【BLOOD+】Episode-4.5

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1名無しさん@ピンキー
このスレはTBS系アニメBLOOD+のエロパロスレです

公式サイト
http://www.blood.tv/

前スレ:【BLOOD+】Episode-4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1177539007/l50

過去スレ:BLOOD+のエロパロ Episode-3
http://same.u.la/test/r.so/sakura03.bbspink.com/eroparo/1157296318/l10

過去スレ:BLOOD+のエロパロ Episode-2
http://same.u.la/test/r.so/sakura03.bbspink.com/eroparo/1151422635

過去スレ:BLOOD+のエロパロ
http://same.u.la/test/r.so/sakura03.bbspink.com/eroparo/1129036653/
2名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 01:21:04 ID:4Fglf4F3
>>1 乙!
3名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 05:17:26 ID:ncEzSXU0
ふむ、落ちたか…まぁまったりと
4名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 15:01:44 ID:+TjH0v72
乙です!
ま〜ったりといきましょう
5カール:2007/08/06(月) 21:23:32 ID:vhfSnrNx
誰か僕と小夜の愛のダンスを書いてくれないのか!?
6リク:2007/08/07(火) 05:33:35 ID:TCivS0zU
保守しようね!
7名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 09:45:18 ID:HiwD4sx4
保守バリエ
8名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 01:58:03 ID:1ADq4CCW
>>7そのネタやろうと思ったのに先越された!2スレ目の過去スレが見れません!
9名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 22:51:27 ID:WWf+UHKj
保守ヴァリエ!
10リク:2007/08/10(金) 19:15:17 ID:a9OLTooO
カイにいちゃん…僕、小夜ねえちゃんの事…気になるんだ…
11名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 22:01:54 ID:5vl6EzCR
保守っとく
12名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 00:29:09 ID:393TDqj2
保守
13名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 12:23:47 ID:X/P5rjtc
保管庫どうなったん?
14名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 20:04:35 ID:8UjWmI2f
保管庫復活しないかなぁ…
結構気に入ってみてたのになくなっちゃって残念だよ
15名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 20:35:06 ID:2HQMsXEQ
ほんと見たいですよね

保守がわりに何か書こうと思うんですが
過去の名作とネタがかぶりそうで.....



16名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 03:37:04 ID:5bWTIjJt
保管庫は管理人がゴミ屑糞野郎だったからな
まともな奴が管理していればこんなことにならなかったじゃろ
17名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 02:46:23 ID:1xxeeaLs
>>1さん乙です
最近アンシェル×ソーニャが読みたくてたまりません
これってけもの道すぎでしょうか?
18名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 03:29:09 ID:eWVArpy2
>>15
YOU!
気にしないで書いちゃいなYO!
19名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 06:00:33 ID:ngPnBuPu
>>18
ネタ被りは後でもめたりすりからダメっすよ。
先行作の作者やファンからするとパクられた格好になるわけだからから甚だよろしくない。
20名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 22:04:41 ID:UWgkT4hs
とりあえず保守だ
21名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 02:18:29 ID:gJjG/ef6
ラストヴァンパイアのほうの小夜とこっちの小夜って同一人物なの?
22名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 02:20:39 ID:TQJUNAFZ
うんこ
23名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 02:54:55 ID:TQJUNAFZ
おしっこ
24名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 20:09:27 ID:dNBZgxFH
別人。
女子高生が刀振り回して化け物を斬る、という設定だけ同じ。
25名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 15:20:18 ID:XROf2XA1
で、結局保管庫は.....?
26名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 18:05:16 ID:Ws+6DI70
うんことおしっこの便所になったんじゃないかな。
27名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 00:32:24 ID:1woowKAG
流れていった....
28名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 22:33:26 ID:A+oSCheD
ほしゅ
29名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 16:13:31 ID:HO+i37XS
保守
30 ◆KgwHn8nZGg :2007/09/01(土) 12:07:36 ID:E6Xxx4za
ごめんなさい!半分はできてるんだけど急に忙しくなって手が止まってます
保管庫もうしばらく待ってください
保管庫できるまで投下とかして待っててください
31名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 05:40:08 ID:cflDRskL

32名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 00:23:46 ID:OZwINTtO
有り難う (;;)
信じて待ってまつ
33名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 00:39:17 ID:HCG7XUVc
とりあえず保守
34名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 20:30:31 ID:zBeRVc67
今までで一番の名作ってどれだろ?
それ確認するためにも、一日も早い保管庫復活を望む。
35名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:22:02 ID:+alh61m8
ディーヴァと長兄を投下します。
36青薔薇と蜘蛛:2007/09/12(水) 23:23:16 ID:+alh61m8
塔の最上階に囚われた、青薔薇の蜜の香りに誘われ、蜘蛛が今宵もやって来るだろう。
細い手首を頭上に鎖で繋がれた青白い裸身は、息をしているかも感じられず、ほとんど死体の様に見える。
香しい薔薇の死臭をさせた少女が、力無く項垂れ露わになっているうなじを、微かな隙間風が撫でると、
長い睫毛を震わせた間から、蒼い瞳を覗かせ、ディーヴァは意識を取り戻した。
もう何日も焼け付く喉の渇きに耐え続け、体力と精神が力を失ってくると、夢と現実の境が曖昧になり、
楽しい訳でもないのに、蜘蛛には聞こえない歌を本能のままに、夢の中と外で歌っていた。

初めて人間に牙を突き立て、満たされることのなかった吸血の欲望を満たした。
生きた獲物の柔らかな肌を食い破り、お腹いっぱい、十分に喉に染み渡る程血を啜り上げ、
身の内から強く生きる喜びを感じた。

―――部屋を血で汚し、死んだ獲物がだらしなく横たわっていたから?
   壁が脆い様に感じたので、石を崩して窓をもう一つ作ったから?―――

と少女はぼんやり考えるのだが、その後ディーヴァは鎖で繋がれ、
彼女の小さな世界である冷たい石作りの部屋での自由を奪われた。

―――石畳の冷たさが、私の髪と足先を、身体の芯を、心の奥を、凍らせる…。―――


鉄格子の窓から梟の鳴き声が聞こえる頃、蜘蛛が塔の階段を登る足音が聞こえる。
規則的な靴音とガラス容器の擦れる音が交互に段々と、はっきりと、鳴り響いてくる。
ガチャリと錠を外し、重い扉が開かれると、蜘蛛は挨拶をした。

「起きているかね? 採血の時間だ。」
37青薔薇と蜘蛛:2007/09/12(水) 23:24:49 ID:+alh61m8
アンシェルがディーヴァの前に立つと、ディーヴァは僅かに身じろぎ繋がれた鎖を揺らして呻いた。

「うぅ…。」

変化を見逃さないアンシェルの鋭い双眸が、呻き声の漏れた少女の唇に向けられ、小さな発見をする。
毎日きっちり決められた量の血を抜き、今夜あたりは計算上、生きられるだけの代謝エネルギーも底をつくはずである。
だが…。

「まだこんな唇の色をしているのか…。」

さすがに少女の頬は血の気が失せていたが、その白磁器の様な白さが唇の鮮やかな色を際立たせている。
アンシェルは翼手の生命力の強さに改めて感動をおぼえたのと同時に、
そのふっくらと艶めいた赤い果実を思わせる唇に魅惑されていることを、男の本能の奥底で感じていた。
静寂の中、夜の住民が“ホホーゥ”と一つ鳴くと、己は探求者であることを思いだし、おもむろに作業に取りかかった。


右手に銀製のナイフ、左手でガラス製容器のシャーレを持って少女の前に立ち、
形よい双丘が惜しげなく曝されているディーヴァの胸元にシャーレを押しつける。
鎖骨の下あたりから斜めにナイフの切っ先が走った瞬間、その裂かれた部分は炎のように熱くなり、
赤い血が白い肌を汚しながらナイフを伝って、シャーレに流れ落ちていった。

部屋に広がる自分の血の匂いに、ディーヴァは喉の渇きの熱さが再び呼び起こされ、胸の傷の熱さに勝る。
すぐに奇妙な音を立てて傷口が閉じる様子を、アンシェルは興奮した眼を見開いて、
すばらしい…。などと呟きながら感嘆を漏らしていた。

この時のアンシェルの夢中になっている顔を見ると、
この赤い液体が、“お父様”は本当に好きなのだなとディーヴァは思うのだ。
そして自分の中に血が流れている間は、私に飽きて放り出したりすることはないはずだと少し安堵し、
毎夜の採血の儀式が小さな幸福にも似た一時だと感じていた。

親に捨てられる不安や、それを回避したいが為の思考は、人間だけでない生き物全ての防衛本能なのだろう。
例え翼手と呼ばれる食物連鎖の頂点に立つ最強の生物も例外ではない。
38青薔薇と蜘蛛:2007/09/12(水) 23:26:08 ID:+alh61m8
この世に2体しかいない大切な生きた研究サンプルを殺してしまう愚かな研究者になることは、
アンシェルにとって耐えられないことだ。いいかげん栄養源である血を摂取させるべきと判断する。
持ってきた小さめの栓付きフラスコの中には、下男から抜き取ってきた赤黒い血液が入っている。
栓を抜き匂いが立つと、デキャンタの中の極上赤ワインに、ディーヴァは渇いた喉を鳴らした。

メイド3人を失血死させ、石作りの壁を素手で崩すという、この細い身体に驚くべき力があることを考慮しつつ、
慎重にティースプーンで血を口へと注ぐ。
一口与えると、瞳の曇りが消え、潤んだ。
二口与えると、頬に薄薔薇色の赤みが戻り、強請る舌先を伸ばす。
三口与えると、「もっと…」と言葉で哀願した。
血を与える程に少女の美しさは確実に増して、それがアンシェルには恐ろしく感じた。

「これ以上はダメだ。」

残酷に言い放ったアンシェルを、ディーヴァは束の間切なげに見つめるも、すぐに諦めたのか、
窓に向かって顔を上げ、聞こえる歌声を響かせ始めた。
僅かばかり与えられたエネルギーを惜しむことなくディーヴァは歌い続ける。
遠くまで届く様に、助けを求める様に、
今は温かなベッドで夢の中でも自由であろう姉に向けて、
生き別れた自分の分身へと歌声は止まなかった。


「ディーヴァ、人を噛まないと約束できるなら、もう少しあげよう。」

少女の悲痛な歌声に、思わず意志の折れた言葉をかけるも、アンシェルの声は聞こえていない様子だった。
何度か言い聞かせる様に名を呼んでも、鉄格子の窓から視線を逸らさず、一心にソプラノの喉を震わせている。

―――物悲しくも美しい歌声をいったい誰に聞かせているのか。今の彼女に私の存在は排除されている。―――

今すぐ歌を止めさせたい衝動にかられたアンシェルは、ディーヴァの唇に人差し指と中指を揃えて触れた。
歌がぴたりと止み、アンシェルの思惑通りディーヴァは窓に向けていた瞳をアンシェルへと移した。
瞬間、月が雲に隠れ、一陣の風が蝋燭の明かりを消した。部屋が暗闇で覆われると、ディーヴァの蒼い瞳が光った。
すると唇に置いていた指を、なま暖かい舌先でちろりと嘗められ、アンシェルは戦慄した。

「お父様…。」

再び部屋を月明かりが照らすと、赤い唇と舌の間から、銀色に光る牙を覗かせながら、ディーヴァは妖しく微笑していた。
39青薔薇と蜘蛛:2007/09/12(水) 23:27:28 ID:+alh61m8
そう、恐怖は少女の唇。
今にも獣の牙を食い込ませ、襲いかかるやもしれないと同時に、吸い付いたならさぞかし甘いであろうと、沸々とした欲情を誘う。
―――この赤く濡れる唇を、私に見せるな。―――
アンシェルはディーヴァの唇を、血を拭う為に持ってきたガーゼをあて、包帯状の布で覆い隠すことにした。


もう一つの恐怖は少女の瞳。
心の中の奥底を見透かす様なのに、月光に光る瞳は宝石のごとく煌めき、手に取りたくなる。
―――その蒼き宝石の瞳を、私に見せるな。―――
アンシェルは唇に宛われてまだ余裕があった包帯で、ディーヴァの瞳を覆う。


これで恐怖はなくなったはずである。しかし顔を包帯で巻かれ、手首を拘束された白い裸身の少女の姿は、
動揺した研究者をよけいに高ぶらせる結果となった。

人を喰らう美しい翼手を支配下に置くことに、恍惚と征服感、好奇と嗜虐心、そして愛しさを強く感じさせた。
今のアンシェルはいくつもの感情や欲望が混ざり合い、学者らしい客観性はおろか、人としての理性を失っていた。
荒い息と小刻みに震えてしまう身を押さえることもできず、包帯の上から翼手の少女の唇の位置に己の口を付ける。

「ふっ…。」

ディーヴァは、いきなりの押しつける様な口付けに身を固くしたものの、
ガーゼ越しに伝わってきたものは男の戸惑いであった。
おそらくディーヴァが大きく身じろぎ、声を出したなら、男は冷静さを取り戻すかもしれない。
しかし、好きなようにさせてやろうと思った。身体の自由を奪われ、圧倒的に不利な状況に置かれつつも、
男の口付けはディーヴァに教えたのだ。あまりにこの男は弱々しい生き物であると。
40青薔薇と蜘蛛:2007/09/12(水) 23:28:38 ID:+alh61m8
手首の鎖と繋がる冷たい壁に荒々しく押しつけられ、ビクリとディーヴァの背筋が張る。
背から凍り付く石壁に体温を奪われながら、熱を持った大きな男の手が白い乳房を掴み、無骨な指のままに形を変える。
包帯ごしの唇を蹂躙することに焦れたのか、すべらかな肌を求め、細い首筋や華奢な肩をアンシェルは味わいだした。
時折首や肩を噛むアンシェルのそれが、獣と蔑む翼手の吸血動作と違わず、人の愛情表現とされることは、実に皮肉だろう。

翼手の少女の脇から腰にかけてのS字曲線の艶めかしさや、きめ細かな肌は、人間の美しい少女と変わらない。
肉厚な男の手は丸い柔らかな尻を辿り、片方の大腿部をやや持ち上げ、女の部分に触れてみる。
「ふうっ」覆われた口から苦しげに漏れ出るくぐもった吐息。
首筋を嘗め回し、時に乳首に軽く舌と歯を当てながら、やんわりと指先で撫でれば湿り気を帯びてくる。
翼手の少女の反応も、男の知る女のそれと変わらない。だが、変化は男の方に表れた。

男の執拗な愛撫に甘く鳴き、次第に蜜が溢れ出した部分から甘ったるい匂いがしてくると、
男は眩暈しそうな甘美な恍惚と酩酊感、幸福感といったものを感じながら、体はこれ以上ない興奮した状態となっていた。
この明らかに尋常でない状態は、男の知る様々な麻薬成分に侵された状態とも違う、
例えるなら、まだこの国に伝わることのない未開の地の媚薬だとか、
魔女の作り出した非科学的な興奮剤といったたぐいのものに近いだろうか。
まるで余裕がなくなったアンシェルは、
きつい蜜壺の中を軽くかき回してから、性急に猛った己を突き入れた。


引き裂かれる激痛に悲鳴と身を強張らせた後、ディーヴァの体内に入った熱い塊は幾度か動き、あっけなく果てた。
男のつまった息と共に吐き出されたものは熱く、貪欲に吸収すると、吸血した時のごとく力がみなぎってゆく。
その事実はディーヴァの感情や感覚を苦痛から歓喜へと変貌させた。

―――もっと満たされたい。―――

いまだ体内へ埋めていたままで、尚も硬くする男の腰に細い足を絡めると、

「もっと…」

と血を欲しがった時と同じに強請る。その声に弾かれる様に、再び男は激しく動き出した。
41青薔薇と蜘蛛:2007/09/12(水) 23:30:12 ID:+alh61m8
視界を閉ざされた中で、蜘蛛のごとく複眼で視姦され、男の体毛がうごめき、愛撫する指がいくつもある様に感じられた。
見ているのだろう、薄暗がりの中、そのいくつもの欲望の目で、漏れ出る吐息の様々な反応や、肉体の揺れる様を。
お父様は私を獣と言うが、お父様の全身の体毛は獣の様でくすぐったい。そして予測を裏切る場所への愛撫は私を溢れさせる。
―――蜘蛛(こいつ)、かわいい。―――


あんなに冷え切っていた心も体も暖めてくれるのだ。
突き殺さんばかりに揺さぶられても、満たされた後の痛みは快楽へと形を変える。

「お前は何なのだ? 有り得ない…。有り得ない…。」

アシェルはうわごとの様に呟きながら、正体を掴みきれない少女を犯すことを止められないでいる。
どんなにディーヴァの全てに進入しても、彼女に近づくことができない苛立ちに狂わされていた。

―――私は私よ、お父様。―――

と、ディーヴァは口にはせずにいる。だって、いつまでも見ていてほしいから。
お父様が ワタシ ハ ナニカ? の答えを見つけてしまったら、
きっと私はナフタリン液に浸され標本にされるの。
そうなってしまったら、こうして温かく包まれることも、身体の奥まで熱く愛されることもない。



激しい動きに巻かれた包帯はいつのまにか解け、快楽に潤む蒼い瞳は男を見る。
幾度果てても己は奮い立たされ、淫魔の蜜の媚薬がもたらす終わりの見えない快楽に、
少女を殺しているつもりが殺されていると、恐怖と恍惚の狭間に苦悩の表情は限界を見せていた。
あまりに男が苦しんで哀れだったので、ディーヴァは慈悲を与えることにした。
42青薔薇と蜘蛛:2007/09/12(水) 23:32:12 ID:+alh61m8

と、ディーヴァは口にはせずにいる。だって、いつまでも見ていてほしいから。
お父様が ワタシ ハ ナニカ? の答えを見つけてしまったら、
きっと私はナフタリン液に浸され標本にされるの。
そうなってしまったら、こうして温かく包まれることも、身体の奥まで熱く愛されることもない。



激しい動きに巻かれた包帯はいつのまにか解け、快楽に潤む蒼い瞳は男を見る。
幾度果てても己は奮い立たされ、淫魔の蜜の媚薬がもたらす終わりの見えない快楽に、
少女を殺しているつもりが殺されていると、恐怖と恍惚の狭間に苦悩の表情は限界を見せていた。
あまりに男が苦しんで哀れだったので、ディーヴァは慈悲を与えることにした。




目覚めたアンシェルの目の前に、目覚める前と違う彼女がいた。
いいや、変わったのは自分だ。
目の前の少女に生死を委ねると己の血肉が叫んでいた。
男は翼手の暗闇へ堕ちた。
43すまん、しくじった42はスルーで:2007/09/12(水) 23:35:06 ID:+alh61m8
男の腰に絡まっていた足が急に強く締め付け、拘束していた手枷の鎖が、大きな音と共に壁ごと引き抜かれる。
そのままの勢いでアンシェルは倒され、ディーヴァが馬乗りになった。
驚いたアンシェルの首に、細い指が食い込み掴む。

「な…ぜっ!?」
―――そんな力が?―――

恐ろしい力で締められた首は、最後までの質問を許さなかったが、ディーヴァは首に掛けている手と違う方の掌で、
まだ口元を覆っていた鬱陶しい包帯を取り去った後、自分の腹部に触れ満足そうに答えた。

「お父様が大切な物をくれたから。」

苦痛に歪むアンシェルの顔に、ディーヴァは自分の顔を近づけた。

「ありがとう、お父様。…おいしかった。」

瞬間、ディーヴァはアンシェルの首に牙を突き立てた。
喉音をたて長い時間吸血すると、あんなに熱かったアンシェルの体が冷たくなって行く。
アンシェルの視界は狭まり、やがて見えなくなると意識を手放す。
氷の様に冷たくなった体は、微弱に心音をさせるだけとなった。

お父様が欲しかった、ワタシ ハ ナニカ? の答え。
ワタシ ハ ナニカ? を知るには、お父様も ワタシ になればいい。 
だから血をあげる。



目覚めたアンシェルの目の前に、目覚める前と違う彼女がいた。
いいや、変わったのは自分だ。
目の前の少女に生死を委ねると己の血肉が叫んでいた。
男は翼手の暗闇へ堕ちた。









44名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:38:03 ID:+alh61m8
おしまいです。
途中投下失敗すんまそ。
45名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 08:29:48 ID:Pdl/2oHL
GJ!
すげぇ文章うまい!!
久しぶりにハァハァしました!
46名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 00:08:39 ID:KYSJZnAh
GJ !
47名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 21:55:16 ID:irVg6wMX
保守
48名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 19:28:56 ID:Bso8QkaQ
乙です!
ディーヴァたまらん
49名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 17:38:11 ID:ehK7pQcQ
文章が綺麗でドキドキした!
50ID:+alh61m8:2007/09/21(金) 23:06:03 ID:QMa2EtGk
皆さん、読んでいただいてどうもです。
実はエロパロスレ投下初体験だったのでガクブルしてますたw
せっかくの>>1 氏が立ててくれたこのスレを盛り上げていきたいものです。
皆さんの投下も待ってますよ〜!
保管庫もよろしくです!
51名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 13:34:46 ID:9slea/Lk
投下サンクス!
次も待ってまつ(^^)
52名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 22:56:18 ID:uvRPP399
ほしゅ
53名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 21:20:26 ID:KjXNnraZ
保守だとりあえず
54名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:33:18 ID:iv1cYj6r
ID:+alh61m8はもしかして・・・いやなんでもない。
55名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:39:08 ID:iv1cYj6r
そいからディーヴァの名は何時誰が付けたんだっけ?
アンシェルが「ディーヴァ」って呼んでるから?って思ったw
56名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 01:24:09 ID:GHYX1Cg8
小夜がつけた
57名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 09:56:48 ID:jFjUhPWD
こんなとこで油売ってていいのかい?
58名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 05:12:41 ID:CXCBQgS+
59名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 22:43:15 ID:oUKs6zxn
>>36-43
GJ!!すごく文章が綺麗で、ゾクゾクするほど妖艶でした!
また是非投下してください。楽しみに待ってます!
60名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 00:10:08 ID:zQuUCYAQ
>>36
情景とディーヴァの心理描写が素敵です。強靭な中に優しさを秘めたディーヴァを感じました。
次回作があるならお待ちしています。
61ID:+alh61m8:2007/10/06(土) 22:31:40 ID:6WINl/D1
ディーヴァとレッツダンス!の前の普通の青年だったろうカールを投下します。
62青薔薇と人形:2007/10/06(土) 22:32:52 ID:6WINl/D1

ディーヴァは自分の血からいくつも人形を作ってきた。
最近作った人形は、艶のある長い黒髪と揃いの黒い瞳、明るい琥珀色の肌が気に入っている。
最もその人形の一番良い部分は、いまだ私を見ると怯えた小動物のように小刻みに体を震わせる所だ。

「ソロモン、カールを私の部屋へ呼んでちょうだい。」

ソロモンは少し困惑した面もちで「貴方が望むのでしたら。」と首肯する。
まったくこの金髪の人形は、そんな顔も柔らかで美しいのだが、
そんな高揚のない素直さ、毒気のなさが少々飽きさせる。
せっかく私の血を与えてやったのだ、こうして私が他の人形と遊ぶことで、
いくらか心を淀ませでもすれば、私の一番美しい人形は更に完成度を増すと期待しているのだけれど…。

その点、アンシェルは完璧だ。常に瞳の奥をギラつかせて独占したがっていることは、
隠していても私にはわかる。いずれ私の許可なく邪魔になった人形を壊してしまうかもしれない。
私はその時、どんな風にアンシェルが望む罰を与えてやろうかと、楽しみにしている。
きっと全てが血で染まる素晴らしい宴になるだろう。
髭を生やした壮年の紳士が、歓喜の絶叫をあげている風景を頭の中で描いていると、
部屋にあの子がやってきた。


遠慮がちにドアを叩く音に、入室を許可する主の声が答えると、青く染めた絹のアオザイ姿の青年は、
ドアを最後まで締めもせず、部屋に一二歩足を踏み入れただけで、床に俯きかげんの目線を置いたままである。
青年は部屋中央のディーヴァを直視できないでいた。

「カール、こちらへ。そこじゃ遠いわ。」

透き通る凛とした主の声が圧力となり、ゆっくりと床を見る視線を上方に滑らせる。
白い素足が視界に入ったところで、再びカールは痺れた様に動けなくなった。
怖い…。見るのが怖いのだ。彼女は、ディーヴァは、綺麗すぎて恐ろしい。
見ればたちまち吸い込まれ全身の肌が泡立つ、美貌の魔女。
黒々と艶々しく、赤々と禍々しい。

63青薔薇と人形:2007/10/06(土) 22:34:09 ID:6WINl/D1

「怖い?」
いきなり見透かされた囁く声が背後から聞こえたと同時に、きっちりとマオカラーで包まれていた首がはだかれ、
背後に高速で立ったディーヴァの右手が、親指を首後ろに掛け、残りの指で鎖骨の窪あたりに触れていた。
息が詰まり身体に電流が走った後、体の震えが止まらない。
恐怖に耐えられなくなったカールは、振り返ってドアに手を付き、逃げだそうと足を踏み出す。
振り向きざまに跳ねた長いカールの後ろ髪が、ピンと引っ張られ、上体が後ろに傾いた。

―――あっ!―――

ディーヴァは一束の髪を掴んでいた。
そしてドレスの胸元を飾っていた白いリボンをスルスルと抜きさると、
掴んだ髪と自分の髪とを結びつけ、リボンで器用に固定した。
キュッと結ばれた髪の結び目のリボンをディーヴァは自分の顔の横で揺らす。

「もう、逃げられない…。」

その時になってようやくディーヴァの顔を見たカールは、蒼い眼光とコマ送りに揺れる結ばれた髪に、
催眠術にでもかかった様に朦朧としながらも、すっかり覚悟をさせられていた。
妖艶な笑みを浮かべ、這うように白く細い指がカールの胸元に滑り込まれる。
ディーヴァが触れた部分の肌は、溶けて爛れ、引きつり、痛みを共なった甘美な感触で失神しそうになる。

「恐怖のままで…貴方は私のものになるの…。」


寝台の上で二人の繋がれている艶やかな黒髪が波打ち混ざり合った。
髪の長い人形との戯れは、少女同士の戯れにも見えるが、
漏れ聞こえるのは人形の喘ぐ声ばかりだ。
ディーヴァの人形の愛し方に拷問を受ける罪人のごとく呻く。

指先が形をなぞると、―――小さな指の腹を滑らせたカ所に意識が集中し、官能のくすぐりと期待が沸き起こる。
鋭い爪先が皮膚を斬ると、―――指でなぞった道筋に、痛覚の刺激と怯えが襲う。
赤く線を引いた血を嘗め取ると、―――温かな舌の身悶える感触と匂い立つ血の芳香に酔う。
傷が塞がる間際で牙を深く差し込むと、―――激しい痛みに耐える身体の硬直と裂かれる肉の音。
血を啜りながら人形の咥内を数本の指で犯すと、―――血を失い意識が落下する心地よさと、息苦しさに唾液が糸引き零れる。

全身に繰り返されるのは、快感なのか、苦痛なのか、点在する感覚の受容器が混乱し狂い出す。
引き裂いた手足の骨が見え隠れする状態であっても、肌を擦り合えば恍惚とし、彼女の紅唇は天国に引き上げる。
段々激しくなる人形の解体と復元作業に、大量の血を抜かれた人形は遂に動かなくなった。

64青薔薇と人形:2007/10/06(土) 22:35:37 ID:6WINl/D1

私が不明だったのはどのくらい、ほんの数分、それとも数時間、例えば何年、何百年といった時間経過は、
半永久壊れない人形にとって些末なことで、今再び彼女を見たことだけが自分が在る実感だ。
まだ淫靡な夢の現実は続いていた。
口移しに血を流し込まれ、ネジを巻かれた人形が薄く目を開くと、
ディーヴァは人形の腕を引いて身体を起こし、自分は所々赤く染まった褥に横たわる。

「今度はお前が…。」

全身が重く、覚醒のおぼつかない身体がゆっくり倒れる様に少女の肢体に重なる。
それでも押しつぶしてしまわないよう寝台に肘を付き上体を支え、蒼い瞳と目線が絡むと、
少女は赤い舌先を見せた。人形も舌を伸ばし、互いの舌が先に接触してから、唇が合わさる。
二人の味は混ざり合い、絡め合う舌は牙をなぞった。
優しく髪を梳いて耳から首筋に鼻先を滑らすと、猫の様に柔軟な肢体が伸びて、
伸びた部分に沿って口を這わす。甘い吐息が漏れると背を引き付け柔らかな胸に顔を埋めた。
ディーヴァの欲しがる場所に口を付け、ディーヴァの熱い吐息を欲して愛撫する。

不思議だった。恐ろしく思った彼女は今はやんわりとした女性で、自分が与える快楽に身を撓わせ委ねる人で、
そんな彼女に欲情して、夢中になって、慈しみを感じ、恋人のようだと想い極まり、彼女の名を囁こうとした時…。

「何も思ってはダメ…。何も思わずに、愛して…。」

それは呪文の様に熱くなった感情を冷やし、カールをただの伽を命ぜられた人形に戻した。
空にした頭と冷えた心で柔らかい肉だけを求めてまさぐる。
たわわな乳房から胸骨を辿り、腰や腹部の心地よい弾力を経て濡る肉の場所へ。
開く様に上下に撫で付け中を擦り、軽く芽を潰され、たっぷりの蜜で染みて嬌声があがると、
少女の手も人形をまさぐり始め、下半身を撫でる手に次第に力強く脈動し滑る。
滑りを絡めて2、3度指で擦ると人形は深い息を漏らした。
そのまま少女の手が招き、少しずつ締め付けを受けながら甘美な闇に埋没していった。

信じられないことに、彼女の望むままに私は動かされ、操られ、
彼女の言葉のままに感情の起伏が起こる。

「私を嫌悪しながら、体の隅々まで愛して。」
と言われれば、この行為に屈辱を感じながら、彼女の足指を口に含んだ。

「私を好きになって、激しく愛して。」
と言われれば、快楽で虚ろになっている表情を愛おしみながら、背骨が弓返り軋む程抉った。

65青薔薇と人形:2007/10/06(土) 22:36:47 ID:6WINl/D1

血を征服されるということは、こういうことか。
肉体は疎か感覚も、感情すらも言われるがままになり、
強く意識を保たなければ、自己は完全に無くされる。

何故ディーヴァはシュヴァリエの絶対隷従を知りながら、
いかなる精神的状況下においても愛を求め試すのか。

何故ディーヴァは血で全てを操れると知りながら、
傀儡の体と心を弄ぶのか。

何故ディーヴァは際限なく渇いているのか。

そこに女王の孤独を感じた時、
己が操られ流される川底に隠されたものを見つけ、
人形の中で今までとは違う確かな自分が息吹いた。

繋いだ髪の結び目のリボンに付着した血が渇いて糊になり、強く引っ張っても解けることはない。
それは彼女との血や心の繋がりそのものだと思いたくて、哀感に浸り目を閉じる。
そのまま二人は最後の絶頂を迎え、背が仰け反ると繋いだ髪がピンと張った。


それからはディーヴァが望む時に体を重ねる毎日で、望むだけカールは己を与えた。
ディーヴァの底知れない飢えを感じても、こうして注ぎ込んでいれば、いつか埋めることができると信じていた。
献身な彼の想いが届いたのか、次第に彼をむやみに深く傷つけることは無くなり、
いつしか二人が恋人の様に寄り添うのを、他の兄弟が冷酷な嫉妬の眼を向けていても彼は我関せずといった態度で、
彼の中の世界にはディーヴァと自分だけが在って、自分だけしか知り得ない彼女の深淵な孤独と共に、
彼女の蒼い瞳や、白い真珠の肌や、露を含んだ赤い花びらのような唇や、
黒檀の光沢のように輝く黒髪の美しさだけが鮮明に映し出されているだけであった。

66青薔薇と人形:2007/10/06(土) 22:38:03 ID:6WINl/D1

月明かりの深夜の中庭に一つあるブランコで遊ぶのが好きで、
向かい合わせに彼女を膝の上に置いて、
月光を受けて発光した白く透明な肢体を突き刺しブランコを揺らすと、
羽化したばかりの蝶のように震え、幻想絵画を木陰から潜み見る兄弟の視線も、
この時ばかりは彼女の美をただ称賛し、うっとりと熱い眼差しに変わっていた。

いつも一緒にいる時は手を繋ぐ変わりに髪を結び、
ゆらゆら二人が揺れると繋いだ髪も後から揺れて肩をくすぐった。
頭も体も白濁した後は私の肩にキスをくれ、チクリと幸せな痛みがあると、
「カールの血は甘く美味しい。お前の全てを感じるよ。」と言ってくれるのだ。

今までは、そういうこととは違うと思っていた。
こんなに強すぎる激情、血が沸騰する様な、肉が砕ける様な、肺に酸素が常にない様な苦しみ。
いつも自分の中に在る彼女に、涙を流して泣きそうになっている。
それに、彼女に血を与えられ、彼女の深い孤独と飢えを知ってから、
私は彼女に喰われたくてしかたがない。
残らず血を飲み干して欲しいし、できれば肉も残らず食べて欲しいと思う。
しかし、こんな異常な自分の説明を付けるなら、これしかない。
つまり、私は、恋をした。 
この少女に恋をしているのだ! この想いは肉体と共に永遠の恋だ!!

カールはディーヴァをしっかりと抱きしめて、彼女の肩に掛かる髪へ顔を埋め、
鼻孔から髪の香りをゆっくりと肺へ送った。

―――誰にもわたさない…。―――

彼の心の小さな呟きがディーヴァに聞こえたかどうかは不明だが、
恋する青年の顔とは対照的な柔らかい微笑をして、
「良い顔をしているね。」とカールに口付けた。

67青薔薇と人形:2007/10/06(土) 22:39:25 ID:6WINl/D1

甘ったるい幸せな時間は、些細なことが思いかけず綻びとなって、
あっというまに脆くも崩れ去るものである。

「あの子、おいしそう。」

それはディーヴァがまだ年端のいかない子供に対して向けた言葉で、
あれはまだ子供です、止めて下さい、と一言返しただけのことだった。
グイッと衿首を引かれ「なら、お前でいい。」
と私の首に噛みついたまではいつものことだと思っていた。
血を与えられた儀式と同じ位の大量の血を吸い出され、恍惚としながら倒れる直前に耳に入った言葉は、
私を一気に這い上がれない奈落に突き落とした。

ディーヴァの真理。それは生きるものは皆、生きる為に食べるであり、
人間が子羊のローストや子牛の肝臓のパイ包みに舌鼓を打つと同じだ。

「生きることを否定するのね。大っ嫌い。
 アンシェル、カールを好きにしていいわ。」

意識を失う間際、冥府に住まう悪鬼のごとくアンシェルの嘲笑う目が最後に見えた。



幾度死んでも、気が付くと生きている。そうしてまた四肢を刻まれる。
眠らない自分が、悪夢の中、覚醒したと思っても、夢である様な、
睡夢のただ中にいる苦しみに似ている。

私は地下の薄暗い研究室のベットの上に置かれていて、
白衣姿のアンシェルが自分の体を裂いているらしい。
断続的な激痛に神経は麻痺という精神の防御を選択している。
そういえば誰かが言っていた。愛されないシュヴァリエは存在意味がないと。
身も心も重傷なカールは絞り出す声で長兄に抗議した。

「アンシェル…、何故、私を、殺さない…!!」
「殺す? 私からディーヴァを奪ったお前の罪、お前の首をはねれば私が許せると思うかね?
 お前は何度も苦痛のまま死に、何度も望みない現実に生き返るのだよ。」
「はは…、狂人の…サディストらしい…!!」
「私を見損なわないでくれたまえ。シュヴァリエの生態データは取れている。」

68青薔薇と人形:2007/10/06(土) 22:40:35 ID:6WINl/D1

何度目の夢か現実か、私は私の幸福だった頃の彼女の部屋の寝台に横たわっていて、
愛しい人が傍らで、私の髪を櫛で丁寧に梳かしてくれていた。
ああ、そうだ、私は彼女に聞きたいことがあった。
愛されないシュヴァリエに存在意味がないのなら、
肉体が滅ばない自分の生死は、彼女が決めて欲しいから。

「教えてください。私は生きているのですか?死んでいるのですか?」

梳かし終えた髪をディーヴァは自分の黒髪と結び、リボンで固定しながら思う。
―――やっぱりカールは哀れな可愛い人形だ。自分で生きるか死ぬかを決められないなんて。
   艶のある長い黒髪と揃いの黒い瞳、明るい琥珀色の肌がお気に入りの私の人形。
   ああ、だから生きることを否定したりするんだわ。

「生きているわ、半分だけ。」

それが彼女の答えだった。ディーヴァはカールに人形でいることを望んだ。

あの頃の様に黒髪の人形は愛される。
指先が形をなぞり、鋭い爪先が皮膚を斬って、赤く線を引いた血を嘗め取られ、
傷が塞がる間際で牙を深く差し込まれ、血を啜られながら咥内を数本の指で犯される。

あの頃と違うのは、その先を彼女が望まないことだ。

心も体も交わすことが叶わないのなら、せめて口付けを許して欲しい…。
人形は己の髪と結ばれた、最愛の人の髪先に接吻しようと震えた手を伸ばした。

「カール。」

静かでありながら、細胞に染み渡る絶対の女王の声が響き、人形の動きが静止する。
ディーヴァの優雅な指先が髪のリボンと結び目を解くのを、
まるで命の糸が途切れた様な絶望的な気持ちで人形は見つめた。

「私はお前に触れるけど、お前は私に触れてはだめ。いいわね、カール。」

「………はい…。」

―――嗚呼、私が心を持たない人形であったらよかったのに!!

カールが青薔薇の恋に破れた後、もう1本の薔薇を見つけるのはもう少し先の話である。


69ID:+alh61m8 :2007/10/06(土) 22:43:09 ID:6WINl/D1
おしまいです。
ちょいとカールを虐めすぎたかなw
70名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 23:57:07 ID:LyVy5MTh
非常に妖しく美しい。
GJ。
こういう幻想的な描写は好きだ。
71名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 22:04:02 ID:LJh/dv2M
乙!
カールは本当に報われない奴だ
72名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 03:49:03 ID:03W3380q

73名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 21:45:44 ID:H+i3vkBt
>>69
待ってました!乙です。耽美なムードがすごく出てますね。
ディーヴァによって結び合わされた二人の髪が象徴的です。
言葉の選び方がとてもきれいなのでどきどきしました。
74名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 20:50:48 ID:7vWYImZP
>>61-69
GJ!
濡れ場の場面も、あやしく耽美的なのに描写には節度があって、とても
きれいでした!つづけて投下してくださって感謝です。またの登場を
お待ちしています!
75ID:+alh61m8:2007/10/11(木) 02:33:50 ID:gCmXOVEh
駄文を読んで戴き、有り難うございました。
レスも貰って嬉しいです。
ここらで次の方の投下をお待ちします。
それまでに妄想を溜め込んでおきますw
76名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 12:18:44 ID:WXJlVeui
よろしく!>>75

ほかの方もお待ちしてます。
77名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 18:56:31 ID:gRaa+FcE
ほす
78名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 11:48:58 ID:kCuUqTG3
投下ありがとうございます!
次もお待ちしています(^^)
79名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 06:06:15 ID:dudq7t2G
保守
80名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 11:21:14 ID:A6AXifNO
ほしゅ
81名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 12:10:54 ID:Fqg7CdoX
保守
82名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 00:16:20 ID:yEW5fU1Q
そういえば,,,保管庫はどうなってますか?
83名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 19:24:17 ID:5BCyMc5Z
あなたの心の中に…
84名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 01:39:32 ID:ocQE/w7Q
とりあえず保守っとくか
85名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 21:46:01 ID:zz7kBlOO
静かだ・・・(;;)
86名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:10:05 ID:jmGsWsrN
ほしゅだ!
87名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 01:02:14 ID:j1ZbEFs+
リクものキボンヌ
88名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 09:02:41 ID:7EltyEVp
サヤものキボンヌ
89名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 10:15:58 ID:aGRYLg5A
これってMBS・TBS系アニメじゃなかったっけ?
90名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 18:55:51 ID:AZYljbwU
そうだけど?
91名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 11:06:22 ID:TKpKQjTN
小夜たんならなんでもいい
92名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 23:55:47 ID:JzpDr+Lu
「ねえ、何を拗ねてるの?」
「拗ねてません」
「どうして視線を合わせてくれないの?」
「見ていますよ、いつでも……小夜、あなたのことを」
「…本当?」
「ええ」
「傍にいてくれないと、私、フラフラしちゃうから」
「小夜…」
「この翼に閉じ込めて、ぎゅって、抱きしめて?そうしたら私、安心していられるから」
「っ…小夜、それはっ!」
「動いちゃダメ、ね?…いいでしょう?」
「それが、あなたの望みなら…」

―以下各自の脳内で展開されます―
93名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 23:01:38 ID:Z3IMiAvQ
あげ
94名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 06:31:31 ID:c6T1gAij
保守
95名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 12:43:43 ID:/7oMWXYh
「ハジ、ぎゅってして?」
「それがあなたの望みなら・・・」
「ハジ、キスして?」
「それがあなたの望みなら・・・」

「・・・・・」
「小夜?」
「・・・・」
「どうしたのですか?・・・そんなに拳を握りしめて」

「・・・『な ら』ってなによ!!!」

ハジの身体はほぼ1km、飛んでいった・・・・
96名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 12:46:23 ID:x8QhFf2+
ハジwwwww
きっと小夜に振り回されていた昔を思い出しながら飛んでるな。
97名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 16:57:09 ID:CVjTsWn4
噴いたw
何だかちょっと幸せだww
98名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 08:56:10 ID:8PJA6LLL
保守
99名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 23:02:52 ID:vB0tEtNo
ほしゅ
100名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 23:06:17 ID:ajArEZ0h
保管庫完成、気長に待ってまーす
101名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 23:40:52 ID:3RWG9uJZ
102名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 07:18:25 ID:PMAe5+oc
>>101
うまいな〜
103名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 16:20:08 ID:o69/toV9
>>101
似てる似てる
GJ!
104名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 20:39:53 ID:157KGqlZ
>>102>>103
あんがと。ちょっと待ってて。ちゃんと塗るので。
105名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 13:01:38 ID:CM40g1cs
モザイク入ってないのがイイ!!
106名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 04:29:14 ID:K2oGouKN
うおお!うまいな!!
107名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 00:22:09 ID:tmbAdvRD
話に乗れない携帯の悲しさよ…orz

ところでガンダム00にソロモンに酷似したのがいるw
「君に心を奪われた男だ!」 君→ガンダム 多分報われない(;_;)
108名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 00:30:53 ID:R0jCWMXi
>>107
スレチ
109名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 12:10:58 ID:AFKvIjCN
110名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 14:58:13 ID:bdGYEKLx
保守
111名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 14:29:40 ID:aMX2R0kj
保守
112名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 14:04:27 ID:5h5vaPuI
ほしゅだ!
113名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:28:03 ID:M+useQKk
hssh
なんくるないさー
114名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 23:52:19 ID:9PXkEzus
保守
115名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 17:50:28 ID:IzRpTYBx
ナンクルナイサ〜
116名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 21:43:01 ID:3dTgE82R
3スレ目のシリーズ書いてる職人がいいな
シリアスもコメディも上手い
個人的に結婚式が秀逸だと思ったけどちなみにお前らはどれが好きだったの?
117名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 23:27:35 ID:m+kQFbvW
118名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 00:52:00 ID:UJtrbFTR
>>116
2スレ目の>>721から始まるアンシェル×ディーヴァが一押しだな。
43話話なんだけど…。

>「おまえが姉さまのところに行ったりしたら・・そのときは殺してやる」
>「私は貴女の崇拝者のひとりです。・・そんな事をするとでも?ディーヴァ」
>指を握りしめ、取り残された子供のような表情でディーヴァが
>うつむく。やがて押しつけられた背広の布地に涙がちいさなしみを作った。

この職人さんの文章、マジで上手い!
ラスカルはエロカッコイイし、ディーヴァたんが可哀想で可愛いし…萌えた。
119名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 13:08:44 ID:QbF/VDgw
もうきえててみれない><
120名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 13:46:14 ID:VaBaDLKS
121名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 18:08:55 ID:4ZpH8gjK
見逃し続けてやっとみれた、サンクス
122名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 22:05:55 ID:ZiFtlVnX
>>118
自分もかなりアンディヴァ好きだ

>>120
局部までしっかりなのがたまらんハァハァ
小夜
123名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 10:05:11 ID:tntfaeGl
いいものをありがとう
124名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 00:34:14 ID:hO/LG5p6
>>120
なんだこれ、スカートはいてるのにすっぽんぽんって。
たまらないじゃないか。
また描いて〜ん、うP主。
125名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 00:38:45 ID:gnF6XnVt
>>121->>124
喜んでくれてあんがd!
調子に乗ってまた描かせてもらうね。

にしても、B+関連のエロ絵って少ないんだよなー…
新作も期待薄だし。けっこう小夜も出刃もエロいと思うんだけど。
126名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 00:16:34 ID:mm9Exy+m
シフもえろいのにねぇ
127名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 11:17:35 ID:jPFTortG
エロ描きづらい作品なのかもな
128名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 00:25:24 ID:URkg4koL
単純に作品の認知度だと思うが。少ないのは。
129名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 00:37:23 ID:P9Wsq8Cn
認知度というか、人気度が低いような…
130名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 10:46:58 ID:tdKsTneZ
保守
131名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 10:56:22 ID:I9kNMYoD
フェスタ2あるんだね
132名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 10:14:58 ID:3wO63hak
来年だね。
133名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 10:15:48 ID:3wO63hak
間違った(w
もう今年だ(^^;
134名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 13:44:56 ID:l7eLN0+b
保守
135名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 11:13:18 ID:1csZl5zk
hosyu
136名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 11:16:55 ID:nDx4eEVk
ほしゅ
137名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 04:56:57 ID:PgN3xHnw
この作品、ガンダム見てるとソロモンを思い出すくらい未だに好きなんだけどな〜…
138名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 19:03:46 ID:yJTTeDHQ
ソロモンとハジにまた逢いたい。
小夜はいらんよ。
139名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 19:44:13 ID:uA6Kfj+i
小夜がいてこそのハジだと思うけどなあ
140名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 18:36:37 ID:at78Z9sA
電車で隣に座った学生がBLOOD+を読んでいた。少しうれしかった。
保守
141名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 01:22:42 ID:LP43SHHH
ソロモンと小夜にまた逢いたい。
ハジはいらんよ。
142名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 03:09:41 ID:1Uq48p1f
143名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 05:06:58 ID:beg+kdvh
>>142
GJ!!

今更ながらサヤの唇はエロくていいな(;´Д`)ハァハァ
144名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 07:31:49 ID:1Uq48p1f
なぜか142のリンクが切れてたので…直リンがいかんかったのかな

つ ttp://2sen.dip.jp:81/cgi-bin/upgun/up1/source/up12009.jpg

>>143
腰つきもエロいネ(;´Д`)
145名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 19:42:22 ID:1Uq48p1f
しつこくてごめんね。2専なぜかすぐ削除される。
前の小夜は無臭でOK,今回モザありなのにNG。3度目の正直…

つ ttp://www.sectachan.org/e/src/120168959113.jpg
146名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 09:03:42 ID:CAd01iY/
>>145
乙乙!

実写版公開ついでにアニメの続編も何とかしてくれないかな〜…
147名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 14:32:53 ID:gnm8hRxy
好きな組み合わせをありがとう
148名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 04:24:11 ID:zrtizTIW
話題がないな〜…
149名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 16:06:49 ID:/2nHUyme
何かネタは無いかと思って、DVD見直してたら、
久々に庭師のハジ見て吹いてしまった
150名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 17:01:40 ID:zrtizTIW
あの頃はソロモンは腹黒だと思ってたな〜

後半の恋の奴隷なソロモンも嫌いじゃないけど、もっと落ち着けよとw
151名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 18:50:28 ID:1SdceMhd
漫画版のソロモンなら腹黒だからおkだw
152名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 07:30:28 ID:YCNRzEvl
漫画版ソロモンはサヤの起床後が気になる

そして、後半の詰め込みっぷりをみるにあと1巻あれば、もっときちんと終われたんだろうなと…
153名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 18:52:03 ID:6A4mLiQ6
寝てるサヤ相手に実験しちゃえYOと思ったけど、繭に入ってるんだったな…

繭相手にハァハァできるハジを尊敬した
154名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 02:06:40 ID:nn8cAHqa
>>152
マンガの小夜はソロモン毛嫌いしてたw
長く生きすぎたから飴の実験に付き合う言うてたからソロモンはマンガでも死ぬだろ
155名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 18:11:39 ID:LYalbblR
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
156名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 02:52:54 ID:zdH/9lg2
>>154
子作り実験までは生きとけよと(エロパロ板的な意味で)
157名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 02:04:28 ID:RipjDhp5
イレーヌのえろい絵がみたいよぅ・・・
158名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 20:27:09 ID:VoprsdyL
小夜の秘裂をかきわけてそろりと舌を差し込み、
ちゅばちゅばと淫蜜をすすり、弩張したマラ棒を子宮口にあてがい、
金玉がひからびるほど子種を注入してやったよ
159名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 20:39:32 ID:VoprsdyL
リクに擬態して香里に告って、つきあうことになった。
キス、初えっちまでは純情そのものを装い、ゆっくり慎重に。

が、Hしたあとは毎回徐々に行為をエスカレート。
いまじゃ完全に調教して、香里はおれの肉便器。

ちなみに今日はこんな感じ。
ノーパン・リモコンローター装着で登校させて、
放課後、海岸近くの公衆便所で即フェラ、即中出し。
その後暗くなってから首輪をつけて海岸を散歩。
1人にしてM字開脚でオナニーさせ、遠目に観察。
全裸のままコンビニでコンドームを買わせ、
店員に「どうせ使ってくれないんです」と言って支払わせた。

さて、明日はどうするか…
160名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 20:49:18 ID:VoprsdyL
香里にメール打った。
「おまえセックス下手なんだよ。明日アメ公相手に援交してこい。
おれとのセックスがもっとよくなるぜ」
香里から
「はい。リクくんがそうしろっていうなら、
私なんでもするよ。リクくん、私のこと愛してるんだよね?」
と即レスがあった。
うぜ
161名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 09:30:11 ID:xUIZ7X7k
今更だがアニマックスの放送wktkしながら見てる。
もうパロは無理かなーと思ってたが、保管庫案出てるなら是非作ってくれ。
162名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 03:31:53 ID:Rc9i1wZn
パンツ脱いだ小夜に、顔の上にまたがってほしい。
163名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 14:24:23 ID:4QDWMSpR
再放送そろそろディーヴァ登場か?
164名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 22:35:40 ID:EbR8XMS5
ほしゅ
165名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 18:53:31 ID:c1+ITuaq
過疎だなぁ…

再放送で改めて作画崩壊をじっくりと見た…泣けた
166名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 01:17:30 ID:9GP+SaCr
最後の方ひどいよね(;;)
167名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 19:39:21 ID:JdBUTCyy
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://monitorguide.biz/2ch/01_info.html
168名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 21:35:40 ID:tVFe5jd1
漫画版みんな乳でっかいなハァハァ
169名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 01:06:30 ID:ImhpZ77C
小夜のまんこに指入れしたい
170名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 13:01:56 ID:wllA6ghp
小夜のは見たことあるけど
ディーヴァとかイレーヌとかルルゥが
触手タイプの翼手にもにょもにょされる絵がみたい
171名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 18:25:40 ID:S2uMRc9M
リクかわいいよリク
172名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 22:07:06 ID:nRqfo0Y2
ほしゅ
173名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 02:54:13 ID:VF10dnlS
アニマ○クスで放送中のを見てるぜ。
最初の放送はこっちの地域日曜5時だから見逃してたりしたんだが・・・
以外と面白いなと思って探したらあったからわろたww
174名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 21:35:45 ID:eYgqzS0+
「おはよう、ハジ。あら?部屋が綺麗になってる・・・掃除したの?」
「はい、あなたが寝てる間に・・・」
「あっ、服も・・・洗濯したの?」
「はい、あなたが寝てる間に・・・」
小夜、はっとなって
「ハジ・・・朝自分で洗おうとわけておいた私の・・・し、下着も・・・
 まさか洗ったんじゃ」
「ご心配には及びません、小夜」
「?」

「ちゃんとア○ロンで手洗いしましたから」

ハジの身体はほぼ3km、飛んでいった・・・
175名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 22:32:24 ID:NY2vENfG
ほんとはなめてきれいにしたよ
176名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 21:28:35 ID:KbaqMJem
一瞬サヤの体を洗ったのかと思ったw
177名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 20:56:25 ID:LPST0GzT
保守
178名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 22:08:11 ID:ca8VUaQL
結局保管庫ってどうなったの?
179名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 12:41:44 ID:m66KEzDI
>>178
どうもなってないというか放置?

兄マックスの再放送、深夜にしてくれたら見れるんだけど、中途半端過ぎて忘れるんだよな…
180名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 00:23:55 ID:9nA6wnCI
保管庫作ってくれるって人、何人かいたんだけどね
181名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 13:20:55 ID:NKja1zOs
過疎ってるなあ・・・
182名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 19:36:53 ID:0OjBvBVS
見てる人は少なくないと思うけど、燃料不足だからかなぁ
183名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 23:44:16 ID:MnRKFuiD
箱を作っても入れるものがないんだぜ
184名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 03:55:31 ID:ZFsqokqK
小夜に入れたい
185エイプリルフールですから…:2008/04/01(火) 12:48:10 ID:FsVdLgbU
今日は三月三十一日。夜の十一時だ。一時間で四月一日になる。
どんな嘘を吐いてやろうとベッドの中で真央が考えていると、隣の岡村が呟く。「好きだ、お嬢」「おっさん、まだ四月一日じゃないよ」「わかってるぜ…」真央は赤くなって岡村の顔に枕をぶつける。にたりと笑う岡村。時計の時間を二時間、遅らせてあったのだ。
186名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 21:08:52 ID:OW+7Fmsj

【表現規制】表現の自由は誰のモノ【90】
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news2/1206743966/
187名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 10:41:26 ID:u42bnAaG
ほしゅ
188名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 19:32:20 ID:uhGXhtxl
age
189名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 12:18:00 ID:QmNsimic
190名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 13:21:51 ID:F2I4nB7E
土6もなくなっちゃったし、過疎だなぁ…

そういや、土6CD買った人いる?
191名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 02:19:55 ID:ntsroA1x
本スレも過疎だしそういう話題は本スレでふるといいかも
192名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 09:52:36 ID:bIOYKwVJ
職人さんはもう降りてこないのかな(;;)
193名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 13:19:12 ID:IuE/GKLD
ほしゅ
194名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 11:19:47 ID:4XDlrtwu
過疎ってますな・・・(;;)
195名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 23:59:36 ID:NEB80JjG
age
196名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:45:18 ID:jZJKlaw4
197名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 23:43:46 ID:OaGvkEHh

198名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 23:48:54 ID:2vWZXdXZ
保守する意味がわからないスレ
199名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 02:46:58 ID:+7Yzybgl
まえよくかいてた絵師さんはもうみてないのかな?
200名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 10:44:50 ID:m663emhp
201名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 05:29:44 ID:zNdGZUz+
>>200
宣伝乙
202名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:56:37 ID:2y3Lqpyr
保守
203名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 04:26:24 ID:gSXMWdzq
イレーヌのエロい絵マダー?
204こんなのを見たい:2008/05/21(水) 15:39:56 ID:+GvhnpU+
リク×ディーバ のその時のの死に至るまでの描写
いやいやでビクビクしながらもアソコは立っちゃって出すところから
ディーバの血を飲まされて結晶化するまで

今まで一回も出会ったことがないのは俺のサーフィンが下手なのか?
ちなみにその時だが数多くの中出しをされているはずのディーバだが
リクとの行為には満足 できていない バージョンなんてのもあるのかな
205名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 21:19:25 ID:p2LkcwGi
いいねいいね
男性向けって少ないなあ
206名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 10:22:46 ID:6LXXxrW3
HOSYU
207名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 14:25:05 ID:bnxz3xNM
保守
208名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 00:55:22 ID:9FHwsa4g
ひどいエロが見たいです
209名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 18:04:50 ID:wfAQlUej
>>204
心は怖くても乗っかって腰振られて気持ち良かったんだろうな…
210名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 09:27:46 ID:RVmbPdst
だれか 無毛良品のアブない少年もってません?
211名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 18:21:16 ID:lGJZfTkf
>>209
その回見そびれたんだよな…
212名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 12:22:02 ID:7tEYwsZ7
なあアニメ本スレとキャラスレに入れないのって俺だけ?
昨日からずっと見れないんだけど。ギコナビでも見られない。
どうなってんの?
213名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 12:35:04 ID:xOBnJ5ZG
アニメ2、アニメキャラ、漫画系板などが入っているサーバが落ちてる。
アニメ板は鯖が違うので無事。
214名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 13:16:12 ID:7tEYwsZ7
>>213
サンクス

くそっほちゅできなかったらスレ落ちるじゃねーか!
こうなったらやけだ!小夜をりょーじょくしてやる!
215名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 12:23:10 ID:vgdBNAJp
>>210
危ない少年が良品かどうかは判断に迷うところだ
216名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 01:10:03 ID:heduys3G
だが見てみたい。
217名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 03:52:53 ID:YDdkjDUE

218名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 10:23:24 ID:QwwRt0zO
age
219名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:22:09 ID:moYJvf4P
このスレではどのカプが需要あるんだろ
220名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:50:13 ID:rfxUEwu3
個人的にはリクが
イレーヌ、出刃、小夜、女医あたりにめちゃくちゃされるのが好きです
221名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 14:38:26 ID:8aBTnyKR
>>220
なんだ俺か
222名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 22:13:52 ID:wSBRXgcL
逆にリクがめちゃめちゃにするのも見てみたい
223名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:53:02 ID:nItNariP
それもなかなかすごい事になりそうだ。
見てみたい。
224名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 21:34:53 ID:S2nmL+UA
ほしゅ
225名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:32:38 ID:bf/oKtHN
さがり過ぎ
226名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 18:27:33 ID:gJqlJWOR
ほしゅ

保管庫作ってくれ
227名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 21:26:11 ID:rLPYGF6s
誰か過去スレのログ持ってませんか?
うp希望
228名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 21:06:23 ID:IcJGg7z+
ログがなくてもアドレス知ってれば、↓で読める
ttp://www.geocities.jp/mirrorhenkan/index0.html
229名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 00:27:32 ID:Af8Dmy6Y
>>228
おかげで過去スレ読めました。ありがとう
いい作品がいっっぱいだった
230名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 02:16:47 ID:HCyBWbob
イレーヌのエロまだー?
231名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 02:07:55 ID:7PBfNPS6
ほしゅ
232名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 23:44:17 ID:FJdn5Gsk
保守
233名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 17:32:31 ID:QgUZHTB3
続編が欲しい
234名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 21:18:22 ID:sLFHOnTY
むしろリメイクきぼん
235名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 02:05:21 ID:/xNryvB8
監督と脚本変えて作り直せば神。
236名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 07:33:18 ID:qEfwoEnl
なんだかんだ一年見続けたからなー
世界中旅行してくれたのは面白かった。
アオザイえっちいよ〜
237ソロ小夜←カール:2008/07/14(月) 21:05:54 ID:sUPDnHNf
※ソロモン邸にて
ソロ「小夜はミルクでいいですか?」
小夜「うん」
ソロ「実は…最近趣味で日本のことわざを覚えているんです」
小夜「ふぅん」
ソロ「例えば…ねこがふっとんだ」
小夜「ふへ?」
ソロ「後は…隣の柿はよく客食う柿だ」
小夜「ぶふっ」
ソロ「ああ、お顔にミルクが・・・今拭きますから
じっとして」
※以下某米軍基地諜報部にて
米兵1「はあはあ!今の見たか!」
米兵2「すっげ〜!今まで見たどんなアイコラよりもすげーよ!
エロすぎ!あれが日本の性文化BUKKAKEか!」
米兵3「ああっ俺もSAYAの顔にぶっかけてえ〜
一緒にいた男、怪しいよな・・・ああっうらやましいにもほどがある!!」
※以下ソロモン邸にて
ソロ「ああ、テーブルも拭かなくては。カール、すみませんが
布巾を持ってきていただけませんか・・・・・・カール?」
カール「そのくらい自分でとって来い(くそっ下半身が熱膨張して動けんっ)」





ジェイムズ「最近諜報室を私用で使っている者がいるという噂があるのだが…」
米兵123「ぎくぎくぎくっ((((;゜Д゜)))」
238名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 15:35:15 ID:aYGxwUpD
ttp://blog-imgs-1.fc2.com/e/r/o/erogmakkori/060907_blood_04.jpg

この絵とかよくみるけど詳細分かる人いる?
239名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 20:01:47 ID:tgw2Y1Uz
>>238
なつかしいな
その絵師は神だった
240名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 01:19:27 ID:5rvZUfPO
まじめな顔で観察する女医の顔が脳内保管されてクソフイタ
241名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 04:08:36 ID:/aYnGKoB
詳細気になる。誰かご存知の方いませんか?
242名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 04:40:19 ID:7vFskIOx
詳細もなにも、半角板の血スレで
エロ絵を投下してた神絵師がいたってだけのことだと思うんだが
243名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 12:07:12 ID:/aYnGKoB
あわよくばサイトとかもってないかなーっておもったけど
やっぱりそうですか。残念です、ありがとう。
244ソロ小夜:2008/07/22(火) 04:42:25 ID:57BQ3C7i
小夜「ソロモン!数学のテストで40点取ったの。
今まではどんなにがんばっても30点台だったのに・・・」
ソロ「それは・・・素晴らしい!小夜、よくがんばりましたね」
小夜「うぇっそれほどでもないなりぃ」
カール「・・・・それは50点満点のテストなのか?」
小夜「ほちょ?100点満点だけど?」
ソロ「カール。小夜がせっかくがんばったと言うのに。
余計なことを言わないでください。お勉強に一生懸命な
小夜はいい子ですね。(頭ナデ)」
小夜「うへへ。この調子でがんばれば志望校受かるかな・・・
それで就職して・・・立派な大人になって・・・」
ソロ「ああ、小夜が将来のことを考えてらっしゃる。
小夜。立派になって・・・・゜・(つД`)・゜ぐすっ」
カール「あほかっ」
245名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 07:01:32 ID:iPHwLSsj
>>244
誤爆か…
246名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 10:32:05 ID:+TSNx3z/
>>244
せつない…
247名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 06:37:14 ID:nKe+eKkg
>>244
248名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 13:35:31 ID:ONiBhwyc
ありがとう萌えた!
最近はまり始めたんだがソロモンかっこいいな
249ソロ小夜:2008/07/27(日) 03:08:35 ID:j/eIsAFh
ソロ「小夜。そこでたいやきを買ってきました。
一緒に食べませんか。皆さんもご一緒に」
小夜「うん。ふわったいやき、たいやき…はぐっ」
ソロ「小夜、めっ(デコツン)」
小夜「はやっ」
ソロ「いいですか。たいやきは頭からではなくこのようにまず尻尾から
味わいながら少しずつ…」
小夜「(おこられた!)…ん。あぐっ」
ソロ「小夜、めっ(デコピン)」
小夜「はやっ」
ソロ「そのようにがぶりといってはいけません。
皮のなかにこう舌を入れてあんだけを
すべて食したあと最後にかわを食べるのです」
小夜「(またおこられた!いい思い出にします)
…」






カイ「ったく。フツーに食えよフツーに」
リク「カイにいちゃん、クリームだけ吸って
かわだけ残すのやめてよね。もったいないし」
250名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 10:06:24 ID:aXmtSCD+
>>249
サヤカワユス!
カイ、キモス…w
251名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 14:34:29 ID:sAl65ze/
この萌えをどうすればwww
252ソロ小夜1:2008/07/30(水) 20:40:05 ID:MqPI6wsI
リク「ただいま」
ディヴァ「あっりくきゅん!おかえりなさーい♪」
リク「おばさんまた来たの。あ!土足で家に上がりこまないでって言ったでしょ
(その気持ち悪い呼び方やめてくれないかなあ)」
ディヴァ「ああ会えて嬉しいわりくきゅん。ずっと待ってたのよ。さあ再会のキスをしてあげるから
こっちいらっしゃい♪」
リク「変なことしたらまた警察呼ぶよ」
ディヴァ「もうりくきゅんたら超ツンデレテラモエスwあらこんなところに洗濯したてのりくきゅんのパンツが。
ふふ・・・今日の記念にこれもらってもいいかしら♪」
リク「通報しますた」

小夜「こういう場合はどうするの?」
ソロ「こういうときは角を狙うんです。四隅を相手より先にとってしまえば、
もう勝ったも同然ですよ。あ、お帰りなさいディーヴァ」
ディヴァ「二人で何してるの?楽しそうね♪」
ソロ「小夜にオセロのやり方を教えていたんです。カイ君にどうしても勝てないので必勝方法を教えて欲しいと
頼まれまして」
小夜「ねえディーヴァも一緒にやらない?」
デヴァ「いいわ。愛し合う二人の邪魔をするわけにはいかないもの♪」
小夜「へ?愛し合うって・・・私とソロモンが???ディーヴァ、それってちょっと違うんじゃ」
デヴァ「ふふふ。姉さまは分かってないのね。ねえソロモン。いつもしてること、私にして頂戴♪」
ソロ「ディーヴァ?」
デヴァ「もうっしようのない子ね。んーちゅ♪(ソロモンにキス)」
小夜「・・・・・・・・・ポカーン(AA略)」
デヴァ「姉さまじつわね。ソロモンは私とも愛し合っているの。隠すつもりはなかったんだけど・・・
今まで黙っていてごめんなさい♪」
小夜「そ、そうなんだ。わ私もその、気づかなくて・・・なんていうか・・・ごめんね。私の方がお邪魔だったみたい・・・
あ、そういえばもうそろそろ帰らないとみんなが心配するから・・・」
デヴァ「え〜もう帰っちゃうのぉ姉さま。でも姉さまにも家族があるんですもの。仕方ないわよね。
ソロモン、姉さまを送ってあげて。ちょっとソロモン、聞いてる?♪」
ソロ「・・・・・はっ・・・・すみません、小夜、行きましょう」
小夜「いい。今日はバスで帰るから」
ソロ「でも・・・バス停からお家までは街燈も少ないですし、この時間帯で一人で帰るのは・・・」
小夜「いいの。心配してくれてありがと。私なら大丈夫だから」
ソロ「小夜・・・・」
デヴァ「(ふふふソロモンたらいい気味!私がりくきゅんに冷たくされて落ち込んでるときに
小夜姉さまを膝に乗せてしかも手まで握るなんて。生意気なのよ♪)」

カイ「今日は親父がいねーから俺がメシ作ったんだ。どんどん食えよ!」
小夜「うん」
リク「小夜姉ちゃん、さっきから全然お箸が進んでないみたいだけど・・・
大丈夫?」
小夜「うん」
リク「小夜姉ちゃん?」
小夜「…(´・ω・`)」
カイ「どうした小夜」
小夜「…(´;ω;`)」
カイ「そーか!泣くほどうまいか!!」
リク「( 小夜姉ちゃん・・・)」
253ソロ小夜2:2008/07/30(水) 20:40:52 ID:MqPI6wsI
リク「小夜姉ちゃん、最近変じゃない?ぼーっとしたり、ご飯のときも上の空だし」
カイ「ああ俺もそう思う」
リク「学校で何かあったのかなあ。でも最近は学校のことも話してくれないし。
昨日はサザエさん見ながら涙ぐんでたし。カイ兄ちゃん、何か知ってる?」
カイ「いや。俺も四六時中小夜を見張ってるわけじゃねーからな。
でも一つだけ分かることがある」
リク「何?」
カイ「小夜は・・・俺に惚れてる!」
リク「(ねーよ)」

香里「小夜好きな人いる?」
小夜「ぇ?」
香里「両思いの人がいたらいいなって思うよね。二人で励ましあってがんばれたらって」
真央「金城好きな奴いるんだ」
香里「実はね・・・」
真央「ラブレターもらったの?」
香里「やだぁ謝花さん。声大きいってば」
真央「いつ?どんな奴?」
香里「他のクラスの子。少し格好よかった」
真央「付き合ってみれば?それで嫌なら断る」
香里「でも・・・」
真央「さてはほかに好きな奴いるんだ」
香里「え・・・」
真央「隠してもだめだよ。ほーれ白状しな」
香里「だって・・・私には小夜がいるし・・・」
真央「(金城って・・・)」
香里「ねえ、小夜は好きな人いないの?」
小夜「(ぼー)」
香里「ねえ小夜。小夜ってば」
小夜「ぇあ・・・」
香里「ねえ。小夜って好きな人いるの?」
小夜「好きな人・・・ぅ、ううん。いないよ」
真央「王子は?」
香里「王子って?」
真央「たまに音無迎えに来る外人」
小夜「そ、ソロモンは・・・そんなんじゃないよ」
真央「ふ〜ん。よくそいつの家に行ったり、外泊してるってカイから聞いたけど?」
小夜「それは・・・今ディーヴァが日本公演のためにソロモンの家に泊まってるから・・・
ディーヴァが寂しいって言うから行ってるだけで」
真央「へぇ。本当にそれだけ?」
小夜「本当に・・・本当にそれだけだよ。それだけ・・・」
254ソロ小夜3:2008/07/30(水) 20:41:32 ID:MqPI6wsI
ソロ「小夜」
小夜「ソロモン・・・」
ソロ「良かった。丁度学校が終わる頃だと思って
迎えに来たんです。さ、こちらへ」
小夜「あの・・・今日は・・・用事が」
ソロ「小夜が美味しいと言っていたベル・エキプの
抹茶プリンをご用意してあります」
小夜「(まっちゃぷりん!)」

ソロ「リハーサルが長引いてディーヴァは少し遅れるようです」
小夜「そう・・・あの・・・この時計・・・」
ソロ「ああ、気になりますか」
小夜「うん・・・この時計だけ、何かすごく古そうだから」
ソロ「あるお城で眠っていたんですよ。
すっかりさび付いて・・・これなんだと思います?」
小夜「ぅはぁー綺麗!これ何?」
ソロ「出来上がってからのお楽しみです(時計のねじを回す)」
〜♪
小夜「はぁー綺麗な音・・・時計の中から出てきたのは・・・ドワーフ?」
ソロ「よくご存知で。小夜はドワーフを知っていたんですね。
文字盤を見て御覧なさい。うまくいくかな」
ボーンボーンボーン
小夜「わあ、王様と・・・エルフも出てきた」
ソロ「ガラスが光りますね。こちらへ」
小夜「このエルフ・・・王女様?」
ソロ「そうですね」
小夜「二人は愛し合ってるの?」
ソロ「ええ。しかし住む世界が違うんです。彼はドワーフの王ですからね。
12時の鐘が打つ間だけ王女は羊から元の姿へ戻れるのです。
それでも、彼は時を刻むごとにああして現れて王女を待ち続けるんですよ。
きっと、この時計を作った職人が、届かぬ恋をしていたんでしょうね」
小夜「それで二人ともなんだか悲しそうなんだね
(ソロモンも悲しそうな顔をしているのは
なんでなんだろ…あ…そうか…ソロモンにとっては
ディーヴァは大事なご主人さまだからいくら好きでもくっつけないんだ…)」
ソロ「…………」
小夜「…(´・ω・`)」
255ソロ小夜4:2008/07/30(水) 20:42:02 ID:MqPI6wsI
ソロ「小夜」
小夜「ソロモン。どうして学校に?」
ソロ「実はがんばっている小夜に・・・差し入れをと思いまして。これ、あけてみてください」
小夜「ふわ・・・おにぎりだ。これ・・・」
ソロ「僕が作ったんです。おかかとめんたいことたらことしゃけ。たくさんありますから
おなかいっぱい食べてくださいね」
小夜「ん・・・ありがと。じゃあ、早速いただくね。ほむっおいひぃ・・・わぁ、これめんたいこだ。
いっぱい入ってる」
ソロ「くすくす。小夜は本当に美味しそうに食べますね。ディーヴァにもおつくりしたんですが、
彼女のお口には合わなかった様で、食べてはいただけなかったんですが、小夜のお口には合ったようでよかったです」
小夜「ソロモンは・・・優しいんだね」
ソロ「小夜。僕はやさしくなんてありませんよ」
小夜「(ソロモンは・・・優しいんだ・・・誰にでも・・・きっと)・・・・う・・・(はぐはぐ)」
ソロ「ほーら、小夜、そんなに急いで食べるとむせてしまいますよ」
小夜「うっ・・・ひぐっひくっ(まぐまぐ)」
ソロ「小夜・・・!どうしました?もしややっぱりお口に合わない・・・」
小夜「ふぇ・・・っひぅっ」
ソロ「小夜・・・どうしたのですか?泣かないで・・・」
小夜「おいひぃ・・・おいひぃよぉ・・・ソロモンの作ってくれたおにぎり」
ソロ「小夜にそんなに喜んでいただけるなんて・・・嬉しいです。たくさん食べて、また部活動がんばってくださいね(頭ナデ)」
小夜「ふ、ふぇ〜ん」
256ソロ小夜5:2008/07/30(水) 20:42:31 ID:MqPI6wsI
ソロ「小夜」
小夜「ソロモン。どうして学校に?」
ソロ「実はがんばっている小夜に・・・差し入れをと思いまして。これ、あけてみてください」
小夜「ふわ・・・おにぎりだ。これ・・・」
ソロ「僕が作ったんです。おかかとめんたいことたらことしゃけ。たくさんありますから
おなかいっぱい食べてくださいね」
小夜「ん・・・ありがと。じゃあ、早速いただくね。ほむっおいひぃ・・・わぁ、これめんたいこだ。
いっぱい入ってる」
ソロ「くすくす。小夜は本当に美味しそうに食べますね。ディーヴァにもおつくりしたんですが、
彼女のお口には合わなかった様で、食べてはいただけなかったんですが、小夜のお口には合ったようでよかったです」
小夜「ソロモンは・・・優しいんだね」
ソロ「小夜。僕はやさしくなんてありませんよ」
小夜「(ソロモンは・・・優しいんだ・・・誰にでも・・・きっと)・・・・う・・・(はぐはぐ)」
ソロ「ほーら、小夜、そんなに急いで食べるとむせてしまいますよ」
小夜「うっ・・・ひぐっひくっ(まぐまぐ)」
ソロ「小夜・・・!どうしました?もしややっぱりお口に合わない・・・」
小夜「ふぇ・・・っひぅっ」
ソロ「小夜・・・どうしたのですか?泣かないで・・・」
小夜「おいひぃ・・・おいひぃよぉ・・・ソロモンの作ってくれたおにぎり」
ソロ「小夜にそんなに喜んでいただけるなんて・・・嬉しいです。たくさん食べて、また部活動がんばってくださいね(頭ナデ)」
小夜「ふ、ふぇ〜ん」
257ソロ小夜6:2008/07/30(水) 20:43:19 ID:MqPI6wsI
小夜「ひっく・・・ぐすっ」
ソロ「小夜・・・どうしました?」
小夜「ふぇっソロモン・・・別になんでも・・・」
ソロ「ははあ・・・さては怖い夢を見たんですね。こちらへどうぞ。温かい飲み物をご用意しましょう。
気分が落ち着きますよ。ココアでいいかな・・・」
小夜「ありがと。ずずっ・・・ほわ・・・甘くてあったかい・・・」
ソロ「落ち着かれましたか」
小夜「ん」
ソロ「どんな夢ですか。差し支えなければ僕に話してくださいませんか」
小夜「ベトナムで、私・・・大勢の人たちを切ってた。お母さんと赤ちゃんまで・・・
私・・・ベトナムで目覚めた後の記憶がないの。もしかしたら・・・私・・・あれはただの
夢じゃなくて本当に・・・」
ソロ「小夜はお優しい良い子ですよ。小夜がそんなことをするはずがありません」
小夜「れっれも・・・あのときのことをハジや赤い盾の人に聞いても、いつも曖昧にはぐらかされて、
誰も何も答えてくれないし・・・本とは・・・本とは私」
ソロ「小夜(頭ナデ)小夜がそんなことをなさるはずがありません。ぼくには分かりますよ」
小夜「ふっふえっれもっれもっ」
ソロ「小夜・・・大丈夫。大丈夫ですから・・・(抱き)」
小夜「ふあ〜」
ソロ「おやあくびが・・・小夜はおねむですね」
小夜「眠いけど眠りたくないの・・・またあの夢を見るんじゃないかって思うと・・・」
ソロ「では僕の膝でお休みなさい。子守唄を謳って差し上げますから。そうすれば怖い夢もきっと見なくなりますよ。
今毛布を持ってきますから。しばしのお待ちを・・・」
小夜「うん」
ソロ「さ、どうぞ。横になって」
小夜「ん」
ソロ「ホゲ〜♪(頭ナデ)」
小夜「ソロモンの手やさしす・・・なんだかくすぐったくて気持ちいいなり・・・zzz・・・」

ディーヴァ「ちょっと、ま〜だ〜?」
ソロ「はいはい。今お持ちしますからしばしのお待ちを。ディーヴァと小夜はテーブルについて待っていてください」
ディーヴァ「はいは一回!」
ソロ「すみません。さ、どうぞ。パスタ・イン・クレーマー・ディ・グランキ・エ・ガンベーリ(蟹と海老のクリームスープパスタ)
です。熱いうちに召し上がれ」
小夜「い、いただきます」
ディーヴァ「ふ〜ん見た目はいいけど、味はどうかしらね」
ソロ「どうですか。お味のほうは」
ディーヴァ「まあまあってとこね」
小夜「はふはふ。美味しい。はわっ(フォークテーブルの下に落ちちゃった。
えっと。あ・・・ディーヴァの足が、ソロモンの足を撫でてる・・・な、なんか・・・いけないものを見ちゃったような)」
ソロ「・・・・・・」
ディーヴァ「・・・・・・・」
小夜「・・・・・・・・」
数日後
ソロ「小夜」
小夜「ソロモン・・・」
ソロ「今日は小夜にお渡ししたいものがあるんです」
小夜「え・・・あ、あの」
ソロ「これを・・・イヤリングなんです。出張先で立ち寄ったお店で見つけたんです。
きっと小夜によくお似合いですよ」
小夜「もらえないよ。こんな・・・ソロモンから・・・だって・・・」
ソロ「小夜・・・?」
小夜「う・・・あの・・・ごめんなさい。ぶ、部活あるから!」
ソロ「(小夜・・・・・)」
258ソロ小夜7:2008/07/30(水) 20:43:57 ID:MqPI6wsI
小夜「ひっく・・・ぐすっ」
ソロ「小夜・・・どうしました?」
小夜「ふぇっソロモン・・・別になんでも・・・」
ソロ「ははあ・・・さては怖い夢を見たんですね。こちらへどうぞ。温かい飲み物をご用意しましょう。
気分が落ち着きますよ。ココアでいいかな・・・」
小夜「ありがと。ずずっ・・・ほわ・・・甘くてあったかい・・・」
ソロ「落ち着かれましたか」
小夜「ん」
ソロ「どんな夢ですか。差し支えなければ僕に話してくださいませんか」
小夜「ベトナムで、私・・・大勢の人たちを切ってた。お母さんと赤ちゃんまで・・・
私・・・ベトナムで目覚めた後の記憶がないの。もしかしたら・・・私・・・あれはただの
夢じゃなくて本当に・・・」
ソロ「小夜はお優しい良い子ですよ。小夜がそんなことをするはずがありません」
小夜「れっれも・・・あのときのことをハジや赤い盾の人に聞いても、いつも曖昧にはぐらかされて、
誰も何も答えてくれないし・・・本とは・・・本とは私」
ソロ「小夜(頭ナデ)小夜がそんなことをなさるはずがありません。ぼくには分かりますよ」
小夜「ふっふえっれもっれもっ」
ソロ「小夜・・・大丈夫。大丈夫ですから・・・(抱き)」
小夜「ふあ〜」
ソロ「おやあくびが・・・小夜はおねむですね」
小夜「眠いけど眠りたくないの・・・またあの夢を見るんじゃないかって思うと・・・」
ソロ「では僕の膝でお休みなさい。子守唄を謳って差し上げますから。そうすれば怖い夢もきっと見なくなりますよ。
今毛布を持ってきますから。しばしのお待ちを・・・」
小夜「うん」
ソロ「さ、どうぞ。横になって」
小夜「ん」
ソロ「ホゲ〜♪(頭ナデ)」
小夜「ソロモンの手やさしす・・・なんだかくすぐったくて気持ちいいなり・・・zzz・・・」

ディーヴァ「ちょっと、ま〜だ〜?」
ソロ「はいはい。今お持ちしますからしばしのお待ちを。ディーヴァと小夜はテーブルについて待っていてください」
ディーヴァ「はいは一回!」
ソロ「すみません。さ、どうぞ。パスタ・イン・クレーマー・ディ・グランキ・エ・ガンベーリ(蟹と海老のクリームスープパスタ)
です。熱いうちに召し上がれ」
小夜「い、いただきます」
ディーヴァ「ふ〜ん見た目はいいけど、味はどうかしらね」
ソロ「どうですか。お味のほうは」
ディーヴァ「まあまあってとこね」
小夜「はふはふ。美味しい。はわっ(フォークテーブルの下に落ちちゃった。
えっと。あ・・・ディーヴァの足が、ソロモンの足を撫でてる・・・な、なんか・・・いけないものを見ちゃったような)」
ソロ「・・・・・・」
ディーヴァ「・・・・・・・」
小夜「・・・・・・・・」
数日後
ソロ「小夜」
小夜「ソロモン・・・」
ソロ「今日は小夜にお渡ししたいものがあるんです」
小夜「え・・・あ、あの」
ソロ「これを・・・イヤリングなんです。出張先で立ち寄ったお店で見つけたんです。
きっと小夜によくお似合いですよ」
小夜「もらえないよ。こんな・・・ソロモンから・・・だって・・・」
ソロ「小夜・・・?」
小夜「う・・・あの・・・ごめんなさい。ぶ、部活あるから!」
ソロ「(小夜・・・・・)」
259ソロ小夜8:2008/07/30(水) 20:44:44 ID:MqPI6wsI
ソロ「ディーヴァ?どうしたのですか明かりもつけず・・・」
ディーヴァ「おいで私の坊やこっちへいらっしゃい可愛い子」
ソロ「ディーヴァ・・・やめてくださ・・・アッー」
一年後
ネイサン「ディーヴァが懐妊?まあそれはおめでたいわね。で、父親は誰なの?」
アンシェル「・・・ソロモンだ」
ネイサン「あらぁ・・・変ね。今までの実験で私たちディーヴァのシュヴァリエとは子供はできないことが
証明されたのではなかったかしら?」
アンシェル「いや、受精の確立が極端に低かったと言うだけで、子であるシュヴァリエとの間に子を成すことが出来ないと
いうことが証明されたわけではない。何よりディーヴァ本人がこの一年の間に関係を持ったのはソロモンだけだと
言っている限り、認めざるをえまい」

ソロ「という訳で、僕とディーヴァは活動の拠点をニューヨークに移し、そこで晴れて夫婦として生活することになりました。
本当でしたらもう少しここで小夜やリク君たちと一緒に過ごしたかったのですが、アンシェル兄さんの言いつけでどうしても
そういうわけには行かなくなってしまいまして」
小夜「あ・・・えっと」
リク「小夜姉ちゃん。赤い盾の人が小夜姉ちゃんに用だって」
小夜「赤い盾の人?」
赤い盾工作員「おっと動くとガキの命はない。翼手根絶それが俺のジャスティス」
小夜「リク!」
工作員「俺の顔を知っているか」
小夜「え・・・?」
工作員「わからないか。じゃあ30年前、ベトナムであんたが殺した女のことは覚えているか?赤ん坊を抱いた女だ」
小夜「えっ・・・・あっ・・・・」
ソロ「!」
工作員「どうやら思い出したようだな。俺はその女の息子だよ。あの赤ん坊は俺の妹だ」
ソロ「小夜はお逃げなさい」
小夜「えっでも・・・」
ソロ「行きなさい!早く!」
工作員「なんだ。どっかで見た顔だと思ったらお前はソロモン・ゴールドスミス・・・サンクフレシュのCEOでディーヴァのシュヴァリエ。
ベトナムで子供を使った人体実験やってたんだっけな確か。ちょうどいい。お前から先にあの世逝きだ。冥土の土産に教えてやるよ。
おっと、動くなよ。これはコープスコーズの爪から作った弾を込めた銃だ。これなら翼手にも致命傷を負わせることが出来る」
ソロ「これはこれは・・・そのような物騒なものをどこから入手したのですか?(さては・・・兄さん・・・僕に黙ってこの様なものを・・・)
それは・・・アンシェル・ゴールドスミスという男が関係しているのですか?」
工作員「さあな。・・どっちにしろお前に教える義理はないな。死にな!」
小夜「やー」
ソロ「小夜!逃げなさいと言ったでしょう。早く僕から離れて」
小夜「だめっ・・・」
工作員「こいつは面白い。その男をかばう気か?翼手にも愛情が存在するのか・・・それとも・・・同情を引くための演技か・・・まあいい。
二匹とも死・・・ぐあっ」
リク「そうはさせない!」
工作員「な、なんだこのガキ・・・その手は!こいつも翼手だったのか!がはっ!!」
リク「みねうちだよ。少し大人しくしててね」
ソロ「リク君・・・君は・・・」
リク「僕、前に交通事故に遭った時、小夜姉ちゃんの血をもらったんだ。ソロモンさんはよくお勉強みてくれたり
するから本当は言っておきたかったんだけど・・・小夜姉ちゃんとカイ兄ちゃんによその人には秘密だよって言われてたから・・・
今まで内緒にしててごめんねソロモンさん」
ソロ「そうでしたか・・・小夜、小夜。もう大丈夫ですよ。小夜?」
小夜「ふぇっひぎっく・・・」
ソロ「小夜・・・こんなに震えて・・・怖かったでしょうに・・・もう大丈夫ですよ。大丈夫ですから泣かないで・・・(抱)・・・・・・!
小夜!危ない!!」
260ソロ小夜9:2008/07/30(水) 20:46:12 ID:MqPI6wsI
(ターン!パーンパーン)
小夜「ソロモン・・・・あ・・・あ・・・!!!!!!!!!!!!」
工作員「ヒャッハーヒーフフフゥ死んだ翼手はいい翼手だ生きてる翼手は悪い翼手だ!」
小夜「フンがー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
工作員「本性現したな化け物が!!」
ババババババッバ
工作員「ちっ赤い盾のヘリか・・・仕方ねえ。今日はこれで勘弁してやるよ。だが俺は必ずお前を殺す。それまで首を洗って待ってろ。じゃあな!!」
プルルルル
ヴァン「君、携帯なってるよ」
アーチャー「あ、はい。すみません。もしもし・・・」
工作員「俺だ。赤い盾にばれて追われてる。どうせ近くにおたくの兵隊が張ってるんだろ。援護を頼む」
アーチャー「おっしゃることはよくわかります。ですが・・・」
工作員「ですが、ってなんだ。今まで散々赤い盾の情報をリークしてやっただろうが・・・」
アーチャー「こういう言い方は失礼かもしれませんが、ご自分の所属される組織を裏切られるような方はこちらとしましても信用しかねますので、これ以上の協力はいたしかねます。
私どもの立場もお察しください。これ以上話をしても無意味だと思われますので勝手ながらこれで切らせていただきます」
プツッツーツーツー
工作員「俺は用済みかよ!クソッ」
ヴァン「君ね・・・勤務中に私用の電話は困るんだけど・・・」
ア−チャー「すみません。これからは気をつけますので・・・」

リク「小夜姉ちゃん!落ち着いて!目を覚まして!!」
小夜「あっ・・・リク。あっあっ・・・ソロモンが・・・ソロモンが・・・血が・・・こんなにいっぱい・・・いやっやだよぅ・・・ソロモン・・・やらっ・・・」
ジェイムズ「遅かったか」
リク「ジェイムズさん。来てくれたの!」
ジェイムズ「勘違いするな。おれの意思じゃない。アンシェルにどうしてもと頼まれてな。全く・・・あの男は・・・そこに車を停めてある。そいつを運ぶ」
小夜「えっ・・・えぐっ・・・(ソロモンを抱きかかえようとする)」
ジェイムズ「おい。お前の力で運ぶのは無理だ。どけ。俺がやる」
車中にて
小夜「ふぇっふええ・・・(ソロモンを膝枕している)」
ジェイムズ「・・・・・・・」
ソロ「ああ、小夜・・・めーですよ。消しゴムは食べ物ではありません・・・」
小夜「ふえっ?」
ジェイムズ「・・・死んだんじゃないのか」

ネイサン「まあ、大事に至らなくて何よりだったわね。怪我の治癒には少し時間がかかりそうだけど」
ソロ「ええ」
ネイサン「そうそう。子供たち生まれたわよ。ディーヴァも元気よ。そろそろ見舞いに来るんじゃないかしら」
ソロ「・・・・・・・・」
ネイサン「ソロモン?聞いてるゥ?ディーヴァと子供たちが見舞いに来るかもって」
ソロ「・・・あっはい。それは・・・楽しみです」
ネイサン「なんか・・・あまり嬉しくなさそうね」
ソロ「そんなことはありませんよ」

ジュリア「子供たちのDNA検査の結果ですが・・・」
アンシェル「何?ソロモンのDNAと子供たちのDNAが一致しない?ディーヴァ、これは一体・・・」
ディーヴァ「・・・・・知らない!知らないわよ!」
261ソロ小夜10:2008/07/30(水) 20:47:48 ID:MqPI6wsI
リク「ソロモンさんお見舞いに来たよ。小夜姉ちゃんも一緒!」
ディーヴァ「りくきゅん・・・」
リク「あれ、ディーヴァも来てたの?その赤ちゃんたち・・・」
ディーヴァ「りくきゅんには関係ないわよ!」
リク「・・・・・・そのこたち、もしかして」
ディーヴァ「・・・」
アンシェル「なるほど、そういうことでしたか。・・・ディーヴァ。本当のことをおっしゃっていただけませんか」
ディーヴァ「アンシェル。お前まで何を・・・」
リク「僕の子でしょ」
ディーヴァ「りくきゅん・・・」
小夜「えっ?」
ディーヴァ「だって・・・りくきゅんが小夜姉さまの方がいいって言うから・・・私りくきゅんのこと諦めようと思って・・・」
小夜「リク・・・本当なの?」
リク「うん。僕はつけるっていったのにディーヴァさんが大丈夫大丈夫って」
ディーヴァ「りくきゅ〜ん(抱き)」
リク「もう・・・僕がいないとダメなんだから」
小夜「ポカーン」
ソロ「・・・・・・・」
ネイサン「あらぁ意外な展開ね。でもこういうのも悪くないかも」

ソロ「小夜にお渡ししたいものがあるんです。これなんですけど」
小夜「え・・・これ・・・」
ソロ「前に渡し損ねてしまったので・・・あけてみてくれませんか」
小夜「ふわっ鈴蘭のイヤリング・・・きれい・・・あ、あの」
ソロ「はは。ディーヴァにはふられてしまいましたからね」
小夜「ん・・・・・・・・ありがとう」

ディーヴァ「小夜姉さま!私とりくきゅんの赤ちゃん、抱いてくれる?」
小夜「赤ちゃん抱いたことない。大丈夫かな」
リク「首は座ってるから大丈夫だよ小夜姉ちゃん」
小夜「ふわぁ・・・赤ちゃんの手小さい」
ソロ「おかわいらしい。どことなくディーヴァに似ていますね」
ネイサン「そうしているとまるで夫婦みたいねェ」
小夜・ソロ「えっ?」

小夜「じゃあ、また来るね」
ソロ「ええ。お気をつけて」

小夜「・・・・・・・・・・」
ネイサン「アラ、どうしたの?浮かない顔ね」
小夜「ソロモンは・・・どうして私なんか助けたんだろ」
ネイサン「優しいからじゃないかしらん」
小夜「えっ?」
ネイサン「シュヴァリエはやさしいわ。女王のためなら自分の身を削ってでも尽くす。それだけがシュヴァリエの生きがい。
女王がいなくなればシュヴァリエは生きる意味を失ってしまう」
小夜「・・・・・・・・・・」
ネイサン「でも女王は孤独なの。私が前に仕えていたヒトもそうだったわ。彼女は自ら命を絶った。私はちっとも
彼女の抱えていた孤独に気が付かなかった。彼女の求めるものを与えてさえいれば彼女は幸福なのだと思い込んでいたの。
私がどんなに愛しているつもりでも、血の制約によって意のままに動くお人形さん相手では心は満たされなかったのね。
あなたもそうでしょう。シュヴァリエでは満たされないから人間の家族を選んだ。違う?」
262ソロ小夜11:2008/07/30(水) 20:48:45 ID:MqPI6wsI
小夜「え・・・・」
ネイサン「どんなに誠意を尽くしてもシュヴァリエでは女王の心を満たすことは出来ない。だから女王もシュヴァリエも
孤独だった。今まではそう。でもね、生きものは皆変わっていくわ。変わらないものなんてない。あなたたちには可能性が
ある。変えてちょうだい。私たちの未来を」
小夜「あ・・・はい??」
数日後
小夜「・・・・・あの、本当にごめんなさい。一昨日は言いそびれちゃったけど、私のせいで・・・」
ソロ「お気になさらず。僕はただ自分のやりたいようにしただけですから」
小夜「・・・・・・・・・・・でも」
ソロ「小夜。僕はあなたが無事ならそれでいいのです。どうか本当にお気になさらないで」
小夜「あ、あのねっ」
ソロ「はい?」
小夜「怪我が治ったら、チョコパフェ食べに行こ」
ソロ「チョコパフェ・・・ですか?」
小夜「うん。学校の近くの昭和堂のチョコパフェすっごく美味しいんだ。イヤリングのお返しに、ご馳走させて」
ソロ「ご馳走していただけるんですか?それは楽しみですね」
小夜「ん。早く怪我、治るといいね」
ソロ「・・・・・小夜、右手を出して」
小夜「?こう?」
ソロ「ああ・・・小夜の手はひんやりとしていて心地が良いですね。怪我の痛みがひいていくようです」
小夜「・・・・・・・・・(ソロモンの手、おっきい。それに白くて指も綺麗で女の人の手みたい。ドキドキ)」
ソロ「・・・・・・・・・・」
小夜「あっそうだ。お花持ってきたの。今いけてくるね」
ソロ「はい」
小夜「んしょっと。これでいいかな」
ソロ「これは・・・鈴蘭ですか」
小夜「うん。ソロモンが好きそうだったから。それに、綺麗だし」
ソロ「小夜・・・ありがとうございます」
小夜「ううん。いいの。じゃあ、また今度来るね」
数日後
小夜「ソロモン・・・?あれ?何で翼手体になってるの?」
ジュリア「昨日からなのよ。話しかけても返事がないし、どうやら通常の意識を失っているみたいね」
小夜「どうして・・・」
ジュリア「今調べてるけど・・・原因は分からないわ」
小夜「ソロモン」
ソロ「・・・・・・・」
小夜「私のこと・・・分からないの?」
ソロ「グルル・・・・・」
小夜「・・・・・・・ふっ・・・ふぇっ」
ソロ「・・・・・・・・・グルル」
小夜「ふええええええぇええん」
ジュリア「多分一時的なものよ。そんなに悲しむことはないわ。それに、あなたが悲しんでいたら彼にも伝わるわよ。
病は気から。こんなときこそあなたが彼を元気付けてあげなさい」
小夜「私が・・・・ふぇ」
ジュリア「(もしかしたら撃たれたときの精神的ショックが予想外に大きかったのか、体内に入ったコープスコーズの爪が
拒絶反応を起こしているのかも・・・)」
小夜「ひっく、ぐしゅっ」

カイ「おーい。小夜。メシだぞー!メシだって言ってんだろ!早く来い」
リク「小夜姉ちゃんどうしたのかなあ。いつもだったら0.5秒で飛んでくるのに」
263ソロ小夜12:2008/07/30(水) 20:52:32 ID:MqPI6wsI
小夜「ふぇっ・・・ふえぇっソロモン・・・ふええええええええええぇぇぇっぇぇぇっぇぇん」
数時間後
小夜「・・・・・・はっ私・・・寝てた・・・歯磨かないと」
小夜「・・・・・(洗面台の鏡にイヤリングをした自分の姿が映る)・・・ソロモン・・・・(イヤリングを触る)これくれたとき、
ソロモンは泣きそうな顔してた・・・なんでだか分からないけど・・・そうだ・・・ソロモンはいつだって私を守ってくれた。
なのに・・・私ソロモンに何もしてない。」
翌日
小夜「(そうだ・・・私がやらなきゃ)ジュリアさん!」
ジュリア「あら。どうしたの?」
小夜「私に、ソロモンの看護を手伝わせてください。これから毎日、学校が終わったらここに通います」
ジュリア「・・・・・・いいの?あなたにとっては辛いんじゃ」
小夜「大丈夫です。教えてください。何をすればいいのか」
ジュリア「わかったわ。じゃあ、今からメモするから、お願いね」

小夜「ソロモン」
ソロ「・・・・・・・・」
小夜「今、濡れタオル持ってきたから、体拭こうね。よいしょっ(フキフキ)・・・・」
一時間後
小夜「よし。綺麗になった・・・・気持ちいい?ソロモン」
ソロ「・・・・・・グルル」
小夜「・・・そうだ。髪の毛とかそう。ね。ソロモン。んー、
やりにくいなあ。私の膝の上に頭乗せて。そう。いい子だね。んしょっ(サラサラ)よしっと。ふわっさらさらになった。
ソロモンの髪の毛気持ちいい」
数日後
小夜「ソロモン。これ何か分かる?りぼんだよ。綺麗でしょ。ファンシーショップで売ってたの。あなたの瞳とおんなじ
ひすい色。きっとあなたの髪によく似合うと思うの・・・動かないで。少しじっとしててね。(ゴソゴソきゅっ)ほわぁできた!
ふわっ・・・ソロモンかわゆす」
数日後
小夜「ソロモン。血を飲もうね。そうだ。今日はお天気いいからお外に行こう。香里が病気の人には日光浴がいいって」
ソロ「グルル」
小夜「ほら、こっちだよ。こっち」
ソロ「・・・・・・・・・・」
小夜「ふわぁ。ぽかぽかいい天気。ソロモン。はい。血だよ」
ソロ「チューチュー」
小夜「・・・・ソロモンはこのままでも可愛いけど、皆がびっくりするからチョコパフェ食べにいけないね・・・」
ソロ「グルル・・・・・」
小夜「ソロモン・・・ずっと一緒にいようね。これからは私があなたを守るから。約束だよ」
ソロ「・・・・・・クーンクーン(スリスリ)」
小夜「ひぅっソロモン、大丈夫・・・大丈夫だから・・・心配しないで・・・ぐしゅ」
数日後
小夜「ソロモン。調子どう?」
ソロ「グルル・・・・・・・・・・・」
小夜「あのね。リクとディーヴァが赤ちゃんに音楽を聞かせてるんだよ。音楽は心を落ち着かせるんだって」
ソロ「・・・・・・・・・・・」
小夜「そうだ。歌、歌おっか。ソロモン、私の膝に頭乗せて。そう。いい子だね・・・ねむれよみこよ〜♪にわやまきばに〜♪
よいもひつじも〜♪みんなねむれと〜♪つきはまどから〜♪ぎんのひかりを〜♪そそぐこのよる〜♪ねむれよみこよ〜♪
(ソロモンの頭ナデ)」
ソロ「・・・・・・・・・・・・・・・」
ジュリア「あら、上手ね。子守唄?」
小夜「はい。いつもディーヴァが歌ってたから・・・何となく覚えちゃって」
ジュリア「・・・・彼、きっと良くなるわ。アンシェルが彼の身を案じて今新薬を開発しているのよ」
小夜「ほんとですか?ソロモン、良かったね」
264ソロ小夜13:2008/07/30(水) 20:53:31 ID:MqPI6wsI
ジュリア「薬が出来たそうよ」
小夜「ほんとですか?!」
ジュリア「ええ。今届いたの。さ、あなたが飲ませてあげなさい」
小夜「は・・・はい!ソロモン。はいお口あーんして」
ソロ「・・・・・・・・・・」
小夜「これ飲んでアンシェルさんが作ってくれたお薬だから・・・いだっかんじゃだめ!お願い
いい子だから・・・んー(ソロモンの口を開けさせ飲み込ませる)・・・・ほわ、良かった飲んでくれたみたい。ソロモン?」
ソロ「・・・・・・・!」
小夜「ソロモン?大丈夫・・・」
ソロ「フォォォッォォォォッォォォォッォォォ!」
小夜「ソロモン?ソロモン!待って!」
数時間後
小夜「・・・・・・・・・・うっひっく・・・ソロモン・・・町中探したのに・・・どこ行っちゃったんだろ・・・」
ジュリア「(まずいわね。このままでは・・・)とりあえずあなたは今日は帰りなさい。私はアンシェルに連絡を」
小夜「ここに泊まります。ソロモンが帰ってくるかもしれないから・・・」
翌日
ジュリア「小夜。起きて」
小夜「ふぁ・・・」
ジュリア「ソロモンが見つかったわ」
小夜「本当ですか?!・・・良かったあ・・・」
ジュリア「それが・・・そうでもないのよ。今入った連絡によると、米軍が動いたらしいわ」
小夜「えっ?」
ジュリア「市街地で翼手・・・ソロモンが暴走してるそうよ。おそらく米軍の目的は・・・彼を・・・」
小夜「・・・・そんな・・・そんなの・・・やだ・・・」
ジュリア「・・・・・・・」
小夜「私・・・生きます!ソロモンを助けなくちゃ・・・」

小夜「ソロモン・・・ソロモン・・・待ってて。すぐ行くから・・・」

小夜「はぁ・・・はぁ・・・ソロモン・・・どこ・・・?」
ソロ「グ゛ルッルルッルルッルルッルルr」
小夜「ソロモン!よかった・・・ここにいたんだね。もう大丈夫だよ。一緒に帰ろ・・・あっ」
米兵A[・・・・・翼手確認できません。確かにこの地点で姿を消したとの報告が入ったのですが」
小夜「ソロモン・・・ここに隠れて。大丈夫。大丈夫だから」
米兵A「お嬢さん。こんなところで何をしているのかな?ここは危ないから早く避難しなさい」
小夜「あ・・・あの・・・・」
ソロ「グッルッルルッルルルッル」
米兵A「!お嬢さん!どきなさい!」
パーンパーンパーン
ソロ「!!!!!!!!!」
小夜「あ・・・・あ・・・・」
ソロ「フォォッォォッォォッォォッォ!!!」
米兵A「くっこの至近距離では無理か。お嬢さんは早く逃げなさい!・・・私だ。翼手は現在そちらに向かっている。
各自配置につけ。私もすぐに行く」

小夜「はあ・・・はあ・・・ソロモン・・・だめ・・・暴れたら・・・また・・・」
ネイサン「あ〜ら一体どうしたのォ?」
小夜「わからないの・・・お薬をあげたら急に・・・どうしようどうしようソロモンが嫌がってたのに私が無理に
お薬あげたから・・・ソロモンが・・・ソロモンが」
ネイサン「薬のせいとも限らないわ。私たちは永く生きすぎてる。もしかしたらもともと寿命だったのかも・・・
それに私たちディーヴァのシュヴァリエは皆、異形の姿にならないと能力を発揮できない。いわば失敗作よォ。
だからハジのように人間の姿のまま能力を発揮できる完全体と違って、比較的寿命が短いのかもネェ」
265ソロ小夜14:2008/07/30(水) 20:55:47 ID:MqPI6wsI
小夜「・・・え?」
ネイサン「・・・・昔、ね。似たようなことがあったのヨォ。私たちと同じ不完全な”翼手”が、
突然翼手体になって正気を失ったワァ。私たちは何とかして救おうとしたケド・・・助からなかったの。
死ぬ直前まで暴れてもがき苦しんで・・・今思えば、すぐに楽にさせてあげるべきだったワァ」
小夜「え・・・え・・・」
ネイサン「それに、ミズシルヴァシュタインに聞いた話だと、ソロモンの体にはコープスコーズの爪の破片が残っていて、
それが体内で拒絶反応を起こしている可能性もあるって話ヨォ。まあはっきりした原因は分からないケド、
急いだ方がいいワネ。米軍より早くソロモンを見つけないと・・・」
小夜「!!!!!!!」

ソロ「フォォッォッォォッォォォッォォォ!!!!!!!」
小夜「・・・・・・・・・・・・・・!」
ネイサン「どうやら間に合ったようね。あら、丁度いいところに」
デヴィッド「小夜。やはりここにいたか」
小夜「・・・・・デヴィッドさん」
デヴィッド「小夜。任務だ。あの翼手を殲滅する」
小夜「そんな・・・いやです・・・だって・・・」
デヴィッド「事情は知っている。だが、こうなった以上は他に方法はない」
小夜「いやっ!らって・・・らって・・・ソロモンは・・・」
デヴィッド「確かに我々はディーヴァ側と和解した。しかし・・・・ベトナムでのことを忘れたか。あの時あの男は子供を・・・」
小夜「・・・・・・・・・・・・っ!」
デヴィッド「これも何かの因果だろう。躊躇している暇はない。このままでは民間人に被害が出るおそれがある。
・・・・・お前の刀だ」
小夜「・・・・・・・」
デヴィッド「何をしている。早く・・・」
ソロ「フォッォォッォォッォォォン!!!!!!!!」
子供「ママーどこ?どこにいるの?」
デヴィッド「子供!?なぜあんなところに!!」
ソロ「グルッルッルルッルルルr」
小夜「らめっソロモンらめぇ!!!!」
ソロ「フォッォォッォォッォォッォォ!!!!!」
デヴィッド「!小夜!!!」
小夜「あっ・・・・(ソロモンの手刀で串刺し状態)あぁああああああ!!!っ・・・・」
ソロ「・・・・・・・・フォッォォォッォォォンンンンンン!!!!!」
子供「うわーん!!ママ!!ママ!!」
小夜「・・・・ソロモンっ・・・・いい子だから・・・我慢して・・・・ね?大丈夫・・・ソロモンは優しいいい子だもん・・・
大人しく出来るよね?」
ソロ「グルッルッルルッルルr(更に小夜を突き刺す)」
小夜「・・・・・・・!!!!ソロモン・・・っごめんね・・・苦しいよね・・・でもっ私が一緒にいるから・・・大丈夫・・・大丈夫だよ。
(ソロモンを抱きしめる)」
ソロ「グッルルッルルルr・・・・・」
デヴィッド「くっ・・・(銃を構える)」
ネイサン「待ちなさい」
デヴィッド「何のつもりだ」
ネイサン「刀、借りるわヨォ」

米兵B「翼手発見しました!ただちに殲滅・・・」
米兵C「・・・・・待て。あれは・・・」
米兵D「民間人か!?まずい!このままでは!」
米兵C「いや、違う。民間人ではない。おそらくは・・・」
米兵A「赤い盾が所有する対翼手専用凡庸人型決戦兵器。SAYAだ」
米兵D「SAYA?しかしあれはどうみてもただの少女・・・」
米兵A「私も初めて遭遇したときは気づかなかったが・・・間違いない。あの怪我では人間ならばとっくに
気絶している。滅多にお目にかかれるものじゃない。よく見ておけ」
266ソロ小夜15:2008/07/30(水) 20:58:37 ID:MqPI6wsI
小夜「ソロモン・・・大丈夫。大丈夫・・・(ソロモンの頭ナデ)リボンがほどけそうだから今結びなおすから・・・じっとして・・・
(ゴソゴソ・・・きゅっ)ほら。元通りになった。可愛いねソロモン。いいこだね」
ソロ「・・・・・・・・・・・・」
小夜「ソロモン・・・」
ソロ「ズズッ(小夜の体から手刀を抜く)」
小夜「あーーーーーーーーーっ!!!!」
ソロ「・・・・・・・キューン(スリスリ)」
小夜「良かった・・・気がついて・・・さ、一緒に帰ろ・・・」
ソロ「・・・・!!!!フォッォォッォッォォッォォx!!!!!!!(苦しげにのた打ち回る)」
小夜「!!!!!ソロモン!!ソロモン!!しっかりして・・・ソロモン!!」
ネイサン「ソロモンは今苦しんでいるワ。もう誰の声も聞こえない。救う方法はただ一つ。早く楽にしてあげなさい。
あなたの手で」
小夜「ふぇっ・・・ほんなことない・・・・ほんなことない・・・・らって・・・ソロモンは・・・一緒にチョコパフェ食べるって・・・」
ソロ「フォッォォォォx!!!!」
小夜「・・・・・・・・・・っふえっ・・・・ふええっ(へたり込む)」
赤い盾隊員A「おい立てっ!何をしている!!(小夜の腕を無理やり掴み、強引に立たせようとする)」
子供「離してよー!僕ママを探すんだ!」
赤い盾隊員B「!!待て!そっちは!」
ソロ「グッルッルッルッルルッル!!!!」
米兵B「っ!!!子供が!!」
米兵C「くっ!(銃を構える)」
ネイサン「あーらごめんあさーせ」
米兵B「何だこの男は。どけっ」
ネイサン「なんだと?俺はお姉さんだぞ」
小夜「ふぇええええええええええん。ソロモン・・・ソロモン・・・だめっ」
ネイサン「しっかりなさい。これはあなたにしかできないことヨォ。ホラ、アナタの刀よ」
小夜「・・・・・・・れもっできない・・・できないよ・・・らって・・・ソロモンは・・・ソロモンは・・・」
ソロ「フッォッォッォッォッォォ!!!!」
小夜「ふえええええええええええん」
ソロ(小夜。小夜!)
小夜「ふぇっ?」
ソロ(小夜・・・良かった。聞こえているのですね。テレパシーで直接あなたの脳に語りかけているのです)
小夜「ソロモン・・・」
ソロ(小夜。お願いがあります。僕を消してください)
小夜「・・・・・・・・やっやらっ!らって・・・・らって・・・そんなの・・・・」
ソロ(小夜、お願いです。このままでは僕はまたあなたを傷付けてしまう)
小夜「やっ絶対あなたを助ける方法が・・・きっと・・・」
ソロ(小夜。時間がないのです。それに、僕はあなたを死なせたくない。万一あなたを手にかけるようなことになったら
僕は・・・きっと永久に後悔します)
小夜「いやっ助けるの・・・絶対あなたを助けるから・・・だから・・・そんなこと言っちゃやらっ」
ソロ(小夜。やはりあなたはお優しい。あなたになら僕は安心して・・・・)
小夜「ソロモン!?」
ソロ「グォッォォオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」
ネイサン「チッまずい!小夜!」
小夜「・・・・・・」
デヴィッド「小夜!」
小夜「うぁあああああああああああああああああ!!!!!!!!!(ドスッ)」
ソロ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ピキピキ」
小夜「(あ・・・・・・瞳の色が・・・どんどんあせてく・・・綺麗な翡翠色が・・・くすんで・・・灰色になってく・・・・)」

米兵B「目視にて確認!翼手完全に沈黙!!」
ネイサン「よくやった。いい子だ」
小夜「・・・・・・・・・・」
267ソロ小夜16:2008/07/30(水) 21:00:15 ID:MqPI6wsI
米兵A「終わったか…」
米兵B「何事もなくてなによりだったな」
小夜「…・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
赤い盾A「シュヴァリエの貴重な検体だ。破片は一つ残らず全て回収しろ」
赤い盾B「全く…楽な仕事ではないな」
数十分後
ジョエル「どうやら終わったようだね」
赤い盾C「これは長官。御苦労様です」
ジョエル「小夜は何をしているんだい」
赤い盾C「それが…もうずっとあのように立ち尽くしたままなのです」
ジョエル「・・・・・・・そうか」
赤い盾C「SAYAを回収されるのですか」
ジョエル「小夜」
小夜「・・・・・・・」
ジョエル「小夜。僕達と一緒に帰ろう」
小夜「・・・・・・・ジョエルさん」
ジョエル「戦いは終わったんだ。君のおかげでたくさんの人たちが救われた」
小夜「あ、はい」
ジョエル「一先ず今は君の体調が心配だ。
本部に戻って検査をしよう。さあ…僕と一緒に行こう」
小夜「…はい」
米兵J「これは長官。ご無沙汰しております」
ジョエル「きみは…」
米兵J「この作戦の指揮を務めさせていただきました。
マーキスです」
ジョエル「ああ、この間の合同演習のときの…小夜、
君は先に行ってくれるかな」
小夜「…はい」
米兵J「SAYAのことですが、翼手殲滅に
躊躇していた様子が見受けられます。
同族を倒すのに拒否感があるのでは」
ジョエル「……」
米兵J「今回は危うく犠牲者が出るところでした。
失礼ですがSAYAの教育を見なおされたほうがよろしいのでは?」
ジョエル「我々には我々のやり方があります。どうか
ご理解ください」
米兵J「我々もボランティアで来ているわけでは
ないのですよ。どのような事情があるのかはわかりませんが
ガールスカウトの引率気分でいられては困りますな」
ジョエル「…検討しておきます」
米兵J「ぜひそう願いたいものですな。では私どもはこれで」

米兵J「あの小僧、任務の重要性をまったく理解していない」
米兵B「全くです。なぜあんな子供と我々が…」
米兵J「上は何を考えているんだ?わからん。さっぱりわからん」
赤い盾本部
ジュリア「どこも異常はないわ」
ジョエル「そうかい。それはよかった」
ジュリア「後は脳波に異常が無いかどうかね。
準備するから少し待っていて」
小夜「はい。・・・・・・(イヤリングを触る)
あ、あれ・・・ない・・・イヤリングがない・・・
ふえっソロモンがくれたのに・・・」
268ソロ小夜17:2008/07/30(水) 21:13:33 ID:MqPI6wsI
小夜「ジョエルさん、その前に、ソロモンが亡くなった場所に
もう一度連れていってください」
ジョエル「急にどうしたんだい?」
小夜「お願いします。早く…早く行かなきゃ」

小夜「ないっないよぉ…イヤリングうぇっ(ソロモンの思い出が
無くなっちゃう…)」
赤い盾A「もう三時間だぞ。SAYAは何をやっているんだ。」
赤い盾B「四つんばいになって地面這いずり回ってるから
多分なんか探してるんじゃないのか」
赤い盾C「捜し物はなんですか♪見つけにくいものですか♪」
ジョエル「…………」

赤い盾A「長官、もう六時間が経過しました。SAYAを回収されては」
ジョエル「いや、もう少し様子を見よう。以前から小夜は毎日のようにソロモン・ゴールドスミスを見舞っていた。
君ももし親しい者が亡くなったら・・・わかるだろう?」
赤い盾A「しかし・・・SAYAは兵器です。人の心など・・・」
ジョエル「君。彼女も僕たちの仲間だよ」

赤い盾A「全く何を考えているんだあのウ゛ァカ様はw」
赤い盾B「おいその呼び方はまずいwせめて若様とお呼びしろw」
赤い盾C「いきなり翼手と和解するとか言い出すわ、SAYAに同情するわ、何考えてるんだ若は・・・
もしやSAYAのフェロモンにやられたんじゃないだろうな」
赤い盾A「あるあるw」
赤い盾B「ねーよw」

小夜「ないっないっいっぱい探したのに…うっ」
(きっと小夜によくお似合いですよ)
小夜「ふええええええええええん」
赤い盾C「おいおい今度は泣きだしたぞ。一体何がしたいんだぜ」
ジョエル「…………小夜」
小夜「えぐっえぐっ」
ジョエル「がんばれ〜まけるな〜ちからのかぎりいきてゆけ〜」
小夜「ふっふっふえええええええええええええん」
赤い盾B「あ〜あとどめさしちゃったよ。一体何がしたいんだあのヴァカ様は」

269ソロ小夜18:2008/07/30(水) 22:43:14 ID:MqPI6wsI
ネイサン「アラァやっぱりここにいたのネェ。探したワァ」
アンシェル「・・・・・」
ネイサン「ソロモンは死んだわ。小夜がそれを見届けた」
アンシェル「ああ。ついさっきジェイムズから連絡があった。・・・あれも運のない男だ」
ネイサン「アラァ割と素っ気無いのねェ。兄弟が死んだっていうのに。じゃ、アタシもこれから公演があるから」
パタン
アンシェル「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
アンシェル「うおーん!うおおおおおおおーーーーーーん!!」
数日後
女生徒A「ねーニュース見た?サンクフレシュのしぃいぃおぅが自殺だって」
女生徒B「サンクフレシュのしぃいぃおぅって音無さんの
カレシ?まじで?音無さんカワイソ」
女生徒A「それがさーサンクフレシュってベトナムで
人体実験してたんだって。しかも子供ばっかり」
女生徒C「まじ?じゃああいつ殺人鬼じゃんw
もしかして騙されてたんじゃない?音無さんカワイソス」
女生徒A「あ、音無さんおはよー」
小夜「…ぼー」
女生徒A「やべw無視されたw」
女生徒C「うざwせっかく心配してあげてるのにw」
女生徒B「あの人今度の大会辞退したらしいよ」
女生徒A「うっそぉ!スポーツ特待生なのにぃ?」
女生徒C「そういえばさぁあの人一日に五合も六合も食べるから
家計が大変だってカイしぇんぱいが言ってた」
女生徒A「まじ?化け物並みの胃袋じゃねw」
女生徒B「じつはぁー本当に人間じゃなかったりしてw」
女生徒C「ちょwそれ言いすぎw」
香里「小夜、気にすることないよ。あのこたち宮城先輩のファンだから
焼き餅やいてるんだよ。宮城先輩が小夜大事にしてることみんな知ってるし」
小夜「ふへ?」
香里「もうっ小夜ったらまた早弁して…しかもほっぺに
お弁当がついてるじゃない(小夜の頬の飯粒を取る)」
小夜「はや…ありがほぉもぐもぐ」
赤い盾本部
コリンズ「失礼します」
ジョエル「ご苦労だったね。それで・・・小夜を狙った男が持っていた対翼手専用拳銃と弾の出所はわかったかい?」
コリンズ「長官の予想通り、開発者はアンシェル・ゴールドスミスでした。ですがまだ実用段階ではなく、研究所内でも
一部の開発者しか知らないものだったようです」
ジョエル「では・・・僕らを裏切った男はどうやってそれを手に入れたのか・・・」
コリンズ「おそらくは内部に精通した何者かが手引きをしたのでは・・・。ま、それしか考えられませんな。
それにアンシェルは最近頻繁に各国首脳に裏からコンタクトを取っていたようです。奴の狙いはやはり・・・」
ジョエル「第二のデルタ計画、ということだね」
コリンズ「でしょうな。対翼手専用拳銃と弾が流出した以上、しばらくは滅多な行動には出ないでしょうが」
ジョエル「・・・・・コリンズ。君が今報告してくれた内容は、今回の調査で初めてわかったのかい?」
コリンズ「・・・どういう意味ですかな?」
ジョエル「サンヘドリン(ユダヤの宗教的・政治的自治組織)の
世界的なネットワークを持ってすれば、赤い盾の内部に裏切り者がいること、
小夜が狙われることももっと早くに・・・」
コリンズ「長官。我々チーフ・ラビ(ユダヤ教指導者としての知識と訓練があり、その職を任された者)は
常にヤハウェの御名、サンヘドリンの取り決めにおいてのみ応えることが許されます。
今は・・・その時期ではありません。では、これで」
270ソロ小夜19:2008/07/30(水) 23:33:58 ID:MqPI6wsI
ジョエル「・・・・・・・・・(やはり僕は蚊帳の外ということか)」

デヴィッド「失礼します」
ジョエル「デヴィッド。ご苦労だったね。小夜の様子はどうだい?」
デヴィッド「以前と変わらず生活しています。特に目立った変化の兆候は見られませんでした」
ジョエル「・・・・小夜はソロモン・ゴールドスミスと親しかったそうだね」
デヴィッド「・・・それがなにか・・・」
ジョエル「おそらく・・・小夜の命を狙うものを手引きしたものの本当の狙いは、小夜ではなかったんだよ。
はじめからソロモン・ゴールドスミスを狙っていたんだ。アンシェル・ゴールドスミスは非常に用心深く、
赤い盾やサンヘドリンが100年かかっても排除することが出来なかった。
だから、彼の右腕であるソロモン・ゴールドスミスに目をつけた。
翼手専用銃が流出し、側近が殺されれば、アンシェルも滅多な行動は取れなくなる」
デヴィッド「・・・確かに・・・その可能性は否定できませんね」
ジョエル「デヴィッド。コリンズには注意してくれ。彼はあくまでサンヘドリンがよこした監視役だ。
君やジュリアを撃ったときも、室内の監視カメラを気にした上での行動だったと言っていたけれど、
真意はわからない」
デヴィッド「分かっています」
ジョエル「それともう一つ」
デヴィッド「・・・何か」
ジョエル「パヤオの新作のチケットは取れたかい?」
デヴィッド「はい。明後日には届くかと」
ジョエル「そうか。ありがとう。・・・ジブリはいいねえ。リリンが生んだ文化の極みだよ」

ネイサン「はぁ〜い調子はどうぅお?」
小夜「ネイサンさん・・・」
ネイサン「あの時はつらかったわね。最期までソロモンの傍にいてくれてありがとう。
弟として礼を言うわ。あなたの気持ちはソロモンにも伝わって」
小夜「でも私ソロモンを助けることできなかった」
ネイサン「ソロモンは私たちの業をすべて背負っていったのよ。
いわば私たちの身代わりになって逝ったんじゃないカシラァ」
小夜「えっ・・・身代わりって・・・そんな」
ネイサン「こうは考えられないかしらァ。人間を斬ったあなたが人間の中で生きていけるのは・・・
人間であった翼手をあなたが斬ってきたから。だから人間はアナタを受け入れた。違う?」
小夜「・・・・・ほんなこと・・・ほんなことない・・・ひっく」
ネイサン「アラァもうこんな時間。ディーヴァが待ってるからもう行くわァ。それじゃ☆」

小夜「・・・・・・・・・・」
ソロ「すごい風ですね。これではせっかくの桜が散ってしまう」
小夜「ふへ?」
ソロ「小夜。お久しぶりです。くすっ・・・ほら頭に花びらがついていますよ。おかわいらしい。まるで・・・桜の精のようだ」
小夜「!!」
ソロ「小夜。切なくないですか?特にお腹の辺りが」
小夜「せつなひっせつなひよぉ」
ソロ「ああやっぱり小夜はまたお腹を空かせているんですね。僕の血を差し上げることができればよいのですが・・・」
小夜「ふえっ」
ソロ「おやおや小夜は泣き虫さんですね。ほらちょうちょさんが小夜の頭にとまりましたよ。泣かない泣かない」
小夜「ひぎっく」
ソロ「あなたには僕のせいでつらい思いをさせてしまって・・・すみません」
小夜「そんなことない。そんなこと・・・だって・・・私のせいでソロモンが・・・一番苦しかったのはソロモンなのに」
ソロ「いいえ。僕が死んだのはあなたのせいなんかじゃありません。もともと、あのときが僕の寿命だったのです」
271ソロ小夜20:2008/07/30(水) 23:35:55 ID:MqPI6wsI
小夜「わたひっわたひっ約束したのに・・・チョコパフェ一緒に食べるって・・・ずっと一緒にいて、守るって・・・
約束したのにっふぇっ。あなたになんにもしてあげられなっかった・・・はんにも・・・っ」
ソロ「いいえ、小夜は僕にたくさんのことをしてくださいました。僕の作ったおにぎりをおいしそうに食べてくださいましたし、
僕が狙われたときは守ってくださいました。怖かったでしょうに・・・その後も部活が忙しいのに毎日僕のところに来てお花を
飾ったり、僕の体を拭いたり、髪をとかしてくれたり、リボンを結んでくれたりしましたね。
本当は・・・僕は不安だったんです。でもずっとあなたが傍にいてくれた。
それがとても嬉しかった。なんとお礼を言ったらいいのか・・・
そんなあなたがずっと泣いているのを見ているのはつらいのです。(両手で小夜の頬をつつみ小夜の
額に自身の額を重ねる)」
小夜「(ソロモンの手・・・あったかいなり・・・)ひぅっひぎっく・・・ぅぇっ」
ソロ「ああ・・・泣かないで・・・。どうしたら泣き止んでくれますか?あなたにはいつも笑っていて欲しいのに・・・
僕の死があなたの時を止めてしまった。今までずっと・・・誰にも言えず、
ずっと一人で泣いていましたね。お辛いでしょうに・・・」
小夜「ふえっ・・・?」
ソロ「僕はあなたのことをずっと見てきました。あなたのことなら全て分かっていますよ。
・・・・毎晩のように家族に悟られないよう、声を押し殺して泣いているあなたを、
僕はただ黙ってみていることしか出来ませんでした。僕は今まで、いつも自分が正しいと思うことをしてきました。
自分がしたことを後悔したことは一度もありませんでした。ですが、たった一つだけ、後悔したことがあります。
それは、あなたを酷く傷付けてしまったことです。やはりあなたにあのようなことをお願いするべきではなかった。
僕は間違ってしまった。本当に・・・本当に僕は、自分のことしか考えていなかったのですね」
小夜「ひぅっ・・ほんなことない・・・ほんなこと・・・」
ソロ「いいえ。僕は本当に身勝手でした。ずっと自分のことばかり考えて、結局あなたをこんなに悲しませてしまって・・・」
小夜「ほんなことない!らって・・・らって、あなたは私に優しくしてくれた。なんだって食べさせてくれた。
おにぎりくれたときも、、まっちゃぷりんくれたときも、ぱすた・い・くれ・・・くれたときも」
ソロ「小夜、それは違います(デコピン)」
小夜「あだっ」
ソロ「正しくは、パスタ・イン・クレーマー・ディ・グランキ・エ・ガンベーリ(蟹と海老のクリームスープパスタ)です。
それに前にも言ったでしょう。僕はやさしくなんてありませんよ」
小夜「ほんなことない・・・ほんなこと」
ソロ「小夜、僕は自分が傷つくのが怖くて、優しいふりをしていただけなんです。
思えば、ベトナムでも、動物園でも、僕はあなたを傷付けてしまった。
あなたが見ているのは、本当の僕ではありません。全ては偽りだったんです」
小夜「ふえっほんなことない・・・・ほんなことない・・・・ふぇっふええ・・・」
ソロ「小夜・・・(抱き)あなたはお優しいのですね・・・でも、僕なんかの為に、そんなに苦しまないで。
ふえええええええん」
ソロ「(小夜・・・・)(抱き強)おや、おはなが・・・小夜、おはなをかみましょうね。はいちーん」
小夜「ふぇーん」
ソロ「ああ、もう時間ですね。もうあなたに触れようと思ってもほらこの様に手があなたの体を通り抜けてしまう。
本当はあなたをもっと慰めて差し上げたいのに。いつもいつも肝心なときに僕はだめですね。もう行かなければ・・・」
小夜「あ、わ、私も…」
ソロ「小夜、いけません。(ゴッ)」
小夜「あだっ」
ソロでは・・・っと(ドテッ)(二人転倒)さーや。スーツのすそを引っ張ってはめーですよ」
小夜「やっソロモンいっちゃだめっだめぇ」
ソロ「困りましたね。本当は、言わないでおこうと思っていたんですが・・・僕は泣いてばかりいる子は嫌いなんです」
小夜「ふ、ふえええええええええええええええん」
ソロ「小夜。いい加減にしませんと怒りますよ。めっ(デコピン)」
小夜「あだっ」
ソロ「ああ・・・すぐに泣き止んでいい子ですね。小夜はもう大人ですね」
小夜「ソロモンは・・・これからどこにいくの?」
272名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 23:50:29 ID:QPBY2UWs
まあ・・・・よく頑張りましたね・・・。

なんつーかもう一度ソロ小夜スレでも立ててそっちでやったら?
273ソロ小夜21:2008/07/31(木) 00:15:57 ID:S3mLE4T5
ソロ「それは、秘密です。くすっ」
小夜「わ、私・・・ほんとは・・・あなたからもらったイヤリング・・・なくしちゃって・・・ごめんなさい」
ソロ「いいのですよ。あんなものがあっては、それを見るたびあなたにつらいことを思い出させてしまう。
そうだ小夜、少しの間目を閉じていただけませんか。そう・・・
そのままじっとして(んーちゅ)ほら、もう大丈夫。明日からは元気になりますよ」

小夜「・・・・・はっなんだ夢かぁ・・・そういえば私公園のベンチで・・・寝ちゃってたんだ・・・」

ソロ(幸せになってください。あなたが世界で一番幸せになってくれれば僕にとって
これ以上のことはありません。僕はあなたの青春の幻影。
あなたが大人になったからもう僕はあなたと一緒にはいられない。
実は・・・ここだけの話ですが、あなたが僕のために泣いてくれたことは本当は嬉しかった。
もう一つ本当のことを言うと、僕はこれからもずっとあなたの傍にいて、あなたを守りたかった。
僕はあなたのことが・・・いえ、これは言わないでおきましょう。
これからは僕のようなつまらない男のことは忘れて、あなたのために旅立ちなさい。振り返らないで)
?十年後
ディーヴァ「なによあの男!!私の小夜姉さまを独り占めなんて!!ムキーくたばっちまえっ!!アーメーン♪」
リク「ディーヴァ。そういうこといわないの!」
ディーヴァ「りくきゅん・・・だって・・・むかつくんですもの・・・」
花嫁控え室にて
香里「小夜ー用意できた?もう時間だって」
小夜「う、うん。今・・・(転倒)あだっ」
ソロ(くすっ)
小夜「ふへっ?・・・ソロモン・・・ソロモンなの?」
ソロ「ええ。今日は小夜にとって大事な日ですからね」
小夜「嬉しいな・・・来てくれたんだ」
ソロ「あちらを御覧なさい」
小夜「ふわ・・・これ・・・赤いバラの花束・・・ぎゅぅ(花束を抱きしめる)・・・ありがとう・・・」
ソロ「それは僕からのお祝いです。ああ、とても綺麗ですよ。本当にお美しい・・・まるでお人形のようです」
小夜「えへ・・・そんなに大げさに言われると恥ずかしいよ。でも嬉しいな」
ソロ「ではぼくはこれで。末永くお幸せに」
小夜「待って。あ、あのね。私ホントはずっとソロモンのこと・・・」
ソロ「はは、それはご冗談を。そんなことを言われては、相手の男に対して気が引けますね」
小夜「ち、違うから。旦那さんは別だよ。あ、あくまでもお父さんや、カイやリクやディーヴァと同じ意味でだよ!」
ソロ「くすっ。それはどうも」
小夜「ソロモン・・・私がもしおばあちゃんになって最期のときがきたらそのときは」
ソロ「いいですよ。いい子にしていれば迎えに行きましょう。小夜は方向音痴ですからね。
僕がいないときっと道に迷ってしまうでしょうし」
小夜「約束だよ。絶対だよ」
千年後
小夜「あれ・・・どうしたんだろ私・・・」
ソロ「お目覚めですか」
小夜「はわっソロモン・・・どうして・・・」
ソロ「寿命が尽きたのですよ。今までお疲れ様でした」
小夜「そっか・・・そうなんだ・・・あ・・・もういいよ。自分で歩けるからおろして。それに重いし・・・」
ソロ「お気になさらず」
小夜「・・・・・・ソロモン・・・ひぎっく」
ソロ「何でしょう小夜」
小夜「私・・・私寂しかった。お父さんも、カイも、リクも、ディーヴァも、香里も、みんな、みんな私より先に逝っちゃった。
うぇっ」
274ソロ小夜22:2008/07/31(木) 00:17:09 ID:S3mLE4T5
ソロ「おやおや・・・小夜は泣き虫さんですねえ・・・昔からちっとも変わっていない」
小夜「ソロモン・・・ずっと、ずっと一緒にいて」
ソロ「ええ」
小夜「ふえぇ・・・ひっくぐしゅっ」
ソロ「さーや。いつまでも泣いていてはめーですよ。そうだ。二人でチョコパフェを食べる約束、覚えてますか?」
小夜「あ・・・・忘れてた・・・でも・・・覚えててくれたの?」
ソロ「ええ。くすっ。一緒に食べましょう。それにそろそろお腹が空いたでしょう。小夜のお好きなゆでたまごもありますよ」
小夜「ふわぁゆっでったっまごっゆっでったっまごっ」
ソロ「・・・くすくす。小夜は無邪気ですねえ」
小夜「うへへ。ちょっこぱっふぇちょっこぱっへ」

-終-
275名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 00:20:41 ID:S3mLE4T5
>>272おそれいります
276名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 00:33:47 ID:xohWzrUc
似たようなのどっかで見たことある気がする。

それはいいにしても「エロパロ」スレなんだし
場所選べって言われても文句いえないぞこれ。
277名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 06:01:15 ID:S3mLE4T5
>>276
どうもすみません。じつは>>259のディーヴァがソロモンを強姦するシーンはもっと詳細にすべきかと思ったのですが、
ソロ小夜ネタなのでまあいいかと思い省いてしまいました。

それと、当初は>>273の小夜がハジと結婚するシーンの後、二人が初夜をむかえ、普段の大人しい姿からは
想像できないような荒々しさで小夜に挿入しまくるハジと、
小夜が「いだいっいたいよう」と嬌声を上げるシーンを入れる予定だったのですが、書いてる途中ですっかり
失念してしまって・・・というかハジの存在自体をなぜかすっかり失念してしまって・・・本当にすみません。

その上、投稿の仕方も雑で本当にすみませんでした。>>256には↓が入る予定でした。>>258は重複です。本当になんと言ったらいいのか・・・申し訳ありませんでした。

生徒A[おっっとなっしさん」
小夜「はや・・・」
生徒A「ねえねえ!今の人って・・・サンクフレシュのしぃいぃおぅでしょ」
小夜「えっ・・・なんで・・・」
生徒A[お父さんが持ってた経済誌の表紙に載ってたから」
生徒B[音無さんってあの人と知り合いなの?」
小夜「えっ知り合いっていうか・・・ディーヴァの・・・えっと・・・なんていうか・・・」
生徒A「それだけじゃないでしょ」
小夜「へっ」
生徒B「だってしょっちゅう車で学校まで音無さんのこと迎えにきてるし
なーんか中よさげって結構噂になってるんだよ」
生徒A「すごーい羨ましいあんな素敵な彼氏がいるなんて」
小夜「ち、ちが」
生徒B「隠さなくてもいいって。うちら音無さんのこと応援してるから!」

ディーヴァ「おなかすいた!」
ソロモン「はいはい。ではこちらへ」
ディーヴァ「チューチューぷはっ美味しかった。もうおなかいっぱい」
ソロモン「小夜はおなかすきませんか?切なくないですか?」
小夜「えっ私は別に・・・ぐ〜・・・あっ・・・」
ソロ「くすっさ、小夜、いらっしゃい」
小夜「でっでも・・・ソロモンも血を採らないと・・・」
ソロ「僕は先ほど大量に摂取しましたから大丈夫ですよ。お気になさらず」
小夜「ほ、ホントに大丈夫だから・・・ぐ〜きゅるる」
ソロ「くすくす。僕に遠慮する必要はないのですよ。さあ・・・」
小夜「あ・・・う・・・うん。じゃあ、ちょっとだけ・・・」
ソロ「おやその体制では吸いにくいでしょう。僕の膝の上にお乗りなさい」
小夜「えっ・・・あっ・・・うん。そ、そ〜っとそ〜っといくから・・・
(ソロモンの肌真っちろ・・・な、なんだか私の頭までまっちろになってくみたい・・・
緊張してどきどきする・・・)かぷっ」
ソロ「いたっ」
小夜「わわっごめん!」
ソロ「くすっ冗談です」
小夜「うっ・・・や、やっぱりいい」
ソロ「ああ、待って。もう言いませんから」
小夜「ううっ・・・本当かなあ・・・あ〜ん・・・かぷっこくんこくん・・・はわっ・・・ソロモンの血
あったかいなりぃ・・・んっこくっこくっ・・・・ふっはぁっ・・・ソロモンありがと。
もういいよ。ソロモン・・・?・・・・・・ソロモン・・・そんなに強く締め付けないで。
もういいから・・・痛っ・・痛いってば。ソロモン!」
ソロ「はっ・・・すみませんつい・・・血を吸われていると気分が高揚してしまって。こればかりはどうしようも・・・
(小夜を抱きしめていた手を離す)」
小夜「もう・・・」
278名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 08:12:55 ID:yGZ6FIka
ソロ小夜も面白い、他の組み合わせも見たいですな。
>>277さん乙でした。久々に楽しめたw
279名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 12:21:43 ID:xohWzrUc
つかもう喜んじゃう人も含めてよそでやってくれって言ってるんだけど。心底スレ違いだし。
280名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 22:28:50 ID:pdGDqn5O
スレ違い?ここってエロパロスレじゃなかった?
281名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 22:31:23 ID:pdGDqn5O
ま、いいか。>>279に期待。
282名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 23:56:34 ID:nkvrEi7K
台本形式って読む気しない
283名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 00:43:52 ID:0o2GsucP
え?うえのやつのどこがエロパロなのか
俺に説明して欲しいんだけど。俺は279に同意するわ
284名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 01:17:06 ID:T9qTyV59
書いてくれるのは別にかまわないんだけど、小ネタ投下してた職人さん?
そうだったら、短いのなら保守SSで投下してくれてありがたく面白く思うんだけど
長いのは…ちょっとイマイチ
描写を加えて書き直してみたらいかがでしょうか

これは文句とか貶しているわけじゃなくて、よりよい改善に向けた提案です・・・
285名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 19:07:52 ID:KuglOvpB
伸びてると思ったら…
286名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 22:27:22 ID:wiWQQW1Q
>>283
ローカルルールのどこに「エロ無しは禁止」と書いてあるんだ?
287名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 07:57:44 ID:g3P0OHty
エロやる気ないんだったら
エロパロくる意味ないしキャラスレとかで
やればいいのにと思うけどね。

288名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 08:31:42 ID:+VJ++fB+
ずっと前にエロ無しで面白いのを投下してくれてた人がいたけどね
要するに皆が盛り上がって楽しめればいいのでは?
エロの基準がわからないが
289名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 09:32:05 ID:YfqJZqhu
ソロ小夜スレの替わりにされてるだけだろ。

ソロ小夜スレが落ちた直後にここに連投しはじめたんだから
290名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 12:17:13 ID:g3P0OHty
ソロ小夜スレにあったのそのまんまコピペしてるだけなのも
いただけないしな。
291名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 12:27:42 ID:qw99rx6G
>>288
しかしこれは…読むのが苦痛なレベル
292名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 21:26:10 ID:Um33Tbvq
初代ジョエルと小夜のエロがあったらどういうのだろう
293名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 09:19:28 ID:U8rwmO2j
ほしゅ
294名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 01:18:32 ID:A0csD6R0
ハジかわいいよハジ
295名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 22:27:57 ID:ohRM+jH5
ソーニャ×アンシェルが読みたくて仕方ありません
296名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 03:29:05 ID:z96J1ijP
ほっしゅ
297名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 16:43:03 ID:RsKaTUTs
前にエロ無しシリーズ他書いてた者ですがまだここがあって嬉しいです。
そのうち何か書かせていただきたいと思います。
298名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 20:04:10 ID:kWRNYy6T
>>297
楽しく拝見してました!
またよろしくお願いします!
299名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 03:22:47 ID:nVbvhSkf
>>298さんありがとう。嬉しいです。




なんかお題下さい。
300名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 04:19:26 ID:udiBhznV
最近エロ無しだと不快感示す人がいるから注意したほうがいいよ。
投下はありがたいけど。
301名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 04:29:44 ID:JrItn9uR
↑の長文に対する反応のことなら、エロなし以前の問題だろう
302名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 04:53:24 ID:nVbvhSkf
ではエロありでリクエスト下さい。
303何投目か忘れた ソーニャ×アンシェル:2008/08/22(金) 15:30:24 ID:nVbvhSkf
「アナスタシアは?」
「お休みだ」
エカテリンブルグの外れの森の小さな小路。何もかもが白い雪に覆われている。
『アナスタシア』を乗せた黒馬車もこの雪で立ち往生している。
一刻も早く『狩人』から逃れなくてはならないのに。
「グレゴリー、お前は殺されたそうだな。毒を以て」
「そして毒を以て今あなたとここにいるの」
はちみつ色の肩に流れる長い髪は白い素肌に纏わり付いて…
「早く会いたいわ。狩人さん」
「グレゴリー、戯れは死を招くぞ」
「アンシェル、ソーニャって呼んで」
そういうと少女は朱い唇を男の首筋に這わせた。
「グレゴリー」
「ソーニャ」
少女は信じられない力でアンシェルを雪原に押し倒すと首筋を食んだ。
更にアンシェルの外套をゆっくり脱がせて貪欲にシャツの中に手を入れ少女は男の心臓の鼓動を心地良く聞いていた。
「…生きてる」
「グレゴリー…戯れは…」
「死を招く?いいわ。あなたこそ戯れが好きではなくて?」
少女の熱い接吻にアンシェルは諦めたように身を任せ熱い舌に応える。
血の味の接吻。雪原の上で絡まり合う男と少女。
アンシェルは少女の衣を解きほんのりと色づきふくらみかけた乳房を味わう。
304暇@ただ今骨折で入院中:2008/08/22(金) 15:32:50 ID:nVbvhSkf
「…もっと」
少女がねだる。少女は雪のように白い全裸を隠そうともせず、自分の乳房を弄ぶ男の手を秘部に導く。
快感にたゆたう上気した顔で少女はまた熱い接吻を開始した。
アンシェルはこれは敵わないという顔で少女の臀部を優しくなぞる。
薬瓶の割れた破片で明日を紡ぎ続ける君は毛皮の男娼。
「…頂戴?」
艶っぽい女の声だった。少女はアンシェルの熱くたぎったものを胎内に侵入させていく。
背をのけぜらせ絡み付く髪も振り乱し少女が喘ぐ。降ってくる白い雪をまるでマナのように周りへひらめかせる。
「食べてしまうぞアンシェル!」
美しい小鳥のような声で少女は喘ぎ腰を振る。
アンシェルは締め付ける快感に酔いしれながら余裕の笑みを浮かべる。
上だった少女がアンシェルに押さえ付けられ下になる。突然の逆転に驚きながらも少女はくすくす笑う。
「埃まみれの髪をなでてあげたいけどあなたはけしてここへは来られない」
最奥を何度もえぐられ達する頃に『歌』が聞こえてきた。
「アナスタシア…妬いてるの?こっちは楽しんでるわよ?はあっ…ん…く」
「ディーヴァがお目覚めだ。馬車の轍を直せる人間を探してこい」
いらなくなった玩具のように雪原に一人放り出された少女はやおら立ち上がる。
「よかったわ。アンシェル。戯れはこれまでに」
『歌』が雪原に響きわたり『狩人』を呼ぶ。
ディーヴァの歔禧がアンシェルを焦らせる。
「早く行ってこいグレゴリー」
「私はソーニャ。偉大なる長兄アンシェル」
305名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 23:43:15 ID:KxsUaixC
ロマノフ時代いいっすね!続きwktkしてる!!ってかお大事に…
自分はハジサヤの米国逃避行中のくっらいのが読みたいけど、あくまで希望です
306名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 03:03:14 ID:hBphbklM
文章うまいなー
307>>305さんへ ありがとう:2008/08/23(土) 04:47:26 ID:GmXSWELO
霧の都ロンドン。ある寂れた教会に長躯の青年と小柄な少女の姿があった。
もう一週間も小夜は『食事』をしていない。今日は翼手を三匹殺した。
明かりは蝋燭の頼りない光だけ。その蝋燭でさえ燃えつきようとしていた。
「小夜。『食事』をとって」
「私は平気だから」
『食事』…このことが小夜の傷ついた心を更に傷つけることはハジにもわかっていた。
しかし明らかに小夜は衰弱している。
「小夜」
ハジが秘めた思慕を隠しつつ小夜に語りかける。
「今のあなたに必要なのは」
じゃりっと砂音がした。
「私です」
手入れしていたチェロから手を離しハジは小夜の頬を右手で優しくなでた。
「嫌!」
ハジの冷たい手を払おうとし、小夜は一瞬眩暈を起こし倒れそうになる。
その小夜を優しく確かにハジは受け止める。いつもそうだ。いつもそうだった。
ハジは小夜を長椅子に横たわらせた。
「小夜。『食事』を」
「悪いわ。このところいつもだもの」
「私はあなたの為にあるのです」
そういうとハジは翼手の右手で左手に血を溢れさせると自分の口に含み小夜に与えた。
一滴重なり合う唇から血が垂れた。小夜は貪るように血を求めた。
ハジの口腔を隅々まで探り飢えた獣のように今度はハジの首筋に牙をたてた。
その瞳は真紅。喉をならせてハジの血を飲む。小夜がこんなに求めたのは久しぶりだ。
308>>306さんへ ありがとう:2008/08/23(土) 04:50:01 ID:GmXSWELO
ハジは愛しい小夜が自分にしどけなく絡まって熱い唇の感触が首筋を這う度、
自分と小夜が一つになっているというよろこびに満たされた。
はっと小夜が我に帰ったようにハジの身体から身を離した。
「…ごめんね。いつも」
小夜が涙をたたえた瞳で言う。それだけでハジは堪らなく小夜を愛しく思った。
小夜はもう治りかけたハジの首筋の傷にキスをし、潤んだ瞳でハジを抱きつき見上げた。
―僕はあの子にキスをした。それがあの子をキズつけた―
ハジは優しく小夜の髪を撫でた。哀しみの香りを嗅ぎ運命を受け入れた。
小夜の胸がハジの身体に押し付けられハジは自分の中の欲情に気付いた。
「小夜、いいのですか」
「ハジ、来て」
交わる唾液は血の味が滲む。
ハジは一転激しく小夜をこの上もなく強く抱きしめると欲望のまま小夜を床に押し倒した。
触れる吐息は繻子、破滅に導かれあなたを恋うる。息も絶え絶えに互いの服を脱がしあう。
やがて裸になった二人は最期に燃え付きようとする蝋燭の下で重なり合った。
ハジは小夜の乳房に顔を埋め先端をつまみ強く揉みしだく。小夜が喘ぎハジの行為に応える。
まぐわい合う手の平には汗。女の匂いに酔わされてハジは小夜の身体の隅々に唇を這わせた。
小夜は男の下で彼が今までどんなに心を尽くし自分を愛してきたかを思い知った。
聞けよ聞けその耳私の声を。逝き去りし日を恋うる。見よその目で私の胸の血塗れで羽ばたく凶鳥の狂気。
迷える小路の先には必ずあなたがいた―
語る言葉はなくていい。互いを抱く腕さえあればいい。
ただ肌と肌を寄せ合うだけで幸せだった。温もりを伝え合うだけで喜びだった。
小夜の子宮にハジが入ってくる。高まりと静けさの中で二人は朝に溶ける夢を見る。

眠った小夜の前髪を愛しげに優しく梳きながらハジは出会ったばかりの二人を思い返した。
傲慢だったサヤ、心を閉ざした自分。似た者同士だったのだ。孤独を抱えて。
小夜とハジはずっと同じ道を歩んできた。そして最期まで一緒にいるだろう。永遠の時を止めて。
これは悲しい依存などではない。小夜はハジがいなくても生きていけるだろう。
しかし小夜はハジを選んだ。永遠の時間を歩む相手として。
これからもそれは変わらないだろう。
小夜、愛しています。あなたを独り占めして永遠の孤独を埋めたかった。
白いスモッグが朝の光を反射しだした。今日も小夜とハジは狩人として獲物を求める。
310>>305さん、ごめん:2008/08/23(土) 05:50:13 ID:GmXSWELO
米国を英国と勘違いしました
311名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 10:14:53 ID:827I4vMM
>>310
す、すごい早い!ありがとうございます!!
あああ、自分が米国と英国間違えてました。逆にこちらで良かったです(TдT) アリガトウ
希望通りです…!また投下して下さい〜
>>311さんありがとう 間違ってなくてよかった



お題下さいな
313名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 14:01:38 ID:t6S/XXKW
リク攻めとか言ってみてもいいですか?
相手は誰でもいいです。
「ディーヴァさん遅いな…」
こんな平和な夏の日に歌姫と待ち合わせしているのは誰だろう。それはリクだ。
「今日こそ言うんだ…好きだって…」
己を奮い勃たせてってここですでに下品な妄想した方アウトー!って自分を励ましリクは待っていた。
約束の時間から一時間経った。リクは何時間でも待つ気概を持つ少年。碇シンジとは歳が同じでも違うのだ。
場所は杜の都仙台。何故ここに設定したかは聞かないで欲しい。今は亡き伊達政宗像前が待ち合わせ場所だ。
今日は七夕祭。凄い人で混雑している。
「うわああ!何するこの女!」
「汚い手でさわらないで頂戴。今から大切な人とデートなんだから」
チンピラ風の男たちがディーヴァにやられている。一方的に。無残に。
「この女化け物だ!」
一人のチンピラが捨て台詞を吐いた。その途端しゅんとしたディーヴァの横顔。
「ディーヴァさん大丈夫!?あなたたち何してるんですか!?」
少年よ神話になれ!
「ちょっと可愛いから声かけたらとんだ化け物だったぜ!お前その化け物の弟か?
落とし前つけさせてもらうっきゃねえな…」
315リクきゅんがシンジと同じ歳:2008/08/23(土) 16:19:12 ID:GmXSWELO
「ディーヴァさんは僕の大切な人だ!」
「リク…」
「ガキのくせにナマいいやがって…お前刃向かう気か?」
「いいえ!牛タンソーセージを買うつもりです。安いから」
とんでもないボケにシラケる雰囲気。
「ヤス!こんなガキ相手にしないで行きましょう!」
そうそれが正しい選択だった。ディーヴァの瞳が青く光っている。チンピラ達は去っていった。
「今度会ったら殺してやるんだから…」
「ディーヴァさん浴衣素敵だよ!行こう?」
純粋なリクの前にはディーヴァもなす術がない。たちまち機嫌を直してしまった。
「リクかっこよかった!」
「えへへ、僕は何もしてないよ。どこか行きたいところある?」
「七夕飾りが見たいわ」
「それじゃ一番町だね」
楽しい時間はあっという間。ワタアメを二人で分け合い、藤崎のマンゴージュースを飲み、
トニオの店で食事をし、ディーヴァとリクは味を覚えたッ!
とまあ食べてばかりの楽しいデートである。
316逃げちゃ駄目だ 逃げちゃ駄目だ:2008/08/23(土) 16:21:13 ID:GmXSWELO
「リク、次は何処行くの?花火大会があるんでしょ?あっちの橋の方へ行きましょうよ」
「花火見やすい場所知ってるんだ。穴場だから人も少ないよ」
「じゃあそっち行くー」
リクの言う穴場とはT大の屋上だった。
A棟にまつわる怪談話などをしながらリクはディーヴァの白く小さな手を握るきっかけを探していた。
やがて花火がどんどん打ち上げられていった。
「綺麗…」
「ディ、ディーヴァさんの方が綺麗だよっ」
「リクったら」
「僕ね、ディーヴァさんの事」
ヒューン パーン パラパラ
リクの言葉は花火に消されてしまった。しかし意思は消えなかった。
「リク?…あ…ん」
二人の唇は重なり合う。花火にその姿は美しく照らされた。
ディーヴァの浴衣の合わせから胸元が見えた。リクはあえて視線をそらした。
触れ合うだけのようなキスだった。ディーヴァの美しい青い瞳にはリクしか写っていなかった。
遠くから聞こえる喧騒も別世界のことのように思えた。
リクとディーヴァだけだった。
いつの間にか二人は手を繋いでいた。もう一度重なる唇。大人のキスだった。
317お題絶賛募集中:2008/08/23(土) 16:23:22 ID:GmXSWELO
唇が離れてもう花火の音と人々の喧騒しか聞こえない。
「…リク。その…さっき何て言おうとしたの?花火に消されてしまったわ」
「ごめんなさい。いきなりこんなことして。僕はディーヴァさんの事が」
リクの言いかけた唇はディーヴァの唇に包まれた。
「わかっているわ」
ディーヴァはリクに抱き着いた。
「ディーヴァさん、僕は今日ディーヴァさんがあのお兄さんたちの言葉で
傷ついてるんじゃないかって思ってるんだ。化け物って…
でも僕はそう思ってないよ。ディーヴァさんは普通の女の子だと思うよ。
だけど僕もまだ子供だから学ばなくちゃいけない。ディーヴァさんを大切に思うから
そういう事はしたくないんだ。わかってくれますか?」
「わかったわ。ありがとう、リク」


「牛タンジャーキー美味しいね」
「こんなに入って700円て安いわね」
「アメリカからの輸入品だからね」
「あ!昼間の下品な男!ちょっと殺してくるわ!」
「わー!ディーヴァさん待って!!!」
夜は楽しく更けていった。
318名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 19:36:53 ID:Bua58sie
笑いすぎて腹筋が壊れかけ....orz
ディーヴァとリクのほのぼのお笑いパロ最高!
初代ジョエルと小夜で和みを希望してよかですか?
319名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 22:01:30 ID:t6S/XXKW
ありがとう。GJ!
リクしてから速すぎてびっくりしました。本当ありがとうございました。
320名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 23:20:26 ID:827I4vMM
ネタ盛り込みすぎててワラタw
ディーヴァはむしゃむしゃジャーキー食べてそうだ
仙台今月行きます。ありがとうw
321>>318さん ほのぼのジョエルサヤです:2008/08/24(日) 04:53:21 ID:68no2auw
「サヤ、治療の時間だよ」
髪に白い毛が混じり始めたジョエルがベッドの上でぶすくれていたサヤに言った。
「ジョエル、私今日嫌な事があったの」
「どうしたんだい?言ってごらん」
ジョエルは優しく聞く。
「いつもの事よ。使用人は私が側を通ると怖がった様子でオドオドするし、
ウサギ小屋の子ウサギは私が近づくとすぐ逃げて母親は威嚇してくるの。
私何もしようとしてないのにいつもそうなの!指を噛まれたわ!」サヤはため息をついた。
「そうか。サヤはけして何も悪いことはしていないのにね。噛まれた指は平気かい?」
「平気。すぐに治るもの」ジョエルははっと驚き入ったがいつものことと考え直した。
「それならよかった。じゃあ薬を飲んで」
「ありがとうジョエル」
サヤは薬を飲み干した。
「サヤ、明日は東の森の高台に行ってみたらどうだい?野イチゴがなっている頃だよ」
「そうね、そうするわ。おやすみなさいお父様」
おやすみのキスをしジョエルはサヤの部屋からでていった。
322>>319さん、自分暇人なんで早いです:2008/08/24(日) 04:56:27 ID:68no2auw
次の日、サヤは東の森へと向かった。
この『動物園』は広大でまだまだサヤの知らない場所がいっぱいある。
鬱蒼と茂るブナの森を抜けて高台についた。
するとそこには野イチゴが一面になっていた。
サヤはその光景に感動し、野イチゴを一つ取って食べた。
「美味しい!」
野イチゴは山の味と新鮮な風の味がした。
「ジョエルにも持っていってあげたいわ」
サヤはスカートをたくしあげその上に野イチゴを摘んで集めた。
太陽が西に傾き始めた頃サヤは満足し屋敷へ帰ろうとした。
行く道は楽だったのに帰りは大変だった。
渓流が両手の使えないサヤの障害になったりヂンチョウゲが髪に絡んだりした。
森を抜けるのにもう少しというところ。サヤは木の根に足を取られ転んでしまった。
一生懸命集めた野イチゴはばらばらに散らばってしまったりサヤの下敷きになりぐしゃぐしゃになってしまった。
「ジョエルに食べて欲しかったのに…」
惨めな思いで立ち上がるとサヤの視線の先に淡く白く輝く百合が美しく咲いていた。

「ただいまジョエル」
「サヤ!ドレスに血が」
ジョエルは血相を変えて心配した。
「血じゃないわ。野イチゴなの。いっぱい摘んできたのに転んで落としちゃったの…
でもジョエル、プレゼントよ」
サヤは白百合をジョエルに手渡した。
「見事な白百合だね。まるでサヤのようだ。私はこの花が一番好きなんだよ。ありがとう」
「ジョエル、野イチゴも百合も私から逃げなかったわ。
本当は逃げることができない植物だからだったのかもしれないけど…」
「サヤは優しい子だね。この世界は強い者が生きる。悲しいことにね。
でもサヤが私に百合をくれて私は嬉しかったよ」
「ジョエル…」
「さあもうそろそろ夕食の時間だよ。サヤはやっぱり食事の時間に間に合うんだね」
「…ジョエルの意地悪ー!」
324名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 05:09:17 ID:cf1PrEZx
>>204みたいなのが読みたいです
325>>324さん 短くてすみません:2008/08/24(日) 08:25:48 ID:68no2auw
仄青い瞳がリクを捕らえる。
「リク!逃げろ!!」
カイの壮絶な叫びもどこか別の世界から聞こえてくるようだった。
リクの頭の中には『歌』と眼前の美しい少女しか写っていなかった。
少女はまるで蝶が蛹から抜け出るようにドレスを落としていった。
その裸身は暗い船内で白く輝き、リクは恐怖の中また心地良い夢見るように少女の裸体を見ていた。
近づいてくる朱唇。リクはその奥に隠された牙にかかった事がある。
でも今はその朱唇は冷たく甘美でリクの唇を包み、舌は口腔を這いまわった。
恋する右脳と臆する左脳。とろけるような感覚。
少女の手はリクの服にかかりゆっくりと脱がされていく。
背中に固く冷たい感触がしたから船底に押し倒されたのだろう。
感覚はただ一点に集中し『歌』がこだまのように響く。これが夢なのか現実なのかリクにはわからなかった。
胸に柔らかい乳房が押し付けられ少女の甘ったるい香りが鼻をくすぐる。
長い絹の黒髪がリクの頬を撫で少女が自分に馬乗りになっているのがわかった。
326暇@これからレントゲン:2008/08/24(日) 08:27:58 ID:68no2auw
一点が熱い。恐怖も忘れ今はただ少女とつながりたかった。乳房を吸ってみたかった。
締め付けられる快感が襲い少女と一つになっているのがわかる。
波が寄せてはかえしかえしては寄せる。少女はリクの上で細腰を振り美しい声で喘ぐ。
絹の髪が何度もリクの頬をなでる。
二人が繋がっている場所からは淫靡な水音がし、少女の締め付けは更にきつくなった。
歓喜の『歌』が聞こえる。―DIVA―
リクの快感は最高潮に達しその精尽き果てるまで少女に注いだ。
『歌』が止み疲れと虚無感が身体を支配した。
「ありがとう花婿さん」
歌うような声で花嫁が言う。
朱唇が寄せられた。甘い蜜のような毒薬だ。リクはそれを飲んでしまった。
身体の節々が硬直しやがて自分の身体が血の結晶となっていった。
ジョージ、カイ、そして小夜が微笑んでいる。そこでリクの意識は途絶えた。
327名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 18:11:43 ID:JodTUorB
早っ!ジョエ小夜早っ!
>>321さんありがとう!!!
最高に幸せだ...まさかこんなにイイのが見れるなんて思わなかった
328名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 20:50:52 ID:cf1PrEZx
>>325
はやっ!
ありがとうございます!
329>>327さん>>328さんお題ありがとう:2008/08/24(日) 22:19:55 ID:68no2auw
あまり動けない上不眠症なので暇でしかたないです。お題下さい…
330295:2008/08/25(月) 00:47:34 ID:/Ltwb8Zr
青薔薇騎士団大好き、ソーニャ×アンシェルをリクした者です。
>>303-304キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
過去ここでお願いしてもだめだったので正直期待していなかったのですが
まさか職人が降臨なさっていたとは!ようやく夢が叶いました、感激です!
こんな男女で薔薇で近親なマイナーカプを書いてくださいましてありがとうございます…!

骨折で入院中とのこと、どうかお大事に。
331名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 08:42:06 ID:hrj4SGbT
お題の前に睡眠薬でも摂取して寝て下さい
睡眠を取らないと本気で死にます
332>>331さん ありがとう:2008/08/25(月) 08:55:04 ID:Trp2C96I
丸三日眠ってないです。
マイスリー、ハルシオン、デパス、ロヒプノール、ダルメート飲んでるんですが眠れません。
三日前に4時間眠れたのがやっとです。
夜の病院怖いお。だから今夜こそ寝るです。
333名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 11:09:11 ID:oje8Av5I
>>332
ネイサンに押し倒されてアッ-になるより病院が怖いのか
睡眠薬も効かないなんて重症だな、なら明るいうちに好きな音楽聞いて寝るとか
とにかく寝るんだ、リラックスして夢を見ないくらい睡眠取るのが君の任務だ
頑張って休んでくれ!
334>>333さんアッーりがとう!:2008/08/25(月) 11:40:29 ID:Trp2C96I
今日は眠ることに徹します。
その間に読みたいお題があったら言って下さい。明日消化しますから。
入院もあと一ヶ月。その間ここでお世話になります。
ベゲタミン欲しいなところ…
もしかしたら眠れないのはシュヴァリエだからかもしれません。
335名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 12:56:48 ID:oje8Av5I
>>334
シュヴァリエだったら骨折も入院もしないってばよ
狸アンシェルと狐ジョエルの笑いを誘う毒舌トークなんてどだね?
とりあえず寝るんだ、気合い入れて寝て頭スッキリさせてからにしてくれ
書いて貰えるのは嬉しいが話はそれからだ
不眠症で死んだらシャレにならんわ
336名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 07:18:11 ID:ATv6pnQk
つ【ラベンダーオイル】

おはようございます。昨夜はおやすみになれているといいのですが…。
リハビリで体を動かせるようになれば、大分楽になるのでしょうけれどね。
お薬が効かないのなら、案外こういうものがいいかもしれません。

>>304
>薬瓶の割れた破片で明日を紡ぎ続ける君は毛皮の男娼
このフレーズが頭に残って離れません。美輪明宏の「毛皮のマリー」を連想したせいでしょう。

アンシェル×ソーニャ第二段か、アンシェル×ジュリアが読みたいです。
お休みになれてすっきりされてからで結構ですから…。
ここはとあるジョエルの別荘。同じテーブルに二人の男が座り語り合う。
「アンシェルおじさん、この世には思いもよらない生物がハッテンし続けているのかもしれませんね」
「(ネイサンとジェイムズの事を知っている!?まさかな…)君の祖先にそういう研究に取り付かれた方がいるそうですな。
そういう血があなたにも流れているのか…」
血のような色のワインを傾けつつアンシェルはいつもアッーなネイサンとジェイムズに思いを馳せた。
「そうかもしれません。血は争えないものです。人は枯れては咲き咲いては枯れる花。
しかし騎士たちは永遠に咲き誇る青い薔薇を求める」
「(知っている…!絶対狙ってやっているっ!)その気高い薔薇を摘み取るのはさぞや快感でしょうな」
「そうでしょうね。それが我々人間の業なのでしょう」
ジョエルはにこやかに笑った。
338元気@たっぷり眠れました:2008/08/26(火) 09:31:20 ID:XLaIbB1d
「ところでそろそろ夕食の時間ですね。この暑い夏だからこそやはり闇鍋でしょう。
ニンニクたっぷりのカレーを僕が手づくりしようと思ったのですが完成後に盛大にこぼしてしまって。
ごめんなさいアンシェルおじさん。カレー臭がするでしょう?」
「(加齢臭!ファブリーズしてこなかったからか…!いや、前もってこのブラックを準備していたに違いない)
ゴルトシュミットの当主が料理とは…闇鍋とはなんですかな?」
アンシェルは片頬を引き攣らせ尋ねる。
「簡単に言えば濁ったスープの中に何が入っているかわからないロシアンルーレットのような遊びです。
この前十人のシェフと一緒にやったのですが美味でしたよ。その十人のシェフたちが是非ともアンシェルおじさんにと」
またジョエルはにこやかに笑った。
「(シェフ=シフと言いたいのは明白だ!彼らの私への憎しみはこの程度か!笑わせてくれるわ!)
ではその闇鍋なるものをいただこうか」
「ありがとうございますアンシェルおじさん。こんな余興に付き合っていただいて。
具材は十人のシェフが選びぬきました。では食堂に行きましょう」
339>>336さん 優しい香りありがとう:2008/08/26(火) 09:33:34 ID:XLaIbB1d
二人は席を外し食堂へと向かう。その先でアンシェルが見たものとは―
アライグマの縫いぐるみが11本の五寸釘で上品な廊下の壁に至る所に縫い止められている異常な光景だった。
「―これは?」
「ああ。これは新興芸術の一つですよ。シェフたちと僕がやりました」
またまたジョエルがにこやかに笑う。
「(ラスカル!ああ!ラスカル!この若造め…!)…そういうものなのですか…フフフ…フヒッ」
「さあどうぞアンシェルおじさん座って下さい。これが!闇鍋です!」
食堂に入ったとたんむせ返るような臭いと目に入った鍋の中の闇緑色のスープ。

「あ、僕はたこさんウインナーだ。多分イレーヌさんが入れたのでしょう。さあ、アンシェルおじさんのターンですよ」
「(手袋!金メダル!ニンニク!長靴!明らかに食べ物じゃないものを食べさせられたのだが…おのれ…)では…中身入りコンドームだ。誰が!何故こんな物を!」
またまたまたジョエルはにこやかに笑った。
「それはきっとヤーンさんでしょう。悪趣味な事をしますね」
「悪趣味なのは貴様だ!貴様はなにもかも知っているな!よかろう戦争だ…
明日12時!オペラハウスでディーヴァが待っているぞ!せいぜい小夜頼みにやってくるがいい!」シュン!

「ジョエルやったね!あたいらの作ったスープが効いたね!」
「ありがとうルルゥさん。そしてみんな。決戦は明日だ!
よーし僕たちの戦いはここからだ。明日勝つために寝るぞー」
「…あたいら寝れないんだけど」
340不眠@三日が限度:2008/08/26(火) 09:38:24 ID:XLaIbB1d
アンシェルが一方的にやられてしまいました。

ソーニャ×アンシェル書きます。お待ち下さい。
341>>336 自分は宝野アリカが好きなので:2008/08/26(火) 11:55:01 ID:XLaIbB1d
「グレゴリー、何をしていた」
闇夜に紛れるように黒い外套に身を纏った男が、教会から出てきた少女に尋ねた。
「神の子の赦しを試していたの」
柔らかなはちみつ色の髪をなびかせて少女が答える。
「人間は麦を食べるわ。そして私たちは人間を食べるわ。でも人間は知恵を持つ麦なの。
だからってどうして私たちが悪なの?私たちだって知恵を持つ麦だったのよ。
生きる為に命を奪う。食事は尊い行為なのよ。こういう風にね」
少女の右手は真っ赤だった。教会の神父の血であろう。少女はピンクの舌で右手を愛しげに舐めた。
「ただでさえ血を吸う怪物の噂がたっている。軽はずみな行動はするな」
「軽はずみな行動?」
少女はひらりと身を返すと舐めていた血を汚らわしいもののように吐いた。
「この血の持ち主、神父のくせに私の体を欲しがったの。腐ってるの。この世界は」
「神とはそういうものだ。与えもし奪いもする」
342で、宝野アリカは美輪さんが好きなので:2008/08/26(火) 11:57:12 ID:XLaIbB1d
「アンシェル、残りものを食べにいかない?」
アンシェルにはそれがソーニャの甘い誘いだとわかったが『アナスタシア』の側を離れる訳にはいかない。
「アナスタシアも一緒に…」
いつの間にか御者台へ移動していた少女が耳元で囁く。
「いいだろう」
アンシェルは馬車の扉を開け『アナスタシア』を教会に運んだ。
胸を貫かれ息絶えていた神父をミサ台の上から引きずり落とし『アナスタシア』を横たえる。
「グレゴリー、心臓を貫かなかったな?苦しんだ事だろう」
「天井の屋根裏に小さな穴があるのよ。その目が覗く時この部屋は陳列台。
神の子、あなたは決してここに降りてこられない」
少女が微笑し、冷たい氷の接吻がはじまる。その様は無垢な天使に黒い死神が覆い被さっているようだった。
少女の小さな白い手には神父の心臓。握り潰し手をまた朱く染める。
その手でアンシェルの頬を撫でた。
赤い蜥蜴がぬめった背に暗いときめきを乗せて壁を昇る。
「そう、降りてきて」
少女が仄暗い蜜の声で囁く。
343アリプロファンということです:2008/08/26(火) 11:59:31 ID:XLaIbB1d
白い肌をもっと血で濡らしアンシェルは汚れた聖職者の血を舐めた。
「いい感じだ、アンシェル」
歓喜の声を少女があげる。「私、あなたが欲しいわ」
言うなり少女はアンシェルの首筋に吸いついた。男の血の香りが鼻孔をくすぐる。
「貪欲だなグレゴリー」
アンシェルが苦笑しながら絡み付いた少女の身体の曲線を確かめる。
嘗め回し髄まで啜りこれこそ生きることの堪能。
「純正の血は唇を染めるだろう。真実は腐臭の底に嗅ぎ取らん。さながら血に飢えた哀れなる伯爵のように」
少女が興奮し熱に浮かれたように囁く。
「アナスタシアもどう?」
少女は眠ったままの『アナスタシア』に話しかける。そして反応がないのでそっぽを向いた。
二人はまた血の接吻を交わす。なにもかもを凍てつかせるような青い瞳が血まみれで裸の少女を嘗めまわす。
しかしこの北の大地で育った花は痛みに酔い痴れアンシェルの一瞥をものともしなかった。
「欲しいわ」
淫靡な声でアンシェルを誘う。アンシェルは少女に言われるがまま蜜に誘われる蝶のように一つになった。
「引きずって揺さ振って掴んで私は壊れないわ。
終わりが近いことばかりしたいのは何故…何にもないところばかり目指すのは何故?」
少女が喘ぐ。
「愛って何?死ぬって何?この瞬間それがわかるような気がするの」
神父の死骸の側で二人は慰みのまぐわいを朝まで繰り返していた。
344目が冴えた@昼間いっぱい寝た:2008/08/27(水) 00:16:16 ID:viK1BE/N
誰かいますか?いらしたらお題下さい
345名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 00:21:05 ID:VJ5WKmPc
>>344
入院といってたけど、ひょっとして
病院の中で携帯で投稿してるのかい?
夜勤の看護師さんに注意されないよーに
346個室@幽霊が怖い:2008/08/27(水) 00:28:29 ID:viK1BE/N
携帯は不眠症ということもあり大目に見てもらえてます。ありがたいことです
347名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 00:31:30 ID:VJ5WKmPc
個室か、それは恐いだろうな
幽霊よりアッー!が恐いだろーに・・・
ジョエルとアンシェルのお笑いおもろかったから
パロディ路線であれこれいじくりまわしたらどうだね?
348名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 00:35:32 ID:VJ5WKmPc
リセ女学生×ソロモン
カール×ムイ
ディーヴァとリクのビバ三分クッキング!
これでお笑い路線、お腹をよじらせて頂きたい(マテ
349アッー@ただの幽霊:2008/08/27(水) 00:40:02 ID:viK1BE/N
シフ話でも書いてみます。自分では何書けばいいかわからないのでたくさんのお題お待ちしております
350名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 00:47:41 ID:VJ5WKmPc
無理せず眠くなったら休むようにするんだよ
幽霊よりクマができた方がびっくりするものだからね
351出たアッー!@徘徊老人:2008/08/27(水) 02:15:32 ID:viK1BE/N
〜リク先生とディーヴァの三分クッキング〜地獄編

チャラチャッチャチャッノチャ♪チャラチャッチャチャッノチャ♪チャラチャノチャノチャノチャノチャッチャッチャ♪
リク「こんにちは」
ディーヴァ「え?今、夜よ?こんばんはじゃないの?」
リク「お定まりの挨拶だよ。社会の不用の形骸だよ。ディーヴァさんカメラさん見て。
今日はハンバーグを作ります。四人分ね」
ディーヴァ「材料は牛豚合いびき…半額だった奴よね。タイムサービス品。
玉葱…パン粉…パン屋でただでくれたパン耳を使うのね?
あと、えっと卵。私うずらの卵がいいと思ったからそれね。
あとデミグラスソースはないからケチャップとウスターソース。
砂糖。塩こしょう。コンソメ。白ワインがないから泡盛で」
リク「準備万端だね」
ディーヴァ「まず玉葱を木っ端みじんにするのね?えいっ!」グシャ
リク「みじんはあってるけどみじん切りだよ。具材に添えた手を猫の手にして包丁に当たるように切るんだよ」
ディーヴァ「リクー、うまくできないわ…」
リク「じゃあフードプロセッサーを使おうね。ディーヴァさん玉葱入れて下さい
はい。電源入ってるからちょうどいい具合になるまで回しててね」
ディーヴァ「任せて!」ウィーン
352ビビる大木:2008/08/27(水) 02:17:35 ID:viK1BE/N
リク「その間に僕うずらの卵割ってるね。本当は鶏の卵一個くらいだけど」
ディーヴァ「リク!私もやりたいわ!」
リク「うん。一緒にやろうね。はい、うずらの卵。うずらの卵って一つとして同じ模様がないんだよ」
ディーヴァ「そうなの?同じに見えるわ。えいっ!ってなあに?監督。カンペ?玉葱はどうした」
リク「ディーヴァさん!玉葱がおろし大根状態だよー」
ディーヴァ「監督ごめんなさい!私が不注意だったから…」
リク「大丈夫だよディーヴァさん。最初は誰でも失敗するよ。大丈夫。
玉葱もこのくらいでも逆に美味しいかもね。じゃあ玉葱をきつね色になるまで炒めて下さい」
ディーヴァ「リクありがとう。炒めてるわ」
リク「その間僕は空いたフードプロセッサーでパン粉を作るよ。
パンの耳をいれてさらさらになるくらい…助監督?カンペ。えーと?ディーヴァから目を離すな?
えっ?わあっ!ディーヴァさん火が!あ!監督!それは消火器!」ザー!
ディーヴァ「きゃあ!」
カイ監督「この!チキショー!もうやってられっか!いつ飯ができるんだよ!」小夜助監督「お腹空いたー」
リク「ディーヴァさん大丈夫!?コホッ」
ディーヴァ「リクー!」
カイ「しょうがねえ…今日は吉野家でいいな?」
三人「賛成!」

ディーヴァ「結局三分でできなかったわね。できるはずないじゃない三分で」
リク「そこはカメラワークと大人の嘘だよ」
353名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 06:52:45 ID:iLH04eGK
>>341-343
ソーニャ×アンシェル、二本目!感激です、ありがとうございます…!
アンシェルを貪りつつ、どこか近づく終わりを予感しているソーニャの風情にそそられました。
教会のミサ台で、殺したばかりの神父の血を舐めつつ、眠るディーヴァを側において交わるとは
淫靡でもうたまりません…。ああやっぱりこの二人はいい。

宝野アリカ。「魔女の宅急便」の歌の人でしたか。初めて知りました…。
血+ファンの大切な友人を遠くに失うことになり、昨日はとても悲しかったのですが
貴方のSSに癒されました。ありがとうございました。
354>>353さん ありがとう:2008/08/27(水) 07:38:55 ID:viK1BE/N
友人が遠くにいってしまうのはどんな時も悲しいものですね。
これからもお辛いと思います。
私のSSが少しでもあなたの悲しみを癒すことができたのならとても光栄です。
読んで下さりありがとうございました。
355これから朝ご飯@意外と入院食はおいしい:2008/08/27(水) 08:13:22 ID:viK1BE/N
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
ファントム様のお庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、
背の高いリセの門をくぐり抜けていく。汚れを知らない身を包むのは,淡い色のアオザイ。
暑さでボッーとならないようにように、パーティーの日を間違えて慌てないように、
柔順にミズ・リーに従うのがここでのたしなみ。もちろん、
携帯電話使用を指摘されてトイレに隠れるなどといった、はしたないスパイなど存在していようはずもない。

リセ・ドゥ・サンクフレシュ

ここは,乙女の学園

「パーティーの後小夜と庭師さんが一緒に逃げるようにいなくなったのよね」
「小夜といえばファントムに選ばれた乙女。やっぱり庭師さんがファントムだったのかしら」
「でも彼が小夜に青い薔薇を捧げたなんてことはないのかも。
青い薔薇といえばダンスパーティーに突如現れたあの人よ」
「かっこよかったわー!彼こそファントムよ。
そして小夜はファントムを倒すためにこの学園に来たんだわ」
「それじゃあ庭師さんも小夜の仲間か恋人ということね。前から怪しかったもの」
「ファントム様が学園長室に来てるわ!!!」
「なんですって!?」
「小夜は失敗したのね…私たちで彼を勝ち取、いえ倒しましょう!」
356おいしい@お砂糖たっぷり卵焼き:2008/08/27(水) 08:16:06 ID:viK1BE/N
「それではカール。僕はこれで」
ソロモンが学園長室の扉を開けようとした瞬間上から殺気!シュヴァリエならではの反射神経でそれを避ける。
―パタン。
「黒板消しですか?」
そう、乙女らによるトラップの序章である。
「カール、一緒に来て下さい」
「お見送りか?ククッ…いいだろう。では行こうじゃないか!レッツダンス!」
ペタ…
「何だ!床に!接着剤が!なにくそ!」
パリン
「カール、かわいそうに。床を壊すほど強力な接着剤だったんですね」
「一体何故接着剤が…」
「学園長!学校中のガラスが割られています!犯人は生徒のようです」
「ああミズ・リー。罠が既に二つ私の近くに張ってあった。異常事態だ。生徒を見ているように」
その後ソロモンとカールはネズミ花火や爆竹に襲われ、
ロッカーの中には蛇、停電、水攻め、ツルツルの階段等の洗礼を受けたがシュヴァリエなのでノーダメージ。
もっともカールはひっかかってはいたが。肉体的にはノーダメージ。
無事出口までたどり着いたソロモンはカールにお説教して帰っていった。

「やっぱり彼がファントム様よ!並の反射神経じゃないわ」
「トラップを避ける動き…素敵だったわ」
「ファントム様また来て〜」
「それにしても学園長はキモいわね。なあに?レッツダンスって」
「微妙な巻き舌なところがキモさを倍増させているわ」

リセ・ドゥ・サンクフレシュ

ここは、乙女の学園
357名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 11:25:59 ID:Dm16znUf
お笑いも良いけどやっぱりエロパロがいいな。
358睡眠薬@ラボナ追加:2008/08/27(水) 12:38:55 ID:viK1BE/N
ではエロなお題下さい。カプ指定だけでもいいです
待ってます
妄想力が枯れてきたので自分一人ではカプ等選べません…
359名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 12:48:21 ID:Grbp0I51
リーザさん(中身アンシェル)お願いします。相手役、シチュはお任せで。
お薬が効いてくれるといいですね。
360名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 12:50:51 ID:8ce+nHw4
リーザ(アンシェル)×リクーヴァがいいな
361名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 13:47:37 ID:tAfByLvy
リーザ(アンシェル)×ジュリアキボン
シベリアンエクスプレス乗車中とか
362>>359さん>>360さんへ:2008/08/27(水) 15:04:39 ID:viK1BE/N
ちらちらと火が揺れる暖炉の前のチェアに少年のような短い髪に
成長途中特有の柔らかい身体を持った少女が不機嫌そうに腰掛けていた。
「ソロモンも、もう僕のものじゃない。小夜姉様のものだ。
ジェイムズも、もういらないし」
消えそうな火をディーヴァは見つめていた。
「僕は、一人なんだ」
「ディーヴァ、それは違います。まだ私とネイサンがおります。私どもはあなたに付き添い続けます」
「じゃあアンシェル、証拠を見せろ。僕の心を埋めることができるの?ねえ、おじさん?」
問い掛けたディーヴァの姿は宮城リクそのものだった。
ディーヴァは彼の姿を盗んでなお愛とかいう曖昧なものに縋り付きたいのだ。
ふわり、と香水の香りがした。アンシェルもまたエリザベータの姿を盗んでいたのだ。
363これは薔薇なのか百合なのかカオス…:2008/08/27(水) 15:06:43 ID:viK1BE/N
「ディーヴァ、おいで。どこに行きたいの?」
ディーヴァはニヤリと笑うと歌い出した。
「心尽くしても天の高みには昇れないなら君の瞳の青空に落ちよう」
そしてリーザの柔らかい胸に包まれた。
「お前は本当にわからないシュヴァリエだよ」
ディーヴァが笑う。
「リーザとお呼び下さい」
リーザの瞳は凍てつかせる星の青だった。本物の彼女の瞳はきらきら瞬く優しい宝石だったのに―
「リーザ、僕今とても気分が悪いんだ。なんとかしてよ」
ディーヴァがリーザの胸に顔を埋める。
「ではこういうのは?」
ディーヴァの顔を華奢な指で持ち上げると、
リーザはその朱唇で妖しいキスをした。
ディーヴァもキスに応える。
「とっても素敵。ディーヴァ」
リーザが妖艶に微笑む。
「ふふ、あはははは、あははははは。僕の中のリクがね、ドギマギしてる。
お前の正体がわかってるのに動揺してる。はははは」
笑うディーヴァの唇を塞ぐようにまたキスが始まる。リーザの柔らかい舌はディーヴァの舌を追いかける。
「離せ」
ディーヴァの中のリクの血だろうか。ディーヴァはリーザの身体を突き放した。
「私がこのままあなたの好きにさせているとでもお思いですか?」
今度は強引にディーヴァの身体を引き寄せ細い手を少女の身体に絡める。
服の中に手をいれわずかに膨らんだ少女の胸に触れる。
更に軽々とディーヴァの身体を抱き上げるとチェアに運びそのまま押し倒す。
リーザは首筋へ微かな唇の愛撫をし、その皮膚の下に流れる甘き血を想像する。
唇は服の下で固くなったディーヴァの乳首を優しくなぞる。
「くすぐったいったら」
ディーヴァがリーザのショートボブの金髪を掻き交ぜる。つんと香水の香りがした。
見つめ合う青い凍った瞳。
「ジェイムズが気付いたわよ?あら、お邪魔だったかしら」
ネイサンがドアを開けて覗いていた。
ディーヴァが見上げるとそこにいるのはいつもの姿のアンシェル。
「リーザ。しないの?」
急に玩具を奪われた子供のようにディーヴァが言う。
「後ででよろしいでしょうか?事態は急を要します」「ちぇっ。でも少しドキドキしたよ?おじさん?」
もうすでにアンシェルの姿はなく暖炉の火は消えていた。
365>>361 モニカちゃんとアンシェルが戦ったら:2008/08/27(水) 16:34:17 ID:viK1BE/N
エカテリンブルグへ向かうシベリア鉄道のコンパートメントの中に女性が二人。
一人は亜麻色の長い髪を後ろに固く結い、眼鏡をかけ聡明そうな顔立ちをしている。
器用そうな指でパソコンのキーを叩いている。
もう一人は北国の金のショートボブに怜悧な青い瞳と鮮やかな朱唇。
左手の中指に青い石の嵌まった白銀の指輪をしているのが見てとれた。
「ジュリア、あなたも大変ね。沖縄からベトナム、そしてロシア」
「任務はその結果も重要だけど経過にも何かしらの意味があるはずよ。
それに一番大変なのは小夜だもの。私たちは彼女をサポートする為にあるの」
殉職者のようにジュリアが言う。それに何の感情を込めずリーザが笑う。
「ところで人間と翼手の性交についてあなたはどう思う?新しい生物の誕生について」
リーザの青い瞳が輝いた気がした。
「私たち赤い盾はその方の研究をしてこなかった。初代のジョエルは熱心に研究していたけれど―」
「ボルドーの日曜日ね。そう、全ての始まりである」
リーザが指輪を愛しげに撫でた。
「もう遅いわ。休みましょう」
ジュリアがパソコンを閉じ寝巻に着替えはじめた。
そのジュリアの胸を後ろからわしづかみにするようにリーザが抱きすくめた。
「ど、どうしたのリーザ?」
ジュリアが恥じらいと驚きの声をあげた。
「人間と翼手の交わりよ。あなた個人はどう思うの?」
「私は―」
「デヴィッドの事気になるでしょう?彼にこうして欲しいってあなたは思ってる。私、一目でわかったわ」
「そんなこと―」
「人間と翼手の交わりについてどう思うの?」
リーザの瞳が妖しく輝いている。
「例えばこういうことよ」
リーザはジュリアの首筋に唇を落とす。
「リーザ、何を―」
動揺したジュリアの声が漏れる。
「あなたはまだまだ試験段階のところにいるのよ。可能性があるの。あるなら試してみたい」
リーザの指がジュリアの胸を繊細にピアノタッチで高めていく。
寝巻を開け直接触れる。固くなった先端をつまみ揉む。
「嫌だわ!リーザどうしたの?最近のあなたおかしいわ―」
「止めて欲しいなら振りほどけるのにあなたはそれをしない―来たわ」
近くのコンパートメントから次々と悲鳴が上がった。「リーザ!何かしら!?」
「私たちの旅路には化け物が付き添うのよ。まず小夜のサポートに向かいましょう」
ジュリアは急いで着替えリーザと共に化け物の影を追った―
367名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 18:01:02 ID:8ce+nHw4
職人さん早いな、しかも上手いし
ジョージ×覚醒したてほやほや小夜の微エロパロできる?
368>>367さんありがとう 短いけどできた:2008/08/27(水) 18:44:01 ID:viK1BE/N
大雨の日だった。海は荒れていた。ジョージは宮城家の墓にいた。
繭を破ってあらわれた少女は濡れた石畳を這いずってジョージの足をつかんだ。
裸の少女に突き付けられたのは暖かい毛布ではなく銃だった。
「…!(カイ!リク!すまん。俺はここで死ぬ)」
少女がおもむろに顔を上げた。
ひたすらに無垢だった。そして微かにほほえんでいた。その顔は死んだジョージの娘に重なった。
ジョージは腰が抜けてしまった。上官からの死命。赤い盾唯一の兵器サヤを見守ること。
人知を越えた化け物だと思っていた。でもあの笑顔がジョージに全てを忘れさせた。
「車に毛布も弁当も置いてある。来ないか?」
「あー!」
「そうか。ああか!背負っていくからな。肩に乗れ」
しかし今度は伝わらなかったらしくサヤは無言できょとんとしていた。
「とにかく雨の中に置いてはおけないんだ。運んでいくぞ」
そこでジョージは大変なことに気付いた。相手は全裸の少女である。
「しょうがねえ!俺のシャツ着ろ」
ジョージは着ていたシャツを脱ぐとサヤに着せた。途中で乳房にふれてしまったが。
シャツをワンピースのように着たサヤはジョージに抱かれて「はじまりの場所」を後にした。
369名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 19:12:41 ID:8ce+nHw4
職人さん早っ!お世話抜きに丁寧で早っ!
いいもの拝めたよ、ありがとう!
370不眠@8時に寝て今目が覚めた:2008/08/27(水) 22:40:40 ID:viK1BE/N
昼寝もしちゃったしな…2時に追加眠剤もらえるまでお題下さい。
371名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 23:42:00 ID:iLH04eGK
毎日の食事は入院患者の数少ない楽しみと聞きます。お口に合ってよかった。
貴方のお優しい言葉>>354にこみあげるものを堪えきれませんでした。
職場だったのに!少し心が弱って平衡を失っているのかもしれません。
またアンシェル×ソーニャをリクエストしたら、スレの皆様に「続きすぎ」とお叱りを
受けそうですしね…どうしようかな。少し考えさせて下さい。
372名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 23:47:00 ID:VJ5WKmPc
リク×ムイは?
373>>371 お見舞いにドーナツもらたよ つ◎:2008/08/28(木) 01:29:52 ID:IXbqz2K/
「…もろもろの…天は神の栄光をあらわし…大空は御手の…わざを…しめす……
この日…この日ことばをかの日につたえこの夜知識をかの夜に送る…語らずいわずその声聞こえざるに…
その響きは全土にあまねく…そのことばは地の果てまでおよぶ…
願わくはわれをかくれたる咎よりときはなちたまえ…」
少女は祈る。
「願わくは…願わくは…願わくは…」
エルミタージュ宮殿の中、少女はエリヤの苦難の前で祈っていた。
その横顔は敬謙で汚れのないものだった。
「グレゴリー、まだ僧のまね事か」
「アンシェル、人間は神がいなければ生きられない。
否定してもオーソリティは付き纏って離れないの。
私たちの中に潜むオーソリティよ」
少女は微笑む。
「ラスプーチンが殺されたそうだな」
「ええ、殺されてみせたわ」
「ディーヴァは眠りを欲している。この国は瓦解する。今すぐ脱出の用意をしろ」
アンシェルはシュヴァリエの長としてなすべきことをなさねばならない。
「哀れなアナスタシア。でもその甘き血は全てを変える力を持つ」
その白い肌の下に流れる血を見つめるように少女は手を翳す。
「『狩人』もこの国にいる。その凶刃をディーヴァに近づけるわけにはいかない」
「まるでおいかけっこね」
花から花へ飛び回る蝶のような軽やかさで、少女はエカテリーナU世の蒐集品の間を飛び回る。
そしてアンシェルの後ろにやってくる。
「私、この身体になってわかったわ。肉欲の浅ましさと尊さを」
少女がアンシェルの身体に指を這わせる。
「命は明日枯れるかもしれないと思えば今という瞬間の重みをしるだろう」
少女は薄い衣を落とし裸になるとアンシェルを誘うように白い胸像を愛撫した。
「来て。アンシェル」
アンシェルはやれやれという顔で少女を乱暴に大理石の床に倒すと
すぐさま熱くなっている己を打ち込んだ。
「そうよ!それが答えだわ!」
少女の腰は妖しく動きアンシェルを煽る。同じ血を持つ者同士の禁忌の呪われたまじわり。
「エリ、エリ、レマ、サバクタニ!」
少女が神の子の最期の叫びを放つと共にアンシェルは果てた。
しばらく熱い呼吸の音が聞こえる。
やがてアンシェルは立ち上がるとエリヤの苦難を見上げた。
「我々もかの預言者のように戦いの先陣にでるのだ」
少女も処女の証の血を垂らしながら立ち上がる。
「全てはディーヴァの為に」




私も拒食症の友人の最期を同じベッドで看取ったことがあります。別れは壮絶であっけないものでした。
>>371さん、ご友人との別れまで何して遊ぶか考えてみたらどうでしょう。
出会えば別れは必ずくるのです。それまでに何を残せたかが大切なのだと思います。

食事楽しいです。お昼にはバナナと牛乳が必ずついてくるので口の中でバナナ・オーレにしています。

>>372さん リクムイは無理でした…すみません
375晴れ@治療は順調:2008/08/28(木) 10:48:22 ID:IXbqz2K/
お題下さいな
376名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 20:49:34 ID:aB7hoslB
かわいそうなソロモンがちょっと報われるお話を
377名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 21:34:56 ID:hsPCHP8r
>>373-374
ソーニャ×アンシェル、まさか三本目をいただけるなんて……ありがとうございます。
二人が初めて男女として契ったお話ですね。

今は美少女の姿でも、ついこの間まで男だった「弟」に挑まれ、全く動揺も見せず応えるとは。
「一歳でも年下なら老若男女オールオッケー」という噂は本当だったのか。流石偉大なる長兄、懐が深い。
まあリーザの姿でリクをお風呂に誘うような人だからな…。
そして>>341-343を経て>>303-304が最後の交わりとなるわけですね。しかし初夜が大理石の床、そして
教会のミサ台、最後は雪原か!ベッドでじっくり甘甘ラヴラヴ、がとことん似合わないふたりだな(笑)
戦場の念兄弟のようなこの緊張感にこそ萌えているのですがね。




◎⊂ いただきます。

>「命は明日枯れるかもしれないと思えば今という瞬間の重みをしるだろう」

その通りですよね…。今の私には沁みる言葉です。
予め決めておいたはずの覚悟など、迫りくる現実の前には無力なものですね。

>拒食症の友人の最期を同じベッドで
>それまでに何を残せたかが大切

……そうでしたか。お辛い思いをされたのですね。そんな大事なことを話して下さってありがとう
ございます。ずっとご友人の側にいらしたのですか。お強い方だ……。私も強くならなくては。
一緒にどこかに行くことはもう出来ないので、読んでくれる相手がいる内に手紙を書こうと思います。
378名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 21:35:29 ID:hsPCHP8r
これだけではなんなのでお題を。
「女王ディーヴァとその(濃い)下僕たち、買い物に行く」でお願いします。
379>>376さんへ お題ありがとう:2008/08/29(金) 02:24:52 ID:7FR67rdT
小鳥はもう僕の手の中から飛び立ってしまった。そう思っていた。
一人では広すぎるペントハウスはブラインドが降ろされていた。
ソロモンの美しくカールした髪は乱れはだけたシャツを着て顔には執着と絶望があらわれていた。
小夜が一緒にいた時間はあまりにも短かった。
最後に彼女が見せた悲しみに濡れた顔は思い返すとまた胸が切なくなる。
ふと、テラスに翼手の気配がした。それも小夜の…
彼女はあの時の夢のようにテラスに立っていた。
窓を開けて駆け寄りこの上もなく強く抱きしめる。
「ソロモン…」
「小夜、もうどこにもいかないで」
「蝋燭の光りも届かない場所にもう一人の私がいるの。だからここに」
「それなら僕はあなたの隠れ家になります。守ります。いつまでも」
「あなたは孤独ではないわ。勇気でそれを証明するから」
と言うと小夜はソロモンと優しい接吻を交わした。
380>>337さんもありがとう:2008/08/29(金) 02:27:15 ID:7FR67rdT
「僕は今すぐあなたが欲しい」
ソロモンは小夜に何か言うチャンスを与えずに小夜を抱き上げると寝室に向かった。
微かに震える小夜をベッドに横たえると覆いかぶさり服を乱れさせキスの雨を降らせた。
小夜はこんなに強引なソロモンを真近にするのは初めてだったので心臓が早鐘のようになった。
ブラジャーから零れる乳房がソロモンの精悍な胸に押し潰されている。
ソロモンは小夜の黒髪を何度も梳きながら唇へ、頬へ、髪へ、首筋へ接吻する。
381ミス >>377さんでした:2008/08/29(金) 02:30:04 ID:7FR67rdT
ソロモンの手が小夜のブラジャーのホックに掛かる。
ブラジャーは外され、ソロモンは小夜の乳房の先端を甘噛みし、
片方の胸をわしづかみにし、激しく揉みしだいた。
永遠にこの快感が続くと思ったが、突然ソロモンが小夜から身を離した。
「どうしたの?」
「小夜、今の僕はあなたをみると抑えがきかなくなりあなたを壊してしまうかもしれない。
「真の優しさは安逸の揺り篭に育ちはしません。あなたへの愛が狂気へと変わっているのです」
小夜は下着を脱ぎ完全に全裸になるとソロモンを後ろから抱きしめた。
「私は…かまわないから」
小夜がそう言うとソロモンは小夜を見つめた。そして小夜を優しく抱きしめた。
その後は嵐のようなキスを受け、小夜の秘められた場所への愛撫、
そして胸は小夜が痛みで声をあげるまで揉みしだかれた。
「小夜、あなたを壊してしまいます」
挿入の時ソロモンが言った。
そして二人は一人になった。自分の下で甘く喘ぐ小夜。
小夜のこの姿をあのシュヴァリエも味わっている光景を想像してしまってソロモンは更に腰の動きを早くする。
銀の矢のようなソロモンの想いを喉元まで感じて小夜は怖くなる。
熱を孕み身体はうかんで胸は病んであなたへしずむ。
小夜の締め付けが強くなり終わりが近いことを悟ったソロモンは熱情を小夜の胎内へ注いだ。
「小夜、とても…よかったです」
「私も…」
「もう一度…」
「…ソロモン」
この夜に夢にいつか終わりが来るのは何故。
382>>378さん これで勘弁してくだしあ:2008/08/29(金) 08:21:25 ID:7FR67rdT
「買い物に行きたいわ」
「あなたがそれを望むなら…!」
真っ先にジェイムズが答える。
「ディーヴァ、今はお控え」
アンシェルだ。
「この前運転手を食べて大変なことになったでしょう?」
兄に従うソロモン。
「ドレスなら私とお揃いのもいっぱい持ってるじゃない。オーダーメイドできるし」
ネイサンも反対する。
「レッツダンス!レッツダンス!ふんふん♪」
カールはディーヴァの言葉を聞いてもいない。ソロモンに串刺しにされ我に返る。
「私とジェイムズ、そしてカールが賛成よ」
ディーヴァが言う。
「カールあなたいつ賛成したの?」
ネイサンが激痛で呻くカールに尋ねる。
「何の話だネイサン」
「カール、私と買い物に付き合ってくれるのよね?」
ディーヴァの拳がカールの鳩尾をつく。
「グハッ!ディーヴァ!レッツショッピング!」
「これで三対三ね。アンシェル、じゃんけんで勝負しましょう」
「ディーヴァ、あなたが勝てばあなたの望みのままに。ではジャンケンポン!」「待って!最初はグーよ。ジャンケンポン!」
ディーヴァがグー、アンシェルがチョキだった。
「やった!私の勝ちね!(私はHUNTER×HUNTERとカイジを読んでいたのよ…)」
「参りましたな。ではディーヴァ、私共も随伴いたします」
「ところでディーヴァ、何を買いに行くのよぉ」
「特に何もいらないわ。欲しいものが欲しいの」

終劇
383名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 10:59:59 ID:/CWVMN9A
ソーニャ小夜とかディーヴァ小夜とか香里小夜
とかどれでもいいので百合とかお願いできますか?(おっさん混じってるけど)
384>>383さん 短くてすみません:2008/08/29(金) 14:28:19 ID:7FR67rdT
「ふふ、どんなに逃げてもつかまえてあげる」
ディーヴァの声が薄暗い地下室にこだまする。
弱った小夜はディーヴァから逃げるのに精一杯で、彼女の刃はハジが持っており、彼の行方もわからない。
息を潜めて走り地上への階段を発見する。
「みぃつけたぁ」
とてもかわいらしい子供のような声で囁きが聞こえる。
「小夜姉さま」
振り返ると後ろに『彼女』がいた。小夜は武器もなく構える。
「遊びましょう?」
鏡の中のもう一人の自分が迫ってくるようにディーヴァは近づいてきた。
力の差は明らかだった。
冷たい指で頬を撫でられる。全身の毛が総毛立った。
そして冷たい接吻。
「私を造る暗闇とあなたを造る光と二人を包む極彩をこの同じ時代の中混ぜ合う」
後ずさる小夜と迫るディーヴァ。ディーヴァは小夜の身体をひしと抱きしめると身体中をまさぐった。
小夜のスカートの中に手を入れ繊細な指使いで秘部をなぞる。
「や、やめてディーヴァ」
「あら、やめさせないのはどっち?」
小夜は何かが下っていくのを感じた。
「小夜姉さまったらもう濡らしてる。味見してみる?」
ディーヴァが小夜の蜜を掬いとりなめる。そして蜜を口に含んだまま小夜にキスをする。
「どう?お味の方は」
ディーヴァはくすくす笑うと小夜の胸に触れた。
「もう固くしちゃって…感じてらしたのね?」
小夜の胸を細い指で撫でていく。
また接吻を交わす。
「私のシュヴァリエがここに二人も来ているの。
私が食べ終わったら二人に残してあげてもいいわ」
ディーヴァの『食事』は続く。
385つ煎餅@お見舞いの品:2008/08/29(金) 15:39:33 ID:7FR67rdT
ときにシリーズを読んで下さっていた方、何編が1番よかったですか?
私はみんなで遊園地編なのですが。
386名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 21:48:57 ID:iji6etVv
GJGJ!報われてるソロモンありがとう!めっちゃ萌えた
387名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 12:18:54 ID:4yzbkuLc
>>382
>カールはディーヴァの言葉を聞いてもいない。ソロモンに串刺しにされ我に返る。
>ディーヴァの拳がカールの鳩尾をつく。

思わず吹きましたwカールはギャグでも不憫な奴だなあ…
ありがとうございました。
388検査@無事オワタ:2008/08/30(土) 16:05:11 ID:uJudBIv+
お題下さいな
389名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 19:59:40 ID:ywbtENDc
アンシェル×ジュリア
390名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 22:41:55 ID:4yzbkuLc
「もしもリーザ(中身アンシェル)がリクと一緒にお風呂に入っていたら?」でお願いします。

『リク君、おねえさんと一緒にお風呂入ろうか?』
この爆弾発言、長兄スレでは物議をかもしたっけなあ……。懐かしい。
391>>389 短くてすみません しかもすんどめで:2008/08/31(日) 12:56:02 ID:+opVVyZK
ジュリアは考えていた。翼手の生殖について。メンソールを持つ手が震えている。
ディーヴァは小夜のシュヴァリエであるリクの子供を宿している。
『この子たちもうすぐ生まれてくるよ』
ディーヴァの言葉を頭の中で反芻する。
これは人間として恐れることなのか、科学者として歓喜すべきことなのか。
二つの感情がジュリアを支配する。
「これは歓喜すべきことだ」
後ろからアンシェルの声がした。メンソールを灰皿に押し付ける。
「科学者として。でも私はその前に人間です」
「人間は愛を信じるだろう。君はあの男を想っている。ミス・シルバーシュタイン?」
「何の事でしょう。コリンズ先生の手伝いがあるので私はこれで」
一刻もこの謎めいたシュヴァリエから離れたかった。これは人間の本能だ。
「相変わらず君は女性だ」
アンシェルが笑う。その笑みを心から不気味に感じながら
アンシェルの側を狭い医務室の中通りすぎようとした。
ぱっと腕を掴まれる。ジュリアの背筋が凍った。
「翼手が愛を持たないとでも?」
「離して下さい」
「君は大きな勘違いをしている。翼手と人間は狩るものと狩られるもの。
その間に愛は成立しないと?」
「何をおっしゃっているのか私にはわかりません。もう一度言います。離して下さい」
「気の強い女性だ。私が見込んだだけの事はある」
アンシェルがまた満足そうに笑う。
ジュリアは掴まれた腕が凍るように痛かった。
狭い医務室には二人きり。時は濃密に流れていった。
392>>390さん アンシェルって人気あるんですね:2008/08/31(日) 15:14:02 ID:+opVVyZK
「リク君、先に入ってていいわよ」
リーザがセーターを脱ぎながら緊張で顔が真っ赤のリクに言う。
リクはリーザが服を脱ぐところを見ないよう逃げるようにバスルームに入った。
リクも服を脱ぎ腰にタオルを巻いただけの姿になり髪を洗おうとした。
しかしその時ちょうどリーザが一糸纏わぬ姿でバスルームに入ってきてリクは慌てふためいた。
リクは大人ではないが子供でもない。いろいろと繊細な年頃なのだ。
「リーザさん!これ!バスタオル巻いて下さい!」
リクは備え付けのバスタオルをリーザの姿を見ないように渡した。
「あら。ありがとうリク君。髪、洗ってあげようか」
リーザはバスタオルを体に巻くとシャワーのお湯でリクの髪を濡らした。
「いいですリーザさん!僕一人でできますから!」
と言ったリクだったが体が動かない。
「いいのよリク君。お姉さんが綺麗にしてあげるわ」
繊細な指使いで髪を洗われるリク。シャンプーの甘い薔薇の香りがリーザの香りのような気がしてボッーっとなる。
リーザはリクの髪を綺麗に洗いあげると次はスポンジにボディーソープをつけリクの背中を洗う。
「リ、リーザさん!僕一人でできますから!」
「いいの。やらせて?弟といつもやっていたのよ。お風呂で洗いっこ。
私も懐かしいの。リク君が死んだ弟みたいで」
「亡くなったんですか?リーザさんの弟さん…」
393お題下さいな:2008/08/31(日) 15:16:09 ID:+opVVyZK
「ええ。翼手との戦いでね。だからリク君お姉さんにやらせてね」
「…はい。じゃあお願いします」
リーザは丁寧にリクの体を洗っていく。そして前も洗われてしまった。
「じゃあリク君、今度はお姉さんを洗って頂戴?」
「だ、だめです!」
「じゃあ私を小夜だと思って洗って頂戴。ね、リク?」
「じゃあリーザさんの弟ということで…」
リクは薔薇の香りのシャンプーでリーザのショートボブの髪を洗い、そして体を洗った。
「リ、リーザさん。後は自分でお願いします…」
リーザの胸や股間などリクに洗えるはずがなかった。「いいのよ、お願い、リク」
こう言われてしまっては仕方ない。そっとリーザの胸を洗う。
その豊満な胸にリクは熱くなってしまった。そしてくびれたお腹を洗いリーザの股間に触れてしまった。
バスタオル巻いててよかった…とリクは思った。
「日本ではお湯を並々ためてお風呂に入るのね」
「…はい」
「あったまってとても気持ち良いわ。あら、リク君もう出るの?」
「なんだか目眩が…」
というとリクはバスルームで倒れてしまった。

「39.4分。雪の中で疲れたのね」
「私氷貰ってきます。リーザさんリクをお願いします」
「わかってるわ―狩人さん」
394名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 08:44:45 ID:2+/L78xF
>>392-393
ありがとうございます!も〜アン兄さんったら〜純情な少年をからかっちゃって。
死んだ弟話でリクの優しさに付け込むなんて……鬼畜で素敵。(ヲイ)
すみずみまで洗ってしまわれたのですね。さりげなさを装いつつ、敏感な部分まで
しっかり刺激しているところが流石です。そして洗わせるところまでやるなんて!
つくづく悪い男よのう…(いや体は美女なんだけど)
しかし兄さん、なぜリクをお風呂に誘ったのだろう?純情な少年をからかって美女の
姿を楽しんだだけ?それとも美少年を愛でる嗜好が?……謎。

>アンシェルって人気あるんですね

私がアンシェルの話を何度もリクエストするのは、好きなのは勿論なのですが、
友人が彼のことを「一番共感できるキャラ」だと語っていたからです。今彼の話が
読みたくてたまらないのです。
でも、アンシェル絡みの話を求めている方が私以外にもこんなにいらっしゃったとは
……正直驚いています。想像力をそそられるキャラでありながら書くのは難しく、
これまでずっと供給が需要を下回っていたからではないでしょうか。それに、この
時期までBLOOD+に残っているファンは濃い方が多いのですよきっと(笑)

お言葉に甘えてお題を。
「受胎実験を遂行するディーヴァを観察するアンシェル」でお願いします。
実験の相手役はお任せします。しかし我ながらマニアックで鬼畜だな。
395394さんとそのご友人に捧げます:2008/09/01(月) 11:18:20 ID:ltA22vHO
ガラスに隔てられた部屋の中で一組の男女が睦みあっている。
アンシェルはそれを美酒をグラスに傾けつつ眺めていた。
ディーヴァの喘ぎ声を聞く度に美酒には少しずつ嘘の味が増す。
ソロモンはディーヴァに組み敷かれ、馬乗りになったディーヴァはその精を貪欲に求める。
髪を振り乱し腰を降るディーヴァがこちらを見た気がした。
その乳に育みしものは地獄の同胞。
アンシェルは今ソロモンに嫉妬しているのだ。部屋に割り込んでディーヴァを自分の手で鳴かせたい。
何よりも愛おしいもの、それが今は自分の手を離れていくかのように。
ディーヴァが大きく腰を振り絶頂に達した。
アンシェルは手に痛みを感じ、見ると美酒の入ったグラスはアンシェルの嫉妬を受けて粉々に割れ、
美酒は血のように滴り落ちていた。
ふとまた視線を感じて顔をあげると裸のディーヴァがガラスに密着するように
絹の肌を押し付けてアンシェルを見ていた。
「もういい?」
「はい。ディーヴァ。もう部屋を出て結構です」
ディーヴァは扉を開けアンシェルなど目にもせず『食事』をしに行った。
「兄さん。本当に兄さんは構わないのですか?僕たちがディーヴァを抱いても兄さんの心は―」
「ソロモン、それは重畳。我々はディーヴァのためにある。
そして種の繁栄を模索すべきだ。お前も部屋へ戻れ」美酒で濡れた手を隠しながらアンシェルが言う。
ソロモンは何か言いたげな瞳で部屋を出ていった。
一人になったアンシェルが呟く。
「是非もなし」
あと違う職人さんのハジサヤが読みたいです…
397名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 14:45:49 ID:P6kieQ5T
イレーヌ絡みの何かが読みたい。
398397さんへ:2008/09/02(火) 15:59:43 ID:OtMIGlfi
夕暮れのパリ。かすかにアールヌーヴォーの香りが残る街角でカイはイレーヌを背負い歩いていた。
「カイ、私、今日色んなものいっぱい見た。キルベドには岩と氷しかなかった。
私、もっと世界を見てみたい」
イレーヌの美しい金の砂漠色の髪がカイの肩に揺れる。
「ああ、これからもいっぱい見れるさ。見せてやる」
カイは一歩一歩踏みしめ歩く。
「カイ、あれは何?」
イレーヌが指差した方向にはバザーができていた。もう終わりかけで店だたみという雰囲気だ。
「バザーだよ。骨董品、つまり古物を売ってるんだ。見てみるか?」
「うん!」
バザーには色んな物と人が集まっていた。
食器などの日用品、絵画、絨毯、アクセサリーなどを取り扱う普通のバザーだった。
絵かきやロマの占い師などもいて夕暮れの街を賑わしていた。
「カイ、私あれをよく見たいわ」
「歩けるか?」
「大丈夫」
イレーヌがよろよろとカイの背中から降り、近づいていったのはアンティーク雑貨屋だった。
「この箱、音がなるのね」
「オルゴールっていうんだ。この曲なんて名前だっけな…」
「私のお気に入りだよ」
優しそうなおばあさんの店主が言う。
「ただそのオルゴールは針が途中で折れて音が鳴らなくなってしまうのよ。
そんなものだけど欲しいならお嬢さんの笑顔一つであげるわ」
「あげる?これ勝手に持っていってはだめなの?」
「だめに決まってるだろ!イレーヌ、ありがとうって言ってもらうんだ」
「うん、ありがとう、おばあさん」
「女の子は笑うのが1番綺麗だよ。特にあなたみたいな美しい子はね。はい、これはあなたのものよ」
イレーヌはオルゴールを受け取るとはにかんだ笑顔を見せた。
「他にみたいもんあるか?」
「カイの背中の上でこの曲を聞いていたい」
「よし、んじゃつかまれよ!」
私のお気に入りを何度も何度もネジを巻いてイレーヌは聞いていた。
399夏のスノボ@この不様な結果:2008/09/02(火) 18:36:09 ID:OtMIGlfi
カプ被りでも歓迎です
お題待ってます
400名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 21:01:23 ID:QKBSPB9A
順調に回復されているようでなによりです。
仙台行ってきました。お寿司も酒もウマーでした!いい街だ…

再びハジサヤで、サヤ→ハジの明るめシチュでお願いします
401名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 23:58:04 ID:ws23wRPs
>>395
とんでもなく重くて暗いリクでしたのに、お応えいただいて……
アンシェルはずっとこうやって、用意周到に準備して外堀を埋めて
人間が、そして子であるシュヴァリエがディーヴァと交わる様子を
嫉妬で狂いそうになりながら、じっと観察していたのでしょうね。
ディーヴァを「私の宝だ」と語る彼にとっては、自虐行為もいいところなのに。
「翼手の女王は子を宿すのだろうか?」答えを求めずにはいられない
研究者としての探究心、「全てを調べ尽くし、知り尽くしたい」衝動。
自分でも止められなかったのでしょうね……。

友人が言っていました。
「受胎実験とカールへの生体実験は、書いててさすがに擦り切れる。
底の底の底に沈んで、あたり一面無明の闇って感じで(笑)」と。
きっと喜ぶでしょう……。ありがとうございました。

> なんか自分ばかり書いてて悪いですが

アクティブな職人さんは、今のBLOOD+スレにとって希少価値なのですよ!
あまりお気になさらず。
「カールに生体実験を施すアンシェル」をお願いします。
またもや重くて暗いリクですみません!
402名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 10:09:34 ID:66DcIZci
イレーヌものリクエストしたものです。
すぐに答えて頂いてありがとうございました!
403400さん、仙台人は冷たい感じがするです:2008/09/03(水) 14:23:27 ID:f0BmfG4D
フランスはボルドーはピクニック日和だった。
サヤは動きやすいドレスを来て、いつの間にか自分の背を追い越し立派な青年となったハジをせかす。
「ハジ!早く!」
「お弁当を持っていきたいと言ったのはサヤでしょう?もう少しでできますから」
「もう少しってさっきも聞いた!」
「はい。もう二度と言いません!できました!」
わがままな姫にお返しするようにハジが言う。
ともあれ二人はお弁当を持ってサヤを先頭にピクニックを開始した。
「今日はどの辺りに行くのですか?」
ハジが尋ねる。
「ジョエルが新しく馬を買って小屋も作ったの。自由に乗っていいんだって」
サヤは嬉しそうに言った。その時お腹がぐーっとなる。
「早速お弁当の時間ですね」
ハジは苦笑いする。
「だってお腹が空いたんだもの…」
恥ずかしそうなサヤが小さな声で言う。
404ハジサヤは至高:2008/09/03(水) 14:26:09 ID:f0BmfG4D
小川の側にシートを敷いてハジがお弁当の用意をする。
ハジが作ってきたのは生ハムとルッコラのサンドイッチだった。
「いただきます!…ハジ、美味しい!」
「サヤは食べ物なら何でも美味しいんでしょう?」
「ハジの意地悪」
お弁当はあっという間になくなり二人は草原に寝転んだ。
「ハジは本当に私より背が大きくなったね。私は変わらない。ずっとこのままなのかな」
「サヤは姿は変わらなくても心はちゃんと成長していますよ」
流れる雲を見る二人。
そのままいつしかサヤは眠ってしまっていた。
「サヤ!サヤ!起きて!雨が」
サヤが伸びをして目覚めると灰色の雲が空を支配し、ぽつんぽつんと雨を降らしはじめていた。
「ふぁあ…雨!?」
「屋敷までは遠いので湖側小屋まで行きましょう。そこで雨宿りを」
405ハジサヤスト:2008/09/03(水) 14:28:15 ID:f0BmfG4D
雨足は早くなり二人はびしょ濡れになりながら小屋についた。
家畜用の干し草を保管しておく小屋で幸いにも鍵はかかっていなかった。
入ると蒸れた干し草の匂いが鼻孔をくすぐる。
「あーあ、びしょ濡れ。ジョエルに叱られるわ。でもまずは濡れた服を乾かすのが第一ね」
と言ってサヤはドレスを脱ごうとした。ハジははっとしてサヤから目を離す。
「ハジ、ドレスがうまく脱げないの。手伝って」
「だめです」
「どうして?うーん、肩がひっかかるよ。ハジお願い!」
「だめです」
「私が風邪ひいたっていいのね!?」
「わかりました」
ハジは戸惑ったような声で返事をし、サヤのドレスを器用に脱がしていく。
「ハジありがとう」
コルセットとドロワーズ姿になったサヤは干し草の山に寝転ぶ。
「ハジも脱いだら?風邪ひくよ?」
「私は大丈夫です」
「でも…じゃあ手伝ってあげる」
その時サヤは自分より頭一つ分背が高くなったハジにドキリとした―ハジは男なんだ―
その時ぎゅっと抱きしめられる。
「しばらくの間こうしていていいですか?寒いのです」
サヤの心臓のパルスは跳ね上がった。
「…すみません。あなたが濡れる」
「…いいのよ。ハジ、大丈夫だよ」
サヤを抱きしめるハジの手に力がこもる。
どれくらいそうしていただろうか。小鳥の声が雨が止んだことを知らせた。
二人ともびしょ濡れのまま小屋を後にした。
次の日、二人は見事に風邪をひいた。またのピクニックは遠くなりそうだった。
406401さん、ギャグになってしまいましま:2008/09/03(水) 17:59:40 ID:f0BmfG4D
「私はこれから何をするのだ」
ディーヴァのシュヴァリエになって間もないカールがアンシェルに聞く。
「カール、お前は我々と同じディーヴァの血をもつ兄弟。
我々翼手がなんであり、何処へ向かうのか知るのがディーヴァへの供物である。
カールよ、その供物となってくれるか」
アンシェルの期待がかった台詞がカールを高揚させた。
「この体ディーヴァのために」


「びゃああああああああう゛まいいいいいい!!!」
「もっと電圧をあげろ」
アンシェルは実験台の上のカールを見て微笑する。
「こくまろミルクは何色おおおおおおお!!!」
「腕を切断しろ」
「てれってれれッ!!」
「頭をかちわれ」
「ないあるないあるないある!ぴょ!!!」
「四つん這いになれ」
「アッー!」

シュヴァリエの不死性。目の前で繰り広げられる光景にアンシェルは不気味な感動さえ持った。
これらの研究がデルタ計画の要となることを予感していた。
アンシェルは切断してもなお腕の接合を繰り返すカールを見た。
我々翼手の前に敵意を持ってはばかるものには死を与えよう―
407名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 18:10:18 ID:uuiVJ4z4
>>403-405
初々しい二人が可愛いです!

ソロモン生存設定での、小夜のシュヴァリエになった後の話が読みたいです。
ハジとのライバルぶりや、三角関係の様子をコメディタッチで。
よろしくお願いします。
408名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 18:46:36 ID:PTMNnJLL
ここはエロパロスレだって前にも言っただろ。
なんで公然とギャグネタやったり要求したりしてんだよ。
自重しろ。
409名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 20:25:31 ID:/SrRnxCJ
自治厨降臨
410名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 20:32:32 ID:cZo3BTFF
>>406
まさかこの題材をギャグにしてしまうとは……!素晴らしい。麦茶吹きましたwww
前々から読みたいと願いつつ叶えられなかったリクエスト、まさか貴方に全て応えて
いただけるなんて。積年の思いを遂げ、もはや思い残すことはありません。

友人の件で、心も体も辛い日々でした。あの日から今日までなんとかやってこられた
のは、貴方と貴方のSSのお陰です。ありがとうございました。
411407さんへ お題ありがとう:2008/09/03(水) 20:46:23 ID:f0BmfG4D
昼過ぎになって小夜は目を覚ました。駆け寄ってくる二人のシュヴァリエがいた。
「小夜、おはようのキスです」
ソロモンが小夜にキスをしようと身をかがめた瞬間!小夜の体はハジの腕の中にあった。
「小夜、おはようございます」
「おはようハジ」
ソロモンはにこやかに微笑んでいるがその右手は刃。
ハジの腕の中にいる小夜に近づき、ついでに背後からハジに一撃を食らわせた。
「小夜、眠気覚ましのコーヒーを作ってきます。砂糖とミルクはどのくらいがいいですか?」
「ミルクは入れるな」
「ハジもコーヒー飲むの?じゃあソロモン、私はミルク多めがいいかな」
一礼をして部屋からソロモンが出ていく。ハジが優しく小夜を床に立たせる。
そして小夜が見た部屋の光景は!
壁には無数の傷やナイフ、血にまみれたカーテン、壊れた家具、等々。
「ハジ…もう少し仲良くできなかったの?」
「彼はあなたに劣情を持っています。あなたを守るためやったのです」
「だけど…」
「小夜、コーヒーが出来上がりましたよ」
ソロモンが湯気のたつカップを二つ盆に乗せて入ってきた。
「ありがとうソロモン」
小夜はカップを受け取る。その際に小夜の手に触れるのをソロモンは忘れない。
そしてソロモンはもう一つのカップを取ってコーヒーを飲み始めた。
「ハジのは…」
「小夜、今日は良い天気です。セントラルパークへ行きませんか?
今の小夜には息抜きが必要ですよ。
部屋の警備は彼にまかせて」
ハジが部屋を出ていきデヴィッドを連れてきた。
「ソロモン・ゴールドスミス。小夜の息抜きには賛成だが
貴様には小夜を誘拐した前科がある。二人きりで外に出す訳にはいかない。ハジを同伴させる」
「わかりました。小夜と犬の散歩に行くつもりで行ってきましょう」
ナイフが空をきる。あまりにも一瞬の出来事で小夜にもデヴィッドも気付かなかった。
「そろそろブランチにしましょう小夜」
とソロモンが言ったとたんシュヴァリエ二人の姿が消えた。
413やはりハジ小夜はいい…:2008/09/03(水) 20:52:08 ID:f0BmfG4D
そして小夜が見たキッチンの光景は!
「狭いのであまり近寄らないで下さい」
「…醤油を取ろうとしただけだ」
「小夜は僕が作ったものを食べるので君は他の皆に作ってあげて下さい」
「…私が何をしようと勝手だ。私が小夜のファーストシュヴァリエなのだから」
「小夜、これお前の力で止めらんねえのか?」
「音無、昨日あんたの部屋から凄い音してたよ。私眠れなかったんだからね」
「ルルゥも怖がって俺の部屋来たんだぞ」
「あたい、シュヴァリエ同士の戦いは止められないよ…」
「よくあの中で眠れたわね…」
カイや真央、ルルゥも迷惑を被っているようだ。
「小夜、食事です。小夜の大好きなチャンプルーです」
「小夜、フルコースを準備いたしました。部屋で召し上がりますか?」
二人の視線はどちらかを選べ、と小夜に言っている。困った小夜は両方平らげるという荒業をやってみせた。
「食休みしたらセントラルパークですからね」
とソロモンが言うと同時に雨が降ってきた。
「しようがない。また今度の機会にしましょう」
食事をした小夜はねむくなってきてふわぁと欠伸をした。
ハジはじゃんけんに負けて食器洗いをしている。
「小夜、お昼寝ですか?添い寝をしてあげましょう」
パリーンとハジの洗っていたグラスが割れる。ハジが包丁をにぎりしめソロモンに切り掛かる。
ソロモンはそれを軽々と受け流しテーブルを持ってハジに投擲する。
「始まったわ」
とジュリア。
「また新しい部屋を探すはめになるのかねぇ」
とルイス。
「こんな大所帯どこに引っ越すんだよ」
と岡村。
小夜をめぐる愛の戦いは当分終わりそうになかった。
414ここはPINK板ですからね…:2008/09/03(水) 21:04:57 ID:f0BmfG4D
>>410さん つ麦茶とハンカチ

そんなに言ってもらえて光栄です。
人が死ぬということ、周囲への影響、思いしれぬものでしょう。
悲しみのとげは時間が経ってもなくなるものではありません。
でもだからいつもご友人の事を思ってご友人の魂を幸せにしてあげることができるのです。
これからもアンシェル以外でもいいのでお題下さいな。

贈ることばです

持ち物を一度に運ばなければならないとしたら?
415名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 21:20:45 ID:lTic0kdy
>>414
サヤ→ハジ早速ありがとうございました!
幸せそうな感じ、やっぱりいいですなぁ。
料理とかの小物の扱いが上手ですよね

カプに限らず、どろっどろでえっろえろなSSを、お願いしたいです。
他のリクエストにエロさプラスαな感じで!
416名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 22:04:58 ID:PTMNnJLL
>>412
だからつまらんギャグはやめれと言ってるんだよ。
君のエロは面白いけど痛いコメディや痛い近況報告、
信者との関係ない痛い雑談とかまじで寒いから。
ここは2ちゃんのエロパロスレだということを忘れないでくれ。
417名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 22:22:46 ID:PLoFtclx
じゃああなたがエロを書いてくれるんですね
418名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 22:40:01 ID:PTMNnJLL
「エロは面白い」って言ってるだろ。
その他の部分が痛すぎるって言ってるんだよ。
419名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 22:43:15 ID:/SrRnxCJ
>>418
難癖つけて我を通したいのですねわかります
荒らしは楽しい?
420名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 22:53:08 ID:cRC3u0aI
ハジサヤソロGJ!あの二人は仲良くなることは無いなw

>>416の素晴らしいエロに期待
421名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 23:14:39 ID:2dV3wNcF
苦手な書き手がいるなら鳥を付けてもらってNGすればいいんじゃね
422名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 23:24:41 ID:/SrRnxCJ
>>421
そもそも一人しか書き手がいない件
423名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 23:44:25 ID:2dV3wNcF
>>422
そこなんだよねえ
苦手な文章しかない、スルーもできないなら408にはこのスレに見切りをつけてもらうしかない

それから、もちろんスレによって細かいルールは違うと思うけど、
この板の空気は基本的に書き手は作品だけ黙って投下、読者は苦手な作品はスルー
ってのが暗黙のルールと思ってる奴もいるのよ(俺とか)
俺らは投下された作品を読むだけの乞食だから作品を叩くのは御法度だけど、
書き手の自分語りは叩かれてもしょうがないと思っている
424名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 00:01:48 ID:66DcIZci
黙ってたけどさすがにな408が荒らし扱いされてるの
俺は見過ごせないわ。
口が悪いだけ言ってることは至極当然でしょ

エロパロ板だよ?板全体が18禁(21禁だっけ?)の意味とか
考えみなよ。

一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です
単発質問は質問スレッド、ちょっとしたネタや雑談は雑談スレッドへ。

とも書いてあるんだしさ

最初からエロやる気がないなら漫画サロンにもでもスレ立てれば
いいんだし。

まぁエロ書こうとしてギャグになるのは仕方ないかもしれけど
最初からギャグ路線希望してる人とかは流石に板違いなことを自覚したほうがいい。
425名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 00:04:51 ID:J6jQL2Jq
書き手は悪くないよ
ギャグ希望してるやつが悪い
426418さん 424さん おっしゃる通りですね:2008/09/04(木) 01:34:38 ID:gxRIwq7g
確かに余計な自分語りやエロパロ板ではスレ違いなものを投下していました。
申し訳ありませんでした。
ではこれからは名無しに徹しカプ希望など待っております。
427名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 02:11:00 ID:gxRIwq7g
それから誰が悪いとか追求するのではなく批評として書き込むべきだと思います。
私も甘んじて批評を受ける立場ですから。
例えばミシュラン五つ星の店に行って料理が口に合わなかったとします。
でもだからと言って女将を呼べっしたり、シェフが客に俺より上手く作ってみせろ、
と言うのも批評の本質と違う気がします。


まずはこれからはエロなお題中心で受け付けます。批評をどんどんつけて下さい。改善していきます。
428名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 05:43:27 ID:kSCWWuX2
批評?そうだねえ。上のカールが実験台にされてるネタなんて
キャラを虐げれば単純に面白くなると勘違いしてるみたいだし、
台詞も陳腐で工夫がないね。正直あなたにはギャグのセンスを感じない。
でもエロは面白いよ。“エロは”ね。
429名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 06:20:00 ID:gxRIwq7g
>>428さんありがとう。お笑いって最も頭を使うジャンルですしね。
センスなしかぁ…ガツンとくるなぁ
でも的確に指摘して下さってありがとうございます。
じゃあエロパロの方頑張ります。お題下さいな。
43030年後:2008/09/04(木) 10:44:22 ID:gxRIwq7g
『わたしはだあれ?どこにかえればいいの?まるい…まるい…ねつ…ふくらんで…』
星月夜に宮城家の墓の前に長躯の青年の姿があった。
ここだけは時代の流れも止まっているようだった。
海は静かでさざ波が浜に打ち寄せていた。
青年は墓の中に入る。そこには巨大な繭から生まれ落ちた少女がいた。
「小夜」
「あー?」
ただひたすらに無垢な表情で、30年前の憂いを帯びた瞳は今はただ不思議そうにハジを見つめる。
長く伸びた髪は美しく動物園の頃のままだ。そう、今の小夜は血塗られた長い戦いを終えハジの前にいる。
ハジはナイフで自分の手に傷をつけると溢れた血を口に含み小夜にくちづけした。
血液を嚥下する音が聞こえる。小夜はハジの口腔を隅々まで嘗めとった。
唇が離れ小夜がハジを見上げる。
「…あー、ジ?ハジ?」
「そうです小夜」
「本当にハジ?」
「はい」
小夜の瞳は涙に溢れ何度も何度もハジの名を呼ぶ。
「ハジ!ハジ!もうどこにもいかないで」
「私はあなたを愛するものになったのです。だからもうどこへも行きません。
あなたに寄り添い続けます」
二人は再び見つめ合いくちづけを交わした。
「30年前とは違うのです。あなたはもう自由なのです。カイ達も待っています」
43130年後:2008/09/04(木) 10:46:33 ID:gxRIwq7g
「私、今はハジとこうしていたい。ずっと。ずっとあの日から、
ハジをシュヴァリエにした日から言うことは許されないと思ってた。
でも今なら言える…ハジ、愛してる」
「…小夜」
月明かりが全てを蒼く染めている。抱き合う二人の心臓の鼓動が重なる。
「小夜、私もあなたを愛しています。30年前の言葉です。
でも年毎に想いは募って今は切ない程あなたが愛しい。
シュヴァリエとしてではなく一人の男として」
ハジは外套とシャツを脱ぎ床に敷くとそこに小夜を横たえ体を重ねた。
くちづけが終わりのないように続く。息も絶え絶えに互いを求め合う。
一つ一つが達してしまいそうな激しいくちづけだった。
ハジの手が小夜の乳房に触れる。先端をつまみ優しく揉む。
小夜は自分の体から熱が発せられているように感じる。
「ハジの右手…」
小夜があることに気付いた。もう翼手の手ではなく繊細な人間の手だった。
「ありがとう…ハジ」
小夜はとめどなく涙を流しながらハジの深い愛に包まれているのを感じた。
ハジはベトナムでの小夜の行為を受け入れ自分で自分を許したのだ。
キスは止んで胸は病んで愛で痛む。
ハジが小夜の乳房に顔を埋める。
「大丈夫だよ」
小夜は無意識にその言葉を発する。小夜を抱くハジの力が強くなる。
43230年後:2008/09/04(木) 10:48:26 ID:gxRIwq7g
乳房は強く揉まれ、小夜は思わず声をあげる。
しかしすぐ恥じらって歯を食いしばって嬌声をあげるのをこらえる。
「小夜、我慢しないで。あなたの声が聞きたい」
ハジが耳元で囁く。体中をはい回るハジの手を感じて
小夜は下半身に熱が点ったように熱くなっているのがわかった。
ハジの指が秘部に触れる。思わず小夜の背中が歪む。
ハジの指は小夜の中に入って敏感な部分に触れる。

小夜は喘ぎハジは指を入れたまま秘部を舐める。
月の光が静謐に絡み合う二人の姿を映す。
「ハジ、少し怖いけど…私をあなたのものに…」
太腿にたぎる熱いものを随分前から感じていた小夜が言う。
「小夜、怖がらないで」
男が小夜の中に入ってきた。激痛で小夜は涙を一筋ながす。
その涙にキスをし、ハジは小夜の中に進んでいく。
やがてハジは小夜の細い腰をつかみ杭を打つように小夜を突き上げはじめた。
突く度に揺れる乳房を掴み快楽の階段を昇っていく。
小夜の中はとてもきつくハジを締め付ける。30年前のロンドンで寂しさを埋めるため交わった時以来だった。
そろそろ二人は絶頂に達する。二人の間に隙間もあってはならないと強く抱きしめ合いくちづけをする。
その瞬間二人は達した。


小夜はハジのシャツを着てハジと共にOMOROへと向かう。
そこには古きに共に戦った友と新しい家族がいるはずだ。
433名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 01:52:16 ID:EfSy5OBW
GJです。
434名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 06:47:48 ID:67+ap5YV
お題下さいな
435名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 21:28:45 ID:fL8FKUtW
ソロモンとイレーヌの純愛とか無理ですか?あり得ない組み合わせですが、見た目的にぴったりだと思う二人なので…
436名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 22:43:27 ID:H+nGfPww
エロないとまた職人さんが叩かれるんじゃね?
437砂漠の薔薇:2008/09/05(金) 23:00:17 ID:67+ap5YV
ゲスタスとディスマスがディーヴァのシュヴァリエに返り討ちにされたという。
イレーヌは墓を作ろうと思った。ゲスタスとディスマスのために、自分たちが世界が二人を忘れないように。
宵の入りイレーヌは二人が殺された場所に向かった。二人の痕跡など一つもなくて
イレーヌは命の虚しさと儚さにそっと泣いた。
「不思議な光景ですね。翼手が仲間の死に涙している」
建物の上から声がした。
「シュヴァリエ?」
イレーヌがはっと見上げると月を背後に白いシュヴァリエがいた。
「敵討ちに来たのですか?」
「いいえ。本当はそうしたい。でも今はただ二人の痕跡を捜しているだけ」
イレーヌが隠していた顔をあげ儚げにソロモンを見つめた。
金の砂漠色の髪に翡翠の瞳、そして死者のように青ざめた白い顔。
その瞳はなにもかもを映し出すような静けさだった。
その様子に思わずソロモンは引き込まれ敵を殺さんとする右手の刃は無意識に手指の形に戻っていた。
ソロモンは警戒もしないイレーヌの側に近づく。
「二人は苦しんだ?」
イレーヌが静かに聞く。
「あっという間でした。しかし苦しんだのかもしれません」
沈黙が流れた。
「ところであなたのお名前は?」
ソロモンが不思議な沈黙を破った。
「イレーヌ」
「良い名ですね。イレーヌ。僕はソロモンと言います」
「ソロモン。では二人の痕跡を私に見つけさせて」
「それは僕の中にある。イレーヌ、あなたは美しい。
僕はこんなにも不思議な眼差しを持つものを知りません」
ソロモンが真心から言う。イレーヌはただソロモンを見つめていた。
「私を殺さないの?」
その問いにソロモンは接吻を以て答えた。そっとローブに手をかける。
首筋の白磁の肌に赤い茨が走っている。
「これは―」
「ソーン。死の印。だから私たちにはディーヴァの血が必要なの」
「イレーヌ…」
この運命を変えることができるならばどれほど幸せだろう。ソロモンに抱擁されたイレーヌはそう思った。
438名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 23:46:34 ID:fL8FKUtW
>>437
早速書いていただきありがとうございました。美しくて儚い二人の様子に悶えました。ありがとうございます。
439名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 15:19:05 ID:P93qsILy
挿入なくてもエロなら別にいいよね?
添い寝書いてくださいな。カプはお任せで
440添い寝:2008/09/07(日) 17:48:36 ID:KhZZLPlW
小鳥達のさえずりが始まる頃、小夜は目を覚ました。
雪のように真っ白なシーツとソロモンの腕の感触に昨夜の彼と自分を思い出し赤くなる。
「小夜、おはようのキスをしてもかまいませんか?」
と言うと答えを待たずして小夜の頬にソロモンが優しくくちづけた。
「気持ちのいい朝ですね。昨夜は星が綺麗でしたから。今日も晴れるでしょう」
にこやかに微笑みまた小夜にくちづけした。
しかし小夜は暗い表情でシーツを身体に巻き付けベッドから出ていこうとした。
衣ずれの音が聞こえソロモンが小夜を抱きとめた。
「小夜、いかないで」
「…私は、ディーヴァと」
「最期の瞬間にあなたの瞳見つめられるなら犯す罪残らず地獄の神に赦しを乞いましょう。だから―」
ソロモンは小夜の唇に火を点すと再び小夜の身体をまさぐった。
情欲がソロモンの中で姿をあらわし愛しい小夜が自分の腕の中で声をあげるのに興奮する。
「お願い…やめて」
小夜が囁く。
聞こえなかったふりをしてソロモンは愛撫をやめない。
そして思うだけ小夜を愛でると気怠い身体で小夜を包む。
そして小夜の瞳に涙がたまっているのに気付き、涙にキスし小夜と向き合う。
「お嫌でしたか?僕はあなたとこうなれた事でとても幸せです。あなたは?」
ソロモンが小夜を気遣うように尋ねる。
「わからない」
「わからない?あなたには僕の闇を見せました。
それほどまでにあなたに焦がれているのです。
あなたはそうではないと?」
小夜の言葉にソロモンは悲しげですらある。
「そうではないの。あなたは私を、一人の私を求めてくれているのはわかってる。
ただ私には残された時間の間にやるべきことがある。甘い夢など見ているべきではないと」
小夜の真紅の瞳から涙が零れる。
「あなた一人には背負わせません。あなたの仲間も僕は受け入れます。小夜、今は泣かないで」
―薄れゆく意識が見せた懐かしい動物園での思い出。そうだ泣かないよ。約束したから。
441名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 18:25:58 ID:6DZkNzn+
ソロモン幸せそうでよかった、本編でも幸せになれればよかったのに…
職人さんありがとう
442名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 00:34:48 ID:E6NkfuBk
ソロモンとイレーヌでエロ有りなんてお願い出来ますか?
443続・砂漠の薔薇:2008/09/09(火) 09:18:59 ID:NRWWkRE8
それは手と手が触れ合った瞬間の魔法。心のベルが鳴る。イレーヌは恋を知った。
憎き敵なのに。イレーヌはソロモンの手に引かれ闇夜の中を行く。
この刹那、心も身体も一つになりたい。
愛欲を知らぬイレーヌ。愛憎を知らぬイレーヌ。
ソロモンに手を引かれながらいろんなものを見た。光に照らされた搭、夜の酒場の賑わい、人間。
いつの間にか魔法のようにイレーヌはベッドの上でソロモンに組み敷かれていた。
それは目と目が合った瞬間の魔法。イレーヌは何も知らないが恋を知っている。
重なる唇。砂漠色の金の髪を何度も指で梳かれる。ただ心地よいと思った。
死者の黒いローブを脱がされる。その下にはシフの制服。胸元を開かれる。
暗い部屋の中でイレーヌの素肌は白く輝き月光に映える。
聞こえるのは衣ずれの音ばかり。
イレーヌは何故自分が服を脱がされているのかわからなかったが肉体は知っていた。
ソロモンはイレーヌの首筋の茨にキスを落とした。
その後は銀の雨のように身体中にキスをされる。熱い矢のように。
イレーヌはいつしか悦びの吐息を漏らす。閉ざしたはずの唇は開かれた。
今欲しいのは密着感。ソロモンはイレーヌのしなやかな身体に足を絡ませ抱きしめる。
手は身体中を愛撫し自身とイレーヌの興奮を高めた。
やがてイレーヌの胎内に降りてくるソロモン。哀しい瞳をしているのはどっち?
激痛にイレーヌは目を見開く。その痛みを和らげようとソロモンはキスを繰り返す。
寄せてはかえしかえしては寄せる波のように一定のリズムで杭が打たれる。
その度イレーヌは痛みの中で愛欲にむせぶ。
終わりが近くなるのを二人は感じていた。
このまま一つでいられたらどんなに良かったのに。
やがて終わりが来てイレーヌの熱くなった身体は自由になる。
「すみませんイレーヌ。辛かったでしょう」
「キルベドでの実験に比べたら…」
「あなたたちを造ったのは兄さんでしょう」
その後のソロモンの囁きは聞こえなかった。
ソロモンはシャワーの使い方をイレーヌに教え部屋で待っている。
しかしイレーヌは魔法がとけたように服を身につけ明けの明星の下こっそり飛び去った。
444名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 20:29:49 ID:lNPFlOC8
>>443
リクエストに答えていただきありがとうございます。素敵な文章で入り込めて読めました。改めてソロモンとイレーヌいいなぁ、空気が似てると感じる
445名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 05:50:55 ID:mtimjZDl
お題「悲しみよこんにちわ」でお願いします
446めぞん…:2008/09/13(土) 14:00:43 ID:o1ylXcHd
明日はディーヴァのコンサート。決着をつける時である。全てを終わらせる時である。
一世紀もの間暗い闇の中戦ってきた小夜とハジ。
準備の為アパートには二人以外いない。
小夜がまどろみから目を覚ます。ハジはいつものように気遣うように愛情溢れる仕草で小夜の体を支える。
「ハジ、おはよう」
小夜はおろしたての笑顔で元気に笑ってみせる。
「もう少しこうさせていて」
小夜がハジに抱きとめられながら言う。
「明日なんだね。不意に悲しみがやってくるの…約束したから」
小夜を抱きとめる力が強くなる。
「ハジは生きて。私より一秒でも長く生きて…」
ハジの頬にくちづけると小夜は起き上がった。しかしバランスを崩し倒れ込んでしまう。
小夜を抱きとめていたハジもバランスを崩し小夜の上に覆い被さるようになった。
沈黙が流れる。
先に口を開いたのはハジだった。
「小夜、すみません」
「いいの。百年前から言うべきでないと思っていた言葉を言うわ。ハジ、愛しているわ。心から。
出会いと同じ数の別れがあるのね。だけど失いたくはなかったの」
重なる唇。ハジが半ば強引に小夜を求め服を脱がせる。小夜は静かに燃え上がる情熱を感じた。
寝間着だったので小夜はすぐ裸にされ全身を愛撫の手が這いまわる。百年分の思いが込められたハジの愛撫に
小夜はとろけそうな程熱くなる身体を感じた。降り注ぐ花びらが髪に肩にひらひら囁くように―


全てが終わって小夜が眠りにつき数年―長躯の青年が宮城家の墓の前にやってきた。
墓石の扉を優しく撫でると彼女が好きだったピンクの薔薇を捧げた。
錆びた時計が時を刻むように。また会える。彼女に。
447名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 06:16:35 ID:RGeB+exM
かわいそうなカールを姫と幸せにしてあげて
448かわいそうなカール:2008/09/14(日) 09:47:06 ID:yvZJgKfJ
孤独。これこそがカールをさまよえる亡霊にしたのだった。ディーヴァに縋り付き安逸を求めるのか。
それともたった一人の理解者であると信じる小夜への妄執にふけるのか。
カールの肉体は切り刻まれ再生を繰り返す。また失望と希望も繰り返す。
シュヴァリエとなったその瞬間からカールの運命は決まっていたのかもしれない。
呼ぶ声がする。歌うような旋律で優しい姉のような声を聞く。
「カール」
ディーヴァが実験室の窓に張り付いてカールを見ていた。
その蒼い双眸は純粋で鏡のようだった。
ディーヴァが実験室に入ってきて実験台の上のカールを覗き込み。
「おお!母なるディーヴァ。来て下さったのですか」
「カール。私の愛しい人。いつも私を見てくれてる。いつも私を守ってくれてる」
そういうとディーヴァはカールにくちづけした。口腔までさぐり舌を追いかけあうくちづけだった。
カールは拘束具でうごけない。その上全裸だった。
「カール、キスだけで大きくしてしまうの?」
と言うとディーヴァはカール自身を口に含み吸い上げた。
「ディーヴァ!レッツダンス!」
動けないのにこの台詞はどうだろう。
ディーヴァの口の中でカール自身がますます張り詰めていった。
とろけるような快楽の中、カールは達してしまいディーヴァの口の中に精を放つ。
ディーヴァがそれを嚥下する音がした。
ディーヴァはカールが見える位置でサロメのようにドレスを一枚一枚落としていき下着さえも脱ぎ落とした。
カール自身はまた大きくなりディーヴァを待った。やがてディーヴァがカールの上に馬乗りになるように
カール自身に躯を落としていき徐々に腰を振っていった。
全く躯を動かせないカールと対象的にディーヴァは貪欲に求める。
揺れる乳房がカールの興奮をますます高め、締め付けがきつくなるのを感じた。カールとディーヴァは同時に達した。

「カール。さまよえる亡霊。小夜姉さまより私を見て」
449名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 09:56:59 ID:0xlLNn3e
自分でリクしておきながらカールにジェラシー感じたよwww
職人さんありがとう
450名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 00:08:54 ID:QWf5tbIk
書き手ですが誰かいらしたらお題下さいな。今夜は眠れなさそうです。
451名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 00:35:26 ID:OCXEkJu7
久々にデヴィッドとジュリアが見たいです
452名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 00:35:41 ID:vNa9opWK
よければ443の続きでモーゼスとイレーヌが見たいです。もしくはモーゼス、イレーヌ、ソロモンの三人でお願いします。
453不器用なひと:2008/09/16(火) 02:24:59 ID:QWf5tbIk
ニューヨークの古アパートの一室でジュリアはデヴィッドの傷の手当をしていた。
この傷はキズナ。言えなかった言葉を代償として受けた傷。
ジュリアは愛しげに銃弾痕の傷に消毒液をつける。
もの凄く染みるはずなのにデヴィッドは鉄面皮だ。
「ジュリア。戻ってきてくれたな」
ふとデヴィッドがジュリアに話しかける。
「私はあそこで私ではなかった。あなたが気付かせてくれたのよ。研究よりも人として大事にするものに」
視線が絡み合う。しかしデヴィッドはすぐ視線をそらした。
「私は君に普通でない感情を抱いているようだ」
「不器用な人」
「それが性分なのでな」
「言葉は不器用でも身体が教えてくれるわ」
熱いキスを交わす。
「この傷は一生消えそうにないわ」
「いい。お前の傷だからな」
熱いキスに抱擁が加わる。デヴィッドの手をジュリアが導く。
道筋を辿るように曲線を撫で厳かな愛撫が這う。月影はまだ確かなもので月光はまだ薄明かりの様。
ジュリアの亜麻色の絹の髪に触れ梳いてみる。とてもなめらかで絡まりもしない。
しかし身体は絡まり合い古いベッドのスプリングが悲鳴をあげる。
這う小指が導く先には秘部。ジュリアがタイトスカートの中にデヴィッドの固い手を招きいれる。
そしてもう一方の手を放漫な胸に導く。
デヴィッドさジュリアの胸に顔を埋める。ジュリアが優しく抱擁する。
やがてジュリアは乱れた服を脱ぎすてる。
全裸になった二人は互いに夢中に求め合う。
言葉はなくスプリングが軋む音だけが聞こえる。
そろそろ頃合いが来て二人は見つめ合う。
「ジュリア、綺麗だ」
「相変わらず不器用ね」
デヴィッドはジュリアの秘部に己を突き入れた。
あまりの激しさにジュリアは悲鳴をあげる。
デヴィッドはそね激しさのままジュリアを突き上げる。
「ああ…デヴィッド!デヴィッド!」
それでもベッドの舵をとるはジュリアだった。

「傷は痛まない?」
「ああ、大丈夫だ」
「あなた、可愛かったわ」
454続・続・砂漠の薔薇:2008/09/16(火) 07:31:56 ID:QWf5tbIk
朝を危うげに飛んでいたイレーヌ。仲間はどうやら前と違う廃屋へ移動したのが見えた。
しかしもう一つ一人同じ仲間の気配が昨日と同じ廃屋に感じることができたのでイレーヌはそちらへむかった。
朽ち果てた木の扉をそっと開ける。果たしてそこにはモーゼスが一人でイレーヌを待っていた。
「イレーヌ!どこに行っていたんだ。心配したよ」
「ゲスタスとディスマスを殺したシュヴァリエに会ってきたわ」
「君が二人の死を悲しんでいることはわかっている。でもそんな危ないことをするなんて!」
「大丈夫。彼は悪い人ではなかった。私を優しく抱いてくれた」
「ゲスタスとディスマスを殺した相手だ」
そう言うとモーゼスはイレーヌを拒絶するかのように背を向けた。
「モーゼス。彼の愛を教えてあげる。人間の本に書かれていた愛」
そう言うとイレーヌはローブと制服を脱ぎ裸でモーゼスを後ろから抱きしめた。「何をしているんだイレーヌ!?」
振り返ったモーゼスにイレーヌは覚えたての不器用なくちづけをする。
そしてその時モーゼスは見てしまった。イレーヌの首筋の死の茨を。
「そんな…イレーヌ」
「私を思い出にしてくれる?忘れないでいてくれる?」
イレーヌは儚げに微笑む。「ああ。きっと忘れないよ」
と言うとモーゼスはイレーヌを暖かく包むように抱きしめた。
「何だろう。君を抱きしめているだけなのに身体が熱くなっている」
「モーゼス。それは性愛。私が彼から教えてもらったのは愛」
モーゼスも不器用なくちづけをする。イレーヌの唇は柔らかで温かかった。
「命尽き果てるまで」
455名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 12:35:19 ID:+wzHzqE1
ソーニャかわいいよソーニャ
中身はおっさんだけど
456名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 21:19:17 ID:vNa9opWK
>>454
読ませていただきました。イレーヌの言葉が切ない…!モーゼス→性愛、ソロモン→愛っていうところがまたツボでした。ありがとうございました!
457名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 01:00:53 ID:ROZ46HKo
>>453
リクした者です。あなたはジェバンニか…!
萌えました!ありがとうございました!

これからも頑張ってください
458名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 15:16:32 ID:sxkfkmDs
カイ×イレーヌ
甘酸っぱい初恋風味でよろしく
459初恋の思い出:2008/09/21(日) 17:33:40 ID:ZwcS/d32
パリはモンマルトルのライラックを見ていたイレーヌ。
甘酸っぱい香りが鼻孔をくすぐる。
「イレーヌ、その花気に入ったのか?」
イレーヌを背中に担いだカイが言う。
「ええ。綺麗な紫」
イレーヌがカイの上で手を伸ばし花を取ろうとする。
バランスを崩しふらふらするイレーヌを必死に支えながら
カイは背中に感じるイレーヌの胸のふくらみを気にしていた。
「取れた!…いい香り。カイも嗅いでみて」
「嗅ぎたいのはやまやまだけど両手が塞がってるんだよな…」
つぶやきながら頬を撫でる金の砂漠色の髪の甘い香りの方にカイは気をとられていた。
「降りる」
イレーヌがカイの背中から降りライラックの花を手渡す。
そしてカイの唇に接吻した。
「うわあ!何すんだお前」
「何かいけなかった?カイの背中に乗ってるとき人間がやっているのを何回も見たから」
「お前それとても大切な奴にしかやっちゃだめだぞ」
「ならカイとする。カイはとても大切」
「イレーヌ…わかってねえな…俺は男なんだぞ。つまりそれはいろいろと複雑な訳で―」
「―カイ。触れてみて」
イレーヌはカイの手を胸に導く。柔らかい乳房の感触と温かい鼓動。
カイは思わず息を飲む。
「私、生きてる。でもそのうち…」
首筋の茨にカイの手を誘う。
「死なせねえ。お前は俺が守る」



イレーヌが崩れたルビーの彫像となった後、カイは小夜とモンマルトルを通った。
ライラックはまだ鮮やかに咲いている。
「なあ、この花なんてんだ?イレーヌが…好きだったんだ」
「…ライラックだよ。花言葉は初恋の思い出」
460名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 20:59:42 ID:Nqz7I9mn
愛があるエロで、小夜を孕ませるソロモンお願いしてもいいですか?
461初雪が降った夜:2008/09/22(月) 08:52:44 ID:QMv8Mwku
「見て。ソロモン。雪が降ってきた」
暖炉が暖める部屋で小夜はガラス越しに外を見ていた。
「歪みの国のアリス。君が望むなら―」
ソロモンは読んでいた本から顔をあげ小夜の側に座る。
「この国で最初の雪ですね。もうすぐ厳しい冬がやってきます。クリスマスは?」
「ロンドンで」
「愛は?」
「あなたの腕の中で…」
小夜がそう言うとソロモンは微笑み小夜を抱きあげ髪にくちづけした。
「小夜、あなたはすぐに溶けてしまう雪娘のようだ。だから今」
というとソロモンは小夜をベッドの上に優しく組み敷いた。
「夏が来ても私は溶けないよ」
小夜が悪戯っぽく言う。
「そんな気がしただけです」
ソロモンは小夜のドレスの飾り紐をゆっくり解いていく。
小夜は恥ずかしげにソロモンを見ないようにする。
全てを紐解くとドレスの胸元を開く。
小夜の雪の肌は暖炉の火に照らされソロモンの愛欲を煽る。
ソロモンは小夜の唇を求め口腔まで求め尽くす。
とろけるような甘いくちづけ。
見つめ合う度恋に落ちる季節が訪れる。
ソロモンは小夜の乱れたドレスからのぞくふくらみを掴み優しく揉む。
小夜が悦びの吐息を吐く。
乳房の先端を口に含み甘噛みする。
小夜が小さく鳴いた。
乳房への愛撫を終えるとソロモンは小夜のドレスをたくしあげ秘所への愛撫を始めた。
下着越しに小夜の敏感な部分を探り当てていく。
下着は先程の愛撫で濡れていた。
ソロモンは秘所にくちづけ食むように吸った。
小夜は思わず悦びの声をあげる。
甘露のような口での愛撫が止み下着はゆっくりと脱がされた。
現れた秘所にソロモンは繊細な指を入れかきまぜる。
462初雪が降った夜:2008/09/22(月) 08:54:22 ID:QMv8Mwku
そして小夜を高みへと急速に導いていく。
小夜は恥じらい声をあげるのを堪えながら絶頂へと導かれていく。
ソロモンの手の動きが速くなり、小夜は静かに絶頂を迎えた。
荒い息も絶え絶えにソロモンが覆いかぶさってくる。
触れ合う肌は心地よく小夜の身体をますます熱くした。
やがてソロモンが小夜の胎内に入ってくる。小夜の中は充分に潤いソロモンを迎え入れる。
喉元まで突き上げんとする彼の想いを受け小夜も腰を動かす。
快感は波のようにやってきて小夜を混乱させる。小夜の締め付けがきつくなり終わりが近づく。
この瞬間こそ二人が一つに戻っているような、二つに分かたれた身体が元の一つに戻っているような錯覚を起こさせた。
階段を昇って飛び立つ。
ソロモンはその精が尽き果てるまで。

前戯はまた再開される。小夜は達したばかりの身体に再び熱が点り、
自分の蜜の甘ったるい香りにクラクラする。
ソロモンは愛しい小夜を悦ばせるのに興奮しくちづけの雨を降らせる。
この初雪の夜、小夜の胎内に新しい命が点った。二人はまだそれを知らない。朝まで愛し合う二人の姿があった。
463名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 16:46:32 ID:QMv8Mwku
お題お待ちしております
464名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 19:34:11 ID:3/L/EXrC
職人さんまだ退院出来ないのか…
ジェイムズ×ディーヴァって出来る?
465名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 21:20:29 ID:fY8eRLv6
ロマンチックなソロ小夜ありがとうございました!
ソロモンが死なないでこうなって欲しかったんだ……
466名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 21:52:18 ID:PFz8a8kW
>>459
ライラックの淡い紫がきれいだったよ
書いてくれてありがとう
467遊戯:2008/09/23(火) 11:31:53 ID:bLiay4oZ
ジェイムズが青い薔薇の庭園を行く。その庭園を支配するのは軽やかなる歌声。「ディーヴァ、何処にいらっしゃるのですか?」
「ふふ、ジェイムズ、かくれんぼよ。あなたが鬼」
天井から降ってくる声にジェイムズは上を見上げる。
すると落下してくる少女の華奢な肉体。ジェイムズは瞬間ディーヴァの身体を抱きとめていた。
「見つかっちゃった」
ディーヴァが無邪気に笑う。
「鬼に私は食べられるの」
そう言うとディーヴァはジェイムズの腕の中でドレスをはだけさせた。
「ディーヴァ、何を」
ディーヴァがくちづけでジェイムズの言葉を封じ込める。
長い接吻だった。触れ合うだけだったものが互いの舌を求め合う熱いものに変わった。
ジェイムズは腕からディーヴァを降ろし身を引こうとした。
「だーめ」
ディーヴァは乱れた姿でジェイムズに絡みつく。
ジェイムズは咎が外れたようにディーヴァを求めた。
芝生の上に脱いだスーツをしくとその上にディーヴァを気遣いながらも押し倒した。
ドレスから零れた豊満な乳房に顔を埋める。
ディーヴァが愛しげにジェイムズの頭を撫でる。
ジェイムズの手がディーヴァの臀部をなぞる。
ディーヴァはその愛撫に激しく応える。
脚をからませもうあなたを誰にも渡さない。
ディーヴァは胸が激しく揉まれる度切ない歌声を発する。
前戯を早々と切り上げてディーヴァはジェイムズを胎内に入れる。
ジェイムズの上に馬乗りになってディーヴァはその細い腰を淫らに動かす。
その度絶頂へと向かっていく快感が二人を襲う。
繋がった部分からは水音がし、ぶつかり合う肉体の音が聞こえる。
ディーヴァの膣口がきつくなり終わりが近づく。
ジェイムズは己を包むきつい肉壁に絶頂を向かえ尽き果てるまで精を絞られる。

「ディーヴァ、今日は何故」
「アンシェルの実験よ。それだけ」
468名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 11:36:20 ID:bLiay4oZ
皆さん感想ありがとうございます。とても励みになります。
退院は一週間後です。でもそれからもお題を下されば書きたいと思います。
本当にいつもありがとうございます。
では次のお題待ってます!
469名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 02:54:51 ID:PHAim9cZ
誰かいらしたらお題下さいな
470名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 03:50:08 ID:Kyc7BLml
毎回素晴らしい作品をありがとうございます

では…「ディーヴァに弄ばれる小夜」でお願いしてもいいですか
471名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 04:27:06 ID:TC1DbSjm
小夜にうんと恥ずかしい思いをさせてください
472明けない夜:2008/09/24(水) 11:13:08 ID:PHAim9cZ
「小夜姉さま」
遠くから近くから声がする。
ガラスの檻に閉じ込められたみたいに小夜はどこにも逃げることができない。
「つかまえた」
ディーヴァは小夜の背後から胸を掬うように抱きついた。
温もりの冷たさを知って小夜は凍り付く。
「遊びましょう?」
ディーヴァの唇が首筋を這う。
その唇の間から漏れる熱い吐息に小夜は戦慄する。
とっさに落ちていた尖った錆びた鉄片をからまるディーヴァの腕に突き刺そうとする。
「小夜姉さまったら本当にせっかちね」
強い力で鉄片を奪いとられると小夜は地面に押し倒された。
ディーヴァは鉄片で自分の掌を突き刺すと滴る血を小夜の身体に一滴一滴落としていった。
そして愛しげにその血ごと小夜の身体を嘗める。
「ディーヴァ…やめて」
小夜が恐怖の中で言う。
「私の血は姉さまへの毒。甘美な毒」
ディーヴァはなおも血を垂らし続ける。その血は小夜の胸へ何滴も落とされた。
小夜の服は血でよごれ、ディーヴァは服ごしに小夜の乳房の先端を吸う。
小夜がまた恐怖の声をあげる。
ディーヴァは小夜のスカートの中に手をいれ秘所を愛撫する。
血の臭気に酔い秘所を愛撫される感触に堪らず小夜は声をあげる。
「ふふ、かわいい」
小夜を組み敷きながらディーヴァは小夜の最も敏感なところを見つけ愛撫の手を激しくする。
下着を脱がし指を入れまさぐる。襞が名残惜し気にディーヴァの指を放さない。愛蜜が溢れでてディーヴァの指を濡らす。
「小夜姉さま、終わりには何をいれて欲しい?」
試験管、フラスコ、ナイフなどを濡れた手で弄びながら小夜に尋ねる。
もう朝は来ない。
473Wish:2008/09/24(水) 16:44:35 ID:PHAim9cZ
九月になってもニューヨークの暑さは続く。古いアパートの一室に小夜とハジがいた。
小夜がソロモンに連れ去られ、ハジが取り戻してきた翌日のことである。
ソロモンのくちづけの求めに抵抗しようとしなかった自分。
ハジはそれを全て見ていたのであろう。
そして今小夜を責めることもせずただ側で佇んでいる。
クローゼットの中には白いドレスが眠っている。
「ねえハジ」
「はい」
「もしもあの時ハジが来てくれなかったら私はソロモンと―」
「私こそ勝手な真似をしてしまいました。あなたを失ったら私の存在はなきに等しい」
「ハジ…」
小夜は立ちくらみを抑えながらハジに寄り掛かる。
「ハジ、私を抱いて」
言うが早いかハジは小夜の唇を求めた。息もつかせないくちづけ。
ハジの情熱のロマの民の血を感じた。
小夜は寝間着のままベッドへ押し倒された。そして寝間着を脱がされる。
現れた白い肌にハジは接吻の雨を降らせる。
しかし突然接吻が止まった。
「下着を自分で脱いで。このまま続けたいなら」
「ハジの意地悪」
小夜は胸をできるだけかくしながらブラジャーをとる。胸は隠したまま下着を取る。
胸と秘所を隠したまま小夜はハジに向き直った。
「小夜、隠さないで」
「でも…」
「あなたが手をどけなければ私は何もできません」
その言葉に抗えない自分に恥じらいつつ小夜は手をゆっくりとどける。
ハジは乳房への愛撫を始め小夜を翻弄する。吸われ甘噛みされ小夜は快楽へと堕ちていく。
丹念な程乳房への愛撫をうけるとしばらく二人は裸でまさぐりあった。
ハジの手が小夜の秘所へと伸びていく。
「濡れている」
「そんなこと…」
小夜は顔をほのかに染める。
「確かめてみますか?」
そう言うと小夜の愛蜜を中指ですくうと嘗め口移しで小夜に愛蜜を味合わせた。
「これからどうして欲しいですか」
「意地悪」
「あなたから求めて欲しい」
「来て」
と小夜が恥ずかしげに言う。
そしてハジは性急に小夜の膣へ入っていく。荒々しくいつものハジとは違う。
やはりハジは内心嫉妬していたのだ。
痛いくらい求められる。くびきが打たれるように激しく突かれる。痛みと快感が混じりあい小夜は声をあげる。やがて二人に絶頂がちかづきハジは想いを小夜へと放った。

ハジは眠る小夜の顔を見つめてるだけで愛しい気持ちを持てるのだった。
474名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 16:45:55 ID:PHAim9cZ
お題まとめて五つくらい下さいな
475名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 18:41:49 ID:Mkxhwl+0
いつもGJです
最終回の小夜とジュリアでお願いします
476新しい命:2008/09/24(水) 19:35:20 ID:PHAim9cZ
「ジュリアさん、やっぱりまだ全然わからないですね。私の姪っ子たちと仲良くしてあげてね」
「小夜、ありがとう」
「デヴィッドさんとうまくいってるんですね」
「ええ」
「あの質問なんですが私はジュリアさんやディーヴァみたいに子供を産んだりはできないんでしょうか」
「そうね。あなたと対になる女王のシュヴァリエが全員死んでしまっているから…」
「そうですか…」
小夜が思いごちたように言う。
「でも子供を作れなくても行為はできるわよ。こんな風に」
ジュリアは小夜の胸を掴んで揉んだ。
「ジュリアさん!くすぐったいです」
小夜が困ったような声をだした。
「まだ終わらないわよ」
ジュリアの朱唇がまくりあげたスカートの中の敏感な部分に触れる。小夜はびくんとしてシーツを掴んだ。「ジュリアさん…やめてください」
「あら、嫌だった?全てを終えたあなたにはこれくらいしかしてあげられなかったの」
「そ、そうですか。ありがとうございます。私が今度目覚めた時ジュリアさんとデヴィッドさんの間にはこの子にも兄弟がいたりして」
「そう願うわ。ありがとう小夜」
477名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 20:37:12 ID:blCnSmDX
>>472
ラスト三行にぞくりとしました、耽美系エロがお上手ですね。
でも楽しんで書かれてるのはギャグ系かな?
的外れだったらごめんなさい
478名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 21:20:26 ID:Mkxhwl+0
>>476
早速ありがとうございます!
せつない…
479名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 22:38:10 ID:Qq2O6AKU
いつも綺麗な文章に楽しませてもらっています。リクエストですが、ソロモン×イレーヌで愛のあるエロをお願いします。
480出会い:2008/09/25(木) 00:38:16 ID:LIiRzVY0
ソロモンは翼手の気配を感じた。おおかた昨日殺した翼手の仲間が敵討ちに来たのだろう。
尖搭に立って待ち構えた。昨日の輩と同じ黒いローブを纏った翼手の姿が見えた。
忘れな草を殺風景な河べりに手向けている。そして静かに泣いている。どうやら少女のようだった。
「不思議な光景ですね。翼手が仲間の死に涙している」
「あなたは私たちの友情を翼手というだけで軽んじるのですか」
静謐な声だった。
「すみません。僕も兄弟が死ぬと泣きます」
警戒をほどいて少女の側に降り立つ。
フードに隠れていた顔は柔らかそうな金の砂漠色の髪を持ち、エメラルドの瞳は全てを映し出す鏡のようだった。
その眼差しにソロモンは心を奪われてしまった。
「あなたのお名前は?」
ソロモンが尋ねる。
「イレーヌ」
「イレーヌ、良い名ですね。今夜は敵討ちにきたのですか」
「そうするつもりだった。でももう二人に花を手向けてあなたを目の前にしてどうしたらいいかわからない」
「僕はこんなにも不思議な瞳を持つものをしりません。イレーヌ、今宵共に」
そう言うとソロモンはイレーヌを抱き上げ空を駆けた。
ソロモンのとある一つの隠れ家に着くとベッドの上でイレーヌに優しいくちづけを落とす。
微かに震えるイレーヌの服をぬがしていく。イレーヌは伏し目がちにソロモンの行為を受け入れていた。
イレーヌの白い素肌が月光の下で輝いた。
終わりのないようなキスの後、胸への愛撫が始まる。
イレーヌは初めての感覚に戸惑いながらも体温を自然にソロモンに任せることができた。
やがて時が経つうちに快感の波がイレーヌを包んだ。声をあげる牢獄の昇天の姫君。
ソロモンは始めてであろうイレーヌを気遣い激しい愛撫はしない。欲望はたぎっていたが。
「イレーヌ、あなたに辛い思いをさせます」
「かまわないわ」
イレーヌの子宮に降りていくソロモン。
イレーヌの中はとてもきつくてソロモンは快感が背筋を通っていくのがわかった。
イレーヌは痛みを堪えるように細腰を動かしていた。二人の絶頂が近い。ソロモンは杭打つようにイレーヌをつきあげ熱情を放ち果てた。

「二人は苦しんだ?」
「あっという間でした。しかし苦しんだのかもしれません」
「これは仲間にたいする裏切り。あなたを好きになってしまったから」
再びまぐわいあう二人がいた。
481名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 00:42:44 ID:LIiRzVY0
>>477さん的外れではありません。ギャグの方が好きですがセンスがないようなので…エロで頑張ります
482名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 01:04:50 ID:m8dyKYLX
>>472
血を絡めた愛撫がエロいです

リクに応えていただきありがとうございます
今後も作品の投下を楽しみにしています
483名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 01:53:06 ID:tkD+U2JP
リク攻めで相手は誰でも良いのでエロお願いできますか?
484虚実:2008/09/25(木) 04:17:20 ID:LIiRzVY0
小夜のシュヴァリエとなってリクは小夜のことばかり考えていた。一刻も早く会いたいのにカイはリクを病人扱いし、小夜に会わせようとはしなかった。こんなにも小夜姉ちゃんを求めているのに。
我慢できなくなったある夜、リクはカイを起こさないようにそっと部屋を出た。
甲板からチェロの音が聞こえる。小夜が近くにいないか見渡してみたがどうやらハジ一人のようだ。
それにリクには何と無くだが小夜の場所がわかっていた。導かれるように船内を行く。
その部屋の前にたどり着いた。鍵はかかっていなかった。
そろそろと部屋の中に入る。果たして小夜はベッドの上で寝息をたて眠っていた。
愛おしさが込み上げ側に寄ってみる。眠る小夜の顔を見つめているだけでこんなに泣きそうで胸が熱い気持ちはどんなふうに伝えたらいいだろう。
そっと頬に触れてみる。小夜が寝返りをうつ。リクは毛布をはがし小夜の寝間着をはだけさせ下着姿にした。下着越しに胸を触ってみる。柔らかく弾力のある乳房にリクは熱くなってしまった。たまらず小夜に抱き着く。
「ん…リク?リク!」
そして小夜は自分が下着姿になっていることに動揺した。
「小夜姉ちゃん会いたかった」
リクはそういうと小夜の下着を強引に脱がせあつくたぎった自分を突き入れた。リクは始めてであったがやるべきことはわかっていた。腰を大きくひき突き入れる。
「小夜姉ちゃん!小夜姉ちゃん!」
「…痛い!」
見るとシーツに赤い血が滲んでいた。
リクは大きく腰を突き入れ熱情を放つと果てた。

しばらく小夜は泣いていた。リクはすまなそうに小夜の髪をなでる。
「僕小夜姉ちゃんに逢いたくて逢いたくて、小夜姉ちゃんのいる場所がなぜかわかったんだ。だから―悲しまないで」
「私が好きなリクは―ううん。何も変わらない」
485名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 06:27:38 ID:RXsQrYS7
30年後に目覚めたばかりの小夜とソロモンのエロお願いします。
486亡霊:2008/09/25(木) 10:29:33 ID:LIiRzVY0
寄せてはかえしかえしては寄せる波の音。
人の歴史もこの波音の前ではちっぽけなものに過ぎなかった。
満月の夜、ここだけ時代に取り残されたような宮城家の墓を訪れた者がいる。 青年は石壁をすりぬけて墓の中に入っていった。
真っ暗な墓の中に蝋燭の火を点す。
浮かび上がったのは巨大な繭から生まれ落ちた全裸もなまめかしい少女。
青年は少女の側に行き愛しげに抱きしめた。
「あー」
小夜は不思議そうにソロモンを見つめる。
「小夜、愛しています」
そう言うと小夜にその証としてくちづけした。
「あー!」
小夜は驚いてソロモンの腕から逃れようとする。
「小夜、何も怖くありません」
もう一度強く抱擁し、髪などをなでる。そしてそのまま小夜を優しく押し倒すと全身への愛撫を開始する。
熱はらんでキスは止んで身体がうかんで胸は病んで愛でいたんであなたへ沈む。
胸は優しく揉まれ小夜は覚えたての快感に声をあげる。
乳房の先端も甘噛みされ小夜は自分の下半身が熱く潤ってきたのを感じた。
愛撫は秘所へと移り愛蜜を口にふくんだソロモンは小夜に口移しで飲ませた。
繊細な中指と人差し指が膣の中へ入ってきてかきまぜられる。
小夜は甘い嬌声をあげる。愛蜜でソロモンの手は濡れ、ソロモン自身も我慢の限界だった。
自身を小夜の膣口にあてがい一気に貫く。
小夜は痛みを感じまた逃れようとした。
しかしソロモンは小夜の細腰を掴み、侵入していく。やがて冥府へと降りていくソロモンは腰を打ち付けはじめた。
「小夜!小夜!」
名を呼びながら小夜を愛する。ずっとこうなりたかった。今のソロモンは小夜への愛で生きている亡霊だ。
ずっと忘れられなかった。最後の瞬間までも。アンシェルの腕の中で朽ちてなお小夜への愛は残ったのだった。
小夜の膣口がきつくなり限界を感じる。快楽の階段をのぼりつめてソロモンは想いを放った。

シャツを脱ぎそれで小夜の身体を清めた。
「もうすぐ彼がやってくるでしょう。しばらくお別れです。
僕は夜の深遠に現れいでるあなたの亡霊です。それを忘れないで」
「あー」
そう言うとソロモンの身体は透けて消えてしまった。小夜は突然いなくなったソロモンを探す。
「あー!あー!」
そうして亡霊は小夜に寄り添い続けるのだった。
487名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 15:26:51 ID:WsZGOcIU
>>480
リクエストした者です。さっそく書いていただきありがとうございます。ロマンチックで素敵な文章でした。ありがとうございました。
488名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 20:45:29 ID:RXsQrYS7
>>486
うわーー切なすぎる!!!亡霊になっても小夜を待ち続けたソロモンに胸を打たれました……
ありがとうございました!

489名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 00:01:21 ID:8B2CkBkR
動物園時代の青年ハジと小夜の幸せなエロお願いできますか?
490名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 00:03:22 ID:w2C3vApD
感想ありがとうございます!
励みになるです。
8時から寝て今起きたのでよければお題下さいな
491名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 00:20:53 ID:3k0mnpW9
死にネタ読みたいです
492動物園:2008/09/26(金) 01:54:30 ID:w2C3vApD
フランスはボルドーは今日も平和だった。
動物園という限られた場所ではあったがサヤとハジの二人は穏やかに過ごしていた。

「ハジ、ピクニックに行きましょう」
「今日は用事があるのでだめです」
「そっか…残念。また今度ね」
「ええ」
唯一の遊び相手であるハジに何だかわからないが用事ができたのでサヤは暇を持て余していた。
飽きるほど探検した館の中を歩く。
そこでサヤは信じられないものを見てしまった。
さっき用事があるといっていたハジがメイドと話していた。
「ハジ…」
「サヤ、ちょうどいいところへ」
「サヤお嬢様、ハジと話していたんですが―」
「何よ!用事ってこういう事だったの!信じられない!ハジなんて大嫌い!」
サヤはその場から逃げるように自分の部屋へと走っていき鍵をかけベッドに飛び込んで泣いた。
そこでサヤはハジが自分だけのものであってほしいという気持ちに気付いた。
部屋の扉がノックされた。
「サヤ、いるんでしょう?さっきのは誤解です」
「ハジなんか勝手にメイドと仲良くしてればいいわ!」
「ドアを蹴破りますよ」
「絶対に入ってこないで!」
泣き顔をみられたくなくてハジに会いたい、いつもみたいに笑いあいたいという気持ちを隠した。
静かになった。ハジは呆れていることだろう。
その時窓が開いて果たしてハジが入ってきた。
「サヤ…誤解させてすみません。これを渡したくてメイドと相談していただけなんです」
そう言うとサヤの艶やかな黒髪に似合う髪どめをびっくりしているサヤの髪に誂えた。
「気に入っていただけましたか?」
「うん。ありがとうハジ。私ハジを一人占めにしたかっただけなのね」
「私もサヤを一人占めして幾年の孤独をうめたかった」
ベッドの上に座り見つめ合う二人。やがて唇が重なった。
二人は服を脱がしあい互いの肌を求めあった。キスは触れるだけのものから互いの舌を絡め合うものになった。
ハジはサヤを組み敷き乳房を激しく揉む。敏感な先端をつまみ舌で転がした。
とにかく温もりを伝え合うようにハジの手がサヤの全身を愛撫する。
「ハジ…大好きだよ」
「私もです」
やがてハジがサヤを突き上げはじめる。シーツには赤い血が滲んだ。今こそ互いに互いを独占しているねだった。
「ハジ、私あなたを愛してるわ」
「私もです。愛していますサヤ。髪止めが落ちてしまいましたね」
「ハジ、ありがとう」
493名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 01:57:18 ID:w2C3vApD
>>491さん死にネタって何ですか?誰か殺すんでしょうか?
494名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 03:06:02 ID:YOQbbamm
久々に来たけど職人様が降臨してる!GJです!切ないのも幸せなのもどちらもすごいいいです。ありがとうございます!
495名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 20:29:02 ID:JAb8h1xR
カール×小夜お願いします。できればギャグエロで。
496名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 23:08:44 ID:9wt6aBGr
動物園時代を書いて下さってありがとうございました。
小夜の誤解とか、二人の独占欲とかすごく良かった…!
497おはようございます!:2008/09/27(土) 00:32:48 ID:9ZEE41Cm
「小夜!また君に会えて嬉しいよ!今宵狂い果てよう!レッツダンス!」
「ハジ…レッツダンスだって。文法おかしくない?」
「普通はシャルミーダンスでしょうか(脳が沸いてるのでしょうか)」
決めゼリフを馬鹿にされ普段の十倍の力を発揮するカール。
いつものようにハジを串刺しにする。そして小夜に歩みよる。
「小夜…僕をわかってくれるのは君だけ!いくよ!」
言うが早いか突然カールは全裸になった。小夜は悲鳴をあげる。
その小夜を力で押し倒すと小夜の服も脱がせにかかった。
「小夜を放せ!」
「外野は黙って僕らのダンスを見ていたまえ!」
嫌がる小夜に無理矢理自身をくわえさせた。そして―「いでっ!!!」
小夜が思い切り噛んだのだ。しかしすぐ再生するチ〇コ。
小夜は恐慌状態で何度も噛む。その度悲鳴をあげるカール。
しかしこちらから攻めればいいことにやっと気付き小夜の口から自身を取り出し小夜に思い切り突っ込む。
しかしその途端結晶化していくカール。
そう、小夜はちょうど生理だったのだ…
「レッツ…ダン…ス」
カールはしんでしまった!
498名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 01:55:24 ID:gvxzWty/
GJ!ワロタww
また職人さんとすれ違ってしまったかorz
でもお題は書いておこう。ハジ×小夜で妊娠ネタお願いします。
499名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 02:01:31 ID:i1NiZCNR
483です。アク禁に巻き込まれてて書き込めませんでした。
リクに答えて頂いてありがとうございました。
500祝福:2008/09/27(土) 18:38:47 ID:9ZEE41Cm
2037年沖縄。カイの店OMOROでささやかな結婚式が開かれた。
花嫁付添人は響と奏。彼女たちも成長が止まってから赤い盾に保護されている。
ジョエル、デヴィッドとジュリアと二人の子供、ルイス、岡村、真央が集まった。
この楽しい瞬間は変わらないものなどないと語りかけてくる。
随分建物も老朽化しているのに崩れるまで守り続けるんだ、というカイはやはり彼らしい。
「お前ら、もういいぞ」
カイが店の奥にいる二人に呼びかける。
でてきたのは正装したハジとドレス姿の小夜だった。小夜の後ろには奏と響。
「二人とも結婚おめでとう!!」
「ついにこの時が来たか!」
「小夜ちゃん綺麗だよ!」
「ハジももっと笑って!」
「写真撮るぞ!」
優しい人たちに囲まれてハッピーウエディング。テーブルの上のケーキを囲んでハッピーウエディング。 「ありがとうみんな」
「ありがとうございます」
ハジは三十年の時を経て笑えるようになっていた。
小夜は憂いを残しつつも美しく、奏と響にからかわれていた。
皆でシャンパンで乾杯した。優しい光に包まれてシャンパンの金色が輝く。
カイの作ったケーキと料理を皆で楽しむ。会話が弾む。
沢山の花束。小夜が投げたブーケはルイスがキャッチし笑いが起こる。
やがて12時。魔法の時間の始まりだ。
客たちが帰っていく。カイも奏も響も今夜はジュリアの病院に泊まる。
帰り際にジュリアが小夜にあることを告げた。小夜は驚きと喜びに包まれた。
501祝福:2008/09/27(土) 18:44:22 ID:9ZEE41Cm
小夜はドレスのまま、三十年前の自分の部屋のベッドに座っていた。
初夜を迎える花嫁の恥じらいが小夜をドキドキさせた。
「小夜」
ハジが入ってくる。ハジは小夜の隣に座り二人はくちづけを交わす。
「ハジ、ありがとう。そしてこれからもよろしくね」
「小夜、私はあなたのシュヴァリエでもあり永遠の伴侶です。それを忘れないで」
ハジが小夜のドレスのホックを一つ一つ外していく。
花嫁衣装はその目的のために役割を終えた。
ハジの優しい愛撫が全身を這う。
乳房に優しく触れられ小夜は甘い声を出す。
切ない程抱き合い温もりを確かめ合う。
それは愛欲でもあり愛であった。
「小夜、あなたを私のものに」
「ハジ、私をあなたのものに」
溶け合う二人。月の光が蒼く染めていた。
波のような快感の訪れと激しい痛みの中で小夜はたゆとうていた。
波が激しくなる。そして小夜はハジの想いを受け止めた。
『小夜。もう一人の女王が死んだ今あなたはハジとの間にも子供ができる可能性があるわ。ハジと仲良くね』
502ありがとうございます:2008/09/27(土) 18:51:10 ID:9ZEE41Cm
感想嬉しいです。
スノボで岩に激突。折れた肋骨が肺に刺さるという大怪我でしたが来週には退院できます。
大学生頑張ります。
ではお題下さいな
503名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 21:27:39 ID:GQZ+tzMl
>>501
リクエストした読み手ではないんですが、
最終回後の幸せそうなみんなが感じられてよかったです!
504名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 00:43:40 ID:0R9wj9ZQ
>>502
リクした者です。ありがとうございます。ニヤニヤが止まりません。
あとリクはハジ×小夜で小夜攻めエロをお願い出来ないでしょうか。
505本能:2008/09/28(日) 02:05:54 ID:6bzrrv2m
今宵も霧の都で小夜の刃が光る。斬っても斬っても現れる翼手は小夜の哀しみそのものだった。
いつしか小夜は食事をしなくなった。リクを失った哀しみが孤独感がそうさせたのか。
今宵も翼手を斬る。血にまみれた父の形見で。
今回もディーヴァに繋がる手掛かりは見つからなかった。
倒れるように隠れ家の扉を開ける。ハジがしっかりと優しく支えてくれる。
「大丈夫だから…」
「そうは見えません。小夜、食べて下さい。パンとミルクだけでも」
「いい。私まだやれる」
と言い小夜はふらつく。またハジがしっかり抱きとめた。
白いハジの首筋―
そう思った瞬間小夜はハジを組み敷き首筋に噛み付いていた。
喉をならし血を飲む小夜。その瞳は真紅。
小夜は飢えに耐え兼ね我をなくしてしまったようだ。
ハジは求められ自分が愛しい小夜の一部になっていることに至福の思いを抱いた。
小夜は腹を満たしたようだった。
食欲の次に小夜をつきうごかしたのは性欲だった。
「…小夜?」
小夜は服を脱ぎ捨て全裸になるとハジを覗きこんだ。真紅の瞳で。
ぞくりとしたハジはベトナムでの出来事を思いだしたが小夜のなまめかしい姿にも戦慄した。
小夜はハジの服を乱暴に引き裂くと厚い胸板に気持ちよさそうに重なる。
直に触れる小夜の乳房の感触がハジ自身を熱くさせた。
血の味の接吻が始まる。ハジは小夜の口腔の中の自分の血を味わう。
接吻に飽きた小夜は唾液の糸をひく。
そして熱くたぎったハジの上から身体をめり込ませる。
さあ声をあげて絶叫すればいいわ。
貪欲にハジを男を求め腰を振る小夜。
ハジもそれに応える。
寂れた教会内には淫らな水音が響く。
やがてハジが欲望を小夜の中に吐き出し小夜も背をのけ反らせ達した。
その途端小夜は倒れるように眠り始めた。
いつもの小夜の寝顔だ。ハジは安心し湯で暖めたフランネルで小夜の身体を清める。
そして服を着せ抱き上げ長椅子に横たえ毛布をかけ眠りを見守るのだった。
明日からもまた血まみれの闘争が始まるだろう。
506500-501に寄せて:2008/09/28(日) 02:52:30 ID:6bzrrv2m
http://imepita.jp/20080928/100310


箸囲地図さんのブログに投稿されたイラストです。このイラストを見て書きました。ありがとうございました!
507名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 01:41:29 ID:03EXhj8e
お題下さいな
508名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 02:57:51 ID:kqVxHnFI
リク×イレーヌでエロとか無茶なお題でもいいですか?
509名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 08:09:10 ID:TbfXa+/0
>>506の画像が見れないorz
510ソロモン:2008/09/29(月) 13:02:31 ID:ELmgJgrK
小夜の処女が欲しいのですがどうすれば手に入りますか。
511不可能を可能にする池端ノベル:2008/09/29(月) 19:50:02 ID:03EXhj8e
カイにアパルトマンに連れられたイレーヌは人間達が自分に接してくれる態度に驚いていた。
皆、ソーンの出たイレーヌを気遣い柔らかいベッドに寝かせてくれた。
キルベドにあったのは固い実験台だけだった。
中でもリクは心配して眠れぬ者同士側について話し相手になってくれた。
夜中すぎ頃。
「そして白雪姫は魔女の毒林檎を食べて死んでしまったんだ」
リクはイレーヌが聞きたがった人間の物語を話していた。
その時ベッドに座っていたイレーヌがよろめいた。
「イレーヌさん!大丈夫!?」
「…ええ」
「全然大丈夫そうじゃないよ!どうしたの!?」
「…なんでもない」
「…もしかして血が欲しいの?」
イレーヌは小さく情けなく頷いた。
「僕の血を飲んでいいよ」リクが真摯な声で言った。
「ダメ」
「イレーヌさん、僕カイ兄ちゃんの血を飲ませてもらったことがあるんだ。
僕は今その時のカイ兄ちゃんと同じ気持ちなんだ」
リクがイレーヌのエメラルドの瞳をいぬく。
そして無言で首筋を差し出す。
イレーヌはその白い首筋に牙を立てた。
柔らかな唇の感触とそこに潜む牙にはっとするリク。
イレーヌが遠慮がちに血を飲む。
一方リクは未知の快感を感じていた。
イレーヌがバランスを崩し二人はベッドに倒れ込んだ。
リクがイレーヌを押し倒した恰好となり、リクの手はイレーヌの乳房をつかんでいた。
「ご、ごめん!」
「何を謝るの?リク、ありがとう」


次の日
「おまえら昨日…何やってた…」
512名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 19:58:00 ID:03EXhj8e
>>509さん イメピタしかわからないんです。すみません。三十年後のハジと小夜の神絵です


>>510のソロモンさん
恋愛サロン板に行った方が良いレスもらえると思います
513名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 21:27:06 ID:TbfXa+/0
>>512
やっぱりあの絵だったんだね
お気に入りだからよく知ってるよ
514名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 23:35:00 ID:d4foS8Ww
軍服ソロモンと小夜のエロお願いしていいですか?
515短くてエロなくてすみません:2008/09/30(火) 01:56:15 ID:i/bXBOZq
クリスタルナハトの夜、いつまで経っても着慣れない
黒のSS服を来たソロモンはベルリンの総統の館にいた。
胸のハーケンクロイツの勲章が光る。
伍長閣下がエヴァとワルツを踊っている。
彼は政議堂から帰ってくると地下の小さなアトリエでエヴァの肖像を描いたりしている。
夏の風がソロモンの髪を撫でた。
今夜は満月だ。こんなに月が蒼い夜は不思議な事が起きるものだ。
夏の花が咲き誇るガルテンに浸入者が紛れこんだのをシュヴァリエの超感覚が察知した。
その時ソロモンは何かデジャヴのような感覚に襲われた。
浸入者はヒトラーユーケントの制服を着た少年、いや少女のようだった。
黄色の制服は少女の身体にややキツイらしく胸と腰が強調され
半ズボンの下からのぞくのは白く細くしまった脚だった。
音速の速さでソロモンは少女の後ろに気配を感じさせず立つ。
「フロイライン、このガルテンの花でも摘みに来たのですか」
少女の戦慄が伝わった。
「フロイライン、あなたには制服よりドレスが似合う。帰りなさい」
美しき青きドナウを蓄音機が再生する。
ソロモンは少女の真紅の瞳を見た。狩人の目だ。
「僕と一曲おどりませんか?美しいフロイライン」
少女の持つナイフがつかみ取られ零れ落ちる。
ソロモンが少女の唇を奪おうとした時、罰のように飛来した十字の短剣が胸につき刺さる。
それを合図に少女は消えた。
終わろうとする夏の風がソロモンの髪をなでた。
516名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 07:08:56 ID:gAJP5Oyd
>>510とりあえずドラゴンボールを七つ集めてください
517名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 08:18:27 ID:i/bXBOZq
一つ目の願い ハジの死
二つ目の願い 小夜の処女膜再生
三つ目の願い とても口にだせない
518名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 14:19:29 ID:OFU+LVYF
>>517
どれも却下〜

ディーヴァにたっぷり血と精を搾り取られるアンシェルでエロをお願いします
519名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 20:49:03 ID:gYBsHS95
>>518
ナイスリクエスト!GJ!
520名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 00:48:07 ID:KT/Wj4G3
>>511
無茶なことに答えて頂いて
ありがとうございました。
521血の断章:2008/10/01(水) 18:46:46 ID:aquW4nBs
薄暗い塔に美声の姫君が閉じ込められていた。

そこに出入りできる魔物は一人だけ。そう一人だけ。
今宵も紅い美酒を持ちアンシェルは愛娘の元へと忍ぶ。
牢の鍵を開け愛娘の目の前で美酒を床に垂らす。それを貪欲に全部嘗めとる娘。
「イトオシイオトウサマ、私ヲダイテ」
アンシェルは娘の着ているぼろきれを剥ぎ取ると膨らみかけた乳房を口に含む。
そして口の中で転がすと娘は歌うような美声をあげる。
「私の愛娘。私だけの」
アンシェルが娘を床に這わせると後ろから熱くたぎる杭を打ち込んだ。
娘は恍惚とした表情で腰を高くあげる。
アンシェルは娘の細い腰を掴むと杭を何度も打ち込む。
「オトウサマ!オトウサマ!オトウサマ!」
娘が悦びの歌を歌う。
打ち込みは深く激しくなりアンシェルはその精尽き果てるまで少女の中に注ぐ。果てた二人は荒い呼吸をつく。
「オトウサマガ、モットホシイ…」
「いいだろう私の愛娘」
アンシェルは娘の上気した躯をなめまわし愉悦を探る。
溢れる愛蜜を嘗め、口に含み娘に禁断の接吻をする。
やがてまた熱くたぎった杭を床に這う娘に打ち込もうとした。
「オトウサマノオカオガミタイ」
「いいとも」
娘を乱暴に仰向けにし杭を打ち込む。
「オトウサマ…」
娘が父の首筋に牙を這わせる。
「いいだろう。ご褒美だ」娘が突かれながらアンシェルの血を飲む。
「貪欲だな、お前も、私も」
アンシェルがふらつきを感じながら言う。
はっはっ、と息をつきながら娘の肉壁に精を搾りとられる。
「ご褒美はもう終わりだ」
「オトウサマ…イカナイデ」
牢の扉はまた堅く閉じられた。
今宵も姫君は独り父への思慕を歌うのだった。
522退院した!俺は退院したぞ!:2008/10/01(水) 18:48:23 ID:aquW4nBs
これからもお題待ってます
523名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 23:37:47 ID:fXJuho0X
>>515
退院おめでとうございます。
リクに答えていただきありがとうございました。
これだけで終わってしまうのは惜しいと思いました!
524名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 23:59:28 ID:KT/Wj4G3
姉妹で姉攻めの百合エロお願いできますか?
525名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 21:27:59 ID:tTDzcmQw
退院おめでとう!今まで楽しませて貰いました。
これからも楽しみにしてます!
526名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 23:29:33 ID:FoU7nZzs
退院おめでとう!リクに答えてくれてありがとう!

ということで姉攻め希望。妹でもカールでもよし!
527名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 00:28:00 ID:67cJrrXG
姉妹+リクでほのぼの3Pお願いします><
528名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 22:09:31 ID:S55sP94e
>>522
退院おめでとうございます。今までリクに答えていただいてありがとうございます。
529名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 02:31:30 ID:DWAghdT8
職人さん…(´・ω・`)
530ムニャ…みんな…待たせてご…めん…:2008/10/07(火) 06:13:13 ID:9xVSknC+
暖かい昼に一緒にうたた寝をしている小夜とディーヴァ。
ふと小夜が目を覚ました。
「ふわぁ…気持ちよくてねむっちゃった。ディーヴァは…悪戯しちゃおうかな…」
小夜は白いワンピースから覗くディーヴァの乳房にそっと触れる。
ディーヴァが微かに美声を漏らす。
「ふふ、ディーヴァかわいいな。頬っぺたつんつんしちゃお」
人差し指でディーヴァの柔らかい頬を押してみる。
ディーヴァの肌は白く雪のようで今すぐ溶けてしまいそうな繊細さを持っていた。
うん…とディーヴァが心地良さそうな寝息をつく。
それによくした小夜はディーヴァの乳房をもみはじめた。
同じ双子のはずなのにディーヴァの方がおっぱいが大きい気がする。
「ディーヴァ、ずるいぞー」
さらに乳房を激しく揉む。
またディーヴァが甘い声を出しはじめた。
「かわいいディーヴァ、とことん攻めちゃうからね。いつものお返しだー」
ワンピースの下から手を入れて下着に触れる。
「ディーヴァ、寝ながら濡らしてる…」
敏感な部分を探る。ディーヴァがせつなげな寝息をたてる。
小夜がディーヴァの秘裂をなぞる度甘ったるい香りの愛蜜が下着を濡らす。
その時ディーヴァの目が眠そうに瞬きディーヴァは目覚めた。
小夜はさっとディーヴァの下着から手を離した。
「…姉さま。私いつの間にか眠っていたのね」
「ぽかぽか気持ち良くて私も寝ちゃったよ」
「姉さま、私とても気持ちいい夢見たの」
「どんな夢?」
「忘れちゃった」
「うん!ディーヴァかわいい!頬っぺにキスさせて」
531名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 02:57:07 ID:GhsO6jAp
ありがとうございます。GJです。
532名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 01:36:56 ID:bBubc+C5
>>530
二人ともかわいいですwGJ!
533名無しさん@ピンキー:2008/10/13(月) 19:32:01 ID:KkTypg9r
>>524-532
すばらしいリク、作品ですね。では早速ですが、









板違いなんで出て行ってもらえますか。
534名無しさん@ピンキー:2008/10/13(月) 23:05:39 ID:mDemdrCN
【この板の趣旨】
一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。

うんそうだね、板違いじゃないね。
もしエロ度が足りんというのなら、見本見せてくださいよ。
535名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 00:19:06 ID:Nzr4B7IJ
>>533が、この板の趣旨に沿った
素晴らしい作品を投下してくれるそうです!!
536名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 08:16:17 ID:MdG58XyS
し゛ゃあなんのためにやおい板、百合板にわかれているんですかね。
投下された内容がやおいだったら皆さんもっと反発するでしょ。
住み分けのために板がわかれているということくらい考えなくてもわかると思うけど。
537名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 09:47:45 ID:5aE2IUcm
少なくとも住人も>>536も運営じゃないことは確か
運営や自治に相談したら?
538名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 12:09:53 ID:MdG58XyS
百合とやおいにそれぞれ独立した板があるということは、運営側が百合とやおいは他のネタと区別して欲しいと考えているからでないの。

そんな考えなくてもわかることをわざわざ注意書きには書かないでしょ。
539名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 12:27:19 ID:5aE2IUcm
何をそんなにカリカリしてるのか知らないが
誘導してあげればいいだけじゃないか
540名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 12:32:26 ID:5aE2IUcm
とりあえず>>538は喧嘩腰から改めたら?
541名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 12:38:41 ID:MdG58XyS
注意されてもわかってない人がいるみたいなんで
丁寧に説明してるんですよ。自分携帯なんでURLを
コピペできないんで。ていうか普通は注意されたら
自力で板探して移動して行くと思うんですけどね。
542名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 12:50:20 ID:5aE2IUcm
いらぬ親切大きなお世話とも言うね?
ムキにならない方がいいよ
543名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 13:01:59 ID:MdG58XyS
>>533
それは開き直って言い訳した百合好きさんたちに言ってください。>>522の書き込みだけで百合好きさんが黙って移動してくれれば誰も何も言いませんよ…
544名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 13:14:59 ID:5aE2IUcm
>>543
百合好きも職人さんも百合スレで盛り上がってくれない?
住人の中には百合が苦手な人もいるんで

こう言いたかったにしても喧嘩腰で意見を押しつけるんじゃなくって
言い回しを考慮すれば説得力あったね
545名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 13:44:47 ID:MdG58XyS
こちらとしてははじめから敬語で丁寧に書いているつもりですか゛。
これ以上丁寧にと言われても困ります。
546名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 13:49:28 ID:MyQz8zvs
この板には百合スレも存在してるしルールの範疇だよ。
嫌いだったらスルーすればいいだけの話。
それこそ猟奇だのグロだののアブノーマルもありの板なんだからさ。
個人的には801だってやりたきゃやればいいと思うよ。

他のエロパロスレでノーマルも百合も混在してるスレなんていくらでもあるし。それで揉めることなんて滅多にない。
百合だけ、801だけやるならそっちの専用板いけってだけで
混在してる現状ならここでやることに何も問題ない。
547名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 14:39:36 ID:MdG58XyS
この板に百合ややおいがあるスレがあるとしたら、
それはただたんに住人がアバウトで板違いを指摘する人が
いなかったというだけでは?みんながやっているから
自分たちも、というのはどうかと思いますが。
548名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 15:02:35 ID:MyQz8zvs
明確にルール違反、板違いという記載が注意文にない以上
出て行けと言われても困ります。
百合板801板がある意味を考えろと言われても
エロパロ板って総合的なものだしエロパロというくくりに
含まれてる以上ノーマルもアブノーマルもこの板の範囲内であって範囲外ではないです。

むしろただでさえ過疎なのに特定のジャンル追い出して何がしたいの?
最後のSSが投下されてから随分間があいてるけど
その間に作品投下するただリクエストしたりするならまだしも、何もしないで、ただ嫌いだから出て行けってどうかと思いますよ。
549名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 15:35:46 ID:vqvHJGvK
議論は他の人に任せるとして

これだけは言わせて欲しい
ただSSを待つだけの乞食の分際で
リクに答えただけの書き手にまで出て行けとかいう
>>533みたいなのが一番いらない
真っ先に出て行けよ
550名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 16:20:34 ID:MdG58XyS
うーん何度も書きますが、百合、やおい板が用意されているということは、
百合、やおいはそれぞれの板で書くことを運営は
推奨しているのでは。
それに、職人さんだからどこで何を書いてもよいということにはなりませんよね。
私の書いていることはおかしいですかねー。
551名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 17:19:14 ID:5aE2IUcm
>>550
まだやってんの?
他のエロパロスレ見ておいでよ
552名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 00:51:58 ID:o8ZMdCU9
読み手を選ぶような特殊なシチュは
投下前に一言添えてくれればうれしいが
少なくとも今までの投下作品で
特別スレ違いと断言できるような作品はなかったと思うけど
553名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 01:26:55 ID:RwbiO78v
百合やおい板は百合やおい「専用」なだけであって
エロパロ板は混在していいし禁止されてるわけではない。
禁止されてない以上出て行けとか無理。

まぁ過剰反応する人がいることもわかっただけだし
書き手が今後投下する場合には一文添えればいいだけの話。
554名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 12:20:10 ID:xxMRxqLQ
個人的には職人さんやリクした人が出て行く必要はないと思うけど、
百合は専用板でやってほしいかな。
飛ばそうとしても文章が見えちゃうことがあるし、
何より上みたいな住人同士の無だな言い争いが起きることを防げるし。
555名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 12:42:08 ID:sheYkK+s
>>554が生理的にイヤなだけだろう?
556名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 12:46:35 ID:sheYkK+s
>>554
見たくないならスルーで済む
できないから言い争いじみたレスが起こる
昨日一昨日のレスを含めて喧嘩腰で上から目線の意見が原因だけどね
557名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 22:14:37 ID:gewSD8le
結局ルール内である以上するスルーしてもらうしかないかと
558名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 15:16:22 ID:wYwYdnJh
失礼します。書き手です。
私自身も携帯なのでこの板で好まれないジャンルがあることを知りませんでした。
しかし私のSSで不愉快な思いをなさった方には申し訳ありませんでした。
私は書き手も読み手も平等だと考えています。私は血+という作品が大好きですし、
読み手の皆さんのグッジョブ!が嬉しくて創作意欲も湧きます。
だから読み手の方も私も私以外の書き手の方も今回の問題提議でわかったことが少なからずあるはずです。
私は書きたいです。お題お待ちしております。
559名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 23:30:06 ID:1iB8GxnQ
単に私が嫌だ!って騒いでる人がいるだけで
そこまで書き手さんが気にする必要はないかと思います。



560名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 00:12:48 ID:dQrZId5h
俺も注意を一文添えれば問題ないと思うけどな、嫌ならスルーするのは基本だし

職人さんの自分の書いたもので揉めて欲しくない気持ちはわかるけどね

今回はなにも悪くないわけだしさ…



とりあえず岡村×真央とかお願いしてもいいでしょうか?
561名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 06:26:40 ID:vqGBCpk+
保守
562名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 15:26:15 ID:wKnzthea
のは
563名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 17:36:48 ID:LDCfU69j
アニメ再放送やらないかなぁ
564名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 10:21:45 ID:CZFkiE9h
書き手さんがまた戻ってきますように
565名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 12:32:44 ID:HjYpQK4i
触手翼手ものマダー?
566名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 22:28:08 ID:+8C+WEbl
とりあえず保守っとくか。
567名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 11:30:46 ID:+6rtEQUo
>>560
以前にもあったなスルースキルの無い連中が職人叩いたこと。
同じ奴らなんじゃないか?
568名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 22:58:30 ID:ILH3avQA
一年ぶりくらいにきたんdが
保管庫ってどうなったか
教えて優しい人
569名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 21:46:07 ID:QGqRci2B
つくるよ〜って言ってくれた人は
何人かいたんだけどね・・・
結局実現しないまま今に至る (;;)
570名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 05:32:53 ID:BzS76977
さびしくなったものだ
571名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 09:10:39 ID:/v8zndxw
ごめん、新しい保管庫作ると言った者のひとりだけど
別スレで会った血エロパロ職人さんが非掲載希望だったもんで…
それも二人、どちらさんも放送中に複数本数を投下してくれてて
鳥付けてた為に他スレで血オタに粘着荒らしされたりして
もう残したくない、保管しないでほしいって。
572名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 09:19:46 ID:nAqpg/6f
そうだったんだ
そんじゃあひっそりと過去ログ読むしかないね
残念だ…粘着め!
573名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 10:45:43 ID:rLMF2kuy
粘着の狙いはなんだったんだ?
保管庫を作ると何か都合の悪いことがあるのか?
574名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 15:33:55 ID:JpYPLDHO
この間まで書いてた書き手です。退院したら学生生活とバイトが忙しくこのていたらくです

私も保管庫には今まで書いたものを保管してほしくないです

キャラスレで叩かれていて黒歴史にしたいんです

でも本当に血+が大好きなのでまた創作意欲が湧いたら書かせて下さい
575名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 02:19:59 ID:EcXd1m0W
血+のキャラスレってまだ人を叩くほど勢いがあるんだ。
576名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 04:12:02 ID:zzKdeHj0
そもそもキャラスレなんかあったのか
577名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 19:13:56 ID:5VsEI0q9
最近は少し落ち着いたかな?
でも一年前くらいならまだ男キャラ好き同士争ってたみたい。

職人さんは別んとこにエロパロ投下してから
BLOODのエロパロのことをそっちで書きまくられて
他の住民がスルーしてくれたけどスレ自体が結局だめになったんだって
忘れたいから保管庫に入れないでほしいって。
過去ログ漁れば読めるのは了承済みだそうだが
保管庫にあると簡単に読めるから怖いんだって。
578名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 20:20:15 ID:pX3x7Hml
放映中からエロパロ見てるけど、問題のあるネタなんてなかったけどな。

よっぽど神経質な人がいたんだな。
579名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 22:37:04 ID:zC51Dms6
そういう事があったんですか。

自分は一回しか投下したことない修行中の身ですが、
色んな人がいるんですね〜
580名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 13:05:20 ID:XmKHckkj
ほしゅ
581名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 01:49:36 ID:F79An6F/
ほしゅ。
582名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 00:39:56 ID:U6iy69GY
描き手さん消えちゃったね。
583名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 02:35:22 ID:RVmbPdst
リクが小夜とかにやられちゃうSSが読みたいです
584名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 02:29:09 ID:ZkXK4MYj
小夜って特別可愛いわけでもスタイルがいいわけでもないのに、
なんかエロいよね
あのぷるっとした唇とフトモモにむしゃぶりつきたい
585名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 09:45:31 ID:jBzgHCP/
マンガ版は巨乳だったから余計エロかったな
腹黒ソロモンともっと絡んでほしかった
586名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 09:30:39 ID:o6acLOA3
漫画の小夜は巨乳なんだけどエロさがないんだよな〜
桂さんのように女性の漫画家さんの場合エロさを出そうという意気込みは伝わるんだがエロさが出てない場合が多い。
巨乳にすればえろくなるわけじゃないんだよな…
587名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 20:53:53 ID:7pgz4Hp3
ほしゅ
588名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 12:39:55 ID:WJZNqLO8
ほしゅー
589名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 23:39:00 ID:z2or3jv1
安西先生…イレーヌのえろい絵が見たいです・・・・!
590名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 13:41:14 ID:kIAZOSY8
保守
591名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 21:17:03 ID:yKS2k0Ii
ほしゅ
592名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 11:29:03 ID:S+CbnWt7
まだー?
593名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 21:10:06 ID:NrbRtDSt
過疎ってますなあ・・・(;;)
594名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 23:57:00 ID:ayEausOd
「ハジ、抱きなさい」
595名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 17:05:53 ID:NKERkNhR
だってこのスレ住人自分が気に食わない作品にぶーたれるどころか職人を追い出そうとするもの。
職人に敬遠されるのは無理ないよ。
596名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 13:45:31 ID:lAympqXI
>594

君のためなら千回でも(w
597名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 01:57:20 ID:ePWBm13V
>>595
我が儘な一人がファビョってただけだけどね。
598名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 17:09:38 ID:PYsFmNu/
一人で頑張ってたのか
599名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 04:21:22 ID:2UMT+sjw
一時期、我が儘な職人が一人ファビョって
エロなし厨文を投下しまくってたな
あれで我が儘な読者が一人ファビョってスレが完全終了した
600名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 13:16:55 ID:TJWlk5sz
600ゲット
601名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 10:41:50 ID:DQ/xN1XG
>>599
エロなし長文を投下していた職人はそれ以前にも居たし、当時の住人はそれをスルーか受け入れていて平和だった。
エロなし長文が嫌ならスルーすればいいのになあと思ったよ。
下手くそとか批評するならともかく職人に出て行けとまで言う人が居たからなあ。
多分それで他の職人たちもこのスレを敬遠するようになったんだと思う。
602名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 13:45:12 ID:uTZqIDQS
>>599
厨文って私が投下したネタのことでしょうか・・・
あれは実はソロ小夜スレで投下していたネタだったのですが、
アクセス規制になっているうちにスレが落ちてしまったんです。
もうやめようかとも思ったのですが、続きを待っている方もいたので、
ここに投下させていただきました。
言い訳をするようですが、実はあのネタには直接的な表現はありませんが
ディーヴァがソロモンをレイプするシーンがあったんです。
それと、それ以前にも長文で台本形式のネタを投下していた方がいて、
その方が受け入れられていたので大丈夫かなと思ったのですが・・・
実際には気分を害された方がいたようで、本当にすみませんでした。
603名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 15:35:06 ID:E1qhWyXB
間違えました。
>続きを待っている方もいたので

ではなく、

「毎回投下の度に感想をくださった方がいたので、
続きを待っていてくださっているのかなと思い」

でした。
604名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 16:18:36 ID:ECymtAfo
>>603
職人さんの作品大好き。
無理にとは言わないからまた書いて欲しいと思う。
いつもありがとう(´∀`)
605名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 01:33:59 ID:/qNTCyYZ
また気が向いたらなにかかいてくださいましー
606名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 03:51:24 ID:jo8bfP2z
>>602
あなたじゃなくて、あなたも書いてる
台本形式?のあっちが問題だった気がします
あの時はちょっと荒れた記憶あり
607名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 05:48:00 ID:FMUj+gpi
あっちとはなんのことでしょうか。本気でわかりません。すみません。
608名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 07:14:43 ID:VpTsgvU0
>>606
記憶は事実を歪曲するから「>>」で答えては?
具体的に説明しないと職人さんが困惑するよ。
609名無しさん@ピンキー
【隔離】場外乱闘専用スレ【施設】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239770078/