【おむつ】幼児女装小説 3冊目【園児服】

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1名無しさん@ピンキー
可愛い男の子に幼い女の子の格好をさせたりするスレです。

ジャンルに沿っていれば男、女、ふたなり等の絡みは全てOK



前スレ
【おむつ】幼児女装小説 2冊目【園児服】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182584330/l50

初スレ
【おむつ】幼児女装小説【園児服】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1173416419/
220 ◆JSxcaNkD96 :2007/08/29(水) 07:07:11 ID:5CStQrYS
 お尻を叩かれて晶は、自分の下腹部が赤ん坊そのまま布おむつとおむつカバーに包み込まれていることを改めて意
識せざるを得なかった。同時に、それまでもうっすら感じていたおむつカバーの内側の湿っぽい肌触りがいっそうはっき
り伝わってくる。
「じゃ、まんまを食べに下へ行きましょうね。公園に行くのが十時の予定だから、急いで食べないといけないわよ」
 美也子は晶の恥辱などまるで知らぬげに、窓ガラス越しに青い空を振り仰いだ。
 夏の眩しい太陽は、もう既にかなり高いところまで昇っていた。

「……ません。朝早くからおじゃましちゃって」
「ううん、……なんてしなくていいのよ。自分のお家だと思ってくつろいでちょうだい」
 美也子に抱かれたまま階段をおりてダイニングルームに向かう晶の耳に、誰かが会話を交わしているらしい声が途切
れ途切れに聞こえてきた。一人は女性、おそらく京子に間違いない。そしてもう一人は男性の声だ。けれど、美也子の父
親は今朝は早くから会議だといっていたから、こんな時刻に家にいる筈がない。それに、耳をそばだててよく聴いてみると、
声の主はかなり若そうだった。だが、晶が見知らぬ人物というわけでも決してない。
 まさか――晶の顔に怯えの表情が浮かんだ。
「あらあら、急に怖そうな顔なんかしちゃって、晶ちゃんは人見知りが激しいのかな。でも、大丈夫よ。ママとお話してるの
は晶ちゃんもよぉく知ってる人だから」
 晶の顔に浮かんだ怯えの色を見て取った美也子はくすっと笑ってそう言い、まるで歩速を緩めることなく廊下を進んで、
ドアを開け放したままにしてあるダイニングルームに足を踏み入れた。
「あ、おはようございます、お姉さん」
 美也子がダイニングルームに入ると、すぐに、ガタンという音を響かせて若い男性が椅子から立ち上がり、どこか照れ臭
そうな声で挨拶をした。
「そんなに緊張することなんてないんだから、さ、椅子に座ってジュースの続きをを飲んでちょうだい。全然遠慮なんてしな
くていいのよ、徹也君」
 美也子は、しれっとした顔で相手の名を呼んだ。
 そう、京子に勧められるままオレンジジュースのグラスを手にダイニングルームの椅子に腰をおろしていた若い男性は、
まぎれもなく徹也だった。
320 ◆JSxcaNkD96 :2007/08/29(水) 09:34:48 ID:5CStQrYS
「あ、はい……」
 徹也は曖昧に頷いたものの、美也子に促されても椅子に座り直そうとせず、その場に突っ立ったまま、おそるおそると
いった感じで尋ねた。
「あの、その赤ちゃん、晶ちゃんの下の妹さんですか? でも、昨日は、お姉さんと晶ちゃんの二人姉妹だって聞いてたん
ですけど……」
 ダイニングルームにいるのが徹也だとわかった瞬間、晶は目を合わせまいとして慌てて美也子の胸元に顔を埋めてい
た。そのせいで、美也子と正面から向き合っている徹也からは顔が見えない。だから、ロンパースを着せられて胸元をよ
だれかけで覆われた姿で美也子に横抱きにされている女の子を目にしても、大柄な美也子との対比で一瞬は体の大きさ
が正確にはわからず、ついつい赤ん坊だと判断してしまったのも無理からぬ話だ。
「やだ、何を言ってるのよ、徹也くんたら。大好きなガールフレンドのことをもう忘れちゃったの? ほら、この子の顔をちゃ
んと見てごらんなさい」
 美也子は徹也の言葉を耳にするなりいかにもおかしそうにくすくす笑うと、つとテーブルの傍らに歩み寄り、体をのけぞ
らせるようにして胸元を徹也の目の前に突き出した。
「……!」
 美也子にすがりつくようにしている赤ん坊の顔を覗き込んだ徹也の顔に一瞬だけ浮かんだ怪訝そうな表情が、たちまち
驚きの色に変わる。
「そうよ、この子は晶ちゃんの下の妹なんかじゃなく、晶ちゃん本人なのよ。晶ちゃん、とっても甘えん坊さんで、お家の中
じゃ、いつもこんなふうに赤ちゃん扱いしてもらって喜んでるのよ」
 驚きに満ちた徹也の表情とは対照的に、なんでもないことのように美也子は言って、艶然とした笑みを浮かべた。
 もちろん、晶が自ら進んで赤ん坊めいた生活をしているなどというのは嘘だ。けれど、昨日、晶がショッピングセンターで
紙おむつを汚してしまい、美也子の手でおむつを取り替えてもらうところを目の当たりにしている徹也が美也子の説明を易
々と受け容れてしまったとしても、それはそれで仕方のないところだろう。
「最初は公園で会う予定だったけど、急に電話をして家まで来てもらったのは、晶ちゃんが普段お家でどんな生活をしてい
るのか、それを見ておいてもらいたかったからなの。晶ちゃん、小学五年生のくせにとっても甘えん坊さんで、しかも、まだ
おむつ離れできずにいるでしょう? それで、徹也君とデートしていても、普通の女の子とはまるで違う突拍子もない行動を
取っちゃうかもしれない。でも、それで晶ちゃんが徹也君に嫌われたりしたら可哀想だから、普段の生活を前もって見てお
いてもらって、突拍子もない行動はみんな甘えん坊さんな性格が原因なんだってわかっておいて欲しかったの。だから急
にお家まで来てもらったんだけど、迷惑だったかな?」
 赤ん坊そのままの格好で美也子の胸元に顔を埋めているのが晶だとわかったものの、今度は、小学生の筈の晶がどうし
てそんな姿をしているのかわからずに困惑した表情を浮かべる徹也に対して、美也子は偽りの説明を重ねた。
4名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 14:26:51 ID:wny5u6Za
20の小説はなんかさぁ、くどいよね。
くどいし、グダグダでダラダラ。
しつこいよね。
5名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 15:12:50 ID:+vl+Snju
だがそこがいい
まずは1=20乙
6名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 15:14:03 ID:HZ/lEcwI
転機だね
7名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 21:31:46 ID:M2nptAz/
誰がなんと言っても、20さんずっと応援してますからね。
95さんのイラストも楽しみにしています。最近ないのが少し寂しい。
8名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 22:06:09 ID:CzwZtcKJ
くどいというより状況説明が長すぎる
エロに早くいってほしいって感じ
9名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 23:07:02 ID:4sdAi8tR
ばかだなぁ。こうやってじらされまくるからいいいんじゃないか(笑)

というか、こうやって状況をこれでもかと描写してジワジワと心理描写もあるってのが効果抜群なんじゃないか。すぐエロってのは小学生の作文かそれ以下のどうでもいいあらすじ小説しか読んでないって悪影響じゃないか?とか穿っちゃうわけだが。実際どーなんだろ?
10名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 23:29:11 ID:wny5u6Za
>>9
では、情景描写が長すぎて何回も同じ事をしつこく書く
文章は幼稚園児の作文ですね。
11名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 23:48:56 ID:cMW8zt54
状況説明で長々とじらされたわりにはエロがあっさりなのが…
12名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 00:20:30 ID:kwO6D1p+
文句言ってるおまいらが書け
13名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 00:52:05 ID:Ol4HO5Au
20氏の投稿の途中でSS投下しても他の住人さんは嫌な気分にならないだろうか。
それでも良ければ投稿するけど。
14名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 00:53:06 ID:nhirTiUS
間違いねぇ
15名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 05:29:49 ID:nMUGpYQD
別にスレッドが維持できるから、別にいいじゃん。
神が居なければ、スレッドは消える運命…
16名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 11:58:03 ID:dX86wlxY
人が投稿している途中でぶった切って投稿しない
連投の後は終わりや区切りを宣言する。
これさえ守ってればおk
1795:2007/08/30(木) 13:24:38 ID:0/3LOj9s
18名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 22:55:40 ID:Ms0eBtbW
ひさしぶりの95さんの イラスト 最高にいいです。
晶とちいちゃい子の並び なんか、萌ですよね。
20さん、95さん、創作の秋、文学の秋、頑張って下さいね。
1920 ◆JSxcaNkD96 :2007/08/31(金) 06:00:00 ID:P60ubXfk
「……いえ、迷惑だなんて、そんなこと、ちっともありません。僕だって少しでも早く晶ちゃんに会いたくて、公園へ行くの
が待ち遠しくて、何時間でもいいから先に行ってずっと待ってようかなって思ってたましたから」
 晶がずっと家の中では赤ん坊同然の生活を送っているという美也子の説明に戸惑いながらも、少しでも早く晶に会い
たいという胸の内は隠せず、徹也は両目をばちくりさせて首を振った。
「そう、よかった。じゃ、せっかくだから徹也君が晶ちゃんに朝ご飯を食べさせてあげてね。いつもは私が食べさせてあげ
るんだけど、こうしてお家まで来てもらったんだもの、徹也君に食べさせてもらえれば、晶ちゃん、大喜びするに決まって
るもの」
 京子が勧めたのだろう、徹也が座っているのは、いつも美也子が腰掛けている椅子だった。その隣には、晶のために
特別に用意したベビーチェアが置いてある。美也子は、自分の首筋にしがみつく晶を強引にベビーチェアに押し込んで
からカウンターに歩み寄り、京子が用意しておいたプラスチック製のトレイを捧げ持って戻ってきた。
「はい、これをお願いね。本当の赤ちゃんじゃないから、適当にスプーンで掬って口の中に入れてあげればちゃんと食べ
るから、難しく考えなくてもいいわよ」
「え……? これが晶ちゃんの朝ごはんなんですか? この、赤ちゃんの食べ物みたいなのが?」
 目の前に置かれたトレイを見て、さすがに徹也はぎょっとしたような面持ちで美也子に確認を求めた。
 徹也が驚くのも無理はない。トレイの上には、昨夜と同じように、ベビーフードを盛りつけた食器とミルクを満たした哺乳
壜が並んでいるのだから。
「うふふ。赤ちゃんの食べ物みたいなじゃなくて、ちゃんとした、本当の赤ちゃんの食べ物よ。お買い物のたびにママが買
ってくるヘビーフードなんだから。ひょっとしたら、お店の人、ママがいつまでもベビーフードを買い続けるから不思議がっ
ているかもしれないわね。あのお客さんの子供、いつになったら普通のご飯を食べるようになるんだろうって。でも、お店
の人の疑問はこれから先もずっと解けないままでしょうね。だって、晶ちゃん、いつまでも赤ちゃんのご飯のままなんだも
の。赤ちゃんと同じように扱ってもらうのが大好きで、赤ちゃんと同じ物じゃないと食べない甘えん坊さんだもの。それも、
誰かに食べさせてもらわないとむずがっちゃう、これ以上ないほどのとびっきりの甘えん坊さんだもの。――だから、トレ
イに載っているスプーンで晶ちゃんに優しくまんまを食べさせてあげてね、徹也君。最初は野菜のペーストがいいかしら」
 面食らったような表情を浮かべる徹也の様子を面白そうに眺めながら、美也子は含み笑いを漏らして応えた。
2020 ◆JSxcaNkD96 :2007/08/31(金) 07:36:52 ID:P60ubXfk
「ほら、早く晶ちゃんにまんまを食べさせてあげないと、なかなか公園へ行けないわよ。さ、スプーンを持って」
 美也子は、どうしていいかわからずその場に立ち尽くしている徹也の肩を押さえて再び椅子に座らせ、右手にスプーン
を握らせると、自分の手を添えて淡緑色のペーストを掬い取らせた。
 その時になって、ようやく徹也は我に返ったように微かに頷き、おそるおそる自分でスプーンを動かし始める。
「あ、晶ちゃん、ご飯……ま、まんまにしようね。今朝はお兄ちゃんが食べさせてあげるから、ちゃんと食べるんだよ。……
あ、でも……」
 美也子の口振りを真似て幼児言葉で言い、ぎこちない動きでスプーンを晶の口に近づける徹也だったが、晶がオシャブ
リを咥えていることに気づくと、困惑の色を瞳に浮かべて、傍らに立って様子を見守っている美也子の顔を振り仰いだ。
「そうそう、晶ちゃんたらオシャブリを咥えたままだったわね。邪魔になるから、まんまを食べる間だけはぽいしとこうね。ま
んまを食べたらすぐにまた咥えさせてあげるから心配しなくていいのよ。おねむの間も、おっきしてからも、ずっと吸ってな
きゃ気がすまないなんて、本当に晶ちゃんはオシャブリが大好きなんだから」
 助けを求めるような徹也の視線を受けて、美也子はおかしそうにそう言いながら晶の口からオシャブリを抜き取った。
 もちろん、晶が自ら好んでいつもオシャブリを咥えているというのは嘘だ。本当は京子と美也子が強引に口にふくませて
いるのだが、晶が徹也に事実を告げることはできない。もしもそんなことをしようものなら、後々、『躾け』や『お仕置き』と称
して、どんな苦痛と恥辱に満ちた折檻が待っているかしれたものではないのだから。
「え? 晶ちゃん、眠ってる時もオシャブリを咥えたままなんですか?」
 美也子の手につまみ取られ晶の唇から離れて細いよだれの糸を引くオシャブリに目を凝らしながら、徹也は幾らか呆れ
たような声で言った。
「そうよ。甘えん坊の晶ちゃんは、おねむの時も、おっきしてる間も、それこそ、まんまの時以外はずっとオシャブリを咥え
たままなのよ。――あ、でも」
 美也子は徹也に向かって大きく頷き、なにやら意味ありげに少し間を置いてから続けて言った。
「正確に言うと、オシャブリが好きなんじゃなくて、おっぱいが好きなのかな。おねむの時はいつも私が添い寝をして寝かし
つけてあげるんだけど、私のおっぱいを吸ってじゃないとなかなか寝つかないし。眠った後も絶対におっぱいを離そうとしな
いもの。だから、私が先に目を覚ましてベッドからおりる時、おっぱいの代わりにオシャブリを咥えさせてあげてるのよ。何か
の都合で私が添い寝をしてあげられない時はママが寝かしつけてあげるんだけど、その時もやっぱりおっぱいをせがんで
仕方ないんだって。本当、赤ちゃんのままなのよ、晶ちゃんは。ま、もっとも、そこが可愛らしくて仕方ないんだけどね」
2195:2007/08/31(金) 09:03:37 ID:08xf6wXI
http://www.gazoru.com/g-96fec903462ee799cb3e5b5b8b99741b.jpg.html

大きく描いてみたけれど・・・・
22名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 22:05:50 ID:sO/a5IQO
赤いボタンとうつろな晶の表情がすごくいいです。
2395:2007/08/31(金) 23:22:58 ID:x1WS7XSS
http://www.gazoru.com/g-790234259db85da40eec99e37aefb212.jpg.html
あなたは服の下はどのおむつが良いですか?

各自の好みで想像しましょう・・・・なんてね(笑
24名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 01:02:48 ID:w3U/bl7n

20 & 95 さま

相変わらず、神のお仕事をなさいますね。
ありがたや・・・・。
25名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 05:11:09 ID:L0fXosoX
徹也をドン引きさせて引き離し作戦、始まったね。
26名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 06:55:55 ID:1BD8W17s
実はこれで徹也も目覚めて、と言う展開かも。
美優に躾けられる晶と言う展開もあり。
27名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 07:20:27 ID:zAZ1+67G
今後の展開が気になります
28名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 08:13:37 ID:RQKy5RDC
もしかしてこれか?

>478 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2007/08/28(火) 23:25:04 ID:uM9S6UUz

>続編1  晶・徹也ラブラブ編。

>美也子の監視下でデートを重ねる晶と徹也。やがて本気で徹也を愛する
>ようになった晶が、ついに真相を告白する。驚愕する徹也。だが徹也も晶を
>愛していた。ある日、美也子の目を盗んで、ついに結ばれた二人。
>だが結ばれた瞬間、鬼のような形相の美也子が二人に迫る…!

>続編2  つがいで調教編。

>引き離される晶と徹也。美也子は浮気の罰として、晶に性転換を強制する。
>全てに絶望した晶は抵抗することもなく、手術を約束させられる。
>一方、徹也も決断を迫られていた。晶の性転換を中止するには、晶の夫に
>ふさわしい男児に、徹也自身も変わらなければならないと。
>悩んだ末に徹也は…。


>てな、展開があればいいな、と。
>勝手な妄想、ゴメンなさい。

29名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 19:18:50 ID:bm9PUpDs
95様
まさに、神のお仕事です。毎回、ありがたくプリントの御利益頂いております。
3020 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/04(火) 05:13:26 ID:UVs9dJZx
ケータイから書き込み
土曜日から回線の調子が最悪で殆んど繋がりません
いつになるかわからないけど、とにかく復旧待ちという状態です
31名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 06:53:24 ID:fMdJGM9Q
32名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 08:48:54 ID:I+rtO9Ls
kwsk!
33名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 10:00:38 ID:e8gLHI18
>>30
回線がなにか知らないけど一回ルーターの電源切ると治るかもよ
34名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 11:12:51 ID:38v3OZck
熱いと静電気がルーターに溜まって繋がりにくくなるからな。
俺のルーターも35度超えると頻繁に繋がらなくなるからしょっちゅうコンセント引っこ抜いて電気抜いてあげてる。

20さん、続き楽しみにしてますよ。
35名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 21:26:31 ID:c9uvSYEm
20さん 夏ばてでダウンされたかと心配しておりました。
お元気で良かったです。
回線回復したら、続き楽しみにしています。
36名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 14:39:53 ID:h+tcFubY
グダグダな20の小説が最近無いから
気分が良い。このまま書かなきゃ良いのに。
37名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 14:45:59 ID:3GDFiEsh
36はソードマスターヤマトでも読んでろ。
38名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 02:08:16 ID:HLE1dgQk
ソードマスターヤマトってそんなに面白いの?
39名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 02:50:00 ID:egKYfUIv
いや、グダグダじゃない極端な例を出して皮肉ったつもりなんだがw
面白いか面白くないかはググって自分の目で見た方が早い。
40名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 15:15:21 ID:Sdb5/qpj
めんどくさいから聞いてるんだけど
41名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 17:16:19 ID:zPfMf/zN
おもしろいよ
42名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 21:16:58 ID:3r37HrKU
>>39
全然皮肉になってないよ
43名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 21:49:54 ID:HXPmE+C4
>>36-42
でもそんなの関係ねぇ〜
44名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 01:47:33 ID:4EteuJT1
あえてソードマスターを出すそのセンスに乾杯。
45名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 20:36:11 ID:FX+YPKhF
>>33
ルーターのかわりにローターの電源切ってもいいかな?
いまいいとこなんだけどw
46名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 23:10:49 ID:epGhhrVj
ローターって
相手による
47名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 14:43:28 ID:99k93Y8T
20のルーターが故障しますように

(-з-)南無南無
48名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 01:21:05 ID:h8GIkDNi
作品の好き嫌いなんぞ個々人にあるだろう。それは別に構わん。
作品の質向上に繋がる批判も、必要かと思う。

が、嫌いなタイプの作品なら無視することも覚えないといけない。
特に>36とか>47とか、批判にすらなっていない。空気を悪くするだけだ。

繰り返すが、アンチ書き込み自体が悪いと言っているんじゃないぞ。
書き込むなら、建設的な批判を考えてくれ。
それが思いつかないならROMるのが一番いい。

どうしても気になって、自分の手で何かしないと気が済まないなら、
専用ブラウザを使って透明あぼ〜んするように。
「自分の手で消した」という気になるから満足できるだろう。
しかもスレのほかの住人には全く影響ない。

専用ブラウザの使い方を知らない?ならこの機会に覚えてくれ。
49名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 03:00:03 ID:m8dHv5wu
しかし20氏のSSや95氏の絵が投下されないとこのスレなんの価値もないなw
5020 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/11(火) 05:44:15 ID:mU7RU94J
ケータイから書き込み

いろいろあって、回線を光にする申込みをして、来週あたりに開通する目処がたちました。うpできるようになるまでもうしばらくお待ちいただけると嬉しいです
ただ、書き溜めとかはしてぃなぃので、相変わらずの細切れ投下になりますけど、その点はご容赦ください
5195:2007/09/11(火) 08:54:56 ID:z85FNKyY
20さんの文章が有ってこそのイラストですので、投下に期待しています。

それまでは、せっせとお仕事お仕事・・・・
52名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 14:34:48 ID:D1P21a5F
>>50
工事日が延期されますように〜
それから、もうこのスレに来なくて良いですよ。
もう同じ繰り返しの文章には飽きました。
53名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 14:43:40 ID:nJnbkdM5
1人しかいない書き手追い出してどうするつもりなんだ、>>52
まさか、20氏がいなくなれば自分の好みに合った書き手が現れるとか妄想してるのか!?
54名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 15:19:46 ID:bvHTih/T
はっきり言って前フリが長すぎるんだよね。
55名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 16:35:22 ID:pw0QS719
まぁ、2chのエロパロ板だもんなぁ。正直こういうバカが湧くのは仕方ないのだろうが。
頼むからコテでもつけてくれ。アンチとか(w

透明あぼーんすらできねぇからうぜーうぜー。
56名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 17:36:08 ID:D1P21a5F
>>55も馬鹿だよね

(^-^)
57名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 21:17:29 ID:2RLuEhj/
昔あった女装空想スレもこんな感じで嵐が沸いて落ちて言ったな・・
58名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 22:18:25 ID:JucWFFgT
そうそう、20さんと95さんのすごさがわからないとは、不幸なことだ。
一度、自分で小説やイラストかいてみたら?
大変だよ、ほんとに。
だから、誰がなんといっても、20さんと95さんを支持、支援、応援する。
59名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 00:24:02 ID:Az6Ipcqo
荒れてるなぁ・・・。ネットの世界とはいえ最低限の協調性は必要ですよ?
アンチの方々は明確に改善点を指摘できないのならこのスレにいる意味はゼロなんじゃないですか。
60名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 00:42:21 ID:VZYC1RPA
折角前スレを進呈したのに、移動してくるバカは度し難い。
61名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 13:14:49 ID:SXFs4Utj
20はうんちネタでへそまげちゃったんでしょ
リクは受け付けないんだったら最初から言えばいいのに
62名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 14:22:18 ID:IDh4JcV6
20はもう来なくていいや。ダラダラ長く書いた
文章は良くない。前置きが長すぎる。メリハリがない。
肝心なところが現実離れしている。
20のパソコンが壊れますようにー
63名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 14:26:44 ID:pqsBDa6C
現実離れしてるといってもそもそも幼児女装事態現実離れしてるだろ
64名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 14:34:29 ID:HKinewZ3
65名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 14:48:22 ID:76pw2Egt
S女とショタ女装っこSM羞恥プレイでいいんじゃない?
66名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 03:01:35 ID:3pbs9Dik
虚しい人達
67名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 20:29:12 ID:3+lFDfA0
正直もう終わったな。。
68名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 00:04:26 ID:62XqZ8ne
連休明けに再会に職を賭す。
69名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 00:07:15 ID:62XqZ8ne

連休明けの再会に職を賭す。
70名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 01:21:15 ID:jGuoljJA
>>69
連休明けを待たずに月曜
ID:62XqZ8ne は電撃辞任か?
71名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 01:08:18 ID:YTRS5Ms/
こんなところで打ち切られたら困る
72名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 15:21:28 ID:GPk+SkN0
本当に困る
73名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 21:48:30 ID:oOFDIzDw
"来週あたり開通"だから望みを捨てずに待ってみる
74名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 01:49:26 ID:PxT1q+ym
こんだけグダグダ書かれりゃ、もう戻って来ないだろ。
7520 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/20(木) 03:42:54 ID:sGQws70X
「そ、そうなんですか……」
 テーブルの上に置かれたオシャブリと美也子の胸元とをちらちら見比べながら、徹也は顔を赤らめて曖昧に頷いた。
「さ、これでいいわね。じゃ、まんまは徹也君にお願いして、その間に私はおむつの具合を確かめておこうかな」
 徹也の視線を意識し、わざと胸を突き出してみせて、美也子は誰に言うともなく呟いてゆっくり腰をかがめた。
 おむつの具合を確かめる――それがどういうことなのかすぐに理解した徹也は、自分のことでもないのにますます顔を
赤くし、胸の中にふつふつと湧き起こってくる言いようのない感情を押し隠すように引きつった笑みを浮かべて、野菜のペ
ーストを掬い取ったスプーンを晶の唇に押し当てた。
 ためらいがちに晶がスプーンを咥えるのと、美也子が晶のロンパースのボタンを外し、おむつカバーの中に右手を差し
入れるのとが同時だった。股間に触れる美也子の手の温もりに、晶が思わず唇を噛みしめる。その拍子に、食べかけて
いた野菜のペーストが半分ほど口の中からこぼれ出て、顎先と胸元を汚してしまった。
「あ、大丈夫かい、晶ちゃん? すぐに綺麗綺麗してあげるからじっとしてるんだよ」
 ベビーフードを食べさせてやっている相手がまさか自分より年上の高校生でしかも男の子だとはまるで気づく様子もな
く、それこそ、幼い妹に対するように幼児言葉で気遣わしげにそう言って、徹也は慌ててよだれかけの端をつかみ、ぎこち
ない手つきで晶の顔を拭い始めた。
「ごめんなさいね、徹也君。晶ちゃんたら本当に手間のかかる子で。徹也君、ガールフレンドができたつもりだったのに、
これじゃ、ボーイフレンドじゃなくてベビーシッターになっちゃったみたいなものね。おっぱいを吸わないと寝つけない上に、
まんまもちゃんと食べられないなんて、ほんと、いつまでも赤ちゃんのままなんだから、うちの妹ってば」
 美也子は、おむつカバーの中に差し入れた手を尚ももぞもぞ動かしながら、床に膝をついた姿勢で徹也の顔を見上げ、
わざと困ったような表情を浮かべて言った。
7620 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/20(木) 05:57:08 ID:sGQws70X
「で、でも……」
 射すくめるような美也子の目に見上げられながら、徹也は、どこか困ったような、それでいて、どこか満更でもなさそう
な顔をして、ちょっと照れ臭そうに言った。
「でも、そんな晶ちゃん、僕は大好きです。お姉さんにとっては困った妹かもしれないけど、甘えん坊で、赤ちゃんみたい
に可愛らしくて、僕の手からまんまを食べてくれる晶ちゃん、僕は大好きです。毎日のお世話、お姉さんにとっては大変
でしょうけど、でも、だったら、僕が代わってあげてもいいです。晶ちゃんのお世話だったら、僕、毎日でも平気です。うう
ん、平気どころか、嬉しくてたまりません」
「あらあら、お熱いことで。徹也君が妹のことをそんなに大切に思ってくれて、私も嬉しいわ。これなら安心してまかせて
おけそうね」
 幾らかムキになって言う徹也の様子に美也子はくすっと笑ってみせ、おむつカバーの中に更に深々と手を差し入れる
と、僅かに眉を吊り上げて、シンクの前に立って洗い物をしている京子の方に振り返って声をかけた。
「ね、ママ。ちょっと、晶ちゃんのおむつの具合を確かめてみてくれない?」
「どうしたの? 晶ちゃん、おねしょでおむつを濡らしちゃってるの? だったら、いちいち私を呼ばないで早く取り替えてあ
げればいいじゃない」
 美也子の呼びかけに、京子が訝しげな顔つきでこちらに近づいてくる。
「あ、ううん、おねしょじゃないのよ。おしっこでびしょびしょってわけじゃないの。だって、おねしょのおむつは――」
 美也子はそこでいったん間を置き、徹也が好奇の表情を浮かべるのを確認してから、一言一言を区切るようにして続け
た。
「おねしょのおむつは夜中の内に取り替えてあげたもの。いくらかおしっこが近い晶ちゃんでも、そう何度もおねしょでおむ
つを汚しちゃったりしないわよ。そんなことになったら、洗濯物の干し場、昼も夜も晶ちゃんのおむつでいっぱいになっちゃ
うもの」
 美也子の言葉に、晶と徹也が揃って顔を赤くする。
 その様子を満足そうに眺めてから、美也子は更に続けた。
77名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 11:37:41 ID:1CwdJCsG
キタワァ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆
78名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:12:25 ID:71SQOnr+
再開ktkr!
しかしおねしょじゃ無いとなると…


真逆!ダメだ20氏!今更クソ乞食達の言いなりになんて!
俺、昼飯食いながらコレ読むのがお昼の楽しみなのに!


ンコイヤン(´・ω・`)
79名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:32:49 ID:qBkm7bvS
>>77
モチツケ

つシッカロール
80名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 17:59:54 ID:UpdhkjJL
>>78
は?てめーが乞食だろうがボケ
死ね!
81名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 18:15:36 ID:IJ9UMuNj
>>80
品がないよ、乞食君。
82名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 19:52:26 ID:UpdhkjJL
>>81
死んでいいよ、変態ルンペン君。
20も小説書くのやめたら?
83名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 20:09:10 ID:e9LsbuLA
また乞食か
84名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 20:15:22 ID:xVN4BrX/
>>82書き手のやる気を削ぐような事を言うな。20氏の書くものが嫌なら見なけりゃ良いじゃんよ
85名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 20:46:22 ID:0tAfGilv
個人的には20氏の新たなる挑戦に大いなる期待をする。
86名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 21:50:16 ID:+AAZ25D/
何より、20さんの復活、お祝いしたいです。
わたしも、別板で、1年1ヶ月中断していた小説
ひとりの読者のかたからのリクエストで、最近、復活しました。
20さんの文章力にはとうてい及ばないけど、がんばります。
好き勝手な批評は、やめて、
みんなで、20さんの小説スレ、もりあげましょうよ。
87名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 23:44:54 ID:1DUmbNvG

↑同意。
期待しております。>20さま
88名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 01:31:12 ID:nBmbrgbU
>>86
俺も同意。

20様応援しております。

乞食君たちも本当は20様の作品が好きなんでしょ?
89名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 01:37:18 ID:EycuoqFl
最初はよかったがだんだとぐだぐだになってきた。
だってえっちまで長いんだもの。
9020 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/21(金) 03:42:52 ID:GXZon/lA
「いいから、ほら、晶ちゃんのおむつの具合を確かめてったら。こういう時どうすればいいのか、やっぱりママが決めてくれ
た方が安心だもの」
「やれやれ、どうしたのよ、一体。普段はお姉ちゃんぶって、私が晶ちゃんの面倒をみてあげるんだっていつも言ってるの
に、何か困ったことがあったら私に頼ってばかりなんだから」
 洗い物で濡れた手をエプロンで拭きながら歩み寄ってきた京子は、溜息混じりの呆れたような口調で言った。けれど、晶
に気づかれないようそっと目配せを交わし合ったところをみると、美也子の真意はとっくに察しているに違いない。
「じゃ、今度はお姉ちゃんの代わりにママがおむつの具合を確かめてあげるから、じっとしてるのよ、晶ちゃん。おとなしくし
て、徹也お兄ちゃんにまんまを食べさせてもらうといいわ」
 京子は、野菜のペーストをこぼして汚してしまったよだれかけと晶の顔とを交互に見比べてから、それまで美也子が膝を
ついていた場所に身をかがめ、おむつカバーの中にすっと右手を差し入れた。
 美也子と京子、女子校生とその母親に続けておむつの様子を確認される恥辱に、それまでも赤くなっていた晶の顔が、
それこそ火を噴かんばかりに熱くほてる。しかし、それは晶だけではなかった。すぐ隣の椅子に腰をおろし、プラスチックの
スプーンでベビーフードを食べさせている徹也も、自分の幼いガールフレンドが姉と母親の手で交互におむつの具合を確
認される場面を目の当たりにして、異様な高ぶりを覚えてしまうのだった。
「ね、どう思う? やっぱり、新しいおむつに取り替えてあげた方がいいかな?」
 晶と徹也の胸の内を充分に見透かしていながら、けれどまるでそんなことには気づかぬふうを装って美也子が言った。
「そうね。おねしょはしてないけど、寝汗でおむつがじっとり湿っぽいから、早く取り替えてあげた方がよさそうね。このまま
にしておいて、晶ちゃんのすべすべのお尻がおむつかぶれで真っ赤に腫れちゃったりしたら可哀想だもの。ただでさえ小さ
な子は体温が高くて汗をかきやすいのに、大好きなボーイフレンドにまんまを食べさせてもらってるんじゃ、亢奮して胸が
どきどきしてますます体温が高くなって、おむつカバーの中が今よりずっと蒸れちゃうに決まってるから、すぐにでも新しい
おむつに取り替えてあげなきゃいけないわね」
 京子は晶たちに気づかれないようもういちど美也子に目配せをしてみせながら、いかにも優しげな母親を演じて気遣わし
げな口調で応じた。
9120 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/21(金) 06:18:33 ID:GXZon/lA
 京子の言う通り、おむつカバーの内側はじっとりした湿っぽさに満ちていた。下腹部の肌から蒸発すべき水蒸気は、本
当の赤ん坊に比べればずっと枚数の多い布おむつに行く手を阻まれ、ただでさえ通気性のよくないおむつカバーの内側
に閉じ込められている上に、おむつカバーの上にオーバーパンツを穿かされて、更にその上をロンパースのボトムで覆わ
れてしまっているせいで、起きている時も眠っている時も、一時も途切れることなくじわっと汗をかいている状態が続くもの
だからたまらない。それは、晶に、自分の下腹部がおむつで包み込まれていることを常に意識させるために京子と美也子
が仕組んだことだったのだが、実は、そんな二人の企みにはもうひとつの目的があった。
 そのもうひとの目的というのは、二人が思った時にはいつでも晶のおむつを取り替えられるようにするための口実をつく
ることだった。おむつカバーの内側を常に湿っぽくさせておいておむつの存在を片時も晶に忘れさせないようにするのは
いいが、それが本当にいつものことになると、いくら羞恥に満ちた下着とはいえ、幾らかは慣れて羞恥の度合いもいささか
減少してしまうに違いない。そうさせないために、おむつを取り替えられるという、幼児ではない身にとっては他と比べよう
もないほど屈辱と羞恥を掻きたてられる行為の回数を増すことを二人は企んだのだった。幼児言葉であやされながら、幼
馴染みで同級生でもある女子高生やその母親の手で赤ん坊さながらおむつを取り替えられるたび、晶の羞恥がいや増す
のは間違いない。ただ、幾ら水分を摂らせておもらしの回数を増やさせようとしても、実際には幼児などではない晶だから、
一度おもらしをした後、短くても二時間ほどは待たないと次のおもらしに追い込むことは難しい。そこで、実際にはおもらし
やおねしょをしてしまわなくてもおむつを取り替えるための口実をこしらえる目的で、常におむつカバーの内側が湿った状
態になるよう、おむつカバーの上にオーバーパンツを穿かせ、ロンパースを着せることにしたわけだ。
 そんな二人の企みがまんまと功を奏して、晶の下腹部を包み込んでいるおむつカバーの内側は、手を差し入れればす
ぐにそれとわかるほどじとっと湿っぽく蒸れていた。
「うん、わかった。じゃ、今すぐ取り替えてあげる」
 京子の言葉に美也子はらんらんと瞳を輝かせて大きく頷き、何かを考えるようなふりをしてわざと少し間を置いてから、
真っ赤に染まった晶の顔を見おろして続けた。
「でも時間が勿体ないから、お姉ちゃんがおむつを取り替えている間も、このまま徹也お兄ちゃんにまんまを食べさせても
らおうね、晶ちゃん。おむつを取り替える時、床にころんするからスプーンでベビーフードを食べさせてもらうのは無理だけ
ど、哺乳壜のぱいぱいなら飲ませてもらえるもの。晶ちゃんも、少しでも早く徹也お兄ちゃんとデートにお出かけしたいでし
ょ? だったら、時間は大切にしないとね」
92名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 07:22:05 ID:5FlO4pTz
なんだ、汗か…少しでも期待した漏れがバカだった
93名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 08:23:11 ID:RWBxLa4s
所詮20はそんなレベル。
クソだな。
94名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 11:46:00 ID:aZo5M114
まぁ文句言ったところで別のSS書きが現れないことはほぼ証明済みだからな
20氏がいなくなったら過疎落ちで終了でしょ
95名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 12:09:26 ID:cCQ8sP/O
なんか20が勝手に書き込んでるだけになってきた
もう自分のWebでやってほしいって感じ
96名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 12:38:06 ID:fhlRqhn9
続きはwebで
じゃないんだから、ちゃんとオチるまで見届けてやれと
97名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 18:45:26 ID:+lXYCZku
て言うか何をやっても文句しか言わないんじゃないの?自分で書かないんなら、書いてもらえる人がいるだけありがたく思うべきじゃないのかな
98名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 23:24:02 ID:e5eKwyd9
否定的な意見は排除ですかw
99名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 00:09:38 ID:oQBTgWqN
20さんが、かきたいことをかきたいようにかいて、
それを読みたい人が集まって、みんなで楽しくもりあがる、
建設的な意見をだしあうってのが、理想的ですよね。
それにしても、90−91にかけての
20さん、変な期待のはずし方、さすがです。
おもしろかったです。
今の路線で、無理しないで、かき続けて下さい。
ずっと、応援してます。
95さんも、イラストよろしくね。
100名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 01:06:34 ID:2c5b7/jw
>>98
否定的な意見は排除というか
「1人しかいない職人を排斥しようとしてどうする」って感じかな?

作品に対する批評は大切だけどね、もちろん
101名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 02:02:02 ID:yLHbMW4I
20消えていいよ
ウザイ
102名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 02:11:19 ID:nDMlZGkN
20さんが居られなければ、このスレに存在価値など無いのでは?
103名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 02:43:18 ID:cTXLWaf3
どこにフェチを感じるかは人によってバラバラだから、万人に好まれるものを書くのは無理。
ましてや20さんはここに書くことで報酬を得ているわけではない。
だから20さんは、20さんの好きなように書いたらいいと思う!
頑張れ!20さん。

気に入らない人は、自分が気に入るのを書けばいい。書く能力がないのなら、黙ってスルーしておけば?
104名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 02:54:52 ID:iLRGOkqN
同じパターンはうざいんだよ。
105名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 04:10:16 ID:XVqQ+0Zb
>>104
黙れ。うざい。
106名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 04:26:42 ID:iLRGOkqN
黙らんよ。
107名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 04:44:26 ID:0l6RxUCs
>>104,106
あんたの目的は何?

10820 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/22(土) 05:47:39 ID:zNsIEzc2
「え……!?」
 驚きの声をあげたのは徹也の方だった。晶は美也子のあまりにも予想外の言葉を飲み込めずにいるのか、きょとんと
した顔つきをするばかりで、一言も口にできないでいる。
「あら、徹也君、私がおむつを取り替えている間に晶ちゃんにまんまを食べさせるのはいやなのかな?」
 美也子はわざと咎めるような口調で徹也に問い質した。
「い、いえ……いやだなんて、そんな。ただ……」
 徹也は困ったように口ごもった。
「ただ? ただ、どうしたの?」
 美也子が重ねて訊き返す。
「ただ、晶ちゃんが恥ずかしがるんじゃないかと思って……晶ちゃんが本当の赤ちゃんだったら恥ずかしいっていう気持
ちなんて起きないかもしれないけど、でも、小学五年生の女の子だから、おむつを取り替えてもらうところに男の僕が一
緒にいるなんて、とっても恥ずかしいんじゃないかと思って……」
 徹也は、京子が晶のおむつカバーから手を引き抜く様子をちらちら窺い見つつ、舌で唇を湿らせながら応えた。
「うん、そりゃ、恥ずかしいでしょうね。赤ちゃんでもないのにおむつを取り替えられるところに、それも、哺乳壜でぱいぱい
を飲ませてもらいながらおむつを取り替えられるところに大好きなボーイフレンドがいたんじゃ、晶ちゃん、恥ずかしくてた
まらないでしょうね。でも、いくら恥ずかしくても、晶ちゃん、徹也君が一緒にいてくれたら、きっと喜ぶと思うわよ。晶ちゃん、
恥ずかしくても、ありのままの自分を大好きな徹也君に知ってもらいたいって思ってるに決まってるもの。まだおむつ離れ
もできない、お家の中じゃ赤ちゃんになりきってみんなに甘えきって生活している自分のことを隅から隅まで知ってもらっ
て、そんな自分を徹也君に受け止めてもらいたいって思っているんだから。――好きな男の子ができた女の子っていうの
は誰でもそんなふうに思うものなのよ」
 美也子は、励ますように徹也の肩に手を載せて穏やかな声で囁きかけた。
109名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 08:34:11 ID:YsuV3jb3

と、何ごともなかったように続きを書いて下さる20様は
やはりネ申かと。

おなじくネ申の95様、イラストお待ちしてます。
11020 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/22(土) 08:50:35 ID:zNsIEzc2
「そ、そうなの? 女の子はみんな、そんなふうに思うものなの?」
 美也子に囁きかけられた徹也は、もういちどスプーンで野菜のペーストを掬い取ろうと動かしかけていた手をぴたっと止
めて、すぐ横のベビーチェアに座っている晶におずおずと問いかけた。
「そうよね、晶ちゃん? お姉ちゃんの言ってること、間違ってないよね?」
 美也子は、それまで徹也の肩に載せていた手を今度は晶の肩に載せ替え、口裏を合わせないと後でひどいわよと言外
に匂わせつつ、念を押すように言った。
「……う、うん。お姉ちゃんの言う通りよ、お兄ちゃん」
 躊躇ったのは一瞬だけだ。肩に載った美也子の手の重みをひしひしと感じながら、晶は蚊の鳴くような声で応えた。
「じゃ、じゃ、いいの? 晶ちゃんがおむつを取り替えてもらっている間、僕が一緒にいていいの? 僕が一緒にいて、おむ
つを取り替えてもらっている間、哺乳壜でミルクを飲ませてあげていいの?」
 せっかく朝早く家にまで来たからには、おむつを取り替える間の短い時間とはいえ晶と離れるのが寂しいのだろう、徹也
は、自分が「おむつを取り替えてもらう」とう言葉を口にするたび晶が顔を赤く染めるのにも気づかないかのように、繰り返
し同意を求めた。
「ほら、徹也お兄ちゃんが気を遣って親切に言ってくれてるんだから、晶ちゃんもきちんとお返事しなきゃ」
 美也子は徹也に気づかれぬよう注意を払いながら、晶の肩をぎゅっと鷲掴みにした。
「つ! あ、ああ、うん……あ、晶がお姉ちゃんにおむつを取り替えてもらってる間、お、お兄ちゃんも一緒にいてね。あ、晶、
おむ……おむつを取り替えられるところを見られるの、とっても恥ずかしいよ。恥ずかしいけど、お兄ちゃんだったら平気
だもん。お兄ちゃんだったら平気だから、おむつを取り替えてもらってる間、ほ、ほにゅう……哺乳壜でぱいぱいも飲ませ
てね。そうすればまんまも早く終わって、お兄ちゃんと少しでも早くお出かけできるもん。だからお願いね、お兄ちゃん」
 鍛え上げた美也子の手で肩を力まかせに鷲掴みにされる痛みに耐えかねて、晶は心にもない懇願をしてしまった。
 声は沈みがちで目を伏せているから、それが本心などではないことは明らかだ。しかし、表情や雰囲気やちょっとした仕
種で相手の胸の内を読み取るほどには人生経験を積んでいない徹也にとっては、(美也子に無理強いされた)晶の言葉だ
けが全てだった。
111名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 10:43:05 ID:CyRDVcat
まあ、いちゃもんつけてるのって、多く見えても実際には2人か3人だからね。
楽しみにしている人は、それより2桁多い。

無視してしまうのが一番いい。
112名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 10:49:29 ID:yLHbMW4I
20が消えれば解決。
20消えろウザイ
113名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 11:10:03 ID:MA2pEqtK
作者の自作自演だろうが
こいつHP持ってるよな?
やるならてめえのとこでやれ
114名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 11:31:47 ID:yLHbMW4I
HP晒しちゃえ〜
そして消えろ20
115名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 12:06:50 ID:i/PihGct
20氏の代わりに>>112氏と>>113氏がSSを書いてくださるそうです
11620 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/22(土) 14:15:13 ID:zNsIEzc2
「うん。わかった。それじゃ、おむつを取り替えてもらう間、ずっと僕が一緒にいてあげる。おむつを取り替えてもらうため
にころんした晶ちゃんに哺乳壜でミルクを飲ませてあげるから、上手に飲むんだよ。でも、上手に飲めなくてむせてこぼ
しちゃっても僕がよだれかけで綺麗にしてあげるから心配ないけどね」
 注意して聞いていれば悲痛に響く晶の声に、けれどまだ未熟な徹也は言葉の表面上の意味しかとらえられずに顔を
輝かせて頷いた。
「お願いね、徹也君。晶ちゃんたらおむつを取り替えてあげる時はむずがることが多いんだけど、徹也君にぱいぱいを
飲ませてもらいながらならご機嫌もいいに決まってるから助かるわ」
 肩を鷲掴みにしていた美也子の手から力が抜けるのを感じながらも、言葉を翻すことなどかなわぬことを身にしみて
思い知らされている晶。それとは対照的に、ほころんだ顔で声を弾ませる美也子。そうして美也子は、悪戯めいた表情
を浮かべ、徹也に向かってからかうように続けた。
「でも、晶ちゃんのお腹から下を見ちゃ駄目よ。徹也君が見ていいのは、晶ちゃんの胸から上だけ。いくらおむつ離れで
きない赤ちゃんだっていっても本当は小学五年生の女の子なんだもん、男の子に恥ずかしい秘密の部分を見せるわけ
にはいかないからね。徹也君も年頃の男の子だし、女の子のあそこがどんなふうになってるか興味津々なのはわかる
けど、そこはぐっと我慢するのよ。徹也君、紳士だもん、我慢できるわよね?」
「だ、大丈夫ですよ。絶対に見ないって約束します。――僕、そんなにエッチそうに見えますか?」
 どことなく不満そうな感じと不安がちな感じとが混ざり合った表情を浮かべて、徹也は緊張した声で応えた。
 それに対して美也子が、くすっと笑って言葉を返す。
「だって徹也君、昨日、ショッピングセンターへ行くバスの中で晶ちゃんの胸元を覗き込んでブラジャーを盗み見してたじ
ゃない? それを考えると、信用していいものかどうか、ちょっと心配だったりするのよねぇ」
「あ、あれは……だ、だって、これまで見てきた中でも一番のとびきり可愛い女の子が目の前の席についてて、でもって、
サンドレスの胸元がちょっとぶかぶかで、それで、つい……」
 徹也はかっと顔を赤くして、言い訳にならない言い訳を口にした。
 その様子をさもおかしそうに眺め、美也子はもういちどくすっと笑って目を細くした。
「いいわよ、そんなに慌てて弁解しなくても。妹のこと可愛いって思ってくれて私も嬉しいし、あれがきっかけで甘えん坊
で引っ込み思案な妹にこんな素敵なボーイフレンドができたんだから。じゃ、哺乳壜のぱいぱい、よろしくね」
117名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 14:26:41 ID:yLHbMW4I
>>116
もうお前のオナニー小説と自演に飽きたから
このスレ削除していいよ。埋めてあげようか?
118名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 15:02:00 ID:7bNgE7/T
>>117
お前のSSで埋めてくれ
119名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 15:03:43 ID:0l6RxUCs
いちゃもん乞食君たちって何だか哀れだよね・・・


120名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 19:42:50 ID:oQBTgWqN
そうだね、いやならこなきゃいいのにね、
20さんにいちゃもんつけるちんぴらは、
完全無視で、スルーしようよ
121名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 20:53:32 ID:yLHbMW4I
>>119
自演乙
122名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 21:35:55 ID:TH6JXuLn
どこのサイトか。
123名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 02:01:48 ID:j/akBQpT
95さんみたいに上手くないが投下してみる。20さん応援してるよ!

ttp://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date52540.gif
124名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 03:28:09 ID:tujQoNET
>>123
GJ
125名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 08:39:27 ID:9I1qsycn
>>123
涙の表現が特にいいですね、グッときました。
とにかく、みんなで20さんとこのスレもりあげていくの、大賛成です。
126名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 12:03:32 ID:8r2qywaV
>>123
SSつきうんちおもらしきぼう
もう123氏でいいよ。
127名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 17:35:47 ID:K91iL2wM
>>123
GJ!GJ!
いや正直95よかずっとセンスいいよ!
128123:2007/09/23(日) 19:36:42 ID:j/akBQpT
ありがとう。
GJって言ってもらえたのは素直に嬉しい。でも他の職人さん(ここでは95さん)
と比べていいと言われてもあんまり嬉しくないよ…すまん。
95さんの絵好きだしこの人がいなきゃ描かなかっただろうし、なんつーか
マナー的にもあんまりいいものじゃないような気する…ごめん上手く言えん。



129名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 19:45:10 ID:GHUaXW4r



あんた、いいヤツだな。
職人さんが複数いてもいいんじゃね? それぞれ持ち味があってとてもいいよ。
95さんも123さんも、また描いてくれると嬉しい。専用のフォルダーを用意して
お待ちしてるぜ。
130名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 21:55:06 ID:Ggh5/k76
>128
言いたいことはよくわかるよ。
127の言い方は正直どうかと思う。
131名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 02:05:02 ID:Ybh9WPVq
絵師の数を減らすような発言してる時点で荒らしと気付け
132名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 02:14:00 ID:OmkUYZyd
>>129
ほんとうに、お二人とも、貴重な存在です。
いつも、速攻でプリントしてます。
また、お二人に描いてほしいですね。
13320 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/24(月) 06:51:39 ID:1mvHHA13
 悪戯めいた口調で美也子がそう言い、晶の後ろにまわって脇の下に両手を差し入れるのと殆ど同時に、ダイニングル
ームの隅に置いてある藤製のバスケットの前に京子が歩み寄って、その中から大きなバスタオルを両手でつかみ上げ、
バスケットのすぐ横の床に広げた。幼児の格好をさせた晶に使わせる部屋も、赤ん坊の格好をさせた晶に使わせる部屋
も二階にあって、おむつを取り替えるたびに階段を昇るのは大変だから、リビングルームやダイニングルームなど一階の
主だった部屋にも、二階のベビールームに置いてあるのと同じ藤製のバスケットを常備して、新しいおむつや、おむつを
取り替えるのに必要な小物類を収納してあるのだった。
「……!」
 京子の手でバスタオルがバスケットからどけられると、その下に収納してある布おむつがあらわになる。動物柄やハロ
ーキティ、水玉模様など様々な柄の布おむつを目にするなり、自分のことでもないのに、ぱっと顔を赤くして徹也は言葉
を失ってしまった。
「そう、お出かけの時はお尻の膨らみが目立たないよう紙おむつにしているんだけど、お家の中じゃ布おむつなのよ。布お
むつだと、枚数を多めにしおけば横漏れすることもないから助かるの。でも、美也子に聞いた話じゃ、昨日ショッピングセン
ターでおもらしした時、おしっこの量が多くて紙おむつじゃ吸収しきれなくて溢れ出しちゃったそうだから、今度からはお出
かけの時も布おむつをたっぷりあててあげた方がいいかもしれないわね」
 京子は床に敷いたバスタオルのシワを伸ばしながら、頬を紅潮させてバスケットの布おむつをみつめる徹也に向かって
言い、すっと立ち上がると、ダイニングルームの大きな窓にかかった半透明のカーテンをさっと引き開けた。
 勝手口からさほど離れていない所に位置するダイニングルームだから、視界を遮るカーテンを開けると、勝手口を出て
すぐの所にある洗濯物干し場の様子が窓いっぱいに広がって見える。
「あ、あれって、みんな、晶ちゃんの……!?」
 そよ吹く風に揺れながら視界いっぱいに広がるたくさんの布おむつを窓ガラス越しに目にした徹也は、はっとしたように口
を開いたが、またもや途中で言葉を失ってしまった。何も知らずに洗濯物干し場の様子を目にしただけなら、赤ちゃんのお
むつが風に揺れているんだなと思うのがせいぜいといったところだろう。けれど、きちんと折りたたんでバスケットに収納し
てある新しいおむつや、洗濯物干し場でたくさんの布おむつと一緒に揺れているアニメキャラ付きの女児用ショーツや大き
なおむつカバーを目にした徹也にしてみれば、目の前いっぱいに広がる洗濯したての布おむつが自分の幼いガールフレン
ドがおもらしやおねしょで汚してしまったものだという思いにひしひしと胸を満たされて、なんともいいようのない淫靡な情動
に身と心を駆られてならなくなりそうだった。
13420 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/24(月) 08:42:10 ID:1mvHHA13
「そうよ、あれはみんな、晶ちゃんが汚しちゃったおむつなのよ。本当の赤ちゃんと違って一回一回あてるおむつの枚数が
たくさんだから、昨日お家に帰ってきてからのおもらしとおねむの間のおねしょだけでもあんなになっちゃうの」
 わざと困ったような声でそう言ったのは、ベビーチェアから抱き上げた晶の体を横抱きにしてバスタオルに歩み寄る美也
子だった。美也子は、京子が床に広げた大きなバスタオルの上に晶を横たわらせると、窓の方に振り向き、布おむつに混
じって一枚だけ風に揺れているショーツを指差して苦笑ぎみに続けた。
「晶ちゃんたら、時々思い出したようにパンツを穿きたがることもあるんだけど、おもらしで濡らしちゃうから、結局またおむつ
に逆戻りなのよね。あのパンツなんて、私が穿かせてあげた途端におしっこで汚しちゃったから私の手まで濡れちゃって、
ほんと、どうしようかと思ったわ」
 それから美也子は、たくさんのおむつに目を奪われている徹也に気づかれないようそっと晶の顔を見おろして、声に出さず
口だけを動かして「穿かせてあげた途端、白いおしっこで汚しちゃったんだよね」と囁きかけるのだった。
 そう囁きかけられて晶が顔を真っ赤にし、唇を噛みしめる様子を面白そうに眺めてから、美也子は、心ここにあらずといっ
た風情で窓の外に目を向ける徹也の背中越しに声をかけた。
「さ、晶ちゃんの方は準備はできたわよ。徹也君、哺乳壜を持ってこっちに来てくれるかな」
「あ……ああ、はい」
 言われて、徹也はガタンと椅子を鳴らしながら立ち上がり、それまで無意識のうちに握りしめていたスプーンをぎこちない
手つきで哺乳壜に持ち替えて、どこか熱に浮かされたような足取りで晶のそばに近づいた。
「そう、そのあたりに膝をついてちょうだい。――あ、もう少し近づかないと、晶ちゃんが哺乳壜を斜めに咥えるような格好に
なっちゃうかな。――うん、それでいいわ。そのまましっかり哺乳壜を支えていてあげてね」
 美也子は徹也に細かく指示を出し、哺乳壜の乳首を晶に咥えさせると、今度は晶に向かって、ねっとり絡みつくような口調
で言った。
「大好きな徹也お兄ちゃんに哺乳壜でぱいぱいを飲ませてもらえることになってよかったわね、晶ちゃん。ぱいぱいを飲ませ
てもらっている間、ちゃんとお兄ちゃんの顔を見てなきゃ駄目よ。晶ちゃんのために朝早くから来てくれた徹也お兄ちゃんが
せっかくぱいぱいを飲ませてくれるのに、お目々をつぶったりしたら失礼になるんだからね」
 自分の下腹部に目を向ければ、幼馴染みの手でおむつを取り替えられる屈辱の場面を目の当たりにすることになる。かと
いって、窓の方に目を転じれば、自分が汚してしまったたくさんのおむつが風になびく羞恥の光景が目に飛び込んでくる。晶
にしてみれば、そんな恥辱の光景から逃れるためには、ぎゅっと瞼を閉じているしかない。なのに、美也子は、晶が目をつぶ
ることを許そうとしなかった。徹也お兄ちゃんの顔を見ておきなさいという美也子の言葉が、目を閉じたりしたら容赦しないわ
よと厳命しているのは明らかだ。
13520 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/24(月) 09:58:30 ID:1mvHHA13
「……おいしい? 僕の飲ませてあげるミルク、おいしいかい?」
 おずおずと哺乳壜の乳首を口にふくむ晶に向かって、徹也はいくらか照れ臭そうな顔つきで、けれど優しく気遣う口調で
話しかけた。
「……う、うん。お兄ちゃんの飲ませてくれるぱいぱい、とってもおいしいよ」
 自分の下腹部に目を向けるわけにはゆかず、窓の外いっぱいに広がるおむつを目にするのも躊躇われ、かといって瞼
を閉じることも許されない晶にとって、視線を向ける相手は徹也の顔しかなかった。頼るべき相手が徹也しかいないという
思いが晶の中でむくむくと膨れ上がり、つい無意識のうちに幼児言葉で返事をしてしまう。
 その拍子に、ミルクが白い条になって唇の端から溢れ出た。
「ほら、哺乳壜の乳首を咥えたままお喋りなんてするからぱいぱいがこぼれちゃう。ぱいぱいを飲んでる間は、何も話しち
ゃいけないよ。でないと、晶ちゃんのすべすべのほっぺがぱいぱいで濡れちゃうんだから。さ、よだれかけで綺麗綺麗しよ
うね」
 晶の口調につられてか徹也も幼児言葉で優しく言うと、右手で哺乳壜を支え持ったまま、左手でよだれかけの端を持ち
上げ、ぎこちない手つきで晶の頬をそっと拭った。それは、ガールフレンドに対するというよりも、それこそ、自分では何もで
きない幼い妹に接するような振る舞いだった。
「やだ、くすぐったいよ、お兄ちゃんてば」
 よだれかけの柔らかな生地が頬に触れた途端、幼児が甘えていやいやをするような仕種で晶が僅かに首を振った。徹也
に注意されたのにもかかわらず再び言葉を発したものだから、またもやミルクが白い条になって流れ出る。下腹部を包み
込むじとっと湿った布おむつの感触と、窓越しに見える洗濯物干し場の恥ずかしい光景。晶が幼児めいた仕種で徹也に甘
えてみせるのは、そういったものから意識を遠ざけるためなのだろう。けれど、それだけが理由だと断言するわけにはゆか
ないように思えるのは気のせいだろうか。
「ほら、またこぼしちゃう。ぱいぱいを飲んでる間はお喋りしちゃ駄目だよって言ったでしょ? 本当に晶ちゃんは聞き分けの
わるい赤ちゃんなんだから」
 徹也はわざと怖い顔をして諭すように言った。しかし、その顔に満更でもなさそうな表情が浮かんでいるのは誰の目にも
明らかだった。徹也が晶のことをいとおしくてたまらなく思っているのは疑いようがなさそうだ。
13620 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/25(火) 03:49:18 ID:IpkyUVLB
「あらあら、本当に仲良しさんなのね、二人は。でも、これなら晶ちゃんがむずがることなくおむつを取り替えられそうね」
 徹也と晶の様子をじっと見守っていた美也子はひやかすように言って晶の足元にまわりこむと、幅の広いフリル状にな
っているロンパースのスカートをさっと捲り上げ、京子がおむつの具合を確かめるために手を差し入れた時から外れたま
まになっている股間のボタンをぴんと指で弾いて、ロンパースのボトムを前後に大きく広げた。
「あ……」
 徹也のなすがまま頬のミルクをよだれかけで拭いてもらっていた晶だが、ロンパースのボトムが開けられる感触に、思
わず喘ぎ声を漏らして瞼を閉じようとする。
「駄目よ、お目々をつぶっちゃ。ちゃんと徹也お兄ちゃんのお顔を見てなさい」
 優しくあやすような、けれど有無を言わさぬ強い調子を含んだ美也子の声が飛んできて、晶が瞼を閉じるのを決して許
さない。
「……」
 晶は喘ぎ声を押し殺し、美也子の命ずるまま、ひくひくと瞼を震わせて目を開けた。
「そうそう、それでいいのよ。徹也お兄ちゃんに可愛い顔を見てもらいながらおむつを取り替えようね」
 晶が瞼を開くのを見届けた美也子は満足そうに頷くと、あらわになったおむつカバーの前当てに指をかけた。
 マジックテープの剥がれるベリリという音が響いて、前当てが開かれる気配が下腹部から伝わってくる。
 途端に、晶の顔に怯えの色が広がった。
 晶のペニスはお尻の方に折り曲げられ、十枚の布おむつに包み込まれて、その上から、マジックテープでしっかり固定
されたおむつカバーで押さえつけられている。そのため、一見したところでは股間の膨らみが目につかず、女の子と偽って
いられるのだ。なのに、おむつカバーを開かれて戒めを解かれたりしたら。しかも、朝の目覚めの直後のことだから――。
「あらあら、元気でおっきくなっちゃってるわね、晶ちゃん。でも、そうよね。ずっとおむつだと窮屈だから、おむつが外れた
時はいつもよりずっと元気になっちゃうのよね。特に、お目々が覚めてすぐだもん、元気じゃないとおかしいよね」
 美也子は、布おむつの前の方がむくむくと膨らんでくる様子を面白そうに眺めながら、徹也の耳にもはっきり届くよう、よく
通る声で言った。
 美也子が晶の『朝勃ち』のことをからかっているのは明らかだった。
13720 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/25(火) 05:50:31 ID:IpkyUVLB
「え? 元気で大きくなってるって、何のことなんですか? 引っ込み思案の晶ちゃんだけど、目が覚めたすぐ後はいつも
より元気だったりするんですか?」
 徹也が訝しげな表情を浮かべ、美也子が何を言っているのか探ろうとするかのように顔を上げた。
「やだ、駄目! そっち見ちゃ駄目だってば、お兄ちゃん!」
 知らず知らずのうちに美也子の方に顔を向けようとする徹也に向かって晶が金切り声をあげた。
「そうよ、こっちを向いちゃいけないわよ、徹也君。さっき約束した筈よ、晶ちゃんのお腹から下には絶対に目を向けないっ
て。それとも徹也君、やっぱり、バスの中で晶ちゃんのブラを覗き見した時と同じで、女の子の秘密の部分を見たくて見た
くてたまらないエッチな男の子なのかしら?」
 晶が叫ぶのと同時に、こちらはやんわりした口調で美也子が徹也を咎めた。徹也の好奇をわざと煽った美也子だが、ま
るでそんなこと知らぬげに、しれっとした顔つきだ。
「い、いえ、そんなことありません。もう絶対にそっちを向きません。約束します」
 二人の声に、徹也は慌てて首を振り、後ろめたそうな表情を浮かべて晶の顔に視線を戻した。
「ごめんね、晶ちゃん。もう絶対にしないから許してね」
「……」
 伏し目がちに謝罪する徹也に、咄嗟には言葉を返せない晶。もう絶対にしないと徹也は言う。それはそれで本心だろう。
けれど、この年ごろの男の子が胸の奥底にひそませている性に対する好奇がどれほどのものか、自分もさほど年齢が違
わない晶は痛いほど知っている。いくら理性で抑えつけようとしても、日頃から持て余している性欲や異性に対する際限な
い好奇に抗うことは難しい。口では謝罪の言葉を述べても、いつ何時ふたたび好奇に駆られて晶の下半身に目を向けよう
とするかしれたものではない。
 おむつに包まれた下腹部を見られるだけでも羞恥の極みなのに、それに加えて、朝勃ちのために異様に大きく膨らんだ
股間を目の当たりにされでもしたら……。
13820 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/25(火) 06:37:10 ID:IpkyUVLB
「お、お兄ちゃん……晶、お願いがあるの。晶のお願い、きいてくれる?」
 一瞬だけ迷って、晶は思いきり甘えた仕種で言った。
「お願い? そりゃ、晶ちゃんのお願いだったらどんなことでもきいてあげるけど、急にとうしたんだい?」
 突然のことに要領を得ない顔で徹也が聞き返す。
「チュッして。晶、お兄ちゃんにチュッしてほしいの。いいでしょ?」
 晶は頬をほんのりピンクに染め、いかにも恥ずかしそうに小さな声で言った。
「チュッって……ひょっとして、キスのことかい? で、でも、お母さんやお姉さんの目の前でキスだなんて……」
 晶からの思わぬ懇願に、満更でもなさそうに、けれど、戸惑いの色も隠せずに、徹也は口ごもった。
「晶がこんなにお願いしてるのに、チュッしてくれないの? 女の子の方からチュッしてってお願いするのがどんなに勇気
の要ることか、お兄ちゃんにだってわかるでしょ? なのに、恥ずかしいのを我慢してこんなに一生懸命おねだりしてるの
にチュッしてくれないの? ――いい、もういいもん。そんなお兄ちゃんなんて大っ嫌いなんだから」
 晶は拗ねたようにぷっと頬を膨らませて媚びてみせた。
 異性の身体に対する好奇で胸がいっぱいになる思春期の真っただ中にある徹也に二度と自分の下腹部に目を向けな
いようするため(そして、窓の外いっぱいに広がる恥ずかしい下着の方にも視線を向けさせないようにするため)には、こ
うするしかなかった。唇と唇とを重ね合わせ、互いに相手の顔を見つめ合う以外に、徹也の視線を一カ所にとどまらせる
術はない。そう判断した晶は、幼い女の子そのままの口調と仕種で徹也にキスをせがんだのだった。
「いいわよ、ママや私のことは気にしなくても。いつまでもねんねで引っ込み思案の妹に素敵なボーイフレンドができて、そ
のボーイフレンドとキスをするところを見られるなんて、ママも私もとっても嬉しいんだから。ほら、女の子が勇気を振り絞っ
てキスをおねだりしてるんだから、徹也君もちゃんと応えてあげてちょうだい」
 晶の真意を察した美也子が徹也を促す。
「そうよ。いつまでもおむつ離れできない赤ちゃんみたいな晶ちゃんが男の子とキスをするほど成長したんだなって思うと、
私としても感慨無量だわ。まさか徹也君、うちの可愛い晶ちゃんのおねだりを聞き入れてくれないなんて、そんなひどいこ
とをするような子じゃないわよね?」
 美也子の言葉に京子も声を重ねた。
139名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 06:41:14 ID:3xemTx2z
20 ◆JSxcaNkD96
いいかげんうぜえぞ。
140名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 07:55:49 ID:lmLgteSU
>>139
お前がな
141名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 08:17:06 ID:w2NRZUSD
>>140もウザイけど
糞ダラダラな20はいい加減逝けボケ!
14220 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/25(火) 08:52:42 ID:IpkyUVLB
「えーと、じゃ、あの、お母さんとお姉さんがそんなふうに言ってくれるなら……」
  はにかみの表情を浮かべた徹也は照れ臭そうに言って、舌で唇を湿らせた。
「早くしてってば、お兄ちゃん!」
 いつ徹也が自分の下腹部の方に顔を向けるかしれたものではないと気が気でない晶は、徹也の首に両手を絡めて自
分から唇を寄せた。
 女の子の格好、それもスカート付きロンパースによだれかけという赤ん坊そのままの姿をさせられても、朝勃ちという男
の子としての生理現象には変化がない。今や、それだけが自分がまだ男の子だと実感することのできる唯一つのシルシ
だった。なのに、その男の子としての唯一のシルシを自分から隠さなきゃいけないなんて。しかも、自分よりも二つ年下の
男の子と唇を重ねることでしか隠せないなんて。
 けれど、今はそんな恥辱の念に浸ることもできない。
「ちょ、ちょっと待ってってば。――む、むぐぅ」
 首筋にぶら下がる晶の体重に耐えかねて、徹也は床に両手をついた姿勢で背中を曲げ、とうとう晶と唇を触れ合わせた。
「離れちゃ駄目だよ。ずっとずっといつまでもこのままいてくれなきゃ、晶、お兄ちゃんのこと嫌いになっちゃうんだから」
 徹也と唇を重ね合わせたせいでくぐもりがちになる声で、それでも晶は恋する少女を演じてしきりに甘えてみせる。
「うん、わかった。お母さんとお姉さんが見ている前でキスするなんて照れ臭かったけど、そうだよね、女の子の晶ちゃん
が勇気を出してチュッしてって言ってくれたんだもん、男の子の僕がおどおどしてちゃいけないよね。いいよ、ずっとこうして
いようね。おむつを取り替えてもらう間、哺乳壜のぱいばいを飲ませてあげる代わりにチュッしとこうね。だから、おむつを
取り替えてもらったら、急いでまんまを食べなきゃいけないよ。少しでも早くデートに出かけるんだから」
 はにかみの表情をすっかり消し去って、こちらもくぐもった声で、徹也はいかにも年下のガールフレンドを気遣う年長のボ
ーイフレンド然とした口調で優しく言いい、くすぐったそうにくすっと笑うと、片手を床から離して晶の頬をつんとつついて続け
た。
「晶ちゃん、ミルクの匂いがするよ。これって、年ごろの女の子の匂いじゃなくて、赤ちゃんと同じ甘い匂いだね。でも、そうだ
よね。ついさっきまで哺乳壜でぱいぱいを飲ませてあげてたんだもん、ミルクの匂いがするのが当たり前だよね。それにし
ても、いい匂いだなぁ。親戚のお姉さんが時々赤ちゃんを連れて家に遊びに来るんだけど、その子と同じ甘い匂いだよ。赤
ちゃんみたいに可愛い晶ちゃんにお似合いの、とってもいい匂いだよ」
143名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 12:48:49 ID:3tvNe37/
これだけ言われてんのに
ずうずうしいやつだな
144乞食は消え失せろ:2007/09/25(火) 14:10:27 ID:9jbsi2vv
>>143
冷静に考えろ。少数意見を気にしてもしょうがねぇ〜だろ。嫌ならよそに行くか、てめぇで書け!
145名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 14:34:33 ID:S+aAqJI/
VIPから呼んでくるか
146名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 16:29:24 ID:w2NRZUSD
このスレ潰してやってもいいんだぜ。
小説乞食共。
147名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 17:04:51 ID:4aWvKoD3
そんなに嫌ならこのスレ見なければいいじゃん
148名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 17:19:07 ID:HG2HSB4w
いつもROMで見させてもらっているが、20氏・95氏・123氏乙!
どれも素敵でそんな素敵な物をかけるあんたらが羨ましい。
149名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 21:14:14 ID:bAdA7Q3N
VIPからきますた
姐さん頑張ってください。応援してます。
150名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 00:18:55 ID:lVIURNdm

>139
>141
>143
>145
>146

お前ら、小説が読みたくてここに来てるんだろ?
照れ屋なのはいいけど、ツンデレも度が過ぎると嫌われるぞw
たまには素直になれ。
151名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 00:50:37 ID:6XaI+qx/
はあ?同じパターンでもう飽きたって言ってるんだよ
20も意見を聞けばいいのにただの投稿オナニーしてるだけ。
152名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 01:59:29 ID:e3zAkcQ2
たしかに20のオナニー小説は飽きた。
チラシにでも書いて一人でオナってればいいのに。
153名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 02:17:09 ID:L1PBKXrg
   || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
   || ★★荒らしは放置が一番キライ!★★
   ||    〜 荒らしは常に誰かの反応を待っています 〜
   ||
   || ▲放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います!
   || ノセられてレスしたらその時点であなたの負け!
   ||
   || ■反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです
   || 荒らしにエサを与えないで下さい
   ||
   || ☆枯死するまで孤独に暴れさせておいて
   || ゴミが溜まったら削除が一番です 。   Λ_Λ
   ||                       \ (゚ー゚*) キホン。
   ||________________  ⊂⊂ |
      ∧ ∧    ∧ ∧    ∧ ∧    | ̄ ̄ ̄ ̄|
      (  ∧ ∧ (   ∧ ∧ (  ∧ ∧ |      |
    〜(_(  ∧ ∧ __(  ∧ ∧__(   ∧ ∧ ̄ ̄ ̄
      〜(_(  ∧ ∧_(  ∧ ∧_(   ∧ ∧  は〜い、先生。
        〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)
          〜(___ノ  〜(___ノ   〜(___ノ
154名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 02:27:09 ID:6XaI+qx/
>>153
こういうのが荒らしのコピペ
うざいものはうざい
飽きられたらそれまで。
15520 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/26(水) 03:47:03 ID:q5oaURp3
「やれやれ、すっかり甘えん坊の赤ちゃんになっちゃったわね、晶ちゃんたら」
 バスタオルの上に横たわって徹也と唇を重ねる晶の様子を見守っていた京子が、ひょいと肩をすくめて美也子に言った。
「本当に、こんなに赤ちゃん返りしちゃうなんて、ちょっとびっくりかも。でも、ここは赤ちゃんじゃないわよ」
 美也子は声をひそめて応え、くすくす笑いながら、おもむろに晶の股間を指差した。
「ここだけは高校生のままなんだから。それも、立派な男の子のね」
「確かにそうね。ここだけは、元気な高校生の男の子のままみたいね。それで、どうするの? おむつを取り替えてあげる
時は体温も測るようにしなさいって教えてあげたけど、今もそうするの?」
 おむつカバーの前当てに続き横羽根を開いて左右に広げる美也子の手元を覗き込みながら、京子はぞくっとするような
流し目をくれた。
「ううん、今はいいわ。わざわざお尻をいじってあげなくても、こんなに元気でおっきくなっちゃってるんだから」
 美也子は、晶の左右の足首を左手でまとめてつかむとそのまま高々と差し上げ、布おむつをおむつカバーの前当ての
上に広げ、それまで窮屈そうにしていたのがぬっと鎌首をもたげるように屹立したペニスをしげしげと眺めて言った。
「確かにね。ちょっと可愛がってあげたらすぐイっちゃいそうだから、今はお尻はいいかもね」
 にんまり笑って京子が同意する。
 声をひそめてそんな会話を交わす二人の声は晶の耳にも届いているのだが、何を話しているのかまでは聞き取れない。
けれど、声の調子から判断すれば、きっとまた晶に恥ずかしい目に遭わせる相談をしているに違いないというくらいの想像
はつく。
「ずっとずっとチュッしててよ、お兄ちゃん。途中で唇を離したりしないでね。約束だよ、お兄ちゃん」
 晶は、徹也が京子と美也子の会話に興味をしめさないよう、ますます強く首筋にすがりついた。
「そんなに強くしがみつかなくても絶対に離したりしないから大丈夫だよ。僕だって晶ちゃんのことが大好きで、ずっといつで
も一緒にいたいんだから。赤ちゃんみたいに甘えん坊で、赤ちゃんみたいに甘くていい匂いがして、僕がいなきゃ赤ちゃんみ
たいに一人じゃどこへも行けない晶ちゃんのこと、いつまでも僕が守ってあげるんだから」
 晶の真意などまるで気づくことなく、ただひたすらいとおしげに唇を重ねる徹也。
「ちょっと見てごらん、美也子。二人とも、さっきより激しくなっちゃってるわよ。このままじゃ、美也子のお嫁さんになる筈の晶
ちゃん、徹也君に横取りされちゃうんじゃないの?」
 ますます激しく唇を重ね合う二人の様子を目にして、京子はからかいぎみに美也子の耳元で囁いた。
15620 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/26(水) 06:03:45 ID:q5oaURp3
 しかし、それに応じる美也子の声は平然としたものだ。
「いいのよ、あれで。恋する女の子の気持ちをわかるようになるためにキスまでは許してあげてるんだから。でも、許して
あげるのはそこまで。それ以上のことは――可愛い晶ちゃんを最後までイカせてあげられるのは私だけなんだから」
 童女そのままの無毛の股間にはまるで似つかわしくないいやらしい肉棒の先端に新しい布おむつをかぶせ、らんらんと
光る瞳で京子の顔を顔を見上げた美也子は、真っ赤な舌をちろっと突き出して艶然と微笑んだ。
「ん……」
 剥き出しになったペニスに柔らかな布おむつをかぶせられる感触に、晶は弱々しい喘ぎ声を漏らして腰をぴくんと震わ
せた。
「どうしたの、晶ちゃん? 気分でも悪いのかい?」
 思いがけない喘ぎ声に、徹也が訝しげな顔つきになる。
「う、ううん、そんなじゃない。そんなじゃなくて……う、嬉しいの。お兄ちゃんにこんなにずっとチュッしてもらえて、晶、とっ
ても嬉しいの。だから、変な声を出しちゃったの。ごめんね、お兄ちゃん。心配させてごめんね。でも、晶のこと心配してく
れて、それもとっても嬉しいの」
 美也子の手が新しい布おむつの上からペニスを撫でさする感触が伝わってくる。そんな光景を徹也に見られるわけには
ゆかない。晶は必死の思いで甘えん坊の少女を演じ、幾らか躊躇った後、すっと息を飲みこむと、遂には舌を徹也の口の
中に差し入れるのだった。
 ここまですれば徹也が美也子の方に振り向くことは絶対にない。
 けれど、その代償はとてつもなく大きかった。最後の最後までかろうじて持ちこたえていた男の子としての矜持が、がらが
らと音を立てて崩れ去るような思いにとらわれる。
「あ、晶ちゃん……!?」
 晶の突然の振る舞いに徹也は驚きの声をあげたが、困惑の表情を浮かべていたのはほんの短い間だけだった。徹也は
晶と唇を重ね合わせたまま小さく頷くと、躊躇いがちに自分の舌を晶の舌に絡ませた。
15720 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/26(水) 07:06:38 ID:q5oaURp3
 朝勃ちでいきりたっているペニスに柔らかな布おむつをかぶせられ、その上から最も感じやすい部分をなぶられるだけ
でも今にも絶頂を迎えそうなのに、それに加えて、(同性が相手ではあるものの)舌と舌を絡み合わせるディープキスに及
んだものだから、もうたまらない。美也子の指の動きにいざなわれるまま、晶はあっという間に昇りつめてしまった。
「お兄ちゃん。あ、あ……お兄ちゃん、徹也お兄ちゃん……やん……!」
 舌を自由に動かせないせいでよほど注意していないと何を言っているのか聞き取れないものの、徹也の名を呼びながら
絶頂に達したのは間違いないようだ。晶は言葉にならない声をあげ、体をびくんと震わせた。
「ど、どうしたの、晶ちゃん!? なんだか変だよ、本当に大丈夫なのかい!?」
 さっきよりも激しい晶の体の震わせ方に、徹也は気が気ではない。反射的に唇を離し、体を起こそうとする。
「やだったら、駄目なの! お兄ちゃんはずっとこのまま晶とチュッしてなきゃいけないの!」
 離れようとする徹也の舌を咄嗟に自分の舌で絡め取り、力まかせに唇を重ね合わせながら、晶は、徹也の首筋に巻き
つけた両腕に渾身の力をこめた。
「心配することはないわよ、徹也君。晶ちゃん、体の具合がわるいわけじゃなくて、おしっこをおもらししちゃっただけだから、
そのままキスをしていてあげて。その間に濡れたおむつの後始末をして新しいおむつに取り替えてあげるから。――寝汗
で湿っぽくなっただけのおむつじゃなく、おしっこで濡らしちゃったおむつの後始末をしてからね」
 どくどくと脈打つペニスを布おむつの上からそっと握ったまま美也子は徹也の背中越しにこともなげに言って、胸の中で
「それも、普通のおしっこじゃなく、いやらしい白いおしっこで汚しちゃったおむつの後始末をしてからね」と付け加えた。
「おしっこ? 晶ちゃん、おむつを取り替えてもらってる最中におもらししちゃったんですか?」
 体調が優れないのではないと知ってほっとしつつも、徹也は美也子の説明に驚き、唇を塞がれ舌の自由を奪われて自由
にならない口を動かして、言葉の意味をかろうじて判別できるかどうかのくぐもった声で聞き返した。
158名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 08:05:59 ID:e3zAkcQ2
>>155-157
荒らさないでくれる?消えろ糞20!
159名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 10:19:24 ID:zQxbsjYa
読みたくない人は、『20 ◆JSxcaNkD96』をNGワードにしてはいかがですか?
20さんは、読みたい人へ配信する努力をしているのですから、
読みたくない人は、読まない努力(NG登録だけなのでほんのちょっとの努力)をすればいいのではないでしょうか?
今のように職人さんを叩いている住民がいるスレに、
俺も書いてみようと思う人間がいると思いますか?
自分も叩かれてしまうかもと、怖いと思いますよ。

俺もこんだけレベルの高い職人さんや絵師さんがいるスレで書いてみたいと思いますが、
叩くことを前提の今の状況では気が引けてしまいます。
二週間ほど、職人さん叩きをされないなら、私もSSを投稿してみようと思います。
最初から大のお漏らしはありませんが、大のお漏らしは私は大好物です。
160名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 12:14:14 ID:KkvXyDau
>159

例の系統のレス、嫌なら無視しろとか専用ブラウザ使えとかの諌めは試み済み。
で、何の効果もなし。特に146とか見ればわかるけど、これは確信犯。
なので>153実践。

新たな作品には多いに期待してます。20氏と二本立てとは、楽しみが増えます。
161名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 12:17:57 ID:AhcuebM6
20消えろとか言ってるお前
お前が代わりに書いてくれ
それなら許す
162名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 13:00:38 ID:0yysabZM
こいつのWebってどこよ
163名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 13:46:51 ID:zQxbsjYa
>>160
話してわからない人はいないと思うので、
私は>>159のことを信じてみようと思います。
ですので、他の方も>>159がこのスレに貢献できるように、
優しく見守ってみてはどうでしょうか?

私は、二週間ほど静観して見せていただきます。

最後に、20さんの小説好きです。
両絵師さんの絵も好きです。
164名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 17:35:16 ID:zQxbsjYa
今さら気づいたのですが、自分で自分にレスしてました。

× >>159
○ >>158

すみません。
16520 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/27(木) 03:20:55 ID:usbqP6zU
「そうなのよ。晶ちゃん、夜中に一度おねしょのおむつを取り替えてあげた後は朝まで我慢できるんだけど、朝ご飯を食べ
ながら失敗しちゃうことが多いの。今朝は徹也君がいるから緊張して我慢できるかなとも思ってたんだけど、やっぱり駄目
だったみたい」
 自分の手で搾り取った白いおしっこなのに、美也子はそんなことはおくびにも出さず、さも晶が毎日のように決まって朝
食を摂りながら粗相をしてしまって困っているというような口振りで言った。そうして、少し間を置いてから、こんなふうにひ
やかして言う。
「あ、でも、今朝の失敗は徹也君のせいかもしれないわね。本当なら我慢できていたのに、徹也君と熱々のキスなんてし
ちゃったせいで亢奮して、それでとうとう我慢できなくなって失敗しちゃったのかも。だけど、それだと困ったことになりそう
ね。だって、デートでキスをするたびに晶ちゃんたらおしっこを失敗しちゃうってことになるんだもん」
 そこまで言って美也子は再び間を置き、くすっと笑って更に続けた。
「とはいっても、晶ちゃん、パンツじゃなくておむつをあててるんだもん、それでも構わないんだっけ。デートでキスをしても
らうたびにおしっこを失敗しちゃっても、おむつだからお洋服やソックスをびしょびしょにしちゃう心配はないのよね。だから
徹也君、晶ちゃんがせがんだら、遠慮なくキスをしてあげてね。私が付き添ってあげられない時は徹也君に買ってもらった
紙おむつを穿かせてお出かけさせて、自分でトイレで取り替えるよう言いつけておくから。でもって、いつかもっと深いおつ
きあいをするようになったら、徹也君に晶ちゃんのおむつの交換をお願いしようかな。そうすればデートの時も布おむつをた
くさんあててお出かけさせられるから横漏れの心配もしなくてすむし」
 そんな美也子のひやかしに、二人は一言も返す言葉がない。徹也は自分のことでもないのに恥ずかしそうに睫毛をしば
たたかせるばかりだし、晶には、美也子の言葉に屈辱と羞恥で胸を焼かれながら、徹也と舌を絡み合わせ唇を重ね合わせ
ることしかできなかった。
「さ、おしっこも全部出ちゃったみたいだから、おむつを取り替えてあげなきゃね。でも、このままじゃ取り替えてあげられな
いわよ。今から、おしっこを失敗しちゃった時は、『おしっこで汚しちゃったおむつを取り替えてください』って晶ちゃんがお願
いしてからでないと取り替えてあげないっていうことにしましょう。もうすぐ春休みが終わって、晶ちゃんは五年生になるのよ。
小学五年生にもなってまだ治らないおもらし癖を反省するためには、きちんとお願いしてからでないとおむつを取り替えてあ
げないってことにしないとね。五年生にもなっておむつ離れできない晶ちゃんには、躾のために、これくらいのことはしないと
いけないわよね」
 無言で徹也と唇を重ねる晶に向かって、美也子が冷徹な声で言った。
166名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 04:31:34 ID:GaBpHTkV
こいつなんとかルックとかいうやつじゃないのかw
16720 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/27(木) 05:43:30 ID:usbqP6zU
 けれど、美也子の言葉に対して、晶は無言で力なく首を振るだけだ。徹也と舌を絡み合わせているせいで声を出しにく
いという事情もあるが、それよりも、おむつの交換をせがむ姿を徹也に見られるのがたまらない。
 一瞬、部屋中がしんと静まりかえる。
「いつまでも黙ってちゃ駄目だよ、晶ちゃん。お姉さんの言う通り、おむつを取り替えてくださいってお願いした方がいいと
僕も思うよ。いつまでもおむつ離れできない晶ちゃんも可愛いけど、でも、もう五年生だもん、おしっこを教えられるように
なる練習もしといた方がいいに決まってるよ」
 沈黙を破ったのは徹也だった。徹也は、首筋に絡みつく晶の手を優しく振りほどくと、そっと唇を離し、いかにも自分の
方が年長だといわんばかりの教え諭すような口調で、いつまでもだんまりを決め込む晶に言い聞かせた。
「だ、だって……」
 晶は再び唇を寄せながら拗ねたように口ごもった。
「だってじゃないよ。お家の中じゃいつまでも赤ちゃんでいいけど、学校へ行ったら高学年の上級生なんだよ、晶ちゃん。
低学年の子のお手本にならなきゃいけないのに、お姉さんにおむつの交換もお願いできないなんて、そんなのいけないよ。
そんなだと、『あのお姉ちゃん、五年生なのに私たちよりも小っちゃい子みたい』って一年生の子にも笑われちゃうよ。それ
でもいいの? 晶ちゃん本人はそれでよかったとしても、そんなの、僕はいやだな。僕のガールフレンドが一年生の子から
もバカにされちゃうような聞き分けのない子だなんて、そんなの、いやだな」
 徹也は晶の手をやんわり押しとどめて、いささかきつい口調で言った。自分の方がずっと年上だということに微塵の疑い
抱いていないのが明らかな強い口調だ。
「……」
 それでも晶は美也子の方に目をやろうとせず、唇を「へ」の字に曲げて押し黙ってしまう。
「やれやれ、こんな簡単なこともできないなんて、本当に困った子だね、晶ちゃんは。でも、いつまでも濡れたおむつのまま
じゃ、晶ちゃんのすべすべのお尻がおむつかぶれで真っ赤に腫れちゃんじゃないの? ――いい、わかった。今回だけは晶
ちゃんの代わりに僕がお姉さんにお願いしてあげる。でも、今回だけだよ。次からは晶ちゃんが自分でお願いするんだよ。わ
かってるね?」
 いつまでも口を開こうとしない晶に呆れたように、そう言って徹也は美也子の方に振り向きかけた。
16820 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/27(木) 06:38:27 ID:usbqP6zU
「駄目! そっち見ちゃ駄目だってば、お兄ちゃん!」
 晶は力まかせに徹也の首に両手を絡ませて悲鳴をあげた。剥き出しの股間を徹也の目にさらすような事態になること
だけはなんとしてでも避けなければならない。
「だって仕方ないだろう? 僕がお願いしてあげないと、晶ちゃん、いつまでも濡れたおむつのままでおむつかぶれになっ
ちゃうんだから」
 叫び声に、徹也は振り向きかけた顔を元に戻し、晶の顔を間近に見おろして溜息混じりに言った。
 そう言われては、晶にしても返す言葉がない。
「……お願いする。晶、自分でお姉ちゃんにお願いする。だから、お兄ちゃんはお姉ちゃんの方を見ないで……」
 晶は徹也の顔をおずおずと見上げ、今にも消え入りそうな声で言った。
「うん、わかった。晶ちゃんが自分でお姉さんにお願いできるならその方がいいに決まってるもん、僕は余計な口出しをし
ないよ。ただ、ちゃんとお願いできるように僕が教えてあげるから、その通りに言うんだよ。晶ちゃん、お利口さんだもん、
僕の後についてちゃんてお願いてけきるよね」
 自分でお願いするという晶の返答を聞いた徹也はにこやかな笑みを浮かべ、さっきまでのきつい調子が嘘みたいな優し
い声で応じた。そうして、晶の目をじっと見ながら、ゆっくりした口調で、晶が言うべき言葉を一言一言区切るようにして先
に口にし始めた。
「お姉ちゃんにお願いがあります。――最初はここまで言ってごらん」
 徹也は、まるで大人が幼児に言葉を教える時さながら短い文章を口にして、それを真似るよう晶に命じた。
「……お、お姉ちゃんに……お、お願いがあります」
 微かな屈辱の色を顔に浮かべてつつも、晶には、徹也の言葉をぎこちなく真似ることしかできない。
「晶、おもらししちゃいました。――はい、次はここまでだよ」
「晶……お、おも……おもらししちゃいました」
「おしっこで濡れちゃったおむつ、取り替えてください。――さ、言ってごらん」
「お、おしっこ……おしっこで濡れちゃったお……おむつ、取り替えてください」
「お願いします、お姉ちゃん。――これで最後だから頑張って」
「お、お願いします……お姉ちゃん」
169名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 08:05:52 ID:xEWVcVKv
>>168
ウザイ
170名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 09:20:32 ID:HpeBWiwt
>>169
キモイ
171名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 17:15:04 ID:xEWVcVKv
>>170
グロイ
172名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:12:47 ID:Opk4WCUP
>>171
カユイ
173名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 22:40:58 ID:yAt5SQyu
>>173
ウザい
174名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 22:45:16 ID:xEWVcVKv
>>171
キチガイ
175名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 23:07:54 ID:FVn8c18x
何この自作自演
ageてるやつアホだろ
176名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 00:25:28 ID:nJEjMBTn

絵のネ申さまがた。

晶と徹也のキスシーンの絵が見たいですm(_ _)m。
177名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 00:43:30 ID:zWEMroqE
いらない
もうあきたよ
178名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 01:09:22 ID:yQFhQYDW
20の自作自演飽きたし
20の自作オナニー小説も飽きた。
チラシの裏にでも書いてろハゲ!
17920 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/28(金) 04:04:35 ID:MSg5YjzR
「うん、それでいいんだよ。さすが五年生、上手に言えたね、晶ちゃん。じゃ、今度は僕が教えて上げた通り、ちゃんと続け
て言うんだよ。でもって、きちんとお姉さんにお願いしておむつを取り替えてもらおうね。おむつを取り替えてもらっている
間、もういちどチュッしていてあげる。だから、頑張ってお利口さんにするんだよ。いいね、わかったね?」
 徹也は、年上のボーイフレンドや兄どころか、ようやくたどたどしい口振りで言葉を話し始めたばかりの幼い娘を持つ若
い父親みたいに相好を崩して、自分の教えた通りに言えた晶を褒めそやした。
「……う、うん……」
 美也子になぶられて絶頂に達した時に思わずその名を呼んでしまい、今はおむつを取り替えてもらうためのお願いの言
葉を口移しに教えてもらった相手である徹也。本当ならその徹也より二つ年上で高校生の晶だが、今や、それこそずっと
年下で甘えん坊の一人では何もできない幼いガールフレンドになり果ててしまった自分を受け容れるしかないことを痛いほ
ど思い知らされていた。
「さ、お姉さんにお願いしてごらん。僕は壁の方を向いているから、恥ずかしがらずにちゃんとお願いするんだよ。きちんと
お願いできておむつを取り替えてもらえるようになったら約束通りチュッしてあげるから」
 徹也はそう言って体を起こしかけたが、晶の口元がべとべとに濡れていることに気づくと、晶の胸元を覆っている大きなよ
だれかけに指をかけた。
 晶の口のまわりが濡れているのは、よだれのせいだった。唇を重ね合わせ舌を絡み合わせたキスを続けているうちに口
の中に溜まった唾が、晶が金切り声をあげたり徹也に教えられるままおむつを取り替えてもらうお願いの練習をするたび
に溢れ出して唇から流れ落ち、口元といわず頬といわずべとべとに濡らしてしまったのだ。
「さっきはミルクを拭いてあげたけど、今度はよだれだね。あ、でも、ちっとも気にすることなんてないんだよ。甘えん坊で僕
に頼りきりの晶ちゃんのお世話をしてあげるの、僕はとっても楽しいんだから。もしも僕たちが結婚することになって、それ
で赤ちゃんができたりしたら、赤ちゃんの世話も僕がしてあげる。晶ちゃんと赤ちゃん、二人まとめて僕が面倒みてあげるか
ら思いきり甘えていいんだよ」
 とびきりの笑顔でそう言った徹也は、よだれかけの端を晶の頬にそっと押し当てた。
18020 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/28(金) 05:22:20 ID:MSg5YjzR
「……あ、晶……晶、赤ちゃんなんかじゃない。赤ちゃんなんかじゃないのに、こんなこと……」
 よだれかけの端を持つ徹也の手から逃れようとした晶だが、自分が徹也のガールフレンドどころか幼い姪っ子や妹み
たいに扱われる羞恥に、それ以上は何も言えなくなってしまう。
「ほら、お口のまわりを綺麗綺麗してあげる間、じっとしてるんだよ。それに、あまりお喋りを続けるとよだれがまたこぼれ
てくるから、ちょっとの間だけお口はないないしておこうね。あ、そうだ。これ以上よだれがこぼれないよう、お口の中の唾
を飲み込んでおいた方がいいね。さ、上手にできるかな? ほら、ごっくんしてごらん」
 徹也は、晶の口元と頬をよだれかけの端で優しく拭いながら、とっておきの優しい声で言った。
 少しだけ間があって、徹也に言われるまま晶が唾を飲み込む音が微かに聞こえる。
「うん、上手だよ、晶ちゃん。さ、お口のまわりも綺麗になったし、これでお姉さんにおむつの交換をお願いできるね」
 晶が口の中の唾を飲み込むのを確認した徹也は、唇の端をもういちどそっと拭ってから、よだれかけを元に戻した。
 徹也には露ほどの邪気もない。ただ、自分の幼いガールフレンドの面倒を甲斐甲斐しくみてやっているだけだ。けれど、
それが却って晶の羞恥を掻きたてる。
「さ、お姉さんにお願いするんだよ」
 上半身を起こし、晶の下腹部を見ないよう壁に向かって床に座った徹也が、優しい声で重ねて促した。
「……お、お姉ちゃん……」
 徹也に促されて、バスタオルの上に寝そべった姿勢のまま口を開いた晶だが、足首を高々と差し上げられているせいで
丸見えになっている自分の下腹部を目にした途端、言葉に詰まってしまう。ただでさえ薄い飾り毛を美也子の手で剃り落
とされ、本来の肌のきめ細かさと相まって童女さながらつるつるになってしまった股間に、白いおしっこを搾り取られた直後
の力ないペニスがだらりと垂れ下がっているのだ。自分のそんな惨めな下腹部を目の当たりにして、羞恥に満ちたお願い
の言葉を続けられるわけがない。
「どうしたの、晶ちゃん? どんなふうにお願いするのか忘れちゃったんだったら、もういちど教えてあげようか?」
 途中で口をつぐんでしまった晶に、徹也が気遣わしげな声をかけて僅かに顔を動かした。
18120 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/28(金) 06:23:21 ID:MSg5YjzR
「あ、ううん、晶、大丈夫だよ。どうやってお願いすればいいか、お兄ちゃんに教えてもらったこと、ちゃんと憶えてる。だか
ら、大丈夫だよ」
 徹也が首を巡らせる気配を察した晶は慌ててそう言い、二度三度と浅い呼吸を繰り返してから、ようやくのこと美也子の
顔をおそるおそる見上げて再び口を開いた。
「お、お姉ちゃんにお願いがあります。晶、お、おもらししちゃいました。おしっこで濡れちゃったお、おむつ……取り替えて
ください。……お願いします、お姉ちゃん」
「うふふ、やっとお願いできたわね、晶ちゃん。これもみんな、お願いのしかたを優しく教えてくれた徹也お兄ちゃんのおか
げよ。もう五年生になるんだから少しはしっかりしてきたかなと思ってたんだけど、やっぱり、中学三年生のお兄ちゃんに
はかなわないわね。でも、いつまでもおむつ離れできない困ったちゃんだから、晶ちゃんが中学三年生になっても、今の
徹也君みたいにしっかりした子になれるかどうか心配だわ。今から徹也お兄ちゃんにいろんなことを教えてもらわないと、
下の学年の子に笑われちゃうかもしれないわね」
 唇を噛みしめるようにして声を絞り出す晶に向かって、含み笑いを漏らしながら美也子は言った。そうして、わざとらしい
仕種でウインクをしてみせると、
「でも、今から先のことを心配しても仕方ないわね。中学生になってもおもらし癖が治らなかったとしても、それはその時の
こと。もしも高校生になってもおむつ離れできなかったとしても、それもその時のこと。今から心配しててもしようがないも
のね。今は、おしっこで濡れちゃったおむつを取り替えてあげることだけを考えることにしましょう。それと、いいわね、晶ち
ゃん? これからも、おもらしをしちゃった時はすぐ教えるのよ。おもらしのことをすぐに教えて、おむつを取り替えてちょう
だいって今みたいに可愛らしくおねだりするのよ。おもらししちゃったのに教えなかったら、いい子になるための躾として、と
っても厳しいお仕置きが待ってるんだってこと、絶対に忘れちゃ駄目よ」
と、『高校生になってもおむつ離れできなかっとしても』という部分をわざと強調して言い、左手で一つにまとめてつかみ持っ
た晶の足首をますます高く差し上げるのだった。

                           * * *


「はい、お待たせ。お出かけ用の着替えが終わったから、いつでもデートに出発できるわよ」
 羞恥と屈辱に満ちた朝食の後、美也子に体を抱かれて二階の部屋に戻った晶が着替えを終え、美也子に手を引かれて
徹也の目の前に現れるのに、さほど時間はかからなかった。
182名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 06:49:23 ID:yQFhQYDW
>>179->>181
チラシの裏にでも書いてろ。
クソ20荒らし乙。
183名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 07:20:04 ID:bF5lD4ZB
20氏乙。

ROM読者はマターリと読ませてもらいますわ…。
SS書きさんや絵描きさんも色々嫌味言われて大変かと思いますが、
マターリ作成、またーりうpで良いので、いい作品や絵を見させて下さい…。
18420 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/28(金) 07:54:20 ID:MSg5YjzR
「ほら、なにを恥ずかしがってるの。赤ちゃんからちょっぴりお姉ちゃんになった晶ちゃんの格好を徹也お兄ちゃんに見て
もらわなきゃ駄目じゃない」
 手を引かれて再びダイニングルームに足を踏み入れた晶だが、美也子の背後に身を隠すばかりで、なかなか徹也に姿
を見せようとはしない。それを美也子が強引に自分の体の前に押し出して、幼児をあやすように言い聞かせた。
「え……?」
 やっとのこと目の前に現れた晶の姿を見るなり、徹也は驚きの声をあげて大きく両目を見開いた。
 もっとも、徹也が驚くのも無理はなかった。たしかに、二階の部屋から戻ってきた晶の身を包んでいるのは、それまでの
ようなロンパースやよだれかけといった赤ん坊の装いではなかった。美也子の言う通り、『ちょっぴりお姉ちゃんになった』
格好なのは間違いない。しかし、それは、あくまでも『ちょっぴり』でしかなかった。今、晶が身に着けているのは、プリーツ
たっぷりのパステルピンクの生地でできた吊りスカートに、パフスリーブが愛くるしい丸襟のブラウス、それに、吊りスカー
トとは微妙に異なる色合いのベビーピンクとオフホワイトのチェック柄の生地で仕立てたスモックという装いだった。赤ん坊
の姿にに比べれば、たしかに、『ちょっぴり』お姉ちゃんらしくはなっている。しかし、晶の本来の(と徹也は信じてやまない)
小学五年生という学年にはほど遠い、幼稚園児そのままの服装だ。しかも頭には鮮やかな黄色の通園帽をかぶっている
ものだから、体の大きさを気にしなければ、どこからどう見ても幼稚園児にしか見えない。いや、体の大きさにしても、身長
が百八十センチを越える大柄な美也子と並ぶと実際の身長よりもずっと背が低く見えるから、丸っこい童顔やおどおどした
身のこなしと相まって、幼稚園に通い始めたばかりの内気で引っ込み思案の幼い女の子が恥ずかしそうにはにかんで立っ
ているようにしか見えない。
「どう、徹也君? 晶ちゃん、こういうお洋服も似合うでしょ?」
 呆気にとられている徹也の顔を面白そうに見おろして、美也子が声を弾ませて同意を求めた。
「え……えーと、あ、あの、これって、附属幼稚園のですか?」
 咄嗟のことにどう応えていいのかわからず、徹也は、晶が隣町の附属小学校に通っていると聞かされたことを思い出して
曖昧な表情で訊き返した。
「そう、附属幼稚園の服装よ。通園の時はスモックじゃなくて同じチェック柄のジャケットなんだけど、教室でお絵描きをした
りお遊戯をしたり、休み時間に砂場やグラウンドで遊ぶ時はこういう格好をするのよ。ほら、見てごらんなさい」
 美也子は大きく頷いて応え、晶がブラウスの上に着ているスモックの胸元を指差した。
 そこには、桜の花びらの形を模した縁取りの中の白い部分に『さくらんぼぐみ・えんどうあきら』とピンクの大きな字で名前
を書いた布製の可愛らしい名札が縫い付けてあった。
185名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 12:16:41 ID:HMbJiasj
20っておむつ絵のサイトのやつだろうw
なんでそこでやらないんだ?
186名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 15:40:52 ID:+0NuG1NT
>>182 >>185
どこでやってもいいだろ。 イヤならここを見なければいいだけのこと。
今のところ20さん以外の作家さんはこのスレに投下してないみたいだし・・・
なんなら>182さんや>185さんも何か書いてみたら?

20さん、乙であります!(・∀・)ノ
187名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 15:46:49 ID:3+AwnmN3
自作自演うざい
188名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 18:55:12 ID:S3sWrSnd
それ以前に

>185
わざわざ暈かすなよチキン
おそらく貴様の想像は間違いだが
189名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 19:59:56 ID:yQFhQYDW
>>188
20自演乙
190名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 20:50:48 ID:fQsryle+
>>185
アドレスを晒さなかっただけどもかちこいでちゅねwwwww
191名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 21:53:04 ID:mKFDScPC
20氏、両絵師、煽りは気にせずマターリ続けて下さい。いつも更新楽しみにしてますので。
こんなにツボな小説めったに読めないよ…ハァハァ
変な煽りは、俺ら読み手がスルーすればいいこと。きっとスルー検定だ。みんな頑張ろうぜ。
192名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 22:27:10 ID:7ixIG21A
高木なんとかって人じゃないの?
193名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 22:28:49 ID:tUvooPx8
20さん、
晶ちゃんのご入園、おめでとうございます。園児服乙です。
194名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 22:30:21 ID:yFvhFeog
20の自演スレ。
19595:2007/09/29(土) 01:27:26 ID:h3QCwBCq
ひさびさの1枚。

http://www.gazoru.com/g-589c1ddf57315c7e8e09aefadbc8622c.jpg.html

園児服は・・・1枚くらい描こうかな。
196名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 02:02:22 ID:2vI6QEks
>>195
GJ

19720 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/29(土) 05:02:51 ID:tCSutGYb
「附属の幼稚園じゃ、年少さんのクラスは『さくらんぼぐみ』っていう名前になってるの。で、、年中さんは『みかんぐみ』で、
年長さんのクラスは『りんごぐみ』。ね、どれも果物の名前で、順番にだんだん大きくなってるでしょ? つまり、『さくらん
ぼぐみ・えんどうあきら』だと、年少さんクラスの遠藤晶ちゃんって意味になるわけ」
 美也子は、晶に着せたスモックの胸元に縫い付けた名札の真ん中のあたりを人差指の先でちょんとつつきながら、徹
也に向かってにっと笑って言った。
「で、でも……まさか、晶ちゃんが幼稚園に通ってた時の制服がこれだってことはありませんよね? いくらなんでも、年
少さんの時に着ていた制服が小学五年生になっても着られるなんてことあるわけないし……」
 徹也は、まだ腑に落ちないという顔つきで重ねて訊いた。
「もちろん、新しくつくってもらった制服よ。昨日行った茜お姉さんのお店で特別につくってもらったの。あそこ、附属の制
服も取り扱ってるからメーカーとも話がつくし、いざとなったら店長の茜お姉さんが仕立て直してくれるから、小学五年生
になる晶ちゃんの体に合わせて幼稚園の制服をつくってくれるようお願いしても、すぐに快く引き受けてくれたわ」
 徹也の問いかけに美也子はこともなげに答えた。
「け、けど……」
 美也子の説明に対して徹也はまだ納得いかない顔だ。目の前に立ちすくんでいる晶が着ているのが特別に仕立てた
幼稚園の制服だということはわかった。それはわかったけれど、だけど、それにしても。
「どうして晶ちゃんが幼稚園に通っていた頃の格好をしているのか、それが不思議みたいね?」
 徹也の表情を読み取った美也子が、謎々を楽しむかのような口調で言った。
「え、あ、はい……」
 徹也は美也子の顔を見上げて、曖昧な表情で頷いた。
「じゃ、教えてあげる。小学五年生になる晶ちゃんが幼稚園児の格好をしているのは、公園デビューをするためなのよ。今
日が、晶ちゃんの二回目の公園デビューの日になるの」
 美也子は晶の顔をちらと見てから、『二回目の公園デビュー』という部分を強調して徹也に言った。
198名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 05:09:13 ID:K0OVLNnv
いいかげんしつこいぞ
消えろ20
199名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 06:19:18 ID:rlSIMJot
この状況からどうやって話をまとめるのだろうか
200名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 06:56:34 ID:l7mWALC7
オナニー小説とか卑下してるけど、基本はみんなそうジャネ?俺等がお金を払って書いてもらってる訳じゃないんだからさwww
201名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 08:46:04 ID:L9DU5Xze
20さん、がんばって、
公園での園児服晶ちゃんの羞恥心理描写期待して萌です。
95さん、123さんも、晶ちゃんの園児服、ぜひお手すきの時描いてほしいです。
続き、楽しみにしてます。
20220 ◆JSxcaNkD96 :2007/09/29(土) 09:53:26 ID:tCSutGYb
「二回目の……」
 徹也は尚も要領の得ない顔でぽつりと呟いた。
「晶ちゃん、二歳の時に公園デビューは済ませてるのよ。お家の近く、これから徹也君と一緒に行くことになっている児童
公園でね。でも、今日、あらためてもういちど公園デビューをし直すの。だから二回目の公園デビューで、それにふさわし
いお洋服を茜お姉さんにお願いして特別に仕立ててもらったのよ」
 徹也が公園デビューをしたのは、美也子が言うように、二歳の誕生日を祝ってしばらくしてからのことだった。但し、一人
でその日を迎えたのではなく、最初の誕生日を過ぎて何ケ月かが経った美也子と共にだった。その頃はまだ晶の母親が
忙しく、晶は京子に面倒をみてもらっていたため、京子が二人一緒に公園デビューさせたのだった。しかも、晶は京子の手
で女児用の洋服を着せられ、髪も可愛らしいヘアスタイルにまとめられていたから、子供たちを公園で遊ばせていた他の
母親たちは、二人のことを愛くるしい姉妹だと信じて疑わなかったらしい。今でも、古いアルバムのページをめくれば、丈の
短いスカートの裾から女児用のオーバーパンツを覗かせて砂場遊びに興じる幼い晶を撮影した写真を何枚も目にすること
ができる。
 しかし、美也子に言われて徹也が想像した晶の公園デビューの情景は、実際のそんな光景とはまるで異なっていた。晶
のことを美也子よりも六つ年下の妹だと思い込んでいる徹也が脳裡に浮かべたのは、優しそうな母親としっかり者の姉に
見守られながら、おどおどした様子で他の子供たちの様子を窺う幼い晶の姿だった。徹也の想像の中の晶は今よりいっそ
う引っ込み思案で、他の子供たちから声をかけられただけで今にも泣きだしそうな顔になって姉にすがりつくような、とびき
り甘えん坊の幼女だった。
「昨日話したように、晶ちゃんは香奈お姉ちゃんや恵美お姉ちゃん、それに、美優お姉ちゃんたちとお友達になったの。晶ち
ゃん、附属へ通うようになってから公園へ行かなくなって近所の子供たちとも疎遠になっちゃったんだけど、昨日、久しぶり
に公園へ行って、新しいお友達ができたのよ。それで、昨日は知り合ったばかりの挨拶だけみたいなものだったんだけど、
今日からは本当のお友達どうしってわけ。だから今日が、晶ちゃんにとっては二度目の公園デビューの日ということになる
よ」
 美也子が手短に説明するとおよその事情がわかってきたのだろう、徹也は小さく頷いた。同時に、幼い頃の晶の様子を頭
の中に思い浮かべて、少しにやけぎみの顔になる。
203名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 11:04:13 ID:fRhWoEMV

95さま。
GJ! ごちそうさまでした。園児服もぜひ!

できれば123さまもよろしく。
204名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 11:11:35 ID:B5aVnXmK
20の自演がすごいな。自画自賛や擁護してまで
続けて書くほどの作品じゃないでしょ。
20ウザイ
205名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 12:07:21 ID:m6k0u//m
こいつ女だろ
206名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 14:31:06 ID:g+hMc8/G
スレの空気変わりすぎワロタ
207乞食は消え失せろ:2007/09/29(土) 15:43:25 ID:2vI6QEks

文句があるならてめぇ〜で書け!
書けねぇ〜なら黙って御馳走になってろ!

208名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:23:28 ID:UH1yTK4u
ご馳走になってたのは1スレだけ。
ワンパターンは誰でも飽きる。
209名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:57:16 ID:g+hMc8/G
実に個人的な理由ですね
210名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:11:07 ID:QPAj/P22
>>209>>207に対してのレスです。
211名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:14:37 ID:QPAj/P22
>>207
乞食の20自演乙。

20の自演だらけだな。小説も大した才能無いし
自画自賛して何が楽しいのかな?頭がかわいそうな人だね。
なんか見てて痛いし哀れ。南無阿弥陀物。
212名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:47:54 ID:vkeOlR/R
>>211
見なければいいと思う
213名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 05:46:38 ID:I58P71rW
>>212禿同。見るからイライラするんだよ。てかワンパターンって…シチュが限られててワンパもないのでは?
214名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 08:18:20 ID:ZNM590mt
アンチ死ね
全然気が効かないくせに自意識ばかり肥大した糞共

嫌なら読むな
じゃなかったらてめーが書いて晒せ
215名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 10:08:53 ID:QPAj/P22
>>214
自演乙。お前が一番糞。
死ねや。
216名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 10:33:42 ID:I58P71rW
>>215おまえも自演して(r…とりあえずお互いにスレ汚しだから自重しようや
217名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 10:33:47 ID:lozg8IeM
アンチなら20の事スルーすれば良いだけなのになんでこんな頭悪いんだか。在日ですか?
21895:2007/09/30(日) 10:36:51 ID:RXdKNgfx
園児服はいろいろ有って良くわかんないや。

取り敢えず
http://www.gazoru.com/g-1a82f748b024ec78f752f5d3b84d7b33.jpg.html
http://www.gazoru.com/g-258826afac8bc40f60b1b7155015ef6b.jpg.html

などを。
219名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 12:14:55 ID:fSg18NDq

GJ!

ゴチになりました。
2枚目がいいですね。彩色版もあればぜひ!
220名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 14:42:07 ID:p4/dqZeh
>>218
GJ!
221名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 16:07:02 ID:vkeOlR/R
>>218
GJ!

222名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 20:47:40 ID:uIdXD0Oq
95さん
さっそくありがとうございます。
即、いんさつさせていただきました。
深く感謝です。
223名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 07:29:03 ID:H7itDPDD
前スレにこんなレスがあった。

>20さんの小説は好きだが、他の小説も見たいのでとりあえずネタ振っとく。

>担任の女教師に「私の娘になって」といわれ、
>おむつを着けられ、おもらしを強制され、浣腸され、オッパイを飲まされる。

>次第に身も心も女の子の赤ちゃんになっていき……

20さんの小説は大好きだが、このスレをもっと盛り上げる為に
他の作品も欲しい所。そろそろもう一人職人が現れないかな?
言いだしっぺの法則で書け、と言われそうだが残念ながら
赤ちゃんプレイの知識が乏しいので書ける自信無し。
224名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 08:40:12 ID:Uw6/fmOd
>>223
他の作品もきっとダラダラした展開になるよ。
つまり飽きたって事だよね。
20のオナニーはいつまで続くのか?
225名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 09:37:03 ID:M47xChW/
この分野ってある程度の文化的素養が無いとだめだと思う。
だから、いちゃもん氏や粘着君たちには一生理解できないよ。
かわいそうだけど、これ事実。
226名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 12:21:07 ID:wncKYrp1
20氏の応援する人へ。。
同時に>153の実践もお願いします。
227名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:02:14 ID:Uw6/fmOd
うわ〜20の自演キモッ!
228 ◆yhIxd.yWnM :2007/10/02(火) 03:51:59 ID:hqqCJUy1
               『ママ&ベイビー』

カーテンを締めきった薄暗い寝室、ダブルベッドに横たわる二つの美しい裸体が見えた。振動するクーラーの音。少年の微かな喘ぎ声が少女の耳を楽しませる。
少年と少女の容姿は恐ろしく似ていた。全くの瓜二つといっても良いだろう。
華麗な弧を描いたなだらかな二重の瞼の奥には煌くブラックパールの瞳が飾られ、流麗に象られた鼻梁と瑞々しいバラを連想させる薄紅色の唇が魅惑的だ。
シャープな輪郭の内部にはまったパーツの一つ一つが恐ろしく際立っていた。名工が彫り上げた巧緻な彫刻だ。ふたりに共通する点──それは極悪なまでの美貌だった。
「お兄ちゃんのおっぱい、甘くておいしいよ……」
希(のぞみ)はのツンっと上向いた淡いピンクに色づく澪(みお)の乳首を赤ん坊のように吸い続けた。澪が亜麻色に輝く妹のロングヘアを優しく手櫛で掬う。
ヴィクスドールのように白く張りつめた美しい五本の指先が、希の髪の毛を掻き分けた。希は兄のか細い指で髪を掬われるのがたまらなく好きだ。
「くすぐったい……希ちゃん、お兄ちゃんのおっぱい吸うの好き?」
温和そうな微笑を称えて澪は希に尋ねると「うん、大好きだよ」と希が嬉しそうに答えた。澪のショートカットの髪に希が触れる。濡れ羽色の黒髪だ。
望が仔猫のような愛くるしい大きな瞳をクリクリさせながら、前歯で乳首を甘噛みする。澪の胸にじんわりとした切なさがこみ上げた。
母親を失って以来、希は兄──澪の乳をしゃぶるのが癖になっていた。澪が五歳、希が四歳の頃──母親の運転していたホンダのゼストがトラックと激突した。
トラックとの正面衝突──母は即死だった。即死というよりもミンチだ。幼い希は泣いた。大粒の涙をこぼして泣き喚いた。
希を慰めようと、涙で頬を濡らす妹を抱きすくめて澪は子守唄をうたいながら何度も髪を撫でつけてあやした。
泣きつかれた希が腕の中でぐっすり眠る姿を澪は今でも鮮明に覚えている。妹をあやしながら澪はこれからどうするべきか、幼いながらに考えた。
震える涙腺──堪えていた涙が双眸から溢れ出る。激しい疲労感──まどろむ意識、妹の温もりと匂いを感じながら、いつしか澪も希と一緒に静かな寝息を立てていた。
天使のようにスヤスヤと。夢すら見ぬ深い眠りだった。──いや、あるいは覚えていないだけか。
暁闇が過ぎて曙にかかりはじめた頃、胸の辺りに違和感を覚えた澪は眼を覚ました。兄の胸をはだけて懸命に吸う妹──多分、希は寝ぼけていたのだろう。
澪は妹を起こさないようにそっと頬に口づけし、もう一度眠りについた。──あれから十年以上経つが希は未だに乳離れできずにいる。
「ねえ、お兄ちゃん。またお尻の穴、舐めたりいじってもいい?」
無邪気に笑いながら希が澪の腰に腕を廻し、尻朶を割り広げた。尻肉の狭間に人差し指を這わせて中心部を軽く押す。
指腹でなぞるとアヌス襞の感触が伝わってくる。澪が反射的に腰をよじった。頬を染めたまま、恥ずかしさのあまり俯いてしまう。
そんな兄の女性的な仕草が希にはたまらなかった。思わず澪を抱きしめて、めちゃくちゃに犯してしまいたくなる。
もし自分にペニスがついていれば──希は時折、そんな想像をする事がある。
「あ、あのね、希ちゃん……お、お兄ちゃんそこいじられるの……ちょっと苦手なの……お風呂もまだだし……それに希ちゃん汚いとか感じない……?」
「他の人のは絶対に嫌だけどお兄ちゃんのなら希は汚いなんて思わないよ。お尻にウ○チついてても平気だもん。ううん、お兄ちゃんのウ○チなら希、舐めて綺麗にしてあげるよ」
希が人差し指を第一関節までアヌス内部に沈めた。指先は澪のうねるような直腸の体温を感じ取り、希は更に奥へと指を進ませていく。
「だからお尻いじってもいいでしょ、お兄ちゃん」
「……希ちゃん。お兄ちゃん、希ちゃんにお尻いじられるなんてちょっと耐えられないよ……」
途端に希の瞳が涙で潤みはじめる。目尻に溜まった涙が頬を伝った。妹が大泣きする一歩手前の状態──澪はあわてた。
「お兄ちゃんは希が嫌いなんだ……だから、だから……」
「ご、ごめんね、お願いだから泣かないで、お兄ちゃんが悪かったから……お、お尻いじってもいいからッ」
その言葉に希は顔で泣いて心で笑いながら、ついでに舌を出した。希の得意な嘘泣きだ。
229 ◆yhIxd.yWnM :2007/10/02(火) 03:54:57 ID:hqqCJUy1
「……本当?」
言ってから失敗したと澪は後悔したが、すでに後の祭りだ。澪は妹の涙に弱かった。悲しいまでに弱かった。澪は一度も妹を叱った事が無い。
「……希ちゃんがしたいなら」
希が澪に唇を重ねた。舌を滑り込ませて澪の歯茎をねぶる。激しく分泌される互いの唾液を飲み込みながら、ふたりは舌を絡ませ合った。
口腔をまさぐる激しいディープキスだ。飲みきれなかった唾液が澪の顎をこぼれ伝う。澪の明眸が欲情の露にトロンとした潤みを帯びた。
瞼を閉じて、澪がくぐもった喘ぎをもらした。素肌が桜色に染まる。
希が唇を離し、小悪魔めいた笑みを浮かべた。肩で息をしながら澪が切なそうに吐息をこぼす。
「じゃあ、お兄ちゃん。お尻を希のほうに向けてよ」
言われたとおりにシーツに膝を折り敷いてドッグスタイルになり、双脚を広げて澪は臀部を希に向かって突き出す格好を取った。
雌鹿のようなしなやかな肢体が眩しい。繊細な体つきと尻から背中にかけてのなだらかな曲線も美しく艶めしかった。まるでヘルマフロディトスだ。
襞の少ないセピアの肛門も、その下にぶらさがる陰嚢も全部丸見えだ。不安げにシーツを握りしめる。秀麗な少年の美貌が僅かに揺れ動いた。
「希ちゃん、これでいい……?」
「うん」
ボーンチャイナを連想させるアイボリーに近い滑らかな白磁の双臀──撫で廻せば心地よい弾力が希の掌を楽しませる。澪が沈黙した。尻房が火照る。
「お兄ちゃんのお尻叩いちゃおうっと」
言葉を発すると同時に右手を振り上げ、希がしたたかに右の尻を打ち据えた。一瞬何をされたのか理解できず、澪が首をねじって後ろを振り返った。
「ちょ、ちょっと、希ちゃん……っ」
「ふたつっ」
次は左の尻肉を叩かれる。澪が痛みに押し殺した呻き声をこぼした。ビシンッ、バシンッと掌が肉を打ち弾く。頂上の部分と打つと次は真ん中に掌が叩きつけられた。
「痛いッ……希ちゃん、お兄ちゃんのお尻もうぶたないでッ」
打ち下ろされる妹の肉鞭──懸命に痛みを堪えながら、澪が身悶えた。希の赤い指痕が素肌に次々と刻まれていく。尻肉の内部が妹から受け続けるスパンキングによって熱を孕んだ。
羞恥と苦痛に呻吟しながら、しかし澪の喘ぎ声にエロティックな響きが混ざっていく。ペニスが充血し、臍まで反り返った。浮き上がった血管が心臓にあわせて脈動する。
(ああ……恥ずかしいし、痛いのに……なんか感じてきちゃう……ッ)
「お兄ちゃんのおちんちん硬くなってるよ」
興味深そうに澪の屹立したペニスをじっくりと観察し、希がカウパーをたらす鈴口を人浅し指で軽くこすってみた。子犬のしっぽみたいで可愛い。
希には直裁的な少年の性もまた好ましかった。わかりやすいからだ。それに比べて女は複雑で感じているのかいないのかわからない。
それゆえに希は自分の肉体の構造に嫌悪感を持つ事もしばしあった。あるいは希は男に──兄と同化したかったのかもしれない。
230 ◆yhIxd.yWnM :2007/10/02(火) 03:58:27 ID:hqqCJUy1
次は親指と人差し指を使い皮をめくって、亀頭の横を摘んでみた。薄いレッドアゲートめいた亀頭の表面はサラサラしていて触り心地がいい。希は自然と吐息を吐き出した。
「ひゃうんッ」
澪が快感に嬌声を上げる。もう少し触っていたかったが、希はペニスからアヌスに焦点を合わせた。尻打ちで赤く彩られた尻房を両手で掴み、左右に広げる。
アヌスを外気にさらされ、ひやりとした感覚に澪が震えた。普段なら絶対に人の目には触れない恥ずかしい器官を一方的に妹に覗かれる屈辱はやはり我慢できなかった。
「ふふ、お兄ちゃんのお尻の穴、ひくひくしててすごくエッチだよ」
うっとりとした声色で言いながら、希は鼻を近づけて放射線状に周囲をちぢらせるアヌスの匂いを嗅いだ。
汗と排泄物の混ざった香ばしいアヌス独特の臭気──日常でもし同じ匂い嗅いだら単純に不快な気分になって怒るだろうが、今の希には一種の興奮剤として作用した。
「あの、希ちゃん……やっぱりシャワー浴びたほうが……」
「シャワーなんか浴びちゃったらお兄ちゃんの匂いが消えちゃうもん、お兄ちゃんのお尻の穴とってもいい匂いだよ」
アヌス臭をたっぷりと堪能し、希は可憐な肛穴にキスをした。痺れるような苦味が舌先に触れた。たっぷりと唾液を肉襞にすり込み、丹念になぞりあげていく。
舌で奥までこじ開けると唾液で溶け出してゲル化した排泄物が口腔内にはいる。それが希には愛しい。自分だけにしか味わえないからだ。希はジュルジュルと啜った。
膝に力が入らない──ベッドの上に倒れこんでしまいそうになる。うなじまで赤く染めながら澪はつらい眩暈を覚えた。きつく瞼を閉じた。強烈な汚辱感に白い涙がにじむ。
「いやァ、もう舐めないでぇぇ……ああッ」
眉を八の字にたわめて、澪がシーツに爪を立てた。希にしつこく肛門をしゃぶられ続け、澪が髪を振り立てながら悲鳴をあげる。
「お兄ちゃん恥ずかしいだね。希のお願い聞いてくれるならもう止めてあげるけど。ねえねえお兄ちゃん、希の赤ちゃんになってよ」
「……赤ちゃん?」
「そう、赤ちゃん。お兄ちゃんずっと希のママになってなってくれてたから、今度は希がお兄ちゃんのママになりたいの……」
感極まったかのように恍惚の表情を浮かべて希はベビードールを着た澪の姿を思い描いた。澪は首をねじまげて希のほうに振り返ると、きょとんとした不思議そうな表情を浮かべた。
「だからお兄ちゃん、希のベイビーになってよ」
231 ◆yhIxd.yWnM :2007/10/02(火) 04:00:31 ID:hqqCJUy1
('A`)SS書いてみたのはいいが、オムツの知識に乏しい私。
今回分投稿完了。最初に投稿する旨入れるの忘れてました。
内容はオムツ以外にも幼児服、あと浣腸とか大のほうもいれるので嫌いな方はNGお願いします。
232名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 04:19:36 ID:ueAzlB/G
大の方は苦手ですが、かなり期待できそう。wktk
233名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 05:03:19 ID:+3I/HFbD
おっと
期待のニューフェイス現る。
234名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 12:24:36 ID:6EvgloHy
>>231
GJ! 頑張れ〜!(・∀・)ノ
235名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 14:18:04 ID:B/i5CP4U
GJ!

豪華だねぇ。こんだけのレベルが2つも。
236名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 01:28:45 ID:SW5OxyDf
ゼストはやけにリアルだからやめて欲しかった

切なくなって萎えた(;_;)
23720 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/03(水) 07:02:21 ID:Wu6IVGsc
228さんのSSの途中に割り込むような格好になるのは心苦しいのですが、自分も続きをうpさせていただきまつ
23820 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/03(水) 07:03:25 ID:Wu6IVGsc
 だが、それも束の間。徹也は再び訝しげな顔つきになって遠慮がちな口調で美也子に尋ねる。
「あの、だけど、どうして、こんな幼稚園に通う子みたいな格好なんですか? それも、晶ちゃんの体に合うように幼稚園
の制服をわざわざ特別につくってもらったりして」
「あ、それはね、晶ちゃんが最初に公園デビューしてしばらくしてのことなんだけど、幼稚園に入ってすぐの子が制服を着
たまま公園へ遊びに来ていたことがあったのよ。その子、吊りスカートとかスモックとかがとっても似合ってて、すっごく可
愛かったの。それを見た晶ちゃん、「晶もあんなの着たい〜」って駄々こねちゃって。晶ちゃんはまだ小っちゃいから駄目
よって、私とママが幾ら説明しても聞いてくれなくて。幼稚園に通うようにならなきゃ制服は着られないだって言い聞かせ
るのに、どれだけ手間がかかったかしれないわ。それでもやっと晶ちゃんもわかってくれて、わかったら今度は幼稚園に
通うようになって可愛い制服を着て公園に来られるようになる日を指折り数えて待つようになって……だけど、いざ幼稚園
に通うようになった時は地元の幼稚園じゃなくて附属に行くことになったから、近所の子とはあまり遊ばなくなってきちゃっ
て、結局、幼稚園の制服を着て公園で遊ぶことなく小学校に上がっちゃったのよ。それがちょっぴり可哀想で、だから、今
度の二度目の公園デビューの時は幼稚園のお洋服を着せてあげたいなってママと相談してたの」
 徹也の問いかけに、美也子はしれっとした顔で偽りの説明を口にした。とはいっても、全てが嘘というわけでもない。二
歳ちょっとというまだ物心つくかつかないかという年齢で公園デビューをした晶には、男の子と女の子との違いというもの
がまだちゃんとわからなかった。しかも京子の手でことあるごとに女の子の格好をさせられていたものだから、自分が男
の子だという自覚もなかったし、男の子は大概ズボンを穿くものだということも知らずにいた。だから、たまたま制服姿で
公園へ遊びに来ていた幼稚園児の女の子を見かけた時、自分もあんな格好をしてみたいとたどたどしい口調で京子に告
げたこともある。それはそれで紛れもない事実だった。だが、その他のことは、そんな他愛のないエピソードを京子から聞
かされていた美也子がでっちあげた作り話にすぎない。
 それでも、徹也を納得させるには充分な説明にはなっていた。
 美也子は、徹也が無言で小さく頷くのを見てから、悪戯めいた笑みを浮かべて続けた。
「それと、これも昨日話したと思うんだけど、お友達になった子供達の中の美優お姉ちゃんっていうのは、幼稚園の年少さ
んなの。美優ちゃんも幼稚園の入園式を心待ちにしてて、ことあるごとに幼稚園の制服を着せてってママにせがむんだそ
うよ。それで、とうとう美優ちゃんのママも根負けしちゃって、今日は幼稚園の制服を着せて公園の連れてきてあげるんだっ
て。美優ちゃん、晶ちゃんのことをすっかり妹扱いしてるから、きっと幼稚園の制服を自慢して見せびらかすと思うの。そん
な美優ちゃんをびっくりさせるのも面白いかななんて思って、そういうのもあって晶ちゃんにこんな格好をさせてみたのよ」
23920 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/03(水) 07:35:26 ID:Wu6IVGsc
「え!? 美優ちゃんのお母さん、昨日はそんなこと言ってなかったよ? お姉ちゃん、美優ちゃんが幼稚園の制服で公園
に来るって、いつ聞いたの?」
 横合いから驚きの声をあげたのは、恥ずかしさに顔を真っ赤に染めて口をつぐんでいた晶だった。思いがけない言葉
に、慌てて美也子の顔を振り仰ぐ。
「うん、昨日はそんなこと言ってなかったわね。でも、晶ちゃんがねんねしてから電話をかけていろいろ話してるうちにそ
んな話になったのよ。美優お姉ちゃん、幼稚園の制服で公園に来るのをとっても楽しみにしているそうよ。晶ちゃんを羨ま
しがらせてやるんだって大はしゃぎしてたそうよ」
 黄色い通園帽をかぶった晶の顔をいとおしげに見おろして美也子が言った。
「電話って……電話番号、教えてもらってたの?」
「そうよ。まだおむつ離れできない赤ちゃんみたいな妹を持つ姉としては、美優お姉ちゃんのお母さんは育児の先輩だも
の。なにかと相談に乗ってもらえるかなと思って電話番号を教えてもらっておくのって当たり前のことでしょ? 昨夜もち
ょっとお願いしたいことがあったから、番号を聞いておいて助かったわ」
 美也子はこともなげにそう応えた。
 美也子が口にした『お願いしたいこと』という言葉に、なぜとはなしに晶は、胸が不安でざわめきたつのを止められない
でいた。

                          * * *

 児童公園の芝生広場には、昨日と同じ穏やかな春の風がそよ吹いていた。ただ、昼下がりに公園へやって来た昨日と
は違って今日はまだ午前中だから、吹き渡る風は尚いっそう爽やかだ。
「あ、晶ちゃんだ。晶ちゃーん、早くこっちへおいでよ〜」
 公園の入り口に立った晶の姿を目ざとくみつけた香奈の声が、春の風に乗って飛んできた。
240名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 08:19:23 ID:5Gu7FJiK
>>237
テメーはひっこんでろボケ。
241名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 12:27:10 ID:lnxjrkYK
Wu6IVGsc
NGワードに指定
とっとと失せろワンパターン
242名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 14:17:55 ID:7mPAMM2z
晶が今度はどんな恥辱に晒され、美也子に何回イカされるのか
今からwktk
243名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 15:41:58 ID:P2EJQhX/
自演うざい。
244名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 17:20:21 ID:7mPAMM2z
この調子でどんどん職人が増えていくといいなあ
245名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 20:38:32 ID:j6xT2/pi
良スレsage
24620 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/04(木) 05:25:32 ID:35a5bjRG
 香奈の声に、一輪車の練習をしていた弟たちや、練習を手伝っていた恵美も、揃ってこちらに振り向いた。
 一斉に向けられるたくさんの視線に、思わず晶は身をすくめ、美也子の陰に隠れようとする。だが美也子は晶の体を軽
々と前方に押し出し、それこそ、いつまでも手のかかる幼い妹に対するような口ぶりで言い聞かせた。
「ほら、お姉ちゃんたちやお兄ちゃんたちが呼んでくれてるわよ。いつまでも愚図愚図してないで、遊んでもらってきなさい」
「で、でも……」
 それに対して、晶は力なく首を振り、助けを求めるように美也子の顔を仰ぎ見るばかりだ。その仕種は、プリーツたっぷり
の吊りスカートに丸襟のブラウス、可愛らしい名札を縫いつけたスモックといういでたちと相まって、しっかり者の姉にべっ
たりの甘えん坊の幼女そのままだ。
 けれど、晶が公園の入り口に立ちすくんでいたのは、ほんの短い間だけだった。晶が来るのを待ちわびていた子供たち
がわらわらと駆け寄ってきて、あっという間にまわりを取り囲んだかと思うと、次の瞬間には晶の手を引いて芝生広場の方
に連れて行きそうになる。
「や、やだ、助けてよ、晶の手を離しちゃやだったら、お兄ちゃ〜ん」
 子供達に取り囲まれた晶が、今にも泣き出しそうにしながら、徹也に向かって手を伸ばした。
「え、お兄ちゃん?」
「今日はお兄さんも一緒なの?」
 晶の手を取って歩き出そうとしていた香奈と恵美が、その時になってようやく存在に気づいたのか、徹也の顔と晶の顔、そ
れに美也子の顔を、驚いたように揃って交互に見比べた。
 晶が新しく知り合いになった友達と公園で遊ぶ約束になっていたところへ後から割り込むような形でついてきたものだか
ら徹也としても遠慮せざるを得ず、少し離れた所に立っていたせいで、子供達が徹也のことを晶の知り合いだと思わなかっ
たのも仕方ないところだ。だが、自分たちよりも少し年上の整った顔立ちをした少年が晶と知り合いらしいとわかると、途端
に興味津々という顔つきになる。
24720 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/04(木) 08:04:29 ID:35a5bjRG
「え……あ、あの……」
「ま、本当のお兄さんってわけじゃないんだけどね。なんていえばいいんだろ、お兄さんみたいな人ってとこかな」
 言い淀む晶に代わって、美也子が手短に応えた。子供たち、とりわけ女の子たちの好奇をくすぐるために、わざと意味
ありげな言い方だ。
「お兄さんみたいなって……どういうことなんですか、お姉さん?」
 せがむような顔つきで恵美が重ねて訊いた。
 と、ぴんとくるものがあったのか、あっというような顔になった香奈が美也子にいそいそと話しかける。
「ひょっとして、晶ちゃんのボーイフレンドだったりするんじゃないですか? あの人、なんだか晶ちゃんのことをずっと見
てるし、晶ちゃんを見る目がきらきらしてるし」
 さすがに、そういったことに関して好奇心満々という年代で、恵美よりも少し敏感なところのある女の子だ。クイズを楽し
むような美也子の説明と徹也の様子から二人の仲を見て取った香奈は顔をほころばせて言った。
「え、ボーイフレンド!? 晶ちゃん、私たちより年下なのに、ボーイフレンドがいるんですか?」
 香奈の言葉に、一拍遅れて恵美が驚きの声をあげた。そうして、おそるおそるといった様子で徹也に近づき、おずおず
とながら好奇心いっぱいの顔で話しかける。
「あの、あの、私、夕陽丘小学校に通ってて六年生になる山根恵美っていいます。昨日、晶ちゃんとお友達になったばか
りなんですけど、あの、お、お兄さんは、その……」
「あ、僕は菅原徹也っていうんだ。今度、中三。実は僕も昨日、晶ちゃんと知り合ったばかりなんだよ」
 自分よりも三つ下の女の子から遠慮がちに話しかけられた徹也は、年長者らしく落ち着いた態度を装って応えた。だが、
ついつい照れ臭そうな表情になってしまうのは仕方ない。
「でも、ま、晶ちゃんとお友達ってわけじゃないんだけどね。そっちの女の子が言った通り、僕は……」
「やっぱり、ボーイフレンドなんですね!? 知り合ったばかりで、もうおつきあいしてるんですね!?」
 自分の勘が的中したのがよほど嬉しかったのか、徹也の言葉を途中で遮って香奈が声を弾ませた。
24820 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/05(金) 07:51:19 ID:vfbVixDa
 そこへ、少しばかり棘々しいところのある甲高い声が飛んでくる。
「ボーイフレンドですって? まだおむつの赤ちゃんのくせして生意気なのね、晶ちゃんたら」
 はっとして声のする方に振り向いた晶の目に映ったのは、地元の幼稚園の制服に身を包んだ美優の姿だった。
「駄目よ、美優。そんな失礼な言い方しちゃいけないでしょ。――ごめんね、晶ちゃん。美優、悪気はないの。だから気に
しないでちょうだいね」
 嬌声をあげながら砂場で遊ぶ幼児の一団を抜け出てこちらに近づいてくる美優。その後ろに付き従う母親が申し訳な
さそうに声をかけてきた。
「なによ、ママったら晶ちゃんにごめんなさいなんて言っちゃって。美優が悪いんじゃないのに。晶ちゃんの方がいけない
のに」
 美優は晶のいる方を目指してずんずん歩きながら、ぷっと頬を膨らませて母親の方に振り返った。
 途端に、脚がもつれて前のめりにつんのめりそうになってしまう。気が強くて子供扱いされるのが嫌いな美優だが、足
取りは年齢相応に頼りないから、後ろに振り向いたまま歩き続けたりすれば倒れそうになってしまうのも仕方ない。
「危ない!」
 そのまま顔から地面に倒れそうになる美優に向かって手を差し伸べたのは、元いた場所から咄嗟に駆け寄った徹也だ
った。徹也は、傍らに立つ恵美の体を撥ねとばさんばかりの勢いでたっと駆け出すと、大きく両手を広げて美優の目の前
で地面に膝をついた。
 間一髪、美優は徹也の腕の中に飛び込むような格好になって、地面に倒れ込む事態になるのはかろうじて免れた。
「えーと、美優ちゃんだっけ? 大丈夫? どこか痛いところはないかな?」
 徹也は、びっくりしたような表情で自分の胸元に顔を押し当てて立ちすくんでいる美優の背中を二度三度と撫でさすり
ながら優しい声をかけた。
「う、うん……大丈夫。美優、大丈夫。どこも痛いところなんてないよ」
 徹也の胸に顔を埋めるようにして、美優は、どこかうっとりした声で応えた。
249123:2007/10/05(金) 23:52:05 ID:Ttkct3hp
ttp://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date53158.jpg
かなり好き勝手描いて申し訳ない。スモックは袖無し。カバンはおまけで。
250名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 01:21:49 ID:/5V8cRPI

>123

お待ちしてました。GJ!
251名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 01:49:36 ID:ozt7q1tX
>123
できれば、もっと大きいサイズでお願いします。
252名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 13:23:30 ID:jLwKSwSQ
>>249
GJ!!
25320 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/06(土) 14:59:20 ID:OK44OIhi
「そう、よかったね」
 徹也はもういちど優しく声をかけると、美優の脇の下に手を差し入れてちゃんと立たせようとした。
 が、おそるおそるという様子ながらも、美優は徹也の胸元から顔を離そうとしない。どうやら、自分の父親よりは若く、普
段よく一緒に遊ぶ同年代の男の子と比べればずっと年上の、青年期の入り口に差しかかったばかりの徹也に心惹かれ
てしまったらしい。さっきまでの『晶に対してご機嫌斜めな少し意地悪の姉貴分』モードから『初対面の徹也に一目でぞっ
こんの恋する乙女』モードへと一瞬にしてスイッチが切り替わってしまったといったところだ。
 が、まだ人生経験が浅くて女の子の心の動きというものに疎い上に、まさか幼稚園に上がるか上がらないかといった年
代の幼女が自分に対してそんな気持ちを抱くなどと想像だにしていない徹也には、美優の胸の内を察することなど到底
おぼつかない。単に、もう少しで倒れてしまいそうになったのが怖くて、体を支えてやった自分にしがみついているんだろ
うなと思ってみるだけだ。
 それに対して、年は離れていても、さすがに香奈と恵美は同じ女の子だ。美優の心の動きをそれとなく察知した二人は、
互いに面映ゆそうな笑みを浮かべて目配せを交わし合った。同時に、美優の胸の内を察する様子が微塵もない徹也をか
らかってみたくなる。いや、正確に言うと、二人が目配せを交わし合った裏には、もう少し別の心の動きもあった。簡単に
言えば、それは、晶に対する嫉妬だった。嫉妬といっても、大人どうしのどろどろした醜い感情のわだかまりなどではなく、
自分たちよりも年下(だと信じきっている)の晶がボーイフレンドを連れて来たことが少し妬けて、ちょっとした悪戯を仕掛け
てやってもいいかなと思いついたというほどの他愛ない嫉妬だ。
「ね、美優ちゃん。さっき、お母さんに『晶ちゃんがいけないのに』って言ってたよね? あれってどういうことなのかな? 晶
ちゃんが美優ちゃんに何かひどいことしちゃったのかな?」
 なかなか自分から離れようとしない美優の感情に思い至ることもかなわず、香奈と恵美の笑みの意味を推し量る術もな
く、徹也は、ちょっと雰囲気を変えようかなというくらいの軽い気持ちで美優に尋ねた。もっとも、そう問いかけたのには、自
分のガールフレンドがこの幼い友人に何かしでかしてしまったのだろうかと幾らか不安を覚え、それを確かめるためといっ
た意味合いを含んでいることも否めなかったのだが。
「だって……」
 それまで徹也の胸に埋めていた顔を振り仰ぎ、徹也の顔を見上げた美優の頬がうっすらとピンクに染まった。優しく気遣
わしげなげな問いかけに、心惹かれた相手である徹也が自分のことを気にかけてくれていると感じたのだろう、瞳がきらき
らと輝いている。
25420 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/09(火) 07:42:11 ID:lma4HoZw
「晶ちゃんたら、幼稚園へ行く子と同じお洋服を着てきたんだよ。美優、もう少ししたら幼稚園に行くの。幼稚園に行くのが
とっても楽しみで、みんなに見てもらいたくてママにお願いして幼稚園のお洋服を着せてもらってきたんだよ。なのに、晶
ちゃんたら、美優の真似っこなんかしちゃってさ」
 美優は『優しくて自分好みなお兄ちゃん』であることを一目で直感した徹也に向かって、しきりと甘えた口調で話しかけ
た。まさか意識した上での計算尽くということはないのだろうが、いかにも晶がいけないんだと徹也に訴えかけるような口
調でもある。
 そう言われて、徹也は少し困った顔になった。晶が幼稚園児の格好をして公園へやって来たのは晶自身の意図ではな
く、ちょっと悪戯心を起こした美也子がそうさせたからだ。けれど、幼い胸の内に怒りの炎を点した美優にそのことを説明
しても簡単には聞き入れてくれないだろう。
 いったん口を閉ざし、徹也が自分の訴えにどんなふうに反応するか待っていた美優だが、すぐ目の前にある徹也の顔
に困惑の表情が浮かんだのを見て取ると、ふんと鼻を鳴らし、少し意地悪な口調でこう続けた。
「美優、もう、おむつじゃなくなったんだよ。おむつなんてバイバイしちゃって、パンツのお姉ちゃんになったんだよ。パンツ
のお姉ちゃんだから、幼稚園へ行ってもいいんだよ。パンツのお姉ちゃんだから、幼稚園でみんなと一緒にお遊戯をした
り運動会のお稽古をしたりできるんだよ。――だけど、晶ちゃん、本当は美優よりおっきいのに、まだおむつなんだよ。い
つおもらししちゃうかわからないからパンツを穿かせてもらえなくて、ずっとおむつとバイバイできない困ったちゃんなんだ
よ。昨日だって、晶ちゃんがお姉さんにおむつを取り替えてもらう間、トイレに誰も入らないよう、美優とママが見張ってあ
げてたんだよ。おむつを取り替えてもらう時、ぱたぱたのお粉を持ってきてなかったから、美優が使わなくなったぱたぱた
のお粉をお下がりであげたんだよ。なのに、いつまでもおむつの赤ちゃんのくせして、美優みたいに幼稚園のお洋服を着
てくるなんてナマイキなんだから。パンツのお姉ちゃんじゃないからスカートの中、おむつなんだよ。おむつのくせして幼
稚園に行ってもいいお姉ちゃんの真似っこするなんて、ナマイキなんだから。それも、美優がみんなに幼稚園のお洋服を
見せてあげる時におんなじようなお洋服を着てくるなんて、そんなナマイキな晶ちゃん、もう遊んであげないんだもん。お
砂場でお山をつくるのだって手伝ってあげないし、おもらししちゃっても、お姉さんにおむつを取り替えてあげてって教えに
行ってなんかあげないんだもん」
25520 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/09(火) 08:56:02 ID:lma4HoZw
 まだようやく幼稚園の入園式を数日後に迎えるばかりの幼児とは思えないほど達者な口ぶりでそんなふうに一気に捲
したてた後、美優は一息つくと、徹也の胸に顔をすりつけるようにし、ちらと晶の方に目をやって尚も意地悪な口調で付け
加えた。
「晶ちゃん、ほんとは美優よりもおっきいんだよ。香奈お姉ちゃんや恵美お姉ちゃんよりは小っちゃいけど、良平お兄ちゃん
や淳一お兄ちゃんよりもおっきくて、小学校の五年生なんだよ。小学校のくせして、まだパンツじゃなくておむつなんだよ。
やだなぁ、美優だったら、そんなの恥ずかしくて幼稚園に行けないや。なのに、晶ちゃん、おむつで小学校へ行ってるんだ
よ。――徹也お兄ちゃん、年はお姉ちゃんのくせしてパンツのお姉ちゃんになれない晶ちゃんのボーイフレンドなんかにな
っちゃっていいの? そんな晶ちゃんなんかより、美優の方がいいと思わない? 美優だったら、デートの途中におむつを
汚してお兄ちゃんを困らせるなんてこと絶対しないよ? だって、美優、晶ちゃんと違ってパンツのお姉ちゃんだもん」
 晶に対する怒りをあらわにしつつ、徹也の興味を自分の方に向けさせる話しぶりは、とてものこと、幼い子供のものとは
思えない。もっとも、ひょっとしたら、『女の子』というのは、このぐらいの年代から既にそういう話し方のテクニックを無意識
のうちに身に付けているのが普通なのかもしれないけれど。
 たたみかけるような美優の言葉に、徹也の顔に浮かんだ困惑の色がますます濃くなる。
 そこへ助け船を出したのは、ことのなりゆきを面白そうに眺めていた美也子だった。
「違うのよ、美優ちゃん。晶ちゃんが幼稚園のお洋服を着てきたのは、美優ちゃんに意地悪するつもりなんかじゃないの。
晶ちゃんが幼稚園のお洋服を着てきた理由、お姉さんが説明するから聞いてくれるかな。あ、うん、そんなふうに徹也お兄
ちゃんに君にぴったりくっついたままでいいから、ちょっとの間だけお姉さんの説明を聞いてね」
 その話しぶりは、いかにも美優の誤解を解こうとするかのようだ。
 しかし、そもそも、美優が晶に対する怒りを覚えるよう仕組んだのが美也子だった。家を出る前、「美優ちゃんを驚かせよ
うと思って」という口実で晶に幼稚園児の格好を強要した美也子。けれど、その本当の狙いは「ちょっとびっくりさせようと思
って」どころではなかった。昨日のうちに美優の性格や気性を把握した美也子は、自分が幼稚園の制服を公園でお披露目
する日に晶が同じような格好をして来たと知ったら、美優が心穏やかでいられるわけがないことを正確に見抜いていた。美
優が怒りにまかせて晶をなじるに違いないことを前もって察していた。自分よりも遙かに年下の幼い女の子から意地悪な
態度で接せられて晶がどんなふうに狼狽えるか、その様子を楽しむために、晶に幼稚園児の格好を強要したのだった(も
ちろん、そういう狙いがなかったとしても、本当は高校生の男の子が吊りスカートと丸襟のブラウスにスモックという装いに
身を包まれ、しかも、プリーツたっぷりのスカートの中は赤ん坊用そのままにしか見えない可愛らしいおむつカバーというい
でたちで家の外へ連れ出される羞恥を想像するだけでも充分に美也子の加虐的な悦びを満たしたのは間違いないが)。
256名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 14:49:17 ID:bnEI6s57
ああ・・・・最高です・・・・
僕も晶みたいになりたいよぉ。
257名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 22:54:00 ID:Bk+GNhGF
>>256
( ´∀`)人(´∀` )ナカーマ
258名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 00:34:39 ID:bbigMLOt
なんかニヤニヤするなこのスレ
259名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 00:45:55 ID:lYs3LL/E
自演スレ。
26020 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/10(水) 04:16:54 ID:m8KaudVR
「お姉さん、昨日、美優ちゃんのお母さんの電話番号を教えてもらっていたの。それで夜になっていろいろお話をしていて、
美優ちゃんが幼稚園のお洋服を着て公園に来るってことを教えてもらったの。今朝になってそのことを晶ちゃんに話した
ら、晶ちゃんもどうしても幼稚園のお洋服を着たいって言い出して仕方なかったの。あ、でも、美優ちゃんに意地悪するつ
もりで言い出したんじゃないのよ。ほら、小っちゃい子って、お兄ちゃんやお姉ちゃんのすることを何でも真似してみたくな
るじゃない? 晶ちゃんもそうなのよ。晶ちゃん、お年だけは美優ちゃんよりおっきいけど、でも、まだおむつの外れない困
ったちゃんで、本当の年とは逆に、美優ちゃんの方がお姉ちゃんみたいなもんよね。それで、お姉ちゃんの美優ちゃんが
幼稚園のお洋服を着てくるって知ったら、もう我慢できなくて、美優お姉ちゃんみたいに幼稚園のお洋服を着るんだって言
ってきかなかったの。だから仕方なく美優ちゃんの真似っこをして幼稚園のお洋服を着せてあげることにしたの。美優ちゃ
ん、お利口さんだもん、わかってくれるよね? 年だけ上だけど、でもまだおむつの外れない小っちゃな妹みたいな晶ちゃ
んのことだもん、美優お姉ちゃんの真似をしたくてたまらなくなっちゃう気持ち、わかってくれるよね?」
 美也子は、美優をなだめるようにそう説明した。けれど、自分が晶に幼稚園児の格好を強要したことなど一言も挿し挟ま
ず、いかにも晶が自分から幼稚園の制服を着たがって仕方なかったのだということにしておくのを忘れない。
「ふぅん。晶ちゃん、美優のことが羨ましかったんだ。もうすぐ幼稚園に行く美優のことが羨ましくて、それで、おむつの赤ち
ゃんのくせに、自分も幼稚園のお姉ちゃんみたいな格好をしてみたかったんだ。そうだよね。小っちゃい子は誰でもおっき
いお姉ちゃんの真似っこをしたがるもんね。うん、わかった。晶ちゃん、美優に意地悪したくて幼稚園のお洋服を着てきた
んじゃないんだね。美優の真似をしたくて、赤ちゃんなのにお姉ちゃんの格好をしてきたんだね。いいよ。だったら許してあ
げる。美優、もう幼稚園だもん、小っちゃい子のお手本にならなきゃいけないもん。だから、晶ちゃんにも優しくしてあげる」
 美也子の説明にプライドをくすぐられてようやく納得したのか、徹也の胸に顔を摺り寄せたまま美優がこくんと頷いた。
 しかし、微かに意味ありげな笑いを漏らしながらそう言う口ぶりには、まだどこか含むところがありそうだ。
「ほら、晶ちゃん、美優お姉ちゃんに『ごめんなさい』と『ありがとう』を言わなきゃいけないでしょ? せっかく美優お姉ちゃ
んがみんなに幼稚園のお洋服をみせてあげるんだって張り切って公園へやって来たのに、晶も同じ格好をしてきて美優
お姉ちゃをいやな気分にさせちゃってごめんなさい。なのに、そんな晶を許してくれてありがとう。これからも仲良くしてちょ
うだいってお願いしなきゃいけないでしょ?」
 美羽が幼児らしからぬ表情ですっと目を細める様子をちらと見て、美也子は、晶の肩に手を載せながら言った。
261名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 04:41:21 ID:DM5OSYNp
>>256
おいらもだぜ
26220 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/10(水) 05:32:05 ID:m8KaudVR
「だ、だって……」
「晶ちゃん、お利口さんだもん、ちゃんと言えるよね? 幼稚園へ行く美優お姉ちゃんのことが羨ましくて仕方ないおむつ
の赤ちゃんだけど、でも、ごめんなさいはできるよね? どんなふうに言えばいいかお姉ちゃんが教えてあげるから、さ、
ちゃんとするのよ」
 口ごもる晶の肩越しに、低い声で美也子が重ねて言った。
 有無を言わさぬ強い口調に、晶は力なく頷くしかなかった。そうして、耳元に囁きかける美也子の言葉をそのまま口移し
に、今にも消え入りそうな声で美優に向かってなぞってゆく。
「……ご、ごめんなさい、美優ちゃ……美優お姉ちゃん。あ、晶、美優お姉ちゃんのことが羨ましくて、美優お姉ちゃんみた
いなパンツのお姉ちゃんになりたくて、それで美優お姉ちゃんの真似なんかして……で、でも、許してくれて、ありがとう。
晶、美優お姉ちゃんに嫌われたらすっごく悲しくなっちゃうから、許してくれてありがとう。……これからも仲良くしてね。お砂
場でお山のつくり方も教えてね……それと、それと……」
 一瞬、晶の声が途切れた。
 しかし、晶の肩に置いた手に美也子が力を入れると、再び小刻みに震える声を絞り出す。
「……晶がおもらしをしちゃった時は、晶のお姉ちゃんに知らせてね。晶、恥ずかしくて自分でおもらしを教えられないから、
代わりに美優お姉ちゃんが晶のお姉ちゃんに知らせてね。でもって、晶がおもらしをしてないかどうか、美優お姉ちゃんに
時々おむつの具合を確かめてほしいの。お願いね、美優お姉ちゃん」
 そこまで口移しで言わせてから、ようやく美也子は晶の耳元から唇を離した。
「うん、いいよ。晶ちゃん、おむつの赤ちゃんなのにちゃんとごめんなさい言えて、とってもお利口さんだね。お利口さんの
御褒美に、美優、晶ちゃんのこと許してあげる。それに、これからも仲良くしてあげるよ。お山のつくり方も教えてあげるし、
おむつが濡れてないかどうかもみてあげるね。晶ちゃん、本当は美優よりおっきいくせしてまだおむつの取れない赤ちゃん
だから、おしっこを教えられないんだよね。だったら、お砂場で遊んでる時、『晶ちゃん、ちっちないの?』って訊いてあげる。
あ、でも、訊いてあげても晶ちゃん、ちゃんと教えられないかな。だったら、おむつカバーの中に手を入れて濡れてないか
どうかみてあげた方がいいのかな」
 美優は、いかにも自分よりも幼い妹分の友人を気遣うように言った。けれど、その顔にはまだどこか含むところのありそう
な表情が浮かんだままだし、自分よりも年上の晶のことを妹分扱いするのが楽しくてならないとでもいうふうに、妙に声が
弾んで聞こえる。
26320 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/10(水) 06:58:49 ID:m8KaudVR
 昨日、晶が美優の母親の胸に顔を埋めたままなかなか離れずにいたせいで、美優は晶に対してひどい嫉妬心を抱い
た。その意趣返しの意味合いもあるのかもしれないが、美優の方もいつまでも徹也から離れようとしない。ぴったり抱き
ついたまま、視線を晶の顔から徹也の顔に移して、美優は媚びるように言った。
「ほら、晶ちゃんは美優よりも小っちゃな、まだおむつの赤ちゃんなんだよ。そんなじゃ、徹也お兄ちゃんとデートしてても、
いつおもらししちゃうかわからないでしょ? 晶ちゃんがおもらししちゃったら、徹也お兄ちゃん、おむつを取り替えてあげ
られる? できないでしょ? 晶ちゃんが本当の赤ちゃんだったらおむつを取り替えてあげられるけど、晶ちゃん、本当は
小学校なんだよ。小学校へ行ってるお姉ちゃんのおむつ、徹也お兄ちゃんは取り替えられる? それに、小学校なのに
パンツじゃない晶ちゃんをガールフレンドなんかにしちゃって、徹也お兄ちゃんのお友達、変に思わない?」
 そこまで言ってから美優はようやく徹也の胸から顔を離し、少しだけ距離を取ると、そんな真似をどこで憶えたのか妙に
色っぽい仕種でしなを作ってみせ、徹也が困ったように「あの、でも……」と言いかけるのを制して、
「だから、徹也お兄ちゃんには美優の方がお似合いなのよ。美優だったらデートの途中におもらしなんてしないもん。美
優、パンツのお姉ちゃんだから、おもらしの心配なんかしないでどこへでも行けるんだよ。ね、いいでしょ? 晶ちゃんみた
いなおむつの困ったちゃんなんかバイバイしちゃえばいいのよ。代わりに、美優のボーイフレンドにしてあげるから」
と続ける。そうして更に、もういちど晶の顔に視線を戻して、こんなふうに付け加えるのだった。
「晶ちゃん、美優に仲良くしてもらいたいんだよね? うん、美優、これからも晶ちゃんと仲良くしてあげる。美優、幼稚園
のお姉ちゃんだもん、赤ちゃんの晶ちゃんのこと、可愛がってあげる。美優、晶ちゃんのお願いをきいてあげるよ。――だ
から、晶ちゃんも美優のお願いをきいてちょうだいね」
 最後の方を意味ありげに一拍置いてそう言ってまるで年齢に似つかわしくない流し目をくれる美優の視線を受けた晶は、
気圧されたように息を飲むしかなかった。高校二年生になる少年と、947h幼稚園の入園式を迎える幼女。けれど、今や
その立場が完全に逆転してしまったことを晶は痛いほど思い知らされた。今の晶は、自分でトイレへ行くことはおろか、お
しっこが出そうだということを誰かに教えることもできず、目の前の幼女におもらしを気遣われ、幼女の手をおむつカバー
の中に差し入れられておむつの具合を確かめてもらうしかない、勝ち気で生意気盛りの幼女よりも更に無力で幼い女の子
になり果ててしまっているのだ。
264名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 13:36:25 ID:DM5OSYNp
今日もご馳走様でした。
265名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 21:41:20 ID:X8mFUga/
228さんが来られませんね・・。
26620 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/11(木) 03:33:50 ID:AVhBIzp+
「お願い? 美優お姉ちゃんのお願いって……」
 身を固くしてそう聞き返すのが今の晶には精一杯だ。
「徹也お兄ちゃん、美優にちょうだい。それがお願いよ」
 自分よりもずっと年下の幼女に睨みつけられておどおど口を開く晶に対して、美優の方はあっけらかんとした口調で、
とんでもないことを言い放った。
「ちょっと、何を言い出すの、美優ったら。徹也さんは晶ちゃんとおつきあいしてるのよ。それを何ですか!」
 それまで事態の推移を少しばかり不安げな面持ちで見守っていた美優の母親だが、我が子の思いもよらぬ言動に驚き、
遂に声を荒げてしまった。
「だって……」
 母親にたしなめられて不満そうに頬を膨らませる美優だったが、そこに味方が現れた。
「でも、いいんじゃないんですか、お母さん。私、美優ちゃんの味方をしたいなぁ」
と、逆に母親をなだめたのは香奈だった。しかも、香奈だけではなく恵美までもが
「あ、私も美優ちゃんの味方になります。美優ちゃんを叱らないであげてください、お母さん」
と加勢してくる。
「え……?」
 思いがけない事態に、母親がきょとんとした顔つきになってしまう。
 が、そんなことにはまるで構わず、香奈が重ねて言った。
「私、美優ちゃんの言う通りだと思います。たしかに、徹也お兄さんとは晶ちゃんの方が先におつきあいしてるみたいです。
それに、小学五年生と中学生だから、年回りもお似合いだと思います。でも、晶ちゃん、学年は小学五年だけど、美優ちゃ
んも言ってたように、デートの途中でもいつおもらしでおむつを汚しちゃうかもしれないんですよ。デートにずっとお姉さんが
付き添って行ってあげられればそれでもいいけど、お姉さんが一緒じゃない時は徹也お兄さん、すごく困ると思います。だ
ったら、少しくらい年が離れてても、徹也お兄さん、美優ちゃんとおつきあいした方がいいんじゃないかしら」
「私もそう思います。ちょっときつい言い方になっちゃうけど、おむつ離れもできない晶ちゃんがボーイフレンドだなんて、そ
んなのナマイキだと思います。だから、いっそ、こんなに徹也お兄さんのことを想ってる美優ちゃんとのおつきあいを考えて
もいいと思うんです」
 香奈が言い終わるのを待って、恵美が大きく相槌を打った。
26720 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/11(木) 05:15:29 ID:AVhBIzp+
「香奈お姉ちゃん! 恵美お姉ちゃん!」
「香奈お姉ちゃん? 恵美お姉ちゃん?」
 予想外の香奈と恵美の行動に、美優と晶は揃って二人の名前を呼んだ。が、自分の味方が現れたと感じて美優が嬉し
そうに声を弾ませているのとは対照的に、まさか二人がそんなことを言い出すなどと想像だにしていなかった晶の声は悲
痛だ。
 もともと、自分から望んで徹也との交際が始まったわけではない。美也子の手によって小学生の女の子そのままの格
好を強要されてバスに乗せられて知り合った相手。まさか、年下でしかも同性である徹也との交際を晶自身が望むわけ
もない。しかし、美也子の企みによって晶の胸の奥底には徐々に徹也に対する依存心が芽生えてゆき、いつしか、まるで
恋する少女そのまま、徹也がいない時は胸の中にぽっかりと大きな穴が開いたように思えるほどになっていた。しかも今
朝は、これも美也子が仕組んだことだが、徹也の名を呼びながら絶頂を迎えて精液を迸らせてさえしまったのだ。今や晶
にとって、徹也は、他と比べようもないほどに特別な存在になっていた。そう、美也子の不埒な思惑通り、今の晶はまんま
と、徹也の幼く引っ込み思案で甘えん坊のガールフレンドに仕立てあげられてしまっていたのだ。そんな徹也と自分との
仲を、まさか、美優と香奈、恵美に引き裂かれるなんて。
 だが、それこそが、二人の嫉妬に起因する悪戯心の顕れだった。自分たちよりも年下のくせに格好いいボーイフレンドを
連れてきた晶に対する、香奈と恵美のちょっとしたジェラシーが基になった他愛ない悪戯。それが、徹也を晶から取っちゃ
えばいいのよと美優をけしかける、この言動だった。悲痛な金切り声をあげて戸惑う晶の顔を横目でちらちら見ながら、お
かしそうに目配せを交わし合う香奈と恵美。
 さすがに、美也子にしても、こうなることまでは予想していなかった。美優が幼稚園の制服を披露する晴れの日に晶に
同じような格好をさせて公園へ連れて行けば美優が負けん気を起こして面白いことになるだろうなとは思っていたものの、
美優が徹也に心惹かれてこれほど積極的にモーションをかけるとは予想していなかったし、香奈と恵美がまさかこんな行
動に出るとは想像もしていなかった。けれど、それが美也子の企みの障害になることは決してない。むしろ、これから先、
どんなことになるのか楽しみでならないというのが本心だ。
26820 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/11(木) 06:47:00 ID:AVhBIzp+
「どうして、そんなこと言うの? 香奈お姉ちゃんも恵美お姉ちゃんも、どうしてそんなひどいことを言うのよ!?」
 ぶるぶると小刻みに体を震わせる晶の口を悲鳴じみた声が衝いて出た。
「どうしてって、ついさっき言った通りのことを思ってるだけよ、私たち。いつまでもおむつの取れない晶ちゃんはデートの
途中で徹也お兄さんに迷惑をかけるばかりじゃないかしら? だけど、ちゃんとおむつ離れできた美優ちゃんならそんな
ことはないのよ。だから、晶ちゃんじゃなく美優ちゃんのボーイフレンドになった方がいいんじゃありませんかって徹也お
兄さんに提案してるだけなんだけど。ね、恵美ちゃん?」
 僅かに首をかしげ、少し意地の悪そうな笑みを浮かべて香奈が言った。普段は優しい少女なのだが、心の奥底には少
なからず残酷な部分をひそませているのもこの年代の少女の特徴だ。自分がどれほどひどいことをしているのか自覚す
ることもなく、知らず知らずのうちに他人の心を傷付けてしまうことも珍しくはない。ただ、自分で自分の行動の意味をわ
かっていないことが多いから、本人としてはあくまでもちょっとした悪戯に過ぎない。
「そういうこと。私たち、ちっとも変なことなんて言ってないわよ」
 晶の狼狽えぶりがよほどおかしいのか思わずくすっと笑って相槌を打った恵美だが、晶が黄色の通園鞄を肩に掛けて
いることに気づくと、一瞬だけ何か考えるような表情を浮かべた後、もういちどくすっと笑ってから、美優の方に向き直っ
てこんなふうに話しかけた。
「ね、美優ちゃん。晶ちゃんたら、お洋服だけじゃなくて鞄まで美優ちゃんの真似っこしちゃってるよ。美優ちゃん、気がつ
いてた?」
 恵美の言う通り、家を出る前に幼稚園児そのままの格好にさせられた時、晶は、吊りスカートと丸襟のブラウスにスモ
ックという衣類を着せられただけではなく、附属幼稚園のマークが目立つ、通園帽と同じ鮮やかな黄色の通園鞄も肩に掛
けるよう強要されていた。肩紐を斜め掛けにして通園鞄を身に着けた晶の姿は、昨日サンドレスを着せられた上に小物入
れの鞄を肩に掛けさせられた時以上に幼く見える。
「うん、知ってた。晶ちゃん、幼稚園に行く美優のことが羨ましくて、お洋服も鞄も真似っこしてるんだよね」
 晶の肩に掛かった黄色の通園鞄を恵美が指差すのと同時に、美優が、自分の肩に掛けた通園鞄を両手で抱えるよう
にして体の前に突き差してみせた。
269名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 08:39:54 ID:AVhBIzp+
「そうね。晶ちゃん、幼稚園に行く美優お姉ちゃんのことが羨ましくて、自分も幼稚園のお姉ちゃんのふりをしたくて、お姉
さんにせがんで幼稚園のお洋服を着せてもらって、でもって、幼稚園の鞄も肩に掛けてもらったんでしょうね」
 恵美は美優に向かってわざと大げさな身振りで頷いてみせてから、晶の通園鞄と美優の通園鞄とを交互に見比べると、
意味ありげな口調で晶にともなく美優にともなく話しかけた後、そっと香奈に目配せをした。
 咄嗟には目配せの意味がわからなかった香奈だが、恵美の意図に思い至るのにさほど時間はかからなかった。
「ね、ね、美優ちゃん。美優ちゃんの鞄、何が入ってるの? 鞄の中に入ってる物、お姉ちゃんたちに見せてくれないかな」
 恵美の意図を察した香奈は、昨日の晶のサンドレス姿を思い浮かべ、その時に肩に掛けていた小物入れの鞄に何が入
っていたかを思い出しつつ、悪戯めいた笑みを浮かべて美優に声をかけた。
「うん、いいよ。幼稚園の鞄、何が入ってるか、お姉ちゃんたちに見せてあげる。――ほら、これが連絡帳で、これがお絵
描帳でしょ。それと、ママに買ってもらったハンカチに、可愛いカバーに入れてもらったティッシュに……」
 香奈に言われて最初はきょとんとした顔つきになった美優だが、幼稚園の真新しい制服を見て貰うのが嬉しいのと同様、
これまで手にしたことのない持ち物を誰かに見せるのも嬉しくて仕方ないというふうに、ぎこちない手つきで鞄のファスナー
を引き開けると、カラフルなノートやハンカチの類を次々に取り出しては、瞳をきらきら輝かせて香奈の目の前に差し出し、
まるで世界に一つしかない貴重な宝物を扱うような手つきでそっと鞄の中に戻してゆく。
「すごいね、色々たくさん入ってるんだね、美優ちゃんの鞄。そうだよね、幼稚園でお勉強したり、トイレへ行った後は自分
をお手々を洗ったりするんだもん、いろいろ持ってかなきゃいけないよね。さすが、幼稚園のお姉ちゃんだね」
 香奈はわざと大げさな身振りで感心してみせてから、晶の通園鞄にちらと目をやって続けて言った。
「じゃ、晶ちゃんの鞄には何が入ってると思う? 美優ちゃんのと同じように、お絵描き帳とかハンカチとかが入ってるのか
な?」
「ううん、そんなじゃないと思う。だって晶ちゃん、本当は幼稚園へ行くんじゃなくて、美優の真似っこしてるだけだもん。真
似っこしてるだけだから、お絵描き帳や連絡帳なんて入ってないんじゃないかな」
 少し考えて美優はぷるんと首を振った。
「だったら、何が入ってるんだろうね。何も入ってない鞄をわざわざ持ってくるわけないもん、何か入ってると思うんだ。晶ち
ゃんの鞄に何が入ってるか、美優ちゃんも知りたいよね?」
 いかにも興味津々といったふうに言って、今度は香奈が恵美に向かって目配せをしてみせた。
270名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 13:03:35 ID:t7hDTMDk
>>20
ますます良い展開。今日もご馳走様でした。
271名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 20:43:47 ID:2X9O9hyj
今日は休みか
27220 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/13(土) 05:38:38 ID:MbDog/bq
「ということだから、晶ちゃん、その可愛い通園鞄に何が入ってるのか、お姉ちゃんたちに見せてちょうだいね」
 香奈の目配せを受けてそう言うと同時に、恵美がさっと手を伸ばして晶の通園鞄の肩紐をつかんだ。
「や、やだ! 鞄の中、見ちゃ駄目〜!」
 晶は慌てて両手で鞄を押さえたものの、恵美の方が早かった。
「さ、美優ちゃんの真似っこばかりしてる晶ちゃんの鞄に入ってるのはどんな物かな」
 晶から奪い取った鞄のファスナーを引き開ける恵美の声は好奇心満々に聞こえる。
 だが、実は、恵美にも香奈にも、晶の通園鞄の中に何が入っているか、およその見当はついていた。昨日の小物入れ
の中身を思い出せば、今日の通園鞄に入っている物を想像するのは難しいことではない。黄色の通園鞄には、晶が絶
対に人には見せたくない物がぎっしり詰まっている筈だった。
 果たせるかな、手早くファスナーを引き開けた恵美の目に映ったのは、二人が予想していた物に間違いなかった。
「ほら、見てごらん、美優ちゃん。これ、なんだと思う?」
 恵美は、決して徹也のそばから離れようとしない美優の目の前に、口の開いた通園鞄を差し出した。
「あっ。これって……」
 通園鞄の中を覗き込んだ美優が両目を大きく見開いた。
「そうだよね、これ、おむつだよね。でも、昨日みたいな紙おむつじゃなくって、布のおむつだね」
 らんらんと瞳を輝かせて鞄の中を覗き込む美優の目の前で、恵美は、鞄から一枚の布地をさっと取り出した。
 それは、恵美の言う通り、水玉模様の布おむつだった。
 美也子の背後に身を隠すようにして晶が公園の入り口に姿を現した時から、香奈は晶が吊りスカートの下に何を着け
ているのか見抜いていた。いくら晶がスカートの裾を引っ張っていても、わざと丈を短く仕立てられた吊りスカートがふわ
ふわ風に揺れて、そのたびに、普通のショーツの裾とも紙おむつのの股ぐりとも違うことが一目でわかるおむつカバーの
特徴的なギャザーが見え隠れしていたのだ。昨日、サンドレスの下に紙おむつを着けていた晶が肩に掛けた小物入れの
鞄に入っていたのはハート模様の替えの紙おむつだった。それを思い起こせば、プリーツたっぷりの吊りスカートの裾か
らおむつカバーを覗かせた晶が斜め掛けしている通園鞄に何が入っているのか、想像するのは簡単なことだ。もちろん、
香奈の声で晶のもとに駆け寄った恵美もそのことに気づかない筈がない。
27320 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/13(土) 07:03:22 ID:MbDog/bq
 晶が肩に掛けた通園鞄に入っているのが布おむつだ知りつつ、強引に鞄を奪ってわざわざ美優の目の前でファスナー
を引き開けたのも、二人のちょっとした(けれど、それをされる当人にとっては言葉で表現できないくらいの恥辱に満ちた)
悪戯心の表れだった。
「やだ、見ないで! そんなにじろじろ見ないで、返してよ。晶の鞄、返してちょうだいよ、お姉ちゃんたちってばぁ!」
 香奈も恵美も、もちろん美優も、晶から見ればずっと年下の少女だ。なのに、そんな三人たちを『お姉ちゃんたち』と呼ば
ざるを得ない屈辱を胸の奥底に押し込めて、晶は今にも泣き出しそうな声で懇願するしかなかった。
「いいわよ、返してあげる。この鞄の中に入ってるおむつが誰のなのかちゃんとお姉ちゃんたちに教えられたらすぐに返し
てあげるわよ」
 恵美が美優の目の前に差し出した通園鞄に向かって差し伸べる晶の手を押しとどめて、香奈がくすっと笑って言った。
「どうして? どうしてなの? どうしてそんなひどいことを言うのよ!?」
 自分よりも年下の少女や少年に注視されて、「それ、晶のおむつなの。晶のおむつだから、すぐに返してよ」と口にする
ことなどできない。けれど、そうしなければいつまでも通園鞄は恵美に奪われたままになり、いずれ晶の下腹部を包み込
むことになる優しく柔らかくも言いようのないほど恥ずかしい布地を大勢の目にさらし続ける羽目になりそうなのは明らか
だった。
「あら、私は意地悪でこんなことを言ってるわけじゃないわよ。たしかに鞄は晶ちゃんのだけど、中身までそうとは限らない
じゃない? 近所かどこかのお家の赤ちゃんのおむつを預かっているだけかもしれないもの。それを持ち主に確かめない
まま晶ちゃんに渡しちゃうのって、どうかと思うんだ。でも、これが確かに晶ちゃんのおむつだったら話は別よ。鞄もおむつ
も晶ちゃんのだったら、すぐにでも返してあげる。だから、これが誰の使うおむつなのか確かめたいだけなのよ。さ、これ
は誰が使うおむつなのかなぁ」
 香奈は恵美が鞄から取り出した水玉模様の布おむつを受け取り、みんなの目の前で大きく振ってみせた。
 香奈にしてみれば、教室で友達の鉛筆や消しゴムを別の友達と投げ合って遊ぶのと同じ、ちょっぴり意地悪だけど割と
ありふれたじゃれ合いに過ぎないのかもしれない。
「やだ。そんなことしちゃやだってば……」
 恵美の手から通園鞄を奪い返すこともできず、水玉模様の布おむつを打ち振る香奈の手を制しすることもかなわず、と
うとう晶の口からは嗚咽混じりの涙声が漏れ出した。
274名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 08:01:38 ID:+Xe91KwT
20さんのSS前スレの分とか読みたいんだけど
どっかに過去ログ置いてるとこないかしら?
27520 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/13(土) 11:35:25 ID:MbDog/bq
>>274
ttp://trans.s6.x-beat.com/ のあぷろだに前スレのログをうpしておきました
tr0189.zip
それと、前々スレ(初スレ)のログも同じあぷろだに上がっています
tr0161.zip
お楽しみいただければ幸いでつ
27620 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/13(土) 11:36:31 ID:MbDog/bq
「あ、あの、みんな、もうそのくらいにしてあげたらどうかな。ほら、晶ちゃんだって……」
 晶の瞳が涙で潤んできたことに気づいた徹也が、香奈と恵美、美優の顔を順に見ながらなだめるように話しかけた。
「そうですね、晶ちゃんたら、いつ泣き出してもおかしくないくらいになっちゃってますね。このくらいのことで泣き出しちゃ
うなんて、本当に困ったちゃんなんだから。幼稚園児みたいな格好はしていても本当は小学校の高学年なんだから、も
っとしっかりしてもらわないといけませんよね。だから私たち、徹也お兄さんに言ってるんですよ。こんな困ったちゃんの
ことなんか放っておいて、まだ幼稚園児だけどとってもしっかり者の美優ちゃんとおつきあいした方がいいんじゃないか
って」
「え? あ、いや、だけど……」
「だって、こんなじゃ、どこへも連れて行ってあげられませんよ。デート、遊園地に行っても動物園に行っても水族館に行
っても、ちょっとしたことですぐ泣き出しちゃうんじゃ、徹也お兄さんだけじゃなくて、他のお客さんの迷惑にもなるんじゃな
いかな。そんな晶ちゃんで本当にいいんですか?」
 三人をなだめすかそうとする徹也だが、口が達者になる年代の女の子に二人がかりで詰め寄られると、たじたじになっ
てしまう。しかも、美優まで何か言いたそうな表情で顔を仰ぎ見ているから尚さらだ。
 徹也は思わず助けを求めて美也子の顔を見たりもするのだが、内心ではこの状況が楽しくてならない美也子が助け船
を出すわけがない。
 一瞬、一同がしんと静まりかえってしまう。
 その沈黙を破ったのは恵美だった。何に気がついたのか、香奈がひらひらと振ってみせる布おむつに向かってじっと目
を凝らした恵美が、香奈の手をそっと押さえたのだ。
「あ、ちょっと待って、香奈ちゃん。ちょっと、手を振るのをやめてみてよ」
「ん? どうしたの、恵美ちゃん? このおむつがどうかした?」
 不意に手の動きを妨げられた香奈が怪訝そうな表情を浮かべて恵美に尋ねた。
「うん、ほら、ここを見てよ。ね、可愛いピンクの糸で刺繍がしてあるでしょ?」
 恵美は、おむつの香奈がつかんでいるのとは反対側の端の隅を人差指でつんとつついてみせてから、意味ありげな笑
みを浮かべたかと思うと、すっと膝を折って美優と目の高さを合わせて言った。
「ね、美優ちゃん。美優ちゃんはもう字を読めるんだっけ?」
277名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 11:46:57 ID:+Xe91KwT
20さん
超すばやい対応ありがとうございました
読むの楽しみだぁ
278名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 12:12:47 ID:H13UlYPz
自作自演スレ
晒しあげ
279名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 12:46:21 ID:DbRj4jtG
もう20さんの小説はお腹いっぱいです。
他の人の小説が読みたいでつ。
280名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 12:58:04 ID:1rkJ9+sv
恥ずかしいうんち書いてくれる人に期待。
281名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 13:41:36 ID:BzE/xxe6
気にいらない人はNG登録したらいいだけじゃね?

予想だけど20がいなくなったらこのスレ過疎るぞ
言っとくけど俺は他の人の作品も読んでみたいし
20の作品の続きももちろん読みたい
28220 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/13(土) 14:03:50 ID:MbDog/bq
「うん、読めるよ。お友達に負けるのいやだから、ママに字の読み方、たくさん教えてもらったもん。読めるの、自分の名
前だけじゃないよ。ほら、鞄に書いてあるのが『ゆうひがおかようちえん』って、美優が行く幼稚園のお名前だし、あ
そこに立ってる札に『じてんしゃちゅうい』って書いてあるのだって読めるもん」
 恵美の問いかけに美優は胸を張って大きく頷き、自分の通園鞄や公園の通路に立っている注意書きに書かれた文字
を得意げに読み上げた。
「ほんとだ。すごいね、美優ちゃん。じゃ、これは何て書いてあるかな?」
 恵美は美優の頭を二度三度と優しく撫でてから、水玉模様の布おむつの端に刺繍してある文字を指差した。
「んーとね……えっと、最初は『え』かな……んと、え・ん・ど・う……あ・き・ら……えんどうあきら。――あ、これって、晶
ちゃんのお名前だ!」
 恵美の指が刺繍をなぞるのに合わせてたどたどしい発音で文字を一字一時読み上げていた美優だったが、最後まで
読んでそれが晶の名前だと気づくと、「遠藤晶っておむつに書いてあるよ」「このおむつ、遠藤晶ってピンクの糸で書いて
あるね」と嬉しそうに何度も何度も繰り返し言った。
 美也子が赤ん坊の時に使っていたお下がりの布おむつに京子の手で刺繍された自分の名前。その名前を美優が口に
するたびに、下着の形さえしていないその恥ずかしい布地が自分の下腹部を優しくもいやらしく包み込む物なのだと改め
て思い知らされ、ますます羞恥が掻きたてられる。
「ふぅん。おむつに名前を刺繍してもらってたんだ、晶ちゃん。そっか、これなら、洗濯した後で外に干してて風で隣のお
家とかへ飛ばされちゃってもすぐに返してもらえるもんね。晶ちゃん、本当は小学五年生だから、お隣のお家の人とか、
まさか晶ちゃんがまだおむつ離れできてないんだって思わないから、名前が書いてないおむつが風で飛んできても、ど
このお家のかわからなくて困っちゃうもんね」
 美優が大声で読み終えた刺繍の文字を改めてしげしげ眺め、香奈が感心したように呟いた。
 そこへ、晶が弱々しい涙声でもういちど懇願する。
「いつまでも見てないで、返してってば。晶のおむ……か、鞄、返してよぉ」
283名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 14:32:16 ID:xPiro/kK
>>278-279
てめーそれは20さんに対する冒涜かー!
284名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 14:37:01 ID:BzE/xxe6
つか20専用スレ作ってみるってのはどうよ?
20は筆早いし余裕で維持できるだろ

285名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 14:51:22 ID:XCjnC7gp
>284
中の人の今までのパターンを考えるとそれは寂れたスレを2つにするだけだとおもわれ(笑)

つか、某所あたりでまとめページつくってほしいな。
28620 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/13(土) 14:57:50 ID:MbDog/bq
 けれど、香奈の返事はつれない。
「そうね、こんなにはっきり晶ちゃんの名前が刺繍してあるんだもん、このおむつ、晶ちゃんのでしょうね。でも、駄目よ。
これが誰の使うおむつなのか、口でちゃんと教えられないうちは返してあげられないわよ」
 晶がつい「晶のおむつを返してよ」と言いかけたのを聞き逃すことなく微かに笑みを浮かべたものの、わざと冷たい声で
言って首を振る。
「そんな……」
 晶がぽつりと呻き声を漏らして唇を噛みしめた時だった。それまではそよそよと肌に心地よい穏やかな風が吹いていた
公園に、春の気まぐれか、突如として一陣のつむじ風が吹き渡った。
「きゃっ!」
「いやっ!」
 悲鳴をあげて慌ててスカートを押さえたのは美優と晶の二人だけだった。
 男の子たちは半ズボンだし、香奈と恵美は弟たちの一輪車の練習を手伝ってやるためにジーンズ姿だし、砂場で遊ん
でいる幼児グループの中の女の子たちは、スカートが捲れても恥ずかしがるような年齢に達していない。本当は美優も、
ついさっきまでは、他の幼女たちと同様、スカートが風に捲れても気にするような子ではなかった。なのに、徹也に心惹か
れて急に女の子らしさに目覚め、昨日までの紙おむつに代わって今朝から穿かせてもらっているアニメキャラのフロント
プリント付きショーツを徹也に見られるのが恥ずかしくて、それで、それまでにないことなのに、思わずスカートの裾を押
さえてしまったのだった。
 生まれながらの女の子だけれど、これまでスカートが捲れ上がることなど気にしたことのない美優。本当は高校生の男
の子のくせに、昨日からスカートを穿かされ、ことあるごとに羞恥きわまりない下着を他人の目にさらし、いつしかスカート
を押さえる仕種がすっかり身についてしまった晶。羞じらいの表情を浮かべてスカートの裾を押さえる身のこなしは、まる
で男女が逆転してしまったたかのように、晶の方が可憐で清楚な初々しさに満ち満ちていた。
 一同の目に、美優の女児用ショーツが映った。そうして同時に、晶の下腹部を包む大きなおむつカバーも。お腹がぷっ
くり出た幼児体型の美優が穿いたショーツの股ぐりから突き出た細っこい脚。翻って、横漏れ防止用の二重ギャザーが
目立つふんわり膨らんだおむつカバーの股ぐりに太股をぴっちり締めつけられて、どこかむちむちした感じのする晶の脚。
仕種だけでなく、見た目も、晶の方に色香が漂っているのは否めない。
287名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 15:22:56 ID:inBKn+cX
うざい。
28820 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/13(土) 16:02:07 ID:MbDog/bq
 つむじ風の悪戯は、二人のスカートを捲り上げて対照的な下着をあらわにするだけにとどまらなかった。美也子の手で
徹底的に幼稚園児の格好をさせられるのを嫌がった晶が無駄な抵抗をしたせいで留めゴムがきちんと顎にかかっていな
かった通園帽が晶の頭を離れ、風に乗ってふわっと舞い上がったのだ。それに気を取られたのか、香奈が端をつかんで
持っていた布おむつも香奈の手を離れて飛んで行ってしまう。
 全員が一斉にあっと声を上げる中、香奈の弟・良平と恵美の上の弟・淳一が揃って、たっと駆け出した。二人の少年は
二手に分かれ、良平は通園帽を、淳一はおむつを取り戻すために、それぞれの目標に向かって一目散に走り出したのだ
った。

 二人が戻ってくるのを待つ間、デザインこそ赤ん坊用のと見まがうばかりなのにサイズは晶の体に合わせて特別に仕立
てられた大きなおむつカバーをみんなの目にさらした晶は何も言えず、ただ顔を伏せて羞恥に身悶えするばかりだった。
本当は男の子のくせして、スカートの裾から女児用のショーツを覗かせたりしたらどんなに恥ずかしいだろう。本当はずっ
と前におむつ離れをしている高校生なのにハート模様のピンクの紙おむつをスカートの下に着けていたらどんなに恥ずか
しいだろう。けれど、そんな恥ずかしさも、たっぷりあてた布おむつのせいで丸くぷっくり膨らんだおむつカバーをあらわに
することに比べれば幾らかはマシに思えるほどだ。すぐ目の前にいる幼女でさえ、昨日までは外出の時は紙おむつだった
のに、今日はパンツになっている。なのに、昨日の昼までは普通に高校生の男の子として暮らしていた筈の晶が今は幼稚
園児そのままの衣類に身を包んで、その上、風に舞い上がったスカートの裾からはおむつカバーを覗かせているのだ。
 そうして、その屈辱と羞恥は、良平と淳一がそれぞれの目的を果たして戻ってきた後もいや増すばかりだった。
「はい、晶ちゃん。ごめんね、お姉ちゃんたちが意地悪なんかしちゃって。こんなことじゃお姉ちゃんたちの代わりに謝った
ことにならないかもしれないけど、でも、僕たち、こんなことくらいしかできないから。おむつ、一枚でも足りなくなると困るよ
ね? それだけお母さんの洗濯の回数が増えるから困るよね。だから、一生懸命走って取り戻してきたんだ。これで、晶ち
ゃんがおもらしやおねしょをしちゃっても、少しはお洗濯の回数が増えなくてすむかな」
 息を切らして戻ってきた淳一は、風に乗って遠くまで飛んで行ってしまいそうになるのをかろうじて捕まえた水玉模様の
布おむつをおそるおそる晶に手渡し、吹き渡る風に舞うスカートの裾から見え隠れするおむつカバーにちらちら目をやりな
がら気遣わしげな様子で言った。
28920 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/13(土) 16:49:08 ID:MbDog/bq
「本当にごめんね、晶ちゃん。お姉ちゃんたちは意地悪するし、僕たちは僕たちで昨日、晶ちゃんのブラなんか見ちゃうし。
ひどい姉弟だって思ってるよね? でも、わかってほしいんだ。僕たち、晶ちゃんのことが可愛くて可愛くて仕方ないから、
ついついこんなことしちゃうんだ。晶ちゃん、僕なんかより年上で五年生だよね。だから、昨日は綺麗なお姉さんだなぁって
見取れてて、それで、日焼け止めのクリームを塗ってもらってる晶ちゃんの胸なんか見ちっゃて。でも、今は違うんだ。晶
ちゃんがおむつだってわかって、でも、そんな晶ちゃんが可愛いくって。だからお姉ちゃんたちも晶ちゃんにかまってみたく
てしようがないんじゃないかな。だから美優ちゃんも、そんな妹みたいな晶ちゃんが可愛くて、それで、徹也お兄さんにちょ
かいを出すことで晶ちゃんの気を惹こうとしてたんじゃないかな。なんだか、そんなふうに思うんだ、僕。――はい、できた。
これでもう風が吹いても帽子は飛んでったりしないからね」
 良平が精一杯背伸びをして、自分よりも背の高い晶の頭に黄色の通園帽をかぶせ、まるで幼稚園に通い始めたばかり
の幼い妹の面倒をみるように、留めゴムを優しく顎に掛けてやった。
 美優の母親を除けば、ここにいる全員の中で一番の年長者は晶だ。しかも、男の子。なのに、小学三年生の男の子たち
からもまるで一番の年少者、それも甘えん坊の女の子みたいに扱われて、やるせない想いばかりが胸を満たしてゆく。
「あ、晶……」
 涙声でぽつりと呟く晶。
 そのあまりに切なげな涙声に、誰しもが晶の顔に視線を注がずにいられない。
「晶、晶ね……ふ、ふぇ〜ん……」
 とうとうこらえきれなくなったのか、晶の目から涙の粒がこぼれ落ちた。
 もうまるで手放しで、しきりにしゃくりあげ始める。
「大丈夫だよ、晶ちゃん。おむつも帽子も、ちゃんと取り戻してもらえたんだから、なにも心配することなんてないんだよ」
 徹也の顔から困惑の表情が消えた。目の前に立っている美優の体を抱き上げて今度こそ脇に追いやり、代わりに、声を
あげて泣き出した晶の体を抱き寄せる。
「お、お兄ちゃぁん……ふぇ〜ん、えっえっ、うぇ〜ん」
 感極まったかのように晶の泣き声が一際高まった。
「よしよし。お兄ちゃんが抱っこしていてあげるから、思いきり泣いていいよ。気の済むまで泣いていいよ。でも、約束してほし
いんだ。泣きやんだら、香奈お姉ちゃんや恵美お姉ちゃん、それに、美優ちゃ――美優お姉ちゃんとも仲良くするんだよ。三
人とも晶ちゃんにちょっときつく当たっちゃったみたいだけど、本当は晶ちゃんのことが可愛いくて、ついあんなことをしちゃっ
たに決まってるんだから。晶ちゃん、附属へ行き出してから、近所でお友達がいないんだろう? そんな晶ちゃんにせっかく
できた新しいお友達だもん、仲良くしなきゃね。それに、帽子やおむつを取り戻してきてくれたお兄ちゃんや、二人が戻ってく
るまで心配そうに晶ちゃんのことをじっと見ていてくれたお兄ちゃんにも可愛がってもらわなきゃね」
 徹也は晶の体を抱き寄せたまま、自分たちを取り囲むようにして立っている少女たちや少年たちの顔を順に見回して言い、
それから、晶の顎先を軽く持ち上げるようにして唇を重ね合わせた。
290名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 18:38:32 ID:MbDog/bq
「お兄ちゃん……晶の徹也お兄ちゃん……」
 キスで唇を塞がれたせいでくぐもった声になりながらも、うっとりした目で晶は徹也の名を呼んだ。
「なにも喋らなくいいよ、晶ちゃん。もう何も心配することなんてないから、静かに僕にしがみついていればいいんだよ」
 こちらもくぐもった声で徹也は優しく言い、晶の口に舌を差し入れた。
 その直後、晶の体が小刻みに震え、うっとりした表情を浮かべつつも、ふっくらした頬に、どこか羞じらうような朱が差す。
 晶の表情の変化を目敏く見て取った美也子は、ぽつねんと立ちすくんでいる美優に無言で手招きをして晶の傍らに立
たせ、右手の手首をそっとつかんで、晶のおむつカバーの中に掌を差し入れさせた。
 突然の美也子の行動に驚いた顔になった美優だが、その顔に更に驚きの表情が浮かぶ。
「晶ちゃん、おもらししちゃってる。晶ちゃんのおむつ、どんどん濡れてってるよ、お姉さん」
 まるで遠慮というものとは無縁な美優の甲高い声があたりに響き渡った。
 大人と比べて体温の高い幼児特有の温かい手がおむつカバーの中の様子を探る感触ははっきりと下腹部から伝わっ
てくる。おむつが濡れていることを知らせる美優の容赦ない声も耳にはっきり届いている。けれど、そんなものはまるで
気にならなかった。徹也と抱き合い、徹也と唇を重ね合い、徹也と舌を絡め合いながら、晶の下腹部は次第に緊張を解
いて、おしっこを溢れ出させていた。昨日、徹也と知り合い、美也子に仕組まれるまま、まるで恋する少女そのまま徹也
と唇を重ねた時、晶は白いおしっこを――年頃の男の子のシルシである精液を迸らせ、紙おむつをべとべとに汚してしま
った。けれど、今、徹也と唇を重ね合わせながら布おむつを汚しているのは、まぎれもない本当のおしっこだった。茜の
店の試着室で美也子の膝にお尻を載せて自らの意思で紙おむつをおしっこで濡らした時ともまた違う、奇妙に自然で奇
妙に甘酸っぱい粗相。春休みが終われば高校二年生になる晶が、中学三年生になる徹也に抱かれ舌を絡め取られた
ままおむつカバーの内側をおしっこでじくじく濡らしてゆくというのに、まるで屈辱も羞恥もなく、ただ体中に感じるのは、
心地よい気怠さと、なにものにも代え難いほどに哀しくも妖しい悦びに満ちた切なさばかりだった。
 今、晶は、自分が、それこそおしっこも教えられないほど幼い女の子に変わってゆくその過程の只中にあることを直感
していた。なのに、それに対する恐怖など微塵も感じない。あるのは、全身を貫く狂おしい悦びだけだった。
(美優ちゃんのお母さん、約束通り、要らなくなったおむつを持ってきてくれたみたいね。だったら、このすぐ後で晶ちゃん
のおむつを取り替える時、通園鞄に入れて家から持ってきたおむつじゃなくて、せっかくだから、美優ちゃんのお下がりの
おむつを使わせてもらうことにしましょうか。そうね、それがいいわね。その方が、晶ちゃんと美優ちゃん、もっともっと仲良
くなれるに決まってるものね)
 しっかと抱き合い離れようとする気配など微塵もみせない徹也と晶からふと視線を外した美也子は、美優の母親が大き
な紙袋を手に提げていることを確認して妖しい笑みを浮かべた。母親が持っている紙袋の中には、美優が赤ん坊だった
時に使っていた布おむつが入っているに違いない。違いないというのも、、美優がおむつ離れをして要らなくなったおむつ
を分けてくれるよう美也子が母親に依頼していたからだ。それこそが、昨夜のうちに美也子が母親に電話で『お願い』した
一件に他ならなかった。おむつ離れする直前は紙おむつを使っていた美優も最初のうちは布おむつだったと母親から聞
いた美也子は、おもらしの量が少なくない晶には、自分が赤ん坊の頃のお下がりの布おむつだけでは足りないかもしれな
いと考えて、不要になった布おむつを分けてくれるよう依頼していたのだった。もっとも、それには、おむつが足りなくなりそ
うだという理由の他に、自分よりもずっと年下の美優が赤ん坊の頃に使っていたおむつを使わされることになった晶がどん
な羞恥の表情を浮かべるか、それをたっぷり楽しむためというもう一つの秘密の理由があったのは言うまでもない。いや、
むしろ、もう一つの内緒のその理由の方が美也子の胸の中ではより大きなウエイトを占めていたろうか。
29120 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/13(土) 18:41:33 ID:MbDog/bq
(それで、おむつを取り替える場所はどこにしようかな。昨日みたいにトイレの中じゃ面白くないから、ベンチの上がいいか
な。それとも、芝生の上にレジャーシートを敷いて、その上で取り替えてあげるのもいいかしら。晶ちゃんがむずがらない
よう、みんなにあやしてもらいながら取り替えてあげた方がいいわね。もっとも、晶ちゃんが本当は男の子だって知ったら
みんなショックを受けちゃうだろうから、それがわからないくらいには離れていてもらわなきゃいけないかな。だったら、やっ
ぱり、芝生の上がいいかな。晶ちゃんは芝生の上に敷いたレジャーシートにねんねさせて、美優ちゃんたちには、芝生を
囲んでる柵のすぐ外からガラガラであやしてもらおうかしら。但し、徹也君まで離しちゃうと晶ちゃんが寂しがるから、今朝
みたいに、徹也君だけはすぐ近くであやしてもらわないといけないわね。お昼にはまだ早いけど、晶ちゃん、そろそろ喉が
渇いてる筈だから、哺乳壜でミルクを飲ませてもらうのがいいわね。うふふ、念のためにレジャーバッグに入れてよだれか
けも持ってきといてよかった。よだれかけを着けさせれば、せっかくの可愛いスモックをミルクで汚しちゃうこともないし、そ
れに、スモックの上によだれかけを着けた晶ちゃんのこと、美優ちゃんも可愛いって言ってくれるに決まってるもの。美優ち
ゃん、晶ちゃんのことをますます赤ちゃん扱いしちゃうかな。そのうち、私が晶ちゃんのおむつを取り替えてあげるから安心
してねとか言いながら晶ちゃんと徹也君のデートについてっちゃうかもね)
 美也子は、右手に持ったレジャーバッグと左手に持ったランチバスケットの中身を思い出しながら含み笑いを漏らした。
 うららかな春の日に満ちた公園の芝生の上でおむつを取り替えられると知った時、今は徹也に抱かれてあんなにうっと
りした顔をしている晶がどんな表情を浮かべることだろう。
けれど、実はそれさえも、春休みが終わると同時に訪れる想像を絶するほどの恥辱への序章に過ぎない。
 美也子の家の二階に晶のために用意した二つの部屋。一つは、赤ん坊から幼稚園児までの装いに身を包んだ晶を生活
させるための『育児室』で、もう一つは、晶を小学生として扱うために用意した『勉強部屋』だ。
29220 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/13(土) 18:42:35 ID:MbDog/bq
 しかし、晶にはまだ知らせていないが、『勉強部屋』のクローゼットには、附属小学校の制服や小学生にお似合いのサンド
レスといった衣類だけではなく、晶や美也子が通っている高校の制服も用意してある。しかし、それは男子用の制服ではなく、
大柄な美也子のと比べれば二回りほど小さめのサイズの女子用の制服だった。それも、校則ぎりぎりまでスカートの丈を短
くした制服だ。もちろん、それも晶に着せるために用意した制服だった。
 春休みに入ってすぐ、晶の両親から学校へ「晶が泌尿器系統の病気を患って手術を受けたのだが、その後遺症のため失
禁が続くようになり、おむつを手放せない体になってしまった。しかし、厚めのおむつだとズボンを穿くことができないため、ス
カートの着用を許可してほしい。ついては、上着が男子用で下だけスカートというのも却って不自然なので、いっそのこと女
子用の制服の着用を認めてもらえないだろうか」という相談を持ちかけていたのだ。病気というのは単なる口実で、美也子、
美也子の両親、それに晶の両親が口裏を合わせてのことだったのだが、学校側としても本当のところはわからないものだか
ら、病気を理由とした申請は易々と受理され、本人はまるで知らぬまま、新学期からは晶は女子用の制服で通学する手筈が
すっかり整ってしまったというわけだ。しかも、失禁という後遺症が理由だから、丈の短いスカートの下にはおむつとおむつカ
バーを着けて通学せざるを得ないのだ。
 春休みが終わる日の夜、思ってもみない女子用の制服を差し出された晶はどんな顔をするだろう。
 そして、新学期の初日、女子用の制服を着て、スカートをおむつカバーで丸く膨らませた姿で登校してきた晶を、他の生徒
たちはどんな目で迎えるのだろう。
 それを想像すると、美也子の胸が妖しくざわめいてならない。
 しかも、徹也は、晶や美也子が通っている高校を受験する気満々だ。来年の一学期、新たな希望に胸を躍らせて高校の
入学式に臨んだ徹也が、制服のスカートの裾からおむつカバー覗かせた姿で新入生を迎える晶に気づいた時、どんなに驚
いた顔をするだろう。
 それを想像すると尚、美也子の胸がますますざわめく。

 時は春。
 風に舞う桜の花びらが全てをピンクに染める妖しい季節。
 桜の幹を揺らして吹き渡るなまめかしい風が全ての風景をゆらゆら歪めて見せる狂おしい季節。
 そよ吹く風に弄ばれて行くあてなく踊る桜の花びらが一つ、晶の肩にそっと舞いおりた。


                                【完】
29320 ◆JSxcaNkD96 :2007/10/13(土) 18:43:40 ID:MbDog/bq
 ということで、完結とさせていただきます
 今から思えば無駄に長い話になってしまって、最後までおつきあいいただいたみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱ
いです。特に、喫茶店のシーンはもっとコンパクトにまとめるべきだったし、狂言回しとして使えるかなと思って登場させた
大学生カップルは結局キャラが全く立たないままフェードアウトさせる羽目になったし。後から見直したら3分の2くらいに
シェープアツプできそうで、残念でなりません
 ただ、荒らしらしい荒らしもなく、煽りらしい煽りもなく、最後までおつきいただいたこと、とにかく感謝です

 んでは、今から名無しさんに戻ります
294名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 19:31:25 ID:0DO++p9J
>>293
完結乙!

いやぁ…これは最初からまとめて読み直したくなりますね。
295名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 19:38:50 ID:xPiro/kK
俺の楽しみオワタ
20氏乙でした!
296名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 19:39:17 ID:8XEJibGq

とりあえず、お疲れさまでした。

しばらくお休みして、、落ち着いたらこの続編や新たなお話しを
期待しております。
297名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 20:03:54 ID:XCjnC7gp

まとめupよろ。
298名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 20:28:22 ID:ecUS6CBo
というか変な荒らしが沸いたから>>20が止めちゃったんじゃないかと
心配でならない、楽しみにしてたのに・・・
299名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 20:28:39 ID:Gyd3Z0fy
>>293
最高ですた!!!
乙乙乙
300名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 20:34:10 ID:ecUS6CBo
というわけでそのうち新作期待してます
お疲れ様でした〜
301名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 21:40:52 ID:1i74KUo7

とりあえず、全文まとめました。

http://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000042322.zip

PWはなし。解凍すると「おままごと.txt」になります。
最後の方は誤字脱字のチェックが甘くなっているんで、もし見つかっても
脳内補完よろしくです。
302名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 23:08:40 ID:pU4PRjgI
>>301
乙です。
20さん、お世話になりました。
303名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 00:03:00 ID:VL3OLDKG
20さん、乙。
いつも楽しみにしてました。
幼児扱いされる晶が最高でした。
304名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 04:38:58 ID:6eXfJ1Gf
唐突に終わったと言う感は拒めませんでしたが、長い間楽しませて頂き
有難うございました。個人的には2スレ目の家の中でおっぱいを
与えられたりお風呂に入れられるシーンが最高でした。
305228 ◆yhIxd.yWnM :2007/10/14(日) 05:03:16 ID:jH+0FQLA
PCの調子良くなったのでやっときたら連載が……('A`)
20さん今までお世話になりました。
306名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 05:06:26 ID:zWIBDGQ/
余りにもあからさまな巻きップリに吹いた

20氏お疲れ様でした
307名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 05:50:08 ID:8dbM81Rb
20です
名無しに戻った後だけど、最後に一言だけ

ラストのあたりは、>>37が教えてくれた『ソードマスターヤマト』を見習わせていただきましたw
308名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 06:05:51 ID:8dbM81Rb
あ、それと、ちょっとしたお知らせ
95さんの新しい絵がうpされているようです
ご本人は規制の巻き添えになっているのかここに書き込めないようなので、代わりにお知
らせしておきまつ
ttp://www.gazoru.com/g-c45f14b08336c4a0599075ea844e5282.jpg.html
309名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 10:04:32 ID:16PiT/AI
これでこのスレも終わったな・・。
310名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 10:52:15 ID:1jmXXtCp
まだ書いてる途中の人がいるだろ
311名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 14:01:07 ID:fSR9jaTJ
けっこう毎日楽しみにしてたんやけどなぁ……20さんのSS。
312名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 15:01:19 ID:op5qtR7R

余計なことだけど、ついでに95さまと123さまの画像まとめファイル。
某所で拾った余計なものも含まれていますが、ご愛敬ってことで
ご容赦を。

ttp://www.uploda.net/cgi/uploader1/index.php?file_id=0000260165.zip

PWなし。内容は50枚の画像。約8.5MB。どぞ。
313名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 15:09:47 ID:tNq8OIag
>>312
トン。
314名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 18:32:33 ID:dQUlsy0Q
俺の楽しみもオワタw
315名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:09:28 ID:mTt0C0ia
20氏乙ー

228の◆yhIxd.yWnM氏の続編wktk
316名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 20:46:15 ID:XZa/poyD
ああなんてこった。明日から昼休みどうすりゃいいんだ…
ともあれ>>20氏には限りないGJ!とトンを。
お疲れ様でした、当分ゆっくりしてください。そして次回作も期待してますW。
317名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 21:00:20 ID:GJtGA8q4
20様、そして95様、123様
ほんとうにありがとうございました。
すばらしかったです。
今だから、書くのですが、書き込み時間が
ずっと気になっていて、早朝とか深夜とか
20さん、健康害してないかなって、心配してました。
ゆっくり、休んで、また、いい作品かいてください。
お会いできた幸運に感謝しつつ、
また、お目にかかるのをたのしみにしています。
さようならとは書きません。
お元気で、またね。
318名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 21:27:18 ID:tU3SLJRx
これでこのスレも終わったな・・。
319名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 01:09:03 ID:4ucYIseE
カウントダウンが始まりました。
320228 ◆yhIxd.yWnM :2007/10/16(火) 02:08:18 ID:iA0kG9nf
澪の肛門付近に指先を遊ばせながら、二つの肉球に希は頬をすり寄せた。滑らかな感触が快よい。スパンキングで熱を持った尻朶に希が軽く接吻する。
「じゃあ指いれるからね、お兄ちゃん。うーん、赤ちゃんをお兄ちゃんっていうのもなんか変だね。今からお兄ちゃんの事、澪ちゃんって呼ぶね。澪ちゃんも希を希ママって呼んでね」
赤ちゃんになって欲しい──その言葉に澪はいつもの希の気まぐれが起きたなと思った。何かの雑誌かテレビでも観てて思いついただけなのだろうと。
アヌスの周辺を指で触られ、気持ちの良いこそばゆさを感じながら澪はいいよと二つ返事で承諾した。
そのうち希が飽きてくるだろうと、澪は楽観していた。妹のママゴト遊びに付き合う程度だと考えていた。
澪のその言葉を聞き、希はお兄ちゃんを希だけの赤ちゃんにしてあげると心の中でつぶやいた。
希が中指に唾液を垂らすと、澪が放射状に広がる蕾の中心に爪先をつぷっと浅く埋める。アヌスが口を開いて希の指を第一関節まで飲み込んだ。
指を軽くグラインドさせて周囲を柔らかくマッサージすると根元まで貫入させる。
「ああ……ッ、希ちゃんの指がお尻の中にはいってくるぅ……ッッ」
背中を大きく湾曲させて澪が悲鳴をあげる。
「希ちゃんじゃなくて希ママだよ。今度言い間違えちゃったら澪ちゃんのお尻、お膝の上で真っ赤になるまでペンペンしちゃうからね」
「ご、ごめんなさい……」
内部は指先が溶けてしまいそうなほど熱く煮え滾っていた。まるでマグマがうねっているようだ。希が顔を赤らめた。澪が喉奥から発する喘ぎに希は興奮した。
「澪ちゃんのお尻の中、とっても熱くて気持ちいい。ママの指キュッ、キュッって赤ちゃんみたいに吸ってるよ」
「そ、そんな事、恥ずかしいから……言わないで」
狭隘な腸道を妹に指で攪拌されて淫らに腰を蠢かせる澪の媚態──たまらずに希の膣口がヒクヒクと収縮し、ぬめりの濃い蜜液が腿を伝った。
好奇心の赴くままに直腸内部をほじくる。澪が小刻みに喘いだ。
直腸が蠕動した。希から与えられる淫らな肛穴への刺激──澪がヒップを妖しくもじつかせる。
「柔らかいし感度もいいし……澪ちゃん、もしかしてお尻、自分でいじってなかった?」
希のその言葉に澪は羞恥の限界に達した。枕に顔を埋めてすすり泣きをもらしはじめる。妹にばれてしまった。
澪は寂しくなるとたまにだったが、バスルームやトイレでアヌス自慰をすることがあった。元々アヌスの性感が発達しているのかもしれない。
「いや……聞かないで……ぐすっ……」
少しやりすぎてしまったかと希は反省し、澪に詫びた。指を引き抜いて黄ばみを帯びた爪の匂いを嗅いでみる。鼻腔粘膜に便臭が触れた。
唇に含んだ。希はアナリングスを澪にした時と同じような、痺れるようなほろ苦さを舌の上に覚えた。
澪の背中を優しく撫でながらうなじに唇を這わせる。
「ごめんね、澪ちゃん。ママ、意地悪するつもりじゃなかったの」
澪の尻肉を優しく押し開くと希が尻の割れ目に顔を密着させて、ふたたびアヌスに唇をつけて舐め回した。屹立した澪のペニス──右手で甘く掴み、ゆっくりと摩擦する。
舌と指でほぐされた澪の過敏になったアヌスとペニスからもたらされる甘美な感覚が連結しあい、早くもペニスが射精の予兆を見せた。
生命の奔騰──ペニスが脈動した。
尿道からスペルマが飛び散る。飛び散ったスペルマがシーツと希の指を汚し、青臭い匂いを室内に充満させた。
「気持ちよかった、澪ちゃん?」
321名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 02:49:55 ID:K8DE+HoD
228氏キタ━(゚∀゚)━ !!!!!
322228 ◆yhIxd.yWnM :2007/10/16(火) 03:27:04 ID:iA0kG9nf
希がこびりついた澪のザーメンを舐めて少女らしからぬ嫣然とした微笑を浮かべた。希の浮かべた微笑──言いようのない不安感が澪の脳裏を横切った。
              *     *     *     *     *    *
「澪ちゃん、今日はママとお買い物にいこうね」
フロントダーツの入った青い花柄のレースフリルワンピースを少年に着せて希がダブルベッドの上で、仰向けに寝かせた澪の腹部を撫で回しながら尋ねる。
秘めやかな時間が流れていく。澪の明眸をじっと見つめた。
可愛いらしくてたまらなく愛しい自分だけの赤ちゃん──希は自分の欲望には忠実だ。
欲望に忠実である事は少女に共通する独特の性だが希は人一倍欲望が強いのだろう。
それは周りから甘やかされて育ってきた結果だった。希の容姿はギリシャ彫刻のようななどという比喩すら陳腐に感じられるほど美しい。
大抵の我がままが通ってしまう。それに加えて澪の溺愛っぷり──これでは我がままにならないほうがおかしいだろう。
途中で飽きるだろうとという澪の予想は裏切られて、ここ五日の間で希は澪に対してじぶんのやりたい事を矢継ぎ早に注文していった。
「その前にオムツしよっか、澪ちゃん、足を広げてよ」
「いや……やっぱり恥ずかしいよ」
口元を両手で押さえ、頬を淡い朱色に染めながら澪が躊躇った。愛くるしい仕草だなと希は顔の筋肉をほころばせて澪に見とれた。女の母性をくすぐる仕草だ。
「澪ちゃんは赤ちゃんなんだから恥ずかしがっちゃだめでしょ。ママの言う事を聞きなさい」
希が幼い子供に言い聞かせるようにやんわりとした口調で澪を叱る。あきらめた澪は太腿をそっと広げた。足の付け根が怯えたようにふるえているのが希にもわかった。
澪の吐息、恥じらう瞳、フェティシズムなエロス──澪の浮かべたその表情は完璧なまでに初々しい少女のような風情だった。
希は澪が振りまく馥郁とした清純な色気を嗅いだ。無垢とは直裁的に性とか関わらないがゆえに隠れたエロスを垣間見せるものなのかもしれない。
それとも性意識に結びついてしまうのは自分だけなのだろうか。希はそんなことをふと思考した。
少年と少女の痛切ともいえる性が熱気を孕む。胸元からトクン、トクンと微かに聞こえてくるふたりの心臓の鼓動──希は昂ぶった。
昂ぶりが次第に張りつめていく。昂ぶる気持ちを押さえつけて澪に悟られないように息を深く吐いた。
かたわらに置いといたベビーブルーのタイトクロッチオムツカバーを広げると、澪が両脚を抱えて尻を浮かせた。希が尻の隙間にオムツカバーを差し込む。
きつく瞼を閉じて澪は下唇を噛んだ。希がオムツのボタンを一つずつはめていく。
「終わったよ。じゃあお出かけしよっか」
              *     *     *     *     *    *
秋の清々しい風と太陽の光を浴びながら仲むつまじく澪と希は吉祥寺を散歩していた。立ち寄ったアクセサリーショップでティファニーのペンダントを買う。
勿論、ペアのペンダントだ。スターリングシルバーのハートを象ったペンダントを一緒につける。ふたりの胸板でペンダントが静かに揺れた。
「澪ちゃん似合うよ。すごく綺麗で可愛い」
「ありがとう、希ママも似合ってるよ」
にこやかなだけどちょっとだけコケテッシュな表情を浮かべて澪は希に礼を述べた。ママと呼ばれて希は嬉しくなった。
鼻歌を歌いながら繋いだ手を希が引っ張って歩く。いい気分だった。澪があわてて希と歩調を合わせる。
ふたりは人目を惹いた。途中で何度もナンパやスカウトマンに声をかけられた。他の人間の眼から見ればふたりは秀麗な容貌をした双子の姉妹にみえるのだろう。
それがなんだか希には面白くてしょうがない。自慢のベイビーを見せびらかしてみたくなる。戸惑う澪のヒップを軽くポンと叩いた。
323228 ◆yhIxd.yWnM :2007/10/16(火) 03:31:51 ID:iA0kG9nf
('A`) 眠いから今日はここまで。
20氏の新しい作品のツナギ&保守代わりに投稿していきます。
オムツとか子供服、さっぱり知識が無いから勉強中。
なので投稿は遅いです。
324名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 12:14:22 ID:rxwGReFS
保守
325名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:14:41 ID:9VuFqSEQ
ホセ
326名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 04:30:41 ID:gbi3HJw3
メンドーサ
327名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 12:40:31 ID:aRdCZYEY
>>326
あぁん、今書こうと思ってたのにぃ!
328名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 23:45:34 ID:bCv2EoSc
228さん、
マイペースで、無理しないでね
329名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 11:10:44 ID:QxijdChy
晶が好き勝手やる美也子に切れて犯そうとするが、やっぱり負けてしまって美也子から辱めを受けるSSが見たい。
330名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 18:02:18 ID:XP551sJD
それ、おもしろそうですねwwwww
331名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 00:27:06 ID:YhhYJf4c
むしろ京子(母親ね)に晶がおっぱいを与えられながらイカされまくるのを見てみたい。
332名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 21:53:53 ID:Q86FgiKI
それもおもしろそうですね〜
333名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 00:46:50 ID:iXefh3BV
これでこのスレも終わったな・・。
334名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 11:16:40 ID:hN/jvSv9
それ、おもしろそうですね〜
335名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 02:20:21 ID:5bDUi1h1
保守
336名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 19:58:50 ID:r1yZ3XRb
それ面白かったですね〜
337名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 04:08:02 ID:pCU0vN36
4ヶ月ぶりに来たけど

何これ
338名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 04:13:02 ID:pCU0vN36
ああもう20氏のは終わったのね
半年近くやってたよね
乙です
339名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 10:16:02 ID:lLcR77F7
以前出ていた「女教師の娘にされる」ネタ、書いてみようかな
340名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 00:16:18 ID:Qi1I4Kne
20氏が居られないと、このスレも存在価値が無いことが
ありありと判明したな・・。
341名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 08:59:47 ID:bwuKeeGS
>>339
是非!!
342339 ◆YK4Fevkot6 :2007/10/29(月) 11:07:30 ID:CenYmLDU
ようし、一念発起して書いてみます。
禁欲生活で書いてみせるぞ!
343名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 21:03:23 ID:d/Dr0iuv
>>339
ガンガルよろし!
344名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 11:56:19 ID:jde4m6Yl
あんだけ20氏を非難してたクソどもはどこに消えたんだ??
過疎ってんだからお前らでなんか書けよ。
345名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 12:55:28 ID:bW/M2nwC
断る!
346名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:56:50 ID:U5/9GP1Z
>>344
所詮乞食は乞食。言うだけ無駄だよ。
347名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 18:43:45 ID:/EpdzCrg
>>346
乞食乙
348名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 20:09:22 ID:kQYtdWvB
もうこのスレも終わりだな・・
349名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 23:19:19 ID:OH8ze4cZ
それ、おもしろそうですね〜
350339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/02(金) 19:51:20 ID:KQ3G6BOI
保守。中々プロットがまとまりきらない…
351名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 21:53:19 ID:H1G0lqz3
このスレは、もう終わるから
まとめなくとも結構ですよ
352名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 22:08:52 ID:JAeJiwgX
なんだかんだ言っても、完結させたらすごい人。
頭で終わるのはよくいる人ってことだね。
353名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 19:23:07 ID:KFzvcwzB
魔法的に幼児男子にされて、
さらにそこからおむつ女装なんてどう?
354339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/03(土) 23:57:24 ID:FBdzIErJ
>>353
悪の魔女を倒しに行ったハズが、捕らえられた挙句一目惚れされて、
求愛を跳ね除けたら「何も分からない赤ん坊に戻してあげるわ!」とか…
ですかね(笑)個人的にはそそるシチュです。
355名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 03:19:21 ID:0uRxNQdd
じゃあ、それでいい。
356名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 03:39:19 ID:Xax260vW
それ、けっこうおもしろそうですねえ
357名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 03:39:22 ID:ivpWW5lx
ファンタジーもので幼児女装やると、
おむつの出番はなくなるね
原始的なおむつならあるだろうけど、
想像しにくいし萌えにくそう……
ここって中心要素なのは幼児女装でおむつじゃない……のかな

おむつなしで幼児女装お漏らし連発ってOK?
358名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 08:59:57 ID:8/GbFGjD
普段の生活を絡めない物は別スレじゃないかな。
あくまでも、ここはノーマルの世界観が合っていると思う。
359名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 09:39:12 ID:JKDF/HW/
どうでもいいから書くなら早く書けよ。
書かないならスレ落とせよ乞食共
360名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 12:27:46 ID:Oqs2nRK/
↑乞食
361名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 14:35:49 ID:TpZC5sMF
元の>>1も基本なんでもあり的な感じだし、
希少ジャンルを更に絞り込むこともないだろう。

普通の現代物は某大御所も書いてるけど
ファンタジー幼女装お漏らしは見たこと無いので
一度読んでみたい気はする。
362名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 18:49:51 ID:Oqs2nRK/
俺は、339氏の「女教師の娘にされる」ネタに期待してます
363339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/04(日) 19:37:47 ID:mcTRE9iX
現在、書き始めている所です。
ある程度まとまった量が書けてから貼ります。
エロシーンまで時間がかかりそうだ…
364名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 02:52:54 ID:yzga6MVZ
エロシーンだけでいい
365名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 08:12:03 ID:FJAbV5Us
↑だまってろ乞食
366名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 08:22:37 ID:7X3Pt1nD
>>365
ホームレスの乞食乙。
367228 ◆1w1h9w3QzA :2007/11/05(月) 17:58:17 ID:1FbqjpVN
皆さんすいません。
リアルが急に忙しくなってしまい、投稿できませんでした。
時間に余裕できたらまた再開したいです。
368228 ◆yhIxd.yWnM :2007/11/05(月) 18:00:09 ID:1FbqjpVN
トリップ間違えた('A`)
369名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 20:05:42 ID:hNo7HAKQ
これでこのスレも終わったな・・。
370名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 20:48:27 ID:FJAbV5Us
このスレ何回終わってるんだ
371名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 00:31:11 ID:QMPx/vYU
12回位かな
372名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 01:46:02 ID:+wJggyCn
意外と少ないな
373名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 21:44:48 ID:sofguDa1
それ、おもしろいですねえ〜
374名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 09:06:15 ID:azqRaH0W
( ^^ω)
375339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/11(日) 01:43:11 ID:GmxZRxxj
保守。
376名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:36:26 ID:x0QWQwlV
芍薬の花園

4月。温暖化の為すっかり散ってしまった桜がそびえる校門前に小石川瑞希はいた。
2浪してようやく合格した大学。別に学びたいことがあった訳ではない。
もう少し学生で遊んでいたかっただけだ。
社会学部希望の瑞希だったが、今年も受けた大学は全て全滅。
唯一合格通知を受けたのが、ここ「聖アンナ短期大学」の幼児教育学部だった。
保父になるつもり等微塵もない瑞希だったが、今年無理だったら就職を
という両親の言葉もあり、仕方なく競争率の極端に低かった聖アンナを受験したのだった。
歴史があり偏差値も高いこの大学に瑞希が合格できたのは訳があり、
瑞希はこの大学初めての男子学生。
つまり、去年まで聖アンナは女子大学だったのだ。
少子化の影響もあり、門戸開放に動いた大学側だったが、
元々良妻賢母を旨とする校風であり女子学生用の学部しかない事もあって、
男子学生の受験者は極端に少なかった。
377名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:37:51 ID:x0QWQwlV
案の定、幼児教育学部の新入生50人のうち男子学生は瑞希一人だった。
おとなしめのスーツに身を包んだ多くの女子学生の中、
瑞希は一人居心地悪く入学式に出席した。
「この子達のほとんどはこの間まで高校生だったんだなあ」
そう思うと、瑞希は益々恥ずかしさに襲われた。
彼は決して積極的な性格ではなかったし、
この状況『をハーレムの様だ』と思えるほど楽観主義者でもなかった。
「ねぇ、あの子男の子かしら?」
周囲の遠慮のない会話も瑞希の胸をドキリとされる。
最後の疑問符が付くのは、瑞希の容姿のせいであった。
男性用すスーツの為、かろうじて男性だとわかるものの、
二十歳を過ぎている瑞希の身長は他の18歳の少女達と大差なく、
またその顔つきも無垢な少女の様だった。
加えて華奢な体つきも瑞希のコンプレックスのひとつだった。
「あなたどこの高校?」
ふいに声をかけられ、瑞希は飛び上がった。
浪人の頃はおろか、高校時代にだって女の子とろくに会話をした事もなかったからだ。
振り向くとショートヘアーの背の高い少女が瑞希を見下ろしていた。
378名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:38:43 ID:x0QWQwlV
「う、うん・・・山庭高校だけど・・・。」
消え入りそうな声で、瑞希は答えた。
「ふーん。やっぱり外部からなのね。
この大学って大半は附属高校からのエスカレート式だけど、
あなた違う雰囲気だったから。」
そう言いながら、少女は瑞希の全身を舐め回すように見つめた。
「・・・あなた、男の子だよね?」
馬鹿にするな。と言いたかったが、
これまでにも何回か女の子に間違われた事のある瑞希には何も言えなかった。
「・・・うん、そうだけど・・・。」
「もう、男の子だったらもうちょっと元気に大きな声で返事しなさいよ。
あなた可愛いからもてるかもよ。」
少女の言葉に瑞希は頬を染める。
「あはは、可愛いんだ。私も狙っちゃおうかな。
あっ、わたし木立歩実。私も外部出身だしなんだ。2年間よろしくね。」
歩実の調子に圧倒された瑞希だったが、
何はともあれ友人が出来たことを、このときの瑞希は素直に喜んでいた。
379名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:39:22 ID:x0QWQwlV
大学生活が始まり、歩実はことある事に瑞希を構ってくれた。
瑞希は自分が二浪している事を打ち明けなかった。
なにより恥ずかしかったし、別の友人に
「瑞希君と歩実って姉妹みたいね。もちろん瑞希君が妹ね。」
なんていわれる状態では『実は二つも年上で』なんて言える雰囲気ではなかった。
姉御肌の歩実に引っ張られ、こんなのも悪くはないなと思い始めた頃、
瑞希の瑞希の学園生活を変える出来事が起った。
380名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:40:06 ID:x0QWQwlV
「あれ、ひょっとして・・・まさか・・小石川先輩!?」
オリエンテーションも終わり、初めてのゼミ参加。
瑞希は当然の様に歩実と同じ幼児教育実習関係のゼミを選択した。
しかし学年に関係なく行われるそのゼミの上級生に見知った顔があったのだ。
「綾花ちゃん!?」
それは高校時代の瑞希の後輩だった
「へぇ、先輩この大学に入ってきたんだ。
じゃあ、今は私が上級生で先輩だね。
秋森セ・ン・パ・イって呼んでごらん。」
綾花が意地悪な口をきくのには訳があった。
高校時代、瑞希亜は綾花に告白を受けたのだが、
奥手であり女の子と付き合うなんて想像も出来ない瑞希は
その告白を無下に断ってしまったのだ。
381名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:41:00 ID:x0QWQwlV
「へえ、この子綾花の先輩だったんだ。」
「とても、そうは見えないわねえ。
そっちの背の高い子ならわかるけど。」
「うん、ってゆーか本当にあなた男の子なの?お姉さん襲っちゃおうかな。」
実際は年上だということを意に介さず、
上級生達は酷い言葉を瑞希に浴びせた。
「でもさぁ、今年の『子役』はもうこれで決まった様なもんね。」
綾花が、ひときわ大きい声で言った。
「ええーっ、綾花もひどーい!男の子にさせちゃうの?それも年上のお兄様に。」
上級生の中で爆笑の渦が起る。
「子役ってなんのことかな?」
瑞希の気持ちを思って、普通に話しかけてくる歩実に瑞希は返す言葉がなかった。
382名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:48:34 ID:x0QWQwlV
20氏には遠く及びませんが、過疎化すると嫌なので
ちょっと書いてみました。
とりあえず前置きだけですまん。
383339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/12(月) 01:39:03 ID:yjvJ+pwP
グッドです!私も頑張らねば。
384名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 10:49:25 ID:LfJWUqZK
GJ
385名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 12:44:39 ID:wfGPykL2
>376氏、掴みはG・Jだ〜!       …続き、頑張ってね(・∀・)ノ
386名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 16:54:42 ID:QKswZ+ek
だね。
これからの展開を期待させずにはおかない & 状況をくどくなく的確に説明するオープニング、ナイスです。

339氏にも期待。
387名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 18:24:21 ID:OCw2OWV/
(・∀・)イイヨイイヨー
388名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 22:57:30 ID:c5SswP7R
やがてゼミ担当らしい教授がやってきたため騒ぎは一段落した。
女子大らしく落ち着いた感じの女性だ。
長い黒髪に合わせた眼鏡がとても似合ってる。
まだ30台だろうか。教授とは思えないほど若く見える。
彼女が部屋の一番奥の一つだけ立派な椅子に腰を掛けると、
綾佳達上級生は向かって右側の椅子に全員が腰掛けた。
緊張して直立した瑞希達一年生に座ることも促さず、
教授はゆっくりと話し始めた。
「このゼミ担当の木森です。」
女性とは思えないほど低く、冷たい感じのする声で彼女は続けた。
「さて、ご存じの通り、うちのゼミの目的は通常の授業以上に実践的に
保育園・幼稚園での育児体験を行う事ですが、あなたたち半人前、
特に今年は入ったばかりの新入生に実際の幼児を世話させるわけにはいきません。」
389名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 23:01:15 ID:c5SswP7R
その説明を瑞希達は熱心に聞いていたが、
綾花達上級生はなぜかほくそ笑んでいる。
「そこで、毎年1年生の中から子供役・・・
幼児役の学生を選出してもらいます。では秋森さん。」
呼ばれた綾花が教授の脇に立つ。
「初めまして。このゼミのリーダーをしている2年の秋森綾花です。
初めにはっきりと言っておきますが、このゼミでの実習を、
たかが実習だと舐めてかからないように。」
綾花の落ち着いた低い声に瑞希達1年生は体を固まらせる。
「実社会に出れば、子供の命にさえ関わる重要な勉強です。
いい加減な子は私達上級生が厳しく躾けてあげるから覚悟しておく様に。」
そういって綾花は瑞希の目を見つめた。
他の新入生はともかく、瑞希にとって高校時代の後輩に「躾ける」なんて
言われるのは酷い屈辱だった。

彼女は高校時代の自分のプライドを破壊した瑞希を極端にいえば憎んでいた。
女の子になど相手になどされないような瑞希が、当時から学校のアイドル的存在
だった自分を振ったのだ。
綾花はそれ以来、それまでの好みだった「可愛らしいタイプの男の子」
を別の意味で可愛がることに興味を持つようになっていた。
390名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 00:59:39 ID:4XA9d+vT
これでこのスレも、新しい始まりを迎えたな。
391姉さんFan:2007/11/13(火) 21:17:17 ID:JjjaQwuT
ピピピピピ、、、、、、カチッ
ユキは寝ぼけ眼をこすりながら、目覚まし時計を止めた。
「うーん」と声を出して伸びをする。
ユキの寝床は子供向け2段ベッドだが、ユキの小さな体では伸びをしても窮屈さを感じない。
目が覚めてくると股間のじくじくとした感覚が伝わってくる。
「あ、また、やっちゃった」
ユキは下半身の濡れた感触にがっくりと落ち込み、物心ついた時から抱いて寝ているテディベアーの「ウイリアム」を抱きしめる。
(また今日もオムツ替えさせられるのかぁ‥朝から本当にいやな気分になっちゃう‥)
コンコン、とユキの部屋のドアがノックされる。と同時に
「おにいちゃん、おはよ〜」
と言ってユキの2歳年下の妹、エリカが入ってくる。
「おにいちゃん、今日もおねしょしたの?まぁ、その様子じゃ聞かなくてもわかるけど」
ユキは恥ずかしさから顔をテディベアーの中に埋める
エリカは部屋のカーテンを開け、へやに朝日を入れる。
そして、ベッドの横に置いてあるアヒルの形をした椅子のようなもののフタを空ける。
「おにいちゃん、昨日はおまる使わなかったの?」
「う、うん」
「だめじゃない。我慢してトイレ使うようにしなきゃ。いつまでたってもおむつ外れないよ」
ユキはテディベアーを強く抱きしめ小さくうなずく。
「あのねぇ、おにいちゃん!」エリカがあきれたように言う「もう、あたしは14、お兄ちゃんは16なんだよ?いいかげん、ウイリアムを抱きしめる癖、やめたら」
「う、うん」
ユキはそういわれてベッドの端にウイリアムを置く、
「ほら、おむつ替えるから布団を上げるよ」
といってエリカはユキの布団を剥ぐ。そこには明らかに女児物のパジャマを着たユキの姿がある。
392姉さんFan:2007/11/13(火) 21:25:05 ID:JjjaQwuT
ユキは10歳の時の事故のせいでおむつが手放せない体になってしまった。
ちょうどそのころ、おねしょをしなくなったエリカのおむつカバーとおねしょシーツを使い始めた。事故の影響で成長が止まったため、今でもエリカのお下がりを着続けている。
「エリカぁ」
「なに?おにいちゃん」
「毎日、僕のためにその、こんな、、」
「おむつ替えのこと?」
ストレートにいわれて羞恥心を覚えたユキはまたウイリアムを抱きしめる。
「ママに任せてもいいのに、僕のために毎朝、その、」
最後のほうは消え入りそうな声だ。
そんなユキにエリカは急に怒りだしたように言う。
「べ、べにつ、ママが朝は忙しいからやってあげてるだけよ。やりたくってやってるわけじゃないんだからね」
「そう‥だよね。やりたくなんか無いよね。こんなこと‥‥。ごめんエリカ」
「だから、早くおむつ離れしてよね」
エリカは手際よく布団を足元に寄せて、ユキのパジャマのズボンを脱がせる
ユキのズボンの中はピンク色のおむつカバーがあった。よく見るとおむつカバーの端に「ゆり組 さとう えりか」と書かれていた。
「あれ?今日はあたしのおむつなんだ。ママが昨日洗濯しなかったからこれしかなかったのかな?」
実は、エリカもおむつ離れが遅く、ユキがいま濡らしているおむつはエリカが幼稚園のときに使っていたものだ。さすがに小柄なユキでもこのおむつは小さく、漏れることがあったため、洗濯が間に合わない時にだけ使っていた。
「やっぱり。おねしょシーツも濡れてる」
かわいい猫のキャラクターの入ったおねしょシーツにしみができていた。
エリカはくすり、と微笑む。
「なんか、変な感じね。このおねしょシーツもおむつも、可愛いパジャマもあたしのお下がりなんだよね。なんだか、妹みたい。おにいちゃん」
「そ、そんなぁ、妹なんて、やだ」
「ユキちゃん、おむちゅかえまちょうね〜」
「やだ、そんなこと言わないで」
ユキは真っ赤な顔をしてウイリアムを抱きしめる
エリカは加虐的な笑みをうかべながらユキのおむつを外し始める。
ペリペリとマジックテープで横羽を広げて、前羽を開ける。
するとじっくりと濡れた布のおむつが現れる。
「あーあ、おむつぐっしょり。」
「やだ、、、やぁぁ」
エリカはユキのペニスを覆っているおむつを外すと、そこには小さいながらも勃起したペニスがあった。朝立ちという状態だ。
ユキがおむつ替えを嫌がるのはこの状態を見られることもあったのだ。
393姉さんFan:2007/11/13(火) 21:27:39 ID:JjjaQwuT
改行失敗してる orz
お目汚し失礼です。
394姉さんFan:2007/11/13(火) 21:57:37 ID:JjjaQwuT
「気持ち悪かったでしょう、キレイキレイにしてあげますからね〜」
エリカが用意した濡れタオルでユキのお尻とペニスを拭き始める
暖かいタオルがお尻から前へ、ペニスへやってくる。
「はぅ、や、やだ、そんなに強くしないでぇ」
「ほら、ちゃんと拭かないとおむつかぶれになっちゃうよ」
「う、うん、でも、、あっやっあ」
エリカはペニスと睾丸を執拗に拭き上げる。
タオルで擦られてビクビクと反応する兄を見て楽しくてしょうがない。
「だめ、だめ、エリカ、でちゃう、だから、、ほんとに、、、やぁ〜」
起きぬけの敏感になっているペニスが温かいタオルで擦られて、
ユキの小ぶりなペニスは限界まで怒張する。
「エリカじゃないでしょ。おねえちゃんでしょ」
ぐい、とペニスを擦る暖かいタオルに力が入る
「や、おねえちゃん、やだ、やだぁぁ」
ユキは足の付け根から押さえつけられるような射精の前触れの感覚
がこみ上げてくる。
「やだっおしっこ、、おしっこ出ちゃう」
「おむつしてるから大丈夫よ。ユキちゃん、おしっこ」
その言葉ととも、暖かなタオル越しにエリカの指がユキのペニスを
きゅっと握りしめた
「あ、や、やぁぁぁぁ、おしっこでちゃうぅぅぅ」
 ユキが呻いて、体が大きくのけぞった。
 ペニスがどくんと脈打って、液体が噴出した。
 ユキはのけぞった体を軽く数回痙攣し、精液を絞り出しつくした。
やがて、体中の力という力が抜けてしまいでもしたように、
すっかり弛緩した手足をだらりとのばし、ぐったりしてしまった。
 そこへ、突然の尿意が襲いかかる。
「え、、なんで?おしっこしたのに」
起き抜けにじわじわと尿意が射精によって呼び起こされたのだ。
 いったん力の抜けてしまったユキの下腹部は、
もう、尿意に抗う術をなくしていた。
「あ、やら、やら、こんなの、、らめぇ」
 祐一は泣き出しそうな声をあげた。
シャー、、ジョジョー 
「あ、あ、あ」
ベッドの上に水溜りを作りながら、ユキが呆けたような顔になって、言葉にならない声を漏らし続けた。

395姉さんFan:2007/11/13(火) 21:58:13 ID:JjjaQwuT
エリカはユキの放出した白濁液と尿をを濡れタオルとティッシュで丹念に拭っていた
「ふえっ、、、えっ、えっぐ、、」
ユキは生まれて初めての射精の快感と直後に訪れた失禁に気が動転し、ウイリアムを抱きしめて涙をぽろぽろこぼしている。
「朝から泣かないの」
「な、、泣いてなんか、えっ」
ユキはぼろぼろと大粒の涙を流しながらえずく。
「冗談のつもりだったんだけど、ちょっとやりすぎちゃったかな」
「ごめんね。おにいちゃん」と言って、エリカはユキの横に座る。そしてユキをやさしく抱きしめて、頭をなでる。
そして小さな声で耳元にささやく
「ごめんね、おにいちゃん。許してくれる?」
ユキはウイリアムを抱きしめたまま無言だ。
「明日もおむつ替えてあげるから、許して、ね?」
ユキはびくっとしてエリカのかおを見つめる。
そこには妹のエリカではない勝ち誇った姉のエリカの顔があった。
明日も明後日も毎日おむつ替えがあるのだ。
許すも許さないも無い。ユキの一日の始まりはエリカの手のひらのうちなのだ。
ユキは小さくうなずく。



それを見たエリカは満足そうに、おむつ替えの続きをはじめた。
気が付くとユキの下半身は丸出し状態だった
「さ、おむつ履かないとかぜをひくわよ。今日のおむつはナツキのね」
一番下の妹のナツキは8歳。紙おむつのビッグサイズを夜だけ使っている。
ピンク色にウサギとニンジンの可愛いキャラクターの入ったものだ。
「いつものは?」
「ママが買い忘れちゃった。それにね、ナツキもう一週間おねしょしてないの。だから、ナツキの余ったおむつ、おにいちゃんが使うことになるかも?」
「え、ナツキ、おねしょ直ったの?」
妹が成長したという喜びよりも、8歳の妹にさえ追い越されたという恥ずかしさがユキの顔を曇らせる。
「うん。後はおにいちゃんだけよ。がんばってね」
「そうだ、おねしょシーツもナツキのに交換しようかな?プリキュ○のやつ。お兄ちゃんも新しい方が良いよね」
「う、うん」
くすり、とエリカが微笑む
「あたしのお下がりの次はナツキのお下がり。おにいちゃん本当に妹みたい」
「やだ、そんなこと言わないでよぉ」
ユキは真っ赤な顔をしてウイリアムを抱きしめる

「はい、おむつ履けたよ。ほら、ウイリアムはベッドに置いて、早く学校行かないと遅刻しちゃうよ」
「うん」
ユキは愛用の杖をたてて、ゆっくりとベッドから立ち上がった。

396姉さんFan:2007/11/13(火) 21:59:30 ID:JjjaQwuT
一応、ユキちゃんの話はこれで終了です。
お粗末さまでした。
自分の下手さがよくわかるwもっと精進しますw
397名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:17:41 ID:GmdRUxE8
盛り上がってきましたね。
姉さんFanさん。お疲れさまです。
楽しく読ませて頂きました。
私も引き続き頑張ります。
398名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:18:38 ID:GmdRUxE8
「それでは、先程教授から説明があった様に、今年の『子役』を発表します。
これは毎年新2年生の投票で選ばれることになっており、
選ばれた学生の拒否は許しません。今年は・・・」
真剣な表情の綾花の唇の端に少しだけ笑みが浮かんだ。
「小石川瑞希君。あなたに子役をやってもらいます。」
「ぼっ、僕がですか?!」
『子役』がなにをするのかもわからない不安に瑞希は青ざめた。
「そうよ。毎年子役はちっちゃくて可愛らしい子にやってもらうのが通例なの。
今年の新入生では、あなたが一番小柄だし、全員一致で決定したわ。」
確かに、今年の新入ゼミ生7人のうち一番小柄なのは瑞希だった。
上級生達は教授の手前、皆吹き出しそうなのを押さえているように見える。
「そ、それって・・・具体的にはどんな事をするんでしょうか・・・。」
嫌な予感に襲われながら、瑞希は綾花に聞き返す。
「そうね、説明するより、『やって』もらった方が早いわね。
本谷さん、瑞希ちゃんを案内してあげて。」
399名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:20:08 ID:GmdRUxE8
「はい。」
本谷と呼ばれた少女が立ち上がり、瑞希を部屋から連れ出した。
大学生とは思えない子供っぽい顔立ちに、瑞希と変わらない身長である。
「去年はね、私が子役をやっていたの。」
小柄で可愛い者をという、綾花の言葉に嘘はなかった様だ。
案内されたのは少し離れたロッカールームだった。
「やっと後任ができてありがたいわ。さっ、これに着替えて。」
そう言いながら、彼女が取り出した衣類を見て瑞希は絶句した。

大きな丸襟に「聖アンナ」と刺繍のされた白いブラウス。
赤いチェックの吊りスカートに、短い丈のボレロ。
胸にはチューリップをあしらった名札までついている。
よく見ると名札には『こいしかわ みずき』と既に書かれてあった。
それは、どう見ても園児服。
それも聖アンナの附属幼稚園の女児用の制服だった。
400名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:39:00 ID:5/LbjJ61
これでこのスレも、輝きを取り戻す日が近づいたな。
401名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:44:47 ID:1q9+/gxz
今日は二人も職人さんが降臨ですか…
一人目の続編見たいな…
402名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 00:02:53 ID:mBComTmm
>>376
こういう展開大好きです!!
頑張ってください!応援してます!
403名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 01:07:59 ID:mSLLF0Xw
>>396
これで終わるのはもったいないです。   続編希望!(・∀・)ノ

>>398
これから本文に突入ですね!  (・∀・)wktk
404名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 18:01:59 ID:BW8VsOAO
>>396
とってもいい!続きはぜひ読みたいですね。
405姉さんFan:2007/11/14(水) 22:16:07 ID:cI2wouj2
続きを書くつもりは無かったのですが、ご期待にこたえてw

その日の夜。

ユキは足の障害のせいで、一人でお風呂に入ることが難しい。
一人で入れないことも無いのだが、お風呂で大怪我をしたことがあり、母親か妹とともに入ることが多かった。
さすがに中学生のエリカと入ることは少なくなったため、母と一番下の妹ナツキと入ることが多くなった。
その日もナツキと母とお風呂に入り、あがったところだった。

「ナツキ、今日から夜もパンツね」
いつも、ナツキはお風呂を出たところで、パンツからおむつに履き替えていた。
ユキもそのとき一緒におむつを夜用に替えていた。
8歳の妹と妹と並んでおむつを替えられるのは、ユキのプライドをひどく傷つけた。
一度、母に強く抗議したが、早くおねしょを直せばいいのよ、と言い返された。
「うん、一週間おねしょしなかったからね、夜もパンツだよね」
「そう。よくがんばったわね」母は娘の成長を喜び、頭をなでた。
「え、ナツキ、おねしょ直ったの?」
「そ。ナツキはパンツのおねえちゃんよ」
妹が成長したという喜びよりも、8歳の妹にさえ追い越されたという恥ずかしさがユキの
顔を曇らせる。
「じゃぁ、パンツのナツキちゃん、いらなくなったナツキちゃんのおむつは、
ユキちゃんに履かせてあげて」
「マ、ママ、そんなぁ」
妹と並んでおむつを替えられるどころか、妹に、それも妹のお下がりのおむつを替えられる。
ユキは羞恥心と情けなさで涙が出そうになる。ユキは抗議の声を上げるが、母は聞く耳を持たない。
「ユキちゃん。最近おまる使ってないでしょ。」
「う、、うん」
「先生に言われたでしょう。少しでも我慢してトイレでしなきゃだめって」
ユキは足の障害で歩くのがとても辛い。ついついトイレまで行くのが面倒くさくなって、
おむつにしてしまうのだ。だからといって、小さな子供のようにアヒルの便器にまたがって
おしっこをするのは非常に恥ずかしかった。
「ぱんつのナツキおねえちゃん、おむつのユキちゃんにのおむつしてあげて」
「はーい」ナツキはおむつ離れしたことと、お姉ちゃん扱いされたことがよほどうれしいようだ。
いつもつけていたピンクのパンツタイプの紙おむつを持ってくる。
「はい、ユキちゃん、おむつつけてあげるね」
ナツキは屈託の無い笑顔を浮かべてユキにおむつをはかせようとする。
406姉さんFan:2007/11/14(水) 22:18:28 ID:cI2wouj2
明日はプレゼンなんで、資料まとめが忙しいっす。
後半は明日の夜です。^^;
407名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:10:54 ID:RoBNNPM4
ごちです。
負けずに今日の分を。
408名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:11:49 ID:RoBNNPM4
「・・・こ!これを僕がですかっ!?」
「そっ。大体理解できたでしょ?あなたはこれを着てみんなの実習の生きた教材になるのよ。
もちろん去年まで私が着てたんだけど、それはもうとんでもなく恥ずかしかったわ。
まあ、あなたもじきに慣れるから大丈夫よよ。」
瑞希の顔から血の気が消えた。子供役を演じるだけならともかく、
こんな幼児そのものの服装をしないといけないなんて。
「でも、これって女の子用じゃないですか・・・
せめて男の子用のに・・・」
「特注だからね。ここにはこれしかないの。
文句があるなら綾花にいうことね。いっとくけど抵抗しても無駄よ。
去年の私みたいに数人がかりで無理矢理着替えさせられるだけよ。」
409名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:15:55 ID:RoBNNPM4
「そ・・・そんな・・・。」
腕力に全く自身がない瑞希は数人の女の子に押さえられて
着替えさせられる事を想像するだけで身震いした。
「さぁ、みんな待ってるんだから早く着替えなさい。
そうしないと綾花達を呼んでくるわよ。」
「わ・わかりました・・・。」
瑞希は仕方なくその恥ずかしい衣類を身に付け始めた。
慣れない左ボタンのブラウスを留めて貰い、スカートの穿き方を教わりながら。
「うん、上着のサイズは大丈夫ね。あとは、靴下と靴・・・それから」
穿き口にフリルのついたチューリップ模様の靴下、
大きなハートが甲のところにかかれたピンク色の靴が用意される。
「そこまでしないといけないんですか?
スカートの下にズボンは履いていていいんですよね。」
哀願する瑞希に冷たい言葉が返る。
「そんな事言ってたら綾花に蹴飛ばされるわよ。
遊び半分じゃないって説明受けたでしょ。
はい、最後にこれも履きなさい。」
瑞希は真っ赤になった。
渡されたのはアニメキャラのプリントされた子供用のショーツ。
その恥ずかしい下着には「こいしかわ みずき」と大きくマジックで書かれていた。
410名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 05:35:03 ID:I5tSnxRS
どっちもナイスだ!!
411名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 19:00:09 ID:v6RnwG3w
うんwktk
412名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 23:03:35 ID:DfNvOCgl
さすがに、それを身につけるのには大きな抵抗があった。
「こ・・・これだけは許してもらえませんか。」
「ダメよ。どうしても穿けないのだったら、穿かしてあげようか?」
スカートの下に伸ばされた手が、瑞希のズボンを掴んだ。瑞慌てて逃げ出す瑞希。
「はっ、穿きます・・・穿きますから手を離してください。」
ちっちゃくて可愛い顔をしてるのに、酷く乱暴な先輩だ。
ここのゼミってみんなこんな人なんだろうか・・・
おじけづいた自分を慰めるように瑞希は慌ててかぶりを振った。
「あのー、向こうを向いていてもらえませんか?」
「何女の子みたいな事言ってんのよ!」
そう言われ、瑞希は背中をむけてズボンを脱ぎだした。
短いスカートの中のブリーフが見えないように注意しながら。
『うわー恥ずかしい。女の子ってこんなに恥ずかしい洋服を着てるんだ』
半ば、座り込むようにブリーフも脱ぎ終えた瑞希は、
渡された女児用ショーツに足を通す。
ブリーフやトランクスでは感じられない、またぐりの感触が羞恥心を一層くすぐる。
413名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 23:07:55 ID:DfNvOCgl
用意されたショーツは瑞希のお尻にぴったりだった。
発育不良で子供のような瑞希のおちんちんはちっとも邪魔にならず、
アニメキャラのプリントをわずかに膨れあがらせているだけだ。

「着ました・・・。」
15分もかけて、ようやく全て着替え終わった瑞希はゆっくりと立ち上がった。
内股になっているのが自分でもわかる。
それはスカートを出来るだけ捲りあがらせない為の自然な動きだった。
「うん、ひょっとして私よりハマってるかもね。ほら、鏡みてみなさい。」
鏡の中には、幼児というには無理があるものの、
背徳的なコスプレをさせられて恥じらっている少女が映っていた。」
しかし、瑞希は女装趣味や自己愛趣味などない普通の少年だ。
とても、自分のその姿を見ている事はできず視線は宙を舞う。
「んふふ、恥ずかしがってると益々かわいいわよ。本当にちっちゃな女の子みたいよ。」
そう言われて、瑞希は耳朶まで赤く染まった。
414名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 23:21:44 ID:pgLuxwtL
>413etc. 作者様

こんなお話を待っていました。素晴らしいです。
毎日、わくわくしながら拝見しています。
次は?次は?と期待して、本当は、毎日もっともっと書いていただきたい
我儘な気持ちでいっぱいです。
415名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 08:48:18 ID:DfDNRWJI
二人も同時に新作を発表しているので、パッと見で判るタイトルか「(仮)でいいので」作者の初回のスレナンバーで統一してもらえると嬉しいです。
416名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 12:10:45 ID:8zpL0jJx
GJ!
この後剃毛イベントが有るとイイナ!
417376:2007/11/16(金) 22:40:54 ID:iKUnxuKY
それでは376とさせていただきます。
毎日即興で書いているので短く、且つ筋がおかしい点は
おめつぶりねがいます。
418376:2007/11/16(金) 22:41:26 ID:iKUnxuKY
「さあ、みんな待ってるから急ぎなさい。」
瑞希は半ば強引にロッカールームから引っ張り出された。
初めての女装、しかも動きやすいように襞が多く、
ミニになっている子供用のスカートがスースーして落ち着かない。
しかも中に穿いているのは小学生でも穿かないような、
恥ずかしいアニメキャラのショーツなのだ。
『こんな格好で、みんなの前に。歩実ちゃんに・・・同級生のみんなに・・・
上級生の・・・本当は僕の方が年上なのに、
たくさんの年下の女の子にこんな姿を見られるなんて・・・・』
瑞希は逃げられるものなら逃げ出したかった。
「ねぇ、ぼくやっぱりこのゼミはやめますっ・・・。」
「馬鹿ね。気持ちは分かるけど、うちの教授は厳しいので有名なのよ。
間違いなく、他のゼミに移るのも許して貰えないわ。そうしたら、あなた留年よ。」
『留年』というたぐいの言葉に瑞希はとても敏感になっていた。
そんな事になれば更に学年が下になり、今度は歩実達さえ先輩になってしまう。
瑞希は一人身震いした。
「さっ、覚悟決めなさい。」
ゼミ室のドアが開けられた。
419376:2007/11/16(金) 22:42:32 ID:iKUnxuKY
『・・・・きっと笑われる。みんなに大笑いされる』
そう思っていた瑞希の不安は裏切られた。
一年生が絶句しているのはともかくとして、
上級生もまじめな顔で瑞希を見つめているだけだ。
「本谷さん、ご苦労様。席についていいわよ。」
教授が無愛想にこちらを向きもしないで言う。
「瑞希ちゃんはそっちの椅子ね。」
不意に瑞希の頭を撫でる手。正体は綾花だった。
「み、みずきちゃん!?」
子供扱いした呼び方。仮にも元後輩にそんな呼び方をされ、
さすがの瑞希もすこしムッとする。
「だめよ、可愛い格好でそんな顔しても。」
「う゛ー」
そう言われては返す言葉がない。そんな事より早く元の格好に戻りたい。
指示された椅子に座ろうとして瑞希は驚いた。
「どうしたの?早くおっちんしなさい。」
そこに置かれたのは幼児用の椅子。あばれて落っこちないように、
ベビーカーみたく股と腰にベルトがついている椅子だった。
背もたれと胸の前の小さな机には、少女向けアニメキャラのイラストが書かれている。
それは瑞希が穿いているショーツと同じキャラクターだった。
420名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 18:35:26 ID:CzbnluCB
とてもいいっす!
421名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 20:45:40 ID:Vm1zqnbK
どっかのサイトに似たシチュの奴あったけど、鉄板ネタだよねw
最高ですw
422376:2007/11/18(日) 18:10:40 ID:kdzT+5tA
「気に入った?」
そう言いながら、綾花が瑞希の顔を覗き込む。
「ほら、はやく座りなさい。」
そんな事を言われても、黙って『はい』と座るほど瑞希は柔順ではない。
これではさらし者だ。
「秋森さん、時間がもったいないわ。」
低く響く教授の声に綾花が黙って頷く。
「一人じゃ座れないみたいね。じゃあ手伝ってあげる。」
いうが早いが瑞希は宙に浮いた。細い体のどこに力があるのか、
綾花が脇の下に両手を差し込み瑞希を持ち上げたのだ。
「おろせ!降ろしてよー!」
足をばたつかせて抵抗する瑞希。しかし綾花は微動だにせず、
小さな瑞希の体をさらに高く持ち上げると、
ベルトに足を通させるように椅子にゆっくりと降ろした。
「これ以上抵抗すると。お手々も縛っちゃうわよ。」
耳元で囁いた綾花の言葉に瑞希は抵抗を諦めた。
これも特注だろうか、椅子は不必要に高く作られており、
座っている皆からも全身が丸見えだ。
423376:2007/11/18(日) 18:11:17 ID:kdzT+5tA
この時、瑞希は何人かの上級生が笑いを堪えているのに気が付いてしまった。
『そうか、みんな教授の手前神妙にしてただけだったんだ。
みんな心の中では大笑いしてるに決まってる。』
とても前を向いていられず、目を伏せて俯いた瑞希はやっと気付いた。
座らせられた時に、腰のベルトにスカートが引っかかって大きく捲れ上がっている。
前に座っている全員から瑞希の穿いているお子様ショーツが丸見えになっていたのだ。
「あっつ、や、やっ、やだ!」
言葉にもならない声を出し、慌ててスカートの裾を押さえる。
その仕草に何人かが吹き出したのが、下を向いていても十分に分かった。
424名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 19:12:06 ID:xsJWOR9r
>>421「羞恥の再教育実習」だろそのネタw
425名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 19:32:18 ID:2Wtwb+rQ
>424
全然違うと思う。あれは、実習とはいえ、教師と生徒。

421のいう似たようなシチュのサイトは見当がつくが、こちらの方がいい。
たくさんの話があるのだから、どんな話でも多かれ少なかれ似ている部分はある。
昔からの知り合いであることや立場逆転という意味で、これはオリジナルだと思う。
426名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 20:46:40 ID:j3CaoQWo
パクリっぽいな
427名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 14:23:03 ID:iKSc4WR5
瑞希への調教が楽しみ
428名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 00:49:47 ID:4aBDfyuS
姉さんFan期待age
429376:2007/11/20(火) 21:18:55 ID:suPQwAKp
「静かにしなさい。それでは今日のゼミを始めます。」
落ち着いた教授の声に緊張がはしる。
「さて、みての通り小石川さんにはこれから1年間子供役をしてもらいます。」
『1年間!?』
予想はしていたが瑞希は絶望的な気分に襲われた。
「小石川さん自身は幼児の心理を研修し、
幼児になりきる事で多くの物を得ることが出来ると思います。
また、小石川さん以外の人は、小石川さんを園児に見立てて
幼児教育の現場における実地経験を積んで貰います。
そういう意味においては、小石川さんの立場は非常に重要です。
あなたが本当に童心に返り、子供らしく振る舞う事ができないと
他の学生全てに迷惑となります。」
厳しい目で自分を見つめる教授に瑞希は震えた。
「そこで・・・子供役の生徒にはいくつか守ってもらうルールがあります。」
アイコンタクトで綾花が教授の脇に立ち、バインダーを開いて話し始めた。
「それでは、ゼミ内で規定されている子役の責任・義務を話しておきます。」
瑞希はごくりとつばをのんだ。
430376:2007/11/20(火) 21:19:51 ID:suPQwAKp
「ひとつ、子役は心身共に子供になりきる為に、
ゼミの時間の間は子供になりきならければならない。
ふたつ、子役はゼミに、その日の実習内容に沿う服装で参加しなければならない。」
綾花が顔を上げて、瑞希に目を向ける。
「これは、実習をより本物らしく行と言う意味があるのはもちろんですが、服装による問題。
たとえば、最近の子供は私達が思っているよりずっと大人ですから、
女の子のスカートやパンツにまで気をつかってあげなければなりません。」
再び「くすくす」と笑い声が聞こえる。
「そういう意味もあって、『小石川くん』には女の子の役をしてもらいます。
そのような問題は女の子の方が学ぶところが多いですからね。」
何か言い返そうと思った瑞希だが、自分が何故園児服、
それも女の子用を着ればならないのかを先に説明されてしまい、
納得はいかないまでも完全に綾花に主導権をとられた形になってしまった。
431376:2007/11/21(水) 20:32:12 ID:lgqKLFKV
「3っつめ・・・・これはあとでいいわね・・・・ところで小石川くん、
あなたどこに住んでるの?実家かしら?」
実家は通えぬほど遠いことを、綾花はもちろん知っているはず。
瑞希はいぶかしげに答える。
「いえ、実家は遠いので学校の近くに賃貸を借りるつもりです。
まだ決まっていないのですが・・・。」
「そう、それならよかったわ。」
何が良かったのか。綾花の質問の意味が分からず戸惑う瑞希だった。

しばしの沈黙の後、教授の声が響いた。
「さて、一通りの説明も済んだ様だし今日の実習に向かうわよ。」
「あのー。向かうってどこへでしょうか?」
歩実が小さく手を挙げて尋ねる。
「黙ってついてくれば分かるわ。」
432376:2007/11/21(水) 20:32:43 ID:lgqKLFKV
2年生が教授に続き部屋を出て行く。
慌てて後ろについて行く1年生。
部屋の中には瑞希と歩実、そして綾花だけが残された。
「歩実ちゃんだったかしら?早く行きなさい。」
「あの、でも、小石川君は・・・。」
「ああ、心配なのね。あんたたちできてるの?」
二人は中学生のように頬を染める。
「安心していいわよ。ちゃんと主役を連れて行ってあげないとね。」
そういうと綾花は再び瑞希を抱き上げると、床の上に降ろす。
「さっ、たのしいたのしい幼稚園に行きましょうね。」
「あっ!」
歩実が声をかけるまもなく、綾花は瑞希の手を引いて部屋を出て行った。
433376:2007/11/21(水) 20:34:14 ID:lgqKLFKV
ゼミ棟を出て、柔らかい日差しの中を歩くちぐはぐな三人。
瑞希の身長は150少し。綾花は160半ばだろうか。
15センチも変わらない身長だが、服装のせいもあるのだろうか、
きちっとした紺色のスーツの綾花に手を引かれ、
恥ずかしさに前を向くこともできず、
なれないスカートにぎこちなく歩く園児服の瑞希。
二人の関係は無理をすれば本当の親子にでも見えるぐらいだった。
瑞希の歩き方がたどたどしいのは理由があった。
棟を出る直前に履き替えた靴。
それは靴の下に球状の突起物がついており、20歳にもなる瑞希を
あんよがまだ上手でない幼児並みに辱める特別製の道具だった。
434376:2007/11/22(木) 21:31:17 ID:GEo1c+o9
『ど、どうしてここまで・・・』
口答えする間も与えずに早足で闊歩する綾花。
ときどき転びそうになる瑞希を、片手で十分に支えている。
その後ろを数歩離れて、はらはらしながらついて行く歩実。
「あの・・・どこまで行くんでしょうか?もうキャンパス内を・・・」
「そう、出ちゃってるわね。お外暖かくてきもちいね、みずきちゃん。」
確かに日差しは気持ちいいのだが、瑞希にはそれどころではなかった。
昼下がり、ほとんどの学生が講義中のキャンパスに人影はまばらだったが、
それでも不思議な3人組を興味深げに凝視する学生達の視線は痛く刺さり、
瑞希はどこまで連れて行かれるのかどんどんと不安になっていた。
「さっ、着いたわよ。」
ゼミ棟を出てからずっと俯いていた瑞希はようやく顔を上げた。
そこに飛び込んできたパステルカラーの建物。
窓には可愛いイラストが描かれ、建物の前の敷地にはジャングルジムや砂場、
滑り台などの遊具施設が並んでいる。
435376:2007/11/22(木) 21:31:53 ID:GEo1c+o9
「ここって・・・」
あっけにとられる瑞希。
「あら、そうね。みずきちゃんはまだ幼稚園児だから読めないわよね。ほら」
綾花が校門の付けられた看板を指さした。
「これはね、『聖アンナ大学附属幼稚園』って書いてあるのよ。」
「本当の幼稚園で実習するんですか!?」
呆然としている瑞希に代わり、歩実が声を上げた。
「そうよ、さっきも『ようちえんに行きましょうね』って言ったでしょ。
ああ、一年生はまだ説明してなかったわね。
去年まで隣の会議室や必要な場合には講堂を借りて実習を行ってたんだけど、
どうも雰囲気が出ないのよね。」
「そ、そういうものでしょうか?」
「で、教授が手をつくして、今年から附属幼稚園の施設を借りられる事になったの。
もちろんさっき説明したように本当の子供の世話はさせてもらえないから、」
にっこりと笑って、綾花は瑞希の頭を優しくなでた。
「おめかしした、みずきちゃんを連れてきたわけ。
さっ、そんなわけだから貴重な時間を無駄にできないわ。
みんな待ってるから急ぎなさい。」
436名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 22:30:49 ID:yvVsE6cU
うほっ・・いい展開・・
437名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 03:10:45 ID:324PbXQu
固唾を飲んでwktkしている漏れがいる。
438376:2007/11/23(金) 18:43:00 ID:m+38BB16
再び瑞希の手を掴み、園内にひきずりこむ綾花。
その堂々とした仕草は、まるで登園拒否の子供を無理矢理連れて行く母親の様だった。
いつのまに用意したのか、靴箱にも『ちゅうりっぷ組こいしかわみずき』と書かれた
同じく特製の上履きがちゃんと用意されており、
綾花はまるで勤めている幼稚園の様に二人を園児室に案内した。
「みずきちゃんが、入園する教室はここよ。」
1階の一番端、廊下の行き止まりの隣で綾花は立ち止まる。
ドアの上に『ゆり組』と書かれているのに歩実が気付く。
「あの、間違ってませんか、ほらここに『ゆり組』って」
「いいの、合ってるから早く中に入りなさい。」
促され歩実は園児室の低いドアをくぐる。
広い部屋の半分で、本物の保母が、
もちろん本物の園児達にピアノを弾いて歌わせているところだった。
残り半分には教授を初め大学の学生達が邪魔をしないように大人しく
その様子を眺めていた。
「遅かったわね。ぐずったの?」
439376:2007/11/23(金) 18:43:48 ID:m+38BB16
小さな声で綾花を叱責する教授。
しかし、その言葉は他の二人、特に瑞希に向けられている様だった。
「少しだけです。この子、歩くのが遅くって。」
あんな靴を履かしておいて酷い言い様だ。
瑞希が一言言い返そうとしたとき、ピアノを弾いていた保母が気付いた。
「全員揃ったようですね。」
「はい、よろしくお願いします。」
教授と挨拶を交わす。学生達とそれほど変らない若い保母だった。
胸には大きく『あいなせんせい』と書かれた名札を付けている。
「小林愛奈です。」
教授にも物怖じしない堂々とした挨拶はさすがに社会人だ。
「はーい。みんなあつまってー!」
大きな声で園児達を呼ぶ愛奈。すぐに園児達が元気よく集まってくる。
『なかなか指導力のある子みたいね』
教授が心の中で呟く。
440376:2007/11/23(金) 18:52:00 ID:m+38BB16
ここまで書いておいてエロ描写が必要か少し迷っています。
個人的には男の子が幼い少女の格好をさせられているだけで
満足なのですがどんなものでしょうか?
441名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 19:11:52 ID:1KflIoct
おちんちんを見られたり、おむつ替え、おまるでのおしっこなど、
あれば、とても嬉しいです。
できれば女子特有の言い回しで揶揄されながら。
「ぐずったの?」とか「あのー、向こうを向いていてもらえませんか?」
「何女の子みたいな事言ってんのよ!」、「かわいい」、くすくす笑いなど。
442名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 13:26:55 ID:8C521wuL
エロ描写が必要か>
正直、皆が期待しているのはそれだと思います。
率直過ぎて、気分を害されましたらお詫び致します。
443名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 15:44:12 ID:iuF4uTti
軽いのがちょっと入ると、話のいいスパイスになるのでは?・・・エロ
444376:2007/11/24(土) 17:50:50 ID:3KorxPNT
あ、いや、自分で書いておきながら
何をもってエロ描写っていうのって感じですね。
書ける範囲でちりばめていきたいと思います。
445376:2007/11/24(土) 17:52:23 ID:3KorxPNT
「今日は皆さんに新しいお友達を紹介します。」
子供達を体育座りで座らせてから大きな声で愛奈が話だす。
しかし既に子供達は、大きな体なのに自分達と同じ園児服を着た瑞希に注目していた。
『じょ、冗談じゃない・・・これじゃあ本当に幼稚園に入園するみたいじゃないか!』
しかし、瑞希にはどうする事も出来ない。
今度は愛奈に手を掴まれ前に出される。
「ほら、しっかりなさい。あなた大学生でしょ。」
耳打ちされて、我にかえる瑞希だったが、
それは恥ずかしさを加速させる効果しかなかった。
「こいしかわみずきちゃんという女の子です。
みずきちゃんは見ての通り、大きなお姉ちゃんなんですが、
わけがあって、みんなともう一度幼稚園でお勉強する事になりました。」
一言一言言い聞かせるように、ゆっくりと大きな声で園児に説明する愛奈。
「からだも大きいお姉ちゃんですが、ここではみんなの方が先に入園した、
お兄ちゃん、お姉ちゃんです。妹だと思って、
いろいろ教えて可愛がってあげようね。」
「はーい!」
屈託のない可愛い返事が瑞希の胸に刺さる。
446376:2007/11/24(土) 17:53:26 ID:3KorxPNT
「じゃあ、みずきちゃん一人でご挨拶できるかな?」
先程と同じ、園児達と接するときと変らない笑顔と声で愛奈が尋ねた。
「あっ、はっ、はい!」
慌てて直立する瑞希。およそ25人、50もの幼い目が瑞希に注がれる。
どうしてこんな事に・・・きちんと挨拶しないとますます子供扱い・・・
いや、子供っぽく振る舞わないといけないんだっけ・・・
「あ・・・あの・・・あの・・・」
考えれば考えるほど言葉が出てこない。
その時、一番前に座ってた女の子が突然立ち上がった。
「じぶんのおなまえをいえばいいんだよ。はずかしいのかな?」
5歳くらいの園児に言われ、瑞希は顔から火が出そうになる。
「ほら、ここにかいてあるよね。
『こ・いし・・かわ・・・み・・ずきです』っていえるかな?」
瑞希の名札を指でなぞりながら少女はそう続けた。
「早姫ちゃんありがとう。早速お姉ちゃんぶりを発揮ね。」
「うん!わたし年少組に3歳の妹がいるんだもん。
妹もね、わたしが教えてあげて、ちゃんとあいさつできるようになったんだよ。」
3歳の妹と同レベル扱いされ瑞希のプライドはズタズタだった。
447339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/25(日) 17:02:18 ID:uuT61aNg
自分に発破をかける意味でも少しだけ書き込んでおきます。
幼児プレーの知識って、中々得難い…
448339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/25(日) 17:03:08 ID:uuT61aNg
ガチャリ、と音を立ててドアが開いた。

「さぁ、入って」

ドワを引いて手を差し伸べる女性の歳は、30前と言った所だろうか。癖の無い艶やかな黒髪が170cm以上ありそうな長身の腰まで届き、
大きなタレ目と小さな口で彩られた優しげな顔立ちに何処か妖艶な雰囲気を纏わせていた。服装こそありふれたブラウスとスカートだったが
その下には豊満な肉体が自己主張しており街を歩けば大抵の男が振り返らせられる女性である。

「はい。お邪魔します」

「違うでしょ?」

「え?」

「ここは今日から貴方の家なのだから、ただいま、よ」

「あ、はい。ただいま…です」

女性に招き入れられたのは少年だ。十台前半に見える150cm弱の体躯は細く繊細で、長い睫毛と二重瞼のせいで
中性的な印象を与える。くたびれた学生服からは日焼けや鍛錬とは無縁な細い手足が覗いている。
良く言えば美少年、悪く言えばなよなよした男の子だろう。

女性の名は新谷美穂。公立の中学校で科学教師をしていたが、今春辞職した。
少年の名は深山真人。美穂の受け持っていた生徒で、一昨日卒業したばかりの15歳だ。

そしてここは美穂のアパートである。2DKと言う一人暮らしには少々広すぎる部屋だが、
その分ある程度以上の金を持った住人ばかりなので治安が良く、女性に好まれるアパートだった。

元教師と元生徒と言う奇妙な組み合わせが何故美穂のアパートに入り込もうとしているのか?
まずはそれから説明しておこう。
449339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/25(日) 17:03:45 ID:uuT61aNg
真人は恵まれない家庭の子供だった。母は難産で彼が生まれたとほぼ同時に死に、父は育児と仕事両方を満足に
こなせる程強い男ではなかった。虐待こそされなかったものの父子の間の絆は薄く、真人は父に遊んでもらった記憶すらなかった。
真人が小学生高学年の頃には父は彼に金と住居だけ提供して夜な夜な飲み歩く様になり、ある晩交通事故に会って
帰らぬ身となった。中学生にして天涯孤独となった真人は僅かばかりの貯金をやり繰りしつつ自らを養わなければならなくなってしまった。

2年、3年と続けて真人の担任教師となった美穂は彼の境遇に同情し、学校にバイトの許可を申請したり課題の都合をつけたりしてやった。
美穂は真人に学費・生活費が支給される特待生として進学する事を勧め勉強の面倒も見ていたが、バイトに体力を取られ
自活の圧力に気力を取られた真人がそこまでの学力を身につけるのは無理があった。真人は中卒で就職する覚悟を決めたが、
どれだけ熱心に仕事を探しても断られ続けてしまった。

生活のアテも無いまま卒業式を迎えた真人に美穂は提案した。私の養子にならない?と。



「はい、ミルクティー。冷蔵庫に冷やしてあるから、何時でも好きな時に飲んでね」

さして広くも無い台所のテーブルについた真人に美穂がミルクティーをふるまう。

「ありがとうございます」

「うーん、それもちょっとまずいわね」

「へ?」

「正式な手続きはしていないけど、貴方はこれからは私の子供なのだから敬語を使っていたりしたらおかしいじゃない?」

「…確かに」

「ね、私の事をお母さん、って呼ぶのは嫌なら良いから。せめて砕けた口調にしましょうよ。私も真人ちゃんの事を真人ちゃんって呼ぶから」
450339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/25(日) 17:04:45 ID:uuT61aNg
頬杖をついて覗き込んでくる美穂の顔に真人は胸を高鳴らせ、次いで恥ずかしくなった。
数え切れない程世話を焼いてもらった人が純粋な善意で気を使っていてくれているのに、自分は何を邪な事を考えているのかと。

「うん、分かったよ、せんせ…お母さん」

お母さん、と呼ばれた美穂は意外そうに僅かに目を見開いた。

「本当に良いの?私は嬉しいけれど、そのう、本当のお母さん以外をそんなに簡単にお母さん、って呼んでも良いの?」

「構いません…じゃなくて、良いんだよ。僕、一度もお母さんに会った事ないから…今日、初めて、その、お母さんが出来たから」

途中多少つっかえたものの、はっきりと言い切った真人。彼なりの誠意と感謝の気持ちの表れだった。
美穂はそれに満面の笑顔と頭を撫でる事で報いた。

しばらく和やかな沈黙が続いたが、やがて美穂が真剣な表情になる。それを見て真人は顔を強張らせた。

「さて…真人ちゃん」

「は、はい」

「そろそろ心の準備は良い?」

「………出来てない。けど、どうせならさっさとやっちゃった方が良いかも…」

「そうね。じゃあ、始めましょう」

真剣な表情のまま美穂がクローゼットを開け、中から一着のニットワンピースを取り出す。それを見てますます真人の顔が引きつった。

美穂には明らかに小さすぎるそれはシンプルなデザインだがピンク色の柄と後ろについた白リボンが女物だと主張している。下は膝丈まであり、
長袖もあいまってカジュアルさと上品さが共存している印象を与える。どこからどう見ても10代前半の女の子用のそれは
普通は男には全く縁が無い物だろう。しかし、今から真人はこれを着なければいけない。
451339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/25(日) 17:05:27 ID:uuT61aNg
美穂が真人を養子にする事をもちかけた際に、一つだけ美穂から条件が出された。それは真人が美穂の息子ではなく娘になる事だった。

先ほど述べた通り美穂が住んでいるアパートは治安の良さが特徴となっており、女性の入居者が男性より圧倒的に多かった。
現在は入居者の9割以上が女性と言う状態でここに入ってくるだけで真人は好奇の視線に耐えなければならなかった。
それまで独身だった女性が突然年端行かない少年と同居し始めたら、あっと言う間にどんな噂が立つ事か。
美穂はこれ程大きな息子が居てもおかしくない年齢とは言えないし、養子にしたと説明してもどんな邪推をされるか分からない。
だが、これが”娘”なら事情は変わってくる。小学生後半の頃は女子の方が発育が良く、早熟な子なら10歳で150cmを超えてしまうから
美穂の子供と言っても通用しやすくなる。そして娘なら勿論下品な噂が立つ事も無い。

この条件を提示された真人は勿論大いに困惑した。彼は女顔や華奢な体つきをからかわれた事はあったが女装経験などはなかった。
しかし明日をも知れぬ貧困生活を恐れていた彼にとって衣食住が保障された生活への誘いは逆らい様が無い程魅力的だった。
それが誰よりも慕っていた美貌の先生ともなれば尚更だ。条件の必要性を説明する美穂が
実に申し訳無さそうな態度だった事もあって、真人は恐る恐るながらも同意してしまった。

「これは私が子供の頃着ていた物なのだけど、すぐに背が伸びて着れなくなっちゃったからそう痛んではいないと思うわ。
でも、着方は分からないわよね?」

「う、うん…」

「むしろ分かっている方がおかしいわよね。じゃあ…恥ずかしいだろうけれど、私が着せてあげるわ。我慢してね」

「…うん」

真人の顔が茹蛸の様に赤くなっていく。そして美穂が次に取り出した物を見た時、彼は本気で自分の頭から湯気が出たと確信した。
それはいかにも小さな女の子用の白いパンティで、真ん中にデフォルメされたクマのプリントがついていた。
いわゆるクマさんパンティだな、と他人事の様に頭の片隅で考える真人だが美穂は彼に現実逃避を許してくれなかった。

「先にこっちを履いて。男性用のブリーフと履き方は同じだから、その点は心配ないハズよ。あ、勿論その間私は後ろを向いているからね」

「………」
452339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/25(日) 17:06:14 ID:uuT61aNg
手渡されたパンティの馴染みない触り心地に真人は途方に暮れてしまう。予め下着まで女物にしてもらうと説明されていたが、
いざ着る事が現実になろうとすると頭の中がぐるぐる回ってどうして良いか分からなくなったのだ。
それを見た美穂が困った顔になる。

「ゴメンね、真人ちゃん。本当は私も貴方をちゃんと息子として迎えたかったのだけれど、下手に噂になるととんでもない事になるから…」

美穂は自分より二周り以上小さい真人に頭を下げた。それは、真人の混乱を断ち切り大慌てにさせる効果があった。

「あ、謝らないで下さい!元々僕がご迷惑をおかけしているんですから…」

真人の声の必死さが伝わったのか、美穂は顔を上げて微笑んでくれた。

「そうね。じゃあ、この件についてはもうお終い。だけど、その敬語口調は駄目よ?」

「あっ…は、はい。じゃなくて…うん」

「よろしい。それじゃ、服を脱いで、パンティを着てみて。私は後ろを向いているから、履き終わったら教えてね。
残りの着替えを手伝ってあげるから」

くるりと後ろを向いた美穂を見て真人はいよいよ覚悟を決めなければならないと悟った。
まるで毒物かの様に手に持ったパンティを見て、次に美穂の背中と長い黒髪に視線を移す。
しばし視線を行ったり来たりさせていた真人だが、後ろを向いたまま何も言わないで待っている美穂に対する申し訳なさが募りだす。

そもそも先生…じゃなくてお母さんだってこんな事をさせたい訳が無いんだ。自分の昔の服を男に着せるなんて、
変態でも無い限り喜ぶ筈が無い。それを我慢して、僕を引き取る為にここまでしてくれているんだ。
それなのに僕がお母さんの善意を受け入れられないでいるなんて…どういう恩知らずなんだよ、僕は!
悔しいけれど、大人になるまでは何の恩返しも出来ないんだ。だったら今の僕に出来る事はお母さんを困らせずに言う事を聞く事だ。

自分への怒りを意志力に変え、手際良く脱衣していく真人。流石にブリーフを降ろす際には一瞬躊躇したが、相変わらず
後ろを向いたまま沈黙を守り続けている美穂の姿に決意を奮い起こされ、勢いをつけてブリーフを下ろしてからそのまま
ヤケクソ気味にパンティに脚を通し、引き上げてしまった。
453339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/25(日) 17:06:50 ID:uuT61aNg
「ん…」

女児用の下着が股間を包み込んだ瞬間、真人は無意識に微かに呻いた。未発達で毛もまばらなペニスが柔らかく圧迫される
感触はなんとも形容し辛い物だったが、想像していた様なキツさは無かった。しかし、普段は絶対に味わえない優しいすべすべな肌触りが
本来履いてはいけない物を履いている事をはっきりと意識してしまう。特にお尻がぴっちりと覆われている為、
気持ちいいと表現するには余りにも背徳過ぎる奇妙な感触を我慢出来るまで数秒間かかった。

「あの…履けたよ…」

蚊の鳴く様な声を出すと、美穂はすぐに振り向いた。そしてあら、と何かに気付いた表情になり視線を下に向ける。
ハッとした真人がその視線を追うと、予想通り真人の股間があった。それも、何時の間にか半勃起したペニスが
パンティの布地をいやらしく盛り上げている股間が。

「ワアッ!?」

悲鳴を上げて股間を両手で隠したのとほぼ同時に飛び上がって背を向ける。初めて女性に股間を見られ、それがその女性の下着を
盛り上げている。異常なシチュエーションに再び真人の思考はバラバラになり、顔が火を噴いた様に熱くなる。
すると持ち主に恥をかかせたペニスはますます固く熱くなり、パンティの生地の心地よさを脳に伝えてますます混乱させた。

「あ、あの、え、あ、その、あ、あ」

「落ち着いて。私は大人の女よ?男の子の裸位で騒ぎ出したりしないわ。真人ちゃんが恥ずかしくなるのは分かるけど、
悪い事をしたとか考えちゃ駄目よ?」

美穂の声は優しく、咎める様な響きは全くなかった。それでどうにか考える力を取り戻した真人だが、何を言って良いか分からなくなった。

「さ、手を上げて万歳して?大丈夫、ここからじゃ私には見えないから。うん、そう、良い子よ。じっとしててね」

どぎまぎしたまま両手を反射的に上げたまま固まった真人に美穂が着方を説明しながらワンピースを着せていく。
美穂の手が真人の肌に触れる度に、ただ服を着せられると言うだけの行為が酷くいやらしい事に感じられて仕方なかった。
しかも自分では着替えが出来ないと言う無力感がますます恥辱を煽っていく。ペニスは完全に勃起しきっており、
スカートを僅かに盛り上げる膨らみが自分を糾弾している様で真人は気が気で無かった。
美穂に座らされて白いソックスを履かされる時も、自分の状態に気付かれないか心配でされるがままだった。
454339 ◆YK4Fevkot6 :2007/11/25(日) 17:09:49 ID:uuT61aNg
今まで書いたのはここまで。
幼児プレーの知識がまとめてあるサイトとか無いもんですかねぇ…
455名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 21:16:07 ID:DStX0oxi
イイヨ、イイヨ、俗世にまみれず
このまま339さんの世界を貫いて欲しいw
出だしはGJ!
456名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 23:42:31 ID:8lBlmZO0
GJ!!!!
このスレもいい感じに発展してきたなぁ……
というわけでage
457名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 23:53:11 ID:3Q8WRhu2
姉さんFan期待してます!
458名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 01:19:29 ID:kgaQZyF5
俺は、376さんに期待。
459名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 04:25:32 ID:d2lSSRcR
>>339
>>448 を読んで、よく暴走する人型兵器でも出てくるかと思った
460名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 12:37:13 ID:T0gTJume
良スレsage
461376:2007/11/26(月) 22:28:30 ID:bOmXDISB
「あれ、でもおかしいね。ここに『ちゅうりっぷ組』って書いてあるけど、
みずきちゃん、私達と同じだったら『ゆり組』じゃないの?」
瑞希の上履きにかかれている文字を敏感に見つけて早姫が質問する。
愛奈は難しい顔をして少し考え込むと、一呼吸おいて口を開いた。
「よく気付いたわね、早姫ちゃんはおりこうさんね。
うん、本当はね瑞希ちゃんもいっしょにお勉強したいんだけどね、
みんなより遅れて幼稚園に入ったから一緒にお勉強するのは難しいの。」
附属幼稚園には同じ年長でも3つの組がある。
幼児は同じ年齢でも生まれた月により成長具合が違うから、
誕生日毎に3つに分けてあるのだ。早姫達ゆり組は11月以降の生まれ、
年長では最も幼いクラスだった。
「でね、園長先生が特別にみずきちゃんの為に新しい組をつくって下さったのよ。」
「じゃあ、みずきちゃんって本当にぼくらの子分なんだね!」
やんちゃそうな男の子が大きな声で言った。今まで一番幼いクラスだった自分より下の
子ができて嬉しくてたまらない様子だ。
「翔太くん!「子分」だなんてわるいことばをつかっちゃいけません!」
早姫が男の子を睨みつける。本当におしゃまな女の子だ。
男の子は情けない表情になるとすぐにおとなしくなってしまった。
462376:2007/11/26(月) 22:29:12 ID:bOmXDISB
「ねっ、先生。みずきちゃんは子分なんかじゃなくて、
私達の可愛い妹になるんだもんね。」
そういうと、くるりと早姫は瑞希の方を振り返った。
「じゃあ、みずきちゃん。おねえちゃんのおしえてあげたとおり、
きちんとあいさつできるよね?」
幼いのに、妙に威厳のある大きな瞳で見つめられ、
思わず瑞希は素直にコクリと頷いてしまった。
「こ・・・・こいしかわ・・・みずきです。」
精一杯の声を絞り出した瑞希に、愛奈が拍手する。
「みずきちゃん、よくできました。
でも、早姫ちゃんに感謝してもうちょっと言えるかな?」
そういうと、愛奈は瑞希の耳元でなにやら呟いた。
「!そんな・・・・恥ずかしいです・・・」
「何言ってるの、こんな格好しておいて今更恥ずかしがらないの。
今のあなたは園児なのよ。」
スカートの上からお尻を軽く叩かれ、否応なしに自分の立場を再認識させられる瑞希。
「・・・ゆり組の・・・お・・・おにいちゃん・・・
おねえちゃんたち・・・・み・・・みずきに・・・いろいろ教えてね。」
「はーい。よくできましたねえ。
おりこうさんの瑞希ちゃんに、みんなも拍手してあげてねえ。」
愛奈の声に、一斉に園児達が手を叩く。
瑞希は恥ずかしさで顔を上げられなかった。
463376:2007/11/27(火) 22:45:39 ID:HPlbOEbb
「さあ、ゆり組のみんなはお歌を歌いに戻りますよ。
みずきちゃんは、ちゅうりっぷ組だからあっちね。」
愛奈が園児達を引き連れてピアノに戻る。
振り返ると綾花が瑞希を迎えに立っていた。
「んふふ。きちんとご挨拶できてよかったわね。
みんなに馬鹿にされないように、たのしくお勉強しましょうね。」
一部始終を、綾花達や同級生に見られていた事を思い出し、
瑞希は絶望的な恥ずかしさに襲われる。
しかし、こんなのはほんの序章だった。

「はい、じゃあ、まず今日は園児服のお着替えから実習します。」
戸惑っているまもなく、綾花の手で手早くボレロを脱がされる瑞希。
去年一年間さんざんさせられたのだろう、本当に手慣れた動作だ。
「はい、ばんざいしましょうね。ばんざーい」
そういうと、綾花は瑞希の両手を持ち上げる。
そこにかぶせられる大きめの上着。遊び着に使うスモックだった。
それは、もちろん女の子用のピンクのギンガムチェックで、
すその所にチューリップをあしらったポケットが付けられていた。
「はい。手間取ると子供の方も嫌がるので、
今のようにスムーズにお着替えさせられるよう。練習しましょう。」
464376:2007/11/27(火) 22:47:16 ID:HPlbOEbb
学生達全員の手で、延々とボレロとスモックを交代に着せ替えられる瑞希。
まるで着せ替え人形になった気分だった。
慣れない一年生に無理矢理脱がされ、
尻餅をついてショーツをあらわにしてしまったり、
お着替えを嫌がる子供を演じさせられたり、
瑞希にとって永遠とも思える屈辱の時間が過ぎていった。

そのうち、瑞希は自分の尿意に気が付いてしまった。
そういえばお昼前からトイレに行っていない。
しかし、今トイレに行きたいなんて言い出せば、叱責されるのはともかく、
更にどんな辱めを受けるか想像も出来ない。
ゼミが終わるまでなんとか我慢しよう。瑞希は自分に言い聞かせた。


ようやく全員が実習を終えたときには、もう降園時間となっており、
ゆり組の園児達も思い思いに教室やグラウンドで遊んでいる様だ。
慣れないスカートの涼しさもあってか、
もうその時には瑞希の尿意は限界に達していた。
『ようやく終わった。早く大学に帰ってトイレに・・・』
祈る気持ちの瑞希に、教授が思いがけない言葉を浴びせた。
465名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 06:46:42 ID:Rs5vjyot
ショーツがあらわになったということは、ほとんど膨らみがないのを
見られてしまい、女子におちんちんがまだ幼いことを知られてしまったと
いうことかな。
466名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 22:32:13 ID:76Cm49Qw
あげ
467名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 11:48:11 ID:HfzQNBWU
339さん 376さん GJ!! 続きが楽しみです 
468376:2007/12/01(土) 12:10:34 ID:/iLx5wpV
「では、次はグラウンドに出て子供達の外遊びを見学させてもらいます。
小石川さんは一緒に遊ばせてもらうように。」
スモック姿で再び外に連れ出される瑞希。
『今しかない』と思ったものの、気の弱い瑞希は言い出すタイミングがつかめない。
あっというまに、グラウンドに一人放り出されてしまった。
『あー、どうしよう。もう我慢できないよ。』
その時近付いてくる一人の園児がいた。
先ほど瑞希のことを「子分」と言った翔太というやんちゃな男の子だ。
「な、なにか用?」
戸惑う瑞希が尋ねるより早く、男の子の手が瑞希のスカートをまくり上げた。
いわゆる『スカートめくり』だ。
「きゃーっ!!!」
予期していなかった行動に、尿意が限界に達していたこともあって、
瑞希は本当に女の子のような声を出してしまう。
「なーんだ、おおきいからどんなのをはいてるかと思ったら、
ふつうのこどもぱんつじゃん」
男の子のセリフに、すぐ後ろで見ていた学生達からクスクスと笑い声が聞こえる。
しかし、瑞希はそれどころではなかった。
『どうしよう!すこし出ちゃったかも・・・。』
あまりの驚きに瑞希のおちんちんから少しだけ漏れ出したおしっこは、
女の子用ショーツの前部分。
ちょうどアニメキャラがプリントとされている部分を濡らしてしまっていた。
469376:2007/12/01(土) 12:11:44 ID:/iLx5wpV
『こんな時にお漏らしだなんて・・・
早くトイレに行って洗わないとシミになってしまう。
そんな事になったら綾佳達にどれだけ馬鹿にされるかわからない。
もうトイレに行きたいと言うしか・・・』
瑞希の決意を打ち砕いたのは早姫だった。
「みーずきちゃん。一緒にあそぼ!」
一人でぽつんと立っているのを見かねたのか、
早姫は強引に瑞希の手をつかんでみんなのところに連れて行く。
まさか早姫に『トイレに行きたい』なんて言えない。
そんな事を言えば、園児用、それも女の子用のトイレを使わせられてしまうだろう。
「はい、みずきちゃん先にどうぞ。」
連れて行かれたのはすべり台だった。早姫は瑞希に上に登るように促す。
「う、うん」
またも状況に流され頷いてしまう瑞希。
一段二段と足をかけるが、困った事に気付く。
そう、このまま高いところまで登れば、スカートの中、
恥ずかしいシミの付いたショーツが見られてしまうかもしれない。
瑞希はあわてて早姫の方を振り返る。
「あ、あのね、早姫ちゃん・・・・ぼく・じゃない。
わ・・わたし、高い所って苦手なの・・・」
幼稚園児に対して、そんな発言をするのは屈辱だったが、
そんな事を言っている状況ではなかった。
「そうなの?じゃあ、早姫おねえちゃんが一緒に登ってあげる。
それなら怖くないでしょ。」
屈託ない瞳でにっこりと微笑む早姫。
天使のような笑顔が今の瑞希には小悪魔に見えた。
470名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 20:14:23 ID:EGNJ0Yzs
age
471376:2007/12/05(水) 21:50:48 ID:1Nq00qOP
「えっ!えっ!」
早姫に押される様に、更に滑り台に登らせられる瑞希。
気が付けば早姫の後ろにも数人の園児が並んでいる。
その中にはさっき瑞希のスカートを捲った、翔太の姿もあった。
彼は先頭にいるのが瑞希達だと気付くと
「はやくしろよー。まってるんだぞー!」と捲し立てた。
翔太にまで『怖いから降りる』なんてとてもいえない。
それは瑞希に残されたちっぽけなプライドだった。
スカートをまくられた恨みもある。
瑞希はショーツが見えない様注意しながら、ゆっくりと滑り台を登っていった。
「みずきちゃんだいじょうぶ?こわくない?」
最上段でみずきの手を握りながら早姫がやさしく声をかける。
さすがに聖アンナの附属幼稚園だけあって、遊具施設もとても立派な物だ。
もちろん安全性には気を使われているものの、
幼稚園に設置されているものは思えない程最上段は高みにあった。
今、下から瑞希達を見上げれば恥ずかしいショーツは丸見えだろう。
「うん。大丈夫だよ。」
一刻も早く滑り降りたい。
瑞希はスカートがまくれないように滑り台にお尻を降ろそうとした。
「ドンッ!!」
その瞬間後ろから押される瑞希。
472376:2007/12/05(水) 21:51:51 ID:1Nq00qOP
「わーっっ!!」
不安定な体勢で押し出された瑞希は中腰のまま滑り台を転げ落ちる様に滑っていく。
そのまま勢い良く着地点の砂場に滑り込んだ瑞希は頭から一回転してしまった。
「うーーん。」
仰向けに倒れ込み、何が起ったのか理解できず呆然とした頭で空を見上げる瑞希。
その目に飛び込んだのは滑り台の最上段でいたずらっぽく笑う翔太だった。
「なんてことするのよ!」
早姫の叫ぶ声が聞こえ、逃げるようにして翔太が滑り降りてくる。
「おい、ぱんつ丸出しだぞ。」
翔太に言われ、瑞希は自分のスカートが完全に破れてしまっていることに気付く。
転げ落ちる最中に、普通に滑っていたのならありえない様な箇所に
スカートが引っ掛かってしまったのだろう。
「やっ!!」
慌ててスカートを押さえようとする瑞希だが、
何故か思うようにショーツを隠すことができない。
瑞希はおっちん座りで座り直すとスモックの裾を両手で引っ張って股間を隠す。
が、指先に触れる生暖かい感触。
どうやら転げ落ちたショックでまたおしっこを少し漏らしてしまった様だ。
473名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 22:42:55 ID:fYOz/HVV
続き乙です!

「おっちん座り」ってのがわからず検索してしまったw
どうも北陸地方あたりの言葉らしいけど「赤ちゃんのお座りポーズ」でいいのかな?
はっきりとした意味はわからなかった・・・orz

普通に使われてる言葉なんでしょうか?
474名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 05:43:34 ID:etGvm29J
多分、関西圏の言葉。まあ、全国的にあるようだが、東京では「えんと」だから関東では通じない
475名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 16:30:41 ID:CYe5Gt/1
自分は中国地方〜九州ですが、生まれて初めて聞いた言葉です・・・おっちん座り
476名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 19:06:14 ID:k/bM4oHA
子供向けに座ること(主に正座)を指して
「おっちんしなさい」(意:「お座りしなさい」)みたいな使い方はあったと思うが
「おっちん座り」は初耳やな

source: ttp://hougen.atok.com/gatten/111.html
> ・おっちんする(幼児語) ・三重 ・hymtk ・普通は正座,幼児には「おっちん」を使う
477376:2007/12/06(木) 21:39:46 ID:2NFP6Yto
特に意味はなくイメージでかいちゃいました>おっちん座り
私の脳内言葉だったみたいですね。
「なんとなく可愛い座り方」を思い浮かべていただけると幸いです、
478名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 00:59:18 ID:F4vyVZMc
376様
細かいことは気にせず、お続けくださいませ∠(`・ω・´)
479376:2007/12/08(土) 10:56:46 ID:R9GA8wb6
「あははは、いい格好じゃん。」
睨むように翔太を見ると、後ろの滑り台の途中に
スカートの一部が破れて引っ掛かっているのが見えた。
通りで思うように隠せない筈だ。
「ちょっと大きいからって偉そうにするなよ。」
どうやら翔太は瑞希の体の大きさが気に入らなかったらしい。
当然みずきには偉そうにする気など全く無いのだが、
それでも最低限の大人としての威厳を保っていたいと考えていたのを
敏感に感じ取ったのかもしれない。
「みずきちゃん、せんせいのところにいこー。」
慌てて降りてきた早姫が優しく瑞希に手をさしのべる。
しかし立ち上がるとおしっこで濡れたショーツが、
悪くするとおちんちんのふくらみまで見られてしまう。
瑞希は途方にくれた。
「あらあら、折角の可愛いお洋服を早速ダメにしちゃって。」
早姫と翔太の前に立ちはだかるように現れたのは綾花だった。
さすがに園児達に男の子だと知れるとまずいと思ったのかもしれない。
「まったく、とんでもないおてんばさんね。
ほら、お姉ちゃんが先生のところにつれていってあげるわ。」
そう言われても、簡単に立ち上がる訳にもいかない。
瑞希はかぶりをふった。
480376:2007/12/08(土) 10:57:50 ID:R9GA8wb6
「ん?どうしたの?足でも怪我して立てないのかな?」
不思議がる綾花に翔太が絶望的な言葉をかける。
「おねえさん、こいつおもらししてしまったんじゃない?
さっきぱんつがちょっとよごれてたよ。」
『気付かれてた!』
もう逃げるしかない。
立ち上がって園舎に向かって走り出そうとする瑞希を綾花が後ろから、
はがいじめにする様に抱きかかえた。必死に抵抗する瑞希。
しかし綾花の力には全然かなわない。
「ほら、ここのところ黄色くてびしょびしょだ。」
翔太が瑞希の股間を指さす。
「うわー。こいつおもらししちゃった!きたねー!」
いつのまにやらたくさんの園児が集まってきて瑞希を取り囲んでいた。
男の子は皆馬鹿にしたようにニヤニヤし、
女の子は口に手をあてて友達とひそひそと笑い合っている。
「あっ、あっ・・・」
幸い瑞希の小さなおちんちんのおかげで男の子だとはばれていない様だが、
沢山の園児達と綾花にお漏らししたショーツをあらわにして立たされているという状況に瑞希の理性が壊れた。
「あっーー!」
我慢に我慢を重ねたおしっこが、大量に瑞希の股間を流れ落ちていく。
「きゃっー!」
汚い物でも見るようにはあとずさりしていく園児達。
瑞希の足下に広がっていく大量のおしっこ。
全て出し尽くしてしまったあと、今度こそ本当に幼児のように瑞希は泣きじゃくった。
481名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 12:56:47 ID:XM66Wg8k
イイヨイイヨー
482376:2007/12/10(月) 22:27:22 ID:AWMxd/A1
「あらら大変ね。」
全然大変だというような口調で綾花がほくそ笑む。
瑞希は両足をつたい、靴下から靴の仲間でぐちょぐちょになってしまった
気持ち悪さと恥ずかしさに気が遠くなっていた。
「ちょっとごめんね。」
介抱しようとする早姫を押しのけたのは綾花だった。
「ほら、しっかりなさい。」
綾花は瑞希の両頬を優しくなでると、瑞希の体をお姫様だっこの状態で抱きかかえた。
空中に抱きかかえられ、ようやく理性を取り戻す瑞希。
「ちょ、ちょっと汚れちゃうよ・・・!」
確かに、濡れた瑞希の足を持つ綾花の右手はおしっこにまみれていた。
「そうね、後で酷いから覚えてなさい。」
綾花は怒りではなく、楽しんでいる様な表情で瑞希を凍らせた。

「あなた、本当に大学生なの?」
綾花に抱きかかえられ、なんとか園舎内に戻ることができた
瑞希を待ちかまえていたのは愛奈先生の叱責だった。
「本当の幼稚園児でも年長さんになれば、お漏らしなんて滅多にしないわよ。」
多くの同級生、上級生の前でまるで役にたたない端切れになったスカートと、
おしっこでびしょびしょのショーツ1枚で立たされ、叱りを受ける瑞希。
しかも、上着は園児服にピンクのスモックという恥ずかしい出で立ちだ。
483376:2007/12/10(月) 22:28:01 ID:AWMxd/A1
「ほら、こっちにきなさい。」
連れて行かれたのは、園舎内の大きな浴場だった。
当然のように綾花、それから心配した歩実が付き添っている。
「夏場とかにね、園児達が汗をかいた時に使うのよ。それから・・・」
さすが聖アンナの施設だが、感心している余裕は瑞希にはなかった。
「たまーに、こんな風にお漏らししちゃった子を綺麗にするのにもね。」
愛奈はそういいながら、熱いシャワーを瑞希の足に浴びせた。
「ほら、ショーツ脱ぎなさい。同性だし恥ずかしいことなんかないでしょ。」
「あの・・・でも・・・その・・・」
自分が男の子だと知らない愛奈。それに、綾花や歩実の前で脱ぐことなんて出来ない。
困り果てる瑞希。
「ほら、お漏らしなんてしちゃったんだから、もう恥ずかしい事なんてないでしょ。」
綾花がクスクスと笑う。
「もう、じれったいわね!」
業を煮やした愛奈が瑞希のショーツを一気にずりさげる。

「えっ?」
股間に付いている物を発見し、愛奈が目を丸くした。
484名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 01:59:19 ID:PDAOW5RL
おっきした。
このまま羞恥路線をお願いします。
485名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 19:46:11 ID:3B8WulHC
>全然大変だというような口調で綾花がほくそ笑む。
全然大変というのは、どういう意味ですか?
486名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 23:58:20 ID:vXRu1jq0
前後からすると「全然大変ではなさそうな口調で 〜」・・・かな?

最近の日本語は「全然OK」とか逆の意味の言葉を平気で並べるから、時々わけわからなく
なる・・・w
487名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:29:46 ID:Pj9Oa9+h
>>485,486
ぜん-ぜん【全然】
@((下に打ち消しの語を伴って))ちっとも(…ない)。まるで(…ない)。「−おもしろくない」
A〔俗〕((下に打ち消しや否定の語を伴わずに))非常に。ものすごく。「−すばらしい」「−いい」

なので、意味としては合っている
488名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:47:24 ID:tDh/gfoD
>>486
学校では否定で使われることしか教わらないが、
昔から肯定でも全然は使われていたそうだ。
否定だけで使われるようになったのは戦後からだそうだ。
489376:2007/12/13(木) 23:42:40 ID:UWauc2Q7
486さんの通りです。
フォローありがとうございます。
推敲せずに書いているので適当に読み飛ばしていただくと幸いです。
490376:2007/12/13(木) 23:43:10 ID:UWauc2Q7
『キャー!』という悲鳴ではなかったのは、
瑞希のおちんちんのあまりの粗末さのせいだろう。
瑞希は声も出せず。直立したまま両手で顔を覆っている。
「あはははは、この子男の子だったの!?」
大笑いしながら綾花と歩実に尋ねる愛奈。歩実が黙ってこっくりと頷く。
「全然わかんなかったわ。まあ、可愛い男の子ね。」
そう言いながら、指先でおちんちんを弾く愛奈。
「あっ!」
「可愛い声出しちゃって。私こういうの大好きなのよね。
あらあら、園児達と変わんない可愛いおちんちんね。」
瑞希のおちんちんの先の余った皮を、楽しそうに指先でつまむ愛奈。
「ねえ、男の子の癖に女の子格好して恥ずかしくないの?
粗末とはいえ、こんなの付けてるのにねぇ・・・
でも、これからの実習には邪魔になるわね・・・
いっそのこと、切り落としちゃおうか?」
少しイッてしまっている様な愛奈の眼に震え上がる瑞希。
491376:2007/12/13(木) 23:43:56 ID:UWauc2Q7
「馬鹿ね、冗談に決まってるでしょ。」
愛奈は、力強く瑞希のお尻を叩く。『パシーン』という大きな音が浴室に響いた。
「でも、ちょっと可愛くしてあげる必要はありそうね。・・・
ちょっと、あなたそこのケース取ってくれる?」
あっけにとられている歩実に命令する愛奈。
一方の綾花は予想外の楽しい展開に舌なめずりしていた。
「ほら、二人ともこっちにきてみなさい。みずきちゃんはそこに座るのよ。」
言われるがままに浴室のタイルに素っ裸のお尻を下ろす瑞希。
「はい、あなたはこの子が暴れたら危ないから両足を押さえててね。」
不思議がりながらも瑞希の両足を押さえる綾花。
「な・・・何を・・・」
二人におちんちんを見られている恥辱も忘れ、瑞希は恐怖におののいた。
「ほら、じっとしなさい。」
そういうと、愛奈は瑞希の股間になにやらクリームを塗り始める。
「みずきちゃん、園児の癖にうっすらとだけどおけ毛が生えてるでしょ。」
いくら、子供っぽいおちんちんでも瑞希は本当は大学生の男の子だ。
いくばくかの恥毛ぐらいは生えているのは当たり前だった。
「万が一、園児達に見られたら困るから剃っちゃおうね。
男のだってばれるのはともかく、大人だってばれたら大問題だしね。」
もっともらしい理屈を口にしつつ、愛奈は剃刀を手に取った。
「や!・・・やめてっ!!・・」
必死に抵抗する瑞希。
「ほら、おとなしくしてないと間違っておちんちんを切り落としちゃうかもよ。」
492名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 01:41:25 ID:y42g8nQ7
wktk
493名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 12:14:08 ID:WZwCpfCK
>>489
面倒でも推敲はしなさいよ。
折角のGJなんだからさっ
494376:2007/12/16(日) 18:21:03 ID:O4pMIgLC
「ひっ!」
その言葉は瑞希を大人しくさせるには十分だった。
愛奈は手際よくお臍の下からおちんちんの付け根にかけて
丁寧に剃刀を当て始める。
ジョリジョリと恥ずかしく、そして情けない音が浴室に響く。
「ああ・・・お願い・・・・やめて・・・・」
懇願する瑞希だが、剃刀の刃に怯えてまるで声が出ない。
「んふふ、ここも少しだけどはえてるわね。剃っちゃおーっと」
愛奈は楽しそうに瑞希の小さな袋を手に取り、ゆっくりと刃を滑らす。
ものの10分もしないうちに瑞希の下半身はツルツルになってしまった。
「はい、可愛くなったわよ。やっぱりこの方が似合うわね。」
笑いを抑えきれないように、口に手を当てながら愛奈が言う。
綾花は抑えようともせず、お腹を抱えて笑っている。
陰毛を剃られてしまった。ただそれだけなのにひどく落ち着かない。
なんだか大人のシンボルを剥奪された気分だ。
「これでもう完全にお子ちゃまになったわね。」
股間をマジマジと見ながら笑う綾花に、
おちんちんを隠すことも忘れ何も言い返せない瑞希だった。
495376:2007/12/16(日) 18:22:04 ID:O4pMIgLC
「さて、このままじゃさすがに戻れないから着替えないとね。」
我に帰った様に愛奈が一人言を言いながら、
脱衣所においてある可愛い色の子供用タンスに向かう。
脱衣所に隅には水色とピンク色の小さなタンスが並べてあり、
水色のにはクマ、ピンク色のにはうさぎのイラストが描かれている、
どうやら水色のが男の子用、ピンク色のが女の用のタンスらしく、
愛奈が引き出しを開けたのも当然ピンク色の方だった。
「たまにね、瑞希ちゃんみたいにお漏らししてしまう園児がいるから、
替えの下着やお洋服を用意してあるのよ・・・・あら、困ったわね。」
タンスの一番上の引き出しをまさぐっていた愛奈が困った声を出す。
「どうしたんですか?」
愛奈がどのような下着を用意するのか、
少し楽しみにしていた風に綾花がすぐに駆け寄る。
「んー・・・。瑞希ちゃんにぴったりのね、
可愛い女の子ショーツがあったと思うんだけど・・・」
「ほんとですね・・・可愛いのは一杯あるけど、さすがにこれは
瑞希ちゃんにはサイズがちっちゃ過ぎますね。」
手のひらほどの大きさの可愛いショーツを手に取りながら、
綾花が残念そうに呟いた。瑞希がいくら小さいとはいえ、
そのサイズのショーツではさすがに穿けそうもなかった。
「困ったわね。まさか下半身裸で帰らすわけにもいかないし・・・」
サイズが合わないと聞き、もう女の子のショーツを穿かなくてすむと
少しホッとした瑞希だったが、愛梨の言葉に背筋が凍る。
496名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 18:48:49 ID:dK8zNkPS
イイヨイイヨー
497名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 21:07:28 ID:AEAndzAY
GJ!

498339 ◆YK4Fevkot6 :2007/12/18(火) 15:53:37 ID:Krs+7WnP
中々職人が増えませんね…私ももっと頑張らねば
499名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 22:01:49 ID:NNKzW8xA
たぶん皆書きたいんだけど、うまく文にできないんだよ
500名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 10:21:47 ID:IdePS+9e
職人召喚のための人柱を募集中
501376:2007/12/19(水) 21:28:11 ID:lxxj8qzT
はいはい。人柱の376が来ましたよ。
こんな下手くそな私でも書いてますので
職人さん来てほしいですね。
502376:2007/12/19(水) 21:28:51 ID:lxxj8qzT
そんな姿で人前に出る事なんてとても出来ない。
瑞希は慌てて愛奈に提案する。
「あ・・・あの、男の子様のでいいです!」
「だめよ!そんなパンツを穿いてて、もし他の園児達に見つかったらどうするのよ?
仕方なく穿いてますって言っても、勘ぐられるかもしれないわ。」
綾花が強い口調で反論する。うなずきで同調する愛奈。
二人とも、折角手に入れた楽しいおもちゃを逃してなるものかという風だった。
「そっか・・・思い出したわ。一昨日、瑞希ちゃんと同じようにお漏らししちゃった
女の子がいたのよ。割と大きい子だったから、きっと他の先生に使われちゃったのね。
となると・・・探しても見つかるはず無いし・・・」
その時、愛奈の唇の端がニッと笑った様に見えた。
「そっか。あれなら穿けるかもね。」
そういいながら、二つのタンスの傍に目立たないように置かれていた段ボール箱を
愛奈は開け始めた。大きな段ボールには、テレビCMなどで聞いたことのある
大手メーカーのロゴが印刷されており、瑞希は嫌な予感を覚えた。
「たしか、大きいサイズのが・・・あっ!あったあった。」
振り向いた愛奈の手に持たれていたのは、薄いピンク色の大きめのビニール袋。
パッケージには小学校低位学年くらいの女の子の写真が印刷されている。
その下に大きく書かれている『スーパーBig14枚入り』の文字。
「あ、あの・・・それって・・・まさか・・・」
いいながら、瑞希は自分の顔から血の気が引いていくのが分かった。
そんな気持ちを知ってかしらずか、愛奈がにっこりと笑って応える。
「そっ、子供用紙オムツよ。」
503376:2007/12/19(水) 21:30:26 ID:lxxj8qzT
「わー、すごーい。『大きいお子様でも穿ける安心サイズ』ですって。
最近はこんなのもあるんですねえ。」
楽しくてたまらないといった様に、はしゃぐ綾花。
「うん、この間メーカーの営業マンが試供品でいろんなサイズのを持ってきたのよ。
で、これは新製品らしんだけど、うちではサイズが大きすぎて使う事もないと思って
段ボールに入ったまま放置してたんだけど・・・
よかったわね、瑞希ちゃん。穿ける下着があって。」
「そ、そんな・・・いくらなんでも・・・オムツだなんて・・・。」
今日一日散々な恥ずかしい格好を強要されてきた瑞希だったが、
オムツというのは『恥ずかしい』の範疇を超えていた。
「どうして?幼稚園の校庭でお漏らししてしまうような子供には
ぴったりの下着だと思うけどな。」
綾花が瑞希の顔を覗き込むようにして舌なめずりする。
「あ・・・あれは、事故みたいなもんだし・・・もうあんなこと・・・」
愛奈が瑞希の鼻の頭を指でつつく。
「よくいるのよね。毎日毎日お漏らししてしまう癖に、オムツが恥ずかしい
からって『もうお漏らしなんてしない』って駄々をこねる園児が。」
「ぼ、僕は園児なんかじゃありません。僕は・・・」
大学生です。といいかけ、今の自分の姿を思い出し躊躇する瑞希。
504名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 23:21:05 ID:IIEMoRf8
続き読みteeeeeee
505名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 01:32:17 ID:qpJCDLCS
おぉ・・・いよいよ(((;゚д゚)))ゴクリ
506名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 11:29:54 ID:TN8O+p8d




    神   降臨
507名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 21:07:10 ID:rZymlJY1
これは良いスレッドですね
508名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 21:17:46 ID:AYb8/wHI
う、ウワァァァァァァァァァ
職人さんがいないと禁断症状が!
ほぎゃぁぁぁ
509376:2007/12/23(日) 12:21:00 ID:T25NDWAk
そんな瑞希の気持ちも愛奈には完全に手玉に取られていた。
「そうよね。瑞希ちゃんは本当は大学生のお兄ちゃんだもんね。
でも、さっき校庭でお漏らししてしまった時の瑞希ちゃんは可愛い園児だったでしょ?
あそこまで園児になりきれるなんて凄い才能よ。
おかげで、他の学生達も勉強になるでしょうね。
そう、今の瑞希ちゃんは大学生の男の子じゃなくて幼稚園に通う女の子なの。
それだったら、オムツも恥ずかしくないでしょ。
それとも、さっきお漏らししてしまったのも大学生の小石川瑞希君なのかな?
大学生にもなって、お漏らしなんて恥ずかしいわよねー。」
一気に捲し立てる愛奈。
瑞希は、さも救いの手を差し出すような誘導にのってしまう。
「う、うん・・・さっきお漏らししたのは僕じゃありません・・・。」
さっきまで真剣だった。愛奈の顔がぱっと明るくなる。
「そうよね、そうよね。小石川君は立派な大学生だもんね。
じゃあ、もうちょっと女の子の演技が出来るわね。」
瑞希はコクリと頷いてしまった。
510376:2007/12/23(日) 12:21:39 ID:T25NDWAk
「じゃあ、さっさと着替えて戻りましょうか。」
綾花は愛奈の口先に感心しながら、紙オムツのパッケージを開封し始める。
「ほら、いろんな柄のあるわよ。こっちはお花柄、こっちは苺柄・・・」
楽しそうに綾花が両手に紙オムツを掴んで、瑞希の目の前にちらつかせる。
実物を目の当たりにして瑞希は二の足を踏む。
「あ・・・あの・・やっぱり・・・オムツだけは・・・」
突如、瑞希の左の頬に平手打ちが飛ぶ。あまりの衝撃によろめく瑞希。
「痛いじゃないですか!暴力なんて!」
抗議しようとした瑞希の前に立っていたのは、なんと歩実だった。
「あ・・・あゆみちゃん・・・。痛いよ・・・・・。」
鬼のような形相で瑞希の前に立ちはだかる歩実。
「いい加減になさい!愛奈先生や綾花先輩にご迷惑をかけてるのが
わからないの!?恥ずかしいのは分かるけど、いま小石川君が穿くことの出来る
下着がないのは事実だし。愛奈先生も優しく言ってくださったでしょ?」
「で・・でも・・・。」
「まだ言うのかしらこの子は!?」
歩実はそういうと、ひょいと瑞希の体を抱きかかえ傍にあった椅子に腰掛ける。
瑞希の体重など無いかの様に、歩実は瑞希を俯せに自分の膝の上に乗せると、
凄い力で左手で瑞希を固定したまま、右手を高く振り上げた。
511376:2007/12/23(日) 12:22:46 ID:T25NDWAk
「聞き分けの・・・ない子ねっ!!」
歩実の大きな右手の手のひらが瑞希のお尻に振り下ろされる。
『パシーーン!!』というもの凄い音が響き、続いて瑞希の悲鳴
「ひいーーーっ!!!!」
「反省できるまで叩いてあげるからね!」
1回目と同じ箇所に歩実の平手打ちが飛ぶ。
「ひーーーいいっ!!いたい!!いたいよー!!」
「3っつめよ!」
「いたいっーーっ!やめて!やめてよー!!」
叩かれる度に瑞希の足は上方に飛び上がり、小さな前の部分がぷるぷると震える。
みるみる間に瑞希の片方の臀部は真っ赤になってしまった。
「10回目!!・・・どう?いい子になれる?」
「うん、うん・・・なります!いい子になりますから、お尻を叩くのを・・・」
「どうしたら、いい子になれるの?」
「ひぎーいいっつ!!」
容赦なくお尻叩きを繰り返す歩実。
「や、やめてっ!!オムツをっ・・・オムツを穿くからーーっつ!!」
遂に屈服した瑞希の頭に、先ほどまでお尻を殴打していた歩実の大きな手が被さる。
「分かればいいのよ。瑞希ちゃんはいい子ね。」
512名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 23:50:56 ID:KJCiaFU/
うおおおおぉぉぉぉおおお!
これは期待せずにはいられないぃぃぃぃいいい
513名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 10:22:07 ID:2zHtPAqB
乙だぜ!
514名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 22:23:51 ID:odzGgOHR
376さん GJ!!
515名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 14:18:19 ID:f+KpS+wd
516名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 21:45:07 ID:M+useQKk BE:329760083-2BP(1000)
hssh
517名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 17:19:17 ID:k3zaMcLr
おむつスレ落ちた?
518376:2007/12/27(木) 19:30:56 ID:0DQqLUxw
「んぐっ。んぐっ。」
しばらくして、瑞希はまだ嗚咽を漏らしながらようやく立ち上がった。
「それにしても凄い迫力だったわね。どこで覚えたの?」
上半身園児服、下半身は真っ赤になったお尻を晒して立っている瑞希を尻目に、
愛奈が歩実に尋ねる。
「わたし、年の離れた小さな妹がいるんです。で、幼い頃よく、今みたいに
叱ってやったんです。もっとも今は小学生だし、体も大きいから無理ですけどね。」
歩実の妹なら、さぞかし体も大きいのだろう。しかし、小学生の妹以下として
お尻叩きを受けた瑞希のショックは計り知れなかった。
「さっ、好きなのを選んでいいわよ。」
しばらくおとなしくしていた綾花が瑞希の前に紙オムツを並べ始める。
どれもピンク色を基調とした可愛い女の子用で、それぞれに異なるデザインだった。
穿きやすいように分かりやすく『まえ』と書かれた部分には、
大きめの苺やリボンのイラスト。他の部分は全体にパステルカラーで可愛いプリントが
描かれている。大きめの子供用らしく、それは小学校低学年ぐらいの子供向けの
可愛いショーツの様だった。
「ど、どれでもいいです・・・。」
瑞希にとって、それはどんなデザインであれ、屈辱的な衣装に違いなかった。
「あれ?瑞希ちゃんはまだいい子になれないのかな?
折角おねえちゃんが並べてくれたのに。」
歩実の声にビクリとする瑞希。
先ほど叩かれたお尻の痛みはそれほどまでに強烈なものだったのだ。
「は!はい!!・・・これがいいです・・・」
瑞希は仕方なく、一番地味に見えた、『まえ』の部分にドレスが描かれている
オムツを指さした。
519376:2007/12/27(木) 19:33:01 ID:0DQqLUxw
「そう、これがいいのね。瑞希ちゃんはこのオムツを穿きたいんだ。」
綾花がクスクスと笑いながら、瑞希が指さしたオムツを両手で持ち上げる。
瑞希は少し後悔した。選んだオムツは前の部分こそ地味な感じだったが、
お尻の部分は色とりどりのリボンや宝石がプリントされ、とてもカラフルで
眼立つことこの上なかった。
しかし、いまさら「やっぱり他の」なんて言えるわけがない。
「それが、いいんじゃありません・・・穿きます、穿けばいいんでしょ。」
半ば、やけくそに言い放った瑞希を、歩実が鬼のような形相で睨む。
「瑞希ちゃん。綾佳おねえちゃんは瑞希ちゃんの為にオムツを選ばせて
くれたんでしょ?いい子なら、ちゃんとお礼が言えるわね?」
その隣では愛奈も睨んでいる。瑞希は震え上がった。
「え、あ!はい!!」
ちゃんと、『いい子』の振りをしないと、二人にどんな目にあわされるか分からない。
瑞希はこの上なく屈辱的な言葉を口にした。
「・・・お漏らしした瑞希の為にオムツを用意してくれてありがとうございます。
この、ドレスのプリントされているオムツを穿かせてもらいます。」
しかし、必死に絞り出した言葉も綾花には認められなかった。
「瑞希ちゃん。まだ実習は続いてるのよ。もっと子供らしくいいなさい。」
何度目かの言い直しの後、ようやくOKが出され、指示されたように瑞希は
口に指をあててにっこりと笑いながら言った。
「綾花おねえちゃん、瑞希は幼稚園に通うようになってもおもらししてしまう
からオムツをあててください。その可愛いお姫様のドレスのやつがいいなー。」
ぎこちなく微笑む演技をしながら、瑞希の瞳からは大粒の涙がこぼれた。

「よくできました。じゃあ穿かせてあげるから足を上げなさい。」
綾花が拍手をするように手を叩いて、瑞希の足下でオムツを広げる。
520名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 22:07:40 ID:ohJo4S8d
376さんGJ!
>>517落ちたっぽいね…
だれかまた建ててくれないかな…
521名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 02:20:00 ID:702g7004
禿同。どなたかスレ立てお願い致しますう。
522麻衣:2008/01/01(火) 13:24:36 ID:pXgwadet
元日から3日間仕事の合間に小説?書込みします
523麻衣:2008/01/01(火) 14:30:55 ID:pXgwadet
小説?の前に麻衣の初おむつデートを書きますね
麻衣は広島の157×47×ウエスト64のおむつ大好き女装娘です。今から5年位前の初めて人前で布おむつで膨らんだオムツカバーを見せた時の事です。
その男の人とはある掲示板で知り合い、広島駅に朝9時に待ち合わせと云う事になって・・・・。
初夏の朝の通勤の人波の中をまだ涼しいのに麻衣は汗と興奮でミニプリーツスカートの中の可愛いピンクのオムツカバーを気にしながら赤い自転車を駅に向って漕いでいた。
こんなに朝早くから布おむつ7枚あててチェックのミニプリーツスカート履いて人波に逆らって外出するなんて。
もう、おむつの中は汗と興奮とでヌルヌルになっていた。普段から女装外出はしてたケド、おむつ外出は初めてだし、これからの事を考えると麻衣の心臓はドキドキものでハンドルを持つ手も汗ばんでいた。
自転車を漕ぐ度にミニスカートの中の布おむつが麻衣の!と擦れて、運転に集中出来ない。
やっと駅に着いて、電話すると駅の脇に停車してるとの事・・・。 「初、初めまして、麻衣です。よろしくです。」
524名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 15:43:50 ID:CJ/IwcQY
>>523
っていうかおむつの広島人のまいって女装好きの男という事実があるからキモ
525麻衣:2008/01/01(火) 16:28:36 ID:pXgwadet
まずは筆試しって事で、その後でロリおむつ女装小説だから、読みたくない人はパスしてねそれか自分で書いてね。
526麻衣:2008/01/01(火) 17:29:54 ID:pXgwadet
「ごめんね、僕、車から降りられないんだ。」
そう、麻衣が彼にもおむつして来るように頼んだから。
ズボンだとおむつしてるの目立つのよね
麻衣は自転車を目立たない所に置いて、車に乗り込んだ。
「可愛いオムツカバーだね。」車に乗り時ミニスカートから見えたみたい?
彼の横に座っても、オムツのせいで足が閉じ辛いケド〜
彼が手を延ばして麻衣のスカートを捲ると、麻衣にもピンクの動物柄が目に入る。
「じゃァ、麻衣もね。」
彼のズボンの股をタッチすると、布おむつでモコモコして可愛い〜
二人でお互いのおむつを確かめながら鷹野橋のホテル街に向った。
ホテルに着いて彼のプックラしたお尻の後に付いて部屋に入った。
鍵を掛けた途端に、二人は強く抱き合って、膨らんだお尻をもみあった。
527名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 18:36:40 ID:wDQh2Ia6
麻衣ちゃん、せめてsageてくれないかな。
メ欄にsageって入れてくれたらいいから。
528麻衣:2008/01/01(火) 19:11:43 ID:pXgwadet
その続きはまたにして、ロリおむつ女装小説フィクションにしま〜す
529麻衣:2008/01/01(火) 19:16:53 ID:pXgwadet
これでいいの?auの携帯から書込んでいるから〜
530麻衣:2008/01/01(火) 20:20:40 ID:pXgwadet
僕はこれでも高校3年なんだけど小学校から列は一番前で、
今も身長155の体重が43のウエスト60。
でも、体が弱かったから剣道始めてやっと人並に丈夫になったケドチビのまま。
ある日、本屋さんで何気なくゴスロリの本を立ち読みしてたら、声を掛けられたんだ。「僕〜?そういう本好きなの?」
「エッ!別に、そそんな訳じゃなくって」
「あら、そうなの?まっいいからいらっしゃい!」
強引に手を引かれて、その本屋さんの上のマンションに連れて行かれた。
「チョット、待って、お姉さん、エッ!なんで!」
「いつも、少女マンガとか立ち読みしてるでしょ、可愛いなァ〜って思ってたの〜」
「ハィ、コーラでいいでしょ?私もロリ服着るの大好きよ。」
見ると壁には可愛いピンクのローターのワンピ―スが掛ってる。
思わず、可愛い〜なって思っちゃった。
531名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 20:49:32 ID:lvjIRyC2
途中変な所に「・」が一杯あると思ったら、絵文字か…
PCからも読める掲示板なので、
絵文字は使わない方がいいですよ。
532名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 23:23:57 ID:WOdrv6jk
なんだ376の続きが大量投下されたのかと思った

がっかり
533麻衣:2008/01/02(水) 11:50:24 ID:axL4kpaQ
「この服可愛いでしょ?着てみる?小柄だから着れるわよ♪」
ハンガーから外して僕の胸に当ててニッコリ微笑み僕の服を脱がし始める。
アレアレと言う間にカラーブリーフ一枚にさされてピンクのロリワンピを着せられちゃった。
「どう?似合うでしょ〜?」
姿見の前に連れて行かれてびっくり!
少し長めの髪にピンクの膝上のふりひらのワンピースの女の子が膝を震わせて、目を見開いてる。
急に顔とあそこがが熱くなって、思わず内股になっちゃった。
534名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 12:34:55 ID:aHa1ZQ0a
オカマきもい
535麻衣:2008/01/02(水) 14:19:58 ID:axL4kpaQ
「そうだわ、もっと可愛い服があるからチョット待っててね。」
僕は鏡の前で一人にさせられてた。
可愛い女の子がスカートの前を押さえて立ちすくんでる。
「ヨイショッと」衣装ケースを持って来て、中から何枚かの服を選び出して。「もっとロリっぽくしちゃおうっと」
「ハィ、この服は脱ぎましょうね〜♪」
次に着せられたのは白い丸襟の長袖ブラウスにピンクの超ミニのフレアースカート。
これじゃまるで幼稚園の女の子じゃない?フリル付きの白いハイソックスまで履かされて。
「あら、ブルーのブリーフ見えちゃうわね。丁度、お尻大きく見えるし、おむつにしましょうね〜♪。」
536麻衣:2008/01/02(水) 14:50:58 ID:axL4kpaQ
エッ、エッ、なんで、仰向けに寝かされちゃった、おむつ??
「今、用意してるから待っててね、おむつ厚くしちゃおうっと。」
「さっ、ぱんちゅヌギヌギしましょうね。」
あ"〜恥ずかしい、見られちゃう〜、だって〜。
「あら、可愛い〜♪、まだ、小さくて包茎ちゃんなのね。」
537名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 16:48:33 ID:XZdGpVZO
麻衣、名作の予感!
538チラ裏スマソ:2008/01/02(水) 16:55:03 ID:TAQzlGgf
このおっさん色んなサイトで見るけど、自己顕示欲強すぎだろ…
今までの流れでも需要の無さが表れてるなw

それは別としても、匿名が基本の掲示板で個人で活動するあたり
頭が悪そうな印象を受けた
539麻衣:2008/01/02(水) 17:50:05 ID:axL4kpaQ
不意に両足首をつかまれて持ち上げられ、お尻を浮かせられた。
「結構、軽いのね、おむちゅしましょう〜ね。」
お尻の下に布おむつとオムツカバーを滑りこませられると、布おむつを跨ぐように足を広がせられた。
「サァ〜、パタパタしましょうね。」」
なんかスッゴク恥ずかしい格好でフカフカした布おむつをお尻に感じて、胸の鼓動が早くなって。あっ、あそこをつままれてる。
「あは♪、かたくなってきた〜♪。」
思わず、目をつむって両手を握って声を噛み締める。
パフの気持ちいい感触とパウダーの甘い香りとで身体と心がとろけるみたい。
軟らかい布おむつを股に当てられて、おむつ越しにあそこを押さえられると、アア〜ンて声が出ちゃう〜。
「おむつって気持ちいいでしょ?ね!」
何枚もの布おむつをオムツカバーで包まれ、あそこの根元が圧迫されて、なんか夢を観てるみたい。
540339 ◆YK4Fevkot6 :2008/01/02(水) 18:39:22 ID:50ZMR0YU
私は結構好き。麻衣さんの作品。
頑張って欲しいです。
541名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 18:49:08 ID:D1pNoHS8
やはり、良い作品だった。お姉さんの女友達リクエスト。ますます期待大。
542麻衣:2008/01/02(水) 19:54:35 ID:axL4kpaQ
「ハアーィ、立っちしようね。」
両手を取られて立ち上がると、厚い布おむつで股が閉じにくく、膨れたお尻が突き出てるみたいな感じで歩きにくい。
そのまま姿見まで歩かされて鏡を見ると、白の大きな丸襟のブラウスにピンクの短い裾の広がったスカートにフリルのハイソックスの女の子が、
スカートの下からピンクの膨らんだオムツカバーを覗かせていた。
イヤー〜!!だって、男の子なのに女の子の服を着て、その上、おむつまでして〜。
でも、スカートの中の布おむつの中は熱く興奮して、先がヌルヌルしてるのが分かった。
急に身体のちからが抜けで床にペッタンコ座りしちゃった。
「あらら、こんな可愛い格好したから興奮しちゃったのね。丁度いいわ、髪型も可愛いくしちゃいましょうね。」
苺の飾りが付いたカラーゴムでツインテールにされると、鏡の女の子がもっと幼くなってスカートから覗く可愛いオムツカバーもよけいに似合ってる。
543麻衣:2008/01/03(木) 11:19:45 ID:UxD9A98Z
「喉、乾いたでしょう?チョット待っててね 。」
鏡の前で一人にさせられる。両手がスカートの中のオムツカバーの前を押さえると鏡の女の子も顔を紅潮させつオムツカバーを押さえてる。
布おむつの圧迫感とオムツカバーの腿廻りの感じが気持ちいい〜。
今まで、身体の小さいのがイヤな時もあったけど、今は本当に自分でも可愛いいと思う。
「ハーィ、赤ちゃんにはこれでしょ〜!あ〜んして。」
哺乳瓶!! 無意識に舌を出して呑み口をくわえて恐る恐る舌と上顎でミルクを押し出す。
甘さを控えたミルクって感じ。
544麻衣:2008/01/03(木) 14:15:28 ID:UxD9A98Z
向かい合って、片手に哺乳瓶、片手がオムツカバーの股をポンポンとたたいてる。
だんだん、哺乳瓶を胸元に近付けるから、顔がおっぱいに近付き身体を預ける様になる。
オムツカバーへの刺激が気持ちよくて、声が出そうになるから、哺乳瓶の呑み口を一生懸命にむしゃぶりついた。
「いい子ね〜、いっぱい呑んでね〜♪」
オムツカバーの上からの気持ちいい甘い刺激であそこの先はもうヌルヌルで、腰を動かす度に布おむつと擦れて〜♪。
「おしっこしてるかなァ〜。」
突然、オムツカバーの脇から手を差し込まれてあそこの先を指2本でクニュクニュされた。
たまらずに、哺乳瓶の呑み口をミルクと一緒にほき出して(はきだすの可愛い型)
「アア〜ン ダメ〜♪ んんんハァハァ」
「あらら、女の子みたいに塗れちゃって、やっぱりオムツしていてよかったわね♪」
「もう〜もう〜 アッア〜 イッッ」
545麻衣:2008/01/03(木) 15:41:06 ID:UxD9A98Z
「あら、ミルク呑まないとダメじゃない!ハイ、ア〜ン。」
「ン ン ン ンアッ ン ン ン」
「まあ、涙まで流しちゃって、ミルクもなくなったからね〜」
やっと手をオムツカバーから抜いて微笑んで出て行った。
まだ、あそこの皮の先からヌルヌルの汁がジワッと出てる。身体全体が熱ぽくって。
ボーッとした頭の中で、もうずっと前からおむつをしていてた様な感じがしていた。
「さぁ、新しいおむつに替えましょうね。そこにゴロンしましょうね〜。」
「イャ〜!もう、恥ずかしいから〜」
今のおむつの中を見られるがとても恥ずかしくて叫んじゃった。
「ダメよ、さっきおむつが湿ってたから。おむつカブレになっちゃうわよ。いい娘だからね。」
546麻衣:2008/01/03(木) 16:25:39 ID:UxD9A98Z
強引に寝かされると腿との間に身体を割り込ませる。
ピンクのオムツカバーに手が掛り、マジックテープがベリベリっと剥がされ布おむつの横当てが開かされ、縦当てのおむつに手が掛る。
ヒンヤリとした空気があそこに感じて、股を閉じようとしたけど、腿を押え付けられて。「やっぱり、おむつ、濡れてるじゃない。まるでおしっこしたみたいよ。先っぽなんかヌルヌルよ〜。」
「お尻拭きでキレイキレイしましょうね。あら、ちゃんと剥けるのね。フキ フキ」
イ"〜ッ身体がビックンとして弓なりになっる。「ヤッヤッ刺激強過ぎる〜!お願い、お願い〜!」
「そうよね、過保護のペニちゃんには強過ぎたわね。」
「でも、もう少し刺激に慣れてた方がいいわよ。」
547名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 17:11:28 ID:XfP7Cib1
一生懸命に隠すのに、いとも簡単に脱がされちゃって、
小さくてまだ包茎のおちんちんを見られて優しくからかわれちゃうのは、
とても恥ずかしいですね。
横で同級生の女子などが見ていたら、もっと恥ずかしい。
548麻衣:2008/01/03(木) 17:31:52 ID:UxD9A98Z
エッ、それってどうゆう意味?また両足首を掴まれてお尻から布おむつの束を抜かれて、新しいおむつセットが滑り込ませた。
鼻歌を歌いながらベビーパウダーをはたいてる。
気持ちいい〜、仰向けになって全てを委ねるって。
お尻からあそこの裏までパフがうごめいて、ベビーパウダーの甘い香りが漂い、目がトロンとしてくる。
「え〜と、どこにいっちゃったのかなァ〜?・・・・ あった〜♪」
「さぁ、ナイ ナイしようね。」
なんかゴソゴソしてたケド、新しいおむつの気持ち良さにウットリしちゃった。前より少しキツメに布おむつを当てられた。
ン、あそこの根元と先っぽに何か挟まれてる。
「さぁ、立っちして、上着着てね。お外はさむいから〜。」
!!!外って〜 外にでるの〜!このままで〜!
スカート短いし、おむつ見えそうだし。
「大丈夫よ、もう外は薄暗くなってるからね。」
549麻衣:2008/01/03(木) 19:55:49 ID:UxD9A98Z
白モヘヤのカーデガンにブラウスの大きな丸襟を出して、短めのフード付きのダウンジャケットで玄関に立ちすくんでる。ピンクの可愛い靴を見下ろしてると。
「靴は自分で履いてね。ちゃんと手を繋いであげるから。」
いくら身体が小さいからって、男の子がミニスカートでおむつを覗かせて外を歩くなんて。
もう、心臓かドキドキ過ぎる位だし。
「さぁ、座って、お靴履こうね。」
仕方無しに玄関の上がり口に腰掛けると、スカートが短いからオムツカバーが直に床に着く。あらためて今の格好を思い知らさせられる。
マンションのドアを開けると、冷たい風が、ミニスカートの中に吹き込んで、ピンクのオムツカバーが見え隠れする。
厚く当てた布おむつで、お尻を突き出したお尻振りながらのヨチヨチ歩きになっちゃう。
それと、歩く度に布おむつとあそこが擦れて、腰を引いた歩きになる。
「ねぇ、ゆっくり歩いてね。おむつで歩きづらいから。」
汗ばんだ手を握ってもらいながら、陰に隠れる様に歩くしかない。
エレベーターが開く時も、後に隠れたけど、誰め乗って無かったのでホッとした。
エレベーターの中で、自分でオムツカバーで膨らんだお尻を触って確かめるのを、微笑みなから見ている。
ドアが開いて引張れる様に人通りに出ると、うつむいて歩くのがやっとだった。
みんながこっちを見てる様な気がして。
「どうしたの、耳まで真っ赤よ。公園はすぐそこだから頑張って歩くのよ。」
もう、声を出すのも怖い。自分の鼓動がハッキリと分かる。
やっと公園が見えた時、エッ、何、ナニ、(ブーン ブーン)
おむつの中で何か振動してる。それも、あそこの根元と先っぽで。
布おむつとオムツカバーで固定されてるから、よけいにスゴイ。
思わずすがり付くと、耳元で「リモコンのローター、布おむつの中にいれたのよ♪」ダメ〜身体のちからが抜けて立ってられない〜。
「イ"ヤ―ッ」
550名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 20:29:10 ID:L18apauG
俺も書いてみたいけど文才がまるでないんだよなぁ・・・
書いたことあるのは中学生のときに書いた厨二小説だし・・・w
551名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 15:43:16 ID:q9M2q/Dk
まあ最近出しゃばってる麻衣の文才よりはましだろ

552名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 18:18:03 ID:DtofjoWJ
麻衣は、とても良いと思うよ。
553名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 19:20:00 ID:qi0NFXVi
いや、それはない
554376:2008/01/04(金) 19:41:47 ID:zXos8wVo
「えっ!自分で・・自分で穿きます。」
「何言ってるの、いま『穿かせてください』って言ったばかりでしょ。
それに、幼稚園児のみずきちゃんに一人で穿けるかな?」
確かに『穿かせてください』とはいったが、この年になってオムツを
年下の女の子に穿かされるなんて。
「ほら、さっさと足を上げなさい。はいまずは右からね。
お箸を持つ方よ。分かるかなー?」
幼児に話しかけるような口調で綾花がニヤニヤと笑う。『穿く』タイプの
オムツであるのがまだ幸いだった。これ以上抵抗しても無駄だろう。
瑞希は覚悟を決めて右足を宙に浮かす。
「はい、上手にできましたねー。」
オムツの右足部分のギャザーを広げ、綾花がゆっくりと、ゆっくりと
瑞希の足にオムツを通す。柔らかく、しかし少しだけ締め付けるような、
男性用下着にはありえない感覚を太腿に感じ、瑞希は少しだけおかしな気分に包まれた。
「はい、いい子でできまちたねー。次は左よ、できるかなー?」
瑞希は仕方なく、しゃがんでいる綾花の肩に手をかけると、左足を軽く上げる。
綾花は瑞希の羞恥心を弄ぶ様に、ゆったりとした動作で左足にもオムツを穿かす。
555376:2008/01/04(金) 19:42:18 ID:zXos8wVo
「はい、ちょっと足首閉じてね。」
そういいながら、綾花はオムツの両端を掴むと、瑞希の太腿のところまで引き上げた。
両足に擦れる、フリルたっぷりのまたぐりの感触は瑞希にとって未体験のものだった。
「サイズは全然大丈夫みたいね。ほら、ここにかいてあるの読めるかな?」
綾花は、瑞希の太腿の間にオムツを留めたままで尋ねる。
「そ、そんなことより・・・早く穿かせて・・・こんな格好じゃ・・・」
素っ裸の下半身に穿かされかけたオムツという恥ずかしい格好に瑞希が悲鳴を上げる。
「あら?あんなに抵抗したのに。『穿かせてだなんて』、
瑞希ちゃんはオムツが好きになっちゃったのかな?」
「ち!ちがいます!!」
「ムキにならないの。そうよね、瑞希ちゃんは幼稚園のお姉ちゃんだもんね。
赤ちゃんの使うオムツなんて恥ずかしいわよね。
ほら、ここには『まえ』って書いてあるのよ。こっちがみずきちゃんの
お臍のほーですよーって教えてくれてるの?わかるかな?」
綾花はオムツのパッケージを手に取り、裏側にある商品説明を読み聞かせる。
「『小さなお子様でも一人で穿けるように、「まえ」というプリントがしてあります』
だって。でも、幼稚園児の瑞希ちゃんには読めなかったね。少し難しかったかな?」
瑞希は黙って俯いて屈辱に耐えるしかなかった。
556名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 21:03:49 ID:qZ3bvXLE
376さんキター
557名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 21:05:46 ID:DtofjoWJ
麻衣は、素晴らしいよ。376もいいと思う。それぞれ反対意見もあるがな。
わかる人とわからないのがいるだけ。
558名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 22:56:13 ID:cruJ2B0x
>>557
麻衣擁護は常にageなのは何故なんだ。





プ
559名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 00:03:45 ID:geihNhql
わかる能力に欠けているヤツは黙っとれ。バカヤロウ!
560339 ◆YK4Fevkot6 :2008/01/05(土) 00:47:35 ID:wKM37snd
麻衣さんを叩いている方にお願いです。
このスレは私にとって大事な物です。他にもこのスレを楽しみにしている人は
居るハズです。
書き込むなら、場を荒らさない配慮をお願いします。
561名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 17:17:28 ID:5C3UM5FO
339はなんなの?
562名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 17:44:43 ID:gDbQqfRQ
自分の作品投下以外でコテ・トリップ使うのって、
この板ではあまり好意的に取られないよね。
スレによっては荒れるもと。
なので、そういった発言するなら、
名無しで発言した方がマシかと。
563名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 01:44:18 ID:F+a9Wrba
で、籠手鳥はずして名無しで擁護レスつけたら
「麻衣の自作自演乙」ってんだろ?ww
まるっとお見通しだっつんだよ。wwww
564名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 02:04:06 ID:RbPZGy2G
なるほど、そういう手口があるのか、気付かなかったよ。
>563はそういう手口に相当手慣れていると見た。
565名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 02:34:58 ID:RDLQRbGT
563は、単なる馬鹿だろ。くだらねぇ。
566名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 14:39:56 ID:fH5r1zGb
麻衣さんのは見たくない人は、NGすればええんだけでわ
567名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 16:01:01 ID:xDhKoWIe
下らねえでもマンセーでもいいからさ、
sageとくれないか。
この手のスレが上がると変な奴の目に付きやすくなるだろ?
こういうスレを見ると潰したがる奴多いからな
だからsageてくれ。
568名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 23:55:18 ID:dPNA0vf5
番号が増えていたので、更新されたかと思ったが、がっかり。
作者のみなさん、楽しみにしています。
569376:2008/01/07(月) 18:28:12 ID:FsB5PrAv
「じゃあ、風邪ひくといけないから、そろそろ穿きましょうね。」
「ちょっと待って。」
瑞希が覚悟を決めたその時に、制したのは愛奈だった。
綾花が少し残念そうな表情になる。
「そうしたんですか?私が苛めすぎて、さすがに可哀想になりました?」
「そんなことあるはず無いでしょ。これもいっしょに穿かせておきなさい。」
愛奈が差し出したのは、数枚のさらさらしたタオル状の生地だった。
「それ、なんですか?」
愛奈の意図が分からず、首をひねりながら聞き返す綾花。
「ほら、こうするとわかるでしょ。」
愛奈がそのうちの一枚をとって、広げてみせる。長さ70センチ、幅30センチくらいの
その白い生地の布の両端に、水色でバンビの様な鹿のイラストが描かれている。
「あっ、見たことあります。それって布オムツですよね。」
何をされるのか分からず、瑞希は愕然とする。綾花が瑞希を代弁するように尋ねた
「でも、紙オムツあてようとしてるのに、どうして布オムツが必要なんですか?」
「わからない?瑞希ちゃんの体がいくら小さいといっても、やっぱり幼稚園児とは
違うのよ。尿の量とかも多いだろうし、万が一の時漏れ出したら大変でしょ。」
「へえ、愛奈先生、優しいですねえ・・・
良かったわね、瑞希ちゃん。これで一杯お漏らししても大丈夫よ。」
そう言われても瑞希には素直に喜べる事ではなかった。
570376:2008/01/07(月) 18:29:00 ID:FsB5PrAv
「はい、じゃあこの一番濡れるところに数枚当てておきましょうね。」
綾花が、オムツの中に丁寧に布オムツを数枚ひいていく。
「じゃあ、できまちたよ。遅くなってごめんね。」
そういうと、綾花はようやくオムツを瑞希の腰のところまで引き上げてやった。
「ああ、とうとうオムツまであてられちゃった・・・」
瑞希の心の中に絶望感が満ちた。
「うん、さすがにスーパービッグね。中に布オムツまで入れたのに十分なサイズだわ。
あっ、ここは直しとかないとね。おちっこ漏れちゃいますねー。」
太腿の部分から布オムツがはみ出ているのを見つけ、綾花が丁寧に中に押し込める。
「またぐりのギャザーもこうやって・・・と。ほら、可愛く穿けたわよ。」
園児服の下にオムツ一枚だけあてられてた瑞希の姿は確かに、年端もいかない幼女
そのものだった。本来、子供を恥ずかしさから守るために薄型になっているオムツも
中にしきこまれた布オムツによってパンパンに膨れあがり、可愛さを助長していた。
「これで、いつお漏らししても大丈夫ね。」
綾花がオムツで膨らんだお尻を叩く。
『パフッ』という柔らかい音が、瑞希の羞恥心を一層刺激した。
「ほら、瑞希ちゃん、綾花お姉さんにお礼は?」
しばらく黙っていた歩実が瑞希を促す。姉御肌気質が完全に目覚めてしまったようだ。
歩実の声は、今の瑞希にとってなにより恐ろしい物だった。
「あ、あやかお姉ちゃん・・・瑞希に・・・オムツをあててくれてありがとう。」
瑞希は素直にそう口にした。
571名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 22:06:54 ID:RvGXP1PR
とうとう、おちんちんが見えなくなってしまいましたね・・・。
572名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 01:39:13 ID:XCh1TBaI
お前まさか読めてませんか?
何回も書かれてるのにスルーとかキチガイですか?

 メ ー ル 欄 に 「sage」 と 入 れ ろ 

次入れてなかったら荒らしとみなす
OK?
573名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 09:56:30 ID:7PoqV8Bb
age
574名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 11:20:32 ID:7PoqV8Bb
もういっちょage
575名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 12:23:39 ID:7PoqV8Bb
>>572のために
よいしょ〜age
576名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 20:04:40 ID:gqjzxmvU
下げろよキチガイ
577名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 21:52:03 ID:r4XXw6VS
>>572
日本語でOKだから。
578名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 22:00:20 ID:V6sN9VJ2
専ブラ使ってる身としてはage、sageに問題を感じないんだが
変に加油してる自治の方が…
579名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 23:05:00 ID:r4XXw6VS
がんばれよ。
580名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 23:18:00 ID:PaawKktv
「ageると荒らしが来るからsageろ!」
確かに「トップのスレッドにだけ手当たり次第に書き込んでくる悪質な荒らしがいる」という板状況の場合
暫定的な荒らし対策としてsageを示し合わせるのは有効かもしれません
ですが実際にsageが強要されているスレッドの板では、そんな荒らしは存在しない例の方が遥かに多いようです
sageると荒らしに目を付けられる可能性は減りますが、それと同時にスレッドに訪れる人自体が少なくなる為
書き込むのは同じ面子ばかりで、スレッドの情報や内容は狭い世界になりがちです
自分で「内容なんか要らないから荒らしの目に付かないように」とsageるのは勝手ですが
新しい情報を求めてる人もいる以上、それが他の人にsageを強要する理由にはなりません
「郷に入っては郷に従え!sageろ!」
彼らが言う「郷」とは、一体どこのことを指しているのでしょう?
2ちゃんねる?
2chの利用規定その他にはsageについて、一切厳守はおろか推奨さえされていません
2ch「使用上のお約束」では
「書き込みをしてトップまで持ってくるのも一興。下がったまま内緒話をするのもまた一興。。。」 とも記述されています
あくまでage・sageは自由というのが2chのスタンスです
それを捻じ曲げてsageを強要している人たちこそ、郷に入って郷に従っていないと言えるでしょう
581名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 00:35:25 ID:D3uZ3jF4
ここから先は他所でやってくれな。

俺達が望んでいるのは、萌える「幼児女装小説」だ。
582名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 00:50:16 ID:OC/KLxQm
みんなのためにage
583名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 04:06:05 ID:7uBnbvu2
580によって、結論がでたようだな。
584名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 06:17:30 ID:RniYKs7r
支援支援
585名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 07:30:41 ID:knh9Ih5c
今実際荒れてるのに、そんな事言われてもな…(´・ω・`)
586名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 12:16:45 ID:6yWVFXTm
やっぱり荒らしたいだけ、だったのな。
587名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 13:46:14 ID:WETCJ6p+
気長に376氏の続きを待とうじゃないか

376先生の作品が読めるのはこのスレだけ!
588名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 05:15:35 ID:YcMsMT+M
判決:スレ違いの論議をしている時点で荒れている。
589名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 19:46:17 ID:H4CIRLtW
おむつをして半尻(はんけつ)出して街を歩きなさい。
590名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 14:12:44 ID:VILKnXxw
瑞希ちゃんにおむつを穿かせるときに愛奈先生がとった処置は、
大きな意味を持つものです。愛奈先生はどのような指示をしましたか?
そう、紙おむつと一緒に、布おむつを数枚当てさせましたね。
もちろんこの理由は、瑞希ちゃんの排尿量を考慮してのこと。
幼児用おむつでは、完全に吸収できない恐れがあるからです。
その点、布おむつは紙おむつよりも瞬間吸収力が強いですから、
一度に多くの尿が漏れる瑞希ちゃんには、布おむつの併用が効果的ですね。

でも、布おむつの役割はこれだけではありません。
実はもっと重要な役割があります。何でしょう? 
分かる人は? ・・・あら、誰もいないのですか?
おむつを当てられたこと、みんな忘れちゃったのね(笑)

重要な役割というのは・・・おむつ付けてみればすぐ分かることなんだけど、
布おむつは、濡れた感覚が肌に伝わりやすいのです。
最近の紙おむつは性能がいいから、お漏らしをしても表面はさらっとして、
濡れた感じがありません。それではお漏らしをしても、
「自分はお漏らしをしてしまった!」という実感が得られませんね。
トイレット・トレーニングに逆効果だと指摘する議論もあります。
591名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 14:13:48 ID:VILKnXxw
瑞希ちゃんは、尿の排出機能については発達段階に達しているのですから
自分の排尿を自覚させ、排尿行為を学習させる必要があります。
濡れた布おむつは、次のおむつ交換の時間までずっと、
排尿されたという実感を装着者に与え続けます。
「自分はまだお漏らしをしてしまう子なんだ、おむつが取れていない幼児なんだ」
ということを、濡れた布おむつが瑞希ちゃんに言い聞かせているのです。

それにしても、みなさんはおむつに関しては何も分かっていないようね。
そんなことでは、幼児教育の研究などできないわよ。
そうねぇ・・・今度のサマーキャンプでは、本腰を入れてじっくりと
子育て経験を体験しましょうか。

もちろん、瑞希ちゃんにも参加してもらって、ね。


#376に話を戻す意味で書きました。376とは別です。献上スマ
592376:2008/01/14(月) 11:18:18 ID:F3lG518F
スローペースでごめんなさい。
590さんも書かれませんか?
皆でスレを維持していきましょ。
593376:2008/01/14(月) 11:18:52 ID:F3lG518F
「じゃあ、みんなのところに戻るわよ。」
綾花のその言葉に瑞希は現実に帰る。なにしろ、下半身には紙オムツしか着けていないのだ。
「あ、あの・・・この格好でですか?・・・」
「決まってるじゃない。折角のお手製スカートを破っちゃったおてんばさんは誰なのかな?」
「あ!・・・あれは事故で・・・」
「とにかく、今はみずきちゃんに穿かせてあげられるお洋服はないの。
丁度いいじゃない。みんなに恥ずかしいオムツ姿を見られたら、
お漏らし癖だって治るかもしれないわよ。
ほら、いつまでもグズってたら、又、みんなの迷惑になるでしょ。」
右手を綾花、左手を歩実に強引に掴まれ、瑞希は立つこともおぼつかない幼児のような状態で
浴室から連れ出された。
「やだ、やだ、やだ!こんな格好をみんなに見られるのはいやだよ!」
泣きすがる瑞希だが、二人の力には到底かなわない。
大声で抵抗する瑞希は逆に子供達の目をひいてしまう。
「やだーっ。瑞希ちゃんオムツだーっ!」
瑞希の恥ずかしい姿を、目ざとく見つけた園児が大騒ぎして集まってくる。
降園時間は過ぎていたが、それでも十数人の園児が残っている。
自分たちより大きな体なのに、スカートも穿かずオムツ一枚の姿の瑞希が
好奇の的になるのは当たり前だった。
「せんせー。みずきちゃんどうしておむつなの?」
一人の女の子が屈託無く愛奈に尋ねる。
「さっき、お外で瑞希ちゃんがお漏らししちゃったのは知ってるでしょ?
瑞希ちゃん、今日は初めて幼稚園に来る日だから、ちょっとお姉ちゃんぶって
オムツじゃなくパンツを穿いてきちゃってなのね。
でも、瑞希ちゃんはみんなと違ってまだオムツ離れができてなくて、
『おしっこ』っていえないみたいなの。
それでね、またお漏らししちゃったらみんなの迷惑になるからオムツをしてるのよ。
ひとことひこと言い聞かせるように、愛奈が園児達に説明する。
その言葉のひとつひとつが瑞希の胸に突き刺さる。
「そっか、みずきちゃん。からだはおおきいけど赤ちゃんと一緒なんだね。」
校庭からも騒ぎを耳にして園児達が集まってくる。
沢山の目に恥ずかしい姿をあらわにし、瑞希は廊下にしゃがみこんでしまった。
594名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 17:23:28 ID:2kqQsoPR
ほす
595名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 14:28:53 ID:5O+4KMEI
age
596名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 15:00:25 ID:W5FuOVZO
>>595
おーい、sageてるぞ!!
597名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 15:36:18 ID:et+efKdB
もしかして麻衣はなぜ自分が叩かれているのか理解してないのか?

それは 文 才 が な い か ら だ

麻衣よ自重せよ
それかもう一回小学生からやりなおせ
598名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 17:46:29 ID:GA3N4U/b
いなくなった奴のことをネチネチ言うお前がもう一回小学生からやり直せよ
599名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 00:05:54 ID:9mrN5Qgk
小学生からやりなおすぐらいなら、オムツつけて園児から
600名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 12:33:02 ID:7yJ5HT2f
そして園児たちに囲まれてオムツ交換
園児以下ということで、未満児クラスへやさしく強制移動

両手にはかわいらしいミトン
「このミトンさんのおかげで、うっかりパソコンをイタズラしてしまって
叱られて悲しい思いをしなくて済むわね。よかったね」
先生はにっこり微笑みながら、指先を使わないと外せない特殊構造になっている
ミトンのボタンをしっかりと留めた。
601名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 00:45:57 ID:f1h0FwhT
>>600
ttp://image.rakuten.co.jp/nippku/cabinet/angel-new/1792-1793.jpg
ttp://image.rakuten.co.jp/nippku/cabinet/angel-new/66-2.jpg

こんな感じかなぁ、

かわいい絵柄は脳内補完で。ってか本当にこんなの着けられたら、
健康な人でも脱げない??
602名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 16:37:34 ID:QAdtwQ4j
トイレの自覚が芽生えた子には、紙オムツは自分で上げ下げできるパンツ型が普通だけど

この2つを着けられたら、もう自分ではオムツに触れることすらできませんね
どんなに恥ずかしくても、オムツは着けたまま。自分でこっそり始末することはできないね。

でも大丈夫。どんなにオモラシを隠しても、先生がおむつアラームの音に気付いて、
すぐに新しいオムツを持って来てくれるから。
603名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 18:02:26 ID:+62WARS+
>>602 
それ、いいなぁ

例えば、小学校の宿泊学習で人の優しい&思いやりを教えるための授業として、
いじめっ子の主犯といじめられっ子、それぞれに 602の言う格好にさせて、
赤ちゃん返りをさせ、クラス全員で世話することで歪んだ団結力と信頼関係作るとか


かわいい系も好きだか、ちょっとカッコつけてる子が恥ずかしがる設定が好きだー
604名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 20:11:58 ID:8jklkpX0
うは、萌えた
おまえらエロいな
いじめっ娘におむつ外せないようにしておしっこ漏らさせるなんて
605名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 20:13:46 ID:Xq0kADYW
>>593の続きを末長く待ってます。
週1でいいから更新してくれると嬉しいです。
606名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 23:38:54 ID:au7jME8v
どうみても打ち切りです
607名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 23:44:23 ID:tXdcAI/P
>>603
いじめられっこが悲惨過ぎる…
608名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 00:45:58 ID:Un5Am4NE
二人とも同じ状況に置くことで
厚い友情が生まれんじゃないか
609名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 12:09:23 ID:YUCO4mjr
>>602-603

いいけどさ、それだとおむつスレになんね?
610名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 14:31:20 ID:0g+0C8AH
女装させればいいんだ
611名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 23:25:13 ID:lPoY/ONq
先生が女装してるとか。

おむつはかされる子以外の全員が女装娘とか。
612名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 22:09:04 ID:r3GxfIlz
もうここも終わりですね・・。
613名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 22:40:28 ID:AIG3NID+
わざわざ、いらんこと言うな
614名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 00:03:55 ID:/AaxhfK7
妄想を語り合うスレでもいいじゃないか
615339 ◆YK4Fevkot6 :2008/01/31(木) 00:41:51 ID:4d7VaCXk
ブランクが開いてしまいましたが、そろそろ展開が頭の中で
まとまってきたので近日中に続きを書き込みます。
早くエロシーン書きたいなぁ。
616名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 01:02:08 ID:24Pweoy3
>>609

むしろこっちじゃね?
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199418979/


>>615
期待してます
617名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 03:44:07 ID:itAR07jG
スレのアドレス変わったんだな。
618名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 20:01:12 ID:JgiGEBwd
何日か前に板が移転したね
619名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 23:11:02 ID:x+XKRtGb
専ブラのスレを再読み込みしなければならないから、
該当スレッド全部引っ越すの大変だった罠。
620名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 03:54:40 ID:3c4EXmBZ
何その糞専ブラ
621619:2008/02/05(火) 04:29:31 ID:YCUD+pxA
>>620
Live2ch
622名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 00:56:00 ID:L06AVioA
うちはOpenJaneだけど、そんな引越しはしたことない。(´ー`)y-~~
623619:2008/02/06(水) 00:59:07 ID:wKCTkSnt
スレッドの一覧は更新スレば良いが、読み込んだスレは手動で
再度一覧から捜して読み込まないといけないからね。
624名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 14:09:09 ID:Wi27o4Nu
で、浣腸されておちんちんいじられながらおむつにうんちは。
625名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 01:06:16 ID:Wlq/fm9V
ギコナビだがそんな面倒な事したことが無い
626名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 01:07:39 ID:PmQJVLBr
もうここも終わりですね・・。
627名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 02:31:28 ID:6BobIy4q
いかに20氏が凄いかだよな…
628名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 07:26:08 ID:ve7P1Ioj
age
629名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 22:44:57 ID:oczz/KaG
20氏が新作と共に、復活してくれないかなぁ
630名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 23:43:12 ID:0T0SBK/K
中の人もなかなか新作まだみたいだし、厳しそうじゃね?
631名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 20:59:12 ID:NPYLFLsY
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
632名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 20:37:30 ID:Fi+bgaCL
もうここも終わりですね・・。
633名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 22:23:59 ID:sFaH/aBS
いちいち、うざい
634名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 23:37:11 ID:vFY84YKn



                               おわり
635名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 00:47:42 ID:OxBoQFwy
age
636名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 20:43:49 ID:VUqMSU0k
tesage
637名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 21:21:21 ID:O6qAcdMr
ついに、ここも終わりましたね・・。
638名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 11:06:18 ID:qijvE3vV



                               おわり
639名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 20:40:05 ID:1gHeyU+g
もうここも終わりですね・・。
640 ◆yhIxd.yWnM :2008/02/27(水) 08:02:23 ID:ARwRrVTm
保守、ついでにトリップのテスト
641228 ◆yhIxd.yWnM :2008/02/27(水) 08:03:42 ID:ARwRrVTm
トリップ合ってました。SS再開
642名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 15:33:04 ID:N2XEPlCp
続きクルー!?
643名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 15:55:34 ID:G41WKeFy
お前のオナニーSSなんか誰も読みません^^



                               おわり
644名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 21:47:47 ID:fy4q8s8Y
なら来んな
645名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 23:12:10 ID:T+orRGdr
小説を書くスレなのに小説は読まないとはこれいかに
646名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 12:00:18 ID:Ew8eg+XK
他人のは読まないが作品を投下してくれるんだろう
647名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 21:41:12 ID:xq2LylYo
そうか
書き手がとうとう現れたか
648名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 22:08:21 ID:rjDlniJ7
もうここも終わりですね・・。
649名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 18:13:49 ID:hsf9lw5A
卒園の時期だからな
650名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 20:58:35 ID:Yn4MeZ4g
なんか書くとか言って書かない奴が多すぎる
無駄に期待を持たせんな
ということで、俺が文才ないが書いてみる
651名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 22:37:35 ID:f/0Dbyes



                               おわり
652名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 22:44:29 ID:n3E+5R2X
あまりに寂れているので、暇に任せて書いてみた。
暇つぶしにどうぞ。
文才に乏しいので、あまり期待しないで欲しい。
オムツシーンまでが長いし、ようやくたどり着いてもいまひとつっぽいし。

2号 51678 小品.txt mutuki
653名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 00:58:22 ID:jUT370q8
もう個々も終わりですわ・・
654228 ◆yhIxd.yWnM :2008/03/02(日) 01:12:24 ID:z/nb9AVq
聖なるかな!聖なるかな!聖なるかな!聖なるかな!
世界は聖なるかな!魂は聖なるかな!
皮膚は聖なるかな!鼻は聖なるかな!
舌は聖なるかな!ペニスは聖なるかな!肛門は聖なるかな!
すべての物質は聖なるかな!すべての人間は聖なるかな!
すべての場所は聖なるかな!すべての日は聖なるかな!日々はすべて永遠!
人間はすべてエンジン!セラフィム天使のように神聖に燃え上がる!

      ──アレン・ギンズバーグ──『ギンズバーグ詩集』

希が澪のちょこんと勃起したペニスを口に含み、指で優しく包皮をまくった。赤飴色の亀頭にキス、澪の肢体がピクンと反応した。
「希ちゃんのちんちん可愛いよ」
亀頭のくびれについた澪の汚れを舌でこそぎ落として綺麗にする。少女の指が冷たい尻皮膚に触れた。少女の唇の両端が残酷で、遊情そうにわずかにつり上がる。
恥ずかしげに澪がそっと首を横に向けた。時として、顔を覗く暗雲に遮られた上弦の月が放つ、木々を照らす蒼白い光のような澪の女らしさ。
それは澪自身が一番良く知っていた。己の身内に宿る女の性、それが小さく透明な泡粒となって立ち上り、心の中でパチンとはじけるのだ。
「オムツしてあげるから座って、希ちゃん」
自らのヒップを紙オムツの上に載せる。綿のようにふわりとした紙地が尻を撫でた。双腿を開いてM字開脚の姿勢になった澪の耳元で希が囁いた。
「あたし、希ちゃんのお尻の処女が欲しいな」
澪が一瞬、驚いたような表情を作る。しかし、その表情はすぐに微笑みにかわった。嬉しそうな哀しそうな、不思議な微笑みに。
「いいよ。希ママが欲しいなら……お兄ちゃん、なんでもあげるよ」
「嬉しい、じゃあちょっと待ってね」
希が水玉模様のマックスキャリーバッグからアナルバイブを取り出し、バイブに軽く口づけする。
使い切りパックのぺぺローション──バイブの先端部分と澪の肛門に塗りつけた。アナルバイブを少年の雛菊に押し当てる。
アヌスがぐいっと押し広げられる感覚に澪のヒップが切なく痙攣した。澪が快感と羞恥に喘ぐ。
涙で潤んだ瞳がコケテッシュでそそった。希が根本までバイブを貫入させ、優しくゆっくりとバイブを引き抜く。
「ああ、希ちゃん……ッ」
「ママを忘れてるよ。ふふ、もっといっぱい気持ちよくしてあげるね」
希が引き抜いたバイブをまた澪の直腸に戻した。澪に苦痛を与えぬように上手に腸管を攪拌させる。
妹に肛門をなぶられるほのかな屈辱と法悦に澪の神経は掻き乱れていった。希の指先が澪の顎に触れる。ふたりの唇が重なった。
「お尻にいれたままでオムツつけてあげる。今日はその格好で一緒に過ごそうね」
              *     *     *     *     *    *
深夜の道玄坂二丁目、渋谷センター街の付近。時刻は午前一時を過ぎていた。
黒いコールタールに吐き捨てられたいガム、タバコの吸殻が俯いた孝一(こういち)の視界に飛び込む。
額からこぼれ落ちる血を黒いバンダナで拭い、孝一は圭(けい)を睨み付けた。路上に蹲りそうになる足をなんとか奮い立たせる。
「このッ、シャレにならねえぞッ」
血に混ざった鉄の匂いが孝一の鼻先をかすめた。憤怒に血管が破裂しそうだった。歯を食いしばる。ギリギリと孝一の顎が軋んだ。
655228 ◆yhIxd.yWnM :2008/03/02(日) 01:13:03 ID:z/nb9AVq
「先に手を出してきたのはそっちじゃないか。正当防衛じゃん」
圭が孝一に舌を出してあっかんべーと挑発する。四十センチほどの鉄パイプを太腿の後ろに隠す。隠すのは相手に得物の距離感を悟らせぬ様にする為だ。
相当場数を踏み慣れている証拠だった。あと一歩、踏み込みが遅れていればこんな傷ではすまなかっただろう。
綺麗な顔をしているくせに、とんだ野良猫だ。餓鬼だと思って甘く見たのが間違いだった。用心深そうに孝一の出方を見ながら圭が距離を取る。
警戒する麝香猫の如く、大きく見開かれた圭の二重瞼の双眸が、相手の動作を見逃すまいと張りつめた。
孝一が膝をたわめて相手に飛び掛ろうとした刹那、圭は鉄パイプを放り投げ、孝一が膝頭めがけて叩きつける。
骨を打つ鈍い音が響いた。孝一の顔貌が苦痛に気色ばむ。
「さようならっと」
その隙を見計らって、圭はくるりと身体を反転させるとその場から逃げ出した。
              *     *     *     *     *    *
事の発端は孝一が圭に対してつまらない惹起を回したせいだ。一〇九を抜けて圭はいつものように気ままに遊んでいた。野良猫のハビット(習性)だ。
千代田稲荷神社にいって賽銭箱から小銭をくすねたり、パーキングメーターを荒らしてみたり、タバコの自販機からタバコを盗んだりだ。
タバコを盗む手口はいたって簡単だ。タバコの取り出し口に手を突っ込めば良い。手首を上のほうにいれて周りを掻きまわせば、指先にタバコの箱が触れる。
それを二本指で掴めばタバコは簡単に取り出せるわけだ。もっともタバコの銘柄までは選べない。圭はその盗んだタバコを知り合いに半額で売りつける。
もっとも、大した小遣いにはならないが。パーキングメーターはモノにもよるが、後ろの部分を金槌か石で強く叩けば良い。
手っ取り早く金を稼ぐ方法は新宿二丁目が一番いいかもしれない。
特に二丁目は穴場だ。路上は互いを値踏みするような男達の眼差しで溢れ、圭の玲瓏とした凛々しい天使の如き美貌が男達を釘付けにした。
新宿公園の公衆便所で蛍光灯を見つめていれば、勝手に男達が寄ってくる。光に群がる虫みたいにだ。
そこで幾ばくかの金を貰い、個室に入ってナニをするわけだが圭はまず最初にアナルセックスはしないと断りを入れる。
手コキはフェラまでだ。それから客のズボンを脱がせる。ただし、完全には脱がさない。
脱がすのは足首までだ。次に自分もスパッツを脱ぐ。相手を安心させる為だ。金は必ず前金で貰う。愛撫は絶対に客にやらせない。
金額も一万円以上は受け取らないことだ。個室のドアは鍵をかけた振りをしておく。で、手コキで相手のペニスが勃起したとこで金を持ったままズラかる。
客は追いかけようとしてもズボンがもつれて上手く走れない。加えてナニが勃起してるせいで上手く履けない。
金額も大金ではないので最後は相手も諦める。ただ、何度も短期間で繰り返せないのがネックだ。
客以外にも何人か公衆便所に集まってくるので周りの人間に顔を覚えられてしまう。噂が立てば仕事がしにくくなる。
金を溜めたら中学を卒業すると同時に、家を出て一人暮らしがしたかった。それにはまず、先立つものが必要だ。
656名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 15:09:39 ID:jUT370q8
>>652
その小説、女装が抜けてる
657名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 17:46:49 ID:9OM8K7Ir
>>652

誤爆ですか
658名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 02:09:44 ID:gCwWYSa8
もうここも終わりですね・・
659名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 21:09:04 ID:ETV4eWjo
とっくに終わってる
660228 ◆yhIxd.yWnM :2008/03/05(水) 06:02:02 ID:ToelULnQ
激しい雷雨にみまわれ、濡れ鼠になった澪と希は雨宿りに路地の横側に面した小さなバーにはいった。雨足は少しも衰える様子を見せない。
ふたりは小さなテーブルに腰をおろし、希がレモンティーとミルクティーを注文した。ウェイトレスがテーブルの上にヒヤを静かに置く。
雨に濡れて額にべったりと張りついた希の髪を掻き分け、澪がハンカチで拭った。希がそっとカウンターに眼をやる。
マホガニー製の古いカウンター──八つほどのスツールが並べられており、カウンターの向こうではマスターが磨いたグラスの艶を眺めていた。
客はひとり、それも少年だ。年齢は自分と同じか少し下だろう。顔は見えないが華奢な後姿には不思議な色気があった。特に尻がいい。
背筋からヒップに流れる曲線の均整が見事に取れている。
(この子のお尻も素敵だけど、あたしのお兄ちゃんのお尻ももっと綺麗で色っぽいんだから)
希が微笑みを浮かべた。頬の筋肉がたわむ。少年がウェイトレスと会話を始めた。希が澪に視線を戻す。
視線を宙に泳がせ、澪はヒップをもじつかせていた。アナルバイブの底がイスに当たって更に置くまで入り込んでしまうせいだ。
腸管を塞ぐバイブの存在を意識すればするほど、澪はおむつカバーに包まれた双臀を他人に見られているような錯覚に囚われた。
(うう、やっぱり恥ずかしい……だけどお尻のバイブ抜いたら希ちゃん悲しむかもしれないし……)
「大丈夫、澪ちゃん?顔色悪いけど?」
「んん、だ、大丈夫だよ……」
運ばれてきたレモンティーを一口だけ唇に含んで、希がもう一度澪に尋ねてみる。僅かだが、蒼白に褪色した澪の顔貌をわざと覗き込む。
「本当に?」
「ごめん……ちょっとお尻が気持ち悪いの……」
雨で身体が冷えたのも原因だろう。希が澪を促すと、一緒にトイレの個室にはいった。個室は掃除が行き届いて、タイルも便座も清潔だった。
ポプリの芳香剤の匂いが少しだけきついが、不潔なトイレよりはずっといい。
「澪ちゃん、お尻のバイブ抜いてあげるね」
後ろを向いて洋式の便座に手を置くと、澪がヒップを希に差し出す。
ワインレッドのワンピースをめくって、希がカバーについたマジックテープを取り外す。
マジックテープの剥がす時の、ビリビリと鳴るあの音が静寂な個室にこだました。その音が一層、澪の羞恥を掻きたてる。
希の長い指先がオムツカバーを果実の皮をめくる様に尻から引き剥がした。
格好が良い見栄えのするヒップが現れる。薄桃色の艶めしい尻肌がキュートだ。張りつめた臀丘は心なしか震えていた。
はずしたオムツを丸めると、希がバッグにしまった。尻房を広げ、バイブの嵌った澪の肛門の縁側に舌を這わせてなぞる。
「澪ちゃん、ウンチする時みたいに力んで自分で出してみせてよ」
661名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 18:39:43 ID:Gqb/56nb
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://rootinghost.com/2ch/01_info.html
662名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 12:37:17 ID:PWwAH4ps
ぬるぽ
663名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 15:24:49 ID:4yWI66T6
がっ!


……もうちょいで3時間かよ。
過疎化が進んでるな。
664名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 15:27:08 ID:AA1CYgom
>>376の続きが読みたい
665339 ◆YK4Fevkot6 :2008/03/17(月) 17:28:02 ID:w7t0zqla
>>453からの続きです。
大変長く間が開いてしまいましたが、続きを書いてみました。この段階ではまだ幼児プレーとは言えないかも?
666339 ◆YK4Fevkot6 :2008/03/17(月) 17:28:31 ID:w7t0zqla
気付かなかったのか、それとも気付かないフリをしてくれたのか、美穂は何も言わずに着替えを済ませ鏡の前へ連れて行った。

「真人ちゃん、これが貴女よ。こう言っても嬉しくないだろうけれど…すごく可愛い女の子になってるわ」

美穂の遠慮がちな賞賛を耳に恐る恐る鏡を覗き込んだ真人は、次の瞬間ぽかんと口を開けて呆けていた。

「誰、これ…?」

口から出たのは確かに彼の声だった。しかしそれを発したのはとても彼自身とは思えなかった。

まず目についたのは何時の間にか背中の中程まで届いた豊かな黒髪だった。まっすぐした流れはその艶々な輝きも相まって
どの方向から見ようと男の物には見えない。頭皮に微かに感じる異物感にこれはカツラなのだ、と気付くのに時間がかかった。
何時の間にかカツラをかぶせられた。ただそれだけの事なのに、長い髪に囲まれた顔立ちは全く変わっていないハズなのに
別人の様に可憐で小さい物に見えてしまうのは前頭部につけられたヘアバンドのせいだろうか。端がリボン状になっている
黄色いそれは幼くも可愛らしい印象を引き立て、持ち主が女の子だと声高に叫ばんばかりだった。
白いワンピースから覗く手足も変わっていない筈なのに、妙に細く滑々して見える。肌まで白く綺麗になった
気がして、真人は真剣に魔法でもかけられたのかと思った。生々しい色気すら感じさせるその姿は正に変身としか言い様が無い。

「貴女は真人ちゃんよ。後はこのニーソックスを履いて脛毛を隠して、クリームを塗って肌を瑞々しくさせればもう誰にも男の子だなんて思われないわ」

足を持ち上げ手早くニーソックスを履かせられている間も真人は呆けたままだった。クリームで肌の手入れが始まった頃に
ようやく美穂の顔を見る余裕が出来たが、暖かい視線を返されただけで何も言えなくなってしまった。

それからの数時間は真人にとって現実味の薄い物だった。いかにも女の子の部屋としか言い様が無い自分の部屋に連れていかれ、
名称も碌に分からない様々な女物の服を見せられ、思春期前の女の子としての振舞い方を仕込まれと何から何まで
奇妙な夢を見ている気分にさせられたのだ。嫌悪感を感じる暇も無い程圧倒されていたので、あるいは幸いだったかも知れない。
夕食時にはやっと少しだけ落ち着いたが、普段とは違う食べさせられ方を求められ折角のクリームシチューが楽しめる状況ではなかった。

「ゆっくり、少しずつ食べる様に気を使って。男の子の様にがっついていたら、たちまち怪しまれちゃうわよ」

「う、うん」
667339 ◆YK4Fevkot6 :2008/03/17(月) 17:28:59 ID:w7t0zqla
美穂に促されて必要以上に時間をかけてスプーンを口に運ぶ真人。この頃には
女の子って大変なんだなぁ、と呑気に考える程度の余裕が出来ていた。

「育ち盛りの男の子には辛いでしょうけど…もう貴女は男の子として生きる事は当分出来ないから。今の内に習慣として覚えておいてね」

「うん…頑張る」

お母さんの為、の一念で不満や恥辱感に堪える真人を見て美穂はただただ優しく微笑んでいた。



食後、真人は片付けの手伝いを申し出たが「初日からそんなに無理しちゃ駄目。ここはお母さんに任せて
今のうちにお風呂に入っちゃいなさい」の一言で洗面所に追いやられた。実の所真人は自分が着ている物の事を
忘れていたくて風呂には入りたくなかったのだが、女の子は男の子より清潔にしなくてはならないと
何度も言い聞かされていたので反論する気になれなかった。洗面所の鏡に映る自らの姿を見つめ、真人は気を滅入らせる。

「バレる心配が無い位女の子っぽいなあ…喜んで良いのかな」

何度見ても男の子ではなく女の子が溜息をついている。カツラを取ると大分元の自分に近づけたが、
それでもショートカットの女の子に見えてしまうのが嫌になる。

「さっさと脱いじゃおう…えっと、洗濯籠は…あった、これだ」

洗濯籠の蓋を何気なく開ける真人。そこに当然の如くあった物は彼を硬直させるに足る物だった。

色取り取りの下着。勿論全てが女物で、彼が今穿いている子供用の物とは比べ物にならない程色気に満ちた布切れの数々が
僅か15歳の少年の心を一瞬にして絡め捕った。ブラジャーやショーツは勿論、性の知識に疎い真人には何なのか分からないが
とにかくいやらしく見える下着が沢山。真人は蛇に睨まれた蛙の様に目を離せなくなってしまった。

「………」

ゴクリ、と唾を飲み込む音が真人の耳だけに響く。触りたいと言う感情を認識しないまま真人の手が動き、
禁断の果実に向かって動き始めた。心臓の音が何倍にも拡大されて頭の中に響いてくる。
668339 ◆YK4Fevkot6 :2008/03/17(月) 17:29:35 ID:w7t0zqla
滑々のブラジャーに触れた途端、真人は指を火傷したかの様に引き戻していた。

僕は…僕は今、何を!お母さんの下着に…何をしようとしていたんだ!?

顔が燃える様に熱くなり、頭の中が感情の渦で爆発しそうになる。こじんまりとクマさんパンツを盛り上げたペニスを発見した
自己嫌悪や羞恥心は真人を勢いよく糾弾し始めた。

何をしようとしていたんだ。

この恥知らずめ。

恩を仇で返す気か。

相手が自分の良心であっては、言い訳のしようも無い。しかもペニスは自省に咽び泣く心とは裏腹に
ますます膨れ上がり、熱い欲望の波を彼の脳に送り続けた。涙を堪えきれなくなった真人はワンピースを脱ぎ捨て、
風呂場に駆け込んだ。勃起したままのペニスが更に涙を湧き上がらせる。

風呂場に入っても真人は欲望と悲しみからは解放されなかった。美穂の使っているシャンプーやリンス。
美穂が体を洗うのに使っているであろうスポンジ。美穂の残り香が染み付いた風呂桶。
全てがペニスを休ませず滾らせ続け、真人はいっその事死にたくなってしまった。

落ち着いた入浴が出来る筈も無く、髪を洗うのもそこそこに風呂場から飛び出た。そして美穂とばったりと鉢合わせた。

「ウワッ!」

「あ、御免なさい真人ちゃん。まだ入っているだろうと思って…」

すかさず美穂に謝られ、真人はいよいよ涙を本格的にこぼし始めた。勿論訳が分からない美穂は呆気に取られる。

「ど、どうしたの真人ちゃん!御免なさい、そこまで裸を見られるのが嫌だったの?」

「ひぐっ…ち、違うんです先生!悪いのは僕なんです!」
669339 ◆YK4Fevkot6 :2008/03/17(月) 17:30:00 ID:w7t0zqla
「え?先生…?」

傷つけられた顔を隠せない美穂。しかし自分で手一杯の真人は美穂に構う気力など無く、膝を抱えて座り込んでしまった。

「御免なさい…御免なさい!すぐに、出て行きますから…」

顔を膝におしつけ泣き出した真人に、いよいよ美穂も慌ててしまった。

「落ち着いて、真人ちゃん。なんでそんな事言い出すの?なんで私の事、お母さんって呼んでくれなくなったの?」

「僕は…僕は、先生の娘になんかなる資格は無いんです…」

「どういう事なの?ねえ、泣き止んで。そんなに女装が嫌だったの?」

「違います!僕は…僕は、先生のし、下着、を見て…ひ、酷い事を考えて…う、うぅうっ、ひっくっ」

「あら、まあ…」

しゃくり上げて自らの罪を告白する真人。美穂はすぐに事情を察した。

「真人ちゃん、大丈夫よ。貴方の年頃の男の子だったら、そういう風になっちゃうのは当然だし、
むしろならない方がおかしいのよ。下着をこんな所に置いておいた私も悪いし…」

「そんな事ありません!悪いのは…全部、僕なんです!」

「真人ちゃん…」

「こんなの…こんなのじゃ、僕、先生の娘にはなれません…それどころか、先生の事、お、おそ…うううっ、げほっ、げほっ」

言葉を吐き出せなくなり咳き込む真人。自責の念に捕われ、熱くなった体を持て余した彼は
美穂の方を見る事が出来なかった。だから気付く事も出来なかった。

異様な輝きを瞳に宿し、真人には見せた事の無い笑みを浮かべた美穂の表情に。
670339 ◆YK4Fevkot6 :2008/03/17(月) 17:30:32 ID:w7t0zqla
咳き込む事しか出来ない真人の後ろに回りこんだ美穂は、そっと覆いかぶさる様に真人を抱きしめた。

「せ、先生…?」

「お母さん、でしょう?」

真人は条件反射でもがき始めたが、体格で勝る美穂は力を込めて抱き続け体を揺する。
豊かに熟した乳房が衣服ごしに真人の背中に張り付き、撫でる様に擦り始めた。
絶望に萎えていたペニスが奮い起こされ、ピンッと立ち直る。

「先生!や、やめて!僕、もうこれ以上汚くなりたくな…ぁあっ」

長く細い指に胸をなぞられ、真人は声を上げてしまった。未知の感覚に体が勝手にびくんと震え、
ペニスが喜び固くなる。美穂は真人に抗議する暇を与えずに指と胸で
真人の上半身を刺激で挟み続ける。間も無く真人はくすぐったい脱力感に体中を支配されてしまった。

「な、なにを…先生、あっ、なにを…」

「大丈夫…お母さんに任せて…」

耳の傍で甘い息と共に吹き込まれた囁き。真人は興奮と混乱で完全に頭が動かなくなり、されるがままとなる。
美穂は一時も休ませずに愛撫を続け、少しずつ少しずつ両手を股間に近づけていった。

「何も考えなくていいの。何もしなくてもいいの。全部、お母さんがしてあげる」

「で、でも…ああっ!」

「真人ちゃんは気持ちよくなるだけなのよ。お母さんが真人ちゃんのいけない部分を抜き取って、
悪い男の子から可愛い女の子に戻してあげる」

「えっ…な、何を…?」
671339 ◆YK4Fevkot6 :2008/03/17(月) 17:31:03 ID:w7t0zqla
「お母さんを襲っちゃいそうなのが心配なんでしょう?だったら…お母さんが先に、真人ちゃんを…」

するすると下に下りていく両手が遂にペニスまで辿りつき、包み込んで軽く圧迫した。

「あああっ!」

「襲っちゃうわ」

美穂の両手が皮に覆われたペニスを優しく揉み解し、壊れ物の様にそうっと撫で続ける。
真人の瞳は目の前の光景が信じられず大きく見開かれ、自分の股間を凝視していたが、
じわじわと快感が股間から染み込んでいき全身に広がっていくにつれトロンと潤んでいった。

「気持ちいいでしょう?お母さんが真人ちゃんを満足させてあげる」

「こ、こんなの…ダメ、だよぉ…おかあさぁん…」

すっかり甘えた声で形だけの抵抗をする真人。何時の間にか美穂を再びお母さんと呼んでいたのにも気付いていなかった。

「良いのよ…こうやって、真人ちゃんが嫌いな、男の子の部分を、出させてあげる…えっちな気分をないないして…
純粋な気持ちの赤ちゃんに戻って…お母さんの可愛い娘に生まれ変わるのよ」

美穂はゆっくりと囁き言い聞かせ、それに合わせてペニスを刺激していく。
真人はもう何も考える事が出来ず、ただただ与えられるゆるやかな快楽の波に揺られていた。

「さぁ、お母さんの後に言ってごらん…僕は、お母さんの、娘です…」

「ぼ、ぼく、は…おかあさん、のぉっ…むすめ、です…」

「そう。白いおしっこを出して、男の子の部分を無くして、女の子になるのよ…」

「おとこのこ…なくして、おんなのこにぃ…?」

「よくできました。それじゃ…ご褒美よ。天国に行っちゃいなさい」
672339 ◆YK4Fevkot6 :2008/03/17(月) 17:31:31 ID:w7t0zqla
美穂は両手を使い一気にペニスをしごき、そのまま痛みを感じる一歩手前の強さで絞り上げた。
今までの最大限の快楽を与える様手加減された愛撫でカウパー液を垂れ流させられていたペニスが一気に爆発した。

「…!?………!………っ!!」

びゅくびゅくと精液を零すペニスが盛大に震えたのとは対照的に、真人は口をパクパクさせるだけで
一切の声を漏らせなかった。桃源郷に追いやられていた意識は急激な射精によって真っ白に染まり、
心の奥底が快感で焦げ付いていった。ずるり、と美穂の腕の中で崩れ落ちた真人が最後に
感じたのは、自分の後頭部を受け止めてくれた乳房の心地よさだった。

「寝ちゃったのね…」

涎を一筋垂らし、絶頂の海に溺れていった真人の寝顔を見つめる美穂の顔は、
異常な程の慈愛と得体の知れない熱情で火照っていた…
673339 ◆YK4Fevkot6 :2008/03/17(月) 17:32:20 ID:w7t0zqla
ひとまずここまで。いやはや、エロ小説って書くのが難しいと思い知らされました。
674名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 18:27:53 ID:1oBX39D8
>>339
GJ!!
オムツまでどうなるかWKTK!!だ。
675名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 20:05:29 ID:DRJYZUG/
ようやくここも始まりましたね・・
676名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 23:16:22 ID:DZxFlENo
またすぐ過疎るだろ
677名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 22:09:42 ID:rLNXi4s4
もう個々も終わりですね・・
678名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 15:31:18 ID:WzEISjtW
児ポ法のせいだ
679名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 19:41:19 ID:o+4LmWam
活気図いている女装SS総合スレから職人を誘致しようぜ
680名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 23:05:03 ID:USLNaz2Z
>>679
頼むから連れて行かないでくれ(ぉ
681名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 01:06:39 ID:6+Qx3/ta
682339 ◆YK4Fevkot6 :2008/03/26(水) 23:59:41 ID:oZXzoEAA
保守
683名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 14:38:32 ID:uqRV36ye
nanntoiu過疎
684名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 18:59:37 ID:tJ44jiFS
誰が何と言おうと、高木かおりの天使の微笑はネ申。
685名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 22:52:17 ID:aM9wGw9p
火沿ってるから俺がエロSS各
686名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 18:44:50 ID:WY1jHgy4
wktk
687685:2008/04/12(土) 16:34:53 ID:HHrxlH9+
書いてみたがあまりにも下手できもかったので挫折した
エロSSかける人はすごいな
688名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 23:44:01 ID:p0MMkbOD
ほ主
689名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 23:47:20 ID:vzFfhGHz
保守ついでに数分で書いたもの投下
気分が乗ったら続き書く

 真希はクラスの中でも際立って小柄な少年だった。
 名家のお嬢様と呼ばれいつも周囲からちやほやされるのが当たり前の私に、ただ一人見向き
もしなかった。というよりも彼は誰かと話をするようなタイプではなかった。本を読んでいる
かボーッと空を眺めているか、どちらかしか見たことがない。
 そんな彼のことが次第に気になっていた。顔も幼く、栗色の髪がふわふわしていて、制服さ
え着ていなければ彼を男とか同年代とか見ることは出来なかったかもしれない。
 彼が欲しい。
 それも、ただ恋人にするだけでは気が済まない。私の手でメチャクチャにして、この大人し
い少年を一生私のものにしてしまいたかった。
 正直男は嫌いだけど、真希は特別だった。けど折角真希を手に入れるのであれば彼の男臭さ
を極力取り除きたかった。
 それにはどうすれば良いか、私は考えた。そして、一つの結論が出た。

 ――真希を女の子にしてしまえばいい。それも普通の女の子ではなく、赤ちゃんみたいな格
好をさせる。

 赤ちゃんの格好をさせるのはそちらのほうが彼の男臭さをより取り除けるかと思ったからだ。
彼を幼い女の子にすることによって自分が非力であることを痛感させ、更には私を「姉」と呼
ばせることで一層彼を私の下に置くことが出来るという意味もあった。
 計画が着実に固まったのでメイドたちに命令して、必要な物を準備させていった。

 そしてそれから数日後、私はボディーガードたちに真希を捕まえさせた。
 放課後の誰もいない道を一人歩いて帰ることは既に調査済みだった。彼の口元にクロロホル
ムを染み込ませたハンカチを当てると、ガクンとうな垂れて意識を失った。
 あとは彼を車に乗せて屋敷まで運ぶだけだ。私が使いの者に頼むのはここまで。あとは私自
身の手で彼を落とさなければならない。

 部屋まで真希を運ばせた後、私はボディーガードたちをそこから追い出した。真希はすやす
やと寝息を立ててはいるが、それでもしばらくは目を覚まさないだろう。
 まずは真希の服を脱がせた。どれほど可愛らしいブリーフかと期待していたが、生意気にも
トランクスを履いていたのでさっさとずり下ろした。そこから現れるおちんちんは予想通りの
小さな包茎だった。思わずぎゅっと掴むと、彼の顔が少し険しくなる。慌てて放すと再び寝始
めた。
 上も脱がせると、今度は彼のお尻の下に布オムツを敷いた。上手に何枚も重ねた後、イチゴ
柄のオムツカバーで下腹部を覆った。その姿ときたら最早女の子の赤ん坊にしか見えない。
690名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 03:40:42 ID:6bMqjcOI
これは期待
691名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 20:42:55 ID:t2HhiEpi
心の底から続きを熱望
692名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 14:16:46 ID:NZJZxa49
 +   ∧_∧      +      +
    (0゚・∀・) ドキドキ    。
  oノ∧つ⊂)     +    
  ( (0゚・∀・) ワクワク     。 
  oノ∧つ⊂)     +   +    。    
  ( (0゚・∀・) テカテカ     。
  oノ∧つ⊂)        。    
  ( (0゚・∀・) ワクワク     +     
  oノ∧つ⊂)       。     
  ( (0゚・∀・) テカテカ      +  
  oノ∧つ⊂)              
  ( (0゚-∀-) ワクワク +           
  ∪( ∪ ∪            。   
    と__)__)
693名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:03:25 ID:PuetZppH
作者が築いてくれるようにあげ
694名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:39:19 ID:xfqvDEZB
ほしゅ
695名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 16:49:24 ID:sF04RGm2
ばぶー
696名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 10:55:26 ID:8rdt2MPQ
過疎ってるな・・・
697名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 12:24:12 ID:OHexOhyg
絵師95氏の幼女装本が昨日発行されてましたな
698名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 20:16:31 ID:hi5t7AAM
>>697
kwsk
699名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:05:29 ID:iHqXtePg
つりでなければマジで欲しい
700名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 01:10:55 ID:0YThQJpA
日曜日に「COMIC1」という同人誌即売会が開かれていて、そこで売られていた
正確には絵師が提供した原画を元に同人誌サークルが編集・製本したコピー誌
内容はここで発表されたイラストをまとめたもの(・・・らしい)で、モノクロ画20頁
タイトルは「幼女装させられて・・・」発行元は「スタジオZ−AGNUM」
701名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 01:38:00 ID:pVphMMxv
ググッたが詳細が出てこない・・
それって、ここで95誌が描いた絵だけが載せられてるだけなのか?
ってそれなら買う必要ないか・・
702名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:57:27 ID:OGguEAIO
なんだ、その神タイトルは。
703名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:30:48 ID:xjqCcmKi
もうここも終わりですね…
704名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 18:30:03 ID:0my+KocP
あなたのパソコンを難病で困っている人の役に立てませんか?
詳しくは↓のスレで

【BOINC】書き手も読み手もマターリ参加 10【分散】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1205449495/l50
705名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 00:43:10 ID:WqNtG5pq
>701
一応、改訂版の絵も入っています。
清書は時間がかかるので、反応があれば、背景無しについては描き直しもありかな、と思っているので、その辺のご意見が貰えると嬉しいのですが。
その為の一冊を誘われて出す事にしました。
706名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 01:52:03 ID:9IJ5brwI
お、ご本人の登場か?
707名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 23:29:54 ID:UZ4YucLB
それ買った。
708名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 23:30:53 ID:UZ4YucLB
でも白黒だからここでダウンロードした人には必要なさそう。
709名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 01:05:08 ID:JJOC/ddg
その本も気になるが、そろそろ続きか新作が読みたい
710705:2008/05/08(木) 09:02:49 ID:OVZ+Efxt
では、カラーで改訂した場合はどうなんでしょうね。
一枚描くのに時間がかかるので、どこまで出来るか判りませんが。

で、色付けは「アニメ調」「色鉛筆のオリジナルと同じ塗り」のどちらが好みなのでしょうか?
改訂版はまだ線画の段階で、いかようにもなる物ですから。
711名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 00:42:05 ID:a/+cRkFH
>>710
色鉛筆調がメインで、中に何枚かセル塗りのを混ぜるってのはどうですかね?
余計に手間がかかりますか?
712名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 03:52:51 ID:0SNVS6Dc
なんかどっちも見てみたいのが一消費者の本音。
アニメ調ってセル塗りなわけじゃないでしょ?
あくまで「調」でしょ?キレイにクリンナップした絵って見慣れているけど理屈抜きでステキじゃね?
713705:2008/05/09(金) 09:21:39 ID:dGsJHS1E
がんばってみます。

貴重なご意見有り難うございます。

誰かが新作のお話しを投下してくれて、それにはまれば新作を描きたいのですがね。
お話しは完結してこそ意味が有るので・・・よろしくです。
714名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 21:10:40 ID:OUVFNT+h
冒頭だけ書いて、すぐ投げ出すやつばかだもんな。
あの方が戻って下さったらなぁ。
715名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:31:07 ID:ghGdlc6t
まあ、それはどこのスレも一緒!ただ、俺がもうすぐ死ぬとしたら残る悔いの中に含まれるな!今からでも遅くない早く完結を!
716名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:38:20 ID:0/cZQ+tu
376氏の続きがきになる
717名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:19:02 ID:n9+WQ3CT
俺もこのスレで楽しみにしてるのはもはや376さんのだけだ
718名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 06:45:44 ID:ZKdGRrRF
今さんながらこのスレに気がついて土日で一気に読んで、95氏のイラストは
gazoru.comで拾い出せたんだけど、123氏のイラストがどうしても見られない。
誰か再うpしてくれる親切な人はいないでしょうか。
719名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:07:32 ID:g2Ib7XJ4
アップの仕方がわからんとです
720名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 23:32:07 ID:EMYt+HdW
zipにまとめてアップローダに・・・
721707:2008/05/16(金) 22:16:12 ID:YnBSZBs8
お、ご本人登場ですね。
カラー版が出るなら、おまけも少し加えて欲しいです。
722名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 23:04:59 ID:0z5Ag7ZK
だれか早く新作を・・・
95氏の新作にあわせた絵も見たい
723名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 01:06:06 ID:Z9XUDPqP
自分で書け。
人を当てにしても無駄だ。
724名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 21:31:52 ID:UqDM1zrA
どうやらここは限界集落らしいな
725名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 09:15:22 ID:6c/USZK4
>>724
オヤスミ…
  <⌒/ヽ-、___
/<_/____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
726名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 16:28:15 ID:IKNCcKiD
>>725
おむつ履いて寝なきゃ
おねしょしちゃうでしょ。
727名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 20:39:33 ID:SHMo1+W2
このスレのシチュでSS書くの難しいよね
728名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 14:30:10 ID:k2X6I/UT
そこに至る過程をすっ飛ばして、もうそういう状態になっちゃってるところから始めれば
短くできるんじゃなかろうか?
どうしてそうなったかは、話の合間にちょこちょこっと入れたりして・・・

自分も書いてみたいけど、文才がないからなぁ・・・orz
729名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 18:34:02 ID:5vqXxXKy
>>727
だって縛りとなるシチュが二つもあってダブルバインドだもん
幼児女装かおむつかどっちかにしなさい。
730名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:20:18 ID:5eEmEogO
>>726
オヤスミ…
  <⌒/ヽ-、___
/<_/____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
731名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 03:22:38 ID:ImB1CGu+
なんで女装なんだよorz
732名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 01:10:29 ID:72uYwz1C
>>729
おむつスレは別に有るみたいだな
オムツ的妄想 3枚目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199418979/
733名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 16:31:54 ID:h8gLC62B
>>732
     幽体離脱
    ∧∧ ∩
    (`・ω・)/
   ⊂  ノ
    (つノ
     (ノ
  <⌒/ヽ-、___
/<_/____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
734名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 10:35:12 ID:kJBO7su9
>>728
書いておくれ
735名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 02:51:30 ID:4o+JmhH8
>>733
  ∧ ∧
  (´・ω)
 _|⊃/(___
/ ヽ_(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
736名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 15:30:48 ID:CmJz31B4
おねしょですか
737名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 20:55:41 ID:J7q2a+1r
もうここも終わりですね・・・
738名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 20:25:33 ID:ldUMbHbL
>>735
   え?
  ∧∧
 (・ω・ )
 _| ⊃/(__
/ ヽ-(___/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
739名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 14:02:20 ID:0bXGgMAG
age
740名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 01:33:23 ID:vCpQDtwb
書きたいけど、おむつの知識がないからなぁ
文才もないが

20誌の復帰きぼん
74120 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/21(土) 08:24:39 ID:Z6iNdftW
 とりあえず、オープニング部分
 まだちゃんとした展開を考えていないので、続けられるかどうか少しばかり危ういのはご
愛敬ということで

----------------------------------------------------------------------

「ね、葉月。あんた、夏休みの間、どうすんの?」
「ん? どうするって言われても、そうだな、どうしようかな。家へ帰るのも面倒だし、大学の
図書館にでも引き篭もってようかな。冷房は効いてるし、専門書も揃ってるし」
 賃貸マンションのお世辞にも広いとは言えないダイニングルームで、小ぶりのテーブルに
向かい合って夕飯を食べながら唇を少し突き出し気味にして問いかけたのが御ア皐月。
 それに対して微かに首をかしげてぽつりと応えたのは、皐月の弟で、この春に大学に入っ
たのをきっかけに親元を離れて皐月のマンションに同居するようになった葉月だ。
「は〜あ、大学の図書館に引き篭もりねぇ。ま、あんたらしいっちゃらしいけど、もうちっと行
動的になれないものかしらね。実の姉としちゃ、あんたのそういうとこ、ちょっと苛々しながら
見てるんだよ。そこんとこ、わかってる?」
 お茶碗を持った右手とお箸を持った左手を大げさに広げ、わざとらしく肩をすくめてみせて、
皐月は溜息混じりの声で言った。
「言われなくても、そんなことわかってるよ。わかってるけど、でも……」
 口にしかけた味噌汁のお椀をテーブルに戻すと、葉月は拗ねたような顔になって口ごもっ
た。
「わかってるんだったら、アルバイトでもしてみたらどうなのよ? あんた、子供の頃から人
見知りが激しいし、いっそコンビニのレジとか、いっぱい他人と顔を会わせるような所でバイ
トでもして、その優柔不断な性格、どうにかした方がいいんじゃない? このままだとガール
フレンドもできないままだよ? せっかく可愛い顔してるのに、今のままじゃ勿体ないよ」
 皐月は肩をすくめたまま葉月の顔をテーブル越しに正面から覗き込んだ。
742名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 11:26:45 ID:+PW+A9vl
展開を考えてない・・・?・・・なんてことなさそうなぐらい先が楽しみな出だしじゃないですか!
続きもヨロシク(・∀・)ノ
743名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 13:17:00 ID:vCpQDtwb
これは期待
744名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 15:10:24 ID:fzPfoVw/
超期待

姉というのもツボをついててイイ!!
745名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 03:59:18 ID:ZhSqpBZZ
戻って来て下さった・・。
マジ嬉しいです。
746名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:49:34 ID:xM026tjJ
いつも男がなよなよしてるので、多少強気で生意気な弟がいいなあ・・。
74720 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/23(月) 06:43:08 ID:4MNgXGnQ
「だって……」
「だってとか、でもとか、んとにはっきりしないんだから。男の子なんだから、もっとしゃん
としなさいよ」
 葉月の顔を正面に見据えて皐月は幾らか語気を強めた。
 けれど、微かに唇を尖らせて押し黙ってしまう葉月の様子に、やれやれといった様子
で口調を和らげると
「ま、小さい時からの性格だし、急にはどうしようもないか。それに、だいいち――」
と言って、途中からは悪戯めいた口調になる。
「コンビニのバイトで夜勤シフトになってあんた一人で店番なんてことになったら危ない
もんね。悪いヤツが入ってきたりしたら、弱っちいあんたが追っ払えるわけなんてないし、
それよりなにより、下手したら、あんた自身の貞操の危機ってことにもなりかねないし」
 くすっと笑ってそう言った皐月に対して、けれど葉月は反論する様子もない。一言も抗
弁しようとせず、ますます拗ねたような顔をするばかりだ。
「うふふ、そうやってほっぺを膨らませちゃうようなところが可っ愛いんだよね、葉月は。
実の姉弟じゃなかったら放っとかないんだけどなぁ、私だったら。なのにまだガールフレ
ンドの一人もできないなんて、あんたの性格のせいもあるけど、世の中の女の子、んと
に見る目がないよね」
 皐月は五月に誕生日を迎えて、今は24歳。一方の葉月は九月の誕生日をまだ迎えて
いないから、今は18歳。年の差は六つなのだが、さっぱりした性格で面倒見のいい姉
と優柔不断で人見知りの激しい弟という間柄は、実際の年以上に年齢に開きがあるよう
な印象を昔から周囲に与えていた。
74820 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/23(月) 08:15:26 ID:4MNgXGnQ
 それに加えて、葉月の容貌。皐月は「あんた自身の貞操の危機」と冗談めかして言っ
たけれど、実のところ、あながち冗談ではすまないかもしれない。高校に入る前に成長
期が終わってしまったのか、大学生になる葉月なのに、身長は1メートル60センチそこ
そこだし、殆ど筋肉の付いていない体は華奢で細っこい。痩せぎすのがりがりといった
感じではないものの、いかにも全体に線が細いといった雰囲気だ。しかも丸っこい輪郭
の童顔を肩に届くか届かないかといった長さの髪で包んでいるから、ぱっと見には中学
生くらいの女の子と見紛ってしまう。髪をなかなか切らないのは外へ出るのがあまり好
きではなく理髪店へ行こうとしないせいなのだが、もって生まれた髪質の良さのためな
のだろう、碌に手入れもしていないのにいつもさらさらだ。ただ、髪が目にかかるのが鬱
陶しいからといって眉の上でばっさり自分の手で切っているのが唯一の手入れと言えば
手入れなのだが、前髪を眉の上で無造作に切り揃えた髪型がおかっぱ風でもあり、ま
すます葉月の顔を少女めいて見せていた。そんな葉月が深夜のコンビニに一人でいた
りすればどんな目に遭うか、半ば本気で心配もしたくなるのは偽らざるところか。事実、
皐月のマンションに同居するようになってすぐに生活に必要な細々した物を買い揃える
ために二人で商店街に出かけた時を含め、これまでに何度も高校生くらいの男の子から
少しばかり強引な態度でナンパされかけたことも一度や二度ではないのだから。
 そんな葉月とは対照的に、1メートル70センチを超える身長に加えて、元々は護身用
に小学校の高学年から習い始めた合気道でいつのまにか段位を取得し、高校生の時に
は県大会に出場するまでになったほどで、見るからに凜とした雰囲気を漂わせる皐月。
見た目や性格も含め、二人が親元にいる頃は、お互いに入れ替わっていればよかった
のにねというご近所の(決して悪意があるわけではないものの、少しひやかすような)噂
話が絶えなかったのも仕方ないと言えば仕方ないといったところだろうか。
749名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 09:08:21 ID:YgoFtm4r
新作、楽しみです。

で、うちでは表示されない、名字らしきもの、良かったら教えて下さい。
それと、仮でいいので、タイトルをつけるのはいかがでしょうか?

それによって、話しの方向が左右されるかもしれませんが(笑
75095:2008/06/24(火) 00:28:58 ID:b/q/uN3u
楽しみが期待になって、習作を始めてしまいました。
自分にとってのイメージが固まるように描いたものです。
他人のことは気にしてる余裕がないのであしからず。
http://www.gazoru.com/g-7ed22225080c65ca303ef7cb83232573.jpg.html
751名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 01:31:31 ID:u8EwhGSZ
20氏のSS,95氏のイラスト共にGJ!
これからどう幼児女装させていくのかwktkしながら見守ってます
75220 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/24(火) 06:05:56 ID:0GrElG7g
 けれど、そんな弟を皐月が嫌っているわけでは決してない。どんなことにもはっきりし
なくて引っ込み思案で皐月があれこれと世話を焼いてやらなければ何もできない葉月
のことが可愛くていとおしくてたまらない。そんな心の内を表すかのようにもう一度くすっ
と笑って皐月は言った。
「ま、コンビニのバイトは無理として、けど、うちでちょっとしたバイトの口があるんだけど、
マジ、来てみない? 時給をはずんでくれるよう私からも園長先生に掛け合ってあげる
からさ」
「え? それって、姉さんの職場でバイトしないかってこと? ……けど、僕、まだ資格な
んか持ってないよ。まだ大学に入ったばかりで専門課程の講義なんて一つも取ってな
いのに、それでもいいの?」
 皐月からの思いがけない申し出に、葉月は要領を得ない顔で訊き返した。
 皐月が勤めているのは、『ひばり保育園』という私立の保育園だ。
 葉月たち姉弟は昔から教育にたずさわる人材を輩出してきた血統の家に生まれつい
ている。姉弟の父親は地元の県立高校の校長だし、母親も小学校の教頭だ。祖父や祖
母、更に遡って多くの先祖たちも多くが旧制高校や女学校で教鞭を執っている。そんな
家系だから、二人とも自分も学校の先生になるんだろうなと幼い頃から漠然とながら思
っていて、事実、皐月は短大の初等教育科を出て、実家から少し離れた町にある『ひば
り保育園』に職を求めたのだった。そうして、勤め始めて丸三年が経った今年の四月、
咄嗟の決断が早くなにごとにも物怖じしない上に日頃からしめすリーダーシップをかわれ、
何人かの先輩保育士を差し置いて主任保育士という地位に就いていた。
75320 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/24(火) 06:15:41 ID:0GrElG7g
>>749
 二人の名字は「みさき」ということにしています。ただ、「さき」の漢字が当
用漢字にも人名漢字にも当てはまらないものを選んでしまったせいか、自
分の携帯で見てみても表示されないようです。で、今後もしも名字を書くこ
とがある場合は「さき」を当用漢字からチョイスし直して「御崎」とすることに
しました
 それと、タイトルですが、どんな方向へ行くのか自分でもわかっていない
ので、とりあえず題未定ということで。ちなみに小松左京御大の作品に『題
未定』という題の小説があったとかw

>>750
 早速のイラスト、thxです


75420 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/24(火) 07:47:35 ID:0GrElG7g
 そんなわけだから、葉月がこの春に入学したのが教育学部なのは言うまでもないこと。
ただ、前述のように貧相な体格の持ち主だから、高校や中学の教諭になるのが無理な
のは自分でも痛いほどわかっていた。今どきの発育のいい中学生や高校生を相手にし
て、華奢な体つきで優柔不断な性格の葉月が威厳をもって(例えそれが教員免許を取
得するための教育実習だとしても)授業を進める姿など想像もできない。かといって小学
校の教員免許を取得しようとすると、これまたいろいろと面倒なことになる。単科授業だ
けを受け持てばいい高校や中学の教諭とは違い、小学校の教諭は全ての教科を教える
必要があるため、最低限の楽器の演奏や水泳指導までこなさなければならないのだ。
高校や中学の教員免許を取得するのとはまた別の意味で、こちらも葉月にはまるでそぐ
わない。ということで葉月が選んだのは、皐月と同じ初等教育の途だった。ただ、皐月が
取得したのは保育士の資格で、葉月が目指したのが幼稚園の教員免許だという違いは
あるのだけれど。
 それに加えて二人の間にもう一つ違いがあるとすれば、それは、皐月が短大卒なのに
対して、葉月が入学したのが四年生の大学だという点だ。保育園で働く保育士にしても、
幼稚園の教諭にしても、短大を卒業すれば資格を取得することができる(もちろん、短大
卒の場合は二種免許、四年生大学だと第一種免許といった差はあるものの)。だから、
少しでも早く現場に出たいなら、葉月も短大でもよかった筈だ。なのにわざわざ四年生大
学を選んだ葉月。実は、この選択も葉月の性格に起因していた。教育現場に立てば、子
供たちだけではなく、その保護者を相手にせざるを得なくなる場面も数多い。けれど、小
さな頃から人見知りが激しくて優柔不断な葉月だ。中学生を相手に授業を進める自信も
ないのに、あれこれと口やかましい保護者に対して自分の教育方針を貫く自信などある
筈もない。幼い頃から漠然と思い抱いてきた教職への途と、それを阻もうとする自分自身
の不甲斐なさ。二つの思いに苛まれて葉月がようやく思いついたのが、教育に関連する
場に身を置きつつも教職の現場には立たずにすむ方法――教育分野を専攻とする研究
者になるという選択だった。そう、資格を取りながら大学を終え、そのまま大学院の教育
学専攻課程に進むことを葉月は望んだのだった。
755名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 12:59:07 ID:t/ggV1CY
>>753

乙!

またもコンスタントにこの出力。いい感じにお約束が近づいてきてるねぇ(w

いっそ小松御大に倣って「くだんのはは」みたいに(w
75620 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/25(水) 05:57:53 ID:6/gPrJPb
「うん、資格なんて要らないよ。ちょっとしたアシスタントみたいなもんで、難しく考えるよう
な仕事じゃないから」
 戸惑い気味の葉月の問いかけに、皐月はすっと目を細めて応えた。
「そうなんだ。……じゃ、やってみようかな。いつも忙しい姉さんに食事の用意や洗濯をし
てもらってばかりだし、そのお礼ってわけじゃないけど、姉さんのところでアシスタントが要
るんだったら、それで、僕なんかでよかったらやってみようかな」
 皐月の視線を正面から受けて、ちょっとおどおどした様子で葉月が小さく頷いた。
 揃って教職に就いている両親はいつも忙しく、家でゆっくり過ごす時間を持つのは難しか
った。そのため、葉月は生まれてすぐの時から六つ年上の姉に面倒をみてもらって育った
うなものだ。長じても、決断力があってどんなこともさっさとこなす皐月の陰に隠れて生き
いたと言っても過言ではない。そんな葉月にとって、皐月からの『提案』や『申し出』は殆
ど『命令』や『指示』と同じ意味を持っていた。葉月にとって、皐月の言葉に逆らってみせる
など、およそ想像の埒外にある行為だ。
 とは言え、葉月がバイトをしてみてもいいなと思ったのは、姉に気圧されて渋々といった
理由のせいばかりではない。誰に対しても面倒見のいい皐月は、後輩といわず先輩とい
わず、同僚の保育士を自分のマンションに招いてささやかなホームパーティを開きつつ、
あれこれと会話に興じ、更に、誰を厭わず愚痴や悩みを聞いてやることが少なくなかった。
それは葉月が同居するようになってからも変わらずで、そのため、ひばり保育園で働く保
育士たちと葉月とは、いつのまにか顔見知りの間柄になっていた。もちろん、互いのプラ
イバシーに立ち入るといったことはないものの、その人がどういう名前で、保育園でどんな
立場にいて、どんな感じの人なのかといったことくらいはいつしか葉月も憶えてしまったと
いったくらいの間柄にはなっていたのだ。そんなだから、見も知らずのまるで他人ばかり
の初めての職場ではないという安心感も幾らかはある。それも、アルバイトをしてみてもい
いかなと葉月に思わせる要因だった。
75720 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/25(水) 07:07:56 ID:6/gPrJPb
「じゃ、決まりね。ただ、私の一存だけでってわけにはいかないから、最終決定は園長先
生と会ってからってことにしましょう。面接日は七月最後の日曜日。それでいいわね?」
 皐月は葉月に向かってわざとのように大きく頷き返して言った。
「え? 面接、日曜日なの?」
 皐月がきょとんとした顔で聞き返す。
「そうよ、日曜日よ。同じように小さな子供を預かる施設とはいっても、文科省管轄の幼稚
園は土日がちゃんとお休みで、平日も原則はお昼ごろまでしか保育しないんだけど、厚労
省が管轄する保育園は土曜日も夏休みも関係なしなの。平日も、建前は夕方五時までの
保育ってことになってるけど、お母さんなりお父さんなりが迎えに来るまで、夜の七時くら
い、ううん、どうにかすると八時くらいまで預かることもあるのよ。あんたも知ってるでしょう
けど、幼稚園と保育園とじゃ、もともとの設立の目的が違うから仕方ないんだけどね。だか
ら、園長先生にまとまった時間を取ってもらおうとすると、どうしても日曜日になっちゃうっ
てわけ」
 皐月は、今度は小さく頷いて、諭すように言った。

                         * * *

 そして迎えた、七月最後の日曜日。時刻は午前十時。
 ひばり保育園の園長室では、園長と葉月が、大きな執務机を挟んで向かい合って座っ
ていた。
 園長は、豊かな髪をアップに束ねて上品なクリーム色のスーツに身を包んだ四十歳くら
いの理知的な女性。柔和な笑みに時おり垣間見せる鋭い眼光が印象的だ。
 対して葉月は、皐月が洗濯してくれたいかにも清潔そうな白の綿シャツに、これまた皐
月が丁寧にアイロンをかけてくれた、きちんと折り目のついたスラックス。まだビジネスス
ーツなど持っていない学生の身分としては充分によそ行きの身なりと言っていい。
75820 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/25(水) 10:25:33 ID:6/gPrJPb
「初めまして。お姉様とご一緒に住んでらっしゃると聞いていますから、当園の先生方とは
何度かお会いになっておられるとは思います。けれど、私とはこれが初めてですわね。よ
ろしくお願いいたします、御崎葉月さん」
 落ち着いた口調でそう切り出す園長に対して、まるで世間慣れしていない葉月の方は
しどろもどろだ。
「あ、あの、姉さんが……あ、いえ、姉がお世話になっています。そ、それで、今日は僕の
……いえ、わ、私のためにわざわざ面接の時間を、その……」
「あらあら、そんなに緊張しなくても大丈夫よ。ほら、私の合図に会わせて大きく息を吸っ
てごらんなさい。はい、いーち、にーい、さーん」
 葉月の緊張ぶりがよほど可笑しかったのか、園長はひとしきりくすくす笑うと、柔和な笑
みを浮かべたまま、不意に、ついさっきまでとはがらりと違う、まるで自分の保育園で預か
っている子供に接するみたいな口調に変わって言った。
「え? あ、ああ、はい……」
 言われるまま、何度かぎこちなく深呼吸を繰り返す葉月。
「はい、よくできました。とっても上手に深呼吸できたわね、葉月さん。これで少し落ち着い
たかな?」
 深呼吸を終えて幾らか落ち着いた表情になった葉月の顔を見て、園長は、園児に対し
て話しかけるような口調に加え、葉月のことを名字ではなく下の名前で呼んで、これもま
た幼児に向かってそうするように、大げさな身振りで両手を叩いてみせた。
「え、ええ、まあ……」
 最初に受けた印象とは打って変わった園長の仕草に戸惑いを覚えつつも、いつも小さな
子供と接しているとそういうことが癖になるのかなと思いながら、葉月は曖昧に応えた。
「そう、よかった。じゃ、いろいろお話できるわね? 葉月さん、食べ物は何が好きなのか
な? 何が好きか、ちゃんと話できるかな?」
 小さく頷く葉月の様子を満足そうに見ながら、ますます葉月を子供扱いするみたいな調
子で重ねて言う園長。
「あ、あの、卵焼きです。姉さ……姉のつくってくれる卵焼き」
 深呼吸でいったんは少し落ち着いたのに、すっかり態度の変わった園長の様子に再び
しどろもどろになりながら、葉月は僅かにうわずった声で応えた。

759名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 17:43:56 ID:uzHzP/LS
保育園で園児と同じような立場になるのかな
760名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 18:17:08 ID:+ZBhES2y
>>759
それ言っちゃらめぇぇぇ
761名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 20:17:21 ID:bFaYGQe7
>>759
もしかすると保母さんたちのおむつを
取り換える係になるのかもしれないぞ。
762名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 20:19:50 ID:bFaYGQe7
もしかすると園児たちが全員成人男性
という保育園なのかもしれないぞ。
763名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 21:17:13 ID:8IPJbx1A
>>762
それなんて風俗
76420 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/26(木) 05:57:49 ID:Uar7u2oJ
「そう、葉月さんは卵焼きが大好きなの。可愛いお顔にぴったりね」
 園長は葉月の返答を聞くと幼児をあやしてでもいるかのような声で言い、続けてこんな
質問をした。
「じゃ、動物は何が好きなのかな? わんちゃん、それとも、にゃんこちゃんかな。あ、ひょ
とすると、お鼻の長い象さんかしら」
 それに対して葉月は考え考え「犬です」と返したのだが、その後も園長からの質問が途
切れることはなかった。
 けれど、どの質問も、アルバイトの面接に来た大学生に向けとのものとはどうしても思え
ないものばかりだった。しかも、内容だけでなく、園長が葉月に質問をする口調が、いか
にも幼児に対して優しく話しかけているふうなのは最後まで改まらない。

 結局、園長と葉月とのそんなやり取りは三十分ほども続いただろうか。
 そうして、ようやく最後の質問に葉月が僅かに首をかしげながら応えると、園長が満足
げに大きく頷いて穏やかな声で言った。
「うん、いいわよ。葉月さん、とってもお利口さんだこと。これなら、ひばり保育園に来ても
らっても大丈夫でしょう。――明日から来られるわね?」
「あ、はい……」
 これじゃまるで保育園への入園を希望する児童への面接みたいだなという、妙にくすぐ
ったいような違和感を抱き続けたまま、それでも、面談に立ち会っている姉の手前もあっ
てそんなことを口にすることもできず、葉月はおずおずと返事をするばかりだ。
「じゃ、この紙にサインしてもらおうかな。はい、ここに今日の日付と、その下のここにお
名前を書いてちょうだい。葉月さん、お利口さんだもん、お名前も上手に書けるよね?」
 ひとしきりの質問が終わっても園長はまだ子供向けの口調を改めることなくそう言って、
あらかじめ自分の欄に署名・捺印した雇用契約書を葉月の目の前に差し出した。
76520 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/26(木) 07:38:32 ID:Uar7u2oJ
 契約書と一緒に差し出されたペンで日付と自分の名前を記入し、印鑑の代わりに右手
の親指に朱肉を付けて拇印を押せば、それで契約は終了。葉月にとって生まれて初めて
のアルバイトの契約はこうして無事に交わされのだった。
 だが、この時の葉月には、それがどれほど羞恥に満ちたアルバイトになるのか、想像す
ることすらかなわなかった。
「あらあら、葉月さん、自分のお名前、ちゃんと漢字で書けるのね。本当になんてお利口さ
んなのかしら」
 葉月が署名・捺印した契約書をすっと手元に引き寄せ、書き損じがないことを確認した
園長は、質問の時と同様、それこそ、ようやく自分の名前を書けるようになったばかりの
幼児を褒めそやすみたいな口調で言った。
 そうして、不意に葉月の右手の手首をつかむと、自分の方にぐいっと引っ張る。
「え……? あ、あの、なにを……」
 突然のことに大きく両目を見開いてうろたえる葉月。
「そんなにびっくりしなくても大丈夫よ。お箸を持つ方の手のお父さん指が汚れちゃったか
ら、きれいきれいしてあげるだけなんだから。葉月さんはお利口さんなんでしょ? だった
ら、ほら、そんなに暴れないでじっとしてましょうね」
「あの、あの……そんなこと、自分でします。指くらい、自分で拭きますから」
 朱肉で汚れた右手の親指を園長が拭いてくれようとしていることに気づいた葉月は、自
分の右手をつかんでいる園長の手の柔らかさに思わず顔を赤らめて、躊躇いがちに首を
振った。
「いいのよ、そんなに遠慮しなくても。自分じゃ綺麗に拭けないことがあるんだから、さ、ち
ゃんとお手々を伸ばしてちょうだい。葉月ちゃんのぷにぷにのお手々をきれいきれいしま
しょうね」
 園長は半ばたしなめるように半ばあやすように言って、強引に葉月の右手を自分の胸
元近くまで引き寄せ、親指の先を柔らかいティッシュで拭い始めるのだった。

76620 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/26(木) 09:02:33 ID:Uar7u2oJ
 自分の母親よりも少しだけ若い、有り体に言って中年の女性だ。なのに、その柔らかな
手の感触と、ブラウス越しにもはっきりわかる胸元の形のいい膨らみに、葉月の頬がぱっ
と赤く染まる。
「とってもすべすべしてるのね、葉月さんのお手々。ぷにぷにですべすべで、なんだか赤
ちゃんのお手々みたい。こんなに可愛らしいお手々が汚れてちゃ可哀想だもの、うんと
きれいきれいしておこうね」
 それこそ幼い子供に言い聞かせるかのごとく甘い声で囁きかけながら、園長は撫でさ
すらんばかりに、たっぷり時間をかけて葉月の右手をティッシュで拭き清めた。

「はい、できた。ちゃんとおとなしくしてて、お利口さんだったわね」
 ようやくのこと葉月の右手を拭き終えた園長が、名残惜しそうな素振りで葉月の手首か
ら自分の左手を離しながら言った。
 そこへ、二人から少し離れた所に座って面接の様子を見守っていた皐月が椅子から立
ち上がって近づいて来た。そうして、葉月が腰かけている椅子のすぐ横に歩み寄ると
「念のために確認させていただきますが、正式に採用ということでよろしいのですね?」
と、念押しするような口調で園長に話しかける。
「もちろん、合格ですよ。御崎先生は葉月さんのことを人見知りが激しくて気の弱いところ
があるとおっしゃっておられたけれど、こうして話してみると、ちょっと恥ずかしそうにすると
ころは見受けられるものの、自分のお名前も好きな動物や食べ物もきちんと言えるし、漢
字でお名前も書けるし、思っていたよりもしっかりしてらっしゃるじゃありませんか。これな
ら、うちの保育園へ来てもらっても大丈夫です。ええ、他の子供たちともすぐに仲良くなれ
ますとも」
 園長は執務机越しに皐月の顔を見上げ、柔和な笑顔で応じた。
 その口調がアルバイトの採用を告げるというよりも、新しい園児に入園を許可するとでも
告げているように聞こえたのは葉月の気のせいだろうか。
767名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 16:45:19 ID:3E+ndt9J
スレタイにも園児服ってありますよね
76820 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/27(金) 03:53:06 ID:2UeTIOCf
「ああ、よかった。面接に連れて来た甲斐がありました。それでは、さきほど園長先生が
葉月に言っておられたように明日から登園させますので、よろしくお願いいたします」
 皐月は、かたわらの椅子にちょこんと腰かけている葉月の肩にぽんと掌を載せた。
「こちらこそ、よろしくお願いします。ただ、これだけは堅く申しておきますけれど、御崎先
生からも弟さんに、契約書に記載されている事項は必ず遵守するよう念を押しておいてく
ださいね。弟さんがそうだとは申しませんけれど、近頃の若い方は無責任な人も多くて、
せっかく契約書を交わしても、その後で随分と身勝手な主張をなさることが少なくありませ
んから」
 相変わらず穏やかな声で応じる園長だったが、『契約内容の遵守』という言葉を口にす
る時は幾らか厳しい口調になり、鋭い眼光で葉月の顔をねめつけた。
 瞬間、葉月の胸を、なんとも表現しようのない不安がよぎる。いや、不安というよりも後
悔といった方が近いかもしれない。
 途切れることなく続く園長からの質問に最後の方はうんざりしかけていたのと、逆らうこ
となど考えもできない相手である姉が勧めたアルバイトの採用面接ということで、まるで書
面を確認することなく署名・捺印してしまった契約書。今になってそれが悔やまれる。
「ね、姉さん……」
 思わず葉月は、すがるような表情で皐月の顔を見上げた。
 が、不安でいっぱいといった顔つきの弟とはまるで対照的に、しっかり者の姉は涼しげ
な表情を浮かべるばかりだ。
「あらあら、なんて顔してんのよ、葉月ってば。あんた、まだ一回も働いたことがないから
初めての契約書ってことでびびってんでしょうけど、そんな心配することなんてないわよ。
私もそうだし同僚の先生方もみんな園長先生と雇用契約書を交わしてるけど、当たり前
のことしか書いてないわよ、普通の雇用契約書なんて。例えば、遅刻や早退が三回ある
と一日の欠勤とみなすとか、お給料の計算期間は毎月二十が締め日だとか、病欠の場
合は診断書を提出しなしなければならないだとか、そういうことが難しい表現で書いてあ
るだけよ、普通の雇用契約書には」
76920 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/27(金) 04:31:04 ID:2UeTIOCf
 頼りなげな葉月の顔を見おろしながら、皐月はこともなげにそう言った。
 そのさりげない口調のせいで、『普通の雇用契約書』という言葉を皐月が妙に強調して
繰り返し言ったことに葉月は気づかない。
「そうそう、そういうことですよ、葉月さん。お姉さんにはちょっときつい言い方をしちゃった
かもしれないけど、そんなに難しいことじゃないから心配しなくて大丈夫なのよ。お利口さ
んの葉月さんならちゃんと守れるようなことばかりだから心配しないでね。――お弁当を
食べる時はみんなで仲良くとか、決められた制服を着なきゃ駄目よとか、そんな簡単な決
まりごとだもの、葉月さんだったらきちんと守れるわよね?」
 ゆっくりした動作で葉月の方に向き直った園長が皐月の言葉を引き継いだ。皐月に対す
る時とは打って変わった、わざとのように優しい口調だ。
「は、はい……」
 不安な表情を隠せないまま、それでも、二人から諭されて小さく頷く葉月。
「うん、ちゃんとお返事ができて、やっぱりお利口さんね、葉月さんは」
 園長は満足げに目を細めて頷き、少し間を置いてから続けて言った。
「それじゃ、せっかくだから、試しに制服を着てみましょうね。実を言うと、葉月さんのことは
前もってお姉さんからいろいろ聞いていて、実際に会う前から合格って決めていたの。そ
れで、これもお姉さんから先に聞いていた葉月さんのスリーサイズに合うような制服を業
者さんにお願いして持って来てもらっていたのよ。だから、本当のことを言うと、今日は、
面接っていうより、契約書にお名前を書いてもらうのと、制服のサイズ合わせとに来てもら
ったようなものなの。実際の登園の前に制服を試しに着てもらって、サイズが合うかどうか
確かめておかなきゃいけないものね」
77020 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/27(金) 07:51:36 ID:2UeTIOCf
 前もって採用を決めていたという園長の思いがけない言葉に、なぜとはなしに、葉月の
胸の中に芽生えた言いようのない不安がますます大きく膨らんできた。と同時に、微かな
疑問が生じる。
「……あのさ、姉さん」
 葉月はおそるおそる皐月の顔を見上げ、遠慮がちに訊ねた。
「園長先生は僕に制服の試着をしなさいって言ってるけど、僕、姉さんが制服を着てると
こなんて一度も見たことないよ? いつもは小さな子供たちの相手をするのに思いきり体
を動かさなきいけないからってジャージを着てるし、通園の時は私服だし。四月の入園式
の時だって、自分で買ったスーツだったよね? ひょっとしたら、姉さん以外の保育士さん
たちは制服を持ってるのに、姉さんだけ勝手なことして私服で押し通したりしてるわけ?」
「なに言ってるのよ、葉月ったら。私だけ私服で押し通すだなんて、そんな身勝手なことす
るわけないでしょ? うちの保育園、ジャージは支給してくれるけど、保育士用の決まった
制服なんて昔からないわよ」
 皐月は要領を得ない顔つきの葉月に対して軽くかぶりを振ってみせ、部屋の片隅に置
いてある、保育園の指定業者のマークが入った幾つかの紙袋にちらと視線を走らせて続
けた。
「でも、あんたは正式な保育士じゃなくってアルバイトのアシスタントだから、違いが一目
でわかるようにわざわざ園長先生が用意してくださったのよ。あんたのことを新しい保育
士だと勘違いした親御さんたちが育児のことで何かと相談を持ちかけても、まだ大学に入
ったばかりのあんたが何か答えられるわけないじゃない。そんな混乱を防ぐために、正規
の保育士とアルバイトのアシスタントを区別できるようにって」
「……そうかな。そうなの、かな……」
 皐月の説明を聞いても、どういうわけか、葉月の疑問は解消しない。不承不承の態で微
かに首をかしげるばかりだ。
771名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 08:19:28 ID:LXAalEJY
連投規制阻止&GJ
77220 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/27(金) 14:26:44 ID:2UeTIOCf
「ええ、そう。御崎先生のおっしゃる通り、葉月さんが保育士さんと間違われないようにす
るために用意した制服なのよ」
 なぜとはなしに疑わしげな眼差しで皐月の横顔を見上げる葉月に、唇の両端を持ち上
げるような笑みを浮かべて園長が言い、悪戯めいた声で続けた。
「あと、葉月さんが他の園児たちから浮いちゃわないようにするためにっていう目的もある
んだけどね」
「僕が他の園児から浮かないように……? どういうことなんですか、それ?」
  思いがけない言葉に、葉月がきょとんとした表情で園長の方に向き直る。
「うふふ。それは、葉月さんが制服を着てみればすぐにわかることよ」
 園長は謎々でも楽しむかのように囁きかけると、眉の端を微かに吊り上げて少々冷やや
かな声でこう言った。
「ところで、葉月さん。面接の時は自分のことを『僕』じゃなく、ちゃんと『私』って言い直して
いたわよね? 御崎先生のことも、『姉さん』じゃなく『姉』って表現していたんじゃなかった
かな? なのに、今はもう油断しちゃったのかしらね。まるで自分のお家にいる時みたい
に『僕』や『姉さん』だなんて言っちゃって。きちんと雇用契約を交わした上で、ここは園長
室なのよ。それなりの言葉遣いをしなきゃいけないんじゃないのかな。お利口さんの葉月
さんだもの、できるよね?」
「あ……す、すみません。気をつけます」
 不意の叱責に葉月は、ついさっき園長が口にした言葉の真意を詮索することも忘れて身
をすくめてしまう。
「いいお返事だこと。じゃ、ちゃんと注意てちょうだいね。まず、自分のことは『私』と呼ぶこ
と。ただ、『私(わたくし)』じゃ堅苦しいから『私(わたし)』でいいわ。わかったわね?」
「は、はい」
「それと、いくら実の姉弟でも、保育園にいる間は、他の先生方に接するのと同じように、
お姉さんのことは『御崎先生』と呼ばなきゃいけないわね。お家だったら『姉さん』でもいい
けど、けじめをつける時はきちんとしましょう」
「……はい、わかりました」
 葉月は思わず姿勢を正して生真面目に頷いた。
 にこやかな笑みを浮かべていても、元来が威厳のある園長だ。初対面とはいえ、皐月
に対するのとはまた別の意味で、その言いつけに逆らうことは難しい。

773名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 20:41:39 ID:CeTF8mE+
wktk
774名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:21:06 ID:bnRpBPMl
なぜこんな良質なものが埋もれてるのかわからんな
775名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:01:27 ID:2vTIORmz
まぁおむつと幼児女装ってあんまり需要ないからだろ
77620 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/28(土) 05:54:56 ID:NbGtcBrU
「それじゃ、私は弟のことをどう呼べばいいでしょうか? 御崎さんでいいですか?」
 葉月がおずおずと頷くかたわら、皐月が園長に尋ねた。
「……そうですね。でも、名字での呼び合いだと、先生方はわかってくださるとしても、子供
たちが混乱するかもしれませんね。年長さんはともかく、年中さんや年少さんの子供だと、
『御崎先生』と『御崎さん』の区別がつかないかもしれません。だから、葉月さんのことは下
の名前で呼んであげた方がいいんじゃないかしら」
 園長は葉月と皐月の顔を交互に見比べて言い、更に少し考えてこう付け加えた。
「ああ、それと、どうせ下の名前を呼んであげるんだったら、『葉月さん』ではなく『葉月ちゃ
ん』の方が親しみがあっていいかもしれませんね。うん、そうですね、そうしましょう。他の
先生方にも、御崎先生の弟さんのことは『葉月ちゃん』と呼ぶよう伝えておくことにします」
「はい、承知し……」
「ち、ちょっと待ってください」
 皐月が園長に向かって恭しくお辞儀をして同意をしめすのを、葉月が途中で遮った。普
段の二人の間柄から考えれば滅多にないことだ。とはいえ、葉月の胸の内を考えれば、
いつもは気の弱いくせに咄嗟に抗議の声をあげてしまったのも無理からぬところか。
「僕……あ、じゃなかった、わ、私は大学生なんですよ。そ、そりゃ、背も低いし体も華奢
だし童顔だし、子供っぽく見えることは否定しませんけど、でも、これでもちゃんとした大学
生で、もうすぐ19歳になるんです。それなのに、『葉月さん』はともかく、葉月……『葉月ち
ゃん』だなんて、そんな呼び方、困ります」
 その外見と、声変わりはした筈なのに同年代の男子と比べるとまだ高い声のせいで、高
校時代も大学に入ってからも、友人たちから『可愛い葉月ちゃん』とか『お姫様』とかことあ
るごとに呼ばれからかわれてきた葉月だ。それが、アルバイト先でも同じ目に遭うなんて。
77720 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/28(土) 07:19:00 ID:NbGtcBrU
「なに言ってるのよ、葉月ったら。せっかく園長先生が親しみやすいようにって呼び方を考
えてくださったのに、文句なんて言ったら罰があたるわよ」
 皐月が腰に手の甲を押し当てて、たしなめるように言ったそうして、じと目で葉月の横顔
を見おろしてこんなふうに続ける。 
「だいいち、うちの保育園の保育士さんたち、前からあんたのこと、『葉月ちゃん』って呼ん
でるじゃない。今さら恥ずかしがることなんてないんじゃないのかな」
「そ、それは……」
「あら、そうだったんですか? うちの先生方はもう弟さんのことを『葉月ちゃん』って呼ん
でいるんですか?」
 今度は葉月が言葉を遮られる番だった。皐月が言った内容を耳にするなり、園長は葉
月の抗弁などまるで意に介するふうもなく、ぱっと顔を輝かて念押しするように聞き返した。
「はい。園長先生もご存じの通り、私は先生方をうちに招待してお茶の時間を持ったりささ
やかな食事の席を設けたりしています。弟が同居するようになってからもそれは変わらず
続けているのですが、初めて弟に会った先生方はどなたも葉月のことを私の妹だと勘違
いなさるようで。それも、見た目がこうですから、高校生、いえ、どうにかすると中学生の女
の子だと思い込まれることも多くて、後で大学生弟だと説明して誤解を解いても、第一印象
というのはなかなか拭い取れないものなのか、それからもうちにいらして葉月に会うたび
に『葉月ちゃんはいつ見ても可愛いわねぇ』などとおっしゃられることがたびたびなんです。
ま、私も姉として、弟のことを可愛く思っていただけるのはとても嬉しいというのが正直なと
ころなんですけれど」
 くすっと短く笑って皐月が説明する。
「まぁまぁ、そういうことだったんですか。それはよろしゅうございます。先生方がもう『葉月
ちゃん』という呼び方をしておられるなら、なにも問題はございませんね。結構なことです」
 園長は鷹揚に頷いてから、改めて葉月の瞳を覗き込むようにして言った。
「それじゃ、新しい制服を着てみましょうね、葉月ちゃん。とっても可愛らしい制服だから、
きっと葉月ちゃんにお似合いですよ。――御崎先生、壁際に置いてある三つの紙袋のう
ち、一番手前のを持ってきてくださいますか」
77820 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/28(土) 08:26:40 ID:NbGtcBrU
 園長は、それまで『葉月さん』と呼んでいたのを早速のこと『葉月ちゃん』と呼び方を変え
て言い、ちらと皐月に目配せをして、部屋の隅に並べて置いてある紙袋を指し示した。
「承知しました。――これでよろしいでしょうか」
 さほど広くはない園長室。皐月は機敏な身のこなしで壁際に歩み寄ると、待つほどもな
く、真新しい紙袋を一つ手に提げて戻ってきた。
「ええ、それで結構です。あらかじめ聞いておいた葉月ちゃんのサイズに合わせて制服と
体操着、それに園内着を出入りの業者さんにお願いして用意していただきました。とりあえ
ず、制服を試着してもらってサイズを確認しておきましょう。制服が合うようなら、体操着と
園内着も問題ない筈ですから」
「それでは、用意いたします」
 園長が首を軽く縦に振るのを見届けて、皐月が、執務机の横に置いた紙袋の中に両手
を差し入れた。
 いいしれぬ不安とも後悔の念ともつかぬ表現しようのない感情が葉月の胸の中で更に
大きく膨れあがる。

「うわっ、可っ愛いぃんだ!!」
 突然、室内に嬌声が響き渡った。声の主は、紙袋から取り出したばかりの新しい衣類を
広げて両手で捧げ持った皐月だった。
 反射的に葉月が皐月の方に振り向いた。葉月の反応を楽しむかのように、葉月の顔を
見据えたまま、少し遅れて園長がおもむろに首を巡らせる。
 皐月が両手で広げて持っていたのは、紛うことなき、真新しい制服だった。それも、ひば
り保育園の園児が揃って身に着けているセーラーワンピース型の制服だ。
77920 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/28(土) 09:22:11 ID:NbGtcBrU
 いや、正確を期すためにもう少し詳しく表現すると、ひばり保育園に通う園児の内でも女
の子用の制服として採用されているセーラーワンピースだった。
 ひばり保育園の園児が着る制服は男児用も女児用も基本的にはセーラースーツになっ
ている。ただ、男児用の制服が上着と半ズボンとの組み合わせでツーピースになってい
るのに対し、女児用の制服は上着の裾をふわりとした曲線を描くようにして丈を延ばし、そ
の延長部分がそのままスカートになるようデザインされたワンピースに仕立ててあるとい
った違いがあるから、皐月が広げ持った制服の裾がスカートになっているところを見れば、
それが女児用のセーラーワンピースだということは一目瞭然だ。それも、季節に合わせて、
長袖ではなく二の腕の中ほどまでの三部袖を丸く膨らませ、風通しのいい薄手の生地で
縫製した夏用の制服なのは間違いない。
 真っ白で大きめのセーラーと幅の広いリボンふうのボウタイとの組み合わせが見るから
に可愛らしく、同じ地区にある幾つかの保育園や幼稚園の中でも評判のいい制服だとい
つも皐月が自慢げに話しているし、その制服を着た園児たちが勢揃いした音楽会の写真
を見たこともあるから、それがひばり保育園の制服だということは葉月にも一目でわかっ
た。
 けれど、それがひばり保育園の制服だとわかった瞬間、葉月の脳裏を一つの疑問がよ
ぎる。自分が勤めている保育園の園児が着る、すっかり見慣れている筈の制服なのに、
どうして姉さんはあんな甲高い嬌声をあげたんだろう――葉月が抱いた疑問は尤もだ。
 が、その疑問は、皐月が
「園長先生、この色もいいですね。セーラースーツっていうとどうしても海をイメージしちゃ
うからブルーだっていう先入観があるんですけど、このパステルピンクの生地もすごく可愛
らしく仕上がっています。特に女の子用だと、こっちの方が断然お似合いですよ」
といかにも楽しげに言いながら新しい制服を裏返したり下から覗き込んだりしている様子
を見ているうちに次第に解けてきた。おぼろげながら思い出すに、皐月から見せられた音
楽会の写真に写っていた園児が着ている制服の色合いは、、どれも、白とマリンブルーと
の組み合わせだった筈だ。男児用と女児用とで生地の色を変えているようなことはなかっ
たように記憶している。そこへ、これまで目にしたことのないパステルピンクを基調にした
生地で仕立てた女児用のセーラーワンピースを目にしたものだから、皐月が思わず嬌声
を発したのだろうと想像がつく。
78020 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/28(土) 09:35:15 ID:NbGtcBrU
 ちなみに、↑で書いたセーラーワンピースは
http://trans.s6.x-beat.com/ の tr0392.zip みたいなのをイメージして
書きました。二つの写真の内、どちらかお好みの方を思い浮かべなが
らお読みいただけれ幸いです
 さ、95さんがどちらのイメージでイラストにまとめてくれるか、はたまた
全く違ったデザインで責めてくるか、楽しみに待っていますww
78120 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/28(土) 10:21:18 ID:NbGtcBrU
 けれど、その疑問が解消すると同時に、更なる疑念が湧きあがってくる。
 あれ? あの紙袋に入ってるのって、僕が試着する制服じゃなかったっけ? なのにど
うして園児の制服が入ってるんだろう。ひょっとして、女の子用に新しい色の制服を試しに
つくってもらったのが間違って入ってたのかな?――葉月は胸の中で呟いた。
 が、それは縫製業者の間違いなどでは決してなかったのだ。
「どうやら御崎先生にもその色の制服を気に入っていただけたようですね。業者さんと念
入りに打ち合わせを繰り返した甲斐があるというものですわ」
 両袖を左右の手に持って改めて制服を大きく広げてみせた皐月に向かって、園長はな
にやら含むところのありそうな笑みを浮かべて言った。そうして、葉月の方に一瞬だけち
らと目をやってから、もういちど皐月の方に向き直って僅かに首をかしげた。
「はい。この制服、私はとっても気に入りました。私が気に入ったのですから、もちろん、
弟も気に入るに違いありません」
 皐月は園長に向かってにっと笑ってそう言い、パステルピンクの生地で仕立てたセーラ
ーワンピースの袖を大きく広げ持ったまま、葉月が腰かけている椅子と執務机との間に
歩を進めた。そうしてすっと膝を折ると、手にしたセーラーワンピースを葉月の体に正面か
ら押し当てる。
「え……!?」
 葉月の顔に、驚愕と戸惑いとがない交ぜになった表情が浮かんだ。
「わざわざ園長先生が葉月のために新調してくださった制服だもの、気に入らないわけな
いよね? 新しい色でつくってくれるよう園長先生が業者さんにお願いして用意してもらっ
た可愛い制服だもの、喜んで着るに決まってるよね?」
 真新しいセーラーワンピースを葉月の肩に押し当てた皐月は、そんなふうに、穏やかな
声ながらも有無を言わさぬ強い口調で決めつけるのだった。
782名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 10:59:58 ID:bnRpBPMl
連投阻止
そしてGJ
78320 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/28(土) 14:02:50 ID:NbGtcBrU
「え……? これを着るの、ぼ、僕……なの!?」
 葉月は、自分の体に押し当てられたセーラーワンピースと、わざとのようなにこやかな
笑みを浮かべる皐月の顔とをのろのろと見比べて蚊の鳴くような声を出した。
「僕じゃないでしょ? 自分のことは私と呼びなさいって園長先生から注意されたんじゃな
なかったかしら。ほら、言ってごらんなさい。『わたし』よ、わ・た・し」
「ちょっと待ってよ、姉さん。今はそんなことにかまってなんかいられないんだってば。そん
なことより、これが僕の制服だって本当なの? ひばり保育園の女の子用の制服を僕に
着せるつもりなの!?」
 怯えの色を顔に浮かべながらも、葉月は激しくかぶりを振った。
「そうよ。見てごらんなさい、ほら、ぴったりじゃない」
 顔色を失った葉月とは対照的に皐月は涼しい顔で言って、パステルピンクの制服をます
ます強く押し当てた。
 言われて今さら確かめるまでもなく、セーラーワンピースを肩に押し当てられて反射的に
自分の体を見おろした瞬間に、誂えたように(事実、葉月のために園長が誂えた物だ)サ
イがぴったりフィットなのは見て取っていた。皐月が紙袋から取り出した真新しい制服を目
にすると同時に覚えた違和感。その違和感が、見た目は保育園の制服なのに、そのサイ
ズが随分と大きく仕立てられていることに気がついたせいだということも、風通しの良さそう
な生地でできた三部袖のセーラーワンピースを体に押し当てられた瞬間に理解していた。
 そう。葉月の制服が収められている筈の汚れ一つ付いていない紙袋に保育園に通う女
の子用の(としか見えない)制服が入っていたのは、縫製業者の手違いなどではなく、園
長が縫製業者に指示してそうさせた結果だったのだ。
 だけど、なんのためにそんなことを……。
784名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 14:26:39 ID:jAMz6THW
支援
78595:2008/06/28(土) 17:01:58 ID:PAEZNFfe
ちょっと時間が取れたので、一枚描いてみたら、続きとイメージ画像までアップしていたので、一度いつものところにあげたやつを描き直してみました。
http://www.gazoru.com/g-c704aad105660deb681037f88104bcae.jpg.html

いかがでしょうか?
今回は、色付けは清書後にすることにしました。
78695:2008/06/28(土) 23:10:12 ID:VP9ve225
服だけでは何なので、はやばやと・・・・

http://www.gazoru.com/g-eafae371b563c604a351925aa59807da.jpg.html

左手のバッグはお弁当入れ・・・のつもり。
787名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:15:21 ID:jAMz6THW
95氏GJ!!!
788名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:32:07 ID:U2AlERzS
やっぱ絵があると創造し易くていいな
95氏、20氏ともGJです
78995:2008/06/29(日) 09:31:23 ID:eUVv/tWA
後ろ姿ってどんなかな・・・の1枚。
りぼんは、何もないとちょっと寂しくて・・・

http://www.gazoru.com/g-3bceffaf87151807e582955dbca5a326.jpg.html
790名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 10:11:32 ID:A6QW+JJF
伝説のコンビが帰って来た!
超乙です!
79120 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/29(日) 10:24:43 ID:o4pwDPma
 おお、目が覚めて見てみたら新しいイラストが(^-^)

 で、もしもリクエストを受け付けてもらえるようならということで
 まず、セーラーワンピの大きな襟は色を純白にして周囲をピンクの
二重ラインで縁取りするような感じにしてもらえるようなら嬉しいかな
と。それと、両腕の袖口も襟と同じ純白に変更してもらった方がアク
セントになるかな。あと、スカートの裾の横ラインも黒っぽい色合い
じゃなくて白にしてもらえたりすると愛らしさが強まるような気がした
りして(それか、上半身の部分はピンクのまま、スカートの生地を白
にして裾のラインをピンクにしたり? ……ああ、けど、こういうのは
色の切り替え部分が難しいか(^^;)

 せっかくの素敵なイラストに喧嘩をふっかけるみたい(笑)で申し訳
ないわけですが、我侭を聞いてもらえたりすると嬉しかったりです
79295:2008/06/30(月) 00:53:55 ID:2YNBPRMB
20さん、わっかりましたぁ。

一度描いてみますので、又ご指摘を・・・
・・・これは、わがままではないと思いますよ。わくわくするものに出会いたい為にいち読者の出来る賛辞のひとつの方法ですから。
79320 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/30(月) 05:42:27 ID:CGivBRQt
「ああ、そういえば、うちの保育園でどんなお仕事をしてもらうか葉月ちゃんにはまだ説明
していなかったわね。いいわ、お仕事の内容を私が教えてあげる。それを聞けば、どうして
園児と同じ制服を着なきゃいけないか、葉月ちゃんも納得してくれるでしょう」
 園長が執務机の向こうで椅子から立ち上がりながら葉月の顔を見て言い、おもむろに
皐月の方に視線を向け直した。
「私が説明している間に、御崎先生は葉月ちゃんのお洋服を脱がせてあげてちょうだい。
葉月ちゃん、とってもお利口さんの筈なのに、今はなんだかむずがってばかりで自分じゃ
お洋服を脱ぎ脱ぎできないみたいだから」
「承知しました。――ほら、葉月、椅子から立ちなさい。汗臭い洋服を脱がせて、新しい制
服を着せてあげるから。なんの飾り気もない綿のシャツなんかさっさと脱がせて、真新しい
可愛い制服に着替えさせてあげるからね」
 それまで膝立ちの姿勢になっていた皐月も身軽な身のこなしでさっと立ち上がると、園
長に向かって一礼をし、持っていたセーラーワンピをそっと執務机の上に置いて、椅子に
腰かけている葉月の脇の下に両手を差し入れた。
「ちょ、待ってよ。そんなの、やだってば。大学生の僕が保育園の子供の、それも女の子
の制服なんて着られないってば。駄目だって、そんな無理に立たせないでってば……」
 脇の下に手を差し入れて強引に立たせようとする皐月に対して、葉月は椅子の肘掛け
握って身をすくめる。
「暴れちゃ駄目でしょ、葉月ってば。んとに聞き分けのない子なんだから。いい加減、おと
なしくなさい!」
 抵抗もむなしく、力尽く肘掛けから両手を引き離され、床に立たされてしまう葉月。
79420 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/30(月) 07:01:33 ID:CGivBRQt
 そこへ、横合いから、たしなめるような園長の声が飛んでくる。
「駄目ですよ、御崎先生。子供というのは、叱ってばかりだと萎縮してしまうから、もっと優
しく接してあげなきゃいけませんね。それに、先生方には弟さんのことを葉月ちゃんと呼ん
でいただくことにしたのですから、御崎先生もそれにならっていただかないと。葉月ちゃん
はお姉さんのことを御崎先生、御崎先生は弟さんのことを葉月ちゃんと呼ぶ。お互い様な
んですから、保育園にいる間や通園の途中はちゃんと決まり事を守ってください。他の園
児たちや先生方の手前、しめしがつきませんからね」
「申し訳ございません、園長先生のおっしゃる通りです。――じゃ、葉月ちゃん、今着てる
お洋服を脱ぎ脱ぎしましょうね。ううん、大丈夫。葉月ちゃんは何もしなくていいのよ。先
生が脱がせあげるから、葉月ちゃんはじっとしていればいいの。少しの間だもの、お利口
さんの葉月ちゃんは先生の言うことをきけるよね?」
 園長の言葉にわざとのような大げさな仕草で恭しくお辞儀をしてみせ、皐月は一瞬、葉
月が小さかった頃のことを思い出すかのようにすっと目を閉じてから、面倒をみている園
児に接する時と変わらないほど優しげな声で言って、葉月が着ているシャツの第一ボタン
に指をかけた。
「だから、やだってば!」
 悲鳴じみた声をあげて、思わず葉月は皐月の手を振り払おうとする。
 けれど、相手は、体が自分よりも一回り大きい上に、合気道の有段者だ。抵抗しようと
する体の動きの一つ一つがいとも簡単に封じられ、手足の関節を逆に抑えられて、いつ
のまにか体の自由を奪われてしまう。
 そうしている間にも、葉月を採用した理由を園長が淡々とした口調で話し始めていた。
「どんな仕事でもそうだけど、学校で習っている時と実際に現場に立った時とでは、考え
られないほどの違いがあるものなのよ。特に、うちみたいに小さな子供相手の仕事だと
尚更その傾向が強いわね。いくら大学や短大で幼児心理学とか幼児教育論を履修した
とはいっても、それは、結局のところ、大多数の平均的な子供たちの行動を大雑把に記
述しただけのものにすぎない。それに対して、一人一人の子供たちというのは、私たちが
思ってもみない突拍子もない行動を取るものなの。言い換えれば、一つ一つの突拍子も
ない行動をならして平均化して理想化したものが教科書に書いてある内容だということに
なるわね」
 葉月に対するそれまでの子供扱いが嘘みたいな、まるで大学で講義でもしているかの
ような園長の口調。

79520 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/30(月) 07:28:52 ID:CGivBRQt
「理想に燃え使命感に燃える新人の保育士さんたちを、毎年、ひばり保育園も迎え入れ
ています。だけど、なんの問題もなく仕事に馴染んでゆく保育士さんはごく稀れ。いいえ、
程度の差はあれ、教科書で習ったのと現場で立ち向かう現実とのギャップに悩まない保
育士さんなんて一人もいないと言った方が正確でしょうね。――私たちの仕事は、第一に
子供たちを預かって保護者の代わりに無事に保育することだけど、それだけじゃないの。
私たちには、ギャップに悩む保育士さんたちを励まし、きちんと子供と接することができる
よう導く使命もあるんですよ。特に、園長である私や、今年度から主任になってもらった
御崎先生みたいな人にはね」
 そこまで言って、園長は静かに口を閉ざした。
 だが、体の自由を奪われ、気がつけば皐月の手で綿シャツとスラックスを脱がされてし
まった葉月には、園長が何を言わんとしているのか、まだぴんとこない。
 要領を得ない顔つきの葉月をちらと見て、なにやらおかしそうな表情を浮かべた園長は、
執務机をまわりこんでこちらに歩み寄って来つつ、再び口を開いた。
「ひばり保育園は今年も新しい保育士さんを採用しました。採用するかどうかを決める面
接にあたって、成績も優秀だしやる気もあるし、この人なら大丈夫だと太鼓判を押したの
は私です。でも、彼女も例外ではありませんでした」
 分厚い絨毯の上をスリッパの音を響かせることなく静かに歩み寄って来た園長は、綿
シャツの下に着ていたTシャツも皐月の手によって剥ぎ取られんばかりになっている葉月
の目の前で足を止めた。間近で見ると、園長も随分と体格が良く、身長も皐月とさして変
わらないほどだということに今更ながら気がつく。
79620 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/30(月) 08:28:01 ID:CGivBRQt
「彼女は短大を卒業するまで、父親以外には、男性と接する機会が殆どなかったそうで
す。幼稚園から短大まで、或る学校法人が運営する女子校で過ごした上、親類の中に
も男の従兄弟は一人もいなくて、女の子ばかりだったと聞いています。そのせいでしょう
ね、短大の幼児教育科では男児と女児との差異も習った筈なのに、保育実習にしても
限られた短い期間だったということもあって、それがどうしても実感として身につかなくて、
うちの保育園で実際に腕白盛りの男の子と接してみて、どう対処していいのかわからず
に、四月の終わり頃にはすっかり自信をなくしてしまいました。……まぁ、もっとも、初めて
接する男児の行動が自分の理解の範疇を超えていたということだけがその理由の全て
というわけではないのですが……」
 それまで淡々とした口調で話していた園長だが、不意に口ごもってしまい、顔が曇る。
「園長先生がおっしゃっているのは、遠藤弥生さん――遠藤先生のことよ」
 右手で葉月の自由を奪い器用に左手だけでTシャツも脱がしてしまった皐月が、園長の
言葉を引き継いだ。
「遠藤先生? ……遠藤先生がどうしたっていうの?」
 六月の上旬に初めて顔を会わせた、とびきりいい香りのする紅茶を振る舞われた時も
含めてマンションにいる間ずっと伏し目がちにしていた弥生の物憂げな表情が脳裏をよぎ
る。葉月は、今にも裸に剥かれそうになっている自分の置かれた状況も忘れ、ぎこちない
動きで首を巡らせると、背後からおおいかぶさるようにして立っている皐月の顔をおずお
ずと見上げた。
「遠藤先生が卒業した短大、元々は女子ばかりだったんだけど、学生の数が減ってきた
からって、男子学生の募集も始めたんだそうよ。それが丁度、遠藤先生が入学する年だ
ったそうで、幼児教育科にも一人だけ男子学生が入ってきたんだってさ。それも、遠藤先
生と同じゼミにね」
 こちらも葉月に対する子供扱いはすっかりなりをひそめ、低い声でそう説明し始める皐
月の口調は憎々しげだった。
79795:2008/06/30(月) 12:40:34 ID:fQquLsf2
ちょっとイメージものを。

ラインと色を当てはめてみました。
CGでやるなら、もう少し綺麗に描かないと後処理が大変になっちゃいますね。
時間があまり取れなかったので、この程度に。

http://www.gazoru.com/g-610c5dc43252d346ec7193bfde245fdb.jpg.html
79820 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/30(月) 13:06:21 ID:CGivBRQt
「学生の間は何もなかったんだけど、遠藤先生、卒業した後うちの保育園にやって来て、
園長先生がおっしゃったように、やんちゃ盛りの男の子の扱いに困って、それで、同じゼミ
にいたその男に相談したんだって。ま、男の子の行動原理を聞くには一番手近な存在だ
から、遠藤先生がそうしようと思った気持ち、私もわかるんだけど……」
 そこまで言って、皐月も園長のように口ごもってしまった。
 けれど、ぶるんと首を振ると、一度だけ大きく息を吸い込んで、感情を押し殺した平板な
声で続ける。
「そいつがとんでもないヤツでさ、相談を持ちかけた遠藤先生を言葉巧みに自分のアパ
ートへ誘い込んで、でもって、狼藉に及んだのよ。……遠藤先生が暴れて大声で助けを
求めたおかげで未遂に終わったんだけど、それが遠藤先生の心に大きな傷跡を残しちゃ
ってさ」
「……」
 思いもかけない皐月の説明に、葉月も言葉を失ってしまう。
「遠藤先生の落ち込みようがあまりにもひどいから、御崎先生にお願いして事情を聞き出
してもらったのよ。男の子の扱いがわからないってだけじゃ説明できないくらい、遠藤先
生、それこそ、いつ保育園を辞めてもおかしくないような思い詰めた顔をしていたから。で
も、御崎先生のおかげでおよその事情はわかったものの、それでどうにかしてあげられる
わけじゃなかった。それまでも男の子の扱いに悩んでいた遠藤先生は、それ以来、極度
の男性不信に陥って、保育園の中でも男児が近づくだけで怯えるようになってしまったの」
 一瞬しんと静まり返った部屋の中に、再び園長の声が微かな波紋になって広がってゆく。
「……で、でも……」
 部屋を満たす重苦しい空気に耐えかねたかのように、葉月が小刻みに震える声を絞り
出した。
「そう。でも、だよね。でも、それは僕には関係ない話だ――あんた、そう言いたいんでし
ょ?」
 まるで、短大時代に弥生と同じゼミだった男が目の前にでもいるかのような冷え冷えし
た声で、皐月は葉月の胸の内を見透かして言った。
79920 ◆JSxcaNkD96 :2008/06/30(月) 16:09:56 ID:CGivBRQt
>>797
 早速の色塗りthxです
 で、もうちょっと我儘を言わせてもらえるなら、スカート
がピンクで裾のラインが白のバージョンも見てみたいぞ、
とww

 それと、リボンについては、年長さんが濃いブルー、年
中さんがレモンイエローで、年少さんがベビーピンクとい
う設定でいかがでしょう(ただ、葉月タン以外の園児が着
る制服の生地はブルーが基調で、ピンクの制服の葉月タ
ンとは区別ということで)。それか、他の年少さんは制服が
ブルーにリボンが淡いピンクの組み合わせに対して、葉
月タンはパステルピンクの制服にショッキングピンクのリボ
ンという組み合わせもいいかもしれませんけど
800名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 17:46:29 ID:PE0egZQL
とりあえず二人共GJ
80195:2008/06/30(月) 18:03:02 ID:BGr5ldzx
802名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:39:32 ID:o1aC1GZe
なに??このゴールデンコンビ?
ZZZZZZ
803名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 22:39:07 ID:MFh9AC6G
過疎スレが神スレになった
80495:2008/06/30(月) 23:04:11 ID:DJIFGinK
冗談の1枚。
なんとなく描いたので、ストーリーと関係無いシチュエーションです。

http://www.gazoru.com/g-4b8fe2080704b460a1aa3fb8240dccee.jpg.html
80520 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/01(火) 06:13:20 ID:RqeIu+uf
>>801
 色違いバージョンもthxです
 で、個人的には、どっちかというと、スカートがピンクの
今回の方が好みかな
 あともう一つリク付けるとすると、胸元から裾まで縦に
並んでいるボタンを(全体の絵のバランスが崩れない範
囲で)なるべく大きくしてもらえないでしょうか。普通、セ
ーラースーツというと頭からすっぽりかぶるものだけど、
このセーラーワンピは前開きになっているから前ボタン
が付いているわけで、『大きなボタンの前開き』というの
が、まだ一人じゃ上手に洋服を着られない幼児の衣類
を象徴しているように感じられるものですから。ボタンの
色は、襟と合わせた純白で揃えた方が清楚な感じを強
調できるかなとも思いますけど、そのあたりはおまかせ
します
 無理ばかり言って申し訳ないですけど、お手空きの時
にでも描いていただけると幸いです
80620 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/01(火) 06:13:47 ID:RqeIu+uf
「だけど、関係ないって思ってるのはあんただけ。実は、これが、おおいに関係してたり
るんだな、可愛い可愛い葉月ちゃんと」
 まわりの物を凍りつかせるような冷たい声から一転、皐月は今度は今にも笑い出しそ
うな声でそう言って、強引に葉月の右手を肩の上まで上げさせ、すっかりあらわになっ
た脇の下をじっくり眺めまわすと、
「あんたってば、成長期なんてとっくに済んでる筈なのに声は高いままだし、髭なんて私
の産毛よりも薄いくらいだし、お肌もぷりぷりのさらさらだし、脇の下なんて、じっくり探し
てもまっちろいお肌が丸見えだし、体全体も、よぉく見ないとわからないほどしか無駄毛
なんて殆ど生えてないし、ほんと、とてもじゃないけど大学生の男の子だなんて、いくら
説明されても信じられない体してるよね。そりゃ、いくらなんでも胸が膨らんでるわけじゃ
ないけど、それにしたって、ちょっと発育が遅れてる中学生くらいの女の子って感じで、
アキバあたりをうろついてるようなお兄さんにだったら却ってウケがいいんじゃないかっ
てとこだもんね」
と、どこか嘲るような口調で続けた。
「き、急に何を言い出すんだよ……!?」
 小さい頃の「可愛い」は男の子にとっても褒め言葉だが、同じ言葉でも、長じてから言
われると、口にする者の言いようもあるのだろうが、いかにも馬鹿にされているようで我
慢できないものだ。しかも、常日ごろからそんなふうに言われ続け、そんな体つきを自
身がコンプレックスに感じている葉月にとっては尚のこと。
「あらあら、そんな怖い顔しなくてもいいじゃない。あんたのこと、可愛いって言ってるの
は私だけじゃないんだから。遠藤先生だって、初めて見たあんたのこと、『可愛らしい妹
さんですね。中学生ですか?』って私に言ったんだから。でもって、その後、遠藤先生は
こう言ったのよ。『女の子はいいですよね。でも、男の子は世の中から一人残らずいなく
なっちゃえばいいと思うんです。もちろん、大人の男もいなくなっちぇばいいけど、子供も
そう。保育園で預かっている男の子にしたって、いつ暴れ出すか知れたものじゃない。
それに、今は可愛らしげにおしっこを出すしか能のないおちんちんだって、大人になった
ら、いやらしくて汚らしい液体を出すようになるに決まってる。だから、男の子も大人の男
も、みんないなくなっちゃえばいいんです!』ってね」
80720 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/01(火) 07:24:02 ID:RqeIu+uf
 手首をねじりあげるようにして上げさせていた葉月の右手を元に戻しながら、感情の
起伏を押し殺すようにして皐月は言った。
「極度の男性不信に陥った遠藤先生を励ますためにマンションへ招待したのはいいけ
ど、そこに弟がいたんじゃまずいかなと思って一瞬はあんたのことを妹だと思わせとこ
うかとも考えたんだけど、でも、いつまでも騙し通せるわけなんてないし、騙してたこと
がわかったら却って事態が悪化しちゃうかなって考え直して、本当のことを言ったのよ。
――でも、意外なことに、遠藤先生、あまり取り乱さなかった。玄関からダイニングルー
ムへ行く途中に自分の部屋から出てきたあんたと顔を会わせただけっていうほんの短
い間でも、大学生の男を目の前にしたんだから、もっと大騒ぎするんじゃないかと思った
けど、こっちが拍子抜けするくらい平気な顔してたんだよ、遠藤先生」
 皐月は、それまで葉月の関節を締めあげていた右手の力を緩め、なんとも表現しよう
のない笑みを浮かべた。
「ええとね、ダイニングルームであれこれ話してさ、逆に私への気遣いもあってのことだ
ろうけど、ほんの少し遠藤先生が笑顔になった頃を見計らって、あんたのことを説明した
わけよ。ああ見えても、あの子、本当は弟なんだよって。でも、遠藤先生、騒いだりしな
かった。それどころか、はにかんだ様子で『あんな子ならいいですね。男の子でも、あん
な子だったら私、近くにいても怖くないかもしれません』って言ったのよ。驚いた私は『で
も、あいつだって男なんだよ? 見た目はあんなふうだけど、いつ狼に変わるかしれな
い男どものの仲間なんだよ?』って念を押したんだけど、私の言うことなんてまるで聞こ
えないふうで、『だって、ちっともそんなふうに見えないじゃないですか。さっき廊下で顔
を会わせた時なんて、弟さんの方が恥ずかしそうにおどおどしちゃって。顔を真っ赤にし
てぺこりと頭なんかさげちゃって。だから、なんだか、弟さんとだったら大丈夫みたいな
気がして仕方ないんです』とかなんとか言っちゃってさ」
80820 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/01(火) 08:22:02 ID:RqeIu+uf
 その時の状況を思い出したのか、皐月はくすりと短く笑った。
「考えてみれば、遠藤先生、保育園での最初の自己紹介で、小池徹平のファンだとか
言ってたのよね。あんた、どことなく面影がないわけじゃないし。そりゃ、ま、あんたと比
べれば徹平の方がよほど男っぽくてしっかりしてるように見えるけど、基本的なラインは
同じかもしれないよね。それに、あんただって、遠藤先生みたいな楚々とした感じの女
の人が好きなんでしょ? 一目でわかったわよ。他の先生方と初めて顔を会わせた時
はただ恥ずかしがるだけだったのに、遠藤先生を初めてお招きした時は、あんた、ほん
とに顔を真っ赤にしてたもん。人見知りが激しいところにもってきて、ずばり好みの女性
と顔を会わせちゃって、あんた、どうしていいかわからなくておどおどするばかりだったん
でしょ? そんなところが遠藤先生の保護欲を掻き立てちゃったんでしょうね。保育士に
なるくらいだから、遠藤先生も私と同じくらい子供好きに決まってる。もともと子供好きで
保護欲とかが強い女性があんたみたいな子をみたら、そりゃ、たまんないかもしれない
よ。――で、あんたも満更じゃないんだよね?」
 皐月は、最後の方を強く念押しするように強調して言った。
 葉月の顔が熱くほてり、すっかり裸に剥かれた上半身も赤く染まる。それを見た皐月
は、葉月の背中をぴしゃりと叩いて強い調子で断言した。
「だから、あんたなのよ。この役を任せられるのは、あんたしかいないのよ」
「つまり、そういうことです。これでわかってもらえたましたね?」
 うっすら赤く染まる葉月の背中に付いた真っ赤な手形をちらと見て、園長が穏やかな
声で言った。
「……わかりません。つまりとか、そういうことだとか言われても、僕にはさっぱりわかり
ません。何なんですか、その、僕にしか任せられない役って? それが、保育園の制服
と関係あるんですか?」
 弥生に対する憎からぬ想いを見透かされた葉月は、自分の置かれた立場がどんなも
のなのかまだ理解できない苛立たしさとが相まって、少しばかり逆切れ気味に唇を尖ら
せた。
80920 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/01(火) 08:55:19 ID:RqeIu+uf
「やれやれ、これだけ説明してもまだわかんないわけ? あんたってば、優柔不断で気
が弱いだけじゃなくて勘も鈍いんだね。もっとも、遠藤先生にしてみりゃ、そういうとこが
いいのかもね。自分が一緒にいてあげなきゃ何もできない頼りない葉月ちゃんって感じ
でさ」
 皐月はひとしきり冷やかし気味に言って、すぐに真顔になった。
「じゃ、説明してあげる。あんたにしか任せられない重要な役っていうのが何なのか。―
―遠藤先生は極度の男性不信に陥っている。ううん、不信というより、恐怖症と言った
方が正しいかもしれない。だって、おもらしでパンツを汚しちゃった男の子に近づくのも
怖々だし、やっとのことパンツを脱がせることができても、おちんちんが見えた途端、顔
をひきつらせて今にも悲鳴をあげだしそうになるくらいなんだから。これが幼稚園だった
ら夏休みの間にじっくり時間をかけて精神的なリハビリをすることもできるんだけど、うち
は保育園だから、ちゃんと決まった夏休みなんかなくてさ。ま、小学校や中学校が夏休
みの間は自由登園ってことになってるから実際に登園してくる園児は普段の半分とか
三分の二くらいだから、その間に先生方には順番に休みを取ってもらってるけど、どん
なにやりくりしても、せいぜい一週間ってとこ。そんな短い期間じゃ遠藤先生の心の傷
が癒えるわけないってことは、あんたにもわかるよね。今は定期的にカウンセラーのと
ころに通いながらなんとかして仕事を続けてるけど、いつどうなっちゃうか知れたものじ
ゃないのよ、本当のところ」
 そこまで言って皐月は溜息をついた。が、じきに思い直したかのように説明を続ける。
81020 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/01(火) 09:35:58 ID:RqeIu+uf
「でも、さっきも言った通り、そんな遠藤先生にとってもあんただけは別なのよ。あんた
が男の子だってわかってもあまり怖がる様子もない。だから、あんたにはなるべく長い
時間、遠藤先生と一緒にいてあげて欲しいの。でもって、あんたっていう男の子と一緒
にいても大丈夫だってことを実感してもらって、遠藤先生に自信を取り戻してもらいたい
のよ。遠藤先生に毎日の仕事を続けてもらいながら精神的なリハビリを施すには、そん
な方法しかないの。それが、前もって園長先生と相談して決めた方法なのよ」
「……けど、それでも、僕が保育園児の制服を着る必要なんてないじゃない。アシスタン
トとして遠藤先生の仕事を手伝えば、それでいいんじゃないの?」
 一通りの説明を聞いて、おおよその事情は葉月にもわかった。それはわかったけれ
ど、でも、まだ説明のつかない部分が残っているのは事実だ。
「それじゃ駄目なのよ。確かに、遠藤先生にとって、あんたは他の男とは違う。でも、遠
藤先生の精神状態は刻々と変化するのよ。普段の比較的落ち着いている時はあんた
と一緒にいても大丈夫だったとしても、いつ精神状態が昂ぶってパニックを起こすかわ
からないの。そんな状態になるのは稀れでしょうけどってカウンセラーの先生は園長先
生に説明してくださったけど、その可能性が全くのゼロというわけじゃない。その時、男
のあんたがすぐそばにいたりしたら、それこそどうなるか想像もつかないの。下手したら、
パニックを起こした遠藤先生、自分で自分を傷つけちゃうかもしれない」
 皐月は大きく首を振った。
「そんなことにならないよう、遠藤先生と一緒にいてもらうあんたに、保育園の女の子の
格好をしてもらうことにしたのよ。遠藤先生の精神状態が万が一にもひどく昂ぶっちゃっ
た時に、目の前にいるのが女の子だって言い聞かせるために。遠藤先生の近くには男
なんていませんよ。大人の男も園児の男の子も一人もいませんよ。そばにいるのは可
愛い制服を着た女の子ですよ。そんなふうに説得するために。そうやって遠藤先生の
心を鎮めながら、落ち着いたら、あんたが男の子だってことを改めて思い出してもらう。
そんなことを何度も繰り返して、男の子と一緒にいても大丈夫なんだって自信を取り戻
させる。そうして、男の子なんてちっとも怖くないんだってことを心に刻みつけてもらう。―
―これが、園長先生と私とが考えた方法なのよ。勘の鈍いあんたも今度こそわかったよ
ね?」
「……」
 念を押すみたいにして同意を求める皐月に、けれど葉月は一言も応えられない。
81195:2008/07/01(火) 16:53:07 ID:Hb+Yu69u
ボタンの大きさ、修正してみました。
いかがですか?
http://www.gazoru.com/g-d5b19ed35deece3fc70a049adbc23da9.jpg.html
812名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:22:28 ID:vNK7GlYV
いよいよ来たか・・。
最近の生き甲斐だぜ。
813名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:29:15 ID:2nDESGvy
>>811
あんた、絵うまいな。
814名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 00:36:24 ID:cTgBh8Fv
残念、もうみれない・・・・
でも95さんの思いは伝わるぜ!!
815名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 00:45:42 ID:dFXktTnX
>>814
色塗った版を上げたから消したみたいだな
ttp://www.gazoru.com/b-84865e6faed251.html
で見れますよ
81620 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/02(水) 06:09:51 ID:nffcbcev
「でも、そのお顔を見ると、まだ納得できていないみたいですね。うふふ、葉月さんが何
を言いたいのか、私にもわかりますよ。『けど、女の子の格好をするにしたって、わざわ
ざ保育園児の真似までしなくてもいいじゃないか。男の子だと思わせなければいいんだ
ったら、遠藤先生のアシスタントとして、女性の保育士の格好をすればそれでいいじゃ
ないか。なのに、こんな、僕の体に合わせた大きな園児服まで用意するなんて。どうせ
女装するにしても、年相応の格好で女装させてくれればいいじゃないか』――葉月さん、
そう言いたいんでしょう?」
 葉月の表情を読み取った園長が、これ以上はないくらい真剣な表情で言った。
 園長が口にした『女装』という言葉に思わず頬を赤らめながら、葉月が弱々しく頷く。そ
れを見た園長が、一度だけ小さく首を横に振って応じた。
「でも、それじゃ、根本的な解決にはならないんですよ。葉月さんに女性アシスタントとし
て遠藤先生と一緒にいてもらって、それで仮に遠藤先生が心を開くことになっても、それ
だけでは、『互いに好意を持っている御崎葉月さんという個人に対して』遠藤先生が心を
開いたということでしかないんです。けれど、それでは、なんの解決にもなっていません。
遠藤先生には、保育園にいる全ての男の子、そして、世の中ににいる全ての男性に対
して心を開いていただかなければならないのです。そうでないと、保育園で園児の面倒
をみることも難しく、園児の父親とは保護者面談もできないということになってしまいます。
だから、葉月さんという特定の個人だけに心を開くような不完全な結果など、なんの解
決にもならないのです」
 一息でそこまで言って、園長は、葉月の反応を確認するかのように言葉を切った。
 が、あまりにも真剣な園長の口調に気圧されたのか、葉月は無言のままだ。
 待つほどもなく、再び園長の口が開いた。
「だから、葉月さんには女の子の園児の格好をしてもらう必要があるんです。実は男性
だけど女の子そのままの格好をした葉月さんのお世話を続けるうちに、男の子も女の子
も思っていたほどの違いなんてないじゃないかと遠藤先生も気づいてくれるに違いありま
せん。相手が女の子のつもりで面倒をみていたら、結果として男の子の面倒をみていた。
その事実を受けとめることで、遠藤先生に自信が戻ってくることを私たちは期待している
んです。だからこそ、葉月さんには、大学生が務める臨時アシスタントの御崎葉月さんで
はなく、ひばり保育園に通う女の子の御崎葉月ちゃんになってもらわないといけないん
です」
81720 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/02(水) 06:14:44 ID:nffcbcev
>>811
 ボタンサイズへの早速の対応、それと、それに続くカラー版、
とてもthxです
 さ、こうなると、文章の方でも一刻も早く葉月タンに可愛い制
服を着せてあげねばww
81820 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/02(水) 07:04:48 ID:nffcbcev
「この役、最初は、うちの保育園に通っている本当の園児に任せることも考えたのよ。で
も、事情を全部わかった上で男の子なのに女の子のふりをしてくれる保育園児なんてい
るわけないよね。それに、めぼしい男の子に強引に女の子の格好をさせたとしても、親
御さんから苦情が来るのは目に見えているし。だから、あんたしかいないの。この役にふ
さわしいのは、葉月、あんたしかいないのよ。ここまで説明してもわかんないって言うな
ら、もう姉弟の縁を切るからね」
 園長の言葉が終わるか終わらないかのうちに、葉月の耳元に口を寄せて皐月が断言
した。
「……そ、そんな……だいいち、急にこんなこと言われても……」
 二人に対して言い返す言葉が咄嗟には出てこない。おずおずと口を開きかけた葉月だ
が、途中で唇の動きが止まってしまう。
「さ、難しいお話はこのくらいにして、可愛い制服を着てみようね。葉月ちゃん、優しいお
顔をしてるから、ピンクのセーラーワンピ、絶対に似合うわよ。他の子供たちはブルーの
セーラーワンピだけど、葉月ちゃんだけ特別にピンクなのよ。嬉しいでしょ?」
 唇を震わせ長い睫をしばたたかせるばかりの葉月に向かって、再びがらりと口調を変
えた園長が、わざとのような優しい声で話しかけた。そうして、すっと両手を伸ばして、
葉月が穿いているスラックスのボタンに指をかける。
「いろいろお話をしている間に、御崎先に上のお洋服をみんな脱ぎ脱ぎさせてもらったみ
たいね、葉月ちゃん。じゃ、次は園長先生がおズボンを脱ぎ脱ぎさせてあげるから、いい
子でおとなしくしてるのよ」
「や、やめてください。ぼ、僕、小さな子供のふりなんてできません。保育園に通う女の子
になんてなれっこありません!」
 園長の手から逃れようとして腰を退きながら、葉月はなけなしの気力を振り絞って叫ん
だ。が、葉月の口を衝いて出たのは、叫び声というよりも、どちらかというと悲鳴に近かっ
た。
81920 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/02(水) 07:53:52 ID:nffcbcev
「なれっこありませんですって!? でも、なってもらうしかありませんよ。ひばり保育園の
代表者たる私と、御崎葉月さんとの間で、もう雇用契約を交わしてあるんですから。つい
さっき自分の手で署名をして拇印を押したという事実を忘れたなどとは言えませんね?」
 葉月の悲鳴じみた抗弁を耳にするなり、園長の口調が再び一変した。これまで聞いた
ことのないような冷ややかな声だ。
「で、でも、あれは……あれは、どんなことをするの前もって聞かせてもらってなかったか
ら……」
 心臓を冷たい手で鷲づかみにでもされるような思いにとらわれながら、葉月は金切り
声をあげた。
「あら? どんな仕事なのかは、簡単なアシスタントだという説明を御崎先生から前もっ
て聞いている筈ですよ。園児と同じ制服を着用する必要があるとか、園内では女の子と
して過ごすこととか、そういった細々したことは聞いていないかもしれませんけれど、それ
は、こちらがわざとか隠していたわけではありません。そちらから細部の説明を求められ
れば、いつでも説明できるよう準備していました。確認されなかったそちらの落ち度と言
うしかありませんね。あと、念のため付け加えておきますけれど、最近は契約を交わした
後であれこれと追加条件を出したり勝手に契約を解除しようとする人が増えてきている
ようですので、そんなことにならないよう、契約書には連帯保証人の名前を記載させて
いただくことにしています。葉月さんの場合、お父様とお母様の名前が連帯保証人として
契約書に記載されています。当方の承諾なしにそちらが一方的に契約を解除した場合、
お二人にご迷惑がかかることになります。お父様は県立高校の校長先生で、お母様は
市立小学校の教頭先生。尊敬される立場にあるお二人にご迷惑をかけることは、葉月
さんとしても本望ではありませんわよね?」
「そ、そんな……」
 葉月は唇を噛みしめ、背後に佇む皐月の顔を見上げた。
「姉さんからも何か言ってよ。父さんや母さんに迷惑がかかるだなんて、そんなの……」
82020 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/02(水) 08:30:06 ID:nffcbcev
 だが、そう言う葉月に対して皐月から返ってきたのは予想外の言葉だった。
「なにを馬鹿なこと言ってんのよ、葉月ったら。あんたがちゃんと仕事をこなせば契約違
反にはならないんだから、父さんや母さんに迷惑がかかることなんてないじゃない。それ
とも、最初から契約違反する気満々なわけ?」
 皐月はこともなげにそう言うと、背中越しに葉月の顔を見おろすようにして、こんなふう
に付け加えるたのだった。
「だいたい、せっかく園長先生もあんたのことを気に入ってくださったのに、それに対して
文句つけるなんてどうかしてるんじゃない? 考えてもごらんよ。目的は遠藤先生の心の
リハビリってことになってるけど、それがきっかけになって、憧れの遠藤先生とお近づき
になれるんだよ? 先生の方が二つ年上だけど、あんたみたいな優柔不断な男、年上
の女性に引っ張ってもらった方がなにかとうまくいくに決まってるんだから、二人がおつ
きあいすることになっても、私は反対なんてしないわよ。ううん、それどころか大賛成。可
愛い弟がどっかの得体の知れない女に引っかかるんじゃないかって心配しなくてもいい
んだから。私が主任になった年に入ってきた新人の優秀な保育士さんが引っ込み思案
の弟とつきあってくれるんだもの、姉さんとしちゃ大歓迎よ。それに、あんた、研究職に
進みたいみたいだけど、教員免許も取るんでしょ? だったら、四年生になったら保育
実習を履修しなきゃいけないんだけど、それを前もって保育園で経験できるんだなんて、
願ったりかなったりじゃない。それも、園児としての経験を積めるんだから、今度いざ実
習が始まったら子供たちの気持ちが手に取るようにわかって、いい成績を狙えるわよ、
きっと。それに、保育園で大勢の子供たちと生活するうちに、あんたの優柔不断で気の
弱いところも治るかもしれないし。――ほら、こうして考えてみると、いいことばっかだよ。
ぶうたれてないで、この計画を考えてくれた園長先生と私に感謝するのが本当じゃない
かしらね?」
82120 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/02(水) 09:12:05 ID:nffcbcev
 しれっとした顔でそんな言葉を口にする皐月に、葉月はもう何も言い返せない。
 言葉を失い唇を噛みしめる葉月に向かって、今度は優しい保育士の顔になった皐月
が、あやすように言い聞かせる。
「さ、わかったら、園長先生にズボンを脱ぎ脱ぎさせてもらおうね。ズボンを脱ぎ脱ぎさせ
てもらって、可愛い制服を着せてもらおうね。ほらほら、お尻をそんなに後ろに退いたり
しないの。それに、ほら、そんなに脚を突っ張ったりしちゃ駄目だってば」
 園長の手から逃れようとする葉月の体をぐいっと前方に押し出した皐月は、絶望的な
表情を浮かべる弟の耳元に、家の中では一度も聞いたことのない甘ったるい声で囁き
かけるのだった。
                      * * *

 園長の指先が優雅に動くと同時にボタンが外され、微かな音をたててジッパーが開け
られてゆく。
 頭半分ほど背の高い皐月に背後から抱きすくめられ体の自由を奪われた葉月には、
その場から逃れる術はない。
 きちんと折り目のついていたスラックスがシワまみれになってぱさっと落ち、葉月の足
首に絡みついた。
「あら、葉月ちゃん、トランクスだったのね。可愛いお顔してるから、てっきりブリーフだと
思っていたから、ちょっと予想外だわ。さ、ズボンの後は、そのトランクスを脱ぎ脱ぎしま
しょうね。大きなお兄ちゃんが穿くトランクスなんて、可愛い葉月ちゃんにはちっとも似合
わないんだもの。大人のトランクスなんてバイバイしちゃって、可愛いアニメのパンツを
穿こうね。ほら、シナモンロールのパンツよ。それとも、葉月ちゃんはキティちゃんの方が
お気に入りかな」
 葉月のスラックスを引きおろした園長は、その下から現れたトランクスを目にするとひょ
いと肩をすくめ、皐月が執務机の横に置いた紙袋を手元に引き寄せて、無造作に右手を
突っ込むと、しばらく中の様子を探ってから、バックプリントが見るからに愛くるしい女児
用のショーツを二枚まとめてつかみ上げ、それを葉月の目の前に突きつけた。
822名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 09:56:52 ID:1z6vgB52
いいなぁいいなぁw
強引な展開こそ女装小説の醍醐味だよなぁww
82320 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/03(木) 06:08:00 ID:04o+3YLF
「そんな……下着もだなんて、そんな……」
 綿とポリエステルの混紡だろうか、柔らかくて吸水性の良さそうな純白の生地でできて
いて、ウエストと股ぐりのゴムのせいで、ぽんと床に投げ出せばくしゅくしゅ丸まってアニ
メのバックキャラが隠れてしまいそうな児用ショーツ。そんな恥ずかしい下着を目の前に
突きつけられて、葉月は、あえかな呻き声を漏らしてしまう。
「そんな、じゃありませんよ。ピンクのセーラーワンピを着ている可愛らしい女の子がその
下におっきなお兄ちゃんが穿く男物のパンツを穿いていたりしたら、その方がよっぽどお
かしいでしょ? 制服のスカートが風で捲れちゃって、下のパンツが見えたらどうするつ
もり? 葉月ちゃんが本当は男の子だって知ってるのは私たちや遠藤先生と他の先生
方だけで、子供たちには葉月ちゃんのこと、体は大きいんだけど事情があってもういちど
保育園からやり直すことになった女の子だって説明するつもりなのよ。なのに、スカート
の下から男物のトランクスが見えちゃったりしたら、子供たちだって変に思って、葉月ち
ゃんの正体をあれこれ詮索するかもしれないわね。そしたら、本当は大学生のお兄ちゃ
んが保育園の女の子の格好をしてるんだってことがばれちゃうかもしれない。それでも
いいの? あ、そうそう。葉月ちゃんはお利口さんだから、スカートが風で捲れあがらな
いように注意するかもしれないわね。でも、困ったことに、うちの保育園で預かっている
男の子、腕白な子が多くて、すぐにスカートめくりなんかして女の子を泣かしたりしてるの
よ。ほんと、困ったことよね?」
 口ではわざとらしく困った困ったと繰り返しつつも、その実まるで困ったふうもなく、手に
したショーツをひらひら振ってみせながら、園長は唇の端を吊り上げてにっと笑った。
「でも、でも……」
 葉月は声を震わせて身をよじるのだが、皐月の手に阻まれて、その場から逃げ出すこ
とはかなわない。
82420 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/03(木) 06:47:22 ID:04o+3YLF
「だから、ほら、ちゃんと女の子のパンツに穿き替えようね。葉月ちゃん、シナモンロール
とキティちゃん、どっちがいい? 好きな方を穿かせてあげるから先生に教えてちょうだ
い」
 園長は、右手で二枚まとめてつかみ持っていたショーツを左右の手に一枚ずつ持ち直
して、これまで以上に葉月の顔に近づけた。
「……」
 どちらがいいか決めなさいと言われて、けれど、選べるわけもない。
「そう。葉月ちゃん、どっちも大好きだから、どっちがいいか、すぐには決められないのね。
じゃ、いいわ。先生が選んであげるから、残りは、お風呂上がりの時にでも御崎先生に
穿かせてもらおうね。――うーんと、最初はこっちがいいかな」
 葉月が押し黙ってしまった真意をわざと取り違えてみせ、園長は少し考えるふりをして
から、シナモンロールのバックプリントが付いたショーツをさっと振り上げた。
「よかったね、葉月ちゃん、園長先生に選んでもらえて。じゃ、最初はシナモンロールの
パンツね。でもって、お家に帰って、おねむの前にお風呂に入って、その時にキティちゃ
んのパンツを穿かせてあげるわね。今は夏だから、葉月ちゃん、びっしょり汗をかいて、
せっかく園長先生に穿かせてもらったシナモンロールのパンツを濡らしちゃうに決まって
る。だから、お風呂上がりには新しいパンツにしないとね」
 葉月の両手を抑えつけたままの姿勢で、園長が持っている女児用ショーツと葉月の秘
部を覆い隠しているトランクスとを二度三度と見比べながら、皐月が笑いを含んだ声で言
った。
「じゃ、お兄ちゃんのパンツを脱ぎ脱ぎしようね。大好きなシナモンロールのパンツを穿け
るんだもの、葉月ちゃん、おとなしくしてられるよね」
 皐月が執務机の上に置いたセーラーワンピの上に二枚の女児用ショーツをそっと重ね
置いて、園長が皐月のトランクスに指をかけた。そうして、葉月の口を衝いて出る
「やめて! パンツ、僕のパンツを脱がしちゃやだってば!」
という悲鳴じみた懇願の声などまるで聞こえぬかのように、そのまま、さっと両手を引き
下げるのだった。
825名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 07:35:28 ID:B7ihEmd8
シナモンヲタの俺に一言言わせろ

× シナモンロール
○ シナモロール
82620 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/03(木) 07:50:09 ID:04o+3YLF
 それまで葉月の下腹部を覆っていたトランクスは、園長の手の動きに合わせ、あっと
いう間に膝の下まで引きおろされてしまった。
 と同時に、園長の口から、くすっという笑い声が漏れ聞こえる。
「葉月ちゃん、お顔だけじゃなくて、こっちの方も随分と可愛らしいのね。やっぱり、トラン
クスからお子ちゃまパンツに穿き替えさせてあげなきゃいけないわね、これじゃ」
「ほんと、園長先生のおっしゃる通りね。顔は童顔だし、無駄な体毛は生えてないし、そ
の上、ここも子供の頃とちっとも変わってないなんて。これが大学生の体だなんて、実
際にこの目で見ても信じられないくらい」
 あらわになった葉月の下腹部を無遠慮に眺め回しながら笑い声を漏らす園長に、皐月
がわざとのような溜息混じりの声で同意した。
 葉月が小学校の四年生になるまで、皐月が葉月をお風呂に入れていた。さすがにそ
れ以後は葉月が恥ずかしがるようになったせいで一緒に入浴することもなくなったため
下腹部を目にすることはなかったものの、久しぶりに直視した葉月の股間は、最後に一
緒に入浴した時と比べて、殆ど成長していなかった。皐月の手で自由を奪われ園長の
手でトランクスを引きおろされたことに起因する怯えのせいで股間で小さく縮こまってし
まっているペニスは、極端に貧相というほどではないにせよ、同年代の青年のそれと比
較して一回りほどは小さく見えるし、その上、小学校の頃と変わらず、皮をかぶったまま
だ。下腹部の肉づきも、青年らしく腹筋が発達しているわけではなく、平均よりも張り気
味の腰骨と凹み加減のお腹まわりのせいで、少年というよりも少女めいた印象が強い。
ただ、小学校の頃と違って下腹部には飾り毛が生えてはいる。生えてはいるのだが、け
れど、それにしたところが、黒い茂みと言うにはほど遠く、どうにかすると産毛と見紛うほ
どの短く細い毛が、ほんのお情けみたいに、まばらに生えているだけだ。
82720 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/03(木) 07:53:58 ID:04o+3YLF
>>825
ごめ、知ったかで書いた
今は反省している
けど、賠償には応じない
82820 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/03(木) 08:50:12 ID:04o+3YLF
 と、久しぶりに目にする可愛い弟の股間をもっとよく見ようとして皐月が前かがみになっ
た。同時に、葉月の体の動きを封じている力が一瞬ふっと緩む。
 普段は優柔不断で何事にも決断の遅い葉月だが、この時ばかりは違った。皐月の両
手から力が抜けるのを感じ取った葉月は、日ごろからは考えられないほど俊敏な動きを
みせて身をよじり、かろうじてながら、いましめを解くことに成功したのだ。
「あ!」
「駄目よ、葉月ちゃん!」
 皐月と園長の声が重なった。
 その直後、葉月がたっと駆け出す。
 駆け出した葉月はそのままドアに向かって走り去る。……走り去るつもりだったが、必
死の思いの脱出劇は、あっけないくらい簡単に幕を閉じた。
 足首に絡みついたスラックスと、膝の下まで引きおろされたトランクスとに両脚の自由
を奪われ、二歩も進まぬうちに、葉月は大きな音を立てて床に尻餅をついてしまったの
だ。毛足の長い絨毯のおかげでさほど痛みは感じなかったものの、裸に剥かれた股間
をさらして床に尻をつく自分の惨めな姿に、葉月の胸は言いようのない屈辱と羞恥に満
たされる。
「おとなしくしてなさいって言ったのに、葉月ちゃんたら、先生の言いつけも守れない聞き
分けの悪い子だったのね。でも、考えてみたら、葉月ちゃんはまだあんよも上手にでき
ないほど小っちゃな子だもの、おとなしくしてられないのも仕方ないかもしれないわね」
 一瞬は驚きの声をあげた園長だが、葉月が床に尻餅をつき膝を立て気味にして両脚
をだらしなく広げ、のろのろと顔を上げる様子を見て取ると、薄笑いを浮かべて揶揄する
ように言った。
 それに対して、皐月が大げさに頷いてみせ、こちらもやはり少しからかい気味の口調で
言う。
「園長先生のおっしゃる通りだよね。葉月ちゃん、まだあんよも上手にできない小っちゃ
な子供だったんだよね。そんな小っちゃな子なのに恥ずかしい所にいやらしい毛が生え
てるなんて、どう考えても変なんじゃないかなぁ。いくら薄くても、小っちゃな子供のあそ
こに毛が生えてるなんておかしいよ。他の園児たちに見らてからかわれちゃうかもしれ
ないから、ちゃんとしてあげないと葉月ちゃんが可哀想だよね。いいわよ、先生がちゃん
としてあげる。葉月ちゃんのあそこ、小っちゃな女の子の葉月ちゃんのお似合いになる
よう、つるつるのすべすべにしてあげるよ」
829名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 10:54:11 ID:okhCvZMD
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 剃毛!パイパン!
 ⊂彡
830名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 11:10:16 ID:gkZRfIj+
オムツフラグktkr
831名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 12:04:23 ID:HA8Po0iP
むしろ永久脱毛までGO
今度から自分でそりなさいね>忘れる>剃らなくても大丈夫にしてあげる とか
83220 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/03(木) 15:22:58 ID:04o+3YLF
 トランクスやスラックスに足を取られて尻餅をついてしまったことを口実に、園長も皐月
も、ますます葉月のことを子供扱いしてやまない。
(こんなことだったら下手に逃げようとしなけりゃよかったかもしれない)葉月は思わず下
唇を噛みしめたが、大学生の男の子の身で女児用のショーツを穿かされそうになったの
だから、おとなしくしていろというのが無理な話だ。
「じゃ、園長先生、ちょっと準備してきますから、葉月ちゃんが勝手なことしないよう見張
っていていただけますか。どうせ逃げ出すことなんてできないに決まってるけど、それで
も懲りずに勝手に駆けまわってまた転んじゃったりしたら葉月ちゃんが可哀想ですから。
それに、足をもつれさせてころんした拍子に応接セットでお顔を怪我でもしたら大変です
から。葉月ちゃん、可愛いお顔をしてるのに元気に駆けまわるのが大好きみたいだから、
心配で心配で」
 皐月は、いかにも聞き分けの良くないお転婆な女の子が勝手なことをして怪我でもし
やしないかと案ずる保育士そのまま園長に向かって言い、くるりと踵を返して廊下に歩み
出た。

                      * * *

 しばらくして園長室に戻ってきた皐月は、プラスチック製の小ぶりの洗面器や陶器のソ
ープカップに柔らかそうなソープブラシ、吸水性の良さそうなフェイスタオルと、どきどきす
るような鋭い刃の付いたシェーバー、それに、長さ1メートル弱くらいの厚手の布地といっ
た様々な物を両手に抱え持っていた。
「ま、まさか……冗談だよね? 冗談なんでしょ、姉さん!?」
 園長室を出て行く前に皐月が口にした言葉と、今、皐月が両手に抱えて持ってきた道
具。それ等を考え合わせれば、皐月が何の準備をするためにいったん園長室をあとにし
たのかは容易に想像がつく。葉月は、スラックスに足首を絡み取られ膝下にトランクスを
まとわりつかせて、お尻を床にぺたんとつけ、両手を床について上半身だけを起こした姿
勢で弱々しく首を振った。
833名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 23:14:34 ID:xO1A1/ea
20氏Gj
よければ場面転換かシチュエーションが変わる時に
サブタイか章分けしてくれると読み返す時ありがたいかなとお願いしたり
83420 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/04(金) 02:53:39 ID:UG8fq3mp
「ほら、また、姉さんだなんて言ってる。園長先生から注意された筈よ、私のことは御崎
先生って呼ばなきゃいけないって」
 皐月はひょいと肩をすくめて言い、床に膝をつくと、まるで葉月に見せびらかすようにし
ながら、抱え持って来た道具を一つ一つ、わざとゆっくりした動作で葉月の体のすぐ横に
並べていった。
「さ、用意はできたし、そろそろ始めようか。葉月ちゃんのあそこ、可愛い女の子パンツ
が似合うよう綺麗綺麗してあげるわね。――あっと、でも、その前に、絨毯が汚れないよ
うにしとかないといけないね」
 並べ終えた道具を更に一つずつ丁寧に指差し確認をしてから、皐月は、改めて気づい
たかのように、丸めて持ってきた厚手の生地をさっと広げ、こちらもわざと丁寧な動作で
ぽんぽんと叩いてシワをとった。
「ああ、これ? これは、おねしょシーツよ。うちで預かって子でも、年少さんとか年中さん
とかだとまだおねしょの治らない子がいるから、お昼寝の時に敷布団の上に敷いてるの。
葉月ちゃんのあそこを綺麗綺麗する時も、これを敷いとけば、石鹸やいやらしい毛で絨
毯を汚さなくてすむからね。まだあんよも上手にできない小っちゃな葉月ちゃんのお尻の
下に敷くのに、これほどお似合いの物は他にないよね」
 怯えの色を浮かべつつこちらの様子をちらちらと窺っている葉月の視線に気づいた皐
月は、何度も繰り返しおねしょで汚れて幾ら洗濯しても落ちなくなってしまったおねしょシ
ーツの上の薄いシミを指差してくすりと笑った。
「冗談なんでしょ? そんなの、冗談に決まってるよね?」
 他の言葉などまるで思い浮かばない。葉月は、惚けたように同じ言葉を何度も繰り返
すばかりだ。
83520 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/04(金) 03:12:45 ID:UG8fq3mp
>>833
 その場の勢いでストーリーを進めていますので、章切り
とかもバラバラというのが実情です。しかも、先の展開の
見えないままノりで書いているという状態。だから、サブタ
イ付けるとか系統だてた章分けとか、今は考えられる状
態じゃないです、情けないけど
 完結した後でじっくりサブタイ付けるとかはできるかもし
れないけど、今のところは勘弁してやってください
836名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 03:18:35 ID:DI3No2bQ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
83720 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/04(金) 07:29:05 ID:UG8fq3mp
「冗談なんかじゃないわよ。だって、葉月ちゃんは遠藤先生に面倒をみてもらわなきゃ
何もできない小っちゃな女の子になるんだもの。お転婆なくせにすぐにころんしちゃう、
まだあんよも満足にできない小っちゃな子に。そんな女の子のあそこはつるつるじゃな
きゃおかしいもの、御崎先生にちゃんとしてもらうのよ」
 葉月の懇願などまるで無視してソープカップのシャボンをソープブラシで泡立て始めた
皐月に代わって、葉月の足元に左右の膝をついた園長がなだめるように言った。
「違う。僕、女の子じゃない。僕、あんよもできない小っちゃな女の子なんかじゃ……」
「だから、何度も言ってるけど、自分のことは僕じゃないでしょ? ついさっき、御崎先生
のことを姉さんって呼んで叱られたばかりじゃなかったけった? あんよもできない小っ
ちゃい子なんかじゃないって言うけど、こんなに物憶えが悪いんじゃ、葉月ちゃんのこと
をおっきなお兄ちゃんだって思ってくれる人なんて誰もいないんじゃないかな」
 やれやれとでもいうような口調で園長にそう言われると、葉月は途中で言葉を飲み込
むしかない。
「そう、それでいいのよ。さ、御崎先生がシャボンの用意をしている間に、葉月ちゃんも
恥ずかしい所を綺麗にしてもらう準備をしちゃおうね」
 唇を微かに「へ」の時に曲げる葉月に向かって園長はさもおかしそうに言い、すぐ目の
前で葉月の足首を絡め取っているスラックスに手を伸ばした。
 思わず葉月は床についた両手に力を入れて後ずさりしかけるのだが、園長の手で足
首をつかまれてしまっては、それもかなわない。
「聞き分けのないお転婆さんだと、ボーイフレンドもできなくなっちゃうわよ、葉月ちゃん。
ひばり保育園には格好いいお兄ちゃんたちがたくさんいるから可愛い葉月ちゃんならす
ぐにボーイフレンドができると思うけど、お転婆が過ぎると、男の子が一人も寄ってきて
くれなくなっちゃうのよ。そんなの、寂しいよね。だから、お利口さんでいようね。――は
い、じっとしててちょうだい。次はパンツよ」
 園長はもうすっかり葉月のことを保育園の新入園時だと決めてかかったかのように言
いながらスラックスを足首から引き抜くと、続いて、膝の下に引っかかっているトランクス
も手際よくさっと手元にたぐりた。
 これで、葉月が身に着けているのは、地味なグレイの靴下だけになってしまう。
83820 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/04(金) 08:14:47 ID:UG8fq3mp
「はい、いい子ちゃんね。お利口さんだから、そのままじっとしてるのよ」
 剥ぎ取ったスラックスとトランクスを部屋の隅に無造作に放り投げた園長は、葉月の左
右の足首を一つにまとめて右手でつかむと、そのまま高々と差し上げた。
 それまで床に両手をついて上半身だけは起こしていた葉月だが、園長の手で力まか
せに両脚の足首を差し上げられたせいで、たまらず、肩を床につけて仰向けに寝そべっ
た姿にさせられてしまう。しかも園長はまるで遠慮なしにますます右手を高く差し上げる
ものだから、とうとう最後には、赤ん坊がおむつを取り替えてもらう時そのままの姿勢を
強要される羽目になった。
 屈辱に耐えきれず、ぎゅっと瞼を閉じる葉月。
 だが、次の瞬間、閉じた筈の瞼が、はっと大きく見開いた。お尻から伝わってくる、これ
まで経験したことのない感触のせいだ。
 しばらく逡巡してから、葉月は微かに首を曲げ、思わず開けてしまった目を自分の下半
身に向けた。
 大きな瞳に映ったのは、空いた方の手でおねしょシーツをお尻の下に敷き込んでいる
園長の姿だった。そう、園長は、右手で葉月の足首を高々と差し上げたまま、左手でお
ねしょシーツを葉月のお尻の下に敷き込み、シワを取って乱れを整えていたのだ。
 葉月のお尻から伝わってくるのは、おねしょシーツの表面の妙にすべすべした防水生
地の感触に違いない。物心ついてからは一度も味わったことのない、奇妙な懐かしさと
胸をこがしてやまない羞恥とが混じり合った、他に例えようのない甘酸っぱい屈辱感に
満ちた肌触り。
「あ……」
 おねしょシーツの防水生地のいいようのない柔らかな感触に、呻き声とも喘ぎ声ともつ
かぬ熱い吐息が葉月の口から漏れる。
「気持ちいいのね? おねしょシーツの肌触りがとっても気持ちいいのね、葉月ちゃん?」
 葉月の喘ぎ声を耳にした園長は、おねしょシーツの乱れを整え終え、葉月の足を床に
おろしながら、ぞくぞくするような甘い声で囁きかけた。
83920 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/04(金) 09:25:55 ID:UG8fq3mp
「そ、そんな……おねしょシーツの感触が気持ちいいだなんて、そんな……」
 園長の囁き声に、葉月は激しく首を振った。肩に届くか届かないかの髪が絨毯にこす
れて、はらりと頬にかかる。
「そう? 気持ちよくないの? ――ま、いいわ。葉月ちゃんがそう言うなら、今はそうい
うことにしておいてあげる。でも、いつか、本当の気持ちを口にすることになるのよ、葉月
ちゃんは。きっと、近いうちにね」
 園長は含み笑いを漏らしてそう言い、傍らでシャボンを泡立てている皐月に向かって
目配せをした。
 それに対して皐月もそっと目配せを返すと、葉月の下腹部のすぐ横に場所を移して、
きめの細かい泡をたっぷり含んだソープブラシをこれ見よがしに持ち上げた。
「ん……」
 皐月がソープブラシを葉月の下腹部に押し当てると同時に、葉月の形のいい唇から再
び熱い吐息が漏れる。
「さ、葉月ちゃんのここ、綺麗にしようね。おっきなお兄ちゃんのお股を小っちゃな女の子
のお股に変えてあげるからね」
 皐月は、葉月の下腹部に押し当てたブラシを丹念に動かし、ひくひく震える肌に純白の
泡を塗りたくってゆく。
「や、やだよ……やめてよ、姉さんったら……」
 びくんと腰を震わせ、体を起こそうとする葉月。けれど、いつのまにか膝をつく場所を変
えていた園長の手で膝と肩を床に押さえつけられ、思うにまかせない。
「ほら、また私のことを姉さんって呼んでる。そんなに聞き分けが悪いから、年相応のお
股にしてあげるのよ。先生の言いつけをちゃんと守れない、お転婆な小っちゃな女の子
にお似合いのお股にね」
 皐月は再びブラシをソープカップに浸し、無数の泡を掬い取ると、目の端で葉月の表情
を窺って言った。
「ご、こめんなさい。姉さ……先生のこと、ちゃんと御崎先生って呼ぶ。僕……わ、私、約
束する。だから、もう許して」
 ペニスのまわりに広がる柔らかな泡の感触とお尻の下に広がるおねしょシーツのすべ
すべした感触とに下腹を包まれ、さらさらの髪を絨毯にこすりつけながら首を振って、葉
月は、今にも消え入りそうな声で懇願した。
840名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 16:36:37 ID:GUIjwI3r
くつ下は履き替えないのかな
841名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 18:12:25 ID:bLfNOAwv
95氏規制に巻き込まれたみたいだな
新作きてたよ
ttp://www.gazoru.com/g-a8e910c55307849720f1e265666fcdc9.jpg.html
84220 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/05(土) 05:59:40 ID:Wwm4oKi7
「忘れない? ちゃんとするって約束したこと、絶対に忘れない?」
 懇願というよりも哀願と表現した方がふさわしい葉月の訴えに、皐月はブラシを持った
手の動きをふと止めて、涙目になっている弟の顔を見おろした。
「忘れない。絶対に忘れない。だから……」
 念を押す皐月の言葉に一縷の望みを託して、あえかな声で葉月が喘ぐ。
「だったら――」
 なんとも表現しようのない笑みをたたえて、皐月はブラシをソープカップに収めた。
 そんな皐月の行動を目にして、葉月の顔に微かな期待の色が浮かぶ。
 だが、それは束の間のできごとに過ぎなかった。床から僅かに頭を浮かせて葉月が注
視する中、ソープブラシを手放した皐月は、代わりにシェーバーを握りしめたのだ。
「だったら、葉月ちゃんが絶対に約束を忘れないように先生も手伝ってあげる。葉月ちゃ
んが約束を忘れないよう、腕によりをかけて、葉月ちゃんのここを綺麗にしてあげるね。
お風呂に入ったりトイレに行ったりしてパンツをおろすたびに、つるつるになったお股を
自分の目で見て、そのたびに約束を思い出すといいわ。これなら、葉月ちゃんがつい忘
れそうになっても大丈夫だよね。指切りげんまんの代わりに毛を切っちゃうの。せっかく
葉月ちゃんが約束を忘れないようにしてるんだもの、先生も手伝ってあげないといけない
もんね」
「やだったら! わ、私、約束を忘れない。御崎先生との約束も園長先生との約束も絶
対に忘れない。だから……」
「だから、忘れないようにしてあげるんじゃない。忘れかけても、小っちゃな女の子のお
股になった自分のここを見るたびに思い出すように」
 皐月はシェーバーの刃を葉月の下腹部、だらしなく縮こまってしまっているペニスのす
ぐ横にすっと押し当てた。
「ひ……」
 エアコンの冷気で冷やされた薄く鋭い金属のぞくりとするような感触に、皐月の唇が僅
かに開いたまま固まってしまう。
84320 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/05(土) 07:36:23 ID:Wwm4oKi7
「おとなしくしてるのよ。暴れたりしたら、カミソリの刃で大事なところをちょん切っちゃうか
もしれないんだからね。でも、それで葉月ちゃんが本当の女の子になれるなら、それは
それでもいいかもしれないけどさ」
 どこまで本気でどこからが冗談かわからないような口調で言って、皐月はシェーバーを
つっと滑らせた。
 言われなくても、こうなってしまっては、葉月としても身動きの取りようがない。鋭い刃
物を構えている相手に対して抵抗する素振りをみせるなど、思いもよらない。皐月にそん
な気など微塵もある筈がないことは充分にわかっているが、シェーバーを押し当てられて
いる場所が場所なだけに、万が一にも手を滑らせたりしたら取り返しのつかないことにな
りかねないのだ。今はただ、羞恥と屈辱にまみれつつも、シェーバーの刃が一刻も早く自
分の肌から離れてくれることを願うばかり。
「でも、子供たちのプール遊びのお守りをする時に水着にならなきゃいけないからって持
ってきたお手入れの道具がこんな形で役に立つなんて思わなかったわ。まさか、自分の
あそこの手入れだけじゃなくて弟のここの手入れにまで使うことになるなんてね」
 シェーバーを念入りに動かしながら、皐月がぽつりと呟いた。独り言のようにも聞こえる
が、その言葉を葉月にも聞かせて反応を楽しもうとしている様子がありありだ。
「……」
 それに対して投げ返せるような言葉を葉月が持ち合わせている筈がない。胸の内を
満たす屈辱と羞恥に必死の思いで耐え、歯咬みしながら、変に動いて大事な部分をシェ
ーバーの鋭い刃によって切り刻まれないよう体を硬くするばかりだ。
 その間にも、飾り毛が一本、また一本と剃り落とされてゆく。
 みだしなみとして黒い茂みの形を整えるためになどではなく、ただでさえまばらにしか
生えていない飾り毛を全て剃り落とし、幼い子供のそれとまるで変わらぬ下腹部に変貌
させられるために。
 しかも、シェーバーはなんの抵抗も受けていないかのように、ひたすら滑らかに滑り続
けている。葉月の下腹部を数え切れないほどの飾り毛が覆っているのなら、ぞりぞりした
感触が葉月の神経にも伝わってくるだろう。けれど、どうにかすると産毛とも見紛ほどの
細く短い縮れ毛がまばらにしか生えていないため、石鹸を塗りつけたすべすべの肌の上
を滑るかのごとくといった感触しか覚えない。それがまた葉月には惨めだった。
84420 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/05(土) 08:32:05 ID:Wwm4oKi7
 その上、それだけでは飽き足りないとでもいうふうに、園長が更に葉月の屈辱を煽りた
てるような行動に出るのだった。
「さっきまでむずがっていたのが嘘みたいにおとなしくなったわね、葉月ちゃん。じゃ、こ
の間に靴下も履き替えさせてあげるわね。こんな灰色の靴下じゃせっかくのシナモロー
ルのパンツに似合わないから、可愛い靴下に替えようね」
 股間に鋭い刃を押し当てられて身をすくめる葉月の様子をしばらく眺めていた園長だ
が、もう葉月が暴れることはないだろうと判断すると、足首と肩を押さえつけていた手を
離し、すっと立ち上がって、セーラーワンピや女児用ショーツが入っていた紙袋に右手を
突っ込み、今度はソックスを取り出した。
 絹だろうか、やや光沢のある純白の素材でできたソックスは、ぱっと見、葉月の爪先
からくるぶしのすぐ上あたりまでを包み込むくらいの長さで、くるぶしの上に当たる端の
部分には、やはり純白の細かなフリルのレースで縁取りがしてあった。それだけだとい
かにも上品で清楚なお嬢様っぽい感じになってしまうのだが、フリルのレースの少し下
に縁取りと同じレースでできた小さなリボンが縫い付けてあるため、小さな女の子向け
の可愛らしい印象も強調されて、エレガントさとキュートさが絶妙に混じり合った絶妙のプ
リティ感を醸し出していた。
「あ、御崎先生はそのまま続けていていいわよ。ほんの少し足を持ち上げれば履かせら
れるから、こっちのことは気にしないで続けてちょうだい」
 園長は、ちらとこちらの様子を窺う皐月に向かって鷹揚に頷くと、ショーツをそうしたよう
に、紙袋から取り出したばかりの女児用ソックスをこれ見よがしに葉月の目の前に突き
つけてから、最初に右足の足首をつかんで僅かに床から浮かせた。
「さ、パンツの次は靴下を脱ぎ脱ぎしようね。これを脱いだら、さっき見せてあげた可愛い
ソックスを穿かせてあげる。シナモロールのパンツとレースいっぱいのソックスで可愛ら
しい女の子になるのよ、葉月ちゃんは」
 言うが早いか、園長は葉月の右足からグレイの靴下を脱がせ、続いて手際よく左足の
靴下も脱がせてしまった。
84520 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/05(土) 09:10:30 ID:Wwm4oKi7
 続いて園長が、靴下を脱がせたのと同じ順番で先ず右足に女児用ソックスを履かせる
と、葉月の口から、いかにも恥ずかしそうな
「や……」
という喘ぎ声が漏れ出た。
 園児のおしっこの跡がシミになって残っているおねしょシーツの上にお尻を載せ、実の
姉の手で飾り毛を剃り落とされながら、勤め先である保育園の園長の手で小さな女の子
用のソックスを履かされる屈辱と羞恥。そこに、おねしょシーツとは微妙に異なる絹のソ
ックスのすべすべした肌触りに爪先からくるぶしの上までを包み込まれる感触とが相まっ
て、いいようのない被虐感が胸を満たしてゆく。
「うふふ、可愛い声を出すのね、葉月ちゃん。とてもじゃないけど大学生の男の子だなん
て思えないような、本当に可愛い声だわ。これなら、セーラーワンピの制服がお似合い
の可愛らしい保育園児になれるわね。保育園に通う小っちゃな女の子になって、遠藤
先生にたっぷり甘えるといいわ。そうやって、遠藤先生を元気づけてあげてちょうだい。
もちろん、遠藤先生のためだけじゃなく、遠藤先生のことが大好きな葉月ちゃん自身の
ためにもね」
 右足に続いて左足にも女児用ソックスを履かせ終えた園長は、ついさっきまで唯一つ
身に着けていた男物のソックスを脱がされ、その代わりに女児用の純白のソックスを履
かされた屈辱に顔を歪める葉月に向かって、艶然と微笑みかけた。
 それとほぼ同時に剃毛の方も終わったようで、シェーバーをブラシと並べてソープカップ
に収めた皐月も、頬にかかった髪を振り払おうともしない葉月の顔をじっと見おろした。
 二人の視線を浴びて何も言えず、ただ回数ばかりが多いだけで殆ど空気を吸っていな
い浅い呼吸を繰り返すばかりの葉月。
 葉月の顔と股間と両脚のソックスとを交互に無遠慮な視線で舐め回す園長と皐月。
84620 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/05(土) 10:48:47 ID:Wwm4oKi7
 三人はしばらくの間、互いに何も言わずにそうしていた。
 そんな沈黙を破ったのは皐月だった。ふと何かを思いついたように顔を上げた皐月は、
園長に向かって悪戯めいた口調でこう言ったのだ。
「そういうば、毛の生えてない女の子のあそこ、隠語か何かで『パイパン』って呼ぶこと
があるんでしたっけ。うろ憶えなんですけど、それって麻雀の用語から来てるとか聞いた
ことがあるんですけど、そういうの、園長先生はご存じでした?」
「ああ、確か、そうだったわね。私は麻雀のことをあまり知ってるってわけじゃないけど、
なんでも、白地に字も絵も描いてないまっ白の牌があるとかで、その白い牌、中国語で
『白牌(パイパン)』から転じて、汚れのないあそこのことを意味する俗語っていうか、猥
語になったらしいって誰かに聞いたことがあったっけ。――でも、それがどうかしたの?」
 園長は僅かに首をかしげ、考え考え応じた。
「ええ、あの、毛の生えていない女の子のあそこを『パイパン』って呼ぶんだったら、毛
の生えてない男の子のここ、なんて呼ぶのかなって思っちゃって。園長先生、ご存じあ
りません?」
 皐月はくすっと笑って、「ここ」と言いながら、自分がすっかり飾り毛を剃り落としてしまっ
た葉月の股間を指差した。
「さあ、私は聞いたことがないけど。でも、女の子の場合は白地だけってことでパイパン
よね。――男の子の場合は、白地に、余計な物が一本付いてるわけか。だったら、索子
(ソーズ)の2が、牌の真ん中に棒が立っているみたいな柄になってるから、それでいい
んだったら『リャンソー』ってことになるのかしら。それとも、玉々ちゃんと棒の組み合わせ
の方がそれっぽいんだったら、やっぱり索子の3で『サンソー』ということになるのかもし
れないけど……でも、そんな呼び方が本当にあるかどうかはわからないわね、私には」
 皐月の思いがけない質問に苦笑気味に応じる園長だが、そこまで言って少し間を置き、
皐月に負けないくらい悪戯めいた表情を浮かべると、葉月にもちゃんと聞こえるよう幾ら
か声を強めて続けた。
「でも、そんなことで思い悩むくらいなら、いっそ、葉月ちゃんのここを『パイパン』にしち
ゃえばいいんじゃないかしら。男の子だからいろいろ考えちゃうけど、女の子なら、難し
いことなんて考えずに『パイパン』でいいんだもの。そうよ、そうしましょう」
84720 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/05(土) 12:55:24 ID:Wwm4oKi7
「え、葉月ちゃんのここを女の子みたいにしちゃうんですか? でも、どうやって?」
 皐月がさも驚いたように聞き返す。
 けれど、わざとらしい驚愕の表情と一緒に浮かぶ何かを期待しているかのような表情
を見ると、本当に驚いているのかどうか、あやしいものだ。そこはかとなく、二人がしめし
合わせて話を進めているような印象を受けなくもない。
 だが、葉月の方はそんなにことに気を回す余裕もない。無毛の股間を二人の女性の
目にさらす羞恥に、ただ身をよじるばかりだ。
「すぐにわかるわよ。ちょっと準備する物があるから、その間に葉月ちゃんがむずがらな
いよう気をつけていてね」
 葉月がむずがらないよう気をつけてね。優しく言う園長だが、実のところ、葉月が逃げ
出さないようしっかり見張っていなさいよと命じているのは明らかだ。
 承知しました、園長先生。そういう皐月の言葉を背にして、園長は、部屋の一角に置い
てある冷蔵庫の前に歩み寄った。来客用のオシボリや冷たい飲み物を用意するための
冷蔵庫だが、その奥まった所に、人目を避けるようにして茶色の小さな薬品瓶が収まっ
ている。
 園長は薬品瓶を取り出すと、ラベルに記載された文章に目を通し、ひとり納得して頷く
と、さも大切な物を扱うような仕草で薬品瓶を両の手で包み込んで葉月のかたわらに戻
ってきた。
「それ、何のお薬なんですか?」
 園長が戻ってくるのを待ちかねて、興味津々に皐月が尋ねた。だが、この時も、その
瓶に入っている薬品の正体を前もって知ってでもいるかのような様子なのは否めない。
「これはね、高校時代の友達で形成外科の医者になってる人がいて、その人から譲っ
てもらったお薬なのよ。御崎先生には以前にも話したと思うけど、私の高校時代の同級
生、特に女性陣は独身が多くて、今でも週末とかに大勢で集まってわいわいやっている
の。ま、この年になっても独身を貫く人ばかりだから、わりと個性も強いし、ちゃんと自分
で稼ぎを持っている人たちの集まりで、いろいろと面白い話題が飛び交って、なかなか
飽きないのよ。その集まりで、常連にもなっているお医者様をしている人からもらったの
よ、このお薬」
 園長は、さも不安げな表情で聞き耳を立てている葉月の様子をちらちらと窺いながら、
どこか芝居じみた口調で応じた。
84820 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/05(土) 14:41:44 ID:Wwm4oKi7
「へーえ、形成外科の先生から直接いただいたお薬なんですね。それで、何に効くんで
すか?」
 皐月が重ねて尋ねた。
「効くっていうか、手術とか怪我とかの傷口をくっつけちゃう接着剤みたいなものなのよ。
近ごろの手術だと、二週間ほどで体に吸収されちゃうから抜糸しなくてもいい糸とか、ホ
チキスみたいな感じで傷口を留めちゃう金具とか、いろいろ新しい技術が使われてるそ
うだけど、このお薬もそういうのの一つで、人間の体にまるで害のない有機系の材料で
できた接着剤みたいなものなんですって。それほど大きくない傷だと、わざわざ縫ったり
金具で留めたりしくなても、傷口にこのお薬を塗って、その上から包帯で固定しておけば
それで何日か経てば治るんだそうよ」
 園長は瓶の蓋をきゅっと左に回して開け、空いた蓋をそろりと瓶の上に持ち上げた。蓋
の内側には細い刷毛のような物が付いていて、園長が蓋をもう少し高く持ち上げると、
刷毛の先から透明の薬剤がとろりと瓶の中に滴り落ちた。
「でも、それを葉月ちゃんのここにどんなふうに使うんですか? 葉月ちゃん、どこも怪我
なんてしているわけじゃなさそうですけど」
 皐月は更に重ねて訊きながら、薬品瓶と葉月の顔を見比べた。
 不意に何かを察したのか、葉月の顔一面に怯えの色が浮かんだ。
「怪我用の接着剤だっていっても、怪我以外にも使えるのよ。例えば、こんなふうに」
 園長は薬品瓶の蓋を閉じ、そっと床の上に置くと、おねしょシーツをお尻の下に敷き込
んだ時と同様、葉月の左右の足首を一つにまとめて持ち、そのまま高々と差し上げた。
 そうして、皐月に向かって
「御崎先生、私がしているように、葉月ちゃんの足首を持ち上げていてちょうだい。御崎
先生に足首を持ち上げてもらっている間に、薬の使い方を実際に説明してあげるから」
と言って、自分が差し上げている葉月の足首を代わりに支えているよう指示を出す。
84920 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/05(土) 15:17:12 ID:Wwm4oKi7
「ま、待って。園長先生、ちょっと待ってください!」
 足首を高々と差し上げられ、腰から下が僅かながら宙に浮いた姿勢を取らされたせい
で、上半身、特に肩胛骨のあたりから肩、首筋を床に押しつけられ、体の自由を奪われ
てしまった状態で、それでも、自分の身に起ころうとしている異様な事態の気配に、葉月
は悲鳴じみた声をあげた。
 けれど、園長はそしらぬ顔だ。葉月の足首を皐月に手渡した後、自分は葉月のお尻を
正面から見るような場所に移り、葉月の両脚の間を掻き分けるようにして右手を前に伸
ばすと、体の前でだらんとだらしなく垂れ下がっているペニスと精嚢をつかみ上げて、精
嚢の付け根のあたりを両手で入念にまさぐり、なにやら位置を確認したかと思うと、軽く
頷いて、片方の精嚢の皮膚を引っ張るようにして体の中に押し込んでしまった。最初は
少しばかり手こずっていたみたいだが、片方の精嚢が葉月の下腹部の皮膚にすっぽり
隠れて見えなくなるまで押し込んで、更にもう片方の精嚢に対して同じ処置をする頃に
はすっかり慣れてきたのか、今度は最初の精嚢の三分の二ほどの時間で、やはり同じ
ように下腹部の皮膚のたるみの中に押し込むことに成功した。続けて園長は、すっかり
萎え縮こまってしまっているペニスをそっと反らせ、そのまま後ろ向けに折り曲げると、皮
膚の下に押し込んだ精嚢に蓋をするような感じで、先がお尻の方を向くように押さえつけ
て固定したのだった。
「これも形成外科のお医者様になった元同級生から教えてもらった方法でね、男性の股
間を擬似的に女性の股間みたいに見せるやり方なのよ。完全な性転換手術を受けるの
はどうしても躊躇われる人に緊急避難的に用いられることもある方法らしいんだけど、体
質的にやりやすい人とやりにくい人がいるんだって。私も説明を聞いただけで実際に試し
てみるのはこれが初めてだけど、それでもちゃんとできたところをみると、葉月ちゃん、体
質的にこのやり方を受け入れやすいんでしょうね。あ、そうそう。こういうの、『タック』って
いうんだそうよ」
 葉月の足首を皐月に手渡してから、七〜八分しか経っていないだろう。初めて試す『タ
ック』というものを短い時間で成功させた満足感に瞳を妖しく輝かせ、園長は声を弾ませ
た。
85020 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/05(土) 15:44:20 ID:Wwm4oKi7
 だが、それで終わったわけではない。園長がペニスを押さえつけている指を離せば、
ペニスも精嚢も元通りになってしまうのは言うまでもない。
「そこで、このお薬の出番なのよ。このお薬、傷口をくっつけるだけじゃなくて、皮膚と皮
膚とをくっつける力も強いんだそうよ。だから、こんなふうにして――」
 園長は左手の指で葉月のペニスを下腹部に押しつけたまま、軽く閉めていただけの
薬品瓶の蓋を右手だけで開け、刷毛にふくんだ余分な薬剤を瓶の中に振り落としてか
ら、刷毛の付いた蓋をそろりと持ち上げた。そして、
「余分な所にお薬が付いちゃわないよう注意して、おちんちんの皮とお股の皮にちょっと
塗ってやれば――ほら、この通り。これで、おちんちんを押さえてる手を離しても大丈夫」
と、皐月にともなく葉月にともなく言って聞かせるように呟きながら、その言葉通り、とろ
りとした薬剤を、皮かぶりのままのペニスの先の皮膚と、ペニスの先から半ほどあたりま
でが触れるあたりの下腹部の皮膚とに塗りつけ、そのまま、ペニスをぎゅっと押しつけて
二分間だけ待った。
「このお薬、人間の体温で温まるとすぐ効き目が最大になるのよ。だから、怪我もじきに
塞がるってわけね。でも、瓶に入ったお薬だけだと、いくら体温と同じ温度になっても、勝
手に固まっちゃうことはないんだそうよ。くっつける皮膚と皮膚との間の目に見えない隙
間とか皮膚の表面や怪我口のすごく細かい組織の隙間にしみこんでくっつく力をつくるそ
うだから、勝手には固まらないんだって。とはいっても、長いこと保管しておくには冷たい
所に置いとくのが一番らしいけどね」
 二分間待って、指をどけても葉月のペニスが下腹部の皮膚から離れないことを確認し
た園長は、薬品瓶の蓋を今度はぎゅっと閉じ、再び冷蔵庫にしまいながら言って、葉月
の足を自由にするよう皐月に向かって目で合図を送った。
851名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 15:50:48 ID:dcvNq3U+
前回は折り曲げるだけだったのに、今回は痛そうですなw
同じ男として接着剤を剥がすところを想像するだけで……
休日も早くからご苦労様です
852名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 16:02:58 ID:zy1K85PV
なんとなく高木さんの匂いが…
好きなシチュですけどね。
85320 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/05(土) 16:36:12 ID:Wwm4oKi7
>>851
 今のところ、無理矢理引き剥がすような可哀想な目には
会わせない予定です。ま、もっとも、「今のところ」だけです
けどww
85420 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/05(土) 16:37:38 ID:Wwm4oKi7
                      * * *

 両脚に女児用のソックスを履かされ、下腹部の飾り毛を一本残らず剃り落とされた上
に、股間をタックによって前から見る限りでは幼女のそれとまるで変わらぬよう変貌させ
られてから、葉月は皐月の手で腕を引っ張られ、体を引き起こされた。
 だが、羞恥に満ちた責め苦はまだ残っている。
「さ、今度こそ、すっかり女の子になっちゃった葉月ちゃんのあそこにお似合いのパンツ
を穿こうね。さっきは葉月ちゃん、勝手に駆け出してころんしちゃったけど、今度はおとな
しくしてなきゃ駄目よ。また勝手に駆け出しちゃったりしたら、今度はどんなことになるか
わからないから、おとなしくするよね?」
 今度また逃げだそうとしたりしたらどんな目に遭うか知れたものじゃないわよと言外に
匂わせながら、皐月は、純白のソックスだけを身に着けた葉月の体を正面からじろじろ
眺めまわした。
 その間、葉月は羞恥に満ちた表情で目を伏せ、股間を両手の掌で覆い隠すことしかで
きない。皐月の手で体の自由を奪われているわけではないものの、さっきは思わず逃
げ出そうとして失敗し、その結果、スラックスに足を絡め取られて転んだことを口実に、下
腹部の飾り毛を失うのみならず、ペニスと精嚢を両脚の間に折り曲げられ、強引に下腹
部の皮膚の中に押し込まれて幼女めいた股間に仕立てられてしまうといった手ひどい扱
いを受けたばかりだ。皐月に言われるもでまなく、今度また逃げ出そうとすればどんな仕
打ちが待っているか知れたものではない。しかも、運良くこの部屋から逃げ出すことがで
きたとしても、この姿で街中に駆け出すことなど到底かなわないのだ。
「いいわよ、葉月ちゃん。恥ずかしそうにあそこを掌で隠しておどおどする様子、本当に
小っちゃな女の子みたいで可愛いわよ。大人の女の人だったら胸も隠すんだけど、葉月
ちゃんはまだ保育園の女の子だもん、胸にまで気がまわらないのよね。そんなとこもとっ
ても子供らしくていい感じよ。このぶんなら、遠藤先生にたっぷり可愛がってもらえるに
違ないね。早く明日が来ないか、葉月ちゃんも待ち遠しいでしょ?」
 二人の視線を受けてもじもじと体をくねらせる葉月の様子に追い打ちをかけるように言
ってから、皐月は執務机に手を伸ばし、園長がセーラーワンピの上に重ね置いたシナモ
ロールの女児用ショーツをつかみ上げ、伏し目がちの葉月の顔を斜め下から覗き込むよ
うにして続けた。
「さ、お待ちかねのシナモロールのパンツよ。葉月ちゃんみたいな小っちゃな女の子はみ
んな大好きな可愛いパンツよ。小っちゃい子でも男の子は恥ずかしがって穿きたがらな
いけど、葉月ちゃんは女の子だもん、こんな女の子パンツが大好きなんだよね?」
85520 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/06(日) 05:49:07 ID:8ZZvDCKR
 皐月が手にした、股ぐりのゴムのせいで今にもくしゅくしゅに丸まってしまいそうなコ
ットンの女児用ショーツ。葉月は顔を伏せて見まい見まいとするのだが、なぜとはなし
に視線がちらちらとそちらを向いてしまう。そうして、ショーツが目に映るたび、慌てて
伏し目がちに視線をそらすといったことの繰り返しだった。
「じゃ、ころんしないよう、今度は私が葉月ちゃんの体を支えてあげるわね。ほら、右
足を上げて。ちゃんとしないと、せっかくの可愛いパンツを穿かせてもらえないわよ」
 スラックスとトランクスを脱がせる時は皐月が葉月の体を押さえていたが、今度は、
転んでしまわないようにという口実で葉月の体を後ろから抱きすくめるのは園長の番
だった。
「や……」
 小さな女の子用のショーツを穿かされそうになる羞恥と、背中に感じる張りのある乳
房の感触とに、葉月は、両腕を体の横にぴったりつけた状態で園長に背後から抱き
すくめられたまま、聞きようによってはひどくなまめかしい喘ぎ声を漏らした。同時に、
園長の手でタックを施されるまではだらしなく縮こまっているばかりだったペニスが、
どういうわけかぴくりと反応してしまう。
「ほら、園長先生もおっしゃっているでしょ、右足を上げなさいって。あ、そうか。葉月
ちゃん、まだ小っちゃいから、どっちが右でどっちが左かわかんないんだっけ。じゃ、
先生が教えてあげる。いい? お箸を持つ手の方が右で、お茶碗を持つ手の方が左
よ。さ、わかったら、右足を上げるのよ。ううん、大丈夫。葉月ちゃん、あんよは得意じ
ゃないみたいだけど、ころんしちゃわないように園長先生が体を支えてくださってるか
らね。だから、ほら」
 それこそ、まだ左右の区別もつかない幼児に言って教えるみたいに言って、皐月は
葉月の足首をつかみ、床から右足を上げさせた。
「や、やだってば。そんな、女の子のパンツなんていやだってば……」
 いくら足を踏ん張っても、体格でも体力でもかなわない姉に抵抗することなどできる
わけがない。それでも葉月は無理矢理に上げさせられた足をばたばたさせて、まるで
聞き分けの良くない幼児そのまま地団駄を踏んで皐月の手を拒む。
「何を言ってるの、葉月ちゃんてば。女の子が女の子パンツをいやがるなんて、変な
ことを言うのね。――あ、そうか。葉月ちゃんは裸んぼうのままがいいのね。そうか、
そうよね。小っちゃい子は、お洋服を着るのが窮屈で、裸んぼうのまま遊ぶのが大好
きだもんね。やんちゃな男の子も、おとなしい女の子も、そこだけは同じなんだよね?」
 皐月は葉月の抵抗の真意をわざと取り違えてみせ、にっと笑うと、手にした女児用
ショーツを改めて執務机の上に戻した。
85620 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/06(日) 05:51:37 ID:8ZZvDCKR
 95氏、巻き込まれた規制がまだ解けないのか
こちらには告知がありませんが、いつもの画像
掲示板に新しいイラストが上がっていました
 お節介ながら、お知らせまで
85720 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/06(日) 06:39:31 ID:8ZZvDCKR
 皐月の予想外の行動に、一瞬きょとんとした表情を浮かべる葉月。
 けれど、それで羞恥に満ちた責め苦が終わったわけではなかった。
 ショーツを執務机の上に戻した皐月が、園長に向かって
「園長先生、葉月ちゃんから手を離してあげていただけますか。どうやら葉月ちゃん、
裸のままがいいみたいなので、このまま砂場で遊ばせてあげようと思います。もうす
ぐお昼でお日様は高いけど、砂場がある場所は丁度お向かいのマンションの日影に
なるから、裸んぼうでも、ひどい日焼けをする心配もありませんし。ええ、裸んぼうで
砂場で遊ぶ葉月ちゃんのこと、お向かいのマンションに住んでる人たちもベランダか
ら眺めて、可愛いって思ってくれるに違いありません。二階よりも上だと、保育園の塀
よりも高いから、視界が遮られることなんてありませんから。明日から保育園に登園
する葉月ちゃんの、ご近所さんへの一日早いお披露目みたいなものですね」
と言い、それに応じて園長の手が離れると同時に、葉月の手を引いて今にも部屋か
ら出て行こうとするのだ。
「待って、待ってよ、姉さ……み、御崎先生。こんな格好で外へ連れてかれるだなん
て、そんなの……」
 ドアの方にずるずる引きずられて行きながら、葉月は必死の思いで両脚を踏ん張
り、皐月の手を振りほどこうとして身をよじった。
 それに対して、皐月の方は涼しい顔で
「あら、どうして? 葉月ちゃんは裸んぼうのままがいいんでしょ? 他の保育園や幼
稚園でも裸んぼう保育とかって子供たちに窮屈なお洋服を着せないでお遊戯をさせ
たり体操をさせたりしている所もあるけど、子供たち、みんな楽しそうにしているわよ。
だから、葉月ちゃんも裸んぼうがいいんじゃないの? もっとも、他の保育園や幼稚
園じゃパンツはきちんと穿かせているみたいだけど、うちは本当の裸んぼう保育を葉
月ちゃんで試してみてもいいかなって思うんだ、先生。葉月ちゃんも、その方が嬉しい
よね?」
と応じて、葉月の抵抗などまるで知らぬげにずんずんと歩を進めるばかりだ。
「……ご、ごめんなさい。もう我儘なんて言わないから。御崎先生の言いつけを守るか
ら。だから、裸のまま外へ連れて行くのだけは許してってば〜」
 とうとう観念したのか、涙声でそう懇願して、葉月は激しく首を振った。それはまるで、
悪戯を叱られて家の外に放り出されんばかりになっている幼児が母親に許しを請う姿
さながらだ。
85820 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/06(日) 07:33:15 ID:8ZZvDCKR
「あら、おかしなことを言うのね、葉月ちゃんてば。先生は葉月ちゃんが裸んぼうのま
まが好きなんだと思ったからお外へ連れて行ってあげようとしただけなのに。お仕置
きなんてしてるわけじゃないから、許すも何もないと思うんだけどな」
 自分の行為が葉月に対する屈辱と羞恥に満ちた『お仕置き』以外の何ものでもない
ことを充分に承知していながら、皐月はわざと不思議そうに言い、少し考えるふりをし
てみせてから、こんなふうに付け加えた。
「でも、葉月ちゃんが裸のままお外へ出たくないのなら、それでいいわよ。マンション
の日影に入っても少しは日焼けもしちゃうに違いないし、葉月ちゃんのすべすべのお
肌が真っ赤に腫れちゃったら可哀想だものね。でも、ちゃんとパンツを穿いて制服を
着てお帽子をかぶったら、あまり日焼けしなくてすむのよ。明日になったら他の子供
たちと一緒に元気にお外で遊ばなきゃいけないんだから、さ、園長先生が用意してく
ださった新しい制服を試しに着てみようね。でも、裸んぼうの上にすぐ制服だなんて
変だから、その前にちゃんとパンツを穿かなきゃね」
 教え諭すようにそう言って、皐月は更に続けた。
「じゃ、お願いしてちょうだい。『御崎先生、私、可愛いパンツを穿きたいの。でも、私
まだ自分じゃ一人で穿けないから、先生に穿かせてほしいの。シナモロールのパンツ、
穿かせてちょうだい、お願いします、先生』って、ちゃんとお願いするのよ。そしたら、
穿かせてあげる。でも、もしもお願いできないんだったら、やっぱり葉月ちゃんは裸ん
ぼうでお外がいんだってことになるから、このまま砂場へ連れて行ってあげる。さ、ど
っちがいい?」
「……」
 口調こそ優しげだが実は容赦のない選択を迫る皐月に、葉月は言葉を失ってしまう。
 だが、皐月が
「さ、どっちがいいの? 決められないなら、最初の予定通りお外がいいってことにな
るわよ。それでいいのね?」
と責めたてるものだから、いつまでもそうしていられるわけでもない。
「……パ、パンツ……」
 何度か浅い呼吸を繰り返して、ようやく覚悟を決めたらしい葉月が、蚊の鳴くような
声を絞り出した。
「……パンツを穿かせてちょうだい、先生。僕……わ、私、シナモ……シナモロールの
パンツを穿きたい……から、お、お願い、先生……」
85920 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/06(日) 07:55:00 ID:8ZZvDCKR
 ようやくのことそこまで言うのが精一杯だった。
「そう、シナモロールのパンツを穿かせてほしいのね、葉月ちゃんは。まだお喋りもあ
まり上手じゃないみたいで、たどたどしいお願いだったけど、可愛いパンツを穿かせて
ほしいっていう葉月ちゃんの気持ちはちゃんと伝わってきたわよ。だから、先生が穿
かせてあげる。小っちゃな女の子だったら誰でも大好きなパンツを穿かせてあげる。
でも、わかってるよね? 先生が無理に穿かせちゃうんじゃないのよ。葉月ちゃんが
自分でお願いしたから穿かせてあげるの。そのこと、忘れちゃ駄目よ?」
 皐月はくすっと笑ってそう言うと、改めて葉月の手を引いて元の場所に戻り、執務
机の上に置いた女児用ショーツを再びつかみ上げて、わざとのような優しい声で続け
て言った。
「葉月ちゃんが自分でお願いしたことだもの、先生や園長先生のお世話にならなくて
も自分で足を上げられるよね? さ、ころんしないように先生の肩に手を置いて、最初
は右足を上げてごらん」
 園長に体を抱きすくめられ、皐月の手で強引に足を上げさせられて仕方なくショーツ
を穿かされるのではない。自ら進んで女の子パンツをねだったのだ。それを既成事
実として葉月に受け入れさせるための皐月の言葉。しかし、今となっては、それを拒
むことはできない。
 葉月は屈辱に唇を噛みしめ、羞恥に胸をこがしながら、のろのろした動作で皐月の
肩に手を載せた。
「最初は右足、お箸を持つ手の方よ。そうそう、葉月ちゃんはとってもお利口さんね」
 命じられるまま葉月が上げた右足の甲に、皐月が両手で股ぐりを大きく広げた女児
用ショーツの生地が触れた。
「ん……」
 おねしょシーツや女児用ソックスに続いて覚える想像以上に柔らかな感触に、後ろ
向けに折り曲げられ強力な接着剤で両脚の間に固定されてしまったペニスがぴくりと
蠢く。
860名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 10:09:11 ID:hUP4XCCz
C

接着剤で留める直前に暴れたため
園長の手がくっついて
頭からかぶるワンピースしか着れなくなって
しかたなく園児服を着る、とか
暴れるのを押さえるため
姉の手も股間にくっついて
3人でリハク剤を買いに行く
初めてのおつかい
とかいうギャグ展開を想像してみた。
86120 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/06(日) 17:15:28 ID:8ZZvDCKR
「うふふ。葉月ちゃん、たしか、お尻の下におねしょシーツを敷いてもらった時も、そん
な声を出してたよね。大好きな女の子パンツを穿かせてもらう時と同じ声を出したん
だもん、園長先生のおっしゃる通り、葉月ちゃん、おねしょシーツの触り心地が大好き
なんだね」
 葉月の口を衝いて出た微かな喘ぎ声を聞き逃すことなく皐月は含み笑いを漏らし
て言い、ショーツのウエスト部分に続いて股ぐりの部分を、床から僅かに浮いた葉月
の右足に通し、そのまま、くるぶしの上あたりまで引き上げた。
 そうして、葉月に命じて今度は左足を上げさせ、同様の動作を繰り返す。
「はい、もう左のあんよもおろしていいわよ。ちゃんとできて、本当にお利口さんだった
わね。あ、でも、まだ動いちゃ駄目よ。パンツはまだきちんと穿けてないんだから」
 女児用ショーツの左右の股ぐりをそれぞれの足に通し終えた皐月は、続いてショー
ツのウエスト部分のすぐ下あたりを両手の人差指と中指それに親指の腹でつかんで、
僅かに左右に引っ張るようにしながらゆっくり引き上げ始めた。
 ショーツの股ぐりがふくらはぎから膝にかけてのあたりを通過する時にはさほど抵抗
も感じなかったが、膝の少し上、そろそろ腿にかかろうかという頃になってくると、股ぐ
りに入っているゴムが葉月の脚に食い込むようになってきて、少しずつ引き上げにくく
なってくる。
 女児用のショーツとはいっても、百五十サイズ以上になると、可愛い絵柄が付いた
物は途端に種類が減ってしまう。園長が紙袋から取り出したような可愛らしいバック
プリントが付いたショーツを探そうとすると、大きくてもせいぜい百四十サイズまでとい
うことになる。幾ら葉月が同年代の男の子と比べて小柄で華奢とはいっても、百四十
サイズの女児用ショーツをゆったり穿けるわけがない。しかも、ショーツがいくら伸縮
性に富んだ素材で仕立ててあるとはいっても、育ち盛りの少女が少しくらい激しく動き
まわっても簡単にはずり落ちないようウエストと股ぐりのゴムは幾らか強めになってい
るのが普通だから尚のことだ。
86220 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/06(日) 18:00:46 ID:8ZZvDCKR
 しかし、次第に抵抗を増すショーツを葉月の脚に沿って引き上げることは、皐月にと
って決して面倒くさい作業などではなかった。皐月が両手でショーツをゆっくり引き上
げるたび、股ぐりのゴムが腿に食い込み、それまで葉月が一度も経験したことのない
恥ずかしい刺激を与えていることを充分に承知しているからだ。男物のトランクスは、
温度に弱い精嚢の機能を弱めさせまいとして、風通しが良くなるような仕立てになっ
ている。それとは対照的に股ぐりに強めのゴムが入った女児用ショーツは、葉月の腿
をきゅっと締めつけるのだ。しかも、男物のトランクスとはまるで違う、女児用ショーツ
特有の肌触り。皐月が手を引き上げるに合わせて、葉月は、えもいわれぬ感触に下
腹部を包み込まれようとしていることをいやでも実感せざるを得ず、股ぐりの絶妙の緊
縛感と、肌をさわさわと撫でさすられるような感触とに炎のような吐息を漏らすに違い
ないのだった。
「くう……」
 ショーツが引き上げられるたびに腰と膝頭を小刻みに震わせていた葉月が、何かに
耐えるような声をあげた。けれど、それは、苦痛に耐えかねて漏らす悲痛な呻き声な
どでは決してない。
「気持ちいいのよね、葉月ちゃん? 大好きな女の子パンツを穿かせてもらって、とっ
ても気持ちよくなっちゃって、どうしていいのかわかんないのよね?」
 葉月の胸の内をすっかり見透かして、皐月はねっとりした声で囁きかけた。
「ち、ちがう……女の子のパンツを穿いて気持ちよくなっちゃっただなんて、そんなわ
けない」
 葉月は弱々しくかぶりを振った。
 けれど、微かに首をのけぞらせ頬が熱く上気しているのを見れば、葉月が嘘を言っ
いると見抜くことなど雑作もない。
「あらあら、そんなこと言っちゃって。じゃ、これはどういうことなのかな?」
 太腿の肌と股ぐりとの隙間に指を押し込み、ウエストの部分を引っ張ると同時に股ぐ
りを指で押し広げるようにしてショーツを最後まで引き上げた皐月は、葉月のお尻の
膨らみに右手の掌を押し当てると、その手をお尻の丸みに沿ってゆっくりおろしてゆ
き、遂には両脚の間に指を差し入れて、さもおかしそうに言った。
 皐月の指は、葉月の下腹部を包み込んだショーツの生地越しに、両脚の間で窮屈
そうに蠢くペニスの先に触れていた。
 普段は恥ずかしい皮をかぶっているくせに、今は図らずも怒張してしまい、接着剤に
よって下腹部の皮膚に固定されてしまっている皮の先からひくひくと蠢く本体の先端
をさらけ出している醜悪なペニスだ。
863名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 21:11:15 ID:MJnpImT+
俺、つい数年前まで幼稚園の先生になろうと思ってたんだよなぁ…。
もちろん、その為に文系科目必死に勉強してたんだけど、やっぱり古文だけは苦手だったので、理系に戻っちゃったんだよね。


でも20氏の作品見てると、やっぱり教育学部の幼稚園教諭養成課程も良かったかな…なんて思っちゃう。
もちろん俺は顔が可愛いわけでも、女の子っほい訳でもないし、ましてやお話みたいなことは無いだろうけどさw

なんというか、今現在葉月さんと同い年だしw
86420 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/07(月) 05:53:59 ID:cbdVtDsi
「やだ! そんなとこ触っちゃ駄目!」
 皮から顔を出したペニスの先を女児用ショーツの柔らかな生地越しにつつかれて、
葉月は思わず身をよじり、ヒステリックとも聞こえるような金切り声をあげた。
 スラックスとトランクスを脱がされ、飾り毛を剃り落とされるところまでは、自分の置
かれた状況の異様さや冷たく鋭いカミソリの刃への怯えのためにだらしなく縮こまっ
ていたペニス。それが、女の子用のソックスを履かされ、女児用のショーツまで穿か
されるうちに、それまで経験したことのない肌触りが(快感とまでは表現できないもの
の)奇妙な刺激になり、更に、剃毛とタックによって自分の股間が童女のそれに変貌
させられてしまったことに起因する倒錯感や被虐感といったものが体中を包み込ん
で、いつしか、じんじんと下腹部を疼かせているのだった。
「触っちゃ駄目、ね。触られたらどうにかなっちゃうくらい気持ちいいってことよね、葉
月ちゃん?」
 皐月は、葉月の両脚の間に中指の先をつんと突きたて、葉月の目を正面から見て
言った。
「ち、違う。そんなじゃない……」
 皐月の言う通りだ。けれど、自分でそれを認めるわけにはゆかない。葉月は恨みが
ましい目で皐月の顔を見上げ、喘ぎ声で反論した。
「それより、どうしてこんな意地悪をするのさ? こんな、こんなひどいこと……こんな
ことが続いたら、僕……わ、私……」
「意地悪、か。園長先生も私も意地悪なんてしてるつもりはないんだけどね。ただ、遠
藤先生が自信を取り戻してくれたらいいな、でもって、あんたと遠藤先生がおつきあ
いを始めてくれたらいいなと思って、あくまでも善意のつもりでやってることなんだけ
どな」
 皐月は、いつも通りのしゃべり方に戻って葉月に言い、僅かに肩をすくめて続けた。
「ま、でも、それだけじゃないのは確かかもね。見た目はこんなでも、あんただって男
の端くれ。遠藤先生を襲った元同じゼミ生と同じ、いつ何をしでかすかわかんない男
の一人。同じ男として責任を取ってもらうって意味もあるから、あんたからみれば意地
悪に感じられることもないわけじゃないかもね」
86520 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/07(月) 07:00:54 ID:cbdVtDsi
「そんな……責任って言われても、僕には関係ないことじゃないの!?」
 葉月は唇を尖らせた。本当は怒りをあらわにしたいところだが、皐月の前だと、どう
しても拗ねたような仕草しかできない。
「関係ないですって? じゃ、これは何なのよ!? 女の子パンツの中でおちんちんをい
やらしく大きくしてるのはなんて説明するつもりなのかしら? 関係ないも何も、あん
ただっていやらしい男の一人だってことを自分で白状してるようなじゃない。それで充
分なのよ。遠藤先生は、同じゼミ生だった男に襲われかけた後、その男だけじゃなく、
保育園の男の子にまでびくびくしなきゃならなくなっちゃったのよ。ゼミ生だった男とは
まるで関係ない、園児の男親と話すこともできなくなっちゃったのよ。だから、そいつ
と関係あるかないかなんて無意味なの。直接の関係があるかないかなんてどうでも
いいことなのよ、要するに。男の一人として、あんたにも責任を取ってもらう。あんたに
しかできない役割でね。つまり、それだけのことよ」
 皐月は、さっきまでのねっとりした声とは打って変わった、一言の反論も認めない強
い調子でそう決めつけた後、一歩二歩と体を後ろに退き、女児用ショーツに覆われた
葉月の下腹部をじろじろと眺めまわすと、感心しきりといった口調で園長に話しかけた。
「それにしても、タックっていうのを初めて知ったんですけど、すごいものですね。触っ
て調べてみたら葉月ちゃんのおちんちん、びんびんに固くなっちゃってるのに、パン
ツの上から見てるだけじゃ、そんなのちっともわからないんですから。パンツの前の
下の方がちょっと膨らんで見えるけど、本当の女の子と比べても、注意して見るとほ
んのちょっと膨らみが大きいかなってだけで、何も知らずに見ても絶対にわかりませ
んよね、これだったら」
「そうね、それに、前からだけじゃなく、後ろから見ても絶対にわからない筈よ。後ろ
から普通に見た場合、どうしてもお尻の膨らみが邪魔になって両脚の間なんて見え
るわけがないし、しゃがみこんで見たとしても、両脚の間の奥まった所まで覗き込め
わけじゃないから。ま、葉月ちゃんが道路を歩いていて、たまたまその下にマンホー
ルがあったとして、その中で工事をしている人がいたと仮定すれば、その人は真下
から葉月ちゃんの両脚の間を見上げることになるから、おかしな膨らみに気づくかも
しれないけど、そんなことでもなきゃ、まず絶対にわからないでしょうね。私も実際に
試したのはこれが初めてだけど、自分でもびっくりするほどうまくできたと思うわ」
 実の弟が女児用ショーツの中でペニスを怒張させているという事実を臆面もなく口
にする皐月に微かな苦笑を浮かべつつも、園長は自分が施したタックの成果をもうい
ちど確認するかのように葉月の背後にまわりこむと、立ったりしゃがんだりを繰り返し、
無遠慮な視線を葉月のお尻に投げかけながら満足げに頷いた。
86620 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/07(月) 08:00:52 ID:cbdVtDsi
 二人の女性のまるで遠慮というものを感じさせない視線を浴びて、葉月は羞恥のあ
まり体をよじり続けた。だが、身じろぎするたび、柔らかなショーツの生地によってペニ
スが撫でさすられ、ますますいやらしく蠢くのだ。皮膚は接着剤で固定されてしまって
いるからペニスの先だけが窮屈そうにショーツの中で悶え動き、その最も感じやすい
部分がショーツのクロッチにこすられて、ますます狂おしくいきり勃ってしまう。だが、そ
の様子は園長や皐月の目には映らない。前から見ても後ろから見ても、ソックスとシ
ョーツだけを身に着けて佇む葉月の姿は、頬をほんのりとピンクに染めて羞じらいの
表情を浮かべる可憐な少女以外の何ものでもなかった。

                      * * *

「さ、パンツを穿いたら、次はこれを着せてあげなきゃね。エアコンが効いてるから、早
くしないと風邪をひいちゃうかもしれないもの」
 ひとしきり葉月の体を眺め回し、皐月と互いに満足そうな目配せを交わし合った後、
園長がそう言って紙袋から取り出したのは、セーラーワンピよりもいくぶん淡い色合い
のパステルピンクの綿素材でできたキャミソールだった。
「いくら夏用の制服は汗を吸いやすい素材でできてるっていっても、裸の上に直接着
せるわけにはいかないから、下にこれを着せてあげなきゃね。ちょっと前まではコット
ンのシャツかスリップだったのに、近ごろは小っちゃな女の子もお洒落をしたがるみた
いで、こういうキャミの子ばかりになっちゃって。そんな中、葉月ちゃんだけシャツだと
可哀想だから、ちゃんと用意しておいてあげたのよ」
 園長は、紙袋から取り出したキャミの肩紐を両手でさげて持ち、羞恥に身悶えする
葉月の肩に押し当ててサイズを確認すると、キャミの胸元が葉月によく見えるように
両手を上げて悪戯っぽく言った。
「ほら、よく見てごらんなさい。このキャミ、胸のところがちょっと膨らみ気味になってい
るでしょ? これはね、そろそろお胸が膨らんでくる頃のちょっぴりお姉ちゃん用のキ
ャミなのよ。保育園に通うような小っちゃな女の子には必要ないんだけど、葉月ちゃ
んは本当は十八歳だもの、胸が痛くならないよう気をつけてあげないといけないもの
ね。だから、胸のところが二重生地のカップになっているキャミを選んでおいてあげた
のよ。――でも、おかしな話よね。まるでじっとしてないお転婆さんで、なのにパンツも
自分で穿けない甘えんぼうさんのくせして、キャミはちょっぴりお姉ちゃん用のが要る
なんて」
86720 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/07(月) 08:55:38 ID:cbdVtDsi
 園長がそう言うと同時に皐月が葉月の後ろにまわりこみ、肘をつかんで両手を上げ
させた。抵抗しようにも、葉月の細っこい腕ではどうすることもできない。
「やめて、そんな女の子みたいな格好させないで!」
 園長がキャミを頭の上からかぶせようとするのに対して、葉月はぶるんと首を振って
身を固くした。
 しかし、園長の方はまるでお構いなしで、
「女の子みたいな格好だなんて、何を変なこと言ってるの、葉月ちゃん。葉月ちゃん
は女の子だもの、女の子の格好をするのは当たり前のことでしょ?」
と、さも当然のごとく言い、さっさとキャミを葉月の頭の上からすっぽりかぶせると、続
いて肩紐の位置を整え、最後に裾をさっと引きおろしてしまった。
 股ぐりのゴムが太腿をきゅっと締めつけるショーツとは違って体の動きを妨げること
のないようデザインされたキャミなのだが、園長が用意していたのは百四十〜百五
十サイズくらいなのか、華奢な体つきの葉月にとっても幾らか窮屈な着心地なのは
否めなかった。特に、二重素材のカップになっているという胸元のあたりは少なから
ず圧迫されるような感じがあって、ショーツと同じような緊縛感を覚えてしまう。しかも、
こちらも女児用ショーツと同様にこれまで一度も身に着けたことのない柔らかな肌触
りの素材でできているものだから、キャミの裾が首筋から胸元、脇腹を通っておヘソ
のすぐ下まで引きおろされる際に全身をくすぐられるような気がしてたまらない。
「ふぅん。葉月ちゃん、パンツを穿かせてあげた時と同じだね。パンツの時と同じで、園
長先生にキャミを着せてもらいながら、とっても気持ちよさそうな顔してるよ。ちょっぴ
りお姉ちゃん用のキャミ、気に入っちゃったみたいだね」
 園長が頭の上からキャミをかぶせる時は背後に立って葉月の手を上げさせていた
皐月だが、園長が肩紐の位置を合わせ始めた頃には再び前方に戻ってきて、キャミ
の裾の乱れを整える園長の手元と葉月の顔とを交互に見比べてひやかすように言っ
た。
「そんな……そんなことないってば……」
 葉月は弱々しく否定するのだが、柔らかな素材の感触に上半身を包み込まれる奇
妙なくすぐったさと、ちょうど乳首のあるあたりを中心にして胸元を圧迫される緊縛感
とにペニスが更にいやらしく蠢くのを止められないでいるのは紛れもない事実だった。
86820 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/07(月) 12:41:33 ID:cbdVtDsi
「そう、そんなことないの。ま、いいわ。葉月ちゃんがそう言うんだったら信じてあげる」
 皐月は、ショーツ越しに葉月の下腹部の様子を見透かしてしまいそうな一瞥をじろ
りとくれながらも、それ以上は追求することもなく静かに口を閉ざすと、キャミの裾の
乱れを整え終えた園長がこちらに歩み寄るのを待って声を弾ませた。
「それにしても、すっかり可愛い女の子になっちゃいましたね、葉月ちゃん。これなら、
遠藤先生のそばにずっといても大丈夫ですよね?」
「そうね。ま、本当の保育園児に比べれば背は高いけど、丸っこい童顔も幼い感じだ
し、なで肩だから体に比べて顔が大きく見えて幼児体型ぽいしね。背の高ささえ気
にしなければ、うちの保育園で預かっているどの女の子と比べても負けないくらい可
愛らしい女の子ね。あとは、あまりお転婆なことをしないようきちんと躾けてあげれば
完璧ってとこかしら」
 皐月と並んで葉月の体を頭の先から爪先まで眺め回し、にっと笑って園長が同意
した。そうして、セーラーワンピの方に目を向けると、
「さてと、残りはあの制服だけね。下着類を着せてあげただけでこんなに可愛い女の
子になっちゃうんだもの、特製のセーラーワンピを着せてあげたらどれだけ可愛らしく
なるのか想像もつかないわね」
と期待に満ちた声で言い、セーラーワンピが置いてある執務机に向かって歩き出した。

 セーラーワンピには飾りリボンが二つあしらってある。一つは背中の方、幼児用の
衣類らしくハイウエストになっているウエストラインの高さに縫い付けてあるリボンで、
もう一つは、胸元を彩る、一回り小さなリボンだ。こちらのリボンは胸元に縫い付けて
あるわけではなく、蝶ネクタイと同じように、襟元のすぐ下で結ぶようになっている。た
だ、制服を着てから自分でリボンを結ぶとなると幼児には難しいため、リボンと同じ生
地を細長く延ばして一方の襟元から首筋をぐるりとまわし、もう片方の襟元へ出てくる
ようになってしてあって、あらかじめ結んでおいたリボンをその生地の端にホックで留
められるような仕組みになっている。このリボンを取ってしまえば、胸元からスカート
の裾にかけて縦に五つ並んでいるボタンを外すことによって、セーラーワンピは前開
きになるわけだ。体にぴったりしたサイズの制服を頭からすっぽりかぶって着るのは
難しい幼児でも、全部のボタンを外してすっかり前開きにしてしまったり、下のボタン
だけ外してゆったりした感じで頭からかぶったりと、いろいろな着方が工夫できるから、
一人で着たり脱いだりできるようになるのも難しくはない。実際、ひばり保育園に通う
園児の内、年中クラスや年長クラスの園児は一人残らず自分で着ることができるし、
今年の春に入園した年少クラスの園児でも、夏までには半分くらいの子供が自分で
着替えができるようになっていた。
869名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 14:51:35 ID:LU3Hf/lf
タックの前に、導尿カテーテルを留置して垂れ流し状態にしてもらえないだろうか?
留置タック後、ホット(ナイフ的)ワイヤーストリッパーみたいな器具で
尿道から伸びた邪魔な部分を切り落として、一生外せない状態にして欲しい
そのリアルなシーンの描写とイラストキボンです。
870名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 17:42:17 ID:nvw6XZqv
黙れ^^
87120 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/07(月) 17:49:01 ID:cbdVtDsi
95氏、また規制にかかっているようですが、新作が
上がっていました。お節介ながらお知らせまで

87220 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/07(月) 17:49:20 ID:cbdVtDsi
 園長は執務机の上で前リボンと縦に五つ並んでいるボタンを全て外して前開きにし
たセーラーワピを手にして戻ってきた。そうして、こともなげに
「さ、パンツは御崎先生に穿かせてもらったし、キャミは私が着せてあげたから、次は
自分で制服を着る番よ。葉月ちゃん、お利口さんだもの、一人でちゃんと着られるよ
ね?」
と言いながら、持ってきた真新しい制服を葉月に手渡そうとする。
 けれど、葉月は頑としてセーラーワンピを受け取ろうとしない。
 ソックスからショーツ、キャミまで女児用の衣類を身に着けさせられた上に保育園に
通う女の子の制服を身に着けなさいと(しかも、自ら進んで自分の手で身に着けなさ
いと)命じられて、おいそれとそれに従えるわけがない。
 だが、園長は葉月が制服を受け取ろうとしない理由を充分に承知していながら、わ
ざとその真意を取り違えてみせ、
「あら、葉月ちゃん、自分で制服を着られないの? ひばり保育園のお友達、年長さ
んも年中さんもみんな自分で着られるのよ。一人で着られないのは、年少さんのお友
達の半分だけなのに、葉月ちゃんたら、体が大きいのに自分で着られないんだ。
ふぅん、葉月ちゃん、体は大きいけど、本当は年少さんなのね。そうか、そう言えば、
急に駆け出してすぐにころんしちゃったくらいだから、まだあんよも上手じゃなかったっ
け。だったら一人で着られなくても仕方ないよね。まだあんよも上手じゃない年少さん
だもん、自分で制服を着られなくても無理ないよね」
とからかい気味に言うと、いったんは葉月に手渡そうとした制服を改めて自分の両手
で広げ持ち、背中に縫い付けてあるリボンを葉月の目の前で揺らしてみせながら笑
い声で続けた。
「ひばり保育園には年長さんのクラスと年中さんのクラスと年少さんのクラスがそれぞ
れ二つあるから、全部で六つのクラスがあるのよ。それで、年長さんのクラスは大き
な鳥の名前をとって『はと』組と『きじ』組、年中さんのクラスは年長さんよりもちょっと
小さな鳥の名前をとって『おうむ』組と『いんこ』組、年少さんは小さな鳥で『すずめ』組
と『つばめ』組っていう名前が付いてるの。でもって、はと組ときじ組の年長さんが着
る制服のリボンの色はブルーで、おうむ組といんこ組の年中さんの制服にはイエロー
のリボンが付いてて、すずめ組とつばめ組の年少さんのリボンは薄いピンクになって
るの。ま、リボンは女の子だけで、男の子の制服は前が前はスカーフになってて背中
には何も付いてないんだけどね。――ところで、葉月ちゃんのために用意しておいた
この制服に付いてるリボンは何色かな? 葉月ちゃん、お利口さんで色の名前なんて
たくさん知ってるからちゃんと言えるよね?」
87320 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/07(月) 18:41:45 ID:cbdVtDsi
「……ピンク……」
 リボンが(男の子の場合はスカーフが)年長・年中・年少の発育別クラスを示してい
るという事実を初めて教えられ、自分のために用意したという真新しいセーラーワンピ
の背中に縫い付けてあるリボンの色を改めて確認した葉月は、屈辱に唇を震わせな
がら、よく注意していないと聞こえないほど小さな声で応じた。
「そうね、ピンクね。ちゃんと答えられて、葉月ちゃんは本当にお利口さんだわ。お顔
も可愛いし、お利口さんだし、このぶんだと、登園してすぐ人気者になれるわよ」
 園長は、それこそ園児が算数の問題でも解いたかのように葉月を褒めそやし、大
げさな仕草で手を打ってみせた。そうして、屈辱のために唇をわななかせる葉月の様
子を面白そうに眺めながら続けて言った。
「でも、葉月ちゃんの制服に付いてるリボン、制服の色よりも濃いピンクでしょ? 他
の年少さんの女の子が着る制服に付いてるリボンは、葉月ちゃんの制服の色と同じ
くらい薄いピンクなのよ。なのに、葉月ちゃんのは濃いピンク。どうして違うか、葉月ち
ゃん、わかるかな?」
「……」
 謎々を楽しんででもいるかのような園長の問いかけに、けれど葉月は無言だ。自分
に与えられた制服に縫い付けてあるリボンの色が何を示しているのかを教えられ、そ
の意味を知った結果のいいようのない屈辱のためもあるが、二種類のピンクの違い
が何を物語っているのか本当にわからせないせいもある。
 やがて、口をつぐむ葉月の様子をしばらく眺めた後、もういちど制服の背中のリボン
を揺すってみせながら園長がおもむろに口を開いた。
「わからない? じゃ、教えてあげる。――すずめ組さんとつばめ組さんは同じ年少さ
んだから、同じ薄いピンクなの。でも、葉月ちゃんは年少は年少でも、ちょっと違う年
少さんなのよ。だから、すずめ組さんやつばめ組さんとは違う、濃いピンクなの。だっ
て、葉月ちゃんが入るのは特別年少クラスの『ひよこ』組さんだもの」
 比較的小さな鳥からとった『すずめ』や『つばめ』という名前よりもまだ更に小さな鳥
を意味する『ひよこ』というクラス名。それを耳にした瞬間、葉月はひどい不安と、なん
ともいえない嫌な予感予感を覚ずにはいられなかった。
874名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 19:10:16 ID:KVGqjzEM
875名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 19:32:09 ID:VwuPQYVF
うおお。芸術だわw
乙です!
87620 ◆JSxcaNkD96 :2008/07/08(火) 06:05:34 ID:1Eu0djBH
「どうして『年少』の前に『特別』っていう言葉が付いていと思う? それはね、葉月ち
ゃんと遠藤先生のために特別に新しくつくったクラスだからよ。葉月ちゃん、他の年少
さんの子供たちと比べると、とっても手間のかかる子なのよね。すぐに駄々をこねるし、
お転婆だし、聞き分けはよくないし。でも、それって仕方のないことかもしれないわね。
だって、葉月ちゃんは本当は大学生の男の子だもの。女の子らしくおとなしくなさいっ
て言われても、言いつけなんて守れないよね。そんな本当は十八歳の男の子の葉月
ちゃんを可愛い保育園児の女の子に躾け直すためにつくった特別のクラスなの。それ
から、男の人の近くにいるのが怖くて怖くてたまんない遠藤先生に自信を取り戻して
もらうためにつくった特別のクラスなのよ。だから、普通の年少さんクラスのお友達と
区別するためにリボンの色を少しだけ変えてあるの。あ、リボンだけじゃなかったわね。
他のお友達はみんな、女の子の制服も薄いブルーだけど、葉月ちゃんだけ特別にピ
ンクにしてあげたのよ。本当は男の子の葉月ちゃんが少しでも早く女の子の生活に
慣れますようにって願いをかけて。――でも、そんなこと、今はあまり考えなくてもい
いわ。今は、せっかく特別に用意してあげた新しい制服を着ることだけ考えていれば
いいのよ。ま、もっとも、着るとは言っても、自分で制服を着られない手間のかかる特
別年少さんの葉月ちゃんには、ピンクのリボンが可愛い制服、私が着せてあげなきゃ
いけないんだっけ」
 園長は面白そうにそう言って葉月の後ろに場所を移し、両手で制服の袖を広げて葉
月の背中に押し当てた。
 と、葉月がびくんと体を震わせ、背中に羽織らされたセーラーワンピを振り払おうと
して両手をばたつかせる。
「じっとしてなきゃ駄目よ、葉月ちゃん。園長先生が制服を着せてくださるんだから、ち
ゃんとしてなきゃいけないのよ。年少さんの葉月ちゃんでも、そのくらいのことはわか
るでしょ? もしもそんなこともわかんないんだったら、年長や年中のお兄ちゃんとお
姉ちゃんに笑われちゃうんだからね。ううん、お兄ちゃんやお姉ちゃんだけじゃなく、
他の年少さんのお友達にも笑われちゃうのよ。そんなの、いやだよね?――本当は
大学生のお兄ちゃんが保育園の子供たちに笑われちゃうだなんて、そんなの、いや
だよね?」
 制服を拒む葉月の肘をつかみ、両手を強引に後ろへ伸ばさせながら、もうすっかり
葉月のことを年端もゆかぬ(特別)年少クラスの園児だと決めてかかって皐月はわざ
と優しく言ってい聞かせた。
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 本当は十八歳の男の子なのに。本当は大学生のお兄ちゃんなのに。園長と皐月が
繰り返し口にする言葉が葉月の羞恥を煽りたてる。
 太腿をきゅっと締めつける女児用ショーツと胸元を圧迫する少女用キャミの緊縛感。
思わず足を滑らせそうになるスラックスのすべすべした感触。それらに加えて、背中
に羽織わされ強引に袖を通されて体中を包み込まれてゆく夏用の制服のさらさらした
肌触り。そのどれもが、「これから葉月ちゃんは保育園の年少クラスに入れられちゃう
んだよ。保育園に通う年少さんの可愛い女の子になるよう葉月ちゃんは躾け直され
ちゃうんだよ」と無言で囁きかけてやまない。
(ぼ、僕、保育園に通う子供になっちゃうんだ。それも、半ズボンで元気に走りまわる
男の子じゃなくて、ちょっとでもお転婆なことをしたら叱られちゃう年少さんの女の子
になっちゃうんだ。幼稚園の先生になるための資格を取って、できれば大学院へ行き
たいと思ってる僕が、先生になるどころか、逆に、特製のピンクのセーラーワンピを着
せられて、腕白な男の子にスカートめくりをされちゃわないようどきどきし続けなきゃい
けない女の子の保育園児にさせられちゃうんだ)改めてそう実感するにつれ、なんと
も表現しようのない、どこか甘美でさえある倒錯感が胸を満たしてゆく。上半身から足
先まで一つ残らず女物の(というか、女児用の)下着を着けさせられた上に更に女の
子の制服まで着せられたが最後、もう二度と引き返すことのかなわぬ道に足を踏み
入れることになりそうで、抵抗する両腕に込める力を緩められなかった葉月。
 そんな葉月なのに、そんなふうに実感すると、被虐感にペニスを蠢かせている下腹
部がますますじんじんと疼き出してならない。
 えもいわれぬ倒錯感と被虐感にふと心を奪われて、葉月の抵抗が一瞬だけ弱まっ
た。その隙を見逃すことなく、園長と皐月が二人がかりで葉月にパステルピンクのセ
ーラーワンピを手早く着せてしまう。

「最初はいやがってたけど、すぐにおとなしくなったわね、葉月ちゃん。本当は女の子
の制服を着たくて着たくてたまんなかったんでしょ? 女の子のソックスを履かせても
らって、女の子のパンツを穿かせてもらって、女の子のキャミを着せてもらって、女の
子みたいなあそこにしてもらって、でもって、女の子の制服を着せてもらいたくて我慢
できなかったんだよね、葉月ちゃん?」
 最初は力尽くで、けれど後の方はさして抵抗もなく着せ終えたセーラーワンピのボタ
ンを園長が一つずつ丁寧に留めてゆく様子を眺めながら、ひやかすように皐月が言っ
た。