1 :
名無しさん@ピンキー:
このスレでのお約束事
・基本sage進行(メール欄に半角でsage)
・気に入らないカプやシチュ及び荒らしには爽やかにスルーで対応
・パクリ作品駄目絶対
・マターリエロエロやっていきましょう
>>1 乙バッチー
/ / ヽ.
/ ,.=-‐ / i
/ ,.-´ / ン |`
_,..-‐‐-=、.. レ´ ̄`゙丶 ./ / !
. "´ _......_ `丶.〃 `ヽ /,./ /ヘ
l. (.____.,) i i /,/ {
|丶._ _,... "ト、__ レ ヽ
,/ | `゙ー---‐f"´,..-‐"´  ̄`゙=‐k´ 丶
/ \___ : r´ ,..-‐-、 `゙.
/ `゙ー-、 : i ゙ー--‐" イ
,.-<. ー‐‐--‐ ' i |丶 ._ _./|、 _,..-‐ィゞ
_,.≠´ ヽ. ィ´ !.|勹,.、`゙=ー-‐‐"´ ハ _=‐"´
、 ハ _.ィ"´| : | f `、 ,..イ 〉ー⌒ヽ
丶 ト-‐≦゙ヽ、_ i | } ヽ、___,../ /,} 丶
`i } /`/ー--‐冫| i ヾ i .j
| ,/ ヽ´,/ /、_ィ .| | ソ ,.'´ヘ.!
!,./ ー'`´ ヽ ! 丿 冫 i! 〇_.,;≦
/ /´ (´_ゝ,,..==. / ,/ `彡/;;;;;;;;
/ ( Y `ヽ /彡='´ /;;;;;;;;;;;
前スレ329ですが、あのアベチヨの続きがどうしても思いつかなかったので
あれはあれで千代→阿部ということで終わらさせて下さい。ごめんなさい。
代わりではないですが妄想の副産物で小ネタが思いついたので投下します。
何気にアベチヨ風味ですがキホンギャグです。
「なーなーお前ら、何フェチ?」
ガヤガヤと煩かった部室が一気に静寂に満たされる。
また始まったと西浦ナインはため息をついた。
「田島、今度は何だよ」
「だからフェチだよ!女のどこにそそられる?って話だよ!」
「またそんな話かよ…まあでもちょっと興味あるな」
「泉ー!だろ?ケンゼンな男子高校生ならこういう話するだろー!ゲンミツにさ!」
「そういうお前はどこなんだよ?」
「オレはぜってえおっぱいだね!男のロマンだよ。でかけりゃいいなー」
「まあそんな所だと思ったけどな」
「なんだよ、花井、おまえもおっぱい星人だろ!」
「なッ…!なんでだよ!」
「モモカンの…「うるせえ!」
花井は懸命に否定するが皆にはバレバレであった。
「巣山とかどーよ?」
「なんか巣山ってこだわりありそう!」
「あーありそうだよね」
「おいおい好き勝手言ってんなよ。ま、俺は手フェチだな」
「手かよー」
「あと爪の形が綺麗な奴っていいよね」
「栄口お前わかってんな」
「いやあ…ん?三橋どうした?」
「お、おれも…手が綺麗な人がす、すきだッ」
「おいおい三橋もかよ!なんで?」
「お、おれ投手だし、手、だいじ…」
『んな理由かよ。だがそこがいい』
ここに奇妙な手フェチ連合が結成された。
無敵の二遊間である。
「泉は?」
「俺?…んー俺はうなじだな。
女子が髪結ぼうとしてる時にあげるのとか結構ドキっとするな。
つい目がいくな」
「あ、俺も好きだな、うなじ。後れ毛とか垂れてると色っぽいっていうか」
「いいよな、ポニーテールっつうの?最近見ないよな、あの髪型」
「泉と沖はうなじかー」
「そういう水谷はどうよ?」
「え、俺?俺は女子のブラが透けてるのが好きだな!あはは」
『それはフェチじゃねえよ』
全員心の中で突っ込みをいれた。
「西広はー?」
「えっ、俺?」
「先生の事だからこだわりありそう!」
「えー俺は…脚かな」
「足か」
「細すぎず太すぎずっていうかスラっと伸びてる足はいいよね」
「ふくらはぎは焼けてるのに太ももだけ白いのとかちょっとドキっとするよな」
「足首とかキュっとしてるのとか!」
「皆結構足好きだな」
「俺も脚フェチだけど」
全員の視線が沈黙を保っていた低音ボイスに向かう。阿部だ。
「へえ、阿部もか。全体的に好きなん?」
「いや、脚と言っても色々あるんだよ」
「へえ…たとえば?」
「俺が好きなのは足の付け根の窪んでる部分だな」
「はあ?」
「ただの窪みじゃないんだよあそこは。足首を上に動かした時にだけ
発生する別名奇跡の湧き水なんだよ。
骨が浮き上がってそれと一緒に窪みが綺麗に浮き上がるのがいいんだよ」
「マニアックだな…」
「あとふくらはぎの下の方が少し段になる部分だな。
痩せ過ぎの女には出来ないからな、痩せりゃいいってもんじゃねえんだよあれは。あと」
「まだあんのかよ!?」
いたたまれなくなり、花井が突っ込んだ。
「なんだよ花井は黙ってろ。
あと太ももの裏の、膝から20cmくらい上方にある血管が浮き出る所だな。
太ももは足を揃えた時に少し隙間が出来るくらいの細さがいいんだよ。
あれを奇跡の逆三角ラインと呼ぶんだ」
『阿部気持ちわりいいいいいい!!!』
ザザーっと全員が壁にまで後退し、逃げ腰になったその時。
ドアのノックする音が聞こえた。
「みんなもう着替えたよね?」
我らが可愛いマネジ篠岡が顔を覗かせた。
何の因果かあの阿部と付き合っているのである。
「お疲れ様ー。阿部君これ今日言ってたデータね」
「おお、サンキュ」
「あれ、篠岡、お前足虫刺されてんぞ?」
花井が篠岡の足を指差しながら言う。
「え?あ、こ、これは、あははっそうだね!」
「何か何箇所も刺されてるみたいだけど…」
「練習中はジャージだったから、気づかなかったのかなっ!あはは…」
「太ももと足首とふくらはぎ…凄いいっぱい刺されて… !!!」
花井がそこまで言うと、全員の頭の中に同じ言葉がよぎった。
『あれって…キスマークじゃないの!?阿部の!?』
「じゃ、じゃあ阿部君帰ろうか!」
「ん?ああそうだな、じゃーな」
二人が部室を出て行くと部室内は時が止まったように静まり返り、誰もが言葉を発せないでいた。
ようやく花井が重い口を開く。
「オレ、阿部の脚フェチの話聞いて、阿部が篠岡の脚にニヤニヤしながら
キスマークつけてるの想像しちった…」
「安心しろ、俺もだ…」
おれも、オレも…と項垂れながら次々と西浦ナインは同意を口にした。
がんばれ西浦ナイン!負けるな西浦ナイン!
おわり。
ごめんなさいごめんなさい…(ry
阿部が気持ち悪い奴に…
あとエロパロか微妙なラインで申し訳ない。
GJwwww
やっぱ阿部って…w
GJ――――!
阿部wお前ってヤツは……!
あの部室ではこれからも数多くの田島発祥下ネタ話が発生するだろう。予言。
前スレ329の千代→阿部読み直した。
せつねぇぇえ!あらためてGJ!
阿部wwwww
俺も脚好きだぜ
足首が一番良い
18 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 07:22:29 ID:f6tUa9Nt
やっぱ手だろwww
>>1だけど、おまいら
もうちっと俺に乙してくれてもいいと思うんだ(´・ω・`)
スレ立てしたの初めてで、一時間以上経ってもしばらく誰も来なかったから
もしかして何か不手際をやらかしてしまったかと思ったじゃないか(´・ω・`)
20 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 08:37:56 ID:ea4QoIAy
>>13 乙!と通りかかった俺が言ってみる。テンプレ(・∀・)イイネ!
21 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 08:38:52 ID:ea4QoIAy
>>1 >>19 前スレ>834で果てしなく乙した現スレ
>>15だが、
すまなかった…
こちらのスレでも叫ぼう。
果てしなく乙バッチ――――!
なんで本スレでモモカンのおっぱいの話すると怒られるの?
(´・ω・`)
野球漫画をオレだけ違う目線で読んでるみたいでへこんだど
よそのスレのことは持ち出さないのがお約束
>>1
遅くなってごめんよ
乙!!
阿部は本当にひどい変態野郎だよ
だがそれがいい。
>>1乙バッチ! いつの間にか5スレ目ですか
ペースはやいなああ
33 :
ルリ凌辱:2007/08/16(木) 03:11:28 ID:QKfCvocY
すいませんここに気づかず4スレ目にちょっと投下しちゃいました
はじめから投下しなおします
あんまおもろくないかも・・・orz
34 :
ルリ凌辱:2007/08/16(木) 03:12:04 ID:QKfCvocY
「ルリ今度西浦こない?」
「えっ!急にどうしたの?」
「練習試合があるんだ。だから・・応援に来ないかってこと・・・」
「いいの?いつもは来るなって言うくせに・・・」
「ルリに来てほしいんだ!」
「!!・・・うんわかった・・絶対にいくね!」
「うれしいよ・・ありがとう」
「ううん・・私だってうれしいよ!」
じゃあと言って携帯を切る、ルリは携帯を抱きしめながらドキドキする心臓を必死に抑えようとした・・・
「あのレンレンが私を必要としてくれるなんて・・・ようし!こうなったら頑張って応援しよっ!」
35 :
ルリ凌辱:2007/08/16(木) 03:12:39 ID:QKfCvocY
・・・4日後の日曜日・・・
西浦高校にて練習試合が行われた、見事に廉は完封し勝利した・・
その日の部活は終了しグランド整備も完了道具を片づけていたらルリが寄ってきた
「レンレン、カッコよかったよ・・・」
「そう?ありがとう・・」
「今日は来てよかった、誘ってくれてありがとね」
「また、来てくれると嬉しいよ」
「うん!また来るよ!」
「あ・・着替えるからちょっと待ってて、一緒に帰ろうよ」
「うん、わかった待ってる。」
〜30分後〜
「レンレン遅いなぁ・・どうしたんだろ」
ピピッと携帯を操作し廉に連絡を取る
「もしもし?レンレンどうしたの?なにかあったの?」
「ちょっと部室でゴタゴタがあって・・できれば部室まで来てほしいんだけど・・・」
「?・・まぁいいけどさ・・・」
「じゃ、待ってるよ・・」
「???なんか・・・いつものレンレンと雰囲気が違うなぁ・・」
練習試合のことで電話があった時から実は感じていた違和感・・
「レンレンがこんなに自己主張することなんてなかった、いつもオドオドしてたのに・・・
西浦に来て性格が変わったのかな?」
まぁいいか、とルリは疑問は拭えなかったが部室へ急ぐことにした・・
「ここかぁ・・」
野球部部室に到着したルリ、部室からは何も音は聞こえてこないシンと静まりかえっていた。
「なんだろゴタゴタがあったって言ってたけど・・・」
ドアノブに手をかけガチャリと重いドアを開けた・・
「失礼しま〜す・・」
中に入ろうとした瞬間後ろから抱きつかれ何か布を顔に当てられた。
「え・・・あぅ・・・」
ドサッ・・気を失いその場に倒れてしまう・・・
「まったく・・単純だなルリは・・」
36 :
ルリ凌辱:2007/08/16(木) 03:13:23 ID:QKfCvocY
「ん・・・うぅん・・・」
「目を覚ましたかい?」
「え!?」
目の前には廉が立っていた、横たわっている自分の体を起こそうとした
しかし・・・手足が動かないように大の上に寝かされ拘束器具がつけられていた・・
「え!?ちょっとこれ何よ!」
「なにって・・ルリが動けないように手枷と足枷をつけたんだけど?」
「だから!・・なんでこんなのつけたのよ!」
「それはね・・・ああいう風にするためさ・・」
廉が指さした方向に目をやるルリ、そこには自分と同じように拘束された篠岡がいた。
「ふぁ!ふぁぁぁっぁ!!」
手には男根を握らされ口にはマウスストッパー、下の穴二つにはバイブが挿入されている、
まわりには西浦ナインが囲んでおり篠岡の顔に射精を繰り返している。
「なっ!・・・なによあれっ!」
「なにって俺たちのペットさ・・俺たちを気持ち良くするだけのペット・・」
「!!ペットですって!」
「そうさ、そしてこれからルリも俺たちのペットになるんだよ。」
ニヤリと不敵な笑みをこぼしルリに言う。
「そっ!そんなのなるわけないじゃない!バカなこと言わないでよ!」
「まぁ、おとなしくなってもらえるとは思ってないからね・・これから調教してあげるよ
従順なペットになる為のね・・・」
不敵な笑みをうかべながらルリに近づいていく。
37 :
ルリ凌辱:2007/08/16(木) 03:14:24 ID:QKfCvocY
「まずはそのうるさい口を塞ごうか。」
「んぐぅ!」
無理やりルリの口に篠岡と同じマウスストッパーをつける。
「んー!んー!」
「はぁ・・つけてもまだうるさいなぁ・・田島君口に入れちゃってくれない?」
「おう!いいぜー!」
「んーーー!!!」
いやいやと首を振り逃げようとするが、がっちりと廉につかまれ男根を口に入れられる。
「くわえていけばだんだん美味しくなるからね〜」
涙を流すルリ、関係ないといわんばかりに田島は男根を勢いよく出し入れする。
「あぁぁ!出る!出るよ!」
どぷ!どぷ!口の中いっぱいに白濁液を出していく
「いっぱいだしてもらったね、栓をしてこぼさないようにしておこうね、
最初は飲めないだろうから舌でよく味わっておくといいよ。」
目がうつろになっているルリ、そこへおいうちをかけるように次の調教が始まった
「じゃあ次は下の穴でも開発しようか」
手始めに指で淫唇をいじっていく
「ふぉ!ふぉぉぉぉ!」
はじめての快感に朦朧としていた意識を取り戻し身をよじる
だんだんと湿り気を帯びていき準備万端整った、バイブを二本取り出し淫唇に近づけていく
「じゃあいれるよ、ルリは処女だから痛いかもしれないけど我慢だよ?」
ぐぐぅっと穴にバイブをめりこませていく
「んーーーー!!!」
涙で顔をぐちゃぐちゃにして痛がるルリ
穴からは血がたらりと流れていた
(あぁ!初めてがこんな風にされるなんて・・・うぅなんでこんな・・・)
お構いなしに廉はバイブを出し入れする
38 :
ルリ凌辱:2007/08/16(木) 03:15:23 ID:QKfCvocY
「実はさっき寝ている間に媚薬を注射しておいたから
もうそろそろ気持よくなってくるはずだよ」
そう言ってる間にも血のほかにダラダラと女の甘い蜜が流れ始めていた
「んっ!んぅ!」
「ほらね、きもちよくなってきたでしょ?」
どんどん動きを速めていくいく
「んっ!んっ!んーー!!」
びくん!びくん!と体が痙攣する
「フフ・・イッちゃったか、きもちよかったろぅ?じゃあこのまま入れておくね」
ズプリと奥まで差し込む
「まだもうひとつ空いてる穴があるね、ここも塞いでおこうか」
初めてイッたせいで廉がなにをいってるかさっぱり理解できていないルリ
「ここは、裂けちゃうといけないからローション塗っておくよ」
お尻の穴にドロドロとしたローションを塗りたくる穴の中もたっぷりとすりこんで準備完了
「じゃ、いくよ」
朦朧としてなにをされているかわからずに・・・
ズプリ・・・
39 :
ルリ凌辱:2007/08/16(木) 03:16:22 ID:QKfCvocY
「!!!」
「お尻はなかなか入りづらいね」
ちょっとずつ出し入れしながらだんだんと深くバイブを入れていく
「ふぉ!ふぉぉ!」
異物がお尻に入ってくる感触でまた意識を戻らされ呻く
何回か出し入れをしてようやく根元までバイブが入り込む
「やっと入ったか・・じゃあ二本バイブいれたまま貞操帯をつけておこう」
二本のバイブのスイッチをONにしてロッカーから取り出した貞操帯を股間につけていく
「んぁ!んぁぁぁ!」
バイブのスイッチを入れたことによってまたも快感の波が押し寄せる
「気持ちいいだろ?今日はこのままずっとつけているんだよ?」
びくん!びくん!と二回目の絶頂が訪れたが休む暇もなく快感は続く
「ふふっ!奇麗だよルリ・・・」
悶えるルリをみて廉はつぶやいた
「お化粧をしておこうか、皆ちょっと手伝ってくれない?」
わらわらと西浦ナインがルリのまわりに集まってくる
「さぁルリもっと可愛くなろうね」
ドピュ!ドピュ!とルリの顔に男根から白濁液が放出される
西浦ナイン全員に顔射されルリの顔は溺れてしまいそうなほど精液でいっぱいになった
「あぁ・・かわいいよルリ・・」
部室での狂宴は何時間も続いた・・・・
40 :
ルリ凌辱:2007/08/16(木) 03:17:03 ID:QKfCvocY
「・・・って・・・いう・・ゆ・・夢をみ・・見たんだ」
ドモりながら昨日見た夢を語る三橋
「おまえ・・・田島がうつったな・・・」
鬼畜な話をした三橋から後ずさる田島以外の部員達・・
「え〜なんだよそれ〜俺がわるいみたいじゃね〜か〜」
『おまえのせいだろ!』三橋以外全員に突っ込まれる
「で・・でさ・・前田島君はそのまま実行したでしょ?だから・・・おれも・・」
『!!!』
「お前まさか実行するつもりかよ?!」
「あ・・・い・・いやそうじゃなくて・・・」
「じゃあ・・なんだよ?」
「じ・・・実はもう・・・じ・・実行したんだ」
三橋は傍らにある大きなスーツケースの鍵に手をかけた
ガチャリ・・・と開けると・・・そこには・・
手錠に足枷、マウスストッパー・目隠しをされたルリが押し込まれていた
41 :
ルリ凌辱:2007/08/16(木) 03:19:17 ID:QKfCvocY
すいません・・・ながかったですね・・orz
前に書いた篠岡の続きみたいな感じです
てか内容的に同じ感じなので新鮮味がないですね
もっと精進します
こんどはモモカンでしょうか・・・
やけに三橋が滑らかにしゃべるなーと思ったら
そういうことでしたかw
43 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 06:20:10 ID:Wc7QWSH2
激しくタジチヨが見たい・・・
田島も三橋もほんとにやっちゃったのか!こえええぇぇww
確かにタジチヨ見たい
田島が本気出したらスゲーことになりそう…
ではその後傷心のチヨを支え続ける栄口もお願いします。
ここで阿部を!と思う反面、傷口を広げる気がするのは、ここに感化されすぎなのか…
阿部は壁女派で花井は山女派なんだろうなー、とふと思った
>>45 栄口は根っから良い人そうだw
48 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 19:34:02 ID:+cm+X1PT
明日ぐらいに小ネタ投稿するかも
エロは微妙...
49 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 19:35:06 ID:+cm+X1PT
明日ぐらいに小ネタ投稿するかも
エロは微妙...
最近二重書き込みをよく見掛けるけど流行ってるのかね?
あとメル欄にはsageて入れとくべきだぜ?
篠岡×三橋です。
とんだオチですが、それでもよいって方はどうぞ〜
どんとコォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
53 :
篠岡×三橋:2007/08/17(金) 22:19:45 ID:gsUR7/Ov
「ねぇ、三橋君…。しようよ」
放課後の練習が終わった部室でだった。
他の皆はもう帰ってしまっていて、
人一倍着替えるのが遅い俺は、やっと着替え終わって
ユニフォームをかばんにつめ終わったところだった。
その篠岡さんのセリフを聞いて、そのセリフを持つ意味を
理解した瞬間、俺は首まで真っ赤になり全身の血液が沸騰するのを感じた。
54 :
篠岡×三橋:2007/08/17(金) 22:21:12 ID:gsUR7/Ov
「うぇっ!え…えと…あの」
口が上手く回らない、篠岡さんが見たことのないような潤んだ目で
俺を見上げている。
まずい、なにか分からないけど、その目はとってもまずい。
篠岡さんはいつの間にか俺のそばまで近寄ってきていて、
しかも近寄りながらシャツのボタンを上から順々に外していく。
わぁっ!それ以上外したら、し…下着がっ…見える、よ!
見ちゃだめだ、見ちゃだめだ、と思うのに俺の目は、
篠岡さんのはだけたシャツの間から見える艶かしい白い肌と、
ささやかな胸の谷間に釘付けにされたように動かなかった。
「三橋君…」
55 :
篠岡×三橋:2007/08/17(金) 22:23:06 ID:gsUR7/Ov
いつの間にか俺と篠岡さんの間を隔てるものは、
俺がぎゅっと自分の身を守るかのように抱えたバックだけだった。
後ろにはロッカーがありこれ以上さがれない。
どうしよう。どうしよう。
そりゃ、俺だって男だし、これって据え膳ってやつなのか。
けど、いくらなんでもまずいと思う。篠岡さんはマネージャーで、
俺は野球部員で…だいたいここは部室だし、いや、部室以外だったらいいよ、
ってことじゃなくて…あぁ、何か頭が混乱してきた。
何も言えずに真っ赤になりながら、きょどきょどといつも以上に
挙動不審になっていると、篠岡さんの細い腕がすっと俺の顔にのびてきた。
俺は思わずびくっと身をすくめる。
そんな俺の様子に構わずに、篠岡さんは俺の頬に手をかけると、
ぐっと一気に俺のほうに顔を近づけてきた。
顔が近い、息がかかる。
56 :
篠岡×三橋:2007/08/17(金) 22:25:00 ID:gsUR7/Ov
「三橋君…」
頬を染め、俺の名前を呟いた時、半開きにした口から赤い舌が
ちろりと覗き、ぞくっとした。篠岡さんの目にはうっすらと
水の膜が張っていた。その水の膜が張った瞳の中に真っ赤な顔をした俺が
ゆらめいて映っている。
ゆらゆら、とまるで自分の今の心の状態を映しているようだ。
理性と欲望の間で揺らめく俺の心の状態を映しているようだった。
思わず下をむいてしまう。しかし下をむいたことで今度は、
はだけたシャツの間から、白い胸元と、白いレースがついたピンク色の
下着が見えてもっとドギマギしてしまう。
首のところは日に焼けて少し黒くなっているのに、日に焼けていない
胸元部分は透き通るように白くて、そのコントラストが逆に艶かしい。
57 :
篠岡×三橋:2007/08/17(金) 22:27:02 ID:gsUR7/Ov
部室でチームメイト達の着替えを見ていて、こんな焼けかた
見慣れてるはずなのに(もちろん自分だってそうだ)なんでこんなに…。
くらり、とめまいを感じた。頭の芯が熱い。体の一部が自分の意思とは
反して意思を持ちはじめているのが分かった。
まずい、本格的にまずい。
俺はごくりと唾を飲み込み、自分の体の変化を知られたくなくて
…指の先が白くなるくらいバックをぎゅっと抱きしめた。
そんな俺の状態を知ってか知らずか、篠岡さんは更に体を密着させてくる。
俺の腕になにかやわらかいものが密着する。
マシュマロのようにふわふわしていて、でも弾力があるソレが
篠岡さんの胸だと分かったとき、俺は情けないことに思わず声をあげてしまった。
58 :
篠岡×三橋:2007/08/17(金) 22:29:00 ID:gsUR7/Ov
「う、わ!」
「なに、どうしたの…三橋君」
篠岡さんの、胸が当たってるんですっっ!!
そう叫んだつもりだったのだが、俺の口からは
「むっ…む、ねがっ…」
という言葉しか出てこなかった。
そんな俺の様子にくすりと笑いながら、篠岡さんは両手を俺の首にまわして、
ぐっと耳元に顔を近づけてきた。そして、少し笑いを含んだ声で
ささやくように俺の耳元でつぶやいた。
「分かってるよ。ワザとだもん」
その意味を理解するかしないかのうちに、俺の耳に電流のような快感が突き抜けた。
「…ぁっ…あぁ…!!」
思わず声がでてしまった。
篠岡さんが俺の耳を舐めている。
耳たぶにそっと息を吹きかけ、ちろちろと耳の穴を舐められると、
どうしようもないほどの快感が体中を駆け巡る。
「ふぅっ…うぅ…ぁっ…」
初めて感じる快感に声が抑えきれない。
篠岡さんの舌が俺の耳や首筋をねっとりと這いずりまわるたびに
必死に食いしばった口からは声がもれた。
59 :
篠岡×三橋:2007/08/17(金) 22:31:26 ID:gsUR7/Ov
「三橋君…かわいい」
「ひゃっ…あぁっ!」
耳たぶを甘がみされ、耳の裏まで舐められると、
快感でぞくぞくっと全身が震えた。
俺自身はもうとっくに勃っていて、早く熱を解放したいと訴えかけていた。
「はぁっ…はぁ…」
あまりの快感に涙目になりながら、息をしていると、耳を甘がみしながら
篠岡さんが話しかけてきた。
「…感じた?」
「いっ!」
「ねぇ、感じた…?」
「か、感じてなんか…」
「うそ」
そういうやいなや、今度は篠岡さんは自分の足を俺の…俺の股間に
擦り付けはじめた。
「はっ…!あぁ!!」
あまりの刺激にのけぞった。
すぐにでも射精してしまいそうな快感に耐えようと、目をぎゅっとつむり
歯をくいしばった俺の耳元で、熱に浮かされたようなささやき声が聞こえる。
「こんなに、なってるのに…?」
「………っ」
「感じてないなんて…なんでそんな嘘つくの…?」
「………う」
「…やらしーんだ、三橋君て。足で、こんなことされて感じちゃうなんて」
耳からの言葉での刺激と、足での直接的な刺激に頭がおかしくなりそうだ。
思わず顔を上げると、今度は無防備になったのど元に、篠岡さんが舌をはわせた。
耳とは違った感触にさらなる快感が体中を駆け巡る。
「ふふっ…また固くなった」
「あっ…ぁ」
その瞬間俺の頭は真っ白になり、腕の中からバッグが滑り落ちた。
60 :
篠岡×三橋:2007/08/17(金) 22:33:48 ID:gsUR7/Ov
「うわぁ!!!」
ばっと飛び起きると、そこは自分の部屋だった。
ゆ、夢か…なんていう夢を見てしまったんだ。自己嫌悪で暗くなる。
俺…こんなふうに篠岡さんにいじめられたい…とかいう欲望があるんだろうか?
自分の考えに頭を抱えた。
でも、これは田島くんが持ってきて見た
『放課後の情事〜マネージャーと部室で××〜』っていうAVの影響かも…
確かあれもマネージャーに気弱な一年生が羞恥プレイで責められる、っていう
内容だった。…っていうことはもう一度寝たら続きが見れるかな?
…って、何を考えてる、んだ!!俺は羞恥プレイは好きじゃない!
好きじゃ、ないよ!!ってそうじゃなくて、篠岡さんごめんなさい。ごめんなさい。
俺はベットの上に正座すると、我らがマネージャーの家があるであろう方角に向かって、
額を何度もこすりつけたのだった。
そして、その後冷静になった俺は、自分の体に起こったことに気づき、
真っ赤になったあと青くなって、お母さん達に気づかれないように洗面所に向かった。
61 :
篠岡×三橋:2007/08/17(金) 22:35:42 ID:gsUR7/Ov
その日の練習では俺は篠岡さんの顔がまともに見れなくって、
しかも「俺は羞恥プレイは好きじゃない、絶対好きじゃない」とか考えていたため、
みんなで野球談義になったとき花井君に
「三橋はさ、どういう(野球の)プレイが好き?」
って聞かれて思わず
「しゅ、羞恥プレイはす、好きじゃない、です!!」
と大声で答えてしまった。
…そのおかげで俺はしばらくみんなから、何か喋りかけられる時
「羞恥プレイ好きの三橋は〜」
って自分の苗字の前にこんな枕詞をつけられるハメになった。
…羞恥プレイは好きじゃない、って言ったのに…
投下終了です。
なんか中途半端ですいません…
もっと精進します…
お目汚し失礼しました〜
63 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 22:39:38 ID:+cm+X1PT
>>51 エロで萌えてオチで吹きましたw
二度美味しい作品をありがとう!GJ!
オチが(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
GJ!
投下します
篠岡・ルリ調教とは全く別の話です
エロビみてなんとなく思いついた話なんで
てきとーです御容赦ください・・orz
67 :
変態栄口:2007/08/17(金) 23:22:42 ID:kdERBZNL
「ふぅぅ!はぁっあっ!」
部室に淫猥な声が響く・・・
「ほら、ここがいいんでしょ?」
ぐりぐりと大事な部分をすりあげる。
「うぅ・・・」
「ちゃんと言ってくれなきゃ分かんないよ」
より強くする・・・
「ふぁぁ・・」
「言ってくれないとやめちゃうよ?」
フッと大事な部分から離す
「あぁ・・き・・気持ちいいです・・」
「もっとやってほしい?」
「はい・・もっと強くこすって・・欲しいです・・」
「ふふっ、じゃあやってあげようかな?」
「お・・おねがいします・・」
「まったくエッチな人だね・・・栄口君は!」
ぐりぐりと片足で仰向けに寝ている栄口の男根を強くこする篠岡・・・
68 :
変態栄口:2007/08/17(金) 23:23:39 ID:kdERBZNL
「はぁぁっ!くぅっ!」
「んふふ!気持ちよさそうだねぇ。」
「は・・はい・・とっても気持ちいいです・・」
「正直だねぇ、じゃあご褒美にこの蒸れたニーソを嗅がせてあげるよ!」
もう片方に履いていたブーツを脱ぎ棄てニーソックスを履いている足を顔に近付ける
「ふむぅう!」
鼻息を荒くして臭いを吸い込む
「ふふふ、好きなんでしょ?この臭いが」
「ふぁい、好きです・・」
グリグリと顔に臭いすり込むように押しつける
「ふぁ!あぁぁぁ!」
「ん?イキそう?くっさい足の臭い嗅ぎながらイっちゃうんだ?変態!変態勇人!」
罵られますますたかぶり限界が迫る
「ほらほら!早くイってよ変態クン」
ごしごしとする力を強くする
「ふぁ!あぁぁぁぁ!い・・いく!」
びくん!びくん!
「あ〜ぁ!足がぐちゃぐちゃだよきったないなぁ・・」
「うぅ・・ごめん・・」
「ねぇ・・奇麗に舐めてよ。」
「は・・・はい・・」
ぴちゃぴちゃと精液で汚れた足を舐める
「ははっ!なんだか犬みたいだね。じゃあ今日から私のペットにしてあげるよ。」
「は・・はい・・ありがとうございます・・ぐぁっ!」
ゲシッと顔を蹴る
「違うでしょ?返事はワンでしょ?今度間違えたらリードに繋いで外に散歩だからね!?」
「わ・・・ワン!」
「ふふっ・・それでよし、飼い主には従順じゃなきゃね」
・
・
・
69 :
変態栄口:2007/08/17(金) 23:24:25 ID:kdERBZNL
部室のドアからそっと覗く人影・・・
「うわぁ・・栄口のやつ犬になっちゃったよ・・」
「なんか・・引くなぁ・・栄口のやつこんな性癖あったんだ・・」
コソコソと覗きながら話す水谷と沖
「どうするよ沖・・明日っから俺まともに喋れねぇって・・・」
「俺も・・無理だな・・」
はぁっ・・っと溜息を洩らして今後の栄口との関係をどうするか悩む二人だった。
70 :
変態栄口:2007/08/17(金) 23:26:01 ID:kdERBZNL
う〜ん・・・やっちまいましたね・・・orz
篠岡調教編を書く前になんか遊んでおきたかった・・
>>70 GJ!ナイバッチー!
最初栄口が攻めてると思ったらまさかの展開www
また書いてくださいねっ!!
栄口…wwww
GJ(*´д`*)ハァハァハァ
>>50 挿入したわけじゃないのになんだこのエロさは…
ミハチヨ物は少ないからゴチになった
変態栄口GJGJ!!!!!
篠岡調教編も楽しみにしてます!!
ミハチヨ、変態栄口GJでした!
続いて投下させていただきます。
いけるトコまで千代ちゃんのターンに挑戦中。
早くもグダグダなので、多分長くは続きません。
いきなり千代ちゃんが、かわいそうなことになってますので、
嫌いな方は、徹底スルーでお願いします。
1回の表、西浦高校の攻撃は、1番、センター、泉くん、背番号8。
76 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:17:16 ID:iQHMa9Ax
泉は目の前に立つ相手の背中を、じっと見つめていた。
茶色の髪、華奢な肩、細い腕…。
何もかもが可愛くて、全てが愛しく思える。
もうオレは篠岡が好きすぎて、少しおかしくなってるのかも知れない。
可愛い可愛い篠岡。お前をオレだけのものにしたいよ。
他の奴に優しくしないで。オレだけを見ていて。
どうしたらいい?
どうしたら、オレだけの篠岡になるんだ?
「泉…くん?」
こんなチャンスは、2度とないと思ったんだ。
大好きだよ、篠岡。だから、オレだけのものになってよ…。
77 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:18:05 ID:iQHMa9Ax
「どうしたの…。」
後ろ手で部室の鍵を閉めると、篠岡の顔色が変わる。
「何?やだな。私、もう出るよ?」
足を踏み出すと、畳がほんの少し沈むような気がした。
もしかして、緊張のあまり、少し貧血っぽいんじゃないだろうか。
だってこの手の冷たさは異常だ。
篠岡は身構えて後ずさる。肩を掴むと、小刻みに震えていた。
怯えながらも青い顔で、オレに向けて笑顔を作る。
「どうしたの?もしかして、具合でも悪いの?」
大きな瞳には、不安と心配の色が見え隠れする。
どこまでも、優しい奴。
そんなところもいいけど、それじゃ他の奴らにも誤解されちゃうぜ?
「うん。」
そう答えると、篠岡は驚いてオレの目を見た。
「どこ?練習でどっかおかしくしたの?」
心配そうな瞳に、自分の顔が映っているのに気づく。
うわぁ、オレ、こんな凶悪な顔してんのか…。
思わず笑ってしまって、慌てて顔を伏せた。
「おかしいのは、頭。」
「え?」
「お前のことが好きすぎて、お前のことしか考えらんない。」
78 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:18:50 ID:iQHMa9Ax
千代は状況が飲み込めず、ただ呆然としていた。
練習の後、百枝から渡された備品を、ただ部室に運んだだけだ。
その途中で会った泉が、手伝ってくれて、それで。
部室で話をしていただけなのに!
今、千代は、昼間の熱を失った冷たい部室で、泉に抱きしめられている。
耳元で泉が、千代を好きだと囁いている。
「泉くんのこと…、そういうふうに思ったこと、ない…。」
「今すぐとは言わないよ。ゆっくりでいいから、オレを好きになってよ。」
「だって、い、泉くん。」
「それとも誰か他に、好きな奴いんの?」
「好きな…人。」
千代の目が泉を見て、ぴたりと動きを止めた。
「なぁ?」
答えない千代の耳元に、泉はキスをする。
「あっ。」
我に返った千代が、慌てて泉の胸を押し返すが、泉は動かなかった。
耳の下をちゅ、と吸うと、産毛が逆立ってくる。
「ねぇ、誰?」
「い…、いな、い…。いないぃ…。」
「嘘だね。じゃあ、当ててやろっか?」
「え…。」
79 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:19:46 ID:iQHMa9Ax
「阿部だろ?」
千代がわかり易いくらい、ビクッと体を震わせた。
「やっぱりね。見てりゃわかるよ。嘘ついたってさ。
お前が阿部のこと見てるのと同じくらい、オレだってお前のこと見てたんだから。」
千代は困った顔をして泉を見る。
気持ちは嬉しい。泉の事だって、とても好きだ。
でも…。
「じゃ、じゃあ、泉くん…。え?」
いきなりキスをされて、千代は驚いて泉を突き飛ばした。
「イテ…。」
よろけてロッカーにぶつかった泉が声を上げる。
「ごめ…。でも、な、なんで、こんなこと…。私は阿部くんが、好きって…。」
初めてのキスを奪われ、千代の目に涙が浮かび上がった。
クク…。
「…?」
ロッカーに寄りかかった泉の笑い声に、千代は眉を顰めた。
「なんで、笑うの…。」
「ごめんな?でもさ、他の奴らはみーんな篠岡気に入ってるから、
告れば多分、9割は上手くいくよ。でも阿部だけは無理だろうな。
あいつ、お前が同じ中学だったことも知らなかったんだぜ?
いくらなんでも、他人に興味なさ過ぎるだろ。」
可哀想に、篠岡。これは嘘じゃないんだよ。阿部は無理だ。
だってあいつ、お前のことなんとも思ってねーもん。
野球のことしか、三橋のことしか考えてねーもん。
80 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:21:08 ID:iQHMa9Ax
露骨に傷ついた表情の千代に、泉は追い討ちをかける。
「阿部は、篠岡に全く興味ないんだよ。」
『好きじゃない』より痛い言葉を投げつけ、千代の様子をじっと窺う。
「ひどい…。」
聞き取れないほどの小さな声で言うと、千代ははらはらと泣き出した。
大粒の透明な雫が、落ちてしまうのがもったいなく思えて、泉は指ですくい上げる。
微動だにせず、千代は呟いた。
「触んないで…。」
泉は千代の頬に触れたまま、その瞳をじっと見た。
「なんで、そんなこと言うの?そんなの阿部くんにしかわかんないじゃん!」
「じゃ、なんで泣くの。自分だってそう思ってるから、じゃねーの?」
頬に触れていた泉の手を振り払う。
「い、泉くんなんて、嫌い!大っ嫌い!」
自分から誘うようにして引き出した言葉に、少しだけ傷ついて胸が痛む。
千代の目はもう泉を見ていなかった。
「まぁ、そうだろうな。」
俯いて涙をこぼす千代は、泉が自らのベルトに手を掛けたことに気づかない。
「でもオレは、お前が好きで好きで、しょーがないんだよ。」
81 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:22:25 ID:iQHMa9Ax
しゅるっと音がして、千代が顔を上げると、畳に強く引き倒された。
咄嗟のことに驚いている間に、両腕はベルトで二重に巻かれてしまった。
「な、なに…!」
最後に、部室に置いてある、ボロくてやたら重い長椅子の脚にベルトを固定され、
千代は完全に動けなくなる。
「何するのよ!」
大声で叫ぶと、手で口を塞がれた。
「しー…。」
口の前にひとさし指を立て、近づいた泉の顔は、少しだけ微笑んでいた。
どちらかというと可愛らしい顔立ちは、とてもこんなことするようには見えない。
「何するかって?」
千代の背中に冷たい汗が滲む。
「オレは、嬉しくて気持ちいいけど、お前は泣いて嫌がるようなこと、かな。」
強気の態度を一変させ、千代は青い顔をして震え出した。
泉が千代の口から手を離すと、消えそうな声で哀願する。
「やめてよ…。泉くん、こんなの変だよ…。」
ちょっとだけ胸が痛んだが、泣き顔の千代に泉は妙な興奮を覚える。
ははっ、オレって変態かも…。
「確かに変だよな…。」
千代の目が、瞬きもせずにじっと泉の目を見ている。
うん、そう。そんなふうにオレを見ててよ。
頬に伝う涙の跡を、指でなぞる。唇の横を通って、顎へ。
さっきは、ここで途切れて下にこぼれてしまったんだ。
柔らかい首筋の、薄い皮膚を撫でると、とくとくと血の流れる音がする。
「でもダメ。オレは変でいいんだ。」
泉は千代の胸のボタンに手を掛けた。
82 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:23:50 ID:iQHMa9Ax
「いやだったら!やめて!」
泣き叫んで暴れる千代に、泉は舌打ちする。
襟元を掴むと、左手で千代の頬を打った。
あえて利き手は避けた。それでも、男の力で叩かれれば、当然痛い。
痛いというよりむしろ、熱くて痺れるような頬の感覚に、千代は呆然となった。
「しー、って、言ったろ?」
千代の大きな目が、より大きく開かれたまま、泉を凝視する。
その目には恐怖が色濃く浮かんでいた。
ボタンを全て外してシャツの前を開き、背中に手を回して下着のホックを外す。
千代は小さく抵抗を続けたが、殴られるのを恐れてか、泉が一瞥すると体を竦ませた。
ブラジャーを上にズリ上げると、小さな胸の先端の突起は硬く勃ち上がっていた。
寒い室内のせいか、はたまた恐怖によるものか。
泉の手が乳房を掴む。その手もまた、ひどく冷たい。
「篠岡の裸、何度も想像してオナニーしたよ。」
小さな乳首を舐め上げる。
「他の奴らもきっとそうだろうな。」
もう片方の乳首を指で捏ねる。
「…やめて、へんなこと言わないで。」
「阿部も、してるかな?」
「やめて。」
「してたら嬉しい?お前は阿部を思ってオナニーしてたの?」
「やめて…!」
83 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:25:05 ID:iQHMa9Ax
スカートの中に手を入れると、千代の体が強張った。
太腿を撫で上げ、下着の上から割れ目に指を当てる。
「やめてよ…。」
「やめないよ。」
そう言うと、泉はそこをゆっくり擦り始めた。
「いやだ…、触んないで。なんで?私のこと好きって、言ったじゃない…。
なんで私が嫌がること、するのよぉ…。」
うっすらと湿り始めてきた布を、執拗に擦り続けながら泉は言う。
「お前は好きな奴を、自分のものにしたいと思わないの?
オレはずっと思ってたよ。篠岡の全てが欲しいって。
心がダメなら、体くらいオレにくれよ。」
「意味がわかんないよ…。そんなことしたら、私、泉くんのこと嫌いになる。」
「さっきもう嫌いって言ってたよ。それともまだ嫌いになってないの?」
布をずらして肌に直接触れると、千代は体を捩って逃げようとする。
「ならない、からぁ…。だから、やめてよぉ。」
「嘘だね。」
ぬめった指で、小さな突起を撫でると、千代の腰が大きく弾んだ。
「ここでやめたって、お前はオレを許さないよ。」
スカートを捲くり上げ、ショーツを脱がす。
千代は脚をぎゅっと閉じ、震えていた。
泉の手が、閉じた脚を掴んで、大きく割り開く。
「あっ、やだ、やだぁ!」
「…これが、篠岡の、かぁ…。」
泉がそこに顔を寄せて呟くと、温かい息がかかった。
指で開くと、先ほどの愛撫で、濡れた粘膜が露出する。
泉はそこを、舌でペロリと舐め上げた。
84 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:26:06 ID:iQHMa9Ax
「や、あっ。」
千代の腰が動く。
「気持ちいい…?」
泉はそこを、優しく優しく、丁寧に舐めていく。
「やだ…っ、あ、あっ、うう…。」
「ここに、オレのが入るんだよ。」
そう言って、泉は自分の指を舐めると、そこにゆっくりと埋め込んだ。
千代の全身が緊張して、指をなかなか受け入れようとしない。
へぇ…。
泉はニッと笑うと、指を浅く差し入れたまま、もう1度舌で愛撫する。
「いや…、い、やぁ…。」
経験したことのない刺激に戸惑いつつも、千代の体は快感に抗えず開いていく。
第2間接までやっと入っていた指が、ぬるりと滑って奥まで入った。
温かくまとわりつく粘膜を、指の腹で押すようにゆっくりと擦る。
変わらず舌は敏感な突起を舐めている。
千代は唇を噛んで身悶えていた。
感じてんだ、篠岡。
舌に纏う熱いぬめりと、指が中へと引き込まれてしまいそうな強い締め付け。
入れたい入れたい入れたい。
この中に入り込んで、直に篠岡の熱を感じたい。
85 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:27:29 ID:iQHMa9Ax
「いやっ…、は、あっ…!」
…イッたかな?
ぐにゅぐにゅとうねる千代の中を、確かめるようにかき混ぜて指を抜く。
中からはトロリと蜜が溢れ出た。
全身に薄く汗をかき、浅く早い呼吸をしている千代にくちづける。
拒まれることはなかった。
泉がジッパーを下げ、すでに臨戦体制となった自身を引き出す。
快感の余韻でぐったりとしていた千代が、それに気づいて暴れだした。
紅潮していた顔は、みるみる蒼褪めていく。
腕を縛りつけた椅子が、ガタガタと揺れた。
「泉くん、お願い。私、初めてなの、したことないの…。
だから、許して。お願い…。お願いします…。」
泉は千代の脚を抱え上げ、その間に膝をつく。
「なおさらダメだよ。篠岡に最初の傷をつけるのはオレだ。
他の奴になんて、絶対譲らないから。」
秘裂にペニスを押し当てると、千代の体が硬直する。
「お願い…。いや…。」
うわごとのように繰り返す千代に、泉は優しくキスをする。
「そんなにガチガチだと、余計痛いと思うよ。
オレは絶対やめないからさ、もう諦めて力抜きなよ。」
86 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:28:23 ID:iQHMa9Ax
「や…、う。」
泉の手が再び千代の口を覆う。
「行くよ。」
そう言うと、泉は片手で千代の肩を抱え、一気に奥まで侵入した。
「!!」
口を抑えなくても、千代は一言も発しなかった。
ただはぁはぁと手の下で息をついて、体を震わせている。
「あぁ…。篠岡、入ったよ。う…、きっつ…。」
ゆっくりと引き抜いて、また押し込めると、泉の手の下で、千代が呻く。
塞いだ口で何やら訴えているのを聞こうと、覆った手を離す。
はぁっと息を吐いた千代を、泉は見つめた。
光を失った千代の瞳に、背中がゾクゾクする。
「痛いの…。泉くん、もうやめて。もう気が済んだでしょ?
ちゃんと私には泉くんの傷がついたよ…。」
見上げた泉の顔は、うっすらと頬に赤みを増して、笑っているように見えた。
その表情に、千代は諦めて体の力を抜いた。
87 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:29:34 ID:iQHMa9Ax
自分の呼吸が、耳に大きく響く。
気持ちいい、気持ちいい…。
千代はもう力なく揺さぶられるまま、ただ時が過ぎるのを待っている。
「篠岡…。可愛い、大好きだ。」
顔を掴んで唇を奪っても、ただ虚ろな表情で天井を見ているだけだ。
泉はポケットから携帯を取り出して、千代に向けた。
突然小さな光に照らされたかと思うと、パシャッとシャッター音がする。
今まで人形のように動かなかった千代が、ゆっくりと泉を見た。
「やだ…。何してんの。」
泉は答えず、シャッターを押し続ける。
「やめて!いや!」
暴れだす千代を片手で抑えると、泉はそのまま携帯を後ろに投げ捨てた。
「いいじゃん…。篠岡の可愛い写真が欲しかっただけだよ…。」
「もういやぁ!やめて、やめてよ!」
千代が泣きながら暴れると、泉はじわりと体が熱くなった。
「生き返ってよかった。反応ないと、虚しくなる。
オレ今、篠岡とやってんだって実感、やぁっと湧いてきたよ。
はぁ…。気持ちいいよ、篠岡。オレ、イキそうだ。」
88 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:30:22 ID:iQHMa9Ax
泉の言葉に、千代の表情が強張る。
「やめてよぉ…。お願い、泉くん。」
「ふ、中で出すなって…?」
千代がぼろぼろと涙を流して頷く。
「ほんとはオレの子産んじゃって欲しい勢いだけど、まだ高校生だしね。
もちろんそんなことしないよ。」
安堵の息を漏らした千代を、泉は激しく突き上げた。
「い、たい。泉くん、やだっ…!」
「はぁっ、痛がる顔も可愛いな、篠岡。…イクよ。」
ズルッと抜き出したペニスは、粘液で淫靡にぬらついていた。
「や…。」
勢いよく放たれた精液は、顔を背けた千代の頬に命中する。
「くはっ…。あ、あ。」
手で擦って、最後に1滴まで搾り出す。
泉がぬめった手のひらを見ると、粘液にはうっすらと血が混じっていた。
89 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:31:13 ID:iQHMa9Ax
「なんで、こんなことすんの…。」
千代の震える肩に手を置くと、強く払いのけられた。
白いシャツは、泉の精液で濡れ、ところどころ薄く透けている。
「なんで…?お前が、好きだからだよ。」
「好きだったら、何してもいいの?」
肩越しに、千代の目が泉を睨む。
「さぁ…。どうだろうね。
ほんとはお前が、オレを好きになってくれれば1番いいんだけど。
そうはいかないんだろ?なら仕方ないじゃん。
いつも笑ってる篠岡の、そういう顔も見られたしね。」
「頭…、おかしいんじゃないの?」
泉は笑った。
「初めから、おかしいって言ってんじゃん。」
千代は立ち上がって、内鍵を開けた。
「篠岡。」
泉の声に、体が竦む。
「明日、オレんちおいでよ。もっとイイコトしよう。」
「…誰が。」
ノブに手をかけようとすると、千代の携帯が鳴った。
おそるおそる携帯を見ると、1通のメールが届いていた。
『泉くん』
90 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:32:32 ID:iQHMa9Ax
後ろを振り返ると、泉は携帯を手に、壁に寄りかかって笑っていた。
千代は自分の手の中の携帯に目を戻し、震える指で受信メールを開く。
「明日、ね。」
立ち尽くす千代の横をすり抜け、泉は部室を出て行った。
メールに本文はなく、先ほどの行為の生々しい画像が添付されていた。
思うように動かない指で、画像を削除する。
心臓の音が、頭まで響いて痛い。
「う…、うぅ…。」
千代は膝から崩れ落ち、携帯を握り締めたまま泣き続けた。
…
部室の電気がいつまでも消えないのを、泉は見つめていた。
昼間は暖かかったのに、今吐き出す息は白く、冷たい風が体に刺さる。
頭おかしいんじゃないの、か…。
あまりにも的を射た言葉に、笑いが込み上げる。
「ほんとにな。」
笑う泉の頬にも、一筋の涙が伝って落ちる。
痺れるように痛んだその跡を拭うことなく、泉は歩いていった。
91 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 03:36:43 ID:iQHMa9Ax
おわり…。
長いわりによくわからん話ですね。
どうも自分がこういうのを書くと、嫌な奴になってしまうな…。
泉も好きです。ごめんなさいごめんなさいorz
>>91 ルル様・・・じゃなくて泉GJ!!!
泉ならやりかねないぜ・・・
1
「あ!!!俺.昨日オナニーすんの忘れた!!」
部活が終わって部室で着替えてるとき
また田島のオナニー発言が出た。
いつものことだか、部員みんなからため息が出る。
「田島、お前そういうことばっか大声で言うなよな…」
と半呆れ顔の花井が言った。
「いやぁ、つい思ってること言っちゃっうんだって。
いつもことだし、気にすんな!」
田島は全然悪気のない顔でニシシッと笑った。
「なぁ、もしかして田島毎日やってんの?」
隣で着替えてた泉が聞いた。
「当たり前だろー。
つか、毎日やらねぇと欲求不満で死ぬから。」
「えー!まじかよ。」
「よく体力持つよな…。」
「そういや俺最近してねぇかも。」
なんていろんな意見が出る。
やっぱり大変な練習のあと、毎日やるのは田島ぐらいらしい。
「お前さ、一体誰想像して抜いてんの?」
ずっと黙ってた阿部がいきなりしゃべりだした。
「誰って決まってんじゃん!モモカンだよモモカン!!」
平然とした様子で言う田島。
2
「あ、俺も俺も!!」
「俺もモモカンだな。」クソレこと水谷や、泉が同意した。
それがきっかけとなって次々とみんな暴露していく。
「まぁ確かに監督で抜きたくなる気持ちわからなくもねぇけどな。」
「実は俺も一回だけ…。」
「つーかあの体つきはエロすぎだろ!!!」
「「「だよな〜!!」」」
「そういう阿部は誰でやってんの?」
「俺は…、篠岡とか‥かな。」
少しどもりながら言う。
「そういやお前、微乳派だっけ?」
「なら監督じゃ抜けねぇよな。」
「…うっせぇな!
ただデカいだけの乳より手にフィットする方が断然いいだろ!!!」
顔が赤くなるまで語る微乳派な阿部。
3
「なーに熱くなってんだよ。」
と冷やかされて更に赤くなった。
「でも篠岡もかわいくね?」
「そういや、そうだな。胸もモモカンには負けるけど普通にあるし。」
「そういや三橋は誰で抜いてんの?」
みんなの後ろで着替えていていきなり話しかけられていつもみたくビクついた。
「お、おれは……監、督…‥だよ。」
「しのーかでは抜かねぇの?」
「篠岡さん‥は、胸…な、い‥し」
「お前は巨乳派だもんな」
阿部がわかりきったように言う。
「まじで!?」
「うわ〜、意外‥。」
「で、でも!た‥たまに、する、よ!!
篠岡‥さん、でも。」
「いや、そこは別に言わなくても‥。」
「結局みんなはどうなんだよ。
モモカン派なのか?それともしのーか派?」
この田島の発言によってなぜか2つに分けられることになった‥。
4
「俺、モモカン」
「俺も!!」
「やっぱ監督だろ〜」
「俺は篠岡。」
「しのーかかな。」
「モモカンだな!!」
「ん〜、篠岡かな‥。」
みんな暴露しすぎてもう羞恥心のかけらもない。次々に自分の好みを言っていった。
数分後‥
「結果発表〜!!」
田島が楽しそうに書いていった紙を見る。
「結果はモモカン7、しのーか3!!!」
「やっぱり一番はモモカンだよな〜!!!」
「うんうん!あの胸は国宝級だぜ〜!」
「一回触りてぇよな。」
とモモカン入れたものはみんなモモカンについて語りだした。
「なんなんだここのみんなは‥。やっぱりデカいのがいいのか!?
いやっ、きっとそれだけじゃないはずだ。胸はやっぱ…」
しのーか派だった阿部は青い顔をして一人ぶつぶつとしゃべりだした。
結局このあと下校時間になり、みんななにもなかったかのように返っていった。
5
次の日誰よりも早く来た篠岡が部室にある机の上の紙に気付いた。
「これ…なんだろ?」
裏にされていた紙を表に返すとそこには大きい字で
【オナニーネタの多数決!!勝つのはどっち!?モモカンVSしのーか】
と書いてあり
さらにその下には正の字があってモモカンの方が多く、いろいろな意見まで書いてあった。
このあと、篠岡がモモカンに無言でこの紙を渡したのはいうまでもない…。
一応終わりです…
しょぼくてすいません。
文才なくてすいません。
99 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 06:51:51 ID:Wseub5Dr
しのーかマネジやめちゃうだろwwwwwwwwwww
>>67も
>>76も
>>93もGGGJJJ!!!
Sなしのーか萌え(*´Д`)
泉エロ酷いけど切ないな…
確かにしのーかマネジ辞めちゃうぞwww
んな証拠残すなwww
101 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 07:48:13 ID:k06v2rtR
>>93 GJ!阿部ショック受けすぎw
とりあえず最後に部室出た奴、名乗り出なさいw
>>91 泉って新鮮ですね。続き読みたいです。
この2人もいいし、傷ついてるしのーかを
阿部に上書きして欲しい気もするし
>>93 しのーか派の残り2人は誰だw
>>91 GJ!クールなドSっぷりが泉らしかった
泣いてる千代ちゃんかわいいな
>>102 阿部で上書きなんて読んでしまったら泣いてしまいそうだ
>>91 GJです!!続き読みて〜
最後には泉幸せになってくれ
>>91 泉のクールでどこか客観的(&自虐的)に自分を見てる感じがよく出ててうまいな
>>87あたりの千代ちゃんが可哀想すぎて泣きそうになった…
これで終わりもアリだろうけど救済編読んで安心したいです(;´Д`)
むしろ阿部で更に突き落としてほしい気もry
なんにしてもGJ
>>91
107 :
イズチヨ:2007/08/18(土) 20:53:55 ID:iQHMa9Ax
レスありがとうございます。
続きで彼らが幸せになれるか、ざっと考えてみたら…。
今回の倍くらい長い話になってしまいそうですww
ちなみに阿部には、前々スレくらいですでに酷い目に合わされてます、千代ちゃん。
なので、それは勘弁ww
一日覗かなかったらすげえネ申が降臨されたー!
イズチヨすげえドキドキしました。痛いはずなのに切ないな。
阿部に上書き萌えるww
自分のイメージにぴったりすぎるイズチヨ話が投下されててびっくりした!!
作者様GJすぎます!!!!
続きwktk!!!!
>>91 そういや中の人ルルだったな、泉は。
奴も確かに血の繋がった奴にしか欲情しない変態だからな
>>91 どこかひんやりとしてて、けど切ない話で
すごく面白かった。GJ!
西浦の部室ってまだ出てきてないけど、畳敷きにしてる人多いね。
4巻の敵校で着替えてたシーンを部室と勘違いしてるのかな?
いきなり投稿
ある日の西浦高校野球部の部室
ある日
部室ではある行為が行われていた。
それは男と女の関係であった。
女は野球部の監督、百枝まりあ
男は野球の捕手、阿部隆也だった。
その行為は二人が初めて出会ったときから行われていた。
しかし今回だけは違っていた。
「ぁん…う…ぁぁああ!!」
「ぅおおお!!」
百枝と阿部は同時にイッた。
そして一息ついた時、阿部が
「監督、今日は見せたい物があるんですよ」
と言って電気のスイッチの方へ近づいて行った。
百枝は暗闇の中で何を見せられるのかとドキドキしていた。
今言っておくが百枝は服を着ていないのである。
「監督、電気付けますよ」
と言って電気を付けた。
百枝は眩しさのあまり目をつぶったが、すぐに開けた。
そして百枝はそこにある物に驚いていた。
「み、三橋君?」
そう、そこにいたのは西浦のエース、三橋だった。
三橋の目はまっすぐ百枝の胸に向いていた
しばらくの沈黙の後、阿部が口を開いた。
「どうですか?監督」
「どうって……どうして三橋君がここにいるの!!」
百枝はかなり動揺していた。
そして三橋がどもりながら答えた。
「ぅ…あ、阿部君が…こここ、ここに来いって……」
一拍おいて三橋は続けた。
「あ、べ君が良い物を、見せてくれるって……
来ないと、サインはやらないって……」
三橋は目をうるうるさせながら言い終わった。
阿部はその間、ずっとニヤニヤしていた。
「阿部君、どういうつもり!!」
百枝はキレ気味で言った。阿部はニヤニヤしながら
「三橋は童貞だから、監督でさせようと思ってね」
「こんな事はもうダメ、帰る!!」
と言って服を取に行った。それを見た阿部は、
「いいんですか、こんなのがあっても?」
と言って自分のかばんからデジカメを取り出した。
それは、百枝も秘所などが写されていた。
それを見た百枝は泣きそうな顔で言った。
「お願い、それだけは……」
「そうでしょうね、こんなのがバレたらやばいですよねぇ、
なんなら学校中にばら撒きましょうか?」
百枝はおとなしく元の場所に戻った。
そして阿部はきょどきょどし始めた三橋に声をかけた。
「三橋!監督に何して欲しい?」
「ぅ……あ…ぇ」
「なんって言ってるかわかんねーよ!しゃんとしてしゃべれ!!」
三橋はビクッとしてゆっくり答えた。
「か、監督の…口で…おお、俺のを…なめて欲しいです……」
最後の方は消え入りそうな声で言った。
「はっはっはっは!!」
阿部の高笑いが部屋中に響いた。
「だってですよ監督、どうしますか?」
百枝は顔を真っ赤にしながら首を振った。
「それは嫌だってことですよね、イコールばら撒いていいってことですよ。」
三橋は心の中で阿部君は鬼と言っていた。
「どうします、監督」
百枝は黙って歩いて三橋の前でしゃがんだ。
そしてゆっくりズボンとパンツを下げた。
三橋の物はすでに大きくなっていた。
その大きさは阿部の物とは比べ物にならなかった。
「お、おっきい……」
思わず百枝は呟いた。
それを聞いた三橋は顔を隠そうとしたが、
後ろから阿部ががっちりと抑えていた。
「う…え…」
三橋は喜びとも恥ずかしさとも取れる声を出した。
百枝は動きが止まっていたが阿部が
「早く舐めてくださいよ」
と追い討ちをかけた。
すぅと息を吸い込んで百枝は口にふくんだ。
「うぇ…あ…ぁあああ!!」
と早くも三橋はイッてしまった。
「全部飲み込んでくださいよ」
と鬼、阿部が言い放った。
ごくごくっと百枝は飲み干した。
「監督はそこに寝転がってください、三橋、」
阿部は百枝が寝転んだのを確認して三橋を呼んだ。
「三橋、入れろ」
と小さな声で囁いた。
「うっ」
と言って頷いた。
そして百枝の方に近づくと、いきなり秘所に入れた。
そしてしばらくして阿部が百枝の後ろの穴に入れた。
そのあとその行為がしばらく続いたとさ……
〜〜〜 終 〜〜〜
いきなり投稿すいませんでした。
あまり面白くないですよね
118 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 07:26:42 ID:5ajCzRxN
119 :
イズチヨ:2007/08/19(日) 16:59:35 ID:qfplM6BC
>>113 ずっと西浦の部室だと思い込んでた。相手校だったのか…。
言われてみれば、相手校の選手がグラウンド整備してますね。
確かに畳の部室とか見たことないしw
畳設定してる人多いって、全部自分だったりして…orz
本誌未読なんだけど、まだ部室出てきたことないんですか?
>>117-118 阿部短小なのか、三橋巨根なのかww
自分のイメージは後者。
あと、レスくださった方々ありがとうございます。嬉しい。
答えはいずれ本編でわかる、かもしれない
三橋早いw
部室は二巻で出てるだろ。三橋の誕生日の回。
着替えている場所が部室なんじゃないかと。
>>122 勘違いしてるぞ。誕生日は4巻で着替えてるのは
確かに考えてみると相手の学校の気がする。
グラ整してるのも相手だし、ダグアウト(ベンチ?)も西浦のじゃないな。
その後着替えもしないで帰るとは考えにくいし。
つか自分も投下してるけど、あれ部室だと思い込んでた…orz
練習試合は、グラウンド提供チームが後攻するので
あのシーンは相手校で確定だよ。
6(先攻)-2(後攻)で西浦が勝ってる。
最近投下少ないですね…
つコミケ
あべべ
前スレのミハチヨの続きと、小ネタ神の降臨を心から待ってる
千代ちゃんが幸せな話が読めると嬉しいなー
水谷で今書いてるよー
栄口なら、今日中に行けるかもしれない。
続きはまた来週と言って去っていったミハチヨの続きを首を長くして待ち続けてる
レンルリ別荘編もいつまでも待ってる……
水谷も栄口も楽しみ!
お待ちしてます!
しばらくこれなかったうちに、なんという神作品たち
ほんっとどの作品もGJ!どれもこれも楽しみましたw
投下しにきたのに神作品を読みふけってしまった・・・。
小ネタです。
カプ西広×篠岡 エロのみ 意味?はて?
気に入らない人はスルーヨロシク。
「あ、あの、ちょっと待って・・・。やっぱり・・・その。」
「え?そ、そう?やめておく?」
ホテルの一室で、深いキスを交わした後の、
篠岡の訴えに西広は優しい言葉をかけた。
「で、でも・・・。その・・・。」
せっかく人目につかず入ったホテルだということと。
高校生の身分でこういう所はめったにこられないということ。
もう二度とないかもしれないチャンスだということに。
篠岡はためらいを見せた。
そんな篠岡の葛藤を読み取ったのか、西広は優しい笑顔を見せる。
「いいよ、お金のこととか気にしないで。
篠岡に怖がられる方が、よっぽど怖いから。また、今度にする?」
「でも・・でも・・・。」
羞恥と恐怖と葛藤がぐるぐると回っている様子の篠岡を見て
西広はふっと微笑んだ。
「篠岡、可愛い。」
そういって、ぎゅっと抱きしめる。
「篠岡が、嫌がることは絶対しないよ。大丈夫。」
その言葉に篠岡はばっと顔をあげて涙目で西広を見つめる。
「ち、違うの!い、嫌じゃないよ!ちょっと・・その・・・怖い。」
西広はそんな篠岡を優しく見つめながら、ほつれた髪を篠岡の耳にかける。
「じゃ、最後まではいかないから、途中まで・・・いい?」
「う、うん。」
「ね、その・・・服脱いで?」
西広の提案に、篠岡は真っ赤になる。
「ええ?ど、どこまで?」
緊張と羞恥のあまり、篠岡はとんちんかんな返答をしてしまった。
「えっと・・・じゃあとりあえず上脱いでよ。」
真っ赤な西広も少々ずれたことをいう。
おずおずとしたてつきで、篠岡は上のシャツを脱ぎ、キャミソール姿をさらす。
それを見て、西広も自分のシャツを脱ぎだした。
そのまま下に着ていたTシャツも脱ぐ。
日焼けしていない、しっかりと筋肉の着いた上半身が篠岡の目の前にさらされる。
篠岡はさらに赤くなった。
その目線に気づき、西広も赤くなる。
「ほら、ここ、半袖焼けカッコ悪いよね。」
くっきりと半袖の形に焼けた境目を指さして、篠岡に見せる。
「野球焼けだね。でも、ホラ、私も結構すごいよ。」
篠岡も自分の腕の日焼けラインを指さして西広に見せた。
篠岡の差し出した腕を西広はそっと掴んで、そのラインに口づけた。
「女の子なのに。こんなになるまで、いつもマネジありがとう。」
篠岡はまたもや赤くなる。
そのまま腕を引き寄せ、西広は篠岡を胸の中にすっぽり包み込んだ。
頬に、西広のしっかり着いた筋肉を感じて、篠岡は混乱する。
「なんか、篠岡とこうしているなんて、夢みたいだ。」
「え?そ、そう?」
「オレを選んでくれて、うれしい。」
「え?」
その言葉の意味が分からず、問いかけるように顔を上げると
待っていたかのように、西広の唇が降りてきて、篠岡の唇を塞いだ。
そのまま、舌で割入って、篠岡の舌を絡め取る。
「ん・・・・。」
普段からは考えられない西広の積極さに、篠岡は戸惑いながらも
西広の舌の動きに、答える。
不意に、西広の手が、篠岡の胸に触れた。
その瞬間、篠岡の体がびくんと跳ねた。
「あ、ごめん・・・これも怖い?」
慌てたように手を離し、西広は篠岡に謝った。
胸を触られるのは初めてではないのに、
場所のせいか、緊張が体に直に現れるようで。
篠岡は真っ赤な顔のまま、泣きそうな目で西広を只、見つめる。
西広はふっと微笑んで、そっと篠岡のキャミソールの裾を掴んだ。
「手、あげて?」
言われるままに手を挙げた篠岡から、するりと抜き取る。
「ね、見てもいい?」
篠岡はもう顔を上げていられなくなり、思わずうつむいてしまったが
それを西広は肯定ととらえたらしい。
プチンと篠岡の背中のホックをはずした。
西広の目の前に晒される、篠岡の小振りな乳房。
篠岡の耳に、西広が息を飲む音が聞こえた。
「ご、ごめんね・・・。その、小さくて。」
なんともなしに西広のおへそを見つめながら、篠岡は本音を漏らした。
「なんで?すっごくきれいだよ。」
「だ、だって・・・カントクはあんなにおっきいし・・・。」
「そんなの、気にしちゃだめだよ。カントクはカントク。篠岡は篠岡だ。
オレは篠岡のがいい。」
優しい言葉につられて篠岡が顔を上げると、いつもの西広らしい笑顔で
篠岡を見つめていた。
篠岡は、すっと、不思議なぐらい緊張が解けたのがわかった。
「西広くん・・・・。」
篠岡の口から漏れた言葉に誘われるかのように、西広は篠岡を引き寄せ
唇を塞ぎながら、手は優しく乳房に触れた。
そのままゆっくり揉みしだく。
手全体ですっぽり覆い、きゅっと力を込め、指でやわやわと刺激する。
手のひらで突起を優しく転がし、指できゅっとつまむ。
「や・・・ああん・・・。」
篠岡の口から思わず、あえぎが漏れた。
西広はそのままゆっくりと篠岡を横たわらせ、唇を首筋に移動させ、
そのまま押しつけながら、鎖骨から乳房へ降りていき、突起を口に含んだところで止まった。
舌で転がし、押しつぶし、唇で挟む。
「や・・・あああ・・・んん・。」
篠岡の声はひときわ大きくなり、西広はいっそう行為に没頭する。
西広の手がゆっくり篠岡の太ももに触れ、そっと撫でた。
そこで手を止めて、西広は篠岡をじっと見つめる。
「ね・・・・いいかな?」
西広のいわんとすることを瞬時に理解して、篠岡は一瞬視線をさまよわせたが、
すぐに西広と視線を合わし、こくんとうなずいた。
西広の手が、そっと篠岡の下着の上からなでる。
誰にもふれられたことのないその場所を西広が触れている羞恥よりも、
襲ってきた刺激に心は奪われる。
「んん・・・・ああん。」
スカートのファスナーが下げられ、西広の手がスカートを足から抜こうとする動きに
会わせて、知らず腰を浮かすと。
そのまま下着ごと、はぎ取られた。
「えええええ!?あ、あの!」
思わず素になって西広に抗議する。
篠岡と目があった西広はにこっと笑って言葉をつづけた。
「ごめん・・・つい・・・。」
「あ、あのついって・・・。西広くん・・・。」
羞恥心のあまり、シーツをたぐり寄せ、くるまる。
西広はシーツごと篠岡を抱きしめ逃がさない。
「篠岡を、全部知りたい。だめかな?」
篠岡の耳元でそっとつぶやく。
いつもの西広とは違う、やたら艶めいたその響きに、篠岡はどきっとなった。
ささやくその言葉は、甘く篠岡の耳朶に触れる。
「だめじゃ・・・ないよ。」
その返答以外、篠岡にはできなくて。
西広の手が篠岡の脚をゆっくり開いて行く。
篠岡は目をぎゅっとつむり、自分の恥ずかしいところが
西広の目にさらされる羞恥心をぐっとこらえる。
西広の指がすっと割れ目にそってなでた。
「ひゃっっ!!」
「ぬれてるね。篠岡。」
篠岡は思わずシーツをぎゅっと引き寄せ、顔を隠す。
西広はそれを追うように篠岡からシーツをはぎ取る。
羞恥のあまり目を潤ませた篠岡と目を合わせ、ニコっと笑う。
「篠岡。かわいいね。」
「うう、西広くん・・・ひどい。楽しんでる。」
こんなに、恥ずかしいのに・・・と消え入りそうな声で続けた篠岡に、
西広は頬に、額に、耳元に、キスを降らせる。
「うん。すっごく楽しいよ。当たり前だよ。そんなの。」
シーツの中に、一緒にくるまってきた西広は、いつのまにか全て脱いでいて。
篠岡の脚に、西広のものが当たる。
「あああ、あの!あ、脚に!」
「あ、ごめん。」
謝罪とともに、西広は腰を引いた。
西広は腕を篠岡の首の下にくぐらせ、腕枕をする形になった。
そのまま篠岡の肩をつかみ、ぎゅっと引き寄せる。
自分の裸の体に、西広の裸の体を直に感じて。
篠岡は体の奥がじんとなるのを自覚した。
「今日は、ずっと、こうしてようか。」
至近距離から篠岡を覗き込む西広はどこまでも優しくて。
自分が西広に、無理な我慢をさせているのではないかと、申し訳なくなる。
しかし、自分の身に起きる変化は予想もつかなくて。
だけど、密着した体から伝わる西広の熱はどこまでも暖かくて。
篠岡の目から、涙がこぼれた。
「ど、どうしたの?し、篠岡?」
焦った西広の手が、篠岡の頬に触れる。
「ご、ごめんね。西広くん。わたし・・・。」
西広が、最大限の自制心を発揮して、我慢していてくれるのが
篠岡にわかって。自分を責める気持ちでいっぱいになる。
その不安を、西広は察したようだ。
「いいんだよ。さっきも言ったよ?今日はもう、なにもしない。
こうやって、くっついているだけでも、オレは幸せだよ。
ちょっとづつ、すすんで行ったら良いんだよ。焦るのは多分良くないんだ。ね?篠岡。」
西広の指が、ゆっくり篠岡の涙を掬っていく。
篠岡の自己嫌悪も、一緒に掬って行くようで。
篠岡はやっと笑顔になった。
「うん。ありがとう。西広くん。」
「篠岡。好きだよ。」
唐突な西広の告白に、篠岡は真っ赤になりながらも、一生懸命答える。
「わ、私も、好き。」
二人は、ゆっくりと唇を合わせた。
「に、西広くん。あの・・いいよ。」
「え?」
「さ、最後まで・・・。」
「本当に?大丈夫?篠岡。」
篠岡は決意を込めて西広を見つめる。
「うん。大丈夫・・・だから。」
その言葉に誘われるかのように、西広の手がゆっくりと篠岡の体を撫でていく。
首、肩、背中、胸、おなか、おへそ。
そして、その下。
西広の細い指が篠岡のうすい茂みでくるりと指を一回転させると
篠岡はちいさく嬌声をあげた。
「ひゃっ・・。」
西広の指は篠岡の中心に到達し、そっと刺激を与える。
と、同時に、篠岡の首筋に、西広の唇が触れて、軽く挟みながら鎖骨まで下る。
「は・・・・ひゃぁ・・・・。」
自分の恥ずかしい所から、はしたなく溢れ出るのがわかる。
「ね、篠岡。最初ってね。ほんとは女の人が上の方が、負担は軽いんだって。」
「え?ええ?」
「自分のペースで、できたほうがいい?できる?」
西広は自分の躯を気遣って、いろいろ調べてきたのかと思うと
恥ずかしくも、うれしくもある。
痛みは確かに恐怖だが、自分で耐えるのもいいのかもしれない。
「う・・うん。わかった。やってみる。」
ベッドの上に仰向けに横たわった西広を、篠岡はゆっくりまたいで、自らいざなう。
「ゆっくりで、いいから。」
そっと、腰を落としてみる。
つるりと西広のものが滑って、はずれた。
「あ・・・。」
篠岡が思わず西広を見ると、にっこり笑った西広がいる。
その笑顔に安心感を覚え、もう一度チャレンジする。
腰を浮かして、そっとあてがって、腰を落とす。
ぐっと何かが自分に割り入ろうとする感覚に、思わず腰を浮かしかけるが、
我慢して、さらに腰を落とす。
じわじわと、身が張り裂けそうな痛みが篠岡を襲う。
「う・・・ああ・・・いっ・・・。」
「大丈夫?篠岡?」
十分時間をかけて、篠岡は西広を受け入れることに成功した。
篠岡は荒く息をつき、目尻に涙を浮かべ、しかし西広と目を合わせ、微笑む。
「は、はいったよ・・・。西広くん。・・・どう?」
「最高に、気持ちいいよ。篠岡。」
「本当に?私で、気持ちいい?」
「篠岡、好きだよ。」
「私も・・・好き。」
篠岡は、痛みをこらえながらゆっくり身体を西広に沿わせて、自ら西広の唇を塞いだ。
「身体、大丈夫?篠岡。」
「うん。大丈夫だよ。動いてないからかな?」
あの後、西広は篠岡の負担を考えて、そのまま達せずに抜き、
二人で風呂に入って、時間ぎりぎりまでねばってから、ホテルを後にした。
人目には十分注意しながら。
「ね、私たち、より深く知り合えたかな?」
おずおずと尋ねた篠岡に、西広はふっと微笑んで。
「当たり前だよ。今まで以上に、篠岡を好きになった。」
篠岡の顔は夕焼けよりも赤く染まった。
それを見る西広はどこまでも優しく微笑んでいた。
---終る---
いや、ほんと、サーセンw
目汚しスマソorz
夢は前々スレあたりで挫折した篠岡×沖のエロパロを書くことです。
西広らしいなぁ…
GJでした(*´д`*)
いいもの読ませてもらいました。ありがとう。
待ってました!
西広先生の優しさと、上手さに萌えまくり(*´Д`*)ハアハア
投下に来たけど、もうどうでもよくなったww
小ネタエロス最高!
先生いい!こなれてるなあw
沖千代楽しみにしてます!!
しのーか「あぁ・・・ん・・・いいよ、三橋クン、気持ちいい・・・」
三橋「ハァハァハァハァ・・・アッ・・・!」
しのーか「え・・・ど、どうしたの?」
三橋「ワ、ワイルドピッチしちゃった・・・」
>>145 wktk! 全裸でお待ちしております。
西広先生の優しさに激しく萌えました!
幸せな二人の話で心があったかくなった。GJ!
先生ずっと待ってたよ!!!!
gj!!!!
151 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 15:38:32 ID:59wn557X
なんか、先生手馴れすぎてね?
まさか……、いや、まさかな
きっとしのーかの為に勉強しまくったんだよw色々ww
昨夜は西広先生萌えの為、撤退してしまいました。
いけるトコまで千代ちゃんの(ry
前回はちょっと鬱だったので、今回は普通に。
泉が続くと思ってた方、もしいたらすいません。これから(多分)書きます。
2番、セカンド、栄口くん、背番号4。
「え、栄口くんと、まだやってないの?」
「しー!バカ、声大きいよ!」
友人の驚いたような声に、千代はあたりを見回す。
野球部員達は少し離れた席で、昼食をとっていた。
誰もこっちを気にしている者はいないようだ。
千代は小さく息をついて、友人に向き直る。
「…まだ、だよ。おかしい?」
「おかしいっつーか…。だってあんた達、もう4ヶ月くらい経ったよね、
つきあい始めてさ。」
千代は無言でこくりと頷いた。
「なんもなし?おっぱい触られた、とか。あ、キスくらいはしてるよね?」
「キ、キスは、してる…、けど。」
「だけ?」
「う…。」
千代は口篭もった。
「はぁ〜、キスだけ?高校生なのに?なんだ、栄口くんて、奥手なのかな。」
ほんとは、1回だけ服の上から胸を触られた。
驚いた千代が思わず拒んでしまってから、彼は千代にキス以上のことはして来なくなった。
「それとも、インポだったりして?あはは。」
「違うもん!」
机をドンと叩い千代に、クラス中の視線が注目した。
156 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:42:12 ID:S087qcfO
「うわわ、千代、ごめん、冗談だってば。」
涙目になった千代に、周りを気にして友人が慌てて謝る。
「ううん、私もごめん。おっきい声出して…。
でも、栄口くんのこと、変なふうに思われたらやだ…。」
「お、思わないよ〜、栄口くん、真面目っぽいもんね。
きっと、千代のこと大事にしてくれてんだよ。ねっ?」
「うん…。」
大切にしてくれてる、とは思う。
優しいし、絶対に千代が嫌がることはしない。
だから、あれきりもう千代の体に、性的な接触はしてこない…。
でも、それはもしかして、自分に興味を失ってしまったからじゃないだろうか?
そんなことをぐるぐると考え、千代は不安で仕方なくなっていた。
同じ中学出身の千代は知っていた。
栄口には、中学を卒業するまでつきあってた相手がいたことを。
クラスは違ったので、詳しくは知らない。
でも、仲良く手を繋いで帰るのを何度か目撃していた。
あの子とは、したのかな?やっぱり向こうの方がいいって、思ってるかも。
そう考えると、手も足も出ない過去のこととわかっていながら、嫉妬と不安で心が揺れる。
「そんなに不安になってるなら、さっさとやっちゃえばいーのに。」
「で、でも…。」
友人の言葉は直球すぎたけれど、不安なのは確かだ。
原因は自分にある…。
157 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:42:55 ID:S087qcfO
「紅茶でいい?」
「うん。」
何度目かに訪れた栄口の部屋で、千代はひとりずっと緊張していた。
ちらっと見ると、ベッドは朝のままなのか、乱れている。
今日は覚悟を決めてきた。いつまでも何もないから不安になるんだ。
来る途中で借りてきた、甘ったるいラブストーリーのDVDを並んで見る。
千代の頭に、ストーリーは全く入ってこない。栄口は早くも眠そうだ。
自分達の微妙な距離に気づき、千代は少し体を動かして栄口に寄り添う。
栄口はパッと千代を見たが、そのまままた画面に目を戻した。
「あんま、おもしろくなかったね。」
映画が終わり、栄口がぐっと伸びをしながら言う。
「うん…。」
千代の頭には、映画の内容は何ひとつ残っていなかった。
ずっと喋らない千代を変に思いながらも、栄口は明るく声をかける。
「ゲームでもする?こないだオレ負けたから、リベンジ…。」
ふと、千代が栄口の腕に触れた。指先は冷たく、微妙に震えている。
「…どうした?」
やっぱりなんか様子が変だ。栄口が聞くと、千代は小さな声で呟いた。
「キスして。」
158 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:43:59 ID:S087qcfO
普段と違うテンションに面食らいながらも、栄口は千代の肩に手を置き、そっと唇を重ねた。
「なんかあったの?」
離れた唇から、栄口の囁く声が聞こえる。
千代は栄口のシャツの襟元をぎゅっと掴んで、もう一度キスをした。
「しの…。」
勢いに押された栄口が、座っていたベッドに倒れ込んだ。
「あぶねっ…。」
バサッと音をたてて、2人は柔らかいふとんの中に沈み込む。
抜けた羽毛がふわふわと舞って、千代の髪に止まった。
「…?」
自分の上に馬乗りになった千代を見上げ、栄口は彼女の髪に付いた羽毛を取る。
「どうしたんだよ。大丈夫?」
頬っぺたを撫でると、千代が顔を上げた。
「栄口くん、好き。」
そう言うと千代は、栄口にしがみついた。
「篠岡…?」
なんか様子がおかしい。ていうか、体勢も微妙だ。
栄口の胸には千代の胸が押し付けられ、捲れたスカートから太腿が露出している。
腹には千代の下半身が密着して…。
ヤバイ。これじゃ変なスイッチが入ってしまう。
栄口は千代を引き剥がそうとした。
「おーい、篠岡?どうしたんだぁ?ゲームしようぜ、ほら、な…。」
しがみついた腕は簡単に解け、栄口の両手で支えられた肩は、力なく押し返される。
俯いた千代の目からこぼれた涙が、栄口のシャツの胸に染み込んだ。
「なんで…、泣くの?オレ、なんかした?」
栄口は慌てて飛び起きて、千代の涙を拭う。
「私のこと、嫌いになっちゃった?だから、もうしたくないの?」
「なに…。なに言ってんの?どうしたんだ?」
159 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:45:51 ID:S087qcfO
栄口は訳もわからず、ただオロオロしている。
「だって…。エッチ、とか、しようとしないじゃない。
わ、私が…、触られるのいやがった、から。嫌いになっちゃったの?」
栄口は驚いて、俯く千代の顔に両手を添えると、自分の方に向けた。
「違うよ、篠岡。嫌いになんかなるわけないだろ?
そんなこと気にしなくていいんだよ。やだったらやで構わないんだ。」
「で、でも。」
栄口が、膝の上の千代をぎゅっと抱きしめる。
「オレ、ホントに篠岡に嫌われたくないんだよ…。ずっと一緒にいたい。
したくないことないけど、篠岡がやだっつーなら、そんなのしなくたっていいんだ。
いやなこと無理にさせたいわけじゃない。だから気にしないで?な?」
千代の頭を撫でて、栄口はにこっと笑った。
「あ、紅茶、入れ直してくるよ。ちょっと待ってて。すぐ戻るからさ。」
千代を膝から降ろし、立ち上がろうとすると、栄口のシャツがぐっと引っ張られる。
「篠岡…。」
「私だって、栄口くん好きだもん。ずっと一緒にいたいよ。
栄口くんが私のこと好きで、し、したいって思うなら…。」
千代は深呼吸して、栄口を見る。
「私だって、そう思ってるって…、どうして思わないの?」
160 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:46:56 ID:S087qcfO
「篠岡…。」
呆然とする栄口に、千代はまた不安になる。
やっぱり自分は、変なことを言ったんだろうか…。
「なんか、言って…。栄口くん。」
緊張で体が震える。心臓がドキドキしすぎて苦しい。
「マジで…?マジで言ってんの?どうしよう、嬉しい…。」
「ほ、ほんと…?」
栄口は、千代を抱きしめると、深くキスをした。
「んぅ…。」
激しいくちづけに、声が漏れる。唇が離れると、千代ははぁっ、と息をついた。
「ほんとにいいの?オレ、もうヤダって言われても、やめらんないよ?」
「いいの。私は、栄口くんが欲しいし、栄口くんのものになりたい。」
千代の肩は小さく震えていたが、恐れはなかった。
161 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:48:47 ID:S087qcfO
ボタンを外してシャツを開くと、薄いピンクのブラジャーに包まれた、
小さな白い膨らみが現れた。
栄口の手が、遠慮がちに千代の胸に触れる。
「すげ、柔らかい…。」
背中に手を回してホックを外し、ストラップに指を掛けするりとずらす。
自分のささやかな胸に、栄口の視線が突き刺さるように感じ、千代は顔を赤らめた。
「ごめんね、ちっちゃくて…。つ、つまんないでしょ。」
「全然…。メチャクチャ興奮する。」
そう言って、栄口は千代の淡い色の乳首に吸い付く。
「あんっ…。」
千代の体がピクリと震え、小さく声が漏れる。
「可愛い声…。もっと聞かせて?」
「え、や、そんな。ぁ…。」
小さな乳首を摘んで捏ね、音を立てて舐めると、きゅっと硬く勃ち上がった。
くすぐったいような快感に、少しずつ逃げる千代の体を、押さえ込んでベッドに倒す。
捲れあがったスカートから、ブラとお揃いのピンクのショーツが見えた。
布の上から割れ目に指を這わす。ぷよぷよして、柔らかい。
「ふぅ…っ、あ、あ…。」
ゆっくりと擦ると、千代が足をもぞもぞと動かす。
「どんな感じ?」
「へっ、へんな感じ、ああっ。」
162 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:49:59 ID:S087qcfO
栄口の指が下着の横から侵入する。粘液が指に纏わりついた。
「や、あっ!」
小さく存在を主張するクリトリスに、蜜液を塗りつけて撫でると、千代の腰が跳ね上がる。
「ぬるぬるしてる…。気持ちいい?」
「そういうこと、聞かないで、よぉ…。」
千代は赤い顔を手で隠しながら喘いだ。
栄口がショーツに手をかけて、脱がしにかかる。
ピンクの布は、透明の糸を引いて肌から離れた。
「篠岡、すげー濡れてる…。」
千代はもう何も答えられず、ただ顔を隠してはぁはぁと息をするだけだ。
膝を掴んだ栄口の手に、ほんの少し力が入って、閉じられた足が広げられてゆく。
あ、見られちゃう…。咄嗟に手でそこを隠す。
「隠しちゃダメ。全部見せて。」
栄口が千代の手を剥がして、片手で押さえ付けた。
「やぁ…。あんまり見たら、ヤダ…。恥ずかしいよ…。」
泣きそうな声で千代が言っても、栄口は掴んだ千代の手を離さなかった。
もう片方の手で秘唇に触れ、指で割り開くと、くちゅ、と音がする。
「可愛い。」
そう言うと、開いたその部分に舌を寄せた。
163 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:50:52 ID:S087qcfO
温かくて柔らかい舌の刺激に、千代は身を捩った。
「さ、かえぐちく…。そんなとこ、き、汚いよぉ。」
「汚くないよ。」
逃げようとする千代の足を抱え込む。
「やっ、ダメぇ、栄口くん!あ、んっ!」
嫌がって、逃げようとしてるのに、奥からは次々とぬるぬるの液体が溢れてくる。
羞恥に戸惑い、泣き声をあげながらも、気持ちよくなってしまう千代が、
可愛くて、いやらしくて。
もっと、泣かせたい…。
トロトロの蜜が溢れるそこに、中指を挿入する。
きゅっと指を締め付ける、温かな粘膜の感触。
ゆるゆると指を動かすと、千代の反応がより大きくなってゆく。
「さ、さかえぐち、くん…、もう、や…、やだ、やだぁ…。」
栄口は、自分の頭を力なく押し返そうとする千代の手を、ぎゅっと押さえ付け、
舌と指とで執拗に愛撫を続けた。
千代の体がぶるぶると震えてくるのに気づく。
あ、もしかして…。イク、のかな?
指を2本に増やして膣壁を擦る。奥まで押し込むと、蜜液が溢れ出した。
優しく舐めていたクリトリスを強く吸うと、千代が悲鳴をあげる。
「そこ、そんなにしたら…っ、」
したら…?
「あ、あっ…!やあああああ!」
千代は大きな声をあげ、体を仰け反らせた。
164 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:51:37 ID:S087qcfO
「大丈夫?」
ぐったりした千代の肌に触れると、少し汗ばんでいた。
「うん…。」
焦点が合わないような、とろんとした千代の目に、股間がズキズキと疼く。
この熱い体を早くどうにかしたい。
もどかしいような気持ちで服を脱いでいくと、ふと視線に気づく。
千代が体を起こして、あの潤んだ目で栄口を見つめていた。
「気になる?」
栄口の問いかけに、ハッとして千代は目を逸らした。
「あ、あ、ごめんなさい…。」
ジッパーを下げ、パンツからガチガチに勃起したペニスを出す。
「いいよ、見てて。ね、触って。」
「え。」
促され、千代はおずおずと手を伸ばし、そっと熱いそれを握る。
「うぁ…っ。」
栄口の声に驚いて、千代は手を引っ込めた。
「ご、ごめんね?なんか、変なことしちゃった?」
「いや、気持ちよくて。もっかい、触って。」
「ど、どうすれば…。」
165 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:52:41 ID:S087qcfO
再びペニスを握る千代の手に、栄口は自分の手を添えた。
「こうやって、擦って。」
ゆっくりと上下に擦りだすと、先端にじわりと透明な液が湧き出す。
それに触ってみたくて、千代はもう片方の指で先端を撫でる。
ぬるりと液で指が滑る。感触が気になって、何度もそこを撫でた。
「し、篠岡ぁ…。それヤバイ、気持ちいい…。」
見上げると、目を閉じて眉間に皺を寄せた、栄口の顔が見える。
苦しそうに見えるこの表情は、快感から来るものなのか…。
もっと、気持ちよくさせたい。
「ね、どうしたら、もっと気持ちいい?」
「え、も、もう充分気持ちいいけど…。舐めてくれたらもっと気持ちいい、かも。」
舐める…?
ドキドキしながら亀頭に舌を這わせると、栄口がピクッと反応する。
先端の透明な雫を舐め取ると、しょっぱいような、舌に絡みつくような味がする。
思い切って先っぽを口に含むと、栄口が小さく声を上げた。
「気持ちいいよ、篠岡…。」
嬉しい。もっともっと気持ちよくしてあげたい。
ぎこちない動きで、懸命にペニスを咥える千代を見ていると、じわじわと
快感が迫ってくる。
「篠岡、もういいよ。」
急に頭を掴んで止められて、千代は不安そうに栄口を見上げた。
「ごめんね、ヘ、ヘタで…。痛かった?」
「違う。このままじゃ、篠岡に入れる前にイッちゃいそうだから…。
ね、入れていい?」
千代はパッと頬を染めると、黙ってこくんと頷いた。
166 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:54:00 ID:S087qcfO
ベッドの上に組み敷かれ、千代は目の前の栄口を見つめる。
不思議なほど怖さはなかった。
「幸せすぎて、泣いちゃいそう。」
栄口の言葉に、小さく笑って千代が答える。
「私も。」
ちゅ、とキスをすると、栄口はじっと千代の目を見た。
「篠岡、大好きだよ。ホントに大好きだ。
オレ、お前に痛い思いさせちゃうかも知んないけど、許してくれる?」
「痛みでも何でも、栄口くんがくれるなら、私は全部嬉しいと思うよ。」
千代の笑顔に、栄口は思わず泣きそうになる。
「篠岡ぁ…。」
もうひとつ、優しいキスをして、栄口が千代に入り込んでくる。
「うわ、篠岡の中、すげーあったかい…。」
「栄口くん…も、すごい熱いよ。ん…っ。」
引き裂かれるような強い痛みと、栄口の温度を感じながら、
千代はぎゅっと目を閉じた。
167 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:55:52 ID:S087qcfO
シーツに点々と付いた血の跡を見て、栄口は千代を抱きしめた。
「血、出ちゃった…。ごめんな。」
「私こそ、おふとん、汚しちゃって…。」
栄口の裸の胸に顔を寄せると、少し汗をかいていて、早い鼓動が聞こえる。
痩せていると思ってた体は、思いのほか筋肉が付いていて、逞しかった。
抱き合わなければわからないことが、たくさんあるんだな、と今初めて気づく。
「痛かった?」
「うん。すごい痛かった。」
「う〜、マジごめん…。」
「謝んないで。私は、嬉しかったんだから…。」
痛かったけど、その何倍も幸せを感じた。これは本心だ。
栄口くんとなら、幸せと共に、気持ちよさも覚えていけるんじゃないかと思う。
「2人で、ゆっくり気持ちよくなってこ。」
栄口は、腕の中で自分を見つめる千代を見た。
オレはもう気持ちいいけど…。
そうだな、篠岡の気持ちいい顔見たら、もっとずっと気持ちよくなれるよ。
「努力します。」
栄口の言葉に、千代はふふっ、と声をたてて笑う。
「期待してるね。」
お互いの頬に手を沿えてキスをすると、おでこをくっつけて2人は笑った。
168 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 00:57:27 ID:S087qcfO
おわり…。
ただやってるだけwの話なのに、なんか少女漫画みたいで、か、かゆい…。
でも栄口は、恥ずかしいことをサラッと言いそうな気がしました。
てかもう毎回SEX描写が同じ…。表現力の限界orz
うわー萌える(*´д`*)ハァハァ
GJ!
積極的な千代ちゃん 萌えス!
栄口も優しいなあ〜。
GJでした!
おお、またチヨのターン!
素晴らしい!
三番以下の登板も待っているよ
GJ!!
栄口の優しさに感動した!
174 :
サカチヨ:2007/08/22(水) 01:25:26 ID:S087qcfO
お付き合いありがとう。
自分を追い込むことはわかっていながら、打順で始めてしまったことを
2打席目にして早くも後悔ww
3番を乗り越えられるかが自分的山場。
GJ!なんという癒し系カップルw
萌えました。ありがとう!
サカチヨ待ってました!
すげー萌えた。GJ!!
サカチヨGJ!
職人様ありがとう!
今日も今日とて、三橋は鼻血をだした。
「ったく。いい加減慣れろよな。三橋。」
ベンチに仰向けに寝て鼻血を抑えようとしている三橋に向かって、
阿部は冷たく言い放つ。
うちわで三橋を仰いでいた田島と泉が反論した。
「三橋は阿部と違って、純情って事だろ!」
「未だに鼻血だせるって、すごいぜ。阿部も三橋の心意気見習えば?」
二人の口撃にこめかみを引きつらせながら阿部は言葉をつづける。
「大体な、カントクの胸が揺れるたびに鼻血だすなんて、おかしいだろ?
オメーラだって、そんなことで鼻血だしたりしねえだろうが!」
休憩中のほかの部員が悪乗りをはじめた。
「まあ、揺れるのを見るだけで鼻血はかなり純情だよな〜。」
栄口が心底感心したように発言し、
「三橋はピュアだな〜。でもオレもアレが当たったら鼻血だすかも。」
沖は若干前向きな感想を漏らした。
「しかし、アレは慣れるしかねーだろ。っつーか入学して大分経つのに
まだ興奮するっつうのもすごいな。なんかもう、珍しくもなんともないよな。」
花井が顔を赤くしながら強がったセリフを発し。
「あんまり揺れるの見ると、取れちゃうんじゃないかと、実は心配になる。」
巣山が少々的外れな心象を打ち明けると。
「わかる!なんか痛そう!って思う!」
水谷が賛同した。
「オレ、チンコはさみてえ!って思うけどな。」
田島の発言に一同はげんなりし、三橋はさらに鼻血を噴き出した。
「まあ、胸見て興奮するなんて、童貞の証拠だよね。」
今までの悪乗りと意図の違う発言に
部員が一斉に発言主を振り向くと、ニッコリ笑って佇む西広がいた。
「い、今の発言に、質問したい人〜?」
花井がそういいながら自らも手を上げると、みんな一斉に挙手をした。
「どういうことですか?西広先生?」
花井が手をマイクのように、西広に突き出す。
「え?ん〜。やっぱりオンナのコってさ、胸揉んでる時よりも、
アソコを触ってる時のほうが反応あるだろ。?
オレとしてはいきなりソッチを触りたいんだけど、オンナのコは
まず胸を触るほうが、気分が盛り上がるらしいし。
そうして胸を十分可愛がった後、アソコを触るともうすごい濡れててさ。
触った瞬間ひときわ大きい喘ぎ声を出すのとか、もうなんか、ズキってくるよね。
オンナのコのあの時の顔って普段の顔とはまったく別でさ。
そのギャップがまたこう・・・クるよね。
オレの愛撫にいちいち反応するから、ゾクゾクするし、もっと気持ちヨクさせたいと思うよね。
指を入れると背筋のけぞらして反応するし・・・。
なんだか楽器を演奏してる気分になる・・あ・・・あれ?」
ふと、西広が周りを見渡すと
全員這いつくばるように、うずくまっていて。
三橋もベンチの上で向こうを向いて身を丸くしていて。
みなブルブル震えて劇的変化を起こしてしまったクララを抑えようとしていた。
その部員の様子を見渡して。
「みんな、純情だね。でも、いつまでも純情なのもいいと思うよ?」
西広がニッコリ笑いながら、どちらかといえば残酷な台詞を言い放った。
---終わる---
注:純情=童貞
サーセンw
ににに西広先生ーっ!!!
先生…
大人の階段、昇ったんだね…
大人だ…
GJ
先生、一生ついて行きます…
GJ!
情事を事細かに説明する西広先生最高www
クララ大笑いwww
西広先生、野球以外は何でも西浦ーゼで一番ってなんかイイw
にしても16歳童貞クララの中の人って大変なんだねえw
ある日のまったりプロテインブレイク中のことだった。
篠岡が何かをかざしながら駆け寄ってくる。
「阿部くん、これ阿部くんのだよね?名前かいてあるし。」
部員は何気なくその物体に目をやり、一斉に飲みかけの牛乳を吹き出した。
その様子に篠岡は飛びさすり、非難する。
「うわ!みんな汚いよ!?はいこれ、阿部くん。」
一同は篠岡が持ってるもののほうがよっぽど汚えよと言いたかったが、みなむせてしまって話せない。
阿部が涼しい顔で篠岡に近寄り、ソレを受け取った。
「サンキュ。」
ソレはいわゆるセーフティカップと呼ばれるもので、某三星ではキ○タ○ケースと言われているものだった。
受け取った後、ニヤリと笑った阿部を見て、一同は背筋に悪寒が走ったという。
阿部はわざと篠岡に拾わせた。
そんな確信と共に…。
ーーー終わりーーー
目汚しスマソorz
阿部腹黒…w
GJ
名前書くとかww
もう阿部変態すぎるwww
でも下着の上から着けるんじゃ別に汚くなくなくね?<ケース
阿部が変態なことに変わりはないが
もう阿部が変態ってのは確定なのかww
アベはエロいヤツだよ
ほとんど変質者な阿部
バレスレからでごめん…
68 :マロン名無しさん:2007/08/23(木) 14:27:33 ID:???
これも貼っときますね
325 :名無しさん:2007/08/22(水) 22:40:44 ID:ugsOvHec0
バレ師乙!
バレ支援 ひぐちのコメント セクハラの話
三橋と阿部の中の人がラジオで話していた高校時代の妄想が、
そのまま三橋と阿部のキャラクターに合っている気がして
二人のネタとして漫画の中で使う許可を得た
こうなると田島と花井のネタも欲しくなり、それぞれの中の人にも教えて貰った
それから西浦の10人全員に聞いた
多少の脚色をしてそのうち漫画の中で使います。アニメ化記念です
----------------
中の人の妄想ネタってどんなんだったんだ?
71 :マロン名無しさん:2007/08/23(木) 14:55:06 ID:???
>>68 思春期の妄想で
代永は看護婦さんのコスプレに萌えていたらしいよ。
中村はバイクばっかのってたって話と、校舎のガラス割ってたってはなし。
格闘技的な意味合いで不良ではない感じだったけど
アウトローすぎるていわれてた。
ニコにあがってるぜ。
→とりあえず、三橋はナース萌えで確定かと。
セーフティーカッブが妙に気になって調べてみると、サイズが色々あるんだな
で、だ
しのーかがサイズ見て「プッ」とかなったら話が変わるな、と
思っただけ、思っただけなんだよ
196 :
187:2007/08/23(木) 18:48:53 ID:8P+FxycN
今日昼休みあまりに暇すぎて初めてケータイから投下したが
今確認したらやっぱちょっと読みずらいね。
>>190 たとえ洗ってあっても触る気にならん。
ぱっと見一体何のためのものかわからないけどな。
練習後。誰も居なくなった部室は真っ暗で、ひっそりとひとつに寄り添った
影さえ見えない。
向かい合って立ったまま、両腕をゆるく篠岡の腰に巻きつけると阿部は
いつものように溜息をつく。
ごめんなさい、と小さい声が胸のあたりで聞こえた。
こうして抱き合うのは何度目だろう。
告白してきたのは彼女の方だった。ずっと見ていた、と言って。
今は野球のことしか考えられないと、ていうか何言ってんだ篠岡?と。
クラスの女子が聞いたら罵倒されそうな態度で即答した阿部に、
いつも明るく朗らかな彼女は見たこともない顔で微笑んだ。
ごめんなさい、と。
でもずっとずっと、阿部くんだけ見てたの。
期待してなかったって言ったら、嘘だけど。
もういい加減黙ってるの、つらくなっちゃって。
マネジ失格だね。
いつもより震えた細い声で、それでも俯かずに微笑んで見せる。
ごめんね、阿部くん。
そんな彼女を、健気だな、と他人事のように思った。
「なぁ、ここで俺がいいよとか俺も好きだとか言ったとしてもさ」
「うん?」
「休みも部活だろ。んで部活は俺三橋で手一杯だし。ンな暇ねぇじゃん」
「・・・そーだね」
言葉は辛らつだが阿倍の言いたい事を飲み込めたのだろう。
そっと指で目元の涙を拭うと「三橋君が居たから、かも」
そう言って、笑った。
断念。
「あ?」
「三橋くんが羨ましかったから、我慢できなくなっちゃった」
あれくらい、彼にとっての特別な存在になりたかった。あれほど大事にされるのは、
どんな気分だろう。
廊下やグラウンドで2人を見かけるたび。阿部の手がその肩や手に触れるのを
見るたび、あれが自分だったら、と願った。
その恩恵を一身に受けてる投手には、今いち通じていないようだけれど。
「三橋くらい、って・・・」
戸惑ったように口ごもる阿部に、ようやくいつもの声に戻った篠岡が笑った。
「わ、今のなし!」
忘れてよぉ、と胸の前で両手を振ってみせる。
その手を、衝動的に掴んだ。何度も見ていた筈なのに、その小ささに
驚いた。いつも繋ぐ部員とは全然違う。柔らかい感触。
「・・・あべ、くん?」
「あー、えっと、・・・」
引き寄せられた距離に篠岡は目を瞠る。視線を下げると、阿部に包まれた
自分の手が見えた。水仕事で荒れた指先が恥ずかしくて、頬が熱くなる。
「三橋くらいってのは、良く分かんねんだけど」
赤くなった顔で見上げると、ぶっきらぼうな口調で阿部が呟いた。
「こんなんでいーなら、いつだってしてやるよ」
これでトクベツだろ? と言う彼の酷い優しさに、一も二もなく頷いた。
彼は自分を好きでも何でもない。
それでも。
スレ捕手がてら断念2。
これまた乙女心を弄ぶ酷い阿部だよ!
非常にイイ!
このままエロにもつれ込んでほすい
手を繋ぐ、肩に触れる。それだけで良かったはずなのに。
誰も居なくなった部室で、帰宅前ほんの少しの時間を分け合って
こっそりと手を繋ぐようになってから、いつの間にか距離が
測れなくなってきた。
部員とマネジ、傍に居るだけだった時の2人が、どのくらい離れて
いたのか分からなくなった。
そうして或る日いつものように手を繋いで、どちらからともなく
身体を寄せたのだ。
阿部の腕が篠岡の腰を抱き、篠岡の両手がおずおずと阿部の肩、
それから首へ廻される。
「・・・も、いーだろ篠岡。これ以上はアウト」
「やだ」
「お前、告って来た時のしおらしさはどこ行ったんだよっ!」
「もう少しだけ」
お願い、と。甘えた吐息が首筋にかかり、阿倍は強く目を瞑った。
「今日は終わり!・・・俺マジで今ヤバいから」
「いい、よ」
「はぁ?!」
抱き合うだけじゃ足りなくなった。彼の気持ちがここになくても。
距離が測れなくなったのなら、いっそ無くしてしまいたかった。
少なくとも千代はずっと、そう願っていた。
震える指先でブラウスのボタンを1つ、外した。
「ちょ、待てって・・・」
「阿部くんが、抱いてくれるなら」
「篠岡・・・っ!」
背伸びをして、彼の言葉と躊躇いを。
抱き合うようになってからも交わしたことのない、初めてのキスで、塞いだ。
もしかして次の職人入りにくい?
こちとら暇潰しだからいつでもカモン。
どんどん行ってくれ!!
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
続き期待!
お試しアベチヨうまいな!待ってるヨ!
でも出来れば完成してから一気にうpした方が職人さんも読み手側もやりやすいかも
すっげ〜萌えるw
もしかして直打ち投下? じりじりとハアハアおあずけ食らうのは
ちと辛いので、できれば一気にお願いします。
スレ違いだとは思うけど、アベチヨの動画「秘密」が
ここ数日ヘビーローテーションしてたから、この話はリンクしてて萌える!
続き楽しみにしてます!
それってニコ動のだよね!!あれマジ好き!!
ようつべにもありましたね。
動画の阿部はヒドイヤツなので、作品の二人にはぜひラブラブで!
ニコの話はアレだけど…あれは萌えざるをえない。
そしてアベチヨ全力で待ってる。
どうしたらいいのかなんて知らない。ただ唇を重ねて、目の前に居る阿倍に
身体を押しつけた。息継ぎの仕方も分からなくて、はぁ、と零れた声の
いやらしさに驚く。背伸びした踵はそろそろ限界。
目を開けて阿部の顔を見るのが怖い。好きだなんて言葉も、もう要らない。
何も望まないから。お願いだから、拒まないで。
「ふ、・・・っ」
初めて阿部と交わした口づけ。最初で最後かな、と思った瞬間、涙が溢れた。
と、それまで動かずに黙って好きにさせて居た阿部が、動いた。
「あーもう、泣くなって。・・・お前さぁ、マジで俺でいいわけ?」
初めてなんだろ、と。冷たい口調と裏腹に、涙を掬う指先は優しい。
あぁ、自分は彼のこういう処が好きになったんだ、と今更ながら確認する。
「はじめてだから、阿部くんがいいんだよ」
部室の埃っぽい畳に、そっと横たえられながら、涙の残る瞳で千代は
阿倍をまっすぐ見返した。
ごめん家人が帰って来たので遅れた。今も隠れて打っている。
秘密MADは私も好き。
直打ちじゃないが今度(があるなら)からはまとめて投下する。
読んでくれた方々に感謝を。
背中でプチン、とホックの外れる音。ささやかな胸は阿倍の両手ですっぽりと
隠されてしまう。
「ぁ、や、それダメ・・・っ」
紅く色づいた胸の尖りに唇を寄せ、舌でその形をなぞる。かるく歯を立てると、
高い声があがった。
「ダメ?すっげぇ良さそうだけど」
こんなんなってるし、とスカートの下に手を入れられて息が止まる。
下着の上から割れ目に沿ってゆっくり辿られるだけで、奥から更に
あふれてきたのが分かった。
焦らすように何度も往復される。堪らなくなって思わず揺れた腰に、
阿部は笑ったようだった。濡れた布地をこじ開けるようにして
阿部の指が直接、ぬかるんだ肉壁に、触れる。
「ん・・・っ」
「熱いな・・・ぐちゃぐちゃじゃん、お前」
確かめるように入り口を2本の指で掻き回したあと、すこし上の突起を
探った。
「あ、あっ」
とたんに千代の身体が跳ねるのを体重をかけて押さえつけ、思うさま弄る。
「ゃ、ぁ、ああああっ!」
「へぇ。篠岡、ココが良いんだ」
くちゅくちゅ、と卑猥な音を立てて、溢れ出した蜜を塗りつけるように動かすと
白い太腿が痙攣し始めた。(初めてでも、イけっかな。さすがに無理か)
弱いと知った胸の先を舌で転がしながら、指先の動きを少しずつ速めてやると、
熱にうかされた声が呼ぶ。
「あ、べくん。阿部くん・・・っ」
「何」
「じ、焦らさないで・・・はやく、して・・・」
汗ばんだ白い肌を晒して、はぁ、と甘く息を荒げて両腕を伸ばし自分に
すがってくる姿を見て可愛い、と思った。好きだとかいう気持ちとは
別だろうけど。
「痛いって泣くなよ。・・・優しく、なんて余裕ねーからな」
千代はこくりと頷くとスカートを履いたままの腰を上げて、彼の手が下着を
脱がすのを手伝う。糸を引くほど濡れていたのが恥ずかしくて目を逸らす。
身体の奥から疼く熱を、早く彼で埋めて欲しい。
最初で、最後だから。これで終わりで、いいから。
(阿部くん、だいすきだよ・・・)
今は反省している。
反省なんかすんな!
つか俺ずっと張り付いてどんだけ暇なんだ
お試しアベチヨ話は以上で終了。
家人の前で続けられず尻切れend。
本当に、こんな切れ切れうpでも読んでくれた方々すまない。
さっきも書いたが万が一次回があればゲンミツに!まとめてうpるので
お試し期間ということで赦して欲しい。
みんなごめんにゃー☆(クソレフト的に
>>212 大丈夫、自分もだ!
反省なんかしなくていい!
ちょwwwwwwwwww
お預け勘弁してくれwwww本気で泣くわw
自分も秘密MADをくり返し見つつ張り付いてたんで大丈夫だ
>>213 今は皆が萌えてるんだ
ここで欲張らなきゃウソだ!!
寸止めえええええ!!
218 :
アベチヨ:2007/08/24(金) 01:32:51 ID:o/AV8WTv
この感情に、名前を。
初めて部室で身体を繋げた日。熱い痛みと、それ以上の感覚にただ涙を流して
翻弄されるだけの千代を阿部は「余裕がない」と吐き捨てたのが嘘のように
丁寧に扱った。
(ぃ、痛いよぉ・・・)
(ワリ、もう少しだけ入る、・・・)
華奢な千代に負担をかけ過ぎないよう、上半身を僅かにずらして重ねた胸。
大きな手のひらで髪を撫で、額にキスまでしてくれた。1つになった箇所が、熱さと痛みで脈打っている。
痛みを堪える自分より、思うように動けない阿部の方がツラそうで。
(優しすぎるよ、阿部くん)
もっと乱暴に扱われると思っていたのに。それでこの気持ちも消えて無くなるのだと思っていたのに。
こんな風に優しくされたら、嫌いになんか、なれない。
結局最後まで阿部は無理に動こうとせず、穏やかに切り替えた愛撫に千代がくったりしはじめた処で
そっと身体を離した。背を向けてベルトと乱れたシャツを整える姿に、慌てて千代も起き上がった。
「あ、あの、あの・・・」
「いきなり最後までヤレる訳ねぇだろ」
ゴムもねぇし。あー、入れちまったから一緒だけどさ。一応体調、気をつけとけよ。送ってやるから服着ちゃいな。
背中を向けられたまま冷静にかけられる言葉に、ズキリ、と。傷ついた下肢より胸が痛んだ。
すっかり遅くなった帰り道、並んで歩きながら会話はなかった。これで気が済んだだろう、と言われるのが怖くて。
一度きりだとしても自分は彼のものになれたのだろうか? これが本当に望んでいたこと?
ぐるぐる悩む千代を横目で見やると、ずっと黙っていた阿部が口を開いた。
「合宿」
「え?」
「来週末からの合宿で」
「・・・うん」
「続き、するか?」
どうしてこのひとは自分の考えが読めるのだろう。うん、と俯いたまま頷く千代に、そっか。とだけ返すと、阿部は
千代の手を握った。手を繋いだまま外を歩くなんて初めてだ。まるで恋人同士みたい、と思ってから
順番がはちゃめちゃな自分達が可笑しすぎて、笑った。
219 :
アベチヨ:2007/08/24(金) 01:33:44 ID:o/AV8WTv
合宿といっても普段の部活と変わらない。
マネジの仕事が増える分、彼らとはいつも以上に距離があるような気がする。
練習中、指を伸ばせば届く距離、肩が触れる位置にすれ違っても、そこには見えない壁があって。
部員同士手のひらで温度を測りあう阿部から、そっと視線を外した。
『夜、メールすっから』『抜け出すとき見つかったらワンコールで切ること』『このメール読んだら消すこと』
ここに来る途中のバスできたメールには、彼らしいそっけない文面。ずるい言葉。でも、大好きなひとのメール。
消すのを惜しんで何度も読み返した。受信に彼の名前が表示されるのが嬉しい。でも見つかれば彼が困るから。
『はい』返事は、たった2文字だけ。送信すると、千代はぎゅっと携帯を握りしめた。
バスの中では田島が何か騒いでいる。忘れ物?とマネジらしく声をかけるが、阿部の席を振り返ることは出来なかった。
夜が、くる。
「おー、ホントに来たな」
「・・・み、皆な は・・・」
「いや枕投げて騒いでる。俺はこいつの手入れもあるし」
ポン、とミットを大事そうに叩いて阿部がバッグを肩にかけた。探るような視線に晒されて、足が竦む。
「とりあえず、行こうぜ」
繋いだ手は温かかった。
練習中に見つけたというそこは合宿所すぐ隣りの山小屋だった。割合片付いている。
寒くないか、と聞く彼に首を振ると、じゃあ毛布代わりに、と抱き寄せられる。そのまま、壁際に2人で座り込んだ。
湯上りの、まだ温かい身体を背中から抱きすくめる。冷えないように、と心の中で言い訳をして。
自分とは違う、薄い背中。ちっとも灼けない白い首筋に顔を埋めると、ひくりと細い肩が震えた。喉の奥で笑う。
「・・・別に、無理になんて言わねーよ」
嫌なら、しない。時間もねえしな、と囁きで続けると、こちらを見上げる瞳とまっすぐぶつかった。
「して。・・・こないだみたい、じゃなくて」
ちゃんと、阿部くんも、・・・気持ちよく、なって。吐息のような囁きの最後は、唇に感じた。
220 :
アベチヨ:2007/08/24(金) 01:34:38 ID:o/AV8WTv
投げ出した脚の間に座り、背中を阿倍の胸に預ける姿勢を取らされた。
目線を下げるだけで、自分の胸が揉みしだかれているのが見えてしまう。思わず顔をそむけると、叱るように耳朶へ
甘く歯を立てられた。
「ぁ、んっ!」「こないだ思ったんだけどさ」
もしかして篠岡って噛まれんの弱い?と続ける阿部はなんだか楽しそうだ。
「ゃ、いや、ダメ・・・っ」「ダメじゃないだろ。ココとか」
噛む代わりに親指と人差し指で乳首をきつく摘むと、ピン、と弾く。じんとした痺れが背筋を伝って、千代は無意識に
膝をすり合わせた。気づいた阿部がスカートの中に右手を入れる。柔らかく張りつめた太腿を撫で、そっと下着に指を伸ばした。
「目、閉じるなよ」
え、と思った瞬間、臍まで捲りあげられる。阿倍の指先が濡れた下着をなぞり、布地の上から肉芽をくりくりと擦るのが
視界いっぱいに映った。
「ぃゃ・・・こんなっ、恥ずかし・・・!」
「いいから」
くち、くちゅ。粘る水音が耳につく。脚を広げて下着が脱がされたのも、もう分からなかった。
耳元で聞こえる阿倍の呼吸が荒いのに、少しだけ安堵する。熱く熔けた内部を、確かめるように指が埋められる。
足りなくて、もっと奥まで欲しくて、きゅぅ、と無意識に締め付けると阿部が低く呻いた。揃えた指が引き抜かれる。
「腰、上げて」
「ぁ、ぁ、あ・・・っ」
支えられながら、ゆっくりと呑み込まされる熱い切っ先。痛みはあるけれど、前回ほどじゃない。
「やぁ・・・っ!ま、まって・・・」
「ちゃんとシテ、っつったのは、・・・お前だろ・・・っ」
言うなり、下から強く突き上げて揺さぶられる。ぐちゃ、と出し入れのたびに濡れた音が響く。
がくがくと突かれ跳ねる身体。熱い肉壁いっぱいに咥え、締めつけられ、繋がった部分はぐずぐずと熔けてしまいそうだ。
「あ、あ、あああああっ!!」
「く、・・・っ」
何度目かの強い挿入の後で2人同時に身体を震わせると、荒い呼吸で唇を寄せ合った。これで2回目のキス。
「好き、だよ」
「・・・・・・」
「誰にも言わないから」
だから、もう少しだけ、好きで居させて。
答えを聞かずに目を閉じる千代を、阿部は両腕で強く抱きしめるしか出来なかった。
了
221 :
アベチヨ:2007/08/24(金) 01:37:09 ID:o/AV8WTv
蛇足だったな。
最初の話の方が燃えたな(自分的に)。
こんな時間まで何やってんだかな。
寸止めした諸兄、やっぱりごめんにゃー☆
続きキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─!!
エロイよエロイ。シチュエーションが(・∀・)イイ!!
もう、萌え死んでいいですか。
うおおぉぉ萌えたぜ!
アニメ見た直後に読むと効くな〜ww
阿部…なんか言ってやれよぅ…(⊃Д`)
アニメで阿部見るたびに
「このど変態……!」
と思ってしまうwww
阿部は変態だけど、優しいヤツだよ……
阿部はカッコイイよ。
アニメはみんなかっこいいよね。
もう阿部は変態だけど優しいヤツがデフォでいいよ
萌え尽きました…(*´д`*)
GJ
最後まで書き上げて下さってほんっとうにありがとうございました!
残酷で優しい阿部…。
締められた後ですが、千代ちゃんに本気になる阿部…
の可能性はないですかー。
携帯メールは「秘密」とシンクロで内心ニヤニヤでしたw
229 :
お試し:2007/08/24(金) 14:03:56 ID:o/AV8WTv
初めての投下をこんなに温かく迎えられて幸せだ。以後名無しに戻るので一言だけ。
レスくれたお前らと読んでくれたお前ら、ゲンミツに愛してる。
>千代ちゃんに本気
続きはキミの中にある。そしてそこにしかない。
全ての先輩職人に敬礼!あざーっした!
お疲れ様でした。
また暇が出来ましたら書いてくださいねー。
本気の阿部は見たい気がするがw
231 :
コネタ:2007/08/24(金) 19:43:01 ID:f9T2Gd8j
コネタ。胸について。(阿部、三橋、栄口)
ある日の部活が終わった後のこと。部室での会話で
俺はあらためて阿部が変態だと実感した・・・。
そう、あれは三橋といとこの瑠璃ちゃんについて話してる時・・・
「なぁなぁ三橋!いとこの瑠璃ちゃんだっけ?あの子かわいいよね。」
「そ、そうでも、ない、よ。ふ、つうだと思う」
「え〜でも、一緒に暮してたんだろ?むらむらとかしちゃわなかった?」
「しっ、しない、よ。だって胸ない、から」
「あぁ・・・そっか。三橋は巨乳萌えだもんね〜」
そんな会話をしているとガラッと部室の戸が開いた。
やってきたのは我らが変態代表 ABE!!!
「巨乳なんてあんなもんは邪道だ!!!!三橋目を覚ませ!!
アレは脂肪なんだ!!!!
胸ってのはな、こう手になじむか少し小さいくらいの大きさが
ちょうどいいんだよ!!それに小さいほうが感度がいいんだよ!!!!」
そこで巨乳好きな三橋が反撃に出る。
「で、でも、小さいと、顔うずめれない、し、揉めない、よ」
それに・・・それに・・・といっているが阿部は聞く耳を持っていない。
「それでもいいんだよ!!胸がないぶん小さい子にいたずらしてる気に
なるだろうが!!篠岡ぐらいがちょうどいいんだよ!!!!」
その発言で俺と三橋はあらためて思った。
「「(・・・こいつ変態だ・・・)」」
あぁ・・・阿部のお父さん、お母さん・・・なんでこんなよこしまなやつにそだてたんですか・・・
阿部の魔の手から俺が篠岡を守んなきゃな・・・。
おまけ
「ねぇ・・・栄口君・・・俺、バッテリー代わりたい・・・」
「三橋・・・がんばれ・・・阿部は変態なやつだよ・・・」
阿部…三橋にそこまで言わせるか
笑い死にしそうwwww
GJ
小さい子にいたずらとか犯罪者かよwwwww
阿部wロリコンww
そこで西広先生の登場ですよ
短いもの投下します。
カプはアベ×モモカン
過去捏造はいってますので苦手は方はスルーヨロシク。
神とか運命とか運とか存在するだろうか。
中一の時、一度信じたことがあるが、見事に勘違いだった。
榛名と出会って、バッテリーを組めた事。
ラッキーだと思いたかった。
ケイタイ画面に、ここ3年間一度も押したことのない番号を映し出す。
この人との出会いは、運命だった。
今ははっきり、そう思う。
高校受験の時、バカみたいに高校を調べ倒した。
野球部の有無。規模。設備。
突出した甲子園常連高は県下に存在しない。
スター選手と呼ばれるほどの逸材はヨソの県のように
特定の高校に集まらず、分散される。
慎重に高校を選ばなければ、オレの野球ができずに卒業なんて羽目になる。
いくつかの高校を見学した後、
つい榛名のいる高校を見学に行ってしまって、
心底自分にハラがたった。
今更、何を榛名に期待するっていうんだ。
野球部のない西浦高校を見学に行ったのは
いっそ、野球をやめてしまおうかと思った時だった。
草ぼうぼうのグラウンドを見た時、ため息しか出なかった。
そのままなんとなしにグランドを見ていたら。
「ここに、野球部が出来るよ。」
突然、そう話し掛けられた。
その人と話すのは、本当に楽しかった。
野球の知識、作戦、そして甲子園の夢。
自分以上の野球理論を持っていると認めたのは初めてで。
知識の幅の広さ、人をひきつける何か。確かな指導力。
この人にならついていける。
「ここなら、1年からずっと試合に出れるよ。
そうやって経験つめば、3年で甲子園十分狙えるよ?」
新設部にどんな人材が来るか予想も出来ない。
未知数の可能性を手探りに突き進む。
一人ではそんなギャンブルできないが、この人となら。
その人に強く惹かれるその感情をなんと呼べばよかったのか。
自分の感情をその人にぶつけ、欲望を口から出してしまった時の
困ったようにはにかんだ表情は忘れられない。
「一度だけ。それですべてを忘れて、3年間を私に、
私の夢にあなたをくれるなら、それを約束できるなら
・・・・・いいよ?」
成熟した大人の身体はガキだったオレをすべて飲み込むように
包んでくれた。
唇はどこまでも柔らかく、舌の動きはとても淫らで。
豊満な胸に顔を埋めると、興奮と共に妙な安心感を覚えた。
鍛えているからか、筋肉はしっかりついているのに、
不思議と肌は柔らかく、どこに触れてもオレの手に吸い付いて。
あの人の手がオレのモノに触れた時の強い刺激。
口に含まれた時の恍惚感。
そのままオレを見上げた扇情的な瞳。
とめどめなく溢れる愛しい甘い蜜。
あの人の身体に埋めた時の充実感。
たった一度の出来事。
オレの野球の夢はあの人の夢にぴたりと重なって。
オレの野球はあの人そのものになった。
ただ、野球にがむしゃらに打ち込んで日々を過ごして。
おれ達の夢を成就することも出来た。
なにも、悔いはない。
いや、一つだけある。
ケータイの通話ボタンを押した。
3年ぶり、それ以上になるか。
電子音が続いた後、呼び出し音に変わる。
数コールであの人が出た。
「はい。」
「オレです。カントク。」
「阿部くん・・・この番号まだ持ってたの?」
「もちろんですよ。カントクこそまだ持ってたんですね。この番号。」
「それは・・・。」
「会ってくれませんか?もう・・・いいでしょ?」
長い沈黙の後、カントクは短い了承の返事をして、通話は切れた。
卒業してやっと、カントクと野球を切り離せる。
いや、あの頃のように百枝さんというべきか。
百枝さんの、ガキだったオレの印象を
塗り替えてもらわなければいけない。
包み込まれただけで終わったあの情事を、
今度はオレが包み込んでやる。
---終わり---
サーセンw 目汚しスマソw
良いエロ話だなあ
しみじみするなぁ
変態じゃない阿部はほんっとにかっこいいね!
ところでまだ前スレのミハチヨの人は来ないのか…
カッコイイ阿部は良いね。
アベチヨで女慣れしてるなと思ったけど、
モモカンの手ほどきがあったのかw
246 :
in桐青:2007/08/25(土) 20:13:35 ID:w3sCvL+6
前スレで桐青ギャグを書いた者です。
前の話の続きみたいなもんですが、頑張ってエロらしきものを入れて書きました。
携帯だから改行とか変な所があったらごめんなさい。
利央が西浦高校の篠岡嬢と付き合っている、と知った先輩方は、利央の目の前で好き勝手に喋っていた。
河合の「ああ、なかなか可愛かったな」の発言に端を発する。
そして利央を除く全員が『利央にはもったいねー!』と心の中で叫んでいた。
そんな中、山ノ井が「俺オカズにしちゃってるけど、皆は?」と言い出した。
「ちなみに山チャンは?」
「俺?俺はねー…」
(妄想中:以下内容)
可愛いウサちゃんになった篠岡さんに、フサフサの尻尾型バイブをお尻に入れて動かして、オナニーさせんの。
尻尾は抜いちゃ駄目ってなってるから、よつんばいになって前の口を慰めてんだね。
でも指だけじゃ物足らないから、俺のをオネダリするんだけど、「はしたないペットにはお仕置きだね」って尻尾バイブ使ってお尻でイカせるんだ。
で、篠岡さんの体を隅々まで愛撫して散々泣かせて、じらしてから挿入。
もう色々やってっからなすがままなんだけど、時折すがりついたり、指絡ませたり、ディープキスしたりしてくる篠岡さんを抱きしめてフィニッシュ。
(妄想終了)
「……って感じかな。彼女って調教したら楽しそうだよね」
笑顔で締め括る山ノ井。
「……まさか、そんなディープな妄想が最初に来るとは……」
島崎が呟き、
「結構、マニアックっすね……」
高瀬が同意し、
「まぁ、ウサギみたいな可愛らしさはある、けど…」
河合が視線をそらし、
「まさかウサギの着ぐるみ!?」
「んな訳あるか!バカ利央!」
的外れな疑問を投げ掛けた利央を、高瀬が殴りつけた。
「やだなー利央、バニーちゃんだよ、バニーちゃん。わかる?」
山ノ井が子供に教えるかのように利央へ言った。
「最初はバニーちゃんなんだけど、尻尾をつける時は下は何も着けてないからね。でラストは耳だけ」
「そこまで聞いてねえよ!」
島崎が叫んで、
「山チャンいい趣味してんなー」
「え、和さんなんすかそのしみじみ発言は」
「オレの彼女なんすけど」
後輩二人が河合に突っ込む。
しかし利央は気付いていなかった。
山ノ井は皆にこう言っていた。
『俺はオカズにしているけど、皆は?』
そう、皆に訊いていた。
そして山ノ井の他にあと三人いる訳で、もし彼等のうち誰かが篠岡をオカズにしていたら……。
それに利央が気付いたのは、二人目の妄想話の時だった。
終
利央気づくの遅すぎ…w
リアルタイムでGJ
250 :
in桐青:2007/08/25(土) 20:21:58 ID:w3sCvL+6
スンマセン、山ノ井をこんな人にしてごめんなさい。
でも山ノ井は調教うまそ(以下略)
お目汚しでも、ある程度楽しんで頂ければ幸いです。
利央wスローテンポがなんからしくていい
っていうか千代ちゃんを妄想から守ってやってくださいw
山ちゃああああんwwGJ
いつか利央も千代ちゃんとディープなプレイができますように
253 :
アベチヨ:2007/08/26(日) 05:02:12 ID:dM/6agAc
無駄に長いエロ。微妙に218の続きなので早々に投下。
スレ私物化する気はないので叱らないで欲しい。
長すぎて疲れる人スルー推奨。
鍵のかけられた部室。
彼のネームプレートが入ったロッカーを背に、向かい合って立つ。
そっと眸を閉じると、少しかさついた唇が重ねられる。ついばむように何度か触れて、するりと舌がはいってくる。
唇の裏側、すこし感じやすい部分をゆっくりなぞってから、深く絡めとられる。上顎を舌先で舐められてビク、と身体が震えた。
いつも行為の終わりに一度だけ交わされるキスが、いつの間にか始まりの合図になった。
(意味なんか、ないよね)
好きだと言われることもない。気持ちが溢れて千代から口にすることはあっても、それに対して彼が何か返してくれた事はなかった。
ブラウスのボタンを3つまで外して、大きな手が入りこんでくる。やわらかなふくらみを手のひらで押しつぶすように撫で回され、
千代は目を閉じて与えられる快感を追った。
こういう時の阿部はシャツすら脱がない。ボタンを外して、肌を晒したことすらない。彼なりのけじめなんだと千代は思った。
裸で抱き合うのは、彼が本当に大切にしたい女の子だけなんだろう。それでも、(傍に 居たいよ・・・)
カシャン、と顔のすぐそばで背後のロッカーが鳴らされた。
「ゃ・・・」
「気が乗らねぇならやめるか?」
千代の顔を挟むよう手のひらをロッカーにつき、腕の中に閉じ込める。
見上げた阿倍の表情が逆光で見えずに思わず怯えた表情になると、阿部は驚かしたな、と呟きゆっくりと髪を撫でてやった。
何があったのか、今日の阿部は部活中も苛々している様子だった。正直、今も少し怖い。
「篠岡、スカートめくって」「・・・え」
「触ってやるから、自分で持って。見えるように」
おずおずと両手で引き上げる。下腹部に強い視線を感じて恥ずかしさに涙が滲んだ。身体の奥が熱くて目眩がする。
けれど布地のうえから慣れた仕草で辿られ、指先が下着をくぐったところで、2人同時に気づいてしまった。
「・・・・・・悪い。マジで今日よくねぇ?」
「う、ううん。ちゃんと、きもちいい、よ」
254 :
アベチヨ:2007/08/26(日) 05:03:14 ID:dM/6agAc
体調が悪い訳でもない。きっと余計なことばかり考えてるせいだ。いつもより潤いの少ないそこに触れて、躊躇った阿部に泣きたくなる。
「やだ、お願い、やめないで」
「無理すんなよ。・・・・・・本当に良いんだな?」
こくこくと頷き、涙目で縋る千代の頬に、なだめるようなキスと溜め息を落とすと阿部は身を屈めた。
震える手でスカートを持ったまま立つ千代の正面に膝をつき、薄い布地で覆われた部分に顔を寄せる。
「きゃ・・・っ」
左腰骨のあたり、細くなった部分の下着を阿部は器用に歯で銜えると、反対側に指をかけてゆっくりと太腿まで引きおろした。
そのまま、伸ばした舌先で目の前に晒されたふくらみをつついては割れ目をなぞる。
信じがたい光景と初めての愛撫に千代の脚はがくがくと震えた。淡い茂みの内側、ほころんだ左右の薄い肉にまで唾液をのせた
舌がぬるりと這いまわる。ぴちゃ、ぴちゃ。生温い感触と卑猥な水音に、歯をくいしばって耐えた。
「ん、くぅ・・・っ!」
「脚、もーちょぃ開いて。篠岡」
「・・・や、できな、ぁ、あああ・・・」
名前を呼ばれ、ちゅぅ、と突起を吸い上げられると千代は一際高い声をあげて仰のいた。
もはや立っていられずに崩れかける身体を、阿部が腕を広げてそっと支えた。
「阿部くん、は・・・?」
「は?」
「阿部くんは、いいの?」
達した余韻でぼんやりとしたまま、乱れた制服を直して千代は尋ねた。だって今日、彼はまだ、・・・
さすがにその先を口にするのは躊躇われて、言いにくそうな千代に阿部は肩をすくめて見せた。
「そりゃここまできたらヤリてーけど」
「じゃ、じゃあ・・・っ」
「やめとけ。初めてん時みたいになるぞ。・・・俺だってしんどいんだよ」
動けねーし、あんま痛がられ過ぎっと萎えるし。ぞんざいな口調で吐き捨てると、ごまかすように両膝を立てる。
「いーから今日は帰れって。足りなかったからもう1回したい? それとも、お前が抜いてくれんの?」
立てた膝に顔を埋め、阿部の表情は伺えないけれど、聞こえたのは彼らしくない酷く頼りない声で。
どうしてだろう。投げつけられた言葉に傷つくよりも、いまの阿部と離れたくなかった。
「ちがう、よ。私・・・阿部くんが、好きだから・・・」
「・・・・・・」
何度もくりかえした告白を口にすると、阿部は黙って千代の手を引き寄せた。
255 :
アベチヨ:2007/08/26(日) 05:04:22 ID:dM/6agAc
カチャ、とベルトの止め具を外す音がやけに耳につく。ホックを外し、ジッパーを下ろそうとしたところで今日初めて阿部が笑った。
「なんか、見られてるとやりにくい」
「ご、ごめ・・・っ」
「いーよ別に。俺が誘ったんだし。・・・頭、こっちな」
ロッカーを背に座りこんだ阿倍の、立てた膝の間に向き合ってぺたりと座り、おろおろと視線をさ迷わせる千代の顔を
ぽすんと自分の左肩へ押しつけた。
「お前、何するか分かってる?」
「た 多分・・・でも、した事ないから」
上手にできないと、思う。真っ赤な顔でぽそぽそ続けると、苦笑する気配がした。
「ばーか、何考えてんだ。――片手だけ、貸して」
え、それって・・・。いいから。あと、顔見るの禁止な。なんで?なんででも。
そう言って己の肩に押しつけたやわらかな髪を優しく撫でると、阿部はゆっくりと千代の左手を熱く張りつめた中心へ導いていった。
は、は、と短く切れる彼の息づかいが聞こえる。それから皮膚と肉が擦れあう生々しい音。
生まれて初めて触れたそこの熱さに驚いた指を、上から重ねられた右手にやんわりと握らされた。
あとは促されるままに、握った指で上下に擦りあげる。勢いあまって張り出した先のくびれに指の輪が強くかかると、
阿倍の喉からくぅ、と低い声が漏れた。力の加減が分からず、つい(痛くないのかな)と指を緩める自分のせいで
なかなか達せないようだ。もどかしげに溜め息をつき、その度に痛いほど強く手を重ねられる。
身体を繋げるより恥ずかしいコトだと千代は思うけれど、好きなひとだから、気持ちよくなって欲しい。
じわりと滲んだ温かい液が指に垂れてくる頃になると、阿倍の呼吸がひどく苦しげになった。(あべくん・・・)
きゅ、と一度強く目をつぶると、千代は身体を伏せて、2人の手が重なって動いている部分へ顔を寄せた。
「バ・・・っお前、何・・・!!」
ぎょっとした阿部が制止するのも聞かず、目を閉じてそこに唇をつける。ちゅ、と先端のあたりに吸いついてから、
思いきってくびれまでを口に含む。歯に当たらないよう、上顎と舌ではさんでみる。稚拙な技巧だったが、
たっぷりの唾液で濡れた温かい粘膜にぴっちりと包まれて、熱い幹はビクリと震えた。
「やめろ篠岡!・・・ぁ、ぅあ・・・っ」
「・・・は、ん、いい・・・よ・・・あべくん、イって・・・」
「放せ、出る・・・っ!」
「・・・ん、・・・んっ、ん・・・」
断続的にあたたかい液体が放出される。決して唾液と混じらない不思議な浸透圧のそれは青臭く、口の中に溜まった。
どうしようか一瞬迷ってから、千代はこくり、と喉を鳴らした。予想より飲みこみにくい。粘ついて流れ落ちる、精液。
唾液ごとすべて飲み下して、ゆっくりと目をあけると、そこには呆然と自分をみつめる阿倍の姿があった。
えへへ、と笑ってみせる。こんなことをして嫌われただろうか。好かれても居ないけれど。
「きもち、よかった?」
「・・・・・・あ、あぁ・・・」
よかった、とまた笑う。
「あのね、私、阿部くんが好きなの」
「・・・・・・」
「だいすき、だよ」
「・・・篠岡・・・」
名前を呼んで、きつく抱きよせられる。幸せだと思った。彼が好きだから。
笑ってでも居ないと、泣いてしまいそうだった。
了
256 :
アベチヨ:2007/08/26(日) 05:15:36 ID:dM/6agAc
需要もないのに度々すまない。
ミハチヨ職人待ってたひと、ごめんにゃー。
アフタ展開に動揺してやった。今は反省(ry
(⊃Д`)
ぜんぜん需要あります
GJ
エロくて、かつ、なんかこう切ない。
いいっすいいっす、GJ!
259 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 07:43:35 ID:985GgZSB
GJGJGJ!!
切ねぇけどいい・・・(_´Д`)
是非続編を書いてほしい!!
>>256 バカバカ!おまい大好き!!
なんか切なくて泣きそうになったよ(⊃Д`)
続きを激しく希望
いつか2人とも幸せになって欲しいな…
コミクス派だったけど、うっかりバレスレ見ちゃってアフタ買いに走った…
ミハチヨも待ってる一人だけど
全然よかったよ〜
泣きそうんなった!!
エロい人は心の温かい人(持論)
篠岡がけなげすぎる〜
GJ!
ミハチヨ同じく待ってる
篠岡健気で泣けてくる〜。
阿部が相変わらずなんでこんなヤツやめとけ!と思ったけど
ちょっと阿部に変化が?
続きをこっそり期待してる。
萌えすぎて心が痛いんだぜ…(;´Д⊂)
しのーかが可哀想だが幸せなのか…
阿部どうにかしやがれ
職人超GJGJ!!!!続き待っとります。
アベチヨの人GJ!せつねえ・・・
続き書いて欲しい
しのーかをどうか幸せにしてあげて
「カントク、かく乱作戦考えたんスけど。」
「何?阿部くん。」
試合前の相手校対策の打ち合わせで阿部は突然そんな発言をした。
「捕手って向こうの監督見るのも仕事じゃないスか。
だから、向こうの捕手もカントク見てると思うんですよ。」
阿部も常に対戦相手の監督をチェックしている。
いや、阿部の場合ベンチ全体をチェックしているわけだが。
「そうね。サイン出したかどうかは見るわよね。」
阿部の観察力に一目置いているモモカンは頷きながら賛同した。
「それで?どうやってかく乱するの?」
阿部は真剣な表情でしかし妙な手つきをしながら、説明をはじめる。
「だから、向こうの捕手がカントク見た瞬間に、こう・・
だっちゅーののポーズをしてください。とりあえず超動揺すると思うんで。
ウィンクもつけたらさらに効果的です。」
両手をぎゅっとVの形に突き出し、若干前かがみになるそのポーズを見て、
モモカンは周りの空気も凍る勢いで固まった。
「・・・・・・・・・・・あなた、いくつよ?」
「は?それで、一つ注意して欲しいのが、こっちのベンチには見られないようにして下さい。
三橋が見ちゃったら鼻血吹いちゃって夏が終わるんで。
それだけは避けたいッスから。」
モモカンはおもむろにベンチに立てかけてあったバットを手に取った。
「・・・・・・・・・・・その作戦の成功率は?」
「向こうの捕手が巨乳派なら100%。美乳派なら0%です。
オレにはきかないんで安心して下さい。」
「こんの アホがぁ!!」
かっきーんといい音をさせてモモカンはバットを振り切った。
モモカンにケツバットを食らって吹っ飛ぶ阿部を目の端に捕らえた部員たちは
「また、阿部ケツバット食らってるぜ。」
「ホント、こりねえよな。」
すっかり日常と化したその光景に深々とため息をついた。
---終わり---
トリ忘れた。ま、いいや。いやほんとサーセンw
目汚しスマソ
和さんには効果てき面
だっちゅーのwww
モモカンの「あなたいくつよ」つっこみ、ナイスw
お願いします、「実行編〜桐青正捕手の場合」をお願いします。
和さん、しんご・・・巨乳派
準、利央・・・微乳派
タケ・・・美尻派
迅・・・美脚派
山さん・・・なんかこう、特殊な感じ
そんな気がする。あくまで俺の予想。
山さんのどこがどう特殊な感じなのかkwsk
実際の所今の高校生はだっちゅーのは理解出来るんだろうか?
あれ何年くらいのネタだっけ?
モモカンの歳で、小学生の頃だろ<だっちゅーのww
そろそろ10年ものでしょうか。
でも、高1なら幼稚園児ぐらいの記憶は楽に残ってないかなあ。
このネタがわからん人は未成年ではなかろうか?
>>271 うっかり書いてしまったw
>>273 1998年に流行語大賞らしい。
阿部は小学校低学年くらいだろうから、ギリギリだなw
モモカンと同じ年の自分は余裕で分かるw
桐青ベンチは異様な雰囲気に包まれていた。
対戦相手は公立校。
新設のため一年のみ
監督は女。
そんな対戦相手に、今まで当たった事がない。
未知数の相手に、今までの経験値がどれほど通用するのか。
恐らくこちらは研究され尽くしているだろう。
しかし、この夏大、甲子園に行くのは俺達だ。
その決意だけは揺らぎない。
だが、どうしても。
負ける気がしないため、気合が微妙だ。
「手え抜く気ないけど、なーんかやりにくいなア。」
島崎の発言に、河合は焦って嗜める。
「オイ、そーゆーの下に聞かせんなよっ。」
「だからちっちぇー声で話してんじゃん。正直に言えよ?」
島崎はいっそう声を潜めて、続ける。
「向こうの監督、胸デケーよな?」
島崎の言葉に、河合は無言で頷いた。
試合開始後、静かに実行に移された西浦高校の精神かく乱作戦。
それに気づいた者は桐青ベンチには一人もいない。
試合中、西浦のサインの有無を確認するため
河合は西浦側の監督をちらりと見た。
「う・・・なんか見ちゃいけない気が・・・。」
「ふざけんな!相手監督見んのはオレのシゴトだ!」
両手で軽く自分の頬を叩き、改めて西浦の監督に視線をやる。
その瞬間。
河合のマスクが真っ赤に染まった。
しかもなぜか、島崎までグラウンドに突っ伏していた。
河合と島崎が退場してしまったことに、桐青ベンチはうろたえたが、
消えてしまった二人のためにも、
この試合負けるわけにはいかない。
新たな気合とともに、勝利への執念を見せる。
1死・2塁、3塁。
4番の青木に出た指示はスクイズ。
青木はゆっくりネクストからバッターボックスに向かう。
気合は十分。追加点は4番の使命。
ふと、西浦ベンチに目をやってしまった。
なにか、おかしい。
思わず、じっとみてしまった。
そこには
後ろ向きに羽交い絞めにされて、スカートを捲り上げられた西浦マネジ。
見事な脚線と申し訳なさげなファンシーな下着が青木の目に突き刺さる。
おびただしい汁を撒き散らして青木はうつ伏せに倒れた。
同時に、真柴も3塁で血の海を形成しながら突っ伏していた。
スクイズ、失敗。
7回裏、3振した高瀬をからかった山ノ井は
何気なく西浦ベンチに目をやった。
そこには。
なぜかシャツを脱いで、代わりにキャミ一枚の姿で
脇から二の腕のラインをくっきり晒している西浦マネジの姿。
顔が破裂するのではないかという勢いで噴出し
ゆっくりと倒れこんだ。
仲間の屍を超えてでも、桐青は戦わなければいけない。
涙をふき取って高瀬はマウンドゆっくりと向かう。
河合がいなくても、勝たなければいけない。
仲沢もゆっくり歩きながら、プレッシャーと戦っていた。
河合の代わりを務めなければいけない。
荷は重いが、それで負けなりなどしたら、
屍となった河合は天国でゆっくり眠れない。
墓前に供えれるものは、勝利という美酒のみ。
勝たなければ。
新しいバッテリーがここに誕生した。
マウンド上で二人が決意とともに勝利を誓う。
そして、西浦ベンチを憎憎しげに睨みつける。
視界に入ったものは。
キャミからシャツに代え、
そのボタンを4つまで開けた、西浦マネジの姿。
眩しい位に白い肌にさらに白いブラジャーと
申し訳なさげにこじんまりと存在する胸の谷間。
マウンドが血に染まった。
翌日。
地元新聞やテレビはこぞって前回優勝校の
一回戦敗退を報道した。
---終わり---
いや、ほんとサーセンw
そこまでやったらひどいを通り越して鬼畜だよ、阿部w
つーか、しのーか羽交い締めにしてたのは誰だーっ
>>271 実に反省してる。
山さんを特殊にしすぎてすまない。
数年前の甲子園で、巨乳チアガールがいた特に強くない高校が
強豪校にまさかの展開で勝った時のネタを思い出したw
ここまで来ると桐青も哀れwwww
いくらなんでも鼻血噴きすぎだろww
しんごさんには美人の彼女がいそうな気がする!
てか、どうやって千代ちゃんにブラチラさせたんだ??
287 :
271:2007/08/26(日) 21:49:33 ID:TK+nN4go
ちょwしんごまでちゃんと巨乳派にしてくれてるwww
とか思ってたら全部書いてくれたのか!!gjてかありがとう!
笑いすぎてよだれとかでてきた。
>>272 いや、山さんは
拘束なのかSMなのか、スク水なのかニーソなのか
鎖骨なのか肩甲骨なのかうなじなのかくるぶしなのか
なんかよくわからんのだがとにかく特殊な感じがしたんだ。
そこを脇と二の腕ときたか。ほんと
>>280gj
というか俺こそ全世界60億の山さんファンにすまないことをした。反省。
なんという精神攻撃
>>287のとっちらかりぶりにマジワロタw
良かったな!
山さんはアレだよ、鎖骨派。
ネ申が降臨したwww
死ぬほどワロタじゃねーかバカヤロウ
もっとやれ!
こんなんが敗因なんて哀れすぎるぞ桐青w
で、対戦相手の美丞大狭山高校が西浦の好みを研究してきて
当日は美乳ぞろいのチアガールが応援席を埋め尽くし、
気をとられた安部が今月のアフタヌーンの様になる、と……。
最近のブラはどんな形の乳でも美乳にしてしまうからなぁ
脱ぐよりブラ付けてTシャツ着てる方がエロいってどんだけwww
着衣プレイか!
>>294 ごめん、
「ん、う、あぁん、阿部くんこれ以上は」
「これだけで終わるわけねぇだろ」
「あ、ふ、や、やぁぁぁあん、んくっ、ぁ、あついよぅ・・・」
って真夏の部室で長袖ジャージやらパーカーやらコートやら着せられてるしのーか想像した。
マニアックwww
>>295 夜中に吹き出しただろwww
正直エロい想像よりもでかすぎるコートとか着させられてるしのーかを
思って笑いが止まらんwww
しのーかはセーラー服なら喜んで着てくれると思うぞ
セーラー服は駄目だ
無地で薄い素材の白シャツが良い
キャミは着用不可でブラはピンクか淡いブルーで頼む
イエローでもOKだ
阿部君こんなところでなにやってるの?
301 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 04:10:20 ID:Bg8pMZT+
白セーラーだったら結構生地も薄めだし背後からの眺めはいいものだよ
おまけに腕上げた時にヘソチラのオプションがあるよ
おっぱい大きい子はデフォルトでおなかチラだよ
白シャツだとスカートのなかに裾入れちゃうからそれがないよ
>>299 それでしのーかが着る前に阿部が試着するんだよな?
阿部に合うサイズじゃ、篠岡にはぶかぶかだろ
いや、ぶかぶかの白シャツ……アリだな
むしろ阿部のシャツを篠岡に着せるとか。
それ一枚のみで。スカート?知らないな。
男物のシャツの中で、華奢な体のシルエットが揺れるのだな?
ぶかぶかのTシャツとかも萌える
阿部の家に泊まることになってパジャマにとか…
阿部のジャージ着て袖から指がちょっとしか見えないのとか。
阿部はシャツ着せたままヤり直すんだろうな。
ド変態な安部も好きだが、水仕事で荒れたしのーかの指先みて
「俺はお前が好きだよ!」
「だっておまえ、頑張ってんだもん!!」
と、告りだす純情派な展開も妄想している俺は異端
「篠岡。オレは篠岡が…」
「な、なに? 阿部くん」どきどき
「篠岡が………スキだよ」
「あ、阿部くん…///」
「……だっておまえ、頑張ってんだもん。」
って言ってぶっきらぼうに荒れた手掴んで引っ張ってキス、みたいな。
っていうシチュを希望だ310よ同意だ!
三橋のときとは違いちょっと照れて欲しい。
「は?なんで脱ぐの?」
「だ、って阿部くん、するんじゃ・・・」
「普通着たままだろ。バカか」
炸裂萌え語り
誰かこれで書いてくんねーかな
ったくこのスレは阿部だらけだな
高校球児の半分は妄想で出来ています
「(ヘンタイだけど マニアックだけど)
部員としてじゃなくても、
あたしは阿部くんがスキだよ!
だって阿部くん
頑張ってんだもん!!」
…と手を握られ、
「オ…ッ オレもっ 篠岡がスキだ!!」
と叫ぶ阿部はダメですか
いつか出てくるらしい中の人のネタだと阿部は妄想とかしないんだっけか
三橋はナースコスらしいが…
ナースコスネタを聞いて突発的にナースコスプレイミハチヨを書いてしまってるぜ
三橋が変態でもいいじゃないと思う反面前スレの純情ミハチヨ果てしなく待ってる
じゃあ阿部は確実にしのーか…いや、なんでもない
320楽しみに待ってるよw
321は何書きかけたんだ?すっげぇ気になる。
>ナースコスプレ イミハチヨ
とよんでしまって泉参戦?とか思ってしまったorz
榛名×宮下先輩が気になる…
以前執筆中と書き込みのあったミズチヨ待ってます
アベチヨの続きを〜
しのーかを好きじゃないから今は気を遣ってるけど
本気になって遠慮しない阿部が希望
>>320 いいと思ういいと思う
変態プレイすげ楽しみ
そこでマニアックなプレイに走る阿部w
私も水谷が読みたい…
「…悪り。篠岡のことは好きだけど、
俺、今は野球のことしか考えられねえ」
「……そうだよね。ゴメンね、三橋君のことしか考えられないよね…」
「は? 三橋っつーか、野球だよ。
あー、まあ大体考えてるのは三橋のことだけど。アイツ手ぇかかるし…」
「…私ね、どうしても…伝えたかったの」
「阿部君が三橋君のことスキでも、
やっぱり私の気持ち知ってほしかったんだ…」
「は?」
「困らせてゴメンね。それじゃあね、阿部君!」
「イヤ待て篠岡。待て。いいから待て」がしっ
「えっ…な、なに?」
「ちょいひっかかったんだけど、いまオマエなんつった?」
「す、スキだって抑えきれないって…」
「いやその後」
「阿部君が三橋君のことスキでも…」
「…なんでそこにミハシが出てくんの?」
「阿部君は三橋君のことがスキなんじゃ…?」
「いや俺ノーマルだし。普通に女が好きだし」
「だって手繋ぎながら頬染めてた…」
「やめろその言い方! 手は瞑想だから仕方ねーだろ」
「でも三橋君に告白してたよね?」
「してねえ!」
「だ、だって! 『俺は投手としてじゃなくてもおまえがスキだよ!』
って三星学園の茂みの所で!」
(見られてたのかー!?)白目
「それで栄口くんとか泉くんとかみんなが『アベはホモなヤツだよ…』
って!」
(部員にもー!?)白目
「アレはそれとは違う! 俺はマジでノーマルだ!
足フェチで微乳派で焦らしと着衣プレイがスキな健全な男だ!」
(あ…あし? びにゅう…? 着…衣……?
それってある意味ノーマルじゃないんじゃ…)
「篠岡。俺と付き合ってくれ!!」
「え、ええ? でもっ、そっちのケがないってことアピールするために付き合うなんて…」
「違う、俺は本当は篠岡のこと気になってたんだ。
けどお前マネジだし…」
「…でも、俺はマネジとしてじゃなくてもおまえがスキだよ!」
「阿部君…」
「三橋君と同じ告白なんて使い古しもいいところだよ!
私と三橋君と二股かけるの!?」
「だからちげー!」
「だって三橋君も愛を叫んでた!」
「…!!」
「!」
………
……
…
阿部の叫びは日の落ちたグラウンドに木霊するのだった…。
阿部哀れ過ぎwwwww
笑わせて頂きました、GJ!
アベはあくまで野球バカなんであって、モホではないと思うんだ。
でもあの台詞は激しく誤解を生むと思うんだ。
だからこうなった。反省は
している。
神降臨までの暇つぶしにドーゾ。
GJGJGJ!阿部哀れwやっぱり明るいのがイイねー。
三星の茂みで見てた千代ちゃんもGJ!
うん、「神光臨までの暇つぶし」便乗させてもらおう。
今までの薄暗い話完結編 投下。
255アベチヨの阿部視点エロなし完結編。阿部がひとりぐるぐる裏話。
身に余る感想をくれたおまいらへ捧ぐ。
前作未読・ラブラブが読みたい人はお手数ですが3つ下までスルーしる。
335 :
アベチヨ:2007/08/28(火) 16:26:56 ID:7qj5l41v
なんでお前、こんなことさせるくらい俺が好きなの
気分次第で抱くだけ抱いた後 同じ教室に入って目も合わせねぇ俺に
なんでまだ好きとか言ってんの
茶色がかったおおきな瞳が揺れて、泣く、と思った。でも泣かなかった。震える声で、いつものように俺が好きだと繰り返した。
あのね、すきなの。あべくん、が。(だいすきだよ・・・)そう言って、笑った。
己の熱い中心が、彼女のちいさな口に含まれたのを視認しただけで暴発するかと思った。
やわらかな唇が触れて、ピクリと脈打ったそれをぬめった粘膜に迎え入れられる。
根元からくびれまでを白い指で、ついさっき教えた通りにしごき上げながら、先端を舐めまわす。上顎と舌できゅぅ、と挟まれ
どうしようもない快感が駆け抜ける。いい。温かい唾液も、包みこむ頬の粘膜も何もかもが気持ちいい。
はっ、と短く息をついてこみ上げてきた射精感を逃がす。こきざみに揺れる彼女の後ろ頭をめちゃくちゃに押さえつけて腰を突き上げ、
強く出し入れをしたい欲望を抑えるのに阿部は必死だった。張りつめたそこへ、苦しげな吐息がかかる。そろそろ限界だ。
視線を下げると、伏せた彼女の白シャツの胸元から、淡いピンク色のブラジャーがちらりと覗く。うまく呼吸ができないのだろう、
ん、くぅん、と仔犬のような鼻に抜ける甘い声を漏らしている。阿部は手を伸ばし、頬に落ちかかる髪をそっとかきあげてやった。
初めてだろうに、懸命に。阿部が気持ちよくなるように。それだけで埃まみれの床に這い、目を閉じて屹立した男性器を頬ばる少女。
さっきまでロッカー前で立ったまま自分の愛撫に乱れていた姿より、ずっと卑猥で、それ以上に痛々しくて、(ヤバい・・・出る・・・っ!)
止められない快感が断続的に迸る。濡れた温かさに包まれたまま射精している事実に、くらり、と目眩がした。
何も言えず、呆然と阿部が見ている目の前で。篠岡はゆっくりと伏せていた身体を起こすと、目をつぶったまま顔をあげた。
白い喉が、こくり、と動くのが、見えた。(・・・ンの、バカが・・・っ!!)
なあ、本当に、なんでお前こんなことするまで俺が。
>足フェチで微乳派で焦らしと着衣プレイがスキな健全な男だ
吹いたw 出てきたネタ全部ぶっこんどるww
337 :
アベチヨ:2007/08/28(火) 16:27:44 ID:7qj5l41v
部活終了後ひとり残って、阿部はぱらぱらと部誌を開いた。乱雑に書き殴られた所々に、かわいらしい几帳面な字が並んでいる。
三橋のようにして欲しいと言われて、手に触れた。抱いてほしいと請われて抱いた。抱けば縋りついてくるから、また誘った。
付き合う暇がないと突き放しておきながら、いつの間にか身体を繋ぐ時間だけを2人で過ごしてきた。
どう考えても優しくなんてしてやれない。これが水谷や栄口や西広や、いや自分以外のメンバーであれば誰でも、
彼女にとってずっと幸せなはずだった。きっと、
(あんな顔で、笑わなくて済んだ)
けれど、いつでもまっすぐに向けられる瞳は、自分しか見ていなかった。伸ばした指の先には、いつも自分のシャツが掴まれた。
重ねた唇。触れたこの手のひらで形を変えるやわらかな胸、感じやすい紅い尖り。欲情のままにまさぐる自分よりも、
彼女の身体中で求められてると感じた。潤んだ奥を指で掻き回せば高く声をあげて何度も自分の名前を呼んだ。
壊れそうな笑顔で、好きだなんて言葉を繰り返すばかりで。
(俺にどうしろって言うんだよ・・・・・・)
千代が見せた最後の笑顔が頭から離れない。何も願わない彼女の望みを、出来ることなら叶えてやりたいと思う。
もう泣かないで欲しい、幸せになって欲しい。あの、花がひらくような笑顔を――・・・
「なんか、心臓、いてぇ・・・っ」
かつて彼女がそうしたように、シャツの胸元を握りしめる。
初めて感じる甘い痛みは、滴となって頬を伝った。
了
338 :
アベチヨ:2007/08/28(火) 16:29:20 ID:7qj5l41v
アベチヨ・今回ムダに長い後書きと言い訳
336はさんじゃってごめんにゃー。
両想い、ゲットだぜ。あれだけ盛り上がってた着衣プレイなくてごめんにゃー。
阿部はゲンミツに言うと酷いだけじゃなくて高倉健ばりに不器用な男かもね、ってだけの話。で、っていう。
前回コメントくれたおまいら全員ごめん、超愛してる。「阿部どうにかしやがれ」には噴いた。でもほら、
これでどうにかなるんじゃね? ちなみにラスト阿部の胸痛は三杉くん的な意味じゃない。(知らない世代か?)
続きコール待ちでは断じてない。が、こんな終わりで納得できるかシネぼけ禿げ早漏とかは傷つくのでやめて。ただ、
皆なで盛り上がれるギャグや、和むっつうの!な純愛職人さん達の中、ひとり長々と薄ら寒い話で空気壊すのが嫌になった。
べっ、べつにこれからラブラブ書く修行に出ようなん(ry
このスレの職人皆さま、日々勉強になります!あざーっした!
>>338 投下割り込んでスマン。マジスマンorz
書き込む前にリロードボタン押せ自分ー・・・。
しかしマジGJ!
>>338 阿部の切なさが伝わってきたよー・・・。
嫌にならずにまたかいてよ!いや書いてください!次回作も期待してる!
>>338 バカヤロウ、俺が待ち望んでいた神とはおまいのことだ。
せつねえんだよお前、どれだけツボを押すつもりだ。この神め。
おまいの手で最後まで書いてアベチヨを幸せにしてやってくれ。
俺はアホネタしか書けん。
あああネタコメさんよ、もっといっぱいお前につくハズだった
GJスペースをでかい身体でふさいじまってごめんなああああ
100人分でも言ってやるぜ! GJネタコメ!これからも
楽しい話書いてくれよ!!
ID:0/9XpBXK と ID:7qj5l41vよ、結婚式には呼んでくれ 両氏GJ
わ。本当に続きが♪楽しみにしてました。
毎回プレイがワンパターンにならないのが尊敬。
続き催促しまくってウザくてすみませんでした!
ありがとうございました。
とはいえラブラブも期待w
>>333 おもしろすぎるぞ、この野郎!
確かにありゃ誤解されるわなww
>>338 終わっちゃうのか…
でも阿部の変化に悶えたよ
全然薄ら寒くなんてなかった!
今後もひとつよろしく
ああああもうなんだよなんなんだよ阿部〜
とにかく俺は幸せだ。みんなGJ。
うおおおおおおおおお
アベチヨGJ!超GJ!!
報われたっぽいラストで本当によかった
興奮して叩いた太股が痛いぜ
人いないね…
ミズチヨとナースコスミハチヨ待ち
みんな頑張れ〜
ところで、SSでナース服言われてもしょうがない気がする俺は素人?
>>348 脳みそフル回転で想像、いや妄想すれば大丈夫
投下します。
皆さんが心待ちにしてるカプでなくて心底申し訳ない。
カプ 篠岡×多人数 最終的に誰かが失恋 エロパート 泉×篠岡
苦手は人はスルーヨロシク。
篠岡が誰かを見て、誰が好きだろうが、誰とつきあおうが、
オレにはカンケーねえ。
ただ、誰かと付き合って、それが部内の奴で、
万が一、別れて泥沼状態になったら。
篠岡は部を辞めなきゃいけないだろう。
当然だ。部内の和を乱すマネジなんて、いらねえ。
篠岡を、誰かが好きになんて、ならねえほうがいいんだ。
篠岡は、誰かを好きになんて、ならねえほうがいいんだ。
それだけは、確かなんだ。
「おつかれさまでーす!」
篠岡はかけ声とともに、ほかほかのおにぎりが乗ったお盆を
みんなの前に差し出した。
「おおおおお!!」
「いっただっきまーす!」
そんな声と共に、手が次々と伸び、瞬く間に空になっていく。
最後に残ったおにぎりをみて、篠岡はドリンクを飲んでいた泉に近寄った。
「はい、これは泉くん。いくらだよ。最近ずっとトップだね!すごいね!」
篠岡が笑顔で差し出したおにぎりを、泉は無表情で受け取る。
「サンキュ。」
一言だけ返し、そのままおにぎりを口に含み、篠岡からすっと離れた。
そのそっけなさに、篠岡は一瞬表情を曇らせたが、すぐ笑顔に戻り、
みなに牛乳を配るために、ベンチにかけ戻った。
そんな二人のやり取りを偶然見てしまった水谷と巣山は、
そっとお互いの目を交わしていた。
その日の部活が終了後、部室には篠岡と泉の二人が残っていて。
「泉くんの態度、わからないよ。私、何かしたかな?」
篠岡とは決して目を合わせず、あらぬ方向を見つめながら泉は硬い声音で返答する。
「別に?」
突き放した泉の言葉は、篠岡の心を冷たくさせる。
時期はいつからか覚えていないが、夏大後にはもう、
泉の態度はおかしかった気が、篠岡はしていた。
篠岡の目を、全く見ないのだ。ずっと気のせいだと思ってきたが、間違いない。
もうそろそろ我慢も限界になり、直接泉を問いただそうと、
思い切って呼び出したのだった。
「私、何か悪いこと・・・した?」
自分が気づかない間に、泉を不快にさせることを何かしでかしたのだろうか。
もしそうならば、謝るべきだろう。
しかし、思い返しても、篠岡には思い当たる節はなにもない。
しばらくの沈黙の後、突然泉は顔をゆがめ、搾り出すように、声を出した。
「・・・色恋沙汰なら、ヨソでやれ・・・。」
唐突な内容に、篠岡は虚をつかれた。
「え?なに?それ?」
「・・・三橋を好きになんなよ。」
「え?三橋くん?」
思いも拠らない名前が出て、篠岡はドキっとした。
篠岡にとって、三橋の名前は妙に特別に聞こえる。
「誰のことも好きになんな。」
そうつぶやいた後、突然泉は篠岡の手を掴み引き寄せ、声を荒げた。
「わかってんのか?部を辞めなきゃいけないの、お前だぞ?」
「え!?」
泉はそのまま、強引に篠岡を抱きしめ、荒々しく自分の唇で篠岡の唇を塞いだ。
「・・・え!?・・・あ!?」
その行動にびっくりして、抵抗するのも忘れて思わず声を出すと、
その隙をついて泉の舌が篠岡の口内に侵入する。
篠岡は舌をからめ取られながら、なんとか泉から離れようと身をよじって抵抗したが
逃げる篠岡を追うように泉は歩を進め、ロッカーに押し付ける。
がたんと大きな音がして、篠岡は背中に痛みを覚えたが、泉の行動は止まらない。
脚で篠岡の脚を割り開き、ぐっと抑えて動きを封じる。
唇をなおも貪りながら、手は荒々しく篠岡の胸をつかみ、きつく揉む。
「んん!!・・・っ!!」
容赦なく口内に侵入した泉の舌は篠岡の舌を強く吸い上げ、声まで掬い取る。
泉の指先は下着越しに篠岡の突起を強く揉みあげ、痛みとも取れる刺激を与え。
脚の間に差し入れられた脚は篠岡の足の付け根を強く擦り上げ、
幾重にも重なった布地越しなのに、強い快感を篠岡に意識させ。
泉の行動に混乱しながらも、なんとか泉を引き剥がそうとするが、
利き手は掴まれたままぎりぎりと痛み、左手でなんとか押しやろうとしても、
泉の身体はビクともしない。
一見女性とも見まちがえる泉の中性的な顔立ちや、
細身の身体からは考えられないその強さに、強く男であることを思い知らされる。
とどまることを知らないかのような泉の動きはさらにエスカレートし、
スカートを捲り上げられ、太ももに泉の手が直に触れた。
そのままの勢いで、下着の隙間に泉の指が侵入してくる感覚が篠岡に恐怖を与え。
篠岡は、無意識に歯を食いしばった。
途端、弾けたように泉が離れて。
口を押さえた泉の指の間から、血がつたう。
篠岡はいつの間にか溢れていた涙をぬぐいもせず、
荒い息をつきながらただ泉を見つめ。
泉は一言も発せず、篠岡を見ることもせず、部室から飛び出していった。
大きく開け放たれたままの扉を、呆然と篠岡は見つめて、
やがて力が抜けたかのように座り込んだ。
飛び出した泉は後ろを振り返ることなく駆け出し、
そのままチャリに飛び乗り全速力で漕ぎ出した。
わき目も振らずペダルを漕いでいたが、ふとコンビニの明かりが目に留まり、
店の前においてある自販機で一本ドリンクを買う。
ボトルに口をつけたときに、唇の痛みに一瞬躊躇したが
かまわずそのまま飲み干し、ほっと一息をついた。
途端、空になったペットボトルを握り潰し、荒々しくゴミ箱に放り込む。
「くそ!!」
両手で頭を突っ込んでかきむしった後、そのまま力なく自販機にもたれる。
自分の勘のよさと観察力が嫌になる。
試合の時、三橋の従姉妹をやたら見ていた篠岡。
三橋と一緒に乗り込んで帰っていた車を、妙に見ていた。
その後、増やされた三橋のおにぎり。
阿部の指示だというが、それにしては具が妙に豪華ではなかったか。
篠岡は三橋に惹かれているのかもしれない。
その考えが浮かんだ時、自分の中に説明のつかない感情が沸き起こってしまい
それ以来、必死にそれを自覚しないようにしてきた。
その反動で篠岡の顔を見なくなって。
まさか、あんな行動をしてしまうなど。
唇に噛みつかれなかったら、自分はどこまでする気だったのだろうか。
情けなさ過ぎて、自分自身に怒りが溢れる。
それでも、その感情に、名前をつけることはできない。
それだけは出来なかった。
認めるわけにはいかないのだから。
やがて、のろのろと身を起こし、再び自転車に乗ってゆっくりと漕ぎ出した。
その後まもなく、携帯の着信メロディ響き渡り、ディスプレイには篠岡の名前。
泉は一瞬ためらいを見せた後、通話ボタンを押した。
誰もいない部室で、篠岡はどれくらい呆けていただろうか。
篠岡は震える手でなんとか携帯を取り出し、泉にコールする。
何を聞きたいのか、自分でもわからないまま。
呼び出し音が数コールなった後、泉が出た。
『・・・何?』
そっけない返答に、篠岡は力なく笑う。
「何って・・・それは私が言いたいよ・・・。」
電話の向こうでは泉の沈黙が続く。
「泉くんが、何を考えているのか、わからないよ。」
『わかる必要なんてねえぜ。ほっといてくれ。』
プチっと通話を切れ、篠岡は途方にくれて携帯を見つめる。
急に始まった泉の態度の冷たさ。
たった今ここで起こった出来事。
投げつけられた言葉。
今の電話での泉の拒絶。
どうすればいいのか、どう考えればいいのか思考は混乱し、ループする。
自分が悪いのか、泉が悪いのか、
自分が嫌われているのか、泉の行動の不可解さ。
なぜ、泉はあんなことをしたのだろう。
手首に残る鈍い痛みにそっと指をなぞらせる。
うっすらと赤くなっていて。
激しくもまれた胸はまだ熱を持っているようで。
脚の付け根のじんわりした感覚はまだ生々しく。
はしたなく、下着を汚しているのを自覚する。
唇には泉の唇の感触がはっきりと残っていて。
噛み付いた、血の味を思い出す。
唇を傷つけてしまって、申し訳なかった。
そんな思考に至り、はっとする。
泉の乱暴な行為に対して、怒りを覚えていないことに。
体ははっきりと反応してしまい、
感情ではもしかして流されたかったかもしれない。
泉の男の部分を、強く見せ付けられて、
それに強く反応した自分の女としての身体。
泉を好きだと思ったことはないはずなのに、しかし今も尚、
脚の間からあふれ出る自分の淫乱な身体を強く意識して。
部活中は無意識に三橋を目で追う自分を、心のどこかで自覚していた。
なのに、今、泉がここに戻ってきて、
続きをされても自分は抵抗しないかもしれない。
ただ、泉に嫌われていることが、悲しくて。
篠岡は自分の何を信じればいいのかわからなくなり。
自分を見失った。
---続く---
サーセンw 続きは近日中に必ず。
続きー(*´д`*)ハァハァ
wktkして待ってるー!
おぉ!泉が来た!
続き楽しみに待ってるよ〜
しかし、小ネタ神は小ネタ以外もほんとうまいね
しみじみ…
ひいいい泉たまんねえええやばい続きがとっても気になる。
死ぬほどワクテカして待ってます。
とりあえずナースコスミハチヨできたので投下します。微妙にカオス。
エロシーンはずかしくてあんまり見直しできてないすまん。
三橋が小道具を使っちゃったりする未知なるキャラになってるので注意。
「三橋くんってどんな格好が好き?」
隣を歩く少しだけわたしより背の高い彼にそう問いかけた。
---
三橋くんとは付き合って2ヶ月ほどになる。
入学式のときに彼を見かけたときから気になって、野球部でマネジをやろうとおもったらちょうど彼がいて。
彼の投げる姿は本当にかっこよくていつも目を奪われていた。
だから彼に告白をして、「・・お、俺もずっと好きだっ、た・・・」なんて返されたときは本当に嬉しくて飛び上がりたいような気持ちだった。
あくまでも部活のほうを優先した上で何回かデートもしてわたしはこの関係にとても満足していたのだけれど。
「千代って、三橋くんと付き合ってから結構たつけどまだやってないの?」
なんて昼休み中に友達にさらっと言われたときには飲んでいたジュースを噴出してしまいそうになった。
「やってって・・ま、まだに決まってるよ・・」
「えーっ、ちょっと遅くない?飽きられちゃうよ?」
「そーそー、やるばっかりも駄目だけどさ、やらせないのもどうかと思うよー男の子だし」
「しかもさ、三橋くんってそういうの自分から言えなさそうじゃん?ここは千代がリードしてやりなよ」
「そ・・そんなこといったってわたしだって無理だよ!」
ぶんぶんと両手をふって否定するわたしを二人の友達はじーっと見てくる。
「で、でも三橋くんはそんな素振り全然見せないよ?」
「そりゃそうだろうよ、そんながっついてきたらあんたが幻滅するでしょ」
「そうだけど・・・」
「まあもし本当にそうだとしたら千代には色気が足りないのかもしれないねぇー」
「あーそだね、千代って可愛いけど幼いっていうか・・服もかわいいけど際どいのは全然着ないし」
「そんな服わたしには似合わないよ!スタイルだってそんなに良くないから色々頑張って誤魔化してるのに・・」
お風呂場で毎日みる自分の貧相な体型を思い浮かべてため息をついた。
そんなわたしが女らしい部分を強調する服なんて似合うはずもない。
「まーそう言いなさんなって、三橋くんもあんたのこと好きだって言ってんだから自信持ちなよー」
「なんならさ、今度率直に聞いてみればいいじゃん?やっぱ本人の意見が一番大事だよ」
「うん・・そうしてみる」
---
そんなこんなで、友人たちにまんまとそそのかされて今に至るのである。
三橋くんはやっぱり困ったみたいに目を泳がせている。
「え・・と・・篠岡さんは・・何着ても可愛いよ・・」
そういってえへへといった風に笑う。そんな笑い方をする彼のほうがずっと可愛いかもしれない。
かといってここで大人しく引き下がればまた友人たちとの会話がループするかもしれない。
ここはもう一押しだ。
「んー・・じゃあ強いて言うなら!」
「し・・しいて・・?」
「うん!どんなのでもいいよ!」
問題のスタイルのほうも改善するのに頑張るから!
とひとり心の中で呟く。
「えー・・しいていうなら・・看護婦さんとか・・・」
「・・・・へ?」
まったく予想だにしていない答えにわたしは目が点になった。
---
次の日の学校で、三橋くんの意見をありのまま友人たちに報告すると、
今度は友人たちが飲んでいる飲み物を噴出しそうになっていた。
「ナースって・・三橋くんって変態の気でもあるの?」
「本人の意見が大事っていったのそっちでしょー!?
・・わ、わたしは三橋くんが喜んでくれるならナースだってなんだっていいよ、三橋くんだもん」
そういって口を尖らせると、友人は呆れたようにわたしを見てため息をついた。
「恋は盲目ってやつね・・まあ千代がいいんならいいんだけどさ、でもどうするの?ナース服」
「あ・・勢いで言っちゃったけど忘れてた・・」
そんなわたしの様子に友人はさらに呆れたようだった。
「もーほんっとそーゆーとこ抜けてるよねー結構値段張るんじゃないの?ああいうのって」
「あ!あたし小学校のとき劇でナース服着たことあるよ!まだ家にあると思うし、持ってこよっか?」
「ほんと?でも小学生のときのなんて小さすぎるんじゃ・・」
「小6のときのやつだし多分大丈夫だって!それに少し小さめのほうが三橋くん的にはいいんじゃない?」
「ええー・・そんなの・・」
にやにやしたような顔で友人たちはわたしを見つめてくる。
そんな視線に耐え切れなくなってわたしはふっと廊下側に目をやった。
すると、ちょうど三橋くんが通り過ぎるところで、目が合うと彼は軽く頭を下げて笑った。
わたしも同じように笑い返して、再度友人たちをじっと見据えた。
「う、ううん、やっぱり持ってきて、わたし頑張るよ!」
三橋くんのためだもん。
---
いよいよ決戦の日。
右手にはおいしいと評判のシュークリームと例の衣装が入っている。
彼の家には何度か行ったことはあるけれど、いつも部屋で二人でただぼーっとしてるか話してるかしかしてなくて、
あっち系の雰囲気になったことなど一度もなかったから、家へ行くといってもいつもならさほど緊張はしなかった。
けれど、今回は違うのだ。少しだけ震えてるように見える指でゆっくりとインターホンを押す。
すぐに中で騒がしい音が聞こえたかと思うと、急に静まりかえってゆっくりとドアが開いた。彼の顔が半分だけ現れる。
「ど、どうぞ、入って」
「うん、お邪魔します」
そう元気よく言うと、いつもは三橋くんのお母さんが出てくるのだけれど。
今日はただわたしの声が廊下にこだましただけでなんにも反応はなかった。
「あ、あの、今日、うち親、い・・いないんだ・・」
そう聞いた瞬間にわたしは一気に緊張が高まってきた。
ありがちなドラマや漫画なら、部屋へ行ってからそういう方向へもつれこむのだ。
「そうなんだ・・あ、これ、シュークリーム、おいしいんだって」
極度の緊張をごまかすために紙袋からシュークリームを取り出して押し付けるように差し出した。
「そ・・そんなの全然いいのに・・あ、ありがとう、じゃあ先、部屋行ってて・・飲み物、持って来るから」
「うん、わかった、じゃあ先いってるね」
彼の部屋に一人ではいると、急に心臓の鼓動の音が耳につくようになった。
とりあえず深呼吸をして、息だけは整えてみる。
そして、紙袋に入ったナース服を取り出して広げてみる。着れないことはないが、やはりわたしには少しだけ小さい。
三橋くんがまだ来る気配はない。あまりにも不器用で優柔不断なのか、彼はいつも飲み物を持ってくるときとかは手間がかかるのだ。
なら、今のうちに着替えてしまって驚かせてしまおうか。
緊張の中少しだけ芽生えてしまった悪戯心に負けて、私は急いで服を脱いだ。
そして、まず先にナースキャップを取り付け、問題のナース服にとりかかる。
するりとはいかなかったものの、なんとか着れたナース服の前のボタンを閉めている最中にドアががちゃりと開いた。
「わっ・・!!」
入ってきた三橋くんは当然驚いてお盆を取りこぼしそうになる。
なんとか落とすのは免れたが、今にも蒸気が出そうなくらい彼の顔は赤く染まっていた。
「み・・三橋くん、あ・・あの驚かそうと思ってね、えへへ」
笑ってごまかしていると、まだ前のボタンが閉めきれていないのに気がついて慌てて手をかける。
しかし、三橋くんにその手を止められる。
わたしはそんな様子の三橋くんに驚いて彼を見上げる。
「あ、ちょ・・ちょっとその、ままで・・」
そういうと三橋くんはお盆と机の上に置いてなにやら箪笥をごそごそと漁ったかと思うと、グレーのカーディガンを取り出してきた。
多分三橋くんのものだろう、わたしには大きめのサイズのそれを差し出される。
「あ、あのこれ・・軽く羽織ってみて・・ほしい・・」
「うん・・・こう?」
やはり大きかったので袖のところはぶかぶかになっているし、裾だってナース服より長かった。
そんな状態のわたしをみた三橋くんは目を何度も瞬きさせている。
「す・・・すごい・・かわいい・・・」
そっと腕が伸びてきて、軽い力で抱きすくめられた。
付き合ってから三橋くんとしたことといえば、手をつなぐのとキスぐらいで、こんなに体が密着したのは初めてだった。
意外と大きかった三橋くんの腕の中は、ドキドキしたけれどとても温かい気持ちになれた。
だから、その腕がだんだんと離れていったときは素直に寂しいと感じた。
改めて顔を見合わせると、三橋くんの頬は赤いままで、視線がだんだん目から外れて顎を通り過ぎて、
はだけた胸元(まだボタンを閉めていなかっただけだが)に焦点をあわせた。
「・・いいよ・・?触っても・・」
「えっ・・・」
「ここまで約束してないけど、三橋くんがしたいんならいいの・・やっぱり、好きだから」
「そっそんな・・悪いよおればっかり我が侭、で・・」
「じゃあ、わたしからも我が侭言うね。・・三橋くんにもっと触れてほしい、これでおあいこだよね」
そう言ってにこりと微笑みかけると、三橋くんはこくりと頷いて「じゃ・・あ、お願い、されます・・」といって、
ゆっくりとわたしの身体を床に押し倒して、ものすごく遠慮がちにやわやわと胸を服の上から揉んでいく。
しかしそれはだんだんリズミカルになり、とうとう三橋くんはボタンをいくつかはずし、肩が露出するぐらいに上半身を脱がされた。
そして下着をすこしだけ上にずらされると、少し慣れてきたものが一気に崩れ、急にとても恥ずかしくなった。
大きいとはいえないわたしの胸は、ホックがはずされていないブラに圧迫されて窮屈そうに縮こまっている。そんな様子を三橋くんはじっと見つめていた。
「や・・、そんなに見ないで・・」
「ご・・ごめん・・!」
三橋くんは慌てて目線を少しだけずらし、胸への愛撫を再開する。
やはり、服の上からと直では全然感触が違っていて、恥ずかしくて声を漏らさないように必死だった。
先端の周りをくるくると指が滑ってもどかしいと思っていたら、急に軽く摘まれて、思わず声が出てしまう。
「んぅっ・・!」
その反応を見逃さず、そのまま先端をこりこりといじって、口に含んだ。
三橋くんの舌の感触が、胸の先端からじんじんと脳に伝わってくる。
空いている方の先端はさきほどの指で再度つまみあげたりされる。
同時に与えられる刺激に、わたしの頭のなかが少しずつ変な感じになっていっているような気がした。
「んやあぁっ・・あぁんう・・や・・っ」
そして、少しだけ音を立てるようにして吸い上げた。
「やっ・・あん!!やあぁ・・」
ぴくん、と身体がのけぞると、三橋くんはようやく口から解放してくれた。
顔が上気して、何度深呼吸しようとしても荒い息がなかなか整わない。
その間に三橋くんの右手はするすると太ももの内側あたりに移動して、軽く撫で上げたかと思うと指の先端はもう秘所にあてられていた。
そして、そのまま下着の上から割れ目をなぞるように指の先が動く。
「ひああっ」
「す・・すごい・・湿ってる」
「いわないでぇ・・!」
三橋くんはさっきまでの遠慮はどこへ吹き飛んでしまったのか、さも楽しそうに指の動きをやめない。
それどころか、下着の下から指を差し入れ、直接触れてくる。
何かを探っていたかと思うと、小さな突起を見つけ出しきゅっと軽くつまむ。
「んやぁああっ・・!何・・やっやあ、・・ああぁん」
「こ、ここがいい・・?」
「やっやっ・・だめぇ・・んぅう、あ、ひゃぁああんっ!」
指の腹でこすったりひっかいたりして、とどめに強くつままれるとまたさっきみたいに頭が真っ白になって、
とろりとした液が出てくるのをリアルに感じた。
そして、三橋くんはそれを救いあげるみたいに割れ目もなぞる。
秘所から手を離し、さきほど出したばかりの粘液にまみれた指二本を目の前に突き出される。
「・・・ほ、ほら・・いっぱい出たよ・・」
「み、見せなくていいよっ!」
目の前に突き出された指を三橋くんは自分の口元へ持っていくと、それをぺろりと舐めあげた。
わたしはその光景をみてまたカッと顔が熱くなる。
「だっだめだめっ!!汚いよ!すぐ出してっ!」
「い、・・いや、だ・・全然汚くなんか、ない・・」
そういって三橋くんは下着をするりとはぎとって、足の間に身体を割り込ませて秘所に顔をうずめた。
わたしがやめて、と言う間もなく割れ目を舌で裂くみたいに舐める。
「ひ、ひいぃん!あぁぁ、あん・・や、やめ・・っ」
ピチャピチャといやらしい水音が部屋中に響く。
わたしはせめてもの抵抗でふるふると首を振るけども、一向にやめてくれる気配はなかった。
舌が突起のほうに場所移動すると同時に、秘所の中へ指が進入してくる。
「は、・・やっいたぁ・・」
「も・・少し力抜い、て・・」
少しだけ入れられた指の先をくりくりと動かされると、また粘液がとろりとあふれ出す。
その液を利用して、指はどんどん奥へ入っていき、とうとう第二間接のあたりまでぬぷりと飲み込んでしまった。
はじめての異物感に軽く嫌悪感を感じるのとは反対に、秘所はその指を喜んで出迎えるようにひくひくと収縮を繰り返す。
指がなにかをさぐるように前後に動き出すと、さきほどまで休憩していた舌の動きも再開した。
その同時攻めはすさまじいもので、甘い嬌声がただただ漏れるだけだった。
「ひあっ・・!?」
蠢いていた指があるところを擦った瞬間、一際高い声をあげてしまった。
三橋くんはその反応を見逃さず、同じところを何回も何回も擦る。
そのたびに何度も何度も身体がぴくりと反応してしまう。
「やぁっ・・ぅうん・・やめっ・・はあぁっ・・やっ、ああっ!!」
指を激しく動かされて突起を吸い上げられると一瞬目の前がちかちかしたような気がして、身体の力が抜けて、ぐったりとなった。
三橋くんは秘所からうずめていた顔を上げると「篠岡さん・・すごく、色っぽい・・」といって立ち上がり、傍を離れた。
倦怠感にみまわれて三橋くんが何をしているのか見る気にもなれなかったけど、何かを探しているような気配がした。
目的のものを見つけ出したようで、また元の位置に戻ってくる。
右手になにかをもっているようだ。よく目を凝らしてみると、それは家庭用電動マッサージャーみたいなものだった。
「それ・・・どうするの・・?」
「え、・・と・・こ、こうするんだと、思う」
そういってカチッと電源を押すとブゥウウンというモーター音が耳につくように響く。
そして振動しているそれの先をわたしの秘所に押し当てる。
「ひっ、な、なに、いやぁああああっ・・!だ、だめえぇ!」
またさっきみたいな快感の波が押し寄せてきて、ひいていったけれども三橋くんはそれを離そうとする気配はない。
「やっやだああっ、ま、また、・・んやぁああっ・・」
何度も何度も強制的に上り詰められる絶頂に本当に頭が変になりそうだった。
「はあっん、はぅ、んうううぅ、も、ゆ、許してえぇ・・お願いぃ・・やぁああ」
思わず一粒の大きな雫がぽろりとこぼれて頬をつたう。
それをみた三橋くんははっとしたようにその機械を押し当てるのをやめた。
「ごっ・・ごめん!!お・・おれ、調子に乗りすぎて、た・・」
本当にごめんと何回も頭をさげられて、逆にこっちが悪いような気がしてきた。
なんとか上半身だけを起こして三橋くんの顔をみると、さっきまでの別人みたいな三橋くんじゃなくて、ちゃんと元の三橋くんに戻っていた。
「・・ううん、いいよ・・ただ、もうちょっと優しくしてくれると嬉しいかな・・」
「う、うん!わかった・・!」
こくこくと首が折れてしまうんじゃないかというくらい頷く三橋くんにわたしは笑みがこぼれる。
その顔がどんどん近づいてきて、その唇がわたしの一筋の涙のあとをたどると、唇を重ねた。
さっきまでとは違うとても優しいキス。
そっと唇が離れると三橋くんは自分のベルトのあたりをかちゃかちゃとはずそうとしはじめた。
わたしはぼーっとその様子を見ていると、そのベルトをはずす手が止まる。
三橋くんが「あの、あんまり・・見ない、でほしい・・」といったときにようやく理解してわたしは慌ててぎゅっと目を閉じた。
「じゃ、・・じゃあいき、ます・・」
「うん・・」
ぐっと大きくて熱いものがわたしのなかを満たしていく。
いろんなもので慣らされたといっても、まだ初めてなのだ。
すごく痛くて、思わず顔をしかめると、三橋くんはとても心配そうに顔を覗きこんできた。
「あのっ・・あの・・」
「大丈、夫・・さっきのも、全部できたもん」
「ほ・・ほんとうに・・?」
わたしが素直にこくりと頷くと三橋くんも頷いて止めていた腰をゆっくりと動かす。
三橋くんが動くたびにさっきとは比にならないくらいの快感が全身を駆け抜ける。
「あっ、はっ・・んんっああぁ、」
「しの、おかさんっ・・・」
何度も途切れそうになる意識を必死で繋ぎとめる。
それでも薄れていく景色のなかではまとまった言葉を話すことすらできない。
「やんぅっ・・み、はしくん・・へ、変に、なっちゃうぅ・・」
「い、いいんだ、・・そのまま、で・・」
「あぁあぁ、やだあぁ、んぁあっやっ・・・」
「しのおかさん・・、もう、すこし・・」
「やあっ・・はぁっ・・あああっ――――!」
ぐいっと大きく突き上げられたとき、わたしはかすかに繋ぎとめていた意識をとうとう手放した。
視界がどんどん白くなっていき、急に重くなったまぶたに耐え切れずに白い視界を真っ暗に閉ざした。
---
あのあと、わたしは少しだけ眠っていて、その様子を三橋くんはずっと見守ってくれていたらしかった。
「で、なんでナースなんかに興味もったの?」
ナース服から普通の服に着替え終えると、率直な疑問を彼に投げかけた。
「えー、っと・・それ言ったら・・篠岡さん・・怒る・・阿部く、んも・・」
「なんで阿部くんなの?」
三橋くんはしまった、みたいな顔をして肩を大きく震わせた。
「わたしは怒らないし、阿部くんにも言わないから、言って?」
できるだけ怖がらせないように優しく問いかける。
それでも彼はずっとわたしの視線をそらしつづけ、どうするか迷っていたようだが、ようやく意を決したように彼は口を開いた。
「えっと・・阿部くんが・・あんまりためこむと調子出ないぞ、っていって、きて、貸してもらっった・・んだ・・そ・・その・・そういう系の・・ビデオを・・」
「あ、阿部くんが俺の好み、を考えて選んでくれたみたい、なんだ・・けど・・それが看護婦のやつで・・、
と、とりあえず・・せっかく貸してくれた、から、みてみようとおもっ、て・・みたら・・それがまた・・ぴったりで・・
こんなことまで分かるなんて、ほ、本当に阿部くんはすごい人だよ、ね・・」
あはははと三橋くんは笑ってごまかそうとするけれど、顔はずっと赤いままだった。
すると、遠くから電話のコール音が響いてくる。
きっと三橋くんの家の電話だろう。
「あ、ちょ、ちょっといってくる、ね・・」
そういって三橋くんが部屋を出て行った途端わたしは大きく息を吐いて全身の力を抜いた。
全部阿部くんが吹き込んでいたのか。
うらめしく阿部くんの顔を思い浮かべて、部屋を見渡すと本棚に本とは思えないようなものがちらりと見えた。
悪いとは思うけれど、気になって手にとってみる。
すると、それはさっきいっていた例の貸してもらったビデオのようだった。
裏のパッケージにはナース服を着てカーディガンを羽織った女のひとがいやらしい格好でポーズをとっている。
わたしがさっきまで着ていた格好とほとんど同じである。
その女のひとの周りに、ビデオの内容のシーンがいくつかちりばめられていて、それはほとんど全部さっきやったことと酷似していた。
ただひとつだけ違う部分があった。決定的な違いであり、わたしがもっとも気にしている場所。
その女のひとの胸はもうモモカンやそれ以上の大きさであり、半分くらいわけてもらっても今のわたしの胸より大きいだろう。
到底及ばない自分の胸と見比べてため息をつく。
(もう・・ほんと・・阿部くんのバカ・・)
おわり
これはGJ!!!!三橋カッコヨス
そしてやっぱり阿部wwwww
阿部暗躍wwwww
リアルタイムで乙
GJでした(*´д`*)ハァハァ
最後のほうかなり急いで書いてたので雑いですというか色々なんかアレで申し訳ない。途中からナースほぼ関係ないし。
阿部は本当にひどいやつだよ、いろんな意味で。
でもエロい三橋は書いてて楽しかったのでまたなんかあったら書いてみたいです。ありがとうございました。
GJGJ!!
阿部は相変わらず変態だが今回は三橋もひどい奴(褒め言葉)だよw
いきなりで悪いんだけど
アベって成績良い方だっけ?
阿部が篠岡に勉強を教えてるSS書いてるんだが
どうも気になって・・・
>>338 激しく遅くなったが超GJGJGJ
連載初期からアベチヨ派だった自分にはもうたまらん。あんたネ申やで
イズチヨミハチヨ職人さんもGJ!!ニヤニヤしながら見てるよ!
>>381 追試受けない程度にはいいんじゃないか?
理数系には強そうなイメージ
原作にも図書館で三橋と田島に勉強教えてるシーンあるし、頭はいいんじゃないかな?
アベチヨ楽しみにしてます!
ナースコスミハチヨGJ!
なんだかんだでナース服着てあげる千代ちゃんの優しさに萌えた。
三橋阿部に踊らされすぎww
GJでしたww
>>351-357 続き投下します
心待ちにしてるカプでなくて申し訳ない。
カプ篠岡×最終的に誰かが失恋 微エロパート 水谷×篠岡
水谷と巣山は練習後の帰り道で、さっき見てしまったことを話し合っていた。
「なあ、あれ、何だと思う?」
水谷の疑問に、巣山が顔をしかめる。
「わかんねえけど。ほっといたほうがいいと思うぞ?」
「でもよ〜。気になるじゃんか。」
「変に首突っ込んで、余計もめるのとか嫌だな。」
「そ〜だけどさぁ。あれって、泉が変なのかな?」
部活のおにぎりタイムに一瞬だけ泉と篠岡が見せた確執らしきものに、
気づいたのはおそらく水谷と、巣山だけ。
水谷は二人が何かを原因にもめているのなら、解決してやりたいようだ。
巣山はさわらぬ神になんとやらのようで。
「オレ、これは変に首突っ込むのは嫌な予感する。水谷、辞めとけよ。」
「いや!オレは篠岡が困ってるならなんとかしてやりたいな!。」
水谷は妙に使命感に燃えてしまったようで、巣山はふかぶかと溜息をついた。
「なあなあ、篠岡、オレ、今日のおにぎりの具、なんだっけ?」
次の日の昼休み、一人机に向かって物思いにふけっている篠岡を見て、
水谷はチャンスとばかりに近寄り、話し掛けた。
その言葉につられるかのように無表情のまま機械的にメモを取り出し答える。
「たらこだよ。」
水谷は篠岡のその態度の暗さにびっくりして。
「し、篠岡?どうした?なんか暗いぞ?」
「そう?別になにもないよ?」
そういってにこっと笑ったが、目は笑っておらず。
無理やり笑おうとしているようなその痛々しさに、
水谷は胸が締め付けられるような感情を覚えた。
「し、篠岡。なんかどう見ても変だよ?何があった?」
「別に。大丈夫だよ?」
そういって、窓の外に視線を向けた。
水谷は慌てて、篠岡の前の席に座りさらに声を掛ける。
「ねえ。話すだけでも楽になるかもしれないし、話してみてよ。
オレ、聞くからさ?そ、そうだ!今日、部活終わった後とかどう?
一緒に帰ろう。な?」
そういって無理やり約束を取り付けた水谷に、篠岡は力なく頷いた。
「泉だろ?へんな原因。何か・・・あった?」
部活後、帰り道の途中の公園で、入り口の自販機で買ったお茶を
篠岡に渡しながら、水谷は篠岡に聞いた。
篠岡は手を差し出しつつ、目はびっくりしたように見開いて、
水谷の言葉が正しいことを態度で表す。
「そんな・・・何も、ないよ。」
「オレ、見ちゃったんだよね。」
その言葉に篠岡は見るからに動揺し、
震える手で口を押さえながら搾り出すように声を出す。
「な、何を?」
その様子にただならないものを感じ、水谷は動揺しながら言葉を続けた。
「い、いやあ、その、おにぎりを渡す時にさ、ちょっとなんか変だったから。
泉の態度が。」
その言葉に、ほっとしたように篠岡は手を下ろして水谷を見つめる。
「あ・・・うん。そうだね。そっちね。」
その篠岡の返答に、水谷はどこか違和感を感じたが、気にせず続ける。
「え〜と、なんかあったんだ?」
「何も、ないよ、本当。」
篠岡の、明らかなウソを見抜けないほど水谷はバカではなく、
隣に座る篠岡の両肩に手を置いて、真正面から見つめる。
「篠岡がそんな顔してんの、オレ見たくないしさ。
篠岡の力になりたいと思う。話してよ、な?」
至近距離から水谷に見つめられて、篠岡は眼をそらすことも出来ず、
その大きな目から涙を溢れさせた。
水谷の優しさが篠岡に染み渡る。
泣いてしまった篠岡に水谷はかなり動揺し、
涙を拭いてやらなきゃと無意識に篠岡を引き寄せ、自分の胸に押し付けた。
篠岡は水谷の背中に手を回し、静かな嗚咽とともに、泣き出す。
水谷は自分の胸にすっぽりおさまる篠岡の肩の小ささと身体の柔らかさに胸が高鳴った。
「い、泉くんっに、な、なんっか・・嫌われた・・・み、みたいで。」
嗚咽に言葉を途切らせながら、篠岡は不安を水谷に打ち明ける。
「い、え?泉が篠岡を嫌い?いや・・それはないんじゃないかな?」
篠岡を嫌う奴なんて、部内に存在しないという確信だけで水谷は篠岡を慰めようとする。
「ちょ、直接、聞いても、話して・・・くれなくて。」
「う、うん。それで?」
「・・・・・・・。」
そこで、篠岡は沈黙した。
「し、篠岡?」
水谷の呼びかけに、篠岡は顔を上げて、水谷を見つめる。
「水谷くん。わ、私に、キスできる?」
唐突な篠岡の質問に、水谷は真っ赤になった。
「えええええええ!?」
「ね、できる?」
篠岡はさらに尋ね、
「えっと・・・し、していいのなら。」
水谷は思わず正直に答えてしまって、その返答に篠岡は青ざめた。
うっかり本音を漏らした水谷は、篠岡のその変化に同じく青ざめる。
「そう・・・なんとも思ってなくても、できる・・ものなんだ?」
「い、いやあ!そんななんとも思ってなかったら、無理だって!」
しまったと思った時には、もう口から出てしまっていて。
水谷は真っ赤になって言い訳を試みる。
「い、いや!その!オ、オレ!篠岡!好きだし!」
水谷はさらに墓穴を掘ってしまった。
篠岡の青かった顔が、見る見るうちに赤く変化する。
先ほどの篠岡の問いかけと、自分の答えと、
今の篠岡の反応がぐるぐる水谷の頭を駆け巡り、
何も考えることなく、思わずその勢いのまま、
自分の唇を篠岡の唇に重ねた。
背中に回していた腕にさらに力を込めて、抱きしめる。
それは気恥ずかしさや告白してしまった焦りからか、照れをごまかすためか。
篠岡の返答すら聞かずに起こしてしまったその行動は、
篠岡をさらに混沌に突き落とした。
水谷の暖かな唇は、冷えていた篠岡の心にほのかな熱を与える。
荒々しさに翻弄された泉のキスとは違い、水谷のキスは篠岡に安心を覚えさせ。
篠岡の意に反した行為のはずなのに、
動揺はあっても水谷を押しやろうとする力はどこからも湧いてこない。
むしろ、体中から力が抜けて、水谷に持たれかかる。
もたれ掛かってきた篠岡に力を得たのか、水谷はさらに腕に力を込め、
そっと重ねたままの唇の隙間から、舌を差し出した。
篠岡は抵抗せず、やすやすと受け入れる。
水谷はより深く篠岡を味わうため、知らず顔の角度を変えた。
唇で篠岡の下唇をついばみ、軽く歯を立ててちゅっと吸う。
上下の唇を一度に味わうように、軽く口をあけ、全体を挟み込む。
細かく角度を変えながら、篠岡の唇を味わった後、深く口内に舌を差し入れた。
「・・・はぁっ・・。」
くぐもった篠岡の吐息が、水谷の身体にダイレクトに伝わって、
下半身に熱を与える。
舌を絡め、舌のすべてを使って優しく撫でる。
舌先で軽くつつき、横腹でさすって、舌全体を押し付ける。
掬い取るように吸い上げ、今度は篠岡の舌を自分の口内に引き寄せて。
差し出してきた篠岡の舌を、唇で挟んで逃げないように押さえ、舌で刺激する。
「ん・・・。」
篠岡が身をよじって、脚をすり合わせた動きが水谷に伝わり。
水谷は無意識に篠岡の胸元に手を伸ばした。
「はぁんっ・・。」
服越しでも水谷の手は篠岡の乳房を包み込み、
込めた力は篠岡に快感を与え、のけぞらせた。
予想以上の篠岡の反応は、水谷の動きにさらに力を与える。
後ろに回ったままの手で軽く背中のホックをつまむと、プチンと外れた。
簡単に外れてしまったことに水谷は軽く動揺したが、
抵抗しない篠岡に安心し、そっとシャツの裾をスカートから
引っ張り出し、手を中にくぐらせた。
そのまま、ブラを押し上げ、胸を直に触る。
「い、嫌!」
その瞬間、篠岡は弾けたようにベンチから立ち上がって、
水谷から距離をとった。
「あ、・・・・。」
途端に水谷は罪悪感にとらわれ、顔色を青く変化させた。
「ご、ごめん。篠岡、オレ・・・。」
「あ、いや、違うの・・・。」
立ち上がった篠岡が、慌ててベンチに戻って座って、俯いた。
そのまま、水谷の顔を見ようとせずに、ぽつぽつと話し出す。
「水谷くんの気持ちは、嬉しい・・・と思うんだけど、
私は水谷くんをどう思ってるのか、わからないの。」
その目からはまた涙が溢れ出ていて。
水谷にいっそうの罪悪感を与える。
「お、オレこそ。ごめん。つい調子に乗っちゃって・・・・。」
「ううん、あのね、気持ちよかったの・・・。
水谷くんが暖かくて、気持ちよかったの。その・・・怖くなっちゃって。」
篠岡の言葉に、一筋の希望を見る。
「気持ち・・・よかった?」
水谷の問いかけに、篠岡はコクリと頷いた。
さっきまでの罪悪感は吹き飛んで、水谷は笑顔になる。
「そっか。よかった。でも、ホントごめんな〜。」
ニッコリ笑って明るく謝る水谷に、篠岡も釣られて笑顔になった。
「え〜と、オレが篠岡を好きなのは本当だから。
えっと、でも返事はいいや。今日そんなつもりだったわけじゃないし、
むしろ忘れていいよ。」
指で自分の頬を掻きながら、ちょっとバツが悪そうに言った水谷を
篠岡は黙って見つめる。
「あと、ほんと、手え出してゴメン。」
顔を赤くして、よりいっそう居心地が悪そうに篠岡に謝る。
「泉のことだけど・・・さりげなく何か聞いとこうか?オレ。」
そう水谷が続けた時、篠岡は見る見るうちに真っ青になって。
「だ、ダメ!お願い、泉くんには何も言わないで!」
篠岡のその変貌に、水谷はただあっけに取られた。
「お願い、何も言わないで。」
泉と篠岡の間に、何があったのか水谷にはさっぱりわからない。
しかし、篠岡のこの泉への恐怖は、一体なんなのか。
さっきは確かに笑顔を見せたのに、今はもう恐怖しか浮かんでいなくて。
泉との深い確執をさまざまとと水谷に見せ付ける。
篠岡の悩みを知って、取り除いてやりたいという気持ちだったのに、
自分の無力をただ思い知らされて。
同時に、篠岡の弱さに付け込んで取ってしまった
自分の軽率な行動を激しく後悔し、水谷は途方にくれた。
---続く---
続きは近日中に必ず。 サーセンw
>>379 ナース来た来た!GJ!ここでも阿部がww
>>381 数学は得意なんじゃなかったっけ?
アベチヨ超楽しみにしてる!
ところで今日、本誌を8月号までざっと読んだので、
おち先輩で書いてみようかと思ったんだけど、先輩の下の名前がわかんね
>>394 続き…続き気になるよおおおお
>>395 残念ながら下の名前は判明してない。
つか千代ルリモモカン以外名前すら微妙って…ホント困る
おぉ!!ミズチヨ来たー!!!!
作者G☆J 続き激しく待ってるよ!
おっと、続きキター!!
リロってなかったよ…投下中に邪魔しないで良かったぁ
つか泉と水谷との違いに、悶え死にそうになったよ〜!
荒っぽいのも優しいのもどっちもいいですなぁ
続きwktk
>>396 ありがとん
またリロってなかったよ…orz
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
続きwktk
小ネタ投下します。
黄色い太陽が、眩しい。頭が、クラクラする。
朝練は散々だった。
モモカンには「そんなんじゃ、次の試合投げさせないよ!」まで言われた。
早く寝なくちゃって思ったんだ。
でも、気になって寝られなくて、少しだけのつもりだったんだ。
聞いたことはあったけど、本物を自分が見れるなんて、嬉しくて。
でも、いけない事だったんだ。
フラフラしてる俺に、篠岡さんが優しく声をかけてくれる。
「大丈夫?三橋君体調悪いよね、昨日も暑かったし、寝られなかった?」
篠岡さん、なんて、優しいんだ!
俺、自己管理も出来ないダメピーなのに。
俺、もうしないよ。ちゃんと寝るときは、寝る。
しっかりして、ホントのエースになるんだ!!
「三橋君初めて観たんだよね、裏ビデオ。
昨日田島君にかりてたよね?
止められなかった?」
「!!!」
篠岡さんはすっごい笑顔で、
「マネジだから、知ってるんだよ!
でも、次に同じような事あったら、監督に言って」
篠岡さん目線を下の方に向け、何かを握る仕草をしながら、
「甘夏柑みたいに、こう、キュッと、ね?」
と、かわいらしく、首を傾げた。
マネジだから、知ってるんだよ!
千代ちゃんも腹黒www
吹きました、GJ!
待て篠岡どこをキュッとするつもりだ((((;゚Д゚)))))
つ、遂に千代ちゃんまで腹黒SSがきてしもうたぁぁぁ
や、笑えたからいいけどwww
マネジだからどこまでも知っている千代ちゃんGJ!
406 :
ミズチヨ:2007/08/31(金) 11:03:27 ID:1/sNVBpM
ナイバッチ水谷記念で投下させてください。
他職人みなさまに敬礼!
無駄に長いエロのみ。
407 :
ミズチヨ:2007/08/31(金) 11:04:22 ID:1/sNVBpM
椅子に深くかけた水谷に跨るように、正面から向かい合う。
「んなトコ見つかったら言い訳できないなー」
阿部が怖いよぉ、と情けなくうなだれる頭を、ぽんぽん撫でてあげる。
「だいじょーぶ!鍵かけてきちゃった」
「篠岡ぁ・・・」
ふふっと笑う。それから、両腕を首に廻してキスをせがんだ。
「久しぶり、だね」
「毎日教室で会ってるけどね〜」
それとはちがうでしょ、もう。言ってかるく膨らませた頬に、そっと触れるだけのキスを落とす。
甘えて抱きつく身体をしばらく好きにさせておいて、水谷はそっと千代の膝から上へと手のひらを這わせた。
ピクンと背中が跳ねる。重なった胸から彼女のドキドキが伝わってくる、けど、絶対。
(俺の方が、ドキドキしてるよなー・・・)
ほかの皮膚より少し体温の低い、なめらかでひんやりとした太腿の感触を楽しんでいると
慌てた様子でスカートの上からその手を抑えられた。
「待って!・・・す、するの?」
「え、ダメだった?!」
ごめん、篠岡が鍵かけたっつーから俺、てっきり・・・。叱られた仔犬のような目でみつめ返されて、かぁっと顔が赤くなる。
「そそ、そういうつもりじゃ・・・」
「あっ、じゃあ、今からそういうつもりで」
「みずたにくん!」
「・・・やだ。聞かない」
久しぶり、じゃん。耳もとに直接吹き込まれた囁きは、ちょっと拗ねていて。スカートから出した手で背がしなるほど
抱きしめられる。そんなに嫌なの、と続く溜め息がくすぐったくて肩をすくめた。
本当は、キスと抱っこだけのつもりだったんだけどな。
千代は水谷の鼻先にキスをして、言った。
「嫌じゃない。いーよ。・・・さわって?」
だいすきだから。好きなように、触って?
408 :
ミズチヨ:2007/08/31(金) 11:05:05 ID:1/sNVBpM
いつもブラウスのボタンを外される時、どこを見ていたらいいのか分からない。
何となく視線を下げて、丁寧に動く水谷の指を見ていた。隙間からささやかな胸が覗く。
今日のブラ、水色だったなぁ。と思ったところで、「あ。」と2人同時に声が出た。
すっかり困惑顔の水谷と目が合って、ぷっ、と噴き出すといっしょに笑った。
「だってさ、初めて見たよ俺、コレ」
「・・・普段あんまり着ないから」
つん、と人差し指で胸の間にあるホックをつつかれる。前開き。いわゆるフロントホック型。
「ねーねー、どうやんの?」
「あ、うん、えっと、・・・水谷くん?」
かるくのけぞるようにして身体を離した水谷はニコーっと笑うと千代の両肩が出るまで
ブラウスを広げさせた。乱れた服が両腕に引っかかる姿はひどくいやらしい、と思う。
「お願い。篠岡が自分で、外して見せてよ?」
カチ。上下かみ合わせのそれを外すと、唇を噛んで正面の水谷を見る。まだ駄目だよぉ、の合図。
時々彼は優しい笑顔で、ちょっとした意地悪をする。恥かしいことをさせたり言わせたり。
甘えたおねだりの仕方に、結局は言いなりなのだけど。
両手で外した丸い部分を、左右にそうっと開いていく。なだらかなふくらみが徐々に彼の目前になり、
すべてを晒したあと、耐えきれず顔を横にそむけると「すげぇ・・・」と小さく息を呑む音が聞こえた。
「も、もういいでしょ。恥ずかしいよ」
「はーい」
よく出来ました、と言って水谷は仔兎のようにふるえる乳房を両手で包む。
こんな千代は自分しか知らない。キレイでかわいくて、感じやすい身体。
409 :
ミズチヨ:2007/08/31(金) 11:05:46 ID:1/sNVBpM
ちゅ、ちゅ、と紅く尖った乳首に吸いつきながら下着の隙間に指を潜らせると
奥はすっかり潤っていて、指先からぬるりと沈みこむような感触を伝えた。
指ではない部分が入った時の熱さとうねりを思い出し、中心が痛いほど張りつめる。
今すぐにでも突き入れてめちゃくちゃに掻き回したい。って、ちょっとヤバいって俺!
「篠岡、ちょ、降りておりてっ」
「え」
力の抜けてふにゃっと抱きついていた身体をかるく揺する。
「えーと。最後までしたいんだけど、・・・ダメ?」
「あ・・・」
言いたいことが伝わったのか、千代の顔が見る間に赤く染まる。
のろのろと水谷から降りると、開いた両脚の間にしゃがみこんだ。
不安そうな上目遣いで見上げられると、自分が何だかひどい事をしている気になる。
(さっきまでさんざんえっちなことしといてさ、可愛いすぎるよね!)
ズボンの尻ポケットから、四角形の薄い包みを出す。こないだ姉に見つかって説教された物。
(俺は篠岡が大好きなのに、傷つけるようなことする訳ないでしょー)
ピリ、と開くとかすかに甘い香りがするソレを指先に挟んだまま、片手で窮屈なジッパーを引きおろす。
ぎちぎちと猛った自分のを晒すのはいつだって恥ずかしい。ちっとも慣れない。でも、したい。
「つけて、くれる?」
空気を抜いた先端だけかぶせて、そっと囁く。上ずった声がみっともない。彼女の細い指が絡んで、
もっと情けない声が出そうになるのをぐっと堪えた。べたべたした表面が滑り、うまく根元まで装着できない間さえ
キモチいい。いやらしいこと、させてるなぁ、って見ているだけで興奮する。
410 :
ミズチヨ:2007/08/31(金) 11:06:57 ID:1/sNVBpM
「い、いくよ・・・」
上半身を机に這わせた篠岡の後ろから、立ったまま。
まくれ上がったスカートから覗く白いお尻が眩しい。
ぐ、っと腰を落として入り込むと、ゴム越しにも感じる熱さと締めつけに全身が痺れた。
「あ、あ、みず、たに く・・・」
「しのーか・・・すげ、いい・・・っ」
少しだけ抜いて、もっと深く。繰り返し、繰り返し。ガタガタと机が揺れて、痛くない?と気遣う声に余裕なんかない。
何もかも持ってかれそうな快感が一気に突き抜けて、はぁ、と水谷は長い息をついた。
「・・・ひりひり、する」
「う」
「ちょっと今日の水谷くん、乱暴、だった」
「・・・ごめんなさい。反省してます」
「うん」
服を整えて再び寄り添いながら、ごめんな、ともう一度ぽつりと水谷がこぼした。しゅん、と垂れた耳と尻尾が見えるようだ。
もう怒ってないよ、と千代が笑うとようやく笑顔になる。ああ、もう、仕方ない。
「あーあ。水谷くんの困った顔って、反則だよぉ」
「え、俺?なんで?」
「そういうカオ。ずるい!」
だって、許してあげたくなっちゃうんだもん。惚れた弱味ってやつかなぁ。冗談まじりにくすくす囁くと、
ぱあっと明るい声で水谷がぎゅうぎゅう抱きついてきた。
「俺も!俺も、篠岡がだいすきっ」
「わ、苦しいよー」
「すっげー好き。可愛い。大好き!」
素直な表情で、まっすぐな言葉で、たくさんの気持ちをくれるひと。
じゃれあって、キスをして、もっと一緒に居たいひと。
「私だって、だいすきだよ!」
了
411 :
ミズチヨ:2007/08/31(金) 11:16:45 ID:1/sNVBpM
イズチヨ職人ミハチヨ職人、そして長編連載中の職人、
(ミズチヨかぶってごめんにゃー。ナイバッチ記念で許して欲しい)
もちろん今現在執筆中の他職人も、みんな本当にGJ!そして次回作待ってる。
ここの皆なが好きだー。
412 :
ハマチヨ:2007/08/31(金) 11:30:31 ID:g8pp/b9i
「あ、浜田君。おはよう!今日も見学?」
「うん。選手見とこうかなって。」
朝に弱い俺だが、
応援団になった身。選手のことを見とこうとフェンス越しからそっと選手をいつも覗く。
みんな集中してて、とてもカッコいい。
俺も野球をしたいなんて、思っちゃいけねーけど、思っちゃったりする。
で、いつも朝一番に来るようにしてたのに、
最近はマネージャーの「篠岡千代」が俺より先に来て、
お茶の準備やら、ビデオをチェックやら、忙しい毎日を送っている。
俺もそれを手伝ったりして、篠岡と仲良くなってたりする。
今日も、また新しい朝が来た。
でも細い体・・黒くて大きい瞳。誰もを魅了するような容姿・・
「はーまーだー」
「おっ、おう!おはよ!!」
やべ、見とれてた。
みんなバッドを持ち、ボールをがむしゃらに打つ。
また朝の始まりだ。
俺はジャージを身にまとってるけど、何もできることねーし・・
仕方ない、篠岡の手伝いでもすっか。
さっき体育館倉庫のほう行ったな…
413 :
ハマチヨ:2007/08/31(金) 11:39:12 ID:g8pp/b9i
校庭からずいぶんと離れている体育倉庫。
古ぼけて錆びている。
あまり入りたくない体育倉庫だが、仕方ない。
グッと唇を噛み締めて、ソッと扉を開けた。
「しのーか、手伝うこ・・・」
あけた扉を瞬時に閉める。
1・2回咳ごみ、心を落ち着かせようとするがなかなか落ち着かない。
いつも涼しく高校に入ってくる風を感じながら、
俺は唖然とした。
篠岡、うそだよな。
体育館倉庫であんなこと、しねーよな・・?
うん、まさかあの子供っぽい顔でしねーだろ。おうよ。
落ち着かない心、俺の胸は熱く、そして鼓動が早くなっていた。
10分後くらいに、俺はまた体育館倉庫の扉をあけた。
「しのーか!!」
「えっ、何?どうしたの?誰か怪我でも?!」
扉を開けたとたん、篠岡はお茶を準備していた。
・・よかった、やっぱりさっきのはうそだったんだな。
にっこりと笑みを浮かべつつ、「いいや、なんでも。」とボールが入ってるかごを持ち上げた。
さっき、篠岡は全裸だった、気がする。
でも違うんだよな。よかった・・・
赤くなる頬をパチンと手ではたき、校庭へ向かう。
414 :
ハマチヨ:2007/08/31(金) 11:49:25 ID:g8pp/b9i
背伸びしながらポンッと肩をたたく篠岡。
俺は少しどきどきしながら後ろを振り返る。
「何?」とたずねると、篠岡は少し強めの笑みを浮かべた。
「体育館倉庫、さっき開けたよね。ってことは見たんだ、私のこと。」
「!?」
信じたくない事実が目の前にある。
みんなの声がグラウンドから聞こえる。篠岡の不気味な笑みに俺は後ずさりする。
でも篠岡が俺の腕を掴んでまた不気味な笑みを浮かべた。
もう逃げられないと一瞬思った。
「浜田君、やだー!誰にも言わないでよー!」
「・・?おっ、おう・・?」
篠岡の普通の態度に俺はまたびっくり。
わけがわからない。さっきの不気味な笑みはなんだったんだ?
体育館倉庫で篠岡がやっていたことは、もしやオッ・・いや、やめよう。
田島がよく変なこと言うやつをやってたのか?
・・だとしても、変だよな・・?
篠岡が先にグラウンドの扉を開け、ベンチにジャグをおく。
その背中をずっと見つめ、俺は疑いの目で篠岡を見続けた。
長い長い、朝練が終わりクラスにつき扉を豪快に開けた。
今日は本当に長い一日になりそうだ・・
エナメルを机に置き、田島、泉、三橋の居る場所へ駆けつけた。
「おっ、はよ・・」
「おう?なんか今日テンション低きーな、浜田。」
「もしかしてモモカンになんかされた?おっぱい攻撃ー!とか。」
田島がいつものように下ネタをいうが、今日は意識をしてしまう。
いつもなら軽く流せるのに。
赤くなる頬を泉は見逃さず「お前は馬鹿か」と頭をたたかれる。
・・今日は・・
本当に長い一日になりそうだ。
415 :
ハマチヨ:2007/08/31(金) 11:58:43 ID:g8pp/b9i
教室には誰も居ない。
部活動に行った生徒や、家に帰った生徒、遊びにいく生徒。
俺は、応援をどのタイプにしようかと寂しい教室に一人ポツンと机に座っている。
進まないペン。考え付かない応援の仕方。
やはり篠岡がポカンと頭の上に浮かんできて離れないのである。
あの不気味な笑みは何なんだ?・・本当に参っちゃうな。
そんな時、教室の扉がガラガラとあく。
「・・あ、栄口か。」
「その反応ひっどいなー!あ、篠岡が呼んでたよ〜。倉庫に来いってさ!何か手伝ってほしいって。
俺、今通りかかったから言っとくー。忘れそうだし」
「お、おう。サンキュ・・・」
栄口の笑顔が妙に不気味に感じる。
いや、栄口は悪くない。悪いのは篠岡だ。笑顔は全部不気味に見えてしまう。
栄口の笑顔でも不気味に見えてしまうのだから・・
不安で押しつぶされそうになりながらも、ガタッと音を立て、椅子から身を起こした。
体育館倉庫
「手伝ってほしいことって、何?」
「・・手伝ってほしいことはね・・」
終
意味わからない。
自分で書いてて思いました。
すみません、エロも無理だしストーリーも変だし。
>>406 GJです!
クソレもしのーかも可愛い(*´Д`)
>>412 GJ!
生殺し(つД`)続き読みたいっすw
あとsageの方が良いと思うよ…
ミズチヨかわいすぎる…
開眼した
久々に来たがいっぱい投下されてて嬉笑いになった。
みんな良かった。
後はミハチヨの続きとレンルリ別荘編を静かに待ってます。
>>401 吹いたw 三橋裏ビデオデビューかw
田島が持ってたビデオが何系なのか気になるw GJGJ!
>>411 爽やかミズチヨ萌えた〜wかわいいよ GJ!
>>412 千代ちゃんが黒いなw できればsageで。
巣山は見るからに暗い様子の水谷を目にして、
もっと強く水谷を止めなかったことを悔やんだ。
「お前・・・首突っ込んだんだろ?」
げんなりして水谷を問いただすと、
今にも泣きそうな勢いで水谷が頷く。
「うん。どうしよう。巣山。オレ・・・。」
「ああ〜。オレ、聞きたくないから辞めてくれ。」
話し始めた水谷を手を振り上げさえぎって、黙らせる。
「ううう・・・。」
巣山の拒絶に水谷はがっくりと首を垂れた。
部活中はなんとか普通どおりだったが、
それ以外での水谷の落ち込み方はひどいらしく。
巣山が午後の部活に顔を出すと、花井が近寄ってきた。
「なあ、巣山。水谷なんかあったのか?」
巣山は心の中で水谷を酷くののりしながら、さてどこまで話そうかと悩んだ。
問題を大きくしたくはないが、そもそも、何が問題なのか誰にもわからない。
巣山が家に帰ってさて寝るかと思った頃、
不意に、ケータイがメールの着信を知らせる。
『少し、相談したいことがあるんだけど。いいかな?』
その篠岡からのメールに、巣山は頭を抱え込んだ。
明らかに昨日水谷とナニカあったことを、巣山に話したいのだろう。
このタイミングで篠岡がメールしてきたということは、
水谷は巣山も泉との確執らしきものに、
気づいている・・・とでも言ったのだろうか。
いっそ見なかったことにして、シカトしてしまいたい。
泉とナニカあって、水谷ともナニカあって、それに自分も巻き込まれる。
正直、そんな火種には近寄りたくないが、
メールを見てしまった以上、無視もできない。
篠岡の力になりたくないわけではないが、嫌な予感が巣山の心を占める。
長い間逡巡した後、一つ大きな息を吐き、了解の返信をした。
巣山からの返信に、篠岡はほっとベッドの上で一息ついた。
立て続けに起きたことを、一人では整理しきれず、途方にくれていた。
巣山を選んだのは、ただ単に水谷と仲がいいのと、
水谷が篠岡と泉との確執に巣山も気づいてるといったからだ。
恐らく自分は、最低のことをしようとしているのかも知れない。
しかし、どれだけ考えても、自分を納得させる答えは出てこない。
自分を嫌っている泉の唇。
自分を好いている水谷の唇。
どちらも篠岡に強い熱を与えた。
どちらの手も篠岡に甘い痺れを覚えさせ、今思い出しても下腹部に熱が起こる。
自分の気持ちは三橋に向いていると思っていたはずなのに、
なのに、今脳裏に浮かぶのはどちらかの手だけ。
そっと、自分の手で軽く乳房に触れる。
布越しに触れた泉の手は篠岡に痛みと取れる刺激を与え、
水谷の直に触れた手は突起に鋭い快感を覚えた。
それを思い出すだけで、さらに下着が染みていくのがわかる。
そっと手を伸ばし、下着越しに自分の秘所を撫でてみる。
それだけで奥から深い快感が沸き起こり、手にさらに力を込めた。
泉と水谷の手を交互に思い出し、小さな粒を自らの指で刺激する。
「っん・・・っ・・。」
もれそうになる声を必死に噛み殺し、
より、高みを目指して快感を与え続ける。
「・・・・っっはっっ・・!」
高みに向かうにしたがって、心を占めるのはたった一人になり。
静かに身を震わせ達した。
しばらくそのままじっとした後、激しい自己嫌悪に襲われる。
自分のことなのに、自分の気持ちがわからない。
泉に襲われかけた時以来、毎日はしたない行為をしている。
その時は、三橋のことはチラリとも思い浮かばず。
クラスの女子や他クラスの女子や、さらには上級生の女子まで、
篠岡を見かけるとみな三橋のことを聞いてくる。
その度に胸に湧く、嫉妬じみた優越感。
三橋の投げる姿だけを見て、きゃあきゃあ騒ぐ人たちに、
軽々しく彼女の有無など聞かれたくなかった。
汚い自分に心底嫌になる。
巣山に頼もうとしてることを思うと、羞恥心しか湧いてこないが
それでも、確かめたかった。
自分を好きでもなく嫌いでもない巣山の唇に触れてみたら、
自分はどう感じるのかを。
「相談って何?」
部活後、部室に巣山は残って篠岡と対峙した。
「その・・・・。」
言いよどむ篠岡はなぜか顔が赤く、巣山に少々の不信感を与える。
何も話さないまま、篠岡はゆっくりと巣山に近づいて、
ほんの一歩の距離でとまる。
顔を上げて巣山をじっと見つめると、おもむろに口を開いた。
「あの、申し訳ないんだけど、キス・・・してくれないかな?」
「はぁっ!?」
巣山はあんぐりと口をあけて絶句した。
篠岡は巣山の様子にかまわずさらに歩を進め、ゆっくりと巣山の肩に手を置いた。
肩を引き寄せると同時に踵を上げて、巣山に顔を近づける。
鼻と鼻があと少しで当たるという距離で、
急に巣山の手のひらが割り込み、篠岡の唇を抑えた。
「いや、まてまて篠岡。どうした?」
そのまま巣山は自分から離れ、篠岡と距離をとる。
「えと、篠岡がそんな行動を取る理由がさっぱりわからないんだが。」
巣山は真面目な表情で篠岡を問いただす。
「何も、聞かないでしてくれたら嬉しいんだけど。」
「いや、でも理由を聞いても、オレできないし。」
巣山の言葉に篠岡は途端に正気に戻ったのか、顔が羞恥に真っ赤になった。
「そ、そう。」
「水谷か、泉になんかされたのか?それでどっかヤケにでもなったのか?」
その言葉に篠岡ははっと巣山を見上げる。その目は恐怖に見開かれていて。
巣山をたじろがせた。
見る見るうちにしゅんとなった篠岡に、巣山は焦る。
「いや、どっちが悪いとか知らないけど、なんでそれがオレとキスする話になるんだ?」
「私、自分のことだけで手一杯で。巣山くんのこと何も考えてなかった。
困るよね。当たり前だよね。そんな・・・こんなこと。」
巣山は篠岡とどこか話が噛み合ってない事に気づいたが、
どう聞けばいいかもわからず、黙り込んでしまった。
その沈黙が篠岡には批判のように取れて、涙を浮かべる。
やがて巣山が重い口を開き、
「ケンカなら、本人としろ?こんな所でオレに話したって、何も解決しないぞ?」
それは篠岡にとっては一番難しいことだったが、篠岡は巣山の言葉に頷いた。
篠岡を相変わらず無視し続け、話してくれない泉に、
どこに解決策があるのだろう。
途方に暮れるしかなかった。
翌日からも水谷は落ち込んだままで。それに接する篠岡もぎこちなく。
それはさらに泉の態度を硬化させ、
事情を知らない他の部員にもその違和感は伝わって。
ぎすぎすした重い空気が野球部を支配する。
巣山は大きくため息をつき、水谷をとっ捕まえて、
洗いざらい吐かせる決心をした。
首を突っ込みたくなかったが、ココまで部に影響が出てしまったら仕方がない。
いずれ、監督にもしれることになるだろう。
その前に、鎮火してしまいたかった。
篠岡が巣山に頼んできたことを考えれば、おのずと答えは導き出される。
水谷か泉かどちらか、もしくはどちらともか。
篠岡に手を出したのだろう。
暗黙のルールを破って。
そのまま、事態は悪化の一途を辿って数日。
昼休みに、花井と阿部に篠岡は呼び出された。
「ちょっと、いいか?篠岡。」
二人の様子に怪訝なものを感じながらも、
屋上に向かう階段の踊り場で、二人と向き合う。
言いよどみ、言葉を発しない花井を、阿部が肘でつつく。
「何?何か・・・話?」
篠岡がそう問いかけても、花井はまだ口を開いては閉じ。
よっぽど言い辛い事なのだろうか。
篠岡が痺れを切らしそうな阿部に視線を向けると、
不機嫌な様子の阿部が一歩踏み出して。
「篠岡。マネジ、辞めてくれないか?」
冷たい声音ではっきりと断言した阿部のその発言に。
篠岡の目の前は真っ暗になった。
---続く---
続き、近日中、必ず。 サーセンw
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
もう正座して待ってる、GJ!
負けじと正座!さらに全裸!
今日は祭りだな〜☆ウレシス
もっと来ないかな?
今晩は。303です。
前スレのミハチヨの完結編を投下にきました。
とりあえず、何事もなかったようにいきます。
それでは、作業に入ります。
夏休みも残り一週間となった日曜日。
私は三橋君の家に来ていた。
「うわー……大きいとは聞いてたけど、ホントに立派な家だね……」
その威容を目にして思わず独り言を漏らす。ちょっと気後れしてしまって家の前で足を
止めてしまっていた。だけど、いつまでも佇んでいるわけにもいかない。
ふうっと軽く息をついて敷地内に足を踏み入れていく。玄関前まで来てインターフォンを
押していた。
この日の部活は休みだった。それを利用して三橋君を誘った私は彼と、郊外にある大型
ショッピングモールへと行く……はずだった。
『ここだったらいろんなお店があってブラブラするだけでも困ることはないしお勧めよ。
それに映画館やゲーセンとか娯楽施設も備えてあるし、大きなスポーツショップもある。
野球の用具を見たりとかでもいいんじゃないの』
助言してくれた友人に感謝していた。だって、男子と遊びに行くなんて初めてのことだし、
それも二人きりだ。だが、ここに遊びに行けばなんとかなるような気がしていた。
ところが――。
そろそろ家を出て待ち合わせの場所に向かおうとしていた矢先のことだった。自室にて姿見を
使っておかしいところがないかと最後のチェックをしていたとき、携帯が着信を知らせてきた。
相手はこれから一時間後には会う相手だった。
緊張しているのを落ち着けるために軽く咳払いして通話ボタンを押す。
「はい。三橋君、どうしたの? えっ? 来られない……の?」
話によれと、前日の夜からどうも体調が優れなかったらしい。朝起きたら熱があったそうで、
申し訳ないけど予定はキャンセルしてもらえないかということだった。
だが、今日の私は積極的だった。
それだったらお見舞いに行くよと告げていた。ドタキャンした上にそれは悪いからと一度
断られたものの、やや強引に押し切った。
というような経緯で彼の家を初めて訪れていた。
ちょっと時間を置いて玄関のドアが開き、三橋君が姿を見せた。寝ていたらしく、半袖シャツと
半ズボンとラフな格好だった。もしかしたらパジャマなのかもしれない。
「今日は、ごめん、ね」
「あっ、ううん。いいの。もともと私が強引に誘ったことだったんだし、気にしないで」
「えっと、どうぞ」
家へと招き入れられ、ちゃんと行儀よく靴を並べてお邪魔しますと挨拶した。
日曜日だけど、共働きの彼のご両親は仕事とのことだった。なので、私たち二人しかいないわけで。
考えてみれば大胆なことをしている。私と三橋君は付き合っているわけではない。それなのに、
お見舞いに来たというのはちょっと違うような……という気もする。
――いけない。弱気になっちゃダメだ
頭をぶんぶん振って弱気の虫を追い出す。今日は予定を変更して女の子らしいとこをアピールする
ことにしたのだ。病気で弱っているところを優しく看病してもらえば誰でも嬉しいもの。
男の子もそれは間違いないはず、だ。
リビングに案内されそうになったんだけど、三橋君は熱を出して寝込んでいたのだから安静に
しておかなければいけない。丁重に断ってベッドでゆっくりするのを勧めた。
それによって二階にある彼の部屋へと来た。男子の部屋は散らかっているものらしいけど、
あまりそうは見えなかった。
「三橋君って綺麗好きなの?」
「あっ、女の子が来る……のに汚いままだと、悪いなって」
「そっか。気を使わせてごめんね。ところでご飯は食べたの?」
「ううん。なにも食べてない……」
「えーっ、ダメだよ! 夏場は体重が落ちやすいし、昨日もしっかりと練習をしたんだから、
ちゃんと栄養とらないと」
とりあえず、彼をベッドに寝かせる。
ここに来る前にお店で買ってきた果物がある。熱があって食欲がないとしても、なにかお腹に入れた
ほうがいいのは間違いない。果物ナイフを借りてこれだけでも口にしてもらおうかと考える。
「ねっ、お台所借りてもいいかな? 冷蔵庫を見せてもらってなにかあれば簡単なもの作るよ」
「……えっ? 悪い、よ」
「ううん。せっかく来たからには役に立ちたいの。お願い」
両手を合わせて頭を下げる。大胆に積極的にと頭のなかで繰り返していた。
「それじゃ、お願いして……いいかな?」
「うん! 頑張るよっ」
許可を貰って勢い込んで部屋を出ようとしたところで、慌てた様子の三橋君に呼び止められていた。
「あっ、作ってほしいものが、あるんだ」
立ち止まって振り返る。
お母さんに仕込まれてきたので、そこそこ料理はできるほうだ。大抵のリクエストには応えられる
と思う。さすがに材料がなければ無理だが、そのときはスーパーにでも走って揃えてくればいい。
「篠岡さんのおにぎりが、食べたい」
どんなものをお願いされるかと思ったけど、少し拍子抜けしてしまった。
「おにぎり? そんなのでいいの?」
「うん。オレ、練習のときの篠岡さんのおにぎり、いつも楽しみにしてるんだ。美味しくて……
好きだから」
「……えっ」
――いやいや。落ち着きなさい、私。好きなのはおにぎりだってば
「わかった。頑張る」
ぎゅっと拳を握って了解する。張り切って下へと降りていった。
うあぁぁぁ!!!!ドロドロだっっっ
でも実はドロドロ好きっす。作者G☆J!続き楽しみに待ってます!!
時刻はお昼前ということもあるし、私もごちそうになることにした。炊飯ジャーにはお米が
たっぷりと炊いてあったので、先に取り出していたボールに移して冷ましておく。
続いて冷蔵庫のなかを見せてもらって、具になりそうなものを探す。シャケの切り身とイクラと梅干を
発見した。どれもたっぷりとあったので、使わせてもらっても大丈夫なはずだ。
普通にイクラがあるなんて、ホントにお金持ちなんだねーと感想を持ちつつ、これで具は決定した。
しっかりと洗った手に塩を軽くまぶして握って軽く形を整えていく。そして、ほぐしたシャケと
イクラと梅を仕込んで整形しなおす。三橋君には三個。私は二個こしらえた。
デザートには買ってきた果物のなかからりんごを選び、ウサギりんごにした。それと同じように
買い求めてきたスポーツドリンクのボトルとコップを二つ用意して準備を終えた。
二階にある三橋君の部屋へと上がり、ドアをノックする。やや遅れてどうぞーと間延びした声が
聞こえてきて入った。
「お待たせ」
ベッドの横にイスを用意してもらっていた。そこに腰を下ろして起き上がった彼におにぎりが三個
乗ったお皿を手渡す。嬉しそうな顔をしてくれている。よかった。喜んでもらえたみたいだ。
「「いただきます」」
二人して手を合わせてお昼ご飯となった。どうやらお腹が空いていたみたいだ。私が一個
食べ終えるころには、彼はあっという間に三個とも食べ終えてしまっていた。
――そういえば、三橋君って細身のわりには結構食べるんだよね
じーっと視線を感じる。正確には私の手元にあるあと一つ残ったおにぎりが乗ったお皿だ。
「いいよ。三橋君にあげる」
「……っ! い、いいよ。そんな、悪い、から」
遠慮の言葉が返ってきたけど、彼の視線はおにぎりに釘付けだった。
――うん。言葉と表情が見事に合っていない
「体が弱っているときは栄養をしっかりとって休むのが一番だから。ほら、遠慮ないで」
さっとお皿を差し出してあげる。おずおずとながらも手に取ると口にしていく。ほどなく
食べ終えて、デザートのりんごも終わり、コップに注いだスポーツドリンクを飲んで
一息ついた。
「ごめんね。いろいろ、気を使ってもらっちゃって……」
「そんな、いいんだってば。後片付けしてくるから三橋君は休んでて」
さっと立ち上がると、皿などが入ったお盆を持って部屋を出た。
キッチンに戻ると蛇口から水を出しながらこれからのことを考える。
(ご飯も食べたし、これでお見舞いは終了ってことなのかな……。でも、どうなんだろ。
大したことしてないし、もっと親しくなるって目的を果たしたとも言えないと思うし)
水道から流れる水の冷たさは心地よく、夏の暑さを忘れさせてくれる。そのため、わざと
ゆっくりと洗い物をしていっていた。これからなにをすべきなのかわからなくての行動だった。
それは現実逃避に当たるかもしれない。
とはいっても、洗い物は二人分だけに過ぎない。すぐに終わってしまった。
三橋君の部屋へと戻りノックする。しかし反応はなかった。
その理由を思い至ってそっとドアを開けた。彼はベッドで健やかな寝息を立てていた。お腹が
満たされて眠くなったんだと思う。ちょっとでも役に立つことができたようで嬉しかった。
座っていたイスに戻って彼の寝顔を覗き込もうとしたところ、ベッドサイドに置かれた
洗面器に気づいた。水がおよそ半分ぐらい入っており、そばには湿ったタオルがあった。
――そっか。熱があったんだから、おでこを冷やしてたんだ
さっきはあまり辛そうには見えなかった。だが、無理してくれていたのかもしれない。
ごめんねと思いながら水に浸したタオルを絞って彼の額へと乗せた。
改めて三橋君を見つめる。
この一年で同級生の皆もだけど、彼も体格が良くなってきていると思う。他の学校でエースを
張るような人たちと比べれば、確かに線は細い。だけど、身長は春の身体測定では百七十まで
伸びていたし、最近、見た感じではまだまだ伸びている気もする。
体が成長するにつれて球速も上昇してきた。今では百二十キロ台半ばまで出るようになっている。
投げ込みはもちろんのこと、一年前の倍となる二十キロまでいけるようになった走りこみ。
地道な努力が報われてきている証だった。三橋君は当然喜んでいる。私も少しでも助けることが
できたようで嬉しく思えていた。
――こういう真面目で努力家なところが好きなんだよね
枕元に置かれた雑誌に気づいた。それに興味を引かれて見せてもらうこととした。
「……あっ」
毎年、夏の甲子園が開幕する前に出る雑誌で、全国の代表校が紹介されているものだ。パラパラと
捲っていくなかで、折り目がつけられたページがあるのを発見した。
「…………」
そのページは埼玉の代表――武蔵野第一のところだった。
それを目にして私は、正直なところ複雑だった。もしかしたら自分たち西浦が載っていたかも
しれない場所。
そう。あのとき九回になにも起こらなければ……。
(勝負事にタラレバというのを持ち出すのは敗者の論理に過ぎないってことはわかってる。
でも、考えちゃうよね……。まだ三橋君も気にしているんだろうな)
そっと嘆息して頭を振る。置かれていた枕元へと雑誌をそっと戻す。次いで、寝ている三橋君の
額へとのせたタオルを変えようとしたところ
「あっ、起こしちゃった……? ご――」
ごめんねと告げようとしていた私は、彼によってベッドの上へと引き上げられ、三橋君に
抱かれていた。
――えっ? これってどういうこと?
本当に唐突な出来事だったので、頭がついていっていなかった。三橋君の胸元に顔を埋める
形となって、自然とくっ付ける形となった耳からは、彼の心臓の鼓動の音がはっきりと
聞こえてくる。
それによって今起きていることは現実なのだと確かめていた。
「夢、見たんだ」
「……?」
「篠岡さんが、知らない人と……楽しそうにして、手を繋いでいるところ。去年の夏ぐらいから
ずっと気に……なってた。篠岡さんの、こと。すぐに、好きなんだってわかった。
でも、オレみたいな、ウジウジしたやつのこと……好きになってもらえるはずなんかない……」
「……っ」
そして、本人の口からもたらされた事実。
驚きと戸惑いと嬉しさと――。様々な感情が胸のなかを支配していく。最後に残ったのは、
もちろん嬉しさだった。
ぎゅっと抱きしめてくる彼の腕に、更に力が入れられてくるのを感じる。だが、不思議と痛みは
感じられなかった。あたたかい思いが伝わってくるみたいだったからだと思う。
「だから、オレは、篠岡さんの笑顔を見せてもらうだけで、満足しようって思った。甲子園に
行ければ、きっと、最高の笑顔を見せてくれるはずだって……頑張った。だけど、オレのミスで
負けちゃって……」
三橋君は上半身を起こす。それによって私も起き上がることになり、緊張していた。
――もしかしたらキスとかしてくれるのかな?
私の淡い期待とは相反し、抱擁は解かれてしまった。
「ごめん、ね。いきなり、こんなこと言い出して……。忘れ……んっ!?」
ただ待っているよりも能動的に――。
三橋君の言葉が途切れる。それは私が彼の唇へとキスをしてふさいだからだった。
どうしてこんなことをしたのか。今のネガティブな三橋君には言葉をいくつ連ねることよりも、
直接的な行動で示したほうがいいと思ったから。
ここまで来れば一気に手を出してくれてもいいのに……と、焦れてしまったからということも
ある。
目を大きく見開いて驚きを隠せない彼からゆっくりと離れた。
「――驚いたよね?」
こくこくと何度も首を縦に振ってくる。彼の顔色は真っ赤だった。多分、いや、間違いなく
私も同じような状態だ。ほっぺたがとても熱を帯びていたから。
「私もね、三橋君のこと好きだったんだよ。去年の夏からね」
「……っ」
「両思いなんだってことがわかって、嬉しくてキスしちゃった」
照れ隠しにはにかんで上目遣いに見つめる。
「…………」
「…………」
二人して押し黙ってしまっていた。このため、部屋ではエアコンの音だけしか聞こえてこない。
(んー……。また抱きしめてくれないのかな?)
どうしたものかと思いをめぐらせる。それでも視線は彼から離さない。
『あんたが積極的にいきなさい。あとから後悔するぐらいなら思い切ってぶち当たっておけって』
唐突に友人から掛けられた言葉が脳裏を過ぎる。私は一つだけはっきりと頷いていた。
「……?」
私の行動がわからないのだろう。きょとんとしている彼をベッドに残して床に降り立つ。それから
着ていた服を肌から落としていく。
これで私の身体を包むものは下着だけとなった。
この夏に買ったばかりの真新しいパステルブルーのそれ。これを付けてきたのは心の奥底でなにかに
期待していた証でもある。
「し、篠岡さん……?」
背を向けていた私は三橋君へと向き直った。
「三橋君は、私のことが好き……なんだよね?」
「う、うん」
「ありがと。さっきも言ったけど、私も三橋君のこと好きだよ。私たちって両思いってことだよね?
それなら私と付き合ってくれる?」
私が再び乗ったことでシングルサイズのベッドが軽く軋む。そのまま目を瞬かせいる彼へと
にじり寄っていく。
「……本当に、いいの?」
「うん。もちろんだよ」
躊躇いがちな彼からの口付けを受け入れていた。
『三橋君は大人しいからあんたが積極的にね』
友人からのこの言葉が大きかったと思う。
一年前から胸に秘めていた思いが叶って純粋に嬉しかった。
「篠岡……さん」
真剣な表情をした三橋君からの口付けを受け入れていった。
二人で抱き合って肌と肌をくっ付けあう。エアコンの音ばかりが大きかった室内に、ベッドのシーツが
擦れる音と、舌を絡めあういやらしい水音が加わった。
「んっ、ちゅっ。はぅん……あはふぅ」
ほんの少し前に自分からしたファーストキス。もちろん、言葉に言い表せないほどに緊張と興奮をした。
これからエッチなことをするんだと思うと、この二度目のキスではまた違う興奮に包まれていた。
三橋君の上にいた私はそっと身体を押し上げられた。彼が着ている服を脱ぐためだ。
「……うわっ」
「……?」
下着以外を脱ぎ去った彼の体を見て思わず歓声のようなものを上げていた。私のその様子に怪訝そうな
表情を浮かべた三橋君へとなんでもないよとごまかす。
私が驚いた理由――。
それは想像していた以上に立派な体だったからだ。でも、これは私の認識不足だったのかもしれない。
考えてもみれば、身長だけでなくて体重も増加していたわけだし。
しなやかな筋肉……とでも言えばいいのかな? ぺたぺたと触りたくなるような、いや、
触りたいなーと思ってしまっていた。
「篠岡さん?」
「えっ……? ああ、はい」
「その、初めてだから勝手がよくわからない……というか。だから上手くは……できないと思うけど、
ごめんね」
ベッドの上に正座して居住まいを正した彼から頭を下げられる。私も慌てて同じようにして
頭を下げた。
「そんな……そんなこと言ったら、私だって初めてだし。あっ。お願いが一つだけあるんだけど、
いい?」
「う、うん。オレに、で、できる……ことなら」
「その……ね。これからは二人きりのときは、三橋君のこと名前で呼んでいい? せっかく付き合う
ことになって、今からは初めてエッチするのに、苗字で呼び合うのは……なんか寂しい
というか、違うような……気がするっていうか」
言い終えた後に気づいた。これは結構恥ずかしいことを口にしちゃったなって。顔だけでなく、全身が
赤くなっていくのを感じていた。
視線を上げてちらっと様子を窺ってみれば、案の定、三橋君も同じような状態だった。
「う、うん。わかった……。じゃあ、オレも、そうする。千代……さん?」
「同級生でさん付けっておかしくない?」
「じゃあ、千代ちゃん……?」
不満げに頬を膨らませてふるふると首を横に振ってダメとサインを出す。
「えっと……ち、ちよ……?」
静かにはっきりと頷く。それも満面の笑みを浮かべて――というか嬉しさでニヤケが止まらなかった。
(んー……私って自分が思っている以上に単純なのかも。でも嬉しいし、感情はストレートに
表現したほうがいいよね?)
「ち、千代……っ。それじゃあ、触る、よ?」
緊張した面持ちの彼が胸にそっと触れてくる。フロントホックタイプのものだったので、簡単に外れ
露出する。
まじまじと見つめてくる廉の視線が痛い。
私はどちらかと言えば、あまり胸は大きくない。うん。嘘はいけないよね……。
正直に言えば、小さいほうだと思う。でも、これでも頑張った。そ、その、バストアップ体操そしたり
牛乳やヨーグルトといった乳製品を意識的に取るようにして。
神様も私のことを見捨てていなかったらしく、一年のころと比較すると格段に大きくなった。
――それでも、平均サイズになるのがやっとだったけど
それに副産物として身長も伸びてくれたし。欲を言えば、もう少し欲しいんだけど。
なんでこんなことをしたのかというと、部室の掃除が起因だった。
マネジの仕事の一環として部室を片付けていると、グラビア誌がよく出てくる。私たちは高校生で
異性に興味を持つことは当然だから、別に嫌悪感などはなかった。だけど、そういうグラビアアイドルを
見ていると、ほとんどといっていいほどに、胸の大きい――巨乳の人が多い。
それを見ていると複雑だった。
――やっぱり廉も小さいより大きい子のほうがいいのかな
「……んっ」
彼から抱き寄せられて、投球でタコのできた右手で胸を触られていた。
「あっ、痛かった?」
「う、ううん。いきなりでびっくりしたっていうか……」
嫌じゃないということを慌てて告げる。私の許可を得て、より大胆にむにむにと揉みしだかれて形を
変えていく。
(んっ……自分でするよりもきもちいい……っ)
一年間も焦がれていた男の子から抱かれている。その感動も相まって性感が徐々に高まっていくのを
感じていた。
「えっと、あまり気持ちよく、ないかな?」
「……っ! そんなことない……よ。あまり大きな声出しちゃうと、はしたないかなって思って……。
その、レン……のほうこそがっかりしてない?」
初めて名前で呼んで心臓がとてもドキドキした。
内心、気になっていたことを聞いてみる。
「……? どうして?」
わからないと首を傾げる彼にかいつまんで説明する。
「あ……んっ」
返事の代わりに胸を愛撫され、起き上がって自己主張をしはじめた乳首へとキスをされる。そのまま
舌で転がされていると思考がとろけそうな快感に包まれていくように思えた。
「ちゅ……ん。千代は勘違いしているよ。好きな女の子とこんなことできてるのに、そんな小さい
とか大きいとか関係ない」
ひどく真面目な顔でのセリフだった。いつものようにどもってしまうようなことはなく、男らしさを
感じさせる言葉だった。
「変なこと言って……ごめんね。それと、ありがと」
そのまま勢いづいて抱きつき、強引に唇を重ねる。コンプレックスだったことを肯定してもらえて
気に病むことがなくなった。
そのお礼をしたくなってベッドから降りると、床にぺたんと座り込む。彼にはベッドに腰掛けるように
してもらうように頼む。
「えっ!? ちょっ、ちょっと……!?」
下着をひき下ろして彼の下半身を露出させた。同時に男の子の象徴が目に入ってくる。私がまじまじと
見つめることで、更にむくむくと体積を増していった。
(うわっ、これがオチ○チンなんだねー……。保健体育の教科書に載ってるやつとは結構違う、かな)
両手で優しく包み込む。デリケートな部分らしいから慎重になっていた。ニギニギと緩やかに
動かしてみる。
「……っ!」
綺麗なピンク色のそれを見ていると、お腹の奥のほうが熱くなってくる。アソコに直接触れずに
濡れてくるなんて初めての経験だった。
(確かこれを舐めてみるといいんだよね?)
乏しい知識を思い起こして顔を寄せ、切れ込みがある頭の部分へと舌を這わせた。
「くぅ……。そんな、汚い、よ」
熱があったために多量の汗をかいてしまったからだろう。少し汗の匂いがする。よく考えてみれば
おしっこが出るところなのでしょっぱいのは当然。
だけど、嫌悪感は微塵もない。むしろ、自分が気持ちよくしてあげていることを思えば、
もっと頑張らなきゃとさえ発奮する。
「はぅん……くちゅっ。ぴちゅ、るるっ」
口のなかへと入れて唾液をたっぷりと絡めて舐めしゃぶる。ちらっと上目遣いに廉を見れば、
顔を朱に染めて驚いていた。
気持ちいいのは確かなようで、呼吸が徐々に荒くなってきていた。
(んっ。ぴくぴくって脈打ってるのがわかる……)
「ち、ちよ……っ。もういいから……っ!」
なにかに焦った様子の彼にほっぺたを掴まれて引き剥がされそうになる。せっかく要領が
掴めてきたのを邪魔されてムッとした。腰へとがっちり抱きついて離れないようにする。
「だ、ダメだってっ! あ……っ」
「――んんー!?」
次の瞬間、喉へと流れ込んできた熱いものに驚く。すごくドロドロしていて、量もとても
多かった。際限なく入ってくるそれを受け止めようと懸命になっていたけど、限界だった。
腰から手を外して離れて咳き込む。手のひらに吐き出したものと、新たに顔へとかかってきた
ものは白い粘液だった。
「けほっ……けほっ」
「ご、ご、ごめん!」
洗面器に浸していた冷たいタオルを手早く絞った彼から顔を拭ってもらう。
「これが……精液なんだね」
「う、うん」
ただ何気なく呟いた独り言にも律儀に返される。
「その、気持ちよかった?」
何度もぶんぶんと首を縦に振られる。初めてのフェラチオは成功みたいだった。
こんなに悦んでもらえるなら、またチャレンジしてみようと思い浮かべていた。
私のアソコも指や舌で可愛がってもらって、愛液でしとどに濡れて溢れていた。これだけ
濡れていれば大丈夫なはずだ。
……たぶん。
ベッドに横たえられる。二人とも熱い視線が交錯する。いよいよだ。
「その、最後までするのはまずくない……かな?」
それなのに、私に圧し掛かってきている廉の顔色はどこか冴えないものだった。
「ゴム……用意していないから」
「ああ。大丈夫だよ。ちょっと待って」
床に置いていたバッグを取ってもらい、なかから目的のものを出して手渡した。
「これって……。どうしたの?」
「えっと、友達にね。女にしてもらってこいって持たされたの」
ここにきて恥ずかしがってもしょうがない。ありのままに説明していた。
まさか本当に使うことになるとは思っていなかった。いらないよって頑なに拒否したんだけど、
いいから持って行きなさいって渡されたものだ。
ピリッとスキンを包んでいたビニールを破ってオチ○チンに被せていく。
お腹に反り返るようにして隆々としているものを、手を添えて私のアソコにあてがってくる。
「ここでいいのかな……」
「うん。そこでいいと思うよ……」
なんでもないというふうに取り繕ったけど、内心はかなり怖い。
友人から処女喪失の瞬間ってめちゃくちゃ痛いから覚悟しといたほうがいいよって、スキンを
もらったときに散々脅されていたから。
「いく、よ」
返事をする代わりに一つだけ頷く。
私から了承を得て廉は腰を押し入れてくる。お腹の奥へ奥へと進んでくるのがよくわかる。
「……っ! ……?」
――あれ? 痛くない?
恐れていた痛みはいつまでたっても襲ってこなかった。さすがに違和感があるのは否めないけど、
これは痛みとはとても言えない。
『小さいころから激しいスポーツをしていると、処女膜は自然消滅している場合があるわよ』
保健体育の授業で、先生から雑学の一つとして聞いていたことを思い出した。
私は小学校で少年野球をしていた。女の子にとって野球はハードだと思う。当然、スライディング
なんかも普通にやっていた。走り回ったりとか、いろいろやっているうちにそうなってしまったのか。
それに中学でもソフトボールを熱心にやっていたし。
「大丈夫?」
気遣ってくれたのか。動かずに様子を見ていた彼から声を掛けられた。
「う、うん。思ったより痛くなかったっていうか……。えっと、動いていいよ」
まったく痛くなかったっていうと初めてって信じてもらえないような気がする。そのため、
少しだけ嘘をついてしまった。
「う、んんっ。ああ……」
ゆっくりとした前後の動き。ちょっと物足りない気がしないでもない――と考えたことにはっとする。
エッチな子だって思われちゃダメだ。
「んちゅ……っ」
頭を抱かれて濃厚なキスを交わしていた。腰の動きも休まることはなかった。
「ああ……ふぅ……はぁぁああぁんっ!」
「すごく……気持ちいいっ!」
ぐちゅぐちゅと股間からいやらしい水音が漏れ続ける。次第に強くなっていく音に比例するようにして
お互いの声も高まっていた。
「いい、の! お腹が熱くて……かき回されて……っ」
「ち、ちよっ……好き……だ! 大好きなんだっ!」
私も彼もそれぞれの背中へと腕を回していた。私は両足も廉の腰へと絡めていた。
「わ、わたしも……大好きなの! んん……っ!」
今度は私からキスをする。
「んんっ……」
腰の動きが緩やかになっていく。それから、オチ○チンが震えているのを感じていた。
(よかった……。ちゃんとできたんだよね)
脱力して体を預けてくる廉の体重を受け止めながら、そっと熱い息をついていた。
行為のあと――。
二人で一つのタオルケットに包まって抱き合う。優しく頭を撫でてくれる手が心地よかった。
「――あのね」
「うん?」
「元気、出たかな?」
「……気づいていたの?」
廉の胸へと顔を埋めながら続ける。
「もちろんだよ。一年間、ずっと一番近くで見てきたんだからね。また、頑張ろう?
私ももっとこれまで以上にお手伝いして支えるから」
「うん。ありがとう。よろしくね」
「うん。よろしく」
顔を見合わせて笑いあう。少しして彼は眠ったみたいだった。熱が出ていたのに、激しい運動を
してしまってぶり返してしまったのかもしれない。
「ふぁあ……」
気持ちよさそうに眠っている廉を見ていると、次第に瞼が重くなってきた。それもそのはずで、
昨夜は初デートのことを思って緊張してしまい、あまり眠れなかった。
「……少しだけ、いいよね」
時計を確認すれば午後二時過ぎだった。
私は彼氏となった大好きな人の腕を抱いて目を閉じていった。
――トントントントン
まどろみのなかにいる私の耳になにかの音が入ってくる。そう。階段を上り下りするような音だ。
――ガチャ
部屋の扉が開いた。『誰だろう?』とまだ寝ぼけ眼のまま起き上がって視線を向けた。
「――ちょっと、レン。大丈夫なの? お母さん、心配で仕事を早退して帰ってきちゃったわ
……あら?」
「……っ!」
扉を開いて佇む人物に気づく。
彼のお母さんだった。
それによって一気に意識が覚醒する。なにを言えばいいのかわからないけど、とりあえず、裸のまま
だった上半身をタオルケットで隠した。
「はあ。びっくりだわ……。まさかうちの子が女の子を連れ込む日が来るなんてねー」
どこか意地悪げに見えるニヤニヤとした笑顔が怖い。
「あっ、あの……」
「ああ。いいの、いいの。怒っているわけじゃないのよ。確か、野球部のマネージャーさんの
篠岡さんだったわね?」
「は、はい」
「うちの子のことよろしくね。人見知りが激しいけれど、いい子だから。ゆっくりしていってね」
「あっ」
こちらが口を開く前に扉をパタンと閉めて出て行かれた。
差し出した右手は虚しく空を切り、私はどうしたらいいものかわからなくて頭を抱えるばかりだった。
三年の夏を迎えた。
春の県大会で優勝した西浦は、堂々の第一シードで夏の大会に臨み、終始危なげない試合運びで
頂点に立つことができた。
念願の初優勝――夢にまで見た甲子園への切符を獲得することに成功した。
学校近くの公園で私と廉はベンチへと腰掛けていた。去年の夏から付き合うようになってから
時間がある日は寄って話をするようにしている大事な場所だった。
お互い自然と目が合う。
にっと笑顔を浮かべて手にしたコーラの缶を合わせていた。
「「カンパイっ!」」
いつもは炭酸飲料を控えている廉だけど、今日は特別。だって、優勝の祝杯を挙げるのに
スポーツドリンクでは微妙だし。
「……そうだ。なにか書くものあるかな?」
いろいろと今までのことを話しているなかで突然聞かれていた。できればマジックがいいって
リクエストを受けて、バッグに入れてある筆箱をチェックする。
希望通りに黒マジックを渡した。
廉はエナメルバッグから取り出した――砂埃で汚れたボールにサラサラと書き込んでいく。
今日の日付の下に、祝優勝! 祝甲子園! って書かれていた。
――ああ。今日の試合のウイニングボールなんだ
「よし、できた。はい」
「えっ」
眩しい笑顔を浮かべた彼に腕を取られ、ぎゅっとボールを握らされた。
「そんな……受け取れないよ」
返そうとしたのだけど、逆にボールごと手を握り締められる。
「いろいろ考えたんだ。千代に感謝の気持ちを伝えるにはどうすればいいかなって。
それで、このウイニングボールが一番だって思って、プレゼントすることにした」
自然と涙が溢れてきて視界がぐちゃぐちゃになっていく。
大事にしてもらっているなとは感じていた。
だけど、ここまで深く思ってくれているとは……。
「それと、これからもよろしくってことで。いいかな?」
「……っ」
涙腺が決壊して思うような返事ができなかった。私はただ彼の胸にすがり付いて涙を流す
ばかりだった。
「千代……」
「……んっ」
何度交わしたかわからない口付け。
今までで最高の気持ちよさを私たちにもたらしてくれていた。
(終わり?)
これでいったん投下完了です。
お粗末さまでした。
言い訳はしません。ただ誤ります。
半月もほったらかしにしてごめんなさいorz
楽しみにしてくれていた方、待たせまくってごめんなさいorz
休憩をはさんで、今夜中に後日談を投下にきます。
今度は大丈夫です。
それでは、いったん失礼します。
何、今日のこの祭りは(*´д`*)ハァハァ
リアルタイムでGJ!
うぉ!待ってたよ!
後日談まであるなんて、楽しみだ
途中で千代ちゃん?て呼んだ三橋の可愛さに萌えた
最後は男らしい三橋もいい!
千代ちゃん頑張った!
449 :
小ネタ:2007/09/01(土) 00:37:43 ID:rV2YM8KL
夢と希望をいっぱいに〜モモ×チヨ風味
初めて監督を見たときから凄い素敵な人だなって思って
合宿で始めてゆっくり話す事が出来て凄く嬉しかったんです。
私、この合宿で少しだけ大人になってしまいました!
銭湯に行ったとき、見ちゃいけないと、思いながらも横目で監督を盗み見してたんです。
凄いです。あんなの見た事ないです!
もう、私の行動は監督にはバレバレだったのか、目が会ってにっこりと微笑まれとしまいました。
なんと、監督は
「千代ちゃんもオンナノコだもんねー、興味あるよね?触ってみる?」
「!!!」
ドキドキしながら私はそっと、触りました。
柔らかいんです!プルプルしてます。
指で押せば、ふにぃーって、もう、どう言葉で表せばいいかわかりません!
夢中になる私に監督が、
「爪を立てたら駄目よ?」
耳元で囁くので、びっくりして我にかえりました。
どれくらい、触ってたのか恥ずかしくなっちゃいました。
お風呂から出ると、監督は教えてくれました。
「いい?女はブラジャーに男達の夢と希望を詰めて戦うのよ。
期待を裏切らないように、より自然な膨らみ、揺れ、皺を創るのよ。」
そう言いながらヌーブラ、その上からオイルパット入り低反発ウレタン素材のブラを装着し、
更にエアパットを詰めていきました。
凄いです、監督。尊敬します。私と殆ど変わらないオッパイなのに!
感動する私に監督が、
「いい?焦っては駄目よ?先ずは、薄目のパット1枚からよ?
収入が入るようになれば良いブラ買えるから、その時に急に大きくなったりしないよう、
徐々に、よ?」
わかりました!監督。私、頑張って夢と希望をいっぱい詰めます!
すみません。
千代ちゃんが、素でびっくりしたってゆーモモカンのブラが凄い偽乳だった!
なんて思いついたもので。
モモカンのオッパイには夢と希望が詰まっていると信じています。
>>449 GJワロタwww
モモカンの偽乳バレたらしのーかはともかく他の皆がガッカリしちゃうよww
次は是非きょぬーで って和さんが言ってた
今夜は投下ラッシュだったな!職人の皆様お疲れ様でした。
今晩は。303です。
>>446で予告していた後日談を投下します。
それでは作業に入ります。
今年の夏は当初は冷夏というはずだった気象庁の予報は見事に外れ、日本中で記録的な猛暑日を連日に
渡って観測していた。
もちろん、私たちが住む埼玉も例外に漏れることはなく、八月はうだるような暑さが続いていた。
ようやくのことで暑さにも一段落ついた九月最初の日――。
自宅のダイニングにいる私は、目の前にいる一人の女の子と対峙していた。
清潔感に溢れる栗色の髪を、左右で白のリボンでまとめてツインテールにしている彼女。顔立ちも
年相応の可愛らしさを見せながらも、将来は美人になるだろうなーと期待を抱かせる。
――って、私も親バカよね
そっと苦笑を浮かべていた。
くぅ〜っとかわいいお腹の音が聞こえてくる。それもそのはずで、うちの家庭が夕食を取るのは
夕方の六時半ぐらい。時計の針は午後八時を回ったところなので彼女の空腹の虫が鳴くのも
無理もないことだった。
女の子は恥ずかしくて顔を真っ赤にして俯く。私はその様子を見て笑いを堪えるのに必死だった。
「ねえ、まりあ。お父さんはまだ帰ってこないよ。ご飯冷めちゃうから早く食べなさい」
私と夫の高校時代の恩師からいただいて名付けた娘へと語りかける。
先日、五才になったばかりの可愛い可愛い大事な一人娘だ。
「いや。おとーさん、まってるもん……」
私の手作りハンバーグと甘口のカレーライス――大好物から未練タラタラに目を引き剥がしていく。
この微妙に頑固なところは夫――廉に似たのかなと思う。
私たちが三年生の夏に、西浦高校は夏の甲子園大会に初めて出場できた。
公立校からの、純粋な地元のチームということで、私たちはとても大きな応援をもらった。公立
からの代表は実に十年ぶりということも大きかったらしい。
しかし、一回戦を突破したものの、二回戦でダントツの優勝候補筆頭に挙げられた常連校に
延長戦の末に敗れてしまった。
それでも、全力を尽くしての敗戦だったので私たちに涙はなかった。
私たちに勝利した学校は、この後に圧倒的な力を見せ付けて優勝を果たした。
自分たちの戦いぶりに満足したのはそれは私たちだけでなく見ていた地元の人たちも感じていたようで
埼玉に帰ってからも、よくやったといろいろ手紙や差し入れが届いていた。
その後、廉は野球の推薦で大学に進学。私は子供が好きで、在学中から保育士になりたいと考えて
いたので、資格を取得できる短大へと進んだ。
その二年後には無事に地元の幼稚園へと就職も決まって社会へと出て、更に二年後には彼も
大手の家電メーカーへと就職した。
それからすぐに私たちは結ばれ、一年後には娘のまりあを授かることができた。
視線を娘へと戻して説得する。まあ、たぶん、言うことを聞かないだろうけど……。
「まりあ。お母さんは今日中にお父さんが帰ってくるよって話したけど、何時になるかは
聞いていないのよ」
「……まつもん」
愛娘はなかなかしぶとい。目の前に置かれた大好物に今にも涎を垂らしそうなほどに追い込まれて
いるのに、見事な粘りを見せてくる。
――ガチャ
不意に玄関の施錠が解かれて扉が開く音がするとともに、『ただいまー』と声が聞こえてきた。
「――っ! おとーさんだっ!」
私が気づいたときにはイスからひらりと降りた娘は玄関へと駆け出していた。呆れるやら関心するやらで
腰を上げて夫を迎えていく。
「おおっ、ただいま。まりあ、いい子にしてたか?」
「うんっ! おとーさん、だっこ!」
うーん。先ほどまでというか、廉が留守にしていたこの一週間に渡って散々私を困らせていたのに。
そんなことを言うのか。
廊下にてまりあを抱いた夫とようやく顔を合わせた。
「お帰りなさい」
「うん。ただいま」
一週間ぶりとなる彼の笑顔は特別なものだった。
はしゃぐ娘をお風呂に入れてもらって、久々の家族三人揃っての夕食後に、お土産に買ってきてもらった
絵本を読んでもらい、ようやく満足したまりあを寝室にて寝かしつけた。
仕事で疲れているところを悪いと思うけど、廉は喜んで彼女の相手をしてくれる。やっぱり、
なんだかんだで愛娘と遊ぶのは楽しいらしい。
二人して娘が寝たことを確かめて、リビングへと入る。私はダイニングに引き返して、冷やしておいた
グラスとビールを取ってくると彼にお酌をした。
「お仕事、お疲れ様でした」
「ありがと。んー……仕事かな? 野球が仕事みたいなものだから、それもそうか」
会社の野球部に所属している廉は、今でも社会人野球で野球を続けている。
今週は東京で開かれている都市対抗野球に参加していたため、一週間ぶりの夫婦の時間となった。
「この一週間大変だったのよ。まりあが、ずーっと『おとーさんがいない』ってぐずりっぱなしでね。
第一反抗期は終わったはずなのに、私の言うことは聞かなくて、あなたの言うことはなんでも
聞くのよね……。懐き方が違うっていうか。私のほうが一緒にいる時間は長いはずなのに」
私の愚痴に廉は困ったような笑みを浮かべるだけだった。
グラスが空いたのでお代わりを注いでいく。
「おっとと……ありがと。そうだ。千代さ。ここしばらく体調が悪かったろ? ずっと気になって
いたんだけど」
さすがは優しい自慢の旦那様。
気を使わせないように顔には出さないようにって心がけていたのに、微妙な変化でも気づいたらしい。
「あっ、うん。昨日病院に行ってきたけど、大したことないから大丈夫よ」
「病院に行くほどきつかったの? しばらくゆっくりしたほうがいいんじゃ……」
これ以上隠すのは、純粋に心配してくれている彼に悪い。
そろそろ種明かしをしようか。
「ねえ。今年に入ってからまりあも大きくなったし、そろそろ二人目が欲しいよねって頑張って
いたでしょ?」
「うん……って、まさか」
「三ヶ月だって。自分でも生理が遅れているなって思っていたけど、ぬか喜びさせちゃ悪いと思ったのよ。
それに、大事な大会前だったからね」
二人がけのソファに並んで座っていた私たち。静かにグラスをテーブルへと置いた廉からぎゅっと
抱きしめられていた。
「千代、ありがとう」
やっぱり、この腕で――愛する人から抱かれていると思うと、心がやすらいでいく。
「――千代」
いけない。この目で見つめられるとどうも弱くなってしまう。
「ダメよ……。お腹の赤ちゃんに悪いから」
「わかってる。キスだけだよ」
そっと顎に手を這わされて上へと向かされる。目を閉じて、そのまま廉へと身を委ねようとしたところで、
「あーっ! おかーさんばっかりずるい! わたしもおとーさんとちゅーする!」
愛娘によって妨害されていた。
おそらく、大好きな父親が久しぶりに帰ってきて興奮して眠りが浅かったのだろうか。
お互いに顔を見合わせて苦笑いを浮かべると、足元に来たまりあを抱き上げて左右のほっぺたに
二人でキスをした。
「来年以降は、二人きりの時間はもっと取れなくなるのか……」
廉はまりあを抱きながら残念そうな表情を浮かべていた。軽くため息をついた姿を見て、くすっと
笑ってしまった。
「……?」
抱かれた娘は父親が言っていることの意味がわからないらしく、可愛く首を傾げていた。
「うん。そうかも。だけど、家族皆で幸せになろうね」
瞳を閉じてキスをねだる。
その前に、あの夏に貰った大事な――ボールが目に入ってきた。
しっかりとしたケースに入れてある大切な宝物であるそれにそっと心の中で囁く。
――ありがとう。これからも私たちを見守っていてね
廉の息遣いを感じながら、私はそっと唇を受け入れていった。
(今度こそ終わり)
以上で完全に終了です。
お粗末さまでした。
後日談は蛇足かもと思いましたが、直球勝負で敢えて行かせてもらいました。
保管庫の管理人様。
お疲れさまです。
お願いなんですが、収録時はできれば上の話とこの後日談をくっ付けてください。
それでは、失礼します。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
三橋良いパパになってるし、ママさん千代ちゃんも良い嫁だ(*´д`*)ハァハァ
GJ!
幸せな気分になったよ、ありがとう!
ミハチヨ超GJ!連載お疲れ様でした。幸せだ〜。
大人のレンがなんか頼もしくって萌えました!
>>449 モモカン偽乳疑惑 ワロスww
確かにデカすぐるよなwモモカンはw
「阿部!おまっそんないろいろすっ飛ばして言うなよ!
し、篠岡ちょっと待て!違うぞ!」
阿部の発言にふらついた篠岡を見て、花井は必死に阿部をたしなめる。
「何だよ、花井。結局はそういうことだろうが。」
阿部の冷たい視線に、篠岡の足は震え始め。
「ちげーだろ!?あ〜もう!阿部ちょっと下がってろ!
篠岡。落ち着け!?ちゃんと説明するから。な?」
花井の言葉に、篠岡は涙が出そうになるのをぐっとこらえて、震える足にも力を込める。
「あのなあ・・・。何か、泉と水谷となんかあるだろ?
態度二人ともなんか変だしな。それでだな・・・、もし泉と水谷が、
篠岡を争ってて、もし篠岡が二人ともにその・・・・。」
「二股かけようとしてるなら・・・・。」
阿部の割り込みに花井は慌てて批判する。
「阿部、お前その言い方酷いだろ!ちょっと黙ってろ!
その・・気をもたせるようなことをしてるなら・・だ。」
「部を辞めて欲しいんだ。」
最後の部分を阿部が発言した。
「私、そんな!!何もないよ!気をもたせるって!その・・・。」
「水谷にコクられんたんじゃねえの?」
阿部の発言に、篠岡は言葉を失う。
「え・・・と、もしかして泉にもコクられた?」
花井のおずおずとした質問に。
「違う!泉くんは私を酷く嫌ってて!」
阿部は一つ深いため息をついて
「あのな、コレはお前には黙ってたんだけどな。
もし、部内で、恋愛感情がこじれて雰囲気が悪くなるようなら、
篠岡に辞めてもらうっていう話があったんだ。
だから、バカな行動するなよっていう暗黙のルールがあってさ。
泉と水谷と篠岡が何かヘンなのは、要はそういうことだろ?」
阿部の言葉を聞いた途端、篠岡の脳裏にあの日の泉がひらめく。
『三橋を好きになんよ。誰のことも好きになるな。』
『わかってんのか?部を辞めなきゃいけないの、お前だぞ?』
苦戦したパズルが、するするとあるべき所にはまっていくように、
篠岡の心は瞬く間に一つの結論に行き着いた。
心に重くのしかかっていた霧が見る見る晴れていくように
すべての物事がストンと腑に落ちる。
同時に、篠岡の腹の底から怒りが湧き起こり始め。
怒りが体中に駆け巡り、手が震え始める。
それを目の前の二人になんと言おうか。
しかし、それよりも、何よりも、文句を言いたい。
篠岡はくるりと踵を返し、階段を一つ二つ下りていく。
「おい?篠岡?」
阿部の呼びかけにも振り向きもせず、
やがて降りるスピードが速くなり、篠岡は駆け出した。
阿部と花井は顔を見合わせ、同時に篠岡を追いかけ出す。
廊下をすごいスピードで駆け抜ける篠岡は、
昼休み中のまったりした雰囲気に不釣合いで、
いっそう周りの視線を集めるが、一心不乱に走る続ける。
さらにはその後ろに花井と阿部がかけていくから見る見る野次馬が増え、
何事かと追いかける。
9組の教室で、泉達がバカ話をして盛り上がっていた時、
教室のドアががたんと大きく音を立て、みなが一斉に振り向くと
入り口にもたれかかる様に篠岡が息を切らせながら立っていて
まっすぐ泉を睨みつけていた。
突然の篠岡の登場に、思わず泉は顔を引きつらせる。
すたすたと自分に向かって歩いてくる篠岡に、
慌てて席を立ち上がって距離をとろうとすると。
篠岡の後ろに、阿部と花井が到着するのが見えた。
ワケがわからずさらに硬直する。
その間にも篠岡はますます距離を詰めてきて、
泉のほんの2、3歩手前で止まった。
篠岡の怒りの篭った目はまっすぐに泉を貫いていて。
そんな意思の強そうな篠岡を初めて見て、泉は少々面食らう。
そして。
「泉くんのバカ!私のこと好きなら好きってはっきりいってよ!」
篠岡の口から、爆弾が放たれた。
そのものズバリをよりにもよって篠岡から指摘されて、
泉は一瞬絶句したが慌てて否定する。
「ふざけんな!誰が好きなんだよ!?」
「泉くんが、私を好きなんでしょ!?」
「誰がいつそんなこといったよ!?勝手なこというな!!」
「言ってくれないからココまでオオゴトになったんでしょ!?
勝手なのは泉くんじゃない!」
「何自惚れてんだ!?バカじゃねーの!?」
留め止めなく続く言いあいに、最初はあっけにとられていた周りも、
徐々に面白がる雰囲気に変わっていき、やじ馬の数は、どんどん増えていく。
その雰囲気を察した花井は阿部と目線を交わす。
「なあ、ちょっとまずくねえか?」
「まずいな。」
「拉致るか?」
「そうだな。」
花井と阿部が田島に目線を送ると、あっけに取られたままの田島が
二人に気づき、一瞬で意図を察したようにパチっとウィンクした。
周りの状況が全く目に入らない様子の二人にそっと近づく。
と、急に田島が泉の頭に部活用のシャツを頭のスッポリかぶせた。
「はっ!?」
「えっ!?」
一瞬何が起きたかわからない様子の泉を、花井と阿部が二人掛りで抱え、
それっとばかりに教室から退散する。
「篠岡も、行くぞ!」
その後を田島が篠岡の手を引っ張り、駆け出す。
三橋と浜田もつられて追いかけ出し。
後に残されたのは、やじ馬ばかり。
やじ馬を振り切った屋上で、泉はやっと解放された。
「お前なあ、あんなところであんな言い合い始めんなよ。噂んなるだろうが。」
阿部の冷たい突っ込みに、泉はフイっとそっぽを向く。
それに遅れること数秒、田島に連れられた篠岡が登場すると、
続々と部員たちが集まってきた。野球部全員が屋上に揃う。
水谷もやってきて、二人の様子を見て硬直した。
「ホレ、ココでなら思いっきりケンカしていいぞ。」
阿部が二人を促すが、二人とも黙ったままで。
「え〜と、そりゃ話しづらいよな。ホラみんな、ちょっと離れるぞ。」
花井が抜群の統率力を見せて、
みなを連れて二人の声が聞こえにくいところまで離れる。
座り込んでいた泉の前に、篠岡もゆっくり座る。
「もう、わかっちゃったんだから。」
泉を睨みながら篠岡は口火を切った。
「ああ!?テキトーなこと言うな。」
「違うもん!泉くんがあの時逃げないで話してくれてれば、
少なくともこんなことにはならなかったもん!」
「はあ?こんなことってなんだよ!?」
泉が内心の動揺を隠すように、荒い言葉を篠岡に投げつける。
「さっき、花井くんと阿部くんに部活辞めろって言われた。」
篠岡の返答に、泉は真っ青になった。
「泉くんと水谷くんと私の間がこじれ続けるなら・・・だけど。」
「そうだ!水谷のアホは何をしたんだよ!?最近ヘンだったよな!?」
「ちょっと前に、告白された・・・。」
言いよどみながら続けたその言葉を聞いて、泉は思わず、
離れたところにたっていた水谷を見つけ、憎憎しげに睨み付ける。
「あの、アホが!」
遠目ながら水谷が震え上がるのがわかった。
「ちょっと。水谷くんは悪くないよ。全部泉くんが悪いんだから。」
「はあ?何でだよ?」
「水谷くんは私と泉くんが何かおかしかったの心配してくれたんだから。」
「そんなの!ただ篠岡が弱ってる所に付け込んだだけじゃねーか!
アイツ卑怯なことしやがって。」
「だから!私を弱らせたの、泉くんじゃない!!あんなことして!」
篠岡の叫びに、泉はうっと息を詰まらせ、沈黙する。
「ずっと、辛かったんだから!全部泉くんのせいなんだから!」
泉は初めて、篠岡の顔をまっすぐ見て
「・・・・・悪かった。」
謝罪を口にした。
「私のこと・・・好きなんでしょ?」
目を覗き込むように、訴えてくる篠岡とまともに目線をかわしてしまって
泉は戸惑う。篠岡の目を、右、左と見つめ、顔を伏せる。
「そ・・・それは・・・。」
そこで授業開始5分前を知らせる、予鈴がなった。
「おーい、とりあえずそこまで。続きは後にしろよ。」
キャプテン花井の正論が二人の耳に聞きえてきた。
その日はミーティングだけの日で、終わるとどこか白々しく、
示し合わせたようにそそくさと部員達が出て行った。
部室に残される。泉と篠岡。
昼休みの勢いはもう篠岡には残っておらず、泉もまた口を開かない。
沈黙だけが部室を支配していた。
ゆっくり、篠岡が口を開く。
「何で、認めないの?私のこと好きだって。」
「自意識過剰。オレがいつそんな事いったよ。」
「言ってくれないから、私が悩んでるんじゃない。」
なかなか認めない泉に、篠岡はだんだん不安になってくる。
もしかして、泉は本当に本当は、篠岡を嫌いなんだろうか。
「大体、お前。三橋が好きなんじゃないのかよ?」
「わ、私が誰を好きだろうが、今関係ないじゃない。」
「それとも水谷のアホにコクられて、うっとりしてんのかよ?」
「ほんっと泉くんって口悪い。私はただ、泉くんの気持ちが知りたいだけなのに!」
「うっせーな。そんなの教える必要なんてねーだろ!?」
あくまでも白を切りとおすかのような泉の態度に、
篠岡の心の中で何かが切れた。
「もう!なんだそんなに意地張るの!?そんなんだから私
泉くん気になって、泉くんのことばっかり考えてて嫌になっちゃう!
三橋くんのこと確かに気になってたけど、周りの女の子がうるさいから
誰よりも近い位置にいると自惚れてただけで、あんなにかわいい従姉妹がいるなら
もう、入る余地もないっていうか。っていうかそもそもただの優越感だったし!!」
切れてわめきだした篠岡を、泉はただ呆然と眺める。
「水谷くんは私が泉くんのことで悩んでた時、心配してくれて!その優しさが
ただ嬉しかっただけなのに!そりゃ、告白されたけど、忘れていいって言ってくれたし!
忘れるつもりだし!なのに!なんで泉くんに責められるの!?
ずっと泉くんが頭から離れなくて!泉くんが触れたところがすごく熱くって!
毎晩私っあんなことっ!!」
そこまで一気に言ったところで、篠岡ははっと我に返り、顔を赤くする。
泉は目を驚愕に見開いたまま、ふらりと一歩篠岡に近寄った。
顔を赤くしたまま、篠岡は後さずったが、その距離を泉は一気に詰めて、
篠岡の手首を掴む。
「オレが頭から離れねえって・・?」
篠岡の赤裸々な告白に、泉は身が震えるような興奮を覚え、さらに篠岡に近づく。
篠岡は一歩づつ、後ろに下がる。
「オレが触れたところが熱いって・・?」
じっと、篠岡の目を見つめたまま、歩みは止めない。
「毎晩・・・何だよ?」
カタンと篠岡の背中がロッカーにぶつかり、動きが止まった。
「一人で・・ヤってんの?」
泉は至近距離からじっと篠岡を覗き込み、
篠岡の目に拒絶が浮かんでないのを見て取ると。まるであの夜の再現のように、
同じ場所で、同じ状況で、同じ距離で。
篠岡の唇をふさいだ。
あの時以来の泉の唇の感触に、篠岡の心は躍り、胸は高鳴る。
しかしあんなに訴えてもなお、言葉で示してくれない泉に苛立ちを覚える。
でも、今は、泉がくれる刺激に集中したくなり。
そっと手を伸ばし泉に肩に手を置いた。
その時、どこからか電子音が聞こえてきて。
泉がはっと振り返り、音源を捜す。
その間も電子音は鳴り響き、やがて、泉がそれを見つけた瞬間止まった。
わざとらしく置かれていた部誌の裏側にひっそり置かれていたそれは。
充電が切れたことを知らせて電源が落ちた、ケータイ。
「アイツら!ぶっ殺す!!」
泉はわなわな震えながら、壊さんばかりにケータイを握りしめ、
荒々しく部室から飛び出していった。
その泉を篠岡は唖然と見つめていたが、気を取り直して追いかける。
しかし、もう、泉の姿はどこにもなくて。
篠岡は泉の姿を探して、行くあてもなく駆け出した。
少し時は戻って、部員たちが白々しく退散した後、
部室から適度に離れた人気のない校舎の裏手で、
円陣を組みつつ座り込み、首をつき合わせてあるものを見つめていた。
それは一つの通話中になっているケータイ。
「こんなことして、い〜のかな〜?」
「聞きたくないなら帰れば?栄口。」
「オレ、この光景になんか見覚えあるんだけど。」
「お!それデビブーってやつじゃねえの?巣山!」
「デジャヴ、だ。田島。」
「さすが花井。英語強いね〜。」
即座に訂正を入れた花井に、西広が感心する。
「チッ。それにしても、早く話せよ。」
「阿部、まあまあ落ち着け。」
「水谷、覚悟決めろよ?」
「うう〜・・・。」
「う、あ。」
「三橋落ち着け、お前が震えんなって。」
なぜか三橋が震えるのを沖が励ました。
やがてスピーカフォンにしたケータイから篠岡の声が流れ出す。
『な・・・で・・・。』
みな一斉に黙り込み、さらにケータイに詰め寄った。
スピーカーフォンにしたケータイから流れ出る声に、みんなは全神経を集中する。
もちろんこちらのマイクはしっかり塞いだ状態で。
「声、ちいさいな。」
「し!黙れよ。阿部。」
「泉の声わかりずらいね。」
その時、突然篠岡の叫び声が聞こえ始める。
切れたようにわめき続ける篠岡の話す内容に、
みんなは一斉に意外そうに三橋を見つめ、気の毒そうに水谷を見、
やがて全員赤くなった。
三橋は震えながら小さくなり、水谷は青を通り越して蒼白になり。
やがて、篠岡の叫び声が途切れて、聞こえなくなる。
「水谷、ご愁傷様・・・。」
沖がポツリとつぶやいた。
「フラレだな。フラレたレフトで通称フラレ。」
「阿部、うまいこと言うなぁ。」
阿部の軽口に巣山がしみじみと感心する。
「篠岡が三橋に気があったとはな〜。」
「いや、でも田島、篠岡身を引いてない。」
「んで?三橋は従姉妹と付き合ってるの?」
西広の問いかけに、三橋はブルブルと首を振る。
「ちが・・つきあ・・ない。それ・・ない。」
「田島、訳して〜。」
三橋の意味不明な発言に、栄口が田島に助けを求める。
「付き合ってないし、そんなの考えたことないってさ。」
「いいぞ、これからも考えるなよ?野球のことだけ考えとけ。」
田島の翻訳に、阿部が深く頷きながら三橋に忠告した。
「でもよ。ルール破りいいのかよ?」
田島が不満そうにつぶやく。
「いや、もうここまできたらどうにかなるしかないだろ?ま、水谷はカワイソウだが。」
花井がため息とともに水谷に同情する。
「水谷がむやみに首突っ込むから悪いんだ。これでふっきれるだろ?水谷。」
巣山の言葉に水谷は項垂れたまま、力なく頷く。
「オレは卑怯な奴なんだ・・・。」
水谷がつぶやいた言葉に、一同は誰も同情しなかった。
元気を失くした篠岡を励まそうとして、さらに事態が悪化したのは水谷が原因だ。
篠岡にコクるなどというルール破りを犯した水谷の罪は重い。
泉が篠岡への想いを封印しようとずっと耐えてたことを、今はもうみんな気づいている。
「この二人いずれ結婚するかな?」
「とりあえず卒業までは別れないで欲しいな。もうこんな揉め事、こりごりだ。」
苦労人花井が深いため息と共に心中を吐き出した。
その時、スピーカーからガタンと大きな音が聞こえ、やがて、途切れて切れてしまった。
「あれ?切れちゃったぞ?」
「電波弱かったか?」
田島の質問に、花井が質問で返す。
「いや、いつも部室ではアンテナ3本立つぞ?」
田島の返答に。
「嫌な予感がする。」
「ああ。」
「オレも。」
阿部の言葉に賛同するものが多数。
虫の知らせというべきか、意図せず一斉に後ろを振り向くと、
丁度、校舎の角から泉が飛び出してくるところだった。
こちらを確認して、泉が鬼の形相になる。
「お前ら!ぶっ殺す!!」
その言葉とともに、手に持っていたケータイをみんなに向かって投げつけた。
「ああ!オレのケータイ!」
「やっべ、逃げるぞ!」
「逃げろ!」
「何でここがわかったんだ!?」
皆、弾けたように立ち上がり、逃げ惑う。
腰の抜けた三橋を花井と沖が引っ張り、逃げようと試みるが、
泉はみるみる距離を詰めてくる。
「三橋、自分で走れ!ヤられるぞ!」
「ううああああいやあだああ!!」
一斉に逆方向に駆け出すが、田島だけは投げつけられたケータイを拾いに、
泉の方向に向かって駆け出した。
「田島!そっちはやべえぞ!」
泉と田島の距離が見る見る狭まって、みなは田島の冥福を祈った。
しかし、田島は自分のケータイを拾うと、掴みかかってきた泉をするりとかわし、
泉が来た方向へ逃げていく。
田島を逃した泉は一瞬で判断し、捕獲しやすいほうを再度追跡しだした。
「やべ!こっちくる!逃げろ」
「散れ!!」
その言葉と共に、校舎裏の領域から抜けた途端、クモの子を散らすように
方々に逃げ去っていった。
泉はなおも追跡をやめず、校内を走り回る。
部室から飛び出した泉を追いかけて、篠岡もまた探し回っており。
野球部の追いかけっこ大会の火蓋が、ここに切って落とされた。
泉の姿を見かけて180度ターンして逃げ出す野球部一同。
逆サイドに篠岡を見かけて9時の方向に逃げる。
田島が囮になって泉を引き寄せ、つかまる間際に俊足で距離を稼ぐ。
木の陰に隠れて泉をやり過ごし、篠岡と鉢合わせしかけて校舎の影に隠れる。
そうやって、どれくらい走り回っただろうか。
走りつかれた泉が、ややひらけた所で息を整えていると
いたるところから様子を伺う部員の姿が見えた。
校舎の影に水谷、巣山、沖。
木の陰に花井、阿部、田島。
違う棟の影に西広、三橋、栄口。
全員揃っている。
「くそ!ふざけやがって!」
泉が一人毒ずくと。
「い、泉くん。やっと見つけた。」
そんな声と共に篠岡がやってきた。
「もう、また飛び出して行っちゃうし。」
目の前で必死に息を整える篠岡を泉はじっと見つめる。
黙って自分を見てくる泉に、篠岡が少し不審そうに見つめ返した時。
突然泉が篠岡の肩を抱き、周りに向かって大声で叫んだ。
「アホ水谷!でてこい!」
校舎の影からすっかりしょげきった水谷がおずおずと姿を現す。
「え?もしかして、みんないるの!?」
篠岡がそういってきょろきょろ周りを見渡した時、
「篠岡はお前にはやらねー!ざまーミロ!」
泉は人差し指を水谷にびっと突きつけそう断言した後、
篠岡のあごを掴み、無理やり顔を泉に向かせキスをした。
「げええ!?」
「うっそ!?」
「マジ!?」
「ひょえ〜!」
「泉、大胆!」
「ううっああ!!」
「三橋、しっかりしろ!」
篠岡は公衆の面前でのキスに真っ赤になり、腰が抜けてへたり込む。
その篠岡の頭に手をおいて、泉は高らかに宣言した。
「オレのもんだ!手えだすな!!」
篠岡は呆然とこちらを見つめる野球部員たちをあてもなく見渡して。
結局最後まで篠岡の欲しい言葉は言わない泉に
篠岡は力なく笑うしかなかった。
---続く---
エピローグ 24時間以内 必ず サーセンw
ぎゃあああああああああ!!!!!!
泉かっこいいいいいいいい!!!!!!
やべえハアハアしちまった
ヒャーーー大量投下乙乙!
大量投下にGJしつつ、続き待ってます(*´д`*)wktk
本当に職人の皆様GJ過ぎます!!!
泉かっこよすぎ(*´д`*)ハァハァ
GJ!
今日も大量投下乙!
呆けたように立ち尽くす部員たちを無視して、泉は篠岡を連れて立ち去り
そのまま、自分の家に連れて行く。
「えっと。泉くん?」
「いいから、黙ってついて来い。」
そのまま自分の部屋に篠岡を連れこむ。
「あ、あの家の人は?」
「今日は夜遅くまでだれも戻ってこねー。」
そう話しながら、部屋のカーテンを引き、電気をつけた。
篠岡をちょっと嫌な予感が襲う。
その後、当然のように服を脱ぎ出した泉に篠岡は絶叫する。
「泉くん!?」
「なんだよ?」
「あ、あの!?何するつもり!?」
「何だよ、いまさら。」
フっと短いため息をついた後、上半身裸のまま篠岡に近づく。
肩を抱き、無理やりベットに腰かけさせ、顎をつまんで上を見上げさせる。
「オレを想像して、毎晩してんだろ?一人で。」
耳まで真っ赤になった篠岡の唇を塞いで、返答を拒否した。
「あ、あの、電気は消してよ。」
行動をやめない泉に、篠岡が最低限のお願いをすると。
「いーけど、じゃあこっち使うぜ?」
そういって泉が篠岡に見せたのは、懐中電灯。
「な、なんで!?」
「だって、オレ見たことねえからどこがどうなってるのかわかんねえし。」
そういいながらも泉はどんどん脱いで、トランクス姿になった。
そのまま、ベッドの上で胡坐をかき、今度は篠岡の服のボタンをはずし始めた。
当然のように行動に出る泉に、篠岡はどこか抵抗する気にならず、
されるがままに任せていた。
ふと泉の脚が目に入って、しみじみと見てしまう。
「何だ?」
「いや、泉くんでも脛・・濃いんだね。」
「そりゃそうだろ。」
「泉くんみたいにかわいい顔の人に生えてるのがなんか・・へん。」
篠岡が思わず本音をポツリと漏らすと、泉がむっとした顔に変わった。
「男にかわいいなんていうな。それ、ほめ言葉じゃねえ。」
「あ、ごめんなさい。」
篠岡は泉の勢いに押されて素直に謝る。
「ふうん。タンクトップなんて着てんだ。」
「タンクトップじゃないよキャミソールだよ。」
シャツを当然のように脱がされた後、
その下に来ていたキャミソールの裾を泉が掴む。
「どっちでもいい。ほれ、ばんざーい。」
淡々と話す泉の言葉につられて篠岡が手を上げると、
すぽっとキャミソールを脱がされた。
「ばんざーいって・・・なんか慣れてない?泉くん。」
「んなわけあるか。昔兄貴と風呂はいる時こうやって脱がされたんだ。」
「あ、お兄さんいるんだったね。」
「あー。いろいろ頼りになるぜ。」
そういいながら泉はスカートのホックをはずしファスナーを下げる。
「うらやましいな。私もお兄さん欲しかった。」
「オレは下が欲しかったけどな。」
するっと篠岡からスカートを引き抜いて。
篠岡を下着姿にした。
そのまままじまじと見つめる。
「な、何?」
「いや、これホントに、実物だよな?」
そうつぶやきながら、手をそっと下着越しの乳房の上におく。
篠岡はパットが入ってることでも疑われたのかとすこしむっとして。
「実物だけど・・?」
「毎晩、お前想像してたから、なんか現実感ねえ。」
泉のセリフに篠岡は再び耳まで赤くなった。
「そういえば、お前もオレ、想像してんだよな?」
「いやあ!」
羞恥心のあまり、篠岡は両手で顔を覆い、身をよじってベッドにうつぶせた。
それを追いかけるように、泉が篠岡にかぶさって。
そのまま背中のホックをはずし、手を前に回して直に篠岡の胸に触れる。
「柔らけ・・。」
篠岡の肩を掴んで、無理やり仰向けにし、覆っていた手を両手で開かせる。
蛍光灯の下で、篠岡の小ぶりな乳房が泉の目に晒され。
「すげ・・。」
「み、見ないでよ。」
白い首から鎖骨にかけての、瑞々しいラインが泉の目を奪う。
その下に繋がる魅力的な膨らみ、その頂点にある、きれいなピンク色の突起。
少しへこんだみぞおちがうっすらと臍まで影を作る。
腰のラインは柔らかに波線をかたどっていて。
白い小さな下着が篠岡の最後の部分を隠す。
泉はその白い下着に手を掛けた。
「ま、待って!」
「嫌だね。」
そのまま引っ張りおろそうとする泉に、篠岡は観念し、腰を浮かした。
申し訳なさげな茂みが、泉の視界に入り、軽く息を飲んだ後、
泉は篠岡の脚を割り開くように覆いかぶさり、篠岡の胸に顔を寄せる。
胸の突起を口に含み、舌で転がすように刺激する。
同時に、反対の乳房は手で揉み上げて。
「はっ・・・んんっ。」
泉の与える感覚が、篠岡の背筋に快感を走らせ、思わず声が漏れた。
散々想像した泉の手が自分に触れているという事実が、
それだけで篠岡の中心を溢れさせる。
と、泉が胸を揉んでいた手を、急に滑らせ、篠岡のそこに触れた。
「ひゃっ!!ああん!」
「すっげ。」
羞恥に頬を染め、潤んだ瞳で泉を見上げる篠岡に、泉はズキリとくる興奮を覚えた。
身を起こし、自分も裸になる。
篠岡の脚を大きく開かせ、よく見えるように持ち上げ、固定する。
篠岡の膝が顔につかんばかりに反らされて、篠岡は真っ赤になった。
自分でも見たことのないところを見られてる、その視線が、熱い。
「い、嫌だ!泉くん。見ないで!」
その篠岡の訴えを無視して、泉は篠岡の中心の割れ目に沿って指を走らせた。
「ひゃあん!」
篠岡の膝が、快感に跳ねる。
「すっげぇ。濡れてる。」
泉の指が、部位を確かめるように丁寧になぞっていく。
両側の襞を、指でつまむように刺激され、篠岡の背筋がのけぞる。
指の腹で、粒をさわさわさわられ、篠岡の腰が揺れる。
「すげ、ヒクヒクしてる。」
「いや、やめて・・・ひゃん!」
「コレかな?ホントだ。穴、あるな・・・。」
其の言葉と共に、泉の指がすっと篠岡に差し入れられて。
「い、痛い!」
引き攣れた痛みに、思わず篠岡は腰を浮かしかけた。
痛がる篠岡をチラリと見て、泉は指を引き抜いて、今度は舌で触れる。
「あっひゃああん!」
今までとは全く違う、暖かいぬめった刺激に、篠岡の理性が飛ばされる。
泉の舌が、深く侵入し、無理やり開かれる痛みが起こるが、やすやすと受け入れて。
篠岡は体の芯が痺れて、痛みが薄れていく。
顔を上げた泉が、手の甲で口をぬぐった後、体の位置を変え篠岡に覆いかぶさった。
篠岡は、自分のはしたなく溢れているところに、
今まで触れていたものとまるで違う泉自身が押し付けられたのを感じたが、
その感覚は、篠岡に甘い身震いを起こさせた。
今までとちがう質量のものが、ぐっと篠岡の身体を拓き、侵入してくる。
「い、いたああああい!」
あまりの痛さに、篠岡は叫んだ。
「やっぱ、痛いか。」
泉はそうつぶやいて、あっさり身を引いた。
痛みに荒く息をつきながら、篠岡はぐったりしながらも、泉を見上げる。
そのまますっと身を起こし、ティッシュを手に取り、篠岡の脚の間を拭いていく。
「や、辞めるの?」
「ああ、兄貴に言われてんだ。女は初めてだとスゲー痛がるから、最後までやろうとすんなよって。」
「お、お兄さんとそんな話、するんだ。」
「おう。」
泉はその後、篠岡の下着を手に取り、脚をくぐらせ履かせて行く。
抵抗する気も起きずに、篠岡が腰を浮かすと、パチンとゴムの音がした。
その後ブラジャーを手にとって、また、おいた。
「篠岡、おきて。」
篠岡の手を引っ張って、身を起こさせると。
「もうちょっと、触らせて。」
身体を反対に向けさせ、後ろから手を回して、篠岡の胸に触る。
「本物だな・・・。」
泉は篠岡の耳元に口を寄せつぶやいた。
「また、続きは今度な。もう一人でするなよ?」
篠岡は複雑な想いでその言葉を聞いていた。
泉はこんな状況でも、篠岡の欲しい言葉を言わない。
泉が満足して篠岡を解放した後、
気恥ずかしい想いを抱えたまま、篠岡は勇気を出して泉に訴える。
「い、泉くん。あの。私、泉くんの気持ちはもうわかったけど。その。
ちゃんと言葉で聞きたいんだけど。」
そう、たどたどと話す篠岡に。
「好きだぜ。篠岡。」
泉はいとも簡単にさらっと答えた。
あんまりにもあっさり答えた泉に篠岡は目が点になる。
「・・・・・。」
口をあけたまんま沈黙する篠岡に、泉は怪訝そうに見ると。
「そ、そんなあっさり言うならなんで!さっき言ってくれなかったの!?」
篠岡は再び切れて絶叫し、泉は見る見るうちに赤くなり、
「そんなこと、そうそういえるか。もう言わねーよ。」
「ヤダ、もっと聞きたい!」
顔をプイっとそらす泉に篠岡は掴みかからんばかりにお願いするが。
泉は言葉どおり、その日は二度と言わなかった。
いつも買い食いするコンビニで、
巣山は失恋したかわいそうなフラレに付き合っていた。
「お前、バカなことしたな。」
巣山の言葉に水谷は黙って頷き、アイスにかぶりつく。
「しなくていい失恋しちまったな。ホント。」
続けた巣山の言葉に、またも無言のまま頷く。
「泉がおかしくなる前にいってれば、まだチャンスあったかもな?」
巣山の言葉に。
「そう思う?」
初めて水谷は返答した。
「いや、慰めようといっただけ。どっちにしろお前には脈なかっただろ。」
事実を的確についた巣山の言葉に、水谷はどこまでも落ち込んだ。
「オレ、バカなことしちゃったな〜・・・。はは。」
「ま、野球に打ち込めよ。もう忘れろ。じゃないとマジで篠岡が辞めるハメになるぞ。」
巣山のたしなめるような声音に、水谷はただ頷いて。
「で、結局ナンカした?」
「ちゅーしておっぱいもんだ。」
水谷の返答に巣山はしばし目を閉じて。
「・・・そこで満足しとけ。泉には一生黙ってろよ?」
巣山の忠告に水谷は素直に頷く。
そして巣山は、あの日、篠岡を止めたことを実はちょっと後悔している事は
墓まで持っていく秘密にしようと誓った。
---終わり---
長々とスンマセン。青春目指したんですが、撃沈。
三橋のおにぎりですが実は単行本8巻以降は知らなくて、
実際増えたのかどうか、知りません。間違ってたらすみません。
読んでいただいた方ありがとうございます。
フラレwwwまた変な愛称がwww
泉かっけぇ(*´Д`)ハアハア
大作乙です!
毎回楽しみにしていました
ありがとうございました!
もう水谷可愛いよ(*´д`*)ハァハァ
泉かっこいいしGJでした!
大満足だー
ここまでドロドロに引っ張って置いて、ラストを小ネタ風に〆たトコとかね、さすがだよねw
ぐっじょぉぉぉぉぉぶ!!
保管庫の更新はいつなんでしょうか。
>>494 まあ管理主さんも忙しそうだし、そのうちあるかも・・・。
ってフラレwwwせっかくナイバッチ水谷って言われたのにw
保管庫の更新は8月下旬って話だったと思うけど、今のところはないね
保管庫の管理人さん
3球目、4球目と2個スレが溜まって面倒だと思うけど、よろしくです
497 :
サカチヨ:2007/09/03(月) 13:55:18 ID:ub0Oj81I
「・・今日、買い物付き合ってくれてありがと。」
「うん、暇だったしねー。」
俺、栄口勇人。
今マネジの篠岡と買い物に来てた。何かグローブがほしいほしいと叫んでいて、
『選んでほしい』って言われたから、今日は買い物に付き合ってあげた。
最初は面倒くさいと思ってたけど、篠岡の笑顔が見れたからいっか。
無言の時間が続いた。
「あっ、そこで祭りがやってる!行こうよ!」
「えっ・・あ、うん。」
ギュッと腕を掴まれる。
その手を離さないでほしいと手を握り返し、俺ら二人は走る。
いやというほど、嫌なにおいが漂う。
焼きイカや、りんご飴のにおいが混ざっている。鼻をズビズビと鳴らしながら、
わた飴の屋台につく。
「わた飴たべよっ♪あ、栄口君は?」
「おっ、俺はいいよ。」
わた飴はピンク。女の子が食べてるものを男として食べるのはどうかと。
少し食べたい気持ちがあったが、押し殺した。
篠岡は財布を捜して探している。
行列の並んでるわた飴、後ろのヤンキーな女は「早くしろ」とぶつぶつ。
仕方ないなと、俺は財布を取り出す。
「おっちゃん、わた飴2つ。」
両手にわた飴がふさがってる俺。
篠岡にわた飴を渡そうとするが、受け取らないのでベンチにひょいと座る。
篠岡は俺のことを気遣ったのか、隣にちょこんと座った。
「・・なんで買っちゃうのぉ・・」
「え?だっだって、財布さがしてただろ?だから」
「・・少しは・・役に立たせてよッ・・いつも、私栄口君に迷惑かけてばっかで・・」
うる目になる篠岡を俺は抱きしめた。
何か、切なくて。愛しくて。
こんな感情がわいてくることなんて、前までありえなかっただろう。
それでも今、俺は篠岡を抱きしめたいと思った。
「・・栄・・口くっ・・」
「ごめん、俺早とちりしすぎちゃったね。」
「いい、いいの・・わた飴、くれる?」
「うん。」
498 :
サカチヨ:2007/09/03(月) 14:08:11 ID:ub0Oj81I
しばらく祭りを満喫して、8時まで遊びほうけた。
さっきまでが、馬鹿らしかった時間のように感じる。
篠岡の家まで俺は送っていくことになって、また無言が続く。
さっきのように馬鹿さわぎしてるんじゃない。
朝みたいに、うるさいカラスが飛んでるわけじゃない。
昼みたいに、人がたくさん通ってるわけじゃない。
今は、夜だ。真っ暗の道に人通りは少ない。明るい時にきれいに見えるアスファルトの色。
でも前を見つめることができなくて、
篠岡を見ることもできなくて、今は下ばっかり向いている。
「・・栄口君、もう帰っちゃう・・?」
「え?・・うん、そのつもりだけど。まだどっか行くの?」
「私の・・・家は?」
「ッ!!!」
いきなりの事に俺は、一歩後ずさりして篠岡をぐっと見つめた。
篠岡はまたうる目をしながら「今日一人なんだもん」と呟いた。
ああ、怖いからだよな?そういうのだよな。
変な好奇心が沸いてる俺は誰なんだろうか・・自分だけれども。
自分を抑えきれなくなっているようで、篠岡をめちゃくちゃにしてしまいそうで、怖い。
「ごめん・・俺、さ。お前の家なんか行ったら、自分抑えきれなそうで」
「・・いいよ・・」
「は?」
「・・いいよ?栄口君なら。」
篠岡は俺の手を突然握り、目線をあわせようとする。
篠岡は背が低いから、俺と少し身長差がある。でもそんなの跳ね除けて、
静かに俺の唇に唇をつけた。
「・・じゃっ、お邪魔します・・」
「家族心配しない?平気なの?」
「う、ん。メール打っといた・・・」
こんなことあるなんて、想定してなかったから。
「明日くらいは夜遊びさせてよ」なんて笑顔で言ったらみんなそろってニヤリと笑いながら、
いいよって言ったんだもん。本当馬鹿でした、前言撤回させてください。
今頃いっても遅いのだけれど。
「あ、先上あがってて?お茶とお菓子もって行くから。」
「うん、オッケ。」
篠岡の部屋の扉を開ける。
・・女の部屋なんて初めて入る。家族以外。
高鳴る鼓動をギュッとおさえ、ベッドに身を任せる。
499 :
サカチヨ:2007/09/03(月) 14:19:58 ID:ub0Oj81I
(ふう〜・・今日は色々なことあったな・・)
ため息とともに、見えたのが篠岡の下着類。
・・だ、ベ、・・だってベッドに普通下着なんて置くか!?
ああ、何反応してんだよっ。赤くなる頬を必死で必死でかきけそうとするが、
時はすでに遅し。
「おまたせー、はい。お茶でよかったよね?それと、くずきり。」
「あっあっ、ありがとう・・」
さっきより高鳴る鼓動、もうだめだっ・・
「今日、本当に楽しかった。ありがとう!」
「うっ、うん・・」
また、俺と同じように隣に座る篠岡。
・・ベッドにちょこんと座ってる腕を取り、無理やり仰向けにさせた。
「篠岡・・ごめん・・もう、俺無理だ・・」
「さっ、栄口君・・」
「いい?篠岡となら俺もいいから。」
「う、ん・・」
篠岡は自分に身に着けてるものをすべてとりはじめる。
俺もベルトをカチャカチャと音を立てながら、下におそるおそる下げていく。
チラリチラリ見える、篠岡の胸。
興奮が抑えきれなくなってくる。
篠岡は俺の顔を見て、にこりと笑った。
俺のアレを手で触り口で苦しそうにしながら舐めている。
「ごめん、嫌でしょ?」
「・・うう、ん・・栄口く、ん、の・・こと、好きだか・・ら!」
三橋のように、おどおどしてるわけではない。
が、俺のを舐めているせいでこんなしゃべり方になってしまうのだろう。
「・・しの・・おかっ!イイ、よっ・・きもちっ・・」
「栄口く・・んっ・・」
「ごめん、俺・・も・・イク・・」
早くなっていく手。俺はそれに対応ができず出してしまった。
「・・篠岡、今度は俺がやる・・」
「・・・うん。」
500 :
サカチヨ:2007/09/03(月) 14:27:15 ID:ub0Oj81I
乳首をぐっとつまむ。
篠岡は甘い吐息を漏らし「やめて」と叫ぶ。
だが、俺はやめれない。
乳首をつくのをやめ、おっぱいをもむ。
「や・・めっ・・!気持ちよす・・ぎ・・て!」
「まだまだだよって。」
俺がわざと不気味な笑顔を浮かべると、
篠岡はまたうる目になる。かわいいやつめ、にっこりと本当の笑顔がもれる。
篠岡が震え始める。
・・どうしたんだ?
「うっ、気持ち・・イイ・・しっ、下も・・おねが・・い!!」
「・・篠岡はだめな子だな。」
「ごめんなさ・・いぃ!」
俺のでかくなったアレをだすと、篠岡はにっこりと笑う。
「こんなに大きくなったんだ」とうっすら笑顔を浮かべた。
その姿がなんとも愛しくて。
俺たちは、夜中。
ずっと甘い吐息を止められることはなかった。
終。
最悪、すみません。
誤ることしかできません・・
家族公認?@@;
甘甘イイヨイイヨー(*´д`*)ハァハァ
GJでした
小ねた投稿します。
美丞大狭山のネタを多少含みますので、嫌な方は飛ばしてください。
呂佳さんは正しかった。
俺は何をしている?
こんな真っ暗な闇の中で。
予備校に行かなきゃならないのに。
大学行って、大学でまた野球やるのに。
「和さん、大学で待ってて下さい。必ず和さんの大学行きますから。」
「マジ?俺も!準さん行くなら俺も行くっす!」
「バーカ、利央お前が大学行けんのかよ」
もう同じチームで野球をすることは出来ないが、こう言ってくれる奴らがいる。
なのに、俺は此処で何をしている?
やっと気持ちの整理つけて予備校へ通いだしたのに。
ただ、呂佳さんと話しをしようと思ったんだ。それだけのはずだったのに。
俺は何で真っ暗な闇の中にいる?こんなところで、俺は何している?
「あっれー?和さん何でそんなところに居るっすかー?
てか、それっ!田島落とす為に掘ったのに何で和さんが落ちちゃってるんすか?
DVDしっかり抱えて!
さては和さん、勉強し過ぎてヨッキューフマンっすね!
でも、そのDVD兄貴のっスからあげられませんよ?」
ああ、そうだった。
俺は呂佳さんと話しをしようと思って仲沢家訪ねた。
玄関先から庭の方へDVDが落ちていたから拾って渡そうとしたら、いきなり落ちたんだった。
利央!自分の家の庭に落とし穴掘るんじゃない!
欲求不満位漢字で言え!
てか、何だこのDVDのチョイスは!『家庭訪問〜センセイのひ・み・つ〜1・2・4』ってのは!
3はどうした!?
色々話したい事があったけど、もうどうでもいい。
ああ、呂佳さんは正しかったんだ。
こんな馬鹿を美丞大狭山に呼ばなかった事だけは。
「えっ!?和さん何で泣いてるっすか?痛いの?」
お願い、黙って、利央!
呂佳偏
俺は間違っていない。
俺は何をしている?
こんな真っ暗な闇の中で。
どんな事をしてでも勝たせたかった。
もう同じチームで野球をすることは出来ないが、一緒に勝利を掴みたかった。
なのに、俺は此処で何をしている?
俺は何で真っ暗な闇の中にいる?
俺は何を手に入れた?
俺が間違っていたのか?
「あっれー?兄ちゃん何でそんなところに居るのー?
てか、兄ちゃんに言われて田島落とす為に掘ったのに、
何で兄ちゃんが落ちちゃってんの?
そんなにいいの?そのDVD?これなら田島はバッチリ落ちるよね!
秋大会終わった頃遊びに来るって!」
ああ、そうだった。
ただ、洗濯物を取りに来ただけなのに。
家に帰ったら、玄関先から庭の方へ俺の秘蔵のDVDが落ちてたんだ。
しかも、外から見える位置に!
ンなもん落ちてる家だなんて、御近所に噂たったらヤバイ!と思って
慌てて拾いに行ったらいきなり落ちたんだった。
利央!自分の家の庭に落とし穴掘るんじゃねぇ!
秋大会終わった後じゃ意味ねぇ!
てか、俺のDVDを日に晒すな!色褪せるだろうがっ!
人の秘蔵のDVD『家庭訪問〜センセイのひ・み・つ〜1・2・4』って、
3はどうした?どこやった!?
ああ、畜生。俺は間違っちゃいない。
こんな馬鹿を美丞大狭山に呼ばなかった。
この事だけはなっ!
「あれっ!?兄ちゃん何で泣いての?痛いのォ?」
うるせぇ、黙れ、利央!
おまけ
あれ?
何で、いきなり穴が開くのこの家?
落ちなかったけど、じばんちんかっつーやつ?
ヤバクね、この家?
スゲーDVDあるからって来たけど、落ちてるコレ?
『家庭訪問〜センセイのひ・み・つ〜』って西広に借りたヤツじゃん!
3が一番よかったよな。
コーヒーミルクの。
んだよ、これなら来なきゃよかったな。
メシ食ったら帰ろ。
以上利央が馬鹿で申し訳ありません。
ワロスw 西広先生がどんどん真っ黒に・・・。
結局3はどこにあるんだw
サカチヨ職人も利央職人もグッショブ!!w
呂佳さんと先生は同じ趣味っすかwww
ちょwコーヒーミルクが気になりすぎるww
先生どんだけ〜
ネ申GJ!
泉、水谷、巣山がいい味だしてますね〜!あと花井が(・∀・)イイ!みんなカッコイイなー
日常パートも好きなので、とても楽しませてもらいました!
水谷が可愛可哀相…w報われて欲しかったけど篠岡がいけない子になっちゃうから仕方ないなw
水谷快進撃モノを書いて下さる方もお待ちしております
ついに美丞ネタがwww
職人GJ!
511 :
ジュンチヨ:2007/09/04(火) 14:32:57 ID:Tggyz6yc
和さんが部から居なくなる日、
つまり、試合で負けた日。相手高のことが悔しくて悔しくて忘れれなかった。
足が震えて手が震えて、何もかも真っ白になって。
頭の中で、今まで何してたんだろうとか、今までどうやって投げてたんだろうとか。
すべて忘れたような気がした。
「じゅっ、準さん。…キャッチボールしません?」
「ごめん、そういう気分じゃないから。」
苦笑いをして、俺は逃げた。
利央が話しかけてくれるのに、投げるということが嫌になって、
今はキャッチボールも何もしたくない気分だ。
外をぶらぶらと歩いてると、カキーンと野球ボールを打つ音が聞こえる。
無意識に足がそっちに向いていて、グラウンドのネットに張り付いて練習を見る。
・・ここは、西浦じゃねぇか。
狙って来たわけじゃない・・と思う。
俺は、試合のとき相手のベンチをチラリと覗くと、小さい小さい女の子がちょこんと立っていた。
すぐ抱えられそうな、小さい体でマネージャーをしているのか。
その子の顔が忘れられなくて、忘れられなくて。
前からずっと忘れることができなくて。頭から離そうとしても無理だった。
「あ・・あれ?あの人ってさ」
「なあ!俺も思った。えーっと、桐青のピッチャー・・」
部員の声が聞こえる。
やっぱり一年だ、礼儀がなっていない。ネットから手を離すと、グラウンドを俺は後にしようとした。
「あっ、あの!待ってください。」
小さな、小さな声が聞こえる。
後ろから足音が聞こえて、だんだん近くなってくる。桃のような甘いにおいがする。
・・・もしかして。
512 :
ジュンチヨ:2007/09/04(火) 14:36:31 ID:Tggyz6yc
「試合、お疲れ様でした。ピッチャーの高瀬さんですよね。」
「・・はあ・・」
やっぱり、あの子だ。
名前も知らない。顔もあやふやだった。だけど、今俺の目の前に居る。
すぐに、抱えたい。なぜ、あまり会ったことない人に恋心を抱くのだろうか。
自分でもわからない。
それでも・・腕を伸ばそうとするが、その手を静かに自分のズボン下へと下げる。
「決め球、シンカー凄かったです。田島君でも3振ばっかだったし。」
笑顔を向けないで。
そんなの言うのは自分でもずるいとは思うけれど。
自分にこんな感情が芽生えるなんて、考えもしなかった。
ずっとずっと、部活に打ち込んでたんだ。
だって今でも部活の格好をしてるんだ。早く、桐青に帰らなきゃ。
「すみません、俺帰ります。」
「え?あ・・はい。」
「また、いつか。」
「・・はい!」
彼女は確かに笑顔で俺の事を見た。
その笑顔、いつまでも忘れることはない。
怖くても怖くても、前を見つめて。また君に会いに行くよ。
夏にまた───…
レスありがとうございます。
DVDは和さんに見つからないようにレギュラーで回しています。
多分、3は山ノ井先輩が止めているってゆー感じです。
>>512 GJ!準太青春だよ準太。
最近桐青サイドも増えてきて嬉しいなー!
飯能から浦和まで移動した準太・・・
結構距離あるぞ。
桐青って、飯能なんだ?
ドロドロな話を書いた反動で、ベロベロに甘い物を書きたくなった。
カッコイイ阿部と幸せな篠岡を目指して。
拒絶反応起こしやすい人はスルーお願いします。
バカップル阿部×篠岡
『おやすみなさい』
その言葉だけメールを送信する。返事はいつも5分以内。
『お休み。』
短くってそっけないメールだけど、ちゃんと返信くれる。
阿部くんと付き合い出してどれくらいたったかな。
毎日部活があるから二人で会う時なんて全然ないけど、
こうやってメールのやり取りだけでも、結構満足できるものなんだな〜。
なんてたって相手はあの阿部くんだし。クラス一怖い男子で通ってるし。
あんなのと付き合っている私の頭がおかしいとか言われちゃうもんなあ。
失礼しちゃう。
でも、阿部くんの魅力に気付いているのは私だけって言うのもいいかも。
「おはよーございまーす!」
朝グラウンドにつくと、みんなもう練習に入ってて、
練習しながらも挨拶をしてくれるみんなを順番に眺めて
ふと阿部くんを見たら、丁度こっちを見てふっと目が細くなった。
あれ、笑ってるつもりなんだろうな。多分。睨んでるように見えるけど。
さて、今日も一日マネジがんばりますか。
昼休みはだいたい草刈してるから、阿部くんと話す時間ってほんっとない。
まあ、することは・・・したから・・・恋人同士なんだろうけど・・・。
黙々と作業していたら、ケータイが鳴って。
『グランド整理ご苦労様。』
いちいちどこかえばった阿部くんのメールに、きゅんってくるのは変かな。
ふと、手を止めて、今までもらったメールを読み返す。
『おはよう。遅れるなよ。』『お休み。』『明日、英語の宿題写させてくれ。』
『おはよう。雨降りそうだぞ。傘忘れるな。』『お休み。明日雨らしいぞ。』
『数学の宿題、結構難しいぞ。わかるか?』etc
ほぼ、おはようとおやすみしかないや・・・。思わず笑いがこぼれちゃう。
野球で占められている阿部くんの頭の片隅に、
ちゃんと私の存在があるってだけで、嬉しいのはやっぱヘンかな。
野球をやってる阿部くんは最高にかっこいい、それは間違いない。
野球以外への興味のなさのギャップはすごいと思う。
クラスで全然目立たないもん。
毎日、何気ないメールが、私と阿部くんをつないでる。
デートはほっとんどないけれど、部活優先だし、仕方ないよね。
付き合ってるだけでも、満足しなきゃ。
部活後、買出しのための備品チェックをしてて人の気配に振り返ったら、阿部くんがたっていた。
「あれ?どうしたの?めずらしいね。」
思わず頬が緩みながら阿部くんに話しかけてしまう。
「いや。その。明日、買出しいくだろ?オレも行くよ。」
少し照れくさそうに言った阿部くんに、胸がドキンとなる。
「ホント?デートだね!」
思わず笑顔にでそういったら、阿部くんが見る間に赤くなって、顔を背けた。
「じゃ、また明日な。」
「うん。」
そういって着替えに部室に向かう阿部くんに、思わずぶんぶん手を振ってしまう。
久しぶりに二人でお出かけ、楽しみだな。
その日の夜のメールで思わず長めで送ってしまって。
『二人で出かけるの、久しぶりだね。楽しみにしてるね。おやすみなさい。』
阿部くんは必ず5分以内に返信くれるのに、こなかった。どうしたんだろう?
風呂にでも入ってたかな?もう一度送ろうか、じりじり迷いながら待ってたら
15分後、ケータイが鳴った。
『オレも楽しみにしてる(^o^)// あんまり二人で会えなくて悪い・゚・(つД`)・゚・』
一瞬誰からのメールか受信ボックスを開きなおして。
間違いなく阿部くんからなのを確認すると、思わずブって噴きだしちゃった。
一体何があったの!?阿部くんに!!
電話して聞きたいけど、もう夜遅いしどうしよう!?
いいや、明日出かけた時にでも聞こう。
その日はなんかわくわくして、なかなか寝付けなくなっちゃった。
「折角だし、池袋まで行かねえか?」
自転車を漕ぎながら阿部くんがそんな提案をしてきた。
もちろんすぐに賛成する。
どこで買っても同じものはどこで買っても、いいよね?
自転車を止めるとすぐに阿部くんが手をつないでくれて、ずっと離さない。
こういうところがすごく意外なんだけど、
二人で出かけるとちゃんと手を繋いでくれるんだよね。
昨日のメールについて聞きたいけど、なんかタイミング掴めないなあ。
っていうか笑っちゃいそうで、言えない。
そしたら傷ついちゃうかもしれないしね。
早々に買い物を終わらせて、阿部くんが腹減ったというので二人でマックに入ると。
阿部くんはものすごい量をオーダーして次々平らげていって。
男の人ってほんっとよく食べる。
私がハンバーガーを食べてる間にペロっと食べて、私のポテトをじっと見てる。
「食べていいよ。」
「悪いな。」
私の言葉に本当遠慮なくぱくぱく食べていく。
食べ終わって、ドリンクを飲んでると、
阿部くんが右手をテーブルに置いて手のひらを上にし、指を動かして私の注意を引く。
つられるように私が左手を重ねると、ぎゅっと握ってくれる。
会話もあんまりなく、顔も無表情なのに、どうしてこんなことができるんだろう?
これくらいで胸がじんとなるなんて、私って結構カンタンだ〜。
そうして阿部くんはそっぽを向いて、ストローを咥えたままで。
「悪いな。あまりこうやって出かけてやれなくて。」
心底申し訳なさそうに謝ってくる。
こんな風に謝られて許さずにいれる女の子、いるわけないじゃない。
「全然いいよ?ちゃんとメールは返してくれるし・・・。」
そうだ、メールのこと聞かなきゃ。
「ねえ?昨日のメールどうしたの?」
私がそう聞いた途端、阿部くんはすごい勢いでむせだした。
「あ、あれは・・・。」
そう呟いて、こっちのほうを全然見ないのに、顔はもう真っ赤っ赤になって。
「水谷に、絵文字ぐらい使えって言われて・・・。」
その後、憎憎しげにあのクソレフトとつぶやいてた。
「嬉しかったよ?阿部くんにしては珍しいと思ったけど。だからまた送ってくれる?」
笑いそうになるのを必死に押し殺して、精一杯のおねだり顔で訴えてみた。
阿部くんは耳まで赤くして、小さくわかったって答えてくれて。
そんな些細なことで幸せだなって思う。
「時間ある?オレん家これるか?」
帰りの電車の中で、不意に阿部くんがそう話しかけてきて。
その言葉に思わずドキンとなって、それはつまり・・・よね?
顔が赤くなってくるのがわかる。思わず目をそらして、
首だけで頷いたら、阿部くんの手が肩にまわって、ぎゅっと抱き寄せられた。
阿部くんの部屋に入るなり、ぎゅうっと抱きしめられた。
久しぶりの阿部くんの胸、匂い、体温に胸がじんとなる。
滑るように阿部くんの唇が降りてきて、私の唇を塞ぐ。
阿部くんの舌が強引に割り込んできて、
思わず口を開いたらぬるりとした暖かいものが私の舌を強引に弄ぶ。
私も必死になって舌を動かすけど、どうもいいようにされてる気がする。
胸をぎゅっと揉まれて、服の上からなのに電気が走るようにじんとくる。
阿部くんの手がどこに触れても気持ちいい。
どんどん下着が濡れていくのがわかって恥ずかしいけど、久しぶりだし、いいよね?
無我夢中で阿部くんの首に手を回して抱きついたら、そっとベッドの上に横たえられた。
服の下に阿部くんのひやりと冷たい手がお腹に触れて、そのまま胸まで上がってくる。
冷たい手・・・阿部くんも緊張してるんだ。
この行為に慣れる日なんてくるかな?
阿部くんの大きい手が私の胸にぴったりと張り付いて、優しく力が込こめられると、
あまり大きくない私の胸が阿部くんの手の形に歪んで、身体に甘い痺れが走る。
ゆっくり私の服を脱がせていく阿部くんに、私も阿部くんの服を脱がせにかかる。
裸になってきゅっと抱き合うと、普段疎遠なのがウソみたいに阿部くんの気持ちが伝わってくる。
私の気持ちも伝わっているのかな?
阿部くんの硬い指が私の中に侵入して、かき混ぜられる。
胸の突起は舌で転がされて、押しつぶされて、身体に侵入してる指が、
心を見透かしてくるようで、思わず声を出すのを手で塞いでこらえてしまう。
そうしたら阿部くんは
「篠岡。声出せ?」
いつもそういって、私の手を無理やり剥がして、さらに強い刺激を与えてくる。
「いやぁ・・。ああぁん・・。」
私のはしたない声が漏れてしまう。
自分自身への羞恥で、私はまた濡れてしまう。
何かを破る音がして、視線をそちらに向けると、阿部くんがアレをつける所で。
この瞬間だけは、どうしても慣れそうにない。
胸がひときわ大きく跳ねて、ドキドキが収まらない。
痛いくらいに鳴る音、阿部くんに聞こえないかな。
ゆっくり阿部くんが覆いかぶさってくる。
阿部くんの手が私の脚を開いていって。
阿部くんのモノが押し当てられて、ぐっと入ってくる。
この瞬間が、一番幸せ。
阿部くんと繋がって、阿部くんを身近に感じれる。
目を開けて阿部くんを見ると、とても優しい目で私を見下ろしていて。
心が震えそうな恍惚に浸れる、最高の瞬間。
終わった後は、阿部くんは私を抱きしめる。
まるで離したくないというぐらいのかなり長い間。
こういうのなんていうんだっけ・・?
普段はどこか冷たいのに、二人っきりだと妙に甘えてくるような・・・。
「そうだ。」
その言葉を思い出して、思わず声を出すと、阿部くんがびっくりして私を見た。
「なんだ?篠岡。」
腕枕して私を抱きしめる阿部くんをじっと見て。
「阿部くんみたいなのツンデレっていうんじゃない?」
阿部くんはピキって言う音が聞こえそうなくらい固まっちゃった。
私、何かまずいこといったから?
家に帰って、寝る準備が終わって、いつもの日課。
阿部くんにお休みメールを送る。
『おやすみなさい。今日はデートできて楽しかった。』
返事はいつも5分以内、なのに、今夜はなんと20分後にきた。
『お休み(はあと)』
ハートになってないハートの失敗絵文字メールに、
私は即行で保護を掛けて。
ベットの上でごろごろして、絶対消さないことを誓った。
---終わり---
いや、ホント サーセンorz
じんましんがでないこと祈っておきます。体中が痒くて仕方ありませんorz
本当にありがとうございました。
リアルタイムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
しのーか可愛い(*´д`*)ハァハァ
何このツンデレ阿部(*´д`*)ハァハァ
GJでした!
なんかカッコイイってよりもヘタレな阿部に萌えたwww
作者凄いwww
吹いたwww
「カッコイイ阿部目指して」って…
カッコよくNEEEEEEEE!!!
GJ!すごくよかった!
阿部カッコカワイイよ阿部
クソレ仕込みの絵文字に笑ったw
GJ!!
アベチヨキタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
何というアベチヨ。これは間違いなく理想のアベチヨ。GJ!
阿部がヘタレカッコイイなwwwツンデレどころかデレデレ!
GJ!!顔文字吹いた
あめええええぇぇぇ!!!!
ああああツンデレ阿部萌えす!!!!
ダサかわいいよ阿部
千代ちゃん幸せで良かったね!
うぉお!
阿部かわいいなおい!
クソレからのアドバイスを聞いて
ちゃんと実行しちゃってるあたりがたまらんw
きっと真顔でメール打って消して何度も打ち直して
更にやっぱり消そうかどうしようか苦悩してから送信してるよw
モモカン「このクズども!トロトロ走るんじゃない!全く何たるザマだ!貴様らは最低のウジ虫だ!ダニだ!
この宇宙で最も劣った生き物だ!いいかクソ虫共、私の楽しみは貴様らが苦しむ顔を見ることだ!ジジイの
《ピ〜》みたいにヒイヒイ言いおってみっともないと思わんのか!金玉があるならここでセンズリをこいてみろ!
インキン持ちの《ピ〜》野郎ども!」
水谷「も、もーだめ・・・」
モモカン「またクソレか。所詮貴様の根性などなどその程度のものだ。もう走れんか。ならば家へ逃げ帰って、
お前が大好きなママの写真を抱いて寝るがいい。もっとも、お前のような腰抜けが惚れているママの事だ。
さぞや救いようの無いあばずれなのだろうな」
水谷「オ、オレのママの悪口を言うなぁ!」
モモカン「何度でも言ってやる。クソレのママはあばずれだ!違うと思うならガッツをみせろ! 丸太を抱えてあと10往復だ!」
モモカン「いいか、今の貴様らは人間以下だ!名も無き《ピ〜》だ! 私の訓練に生き残れたその時、貴様らは始めて兵器となる!
それまで貴様らは《ピ〜》同然の存在だ!私は貴様らを憎み軽蔑している。私の仕事は貴様らの中からフニャ《ピ〜》野郎を見つけ出し
切り捨てる事だ! 勝利の足を引っ張る《ピ〜》野郎は容赦はせんから覚えておけ!」
モモカン「笑うことも泣くことも許さん! 貴様らは人間ではない。野球のためのマシーンだ!プレイしなければ存在する価値はない。
隠れてマスかいてるのがお似合いの《ピ〜》野郎にすぎん!」
モモカン「わざと負けて目立ちたいか!痛いフリをして同情を引きたいか! この負け犬根性のゴミ貯め野郎が! パパの《ピ〜》が
シーツに染みになって、ママの《ピ〜》に残ったのがお前らだ!」
モモカン「貴様らの彼女はそのボールだけだ!ケツがでかい《ピ〜》女なぞ貴様らには必要無い!そのボールを熟れた
《ピ〜》だと思って、精一杯《ピ〜》してやれ! 」
阿部「ふふ・・とってもキレイだよしのーか」
泉「素敵な縫い目だねしのーか」
栄口「ピカピカにしてあげるよ、嬉しいかいしのーか」
水谷「君のためなら死ねるよしのーか」
しのーか「え・・・え・・・?」
フルメタ?
西浦高校野球部は何とか初めての勝利を勝ち取った!
「勝ったあああ!」「やったあ!」「よっし!」「すげえ、俺たち勝った・・・」「くぅ、今日に限って打てなかったあああぁぁぁ」
ロッカールームに引き上げたメンバーたちは、手放しで喜ぶもの、いまだに信じられていないもの、今にも泣き出しそうなもの。
さまざまな反応をするものばかりだった。だが隣の女子ロッカールームで聞き耳を立てている人物がいるとは知らずに・・・。
・・・モモカンの桃色作戦発情中!・・・
(ふむふむ、あの子は喜ぶ、この子は信じられない感じ、その子は泣きそう、あっちの子は打てないから落ち込む、と。)
百枝まりあ監督(ももえまりあ通称モモカン)は男子ロッカールームに聞き耳を立て子供たち一人ひとりの精神分析をしていた。
「でも次は強豪のOX高校だぜ・・・」「うぅ、どうなんだ?」「有名だし部員が多いと聞くし」「勝てる気がしねぇよ」
はぁ〜とみんなが落ち込んでしまった。(ふむふむ、みんなこんな反応するのか。でもそういうことは毎回起こるし・・・)
「ま、まあその話はいいじゃん(お、さすがムードメーカー、話題を変えたな?)それにしてもモモカンってエロいよな」
(えっ!?っていうか、そういう話に持っていくか!?)「あ、ああ、おっぱいでかいし」「あの髪の毛でオナニーしてえ」
「運動神経いいから、あそこの具合もよさそう」「お尻の穴もきつそうだな」「足フェチの俺がいいと思う足だし」
「フェラチオ希望だぜ。」「俺から犯して屈服させて何でもさせたい」「え、えと、えええと、あの、その、普通に・・・」
「甘夏をつぶせるあの握力でで金玉つぶされたいぜ〜」「なんだそりゃ!」 「「「「「わははははははは」」」」」
「でも次は強豪のOX高校だぜ・・・」「「「「「あ〜あ」」」」」
この雰囲気を何とかしなくてはおそらく優勝はありえないだろう。(仕方ない、やるしかないか)
ガチャ! 彼女はノックもせず勢い良く男子ロッカーのドアを開けた。「諸君!初勝利おめでとう!」
「うわああ」「いきなり入ってこないでくださいよ〜」あわててシャツを着たり、股間を押さえてズボンを探したり
生徒によって反応はさまざまだ。だが夢である甲子園につれていくためには元気づけなければならない。
「お前らに初勝利のご褒美をやる。私のか・ら・だ、だ!お前ら始めてだろうから犯してやる!思いっきり味わってくれ!」
まりあが服を脱ぎだすと、男子生徒たちの視線が一斉にそそがれる。特に胸、そして股間。
だが威風堂々としすぎて誰も近寄ってこない。だがそれは計算済みの予測済みである。
「よし、打順の順番でいくぞ!1番来い!」「は、はい!」「どうして欲しい?(さっきフェラとか言ってたな)」「あの、えと、」
普通の男子でこの状況で言えるわけもない。「じゃあ取り合えずフェラしてやるよ。」チャックからチンポを取り出すと口に咥えた。
「ん、ん、ん、んう、んあ、んん〜、ん!」「あっ出る!」どくどくどく「げほっ、げほっ、お前出しすぎだぜ?勃起済みで早いし」
「さっきちょっと想像しちゃって」「さすが足が速いだけあるな!よし、次、2番!」「あ、はい!」「望みはあるか?」
「か、髪の毛に出したいであります!」「よし、髪の毛まぜて手コキしてやろう」しゅるしゅるしこしこしゅるしゅるしこしこ
「う、うわあぁ」ドクドクドク「おぉ〜結構でたな。さすが曲者!次、3番!」「は、はい、む、胸で」「パイズリか?そこに寝ろ」
アレをはさんで動かしてやると乳首を触ってきた「乳首気持ちいいぞ!もっとしろ!」「い、いく!」ビチャビチャっと胸に出した。
さて、次は4番の田島君か。今日は打てなくて落ち込んだり残念がっていたなあ。よし、ここで気合をいれてやるか!
「次、4番!」「はい」「どこかやりたいプレイはあるか?」「い、いやべつに。でも今日は打てなくて貢献してないから
ご褒美はもらえません。」「またまた、そんなこといって。チームでやっているわけだし相手チーム分析とかしていたじゃない?」
「ホームランどころかヒットすら打ててないし」チームメイトから見えない成果もあるぞ、とか、また次の試合があるじゃん、
など応援の声がかかる。「ほら、みんな応援しているわよ!」「でも」「よし、お前にはおまんこへ打ってもいい許可を出す!」
「よよよよよ よかったね、田島君」「田島が元気を出すならおまんこ一発目は田島でいいよな?」「おう」「もち」「OK」
「ほら決まっただろ!よし、そこに寝ろ。私が入れてやる!」「はい!あと、みんな、ありがとう。俺、元気出た。頑張るよ!」
モモカンが田島のおちんちんをつかみアソコに誘導する。そして体を下ろすとおちんちんが吸い込まれる。「う、うわ、すげえ」
「どうだ、私のおまんこの具合は?」「あったかくてすごくて・・・動いていいっすか?」「いいぞ!」田島が動きはじめると、
すげえセックスってこんなんなんだ、エロビデオより迫力が、モモカンのおっぱい揺れてるぜ、などみんながささやいていた。
「モモカン、もう、イキそうだ」「出していいぞ。ピルを飲んでいるから避妊も大丈夫だ。」「じゃあ、あっあっあっ」
田島はぴくぴくと震えると射精したようだ。「よしこれで一人前の男だ。自信持てよ!」「は、はい!次の試合頑張ります!」
「さて、次5番!」「アナル希望!」あいつアナル好きか?、そういえばアナル専門エロ本持ってたぞ、などの野次が入る。
「いいぞ、コンドームして入れろ!」「えー、中出しだめっすか?」「腸に雑菌とかあるからな。次の試合もあるし」「へーい」
文句をいいつつアナルに入れたら入れたで「すごい締まりだ、気持ちいい!で、で、出る!」どくどくどく。彼はペニスを引き抜き
コンドームのにおいをかいだ。「モモカンのうんこ臭え」「女にそんなこというな!」ゲシッ! わっはっはと笑いが漏れる。
彼はコンドームをにおってからなめたりしていた。「体壊すなよ。次、6番だ」「あの・・・モモカンの足が好きなんです。」
「じゃあ足コキしてやろうか?」「はい!うわ〜、おれの夢だったんだよ〜」ぐりぐりぐりといじってやるとすぐに射精した。
「さ、サイコ〜」「次は7番」「はい!僕の金玉をいじってほしいです!」「ついでに前立腺も刺激してやるよ」
5番から7番まで変態かよ、だけど得点を生み出しただろ?、他のチームも困るだろうなぁこんな変態じゃ、と笑いが絶えない。
「ひ、ひ、ひいいぃぃぃ」という情けない声を出しながらイってしまったようだ。
「さて、次は8番キャッチャー阿部君」「はい」「何かやりたいプレイは?」「特にないです。普通にセックスかな?」
「よし、いいぞ。そこに寝ろ(えっと確か犯して屈服させたいか。キャッチャーだから言うこと聞かせたいのかな?)」
「いえ、モモカンが寝てください。それで最初からやってみたいんです。」「私も疲れたしそれでいいぞ。」「まずはキスかな?」
最初は口をついばむようなキスから、ぴちゃ、くちゅ、とディープキスにしていった。胸をもんだり、あそこを触ったり、
髪をなでてくれたり、ふとももや腹筋をさわってくれたり、結構うまい。「いれるよ」彼は挿入すると、すぐに中に出してしまった。
図に乗らないように彼が落ち着いてから説教をした。「いい、こういうのは人によって気持ちいいところとかイロイロ違うんだから。
人によってちゃんと対応するのよ。そういうのがキャッチャーってもんでしょ。これから数々のピッチャー・打者と戦うんだから」
「は、はい。頑張ります。ってモモカンを犯して屈服させて何でもさせたい、なんて無理だったか。」「10年早いぞ。」
「よし、最後9番、ピッチャー三橋」「ははははは、はいいい」「何よそんなにビクビクして」「あの、えと、失敗したら、とか」
「大丈夫、私が練習相手になってあげるから。入れてみなよ。」「あああ、はいいぃ」だが緊張とあせりとかで全然入らない。
「やややや、やっぱりダメP(enis)なんだあああ」「ちょっとちょっと、少しぐらい失敗したからって・・・」
ったくしょうがねえなと阿部君が立ち上がった。「いいか、三橋。オマンコの中心じゃなくて、ここよりちょっと下なんだ。
そこにチンポを入れるんだ。ゆっくりやってみろ。」「はははいいいいい」つぷっ、ずぷっ。「よし、いいぞ!」
彼が動きはじめると、意外に細くて長いおちんちんがGスポットやボルチオ性感に刺激を与えてくる。
ある意味、性格的な部分はだめだけどセックスも天才的!?モモカンもすでに8人も相手をしているし、イキそうであった。
「ももももも、もう!」「わ、私もいきそうだ。出せ!」「は、はいいいい」「イクッ〜〜〜」どくどくどく。
「あああああのおおおおお、気持ち、よかった、です。」「ふう、私も良かったわ。さてと、みんな次の試合も頑張ってね!」
「「「はい!次もお願いします!」」」 「よし、勝ったらお前らを私がまた犯してやる!」 「やったぁ〜」「きゃっほ〜」
なんと西浦高校野球部は新しく作られたのにもかかわらず、県大会に優勝し甲子園の土を踏み、第一試合を勝利で飾った。
しかしその夜、ホテルからの通報で警察官が踏み入ると、そこには犯した男子生徒たちと犯された女性監督が。(真相は逆なのだが)
西浦高校は失格。負けたチームが繰り上がった。その後、週刊誌で、女性監督の百枝まりあがユニフォームや遠征などの部費を
稼ぐため過去に風俗で働いていたり、軟式野球部の廃止もまりあが男子部員と全員セックスしたからなどが、報道されてしまい
モモカンは首、野球部は取り潰し、メンバーたちは少年院へ・・・となってしまったのは後の祭りである。<終わり>
みんなお馬鹿でおもろいんだけど、
不思議な改行のせいで猛烈に読みにくいです、神よ。
GJ!ムチャクチャだww
斬新過ぎるwwwwww
アwwwホwwwだwww
バロスwwwww
カオスだwww
544 :
幸せ篠岡:2007/09/05(水) 23:40:51 ID:UWuYKnR9
本気でカッコイイ阿部目指したんス(ノД`) おかしいなorz
リベンジ
最高にカッコイイ花井と最高に可愛い泉目指して
2本同時に投下します。
外国の口に入れた瞬間砂糖がざりっとするケーキが苦手な人はスルーヨロシク。
ある放課後、花井くんと二人で近くの商店街の小さいスポーツショップに向かっていた。
その日の昼休み、会計ノートを見せた阿部くんに今まで特売探して購入していた備品を、
店を一箇所にしてその分恒常的な値引きを交渉して来いと言われたからなんだけど。
そんな交渉は苦手だと嫌がる花井くんに阿部くんは冷たく断言して。
「コレはキャプテンの仕事だ。マネジと二人で行って来い。」
あれ、もしかして、ばれてるんだろうな。私と花井くんが実はこっそり付き合ってるの。
阿部くんってなんでも見透かしてそうだもんね。そう花井くん言うと。
「はあ、なんか手のひらで踊らされてんのかな?嫌だな・・・。」
心底がっくりきたようで、ふか〜いため息をついてた。
かっこよくて、優しくて、面倒見が良くて、統率力もあって、
なによりどこにいても目立つその背格好に頭。照れ屋で、
ちょっと弱気なところもあるけど、常に前向きで。
そんな人の彼女でいれるのってスゴイ。
交渉役に花井くんを選んだ阿部くんってよく人を見ていると思う。
花井くんを気に入らない人なんて、いないもんね。
案の定交渉はうまく行って、私は今後、学校から一番近い店で備品を買うことになった。
あんまりにもあっさり終わったので、花井くんの家で、会計ノートをまとめることにして。
「部費、滞納してる奴いるか?」
「ううん、それがいないの。みんな真面目で優秀だよね。」
「親の期待・・・かな?父母会でも別に金集めてくれてるし、期待されてるよな。」
プレッシャーがのしっと来たようで、花井くんは蒼い顔で肩を落としてる。
「大丈夫だよ!絶対甲子園いけるって!」
思いっきり笑顔でそう断言すると、花井くんはますますうっとした顔になって。
「篠岡までポジティブシンキングかよ。田島見てぇ。」
そんな花井くんをみてくすくす笑ってると、ノックの音がして花井くんのお母さんが顔を出した。
「お兄ちゃん、ちょっとあの子達迎えに行ってくるわね。留守番よろしくね。」
そういって意味ありげな笑顔で出て行ったおばさんに、花井くんはぶっきらぼうに返事する。
花井くんでもお母さんに反抗期なんだなぁ・・・。
花井くんのお母さんが車に乗って出かけたのを確認してから、
そっと花井くんに近づいてこてっともたれかかる。
その瞬間いつも花井くんは顔を真っ赤にしてどきまぎして。
その反応が見たくて、つい大胆なことをしちゃう。
そのまま頭をずらして、花井くんの太ももに頭を乗せ、目をつぶる。膝枕っていうの?
ひとしきりあたふたした花井くんはその後そっと私の頭に手で触れて撫でてくれて。
この瞬間が幸せ。花井くんの優しさが髪の毛から伝わってくる気がして。
目をぱちっと開けて花井くんを見つめたら、また花井くんはきょどる。
おっきい身体なのに、ちょっと小心者で不思議だな。
ゆっくり体を起こして、花井くんの膝に圧し掛かるように体をずらして、
ゆっくり体を沿わせるように、顔を近づけると花井くんは観念したように、
一つ小さい息を吐いて、そこでやっと、自分から動いて私の唇に自分の唇を重ねてくれた。
「んっん・・。」
口付けを重ねながら、花井くんの大きい手が私の体をまさぐる。
いつおばさんが帰ってくるかわからないから、服は脱がない。
はだけられたシャツの隙間から花井くんの手が侵入して、柔らく私の胸を揉んでくる。
大きくて暖かくて、とろけそう。
座っている花井くんの上に、自ら下着を脱いで、そっと跨る。
はしたないけど、この姿勢が一番好き。ずらしただけのズボンの隙間から
花井くんのモノが見えて、そっと被さる。
ぬるりと滑るけど、逃がさないようにぐっと腰を下ろす。
「ふっ・・・。」
花井くんの吐息が、頭の上から聞こえる。その声に、背筋がゾクリとする。
すっかり受け入れた後、かなり高い位置にある花井くんの顔を見上げると、
花井くんはすべてをわかったような笑顔で、ゆっくり唇を重ねてくれる。
頭の真上からのキス。私は首が折れそうなくらい反らなきゃいけないけど、
この姿勢じゃないと、一つになったままキスできない。
そうして花井くんはゆっくり私を揺らし始めて、
私は花井くんに全身包まれているような、支配されているような喜びに浸る。
---終わり---
今日もいい天気すぎて、とっても熱い。この炎天下、みんな野球できるって元気だねえ。
おっと、熱中症にならないように、ドリンク用意しないと!
そう思ってジャグをチェックするともうほとんどからだった。
慌ててジャグを自転車にくくりつけて、ひとっ走りする。
はぁ、ほんっと今日って暑い。
いつも平気なジャグが、今日はいやに重たく感じる。どうしてだろう?
やっとの思いで、ジャグをベンチに置いて、ほっと一息ついたら、
景色がなぜか急に暗くなった。
あれ?急に天気悪くなったな。雨でも降るのかな?
そう思って空を見上げると、雲ひとつないのに、どこか暗い。
どんどん暗くなってくる。
「篠岡!?」
誰かが私を呼ぶ声がするからそっちを振り向いたら、みんなこっちを見てて。
世界はどんどん暗くなって、その片隅に泉くんが走ってくるのが見えた。
そして、体がふわっと浮く感覚が私を包んで、真っ暗な世界になった。
額にひんやりした手が置かれている感触に気がついたら、目の前に泉くんがいた。
「あ、あれ?泉くん?」
私の額に手を置いたままで、不機嫌そうに泉くんが覗き込んでくる。
「篠岡。ちゃんとお前も水分取れよ。」
慌てて身を起こすと、泉くんが水を差し出してくれて思わず手にとって一口飲んだ。
「私・・・グラウンドで・・?」
周りを見渡すと、保健室で、私はベッドに寝かされていたみたい。
「急に倒れるからびっくりしたぜ。」
「え?私倒れたの!?」
「意外と重いな。篠岡って。」
ええ?っていうことはもしかして
「泉くんが運んでくれたの!?」
そう聞くと、泉くんはまさしくニヤっと笑って。
「おう。こう抱いて運んだぜ。」
手をお姫様抱っこの形にして私に見せてくる。
グラウンドからここまで泉くんが私をお姫様抱っこで運んだの!?は、恥ずかしい!
思わず両手で顔を覆ってほっぺが熱くなるのを抑えようとした。
「ホラ、もっと水飲め。」
泉くんがそういってコップを差し出すけど、
頬が赤いのを泉くんに見られたくなくて思わずぷいっとそっぽを向いたら。
腕と顎を掴まれて強引に泉くんの方を向かされ、いきなりキスをされた。
唇を割って入ってくる少し暖められた水が私の喉を通る。
思わずこくんと喉を鳴らして飲み込むと、泉くんはそのまま舌を絡めてきた。
「ん・・・。」
強引な泉くんの行動に翻弄される。さっきまでグランドで走り回ってし、
私自身すごく汗をかいていて、自分の匂いがすごく気になる。
なのに、泉くんからはなぜか石鹸の匂いがして。
男の子のなのに、どうしてちっとも汗臭くないんだろう?野球部員のクセに!
泉くんの手が急にシャツの中に入ってきて、慌ててその手を捕まえる
「ちょ、ちょっと!?泉くん!?」
「せっかく誰もいないし、多少遅くなったっていいだろ。」
泉くんは強引に私の服を脱がせにかかってきて、う、ウソ!こんな所で!?
「え、い、泉くん!」
思わず声を荒げたら、泉くんが私の両手をがしっと握り、至近距離で私の目を見つめてくる。
私の大好きな、あの黒目の大きい、吸い込まれそうな目で。
「いやか?ホントに嫌なら、やらねーよ?」
ずるい、そんな暖かい目で見つめられて反抗なんてできるわけないじゃない。
「ひ、人が来る前に・・その・・。」
目を逸らしてそのつぶやくように返事をすると、泉くんがニッコリ笑った気配がした。
背中のホックをはずされ、シャツの中に手が潜り込んで、
女性のように細い泉くんの指が私の胸をまさぐる。
それだけでゾクリとするのに、突起を指で弾かれ、捏ねられる。
声がもれそうなのを必死に手で口を塞いで。みんな部活中なのに、
保健室で泉くんとこんなことしている。
ベッドの上にうつ伏せに組み敷かれ、腰だけ高く突き出される。
するっと脱がされて泉くんの視界に私のが晒されている。
その羞恥心と、いつ人が来るかわからないスリルは、それだけで私を溢れさせる。
「すげ。篠岡。」
息を呑むようにつぶやいた泉くんの声が、私の中心をさらにゾクリをさせて。
泉くんが一気に侵入してきた。
「っ!!!んっ・・・・・!!」
必死で声を抑える。泉くんの与える振動は、私をさらに揺さぶって
びりびりと体中に快感が走る。
「篠岡。好きだ!」
めったに言ってくれない、私の一番聞きたい言葉をこんな意地悪なタイミングで言う。
「わ、私も、好き・・・。」
必死で答えると、泉くんがぎゅっと抱きしめてきた。
女の子っぽい顔立ちなのに、かわいい顔してるのに、
こんなにかっこいいなんて、反則だよ。
---終わり---
サーセンorz
本当に(ry もうしま(ny
グッショブ!!!
これ花井も泉も阿部の何倍もカッコイイんだがwww
泉も可愛いじゃなくてカッコイイだよw
GJ
この投下ラッシュはなんなんだ(*´д`*)ハァハァ
花井の可愛さと、泉のかっこよさに腰が抜けたww
小ネタ神、狙いが真逆であります!
そこが最高に萌えるであります!GJ!
本当だw花井のが可愛くて泉のがかっこいいww
そこがまた萌えました
GJです!!!
つーかいつも思うけど、仕事の早さと質がほんとに神
自分もいくつか書いて来たけど、最近なんのネタも浮かばねww
女が監督かマネージャーしかいない、世界観も高校の野球部だけでは
ネタはすぐに使い切って終わりだろうと。
9巻発売されて単行本組にもチアガールの存在が知られれば
ネタが増えるかな?
ログ保管サイトの人更新やめちゃったのかな・・・
西浦の応援で太鼓を叩いてる娘も可愛いをと思っている俺は少数派
…アニメ派なんで、名前知らんが
単行本派の俺にも分からないな、あの娘の名前は
エンディング見たら分かるかな?
単行本に名前載ってた様な気がする。トランペット吹いてる人と太鼓の子
どっちがどっちだったかわからないな。
9巻はいつでるんだ〜!!すごい欲求不満。
トランペット→松田
太鼓→深見
じゃなかったかな?
ルリ忘れられてかわいそす。
まあ相手が三橋か叶ぐらいだもんな。
三橋が覚悟完了したらルリと三橋って一気に進展しそうなんだが
唯一キョドらずに話してるしな >レンルリ
>>562 ルリは西浦キャラじゃないからレギュラーポジにはなれないし
ゲストキャラと同じだしな
チアとか先輩のほうが出番増えるかもね
まあ、絡むのが2人しかいないけど、本命カプ萌には安泰かもね
三橋とルリは、姉弟関係から発展するかどうか
叶とルリは、本編で会話シーンないから舞台の裏側で今どういう仲かわからんけど
脇キャラ同士のカプなら、いつの間にかくっついてることもあるな
西浦ーぜ×千代ちゃん
きっつい練習が終わって着替えていたある日。
部室では「マネジに着て欲しい服」についての話が行われていた。
田「俺はやっぱりメイド服がいい!ゲンミツに!」
水「しのーかは猫耳つけて猫コスの方が似合うんじゃない?」
西「篠岡さんはロリ系の服のほうが・・・」
沖「いや、むしろスク水で。」
泉「スク水とかありえねぇって。セーラー服がいいんじゃね?」
三「ナース、も、似合う、と思う」
巣「あと、ちょっとはだけた浴衣とか」
阿「あえて俺のシャツで」
栄「いやいやここはバニーさんじゃない〜」
花「俺はキューティー〇ニーがいいとおもうよ」
栄「でもさ〜。篠岡に俺らが着て貰いたい服着てっていったら引かれそうだよね〜」
水「そうそう、そのせいで態度がおかしくなったら嫌だもんね」
沖「衣装もないし・・・・」
どうしたらいいのか悩む西浦ーぜ一向。
そんなとき部室のドアが勢いよく開いた。そこにたっていたのは・・・
モモカン「あなた達面白い話してるじゃない?」
シガポ「さすが高校生!発想がゆたかだね」
花「いやっ、これは、そのちがくて」
モモカン「恥ずかしがることじゃないのよ。健全な証拠!!ね、志賀先生」
シガポ「そうだね。創造するのはいいことだよ!どんどん創造しなさい」
モモカン「志賀先生。アレをこの子達に貸してあげたらどうでしょう」
シガポ「いいですね。じゃあ君達ちょっとついてきなさい」
そうしてシガポに誘導されついていく西浦ーぜ。
シガポに連れて行かれた場所は・・・
阿「数学準備室?何があるんスかこんなトコに」
シガポ「いいから。さぁみんな入って入って。」
数学準備室に入った西浦ーぜが思わず絶句する。
ところ狭しと並べられた服の山
田「すっげぇ!!ゲンミツにすげぇ!!」
阿「先生・・・これって・・・」
シガポ「うん。衣装だね。メイドさんからナースまで沢山あるよ。
想像力を使うのもいいことだけど、やっぱり生で見るのは違うからね。
君達に特別に貸してあげるよ。さぁ好きなのを持っていって」
こうして衣装を手に入れた西浦ーぜ。
でも、問題が後一つ。
西「でもさ・・・どうやって着てもらうの」
モモカン「それは私に任せて。あなた達こないだの桐青戦頑張ってたから
ご褒美に私がなんとかしてあげましょう。」
西浦ーぜ「「「マジで!!!」」」
モモカン「その代わり練習を今以上に頑張ること!!いいね?」
西浦ーぜ「「「はいっ!!!!」」」
<つづく>
とりあえず、今日は21時頃に巣山と西広バージョンうpする予定。
スマンが、そのほかは近日中に。
スマン。誤字があった。
×創造→〇想像
ちょwwwwwwwww
モモカンとシガポSUGEEEEE
GJです(*´д`*)ハァハァ
さすが阿部ww俺のシャツwwwww
部長と副部長のレベルの高さに驚愕www
シガポ何故ww
今から正座して待つわ
予告通り巣山バージョンです。
今日の部活はグラウンドをサッカー部が午前中使うため午後からだった。
身支度をととのえ、さぁ出ようと自転車の鍵を握った瞬間千代のケータイが鳴った。
FROM:監督
件名:今日の部活について
本文:
今日の部活が終わった後花火するから浴衣でね。
あと、着替えるスペースがないから家から着てきちゃいなさい!
コレ監督命令ね。じゃあまた後で。
動きにくそう・・・と思いながらも着ていた制服を脱ぎ、
押入れから浴衣を取り出す。タンクトップを着たら暑いよね〜と思いながら
下着のうえから直に浴衣を着だした。
そのせいであんなことになるとは篠岡は知らなかった・・・。
いつもどおり部活にきた西浦ーぜ。今日もきつい練習がはじまる。
いつもどおりアップで走って、いつもどおり備運動中にきた篠岡に挨拶して・・・
しかし、今日はいつもどおりではなかった。マネジが浴衣だったからだ。
真っ先に気づいたのは水谷だった。
水「おっ!しのーかだ・・・アレ?浴衣着てね??」
その言葉にいっせいに振り向く西浦ーぜ。その瞬間みんなの目が丸くなった。
篠岡は夏っぽい感じの青い花の模様の浴衣を着ていた。髪の毛も上げており真っ白な
うなじが見えている。なんというか・・・そそられる。
(「「「「あれはやばいっっっ」」」」)
みんながいっせいにそう思ったとき後ろから声がした。
「コラ、みんな一生懸命練習頑張るのが約束だったでしょ。まじめにする!じゃないと
握ったあげく千代ちゃんをいつものジャージ姿に戻します。」
その言葉に慌てるもどうやって着せたのかきになる西浦ーぜ。
しかし、モモカンの目がマジだったため大人しく練習に戻ることになった。
「コレから先が面白いのよね」
モモカンがぼそりと呟いた。
つづき。
部活も中盤を迎えた休憩中西浦ーぜはいろいろな意味で疲れていた。
篠岡は浴衣を着たままマネジ業をしていたため、浴衣が少しはだけているのである。
白く柔らかそうな胸元が見えておりそこに釘付けになっている。
しかも控えめな胸の谷間を汗がつたわっているというサービスつきだ。
花井と水谷はその場でおにぎりを持ったままうずくまっており、三橋は鼻を押さえて俯いている。
田島はバットがたったためトイレに行ってしまった。
篠岡にはだけた浴衣を着てもらいたかった巣山は脳内にインプットしようと
ガン見している。その鼻から鼻血が勢いよく出ているのにも気づいていないようだ。
そんな巣山の隣で「しのーかちょっと」と篠岡を呼び寄せしれっとチラみしている阿部
いけない妄想に走ってしまった沖や泉の後ろで微笑むモモカン。
その手にはデジカメ。メモリーの中には胸元がきわどい篠岡の姿や、
篠岡が胸元の汗を拭いている姿が映っていた。
(さぁて、今回も稼がせてもらうわよ。千代ちゃん)
巣山編終わり。
何か微妙っすね。スマン。西広先生のほうには少しエロくします。
補足
シガポが衣装を持っているのは・・・趣味かな?(阿部風に)
モモカンは実は他校の生徒やらーぜに写真を売って儲けてます。
二人共真っ黒だな…GJ!
続きwktk
小ねた投下します。
キャラが犯られてるので嫌な方は注意してください。
「たすっ、助け、て!」
着替えていると、ボロボロの三橋が部室に駆け込んできた。
流石というか、真っ先に阿部が
「誰だっ!?人の九分割に、ぶっ殺す!」
三橋の心配か?コレ。
まあ、三橋が感動しているからいいのか?
どうやら三橋が先輩に呼び出されたらしい。
俺達は夏大会・新人戦と活躍したから目を付けられたのか?
まあ、三橋が一番弱そうだしな。
「阿部、駄目だよ。暴力じゃ解決できないよ。
そいつらが部活に所属していたら、後輩が可哀相だよ。
大会出場停止とかね。
三橋も怪我はなさそうだから、此処は穏便に、
−うん、さすが西広は、冷静だ。
その部から慰謝料として、予算を絞り取ろう?」
ん?れい、せい?
「新しいピッチングマシーン買おうぜ!」
「ボールも補充したいよね?」
「プロテイン!旨いやつ。」
おーい、三橋の心配しろよ。
西広が笑顔で、優しく
「予算、いや、仇は取るから。その先輩の特徴は?何されたんだい?」
何か、怖いよ?西広。
「部活に、行こうとしたら、靴箱に、靴の代わりに手紙が入って、たんだ。
『体育館裏に来い』
多分、先輩で、お、 、おっきな人、とちっちゃい人の二人が、いて。
グランドとは、違うとか、でも、いいかっ、て・・・
押し、倒された。」
(あれ?)
ふ、二人で、俺を押さえつけてきて、
(3P!?)
かわいーとか、俺のを、馬鹿にするし
(言葉攻めっ!)
おっきな、オッパイで俺のを、挟んできたり
(パイズリ!)
脚で、グリグリ踏みつけてきたり
(脚でっ!)
ちっちゃい、オッパイを吸わせるんだ。しかも、ピンク、だった
(ぴんくっ!)
初めてなのって、お、俺の上に乗ってきて、キツくて痛いし
(処女!)
もう一人が、顔に、オッパイ乗せるから、窒息しそうになるし
(きょぬー!)
大きいオッパイの人は、なんか、中がザラザラ、してた
(カズノコ天井!)
もう、出ないって言ったらお、お尻に、指、をっ
(前立腺!)
本当、こ、こわかっ「さて、練習始めるか」
と、皆が部室から出ていった。
・・・あれ?仇は?
なぜか、その日から一週間、誰も口をきいてくれませんでした。
終わる。
み、三橋、羨ましすぎてダメすぐるw
小ネタどっちもワロタw西広先生待ってるよ!
いけるトコまで千代ちゃ(ry
巣山がどうにも越えられないので、誰も覚えてないかも知れないけど
ひとまず
>>76-90の泉の続きを書いてみました。
なるべく幸せに、と思ったんですが…。モニョモニョ。
それでもいいという方だけどうぞ。
581 :
イズチヨ2:2007/09/08(土) 00:43:14 ID:R/ufwRRs
「親は仕事してて遅いし、兄貴は最近、女んちに入り浸りだからさ。
家には誰もいないよ。残念だったな、篠岡。」
玄関の鍵を開けながら泉が言う。千代の顔はすでに真っ青だ。
昨日、部室で起きたことを思い出すと、吐き気がして体が震えた。
ドアを開けると、外と変わらないほどひんやりとした空気が流れる。
泉は自分の隣で蒼褪める千代を見やると、小さく笑った。
「あっ。」
肩を抱くようにして、玄関に押し込むと、千代はよろけて泉にしがみついた。
「オレの部屋、こっち。」
促されて部屋に入る。普通の、男の子の部屋だ。
ベッドの上に放り投げられた服や、出しっぱなしのゲーム、床に積み上げられた雑誌。
「座れば。」
泉がそう言って、ベッドにドサっと腰を下ろす。
千代も少し離れたところに座る。
2人分の重さで、ベッドがギシ、と軋んだ。
「私に、何の用が…、あるの?」
千代が膝に置いた自分の手を見ながら呟く。
泉がその目線を追うと、千代の手は強く握られたまま震えていた。
「昨日の今日で何言ってんの?イイコトしようって言ったじゃん。」
わかっていたことなのに。泉の言葉に体が竦む。
「あの写真、消してよ…。」
震える声で言うと、泉が自分の横顔を見ているのがわかった。
582 :
イズチヨ2:2007/09/08(土) 00:44:03 ID:R/ufwRRs
「いいよ。」
思いも寄らない返事に、千代は顔を上げる。
「写真の代わりに、お前がオレのもんになるならね。」
そう、だろうな。せっかく握った弱みを、やすやすと手放すわけがない。
一瞬でも期待した自分に、腹が立つ。
「いやならいやでもいいよ。オレ誰かに見せる気もないしね。
外に漏れる心配はしなくていいよ。」
「…どこかで携帯落としたりしたら、どうすんのよ。」
「ちゃんとロックしとくよ。あ、じゃあメモリーカード抜いとく。これで安心だろ?」
泉が携帯から取り出した小さなカードを、千代はじっと見つめた。
「安心なんて、できるわけないじゃない。泉くんが見るんでしょ?」
「ああ、オレがこれでオナニーとかしてたら、気持ち悪いもんな。」
「気持ち悪いよ。見られるのもいや。」
「でもするよ。せっかく篠岡とやれたんだもん。何度も何度も反芻して、さ。」
「変態…。」
「な。変態だ。」
泉は楽しそうに笑った。
583 :
イズチヨ2:2007/09/08(土) 00:44:57 ID:R/ufwRRs
「で、どうする?篠岡はどっちがいいの?」
どっち…。写真を残したままか、代わりに泉のものになるか?
「どっちも、いや…。」
「ふぅん…。じゃあもう1つ、選択肢を増やしてやるよ。写真も消す、篠岡も諦める。
そのかわり、阿部にメールで画像を送る。上手くすれば、阿部がお前を助けてくれるかもよ?
まぁオレなら、そんなの送って来られたら、どん引くけどな。」
千代の大きな目が、さらに大きく見開かれる。
「…3択になったよ。どれがいい?」
「ふざけないでよ!どれもいや、全部いや!」
千代の大声が部屋に響く。泉はカードを携帯に戻しながら言った。
「せっかく、選ばしてやったのにな。じゃ、オレも全部やだ。
写真は消さない。お前もオレのもんだ。
阿部にメールは…、見せんのもったいないから、しないけどさ。」
ベッドを軋ませて、泉が千代に近づいた。
腕を強く掴まれると、昨日の恐怖が蘇る。
「やだ…。」
「全部やだじゃ、話になんねーだろ。選べよ。」
選べって言われたって、何を選んでも辛い目に合うじゃないか。
どうして選べるって言うのよ…!
1番ダメージが少ないのは何?
千代は泣きそうになりながら、必死に考える。
もうあんな痛い、恥ずかしい思いはいや。でも。
写真を外に漏らす心配がないなんて、とても信じられない。
たとえ今はそう思っていたとしても、泉の気が変わったらそれで終わり。
もし本当に阿部にメールなんてされたら…。
584 :
イズチヨ2:2007/09/08(土) 00:46:13 ID:R/ufwRRs
千代は覚悟を決めて、静かに切り出した。
「写真、消して…。」
「OK。じゃあ1回につき1枚消してやるよ。」
「1回って…。1枚って、なによ。」
「セックス1回につき写真1枚に決まってるだろ。」
「そんな…。」
いったい何枚の写真があの携帯に収められているの?
昨日、何回あのシャッター音を聞いた?思い出せない…。
「いいじゃん。そのうち終わりはちゃんと来るんだからさ。
さっそく1枚目消してやる。…来いよ。」
腕を引かれて、千代は泉の胸に倒れ込んだ。
「ほら、力抜けって。」
昨日のあの痛みを思い出すと、力なんか抜けるわけない。
「もう昨日みたいに、無理矢理やったりしないからさ。な?」
びっくりするほど優しい声に、却って不信感が募り緊張する。
「めちゃくちゃ優しくするから。だから、力抜いて。」
耳に唇を押し当て、囁くように言われると、まずその吐息のくすぐったさにぞくっとする。
「ふ…っ。」
「篠岡、耳弱いんだ?可愛い。」
耳を舐めながら、髪を梳くように撫でられると、じっとしていられず体が動く。
今さら優しいふりして、どうしようというんだろう。
さっさと終わらせて欲しい。早く帰りたい…。
585 :
イズチヨ2:2007/09/08(土) 00:47:11 ID:R/ufwRRs
「服脱いで。全部。」
「こんな明るいとこで?無理…。電気消してよ。」
「何言ってんの?それじゃなんも見えないじゃん。早く。」
泉は壁に寄りかかって、千代を眺めている。
早く帰りたい。千代はそれだけを考えて、1枚ずつ服を脱いでいく。
「いい眺め。」
恥辱に震える指で、最後の1枚を取り去る。
「手で隠しちゃダメだよ。こっちおいで。」
ベッドの上を移動して、壁際の泉に近づく。
泉が膝をポンポンと叩く。乗れ、ということか…。
足を開いて跨り、向き合うように座ると、泉の腕が腰に回される。
「今、どんな気分?素っ裸でさ、大っ嫌いなオレに抱っこされちゃって。」
「死んじゃいたい…。」
「ふ。そっか。じゃあ死にたくなんないように、気持ちいいことしますか。」
そう言うと泉は、目の前にある千代の乳房に舌を這わせた。
「んっ…。」
乳首を舐めると、舌にツンと尖った感触が伝わる。
「乳首勃ってきたよ。気持ちいい?」
「気持ちよく、ない…。」
「ふぅん。あっそ。」
泉は笑いながら、千代の背中を撫でる。
冷たい指にくすぐられると、体中の皮膚が粟立った。
586 :
イズチヨ2:2007/09/08(土) 00:48:01 ID:R/ufwRRs
腰に添えられていた手がするりと尻を滑って、割れ目に触れる。
「やっ。」
「なんだ。もう濡れてんじゃん。」
「う、嘘…。」
「嘘吐いてどうすんだよ。証拠見せてやろっか?」
泉の指が、蜜液に濡れて滑る。
何度も繰り返しなぞると、そこから水の跳ねるような音が聞こえた。
「ほら。」
千代の目の前に突き出された指は、濡れて、部屋の照明で光って見えた。
頬を赤く染め、今にも泣きそうな千代の唇に、蜜液を塗りつける。
「やだ!」
「篠岡の味だよ。」
泉は千代の唇をペロリと舐めると、細い体を引き寄せてキスをした。
「う…、うんん…。」
舌を絡め取られ、吸われると、鼻から抜けるような甘い声が漏れる。
千代は自分のその声に焦って、泉の胸を強く押し返した。
唇が離れ、息苦しさに大きく息を吸うと、小さな胸が上下する。顔が熱い。
「やらしい顔になってきた。」
囁く泉の声も熱を帯びている。
「や、らしい…、顔…?」
千代が泉の言葉を繰り返す。考える余裕も、恥ずかしがる余裕もなかった。
587 :
イズチヨ2:2007/09/08(土) 00:49:29 ID:R/ufwRRs
「篠岡が自分で入れてよ。」
泉の声が耳を通り抜けると、下腹部にじわりと痺れを感じる。
「え…、怖いよ…。きっと痛いもん、無理。」
「大丈夫だよ。痛かったら抜いていいから。」
でも…、と戸惑いを見せる千代の腰を、泉が掴んで引き寄せる。
そのまま恐る恐るしゃがみ込むが、膣口に熱い肉の感触が伝わると千代は腰を引いてしまう。
「大丈夫だって…。」
泉がそう言いながら、指でクリトリスを弄り始める。
「やっ…、そこ、さ、触んないで…。」
「なんで?気持ちいいだろ?ほら…。」
気持ちいい…?
そこを触られると、足の先から全身が痺れるようで、なんだか怖い。
怖くて逃げ出したくなるのに、その刺激が欲しくて欲しくて、自然に腰が動いてしまう。
「気持ちよくない…。なんか、へ、変に、なる…。」
「それが気持ちいいってことだよ。だから、おいで。」
「ふ、ぅ。」
小さく息を吐き出す。
誘われるままに腰を落とすと、ずぶずぶと千代が泉を飲み込んでいく。
「ほら全部入った。痛くないだろ?」
「い、たく、ない。」
痛みは確かになかったが、奥までずっぽりと嵌って、少し苦しく感じる。
「動いて。篠岡の気持ちいいように。」
「動くって…。わかんない、よ。」
千代が困惑の表情を見せると、泉は千代の腰に手を添え、下から突き上げた。
「やっ…。」
急に体が浮いて、声が出る。
「こうゆう感じ。やってみて。」
588 :
イズチヨ2:2007/09/08(土) 00:50:50 ID:R/ufwRRs
千代がぎこちなく動き出すと、それに合わせて小さな胸が揺れる。
腰を深く下ろすと、ぴりっと体中に電気が走った。
「…?」
千代はその感覚を確かめるように、探りながら腰を動かす。
泉が千代の腰を抱くように引き寄せ、乳首に吸い付いた。
ぴったりとくっついた下腹部にまた電気が走る。
なに、これ…?
時々動きを止めて、何かを考えているような千代を、泉はじっと見ていた。
ぎこちなく、しかも、途切れがちな刺激をもどかしく感じる。
でも。
昨日は散々痛がって泣いた。けど今日のこの反応はそれとは違う。
こいつ、感じてんじゃないの?
でも、自分じゃどうしていいか、わかんねーんだ。
―へぇ、おもしれ。
泉は、興奮から抑えきれなくなった笑みをひたすらに隠し、千代の腰に手を添えて
誘導するように少しだけ動く。
「あ、あっ、泉、くんっ、やだぁ…。」
ほんの少し揺さぶって、千代が甘い声を上げたところで、泉は動きを止める。
「あ…、う、うぅ…。」
「ほら、篠岡、あとはお前が頑張って動けよ。」
そう言って頬にキスをしてやると、千代の泣きそうな目が泉を見た。
なんて言っていいか、わかんねんだろ?
もっとして、なんて死んでも言えないもんな。
多分、今自分は、とんでもなく意地の悪い顔して笑ってるんだろう。
吐き出す息に紛れた泉の笑い声に、追い詰められた千代は気づかない。
589 :
イズチヨ2:2007/09/08(土) 00:52:52 ID:R/ufwRRs
腰を押し付けるようにして動くと、泉の体に擦れたクリトリスから、
全身を貫くような刺激が伝わった。
ぴりぴりと甘く痺れるような感覚に、千代の腰は止まらなくなる。
感覚が一人歩きする怖さに、涙が溢れそうになった。
「い、ずみくんっ!なんか、変…。怖いよ、わ、私、どうすれば、いいの?」
「変じゃないよ、怖いことなんか何にもない。篠岡の好きなように動きな。
お前、イキそうなんだろ。」
「い、イキそう…?」
涙で霞んだ千代の視界には、自分を見て笑う泉が捉えられる。
はぁはぁと息を吐きながらも、動きを止められないこの理由は。
「気持ちいいんだろ?気持ちいいから、そんなに擦りつけて来るんだろ?」
「気持ち、い…?あっ、いやぁ、気持ちいい…。」
泉の声に煽られて零れた自分の言葉に、千代はさらに追い込まれる。
「だろ?もっとよくしてやるよ。」
泉が下から激しく突き上げて来ると、千代は支えを求めて泉にしがみついた。
なんで、こんなに恥ずかしい目に合わされるの?
怖いよ。悔しい。…気持ちいい。
たくさんの感情が入り混じって、千代の目からはついに涙が零れ落ちた。
泉くんなんて、嫌い、嫌い、嫌い…!
「き…らい、なんだから…、も、いや…。」
言葉とは裏腹に、千代の腕は泉にしがみついたまま。
ぐちゃぐちゃと音を立てて擦れ合う粘膜も、止められない吐息も嬌声も。
全てが千代の快楽を証明してしまっている。
「嫌い?わかってるよ、そんなの。でも、気持ちいいんだろ。」
「はぁっ、あん、きもちいい、泉くん、きもちい、よぅ…。」
耳元で繰り返す千代の言葉に、泉も徐々に高まっていく。
「くッ…、オレも気持ちいいよ、篠岡、好きだ…!」
「やぁ…っ。」
ギリギリで引き抜いたペニスから、真上に向かって精液が放たれる。
うっすらとピンク色に染まった千代の肌を、温かな白濁液が汚していった。
590 :
イズチヨ2:2007/09/08(土) 00:54:25 ID:R/ufwRRs
「写真、全部で何枚あるの?」
千代の声に、泉がゆっくりと体を起こす。
「さぁ…。20枚くらいはあるんじゃね?」
20枚…。千代はこくんと息を飲む。今日と同じことを、まだそんなにたくさん。
呆然とする千代の鎖骨に、泉が突然キスをした。
「ひぁっ…。」
泣きながら享受した、さっきまでの快感が一瞬で蘇る。
「そんなんあっとゆー間だよ。よかったな。」
そのまま首筋を舐め上げられると、背筋がゾクゾクと痺れた。
怖い。
いやだって、本当にいやだって思ってるのに。
泉が千代を見て笑っている。自分がどんな顔をしてるのかわからない。
「もう1枚…、消す?」
笑いながら千代の頬に触れる、相変わらず冷たい泉の指。
触れられた先から全身を貫く、寒気のようなこの感覚はいったい何なのだろうか。
いや。泉くんなんて嫌い、大嫌い。
でも―…。
591 :
イズチヨ2:2007/09/08(土) 00:56:35 ID:R/ufwRRs
終わり。
と言うわけで、幸せにならなかったw
果たしてこの2人は幸せになるのだろうか。
最初に続き考えた時は、確かにちょっとだけ幸せになれそうだったんだけどなぁ。
どこで間違えたんだろ。
がっかりさせちゃってたらスイマセン。
いや、これはこれで大いにエロス。
素晴らしい。大好き。GJ!
泉は攻めより受けの方が似合う気がする・・・
投下ラッシュ!!GJ!!小ネタバロスww
浴衣で部活にくる篠岡に萌えるわ〜。
>>578は誰のモノローグなんだろう?
イズチヨ・・・最高だ〜!!真っ黒泉、カッコイイなあ!GJ!
保管庫、どうしたのかな?
リアルで忙しいのかだろうか?
ログが見れるから今のところは問題ないが・・・
前スレはとっくに落ちちゃったから見れなくなっちゃったしな・・・orz
管理人さん
どうか早い作業をお願いします
のんびり待つしかないよね・・・>保管庫更新
パソコンの中身整理してたら発掘したのでホシュがてら投下します。
「昨日は何回したの?」
「昨日は・・・一回しか・・してない・・。」
「ふうん?」
男にしては身長も低く、体型も華奢な田島の後ろから
千代はすっと手を回して田島自身をぎゅっと握り、耳元に口を寄せる。
「ああ!!」
「私の、何を想像したの?どんなポーズ?どんな表情?」
「そ、それはっ・・・!」
耳元で妖しく熱っぽくそう囁かれるが、後ろから掴まれているため、
田島からは千代の表情は読めない。
正直に告白するかどうか一瞬迷ったのを見透かされたのか、
さらに強く握られ、擦られた。
「うわぁっはっ!」
「ひどいね・・・田島くん。私をおかずに、ここをこんな風にして、楽しい?」
「そ、それは、しのーかが握ってるから・・」
「人のせいにするの・・?本当にひどいね。田島くんは・・」
千代はそういいながら、田島の背中の背骨の筋に沿って爪を立て、
ぎりりと引っ掛けながらゆっくりとなぞる。
「うっ・・・あああ!!」
「・・・っていうのを想像するのがスキだ。」
静まり返った部員たちが、真っ青な顔で田島を凝視する。
「田島、実はマゾだったんだな。」
ポツリと呟いた阿部の発言に、全員が頷いた。
---終わり---
多分、初めて書いた奴orz書いたことすら忘れてたorz
目汚しスマソ!
598 :
578:2007/09/08(土) 23:37:51 ID:3lv4Zqw8
脚→栄口
ぴんく→阿部
前立腺→西広先生
この辺がガチで、残りはテキトーなイメージです。
酷い阿部を投下します。
599 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 23:39:17 ID:3lv4Zqw8
三橋が篠岡と付き合いだした。
野球だけに専念してればいいのにとか、お前は巨乳派だろ?だの、
色々あるがまあいい。
篠岡なら三橋を支えてくれるだろう。
今日だって放課後にテスト勉強をみてくれるらしい。
捕手の俺が投手に出来る事は少ないが、出来る事をしてやろうと思う。
「篠岡、ちょっといいか?今日、三橋の勉強見るんだろう?」
「うん。阿部君も一緒にする?」
「いや、邪魔になるからいい。」
「そんな事ないよ?阿部君数学強いじゃない。」
うん、やっぱり篠岡はいい奴だ。
安心して三橋を任せられるな。
「一つだけいいか?今日からテスト準備期間中だけど、直ぐに試合が迫っているから、
激しいセックスは厳禁だ。
ましてや、駅弁なんかもってのほか!
どうしても、と言うならフェラはともかくパイズリは、無理か。
なら、腰や肩に負担のない騎乗位で篠岡が動くん、」
パァン!
「阿部君、最低っ!」
篠岡が顔を真っ赤にしながら教室から走り去っていく。
−え?何で?
俺はただ、投手の為にと・・・
「阿部って酷い奴だよな。」
「ああ、アレと同類に見られるのは嫌だな。なんで、同じクラスかな?
巻き込まれない前に帰るか。」
お、俺は間違っちゃいない、よな?
>>599 阿倍どんだけ余計な心配してんだww
この阿倍は一生彼女できねぇなw
泉チヨ切ないよーw欲を言えば阿倍が出てきて欲しかったな。
チヨと絡んで嫉妬に狂った泉がさらに黒くなるのが見たかったw
いまの泉の状態を的確に表すと「病んデレ」の一言に尽きるな。
>>599 「手淫は三回まで!交尾は厳禁だ!腰さワリがらな!
ケンカ、拾い食い、万引き、カツアゲは言うまでもなく
レイプや放火、連続殺人なども我慢してけろ!! 」
を思い出した。
もちろんキャプテンは二年連続抱かれたくない男ナンバー1
>>602 岩田キャプテンこんなところまで出張ご苦労様です
>>601 ちょw 病んデレ泉wヘンな愛称にwww
605 :
イズチヨ2:2007/09/09(日) 09:13:34 ID:AuipAzxR
レスくれた方ありがとうございます。
>>597 実はMな田島、最高にツボりました!
それ書いて欲しい〜!
>>599 阿部は間違ってないよね。やり方以外はww
>>600 嫉妬に狂ってさらに黒くなる泉…。
それおもしろいね。頂いてもいい?
実はハッピーエンド目指して、もう少し先まで書いてあったんだけど、
どうにも幸せになる気配がないから、めんどくさくて止めたw
いっそ真っ黒にしちゃおうかな。
>>605 真っ黒泉もハッピーエンドも両方いいなw
でも阿部に冷たくされ、更に泉によってどん底に落ちる千代ちゃんも見てみたいw
Sでごめん
とにかく楽しみにしてる
篠岡も泉を好きになりかけてると思ってたのに、
真っ黒泉じゃ篠岡がかわいそうすぎる・・・
せめて阿部には優しくして欲しい
ハッピーエンドお待ちしております
真っ黒やんデレ泉がスキだから真っ黒でお願いします。
二つの意見が出たら、作者次第としか言えないな……
俺は黒泉推奨
黒いの好きな人多い?
ハッピーエンド鬱エンドどっちもおいしく頂きます。
もうすぐアニメも終わりだし、真っ黒祭り開催するなら参加希望。
しのーかに勉強を教える阿部の話待ってます…
> どうにも幸せになる気配がないから、めんどくさくて止めたw
えらく正直だなw
幸せエンドも鬱エンドも好きだが、
この話の篠岡は今から幸せになるのはムリな気がするんで
いっそどん底まで堕としてやってほしい
613 :
600:2007/09/09(日) 16:30:23 ID:3XEYwtW8
>>605 こんなアイディアでよかったらどうぞ貰ってくださいw
嫉妬に狂った真っ黒泉ホントに書いてくれたらマジ嬉しいです。
文才ある人のSS期待してます!
614 :
イズチヨ:2007/09/09(日) 17:24:15 ID:AuipAzxR
>>613 お!使用許可ありがとうございます!
早速取りかかります!
ただ、自分の力ではどこまで表現できるかわかんないので、あんまり期待しないでねw
黒泉推奨派が多くてびっくり。
一応、ハッピーエンドの可能性も残しつつ、ちょい黒方向で行きたいと思っております。
なんつってどうなるかわからんけどww
繰り返しますが、あんまり期待しないでね。
カッコイイ阿部だと認めてもらえるまでリベンジ
バカップル阿部×篠岡
微妙に
>>518-524の続き。
拒絶反応起こす人はスルーヨロシク。
今日はあいにくの雨。
でも、雨の日は草むしりしなくていいから私にとってはつかの間の休息。
雨が上がったら一斉に雑草が生えてくるから、後が大変なんだけど、今は喜んでおこう。
だって、雨の日は阿部くんとお昼を食べれるから。
「行くぞ、篠岡。」
授業が終わるチャイムが鳴った途端、阿部くんが私に声をかける。
お弁当袋を抱えて阿部くんの後を追う。
いつも二人で食べるのは屋上に続く階段の踊り場。
教室だと、ちょっと人目がありすぎるし、みんなにばれてるけど
私もちょっと恥ずかしいしね。
座って阿部くんを見ると、いつものおっきい二つの弁当箱を開けるところだった。
一つ目の弁当箱は、白いご飯。二つ目の弁当箱には、おかず。
ほんといっぱい食べるよね。その大きさにびっくりしちゃう。
でもなぜか阿部くんは、二つ目の弁当箱を開けた途端目を見開いて、また閉じた。
どうしたんだろう?
「どうしたの?阿部くん?」
一つ目の弁当も閉じて、阿部くんは片手で顔を覆った。
「いや・・・。篠岡・・・。お前の・・いや、なんでもない。」
歯切れ悪く話す阿部くん。一体どうしたんだろう?
阿部くんは再びゆっくりと一つ目の弁当箱を開けて、二つ目の蓋も開けた時。
「うおっ!阿部の弁当スゲー!!」
いつの間に来てたのか、田島くんが阿部くんの後ろから肩越しに覗き込んでいた。
「うはあああ!!何だコレ!ウける!!」
反対の肩越しに泉くんまで覗き込んできて。
二人揃ってはじけたように大爆笑し始めた。
「お、お前ら!!」
阿部くんが真っ赤になって、二人を振り返って。
そして私は見てしまった。阿部くんの二つの弁当箱。
二つとも、白いご飯だった。
「っふっっプは、っ!あははははは!」
こらえきれず、私も吹き出してしまって。
阿部くんは耳まで真っ赤になって慌てて弁当箱に蓋をした。
田島くんと泉くんの向こうに、三橋くんが一人蒼い顔して
笑い転げる私たちを震えながら見ている。
阿部くんはそんな三橋くんをチラリとだけ見て、
すでに開けてた私のお弁当を勝手に片付け出して、
笑ったままの私の手を引いてその場を離れた。
「いー加減笑うのヤめろ、篠岡。」
私の手をぐいぐい引っ張りながら阿部くんがやっぱり赤い顔で私に文句を言うけれど。
だって、あんなにおっきいお弁当箱が、白いご飯だけなんだよ?
しかも、それぞれ梅干ひとつづつしか乗ってないんだよ?
日の丸弁当がふたつだよ?
笑いがこらえきれないよ〜。
「くそっ!笑ったお詫びに、篠岡の弁当のおかず、ちょっと寄越せよな。」
だからなんでそう、えばった言い方するんだろう?そこがツボなんだけど。
「くそ!シュンの弁当はおかずのみかよ!そっちの方がましじゃねえか。」
「あ、弟の弁当と混じっちゃったんだ?」
やっと笑いの波が引いてきて、会話が出来る状態まで回復した。
二人で部室までやってきて、やっとそこでお弁当を食べれた。
おかずほとんど食べられちゃって、代わりにご飯をやたらくれたけど、
私の方が損してるよね。これって。
あ、ダメだ。また思い出しちゃって、笑いが。
「ふ、ふふっ・・・ふふっ。」
必死で口を手で覆って笑いを堪えようとしても、可笑しさはさらにこみあげちゃう。
俯いて誤魔化そうとしても、肩が震えちゃう。
阿部くんがムッとした雰囲気が伝わってきて。
ここらで笑うのやめないと、阿部くん本気で怒っちゃうかも。
あ、でも、だめだ。
「笑うなって言ってんだろ?」
そういって阿部くんが立ち上がって机をまわってくる気配がして、
笑いを誤魔化すために口を押さえてた手を掴まれて、
代わりに阿部くんの唇が、私の唇をおさえてきた。
「もう、笑うなって。」
少し唇を離してそういった後、また私の唇を塞ぐ。
「・・んっ・・・。」
阿部くんの舌が入り込んでくる。
暖かく柔らかい阿部くんの舌が私の舌と絡んで、切ない痺れを私に起こさせる。
阿部くんの手が私のシャツのボタンを外して。
椅子に座ったままの私に、阿部くんが地べたに膝をついた姿勢で
私のはだけたシャツの隙間から胸にキスをしてきた。
抵抗、しなきゃ。ここ、部室だし。
そう思っても、私の手は意思と反して阿部くんの頭を抱きしめてる。
阿部くんの手が、私の太ももをすっと撫でた時。
予鈴が鳴るのが聞こえた。
「阿部くん!戻らなきゃ!」
思わず阿部くんを突き飛ばして、慌ててシャツのボタンを直そうとすると、
阿部くんは頭を抱えて蹲ってるところだった。
あれ?強く突き飛ばしちゃったっけ?
「篠岡、テメっ・・・。」
なにか文句を言おうとしてる阿部くんを私は必死でせかす。
「阿部くん!ここからなら走らないと間に合わないよ!急がなきゃ!」
「そんな、スグに戻るかよ・・・。」
すこし前かがみになった阿部くんがのろのろと弁当箱を片付け出して。
ああ・・・・。戻るまでに、アレ治るのかな?
でも私も、中途半端な状態にされちゃったまま授業受けなきゃいけないんだから
おあいこよね?
---終わり---
619 :
小ネタ :2007/09/10(月) 01:08:39 ID:fB0xWzzo
サーセンorz
体中痒くて仕方ありません。
本当にありがとうございました。
阿部、かっこいいようなかっこわるいようなwwwww
微笑ましい光景だなあ 弁当のくだりワロタwwwwwww
職人さんのアベチヨ好きだわ GJ!
こwwwれwwwwはwwwwww
逆に考えるんだ。阿部だからかっこ悪くなってしまうのだと考えるんだwww
職人さんのアベチヨはほのぼのしてて癒される。GJ!
やっぱかっこわりぃww
でもかわええwwww
最近篠岡が阿部と同中でクラスメイトだということが何かのフラグだとしか考えられない自分にはとてもおいしい話ですた
この調子なら当分カッコイイ阿部を拝めそうにないし、
◆VYxLrFLZyg氏はずっとリベンジを続けることになりそうだなww
あべカッコ悪いよww
小ネタ氏のアベチヨは、あべにも千代ちゃんにも萌えてしまうw
むしろカッコよさが一片も感じられなかったw
リベンジも待ってる。イズチヨも楽しみだ
イッズチヨ!イッズチヨ!(●´∀`●)
阿部にも萌えたが
繰り返しリベンジ宣言の神にも萌え(*^_^*)
かわいいなぁもう
629 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 16:27:21 ID:FUcrMhRl
アベミハきぼんぬ
阿部×三橋瑠璃or阿部×三橋尚江のことなら俺もきぼんぬ
阿部父×水谷母か
春日部の双子×花井妹とか
なんていうかかっこいい千代ちゃんがみたい
637 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 23:27:02 ID:Fq+Kdq2K
アベアベて夫婦の営み?
まさか、息子視点で!?
アベアベに興味はあるけど、とにかくsageようよ。
若い頃の阿部父×母とか相当いけるんじゃないだろうか…
それだったら三橋父×母とか読みたい
三橋両親に似てるよね
641 :
小ネタ:2007/09/11(火) 00:27:13 ID:fxVxk8w5
カッコイイ阿部を書きたいのに、力不足に枕を濡らし。
カッコワルイコールに打ちひしがれ、明日のリベンジへの力に変える。
3度目の正直リベンジ
バカップル阿部×篠岡
最近、大分涼しくなってきたけど、日が照ってるとまだまだ暑い。
日が照るってことは雑草はまだまだ元気に生えるわけで。
手が空いたから草むしりでもしようかと、
私はブルペンのそばを通って外野に向かっていた。
「危ない!篠岡!!」
そんな言葉と共に、何かが後ろからどかっとぶつかってきて、前のめりに倒れこんだ。
な、何!?痛いし!
「お、重い。」
ぶつかって私を倒した何かはそのまま私の上に乗っかってて、重くてたまらない。
「篠岡!大丈夫か!?阿部も!!」
駆け寄ってきた田島くんの声にびっくりして、無理やり首だけ振り向いたら。
阿部くんが私に覆いかぶさって、ピクリとも動かず、その目は閉じられていて。
血の流れが一気に逆流するのがわかった。
「阿部くん!! 阿部くん!?」
どこを打ったのかわからないから揺すって起こしたいのを必死で我慢して、
重たいけど、動かしてどうにかなっちゃったらそっちのほうが怖い。
怖くて、怖くて、涙が溢れてくる。
「篠岡、落ち着け。」
田島くんの冷静な声が、私の混乱を冷えさせる。
「篠岡、しばらく動かないで。」
やってきた志賀先生の声で、さらに冷静になれて。
志賀先生が、私の上に伏せたままの阿部くんの様子を伺う。
先生の呼びかけに、阿部くんがうっすら目を開けて、視点が定まらないまままた閉じた。
「脳震盪だね。頭を動かさないようにベンチに運んでくれる?」
先生が花井くんたちに指示を出す。
そっと阿部くんをみんなで持ち上げると、力の入ってない手がだらりと落ちて。
私はまた血の気が引く恐怖に襲われた。
やだ、阿部くん、どうしよう!?
運ばれていく阿部くんの後を追うように、ただ脚が動いてついていく。
ベンチに寝かされた阿部くんの前で膝から力が抜けて、その場にへたり込んじゃって。
閉じたままの阿部くんの顔を、泣きながら眺めると
その時、阿部くんの手が、何かを探すように動いたから、思わずその手を握り締める。
「篠岡、気持ちはわかるが、まずは冷却材をとってきて。」
「はっはい!」
志賀先生の言葉でやっと正気に戻った。
思わず手を離してしまったら、まだ阿部くんの手は何かを探してるようで
私の隣で同じく青くなってた三橋くんに頼むことにした。
「三橋くん、私ちょっと取りに行くから、代わりに阿部くんの手、握ってて?」
「う、うん。」
阿部くんの手を握る三橋君を確認した後、
離れようとしたら三橋くんの泣き声が耳に入ってきた。
三橋くんも、心配だよね。バッテリーだもんね。
冷却材を取って戻ってきたら、阿部くんはまだ気を失っていて。
その手をぎゅっと三橋くんが握ってくれてて、まだ泣いているようだった。
近くに来た所で走るのを止めて、歩いて近づいたら、
阿部くんがうっすら目を開けたのが遠目からでもわかった。
よ、よかった!
「な、泣くなよ・・・。」
阿部くんが視点の合わない目でポツリと話し始めて、思わず立ち止まる。
「オレは、ケガしねえよ。約束したんだ・・・。だから、泣くな。心配いらねえよ。」
そして阿部くんはそのまま手を引き寄せて、三橋くんの頭を抱きしめた!
「しのお・・・・。」
「あ、阿部く・・ん!!」
抱きしめられたと同時に三橋くんが絶叫して。
その空間が固まったのが、はっきり見て取れた。
阿部くんの目がゆっくりと焦点を取り戻していく。
三橋くんを認めた阿部くんの目が一瞬見開かれて、
そして顔色が青くなると共に目が半目になっていった。
逆に三橋くんは青かった顔がだんだん赤くなっていって。
「ご、ごめん!あ、阿部くん。し、篠岡さ、んと、変わる、よ!!」
三橋くんはキョドキョドしながら必死に言い捨てて、大慌てで逃げていった。
三橋君の後姿を見送って、視線を阿部くんに戻したら。
阿部くんは、拒絶のポーズのようにこっちに背を向けていた。
でも、見えてる耳は真っ赤で。
私は、何て声をかけたらいいのか、わからなくって。
とりあえずこみ上げてくる笑いを抑えるのに必死だった。
あの時阿部くんに当たったボールは勢いのないフライだったことと、
脳震盪になったのは私を庇って倒れた時に、
私の頭で顎を打ったせいじゃないかという事で、
念のため阿部くんは今日休養を取ることになり家まで送ってきた。
阿部くんの家に着いた時、家には誰もいなくて。
取りあえず阿部くんをベッドに追いやることにした。
「ホラ、横になってよ。あ、冷凍庫開けてもいい?氷取ってくるね。」
阿部くんの返答も聞かずに、下に降りて氷を拝借する。
部屋に戻ると、阿部くんは面倒くさそうにベッドに横になっていて。
袋に入れた氷をタオルで包んで阿部くんの顎に当てる。
「冷てぇ。」
「当たり前だよ。」
よかった。本当にもう平気そう。
そう思ったら、阿部くんが気を失った時の恐怖が蘇ってきちゃって。
「よかった。どうしようかと思っちゃった・・・。怖かったよ。」
「あー。ま、心配すんな。大丈夫だから。」
「そんな。私の身より、阿部くんのほうが大事なんだから、あんな無茶もう止めて?
私が怪我してもみんなは困らないけど、
私のせいで阿部くんが怪我したらみんな困っちゃうんだから。」
私がそう言った時、阿部くんが急に身を起こして私を睨むようにじっと見てきて。
「アホか。お前が怪我したら、オレが困る。くだらないこと言うな。オレは怪我しねえよ。」
そういって、私の肩を掴んで、唇を重ねてきた。
そのまま、肩から手を脇の下に潜らせて、
無理やり抱え上げられてベッドに引きずり込まれた。
「だ、だめだよ。阿部く!っんっ!」
安静にしてなきゃいけないのに、阿部くんは荒々しく私の唇を塞いで、舌を入れてくる。
手は胸を触ってくるし、その手を必死に押さえて抵抗するんだけど、相手は怪我人だし
また脳震盪起こしちゃうんじゃないかと思うと、力いっぱい抵抗できない。
阿部くんの手が器用に動いて、あれよあれよという間に私の手はがっちりと抑えられて。
右手は阿部くんの体で抑えられ、左手は頭の上で阿部くんの左手に掴まれて。
唯一自由に動く阿部くんの右手が、私の胸をまさぐる。
きつく揉まれて、痛みが走る。
「んんっ!!」
抗議の声は阿部くんの唇にかき消されて。
一つづつ、ボタンが外されていく。
必死に身を捩じらせるけど、脚もがっちり阿部くんに押さえ込まれて。
だめだよ!阿部くん!怪我人なのに!
やっとのことで唇を開放してくれた阿部くんに、さあ文句を言おうと息を吸い込むと。
「篠岡。頼む。」
ずるい。このタイミングで、そんな優しい目で言われたら。
抵抗なんて、できないよ。
阿部くんが手馴れた様子で私の服を脱がしていく。
私も手を伸ばして阿部くんを脱がしていって。
すっかり、定着しちゃった手順。
阿部くんはいつも私の靴下を最後に脱がす。なんでだろう?本当に不思議。
優しく胸を包まれて、阿部くんのぬくもりが、身体に広がる。
阿部くんの唇が触れた所が、熱をもったように痺れて。
はしたなく溢れていく。これじゃ、私、ただの淫乱じゃない。
「う、は、恥ずかしいよ。」
思わずそう声を出すと。
「何がだ?今更。」
どこまでも冷静な阿部くんが心底不思議そうに私を見てくる。
もう、ホント、女心わからないんだから。
大きく脚を開かされて、阿部くんの舌が触れてくる。
「はっ・・んっ・・んん。」
やすやすと指を受け入れて、阿部くんの舌が、そ、その私のく、クリ・・を
転がすように震わせて、体中に快感が走る。
頭の中で何かが弾けるような感覚に襲われて、一瞬意識が遠くなる。
何かを破る音で現実に引き戻される。
この時の阿部くんってホントに素早いと思う。比べる対象なんて、ないけど。
ゆっくりと阿部くんが覆いかぶさって来て、同時に深く侵入されていく。
無我夢中で阿部くんの首にしがみつくと、ふっと笑った気配がして、私を激しく揺らし始めた。
「ひゃっ! あああん!」
どうしよう、すごく気持ちいい。
阿部くんとこうする度に、気持ちよさが増えていく気がする。
こ、怖い。自分の体が、自分じゃないみたいで。
阿部くんの与える快感に、理性が飛んじゃいそう。
「千代・・・千代・・。」
ずるいよ。こんな時だけ名前呼ぶなんて。
私は意地でも呼んでやらないんだから。
阿部くんの動きがひときわ激しくなって、私はまた頭が真っ白になった。
そうして阿部くんも動きを止めて、私にもたれかかってくる。
「ちゃんと、イったか?」
そんな恥ずかしいことを、真面目な顔で聞いてくる。
「う・・うん。」
「あのなあ、ちゃんとイく時はちゃんと言えっていつも言ってるだろ?」
こんな場面でも、なんでそんなにえらそうなんだろう?
そんなこと、口が裂けたって、言えない。
---終わり---
646 :
小ネタ :2007/09/11(火) 00:35:04 ID:fxVxk8w5
パ○ラッシュ・・・。僕はもう疲れたよ・・・。
千代視点で阿部に惚れてる描写ってじんましんがでそうなくらい痒いんだ・・・。
やっぱり阿部は変態じゃないと、おかしいのかな・・・?
パト○ッシュ・・・。なんだかもう、眠たいよ・・・。とっても眠たいんだ・・・。
647 :
小ネタ :2007/09/11(火) 00:36:15 ID:fxVxk8w5
もう、本当に(ry 実に反省(ry 許してくださいorz
前半の阿部はどんくさかったけど、後半はかっこ良かったww
>648
GJ!
痒くて仕方ないなら次から使え
つムヒ
ブラックコーヒーを一気飲みたくなるくらい甘ったるいのを更に待ってる
>637
こんなん思いついた
「まず最初はキスから…。基本通りだな。」
「Yシャツのボタンはここまで外す…。ここまでがゾーンか…。」
「…!手錠は押し倒した直後だと!?…盲点だった。…テーピングで代用できるかな?」
「バイブを使ってカウントを稼ぐ…か。」
「そして追い込んだところでストライクを入れる…。…この流れか。」
と、リード方法を親の寝室のバックネット裏から研究するあべ
いやじっさいリードするのかはおれはしらんが
650 :
649:2007/09/11(火) 00:54:53 ID:qeDQgudq
>648 ×
>647 ○
おれもつかれたよぱとらっしゅ
下げ忘れるとは不覚
まさに「上げんなつったろうが!クソッタコ!!」
ゴメン
>>649 よく考えたらタカヤはともかくシュンちゃんならトラウマだコリャ
653 :
イズチヨ3:2007/09/11(火) 01:48:28 ID:PZ6WIY7e
やっつけ感が否めないけど、
>>581-590の続きです。
ちょい黒泉なので、嫌いな人はスルーして下さい。
654 :
イズチヨ3:2007/09/11(火) 01:49:59 ID:PZ6WIY7e
なんだか朝から体がだるかった。
最近いろんなことがあったから、そのせいでちょっと疲れただけだと思う。
だから、阿部くんに「顔色悪いぞ。」って言われた時も、大丈夫って答えた。
別にどこも悪くない。なのに、そこからいきなり貧血おこしちゃうなんて。
ああ、私、意外とまいってるんだ、なんて冷静に思った。
で、その後は記憶がない。
気づいたらベッドの上で、目の前には阿部くんがいた。
「あ、阿部くん!?」
慌てて飛び起きて周りを見ると、今いる場所が保健室だと気づいた。
「おい、急に起きるなよ。大丈夫か?」
「私…。」
時計を見ると、12時を過ぎていた。2時間以上も寝ていたことになる。
「話してたら、いきなりぶっ倒れたんだよ。調子わりーなら、そう言えよ。」
「ごめんなさい…。」
「いや、怒ってるわけじゃねーからな?」
しゅん、と下を向いてしまった千代を見て、阿部は溜息をつく。
またやっちゃったか?別に怒ってるわけじゃないのに。
三橋といい篠岡といい、自分の何気ない一言でこんなにヘコむなんて
やっぱり自分の言い方がまずいのか?
阿部はしばらく考えた後、俯いた千代の顔を覗き込む。
「いつもの元気な篠岡でいろよ。心配させんな。」
阿部の手が、千代の頬を覆うように触れる。
「顔、熱いな。熱あんじゃね?」
「あ、あの…。」
誰もいない静かな保健室。至近距離の阿部。
千代は自分の心臓の音が、阿部に聞こえてしまうんじゃないかと心配になる。
なんだか夢を見てるみたい。そんなふうに思っていた矢先。
千代は急激に、現実に引き戻される。
655 :
イズチヨ3:2007/09/11(火) 01:51:13 ID:PZ6WIY7e
突然、保健室のドアが開き、阿部が千代から手を離す。
振り返った阿部の視線の先には、開け放ったドアに寄りかかるようにして、
じっと2人を見つめる泉の姿があった。
「泉。」
千代は、さっきまで熱かった頬から、一瞬で熱が引くのを感じた。
「もしかして、お前も具合悪いのか?」
阿部の声に、泉はゆっくりと2人に近づくと、手に持ったペットボトルを千代の前に突き出した。
「水谷に聞いたんだよ。篠岡が具合悪くて保健室で寝てるって。だから、お見舞い。」
「あ、ありがと…。」
受け取ったペットボトルの冷たさが、さらに千代の熱を奪うように感じる。
泉がちらりと阿部を一瞥して、ふっと笑った。
「聞いたぜ。なんか、阿部カッコよかったらしいじゃん?
ぶっ倒れた篠岡をさ、お姫様抱っこで運んじゃったんだろ?
やーるぅ、こンの王子様が。」
ひやかすような泉の声に、阿部が少し赤くなった顔で睨む。
「からかうなよ。非常事態だろが。」
ふいに知らされた事実に、千代が顔を上げて阿部を見た。
「…お前らってさぁ、つきあってんの?」
泉が笑いながら、問い掛ける。
「は?」
「違うよ!」
怪訝そうな表情をした阿部の声を、遮るように千代が叫んだ。
突然の大声に驚いた阿部が、千代に視線を移す。
違う。違うから。泉くんの機嫌を損ねるようなことは、してないから!
だからお願い、阿部くんにへんなこと言わないで…!
656 :
イズチヨ3:2007/09/11(火) 01:52:36 ID:PZ6WIY7e
シーツをぎゅっと握り締めて蒼褪める千代と、それを冷たく見下ろす泉。
2人を交互に見ながら阿部が呟いた。
「つきあってねーよ。何言ってんの、お前。」
「ふぅん…?ま、オレには関係ないけどさ。じゃあ篠岡。お大事に、な。」
去り際に、千代の顔を見て泉は笑った。
泉が出て行った後も、2人は無言で締められた扉を見つめていた。
少しして、阿部が千代に向き直る。
「なんだ、あいつ、何言って、」
言いかけた阿部の言葉を、携帯の着信音が遮る。
千代の体が一瞬で凍りついた。
不自然な千代の態度に違和感を感じつつ、阿部が再び口を開く。
「篠岡、携帯。」
「うん、平気…。メールだから。あ、あとで、見る…。」
ポケットの中で振動する携帯が、自分を揺らしているような気がする。
千代はポケットに手を入れ、手探りで電源を切った。
きっと泉だ…。
「阿部くん、ありがとう。もう大丈夫だから、教室戻って?
私ももう行く。あの、部活もちゃんと出るから。」
どう見てもおかしい千代の様子を訝しがりながらも、阿部は腰掛けたベッドから
立ち上がった。
「部活なんて今日はいいから休め。監督にはオレが言っとくから。
つーかもう帰れよ。1人で帰れるか?」
「うん…。そうだね、帰ろう、かな。帰る…。」
657 :
イズチヨ3:2007/09/11(火) 01:54:49 ID:PZ6WIY7e
よろよろと立ち上がった千代の腕を、阿部が掴む。
「お前、ほんとに大丈夫か?」
「大丈夫、だよ。」
「ちっと待ってろ、荷物取ってくっから。家まで送る。」
「え、いいよ、ほんとに大丈夫だから。授業もまだあるんだから、ダメだよ。」
慌てて阿部を制止する。
「私、寝起きっていつもこんななの。だから心配しないで、ね?」
「そっか…?」
それでもまだ心配そうに自分を見る阿部に、千代は笑顔を向けた。
「阿部くんは、優しいね。」
「…何言ってんだよ。」
ほんとだよ。だから好きになったんだもん。
多分もう、伝えることはできないけれど。
保健室を出た阿部の背中が見えなくなると、千代はポケットから携帯を取り出す。
電源を入れると、履歴に泉の名前が残っていた。かけ直すと、数コールで繋がる。
「なんの用?」
『別に?まだ保健室にいるのかなって。阿部は?』
「教室戻ったよ。私、もう帰るから。じゃあね。」
一方的に切った携帯をポケットに押し込んで、千代は荷物を取りに教室へ戻った。
658 :
イズチヨ3:2007/09/11(火) 01:56:15 ID:PZ6WIY7e
まだ少しふらふらする。
授業が始まって静まり返った廊下に、千代の足音が響いた。
階段を下りる途中で、千代は息が止まる。
見下ろした先に、壁に寄りかかった泉の姿があったからだ。
「よ。」
「泉くん…。何してんの、授業は…。」
「サボった。帰るんだろ、送ってく。」
「いいよ、1人で帰れる。」
お願いだから、ほっといて欲しい…。
「阿部と何を話してたの?」
泉が壁から体を起こして、千代に近付く。
「別に、普通の話だよ。具合悪いなら早退しろって、それだけ。」
「ふぅん?それにしちゃオレが入ってった時のあの慌てっぷり、
おかしかったけどね。」
泉が千代をじっと見ている。千代は視線に気づいて、目を逸らした。
「阿部くんは…。」
「は?」
「阿部くんは、私に興味ないかも知れないけど、私のこと心配してくれる。
優しいよ、阿部くんは。泉くんより、ずっと、優しい…。」
659 :
イズチヨ3:2007/09/11(火) 01:56:55 ID:PZ6WIY7e
並んで歩いていた泉が立ち止まり、千代も思わず足を止める。
ほんの少しの沈黙の後、泉が大きく息をついた。
「そうだな、阿部は優しいよ。オレなんかよりずーっとな。
でも、だから何?可哀想なお前を、阿部が助けてくれるっての?」
手首をぎゅっと掴まれ、その力に驚いて千代は泉を見た。
「そ、んなこと、言ってない…。」
「どんだけ阿部が優しかろーが、そんなこともう関係ないだろ?
お前は誰のもんなんだ?オレだろ。逃がす気はねーよ。」
掴んだ手首を引っ張って、泉が歩き出す。
「なに?離して!どこ行くの!?」
泉は答えず、振り向かず、人気のない廊下を歩くと、千代を男子トイレに引きずり込んだ。
個室の一番奥に千代を押し込むと、泉も続いて入り鍵をかける。
「…嘘でしょ?」
「何が?」
泉がベルトに手を掛けるのを見て、千代はその場から逃げようと、鍵を開けた。
内側に開く形のドアを泉が蹴ると、大きな音がして扉が締まり、びりびりと震える。
「なに逃げようとしてんの?逃がす気はないって言ったろ。」
泉は足を下ろすと、呆然と自分を見つめる千代の前で、再びゆっくりと鍵を締めた。
「やだ…。」
「それ、何度も聞いたよ。」
泉の手が千代の頬に触れ、親指が唇をなぞる。
「お願い、だから。」
「何度も言うけど、ダメ。」
660 :
イズチヨ3:2007/09/11(火) 02:00:12 ID:PZ6WIY7e
服の上から押し潰すように胸を揉まれ、千代は暴れ出した。
「いや!やめて!」
泉は舌打すると、千代の両手を掴んで、壁に押し付ける。
「お前、バカだな。こんなとこで大声出して。誰かに見つかったらどうすんの?
お前の大好きな阿部も、この校舎の中にいるんだぜ。あっという間に噂になるよ。
授業サボってセックスしてる、バカップルだってね。」
千代の顔が歪んで、ぽろぽろと涙が溢れ出す。
「だからさー、泣いても無駄だって、いい加減わかれよ。」
逃げ場を失った千代の唇を奪う。舌を入れると、上擦った泣き声が漏れた。
右足で千代の足を開くと、泉はぴったりと身体を寄せ、腿で押すようにして千代の
下半身を刺激した。
千代の腰には、硬くなった泉の股間が押し付けられる。
押さえ付けていた泉の手がスカートの中に入り込むと、千代は自由になった手で、
ほんの少しだけ抵抗してみせた。
弱々しい抵抗はあっさりと破られ、下着の中に指が入ってくる。
「あーあ。なんでもう濡れてんだよ。いやだっつって泣いても、説得力ねぇな。」
泉の嘲笑に、千代は声を上げて泣き始めた。
「ほら、静かにしろよ。こんなとこ見つかって、困るのはお前だろ?」
そう言われても、千代はもう泣き声を抑えることができなかった。
「もう、やめてよぉ…。」
辛くて、苦しくて、本当に嫌なはずなのに。
はしたなくも反応してしまう、この体はなんなの?
こんなところで、脅されて、無理矢理されているのに。
体中を突き抜ける、この甘い疼きはいったいなんなの?
「う…、んぁ、やだぁ…。」
「嘘吐き。やじゃないだろ?気持ちよくしてやっから、こっちにケツ向けな。」
661 :
イズチヨ3:2007/09/11(火) 02:02:35 ID:PZ6WIY7e
泣き過ぎて、重くなった頭で考える。でも、何も思いつかない。
千代は言われるままに後ろを向くと、壁に手を付いた。
「お利口さん。」
びしょ濡れの千代の頬に優しいキスをひとつ。
下着をずらすと、一気に泉が侵入してきた。
「ふ、う、あぁっ!やだ、泉くん、やあぁ…っ。」
「声、でかいって…。」
後ろから、泉の手ですっぽりと口を覆われる。
息苦しさと、抑えきれない喘ぎ声。止まらない涙で顔が熱い、頭が痛い。
「う…、んん…。」
泉が千代の耳に、唇を押し付け囁く。
「すんげぇぐっちょぐちょ…。お前、嫌なんじゃないのかよ。
ただの変態じゃん。こんなとこでやられてさ、泣いて悦んでんなよ!」
耳にかかる泉の熱い息に煽られて、体が中心に向かって痺れていく。
「んん…!」
奥まで深く貫かれ、千代の体がびくんと痙攣する。
泉の手が離れると、半開きの口からは、呼吸と共に透明な雫が流れる。
膝ががくがくと震えて、支えがなければ、このままへたり込んでしまいそうだ。
後ろから突き上げられるたび、壁が音を立てて揺れる。
「は、ぁ、泉、くん…。」
「し、のおか、こうゆう時は、なんて言うんだ…?」
唾液で濡れた泉の指が、千代の小さな突起を弾く。
「い、やぁ…、も、もう、イッ…、」
千代の声に少し遅れて吐き出した泉の精液は、千代の震える尻を伝って、
ゆっくりと床のタイルに零れ落ちた。
662 :
イズチヨ3:2007/09/11(火) 02:03:46 ID:PZ6WIY7e
泉が千代の汚れた身体を拭いて、下着を直してやる。
まだぐずぐずと泣いている千代の肩を掴んで、自分の方に向けると、
よろけた千代が胸にもたれてきた。
「きったねー顔…。」
涙も、鼻水も、涎も。顔中の穴という穴から、水分が流れ出ていた。
バッグから取り出したタオルで顔を拭うが、その先から涙が溢れてくる。
真っ赤な顔で、子供のようにしゃくりあげて泣く千代を胸に抱くと、
泉はあやすように背中をぽんぽんと撫でる。
「わ、たし、は、阿部くんが、」
途切れ途切れの言葉は、泉に強く抱きしめられて、掻き消えた。
「…知ってるって、言ったろ。」
卑怯な手を使って、いくら身体を支配したって、心はどんどん遠くなることも。
じわじわと泉のシャツの胸を濡らしていく、千代の涙と額の汗。
泉は、湿った千代の前髪の上から、唇を押し当てた。
「でもオレは、お前が好きなんだよ。」
663 :
イズチヨ3:2007/09/11(火) 02:04:56 ID:PZ6WIY7e
駅の改札で、今まで顔を伏せていた千代が、顔を上げて泉を見た。
「もうここまででいい。ほんとに、1人で帰れるから。」
1人で帰れるから、じゃなくて、1人にして欲しい、だろうことは泉にもわかる。
「わかった。気をつけて帰れよ。」
「うん、ありがと…。」
そう言ったきり、一度も振り向くことなく人波に消えていった千代の、
華奢な背中に向かって、泉は呟いた。
「オレだって、泣きたくなるよ。」
方法を間違えたことはわかってる。
でも、もうここまで来ちまったんだ。
オレ達2人とも、運が悪かったってことでさ。
諦めろよ。な?篠岡。
664 :
イズチヨ3:2007/09/11(火) 02:06:53 ID:PZ6WIY7e
終わり…。
なんか目指してたとこと違ってしまった。嫉妬に狂った泉はどこだ!
せっかくネタ提供してくださった
>>613さん、申し訳ないorz
ちょっと阿部を強引にねじ込みすぎたし。自分もリベンジさせて下さい…。
自分で書いたんだけど、小ネタのアベチヨの阿部と同じく、
この泉もイク時言えって言っててなんかワロタw
偶然なんだけど、カブってすませんww
GJです
うわあああ、どうなるんだこれー…すげぇ気になる
いや、続き楽しみです
うわ萌えるわー
阿部が実は篠岡好きでもほんとにただのマネジだと思ってても萌える
泉が黒くなりきってないとこも切ないね
泉黒いよwwwwwww
GJ!
GJ!めちゃくちゃ萌えた!もし阿部にバレたらどうなるんだろ救ってくれるかさらにどん底になるかw
GJ トイレで立ちバックいいねぇ
670 :
小ネタ:2007/09/11(火) 08:09:45 ID:fxVxk8w5
カッコイイといってもらえたのでリベンジ完了!?ヽ(゚∀゚)ノ アッヒャッヒャ!
ムヒ頂きました。ありがとうw 甘ったるいの・・・アベチヨで?_| ̄|○ムリポ
>>664黒泉かっけえ!!泉に服従しつつある千代ちゃんが(*´д`*)ハァハァ
阿部めちゃくちゃカッコイイし、阿部が千代ちゃんをどう思ってるのか
わかんないところがまたww 続きが楽しみすぐる。GJ!
671 :
613:2007/09/11(火) 14:44:15 ID:U2g9+87w
最高!!もう3回くらい読み直しました!それくらい萌えました!!
自分の理想の嫉妬に狂った泉だったw続きがものすごく楽しみです。
もしかしたらまた阿倍が関わってくるんじゃないかと思うとドキドキですw
うはwwwアベチヨもイズチヨも職人ネ申!!!
やっと阿部がカッコ良く思えたよwww
イズチヨ続き気になるー(´Д`)阿部どんな感じで絡んでくるんだろ…wktk
673 :
イズチヨ:2007/09/11(火) 22:01:52 ID:PZ6WIY7e
ちょっとは楽しんで頂けたようで一安心です。
特に
>>613さん、ほんとにありがとうございました。
さて、リベンジを誓ったものの、この先はノープランであります。
あははー。どうしよう。とにかく頑張ります。
ところで小ネタ神様。
Mな田島を!Mな田島をお願いします!(必死)
なんかわかんないけど、アレたまんなく萌えたんだ(*´Д`)ハアハア
荒れるのを覚悟で言うよ
馴 れ 合 い も 大 概 に し よ う ぜ
職人さん方、雑談しないほうがいいとは言わないけれど
コテハン付きで喋るのはいかがなものだろうか
こういうグダグダな空気に閉口する住人がいるということも考えてほしい
スレ住人たちで仲良くやっていくってのはありだと思う
だが、
「馴れ合いもほどほどに」って前提を思い出してくれ
申し訳ない…。
以後気をつける。
ちょっとスレ違いだけどニコ動の篠岡MADに激萌えした。
それに影響された小ネタ投下。
西浦高校に硬式野球部が新しく創設されて二日目。
まだ体験入部中とはいえ、辛い、きつい、臭いと3拍子揃った野球部なんぞに
入部しようという物好きはちゃんと初日から参加するもので。
部活の時間になっても新しい新入生は現れず、
これ以上の部員の増加はほぼ全員があきらめていた。
せめてマネジだけはという希望も、時計の針が一分進むたびにあきらめ感が漂う。
3年間、マネジがいない野球部で青春終わるのか・・・・。
そんな絶望がグランドを支配しはじめた頃
「あ、あのっ!マネジ!やりたいんですけど!」
女神が現れた。
グラウンドの隅で気をつけの姿勢でちょこなんと佇む女子の姿を部員は一斉に振り返る。
(あれ〜篠岡じゃん。篠岡も西浦にしたんだ〜。)
栄口はその子が見知った子だったことを意外に思い。
(結構、かわいくね?)
泉は口の端をニっと上げ、不敵そうな顔で手を腰に当て。
(か、かわいい〜!!)
沖は頬を赤らめ、ちらちらと視線をその子に向ける。
(マジで可愛いな。)
巣山は口元をグラブで隠して、表情の出にくい目だけで凝視し。
(あ、クラスで一番可愛い子だ〜。やった〜!)
水谷は思わず頬を緩めて、マネジ希望の子に手を振って。
(お、おんなの、こ、だ。)
口をひし形に開けて、三橋はキョロキョロ視線をふらつかせる。
(・・・・かわいいな。)
花井は短い感想を脳裏に浮かべ、少しだけ頬を赤らめて帽子の鍔を直して。
(なんか・・・見覚えがある気がするな。誰だっけ?)
記憶を辿るように手を顎に当てて、阿部は薄目でその子を睨みつける。
(かわいいな〜。ああいう子はどんな風に啼くんだろうな?)
にこにこと人当たりのいい笑顔で西広は軽い会釈を返し。
(すっげぇかわいい! チンコたっちゃう!)
田島はにししと笑って両手をぶんぶん振り回し、自分の存在をアピールした。
「さあっ!念願のマネジも入ったことだし、合宿に向けてテンション上げていくよ!!」
カントクの声がグランドに響き渡り、
『合宿バスの、隣の席をゲットしてやるぜ!』
そんな目標に向かって、テンションはうなぎのぼりになっていった。
さっそくその日の部活後、闇ミーティングが開かれる。
「公平に、くじ引きでもするか?」
「それよりもまず情報収集だろ。」
花井の提案に阿部が冷たくツッこみ。
「あ、阿部!篠岡同じ中学じゃん!!」
栄口がさらなるツッコミをいれた。
「同じクラスの篠岡じゃん。阿部、チェック入れてないの?」
水谷が追加の追い討ちをかけて。
「よく名前まで覚えてんなあ、水谷?だったよな。」
花井が確認するように名を呼んだ。
「オレ、もうクラスの女子の名前、覚えたもんね。」
水谷がワケのわからない自慢をした。
「え〜と、篠岡千代。7組。身長154センチ。中学時代はソフト部。」
西広が篠岡の記入したプロフィールを読み上げると。
「彼氏いるのかな・・・。」
巣山がポツっと核心を呟いて。
「いたら野球部はいんねえだろ。」
泉が希望的観測を口にした。
「中学時代はいなかったけどな〜。」
栄口が希望の火を灯して。
「オレ達もよく野球部はいったよな。」
沖のしみじみとした感想に、
「野球おもしれーじゃん!マネジかわいくて超ラッキー!」
田島がリアクションつきで全員の心情を代弁した。
「まあ、じゃ、まだ俺らの間も性格つかめてねーし。アミダくじでもすっか。」
花井がすでにキャプテンになるべき片鱗を見せ、紙に線を引いていく。
紙に書かれた10本の線に、思い思いの横線をそれぞれ足していく。
全員無言のまま、順番に紙は回され狙い済ましたところに自分の名を書き記す。
自分こそが隣の席に座る権利を手に入れるのだという執念を込めて。
三橋ははわはわしたまま結局一度も発言できなかったが、目つきは真剣そのもので
震える手で最後の空欄に自分の名を書いた。
みんなが望むその席を手に入れることが出来るのは、たったの一人。
運命の女神が微笑むのも、たったの一人。
唾を飲む音が静かな部室に響きわたり、ゆっくりと折り目が開封され
運命の勝者が決定した。
「あ、料金後払いのバスだね。みんなの分まとめて払うから、私一番前に乗るよ。」
そういってさっさと篠岡はバスの一番前の一人席に突進して、
涙を流す勝者の後ろ姿に、9人の黒い笑顔が突き刺さった。
---終わり---
まあ、なんだ。そのいろいろスマソ。
674のせいでホントに空気悪くなったな。馴れ合いっていうほどでもないじゃん。
自分は674GJ派だ
職人さんには敬意を表してるし感謝してるけど、
ここが私物化みたいになるのはちょっといたたまれないよ
この話題はここまでにしようぜ
俺こんな感じでいなくなった職人さんや、
その後寂れていったスレ何度か見てるんだ
…大丈夫かな
うーん・・・。馴れ合いかそうでないかの線引きがいまいち分からないが、
>>674が言っていること自体は
正しいと思う。
おそらく言いたかったことは、コテ付きで雑談するのはやめたほうがいいんじゃね?ってことだろうし。
実際そういうことをやると叩かれるたり、トラブルを招くのは確かなわけだからね。
(読み手スレでも話題に上ることがある)
まとめると、職人さんは雑談するときは名無しでやればいいんでないかな。
というよりも、これは常識だから守ってほしいなと思う。
まあ最近明らかにテンションおかしい人が増えたからな
書き込みにくいと思ってた人も少なからずいたって事だ
このスレは優しい奴が多いな 他だともっと叩かれててもおかしくない
687 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 10:26:17 ID:wf7bmb1i
だれかタジチヨ書いてくれねえ〜?
>>684 同意。キツく注意されると書き込みにくくなるからな。
ちょっと心配だ。
いや、エロパロだから殺伐としてもいーんじゃない?
エロが書きたい人は一途にエロだろうし。カンガレ
どっちかというと感想レスの
顔文字やwww連呼のテンション高すぎほうが気持ち悪い感じ。
投下の際に、前後の作品の感想を添えるのは良いことだと思いますが
なれあってるとは思わなかったけどな。お礼レスっ
すまん途中で送信した。
お礼レスってこのスレでは普通じゃね?
してない人の方が少ない気がする
感想に厨臭い顔文字や草生やすのを自重してくれってこったろ
>>690 作品書き上げた直後の高揚感でテンション高くなっちゃうんだろ
スルーしてあげるくらいでいいと思うけどな
正直言えば、アベチヨかイズチヨを書き続けてくれる人がいて見れれば私は何でも従うよ。
イズチヨのSSをココ以外で見たことないので(というか泉のカプ自体r)、このスレは凄く有り難い…。
とりあえず職人あってこそのスレだって事を忘れちゃいけない
場所によって違うからな。
ただ控え室スレとか見てると、あまりに長い雑談は敬遠される傾向があるのは確か。
ようはほどほどっていうことかね。
長い雑談してないじゃん。十分ほどほどだと思う。
むしろ今の俺らが雑談しすぎだ
つか多少の馴れ合いがあっても、
それで気持ちよく神が作品を書いてくれて、それが読めるなら、
その方が自分は嬉しい。
という雑談だけだとなんなので。
>>676-680 西広先生黒い設定のSSが読みたくなったよw gj!
アベチヨも、イズチヨも、超萌えた!
黒泉が千代とこれからどうなるのか、楽しみだー!
まぁ……とりあえず書きにくい雰囲気にはなったな。
けどあの程度の雑談スルーできないのは心が狭くね?
結局こうやってエロパロスレの議論で長くなんだからさ。
まぁ……とりあえず書きにくい雰囲気にはなったな。
けどあの程度の雑談スルーできないのは心が狭くね?
結局こうやってエロパロスレの議論で長くなんだからさ。
まったりいこうよ。
西広先生は黒いな。
ピュアな先生は駄目かな?
「西広、もうちょい下だ!下げて下げて!!」
「後ろカバーいるぞ!」
「いいよ。その位置!」
「片手添えて、ガンバレ!」
「入る。入る!」
「入ったよおお!!」
「西広!すぐ腰動かせ!後つかえてっから!」
「あ、はい!」
「うんうん。始めて入れた時って嬉しいよね。」
「西広くん、初挿入だ!」
みたいな。
>>704 ちょwwなんか恥ずかしくなってきた
先生ネタ増えたらいいのにな
これは他力本願イクナイとのエロパロ神のお告げか
花井「サンキュー西広!」
ますますわかんねw
710 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 19:16:18 ID:jgM8ISbV
西広「バッチコーイ!」
一方ベンチでは三橋と篠岡がとかちこやっていた
えええなんかかわいい
西広先生はどこに初挿入してたんだ?
モモカンじゃね?
衆人環視の元で初体験か…
流れに乗って、西広先生を投下。
西広先生へたれ気味でキャラ壊しているので、嫌な方はスルーして下さい。
「ありがとうございました!」
汗と泥塗れのユニフォームで、野球部員が一列に並ぶ。
一人を除いて。
最初から解っていた。
自分だけが初心者だから、試合に出られないのはしかたがない。
じわり、
自分だけが白いユニフォームのまま。
球場から学校に戻り、ミーティングに通常練習。
クタクタのヘロヘロで、でも気分はサイコーで、勝利を噛み締めながら家路につく。
そんなチームメイトを見ながら一人ユニフォーム姿でグランドに残った。
雨上がりの空気の中佇む。
じわり、
初めての公式戦で俺は役に立ってない。
三橋みたいにアウトは取れない。
コーチボックスに立っていたって田島みたいにモーションを盗めるわけでない。
やった事といえばせいぜいモモカンの伝言を伝えたくらいだ。
勝ったのは嬉しい。
でも、魂を球場に置いてきたみたいに心は空っぽだった。
「西広君?」
帰ったはずの篠岡が其処に居た。
「篠岡、帰ったんじゃなかったの?」
「うん。帰ろうとしたんだけど、職員室で先生達に捕まっちゃった。
そしたら、部室まだ開いていたから誰かいるのかなって。」
「そっか。」
「凄かったよ、先生達興奮しちゃって、『見に行けばよかった!』なんて。」
じわり、じわり。
まただ。
「ああ、凄かったよね、みんなは。」
「!!」
篠岡が固まった。
やばい、これじゃあ妬んでいるみたいじゃないか!
「もう、遅いから篠岡早く帰りなよ!」
逃げ出すようにグラウンドから走り出す。
陸上で鍛えた脚がこんな所で役に立つのは微妙だ。
電気も点けずに部室に逃げ込み、頭を抱え座り込む。
カッコ悪い。
情けない。
だせぇ。
じわり、どころか、もう心の中は雨が降り出していた。
カチャリ、ドアの開く音がした。
見ないでくれ、情けない俺を!
「西広君も頑張ってたよ。」
「役に立って無かったよ。」
前に座り、両手で俺の手を包む。
「西広君、気付いている?手、硬くなってるんだよ。
バットで、ミットで。頑張ってる手だよ。」
篠岡!ヤバイ、近いよ。ちか、い!
ぎゅう、と抱きしめられた。シャンプーの匂い、汗の匂い。
「し、篠岡!汗臭いからっ、離れっ」
「頑張ってる人の匂いだよ。私、好きだよ。」
チロリと、首筋を生暖かいものが撫でる。
両手で、顔を包みそっと目を閉じ顔が近づいて、
暖かい、湿ったやわらかいものが唇に触れた。
篠岡とキスした、と理解する前に押し倒していた。
ヤバイ、駄目だ。我慢しろ、俺。
「しのーか、ゴメン。今なら、まだ、」
「好きだよ。頑張っている西広君。」
再び、唇が重なった時にはもう、止められなかった。
柔らかな白い肌。腕の日焼け。
雨上がりの匂い。混じる汗の匂い。
−心地よい疲労感。
キレイな篠岡の腹の上には、汚い俺の白濁した欲望がテラテラと光っていた。
身支度をし、篠岡を駅まで送る事にした。
チャリを牽いて無言のまま、二人で駅に向かう。
「西広君、勘違いしないでね?」
ああ、そうか。マネジだからか。
チームの為に、か。
「勘違いしないでね?マネジだからじゃなくて、西広君だからだよ。」
「え?」
「お休みっ!」
篠岡は、そのまま走り出して改札を抜けていく。
一人改札前に取り残される俺。
ヤバイ、顔が熱い。
ふらつきながら、チャリを漕ぐ。
篠岡、言い逃げは無いよな。
俺、返事してないし。
やめる気なんて無かったし、三年間続けてくつもりだった。
でも、不純な動機が出来てしまった。
篠岡にカッコ良いとこ見せたい。
試合に出られなくてもいい。
真っ黒になるまで、めいっぱい頑張ろう。
いや、出たいけど。
明日の球技大会で篠岡の応援に行こう。
そして、気持ちを伝えよう。
でもユニフォーム汚しちゃったら母さん怒るかな?
なんて、考え。
もしかして、これってマザコン!?
と、悩み出すのはこの5分後。
でも、もう雨は降っていない。心は晴れきっていた。
GJ!!
>>いや、出たいけど。
のトコが凄く本音がだだ漏れというか男の子だなぁ、というか。
めっさ可愛いですなw
>>自分だけが白いユニフォームのまま。
じわりときた。切ないよせんせー いつかレフトの座を・・・。
キュンときたぁー
今日はアニメの日だね
先生アフタでは試合に出てるぞ!
GJ!
泣いた
先生…!
GJGJGJ!!!
録画失敗で落ち込んでる俺に感動をありがとう
先生GJ!
>>723 え、水谷は先生にレフトの座取られちゃったの!?
>>727 ネタバレ書いたら怒られちゃうだろうから、一言だけ
アフタヌーンを読むんだ
ところで保管庫はまだですか…orz
>>727 阿部死亡で田島キャッチ、クソレサード、先生レフトへ
単行本派に一つまみの気遣いお願いします。
あと、アニメ放送が遅い関東以外の地域にも気遣いを。
エロパロ読むとき、原作じゃなくてアニメ絵で再現してるのに気付いた
あー、自分はどっちも想像してないや
完全に別物っちゅうか
俺もアニメ絵だな〜。どっちの千代ちゃんもモモカンも可愛いけどさ。
お前ら……一番かわいいのは西広の妹か水谷のねーちゃんだろう
しのーか妹も忘れるな
西広先生は多分妹と毎週欠かさずプリキュア見てる
無意識に鼻歌でプリキュア・・・
しのーか妹と阿部、栄口の弟は面識ある?
そして西広先生思わずカラオケでプリキュア大熱唱。
自分も単行本派だけども
読もうと思えば読める本誌を
自分の都合で読まないんだから、気遣いどうとかいう資格ないと思うのだが。
バレされたくなきゃスレから遠ざかれ。
バレスレでもないだろうに何を言ってんだ?
単行本待ちの人を気遣うのは当たり前だろ、なんだよその本誌も単行本も読んで当たり前の態度
ここはアニメスレじゃないんだから、すでに発売されている漫画の
話がされるのは当たり前のことだと思うよ。
っていうか単行本までじゃオチセンパイとかチアとかオチセンパイとか出てこないし
アニメ化してから面倒な人が増えたな
エロパロ板でネタバレに気使えなんて言ってる奴初めて見たわ。
嫌なら2ch自体来なきゃいいんだしありえん。
本スレやアニメスレと勘違いしてないか?
スマン。変な流れにしちゃったな。
あまりにもそのものズバリのネタバレってちょっと避けて欲しかっただけなんだ。
つかアニメルリ登場前からルリ物とか見たような。
ネタバレ禁とか今更感がある。
西広先生の話GJ。
749 :
716:2007/09/15(土) 00:39:41 ID:wLH7UfI/
レスありがとうございます。
アニメ派の方ネタバレ申し訳ありませんでした。
注意を一言添えるべきでした。
お詫びにはならないと思いますが、ネタバレ関係ないものを投下します。
「しのーかもゲームやんねぇ?大貧民!」
始まりは田島君のこの声だった。
合宿初日の夜。
体力の有り余っているみんなは、カード2組使って大貧民をやっていた。
みんなと言っても、花井君・阿部君・栄口君の主将組は居なかったけど。
マネジの仕事も一段落していたので、参加してみようかな?
なんて思ってのが、運のつきだった。
「罰ゲームあっからね、大富豪が大貧民に1個めーれー出来んの!」
「篠岡もォ!?」
「最下位にならなきゃいいんだって!」
「え、あ、や、やば、いよ!」
「これは、本気出さないとね。」
「あー、篠岡今すぐ部屋に戻った方がいい。」
巣山君の言葉に早まったかな?と思ったときには、
田島君の隣に座らされて、カードが配られた後だった。
「上っがり〜!俺、1番!」
田島君が、大富豪。
「ニシシ!んじゃ、大貧民は昨日のオカズを白状!」
え!?夕御飯の話じゃないよね??
向かいの巣山君がすまなそうにしている。
お願い!止めるなら、もっとしっかり止めて!
大貧民になった水谷君が1人では死ぬまいと、
「た、田島から回ってきた西広のDVD!
『家庭訪問〜センセイのひ・み・つ〜』で!」
田島君・西広君を道連れにしようと足掻く。
「あ、次は沖に回してね。」
「あれ、3が一番いいなっ!」
「俺を、そんな目で見ないでぇっ!」
が、受け流されダメージは富豪になった沖君へ。
・ ・・コレは、絶対負けられない。
一日でオナニーした最大回数!
(ろ、6回!)(え、少なくね?)
明日、朝一でモモカンにスライディング土下座しろ!
(やましい事があるみたいじゃないか!)
部活初日の、花井の真似!
(『か、監督、女って、あ、ありえねーだ、ろ』て、ハズっ!)
甘夏を丸絞りして飲め!
(三橋スゲー!マジ絞った!!)
今まで、どんな練習にも負けなかったみんなが、今にも死にそうだ。
けど、何とか今まで、大貧民にはならずに済んだ。
「もう遅いし、次で最後にしようか?」
西広君の言葉で、最後の戦いが始まった。
西広君が大富豪。巣山君・沖君・三橋君が上がって、残り4人。
今の私の手持ちは、2が1枚・1が2枚。
勝てる!大丈夫!!
おかあさん。私、貞操守ったよ!
「ムフッ!かっくめ〜い!」
田島君の一撃で、ワタシハジゴクニオチマシタ。
「篠岡が大貧民か!」
「んじゃ、しのーかが罰ゲームな!」
「そーだな、篠岡には、」
私、どうなっちゃうんだろう?
ドコが、1番感じるとか?
好きな人のカミングアウトとか?
監督のブラのサイズ調べてこいとか?
「じゃあ、篠岡の罰ゲームは、」
西広君による死刑宣告が下った。
合宿2日目、快晴。
「あ、阿部君ちょっと、い、いい?」
「ん?」
朝食後、練習前の阿部君を呼び止める。
姿は見えないけど、きっとみんな私のこと見てるんだ。
「どーかした?」
言わなきゃ。
阿部君に伝えないと!
精一杯の笑顔を浮かべ、勇気を出すのよ、千代!
「たっちゃん、千代を甲子園へ連れて行って!」
しばらくの、部内で阿部君を『たっちゃん』と呼ぶのが流行り、
その度に阿部君は怒っていました。
おかげで阿部君に1週間避けられ続けました。
もう、2度とゲームなんてしないんだから!
ドリップしたてのコーヒー噴いたwww
…さらに変態阿部がしのーかに「レオタード着ろ」と迫る姿をなぜか想像しちまったwww
ワロタ!西広先生策士すぎる!
阿部のリアクションはどんなだったんだ! GJ!
GJ!
確かにたっちゃんだなww
757 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 10:57:44 ID:mNHDoZb9
ここならいいかな?
仕事中に考えた妄想なんだが、もうこの手のは散々既出かな。
モモカンが西浦ナインプラスワン相手に11P敢行。
まず口で2本フェラ。
両手は1本ずつ手コキ。
おっぱいは片方に1本ずつ、下に挟んで下パイズリ。
そして、前後2つの穴にはそれぞれ2本ずつ挿入で、チンチン10本同時攻撃完成。
モモカンならやれば出来る!
イズチヨの続きの妄想が止まらない・・・
写真の枚数が減っていくにつれて、段々手を出せなくなる泉とか
最後の一枚は、二人とも泣きながら抱き合ってしまうとか
俺はもうだめかもしらん
最後の一枚の話読んでみたい。作者書いてくれないかなぁ・・・。
同意。続きが激しく気になる!
>>最後の一枚は、二人とも泣きながら抱き合ってしまうとか
これ想像して激しくときめいたw
たっちゃんワロスwww
こういう罰ゲーム、高校生やるよなー
763 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 20:19:58 ID:rzRpQC0t
たっちゃんはいいww
あと黒泉とかなww
でももっと他校ネタも見てみたい。
ネタバレ避けて欲しいってどの程度で言ってるのかな
なんか投下しにくくなった
>>764 初めに注意書きしときゃいんじゃね?
たくさん読みたいから、ガンガン行っちゃって!
バレもなにも
本編で男キャラと絡まないチヨのネタ満載のスレだし
え、ここってしのーか限定だっけ?
バレなし。
短いのを1本投下します。
769 :
タジ×チヨ:2007/09/16(日) 00:07:16 ID:ChmigElP
篠岡の上に乗り、細い腕を頭の上で縛る。
リボンを解き、ブラウスのボタンを外す。
表れた白い肌に思わず唾を飲み込む。
フロントホックのブラを外し、視姦する。
「しのーか、カワイイ。キレーだよ。」
堪らなくなって、其処に触れる。最初は優しく、次第に力強く。
口にタオルを突っ込んであるから、声が聞こえないのが残念だな、とか思う。
俺って酷い?
「しのーか、好きだよ。我慢できねー。」
怯えた目で見られんのがタマンネー。ゾクゾクする。
「なぁ、しのーか。俺さぁ、酷い事したくないんだ。レイプしたくないんだよ。」
しのーかが、一生懸命に頷く。
タオルを外しながら、出来るだけ優しく話し掛ける。
「俺を拒絶しないで?」
縋るような目で、泣きながら、
「し、しないから。だから、田島君乱暴は止めて?」
きっと今、スゲー笑顔だな、俺。
「よかった。じゃあさ、コレ。合意な?」
「!!!」
おわる。
田島が策士だ・・・!!でもGJ☆
続き激しく希望!!
なんという策士……続き期待www
田島!
怖いけどかっこいいと思う自分はマゾかもわからんね
投下します。
篠岡陵辱物なので苦手な人はスルーお願いします。
篠岡が意識を取り戻した時、
あたりは暗く、かろうじて部屋の中にいるということしかわからなかった。
のろのろと身体を起こし、あたりを伺う。
「起きたか?篠岡。」
後ろから聞こえた声にびくっと振り向くと、暗闇の中に人影が見え。
その声には、聞き覚えがあって。
「阿部くん・・・?」
篠岡の声を合図にしたように、パチンと音がした。
「んっ・・・。」
急に明るくなった部屋に、目を少し焼かれて目を閉じる。
光に目が慣れておずおずと周りを見渡すと。
少し広いどこかの部屋で。
野球部のみんなが、篠岡を取り囲むように、思い思いに座っていた。
「え・・・?みんな・・・どうしたの?」
皆、にこりともせず、どこか暗い表情で、篠岡をじっと見つめている。
いつもと違う様子に、篠岡の背筋に悪寒が走った。
「篠岡ってさ。一体誰が好きなんだ?」
唐突な阿部の質問に、意図がわからず混乱する。
「ま、かわいそうだからさ。最初は好きな奴とがいいだろ?」
優しい目で微笑みながら、そう続ける阿部の質問にさらに篠岡は混乱して。
意味は解らないのに、本能で何かを察し恐怖が沸き起こってくる。
手が震えだし、歯の根もかみ合わなくなってきて。
篠岡はカタカタと震えだした。
「阿部、篠岡ビビってんじゃねーか。そのウソ臭い笑顔、やめろよ。」
泉の冷たい突っ込みに、阿部は微動だにせず反論する。
「緊張ほぐそうと思ってやってんだけどな。」
そういって、阿部は表情を消した。
助けを求めて皆を見渡すが、誰も笑っていない。冷たい目で篠岡をじっと見ている。
泉も、西広も、巣山も、三橋も、田島も。
阿部も、沖も、水谷も。
誰も、何も言わない。
花井と、栄口がいない。
そのことに、篠岡が気づいた時。
「いるぜ。花井も、栄口も。」
篠岡の思考を読んだかのようなタイミングで、泉が発言した。
さっと数人が動いた後ろに
手と脚を縛られ、猿くつわをかまされた花井と栄口が、寝転ばされていた。
二人の両目は、恐怖と不安に見開かれて、視線を篠岡と、周りに交差させる。
「二人はさ、最後まで反対してたんだよ。でもこういうのって、連帯責任だよな〜?」
実に爽やかな笑顔で水谷が発言した。
「篠岡が・・・悪いんだよ。」
ポツリと、西広がつぶやいて。
「お前が、俺たちを裏切るから、悪いんだ。」
はっきりと、そう田島が断言した。
一体、何をしたというのだろう。
篠岡は必死で自分がしたこと思い返す。
全員揃ってて、本命は誰かと聞かれていて。
本命なんて、いない。誰のことも、好きではない。
みんな、仲間だから。
そう、それぞれに伝えたことを思い出す。
部活を引退してしばらく経った頃。
全員から告白された。
かわるがわる篠岡を呼び出しては告白してきたそれぞれに、
篠岡は一度も頷かなかった。
部内の誰かに、恋心なんて抱かない。
みんな、仲間で、甲子園を目指す、同士で。
一心不乱に野球に打ち込むみんなを見て、高校野球を肌で感じることが出来て。
甲子園に行けて。
そんなチームの、仲間の中に特別扱いなんてしてはいけない。
特別なんて作ってはいけない。
何かの拍子に湧き上がりそうになる淡い特別な気持ちをその都度心の中で潰して。
そうやって、やっと。
何も感じなくなって。
ただ、純粋に野球してるみんなのサポートに打ち込めて。
一つのチームになれたとそう思っていた。
告白された時、自分はそんな目で見られていた事がショックだった。
性別を超えた仲間になれたと思っていたのは、自分ひとりということが悲しくて。
しかし、もう、誰にも恋心など抱けない。
3年かけて、すべて潰したから。
断る選択肢しか、篠岡にはなかった。
「何で、他のガッコの奴と付き合ってんだよ?」
篠岡はビックリして田島に顔を向ける。
「な・・・なに?そんなこと・・してない。」
「隠す必要はねえよ。篠岡。」
泉がゾっとするような冷たい声で篠岡をさえぎって。
「桐青のリオウと・・だろ?アイツオレにメール送ってきたもんね。」
田島が放ったその名を聞いて、篠岡は目を見開いて叫んだ。
「ご、誤解よ!あ、あれはそんなんじゃ・・・・。」
「あ・れ・は・そ・ん・な・ん・じゃ・・・ねえ。
どんなんだって言うんだろうな。」
一字一句、区切るように、阿部が呟く声が、篠岡の反応を遮る。
本当に付き合ってなどいないのだが、もう話を聞く気すらないようだ。
確かに、桐青の仲沢とデートらしきものをした。
最後の夏大で、告白されて断ったのだが
思い出に一度だけデートして欲しいと頼まれたからだったのだが。
まさか、その件で篠岡と仲沢が付き合ってると思われるなんて。
「ほ、本当に、付き合ってなんか・・・いない。」
「オレらはあっさりフッたくせに。リオウとはデートしたんだろ?」
田島がまっすぐ篠岡を見つめて、責める口調で話す。
「裏切りじゃなくてなんなんだよ?」
その言葉に、心をぎゅっと掴まれたような痛みが走る。
その行動が、みんなを傷つけたのだろうか?
みんなを追い詰めたのは、自分なのだろうか?
みんなの告白は嬉しさよりも悲しさしかなかったのだが、
心を冷えさせてしまったのは、自分なのだろうか。
こんな・・・行動にでるほどまでに。
みんながなんのつもりで、自分をここに連れてきたのか。
それは・・・。
背筋にゾクリと悪寒が走る。
歯の根は噛み会わなくなり、手先は震えだす。
「察したみたいだな。篠岡。」
いつの間にか後ろにまわっていた阿部の手がするりと篠岡の顎を捉え。
篠岡の耳元にゆっくり口を寄せ、阿部が呟いた。
「オレたちは、狂っちまったんだ。」
「抵抗してもいいぜ。篠岡。」
泉が一歩前に近寄って、篠岡に声をかける。
「痛い思い、したくないなら抵抗するな。篠岡。」
阿部が耳元で篠岡に囁く。
カタカタと震え続ける篠岡の両目は恐怖に彩られて。
抵抗するほどの力すらも抜けてしまった篠岡のシャツのボタンを阿部がはずしていく。
「阿部。」
阿部のその行動を、泉が制した。
「オレが一番だろ。」
その泉の言葉に、阿部は篠岡から手を離して、部屋の隅まで下がり。
震えたまま動かない篠岡を泉は抱き上げ。
「じゃ、先にいかせてもらうぜ。」
そういって部屋を出て行こうとする泉に阿部が声をかける。
「泉、ちゃんと使えよ?」
泉は肩越しにちらりと振り向いてそのまま返答した。
「わあってるよ。」
篠岡は何か柔らかいものの上に放り出されて、正気を取り戻した。
「きゃっ!」
それはベッドだと気がついた時、ベッドサイドでは泉が袋の中の物を確認しているところだった。
「い、泉くん。」
「何だ、正気に戻ったのか?ま、どっちでもいいいけど。」
泉が手に取った箱を、がさがさと開ける。
篠岡は、泉の目が自分に向いてないことに気がつき、そっとベッドの端に移動する。
一気に飛び降りて、逃げようとした時、泉がすばやく篠岡の手首を掴んで、
ベッドにそのまま引きずりこんだ。
「きゃあ!」
「無駄だぜ。篠岡。」
泉はそのまま篠岡にのしかかり、膝で篠岡を挟み固定する。
冷たい目で自分を見下ろす泉に、篠岡は涙を流し、懇願する。
「な、何で・・!?や、ヤダ・・やめてよ。」
目から大粒の涙を流し、訴える篠岡を見ても泉の表情は何一つ変わらず。
泉はそのまま篠岡の首筋に顔を伏せた。
ヒヤリとつめたい唇の感触を首筋に感じ、背中に恐怖が走り、篠岡は泣き叫ぶ。
「いやあああ!!ヤダ!ヤメテ!!」
振り払おうと手を足をばたつかせるが、泉はビクともせずに身体を捩じらせて
抵抗する篠岡の服を器用に脱がせていく。
ボタンをはずし、背をのけぞらせた瞬間に背中に手を回しホックをはずし。
直接乳房を強くもまれ、篠岡は痛みに動きを止めた。
「イ、 痛い!!」
「篠岡。抵抗してもいいけど、無駄だぜ?」
底冷えするような目に射すくめられ、篠岡の目が恐怖に見開かれる。
「ど、どうして・・・?」
「お前、覚えてるか?お前にコクったオレらの順番。」
泉の言葉に、告白してきたみんなの顔が次々と浮かんでくる。
「に、西広くん。三橋くん・・・水谷くん・・沖く・・。」
そこで篠岡ははっとなり、思わず口に出す。
「泉くんは、最後だった。」
「そうだ。オレは最後だ。どんな気持ちだったか、お前、わかる?」
そこで初めて、泉の目に感情らしきものが浮かび、苦悩にゆがんだ。
「お前が、もし、誰かの告白を受け入れてたら?オレはそこであきらめなきゃいけなかった。
ヤキモキしたぜ?やっとオレの番になった時のオレの期待と絶望、わかるか?」
篠岡の胸に激しい罪悪感が沸き起こり、新たな涙が溢れ始めた。
「ずっと、お前を甲子園に連れて行こうと、がんばった・・・。」
泉の表情が、酷く傷ついた子供のような悲しい顔に変わる。
「・・・たった一瞬だけでも、篠岡に触れれるのなら・・・・
お前をほんの一瞬でも、オレだけのものにできるなら!!。」
見る見るうちに泉の目に涙が溢れ、篠岡の顔にポタポタと落ちていく。
「オレは、後悔なんてしない。」
泉は自らの目から溢れる涙を拭うこともせず、篠岡の身体に身を伏せ、
抵抗を続ける篠岡を蹂躪して行った。
巣山が部屋に入ると、暗い部屋で篠岡の嗚咽だけが静かに響いていて。
ベッドに近づき、腰を下ろすと少し軋み、
篠岡がビクっと肩を震わせ顔を上げ、巣山の存在を認める。
同時に跳ね起きて少しでも離れようとベッドの端に張り付き、背中を壁に預けた。
「篠岡。」
恐怖が浮かぶ篠岡の顔を見て、巣山の良心が少しだけチクリと痛む。
「悪い・・・。」
篠岡から目を逸らして、謝る巣山に、篠岡はほんの少し冷静さを取り戻して。
「巣山くん・・・。な、なんで・・・?なんで・・なの・・?」
「・・・お前は何も悪くないよ。」
歯を食いしばる様に呟く巣山に、篠岡は一縷の希望を持って、
巣山の腕に縋るようにシャツを掴んだ。
「じゃあ・・・もう、ヤメテ・・・帰して・・・。」
篠岡の手を巣山はぎゅっと掴み、ぎりっと歯を食いしばった。
「どっかで摩り替わったんだ。」
篠岡は自分の手を掴む巣山の力に再び恐怖が湧くが、
それよりも巣山の発言に気を取られた。
「な、何?」
巣山は篠岡から完全に顔を背けて、俯きながら言葉を続ける。
「野球やるだけでよかったんだ。夢は甲子園で、
叶っても叶わなくてもどっちでもよかった。
なのに、オレはいつの間にかモチベーションを篠岡に置いて、
篠岡を通して甲子園を見てた。お前を甲子園に連れて行く。
そんな夢に変わっていた。」
篠岡は最後の夏の甲子園での日々を思い出し。
「うん。私、甲子園つれてってもらって嬉しかった。ありがと・・。」
「違うんだ!」
お礼を言う篠岡を遮るように、巣山は声を荒げ、篠岡を振り返る。
「そんなのは、オレのただの自己満足だ。篠岡はオレにお礼をいう必要なんてないんだ。
部員とマネジは対等なんだから。お前を勝手に夢にしたオレに怒るべきなんだ。」
吐き出すように続ける巣山に篠岡はただ圧倒され、聞くことしか出来ない。
「この間・・・。田島が普段からは考えられない暗い顔で、ケータイを見せてきた。
アイツからのメールだ。」
「桐青の仲沢くん・・・。」
「そうだ。すごいノロケた内容でな。絶望するってああいうことを言うんだろうな。
全員お前に振られて、落ち込んでる中であれはきつかったな。」
「まっ待って!!」
篠岡が掴みかかるように巣山の言葉を遮って。
「私、仲沢くんと付き合ってなんかない!!デートはしたけど、
思い出一度だけってお願いされて、ホント。それだけなの!!」
必死で訴えてくる篠岡を巣山は唖然とした表情で見つめた。
「そうか。あのメールウソだったんだな。」
巣山はほんの少し微笑んで。篠岡は巣山のその笑顔に希望を持つが。
「・・・悪いな。篠岡。」
自分に掴みかかっていた篠岡の両手をゆっくり握って、巣山は一気に体重をかけた。
それに耐えれるはずもなく、あっさり篠岡はベッドに仰向けに縫い付けられて。
「きゃっ・・・。」
痛みにと衝撃に思わず目を閉じて、はっと目を開けたら、間近に巣山の顔があり。
「もう、何もかも遅い。」
篠岡の胸に再び恐怖が広がる。
「気持ちよくは他の奴にしてもらえ。」
巣山はそう呟いて、篠岡の唇を塞ぎ反論を封じ込めた。
篠岡の身体に先ほどの泉によって与えられた痛みが蘇る。
必死になって抗うが泉より大きい巣山の身体を跳ね除けれるわけもなく。
胸を強く揉まれ痛みで涙が出てきて、口の中を動き回る巣山の舌にはおぞましさを覚え。
両手は巣山の片手にあっさりと押さえられて、足を絡み取られて開かされる。
巣山の荒々しい布擦れの音だけが篠岡の耳に届き、服を脱いでいくのが視界の片隅に見え。
必死に腰を揺らしてなんとか戒めを解こうとするが、それはただ煽る結果にしかならない。
全裸になった巣山が性急に自らのモノを篠岡の中心に押し当てて。
痛みが残るそこに新たな痛みが走り、篠岡はさらに身体を捩ったが、
泉が残したものですっかり潤っていたソコは、やすやすと巣山のモノを受け入れた。
「いっいやああああああ!!」
痛みに思わず声を上げるが、巣山の動きはさらに腰を強く打ち付けてくる。
「いっ!!イやあっ・・・ん・・・っつっ・。っは!っん・・・。」
身体を抉る痛みと巣山の動くリズムが篠岡の声を途切れさせ、
痛みのあまり篠岡の顔から血の気が引いていく。
巣山は目を閉じて篠岡の頭を掻き抱きながらひたすら自らの欲望に身を任せ
動きを早めていく。
「・・・っ・・・・っ!!・・・」
篠岡の口から、声が出なくなり始めた頃、
巣山はひときわ激しく篠岡を揺さぶって、動きを止めた。
「篠岡、大丈夫?」
明るい声と共にベッドに腰かけた水谷の声で、篠岡は意識を取り戻した。
巣山の後、田島と沖に無理やり抱かれ、抵抗する力もなくじっと我慢して
ただ嵐が過ぎるのを待った後、意識を失っていたようだ。
「・・・大丈夫なわけ・・・ないよ。」
「そりゃ〜、そうだよな。」
水谷はにこにこ笑いながらおもむろにシャツのボタンを3つ外し、くるっと脱ぎ捨てた。
野球で鍛えられた、しなやかな筋肉のついた上半身が篠岡の目に晒される。
なんの感情も浮かんでいない目で篠岡はただぼんやりと水谷を見上げ。
水谷はそっと手を篠岡の頬に添え、ゆっくり撫でる。
「あいつら、ヘタだったんじゃね〜?痛いだけだったろ?」
頬を撫でる水谷の手にも、呼びかけにも反応らしい反応を返さず、
焦点の合わない目で水谷を見つめる篠岡に、水谷は能天気な笑顔で笑いかけると、
ゆっくり顔を近づけて篠岡にキスをした。
「オレは痛くしないよ。せめて気持ちよくなって?篠岡。」
そういって篠岡に覆いかぶさって、手でそっと篠岡の控えめな乳房に触れた。
指先で突起をはさんで下から持ち上げるようにゆっくりと刺激を与えると
篠岡の瞼がピクりと揺れて。
両方の乳房を同じように揉みしだきながら、水谷はゆっくり身体をずらし
篠岡の足の間に身体を滑り込ませる。
「篠岡、かわいい。」
身体を傾け、篠岡の顔の横に肘をついて、篠岡の首筋、耳、頬を唇で撫でて、
篠岡の唇まで到達した。
ついばむようなキスを繰り返し、篠岡の反応を誘う。
「・・んっ・・・。」
舌を差し込んで篠岡の舌と絡ませると、篠岡の喉の奥から吐息が漏れた。
篠岡の腰から内腿にかけてゆっくりと手で撫でていくと、篠岡の腕がピクンと跳ねた。
水谷は乳首全体にかぷっとかぶりついて舌先は突起だけを執拗に転がし、捏ねて、
唾液を塗りつけるように篠岡の乳房に熱を与える。
「・・・はぁ・・っ・・。」
篠岡の背中がわずかに反って、水谷はふっと微笑んだ。
篠岡の脚を大きく開かせ、顔を寄せていく。
突然襲った強い快感に、篠岡は身体を大きくのけぞらせ正気を取り戻す。
「はあっああ・・・あっあっんっ!」
水谷は刺激を与えるのを止めない。
「み、水谷くん!あっ!!やぁっ・・!」
篠岡は思わず腰を引こうとしたが、それを察した水谷が、がっちり腰を抑え離さない。
自分の身体を駆け巡る快感から逃れることも叶わず、ただ翻弄されて
奥から何かがはじけそうな感覚に篠岡はただ戸惑って。
襲ってくる波に飲み込まれ思考のすべてを奪われた。
「は、っはあっ・・・・はあっ・・・。」
肩で息をする篠岡を水谷は嬉しそうに覗き込み
「イった?篠岡。」
潤んだ瞳でけだるそうに水谷を見つめ返す篠岡に、満足そうな笑みを返し。
水谷は自分のモノを一気に押し込んだ。
十分湿った篠岡のソコはするりと抵抗なく水谷を受け入れ、再び篠岡の体が跳ねる。
「いやあっ・・!!」
「いや?本当に?」
すべてを収めた後、少し動きを止めて水谷は篠岡の様子を伺う。
「痛い?」
水谷の呼びかけに、篠岡はわずかに首を振った。
そのしぐさに能天気な笑顔で笑いかけると、水谷はゆっくり腰を動かし始めた。
イった後の高揚感もまだ残る篠岡の身体は、水谷の刺激はなんなく受け入れて
淫らな感覚を湧き起こさせる。
「ふっ・・・はっ・・・。」
経験したことのない感覚が体中に広がり、先ほどの痛みを忘れさせ。
自分の中に侵入した水谷に、擦られることによって熱が起き、
麻痺していた指先にまで行き通り体全体が温まる。
そんな反応を返す自分の体に、篠岡は戸惑う隙もなくただ飲み込まれ。
だんだん激しくなる水谷の動きが、
篠岡に更なる快感を湧き起こさせて再び理性を包み込んでいく。
「・・・・っんんんん!!・・。」
歯を食いしばって頭を数回振り、篠岡の腰がビクビクと震え、
その後体から力が抜けたのを見て、水谷はにっこりと笑って、さらに腰を振り、自身も達した。
目を硬く閉じて、肩で息をつく篠岡を、そのままの姿勢で見下ろして。
「気持ち、よかっただろ?篠岡。」
頬が上気し、目尻に涙が浮かべた篠岡が乱れた自分の前髪の間から、
水谷を暗く見上げ、一言も発することはなかった。
その目に射すくめられて、水谷の笑顔が見る見るうちに崩れていく。
ベッドについてた手がぎゅっとシーツを握り締め、わずかに拳が震え出し。
ゆっくりを篠岡から自身を抜き、唇をきつく噛んで顔を背け荒々しく服を着て
ドアを開け放して出て行った。
そのままのドアから廊下が見え、篠岡は今なら逃げれるかもしれないと
身体を必死に起こそうとするが、水谷に快楽を与えられ達した後では、
体がけだるく力が入らない。
視線だけで服を探すと、ベッドの下に乱雑に散らばっているのが見え、
なんとかベッドの端に寄った時、新たな人物が部屋に入ってきてドアを静かに閉じた。
西広が、静かな笑みをたたえたまま、無言で篠岡のいるベッドに近づいていく。
花井が足の束縛だけ外されて、隣の部屋に押し込められると
部屋の異様な雰囲気に息がつまり、知らずのけぞってドアにぶつかった。
何度も入ったことのある阿部の部屋なのに、明らかに違う。
立ち込めるような情事の残り香、熱気の篭る空気。
ふと視線を彷徨わせると、ベッドの上に篠岡が静かに伏せているのが目に入った。
ぐったりと動かない篠岡に、花井は激しい罪悪感に襲われ、そのままずるずると座り込む。
その音に篠岡が気づき、顔をわずかに上げてドアの方を見た。
「・・・花井くん・・・。」
耳に届いた篠岡の声に、花井は弾けた様に声を上げた。
「し、篠岡!!オレっ・・・悪い!!・・・みんなを・・・止めれなくて。悪い・・・。本当・・悪い・・・。」
自らを責める感情に押しつぶされそうなのか、
顔を苦しそうにゆがめて謝罪を繰り返す花井に、
篠岡はゆっくり身体を起こしてベッドから降り、花井に近づいていく。
途中手に取ったシャツで、わずかに身体を隠した篠岡を花井はただ呆然と見つめて。
「花井くんは悪くないよ。私が悪いの・・・多分。」
悲しげな顔でそう口にした篠岡に、花井はさらに胸を締め付けられる感情に襲われて。
「そ、そんなことねえよ!篠岡が、悪いわけない!」
「・・・花井くん、手ほどいてあげるね・・・。」
篠岡はそういって、花井の手の戒めを解いていく。
「オレ・・・・。篠岡・・・。」
「花井くん。私ね、怒ってないよ?」
篠岡の口から出た信じられない言葉に、花井は言葉を失う。
「そりゃ、悲しいけど。怖くて痛くて、どうしてこんな目に?って思ったけど。」
そこで篠岡は花井の戒めを解き終わって、花井の手にそのまま自分の手を重ねた。
「・・・みんな、泣いてた。みんなも辛そうだった。みんな最後は泣いてた。
泣きながら私を抱いてったよ?私も辛くてみんなも辛いなら。」
篠岡は花井の目をまっすぐ見上げて、目尻に涙を浮かべながらも澄み切った顔で微笑んで。
「どうして怒れるかな?」
「何で・・・篠岡がそんなに・・。
勝手な行動してお前をこんな目に合わせたのはオレらだ。怒れよ!」
ますます顔を歪ませてそう言った花井を篠岡は不思議そうに見つめ返して。
「変なの、花井くん。怒って欲しいの?」
「・・・なっ・・・。」
篠岡の指摘は、花井の心に突き刺さって、愕然とさせる。
篠岡はそっと手を伸ばして花井のベルトに手を掛け、外そうとして。
花井は慌ててその手を掴んで、篠岡の行動を止めた。
「し、篠岡!!オレは!!やらねーよ!」
「どうして?」
「どうしてって・・・。」
「花井くん、一人だけ安全なところに居たいの?」
篠岡は、花井の正義感を崩壊させる言葉を呟き、花井の体が完全に固まる。
そんな花井を見て、篠岡は手を再び動かし、するっと花井のモノを取り出した。
それは、すでに硬く張り詰めていて。
ゆっくり篠岡はそれに顔を近づけていって、そっと唇で触れた。
途端、弾けた様に花井が篠岡の頭を掴み、遠ざけた。
「し、篠岡!!」
「ダメ?どうして?そんなに罪悪感覚える必要ないよ?だって、欲しいんだもん。」
さっきまでとは打って変わって、しっとり濡れた誘うような目で花井を見つめる篠岡に
花井は再び言葉を失って呆然とする。
篠岡はふっと微笑んで。
「最初は痛かったけど、水谷くんからとっても気持ちよくなって。
花井くんも、一緒に気持ちよくなろう?」
篠岡はそう言って、ゆっくり自分の頭を抑える腕を外して、
改めて花井のモノを口に含んだ。
先端にキスをして、唇でなぞるように喉の奥まで届くように含む。
「っふっ・・・!」
篠岡が与える快感に花井は思わず両腕を顔の前に交差させて、篠岡から顔を隠す。
舌で根元から先端まで一気になぞり上げられ、花井は歯を食いしばる。
心は罪悪感に支配されているのに、自分の身体はダイレクトな反応を返すことに、
花井は心底自己嫌悪に陥ったが、篠岡の行動は止めない自分にさらに腹を立てる。
やがて、篠岡が口を離して、自ら脚を広げて花井を跨ぐように花井に乗りかかり、
腰を落としていく。
花井はそこでやっと、顔を覆っていた両腕を篠岡の身体に回して、
自ら突き上げ始めた。
花井よりはるかに小さい体の篠岡は花井のわずかな腰の動きにも軽々と翻弄され。
小さな肩を必死に掻き抱きながら、花井は背を丸めて篠岡と唇を合わせる。
篠岡の口から漏れる喘ぎをどこか遠くで聞きながら、
花井は果てるまで篠岡を揺らし続けた。
阿部は一人でぼんやりと、すっかり日が暮れた窓の外を見ていいた。
ふと人の気配がして振り向いたら花井が立っていて。
「終わったのか。」
「・・・ああ。」
阿部を睨みつけるように言葉少なに佇む花井に、阿部は無表情な顔を向ける。
「阿部・・・オレはお前を一生軽蔑する。」
花井の辛らつな言葉に、阿部は蔑む様な笑みを返して。
「ふざけんなよ。花井。お前の自己嫌悪、こっちに持ってくんな。
やることやったんだろ?同罪だよ。一人だけ安全な場所にいると思うなよ?
反対してた栄口だってお前だって、結局同じ穴のムジナだ。
ま、そうやって自分を慰めたいならそうすれば?
お前に軽蔑されたってオレは平気だ。」
「・・・・っくそ!!」
そう一言だけ言い捨てた後、花井は身を翻して荒々しく去っていった。
阿部の耳に、玄関が開く音がして、足音が遠ざかっていく音が届き。
阿部はひとつため息をついて、篠岡がいるであろう部屋へ足を向けた。
篠岡は疲れ果てたのかベッドにくったりと倒れみ、眠っているようだった。
枕元に阿部が腰をかけてベッドを軋ませるが、目を覚まさない。
乱雑に投げ出された袋の中身をチェックして、避妊用錠剤が減っていることを確認する。
もう一つの錠剤を確認してから、一旦部屋を出ていき、
やがて水の入ったコップと共に戻ってくる。
「篠岡、起きろ。」
「・・ん・・・。」
わずかに身じろぎした篠岡を無理やり抱き起こして、目を覚まさせる。
うっすら目を開けた篠岡は目の前に居るのが阿部だということを確認して。
「阿部・・・くん。」
「これ。飲め。」
「・・・何?」
篠岡の唇の隙間から、無理やりその錠剤を押し込み、水を軽く口に含んで
篠岡の唇に押し当て、水も流し込む。
こくんと喉を鳴らして飲み込んだ篠岡に、阿部はわずかにほっとした表情を見せる。
「何?なに飲ませたの?」
「なんか、生理を早める薬だって。念のため、な。」
「そう・・・。ありがとう。阿部くん。」
けだるげな表情でお礼を言う篠岡に、阿部は一瞬動揺したが隠すように表情を消した。
動きが緩慢な篠岡を阿部は両腕で抱え上げ、部屋から連れ出す。
「どこ・・・行くの?」
篠岡の質問に答えず、阿部がバスルームに直行し、そっと篠岡を降ろして座らせた後、
素早く自分も服を脱ぎ捨て、再び篠岡を抱え、
すでに湯を張られた湯船にゆっくり身を沈めた。
自分に持たれかけさせるように、篠岡の身体をずらす。
疲れ果てた篠岡の身体に湯の温かさが染み渡って行き、篠岡はほうっとため息をついた。
「ここ、阿部くんの家だよね・・?」
「ああ。」
「家の人は?」
「オレを置いて旅行中。」
すこし場違いな篠岡の質問に、阿部は短い返答を返して。
「阿部くんは・・しないの?」
「する。」
「・・・そう。」
阿部は篠岡の湯から出た部分にお湯をかけてやりながら、今度は篠岡に質問する。
「痛いところあるか?」
「今は、ないよ。」
「そうか。」
阿部はソープを手にとって篠岡の身体を丁寧に洗っていくが、
それ以後、二人の間に会話はなかった。
風呂から出た後、篠岡は阿部の大きなシャツを頭からすっぽり被されて。
阿部の部屋に戻るのだと思っていた篠岡は、
連れて行かれたのがリビングルームだったことを意外に思った。
ソファに座らされた篠岡に阿部が水を差し出す。
無言で渡されたそれを篠岡は無言で飲んで、
そのまま真正面に座る阿部を何気なく見ていた。
阿部がまっすぐ篠岡を見つめながら、二人の間にあるテーブルにそっと包丁を置いた。
「篠岡、恨むなら、オレを恨め。」
篠岡の目が驚きに見開かれる。
「刺したくなったら、オレを刺せ。・・・あいつらは悪くないんだ。全部オレが悪い。」
篠岡はわずかに口を開いて何かを言おうとしたが、そのまままた閉じた。
「おまえは悪くない。あいつらも悪くない。オレだ。」
篠岡の手がわずかに震えながらテーブルの上の包丁を手に取り、じっと刃先を見つめる。
しばらくそうした後、突然篠岡は刃先を自分の手首に当てようとした。
「なっ!! おまっ! 」
阿部がそう叫びながら、篠岡から包丁を弾き飛ばした。
幸い、どこにも傷がつかなかったようだ。
呆然と篠岡は自分の手を見つめ。
阿部は慌てて飛んだ包丁を拾って、キッチンに戻した。
「お前!何考えてんだ!!バカか!?」
そう声を荒げる阿部に、篠岡は視線を手から外さずに口を開く。
「阿部くんだって、自分だけ悪くなろうとして、バカみたいだよ。」
篠岡の背後で、阿部が動きを止めたのが伝わって、さらに続ける。
「私は、誰も恨まない。自分を悪いとも思わないようにする。みんなも悪くない。
阿部くんも悪くない。それで、いいじゃない。」
静かな口調でそう語った篠岡に、阿部はかける言葉が見つからず、黙り込む。
そのまま二人の間は静寂に支配されて。
やがて、ふらふらと阿部は背後から篠岡を抱きしめ、
頭に顔をうずめて嗚咽を漏らし始めた。
「・・・ごめん。・・・・ごめん、篠岡・・・。」
篠岡は、自分を抱きしめる阿部の腕に、そっと触れながら
「阿部くん・・・。私、阿部くんのことが好きだったよ・・・?」
過去形で呟いた篠岡に、阿部の目が見開かれる。
「でも、部活にそんなの邪魔だと思って、必死で閉じ込めて、
忘れようとして、忘れたの。
だから、もう好きじゃないんだけどね。
阿部くんが私を好きなことちっとも気づかなかったよ。
何時の間にか相思相愛だったんだね。私たち。
・・・時期はずれちゃったみたいだけど。あの時の自分の気持ち、
大事にせずに捨てちゃったから、こんなこと引き起こしちゃったのかな?」
篠岡がそこまで言った所で阿部は回りこんで、正面から篠岡を見つめて。
「オレは、篠岡が好きだ。」
そう言った阿部のひたむきな言葉と目を、篠岡はまっすぐ受け止めて。
「私は、好きじゃない。」
一片の迷いもなくそう断言した篠岡の言葉に、阿部はわずかに顔を歪ませ、
そっと篠岡の唇を自らの唇で塞いだ。
篠岡は抵抗せずに、そのまま自分から唇を開いて、阿部を誘う。
間髪開けずに差し込まれた舌を積極的に絡め。
阿部の両腕が再び篠岡を抱え上げて、足を阿部の部屋に向けた。
阿部は篠岡をベッドに横たえながら、再び唇を重ねる。
篠岡の両手は阿部の首に回り、シャツに侵入する阿部の手を防ぎもしない。
「ふっ・・・ん・・。」
乳房に阿部の手が触れた瞬間、思わず篠岡は声を漏らし、阿部の行動に力を与える。
すでに幾人もの男の手で拓かれた篠岡の身体は、わずかな愛撫にも素直な反応を返して。
すでに滴らんばかりに反応している篠岡の秘唇にふれた阿部は、
遠慮なく指を差し込んで欲望のままにかき混ぜる。
「はっ・・・ああんっ・・!」
篠岡は背を仰け反らして身をくねらし、扇情的な眼差しで見上げ、阿部の理性を飛ばしていく。
慌しく服を脱ぎ捨てた阿部が一気に篠岡を貫いて、そのまま腰を激しく打ち付ける。
「んっ・・はっ!・・あっ、あん!」
「っふっ・・・くっ・・!!」
ベッドの軋む音と、篠岡の喘ぎと、阿部の射精感を堪える声だけが暗い部屋に響き渡って。
カーテンの隙間から差し込むわずかな月明かりが
二人きりの空間に、唯一の現実感を与えていた。
---終わり---
794 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 05:37:27 ID:3+865u6z
GJと書いてゴッドジョブ、今日早起きしてよかった(・∀・)
すげぇ興奮した。最後悲恋チックな阿部千代オチがなんともイイ!
良すぎる…せつねぇ('A`)
GJ
切ないね・・・・・・。
やっぱり千代ちゃんには幸せになってほしいよ・・・
うまいなー。VYxLrFLZygさんの文には毎回感心する。
面白くてエロス。
そして、さりげに水谷GJw
乙&GJでした
そういや別の職人さんがSSの中で十人しか部員がいないわけだから、その中で恋愛に発展すれば
摩擦が生じるって書いていたっけ
うーん、やっぱそうなるよな・・・
幸せな話をキボンヌ
GJ!お見事でした
全員の気持ちを思うと、切ないしかわいそうだけど、状況は本当に怖いよね
10人も相手にしたら、死んじゃいそうだ…
最近、こういうちょっと悲しい話を読むと、
この子達この後どうなるんだろう?って、へんな心配してしまうw
うおお〜GJ!
巣山のシーンが一番エロイと思ったのは自分だけでいいw
GJ!すごくシリアスで面白かった。
三橋と田島のHシーンも見たかったかな。
とにかくゾクゾクしたよ。
>>799 でも2年、3年になってくるとさすがに後輩達が入って部員も多くなるだろうから
(甲子園に行けなかったとしても去年の優勝高倒したことで評判上がってるだろうし)
原作でも2、3年になった頃には千代は部員の誰かと恋愛に発展してると良いな。
希望は阿部か田島かな。
三橋ならみんなで暖かく見守る気がする。
阿部は水面下で付き合うか、三年の夏終わるまで手を出さないとか?
田島はオープンにするか、夏終わったらコクりそう。
新しいマネジも入って来るかもだしね。
そこらへんもちょい楽しみ
沖とか年下マネジと付き合いそうだな。
千代ちゃんは阿部と付き合って欲しい・・・。
新入部員に真顔で「で、どの先輩が篠岡先輩と付き合ってんですか?」とか聞かれて、困る部員たちが見たい
>>806 「誰も付き合ってないなら俺がもらいますよ」
とか言い出すムカつく後輩キャラが頭に浮かんでしまった……
モモカン目当てで入ってくる新入生もいそうだなー。
そして握られて撃沈。
カントクのちちしりふとももー!! と思い入ってくる後輩はいるだろうね
スポーツマンガの定番だと
2年に進級するとき、ある程度強い学校になっていて
男子にモテモテの女子キャラがかならず入部する法則
しのーかはまだ内面描写されてない
ファン妄想だけで、キャラ本人がどんなこと心の中で何考えてんのかわからない
新人マネジ登場した頃、内面がはっきり描かれそうな気がする
恋愛にしろ、なんにしろ
アベチヨ投下します。
「泣くな、泣くなって言ってるだろーが。」
阿部君と付き合いだして2ヶ月。
2人で今日は部活の買出しに行って、そのまま阿部君の家へ。
今日はお家に誰も居なくて、2人きり。
いい雰囲気になって冒頭の状況に。
触れるだけの優しいキス。
とろけるような深いキス。
私のではない指が私の身体をなぞる。
ブラウスを脱がされ、恥ずかしさのあまり目を瞑る。
阿部君が覆いかぶさってきて、首元に顔を埋める。
「篠岡。」
阿部君の低い声が耳元で響く。
耳を甘噛みされ、舌が入ってくる。
背中に手が回り、ブラのホックを外される。
直に触られ、耐えられず声が漏れる。
「ん、う、あっ!」
自分の声とは思えない声に、思わず口を塞ぐ。
「篠岡、声聞かせろ。」
「あ、べく、んっ。」
阿部君の指が下に降りていき、敏感なところにたどり着く。
恥ずかしくて、指から逃れようとしても、ガッチリと押さえつけられる。
そのまま、下着とスカートを脱がされる。
くちゅり。
触れただけで、電気が通ったような感覚に仰け反る。
「そこ、や、だ。駄目ぇっ!」
「ん、ここが良いのな?」
ぐちゅ、ぐちゅ。
阿部君の指が執拗に、同じ場所を攻める。
味わったことの無い感覚が、襲ってきて、
目の前が真っ白になった。
「イった、ぽいな。」
ニヤリ、と嬉しそうな顔で、覗き込んでくる。
恥ずかしくて、顔から火が出そう。
「すっげ、ヌルヌルしてる。」
わざわざ、私の目の前に濡れた指を持ってくる。
ペロリ、と見せつけるように舐める。
ゾクリ、その仕草が凄くエッチだ。
「ん、これが篠岡の味、か。」
目を合わせて言うんだから、阿部君は意地が悪い。
ヒドイ!と、目で訴えれば、満足そうに頷く。
「痛かったら、爪立てていいから。」
私の腕を背中に回させる、と同時に下腹部に痛みを感じる。
阿部君の指が、私の中に入ってくる。
1本、2本、3本。
この痛みが『阿部君がくれる物』だと考えると、それすら愛しい。
「篠岡、入れんぞ。」
みぢっ。
痛い。愛しくなんか無い。無理。
「阿部君、痛い、よ。」
凄く驚いたような顔をして、指で涙を拭ってくれる。
「泣くな。」
「だって・・・」
「泣くな、泣くなって言ってるだろーが。」
切羽詰った顔で、頭を掻き毟る。
そんな顔の阿部君を見るのが珍しくて、涙目のまま見つめてしまった。
「俺は、泣くなって言ったぞ?」
『そんなの無理』と、言う前に阿部君の唇で塞がれてしまった。
熱い阿部君自身が、私の中に入ってくる。
痛み。熱。
阿部君にされるがままに身体を委ねる。
耳元で聞こえる阿部君の息遣い。
卑猥な水音。
不意に、耳元で艶を帯びた声が聞こえる。
「千代」
もう、私は何も考えられなくなった。
終わったのか後始末をして、抱きしめられる。
「悪い、止まんなかった。」
「痛いって、言ったのに、酷い。」
阿部君は目をそむけ、拗ねたような表情を浮かべ、ぽつり。
「あんな顔する。篠岡が悪い。」
「ワケ、わからないよ。」
ぐるりと、背を向け、また頭を掻き毟りながら、
「惚れた女が腕ン中で、目ぇ潤ませて見つめてきたら、無理。」
なんて、耳赤くしながら言うのは卑怯だ!
卑怯だけど、なんだか阿部君が可愛く思えちゃうんだから、阿部君はずるい。
「次は、優しくしてね?」
思わず、後ろから抱きついた。
「今から練習する。」
「無理です!」
「ちっ。」
何か、拗ねちゃったけど、ここはキッチリ止めておきました。
「また、今度ね?」
今日は、何かおかしい。
朝練の時は普通だった、と思う。
教室で花井君と水谷君が目を合わせてくれない。
休み時間に廊下で沖君に会った時、ダッシュで逃げられた。
教材を運んでいたら、巣山君が7組まで代わりに持ってくれた。
部活が始まっても、みんな変だった。
ドリンクを用意していたら、栄口君が代わってくれた。
やっぱり、変。
まったりプロテインタイムに思い切って聞いてみることにした。
「今日みんな、おかしくない?」
みんなで顔を見合わせ、あっけらからんと田島君が、
「や、女子ってハジメテは辛いって、兄貴言ってたしよー。」
「あー、うん。篠岡、無理しなくていいよ?」
何で知ってるの?
声にならならず、口をパクパクさせる。
私の言いたいことを察したのか、
「朝練の後着替えてたらさ、阿部の背中が凄いって、三橋が騒ぎ出してよ。」
「なー、阿部ってば『篠岡に引っ掻かれた。』とか言っちゃうし。」
「すっげえ、嬉しそうに言うのな。」
「気ィ使うだろ?一応。」
いらない!そんな気遣い。
もう、阿部君とはしない!
でも、しちゃうんだろうな。
耳元で『千代』って囁かれたら。
終わり。
リアルタイムGJ!!
おわー、甘酸っぺー!
思わず自分が恥ずかしくなってしまいました
GJ!
甘酸っぱい!
そしてやはり西浦の奴らはいい人ばかりだGJ!
ラブラブ初Hなアベチヨ可愛いw
思わずこっちまで恥ずかしくなった!GJ!!!!
ゲロ甘酸っぱい!!ナイス職人!!GJ!!
久しぶりに幸せな千代ちゃんが読めたからよかった!
2人とも可愛いー!
みんなの反応もほほえましい。
ニヤニヤしながら読んだw
GJ!しのーかはみんなに愛されてるな
阿部がノロケてる…
この幸せモンが〜!
GJ×∞!!!!
アベチヨいいよいいよ〜
阿部と千代は理想のカップル&夫婦
気持ちは判るけど、他の組み合わせで
投下しにくくなるので控え目に・・・
うん確かにw
他のCPも楽しみだ。職人さん待ってます
久々にタジチヨとかサカチヨとか見たい
榛名×千代がみてみたい。
しかし、主な女性キャラが二人しかいない作品でSSを作る職人さんたちは頑張り屋さんだね。
パクリ騒動とかいろいろあったけど、
真面目な職人さんたちには最敬礼です。
もうすぐアニメが終わるけど、そっからが大変そうだ。
榛名さんは巨乳じゃないとw
19歳大学生設定で書いたらどうだ?
高校卒業したあたりで成長期がきて巨乳になってしまった篠岡とか。
835 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:02:15 ID:m7gIw98+
自分も榛千代見てみたい。某総モテMADで何かが目覚めた。
巨乳千代いいなw
全力で阻止しろ阿部…
阿部厨自重しろよ
榛名×千代は書けなかったので榛名×涼音で投下。
3巻の基本のキホン!ネタ。
840 :
榛名×涼音:2007/09/18(火) 23:12:01 ID:oLg8IoX2
「おめでとう。榛名。」
「宮下先輩!あ、ありがとうございます。」
「凄いよ。ドラフト1位指名だなんて!本当にプロに行っちゃうんだもの。」
「や、たいしたことないっスよ。」
「ねぇ、榛名。わたしにお祝いさせて?」
俺の上に、宮下先輩が馬乗りになる。
艶やかな表情で、ネクタイを、シャツを脱がしていく。
「榛名、凄い身体。」
嬉しそうに、俺の身体を舐め上げる。
細いしなやかな指が、筋肉を確かめるように体を滑る。
「感じる?」
挑発するような目をして、乳首を甘噛みする。
たまんねぇ。早く、触ってくれ!
自己主張を始めた俺自身の上で、宮下先輩が腰を動かす。
プライド殴り捨てて、懇願する。
「せ、先輩っ、お願い、しますっ。」
「だ〜めっ!」
自分の服を脱ぎ、大きな胸を寄せ上げるように腕を組み、
「涼音。涼音だよ、名前を呼んで?」
潤んだ瞳で、大きな胸を舐め上げる。
堪らず、抱き寄せ唇を奪う。
「涼音っ!」
柔らかな唇を割って舌を進入させる。
上顎を撫で、口内を荒々しく侵す。
身体を入れ替え、邪魔な服を全部脱がす。
でっかい胸。くびれたウェスト。形のいい尻。
全部、俺の物だ!
「も、元希ぃ、早く頂戴?」
「て、予定だったんスよ!?」
「それだよ、オレのゆー“ハズカシイ”はっっ。」
「付き合ってるなんて、聞いてねぇ!」
終わり。
GJ!そう来たかw
GJ! ワロタ!
小ネタ行きます。
844 :
栄口の秘密:2007/09/19(水) 00:38:02 ID:zso9mf8R
今日も練習後の部室に、田島の大声が響く。
「まじで!?栄口って、中学ん時彼女いたの!?」
部員達の視線が、いっせいに栄口に注がれた。
「…阿部かぁ〜…。」
栄口が睨むと、とうの阿部は知らん顔で着替えをしている。
…ニャロウ。
「なーなー、それ、いつまで付き合ってたの?やった?」
興味津々の田島が栄口にまとわりつく。
部員達も全員が栄口を見ていた。
この様子では、追及を免れるのは無理だな…。
栄口はため息をついて、田島を引き剥がした。
「高校に入る前までだよ。」
「へぇ〜。で?やったの?」
気になるのはやっぱりそこか…。
「やってないよ。期待に添えなくて悪いけど、オレは童貞です!」
そこまで言うと、黙っていた阿部が口を開いた。
「えぇ?だってお前、1年くらい付き合ってたんじゃねぇの?
よくシニアの試合観に来てたじゃん。」
栄口が振り返って阿部を睨む。
…くっそ〜、中学ん時はオレになんて、まるで興味なかったくせに!
なんでそういうことだけは知ってんだよ…。
栄口は頭を抱えた。今の一言で、田島は余計に興味を持ったようだ。
栄口の肩にがっちりと腕を掛け、顔を覗き込む。
「やったんだろぉ?」
部員全員が自分に注目しているのがわかって、冷や汗が出る。
この感じだと、やってないと言い続けても、田島は信じないだろう。
たったひとこと言ってしまえば、終わりになるなら…。
「…やった。」
845 :
栄口の秘密:2007/09/19(水) 00:39:33 ID:zso9mf8R
栄口の小さな声に、部室がざわめいた。
「うっそ、まじで!なー、どうだった?」
「声でけーよ!これ以上は絶対言わないから、もう2度と聞くなよ!」
「ちぇ〜、けち。」
ふてくされた田島の首根っこを掴んで、栄口は言う。
「つーか、言うまでもないと思うけど、絶対篠岡には言うなよな!」
田島はぽかんとして聞き返す。
「なんで篠岡?お前篠岡好きなの?」
「な、なんでって…、あれ?阿部に聞いたんだろ?」
「?」
「??」
「???」
部室中が、不思議な空気に包まれる。
「ああっ!」
静寂を破ったのは、阿部の大声だった。
「お前の彼女って、篠岡…、だったの?」
「え、って、だってお前…。あれ?」
阿部と栄口は顔を見合わせる。
「彼女がいたのは知ってたけど、それが誰かは知らなかった…。
てかオレ、篠岡が同じ中学って、最近まで気づかなかったし…。」
と言うことは…?
「自爆…。」
栄口は床に倒れ込んだ。
部員達が去った後で、残された栄口はまた頭を抱える。
篠岡にばれたら、殺されるな…。
優しい笑顔が怒りに変わる瞬間を思い出し、栄口は思わず腹に手を当てた。
別れた原因?オレの浮気です…。
おわり。
パクリ騒動って何があったの?
>>846 過去ログ嫁・・・と言いたいところだが
話題を出していいのかすら分からないけど
ちょっと前に相当評判のいい職人さんがいて
6作品?ほとんど長編だったんだけど、3スレ目でその職人さんが巣山×千代を投下したちょっと後くらいのことなんだけど
その前の前の作品の阿部×モモに対して、
657 名無しさん@ピンキー [sage]
2007/07/17(火) 20:48:23 ID:IqDxlMS1
>>7〜のは個人サイトからの盗作混じってますけど
そういうのっていいんですか?
書いた人は罪悪感とか無いんすか?
男女CPならばれないと思ったの?
これがキッカケ。んでスレ住民が探してみると数字サイトとかからパクっていることが判明。
こんな感じか?正直うまいなあと思ってた職人さんだったから信じられなかった。
そだったんだ。てかバレるもんだねぇ。やっぱそんだけ人が見てるって事か。
>>843 GJ!
この設定だと栄口と篠岡は何事もなかったかのように部活普通にしてたんだねー
それはそれで萌える
栄口wしかも浮気すなw
中学のときに、てのも面白いね。GJ!
>>843 もしこういう設定だったとしたら三橋にルリの容姿聞いてくるシーンの
意味合いが違ったものになるな…
瑠璃ねらわれとるぞー
小ネタ投下します。
来年になって、新しいマネジが入ったら〜という妄想の産物なので
苦手な方はスルーして下さい。
誰だよドジっ娘が可愛いとか言った奴。
4月になり、野球部にも新入生が入ってきた。
去年の活躍を見て入った者、シニア経験者、素人と、結構な人数だが、
どれくらい残るだろうか?
それと同時にマネジ希望者も数名入った。
ミーハー、野球好き、胸が大きいの小さいの、これも何人残るのだろうか?
ゴールデンウイークの合宿の頃にはマネジは1人しか残らなかった。
見た目は問題無い。
眼鏡をかけているが外すと可愛い。
モモカンには負けるが、胸はDはあるだろう。
が、致命的なドジっ娘だった。
何も無いところで転ぶのは勿論。
スポーツドリンクを作れば真水と濃厚な2種類作る。
洗い立ての洗濯物を地面に落とす。
夕飯のオカズをひっくり返す。
その度に『ごめんなさ〜い』と甘えた声で謝るのだ。
新マネジは篠岡の足を引っ張り、部員は我慢の限界を越えようとしていた。
辛い練習を終え1日の苦労を流すため、銭湯ヘ向かう。
男女別れた途端愚痴が零れる。
「あのアマ、合宿終わったら絶対辞めさす。」
「俺のフキが・・・」
「疲れているところにトドメを刺してくれるよね。」
「ゴメンですむなら警察いらねーよ。」
2年生の苛立ちが、1年生を萎縮させる。
1年生が萎縮したのを感じて、2年生が押し黙る。
場の空気は悪くなり、嫌な沈黙が続いた。
空気を読めない、能天気な声が女湯から響いた。
「わぁ、まるで貸し切りですねっ!先輩!」
「声大きいよ!聞こえちゃうから!!」
「大丈夫ですよ、ぜんぜん男子の声聞こえないじゃないですか!」
「本当だ、聞こえないものかな?」
男湯に、より重い沈黙が訪れる。
「うっわぁ、監督おっぱいおっきー!触ってもいいですかぁ?」
「あらあら、触りたいの?でも、駄目よ。」
「監督に、そんな事言っちゃ駄目!」
「えぇ〜?先輩は触りたくないんですかぁ?
だって、浮かんでるんですよ?湯船に!」
男湯に、再び沈黙が訪れる。
(いいかげん、出ねーの?)
(や、クララが立った。)
(はっ、なっさけねー。俺は先に出る。)
阿部が出ようと湯船に手をかけた時、
「やっだぁ、先輩ってば、おっぱいキレー!乳首ピンクじゃん!」
「ちょっ!触っちゃ駄目!!」
「アタシなんか、乳首黒くないですかぁ?」
「2人とも、綺麗よ?張りがあっていいじゃない?」
「やぁんっ!」
「あっ、先輩感じました?何か、硬くなってきたよーな?」
「いいかげんにしなさーい!!」
「先輩待ってくださいよぉ〜!」
男湯に、三度沈黙が訪れる。
(出ないのか?阿部。)
(・・・肩まで浸かって、100数えるのを忘れていた。)
(俺、端っこでヌイていい?)
(すんなっ!!)
ここにきて、初めて部員全員の心が一つになった。
ありがとう。
よくぞ、マネージャーになってくれた!
もちろん、男子部員全員がのぼせたのは言うまでも無い。
終わる。
クララwwwwwww
公衆の面前で抜くとは流石すぎるwww
もちろんそれは田島なんだろうねw
GJ!!!でもこういうKYな女(空気読めない女)やだなぁ・・・。
「100数えるのを忘れていた」 ワロスwww
フキに一体何をした?
クララはやってるねw
現在482KB
次スレのテンプレに何か変更いるかな?
特にないのでは?
うす。では立ててきます
立てれなかったorz どなたかお願いします。
よっしゃ、自分が逝ってくる。
>>868 乙です!
>>654-663 イズチヨの続きがどうにも纏まらないので、スレ埋めがてら
ちょっとだけ泉視点で書いてみた。
エロとかないです。すいません。
871 :
イズミ:2007/09/20(木) 23:06:56 ID:Dc4Wij09
ベッドに仰向けになりながら携帯を開くと、真っ暗な部屋に浮かび上がる
ディスプレイの明るさに目が眩んだ。
小さな画面に広がる、篠岡の泣き顔と白い肌。
指の動きに合わせて切り替わる画像。
1枚目、2枚目、3枚目、4枚目…。
そしてまた1枚目に。
「あと4枚だぜ、篠岡。」
諦めきった篠岡は、もうオレに逆らわない。
逆らわなければ、優しくしてやれる。
優しく、優しく、大切に。惜しみない愛情と、とびきりの快楽を。
そうして、オレはだんだんと勘違いをしていく。
篠岡は逃げられないんじゃない、逃げたくないんだ、と脳内で勝手に変換して。
変換して、勘違いして、あるときふいに目が覚める。
篠岡がこうして、自分に従わざるを得ない理由。
この数枚の写真の為であるということに。
これが全てなくなったら、オレはどうする?
篠岡はどうなるんだろう。オレ達は?
想像しただけで、背筋が冷たくなる。
あと数度。
片手で数えられるほど、篠岡を抱いたら。
篠岡にはもう二度と触れられないだろう。
篠岡はもう二度とオレを見ないだろう。
そんな結末が見えているのに、きっとまた明日もこの部屋で篠岡を抱く。
潤んだ瞳と、紅潮する頬、汗ばむ肌。小さくオレを呼ぶ声。
その瞬間だけは、まぎれもなく彼女は自分だけのものだから。
おわり。
切ねえええええええええええ
いつまでも待つんだぜ
切ないよ!! ちょ、マジ泣けてきた・・・泉・・・。
も、ほんと、いつまでも待ってます。
埋まってる?
埋まってない
埋めた方がいいの?
イズチヨ、気長に待ってるからねー
保守
イズチヨマジで泣けてきました。
千代が倒れて阿部と千代が2人きりで保健室にいた場面を
目撃してしまった時の泉視点の嫉妬描写もできれば見たいなぁw
埋めがてらこっちに投下します。
小ネタ タジチヨ エロしかない。
「しのーか。オレの耳元で、エロイこと言って?」
「ええ?エ、エロ!?なに?」
田島は自分の部屋で、逃げる篠岡の服のボタンを外しながら、
よくわからないリクエストをした。
「しのーかを気持ちよくさせるのも、好きだけど。 しのーかにエロイことされたい!」
手は一切止めないまま、にしっと笑いながら田島は篠岡にさらにリクエストする。
付き合いはじめて大分たつとはいえ、その行為に未だ慣れない篠岡は
顔を真っ赤にして、田島の手から逃れようとしていたが。
田島は器用に篠岡の手をかわし、篠岡のシャツのボタンをすべて外し終わった。
「ね、しのーか。エロイこと。」
目をくりっとさせて、篠岡の目を覗き込む田島に、
篠岡はほうっとため息を一つついて、抵抗を止めて、目を閉じた。
「何を言えばいいの?」
「なんでもいい、エローイ事!」
満面の笑みでそういいながらも、田島の手は篠岡のスカートを脱がせ、ブラも外していく。
自身もボタンを二つ三つ外しただけで、すぽっと脱ぎ捨てた。
「オレ、ゾクゾクしちゃう!」
篠岡にしてもらうことに田島は期待を高まったのか、身を震わせて。
マッパになってベッドに胡坐をかいてじっと待つ田島を呆然と眺めて、
篠岡は観念した。
恐る恐る近づいて、そっと抱きつき、おずおずと田島の耳に口を寄せる。
エロイこととは一体何を言えばいいのか、さっぱりわからないが
取りあえず、心に浮かんだ単純な質問を、してみることにした。
「・・・したい?田島くん。」
田島がひゅっと息をのむ気配が、篠岡に伝わり。
「私と・・・したい?」
篠岡が顔を真っ赤にしながらそう呟くと、田島の肩にくっと力が入る。
「もっと、言って、しのーか。」
熱の篭った田島の囁きが、篠岡の耳を打ち、恥ずかしさをどこかに飛ばして。
「田島くんって、いやらしいんだね。」
田島が再び息を飲んだのが伝わり、篠岡の頭の中で、何かのスイッチが入った。
「触って欲しい?田島くん。」
「・・・うん。触って欲しい。」
「どうしようかな?そんな頼み方では嫌かも?」
「・・・触って下さい。」
篠岡はふっと笑って、くるっと田島の後ろに回り、
ぎゅっと田島の背中に胸を押し付けながら、手を前に伸ばす。
「じゃあ触ってあげる。」
篠岡がぎゅっと田島のモノを握った瞬間、田島の背中が仰け反り、喉の奥から声を漏らした。
篠岡は握ったままじっとして、手を動かさない。
「し、しのーか。手、動かして?」
「いや。」
「し、しのーかっ!!お、お願い!」
「た、じ、ま、くん?」
「・・・・お、お願いします。動かして下さい。」
篠岡はそこで再び微笑んで、なるべく艶っぽく聞こえるように、
田島の耳に吹きかけるように囁いた。
「・・・・いい子ね。」
篠岡はゆっくり手を上下させて、田島のモノを刺激し始める。
「ふっ・・・・はっ・・。」
胡坐をかいていた田島の足が崩れて、前のめりになっていく。
篠岡はそれを追いかけるように、さらに田島の背中に自分の胸を押し付け、
手を動かすことを止めない。
「し、しのーか!!」
「・・・ゆういちろう。いけない子ね?」
篠岡がそう呟いた途端、田島の手が素早くベッドサイドのティッシュに伸びて。
と同時に、篠岡の手に田島のモノがひときわ大きく震えるのが伝わった。
「・・・はあっ・・・はぁっ・・・!!」
ベッドに前かがみに手をつきながら、大きく肩で息をする田島を眺めて、
篠岡ははたと我に返り、さっきまでの自分の言動に、真っ赤になった。
田島はくるっと振り返り、、きらっきらした目で篠岡を見つめて。
「おわーっ!! スッゲー興奮した!!」
「た、田島くん。そ、その!!わ、わわわ、私っ!!」
真っ赤になった自分の頬を、篠岡は両手で押さえながら、何か弁解しなければと
言葉にならない言葉を繰り返し。
「スッゲー!!ゾクゾクした!!気んもちよかったーっ!!」
羞恥心で真っ赤になった篠岡を田島はぎゅっと抱きしめた。
篠岡の両手を無理やり剥がして、唇で篠岡の唇を塞ぐ。
その勢いのまま、篠岡を仰向けに押し倒して、舌を差し入れ、篠岡のそれと絡めていく。
「んっ・・・。」
田島は手を篠岡の下腹部に伸ばし、きゅっと刺激を与えると、すでに十分滴っていて。
「しのーか、濡れてる。しのーかも興奮した?」
真っ赤になったまま涙目で田島を見上げる篠岡に、田島はにっと歯を見せて笑いかけ。
「興奮、した?」
質問を繰り返した。
篠岡は羞恥心を誤魔化すためかぎゅっと目を閉じて。
「あ、あの・・・。け、結構、た、楽しかった・・・かも。」
「だよなー!?すっげー興奮したよな!またやろーな!?」
にっかり笑いながら篠岡を見おろす田島に、篠岡は、ほんの少し恥ずかしさを治めて。
「してください、でしょ? 田島くん?」
顔は相変わらず真っ赤なまま、上目遣いで田島に訴えた篠岡に、
田島はにいっと笑いかけて。
「してください!!しのーかさん!!」
そういって再び篠岡の唇を塞ぎ、舌を絡めてくる田島を受け入れながら、
篠岡は両手を田島の首に絡めて、ぎゅっと抱きついた。
---終わり---
さーせんw 本当に(ry
おわー!!
ニヤニヤが止まらないGJ!!!
まさか、こっちに投下あるとは
超GJ!
最近タジチヨなくてさびしかったのでみつけて嬉しいです!
GJ〜!
埋めますよー。
「痛い…、よ。」
まだあんまり濡れてない篠岡に、無理矢理ねじ込むと、小さな声で訴えてくる。
オレはなんも言わずに、そのままぐりぐりと腰を動かした。
シーツを強く握る篠岡の手は、少し震えていて、肌はじわりと汗ばんでいた。
これは、痛みによるものなんだろうな。冷静にそんなことを考える。
可哀想…。
頭に浮かんだ感情を、そのまま端っこに追いやる。
痛くても、可哀想でも。仕方ないんだ、これはおしおきだから。
だって、篠岡はほかの奴に優しすぎるんだ。
ただでさえこんな可愛いのに、その上優しいなんて、ダメに決まってるだろ?
みんな篠岡のこと好きになっちゃうよ。
オレの篠岡なのに。オレだけのものなのに。
汗がオレの顔を伝って、篠岡に零れ落ちる頃。
痛いと言っていた篠岡は、薄く開いた唇から甘い声を漏らしている。
すぐ気持ちよくなっちゃう、やらしい篠岡。これじゃおしおきにならないじゃん。
「は…、あん、気持ちいい…。」
小さな可愛い胸が、オレの動きに合わせて揺れる。
オレは篠岡を抱きしめると、その胸元に強く吸い付いた。
「や、わたし…。ィ、…っちゃう、かも…。」
「イッちゃ、ダメ。まだ、イカせてあげない。」
「えっ…。やだぁ…。」
動きを止めると、篠岡が体を震わせながら、オレを見る。
痛いの我慢してるみたいな、切ない顔で、オレをじっと見つめる。
「や…。お願い、もう、イキたい…、よぉ…。」
じっとしてるオレを、篠岡の熱い粘膜が、きゅっ、きゅって締め付けてくる。
動かなくても出ちゃいそう。
「ふぅん…。やらしいの。イキたいんだ?」
「だ、だって…。」
「じゃ、どうして欲しいか言って?そしたら、その通りにしてあげる。」
「ヤダ…。そんなの、言えないよ。」
「じゃ、止めちゃうだけだよ。」
篠岡から離れようとすると、首にぎゅっとしがみつかれる。
「やめちゃ、や…。もっと…。」
耳元にかかる息にゾクゾクした。
もうこれだけでも、メチャクチャに擦り付けたい衝動に駆られたけど、でも。
「もっと…?」
絡みつく篠岡の腕を解き、ベッドに押し付ける。
そのまま、おでこがくっつくくらいに目を覗き込むと、篠岡は顔を背けた。
「言わないの?」
ちょっとだけ突付くように腰を動かして、ずるりと引き抜く。
「あっ、イヤ、言う、言うから…。」
もう今にも泣きそうな篠岡の顔。頬っぺたが赤い。
「ぐちゅぐちゅ、ってしてほしい…。お、沖くん、ので。」
「オレの、何で?」
「…お○んちん、で。」
「どこをぐちゅぐちゅってすんの?」
―あ、泣いちゃいそう。
でっかい目に涙が揺れて、恥ずかしいせいなのか、ちょっと呼吸が荒い。
「お…ま○、こ…。」
篠岡の、消え入りそうな声の終わりを待って、激しく突きたてる。
「やらしい、なぁっ、もう…。」
「ひあっ…。お、きく、んっ、きもちっ…。」
閉じた篠岡の目から、じわっと涙が流れ出す。
下の方からは、オレの方が恥ずかしくなっちゃうような、卑猥な音。
「オレも、気持ちいいっ。篠岡、大好き…っ!」
「はぁっ、や、だぁ、もうイッちゃう…!」
…
胸まで飛び散った精液をティッシュで拭うと、さっきオレが付けた赤い痣が現れた。
篠岡はくたっとしたまま、まだ気づいてもいない。
篠岡が明日、ちょっとだけ襟の広い服を着てきたらいいな。
ほんの少しでいいんだ。見えるか見えないかくらいでいい。
そして、オレが付けたこの跡を。綺麗な白い肌に残る、オレのしるしを。
みんなに。
エロが書きたかっただけ。
淫語言わせたかっただけ。
すいませんでした!
GJ!!!!!!!そしてまさかの沖チヨ!!!
スゲーーー!こっち覗きに来てみて良かった!!
埋め
埋めがてら。
篠岡が練習終わりに、こっそりハンドクリームを塗るのを知っている。
部員はみんな部室で着替えるけど、篠岡は本校舎の女子更衣室に戻るから別行動だ。
それをオレが知ったのは、単なる偶然。
いつだったか、着替えが終わって帰ろうとして、忘れ物に気付いた。
教室に戻ろうと、本校舎の昇降口に入って靴を履き替えていると、
その一階廊下の先、更衣室のあるすぐ側の水場で、篠岡がハンドクリームを塗っていた。
照明の灯っていない薄暗い廊下。
窓から僅かに差し込む外灯の光を受けて、篠岡がハンドクリームを塗っていた。
手の甲、指先、掌。慣れた手付きで順にクリームを伸ばしていく。
俯いている篠岡は、妙にはかなく見えた。
細く白い指先が誘うように踊っている。
きれいに切り揃えられた爪が、一瞬きらりと光を反射して、
オレはドキッとして靴箱の影に慌てて身を隠した。
あの指先に触れたい。
あの指先をそっと取って、唇で触れたい。
優しく口付けて、爪の形を舌で辿って。
誘うように、ゆっくりと指先を口の中に含んでいく。
たっぷりの唾液にまみれさせる。
いやらしい水音を立てながら指先を吸って、舐って。
か細い指先を蹂躙しながら、篠岡を上目遣いに見つめたい。
きっと篠岡は恥ずかしさに頬を染めて、オレを見るだろう。
その澄んだ目の潤みを、困ったようにかすかに顰められた眉根を、
オレは見てきたように思い描ける。
いや。もしかしたら、オレの手を振り払って、
さげすんだ目でオレを見るかもしれない。
「なにするの」
怒った口調で言うのだろう。
いつもの凛とした、まっすぐな声。
でも緊張したような硬い声。
戸惑ったような感情の揺れが透ける目で、オレを見据えるに違いない。
ああ。
オレは下腹に疼く熱に、また小さな溜め息を吐いた。
手フェチの高校生は誰だ!
手フェチいい!(・∀・)ドキドキした。
きっと 巣山
梅
うめますか
埋めよう
現在496K か・・・。
どこまでウメがつづくかな
埋めるには長いが、SS投下するには短いね
前スレだか前前スレだか忘れたけど、モモカンが高校生の頃に
子供の田島がモモカン見て憧れて野球始めてたら萌えるなって話あったけど
誰かそれ書いてくんないかな
女子高生モモカン読みたい!
田島と阿部はお互いを認めてるから、しのーか挟んで三角関係になったら面白そう
今月のアフタで、
審判に「準備いいですか!?」言われて
はいってモモカンと田島2人して同じカオで
振り返ったのにはっきり言ってもえた
>903のモモカン&田島いいじゃん!
10年後の邂逅いいじゃん!
誰か・・・・
「じーちゃん!じーちゃん! あれってなになに!?」
孫が余りにもうるさいので、やれやれと指を刺すほうに目をやると
高校のグラウンドで行われている部活風景に興味を持ったようだ。
「悠一郎、あれは野球をやっとるんじゃよ。」
「やきゅう?それってうまい!?」
「はっはっは。食べ物ではない。スポーツじゃよ。」
豆粒にしか見えない高校生達が白いボールを追いかけている様を孫と並んでしばしながめる。
小さな体の小さな目を精一杯見開きながら白いボールを追う孫の頭に手を置いて、くしゃりと撫でて。
「気に入ったか?悠一郎もおおきくなったらやってみるか?」
「・・・おんなのひとがいるよ。じっちゃん。」
「ん?マネージャーか?そりゃいるじゃろうな。」
「ちがうよ。あのなかで、いちばんはやくて、つよい。」
真剣な孫の様子に、思わずグラウンドを眺めるが、女性が混じってるかどうかなど、ココからでは判別できない。
「すっごく、きらきらしてる。あのひと。」
「そうか、悠一郎もきらきらしたいか?」
そういった途端、孫がすごい勢いで自分を見上げてきたので少々面食らってしまって。
「うん!オレも!きらきらする!」
満面の笑顔に、爺のハートは撃ちぬかれた。
翌日、野球のグラブを買ってもらって、幸せそうな小さな子供の姿が、
西浦高校の近所で見かけられたという。
---終わり---
こんなかんじかな?
907 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 21:16:37 ID:9lAT1ckN
GJ!
なぜなに坊やの田島がかわいい。
すみません。sage
田島かわいいな!
女子高生モモカンが、自身が女であることに嫌悪して悩んでたら、萌える。
高校野球の選手になれんし、巨乳は野球するとき邪魔になるとかの理由で。
梅
職人さん方、埋め立て乙です。
新スレには人いないなーって思っていたらこっちが賑わっていたのね・・・。
あと1KB。これで埋まるかな。
皆さん乙でした。
ちびゆーいちろーが可愛いよ〜
連れて帰っちゃダメですか
×指を刺す
〇指をさす
突き刺すなorz
>>898 何故わかる…
>>906 じーちゃん素直にハート射抜かれすぎw
でもしょうがないな、そんくらい小タジがかわいいもんな!
と梅つつコメ
梅!
職人の皆様毎回毎回本当にGJ!乙っした!
梅
職人様方、お疲れ様でした
次スレも大いに盛り上げて下さい!