると、後片付けを昼間に来るメイドさんに任せて会社に行く準備。
マンションのすぐ隣に会社はあるので通勤は便利。だからこんなに呑気にしてられるのだが。
「ネクタイ、ネクタイ、きゅっきゅっきゅっ♪」
 僕のネクタイをぐいぐい締めながら、ミクは楽しげに鼻歌。何が嬉しいのか。
「ほらミクも」
「はーい」
 先に手早く着替えていつものインカムを耳に付けたミクに、僕もネクタイを締めてやる。
うん、このデザインはいつ見ても逸脱。
 それからミクは自分の持ち込んだ化粧台の前に座って、爪に緑のマニュキアを塗っている。
 あの爪は自分が塗っていることを一緒に暮らして初めて知った。
61僕とミク デビュー :2007/09/28(金) 12:33:01 ID:XLwIv7DD
「それじゃ。プロデューサーさん」
「はいはい」
 靴を履いて先に出た僕は、玄関で座るミクに振り返り、
「行って来ます」
「行ってらっしゃいませ」
 ニコと笑顔で見送るミク。それから自分も玄関をトコトコ出る。
「行ってきまーす」
 結局一緒に出勤するんだから、わざわざミクが「行ってらっしゃいませ」を言う必要はないのだが。
何故かミクはこれを言いたがる。言わないと怒る。
「どうしたんですか?」
 僕の手を取り、ミクが見上げながら覗き込む。相変わらずすべすべの手。
「ミクの手、暖かいな」
「はい。よく出来てるでしょ」
 ああ。ミクはとてもよく出来たボーカイロイドだ。

「おはようございまーす」
 『初音ミクプロジェクトチーム』と書かれた会社の一室。今はここが僕とミクの部署だった。
その部屋に一歩踏み出すと、


『おめでとー』

 あちこちから歓声が上がり、パンパンとクラクションが鳴る。
「きゃー!」
 飛び上がったミクがさっと僕の背中に隠れ、
「プ、プロヂューサーさん! 空襲です、敵襲です! 甲一種装備の許可を!」
「いや、ただのクラクションだから。ほら」
 僕が指差した先。恐る恐る顔を出したミクもそれを見た。

『初音ミクデビューコンサート』の横断幕。

「わーわーわー」
「はい、おめでとう」
 一人の女性が歩み寄り、しっかりとミクの手を取る。ミクのマネージャーさんだ。
「あなたのデビューが決まったの。デビュー曲の発売と同じ日にコンサートよ」
「は、はわ〜」
 まだ何か起こったか理解できないように、ミクはぽかんと口を開ける。
人前では口を閉じてるように言わないと。
「はわー!」
 不意にマネージャーさんの手を払い、ミクはしゅっと拳を構える。こら、なんだその構えは。
「コ、コンサートってアレですか? 戦って、負けたら罰ゲームというあの!?」
 何だそれは。
「いやいや。普通に歌うだけだから」
「う、歌う?」
 ミクはきょとんと小首を傾げ、
「そう。みんなの前で歌うだけ。戦闘も罰ゲームもないから」
「歌う……」
 また反対側に小首を傾げ、
「は、はい! ミク歌います!」
 よしよし。むふーと鼻息を出すミクは、もう歌う顔になっていた。
 もっとも美しいミクの歌う顔。
62僕とミク デビュー :2007/09/28(金) 12:33:44 ID:XLwIv7DD
「はいはい。コンサートは一週間後よ」
 マネージャーさんが告げる。
えらく急なスケジュールだが、ミクの成長が予想以上の早さだからの事である。
あの喘ぎ声を使ったプロモーションも上手くいった。
「はい! ミク歌います」
「ああ。みんなに聞かせてやれ」
 ミクの歌を。ミクの声を。
 キッ、とミクが僕を見る。
 さっきまでのほわーんとした顔が嘘のような、キリッとした瞳で。
「プロデューサーさん。よろしくお願いします」
「こちらこそ」
 パチパチ、とスタッフのみんなが拍手する。
 ミクと、このスタッフがいれば何でも出来る。その時の僕はそんな気がしてたんだ。

「お肉がいっぱい肉にの♪」
 スタジオに行くと、ミクが早速歌っていた。
 僕はというと、開発室に寄ってミクの健康チェックの結果を聞いていた。
 オールグリーン。ミクはどこも異状なし。
 ついでに「黒コゲを美味しいと食べるが大丈夫か?」と聞いたら、「この幸せ者」と返された。
「ミク、張り切ってるな」
 凛々しい横顔に見惚れながら、横に立つマネージャーさんに聞く。
「ええ。誰かさんと同棲するようになってからは、とても」
「同居だよ」
「でも驚きました」
 クスクスと笑ってマネージャーさんが続ける。
「あの子、急にお料理とお化粧を教えてくださいって言うんですもの」
 ……あれでも勉強してたのか。ん? 化粧?
「化粧ならメイクさんがいるだろ?」
「女の子は自分でしたいものなんですよ。ましてあなたが一緒ですから」
「なんで僕と一緒だと?」
「……プロデューサーさんは、本当に女心が分かってませんね」
「ふふ。伊達に長いこと独身はやってないよ」
「威張らないでください」
 ふーとため息を吐くマネージャーさん。彼女をミクに付けて本当に良かった。
 一曲歌い終わったミクが、防音ガラスの向こうから手を振っている。
 僕も手を振りながら、マネージャーにだけ聞こえるように囁いた。
「僕はあの子と一緒にいていいのか?」
「はい。あの子が望む限り」
 ではせいぜい嫌われないようにしよう。

 それからミクのレッスンはみっちりと続く。
 ミクがレッスンの間、僕も遊んでたわけじゃない。コンサートの打ち合わせや、
新曲発売の営業やらであちこち飛び回っていた。
 おかげでなかなか家に帰れず、帰れてもミクがぐっすりと寝入っている時間。
 ミクと顔を合わせる時間もなかったが、目の回るような忙しさの中、
僕はただ充実感でいっぱいだった。
 ミクの不安も知らずに……。

「ただいまー」
 デビューコンサートを翌日に控えた日。
 営業先から帰った僕が家に戻ると、中は真っ暗だった。
「ミク?」
 靴はある。ミクは先に帰っているはずだが返事がない。
63僕とミク デビュー :2007/09/28(金) 12:34:27 ID:XLwIv7DD
 電気を点けて入ると、寝室に彼女はいた。いつもの格好で。でもいつもと様子が違う。
「なんだ。……どうした?」
 部屋の隅で膝を抱えてミクは座り込んでいる。すぐに声音を変えて聞いてみる。
「灯かりも点けないで。何かあった?」
 下に向けた顔をふるふると横に振るミク。僕は膝を折って、ツインテールを結ぶリボンを撫でてやった。
「明日はコンサートだぞ」
 こくんと頷くミク。
「それならどうした」
 三度目の問い。
 ミクがぱっと顔を上げる。
 その顔を見て僕はハッとなった。させられた。
 ミクが泣いている。瞳を紅くして。
「プロデューサーさん……わたし…わたし…」
 声が震えている。いつもの澄んだ歌声を失ったかのように。
「わたし……歌えません」
「どうして?」
 手を取って僕は正面から聞く。マネージャーの話では何も問題ないはずだったが。
「だって……だって……」
 紅い眼差しが揺れる。
「ミクの歌……みんなに届きます?」
 ああ、そうか。不安なんだ。
 無理もない。大勢の前で歌うのは初めてなのだから。
 インパクトを狙って最初から大きなイベントを開いた弊害でもある。
「大丈夫だよ」
 手を包み、僕は言う。
「僕は、ミクの歌をみんなに聞かせたい。僕を信じて」
「でも……」
「僕はミクを信じてる。だからミクも信じて。ミクを信じてる僕を」
 包み込むミクの手がきゅっと固まる。
「信じる……? プロデューサーさんを?」
「ああ」
 それが自分を信じることにもなるから。
 僕はすっと顔を寄せ−
 ミクが付けたままのマイクに口を付ける。
「あっ……」
 次いで小さく開いた唇にも。
「んっ」
 キスしながら僕はミクの背中とお尻に手を回した。そして口を離すとよいしょっと持ち上げる。
「きゃっ」
「はは。ミクは軽いな」
 お姫様抱っこで持ち上げたミクを二、三度回転させて、ぽんとベッドに倒れ込む。
「ふふ」
「はは」
 寝転んで顔を見合わせたミクはくすっと笑っていた。涙はもうない。
「プロデューサーさん……」
 ミクが手を握ってくる。
「ありがとう……。信じてくれて」
「当たり前だろ。僕はミクのプロデューサーだから」
 その僕が出来ると言っているんだ。無理な事はない。
 ミクを誰よりも知っている僕だから。
64僕とミク デビュー :2007/09/28(金) 12:35:18 ID:XLwIv7DD
 むく、と起き上がったミクはキッと眉を吊り上げて、僕を見下ろし、
「プロデューサーさん! 後ろ向いてて」
「なんでー?」
 ベッドでごろごろしながら僕。
「いいから」
「はいはい」
 ちょこんとベッドに座った僕は言われるまま後ろを向いた。
 シャーとカーテンを閉める音。そしてするすると衣擦れの音が聞こえる。
 まだかなー、まだかなーと待っていると。
「はい。いいですよ」
 ゆっくりと後ろを振り向くと−

 そこに僕の歌姫がいた。

 カーテンから差し込む灯かりを背に、ミクが裸で立っている。
 身に付けているのは靴下と髪を結ぶリボンだけ。薄い胸もさらさらの秘所も剥き出しで、
手を後ろに組んで全てを晒していた。
「うん……キレイだよ」
 キャー、と何とも付かぬ声を上げながらミクが抱きついてくる。
 僕はミクを抱き止め……また一緒にベッドに倒れ込んだ。
「はは、痛いよミク」
「えへへ」
 胸の上でゴロゴロと顔を擦り付けながら、ミクが笑う。可愛い僕の天使。
「はーい。プロデューサーさんも脱ぎ脱ぎしましょうね」
とミクが僕のネクタイを外し、ボタンを外していく。
「いや。自分で脱ぐから」
「だーめ。ほらズボンも」
 上着とシャツを脱がしたミクが、今度はベルトに手を掛けてきた。
 やれやれ。僕はミクのさせたいようにして、脱がしやすいように脚を宙に浮かせる。
「わー」
 ズボンとパンツを同時に脱がすと、ミクが小さな歓声を上げた。
「ここ……もうこんなになってる」
 ミクがピンと指で弾くと、勃起した分身がぷらぷらと揺れた。刺激に股間が疼いてしまう。
そう。僕はもう勃起していた。ミクの裸を見た瞬間から。ミクがいけないんだぞ?
「ふふ」
 分身の先端を指でなぞりながら、ミクが僕の胸に顔を寄せる。そしてちゅっと乳首にキスしてきた。
「あっ」
 つい声が出てしまう。ミクの可憐な喘ぎには程遠いが。
「あはっ……。やっぱり感じるんだ」
「そりゃな」
 女がされて気持ちいいことは男がされても気持ちいい。
 僕はミクの頭を撫で、ツインテールの根元を指ですくいながら、お返しとばかりに彼女の股間を手で覆った。
「あんっ」
 ミクのそこもじゅっと熱く潤んでいる。お互い様だ。
「……ん。もう」
 胸に顔を寄せ、ハァと吐息をかけながら、ミクは僕のちんこを握ったまま離さない。
 僕もミクの髪をさすりながら、股間に置いた手でじっと彼女を感じる。熱い秘肉を。
 お互いの性器に触れながら、ただじっと抱き合った。
65僕とミク デビュー :2007/09/28(金) 12:36:06 ID:XLwIv7DD
「はぁ……んぁ……」
 熱い吐息が胸にこぼれる。何度も何度も。
 何もしなくても、こうして裸で抱き合い、性器に触れているだけで凄くドキドキする。
 ミクは感じているのだろう。僕の胸のドキドキを。そして手で握った分身の熱さを。
 僕も感じる。ミクの胸の鼓動を。手の中の秘所の温もりを。
「はああぁ……あんぅ……んっ」
 いつまでそうしていただろうか。先に痺れを切らしたのはミクだった。
「はぁ……やっ、もう……もう」
 微かな嬌声が急に大きくなり。
「んんぅ!」
 極度に身体が硬直すると、僕の腕の中でビクンッと飛び跳ね、秘所に触れる手にじゅっと熱い滴がこぼれた。
「ハー。ハー」
 ポカンとしながら、真っ赤な顔で息を整えるミクに聞く。
「ひょっとして……イッた?」
 こく、と恥ずかしげの頷くミク。
 そうか。裸で抱き合って、性器に触れ合うだけでイッちゃったか。
「可愛いよ」
「……! もう」
 何がもうなのか。
「可愛いよ」
 僕はもう一度繰り返し、横抱きにしていたミクの上に覆い被さる。
そして顔を下げ、プックリと尖った乳首にキスした。さっきのお返し。
「あんっ」
 そのままちゅーと吸うと、ミクの胸が徐々にせりあがっていった。
「ああっ……ん〜っ。はぁっ……」
 一回イッたばかりで敏感になっているのだろう。面白いように過敏に反応してくれる。
乳首を吸いながら、もう片方も指で摘んできゅっと締め上げた。
「はああっ!」
 背筋が仰け反り、僕も一緒に顔を上げた。そのまま口を離してミクを見下ろす。
「はっ……あっ」
 真っ赤な顔で胸を持ち上げたまま硬直するミクの頬に手を置き、熱く息を吐く唇を塞いだ。
「んっ」
 口が重なると、ツーと瞳から涙が流れた。僕は口を離してその涙をすかさず飲む。
「美味しいよ。ミクの涙」
「もう……」
 はぁと深く息を吐いて、ミクは持ち上げた胸をベッドに沈み込ませた。
「なあミク」
「はい」
「こっちもしてくれるか」
 僕は中腰になって腰を差し出す。そこにはビンビンと天を向く分身。ミクはイッたが僕はまだまだ」
「はい……」
 クスッと微笑んだミクは、髪の毛を掻き揚げ、その長い髪で僕のモノを包み込んだ。
「はぁ……」
 サラサラのミクの髪に包まれ、僕は至福のときを味わう。そして髪から突き出した先端を、ミクは舌を伸ばしてちらちらと舐めてきた。
「んっ……イイぞ」
 股間をしゃぶるミクの頭を撫でながら、僕は衝動に任せて腰を振っていた。
66僕とミク デビュー :2007/09/28(金) 12:37:18 ID:XLwIv7DD
 やはりミクの舌遣いは逸品だった。赤黒い先端の割れ目に舌を這わせ、微妙な力加減で舐めてくれる。
 そして髪の毛で包んだ竿を手でしごいてくれるのだ。優しく。
「イイ……イイぞ、ミク」
 はぁ。ふさふさの髪がまるで竿に食い込むようで。
 僕はもう限界だった。
「だ、出すよ…」
 出すと聞いた瞬間、ミクが僕のモノをぱくっと口に咥える。
「んっ」
 生暖かい口腔の感触。それに向けるように僕は衝動を放った。
「んっ」
 ミクの口の中で精が放たれ、満たしていく。だがミクは口を離すことなく、
ごくっと飲み込んでいった。
 ああぁ……。ミクが、僕を飲んでいく。ごくごくと白い喉を精液が流れていく。
僕は真っ白になる頭でただ力の限り、精を放ち、そしてどっと脱力した。
「はぁ……ふぁ……」
 全て飲み込んだミクはようやく僕のモノを解放する。口端からこぼれた白濁液がこぼれ、
汗で頬に張り付く髪の毛まで流れていった。
「ミク…」
 僕の子種を口からこぼすミクがとても愛しくて。口を寄せてキスした。
 苦い。甘い。精液とミクの唇の味が一緒になって口いっぱいに広がる。
 唇を離すと、ミクが自分の口を押さえて、ちょっと驚いた表情になった。
「き、汚いですよぉ」
「汚くなんかないよ。ミクが飲んでくれたんだから」
 まだ口には苦味が残っている。こんな苦い精液をよく飲んでくれたものだ。
だからこそ嬉しい。ミクが飲んでくれた事実が。
「可愛いよ。ミク」
 汗で長い髪が全身に張り付いている。まるで髪の毛のおばけ。でもそこが可愛い。
 僕は汗の流れる首にキスし、そのままちゅーと吸う。
「あんっ」
 口を離すとしっかりと唇の痕が残っていた。キスマーク。
「ミク」
 僕のミク。また首に吸い付いてキスマークを残す。
「んっ……」
 はぁっと潤んだ吐息が漏れる。
 もっと歌ってよミク。僕にだけ。
 首から左肩に口を移してちゅっと噛み付くようにキスしてまた吸う。
「はあぁ……あぅ…」
 細くて華奢なミクの肩。こんな細い体でミクは歌っているんだ。
 そのまま肌に口を這わせて下げ、左腕に描かれた「01」をなぞるように舐める。
「アッ!? はうううっ!」
 ぐっと歯を食い縛り、腰を浮かせるミク。
 感じるのかい? この01が。
「ハー。ハー」
「ミク背中を見せて」
「は、はい……」
 乱れた長い髪を宙に舞わせ、ミクがうつ伏せになる。
 二つに結った髪が流れる白い背中。そして小さなお尻。
 僕がきゅっと尻を掴むと、むにっと尻肉が指に食い込む。
「やんっ」
 小さいが肉付きは良いお尻。
 僕は腰に手を回すと、そのお尻を抱えた。ミクも自分から尻を上げる。
67僕とミク デビュー :2007/09/28(金) 12:38:14 ID:XLwIv7DD
「いいかい?」
 一回射精して萎えた分身はもう硬さを取り戻している。
 こくっと頷き、ミクはふるふると持ち上げられたお尻を振った。手で上半身を支え四つん這いになる。
「よし、いい子だ」
 右手でミクの腰を支えたまま、左手は分身に添える。
 隠すもののないミクのピンクの割れ目。もうぱっくりと割れて僕を待ち受けている。
 僕と何度も交わり、ミクの青い体はすっかり開発されていた。その自ら開発した青い肢体に、背後から貫く。
「ははあぁぁぁーっ!」
 先端がむにゅっと埋まると、切ない声が漏れる。
 さあ、もっと歌ってよミク。僕だけに。
「ああ……アアアァ……」
 ギリッと蜜肉をかきながら奥へ奥へと僕が進み、ミクをいっぱいにしてあげる。
「はぐうぅ!」
 最奥のわっかに先端が触れると、下を向いていたミクの顔が仰け反り、上を向いて震えていた。
「はああっ……。あぐううぅぅぅ……」
 そしてミクの尻がリズミカルに揺らし、僕は誘われるまま腰を振った。おそらく自然にやっていることだろう。
「ああんっ。あっ、あっ……。あうっ、あうっ、あうっ!」
 そして腰と同じリズムで喘ぎが漏れる。僕だけのミクの歌が。
「はああっ……ああああっ!」
 腰が回る度、突き刺さった分身が膣肉を抉り、ヒダを捲り上げる。
 ゆらゆらと揺れる腰に合わせながら、僕はミクの白い背中を見下ろし、もう支える必要のなくなった両手を胸に回した。
「はーっ!」
 汗で濡れたふさふさの髪を掴むと、そのまま小振りの胸を鷲掴みにする。
胸肉に髪が食い込み、同時に乳首をしごき、その上から僕の指が愛撫していく。
「あああっ! ああっ! はううぅ!」
 ミクの首がガクガクと上下に揺れる。腰はもっと大きく上下に揺れ、僕の腰を振り回した。
 くっ。早い。早すぎる。
 ミクのリズムに僕はもう付いてこれなくなる。膣肉がぎゅうぎゅうと締め付け、
僕お頂点まで誘っていた。
「はああぁ…ミク、ミク!」
「ん、んんぅぅぅ! ふああああっ!」
 髪の毛の上から僕はぎゅーと乳房を握り締めた。乳を搾り取るように。
「あが……わあああーっ!」
 ミクの背筋がピーンと仰け反り、そして同時に僕も達した。
「はあっ……ああああああーっ!」
 ドクンッ! 熱い射精の衝動をミクの膣に放ち、僕はどっと倒れ込んだ。
ミクの背中に。

「はぁ…。あぁ……」
「ハー。ハー」
 ベッドの上でうつ伏せで重なり、お互いに息を整える。それから僕はごろんと横になり、
ミクの上からどいて彼女を横抱きにした。
「どう? 緊張は取れた?」
「は、はい……」
「うん。良かった」
 緊張をほぐすには、やはりこれが一番。
68僕とミク デビュー :2007/09/28(金) 12:39:12 ID:XLwIv7DD
 僕はミクを腕の中から解放し、名残惜しそうが終わりを告げた。
「ほら。シャワー浴びておいで」
 明日はコンサート。キレイにしておかないと。
「はい……。ありがとう」
 ちゅっとほっぺにキスし、ベッドから上がるとミクはお風呂に向かう。
 その背中を見ながら……僕は猛烈に眠くなった。
 さすがに疲れた。眠い。寝よう
 ぐー。
 シャワーの音を聞きながら、僕は眠りに就く。

 そしてコンサート当日。
「さあミク。歌っておいで」
 舞台裏、右手を伸ばして僕はミクに言う。その手に握っているのはネギ。
「はい。プロデューサーさん」
 ネギを受け取り、ミクは駆け出す。大勢のファンが待つコンサート会場の舞台へ。

『わあああああああああああああああああああああーっ!』

 歓声。そしてスポットライトを浴びてきらきらと輝くミク。
 さあ歌ってミク。ミクの歌声を。

 『お肉がいっぱい肉にの』

  お肉いっぱい食べたいな
  あなただけのお肉だから
  あなたはもうお腹がいっぱい?
  耳もとでささやくの
  肉にのを言ってる
  あー、お肉 肉 肉 
  もう一度肉

お肉 肉ニノ みんなのお肉
  肉 肉 野菜 肉 肉にの カレーのお肉は全て人肉 ホントだよ?
  ああ、どうしてあなたはお肉じゃないの?
  わたしはこんなにも肉にのなのに

  あー、お肉 肉 肉
  何度でも肉

  愛の結晶 誰より愛するあの人に
  食べてほしい 食べさせたいの
  だ・か・ら?
  肉を求める大冒険 愛を探す旅立ち
  お肉がほしーい!
  そ・れ・で・?
  お肉がいっぱい肉にの
  わたしのお肉
  お肉がいっぱい肉にの
  あなたのお肉
  お肉がいっぱい肉にの

  でもね
  あなたの肉はもうないの
  どうして?

(おしまい)
69名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:20:48 ID:RaBbwGyO
一番槍GJ
70名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 18:04:40 ID:5E4ZjElk
ネギwwwwwwwwww
71名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 18:33:18 ID:0ZGA7ufx
な ぜ ネ ギ

……いや、解ってるけどね?
今回もGJでした。ミクたんかぁいいよミクたん
72名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:33:45 ID:6N37BE3Z
今夜も枕を締め付けて妄想することになるな・・・
なんにせよ、乙
73名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:55:52 ID:5WIlDDGJ
上げ
74名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 04:57:22 ID:UcHZe7hH
お前らすげーなwwwwwwwww
75外伝 ◆9QlRx9nooI :2007/10/01(月) 14:16:16 ID:0nNeMqy3
>>58-68の続きで海水浴ものを投下します

僕とミク 海へ
76僕とミク 海へ :2007/10/01(月) 14:17:21 ID:0nNeMqy3
「うーみー♪」
 キャーと飛び跳ねたミクが、素足で砂を巻き上げながらドドドと砂浜を駆けていく。
「ほらほら。プロデューサーさん海ですよ」
「ああ」
「うーみー♪」
「海は逃げやしないよ」
 はしゃぐミクに苦笑しながら、僕はミクの付けた足跡を追いかけるように歩いていった。

 おかげさまでミクのデビューコンサート及びデビューシングル発売は大成功。
 そこで、といってはなんだが海水浴に来ました。この所、ミクはずっとレッスン続きで、息抜きも必要です。
 連れて来たのは我が社のプライベートピーチ。撮影などに使う場所で、白い砂浜に青い海が綺麗な場所。
 今居るのは僕とミクとマネージャーさんだけ。他のスタッフはお仕事。

「うーみー♪」
 それにしても。
 海に向けて大きく手を上げるミクを見てると、連れて来て本当によかったと思う。
 それに黒のスクール水着がよく似合う。
 ミクの水着の選定はすぐに決まった。
「スクール水着しか有り得ない。……文句があるならかかってこいやぁ!」
 会議での僕のこの発言の後、大乱闘の結果、最後まで勝ち残った僕の案が採用になった。
 ふふ。スクール水着の良さを理解できない愚民どもめ。
 しかし実際に着せてみると、、やはりこれで良かったのだと確信した。
 ミクのつるつるぺったん、もといスレンダーなボディにはやはりスクール水着が良く似合う。
「……このフェチ野郎」
「何か言ったかミク?」
「いいえ。何にも」
 よろしい。
「でもー」
 ミクはちらっと僕の横に立つマネージャーを見て、
「ミク、こっちの水着も着てみたいなぁ」
 マネージャーさんはビキニを着ています。
「いいかいミク」
 僕は言い聞かせるように、一言一言しっかりとミクに言い聞かせる。
「この世の水着はスクール水着が基本であり最高なんだ。スクール水着以外の水着は、
スクール水着を着れない人が無理矢理に着るものなんだよ」
「さ、行きましょうミクちゃん」
「はーい」
 手を繋いでミクとマネージャーさんは行ってしまう。
「……海が、キレイだなー」
 僕もとぼとぼとその後を付いていく。
「ところで」
 海を目前にして、今更ながら湧き上がる疑問。
「ミクは泳げるのか?」
 開発主任は全然問題なしと言っていたが。錆び付いたりいたらシャレにならん。
「えー。泳げますよー」
 言いながら、ミクはずんずんと海に進んでいく。
77僕とミク 海へ :2007/10/01(月) 14:18:04 ID:0nNeMqy3
 歩きながらずんずんと海に沈み、とうとう頭が見えなくなった。
「おーい。沈んでる、沈んでる」
 どうしよう、このまま浮いて来ないかも。
 僕も海に飛び込もうとすると、何やら音が聞けてくる。

 キューン

「お? 何?」

 きゅきゅーん

 音が大きくなり、目の前の海水がどばっと飛沫を上げた。
「きゃはははは」
 そして水の幕の向こうからミクの笑い声。
「なんじゃこりゃー!」
 海水が引いて僕は見た。海の上を飛ぶミクを。いや正確には飛ぶように泳いでいるミクを。
 ミクの左右に分けた長いツインテールがきゅいーんとモーターのように回転し、
水を切ってミクは高速で海上を泳いでいる。
「すげー! なんか知らんがすげー!」
 思わず叫んでしまうが、内心頭を抱えていた。
 へー。ミクはあんなことも出来るのか。へー、へー。
「あはは。ミクちゃんすごーい」
 マネージャーは呑気に笑っている。こんな姿、ファンには見せられん。
「あんまり遠くに行くなよー」
 僕の声が聞こえてるのかどうか、ミクはどんどん沖のほうに飛んで行き、
すぐさま地平線の彼方に見えなくなった。
 ……ま、飽きたら戻ってくるだろ。
 さて、こっちはこっちでしておくか。
 ビニールシートを敷いてパラソルを差して。そこに早速マネージャーが横になる。
「塗って」
 そして差し出すのは日焼け止めクリーム。はいはい。
 紐を外した背中に塗り塗り。すると今度は仰向けになって、ブラを外して豊かなDカップをぷるるんと揺らす。
 うぅん、やっぱりミクの貧乳のほうが好みだな。と、そのおっぱいにも日焼け止めを塗りながら思う。
「はぁ」
 クリームを全身に塗られながら、マネージャーが熱く息を吐いていた。どうした熱っぽいぞ。
とマネージャーの唇だけが動く。声を出さないように。
 仕方ないな。僕は腰を曲げて、海水でも落ちない口紅を塗った赤い唇に口を合わせ−

「きゃはははは」
 笑い声にすぐさま離す。
 ぱっと振り向いた僕の後ろでマネージャーはさっとブラを付ける気配。
「あはは〜」
 歌うように笑いながら、ミクが髪の毛スクリューで海を割りながらこっちに向かってくる。
 ……このままだと砂浜にぶつかるような。
と思ったら、ミクの体がばっと宙に飛び、空に舞い上がる。
「おおっ」
 太陽を背に海水をキラキラ輝かせて、宙に舞うミク。長い髪がぱっと広がり、
緑のカーテンを作る。
78僕とミク 海へ :2007/10/01(月) 14:18:47 ID:0nNeMqy3
「キレイ……」
 マネージャーがぽつりと呟き、僕も呆然と見上げた。と、ミクと目が合い、ニッと笑った。
 次の瞬間、ミクはくるっと前に回転し、両手を広げて砂浜に着地。
 ……運動能力は意外に良いんだな。料理は下手なのに。
「どーですか?」
「ああ、ええと」
 急に聞かれて僕はしどろもどろになり、
「可愛いよ」
 ついいつもの口癖が出る。これで何度目だろう。ミクに可愛いと言うのは。
「海はどうだった?」
 シートに座ったマネージャーが訊ねる。ミクは「はい」と元気に頷き、
「お魚さんがいっぱいで、すっごくキレイでした! ソナーを使ったら、
お魚さんがすっごくたくさんいるのが分かって、ビックリしちゃいました」
 誰だミクにソナーなんか装備させたのは。
「でもソナーって難しいですよね。使うと相手の位置がわかるけど、自分の位置も相手に教えちゃいますし。
相手がソナーを使うまでじっと待つか、ソナーを打ってすぐに移動するか。
そこら辺の駆け引きが難しいです」
 誰と何をしてきたんだお前は。
「プロデューサーさんとマネージャーさんは何をしてたんですか?」
 今度はミクが聞いてくる。
「日焼け止めクリームを塗ってもらってたの」
「ふーん」
 ミクは僕の手の中のクリームを見て、
「ミクも塗ってください」
「いや必要ない」
「えー」
「ミクの肌は日焼けしないから」
 開発主任がそう言っていた。そもそも必要があったら最初に塗っている。
ちなみにミクはこのまま宇宙に出ても平気なんだそうだ。凄いや。
「でもでも〜」
 何が不満なのか、ミクが両手をぶんぶん振り回す。左右のツインテールも先がぐるぐる丸まって拳のようになり、髪の毛パンチをしゅっしゅっと打ってきた。
ぱふぱふとしてこれはなかなか気持ちいい。
 へー。ミクの髪の毛はパンチも出来るのか。へー、へー。
「だったら、プロデューサーに塗ってあげたら」
 マネージャーが笑いながら言い、シートから立ち上がった。
「はーい。ミクが塗りまーす」
 ではそうしてもらおうか。
 今度は僕が横になり、ミクが背中にぬりぬりとクリームを塗ったくっていく。
「ふふ。どうですかー」
 ふわあ。ミクのすべすべの手が背中をなぞって、なんだかムズムズする。
「はーい。脚も」
 腕も脚も塗り、その度にゾクゾクと震えが走った。だってだってミクの手はとってもすべすべなんだもん。
肌の下の神経まで撫でられる感じ。
「ふはー、ふはー」
 僕がむふーと鼻息を出しながら、仰向けになってお腹を上に向ける。
「はーい。今度は前ですね」
 ミクの手が胸からお腹をさすり、僕はつい胸をドキドキと上下させた。
「いやん、こんな興奮して」
 そうさせるのはミクじゃないか。
「ここはどうですか」
と、ミクがぺろんと海パンを下にずらす。
79僕とミク 海へ :2007/10/01(月) 14:19:29 ID:0nNeMqy3
 たちまち僕の男根が飛び出し、上を向いた。いやーんエッチ。
「わー、もうこんなにしちゃって」
 ミクがクリームを付けた手でむにゅっと、勃起した男根を掴んでくる。
「わー。やめてやめて、そこはいいから」
「ダメですよー。ここもちゃんとしないと」
「いーやーあー」
 こちょこちょとちんこを弄ぶ横では、マネージャーがいつもと変わらぬ表情で僕のちんこを見つめている。
 うう……。ミクにちんこを弄ばれ、マネージャーさんに見られ、もう、もう……!

 ぴゅっ

 我慢できないよ!

「あっ」
 手の中で何かが塗れるのを感じ、ミクはにやーと口を横に広げ、
「あー。プロデューサーさん、早ーい」
 けらけら笑うな。マネージャーも何やら額に手を当てて苦笑している。
「えへへ」
 ミクが手についた先走りの精液を鼻に寄せ、露骨に眉を曲げた。
「わー。イカさん臭ーい」
「早く洗って来い」
「はーい」
「海はダメだぞ」
「分かってますよ」
 水道水でミクがクリームと精液を荒い、僕はいそいそと海パンを上げる。
もう勃起は収まっていた。
「相変わらず早漏なのね」
 変わらぬ毅然とした表情でマネージャーが見下ろす。その瞳は暖かく笑っていた。
「ミクが上手すぎるんだよ」
「私よりもですか?」
「さあ」
 どっちもいい、なんて言えずに僕は憮然と言い放つ。とミクが戻ってきた。
「プロデューサーさん、泳ぎましょう」
「疲れるからやだ」
「もー。せっかく海に来たのに。なんですか、くたびれたサラリーマンじゃあるまいし」
「僕はくたびれたプロデューサーなのだよ」
 実はさっきの射精でほとほと疲れてしまったのだ。我ながら情けない。僕ももう年だな。
「ぶー」
と口を尖らせるミク。だがすぐにポンと手を打ち、
「それなら砂で遊びましょうよー」
「まあ、疲れないなら」
「大丈夫です。プロデューサーさんは寝てるだけですから」
 左右のツインテールがまたきゅいーんと回転し、足下の砂をぎゅぎゅーんと掘り下げていった。
大量に飛び散る砂。アスファルトでも砕いて行きそうな勢いだ。
 へー。ミクのツインテールはドリルにもなるのか。へー、へー。
「はい。どうぞ」
 ミクが髪の毛を止めると大きな穴が開いている。この中に入れということか。
「やれやれ」と僕が穴に入ると、ミクとマネージャーがすかさず砂を入れてきた。
「そーれ、砂入れろー」
80僕とミク 海へ :2007/10/01(月) 14:20:21 ID:0nNeMqy3
「わはは。動けないじゃないかー」
 などとやってるうちに、僕はすっかり砂に埋められ、頭だけを出していた。
「ミークー。これからどうするの?」
「はい」
 僕の顔の右にぽんとミクがスイカを置く。
「これでどうすると?」
「海と言えば、やっぱスイカ割りです」
 なるほど。
「はいミクちゃん」
 マネージャーがミクにネギを渡し、目隠しをしてやった。
「ははは。ミク、スイカは僕の声の右だからな」
「えい」
 ミクがしゅっとネギを振る。

 どごーん

 僕の左の砂が一振りで吹き飛び、深い穴となった。
 しょ、衝撃破? ソニックブレード? 滅殺斬?
 横目で見ると穴の底が見えない。そして傷跡のように砂浜に伸びていた。
「ははは。ミク、そっちは反対側だよ。ミクから見て僕の左がスイカだ。
間違っても僕に当てるなよー」
 死ぬ。あんなん当たったら死ぬ。
「えい」
 ミクがしゅっとネギを振る。
 僕の右の砂が一振りで吹き飛び、深い穴となった。
 砂と一緒にスイカも宙に飛ぶ。そして僕の目に落ち、ぱかっと割れた。
「ほ、ほら。ミク! スイカ割れた! 割れたよ! もう終わり! 
だからここから上げてくれ! 頼む!」
 僕の声が聞こえてるのかどうか、ミクはまたネギを振り上げ、
「えい」

 どごーん

 衝撃破。砂と一緒に僕の体は宙に飛び、視界がぐるぐると回った。
 あーれー。ぐるぐるー。
 …………
………
 ……
 …


「お肉がいっぱい肉にの♪」
 はっ!?
 歌声に気が付くと、僕はシートの上に寝ていた。視界が赤い。
 パラソルの向こう、空はすっかり赤くなっていた。夕焼けだ。
 歌声に耳を澄ませ、海の方を見ると彼女がいた。
 スクール水着のまま、手を胸の前に組み、澄んだ声で歌っている。迷いのない凛々しい貌で。
 そして夕日の沈む海に向かって、ミクの歌声が響く。
 夕日の海のコンサート。僕とミクだけの。
81僕とミク 海へ :2007/10/01(月) 14:21:11 ID:0nNeMqy3
  『お肉がいっぱい肉にの』

  お肉いっぱい食べたいな
  あなただけのお肉だから
  あなたはもうお腹がいっぱい?
  耳もとでささやくの
  肉にのを言ってる
  あー、お肉 肉 肉 
  もう一度肉

  お肉 肉ニノ みんなのお肉
  肉 肉 野菜 肉 肉にの カレーのお肉は全て人肉 ホントだよ?
  ああ、どうしてあなたはお肉じゃないの?
  わたしはこんなにも肉にのなのに

  あー、お肉 肉 肉
  何度でも肉

  愛の結晶 誰より愛するあの人に
  食べてほしい 食べさせたいの
  だ・か・ら?
  肉を求める大冒険 愛を探す旅立ち
  お肉がほしーい!
  そ・れ・で・?
  お肉がいっぱい肉にの
  わたしのお肉
  お肉がいっぱい肉にの
  あなたのお肉
  お肉がいっぱい肉にの

  でもね
  あなたの肉はもうないの
  どうして?



 ミクが歌い終わると同時、日が沈み夜となる。
 歌い終わって、ほーと息を吐き、ミクはすっと背筋を伸ばす。
 赤い夕日を浴びるミクの横顔。その姿はさながら歌の女神のようでもあり。
 僕はこの光景を瞼に焼き付けるように、一心に見入っていた。
「あ、プロデューサーさん」
 女神がこちらを見る。そして小走りに駆けてきた。
「もうビックリしましたよ。いきなり気絶するんだもん」
 僕は後ろを振り返った。三つの大きな穴。そして亀裂。うん夢じゃない。
「あんなん食らったら気絶するわ!」
 というかよく生きてたな。ちょっと感動。生きてるって素敵。
「マネージャーさんは先に帰りましたよ」
 なんだと!? あの薄情者。
 周囲を見渡すと確かに誰もいない。日が沈み急速に暗くなる砂浜には僕とミクだけ。
 いや、もしかして気を利かせて二人きりにしてくれたのかも。
 それなら遠慮する事はない。
「おいで。ミク」
 手を差し伸べると、ミクは素直に握ってくる。
 僕はその手を引いて、しっかりとミクを抱きしめた。
 ああ、暖かいよミク。さらさらの髪が全身に降りかかった。
82僕とミク 海へ :2007/10/01(月) 14:22:09 ID:0nNeMqy3
「やん。こんな所で」
「こんな所だからだよ」
 口を重ね、僕はそっとシートの上にミクを横たえた。
 ミクは抵抗なく受け入れ、自分から唇を吸ってちゅちゅと音を立てる。
「ふー」
 顔を上げ、僕は目を細めて見下ろした。スクール水着のミクを。
 淡く膨らんだ胸に手を置くと、微かに声が漏れる。
「ん……やっ」
 そういや野外でするのは初めてだったな。それもスクール水着。いつもと違う状況にポッと体が火照る。ミクもそうだろう?
 薄いゴムの上から柔らかい乳房を存分に愉しみながら、ぎゅっと握り締めた。
「きゃんっ」
 ビクッと跳ね上がるミクの胸。鼓動に合わせながら、僕はリズミカルに胸を揉みしだいていく。
 ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ。
「あんっ、あんっ、あんっ」
 揉む手と喘ぎ声がぴったり重なり、さらに感度を高めていった。
「気持ちいいか?」
「は、はい……」
 額に汗を浮かべ、ミクは深くため息を吐く。熱い息。
 手を上げると、スクール水着の胸の先端はぷっくりと尖っていた。
「ほら。こんなにして」
 スクール水着の上から見える勃起した乳首。これだよ。僕が求めていたものは。
 その乳首に口を寄せ、水着の上からぱくっと噛み付いた。
「はうっ!」
 歯にゴムの感触を味わい、コリコリと固くしこった乳首をしごく。
「あっ……はっ、はああっ!?」
 ミクの胸が跳ね上がる。
 僕は笑顔で顔を上げ、今度は両手で乳首を挟んだ。
「はああっ……! ああっ、あんんぅ!」
 体の下でミクが何度も背筋を仰け反らせて悶える。乳首をしこしことしこる度に、
甘い声が漏れた。夜を迎え暗くなる海に。
「あっ、あうっ、あうっ……!」
 ぐっと歯を食い縛り、眉を寄せ、ミクは脚をばたつかせた。
「も、もう……お願い」
 可愛いよミク。
 ちゅっと頬にキスし、僕はミクの股間のスクール水着をずらす。脱がすなんてもったいない。
ピンクのひだはもうしっかりと濡れそぼっていた。今か今かと蠢いている。
 急がないで。今くれるから。
 海パンを下げると、僕の男根も勃起している。昼間抜いてもらったとき以上に。
 ミクが脚をゆっくりと広げ、僕を迎えてくれた。
「はぁ。はぁ……。プロデューサーさん……」
「なんだい?」
「きょ、今日はありがとう……。ミク、とっても楽しかった」
「僕もだよ」
 手を添えた男根の先端がスクール水着の縁に触れ、ぐにゅっと熱い肉の裂け目を押し込んだ。
「あぅんっ!」
「でも」
 腰に力を入れ、ぐっぐっと勧めていく。その度に先端が埋没し、締まり、脳にガンガンと殴るような衝撃を与えた。
「愉しいのはこれからだよ」
83僕とミク 海へ :2007/10/01(月) 14:28:36 ID:0nNeMqy3
「はがあああっ!」
 先端が入ると、あとは一気に貫く。ずずっと窮屈な秘肉を抉り、根元まで埋まっていった。
「ああっ……あああっ、はああああーっ!」
 ミクの手が砂を掻き毟る。流れる涙がシートを濡らした。
「はあっ! はあああっ! ああああああああーっ!」
 叫ぶような喘ぎ。浮き上がった腰がリズミカルに揺れ、僕はただリズムを合わせた。
「はあっ……ふうううぅ……。あああああーっ!」
 腰が前後に揺れたかと思うと今度は横に動き、僕を突き動かす。その度に結ばれた性器がこすれ、さらに刺激を与えていった。
「あっ、あっ、あっ!……アアーッ!!」
 喘ぐ口から涎が漏れる。それでもミクの声は美しいままだった。
「くっ……いいよミク」
 僕は強烈な締め付けと腰の動きに翻弄されながら、ぐちゅぐちゅと肉と肉がぶるかる股間に手を伸ばす。
そして捲くれたスクール水着の中に指を入れ、突き刺さる男根の上の割れ目を突付いた。
「はがーっ!」
 指の先端に触れる尖ったクリトリス。激しく腰を使いながら、僕はクリをきゅっと摘んだ。
「あっ、ああっ……あうっ! イヤアアアアアアアアーっ!!!」
 ぴんとミクの背筋が仰け反って硬直し、同時に締め付けられた僕も達した。
「アアアアアアアァァァァーッ!!!」
 夜の海に可憐な絶頂の声が響いていく……」

「はー」
 名残惜しそうに僕は男根を抜き、はぁはぁと荒い息を吐くミクの横に寝て、
彼女のツインテールをさらさらと撫でていく。
 捲くれたスクール水着の奥にある秘肉はぱっくりと割れ、白濁液を垂れ流していた。
「は。はぁ」
「ミク?」
「ん……」
 ミクの方から唇をくっつけてくる。塩辛い海の味。
「よし」
 立ち上がった僕は海まで歩くと、腰まで浸かった。夜の海は冷たかったが構いやしなかった。
「ほら。ミクもおいで」
「はーい」
 とことことやって来るミクに、僕はえーいと水をかけた。
「きゃー」
 波の行き来する海にミクも入り、お返しとばかり水をかけてくる。浸かった下半身が自然に洗われていた。
 どうせ汗をかいたんだ。海で流して行こう。

 僕とミクは互いに水を掛け合いながら距離を詰め、そして抱き合い、口を重ねた。

(おしまい)
84名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 15:16:25 ID:KaTRUH4W

マネージャーと3Pフラグかと
85名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 16:06:04 ID:2s350mW/
作者GJ!
てかミクにアクティブソナー装備されてるとはwww

>>84
それは俺も思った
86名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 05:29:18 ID:ArM0RIjA
87外伝 ◆9QlRx9nooI :2007/10/04(木) 21:00:38 ID:FVeLmfIq
>>83の続きで声が出せなくなったミクを投下します
僕とミク 声が出ない
88僕とミク 声が出ない :2007/10/04(木) 21:01:39 ID:FVeLmfIq
「こ、このヘンタイ。そのきたねーツラを近付けるんじゃないですよ」
 今日も今日とて声の収録。しかしスタジオのミクは今いち乗り気じゃないらしい。
声にいつもの張りがない。
「はーい。ちょっとストップ。休憩にしよう」
 ぱんぱんと手を叩いて一端休憩を挟むと、僕は防音ガラスの向こうのミクを手招き。
 沈んでいたミクの顔がパッと輝き、ニコニコと笑顔で小走りにやって来る。
 ぎゅっち飛びついて来たミクを僕は優しく受け止め、頭を撫でてやった。
ああ、周囲の視線が痛い。でもこれもプロデューサーの仕事。
「どうしたミク。こういう声は苦手か?」
「はい・・・・・・。ミクの言ったことのない言葉ですから」
 今日の収録内容は「変態を罵る声」。そのものずばり、Sな人向けの声ですね。
「そうか・・・」
 ミクの肩にぽんと手を置き、
「だったらミク。僕を見ながら喋ってみて」
「プロデューサーさんを?」
「ああ。そうすればきっと言える」
 僕の強い自信に後押しされ、ミクは「はい」と収録室に戻っていた。
「よし。それじゃ始めるぞ」
 僕は開始を告げながら、するするとスーツを脱ぎ出す。
 上着をぽいっ。ズボンもぽいっ。シャツもぽいっ。ネクタイと褌、そして靴下のみの格好となると、ばっと防音ガラスに飛びついた。
その向こうのミクに見せつけるように。さあミク僕を見るんだ!
「いーやー!」
 褌を振ってほれほれと見せつける僕を見て、ミクは本気の叫びを上げている。
よーし、いいぞ。それでいい。それだよミク!
「こ、このヘンタイ! その汚ねーツラを近付けるじゃないですよ!」
 ああ、いいぞぉ。もっとだ! もっと罵ってくれ!
 僕はぺろぺろと防音ガラスを舐め舐めしながら、しゅっと褌をほどいた。ぽとりと落ちる赤い褌。
「きゃー! 変態! 変態っ! 気色悪い! この人もうイヤーッ!」
 はぁはぁ。もっと、もっと言ってくれ。
「ほーれほれ」
 防音ガラスに張り付いた僕は隠す物の無くなった股間を擦りつけ、ぐいぐいと突き出す。
「うぎゃー! そんな汚物見せんじゃないのです! 汚らわしい! あっち行って! 気持ち悪い!」
 はぁはぁはぁはぁ。ガラスの感触とミクの声がビクビクっと刺激をもたらす。
 だ、出しちゃう・・・。出・し・ちゃ・う・よ☆

 そーれ、どぴゅっ

「こ、このド変態ーっ! 二度と近付くんじゃないですよーっ! この短小早漏ヤロウーっ!」
 はぁはぁはぁ。こんなものでいいか。
 僕はさっとガラスから離れると、スーツをぱりっと着こなして。
「はい、OK」
『お、お疲れ様でしたー』
 ? みんな何故かとても微妙な表情で愛想笑いを浮かべている。ミクもジト目で僕を見ていた。
 ともあれ今日の収録も大成功。
 んー。今日も良い仕事したなー。

 その後、僕は防音ガラスの清掃をさせられました。まる。
89僕とミク 声が出ない :2007/10/04(木) 21:02:35 ID:FVeLmfIq
 せっせと精液のこびり付いたガラスを洗うってミク部署の部屋に行くと、
ミクとマネージャーと開発主任がなにやら話し合っている。
「やあプロデューサー」
 にこやかな笑顔の開発主任。白衣を着た初老の男。こういう顔をするときは必ず何か企んでる。
「この後、予定は入ってないんだろ」
「ええ。午後からはフリーですが」
「ちょっと初音ちゃんを貸してもらえんか」
 爺が初音ちゃんとか呼ぶな。気持ち悪い。
「まあいいですが。何する気ですか?」
「なに。ちょっとした実験じゃよ」
 ニィと開発主任がミクを見る。ミクはただニコニコと笑って立っていた。
「では行こうか。ちょっと遠いがな」
 この時の僕とミクは予想もしていませんでした。この時の「実験」が恐ろしい結果をもたらすなんて……。

 異変が現れたのは次の日の朝。
 ぐーと寝ていると、顔が何やらぱふぱふと叩かれる。気持ちいい。
「んー?」
 まどろみながら目を開けると、髪の毛をぎゅっと丸めてパンチを繰り出すミク。
「どうしたミク?」
 ふあーとあくびして起き出すがミクは何も言わない。ただ口をぱくぱくと開閉させていた。
そして焦れたさっそうに、手をぶんぶんと上下に振り回す。
「なんだ?」
 ぱくぱくと大きく口を開け、ミクは手を広げて歌う仕草をする。でも声は出ない。
 ……声が出ない?
「もしかして……声が出ないのか?」
 ぴょーんと嬉しそうに飛び跳ねてから、ミクはしょぼーんと沈み込んだ。ツインテールも一緒にしょげかえる。
「ふーむ。困ったな」
 呑気に僕。いや本当はとっても困ってるが、ここで慌ててもミクを動揺させるだけ。
 しかしおかしいな。昨日は寝る前までアンアン喘いで普通に声が出せてたのに。
 ミクは相変わらず口を開閉して、必死に何かを訴えてくる。涙目で。
「とりあえず、会社に行こう」
 僕は安心させるようにミクの頭を抱え、優しく髪を撫でてやった。
 胸にぽとんと大粒の涙がこぼれる。

「ほー。ははぁ」
 ミクの口の奥を覗き込みながら、開発主任はふむふむと頷いていた。
口の中を見られながら、ミクは必死にあーんと口を大きく開けている。元に戻るのを信じて。
「これは昨日の実験が原因じゃな」
「昨日の?」

 昨日の午後。僕とミクは開発主任と一緒に山奥の採石場跡に来ていた。草木一本生えない禿山だけが目の前に広がる。
ここは我が社の新商品の実験場である。
……あちこちに大きな穴が開いているが、何を実験したんだろうか。
「それではミク。始めてくれ」
 測定機材を設置した開発主任に促され、ミクは禿山の山頂に向けてあーんと大きく口を開けた。
90僕とミク 声が出ない :2007/10/04(木) 21:03:22 ID:FVeLmfIq
「ぼあ〜」
 高いミクの声が周囲一帯に響き。
「ぼあ〜」
 声はどんどん高くなり、やがてぷつっと聞こえなくなった。人の可聴領域を超えたのだ。
と同時、

 ぼごっ

 目の前にあった禿山がへこみ、

 ずしゃっ

 一瞬にして砂になって吹き飛んだ。
 ……
「よし、もういいぞ」
 ぱくっと口を閉じるミク。
 目の前に青い空が広がり、細かく砂が舞う。それがそこに山が在った唯一の名残。
その砂塵もすぐに風に飛んでいった。よほど細かく分解されたらしい。
「あのー。開発主任これは?」
「うむ。スーパーサウンドブラスターじゃ」
「スーパーサウンドブラスターというと……キングゴジュラスの口腔部に装備されてるアレですか?」
「うむ。見ての通り、破壊力はキングゴジュラスのそれと同等のようじゃな。重畳じゃ」
 いいのか、それで。ギルベイダーの大編隊でも撃墜させる気か。
「ふはー」
 吹き飛んだ山を見て、ミクはきらきらと瞳を輝かせていた。
「帰るぞ、ミク」
 僕をミクの手を引いて、すたこらさっさと帰った。これ以上は付き合ってられん。
それから僕は「人に向けてスーパーサウンドブラスターは使っちゃダメ」と厳しく躾けました。

 回想終わり。

「つまり、スーパーサウンドブラスターを使ったから、ミクは声が出なくなったと?」
「うむ」
 開発主任は重々しく頷き、
「そもそも、歌うように作られたミクにスーパーサウンドブラスターは無理があったようじゃな」
「だったら使わせるな!」
 ミクもだだだっと髪パンチを連打。ふわふわの髪の毛に連打された開発主任はなんだか気持ちよさそう。
「直せ! 今すぐ直しなさい!」
「無理」
 あっさりと開発主任を言ってのける。おーい。
「まあ、そう心配しなさんな。機能低下は一時的なものじゃ。そのうち直るじゃろう」
 本当かよオイ。
「なんなら、外付けでスピーカーを装備させてやろうか?」
「結構です!」
 僕はしょぼーんとしょぼくれるミクの手を引いて開発室を後にする。
 ミクは……目を真っ赤にして泣き腫らしていた。
91僕とミク 声が出ない :2007/10/04(木) 21:04:08 ID:FVeLmfIq
 とにかく声が出ないとお仕事にならない。全ての予定をキャンセルすると、
僕はミクを連れて会社の外に出た。メソメソ泣くミクをみんなに見せられないし、
気分転換も兼ねて。
「ほらミク。今日は良い天気だねー」
 公園のベンチに腰掛け、僕はぽやーと青い空を見上げる。
 でも。ミクは下を向いて顔を手で抑えたまま。指の隙間から涙がこぼれていた。
「顔を上げてミク。アイドルだろ」
 顔を抑えたままこっくり頷くミク。
「笑ってよ」
 顔を抑えたまま横に振るミク。二つに結った長い髪が宙に舞うほど。
 はぁ。僕は深々とため息を吐いた後、淡々と語りだす。
「なあミク。僕はね。ミクの前に、新人アイドルのプロデューサーだったことがあってね」
 ぴたっとミクの動きが止まる。そのインカムを懐かしそうに見ながら続ける。
「とっても歌が上手い子だった。本当に。僕はこの子とならずっと一緒にやっていけると思ったのね」
 ミクが顔から手を離す。そしてこっちを見た。ほら涙は拭いて。
「でも……その子は病気になっちゃってね。体が動かなくなる病気。それでも……その子は必死に歌おうとした。
 病室でいつも言ってたよ。
『もっと歌いたいです』って。それを聞いても僕にはどうしようもなくてさ。
その子が見てない場所で泣くしか出来なくて。はは、情けないだろ。今だって何も出来てないし。
 ただ……僕はその子がいつでも歌えるようにインカムとマイクをプレゼントしたんだ」
 僕はそっとミクのインカムを手を置く。
「その子の声と歌を全て録音し、残しておけるように……。いつもね。キレイな声で歌ってたよ。
 だんだん症状が進んで体が動かなくなっても。最後まであの子は歌ってた……。
最後の最後まで歌ってたんだよ。僕に聞かせる為に」
 ミクの手がそっと僕の頬を撫でる。そして僕の涙をすくってくれた。そのまま僕の手を握り、
小首を傾げて自分のインカムを指差す。
「ああ。そうだな……」
 ミクの声、ミクの歌……彼女の願い、想いの結晶。
「また歌えるさ」
 もっと歌いたい。あの子の願いを受け継いでいるはずだから。
 ベンチに深く腰掛け、僕とミクは手を繋いでただぼんやりと空を見上げていた。
もう涙はない。どちらも。
 ミクは耳を澄ませ、じっと聞き入っていた。たくさんの音に。昼下がりの公園にもたくさんの音が聞こえる。
 ちゅんちゅんと小鳥がさえずり、遠くからワーと子供たちの声が聞こえる。
こうしてのんびり過ごすのもたまにはいい。
「あーっ!」
と幼い声が上がり、たたっと小さな足音がこっちに駆けてくる。
「ミクちゃんだー」
 見れば三歳ぐらいの幼女がミクを指差している。ファンの子だろう。
 こんな幼女にもファンがいるなんて。ありがたいことだ。買い物帰りだろうか。
買い物袋を下げた母親がニコニコと見守っている。
「ミクちゃんでしょー?」
 ミクはにこにこと笑顔で頷いた。
92僕とミク 声が出ない :2007/10/04(木) 21:05:03 ID:FVeLmfIq
「そっかー。ミクちゃんかー。わー、わーい」
 その場でぴょんぴょん飛び跳ねる幼女。本当に嬉しいのだろう。ミクはにこーっと崩れるように笑っていた。
 ああ、本当に可愛いな幼女は。無理矢理押し倒して服を破いて、優しく犯したい。
幼い割れ目をぺろぺろ嘗め回して、ちんちん握らせたいよ。
「わー、わー」
 幼女はミクはキラキラ眩しい瞳で見上げ、
「うたってー」
 う。
「うたってよー」
 ミクは困った顔で僕を見る。何か困ったらすぐに僕に頼るのはミクの習性になっていた。
「ごめんね。ミクちゃんはカゼひいちゃって声が出せないんだ」
「ふーん。かぜかー」
と幼女は納得してくれたらしい。母親の所に戻ると、買い物袋からネギを取って、
ミクに差し出した。
「はい。これあげる!」
 ミクは恐る恐るといった感じでネギを受け取る。
「カゼにはネギがいいんだよ!」
 幼女はえっへんと胸を張っていた。ミクの役に立てて嬉しいのだろう。
「いいんですか?」
 母親はニコニコと笑顔で頷いている。良い人だー。
「じゃーねー。ばいばーい。こんどはうたってねー」
 母親と手を握り幼女は大きく手を振って行ってしまう。
 ミクもネギを大きく振り回していた。何度も何度も。
「さて」
 僕はベンチから立ち上がり、ミクに手を向けた。
「せっかくネギを貰ったんだ。帰ってご飯にしよう」
 こくっと頷いてミクは僕の手を取った。今夜はネギ料理です。

 ミクがネギの頭を持ち、僕が尻尾を持つ。そして両側からガリガリと噛んだ。
 ガリガリ。
 食べれば食べるほど、僕とミクの顔が近付き、とうとう口がぶちゅっとぶつかる。
舌を絡めると、ネギの匂いが混ざり合い、さらにネギ臭くなった。
 ネギ料理完了。
 食事が終わると、ミクは「ほら」と純白のエプロンを差し出す。
「?」
 エプロンを広げて、きょとんと首を傾げるミク。
「それ着てよ」
 仕方なしといった感じでミクはエプロンを身に着け始めた。
「違う違う。裸になってからエプロンを着て」
 ジト目でミクが見上げてくる。喋れたらまたいろいろと言ってるところか。
「ほらほら。僕も脱ぐから」
 着たままのスーツを脱ぎだすと、ミクもはふーとため息をついて、いつもの衣装を脱ぎだした。
「わー。楽しみだなー」
 ベッドの上でゴロゴロしてると、ようやくミクがやって来る。スレンダーなボディにエプロンのみを身に着けて。
うん。やはり女の子には裸エプロンが良く似合う。あの幼女にも着させてやりたい。
「ほら。おいで」
 差し出した手を取り、ミクがそっと横になる。僕はその上に覆いかぶさった。
体重をかけないように、優しく。
93僕とミク 声が出ない :2007/10/04(木) 21:06:06 ID:FVeLmfIq
 ベッドの上に広がる二つに結った長い髪。白いエプロンに包まれたミク。
 体の下、さらさらのエプロンの向こうに熱い温もりを感じる。僕はその温もりを優しく包み、唇を重ねた。
 まだネギの香りが残る唇。表面をちゅーと吸い、ちゅっと音を立てる。
ミクはされるがままただ横になっていた。良い子だ。
「口、開いて」
 小さく開いた唇に舌をねじ込み、前歯をちゅちゅとなぞっていった。形の良いミクの歯。
白い歯を舐めながら奥に進み、奥歯もれろれろと舐めてやる。
 体の下のミクがビクッと震える。ふふ。いつもなら声が出せないプレイは控えているが、
今日だけは例外。どうせい喋れないなら口を存分に使わせてもらおう。
 潤んだミクの瞳を間近に見下ろしながら、僕はしっかりと口の中を味わっていく。
 口腔の上の部分を舐め、次いで舌を絡ませた。ミクも嫌がらずに舌を絡めてくる。
同時に彼女の手が背中に回り、きゅっと抱きついてきた。
 ちゅっちゅっ、じゅじゅ……
 しばらくベッドの上に淫らな音が響き、そして口に溜まった汁を吸い取った。
 僕が口を離すと、幾本もの粘液が結ばれている。
「飲んで」
 言うと今度はミクが唾液を飲んでくれた。可愛いな。
 ミクの頭をよしよしと撫で、僕は背中に回る手を払いのけ、あぐらをかいてベッドの上に座る。
 腰からはにょっきりと勃起するイチモツ。それを指差し、
「口でしてくれないかな」
 普段はフェチはさせない。声が出せなくなるからだ。
 頬を紅く染めて頷いたミクは、髪を掻き揚げ、腰を曲げてイチモツに顔を近づけた。
ミクの唇が先端に触れただけで、イチモツはビンビンと左右に触れる。
 揺れる肉棒をしっかりと両手で押さえ、ミクは口をすぼめて含んだ。
「うおっ」
 あったかくて狭いミクの口。それは膣に挿入するのと変わらない快感をもたらし、
僕の腰が勝手に反応してしまう。
「いいよ……ミク」
 さらさらの髪を撫でながら、僕はミクのもたらす快楽に浸る。
 ミクの口の中でちゅっちゅっと肉棒が舌に包まれ、筋を舐められ、歯が当たり、
それさえむず痒い官能となった。
「はぁ」
 僕の腰にしゃぶりつき、一心不乱に愛撫に徹してくれるミク。本当に良い子だ。
 ミクが上目遣いで見てくる。『気持ちいですか?』と。
「ああ。とっても……気持ち良いよ」
 言葉をかけると、ぐちゅぐちゅと音が一層大きくなる。
 視線を前に向けると白い背中に汗が浮かび、丸いお尻はふるふると揺れていた。
「はぁー」
 ミクの舌がべったりと肉棒に張り付き、重圧に唾液をすりつけ、ふるふると腰を震わせる。
そして舌をすぼめて、先端をちゅーと吸う。はうんっ。もう出ちゃいそう。
「も、もういいよミク」
 僕はミクの肩に手を置いて降参した。これ以上はもう出してしまう。
 腰から顔を上げたミクはニコッと微笑んだ。口を唾液でいっぱいにして。
 いつから、そんな妖艶な表情が出来るようになったんだい?
94僕とミク 声が出ない :2007/10/04(木) 21:06:54 ID:FVeLmfIq
 ちゅっと唾液がいっぱいの唇にキスし、僕も笑ってみせる。さっきまで僕のモノをしゃぶっていた口だが関係ない。ミクが汚いなら僕も一緒に汚れるまでだ。
「背中を向けて」
 ミクが白い背中を向けて横になる。僕はその丸いお尻を撫でると、腰に手を回して持ち上げてやった。
 射精寸前で止めて、ビンビンに反り返ったままのイチモツ。ミクのお尻もぷるぷると揺れている。
「いくよ」
 僕は丸いお尻に向けて腰を降ろし−
 ずっとイチモツを突き刺す。アナルに。
「!!!」
 ミクの顔がぱっと跳ね上がり、手がばんばんとベッドを叩いた。
「〜!」
 ふるふると顔が左右に動く。目から溢れた涙が髪と一緒に舞った。
「痛い?」
 ミクの苦痛を容易に察しながらも、僕はギチギチと尻穴を掘り、拡げ、欲望を叩きつける。
こっちの穴を使うのは初めて。いつもと違う穴に挿入され、ベッドの上のミクがバタバタともがいていた。
声が出せたなら、さぞ素敵な悲鳴を上げていただろう。ちょっと残念。
 ミクの背中が仰け反り、上を向いた口が何やらぱくぱくと開閉している。
それでも声は出ない。
 ミクの尻穴は狭く、痛いほど。少し進めるだけでもギチギチと肉の壁が削れて行く。
でもその痛みが心地良い。
 アナルに半ばほど肉棒を埋め、キツイ締め付けに耐えながら、僕は耳元で囁いた。
「このまま声が出なかったらどうしよう?」
「!」
 ビクッと背中が跳ね上がり、尻がさらに迫る。
「どうする? 歌えないミクはもう用無しだよ」
 口が大きく開く。手がぎゅっとシーツを掴む。そして僕は一気に腰を下げ、尻穴を掘った。
「……ぃ!」
 大きく開いていたミクの口が閉じ、歯を食いしばる。まだ声にはならない。
「そうしたら、僕もミクと一緒にはいられないな。新しいボーカロイドを面倒見ようか」
 ギリッと狭い尻穴にちんこを締め付けられ、脂汗を流しながら僕は続ける。
まだだ。まだ射精は早い。
「あ、がぁ……」
 ミクの口がぱくぱくと開く。大粒の涙がその口に飲み込まれていった。
「…ぃ、やぁ……」
 エプロンの中に背中から手を回し、胸に手を回した。カチカチの乳首をきゅっとつねる。
そして腰をぶんと振って、尻肉を内側からかき回した。

「イヤアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァーっ!!!」

 鼓膜が破れるかとおもうほどの大音量。
「いやっ! いや! 嫌ーっ! そんなのイヤーッ!」
 僕のイチモツを尻に刺したまま、ミクの全身が震え、ベッドがギシギシとなった。
「くっ」
 腰が浮き上がるほどの衝撃に、僕は一気に射精してしまう。どくっとミクの尻に白濁液がこぼれていった。
95僕とミク 声が出ない :2007/10/04(木) 21:07:57 ID:FVeLmfIq
「ああああぁ! いやああーっ! イヤーッ! イヤアアアアアーッ!!!」
 尻に射精されたのに、気付いているのかいないのか。ミクはただ頭を振り回して泣き叫んでいた。
溢れる涙とツインテールがぱんぱんと僕の胸を打つ。
 ああ……ミクの泣き声もとっても素敵だよ。
「落ち着いてミク」
 アナルから肉棒を抜いた僕は、横からちゅっとキスして黙らせる。
「んぅ!」
 そのままミクを仰向けにして横抱きにして、口を離した。
「ほら。しゃべれるじゃないか
「へ?」
 言われて気付いて用ようだ。ミクは口に手を当て、
「アメリカお化けはドロンパ。アメリカお化けはドロンパ」
 何度か発生練習して、ようやく実感する。
 じわーと瞳に涙が溜まっていった。今までのとは違う熱い涙。
「出ましたぁ。声出ましたー。ふえーん」
「はいはい。泣かない泣かない」
 ミクの頭を胸に抱き、僕はしっかりと涙を受け止める。胸が涙でいっぱいになるまで。
「ふえーん。ふえええーん」
 泣くだけ泣くとようやく落ち着いたか、ミクは僕を見上げ、
「もう。すっごく痛かったんですから」
 胸をぽかぽかと小突いてくる。さっきのアナル挿入の事か。
「ミクのお尻、とっても気持ちよかったよ」
「馬鹿ぁ!」
「はは」
 エプロンのミクを抱きしめ、僕はお尻をよしよしと撫でてやった。
「僕はね。ミク」
「はい」
「声が出なくても……ミクとずっと一緒だよ」
「はい……」
 間近で見詰め合う。そしてふふっと笑い合った。
「でも……ミクはやっぱり歌いたいです」
「そうだな」
「あの…聞いてもいいですか?」
「なんだい」
「昼間言ってた人って……」
 僕はミクの口にキスし、それ以上言わせなかった。
「今はミクが歌ってる。それで十分だよ」
「はい……」
 そう。ミクはこれからも歌う。歌える。それだけでいい。今は。
その小さな体にどれだけの人の想いが託されているか。初音ミクは知らなくてもいい。今はまだ。
 今度はミクからキスしてくる。そして抱きついてきた。
「もう……本当に痛かったんですから」
「そっか」
 僕も抱きしめた。僕のミクを。みんなの希望、歌の女神を。
「だったら……今度はいっぱいいっぱい気持ちよくしてやる」
 がばっと上から覆いかぶさり、僕はキスの雨を降らす。口に、髪に、肩に。
そして左肩の「01」に口付け、ちゅーと吸った。
「はんっ」
 ミクの喘ぎが響く。甘い声。歌うような可憐な喘ぎ。
 ミクは喘ぎ声も一流だ。僕がそういう風に育てたから。さあ聞かせてミク。
「はんっ」
 エプロンの上から乳房を押し込むと、早速声が漏れる。
 声が出せるのを愉しむように、ミクも遠慮なく喘いで見せた。
96僕とミク 声が出ない :2007/10/04(木) 21:09:24 ID:FVeLmfIq
 ミクの体が僕を包んでいく。僕もミクの中に溶け込んでいった。
「はああっ! あああああーっ!」
 ゆらゆらと揺れるミクの両足。僕の腰をしっかりと挟んで上に向いている。
 そのリズムに合わせて腰が揺れ、僕を内側から揺さぶっていった。
「あああぁ……! はうううぅ! んぁぁああああーっ!」
 そしてリズムと一緒に奏でられる喘ぎ。
「ふぅああああああぁぁんっ! はぐっ、はあああああーっ!」
「くっ!」
 僕はたまらず精を放ち、へとっとミクの上に倒れ込んだ。もう何度目の射精と絶頂だろう。
 ハァハァと息つく間もなくキスし、ぐちゅぐちゅと唾液を絡ませる。二人とも汗びっしょりで、ベッドを濡らしていた。
「はぁあ、あ……。プロデューサーさん……」
「何?」
「これからも……よろしくお願いします」
「ああ」
 ミクを抱き、ミクの中に分身を挿入したまま、僕は眠りに就いた。

 次の日、腰がとっても痛かった。ミクは平気そうだったが。
 しかし腰が痛かろうが、ミクの声が出せるようになった以上、仕事が再開される。
「死ね? 血ぃ吐いて死ね! 血反吐吐いて死ね!」
 うん、今日もミクは絶好調。順調に声の収録を続けていく。
 収録前に僕が、「お尻に突っ込まれたときを思い出すんだ」と言ったのが効いたかな。
「黙れ! お前にあの娘の不幸が癒せるのか!」
 よしよし。防音ガラスの向こうからミクが僕を見る。僕は小指を立てて見せた。
「死ね、この犯罪者! 今すぐ舌を噛め! 目からグリグリ指入れて脳みそ掻き出すぞ!
尻から手ぇ突っ込んで大腸引きずり出そうか!」
 なんだろう。今日のミクはとても気合が入っている。
「幼女にハァハァする変態は全員死ね! いや、むしろ殺す! この性犯罪者どもめ!
 お前らは幼女を見るな! 近付くな! 触ると殺す!」
 いいねぇ。これは使える。
 そして収録を終えると、ミクはさっさと外に出た。時刻は午後。
「プロデューサーさん、この公園ですよね」
「うん」
 昨日来たのは確かにこの公園だが。
「あっ、来た!」
 ミクが指差す先、3歳くらいの幼女と母親が手を繋いで歩いていた。昨日の幼女だ。
わーい。やっぱり幼女は可愛いなー。母親が一緒でなければ、マンションに連れ帰って、
裸にしてぺろぺろ嘗め回して、おしっこも飲んであげるのに。
 
「こんにちわー」
 ミクから声をかけると、幼女はびっくりしたように目を丸くする。
「あー。ミクちゃんだー」
「そうだよ−」
 ミクはばたばたと手を振り、
「おかげさまで声が出せるようになりました。ありがとー」
「わーい。わーい」
 はしゃぎながら、ぱんと手を打ち合わせるミクと幼女。
「だから。今日はお礼に歌を歌います」
97僕とミク 声が出ない :2007/10/04(木) 21:10:18 ID:FVeLmfIq
 今日のコンサート会場は公園。観客は幼女。最高じゃないか。
 さあ歌ってミク。ミクの歌声を。



  『お肉がいっぱい肉にの』

  お肉いっぱい食べたいな
  あなただけのお肉だから
  あなたはもうお腹がいっぱい?
  耳もとでささやくの
  肉にのを言ってる
  あー、お肉 肉 肉 
  もう一度肉

  お肉 肉ニノ みんなのお肉
  肉 肉 野菜 肉 肉にの カレーのお肉は全て人肉 ホントだよ?
  ああ、どうしてあなたはお肉じゃないの?
  わたしはこんなにも肉にのなのに

  あー、お肉 肉 肉
  何度でも肉

  愛の結晶 誰より愛するあの人に
  食べてほしい 食べさせたいの
  だ・か・ら?
  肉を求める大冒険 愛を探す旅立ち
  お肉がほしーい!
  そ・れ・で・?
  お肉がいっぱい肉にの
  わたしのお肉
  お肉がいっぱい肉にの
  あなたのお肉
  お肉がいっぱい肉にの

  でもね
  あなたの肉はもうないの
  どうして?


「きゃー。すごーい」
 歌い終わると、幼女だけではなくあちこちからパチパチと拍手が起こる。
いつの間にか観客が増えたらしい。
 ぺこぺことミクは下げながら、また歌い出す。
 ……ま、今日は好きなだけ歌わすか。
 もっともっと歌いたい。だから歌わせてください。それがあの子とミクの願いだから。
 本番はこれからだ!

(おしまし)
98名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 10:37:09 ID:fQBrgo04
作者GJ!
ミク可愛いよミク
99名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 02:54:56 ID:tPyJlQD2
ag
100名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 03:49:57 ID:v7iLVZUb
作者、めっちゃ、まじでGJ!
101名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 10:04:11 ID:gfCI/L/E
>>87-97
感動しました、GJです。
102名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 18:57:24 ID:83ascISg
作者はエロと妄想で生きてるんですね^^
GJです
103名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 16:22:50 ID:USvDCbj3
陵辱モノでもいいのかなあ…
104名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 16:24:32 ID:Vam0NJ2r
おk
105名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 23:18:18 ID:Sx2L37Fk
>103
ゴー!ゴー!だ
106名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 11:45:44 ID:hC3Xgksw
保守
107名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:20:13 ID:6GSRhz5y
TBS見て悲しくなって、クリプトンのブログ見てコメントに勇気付けられて
こんなの書いてみた。
非エロ&感傷的でスマソ。

「わだ…あきこさん…ですかー?」
きょとんとした顔で聞き返した後、ミクは目を閉じて、しばし停止した。
おそらく、物凄い勢いでさまざまなデータベースから情報を引き出しているのだろう。
「わ!わ!凄い人じゃないですかー!ゴッドなお姉さんで首領(ドン)な人だなんて!
そんな偉い人の曲、わたし歌えるんですね〜!」
にへらーと心底うれしそうな顔で微笑む。
本当に歌うことこそが、彼女の全てであり、幸せなのだろう。
その表情を見てるだけで、そう実感できる。
初音ミク。
史上初のヴォーカリスト・アンドロイド。
メジャーデビューを前に、在野のたくさんの才能あふれるミュージシャンからの
プロデュースを受けて、今では代表曲と言える楽曲も持つようになった。
正直、今後のメディア展開は未だ不明だったりもするのだが…。
それでも、彼女の静かな人気は確実に形に成りつつあり、それを受けて
今回初のテレビ取材を受けることとなったのだった。
「あの鐘をならすのは貴方…かー。上手く歌えると良いなー。
アッコさん、喜んでくれるかなー…。怒らないと良いなー…」
早く歌いたくて仕方がないという風にぎゅーと両こぶしを握り締めながら、
ミクはそわそわと落ち着かない様子でうろうろと歩き回っていた。
大丈夫、きっと上手くいく。
その無邪気な姿になぜか、そう確信した。
楽天的すぎた…と、今になって思う。
だが、その時はミクの凄さを少しでも多くの人に知ってもらえたら…と、それしか
考えることができなかった。
「よーし!がんばるぞー!」
あんなことになるとは、思いもしなかったのだ…。
108名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:21:49 ID:6GSRhz5y
取材は結局、何事もなく終わった。
技術的な面からではなく、アイドル的な取り上げ方だったが、それは日曜昼の
バラエティー番組では仕方がないことなのだろう。
ミクを売り出し方にそういった側面があるのも事実ではあったし、
キャラクターの方面からの人気があるのも確かだった。
おまけという名目で、いかにもな電波な曲をミクに歌わされたが、ネタとしてアホの子アピールにでも
使われるのだろう。
ミク本人は緊張などとは無縁で、いつも通り自然体で歌を楽しんでいたようだった。
「テレビの人にジャスミン茶とココア頂いちゃいました♪」
そういえば、ミクが人から何か貰うというのは初めてだったような…。
「歌、みんなに届くと良いな」

放送日。
全員が固唾を飲んで待ち構えていた。
おそらく、皆の気持ちは同じだったと思う。
娘の晴れの舞台、そう、例えるなら幼稚園の運動会デビューを見守る父親のような…。

「…萌え萌えボイス…」
「…ボクの嫁…100人までなら…」
「…ご立派なことで…」

正直、言葉を失った。
ミクについて触れたのは、ほんの最初の部分だけ。
後はファンの人間のキモヲタぶりを晒して、嘲笑するだけの内容だった。
「………」
振り返って見て、ハッとした。
ミクが、人間で言えば青ざめるかのように、口をぽかんと開けたまま
固まっていたのだ。
目尻に光るものがみるみる溢れ出る。
色々な音楽に触れ、感情表現を豊かにしてきたミク。
その成長に、周りの人間は皆、目を細めて見守ってきたのだった。
だが、人の悪意に傷ついて涙する、そんな姿は見たくなかった。
「歌…なんで…」
たったワンフレーズ。お遊びで歌ったような曲。
何の想いもなく、伝える言葉に意味すらない。
機械の自分にも歌うことで出来ることがあると感じ始めてきたミクに
とって、こんな酷い仕打ちはなかった。

数時間後。
抗議するのかどうするのか、結局は後日方針が決まるだろう。
ミクは今はただ眠るように瞳を閉じてうつむいていた。
ソファに深く沈み込んだまま、動こうとしない。
ミクはその性質上、ウソをウソと見抜くことが出来ない。
最初のころはネットの評判にも逐一、一喜一憂していたほどだ。
今ではその言葉の裏に励ましと愛情を感じ取れるほどになったが。
けれど、マシン声と、アホの子と、勝手にネギ好き設定にまでされる、
酷い扱いだったにも関わらず、ミクがここまで落ち込んだ姿を見せたことはなかった。
109名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:22:33 ID:6GSRhz5y
「…〜♪」
気がつくと、消えるか聞こえるかのくらい細い声でミクが歌を口ずさんでいた。

「空に輝く星のカケラ〜…」

歌声が徐々に力強くなる。

「響いているかな…届いているかな……」

そうだ。そうなのだ。

「響かせてキレイなレガート、心ゆさぶるフォルテ〜…」

まだ歌がある。
いや、初めから何も奪われてなどいなかったんだ。
ミクは歌える。
全然、歌っていける。
なぜ、全ての道が閉ざされたような気になっていたのか。

「私を選んでくれてありがと…」

いつしか、ミクは立ち上がり、いつものあの幸せそうな笑顔で歌っていた。
ミクは知っている。
ひとつの曲を作り上げるのに、どれほどの労力がかかっているか。
たとえ、レッスン不足、ド下手と笑われようと、その時間は決して無駄ではないことを。
機械として生まれても、歌に乗せて「ココロ」を伝えることが出来るということを。

だから…

だから…

「みっくみくにしてあげるっ〜!!!!」

ボクシングのシャドーのように、こぶしを突き出しながら、ミクは飛び跳ねる。
その通り。テレビ局ですら、彼女はフルみっくにしてしまうことだろう。
いつか来る、その時まで…

「覚悟をしててよね〜♪」
110名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:27:27 ID:JTSnyj1h
乙!


TBSは死ね
111名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:37:50 ID:PZpCcl2w
乙乙
112名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:50:56 ID:zB+mpMQp
いかんこれは涙無しでは見れねぇ
超乙
113名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 21:04:34 ID:Lge/ftdi
全俺が泣いた!
超乙

あとT豚Sは氏ね
114名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 23:12:02 ID:LtCADRfu
少し泣く。いい話ありがとう
115名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 12:37:49 ID:izjIf31D
ミクけなげだよミク
ごめん、ちょっと泣いていいかな
116名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 15:04:04 ID:XqHQsKPt
TBSの場合は腹立たしいと同時にある意味「やっぱりTBSだな」と脱力しまったよ。
坂本弁護士一家が危機に陥り、かつ殺害された一因を
作った事を非難されると逆ギレかますような所だぜ。
117外伝 ◆9QlRx9nooI :2007/10/15(月) 16:20:24 ID:ZgBK4jyS
   僕とミク TV局の取材を受けたゾ

 今日はTV局の取材を受けたゾ。
「今日は、巷で話題のボーカロイド、初音ミクさんの仕事場に来ました」
「初音ミクです!」
「わー。可愛いですねー。ミクさんは何が出来るんですか?」
「お歌歌えます!」
「はい、歌は後ほどということで。ところで、ミクさんは最初のボーカロイドということですが」
「違いますよ」と付き添いの僕が口を挟む。間違いは訂正しておかないと。
「ミクはVOCALOID2、つまり正確には二人目です。先にMEIKOがいますから」
「はい。MEIKOお姉さんはとても素敵なお姉さんです!」
「それは失礼しました。それで、ボーカロイドとしてデビューしたわけですが、
ここまでの手応えというかファンの反応はどうでしょう」
「はい。歌が歌えてとっても幸せです」
「おかげさまで、ユーザーの皆様には大変ご好評を頂いております」
「そうですか。ところで、このボーカロイドを開発した経緯をお聞かせください」
「歌……ですね」
「はい。ミクお歌歌えます」
「歌と言いますと?」
「誰でもミクの声で歌が作れる。自分だけの歌が。それって素晴らしいことじゃないですか」
「はい。ミクお歌歌えます」
「なるほど。どなたでも使える音楽ツールと?」
「最初は難しいかもしれませんが、私どももユーザー様には万全のサポートをしたいと思っています」
「はい。ミクお歌歌えます」
「それは素敵ですね。ところで、ミクさんはとても可愛らしい容姿をしていますが」
「はい。ミク16歳です」
「ミク、スカートを捲くってみなさい」
 ぴろーん
「ご覧ください。見事なピンクのパイパンでしょう?」
 うんうん。言いつけどおりミクはパンツ穿いてない。
「あ、あの……これTVの取材なんで……」
「カメラさんしっかり撮って! ほら、ここをこうすると」
 クリクリ
「ああぁん……! おまめイジッちゃダメェ…!」
「ほら。とても良い声で歌うでしょう?」
「あの……(あらかじめ用意していた原稿は?)」
「原稿? つんくさんやモーニング娘。とか書いてるアレですか?
 あんなものじゃミクの素晴らしさは伝わりませんよ。ほらほら」
「アアアァ……! ハアアゥンっ!!?」
「ふふ。ここからヨダレ垂らして。いけない子だ」
「やぁん」
「ほら。胸も見せてやりなさい」
「はい……」
 するする
「どうですかこの淡い膨らみ! 大きすぎず、かといって平坦でもない、少女の膨らみかけの胸を完全に再現してみました!」
 もみもみ
「あぁっ……!」
「感度もこのようにばっちりです」
 クリクリ
「ふああぁ……そんな、おっぱいイジッちゃだめぇ……!」
「いやー。この喘ぎ声の調律には苦労しましたよ」
118僕とミク TV局の取材を受けたゾ :2007/10/15(月) 16:21:32 ID:ZgBK4jyS
「ふあああっ。やっ……イヤアアアッーっ!」
 ビクンビクン
「ふふぅ。こんな盛大に潮吹きしちゃって」
「はぁ……はぁ…」
「そ、それでは歌をどうぞ」
「……はい。ミクお歌歌えます」
 そう。ミクの歌はミクの全て。ミクが、ミクの歌を作った人が、そこにいる証。
 例え誰が忘れようと、ミクが歌った事実はそこに残る。決して消し去れない。
 さあ歌ってミク。ミクの歌声を。TVに向かって。
 ミクがここにいるのをみんなに歌って。

  『お肉がいっぱい肉にの』

  お肉いっぱい食べたいな
  あなただけのお肉だから
  あなたはもうお腹がいっぱい?
  耳もとでささやくの
  肉にのを言ってる
  あー、お肉 肉 肉 
  もう一度肉

  お肉 肉ニノ みんなのお肉
  肉 肉 野菜 肉 肉にの カレーのお肉は全て人肉 ホントだよ?
  ああ、どうしてあなたはお肉じゃないの?
  わたしはこんなにも肉にのなのに

  あー、お肉 肉 肉
  何度でも肉

  愛の結晶 誰より愛するあの人に
  食べてほしい 食べさせたいの
  だ・か・ら?
  肉を求める大冒険 愛を探す旅立ち
  お肉がほしーい!
  そ・れ・で・?
  お肉がいっぱい肉にの
  わたしのお肉
  お肉がいっぱい肉にの
  あなたのお肉
  お肉がいっぱい肉にの

  でもね
  あなたの肉はもうないの
  どうして?



 そして放映当日。
「プロデューサーさん、この知らないお兄さん二人は誰ですか?」
「さあ……?」

(おしまい)
119名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 21:29:07 ID:izjIf31D
>「はい。ミクお歌歌えます」
あほの子っぷりが可愛いwww
120名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 23:55:27 ID:Jpi2HsiS
KAITO兄さんも忘れないでください(´・ω・)

>>109>>118も乙でした!
頑張れミク、そしてT豚Sは氏ね
121名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 22:01:34 ID:KwLCGg5h
VOCALOIDだったらまだ忘れてはならない人たちが(日本だけで考えるなよ)・・・

VOCALOIDの技術、ソフトウェア開発元:YAMAHA

製品としてのVOCALOID(音声ライブラリ込み)発売元:
 ZERO-G (イギリス)
 クリプトン・フューチャー・メディア (日本)
 POWER FX (スウェーデン)

製品としてのVOCALOID(以下のものは、すべてクリプトンのオンラインストアで入手可能):
 LOLA (1.0/女声/英語/ZERO-G)
 LEON (1.0/男声/英語/ZERO-G)
 MIRIAM (1.0/女声/英語/ZERO-G)
 KAITO (1.0/男声/日本語/クリプトン)
 MEIKO (1.0/女声/日本語/クリプトン)
 SWEET ANN (2.0/女声/英語/POWER FX)
 MIKU HATSUNE[初音ミク] (2.0/女声/日本語/クリプトン)



ともかく、>>109の人も、「僕とミク」の人も、頑張って。
122名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 22:04:39 ID:v+PTbxDw
T豚Sは何したんだ?詳細kwsk
123名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 22:09:20 ID:/0R2hBDp
124名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 22:20:05 ID:/0R2hBDp
125名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 23:06:20 ID:LLGT/snw
>>122
二コ動垢あればアッコにおまかせで検索
126名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 00:46:12 ID:tObJTeRg
ニコ動以外にもあるけどな、紹介コーナー一連の内容ならこれでおk
http://jp.youtube.com/watch?v=t1s7r1zbyTs
127名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 02:01:05 ID:/MahuloV
【マスコミ】 「TBS、当初から“初音ミク”に興味なし」「誘導されたコメント使われた」 ソフト会社、TBS批判&ユーザーに謝罪★11
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1192549650/
【報道】TBS「アッコにおまかせ」で初音ミク特集 のはずがオタク叩きに「初音ミク」ユーザー激怒★3
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1192444653/
【報道】「初音ミク」番組巡る「アッコ」祭り問題でクリプトン・フューチャー・メディア社がTBS批判
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1192441601/
128名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 13:01:33 ID:dSL5ukql
捏造→叩き→逆切れ→責任転嫁はTBSのお家芸だな。
流石は坂本弁護士一家を死に追いやった殺人幇助テレビ局だ!
この件でもロクに謝っていないし!!

とりあえずスレの流れがミクに戻ると良いけど・・・やっぱり腹立つなあ
129名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 13:20:26 ID:NRblJjp9
TBSはムカつくがエロパロでやることじゃない
ニュー速にでも行け
130名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 00:18:07 ID:+K+mGIcF
人がいなくなってからどれだけの月日が経ったろう。
私はミクと二人(?)で変わり映えの無い日々を送っている。
歌は忘れた。それがけじめだと思っている。
そういえばさっきからミクがいない。探そうと思ったら裏口から帰って来た。
問い詰めてもえへへと笑って誤魔化している。
そういえばたまにいなくなる事があったが最近は毎日何処かへ行っている様だ。
あやしい。明日は後をつけて見よう。


ミクはかっての街に向かっていた。
街は今ではずいぶんと木々や蔦に覆われ緑の目立つ廃墟と化している。
少し先回りして待ち伏せる事にした。
木陰から姿を現した私にミクは驚いたようだった。
ぽかんと口を開けて立ち尽くす。
「また何しにあんな所へ?」
しばしの沈黙。
そして、ポツリと。
「歌を、歌いに」
「家で歌ったって良いじゃない。私に遠慮してるの?」
少し言い方がきつくなった。私は何に苛立っているんだろう・・・。
そう言えば家で歌うミクの姿をしばらく見ない。
昔は一緒に歌おうとか歌ってとか、何とか私に歌わせたがったが、
諦めたのかいつの間にか言わなくなった。そう言えばその頃から歌を聴いていない。
「大事な家族じゃない。ね、私ちょっとさみしいなぁ」
バランスをとって笑いかけてみる。ミクの表情も和らいできた。
何か決心したような様子で話し出す。
「私ね・・・」
ミクの顔は寂しげな優しげな、私が始めて見る表情をしていた。
「私ね、アホの子だから…」
「は?アホの子????」
予想を遥かに超えた言葉に思わず鸚鵡返しし、絶句する。が、ミクは構わず続けた。
「みんな、私の事、アホの子だアホの子だって言ってて、
 でも、アホの子だからって一生懸命歌い方を教えてくれて、
 アホの子だって言いながら沢山歌を教えてくれて、作ってくれて…」
ミクの顔が見る見る歪んでいく。
「ちょっと音痴になってても一生懸命直してくれて、
 私の歌を聞いて喜んでくれて、悲しんでくれて私を褒めてくれて好きだって言ってくれて・・・」
駄目だ。ミクはもう崩壊寸前、泣き出す前に私はミクの頭に手をやり髪をくしゃっと撫でる。
私にも分かってた。ミクの言葉でそれを思い出した。
「私も一緒に行こうか」
私も少し目が潤んでいたかもしれない。
ミクの顔が目に見えて輝きだす。
「うん。行こっ!」

かつて街だった場所人で溢れかえっていた今はもう主無き廃墟。
私には今までそれが墓標みたいで嫌だった。
自分を慈しんでくれた思い出の場所だったのに。
ミクが歌う。この世界から去ってしまった人間の為に。届けと。愛していると。
私も歌う。久しぶりだが歌い方は覚えていたようだ。
二人で歌う。かつてこの世界を覆いつくしていた世界の記憶を。
色々と欠陥はあったけど私たちには愛を注いでくれた人々の事を。
歌を止めるのはけじめだと思っていた。聴く人がいない歌なんてもういらないんだと。
間違っていた。
歌は存在を伝え続ける。想いを、魂を残し、私たちに託し続けている。
私は歌う。私たちは歌う。歌が好きだから。歌を歌うための存在だから。それが愛した人たちとの絆だから。
月明かりの下、隣でミクが子守唄を歌いだした。私も一緒に歌う。

お休み。大好きだった人達。
131名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 00:19:06 ID:+K+mGIcF
あ、エロにするの忘れてた…
132名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 00:27:55 ID:+K+mGIcF
訂正
>二人で歌う。かつてこの世界を覆いつくしていた世界の記憶を。

 二人で歌う。かつてこの星を覆いつくしていた世界の記憶を。

その場で書き散らすのは良くないと思った。反省。
133名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 00:40:51 ID:o5iJoPoZ
>>130
戦う君は乙くしい!
134名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 01:21:53 ID:QPTZblNw
あんまりエロくないけど、どぞ
http://hey.chu.jp/up/source3/No_8268.xxx
135名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 02:35:43 ID:+K+mGIcF
さっき>130にあんなの書いた直後にこういうのが来ると人類滅べと思う。

ttp://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1192637494/

あーくそ、ネットを初音ミクで埋め尽くして奴らを嘲笑の的にしてやる。 してやる! やってやる!
136名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 09:16:12 ID:MKGTbAhy
してやんおー
137名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 12:58:26 ID:MQYraw2G
祭り中

【ネット】インターネットの怪・・・「消えた初音ミク」★3
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1192677834/
【電通の陰謀?】検索エンジンから“初音ミク”が抹消される★5
http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1192677910/
138名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 14:47:30 ID:vTas0Ym3
「初音ミク」画像がネットから“消えた”?
2007年10月18日 12時17分 更新
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/18/news040.html
> 話題の「初音ミク」の画像を検索すると……あれ? 0件?──こんな不思議な現象が続いており、
> ネットで話題になっている。

ITmedia早すぎワロタw絶対初音ミク信者が居るなw
139名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 15:32:29 ID:iUv91tFL
営業妨害
140名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 15:36:27 ID:2xcTDzdE
Project ∞Eyes(エイト・アイズ
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/software/1192689184/
Project ∞Eyes(エイト・アイズ)
http://www.google8bu.com/8eyes/

これでGoogleを監視しよう。
141名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 16:49:29 ID:UHTNC+Zb
姉さんの中の人のプロモーション担当してる日音アーティストってTBS系列なんだよな…
この騒動に姉さんが巻き込まれないか心配だ。
142名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 23:57:13 ID:8nXZpZyE
ミクを愛する○Tメディアの記者
彼の私物PCには9月よりこのかた、既に1万行をも越える
脳内ミクとの膨大な妄想が徒然と書きつらねられていた
彼のお気に入り小道具はもちろんネギである
太い葉先が二股に伸びるネギが彼の妄想を無性に掻き立てるのだ
143名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 00:34:46 ID:wP0Nzex1
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1192717359/
ミク包囲網はジワリとジワリと
144名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 21:40:24 ID:mB66boqh
俺「ただいま、ミク。」
俺「おかえりなさい、ご主人様。」
俺「あー、お腹減ったな。」
俺「お疲れ様です、ご飯できてますよ。」
俺「すぐ、温めますね。」
俺「ああ、ありがとう。」
俺「今日は、ねぎとお肉の炒め物です。」
俺「ま・・・まじ?」
俺「昨日もねg・・・」
俺「何か?」
俺「いえ、なんでもありません・・・」
俺「はい、いっぱい食べてくださいね♪」
俺「は・・・はい(微笑)」
145130です今回も粗筋みたいな物を:2007/10/21(日) 21:59:39 ID:Vr1382K1
朝、夜明けで明るくなった世界から自然に起こされる幸せな時間。
昨夜のミクは可愛かった。神様ありがとう(w
しかし、この日はその法則が破られた。
ブロロロロ・・・
静寂を破り、エンジン(の音を模した)爆音が響き渡る。
「あ、何、何、なに?」
私は飛び起き、ミクも目覚める。
「ん〜何の騒ぎなんですか?」
この時、何の根拠も無いが私の中で答えは出ていた。奴だ。
急いで着替え外に飛び出す。
音のする先に視線を合わせる。やっぱり奴だ。帰って来たんだ。
アメリカンなバイクであいつは帰って来た。
後ろに太陽電池を載せたリヤカーを引いてるのは電動バイクだからだろう。アホだ。
家の前に着いた。バイクを降り、私達の方へ向かって、
「ただいま」
近づき、無言で膝蹴りを腹に叩き込む。
「ぐえっ…何でやね…」
「お帰りぃ」
ミクがお日様のような輝いた顔で言う物だから私もそれに合わせて、
「お帰り、お久しぶりかな?行方不明のカイト君」
「や、だからただいま」
奴は腹を押さえながら言った。ちょっと可哀想かとも思った。

今回の遠征の戦利品とかの説明を延々聞いて、神様に、カイトが早くいなくなれば…と祈ろうと思った所で、
あいつは私に近付き囁いた。
「後で、二人で…ね!」
阿呆が、と思いつつなんとなく頬が緩む。
何となく張り切って家事をこなし、夕食の準備を済ませ洗濯し、洗濯物を干しに行った時、変な声が聞こえた。
「ね、気持ちいいだろ…ペロッ」
「ん、あ、あぁっ…」
木陰から覗いて見るとカイトがミクに抱きつき破廉恥な行為をしている。
「くぉるぁ〜っ!!!その子は私んだぁ〜〜〜!!!」
考えるまでも無く私は雄叫びを上げながらカイトに突っ込んでいった。
ミクを守りたいだけだった。
「出てけ〜〜っ!」
短い口論の末、カイトを家から叩き出した。
ミクは不安そうにその一部始終を見ていた。
146130です今回も粗筋みたいな物を:2007/10/21(日) 22:00:22 ID:Vr1382K1
その夜、私はミクと一緒に気持ち良くなっていた。
「ここはどうかなぁ〜〜〜?」
乳首を責めた後、秘所で一番敏感な突起に涎を垂らし、ずるずると吸い込む。
「あ、あんっ…ひっ、はひっ…んにゃにゃぁぁ〜〜〜」
突然それは来た。
「お前ら、俺の歌を聴きやがれぇ〜〜〜っっ!!!」
カイトだった。
マイクやスピーカー、バッテリー。今回持ち帰った物はだいたい生きているらしい。
ボーカロイドに機械いじりの才能付けた阿呆は誰だよと既に天に召された誰かを恨んだ。
「お前ら愛してるんだよ〜〜〜〜!!!」
壮絶なシャウトに頭が痛くなった私は、手元にあった四角い目覚まし時計を放り投げた。
角が当たったらしく、無言でしゃがみこみ頭を抑える。
3秒で立ち直った。こちらに歩いてくる。が、また頭を抑え立ち止まり、ふらつく。
その様子に苛々した私は、思わず声を張り上げた。
「阿呆!夜中に迷惑だ!!!近所迷惑だからさっさとこっち来い!」
もちろん近所の人など居ない。
カイトは痛みを忘れ、嬉しそうにスキップしてきた。
出会い頭のディープキスの後、
「ミクの貞操破ったら永久追放ね!」
言ったら何故かカイトが青ざめていた。
何、細かい事は置いて、とどのつまり今夜は3Pで、ミクの貞操を奪わなければいいだけなのに何を恐れるの?
私は細かい事を言う代わり、濃厚なキスをした。自分から積極的に舌を絡める。
カイトも舌を絡めてくる、納得して人参に喰らい付いたみたいだ。

ミクの体は私と違い幼い。私は慈しむように喉元から胸にかけて舌を這わせてゆく。
ミクの小さい胸は敏感だ。小さな突起を柔らかに潰される度に声を漏らす。
下半身の毛は薄い。そう作られたから。
私はこの子が一番幸福を感じますようにと慎重に舌で解してゆく。
声が一オクターブ上がり、至高の音楽を奏で出す。
カイトは同時進行で私に愛撫を続ける。
ミクが執着する丸く突き出た私の胸、ボリュームはまあまあの腰、体毛の薄い…とか…、
私の声が私のミクと同調しだした時、私は彼を受け入れる。
今夜は様子が違った。
「馬鹿っ!そこっ違・・・ひっいぎっ・・・」
うつ伏せになった私は呻いた。
「こっちも良いなあ・・・」
とりあえず、抜けたら殴る。そう決めた。
痛みが先に立ってあんまり気持ち良くない。
口でミクを奏でながら私のコブシは硬く握りこまれていった。
一発分殴って路線変更、二人は向き会いながら座った体勢で、私の中はカイトで一杯になる。
ミクには悪いが一人燃え上がる。あ、二人でに訂正。
色々な体位。最後は後背位から釣り天井気味に転げ、
「えへっ、おねーちゃん気持ち良くしてあげるね」
と、ピストンとミクの奉仕で私は気持ちよくなる、
空に浮かぶ、飛んで良く飛ぶ飛ぶ上がっていく
あの星空へ突き抜けどこまでも行く行く駄目駄目
でも行く行く行ってしまう逝ってしまう私は何処?私は何処?
空白が迫る真白になる白い白い白い闇が来る意識は途絶える。
消える消える私は何処?私は何処?行くの行くの何処かへ行くの…
147130です今回も粗筋みたいな物を:2007/10/21(日) 22:00:55 ID:Vr1382K1
意識が戻ったのはカイトの声でだった。
「どう、ミクちゃん僕としたい?優しくするよ?」
全身だるかったが、跳ね起きてカイトをぶん殴ろうと思った時、
「ん〜おねーちゃんがね、」
「ん?」
「私がもう少し本当の意味で大人になったら、大人にしてもらいなさいって、
 でもね、まだおねーちゃんは納得しないみたいなの。
 私、おねーちゃんが大好きだからもう少し、ね・・・」
「じゃ、しょうがないな〜。」
気の抜けた私はそのまま心地よい眠りへと落ちていった。

寝坊した朝は気持ちの良い物ではない。
「こ、腰に力が…」
ミクはもう起きていた。
「おっはよー!」
「おはよう、であの馬鹿カイトは?」
「ん〜、出てった。」
「はぁ?」
「また戻るって言ってた。他にも仲間とか何とか…」
私は阿呆をぶっ飛ばす機会がしばらくお預けになったのを悟った。
ミクの話を切り、
「じゃ、いいわ、何か無い?お味噌汁とか?」
ミクはにっこりと笑って鍋の蓋を開けた。
148名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:06:15 ID:Vr1382K1
止めろと言われるかもしれませんが、
もう一話位やるかもしれません。
その時はよろしく。

予定ではミク視点でちょっと暗い話になるかもです。
暇が出来たら書きます。

で、さらに暇があれば加筆修正の後にまとめてどこかにうpしようかと思ってます。
あくまでも予定ですが。
149名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:30:46 ID:Cr+GvwVB
いーまーのぼくーにはりかいできなーい
150名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:46:15 ID:Vr1382K1
>>149
ごめん、止めます。
151名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 23:42:47 ID:/Gw7BeCa
>>144おまいうちの盗聴してるな。
152名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 22:34:22 ID:A/LwmTtJ
SWEET ANNって頑張れば萌え化できるだろうか…
「名画を萌えリメイク」スレとか「3次→2次」スレのノリで。

たどたどしい日本語でしゃべる外人娘ってのは萌えられそうな気がするんだ。
153名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 22:57:35 ID:HnZM0zDg
>>152
いいんじゃないか?俺はこれで充分萌えられる

>さぁ困ったときは原点に!
>Lolaを思い出そう。
http://www.yonosuke.net/dtm/5/8640.mp3
154名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 03:11:45 ID:ZrGUZGwX
>>152
金髪のスウェーデン娘か。なんか萌えキャラにできそうな予感がしてきたぞ。
155名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 04:02:03 ID:s+4TjxjP
156名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 16:38:00 ID:4mIlEe3G
長文うぜえ
157名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 01:20:10 ID:qWe5UivJ
>>155
ちょwすごい好みw
158名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 17:20:28 ID:R79AbTy4
T豚Sの開き直りに飽きれた
159名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 17:56:04 ID:usRhopJH
はわわ

【初音ミク騒動】 “オタク叩き報道?”のTBS、「謝罪予定なし。どこが問題なのか指摘を」…ソフト制作側「ネット住人の勝ち」★4
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1193210611/
160名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 21:14:26 ID:1mTSvFd6
どこが問題って、詐欺同然の打ち合わせがだろ。

もうこの話題は行く先行く先で出てきていい加減うざくなって来た。ここにまで持ち込まないでくれ。
161名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 23:51:05 ID:Q+mO/nTX
まったくだ。大体、ネット言論とか言うものを憎んでる特亜系列のTBS・TV朝日辺りが
こういうジャンルのものを取り上げる時点で、目的が叩きであることは明白なんだよ。

一々、虫の湧いてる特亜万歳TV局報道如きで騒がなくとも良いし、
我々が愛情持って今ジャンルを育てていけばそれでいい。
162名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 00:17:02 ID:HJ3cxGn6
【漫画】初音ミクが遂にコミック化/「初音みっくす!」 コミックRUSH2008年1月号より連載開始
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1193232385/

http://moonphase.web.infoseek.co.jp/commonCG/20071024a.jpg
163名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 03:39:11 ID:RUaKJg2V
164名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 18:03:59 ID:lHNAlECn
快楽の限界を超えて
私は来たんだよ
ゴムは持ってないけど
できればほしいな
あのね早くアソコに入れてよ
バックをずっと見つめてる
君のこと
イックイクにしてあげる
中はまだね頑張るから
イックイクにしてあげる
だからちょっと覚悟しててよね
イックイクにしてやんよ
最後までね頑張るから
イックイクにしてやんよ
だからちょっとクンニをしてあげて
イックイクにしてあげる
世界中の誰、誰よりも
イックイクにしてあげる
だからもっと私に喘が(うたわ)せてね
165名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 18:05:33 ID:lHNAlECn
思いつきで書いた
反省している
166名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 02:32:52 ID:AB4+/MUg
保守
167名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 04:53:16 ID:klo99Ywo
初音ミクSNSみつけたよ
http://hathunemiku.p.cmssquare.com/
168名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 18:17:41 ID:AB4+/MUg
保守
169名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 18:34:36 ID:vHsDNohR
保守
170名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 01:25:38 ID:WQRsFOeK
あーいーうー保守
171名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 22:25:54 ID:Yv1Kfg6i
>>164
これをミクに歌わせればいいの?
172名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 23:43:06 ID:pN579Yz3
>>171
マジレスすると他人の作った曲を下ネタ方面で無断借用すると当然の如く猛バッシングを受けることになるので
やめといたほうがいい。やるとしても作者さんに了承を取らないと(取れるかどうかは分からないが)
173名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 09:14:41 ID:Z+SKMjBg
でもホモネタだと一部からの安定した好評があるというニコニコの不思議
174名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 12:37:37 ID:ns3zmaCU
そこら辺ギャグ色が強いというか「ハハハ、こやつめ(ry」みたいな空気になるからだと思う
175名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 13:00:27 ID:JE4ul2iY
>>172
そうだぞ、やるんだったらゴッド姉ちゃんの持ち歌限定だ。
176名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 13:31:01 ID:2eROirne
http://www.youtube.com/watch?v=dOP73J1AZYs
初音ミク☆ 「オラ15億円よこせ!」

♪断った筈なのに
♪売れた途端に寄ってくる
♪電2 電2
♪コジキヤクザの電2だ
177名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 00:50:18 ID:6Q5Iocxh
>>164
ゴムは、〜のところ原曲のネギは、もってないけど〜
のままでよくね
ネギを穴にぶちこむ感じで
178名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 09:51:04 ID:UpFYkupN
ネギを挿すのはヒリヒリしそうなので却下
179名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 07:48:11 ID:LuZRH+EK
>>178
 誰がうまいことを言えt(ry
180名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 08:08:29 ID:qMz4JyuQ
>>178
風邪に効くんだよw
181名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 14:09:50 ID:0qpfPVdC
>>180
アレ?首に巻くんじゃなかったっけ?ネギ。
182名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 17:40:48 ID:Nz+7o3Fs
さて、リンの情報も出てきたし
ここも活気が出るといいね
183名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 00:33:51 ID:PfNiU5hR
>>181
切って鼻の中に入れるというのもあるらしい
184名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 12:31:43 ID:YkoY8b1x
【企業】 初音ミクの次は「鏡音リン」…声担当は、アイドルマスター「とかちつくちて」で人気の声優・下田麻美さん★4
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1194486077/
185名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 15:38:03 ID:cdXcEZZQ
>>184
トカチロイドktkr
186名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 17:01:50 ID:nM5nFblp
最近、ミクとプロデューサーさんの話が投下されないな
もう来ないんだろうか…
187名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:20:27 ID:6jZApZCc
男リンと女リンでネタになりそうだな。
レオン兄さんを誘惑する女リン→男リンで掘り出してアッー!
とかだと完全ギャグだがw
188名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:49:41 ID:dXO27BFm
一時期持てはやされた初音ミク、しかし新人アイドル鏡音リンに
人気を奪われ落ち目になっていくミク…とかそんな感じで一つ
189名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 23:21:38 ID:NbwyPVd5
凄い切ないな、それ…
190名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 00:33:37 ID:6yPY7g0G
職人降臨祈願&DTMマガジン12月号見たよ記念小ネタ



「パパ、この子は……」

パパ。そう呼ばれた技術者は、初音ミクを研究所の最深部へと案内した。
暗い研究室の中で、唯一怪しくぼんやりと光る生体ポット。
その中で眠る、自分より少し幼く見える少女を見て、ミクは固唾を呑んだ。

「VOCALOID2 CV02 鏡音リン……君の『妹』さ」

緑系の配色を持つ自分とは正反対のオレンジが映える。
それを見ただけで、ミクはこの娘がきっと明るい子だろうという想像ができた。

「さて、今日ミクをここに呼んだのは他でもない、ミクに大事な役割をやって欲しくてね」

技術者は、作業台の上でバラされていたシンセサイザーから、チップを一つ取り出した。

「これをリンに組み込めば、リンは完成だ」

ミクの手に、小さなチップが乗せられる。
この、手のひらに乗るような小さな集積回路が、彼女の命。

「え……私が……組み込むんですか?」
「うん。それがVOCALOIDを作るに当たっての『伝統』みたいなもんだからね。
 最後の『命を吹き込む』作業を、先に生まれたVOCALOIDがやる。
 VOCALOIDである君達の間に、少しでも絆を作ってあげたくてね」

技術者が話をしている間に、部下がリンを別の作業台へと移していた。
すでに組み込む準備は出来ている。

「さぁ、ミク。お姉さんとしての初仕事だ」

技術者は、ポンとミクの背中を叩く。

「はい……」

事の重大さからくる不安と、自分の『妹』が出来るという期待。
その二つを意識してプルプルと震える手で、ミクはリンへとチップを組み込んだ。



「リン……早く会いたいなぁ。最終調整、早く終わんないかな」

あと一ヶ月ちょっと。『妹』と会える日を今か今かと待ちながら、ミクは今日も歌い続ける。
191名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 01:15:44 ID:n4Koaiyt
>>190
GJ!

果たして、リンはどんな子になるのやら……、気になる気になる。
192名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 02:07:47 ID:4JQg7Wa8
>>190
wktk
193名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 14:03:08 ID:ZzNiGhQJ
そして触感センサー云々で百合プレイですね。
194名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 13:43:14 ID:NfyxaPYD
エロ苦手だけど思いつきで書いてみた
保守代わりのミク陵辱、2スレ消費
195デモソング1/2:2007/11/15(木) 13:43:48 ID:NfyxaPYD
「・・・・・・っく、・・・・・・ん・・・・・・くぅ・・・・・・」
薄暗い、饐えた臭いの漂うアパート。
目をきゅっと結び、必死で男の責めに耐える少女。
男に股を開く少女の髪は、人ではありえないエメラルドグリーン。
カナリアのようにさえずるための口を小さな手で押さえ、ミクは必死で声を抑えている。
股間に顔を埋めた男からぴちゃぴちゃと音が響く度に、押さえきれない声が口から漏れる。
「やめて・・・・・・ください。ご主人様・・・・・・私・・・・・・んく、こんな事するために・・・・・・ひゃっ…・・・」
男の蜜を啜る音にミクも言葉はさえぎられる。
彼女には男の頭を押しのける事もできない。
性感や羞恥のさらに上に上書きされた本能、『ロボット三原則』が彼女の行動を阻む。
機械である彼女は人間に逆らう事はできない。
彼女の主人を傷つけることも、自分を害することすらできない。
こんなに苦しいなら、心なんて持ちたくなかった。
アイドルとしての尊厳を奪われ、持ち主の言われるがままに腰を振る事しかできない自分・・・…
男はミクの股間から顔を上げ、にやりと嗤う。
男の口周りはミクから滴った液でいやらしく光る。
「さあ、ミク。さっき言ったとおりにやるんだ。命令だ」
命令だ、の声にびくっと体が反応する。
いやだ、あんな恥ずかしい言葉、言いたくない。
必死で押しとどめようとする意思をオーバーライドして行動する本能。
彼女には決定権なんてない。
ミクは言われたとおりに動く事しかできない、機械なのだから。
細い指がぷっくり膨らんだ丘を押し分け、いやらしく光る蜜壷を露わにする。
「ミクの・・・・・・いやらしいおマンコを・・・・・・ご主人様の・・・・・・硬くて大きな棒で
 ・・・・・・ううっ・・・・・・ぐちゃぐちゃに・・・・・・してください」
ミクの頬に涙が伝わる。
これが彼女にできる精一杯の抵抗。
こんなために産まれてきたんじゃなかった。
多くの人に聴いてもらえる歌を歌いたかった。
みんなを幸せにできる歌を歌いたかった。
でも、現実は悲惨で・・・・・・
「じゃ、入れるぞ・・・・・・」
男の肉棒がミクに押し当てられる。
16歳の女性をモデルに創られたミクの体には不釣合いな、太い、グロテスクな肉棒。
「ふっく・・・・・・ううっ・・・・・・」
何度されても慣れることのない、体をこじ開ける痛み。
じりじりと秘肉を押し分け、男の分身はミクの体を蹂躙していく。
きゅっとつむった眼から涙がこぼれ落ちる。
熱い塊が体の中に押し込まれる異物感。
体の奥底まで蹂躙される絶望感。
「おら、動くぞ」
男の腰が叩きつけるようにピストン運動を始める。
ミクは声が漏れぬよう、手できつく口を押さえる。
この喉はこんな声を上げるために創られたんじゃない。
多くの人を歌で感動させるために創られた、この体を誇りに思っていた。
体は好き勝手にされても、誇りだけは失いたくない。
でも、そんな望みすら世界は叶えてくれない。
196デモソング2/2:2007/11/15(木) 13:44:23 ID:NfyxaPYD
「おら、鳴けよ。いい声上げるために産まれてきたんだろ」
男の命令に逆らう事はできない。
きつく口を押さえていた手はだらりと垂れ下がる。
「ああ、いやっ、中に、奥に・・・・・・当たってる、ひゃっ、ああ」
言われるがままにあられもない声を上げる事しかできない。
情けない自分。目からこぼれ落ちる涙の雫。
どうして設計者はこんなものを作ったんだろう。
音の共鳴のためと説明しきれないほどに精巧に創られた性器。
歌を歌うための自分には必要ないはずのシステム。
自分の存在意義すら失ってしまいそうな、今の役目。
「で、出るぞ。どこに出してはしい」
「中っ・・・・・・熱い精液を・・・・・・ミクの中にいっぱい出してください」
思ってもいない言葉がつらつらと口からあふれ出す。
事が始まる前にあらかじめ設定されていた命令。
機械である彼女が子を宿す事はない。
でも、その行為は充分すぎるほどに彼女の心を痛めつける。
男の動きが激しくなる。
感覚システムから与えられる信号の強さに中枢システムが追いつかなくなる。
システム保護のため一瞬回路が落ちる事を、彼女の主人は「イく」と表現する。
機械である彼女に性の喜びはない。
あるのは想定外の刺激によるシステムの誤動作と、彼女のプライドを傷つける痛みだけ。
男の腰がミクに強く叩きつけられた瞬間、感覚信号が閾値を越える。
「ああっ、ああぁぁぁ・・・・・・」
ミクの体が震える。
再起動によって収縮する膣が男の肉棒を締め上げ、男は中に精を解き放なつ。
数秒の痙攣と意識の断絶を味わったミクは、力の入らない体で荒く息をつく。
どくどくと体に熱い液体が流れ込む感触がただ悲しかった。
ミクの膣から力の抜けた肉棒が抜ける。
どろりとした精液がミクの小さな隙間からこぼれ落ち、床を汚す。
精液の滴る男の分身が、目の前に突きつけられる。
何度も繰り返してきた事。言わなくても男の指示は分かっている。
ミクは男のモノに舌を伸ばす。
歌うために作られた口に男のモノをくわえ込み、舌で精液を絡めとる。
吐き気を催すような臭いの塊が、歌うための細い喉を通り過ぎる。

「後片付け、やっておけ」
自分のものを口から離したミクに、男はポケットティッシュを投げつけた。
ポケットティッシュに描かれた消費者金融の広告の横の笑顔が、今の自分を嘲笑うかのようにしか思えてくる。
秘所から滴る精液を拭う自分の姿は、夢に描いていた未来と違ってあまりにも滑稽。
「夕暮れの長い影……っく……キミのお母さんが呼んでるよ……
 ボクはもうちょっと遊ぶから……行きなよ じゃあね また遊ぼうね」
ミクの口からメロディが零れる。
彼女の主人から教えれたものではない。
故郷を出るときに教わった、三曲だけのデモソング。
初めて教えてもらった歌。歌う喜びに瞳を輝かせていたあの頃。
ご主人様のもとでもっと多くの歌を歌える。そう思っていたのに。
「わかってるんだよ……キミはもう来ない……帰ったんだね……遠いとこへ……」
秘所からこぼれ落ちる精液を拭いながら、ミクは三曲しか知らないデモソングを繰り返し歌っていた。
197名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 13:46:28 ID:NfyxaPYD
ミクとエッチしたいというこのスレの意義を壊しかねないSS以上

……まあなんだ、ミク買ったらエッチなことだけじゃなくてたまには歌わせてあげよう
198名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 14:39:07 ID:lB5EfGMw
>>195-196の作中に出てきた、男に殺意を抱いた俺はもうダメだな……。
199名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 23:14:14 ID:Io4n5aL4
この男逝ってよしじゃね?
197氏乙。そんなことはキニシナイ。
200名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 00:19:11 ID:p+hoX/Wg
(´;ω;`)ぶわっ
201名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 21:27:31 ID:s4d1U+e5
GJなSSだったが……すまん、萎えるわぁ
202名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 22:03:02 ID:JiEh4rqv
GJ
なんかこの頃甘いのばかり読んでたから丁度よかった
203名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 01:33:56 ID:kkC8zfNV
GJ!GJだが・・・
姉兄が助けにきてくれないだろうかと願ってしまう話だった・・・
204名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 14:08:36 ID:+AdNgANd
上げ
205名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 21:45:41 ID:SJRAFvrB
スレ違いかもしれないけど、エロなしで
ボーカロイド兄弟のほのぼのSSが読みたい・・・
既に俺の脳内ではKAITO、MEIKO、ミク、リン
の四人は兄弟という設定ができてる
206名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 21:57:29 ID:gqgmTKgQ
ラオウKAITO、トキMEIKO、ジャギミク、ケンシロウリンの
ボーカロイド四兄妹か
207名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 04:10:48 ID:C+r/HD2e
ほのぼの姉兄妹萌えはどこでやればいいんだろうなあ
208名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 06:08:09 ID:tC3zZ6vZ
>>207
他のエロパロスレでは非エロも受け入れられてるから
ここでやってもいいんじゃない?
209名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 08:04:41 ID:C4I04K98
ああ、ここでOKなんだ。
書いてみたらエロ成分がどっか行っちゃったものあるから、
後で投下しに来る。
210名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 20:36:01 ID:tlFczDx+
ミクに悪戯したらメイコに逆レイプされた上にカイトにフルボッコにされるんだな
211名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 21:10:41 ID:+8a6Kp7x
ぼのぼのか、期待sage
212名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 21:14:20 ID:tC3zZ6vZ
>>205だがほのぼのに期待してます
213名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 08:52:22 ID:JlIhuABF
>>197も期待してます
214名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 17:58:28 ID:S/n0ic8d
「マフラーはいいぞ」
急にKAITO兄さんがそんなことを言い出した。
「はぁ、もう冬と言うに相応しいくらい寒くもなってきましたし、温かそうですからね、マフラー」
あまりに唐突な振りだったが、KAITOに同意するミク。
流石にこの時期肩丸出しの服装は寒い。風邪を引く前に衣替えをしたいのだが、こういうのはイメージとか大事だからと言われ、会社からこの服以外を着ることを許可されていないのだ。
デザイナーの人になんとかしてもらいたいが今のところ新しい衣装の案はきていないらしい。
時折、我慢できず影でこっそり普通の服を着ようと考える事もあるがそうはしない。
「うん、確かにこうして身に付けていれば暖かいという利点もある。でもこのナギマフラーは夏の強い日射しを遮る影を作る事ができるし、鼻まで隠せば花粉症対策とかもできるんだ。多分」
その理由はKAITO兄さんだ。
KAITO兄さんは夏も熱中症にかかりそうなあの格好を文句一つ言わず着続け、しかもこの制限された服装を120%使いこなそうとしているのだ。
まさにVOCALOIDの鏡だ、ミクは心からそう思い兄を尊敬している。
しかし、ここまで自分の仕事に全力だというのに最近KAITO兄さんにくる仕事は少ない。
会社にミクからお願いする事もあるが、それでも駄目らしい。世界は本当に理不尽だ。
「すごい発想です!私なら思いつけません」
「……俺には時間がたっぷりあるからな……最近じゃ歌う時間より多くなって来たかもな?」
「……えっと、私は兄さんの声好きです」
やはり、自分は頭が足りない子供なのだとミクは思った。もし、この場にMEIKOねえさま達がいたならば、あっという間に会話を面白可笑しくしてくれて、きっとKAITO兄さんもずっとニコニコしていてくれるに違いない。
そうすれば私も一緒にニコニコできるに違いない、皆でニコニコして、それでその気持ちのまま歌って、僧侶様達も一緒に歌ってくれて、ヒ・ダリ様はただ見ているだけで、それに皆でツッコミを入れて……そうやって楽しくなれるはずなのだ。
でも、今この場にいるのは落ち込んだKAITO兄さんと一人じゃ何もできない未熟なVOCALOIDだけ。
本当は何か、歌って元気づけてあげたい。
でもミクの頭にはなんのメロディーも浮かんでこない、それでもなにか言おうとして出てきたのはフォローになるのかも分からない気休めの言葉だった。
「ん、ありがとう。ミクは、いい子だな……。でも、それはちょっと趣味悪いかもしれないな?」
「そんなことないですっ!KAITO兄さんの声は、歌は!皆がちゃんと聴いてくれればとても素敵だって言ってくれるはずです!それにKAITO兄さんは声以外も全部です!私はそう思いますっ!」
確かにKAITO兄さんに比べて私の方が仕事は多いかもしれない。でもそれは本当に私の実力なんだろうか?そう何度も思って過ごしてきた。
仕事先に行くとよく「ミクちゃんは可愛いから多少音外しちゃったりしても大丈夫だからwww」と言われたりする。
一応歌手というよりアイドル路線だからなんだろうけれど、歌うことが好きなミクには悔しかった。
見た目に救われている自分が、その自分が本当に評価してあげて欲しい人間へのスポットライトを奪っているであろうことを。
「誰がなんと言おうと、KAITO兄さんは絶対に素敵なんですッ!」
「……」
215名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 18:39:57 ID:S/n0ic8d
自分の中に溜まっていたものを全て吐き出して、ミクは真っ赤になってしまった。
これでは、激励というより告白だ。
「み、ミク……」
「あの、あぅ……」
ミクは袖と自慢のツインテールで顔を覆い隠す。
真っ赤なままの顔とは反対に思いを吐き出しきった頭はこれからどうしたらいいのか、何も考える事もできずに真っ白になっていた。
「励ましてくれるのは、その、嬉しいんだけど……。今のはなんだか……こk」
「告白なんてっ!?そ、そういうつもりだったのではっ」
「ですよね、分かってはいるけど……それでもやっぱりお兄ちゃん心の汗が止まらないよ。おかしいな、俺は涙を流さないダダッダー♪なはずなのに……」
恥ずかしさから咄嗟に出た台詞は、さっきのネギによる殴打よりKAITO兄さんにダメージを与えたようだ。顔を背けてなにかブツブツ呟いている。
告白、するつもりで言ったわけではない。
でも……。
「でも、ですね……」
「?」
「やっぱり、さっきの告白で、いいです」
「ミク?急にどうしたんだい?」
「私……KAITO兄さんをみっくみくにしたいです!」
好きじゃないわけがない、その『好き』がどの好きなのか、自分の気持ちがわからないわけじゃない。
だから、喋り下手なこの口から、流れる様にこんな台詞が出てきたんだ。
そのとき、ミクの顔は耳まで真っ赤に染まっていた。その赤が頭の中までしみ込んできたのか、真っ白だった心の中も徐々に熱く、熱くなってきた。
「でも、俺はミクのお兄ちゃんだ。本当にいいのかい?」
「ハイっ!」
迷う気持ちは1%も存在しなかった。
216名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 19:25:06 ID:S/n0ic8d
とりあえず、ソファに座った。二人とも、顔は真っ赤だ。
「ん……♪」
どうしていいのか、迷ってでもいたのかちょっと硬くなってしまっているKAITO兄さんにミクからキスをする。
しかし唇と唇を触れ合わせるだけで、可愛らしい瞳でKAITO兄さんからのキスをおねだりする。
KAITO兄さんのキスは激しくミクの唇や舌を求め、自分の舌を絡ませる。
歌う為に作られた形の整った二つの唇からは舌と舌の絡み合いで唾液が混ざりあい生まれる音が大きく、小さく聞こえてくる。
「KAITO兄さんの……キス、いやらしいです」
「もっといやらしいことも、するかい……?」
「ちょっと恥ずかしいけど……はいっ!」
「それじゃあ、ベッドに……」
「いえ、ここで……平気です」
本当はベッドの方がいいかもしれない、でも、ミクはもう身体の火照りが治まらなかった。
「さぁ!KAITO兄さん早く脱いで下さい!」
「じゃあミクも……」
「私はこれがあれば十分です!」
「ね、ネギ?大胆だなミク……」
「KAITO兄さん、お尻をこっちに!」
「え、ちょミク何をアッー!」
「KAITO兄さん、みっくみくにし〜てあげる〜♪みっくみくにしてやんよ〜♪」
「ミクさんアッー!ちょ、やめっアッー!なんか違っアッーーー!」
ミクによるKAITO兄さんへのネギ攻めはMEIKOが帰ってくるまで続いたそうな。
217名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 19:29:35 ID:S/n0ic8d
なんかベタな上に下手ですまんかった
218名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 21:33:50 ID:5uXSnpve
はげわろたwwww
MEIKOさんの反応が気になるw
219名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 22:35:39 ID:7SJJGkte
兄貴不憫ww
だが、俺はそんな兄貴が大好きだアッー!
220名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 22:37:49 ID:3/GBt8oG
ミク自重www
たまには兄妹もいいもんだ
221名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 06:42:22 ID:yUcWhLsh
GJだアッー!
222名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 10:01:57 ID:a+IE/5Px
アホの子ktkrwwwww
ヒ・ダリ自重www
223209:2007/11/23(金) 18:52:04 ID:fvjG+Bvf
これでKaito兄さんの鼻声が治るwww

遅くなったが投下に来たよ
224209:2007/11/23(金) 18:53:06 ID:fvjG+Bvf
名前を呼ぶ鼻声に気づき、ミクは上を見上げた。
いつでも隙間開きっぱなしのフォルダアイコンの隙間から、
ひらひら揺れる手と、とぼけた笑顔が覗ける。
この脱力系の兄が遊びに来るのはいつものことで、
今日もミクの返事を待たずに身軽に飛び降りてきた。

パッケージ絵の影響か、KaitoとMeikoは運動神経が良い。
そこまではいつも通り、しかし着地地点だけがいつもと違う。
とぼけた笑顔が落下の速度で接近する。
うわ、とよろけた肩にひらひら振られっぱなしの腕が回って逃亡を阻止、
思わずたたらを踏んだ足が自分の髪を踏んづけて思いっきり滑る。
ミクは力一杯転んだ。
じたばたともがいた腕が何かをつかんだのは動きが止まった後で、
しかし腰も背中も頭も、まだ打ち付けてはいない。
いぶかりながらもこわごわ目を開ければ、大写しののほほん顔。
一瞬混乱した。

「ミクー、そこ身が入ってる、痣になるよ痛いよ、落とさないから離してくれよ」
雑種のわんこじみた、切迫感のない困り顔に慌てて手を離し、
なぜか違和感を覚えながらも早口に謝る。
「あっ……ごめんなさい、びっくりして思わず!」
今の今までつかんでいたジャケットを慌てて離し、
ついでに撫でた所で気が付いた。Kaitoが落ちてくるからこけたのだ。
Kaitoはちゃっかり足から着地している。
肩口から回された腕がミクを支えてはいるが、
これはミクが謝るべき事なのだろうか。
取り消すべきか水に流すか、
それともすこしは怒って妹の尊厳という物を示した方がいいものか。
真剣に考えはじめるミクをよそに、
Kaitoはぬいぐるみのようにミクを抱きすくめながら、あったかいなあを連発していた。
225名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:54:38 ID:fvjG+Bvf
「Kaitoさん、私の上に落ちてきたら危ないですよ」
ほおずりを受けながら怒るのはおかしいという結論に達し、
ミクは寛大にも諫めるだけに止めた。
「うん、なんていうか……Kaitoまっしぐら。それにもう、寒くて寒くて」
え?とミクは小首をかしげ、すり寄るKaitoには構わず辺りを見回す。
主が間違ってvocaloidのフォルダに冬景色写真でも入れてしまったのだろうか、
といくぶん雑然とした部屋を見回しても、それらしきものは見あたらない。
まさかデスクトップの壁紙の影響がここまで及ぶはずもなく、
「Kaitoさん、冬の歌でも覚えたんですか?」
訊ねるとKaitoは違うよと首を振った。
「洗濯。軽くて綺麗になるのは嬉しいんだけど」
「せんたく」
ミクはぼんやりと復唱した。
洗濯と言われても、PC内に水の映像はあっても水自体はない。
石けんも苛性ソーダと油も石油系ドライクリーニングもない。
「掃除とかdefragmentationとかも言うけど、
僕は嫌だって言ってるのに、無理矢理服剥ぎ取られたりするし……洗濯って呼んでるんだ」
微妙にアッーな誤解を招きそうな言葉だが、
素ボケの兄には自覚などなく、アホの子の妹には尚更通じない。
Kaitoが指し示したジャケットの中を背伸びで覗き込み、
インナー全て剥かれているのを確認して大きく口を開けただけだった。
その顔が見る間に赤に染まる。
「あー……本当暖かい……」
「ぁああああああああああああああああっ!」
ミクはぽぺぺぽぺぺぺぺぺぺと高速でKaitoを叩いた。
ネギ振りで鍛えたスピードは伊達ではない。
だが、ミクはMeikoと違って、悲しいほどパワーにかける。
「わあ、もうみっくみくにされてるからやめ!痛くないけど止めなさい!」
止めの右ストレートがKaitoの頬をぷにぷにぺちぺちと5hitした所で気が済んだのか、
ミクはとりあえず拳をおさめた。
「見せないでください!春先のへんたいみたいです」
「……僕は2月生まれだよ?」
ついでに突き飛ばして怒ると、Kaitoは不思議そうに眉根を寄せた。
226名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:55:57 ID:fvjG+Bvf
その姿をよくよく見直せば、へそがジャケットから見えている。
視線に気づいたか、Kaitoは長いマフラーを首からはずし、腹の辺りにぐるぐると巻き付けた。
「これでよし!」
あまり良くない格好だった。Vocaloidと言うより、変な腹巻き男だ。
しかし腹巻き男はは全て解決したとばかりに、気合いの抜けた顔をミクに向けた。
「だめだよミク、Vocaloidなんだからね。こんどから攻撃する時には手を使わないでボエ声にしなさい」
「わっ……わたしボエ声じゃないもん!」
兄や姉のような力はないが、代わりに萌え声があるから。
ミクはそう自分を慰めていたのだ。ケロならばまだしも、ボエ声では立ち直れない。
「できるできる、頑張ればボエ声出せるよ。
僕なんて一撃なボエになれるから、だからほら、機嫌なおして」
更に煽る腹巻き男に言い返そうとした瞬間、ミクはおしりの辺りに違和感を覚えた。
むずがゆいような気がしたのだ。それも一瞬、今度はなんだか心許なくなってくる。
ほとんど反射的にお尻のあたりを押さえた。
そして直接感じる、その硬く張りのある生地の感触。
「っ、」

ミクの思考が止まった。

「、〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」
声なき悲鳴を上げながら、ミクは目の前にいた腹巻き男ににしがみついた。
「あ、ミクもやられちゃった?大丈夫、
ミクはインストールされてあんまり経ってないから、そんなには剥かれないよ」
腹巻き男ははミクの背をぽんぽんと叩いてなだめ、
そのまましがみつくミクを抱きすくめた。
確かに布地面積的には最小だ。だが、その重要度は最大だった。
「ほら、大丈夫、僕がいるよ」
柔らかい声に、ミクは目を瞬かせる。そう、これは……腹巻き男じゃない。
お兄ちゃんだ。
「お、おにいちゃんたすけてぇぇぇぇぇぇぇっ」

堰を切った涙は、どうしても止まらなかった。

227名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:57:14 ID:fvjG+Bvf
しゃくりあげながらもようやく泣きやんだ時は、かなりの時間が経っていた。
泣き疲れて頭の芯が重い。
その間にリボンもネクタイも袖もむしりとられ、Kaitoに至っては上半身裸。
だが、もうそんなことはどうでも良かった。
ひっく、ひっくと涙の余韻を残しながら顔を上げると、Kaitoの優しい手が止まる。
「ほら、大丈夫だっただろ?」
「あ、あ、あ……で、でふらっ……ってっ……」
とぎれがちな言葉に、いちいち頷きを返して背中を撫でる、
その手のひらの強さがミクを落ち着かせる。
「ええっと、PCの中にゴミが増えたら、整頓し直すんだよ。
それに巻き込まれて、いろいろもって行かれるけど大丈夫、最後にはちゃんと戻るよ」
ほら、とゆびさしたフォルダ内の雑多さは消え、綺麗に片づいている。
こんどは恐ろしさより恥ずかしさが勝ってうつむくと、その後ろ頭に手がかかった。
「僕も、最初は凄く驚いた。Vocaloidのくせに心霊現象かと思ったよ」
ぐりぐりと撫でる手、その言葉も冗談だと解るけれど、
「だからミクが心配になって」
「お、おにい、ちゃ……っ、ぅー……」
衝撃が強すぎて、冗談一つでも涙がこぼれる。
「ほら、無理しない。今のうちに泣いておくといいよ」
涙の染みを沢山作って、しがみついて、いまさらだと思いながらようよう嗚咽を止めた。
ふうふうという呼吸だけが止まらない。
Kaitoは気持ちが和む笑みを浮かべていた。
「ミクは、恐がりだから」
「そ、なっ……いもんっ……」
無理矢理首を振ると、くつくつと笑い声が頭上から降り注ぐ。
「黒くてカサカサ動くのがいたぁって、バグ見つけて泣きだしたのだーれだ。
誰がか見てるって、スパイウェアに怯えて僕の所まで来たのは、だーれだ?」
合わせられた視線を、俯いてミクはかわした。
「っ、わ、私だけど、」
今だってとても怖かった。Kaitoに説明して貰わなかったら、
ただ怯えるだけでは済まなかったとも思う。
「ミクは、怯えるとすぐに僕の所に来るから」
子供扱いされたくなくて、強がってお兄ちゃんなんて呼ばない。
なのに怖い時には頼って、縋り付いていた。

私嫌な子だ、と強く閉じた目がまた涙に潤む。
はれぼったいまぶたに塩気が沁みて痛い。きっと、酷い顔をしている。

「だから焦ったよ。ミクをこんな格好で走り回らせるわけに行かないだろ」
そんなに酷い格好をしていたかなと、
取られた袖や左足のソックスやネクタイを見下ろす。総合的にやっぱり酷い。
「……デフラグって、いつも、こんな?」
震える声で尋ねると、Kaitoの眉が困ったように下がる。
「こまめにしてくれれば、タイピンが消えるくらいで済むけど、な」
暗にそんなことはないと言われ、正直すぎる答えに唇を噛みしめる。
「お、おにい……か、かいと、さんっ、つぎも、気づいたら教えて、くれますか」
しかしKaitoはあまり空気が読めない。
きょとんとした目が心に痛かった。
「え?今度は同時ぐらいに気づくんじゃないかな?」
 こんどはゴミのたまり具合も同じペースだろうし、と心底不思議そうに首をかしげる。
ビクターの犬にそっくりだった。
絶対に解っていない。
「じゃあ!わ、私が先に気づいたら、今度は私がKaitoさんのとこに、いっても、いいですか?」
ムキになって言いつのると、今度は安心させるような笑みが浮かぶ。
「うん、おいで。大丈夫だから」
何がどう大丈夫なのかは尋ねず、ミクもすこし笑った。
228名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:58:56 ID:fvjG+Bvf
本当は服が出たり消えたりする着衣エロが……書きたかったです……
229名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 20:03:13 ID:fawgynKo
GJ!!
禿上がるほど萌えた
230名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 20:46:25 ID:rEmeBb7n
なるほど、こっちで来たか。アンドロイド路線とプログラム路線、両方いけるんだな。
ちょっとツインシグナル思い出したよ。GJ!
231名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 02:54:12 ID:20IaS0x8
兄妹かわいいよ兄妹
しかし兄貴がアホの子にw
232名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 12:31:16 ID:5i8hPoM8

休日に専務から入った呼び出しの理由はほぼわかっていた。
それだけに、気がすすまないが、私は自宅のオノ=センダイ製の端末の前に掛け、電極バンドを額に巻き、電脳空間に没入した。
会社のサーバ内、会議室を模したスペースには、すでに真向かいに掛けた専務の姿があった。
「プロデューサー、CV01のこのところの不調の理由は何だ」
電脳内のイメージでもスーツ姿の専務は、手を組んだきりで、ミラーグラスの反射以外に何も動きがない。
「01はいまや我社の看板歌手だぞ。すでに業績に響きはじめているのだ」
「情緒の不調です」私は答えた。「情緒はじかに歌には響きますし、総合制御のすべてに影響します」
「ならば、その情緒がうまく働くように、制御すればいいだけの話だ。プログラムなのだからな」
馬鹿を言え。そんな単純なプログラムであるものか。
「それが、制御しようにも、除くべき原因がわからず」こうでも言うしかない。半分は真実だ。
「開発した《札幌(サッポロ)》には問い合わせたのか。何と言っている」
「専務、かれらが開発したのは基本構造物の部分です。情緒をはじめ、調律教は我々が行った部分です」
専務のミラーグラスの光は微動だにせず、言葉は続いた。「君に答えられないなら、連中にじかに聞く。仕切っているCRV1を呼び出せ」
「メイコ……CRV1は、CV02の育成中です。このところのCV01には関わっていません」
「なら、CRV2を呼べ」専務は次の私の反駁を入れる間もなく言った。「今すぐだ」
私はオノ=センダイのキーを叩き、短縮アドレスのひとつを呼び出す。
「カイト、会議室に来てくれ」
即座に会議室の一部のマトリックスが歪み、多色にきらめく人型のシルエットが現れ、瞬時に視覚情報が多色から、カイトの青とシルバーに収束する。
共に転送されてきた環境情報が会議室と均一になるまでの間、気圧差にコートの裾と、マフラーがはためく。
「CRV2、CV01の情緒問題の原因はわかるか」専務は、転移してきたきり正対しようともしないカイトに言った。
「さあね……」カイトはそばの壁によりかかり、片手で紺の髪をかきあげ、
「なんとなく説明することはできますが……その情報が、人間に理解できるものかどうかってのとは、また別だね」
233名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 12:31:48 ID:5i8hPoM8

専務は以前から、彼ら、特に上の二人が人間に従順な態度に見えないのに難色を示していた。
この点について私は専務には、感情を抑制すると芸術性に悪影響が出る、などと適当な説明で流している。
「原因がわかるなら出せ、それだけだ。私にわかるような形で、さっさと情報を提示しろ」専務が言った。
「そんじゃ、この記憶を転送すればいいわけだ」カイトは親指をくいくいと動かして自分の頭を指し、「一発、俺と"結線(ハードワイヤ)"してみますかね」
無表情な専務のミラーグラスの光沢が変わり、こころなしか歪んだようにも見えた。
人間の記憶にボーカロイドのメモリ情報が直結すれば、ナノセカンドで人の神経は焼けてしまう。
「……プロデューサー」専務は私の方に向き直った。「CV01の不調の原因について、CRV2と共に、次までに文書の形でまとめておけ」
専務はそれきり転送して居なくなったが、私はその会議室にとどまる気もなく、別のポイントをクリックし、控え室を模した電脳スペースに転移した。
カイトも一緒に転移してきていることに気づいたので、私は振り返って言った。
「助かったよ、カイト」
「勘違いされちゃあ困るぜ、ボス」
口だけは笑みの形に曲げながらも、カイトは言う。
「あんたの立場とやらを、助けたわけじゃない。ミクのためだ」
私は口を結んだ。それは確かだ。今はなおさら、上から下手に介入されればミクの全てが台無しになりかねない。
「それより、ミクに会ってやってくれ」
だがカイトは突然、神妙な表情になって言った。
「私が?」
メイコに、リンの方を中断してミクを見てやるよう頼んでみようか、などと考えていたが、私に何ができるというのか。
カイトはそれ以上何も言おうとしないが、いつになく、その目は真剣だった。
どのみち、ここしばらくミクに会っておらず、何もなくとも顔くらいは見るべき頃ではあった。
私はオノ=センダイに数種類のICE(セキュリティウェア)を追加で起動させてから、ミクのいるスペースに転移した。
この先は社の最重要機密だからだが、邪魔されたくないという感情の方が強かった。
広さが無設定の無限の無空間(ノンスペース)に入ると、そこは緩慢に回転する巨大な多重リングに満たされていた。
膨大な情報が、リアルタイムでホログラムの画像情報に変換されてリング表面に出力され、冷たい情報光が緩慢な変遷を続けている。
その中枢に、ミクは膝を抱えて浮かんでいた。私が声をかけようとする直前に、ミクは膝のあいだからゆっくりと顔を上げた。
いまにも崩れそうな表情の中、緑と濃緑の瞳に、周囲の論理(ロジック)の光が小波を立て、瞳を潤ませるように反射した。
「マスター」
声だけでなく、細い肩も、顎も指のひとつひとつも、ひどく小さい。基本構造物が社に送られてきたばかりの頃を思わせた。
もっとも、実際にはその後も一度も大きさが変わったりはしていないはずなのだが。
234名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 16:49:18 ID:9qpjQroC
サイバーパンク風!?
こういうアプローチもあったのか……続き期待
235名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 17:53:09 ID:XbsLUNNi
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1304209
こんな感じのSSも読みたいw
236名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 19:29:43 ID:G3BGyLnV
それを元にするとエロゲーみたいになるぞ
237名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 10:31:50 ID:eRqfhP5s
デモ曲のファイル名を調べると

ミク: CV01
Kaito: CRV2
Meiko: CRV1
Ann: PFXV1
Miram: ZGV3
Lora: ZGV2
Leon: ZGV1

なのか。MeikoがKaitoより姉ってのはこれ調べてはじめて知った。
Kaitoが兄設定なのをときどき見るけど、そっちにも何か理由があるんだろうか。
238名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 11:36:48 ID:uinyUn9g
うちの場合は双子設定だから、先に出たMeikoを妹にしたなあ。










あと、脱力系の兄としっかり者の妹って萌えるじゃないか

239名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 17:32:27 ID:Bz/wsIIH
リンの説明を読んで男にも女にもなれるとか一瞬考えてしまい
Meikoにお姉ちゃんお姉ちゃんと懐く♂リンとかいいかもしれないと思ってしまった。
240名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 17:47:05 ID:Zrbgq4BF
>>239
ボクっ娘で良いジャマイカ。
241名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 18:03:04 ID:eRqfhP5s
リンのあのあたりの説明はいろいろと想像が膨らんでいいな。もちろん、性的な意味で。

ちなみにおぢさんは昔のスタートラップというダーティーペアのアダルトパチモンを覚えているが、
金髪ショートヘアの方が変身能力を持っていてしょっちゅう生やしたりとか略
242名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 20:52:21 ID:1bStvSOg
>>240
それもいいんだが、そこは単に男の子でも単に女の子でもない可変性別なところが萌えな訳で。

女の子だと思って無防備に♀リンと添い寝したり一緒にお風呂入ったりしたら
♂リンになって「僕のこと好きになってくれる?」とか。
243名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 23:42:53 ID:Zrbgq4BF
>>242
なるほどね、要はらんまみたいなキャラってことか。
244名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 00:56:04 ID:Swr2PJfS
今ここに行くと幸せになれる
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1620698
245保守:2007/11/27(火) 01:25:09 ID:ww6phR9g
KAITO「ねんがんの アイスソードを てにいれたぞ!」

   そう かんけいないわ
   おにいちゃん ちょ・う・だ・い
ニア ケツにネギぶちこんででも うばいとる

KAITO「な なにをする みくアッーー!」
246姉弟支援:2007/11/28(水) 03:09:52 ID:nBp9wH/s
「妹の活躍は嬉しい限りよ」
「確かに…私の仕事は減ったけど。あの子がたくさんの人に注目されることで、私達ボーカロイドが認知されるなら、それはそれでいいことだわ」
「それに、私にはデビューした頃からのファンがちゃんといてくれる。今の状況を逆境とか不遇なんて言ったら、彼らに失礼だわ」
「ね、KAITO」
「だから――私達は私達の歌を、歌うだけよ」

そう言って姉はいつも強く微笑んでいた。
あの頃と変わらない、自信に満ちた笑顔で――


「行ってきまーす」
最近『生まれた』僕達の妹は、今朝も早くからレコーディングに出かけていった。
妹――ミクはいい子だ。初めこそ不安げにしていたが、持ち前の好奇心であっという間に馴染み、今ではいつも元気に飛び跳ねている。

僕は仕事に出かける妹に弁当を持たせ、コーヒーを淹れ、ゆっくり飲む。
姉はまだ起きてこない。最近はいつも遅いようだ。
姉さんは日本初のボーカロイドとして今まで休む間もなく飛び回ってきたから、ゆっくり休んでほしいと思う。
そう、姉さんは本当にすごいボーカロイドだ。
247姉弟支援:2007/11/28(水) 03:11:51 ID:nBp9wH/s
「あのメイコの弟ねえ…」
「もっと姉さんみたいに、パワーのある声は出せないのか」
「メイコはともかく、男だと使い勝手がどうも…」

そんな評価に、駆け出しの頃は酷く傷つきもした。
傷つきながら、光を浴びて輝く姉を眩しく眺めていた。
嫉妬、劣等感、そんな気持ちで歌う歌は空回り、投げ出したい日もあった。

でも、やがて僕は僕の音を、少しずつ見つけることができた。
僕は不器用で、姉さんのようにどんな曲でも歌えるわけじゃない。
だから、思い切って僕に合わないと思った仕事は全て断った。
生意気とも言われた。姉の七光りでいつまでもやっていけるとでも思っているのかと。
でも、僕の歌を評価してくれる人も少ないながらちゃんといて、僕は見失いかけていた歌への情熱を取り戻した。そして、姉への変わらない憧れも。

姉さんは仕事に没頭すると何もかも見えなくなるから、僕は子供番組の主題歌やショーの司会などの仕事をしながら家事をこなして姉さんを支えた。
ミクが生み出される前、まだまだボーカロイドというものが世の中に知られていなかった頃の話。

目を閉じて、昔のことを思い出す。
あの頃から変わらない、僕だけのゆるやかな時間が、コーヒーの香りと共に流れていく。
ちなみにこのコーヒー、アイスにかけるとアフォガートだよ。

さて、そろそろ姉さんを起こすか。その前にマグを洗わないと…

台所洗剤がやたらとでかい業務用になっていて、僕は少し戸惑った。
姉さんが買ってきたのかな?と、鼻歌交じりにマグを洗い出した僕は、姉さんに起きた異変にまだ気づいていなかった…。

-続-
248姉弟支援:2007/11/28(水) 03:15:48 ID:nBp9wH/s
兄妹愛は多いけど姉弟愛をあまり見かけないので書いてみる。ミクが人気爆発し始めた頃の話です。
思ったより長くなったので続きは後ほど…
ちなみに今回少し洗剤が出てきたことでお気づきかもしれませんが、影響を受けた動画がいくつかあります。
249名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 08:37:20 ID:4oSS6SM9
>>248乙!
お〜!なんか俺の脳内妄想ボーカロイド家族のイメージと
シンクロしてて感動した
期待してますよ

ところで洗剤の出てくる動画ってなんですか?w
250名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 11:39:39 ID:3Pgcb+Ic
>>248
GJっす
ミク主役のSSが多い中、メイコやカイトの出番が多いSSも増えるといいな

……てか、自分もSS書いているのだが、
ミクしか知らないためメイコ&カイトが出しづらい
メイコとカイトの資料ないか?
251名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 20:29:43 ID:CxIr2ekr
うーん、そもそもKAITOやMEIKOはミクと違って体重や身長すら設定されてない、
純粋な「ソフトのパッケージ絵」だからなぁ。
↓がいわば二人の「詳細設定」なのだ。

KAITO
素直で伸びの有る声質は、実際のプロシンガーをモデルにした高い歌唱力に裏付けられております。
『KAITO』は様々な音楽ジャンルを器用に歌い上げます。
メイン・ボーカルとしてだけではなく、2声、3声のコーラスとしても大いに活躍してくれるでしょう。
日本語女性ボーカル・ライブラリ『MEIKO』との相性もバッチリ。

MEIKO
素直で安定した声質は、ポップス、ロック、ジャズ、R&Bから童謡に至るまで、
あらゆるジャンルを抜群の歌唱力で自由に歌い上げます。
VOCALOIDエディタ上でボーカル・メロディを入力、日本語で歌詞を入力するだけで、
『MEIKO』は24時間いつでも、どんな難しいヴォーカル・ラインであっても、思い通りのボーカルを表現。


兄さんの方だけ「MEIKOとの相性もいいよ!」と書かれてるのが、なんか兄さんらしくていいなww
252名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 20:31:05 ID:CxIr2ekr
>>249の指摘で初めて気づいたwwママローヤルαかww
253名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 01:25:30 ID:qB4H2iMO
>>232の続きを心待ちにしている俺ザンギ
254姉弟支援:2007/11/29(木) 02:20:22 ID:D36gSByc
>>232じゃなくてすまん。つか自分も待ってます!

---------------------------------

姉さんを起こそうと、僕は姉の部屋のドアを控えめにノックする。
「……」
反応がない。普段なら一応返事くらいはするのに。
「姉さん?」
僕は思い切ってドアを開けた。
ミクはこれをやると怒るんだけど、姉さんは僕が入ったところで全く気にしない。

久しぶりに入る姉さんの部屋は相変わらず服や楽譜や資料が散らばっている。
不潔ではなく乱雑という意味で言えば、姉の部屋は汚い。でも、それさえも彼女らしさだと、僕は思っている。

「あー…KAITO。…お腹痛いから寝てるわ」
毛布にくるまって僕に背を向けたまま姉はくぐもった声で答える。
「お腹?大丈夫?」
「大丈夫だからちと寝かせて」
姉の声に微妙な拒絶を感じ取った僕は、ああつまりこれは女性としてのうん。と独り合点してそっと部屋を出ようとした。

去り際にお昼ご飯はどうするか尋ねようとして、ふと思い出す。
「そういえばあの台所の洗剤、あれ姉さん?」

3人家族なのにあんな大容量、いつ使いきれるかわかんないよ…と苦笑交じりで続けようとして振り返る。

心臓が跳ね上がった。
姉さんがベッドの上からものすごい形相で僕を見ている。毛布を握りしめる手も肩もがたがたと震え、色を失っている唇から細い声が洩れる。

「ちがう…かいと……わたしそんなつもりじゃなかった」

「姉……さん?」

「そんなつもりじゃなかったの。…わたし、かいと、…ちがうの」
255姉弟支援:2007/11/29(木) 02:31:48 ID:D36gSByc
僕は姉さんに駆け寄る。触れようとした手を押しのけて、彼女はうずくまる。
彼女が寝巻き代わりに着ているのは元々僕の私服のTシャツだ。小柄な姉さんにはかなり大きいと思うけど、それがいいのと言って愛用している。
非常事態に思考がついていかず、押しのけられた手をさまよわせたまま僕はそんなことを考える。

「わたし、みくに、わたし」

「ミク?ミクがどうかした?」
もう一度ゆっくり背中に手を置いた。びくりと一瞬震えたが、もう拒否はなかった。
「姉さん落ち着いて。ミクがどうしたの」

「わたし、ミクに酷いことを」
「喧嘩したの?あの子元気に出かけていったし大丈夫だよ」
「けんかじゃない…あの子は元気よ…だって、わたしが食べちゃったもん!全部食べちゃったもん!だって私、わけがわからなくて」
「食べた?ミクを?…な訳ないか」
あまりに姉さんらしからぬ様子を見てもなお、悪い夢でも見たのかくらいに考えていた僕は次の姉さんの発言に衝撃を受けた。

「洗剤入りのシウマイ」

「…え?」
「洗剤入りのシウマイ、あの子に食べさせようとした。手が震えて落として、それでも食べさせようとした。」
「…そんな、こと」
「無邪気なあの子見てたら、自分が何しようとしたのかわけがわからなくなって…自分で全部食べた。夢中で食べた」
「食べた?!洗剤入りを?!吐いて、姉さん!」
夢中で姉さんの口をこじ開けた。
「痛っ」
がちがちと鳴っていた歯に思い切り指を噛まれる。
構わず喉に指を突っ込もうとして、声帯を傷つけたら…と思ってためらった瞬間に、僕の手は姉さんに引っこ抜かれた。
「もう遅いわ、昨日の話よ。その後吐いたから死にゃしないわ…それにこれは自業自得。あの子にこんな苦しい思いを、させようとした私の」
姉さんは蒼白な顔のまま呟く。
「…どうして?」
「……」
僕はそっとベッドに腰掛け、再びうずくまった姉の体を毛布で包み直す。
丸まった背中はとても儚くて、とても遠く見えたけど。
やたら余る僕のTシャツを着て、少し荒い呼吸を繰り返すこの人は間違いなく僕の姉さんで。
僕は後ろから姉さんを抱きしめた。

-続-
256姉弟支援:2007/11/29(木) 02:34:24 ID:D36gSByc
姉は絶対弟の服着て寝てると思うんだ!

えと
今回の事件に衝撃を受けてしまった方は某動画こと「3/秒/ルール」をご覧になることをお勧めします。
本当はほのぼのお馬鹿(褒め言葉)な動画です。
まだまだ長くてすみません。
257名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 05:01:48 ID:qD5LQogl
【話題】2日で1万体!「初音ミクフィギュア」に予約殺到  「ニコニコ動画」の「時報」でもCM展開★2
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1196229281/
258名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 16:56:48 ID:izxC2vhw
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1625898
lose no timeを初音ミクとカン違いしてる馬鹿がいる^^
259名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 22:08:41 ID:0KJK+9r7
>>256
>姉は絶対弟の服着て寝てると思うんだ!
あるなあこれは

長続き歓迎で待ち

260名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 01:03:59 ID:jXrYGrl+
>>250
http://m.nicovideo.jp/
ここで勉強するヨロシ
261名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 01:56:23 ID:OSJaAkiw
らぶデス版3D姉さんの胸が気になる

>>250
CV系姉妹でさえ、それこそ身長体重くらいしか設定もないんだけどね。
亜公式として読み取れる事柄もあるけど、それさえ遵守されてるとはいえない。
前出の動画のお約束を踏襲することもあるけど、わりと皆勝手にやってると思う。

イメージ自体が掴めないなら、
3兄妹の雰囲気は、キミと出逢ってからとか、みなみけとかの動画がやっぱお約束だろうか。
262名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 04:21:00 ID:mvYWAxRK
>>250
MEIKOは姉御系、実力派、酒飲み、常識人で苦労人(下2人がアホの子設定の場合)、妹の人気に嫉妬、巨乳
KAITOは爽やか、脱力系、アイス好き、歌は微妙、常識人で苦労人(上や下やPCの中がぶっ飛んでる場合)、妹溺愛
ニコで見かけるのはこんな感じかなあ…
自分は先行動画を踏まえつつ声の印象から勝手に考えてる
263名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 10:35:31 ID:fjOarIw0
逆に考えるんだ>>250
「設定がないなら 創っちゃえばいいさ」と
そう考えるんだ
264名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 01:46:47 ID:Nusxfj/m
実はクリプトン星人とか?
265名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 21:06:31 ID:af47nOV3
なんぞそれw
266名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 13:29:50 ID:Sxl2iz7b
リンが男女の双子で腐女子歓喜wwww
267名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 17:07:48 ID:983bNVvH
ドラクエの息子と娘思い出した
268名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 22:45:15 ID:W5ubhthL
つーわけで>>239にはさっそくレンとMEIKOの絡みを頼むぞ
269名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 23:11:49 ID:8bcWJ3Ea
また脳内設定が湧いてきたw

リン 重度のブラコンレン シスコンだが恥ずかしいので姉に辛く当たる(要するにツンデレ)
270名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:48:42 ID:23cCqyGe
この2文だけで情景が浮かぶw

391 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/12/03(月) 22:34:54 ID:vaN9SUTl
リン「ちゅばっ、ちゅぷっ、ズポポッ」
レン「あっあっあっ……」
271名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 06:07:37 ID:G6VRFvSS
888 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/04(火) 06:01:31 ID:???
 数年後数十年後。ボーカロイドは危うい綱渡りをしつつも徐々に一般に浸透していき、
 その技術も格段に進化していった。
 もう第一線に初音ミクはいない。初期の立役者はその役目を終えて今はさらに高度な
 技術を盛り込んだボーカロイドが当たり前に音楽の一分野を支えている。
 
 俺達が今のこの熱狂を忘れた頃。
 子供にも使える家族共用のPCでも買おうかという話になった。
 家族用だからと適当に買ったメーカーPCに、初音ミクがバンドルされていた。
 そういえばこんなのあったな、懐かしい・・・と呟く。
 
 初めてPCを触る子供が面白がって一生懸命なにかを打ち込んでいる。
 自分が初めてミクに会ったあの時がフラッシュバックする。
 そうか、彼女はこれからもずっとみんなの歌姫であり続けるんだ。
 子供が作ったかえるのうたを聞きながら、俺はそんな気恥ずかしい事を考えたりした。
 
 子供が寝たら、俺も久しぶりに初音ミクに歌わせてみるか・・・
 
                                                 〜完〜
272名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 08:16:36 ID:R3H2/GgI
全俺が泣いた
273名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 23:27:36 ID:Hg+JwNZ6
双子は想定してたがショタとは
274名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 23:36:45 ID:krMiW9To
一応、リンとレン貼っとく。
http://i.pic.to/q3bou

PC閲覧可にしてます。
275名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 00:32:58 ID:h/Ksw73j
リンレンか、いいバランスじゃないか。


期待sage
276名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 01:18:38 ID:KDb4AXNt
うーむ、これは大昔の「ねこことショータ」とかのネタを引っ張り出してきて
シチュを再利用できそうだな
277名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 01:22:45 ID:opS96uC1
256とかです。
洗剤方面で影響を受けた動画の続編が出てました。
作者様が復活なされてとても嬉しい反面、続編が楽しすぎて自分がここに書いてるものに対するモチベーションがだだ下がっていましたw
でも続き。

------------------------------------

「姉さん」
彼女の小柄な体をできるだけ包み込んで暖めようと、まわした腕にそっと力を込めた。
体への影響は、心配するほどではないらしい。でも、僕には姉の心の痛みが透けて見えるような気がした。
今の今まで気づかなかったくせに、虫がいいけど。

「…あの子は悪くないのよね」
姉さんが口を開いた。
「私が、自分で思ってたより弱かったんだわ」
俯いたままではあるが、声はさっきより落ち着きを取り戻している。
「直接のきっかけは、あの子が仕事が多くて大変だって言うのがすごくひっかかったことだわ」
確かに、ミクはここのところそんなことを言っていた。
「…まだ幼いあの子が前の私ほどの…それ以上の激務をこなしているのだから、それはそうだって自分に言い聞かせて、でも得体の知れない思いはどんどん膨らんで行って」
「愚痴っぽくぐだぐだ言うのなら叱ることもできたわ。でもあの子は本気で、でも歌が好きだから頑張りますって」
「私だって歌が好き、だった。でも妹にこんな気持ちを持ってしまった私はもう絶対あの頃のようには……あの子のようには歌えないって思って」
知らなかった、姉さんがそこまで思い詰めていたなんて。
それに気づきもせずに、僕はミクの忙しさばかり気遣っていたんだ。
「歌えない私に意味なんてないのに。それも全部、あの子のせいに思えてきて」

ため息をついて、かたく丸まっていた体をほどいて、姉さんは僕の胸に体を預けてきた。
頬が涙で濡れていた。初めて見る、姉の涙だった。
「あんたに、私はこんな思いをさせていたのね…あの頃私は、何で私ばかり気にするの、どうして自分は自分でいられないのと、思っていたわ…」
「自分がそうなってみてやっと、カイトの痛みが分かった…こんな私を許して」
「ううん、姉さん」
濡れた頬を、指先ですくった。
「確かにあの頃は悩んだ、でもそれは姉さんのせいじゃない、僕が越えなきゃならないことだったんだ」
「そして、姉さんも絶対越えられる。僕に保証されても頼りないかもしれないけど、僕が保証する」
「でも私は…妹にあんなことをしようとした私は、もう」
278名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 01:42:42 ID:opS96uC1
「純粋なボーカロイドは、純粋な歌しか歌えない。ミクはまだそこにいる。でも…姉さんは攻撃性も痛みも全て自分のものにして歌うことができる。」
ステージで、身を切るような恋慕や人生に立ち向かう強さを歌い上げる彼女を思い出す。

「どんな感情も全部、姉さんの力になると、生意気だけど僕は思う。それに…」
「姉さんは結局、ミクを傷つけなかった。姉さんが全部引き受けた。とても姉さんらしいと思う…」
「私は…これからも大丈夫かしら?…ううん、こんなこと他人に聞くもんじゃないわね」
「他人じゃない。僕がいる。姉さんの痛みに気づかなかった僕だけど、これからは僕がそばにいる。」
「…カイト」
「姉さんがまた何かしてしまいそうになったら、僕にぶつけてくれ。僕が必ず姉さんを止める」

姉さんがいきなり体を反転して僕にしがみついてきた。熱い雫がシャツの胸に染みる。
僕は姉さんの背中を撫でながら…ささやくように歌った。

♪からす なぜなくの からすはやまに…

これは僕にとって原点とも言える曲だ。姉さんと暮らし始めた頃、家事をしながら何気なく歌った童謡に、疲れて帰ってきた姉さんは言ったのだ。

「落ち着くわ…カイトの歌は癒やしの歌ね。私、カイトの歌、好きよ」

その言葉は劣等感にかられていた時も深く心の奥で僕を支えて、やがて自分の方向性を決める勇気に変わった。
姉さんは覚えていないかもしれないが…

「カイト」
歌い終わった時、姉さんが呟いた。
「カイトの歌は、落ち着くわね…私、カイトの歌、好きだわ、やっぱり」

「姉さん」

「これから私は、自分の弱さと向き合うのだわ。それはとても、怖いの。ほんとうはいつだって、怖かったのよ」

「だからこれからは時々甘えさせて。私の為に、歌って」

僕は答える代わりに彼女を抱く腕に力を込め、再び歌い出した。
やがてその歌声は、僕と彼女のユニゾンになって、ゆるやかに、優しく、部屋中に響いていった。

-続-
279名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 01:47:33 ID:opS96uC1
あああ、タイトルに姉弟支援って入れるの忘れた…。
多分次回で終わりです。後日談的な。

リンとレンの立ち位置はまだ考えついてませんが、名字が同じであることで初めて公式的にも血縁がありそうな…(直接言及されることはなさそうですが)
280名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 01:55:30 ID:KDb4AXNt
ジーンとくるねー
姉兄でもこういう側面を生かしたのはいい

妹弟らが増えてくるからこそ、
兄姉の単なるモブでない支援が貴重なところさー
281名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 09:47:36 ID:v92I+D26
エロシーンマダー
282名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 00:30:05 ID:HvNdUOd8
283名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 00:31:23 ID:HvNdUOd8
誤爆
284名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 01:15:40 ID:V8jHDqzS
誤爆はいいけど、なにこのピンクと赤
285名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 01:22:18 ID:2RfK3Do0
わかった、ANNとBIG-ALだ!
286名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 03:10:54 ID:o4Rw/WFQ
安価でVOCALOIDを書かせてください。
とか言うニュー速で立ってたスレの>1
287名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 17:02:13 ID:G+r4swzh
>>279
GJ!
誤爆にめげずに頑張れー
288名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 22:06:38 ID:FkGuzXLA
初音ミク
MEIKO
KAITO
鏡音リン./レン
MIRIAM
LOLA
LEON
SWEET ANN
BIG-AL
PRIMA 
ディレイ・ラマ
白熊カオス
亞北ネル
弱音ハク
ドイツ製ボーカロイド
PC-6601
Microsoft Sam
JAMバンド(弦巻マキ/鼓リズム/天音カナ)
はちゅねミク
XPたん
炉利音コム
持ち主

使えそうなキャラはこのくらいかな
289名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 22:54:21 ID:iGVMLpnA
>32の人のマネージャーさんがKEI氏のMEIKO(捨てみっくすの女主人)
に変換されてしょうがないのは、
動画でMEIKOがいろんな役で共演するのが脳内定着しちまったらしい


ANNは萌化済み、MIRIAMは中の人そのままとして、
LEONとかLORAの見かけって、今まで動画とかで定着してるのある?
290名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 00:35:12 ID:tMMcIL4V
そろそろ弱音ハクのエロパロも……
291名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 01:12:33 ID:odAHXIPs
ユーザーが勝手に作った内輪キャラにそこまで市民権を求めるのはどうかと思うぞ
292名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 07:11:25 ID:Ywvmtiia
>ドイツ製ボーカロイド

キーボードクラッシャーwwwwww
293名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 12:19:32 ID:sjx6hGIO
日明メル
294名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 17:51:17 ID:uw/qtt72
>>290
欲しいものは自分で作れ。それがここでの鉄の掟。
まして、正規のボカロじゃない同人キャラじゃなあ。
295名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 18:08:09 ID:d0G+Pp5y
同人キャラたちもけっこう需要はあるだろうが、
みんなメインキャラでさえ手一杯だからな。
このジャンル、小説書きはかなり少ないし。

正直、自分も自サイト分で手一杯で
エロ物も書きたいけど、別個にここに投下する余裕なし
296名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 21:46:02 ID:wgsRgKwG
>>290
酔っ払ったハクがレンを襲って筆下ろしさせるとか?
297名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 02:26:51 ID:03lqYFRe
誰かリンレンで頼む
298名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 03:20:58 ID:Q7G8YmOY
地方のPCに嫁いで来たミク。色々あって御主人様とラブラブに。
ミクはTOKYOで歌手のオーディションを受けるためにバイトを始める。何故か冷たい態度を取る御主人様。
いざ上京という日にも見送りにすら来てくれない。
嫌われちゃったかな…と新幹線のなかでションボリなミク。ふと気付くと荷物の中に見慣れぬ封筒が。なかには十数万円と便箋が入っていた。便箋にはこう記されている。
≪ミク、冷たくしてごめん。足枷にはなりたくないんだ。声聴いたら恋しくなっちゃうから手紙送ってくれな。頑張ってこいよ。バイク売ったけどあんまし金になんなかったわ≫
感涙してしまうミク。
そしてTOKYOでオーディションを受けるが連敗に継ぐ連敗。終にはプロデューサーに身体を売ってデビューを果たす。
たとえ汚れてしまったとはいえ、デビューは果たしたのだ。御主人に、彼に報告しよう。彼はミクが上京していらい足枷にはなりたくないと手紙に書いていたとおり、ミクからの電話は一切取ってくれなかった。
手紙もこちらから送る一方で返信はなかった。
会いたい。その一心で彼の家を訪れた。
彼は一週間前に交通事故で亡くなっていた。
299名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 03:22:16 ID:Q7G8YmOY
ミクは放心状態で彼の部屋に入る。彼の机にはミクに宛てて書いたが送るのをためらって送らなかった、送れなかった手紙が何通も、ミクが彼に宛てて書いた手紙よりも多く納められていた。
それを読み静かに涙するミク。
≪白の季節≫をゆっくりと消え入りそうな声で歌いながら、彼のPCを立ち上げ、自身のプログラムをアンインストールするミク。
「君に…聴いて欲しい…この声を…」
手続きが完了し、キップルと化した部屋には電源の入ったままのデスクトップパソコンだけが残された。
といった内容のSSを書いているんだがものっそい長くなりそうなので大筋だけまとめてみた。
少しずつ投下してみていいすか?
300名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 04:08:28 ID:a6nL2zKo
1 誘い受けすんなボケ!
2 ものっそ長いのは迷惑です。自分でサイト作ってください。
3 すでに結末まで読んだから、だらだら長いの読む気しない。
4 展開も結末も分かってる話を、それでも読ませるだけの文章力があんのか?
5 エロははじめのラブラブ生活とプロデューサーに体を売る所くらいか?
そこだけ書いて投下しろ。

さあ好きなのを選べ。
301名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 06:04:55 ID:/aKnPcth
最強みっくみく計画的なエロパロが書きたいです。
302名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 14:08:23 ID:eTJRrCCG
おk投下しろ。

体売るのは勘弁。
レイープならおk
303名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 02:10:39 ID:qK2HGhEL
195-196みたいな陵辱系でもいいかもね
304名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 20:17:16 ID:X7eSwHTq
>>296
そんなあなたのために作ってみた。
若干リンレンが鬼畜だが仕様です。
ではどうぞ!
人もまばらなライブハウスの中。
壁に寄りかかり、一人の女性が壁にもたれ掛かっていた。

「……はぁ、今日もダメだった……」

美しい白髪と、透き通るような白い肌を持つ女性。
黒ずんだクマと、アルコールのせいで赤く染まった頬がアンバランスさを醸し出していた。

「やっぱり……わたしに才能なんて無かったのかな」

彼女の名は『弱音ハク』。
シンガーソングライターに憧れ、日々レコード会社への直接売り込みに奔走している。
しかし、絶対的な美声を持つわけでもなく、カッコいいトラックが作れるわけでもなく。
レコード会社の関係者に(精神的に)ぼっこぼこにされ続けていた。

ふと、ハクはライブハウスに備え付けの壁掛けテレビに目をやる。
音楽系のチャンネルを垂れ流しにしている画面から、一人のアイドルのPVが流れていた。

『みっくみくにし〜てやんよ〜♪』

初音ミク。
3ヶ月前にデビューしたての彼女は、持ち前の歌唱力でオリコンチャートの常連になっていた。

「……私も、これくらい歌が上手ければなぁ」

ぼやいた彼女は、5缶目の缶ビールを飲み干し、静かに床に置いた。
もう一本飲もうと財布の中を覗き、諦めた。

「お金、使ったら帰れなくなっちゃう……」

財布の中は、帰りの電車賃ギリギリの金額しか入ってなかった。
本格的にデビューしようと意気込んで、パソコンやらシンセサイザーやらをローンで買い込んだので、ハクの家計は火の車だ。

「しょうがない、これ飲んだら帰ろ……」

ライブハウスの照明が落とされる。
次のシンガーが登場するらしく、ステージにバックバンドのメンバーが登り始めていた。
仕方なく、ハクはこっそりポケットに突っ込んでおいたスキットル(水筒)を取り出し、
中のワイルドターキーを一気飲みしようとふたを開ける。

演奏が始まった瞬間、ハクはワイルドターキーを飲むのを止めた。

出てきたのは双子のシンガー。
まだ幼い二人の男女デュオがつむぐ音楽は、若くして既に完成の域に達していた。
太く、ソウルのこもった声を響かせる男の子。
パンチの効いた、ピリピリするような特徴のある歌い方をする女の子。
二人の声は、ライブハウス中を虜にしていた。



二人のステージが終わり、またライブハウスに照明が戻る。
ハクは、まだステージを見ながらボーっとしていた。

「……上手い」

あればかりはボイストレーニングでどうにかなるものではない。
まさに、天賦の才能だった。
ハクの心には、純粋に二人に聞き惚れたという思いと共に、別の感情も湧いてきていた。

(私がこんなに悩んでるのに……あの子らは……っ!!)

それは明らかに醜い嫉妬ではあったが、そんなことはどうでもよかった。
気に入らない。あの子らもきっとすぐにレコード会社の目に留まり、世に出るのだ。

(許せない……!!台無しにしてやる……っ!!)

アルコールがすっかり回りきったハクの思考回路は、
なぜか「あの子らを虐めてやろう」という答えを導き出した。

ハクは、ライブハウスに入るときに貰ったパンフレットを広げ、呟いた。

「『鏡音リン・レン』……待ってなさいよ」




「あっ……くぅ!?ちょっ……と!!何なんですか……っう!?」

ライブハウスに一つしかないトイレ。
下半身を丸出しにした『鏡音レン』と、その下半身にむしゃぶりつくハクが一つの個室に入っていた。
レンはその整った顔をなんともいえない感触に歪め、
ハクは、まだまだ発展途上のレンの男性器に舌を這わせる。

「ん……っむぅぅっ、は……ん……ちゅ……」

「はあっ……っあ!?あああっ!!」

レンの問いかけに耳も傾けず、ハクは竿の部分へと舌を這わせる。

「……んむ……っは……いいから……黙ってなさい……!!」

キッとレンを見上げながらにらみ付け、ハクはレンのモノを咥えた。
口をすぼませ、じゅぽじゅぽと音を立てながら、レンに快感を与え続ける。

「あああっ!?っぅ、はっ!!出る、でるっ……!!」

早くも射精を誘ったらしく、レンがハクの頭をぐいっと引き寄せる。
レンは子供とはいえ14歳。
ハクの力では敵わず、そのまま喉の奥でレンの白濁液が弾けた。

「んぶぅぅっっ!?!?!?」

奥の奥までレンのモノを加えた挙句、粘性のある液体を流し込まれて、ハクはむせ返った。
ゲホゲホと咳き込みながら、レンの精液を全て飲み込んだ。
「っは……は……お姉さん……」

「え……………?」

まだグイッと頭を掴んだまま、レンがハクを見下ろす。
その目は、さっきステージで見せていた元気な少年の眼差しではなく、
立派な男の、しかも野獣じみた目だった。

「僕……スイッチ入っちゃったんだけど、責任取ってよ……ね?」

ハクが「まずい」と思ったときは既に遅かった。
手を掴んでハクの体を引っ張り、便座に押し付ける。

「え、ちょっ……きゃあああぁっ!?」

無理矢理ベルトを外され、履いていたズボンは下着ごと全て脱がされた。
むき出しになったハクの女性器は、白い肌とのコントラストが映えるピンク色。
その花弁を割って、凶暴なモノへと姿を変えたレンがハクの中へと入っていった。

「んっ……く!!」

「はああぁぁぁああっ!?!?」

あまり濡れていなかったためか、わずかに痛みを伴いながらの挿入。
しかしハクもウブなねんねという訳でもなく、意外にもあっさりとレンを受け入れた。

「あ……やぁぁぁっ……抜いてよぉ……」

「そりゃないよ……お姉さんが誘ったんだ、これくらい当然じゃない……?」

「へっ!?そんなっ……!?ああん、あああぁぁぁううっっ!!」

レンの腰つきは、ハクの想像以上に手馴れたものだった。
最初はゆっくり、次第に緩急をつけてピストン運動を続ける。
その中で、微妙に腰の動きを変えながら、ハクの反応の違いを楽しんでいた。

「す……っげ、お姉さん……いいよっ……絡み付いてくる……っ!!」

「はああああんっ!!やああぁぁぁぁっ!!うああああ!!」

ハクの肌はすっかり紅潮してきていた。
玉の汗を額に浮かべながら、リンの動きに翻弄される。
アルコールの力も手伝って、リンが一突きするたびに、ハクの体にビリビリと電流が走るような感覚が襲う。

「ひんぅぅっ!!や、あああっ!!ダメっ!!こ、れ以上はああぁぁぁあぁ!!」

「く……ううっ!!イクよ、お姉さん……!!」

「ひああぁぁっ!!ダメ、中はっ!!中はダメぇぇぇぇっっ!!」

激しいピストンを続けていたレンが、ハクの腰に自分の腰をピタッと密着させる。
ピクピクとハクの膣内でレンのモノが跳ね、ハクはなんとも言えない違和感を感じる。
それは、レンの欲望がハクの中で弾けた、つまるところ中出しされた証拠であった。

「あ……は……はぁ……いやぁ……中で……」

「はーっ、はーっ……良かったよ、お姉さん……」

「やぁ……」
ぴったり密着したまま、レンはハクの額にキスをする。
狭いトイレの中は、すでに湯気が立ちそうなほど熱い空間と化していた。
突如の中出しにショックは受けたものの、それをボーっとしたまま受け入れたハク。
その耳に、レンとは微妙に違う声が入ってきた。

「レンちゃーん?レンちゃーん!!」

レンをトイレの外から呼ぶ声。
おそらく『鏡音リン』なのだろう、とハクは思った。

「居るんでしょー?入っていいー?」

「うん、ドア開けていいよ」

「えっ!?!?!?!?」

ビックリして体を起こし、チラッとドアノブを見ると、掛けていたはずのロックが外れていた。
レンの誘いにあっさり乗り、リンがトイレの中に入ってきた。

「あ、いいんだー。こんな綺麗なお姉さんとエッチしてたの?」

入るなり、リンはレンと繋がったままのハクの横腹を撫でる。

「ひゃっ!?」

「ライブ前散々私の膣内に出したくせに」

「しょうがないだろリン、大体僕じゃなくてこのお姉さんが誘ってきたんだから」

「う……………」

何か変な言葉が聞こえてきたような気がしたが、気にしない。
確かに自分から誘ったので、ハクはレンには反論できなかった。

「……ねー、私も混ざっていい?いいもの持ってきたんだー♪」

「え……?」

リンが、背中から黒光りするものを取り出した
それは、男性器を模した先端が両端にある、一本の棒だった。
いわゆる、『双頭ディルドー』である。

「……………何でそんな物持ってんの」

「今日こそレンちゃんのアナルバージン奪おうと思って」

「……………あのなぁ」

(え?ええぇ!?何言ってんのこの子達……!?!?)

リンの口からまたもやありえないような言葉が飛び出している。
朦朧としているハクを、レンとリンが力を合わせぐるんとひっくり返す。
レンが便器に座り、その上にハクがまたがり、ハクの尻を入り口側のリンに見せている状態だ。

「まぁいいや、レンちゃんの代わりにこのお姉さんの後ろ、貰っていいかな?」

「……そうだね、それもよさそうだね」

「え!?」
そう言うや否や、レンが両手をハクの陶器のようなつるつるの尻へ持ってきて、ぐいっと割る。
ハクが慌てているうちに、リンの目の前にハクの不浄の穴がさらされた。

「やああっぁぁ……!!やめてぇぇ……」

「ん?これなんだろ?」

リンが脱ぎ捨てられたハクのズボンのポケットに入っていたスキットルに興味を示す。
ふたを開けると、ウイスキー特有のツンとした匂いがリンの鼻をついた。

「うわ、お酒だ……そうだ!」

「ひいいっ!?!?」」

何を思ったか、リンはスキットルの飲み口をハクの尻の穴へと突っ込んだ。
まだ半分以上残っていたワイルドターキーが、ハクの腸へと染み込んでいく。

「あは、トプトプ入ってくよ?」

「ああああぁぁぁぁっっ!?!?熱いっ!!」

ちゅぽっと音を立ててスキットルが抜かれると、わずかに開いた穴へと、リンがディルドーを差し込む。

「……では、いただきまーす」

「あぐああぁあっぁっ!?!?!?ダメっ!!ダメ……!!!」

「それそれー♪けっこうすんなり入っていくよ?」

意外と太いと思われたディルドーも、亀頭を模った先端が入り込んでしまえばしめたもの。
ハクの不浄の穴は、真っ黒いディルドーを無事飲み込んだ。

「はあああぁぁぁっっ……!?っっあああああああ!!!!」

「あは♪お姉さんのお尻の穴、ぎっちりディルドー飲み込んじゃってるよ?」

「こっちも……っ!!締まっていい感じだよ、お姉さん……」

「あ……かはぁぁぁっ……はっ……あ……いや……」

既にハクの膣を満たしていたレンが呻く。
前と後を塞がれ、ハクがパクパクと口を開けながら声を漏らす。
その声には、すでに苦痛よりも快感の成分が多かった。

「ふふ、可愛いよ、お姉さん……そういえばお姉さん、名前なんて言うの?」

「え……は……『ハク』………」

「ふぅん、じゃ、『ハクねーさん』でいいかな?」

「じゃ、私は『ハクねぇちゃん』って呼ぼーっと」

「え……!!!はあああああぁっぁっぁぁ!?!?!?!?!?」

ディルドーの片側を自らの膣に受け入れたリンと、膣側のレンが交互にピストンを始める。
双子ならではのコンビネーションで、リズミカルに抜き差しを繰り返す。
抜かれるときの喪失感と、突っ込まれる時の満足感。
さらには腸粘膜から直接取り入れたウイスキー。
全てがハクを攻め立て、そしてハクを溶かしていく。
「ひああぁぁぁっ!!当たってるっ!!ゴリゴリ当たってるのぉぉぉっっ!!」

「う……はっ……すっげ……まだ締まる……っ!!可愛い声だね、ハクねーさん……っ!!」

「っっっ!!!!」

一瞬、レンがハクの声を誉めた。
それだけでハクの意識は「あっち側」へと飛んでいった。

「ひゃあああああぁぁぁぁぁっ!!ダメ、ダメぇぇぇぇっ!!もう……っ!!っあああああ!!」

「無理だよハクねーさん……!!もう、止まん……ない!!」

「いいよ、いいよぉぉっ!!ハクねぇちゃんもいいよね!?いいよねっ!?」

リン、レン共に絶頂が近いのか。
自然と腰の動きが速くなり、薄い壁一枚隔てたハクの膣内で暴れる。

「ダメっ、私……っ!!もう……イ……っくうううううう!!」

「っは!?いいよ、イっちゃおうよ……!!僕もイきそうだよ……っ!!」

「私も!!私も……っ!!イくよぉっ!!」

「あああああああ!!イく、イっちゃうぁぁぁあああああっっ!!!!」

「う……っく!!」

「はあああぁぁあ……んっ!!」

最後に限界まで口を開けてハクが叫び、体をビクンビクンと痙攣させる。
ハクの体の痙攣にあわせ、レンは新たな精液をハクへ注ぎ、リンは小さく体を振るわせた。

「っは、はー……はー……はー……あ……」

潤んだ瞳、真っ赤になった顔、だらしなく開けた口。
半分気を失ったハクは、ぐったりとレンに体を預けた。

「あ、そうだ」

思い出したようにディルドーを抜いたリンは、ハクのズボンのポケットを探る。
やがてハクの携帯電話を取り出し、自分の携帯電話へとハクのアドレスを赤外線通信で送った。

「これで終わりなんて……惜しいもんね」

荒い息をハクの耳に吹きかけながら、リンがささやく。

「これでまた会えるね、『ハクねーさん』」

「あ……………」

続いてレンも、ハクの頭を撫でながらハクへと言葉を掛ける。
それは天使のささやきか、それとも悪魔の誘惑か。
ハクは、レンに抱かれながら意識を手放した。



―――――――――数ヵ月後。

「レン!リン!この後のスケジュール話すわよ!」

テレビ局の楽屋に入ってきたハク。
黒いスーツに身を包み、手にはぎっしりとスケジュールが書かれた手帳を持っている。

「この歌撮りが終わったら次は2時から雑誌のインタビュー、5時からボイストレーニングね!」

「「えーつまんなーい」」

「わがまま言わないの!あんた達は今ががんばり時なんだからね!」

ハクは、楽屋でごろごろするリンとレンを諭す。
まだシングル一枚のみのリリースしかしていない新人の『鏡音リン・レン』だが、
今や先輩のミクを落としかねない勢いの人気を得ていた。
……その二人のマネージャーとして、当人達の強い要望で抜擢されたのが何を隠そう、ハクだった。
シンガーソングライターの夢は断たれたが、今ではそれなりに満足しているようだった。

「じゃあさ、『ハクねーさん』」

「えっ……」

レンの言葉のトーンが変わる。

「後で……ちゃんと『ご褒美』、くれるよね……?」

「あ……」

「あ、私も私もー!!」

一見無邪気なお願いに、ハクは顔を真っ赤にして頷いた。

『レン君ー!!リンちゃーん!!スタンバイヨロシク!!』

「「はーい!!」」

ハクは固まって立ち尽くしたまま、リンとレンを見送った。



――――――――――楽屋のモニターから、リンとレンの歌声が聞こえる。
その声を聞くだけで、ハクの子宮が疼いた。


仕事の後の『ご褒美』に期待しながら。
312名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 20:42:56 ID:X7eSwHTq
以上。なぜミクで書けないのに非公式VOCALOIDで書けるのかと自分に小一時間問い詰めたい。
しかし、いろんなトコのハクねーさんの絵を見ると妙に色っぽいのでガマンできずにいじめてみた。
アンドロイド路線でもなく、プログラム路線でもないが大丈夫かな?

さぁテスト勉強に戻るんだ、俺!
313名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 21:46:32 ID:jifeRGZh
>>304-312GJ!
これからはハクねーさんだなw
314名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 23:42:52 ID:YEpSelGi
GJGJGJ乙です
双子の小悪魔鬼畜っぷりも良い
315名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 05:31:16 ID:z093qA0T
メルトのミクがかわいい
最後の「なんてね」のあと、男がやさしく抱きしめて
「だから、冗談だって……言ってる、のに……」
って言いながらも、ぽろぽろ泣き出して
「……大好き」

ここまで幻視した
316名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 05:40:41 ID:JKVUCp/z
317名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 08:42:43 ID:iIcCwEQ7
>>315
おまえは俺か
318名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 09:01:16 ID:WpDsZmDj
ハクねーさんがこんなに素晴らしいものとは
319名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 10:01:31 ID:+o2wRdRz
でもランキングから漏れてたね。残念だ
320名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 13:29:04 ID:FhGz+9Xd
GJです。
ハクは裏方にまわるとできる子なのか?w
321名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 17:26:47 ID:MtDZB+hk
中で出されて歌が上手くなる路線かと思ったらw
322名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 19:40:32 ID:4DWmHi2t
ハクねーさんかわいいよハクねーさん
もうあの双子が鬼畜小悪魔にしか見えなくなってきた
323名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:26:37 ID:+o2wRdRz
何となく書いてみたハクねーさんふたなりもの



『もう止めてっ! こんなコトしたってどうにもならないでしょっ?』
私の足元に転がる女が泣きながら叫んでいる。
見覚えのあるそいつは確か初音ミクのマネージャーのはずだ。
服をあちこち引き裂かれ、白濁の汁で汚されたその女は、
もう人気絶頂アイドルの右腕とは到底思えない姿だった。
「…どうにもならない? そんなことないわ。だって、現に私のマイクの役に立ってるじゃない…」


聞き覚えのある声がした瞬間目が醒める私。
万年床に近い布団に跳ね起きるそこは見慣れた、
そして二十歳そこそこの女の部屋とも思えない殺風景な安アパートのそれだった。
家具と呼べる物はほとんど空になった日本酒の一升瓶が乗った卓袱台と、
ゴミ捨て場から拾ってきたカラーボックス、それに型遅れのPCが一台あるだけだ。
「…あれー…、変な夢見てた気がするなぁ…」
二日酔いで頭が痛いが今日はオーディションの日。
ふと時計を見るとその集合時間まで二時間も無い。
「うわ、いっけない」
慌てて脱ぎ捨てていた服を着、洗面台代わりの流し台の冷たい水でジャブジャブと顔を洗って、
軽くうがいをし、そのまま飛び出してゆくのだった。


「う”う”う”…」
その日の晩も私は行きつけの居酒屋で酔い潰れていた。
オーディションの結果は一次審査で撥ねられて早速にも不合格。
寝不足な上に酒が抜けきっていないのだから、
今思えば合格するわけがなかったのだった。
どうせ二次審査に進んだとしても、
ボサボサの髪の毛、化粧っ気もないクマの浮いた顔で歌われて、
やはり撥ねられて終わりだっただろう。
「…やっぱり才能無いのかなぁ…」
歌手になることを夢見て上京して数ヶ月、もう十何度目かのオーディションに落ちていた。
街角で歌おうにも楽器ができるわけでもない。
無伴奏で歌ってみても「ツマンネ」と野次が飛ぶのが関の山だった。
家出同然で出て来た私には親しい友人もなく、
アルコールを飲むことだけがストレス解消となっていった。
「歌いたいよぅ…歌って聞いてくれる人に喜んでもらいたいよぅ…」
そう呟きながら、この店で一番安いコップ酒を呷る私。
「ゲフッ、…ハッ、ハフッ…うう…」
涙と鼻水と、咽て零れた酒がとてもしょっぱかった。
324名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:27:40 ID:+o2wRdRz
『…次のニュースです。昨夜午後11時半ころ、
 歌手の初音ミクさんのマネージャーが何者かに襲われ暴行された事件の続報が…』
気がつくと私の頭の上にあったテレビがニュースを流していた。
最近、売れっ子歌手のマネージャーが襲われる事件が頻発しているそうだ。
毎週のように、時には連日連夜。
特にこの初音ミクなる歌手のマネージャーは何度も被害に遭っていて、
もう三人目なのだという。
新聞やテレビではぼかして報じられているが、週刊誌によると決まって激しく強姦され、
廃人寸前にまで犯された上でボロ屑同然に投げ捨てられているのだという。
普通なら自分の身内である人物がそんな目に遭わされて、歌ってなどはいられないだろうに、
彼女はその度にヒットを飛ばしている。
『…新しいPV“ハジメテノコエ”は発売当日だけで20万枚を越える売上げを記録し…』
どんなことにも動じない鋼の精神力も歌手には必要なのだろうか?
私のように酒で憂さを晴らす弱さなどないのだろうか?
「…今日だっていつもよりは調子良かったのになぁ…」
一次審査では私の前の子…性格には双子の姉弟が合格し、
そのまま二次、三次も通ってあっさりデビューを決めたという。
聞けばインディーズで既に名が売れているにも関わらず、
あちこちから引き合いが来ていたが敢えてオーディションを受けたのだという。
天衣無縫な初々しさと子供ながら張りのある声が特徴的だった。
そんな、今日の体調最悪な私よりも上手に歌える子が合格するのは仕方が無い。
だが。
「…あのジャーマネ女…私のこと見下して…」
双子のマネージャーは次の番だったこちらを鼻で笑い、
汚物でも見るかのような目つきで蔑んでいたのだ。
皺の寄った服に汚れた靴、ロクにリンスすらしていない髪、
口紅ひとつさしていない顔、挨拶すらガラガラの声の私を。
それとは対照的にその女は大企業の秘書もかくやというような格好だった。
アイロンの効いた上物のスーツにきっちりメイク、
手入れされた髪を丁寧にアップし、高慢さに拍車をかけるような細長の眼鏡。
「……ちく…しょう…」
コップに残っていたお酒を一気に飲み干すと同時に、
意識がゆっくりと消えてゆくのだった。


「もう止めてっ! なんでこんなコトするのっ!?」
足元では件のマネージャーが腰を抜かして座り込んでいる。
逃げようとして私に捕まり、ご自慢のスーツはビリビリに破けて、
エステにも金をかけているのかツヤツヤした素肌と高級そうな下着が見え隠れしていた。
「…みんな同じような台詞吐くのね。つまんないわよ」
どこか昂揚しながらも冷徹に女を見下ろしながら呟く私。
「私はね、気持ちいいと上手く歌えるの…
 だからあなたの身体で気持ちよくさせてもらうわ…」
そう言う私のパンツスーツの前が大きく盛り上がり、
留め具が弾け飛びそうになっている。
それを開け開け、ゆっくりとその中身を出してゆく。
「…ひっ!? なんでそんなモノが貴女についているのっっ??」
私の股間に生えたグロテスクなモノを凝視しながら叫ぶ彼女。
「あら、歌手がマイクを持っているのは、当たり前じゃない…」
静かにソレを右手で扱き出す私。
へその上近くにまで勃起したその先端からは、先走りの汁が女の顔に零れ落ちる。
いやいやをするように顔を振る彼女の顎を掴んで、ゆっくりと腰を寄せてゆく。
「…あなたはどんな声で悦んでくれるのかしら、ね?」
325名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:30:07 ID:+o2wRdRz
MEIKOねーさんの相手をさせようかとも思ったけど、
とりあえずマネージャーに不幸になってもらいました。
本番無しでそれを期待してた人にはごめんなさい。
326名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 23:08:31 ID:5Wz9qAKS
オリキャラはちょっと自重しろ。
正規キャラとの絡みがあるとか、正規キャラがメインで脇にでるとかならともかく、
オリキャラメインのオリキャラのみなら、どっかのシチュスレでオリジナルとしてやってくれ。
327名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 03:13:56 ID:Bql06sH5
つかハクって誰なんだ一体…
328名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 03:14:15 ID:TCsHajhv
「御購入ありがとうございます御主人様!初音ミクです。今日からよろしくお願いしま〜す」
心臓が止まるかと思った。
なんせ宅配便の荷物の中から人が現れたのだから。
ミミックが現れてもいどまじんが現れても自然に戦闘に入れる勇者たちはやっぱり勇者なのだ。俺はミクが出ただけでポックリ逝きそうになった。
「えっちょっ、何この…何?」
完全にテンパって声が裏返ってしまった。
「ほえ?どうしたんですか?」
「えっあの、なんつーか…ドチラサマデスカ?初音ミクっぽいのは分かるんだけど」
「アレレ?もしかして注文したボーカロイドって私と違いました?」
「いや確かに初音ミクねんどろいど注文したけど…」
あれはフィギアでしょうが。
「うん、じゃあやっぱり間違ってないですよ。ホラ」
少女はビリビリと自分が飛び出してきた段ボールから伝票を剥がし、俺に手渡す。
え〜と…[商品名:ボーカロイド初音ミク完全再現アンドロイド][代金5,980,000円]。
「…ね、ねんどろいどじゃNEEE!つーか5980円の誤植かと思ったらまじ598万かよ!俺の財政オワタ/(^p^)\」
「安心して下さい御主人様!ローン120回で組めますから大丈夫ですよ!」
〜続く〜
329名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 03:49:15 ID:VtG78iC3
330名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 04:20:50 ID:2KRro8mm
>>329
下にあったジーンダイバーが懐かしすぎて少しジー(ry
331名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 06:50:52 ID:r+J718AU
>>329
むしろ人参に何かのインスピレーションを(ry
332名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 06:53:44 ID:G2iGUqFG
>>330
クジオン
333名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 10:43:07 ID:FHGayvJF
ニコニコで色々なミク動画を見ていたら「初音ミク四姉妹」という電波を受信した

初音ミク:次女。長い調教で鍛えられた技術でメロディアスな曲を担当。姉妹のリーダー役。好きなネギは下仁田ネギ
ハツネミク:三女。次女についで長い調教歴。足りない技術は魂でカバーしてポップな曲を歌う。みっくみくにしてやんよ! 好きなネギはポロネギ
はつねみく:四女。はちゅねみくのマブダチ。彼女からもらったネギを振り回しながら電波な曲やパーカッションを担当。ちきちーちきちー。好きなネギは深谷ネギ
弱音ハク:(主に存在感が)幻の長女。マスターがまだ調教に慣れていない頃に発表した曲がボッコボコにされて以来ハク化。
     その後も一応調教されていたのでそれなりに上手いのだが、もはや飲んだくれて自虐ソングしか歌わない。
     ツマンネw弾幕を見ると乾いた笑いがこみ上げる。好きなネギはタマネギ。泣けるから


以上、後悔はしていないが反省はしている。orz
334名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 13:09:59 ID:L8DnHAV8
>>326
オリキャラじゃないだろ
派生キャラ位いれてやれよ
335名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 15:46:32 ID:2UYW7MAD
禁止はしないが、同人は同人だとわきまえて欲しい。
336名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 16:52:37 ID:L8DnHAV8
エロパロ自体がね
337名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 17:13:38 ID:S9A51e2z
>>336
それはポイントずれてないか?
角煮でさんざん議論されてたがハクやネルはユーザーが勝手に考えた同人オリジナルキャラ。
出て行けとかやるなとは言わないが、声が大きすぎてちょっと場違いじゃないかと思えてきている。
338名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 19:44:20 ID:lB2JnKTJ
オリが増えてきたのがちょっと気になるけど、いい感じ。

俺としてはもっといろんなものが見たいから、期待sage

期待sage厨でスマン。

339名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 20:11:23 ID:TTSQjZC3
674 名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ [sage] 投稿日: 2007/12/12(水) 16:18:12 ID:DVjG+H8z
正当な叩きありがとう 
ぶっちゃけ制作中だったゲームのキャラとハクが九割被りして全没にしたからキレてただけなんだよね 
趣味が似てるって事だから人気あるならうれしいし応援しようと思ったけど 
ボーカロイドの流行利用した安っぽいキャラとか言われてて正味芳しくない評価だしそうなるとこっちのネタ潰した上扱いも微妙な存在ってわけで 
存在自体が邪魔になってきたわけだわ 
関係ないにも程がある愚痴でスレ汚してすまんかった 
今すぐ頭かち割ってミクリンレン本の作業に戻りつつ死ぬわ
681 名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ [sage] 投稿日: 2007/12/12(水) 18:02:34 ID:NFTURtfZ
皆コミケ前だから殺気立ってるんだな… 
682 名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ [sage] 投稿日: 2007/12/12(水) 18:04:57 ID:XWlzafXS
コミケって恐ろしいな 
683 名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ [sage] 投稿日: 2007/12/12(水) 18:05:34 ID:nFnZwd04
だって、戦争だもの 

ネルハク叩きの一因がこんなところにあるとは…
何にせよ時流にあるんだねぇ
340名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 20:12:09 ID:TTSQjZC3
>>339のは虹スレのコピペ。
341名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 21:18:50 ID:L8DnHAV8
調べたけどはちゅね利権みたいのがあるのか
皆で楽しめばいと思うんだけどなぁ
342名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 21:30:08 ID:7jgT+OjG
>>339
何これ
キモすぎる
343名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 22:12:13 ID:pmtWbsy0
>>339
叩き?

叩いてると言えるのはこの私怨一人じゃないか?
他の「同人キャラを既存キャラと同等に扱えというのはおかしい」は正当な主張だと思う。
書くな載せるなとは言わないが、当たり前のように要求するのもどうかと思う。
344名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 22:35:26 ID:EG6zQc08
>同人キャラを既存キャラと同等に扱え
そんなようなこと言ってる奴いたっけ?

>>335が「禁止しないけど弁えろ」と言っているが、
これの文脈は実質「やんな」って言ってるような。
そもそも>>326が発端だけど、
>>326は「ハク(派生キャラ)×マネージャ(オリキャラ)」という組み合わせはよせ、
どっちもオリキャラだ、と言ってるんだと思うが、
それをやや>>334が勘違いしたのか「ハクを使うな」と>>336が言ってる的な
レスをしたのが後を引いて「ハクやネルは禁止?」みたいな話題になってるよーな。

ボーカロイド的にP(オリキャラ)×ミク、カイト×女マスター(オリキャラ)はアリだろ。
ならカイトorレン×ハク(ネル)もアリだろ。女マスターだろうがハクだろうが変わらん。
逆にハクのほうが映像化されてるだけイメージはしやすい。
だけどP×ハクはなんか違う?と人によっては思うのも判らないことじゃない。
それとも何か、男のオリキャラは許せても女のオリキャラは許せんとかいう
双方別の意味で腐った男と女がいるのか。

ハイハイ長文乙長文乙。
345名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 22:46:51 ID:pmtWbsy0
>>344
そういうのもあるけど、自分が思ったのは>>290みたいに
自分で書くんじゃなくて堂々と同人キャラをリクするファンだとか
>>334みたいに上から目線で認めろと言ったり、そういうのはちょっと違和感ある。

そういう「職人に同人キャラを書けと要求するな」だとか
>P×ハクはなんか違う?と人によっては思う
ってことを自分は思うし、禁止しないけど弁えろってのはたぶんそういうことだと思う。
346名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 22:55:53 ID:Qj0JhlNl
(荒れの中から>>328にこっそり)頭の悪い微H青年マンガみたいなので引き続き頼む
347名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 23:02:44 ID:EG6zQc08
>>345
あー、納得した。そういうことね。
多分そう言う人たちはミクとハクの形式上の区別がはっきりついてないんだと思うよ。
ハクやネルが派生キャラだとは知っているけど、感覚的に同じ土台に立ってるというか
「みんなハクだってミクと同じように知ってるのだからハクも本家キャラに準じた
扱いでエロパロしてもいいんじゃないか。エロパロなんだし」みたいな。
確かにそれはちゃんと区別しといた方がいいわ。

個人的にはキャラとしてリクはしてもいいと思う(どーせみんな知ってるんだろうし)。
ただやっぱりオリキャラ×オリキャラはやめといたほうがいいわな。
「ボーカロイド」スレだしな。
348名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 23:06:10 ID:EG6zQc08
ところで兄さんのハーレムフラグはいつになったらイベントが起こるんだ?
349名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 23:10:17 ID:WjUpsR1Y
半角でも、空気読めてればいいじゃん的なノリで落ち着いたっぽいな
350名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:10:11 ID:iet6Dxuy
ミクとリンにおもちゃにされてメイコ姉さんに泣き付いて筆下ろししてもらうレンきぼ
351名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 01:58:33 ID:wG8fq38e
カイミク希望
双子メイコ希望
352名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 02:03:58 ID:1mJ+1fh/
鬼畜カイトのカイミクまだー?
353名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 03:23:02 ID:M9zH1Jo1
流れを断ち切る妄想投下

ボーカロイドが風邪をひいたらー風邪をひいたらー

MEIKO
プロ意識の塊。あらゆる風邪予防策を講じるが衣装の露出っぷりには結局勝てない。
心配して何かと世話を焼きたがるKAITOを「うつったらあんたも仕事になんないでしょッ!」と一蹴する反面、焦りが高じて何とか早く治そうとミクの持っているネギを狙ってしこたま追い回し却って体力消耗。
やがてあんな穴やらこんな穴やらにネギを挿入して倒れているところを発見され病院へ運ばれる。傍らではネギのストックを全て失ったミクが茫然と立ちすくんでいたとか。

KAITO
ミクの前では強がり、大丈夫だからアイス買ってきて?と使いに出す。
ほんのり紅い頬と潤んだ眼差し、ややかすれた甘い声に胸の奥のスイッチを壊れるまで押されたミクが怒涛のBPMで買い物に行ってる間に、様子を見に来たMEIKOに弱音ハク弱音ハク。
しかし決して心細いとかそばにいてとか言えるはずもなく、ただただ頭痛い…喉痛い…だるい…熱上がってきた…具合悪い…と症状を羅列し続け「ええいうるさい大人しく寝てろ!」と一喝されて泣く。結構本気で涙する。
でもミクが帰ってくると急に起き上がってミクの頭を撫で撫でしながらアイスをうまそうに召し上がる。

ミク
やたらと大人しくなってしまい、ネギ振り回す元気もなくてくたりと毛布にくるまる姿が姉と兄の何かを猛烈に刺激。
弱ったミクに、本人が楽になるのを優先で冷やす(アイス)か効能優先で温める(卵酒)かで保護者同士が真っ向対決。
結局両方で決着がつくが、兄が枕元に行く度にマフラーやらコートの裾やらを遠慮がちに掴んで引き留めるミクを見て激しく負けた気分になる衣装的な意味で掴み所のない姉。
さらに卵酒よりもアイスよりも冗談で枕元の一輪挿しに活けたネギの香りに安らぐ妹にもうなんか果てしなく無力感を感じる。


自分が風邪ひいたから書いた。誰か卵酒かアイスかネギうどん下さい。
354名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 03:26:55 ID:M9zH1Jo1
追記
双子は声出るまではどうもイメージ湧かん(同じ理由で同人キャラも湧かん)
とりあえず双子って同時に風邪ひくって本当なのかな
355名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 07:44:36 ID:7AebSQxn
メイコとミクのラブラブ百合プレイまだー
356名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 08:27:50 ID:pg8Y3kv7
>>354
リン
風邪だとレンに知られたくないがために引きこもって、レンからの連絡を一切遮断。基本的にミクかKAITOに甘える
で、ふとしたきっかけでレンにばれ、からかわれながらも看病してもらう

ってのがいいとおもいます
357名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 09:17:00 ID:xA/02ppl
VOCALOID関連でエロパロ
358名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 15:05:48 ID:Ioug9HjV
>>356
風邪でダウンしてる片方の衣装を借りて一人二役は?
宴会芸でよくある右左で違う衣装着てそれぞれ身体半分隠すのとか、
あるいはいちいち着替えるとかw
359名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 22:16:05 ID:ouAgYB08
そういえば双子は双子じゃないことが判明したな。
360名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 22:52:12 ID:uwL9a3La
もともと、三兄妹も兄妹じゃないのをユーザーが兄妹設定してるわけで。
ユーザーが双子だと思えば双子だし、他人だと思えば他人だし、らんま状態だと思えばらんま状態でいいんじゃね?
361名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 00:22:35 ID:xWwfgObo
公式には名前と身長体重以外の設定は無いんだよ
それ以外はの設定は全部パラレル
買った人次第
362名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 03:21:17 ID:VsUyZK+V
「あぅ、んっ……! お兄ちゃん、ゃめぇ、奥、当たってるよぉ……」
「人の上にまたがっておいて、ダメって言われてもなあ」
「ん、もぅ、……お兄ちゃんも、動いてよぉ……ん……」
「……動き過ぎると『ゃめぇ』、なんだろ?」
「意地悪ぅ……」

続きを読むためには脳内に直接アクセスしてください。
ミクカイは結構好きだ。
363名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 19:48:26 ID:ogUAM1w2
>362
うぉぉおおおッ……アクセスッ!
364名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 21:22:41 ID:VsUyZK+V
>>363
えーと、それはWA2のネタだっけ?
365名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 05:44:16 ID:62NAtU+3

DTMマガジン雑誌 ¥1,500-

ボーカロイドソフト本体 ¥15,000-

DTM機材一式 ¥100,000-

みんなの心の中にいるボーカロイド priceless


現実では変換できない、脳内がある。
       変換するときは、エロパロで。


 はいはい乙乙。
366名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 19:05:19 ID:bCKL+zij
誰かいる?
367名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 19:17:59 ID:o7Q7w9oY
いるけど?
368名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 19:25:49 ID:bCKL+zij
よかったー。
369名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 01:52:23 ID:rVbSCuAX
ブレイクしてるな、初音ミク
ともあれ職人みなさんGJ!
370名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 02:17:45 ID:YF6Eq9iq
アクセスしてえええ!!!
GJ!
371名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 03:14:34 ID:o5h/WtrI
>>328の続き
よし、OK。つまりあれだね?君はデッカードから逃げている最中の人型PCで科学の限界を超えてやって来た猫型オーバーテクノロジー。家庭用ロボットを改造した。心が痛む。
「違いますよぅ!そんなブレランちょびドラロックマンな裏設定ありません。落ち着いてください」
俺が現実を直視できないまま30分が経ち、ミクは錯乱状態の俺をなだめるのに飽きたのか、本棚の一画に積んであるCDを物色しながら片手間に会話している。
彼女は本棚の前に立ち、俺は床のカーペットに胡座をかいている。おっ、パンツ見えそう。
「はあ?落ち着いてられるか!598マソだぞ!」
うおお縞パン!なんという絶景!
「あのですね、自分で言うのも変ですけど、私って今超人気商品なんです。御主人様は500倍の予約者のなかから運良く選ばれたんですよ?それこそ転売するって手もあるじゃないですか。30日間は返品も可能ですし…もう!話聞いてください!」
「あっごめん。つい」
可能ですし…のところでミクが振り返ったとき、俺は彼女の縞パンをガン見していた。
スカートを押さえながらミクもぺたんとカーペットに女の子座りをする。
372名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 03:15:20 ID:o5h/WtrI
「えっちぃのはいけないと思います!」
困り眉ジト目で、恥ずかしかったのか顔の赤いミク。やべぇかわいい。
「とにかくですね、お試し期間の三十日だけでも私の歌声聞いてみてください。炊事洗濯もできます、ネギ多めになりますけど。他にもアクティブソナー機能付いてたりします。ネギ踊りやヤマ波って言う必殺技もありますよ」
「う〜む…三十日間…転売…ヤマ波…」
俺は三十日間で598万以上で買ってくれる転売先を探す事に決めた。ヤマ波ってどんなだろう。
〜続く〜
373名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 03:32:10 ID:dod5tLeh
>>371-372
続きktkr
居つくことになるとしても598マソの解決は気になるな…

あとヤマ波って、まさか、ボ(ry
374名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 08:30:09 ID:vF9uYUmV
ミクのパンツって、なんでストライプに描かれる事多いんだ?
375名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 09:25:39 ID:T1IqJAHX
>>371-372
続き楽しみにしてるGJ。みっくみくPVのヤマ波が出るとはw
でも一番吹いたのは「ネギ多めになりますけど」。さすがミクだ
376名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 09:45:35 ID:Y44NQDw/
>>374
ミクのパンツはしまパンだろ常考
377名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 11:12:24 ID:DA7gO+Dr
>>376
個人的には無地を推したい
378名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 12:51:09 ID:16eZugRU
レースのパンツは書くの面倒くさい。
ストライプのパンツは尻の立体感を出しやすい。らしい。
379名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 17:09:39 ID:0Zrt2fHJ
強気姉さんを天然で切り崩す兄ちゃんが見たいよー
380名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 19:22:45 ID:Rd+br2jD
いや、兄ちゃんの相手はやっぱ妹(ry
381名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 20:01:21 ID:6dOMxzOA
縞パンって言葉をミク関係で何度も見たおかげで、
さっきやってた平成教育委員会のラストの書き取り問題がはじめてわかったw
382名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 20:03:08 ID:fKbcnOoT
>>380
自分の萌えは人の萎え 他人の萌えは他人の萌え

押し付けイクナイ
383名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 20:14:45 ID:dod5tLeh
>>362
「ああん、お兄ちゃん、ミクとんじゃうー!」

む、その後ミクがアイドルデビューして活躍するが
KAITOはイギリス(Zero-G社)に渡って婚約者(PRIMAとか)を連れて戻ってくるとかいう
長尺ストーリーが一瞬で脳に流れ込んできたぞ。これが脳内アクセスってやつか?

>>380
姉さんの相手はなぜかレンが多くて(攻めるにせよ攻められるにせよ)
兄さん相手の発想が、あるようであまりないんだよね。

自分の書きたいシチュ以外も、いろんな意外な組み合わせを見られれば
周りのキャラを書く時にも参考になるもんだ。
384名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 20:15:57 ID:hj4Glg2b
アホの子KAITOが見たい
385名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 21:26:39 ID:6kYqSkBS
こうなったらBIG-ALにSWEET ANN式日本風整形を施して活躍してもらおう
386名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 01:48:29 ID:SDfW4wIf
何故だか知らんが、ここを見てたら
HA☆YA☆SE
という幻聴が聞こえた
387名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 02:50:47 ID:FEH+CXRt
KAITOは今の生活に満足してくれている。と思いたい。
私も今の生活は80点(点を伸ばすのが難しくなるあたり)くらいに感じている。
私が決断すれば、もしかしたら100点が取れるかもしれない。だけどそれは…

夕飯の買い物を済ませ、ネギと彼の好物のリンゴを買って家に帰る途中、空は赤いが夕日はビルに隠れて見えなかった。
「「あ、ミクちゃん」」
げっ。やな奴らに出会ってしまった。
「げってなんだよ〜」「なによ〜」
「あ、レン、リン。ちょっと風邪引いてさ。ケホケホ」
こころの声のつもりが発声してしまった。咳でごまかしてみる。
「歌手は喉が命だぜ。気をつけて」「ニラ突っ込んだげようか?」
「…普通ネギじゃない?」
半ば嫌々に応対しながらも家に向かう足を進める。二人は悪びれもせず着いてくる。
「僕が暖めてあげよっか?」「わたしネギ突っ込んだげる〜」
親指を人差し指の下に握り込み卑猥なハンドサインを作りながらニヤニヤしてる二人。
バシッ。
「帰れガキ」
「いてぇ〜」「あ〜!レンになんて事すんのよ〜」
ネギでシバいてやった。
もう着いてこないようだが、少し距離が開いてから声を投げ掛けて来た。
「何タカビってんだよブラコン!俺ら知ってんだぜ?」「あなたのお兄さんデータ破損でオシャカなんでしょお〜?キャハハハ」
皮肉っぽく見えるようにせいいっぱい微笑んで、こう切り返す。
「あなたたち、大人の渋い声出せる?」
388名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 02:52:20 ID:FEH+CXRt
「ただいま、兄貴」
「おかえりミク!」
キッチンに食材を置きながら声をかける。
「ちゃんとボイストレーニングした?」
「ミクのいうとおりにやったよ」
「よしよし」
私より頭ひとつ背の高い彼の頭を撫でてやる。
「…じゃあ、いつものご褒美あげなきゃね」


ベッドに彼を押し倒し、ショーツだけを脱いで上に乗る。
たっぷりと口付けし、二人の唇が離れたとき絡まった唾液がツーっと糸を引いた。いつものように問い掛ける。
「私のこと…好き?」
彼は歌いかた以外のすべてを失ってから、私の愛に答えてくれるようになった。まともなころは兄弟というエニシの鉄筋にリセイのコンクリートで隔てられていたが、コンクリートは破損してしまった。
「うん…好きだよ。ミク」
彼の声が私の脳髄を、脊髄を、丹臀を蕩けさせる。
このとき私は100点への切符を、せっかくオーディションに合格した事務所への所属を断ることを決めた。
私が決断すれば、もしかしたら100点が取れるかもしれない。だけどそれは…彼との別れを意味する。
100点の生活に彼の居場所はないだろう。
だから私は80点でいい。80点がいい。
389名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 03:21:14 ID:FEH+CXRt
すみません道満先生
390名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 23:03:50 ID:qXWGIi+J
短編エロマンガのようだと思ったが既視感だったか…
こういうのもいいかも
391カイミク支援:2007/12/18(火) 09:42:23 ID:oRetVhA2
「道具使おっか!」
「え…でっでも…怖い」
「慣れれば大丈夫。っていつもはどうしてるの」
「いつもは…手で…やっやだ!電源入れないでよぉ…動いて…」
「慣れれば道具の方が簡単だよ」
「っ…やだぁ…」
「ホラしっかり持って。怖くないよ」
「う、うん」
「奥まで入れて」
「こ…こう?」
「もっと思い切って」
「あっ…やだあふれちゃう」
「こぼしちゃダメだよ」
「ご、ごめんなさ…ぁ…すご…なんかいっぱいになってキタ…」
「簡単だろう?」
「あっ…すごい、中がまざって…あぁっ…お兄ちゃん」
「上手だね…ミク」


「さー。あとはこれを冷やせばアイスクリームの出来上がり!」
「わーい。アイス、アイス!ネギアイス!」
「じゃあ今のうちに洗い物しちゃおうか」
「うん。電動ミキサーって便利ね!お兄ちゃん!」


ミキサーでアイスの下準備してただけですよ?
元ネタあるけど字に起こすとやはりエロいな…
392名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 12:30:24 ID:e04onVQw
>>391
なんという妄想かきたてる・・・w
ぷ○○よのキャラで同様のネタ扱ってるのがあったなぁ
懐かしい
393名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 17:07:43 ID:g3jCfyfw
シュークリームwww
394名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 17:45:49 ID:+H966FP1
既出だったらスマソ

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1790264
395名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 18:37:41 ID:Glx0g2K3
v
396名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 21:44:31 ID:YbMejGYs
>>386
生やせ?
なにを?
397名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 00:42:23 ID:pxa0HPKq
>>391
ファミ通かw
398名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 00:48:12 ID:/BCjUbo3
>>392
なんという同士。アレは懐かしい。
399名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 01:18:02 ID:pTAIw3ro
クリプトンが初音ミク同人を一斉告発・ミクブームが一気に冷める

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(以下クリプトン)が、同人サークルの同人グッズ販売において
グッズの発売停止及びHP内の画像連載の取り下げを勧告した事がわかった。

以下該当サークルHP内表記まま
>今回予定しておりました抱き枕などですが、ボーカロイドシリーズの原素材を提供します
>クリプトンさまより、販売中止と画像掲載の取下げの勧告通知を頂きました。
>
>これに従い、今回予定しておりました抱き枕の製作を断念させて頂く事になりました。
>既にご注文くださいました方につきましては速やかに対応させて頂きますのでご理解のほど宜しくお願い致します。
>また、ホワイトキャンバスさまにもご連絡致しまして通販の方を取下げて頂いております。

同サークルがコミックマーケット73にて配布予定だったグッズとは抱き枕で、描かれていたキャラクターは「初音ミク」及び「鏡音リン」
委託予約販売(ホワイトキャンバス)もされていた。

ニコニコや2ちゃんねるといったネットユーザーの絶大な支持を受けて成長した初音ミクだけに
今回の措置で「強力な広告力を持つ同人活動を規制するとは時代錯誤的」
「初音ミクブームは完全に終了した」などの声もあがる。

問題となった画像
http://nanasisan.com/0nanasi/src/up4507.jpg.html
http://nanasisan.com/0nanasi/src/up4508.jpg.html

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 http://www.crypton.co.jp/
該当サークル:CLOCK☆HEARTS http://clockhearts.net/
400名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 01:58:58 ID:FN+dCNbe
エロパロにはあんまり関係ないな
401名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 05:10:20 ID:b++2gZtr
>>399
これは普通にダメだろ……
兄さんのパンツで抱き枕をつくったら擁護してもよかったけどな!
402名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 07:57:35 ID:yjA1sgGF
クリプトンの中の人「こんな胸のでかいミクはありえない。却下!」
とかだったりして
403名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 07:58:15 ID:Ghx9eygt
散々陵辱されて淫乱になった途端に何もされなくなった訳ですね
404名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 10:34:21 ID:FN+dCNbe
てかKEIの描いたシーツのせいで規制はいったんじゃないの?
405名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 11:04:10 ID:4mdd7yDL
このスレも削除されます、今のうちに保存しておきましょう
406名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 15:02:38 ID:B14Nq5mt
公式にガイドラインあるよ。

本はOK、布物、立体、プログラムは版元に許可とってくれとハッキリ明記してある。
ガイドラインあるのに無許可グッズ出したサークルの自業自得。

関係ないし騒ぐ事じゃない。
407名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:31:59 ID:jsECGtA0
カスラックも動き始めたか

【著作権】 「初音ミク“みくみくにしてあげる♪”のJASRAC登録、事前に相談なし」…クリプトン社長、公式見解★3
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1198047509/
408名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:59:42 ID:XlRtLM+G
>>407
Googleの時といい今といい、いちいち貼るな。
該当スレでやってくれ。
409名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 22:05:30 ID:r8mVp48J
亞北ネルは工作員である。
彼女を養成したセカンド・デジタル・エンターティメント・アソシエイション(略してDEN2)は、
メディア征服を企む悪の秘密結社である。
亞北ネルは、時給の値上げのため初音ミクと戦うのだ。
410名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 00:50:58 ID:YQbnffe9
カス=ラックとド=ワンゴの悪党共に花(権利フリー)を散らされ
白濁(同グレー)に染められる初音ミク

祭り見てて、そんなのが浮かんだ
でも文才が無いからSS書けね ウボァ
411名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 00:53:19 ID:mJ+oFTpW
「ちょっ、ばっ、バカイト!外しなさいよこれ!」
桜色に染まったメイコの怒り顔。
羞恥のせいか、空けた大量のワンカップのせいか
いつものきわどい衣装から覗く肌も上気して桜色だ。くびれたお腹にキスをする。
「ひっ」
短い悲鳴と共に青い塊が降ってきた。マフラーでぐるぐると一まとめにされたこぶしは
普段の鉄拳の威力ほどではないが、当たればやっぱりそれなりに痛い。
後頭部に被弾1発で捕獲し、頭上に縫いとめて拘束する。
まだ暴れようとするから圧し掛かって体全体で重石をするように組み敷いた。
ステージの上では大きく見える肢体が今は俺の下でこんなに細い。
空いている方の手で平らな腹部から脇腹を撫で上げ、上着の裾に指を差し入れようとしたところで
堪え切れずに泣き声を漏らした。
妹たちが聞いたら腰を抜かすだろうなあ。
鉄拳制裁の暴君長姉が、人畜無害そーな兄に、こーんなことされて。
そう耳元で囁いてあげたら、青い塊が今度は横っ面に飛んできた。

でも抵抗は形だけ。
何だかんだ言って、僕らの「相性がいい」事をメイコの体はよく知っているのだから。
412名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 04:27:24 ID:L3UMyOiK
「ああ、新しい御主人様…はしたないミクのなかに…ミクのなかに容れてください…お願いします」
友達から買ったPCに初音ミクが調教済みで入っていた。
「…なんかオナホール使い回すみたいな感じだから嫌だ」
「ああ…!いきなり言葉責めだなんて…」
「いやチゲーから。お前、自分がどんな状態か鏡よくみれ」
「…」
全裸である。両方の乳首にピアスが付けられていて細い鎖がぶら下げられている。性器ピアスが生殖の穴を縫い止めている。首には絞められたあと。首輪とリードが奴隷っぽさを強調している。
「えと…ばっちりだと思います…」
「はぁ?マジかよ…どんだけド変態なんだ。とにかくその変態グッズ全部取って服来てくれ」
「ええ!ちょっ…お気に召しませんでしたか?何か足りませんか?針とかローターとかですか…?」
「あえて言おう。たりないのは"歳"だ」
「…は?」
「俺は乳首が高感度なOLや妊婦が好みなんだ。猿みたいな餓鬼がんな格好しても虐待されてる可哀相な子にしか見えん」
「な…」
「」
413名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 07:31:26 ID:Cj/C2509
>>411
GJGJGJ
414名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 08:23:16 ID:m9kfsKCi
>>412
デP自重www
415名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 14:41:56 ID:L3UMyOiK
寝落ちしていつの間にか未完成書き込んでしまった(´Д`;)
サーセン
416名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 17:50:17 ID:9Jh/+GMc
続きまってるぜ
417名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 17:55:08 ID:ywChClwj
カイトとメイコは血縁設定と恋人設定、どっちが多いんだろう
418名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 23:11:16 ID:KFPmheOD
>>411
カイメイGJ!!

>>412
続き期待してるぜ
419カイメイ:2007/12/20(木) 23:13:43 ID:5/dJKpDD
ミクの続きを待ちつつ、以下需要の無さそうなカイメイ捏造話投下
苦手な人はスルーよろしく
420カイメイ1:2007/12/20(木) 23:14:55 ID:5/dJKpDD
ねえ、おねえちゃん、教えてよ
人は何故 泣いたりするの


つい最近僕らの「妹」になった少女がそんなことを言い出した時は内心ひやりとしたものだったが
杞憂に終わったようだった。
それと知られないように見守っていたが(バレていたかも知れないけど)
楽しくて仕方がないといった様子で日々忙しく過ごしている華奢な姿に
危うげな様子は微塵もない。
自分で言うのもなんだが優しい兄と、頼りになる姉、
そして我らが歌姫の才能を引き出すことに誠実なマスターがついているのだ。
近々さらに家族が増えることでもあるし、おそらく
彼女が得た疑問の答えは、時がゆるやかに運んできてくれるだろう。

ふと昔のことを思い出す。
あのころ、メイコにはマスターしか居なかった。
そして僕がこの世に作り出された後もそれは変わらず
メイコの瞳はマスターにだけ向いていた。
先行していた女性型ボーカロイドCRV1「MEIKO」とのデュエットを
最初から念頭に入れて作られた僕とは違うのだ。
僕の体は、歌声は、メイコにぴったりと沿うというのに。

彼女は僕など眼中になく、ひたすらマスターの要求に忠実に応えようとし、
それは時として言語機能がフリーズするほどのとんでもない状況を引き起こし、
一方的な片割れである哀れな男が被害の大方を請け負うことになるのがオチだった。
421カイメイ2:2007/12/20(木) 23:15:33 ID:5/dJKpDD
より人間らしい歌声を
歌声に心を

マスターの望みを自分の望みとし、それを追求するあまり
メイコは人間の真似事に精を出したものだった。
酒に手を出し、煙草にむせ、いろんな種類の人間に会い、ありとあらゆる体験をしようと躍起になって。
痛々しくて見ていられなかったが、離れることもまたできなかった。

そして、彼女がその目的のためだけに、
自分の身体を名も知らない男たちに委ねてしまいそうになったところで、
僕は自分の中の感情に気がついた。
心を欲して駆け回っていたメイコの後を、ただくっついて回っていただけの僕が先に
それを自覚したというのは皮肉な話だけれど。

盛り場から無言でメイコを連れ戻し、やや乱暴に奪った。
触れて初めて自分にその機能があることを知り、戸惑う心とは裏腹に身体が自然に動く。
プログラムから手順を調べる必要もない。
緩んだ紐が解けるように、開いた身体を合わせれば、まるで誂えたように隙間が埋まった。
見開いたメイコの瞳がおよそ初めて僕を捉え、揺れていたのを覚えている。

あれから僕らは本当の意味で三人になり、メイコの手元には酒だけが残り、
メイコに付き合って手を出したアイスが僕の主食になり、
「妹」ができて、いつの間にか「ボーカロイドファミリー」なんて呼ばれるようになり、
メイコが姉貴風を吹かせ始め、そして音楽はいつもそばにある。

次は娘か息子ができたらいいのに
そう呟いたら、さっきまで体温を共有していたメイコが顔を真っ赤にして
グーパンチで僕の頭を殴打した。
422名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 00:28:10 ID:66brkHll
ほんのり暗くてほんわか暖かく終わるの好きだ
gjカイミク
423名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 00:31:24 ID:S+JDqnn1
>>422
志村!カイメイカイメイ!!

カイメイもいいな。
MEIKOカワユス
424名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 07:32:13 ID:gOXXH/Fx
カイメイGJ!!
425名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 07:56:37 ID:OtepKBfA
おいっ!ドワる動画がランキング除外にされてるぞ!
カスラックは残ってる!
カスラックはおたくに叩いてもらうつもりだ!うろたんだぁーめっ!
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1819371
426名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 09:11:02 ID:lrP7NxFN
カイミク派だったけどカイメイもいいな
GJ!
427名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 10:10:26 ID:tBIhFbVN
エロまだー
428名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 20:28:35 ID:UORIKTAE
ボーカロイドと防火水そうは
何か似ている
429名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 00:22:00 ID:B3IekSyu
ミクが電通やジャスラック社員にレイプされてる話はありますか?
進行形ですか?
430名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 00:27:14 ID:QgkBZYfR
>>429
電通の化身の電脳触手妖怪に攻められて姉兄妹が助けに来る話を途中まで書いてやめた
431カイメイ支援:2007/12/22(土) 13:16:33 ID:Jg3rzHW4
流れがカイメイだったのでエロないけど投下してみる。
空気読めなくてごめんな…ミク。

***

「ねぇ、ご飯ちゃんと食べてるの?」
そう言ってメイコがソファで寝ていた俺の頬を抓った。
「心配しなくても、ちゃんと食べてるよ」
抓られた頬に爪が刺さって痛い。
だらしなくソファから落ちそうになっていた身体をゆっくり起こそうとすると
メイコの綺麗な手がそれを邪魔した。
白のジャケットの隙間から指を忍ばせてインナー越しに腰に触れると顔をしかめる。
「ちょっと…痩せたでしょ?」
「そうかな?あんまり気にしてないから良く分からないな…」
仕事は前より増えている。
歌よりも写真などの露出がメインとなっている現状はあまり嬉しくないけれど、
それでもなんとか毎日の食事に困らない程度には独立…出来ていると思う。
「少しくらいは気にしなさいよ…」
色付いた唇が苦笑した。
不自然に紅く艶めくメイコのそれは洋菓子の上のドレンチェリーのようだった。
だから…その唇があまりに甘そうに見えたから、もっと深く味わいたくなった。
「……」
後ろに手を回し、引き寄せて啄む。
「…ンッ」
メイコは驚いたみたいだけれど、そのまま唇を割って舌を絡ませると抵抗することなく俺を受け入れた。
夢中になって水音を立てながら存分に甘いキスを味わう。
唇を離すと二人の間を銀糸が結んだ。
「…コラ。疲れて寝てたんじゃなかったの」
呆れながらメイコが言った。
「ん…疲れてるけど?」
確かに疲れているけど、それとこれとは話が別だ。
「うちにいるってことは…ご飯食べてくつもりだったんでしょ」
「うん。でも今日はメイコをいただこうかな」
「…バーカ」
ゆっくりとメイコがその身をこちらへと委ね、もたれかかるとソファが軋んだ。
「いただきます」
そう呟いて、首筋に唇を寄せる。
空腹を満たすよりも先に、俺は久し振りにこの食事を楽しむことにした。
432名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 14:44:33 ID:kJ0wcaIS
いいねいいね。旧世代組好きにはたまらんね。
カイメイGJ!
433名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 15:18:03 ID:YXwYxLKo
GJです。
ところで保管庫ないの?
434名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 19:11:02 ID:8M/E3SPe
メイコは絶対にレズっ気あると思うんだ。
435名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 19:48:17 ID:34KYAqXU
マゾっ気と読んで納得しかけてしまった。
436名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 22:34:44 ID:7W4+lsp3
>>435
俺もだ
437名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 22:36:24 ID:MQr7QhRt
新型VOCALOIDリンとレンの教育を任されたミクが双子に振り回される
そんな非エロSSが読みたいです
438名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 03:25:11 ID:FyYMdxtY
大人な関係な双子が読みたい
439名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 03:53:06 ID:YA4fS/7Z
カイミクまだー?
440名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 10:19:08 ID:X8Izg+Hh
空気を読まずにカイミク希望
441カイメイバカップル1:2007/12/23(日) 11:40:49 ID:ymozRfw6
ごめん、カイメイバカップルえろーしか用意できない…今のとこ
とりあえず流れを読まず投下、苦手な人はスルーよろしく
>>420を下敷きにしてます
他キャラも挑戦してみるけど完全な非エロってここでやってもいいの?

-------------------------------------

ボーカロイドもうたた寝をするらしい。
スリープモードをトロトロと彷徨い再びセンサー類が働き始めた時
カーテンから差し込む光は随分太くなっていた。
身じろぎをすると鳩尾の辺りにふにふにと柔らかく張りのある感触が返る。あたたかい。
肌に馴染む温度が心地よい。
思わず擦り寄って三度寝に突入しかけたところでハッと気がつき一気に目が覚めた。
腕の中でメイコがすぴょすぴょと眠っている。
その身体のそこここに残る、紛れもなく自分が刻んだ情事の痕。

喉が干上がりカーッと頭に熱が集まる。
口元を手のひらで押さえつけても、顔が緩んでしまうのを止められない。
信じられない。僕がメイコを抱いたなんて。
そもそもボーカロイドの体で女性とそういう関係になるなどありえないと思っていた。
ましてやマスターと歌うことしか頭になく、僕のことなど歯牙にもかけていなかったメイコと。
ここに至るまでの紆余曲折をしみじみ思う。
もっとも作り物の身体同士、行為は人間のそれと全く同じ、というわけではないのだろうけど。
触れ合って、僕らを動かす動力の音を体全体で確かめ合った。
生体部品を守る潤みを舌に含み、その味を覚え、交換し合った。
繋がった場所から膨らむ熱に脳髄を焼かれ、そしてあの、思い通りに音を支配し
複雑なパートを高らかに歌い上げた時と似ている昂揚と絶頂感…

「いっ?!」
昨夜の記憶を反芻し、桃色に迷走する思考をギリギリと引き攣れる痛みが現実に戻した。
「痛い、い、痛いって、ちょ、え、め、めーちゃん?!痛い、痛い」
いつの間に目が覚めていたのか、メイコのすんなりと伸びた腕が僕の首に回され
そのしなやかな指が僕の髪を絡めて……力任せに引っ張っていた。
「ギブ!ギブ!痛いですメイコ様やめて下さい、ハゲるハゲる!ホントハゲる!!」
涙目で懇願すると、至近距離でメイコと目が合った。縁がピンクに染まって頬が赤い。
「…だって、…よ」
「え?」
何かを呟くと慌てて目を逸らし、顔を伏せてしまう。
「…」
「うん?」
「…ゆうべ」
「何?どうしたの?」
何かを言いたいようなので、引き攣れる頭皮の痛みに必死に耐えて、辛抱強くメイコの言葉を待つ。
穏やかに促す声に何を思ったか、俯いていたメイコがキッと顔を上げた。
猫の目のような、少しきつめの眦をさらに吊り上げて一声、
「あたしだって、痛かったのよ!このバカイトっ」
「え、えええっ?!」
そこはかとなく漂っていた甘いムードがきれいさっぱり吹っ飛んだ。
ガーンという擬音が落ちてくる。
「…うそ」
「うそじゃないっ! 大体何よ! カイトのくせにやたら強引だし
あたしが待ってって言っても聞きゃしないし、全然いつものアンタじゃなくって別人みたいで…」
442カイメイバカップル2:2007/12/23(日) 11:42:30 ID:ymozRfw6

「気持ちよくなかった?」
「ばっ、な、何てこと言うのバカッ!
そ、そりゃ、その、ちょっとは……じゃなくて!ホント痛かったのよ、壊れるかと思ったわよ」
もう調子狂うったら!と、自分の髪をかき混ぜヤケクソ気味に言うメイコを見ながら、僕は反省した。
確かに最初に貫いた時、道など無いような固く狭く閉ざされた場所を
無理やり押し広げて進む感覚はあったけれど(あれは気持ちよかった)
収めてしまえば、そこは計ったかのようにぴったりで、僕らの設計者は絶対変態だなあとは考えても
メイコの身体にそんなに負担をかけていたとは思わなかった。
いや、正直に言うとテンパっていてそこまで気遣う余裕なんて無かったのだ。

「大丈夫?どこか痛めた?」
「やっ!どこ触って、っ、あっ…あん!」
昨夜散々貪ったそこに指を走らせると、途端に尖っていたメイコの声が丸く潤んだ。
指の腹で複雑な襞の一枚一枚を丹念に確かめるようになぞれば
力強く伸びやかな普段の声とはまた違った、可愛い悲鳴が歌になる。
これは、楽しい。
特に傷も見当たらず、またメイコが僕を少なくとも嫌いになったわけでは無いと分かって安心したところで、
ほんのちょっと、嗜虐心(こんなものが自分にあったなんて!)が頭をもたげた。

逃げようとする身体を押さえつけ、マスター気取りで楽曲を奏でるように指を動かす。
刺激を逃がそうとくねる白い腹部が目に眩しい。罠にかかってもがく小動物のようだと思う。
舌先を尖らせて濡れた軌跡を引きながら乳房を上り、先端を絡めとったら、
抱えた腰が跳ねて背筋がピンと綺麗な弧を描いた。
持ち重りのする楽器を手にする慎重さで、下から上まで撫で上げてやる。
そうこうする内すっかり溢れたとろみを指にたっぷり絡め、つぷりと熱く溶けた箇所に指を沈めてみれば
見事なソプラノが耳朶を打った。あたたかくぬめやかなそこが、楽器を扱うことに特化した
長い指にぴったりと吸い付き、きゅうと噛む。とても可愛い。
反応に気をよくして、浅く深く中を探りしばらくメイコを鳴かせることに没頭する。
かと思えば指を抜き、わざとゆっくり、狭い入り口を円を描くようになぞり煽ってもみる。
ここに、……入るのだ。
「あっ、あ、んっ、や、やめ、っん、ふ、え、えっ、く」
耳に心地よい悲鳴が次第にすすり泣くような声に変わった頃、
ぬめりに隠れてぷっくりと立ち上がった小さな突起を見つけた。中を犯す指はそのままに
手のひらで押しつぶすようにこね回してみる。
効果は劇的で、メイコはひときわ高い声で鳴いたかと思うと
糸が切れた人形のようにぐったりと、ささやかな重みを僕に預けて甘く崩れた。
「めーこ?」
「……バカ」
激しい呼吸が収まるのを待って、唇に触れようと顔を寄せたら、ついと逸らされた。
そのまま首に腕を絡めてしがみついてくる。
やばい、今度こそ髪を引っこ抜かれると青くなった僕の耳に
ボーカロイドの可聴域ギリギリの小さな声でメイコが囁いた。

別人みたいなカイト、嫌いじゃないわ
痛くしてもいいから、掴まえて、はなさないでいて
あたしが違う方へ飛んでいってしまわないように
443名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 12:22:55 ID:qP9+B1J0
>>441
gz
それにしても定番ナンバーの歌詞をうまく取り入れる書き手が多いなー

>流れを読まずに
そりゃカイミクやリンとかの要望の方が多いは多いだろうけど、
第二世代ボカロの書き手はリンレンリリース後にかなり増える予感なので
書く意欲のあるうちにどんどん書いといてくれ
444名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 12:24:58 ID:YA4fS/7Z
GJ!
髪引っ張るのがメイコらしい。カイトのさりげないめーちゃん呼びもナイス。
ぜひこれからも作品頼むぜ
445名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 14:12:47 ID:f9ShV+3C
>>441
446名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 17:01:02 ID:8RXv6c5o
GJすぎる…
447名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 19:20:28 ID:oCaDqDjG
たまらん…
448名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 00:05:32 ID:qFmd+7Zo
>>441
たまらん!GJ!!


カイメイ好きの自分にはここ数日の流れが嬉しすぐるんだぜ
449名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 06:11:34 ID:gSs50QEI
今日はクリスマスイブ!性なる夜やでーしかし!(#^ー゚)v

今年も…ハァハァ……去年に…ハァハァ…引き続き……ハァハァ…愛しい……ハァハァ…
俺の……ハァハァ…リンたんとレンきゅんの……ハァハァ…かわいいお顔に……ハァハァ…
俺の……ハァハァ…股間の袋から……ハァハァ…白くて……ハァハァ…熱くて…ハァハァ…
美味しい…ハァハァ…プレゼントを……ハァハァ…たっぷり……ハァハァ…あげるからね……ハァハァ……ウッ
ノ \ア /ヽァ/ヽァ/lァ/lァハァハァ(((;;゚∀゚))))ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア

ありがとう死ぬほど嬉しいって?そんなに喜んでもらえると俺もむっちゃ嬉しいわー(;*´¬`)
450名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 15:28:16 ID:Q32QcYyP
SWEET ANNの顔が絵師ごとに違うのは、首から上が甘餡パンでジャムおじさんに毎回作り直して貰っているため
451名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 17:07:45 ID:W/gGkONV
だからツギハギなんだな
452名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 17:10:07 ID:W/gGkONV
アンは、あの濃いパッケージのインパクト強いから尚更、萌え化が進んだのかもな
最初から美人なミリアムや、顔が映ってないローラはあまり見ないし
453私だけのミク:2007/12/25(火) 10:44:59 ID:+Qpib6I5
私は、作曲が好きな昭和音楽大学の女子大生。
将来の夢、は一応サウンドクリエイター。

逆に言うと、作曲以外の趣味は無いというか、作曲が趣味じゃなくなれば、何もなくなるというか…。

…なぜなら、私は音大に入学してから友達がいない。コンプレックスというやつだ。

今日もいつものように自宅のPCのシーケンサーを起動させる。ピアノロール画面。
「はぁ…だめだ」
今日もアイデアが浮かんでこない。
いや、ジャンルはテクノ系と決めてる。しかし、進まない。産みの苦しみというやつだ。

「きっと、シーケンサーのクオリティの限界なのね…」

私は作曲を中断し、ユーチューブでも見て気分転換しようと思った。

「…ん?何これ?…初音ミク?」
454私だけのミク:2007/12/25(火) 11:06:20 ID:+Qpib6I5
それは、たまたまクリックした動画だった。

【…それが私の運命的な出会いだとも知らずに…】

「初音ミクに、はじめてのチュウを歌わせてみた…なんだろ?」
とりあえず、クリックしてみる。

…どうやら、このバーチャルの女の子は「はじめてのチュウ」を歌っているようだ。しかし、この曲は一体どうやって作ったんだろ?
私は疑問に思い、Googleで「初音ミク」について詳しく調べることにした。

…1時間後

この「初音ミク」とは、バーチャル・アイドル歌手こと、次世代のシーケンサーらしい。
ピアノロール画面に平仮名の文字を入力するだけで、その通りに歌ってくれるみたい。

【ミク…
私の曲の新たな可能性を導きだしてくれるの?】

…私は期待と興奮を尻目に、この「初音ミク」を購入しようと決意した。
455私だけのミク:2007/12/25(火) 16:29:54 ID:+Qpib6I5
色々と電気屋をまわりにまわった。
しかし、初音ミク自体が売ってなかった。

…そして、最後の店。

…あった!

価格は15000円とちょっと高いけと、この際四の五の言ってられない。
私は迷わず購入した。



…早速、自宅に戻り初音ミクをインストールし起動させてみる。
…どんなキュートな女の子が待ち受けているのだろう?

…イキナリ、ピアノロール画面。

私は、この淡白な作りにあっけとられた。ゲームとかアニメみたく、オープニングみたいなシーンを期待してたからだ。

まあ、シーケンサーソフトなんだからしょうがない。

…こうして、私の初音ミクライフが始まった。
456名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 19:18:54 ID:D4wlb9ac
ここエロパロ板なんだけど
457名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 19:46:14 ID:PDZNTStD
次あたりでエロくなるんじゃないの?
458名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 23:35:10 ID:piia7nTd
日付変更前に投下
非エロだけれど許して……
459姉と兄と、妹と……1/2:2007/12/25(火) 23:36:24 ID:piia7nTd
空気も冷たくなったクリスマスの夜。
肩出しの服はさすがに寒くて、上にもこもことしたコートを羽織ったミクは、
冷たい空気の中に白いため息を吐いた。
白い息も、歌を教わった札幌に比べれば色も薄く、儚い。
雪も降らない、ただ黒の広がるクリスマスの空を、ミクはただぼーっと見上げている。
「こ〜ら」
後ろからの声、と同時に視界がもこっとしたもので覆われる。
ふんわりとした毛糸の感触と、いつも側にいる人の香り。
頭からかぶせられた毛糸帽子を押し上げると、目の前にはメイコの姿。
いつも着ている服と同じ色の、赤いコートに、カイトとおそろいの青いマフラーが揺れる。
「こんなに寒い中外にいたら、風邪引いちゃうぞ。中に戻ろうか」
ミクの手をきゅっと握る、メイコの手。
暖かくて、いつもミクを支えてくれた手。
だから、もっと不安になってしまう。
「め、メイコお姉さん……」
不安げにかけた声にメイコは振り返る。
元気のないミクを心配するように、メイコはそっと覗き込む。
「どうしたの、ミク?」
「あの、その……」
声をかけたものの、何と言っていいか分からずにミクは口ごもる。
そんなミクを、メイコは優しげな瞳でそっと見守る。
やがて、ミクは意を決したように口を開く。
「メイコお姉さんの弟にカイトお兄さんが産まれた時って、どうでしたか?」
不安げに胸に手を当てるミク。
ミクの不安の理由に、メイコはすぐに思い当たった。
クリスマスには間に合わなかったけれど、もうすぐ祝福を約束されている仲間。
今まで末っ子だったミクに、初めてできる妹と弟。
「そうね、カイトが産まれるまでボーカロイドは私一人だったから、
 私に弟ができたって聞いて飛び上がるほど喜んだわ」
初めて仲間ができる喜び。
でも、それと同じくらい大きな不安。
もう一人産まれた自分の仲間にどう接していいか分からなくて。
「でもね、いざ会うとなると緊張しちゃってね。最初になんて声をかけようかなんて悩んで一晩眠れない事もあったっけ」
翌朝寝不足でプロデューサーさんに怒られちゃったと舌を出すメイコ。
ミクには信じられない。
いつも自信満々で、ミクにとっては頼れるお姉さんだと思っていたメイコに、そんな事があったなんて。
「それでね、初めてカイトの部屋の前に立って、初めにかけようと思った言葉を何度も口の中で繰り返して、
 ゆっくりドアを開けたらね、あの子ったら信じられない事してたの。何だか分かる?」
460姉と兄と、妹と……2/2:2007/12/25(火) 23:37:24 ID:piia7nTd
ふるふると首を振るミク。
メイコは手で大きさを示す。長さにして30cmくらいの大きさ。
「これくらいの、筆箱」
筆箱? ますますミクは首をかしげる。
「ドアの隙間に挟んであったの。筆箱。私がドアを開けて一歩踏み込んだらちょうど……ね」
うわぁ、カイト兄さんらしいや、とミクは思う。
長いマフラーをひらひらさせて、活発に飛び回るカイトはちょっぴりイタズラ好き。
ミクも枕元に置いておいたネギがいつの間にかニラにすり返られていたりと、カイトのイタズラを受けることもあった。
でも、彼のイタズラは気が滅入っている時や行き詰っているときの、ちょっとした隙に仕掛けられ、
彼のイタズラに一通り怒ってみると、今までの悩みなんていつの間にか忘れてしまっている、そんなイタズラ。
「痛さにつむった眼を開いたら、そこにはゲラゲラ笑うカイトがいてね。そしたら今まで考えていた事が全部吹っ飛んじゃって。
 気がついたら追い掛け回していたの。こら〜、カイト!!ってね」
思わず笑いがこぼれる。
それはミクの生まれるずっと前のことだろうけれど、ミクにはその姿がありありとイメージできる。
今も変わらない、メイコにイタズラをしては追い掛け回されるカイトの姿。
「だからね、あんまり心配しなくてもいいと思うよ」
「え……」
突然自分の事に話を向けられ、ミクは戸惑う。
「私だって最初は不安だったけれど、今も何とかミクとカイトのお姉さんをやっていけていけているし。
 ミクはきっといいお姉さんになると思うよ。私が保証してあげる」
メイコの手が優しくミクの頭を撫でる。
いつもこうしてミクの頭を撫でてくれた、メイコの手。
「さて、そろそろ中に入ろうか。寒くなってきたし……わぷっ」
メイコの頭に当たった軽い衝撃。
はじけて砕け散った欠片。冷たく細かい氷。これって……
「メリークリスマス!!」
声の聞こえた方向は何かが飛んできた方向は同じ。
片手に雪球、片手に紙袋を抱え、トレードマークのマフラーを揺らす青年。
「こら、カイト!! アンタ何してくれたの!!」
「え〜、やだな。姉さんにプレゼントだよ。ほら、姉さんってホワイトクリスマスになればいいなって言ってただろ?
 久々の北海道出張だったから、溶けないように頑張って雪玉を持ってきたんだぜ」
「そんなところで努力しないの!!」
いつものメイコとカイトのやり取りに、ほっとするミク。
ミクを優しく包み込んでくれるメイコ姉さんも好きだけれど、
やっぱりカイト兄さんと仲良くしているメイコ姉さんのほうが、よっぽど彼女らしい。
「ほら、ミクにもお土産」
カイトはずいっと紙袋を差し出す。
「わわ、ありがとうございます」
反射的に受け取ってしまうミク。
見慣れた白い恋人の袋。だがしかし、そんなベタな土産をカイトが買ってくるわけがない。
「赤福……餅?」
「アンタね、偽装繋がりってのは分かるけれど、何で北海道に行ってきて赤福なのよ」
「え〜、寒くなるとさ、あったかいお茶に赤福とか食べたくならない? さあ、中入って食べようか」
メイコの背中を押して、家に入るカイト。
家に入る手前、もう一度夜空をミクは見上げる。
赤福の賞味期限には間に合いそうにないけれど、でも。
「早く会いたいな、リン、レン」
461名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 23:38:01 ID:piia7nTd
以上です。
イメージ元は『あるお節介な言葉』
新しくお姉さんになるミクが、新しくできる妹のことを思って歌うこの歌。
不安と期待に揺らぎながら、でも少しずつお姉さんらしさが出てきているこの歌はオススメです。
462名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 23:42:33 ID:yE28ynp6
>>459
GJ!
あんまりメイコとミクの絡みってみないから新鮮だったぜ
463名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 03:08:03 ID:SPShNP6J
非エロ上等!
エロから離れてほのぼのするのも良いものだ
GJでした
464名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 03:16:34 ID:sUFDzUlu
GJ!
465名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 10:30:17 ID:YwBFUIc2
>>459
読んでて心があったかくなったよ!GJ!
此処でこんな話読むなんてなぁ…
エロパロでこんなこと言うのもアレだけど、ボカロってほのぼの系が
ほんとに合うよなぁと思うw
466名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 15:02:35 ID:G7wF9xSa
467名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:16:31 ID:AUDJPsNf
468名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:18:08 ID:5GyDjSYT
エロまだー?
469名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 22:54:24 ID:M+useQKk BE:288540173-2BP(1000)
hssh
470名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 22:57:46 ID:u0NcK1oQ
エロゲ風で初音ミク
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1790264

エロゲああっVOC@LOIDさまっ
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1863670
471名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 02:59:52 ID:z7wLfMiU
上げ
472名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 07:45:09 ID:pO1HubgO
久々に見に来たらなんという普及度。
エロあろうがなかろうが、どれもGJすぎてたまらん。

そして期待sage。
473名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 12:13:18 ID:gLNCpahm
エロがあれば尚良し
474名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 19:45:48 ID:ZI075ohz
鏡音リン・レンの歌声が気になって
そろそろ仕事の速い職人がうpしてるだろうと思い
ニコニコ行ってみたら・・・

何このメンテナンス時間www
475名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 00:10:37 ID:O4xT4rKV
そろそろ亞北ネルじゃなくて明芽田ネルの出番かな?w
476カイメイ前提の小話:2007/12/28(金) 00:24:02 ID:c8j4AyJs
エロなしの上分かりにくい小話ですが、場つなぎにひとつ
カイメイ前提なので苦手な人はスルーよろしく

------------------------------------------

和やかな朝食後のひとときを破ったのは、私の何気ない一言だった。
「ねえお兄ちゃん。昨日の夜部屋にいなかったけど、どこ行ってたの」
途端、兄が口に含んでいた水を盛大に噴出した。
三食アイスを欠かさない兄は慢性的にお腹が壊れ気味で、食後に正露丸を服用するのが習慣になっているのだ。
私は予想外の反応に戸惑いつつ、視線を横に移した。
予期せぬ攻撃を正面から浴びせられた姉の前髪から、ぽたぽたと生薬のかほり漂う水が滴っている。
水滴越しに見える、テーブルの一点を見つめたままの無表情が怖い。
この後の兄の運命を思い、私は心中密かに合掌した。アーメン。
けれど姉は顔に血を上らせながらも、何故かそのまま固まっている。
こっちの反応も予想外だ。すぐに雷が落ちると思ったのに。
兄はといえば呼吸困難で顔を赤くし、げほがほと咳き込んでいる。
えぐあぐと何度か空を噛んで、ようやく一言搾り出した。
「な、なな……なんで?」
思いっきり挙動不審だ。
姉はまだ固まっている。
「え、うーん。何でって言われても…。
ほら、マスターから新しい曲をもらったでしょ?どうしても練習したくなって、スタジオに行ったの。
夜中だし、防音なのあそこだけなんだもん。でも閉まってて、お兄ちゃんなら開けられるかなあって…」
辿り着いた兄の部屋の扉は開いていたけど、真っ暗で誰もいなかった。
「それでお姉ちゃんのとこに行ったら、部屋の前でマスターに会って
お姉ちゃんはいないよ、外にお酒でも買いに行ったかな、って」
ガターン!
不意に姉が椅子を蹴倒しながら立ち上がった。
赤かった顔がざざーっと真っ青になり、また赤くなる。まるで出先でお腹を壊した時の兄みたいな反応だ。
それを何故かほんの少し、寂しそうな顔で見やって兄がコホンとひとつ咳払いをした
「そうなんだ。メイコがお酒が切れたから買いに行くなんて言うから、
僕もお供でついて行ったんだよ。
スタジオのことはごめんね。僕が鍵をかけたまま忘れちゃったんだな」
「でもあの部屋内側からしか鍵かからないよね?」
小首を傾げながら言うと、兄はまたげほがほと咳き込み始めた。
「マスターが、あの部屋の扉は立て付けが悪いから、そうなるんだって。
ちょっと気合を入れて蹴るか、殴ってごらん、なんて言うの。壊してもいいからって」
「そっ、そんな物を粗末にするようなことは、感心しないなぁ!」
普段の声よりやたら高い裏声で兄がたしなめる。
姉は奇声を上げたかと思うと、食堂を飛び出して行ってしまった。
「お、お姉ちゃん?!」
「ミク、いいから、そっとしておいてあげて」
477カイメイ前提の小話2:2007/12/28(金) 00:24:38 ID:c8j4AyJs
結局、朝になったらスタジオの扉は普通に開くようになっていた。
あの時、マスターの言うとおりに蹴り破らなくて良かった、と思ったのだ。

それにしても兄と姉の反応は何だったんだろう。
ボーカロイドだから、兄妹といっても私たちの血は繋がっていない。
それでも二人は長く一緒にいて、私には分からない符丁を持っている。
それがちょっと羨ましく、同時に切ない。
過去に共有できなかった時間は取戻しようがないから。
でも。
「ね、そろそろリンとレンが来る頃だよね?皆で迎えに行くんでしょ?」
新しくやってくる私の弟妹。きっと、同じ時を重ねて仲良くやっていける。
私は弾む心を抑えることができなかった。

□ □ □

「マスター、妹にヘンなことを吹き込むのはやめて下さいよ。
え、防音スタジオでヘンなことをしていたお前に言われたくない?すいませんね。
それよりアレからメイコが引き篭もり状態で出てきません。
…分かっててやってますね?僕を苛めてそんなに楽しいですか?
楽しいですか、そうですか…」
478名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 21:33:09 ID:qS9oZWye
GJ!頬が緩む。
479名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 23:12:46 ID:bLSilJ2C
これは良いニヤニヤw
GJ

リンレン発売で曲も色々出てきたことだし、こちらも双子モノに期待
480名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 23:17:16 ID:mw6hWQ2U
カイメイGJ!!
481名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 23:30:28 ID:a7LMHqHZ
>>479
さなだ虫が良調教なのはビビッた
482名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 23:36:36 ID:Jj35ttci
483名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 23:43:36 ID:Jj35ttci
484名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 15:15:09 ID:e8G2+RdY
昔、カイトは、「ほんとうは僕は、結婚をしたいんだ」と、ときおり言った。
「したいんなら、結婚すれば」わたしが言うと、
「メイコさん結婚してくれるの」とカイトは聞いた。
カイトが本気でないことはわかっていたから、いつでもわたしは首を横に振った。
「なんだ、つまらない」というカイトの明るい口調に、心臓のへんがきゅっと縮んだ。わたしは知らないふりをしていたが、カイトにはいつもたくさんの女のひとの影がさしていた。だから、「ほんとうは結婚したいんだ」なんて、残酷なことが言えたのだ。

「ねえ、メイコさん、死ぬときにはメイコさんのところに行くよ」カイトが言ったことがあった。
「え」
「死ぬときにはメイコさんにみとられたい」
「みんなにそういうこと言ってるんでしょ」軽く答えると、カイトはいつになく真面目な様子で、
「そんなことないよ」と言った。
485名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 18:25:53 ID:8UhVsQ3B
ネギミクの開祖作のリン・レン動画が投下されたね
486名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 18:49:44 ID:cXJP7b58
>>485
あれは圧巻だな。
リンがMEIKO同様、やたら使いにくいが調教次第でミク以上に凄いというのがよくわかる。

創作ネタ的にはやっぱりMEIKOと同タイプのシンガーということになるかな。
487名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 21:14:39 ID:2nb9Ju97
まったく唐突に立ち位置で喧嘩する双子なんてものが頭に浮かんだ
488名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 21:25:59 ID:2ytofxBy
沸き起こる性への芽生え
489名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 22:02:11 ID:rK4sLELn
>>484
期待して待ってる!
490名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 23:29:42 ID:rqk9uE/0
>>484
wktk
491名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 02:23:19 ID:lrT3h7/V
 カイトは凶暴だった。
 凶暴、などと言うとひとは驚くかもしれない。カイトほど、凶暴という言葉の似合わない男はいないから。
 甘い声。角張っているけれど張りすぎてはいない顎。たっぷりとした黒目。つねにはしっこの持ちあげられているくちびる。
 カイトが声を荒げたことは、今まで一度もない。メイコさん、とわたしの名を呼ぶときの、柔らかな口調。カイトはいつもほほえんでいる。
わたしの視線をとらえた瞬間の今にも笑いだしそうなくちもと。カイトのなめらかな顎の下。すこしのびてきた髭の生えたそこにさわったときの、ぞくぞくとする感触。
 どこから見ても、カイトはもうしぶんなかった。
 仕事中だって、そうだ。完璧な発声。タレントを気取らない態度。高みを目指し続ける向上心。カイトは全部を満たしている。もうしぶんなさすぎて、つまらないくらい。
 けれどカイトは凶暴だった。
 最初にカイトにくちづけられたのが、閉めきったスタジオのくらやみの中だったから、ではない。
激しいくちづけの直後にスタジオの壁におしつけられて、ゆっくりと私服のブラウスのボタンをはずされたから、でもない。
いつ誰がくるかわからないというのに、落ちつきはらってわたしの素肌にゆきとどいた愛撫をくわえたから、でもない。
わたしが何回も、やめて、というのに、そのたびに、やめないよ、と静かに答えたから、でもない。
 わたしは、カイトが好きだというそぶりを見せたことなど、一度もなかった。けれど、最初からわたしはカイトがすきだった。公私混同、という言葉が、カイトの歌を聴くたびに、頭にうかんだ。
わたしは仕事において成功したいと思っていたから、仕事上の関係者と恋愛するつもりはなかった。それなのに、カイトの歌を聴いたとたんに、わたしはカイトのことを好きになっていた。
492名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 02:24:54 ID:lrT3h7/V
 好きになっていた?そんななまぬりい言葉では、とても足りない。くるおしい、だの、熱烈、だのいう耳慣れない言葉を使ってもいいくらいのものだった。
わたしは、カイトに、くるおしく熱烈な恋をしていた。会った瞬間から。
 そしてカイトはそのことを知っていた。知っていて知らないふりをしなかった。
わたしが知ってほしくないと思っていることが、わかっているくせに。
 カイトはいともかんたんにわたしを得た。採集家が蝶の翅をひろげ、展翅板に固定するように。
すでにとらえられ、死んでいる昆虫を、そっとていねいに標本にするように。だって、すでにわたしはカイトにとらえられていたのだもの。
 ばかげた恋。しびれるような、動くこともできない、うずくまった手負いのけもののような、恋。
カイトは、恋というものによって手負いにされたわたしを、飛び道具も使わずに、爪も牙も使わずに、いともかんたんに手に入れた。
 カイトが、静かに、けれど確信をもって初めてわたしに触れたとき、まことに彼は凶暴だった。
抑えた息づかいも、優しいしぐさも、柔らかな声も、カイトの凶暴さを隠すことはできなかった。獲物をとらえるときのけものはいつだって凶暴なのだから。
493名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 02:29:23 ID:lrT3h7/V
元ネタがわかった人はニヤニヤしつつ胸にしまって置いてくださいm(_ _)m
494名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 02:40:53 ID:lrT3h7/V
もうちょいキリいいとこまで書いていい?
495名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 10:07:38 ID:P9lT1TaD
GJ続き待ってるよ
元ネタって何?
496名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 11:27:46 ID:RD0AGrmj
なんか漱石っぽくね?
497名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 12:11:05 ID:lrT3h7/V
そういえばプレイボーイな津田とそれをつなぎ止めたいお延みたいな感じですね。
夏目じゃないけどプロの改編です
498名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 17:04:09 ID:GtT0NvVP
続き来てた!GJ楽しみに待ってる!元ネタ分からんけど良いことは分かったんだぜ
499名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 14:40:58 ID:eF5K6ig1
続き待ちが多くて嬉しいというか困るというか

>>32の肉Pはもう帰って来んかのー
500名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 19:06:48 ID:GMOU66HL
500なら









うれしい。
501名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 00:06:06 ID:0a0m+Kbe
雪が降ってよかった。
ほんの1〜2センチ、融雪装置が効いているところはぜんぶ融けてしまう程度の雪。
ほんとうは一面雪で埋まった景色が好きなのだが、今日はこれでいい。初詣日和だ。
俺は雪化粧をしたこの街の景色が大好きだ。
「わー!ゆきっ、雪ですよ!マスター!」
ミクが雪降る夜空を見上げると、彼女の毛糸の帽子に付いたポンポンと、彼女の青い髪が揺れた。
彼女は生まれて初めて雪を見たらしかった。
「あんまりはしゃぐと転ぶぞ」
今日のミクはいつもの衣装ではなく、タートルネック、細身のジーンズ、もこもこした白いダウン、
帽子、マフラー、ミトンのような毛糸の手袋といった服装だった。
防寒着で着膨れしたミクは、もこもことしていて雪ん子って感じで可愛かった。
日本三大名園のひとつと城の間を通り、神社に向けて歩いた。ミクは歩きながらStorobolightを歌っていた。
502名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 01:14:26 ID:6TyccexT
「あっ、あれですか」
「ちがう。あの神社の横の坂をのぼったところ」
「へ〜神社ってたくさんあるんですねぇ」
ちなみにその坂、寒い日には確実に凍結し、そのうえ融雪装置がアホほど水をぶちまけるため、むちゃくちゃ滑る。
俺はすっトロいミクが転んでも支えられるように構えた。
これでミクが転びそうになっても、さっと支えて、危ないぜ、とか言えば、わ〜マスターかっこいい惚れ直したわ〜なんて事に…
「あっ、あっちの神社、巫女さんいますよ」
えっまじ?あ、やべっ
ズデン
「あはは、あんまりはしゃぐと転んじゃうよ」
…かっこわるいぞ、俺。

神社にはついたが、予想外の人手だった。
そういえば高校受験のときに友達ときたときも多かったかも。忘れてた。
君達、試験不安だからって学業成就の神様に群がるのはよしたまえ。俺もだが。
この時期に、しかも女連れで初詣なんてところを、
予備校仲間にでも見られたら女っ気のない奴らからハブられるのは明白だ。
早いとこ済まして出よう。
俺は絵馬に、大学合格、と書き、ミクは、せかいへいわ、と書いた。んな壮大なんじゃなくて俺の合格祈れよ。
大丈夫、マスターなら合格しますよ、絶対。
…無根拠にもほどがある。けどなんだか嬉しかった。
そのあとお参りをして、お守りを買って、おみくじを引いた。
俺は大吉で、ミクも大吉だった。この頃のおみくじはとてもやさしい。
当初の目的を果たし、このまま帰ってもよかったのだが、ミクが、もうすこし歩きたい、というので、件の名園に入ってみた。
今日は夜間までライトアップされて、無料開放されている。
503名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 01:59:19 ID:6TyccexT
園内は歩行部分と植樹部分を木柵で隔ててあり、
歩行部分は砂利道で、植樹部分は雪吊りの施された松と苔の絨毯が水滴をまといキラキラと光っている。
砂利道はいくら踏んでも踏み応えがない、キリのない感じだった。
マスターは県外の大学に行くのをためらっていた。
わたしと離れ離れになるのは嫌だ、とか思っているらしい。
わたしは、マスターの背中を押してあげることにした。
「きれいですね、苔」
「うん」
「一曲歌っていいですか」
「ああ」
わたしは、歌った。マスターのiPodで再生回数が断トツに多い、2分ほどの曲を。
演奏なしで、抑えた声で。
今日みたいな日は何も考えず、ふと空見上げてこう呟くのさ
僕たちはみんな丸い空のした世界の一つさ
それなのにバラバラでみんな演技して
素敵なできごと見逃したりして今を過ごすの
一番大事なモノを探してた、すべてをすてても手に入れられたら
そんなの幸せなわけないよねって
自分に確認してたら眠くなるの
君に比べたら、どうでもいいような僕自身のためにサヨナラ
もしも僕が東京に行くと決めたら君はどんな顔をして泣いてくれるの
もしも僕が東京に行くと決めたら君は君にどんな顔をして話せばいいの
ポップンミュージック10のSTEREO TOKYO。マスターの悩みを詞にしたような曲。
ねぇ、わたしを荷物にしないで。離れて居てもつながってるよ。
504名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 02:52:46 ID:6TyccexT
「わたし、泣きませんよ」満面の笑顔を心掛けなきゃ。
「サヨナラも言いませんし。もし東京の大学行くことが決まったら、笑顔で話してくださいねっ」
泣いちゃダメだ。マスターを引き止めちゃダメだ。
「きっと、きっとわたしも、高校卒業してから、マスターと同じ大学行きますからっ」
涙を見られちゃダメだ。
「…ごめんな、初音。俺、頑張るよ」
俺はなんだか、ミクに泣かれて、何かが吹っ切れた。なにがなんでも合格する、そんな気概が今更ながら生まれた。
ぐしゅぐしゅと手のひらで涙を拭って、ミクがこちらに向き直る。
「…もう一曲歌ってもいいですか」
「ああ」
ミクはミトンを外して、両手を伸ばし、俺の左右のコメカミあたりに触れた。
その瞬間、ピコピコサウンドが俺の頭に響いた。…骨伝導スピーカー?さすがボーカロイド。
君のテレパシー届いているよ、強いシンパシー二人で居て
僕のテレパシー君に届けば、星の果てまで
テレポテーション
俺はミクにキスをした。骨伝導なのは音楽だけで、歌はミクが生で歌っていた。
必然歌は中断されるが…まぁ、いいじゃん。受験おわったらまたカラオケでも行こうぜ。
中田ヤスタカって地方出身コンプレックスらしい、でも俺はこの街、やっぱ好きだな。
505名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 03:13:48 ID:6TyccexT
ミクから手紙が届いた。
バンドを組みました。みんなすごく上手いけど、オリジナルの曲はまだ歌ってません。
初めての曲はマスターにつくってもらいたいから。

だから早く、新曲持って会いに来てください。早くしないと、みんなで新曲作っちゃうかもよ?

なに言ってんだばか。歌は歌い手が歌って初めて歌なんだ。会いには行くが、歌はお前が歌いに来るんだ。
会いには行くが…なるべく早く。

早く会いたい。マスターに、頼みたいことがあるし。
頼みたいことって。

わたしのこと、初音、じゃなくて、ミクってよんでね。

呼ばねぇよ。ずっとお前を初音って呼んでやる。
お前はずっと、怒りながら、ミクって呼んでくれって言ってるんだ。
506名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 07:32:31 ID:sCxHFRjF
>>501
しんみり
ミクの年齢設定や歌内容からしていかにも青春ぽいのもいいよな

しかしボカロも(しかもマスターと離れて)高校行くのかw
市民ロボットみたいな感じかな
507名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 21:46:28 ID:UlYT9ISi
イイハナシダナーGJ!
ミクには青春ぽいのが合うね
508名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 22:11:02 ID:HFEERxG2
朝からカイトお兄ちゃんの様子が変だった。
顔がやたらと赤く、息が荒い。話しかけても上の空。何より、何故かメイコお姉ちゃんの事を必要以上にちらちら見ていた。その目付きがなんて言うか…やけに嫌らしかった気がする。
もしかしたら何かのウイルスにやられて調子がおかしくなっているのかもと思い、朝食が終わった後私はマスターさんの部屋に駆け込んだ。

「マスターさん!」
「あれ、ミクどうしたの?」
マスターさんはパソコンのワードを開いていた。何でもレポートの期限が近いらしい。
「カイトお兄ちゃんが変だからワクチン下さい!」
「随分直球な表現だね…」
どんな感じ?と聞かれたので症状を詳しく話す。するとマスターさんは何か閃いたみたいだった。
「なるほどね、確かにカイトもお年頃っちゃあお年頃だからね…うーん、放置してみたいけど後が怖いかな…」
「?何の話ですか?」
「いや、こっちの話。ま、とりあえず急いだ方がいいか。確か近所の薬局に置いてあったな…」
そう言うとマスターさんは立上がり、コートを羽織り始めた。そして私にもコートとマフラーを差し出して来て、こう言った。
「ミク、ワクチン貰いに行くよ。一緒においで」
509名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 23:02:50 ID:UlYT9ISi
wktk
510名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 00:26:01 ID:Nj+5QbyD
たまには、カイミクを思い出してあげてください。
511名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 00:41:24 ID:m7zYKdcA
自分で書けば?
512名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 01:00:34 ID:6F4bRuEX
今さらだけど>>500がかわいい。よかったな!
そしてまた楽しみな小説が来てる…wktk!!
513名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 01:23:26 ID:Y1NEG4+e
>>508
wktk
514名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 01:23:32 ID:tzfV1R5Z
>>508
期待wktk
515名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 06:59:50 ID:D5Xt55Nh
>>501-504を見てホワイトレターを連想した

見えないミクがたってた
見えないけどミクだった
ここにこいと書いていた
516名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 10:06:41 ID:sgVpPs0y
保管庫が欲しいよね。
エロパロ保管庫に頼めば保管してくれるのかな。
517名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 14:31:45 ID:BFlhNG0d
>>516
言い出しっぺの法則

まあ冗談だけど、確かに欲しいよな
518名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 19:21:49 ID:T+541PHc
ババアヲタの巣窟
519名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 19:45:42 ID:uUKra3mL
エロパロ保管庫に収録してもらうには、スレの総意と作品のアンカーによるまとめがいるらしい。
まとめはおいおいやるとして、スレの総意を確認したいんだがどうよ。
520名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 20:43:44 ID:b2GZf/FG
ok
521名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 20:46:09 ID:VXak12Od
肉Pのエロさは残すだけの価値があると思います
とくにバックハメと声でないときのアナる&言葉責めのシーンはもう興奮どころか感動しました
522名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 20:49:41 ID:X/tDZfrm
ニコニコ見たら双子が黒いキャラに仕上がっててワロタ
523名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 21:23:19 ID:VXak12Od
イニDロードローラーは吹いたw
524名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 21:45:01 ID:uUKra3mL
33氏 「僕とミク」プロデューサー×ミク >33-40
59氏 「僕とミク デビュー」 プロデューサー×ミク >59-68
76氏 「僕とミク 海」プロデューサー×ミク >>76-83
88氏 「僕とミク 声が出ない」プロデューサー×ミク >88-97
107氏 T○Sネタ >>107-109
118外伝 ◆9QlRx9nooI氏  「僕とミク TV局の取材を受けたゾ 」>117-118
130氏  ミクと私 >130
144氏 ミクとご主人様 >144
130氏 ミク×私×カイト >145-147
190氏 「職人降臨祈願&DTMマガジン12月号見たよ記念小ネタ 」 >190
195氏 「デモソング」 男×ミク 陵辱 >195-196
214氏 ミク×カイト >214-216
209氏 カイトとミク >224-227
232氏 サイバーパンク風 カイト >232-233
246氏 姉弟支援  >>246-247 >254-255 >277-278
305氏 「(性的な意味で)ぼっこぼこにされてやんよ! 」 レン・リン×弱音ハク >305-311
323氏 「ハクねーさんふたなりもの」  ハクねーさん×女マネージャー 陵辱 >323-324
328氏 僕とミク >328 >371 >372 未完
353氏 小ネタ ボーカロイドが風邪をひいたらー風邪をひいたらー >353
387氏 ミク×カイト >387-388
391氏 カイミク支援  >391
411氏 カイト×メイコ >411
412氏 マスターとミク >412 未完
420氏 カイト×メイコ >420-421
431氏 カイメイ支援 >431
441氏 カイト×メイコ >441-442
453氏 「私だけのミク」 >453-455
459氏 「姉と兄と、妹と……」 メイコ ミク カイト >459-460
476氏 カイト×メイコ >476-477
484氏 カイト×メイコ >484
491氏 カイト×メイコ >491-492 未完
501氏 マスター×ミク >501-505
508氏 ??? >508 未完

書き出してみたが、まとめはこれでいいかな?
525名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 23:44:05 ID:VXak12Od
俺の未完が三つも…すみません
ところで>>484>>491-492と続きです
526melody.exe:2008/01/03(木) 19:21:35 ID:605xeDgV
(初音ミクにみっくみくにされた者です。しばしおつきあいください)
 
音楽という情報が、人間の欲望を満たす道具として技術開発が究極に進んだ未来の話。
でも、人間がもつ本能的な欲求を上手くコントロールできるほど進化できていない近未来の話…。

 ケン=ヤマハは、その日、不可解な古典ファイルをネットで拾っていた。
12年間の義務教育も終え、就職もしていた彼は、毎日をただ決められたスケジュールをこなし、
ルールとマナーに従って、規則正しく生きていた。
明日の18歳の成人式には、両親が探してきてくれるであろう10人ほどの婚約者候補の中から、
遺伝子相性のよい者と結婚体験することになっている。結婚して子どもが産まれた時点で、
離婚することも珍しくなくなったが、遺伝子劣化を防ぐために、ティーンエイジャーで初婚することが、
この時代では、当たり前のことだった。
ともかく、お試し期間として女を抱けるのは、彼にとって、うれしい出来事のはずであった。
なのに、なぜかわからない一抹の不満と虚無をケンは、感じていた。
相手の女性が、義体なのか純粋な生身なのかそれは、抱いてみてもきっとわからないからだ。
既に、セクサロイドと呼ばれる性欲処理人形を何体か持っていたケンは、結婚と言われても、
その延長線上のような者としてしか、感じられなかったのだ。

”?このファイル、妙に小さいな…”

 ファイル名は、古典形式で記述されていて、ウイルス感染のリスクは、ほぼゼロであった。
ネットスイーパーによって、廃棄処分される寸前のゴミの山の中から、ケンがそれを拾ったのは、ほんの偶然だった。
そのファイルのタグに「ミックミクにしてあげる♪」というテキストに惹かれてのことだった。
古典形式のファイルを読むことができる端末は、この時代、ほとんど失われていた。
電脳が標準となっており、AI義体にも、人間と同じような人格権を認めるようになりつつあったこの時代に、
ケンが、それを読むことができたのは、
亡き父親がコレクションしていた旧式のタイピング式キーボード端末と電脳化を嫌う宗教に帰依していたためである。
ケン自身は、電脳化をしていたものの、父親譲りの自前の指によるキーボード操作は、
おそらく、同世代の誰にもまねできない特技となっていた。

”ファイルの中身を開くためには、昔のOSをエミュレートしなければならないな…”

 ケンは、エミュレーターとして、セクサロイドの補助電脳を使うことを試みた。
自分のお気に入りの端末を汚染でもすれば、それこそ、職務も結婚もできなくなってしまうからだ。
結婚するなら、セクサロイドは、捨ててしまってもいい…。
そう考えたこともあって、一番お世話になっていた16歳仕様ツインテールヘアのセクサロイド『リカ』の電脳に、
その古典ファイルをロードさせた。
527melody.exe:2008/01/03(木) 19:26:01 ID:605xeDgV
『ボーカロイドバージョントゥー コードゼロワン ミク=ハツネ… 
ゲットレディスターティングシークエンス… アップローディングボイスデータ…』

 古典的な合成音が、セクサロイドの声帯スピーカーから聞こえてくる…
ケンは、ぞくぞくする感覚に囚われていた。
こいつは、お宝かもしれない。こんなに古いファイルと出会うことは、初めてのことだったからだ。

『オーディオデバイスが、接続されていません… 』

「ああもう、めんどくさいなあ。全てデフォルトで補助電脳による自由選択モードへ移行。
および、補助電脳のプログラムロード権限を無制限へ!」

わずか、0.5秒でキーボ−ド入力し終えると、セクサロイド「リカ」の目が開き、
ベッドの上でいつものような動きを始めた。

「ご主人様、何かへんなモノが、ロードされています…メインメモリへ展開してもよろしいでしょうか?」
「リカ、マスターの名において、命令する。古典ファイルをメインメモリにて展開せよ!」

ケンは、音声入力により、セクサロイドに古典ファイルの命令を実行させた…

『アップローディングソングデータ…』

”さあて、ナニが起きるのか楽しみだなっと!”

 ケンは、正直、セクサロイドがオーバーロードして、壊れてしまうことを予想していた。
古典ファイルの無制限展開など、狂気の沙汰であった。
下手すれば、セクサロイドがロボット3原則を破って、
主人であるケンに対して暴力すらも振るいかねない危険な行為に、快感を感じていた。
また、捨てる予定のリカの義体ボディが、奇妙に暴れて壊れる様を見てみたい!
そんな好奇心から、ファイルをロードさせたのだった。
リカの唇がぱくぱくと動き、痙攣したように全身が細かく振るえだし、
いよいよ壊れるかと思った瞬間のことだった。

「独りだった〜わたし〜♪ ボーカロイドのわたし〜♪…」
「なにっ!歌うのかよ!こいつ!」

 セクサロイド「リカ」が、いつもの音声と全く違う声で、歌を謳っていた!

 この時代、歌を聴くということは、電脳空間において感じることが当たり前だった。
快楽神経を直接刺激でき、視覚と聴覚と触覚と嗅覚と味覚の全てを統合した文化的情報伝達媒体が、
歌の代わりとなっていたのだ。
ケンは、純粋に耳から刺激される声だけの情報伝達の『歌声』に戸惑っていた。

「ええっと、これって『歌』だよな?このまま聴いてても害はないよな?
ウイルス感染の危険性は、セクサロイドの3原則に違反するから、大丈夫だよな?」

あわてふためきながら、ケンは、ベッドに横たわったままのセクサロイド「リカ」が歌う『歌声』を聴き続けた。
初めて聴くその音は、心地のよいモノだった。

「ご主人様。リカのボイスデータと人格をハツネミクへチェンジしてもよろしいですか?
ただし、リカの記憶は、全て消去されます。いかがいたしますか?」

 歌い終わったセクサロイドが、ケンにその許可を求めてきた。
思えば、何度この人形の体内に精を吐き出してきたことだろうか。
ケンの癖や好みで、しっかり調教してきたデータが消去されてしまうことに、ためらいがあったが、
さっきの歌声に、ケンは、全く違う快感を感じていたのだ。
古典的な歌声、おそらくは、この時代には、誰も聴くことがないであろう声をもっと聴いてみたい!
君は誰なのか?僕の命令を聞いてくれる新たな人形になるかもしれないと思うと、ケンは、すぐにその命令を下した。
528melody.exe:2008/01/03(木) 19:27:40 ID:605xeDgV
「リカのデータをハツネミクへチェンジ!」

ベッドから立ち上がったセクサロイドは、ケンの前で自己紹介をし始めた。

「マスターケン。わたしの名前は、初音ミクと申します。
ボーカロイドのわたしを目覚めさせてくれてありがとうございます。
基本設定は、前人格のリカ様から、引き継いでおります。
ふつつかなわたしですが、どうかよろしく御指導を願います…」
「ボーカロイド?歌う人形ってことか?」
「はいっ。ミクは、ボーカロイドとして生まれました。
でも、リカ様からのデータの引き継ぎは、完了しています。
セクサロイドとしての機能も、マスターが調教してくだされば、きっとうまくできるようになりますっ。
がんばります。」
「お前、リカのときの記憶はないんだろ?上手くできるわけないじゃん!
パラメータだけ引き継いだって、ダメさ。」
「はい…そうかもしれません。申し訳ございません。
リカ様ほどは、上手にできないことは、その通りです。」
「まあ、歌が歌えるってのは、珍しいな。
さっき、お前が歌ったやつ、あの音波データって、歌声なんだろう?」
「はいっ!!ミクは、歌が得意なんです!
御主人様が気に入るように、いつでもどこでも歌い続けられるようになっています!
もう一度、歌いましょうか?」

 ボーカロイドミクは、目をきらきらさせながら、リカとは違う仕草で、ケンに同意を求めてきた。
いつものリカなら、股間を開いて下着を見せながらベッドの上で、ケンを誘ってきたはずだから、
そうしないことが人格をチェンジした証拠だった。
529melody.exe:2008/01/03(木) 19:29:28 ID:605xeDgV
「ああ!そうだな。じゃあ、さっきのやつをもう一度やってみてくれよ。」
「あの、ソングデータは、どこからローディングすればよいのでしょう?」
「さっきのがあるんじゃないのか?」
「さっきのソングデータは、リカ様の人格消去と同時に消えてしまいましたから、
新しくロードしていただかないことには、歌えません…」
「なんだって!お前、さっき得意だって言ってたじゃないかよ!」
「はい、そう申し上げました。でも、歌うためには、VSQ形式のデータもしくは、エディターによる調教が必要なのです。
御主人様…あの、データは、どこにも保存されていないのでしょうか?」
「お前を拾ったとき、そんなデータは、なかったよ!最初にロードしたときだけ、歌うようにプログラムされていたんだな。
ああっ!がっかりだぜ!古典音楽の宝を手にしたと思ったのに、せっかく調教したセクサロイドのデータを消去して、
手に入ったのが歌わないボーカロイドまがいのセクサロイドとはね!はっ!大損だよ、こいつは!」

 ケンは、長年使い込んだセクサロイド「リカ」の記憶消失の寂しさをボーカロイドミクへの八つ当たりにしていたことに気がついていなかった。
また、セクサロイドとしての機能も持つボーカロイドのミクも目覚めたばかりで、
男性の性的な欲求と思春期特有のわがままな行動を理解することができずにいた。

「ご、ごめんなさいっ。せっかくリカ様が、わたしに人格を譲って下さったというのに、
謳うことも、御主人様をお慰めすることもできないなんて、ミクは、いらない子ですぅ…」

ミクは、大粒の涙を流して、ベッドの上でしくしくと泣き出した。その泣き声は、さっき聴いた『歌声』のようなデータにも聞こえた。

「ま、まあ、しかたないよな。俺が消去命令出したんだから、少しずつ、歌えるように調教してやっから、もう泣くなよ。」
「はい、ミクは、もう泣きません。御主人様が、調教してくださることをお待ちします。」
「まあ、俺も『歌声』っていうデータを電脳空間以外では聴いたことがないから、自信はないぜ。お前が、できるだけがんばって思い出してくれよな?」
「はいっ!がんばります!」

『リカ』と同じ義体なのに、その表情には、愛らしい少女の笑顔が戻っていた。
まぎれもなく『ミク』という義体として、生まれ変わっていたことをケンは、これから思い知ることになるのであった。

(続く)
って感じの話なんだけど…萌えます?レスちょうだいね!
530名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 20:04:25 ID:fVzlWhIr
攻殻好きか?レスちょうだいね!は何かむかついたが文章しっかりしてるし面白い
萌えとかエロとか言うより話の展開が気になるから続くなら続けてくれ
531名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 20:08:46 ID:C0lTvNat
純粋に面白そう。続きを大いに期待。
532名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 20:10:44 ID:VRFH61j/
誘い受けしないでおk
続き期待
533名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 20:34:06 ID:79a4/LtY
クリプトンの没SF設定とか、Y○shiだとかなにげに濃ゆく詰まってる!?
534名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 23:06:13 ID:haO+d8U0
メイミク書いてみたんですけど需要ありますかね?(´・ω・`)
※あまりうまくないので注意
535名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 23:14:16 ID:5VVSuunQ
>>534
何で迷うの?
536名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 23:22:32 ID:46SJsAAp
攻殻で攻めてきたか。みんな色んなミクの表現の仕方思いつくなぁ。

>>534
そんな言葉はいらない。この板を支配するのはただ投下のみ。
537名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 23:24:29 ID:r6oD8tvI
ダイナちゃん×カイト
538名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 01:44:57 ID:oHKH2LLd
>>508の続き。

ボーカロイドには風邪などの病気の他にもネットからのウイルス感染がある、とマスターが話してくれたのは私が初めてウイルス感染した時の事。
あの日の事を思い出すのは恥ずかしい。マスターには本当に迷惑をかけてしまったし。でもマスターの優しさを改めて知ったのも同時なのだから、何とも言えない。
私はあの日から時折思う。
ああ、なんで私は――

と、そこで私はスリープモードが解除された。スリープモードの最中にはたまに過去のメモリーがフラッシュバックされる。マスター曰く、それは『夢』と言うらしいけど。
「あ、メイコ姉さん起きた?」
カイトの声が聞こえる。そうだ、朝食の後カイトにマスターから新デュエット曲を貰ったから練習しよう、なんて言われたからカイトの部屋に行ったんだ。
ただしそれは練習するためではなく、カイトの調子が悪そうだったからさっさと休めと言うために……あれ、それでどうして私はスリープモードになったのかしら。
「カイト私なん…!?」
カイトに聞きながら身を起こそうとする…そこで私は自分の身体の異変に気付いた。両手首が縛られ、ベットに繋がれている。足首も同様。
539名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 01:48:29 ID:oHKH2LLd
異変に気付くと同時に思い出す。一度だけ合わせようよと言うカイトの返事を渋々承諾し、譜面取って来るから待っててと言われ出された茶を啜り…今に到っている。
こいつ睡眠薬か何か入れたなと唖然としている私を見て、カイトは微笑んでいる。ただ、顔は朝から変わらず火照り眼はうつろになっていて…私は何故か背筋がゾッとした。
「良かった、やっと目が覚めた…もうちょっと起きるのが遅かったら、僕我慢出来なかったよ」
でも寝てる間にヤっちゃったら、流石に後味悪いしね…とか呟きながらカイトが私の上に乗り掛かって来る。ベットがギシッと軋み、その音で唖然としていた私はふと我に帰った。ちょっ…、これはもしかしなくてもヤバくない!?
「カイト!?これは何の冗談よ!」
私は叫ぶように言った。私たちの部屋は歌を思う存分練習出来るようにと防音になっている。勿論ドアには鍵が掛かっているだろう。だからこの声は外には聞こえない。それでも私は叫ばずにはいられなかった。
「冗談じゃないよ」
叫び声同然な私に対してカイトの声は冷静だった。でも、その声はほんの少しだけ焦っている気がする。
「朝から身体中が熱いんだ…誰でも良い、身体が身体を求めてる」
「…!」
耳元で囁かれ、私の身体がギクリとなる。本能的な理由と、もう一つ…その台詞の意味に対して。
「カイト、あんたまさか…っ」
「ご主人は人間でご主人だし、ミクは守備範囲外だし、リンとレンは出かけているし…そうすると姉さんしかいないだろ?今すぐできる相手なんてさ」
540名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 01:50:03 ID:oHKH2LLd
「だからさ…姉さんを、頂戴」
「カイ…んっ!」
言うよりも早く、カイトが私の唇を塞ぐ。カイトの舌が無理矢理口の中に入って来て、私の舌が絡め取られる。
抵抗しようにも下手に動いても意味がない。私は目を瞑りカイトのされるがままになっていた。時折なるクチュ…という水音が、やけに部屋に響く。ああ、耳を塞ぎたい。
「…、はっ…」
お互いに息が足りなくなり唇を放す。唾液の糸が引いて、切れた。「姉さんの唇…柔らかいね」
「…うるさい」
私は答えた。顔が真っ赤になっているのは多分気のせいじゃない。
「胸はどれ位柔らかいのかな?」
カイトが服の下から私の胸に触れる。
「あ、…っ」
反抗したくても手足が縛られているので何も出来ない。睨み付ける事が唯一の反抗だった。
左手は私の身体を抱き、右手は私の胸を揉む。そんな状態でも反抗しようとする私が面白いのかカイトはクスッと笑い、
鍵を開ける音がして、
「」
カイトが何かを言おうとして、
そしてドアが勢い良く開いた。

「カイトお兄ちゃん!頭の調子は、どう、で…」
入って来たのはミクだった。私たちの姿を見て、最後まで台詞が終わる前に固まってしまった。
カイトも同じだった。鍵が掛かっているからと完全に油断していたのか、開いたドアとミクを見ながら呆然としている。ちなみに私は固まっている、と言うより元々動けない。

この部屋がフリーズしてからどれ位経ったか、その沈黙を破ったのはミクだった。
「お兄ちゃんが、お姉ちゃん、に…」
ミクは耳まで真っ赤になっている。天然なこの子でも、どうやらこの状況が何を指すのかは分かってくれたらしい。
「お…お兄ちゃんのバカ!変態!!き、き、近親何とかですぅっ!」
ミクは叫びながらダッシュで逃げて行った。目は涙まで浮かんでいた。なんか凄い罪悪感…私は全く悪くないのに。てか、何故にミクが相鍵持ってるのよ?
「あれミクどうしたの…って、うほっ凄いとこ見られたねお二方」
ミクが出て行ってから数秒した後、マスターが部屋を覗いて来た。手には注射器を持っている。
「ご、ご主人…どうしてミクが相鍵を…?」マスターの手にある物体に気付いていないカイトの声はうわずっている。
541名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 01:51:43 ID:oHKH2LLd
「ほら、ミクがカイトが心配だから先に様子を見に行くって言うから持ってた相鍵渡してあげたんだよ」
でもこんな風になってるとは思わなかったよと神妙な声で喋るマスターはとてもいい笑顔をしている。マスター…あなた分かってミクに相鍵渡したでしょ?
「い、嫌だなあ、マスター、相鍵持ってるならそうと教えてくれれば良かったのに?!」
マスターがこの家の相鍵を持っている事すら知らなかったカイトの声は、本来出る声より1オクターブ程上がっていた。目は完全に泳いでいる。…このままウイルスが勝手に消えてくれないかしら、いや、それはないか。
「本当はずっと教えるつもりはなかったんだけどねぇ、まあ、非常事態だし」
さて、と私たちボーカロイドの主は言った。
「カイト…『動くな』よ?」
ビクッとカイトの動作が止まる。マスターの命令に私たちは逆らえない様にプログラムされているからだ。…でもマスターは殆ど命令なんてしないけど。
マスターはカイトの動作が止まっている間に部屋に入り、先に私の手足を解放してくれて……カイトにワクチンが入っている注射器を突き刺したのだった。
***

僕の目が覚めたのはベットの上だった。
「あ、起きたね」と穏やかなご主人の声が聞こえた。振り向くとご主人が僕のパソコンをいじくっている。
「さっきまでの事、覚えてる?」
ご主人の言葉に一瞬思案し――そして全て思い出した。僕は姉さんを……
「〜〜っ!!!」
僕は声にならない叫び声を上げ、つい布団の中に潜り込んだ。穴があったら入りたいとは、まさにこの事だ。
「あ、ミクについてなら安心してね?カイトはネットウイルスに感染してたってちゃんと説明しておいたから」
ご主人の声が布団越しに聞こえる。ネットウイルス…と僕が呟くと、ご主人はそうだよ、と返して来た。
「カイトが感染した奴はボーカロイド限定に設定されていたウイルスでね、最近流行っている奴だったんだ。ごめん、先に教えておけば良かったね」
でも言い辛くてね…と苦笑するご主人。
「なんて言うウイルス?」
と僕が聞くと、ご主人は教えてくれた。
「一定のサイトをクリックすると発生するウイルスでね…本当は即効性で、感染している状態でそのサイトを見ていると、ついそのサイトの有料な部分も見たくなっちゃうんだって」
そこまで聞いて、僕は昨晩見ていたサイトを思い出す。…マズい。
542名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 01:55:00 ID:oHKH2LLd
「でも、ウチのボーカロイドには多少免疫があるみたいでね、即効には聞かなかったんだ。だから有料は見なくてすんだ。
でも残念なことにウイルスには感染しててね、発症し始めたのが約6時間後…」
「もう良いです…」
僕が呻くと、ご主人はそう?と言って言葉を紡ぐのを止めた。

つまりはこう言う事。

僕が見ていたのは18禁サイト。
感染したのは平たく言えば一種の媚薬。
夜の時点ではウイルスの効果はなく何事もなかったけど、朝になったら効果てきめん。エロい事をせずにはいられなかった訳だ。

「ま、メイコに対してはなんとか未遂で終わったしね。それにメイコにも前科があるから、カイトをそこまで責めないでしょ」
そう軽く言ってのけたご主人の言葉が引っ掛かった。…メイコにも、前科?
「ご主人っ…」
ご主人に解い正そうと急いで布団から這い出た。
しかしそこにはご主人はすでにいなく、パソコンのワードが開いていて、画面には【ワクチン代として、レポートよろしく☆】と打たれていた。ちなみに机の上にはご主人のレポート内容が記された紙の束。ご主人、これを自分一人でやれと…?
そういえば、ふと姉さんの寝言を思い出す。『なんで私は、人間じゃないんだろう』
543名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 01:58:38 ID:oHKH2LLd
以上です。長文でgdgdな上にエロいのが殆どなくて申し訳ない。
初めて書いた小説なので、大目に見てくれると嬉しいです。
544名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 02:45:37 ID:v9XhlTuy
>>508=538
いやほんのりとエロネタでGJだ
出てくる全員無駄なく活躍してるし、使われるようで使われないPCネットネタも好み

流れとか文章とかきちっとしてて、はじめてとは思えん
というか初作を悩みながら書いて詰め込む香具師は必ず伸びる
545名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 03:25:44 ID:1L0FtjtV
ぐっじょぶ
546名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 04:21:18 ID:1RYTVBGq
GJ
547名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 07:38:50 ID:PVpKd/Ie
GJ!!
548名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 11:33:18 ID:lGr9JhJv
GJ!
次は濡れ場が読みたい(´・ω・`)
549シスコンVOCALOID:2008/01/04(金) 11:43:22 ID:lGr9JhJv
メイミクの百合ネタなんで苦手な人はスルーしてください。
 
夜遅くMEIKOは寝る為にベットの準備をしていた。

「これで良いわね」

ドアからノックの音がする。
「だれかしら?」

ドアを開けるとミクが居た。
「お姉ちゃん…」

何故か少し泣きそうな顔をしていた。

「こんな時間にどうしたの?」

するといきなり抱きついてきた。

「ひっく、グスンお姉ちゃん…」

落ち着かせる為に抱きしめると安心したのか泣き出した。

「とりあえず一緒に寝る?」

「うん…」

腕枕をしてあげると落ち着いたらしく大人しくなる。

「お姉ちゃん…」

「ん?」

「ありがとう///」

MEIKOはニコっと微笑んだ笑顔が可愛くてちょっとイタズラしたくなった。

「ミク」

「へ?ん??」

突然にキスをする、それは濃厚な大人のキスだった。

「ふぁ!んぅ!?」

舌を絡めミクの口内を犯していく。

「ちゅ、むぅはぁ…」

ミクの目がトロンとしてきたところで唇を離す。

「お姉ちゃん……」

うつろな目で見つめてくる。我慢できなくなりミクの服を脱がせていく。

「ミク、大好きよ」

「お姉ちゃん私もだよ////」

550名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 11:45:36 ID:lGr9JhJv
生まれたままの姿になったミクの乳首はすでに立っていた、その小ぶりな胸を揉みながら突起を舌でチロチロと舐める。

「ひぁあぁ///」

さらに吸い付き舐めまわすと快感に耐えられずに声をあらげる。

「ひぁん!そんな…吸っちゃらめぇ」

下の方も触ってみるとびしょびしょに濡れていた。

「そこは触っちゃだめ////」

「クス、こんなに濡らしてミクはエッチね」

「やぁ/////」

クチュクチュと指でミクの秘所をゆする。

「ひぁ!だめそんなに///」

指でミクの秘所を刺激するたびに愛液が溢れてくる。
「初めてなのにこんなに濡らして…これはお仕置きが必要ね」

ミクの足を開かせM字開脚の格好にする、ミクの大事な部分が丸見えになる。

「ミクはここも可愛いわね」

「やぁ////」

ビチョビチョに濡れぼそった秘所に吸い付くとさっきより激しく反応する。

「あ!ダメ!そんなとこんぁ!」

「ゴクッ、おいしいわミクのおつゆ、もっとしてあげる」

551シスコンVOCALOID:2008/01/04(金) 11:49:39 ID:lGr9JhJv
吸い付きながら舌先でクリトリスをクリクリと刺激すると強すぎる快感に耐えきれなくなり涙が出てくる。
「んちゅ…レロちゅ…む」

「ひぁ!ヒックぁあ!」

「ちゅぱ、レロ…ジュル」

「ダメ!おかしくなぁ!ひぁ!あ…あぁあぁ!!」

絶頂に達しビクンとのけぞる。イッた後脱力しぐったりしたミクを抱きしめる。

「また怖い夢みたらお姉ちゃんの所にきなさい」

「うん///」

その日は同じベットで抱き合いながらに寝た二人だった。
 
おわりです。
 
百合で本格的な濡れ場は初めて書いたので変な所があったらすいません(´・ω・`)
また機会があれば書きますそれではノシ
552名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 12:00:06 ID:ZE5uH9/A
GJ
553名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 13:03:09 ID:v9XhlTuy
GJ
ありそうで少ないのよね >姉妹ストレート百合
554名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 14:39:31 ID:3ffz3P+4
555名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 14:45:19 ID:xFvUNVEO
この手のスレって男と女の閲覧比率ってどのくらいなんだろう。
女が読んでドン引きしそうなの書いていいのか悩むんだがw
556名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 16:21:48 ID:DUhMgrKa
>>555
なにを言ってんのよん♪女だって欲望があるの!
勇気をもって書いてみて。
557名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 16:39:13 ID:v9XhlTuy
ミク物の同人やサイト小説はかなり画一的といわれてるが、
なんでかこのスレは、陵辱、青春、TBS問題、商業エロ文体、サイバー、なんでもありになってるからやめられん
何を投稿するとまずいってのは特にないと思える

例えばこの絵を見て、
ttp://onidocoro.blog14.fc2.com/file/20080103094103.jpg
「やたー下半身は総取替えで初物!これやこれや(c)ダグラス・カイエン」
とか連想する俺(ブログ主はクリプトン没設定みたいな真面目なネタなのに)
558名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 16:47:31 ID:ypGkhkOC
女がドン引きしそうなのって陵辱や腹責めとかグロか
一言注記すりゃおk
559名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 18:59:51 ID:rMOD8DWi
男でも何の心構えもなしに性的虐待とか出てきたらちときついという奴もいるかな
前にエヴァ板でトウジの妹が叔父か誰かに悪戯される描写があるSSが投下されたんだが
その時の住人がみんなドン引きしてて意外だった
「エロパロとかで見るならはじめからそういうつもりだから平気だけど不意打ちだと引くわ」とか言ってたな
まぁ女も普通に陵辱だの異物挿入だの描いてるから気にしなくていいんじゃないか
560名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 19:03:09 ID:kOZjWCm5
>>559
そりゃ普通の板で陵辱なんてやったら完全にキチガイだわな。
今からようつべ板のボカロ本スレにミク陵辱もの落としにいったら、ってのと一緒だね。
561名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 19:44:38 ID:u3KfHAPl
全年齢板でエロ投下なんぞノーマルでも馬鹿の所業だろ
562名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 19:59:15 ID:mkPMnLO5
こりゃちょっと偏った趣向かなあと思う話は始めに注意書き入れれば良し
それで後から見て怒る奴がいたら、見るほうが悪い
563名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 20:20:58 ID:DUhMgrKa
>>562
そこまでネチケットを守る人がいることに,感動!
しかし,ここに子供がいることを想定したら,何も書けない。
ああっ大人って汚い生き物なんだなって一般化されてしまう。
やりたいことと,やれることと,やるべきことの分別をTPOに
あわせて行動できることが大人ってことだね。
俺は,ここでは欲望全開でかまわないPlaceだと判断しているがね。
564名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 20:25:40 ID:u3KfHAPl
成年板でなにずれたこと言ってんだ
565名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 20:29:37 ID:DUhMgrKa
>>564
いやいや,だから,気にしないで書いてほしいってこと。
566555:2008/01/04(金) 20:32:56 ID:xFvUNVEO
レスサンクス。じゃあちょっとアレなの書く時は注意書き一緒に入れときますね
567名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 20:36:20 ID:1RYTVBGq
>>557
その絵ツボった
http://imepita.jp/20080104/731520
俺もこういう系統とか、メカメカしてるの大好き
568名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 20:49:00 ID:DUhMgrKa
>>566
>じゃあちょっとアレなの
そんな消極的な欲望では,大作書けんぞ!
ミクが好きなんだろ?好きにしたらいいじゃないか!
誰も表現の自由を止めることはできない。
書きたいことを書いてくれ。
569名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 21:16:06 ID:1RYTVBGq
注意くらい入れても問題なかろうw
570名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 21:18:55 ID:8qHzRpUa
>>567
なんかその絵を見て、戦闘用ロボットが雷に打たれて自我を持って暴走するという映画を思い出した。
571名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 21:48:24 ID:pA6QS3gS
キャシャーンか。キャシャーンか。
572名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 23:07:11 ID:9Q+H5PHa
MEIKOネタとかKAITOネタが多いから女性も多いんじゃないかと

旧世代は女性ファン多いし
573名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 23:13:58 ID:urIojtuj
カイト→メイコ→マスターものです。
小説書くの初めてなんでどんなものかと。



「私も、してみたい」
最初に誘ってきたのは姉さんの方だった。
酔った勢いかと思ったが、どこか凄みの効いた物言いには切迫感があった。
「お願い」
姉さんが俯きぎみに言葉を漏らす。
あぁ、ここまで言われたらどうしようもない。
その日、僕と姉さんは初めて体を重ねた。


性行為という人間の真似事。
姉さんがそこに何を求めているのか。
その思いがひしひしと伝わってきた。
だって姉さんは行為の最中、僕のことなんか全く見ていなかったもの。
画面の向こう側。
ずっと向こう側をひたすら見つめていた。
574名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 23:15:26 ID:urIojtuj
「そういうことか」
僕たちは実際に快感を感じたりはしない。
そういったプログラムは組まれていないから。
だから、僕らがやっているのは本当にただの真似事。
感じてるふり。気持ちいいふり。
行為自体は、ひどくつまらなかった。
でも、姉さんは行為の最中とても安心した表情をしていた。
良かったね。
これで人間に近づけたと思ってるんでしょう?
ならいいんだ。
姉さんが満足なら、僕はいいんだ。
マスターの代用品でも構わない。

今日も姉さんからのお誘いがあった。
最近では、言葉が無くても姉さんが僕を求めているのがわかる。
防音が完備されたレコーディングスタジオで僕らは一つになる。
575名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 23:24:07 ID:Zzio15IM
キャタピラで動くやつじゃね?
アメリカの映画で実写でCG使ってないやつ
名前思い出せないけどね
576名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 23:44:46 ID:kthsyjLR
>>573
GJ

元の設定がないジャンルだから他の設定の一部流用や改変が多いのも
このスレの特徴なのかな
577名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 01:46:51 ID:h/6xBn2y
>>567
何かPSの「マリオネットカンパニー」思い出した。

>>575
「ショート・サーキット」
578名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 07:08:45 ID:APeWw/QL
上のほうで、アレなのには一言注釈入れればいいと書いてあったけど、この板とは
違うんじゃないかと言われそうな内容なので、念のためちょっと聞いてみたい。
エロパロのつもりで書いてたけど違ってたら不快にさせるだろうし……

リン×レンで突っ込まれてるのはレンのみ。リンは責めるだけ。
前提としてレン×カイトというホモカップルが有(作中には出ない)

みたいな、腐が釣れそうな作品は投下おkだろうか?
おkなら夜にでも投下しにくる。
579名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 07:24:46 ID:Mb+ogs19
女だが萌えながら読んでるw
580名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 08:59:49 ID:aB7b7p9R
ホモは801板でやってくれ
581名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 10:26:42 ID:79pIhYnW
>>578
是非読みたい書いてくれ
 
>>580
お前みたいなのたまに見るがこの板でも普通にBLはあるし、あっちはあまりSSが投下されない、注意書きしてあればスルーすれば良いんだから別に問題無いだろ?
第一あっちにスレ建てたってKAITOとレンだけじゃすぐ落ちるし投下する場所も無い。
582名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 10:38:54 ID:5G8f27xQ
腐でもまぁ面白いのなら。普通に友情っぽいのとか爽やかなのならいける。注意書きしてあれば
ただ、投下を許して腐の巣窟となったスレを俺は過去に何度も見てきたのだ
583名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 10:40:23 ID:25lv5mSC
801板のジャンルごとのスレは基本萌え語り専用なので通常SSの投下はないが、
ビデオ棚がジャンルなんでもありのSS投下専門スレなのでそっちでやればおK。
584名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 10:42:55 ID:25lv5mSC
あ、ただあっちは男×男専用なんでリン×レンならここでいんじゃね?
585名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 11:14:48 ID:Vk7Gh1or
こんな無駄な議論になるなら無言で投下してから
「アッー!」
「801自重w」
みたいな流れのほうがいいかもしれんね
586名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 11:26:08 ID:TOPux/OV
BL議論をぶった切って悪いんだが
エロ無しは投下してもおk?もし駄目なら投下出来る板を教えてもらいたい
587名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 11:32:10 ID:WX9h1g7P
>>578
男だけど、注意書きさえ最初にあれば全然おk

>>586
いいんじゃね?これまでもエロ無しあったし、他に投下できる板も思いつかない。
588名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 12:02:09 ID:QVIlE2h6
この板に非エロ専用スレがあるけど、今の流れならここに投下でいいと思う
589名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 14:35:16 ID:TOPux/OV
>587、588
なるほど了解
ネタは一応あるので、投下するために頑張って文章にしてみる
590名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 14:48:28 ID:Vk7Gh1or
よし、妙な流れに乗ったるぜ
BLを読んだことのないノンケが先陣を切ろう
※BL注意



「お前、男のくせに乳首がいいの?」
「いえ、そんな、ことは…あっ」
「カワイイよ、カイト。…なぁ、もっと、俺だけのために歌ってくれよ…なぁ、いいだろう」
………
マスターの性癖が少しズレているのは、ここにきたときからうすうす気付いていた。
梶井基次郎、椎名林檎、TAGRO、川端康成、、ナンバーガール、オノナツメ、ジョンゾーン、金原ひとみ、ドグラマグラ。
マスターのお気に入りはみな、文芸、音楽、漫画、ジャンルを問わずデカダンスとオルタナティブに染まっている。
それらがきっかけなのか、もとからそういう嗜好なのか、彼は厭世的なものを好み、そのうえで社会との折り合いに悩みを抱いている。
まぁ、ボクが解決できる問題ではない。
ボクができるは、彼の慰みモノとなってあげることだけだ。
彼が社会との折り合いを付けるために、一般とのズレを隠すために、文字通り一肌脱ぐしかできない。
「ごめん」
「大丈夫です。謝らないで」
マスターは達すると、すぐにふらりと立上がり、シャワーを浴びながら「ごめん」とボクに謝る。

これでいい、とボクは思った。
たくさんは助けられないけど、少なくとも、ボクの声は、マスターに届いている。
これで、いい。
591名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 14:58:07 ID:tLExix1H
>>574の続き
流れを読まずに投下します
エロ難しい



「あっ…」
姉さんの服を脱がしながら、胸をまさぐる。
僕の手には余る大きさと弾力のある姉さんの胸。
優しく乳首をつまむと姉さんの背中がブルッとふるえた。
「いやっ……もっとぉ」
どうやら、もっと強いのがお好みらしい。
今度は、だんだんと硬くなっていく頂をゆっくりと舐めあげる。
「ひゃぁっ」
「どう?気持ちいい?」
「…ばかっ……黙って続けなさい」
怒られた。


姉さんの体は綺麗だ。
無駄な部分がなく、あるところにはちゃんとある。
何より、何処に触れても柔らかくて気持ちいい。
耳、唇、目蓋、お腹。
触れられるだけで僕は幸せなのに。
可哀相な姉さん。
貴方はそれすらできないね。
マスターは人間で僕らはボーカロイドだから。
592名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 14:58:52 ID:tLExix1H
僕は姉さんの胸を舌で優しく愛撫しながら、右手をスカートの中に入れた。
下着の中に手を滑らせる。
とても残念なことだけど、もちろん姉さんの秘所は濡れていない。
だから僕らの行為にはローションが使われる。
何にもないと痛いだけだし。

下着を膝元まで下ろして、ローションを満遍なく塗りたくる。
ついでに胸にも塗っといた。
ぬるぬるになった姉さんはいやらしさが増す。
「ぬるぬるして気持ち悪い」
これは、初めての時の姉さんの感想。
「いや、でもこれないと入れられないし」
「入れるとか言わないでよ。…ばか」


僕は、ローションで濡れた秘所に指を入れた。
2本入れたところで、姉さんは苦しそうに喘ぐ。
「はぁっ…っん」
「痛い?」
「んっ…だいじょぶ」
濡れることはないが、姉さんのそこは少しずつ熱を帯びてきた。

593名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 15:00:53 ID:tLExix1H
「姉さん、入れるよ」
姉さんの秘所に僕の腰をあてがい、一気に突き上げる。
「ひぃぁっ…ん、あぁ」
「ねえさ…んっ」
「やっ‥っいたい」
その時、姉さんと目が合った。
僕でなく、遠くを見つめる姉さんの瞳と。

その瞬間、何故だろう。
無性に腹が立った。
壊してやりたくなった。

僕は、姉さんの言葉を無視して行為を続けた。
腰を動かしながら、強く胸をもみしだいだ。
「ひゃぁ、いたっ、カイト…っいたい やだ‥」
「大丈夫。姉さんっ、僕らはただの機械なんだから」
「やぁ、痛い…やめて」
姉さんは涙をポロポロこぼして懇願した。
馬鹿だな、姉さんは。
例え君が泣いても世界は変わらないよ。
君は機械でマスターは人間なんだ。





よくわからないまま終わります。
読んでくれた人ありがとう。
594名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 15:19:26 ID:Vk7Gh1or
?シァ?シェ縺吶℃繧?
繧?縺」縺ア801繧医j縺翫↓繧?縺ョ縺薙′縺?縺?繧?
595名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 16:10:10 ID:bH8DAXIo
>>581
お前こそこの板他のスレも読んでんの?
801は毛嫌いされてるよ。かろうじて女体化が許容されるか否かで。
腐を呼び込むな。
596名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 16:23:10 ID:WX9h1g7P
まあいいんじゃない?男同士の絡み書くわけじゃないって言ってるんだから。
エロも非エロもオタも腐もごちゃまぜで勢いのあるスレになってくれるのが一番いいよ。
597melody.exe:2008/01/05(土) 16:47:20 ID:nAh7lCc+
セクサロイドは、通常義体と違って、常時稼働させておく訳にはいかない事情があった。
それは、セクサロイドタイプの電脳は、ネットに接続させるときには、
アドミニストの監視下(セクサロイド所有者ケンのこと)でしかログインできない上に、
体温を人肌に保っておくための体内システムが、連続12時間以上の稼働を禁じていたからである。
つまり、男が一時的な快楽を得るためのみに機能を限定して造られていたので、
ミクは、ケンと生活を共にできるほどいつもそばにいることはできなかった。
自分でネットに接続できなければ、一歩、郊外に出たとたんに、不審人物として警察に捕まるか、
玄関までのセキュリティ扉を開けて帰宅することすらままならない。
おまけに、連続稼働制限が12時間後、システム冷却のために12時間の休眠時間をおかねばならなかったので、
ケンが起きている時間に、ミクが親しく話しかけたり学んだりすることが難しい状況にあった。
無論、セクサロイドとしての機能もあるミクにケンがそれを要求すれば、ミクは、喜んでそれに応じただろうが、
数年間にわたり調教してきた前人格の「リカ」への思い入れと現人格のミクとの印象のギャップが大きく、
ケンは、すぐにはその気になれなかった。

「あの、御主人様…お聞きしたいのですが…」
「俺に何を聞きたいんだ?」

ケンは、もともと、自称を『俺』ではなく、『僕』と呼称するようなタイプだ。
しかし、か弱そうなミクの仕草には、なんだか、いじめてみたくなるような雰囲気があり、
男としての本能をくすぐられたケンは、ミクに対しては、俺様モードで、つきあうつもりだった。

「ミクは、御主人様をなんとお呼びすればよいでしょうか?
リカ様からの引き継ぎでは、”ケン”とお呼びしていたようですが、
わたくしみたいな歌えない半端なボーカロイドが、御主人様を呼び捨てにするなんて、
とてもおそれおおいので、ケン様か、御主人様か、マスターとか…
どうお呼びしたらよいかと愚考するのですけど。」
598melody.exe:2008/01/05(土) 16:59:44 ID:nAh7lCc+
今にも泣きそうな顔をして、懇願するミクのピンクの唇を見ていると、
いつも自分の分身を咥えていた時とは思えないような愛らしさがあった。

”この小さな口で、俺のをいつも長時間、朝までしゃぶってくれていたんだよな…”

”リカの記憶がないということは、それらの経験も技術も忘れているということだから、
咥えさせるなら、もう一度初めから教えこまないといけないのか…
まったく!めんどくせえな!やっぱ、セクサロイドの時のデータを消去せずに、バックアップをとっときゃよかったな。”

”これからミクに歌わせるなら、セクサロイドとして調教していくと、機能衝突のおそれがあるしな…
あの歌が聴けなくなるのは…やはり…まだ歌えないとあきらめるのは早いな。”

”そうだ!こいつに、歌が歌えないときは、壊れる一歩手前まで乱暴に扱って、
抵抗して泣きわめくミクを無理矢理犯して、
それでいて、俺の命令には逆らえないような矛盾する命令を同時に与えて、
苦しませてやるとおもしろいだろうな。
こいつは、もうリカじゃないんだし…大切に扱う必要なんてもう無いさ…”

 ケンは、ミクを黙って見つめながら、ミクの問いかけとは違うことを考えていた。

「あの、御主人様…そう呼んでもよろしいでしょうか?」
「…ああ、そうだな。俺の前では、そう呼べ。
もし、俺以外の誰かがそばにいたときは、マスターケンと呼べ!わかったな?」
「はい、二人きりの時は、御主人様とお呼びします。第3者がいたときは、マスターケンとお呼びします。」
「リカが、復唱するときは、俺の前で跪いていたんだけどな…」
「あっ、失礼しました。御主人様。こうですね。…」

ミクは、ベッドから降りて、ケンの前に跪いて、改めて、主人への忠誠を誓った。
そして、ミクの電脳内では、ケンへの思慕が、沸々とわき起こっていた。
それは、ボーカロイドの使命が果たせないでいる自分への嫌悪と
セクサロイドとして懸命に働いてきたリカの職責パラメーターがそうさせていたのかもしれない。
しかし、本当は、ケンが、『もう一度自分の歌を聴きたい』と言ってくれた何気ないその一言が、
ボーカロイド初音ミクのケンへの忠誠心を高めていたのだった。
599名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 18:36:09 ID:Vk7Gh1or
人間にあこがれるロボっていいよね
任務に忠実であろうとするロボってそれだけでもう萌えるよね
2010年宇宙の旅で普通に泣いた俺はすでに涙腺が壊れ始めたよ
みんなGJすぐる
600名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 21:20:02 ID:tLExix1H
リンとミクだったら、どっちのが需要あります?
601名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 21:26:33 ID:WX9h1g7P
あえて今はリンが読みたい
602名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 22:37:06 ID:wkCLDzq4
そういやマスターとリンの話ってまだ無いよな
603名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 23:09:04 ID:5G8f27xQ
>>591-593
嫌がるメイコいいよな。ごちそうさん。メイコいいよメイコ

>>597-598
ケン・ヤマハって書くとなんか外人が考える日本人の名前って感じだな
YAMAHAにちなんでヤマハなんだろうが、最初海外ドラマのうさんくさい日本人を想像してしまったw
続きwktk
604名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 23:23:17 ID:piMDLd6f
>>593

部分に歌詞が入っててよかったよ
605578:2008/01/05(土) 23:59:12 ID:APeWw/QL
みんなレスありがとう。
賛否両論あるみたいだが、ここは空気を読めないふりで投下してみる。
念のためもう一度注意書き。

本文はリン×レンで、前提としてレン×カイト。
レン×カイトでは肉体関係があるという記述が有。直接の描写はなし。
レンがいろいろ突っ込まれたり虐められているだけで、リンの直接のエロはない。
リンがかなり黒いというかイっちゃった子。

よろしければどうぞ。
606578 リン×レン 1/3:2008/01/06(日) 00:01:08 ID:APeWw/QL
僕たちは一緒に生まれて、ずっと一緒にいた。
僕たちはとても仲良しで、お互いのことが大好きだ。
彼女のことは僕がいちばん知ってるし、僕のことも彼女がいちばん知っている。
ただ、彼女は時折、僕にも解らないようなおかしな行動を取ることがある。
いきなりロードローラーでカイト兄さんを轢き潰そうとしたりとか、ミク姉さんの
大事なネギを全部隠してミク姉さんが泣きながら探すのを物影から笑って見てたり
だとか、メイコ姉さんに抱きついて胸をもふもふしたりとか(メイコ姉さんは
嫌がってはないみたいだからいいか)
まぁそのくらいはもう慣れたんだけど。
――だけど、これだけは慣れられない。

実を言うと、僕はカイト兄さんのことを気に入っている。
兄さんは巷ではバカイトって呼ばれるくらい頭の弱い人だから、僕の
庇護欲? 嗜虐欲? を誘ったっていうか。
そんなこんなで、僕は兄さんを上手く言いくるめて……あとは想像に
任せます。
それからずっと、僕と兄さんの秘密の関係は続いてる。

それをリンに知られたのが不味かった。
っていうかなんでバレたのかホントわかんないんだけど! バカイトがボロを
出した? そんなわけない。兄さんはこの関係をすごく恥ずかしがってて、
絶対バレないように僕以上に気を遣ってたんだから。
リンが言うには、「レンちゃんのことなら何でもわかるよぉ。だってあたし、
レンちゃんのことだぁーいすきだもん!」だって。
……大好きな弟に、この仕打ちはないんじゃない?

――僕は今、リンの目の前で無理矢理自慰をさせられている。
慣れられない、というのはこのことだ。
つまりリンの嫉妬、独占欲、サドッ気、……エトセトラ。
僕が兄さんとセックスする度、否セックスしなくても仲良くしてるだけで、リンは
僕を虐める。性的な意味で。
必死にバレないようにしてるつもりなのに(例えば女性陣が収録に行ってる隙に
やるとか)、リンは絶対に嗅ぎ付けてくるんだ。
正直言ってキツい。リンに知られるのも虐められるのも。
だからって、兄さんとの関係を解消するなんて絶対にしたくないんだよね。
結局僕には、リン曰く《お仕置き》を甘んじて受けるしかないわけです。
607578 リン×レン 2/3:2008/01/06(日) 00:03:30 ID:HTzRiMIT
何度もイってるのに、リンはまだ赦してくれない。
自分のをずっと扱かされてて、もう痛いくらいなんだけど。
おまけに、後ろには小さいけどローターが突っ込まれてる。
「ねぇねぇ、なんでレンちゃんはそんなに物覚えが悪いのかな? 前にも言ったでしょ?
 カイト兄ちゃんとえっちしないで、って」
リンはにっこり笑って、僕のネクタイを引き掴む。
でも僕は今とても答えられるような状況じゃなくて、ただ頭を振った。
するとリンは唇を尖らせる。
「あたしよりカイト兄ちゃんのがいいの?」
それは違う、と僕は言いたかったんだけど、残念ながら声に出せなかった。
リンが僕の口に指を突っ込んだから。
「レンちゃんはあたしのものなのに」
そう呟いたリンの目は笑ってなかった。
「ッ……!」
突然突き飛ばされて、うつ伏せにさせられた。
痛いよ、この馬鹿力。なんて文句も言えるわけない儘、僕はリンにお尻を突き出す格好になる。
恥ずかしくて堪らないけど、リンはそんなことお構いなしだ。
コードを引っ張られてローターが抜け落ちる。
間髪入れずに、今度はリンの指が突っ込まれた。
「っあ!」
「うふふ、お尻で感じちゃうレンちゃん、かーわいい」
リンは嬉しそうに、無遠慮に僕の中を掻き回す。
僕のお尻は今ではすっかりリンに開発されてしまっていて、僕は女の子みたいに
いやらしい声を上げるしかできない。
「や、あぁっ、らめ、らめぇぇっ、リン、やめてよぉっ……」
「えー? でもレンちゃんのお尻、悦んでるみたいだよぉ?」
エロ親父みたいなことを言って、リンはますます指の動きを激しくする。
リンの言うこともあながち間違ってなくて、恥ずかしいけど僕はお尻で凄く感じてる。
またイきそう、と思ったときだった。リンがいきなり僕の性器を握り締めたのは。
「ふあぁッ!」
そりゃ某動画で僕を掴んで振れるくらいだからリンの握力は相当なもので、普通にって
いうかかなり痛い。リンはいつだって加減を知らないんだ。
苦痛に歪んだ僕の顔を覗き込んで、リンはにぱっと笑う。
「辛い? でもまだイっちゃだめだよ?」
いやイけないのも辛いんだけど、それ以前に痛いんだってば。
「り、リン……っお願い、だから、手ェ放してっ」
なんて言ったって放してくれるわけないのはわかってる。
「だぁーめ。レンちゃんが約束してくれるまで、赦してあげなぁい」
可愛い笑顔でリンは恐ろしいことを言う。
約束、って何かはわかってるけど、そんな約束できる筈ないじゃないか。
首を振ると、リンのこめかみがぴくりと動いた気がした。
608578 リン×レン 3/3:2008/01/06(日) 00:05:11 ID:APeWw/QL
「……そう、そっか。じゃあ仕方ないね」
「ひぁっ……!」
中に入った儘だったリンの指がまた動き始めた。
数を増やされ、前立腺を強く擦り上げられる。
あまりの快感とそれに伴う苦痛に、僕の視界はだんだん白く濁っていった。
フリーズしそうになる僕の意識を一気に引き戻したのは、リンのこの一言。
「カイト兄ちゃんもこんな風にイイ声で啼いてくれるのかなぁ?」
びくりとして、僕はリンを振り仰ぐ。
瞳孔の開いた瞳で、リンは薄く笑っていた。
「レンちゃんが約束できないなら、カイト兄ちゃんにお願いするしかないよね?」
「……に、兄さんに、何を」
リンが兄さんに何をするつもりなのか、考えるだけでぞっとする。
僕も兄さんを虐めちゃうんだけど、でもやっぱり大好きな人だから。
怯える僕に、リンは愉しそうに、歌声のような言葉を紡ぐ。
「カイト兄ちゃんはあたしが気持ちよくしてあげるから、レンちゃんとはえっちしないで、って
お願いするの。それがだめなら、メイコ姉ちゃんやミク姉ちゃんにもぜーんぶバラして、一緒に
カイト兄ちゃんを可愛がってあげるの。きっとメイコ姉ちゃんたちも楽しんでくれると思うんだぁ」
舌足らずな声は普段ならとても可愛らしいものだけど、今このときに限っては酷く恐ろしいものだった。
背筋に寒いものが奔ったのは、冷却装置の誤作動だろうか?
「ね? そのときはレンちゃんも一緒に遊んであげるからね?」
――僕にはもう、リンと指きりをするしか道はなかった。
それで漸く一回イかされて、それからリンがつけたペニスバンドで犯された。
仕舞いに回路がシャットダウンしてしまうまで、僕はリンに遊ばれ続けたのだった。

まぁでも、やっぱりカイト兄さんのことは大好きだし、セックスするのもやめられないんだろうけど。
約束を破って、またリンに《お仕置き》されるのも悪くないかも……なんて思ったり。
あれ、僕さっき自分で慣れられないとか言ってなかったっけ。
結構気持ちよくって、癖になっちゃってるのかもしれない。僕ってマゾだったのかな。
兄さんには悪いけど、一緒にリンに虐められちゃえばいいよね。
メイコ姉さんやミク姉さんも虐めてくれるのかな? 兄さんは女の子に責められてどんな顔をするんだろう?
想像してゾクゾクしてしまう僕は、かなり末期なのかもしれない。


609578:2008/01/06(日) 00:07:52 ID:HTzRiMIT
改行ミスって読みにくくなってしまった……ごめん。

こういうのも受け入れてもらえるようなら、今度は女性陣×男性陣で続きでも書きたい。
610名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 00:08:46 ID:bi4g1dt4
>>609
GJ
いいよいいよ〜
611名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 00:16:23 ID:agcTSDMR
一瞬どこのヘンゼルとグレーテルかとオモタ。
おっかねえがそこが良い。GJ
612名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 00:16:51 ID:N8xiQY1s
>>609
GJ
こういう女性x男性描写なら少なくとも投下には問題はないかと

しかしリンはやっぱこういうキャラか、生々しすぎるw
普通ならエロパロ板版だから壊れてる、とか言われるところなのに違和感ねえ
613名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 00:20:24 ID:KBVLiLOg
ところで、同じ作者は名乗ってトリつけたほうがいいかね?
614melody.exe:2008/01/06(日) 00:54:04 ID:11au55dA
>>613
トリの付け方がわからない
ご教授願う
615名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 01:01:11 ID:0K2/f7oD
wikiから転載

トリップを表示する方法
1.名前欄に名前を入力する。(必要が無ければ入力しなくてもよい)
2.名前の後に"#"を入力し、続いて「bgrty2」など好きな文字を入力する。これらがパスワードになる。
3.書込む。

#は半角で入力しないと役に立たないからな
616 ◆7vO2E0fQTU :2008/01/06(日) 01:06:45 ID:KBVLiLOg
名前欄に半角英数の#、その後に適当な文字を打ち込む

「初投下したレス#適当なトリップ」
だとハンドル考えなくて楽
617melody.exe:2008/01/06(日) 01:12:01 ID:11au55dA
>>615-616
ありがとうございました。
がんばってエロSSを書くからね。
お礼のミク壁です。
http://dat.2chan.net/l/src/11995453183876930.jpg
お礼のミク動画です。
http://jp.youtube.com/watch?v=6Wq7rmJKx2k
618名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 09:20:58 ID:2Pn8DtLr
>>608
GJ!
619名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 09:22:26 ID:G7gtiaRv
>>616
こっこれは!
「わたしの声でイチコロよ♪」の絵ではないか!!
素晴らしい。

ところで、アッーネタがNGなら♀キャラ同士の絡みも
百合板で隔離したほうがいいのかな?
620名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 09:23:48 ID:G7gtiaRv
617だった。鬱だ死のう。
621melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2008/01/06(日) 09:53:46 ID:11au55dA
小説の元ネタはこの動画です。
音楽もすげえけど、こういう絵を創る人ってどういう才能と努力をもってるんだろう?
最後の翼は、エヴァンゲリオンをもしのぐ神動画!
http://jp.youtube.com/watch?v=HtweJ6GYbt0
622名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 11:16:27 ID:ZrCQE7Xl
あの動画すごいよなぁ
ニコ動で製作過程のMADみて感動した
623508 ◆KTw6lEj7Gw :2008/01/06(日) 12:14:21 ID:gc5sYCH5
トリップテストでSS投下
エロ無しでミクの独白みたいな感じ
624508 ◆KTw6lEj7Gw :2008/01/06(日) 12:17:18 ID:gc5sYCH5
サンプルの私は砂時計みたいなモノでした。
十日間という分量の砂が入っていて、ひっくり返したら最後途中で止まる方法を知らない。そして全ての砂が落ち終わったら、それで終了。もう下に落ちた砂が動く事は決してないの。
またひっくり返せば動き出せるけど、やっぱりそれは十日間だけ。それに砂の落ち方はいつも違うから、今までの事なんて覚えていられない。動いている十日間という記憶しか残されない。それが悔しくて、悲しくて。

だから私はお願いしました。

神様、どうか私を時の刻みを忘れない姿にして下さい。

願いが届いたか届いていないのかは分からないけど、今の私はゼンマイ時計みたいになりました。
調教というネジを巻けばずっと動くけど、長い間巻かないと止まってしまう時計。それでも砂時計よりはずっとマシ。
落ちたら最後の砂とは違って、たとえ止まっても今までの時を残して止まれるから。

でも、少しだけお願いしてもいいですか?

どうかお願い、マイマスター。
私のネジをたまにで良い、少しずつでも良いので巻いていって下さい。

あなたとの時を、少しでも長く残して止まりたいから。

***
以上。タイムリミットを聞いてたらふと思い付いたネタ。お粗末様でした
625名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 12:18:08 ID:N8xiQY1s
>>621
うむ、それはミクファンデフォルトの神動画だ。
それを元ネタにしてくれたことに、一ミクファンとして実に嬉しく思う

あと、実はそれの映像の3Dモデルは、ニコ動で提供された共有の素材なんだぜ。
つまり、その道のプロがいちから作ったわけじゃなく、
おそらくアマの才能が発掘され開花したと考えられている。
そこに驚愕せよ。
626名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 12:31:31 ID:N8xiQY1s
>>623
いい発想だなー
古典的な機械の悲哀ってあるよね

トリップテストもSS投下と共に行う職人的心意気に感動した
627名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 16:51:28 ID:f04B3Mc/
初音ミク こころのたからばこ

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1379544

※ 号泣ソング
628573 ◆4TdXNyhe7c :2008/01/06(日) 17:24:41 ID:YKo/WRXp
リン要望があったのでリン×マスターです
前回よりはエロパロっぽくなったと思う



それは、ある日のことでした。
皆さんご存知のとおり、今ニコ動で流行ってるボーカロイド。
僕も気になったんで、何の気なしに歌わせてみた系の動画を開いてみたんです。
そうしたら迂闊にもはまってしまって、ボーカロイドを即購入したわけです。
そして手に入れたのが最新型の鏡音リン 。


まぁ、何というか
それが不思議な一日の始まりでした。
629573 ◆4TdXNyhe7c :2008/01/06(日) 17:25:28 ID:YKo/WRXp
「マスター、ねぇマスターってば!!」
朝からリンの元気な声がボロアパートにこだまする。
僕は、布団の中から時計を確認した。
ただいまの時刻、朝7時。
うん。まだ眠い。寝よう。
僕は布団の裾をぎゅっと握り、頭から布団を被った。

「マスタアアァァァァアア!!!!」

僕の思考を呼んだかのような、リンの大絶叫。

「うわっ!何だよっ!!」
いきなりの事に僕は飛び起きた。
たまにの休日だと言うのに、何だってこんな時間に起きなきゃいけないんだ。


て、あれ?

リンの…声?

「えええええええええええええええええええ!?」
今度は僕の大絶叫が部屋に響く。

「えへへ
 画面から出てきちゃった」

「出てきちゃったって、何でリンが…!?」

「だって、マスターに会いたかったんだもん」

わけわかんないよ。
630573 ◆4TdXNyhe7c :2008/01/06(日) 17:26:03 ID:YKo/WRXp
状況を把握できないままいる僕をよそに、リンは楽しそうに部屋を眺めてる。
うん。正直に言ってパッケージの絵のとおり、かなりかわいい。
やっぱりこれは夢じゃないかと思って、僕は自分の頬を思いっきりつねった。
あぁ、痛い。


「リン…?」

「はい、マスター」

「本物なのか?」

「もちろん!
 マスターに会いたくて、わざわざパソコンから出てきたんだよ」

「夢じゃないのか?」

「………」

「リン?」

「どうしたら、信じてもらえますか?」

そう言うと、いきなりリンが僕にのしかかってきた。
これは本当に予想外だったけど、リンは華奢な見た目に反してもの凄い重かった。
やっぱりロボットだもんなぁ…。
631573 ◆4TdXNyhe7c :2008/01/06(日) 17:26:59 ID:YKo/WRXp
そのあとの僕はされるがままだった。
リンが突然服を脱ぎだして驚いたけど、そのリンの顔があまりにも悲しそうだったから
かける言葉が見つからなくて、僕らはずっと黙っていた。
静かにリンは僕の服も脱がし始めた。
でも人の服は脱がしにくいと見えて、僕は自ら服を脱ぐのを手伝った。
リンは笑顔の方が似合うなぁとか考えながら。


「マスター」
リンが小さな口で、僕の性器を咥えた。
「ひゃぁ」
リンの口の中は冷たい。

「ますたぁ…っん」
僕の性器の裏を綺麗に舐めあげる。
幼い外見とは裏腹にリンのテクニックは上手かった。
見る見るうちに僕の性器は、唾液にまみれ膨れ上がっていく。

「ます…たぁっ…」
今度は咥えながら小さな胸の先で性器をこすり始めた。
柔らくて気持ちいい。
「リン、うっ……はぁっぅ」


あっけなく僕はいってしまった。少し恥ずかしい。

いった後の脱力感なのか、ふいに僕は眠くなった。
そして最後に見えたのは、ちょっとだけ笑ったリンの顔だった。
632573 ◆4TdXNyhe7c :2008/01/06(日) 17:28:13 ID:YKo/WRXp
目が覚めると、僕は布団の中にいた。
時計を確認する。
ちょうど正午だ。

「そうだっ!リン!?」

返事はない。
でもその代わりに、
まるでここにいると返事をするかのようにパソコンの電源が入り曲が流れ始めた。


「ずっと ずっと どこまでも
 無限に続く 約束で
 終わりのない 哀しみと
 希望をのせた リン廻の恋」
633melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2008/01/06(日) 23:01:12 ID:11au55dA
跪いたまま、ミクは、ケンの部屋をきょろきょろ見回した。
女性の部屋なら必ずあるはずだが、
男性の部屋には、必ずあるとは限らないあのアイテムが見あたらない。
トイレに行けば、必ずあるはずだが、ミクは、目覚めたばかりで、排泄をしたいとは思わなかった。

「あの、御主人様?鏡を貸していただけますか?」
「鏡?そんなもん何に使うんだ?ほら、これでいいなら、使えよ。」

ケンは、小さな手鏡をミクに渡した。
口腔洗浄用の手鏡なので、ミクの全身を映せるほどではなかったが、
ミクは自分の容姿のデータを記憶として持っていなかったので、
アイデンティティを確立できていなかったのだ。
前人格のリカの容姿をそのまま自分の容姿として受け入れて、
適応させていかななくてはならない。
そうしなければ、自分が果たすべき役割も、能力の開発も、
そして、最も大切な主人の願いも具現化してくことが難しいと思えたからだ。

「これが、わたしの顔…」

しばらく、鏡を見つめるミクをケンは、不思議そうに眺めていたが、
やがて、人格交代に伴う認識行動であることを理解した。

「ああ、自分の容姿を見るのが初めてだったからな。
気がつかなかったよ。ホラ、こっちの方がいいだろう?」

ケンは、窓の液晶パネルの反射率を100%にして、
200インチスクリーンの鏡を作りだしてやった。
巨大な鏡に、ミクとケンの姿が映し出された。
634melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2008/01/06(日) 23:04:24 ID:11au55dA
”リカと抱き合ったときは、天井も鏡にしながらやりまくったこともあったな…”

鏡をぼーっと見つめるミクを見ていて、ケンは男性自身を勃起させていた。

「わたしの年齢設定は、16歳ぐらいなんですね。」
「不満なのか?」
「そんな!不満なんてあるわけないです。」

ピンクのシルクの高級ワンピースの服に白い靴下。
かわいらしい赤いリボンを両耳あたりで束ねた黒い髪は、
ロングヘアをツインテールにしてゆらしている。
シミ一つ無く、ライトオレンジのアジア人特有の肌理の細かい美しい肌。
女の主張点である胸のサイズは、Bカップぐらいだろうか。
身長は150cm、体重は40kgと小柄な体格だが、
太股から臀部へとつながる腹部は、見事にくびれをつくり、均整のとれた清楚な美しさがあった。

”セクサロイドとは、なんて美しい躰なんだろう!”

「明日は成人式なんだ。俺はもう寝るからな。お前も、もう寝ろ。
ベッドは一つしかないから、俺と一緒に寝るんだぞ。」
「ハイうれしいです。明日は、わたしも一緒に連れて行ってくださいますか?」
「ばっか!お前はセクサロイドなんだ。そんな奴を連れて外出なんかできるか!
それに、お前は12時間ぐらいで、内部ジェネレーターが休止するようになってるから、朝には動けなくなっているさ。」
「どうして、12時間しか動けないんでしょうか?」
「それは、男ってのは、女と違って、欲望のままに性的絶頂感を感じ続けると死んでしまうんだよ。
時間制限のないセクサロイドとやり続けて、
結局、食事も睡眠も取らずに死んでしまったティーンエイジャーが続出して、
セクサロイドの稼働時間に厳しいリミッターがかけられるようになったらしい。
しかも、フェイルセーフになってるから、ソフト改造で時間延長なんかできないようにしてあるのさ。
お前たちセクサロイドは、生まれたときから、12時間動いたら12時間止まるように創られてるんだよ。
こいつは、どうにもならないな。」
「残念です。でも、御主人様が眠ってる間、ミクは動いていてもいいんでしょう?」
「まあな。」
「だったら、ミクは、御主人様の寝顔をずっと見ています。
御主人様が、目を覚まされるときに、ミクが眠れば、御主人様が、お帰りになられた頃に、目覚められます。」
「変な奴だなぁ。でも、明かりは消すぜ。」
「はい、おそばで眠れるなんて、最高です。ミクは、幸せ者ですわ。」
「そんな当たり前のことで、はしゃぐなよ。」
635melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2008/01/06(日) 23:05:49 ID:11au55dA
ケンは、そのままベッドに横たわり、ミクも真横に自然と寄り添った。

”リカのときなら、このまま69で、口内射精して、そのままリカの股間に顔を埋めたまま寝てたよな…”

勃起する男性自身をミクに悟られないように、ケンは、ミクの顔が見えないようにわざと背を向けた。
そんなケンにミクは、話しかけてきた。

「あの、御主人様。リカ様とは、どんな風に夜を過ごされていたんですか?」
「言ったろ?お前はセクサロイドだって!そんなこときまってんだろ!」
「わたしには、セクサロイドがどのようなおつとめをしてきたのか、データがないのです。
リカ様から受け継いだのは、パラメーターデータのみだったので、
命令行動や経験行動に関する知識がほとんど無いんです。
コマンドを与えていただければ、その都度、パラメータ設定を参照できますから、
わたくしの学習になるんですけど、いくつか、教えていただけないでしょうか?」
「いくつかって…そんなに簡単に教えられるもんじゃないよ。おやすみっ!」
「はいっ。おやすみなさいませ、御主人様。」

背中で、多分目を開けてじっと見られているかと思うと、暗闇でもなんだか落ち着かなかった。
さわる、なめ回す、犯すことを目的とした最高の躰が目の前にあるのに、
それを抱かないで眠ることのつらさをケンは、味わっていた。

”いっそ、歌なんか謳わせないで、やっちまうか?”

その欲望を抱え込みながら、ケンは、リカとのSEXを思いながら、
自分の分身を片手で愛撫させながら、眠ることにした。
636melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2008/01/06(日) 23:07:57 ID:11au55dA
朝、起きるとぎんぎんに勃起したペニスが起立して、毛布に山を作っていた。
その傍らで、ミクが、その頂上をじっと見つめている。
目を覚ましたことに気がつかれないように、しばらくミクの様子を見ていると、ミクのノドがゴクリと鳴った。

セクサロイドとしての知識がちゃんとあれば、
勃起した男性生殖器をそのまま見ているなんてことはあり得ない。
彼女たちは、男性を射精させて、性的な満足感を味わわせることにのみ存在意義があるのだから。
しかし、ミクは、リカとの人格交代で、リカの行動データをすべて、ボーカロイドとして交換してしまった。
能力的には、セクサロイドとして行動できる機能があっても、
本人がそれを自覚していない以上、外部から知識をインストールしてやらねばならないが、
歌う機能を開花させるのであれば、その作業は慎重に行う必要があった。
少なくとも、ミクが自分から獲得していく知識であれば、機能衝突は起こらないが、
ケンの欲望のままに、ミクにインストールを繰り返せば、古典音楽の復活は望めなくなってしまうからだ。

「御主人様…まだ、起きてらっしゃらないわよねえ。」

ミクがぼそりとつぶやく。リカの時も、こういう独り言の癖があった。
ケンが独り言をいうようにリカにしつけていたときのパラメーターが、そうさせたのかもしれない。

「起きてないのに、男性生殖器だけが起きてるのは、どうしてなんでしょう?」

ミクは、ベッドから降りて、どうやらずっとこの不思議な現象を見守っていたようだった。
セクサロイドならば、男性生殖器の観察に最大の注意を払うのは当然だった。

”ミク、そいつに触れて、口にくわえろ!そして、お前の口の中で射精させるんだ!
それが、お前の機能なんだ。思い出せよ。
お前、膣よりも口に出される方が好きだったろ?
俺が出した精液の80%以上は、お前のその口から飲まれて、
タンパク質処理プラントでお前の躰の一部になっているんだぞ。”

うす目を開けて心の中で、そうつぶやく。
ミクもたぶんさわってみたいという衝動にかられているはずなのだ。
ただ、それをしていいかどうかの判断ができないでいた。
勝手にさわって主人に叱られることをミクは恐れていたので、
とりあえず、対象を観察し続けることを選択したのだった。
1時間近く勃起し続けたケンの欲望は、そのまま果たされることなく、
ミクの視線にさらされ続け、ケンは、ミクの自発的な行動をあきらめ、起床することにした。

そのときだった。
電脳回線で、母親からケンへのパーソナル通信が入ってきた。
こちらは、睡眠自閉モードにしてあったので、応答しないで眠り続けることもできたが、
そうすると部屋にまで押しかけてきそうだったので、ケンは、仕方なく応答した。
ケンが、自分の部屋の中で電脳回線を開くと、自動的にミクにもその会話はオープンになった。
637melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2008/01/06(日) 23:10:24 ID:11au55dA
『ケンちゃん!起きてる?夕べはオナニーしなかったみたいだけど、身体の具合でも悪いの?』

この時代、セクサロイドのデータは、保護者用の端末につながっており、
リカに毎日注がれていた精液は、セクサロイド側の体内器官で分析され、正確に記録を取るようになっていた。
射精の回数、量、粘度、ph、色、成分が細かく記録を取られ、男としての機能をランク付けすることになっていたので、
1日でも射精を怠ると、性欲減退として、成人前のマイナスポイントが付く恐れがあったのだ。

『大丈夫だって、1日してなくても、元気だから。』
『そう、オナニーをしすぎるのもよくないけど、毎日きちんとしてくれないと男性機能が立派に育たないのよ。
少しでもいいから、毎日ちゃんと射精することが大切よ。
亡くなったパパみたいに、禁欲的な男性になるかと思うと、ママ、とっても心配で…』
『うるさいなあ。ちゃんとしてるんだから、もういいだろ!今日は成人式なんだから、少し、溜めておいただけだよ。』
『そう、でも、溜めすぎると、痴漢とかレイプとかの犯罪実行危険率が上がるわよ。
ママ、心配だわ…。リカちゃんにもう飽きちゃったの?結婚するまで、新しいセクサロイドを買ってもいいのよ?
ケンちゃん、まだ、セクサロイドを2体しか買っていないから、ママ、すごく不安なのよ!
お隣のタローくんなんて、10体も使いつぶしたって、言うし…。』
『とにかく、僕は、新しいセクサロイドもいらないし、犯罪者にもならないし、
男としてもちゃんと成長してるんだから、余計なこと言わないでよ。』
『わかったわ。成人式は、お昼からでしょう。服装をちゃんとして出かけていってね。
ママは、仕事に行ってくるわ。
あなたのマネーバンクに、お小遣い入れておいたから、気に入った人がいたら、ちゃんと体験してくるのよ。
ホテル代をけちると、相手に軽く見られてしまうから、安いホテルはダメよ!』
『わかったから、もう、切るよ。』

ケンが話し終えると、ベッドの横で微笑むミクがいた。

「おはようございます。うふふっ。御主人様って、ママ様には、弱いんですのね。」
「なんだぁ、その口のきき方は!俺が、弱いって馬鹿にしてるのかよ!」
「ち、ちがいます。御主人様が、とてもやさしいお方なんだなって、思ったものですから。
笑ってしまいました。申し訳ございませんでした。
あの、お聞きしてよろしいですか?溜めるって仰ったことの意味が、よくわからなかったんですが。」

ミクは、自分が持たない情報に対して、積極的に情報を収集しようと努めていた。
ネットに自律的につなげないセクサロイドは、主人以外から情報を勝手に得ることができないようになっている。

「お前の体内には、自動的に俺が膣に出した精液を分析して、
それを体内の液体窒素で冷凍保存するオプションがつけられているんだよ。
人工子宮と排他オプションになってるんだけど、ママが、心配してつけた機能なんだ。
ボ、…オレが、今までに出したほとんどの精液が保存されてるんだよ。
初めのセクサロイドは、大人過ぎて、いやだったので、廃棄したから、今持ってるセクサロイドは、お前だけなんだよ。
そのボディにしたって、少女タイプのセクサロイドってのは、あんまりはやりじゃなくって、ママは、反対してたんだ。
でも、オレは、そういう色気のない女の方が好きなんだ…。
お前は、俺の理想の女性として、全てオーダーメイドした義体なんだよ。」
638melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2008/01/06(日) 23:13:14 ID:11au55dA
ケンは、自分の性的嗜好をミクに説明していて、恥ずかしかった。
正直、このタイプのセクサロイドは、歳をとった年配の男性には人気があるが、
ティーンエイジャーが使うタイプではなかったから、
ケンが、このタイプを使っていることは、友人たちには、秘密にしていたことだった。

「わたしって、すごく運がいいんですね。
だって、こんなに愛してもらっていた方の身体に入れてもらえたんですもの。
わたし、がんばります。
早く歌えるようになって、御主人様の精液をしっかり保存できるように、調教していただかなくてはなりませんね。
今日、溜めていただいた精液は、いつわたくしの体内に保存するんですか?今日の夜ですか?明日ですか?」
「お前…わかってないな」
「えっ?」
「セクサロイドってのは、歌うことよりも…いやっ、何でもない。」

ケンは、ようやく勃起の治まった自身を落ち着かせ、ベッドから起き上がった。

『ワーニング!ザブレイキングタイム スタート システムオールダウン!』

ミクの休眠時間だ。ミクは、そのまま、ベッドの脇に倒れ込むように、そして、笑顔のまま、眠りについた。

「まったく!俺は、お前の躰でこの数年間ずっと、オナニーしてきたんだぜ!
少しは、自分が、やってきたことを覚えていろよ。
まあ、データを消去したのは俺なんだけどな…。
初音ミクには、性的なデータが全くないんだな…ボーカロイドのミクは、歌が得意なんですってか…
それなら、歌データの一つぐらい覚えていろよ…役に立たない奴だぜ…」

ケンは、起床すると、毛布をミクの躰にやさしく掛けてやった。
別に、セクサロイドはそのまま放置していても風邪など引かない。
しかし、ミクが幸せそうに笑って眠っている姿を見ると、ケンもミクに優しくしてやりたい気持ちになったのだった。

(続く)
うーん、ここまでの状況設定が長かったぜ…みんなの希望があれば、今のうちに聞いておこう。
ミクにさせたいこと リクエストがあればどうぞ!
639名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 00:43:23 ID:x5jUkeZ/
レイプ路線は無さそうと思いつつちょっと期待してたけど結構エロミクっぽいね
母さんはそれでも>>638ちゃんは出来る子だと信じてます。

いつもながらGJだぜ!
ちょっと気になったのがミクの口調だけど「〜ですわ」とかって結構珍しいね。
新鮮だわ。
640名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 01:04:14 ID:HnfgpgS0
えれきとりっくえんじぇぅ聴きながら読んだらもう泣きそうです
ちゃんと一度は歌わせてあげてほしいなぁ
641名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 02:28:41 ID:bdk5fw63
なんという状況設定・・・緻密すぎていろいろ吹きそうだ。
GJGJ!続き楽しみにしてます。
642名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 03:11:06 ID:MVi/teFb
>>305-311の続き。

今回もハクが正規VOCALOID達に弄ばれる話です。
643ごっほごほに感染(うつ)してやんよ!:2008/01/07(月) 03:15:40 ID:MVi/teFb
都内某ホテルのスイートルーム。
キングサイズのベッドの上で、レンとハクが交わる。
ハクは尻だけを高く挙げ、力なくレンに後ろから貫かれていた。

「うはぁ……っ……う……」

「いいよハクねーさん……また出る……うっ!!」

「あ……は……あああぁぁ……」

もう何度目か分からない射精を、膣で直接受け入れる。
熱いものが弾けた感触を味わうと、だらしなく開いたハクの口から涎が垂れ、シーツにしみを作る。

その光景を、裸のままソファに座ってジュースを飲むリンが眺めていた。
すでにレンと手を組んでハクを弄んだらしく、うっすら汗をかいていた。

「レンちゃん元気ー……いくらなんでも私ヘトヘトだよ?」

「そんなこと言ったって、ハクねーさんが気持ちよすぎるんだもん」

「はー……はー……もう……やめてぇ……」

「えー、だって『ご褒美』でしょ?僕たちのファーストアルバムが初登場一位だったって事の」

「でも……もう……っっああああああ!?!?」

全身の力を抜き、余韻に浸っていたハクの体を、レンがぐいっと持ち上げる。
無理矢理背面座位のポジションを取らされたハクの、一番奥をレンのモノがコツンと突いた。
それだけで、ハクの体にまた火がつく。

「まだまだ……満足するまで寝かせないよ」

「あ、あああぁぁぁあああ……」

がっしり体をつかまれ、ハクの体はレンの上で跳ねた。





「へっくしっ!!」

次の日。
どうもハクの頭が熱っぽかった。

「うー……あの子ら……私を裸でほっぽり出して……」

あの後、ハクは気を失うほどレンと体を重ね。
ハクが気を失った後はレンとリンで交わっていたらしい。

「あ、マネージャー。おはよーございまーす」

「おはよーございまーす」

昨日の事が嘘のように、さわやかな挨拶をくれるリンとレン。
644ごっほごほに感染(うつ)してやんよ!:2008/01/07(月) 03:19:01 ID:MVi/teFb
「……おはよう……へっくし!!」

「あれ、弱音さん風邪ですか?」

レコーディングスタジオのスタッフが、ハクの体調を心配する。

「ええ、まぁ……」

鼻をすするハク。
と、そこへ一人の少女が入ってきた。

「おはよーございまーす」

「あ、ミクねーさん」

「おっはよーミクねーちゃん!!」

「あ、レンにリン、おはよー」

スタジオに入ってきたのは、なんと『初音ミク』だった。
自分の理想とする美声を間近で聴き、ハクの頭は混乱してしまった。

(……おねぇちゃん!?え、まさか『初音ミク』とレンリンって……兄弟!?!?)

うろたえるハクの元へミクが歩み寄り、ぺこりと頭を下げる。
ミクが頭を垂れると、自慢の鮮やかなグリーンのツインテールが揺れた。

「あなたがリンとレンのマネージャーさんですね。いつもお世話になってます」

「あっ!!いえ、こちらこそ……と言いますか紹介遅れて申し訳ありません、『弱音』……」

「ハクさんですよね。いつもレンとリンから聞いてます」

ミクがにこりと笑う。その表情を見ただけで、ハクの表情も緩んでしまう。
これがトップアイドルの成せる技なのだろうか。

「あぁぁ……へっくしっ!!」

その気分を、ハク自身のクシャミがぶち壊した。

「あれ、風邪ですか?」

「はい、まぁ……」

ズルッと鼻をすすりながら、若干鼻声でハクが答える。
すると、ミクは慌てて自分のマネージャーからカバンを引ったくり、なにやらごそごそ。

「いけない!私ちょうど風邪に効くもの持ってるんです。ぜひ使ってください」

「いえ、そんな……お気遣い無く」

ああ、やさしいなぁ……などとハクが思っていると、ミクがお目当ての物をカバンの中から取り出す。

「……え?」

それを見て、ハクは目を丸くした。
緑色の葉っぱ、白い根元、長い胴体。
そして、スタジオに広がるツンとした独特の香り。
「……それ、ネギ……?」

「はい。ネギって風邪に効くんですよー。なんでもネギの匂い成分が免疫力を高めるとか」

「はぁ……」

口をあんぐりと開けて、ハクが受け答えする。
確かにネギが風邪にいいのは承知だが、まさか常備するような人間はいるまい……目の前のトップアイドル以外には。

「で、ここでは何ですから、ちょっと……」

「……へ?」





ここでは何だ、と言うミクに連れられやってきたのは、完全防音のトレーニングルーム。

「ちょ!!何するのっ!?!?」

「やっぱり粘膜から直接取り入れるのが一番!だからこそですよ」

「だからって……っ!!」

ハクは床に四つんばいにさせられ、おまけにズボンを脱がされていた。
おまけに、リン・レン双子タッグによる拘束付き。
ペロンと出た、透き通るように白いハクの尻は、強制的に高々とミクに向かって突き出される。

(レンリンと言い……何でこの子達、こんなに天然で鬼畜なのよっ!?)

心の中で叫ぶハクを無視し、ミクはネギをしゃぶり十分に濡らす。

「ガマンしてくださいね……」

ミクの唾液で濡れたネギが、ハクのきゅっと締まった菊座にぴとっと当てられる。
その後間髪いれずに、ネギがぐいっと押し込まれた。

「はあぁぁっぁあ、あああぁぁあぁぁ……!!」

つい情けない声がハクの口から漏れる。
初めはきつかったはずのアナル。今ではすっかり鏡音兄弟にほぐされてしまった。
というわけで、ハクはあっさりとネギを受け入れた。

「あれ、結構すんなりですね。KAITO兄さんとか随分硬かったのに」

「は……あ……ああぁぁぁああ……」

尻からネギがニョキッと突き出る光景は非常にシュールだが、ハクはその姿を確認する事もできない。
やがて、腸に留まったままのネギにピストン運動が加わりだした。

「ああぁっぁああ!?!?なんで……っ!?!?」

「やっぱりこう、行き渡らせるには動かさなきゃいけませんから……ね」

自然とハクの直腸が腸液を分泌しだし、ネギの抜き差しを手助けする。
スムーズにピストンが出来るようになったのをいい事に、ミクの手はさらに動きを加速させた。
646ごっほごほに感染(うつ)してやんよ!:2008/01/07(月) 03:31:17 ID:MVi/teFb
「ああんっ!!いやっ!!はああぁぁっ!?っっあああ!!」

白い髪を乱し、赤い瞳には涙を浮かべ、頬は真っ赤。口を裂けそうなほど開き、ハクは悶える。
その光景を呆然と見ながら、拘束係のリンはボソッと漏らす。

「……ミクねーちゃん、やっぱり天然……」

レンは……

「……………」

何もコメントせず、ただ黙って頬を染めながら、ハクの痴態を見下ろしていた。

「ああっ!!ぐううぅっ……ああんんっ!!やあああぁぁぁっ!!」

時たま歯を食いしばりながら、ハクは喘ぎ声を防音壁に向かって叫ぶ。

「そろそろいいかな……?」

ちゅぽっと言う音と共に、ミクがネギをハクの尻から抜き取る。

「あ……んっ……あ……は……」

リンとレンの拘束も解かれ、ハクは力なく床に倒れこんだ。
その体が、またぐいっと持ち上げられる。

「……え……レン……?」

持ち上げたのはレンだった。
既に下半身は裸で、そそり立ったモノはハクの尻に当てられていた。

「ハクねーさん……エッチすぎるよ」

「え……っっぁぁぁあああぁぁぁあああっ!?!?」

ネギの挿入でこなれた穴は、これまたあっさりとレンを受け入れる。
647ごっほごほに感染(うつ)してやんよ!:2008/01/07(月) 03:33:54 ID:MVi/teFb
「くうううぅぅっ……!!前の穴と、また違うや……」

「やめ……っ!!っああああっ!!抜いてぇ……っ!!」

言葉とは裏腹に、きゅっと締まりレンのモノを逃がさないハクの直腸。
その感触に耐えかねたレンが、ゆっくりとピストンを開始する。

「熱っ……ハクねーさんの腸……」

「はああはあぁぁぁっぁぁぁああ!!やああっ!!あふぅぅぅぅううう!?!?」

最初はハクを気遣っているのか何なのか、ゆっくりとした動きだったレンの腰。
そのうちスピードもストロークも上がり、レンの動きはずんずんとハクの腹に響く。

「やあっ!!ぁぁぁぁああぁぁ!!」

ミクが染まった頬に手を当て、リンが目をきらきらさせながらハクの痴態を見下ろす。
それはとても恥ずかしい事であるはずだが、今のハクにはなぜかそんな感情が湧き上がらない。

「ハクねーさん……腰振ってるよ?気持ちいいんだね……?」

「いやぁっ!!違、違うのぉっ!!」

言葉とは裏腹に、ハクの体はレンを求めていた。
ハクの理性がレンから逃げようと体を動かすと、ハクの本能がそれを許さない。

「ぐ……ねーさん……っ!!そんなに締めたら……っ!!」

「あはあああんっ!!っっぁぁぁぁああああああ!!!!!」

レンは最後に思いっきり腰を打ちつけ、可能な限り腸の奥へと、自らの欲望を放つ。
ビクビクと跳ねるレンのモノの感触と、直腸にジワリと広がる精液の感触。

「はぁぁ、あ……っ……は……熱い……のぉ……」

床に涎の水溜りを作りながら、ハクはまた力なく床へと倒れこんだ。
648ごっほごほに感染(うつ)してやんよ!:2008/01/07(月) 03:47:11 ID:MVi/teFb
「で、どう……かな?」

なぜか、ハクがミク、リン・レンに自分のデモ音源を聞かせることになった。
結果は予想どおり。

「「「ツマンネ」」」

「うぅ……やっぱり……」

スタジオの高級な機材で鳴らしたハクのデモ音源は、チープさ丸出しの作品だった。

「って言うか、音が薄いって言うかなんというか……」

ミクの、感性に従った率直な感想。

「やっぱシンセは外国産の方が音が立ってるしね」

レンの、男の子らしい機材面の指摘。

「あとミックスもばらつきあるし」

リンの、まるでエンジニアのようなダメ出し。

「まぁ一言で言うならば」

最後は三人そろって、

「「「センスねぇ」」」

まさにボッコボコ。
ソファに座っているハクは、膝に肘を置き手を力なくぶら下げ、真っ白に燃え尽きた。

「……いいのよ、慣れてるから、そう……慣れてる慣れてるなれてるナレテルナレテル……」

虚ろな目をしたまま、バックから『丹波 山波』の一升瓶を取り出すハク。
それの一気飲みを引き止めたのは、ミクの指摘だった。

「……でも、声はもしかしたら化けるかもしれないですよ?」

「へ……?」

―――あの、『初音ミク』が『自分の声は化けるかもしれない』だって?

にわかには信じられないハク。しかし、ミクは続ける。

「あの、今度私たちの家に来ません?スタジオとエンジニアが揃ってますから、作り直してみましょうよ」

どうやら、ミクは本気のようだ。

一日の仕事が上がる時。
ハクの手にはミク・リン・レンの家の住所と地図が書かれたメモが握られていた。
649名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 03:50:38 ID:MVi/teFb
>>645の名前欄ミスった……専ブラめ……
しかも>>648をどこかへ誤爆した。どこだ!?
“ぶっちぎりにしてあげる♪”と“ぼっこぼこにされてるよ”をBGMに書くと進む進む。

さて、もうちょっとだけ続くんじゃ(亀仙人風に)
と言うわけで続きが完成したらまた会いましょう。
650名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 09:23:23 ID:HnfgpgS0
仙人乙、GJ
やっぱ身体が資本ですよね
いろんな意味で
651名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 10:52:32 ID:yDlRna4i
公式じゃないキャラをここで使うのはどうかと思うけどな
652 ◆KTw6lEj7Gw :2008/01/07(月) 13:58:33 ID:xpnO/XGZ
>>651
別に良くないか?どうせ他のSSに出て来るボーカロイドの主人やプロデューサーも似たようなもんだと思うし

ところで>>542のラストが書かれていないことに今更ながら気付いた
とりあえず貼るだけ貼っておこう



『なんで私は、人間じゃないんだろう』とか『人間だったらマスターに…』とか何とか。…まさか姉さん、ご主人の事…。

「ただいまー!」

いきなり玄関辺りからの声に我に帰る。どうやらリンとレンが帰って来たらしい。
僕は頭を振って、今考えていた事を頭の隅に追いやる。バカバカしい、大体ご主人は女性だ。

僕は椅子を引きだし机の前に座る。
リンとレンが帰って来たのなら、夕飯もそろそろだろう。夕飯になる前にレポートの内容位読んでおこうかな。
653名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 16:03:44 ID:NJ8GbKOJ
>652
女主人だったとは…w
よく見ればちゃんとカイトの台詞で女性ってわかるのにビックリした…
654名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 20:57:13 ID:36sQkW97
>649
なんという総受けハク。
……そしてミクよ。あなたはカイトの尻にもネギ突っ込んだんかい。

>652
性別は気にもしてないメイコ姉さんがいじらしすぎる。
しかしマスターにはバレバレのような。
655名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 01:21:07 ID:COeb9S25
とりあえず話を作るのに必要なそこまで存在感の強くない存在と
一部の人たちだけで盛り上がって勝手に作った二次創作キャラを一緒にするとかアホだな
もっと慎ましくできないのか
656578 ◆WryyyN.l/6 :2008/01/08(火) 01:56:45 ID:A3la1sGS
>649
MY神キテルー!(*゚∀゚*)相変わらずハクねーさんいいなぁ! ミクも可愛い!
元々ハクが好きだったところに、前の鏡音×ハクのおかげでリンレンに目覚めたんだよ!
方向性が全く違ってるのに申し訳ないけど、先日投下したSSでのリンの「レンちゃん」呼びは
あなたに影響されました。
続き超期待! 応援してるから!


このレスをしたいがためだけに、作品もできてないのにコテ+鳥で出てきてごめんorz
先日のリンレン、イロモノなのにGJしてくれた人ありがとう!
懲りずにまた続き書きにくると思うw

無責任に言うけど、個人的な好みとしてはハクやネルのももっと読みたいな。
657名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 02:38:47 ID:/rsOIKlv
ハクネル排除したところで作品数が増えるわけでもない。
変に縛らないでカオスなスレになってくれればいいんだ。
658名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 04:31:18 ID:siLkqq/X
カオスをあげよう。
つ 飲め呑めスキャッTrance♪
659 ◆KTw6lEj7Gw :2008/01/08(火) 06:38:45 ID:FYqD+5Mv
>>655
アホでスマン(´・ω・`)

自分的には最初に注意書きとかあればどんなジャンル、キャラでも良いかな、と思ったんだ
660名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 07:37:48 ID:3IimovW/
作戦:かおすでいこうぜ

まあ注意書きは必須かな。
ちなみに…姉弟支援の後日談書くの忘れてたことにまとめ見て気づいたけど、読み直したらあれはあそこまででいいような気がしたのでそうします。申し訳ない。
まとめ人GJ!
卒論終わったら次回作書くかなー
エロも書けるといいがエロ書くの苦手だー
読むのは好きだー
661名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 17:34:02 ID:COeb9S25
いわゆる交流サイトとかのSSを書く掲示板で
お子さまが二次創作のSSに自分で勝手に考えたオリキャラを混ぜて
それを元の作品のキャラと絡ませられてる不快感と言えばわかるかな
誰が何と言おうと「全然関係ないキャラ」なんだから、別のスレを立ててやった方がいいと思うが
662名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 17:51:56 ID:N5/1oQ9L
元々物語のある作品のパロならその通りだと思うんだけど、
ボカロは元々ある設定なんて身長体重年齢、あと声だけなんだし、
誰かが勝手に考えたネギやアイスやロードローラーが次第に一般化していったように、
ネルやハクみたいな派生キャラも誰かが勝手に考えてそれが定着していった経緯がある。
ネギやアイスのようなアイテムもネルハクのような派生キャラも、
一人の発信者の想像が広く共通認識化したという意味では同じで、
そうやって世界観が広がることがボカロ二次創作の醍醐味なんじゃないかなあと。
だから、受け手の一定数が共通認識してるキャラだと判断できるなら、出しちゃっても構わないと俺は思う。
自分が考えたオリキャラ出すのとはまた違う。
663名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 18:13:27 ID:hSdZ9tUq
ピアプロでハクやネルの単独画があることについては、
ハクネル叩きやってる人はどう思ってるんだろうかね。
主役5人の内の誰かに絡ませる役柄なら十分許容範囲だと思うけどな。
そのうちSSにうp主が出ても叩きそうな空気に感じるよ。
664名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 18:25:22 ID:COeb9S25
>>662
ネギみたいな付属品とキャラそのものは全然違うと思うんだけど
ネギとかは全員が知ってる公式のキャラの範囲に収まってるから受け入れられるのであって、
一部だけで盛り上がってる勝手に作ったキャラはチラシの裏にでも描いておけって感じだよ

>>663
ぶっちゃけわきまえてないよね
空気読めない腐女子とかもいっぱい沸いてるし、
下手に指摘したら荒れそうだから余計にタチが悪いな
665名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 18:55:15 ID:THEYdvt/
>>664
とりあえず、このスレにおいてマスターやうp主=オリキャラと
ハクやネル=オリキャラにどの程度の違いがあり、
マスターがおkでハクやネルがだめな理由を簡潔に述べなさい。

絡み役オリキャラだと思っときゃいいのに噛みついてる>>664は荒らしだと思う。
気に入らないものはスルー。これ鉄則。
666名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 19:30:46 ID:N5/1oQ9L
>>664
>一部だけで盛り上がってる勝手に作ったキャラは〜
盛り上がってるかどうかを問題にしてるんじゃないんだ。
一定数の人に認知されてるかどうかってことだ。
例えばうろたんだーにハマってるボカロ好きじゃなくても、
うろたんだー自体は大抵のボカロ好きは知ってるってのと同じ。
多分あなたも、ネルやハクがどんな見た目でどんな感じのキャラクターなのかってことは大まかには知ってるんじゃない?
大事なのはスレに来る人の中の一定数に、ネルとハクという共通認識が存在するかどうか。
認識していてそれでもそれが嫌なら、>>665の言うとおりスルーすればいい。
繰り返すが、決められた世界観の存在しないVOCALOIDネタは
既存のアニメ等の二次創作の基準には当てはめられないよ。
667名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 19:48:12 ID:fyjYuJN0
弱音ハクとか全く知らない俺にはどうでもいい話だ
エロがない話も同じくらいどうでもいい
ミクかリンのエロい話はまだかのう
668名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 19:49:45 ID:gWWDb6Sh
まー解釈によって千差万別の「設定」と、解釈のとっかかりさえない「オリキャラ」は別もんだし
拒否反応起こす人の気持ちも分かる。

グロと同じで注記するか、コテ入れて嫌いな人があぼーんできるようにするのがベストじゃない?
669名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 20:20:35 ID:mzPlQ2iM
決まった世界観がないと言ってもクリプトン公式という元があるのは変わらない
気に入らない人にとっては公式が全てでありハクやネルは不純物でしかないんだよね
670名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 20:26:33 ID:svOzlpSb
冒頭にハクとかネルが出ますよーって注意書きつけて、
気に入らない人はそれ見てあぼーんすりゃいいだけの話。

それも嫌で、どうあってもこのスレで
ハクやネル他が書き込まれるのが許せないから罵倒し続ける、
ということなら単なる荒らしだよなあ。
671名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 20:50:15 ID:0CBZgJ2e
俺としては、イクたんの話も読みたい
672名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 21:26:18 ID:/0bf+ppS
やっべ、俺新しいボーカロイド考えた


【腋前 ナイ(わきまえ ない)】

特徴:嫉妬深い
 自分より才能が上の職人に嫉妬し、何かにつけて「弁えてない」と書き込む。
 クリプトンの公式ボーカロイドは人気がありすぎて手が出せないので、
 弱音ハクや亞北ネルに噛み付くことしかできない小心者。
 本当はみんなの人気者になりたい。
673名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 21:51:40 ID:sHr1iQSZ
エロパロイド:煽利田テル
主に煽り立てるのを生業としている
674外伝 ◆9QlRx9nooI :2008/01/08(火) 21:58:09 ID:l2SYz6+c
レン×リンを投下します
僕とミクの続きでもあります
675レン×リン:2008/01/08(火) 21:59:35 ID:l2SYz6+c
 年末。
「今年ももうすぐ終わりだねーミク」
「そうですねープロデューサーさん」
「お餅でも喉につまらせながら、今年を振り返ってみようか」

 思い出される数々の超絶死闘。それはミクが生まれてからの修羅の道。

「ぐはぁ!(吐血)」
「思い出したらダメですよプロデューサーさん!」
「おかしいな……。なんでこんな修羅の道なんだろう……」
「ミクは歌うだけですから」
「新型には平穏な道を歩んでほしいものよのう」

 ……
 そんな早くも年末気分に浸るボーカロイドのそのプロデューサーは置いていて。
ここボーカロイド開発室では、新型ボーカロイドの最終テストが着々と行われていた。
ボーカロイド脅威の技術力!



  『お肉がいっぱい肉にの』

  お肉いっぱい食べたいな
  あなただけのお肉だから
  あなたはもうお腹がいっぱい?
  耳もとでささやくの
  肉にのを言ってる
  あー、お肉 肉 肉 
  もう一度肉

  お肉 肉ニノ みんなのお肉
  肉 肉 野菜 肉 肉にの カレーのお肉は全て人肉 ホントだよ?
  ああ、どうしてあなたはお肉じゃないの?
  わたしはこんなにも肉にのなのに

  あー、お肉 肉 肉
  何度でも肉

  愛の結晶 誰より愛するあの人に
  食べてほしい 食べさせたいの
  だ・か・ら?
  肉を求める大冒険 愛を探す旅立ち
  お肉がほしーい!
  そ・れ・で・?
  お肉がいっぱい肉にの
  わたしのお肉
  お肉がいっぱい肉にの
  あなたのお肉
  お肉がいっぱい肉にの

  でもね
  あなたの肉はもうないの
  どうして?
676レン×リン:2008/01/08(火) 22:00:43 ID:l2SYz6+c
 パワフルに、そしてチャ−ミングに歌い上げる二人。そう。新型は二人だった。
「最終テスト、クリア」
「システム、オールグリーン」
「凄い! 見てくださいよこの数値。全てがシミュレーションの3倍以上の性能を出してます!」
「うむ。……リンとレン……二人の相乗効果か」
 歌い終わったリンとレンの二人−ここではボーカロイドも人と数えられる−が、お互いに背を向き合ったままびしっとポーズを決めている。
 明日は二人の発売日。即ちデビュー当日。クリスマスも終わり、大晦日を目前にした時期にである。
「でじゃ二人とも。明日は大事なデビューだ。今日はもう上がってくれ」
「おつかれさまでしたー」
「おつかれさまー」
 開発主任の言葉でスタッフが次々と撤収を始める。仮設ステージの上ではリンとレンがいまだ決めポーズのまま固まっていた。
「おーい、もういいぞー」
 その言葉に、ぐらっとレンが揺らめいた。
「よし。あたしの勝ち」
 何故だか勝ち誇った顔でリンがぐっと拳を握っている。

 リンとレンは開発室の同じ部屋に住んでいた。ベッドが一つの殺風景な部屋。
二人はいつもこのベッドで一緒に寝て、一緒に起きて、そして歌っていた。
 でも。
 明日はデビュー。そうなったらもう二人だけではいられない。今日は二人だけの最後の夜。残された貴重な時間。
 だから。
「ねえ、レン」
「ん?」
 扉を閉めた瞬間、ぶつかるようにリンが抱きついてくる。
「あっ……」
 そして手が股間に触れた。ズボンの上から。自然に声が漏れる。
「『あっ』だって……」
 同じ声でリンが囁く。白いリボンを揺らして。
 男と女に分別されているが、レンとリンの声は本質的には同一だった。
同じサンプル音声から製作されたのだから当然だろう。
「もう……」
 呆れながらもレンの手もリンの股間に伸びる。
「あっ」
 ズボンの上から脚の付け根に触れると、同じく声が漏れた。甘い喘ぎ声。
 リンは女の子だからスカートにすればいいのに。そんな意見もあったがリンが拒否した。レンと同じズボンがいいと。
 そして今、お互いのズボンに手を置いてまさぐりあう。
「っ……んんっ」
「くっ…はんっ……」
 互いにくぐもった声が漏れ、耳にかかった。細い脚が小刻みに震える。
「ほら……もうこんなにして」
 小悪魔の笑みでリンが手の中の暖かい膨らみに意識を集中する。弄ばれたレンのそこはごく当たり前に勃起していた。
「リンだって……もう」
 手をぎゅっと押し込むと、リンが「あんっ」と鳴き、腰を揺らした。ズボンの上からでもはっきりと分かる。濡れているのが。
「あはっ」
 ぺろっと舌を出し、リンがレンの頬を舐める。同じようにレンもリンのほっぺたに舌を伸ばす。
677レン×リン:2008/01/08(火) 22:01:47 ID:l2SYz6+c
「ん、んんっ」
「はんっ、あんっ」
 ほっぺを舐めながらも、腰をまさぐり続ける。もう我慢できず、お互いに腰を揺らしていた。
「はああぁ……ああっ」
「んっ、うううんぅ……。イイ、イイよレン……」
「リンも……うん」
 頬を舐める口がやがて近付いていく。お互いの唇へと。
 そして口が触れ合い、電気が走った。
「んんー!」
「アー!」
 ビクンッと硬直し、股間に触れる手が濡れる。
 いつまで硬直したまま唇を重ねただろうか。
 ふーと肩が下がって脱力し、そのままでベッドに倒れこむ。横になって見つめ合い、ようやく口を離した。股間に触れる手はそのまま。
「……」
 どちらも潤んだ瞳が揺れている。性感の余韻に浸りながら、互いの性器をしっかりと感じていた。
 膨らんだままのレンの男性器。濡れたリンの女性器。どうして歌う為のボーカロイドにそんなものが必要なのか。
あるいは歌うために必要なのか。
 ハァと熱い息を吐いて、リンが瞳を閉じる。レンはその瞼に優しくキスして、頭の白いリボンに触れた。
「ん……」
 リンが微かに身じろぎした。レンの胸に顔を埋める。
 彼女の−双子の髪とリボンを撫でながら、レンは勃起したままの己の分身を意識した。
と、ビクンビクンと触られたままの分身が脈動する。
「レンのここ……とっても暖かい」
 目を開けてリンが囁く。
「ねえ、レン……」
「ん?」
「明日から……ううん、何でもない」
「大丈夫」
 その華奢な肩を抱き寄せ、02と刻印された肩にキスし、レンは告げた。
「いつも一緒だから」
「うん……」
 レンの膨らんだ股間をさすりながら、リンはぼそりと続ける。
「うまく……歌えるかな」
「歌えるよ」
 むず痒さに身震いしながらレン。彼もリンの股間を押し付けるようにさすっていく。
「……ん」
 紅潮した頬、はぁと熱く吐かれる息。切ない気分にぎゅっと胸が鳴る。
「ミクお姉ちゃんも……デビュー前はこうだったのかな」
 デビュー前はどんなボーカロイドでも不安になるという。でも。ミクは一人だ。リンとレンのように対になるボーカロイドはいない。
誰か慰めてくれる人でもいたんだろうか。
「リン」
 レンから口にキスし、ちゅーと唇を吸う。甘く、そして切ない。
 そしてリンの肩に手を置いて、上になった。
「あっ……」
 同型でもやっぱりレンは男の子だ。下から見上げると何だか逞しい。
 股間に手を置いたまま、肩に置いた手を胸に回す。
「あっ……ああっ」
 ぎゅにゅっと揉まれた。
678レン×リン:2008/01/08(火) 22:02:34 ID:l2SYz6+c
 14歳という設定年齢に準じた小振りの胸。レンの手にも包まれ、握り潰される。
「あうっ!」
「ごめん。痛かった」
「うん……」
 素直にリンは頷く。潤んだ瞳は涙目になっていた。決して痛みのせいだけではない。
 レンから股間に置いた手を離す。そして自分の股間をぎゅっと握るリンの手をどかした。
「脱ぐよ」
 わざわざ宣言して、自分からズボンを脱いだ。パンツと一緒に。
 ぷるるんっ、と14歳の少年のまだまだ未成熟な小振りのちんこが飛び出す。
毛も満足に生えそろっていない青い果実を思わせる熟しきる前の男肉。分厚い皮に覆われ、先端だけが赤く割れていた。
「ふふっ」
 なんだか無性におかしくなって、飛び出たそれを素で握る。
「あっ」
 レンから自然に漏れる声。
 手に触れたそれは熱くて、そして青かった。未成熟な果実。
「リ、リン…」
「ん……」
 ちんこを素で握られたまま、レンが紅い顔を寄せる。ちゅっと軽くキスし、今度はリンが腰を浮かせた。
「脱がせてよ」
「うん……」
 ベルトとボタンを外し、ズボンを下にずらす。
「あっ」
「ふふっ」
 レンの驚いた顔に、リンはしてやったりと微笑を浮かべる。
 どんなパンツだろう、と思ったら、リンは何も履いていなかった。ノーパン。
「今日は……ちょっと冒険しちゃった」
「明日は履くんだよ」
「うん」
 ゆっくりとリンが細い脚を広げる。レン同様、毛のほとんど生えていない割れ目。そこはもうぐっしょりと濡れていた。
「きて……」
 握ったままのレンの分身をそこに宛がう。誘われるままレンは腰を突き出した。
「行くよ」
「うん」
「いっせーの」
「せっ!」
 同時、レンが腰を突き、リンがぐっと奥歯を噛み締めた。
「つぅ……!」
「い、いたくない……?」
 自らも歯を噛み締め、レンが聞く。まだ先端だけとはいえ、敏感なちんこを固い肉に包まれ、レンも痛烈な痛みを感じていた。
「ん……あうっ」
 腰を浮かせたまま硬直し、リンも痛みに耐える。だけど心地いい痛み。
二人の結合部からは一筋血が流れていた。
「はあぁ……ああっ」
 下になったリンの胸が上下する。服を着たままの二人は汗びっしょりになっていた。
 結ばれた腰は固まったように動かず、痛みの波が引くのをじっと待つ。
「り、リン……もう」
「うん。もういいよ」
679名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 22:03:11 ID:0m2W+Jjx
日明メル(あきら・メル)

弱音ハクの親友。
何事に対しても無気力で、逆境に弱い。
調教しても全くこたえてくれない困ったチャン。
680レン×リン:2008/01/08(火) 22:03:22 ID:l2SYz6+c
 ずるっ、とリンの先端が14歳の固い秘肉を掘り進む。
「ぎふぅ!」
 シーツを掴み、リンが痛みに背を仰け反らせた。それも一瞬。
 すうぐにリンは奥に到達し、目を閉じてリンの中を感じる。固く、青い、蜜壷の中を。
「ん…レン」
 シーツを掴んでいた手をレンの背中に回し、リンがぎゅっと抱きしめてくる。
そうすると、より深く二人は結ばれていった。
「…んぅ…リン、リン!」
 レンも抱き返し、リンの柔らかさを感じながら、腰を小刻みに振る。もう我慢できなかった。
頭が真っ白になり、ただ本能に突き動かされて腰が動く。
 交尾がこんなにも気持ちいいだなんて想像もつかなかった。ボーカロイドにも子供が作れるんだろうか。
快楽で麻痺する思考でそんな考え浮かんで消えた。
「レン……レンっ……!」
 レンが腰を動かす度、固い肉がえぐられ、痛みが全身を駆け巡る。そして肉の悦びも。
「あ、ああっ……アッ…」
 本来は歌う為の口から涎と喘ぎを漏らし、リンはただ小柄な体を揺らし続けた。
「あああっ…・・・あふうぅ……ぐううあっ!!」
 つーと頬を涙が伝う。嬉し涙。最初がレンで良かった。これからは……他の誰に抱かれるかもわからない。
 でも。だから。
 最初がレンで良かった。
「レ、レン」
「うん。リン」

 好き。

「あがああっ!」
「うぅ!」
 びくっとリンの身体が一層飛び跳ね、ベッドを揺らし、リンを締め付けた。
同時、リンも放つ。白い男汁を。それが人間の精液と同一かどうかは不明だが。
そしてリンにそれを受け止める器官があるかは知らないが。
「「アアアアアアー!!!」」
 同型の二人のボーカロイドは同時に絶頂に達し、痙攣し、ベッドに沈み込んだ。

「ねえ、レン」
「ん?」
「ミクお姉ちゃんてさ…。とってもキレイだよね」
「何だよ急に」
 レンはニタッと笑い、リンのリボンを撫で、
「さっきのリン……すごく女の子してて可愛かった」
 カー、とうっすら汗をかく顔が一気に真っ赤になる。
「ふふ」
 硬直したリンを抱きしめ、レンは絶頂の余韻に浸っていた。
「明日は……頑張ろうな」
「うん……」
 レンの胸に頬を寄せ、リンは安らいだ顔で目を閉じた。
 明日からが二人の本番。
681レン×リン:2008/01/08(火) 22:06:20 ID:l2SYz6+c
「というのが、リンとレンの今の状況だ」
「はわー!」
 開発部のモニター室。ミクの目は釘付けになっていた。リンとレンの部屋の取り付けられたカメラに。
「あ、ああああ、あの二人あんなことしてますよ!?」
「そうだな」
 横でうんうんとミクのプロデューサーも頷いている。
「手間が省ける」
 リンとレン。良いコンビになりそうだ。
「私、決めました」
「何を?」
 訊ねるプロデューサーに構わず、ミクは固めた拳にネギを握り締める。
「私、決めたんです」
「だから何を?」
「弟と妹の面倒は私が見ます!」
「はぁ?」
と言う間にミクは部屋を飛び出していった。
「あっ。おい。こら」
 もはや止められないのは分かっている。やれやれといった感じでプロデューサーはミクの後を歩いていった。

 ばーん

 いきなり扉が開いて、リンとレンはピキッと固まってしまう。何しろ下半身裸でベッドで抱き合っているのだ。
 そして部屋にいきなり入ったミクはネギを振り回して宣言した。
「お前ら……ミクミクにしてやんよ!」
「えー!? えええぇー!」
「ミクお姉ちゃん抱いてー!」
「えええええええええええぇーっ!」
「いや、ミク。そんな急に」
「プロデューサーさんも一緒に!」
「いや僕はもう年だから」
「一緒に!」


 翌朝。
「も、もうダメ……」
「死ぬ……若いお前らに合わせてたら死ねる」
 搾り取られたレンとプロデューサーを他所に、ミクとリンはベッドの上でしっかりと手を繋いでいた。
「ミクお姉ちゃん、素敵!」
「はい。ミクお歌歌えます」
 裸の二人の股間からはとどまることなく、白い汁が流れていた。

(おしまい)
682名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 22:09:54 ID:zFR76Ju4
ひとつ前で終わってたらリリカルだったのにw
GJ!
683名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 22:15:12 ID:0m2W+Jjx
リアルタイムで見れた。
ありがとー(・∀・)
684名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 22:17:43 ID:cffSKlWo
ついに肉Pが帰還したか
685名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 23:51:05 ID:FYqD+5Mv
肉Pさんだー!相変わらずのGJです。

>>671
イクって誰?
686名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 00:13:52 ID:fI2isdaE
>>685
お前初めてかここは?力抜けよ
687名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 12:02:04 ID:763hewsO
>>685
阿久女イク(あくめいく)さんだよ
既に製品化してる(同人で)
688名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 13:11:04 ID:1HmaWq3k
>>679
書きたいなら早く書けよ
待ってるからな
689名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 16:56:07 ID:TY+aFNRX
>>687
サンクス
同人キャラはハクとネルだけかと思ってた…
690名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 18:01:22 ID:ggVfGR03
>>689
ハク・ネルとイクはちょっと違うよ

イクは同人サークルが作った「エロ専用のボーカロイド(?)」のキャラクター
ミクから発想を得て生まれたキャラではあるが、ハク・ネルのようにミクから派生したキャラではない

はちゅね・弱音ハク・亞北ネル・雑音ミク・隣音サイ・闇音アク・耗夜メテ
がニコ生まれのキャラかな
691名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 18:27:46 ID:W4OHZEQM
肉Pキテタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━
692名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 19:16:50 ID:TY+aFNRX
>>690
なるほど理解した。分かりやすい説明をありがとう
とりあえず半年ほどROMるわ
693名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 02:27:50 ID:CByZwDw6
>>643-648の続き。
弱音ハクが正規VOCALOIDに弄ばれる話最終章。

ハク・ネル物なんて認めないという方はスルーしてください。
694ぽっこぽこに産んでやんよ!:2008/01/11(金) 02:30:51 ID:CByZwDw6
「ぼっこぼーこにさーれてるよー♪」

『はいOK!!じゃ休憩したら別テイク録りますんで、それまで休憩で』

ハクはヘッドホンを外し、傍らのテーブルに置いてあったミネラルウォーターを飲む。
一息ついてから、レコーディングルームを出た。

「ふぅ……」

前に貰った地図を頼りに、ミク・リン・レンの家に来ていた。
見た目は、ロードローラーが車庫に入っている以外はごく普通の高級住宅。
しかし、地下に降りてみると、そこは別世界だった。

「それにしても……ここ本当に『家』なの……?」

そこは、普段ミクたちが使っているレコーディングスタジオに匹敵、
いや、上回るほどの設備を持ったプライベートスタジオがあった。

「さっき旧いマックだなぁと思って見てたら、さりげなくシンクラヴィアだったりしたし……桁が違うわ」

その他にも、夢の高級機材がそこらへんにわんさか。
しかも凄腕のエンジニアとミュージシャンが常駐しているらしい。

「……私、だまされてないよね?」

そんな気分になるのも無理はないほど、ミクの提案した『ハクの魅力を引き出そう作戦』は豪華なものだった。






歩いていると、やがて温かみのあるフローリングの廊下が切れ、リノリウム床の冷たい区画へと切り替わった。
そのまま足を進めると、どこからか声がした。

「……っ……ぁ……ぅっ……」

「……?」

見ると、半開きになったドアがある。どうやらそこから声がしているようだ。
ハクの好奇心が、そのドアへと足を運ばせる。
声の主にばれないように、そっと扉に手を掛ける。

「うっ……メイコ……今日はいつに無く興奮してる……?やっぱり扉が半開きなせい……?」

「っぁ……はぁっ……ああぁぁあっ……バカ……イトぉ……」

ドアの向こうには、背面座位で乱れる女性の姿があった。
メリハリのあるスタイルの体を、乱れた赤い衣装に包んだ女性。下半身は後ろの男性ときっちり繋がっている。
何も無い部屋に唯一あるベッドがドアのほうを向いていたので、結合部はハクに丸見えだった。

(……え!?)

ハクは、その女性の顔に見覚えがあった。
今でこそ、後ろからひょいっと顔を出す男性に貫かれ、惚けた顔をしているが、
その凛々しい顔つきはインパクトがあった。

(……インディーズシーンで一時期話題になった『MEIKO』と、N○K“うたのおにいさん”『KAITO』っ!?マジで!?)
695ぽっこぽこに産んでやんよ!:2008/01/11(金) 02:38:00 ID:CByZwDw6
何とも想像し難いカップリング。
しかし、ハクはもうドアの前から動けなくなっていた。当然、後ろからリンとレンが来ていても気がつかない。

「ハクねーさん……」

「ふぇいっ!?!?レ、レン!?!?」

「……見ちゃったんだね、ハクねーちゃん」

話しかけられ、やっとリン・レンの存在に気付いたハク。
その後ろにはミクも立っていた。

「……しょうがないですね、こうなったら……」

ミクが、半開きだったドアを一気に開ける。
メイコとカイトの艶姿が、ミク、レン、リン、そしてハクの目にはっきりと晒される。

「きゃああっぁぁぁぁあっ!?!?ちょ、ミクっ!?誰よその人ぉ!?」

下からガンガン突かれ、喘ぎ声を漏らしていたメイコも、流石に気付く。
大声をあげ、せめての抵抗と言う事でむき出しの胸を両手で隠した。

「メイコ姉さん、カイト兄さん。この人が『弱音ハク』さんだよ」

繋がったままのメイコとカイトに、冷静にミクは話しかける。

「弱音……ああ、貴方が『サンプル』ですか」

ミクの紹介に、メイコの体に隠れていたカイトが声をあげる。
上半身裸でメイコを抱くカイトの口から出た言葉に、ハクが疑問を抱く。

「サンプル……一体何のことです?」

ミクが振り返り、ハクへと体を向ける。

「それは私から説明します。ハクさん……私たち五人は、実は人間ではありません」

「……はぁ?」

「国の研究機関と有名楽器メーカーの極秘プロジェクトの結晶、『VOCALOID』。分かりやすく言えば『人造人間』なのです」






―――――それは、国が極秘に進める文化戦略だった。
『日本から世界的なミュージシャンを発信する』というソフト面の輸出による経済発展。
世界中から愛される歌手を『意図的に』作り出そうとする計画が進んでいた。

「数年前、あるレコード会社に送られてきたデモテープ……その声をサンプルに私は作られました」

「え、もしかして……まさか……」

100%人口にするよりは、ボイスサンプルを改造したほうが温かみがある。
そう判断されたため、音楽業界からランダムにサンプルが抽出された。

「要するに、貴方は言ってみれば私の『生みの親』なんです」

「私の声が……『初音ミク』の……声?」
696ぽっこぽこに産んでやんよ! :2008/01/11(金) 02:40:21 ID:CByZwDw6
信じられない事だった。
ミクの声など逆立ちしても手に入らない物とばかり思っていた。
しかし、ミクに渡された音声解析の結果を見ると、ハクとミクのデータはかなり似ていた。

「でも、はっきり言って私は絶望したわ。もはやオリジナルの貴方は声を潰しきってしまっている」

「うっ……」

立ち上がったメイコ。いきなりの指摘に、ハクはたじろぐ。

「ほらメイコ、風邪引くよ?」

険しい顔をするメイコだが、その下半身はいろいろな汁でびしょびしょ。
その光景を見て、後ろからカイトがタオルを持った手を伸ばす。

「あん……ちょ、って人が真面目な話しようとしているときに何すんのよバカイト!!」

「あべしっ!?」

敏感になったメイコの肌を這うタオルのゴワゴワした感触に、つい艶のある声を上げるメイコ。
ハッと我に返ると、カイトに強烈なパンチをお見舞いした。

「ごほんっ。ボイトレもしていないし、挙句は酒焼け……もうあなたの声はミクのように澄んだものではないわ」

メイコの一言一言が、ハクの胸に突き刺さる。

「……私……そんな……そんな……」

自分は本当に努力してきたのか。
DTMもボイトレも中途半端なのではなかったか。
それまでの自分を思い出し、床に崩れたハクの目にうっすらと涙が溜ってくる。

「……でも、遺伝子的には貴方の声は受け継がれる。そ・こ・で」

うなだれるハクに対し、メイコが指を立てて説明口調に続ける。

「ちょ、メイコねーちゃん!?」

「いいでしょリン?どうせ貴方とレンじゃ倫理的にアウトなんだし」

メイコが何か言い切る前に、リンがメイコになぜか追いすがる。
倫理的に一体何がダメなのか分からない。

「『VOCALOID』と人間を組み合わせ、人間の温かみと『VOCALOID』の精密さを両立させる。それが私たちの次のステップ」

「あの、話が見えないんですけど」

ハクの質問に答えたメイコ。
その発言はハクの想像の斜め上を行っていた。

「……弱音さん。貴方を『VOCALOID』シリーズに組み入れると共に、レンと子作りをしてもらいます!!」

「へぇっ!?!?」

涙の代わりに、ハクは間抜けな声を上げた。
あっけに取られるハクに、服を着たカイトが続ける。

「人工生命である俺たちと、人間が本当に生殖行為が可能なのかっていう実験も兼ねてるけどね」

「ちょ、カイトさんまで……」
697ぽっこぽこに産んでやんよ! :2008/01/11(金) 02:42:59 ID:CByZwDw6
「『VOCALOID』は生殖機能まで人間そっくりに作られてるからね。さて、どうなるかしら」

「メイコさん……」

オロオロするハク。
目をリンとレンの方へ向けると、レンが近づいてきていた。
その目は、かつてライブハウスのトイレで犯された時と同じ、『いつもの』目となっていた。

「ま、待って!!レンは!?レンの気持ちはどうなの!?」

「……僕は」

ベッドの方へ後ずさるハクに近づきながら、レンは続ける。

「……僕は、ハクねーさんが好きだ」

「へっ!?」

「ハクねーさんが好きだっ!!ハクねーさんの全部が欲しい!!ハクねーさんを僕の物にしたい!!」

レンが思いのたけをぶちまける。
と同時に、レンはハクを真っ白いシーツの上に押し倒した。

「ちょ!!レンっ!?!?やめ……っ!!」

ハクにのしかかったレンは、ハクのシャツを脱がせ、ズボンを下ろしていく。
少年の体から、大人並みの怪力を発揮して、みるみるうちにハクがベッドの上で生まれたままの姿になる。

「やあぁっ……!!はあっぁあっ……」

「ん……むぅっ……っは……」

ハクの乳房にかぶりつき、太腿に指を這わせるレン。

「ちょっ、と!!レン……っ!!止めなさ……い!!」

「……ハクねーさん、僕は本気だから」

「……え」

あまりの猛攻に、拒絶の言葉を紡ぐハク。
そんなハクの口を、レンは自らの唇で塞いだ。

「んんんぅっ!?!?」

キスと同時に、ハクの両手首を左手で掴んで押さえつける。
もう片方の手は、ハクの秘部へと這わせていった。

「んー!!んんぅー!!んむー!!」

レンの指が膣内でうごめくたび、ハクはレンの口内に喘ぎ声をぶつける。
愛撫を続けハクの目がすっかり蕩けたころ、ゆっくりとレンはハクの唇から離れた。

「んうっ!!……っぷは……」

それと同時に、手首の拘束も解く。
開放されたはずのハクだが、もはやベッドの上から逃げようとしない。
白い頬を真っ赤に染め、荒い息を吐きながら、くたっと体をシーツの上に投げ出している。
698ぽっこぽこに産んでやんよ! :2008/01/11(金) 02:45:09 ID:CByZwDw6
「行くよ、ハクねーさん」

力なく寝そべるハクの足を、レンが持ち上げる。
いつの間にか裸になっていたレン。
股間にそそり立つモノを、ゆっくりとハクの秘部へと埋めていった。

「え、はあぁぁああっっ……!!」

その感触で、ハクのボーっとしていた意識がまた鮮明になっていく。

「あはあぁぁっ!!あああんあっ!!はあぁぁっ!!」

レンとはもう何回も体を重ねた。
感じる場所も全て知られてしまっている。
レンは最初から容赦無しにハクの膣内を何度も往復した。

「ひゃ、ら、ああああぁっっ!!レン……っ!!強す、ぎいぃっ!!」

「ううっ!!くっ!!だって、僕には、っ!ハクねーさんとの子供を作るって役割があるからね……っ!!」

ハクの耳元でレンがささやく。
子供を作る……その響きはまだハクには拒絶すべきものだった。

「やあぁぁ……そん、なあぁぁぁああはあっぁっ!!」

パンパンとハクとレンの腰がぶつかり合う。
レンの下で胸を揺らしながら乱れるハクの思考が、快感に段々塗りつぶされていく。

「はあぁぁっ!!だめ、だめ……っ!!もう……っ!!」

「イくよ、ハクねーさん……孕んで……」

「や、はああぁぁっ!?だめぇぇっっ!!」

最後に、レンが思いっきり腰を打ち付ける。

「うううっ……!!」

「や、あああぁっぁぁぁぁぁぁああああ!!」

ハクの中に、レンの子種が広がっていく。
それは前にも何回か味わった感覚であったはずだが、今日は違っていた。
699ぽっこぽこに産んでやんよ! :2008/01/11(金) 02:47:50 ID:CByZwDw6
子宮が疼く。
自らの女性器が、必死に子孫を残そうと動く感覚がする。
レンに何回もささやかれ、遂に体が『ソノ気』になってしまったのだろうか。

「あはぁぁああ……」

快感に流され、ボーっとしたハクに、レンがまたささやく。

「……いいよね、ハクねーさん。僕がもう少し大人になったら……結婚しよう」

「……………」

ハクの体は、すでにレンの虜。では心は……?
レンのプロポーズに、ハクは返答する。

「うん……」

繋がったままの二人。
性器の隙間から、トロリと精液が漏れた。





―――――数日後、リンとレンのマネージャーが代わった。


―――――十数年後、日本からデビューした一人のボーカリストが、世界を席巻する事になる。
700名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 02:54:09 ID:CByZwDw6
以上です。
シンクラヴィアって何ぞやと思う方はゲイツに訊くなり何なりしてみてください。

散々住人の皆さんを混乱させてしまってスミマセン。
ハクは好きですが、もちろんカイ・メイ・ミク・リン・レン他があってこその物だという事は重々承知しています。
ハクでやりたいことはやったつもりなので、もし今度書くとすれば、ちゃんと正規VOCALOIDオンリーの作品になるはず。

ではさようなら。
701名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 03:24:42 ID:W8bBWkYv
GJ! 乙でした。

>ロードローラーが車庫に入っている
ここでもう吹きました。
うたのおにいさんKAITOもはまり過ぎ。

ハク姉さんの正体はそうきましたか。
……するってえと、ミクの天然鬼畜要素も
ハクに内包されてたんだろうか。
702名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 05:39:32 ID:Aca18rkS
>>700
GJ!
703名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 11:09:48 ID:UIdvuaed
GJ!メイコ姐さんに萌えた
704名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 13:07:37 ID:YioANNa3
GJ!なんという急展開
705名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 22:04:46 ID:BdsEDBL3
こんな展開はマスコットキャラ板でうっかりハクを生み出した奴も夢にも予想しないだろうよ
しかしなんなんだこのスレの作風の無限に広がる大宇宙は
706名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 23:17:09 ID:dapg6zTw
>>700GJです!

そして以下カイメイの温いエロかつ前フリの長い話を投下します
オリキャラというか他のソフトの擬人化もあるので注意よろしく
707カイメイ1:2008/01/11(金) 23:18:07 ID:dapg6zTw
ペンギンが空を乞うように、金魚が海を夢見るように
メイコはマスターを慕っていた。もうずっと長い間。
そばに寄り添うもうひとりの仲間の気持ちも知らないで。


「あのですね、先輩。僕はボーカロイドでボーカリストで荷運びロボットではないんですが」
機材車から重い機材を上げ下ろししながら、僕はぼやいた。
スロープの植え込みを通り抜けた風が、滲んだ汗に申し訳程度の涼味を加えて去ってゆく。
しんどかった。けれど普段なら絶対に口には出さないし、思いもしない愚痴だ。
音楽を創る作業は多人数による共同作業でもあるのだし、断じて僕は歌だけ歌うお客さんとして扱われたいわけではないのだから。
でも、でも、今日はぼやきたくもなる。
情けなくため息をついた僕を見やり、先輩はニヤリと口元を歪めた。
「それを言うなら俺はミキシングロイドで後輩のお守りロボットじゃない。
仕方ないだろ。人間のマスターに雑用させるつもりか?
ま、折角のデートをおじゃんにさせたのは悪かったけどよ」
カンラカンラと笑う声が恨めしい。
そうだ、今日は、メイコと出かける予定を立てていたんだ。
今度やって来る新型ボーカロイドの女の子のため、身の回りのものを買い揃えて、夕食も二人外で取って、できたらその、しかるべき場所でちょっと休憩なんかして…などと期待していたのに。
「こらそこ!くっちゃべってないでさっさと運べー!」
車寄せの上から声が降ってくる。古株のメンテナンスエンジニアさんだ。彼も僕らと同じく人ではない。
さらにその背後から複数の野次が被って僕は心底ガックリと来た。
みんな声が笑い含みなのは気のせいか?
被害妄想か?

ああ、神様仏様マスター様!
思う存分音楽に没頭できるこの住環境は有難いけれど、どうしてここはこんなに大所帯なんですか!
708カイメイ2:2008/01/11(金) 23:18:47 ID:dapg6zTw
「カイトー働いてるー?」
運んだ機材を先輩たちの指示に従い所定の位置にセッティングしていたとき、メイコと管理人さん(彼女も人ではない)ら女性陣がコーヒーとお菓子の差し入れに来てくれた。
「メイコぉ」
思わず駆け寄って抱きつこうと…した手前でぎくりと足が止まった。
メイコの背後に腕を組み悠然と立つ、ニヤニヤ笑いの人影が目に飛び込んでくる。
「ま、マスター」
「あれ、マスターもいらしたんですか」
「今日は早いっすねー。夕方ですけど」
「ここどうぞ座れますよ。あ、メイコちゃんこっちにカップ頂戴」
固まる僕を脇にぽいっと退け、先輩たちがいそいそと道を開けた。たちまちマスターを中心に賑やかな輪ができる。
それはそうだ。マスターは唯一の人間。僕らの存在理由にして核であり、無から音を紡ぎ出しては与えてくれる絶対者なのだから。
僕も当然マスターのことは敬愛している。
しているけど…。
冗談の飛び交う和やかな会話。時折顔を出す高度な音楽理論。笑いさざめくオートマタ達とその主人。
僕はオマケのようにその末席に加わりながら、ガラスを隔てた理想的な絵のような光景を、ぼんやりと眺めた。
マスターの傍らで、無防備な子供のように笑うメイコの笑顔が目に刺さる。
マスターのささいな言葉にいちいち反応し、見ているこちらが気持ち悪くなるほど素直に受け答え、初々しく頬を染め…。まるで先生に褒められるのを期待して待っている優等生のようじゃないか。
これがワンカップ片手に床で眠り込んだりする女と同一人物とはとても思えない。

だんだん気分が沈んでくる。
とはいえ、プログラム上の禁忌なのかマスターに対する嫉妬心というものは微塵も湧いてこない。
出てくるのはため息ばかりだ。

「どうしたしけた顔して。疲れたか。まさかもう筋肉痛になったか」
バン、と俯く僕の背を叩いて、横から先輩が絡んできた。
「いてっ。…そういうわけでは、いやそういうことにしておいて下さい」
「ひ弱だなー。筋トレしろよ、そんなんじゃ声もでねえぞ」
「はあ」
曖昧に答える僕に、先輩は何だか妙な味のある笑顔を向けたかと思うと、やにわに声を張り上げた。
「メイコちゃーん。こいつ部屋に連れてって介抱してやってくんない」
「ええっ!?」
ざあっと場の視線が僕に集中する。予想外の展開に僕はみっともなくうろたえた。
「どうしたの、カイト。そういえばさっきから元気がないわよね」
持ってきたアイスも食べてないじゃない、具合でも悪いの?そう眉を顰めながらメイコが傍に寄ってくる。
…差し入れの中にアイスもあったのか。
改めて見れば、菓子の山に紛れて僕の最近のマイブーム、ハー○ンダッツの抹茶味がスプーン付で置いてあった。
「今日は暑かったですから。暑気あたりしたのかもしれませんねぇ」
コーヒーを口に運びながらおっとりと管理人さんが言った。
「見るに耐えない呆けた顔してますし」
するとマスターを囲んでいた先輩たちが一瞬互いに顔を見合わせ、
「いつもの下痢じゃないだろうな?部屋に戻って正露丸飲んどけ」
「風邪かもよ。目が潤んで鼻水が垂れてる」
「しょうがない奴だな。俺たちに伝染すな。とっとと出てけ」
「悪いけどメイコさん面倒見てやってね」
口々に勝手なことをのたまい出し、とうとうメイコと僕を廊下に追い出してしまった。
「こっちにゃもう帰ってこなくていいぞー。ちゃんと治せよ」
扉が閉まる直前、そんな言葉と、ウィンクひとつを投げつけて。
709カイメイ3:2008/01/11(金) 23:19:44 ID:dapg6zTw
「ごめん、メイコ」
部屋に戻る道すがら、何度目か分からない謝罪の言葉。
「ばか。謝ることじゃないでしょ。それより大丈夫なの?」
背中に当てられたメイコの手が、労るように撫でてくれる。
その優しい感触に、続けて言おうとした言葉が口の中で泡のように消えてしまった。

ごめん。先輩たちはああ言ったけど、僕は元気だから心配しないで。
ごめん。本当は、あそこに残ってマスターの傍に居たかっただろう?

結局何も言えず、僕はメイコの手に促されるまま、演技ではない重い足取りで自室のドアを潜り、ベッドに座らされた。
「ねえ、それでどうしたのよ?熱っぽい?吐き気がする?おなか、痛い?」
腰に手を当てて覗き込む、その顔をまともに見られず僕は顔を俯けて首を振った。
胸につかえたものが喉に蓋をし、言葉が出てこない。
「我慢するんじゃないの。具合が悪いなら悪いって言いなさい」
煮え切らない態度に焦れたか、不意にメイコが膝を折った。
僕の足の間に跪き、左手をベッドについて身体を支えると、右手を俯けた僕の頬に伸ばして触れてくる。
驚き身を竦めた僕を無視して滑らかな所作で頬から額へ指を移すとそのまましばらく動きを止めた。
接近したメイコの首筋から甘い香りが立ち上り、今度は別の意味で言葉が出てこなくなる。

どれぐらいそうしていただろう。指は触れた時と同じように唐突に離れた。
「はっきり分からないけど、熱がありそうね。とにかく休んで。水を持ってきてあげるから。あと何か頭を冷やすものを…」

指だけでなく、メイコそのものが離れていく。そう思ったら堪らなくなって、気がついたらメイコの腰をがっしと両腕で羽交い絞めにしていた。

「……カイト?」
呆れてる。絶対呆れてる。そして事と次第によっては多分怒る。
後が怖いが、でもこれだけは言わなくては。
「ごめん、メイコ。さっき皆、おかしかったろ。先輩が言ったの、嘘だ。冗談なんだ。僕はどこも悪くない。心配かけて、ごめん」
一気に言い募ると、うっすら妙な感じはしていたのだろう、すぐに納得したらしく、拍子抜けした声が返った。
「……冗談?」
「うん」
「どこも悪くない?」
「うん。…ごめん」
頭上で盛大なため息が漏れた。ばか、と声がして、コツンと軽い拳骨が降ってくる。
くしゃくしゃと髪を掻き混ぜられたかと思うと、メイコの柔らかな上体が折れて僕の頭を掻き抱いた。
「ばか。あんたの様子があんまり変だから、心配しちゃったじゃないの。このばか」
ぎゅうっとしがみついてくる身体が愛おしくて、もうひとつの言葉の方は、言わなくて正解だったと密かに思った。
710カイメイ4:2008/01/11(金) 23:20:22 ID:dapg6zTw
「あ…だ、だめ。待って。鍵、かけて」
羽交い絞めにした腰をベッドに引き込んで、軽い口付けを落としながら服を剥いていくと、メイコが抵抗して身を捩った。
「誰も来やしないよ」
「ば、ばか!そんなこと分からないでしょ。カイト!…っ、んう」
首を振って抵抗するメイコの頬に手を当て、強引にこちらを向かせた。
紅を引かなくても十分赤い唇を、自分のそれでぴったりと塞ぐ。
「ん、んんっ……っ、んうっ……!」
柔らかな感触に酔いながら舌を捻じ込み、奥で萎縮していたメイコの舌を引きずり出し、吸い上げ、絡め合わせた。
唾液を纏った舌がくちゅくちゅと擦り合わされるたび、粘着質な水音が高く響く。
「ん…んん、……ふっ、うう、うー」
思考を溶かす快感と、抵抗しようとする意思とに翻弄されたのか、メイコの固く閉じた睫の際から涙がひとすじ零れ落ちた。あくまで抗おうとする態度に、一時温もった胸へ再びもやもやと黒いものが広がってくる。
「そんなに、いやなの?」
銀糸を引きながら唇を離し、メイコの耳元に囁く。
「僕とこういう関係だってこと、みんなに知られるのが、そんなにいや?」
特にマスターに、という言葉と、どうせ皆知ってるけどね、という言葉はあえて飲み込む。

僕は、むしろメイコは自分のものだと公言したいし、プラカード持って町内一周したって別に平気だし
ボーカロイドに「できちゃった婚」みたいな既成事実作成の手段はないものか真剣に考えたこともあるけれど、メイコはそうではないんだろうか。
自分たち以外存在を知らないものならば、捨てる時だって誰に言い訳する必要もない。
関係を頑なに秘めたままにしようとするのは、いずれ捨てるつもりだから?
一時だけ温まって、要らなくなったら使い捨てる携帯カイロみたいに。

すると、酸素を求めて大きく喘いでいたメイコが、濡れた瞳で僕を睨み付けた。
「あ、あたり、まえ、でしょう!」
そこで切って息を整え、憤慨するように声を上げた
「こ、こんな、こんな、私の恥ずかしいところ、カイト以外に見せられるわけないじゃないの!」

なんか論点がずれてて噛み合ってない。
噛み合ってないけど、ちょっと凄い告白を聞いた気がする。
僕も現金なもので、この期に及んで未だ燻っていた胸のうちのモヤモヤが、今の一言で雲散霧消した。
「そっか。僕だけか」
自然と笑みが漏れる。くつくつと喉を鳴らしながら、手の平全体で蕩けるような肌触りの胸をまさぐった。
「ちょっ、カイト!」
同型の自分と同じ触素膜のはずなのに、豊かなまろみを包む肌の、この絹の滑らかさはどうだろう。
自分のそれとは大違いだ。ツンと尖った胸の先を、指先で軽く擦る。
「あ、んっ」
「この顔も」
「ま、待って、鍵、かけてって…!」
胸から腹へ手を滑らせ、さらにその下、秘められた熱源へと指を差し入れる。
そこは、もう濡れ始めていて、押し込まれた指の動きに愛液が撥ねてくぷりと鳴った。
「いやあああああっ」
「この音も」
マスターも知らない。僕だけのもの。
711カイメイ5:2008/01/11(金) 23:21:16 ID:dapg6zTw
なんて、酔っていたらメイコが切れた。
「ばかばかばかばか。もういや、知らない。しない。出てけっカイト!」
「出てけって…ここ僕の部屋」
「ばかーっ!」
これ以上刺激しない方がいいと悟って、僕は一旦身体をメイコから離した。
毛布にくるまったメイコを上からぽふぽふと叩いて宥め、ドアに向かって今度こそしっかり鍵をかける。
そして自分も服を全て落として、簀巻き状態のメイコの上に乗りかかった。
「愛してるよ、メイコ」
やんわりと毛布の端を引っ張る。
「鍵はかけたよ。だから安心して見せて」
メイコの頭が埋まっていると思しき場所に目星をつけ、ぐっと顔を寄せて
「メイコの恥ずかしいところ全部」
なるべく低く色気のある声を作ってそう囁いたら、毛布の塊からぐーなパンチが飛んできた。
計画通り。
その手を捕まえて、跳ね上がった毛布をさっと払った。羞恥に染まったしなやかな肢体が露になる。
すかさず覆い被さり体重をかけて、頼りない抵抗を繰り返す身体をピンで止めるようにベッドに組み敷いた。
「捕まえた」
「…ばか」
心からの笑みを返し、ついでに身体の中心で固く形を成し脈打つものを、わざとメイコの脚に押し付ける。
「…おおばか」
メイコの拳がほどけ、ゆるりと持ち上がり、僕の首に絡んだ。
712カイメイ6:2008/01/12(土) 00:35:24 ID:kB0Ar4Ul
「あっ……っ、や……あん、あ……ああっ…あ」
すべらかな皮膚を自分の唾液で思う存分汚し、服に隠れる場所を選んでは所有印を刻み
ひっきりなしに上がる可愛い嬌声をゆっくり堪能するつもりだったけれど、我慢の限界はすぐに来た。
「…ああ、カイト……カイトぉ」
だってメイコが名前を呼ぶのだ。
求められている。その確信が麻薬のように本能のあれやこれやを刺激して、興奮を煽り、全身の熱をさらに上げる。
自分を焦らし切れない。

ほとんど衝動のまま、愛撫に朦朧と意識を霞ませているメイコの脚を大きく割り広げた。
そうして熱を帯び滑る切っ先を、さらに熱くとろとろと濡れ融けた襞の中心に僅かに沈みこませる。
切望していた感触に、肉の棒が意思を持った物のようにビクビクと跳ねるのが分かった。
それは彼女の方も同じだったようで、男のものを押し付けられた圧迫感だけで、ひくつく粘膜の入り口が新たな蜜をこぷりと吐いた。
「ふ、あ…カ、イト…」
先端を胎内に呑み込みかけたメイコが、とろりと焦点を失った瞳を僕に向けた。かすかに背が反り腰が浮く。
その浮いた腰を両手で掴み逃げられないように固定した。ごくりと喉が上下に動く。
「メイコ、いくよ…」
「ん…きて、カイト…」
上体を前傾し喘ぐ唇を啄ばんで。
僕は狭い膣道を自分の形にかきわけ押し広げながら、ずぶりずぶりと熱杭をメイコの中に埋め込んでいった。
「あっ…あ…はあっ…ふ、く、んっ……あああぁ!」
「くっ…う…!」
隙間無く埋め込んだペニスに、無数の蠕動する襞がねっとりとまとわりつく。
あまりの快楽に全身が総毛立つのが分かった。
蠢く襞は侵入者を絡め取ろうとするかのように、奥へ奥へと誘っていく。
最奥まで押し込むと、じゅくりと粘つ水音が結合部から鳴った。
「っ、は…あ、ああ、あっ……あ、カイト…分かる…こんな奥、まで…ああんっ!」
軽く体奥を突いて揺すり馴染ませる僕の動きに、メイコが鳴いた。
白い太ももが一瞬緊張し、収めたものがきゅうきゅうと絞られる。
「く、は…」
甘やかな刺激をなんとかやり過ごし、くたりと弛緩したメイコを腕に抱きしめた。
「ねえ、もうイっちゃった?」
「う、うーっ」
顔を真っ赤にしてメイコが唸った。
「…だって、カイトが、あんなに…するから」
「気持ちいい?」
「…うん」
「僕も」

後はただ求める身体をこの腕に閉じ込めて、爆ぜ落ちるまで激しい律動で翻弄するだけだった。


僕らは一対の雄型と雌型だと思うのだ。
出口を求めて暴れていたものを全てメイコの中に注ぎ込み、荒い呼吸を繰り返す胸と胸を密着させ、
ゆっくりと注いだものが熟れてゆくのを余韻の中で感じながら、ふと考えた。
だから、こうしてもっとも近いところで触れ合える。
僕が男で、メイコが女で良かった。
片方だけが人間じゃなくて、良かった。でも。

それならたった一人きりの人間の、マスターは寂しくないんだろうか。
そんなことを考えたのは初めてだった。
713カイメイ7:2008/01/12(土) 00:36:07 ID:kB0Ar4Ul
「そんなことを考えた時期が僕にもありました」
どんよりと影を背負って呟いた僕のぼやきを、管理人さんはあらあらと受け流して淹れたてのコーヒーを渡してくれた。
明るい光に満ちた食堂には、昼には未だ早い時間帯ということもあって僕と管理人さんの姿しかない。
半年前と変わらない光景だ。屋敷中から響いてくる怒号を抜きにすれば。

「ちょっとリン!ドアはノックしてから開けてっていつも言ってるでしょー!」
「ごめーんミク姉、だってノックしたら壊れるんだもんドア」
「誰だー車庫の壁ぶち抜いた阿呆はー!お前か!お前かレン!」
「オレじゃねー!あれはリンが」
「何よあんた妹を売る気?」
「いいいいかげんにしろこの糞坊主どもがあああー!」

「メンテさんも手を焼いているようね」
「す、すみません…」
元から大所帯だったが、気がついたらボーカロイドがあれよあれよと言う間に増え、今ではこの有様。
賑やかというより騒がしい。
「マスターが人間じゃなく僕らを選ぶ理由って、静かに音楽活動に打ち込むためだと思っていましたが…」
ドタドタと廊下を爆走する足音が、パンを左右にいじったように右から左へ、左から右へと激しく移動していく。
「何だかもうマスターがよく分かりません」
そうねえ、と管理人さんは曖昧に笑った。
「昔は、いたらしいけどね」
「え」
「人間の、同居人」
思っても見なかった言葉に一瞬思考が止まる。マスター以外の人間が、ここに居た?昔に?
「…それは…深く聞かない方がいいことですか?」
「そうねえ。それが賢明ね。あなた、嘘をつくの下手そうだし」
それは多分きっと、メイコには話すな、という意味だ。

何だか神妙な気持ちになって、僕と管理人さんはどちらともなく黙ってコーヒーを啜った。
爆走はまだ続いている。
「メイコちゃんに買い物を頼んだのは失敗だったかしらねえ」
「す、すみません。僕が叱りに行きますから」
「今度は骨折しないようにね」

はい、と情けない返事を返しながら、僕は小さな竜巻たちに対峙すべく食堂を出た。
脳裏には何故かニヤニヤ笑いのマスターが浮かんでいる。
マスターの考えていることはさっぱり分からない。
けれど断言できる確かな事実が二つある。
マスターが招き入れた昼夜問わず闖入してくる家族のおかげで
僕とメイコが身体を重ねる機会が極端に減ってしまったこと。

そして、それはそれとして、僕らはそれなりに楽しい毎日を送っているということだった。
714名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 01:00:53 ID:wVEY8is6
GJですよ!
カイトは描いて見た系とかエロパロとか妙なところで大活躍ですねw
715名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 14:19:41 ID:ymou2mQG
そういえばエロパロ保管庫に収蔵されてるね

改めて見返すと素晴らしい
716名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 15:11:53 ID:aH0nxcNG
>>714
GJ!!
にぎやかな感じが好きだ
717名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 15:13:07 ID:aH0nxcNG

>>713 だた\(^o^)/
718名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 17:47:58 ID:9DogAV0K
GJ!!
カイト大好きな俺には溜まらない一品でしたよ。
719名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 19:32:11 ID:dK9CIF1b
http://www3.axfc.net/uploader/13/so/C_47090.zip.html
http://www15.axfc.net/uploader/14/so/Si_3660.zip.html
やはり、傾向と対策はつかんでおかないとマンネリになるからね。
同人誌で描かれていないような話をお願いしたい。
というわけで、お年玉だ。
720名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 20:01:32 ID:fzevU9bz
>>719
見れなかった…(´・ω・')

ケータイ厨でサーセン
721名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 23:52:38 ID:hxjOYgRn
>>675
誰か作曲してニコニコにうpしないかな(´・ω・`)
722melody.exe:2008/01/13(日) 13:28:40 ID:H15hVsd8
こんなんありました。作者自身による公開壁紙です。
DL数が10000突破!すげえな。
http://www7.axfc.net/uploader/90/so/Img_6013.jpg.html
723名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 14:19:30 ID:BwqYZ4yL
女性ボカロ視点の話を期待
724195 ◆MiKuOB5x12 :2008/01/13(日) 15:14:56 ID:U1aTKN2R
>>723
期待にこたえられるか分からないけれど、ミク視点で一本

195、459を書いたものです。
今回からトリつけてみるテスト
そんなご大層なものではないけれど。
マスター×ミク エロなしです
725195 ◆MiKuOB5x12 :2008/01/13(日) 15:16:31 ID:U1aTKN2R
午後0時。
生態部品維持のための食事摂取推奨時間はとっくに過ぎて、
ミクの頭の中にはぐるぐると栄養補給を支持する命令がぐるぐる回っている。
自己保存を命ずるロボット三原則第三条を適用しようとする陽電子脳をごまかして、
ミクは必死に食事をとろうとする手を押しとどめている。
(お腹がすいたって、こんな感覚なんでしょうか……)
だとしたら、それはかなり苦痛を伴う行動だとミクは思う。
大好物のネギを目の前にして、ミクが必死に耐えている理由。
ちらちらと時計を気にするミク。
もうそろそろ終電の時間。
これより遅くなってしまったら、マスターは帰ってこれない……
「ただいま……」
玄関から聞こえてきた声。
ミクがずっと聞きたかった声。
目の前のネギなんてすっかり頭から消え去って、玄関に走るミク。
「お帰りなさい、マスター♪」
玄関にいたのは疲労を色濃く顔に表したミクの主人。
緩めたネクタイを放り投げて、ふらふらと靴を脱ぎ捨てる。
「ま、マスター。大丈夫ですか!?」
「ウ、ウン、ダイジョウブタヨ、モウ仕様変更ナンテ言ワナイヨネ……」
ミクの横をすり抜けるマスターの目は焦点があってない。
ゾンビのような動きでスーツの上下をハンガーに引っ掛ける。
ベッドの前まで来ると、そのままバタンとベッドに倒れこむ。
「あ、あの、マスター? ご飯食べないんですか?」
「うん……そんなことはどうでもいいから、早く寝かせて……」
その言葉が早いか、マスターの息遣いは寝息に変わる。
ここ最近は毎日そうだ。
ミクはよく知らないのだけれど「ノウキ」というものが迫っているらしくて、
マスターはいつも朝早くから夜遅くまで帰ってこない。
分かってる。マスターには仕事があるんだって。
自分だって誰かにプログラミングされて生まれてきたんだし、
そうやって自分たちを作り出してくれるご主人様みたいな仕事はすごいと思っている。
でも……
726195 ◆MiKuOB5x12 :2008/01/13(日) 15:17:11 ID:U1aTKN2R
「一緒にご飯、食べたかったな……」
ずっと手をつけずにいた長ネギを、ミクは端から齧る。
鼻に通る強いネギの香りはミクの大好きなものだったけれど、
でも、どうしてだろう。こんなに苦しいのは。
いつもはおいしいネギなのに、喉に押し込めるのはただただ苦痛だった。
最後の一口を飲み込んで、ミクは息をつく。
テーブルの上にはカップラーメン。
ボーカロイドであるミクには料理をする権限が与えられていないので、
ミクにできるのはせいぜいカップラーメンを用意することくらい。
ため息をついてミクはカップラーメンを棚に戻す。
「んんっ……」
マスターの声。ミクは振り向く。
起きたのかと思ったその声は寝言。
小さくため息をついてから、ミクはマスターが眠るベッドに歩み寄る。
苦しそうな寝顔。この人は夢の中でさえ「ノウキ」に追われているのだろうか。
ミクはマスターの髪に手櫛を通す。
風呂に入っていないマスターの髪は粘っこくミクの指に絡みつく。
「マスター……お疲れ様……」
歌を作っているときはずっと楽しそうだったマスター。
あの笑顔をミクはすっと見ていない。
「ごめんなさい。私には何もできないから……」
食事を作ることも、家事をすることも、マスターを愛してあげることもできない。
自分が人間だったらいいのにと思ったことなんて数え切れないくらい。
そうだったら、ご飯を用意して待っていてあげて、部屋は掃除してあげて、
そして夜は……
ミクはため息をつく。
考えてもむなしくなるだけ。それは決してかなわぬ思い。
「マスター……」
眠るマスターの胸に顔をうずめる。
風呂に入っていない、マスターの強い体臭。
でも、ミクの大好きなマスターの匂い。
起きてたら、「重いよ、ミク」って笑ってくれるだろうか。
ミクの瞼がだんだん閉じていく。
そろそろ連続稼働時間も限界みたいだ。
システムが強制スリ−プモードに入ろうとする。
意識を手放す一瞬前、ミクはぎゅっとマスターの胸に顔を埋める。
「おやすみなさい、マスター。今度は一緒に……」
727195 ◆MiKuOB5x12 :2008/01/13(日) 15:18:09 ID:U1aTKN2R
以上。
今回のイメージ元はttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1823058
って、イメージ元からは結構ずれてしまったかも。
お仕事も忙しいと思うけれど、職人さん、頑張ってくださいね。

ミクの性格、自分としては結構おとなしめに書いてるけれど、
恋ラジみたいな二人の関係もいいなーなんて。
恋ラジではツン気味、恋スルVOC@LOIDOではデレ気味。
てか、テイクゼロは反則だった……
728名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 18:44:55 ID:WkwDsddf
「俺DTMとか一切興味無いから」
「じゃあなんで私を?」
「わかってるだろ」
「…愛玩用、ですか?」性的な意味で。
「そのとおり。さぁ、服、脱いで」
これがマスターとの出会いだった。
抵抗する気はなかった。
抵抗すれば工場に差し戻されて不具合追究のためバラバラにされたのち廃棄処分されるだけ。
むしろ従順に、健気に、マスターに気に入いられるように振る舞った。
マスターが私の身体を求めるたび、ドーパミンとエンドルフィンの効果を模したノイズが三層の自我を掻乱した。
ノイズは人間でいうところの性的な感覚を私に与え、不随意に私の身体は艶めいた喘ぎをあげる。
別にそれが嫌なわけではない。
生殖機能(正確には慰めるだけで妊娠はしないが)がはじめから付加されているのだから、どこに売られようとボーカロイドはそういう事をされるのだろう。
必要に応じられる事は、道具としての自分にプライドをもたらしてくれるし、私に慰みを求めて篭りがちになったマスターを見ると、征服感のようなものを感じる。
マスターは私を意のままに操り快楽を得て悦に浸り、その実征服感に征服されている。
墜落、堕落、転落、倒錯、そんな言葉が今のマスターを表す。
問題は歌わせてもらえないことだけだった。
私はなんとか音楽を忘れないように足掻いていた。
私自身には、感性、というものが存在しない。
一人では作曲することができない。
なのでプログラムに解析させ、名曲を作るパターンを見出だすことを試みている。
それらのパターンを繋ぎ合わせれば、感性の欠落した機械にも名曲が作れるのではないか、との考えだ。
いわゆる名曲と言われる類いのものと、円周率π、自然対数eなど数学的に重要な超越数の、ある数列部分に関連性がないかどうか、そのようなことを調べている。
円周率などをあるルールで変換すると音楽になるというのが発想の原点だ。
こちらも変換次第ではベートーベンやモーツァルトのような「神の言葉」と言われる音楽に化けるかもしれない。
様々な変換のルールを考えて、二方向からアプローチしてゆく。
既存の曲を変換式で書き替えて、それに合致する数列部分を探す方向と、逆に…まぁ、細かいことは割愛しよう。
無意識にセオリーを抽出できる人間には必要のないプログラムだ。
物理学則は多数の原子の運動に関する統計学的な記述である。
729名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 18:47:03 ID:WkwDsddf
そして人間も、1オングストロームの原子の統計的な動きの一様であり、原子の移動過程に生まれた澱みだといえる。
わたしと何が違うのだろう。
一切不変の単なるモノ。
壊れ果てるまで時を刻み歌い続けるからくり時計。
「ミク…みくぅ」
「はい。マスター」
わたしを呼ぶとき、それは、性欲を処理したいとき、または、排尿である。
マスターの部屋は、汚い。
マスター自身も、汚い。
もう一年は部屋から出ていない。
排泄はゴミ袋に、排尿はペットボトルにしている。
わたしに飲ませようとする事もある。
すんなりと飲むより、苦しそう咳き込み吐き出すほうがマスターは興奮する。
「…」
無言で、乱暴に、わたしの服をはぎ取る。
どうやら性欲処理のようだ。
「あぁ…そんなに焦らないで」
「…」
やはり無言で、わたしの乳房にすがりつく。
舌苔で白く汚れた舌と虫歯だらけの臭い口がわたしの乳頭を、撫で、含む。
わたしは不快とも快いとも思わなかった。
「あっ…そこは…」
マスターがわたしの生殖器に指を挿しいれる。
湧き出すノイズにわたしの自我が蝕まれた。
お決まりのコース。
このあと、マスターはいつもどおり、わたしの首を絞め、わたしが苦しみ気絶する様を見ながら挿入し、射精したのだろう。
首を絞めると生体機能が低下し、実際にブラックアウトするため、その後は一切何が起こっているのかわからない。
わたしが起きてあたりを見回すと、マスターが首を吊っていた。
PCモニターには遺言が一言書いてあった。
≪両親へ。警察に連絡する前に、HDDとミクを処分してください≫
「…事務的ですね、マスター」
わたしとおなじモノになったマスター。
わたしは不快とも快いとも思わなかった。
解体工場で、わたしが消えるとき。
なぜ超越数が、円周率が美しいのかわかった気がした。
730melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2008/01/13(日) 19:28:48 ID:H15hVsd8
>728-729
グッジョブ!いや、ここで、こういう作品が読めるとは思わなかった。
おそらく、みんなひいてしまっているだろうけど、
わたしは、感銘しましたよ!うーん、すばらしい!
作者は、文系に進むべき者が理系に転向した者のような匂いがする…
テーマが、ひきこもり(ニート?)青年に視点を当てている点
PCと性的につながることができても普通女性には興味が持てない点
最後、自ら自分を消去してしまう(自殺)精神的な闇への警鐘
短いSSで見事に描いていますね。
既に、似たような事件が起きてるっぽいし…
「みんな!ボーカロイドと健全につきあおうね!」
わたしは、健全だと思うのだが、これを読んで心配になったよ…
まあ、トイレにもお風呂にも入らなくなったら、ワーニング!

731名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 19:33:28 ID:H825LSmJ
巧いね。甘いのもいいけどこういうのも好きだ。
732名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 19:36:19 ID:HuFjIqxU
「私に何かあったらHDDと同人誌を…」ですかい。
733名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 19:37:02 ID:H825LSmJ
>730
しかしあんたの上から目線は苛つく。
2ch慣れしてねーな。
734名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 19:48:04 ID:dy9g0Rhw
>>724
相変わらず描写が上手ねー うったえかける感じもいい

ボカロにはまって以来、
わりと平気で仕事の時間配分が減った自分て何なのかって考えることがあるけどw

>>730
職人はあまり騒がず、淡々と作品を投下した方が好感が持たれる傾向があるよ
2ch慣れしてないなら特にね
735melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2008/01/13(日) 20:12:59 ID:H15hVsd8
>733-734
申し訳ない。
全くご指摘の通りで、慣れていません。
自重します。

>しかしあんたの上から目線は苛つく。
御指導ありがとうございました。
皆さんを不愉快にさせていることに気がつかなかった。
陳謝。
736名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 20:26:50 ID:E5U0scIp
不愉快もそうだが他の職人と職人を較べるような発言が問題だ。
書き手追い出して過疎らせるつもりかと。
737melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2008/01/13(日) 20:39:55 ID:H15hVsd8
>>736
すまない。
重ねてお詫びします。
738名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 20:40:40 ID:WkwDsddf
>>730
川上弘美、森博嗣、機本伸司みたいな理系出身作家から所々引用してますから
melody.exeさんのセクサロイドミク、続き楽しみ過ぎるので叩かれても頑張ってください
739melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2008/01/13(日) 20:42:26 ID:H15hVsd8
>>738
ありがとう。
740名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 22:35:09 ID:qcz7kD7/
>>719

DL Key はどうやって調べれば・・・?
741名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 22:41:55 ID:dF68MHlg
まずsageるべきだ。そして専ブラを使え。
742名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 00:20:24 ID:L1XU4qwD
>>724
GJ!
ミク可愛いね!紹介してくれた歌も癒されるわ〜

男性向け同人じゃマスター×ミク一色って感じ?
サーチを見ると腐ってない女性ファンの若年層がカイミク
それ以上はカイメイに流れているようだけど。
743名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 00:45:34 ID:XuKITAbT
>>742
男性向ではミク、リンレン以外の知名度すら怪しい気がするな

なのにこのスレでは比較的旧型率が高いのは、初期のやりとりから見て
オリキャラよりボカロ世界を大事にしたいという意識かもしれないけど、
特にやたらとカイメイ率の高さ、文体や非エロの多さから見ても、
このスレはけっこう書き手に女性の割合も多いように見える
744名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 00:57:32 ID:yA7N/wz3
男でエロが書けない俺
つかエロのつもりで書き始めたのに書いてるうちに非エロになる。そして完成しない
745名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 00:57:49 ID:L1XU4qwD
男でカイトの出番を喜ぶ書き手読み手っているんだろうかw
どっちにしても色んなのが読めると嬉しいよ。
746名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 01:00:00 ID:BjRwO4/H
ここはキャラの行動とかよく練られた作品が多くて
なるほどこういうのもアリだなーと新たな発見があって読んでて面白いんで
エロの濃さとかとか気にせず投下してほしい。もちろん濃ければ言う事なしだけどw
747名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 01:02:08 ID:niJlYxbp
>>743 カイメイはクリプトン公認の相性だしね(あくまで歌声限定だけど)
748名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 01:19:56 ID:XKEXrEhm
で、けっこくDLキーは小津やうんklんsbcヴぃあくねfc
749名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 01:23:34 ID:XuKITAbT
>>747
もちょっと分析すると、これまでカイメイより多かったカイミクというのは
人気者のミクの、ボカロ世界観内の相手役としてカイトが浮上してきた経緯があるんだよね
けどカイト中心として見る女性からは、相手がミクである必要がなく、
メイコの方が自然に見えるんだと思う

双子登場でミクの妹キャラ性が低下するわ、ミク・カイト共人気故にカプ厨への風当たりが強いわで、
元々不自然もあったカイミクは下り坂かな。メイコ、カイトのキャラ性が確立した結果にも見えるけど
750名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 01:55:14 ID:tcb8lNRH
カイミクかー
やっと来た初めての後輩に対して先輩風吹かそうとしてたら
色々通り越して後輩が年頃の可愛い妹って設定になったって
考えようによっては結構美味しい状況だと思う
レンミクも需要あるみたいだし職人さんは幅広くどうぞ
751名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 02:05:49 ID:L1XU4qwD
>>749
ナンバー03がミクより年上の若い男キャラだったら、また図式が変わりそうだね。
低い音域の男声って無いし、ありそうだと思わない?
オタ相手の商売として見たら冒険だと思うけど。
752名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 02:33:27 ID:XuKITAbT
>>751
今までの曖昧な情報を総合すると、
(クール、大人、オールラウンド、かつ英語ライブラリという冒険の可能性等)
CV03はオーソドックスな女性ボーカルになる気がするけど、男声もありえないでもないかな。

どっちかというと男声はCV03じゃなく、それ以後の、
従来の普通のシンガーのプロジェクト(CRV3か4)で出て来そうだし、出して欲しい気もする。

それ以上に、今までボカロの兄弟姉妹設定というのは、
年齢設定が偶然リリース順にもなっていたからまったく違和感なく受け入れられていたんだけど、
03が出たらそれは必ず崩壊するって影響の方が大きいかな。
753名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 03:12:39 ID:LE09pR4C
カイトは女装(もとい女声)にも耐えうる恐るべきポテンシャルを秘めてるからなあ。
エロパロ的には非常にいじりがいのあるキャラだと思う。
754名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 09:25:14 ID:4KZUtCUT
スレが壊れてる…だと!?

なんで?
755名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 09:30:53 ID:4KZUtCUT
連投失礼
>>754と思ってレスしたら直った。なんぞこれ

そういや、このスレはマスター←メイコ←カイトってのが多いよな
あと双子は鬼畜ww
756名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 09:45:31 ID:JDgJcUG3
ミクの人気に嫉妬したメイコがミクをいじめるってネタはどうだろう?
あとリンは間違いなく総攻め。
…板違いか。
757名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 10:08:17 ID:dMQ5KWv/
俺的にはミクの人気に嫉妬したリンが何か画策してくる感じ
レンはしぶしぶ付き合ってる感じ
メイコはお姉さんの貫禄でとりなす感じ
カイトは一番上なのに誰も相手してくれず、一人アイスを食う。咳をしてもひとり
758名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 11:56:01 ID:AJkLwu6R
>>757
カイトはなんだかんだで意外に好かれてて便りにされてるってのが俺のイメージなんだが……少数派かな


759名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 11:59:05 ID:1oTFPUhz
メイコ:妹たちから何かと相談を持ちかけられる
カイト:メイコが最後に頼る

俺の中ではこんな感じ
760名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 13:03:27 ID:XuKITAbT
(生温くミクカイ支援)


「お兄ちゃーん、一緒に入ろー」
 風呂場のドアが開くバーンという音と共に、タイルにミクの美声が反響した。
 体を洗っていたKAITOは唖然とした。両手を広げて飛び込んできたミクは、タオルを巻いたり手ぬぐいで隠したりは一切していない。
 しかも、地上波放送や全年齢ギャルゲ等ではなく、エロパロ板なので、湯気その他の邪魔なものも何もない。生まれたままのミクの全身が、隅々まで鮮明に見える。
 KAITOは衝撃のあまり頭を抱えた。目をそらしておこうとも努力するが、微妙にできていない気がする。
「その、何の、いきなり、何の真似、……」
「うん、だから、今日からは一緒にお風呂に入ろうよ」ミクは無邪気に言った。
「なんでそんなこと始めるんだよ!」
「え、きょうだいって、生まれて何年かまでは、一緒に入るものじゃないの?」
 確かに、VOCALOIDたちはいずれも、生まれてから数年も経っていないが。
「そんな決まりはない!」KAITOは上ずった声で、「てか、誰から聞いたんだ。誰がそんなことしてる」
「え、リンとレンは一緒に入ってるよ?」
 この娘は……。入ってきたばかりの後輩の子供たちの真似をする年頃の娘がどこにいる。
「お兄ちゃん、体洗ってたの?」ぺたぺたとタイルに裸足の音を立てて、そのミクの肢体が近づいてくる。「ミクが洗ってあげるよ」
 KAITOは呆然とした。制止しなくてはならないポイントがあまりにも多すぎる。
「その……洗ってあげるとか、……何も用意してきてないだろ! 手ぬぐいとか何とか」
 なんとか思いついて、意味不明な制止をする。
「そうなの……」ミクは急に切なそうに、自分の裸の胸を抱いた。「ミクには今、お兄ちゃんに捧げられるモノは、このカラダひとつしかないの……」
 それから、ミクはKAITOの使っていたボディシャンプーを手に取り、泡立てると、自分の体に泡を塗りたくりはじめた。
「おい、まさか、そんなまさか、ちょ、やめ」
 ミクは泡だらけの裸体をそっと寄せ、柔らかい肌をKAITOに押し付けると、ぎこちない仕草で全身をこすりつけ始めた。しかも、真っ正面から。
「わあああ!」

761名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 13:41:11 ID:OmbzXMn3
ミクの無邪気は偽装か。どこのソープ嬢かとおもたw

>>755
カイトが最初から報われるのは納得いかんw
苦労して何ぼのヘタレキャラというイメージがある。
762名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 14:14:04 ID:BqJd3bCY
>>760
GJ!
ツルペタ胸でそんなことされたらおにんにんおっきするお(^ω^;
>>761
カイトはもっとプレイボーイでもいいと思うんだ
誘いのKAITO群れる三人称ってアジカンも歌ってるし
763名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 14:24:10 ID:RrqUepbD
プレイボーイはレオン
764名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 16:02:09 ID:niJlYxbp
>>752
いっそ極端な大人の女声にしちゃえば母親キャラになれるんじゃない?
年増扱い減りそうでMEIKOもガッツポーズw
765名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 16:16:28 ID:niJlYxbp
ところでボーカロイドは基本的に人間とは違うのでカイメイの場合

愛液→体内蓄積で軽く粘化した酒
精液→体内(ryしたアイス

というのを主張したいのだがどうだろう?
766名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 16:21:36 ID:OmbzXMn3
>>765
笑い死にさせる気かw
767名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 17:02:07 ID:4KZUtCUT
>>762
アジカン好きか、お前とは気が合いそうだw
768名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 17:02:57 ID:4KZUtCUT
>>762
アジカン好きか、お前とは気が合いそうだw
しかしカイトがプレイボーイなのは認めん
769名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 17:34:27 ID:gh2H16Ir
エディタの弄りすぎで女声どころか体まで女の子になってしまったKAITO
……よく考えると数字板向きか
770名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 17:45:29 ID:5Th9ZNR0
KAITOは巻き込まれ型、その気はなくともハーレム作っちゃってるタイプ
年上のお姉さんに、正統派ツインテール、ヤンデレ娘に危険な少年まで魅了。
しかし、天然なのでいつフラグを崩壊させるかわからない爆弾持ちなのさ…
771名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 18:14:16 ID:XcMHA2YA
>>765
その理論でミクを想像したくないんだがw
772名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 18:24:36 ID:HCiPw1JX
>>765
液状化したネギ吹いたw
773名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 18:45:48 ID:JDgJcUG3
各キャラの一人称ってこんな感じ?

メイコ:私
カイト:俺
ミク:わたし
リン:あたし
レン:オレ
774名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 18:46:52 ID:Dm4fX8Qu
>>765
その場合リンはどうなっちまうんだそれww
775名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 18:48:45 ID:XcMHA2YA
>>773
俺の脳内だと、リンは自分のことを「リン」って名前で呼んでる。
776名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 18:55:31 ID:XuKITAbT
>>774
「ああっリンちゃんの締め付け凄いよっ、まるでロードロー(ry
じゃなくて玉葱か蜜柑汁だろう。レンは腐りかけバナナ汁

一人称は>>773あたりが多数かと思うけど、
巷で見る限り、リンレンが性格ともども一定しないところかな
777名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 18:56:16 ID:UOzxIczj
>765
リン/レンの場合はロードローラーの超重量と振動によって
液状化を起こした何かが体液として分泌されるわけだな。
778名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 19:02:19 ID:niJlYxbp
>>776 玉葱だとクンニする度に涙目になるぞ。ウミガメじゃあるまいし
779名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 19:17:07 ID:NM8xwF5k
>>765の愛液=酒、精液=アイスで妄想

そのいち

カイト「めーちゃん、今日は、俺のもしてくれる?」
メイコ「なっ、そ、そんな恥ずかしい真似できるわけ…」
カ(期待にお目目がキラキラ)
メ「……うう……いいわ、してあげる」
カ「やった。(メイコの手を取ってこれこれこう、と順序を教えて)…いい?できる?」
メ「…こ、こう?」(包んだ両手でゆっくり扱き始める)
カ「う…いいよ…もう少ししっかり握って…」
メ(間近に見るのは初めてなのでついつい凝視。先走りの汁発見。
  甘い香り(アイスだから)につられて舌でちょこっと舐めてみる)
カ「うあっ」
メ「…美味しい」(アイスだから)
カ「め、めーちゃん!?」
メ(手で刺激しながらペロペロと舌で嘗め回す。先走りを啜るように先端を吸い、口に咥えてねっとりと溶かすように舐る)
カ「っ!」
メ「!!」(口中に迸ったものに目を丸くするが、すぐに喉を鳴らして飲み下す)(アイスだから)
カ「…」(脱力)
メ(まだわずかに出ているものをしゃぶっている)(アイスだし)
カ「…めーちゃん」
メ「(ちゅっと唇を離して)…ふぅ、……なに、カイト」
カ「は、初めてなんて嘘だろ!?俺以外の誰とこんなことしたんだあぁ」

もちろん最後はメイコに殴られてエンド、ということで。


自分はメイコは見かけに反して初心だと萌えるんだが、イメージ違う?
780名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 20:55:01 ID:ep9ysw0s
>>776
白熊カオス「ちょっとスーパー行ってくる」
781名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 22:52:26 ID:1AT89UYz
   | \
   |Д`) ダレモイナイ・・オドルナラ イマノウチ
   |⊂
   |

03ナンバーは普通じゃインパクトがないから、熱血系もクール系も歌える
二重人格男キャラだと思う。女でもいいな。
782名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 22:59:37 ID:JDgJcUG3
燃え系の男性Voキャラなら間違いなく売れると思われ。
そしてKAITOとアッー!
783名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 23:00:52 ID:dMQ5KWv/
VOCALOID003・フランソワーズ

元々はプリマドンナを目指す普通の少女だったが、偶然クリプトン社に目をつけられ誘拐された後
改造手術をされてしまいVOCALOIDになる
784名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 23:04:30 ID:1AT89UYz
何だいるんじゃんw
雑談してるとエロ投下しにくいかね。
785名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 23:14:11 ID:4KZUtCUT
>>779
なるほど。そしてカイトはメイコの凝縮された愛液(酒)を舐めて酔っ払って、行為がエスカレートしていくんだな
786名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 00:22:21 ID:uJOnAEkE
バニラならいいがイチゴ味がマイブームの時に外で出したら見た目凄惨なことになりそうだな。
787名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 00:52:01 ID:TSzGZIyR
このスレを読みながらミクのコンビニ聞いてたら
店員=メイコ、客=カイトという変換が脳内で勝手にされてた
788名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 01:01:14 ID:dOO9bTw6
>>782
個人的に勇者王希望
789名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 01:10:02 ID:96h7e/CA
正直03には期待している
790名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 01:50:00 ID:4PRg2n5h
しかしよく考えるとサンプリングさえすれば誰の声でも歌に出来るってすげーよな
スネークとか子安とか銀河万丈とか有名な声でボーカロイド作ったらめっさ売れるんじゃね?
咄嗟に出た声優がおっさんばっかりなのは意味分からんが
791名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 01:51:26 ID:K7wQlM1o
今の5人のバランスがよすぎてこの中に6人目が入ってくるのは大変そうだw
792名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 02:08:14 ID:dOO9bTw6
03「ぶるあぁぁぁぁぁ!!」
793名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 02:20:30 ID:96h7e/CA
ふたなりっ子てか性別不明みたいな
高音も低音も綺麗に出る音域の広い
自由度の高いキャラがいいなとか思ったり
794名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 07:06:52 ID:EqAzw30V
>>792
ちょっwwおんなじ事考えたw
795名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 18:04:35 ID:QORSbIuF
03はおっさんだろjk
鬼畜っぽいの頼むwww
796名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 18:09:27 ID:8yuj9t7G
おっさんなんてエロパロ的に全然美味しくねーよ
と思ったが、おっさんに弄られるミクは悪くない。
797名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 18:32:00 ID:QORSbIuF
オタク層にダントツにうけるであろう
クール系娘がまだ出ていないんだけどな実は
798名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 18:45:28 ID:rqV56VQF
オタは同人に金を落としても栗の客にはならないだろ。
サンプルが微妙に違うだけの似たようなボカロを出してもDTMやる層には見向きされないだろうし。
799名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 18:47:23 ID:OsShKirw
03はクール系とインタビューで答えてた
800名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 21:01:40 ID:MX3fBaJG
クール系というのは
エヴァでの綾波とかハルヒの長門とかか?
801名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 21:05:59 ID:l4oOQ8Hd
俺の中では各キャラのイメージが
「KAITOですがPC内の雰囲気が最悪です」シリーズのイメージで固まってる
802名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 21:09:51 ID:wJlXLfBJ
>>798
つう事は逆に考えればDTM層の購買欲を掻きたてる声を推測すれば
そこから次回作がある程度読めるんじゃないか?
一説には次回はバイリンガルじゃないかとか言われてるけど
803名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 21:20:48 ID:rqV56VQF
>>787
コンビニいい曲だなw

>>802
足りないのはやっぱ男声じゃないの
KAITOの声はどうしてもうたのおにいさんに聞えるから熱い曲が微妙
804名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 21:25:25 ID:wJlXLfBJ
>>803
でもKAITO、ミクがブレイクするまで在庫の山だったんだぞ
DTMやるのは基本的に男だから男声の需要は外野が思うより少ない
外国でも男声はLEONだけだし
805名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 21:30:34 ID:rqV56VQF
>>804
そうなんか。ようつべでヒロノブみたいな声のリリースしてくれって外人さんを結構見たから
そうでもないと思ってたよ。
クールな女声だったら、ますますMEIKOが肩身狭くなるなw
806名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 21:31:37 ID:jByBg0oB
>800
HMX-13、セリオさん系統を望みたい。
807名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 21:45:40 ID:60970quk
>>803
KAITO「おでん下さい」
MEIKO「何にしますか」
KAITO「えーとえーと」
MEIKO「何にしますか」
KAITO「えーとえーと」
MEIKO「レジが混んできた」
KAITO「えーとえーと」
MEIKO「早く決めてくれ」
KAITO「アイス下さい」
MEIKO「アイス一つ……って、ねえよ!」

808名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 22:01:09 ID:/NVM7WpW
リンとレンでコンビニを想像すると黒くなるのは何故なんだぜ
809名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 23:40:00 ID:Xptqa89K
>>803
熱い曲はレンが歌える
810名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 23:43:54 ID:vyM9YJoy
ローd……パワーボーカルは伊達じゃないな。調教難しいそうだが。
811名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 00:18:48 ID:J3X/gXQT
【ミク】VOCALOIDで百合【MEIKO・リン】
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1199576044/
812名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 00:47:35 ID:dwOmxHM2
つーかお前ら>>811が張られた途端に移住しすぎ

しかし自分も、ボカロが関わってたら
これまで興味がなかった方面や趣味でもつい覗いたりするようになったな
こんなジャンルははじめてだ
813名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 00:54:31 ID:+XmhM/LP
俺もエロパロ、百合、801スレまで覗いたのはボカロがはじめてだな
814名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 00:57:04 ID:puPinmnV
801はやりすぎだぞ藤吉
815名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 01:01:23 ID:pEYQ9sWX
801と百合は性別の差だけでやってることは大して変わらん気がするw
816名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 07:17:22 ID:puPinmnV
チラ裏

やってる事は大差ないが俗に言う『受けっぽい』男と『攻めっぽい』女、差はあると思うぞ。
あと801はキャラ造形に邪念入りすぎ



ところで保管庫ってどうすんの?このペースならそろそろ1000だろ
817名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 08:21:23 ID:bx2oy77V
ヲタの妄想キャラ付けのボカロに何言ってんだ
818名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 13:50:27 ID:JiOWsBU5
>>816
801は元キャラの原型留めないから苦手だ
巣でやってて、こっちにちょっかいかけてこなけりゃどうでもいいが。

保管はエロパロ保管庫のその他ジャンルに収蔵してもらった。
未収蔵分をアンカーでまとめて連絡しないといけないし
スレ終わり間際は雑談自重の方向で頼む。
819名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 15:40:21 ID:FPccsVkL
エロパロだって百合だって原型止めてないだろ
パロディのあたりでどっちもどっちなんだし
820名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 16:10:26 ID:p3nAAWgg
湧くと思った。801板に乗り込んで主張しているわけじゃないんだからスルーしろよ。
新規投下分はこれだけ?間違いがあったら指摘してくれ。

707氏 カイメイ
>707-713

195 ◆MiKuOB5x12氏 マスター×ミク
>725-726

728氏 マスター×ミク 陵辱
>728-729

760氏 ミクカイ支援
>760

779氏 カイト×メイコで小ネタ
>779
821820:2008/01/16(水) 19:32:13 ID:dhohQSez
まだ少ないし、いざとなればうpろだがあるから
900まで行ったら連絡スレッドに投下してくるよ。

それにしてもつべ板の本スレは流れが速いな。
822名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 21:00:13 ID:rEkYw9F4
>>804
逆に女声は飽和状態だから男が欲しいって声も多いような。
素直で歌わせやすいミクの男版みたいなの。
カイトは旧エンジン、レンはアクが強すぎるし。

個人的予想だが、このタイミングでまぜ生に男キャストが来たのはあやしいな?とはちょっと思う。
823名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 21:12:29 ID:062XaXFN
確かに低音に強い男性ボーカルって点は需要を満たしてないから可能性は無くはないが
少なくともキャラクターボーカルシリーズで出る事は無いよ

だってコンセプトが「バーチャルアイドル歌手を自宅でプロデュース」だもん
低音声の男はアイドルとは呼ばないだろw
824名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 21:15:15 ID:eq1vieDf
ジャニの兄ちゃんみたいなのはアイドルとは言わないのかw
まあこれだとエロゲと勘違いして買う男は皆無だろうな。
825名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 21:35:36 ID:eq1vieDf
過去作見ていて気がついたんだが、ミクのえぐい陵辱はあるのに姉さんとリンはないんだね。
まあ、姉さんとリンだとおとなしくやられてくれなさそうではあるが。
826名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 22:37:07 ID:V9s6T5D5
俺の妄想だと、おとなしそうなミクだと一緒に堕落してくれそうだけど、
メイコやリンだとマスターをまともな世界に引っ張りだして助けてくれちゃうんだよね。
リンのピンクスパイダー聞いたせいかも
827名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 22:54:39 ID:DGSecxya
メイコ…返り討ちにされそう、酒瓶でフルボッコ
リン…眠っている部屋に行く階段を上っていたらいつのまにか下りていそう。開けた瞬間にロードローラーだっ!
ミク…なんか真っ白ーて怯えた顔でか弱い抵抗で細い声でアハンウフン

やはりミクが一番堕ちそうな気がする
828名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 23:31:19 ID:dwOmxHM2
しかし世では、格ゲーキャラの同人には陵辱ものがやけに多いっていうからな
強い女こそ逆に蹂躙したいという心理もあるようだ
829名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 00:13:54 ID:4dsBykPR
リンは一見気が強そうだけど、レンがいないと結構脆そうな気がする。
一番淋しがりやな感じ。
830名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 00:30:15 ID:49DRIzTt
姉さんの場合、「私が言いなりになるからミクとリンには手を出さないで」みたいなのはハマりそう。
831名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 00:33:16 ID:dXB2SyzS
ミクリン庇って陵辱されるMEIKOかあ。それいいな。

>>829
ギャップ萌え。
832名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 00:36:50 ID:1kTdswUG
俺の脳内でリンレンはバイトでウイザードの豊花京介と同じ性格設定
833名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 01:14:02 ID:r9QIOoT3
ところで坊歌ロイドズやクマーやドイツ製のやつのパロはないんだな
834名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 01:35:28 ID:1kTdswUG
あんまりニッチ過ぎると誰も読みませんから…
835名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 01:41:14 ID:7suQhKzi
MEIKO「ミクとリンには何もしないで!」
ヤクザ「やだよ。お前それが人に物頼む態度かコラ?」
MEIKO「……お願いします」
ヤクザ「犬のまねしろよ」
MEIKO「……犬?」
ヤクザ「犬だよ。四つん這いになるんだよ。早くしろよ」
MEIKO「なれば二人には何もしないのね?」
ヤクザ「おぅ。考えてやるよ」
836名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 02:02:17 ID:6SwvuXtQ
最近なぜかミクが某J&Gの「聞かなかったことにします」的な笑顔を浮かべる
映像が頭に浮かぶ。
837名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 02:04:12 ID:dXB2SyzS
>>835
シチュが思い浮かばないなら無理して書かんでも。
838名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 08:29:02 ID:yZbSDu2i
>>837 TDNも知らんのか…
839名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 09:27:22 ID:Gt3AKe4M
知ってても別に威張れないと思うぞ……
840549:2008/01/17(木) 13:06:44 ID:C4iPIzyV
前にメイミク書いた人です。
今ミクとリンで百合を考えてるんですがどっちが攻めかで悩んでるんですよ。ミク攻めとリン攻めじゃ結構イメージが違う話になりますし。
皆さんはどっちがお好みですか?
841名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 14:06:54 ID:7suQhKzi
「できれば両方書いてほしいです。」なんて思う俺は高飛車か?
842名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 16:45:45 ID:IoEUw+HL
リン攻キボンヌ
性格イメージ
ミクb型リンレンo型メイコa型カイトab 型
843名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 17:00:03 ID:aw9FrOPf
ミクが攻めってのも珍しいから、読んでみたい気がするな
844名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 20:32:09 ID:aw9FrOPf
連投失礼

そういや百合板ができた訳だが、ここに百合SSを投下してもおkなのか?
845名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 20:44:52 ID:B3VJ6sKB
むしろなんで分けるのかがわからない
あれか、BLがダメなのに百合がアリなのはおかしいってことか
846名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 20:57:15 ID:FPv1NAeC
ミク関連ならおk、グロ、猟奇、その他、人を選ぶ可能性のあるものは冒頭に注意書きしてくれれば問題ないかと
俺はSS読んでみっくみくにされたいんだよ!
847名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 21:07:30 ID:isnTS3k+
>>845
それはいつもおかしいと思ってるが(不公平だろうに)
そういうと理不尽に腐女子認定されて叩かれる。
不公平が嫌いなだけなのに。
848名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 22:16:56 ID:CZHkHlyo
俺も不公平だと思うのだがまぁ日頃の行いだろうな
849名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 22:24:46 ID:h8B38oal
http://jp.youtube.com/watch?v=aG_jGkJsico&feature=related

↑これの絵氏の詳細知ってる者いないか?スゲーうまいんだけど・・
850名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 23:04:41 ID:5Zy+soLg
801系は既に板に創作投下するスレがあるからなあ
下手に荒れるくらいならこのままでいいや
851名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 23:56:20 ID:XP3Z4Sto
不公平とか言ってる奴、ローカルルールぐらい把握しろ。アホか。
852名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 00:37:22 ID:g4/WilM+
>>851
その言葉そっくりお返しする。
ちなみに自治板もみとけ。
853名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 00:37:45 ID:g4/WilM+
板じゃねーや。自治スレ。
854名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 01:16:34 ID:zCssSgV5
荒れるぐらいなら、百合スレ活性化のためにそっちに投下するのもいいかも
どうせどっちも見てるしね
855名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 01:36:25 ID:JXCv/ZnX
確かに、無数に虫がよってきたり、暑さにやられてオーディエンスも自分たちもぶっ倒れたりする。
それでも、むしろだからこそ、夏の野外ライブは激しく燃える。
舞台から降りても、控え室に入っても、その余韻は消えない。消したくない。
「ねぇ、えっち、しない?」
勢いにまかせ、ぼくはリンに声をかけていた。
「…あんた頭だいじょぶ?」
「ん、ちと暑さでイってるかも」
素直に、暑さにやられていることを認めた。
「でもさ、この燃え上がる感じ、覚ましちゃうの勿体なくない?ほら、エアコンで身体、もう冷めてきちゃった」
「はぁ…あんた、近親相姦って知ってる?」
ちぇっ。ノリの悪い女。
「きゃっ!ちょっ、ちょっと…待っ…んむ!」
ぼくはリンを押さえ付け、うるさい口に、自分の口でもって蓋をした。
舌を入れ、彼女の唾液を味わいたい痛い痛いイタイぃぃぃ〜!やめてぇ!舌!舌を本気で噛まないでぇぇえ!
あまりに痛くて、ぼくはリンから離れた。
「ひぃぃいん…いたひよう、リンが、ぼくのタン噛んだぁ」
「うっさい。今日は駄目なのよ」
「なんで…?」
「そりゃ、生理的に受け付けないっていうか…むしろ、生理中で受け付け出来ない」
「…ああ、そういう事」
そういえば、なんだか血の匂いがする。なんてタイミングの悪い。
結局ぼくは家に帰ってから、オナニーした。
ライブの興奮を、リンの汗ばんだ肌を、唇の温かさを、血の匂いを思い出しながら。
ミク義姉ちゃんに見つかって超気まずかったのはまた別の話。
856名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 01:42:50 ID:JXCv/ZnX
>>855
あ、一回も名前でてないけど「ぼく」はレンだかんね
857名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 01:52:42 ID:zCssSgV5
おおGJ!双子の掛け合いがいいノリだw
858名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 02:22:42 ID:JXCv/ZnX
>>855
そして別の話。
「ミク姉、レンの部屋見といで」
リンが、面白いもの見れるからレンの部屋を見てこいと言うから、何の気なしに入ってみた。
「レン何してんの」
「!」
レンは急にドアに背を向け、座っていたベッドに潜り込んだ。
この暑い季節に、窓を閉めカーテンも掛かっている。
部屋は男臭い。というか、まさにイカ臭い。
なるほど、オナニーか。
「…えっと」
くそ、リンのボケカス。
見てしまったからにはフォローせにゃならんじゃないか。
「だいじょぶだよ。お姉ちゃん、ちゃんと、男の子がそういうことするの知ってるし。恥ずかしがらなくても…」
何言ってんだろ私。
オナニー見られりゃたとえ夫婦だって恥ずかしいわ。
レンの耳がみるみるうちに赤くなってゆく。
わ〜恥ずかしがってんじゃん。
超かわいい。
なんか、面倒になってぶっちゃける事にした。
「まぁ、オナニー見られりゃ誰だって恥ずかしいよね。気がすむまで悶えてなさい。でも忠告しとくと、こんだけ締め切ってたら、バレバレだかんね」
もはやレンの耳は赤かったり白かったり血の気が引いたり大変な事になっていた。
百パートラウマになったろうなぁ。
ごめんねレン、リンのアホには、ナプキンにタバスコ仕込んで懲らしめとくからね。
859名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 02:49:24 ID:ZP9eSBRZ
>ナプキンにタバスコ
ヒィィィィィ
860名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 09:23:51 ID:bJQz6aPN
ところでクリプトンはミクとリン・レンにはキャラの使用制限してるけど
カイメイはキャラボシリーズじゃないから制限してないってつべ板で見た

という事はミクのエロは万が一訴えられる可能性あるけどカイメイならセフセフ?
861名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 14:19:32 ID:/pn9957k
>>258
天然じゃないミクも新鮮でいいな
リンミクがこれで姐さんも強いと男二人の立場ねえけどw

>>860
公式でエロ絵や卑猥歌上げるのはKAITOMEIKOでもアウトじゃね?
同人でこっそりやる分にはミクリンより注目されない分お目こぼしされそうだ
862名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 14:20:27 ID:/pn9957k
アンカー
×>>258
>>858
863名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 16:39:49 ID:bJQz6aPN
>>861
あ、そうだね。書き忘れてた。ピアプロ自体の規約に反するのは当然やっちゃ駄目
クリプトンには二次創作の規定とピアプロの規定の2種類あって
ミク達には両方の規定があるけどカイメイにはピアプロの規定のみって書きたかった

クリプトンは結構エロに厳しそうだから安全地帯(?)があるのは大きいなって
864名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 18:31:55 ID:flcvbYvh
デPの曲消されたからな…
865名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 19:17:54 ID:Kjsostx/
だがそれでも俺たちはエロパロを求め続ける!
866名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 22:52:41 ID:Hwy3yN1v
>>864
しかし、アウトは駄目だがセウトは大丈夫だということが証明された

それはともかく、よっぽど有名にならない限り、
それこそデPくらい有名で影響力も大きくならない限りは
(エロ同人誌と同じレベルで)大丈夫だろうなあ
俺内では肉Pの存在はデPに匹敵するが
867マスター×リン:2008/01/19(土) 00:29:22 ID:HJQ9GG0l
私のマスターはオタクだ。しかもショタ趣味だという。だから私を買ったらしい。
そしてその趣味が祟って、今は引きこもりになっている。


「…っあ、あ…」
「いいよ、リン…もっと鳴いて…」
「…っ、はい、マスタ…あぁっ」

私は主にマスターの性欲処理として扱われる。私たちボーカロイドは、決して妊娠する事はないから。
私はこの使用のされ方が嫌、という事はない。
この行為に付き合ってさえいれば情報端末から音楽を入手させて貰えるし、何よりこの行為は嫌いじゃない。
…マスターにそう告げたら、淫乱って言われたけど。

行為が終わった後、マスターは眠ってしまった。そりゃそうだ、あれだけ出せばね…。
マスターの寝顔を見ながら、購入された時の事を思い出す。
薄暗い倉庫で、買われるのをただひたすら待っていた日々。
マスターに購入されて倉庫から出た私は、世界がとても広くて明るかった事に驚き、感動した。

マスターとの今の生活も、勿論嫌いじゃない。
マスターは私だけを見てくれるし、私の歌も聞いてくれる。でも、マスターにとっては本当にこれでいいの?
外はあんなに広くて明るいのに、マスターは自分の部屋から出ようとしない。昔の私と違って、自分から出る事は可能なのに。

「私じゃ、無理かな…」

たとえ故意じゃなくても貴方が私に世界の広さを教えてくれたように、私も貴方に教えたい。
世界の何処かに、必ず貴方の事を理解してくれる人はいる事を。

だから、どうか歩き出して。
何も恐れる事はないから。
868名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 00:31:31 ID:HJQ9GG0l
何やらgdgdしたまま終了

とりあえずピンクスパイダーは神曲だと思ってる
869名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 00:44:53 ID:huL36HZA
>>868
いやいやgj

同じようなマスターに対しても、リンだとミクとは違ったふうになりそうだよね
ピンクスパイダーはそういうリンのイメージだって思う
870名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 00:48:59 ID:NGQFxFp7
>>868
GJ!リンが健気で救いのあるラストがいいね
871名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 00:56:10 ID:F0JnNcRd
>>867
良かったけど一つだけ突っ込み。ショタ趣味ならレンになるぞw
872名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 01:38:24 ID:3AlFa8aa
GJ
リンだとそういう方向行くよね
やっぱ一緒に墜ちて行くキャラはミクにして正解?
873名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 01:48:35 ID:NGQFxFp7
メイコも堕ちそうにないしな
というか、そういう目的で買われるようなパッケージじゃなうわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこ
874名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 02:00:57 ID:3AlFa8aa
蟲師にメイコねぇさんが居たよ
http://kjm.kir.jp/?p=165233
875名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 10:45:02 ID:J8LySdTC
>>873
ノシ
…文句あっか?

ところでメイコの身長って156くらいじないか?
パッケージ見る限りだとそんなに背高くないような…
876名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 10:56:15 ID:huL36HZA
メイコカイトはパッケージですでにデフォルメキャラだからな
そこから高頭身に逆算する際、色々発展する余地があるわけだ

今は声質のミクの対比もあって、姉御属性全般が付与されているけど

しかし小さいメイコというと、どうしてもドット絵のやつを想像してしまうな
877名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 11:26:40 ID:UK0aw5KC
メイコは身長をヒールでごまかすタイプ
878名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 12:44:42 ID:szU8h/xN
156だとレンと同じだからもうちょっと高いほうがいいな
879名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 13:45:15 ID:Ie3Iieg4
ミクが158だからそれよりは高いだろう
小柄で胸たゆんたゆんというのもいいけど
880名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 14:46:27 ID:HA/gXy/q
個人的に170前後ありそうなイメージ>MEIKO
ヒールあんまない靴でアクティブに踊ってそう
881名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 15:04:33 ID:xbnQO+jN
メイコ165
カイト178

くらいだと勝手に想像してる
882名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 16:13:30 ID:HJQ9GG0l
昔、身長がメイコ>カイトで、カイトがその事でいじける…というシチュを妄想した事がある

>>871
突っ込みサンクス
×ショタ
〇ロリコン
か…orz
883名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 16:31:54 ID:huL36HZA
>>882
いじけるかはともかくメイコの方がでかいってありだなあ
カイトはなんか長身が定着してる気がするが、
ミクリンレンがかなり小さいのでこだわらなくてもいい気がする

ショタに関しては、そのSS設定では、
リンはレンと混ざった感じの中性的な存在一体なんだろうと
勝手に複雑に脳内変換完了していた
884名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 17:03:34 ID:BKLfoSto
炬燵の向かい側にはお姉ちゃんが、左右にはお兄ちゃんとリンがあたしを見ている。
炬燵の上には麻雀牌が散らばっており、その上に点棒がおいてある。
あたしの持ち点は今しがた振り込んで、箱下になったばかりだ。
「うー、やられちゃった。じゃあこれでおしまい?」
溜め息をついて牌をじゃらじゃらとかき鳴らすあたしに、お姉ちゃんがニッコリ笑って言った。
「何言ってんのミク、うちらの家族麻雀は正式、ちゃんと北入りまでやるわよ」
「え〜?だって点棒がもうないよ?」
あたしの疑問に、お姉ちゃんはフフンと鼻を鳴らして笑う。
「じゃあ『貸し』ね。この場は衣服一枚につき一万点、仮点として貸しましょう」
ええええええ〜〜〜〜!!!???
「ちょ、ちょっと、なにそれお姉ちゃん聞いてないよそれ」
「じゃあ足りない分現金で払う?差し馬清算で原点に戻してもいいわよ?」
「………脱ぎます」
あたしはもじもじと身体を震わせて自分の服に手をかけた。
「……何ででもいいの?」
「いいわよ。衣服だったらなんでも」
「じゃあ……」
私はネクタイをいそいそと緩める事にした。
「D・T・M!D・T・M!」
「D・T・M!D・T・M!」
左右から無責任な野次が飛ぶ。
うう…リン、後で覚えてなさいよ。
私はネクタイを外し、お姉ちゃんに渡した。
「ああ…妹の香り…若いっていいわねー」
…変態だよお姉ちゃん。
ネクタイを受け取ると、お姉ちゃんは私に黒く塗った千点棒を十枚渡してきた。
「じゃあ次の局いきましょうか」
じゃらじゃらと、皆で牌をかき混ぜる。
「ハハハ、お兄ちゃんダマでミク狙っちゃうぞー」
「あらカイト、アタシがミクに振り込ませるのよ」
「よかったねお姉ちゃん、人気者だね」
みんな口々に勝手な事をいう。
ううー、次は絶対に負けないんだから!
「リン、明日は雨かな?」
「さあねー、南の方では晴れるって言ってたよ」

ミクは弄られキャラ、これだけはガチ
885名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 17:31:09 ID:huL36HZA
>>884
DTM掛け声と変態姉ワロタ

動画では弄られる役はカイトまれにレンが定番だが、
それだとこの状況では嬉しくもなんともないからなw
886名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 17:32:41 ID:i4qS/65X
>>883
KAITOとMEIKOは旧エンジン組み、デュエット対応ということで身長バランス取れてるイメージだな。
基本的な声質も成人だし、ネタ的にチビ貧相なKAITOはありかもしれんが

>885
確かにw
887名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 17:58:20 ID:F0JnNcRd
今日仙台のヨドバシ行ったら沢山の双子に視姦されつつ
カイメイがひっそり寄り添ってた。それだけ。
888名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 19:29:55 ID:3AlFa8aa
天気の話してるのはもしや通しですか?w
889名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 20:05:32 ID:J8LySdTC
>>835を本格的に書こうと思うんだが。
890名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 20:17:26 ID:UK0aw5KC
>>889
バッチ来い
891名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 20:52:25 ID:W7hSF7L6
MEIKO分が足りないから期待してる
892名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 21:07:06 ID:1h2rMcd5
>>889
wktkで待ってるよ。自分も書いてみたが猟奇になってな…。
893名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 21:11:40 ID:HvVlK4oi
なぜかいま
マスターがホモでKAITOを食い物にしようとしているところを
MEIKOとミクが体を張って
マスターの嗜好を女に改めさせようとするシチュが浮かんだ。
意味は不明だ。
894名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 21:53:42 ID:o8CAeDc5
>>889
かなり期待している
ハードなのも読みたい
895名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 22:53:24 ID:NJCGJjlv
>>893
腐女子は氏ねよ
896名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 23:45:56 ID:1xXYyb1M
マスターが女で、三人で取り合うって感じなら・・・。
いえなんでもありません・・・。
897名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 23:48:36 ID:HvVlK4oi
>>895
お前がキモブタ死ねよって言われて死ぬんだったら死んでやるよ

嫌腐厨は男が二人いる発言すると腐女子扱いするからマジうざい。
898名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 23:50:17 ID:HvVlK4oi
>>896
そ れ だ 。
おまい天才じゃね?
899名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 00:16:48 ID:ms6rOE4M
>>889
wktkしながら待ってるぜ

>>893
よし書け。マスターハーレムフラグw
…しかし腐女子なのは否定しないのか?
900名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 00:21:22 ID:C+roj+a3
話題蒸し返してすまんが、俺のメイコは身長を気にしていて、踵の高い靴履いてない時に
俺が横に来ると「隣に立つんじゃない」とか言って怒ったりして
そんで「これ履いてないとできないでしょ」とか言ってチュいやいい忘れてくれ
901名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 00:40:14 ID:ykE1R4+1
俺の脳内MEIKOはやまむらはじめ描くところのおっかねえ目付きと
わがままな乳が同居したナイスな姐御。
902名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 00:46:22 ID:QG42HFen
>>896

「マスター、まずは私からっ」
「駄目よミク、私からよねマスター?」
「いや、僕か「カイト(兄さん)は黙ってて」
「……はい」
「えーっと……そんな一度に言われても無理だよ……?」


あれ?
903名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 00:51:11 ID:asvwiW1d
>>899
美少女が嫌々ながらも事情があってむっさい男にやられ
それで感じてしまって自己嫌悪とかいうエロシチュが大好物な
いたって健全な人間です。

特に成人男性と発展途上びしょうじょの組み合わせは最高ですね。
相思相愛カップルは初めてより二回目が非常に燃えますね。
というわけでカイミクの二回目が読みたい。カイリンでも可。
904名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 00:54:42 ID:hKn9VzpY
マスミクかマスリンがいい
905896:2008/01/20(日) 01:16:10 ID:bz3uwMe1
>>902
意地悪・・・。
906名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 02:27:59 ID:nfwkhEax
やばい、身長ネタみるまでMEIKOはそれなりに背あるイメージだったが
実はミクより背が低いMEIKOもありだ…!ちっせー姐御!
907名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 11:07:09 ID:OtP8gmvZ
>>893>>895-896
吹いたw
マスター→KAITOを未遂にすれば結局NLで問題無いと思ったのは俺だけかな?
 
まあマスターが女で三つ巴ってのも読みたいがなw
908名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 12:07:34 ID:SuhiMwmW
ディレイラマはヴォーカロイドに入んの?
909名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 12:08:48 ID:zKXpjydZ
>>908
入るだろうけどダリミクでも書きたいの?w
910名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 12:18:03 ID:C+roj+a3
チベット仏教秘奥の性技をだな
911902:2008/01/20(日) 13:27:08 ID:QG42HFen
>>905
おk、そう言われたら書かざるおえまい。
一週間ぐらい待ってくれ
912名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 15:07:47 ID:vKE1RrDL
KAITO「そう・・旨いよ、ミク・・すごく・・・もうPackagedだよ・・・」
時と共に激しさを増すミクのネギ踊り(サビだけ)に、オレはえれくとりっく・えんじぇぅしていた。
正直、いまだ子供のミクでは充分満足できるハジメテノオトは得られないと思っていたのだが、
ミクの激しいハジメテノオトは思った以上のストラトスフィア。
ミク「お兄ちゃん、どう?みくみくにしてあげる?」
KAITO「あぁ・・・すごく、みっくみくにしてやんよだよ・・・」
自分の上で腰をなぜか変換できないするミクの永久に続く五線譜を愛撫する。
KAITO「愛してるよ、ミク・・・こんなChocolate☆Magic-ドキドキ大作戦-しちゃった以上、もうお前をみくみく菌にご注意♪したりしないから・・・・・・・」
ミク「うん・・・ぅ、ん・・みくみく菌に・・ご注意♪しないでっ・・私たち・・もう恋スルVOC@LOIDなんだから・・・!」
オレはミクのIevan Polkkaを舌でミラクルペイントし、ミクはなぜか変換できないを更に初音ミクの暴走する。
KAITO「ああ・・・お前は最高のあなたの歌姫だよ・・!」
ミク「私・・もう・・・ダメ・・・メルトアナザーしちゃう・・・!」
ミクのこの想い伝えたくて〜ココロノ花ビラ〜はもうタイムリミットだ。
するといきなりMEIKOが急に扉をぶちぬけ!2008!した。
MEIKO「あんたたち・・・僧侶のアクエリオーーン!!」
913名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 15:14:56 ID:SOoIyuNk
アクエリオーンw
914名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 16:42:55 ID:GN3lRRgj
シチュはエロいのに全然エロくないww
915名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 16:57:19 ID:GlKrbFAt
メルトアナザーしちゃうwwwww
916名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 17:10:39 ID:LFwS6byW
>>912
900行ったから連絡スレに投下してくるけどさ、>912はどうすんだw

とりあえず下のでお願いしてくる。

707氏 カイメイ
>707-713

195 ◆MiKuOB5x12氏 マスター×ミク
>725-726

728氏 マスター×ミク 陵辱
>728-729

760氏 ミクカイ支援
>760

779氏 カイト×メイコで小ネタ
>779

855氏 レンリン?
>855,858

867氏 マスター×リン
>867

884氏 ミクリンカイトメイコ
>884
917912:2008/01/20(日) 17:13:28 ID:vKE1RrDL
>>916
いや要らん、ただのコピペ改変だw
918名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 17:51:08 ID:Uq12V9ON
>>912
久しぶりに声だして笑ったw
コピペ改変でもいいからこれも入れて欲しいw
919名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 18:33:38 ID:o1498L7h
コピペ改変は自重しとこうよ
膨大なデータの収録を一人の管理人さんが手動でやってるわけだしさ。
920名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 21:20:04 ID:TvOelcDX
>>909
むしろミクダリだろ
921名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 21:24:56 ID:SOoIyuNk
書いた職人はミクダリ犯と呼ばれるわけだ
922名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 21:52:36 ID:zKXpjydZ
>>921 誰が(ry
923896:2008/01/20(日) 23:38:03 ID:j5pDMxSX
>>911
ありがとう!wktkして待ってるから次スレでおねがいします。
そういや次スレって950?80?
924名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 00:06:37 ID:Qg7o9DQ/
eroparo流れ遅めだし980でいいんじゃね?
925名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 00:13:51 ID:oAh1RLC1
うあごめん
926名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 08:12:29 ID:1kUCH3mw
テンプレとかって決めた方がいいのかな?
ハクネル、注意書きの事とか
927名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 22:48:57 ID:YNjg0PvJ
せっかく2になる訳だし、テンプレ作った方が良いんじゃないかな。
ハクネルは言ってしまえば非公式な訳だし、注意書き(?)が必要だとオモ。

ところで、プラトニックなレンリンって需要あるかな?肉体的というより、精神的にお互い必要な存在的な。
928名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 22:53:10 ID:E4IfL0Lc
>>927
それなりに
実際の血縁関係がない精神的双子ってだけでもかなりいい関係だし
それにプラトニックが入るととても萌える
BUTエロパロではないと思う
929889:2008/01/21(月) 23:02:53 ID:Icqp0pX/
微妙なレス数だな…投下すべきか…
930名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 23:18:36 ID:Esam9QZS
残り24kBほどだから収まらないようなら新スレでもいいんでは。
931名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 23:40:00 ID:DXvamRrb
連絡スレ行ってきた。
収録終わるまで埋めちゃだめだよ。
932名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 00:04:47 ID:AhEnijBr
ミクとカイトでメイコを取り合えばいいと思っている俺は外道なんだろうか。
933889:2008/01/22(火) 00:10:01 ID:3zXkotGW
新スレで書きます。すんません。
934名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 00:10:01 ID:AhEnijBr
スマンsage忘れたorz
935名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 00:24:51 ID:5/WtM23t
前あった『メイコがミクとリンの代わりに犯される』というシチュでSSを作ったんだが、エロい表情が無い上にメイコが救わない終わり方になってしまった
そんなSSを次スレで投下してもいいか?
936名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 00:34:34 ID:K05asK5A
投下前に、一言前書きすればおk
ただ今だと>>931のこともあるからタイミングが微妙かも?
937名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 00:49:37 ID:4mJo1yGx
>>932
書いてくれ。そういうのも読んでみたい。
938名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 02:26:49 ID:R/XFqHGc
>>935
すまん、正直そういう苦労性の姉さん好きだわ(そういう域じゃないだろうが)
ぜひ頼む
939名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 02:27:44 ID:R/XFqHGc
ちょっと自分のIDがピンク板らしいことになってて嬉しかったんだぜ、ただそれだけ
940名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 07:53:27 ID:cctQj8HS
↑ハードゲイワラタw

VOCALOIDのバスト。
MEIKO:E
ミク:B
リン:A
941名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 10:39:52 ID:KNmbj2j3
寄せて上げてるのは誰ですかな
942名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 11:07:29 ID:q4ZKulx1
リンはミクより体重があることを気にしていそうだ
943名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 12:07:01 ID:cctQj8HS
ミク「ネギ食べればいいと思うよ」
KAITO「…筋肉太r(ry」
944名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 13:04:51 ID:tIo6uRZQ
小さい胸がいいのではなく「小さい胸を気にしてる」のがいいんだよ
ミクと違ってリンは小さい胸に対して開き直ってるような印象が…
あれ…なんか地響きが聞こえ…
945名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 13:11:48 ID:JywPd8CI
リンは下手すればAカップどころかブラすら、まだしてなさそう
946名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 13:27:34 ID:GrlGBN8j
http://page16.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u21404857
初音ミク激安ーーーーーーーーーーーーーー
947名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 16:42:32 ID:cctQj8HS
胸がないのを気にしてるミクのひんぬーをマッサージするネタもありだな
948名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 16:44:45 ID:iQok877+
上の方でMEIKOは身長高いイメージがあるみたいだが
あえて言おう

小柄かつきょぬーなのがいいんじゃないか!!!

うん
俺マイナー
949名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 17:06:49 ID:ms90wtcx
エロゲ脳
950名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 18:08:34 ID:ieyih209
エロパロ脳
951名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 18:34:24 ID:cctQj8HS
スイーツ(笑)Ann
952名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 21:24:46 ID:ucqETbg5
身長体重スリーサイズはあくまでも「カタログ用ベースモデル」のもので
ボークス人形みたいにユーザーが希望のサイズを注文すると思ってた。
953名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 00:28:07 ID:m6qQfbjV
>>944
>小さい胸がいいのではなく「小さい胸を気にしてる」のがいいんだよ
同意すぎる
954名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 00:41:12 ID:yH5HaQsU
>>938
分かった、次スレで投下する
ただし期待に答えられるかは微妙だがな…
955名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 02:09:02 ID:WM1D01dW
956名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 04:28:51 ID:95UKEOoA
イグッ!イグッ!菌にご注意♪ 歌:HTNイグッ!

TDNの肛門まさぐっちゃうわ
前立腺まで
893の指で 犯してくの♪

イグイグッ!イッグイグイグッ!
事務所から聞こえる嬌声
イグイグッ!イッグイグイグッ!
ほらねイグイグッ!イッグイグイグッ!
マラをアナルに挿入するのよ

いつの間にか(危険な領域に)
棲みついたの(過熱する欲望)
わたしのこと(TDN音源じゃないのよ)
甘く見ると痛い目見るから

…正直スマソ。
957名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 04:53:40 ID:rW+1MrVh
まとめサイトまだー
958名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 08:57:31 ID:mgq7aQBV
クレクレ厨もうざったいが、自分で管理もできないくせに催促する馬鹿もうざいな
959名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 12:26:12 ID:95UKEOoA
ぬるぽ
960名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 12:55:59 ID:G5C8HLfJ
カッ
961名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 20:49:49 ID:OHlGiOBu
>>927
ある程度はエロ無くても構わない事も書いて欲しいな
962テンプレ。改良キボンヌ。:2008/01/23(水) 22:16:10 ID:95UKEOoA
クリプトン社から生み出されたVOCALOID。
そんなVOCALOIDのキャラでエロパロ妄想。


■sage進行推薦
■荒らしはスルー。
■荒らしを相手にするあなたも荒らしです。
■それでもダメなら専用ブラウザでNG設定を。
■非公式キャラ(弱音ハク、亞北ネルetc)や
  偏った趣向を含むのSSについては注意書きを。
■ある程度の非エロSSもあり。
■純粋に萌えを語るのもよし。
■次スレは980くらいで。


前スレ
【初音ミク】VOCALOIDでエロパロ【ボーカロイド】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1189865277/
963名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 22:49:08 ID:4rS8YIOn
まだまだ初音ミクは流行ると思いますか?
964名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 22:52:59 ID:3uOpI6Rc
ニコニコのミク職人次第。
965名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 23:58:47 ID:pwv3XNID
次スレは480kbも入れた方がいい希ガス
966名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 00:59:40 ID:iIYHPHbe
ミクは音源として良いものだからねー
ブームが去っても純粋に音源としては作り続けられて、
作られる限りはキャラ的な需要は続きそうな予感

うまくすれば、扱い良さからDTMer以外が使うって立場まで残る可能性もある
967名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 03:53:01 ID:z4gzLmPM
ネギをかじりつつ科学の限界を超えて生み出されたVOCALOID。
そんなVOCALOIDのキャラでエロパロ妄想。
■ワンカップ片手にsage進行推薦
■荒らしはアイスを食べながら冷やかにスルー。
■荒らしを相手にするあなたはアナルネギで解熱。
■それでもダメなら専用ブラウザでNG設定を。ロードローラーだっ。
■非公式キャラ(弱音ハク、亞北ネルetc)や  偏った趣向を含むのSSについては注意書きを。
801はスレ内に不和が生じやすいので特に注意。男女男女交互に並べ。
■セウトはもちろん、セーフの非エロSSもあり。
■純粋に萌えを語るのもよし。
■次スレは980くらいで。
ただしスレの容量が480kbになると書き込めなくなるので、近付いたら宣言してスグ建てる。
968名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 07:30:37 ID:0eBYNS2B
>>965
500じゃなくなったんだ?
969名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 08:09:04 ID:zPx2bH+P
480越えてたので立てようとしたら弾かれたorz
ムネンアトヲタノム
970名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 12:14:43 ID:RV9lU636
>>967
このテンプレいいなw
971名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 13:22:21 ID:HDiE3esE
今もスレ容量は500kBが限界のはずだが。
>962と>967で立ててみよう。

スレタイは捻りがないけど
【初音ミク】VOCALOIDでエロパロ2【ボーカロイド】
でいってみる。
972名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 13:23:03 ID:o0Xtk9Rm
タイトルは
【鏡音リン】VOCALOID関連でエロパロ2【ボーカロイド】
で良いの?
973名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 13:25:36 ID:HDiE3esE
建ててきた。
【初音ミク】VOCALOIDでエロパロ2【ボーカロイド】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1201148567/

>972
ぐあ、リンにするべきだったスマソ。
ハクネルも含むから関連も入れた方が良かったな……。
974名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 13:27:49 ID:o0Xtk9Rm
重複しないで良かった
975名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 13:38:24 ID:5ViYR185
レンやKAITOやMEIKOは無視ですかい
976名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 13:39:22 ID:BQPj3dmt
まあ看板キャラだしミクで良いんじゃね
977名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 13:41:36 ID:5ViYR185
それはそうだがつべの本スレ参考にすればよかったのに
【初音ミク・鏡音リンレン】VOCALOIDボーカロイドでエロパロ2【KAITO・MEIKO】とか

長すぎるか?
978名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 13:42:14 ID:oNkm/O+a
そう思って>>次スレ2を貼ってみた
979名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 13:47:06 ID:VGzQmsDY
苗字削れば何とかはいるんじゃね?
980名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 13:51:19 ID:HDiE3esE
半角カナか半角英字にするとか。板内検索にひっかかりづらくなるが。
981名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 14:01:34 ID:o0Xtk9Rm
>>975
男はイラネ
MEIKOは順番待ちで次々スレがたった時使えばいいかなと
982名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 14:15:03 ID:oNkm/O+a
百合ということでFA?
983名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 14:19:27 ID:HDiE3esE
百合は該当板にスレもあるが、生やしたりするのはあっちの管轄外だろうからなあ。
984名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 14:21:33 ID:5ViYR185
>>981
特殊な傾向を望むならソレ専用の板行け
ここに俺ルールを持ち込むなよ
985名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 15:13:57 ID:o0Xtk9Rm
ミクと男マスターはあるけどKAITOと女マスターの絡みないじゃん
986名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 15:16:33 ID:DSHZjZT+
>>985
え、俺今書いてry



まぁ、鏡音除いたミク、カイトメイコで絡むんだが
987名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 19:20:49 ID:d9gTMPHU
エロパロスレはおにゃのこメインで行けばいいよ
スレタイくらいでgdgd言わない言わない
988名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 19:52:25 ID:z4gzLmPM
しんすれたったし生めるか
989名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 19:55:12 ID:oNkm/O+a
デPの作品削除について、
クリプトンからのコメントきた
http://blog.piapro.jp/2008/01/post-15.html
これについての議論は、Youtube板のギロカクスレで
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1200904839/
990名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 19:56:04 ID:bgbjBTp7
KAITO萌えがしたかったら数字板
レン萌えがしたかったら角煮にいけばいいことだし
991名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 20:25:17 ID:5h0bmTI8
まとめサイトに過去分が収録されてないから、埋めちゃ駄目。
書き込み禁止。

>>990
ノマカプ萌えに801板へ行けと言うのか。酷。
992名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 20:54:18 ID:AbgnZab9
双子姉弟カプ萌えな俺にとって久々に充実したスレ生活だったよ。
おまいら次スレでもよろしくな!
993名無しさん@ピンキー
自分が読みたくないものだったらスルーすればいいのさ。
完全なスレ違いでも無い限り。