ひぐらしのなく頃に Part.11

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1名無しさん@ピンキー
『ひぐらしのなく頃に』のエロパロスレなのです。あぅあぅ〜。

●過去スレ
【ひぐらしのなく頃に Part.10】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182621861/
【ひぐらしのなく頃に Part.9】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178927298/
【ひぐらしのなく頃に Part.8】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175338446/
【ひぐらしのなく頃に Part.7】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1173891861/
【ひぐらしのなく頃に Part.6】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1172307120/
【ひぐらしのなく頃に Part.5】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1169552599/
【ひぐらしのなく頃に Part.4】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165148335/
【ひぐらしのなく頃に Part.3】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156953323/
【ひぐらしのなく頃に Part.2】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137410049/
【ひぐらしのなく頃に】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108430147/

●まとめサイト
【エロパロ板 ひぐらしのなく頃に 保管庫】(現保管庫。誰か更新お願いします)
ttp://www16.atwiki.jp/when_they_cry/
【エロパロ板「ひぐらしのなく頃に」保管庫】(旧保管庫)
ttp://custody.hp.infoseek.co.jp/when_they_cry.html

※保管に関する詳細は>>2-10
2名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 17:20:27 ID:sY49yhUv
【作品を投下される職人さんへ】
現在スレが加速しているため、wikiへの収録が追いついていない状況にあります。
可能であれば、職人さんにセルフ保管していただけるよう、お願いいたします。

<作品ページを新規作成 >

 新規ページの作り方
 @:[新しいページ」をクリックしたら「新しいページ名を入力して下さい」と言ってくる
 A:タイトルをフォーム打ち込んだら(チェックはWikiモードのままでOK)「新規ページ作成」のボタンをクリック
 B:下に出てくる空白にSSをコピペして、ついでに修正
 C:「プレビュー」を押してチェック
 D:問題なければ「投稿」を押す

<各SSリストを開いて編集」>

 編集の仕方(SS本文の修正も同様)
 E:各SSリストを開き、そこで「編集」ボタンをクリック
 F:下に出てくる文章の適当な箇所に
    -[[作品タイトル(ページ名)]]  と入れる。
 G:プレビューを見て問題なければ「投稿」して終了

何か失敗するかどうしても無理そうなら、そのときに言ってくれれば誰かしら対処しますのでご安心を。
3転載:2007/07/31(火) 17:22:13 ID:sY49yhUv
>編集の仕方(>>2が書かれたときと今では微妙に仕様が違ってた)
「新規ページ作成」がある「wikiメニュー」の隣に「編集」があるよね?
その「編集」の中にある「このページを編集」を開くと、今見ているページの編集画面が出るから、そこに文章を追加・削除していけばいい。

@:適当なSSリストのページを開く
A:「編集」の中にある「このページを編集」をクリック
B:SSリストのページなら中身は-[[題名]]みたいな感じのものが並んでいるから、同様に――

-[[鬼畜王K1 〜鬼誑し編・序〜 ]]

――とか書いていって、「ページ保存」をクリックすればOK。
不安なら「プレビュー」を見てから「ページ保存」をクリックすればいい。
ちなみに、該当ページを開けば何度でも再編集は可能です。
4名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 18:55:14 ID:nGTR3/IZ
>>1
5名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 19:08:12 ID:pwwtVb1U
>>1乙なのですよ。
6 ◆Virgobc36M :2007/07/31(火) 20:43:24 ID:vObVT0ZY
wikiに続編うpしたよー。
なんか文章のクォリティ落ちた気がする……
7名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 20:48:38 ID:G0BMHOdx
>>1
>>6乙。これから読んでみるよ
8名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 23:14:20 ID:cfDx2jS8
乙だッ!!
9名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 00:58:18 ID:SS6tAX4b
うにょーん
10名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 01:24:50 ID:g1J+pmw8
>>1

11名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 01:54:01 ID:wkEEo6K3
圭一×梨花←レナもの投下します
この作品は『ふたなり寝取られ』要素を含んでます。それらが嫌な人は注意を。
12『オヤシロ様』の巫女:2007/08/01(水) 01:54:58 ID:wkEEo6K3

「ったく、いったいどこ行っちまったんだよ……」

ひぐらしがうるさいほど鳴いている、夕暮れ。
空がオレンジ色に染まっている中、俺はひとり学校の敷地内を走り回っていた。 
…いや、正確には探し回っていた。 あの子のことを。

(たしか……校門で待ってる、って言ってたよな……?)

普段なら学校が終わった後『彼女』と一緒に下校するんだが、たまたま今日は俺を含めた何人かの部活メンバーが掃除当番になっていた。
おまけに、いつもなら当番ではない他の仲間も当然のように手伝ってくれるのだが、今日はなぜか狙ったように全員の予定がすでに埋まっていたんだ。
魅音はなにやら園崎本家で大事な用があるらしく、『速攻で帰らないと母さんに殺される〜!』とか言いながら、すべて俺に押し付けて帰っていった。 
沙都子は毎日もらっている薬が切れたとかで、監督の診療所に…。 妹想いの悟史も、当然その付き添いだ。
そして詩音のやつは…まあ当然といえば当然だが、大好きな悟史と沙都子にキュンキュンしながらくっついて行ってしまったというわけだ。
そういえばレナだけは、どんな用事があるか言ってなかったが…。 まあたぶん、またゴミ山でかぁいいもの探しだろう。

(掃除、けっこう時間かかっちまったからな……やっぱりひとりで帰らせればよかったか……?)

それほど広くない教室とはいえ…いつもなら数人でやっていることを俺一人でやるとなると、やはりそれなりの時間がかかってしまった。
掃除する前からそれを見越していた俺は、今日だけは一人で帰るよう彼女に勧めたんだが…。

「みぃ、イヤなのです♪ 圭一と一緒に帰るのが、ボクの毎日のお楽しみなのですよ? 奥さんは旦那さんの帰りを待つものなのです。 にぱ〜☆」

などと嬉しいことを言って、『梨花ちゃん』は俺が掃除を終えるまで校門で待っててくれると言ってくれたんだ。
ちなみにもちろん、優しくて天使のような梨花ちゃんはその掃除も手伝ってくれると言ってくれたが、俺は男としてそれはきっぱりと断わった。
彼女の無垢で愛らしい手に、粗雑な雑巾やモップを持たせるなど言語道断! と、即却下した。

「なんだかんだ……俺ももう梨花ちゃんにベタ惚れ、だよなぁ……」

彼女を探しながら校庭にたどりついたところで、おもわずそんなことをつぶやく。 
自分でも気持ち悪いと思うほど顔をニヤけさせながら、俺は梨花ちゃんに告白した『あの夜』のことを思い出していた。

あれはちょうど…俺達が『あの惨劇』を乗り越えた直後の、綿流しの夜。 
部活メンバー全員の力と頼もしい大人達の手によって、ようやく村の『祟り』が無くなった…あの日の夜だ。
今でも、あの心から祭りを楽しんでいる梨花ちゃんの顔は忘れられない。 
百年近い旅路の後に、ようやく彼女が手にすることができた…心の底から幸せそうにした、あの表情。 彼女のその顔を見たとき、俺はようやく気づいたんだ。 
梨花ちゃんのことを…ただの仲間だとはいえないほど、愛してしまっていたことに。
13『オヤシロ様』の巫女:2007/08/01(水) 01:55:38 ID:wkEEo6K3

「本当に……本当にボクでいいのですか? 圭一」

そして奉納演舞が終わったあと。 俺は梨花ちゃんと二人きりになり、その想いを彼女に伝えたんだ。
いまでもどうしてあれほど積極的になれたのかわからないが、もう俺の中で彼女への愛が止められないほどに溢れていたんだと思う。

「ボクだって……ボクだって圭一のこと、大好きなのです。 でも、ボクは普通の女の子とはちがうのですよ? ボクは……」

「もう何も言わないでいい、梨花ちゃん。 俺は今までも……そしてこれからも、ずっとずっと梨花ちゃんを守ってやるって誓ったんだ。 だから!」

それ以上は言葉では伝えられないと思い、その時の俺は梨花ちゃんの体をおもいきり抱きしめた。
彼女の中にいる、本当の梨花ちゃんに届くように。 俺の想いが、『梨花』にも届くように。

「ん……こんな百年も生きちゃった魔女のような私で……ほんとにいいの?」

「そんなの関係ない。 俺にとって梨花ちゃん……『梨花』は『梨花』だ。 あ……あ、あ、愛する人にかわりはないんだぜ?」

「ふふ……ありがとう、圭一。 私も……愛してる……」

そう言って梨花ちゃんは、いままでに見たことないほど安らいだ顔をしながら俺の胸に顔を埋めた。
その瞬間、俺達の心が深く繋がった…そんな気がした。

そしてその日から、俺達は付き合うことになったんだ。 
といっても彼女はまだ見た目には完全な子供で、恋人同士といっても他人には兄と妹くらいにしか見られないだろう。
それでも二人きりで過ごす時間は前よりも多くなったし、他の部活メンバーもそれに薄々気づいているのか、気を使ってくれることも少なくなかった。

今日だってもしかしたら、俺と梨花ちゃんを二人きりにするために予定のあるフリをしてくれたのかもしれない。
魅音も詩音も、沙都子も悟史も。 そして『レナ』もきっと、俺達の仲を祝福してくれている。
今日一日を過ごした中でも、みんなの見守るような雰囲気がなんとなくそんなふうに感じられた。

(あいつらも……せっかく気を使ってくれたのに、な……)

だがそんなみんなの気遣いもむなしく、梨花ちゃんは約束した場所にいなかった。
掃除を速攻で終わらせ急いでそこに向かった俺に待っていたのは…誰も立っていない寂しげな校門だった。
忘れ物でも取りに行ったのかと思い、俺はそのままめぼしい場所を探してみたが…。

(教室にも職員室にもいなかった……いったいどこいっちまったんだよ、梨花ちゃん……?)

待っててくれると言っていたのに、あまりに俺が遅すぎたせいだろうか。 
ひょっとしてもう、帰ってしまったんじゃないか…とどこか寂しい気持ちになりながらも、俺は今度は校庭の方を探し回っていた。
一目見ただけでいないことはわかったが、小悪魔な梨花ちゃんのことだ。
どこかに隠れでもしてるんじゃないかと思い、俺はそのままあまり人気の無い校舎裏の方まで探しに来ていた。
すると、その時……。
14『オヤシロ様』の巫女:2007/08/01(水) 01:56:28 ID:wkEEo6K3

「…………っ………………ぅ…………」

ひぐらしの鳴く音と重なるように、俺の耳にかすかな『音』のようなものが聞こえてきた。
注意しなければあやうく聞き逃してしまいそうなほどか細い、その『音』。
気のせいかとも思ったが、俺はなぜかその『音』が無性に気になり少し耳をすませてみた。

(…………どこだ……?)

神経を研ぎ澄まして、その『音』の出所を探す。 
するとちょうど、俺の背後を少し歩いたところ。 四、五メートル離れた体育倉庫から、かすかにその『音』が漏れていた。
部活がある正規の学校じゃあるまいし、こんな時間に体育倉庫を使う人間がいるはずもない。 だが、たしかにその『音』はそこから流れてきている。

(なんだ……? いったいなんの音が……?)

どこか不審に思いつつも…俺はその『音』の正体を確かめるため、ゆっくりとその体育倉庫に歩いていった。
そのまま徐々に近づいていくと、それはよりはっきりと耳の中に入り込んでくる。

「…………ぅ、ぅ…………ぁ………ぁ………ぁ……」

その体育倉庫からは、誰かの『声』がしていた。 『音』の正体は、人間の出している『声』だった。
だが、それならそれでおかしい。 放課後のこんな時間に、わざわざ体育倉庫の中に人がいる理由なんてないはず。
俺はますますその『声』に不信感をいだきながら、ゆっくりと倉庫のドアに近づいていった。

(にしても……この声、まさか……)

その『声』になんとなく嫌な予感がしながら、俺はその体育倉庫のドアの目の前にまでたどり着いた。
するとその正体不明の『声』は、ますます聞き取りやすくなって俺の耳に入り込んでくる。

「……ぁぅ………レ………めなので………けい………ん……ん……ん……」

何かに苦しみ、うめいているような声。 そんなおかしな声が倉庫の中から聞こえている。 
しかも誰か、女の子の声だ。 それも俺が知っている…あの子の声によく似ていた。

(…………まさか……まさか……)

胸の奥から、何ともいえないモヤモヤとした不安感がこみあげてくる。
俺はその『声』をもっとよく聞くために、鉄の扉に直接耳を押し付けてみた。

「は………ぁ、ぁ、ぁ……ん、ん……レ……」

「どぅ…………ちゃん……レ……の、…………いい……?」

「……ぃ…………ないでなの……す………ぁ、ぁ……あん……あん……」
15『オヤシロ様』の巫女:2007/08/01(水) 01:57:18 ID:wkEEo6K3

…ひとりじゃない。 
あきらかにもう一人、別の女の子の声も聞こえる。 しかもその声の主も、俺はよく知っていた。
この体育倉庫には、俺の知っている『あの二人』がいる。 

もはや疑心から確信に変わった考えを抱きながら、俺はその体育倉庫のドアに手をかけていった。
いまだ胸の奥から沸いてくる不安感をなんとか押しのけながら、開けてはいけない気がするそのドアを…開く。

(………………な!?)

そこには、ありえない光景が広がっていた。 ……色々な意味で。
とても狭く、うす暗い体育倉庫のちょうど真ん中あたり――そこに梨花ちゃんがいた。
床には体育で使う時のマットが敷いてあり、その上に梨花ちゃんがあお向けになって寝かされている。

「はぁ、はぁ……みぃ……あ、あぁん……あ、あ、あ……」

どこか苦しそうにみぃみぃ鳴きながら、ピクピクと体を震わせている梨花ちゃん。
彼女はその幼い体をまるで赤ちゃんがおしめを代えるような格好にされていて、着ている服がほとんど脱がされていた。
制服の上着のボタンは全て外されていて、ぺったんこの胸板にピンク色の乳首が二つちょこんとのっているのが見えてしまっている。
紺色のスカートも顔のほうまでめくられていて、左右に大きく開かれている足には脱がされた可愛らしいプリントのショーツが中途半端なとこでひっかかっていた。

「ん……んふふ♪ 梨花ちゃん、とってもかぁいいよ……♪ はぁ、はぁ、はぁ……ん、んっ!」

そして、その梨花ちゃんの開かれた股のあいだに入りこむように――『レナ』の下半身が、何度も何度もそこにぶつかっていた。
レナの方もセーラー服の上着が首までめくれていて、それなりに大きく柔らかそうな乳房がその動きのたびにプルンプルンと揺れている。

「はぁ、はぁ……はぅ、き、きもちいい♪ 梨花ちゃんの中、すっごくいいよぉ……♪ んっ!んっ!んっ!」

よがった声を出しながら、レナはグッグッグッと自分の下半身を梨花ちゃんの股に押し付ける。

「あ、あっ、あうぅぅっ!……レ、レナぁ、はげしすぎるのですよぉ……あ、あんっ!あんっ!」

レナが動くたび、梨花ちゃんは悲鳴とも取れるような声をあげその幼い体をビクビク震わせる。

(……は? あ、あいつら何やって……レナと梨花ちゃんが……え、え?)

あまりに日常離れした光景に、俺の頭は混乱した。
レナが自分の股を――梨花ちゃんの股に何度も押し付けている。
まるで『男と女が正常位でセックスをしている』ような体勢で、梨花ちゃんとレナの体が目の前で絡み合っている。
その意味不明の光景を、俺は混乱する頭で理解しようと必死になった。
16『オヤシロ様』の巫女:2007/08/01(水) 01:58:08 ID:wkEEo6K3

(ただ抱き合ってるだけなら……あ、あんなふうにはならないよな? いや、き、気にするのはそんなとこじゃないか……?)

そんな俺の混乱した頭を無視して、レナと梨花ちゃんはその『前後運動』を延々と繰り返していく。
二人の股がぶつかるたびに、そこからはプチュプチュっとなんとも卑猥な音がして、俺の固まった思考をますますとろけさせていく。

「あんっ!あんっ! あぅ、レ、レナ、もう終わりに……あ、あぁっ! け、圭一が……圭一が校門で待って……み、みぃぃっ!」

「はぁ、はぁ! へ、平気平気♪ 圭一くんニブチンだもん。 きっといつまでも待っててくれるよ……だから、ね?ね?」

「で、でもぉ……んっ、んぅぅっ!」

何かを言おうとした梨花ちゃんの口を、レナのくちびるがムチュっと塞ぐ。 
それ以上続く言葉を言わせないように、レナはそのまま梨花ちゃんの口の中に自分の舌をむりやりねじこんでいった。

「んんん……♪ ほーら、こうすれはもうそんなころいえないれしょ?」

「んぅ……みぃ、こ、こんらのずるいのれすぅ……ん、ん、ん」

「んふ……♪ そんらころいっれ、梨花ちゃんらってすきなくへにぃ……♪……んぅ、ぴちゃぴちゃ」

グッグッと腰は動かしたまま、レナはそのまま梨花ちゃんの口の中をむさぼるように舌を絡ませていく。
溢れ出た唾液がジュブっと吐き出され、それがネットリと彼女の口の中に送り込まれていくのが見える。

「ほぉら梨花ちゃん……レナの、のんれぇ……♪」

「んん……みぃ、レナはわるひネコさんなのれす……んふぅ……」

口の中に入れられた唾液を、梨花ちゃんはわざわざ自分の腕をレナの首に回しながら飲み込んでいく。
レナの舌に、唾液に…自分からもおいしそうにむしゃぶりついていく梨花ちゃん。
自ら舌を絡ませていくその仕草を見た途端、俺の中になんともいえない嫉妬心がムクムクと沸いていった。

(あぁ……キ、キスして……梨花ちゃんとレナが……あ、あんなに激しく……唾液まで飲み込んで……)

…俺だって、梨花ちゃんとキスくらいしたことはある。 だがそれはあくまで、口と口をほんのすこし重ねるだけの…子供のするようなキスだった。 
それだけでも梨花ちゃんは顔を真っ赤にしていたし、俺もそれだけで十分満足だった。 当然、それ以上のことなんてしたこともない。
百年も生きた魔女とはいえ、体はまだ幼女といえる彼女に『そういうこと』をするのは早すぎると思っていたから…。
だが、いま目の前にいる梨花ちゃんは、レナとの激しい性行為(?)をしながら舌まで絡ませる濃厚なディープキスをしている。
17『オヤシロ様』の巫女:2007/08/01(水) 01:58:58 ID:wkEEo6K3

「ん、んぅぅ、レナ……あむぅ……ぴちゃ、ぴちゃ……はぁ、あぁ……」

まるでおいしいフルーツでも食べるように、梨花ちゃんはレナの舌に吸い付く。
その激しさから、口から溢れ出たよだれがトロリと唇からこぼれた。

(あぁ……あ、あんなに舌までからませて、おいしそうに……俺とのときは、ちょっと唇で触っただけで恥ずかしがってたのに……)

梨花ちゃんのキスを求める仕草に、俺は激しく嫉妬した。
俺の知っているウブな『梨花ちゃん』と、目の前で淫らなキスをしている『幼女』が同じ人物と到底思えない。
こんな卑猥な仕草、あの大人びた『梨花』だってすると思えない。

「ん……あぁ、レナお口、すっごくおいしいのです……ん、んふぅ……」

「ん、レナも……レナも梨花ちゃんのかぁいいお口、たまらないよぉ……ん、んんうぅ……♪」

それに…もう一つ納得できないことがあった。
仮にレナと梨花ちゃんが『そういう関係』だったとしても、さっきからしているあのレナの腰の動きの説明がつかない。
あれじゃあまるでレナに『アレ』があって、それが梨花ちゃんの『アソコ』に入っているようにしか見えない。

(だいたい……レナは女の子、だよな?……じゃ、じゃあそんなものが付いているわけ……な、ないよな? な?)

グッグッと送り込まれているレナの腰を見ながら、俺は何度も何度も心の中でそう願った。
だがそんな願いをあざ笑うかのように、レナは続けて信じられない言葉を口にしていった。

「ん……は、はぅ〜、もうダメ。 レ、レナ、また射精しちゃいそうだよぉ……はぅ、出ちゃう出ちゃう……♪」

(!?……な……しゃ、射精?……い、いま、射精って言ったのか!?)

思いもがけない言葉に驚愕しながら、俺はビクビクと体を震わせていくレナから目が離せなくなった。
ちょうどこの位置からは死角で見えないが、あの梨花ちゃんとレナとの『接合部』にはそれがあるというのか。
レナはそのままグッグッグッと小刻みなピストン運動をすると、梨花ちゃんとの股の間から水が混ざり合うような音を連続して響かせる。

クチュッ! クチュッ! クチュッ! クチュッ!

「ん、んっ、んぅ♪ あぁ、い、いくよ梨花ちゃん? また梨花ちゃんの『中』で出すから……い、いっぱいいっぱい出すからね! あ、あぁ!」

「あ、あ、あんっ! あぁ、レ、レナまたなのですか? またボクの『中』で……は、はぁぁっ!」

(…………な、中!?)

『中』、という言葉に俺はふたたび凍りついた。
もし俺の想像どうりなら、これから目の前で起こることはとても信じがたい卑猥なものになっていく。
大好きな梨花ちゃんが、俺の目の前で…中出しされる。
18『オヤシロ様』の巫女:2007/08/01(水) 01:59:50 ID:wkEEo6K3

「う、うん♪ ま、また梨花ちゃんのお腹に出すからね? い、いっぱいいっぱい出すから……ぅ、あ、あ、きもちい…♪」

梨花ちゃんの中はそんなにきもちいいのか、レナは快感に顔を歪めながらラストスパートといった感じに腰を振っていく。
水が混ざり合う音が更に大きく俺の耳にまで届き、そのあまりの激しさに梨花ちゃんの小さな体が壊れてしまうんじゃないかというほどガクンガクン揺らされていく。

グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!

「み、みぃっ!みいぃぃぃっ! あ!あ!あぅぅ! あぁ、で、でも、中は……中は、赤ちゃんできちゃうのですよぉ……あぁ、怖いのですぅ……」

「だ、大丈夫だよ? レナは女の子だし、梨花ちゃんだって、アレ、まだだよね?……だ、だから、ねっ!」

レナはそのままズグンっと腰を突き出すと、梨花ちゃんの体を強引に抱きよせた。
普段は子供に優しいレナが、あんな乱暴に梨花ちゃんの体をあつかうことがこの状況の『異常さ』をより一層きわ立たせている。
俺はこれから何が起こるのか薄々感じながら、愛する梨花ちゃんが乱暴に貫かれていく光景をただ呆然と見つめていた。

グチュルッ! グジュッ! グジュッ! グチュウゥゥゥッ!

「み、みいぃぃっ!? あぁ、ふ、深いのです! お、おなかが! ボクのおなかの中にレナのがいっぱいなのですぅぅっ! はあぁぁぁぁっ!」

「う……イ、イクよ! 梨花ちゃんのちっちゃいお腹の中に、レ、レナの白いのいっぱいいっぱい出すからねぇ! あ、あ、あぁぁぁぁぁぁっ!?」

(あぁ……梨花ちゃん……俺の梨花ちゃんの体に……レ、レナ、やめ)

ドプゥッ! ドプドプドプッ!!! ドップゥゥゥゥゥゥッ!!!!!

俺の訴えもむなしく…レナはそのまま梨花ちゃんの体にドロドロとした液体を吐き出した。
一瞬見えた接合部からはドビュっと白い液体が跳ね、それが彼女の幼い膣内にドクドクドク、と入りこんでいくのが見えた。

「ああぁぁぁっ、あ、熱いのです……レナの熱いのが、お腹のなかにどんどん入ってきて……み、みぃぃぃ」

「あぁ梨花ちゃん……梨花ちゃんかぁいいよぉ♪ は、はぅぅぅぅ、きもちいい……♪」

気持ちよさそうに腰を押し付けながら、レナが俺の大好きな女の子に白く濁ったものを流し込んでいく。
そしてその梨花ちゃんは、ドロドロとした濃い液体が膣に染み込んでいくのをただ恍惚とした表情で受け止めていた。

「ふあぁぁ……レナのすごいのです……おなかが熱くて……ボク、溶けちゃいそうなのですぅ……んん……♪」

梨花ちゃんは幸せそうにレナの体を抱きしめると、レナも梨花ちゃんの体をギュっと抱きしめ返した。

(梨花ちゃん……俺の梨花ちゃんが……あんなに幸せそうな顔を……して……)
19『オヤシロ様』の巫女:2007/08/01(水) 02:00:38 ID:wkEEo6K3

……そしてようやく、その『射精』が終わったと思われるころ。 二人は何かの余韻に浸るように荒い呼吸を整えていった。
お互いに密着した体を抱きしめながら、まるで恋人同士が事を終えた後のような甘い雰囲気をかもしだす。

「みぃ……レナ、もう入らないのですよ……ボクのお腹のなか……」

「ん……はぅ、ごめんね。 レナまたいっぱいいっぱい出しちゃったから……ん、い、いま抜いてあげるからね……」

レナはさも満足したようにつぶやくと、ようやく梨花ちゃんの体から下半身を離していった。
そしてその時、俺は見た。 見てしまった――『それ』を。
レナの下半身から生えている、そのありえない『もの』を。

(!?……あぁ……や、やっぱり……)

レナの股間に、『ペニス』が生えていた。 男だけが持っているはずのペニスが、さも当然のようにそこにあった。 
それも俺のものともそう変わらないような、立派なものが…。
そんなグロテスクなものが、梨花ちゃんの幼い割れ目からズルゥっと引き抜かれていく。

「ん……どうだった梨花ちゃん? きもちよかったかな?」

「はぁ……ん……はいなのです。 レナのすごかったのです……すごくきもちよくて……みぃ……♪」

自分の下半身から抜けていくレナのペニスを、どこか名残惜しそうに見つめる梨花ちゃん。
その表情にはなんともいえない色気のようなものがあり、『女』としてそのセックスにとても満足していることを表すものだった。
それを見たとき、俺はまたしても激しい嫉妬をするとともに……何か別のモヤモヤとしたものを感じていた。

(梨花ちゃん……俺の知らない、『女』としての梨花ちゃん……中出しされて……あんな嬉しそうな顔をするのか……)

セックスの余韻に浸る彼女を見て、俺ははからずも『興奮』してしまった。
おもわずゴクリっと生つばを飲み込むと、ズボンの中では痛いほどペニスが勃起していた。
そして俺のそんなあぶない『興奮』を煽るように、レナは更に淫らな要求を梨花ちゃんに向けていく。

「じゃあ、梨花ちゃん。 今度はレナのコレ、キレイにしてくれる?」

そうしてスっと立ち上がると、レナはまだ半ば勃起したままのペニスをグイっと前に突き出した。
すると梨花ちゃんはそうするのがさも当然のように起き上がり、ちょこんと膝を立ててレナのペニスに顔を近づけた。

(!?……ま、まさか……そんなことまでするのか? あんな大きなものを……そんなちっちゃなお口、で?)

俺の想像通り…梨花ちゃんは小さなお口をあ〜んと開けると、目の前の大きなペニスを何のちゅうちょもなく咥えこんだ。
まだ生え揃っていない乳歯と八重歯を含んだ口で、精液の付いた肉棒にピチャピチャと舌を這わせていく。

「ん、んぅ……んふぅ、ん、おっきいのです……んぅ……ぴちゃぴちゃ……あむぅ」

梨花ちゃんの可愛いお口が、グロテクスなペニスを飲み込んでいく。
ピンク色の舌がチロチロと竿を這い周り、ドロドロとした精液を丹念に、残さず舐め取っていく。
20『オヤシロ様』の巫女:2007/08/01(水) 02:01:28 ID:wkEEo6K3

「あむ……じゅる、じゅる……んん、ん、ちゅぷ……レナの、とっれもおいひいのれす……ん、んぅ」

「ふふ……かぁいいよ梨花ちゃん♪ かぁいいかぁいい……♪」

奉仕してくれている梨花ちゃんの頭を、レナがいとおしそうに撫でる。
きっとこの『ペニスをキレイにする』という行為も、レナが教えこんだに違いない。 
射精後のペニスを口でしゃぶらせ、残った精液をそのままゴックンさせる。
そんな男なら誰でも喜びそうなことを、もう梨花ちゃんはその幼い体にしっかりと教え込まれている…。
その卑猥な現実が、またもや俺のあぶない『興奮』をかきたてていった。

「あむ……ん……あの、レナ……これがキレイになったら、ボクはもう行きたいのです……圭一のとこに……あむぅ」

突然名前を呼ばれ、心臓がドキっとする。 目の前の光景に釘付けで、そんな約束があったことを俺自身もすっかり忘れていた。
こんな状況でも、梨花ちゃんはまだ俺を忘れていない……。 俺のことを好きでいてくれているという、何よりの証拠だった。
だがそれを『ペニスを咥えながらの梨花ちゃんの口』から聞いたというのが、なんともいえない気持ちだった。

「じゅる、じゅる……ん……おねがいなのです。 圭一のとこに……あ、あむぅ……んん……い、行かせて……」

「ん〜、どうしようかな? さすがの圭一くんも、もう『待てない』だろうしね……」

そう言った瞬間、レナがチラっとこちらを見た気がした。
まさか気づいているのか…と思ったが、彼女はそのまま何事も無かったようにすると梨花ちゃんの頭を撫でるのを続ける。

「うん♪ じゃあ最後にもう一回だけ。 もう一回だけ、しよ? それで終わりにするから、ね?」

「あ、あうぅ……も、もうダメなのです。 ボクの体、もうレナに突かれすぎてバラバラなのですよぉ……」
 
「はぅ……そう。 じゃ、言っちゃおうかな? 圭一くんと付き合いながら、梨花ちゃんが毎日毎日レナとこういうことしてるって、圭一くんに言っちゃおうかな〜?」

「!? み、みぃ、レナいじわるなのです……ずるいのです……」

「あははは、うそうそ♪ レナはそんなことしないよぉ♪ だからもう一回だけ、ね? いいよね? ね?」

おねがい♪ とでも言うように、レナはチュっと梨花ちゃんのおでこに軽いキスをした。

「ん……み、みぃ。 ほんとに悪いネコさんなのです。 レナは……ん」
 
それに少し顔を赤くしながら、梨花ちゃんもまんざらでもないようにレナの唇にキスをし返す。
一見微笑ましく見える光景だが、俺は今の会話の内容に聞き捨てならないものを聞いていた。
21『オヤシロ様』の巫女:2007/08/01(水) 02:02:26 ID:wkEEo6K3

(レナのやつ……今、毎日毎日って……言ったのか……? こんなことを、い、いつもやって……?)

その事実に痛いほど心臓が速まる中、俺は今までの彼女達の関係を思い出していった。
そういえば最近、よくレナの家に梨花ちゃんが泊まっている。 またはその逆に、レナが梨花ちゃんの家に泊まる、といったようなことを沙都子から聞いた気がする。
悟史が帰ってきてから、沙都子は北条の家で彼と一緒に暮らすようになり、梨花ちゃんは実質あの家に今は一人暮らしをしている状態だ。
一方、レナの方も父親が仕事についたばかりで忙しいらしく、よく一人で夜を過ごすことが多いと言っていた。

俺はその話を聞いたとき、レナも梨花ちゃんも一人ぼっちで寂しいから…。 それでお互いの家に泊まることが多いんだろうなぁ、なんて思うだけだった。
女の子二人が一緒のベッドで寝ているなんて、なんて百合っぽくて素晴らしいんだ! なんて興奮していたりもした。

(だけど……だけど実際には一緒に寝ているどころか、こんなことを毎晩してたっていうのか?……俺に内緒で……)

レナがよく、梨花ちゃんに対して『はぅ〜お持ち帰りぃぃぃ〜♪』、なんて言うことがある。
それがまさか、本当の意味で『お持ち帰り』していたなんて…いったい誰が想像できるだろうか。

「んぅ……じゅる、じゅるぅぅぅ……ぷはっ。 ん……終わったのです、レナ」

「……うん♪ キレイになったね。 ありがとう梨花ちゃん♪」

そんな考えを巡らせてる間に、もうすっかりレナのペニスは梨花ちゃんに『お掃除』されたようだ。
だがさっきの会話を聞くに、まだ二人の『セックス』は終わらない。
こうなったら俺は、この二人の情事を最後まで見てやろうという気になっていた。

「それじゃあ最後は、梨花ちゃんの大好きな……ワンワンの格好でしようか? ね?」

「………………みぃ」

レナのワンワンの格好、という言葉に梨花ちゃんが顔を赤くする。
おそらくそれは後背位のことだろうが…あのまるで動物の交尾のような格好を、梨花ちゃんが好んでいる。
そんな倒錯的なことを知るだけで、俺の心臓はまたドクドクと速まっていった。
22『オヤシロ様』の巫女:2007/08/01(水) 02:03:20 ID:wkEEo6K3

「ん……こ、これでいいのですか……レナ?」

そのままマットの上で、四つん這いになっていく梨花ちゃん。 小さな両手をしっかりと下に付け、可愛らしいお尻をレナの方にプリンと向ける。
そしてその時、長い髪の毛が顔にかからないよう…しっかりとかきあげ耳にかけていく。 
『どうせこれからバックでして乱れる』だろうに、女らしく髪を整える梨花ちゃんが妙に色っぽかった。
そしてこの瞬間から彼女の雰囲気が…大人のそれに変わったように感じられた。

「ん……は、早く済ませてレナ。 圭一が待ってるから……」

「ふふ……そうだね。 はやくしないと、圭一くんがガマンできないもんね〜?」

梨花ちゃんの…『梨花』の懇願する言葉に、レナは妖しく微笑みながらまた俺の方に目線を向ける。
そして今度ははっきりと、俺と目が合うほどにジーッとこちらを見続ける。

(!?……レナのやつ、やっぱり俺に……)

もはや間違いなかった。 レナは俺がこの光景を見ていることに気づいている。
そしてそのレナが次に発した言葉が、俺に更なる禁断の興奮をあたえるものになっていった。

「ねぇ圭一くん……『入っておいでよ』」

「…………え?」

その言葉を聞き、四つん這いのままの梨花ちゃんがキョトンとした顔をする。
何言ってるの?…とでもいうような無垢な表情に、俺の中の背徳感がゾクゾクと高まっていく。

(あぁ、梨花ちゃん……今ここで俺が入っていったら……どんな反応するんだろう……)

その時の俺は、もう自分でも止められないほどのあぶない興奮に震えていた。
このまま何も見ていないことにしてこの場を立ち去れば、また梨花ちゃんと元の関係に戻れるかもしれない…。
そんなふうにも考えたが、もう俺の中にあるそれは抑えられないほどに膨らんでいた。 
そして俺は目の前の扉を…ゆっくりと開いていった。

23『オヤシロ様』の巫女:2007/08/01(水) 02:04:16 ID:wkEEo6K3

次回予告

「あ、あの……こ、これはちがうの圭一……これは……あ!? ん、ふあぁぁぁっ!?」

グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!

「あはぁっ! ん、こ、こんな……ん!ん! け、圭一がいるのに、ダ、ダメ、レナぁ! あ、あぁっ!」

「ん〜? どうしてかな? かなぁ? 梨花ちゃんの膣は、レナのをすんなり飲み込んでくれたよぉ〜?」

「あぁ、ち、ちがう! そ、そんなの嘘、あ、ん!ん!んぅ!あぁ、ま、待ってっ! そ、そんなに動かさないでぇ!」

イヤイヤと首を振りながら、梨花はレナのグイグイ送り込んでくる腰に悶える。
その仕草がまるでレイプされながら感じているようで、俺は彼女の顔をしっかりと見つめてやりながらイジワルな言葉をかけていく。

「なぁ、梨花ちゃん。 レナの『それ』はきもちいいんだよな? やめてとか言ってるけど……俺、助けないでいいんだよな?」

「い、いや、いやぁ言わないで圭一……これはちがうの、ちが、あぁ、あはぁっ! あっ!あっ!あっ!」

俺と目が合うと、梨花はまたもやいじらしい羞恥の表情を見せた。
おもわずゴクリと生つばを飲み込みながら、俺はそんな彼女のことをもっともっと罵ってみたい…と思ってしまった。

「ほんと、いやらしいよな。 俺の前ではあんなに純真そうにしてたのに、まさかこんなスケベな女の子だとは思わなかったぜ」

「う……い、言わないで……そんなこと言わないで圭一……あ、あ、あぁ! ああん、ん、あん、あん!」

「くすくす……今の梨花ちゃん、すっごくかぁいいよぉ♪ ほら、圭一くんにごめんなさいは? 彼女なのに、レナのおちんちんで感じちゃってごめんなさいって」

「はぁ、あぁっ! ん……ご、ごめんなさ、け、圭一……あ、あ……ごめんなさい、ごめんなさ……はぁっ! あ、あはぁっ!」

梨花のほっぺを優しく撫でながら、俺はその顔がもっとよく見えるようにとこちらへ向けさせる。
動きで乱れる髪の毛をおさえてやりながら、梨花の感じている表情をむりやり見つめていく。

「すげえ乱れようだよなぁ、もう俺もガマンできないぜ。 今すぐレナに変わってブチ込んでやりたいくらいだ」

「!? ん……はぁ、はぁ、ん……そ、そんな、こと……ぅ……ぁん……」

俺の乱暴な罵りに、梨花が色っぽいため息を吐く。
そんなこと言われたら…とでも言うようなその上目遣いが、『マゾッ気たっぷりのメス幼女』の顔に見えた…。
24名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 02:05:18 ID:wkEEo6K3
これで最後です。 長くなってごめん。
次回予告とか偉そうなこと言ってるけど、書いてる途中にPC勝手に再起動して後半がほとんど逝った!
だから続きはいつになるかわかんない。
↑にあるとおり後半は、レナに突かれながら圭一に罵られて感じてしまうマゾ梨花(魔女ver)。 みたいな感じにしたいな〜と思ってます。
ふたなり寝取られ嫌いな人いたら謝る。 ごめんな!
25名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 02:09:24 ID:0+ElKdfu
GJ、いい抉り方だったぜぇ
26名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 02:11:19 ID:wdtsbkJK
>>1

>>24
スレ冒頭からなんというGJ
これはまさに神
次も期待してるよ!
27名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 03:44:53 ID:aF7ksvw2
>>24
新スレ早々GJ!
梨花分の補給できた


悶える梨花ちゃま(;´Д`)ハァハァ・・・
28名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 06:20:45 ID:D4ruwYnk
>24
ふたなりスキーの漏れには素晴らしいレナ×梨花でしたよb

そして後編の3Pに激しくwktk
29名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 09:50:31 ID:d213QRey
GJだ!
発症した圭一がレナを撲殺するんじゃないかとハラハラしたぜw
30名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 10:06:27 ID:p0PUPA8h
リカ純愛好きな俺はラわーんって感じだが背徳的に興奮した
31名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 14:49:25 ID:4MlsG4yG
あるある
不覚にも↓見てレナの悔しいっでも鉄平のに感じちゃう…オカシイよね私、***されてるのに版が見たくなった
ttp://farm2.static.flickr.com/1136/529279962_17a4616b8e.jpg
32名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 19:25:17 ID:I0KE/fMc
いや、てっぺいは無理!
33名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:45:19 ID:tVwb5fAz
てっちゃんはねーよ
34名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 21:09:25 ID:8Z+8g0qh
愛があれば不可能など無い
35名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 22:25:43 ID:kMtBahuB
ぶった切ってごめん。

>>24
ちょい遅くなったけど、GJ。
後編期待してる。
36名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 22:43:32 ID:KcGeYrMi
>>31
これ何?買いたい
37名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 22:51:39 ID:p0PUPA8h
てっぺい☆
38名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 23:11:14 ID:ujvWVBT/
てっぺい☆は俺もノーサンキュー!
39名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 00:58:49 ID:2Kft1+AD
に、にーにーのお*ん*んならいいんですの…?いやぁあー!
40名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 01:37:22 ID:2Kft1+AD
これで一本頼む

607 :07/08/02 01:28:18.09 ID:aYdr1nZi0
サトコの実母はなんでサトで揃えたんだろう

608 :07/08/02 01:29:37.93 ID:9duh4EEuO
>>607 本当の父親がサトさんだからさ
41名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 05:23:49 ID:Nt8fCVU2
意味がわからんwww
42名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 08:21:29 ID:XHPhXblA
北条家のものだけど、実は園崎家関連の男と突き合っていたというお話さ
43名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 11:58:20 ID:kMMxD29M
なあ、保管庫に変なのがうpされてるんだが、あれはなんなんだ?
44名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:16:26 ID:0BDKSqun
てっぺい★クソワロタ
45名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:46:11 ID:qS0+6Qn1
>>43
前スレのじゃない?
46イチロー:2007/08/03(金) 00:05:04 ID:bNeDKfrR
>>1乙です。

前スレでは、色々有り難うございます。
自分では、気をつけていたのですが、誤字脱字多数あって申し訳ありませんでした。
今は、保管庫にて、過去の作品を読んでいます。仕事もある為全部までは、読んでないですが、勉強中です。
表現力、文字の使い方、話しの流れ、等々、色々勉強中です。
ほんの少しでも、皆様に「成長できた」と言われるように、頑張りたいです。
保管庫の作品の中で、これがお薦めとか、この作品を読んで勉強しろとか、この作品を一回丸写ししてみろとか、ありますか?
教えて頂ければ幸いです。
構想は、ありますが当分は投下せず勉強したいと思います。
47名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 00:23:54 ID:wvboHvWd
>>46
いーからトリつけろよ
後、ひぐらし全部やった?
やってないなら半年プレイしたほうがいい
後、ひぐらしのルール上からか、
ここはやさしいが、他のトコであんなレベルの書いたら
たたかれるってレベルじゃねーぞ?
48名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 01:18:10 ID:9mbi+9Cw
どーしてそこまでえらそうにものが言えるのか・・・
大層ご立派なお方なのでしょうね。

>>46
保管庫の作品にこだわらずいろいろ見てみるといい。
ひぐらし以外のえろ文章を参考にするのもいいかと。

でもイチローの持ち味をなくしちゃ嫌だよ?
49名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 01:21:24 ID:2SuWAiNo
だが悲しいかな事実だよな……
50名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 05:31:21 ID:Sxaw/v+2
イチローの文章力とかは別にどうでもいいが反省のなさと誘い受けの多さがむかつく
51名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 09:11:17 ID:ra0AqG7m
イチローは3年ぐらいROMったらいいものが書けると思うよ
52名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 09:41:55 ID:z1HftlBd
3年?100年ほどループした方がいいんじゃね
53名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 10:08:11 ID:z1HftlBd
>>43
フタナリズム
54名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 10:26:38 ID:Vze46iG8
イチロー涙目ww
55名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 10:41:07 ID:1fEUpfxI
オマイラ、その辺にしとこうぜw
56名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 11:32:52 ID:A3M9rVsr
あんまり厳しいこと言ってやるなよ。
ただ一言いわせてもらうと犬や猫じゃあるまいし、登場人物にやらせればそれでいいってもんじゃないのも事実なんだよ。
ある種のタブーや羞恥心といった描写がないと萌えられない。そこをしっかりと押さえてほしい。
俺的ガイドラインを載せておくから参考にしてみてくれ。
その上で半年ばかりROMってから書いたほうがいいんじゃないか?

入門編
『レナキス 裏 (圭一×レナ) 』
『クローゼットの中の戯れ』
『かぁいいオットセイ☆』
ちょっとしたハプニングからほのぼの微エロへと発展する定番もの。
十代特有の甘酸っぱい感情や性への好奇心が描かれているのが特徴。
これなくして萌えは成立しない。
「はぅ・・・・・・、これ以上は恥ずかしいよぅ〜。でも、圭一くんとならいいかな、かな」

自慰系
『月下に啼いて』
『無題(魅音オナニー)』
『魅音と圭一の入れ替わり』
背徳感や羞恥心の描写がすばらしい三作品。
自慰系は、ただ単にオナニーさせれば成立するような底の浅い分野ではない。
人前で平気でオナニーできる女に萌えられるか?断じて否である!
「みぃ〜、恥ずかしげもなくお股をくちゅくちゅできるなんて、とんだ淫乱メスワンワンなのですよ。
もう少し恥じらいってものを持ってほしいのです」

陵辱系
『綿流し後日』
『盥回し 壊』
『醒めない悪夢に泣いた夜』
陵辱系のポイントは、レイプに至るまでの過程に必然性を持たせること。
これさえしっかりしていれば、読み手の想像力でいくらでもカバーできる。
それと最後になんらかの救いが用意されていること。この二点。
行為が終わった後の描写にも気を使いたい。
「圭ちゃん・・・、圭ちゃん、どうして・・・・・・。わ、わたしね、圭ちゃんのこと、ずっと、ずっと好きだったんだよ?」

純愛系
『ホームワーク』
『幸せのカケラ』
『圭×魅スク水』
これも基本は陵辱系と同じ。行為のシーンについてはよりくわしく書いたほうがいい。
当然のことながら恥じらいの描写もしっかり入れる。間違ってもやってる最中から始めるようなことはしない。
あと、キャラの特性もしっかり押さえる必要がある。
『圭一』と『レナ』を『太郎』と『花子』に換えても成立するような物語など、誰も読みたくはない。

特殊系
『鬼畜王K1 〜鬼誑し編〜』
『山狗×部活メンバー』
『キャッツファイト!』
作者の固有結界が発動した世界。要するになんでもあり。純粋に技量だけの勝負となる。

以上。
あと、誰かに言われる前に自分で言っておく。
「長文うざいんじゃボゲェッ!チラシん裏にでも書いとりゃあ、こんダラズがぁ!」
57名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 12:01:57 ID:zeGaFrng
>>56
いやいや、チラシの裏と言わず俺の脳内メモ帳にしっかり保存させてもらった
実際書いてみるとわかると思うけど、読み手の心理とか意識しながら書くのは正直素人には厳しいと思うんだ
こういう読み手視点の分析があると正直ありがたい
プロットを暖めながらも投下に至れない俺にも参考になったよ
58名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 12:57:20 ID:Uuw3uF9O
住人優しすぎ泣いた
59名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 13:14:05 ID:YNbWx0+/
あと、もしまた投下するのなら「イチロー」と名乗らない方が良いよ
親切な人が多いけど、中にはイチローというだけで面白半分に叩く人居るから。
成長すれば文章変わるからそう悟られないと思うしね
60名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 13:18:13 ID:dRxO78BC
まぁ、文章うまくなりたいってか、描写がうまくなりたいなら、日常を文章化するのがいいと思うよ。

窓から差し込む光と、鳥の囀る声が、眠りから覚めたくない僕を強制的に起こす。
今、何時だろうか。自分のもっとも苦手な時間はとうに過ぎただろうか。

とかさ、日常を文章化してみるだけでも少しは変わるぜ
61名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 13:22:16 ID:iHK58tmM
ぶっちゃけ文章なんて短時間で上手くなるもんでもないけどな。
でもま、台詞に強弱を付けるだけで全然違うと思うよ。
参考までに
「嘘だ」
「嘘だ!」
「嘘だっ!」
「嘘だッ!!」
「嘘だッッ!!!」
62名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 14:18:03 ID:s4XPEEjY
「う・そ・だ☆」
63名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 14:20:07 ID:xLqtjIRH
あぁ、嘘だ
64名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 14:40:24 ID:njjFiz+b
あのさ、ふたなり魅音→K1ってこのスレ的にはアウト?というか数字板に行くべき?
65名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 15:04:19 ID:1fEUpfxI
>>56
まるで、固有結界みたいだw
しかし、なんと優しいヤシなんだ・・・

>>64
別にいいのでは、ダメならスルーですむし。
66名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 15:38:41 ID:iIGjB91P
イチローの文はあれだ、カッコ「(が半角「(になってて携帯書きしてる感じがする
だから直書きかメモ帳の一時書きの投稿しかできなくて、1レス毎の話が短く変なところで切れて(?)、文全体がギクシャクぽい
ダメじゃないけど慣れるまではPCで書くといいかも



>>56
永久保存の固有結界乙
これwikiに入れるかテンプレにするとかしない?

>>64
ふたなりは供給が少ないから、投下してくれると俺は嬉しい
ワッフルワッフル
67名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 16:08:15 ID:xExxeeAN
俺は輪姦系SSが好きなので山狗に総輪姦される部活メンバーSSとかもっと増えるとうれしい
68名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 16:44:33 ID:njjFiz+b
>>65
ん〜じゃあ書きあがったら警告してから投下するわ。
かなりの強姦ものになるかも。
やられるのはK1なんだが。
69名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 16:49:24 ID:Uu40fLjL
俺も>>66と同じ意見で>>56をテンプレかwikiに入れてもいいと思う。
イチローに限らず新規の人(読み手・書き手共に)にとっても参考になるだろうし。

>>64
俺は大歓迎だ。
70名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 18:10:40 ID:YkfdwpDp
ふたなりがありなら性転換もありだよな。魅音×♀圭一とか。
71名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 19:37:30 ID:YNbWx0+/
どうせするなら全員変換させようぜ!
美少年達の中の紅一点、前原圭子。
ネオロマ〜ンス
72名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 20:09:35 ID:Vze46iG8
それにしても>>56素晴らしくね
これは協力して全部の作品のダイジェストを付け、wikiにまとめに行くくらいの価値は十分あると思うがどうだろう
73名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 20:26:19 ID:8TRLh/yw
作品の選択に偏りがあるように思えるが
74名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 21:13:02 ID:M3EG4CGf
>>56は56自身の好みや主観も入ってるし、テンプレ化はどうかと思う。
56のガイドラインに当てはまらない名作もあるわけだし。
恥じらい無しに萌え無しとかも好みじゃない?淫乱設定が好きな人もいるよ。
ちょっと偏ってる気がする。
75名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 21:23:31 ID:9ogajWVJ
まあどうしてもこういうのは好みや主観が入るものだしね。
56だけじゃなくて誰が言ってもそうだと思う。
テンプレ化まではしなくていいんじゃない?

一つの意見として参考にはなったけど。
76名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:08:16 ID:UWmkQuOY
同感。参考にはなったがテンプレ化は必要ないと思う。
77名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:20:41 ID:K9ZI/Y3+
つまり書きたいものを書けよってことだな
78名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:41:49 ID:TJ/IboAB
流れを空気投げする俺が来ましたよ
梨花・羽入の自慰ネタ話が仕上がったので投下します。
「これから私が自慰をして、果てた後に羽入の体調が良くなるかどうか…試してみましょう?」の続き。
79名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:44:09 ID:TJ/IboAB
「自慰って、りかっ!?」
ショーツの上からつぅ、と秘所をなぞる。
「っ…だ、駄目なのです梨花、…ぅぁっ」
「ん……、駄目って言っても止めないわよ?」
成熟という言葉は早すぎる、幼くて小さい私の体だが、そうは言っても何度も自分で慰めた経験はあるし、
百年も生きていれば自分の体のどこがいいかぐらい分かってくる。
やはり一番感じやすい箇所と言えば…そう、クリトリスだろう。
私は布越しに自身の淫豆に触れてみた。
電撃に当てられたように私の体がぴくんと小さな痙攣を見せる。
同時に、羽入も同じような反応を見せた。
「「んっ」」
小さな嬌声が二つ、闇の中に紛れて消える。
羽入はともかくとして、私の場合は沙都子が部屋の中で眠りに落ちているのだ。
そんな状態の中で声をあげるわけにはいかない。
(声、出さないようにしなきゃ…ね………)
ゆっくりゆっくりさすり上げ、敏感な突起に刺激を与える。
やがて下着が私の愛液を吸い、くちゅくちゅと音を立て始めてきた。
「あっ、りかぁ…はぅ、あっ、んぅうっ」
「…ふっ、…んん………」
高い喘ぎを口にする彼女とは対照的に、私は最大限己の声を押し殺しながら吐息を漏らす。
(沙都子に気づかれないように…)
そう意識してみるものの、それが逆に背徳感を芽生えさせて妙な快感を覚えてしまう。
もし彼女が目覚めたらと考えると、ゾクゾクしてくるというか――
「あぅ…?りか、どうか…したの、ですか?、ん…っ」
「――なんでも…ないわ」
ああ、何を考えているんだ私は。
沙都子が知識を持つにはまだ早すぎるし、
それに、こんな風に乱れた私の姿など…見て欲しくないに決まっているじゃないか。
…だがしかし、どこがで全てを否定出来ない私がいて。
ここで沙都子が起きたら…と期待してしまっていて。
それらが私の色情を誘っているのは明らかだった。
「あぅ、梨花…もうぬれぬれなのですよ、あぅあぅ…」
「…っ」
羽入に言われてはっとする。
彼女の指摘通り、秘部からは相当の蜜が溢れ出していたようで、己の下着はしどしどに濡れていた。
それは私の動かしていた指のせいなのか、それとも…
いや、考えるだけ馬鹿馬鹿しいか。どうせもう分かりきっていることだ。
ぐしょぐしょになった下着を見て私はくすりと微笑する。
「頭では否定していても、結局体は正直なのね…」
「り、か…?それって、どういう――」
「そろそろ下着越しじゃ我慢できなくなってきたってことよ」
私はそう言って、ゆっくりとショーツを下ろしていく。
まだ陰毛すら生えていない幼い性器が、夜の空気にさらされた。
80名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:47:01 ID:TJ/IboAB
その小さな淫穴から、くぷりと愛液が溢れる。
「あぅ…恥ずかしいのです………」
「それは本来、いつも羽入に視姦されている私の台詞じゃないかしら?」
彼女に向かって悪態をついてみるが、実際そんなことはどうでも良かった。
私だって何百年も生きているわけだし、羽入とは切っても切れぬ関係だし…
自身の「これ」を見られることなんてもう慣れっこだ。
だが、羽入は私の言葉を気にしているのかバツの悪そうな顔をしてあぅあぅと困惑した様子。
「…馬鹿。そんなに気にしなくたっていいのに」
「でも………ふぁッ!?」
彼女の言葉をさえぎって、私は再び自らを慰め始める。
膣から流れ出す蜜液が細い指にからみつく。
そうして、ぬるつき、すべりのよくなった指先で女肉の割れ目をこすり上げていく。
「はぁ…ん、っ…ぁ………」
「はひっ、そ、それはぁ、だっだめなのです、りか…んぁっ」
羽入は口ではそう言うものの実際は悦んでいるようで、唇からは喘ぎの声が放たれていた。
くちゅくちゅと周りを指で責めたてるごとに、羽入の口から可愛らしくも艶かしい嬌声があがる。
とめどなく悦びを表す神の姿に、私も少なからずの興奮を覚えてしまって。
それが余計、淫欲の歯止めを利かなくさせてゆく。
女唇を上下になぞり、指の腹で何度もこすり、
そこに別の生き物が存在するかのように細い指を蠢かせる。
「あぅ、んっ、りかぁ、りか、ぁ、んっ…はっぅうっ」
羽入のゆるんだ唇から漏れる、今の私には発することを許されない、熱く濃密な声色。
私は自分の指先を巧みに扱い、己の秘所の感触を味わう。
蜜に潤んだ花びらを人差し指でかき分け、
中指で膣穴の周りをなぞり、時にはぷっくりと盛り上がっている淫核をこすりあげる。
「りか…んっあぁ…りかぁ……」
私という体を伝わり、羽入にもその感覚が行き届く。
感じやすい部分を執拗に責められ、彼女はうわごとのように私の名を呼んだ。
81名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:50:08 ID:TJ/IboAB
「はにゅぅ…んっ…はふっ……あぁ…ん…」
声を出してはいけないと分かっているのに、体が自由をきいてくれない。
近くで眠る少女を起こさないようにと気を使うものの、どうやらそろそろ淫欲が限界を迎えそうだった。
その証拠に…ああ、ほら。
「んはぁっ、んっ……、ふぅぅ、あっ」
私、今すごくはしたない声を上げている。
羽入の喘ぎに感化されてしまったのか、次第に私の呼吸も、声も、荒くなりつつあった。
秘められた割れ目からは愛液がとめどなく溢れ出し、
私はそれをすくってはくちゅくちゅと淫核に塗りつけて自身を弄ぶ。
敏感な突起は少し触れただけでも刺激を感じ取り、性の悦びをかき立ててゆく。
「ひゃ……はぅ、いいです、…んっ、指が、お豆にっあたって…んああっ」
「はにゅ、ぅ…っ、きもち、いいっ…?」
「っ…あたりまえ、なのです…っはぁっ…
 ぼくっ…んっ……たちは、いっしょなのです…からぁ…りかが…はぅっ、きもちよかったら…
 …ぼくも…きもち、いいのです、っよぉ…ひゃんっ」
ぴくっぴくっと体を震わせて悦びに耐える彼女の可愛さといったらこの上ない。
だから私は、もっともっと彼女を責め尽くしてやりたくて。
自分自身も、もっともっと快楽を貪りたくて。
そんな淫らな欲望に駆り立てられ、淫核を責める指の動きを速めていく。
時折蜜汁を指先にまぶしながら、膨れ上がった突起を弄ぶ。
ちゅっ、ちゅくっ、ぴちゅっ
淫らな音を奏でながら、ふしだらな行為に没頭する。
下腹部に指を這わせ、小刻みに動かして…
その度に訪れる快感は、私と羽入を淫らな牝に仕立てていった。
「あっ、あぁ、りかっそんなにしたら…だめなのですぅぅぅっ」
「あふっ、そろそろ、…イき…ましょうっ、…んふぁぁっ」
じゅく、ちゅぷっ、っ…ちゅっく、ちゃぷっ!
同じ高みを目指して、二人は快楽の階段を駆け上がってゆく。
そうして互いの限界が頂点にまで達した時、
今まで溜め込んでいた全てをほとばしらせるように、私は最後の力を振り絞って己の女芯をぴんと弾いた。
「…っ、あぅぅぅぅっ!」
「ふぁぁああっ」
瞬間、私と羽入は時を同じくして絶頂へとのぼりつめたのだった。
82名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:52:19 ID:TJ/IboAB
「ん…りかぁ?なんだか騒がしいですけど、どうかなさいましたの…?」
荒い呼吸を整わせていた私に、寝ぼけ眼の沙都子が声をかけてきた。
しまった、途中から彼女がいることをすっかり忘れて自慰にふけってしまっていた。
「み、み〜。ねこさんとお話していたのですよ、にぱー」
「猫って、ここ2階じゃ…」
…あ。
「な、なんだか間違えて登ってきちゃったみたいなのです。
 ちょ、ちょっとねこさんを放しに行って来ますですよっ」
問い出そうとする沙都子から逃げるように、私は外へと飛び出した。

…。
焦りを隠せぬまま外に出た私に、羽入はくすくすと笑いながら私に声をかける。
「あぅあぅ、梨花は嘘をつくのが下手なのです」
「とっさだったんだから仕方ないじゃない」
反論してもなお微笑みを絶やさぬ羽入にちょっと苛立ちを覚えつつ、私は一つため息をついた。
「――それで、どう?」
「あぅ?」
何が?と言った様子で首をかしげる彼女。
全く、先ほどの会話を覚えていないとは…よほど行為に夢中だったのだろうか。
「最初に言ったじゃない。
 『私が自慰をして、果てた後に羽入の体調が良くなるかどうか試してみましょう』って。
 結局、今はどうなの?良くなった?」
「え、えっと…あぅ…あぅぅ…」
思い出した途端顔を真っ赤にしてイエスともノーとも言わぬ羽入。
しかし、その身振りを見るからに結果は明白だった。
…まったく、嘘をつくのが下手なんて…あんたも人のこと言えないじゃない。
立場逆転。今度は私が彼女を笑う番。
「くすくす…答えられない?」
「あぅあぅあぅっ」
恥ずかしくて言えないか。
まぁ、彼女の立場に立ってみたら私だって同じようなものだとは思うけど…ね。
「そう。…まぁ、答えられないなら別に構わないけれど…
 そういえば魅音から貰ったキムチ、確かまだ冷蔵庫にあったわよね?」
「ひぅっ!?」
三文字の食品の名前が出た途端、羽入はびくりを身を強張らせてかっと目を開いた。
そして…
「あぅあぅあぅ、ひどいのです梨花ああぁっっ!!!」
ひぐらしの鳴かぬ月夜の下、彼女の叫びが木霊したのだった。
83名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:54:38 ID:TJ/IboAB
以上です。
当初は「それにしてもこの梨花、ノリノリである」みたいな流れにしようとしていたんですが
なんだか思い通りにことが進まなくて…自分が望んでいた方向とは少し違うものにナッテモタorz
エロって想像以上に語彙が必要とされるのでマジで書いててものすごく難しい。と毎回思います。
自分もK1みたいなボキャブラリが欲しいんだぜ。
84名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 23:04:26 ID:LGn2YLhP
>>83
GJ、鼻血の出すぎで死にそうなんだぜw
8572:2007/08/03(金) 23:19:41 ID:Vze46iG8
>>73-77
ちょっと思いつきだけで言っちゃったかな
>>83
GJ、同時に登りつめる2人タッタ
86名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 00:02:57 ID:Pggp5y0c
L2大石×鷹野
L4レナ×羽入
L3レナ×梨花

誰か頼む
87名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 00:04:15 ID:oDY2eLPO
>>83
やっぱ梨羽はいいわ
ゴチでございます

>>86に加えて
L5大石×魅音も未だ全裸で待ってるんだぜ
88名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 00:12:06 ID:Pggp5y0c
早速、りかはにゅモノ追加した自分ノリノリである
89名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 00:16:00 ID:ouUTZ0KU
グロ系って案外少ないよな
今度L5なKOOL→梨花ちゃまあたり、ない語彙絞って書いてみるか
90名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 00:23:57 ID:Pggp5y0c
「…沙都子」
「なんですの梨花」
「ボクは男の子なのですよ?」
「…な、何言ってますのひゃうっ」
91名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 00:36:18 ID:Pggp5y0c
>>90はなんでもないのです

Part.4
25 :06/12/06 23:14:36 ID:gWSzJk7b
圭一口先の魔術に責められて「入れないでぇ」な鷹野を妄想した俺は
S圭一×M鷹野の可能性についても提案したい
92名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 00:41:58 ID:BbkvpiGp
>>83
GJ。幼女の自慰ってエロいなww
妄想したらおっきした。

でも
>「これから私が自慰をして、果てた後に羽入の体調が良くなるかどうか…試してみましょう?」の続き。
とあるけど、これの前っていつあったっけ?
93名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 01:11:09 ID:WbJkE/H6
>>83
なんというGJ
全俺がおっきした

だが梨花萌えの俺としては
ひんぬーも出して欲しかったぜ
94名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 08:06:28 ID:pblHIj9v
L5詩音×圭一
神に頼む
95名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 10:44:20 ID:SETmlNCU
「勘だ――――」
 たった三文字の言葉なのに、私の心は大きく揺れ動いていた。
 少し前まで組んでいたはずの腕も、いつの間にか離れていて、前原圭一は私の目をえぐるような視線で対峙している。
 親族でさえ私と姉こと魅音の区別を明確にすることはできない。
 幼い頃から『入れ替わることを茶飯事に行っていた私たち』なのだから、癖だとか仕草さえ同一なはずなのだ。
 確かに私は二年弱の牢獄ばり学園生活――実体験からの比喩だから笑えてくる――を送ったし、魅音と言えば鬼婆のもとで、次期頭首としての教育を受けたのだろうから、空白の時間が生まれているのも事実だ。
 だからと言って、雛見沢に戻ってきてからの一年間で、入れ替わりがバレたことは一度もないのに加え、この圭一と言う男はまだココにきて一ヶ月と言っていなかったか。
 ある意味強固な自信とさえなっていた姉との入れ替わりが、『勘』なんて言う不明確な理由で看破されたことに、私はただうろたえるしかない。
 ぎりっ、と歯ぎしりの音が頭に響く。
 扉一枚の向こうには、この男に病みつきとなっている姉が居るのだ。今の前原圭一が存在する以上、姉は前原圭一のことだけを考えるようになるだろう。
 口先八丁で、妙に仲間を強調し、部活の罰ゲーム常連のこの男に、姉は一層のめり込むだろう。

 それを私は許してはいけない。

 魅音と詩音が限りなく近い存在だからこそ、ミオンとシオンに狂いがあってはいけないのだ。
 今回の場合正しいのは明らかに私。悟史くんはずっと雛見沢に住んでいるのに対し、都会から来た余所者に魅音が恋心を抱くのは困る。
 周囲の人……、それは園崎家を含めてだが、私まで彼に恋愛の感情を抱いていると勘違いされかねない。
 絶対に崩れていけない牙城を守るためなら、私は前原圭一を排除することさえ躊躇わない。絶対に。何が起きようとも。

 圭一は不思議そうな表情を浮かべて、黙りこくった私を見つめていた。
 くそ、これもだ。
 この悟史くんと共通するような仕草の一つ一つが、私の感情を逆撫でにする。
 何も知らないくせにすべてを知っているような行動。
 知ったかぶりなら否定できるからまだしも、本当に知らないのだからタチが悪い。やり場のない怒りとはこのことだ。
 とりあえず私は、姉に前原圭一が魅音と詩音の区別をつけることが出来る、なんて最高級の好材料を提供するわけにはいかない。
 元々このぬいぐるみを買ってほしい、なんてのは話の流れで生まれたものだ。
 スルーしたって圭一に問題が生じるわけではないだろう。
「へぇ……、圭ちゃんがそんなシックスセンスを持ってるなんて知りませんでした。私もおちおち圭ちゃんの前で、悪いことは出来ませんねぇ」
 ぬいぐるみが並ぶショーウィンドウから離れつつ歩き出す。
 圭一にとって『魅音と詩音の区別』は、それほど大きな事項であることに気づいていない。
 会話に引き入れつつ無かったことにするのが得策だと判断した。
「おい、詩音。お前まさか魅音になりすまして、とんでもないことしてないだろうなぁ」
 圭一は苦笑するような口調で私に返答する。きっとダム戦争時代の凶行がバレているのだ。
 あの時は確かに姉を頻繁に使わせてもらった。
 今でもそんなことをされては、圭一もおちおちと…………。
 
 あれ……、私は今どう言う思考をしようとしたのだろう。
 落ち着いて……冷静に……クールになって、いつもの詩音になって考える。

 圭ちゃんは、詩音と魅音が違っては何か困ることがあるのか?

 圭ちゃんが、詩音と魅音で対応の仕方が違うのか?

 こんなにも似ていて、同じと言ってもおかしくないほどの双子なのに、前原圭一はシオンとミオンを別個にする必要がある?

 疑心暗鬼の渦がうごめいているのがわかる。
 頭の中で前原圭一と園崎魅音が浮かび、消え、浮かび、消える。
 腹立たしかったのは浮かぶのも消えるのも、常に二人は一緒だったことだった。


神ではないのだが、これである程度許していただけるなら、続きを推敲して投稿してみようと思う。
96名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 12:15:33 ID:ouUTZ0KU
エロに入ってないからなんとも言えないが、どことなく期待したい気がする
97名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 15:55:36 ID:KUdX/FlD
とりあえず文章がうまいので、エロなしでも十分期待してる。
というか書いて下さい。
98名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 23:39:27 ID:pblHIj9v
>>95
まさか自分のリクを聞いてくださる神がいたとは

是非お願いします
あなたは私の神です
続き超期待してます
99鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その49〜 ◆MvGoTR1Y8o :2007/08/04(土) 23:50:12 ID:gMAwoQ4q
お久しぶりです。
なんとか最近になって復活?です。約一ヶ月ぶりですか。
あまり言葉を重ねても仕方ないので、とりあえずは続きを投下させていただきます。
それではどうぞ↓




「遅かったね、圭一くん」
レナが圭ちゃんに声を掛けた。
私たちは教室で裸身を晒したままだ。…しかも、大好きな圭ちゃんの前だというのに。
なのに、レナはそれを気にかける様子も無い。それどころか、圭ちゃんが現れたことを心底喜んでいるかのような表情。
そして、圭ちゃんは…満足げな顔で、私たちの裸身を眺めていた。
「…くくく」
圭ちゃんが小さく笑った。レナと私の両方を丹念に眺め、そのままゆっくりと私たちに近付いてきた。
その時、私はあることに気付いた。
背中にある、『鬼の入れ墨』…。それは、園崎家次期頭首としての証であり、誰にも――特に圭ちゃんや仲間達には――見せてはならない、私の秘密。
このままでは、圭ちゃんにも、レナにも見られてしまう…!
私は慌ててブラウスを羽織り、入れ墨を隠す。幸い、レナにも背中は見られていない。
…いや。レナは『見ていない』と言うべきか。圭ちゃんが近付いてくるのを今か今かと待ち焦がれているような顔。
今のレナには、圭ちゃんの存在しか目に入らないのだろう。…心底、圭ちゃんを好きだから?…それとも、レナは既に『篭絡』されているから…?
「待たせたか、レナ…とは言っても、俺がいない間に魅音と『仲良く』やってたなら…退屈はしなかったんじゃないのか?ククク…」
圭ちゃんはレナの前にしゃがみこんで、まっすぐにレナを見つめた。
「ふふ…圭一くん、良く分かってるね。魅ぃちゃんがあんまりかぁいかったから、レナ…早くお持ち帰りしたくてしょうがなかったんだよ?はぅ☆」
レナがかぁいいモードで答えるが、やはりただのかぁいいモードではなかった。
あくまでもかぁいいモードで誤魔化すかのような、演技じみたやり取り。
…この二人は、私の前であくまでも演技を貫いているんだ。でも…そんな演技でも、信頼しあっているからこそ出来るやり取り。
そう思うと、私は圭ちゃんにとっては未だレナと同じ位置にいない存在であることを痛感してしまう。
レナと圭ちゃんは一線を越えたことで…ここまで信頼し合っているのだろうか…。
「はは…お持ち帰りぃ〜を封印してまで、『俺のために』魅音を取っておいてくれたんだな?…感謝するぞ、レナ…」
圭ちゃんはレナの顔を引き寄せ、唇を重ねた。
レナは圭ちゃんの求めに応じるかのように、圭ちゃんの首に手を回し、時々息継ぎをしては再び唇を重ねる。
激しく、舌を絡める音まで響くほどのキス。見ている私の方が恥ずかしくなるほどの、淫らなキスだった。
あの圭ちゃんとレナが、こんなことをしている…普段の私なら、茫然とする事態だ。
だが、今の私には、ふしだらな圭ちゃんとレナを咎める気など無い。二人のキスにさえ、『羨み』の感情が先にあった。
突然、レナが圭ちゃんと唇を重ねながら、流し目で私を見た。…その視線は、私を一瞬だけ凍りつかせた。

『ふふ、魅ぃちゃん、どう?…レナはもう圭一くんのモノだし、圭一くんも、レナのモノなんだよ?
魅ぃちゃんには悪いけど…やっぱり圭一くんは既にレナを選んでるの。諦めてほしいな、魅ぃちゃん…あははははは』
100鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その50〜 ◆MvGoTR1Y8o :2007/08/04(土) 23:52:33 ID:gMAwoQ4q
そう言っているような、勝ち誇ったようなレナの視線。
私の勘違いかもしれないけれど…胸がズキリとした。
『…レナは、魅ぃちゃんも、圭一くんも大好きだから…そのどちらも失いたくないよ。
…圭一くんがレナと魅ぃちゃんのどっちを選ぶかはまだ分からないけど…どんな未来でも、みんなが『幸せ』なら、レナはそれでいいよ』
さっきの、レナの言葉を思い出す。…レナは確かに、自分だけの『幸せ』より、仲間の…私の『幸せ』を優先させると言った。

…もしも、それが演技なら?
…もしも、それが偽りなら?
…もしも、それが嘘なら?
…私を裏切るとしたら…この娘につけてもらわねばならない、『けじめ』は何だろう…?

「…ッ」
急に、自分の中に芽生えた負の感情に寒気を覚えた。
『けじめ』などという、恐ろしいことを考えてはいけない。今の私は、園崎家次期頭首の園崎魅音ではない。
…前原圭一が大好きでたまらない、一人の女の子である園崎魅音なんだ…!
レナが、私を騙すわけはない。レナは、私の大切な親友であり…正々堂々と勝負すると宣言した、恋敵でもある。
私は、レナを疑わない。圭ちゃんと唇を重ねているのを見て、少し羨んだだけなんだ。
…『羨む』…?ああそうか…やっぱり私は、本心から圭ちゃんに抱かれたがっているのだろうか…。
大好きな圭ちゃんに、レナがしてもらったように、圭ちゃんと、圭ちゃんと…

「…魅ぃちゃん?…ねぇ、魅ぃちゃんってば」
レナと圭ちゃんが、いつの間にかキスを終え、私の目の前にいた。
私の意識は二人から離れていたが、ようやく感覚を取り戻す。
「ふぇっ?…あ、そ、その、えと…」
私は言葉を出そうとするが、上手くいかない。
二人が不思議そうな表情をしているが、顔をお互いにぱちくりと見合わせた後、「ははは!」「あはは!」と笑った。
「ははは、レナ!お前、アレを強く嗅がせたんじゃないのか?魅音のヤツ、ボーっとし過ぎだぜ」
「あはは、そんなことないはずだよ、だよ?確かに圭一くんの持ってきたアレは効果抜群だったけど、すぐに魅ぃちゃん目を覚ましたし」
楽しげに笑い合う二人。…それは、いつもの部活で見せる、とびっきりの罰ゲームを思い付いた時のような顔だった。
ん?ちょっと待って。
「…ねぇ、『アレ』って、なに?」
私が問うと、圭ちゃんとレナが同時に『にぱあ』と笑い、声を合わせて答えた。

「「メホホ・ブルササンK」」

…。
教室が、水を打ったように静まり返る。
が、その静寂はすぐに私の大音声で破られた。
「何なの、それーーーーッ!!?」
圭ちゃんとレナは、私の渾身のツッコミに一瞬ビクっとなった。
「な、なんだよ魅音…そんなにでかい声でツッコむなよ」
「はぅ〜…魅ぃちゃん、びっくりさせちゃ嫌だよ…だよぉ…」
一番びっくりしているのは、おじさんの方だよ…。
その反応が想定外だったのか、圭ちゃんとレナは私に聞こえないようにヒソヒソ話をする。
「…まずいな、やっぱりマーガリンの量が多かったせいか…?(ヒソヒソ)」
「…でも、レナが買ってきたブリは新鮮だったし、あと『もけ』…(ヒソヒソ)」
「馬鹿!それ以上は魅音の前で言うな!(ヒソヒソ)」
「あ、ご、ごめんなさい!…そうだ、『草』!『草』が足りなかったんだよ、だよ!(ヒソヒソ)」
「おお、それだそれだ!やっぱなぁ、『草』が足りないとアレだもんなぁ!わっはっはっはっは…(ヒソヒソ)」
…。
「何の『草』なの、それ…」
「知らない」
「草なんて『なかった』」
即座に真顔で否定する二人。…なにもそこまでぴしゃりと拒絶しなくてもいいじゃない…。
101鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その51〜 ◆MvGoTR1Y8o :2007/08/04(土) 23:54:34 ID:gMAwoQ4q
「…はぁ…」
私は思わずため息をつく。
「…圭ちゃん。レナ。…二人とも、おじさんに隠し事なんかしなくていいし、ヘンなモノに頼らなくていいんだよ?」
圭ちゃんとレナが、シリアスな表情を崩す。私は恥ずかしさを抑えながら、次の言葉を紡いでいく。
「…そんなモノに頼らなくたって、私は…。
け、圭ちゃんに…あの、そのぅ…か、『かぁいくされたい』って気分になっちゃってるんだからさ…」
…かーっと、耳元まで赤くなっていくのが分かる。今の私の顔は、きっと茹で蛸のような色をしているに違いない。
圭ちゃんとレナの前で、私は自ら身体を開くことを、事実上宣告してしまったのだから。
「…」
二人は呆けた顔で私を見つめている。だが、私は圭ちゃんと目線を合わせるのが恥ずかしくて、上手く顔を上げられない。
もじもじと胸の前で指を絡めながら次の言葉を考える。…私は圭ちゃんに、抱かれたい。でも、今の言葉じゃ、圭ちゃんに上手く伝わらないかな…。
「…だ、だからさ。私は…レナみたいに、圭ちゃんと、ここでさ…。エ、エッチなことしてもいいかな、って…おも」
圭ちゃんが突然、私の身体を抱き締めた。
薄いブラウス越しに、圭ちゃんの体温が伝わる。
「ふぇ?…あ、け、圭ちゃ…」
今度は私の方が呆けてしまった。さらに強く、圭ちゃんがぎゅっと抱き締めてきた。
…圭ちゃんの身体って、意外と筋肉質なんだ…。
皮膚がそれを敏感に感じ取る。私の鼓動はさらにドクドクと脈打ち、加速していく。
「…あ、あはは。圭ちゃん、いきなりおじさんに抱きつかないでよぉ…おじさん、身動き取れないじゃない」
「魅音」
圭ちゃんが耳元で私の名を呼ぶ。
「魅音…すまなかった。…お前が、俺のことをそこまで想っていてくれたなんて」
「…圭ちゃん」
「俺は怖かった。魅音がもしも、こんな俺たちを拒絶したら?魅音がもしも、こんな俺たちを信じてくれなくなったら?
…魅音が、こんな俺たちから離れていってしまったら…」
「…そんなことはあり得ないよ。私は…圭ちゃんも、レナも信じてる。二人とも、私にとっては…かけがえの無い『仲間』だから」
「…『仲間』…」
102鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その52〜 ◆MvGoTR1Y8o :2007/08/04(土) 23:56:39 ID:gMAwoQ4q
今度は私が圭ちゃんを抱き締める。私の鼓動が、圭ちゃんにも伝わるように。…私の想いを、直接伝えるように。
「ねぇ、分かる?私の心臓…こんなにドクンドクン言ってる。…圭ちゃんのことがキライなら、こうはならないよ」
「…ああ、分かるぜ…」
「…モノに頼らなくったって、こうすれば分かり合えるんだよ、私たちは…。だからね、圭ちゃん」
私は圭ちゃんの顔を笑顔で見つめた後、ぱたんと仰向けに倒れる。
「…お、おい?魅音…?」
心配しないで、圭ちゃん。私の覚悟を…聞いて。

「…いいよ。ここで…私を抱いて。圭ちゃん…」

胸元がはだけたブラウス一枚で、男を誘うように寝そべる姿は、知らない人が見れば娼婦のように思えるだろう。でも、そんなことはもはや気にならない。
圭ちゃんの前でなら、惜し気も無く肌を晒せる。レナにもらった勇気を、私は自らの覚悟とした。
「…魅音。…いいんだな?」
圭ちゃんと私は、再び目線を交わす。
改めて見ると、今日の圭ちゃんの目は情熱的だ。見つめるだけで身体が痺れてしまうような、虜にされるような…。
「くく…圭ちゃん。おじさんをここまでさせといて、今さら怖じ気づいてるわけじゃないよね…?
…男ならこういう時に覚悟決めてくれなきゃ、嫌だよ?」
「…ふ。魅音に言われるまでもねぇよ。…天下御免の園崎魅音を、じっくり堪能させてもらうぜ…?」
「ふふ…圭ちゃん。お気に召すまま…私を召し上がれ…」

圭ちゃんがゆっくりと覆い被さってくる。
その首に手を回し、私は圭ちゃんの顔を引き寄せて、唇を重ねた…。

     ×  ×  ×     

「…いいよ。ここで…私を抱いて。圭ちゃん…」

 計 画 通 り  
その言葉を心底待っていたぜ、魅音…。

知恵を抱いて時間を潰した後、俺は密かに教室へと近付き、ドアの隙間からレナと魅音の絡みを眺めていた。
女同士、しかも無二の親友同士で身体を重ね合う光景は、俺自身も眼福に近いものを感じた。
淫蕩に耽る二人…。こいつらが、もう少しすれば俺の所有物として完成に向かう。
忠実な僕にして、俺を毎日悦ばせてくれるであろうかぁいい牝狗たち。
雛見沢を支配する新しき『神』にとっては、かけがえの無い『戦力』。
…感謝するんだな、二人とも。俺のような素晴らしい男に出会えたことを。
この雛見沢に『神』がいるとして、『運命』を操作しているとしたら…俺たちほどよく計算された関係はあるまい…ッ!!
だが、その『神』を超える男が俺だ…。古い神=オヤシロ様に取って代わる、新しい世界の神。新しい雛見沢に君臨する王。
レナ、そして…魅音。お前たちは俺の両脇に侍り、俺と一緒に新しい雛見沢を創っていくんだ…!
…くっくっく、と笑みがこぼれる。
ドアの向こうでは、レナと魅音が同時に達したらしい。
そのまま抱き合い、口付けを交わす二人を見ながら、俺は『転校生・前原圭一』としての偽りの仮面を脱ぎ捨てた。
魅音…お前に教えてやろう。この世には、一度味わってしまえば二度と忘れられないほどの『快楽』があることを…くくくくく、あっはっはっはっはッ!!

     ×  ×  ×     

「…感謝するぞ、レナ…」
そう言って私を引き寄せ、圭一くんがキスしてくれた。
圭一くんが私を褒めてくれた…それだけでレナは嬉しいんだよ、はぅ☆
じゃれつくように首に手を回し、さらに舌をジュルジュルと絡め合う。
圭一くんの唾液が、レナのお口の中に流れ込んで…ごくん、と飲み込む。
…また、オマンコがヒクっと疼く。圭一くんに触れられるたび、レナの身体はどんどんエッチになっちゃうんだよ、だよ?
でも、今日は…まだ圭一くんのオチンポは食べさせてもらえない。レナはお預けなの。…今日は魅ぃちゃんがいるから。

そういえば、私と圭一くんがかぁいいことをしているところを見るのは、魅ぃちゃんが初めての人になる。
…どんな顔で、私たちを見てるのかな、かな?
ふと思い、横目で魅ぃちゃんを見る。
…茫然としているか、もしくは目を背けているか。
そのどちらかだと思ったけど、魅ぃちゃんは意外にもしっかり私たちを視界に収めているらしかった。
さすがに平然とはしていないようだけれど、動揺は最小限。むしろ、興味津々というか、私たちの行為を羨んでいるかのような目…?

『羨み』…か。…ふふふ…。
そうだよねぇ、魅ぃちゃん。大好きな圭ちゃんが、先にレナを抱いたのは事実だもんね。
二人が圭ちゃんを想う気持ちに優劣は無いけれど…順序で言えば、レナの勝ちだね…!
レナはね…どんなことにだって、勝ち負けっていうのはあると思うの。もちろん、誰だって負けて惨めになっていいはずはないよ?
でも、勝ち負けがあるからこそ、いい結果を出そう、頑張ろうって思うし、さらにより良い未来を目指せるってものじゃないかな、かなぁ?
そして、レナはね…負けず嫌いなの。
かぁいいものを誰かに取られたくないし、部活の時だって、レナは一位目指して毎日頑張ってるんだよ?
…魅ぃちゃんは部活でいつも一位だし、園崎家っていう恵まれたお家に生まれたから、負けることなんてあまり意識しないだろうけど。
圭一くんを巡っての勝負なら、レナ…ちょっとだけ本気を出させてもらおうかな、かな?…あはははははは。

…そう思っていたら。
魅ぃちゃんと圭一くんの様子が…違ってきた。
「ふふ…圭ちゃん。お気に召すまま…私を召し上がれ…」
なんて甘い言葉。なんて甘い状況。なんて…羨ましい二人。

…首の辺りが、再び痒くなってきた。
ポリ、と指で絆創膏の上から一掻きした。

…圭一くんが、魅ぃちゃんを抱くことに、確かに私は賛同した。
『三人で楽しい部活にしようぜ、レナ』
その言葉を私は忠実に守り、言われた通りに魅ぃちゃんを引き留め、そして圭一くんにこの状況を用意した。
さっきのキスは、圭一くんからのご褒美。それだけでも、レナは嬉しかった。
…でも、これから魅ぃちゃんは、それ以上のご褒美をもらおうとしている。
私の目の前で。竜宮レナが見ている前で。…圭一くんと、まるで恋人同士のような会話を交わした後で…!

…ガリッ、と音がした。
あれ?いつの間にか、絆創膏が剥がれちゃってる。
指には血。首の痒みは治まらず、ズキズキとした痛みに代わってきた。
でも、さっきより気にならない。かゆい。かゆいけど、掻くのを止めたらいけない気がしてならない。
かゆいかゆい。だけど掻き続けなきゃ。そうしなければ、もっと苦しくなるだろう。
かゆい、かゆい、かゆい、かゆい。…あぁ、魅ぃちゃんに付けてもらった絆創膏、全部剥がしちゃった。
…魅ぃちゃんに…魅ぃちゃんに…魅ぃちゃんに…魅ぃちゃん…魅ぃちゃん…ッ!

その時。
圭ちゃんの肩越しに、目を潤ませ愛撫されている魅ぃちゃんの顔を見た。

…魅ぃちゃんめ…魅ぃちゃんめ…魅ぃちゃんめぇ…ッ!!

そこで、かゆみがプツリと途絶えた。
思考はクリアになって、落ち着いている。
クールになる、というのはまさにこういう状態なのだろう。
もう一度、魅ぃちゃんの顔を見る。圭ちゃんに愛撫され、忘我の彼方にいる女の表情。
あははは、魅ぃちゃん、涎垂らしちゃってるよ?足もさぁ、カエルみたいに開いちゃってさ。あはははは、そんな魅ぃちゃんもかぁいいよぅ、はぅ〜☆
…せいぜい『今を』楽しめばいい。…快楽に縛られた、家畜。
まぁ…竜宮レナも、『今を』楽しむ人間なんだけどね…あはは、あははははは、あはははははははははははは!!!
106名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:23:03 ID:CKWQeqdD
終わり?支援?
107鬼畜王K1 〜鬼誑し編〜 ◆MvGoTR1Y8o :2007/08/05(日) 00:24:53 ID:u3yF8IZ8
P.S.
一ヶ月ほど投下できませんでしたが、別に筆者が鬼隠しに遭ったわけでもありませんw
でも公約を破りまくると、そのうち××流しされちゃうかもしれないですね。まぁナース服の××さまに流されるならむしろ望む所ですが。

「でも本番前で終わってんじゃねーかゴルァ」という声もあるでしょうね…。筆者的には

?@魅音、ブラウス一枚で誘惑?モード
?A圭一、何も知らずに神様気取り
?Bレナ、種割れもといKOOLの波動に目覚める

この三者三様の思惑と視点を今後のために提示したかったのです。
原作ではあまり無かった(?)魅音による一人称視点も、個人的に面白いです。
特に?@には力入れたつもりですが…今回の自分的テーマは
「こっ恥ずかしい魅音と圭一のやり取りをKOOLに見守るレナ」でしたから。
魅音が本気を出せばレナの誘惑モードなんざ足下にも及ばないはずだYO!
と、いち魅音スキーとして思うのです。基本的にハイスペック純情乙女だと思うのですよ、魅音は。

…次回は、来週くらいかそれ以降かもしれません…あ〜転職してぇ…。
ではまた(´・ω・`)ノシ
108名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:26:37 ID:CKWQeqdD
リアルタイム読んだがこれは想像以上・・・
相当に凄い物を読ませてもらった気分だぜ・・・
109名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:34:16 ID:yb5NsR6D
キタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━!!!
110名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:46:35 ID:UI1fQJvG
き、きき鬼畜王氏が降臨なされた。
お、おおお落ち着つけ、オレ!1!!1!


独占欲丸出しのレナが萌え過ぎて困る。
続きを待ちわびております。
111名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 01:10:01 ID:KF2IUxq4
鬼畜王ktkr
このまま圭一が羽入も落として本当の神に…
とかに期待
112名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 01:10:51 ID:980mi1WO
待ってたぜ〜!!
113名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 01:13:11 ID:hYOCYWdw
ちょwここで「メホホ・ブルササンK」かw
思わずコーヒー噴いちまったじゃねーかw

何はともあれ、次回を期待。
114名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 01:16:03 ID:Xd5/fRXg
>>107
梨花沙都あたりの攻略はまだまだ遠そうだな


いつになろうが待ち続けるがなw
115名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 02:34:31 ID:UHmnpHgm
これから投下いたします。

エロ突入が唐突すぎるかもしれません。

賽殺し編の設定で、沙都子×梨花を書いてみました。

4〜5レスほど消費予定。
1161:2007/08/05(日) 02:35:46 ID:UHmnpHgm
私は、古手さんのことが嫌い。
私だけじゃない、クラスのみんなが、あいつを嫌っている。
あいつと仲の良かった男子たちは、みんな転校して、いなくなってしまった。
それがきっかけだった。私たちが古手さんへの意地悪をはじめたのは。

「行ってきまーす!」
「行ってきます」
「行ってらっしゃーい!」

今日も私は、大好きなにーにーと一緒に学校へと向かう。
いつも、にーにーとお話しながら行く学校。
にーにーと一緒に勉強しに行く学校。

でも、今日はいつもと少し違った。

今日は、古手さんにいつもとはちょっと違う意地悪をしようと考えていた。
体育の授業があって、男子と女子がわかれる時間が出来る。
絶好の機会だった。

「……で、体育の後で着替えるときにやろうと思うんだけど」
私は学校に着いてすぐ、数人にこっそりと打ち明けた。
「うんうん、そうしよっかー」
「その後は授業ないし、時間もあるよねー」
友達はのってくれた。よしよし・・・!!
(やった!!)
「じゃあ、後で着た人たちにも言っておいてくれる? 私も言っておくから」
「うん」
これで、計画は確実に進む……!!

ガラガラッ

あ……。

古手さんが学校に来て、教室の扉のところに立っている。
そのとき、あいつと思わず目が合った。
学校に来るのが嫌なのか、今日も根暗な顔をしている。
キッと睨みつけるとおびえたように視線をそらして自分の席についた。
いいざまだ。

そして体育の授業。

その間も、私たちはいつもどおりの嫌がらせをする。

準備体操で組になるとき、誰とも組ませない。
ドッヂボールで集中攻撃。
鬼ごっこではあいつがいっつも鬼!
足が遅くて誰も捕まえられないなんて、無様ね!
あっはっはっは!! いい気味ね!
下級生にまで笑われてるわよ!

授業が終わったときの古手さんは、もう泣きそうだった。
でも、これからよ……私たちの、いつもと違う嫌がらせが始まるのは!
1172:2007/08/05(日) 02:37:01 ID:UHmnpHgm
私たちは更衣室に戻って、着替える。
園崎さんと竜宮さんはすぐに戻って、着替え終わってしまったようだった。

このときを、着替えてからずっと待っていた……。

「ふ・る・で・さ・ん」
と、私はゆ〜っくりと話しかける。
「……何ですか?」
その間に、他の子が古手さんの制服が入った入れ物を奪い取る。

「……あっ!!」
予想通り、古手さんは自分の制服を取り返すために追いかけた。
でも、入れ物に入ってたのが良かった。
私たちは入れ物を投げては他の子に渡して、投げては渡して。

そして古手さんが入れ物を持った子を追い詰めたとき、
私たちは、古手さんを捕らえて身動きをさせないようにした。

「……は、離してっ! 離してくださいっ!!」
古手さんは抵抗するが、2人以上に抑えられて身動きすら取れない。
「ねぇ、古手さん」
「な、何ですか?」
「……今日は、一味違うご褒美をあげるわ」
「なっ、何がご褒美ですか!! ただの嫌がらせです、こんなの!」
「ふ〜ん……そんな口の利き方をする人は、お仕置きね」
そう言って、取り押さえている子達は古手さんの着ている体操着を脱がせた。
「ひゃぁぁ!! な、何なのですかー!!?」
そして、全部脱がせて裸にしてやった。
古手さんは、やっぱり泣きそうだった。あはは、いい気味ね。

「……あはは、背も小さいけど、胸も小さいのね〜」
そう言って、私は古手さんの絶壁をなでてやった。
「……んっ」
私の手が古手さんの乳首に触れ、こいつは変な声を出す。
「あら、乳首を触られて気持ちいいの?」
「そ、そんなことないのです!!」
古手さんはそう言って強がるが、これも計算のうちよ・・・。
「そう……じゃ、もっとせめてもいいわよね?」
その後、私は古手さんの乳首をつねって、ぐりぐりする。
「えんっ……ひゃっ!! あぁんっ!!」
「もう硬くなってるわよ? せめられて感じるなんて、古手さんはマゾなのね」
「ち、違……はぁぁんっ!!」
「何が違うって言うの? すっかり感じてるみたいだけど?」
あはは、面白い。
こんな反応するなんて、古手さん、感じやすいみたいね。
1183:2007/08/05(日) 02:39:06 ID:UHmnpHgm
「どう? 気持ちいいんでしょ?」
ぶんぶんと首を横に振る古手さん。
でも、身体は正直ね。
「嘘でしょ? ここが大分濡れているみたいね」
古手さんの毛が生えていないスジからは、沢山の液が溢れ出ていた。
軽く、湿ったそこに触れてみる。
「きゅぅんっ!!?」
ビクン、と身体が跳ねてる。
「ひゃ……やぁん、はぁぁん……」
面白いわ。この子を責めるの、病み付きになりそう!!

「今度は……撫でてみようかしら?」
すーっっと、私は古手さんのスジを指でなぞる。
「ひゃぁぁんっ!!」
やっぱり感じてるわね。

次は、スジを開いて舌で舐めてみることにする。
「……れろっ……ぺろっ」
「はぁぁぁっ……やぁぁんっ!! ああんっ!!」
声を高く上げて喘ぐ古手さん。かわいいところがあるのね。
「ひゃぁんっ! ああんっ! だめぇっ!!」

姿勢を上げて見た古手さんの表情は、とろんとしていた。
息も荒くて、さっきからはぁはぁして、まるで息切れでもしているようだった。
「……何よ、その目は」
そして、私におねだりでもするような視線を向ける。
「もしかして……イカせてほしいの?」
私の言葉を聞いて、古手さんは小さくうなずいた。
「いいわよ。イカせてあげるわね」
本当だったら、ここは意地悪なんだからここで終わらせるべきなんだろう。


でも、感じて身体を震わせる古手さんが思ったよりもかわいくて、
大きな声で喘ぐ古手さんがとてもかわいらしくて、
私は、意地悪で始めたこの行為を、いつの間にか心の底から楽しんでいた。

私は古手さんへの攻めを、再開する。
乳首、スジを激しく攻める。
「にひゃぁぁぁ!! はぁぁぁんっ!!」
さっきより強く攻めた途端、古手さんは今まで以上に喘ぎ始めた。

もっと、かわいい姿を見せてほしい。
古手さんを、めちゃくちゃにしたい。

そんな気持ちが、私のSな一面を暴走させる。
「ああっ……んっ……も、もう、らめえぇぇぇぇぇぇ!!!」
1194:2007/08/05(日) 02:40:25 ID:UHmnpHgm
古手さんの身体が、大きく跳ねる。
そして、荒い息をつきながら、虚ろな目でぐったりと倒れこんだ。





数日後


私はカレー菜園の近くに、古手さんを呼び出した。
「……遅いわねっ!!」
「ご、ごめんなさいですっ!!」
この前のことが響いているのか、古手さんはあれ以来、一層おびえるようになっていた。
「……な、何の用なのですか?」
「……あのね、学校終わった後、私の家に来ない?」
「……?」
きょとん、とした目で私を見る古手さんは、私が近づくと逃げ出してしまった。
だけど、足の速さなら圧倒的に私の方が上。
私は古手さんを、楽に捕らえた。
「待ちなさいよ!」
「!!?」
びくびくおびえる古手さんを怒鳴りつけるのも、楽しい。
「……ぐすん……ひっく……」
あら、泣いてる……。
この前はちょっとやりすぎたかな?

「話を聞いてよ!!」
「は、はいぃ……」
「あのね、この前のあれ、気持ちよくなかった?」
(こくこく)
「……だから、今日、もう一度やってみない?」
「……いいですよ。北条さんがやりた
「私じゃなくて、あんたがやりたいか聞いてるの!! ほ、本当よ!?
 別に私がやりたいわけじゃないんだから!!
 あんたのあの時の表情が気持ち良さそうだったから聞いてるのよ?」

かわいいだなんて、全然思ってないんだから!!

「は、はい……」
「で、どうなのよ」
「や……やりたいです……」
素直な子ね、やっぱりかわいいわ。
「ふふふ、じゃあ決まりね。家に帰ったら、すぐに私の家に来るのよ?」
「わ、わかりましたです!」

そうしてこの後、私は古手さんをあのときのようにたっぷりと
いじめてかわいがってあげたのだった。

fin.
120115〜119:2007/08/05(日) 02:43:48 ID:UHmnpHgm
以上です。


賽殺し編の設定ということもあり、白梨花の口調に悩みましたが、
沙都子への呼び方以外は普段の猫口調で行かせていただきました。



読んでくださった方、ありがとうございました。
121名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 10:10:08 ID:CKWQeqdD
最近投下多くていいなぁ
>>120
サイコロ編分投下GJ
12295:2007/08/05(日) 10:41:13 ID:QbfuwaIQ
六月二十二日。教室には空いた席が四つ存在していた。
都会に居た頃とは比べものにならない濃密な時間。
俺にとって都会で過ごした十数年よりも、はるかにこの一ヶ月が重要な役割を占めるに違いない。
そしてその時間を作ってくれた大切な部活仲間(メンバー)。
その一人たりともこの教室には居なかった。
クラスの中心となっていたあいつらが居なくて、綿流しから数日経っていない、と言う事情。
この二つで充分、もう彼女らに会えないことが分かってしまう。
クラス中の子供たちが時々すすり泣くのも、当然これが原因であろう。

だが――――、俺にはまだかすかな希望を信じて、決して泣くことはしない。
まだ俗に言う『鬼隠し』など認めてたまるものか。
鬼に隠されたのなら、その鬼から何が何でも連れ戻してきてやる。
またあの『日常』を取り返すのだ。

スリルなどいらない。
変調も厭だ。
事件にも拒否権を行使する。
この『オヤシロ様』と言う盾を使った、すべてにケリをつけてやる。

終業のベルが鳴った。いつもなら隣にレナと魅音が居て、校門の所で沙都子と梨花ちゃんに別れを告げる。
他愛もないことで会話が盛り上がり、水車小屋で魅音と別れる。
週一ぐらいでレナの宝探しに付き合い、どちらにしろ夜となる前に帰宅する。

もう教室を離れたときから『日常』と乖離している。剥がれたモノはまたくっつけるんだ。

隣に誰も居ないまま俺は園崎家の正門に来た。
『日常』に帰られる方法があると言うなら、唯一ここに居る筈の鬼が知っているだろう。
しかし鬼に隠された……か。
魅音の字を指で手の平に書いてみる。
確か魅音のばあさんは『お魎』と言うらしいから、園崎には鬼がつきやすいのだろうか。
だけど詩音には鬼の字が入っていないし……。
帰ってきたら魅音に聞いてみよう。帰ってきた後のことを考えるのは希望になるってもんだ。

覚悟を決めた俺は呼び鈴を押す。俺の耳にも響くような大きな音が、門の奥から聞こえてくる。
砂利を踏みしめる静かな音が大きくなってきた。
一歩一歩踏みしめるかのように、ゆっくりと音が近づく。
そして音が止み、代わりに蝶番を外す音。
息を大きく吸って、門が開く様子を俺は直視した。
12395:2007/08/05(日) 10:41:56 ID:QbfuwaIQ
「前原圭一さんですね……」
想像していたのとは違う、落ち着いた声が耳に届いた。
門から現れたのも、俺の記憶にはない園崎家の人。
でも母親と言う割には、魅音や詩音との類似が見当たらないし、お魎とか言うばあさんにしては、若すぎる。
加え、俺みたいな若造に敬語を使うあたりも、失礼になるが園崎家にあり得ないように思えた。
「こちらへどうぞ」
俺の返答も聞かず、その女性は俺に付いてくるよう促す。
広い敷地内を歩く間、魅音はばあさんと二人暮らしをしていることを思い出し、使用人がいるとも言っていた。
思い出して改めて見ると、確かにあの落ち着いた様や、丁重な振る舞いにも納得がいく。

「そうなると、魅音は俺が来ることを……」
その思考に到達した所で、使用人の女性はある部屋の前で止まり、正座で正対しながら静かにふすまを開けた。
開けて本人は入らず、俺に一礼をし、俺の横を通り過ぎ戻っていく。

ここに魅音が居ることは、いかに鈍感と呼ばれる俺でも理解できる。

もう深呼吸する必要はない。覚悟は既に決め、腹もくくっている。

開かれているふすまを更に開けて、俺は部屋へと入った。
想像通り、緑色の髪を後ろでくくった魅音がそこに居た。
部屋にあるのは布団だけ。その布団の中で魅音は静かに眠っていた。
眠っている魅音に近づき、膝をついて魅音を眺める。
本当に静かだ。正直いびきのひとつでもするもんだと思っていたが、明らかにこの魅音は園崎家次期頭首の顔。
その顔に俺は指をそえる。こめかみからゆっくりと頬へ移動させ、細い顎のカーブを描き、唇で指を止める。

瞬間――――、ぴしっと俺の頭を電流が駆け巡った。
根拠がない。理由がない。原因も見当たらない。
それでも――――、俺は確信した。

静かに瞼を開ける…………『園崎詩音』を俺は見つめる。

「悟史くん…………?」

悲しい韻と共に、静かな崩壊が始まったのを俺は直感したのだった。
124名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 11:44:51 ID:/4v+o30I
…お?
125名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 14:37:03 ID:uoykutBO
なかなか良作な予感。
126名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 15:10:26 ID:Xd5/fRXg
>>120
んっふっふ。素晴らしいですねぇ
これは警察を挙げて表彰しないとバチが当たりそうじゃありませんか
ねっ?熊ちゃんもそう思うでしょう?んっふっふ
127名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 18:00:36 ID:wrpKYmEL
>>123
続き期待してます
是非頑張ってください
128最早:2007/08/05(日) 19:15:34 ID:u5mVr+pr
>>126
大石w
129名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 21:52:44 ID:v7NOGMMG
>>123
文章はとても上手いと思うんだけど
出来たらもうちょっと話を完成させてから投下してくれると嬉しい。
見てる方もやきもきしちゃうし、
間をあけて未完成の文章を少しずつ投下ってのはあまりよろしくないしさ。
130名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 22:02:57 ID:CKWQeqdD
これは相当に端正な文体・・・期待できそうだな
131名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 22:51:20 ID:UI1fQJvG
つまり、wktkが止まらなくて悶え死んでしまうということさ。
132名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 23:01:43 ID:MTBNhvXz
そうですか
133名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 23:04:17 ID:CKWQeqdD
今まとめ読んでるけどここって本当にクオリティ高いの多いんだなぁ・・・
どれも情緒溢れるものorすげーエロいのばかりで凄いぜ

イチローの省いてるからかもしんないけど
134名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 23:38:38 ID:j/UvtS2w
イチローの良さがわからない奴は素人童貞あっさりカサカサ
135名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 23:49:03 ID:oqiIqVBC
だが俺は唐突にイチロー作品が読みたくなる
136名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 23:49:58 ID:hGqKjGys
ゴキロー
137名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 00:31:17 ID:c+StmodH
俺のオットセイが暴走する
138名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 01:08:10 ID:ZPeFwmC5
イチローは禁断の果実
脳を腐食させる麻薬
139名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 11:08:06 ID:1yx/sCMo
>>107
久しぶりの鬼畜王ktkr
相変わらず背徳的なエロさが溢れてるのは主に女性視点だからかw
というか、魅音スキーだったとは…てっきりレナかと思ってたぜ…
どっちも好きな俺には大変なご馳走なのですよ、にぱー☆

>>120
夢にまで見た沙都子攻めじゃないか!神!
賽は発表当時はヘコんだけど、エロパロになると途端に美味しくなるな。

>>123
圭詩…か?
140名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 14:07:30 ID:OTmTjfVR
前スレで宣言したL5大石×魅音……というか大石×園崎家になりました。
とりあえず前半できましたので投下します。
エロ分がちょっと不足…
141大石×園崎家:2007/08/06(月) 14:08:23 ID:OTmTjfVR
チリチリ…と首の後れ毛が逆立つのを感じる。
車内に張り詰めた緊張感のせいだろうか…
締め切った窓の外からも、ひぐらしのなく声は煩い程聞こえてきた。
金属音に似た声が、心の奥底の不安を掻きむしる………冷房の効きすぎた車内でも、魅音はじっとりと手のひらに汗をかいていた。
いま直ぐにでも、この走行中の車のドアを開け放ち、車外へと飛び出して行きたかった。
怪我なんて気にしない……この男の側から逃れる事が出来るのなら………あぁ…だけど、それは叶わない事で…
「大石……さん。本当にこの先に詩音がいるんでしょうね?」
魅音は隣の運転席の男に、顔も向けずに話し掛けた。
「んっふっふ。ご安心ください、園崎さぁん…まぎらわしいから魅音さん…でいいですよね?」
「……詩音は…無事なの?」
「ご自分の目で確かめられたらどうですか……ほら、ここですよ。着きました…いやぁ、懐かしい」
やっとのことで車が停まったのは、人の気配などまったくしない小さな廃屋のようだった。
「ここにはねぇ…ある大臣のお孫さんが誘拐されて監禁されていたんですよ……知ってますよね?」
「……知らない…」
「おや、そうでしたかぁ?まぁ、ちょいと昔の話ですからね……知らないんじゃなくて、忘れた…んじゃないのかなぁ?んっふっふ」
大石の口調はとても楽しそうだ……しかし、その目はちっとも笑っていない。
魅音はねっとりとしたその視線を振り払うように、微かに身震いをする。
大石の目が笑って無いなんて、いつもの事だ…いつもその目で人を油断なく監視しているんだ…そう、いつもの事………
「さあ…行きましょう、魅音さぁん。妹さんが待ってますよ…んふっ…ふふは」
助手席の方に顔を向け笑いかける大石を魅音は直視出来ず、その顔から視線を外した。
大石の…明らかに狂気の光が宿った、ギラギラした目を見るのが恐ろしかったから…



「ただ今帰りましたよ〜詩音さぁん?いい子でお留守番していてくれましたかぁ?」
暗い室内をものともせずに、大石はズカズカと奥へと歩いていく。
魅音は目が慣れるまで、入り口の付近に留まっていた。
……大石の背中を見ながら、そっとスカートのポケットから小さなスプレー缶を取り出して手のなかに隠す。
村に突然現れた大石に車に乗せられたせいで、こんな物しか武器はないが…今はこの催涙スプレーが頼みの綱だ。
142大石×園崎家:2007/08/06(月) 14:10:12 ID:OTmTjfVR
詩音が居なくなって2日…両親は大勢の人を使って詩音の行方を探した。
中には「どうせ、そのうちヒョッコリ帰ってくるだろう」楽観的な意見も多数あったが…(日頃から外泊が多いからだろう)…魅音は妙な胸騒ぎを覚えていた。
…そして今、大石に連れられて…ここにいる。
…詩音をさらったのは大石なのだろうか…でも…何故?


「ぎゃうっ…!!」
「………詩音…?詩音!?」
急に聞こえてきた短い悲鳴に、魅音は弾かれるように奥の方の部屋へと走りだした。
詩音の声かは判らなかった…だけど大石以外の誰かの悲鳴だった!
「詩音っ!!」
「お姉…っ!?だ…駄目っ逃げてぇぇぇっ!!」
バチンッ……悲鳴が聞こえたと思われる部屋に踏み込んだ時…目の前を白い火花が散った…
何故か自分は床に倒れていて……どこか遠くで詩音の怒鳴り声と大石の笑い声がする。
「大石っ…!お姉は次期園崎家の当主なのですよ!!こんな事をしてただで済むと思ってるんですか……てめぇっ脳みそぶちまけられてぇのかよっ!?あぁ!?」
「まったく…柄の悪い娘さんですねぇ…あなたがこんな物騒なスタンガンなんか持ってるから…お姉さんがこんな目にあうんですよ?」
「う…うく…」
なんとか体を動かして、魅音は声をする方に頭を動かした。
「おやおやぁ…動けますか?電圧が弱かったのかな……まったく、魅音さんがなかなかこないから…何か企んでるんじゃないかって恐くなっちゃいましたよぉ。んっふっふ、催涙スプレー…ですか…ふうん」
力の抜けた魅音の手の中から転がったスプレー缶を遠くに蹴とばすと、大石は床に倒れた魅音の襟首を掴んでズルズルと部屋の奥へと引きずっていった。
「はい、魅音さぁん?あんなに会いたかった詩音さんと…ご対面です」
「…嫌っ…!!見ないで……うぅ…お姉ぇ…」
「し…音…」
髪を掴まれ無理矢理に顔を上げさせられ、その視線の先には…詩音がいた。
…全裸だった。両手は後ろで縛られているらしく、両足首は棒の端と端に括り付けられ、不様に開かされている。
太ももにはガムテープで何か小さな物が貼り付けられ、そこから伸びたコードは……詩音の陰毛が剃り落とされた性器の中に埋もれていた。
小刻みに揺れるコードの先にどんな物が付いているのか・どんな動きをしているのか…性知識の乏しい魅音にも容易に想像できた。
「もう止めて…お願い…」
「んふっ、先刻の威勢はどうしました、詩音さん?」
143大石×園崎家:2007/08/06(月) 14:16:17 ID:OTmTjfVR
大石は魅音を仰向けに寝かすと、縛られて身動きの取れない詩音の元へ歩いていった。
魅音は視界の隅で…詩音の顔が微かに強ばるのを見た。
…体さえ…動いてくれたら!!
魅音は部屋に無防備に飛び込んでしまった自分を八つ裂きにしてやりたい気持ちで一杯になる……大石の太い指が詩音の白い乳房に触れるのを、目を逸らすこともできずに眺めている自分…本当に…役たたずだ。
「魅音さぁん……私が知りたいのは一つだけです。オヤシロさまの祟りの正体……それだけなんですよ」
「ん…あっ」
大石の指が器用にクルクルと動いて、詩音の尖って震える乳首をなぶる…詩音は思わず洩れてしまった甘い吐息を唇を噛んで押し殺した。
「詩音さんも祟りの事を調べていた様なのでお話を聞いてみたんですがねぇ…んー…残念ながら、私の想像していた範疇の事しか聞けなくて」
「祟りの…正…体?」
「そうですっ魅音さん!!あなたならご存じなんじゃありませんかぁ!?
ふふふははは…っ…詩音さんも本当は何か知ってて隠してるんじゃないかと思って…ねぇ?こうやって、ちょーっと痛い思いをしてもらったんですが……
んふふふふふふふふ、ほら、見てください。詩音さんのココ…トロトロにほぐれてるでしょう?最初はとっても痛がって泣き叫んで、一応拷問…のつもりだったんですがねぇ…もう、意味が無いですよね?だって気持ちよくなっちゃってますから。
こちらも困っちゃいましたよ…小娘のうちから、淫乱というか男好きというか……あなたもそうなんですかね?
そうなりたいですか?されたい?あぁ…泣かないでくださぁい、詩音さん。ほらほら、魅音さんまで泣いちゃったじゃないですか。んっふっふ、さすが双子ですねぇ…………
魅音さん…私に何か…言うこと…ありますよね?」
長々と続いていた口上をピタリと止め、大石は魅音を見据える。
シン…とした室内に微かなモーター音が…詩音に埋め込まれたローターの音だろう)…虚しく響いた。
ゴクリ…と、未だに上手く動かない体を横たえながら、魅音は唾を飲み込んだ。
自分と詩音が助かるには…『大石の納得する祟りの正体』を答えなければいけない。
『祟りなんてない。少なくとも園崎家は関係がない』…そんな事を言っても信じるとは思えない。
それは今までの園崎家の蒔いた種…思わせぶりな態度のせいだけど……いっその事、鷹野さんの荒唐無稽な説でも言ってみようか?
144大石×園崎家:2007/08/06(月) 14:19:37 ID:OTmTjfVR
…駄目だ…馬鹿馬鹿しい!
頭が働かない……あぁ、何か考えないと…やっぱり、園崎家が黒幕説でいくしかない……大石はそれを聞きたいのだろうから…
「…お姉」
混乱する魅音の頭に、冷静な自分とよく似た声がこだました。
「本当の事…言ってください。大石は自分に都合のいい事しか信じないでしょうけど……私は…お姉の言った事…信じますから」
「詩音…」
涙で汚れた顔で詩音はニッコリ笑って見せた。
そして…魅音に合図するように、ゆっくりと大石の持つスタンガンの方に視線を投げる……その目の光は…諦めていない人間のものだ!!
「大石さん…本当の事を言ったら…私達を解放してくれるんですよね?」
大石は片手でスタンガンを弄びながら、魅音の言葉に薄く笑った……『解放する』…とは言わない……ならば…
「本当の事…言うよ」
「本当の事?」
大石は詩音から少し体を離し、魅音の方に体を傾ける。
詩音は……大石に気付かれないように、さらに大石との距離を取った。
それを確認した魅音は、大石に囁きかけるように自分も体を近付ける。
体の自由は…完全とはいかないまでも取り戻せていた。
「祟りの正体は…」
「…正体は?」
大石の眼光が光を増す。
「祟りの正体は……全部、あんたの妄想だよっっ!!」
魅音が叫んだ瞬間、詩音は自分の足を開かせるために括り付けられた棒を、両足を蹴り上げて大石の手に叩きつけた。
「う…んんっ!?」
弾き落とされたスタンガンを、魅音は素早く拾い上げ、大石へと突き付ける……はずだった。
「お姉っ!!」
詩音の絶叫。
自分の額に押し当てられた『何か』。
『何か』の正体は直ぐには判らなかったが…冷たい感触に本能が『逆らうな』と警鐘を鳴らした。
「あぁ…そんな物…持ってたんですね……出し惜しみしやがって!!」
詩音が大石に毒づく。
「切り札はね…最後まで取っておくものなんですよぉ、お嬢さん方?やれやれ…利き腕の方だったら危なかったなぁ」
固まった魅音の手のひらからスタンガンを取り戻すと、大石はペタペタと持っている拳銃で魅音の頬を叩いた。
「……で?さっきの続きなんですけど…結局…あはは…あなたは何も知らないって……そういう事でいいんですかね?それとも…あなたにも詩音さんみたいに…ちょーっと痛いおもいをしてもらったら、違う答えを聞くことができるかも…知れませんねぇ…んふふふふふふふふ」
145大石×園崎家:2007/08/06(月) 14:23:41 ID:OTmTjfVR
ここまでです。
大石と魅音は初書きだから、ちゃんとそのキャラらしくなってるかちと心配。

あと、『大石×園崎家』って書いてるけど、お魎は無理です。
146名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 14:31:43 ID:Xnt+7Qr3
待ってた!!GJ!
147名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 15:00:25 ID:Zc+x81g7
>>145
>お魎は無理です
盛大にワロタwwwwww

そして乙。新しいジャンルをありがとう。
148名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 15:41:27 ID:Y3A4CBUZ
大石最低!でもそこがいい、GJwww
お魎は無理って事は茜さんはくるのかっ
続き大人しく正座して待ってる
149名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 15:43:19 ID:X7SOuKpx
大石1人で園崎一家蹂躙かよ!
その発想はなか(w
150名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 15:45:26 ID:bkXdOqWB
できればお魎もwktk
151123:2007/08/06(月) 16:09:09 ID:DtPl7Teo
一気に投稿しないで申し訳ないです。

>>95
>>122
>>123

の続きを投稿。

152123:2007/08/06(月) 16:10:40 ID:DtPl7Teo
「あぁ、そうだよ、詩音」
魅音であるように振る舞う詩音。悟史のように振る舞う俺。
お互いに擬態している二人の目線が一致する。
俺はレナや梨花ちゃんから聞いた悟史の記憶を掘り起こし、詩音の頭をそっとなでてやる。
詩音の口から息が漏れて、耳たぶまで顔が紅潮した。恥ずかしいからなのか開いたはずの目も閉じられている。
構うこともなく、だがあくまでも優しく詩音の頭をなで回す。
さすがに恥ずかしさの限界に達したらしく、俺の腕を掴んで引きはがそうとする。

引き……はがそう……と…………?

万力にかけられたように腕に痛みが走った。両の腕でがっちりと掴まれた俺の腕を、詩音は離そうとしない。
圧迫して押しつぶすかの如く、詩音の手から痛みがダイレクトに伝わる。
必死に俺の方から脱出を試みる。それでも同年代の女の子に、俺は完全に力で主導権を握られていた。
予感がした時には、もう遅かった。

詩音の目は
完全に
イカれていた。

「オマエ ハ サトシクン ジャ ナイ」
断定をこめた――――違う、断罪をこめた音声が脳を揺るがした。
揺れ動いた脳がピンボールにでもなったのか、急に視界が暗闇に染まる。
だが、その暗闇も一瞬のこと。すぐに意識が、痛みによって引き戻された。
バキッと派手な音を立てて、手首の方向が明らかに異常な方向を向いている。

「あああああああっっ!」
躊躇もなく俺の手首は破壊され、万力から解放されたのを感じ、俺は畳を転げ回った。
右の手が全く動かない。
いつもなら動くはずの『自分自身』が動かないと言うのは、なんとももどかしい感覚だ。
どうあがいても収まらない痛み。転げ回っていた目線の先に、白い靴下が映る。
鬼……。名前など所詮は人の決めること。園崎に流れる血には、やはり鬼が存在するのだろう。
瞳は絶対零度まで下がってるかのように、俺と言う存在を視線で否定する。
その目が――――、俺のすべてを否定する。
153123:2007/08/06(月) 16:11:35 ID:DtPl7Teo
「圭ちゃんかぁ――――、うくくくくく、どうしたんですか、こんな要塞みたいな所に来て」
詩音が俺の横っ腹に蹴りを入れる。ためらいもない攻撃は体に大きく響く。
「寝て、いる、わた、しに、なに、しようと、したん、だ」
同じ場所を何度も何度も蹴り上げる。逃げようにも後ろは壁だ。
右手が使えないため、片手でカバーするにはあまりにも蹴られる場所が多すぎる。
ただただ攻撃を喰らい続けるだけの、あまりに試合にならない格闘技戦だ。
「やめ……ろ……詩音……、お……おねっ……お願いだ」
蹴られるたびに俺の懇願も遮られる。何度も何度も同じ言葉を俺は繰り返す。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も俺は謝罪し、許しを乞う。
「寝取る……って言うんでしたっけ。
無理矢理寝ている子をレイプするのって。
不法侵入に、嘘ついて、強姦ですか。――――最低だよ、圭ちゃん」
違う、俺は違う。
ここに本当は魅音が居るはずで、その魅音を問いただして、レナの居場所を吐かせるつもりだったんだ。
なのに――――、なんでこんなことに…………。

詩音が俺に攻撃するのをやめて、俺と顔を近づけるようにしゃがみこむ。
強引に胸ぐらを掴まれて、鼻先が触れ合う距離まで顔を近づけられる。
度重なる蹴りの応酬で、俺の息が途切れ途切れになるまで疲弊していた。
「ほら、お望みのものですよ」
混乱の渦を巻く頭に、また新しい渦が追加された。
何が何だか分からないうちに、俺の顎を指でつねるように詩音は固定した。
そして隙間が数センチしかなかった俺の唇と詩音の唇を乱暴にくっつける。
「――――――――っ!」
唐突すぎる詩音の行動に、俺の思考は一気にフリーズした。
歯と歯がぶつかり合い、詩音の舌が俺の口腔を咀嚼しようと侵入してくる。
この状況の打破が最重要とした俺は、どうにか動く右腕の肘で、詩音を突き飛ばした。
俺の右腕は動かないもの、と詩音は思っていたのか、肘撃ちが綺麗にヒットする。
それによって俺と詩音には、一メートル弱のスペースがまた生まれた。
逃げることも考えたはずだが、俺の冷静じゃない頭は詩音との会話を優先させた。
154123:2007/08/06(月) 16:12:10 ID:DtPl7Teo
「詩音――――、お前」
「気安く呼ぶな、畜生は黙ってろ」
刹那の間しか、詩音は俺に許さなかった。
たった一メートル弱。その隙間とすら言い換えても良い、距離を詩音は全力で突進してきた。
壁に俺の首を狙って打ち付け、そして肘鉄を加えた俺の右手首を、今度は横方向に捻りあげた。
「うぐああああぁぁぁっ!」
首を抑えられているのだから、酸素は少しでも大事に使うべきなのだろう。
だからと言ってこれ以上ない痛みだと思っていた痛みに、更に以上があったのだから叫ぶしかない。
「ねぇ、もしさぁ、もしもだよ?
ある子にはだーい好きな男の子が居て、
だーい好きな男の子が、ある子にとってだーい嫌いな女の子に犯されていたら、
しかもその最中を録音でもされて聞かされたら、その子はどう思うのかなぁ」
何が何だか…………分からない…………。
「蹂躙されて咀嚼されて破壊されて、その子は…………み、お、ん、は、どう思うのかなぁ」
詩音の声はひどく嬉しそうだ。とても快楽に満ちている恍惚とした表情。
それでいて、まだこれから楽しみがあるかのような口元で、俺の首を締め上げる。
締め上げる首から上に酸素が届かない俺は、再び視界がフェードバックする。
詩音は俺をこのまま絞め殺す気はなかったらしい。
反応のない俺を見るや、俺を解放した。
手首の痛みもさることながら、息を長時間吸えなかったことから頭痛も激しい。
当然気管をふさがれるほどの圧迫を受けた首も、鈍痛が激しかった。
「ねぇ……、ど、う、思うんだろうね」
どう思う、って何をだ……?
録音……、犯されて……、魅音……。

魅音は……、俺のことが好きだった…………?

「あくまでも、も、し、も、の、話だよ、圭ちゃん。くけけけけけけけけ」
哄笑の表現がぴったりな詩音の笑い声。もう鬼としての詩音の姿すらそこになかった。
今度は後頭部を掴まれて、唇を触れさせられる。
触れ合った瞬間から、詩音の舌が俺の口内へ入ってきた。
淫靡な音が部屋中に響くのが分かる。
がっちりとホールドされている俺の顔は、ただ目をつぶり、目の前の光景が過ぎるのを待つしかなかった。
155123:2007/08/06(月) 16:13:06 ID:DtPl7Teo
どれほどの時間が経ったか分からない。
俺の舌をぐるりとなめ回してから、詩音は俺から顔を離した。
荒い息づかいの俺とは違い、詩音の顔はひどく冷静だ。
口からこぼれた糸を指でぬぐい、俺のワイシャツへと手をかける。
一気に引きちぎられると思ったが、開いていた第一と第二ボタンの下、第三ボタンからゆっくり外していく。
その目の前で行われていることに、「犯す」と言われていながら、俺は鼓動が高鳴ってしまった。
まるで恋人との行為でするような作業に、俺は黙りこくって見つめてしまう。
「私、分かったんです」
第四ボタンに手をかけた所で、詩音は口を開いた。
この数分の間聞くことのできなかった、ひどく落ち着いた声。
「飴と鞭ってありますけど、鞭よりも飴の方が残酷なんじゃないかって」
言い終わって俺のワイシャツが脱がされる。
脇腹には蹴りのダメージを物語る、青みがかった赤色へと染色されていた。
「古手の巫女様はどう拷問しても命乞いしなかった。
ゴミ山に通い詰める変態は爪を剥がしても歯をもいでも、笑っていた。
どちらも最後まで見せたはずなのに、悟史くんの疫病神でさえ私に啖呵を切りやがった」

詩音の言ったことが何も分からない。
詩音のやったことが何も分からない。

「あの気弱な沙都子でもそうなんだ。
仮にも鬼婆のもとで鍛錬された魅音に、鞭だけじゃ絶望を与えられない」

悟史くんを失った私の痛みは教えられない。人間は飴を奪われた方が絶望する。

そう続けた所で、詩音はしゃべるのをやめた。
舌を出しながらゆっくりと俺の腹へと接近して、腫れ上がった部位を舐め回す。
傷口である場所を触られたことによる痛みと、女性に地肌を舐められると言う情報の交錯。
頭の中でそれは快感に置き換えられて、俺の拳……、左の拳にだけ力が入る。
舐めるだけでなく、口づけするように横腹へ吸い付く詩音の唇。
吸い付く度に響く音が、一層俺の思考を遮断する。
『録音』と、確かに詩音は言った。そして魅音に聞かせる……?
詩音の企んでいることを俺はようやく理解した。
そしてその謀略を俺は阻止するチャンスがある。
詩音の話ではレナと沙都子、そして梨花ちゃんは殺されてしまったのだろう。
その事実をさらりと宣言されたことで、俺は完璧に打ちひしがれた。
絶望の底に突き落とされたとさえ思えた。
だが――――、まだ救える仲間が居る。魅音はまだ詩音に殺されちゃいないんだ。
ならば俺はまだ落ちるわけにはいかない。
わらにすがってでも、魅音を救い出してみせる。
156123:2007/08/06(月) 16:13:39 ID:DtPl7Teo
詩音からの仕打ちに覚悟を決めた俺は、口を一文字に結んで全身に力を入れた。
目をつぶって、少しでも眼前で行われている快楽に屈しないように集中する。
「うああぁっ?」
そう思ったのも束の間。舐められる部分が胸へと移ったことにより、無様に声を出してしまった。

反応しないことが俺に出来る抵抗――――――――――――っ!

左手で自分の口をふさぎ、少しでもあるかもしれない録音機に音を拾われないよう努力する。
その様を見たからか、詩音は執拗に俺の胸、そして敏感に反応せざるを得ない場所に接吻した。
固くなった乳首を舌で転がされ、もう片方の乳首も指で弄ばれる。
俺は経験がない以上、次に何をされるかもよく分からない。
快感がこれほど、覚悟を挫けさせようとするものだとは思わなかった。
だが声を漏らそうものなら、魅音を救うことなどできない。
少なくともこの手段での魅音による拷問は避けられるはずだ。
絶対に詩音の思惑通りに運ばせてたまるものか……。

「体が敏感な割には我慢しますねぇ、圭ちゃん」
冷酷な断罪の声とは違う、甘ったるい誘惑する声で詩音は耳元で囁いた。
その声にも俺は何も反応しない。意識しないことだけを考えて詩音の言葉攻めに耐える。
ふふ、と笑った声が聞こえてすぐ、一際大きい音がした。まるで脳に直接響いたような音。
耳の中に舌が侵入したのに気づくのは、少しだけ時間がかかった。
口と手で塞いでるのにも関わらず、息が漏れてしまう。
体勢がいつの間にか、後ろから抱きしめられている形に変わっていた。
逃げることを考えたが、詩音の足が俺の腹の前で交差されて、ロックしている感覚がある。
執拗に左耳を舐め、噛み、囁き、俺は溶けるような感覚さえ覚えた。
157123:2007/08/06(月) 16:15:11 ID:DtPl7Teo
恐らくそこに油断があったんだと思う。
誘発された油断につけ込むように詩音は、俺の股間を布越しから掴んだ。
既にキスをされた時から反り立っていた俺の一物は、ずっと求めていた刺激に大きな快感を脳に伝える。
「っつぁ!」
遂に大きく声を漏らした俺を、詩音は休むことなく攻め続ける。
股間を手で刺激し続けるのに加えての、舌や指による愛撫。
たった数分で俺の覚悟は屈してしまい、詩音の手の上で文字通り遊ばれる格好になった。
いけないとは思いつつも、今まで実感したことがない快感に、声が漏れる。
ズボンのジッパーを下ろされても、何も抗わなかった。
快感が欲しい。これ以上の気持ちよさを味わいたい。
欲求に支配された雄に、成り下がった瞬間であったと思う。
それを理性が理解しつつも、脳が下す命令は性への欲求だった。

外気に触れて、俺の剛直はびくびくと痙攣する。
最初は自慰のように手でしごかれていたのが、また舌による攻撃へと移っていき、指も亀頭を中心に弄び始めた。
俺の体で一番敏感な部分を、ダイレクトに詩音は攻め続けた。
絶頂に達するかと思い始めると、詩音は俺から離れてじっと視姦だけを行う。
幸運か不運か、落ち着き始めた頃にまた詩音は、俺のモノへと手をかけて、快感を供給する。
その延々と続く刺激の繰り返しに、俺の頭は欲求のみで満たされて、耐えることを完全に忘れてしまった。
だらしなく漏れる声と唾液。少しでも欲求を満たそうと自ら腰を振り、詩音の愛撫や口淫に身を委ねた。
158123:2007/08/06(月) 16:15:56 ID:DtPl7Teo
「フィナーレですよ、圭、ちゃん」
俺が目を開けると、詩音の下半身には既に衣服はなかった。
都会に居た頃見たビデオでは、モザイクがかかっていた部分。
そこはきらきら光っていて、陰毛の奥には桃色の陰部が俺の視線を釘付けにする。

ただでさえ敏感になっているのに、あのナカへ入れたら、どうなるんだろう。

雄としての思考が広がり、いっぱいになっていた唾液を俺は飲み込む。
詩音は俺のモノを抑えて、ゆっくりと自らの腰を下ろしていく。
先端が毛先に当たったもどかしさを感じた瞬間、一気に俺は詩音のナカへと入っていった。
「――――――――あああああぁぁぁっ」
フェラチオとは違う種類の快感。何よりも熱が俺の頭を更にかき乱す。
熱い熱い熱い――――――――!
陰茎に沿って広がるような詩音の膣。
腰を振る度に起こる、自慰の数倍の快感。
確か騎乗位とか言った名前の体位で、俺は詩音の快感に酔う。

少しでもこの時間を味わいたい――――――――!

さっきとは違う、理性からかけ離れた理由で俺は必死に快感から耐えた。
次第と快感に慣れて、俺は詩音を瞳に映す。

どれほど淫らな姿に詩音はなっているのだろう。
そんな下劣な好奇心で、俺は目を開ける。

そこに居たのは、俺が求めた雌としての園崎詩音ではなく、鬼の姿になっていたソノザキシオンだった。

「さっさと、イっちゃいましょう? 圭ちゃん」

詩音の右手に握られていた包丁が、俺の首の付け根に突き刺さる。

骨のすぐ側を通った包丁は、きっと畳まで達して貫通したんだと思う。

致命傷となったその包丁で、俺はすべてのものから解放された。

耐えていたことからも解放されて、防波堤を失った精液は、詩音の膣の中で爆ぜた。

痛さも熱さも引いていった俺の頭。
死が目前に迫っていることを感じながら、詩音の最後の哄笑を俺は聞いていた。



「最っ高だよ、圭ちゃん! コレ見せたら魅音はどうなるかなぁ!
楽しみだなぁ! これで魅音も狂って崩れて壊れちゃうよねぇ!
くきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃ――――――――…………」


159123:2007/08/06(月) 16:19:14 ID:DtPl7Teo
以上です。
これとは別に非エロのシーンも書いたんですが、
個人的にはセックスシーンよりも、そっちのやりとりの方が書いてて楽しかったです。

もし、こんなので少しでも満足していただけたら幸いです。
160名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 16:20:41 ID:W8w7ITyb
>>145
そこを何とか頼む・・・おりょうちゃん・・・
>>159

なんかこのスレ男グロおおいなw
161名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 16:26:20 ID:IIn2ukGD
>>145
>>159
乙!
怖かったけど楽しませてもらったよ
162名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 16:36:55 ID:Zc+x81g7
>>159
おいどうしてくれるんだ。
電車の中でズボンが膨らんじまったじゃねーかよ。
正直前半パートがなかなか良かった。俺本番より前戲の方が好きなんだよね。
163名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 17:02:53 ID:bkXdOqWB
盥回しの設定かな?
詩音が残酷だが
Mな圭一がよかったGJだ
164名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 17:12:48 ID:IIn2ukGD
>>163
綿流しifじゃない?
21日に梨花・沙都子失踪、23日に園崎本家訪問だから、その途中で圭一より先にレナが真相に気付いたのかも。
165123:2007/08/06(月) 20:32:36 ID:DtPl7Teo
>>163
>>164

綿流しをベースにはしています。
ただ、圭一が魅音と詩音の区別が出来たり、
レナと一緒に園崎家に行っていなかったり、
圭一が殺されたり
大分、都合良く編集させてもらっています。
166名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 20:36:33 ID:bkXdOqWB
>>165
そうなんですか
でも全然おk
次も期待してる
今度は純愛wktk
167名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 22:28:08 ID:IIn2ukGD
>>165
なろほどどうもサンクス
俺も今度は純愛がみたいです
168名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 22:44:36 ID:Zmv7jFgK
純愛も良いが、これだけ文章力あるならドタバタ喜劇エロースも見たいな。
169名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 22:50:18 ID:1yx/sCMo
>>145
GJ。発症大石こえぇ…これからどうなるのかwktk
性的な意味で。

>>159
乙。レナや魅音がどうなったのか気になるな…
170名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 23:43:08 ID:eJae0JEy
>>159
ごちです
別に書いた非エロシーンとやらも是非
171名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 02:47:07 ID:XafX402F
保管庫に新作うぷしました。 長いのでワープロモードです。
凌辱チックなんで注意を
172名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 07:31:05 ID:cbnhOvsU
再び募集をかけてみます。白川郷と夏の夜空を堪能しましょう。

【タイトル】ひぐらしツアー
【概要】ひぐらしのモチーフになった白川郷を堪能するとともに交流を深める。
    夏の夜空を彩る、ペルセウス座流星群を観察する。都会では見ることのできない
    幻想的な風景を、この夏、あなたも心の記憶に刻んでみませんか?
【日時】8月11,12日 1泊2日程度
【場所】白川郷現地集合もしくは同地域なら一緒に行く
【目印】全員、左手に鉈を持ってというのは冗談で(笑)、ひぐらしマップ持参で!
【予算】1万〜1万5000円程度を宿泊代、その他臨機応変に諸施設巡り
【資格】ひぐらし好き 天体好き 男女問わず 年齢問わず 地域問わず
【補足】 急だけどよろしく  意見あれば書き込んで

三大流星群の一つで夏の風物詩、ペルセウス座流星群が13日に出現のピークを迎える。
新月に当たり、月明かりの影響を受けないので、天候が良ければよく見えると期待される。
出現は前後数日間にわたるため、国立天文台は11日夜から14日朝まで、インターネットで「流れ星を数えよう」
キャンペーンを行い、夏休み中の親子などに観察を呼び掛ける。同流星群は、ペルセウス座にある「放射点」から
流星が四方八方に軌跡を描く。ペルセウス座は真夜中に北東の比較的高い場所に上るため、午前零時すぎから
明け方にかけて、肉眼で夜空を広く見渡していると、流星を見つけやすいという。 
173名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 07:37:03 ID:ggLVntU/
バッキャロー!!
そんなことしてたら解がみられないだr(ry
174名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 08:24:23 ID:YomLQLGq
off板にでも行けよう
175名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 08:24:32 ID:B6+EpYuE
>>171
どれだっけ?
>>172
本気か・・・
176名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 15:15:26 ID:sq0e6nqq
バナナうめぇ




にぃにぃのおにんにんおいしいですのよぅ
177名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 15:55:54 ID:dh/iiWTR
北条兄妹の実母生存SS希望
178名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 16:44:29 ID:N0PPKRDo
まとめ見たら梨花と羽入の組み合わせって一つもないのか…意外
179名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 16:46:41 ID:nK4XqnTH
かなーり前に書いた、女装デート。やっと完成した。遅れてごめんなさい。
もう、生まれてごめんなさいです。拙く短いですがどうぞです。

 詩音の様子がおかしい。足取りが重く、ふらふらとしている。頬が赤く上気
している。息も荒い。風邪なのか。先ほどまで元気だったのに。対する悟史は
ニコニコとしている。詩音の手を握り、ゆっくりと歩いている。なぜかつらそ
うな詩音に振り向きもしない。
 悟史の手は詩音の手を握っている。空いているもう一方の手にも何か握って
いる。小さくて四角い何かだ。詩音もじもじと下を気にしている。正確には太
ももだ。熱い息とともにうつむく。
「だめだよ」
 ニコニコと悟史は言った。
「前を見て、きちんと歩かなきゃ」
 詩音は肩を震わせながらあごを上げる。
「……いじわるですね」
 詩音の言葉にはそ知らぬ顔で、
「んー、この格好で歩くほうこそ意地悪でないのかなー。まあ、もう、
慣れたからいいけど」
 今の悟史の格好はピンクのフリルのツーピース姿だ。とっても綺麗だ。
そもそも悟史は女子高に通っている。詩音が聖ルチーア学園に戻され、
追いかけてきたのだ。いろんなつてを駆使し、悟史は転校してきた。愛なの
だろう。けど、いま、その愛はちょっぴり意地悪のスパイスを含ませていた。
だって、詩音が可愛いからである。
「アレー、詩音さんに沙都子さんじゃあないですか」
 不意に二人に声がかかる。ちなみに悟史はここでは北条沙都子と名乗っていた。
振り向くと、クラスメイトが数人、よって来た。
「あら、あなたたちもここに遊びに来たの?」
 にっこりと悟史は言った。何とか詩音も微笑みを返す。
「ええ、少しお買い物に。沙都子さんたちもですか」
 聖ルチーア学園はお嬢様学校だ。全体的におっとりとしている。
まあ、中にはひねるだけでドアノブごと外したり屋上から落ちても無傷
という方もいるが。
180名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 16:50:14 ID:nK4XqnTH
私たちは買い物です。といっても映画とかも見にきたんですけどね」
 この学園に着て数ヶ月。悟史の猫かぶりも堂に入ってる。
「それじゃあ、お昼はまだなんですか? よかったらご一緒にいかがです」
 クラスメイトの誘いに詩音は軽く悲鳴を上げた。しかし、誰も気づかない。
ちらりと悟史が見ただけだ。
「お招き感謝しますね。どちらのお店に向かうのです?」
 悟史の振る舞いを見て、男と思うものはいないだろう。実際、今まで疑われた
ことさえない。
「そうですね、近くに本格的なパスタを提供してくれる喫茶店があるんですよ。
どうです?」
「あら、わたしは天然酵母で作ったサンドイッチの店を知ってます。そちらの
ほうがお勧めなのでは」
「んー、それよりも本格懐石弁当なんてどうです? 三千円とお手ごろなんですよ」
 クラスメイトたちはあれやこれやと店をはやし立てる。お嬢様らしくどれもこれも
上品な店ばかりだ。
「沙都子さんたちのご意見はどうなんです」
 詩音は答えない。聞いているのか聞いていないのか下をうつむいて荒い息を
吐くだけだ。
「そうですね。変わった店として、とんこつラーメンなんてどうでしょう?」
 悟史の言葉にクラスメイトたちは顔を見合わせる。
181名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 16:53:09 ID:nK4XqnTH
「とんこつ……」
「──ラーメン」
「……ですか──」
 困惑するのも無理はない。常に気品あれ、上品であれと教えられた
彼女たちにラーメン。しかもとんこつ味など範疇にない。
「んふふ。驚くのも無理ないかもしれませんわね。けど、意外と
おいしいのですよ」
 悟史は静かに見渡す。
「……はあ」
 けど、クラスメイトの反応は薄い。
「食べたことはあります?」
 悟史の問いにみんな顔をフルフル振る。
「おいしいですわよ。それに肌が綺麗になってツルツルの美容効果も
ありますし」
 この悟史の言葉にみんなは目を見開く。
「肌が綺麗に?!」
「ツルツルに?!」
「とんこつラーメンにそんな効果が? 驚きですわ!」
 一気に食いつく。まさに迫らん勢いだ。ふつうなら、そんな悟史にいつも
何かしら反応する詩音だが何もアクションは起こさない」
「トンコツにはコラーゲンたっぷりですし、意外と脂も少ないんですよ。
それにニンニクも匂いはきついですけど、その栄養については言うまでも
ないでしょうしね」
 ちなみに単一食品としても優れていて、基本的な家庭料理定食が百とするなら
とんこつラーメンは七十点ほどになる。カレーライスが五十点点ほど。うどんが四十点
ほどである。ラーメン自体が全般的に六十点前後と意外と栄養バランスがいい。
ただし、このごろの脂アブラや、濃い味付け。さらにラードのごまかしや安価な
業務スープでの味付けと落とし穴もある。おいしいかもしれないがスープはある程度
残したほうがいいかもしれない。
「それは……」
「いいかもしれませんね」
「──ええ」
 実はラーメンには興味を持っていたが「らしくない」と、敬遠していた。
けど、こうまで言われると食べても許されるような気がする。
「それなら、沙都子さん。ご案内してもらいませんか?」
 興味津々の表情でおねだりされた。悟史は「いいですよ」と言おうとしたが。
詩音にぎゅっと服のすそをつかまれる。
「ふふっ。ごめんなさいね。実はもう食べてきたの。あちらの通りの石鍋亭が
本格でお勧めよ。気になる匂いもあまりないしね」
 さすがに詩音がかわいそうと思ったのだろう。それでも、悟史は手に持つ何か
を操作する。
「はうっ」
 急に詩音はしゃがむ。小刻みに肩を震わせる。息も荒い。太もももすり合わせる。
目もなみだ目だ。恨みがましく悟史を見るがそ知らぬ顔で手を差し伸べる。
「どうかしました」
 そのまま、悟史はクラスメイトのほうを見て、
「ごめんなさい。詩音さんの気分が悪いようなので、また。ごきげんよう」
 といって、失礼する。「お体を大事にね」という言葉を受けて立ち去る。
「あら、これ、何かしら?」
 ふと、クラスメイトたちは地面を見る。雨も降っていないのになぜか濡れていた。
182名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 16:55:01 ID:nK4XqnTH
とあるビルの屋上に行った。誰もいない。ここは平日でも簡単に入れると友人に
聞いた。静かな風が吹く。だが、詩音には関係ない。つかつかと歩き、壁の前で
悟史に向かって尻を高く掲げてミニスカートをめくった。中心部がしとしと濡れている。
太ももにてらてらと光る液が伝っている。耳を澄ませば聞こえるだろう。かすかに音が
聞こえる。ブーンと。
「もういいでしょう? もういいでしょう!」
 なみだ目で詩音は訴える。尻をフリフリ振る。
「早く突っ込んで! ズコズコズボズボえぐって。太っくて硬いあれを淹れて!
 早く早く! 早くーーーー!」
 だが、悟史はニコニコ笑ったまま、
「あらあら、はしたないわよ。詩音。常に余裕を保ち、優雅たれというのが学院の
教えでしょう」
 綺麗な女言葉で悟史はいった。
「もう! いいでしょう! 二人きりなんだから!」
 切なくなるような詩音の懇願に悟史は「しょうがないなー」と、自らロングスカートを
めくる。悟史のはくショーツから荒々しい肉棒が見える。詩音のショーツをはぎ落とすと、
「さあ、出して」
 と、言った。
「言っておくけど、手を使っちゃダメなんだよ」
 そろりとあそこに手をやろうとした詩音をけん制する。
「自分の力でひねりださないとね」
 恨めしそうに詩音は悟史のほうを振り向くが目をつぶって下腹部に力を入れる。
悟史は手に持っている四角い箱のツマミをいじる。
「きゃう!」
 詩音は腰から崩れ落ちる。悟史の耳にも音が聞こえた。
「止めて。悟史くん止めてよ」
 懇願する。下腹部にある異物が攻め立てる。先ほどは弱く。今は強く振動する。
悟史は何も言わない。少しずつツマミをひねる。弱から強へ。
「あはっ、あっ、らメッ、らめなのっ! でちゃう! 出ちゃうよ!」
 始めはちょろちょろと、次第に勢いよく黄色い液体を放った。同時にコロリと
ピンク色のたまごのようなものが詩音のあそこから飛び出てくる。
183名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 16:55:32 ID:dh/iiWTR
>>178
え、あるだろ?

悟子ちゃん鬼畜><
184名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 16:57:42 ID:nK4XqnTH
リモコンローター。これを詩音のあそこに入れて最弱で歩かせ続けてきた。
こんなものをどうやって仕入れたかというと、圭一が親父さんを通じて
もらったらしい。リモコン式で、コードとかが無くコンパクトだ。ひたすら
襲われる快楽とうずきに詩音は限界だ。
 腰から崩れ、力が入らない詩音をゆっくり立たせると悟史は後ろから何も
言わずに突き入れた。詩音の痴態と狂騒に自らも我慢できなくなっている。
「──あっ」
 詩音は一突きで頭の中が真っ白になった。そそり立つ肉棒がズクッと挿される。
どろどろの秘裂は何の抵抗も無く押し広げられる。言葉にならないものがそこから
背中通って突き抜ける。
「まだだよ」
 悟史も言った。肉棒が詩音の中で熱くズブリと濡れて締め付ける。一突きごと
に射精へと攻め立てられる。けど、おくびに出さない。詩音は可愛い。でも、
攻め立てられるより攻め立てたい。ワガママだろうか。
「お願い! もっと、ゆっくり! もっと、優しくして!」
 喘ぎながらの詩音の懇願に
「えーと、つまり、もっと、激しく荒々しくして欲しいんだね」
 笑顔で腰の動きを大きくうねるようにした。
 ただ、快楽に攻め立てられ。ただ、翻弄される。たまには主導権を握るが
大抵はこうなる。
「声をだしていいの? 誰かが聞いてるかもよ?」
 それでも悟史は詩音の口をふさごうとも腰の動きを緩めようとしない獣の
ように攻め立て、獣のようにむさぼる。尻肉を掴み、たぷたぷ揺れる胸をひねり、
尖る乳首を弾く。その一つ一つに詩音は反応する。玩具だ。優しさと荒々しさを
同居させ、詩音にのめりこむ。柔らかい肉にいとおしさと食いちぎりたくなる
衝動に駆られる。
「そろそろいくよ」
 悟史は耐えられなくなる。熱く包む詩音の秘肉に耐えられなくなる。
「だめっ、もっと、もっと突いてよ!」
 喘ぎながらも懇願する。でも、無理。耐えられない。そのまま激しく
勢いよく悟史はぶちまけた。
「あっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 甲高く詩音は啼いた。悟史は力なく抜くと虚脱した表情で息を吐いた。
「もう──私はまだなのに」
 ティッシュで後始末をしながら詩音は不満げに呻いた。
「むぅ、ごめん」
 いつものように困った表情で悟史は謝った。
「だめ、許しません」
 詩音はピンク色に輝くローターを拾いながらニッコリと笑った。
「むぅ──」
 凄い嫌な予感がした
185名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 17:00:07 ID:nK4XqnTH

「あら、また、お会いしましたわね」
 街を歩いていると、先ほどのクラスメイト達にまた会った。
「とんこつラーメン、食べてみました」
「凄く美味しかったです」
 詩音と悟史をぐるりと囲むようによってくる。
「ふふっ、それはよかったわね」
 詩音はニコニコと笑う。対する悟史は荒く息を吐くだけだ。
心なしか身を屈め、周囲をせわしなく見つめる。
「それにしても、ごめんなさいね、お昼をご一緒に出来なくて。お詫びに
ケーキでも一緒にいかがかしら」
 詩音の言葉にクラスメイトたちは歓迎の言葉で迎えられた。何も悟史は
言わなかった。
 ケーキ屋に入り、みんなは楽しくおしゃべりをする。甘いケーキと香り
高い紅茶。これだけで話は弾む。だが、悟史だけは口をつぐむ。かすかに
震えながらケーキを口に運び、紅茶で口を湿らすだけだ。
 悟史の隣には詩音が当然いる。楽しいおしゃべりを興じながら、手は悟史
の股間に這う。そそり立つ肉棒。長いスカートの生地を押し上げている。
それを押し込みながら先端を撫でる。すでに先走り液で生地は汚れている。
滲み出した液をぬるぬるこする。柔らかく細い詩音の指先が蠢く。女の子に
人気の高いケーキ屋さん。ひっきりなしにお客は訪れる。誰も気付かない。
でも、誰かが気付くかもしれない。そんな緊張とスリルにさいなまされる。
「……詩音、やめてよ」
 顔を近づけて、悟史は懇願する。
「ダメですよ、わたしをイカせてくれなかっんですから」
 悟史を嬲る反対側の手に何かを握る。先ほどまで悟史が持っていた
リモコンローターの操作盤だ。捻る。少しだけ振動を強くする。
「あぅ」
 かすかに呻いて悟史は突っ伏す。心配するクラスメイトに「なんでもないよ」
と答える。ローターは悟史の中にあった。そう、後ろの穴に淹れられた。詩音は
もてあそぶ。澄ました顔で悟史を嬲りながらおしゃべりをする。だが、一瞬、
表情を強張らせる。悟史の指がミニスカートの中に進入した。ショーツはグチョグチョ
に濡れたため履いてない。直に嬲られる。互いに攻めあいながら済ました顔でクラス
メイトとおしゃべりをする。

甘いケーキの香りの中にかすかな淫臭。誰も気付かない。二人のデートは
まだまだ続く……。                   おわり
186名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 17:47:21 ID:sNZEpHOB
ドーン!!
ひ ぐ ら し の な く 頃 に
187名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 17:59:09 ID:Fg97b2br
非常に乙。
とても良かった。




それにしても…この時代にリモコンのなんて…いやなんで(ry
188172:2007/08/07(火) 18:20:25 ID:cbnhOvsU
off板で募集したけど全然人が集まらないのでひぐらし関係のスレに書き込んでみたんですけどどうですか?
189名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 20:51:45 ID:0reHJXOw
>>185
ショーツ穿いてるのに地面が濡れるとかどんだけwwww
190名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 20:52:05 ID:SsVeEvg5
う〜んどうでしょう
191名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 21:11:28 ID:Y78K3yMh
>>185
GJ 良いものを見せて頂いたよ。
悟史と詩音は二人とも鬼畜そうだなぁと思っていたが、こんな関係もいいなw
悟史なら線が細いから女装すれば普通に女の子に見えそうだしこうゆうプレイも面白い。
192名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 21:52:28 ID:/pzvVCQz
悟子かわいいよ悟子
この二人はどっちが主導権握るかわからんな
普通に考えれば詩音なんだろうけど、悟史って案外サドっぽそうだし
というか自分自身は性欲薄そう
193名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 23:53:25 ID:Gu9uW0ZY
なんにせよ幸せな未来だなw
194名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:12:03 ID:haOZ0NDL
俺は圭一×詩音の組み合わせに興味があるんだけど、
この組み合わせで幸せな未来にはならないかなぁ
195名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:30:43 ID:fmroOAvB
カプ論に聞こえたらすまんが、他の部活メンバーよりくっつく可能性は低いかもしれないけど、
俺は普通にその二人がくっつく世界があってもおかしくないとは思う。
196名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:31:56 ID:ZUohkqkU
圭詩とか悟魅はどうしても悲恋のイメージがつくな。
それ以前に圭詩は昭和57年のあれやこれやが前提にあるから、
尻軽にならないようにするのが難しいし。
まあエロパロは深く考えなくても通そうと思えばノリで通せるから、
ハッピーエンドが無理なことはないだろうな。
197名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:41:09 ID:MApOGyI9
エロパロスレでオフ募集てw
198名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 01:31:47 ID:/+FGWtdA
>>178
まとめの方、梨花と羽入の組み合わせわかりやすいように編集してみた。
こんな感じでどうだい?
199名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 02:15:58 ID:eW1LJSNg
>>198
うお、わざわざありがとう!
200名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 03:25:33 ID:w5THMBvv
皆には内緒な仲のラブラブレナ魅キボンヌ
201名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 07:53:47 ID:q6QUHOW/
そういや、レナ×沙都子って過去にあったっけか?
202名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 17:10:40 ID:TiIKCz8F
>>194

自分は>>159の者なんだが、もしこの程度の文章力でも書いて良いなら
アップしてもいいかな?
いや、誰も別に詩音が好きだなんt(ry
203名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 17:12:33 ID:i/1Ke6Xz
>>200
いいな。レナ魅は他にはないエロスがあるw
シチュ的には梨花沙都に似てるんだが、幾分大人に近いからかな
どっちも圭一に渡すのは惜しいぜ…
204名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 18:53:44 ID:5GBqwgrN
>>202
神よ!
是非投下お願いします!!
超期待^^
205名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 19:10:04 ID:veMC+nMZ
>>202
俺も是非!!
投下お願いいたします!!
206名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 19:23:08 ID:aFXNF5cD
>>202
是非。我全裸待機也。
207名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 21:39:12 ID:8mMZYkEt
…嘘でもいいから投下してくれるって言ってくれよ…
208名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 22:44:20 ID:VMyCa2hn
空気読まないけど俺もおりょうちゃんの投下していい・・?
209名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 23:16:05 ID:aFXNF5cD
「んっ…うっ…くあっ…もっ」
「んっ…んっ…んっ…」
2人の結合部分からの卑猥な音が静かな教室にこだまする。
「んっ…圭ちゃんっ…もう…出すよ…」
「あっ…あっ…みおっ…ちょ…はげしっ」
続きは省略されました。続きを読みたいときはうちのホスト規制をといてください。
210名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 23:37:04 ID:HbQnROYb
>>209
よく見たら逆になってるw
211名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 23:37:24 ID:1ap3MHI4
>>202
全力で待ってる

>>209
ふたなりktkr
ホスト規制早くとけてくれ。魅音攻めにwktkせざる負えない。
212名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 02:53:35 ID:s4Y66yfQ
>>201
みよさともないなorz
213名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 03:09:21 ID:A3d++UPM
>>202
こんな時間にもwktkだぜ
明日の午後にはあるといいなぁ
214名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 05:52:46 ID:fsZII30t
>212
みよさとだったら診療所での検査の時とか

祭で沙都子を人質に取っている時でもネタにできそうだな。
215名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 11:11:59 ID:8VpcWWub
>>171
今更ながら、読んできた。
激しく、GJ。レナの誘惑に萌えたw
保管庫にしかない作品の感想ってこっちでいいの?
216小ネタ:2007/08/09(木) 12:30:04 ID:kLSf/QTT
どうしてこんなことになってしまったのかわかりません。
私209はホスト規制をされています。
恐らく同じマンションの4階と3階の男性はこの規制の犯人の一味。
彼らは黒のワンボックスカーとマウンテンバイクをそれぞれ所持。
どうかこのホスト規制をといてください。
それだけが私の望みです。
217名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 17:07:30 ID:9tWn6ucL
ここで空気読めない俺が投下してみる。
祟殺しアナザー、L4+ぐらいの圭沙都もの。やや暗いかも。
218鎖絆:2007/08/09(木) 17:09:16 ID:9tWn6ucL

かすかな泣き声が聞こえる。
寝ぼけた目を擦り、まだはっきりとしない頭で泣き声の主を探す。
部屋の中はまだ暗い。時計は見えないが、かなり遅い時間だろう。
それでも、俺は起きなくちゃならない。彼女を探して大丈夫だと教えなければならない。
……だけど何故、それをしなくちゃならないんだ?
ふと、俺の頭の中に疑問がよぎる。
何故だ? 俺が何故、それをしなければならない?
ぼんやりした頭が、回転数を徐々に上げていく。
――泣いてるんだから、安心させてあげなきゃダメだろ?
違う。それだけじゃない。それだけの理由なら、俺じゃなくても良いはずだ。
――彼女をなだめられるのは、俺しかいないから?
そんなような気もする。でも、もっとこの漠然とした使命感は強い感情な気がする。
だんだん俺の頭は覚醒へと向かっていく。
それにつれて泣き声だけでなく、彼女の呼ぶ声が耳に届きはじめる。
「にーにー……ぇにーにぃ……何処? 何処ですの……?」
俺を呼んでいる、声。
――そうだ。妹が泣いているんだから、安心させてやるのはにーにーの務めじゃないか。
かちん、と頭の中のピースがはまり、頭が一気に冴え渡った。
「……沙都子?」
隣に並べた布団の中には、沙都子の姿はなかった。
「沙都子っ!?」
「……っく、…圭……にぃ……ひっく……」
声を頼りに暗闇の中を探す。狭い部屋だから、すぐに見つかる。
布団から少し離れた壁の端、そこにうずくまって沙都子は泣いていた。
「沙都子、どうした?」
頭を撫でてやると、感極まったように腕の中に飛び込んできた。
「うわぁぁぁぁん! 圭にーにー! うあぁぁぁぁぁ!」
静かな夜に、沙都子の泣き声だけが響き渡る。
少しでも多くの温もりを求めるかのように、ぎゅっと全身で俺にしがみつく。
俺も少しでも安心してもらえるように、ただ頭を撫で続けた。
臆病な、いや臆病になってしまった妹は、まだ泣きやむ気配を見せない。
いい加減暗闇に目が慣れてきた俺は、改めて狭い部屋を見渡した。
二組の布団、端に寄せられたちゃぶ台、小さな冷蔵庫。
たったそれだけ。テレビを買う余裕すらない。
壁に掛かったカレンダー、昭和60年の6月。
そうか、あの日からもう二年も経つのか。
俺が沙都子のにーにーになったあの日から……
219鎖絆:2007/08/09(木) 17:10:20 ID:9tWn6ucL
一人の男によって、俺たちの日常は狂わされた。


沙都子から笑顔が奪われたあの日、俺たちは無力だった。
いや、違う。誰もが自分を犠牲にする勇気がなかっただけだ。
魅音は初めっから俺の意見に反対ばかりしてたし、何より園崎家、園崎家と体裁ばかり気にしやがる。
レナも助けたいと言っている割には何もしようともしなかった。
梨花ちゃんだって、そうだ。
一緒に住んでいた家族のはずだったのに、あの叔父のもとへ連れ去られるのを引き留めることが出来なかった。
全部、自分まで犠牲になるのを恐れたからだ。
子供だから何も出来ない、無力だと、そんな言い訳をかざしていたんだ。
そして俺も最初はそうだった……
どうせ何も出来ないと、沙都子が傷ついていくのをただ見ていただけだったんだ。
俺自身、何処かで自分が傷つくのを恐れていたから。
だけどあの日、俺はあいつらとは一線を越えた。
そんな自分が傷つきたくないだけの、非情な奴らとは……

きっかけは沙都子の発狂だった。

校長先生の足音を叔父だと思いこんで、ひどく沙都子は怯えた。
後で梨花ちゃんが教えてくれたが、沙都子はそう言う病気らしかった。
そして梨花ちゃんが沙都子に注射をしようとして……
「っ!?ちょ、沙都子?」
沙都子は脇目もふらずに、俺の胸に飛び込んできたのだ。
全ての人に怯えていた沙都子が、何故か俺だけに助けを求めてきた。
「わぁぁぁぁ……っく、助けて、助けてよ……にーにー!」
どうすればいいのかもわからなくて、俺も助けを求めるように周りを見渡した。
魅音のうろたえた目、レナの悲しそうな目、そして頼みの梨花ちゃんでさえ信じられないというような目をしていた。
ぽつりと梨花ちゃんが呟く。
「あり得ない、沙都子が圭一をにーにーと思いこむなんて……あり得ない……」
沙都子を見る。純粋に、ただ純粋に俺の助けを求めていた。
そして俺は悟る。沙都子を救えるのは、俺しかいないってことを……
220鎖絆:2007/08/09(木) 17:10:58 ID:9tWn6ucL
夕方の診療所。俺の手を握ったまま眠る沙都子。
監督と、梨花ちゃんもいる。みんな、沙都子を見つめていた。
注射を忘れると沙都子は臆病になってしまうこと。
周りの人を自分に敵意があると思いこむようになってしまうこと。
なのに、何故か俺だけが例外だったこと。
監督と梨花ちゃんが説明してくれたことが、ただ頭の中をグルグル回っていた。
クールになれ、と自分を落ち着かせようと頭で何度も繰り返す。
沙都子はまだ、目覚めない。
「……監督」
「何でしょう? 前原さん」
「沙都子が目を覚ましたら、沙都子はあの家に帰らなきゃならないのか……?」
監督が口を閉ざす。それが答えだった。
「圭一」
ふと、ずっと黙っていた梨花ちゃんが口を開く。
「ボクが前、圭一に頼んだこと、覚えてますですか……?」
「沙都子のにーにーの代わりをしてくれって、あれか?」
小さな頭が、頷きを返す。
「それは沙都子が貴方に悟史の面影を重ねていたから。でも今までこんなことはなかった」
「……梨花ちゃん?」
よくわからないけど、梨花ちゃんが急に大人びたような気がして、俺は少し驚いた。
「いくら症状が出てるからって、圭一を悟史と間違えるなんてあり得ない……」
そう小さく呟き、そして続ける。
「圭一、確かに貴方は悟史と重なる部分がある。でも……」
――沙都子のにーにーでは、無いのですよ……
その言葉が何を伝えたいものだったのかは、今もわからない。
だけど、その言葉が俺を決心させたのかもしれない。
正直なところ、その言葉に俺はカチンときた。
そうだ。確かに俺は沙都子のにーにーじゃない。
でも、なることは出来るはず。
あの時沙都子は俺を選んだ。
悟史と重なる部分があったからかもしれない。だけど他の誰でもない俺を選んだ。
だから俺がやるしか、俺が沙都子を救うしか――
「監督、せめて俺が沙都子を家に連れて行ってもいいですか?」
「歩きでですか? 結構遠いと思いますけど……」
「負ぶって帰ってやりたいんです。せめて……」
俺が必死に頼み込んだせいか、監督は折れてくれた。
まだ目覚めない沙都子を背負って俺は歩く。
見送るのは監督と梨花ちゃん。これが一生の別れと知らない二人。
何処へいく? あてなんて無い。でも、確実に雛見沢からは背を向けて。
ただひたすら彷徨い歩いた。ポケットに入っているお金は少しだけ。
走った。ただ少しでも遠くへ行こうと思った。
そう、あの日俺たちは――逃げた。


その後のしばらくの日々は大変だった。
今でこそ俺がバイトで稼いで、こうしてボロいながらもアパートに暮らせている。
だけど当時はずっと野宿だったし、ご飯もろくに食べられなかった。
沙都子はあの日から臆病なままで、俺から少しも離れなかった。
しかもニュースで雛見沢大災害のことを知って、戻れる場所はもう無くなった。
だけどただひたすら前へ進んで、今の俺たちがここにある。
幸せを掴んだ俺たちが……
221鎖絆:2007/08/09(木) 17:11:51 ID:9tWn6ucL
そうこう思い出しているうちに、沙都子はいつの間にか泣きやんでいた。
「落ち着いたか? 沙都子」
頷く。もともと赤い目が、もっと赤くなっていた。
「一体どうしたってんだ? 怖い夢でも見たのか?」
「ええ……圭にーにーが……いなくなる夢」
「大丈夫だ、俺はいなくなったりしねぇよ」
言って、乱暴に頭をぐしゃぐしゃと撫でてやる。
あの日以来、沙都子は俺を『圭一さん』とは呼ばなくなった。
でもにーにーとだけで呼ばれていると、悟史と重ねられてる気がして嫌だった。
沙都子を置いていった悟史とは、俺は違うんだ。
だからせめて分けてもらえるよう『圭にーにー』と呼ばせることにした。
それなら俺は圭一であり、なおかつにーにーであることが出来た。
「でも、でも……」
「大丈夫だ、沙都子を置いていなくなったりなんてしない」
「嫌……、圭にーにー、いなくならないでくださいまし……」
「だから沙都子――」
「嫌、嫌……私を、沙都子を置いていかないで……」
「……はぁ」
沙都子はこうなると、思いこみが治らない。
そういえばバイトをはじめた当初も、こうやって離れたがらなかったっけ。
こうなったときは、俺がここにいることを沙都子に教えてやらなければならない。
「沙都子」
「いなくならないで……圭にーに……!?」
頬をギュッと押さえて、その小さな唇を塞いでやる。
突然の口づけに驚いたように目を丸くしたが、落ち着くにつれ段々と目が閉じていく。
「ん……むぅ…っ……」
頃合いを見計らい、舌を差し入れる。
特徴的な八重歯を舌先でなぞっていると、待ちかまえていたように小さな舌が絡められた。
砂糖菓子のような甘さの残るその感触を、頭を撫でるように楽しむ。
「ふ…んんっ……む…」
深く繋がるにつれて、沙都子の鼻から甘えるような吐息が混じり出す。
沙都子の口腔に唾液を流し込み、俺も沙都子の唾液を飲み干す。
小さな舌は忙しなく動き、俺の方にも快楽を与えてくる。
もともと器用なのか、沙都子はキスが上手い。
時折俺の方が責められてるような錯覚すら覚えるほどに。
俺も負けじと舌を吸ったり、歯茎を舌先でくすぐったりする。
が、段々と息苦しくなって唇を離す。
つぅーっと繋がる、一本の銀糸。
「沙都子……」
紅潮した頬が、何とも可愛らしい。
そのまま首筋に口づけ、舌先でうなじをなぞっていく。
肌を軽く吸うと、ぴくんと体が小さく跳ねた。
こうやって赤い華を沙都子という大地に点々と咲かせていく。
パジャマのボタンを外し、徐々に脱がせる。
まだ育つであろう二つの膨らみが現れ、沙都子は小さく息を飲んだ。
これから与えられる全てが楽しみで仕方がないとでもいうように。
そっとその膨らみに指を這わせ、少しずつ力を込めていく。
何とも言えない柔らかさと、弾力と、温もり。
手のひらに吸い付いてくるような感触が愛おしくて、力を込めすぎそうになるのを必死に理性で止める。
「ん……はぁ……」
熱く、しっとりとした吐息が小さな口から漏れる。
もっと聞きたくて、淡い色をした蕾を摘む。
「……っ!…ふぁっ!」
コリコリと転がすように刺激を与えてやると、ぷくりと硬さを増してくる。
222鎖絆:2007/08/09(木) 17:12:32 ID:9tWn6ucL
耳に舌を這わせる。ビクリと体が大きく跳ねた。
「ん……あっ、や……っ!!」
沙都子は耳が弱い。舌先で輪郭をなぞって、耳たぶを軽く吸ってやる。
手の動きは変えぬまま。揉みしだき、時折先端を弄ぶ。
あー、沙都子、結構胸大きくなってきたな……
俺が弄っているせいもあるのか、最近特に成長著しい。
そろそろブラジャーでも買い与えてやらないと不味いんだろうか?
どんなのが良いだろう? 色はピンクとか黄色あたりが似合いそうな気がする。
――なんて、兄じみた思考と今している行動の矛盾に少々心が痛む。
妹であるはずの彼女との、背徳的な行為。
くそ……っ!
俺の中の二つの思考が葛藤する。
くそ、くそ、くそっ!
クールになれよ、落ち着け前原圭一!
そんな言い聞かせるような思考ですら、煩わしくなって。
ならば忘れて堕ちてしまえばいい、と俺は『俺』を手放していく。

律しようとすればするほど、堕ちていく。
どうせ堕ちるなら、正面からのめり込むように。
全てを忘れて没頭してしまえば、背徳感は快感を高めるためのスパイスにしかならない。
ただ快楽だけを求めて、堕ちていけ。

「ひゃうっ!」
美味そうな色合いをした蕾にしゃぶりつく。
そのままただ貪るように、赤ん坊がおっぱいを飲むように吸い付く。
「あ…っ、や、んぅ……けぇ、にーにぃ……」
脳を直接溶かしつくすような、甘ったるい声。
それに煽られていくように、ただひたすら嬲り続ける。
ミルクにも似た、ふわふわするような甘い女の子の匂い。沙都子の匂い。
立ち上っていくそれを空気に盗られるのが惜しくて、鼻から息を大きく吸う。
右手は背筋からまだ未発達な腰のラインを辿って、小さなお尻を撫で回す。
「きゃうっ!……っや、あぁ…くぅん……」
子犬が甘えるような鼻にかかった声。心の底から可愛いと思う。
熱に浮かされたような真っ赤な頬と、潤んだ瞳。荒く息をつき、小さく開かれた唇。
俺の視線に気付いたのか、そっと瞳を閉じ、唇を少し突き出してくる。
せがまれるままに、キスに応じる。ギュッと抱きしめ、頭をわしわしと撫でた。
「んむぅ……ちゅ…」
至近距離でぼやけてはいるが、満足そうに笑うのが見える。
ああ、まただ。また俺が二つに分かれていく。
その笑顔が、俺を癒す。俺を壊す。
聞こえるはずのないひぐらしの声が遠くで聞こえるような気がした。
たくさんの声が頭を満たしていく。ああ、わからねぇ。わからねぇよ!
俺は沙都子を守りたいのか?
――それとも、壊してしまいたいのか?
そんな自問の答えが出るのが怖くて、目の前の行為に集中する。
223鎖絆:2007/08/09(木) 17:13:18 ID:9tWn6ucL
ぽよぽよとしたお腹を通り過ぎて、秘められたそこにそっと指を這わせる。
「ふぁ…あっ!……んんっ………やぁっ!」
そこは既にしっとりと濡れそぼっていて、俺を受け入れることが出来ることを示していた。
指先でややほぐしてやってから、俺は張り詰めた俺自身を取り出した。
沙都子を抱き上げ、俺自身と垂直になるようにする。
沙都子と繋がるときは、必ず座位だ。
一回だけ後背位でやってみようとしたことがあったが、ギュッとしがみつけないと不安なのか、俺を呼びながら大泣きしてしまったのでそれ以来やっていない。
そもそもこの行為をはじめたきっかけは沙都子を安心させるためなんだから、逆に不安にさせちゃ意味がない。
徐々に沙都子を下ろしていく。先端が沙都子に触れ、くちゅりと音を立てる。
「ん……あ、あぅ…や……けぇ、にぃ…に……」
ずぷずぷと沙都子の中に入っていく。まだ小さく狭い沙都子の中だが、合わさり慣れたそれは思った以上にスムーズに飲み込まれる。
そして最奥まで繋がった。
予想通り、すぐさま沙都子はギュッとしがみついてくる。
俺も抱きしめ返して、頭を撫でる。サラサラとした髪の感触が心地よい。
ここからじゃ表情が見えないが、きっと満足そうなあの笑顔なんだろう。
沙都子の腰を優しく掴み、上下に揺すって抽送を開始する。
「あっ、ん……や、やぁっ!ふぁぅっ!」
甘い喘ぎが響き渡り、沙都子が艶めかしく体をくねらせる。
可愛い妹でもなく、年相応の少女でもなく、そこにいるのは一匹の雌。
――わからない、わからない。
頭の中がガンガンする。ひぐらしの声がこだまする。
ただひたすら逃げるように、腰を打ち付けていく。
沙都子の嬌声、涙がこぼれそうな瞳、八重歯が覗くほど開かれた口。
狭い沙都子の中を夢中で掻き分け、きゅうと絡みつくそれを残さず感じ取る。
限界が近い。頭が真っ白になっていく。

ただ沙都子に笑っていて欲しかった。それだけなのに。

どうして今の沙都子の笑顔は、こんなにも胸を締め付けるんだろう?

俺、どうして、涙が止まらないんだ……?

「や、やあっ!にーにー!圭にぃ、にーっ!!ふああっ!」
呼んでいる。俺を呼んでいる。
ぎゅううっと一気に中が狭まり、沙都子の体が大きく跳ねる。
それに搾り取られるように、俺も全てを解放する。
びゅくびゅくと俺の全てをぶちまける。
一つ俺が脈打つ度に、一つ『俺』が崩れていく。
ワラう沙都子と裏腹に、俺はナイて果てた―――

224鎖絆:2007/08/09(木) 17:13:58 ID:9tWn6ucL
「圭にーにー……?どうしたんですの?」
沙都子が心配そうに覗き込む。心の底まで見透かされそうな緋色の瞳。
その純粋さに、堪らず目を逸らしてしまった。
俺は気付いている。気付いていた。始めっから答えは持っていたんだ。
梨花ちゃんが言っていた。――俺は、沙都子のにーにーじゃ、ない。
俺は前原圭一であって、沙都子の兄の北条悟史にはなれない。
ほら、これが証拠じゃないか。
沙都子の足の間から零れ出す俺の、欲望。
いくら妹だと思っていたって、本当の兄ならこんなことしない。
沙都子を安心させるためだなんて言い訳、免罪符にもなりはしない。
それ以前に、俺は『圭一』であることを捨てきれなかった。
悟史と重ねられたくない、『圭一』のままでいたいと思ってたじゃないか。
その結果がこれだ。兄という偽りの仮面を被って、沙都子を縛り続けた。
ここまで閉じこめ、連れ去ってきてしまった。
「うあぁぁぁ……ごめん、ごめんな……沙都子……ごめんなさい、ごめんなさい……」
俺は沙都子を妹としてみてたんじゃない、俺は沙都子を自分のものにしたかっただけなんだ。
沙都子が好き、だったのかもしれない。手に入れたかっただけなのかもしれない。
二年越しの後悔が溢れ出して、止まらない。
「……圭一さん」
ふと、懐かしい呼び名。
顔を上げる。そこにいたのは、紛れもなく昭和58年の沙都子だった。
そっと頬を撫でられる。
「……わかってますの。圭一さんはにーにーと違うことぐらい。私だってわかってますのよ」
「……沙都子」
「だから『圭にーにー』と呼んできた。にーにーと似てるけど、違う。圭一さんは圭一さんなのですから……」
「……」
「わかってて貴方についてきました。だから、謝らないで。謝らなければならないのは私の方なのですから……」
そう言って沙都子は笑う。あの頃のままの笑顔で、涙を流しながら。
「私に縛り付けてごめんなさい……だから――」
――なかないで、圭にーにー。
それが発狂しかけた俺が都合良く見た夢なのか、それとも本当だったのかわからない。
でも俺は泣いた。見たかった笑顔を見れた喜び、過ちに気付いた悲しみ、全て。
互いに道化を演じた、嘘しかないこの世界。
それとも嘘を信じ続ければ、いつかはそれが真実になるのだろうか?
頬を撫でる沙都子の小さな手のひらだけが、やけに温かかくて心に染みた。
225名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 17:15:47 ID:9tWn6ucL
以上です。正直すまんかった。
沙都子分が足りなかったので、ついカッとなってやった。
改行下手なのと、エロパートが拙いのは許してください。
というかごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなs(ry
226名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 19:03:39 ID:OuiAMv8M
GJ!!!!!
切ないなぁ(´・ω・`)
二人に幸あれ
227名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 19:45:05 ID:kLSf/QTT
あぅあぅあぅあぅあぅあぅ!!!!

すいませんふざけすぎました。GJです。
さりげなく災害回避してるな。この2人。
誰かホスト規制を解除してくれ…
(・3・)<おじさんそろそろ困ってきたよ〜
228名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 20:20:51 ID:OuiAMv8M
なんせ今度の(・3・)がKを突く番だからww
229名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 21:16:47 ID:dIXJE8sd
刹那的で閉塞的な状況の描写が胸に沁みるなあ………。切ないなあ。
圭一に感情移入した。沙都子を守ってやりたいよ。GJ。
230名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 21:53:15 ID:Txu0dnEn
お前ら↓のスレでヲチされてるぞ
蜩観測所@難民 part34
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1186490174/
ついでにそこの住人が大好きな絵板のリンクも貼っておこう
旧絵板
http://w7.oekakies.com/p/satoko/p.cgi?sort=0
新絵板
http://bbs4.oebit.jp/nake/
新絵板3
http://s2.muryo-de.etowns.net/%7Ehigurasihkeita/
231名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 22:39:23 ID:eQTMvYp7
イチローかわいそ〜
232名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 23:14:58 ID:Hvp3dBsF
いやむしろ愛されてる>イチロー
233名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 00:10:10 ID:i6Z6SBXf
(´・д・)イチロー。。。
234名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 00:34:59 ID:KK31QTkr
イチローは此処の住人によりもあっちで愛されてる
235名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 01:18:54 ID:2khnlpYZ
ここには投下されてないようだけど、
保管庫の「罰ゲーム:ババ抜き」にオットセイが感涙した
みおっぱい!みおっぱい!
しかも各キャラ編とな?wktkせずにはいられない
次も楽しみにしてますお
236名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 03:09:43 ID:wOsTWg0C
圭一が転校してこない世界で、「部活」=レズエッチという設定で、レナ魅、梨沙都子で楽しんでいる世界を妄想した…w
たまに、詩音も混ざったりして。
237名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 03:47:14 ID:kWJs1RlT
>>236
さあ!その妄想を文章に書き起こすんだ!
パンツ一丁で待ってる。
238名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 09:36:26 ID:/tHAXF67
>>236
むしろ最初から全裸で待ってるんだぜ!
239名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 09:40:21 ID:gr7RPx4O
レナ達が興宮の学校に行ったって設定で
圭一富田岡村が愛と肉欲の日々を送り、たまに大石入江富竹が参加する妄想をしたりしなかったり
240名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 12:06:32 ID:AFLDAErX
もうなんでもありだな
241名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 21:49:02 ID:GLrYxy3G
242名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 00:25:44 ID:FiB+qNsl
>>241
ちょww寸止めかww
tmtk関係ないw



tmtktmtk
243名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 01:05:01 ID:9/b9RB66
>>241
死体のはずがエロ画像にw
早く上の続きを書くんだ
244名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 01:10:32 ID:E6uSTozS
>>241
tmtkせざるを得ないぜ

今更だがなんで「ふぇ?」ってあんなに可愛いの?
245名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 01:48:31 ID:PnKXdC42
保管庫にまた新作アップしました。
『梨花ちゃま集中合宿』ってやつです。 ちょっと凌辱+ギャグっぽい感じです。
246名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 05:10:17 ID:K0d3UMiD
>>244
魅ぃの女の子としての素が出てるから?
247名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 08:05:08 ID:SPKRsGqo
↓になら*られても…

706 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2007/08/11(土) 06:53:45 ID:gnzzqoq3
>>701
俺も似てるかも試練。

基本、圭羽だが圭レナや圭魅、圭梨、詩沙、果ては葛レナや小此魅、富圭とかも大好きだぜ。
最近、ノーマルも百合もウホッも拷問も何でもいけるようになってきた。
248名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 08:43:53 ID:v/Uq1sPs
アニメ版羽入かわいいな・・・
249名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 10:01:15 ID:W3VzXz8y
難易度
富竹圭一>>>小此木魅音>>>>>>>>>>>>>>>>葛西レナ
250名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 12:00:26 ID:VvAWKDR3
魅音スレからずっとtmtkしてるんだぜ
251名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 13:26:30 ID:Nqah3wLi
小此魅は生理的に受け付けないな。個人的な意見だからスルーしてくれ
だが気になるのは最近スレではなく保管庫に直接良作が投下されてる件
252名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 14:39:39 ID:I8I6LD3A
小此魅は圭レナ厨がやってるんだろ。
格闘しただけでよくあそこまで妄想できるよな
253名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 14:52:37 ID:FiB+qNsl
>>251
保管庫に入れるのが二度手間になるからかな?
とりあえず、圭一変態すぎるw
だが、それがいい!!
254名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 15:18:33 ID:98NknJyb
>>252
小此魅本命ときどき圭魅な俺もいるぞ
255名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 15:46:46 ID:Nqah3wLi
>>252
なるほど。圭レナにするために魅音は邪魔だからと
祭囃しに不満がある俺だからかもしれないけどね
それに圭一を好きな魅音が好きだww
という訳で圭魅希望w
てか前に圭詩を投下すると言っていた神は何処へ?
256名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 15:56:26 ID:Sc/4wzHP
     )、._人_人__,.イ.、._人_人_人_人_人
   <´ 圭レナ厨じゃ、圭レナ厨の仕業じゃ!  >
    ⌒ v'⌒ヽr -、_  ,r v'⌒ヽr ' ⌒ v'⌒ヽ v'⌒
// // ///:: <   _,ノ`' 、ヽ、_ ノ  ;;;ヽ  //
///// /::::   (y○')`ヽ) ( ´(y○')    ;;|  /
// //,|:::     ( ( /    ヽ) )+     ;| /
/ // |:::     +  ) )|~ ̄ ̄~.|( (       ;;;|// ////
/// :|::       ( (||||! i: |||! !| |) )      ;;;|// ///
////|::::    +   U | |||| !! !!||| :U   ;;; ;;;| ///
////|:::::       | |!!||l ll|| !! !!| |    ;;;;;;| ////
// / ヽ:::::       | ! || | ||!!|    ;;;;;;/// //
// // ゝ:::::::: :   | `ー----−' |__////
257名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 16:07:38 ID:bVehcgGr
おいおい。エロパロまで来てカプ論争すんなw
ここでぐらい仲良くしろよw

話変わるがもし保管庫に直接うpする職人さんがいたら
うpしたSSをここに直接リンク貼ってくれると見る人の手間も省けていいと思う
258名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 16:27:24 ID:rDeNnCdj
本命以外のどのカップリングでも楽しめる俺が勝ち組。
小此木魅音もそんなに悪くないだろ、俺祭囃子の演舞シーンカッコよくて好きだし。
圭レナを否定する為にレナは圭一が好きじゃないと言い張るイタイ圭魅厨と一緒になるぞ?
カッカせずに色々楽しむのが一番だ。
259名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 16:33:07 ID:GFHWemYZ
小此魅って言ったら某サイトのSSだろ?
このスレ向けだし
260名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 16:39:27 ID:2Y5l2In0
圭魅厨自重汁
261名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 16:50:58 ID:8KVejgwC
>>258
3行目は余計。ここは普通に圭魅や圭レナが好きな人もいる事を忘れるな。
2行目と4行目には同意だけどな。
各自がまったり楽しめればそれでいいんだから
圭魅厨やら圭レナ厨って言葉でスレの空気悪くしないで欲しいわ
262名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 17:05:46 ID:kU0RFjFt
ここはカップリングなんでもありだ
圭一×おおいし☆分が絶望的に足りないぞ
263名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 19:03:46 ID:0g5iMhPv
いやいやそこは
クララ☆×圭一
だろうに
264名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 19:11:03 ID:EWlgrZwM
>>261
なぜスルーできないの?病気かなんか?
265名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 19:19:38 ID:z/Ftl3Bm
マイナーカプが駄目なら、圭詩好きな俺はどうしたらいいんだよ
266名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 19:29:07 ID:ZLxGUlA9
熟女好きには、保管庫のクララ☆ネタはたまらないんだぜ
267名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 19:56:06 ID:FiB+qNsl
>>265
オマイは、まだいい・・・亀魅な俺はどうなる。
地元の名士の跡取りと将来有望な野球選手。
お似合いと思わ・・・ないか(´・ω・`)
268名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 20:39:33 ID:VkGkF5Ta
俺なんかお魎萌えだぜ
269名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 20:43:02 ID:cx18M9F2
>>268
馬鹿野郎。お魎萌えなんか掃いて捨てるほどいるぞ。
Kに口説かれて内心うろたえながらも顔色を変えないお魎を想像してハァハァしてるぜ。
270名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 20:57:45 ID:gO86aKbQ
>>267
ここにも同士はいるぞ。
第三者がいるときは頭首モードで亀田を尻に敷いているが、二人っきりになると乙女全開でかいがいしい魅音が理想だ。
保管庫のケーキプレイの人は、もう亀魅は書いてくれないのかな…。
271名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:37:47 ID:hqj1b4Dh
亀田×魅音はありのような気がする。
俺はどちらかというと、一途な亀田の想いに魅音がほだされるというか、段々と
悪くない気がしてきて途中経過はツンデレ……な感じだが。

ここはマイナーカプでも堂々と話せていいなぁ……。
富田×沙都子とか岡村×梨花とかも好きなんだが、同士はいないのだろうか?
272名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:40:28 ID:W3VzXz8y
つまりみんなの意見を統一して
圭レ魅沙梨詩富大鷹入知悟葛茜魎鉄リ小亀富岡でいけということか
273名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:42:10 ID:Sc/4wzHP
他のマイナーカプと違って富田×沙都子とか岡村×梨花は
作中で片方の恋愛感情が書かれてるのに、どうしようもなくマイナーなのは何故だろう。
274名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:55:12 ID:cPTtgGaA
ロリだからエロパターンが少ない、とか。
275名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:55:16 ID:CE1/tezm
乱交乱交
276名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 22:01:58 ID:/TJ/iXMH
所詮はモブキャラなのですよ、にぱー☆
277名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 22:07:33 ID:A1SXcFjy
寧ろ、圭一×魅詩の双子との3Pを考えてみたり
ありきたり?
逆に、園崎家の女達が圭一をいじめるとか?
278名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 22:21:05 ID:KCiBzfnz
保存庫に直接投稿したのってケータイだと見れない?
279名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 22:52:33 ID:VkGkF5Ta
>>269
すまなかった。今後はお魎を誇りにして生きていく
前にお魎エロ投下していいか聞いたら見事にスルーされたのでトラウマになっていた所だ
280名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 23:05:51 ID:/TJ/iXMH
若い頃のお魎ってどんな感じだったんだろう
281名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 23:06:20 ID:Nqah3wLi
>>277
それを文章化するんだ!!
そのネタ想像したらキュンキュン☆したぜ
282名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 23:12:27 ID:CElOqE4M
>>280
はだしのゲンを見るんだ
283名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 23:36:21 ID:LvhCF4rN
嘘じゃッ!!て何回も言ってたな
284名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 23:58:36 ID:K0d3UMiD
「嘘だッ!……いや、嘘なのかな?かな?」
「曖昧になるのかよ」
285名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:02:59 ID:2C+caoT+
>>281
横からすまんが、俺が思いついたもの

・圭一と詩音が二人がかりで魅音をアンアン言わせる
・魅音と詩音が圭一を取り合って、圭一がアンアン言わされる
・罰ゲームにかこつけて、詩音に日頃の仕返しを目論む圭一と魅音
・茜ママの「どっちか好きなほうを〜」発言に対して、(゚д゚)『ワイも男や!二人まとめて面倒みたるわぃ!』
・三人でお風呂キャッキャウフフ
286名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:08:18 ID:ffo0VIy8
>>285
圭一があんあん言わされるに一票
287名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:08:48 ID:yYLxhqqy
>>285
すばらしいっす
園崎家最高っす
288名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:34:11 ID:5/ZR+IUC
>>285
たまには圭一があんあん言わせるのに一票
289名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:42:30 ID:3U+JxffN
一人娘の茜。
表向きは絶縁しているという事もあるが、最近、彼女を見て戸惑ってしまうときがある。
と言うのも彼女が悪いのではない。真っ直ぐな瞳、日本人としてはかなり珍しい緑の髪、あるいは腰の据わった姿に若いときの自分を重ねてしまうのだった。

若い自分自身の回想は、そのまま宗平に繋がった。
背中の広い人だった、握る手の温かい人だった。・・・
一人亡き人を想う。

お魎はただ幸福であった。



今、お魎さんこんなかんじ?
290名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:47:12 ID:YWr4u6dK
>>285
・圭一と詩音が二人がかりで魅音をアンアン言わせる
ありきたりだが鉄板でいいよね、ドS二人×ドM
キャッキャウフフも見てえ
291名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 01:47:46 ID:/dCKCjLR
>>285
・罰ゲームにかこつけて、詩音に日頃の仕返しを目論む圭一と魅音
下克上!
そのままなし崩し的に3P突入してもいいよね
292名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 15:01:39 ID:MukeV/48
部活で奇跡的な完全勝利を収めた圭一の要求で、双子による王様接待プレイ。
ひざ枕乳枕は勿論の事、食事を食べさせてもらったり、お風呂で二人に体洗ってもらったり…
293名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 15:18:24 ID:RQVX6ME7
ボディーソープを塗りたくった四つの乳に体を洗われる圭一か。けしからんな。
294名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 15:27:22 ID:haCATEPT
お魎さんがその権力を使って圭一を手籠めに
心で泣きながらもその手伝いをする魅音と詩音
もちろん茜さんが加わってもよし
未だかつて誰も書いた事のない珠玉の物語!
たまにはこんなのもいいんでないか?
295名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 15:42:54 ID:hOa2Snop
(・3・)プェー
296名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 16:54:07 ID:ffo0VIy8
園崎大反響だなw
やはり圭一は攻められるのが似合ってると思う俺は間違いなく異端
297名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 17:07:37 ID:2C+caoT+
圭一に対して攻めにまわれるのって、レナと詩音と部活でノリノリの時の魅音くらいなもんじゃないか?
298名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 18:33:00 ID:EY39VqAP
>>297
んっふっふとにぱ――ヽ(>▽<)ノ――を忘れてもらっちゃ困るぜ
299名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 18:38:52 ID:mHqu/MR9
待て、片方がおかしい
300名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 18:59:50 ID:5hTYFbQt
まぁ梨花ちゃまはないな
301名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 19:47:40 ID:baxB/gZL
落ち着け、それはたかのんだ。
だからどっちもおかしくない。
302名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 20:00:30 ID:ffo0VIy8
とりあえず園崎家が圭一をあんあん言わせる作品の投下を全裸で待つぜ
303名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 22:35:49 ID:vu+zWnrm
>>298
魅音と沙都子は部活の時だけ攻めになるな
304名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 01:11:41 ID:6xlGkzKG
sage
305名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 01:12:29 ID:6xlGkzKG
圭一を攻める相手と言えばやっぱりレナの父だな
306名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 02:58:20 ID:KnBoSfww
圭一の属性から言えばソフトMなのに、ひぐらしギャルズはドSが揃ってて困る。
307名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 09:54:04 ID:YCOMr9Cz
魅音がいるじゃない
308名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 09:54:43 ID:Wk4zSZmu
お前らは圭一を愛しすぎw
309名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 12:56:11 ID:6xlGkzKG
富竹もS、大石もS、入江も葛西も悟史も公由のおじいちゃんも赤坂も小此木も園崎議員も富田も岡村も前原父もみーんなS
てっぺいだけが良心だ
310名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 13:39:48 ID:xHQqCGzg
圭一ほど愛されるキャラはそういない
311名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 14:16:03 ID:YMM2OBGR
圭一なら俺の嫁達を任せられる。
312名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 14:54:24 ID:A7YRNM4C
いやむしろ圭一は俺の嫁
313名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 16:06:54 ID:YCOMr9Cz
山○圭一は塀のなか
314名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 16:08:34 ID:iPJLB1dw
圭一は愛される男主人公!
どっかの誠とは大違い。


…3次元の世界ではカオティックな現象が起きていますが例の如く期待値0
http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1186956389/l50
http://www.oyashirosama.com/
http://www.vipper.org/vip586343.jpg
http://www.vipper.net/vip305246.jpg
http://www.city.suwa.nagano.jp/contents/contents_main.asp?BOXNO=2288
315名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 16:18:00 ID:BpNuSVm5
>>314
だって最後に流れる血が絶対にどっかの誠のものじゃないからな
圭一とは大違いだ
316名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 17:28:23 ID:6oDrtqNX
さて………
実写映画化が決定した訳なんだが
317名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 18:03:53 ID:ypnvQi2C
ちょwww撮影場所俺の生息地かよwwwww
岐阜じゃないのかよwwww
318名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 18:28:58 ID:iPJLB1dw
まぁ、まだ確定とは言えないけど多分確実じゃないの?
319名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 18:55:15 ID:Br7VIbvJ
どんどん低年齢化が進んでいく\(^o^)/
320名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 18:57:38 ID:wDr9KPsV
え?これ釣りじゃないの?
というか何故二次を三次にしようとするバカが後を絶たないんだ……OTL
日本オワタ\(^o^)/
321名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 19:20:47 ID:KhCgT79r
今朝買った日刊見てビックリしたw
322名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 19:47:06 ID:6xlGkzKG
もう三次の話題はいいよ
323名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 20:41:07 ID:5ln2kAHy
あらゆるところに、ひぐらしファンの悲鳴が、
木霊してることだしスタッフには、
是非思い止まって欲しい。
324名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 20:56:16 ID:KnBoSfww
>>310
なんせ圭一はひぐらしの世界における、俺達のちんちん代行者だからな。
愛されるのは当たり前であるっ。
325名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 21:05:22 ID:Br7VIbvJ
圭一は俺の肉便器
326名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 21:23:23 ID:xHQqCGzg
俺×圭一
327名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 21:26:28 ID:fbtmYg4J
>>324
そのわりには叩かれたり萌オタファンに邪魔者にされてるハーレム主人公が多いわな
328名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 21:35:38 ID:Y5S92dme
俺はあんま圭一好きじゃない。
どうでもいがそういう奴もいるってことも知っといてくれ
329名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 21:41:38 ID:d+q+1j98
確かにどうでもいな
330名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 21:50:23 ID:EmHBibeV
こんなひぐらしは嫌だ!
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1147262109/

281 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/14(月) 10:36:32 ID:Vp76/B81
圭一が沙都子を熱湯風呂から救出する際に欲情する
331名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 22:33:38 ID:xHQqCGzg
>>328
いらない自己主張
332名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 22:58:48 ID:xm3l0Lhn
イチローは苦しい思いをして氏んで欲しい
333名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 23:12:57 ID:colwHltB
「なあ沙都子、イチローのSSってどう思う?」
「ノ、ノーコメントでございましてよー!」

第一部 完
334名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 23:21:10 ID:colwHltB
「ねえ、みんな。イチローが上手いSS書けるようになるって、信じてた?」
「あぅあぅ、信じていなかったのですよ。どうせ今回も駄作に決まっているって、諦めて…………」
「俺もだよ」
「私も」
「おじさんも」
「あ、じゃあ仕方ないね」

第二部 完
335名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 23:41:49 ID:KnBoSfww
こういうプレイをキボンヌ

この変態!!!
    パーン
パーン _,,_ パーン
 _,,_ (`ω´)  _,,_
( ・3・)U☆ミ(・ε・ )
 ⊂彡☆))Д´☆ミ⊃
 ,,∩彡☆☆ミ∩,,
(   ) パーン (   )
パーン    パーン
336名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 00:24:00 ID:Q9J53CDR
>>353
園崎家総出でおっとせい☆を殴ってるの?
337名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 00:25:29 ID:Q9J53CDR
違った>>335だった…
338名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 01:45:48 ID:uDUeDcke
339名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 01:56:31 ID:Rc7kBkHa
>>338
なんという極上の魅レ
大変美味でございました、シェフ
340名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 02:09:58 ID:/biqT9vN
このSSを作ったのは誰だっ!
341名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 03:23:59 ID:v0yOQq4s
gjSUGURU
342名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 03:26:29 ID:Y3Qw0dwD
なんという、素晴らしいss・・・
しかし、圭一珍しくカワイソスな立場だなw
そして、続きがあるかもしれない、とwktkが止まらない俺。
343名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 03:35:34 ID:v0yOQq4s
そういやトラップマスターのすじ子なら、亀甲縛りとかもできそうよのうww
344名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 10:24:23 ID:ugoshZLW
>>334
なんかワラタ

レナあっさりすぎw
345名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 12:50:47 ID:OV41kiGy
レナはあっさり
リナはこってり
これ常識
346名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 14:24:29 ID:Q3FGgpVX
天才美少女魔導師リナのエロパロきぼん
347名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 15:30:51 ID:Y3Qw0dwD
>>344
それすらも、梨沙が圭一を落とす、
ために指示した策略だと思ったのは俺だけでいい。
348名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 17:43:12 ID:EyGF1m0a
保管庫にイチローの作品が保管されてて不覚にも吹いたwwww
349名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 18:06:48 ID:zxE1O4Lu
>>338
いいよ魅レいいよww
圭一?梨花ちゃまと沙都子に慰めてもらえ
350名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 19:07:54 ID:5bBmkgpd
イチローやべえええええwwwwwwwww
351名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 19:19:29 ID:JXu5Zt8b
なんで保管庫にSSじゃない物まで入ってんだよ
352名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 21:08:36 ID:BHRZwSdl
ごめん
俺イチロー作品で抜いた
353名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 21:50:55 ID:9QyHPp0l
>>352
よう俺。


なんて言うわけがないよ^^
354名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 22:04:30 ID:ESEwsRvc
>>347
>リサがK1を落とす
うほっ
355名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 22:05:20 ID:3gr4vStf
やあ
356名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 22:18:25 ID:Y3Qw0dwD
>>352
句読点すら付けてない文に、一瞬イチローの自演かと思った。
357名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 09:55:31 ID:HW/J9/9C
>>356違うの?
358名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 17:33:00 ID:Pvlp6qHr
おまえらイチロー好きだな。
359名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 19:05:39 ID:Az8809+2
うん、結婚したいくらい

やっぱ一作目が一番強烈だな
360名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 20:30:52 ID:m/J97vQd
イチロー×レナが読みたい。
361名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:13:03 ID:bhdbIqDN
>>360
「ハアハア」
イチローは声を荒げる。

恐らくこんなのばっか。
362名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:20:04 ID:IdTIv4sF
いつからそこにいたのかは分からない。

ただ、教室という公共の場所に彼女がいることには何の問題もなく、
問題があったのはむしろ、こんな場所でエロSSの下書きをしていた
俺の方にあったということだ。

彼女はほとんど俺の背中に覆いかぶさるような体勢だった。
両者の体は僅かほども触れ合うことはなく、くっつきそうでくっつかない
微妙な感覚を保持したまま、彼女はノートの文字を読み上げていた。

「……この後は?」
卑猥な内容を淡々と読み上げた彼女は、シャープペンシルを握り締めたまま
硬直している俺に、続きがどうなるのかを聞いてきた。
「この後は、レナはどうなっちゃうのかな……かな?」
つばを飲み込む音がいやに大きく響いた気がした。
「あ、あの、りゅうぐ」
「あはははは!」
けたたましい笑い声。

俺は恐怖に身をすくませる。
「イチローくん水臭いなレナでいいんだよノートにいっぱいレナの名前書いてるもんね本当は竜宮
さんじゃなくってレナって呼びたかったんだよねすごいねいきなり呼び捨てだよレナちょっぴりドキ
ドキしちゃうかな☆はぅ〜でもでもイチローくんがレナのエッチなSS書いてるなんてビックリだよ?」
一息にそう言って、彼女は――エロSSのヒロインのモデルは――黙った。
俺の言葉を待っている。
言い訳か、謝罪か……どちらを選んでもろくな結果にはなりそうにない。
静かな教室の中に俺の震える息遣いだけがこだまする。

「……ねえ、なんとか言ったらどうなの?」
躊躇している間に、第三の選択肢に自動決定されてしまったらしかった。
「イチローくんは、レナに

こうですか? 分かりません!><
363名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:30:19 ID:DC9QZDj3
>>362
なんだ、その羨ましい状況はw
イチローにはもったいない。
お前ら、イチローを愛しすぎだろw
364名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:53:49 ID:2l4fD4tw
>>361
何その彼岸島
365名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:53:58 ID:RfxM2NR5
結末はイチローくんが鉈で頭叩き割られて終わり
「ひゃあぁぁ!!一撃で叩き割ってあげるよぉぉぉお!!!!」
366名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:58:06 ID:j80OBaJl
またそのオチか
367名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 23:13:00 ID:oI5CvCmS
初めて来たんだがイチローって誰だよ
368名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 23:13:56 ID:yI3utn/e
知らない
369名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 23:20:50 ID:m/J97vQd
>>362
レナの台詞に句読点なくて噴いたw
まさにイチロー×レナw
370名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 23:23:50 ID:ktwgRV2e
最近ここの存在を知って
このスレに載ってる作品と>>56に載ってる作品を全て読ませてもらったけど
エロだけでなく話の内容が良くできてるものが多くて良かった
職人さん乙です
371名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 02:15:33 ID:HSSmhQND
Zzz…
372名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 03:00:47 ID:aMRWpQqP
>>367
誰に聞いたの?誰?誰ッ!?
373名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 03:58:26 ID:yNDuk09J
(・ω・)
374名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 04:51:27 ID:cQWBWtRV
(・3・)プェー
375名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 07:00:02 ID:mob3k2Xc
(;・з・)
376名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 14:26:23 ID:W+G/fyJN
mg(・3・)プギャー
377名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 14:40:33 ID:gEsNHiUg
みおん自重しるw
378名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 18:02:48 ID:W+G/fyJN
沙都子カボチャみたいに体ぐずぐずにして食べたい。
性的な意味で。
379名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 18:56:20 ID:mob3k2Xc
なるほど。
沙都子を祭具殿で滅多刺しにして詩音がペニバンを装着して犯すと…
380名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 19:16:12 ID:uulbe3zU
>>379
嫌な事件過ぎるwww
381名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 19:50:43 ID:qa7xAQ8s
屍姦っすかw
382名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 20:24:29 ID:KwoqRK1a
こう暑いと文字打つ気になんねぇな
383名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 20:37:16 ID:3NoXTVL8
ちんちんもダウンしちゃってるよ
384名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 20:57:27 ID:Zlf6TyfC
最近投稿少ないのもそういうことかな〜。
そりゃ性欲も減退するわ、一部の職人はそうでもないみたいだが。
385名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:33:38 ID:NLZRT/WW
エロが一瞬で申し訳ないが、ひとつ完成したから投下する。
たしかどっか以前にリクで出てた、解アニメ版一話の大人レナ×大人圭一ものだ。
まあ暇なら見たってくれい。
386名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:35:12 ID:NLZRT/WW
 バラバラと、破裂するような爆発音を響かせる真っ赤なバイクが、高速道路
の広い道を、矢の如き勢いで加速する。
 先端に丸いヘッドライトが張り出し、車体中央に鎮座するガソリンタンクが
両脇から優雅な網目状になったフレームに支えられ、その手前にシートが置か
れ、それが流れるように後尾へと続くようなバイクだった。

 上に跨るライダーは、まるでレーサーのようにバイクのガソリンタンクの上
に腹を乗せるような形で伏せ、前方から襲い来る猛烈な突風をしのぐ。

 だいぶ運転に慣れているのであろうか、マナーはともかく、そのバイクは周
囲の車が歩いているかの様に感じられる速度で、間を縫って駆け抜ける。
 稲妻のごとき勢いで進んでいき、やがて進路を最左車線に寄せると、ぽかり
と口を開けた出口へ吸い込まれて消えていくのだった。


・・・


 バイクは街に出ると、いくつかの交差点を曲がると細い路地へと入り込み、
その先は舗装もろくにされていない、でこぼこした道へと進入していく。

 気づけばバイク以外に車両は見あたらなくなり、周囲の風景からも人工物が
消え去り、いよいよ舗装路も途絶える。
 砂利や砂・埃ばかりの不整地が現れると、その上を回るタイヤが小石を拾い
上げてはまき散らし、それが車体に当たってカンカンと響く。

 道を間違えたのであろうか? しかし、それにしてはバイクを操っているラ
イダーにためらいが見られなかった。
 こういう整地向けのバイクでガレた道を走れば、激しい振動が襲うし、タイ
ヤを砂に取られ、ずるずると滑って極めて不安定にならざるを得ない。

 それでも時々落ちている巨大な木の枝をひょいと避けながら、どんどん突き
進むのだから、やはり相当に習熟しているのであろう。


 そうしてしばらく獣道のようなところを走っていったが、やがて、だいぶ朽
ち果ててはいるものの、再び舗装された道へと乗り上げる。
 一旦停止すると、ライダーは首を回して、道を思い出すかのように周囲を見
渡す。

 すると、ちゅん、と一羽の小鳥が誘うかのように真上を通過して、そのまま
道の上を飛んでいった。
 追いかけるようにして、バイクは軽く砂塵を巻き上げて発進する。

 すぐに小鳥は見えなくなってしまうが、だんだんと人工物が多くなってくる
道を往く。
 しかし人工物とはいえ、そのどれもが道と同じくして朽ち果てていた。
 この周辺に、生活を営む人間が既に去って久しいのは確実であろう。

 ある程度進むと行き止まりのようになっていたが、そこには一台の車が止ま
っていた。
 どうも周りの朽ち果てた物とは違って、真新しいようだった。
387名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:37:09 ID:NLZRT/WW
 それを認めたライダーは、ヘルメットのシールドを片手で上げるとバイクを
車に寄せるようにして停車する。
 サイドスタンドを蹴り出して地面に固定すると、右足を振り上げてバイクか
ら飛び降り、ヘルメットを脱ぎ去った。
 汗で少しへばりついていた髪の毛が、そよかぜに乗せられてふわりとたなびく。

「ふう」

 ヘルメットから現れたのは三〇代前半ほどに見える男性であった。
 線が細く、やや儚げだったが、眉から鼻筋にかけてくっきりとした造形と、
爛と輝いた瞳の奥からは、秘められた熱い意志が感じられる。

 それは成熟した男の色気を感じさせる顔立ちで、皮のライディングスーツを
身にまとった姿は、すらりと流れるかの様だ。
 相当の美形といっていいだろう。
 男はその目を泳がせて、車を見やった。すると、

「お待ちしてましたよ、前原さぁん……おんや、ずいぶん高価そうなオートバ
イに乗っておいでじゃないですか! それ、イタリィの奴でしょう?」

 助手席側から、間延びした声ではやし立てながら、よく太った老人が這い出
てくる。彼は男の事を前原と呼んだが……

「もっとジジイになってると思ったが……変わってねぇな、大石さんよ」

 そう、ライダーの正体は前原圭一であった。
 雛見沢大災害が発生し、村民のほとんどが死に絶えた中の、数少ない生き残
りである。

「なっはっはっは。私は不変・不滅ですからねぇ!」
「まるでジェームズ・ボンドだな」

 そして圭一に親しげに話しかけるこの老人こそ、かつて雛見沢連続殺人事件
を追った刑事、大石蔵人そのひとであった。
 その大石が有名な映画のイギリス諜報員の例えに「そりゃあ光栄ですねえ」
と喜ぶと、こほんと咳払いをひとつ、態度を改めた。

「今日あなたを呼びつけたのは他でもない、この雛見沢の生き残り、前原圭一
さんとコンタクトを取りたかったからでして」
「ああ、何度も聞いてるぜ……もう二度とこの地を踏むことは無いと思ってい
たんだがな」

 圭一はいう。
 もっとも多感な少年時代に、自分を形作る環境の全て――それこそ人から虫
まで――を失った彼は、それからしばらくの時間、心を閉ざして雛見沢の事も
忘却の彼方へと追いやっていた。
 しかし、心も体も社会的にも大人となるにつれる過程で筋肉のように痛んだ
分だけ精神力を鍛えた彼は、治らない傷を抱えつつも一人前の男として生きて
きた。

 無論、それは彼一人だけで成し遂げたものではない。
 全てを失った圭一を支えたものは行政による援助でもあったが、それ以上に
目の前の大石が存外に彼を助けたのだ。
 その理由だが、

「私ゃ死ぬまで、あの事件は追い続けるんですよ」

 と、雛見沢との最後の繋がりである圭一を失うのは避けたかった事にある。
無論、感情をもつ一己の人間として彼を見放せなかったのもあるが。
388名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:38:54 ID:isXiiC8k
ヒント・明日から夏の祭典

さて、部活の罰ゲームとして毛筆で擽られまくるレナでも妄想すっかな。
389名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:39:03 ID:NLZRT/WW
 そしてもう一人。

 今度は運転席側から、圭一よりも一回り年上と見える男がゆっくりと現れる
……ラフな服装をしているが、その体は服の上からでもしなやかな筋肉に覆わ
れているのが解るほどで、顔は戦士と表現したくなるほどに精悍さが溢れ出て
いるものだった。
 その男は、やかましい大石とは対照的に、静かに口を開いた。

「やあ、前原君。突然すまないね」
「赤坂さん。どうもお久しぶりです。いや……良いんすよ」

 赤坂衛。彼もまた、大石と共に刑事として雛見沢に深く関わった人間の一人
であった。
 彼は大石が圭一の後見人的役割を果たしていることを知ると、時々ではある
が仕事の手を休めて時間を共有していたのだった。

「それで……いまさら俺への用事って一体なんなんです」
「君に会ってもらいたい人物がいるんだ」

 赤坂は問いにそう答えた。

「俺に? こんなところで?」

 怪訝な表情になり、聞き返す圭一。

「なに、人目のつかないところの方が都合がよくてね」
「一体、誰なんです」
「会えばわかるさ」

 赤坂はそこまで言うと、車に戻ってエンジンをかける。反応して大石も同じ
よう助手席へ座り込むと「付いてらしてください」と、圭一を誘う。
 その言葉を残して車は後退していく。
 二人の意図がつかめない圭一は釈然としなかったが、黙っていても進展しな
いので、仕方なくバイクへ跨ってヘルメットを装着すると、アクセルを吹かし
て砂利の上をくるりと回って大石達を追う。

 やがて、いつか見た記憶のあるバス停を過ぎ去り、どんどん村の深部へと入
り込んでいく。
 懐かしい空気が圭一の体に当たり、様々な記憶を思い起こさせる。

「……」

 ハンドルグリップを持つ手に力が入った。
 だが、想いを払うかのように頭をぶんぶんと振るうと、運転に集中する。
 すると、目の前を走っていた車はウインカーを出して路地へと入っていくの
で、それに従って続くと……

「あ、学校……」

 そこには、朽ち果てた校舎があった。しかしその姿を圭一は忘れもしない。
彼が雛見沢においてもっとも記憶に残る場所、雛見沢分校。
 大石と赤坂が圭一を導いた場所は、その廃墟だった。
 大災害から全ての時が止まったままの校舎は、長く人の手を離れて、色褪せ
風化していた。
 その姿は、退廃的ながらも精霊がいるのではないかと思わせるほどに神秘的
なだったが、それは同時に、もはや現世の者が住まう場所では無い事を静かに
物語っていた……。
390名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:41:03 ID:NLZRT/WW
 大石達は校庭に車を停めると、降りて圭一を手招きする。
 従って、再びヘルメットを脱いでサイドスタンドを蹴り出すとバイクから降
りて二人へ続く。
 どうやら校舎の中へ入っていくようだった。

「ごめんくださぁい」

 一行は廃墟となった学校へ足を踏み入れる。古い木造の校舎は長い年月の経
過によってあちらこちらが腐食しており、一歩あるくごとに、ぎしぎしと苦し
げな音をたてる。
 内部に立ちこめる空気はしん、と冷たく、ところどころに木やコンクリート
を突き破って生えた草木が茂っていた。
 まるで建物全体が、侵入者を拒んでいるかのようだった。

 しかし構わず奥へと進むと、もともとそれほど広くはない建物である。すぐ
に行き止まり近くへと達してしまう。
 だが、そこは、

「俺たちが居た教室だ……」
「ええ、この中で待ち合わせている人がいるんですよ」

 そういうと、大石は教室の中へと目をやる。
 その視線の先に、ガラスが砕け散り、枠だけとなった窓際の椅子に腰掛けて
いる人影があった。
 三人が来たことに気づかないのか、こちらに背を向けている。
 ゆえに顔を覗くことは叶わなかったが、朱色のレディーススーツをまとった
細い背から、女である事はうかがわれた。

 あまりにもおぼろげに見えたその背に、かつての教師だった知恵の亡霊でも
見ているのではないかと、圭一は一瞬戦慄を覚えたが、栗色の長く伸びた後ろ
髪が風にそよぐのを見てすぐにその考えを打ち消す。
 それと同時に、その髪の色に見覚えがあるのを思い出した。

「まさか」

 思わず独りでに声が出てしまう。
 それに大石がちらりと目配せすると、赤坂が応じた。

「ええ、そうです。彼女は竜宮礼奈……君の」
「レナ!!」

 赤坂の言葉を遮って圭一が叫ぶ。その声色に反応したレナが、ふっと後ろに
顔を向ける。すれば、その先の映像を捉えた彼女の表情が、みるみる内に驚愕
の色へ染まっていく。
 鈴のような眼はかっと見開かれ、小さな口にはぽっかりと大きな穴が開いた。

「……まさか」

 つぶやいたレナが陽炎のように立ち上がると、触れれば崩れ去ってしまう砂
の城を扱うかのごとく、そっと細い腕を伸ばしていく。

「レナ」

 その腕を、圭一がはっきりと力強く手に取った。
 目の前の映像が信じられないというふうに、触れる手をきょとんと見つめる
レナ。それに圭一が柔らかく話しかける。
391名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:41:52 ID:NLZRT/WW
「どうしたよ、レナ。まさか俺を忘れたとか言うんじゃねえだろーな」

 その話しぶりに、レナがぶるりと震えた。おずおずと頭ひとつ高くなった圭
一の顔を見上げて、

「……圭一くんなの?」

 と、問う。

「これなら信じるだろ」

 そういうと、圭一はふわりと彼女の頭に手を乗せて軽くなでてやった。彼が
親しくなった相手に見せる、昔からの癖である。
 かつてレナも同様に頭をなでられたものだった。
 これではっきりと圭一であると認識したのであろう、レナはまた震えると、
声もなくその瞳からぼろぼろと大粒の涙をこぼした。

 彼女は、圭一が死んだものと思っていたのだ。圭一ですら、同様にレナが死
んだものと思っていたのだから。
 思いもよらぬ再会のショックに感情のコントロールが効かなくなる。

「……二〇年ぶりだな」
「け、圭一くん! 圭一くんっ!!」

 圭一の言葉に、それまで蜃気楼のような儚さをまとわせていたレナが堰を切
ったかのごとくして彼へ抱きつく。
 雛見沢での思い出が一気に噴きだしてきたのか、彼女は目の前に大石と赤坂
がいるのも構わず、圭一の胸へ顔を埋めてわっと号泣する。
 そんなレナを圭一がまた、やさしく撫でた。

「あのぅ……」

 そのように完全に二人の世界になっていた空間に、大石がおずおずと割って
入る。
 頭をぽりぽりとかきながら、

「感動の再会のお邪魔をしては申し訳ないんですがぁね、ちょっとよろしいで
しょうかぁ?」

 といった。
 圭一はレナの頭を撫でながら、振り向かずに答える。

「その前に……あんたら、最初からレナの行方を知っていて今まで隠してたん
じゃねえだろうな。もしそうだったら」

 そこまで言って振り向き、ぎろりと鋭い眼光で大石達を射貫く。

「い、いやいや! 竜宮さんが生存していたのを知ったのは、つい最近の事で
す、本当です!」

 修羅の様な迫力にあわてて見繕う大石。
 その言葉を圭一はいまいち信用できなかったが、レナが助け船を出した。

「圭一くん、大石さんは嘘をいってないよ」
「そうか」

 うなずく圭一を見て、大石はやれやれといった感じで肩を降ろす。

「んっふっふぅ……ふぅ。信用ありませんねぇ」
392名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:42:48 ID:NLZRT/WW
 そう言う肩に、ぽんと赤坂の手が乗る。大石に目配せして「この先はまかせ
てください」と伝えたのだ。
 ずい、と一歩出て口をひらく。

「前原君、驚かしてすまなかった。あまり先に彼女の事をいうと、君の性格だ
から、突っ走って事故でも起こしかねないと思って言わなかったんだ。その逆
もまた然りって事で。許してほしい」

「それ謝罪になってませんよ赤坂さん……まあ、確かにそうでしょうけど」

「すまない。まあ、少し説明しよう……彼女が事件のあと退院してから、行方
をくらませていたのは君も知って通りだ」
「ええ」
「それが、たった一ヶ月前の事だ。ふらりと骨ヶ鹿市に帰ってきたんだよ。
どうやら私たちが出版した、例の本を見かけたのが原因らしいが……」

 そこまでいうと、赤坂はいったん区切った。そのもったいぶる様な仕草に、
苛立った圭一が急かすようにいった。

「らしいが、なんです」
「彼女は失踪前、輿宮で鷹野三四を見たというんだ」
「なんだって」


 鷹野三四。雛見沢の綿流しの夜、行方不明になった後に焼死体で発見された
村の看護婦であった。
 だが、生前において彼女の言動は不可解きわまることが多く、また、三四号
文書といわれる遺されたノートには、雛見沢大災害の予言と真相ともいうべき
内容が、オカルト的な記述で記されていた。

 たとえば宇宙人の仕業だとか、寄生虫の仕業だとか、およそ非科学的なもの
ばかりであったがロジックを読み解いていくと、どれもが大災害は「人為的な
何かによって起こるもの」と予言する内容だったのだ。

 加えて、後年になって彼女の勤めていた入江診療所がただの医療機関ではな
く、なにかの研究機関も兼ねていた場所であった事が明らかになっている。

 そこで赤坂は仮説を立てた。

「三四号文書にあった「研究」が、御三家ではなくあの診療所によるものだっ
たとしたら、どうだろうか?」

 大災害を事故でなく事件とみなす向きは、なにも赤坂たちだけでなく、当時
に興味のある人間たちにもあった。
 しかし彼らは、多少の意見の相違はあれども、黒幕を雛見沢の支配者たる御
三家に求めた。

 というのも御三家の内に、その筆頭の園崎が極道の家柄にあり、それにつづ
く公由、古手も当然、園崎と深い繋がりがあったからだった。
 海外マフィアと結びついた兵器研究の事故によって、あの大災害は起こった
というのだ。

 しかし。
 その後になって赤坂達は当時の雛見沢の状況をくまなく調べていたが、御三
家に奇妙な研究の形跡は発見できなかった。

 家柄のため、大災害とは関係の無いであろう、殺人から武器や薬、果ては人
の密売などはいくらでも浮かび上がったが、いくら調べても、雛見沢の御三家
が未知の研究に手を出していたという証拠はつかめなかった。
393名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:44:26 ID:NLZRT/WW
 それに対して、大災害の直前、所長が服毒自殺という謎の死をとげた、研究
機関としての役目も備えていた入江診療所である。

「外面で怪しく見える御三家を、隠れミノに使ったんじゃないでしょうねぇ。
三四号文書は、そのミノがばれないよう、かく乱するため真実を含めたかのよ
うに見せかけたトラップだったんじゃあ……」

 と、大石も仮説を立てた。

「新種の生物兵器か何かの研究だったのでは……雛見沢村は、その実験場にさ
れた……」

 雛見沢以外にも、近年ではSARSなどで同様の噂がささやかれたものである。
 いずれにせよ、ガスの噴出跡が見られないのに政府が発表した「大災害は火
山性ガスによるもの」とする説明よりも、つじつまが合った。

 そして、いよいよである。
 レナによれば、災害発生の数日前には死亡しているはずの鷹野を見かけたと
いうのだ。
 本物の死人が歩き回るのは、ゾンビ映画の中の世界だけである。
 ならば、

「この鷹野って女、医師免許があってなお、看護婦に甘んじていたそうじゃな
いですか。こりゃあ絶対に何かあります。もし本当に竜宮さんが見かけたのが
鷹野だったとしたら……クロか、それに近い存在だと思いますね」

 赤坂が大石に言った事だった。
 実際、かつて焼死体で見つかった鷹野は鑑識の誤認だったという事が明らか
になっており、さすがに一般公開はされていないものの、極秘に鷹野は内乱罪
の被疑をかけられて、公安にマークされる存在となっていた。

 公安としても、表向きはともかく、実際はかつての雛見沢大災害を自然災害
とは見なしていないのだ。

「しかし、仮に鷹野がクロだったとしても、今も生きているのかどうかすら、
わからないんですからねぇ。下手をすりゃ竜宮さんが幻覚を見たって可能性も
……」

 少しでも情報の欲しい彼らは、そこでレナに詳しく記憶をたどってもらおう
としたが……

「やめて!!」

 深く踏み入ろうとすれば、心に傷を負ったせいか彼女は激しく拒否反応をし
めした。
 精神科などにカウンセリングを受けさせたが、どうにもならない。

「埒があかないな。彼女の心の鎖を解く事のできる人間がいれば……」
「……そうだ赤坂さん、うってつけの人物がいるじゃあないですか!!」

 それが、前原圭一であった。
 大災害の当日、誤って河原へ落ちて気絶していたことで、運良くか、はたま
た悪くか、ともかくも生きながらえた雛見沢の数少ない生き残りだ。
 彼と竜宮礼奈を接触させることで彼女の錆び付いた心の錠前を外してもらお
うという算段である。
394名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:45:40 ID:NLZRT/WW
「と、まあ……そんなところだね」
「結局全部、あんたらの都合じゃねえか」
「身も蓋もない言い方だが、そうなる」
「……ま、生きてレナと再会できただけでも、あんたらには感謝しなきゃなら
ないか。その頼みも、今の説明でよおく解った」

 そこまで言うと、控えていた大石がぱっと明るく笑う。

「いやあ、そうですかぁ! そりゃあよかった……」

 と、そこまで言いかけたが圭一は、その先は聞き飽きたと遮るかのように、

「しばらくレナは預からさせてもらうぜ。あんたらの監視がついてたら、とて
もじゃないが落ち着けねえ」

 と、啖呵を切るように言い放つ。
 相変わらずの気性に大石はまた、やれやれと肩をすくめると頭をかいて、

「当初からそのつもりでしたから、もちろん構いません……が、しかし、国内
からは出ないでいただけると我々も安心できるんですがねぇ」

 と、冗談めいて言う。
 しかし圭一には冗談に聞こえなかったのか、あえて気づかないふりをしたの
か、「そんなつもりはねえよ」とだけつっけんどんに返す。

「ともかく、あんたらの頼みは承知した。なんか判明したら連絡する……どれ
ぐらい掛かるかは保証できないがな」

 そういって、そっとレナの腰に手を回すと、

「行こうぜ」

 柔らかくいった。
 眼前で彼らの企みを聞かされたレナだったが、圭一には拒絶反応をしめす事
もなく素直に導きに従い、朽ちた教室を後にするのだった。
 その後ろ姿をみつめる二人の刑事は頭をぽりぽりとやりながら、なんとも表
現しにくいような顔をつくって見合う。

「大丈夫でしょうか」
「なぁに……ああ見えても、前原さんはこの二〇年で、すばらしく成長しまし
た。もう一人前の立派な男ですよ、大丈夫」
「そうですか……しかし、あてつけてくれますね」
「ロミオとジュリエットみたいなものですからねぇ」
「まったく、妻に先立たれた男には酷な光景ですよ」
「……久しぶりに飲みにでも行きましょうか。おごりますよ」

 赤坂がふと歪んだ窓枠から見上げると、既に空は紅く染まっていた。


・・・


 圭一は愛車の背にレナを乗せて、雛見沢を飛び出した。
 後ろに聞こえた大石の「レナさんのヘルメットを買ってくださいねぇ」の声
にしぶしぶ従ってバイクショップで適当なものを見繕った後は、そのまま道を
飛ばしはじめると、そのあとはすぐに陽も落ちて、世界はとっぷりと闇に浸か
ってしまう。
 道を通過していくバイクを、美しく輝くネオンが照らす。圭一には、それが
いやにまぶかった。
395名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:47:16 ID:NLZRT/WW
 やがて街の繁華街に入ると適当な駐輪場所を見つけて、バイクを駐める。
 ひょいとレナが飛び降りると、つづけて圭一がひらりとまたいで降りた。

 案外にうるさいバイクのエンジン音が消えると、すぐに夜の街の喧噪が二人
を包む。圭一はさっさとヘルメットを脱ぐと、さっきやったのと同じように、
レナの細い腰に手を回す。
 レナも艶やかに顔を赤らめて、じんわりとした期待の視線を圭一におくる。

 密着したバイクでの二人乗車の間に、すでにお互いの体温を肢体で感じあっ
ていた二人である。
 同じ場所で、同じ時間を深く過ごしたつながりを持ちながら別れ、永い時間
を経て再開した男女が、肉欲の猛りを感じずにいられないのは、自然のことで
あろう。
 そして寄り添って歩くかたわら、圭一が前を見たまま口を開く。

「レナぁ」

 と、甘えるような調子で呼びかけるのだ。
 ガラは悪くとも、こういう気取らぬところが変わらぬ純朴さであった。

「ん、なに」

 対するレナは、案外に冷静である。
 冷静ではあるが圭一の純朴さに応えるように、かつてのように優しく、そし
て今は多分に官能的な響きも含めている。

 両者とも心の奥底は激情的であり人情的なのだが、しかし表面に出てくる、
この普段の姿は、まさに陰と陽であるといえた。
 共感しあえるものと、お互いに無いものを、両方持っている二人が惹かれあ
うのは必然のことといってよかったかもしれない。
 それだけに……

「二〇年ぶりだよなぁ、こうして歩くのも」
「そうだね……」
「それにしても、うーん。ちょっと太ったか?」
「け、圭一くん、それはちょっとひどいなぁ。圭一くんだって、すっかりおじ
さんだよ?」
「お互いさまかぁ」
「お互いさまだよ」

 などと、他愛もないが久しくしていなかった、人間的な会話を交わすうちに
二人を包む雰囲気は、いよいよに柔らかく、そして艶を帯びたものになってい
たった。
 そうして街をゆるゆると歩いていったが、ひときわ毒々しく輝くネオン看板
の前に立つと、ひたと足を止めた。

 その看板を圭一がちらりと見やる。
 するとホテル・ドラゴンナイトと妙にファンタジックな施設名と、休憩が五
〇〇〇円、宿泊が八〇〇〇円とする案内が施されていたが、しかしこのホテル
を休憩にしても宿泊にしても、文字通りの利用をする人間は少ないだろう。

「あ」
「うん……」

 ふと、レナと目があった。
 二人とも、目の前の施設がどういうものか解らぬ様な年齢ではない。いや、
今時はかつての彼らの年齢くらいの子供であっても、よく知っているほどだ。
396名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:49:11 ID:NLZRT/WW
 そのまま何も言わぬまま入り口へ足をかける。いまだ人混みの耐えぬ通りか
らは幾多の好奇の視線が飛びかかるが、そんなものがはじめから無いかのよう
に、二人は通路の奥へ溶けていくのだった。

 やがて、宿帳を無視して部屋へたどり着いた二人を出迎えたのは、外の看板
にも負けず劣らずの妙に毒々しい内装を施された部屋だった。
 なにやら西洋の宮殿をイメージしたもののようではあったが、しょせんはコ
ストを可能な限り抑えてあつらえられた部屋で、見た目と質感のギャップが異
様なまでの貧相さを生み出している。

 しかし事に及ぶには十分だろう。
 圭一は備え付けられたベッドに寄ると、シャワーも浴びぬままレナを押し倒
す。
 記憶の中の恋人が現世に再び舞い降りたのであるから、肉欲の衝動を抑えき
れないのも仕方のないところではあったが……。

「圭一くん、ふく、服だけは……」

 と、あわや朱色のスーツをめちゃくちゃにされかけたレナが弱々しく抗議す
る。

「す、すまねぇ」

 あわてて手を離した圭一が、今度はゆっくりと手を掛けて一枚一枚、丁寧に
はぎとっていく。

 さきほど彼が太ったとレナをからかったが、確かに二〇年前の記憶の中のレ
ナに比べれば肉がついた肢体が現れる。
 しかし醜く肥えているのではなく女の色気を、最大限に押し出すような形で
ほどよくついた肉は、圭一の劣情をむわりと誘うのだ。

 後はその肉欲にまかせてレナを貪るだけだった。
 レナの艶めかしい声色が部屋を包むと、圭一は興奮に身を任せて勢いのたけ
を彼女にぶつけていく。
 一度引き裂かれた絆が今になって再び、肉と肉の交わりという形で結ばれて
いくのだった。

「ねぇ」
「なんだ」
「なにも聞かないの?」
「野暮な事いうもんじゃない、今は今だ」
「ふふ、さすが圭一くん……」

 やがてお互いを味わい尽くした後は、ゆっくりとシャワーを浴びて湯船につ
かると何事も無かったかのようにホテルを後にする。
 しかし、どちらも美丈夫であるし、美女である。
 レナを連れ添って出てくる圭一を舐めるように見つめる視線がまとわりつく
が、気にせずバイクの駐めてあったところへ戻ろうとする。

 そのまま歩を進めたが、しかし、

「け、圭一くん……あ、あれ、あれっ……!」
「なんだよレナ……うっ」

 しきりに腕を引っ張るレナが視線を送る先に、見覚えのある人間が車へ乗り
込もうとしていた。
397名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:50:53 ID:NLZRT/WW
「あいつは、まさかっ」
「鷹野三四……だよね」
「歳くっちゃいるが、間違いねえ。なんでこんなところに……いや生きていた
のか!? レナ、お前の言ってた事は……」
「そんなことより圭一くん、追いかけなくていいの!?」
「あっ……く、くそ、レナ、バイクの後ろに乗れ! 悪いが、飛ばすぞ」
「う、うん!」

 走り去った車を追いかけるため、圭一のバイクが始動する。エンジンが掛か
ると共に灯るヘッドライトが、獲物を射貫く眼のように輝いた。
 アクセルを捻り、クラッチを乱暴につなぐとフロントタイヤを高々と上げて
急発進する。
 レナが振り落とされまい、と必死に圭一にしがみつく。

「待ちやがれぇっ!!」

 爆音を上げて圭一のバイクが加速していく。
 重さにしてわずか二〇〇キロ前後の車体をリットル級排気量のエンジンが押
し出す力はすさまじく、まるでレーシングカーのごとき勢いで飛ぶ。

 タイヤを横に滑らせて躍り出た道は、空いた幹線道路だった。遠くに見える
鷹野の乗った車の方も相当なスピードが出ていたが、圭一のバイクはその倍近
い速度で走り、あっという間に追いついてしまう。

 だが、走っている以上はこちらよりも体の巨大な車を止める事はできない。
ハリウッド映画のヒーローの様には、いかないのだ。
 しかし圭一はあきらめることなく追走を続けると、やがて四方に他の車が増
えてきて大きな交差点へと差し掛かる。
 赤信号だった。

 きちんと停車するのを見届けると同時に、圭一はバイクのサイドスタンドを
蹴り出して停まると、ひらりと舞い降りた。レナがそれに続く。

 もし、人違いだったらどうするか――。

 その考えは圭一にも、レナにもなかった。車に乗り込む姿を見た瞬間、鷹野
であると根拠もない確信があったのだ。
 なんとも頼りない確信であったが、ほどなくして、それは実証されることに
なる。

 鷹野の車に駆け寄った圭一は、運転席のドアをばっと開く。ロックは掛かっ
ていなかったようだ。
 いきなりドアを開けられて運転席の金髪の女は驚愕するが、圭一はそれを許
す間もなく、彼女の胸ぐらを掴んで引きずり降ろしてべしゃりと地面に叩きつ
ける。
 辺りが騒然となった。それもそうであろう、傍目から見ればバイクに乗った
男が突然、車のドアを開けてドライバーの女に暴挙に及んだようにしか見えな
い。

「おい、ちょっとあんた、何やってんだ!!」

 多くの他のドライバー達は見て見ぬふりをしていたようだが、一人、勇気の
ある男が車から降りて圭一に抗議へ向かう。
 しかし、その後ろから、レナがひたひたと近づいていく。
398名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:51:49 ID:NLZRT/WW
「邪魔したら許さない……」
「あんた何だ……ウッ」

 レナはポケットから取り出したナイフを、男の背に突きつけて脅しかけた。
 圭一と交わしていたときは一八〇度回った氷のような冷たさを含んだ声色が
男を硬直させてしまう。

 そして圭一。

「鷹野三四だな……」
「ど、どうして私の名前を」
「やっぱりそうか……雛見沢の恨み、忘れやしねえ」
「まさか、あなた」
「そうよ、俺は前原圭一だ。あの晩以来だなぁ……!?」
「わ、私は何も悪い事はしてないわ! 誰かっ助けてちょうだい!!」

 そう鷹野が叫んだ時、誰かが通報したのであろう。交差点の向こう側から御
用提灯ならぬ、パトランプを十重二十重と光らせた緊急車両が数台現れると、
こちらへ向かってきた。
 そして瞬く間に警官が数人降りてくると、圭一達を取りかこむ。

「くそっ……!」

 これだけの大通りで騒ぎを起こしたのだから自業自得なのだが、圭一が毒づ
く。その様を見てほくそ笑む鷹野。
 しかし、すぐにその笑いはかき消されることになる。

「待て」

 圭一を取り囲む警官たちの前に、ベージュの背広を着た中年の男と、それに
つづいてよく太った老人が現れる。

「なんですか、公務執行妨害になりますよ!」
「私は……」

 といって、警察手帳を見せる。

「公安部外事第二課の者だ。その連中は我々が確保する……すまんが、退いて
もらいたい。苦情は公安部長が受け付ける」
「は……はっ、了解いたしました」

 そういうと、警官の中のリーダーが「だから公安の連中は嫌いなんだ」とい
った表情を隠しもせず、しぶしぶ音頭を取って撤収作業に入る。
 公安警察は、国民よりも国家の治安を維持するという性質上、一般市民はも
とより、一般警察に対しても情報的に隔離されており、その構成員から扱う事
件の内容にかけてまで、情報がやりとりされない事が多い。

 ゆえに共同戦線が張られなかったり、場合によってはお互いが脚を引っ張っ
てしまう事もあり、一般警察の人間が公安部や公安課に対して、良い感情を抱
いていない事は少なくない。

 交通整理のために残った一部の警官達以外が撤収すると、公安の刑事……す
なわち赤坂が組み合ったままの圭一と鷹野に近づいていく。

「赤坂さん……あんた、俺たちをつけてたな」
「……」
399名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:53:30 ID:NLZRT/WW
 赤坂は答えなかった。

「ちっ、まあいいさ。しかし釣れた魚はでかかったな」
「放してちょうだい、私はただの一般市民よ」
「鷹野三四さんですね……あなたには内乱罪の被疑がかけられている。任意同
行をお願いしたい」

 赤坂はその細い両眼をかっと見開き、らんらんと輝かせて鷹野の瞳をのぞき
込む。その迫力はまるで仁王のようであり、鷹野のような女でも萎縮させるに
十分であった。
 任意同行というが、事実上の無令状逮捕のようなものである。とはいえ一応
は被疑者の同意が必要であるし、鷹野のような相手の場合、多少の脅迫めいた
演技は必要であっただろう。

 結局鷹野は折れて、赤坂と大石に連れられて用意されていた車に乗り込んで
いく。
 圭一たちはその後ろ姿をただ見つめているしかなかったが、途中で大石がふ
りむくと彼はにこやかに笑って見せた。

「いやぁ、ついに積年の執念が実りましたよ。まさか前原さんと竜宮さんを再
会させた夜に成るとは思いませんでしたがねぇ……ご協力、感謝しますよ」
「あんたも今は警官じゃねえだろ」
「ああ、そうですねぇ!! 私も単なる善意の協力者ってことで。はっはっは…
…しかし、今夜はちょっと、出来すぎているような気もしますがね」
「え?」
「いやなに、独り言ですよ……また、なにかあったら連絡します。竜宮さんを
大切にしてあげてくださいよ? さっ、行きましょうか赤坂さん」

 それだけいうと、赤坂と大石はさっさと車に乗り込んで行ってしまった。
 後に残された圭一とレナに、夜の生暖かい風が吹きすさぶ。
400名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:55:45 ID:NLZRT/WW
「これで、終わったのか……?」
「私は難しい事は解らないけど……もしかしたら、鷹野さんも被害者なのかも
しれない」
「なんだって?」
「仮にあの悪夢を引き起こした犯人なら、許せないけど……大石さんも言って
たでしょ、出来すぎてるって」

「ああ……」
「大災害が人為的なものなら、彼女のバックにはもっと大きな組織がついてい
る可能性が高いもん。魅ぃちゃんや、みんなの本当のカタキがいるとしたら、
たぶん、そいつらだと思うな。鷹野さんはその操り人形に過ぎなかった……」
「レナ……おまえ」
「なんてね。私たちが今更あがいても、どうになる事じゃないよね。後は大石
さんたちに任せよ」

 そこまでいって、レナが一呼吸おいた。
 そして、ふっと圭一に振り向いて微笑む。

「こんな事いったらあの世のみんなに恨まれるだろうけど……私は圭一くんが
生きていてくれただけでも、幸せ……かな、かな」
「例えこれが間違った未来だったとしても、俺たちはそこに生きている、か」
「……うん」
「行こうよ」
「行こうか」

 圭一はエンジンが掛かってアイドリングのままだった愛車に跨って、レナを
後ろに乗せた。
 軽くアクセルを吹かすと、ウワァン……と、バイクは咆吼のようなエンジン
音をあげて、闇夜に紅いテールランプの灯火を残して消えていく。
 バイクが見えなくなっても未だ聞こえるそれは、さながら戦場で孤立した兵
隊をも奮い立たせる、勇壮な唄のようであった。
 それが奏でられ続ける間、二人も強く有るはずであろう。






読みやすくしようと思ったら長くなりすぎた……どっかにうpするべきだった、ゴメン。
401名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 22:00:44 ID:+coEiRRS
>>400
乙、なかなかGJ

できれば、圭一が何で助かったのか
描写もう少し詳しくすると良かったかも
402名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 22:18:21 ID:EX1sXf8M
いいね!!バイク乗ってる圭一
ひざびさの新作をたのしめたww
403名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 22:30:19 ID:+CGmkAi5
何編なのかさっぱり読めんwwwww

大災害起きてレナと圭一が生きてるってのはかなり高難度じゃないかのう
404名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 22:33:27 ID:JTBCP54g
GJ!良かったよ
アニメ1話のレナはホント生きる屍って感じだったからな
この後の2人と捕まった鷹野がどうなったのかも気になるな
続編とかあったら楽しみにしてる
405名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 22:36:04 ID:uulbe3zU
おお、なかなかいいねー!
GJですた。
406名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 23:21:30 ID:+CGmkAi5
ひぐらし的に行くなら翌日タカノン心不全じゃないか?
407名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 23:29:49 ID:WJqJjdcX
GJすぎて、言葉にならない ……
続編が見たい、そして、2人のエロもみたい。
あれ、俺カラケ読めてない?
408名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:09:18 ID:ONbaGoeN
エロ無しでも面白かった。
というかエロはいらんって言うかエロはあっt
409名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:42:55 ID:MlWTTMLP
災害後のレナは屍状態だったのに圭一は元気というのは違和感あったがGJ!
普通に話としてよかった
410名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 01:03:23 ID:cTwgfO65
これはいい長編

>>407
いや、カラケ読めてないのは>>388じゃね?
411名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 01:58:26 ID:A+ink0/S
面白かった、GJ
俺もその後が結構気になったな
412名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 02:19:55 ID:bTshwqa4
うん、面白かったよ。でもやっぱりエロ・・
いや、何でもない。
413名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 02:24:32 ID:cTwgfO65
エロに繋げたいなら
入江診療所地下に眠らせておいた悟史。
床ずれしないよう、拘束器具を外した鷹野だったが…
って感じはどうだい?
414名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 02:25:17 ID:cTwgfO65
エロに繋げたいなら
入江診療所地下に眠らせておいた悟史。
床ずれしないよう、体位交換を行おう、と
拘束器具を外した鷹野だったが…
って感じはどうだい?
415名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 04:19:13 ID:A+ink0/S
鷹野×悟史か!?
いいかもしれないと思ってしまった俺がここにいますよ
416名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 08:13:00 ID:1rVMswQh
L5悟史×三四でもいい…
三四ちゃんのかよわい所(自重)を、鬼畜悟史がこうパンパンッとw
417名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 09:03:40 ID:GSf4Mf9D
勿論緋牡丹の魅音ネタはアリだよな?な?
418名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 10:03:51 ID:JcUyADcv
>>415
シチュとしてはありえないこともないしいいな

>>417
胸チラ太ももチラはヤバかった
ぜひ書いてくだしあ(;´Д`)
419名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 17:38:53 ID:oEhWj9hy
圭一×藍子さん
420名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 18:21:37 ID:hqgyzHm4
>>419
母子相姦自重wwwwwでも見てぇwwwww
421名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 19:08:44 ID:5sYqs/VR
この場合、母が身を持って真の萌えを息子に伝授するのですね
422名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 19:32:11 ID:2/nQ4B15
たまえ×悟史wwww
423名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 19:41:05 ID:ORhmj9yO
>>400
遅れながらGJ!
本編とまったく違和感無い会話が良いぜ。
424名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 22:03:47 ID:/aOHQfl8
ここはレベル高い人多いなぁ!
自分もひぐらしのエロパロをブログで書いてるんだけど、勉強になると同時に
自分の未熟さを突きつけられるようでちと凹むw
425名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 22:16:51 ID:3AtZXOG6
今求められてるのはカレー先生
426名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 23:00:48 ID:bTshwqa4
それは鬼畜王外伝を裸エプロンで待つんだ。あれは相当エロくなる。
427名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 23:19:21 ID:TKO3R76B
うみねこは此処でおk?いや聞いただけだが
428名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 23:21:48 ID:ciaP4o/n
別スレだろう。一行二行で済む場所じゃないからね。
429名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 23:22:51 ID:cTwgfO65
譲治×紗代モノかね?
あと、女の存在理由は産む機会なのに…私は…と
半ば欝入った夏妃を女にする、とか?
430名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 23:48:41 ID:TKO3R76B
あ、一作家につき一スレじゃなかったっけ?
431名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 23:51:15 ID:cTwgfO65
別スレ不可だった場合でも、保管庫だけでも別に作ろう
432名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 23:55:57 ID:iSboEyVf
次から07th総合にすっか
>>431の言うとおり、保管庫は分けて…
433名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 00:23:15 ID:tXp/aQdX
新規作品が少なくなってきたけど、圭沙・圭梨・圭レナとバランスよく投下されているな
>>218-224すげーよかった。圭沙は悲恋ものが多いな
保管庫の『梨花ちゃま集中合宿』もGJ。妊娠したと勘違いする梨花に萌えた
434名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 00:39:20 ID:KMi8IYIK
大分前にあった魅沙圭が保管庫内に見当たらないんだが…もしかして入ってなかった?
どうしよう、無性に読みたくてtmtkしてしまう
435名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 00:41:52 ID:zEVkmyKE
>>434
SSリストの総合から、無題のところにあるはず。それじゃないか?
436名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 00:56:53 ID:KMi8IYIK
>>435
うぉ、マジだ
いつもカプ別からしか見てなかったから見逃してたよ。
サンクス!
437名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 11:52:15 ID:tg/vXcXb
>>433のおかげで梨花ちゃま集中合宿の存在に気付いた

未体験事象に遭遇すると、とたんに弱気になる梨花ちゃまにハァハァしますた
438名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 12:20:00 ID:JpB/fsau
loving bullyとかいうアンソロエロCD聞いたんだが、これすごいな。
イチロー氏も真っ青のセリフがあったぞ。
「み、みおん!しゃせいするよ!」



ねーよwwwwwwwwwwwww
439名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 12:34:00 ID:KMi8IYIK
あれはまず魅音の声がねーよ
440名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 13:32:09 ID:pkxOm/Ge
そこまでチェックしてる事に驚きを隠せない
441名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 13:36:41 ID:9JE1KdeQ
同人なんだから、別にいいじゃないかw
442名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 17:39:24 ID:g+H9Nf2R
パッケージの魅音の絵がキモすぎます
443名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 17:57:04 ID:cJWtFPcf
しゃせいするからな!じゃなかったっけ
まぁ原作きとえんなわけだが
444名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 18:25:41 ID:RW9xLSSQ
イチローの作品全部みてみたら絶叫してしまった・・・
これをリアルで押し付けられた当時の住人たちの反応も気になるところだが過去ログみれねぇ
イってうーん
445名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 19:04:29 ID:iGnRFBPK
イッティウンティウンティウン
446名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 19:59:43 ID:78gHrii/
>>444
いや、笑ったよ。こういうのも個人的には好きなんで。
447名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:18:31 ID:ljeFpayE
>>444
Part.9の時だな。当時は『魅音×沙都子×圭一』『キャッツファイト!』『圭×魅スク水』と良作ラッシュの後で、
しかも鬼畜王がデビューした直後だったんでスレが異様な興奮に包まれていたんだよ。
だから住人たちも結構優しかった。初投稿ってことでご祝儀的なGJを与えていたな。
「アイデアはいいんだからもう少し文章力を磨くといい」って感じのレスがけっこうあって、長文でアドバイスを
送る者やわざわざ添削してやってる人もいた。
でも一方で保管庫に保管しようという動きがさっぱりなくて、やはりそれが住人の本音なのかなと思ったね。
448名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:43:04 ID:zEVkmyKE
ここで空気読まずに投下する。
圭レ魅は結構あるのに、圭沙梨が意外と少ないのでついカッとなって書いた。
前半明るいけど、後半かなり鬼畜モード全開につき注意。
うおぉぉぉぉ! 幼女祭りじゃー!
449名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:44:02 ID:zEVkmyKE
男とは一体、どういう風にあるべきだろうか。

男に生まれたからには一度はやってみたい夢がある。
人によって些細な部分は違うかもしれないが、男なら誰もが皆同じくやってみたい夢がある。
例えばだ、正義のヒーローになりたいとか熱い夢もあるだろう。
ロボットを操縦してみたいとかいう、熱い夢もあるだろう。
宇宙最強の強さを手にして、空を飛んだりとかいう熱い夢もあるだろう。
だが、それ以上に熱い夢を、男なら誰しも持っているはずだ。
それは女の子を自分専属のメイドに仕立ててご奉仕三昧とか!
とてつもなく恥ずかしい格好をさせて、ご飯を食べさせてもらうとか!
……とにかく! まあ色々あるだろう。
しかし、しかしだ。もしそんな夢を本当に叶えることが出来るとき、男はどうするべきだろう?
俺の手の中には、二枚の可愛らしい手書きのチケット。
使用する、しないは俺の自由。
隣を見る。魅音がにやにやしながらこっちを見ている。
反対側を向く。レナが顔を真っ赤にしながら、心配そうな目つきでこっちを見ている。
――正面を向く。
そこには沙都子と梨花ちゃんが、心持ち青ざめた表情で俺のことをじっと見つめていた。

事の顛末は、数十分前に遡る。
俺たち五人は、いつものように部活をしていた。
ちなみに今回はダウトだった。あのトランプゲームのアレだ。
やったことがある人ならわかるかもしれないが、このゲームは残りが二人になると決着がつかない。
自分が持ってないカードが、相手のカードとなるからだ。
つまり、今回は敗者が二人という過酷なものだった。
罰ゲームはスタンダードに、勝者が敗者に一個命令。
一見、いつもの部活だ。
それがあんな展開になるなんて、誰が予想できただろうか?
最初の内は、まだ普通だった。
沙都子のトラップにハメられて、俺が断トツのビリだった辺りも認めたくはないが普通だろう。
さらに梨花ちゃんから追撃されたのはちょっと予想外だったが、これもまあ普通だ。
その時点では珍しく沙都子と梨花ちゃんが手札が残り4、5枚とトップを争っていた。
続く魅音、レナが10枚程度。俺がさっきのトラップとかのせいで20枚程。
圧倒的不利に追いやった沙都子に対して俺が噛み付くのも、まあいつものことだった。
「沙都子! てんめぇぇぇっっ! やりやがったなぁっ!!」
「をーっほっほっほ! これくらいで引っかかる圭一さんが悪いのでございますわー!」
「圭一、手札が一杯でかわいそかわいそなのですよ☆」
「くぅぅぅぅっっっ! 見てろよ! ここからひっくり返してやらぁぁっっっ!!」
「ここからひっくり返すなんて無理にも程がありますわ! 諦めた方がよろしいんじゃなくて?」
「ボクたちがこのまま勝つのですよ。圭一はきっと罰ゲームなのです。にぱー☆」
「そんなのやってみなきゃわからねぇぜ!?」
そう強がってはみたものの、ここからの逆転はかなり厳しそうだった。
それは沙都子や梨花ちゃんも同じだったようで、だからこそあんな事を言ったのだろう。
「をーっほっほっほ! もしひっくり返せたら、恥ずかしい格好でも何でもやってもいい気分ですわね」
「もし圭一が1位を取れて、ボクがビリになったなら猫装備でハイハイでお散歩券をあげてもいいぐらいなのです」
「あら、それなら私は犬装備で同じ事やってもいいですわよ」
絶対勝つと確信があるからこそ、言える言葉だった。
つまりはその場のノリで言った冗談のようなもので、俺もそれがわかってたからこそ反撃した。
「言ったな! 絶対俺が勝って恥ずかしい思いさせてやろうじゃねぇかっ!」
「圭ちゃん言ったね?」
そこに噛み付いてきたのは魅音だった。
魅音も俺が勝てないと見たんだろう。煽るつもりだったのかもしれない。
「じゃあ圭ちゃんが1位になって沙都子と梨花ちゃんがビリになったら罰ゲームはそれで良いのかな?」
「当たり前だっ! なんなら逆に俺が負けたら、スク水で村一周にしていいぜ!」
「をーほっほっほ! 上等ですわー!」
450名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:45:05 ID:zEVkmyKE
さて、ここで冒頭に戻る。
俺の手には二枚の手書きチケット。
一枚は沙都子の手書き。もう一枚は梨花ちゃんの手書き。
そしてこれが書かれたのはほんの一分前のこと。
もう流石にわかるだろう。何が起こってしまったか!
「圭ちゃ〜ん? それ、使わないの〜?」
魅音がにやにやと嫌らしい笑みを浮かべて詰め寄ってくる。
そう、まさかのまさかだった。
あの後俺は奇跡的な大逆転をし、そしてあろう事にビリになったのは沙都子と梨花ちゃんだったのだ!
神様は何をとち狂ってしまったのか、やや心配になってしまう。
しかし男の夢を叶えるチャンスをくれたことに対しては、ありがとう! 神様最高だぜ!
今日から俺、ちゃんと貴方を崇めることにします。本当にありがとう!
……と逃避する余裕など、あまり無いようだ。
「……なあ、魅音。やっぱりこれは流石にマズいんじゃ……」
確かに女の子を獣装備でお散歩させるなんて、男にとっては大きな夢だ!
だが夢は夢であって、実際するとなれば周りの目とか、倫理とか大きな問題がある。
もし、これをやってしまったならば、俺は人間として大切な何かを失う。しかも必ずだ
それどころか、村中から変態呼ばわりされてもおかしくない。
「変態ぃ〜? 圭ちゃん何度も罰ゲームでとんでもない格好して帰ってるけど、あれはなんて言うのかねぇ?」
「ぐあぁぁぁぁっっっ!! 言うなぁぁぁぁっっ!!」
「み、魅ぃちゃん……レナもこの罰ゲームはちょっとダメだと思うかな? かな?」
「ちっちっち! どんな罰ゲームであっても問答無用! それが部活のルールだからね」
「でも……」
「それに、これはもともと沙都子や梨花ちゃんが勝手に自分から言い出したことだしね」
それを言われると、レナも何も言い返せないらしい。
どうしよう? とでも言いたげな視線をこっちに送ってくる。
むしろ俺がどうしよう? とでも言いたい気分だってーの!
沙都子と梨花ちゃんも、期待を込めたような視線を送ってくる。
……うぅ。俺、どうする!?
たしかにこれは夢のチケットだ、だけどやっぱり……
「やっぱ俺、これは使えな……」
「ねえ圭ちゃ〜ん、……もしかしてビビってんの?」
「なっ!? んなわけねぇだろっ!」
「なら出来るよね? それとも圭ちゃん、自分が恥ずかしい格好するほうが好き……」
「だーっっ!! それは絶対無い! くそっ、こんなおいしい券使うに決まってるだろっ!」
――言った、俺。言っちまった。
魅音は面白そうだとばかりににやにやしてるし、レナは溜息をついてる。
そして沙都子と梨花ちゃんはがっくしと肩を落としながら、諦めた表情。
……はぁ。どうして俺って、こんなに挑発に乗りやすいんだ。
451名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:46:19 ID:zEVkmyKE
せめてもの情け、ということでお散歩は暗くなってからすることになった。
どうせ今日は親父もお袋も出張でいない。
あわよくば沙都子か梨花ちゃんの手料理でもわけてもらえたらなーという下心もあった。
大体六時半辺りだろうか、俺は二人の家をノックした。
「おーい、沙都子ー! 梨花ちゃーん! 来たぞー」
たんたん、と階段を下りる音が聞こえ、そして……
「……っ!!」
――なんというか、神様。素晴らしすぎます。
俺、今日死んでも良いかもしれない。と本気で思えるほどの何かがそこにはあった。
「みぃ……」
「圭一さんっ! ……は、早く行くなら行きますわよっ!」
騒ぐ沙都子に合わせてぴこぴこと動く犬耳と尻尾。
赤い首輪に繋がれた赤いリードを振り回している様子は、さながら散歩に早く行きたがっている子犬のようだ。
その破壊力はいわずもがな! ああ、想像してみろ! マジですげぇから!
黄色い髪と相まって、ふわふわとした子犬のような可愛さがある。
梨花ちゃんは猫耳、尻尾、そして沙都子と色違いの青い首輪とリード。
もちろん想像違わず、とても似合っている。
沙都子とは反対に落ち着いている梨花ちゃんは、それこそマイペースな猫のようで。
でも頬を赤らめて「みぃ」とでも鳴けば、一転甘えん坊の子猫と化すのだ!
ああ! こんな素晴らしい格好の彼女たちを四つん這いで散歩させることが出来るとは!
やべ、考えただけでも鼻血が出そう……
レナじゃなくても、この二人をお持ち帰りしたくなる。
「……よ、よし。じゃあ行くか!」
赤のリードを右手に、青のリードを左手にしっかり握る。
二人はと言うと、恥ずかしさにふるふると震えながら地面に四つん這いとなった。
く、くぅぅぅぅ!! ヤバい、これは病み付きになりそうだ。
ルートは彼女たちに任せるとする。これも、せめてもの情けだ。
だがハイハイのためか、なかなか前に進まない。
二人は必死で少しでも早く前に進もうとしているが、俺にとってはゆっくり歩く程度だ。
「うぅぅぅぅ……こんな恥ずかしいことをさせられるなんて、屈辱ですわ……」
「みぃ……圭一は酷いのです。ボクたちはきっとこのまま圭一ににゃーにゃーされてしまうのです」
「さ、さすがにそこまでは……しない、かな? かな?」
とっさにレナのまねで誤魔化すが、正直理性が保つかわからない。
二人が進む度にふりふりと尻尾とお尻が揺れるし、スカートがはためいて見えそうで見えないチラリズムとか。
何よりも、その恥ずかしそうな表情!
屈服させることにより沸き上がる嗜虐心と達成感!
それらが俺をもっと、もっとと先へ駆り立てるのだ!
だけどここでそれを許してしまったら、それこそ人間を捨てることになる。
なんだけど、なんだけど! その……はぅ……
452名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:47:08 ID:zEVkmyKE
「きゃー! 圭一さんのケダモノー!!」
「圭一のオットセイが、とても元気なのです」
「こ、こらー! 見るなーッ!!」
怒鳴りながら慌てて両手で隠すも、前屈みの体勢じゃイマイチ迫力がない。
それを形勢逆転と取ったのか、はたまた興味があっただけなのか、二人がじわじわと近づいてくる。
四つん這いで詰め寄ってくる二人の姿はこんな状況のせいか、幼いながらもちょっとした色気があって……
動揺したまま後ろに足を踏み出したら、何かに躓いて尻餅をついてしまった。
マズい。これは非常にマズい。
「ちょ、待て。マジで待て。冗談でもやめろ! 近づくなっ!」
「あらあら圭一さぁん? さっきまでの威勢はどこへ行きまして?」
「みぃ、圭一は大変なのです。もう歩けないかもなのですよ?」
座り込んだことによって、視線がさっきよりも下へと移る。
四つん這いのせいで胸元が緩んでいて、そこからちらちらと下着が見えそうで見えない……
もう、限界だった。
「……マ、ジで……ヤバいから、もう、近づか……」
「何を言ってますの? 圭一さぁん? 降参ですの〜?」
ふわふわとした耳が揺れる。俺を誘う。
「……みぃ!? 沙都子っ! それ以上圭一に近づいちゃダメっ!」
俺の異変にいち早く気付いたか、梨花ちゃんが沙都子を制止する。
「何言ってるんですの、梨花ぁ! これは大チャンスですのよ!」
だが、『そういうこと』に疎い沙都子は気がつかない。
無謀なことにも、狼と変わりつつある俺に無邪気に近寄ってくる。
「ダ……メ、だ……沙都、離れ……ッ!!」
「沙都子ッ! ダメ、圭一っ! ダメぇっ!!」
ぷつん。
――俺の中で、何かが切れる音がした。

「……圭一、さん?」
俺の変化にようやく気がついたのか、そいつは不安げな声を出す。
その姿は、まさに震える子犬にそっくりだった。
俺という狼に、今まさに食われようとしている子犬。
ガシッと両肩をしっかり捕まえる。逃れられないように。
「……え? ちょっと、圭一さ――」
有無を言わさず、仰向けに押し倒す。
そのまま服を脱がせにかかる。
「ちょ、嫌、やめっ……やめてっ!!」
「圭一ッ! 止めるのです! 沙都子を離すのです!」
もう一匹の獲物が俺に向かって飛びかかってくる。
子猫は片手で捕まえ、同じように地面に押し倒しておく。
「や、嫌っ!! 梨花ぁっ! 嫌ぁぁぁっっ!!」
「沙都子ッ! ……離して、離してよッ! このぉっ!!」
二匹ともじたばたと暴れるが、体格差もあって俺には全く敵わない。
どれだけ叫ぼうとも、ここは人気のない山道。
見られるのを恥ずかしがって、人が通らない場所を選んだのが裏目に出たようだ。
仮に俺の腕から離れられたところで、リードで繋がれている以上助けを呼びにもいけない。
考えれば簡単なことだった。ここで食い散らかしたところで誰にもバレやしないのだ。
453名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:47:59 ID:zEVkmyKE
左手で押さえた子猫は後にして、先に捕まえた子犬から剥くことにする。
両足で押さえているため、全くもって抜けようがない。
右手で器用に服をずらし、暴れる子犬から服を剥ぎ取る。
この頃には恐怖の方が勝っていたのか、泣きながら弱々しい抵抗を続けるだけだった。
一方の子猫は、諦めが悪いのか未だじたばたと藻掻いている。
「……っく、嫌、……ひっく……止めて……」
「ホントに離しなさいよぉッ!! 離せって言ってんでしょっ!!」
……みゃーみゃーと、うるせぇな。
ちょっとばかり子猫が耳障りだったので、子犬の下着をずらしたところで子猫も剥いておくことにする。
半脱げで、胸あたりまで露出させた子犬の首輪をしっかり掴み、地面に押さえておく。
中腰になって移動し、今度は子猫を両足で押さえつける。
空いた左手で、同じように子猫の服を剥ぎ取る。
「離してッ! 圭一! 目を覚ましなさいよ、このっ……! 止めてっ!」
子猫の方が、ボタンタイプで脱がしやすかった。
前を開き、下着をたくし上げると、子犬より小さな膨らみが露出する。
「止めっ……見ないでっ! ねぇ、圭一っ!!」
小さいとはいえ、実に美味しそうな色合いの蕾がそこにはあった。
邪魔な腕を二つまとめて拘束して、思いっきり貪りついた。
「……っ! や……けい…いち……」
「嫌ぁ……止めて、っく……くださいまし……圭一、さ……ひっく……」
じゅるじゅると音を立てて、吸い付く。
「ふぁっ! 圭一……止めて……っ」
「うわぁぁぁぁぁん!! 止めてぇ……っ!! 梨花を、離してぇぇっっ!!」
子猫の方が静かになったと思ったら、今度は子犬の方がきゃんきゃん鳴き出しやがった。
せっかく俺が、美味しく戴いているというのに。
この獣たちは躾がなってないらしい。食事中に騒ぐなどもってのほか。
だから、ちょっとした躾の意味も込めて子犬の方も構ってやろうと思った。
しかし二匹も押さえておかなきゃならないなんて、少し面倒だな。
その時、未だ手首に巻かれてる二本の「それ」に気がついた。
そうか、そういう手があったか。俺、頭良いな。
左手にある青いリードを取り外す。
子猫を器用にひっくり返し、後ろ手でリードを使って縛り上げた。
当然、子犬は一旦放してしまうことになるのだが、俺には確信があった。
子猫と違いややパニックに陥った子犬が、俺から逃げられるはずがない、と。
縛り上げるまでに30秒。
その間、子犬は必死に自身の首輪からリードを外そうとしていたが、手元が狂って上手く外せない。
そして俺は赤いリードを強く引っ張る。
かくんっと一瞬の抵抗の後、子犬が俺の眼前に引き倒された。
「や、嫌……わ、私に何を……?」
怯えたその瞳が堪らない。
首輪をぐっと掴み、子猫と背中合わせになるように引き寄せる。
さらに、青いリードの余った部分で子犬の両手も後ろで拘束した。
これで赤いリード一本で二匹を繋いでおけるし、邪魔な腕も動かせない。
片方を貪っている間に、もう片方に邪魔されることもない。
たった一つのことで、ここまで俺にとって食べやすくなるのだ。
やはり料理の技術は大切だなぁ、と微かに思った。
さて、思いっきり堪能するとしようか。
454名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:48:41 ID:zEVkmyKE
舐めるような視線で品定めをすると、二匹の瞳が恐怖に歪む。
さっきまで貪っていた、線の細い子猫も美味そうだが……
ここはやはり、柔らかそうな子犬から戴くべきか?
うーん、でも生意気に抵抗する子猫を屈服されるのも良いかもしれない。
いやいや、怯えた子犬をきゃんきゃん喚かせるのも良いよなぁ。
――よし、まずは子犬から戴こうか。
ぺたんと背中合わせに座り込ませた、子犬の正面側に回る。
「圭一っ! 沙都子は、沙都子はダメっ! 止めてっ!」
「あ……ぁ……」
子猫はみゃーみゃー喚き、子犬は恐怖のあまり言葉が出ない。
安心しろ、お前も後でじっくり味わってやる。
子犬のずらされた服の隙間から、柔らかそうな双球が顔を覗かせている。
小さな体つきの割には、意外と良い物を持っているじゃねぇか。
手を差し入れ、力を込める。
思っていたとおりの柔らかさと弾力が、俺の指を楽しませた。
「や……嫌、触らないでくださいましっ! 嫌ぁぁぁっっっ!!」
「圭一、沙都子に何をしてるのっ!? 今すぐ止めなさい!」
じたばたと藻掻き喚いているが、放っておくことにしよう。
いつまでも食べずにいるのも、もったいない気もするし。
ふにふにと揉み、麓から頂上まで絞り上げる。
薄桃色の先端に到達する度に、抵抗が一瞬弱まる。
小さいのに一丁前に感じてやがるらしい。いや、小さいからこそ感度が良いのか?
「や、止めてくださ……ふっ! ……ぁ、ダメ、ふぁ……」
ならば、こうしたらどうなるかな?
きゅっと蕾を摘み、指の腹でころころと転がす。
段々と硬く、大きくなっていく。比例するように、吐息が漏れる。
「やっ…ふぁっ……ぁ、止め……んぅっ!」
「沙都子、屈してはダメなのです! ……ねぇ、沙都子! しっかりしてッ!」
子猫の声はもう届かない。
弱まっていく抵抗は、もはや意味を成さない程まで無くなっていく。
とろんと惚けていく瞳、桃色に上気した頬、時折ぴくんと跳ねる身体。
口先の抵抗は、今では小さな喘ぎを恥ずかしそうに漏らすだけ。
「……ぁっ、ん、やぁ……っ……ふあぁぁっ!」
もう辛抱堪らんとばかりに、一気に貪りついた。
夢中で舐め、吸い、甘噛みする。
「やっ……やあぁぁぁぁぁっっっ!!!」
「止めて圭一ッ!! お願いだから止めてぇぇぇっっっ!!!」
舌先で唾液を馴染ませるようにして、吸い上げる。
奥歯で軽く噛むと、コリコリとした触感が堪らない。
そしてそれよりも、耳に伝わる嬌声と悲鳴が心地よかった。
「――っあ! や、あぁ……んんっ!! きゃうっ!!」
「……止めて、お願い…っく……沙都子、沙都子だけは見逃して……うぅっ」
もちろん、お願いを聞いてやるつもりはない。
455名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:49:30 ID:zEVkmyKE
口を下にずらしていく。やや湿った布にぶつかった。
この下にこそ、最高の食材が待っている!
邪魔な布を取り去ろうと、ゴムに手を掛けた。
さっきまでボーッとしていた子犬が、危険を察知したのか、ハッとなり叫ぶ。
「や、止めてくださいましッ! 圭一さんッ!!」
悲痛な声もなんのその。破り捨てるような勢いで、それは取り除かれた。
毛も全く生えてない、幼い秘所が露わになる。
「嫌あぁぁっ! 見ないでっ!!」
「圭一ッ!!」
足を閉じて必死に見せまいとしているが、俺に力で敵うわけもなく。
ぴったり閉じた両足をこじ開け、濡れたそこにしゃぶりついた。
「ひゃうぅっ! や、そこ、きたな……ぁっ! ひぅっ!」
ぴちゃぴちゃと、下劣な音を立てながら。
ひたすら啜り、舌で狭い肉壁を掻き分け奥まで伸ばす。
後から後から溢れ出す蜜を、ズズズと飲み干していく。
真っ赤な顔をいやいやと振り、瞳からぽろぽろと涙がこぼれ落ちる。
ビクビクと跳ねる身体の感覚は、後ろに繋がれた子猫にも充分伝わっているだろう。
それを狙っていた。
「……止めて…うぅっ……わ、私、なんでもするから……お願い、沙都子を…っく……」
涙混じりの小さな呟きを、俺が聞き逃すはずもなかった。
「……ふぅん? 何でもするんだな? 今、そう言ったよな?」
見せつけるように、子犬の愛液で濡れた口元をぺろっと舌で拭う。
子犬はと言うと、荒い息をついて放心している。
さあ、これで決意は固まったよなぁ? こいつのこと大切なんだもんなぁ?
「……ひっく……します。しますのです……ボクが言うこと聞きますから、沙都子を……」
「よし、それじゃあまず、コイツをどうにかしてもらおうか?」
ズボンのチャックを開けると、既にカチカチになった肉棒が飛び出す。
ビクッビクッと、脈打ってるのがよくわかるぐらいだ。
「な……!? ど、どうすればいいのですか……?」
不安そうな顔で、俺を見上げる。
「とぼけんのは無しだぜ? ホントはわかってるんじゃねぇのか?」
蔑むような視線で見下ろしてやる。
「――ッ!? ……みぃ。わ、わかったのです……」
諦めたような表情で、小さな口を命一杯開く。
「小さいクセに、よく知ってるよなぁ? こんな卑猥なコトをさ」
罵ったときの、羞恥に歪む表情が堪らなく快感だ。
「……うぅ、この鬼畜……変態……恥知らずッ……」
悔しげに小さく呟かれる呪詛も、敗者の戯れ言と思えば実に愉快だ。
さて、満足させてもらいますか。
456名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:50:15 ID:zEVkmyKE
「――むふっ!? ふっ、ぐぅ!」
小さな口に無遠慮に肉棒を突っ込む。
苦しそうに咽せるが、気にしない。
「おいおい、満足させてくれよ? 歯を立てたりしたらこいつがどうなるかわかってるよな?」
「……むぅ、ごほっ! ……っく、む、ちゅ……」
後ろの子犬のことを口にすると、咽せつつも必死に舌を絡めたりしてくる。たいしたものだ。
技巧も何もないが、小さな舌にぺろぺろと舐められるだけで充分だ。
頭をグッと押さえ、遠慮のカケラもなく腰を前後に動かす。
生暖かく、湿った口腔の感触が心地よい。
「んーっ! ふ、ふっ……ちゅ、むふっ! ぐ……んぅっ!」
続けていくうちに苦しそうだった鼻息が、段々熱を帯び始めているのは気のせいだろうか?
だとしたら、こいつ相当のマゾだぜ。
「ホントはこいつを助けたかったんじゃなくて、自分がシてもらいたかっただけじゃねぇのかぁ?」
「ち、ちが……げほっ! っふ、う、んぅーっ!!」
「ほら、欲しいんだったらやるぜ! 思いっきり出してやらぁっ!!」
「――――っ!?」
喉の最奥まで突き立て、豪快にぶちまける。
さっきまで随分溜まっていたせいか、結構な量が出た気がした。
「げほっ! ごほっ……! ぐぇぇ……っ」
口からぼたぼたと、白い液体がこぼれ落ちる。
「んだよ、飲んじゃあくれねぇのかよ」
まあいいや。これで随分大人しくなるだろう。
早くも硬さを取り戻したそれを、眼前に突きつける。
「……ひうっ!」
恐怖に彩られた声が漏れた。
「なあ? 次はどうするかわかるか?」
「……け……いち?」
俺が今いった言葉。
どうすればいい? ではなく、どうするか? と俺は聞いた。
その違いに、子猫はまだ気付いていない。
いや、頭がボーッとしていて気付けない、と言った方が正しいか?
青いリードを外す。後ろ手に繋がれた二匹が解放される。
それを子猫の首に繋ぎなおし、しっかりと手首に巻き付けておく。
さらに子犬の首に繋がれた赤いリードを手首から外し、近くの木に括り付けた。
余った部分で両手を拘束することも忘れない。外されて逃げられたら困る。
そして子猫のリードをぐいっと引っ張り、子犬を指差して宣言する。
「お前の願い通り、こいつにはまだ手を出さないでおいてやる」
「……まだ?」
「そうだ、状況によっちゃあ保証は出来ねぇからな」
「っ卑怯者!」
「じゃ、もう一度聞くぜ? 『次はどうするかわかるか?』」
457名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:51:29 ID:zEVkmyKE
「……まさか!?」
さっと、子猫の顔に絶望の影が差す。
正しい想像に行き着いたことを確認して、俺は子猫をうつぶせに転がした。
暴れているのを美味く取り押さえ、下着を取り去り、スカートを捲りあげた。
「や……それだけは止めッ…!?……ふみゃあぁっ!」
両足を鷲づかみにし、舌で蜜壷を掻き回す。
よし、充分濡れている。それじゃ行くぜ……ッ!
「――っあ! ぐぅ……痛い、止めて圭一! ホントに痛……ああぁぁぁっっ!!」
ギチギチと狭い中が、必死に俺を侵入させまいと抵抗する。
それを無視し、一気に奥まで貫いた。
「――――――っぅぅぅぅぅ!!!!」
ブチリ、と途中で何かが裂ける音と、俺のを伝わって滴り落ちる赤。
痛さのあまりか、声にならない悲鳴が空気を震わせるのみ。
だが、俺にとっては血でさえもただの潤滑油でしかない。
腰を持ち上げ、後ろから俺は躊躇せず犯し始めた。
「っあ! や、っつぅ……あ、あ、ぁっ……はぁっ……んんぅっ!」
リズミカルな肉と肉のぶつかる音の合間に、吐息が漏れる。
もう壊れてしまったのか、よだれの垂れた小さな口は甘い喘ぎしか紡がない。
狭い中が俺のモノに絡みついて、きゅうと締め上げる。
「んっ……やぁ、う……あっ、あっ、あぅっ!」
その時だった。大きな悲鳴が上がったのは。
そちらを見る。子犬が目を見開いて、口をパクパクさせていた。
「ちっ、思ったより早く目が覚めたな」
「嫌ああああぁぁぁぁっっ!! 圭一さん、梨花に、梨花に何てことを――ッ!!」
「あ、あ……沙都子、やだ……見ないで……ふああああぁぁぁぁっっっ!!!!」
自分の恥ずかしい姿を見られた羞恥心からか、子猫の中がより一層締まる。
どうやら達したらしかった。
俺はまだイってないのでそのまま続けようとしたが……
「止めて! 梨花に手を出さないでくださいましッ! このケダモノぉっ!!」
「ほぉう。あれだけさっきまで泣き叫んでたクセに、まだ生意気なこと言えるんだな」
動けなくなった子猫を地面に横たえ、子犬の眼前に詰め寄る。
「私に近寄るなぁッ、このケダモノ! 梨花と私のそれを外せッ!」
俺の手に未だ握られた青いリードを、キッと睨み付ける。
「俺がケダモノなら、さしずめお前は雌犬ってところだろうが。それと――」
木に括り付けたリードを上にずらしつつ、子犬を抱え上げていく。
「お願いするときは、それ相応の頼み方があるってモンだぜ?」
「触るなぁッ! わ、私に何をするつもりなんですの……!?」
「躾だよ。駄目な犬は、ちゃあんと躾けてやらねぇとなぁ……?」
俺の剛直をあてがった先目がけて、一気に下ろす!
「ひぎぃっ!? ――――やあああああああっっっっっ!!!」
俺のモノが深々と突き刺さっても、俺と子犬とじゃあ身長差がありすぎる。
もちろん、その分子犬の足が地面を踏みしめることは出来ない。
結果、最奥まで突き刺さっていても、重力によってさらに無理矢理俺が押し込まれていく。
「痛……嫌ぁ、うぅっ……助けて、にーにー……痛いの、嫌……」
限界以上に圧迫され、よく見れば下腹部がほんの少し盛り上がっている。
458名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:52:19 ID:zEVkmyKE
それでも俺は遠慮しない。
軽く腰を引き、抉るように一気に貫く。
「ひぐぁあっ! ぐ……ああぁっ! うああっ!」
苦しげな悲鳴と、接合部からぼたぼたと地面に落ちるピンク色の液体。
それは地面が吸収しきれず、小さな水たまりを作るほどだ。
「ああっ! やっ! ひぅっ! ……ふああっ!!」
ある地点を越えたときから、声に甘さが含まれていく。
よく見れば俺の動きに合わせて、かくんと腰が動いている。
笑うように、微睡むように、その表情は悦びで満たされていた。
……とんだマゾだな、こいつも。
ぎゅうぎゅうと締め付けてくる中も、複雑な動きで俺を射精へと導いていく。
「あはっ……やぁっ! 圭一、さ……んぅっ! やあぁぁっっ!!」
「……っ!」
搾り取られるかのように、俺は二度目の欲望をぶちまけた。
中に思いっきりドクドクと注ぎ込む。溢れた分が地面へとどろどろ落ちていく。
抱えているのに疲れてきた俺は、それにも構わず地面に子犬を下ろした。
ハァハァと、三者三様の荒い息だけが静かな森にこだまする。
しかし俺の剛直は、まだ疲れを知らないようだ。
二匹のマゾ雌に充てられてか、むしろ元気を増したようにも思える。
さぁて、次はどちらを戴こうか。
二匹とも、もはや衣服とは呼べない布をギリギリのところでまとわりつかせている程度。
そのくせ耳と尻尾はきちんとついたままなのだから、流石と言うべきか。
おかげで全裸より妖しい色っぽさがある。
しかもぐちゃぐちゃの服から覗く肢体は、そんな姿に似合わない幼いものなのだ。
舌なめずりをしつつ、二匹の顔を交互に見やる。どちらからも熱っぽい視線。
「……みぃ、圭一。……沙都子はダメなのです。代わりにボクを……」
「圭一さん……梨花は止めてくださいませ。私には何をしてもいいですから……」
完全にどっちもイカレちまったようだな。
口先じゃもう一方のことを庇うようなこと言って、本当は期待に目が輝いてやがる。
それならまとめて喰らい尽くしてやろう!
木に括り付けた赤いリードを外して手首に巻き、子犬を仰向けに地面に転がす。
続いて腕が疲れてはいたが、それを無視して子猫を抱え上げる。
そして子犬の上にうつぶせに乗せた。
「きゃ!」
「あうっ! さ、沙都子……」
459名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:52:50 ID:zEVkmyKE
顔をつきあわせる形で、二匹が重なる。
それを上からぎゅっと押さえつけた。
何度も何度もぎゅ、ぎゅ、ぎゅっと。
ここで上がるのは苦悶の声じゃない。同時に奏でられたのは喘ぎ声。
手を離すが、二匹はもぞもぞと動き続けていた。
それもそのはず、さっきから何をしていたかというと……
「ふあっ! や、ダメですわ、梨花……きゃうっ! 胸は……ッ!!」
「あ、あっ! 沙都……ッ、だ、めぇ……んっ!」
互いの胸を擦り合わせて、感じてるんだぜ?
まさに絶景と呼ぶにふさわしい。
二匹の幼い雌獣がまぐわっているところなんて、そうそうお目にはかかれない。
よく見れば、子犬の方なんか腰がカクカク動いてるぜ?
「んっ、やあっ! あ、ダメ、梨花ぁ……も、我慢出来な……ッ!」
「沙都子っ! やっ、それはダメっ! ひゃうぅぅっ!!」
宴はさらにヒートアップしていく。
胸だけでなく、互いの太ももに秘裂を擦りつけ合う。
ぐしゅぐしゅという水音と、荒くなっていく息。
声色はより一層高く響き、互いが互いの痴態に興奮しているようだ。
動きは徐々に激しく、艶めかしいものへと変わっていく。
「あっ、んんぅっ……沙都子、ゴメンっ!」
「はぁッ……え? 梨花? ――ふむっ!? ん…ちゅ……」
子猫が子犬の唇を奪い、熱いキスを俺に見せつけてくる。
舌と舌が入り乱れ、子犬の頬を伝ってよだれがつーっと滴り落ちた。
……そろそろ、俺も限界かな。
雌獣の宴に俺も混ざるべく、上に乗っている子猫の位置を少し補正する。
肉棒を二匹の間に差し入れると、ビクンッと二匹同時に跳ねる。
そのまま二匹の陰核を擦るようにして、腰を動かす。
「ひゃうっ! ん、やぁっ! 圭一さんっ! んっ! ああぅっ!」
「圭一のがッ! 当たっ……あうっ! くぅんっ!」
上から、下から、小さな突起が擦れる。
同時にぬるぬるとした愛液にまみれ、滑りが良くなっていく。
当然、スピードは増すばかり。
一番敏感なところを責め立てられ、後半は二匹とも声なき声を上げるのみ。
喉を震わせ、肺の空気全てを絞り出すように。
そして、俺は火山が噴火したような勢いで、三度目を思いっきりぶちまけた。
「「ふああああぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!」」
二匹とも同時に声を上げ、俺の白濁とした液をお腹に浴びながら果てた――
460名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:53:44 ID:zEVkmyKE
――目を開けたら、朝だった。
いや、朝なのもかなり疑問だが、それ以上に疑問がある。
何故俺は、外で寝ているんだ!?
いきさつを思い出そうとしても、俺の脳が拒否反応を起こして思い出せない。
というか、昨日の記憶がごっそり抜けてるのが、すっげぇ不安なんですが。
しかも体がやけに重い。疲れているというレベルじゃないぞ、これは。
特に腰の辺りがとても痛いんですが……? 昨日、俺の身に何があったんだ!?
とりあえず思い出せるところから、徐々に思い出そう。
昨日部活をやったところまでは覚えている。
そう、確か俺が優勝で、誰かがとんでもない罰ゲームだったんだ。
なんだっけかな……? うーん、凄いものを渡された気がする。
とてもペラペラで、軽い。だけどとても重い価値のあるもので……
そうだ、それよりもどうして俺が優勝したんだ?
確か沙都子と梨花ちゃんが、断トツだったはずじゃあ……?
……沙都子と梨花ちゃん?
そこまで思い出したら、後は簡単に解けるパズルのようだった。
そうそう。沙都子と梨花ちゃんと、とんでもない賭けをしたんだ!
俺が1位になったら、獣装備でお散歩券。
だから俺は二人をお散歩させてたわけで……
その途中からだ。何かを隠すように思い出すことを拒否しているのは。
――ちょっと待て。二人をお散歩させてたなら、二人はどこ行ったんだ?
その時になってようやく、下半身が何か温かいものに触れられている事に気がついた。
とても怠い体に鞭打って、上半身を起こす。
俺の目が捕らえた光景は……
「……うわぁぁあぁぁあぁぁああぁぁっっ!!!!」
叫んだ。よくわからないから叫んだ。
俺の脳が目の前の光景を理解することを拒否している。だから叫んだ。
だってさ、信じられないだろ? こんなの。
ほとんど全裸と言っても差し支えがないほど、ぐちゃぐちゃになった服を纏って。
髪や顔、身体にところどころ白い何かがこびり付いていて。
上気した頬は艶めかしくて、とろんとした瞳には既に光は無く。
それぞれの耳を嬉しそうにぴこぴこ動かしながら。
小さな舌をちょこんと出して、チロチロと。
子犬がミルクを舐めるように。子猫がミルクを舐めるように。

――俺の勃起している『それ』を、沙都子と梨花ちゃんが二人で舐めていた。

461名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:54:22 ID:zEVkmyKE
脳に記憶が呼び起こされる。
誰だよ!? 誰だよ、二人をこんなにした奴は!?
思い出せ、誰だ? 誰だ? 誰だッ!?
ああ、頭が痛い。くそ、くそっ……
わかってるだろ!? 前原圭一ッ!?
こんなの、誰だか明白じゃねぇかッ!
俺の両手首に巻かれた『それ』。そう、それだよ!
こいつが……リードが俺の手に巻かれている時点で、俺と二人は昨日からずっと一緒にいたんだよ!
そうだ……俺が、やったんだ。
何度も何度も陵辱して、食い散らかした。
この白いものだって俺が出したものじゃねぇか!
お前、何回出したんだよ? 二、三回ってレベルじゃねぇぞ!?
少なくとも五回以上はぶちまけたはずだ。
そうだよ……泣き叫ぶ彼女たちを押さえて無理矢理『犯した』んだ。
他の誰でもない、この俺が。
「ああぁぁぁああぁぁ!! ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」
怖くなって謝る。誰に?
目の前の二人は俺の言葉なんて、既に届かなくなっているのに?
それでもただひたすら謝り続ける。
赦しが欲しいんじゃない。むしろ赦さないでいて欲しい。
だからこそ謝る。この口が、喉が、裂けるまで。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
――本当に獣となってしまった二人には、永久に届かないかもしれないとわかっていても。
462名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:55:27 ID:zEVkmyKE
以上です。お目汚し失礼いたしました。
救いのない展開でごめんなさい、ごめんなs(ry
463名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 22:15:55 ID:xGqrzLYb
GGGGGGGJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!!

いかんおっきが止まらん。
464名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 22:27:57 ID:ePSQpCwa
山狗を問い詰め、襲う詩音が見たい
465名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 23:32:49 ID:DABfcykW
>>462 GJ!
こ、これは抜いたんじゃなくてアソコが痒かっただけなんだから!勘違いしないでよね!
466名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 23:47:53 ID:6L2e+D9s
いい壊れっぷりだ、GJ
相変わらずこのスレは潤沢だな
467オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:07:26 ID:2/d2gVjL
投稿しようとしてやめてた大人レナを>>385さんにつられて
編集しなおしたので投下させていただきます。

初投稿、エロなしエロパロです。
舞台はアニメひぐらしのなく頃に解第一話サイカイの雛見沢から始まります。
大人レナといいつつちっとも大人じゃない。
それでもよろしかったらお読みくだされば幸いです。

夢オチ気味です。苦手な方は「オトナレナ」をNG登録お願いします。
468オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:09:21 ID:2/d2gVjL
 肩で切りそろえた髪が揺れる。
 砂利道を歩くたびにパンプスのヒールが小石にひっかかった。どうしてこんな靴を
履いているんだろう。学校に通うには少し派手すぎる靴だった。
 でも今から帰って履きなおしていたら遅刻しちゃう。早く圭一くんを迎えに行かなくちゃ、ね。
 そしていつもの水車小屋の前で魅ぃちゃんと合流して、誰かがふざけて、笑って、
学校へと走り出す。

 日差しから逃れていつもの木陰へ忍び込む。その横を、前を、少年と少女が
ふざけながら通り過ぎていった。
 途端に空気の質量が私を襲う。
 ざわざわとした葉擦れの音も虫の音も変わらないのに、少年と少女はあっという間に
掻き消える。そして私だけが異世界から迷い込んでしまったように成長していた。

「……ううん。自分を誤魔化すのはやめよう、レナ」
 私は竜宮レナ。
 二十年前に校舎爆破未遂事件を起こし、そのくせ数日後に起きた雛見沢大災害を
生き残ってしまった愚かな女。

 呟いた声はあの日と同じ蝉時雨にかき消された。
469オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:10:30 ID:2/d2gVjL
 まるで変わらない、少しだけ自然の濃くなった通学路を通って私はかつての学び

舎にたどり着く。
 ……。
 何も考えたくない。愛した学び舎が朽ちかけていることをいくらわかっていても

耐えられない。私は早く視界から「それ」を消したくて足早に校舎へ踏み入った。

覚悟していたよりもずっと原型をとどめていたのが幸いし、私は足をただ動かす。

湿気と木の腐る匂い。抜けた廊下や滴る雨垂れ。
 それらを必死で五感の外に追い出しながら、私は教室の扉を開いた。

「……っ!!」

 全身があわ立つ。
 それは例えるならありえない所にありえないものを見たことによる混乱。けれど

…あぁ、この雛見沢じゃ「ありえない」ことなんて「ありえない」……!
470オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:11:39 ID:2/d2gVjL
 どれほど教室の入り口で硬直していたのだろう。やがてじくりと脳を融かす痛み

がして、私は我に返った。教室に残された雑多なものが、まるで転がされた人のよ

うに見えた、だなんて。
 自責の念による幻覚と言うのはたやすい。
 でもあれは。
 共に学んだ仲間達だけじゃなく、この雛身沢の別の――――。
 ……考えるのはやめよう、レナ。
 どうせ私には何もできない。女1人なんのツテもなく何ができるというのか。す

べてを救えると考えた小娘の愚かさは、幾度も私を苛んだじゃないか。
 私は大丈夫。私は大丈夫。私は大丈夫。
 私は……。

 ふらりと視線を動かすと、ポツンと取り残された机が眼に入った。
「ふふ…懐かしいな。こうやって机が寄せられてると、お掃除の時間みたい」
 教室はほこりまみれだ。そうだ、掃除してみるのもいいかもしれない。私はふら

ふらと教室の後ろへ向かい、掃除用具入れを開ける。
 その途端あふれでる砂埃。
「っ!けふ、けふ!」
 私は思わずむせて口元を手で覆った。
 そのまま少しむせていると背後から笑い声。
「ははは!何やってんだよレナ。お前でもドジるんだなぁ」
「何笑ってんのさ圭ちゃん!レナ、大丈夫?
 もしなんならおじさんの服貸すよ?」
「やめとけやめとけ!魅音の出す服なんてどうせ部活用の罰ゲーム衣装に決まって

らー!」
「何をー!?」

「え……?」
 これは、いったいなんだろう。魅ぃちゃんが圭一くんに怒ってる。圭一くんは茶

化すような笑みを浮かべて騒いでる。
 どうして。魅ぃちゃんと圭一くんが。
 また幻覚か、私は何度もまばたく。
 でも、消えてくれない。
 どうして……!?
471オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:13:34 ID:2/d2gVjL
 きょとんとしていると、誰かが私の頭をなでた。この小さな感触は…。
「みー。なにがなんだかわからなくて、かわいそかわいそなのですよ」
「梨花、ちゃん…」
 記憶にあるいつもの笑顔。よくみれば教室内の光景だって懐かしい、お掃除前の

ごちゃごちゃした教室だった。
 黒板には知恵先生の文字が残り、みんなのお習字や今月の目標、
机のラクガキまで鮮明に――っ!

 そんなはずはない、そんなはずはない!
 だってこの教室は私が爆破しようとして、みんなが転がっていて、それでそれで

それで!


「レナ。深く考えてはダメなのです。」
「りか、ちゃ…ん……」
「ここは時のカケラのはざま。
 少し忘れ物をしてしまった神様がレナにくれた、たった一度きりの夢なのですよ。」
「そうか…レナは夢を見ているんだ」
 梨花ちゃんにいつもの笑顔で説明されると妙に納得できた。だってこれは私が幾
度となく望んだ世界。私が壊してしまった世界になる前の、平和な日常に戻れたら

って何度だって思った。願った。
夢の世界に逃げ込みたいと何度も。何度も。何度も。
 その願いに、やっと、応えてくれたんだ。

 オヤシロ様が。
472オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:15:45 ID:2/d2gVjL
「そっか、夢なんだ」
 私は妙にサッパリした頭で納得する。オヤシロ様ゆかりの地で、オヤシロ様の巫

女から告げられたのだ。疑う必要などない。
 ……これが自分の罪に溺れた異常者の夢だというならば、それでもいい。そう思

えるぐらい鮮やかな夢。

 私が納得したことに気づいたのだろう。梨花ちゃんは安堵して少し大げさに笑っ

た。
「そうなのです。だから、遣り残したことがあったら今やっておくことをオススメ

するのですよ。にぱー☆」
「やりのこしたこと……。」
 私は顔を上げる。にぎやかな教室、みんなが動かす机。下級生がはたきを取り落

とし、他の人が拾い、沙都子ちゃんは黒板消しクリーナーをいじって、魅ぃちゃん

は指示をしながらちりとりでゴミを集めている。
 ぼんやりしているのは私とそばにいる梨花ちゃんだけだった。
「こらー!ふたりとも、何サボってんの!
 働く働く!会則第十六条!ちょこっと学び多く戦う我が部において何事も手を抜

いてはならない!」
「みー。ごめんなさい、なのですよ」
 梨花ちゃんは怒られて沙都子ちゃんを手伝いに向かった。
 そしていちどだけ振り返る。

『あとは、あなた次第。』

 瞳がそう語っていた。
 あの時は『宇宙人』だなんて言ってしまったけど、あながち間違いでもないよう

な深い瞳の色。梨花ちゃんはもう私に構うことなく他のクラスメイトにうもれてい

った。
 そう、これが一度きりの夢ならば。
 勇気をふりしぼって、『やりのこしたこと』をしよう。
 今も私の胸に残っているこの思いを。
473オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:18:21 ID:2/d2gVjL
「け…圭一くん。魅ぃちゃん。ちょっといいかな」
「お?なんだなんだ?」
「遊びの誘いかい?そんなら梨花ちゃんと沙都子も呼ばないと」
「は、はぅ、違うよ〜!」
 かぁいいモードも久しぶりだ。うまくできているか自信が無かったが、二人とも
気にせず微笑んでいてくれた。
「で、なんだ?ヤバい話だってんなら場所うつそうか?」「ん、大丈夫…。」
 私はまず魅ぃちゃんに視線をうつす。

「魅ぃちゃん。今日の部活、無しにしてもらってもいいかな」
「へ?家庭の事情かなんかかい?」
「違うの。
 圭一くんと、お話がしたいの」
「………」
 いつになく真剣な表情で魅ぃちゃんは固まる。
 それはきっと……私もおなじ表情をしているから。
 そしてすぐにいつもの気が抜けていて、それでも優しい苦笑に変わる。
「あー…っ。そっかぁ……。
 レナ、するつもりなんだね?」
「うん。……ごめん」
「何言ってんのさ、レナが謝る道理はないよ。
 わかった、今日の部活は無しにしよう。
 しっかりね!」
「うん。ありがとう、魅ぃちゃん…」
 魅ぃちゃんはさっぱりした表情で私の肩をたたいた。その笑顔は記憶にあるもの
と寸分たがわず…むしろ、記憶よりもずっと、健気でかわいくて強い笑顔だった。
 当時の私が魅ぃちゃんと同じ立場だったら、こんなに強く笑えない。大人になって
から見る魅ぃちゃんは……やっぱり、ずっとオトナだった。
474オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:21:10 ID:2/d2gVjL
「お…おいおい。何の話だ?」
「圭ちゃん。レナを泣かせたら承知しないかんね!」
「は?な、何言ってんだよ魅音!別に俺とレナはそんなんじゃ…!」
「照れない照れない!
 そうと決まったら、早いほうがいいよねレナ?」
「は、はぅっ?」
 ついぼんやり圭一くんと魅ぃちゃんのやりとりを見ていた私は現実に戻された。
 ……いや、夢か。
 魅ぃちゃんは下品なギャグを言う時のにくめない笑顔を浮かべる。

「くっくっくっ、親友の門出を応援しようじゃないの。
 今日の掃除はレナと圭ちゃんの二人が後片付けということで!
 あ。今日は校長先生、興宮の方で会議あるらしいからもういないよ。あと知恵先生は
セブンスマートのカレー特売日らしくて朝からうずうずしてるから、鍵すでに預かってある」

「はぁ!?」
「は、はぅ、魅ぃちゃんそれって…!」
「照れない照れない!
 後はよろしくやんなよお二人さん!」
 魅ぃちゃんはむりやり圭一くんに鍵をおしつけるとみんなに
「今日は片づけはこっちがやるからいいよー!お疲れー!」
 と号令をかける。いつもは知恵先生が最後の確認をするけれど、今日ばかりは
魅ぃちゃんが報告次第先生は帰る予定らしい。
 みんながよろこんで帰り支度をする。梨花ちゃん沙都子ちゃんはなんらかの説明を
聞いたらしく、手早く荷物をまとめて楽しげに帰っていった。
「それではお先に失礼しますわね!早く行かないと知恵先生にレトルトが買い占められて
しまいますので」
「みぃ、さようならなのですよ。にぱー☆」
475オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:24:11 ID:2/d2gVjL
 着々と帰ってしまうみんなの様子に、圭一くんは大慌てする。
「お、おいおいおい!?なんだってんだみんな!」
「くっくっくっ、ちゃんとお家には帰るんだよ〜!じゃあね!」
「あ……魅ぃちゃん!」

「ん?どうかした、レナ」
 思わず呼び止めてしまって、私は口元をおさえる。振り向きざまの優しい包容力
のある笑顔。それは、もう見ることができない……かけがえのないものだ。
 魅ぃちゃんが教室を去ろうとした瞬間、私は学校に入った一番最初の光景を思い
出す。ほこりまみれの床。砕けたチョーク。風化した木造建築は歪んできしんで、
おいてけぼりをくらってしまったようだった。同じように、魅ぃちゃんのこの笑顔も
記憶の中ではゆがんでしまっているのかもしれない。

 そんなふうに考えてしまったら、どうしても別れがたくて。その未練から魅ぃちゃんを
呼び止めてしまったようだった。
 魅ぃちゃんから見たら、告白にとまどっているように見えたのかもしれない。
「レナ。しっかりね!」
「……うん!」
 ぐっと親指をたてる魅ぃちゃんに、私もとびっきりの笑顔をかえす。
 そうだ。『この』魅ぃちゃんは私の見てる夢。
 だからもとからいないんだ…。
476オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:25:10 ID:2/d2gVjL
 ふっと沈みかけた気分が私をつつむ。すべては夢。夢だというのに、なぜこんな
にも現実感にあふれているのか!騒げば声が反響してくるような錯覚がかえってくるのか!
 これならいっそ、半端な夢なんて見ないほうが…!

「あーくそ、なんなんだよ魅音のやつ…。
 体よく押し付けられちまったみたいだな、レナ。
 ……レナ?」
「……はぅ?ど、どうかしたのかな、圭一くん」
 失敗した。また夢のなかで考え込んでしまった。
 圭一くんは時々鋭い。だから私は極力いつもどおりに答えよう。
 でも。


「……どうか、したのか?
 話があるから魅音に頼んでふたりきりにしてもらったんだよな。
 俺でよければいくらだって力になるぜ」

 あ。
 この目だ。
 私を救ってくれた、手をさしのべてくれた、あの目。
 夕陽がながれこむ放課後の教室で、圭一くんはわらっていた。ひぐらしの泣き声
がする。そう、雛身沢にはひぐらしがたくさん住んでいた。そして圭一くんがいた。
魅ぃちゃんがいた。沙都子ちゃんが梨花ちゃんがお父さんが監督が知恵先生が。
 他にも他にも……!
477オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:26:48 ID:2/d2gVjL
「お、おいレナ…!だいじょうぶか!?」
 圭一くんがうろたえた声で私をゆさぶる。
「レナが泣くなんて…いったい何があった!?レナを泣かせるだなんて……ゆるさねえ!」
 あはは、肩に指がくいこんでちょっと痛いかな、かな。でもそれは圭一くんの怒りを
あらわしている。私のことで、そんなに怒ってくれるだなんて。夢の中でも圭一くんは
圭一くんだった。
 だから私は圭一くんを困らせないように、笑ってその誤解を解いた。

「あはは、圭一くん、違うよ。悲しくて泣いてるんじゃないの」
「本当か…?じゃあなんで」
「圭一くんが好きすぎて、好きすぎて泣けてきちゃうの」

「へ……?」

 あはは、予想通りだ。
 圭一くんは私の肩をつかんでいることも忘れたまま、ぽかぁんとした顔を
している。そんなことじゃ部活で勝てないよ、圭一くん。
 でも私もおなじぐらい驚いている。
 こんなにあっさり想いを口に出せるだなんて思わなかった。夢だから、だよね。

 夢だから。
 私はその言葉を免罪符にして、言葉を重ねた。

「レナは圭一くんのことが、好きです。
 他の誰にもあげたくないし、ずっと一緒にいてほしいです。」

「ちょっ……レ、レナちょっと待っ」

 ごめんね圭一くん。
 考える余裕なんて、あげない。

「私をあなたの物にしてください。」
478オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:28:56 ID:2/d2gVjL
 年頃の男の子は、こういう言葉に弱いと聞いたことがある。でも本からの受け売
りだけじゃない。私は、圭一くんと結ばれたかった。
 それが、私の『やりのこしたこと』。

 圭一くんは完全に思考が停止してしまったようで、顔を夕陽より赤く染めて
固まっている。いつも考えていることを口にだしてしまうから、よくわかる。
 やがて圭一くんはぷるぷる震えだした。
「け、圭一くん…?」
「おおおおお落ち着いて考えるんだ前原圭一!これは何かの間違いだ夢だ妄想だ思
春期における意識の混濁とかちょっと目があっただけであいつは俺に気があるんじゃ?
とか勝手に勘違いしちまう勝手な男の性が見せている幻だそうに違いない違いない違いない違いない」
 圭一くんは頭から煙を出して完全に暴走しだす。
 
「圭一くんごめんねごめんね!突然こんなことを言われたって困るよね…!
 レナの冗談だから!」
 私は慌てて圭一くんを抱きしめた。幸いなんの抵抗もうけなかったので、そのまま
背中をそっとなでてあげる。
 抱きしめていると圭一くんの体温がよくわかる。服越しでもわかるぐらい、すごく
暖かくなっていた。考えすぎて熱がでちゃったのかもしれない。私は安心してほしくて、
よりぎゅっとだきしめる。

「ごめんね!ごめん…!」
 伝えなければ良かった。
 ひとりよがりに一方的に私を押しつけるだなんて、すごく身勝手。圭一くんがもとに
もどったらこの告白は無かったことにしよう。それがいい。私は後悔しながら、
それでも……ほんのちょっぴりだけ、この状態を喜んでいた。

 圭一くんに抱きつくだなんて、もうできない。
 最初で最後。
 だから私はよりつよく、強く彼を抱きしめた。
479オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:30:10 ID:2/d2gVjL
 少し時間がたって、圭一くんが小さく口を開いた。
「レナ……」
「ん、圭一くん、何かな?」
「今の…」
「じょ、冗談なんだよ、だよ。ごめんね圭一くん。
 ……だから、離してくれないかな?」
「いやだ」
 なんてことだろう。
 ぎゅっと抱きしめていたはずの圭一くんは、いつの間にか私の背に、手を、回していた。

「冗談だなんて、嘘だろ?」
 心臓を掴まれたような気がした。私は笑う。
「う、うそじゃな」
「嘘だッ!!」
「!」

 私はつとめて冷静に返す。
「圭一くん。言うと思ったけど、この体勢で怒鳴られると耳が。」
「……すまん、つい」
 圭一くんはおずおずと気まずげな顔をして腕の力をゆるめた。
 私と圭一くんの体が離れる。でも私はそこから動かなかった。
480オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:31:02 ID:2/d2gVjL
「どうして…嘘だなんて思うのかな」
「ふふん、甘いぜレナ。お前はああいう系の嘘はつかない。部活での勝負は別にして、
誰かの心をもてあそぶような奴じゃないからな」
 つくづく圭一くんは眩しい人だ。
 とても嬉しい言葉を、無意識に言ってくれる。
「は、はぅ…信用してくれて嬉しいけど、レナはそんなに良い子じゃないんだよ?だよ?」
「それこそ甘いぜ、レナ。」
「?」
 誤魔化そうとした私の手を、圭一くんはぎゅっとにぎる。大きな、大人になりきれて
いない男の子の手。でも、とても暖か。

「レナは自分のことを低く見すぎてる…いや、違うな。
 自分に対する妥協をしない。それはすごく良いことだけど、自分のがんばりを
認めてやらないと疲れちまうぞ」
「……そんなこと」
 人からいきなり言われても、わからない。目を逸らそうとした瞬間、圭一くんの手が
より強く私の手を握りしめる。
 まるであのゴミ山の時のように。

「でもな、自分の価値観なんてそうそう簡単に変えられるもんじゃねえ!
 それはレナも俺もよくわかってるはずだ。
 だからこそ人は寄り添うんだよ。
 他の人の価値観を理解しあって、互いを認め合う。

 ……俺から見たら、レナはすごく頑張り屋の良い子だ。」
481オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:31:36 ID:2/d2gVjL
 ああ。
 私は、彼のこういうところが好きなんだ。
 乱暴になでられる頭をそのまま預ける。
 無意識のうちに人を救ってしまう。そして人を認め自分の暖かさをわけて
あげられる人。そんな人の隣にいたいと思った。

「だから、言わせてくれ」
「……なに、かな」
 圭一くんはまっすぐ私を見る。
 私も圭一くんをまっすぐ見る。
 西日が私達を照らす。

「俺はレナのことが好きです。
 他の誰にも渡したくないし、ずっと一緒にいてほしいです」
「け、圭一くん…!?」
「悪いなレナ。考える時間はやらねぇぞ」
 圭一くんの真面目な、瞳だけが見える。

「だから、
 俺の彼女になってください。」
482オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:32:46 ID:2/d2gVjL
 なんだろう。
 どうしてだろう。

「あーっ、ホントは先に言うつもりだったんだぜ!?
 部活だけじゃなくこういうことまで先を越されちまうとはなぁ…」

 圭一くんの呟きが耳を素通りしていく。
 でも恥ずかしそうな笑顔は私に染み渡って。
 感情が零れる。

「レナ?」
 不安そうに、彼が私を覗き込んだ。

 さぁ言おう。
 今が私の想いを告げるとき。

「喜んで!」
483オトナレナの憂鬱 ◆ricycpztJA :2007/08/19(日) 00:34:37 ID:2/d2gVjL
すみません、予想以上に長かったので続きは保管庫に投下しておきます。
次回からはもっとシェイプアップするよう精進したいと思います。
失礼しました。
484名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 00:42:52 ID:HEWtTFvd
>>483
GJ。続きタノシミス
レナの仲間への思いやりがもうね…
485名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 00:46:21 ID:6qqOW21z
>>483
保管庫見てきた。
ちょwww続きバロスwww
今度は是非、雛身沢村分校乱交事件の方で!w
486名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 01:52:05 ID:JKKclsuo
超GJ。滂沱した…。今はレナ一人ぼっちなんだもんな、切なすぎる一時の夢だ…。
続き激しくwktkして待ってるから頑張って。
487名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 01:58:18 ID:JKKclsuo
486だけどリロして保管庫見てきたら続きもうあったのかよwwww乱交事件wwwwwww
後味爽やかすぎて笑ったよ。切なさと笑いをありがとう。ほんとGJ!
488名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 02:02:01 ID:oya1AMz+
◆ricycpztJA…なんとゆう策士……
とにかくGJをいわせてもらおう
489名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 02:08:01 ID:HEWtTFvd
>>483
ちょwwwおまwww
乱交事件の詳細を激しく希望するwww
490名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 02:49:06 ID:YP5KYT4x
乱交事件!!!!1111
491名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 05:19:43 ID:62XpOKCO
gjです。よかったよ。
492名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 12:29:06 ID:oKPHNqIV
godjob!!!!!!!!
493名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 19:02:22 ID:yjDS1FbV
grade japanese!
494名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 08:57:54 ID:D9D6h7jP
ここに投稿されているのってみんな文章力があるよなあ
>>218-224とか>>468-482なんか、ひとつの物語として完成してる
エロ要素を除いて再編集すれば公式の方に投稿されてても違和感のない出来栄えになると思うぞ
495名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 09:49:30 ID:lZyTWxx/
甘いな!
俺ならエロ要素を抜いて第三回ひぐらし大賞にうわなにするやm
496名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 12:57:08 ID:AepsBkBB
つか公式ってレベル低(ry
497名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 13:11:42 ID:XqWc/nbD
確かに似たようなネタばかりだ(ry
498名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 15:45:40 ID:6kEp/81n
最近は新しい奴が入ってきてるようだからさらにレベル低く(ry
499 ◆8jPp1zg2Bw :2007/08/20(月) 18:00:31 ID:5ABS7dwT
???×はにゅ&梨花投下させていただきます
エキストラがいますが気にしないでください
後梨花はまだループ暦が浅くやる気が有り余ってる頃だと考えてください
500「三日月の後悔」 ◆8jPp1zg2Bw :2007/08/20(月) 18:01:41 ID:5ABS7dwT
私は出かけなければならない。
この世界の惨劇を打ち破るために。
すでに圭一はバットの素振りを始め、部活にも出なくなっている。
このままでは・・・・・・・・またあの惨劇が繰り返される。


「梨花ぁ?どこへ出かけるんですの?」
沙都子の声が聞こえてくる。
「みぃ、ちょっと夜の散歩なのです。」
私はできる限り心臓の鼓動を抑え、快活に答える
沙都子が不審そうな顔をする。
「気をつけてくださいましよ。最近物騒ですから。」
「大丈夫なのです。沙都子は心配性なのです。」
そう言うと私は家を後にする。外の空気が肌寒い。


気が付くと隣には露出大の巫女服の少女がいた。
頭には二本の角があり、どちらも直角に真下を向いている。一目見ただけで気弱だとわかる。
「梨花・・どこへ行くんですか?」
まったく苛立たしい。どこでも良いだろうに。
「ちょっとした散歩よ・・・こうやって気晴らしをしているんだから、
こんなときくらい一人にさせてくれてもいいんじゃない?」
しかし、その少女はまだ疑わしいようにこちらを見ている。
「ほんとうに、ほんとうにただの散歩なのですね?」
「しつこいわね・・本当にただの散歩よ。分かったら早く帰ってくれる?」
「ぼ、僕は梨花の事が心配で・・・・」
本当に腹が立った。
「うるさいわね!早く消えなさい!!!」
「あう・・ごめんなさいなのです・・・」
そう言うと少女は少し悲しそうな顔をして消えた。

あの少女の名は羽入。私が生まれた時から、ずっと私のそばにいる。
私以外の誰にも見えず、誰にも触れられない。
幼い頃、母に「その子」の話をすると、こっぴどく怒られたものだ。
「そんな子はいない」と。
しかしその子は確かに私のそばにいる。姿も見え、話もできる。
その頃から私は母に心を開かなくなったのかも知れない。
羽入にさまざまな事を教えてもらい、考え、想像し、
そのおかげでこんな私が出来たのかも・・・・・と思える。
501名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 18:01:42 ID:+7yjCmFz
ふむ
502「三日月の後悔」 ◆8jPp1zg2Bw :2007/08/20(月) 18:02:21 ID:5ABS7dwT

前原家へ向かう間にもさまざまな考えがよぎる。

最近では羽入の性格がだんだん解ってきた
あの子はかなりその・・・・ネガティブなのだ。
全てを悪い方へ考え、その事を私に諭す。
「どうせだめなのです。」「僕たちは、何も出来ないのです・・」
「この世界でも、惨劇は終わることは無いのです。」
圭一を止める計画を話しても、必死で止めるだけに違いない
ああ、考えるだけで腹が立ってきた。
頭の中の羽入にボディーブローを放ち、ひとまず落ち着かせる。
少し考えれば、さっきは言い過ぎたかもしれない。
帰ったらとりあえず誤ろう・・・・

そんなことを考えている間に、前原屋敷がゆっくりと闇の中に浮かんで見えた。

私はポケットの中の注射器を握りなおす。
圭一の両親はすでに東京へ出かけているはずだ。
つまり家には圭一しかいない!
雛見沢症候群を初期のうちに撲滅するならチャンスは今しかない。
私はゆっくり前原屋敷の裏手に回り、音をさせないように裏口を空けようとした――――


そのとき私は、後ろからしのび寄る影に気が付かなかった・・・・・


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

羽入は焦っていた。
梨花が帰ってこない。散歩といってももう三時間以上たち、日付も変わろうとしている。
沙都子はすっかり冷めてしまった夕飯の前で頭をもたげ、眠っている。
おそらく梨花が帰ったら起こしてくれるだろう・・・・という考えだろう。
羽入は考えた。そして思いついた。
まだループ暦が少なく正義感の強い梨花の事だ。富竹か鷹野に忠告をしにいったのかもしれない。
とにかく今日は入江がまだ診療所にいるはずだ。行ってみよう・・・と

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
503「三日月の後悔」 ◆8jPp1zg2Bw :2007/08/20(月) 18:04:11 ID:5ABS7dwT

あぅあぅあぅあぅ!
梨花はどこなのですか!
僕はもう心配で爆発しそうなのです!
あ!あの部屋には明かりがついているのです!たーぼ全開なのです!

「ふっふふ〜ん♪ やっぱりメイドさんの気持ちを知るにはこれしかありません!」

いたのです。馬鹿がいたのです。コイツ自分で着てやがるのです。
「やっぱり沙都子ちゃんにはエプロンを、梨花ちゃんにはフリフリが目立つのが良いですよね〜♪」
知らないのです。独り言にも度が過ぎるのです。早く睡眠薬飲んで氏ね。なのです。あぅあぅww

・・でも入江がこれだけ暴走してるってことは梨花はまだここには来てないのです。
じゃあ他に行きそうな場所は・・・・

あうっ!


いまなにかへんな感覚が走ったのです・・・
あぅぅ・・またなのです・・・・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

入江が冥土ダンスを踊っている傍らに、羽入がうずくまっていた。

つい先ほどその感覚は自分の下腹部から来ている事に気が付いた。
自分の性器のいりぐちがなにかでほぐされている感覚だ。
「あぅ・・あぅあぅ・・・ひゃう!」
あまりの感覚に立ち上がる事ができず膝を付き前かがみになり腹を抱える体制になる

「あぅ・・・・梨花・・・」
自分の体と梨花の体はリンクしている。今ここで自分の体に何かが起こっているとは考えにくい。
つまり梨花の身に何かおこったと考えるべきであろう。

「とにかく梨花を・・・ひゃぁあぅ!」
504「三日月の後悔」 ◆8jPp1zg2Bw :2007/08/20(月) 18:05:49 ID:5ABS7dwT
また下腹部に、今度ははっきりと快感が襲った
股を嘗め回されている感覚だ、気持ち悪い・・・
そう考えると自分の性器が濡れて来るのがわかる。
「あ、あううぅうぅぅぅう・・・」
体中に力を入れ立ち上がってみるようとするが、別の感覚にそれを邪魔される

性器に、何かが押し当てられ、進入しようとしてくる・・・
入り口が広げられ、裂けそうになる痛みが羽入を襲う
「あぅううう・・・・・」
ゆっくりと腰から手を入れ自分の性器に触れてみるが、
広がってもいなければ何かが押し当てられている感覚も無い。
つまりこれは梨花が今感じている感覚・・・・

そう考えると力が沸いて来た。梨花を傷つける奴は許せない!
「あうあうぅ・・梨花、今行くのです・・」
なんとか立ち上がり、踊り来るっている馬鹿を尻目に入り口へ向かう
その瞬間、恐ろしい痛みが性器を襲った
「あああああああうぐぅぅうぅぅぅぅうっぅううう!!!!!」
それは初めての痛み。・・・いや、遠い昔、感じたことがある痛み。
性器に押し当てられていた何かが入り口を突き破り、梨花の・・羽入の中へと進入をしてきたのだ。
「あぐ!、あう!、あぎ!、あわぅ!」
進入してきたものが中をかき回し、突き、抜く。
これを何度も繰り返され、羽入は床へと倒れこむ
限界だった。
もう立ち上がる元気は無かった。
意識を失う寸前に羽生はつぶやいた
「何をしようとしても・・全て無駄なのです・・・」
その言葉が終わると同時に進入してきた物が脈打ち、果てた。

その部屋の中で動いているのはメイドメガネマンだけになった
505 ◆8jPp1zg2Bw :2007/08/20(月) 18:06:38 ID:5ABS7dwT
お目汚しすいませんでした
506名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 19:02:45 ID:UJtW9E8T
最後の1行wwwwwww
507名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 21:30:49 ID:Yoh2cKj8
うみねこは別スレ?
508名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 22:14:33 ID:KcFwRsnS
>>507
うみねこもこのスレ。
よく分からないけど、板的には同じ作者なら同一スレにまとめるのがルールらしい。

今のうちにうみねこのネタでも妄想しておこうか……。
シャノンに「命令」で調教していくジョージとかさ。

>>462
GJ。幼女がエロかった。おっきした。

>>505
GJ。???が誰か凄く気になるなww

>>496
あまりそういうこと言わない方がいいんじゃないか?
過去ログとか見ると、ここって公式と二足のわらじやってる書き手さんも何人か
いるみたいだから、結果的にその人達もレベルが低いって言い方にならない?
509名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 22:49:57 ID:iUBAKhEX
>>508
朱志香と戦人の久々に会ったらお互い大人になってた戸惑いとかどうよ
じゃれたけど変に意識しちゃった的な
510名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 23:59:15 ID:bMa+Xf9O
>>505
圭梨の方をこちらの想像に委ねてもいいけど、
書いてくれた方が嬉しいんだぜ?
511名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 00:06:16 ID:Yoh2cKj8
うみねこで一番の萌えキャラは夏妃さん
金蔵になってかわいがりたい
すごいデレるよきっと
512名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 00:26:17 ID:oukToNmE
>>505
おつかれ、メガネメイドマンがアホ過ぎて切なくなったww
???はおかしくなった圭一見張ってた山狗かと思ったが…
小此木だったらどうしようww
513名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 00:58:19 ID:C9wtfffB
どうすんだよ?イチロー
514名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 01:00:45 ID:JxgSXWCH
>>509
朱志香は嘉音くんじゃなくて戦人なのか?

戦人→朱志香→嘉音→紗音←譲治
今のところこうじゃないかと思った
515名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 02:12:12 ID:UJpbf3HY
真里亞→戦人→ おっぱい
朱志香→嘉音→紗音←譲治
516名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 02:23:17 ID:k0ezB6lH
とりあえず譲治x紗音は確定してるっぽい
あと朱志香→嘉音もな
戦人と真里亞は今のところ誰ともフラグなし
517名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 02:40:22 ID:YM3bZms8
現時点でひぐらしキャラとうみねこキャラのコラボSSは難しいかな
518名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 02:45:24 ID:QKJ69lxt
うみねこの話やSSは別スレなり合同スレを別に立ててそっちでやってもらえないかな、と
未プレイのオレが言ってみるんだぜ。プレイしても同じ意見になる気がするけど。
519名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 02:49:39 ID:UJpbf3HY
真里亞→楼座
ベアト→戦人
520名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 02:56:27 ID:18bcm5zd
基本的に、【一作家につき一スレ】。エロパロ板のRLな。
ヨソも「****総合スレ」というふうにまとめてるから、
ここも『ひぐらし』・『うみねこ』両方扱うスレってことでいいんじゃね?

まあ>>431辺りで出ているが、保管庫は分けりゃいいだろ。

ネタバレ嫌だったり、うみねこ興味ないなら「うみねこ」というワードをNGにすればいいし。

うみねこ発売したからって、
今後このスレがうみねこssばかり投下されるようなこともないだろうし。
521名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 03:00:00 ID:UJpbf3HY
リカ茶魔も両作品にまたがって登場するしなぁ

3作目にも引っ張って魔女三人の対決にしそう
522名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 03:12:27 ID:PQ229NS0
別にベルンカステルが出てるからといって梨花ちゃんなわけではないし
三四さんだって本人ってわけじゃねえし
うみねこ話は別のところでやってほしいよ、俺も
523名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 03:20:35 ID:mK068iZr
>>520
同意
524名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 03:43:37 ID:/VbZgvRv
もう、「作家一人につき一スレ」がエロパロ板のルールとなっている以上、
ひぐらしとうみねこを同居させるしか無いと思うんだ。分けるのは無理だと
思う。
ひぐらしだけを話題にしたいというのは我が儘じゃないか?
無論、うみねこだけを話題にするのも問題だけどさ。

よそのスレではそんな状態でスレを進めているんだから「ここはそれが
出来ません」なんてこと、言えないぜ?
融和こそがオヤシロ様の教えなのですよ?
525名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 04:37:52 ID:5GXPTPh3
スレタイは検索しやすいようにひぐらし・うみねこの文字を入れてくれればいいよ
526名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 04:52:52 ID:GqdTfaxm
できるだけ書く側もうみねこネタバレ有とか記載しとくと読む人に優しいかも
実質上の2作目だから、馴染むまで少しもめるかもしれないけど
うみねこSSが投下しにくい空気になるのはまずいと思う
今後ひぐらしは知らないけど、って人が来るだろうし

読む側はあるものを享受する側なのだから、
ネタバレは嘆きの森のテーマで華麗に回避だ!
527名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 05:58:01 ID:JxgSXWCH
>>520同意
528名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 10:10:46 ID:FPS0nAeu
うみねこ未プレイのヤツにはキツイだろうがそこは納得してもらわんと
529名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 11:00:15 ID:PjdYKXu+
未プレイだが、俺もそれがいいと思う。
ネタバレと書いてくれれば、普通に回避できるし。
プレイ後に保管庫で投下されたのを読むのが、
楽しみだったりするしw
530名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 13:16:53 ID:KfG9ggNs
>>514
や、戦人と朱志香に恋愛フラグ皆無だが
こういう親戚、幼なじみ系の関係って美味しいんだぜw
531名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 14:41:10 ID:YXEmKvPP
本当に嫌でたまらない人がいるのであれば
うみねこについては1月ほどは直接Wikiに投下にする?
532名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 15:56:31 ID:eOYkh6Si
>>531
嫌な人がスルーすべきに決まってる
533名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 16:14:02 ID:NrnU3apA
魔女様×戦人、もちろん調教物が読みたい俺は異端?
534名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 16:33:32 ID:YXEmKvPP
>>533
むしろ一般的な意見かとwあの世界観ハードだし

長男の嫁に関わらず、娘一人できるまでに12年腰振った夏妃
不妊症の嫁より先に産んだら財産手に入るよ?婿に来ない?と誘い
さっさと結婚、ギシアンしてジョウジに励んだ絵羽。
一夜の過ち(兄との説も濃厚)で子を孕んでしまったっぽい、次女の楼座
535名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 16:56:31 ID:KfG9ggNs
じぇしかwAA出来てたから貼りますね
ξ(`・3・)<だぜ!
536名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 17:32:44 ID:Jip7eQBA
イチローは去勢したほうがいいな
537名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 18:13:48 ID:42sFX5g2
>>533
禿しく同意
魔女が戦人に靴なめさせるのとか戦人が魔女の尻にキスするのとか
538名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 18:40:39 ID:zja4KXdA
戦人は魔女様だな
お疲れ様会見てそう思った
539名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 18:46:43 ID:/YVQg1hU
なんかエロパロと全然関係のない話題が続いているんですが
540名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 19:09:03 ID:7aQ1cMEH
関係ないことはないと思うぜ?
今の流れが嫌なら、おまえさんが小説投下してくれ
541名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 19:09:54 ID:INOghf/v
たまには雑談が続くときもある
542名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 21:32:12 ID:V1+l6rk+
雑談から
ssのネタが生まれることもあるにょ。
543名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 21:38:08 ID:VdesQEzD
他のスレ(エロゲーとか)では
同じメーカーでも作品別に分けてるところもあるよ

ただ、ひぐらし、うみねこのあとに3作目が出して世界観共通で何かやりそうだから
一緒でもいい気がする

まあどっちでもいいや
544名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 21:40:12 ID:VdesQEzD
>>533
真里亞×戦人とか
そしておっぱいを要求した時に
ベアトも出てきて二人がかりで責められぎゃああああ
545名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 22:25:12 ID:YXEmKvPP
>>544
9歳児に乳を求めるなwwバトラならやりかねんから困る
546名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 00:18:53 ID:vJlmIxeG
「…………駄目だよ。深夜勤を仰せつかってる。
 …それに、僕たち玩具には子供のお遊びは必要ない。 …わかるね。」
「そ、…そんなことわかってます。………………んん。」
 紗音は小さく声を漏らした。
547名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 02:37:58 ID:vJlmIxeG
「わっ、私を誰だと思っているんですか!
 この右代宮夏妃がそのような破廉恥な水着を・・・」
「で、でもちょっとだけ着てみようかしら・・・」
548名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 09:25:24 ID:kUTwseQU
郷田「うほ!いい美少年」
嘉音「僕は…家具ですから…」

戦人「てめぇ、いい加減にしやがれ(ググッ」
マリア「きひひひひっひやぁん!
ヤるの?わたしをヤるの?じゃあヤれば?!どっちにしろ、ベアトリーチェ様はもうすぐ蘇るんだから!
きひひひひひ、あ痛っ!」
戦人「おらおらお(ry)」
マリア「ごめんなさいごめんなさいごめ(ry」
549名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 10:16:53 ID:sxWHXtAs
>>545
しかし元の立ち絵でも極小程度にはあったぜ。
少なくとも梨花よりはあるように思える。
550名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 10:23:29 ID:FwiXi6QY
戦人はどっちかっつーとMっぽい。でもキヒヒヒ真里亞にだけはSで良い。

あと紗音に指輪を渡すシーンの迫り方からして譲治はガチでS。
551名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 10:43:44 ID:rN7iU8Lj
ξ(;`・3・)み…みんな汚いぜ!そ、そういうのはまだ早いんだぜ!
552名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 11:18:05 ID:vJlmIxeG
「これはこれは……!はぁー!戦人さんの大きくなりまして…!」

>>549
裏お茶会でに噴いたのは自分だけじゃあるまい
中二病悪化してるだけじゃなく、猫しっぽがついてるとか
553名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 16:21:11 ID:7qlbWn4P
裏お茶会から察するに・・・梨花のその後は圭一と結ばれずに放浪のたびといったところか
若干やさぐれてるし・・・。
554名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 17:06:37 ID:vJlmIxeG
220 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/28 (木) 07:44:00 ID = QWGisVFy

「おう真里亞、ヒマならチェスでもしようじゃないかよ?」
「う、うーん・・・残念にゃけど、マリアはチェスのルール知らないにゃ・・・」
「へっへっへっ・・・(知ってるよ ニヤソ)んじゃ手取り足取り教えるからさ!!ならいいだろ?」
「それならいいにゃ・・・って別にチェスは密着して教えて貰う必要はないにゃ。よ、寄るニャー!!」

・・・・・にゃああ、やっとバトラにいちゃんから解放されたにゃ・・・
まったくマリアは猫の子じゃニゃいから、変なトコ触らないで欲しいのにゃ…。

・・・んにゃ?向こうでジェシカおねえちゃんがにゃんだかとっても苦しそうにしてるニャ!!

「ウッ…!!ゴホゴホ・・・・・くっくるしい・・・」
「どっどうしたのにゃ!?またいつもの持病の癪にゃのか?し、しっかりするにゃおにゃあちゃん!!」
「・・・真里亞が“マウス・トゥ・マウス”をしてアタシ…を助け…て欲しいんだけど・・・・・な?」(ニヤソ)
「ウ、ウン…ってそんなコトしたってなんの効果もないニゃッ・・・・!!!!?ンんん、に、にゃんデ舌入れるにゃ?
 ・・・にゃんかおねえちゃんスゴイ元気にゃんだよ、ニャよ!?・・・にゃぁぁぁああア!!歯茎のうりゃにゃめにゃイでぇぇェえ〜〜〜」

・・・・・ハァハァ、な、にゃんカ魂まで吸い取られそうだったニャ…。それにしてもジェシカおねえちゃんは、おにゃのコ同士で抵抗とかナイのかにゃ?

・・・んにゃ!?た、大変ニャア!!トミーにいタンが倒れて呻いてるニャ!…今度こそヤバイ気がするニャっ!

「・・・にゃああ〜!?トミーにいタン何事にゃ?ニャンでそんにゃにノドを?き毟ってるニャ!?」
「・・・・・ま、真里亞か…ハハハ…ボクは“ ジ ョ ー ジ ”と何回言ったらッ・・・・・ゴホゴホゴホッ!!
 ・・・どうやらもうボクは長くはないようだ・・・。だから真里亞、最後にひとつお願いを聞いてくれないか・・・?」
「そ、そんなコトいっちゃダメにゃっ!!」
「・・・ボクの耳たぶをそのキュートな八重歯で思う存分噛んで貰った後で死にたいんだ…。」
「・・・ホッどうやらまだ余裕があるみたいにゃネ!!トミーにいタン?」

・・・竜ちゃん、マリアをいつかは主人公にしたストーリーの解答編を出して下さい…。
ひぐらしを凌ぐやもしれぬ大ヒット間違いナシです。それだけが私の望みです…。
555名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 19:32:39 ID:9awqWOvY
うー、もう少ししたら、「うみねこのなく頃に」のエロパロ投下する。
いいかなー。うー、うー。嘉音×朱志香だよ、うー。
556名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 20:24:04 ID:lTGM9frh
OK、楽しみにしてる
557名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 20:35:51 ID:l/c9ruws
つーか別スレに分けてくれ。
ひぐらしオンリーだとまったくわかんねーし。
558名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 20:38:55 ID:4soCUXAe
発売後でうみねこはもっと伸びるから
今だけでも別に立てたほうがいいかもね
ひぐらしが圧死しそうだw
559名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 20:42:18 ID:rN7iU8Lj
>>557
ログ読めよ…
560名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 21:36:23 ID:ImfzvCq2
>>553
リカ様という肉の器から剥離した、千年分のループによりすっかり精神が擦り切れてしまったのがベルンカステル。
りかじゃないよ
561名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 22:08:35 ID:4soCUXAe
魔理沙×蒼星石
562名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 22:38:13 ID:uF+KItL1
>>561
それがどうした
563名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 22:48:53 ID:v4sckul+
給料いくらだ
564名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 23:08:58 ID:vJlmIxeG
@wiki 8月1日からエロ禁止だと?
565名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 23:56:47 ID:vJlmIxeG
http://wiki.fdiary.net/umineko/
とりあえず借りてみた。がこれ改行せなあかんのか…
566名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 00:16:49 ID:ukPgnkQm
>>565
編集や新規作成といった使いやすさはどうなのか分からないけど、ひぐらし
保管庫の背景真っ黒よりは作品が読みやすくなりそうな気がするな。
やっぱり本とかの白地に黒文字が見慣れてるんで。

まあ、俺の主観とか好みに過ぎないけどさ。
567名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 00:52:15 ID:ykMoMvdj
>>564
ひぐらしのほうもWIKI移動しないと消される可能性あるってこと?
568名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 01:03:38 ID:yQMeuPZX
>>567
そんなこと聞かれても知らんがな
向こうの運営側に問い合わせしてくれよ
消されるにしても、その前にメールくらいは来るとは思う
569名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 02:01:10 ID:6C8sby5e
こりゃあこの横暴に対して鬼ヶ淵死守同盟をつくらなならんな
570名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 03:23:00 ID:yQMeuPZX
28 :2007/08/22(水) 21:15:42.36 ID:3tjuBsdh0
魅音「………みんな、先生来るよ………」

 ざわざわざわざわ

魅音 「……………あの………」
沙都子「皆様方ー!委員長が席に着けとのことですわよー!早く自分の席に戻りなさいませー!」
魅音 「エヘヘ…………ありがと………」
沙都子「たいしたことじゃございませんのよ!魅音さんにはいつもお世話になってますからね!」
魅音 「……………沙都子………」
571名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 03:24:03 ID:6CgY3GH9
なんか怖いんだけど・・・みおんが
572名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 03:59:27 ID:yQMeuPZX
長門系のよさがわからんとは嘆かわしい
573名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 08:07:16 ID:iYPSlL7Q
>>572長門型か長門級じゃないか?
574名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 08:51:30 ID:3EZWGoOs
>>560
あの衣装は一体ドコから用意したのやら
それにあの胸は何だ?!
575名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 10:24:06 ID:J2eLtsaj
梨花ちゃま…たった3年であんなに立派に成長するなんて…(つд`)
576名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 10:26:11 ID:J2eLtsaj
>>564
つーか8月1日っていつからだよ?
すでに1ヶ月近く経つぜ?
577名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 11:28:45 ID:hlBgeFns
皆殺し編の鷹野の壊れ方は異常だった
578名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 11:57:38 ID:ITZPoMgs
昼壊し編の鷹野の壊れ方は異常だった
579名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 12:06:04 ID:uthViwv6
>>577
アニメ皆殺し編の鷹野だろ?
むしろあれを見て鷹野の株を相当上げた俺が来ましたよ。
580名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 12:18:59 ID:ITZPoMgs
次の茶会の話では立ち絵希望…

ベ「ラムダデルタ卿、お主あやつに負けたとな?
  そもそもこの論文がおかしいのではないか?」
ラ「…くっ、…おっ鬼が味方なら当たり前じゃない…
  え。…ちょっやあっ!踏まないでっったら踏まないでぇえ」
ベ「口の利き方がぞんざいよのう」
ラ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!
  わっわたっ私、なんでもします!なんでもしますからぁ…」
とか、すったもんだでアヌスにキスさせられ鷹野涙目、とか想像してしまった
581名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 13:16:45 ID:UePBsbL4
厳密に言えばルールyだろうけどな。擬人化したらやはりたかのんの姿なんかな。
582名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 18:37:17 ID:qw9espDN
雛見沢 悲鳴を上げてるぜ(部活メンバー)
誰かが僕らを 追ってるぜ(部活メンバー)
山へ行く 河へ行く 部活メンバー
五つの命が狂気に踊る

ひぐらしミオン(アルェー?)
ひぐらしリカ(にぱー☆)
ひぐらしサトコ(ですわ!)
ひぐらしレナ(かな?かな?)
ひぐらしケイイチ(ウッディー!!)

一人一人は子供だけれど 一つになればご覧無敵だ
君も(君も)君も僕らのように
罰ゲームしようよ コスプレの刑

バトルフィーバーなんて知らないだろうなぁと思いつつ、空気読まず書いてみる俺は(・3・)
583名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:04:24 ID:3EZWGoOs
>>575
それだけ、人間止めても未成熟な体が嫌だったんだろ。
果たして本物の胸かどうか聞く勇気のある人は(ry
>>579
セリフが省略されてたとは言え、期待通りのデフォルメ振り。
>>581
そういや、誰かがルールZの擬人化は鬼婆様なんて言ってたの思い出して吹いたw
584名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 21:10:53 ID:1O7fpiy0
>>573
ネイバルホリデーズビッグ7の一つがどうかしたか
585名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 22:54:48 ID:WzXogVx3
>>555が楽しみすぐる
586名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 23:24:38 ID:tggi27PM
58 :07/08/23 23:03:45 ID:k7PUue+k
夏妃「お前は椅子よ」
嘉音「くっ・・・死ねばいいのに」
夏妃「あら、最近の椅子は口答えをするのかしら?」
嘉音「・・・・」
柱の影 朱志香「私も座りてぇぜ・・・ジュルリ」

熊沢「おいたわしや・・・性的な意味で」

絵羽「あなた、確か家具だったわよねぇ・・・でも家具が服を着てるってちょっと変なんじゃなぁーい?」
嘉音「申し訳ありません、おっしゃる意味がよく分かりません。」
絵羽「だからねぇ、服を脱ぎなさい。私が自慢の足技でいいことしてあ・げ・る」
587名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 00:06:39 ID:N28seIV+
ベアト様に足コキされる戦人が見たいです
588名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 00:46:26 ID:zl+yUsvW
チェーンのかかった密室なんかより
夏妃さんのスカートの中にかけられた鍵を開けたいです
589名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 01:22:59 ID:40HwK9/6
ナッちゃんは一番の萌えキャラw
590名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 01:31:42 ID:zl+yUsvW
うみねこのなく頃に 種無し編
591名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 01:43:51 ID:40HwK9/6
うみねこのサブタイは確か英語だったな
Episode○○の後になんとかかんとか
592名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 07:00:02 ID:+mOACyNR
Episode** Do you know Oyashirosama?
593名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 09:39:10 ID:zl+yUsvW
>>591
そりゃそうだが、golden ballじゃなあ…
594名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 12:00:00 ID:zl+yUsvW
「おぬし、黄金が欲しくはないか?」
「すごく、欲しいです…」
放尿ルート
595名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 15:13:25 ID:OuVynmuB
>>591
やっぱり○○し編とかの方が考えやすいと思うぜ?
596名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 17:10:20 ID:Ejht8k/2
イリーがL5悟史にぶっとい注射をするSSマダー?
597名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:01:23 ID:4zcl7Bhu
ところで私のインゴットを見てくれ。こいつをどう思う?
598名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:29:05 ID:cH8HAo4B
すごく、立派です…
599名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 01:22:10 ID:jKFTUKOr
>>555まだかな?

416 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] :2007/08/25(土) 00:20:48 ID:FbKYYOBS
羽入「あうっ…あぅあぅ…あううっ!! …また梨花が自慰を始めたようなのです」

梨花「人参の安売りがあってよかったわ…このざらざら感が何とも…うっ…」
羽入「梨花!いきなり始めるなんて、駄目なのです!
    感覚が繋がっている僕の事も考えて欲しいのです」
梨花「しょうがないじゃない…したい時なんて何時になるか分からないんだから」
羽入「あうっ…!話す時くらい手を止めて欲しいのです」
梨花「車と自慰は急に止まらないのよ」
羽入「う…あうううっっ!!
    そんな捻りを入れるテクニックを、一体どこで覚えたのですか…あぅっう!」
梨花「レナから教わったのよ。あの子そういう知識は豊富だから」
600梨花ちゃまスレより:2007/08/25(土) 01:42:54 ID:jKFTUKOr
「……」
「梨花、どうしたのですか?パソコンの画面をじっと見て。
 …というかこの時代にパソコンはないのです。ファンタジーなのです。あぅあぅ☆」
「…ちょっとこれ見てみなさいよ」
「?…これはゲームですか?『うみねこのなく頃に』…?わ!梨花が出ているのです!」
「やっぱり!?これ、私だと思うわよね!?というか私よね!ね!」
「り、梨花、何を必死に…」

「私、胸があるわよね!?これ、この時代から3年後の話らしいのよ!ということは私も…」

「梨花、期待するだけ無駄なのです。どうせまた…あぅー!!辛いのれす!辛いのれす!」
「皆殺し編乙…あんたのそのセリフは聞き飽きたわ…ふふん、やっかむのはやめてくれる?
 私が巨乳キャラになるのを恐れているようね?」
「正直、沙都子はあっても梨花は…あぅー!!」

「…まぁ、これは純然たる事実なのよ。…原作者公認のね!
 をっほっほ!私のことをつるぺたとかひんぬーとか言ってたロリコン共め、覚悟なさい!」
「…梨花、彼女は梨花であって梨花ではないのです」

「そんなことわかってるわよ。私ではないかもしれないけど私でもあるんでしょ?」
「あぅあぅ!そう言われればそうかもしれませんが…彼女は魔女なのです。
 彼女には可能性がゼロではない限りそれを実現する力があるのです。恐らくそれを使って…」

「ふ、ふん、それが何よ。そんなこと、私にだって…!」
「梨花、忘れたのですか?僕はもう時間を巻き戻しませんよ。
つまり梨花には常にワンチャンスしかないのです。あぅあぅ☆」
「…!…ずるくない?同じ私なのに私が持ってない力を使って胸を大きくするなんて…」
「きっとすごーい努力をしたのですよ。胸が大きくなるまで何回もサイコロを振ったのですよ。
 …何回も揉まれた可能性もあるのですが…」

「え!?ちょっと誰に!?」
「あぅあぅあぅ!僕は知らないのです!…そ、そういえば好きな人に揉まれたら
大きくなるって聞いたことがあるのです…あぅあぅ!」
「す、好きな人…」

「梨花、今、誰を想像したのですか?」
「だ、誰でもないわよ!あんたには関係ないでしょ!」
「あぅあぅあぅ…そうです、僕には関係ないことなのです。あぅあぅあぅ…(ニヤニヤ)」
「(カチン!)…あーもう!今日はキムチ鍋よ!」
「り、梨花〜!夏に辛…熱いものを食べては駄目なのですよ〜!あぅあぅ…」

「可能性がゼロでない限り…ってことはまだ私にもチャンスが…」
「あぅあぅ、きっと10の18乗分の1くらいの確立なのですよw
…あー!!梨花、鍋にそんなにキムチをいれちゃらめーなのです!あぅあぅ!」

「…ずいぶんと勝手なことを言ってるようだけど、これは自前よ。
前の『私』、いえ『貴女』と一緒にしないでよね。 くすくす…」
601名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 02:05:27 ID:CR/FYQEN
梨花ちゃん
602名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 03:40:04 ID:78YqhRDt
君を
603名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 04:28:54 ID:Uf7W1bkq
温泉に
604名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 04:34:27 ID:1Y/EoYiJ
可能性は刹那の彼方…(;ω;)
605名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 06:51:49 ID:qjP4YFqr
さて、待っている方はおられますかどうか分かりませんが、うみねこの
エロパロです。ネタバレあり。未プレイはスルーしてね。
嘉音×朱志香。短いですがどうぞ。

そのきっかけはなんだったのだろうか。今となっては分からない。一度
落ちたりんごは止まらない。そのまま下に地面にぶつかる。もう二度と
木には戻れない。
 これもまた、そのようなものなのだろう。崩れた関係は戻せない。進む
しかないのだから。

 薔薇の庭園にて嘉音が手入れを終え、一輪車に肥料や農具を乗せて倉庫に
戻ろうとしていた。以外と重い。特に科学肥料は二十キロもある。念入りに
封をし、持ち上げて一輪車に乗せようとする。ふらふらとふらつく。何とか
一輪車に乗せる。しかし、バランスが悪かった。ひっくり返す。派手な音と
ともにぶちまけてしまう。肥料の封も破れ、白い粒が辺りに散乱する。
 ため息を一つ。
 情けなくなる。己という存在を否定したくなるのはこんな時だ。でも、
何もいわない。黙々と後片付けを始める。
「あらら、大変だね」
 不意に影が差す。朱志香だ。学校帰りなのだろう。制服姿だ。そのまま
屈みこんで散乱した農具などを拾い始める。
「いっ、いけません、お嬢さま」
 慌てて、嘉音が止めに入る。けれど、朱志香は止めない。
「あー、いいぜ、いいぜ、一人より二人の方が早いだろしな」
 ウインクひとつして、口笛を吹きながら軽々と朱志香は片付ける。
「ですが、これは僕の仕事です。お嬢さまを煩わせるわけにはいきません」
 嘉音は朱志香の手にあった農具を手早く取り上げる。
「なんだよ、それー」
 いささか、むっとした口調で朱志香は嘉音に向き合う。
「僕たちは……家具です。ですから──」
 にらみつけてくる朱志香に気まずそうに目をそらして嘉音はいった。
「ああ、そうかい。家具! 家具なんだな! 分かったよ」
 肩をいからせて、朱志香はその場から立ち去った。嘉音はそのまま後片付け
を始める。ちらりと朱志香の立ち去った方を見た。何もいわずに黙っていた。
606名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 06:54:25 ID:qjP4YFqr

 夕食後、嘉音にシフトの変更があった。この後は朱志香お嬢さまの部屋に
行けという。さらに今晩はいっさいの仕事をしなくていいという。一体、なん
なんだろうか。

「失礼します」
 嘉音は朱志香の部屋をまず、ノックした。「はいって、いいぜ」と、ぶっきら
ぼうな返事が返ってきたので丁寧に開ける。固まる。
「どうした。早くドアを閉めろよ。後、鍵も忘れずにな」
 嘉音の正面に朱志香が立つ。まばたきしつつ嘉音は部屋に入り、いうとおり
に鍵を閉める。目が離せない。そのまま朱志香を見続ける。
「──おっ、お嬢さま? そっ、その格好は一体?」
 かすれた声をやっと、嘉音は出せた。
「あん? なんか、変か?」
 不思議そうに朱志香は自分の格好を見下ろす。
「別に何も付いてないぜ」
 付いてるわけないだろう。なにせ、朱志香は一糸まとわぬ裸なのだから。
「こんな話、聞いたことあるぜ」
 突然、朱志香は語り始めた。
「昔の貴族は召使の前でも裸でいても平気だったんだってさ。ほら、
人間はさ家具や動物のペットの前では平気だろ? そんなの視線に気
にする必要はないしな」
 にやりと笑う。そのまま、朱志香はゆっくりと嘉音に近づく。
「お前、家具だよな」
 聞き返す。
「……ええ、家具です」
 ゆっくりと返事する。
「なら、これはなんだい?」
 朱志香の手が嘉音の半ズボンに伸ばされる。その手のひらに熱く固いのを
感じる。グリグリいじるとさらに大きくなった。
「あっ、いっ、いけません」
 抵抗しようとするが。
「家具なんだろう」
 その言葉に手を止める。
「今年は受験だろう。色々と疲れるし溜まる──家具で処理するのもよくある
話だよなー」
 ズボンのボタンを外す。チャックも下ろす。嘉音は目をつぶり歯を食いし
ばって耐える。白いブリーフの前がこんもりと盛り上がっている。そのまま
床に寝させる。嘉音腰の辺りで朱志香は足をM字にして下ろす。
「ほら、聞いたことあるだろ。机の角でこすり付けるという奴──んっ、
それを、あんっ、はっ、やって……みよう──かなと」
 嘉音の白いブリーフに朱志香は自らの秘裂を押し付ける。もうすでにとろとろ
に熱くほてり、雫がこぼれている。見る見るうちにブリーフを濡らしていく。
こんもりとした先端にこすり付ける。朱志香の息が熱くこもる。
607名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 06:56:27 ID:qjP4YFqr
「──なにしてるだよ」
 朱志香はじろりと嘉音を見つめる。
「家具は人様の役に立つためにあるんだろう」
 嘉音の手を取ると、そのまま朱志香の胸に重ねる。
「さっさと気持ちよくさせろよな」
 その口調に嘉音はむっとする。そもそも、嘉音は朱志香に対して特別な
感情は意識してない。使えるべきお嬢さまであり、それ以上でもそれ以下
でもない。この仕打ちはなんだろう。馬鹿にしているのか。そうだろう。
何も出来ずなにもしないと思われている。ひ弱で可愛いお人形さん。
そういう認識なんだろう。力を込める。朱志香の胸をぎゅっと握りしめる。
「いっ、痛い」
 胸から伝わる痛みにひるむ。だが、止まらない。もう止めない。
「そうして欲しいのでしょう。あなたを気持ちよくさせればいいのでしょう」
 乱暴に胸を揺さぶる。柔らかい感触に驚く。すいついて離れない感触に驚く。
押しても弾く。グニグニと揉む。
「あっ、いたっ、やんっ、だめっ、だから──」
 そういいつつも尖る。しとしとに濡れそぼる。嘉音の手のひらに固くなるのを
感じる。ブリーフがさらに濡れるのに気付く。
「どういうのがお好みですか。優しくですか? 手荒にですか」
 嘉音の質問に朱志香は、
「優しく、優しくして」
 と、懇願する。
「いやです」
 キッパリと言い放った。
「家具は道具です。持ち主のためにあります。でも、たまに困らせたりも
します」
 そういいながら朱志香の乳首を捻る。ねじる。わざと力を込めて。
「イタッ。やだ」
 朱志香は身を捻って、逃れようとするがその前に頭を掴まれる。強引に
下げられ、キスをさせられる。
「……あっ」
 嘉音からすれば、嫌がらせの一環だった。そのまま舌をねじ込み嬲る。
舌どうしを絡ませたり歯をしごいたりと朱志香の口の中を好き放題だ。
手も耳をなぶり胸を荒々しくもみしだき、わき腹を撫でる。どこを触っても
熱い。どろどろにとろけそうだ。酔いしれていく。朱志香の嬌声に理性が壊れ
ていく。
 朱志香を退かし床に寝させる。そのまま腰を掴んで浮かせる。
「ワンワンスタイルというのはどうです。新鮮でしょう」
 ブリーフからそそり立つ肉棒をだす。皮をかぶってる。まるでソーセージだ。
「やだ。……やめて」
 か細い声はかえって、嗜虐感をそそらせる。そのまま嘉音は突き挿れた。
「いたっ。痛い! ていうか、マジで痛いんだよ」
 本気で暴れ、けりを叩き込む。そのまま嘉音は吹っ飛ぶ。まあ、痛かっただ
ろう。何せ間違って後ろの穴に入れてしまったのだから。先細りなのですんなり。
まあ、経験のない童貞はそんなものか。 
608名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 06:58:25 ID:qjP4YFqr
ゆらり。

「てめー、何考えてる! この、包茎野郎」
 朱志香はべきべきと指を鳴らすと足で踏み潰すように嘉音の包茎の肉棒を
ふむ。
「動くなよ。動いたら踏み潰すぜ」
 いったんは柔らかく小さくなりかけていた。だが、見る見るうちに固く
大きくなってくる。
「ふん、とんだ、変態さんだな。お尻の穴や足コキが好きだなんてよ」
 朱志香の嘲りに反論しようとするが、足の一押しで黙り込む。
「ほら、始めは普通にスタンダートに行こうぜ」
 腰を下ろし、朱志香は足を広げる。
「さっさと来いよ」
 少しだけ頬を赤らめる。おずおずと嘉音は近づく。
「そう、そこ。違う。それは尿道。ばか」
 ゆっくりとみちびき挿れる。
「あっ」
 声を上げたのはどっちだろう。一つに繋がる。行為というのは男と女が
結ばれ繋がるものだ。次世代への道を開くために。だが、もう一つの意味が
ある。互いが結ばれるとき共感し分かり合える。少なくても一つになる。
男は女を女は男を。それだけしか見えなくなる。痛み。快楽。熱。想い。
暖かさ。安らぎ。あらゆることが集約される。
 朱志香は嘉音が好きかもしれない。本人は自覚していないが周りには
そう見えた。周囲に同世代が居ないゆえの錯覚かもしれない。本能のように
求めたかもしれない。これもまた、愛という文字はなかった。ただ、からかい
のためだった。ささやかないたずら。暴走し果てていく。けれど、叫ぶ。
「好き! 嘉音、大好き!」
「僕も、僕もです」
 嘉音が朱志香のなかでぶちまけると同時にキスをした。唇をくっつけるだけ。
朱志香的にはこっちのほうが好きだった。


 二人はその後、さらにやりまくった。そのまま寝てしまった。次の日、
起こされたのだった。えっ? 誰にか? さあ、それについては想像に
お任せしますよ。                                          
                                                     
終わり
609名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 07:00:20 ID:l79Ub2Ce
>>607 「なにしてるだよ」で志村さんがオーバーラップして
小岩井ミルクコーヒー吹いた
610名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 09:24:58 ID:86zAgemb
これは朝っぱらからけしからん!
まさかの、へたれキャラっぽい朱志香の攻め
611名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 10:14:57 ID:l+CCuToC
ξ(`・3・)あるぇ〜? アタシがへたれっていつ決まったの〜?
612名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 10:18:38 ID:t0uPbjXh
むしろ竜騎士作品で過剰にヘタレで描かれるキャラは最後の見せ場を根こそぎさらっていく
613名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 10:52:30 ID:6qMltACU
夏妃さんとじぇしかが魅音的な立ち居地になるのかな
夏妃さん人気出そうだ
614名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 11:06:30 ID:Iwv8S3rT
はっはっはっ。夏妃さんは既に大人気ですよ?
おそらく、現時点ではうみねこ最高の萌えキャラ。

>>608
カノンがヘタレだなあ。所詮は坊やか。
まあ、なんだかんだいって最後までやり遂げた二人に乾杯。
615名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 13:59:46 ID:IkZGbMZo
あぅあぅ
616名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 14:36:39 ID:l+CCuToC
>>613
パワード10月号見たか?
竜騎士本人のインタビューで夏妃が一番の萌えキャラだと言ってるんだぜw
竜騎士自体は嘉音がお気に入りらしいが。
617名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 15:37:51 ID:LRb87GTb
俺だって嘉音がお気に入りさ
家具っていうならこうしてやるっってチュパチュパして本気で起こられるまで舐る
618名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 17:33:48 ID:16ihss3v
夏妃さんは魅音のイメージしないな
ジェシカ分が強すぎる
619名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 22:14:56 ID:fgMWhxL5
真里亞はレナと三四のミックスに、梨花ちゃまの中二風味プラスした感じよのうww
620名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 22:24:41 ID:fgMWhxL5
何か違和感があると思った。朱志香は嘉音をくん呼びなんだよ!
戦人はウドの大木なおっぱい星人だから、梨花ちゃまや嘉音とはフラグ立ちそうになさげw
621名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 22:41:55 ID:Z96+2t1a
戦人は留弗夫の実母に対する仕打ち(恐らく浮気を繰り返していた)への反感から男女関係は真面目っぽいな
揉ませろ揉ませろ言ってる割には実際に揉めそうになると躊躇する辺りとか、特に。
622名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 22:47:16 ID:AeWGuiy+
実は戦人が魅音っぽいのかもな。
魅音も実際圭一に揉んでみる?みたいな事言っといて、いざ本当に揉まれそうになったら
間違いなく顔を真っ赤にしてうろたえるだろうし。
623名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 22:57:57 ID:fgMWhxL5
>>622
魅音は部活でひっくり返すしなw
あとあの二人は人の盾になろうとするところあるかもな
悟史が消えて、おりょーに珍しく問い詰めたんじゃなかったっけか
624名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 23:00:31 ID:DDCAeutt
夏妃も戦人も魅音っぽくねえよ
625名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 23:27:07 ID:78YqhRDt
魅音は魅音だよ!他の誰でもない僕だけの魅音だ!!!!
626名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 23:34:12 ID:fgMWhxL5
サトシー後ろ後ろー
627名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 23:34:44 ID:iYb12cU7
出来ればうみぬこ別にしてほしいんだが無理だろうな
628名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 23:36:25 ID:hZErG3Io
>>627
まあ、せめて保管庫別にするぐらいだろうな
629名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 23:40:18 ID:a55E5VQN
赤坂の話読みたいなー
今まで赤坂の話とかってなかったの?
630名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 23:53:32 ID:fgMWhxL5
ロリーは根がマジメだからな
・奥さんが死んだ仕返しに園崎の娘さんをめちゃくちゃに
・温泉でパラダイス
・空手道場で、アッー!
・雛見沢大災害の生き残りであるレナちゃんと…
・野村さんのエロさに当てられ…つい…
631名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 00:00:14 ID:iYb12cU7
>>629
保管庫にふたつほどあるぞ
だが俺もネタを考えよう
・大石とアッー!
・再開した梨花ちゃまと
・実の娘を(ry
・それ所か大臣の息子をアッー!
・妻と
・妻を*したのはおりょーと勘違いして報復のため、掘る
632名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 00:10:10 ID:AuY/JJaC
熊ちゃんと乳栗あうとか
633名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 00:13:49 ID:6rXRCkSc
>>627-628
自分は両方好きだけどスレは分けた方がいいと思う。
スレの流れを見る限り、うみねこの話を嫌がっている人もいるみたいだし。
このまま行くと荒れそうで怖い。

同じ作者でもfateと月姫、武装錬金とるろ剣、ペルソナ3と女神シリーズ総合
なんかは分けてあるみたいから不可能ではないんじゃないか。
保守は大変そうだけど。
634名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 00:36:25 ID:ont0BS9V
>>633
それ…どれも分かれたスレは落ちてたり過疎ってるんだが…
ベルンカステルとかの扱いもあるし総合でいいじゃん
どっちか人気が無くなる方を切り捨てるなんて残酷じゃん?
階段とか学校怪談のエロとかの話もしたいしな
635名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 00:46:57 ID:AuY/JJaC
そういや、妖怪の小説パロないね。
636名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 01:09:45 ID:kkuusZxK
スレ分けるにしても今の時期からで大丈夫か?
うみねこはまだ1作目だからキャラの掘り下げとか難しいところもあるだろうし、
需要的なものもあるからな。

今の時期からでもうみねこのエロパロが多く書かれるというのなら大丈夫だろうが。
637名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 02:35:49 ID:KdwWDAMo
今は発売したとこだからうみねこネタが多いのは仕方ないって。
気が短いぞ。
638名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 03:46:51 ID:n8F4AJ+9
>>636
>>520>>524〜 レス遡って読もうや
639名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 04:22:14 ID:srfE58oR
うみねこイラネっす
640名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 06:45:32 ID:AuY/JJaC
>>639
ちょっと上のアンカくらい読もうよ
641名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 07:03:52 ID:AuY/JJaC
>>638
>633に言うのならまだわかる。
>638が520あるいは524かもしれないのですよ

>>566
本当に主観とか好みに過ぎないなw
642名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 16:07:53 ID:Yj5WNRG0
レナの乳首ちゅぱちゅぱ☆
643名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 16:29:51 ID:npxn1+3O
↑荒れてる
644名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 18:43:23 ID:9rW0TMgs
詩音×葛西が好みな俺は異常?
645名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 19:39:34 ID:PgiF/qXq
>>644
すまん、俺は葛西×詩音だ

「茜さんもここが敏感なんですよ?」
「うひゃ!?」
646名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 20:21:22 ID:mH5PIKZy
ちょ、葛西親子丼ウラヤマシス
647名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 21:03:22 ID:CwbCLjb/
え?葛西は園崎パパにホレてたんだろ?
で茜さんとは同じ漢にホレた仲間だろ
648名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 22:01:01 ID:XqHNGZa5
810 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2007/08/26(日) 21:47:45 ID:aOiXF5du
次回は部活メンバーが六軒島に乗り込み、右代宮家全員罰ゲーム。

828 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2007/08/26(日) 21:58:05 ID:u7HaiWun
>>810
圭一「どうだいスク水メイドになった気分は?」
夏妃「くっ、この右代宮夏妃がこのような下郎に…なんという屈辱…」
圭一「へっへっへ…ダメだぜ、ちゃんと“ご主人様”って言わないとな」
夏妃「おっおぉのれぇぇご主人さまぁぁぁあぁぁぁぁ…」
梨花「かわいそかわいそ、なのです☆」

一方その頃
富竹「ハシャパシャパシャ…」
沙都子「おーほっほっほ、私のトラップに引っかかりましたわねぇ」
レナ「はぅ〜、嘉音くんのエンジェルモート制服、かぁいいよぅ〜雛見沢におっ持ち帰りぃ〜!」
嘉音「ぼ、僕は家具だ…そう、家具は飾り立てられることもあるんだ……ブツブツブツ」
朱志香「嘉音きゅんの耐える姿もまた…ジュルリ」

さらにその頃
紗音「ひぃぃ〜〜〜〜〜」
入江「ふははははは! ついに、ついに見つけましたよぉぉ、生のメイドさんを!
    そのイケナイ太ももはご主人様が調教する必要がありますね!」
譲治「しゃ、紗音、紗音ーーー!」
649名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 02:40:15 ID:lNcyHQLJ
保管庫の「俺の願いは魅音の笑顔」が改竄されてないか?
650名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 02:41:28 ID:5EKnsf3Z
どゆこと?
そのssの作者が書き直した(修正した)とかじゃなくて?
651名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 02:42:09 ID:lNcyHQLJ
突如、魅音が俺に抱きついてきた。魅音の香りは、女の子だった。
髪の毛からシャンプーのいい香りがする。
長い髪だっていうのに、きちんと手入れがされた髪。
ぶっきらぼうに結んだように見えて、実は……細心の注意を払っている髪。

確かめたけど、この辺とかが変えられてる。
荒らしか?
652名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 02:46:56 ID:lNcyHQLJ
>>650
いや、文章が元の単語と反対の物に書き換えられて
内容が改悪されてるからどう見ても修正じゃないな。
誰でも編集できるwikiだから起こり得ることだけど、かなりショックだ…
653名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 02:53:12 ID:Bb7WzaSv
>>652
ひどいなそれ。

そういう事実があったというだけで
このスレの職人減りそう。
654名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 02:55:24 ID:MmvQPf4L
>>650
見てきた。
あれは修正とかじゃなく荒らしのような気がするな。
誰かが元に戻しといたほうが良いんじゃないか?
655名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 06:13:53 ID:RM3Dk2QQ
ありゃひでえ
リアの所業だな
656名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 12:44:07 ID:nsYJVIB4
修正した人乙
本文も半分ほど削除されてたんで追加しといた
657名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 12:49:22 ID:81FMJGqZ
ん?『俺の〜』の後半が『俺の〜2』と重複してないか?
658名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 12:51:41 ID:nsYJVIB4
いや、当該スレから引用したけどあれで一つの作品だな。
2もあったっけ?
659名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 12:56:16 ID:81FMJGqZ
保管庫では『俺の〜1・2』で一つの作品の前編・後編になってる
2を消すなり1の後半削るなりしたほうがいいのかな?
660名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 12:58:14 ID:nsYJVIB4
あ、そういうことか。ごめんごめん
長さ的にも1つでまとまるので、2の方を消しておきますです
661名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 13:53:45 ID:wN8WmXef
>>660
しかし荒らしが出たとなっちゃ気をつけないとな
662名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 16:55:30 ID:7AGRA9yV
犯人特定してアク禁とかって、技術的にはできるの?
663名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 17:13:31 ID:nsYJVIB4
ごめん、削除は管理者がログインしないと出来ないみたいだ
1の後半を削っておきました
664名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 19:36:06 ID:npl+Fnnd
しかし悪質なヤツだな
665名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 20:18:17 ID:TyY9Rb4u
女こまし編で薬取りに行かなかったら・・・という電波を受信した
666名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 20:19:25 ID:H0ATdwfi
>>665
さぁ 描きましょう
その未来が
またスルーされてゆくなんて
667名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 20:28:07 ID:Ts/hcc1w
調教されたK1が誰もいない夕方の教室でレナの前で全裸でオナニーさせられて
レナもムラムラして全裸になって教室で凸凹するんだけど
教室の外で忘れ物を取りにきた富田くんと岡村くんが見てて
富田が岡村にアッー!する妄想をながら昨日は寝ました
668名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 20:57:36 ID:/mqVLE0o
今日も寝ろ
669名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 21:03:53 ID:eo5PU0if
>>667
お帰りはこちらです
http://sakura03.bbspink.com/801/
670名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 21:30:28 ID:9pFMpLoe
ここの雰囲気がいつの間にか変わってる気が
671名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 21:35:14 ID:ezmlCbHH
KOOLになるぇー
672名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 23:08:19 ID:wN8WmXef
>>667
前半2行だけ詳細頼む。
673名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 00:17:50 ID:RSFxYZOu
夕方の教室でレナがK1に裸になってって言うのね
「さすがにこんなとこで……」ってK1は言うけど
調教されてただの犬さんになったK1はやっぱり全裸になっちゃうのね
んでレナが「しばらく可愛がってあげてないよね。溜まってるよね。いいよ、ここでオナニーして」って言うのね
そしてレナに罵られながらも口開けてシコシコするのね
んでまぁドピュドピュ出るわけだけど遂にレナがムラムラしてくるわけね
そしてレナも全裸になって騎乗位になって
「こんなとこ先生に見られたらどうする??
もう帰ってるからたぶん大丈夫だけど、圭一くんはどう説明するのかな?
わからない?そうだよね。私もわからないないよ。
でもいいよね。別に見られても大丈夫だよね。だって圭一くんだしね」
とか言いながら凹凸するのね。
んで中出しして終わりね
674名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 00:35:23 ID:/UaHPGmO
>>652
そういえば最近、更新の欄に前の作品が多いな。
全部調べた方がいいかもわからんな。
675名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 00:57:19 ID:Ahglvyp1
>>673
サンクス。
レナはS気味なのが良いなw

>>674
そうだな。念のため確かめといた方が良いかも。
他に改悪されてるのが無いとも言えないしな。
676名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 00:57:33 ID:T6+mGI//
なんでここの人たちはうみねこ差別してんの?
これじゃうみねこ職人はやりにくそうだ…
677名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 01:06:39 ID:pjp3orxy
やってない、または今はまだやる気がない組だろうな
ログも読まないし、見たくなけりゃNGすりゃいいのにその程度の努力もしない
自己中な我侭だからほっとけ
気にせず盛り上げれば職人さんの琴線に触れるかもだよ

てことで譲治と紗音の野外プレイを見てしまって身体が火照ったジェシカの初めての一人エッチがみたいなぁw
さらに家具少年に見られてなし崩しにやっちゃうと更に良しw
678名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 01:09:20 ID:YDpWez6n
同人ゲーム買えないリア厨がいつまでも粘着してんだろ
自己中な上IEだからNG登録も出来ましぇ〜んってさ
679名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 01:15:56 ID:h6XYyCvp
>>676
やってもない、買ってもないって人でも
竜ちゃんの文章とキャラがホントに好きなら
あんまりそういうことはしないと思うよ

っていうか、俺は怪談と踊ろうとか鬼曝しとかの
エロパロが読みたいわけだが
680名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 01:25:02 ID:h6XYyCvp
>>678
なんか、もう、クレクレ厨のガイドラインを思い出すなー

忙しくて随分前に書いた沙都子**切*ものの続きかけねー
誰か時間と気力を…
681名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 02:03:54 ID:wY+xMUMU
>>679
なー、少ないよなぁ。
鬼頭えんのお疲れさま会的な漫画と、サイトの縛られてる画像くらいじゃないか?
682名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 07:04:30 ID:zHjPpMDh
>>681
その少なさが問題だよね
確かに本編のほうが書きやすいし
うみねこのほうはまだ情報が出揃ってないから
描きにくい、ってのもあると思うんだが
ちょっと悲しいわ

いっそ、声優ネタ全開で徹底的にわけのわからん
そんなSS読みたくなる
683名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 08:32:07 ID:gA6SWdL7
夏美のエロさは異常。
なんなら雛見沢停留所でも良い。部活メンバーが演じてるという設定で。

うみねこを扱っている同人サイトをざっと見てみたけど、ベアト×戦人が結構多かった印象。
単体では真里亞や使用人s、絵自体は少ないけど夏妃辺りが人気みたいだ。

>>680
俺のアルコール漬けの気力で良ければ…
684名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 10:46:14 ID:HgzPwWyx
>>662
ちなみに某所で@Wiki運営している漏れから言えば、
管理者設定で編集権限を設定する事ができたはず。

それと、編集履歴をみれば編集した奴のIPアドがあるはず。それを編集禁止ホスト/IPアドレス設定
にぶち込めばアク禁可能。
まぁどちらにせよ管理人がいないとどうにもならないわけなんだけども。
685名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 17:18:29 ID:RSFxYZOu
その問題もいいがここ最近SS投下が無いことの方がもっと問題だと思います
686名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 17:46:31 ID:ycEq9XgD
投下しようと宣言された際に、やだやだ言ってたダラズが居たしな

ttp://f43.aaa.livedoor.jp/~sils/indexf.html
687名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 20:22:13 ID:RSFxYZOu
あ、>>673の妄想の著作権はありませんから
SSの題材や同人誌の題材等に使って頂いても構いませんよ^^
688名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 23:47:34 ID:eD5Jf/Vb
うみねこの話しするやつは死ね。
689名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 23:52:43 ID:R4qQVnPq
>>688
リア厨くんだろうが一応言っておく

「負け」がない世界がひぐらしの理想だよ
うみねこにも「負け」はない
お前、ここに来る資格、ないよ
690名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 23:58:26 ID:H1amJauG
個人的にうみねこはあんまり同人的な琴線に触れない作品だわ
物語自体は好きだがそれで、直ぐに何でもかんでも同人にするっていう
感性が理解できないところがある。竜騎士の作品と言えどね
思い入れだって今のところ全く無いし
だからNG登録して今後はスルーしようと思ってる
うみねこに興味の無い奴はスルーすればいいだろ。荒らすなや
691名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 00:38:03 ID:WUSw5oKl
そうだな。それでいいんじゃね<興味のない奴はスルー

スレの流れが気に入らんなら、自らネタ振るか、職人がss投下するまで全裸待機な
692名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 00:55:12 ID:fyp5saas
自分はむしろ創作意欲を刺激されたけどな。

しかし現段階ではネタが全然思い浮かばない。
世界のルールも分からないし、キャラの掘り下げもあまりされていないしなぁ。
冬まで長いな…。
693名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 01:04:57 ID:GdUs6kK2
議論ばっかりで投下しにくい雰囲気になってるよ
>>673のコピーみたいなのでいいからなんかエロい話が欲しい
694名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 01:06:10 ID:mMoVWh5Y
NG登録って・・・
695名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 01:21:03 ID:numcXC0L
>>693
ネタは1〜2つほど思いついた。だけど書く暇がないんだ!
……ゴメン、暇出来たら書くから待っててOTL
誰か時間プリーズ。
696名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 01:36:42 ID:eao15Z7A
>>694
何?2ちゃんプラウザで
NGワード登録ってできんでしょ。
使った事ねーから知らんけど。
697名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 01:40:55 ID:WtehaCtW
>>696
いやいや、やりすぎじゃね?普通にスルーだけでよくね?
ってことジャマイカ
698名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 01:42:26 ID:LWD0GQ0F
どっちでもいいよ
流せれば
699名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 01:52:48 ID:D0gFs+Qk
>>696プラウザw
700名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:23:31 ID:7Jshh9rv
バニーガール大石降臨
701名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 15:33:49 ID:7DFGbLzF
>>140の続きを尻から血が出るほど待ってます
702名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 15:49:51 ID:MVvS7GtF
なら、俺も保管庫のババ抜きレナ編をwktkして待ってる訳だが……
職人様の都合もあるだろうし、マターリ待とうぜ。


703名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 16:15:02 ID:67RfteYZ
>>702大人
>>701子供
704名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 18:35:39 ID:D0gFs+Qk
when they cryξ(`・3・)
705名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 19:28:31 ID:1TwRDL+0
>>687
イラネーヤ
706名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 19:31:16 ID:DUI/nQTs
最近投下少ないけど、職人さんSS書かずにうみねこやってるんじゃね?
あぅあぅ、どうせ推理するだけ無駄なのですよ…。
エロならうみねこでも美味しくいただきますので書いて欲しいのです。
707名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 19:37:56 ID:W+SAVQd9
正直うみねこはネタにしにくいな
登場人物に血縁関係が多かったり平均年齢高かったり本編が二日しかなかったり・・・
真里亞も9歳じゃさすがに突っ込めないし、うーん・・・
708名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 19:38:45 ID:7DFGbLzF
ひぐらしと違って年齢はっきりしてるのか
709名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 19:56:21 ID:D0gFs+Qk
シャノンは16だっけ18だっけか、10年もメイドとかけしからん
710名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 20:41:40 ID:pM/q/qOU
>>707
真里亞9歳の文字を見てうみねこやろうと決心
711名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 20:54:56 ID:D0gFs+Qk
>>710
金蔵「穢れた子」
父親は不明の上、10年目蒸発している
毛布をかけられ、異常にビクつく楼座
712名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 21:00:43 ID:pM/q/qOU
>>711
お前はそんなに俺にうみねこをやらせたいのか



明日買ってくる
713名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 21:26:13 ID:zf5+oDJW
ybb障害がなんとかならんと投下もできん
714名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 22:16:37 ID:1uVu/ivA
魅音に次期頭首モードでオットセイしごかれたい

こんな一行妄想しか出来ないから困る
長文SS化出来る職人方マジ尊敬
715名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 22:23:38 ID:GdUs6kK2
次期党首園崎魅音としての命令です。
下に履いている物を脱ぎ、股間を晒しなさい


結構淡白だな
716名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 22:46:16 ID:1uVu/ivA
>>715
(;´Д`)ハァハァ…も、もっと…
717名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 23:34:27 ID:67RfteYZ
>>715
吹いたww
718名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 23:55:00 ID:fyp5saas
>>709
イリー乙
719名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 07:47:10 ID:rIl6vd06
>>689
おいおいおい…

このリアル厨房はひぐらしスレでいったい何という寝言をぼやいてるんだよ…
720名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 09:42:58 ID:kTojXQaV
皆が無視してるのに一々蒸し返すお前も>>688>>689と同レベルだよ
721名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 14:59:42 ID:fwboNhND
どうでもいいが俺は羽入がMッぽく見えて仕方ない。
どうにかSにできないものかね?知恵を貸してほしいんだよボビー
722名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 15:03:15 ID:X39svKNb
                                   , -―-、__
                                  ,イ /  , ヽ `ヽ、 
                                 / {  {  lヽ }  i  !_
                                 /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ
                                 |;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|  
                                 {;;;;| {"" _,"" ∠ノ |;;;/  あぅ!
                                 ヾハ ゝ、 _ , イルノi.イ 
                                  // l \ / | ''-,
                                 /  ,  ハ=- ' /   l
                                {  ヽ ヾ : :/ l /  {
         ハ                       ヽ   l \/ l | _l
        __,ゞ\_ , -=- ,_               ,  /'  ヾl / ノ l _,..`コ,
      l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\            / `'~h   `v /  / /  ,.`>
      _`>:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.    ヽ         ノ   / ,. -,, l '    ハ   /ト ハ
      ヾ/:/:.:/:./l:.:lヾ,:.\\ !       /    //l  `l_/ ̄ヾ   { `='  
      ` ' t-':.:H:.:.ハ,L,' 1:.`:.`:.:.|      ゞ,_   /人 |  /ノ::::::::ハ ' |\ | / 
        /:.:.l r''' __ ;; |:.:.:.:.:.:.:.l        '-=/,_ _,./ / /::l ハ `-`ヾ  ヾ/
      /:.:.:.:.|  ! ヽ  |:.:.!:.:.:.:ハ          / `'/  { / l::l ハ  ヘ l\ /
    /:.:ノ:.:.:/:::::ヽ`- ' /ヾ l:.:.:.:.:.ヽ        /_,,,..=彡'ノ / /:l  ハ  ハ' ヾ,ゝ
  彡 //:/::::::::::::/` !  | /ヾ:.:.:.:.ハ   __,,,,,..;-=''`  ` '  / {:::l   ハ     ヽ
  ////:/::::::::::::1 ., ト--l   ハ:.:..:.:.ハ, ̄    /       i l:::::l  ハ     l
  //:./ /:.:.:.::::::::::::::! l |  | _,.,_ ! ヾ:.ヾ`:,ヽ  /       l l::::l   | l      l
  シ   《:.:.ハ::::::ハ:::ト`ヽ ヽ,'1 /ゞ /ヾ\rハ /         / l::::::l  | l      l
     シ1::::::| \| |ゝ/| ハ`v  `: l \       / l:::::::l l l       |
      ` - '   l !   | !l      ヽ  !      / /::::::::l l l       l
            l {  | !_ _ ,  _  ヾ/     / /:::::::::l l l       |
           ..l| | !  | lΤ 't -'  `'- _,,,.... l__l _l  | |       |
          r '-=+  L`>`'=-' L_`_- ^ _,`=-      ̄   ヾ ,      _,,.|
                         ̄             `'- .,___r '
                                        `----'
723名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 15:32:52 ID:fwboNhND
↑お前天才
724名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 16:35:09 ID:U1z3h7Ng
はぬーと梨花が感覚共有ならはぬーが梨花のいやがることすればよくね?
梨花は手出しはできないわけだし
725名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 18:29:31 ID:p0trc4jR
感覚は梨花→羽乳の一方通行ですよ
726名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 19:41:15 ID:kTojXQaV
ていうか味覚以外も伝わってるの?
727名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 20:16:35 ID:aom7uwUX
838 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2007/08/30(木) 20:13:41 ID:rClJBP24
戦人「ダメだな、全然ダメだぜ。
    声が俺の部屋までまる聞こえじゃねぇか、カノン。
    この部屋を仕切る壁は絶望的なほどに薄いし、
    そもそも俺の部屋のゴミ箱から昨日使ったティッシュがごっそり無くなってるぜ」
728202:2007/08/30(木) 21:02:22 ID:mPgNOtNo
以前、圭一×詩音 を書くと宣言しておきながら、軽く鬼隠しにあった者です。

現状、前置き(性交のシーンを際だたせる、自分の中での自己満足)に時間をとられ
恥ずかしながら未だ完成とは至っていない状況です。
それで勝手な思いつきなのですが、前置きだけでも先に投稿した方が良いのでしょうか。
もしよろしければ、意見などをいただけたら幸いです。
729名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 21:25:30 ID:aom7uwUX
家紋
730名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 21:36:16 ID:qtzxGI7g
詩音がグギャリオンにならなきゃ嘉門
731名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 22:38:26 ID:YW8WD58P
問題ない、ドンとこい。
732名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 22:50:22 ID:tNNnX6kz
待ってる、よろしく
733名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 22:53:18 ID:RcEL9fDK
よろしくです!
あと羽入をSにするのは簡単さぁー!!!誰かが羽入用のシューを食べてしまえばキレてSになるはず
734名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 23:16:48 ID:yH3PsI2F
>>728
自信を持って投下汁!
735名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 23:22:13 ID:YcWE/UtJ
投下希望
大好物でwktk
736名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 23:26:25 ID:hvRl4l5D
爆撃を要請します!
737名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 01:06:58 ID:aFYsG8I3
738名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 02:27:21 ID:3ME0fPlZ
>>728が投下宣言してるところで悪いんだが、先に投下させてもらう。圭一×詩音ね。
739Hold me tight(1/24):2007/08/31(金) 02:30:23 ID:3ME0fPlZ
「なぁ、そろそろ帰ってもいいか?」

魅音……じゃなくて詩音に誘われてデザートフェスタに訪れたのが運の尽き。
人形を買わされた挙句、強制連行されて延々と詩音の話し相手にされていた。
時計の針は既に十時を回っている。
いくら自宅へ連絡済とはいえ、これ以上遅くなれば親も心配するだろう。
……しかし、詩音が実在するとはな。
確かに今までの詩音とは、雰囲気が微妙に違う気がする。

「えぇーー!? まだ十時ですよ? 話したいことはまだまだたくさんあるのに」
「もう飽きるほど話しただろ……それにさっきの。魅音と詩音のどっちを助けるかって、昨日も聞いただろ? なんで同じことを何度も聞くんだよ」
「えっ!? ……そ、そうでしたっけ? あは、あはははは……」

憶えてない、というより知らないらしい。
……ってことは昨日のアレは、やはり魅音か。
姉妹揃って同じことばかり聞いてくるとは、なんというか。

「と、とにかく! 葛西が戻ってくるまで、ここに居てください。こんな遅くに自転車で帰ったら危ないですよ……?」

葛西ってさっき俺たちをここまで運んでくれた人か。
すぐ戻ると言い残してしばらく経つが、まだ帰ってこない。

「そろそろ帰ってくると思いますから、それまでいいじゃないですか。……いいですよね?」

詩音が俺を上目遣いに見つめてくる……。
あーあー、そんな目で見るな。

「ハァ……わぁーったよ。でもしばらくして来なかったら、自転車で帰るからな」
「本当ですかっ!? はいっ!! 葛西が来なかったら、どんどん帰っちゃってください!」

……ったく、調子のいい奴だな。

「それで、まだ話すような事なんてあるのか?」
「はい。……えぇっと、学校の友達の話なんですけど……」

詩音はそう前置きすると、ポツリポツリと話し始めた。

「その子はですね、好きな人がいたんです。片想いでした。……でも、ある日突然に彼は居なくなってしまった」
「……いきなり重い話だな。いなくなったって、行方不明になったってことか?」
「はい。何の前触れもなく、消えてしまったんです……」
「何かの事件に巻き込まれたとか……?」
「それは分かりません。……その子は彼を必死に探したり、居なくなった原因を調べたりしました」
「そりゃ好きな奴の為だもんな。それくらいはするだろうな」
「……でも見つからなかった。原因も分からなかった。……そして、何の手がかりも無いまま、一年が過ぎました」

どんな理由があって居なくなったのかは分からない。
だが一年も探し続けて貰えたのなら、そいつは果報者と言えるだろう。
740Hold me tight(2/24):2007/08/31(金) 02:31:01 ID:3ME0fPlZ
「その子は一年経っても、まだ彼の事が好きでした。……でも、他の人を好きになってしまったんです。一目惚れでした」
「それはまた、なんというか」

人間の感情ってのはロジックじゃない。
誰かを好きだったとしても、他の誰かを好きになるなんてことがあってもおかしくはない。

「その子は一目惚れした相手のことは、知人から聞いて知っていました。そして、実際に会って話しをしているうちに、どんどん好きになってしまったんです」
「……それで?」
「でも、その子はまだ行方不明になった彼を好きなんです」
「なるほど。まだ行方不明になった奴を好きだから、一目惚れした相手にどう接したらいいか分からない、ってとこか」
「はい。その子はどうすればいいんでしょうか……?」
「……ふぅ〜む」

確かに難しい問題のように思える。
でも、これってそんなに悩むようなことか……?

「簡単だな。その一目惚れした奴に好きだって伝えればいい」
「えぇッ??! そ、それじゃ行方不明になった彼はどうするんですッ!?」

詩音が素っ頓狂な声を上げて身を乗り出してくるので、思わず仰け反ってしまった。

「ど、どうするって……居なくなったんだろ? いつ戻ってくるかも、そもそも戻ってくるかも分からない」
「だって……だって一年も想い続けた相手なんですよッ?! その人を忘れろって言うんですかッッ!!?」
「……なんでそうなるんだよ。忘れる必要はないし、ましてや嫌いになる必要だってない」
「なら……行方不明になった彼を好きなまま、一目惚れした相手と、その……お付き合いとかしてもいいんですか……?」
「なにか問題でもあるのか?」
「だ、だって……そういうのって、軽薄というか……」
「そうかぁ? 俺は逆に、一年も好きだった奴を簡単に忘れる方が薄情だと思うけどな」
「でも、相手は嫌がるんじゃ……」
「なんでだよ? それだけ想った相手がいるのに、それでも自分を選んでもらえたのなら普通は嬉しいんじゃないか?」
「……でも……」
「それに一年も想い続けたのなら……既にその子にとって心の一部みたいなもんだろ。それを否定して付き合っていくってのは、ちょっと考えられないんじゃないか?」
「………………」

詩音が黙り込んでしまったので、ぬるくなったコーヒーを口にする。
……それにしても詩音が友達の事でここまで真剣になれるとは、ちょっと意外だったな。
……まぁ、悪い奴だとは思ってなかったけど。

「……それで……」
「ん?」
「それで、ですよ。もし一目惚れした相手とお付き合いしたとして……行方不明になった彼が帰ってきたら、どうするんです?」
「……随分と都合よく帰ってくるんだな」
「でも、ありえないとは言い切れないじゃないですか」
「……それはそいつが帰ってきてから考えればいいさ」
「……帰ってきたら……ですか……」
「ああ。……そんな事より、そいつはさっさと一目惚れした奴に気持ちを伝えた方がいい」
「ど、どうしてですか……?」
「だって前の奴には片想いだった。つまり気持ちを伝える前に行方不明になったんだろ? ……なら、今回の奴もそうならないとは限らないじゃないか」
「えっ!!?」

詩音の顔から血の気が引く。

「……い、居なくなっちゃうんですか? 一目惚れした彼も……」
「いや、例えばの話だ。でも、気持ちを伝える前に居なくなれば、そいつはきっと後悔する」
「……はい……絶対に後悔すると思います……」
「なら、迷う必要はないはずだろ?」
「………………」
741Hold me tight(3/24):2007/08/31(金) 02:31:47 ID:3ME0fPlZ
詩音は視線を落とし、またしても押し黙ってしまった。
何度か口を開きかけるが、そのたびに言葉を飲み込んでしまう。
一体どうしたんだ……?

「……圭ちゃん……」
「なんだ?」
「黙ってたんですけど……実は、その子には双子の姉がいるんです」
「へぇ〜……」

………………双子……?

「双子の姉は、一目惚れした彼とはとても仲がいいんですね。男女の関係を超えた仲なんだと思います」
「そ、それで……?」
「でも、姉は彼を好きになってしまったんです。そして、彼のことを楽しそうに話す姉を見て、その子は彼に興味を持った」

……お、おい……これって……。

「その子は彼に会ってみたくなった。そして、実際に会ったら……好きになってしまった」
「そ、そうなんだ。詩音、話の途中で悪いんだけどさ。葛西さんも戻ってこないし、俺そろそろ帰るからっ!!」

俺は早口でまくしたて、席を立つ。
そのまま玄関へ向かい、ドアノブに手を掛けようとし…………後ろから抱きつかれた。

「し、詩音……? は、放してくれないか……?」
「……いやです……。……私の話を最後まで聞いてくれるまで、放しません……」

詩音は俺の身体を、その細い腕で締め付ける……。

あぁもぅ、バカバカバカ、俺のバカ!
なんでもっと早く気付かないんだよっ!!
こんな事なら余計なアドバイスなんかするんじゃなかった。
他人事だと思って無責任なことを話している数分前の自分を殴ってやりたい……。
742Hold me tight(4/24):2007/08/31(金) 02:32:27 ID:3ME0fPlZ
「……話を続けますね。その子は思い切って相談してみたんです。……一目惚れした相手に」
「け、結構大胆なことするんだな、そいつ……」
「……その子はきっと、行方不明になった人の事は忘れたほうがいい、って言われると思ったんですよね。……でも、彼の答えは違った。忘れる必要なんてない、って言ってくれた」
「…………ぅぅ……」
「……嬉しかったんですよね、その子は。……だって他の人を好きだって気持ちも、全て受け入れてもらえるなんて思ってなかったから……だから、ますます好きになった。どうしようもないほど好きになった」
「で、でもさ! そいつは、その子のカラダが目当てでいい加減なことを言ったんじゃないかっ?! だ、だからあんまり真に受けない方がいいような……」
「……そんなことないですよ……」

詩音は、俺の背中でじゃれるように頬をすり寄せる……。

「……だって、その人は自分のことだって気づいてませんでしたから」

ああぁーーーーーーーーッ!!
バレてる、気づいてなかったってバレてるぅぅうぅううッッ!!?

「……でも、そんなに好きなのに……その子は彼に気持ちを伝えられないんです……」

……へっ……?

「……ど、どうして?」
「だって、彼は双子の姉を好きになるから……」
「で、でも! そいつは、双子の姉には男友達みたいな感覚で接してる……と思うぞ……?」
「今はそうかもしれません。……でも、いずれ好きになる。絶対に好きになる。……事実、姉は彼を好きになってしまったんですから」

……お、俺が……魅音を……?

「そうなったら、勝てない。……だって、姉の存在は彼にとって大きすぎるから。……その子の入る隙間なんてないんです」
「……詩音……」
「……だから、その子は思うんです。私を好きになってくれなくてもいい。でも、せめて一度でいいから……肌を重ねたい。一つになりたい、って……」
「………………」
「……だからその子は、嫌われるかもしれない、軽蔑されるかもしれない、って思いながら、勇気を振り絞って言うんです」

俺を締め付ける腕の力がより一層強くなった……。

「今日だけでいいんです。私を好きになってください、私を抱いてください、って……」

……詩音の、恐れから来る震えが嫌でも伝わってくる……。

「……圭ちゃん。彼は、その子の想いを受け止めてくれるんでしょうか……?」
「………………。……多分さ、そいつは……そういうその場だけの関係を求められたって、素直に喜んだりはしないと思う……」

……背中から息を呑む音が聞こえた。
だから俺は、安心させてやるために詩音の手をぎゅっと握ってやる。

「……でも、その子が本当に勇気を出して言ったのなら……そいつは決して拒んだりなんかしない……絶対に」

……コツンと、背中に額が当たる感触。

「ありがとう、圭ちゃん……。圭ちゃんに……私の一番大切なものをあげますね」
743Hold me tight(5/24):2007/08/31(金) 02:33:14 ID:3ME0fPlZ
詩音の手が俺の背後から伸びてきて……ドアの鍵をかちゃり、と掛けてしまった。
その音で混乱しかかっていた思考が平静を取り戻す。
同時に……これから誰にも見られたくない行為をするということを再認識し、今更ながらに迷いが生まれる。

……本当にいいのかよ、圭一。
詩音は今……ちょっと感情的になってて、こんなことを言い出したんじゃないのか……?
それに大切なものをあげる、って……詩音も初めてってことだろ……?

「ん〜……しょ、っと」

だとしたら……詩音の望みを叶えてやることが、結果的に詩音の純潔を穢し、傷つけてしまうことになるんじゃないのか……?
やっぱり、お互いがもう少し冷静になってから決めたほうがいいよな……?

「なぁ、詩音。やっぱりさ、もう少し冷静に…………」

振り向いた瞬間、眼が点になった。
そこには……し、しし、下着姿の詩音が……。

「おまえ、何いきなり脱いでんだぁあぁああああああッッッ!!?」
「……なにって。私たち、これからエッチするんですよね?」
「えっ!? ……あ……う……?」
「エッチするんだから、服くらい脱ぎますよ。……私はエッチするつもりだったんですけど、圭ちゃんは違ったんですか? 抱く、ってことがエッチする、って意味だってことくらい知ってると思ったんですけど」
「だぁあぁああっっ!! 何度もエッチエッチって言うなぁッッ!!」
「まぁまぁ、いいじゃないですか。誰かに聞かれるわけでもありませんし」
「え、ちょ、おまえ……何する気だ……?」

詩音の手が俺の股間へ伸びる。
それを避けるように後ずさり……玄関のドアに背中をぶつけた。

「とりあえず、圭ちゃんには一回すっきりしてもらおうと思います」
「う、うそ……ちょ……っと、やめ……ろよ……!」

俺はなんとか詩音の手から逃れようと腰を落とす。
……それでも詩音は諦めるつもりなどないようだ。

「……ねえ、圭ちゃん。圭ちゃんは今、私のこと……好きなんですよね?」
「えっ?! いや、そ、そうだけど……」
「その好きな女の子が、自分の為にご奉仕したい、って言ってるんですよ? それを拒むつもりですか?」
「そ、そんな言い方はずるいだろっっ??!」
「……ずるくてもいいんです。初めてのときは、相手を先に気持ちよくさせてあげよう、って決めてましたから……」

詩音は俺の股を強引に開き、ジッパーを一気に下ろした。
そして、そのままパンツも下ろし……ビン、っと弾き出されるように怒張したソレが頭を覗かせる。

「……へぇ……想像してたのと全然違いますね。……こんなの入るかなぁ……?」
「……ぅ……うっ……」
「……それじゃ、始めますね」
744Hold me tight(6/24):2007/08/31(金) 02:33:52 ID:3ME0fPlZ
詩音は小指を立てつつ、右手で俺のモノを握る。
そして、シュッ…シュッ…シュッ……と小気味よく擦り上げ始めた。

「ねぇ、どうです? 気持ちいいですか?」
「……ぇ……あ…………」
「いつもはエッチな本とか見ながらだったりするんですか? それとも誰かを想像しながらとか?」
「……ぁ……そ、それは……」
「……でも、今日は目の前に私が居ますから。……私の下着姿で興奮しちゃってください。それに……なんなら胸を触ってもいいですよ? ほら、結構大きいですよね……?」

そう言って、胸を俺の顔へ近づけてくる……。

……そ、そんなことしなくても、もう充分だから……!
……ほ、本当に出るから……もうやめてくれ……ッ!

そう言おうとしたが、唇が震えるだけで言葉にならない。
そして俺は…………詩音の腹部へ……びゅっびゅっ! と、汚いモノを吐き出した。

「…………えっ? ……け、圭ちゃん!??」

詩音は俺が汚した自分の腹部と、どんどん萎えていく俺のモノを交互に見つめている。

「……あは、あははは……圭ちゃん、意外と早くないですか? ……それに、出すなら先に言って欲しかったなー……」

……詩音は粘り気のある汚らしいそれを、ねちねちと指で弄ぶ。

「……いくら私が圭ちゃんを好きでも、いきなりこんな所に出されたら、さすがにショックですよ……?」

俺は詩音の不満げな表情を見て……不意に涙がこみ上げてきた……。

「ご、ごめん……。お、俺、こんな事されるの初めてだから、わけわかんなくて……それで……」

……ああ、くそ、なに泣きそうになってんだよ……!
……情けねぇ……。

「……そっか。……圭ちゃん、緊張しちゃったんですね……」

そう言うと、詩音は俺の頭を優しく抱きしめる。

「……でもね、圭ちゃん。私だって緊張してるんですよ……?」
「……えっ?」
「……ほら、聴こえますよね? ……私の心臓の音」

押し付けられた胸から……バクンッバクンッ……という俺なんかよりも、もっと大きい心音が聴こえる……。

「……聴こえる」
「……ね? だから圭ちゃんも頑張ってください。私も頑張りますから……」
「……うん。……ごめん」
「……よし! それじゃ、ちょっと待っててください」
745Hold me tight(7/24):2007/08/31(金) 02:34:29 ID:3ME0fPlZ
詩音はパタパタとベッドまで行き、ティッシュペーパーを手に戻ってきた。

「はい、どうぞ。圭ちゃんが汚したんだから、圭ちゃんが綺麗にしてください」
「……うん、分かった」

ティッシュを受け取り、詩音のおなかに付いた汚いものを丹念に拭き取る。

「……圭ちゃんって、自分が悪いと思ってるときは素直なんですね」
「そ、そんなことないと思うけど……」
「…………圭ちゃんみたいな弟が欲しかったなぁ…………」
「……え……?」
「……なんでもないです……」
「………………。……綺麗になったぞ……」
「はい、お疲れ様です。ご褒美に、これを好きにしていいですよ」
「えっ?」

目線を上げると……そこには下着を外した詩音の胸があった。
初めて目の当たりにする、同年代の女の子の乳房。
衣服の上からでも分かっていたことだが、やはり大きい。
そのくせ、先端部分は申し訳程度しかなく……周辺は幼ささえ感じさせる淡いピンクで彩られている。
あまりに扇情的なそれに、思わず生唾を飲み込んでしまった。

……これは……やばいだろ。
不本意だが、一度吐き出しておいて正解だったかもしれない。
何もせずにこんな物を見せられていたら、詩音を無理やり犯していた可能性だってある……。

「……し、詩音。これ、本当に……」

と、そこまで言って詩音の目線がおかしな位置へ向いていることに気づく。
その視線を追ってみると……再び膨張しつつある自分の股間に行き着いた……。

「おわぁあぁああぁあああぁああッッッ!!?!?」

さ、さすがに大きくなる過程は見せたくないぞッ!?
あわててそれを手で隠そうとしたが……詩音に手首をつかまれ、止められた。

「詩音……!??」
「……隠さないでください。どういう風におっきくなるか、興味あるんです」

詩音に手首をつかまれたまま、ふたりで息子の成長を見守る。
すくすくと育った息子は、先ほどよりも猛々しくそそり立った。

「……なんかさっきより大きいですね。ちょっと動いてますし……」
「………………」
「……胸でこれなら……その……アソコを見せちゃったら、もっと……? だ、だとしたら、本当に入らないかもしれませんね……はは、あははは……」
「……………………帰る」
「へっ?」
「もういいッ! もう帰るっ!!」
746Hold me tight(8/24):2007/08/31(金) 02:35:21 ID:3ME0fPlZ
立ち上がり、ドアノブに手を掛ける。

「……あんなの見られたら、もうお嫁に行けないだろ……ッ!」

ガチャガチャと必死にドアノブを回すが……。

「あ、あれ? 」

ひ、開かない……なんで?

「もぅ、さっき鍵を掛けたじゃないですか」

あぁ、そうだったっけ……。
詩音に引きずり倒されながら、思い出した。
……俺はすぐに身を起こし、あぐらをかきダンマリを決めこむ。

「ねぇ、圭ちゃん。機嫌直してください」
「………………」
「私はぷりぷりしてる圭ちゃんより、にこにこしてる圭ちゃんが好きだなぁ」
「………………」
「こんな所じゃなくて、やわらかいベッドの上で楽しいことしましょうよ〜」
「………………」

詩音に肩を揺さぶられるが、断固無視。
……我ながら幼稚な抵抗だとは思うが、これ以外に方法を思いつかないのだから仕方ない。

「そうだ、これならどうです? えぇい☆」

詩音は俺の背中に抱きつき、胸をむにー、っと押し付けてくる。
その感触に、下半身は素直に反応するが……。
……ふん、だが心までは堕とせると思うなよ……?

「ふぅ……しょうがないですねぇ」

背中の感触が無くなった……と思う間もなく浮遊感。

「……えっ、ちょ、うそっ??!」

お、俺は、その……詩音に……いわゆる、お、お姫様抱っこをされている……。

「圭ちゃんって男の子の割りには軽いですね。私やお姉よりも、少し重いくらいです」
「……だ、だからって……こんな軽々と……」
「私はこれでもお姉くらいなら簡単に投げ飛ばせますよ?」

……それにしたってなぁ……。
詩音はそのまま俺をベッドに運ぶ。
この格好は恥ずかしいが、抵抗しても無駄っぽいのでやめることにした。

「圭ちゃん。誰にもお婿に貰われなかったら、私が貰ってあげますよ」
「……そんときゃ俺が結婚式でウェディングドレスを着て、こうやって抱っこされるわけか。……最悪だな」
「でも意外と似合うんじゃないですか? そうなったら私はタキシードですね」
「あぁ、そっちは似合うかもな……」

ふたりして下らない話で盛り上がる。
……うん、やっぱりこいつは悪い奴じゃない。
魅音とはタイプが違うけど……話してて楽しいし、会話の相性も悪くないと思う。
747Hold me tight(9/24):2007/08/31(金) 02:36:13 ID:3ME0fPlZ
「ほいっと」
「おわっ!??」

ベッドに放り投げられた……。
さ、最後はぞんざいな扱いだったな。

「まったく……って、お前なにしてんだぁーーーッッ!!?」

詩音が俺のズボンを脱がそうとしている。

「え? だって私だけ脱いでるなんて不公平じゃないですか。それに圭ちゃんが私の服を脱がせたわけですし」
「んなことはしてねぇッ! お前が自分で脱いだんだろっ!?」
「そうでしたっけ? それなら圭ちゃんも自分で脱いでください」
「…………は?」

詩音はニィ……と笑いながらこちらを見つめている。
し、しまった……ハメられたッ!!?

「さぁ、早く脱いでください。一番恥かしい部分は見られてるわけですし、そんなに抵抗はありませんよね?」
「……分かったよ。脱げばいいんだろ、脱げば……う……うぅ……」

まさか女の子に鑑賞されながら、自ら服を脱ぐはめになるとは思ってなかった……。
自分の衣擦れ音なんぞ聴いても全然嬉しくねぇ……。

「……綺麗な肌ですね。お姉がメイド服やスク水を着せたがるのも解ります」
「いやぁぁあああ!! そんなこと言わないでくれぇ!!」

これ以上の辱めは精神衛生上よろしくないので、さっさと脱いでしまおう。
さて、残るはパンツだけだが……。

「あの……さ。パンツは」
「全部です」
「………………はい」

俺はやけくそ気味にパンツを脱ぎ捨てる。
さぁ、これで全裸だ。
もうなんでも来いってんだ、ちくしょうっ!!

「全部脱ぎましたね。それじゃ、これ着けてください」
「……なにこれ?」

えぇっと、コンドーム?
……着け方がよく分からんが……被せりゃいいのかな?

「あ、説明書に正しい着用方法が書いてありますよ」
「本当か? 見せてくれ」
「ちょっと待ってください。私が着けてあげますから」
「は? え、ちょ……」

詩音はコンドームを包みから取り出すと、俺の股間をいじり始めた。

「ちょっと待て、なにをそんなに触ってるんだよっ!?」
「だって、ちゃんと勃起してないとダメって書いてありますよ?」
「いや、ここまで大きくなってりゃ充分だろ」
「そうなんですか? えぇ〜っと、それじゃあ次は……」

詩音は真面目な表情で説明書を読みながら、俺にコンドームを着けている。
その姿があまりに真剣なので、不意に苦笑してしまった。
748Hold me tight(10/24):2007/08/31(金) 02:36:50 ID:3ME0fPlZ
「……何がおかしいんですか?」
「いや、別に。……真剣だな、と思ってさ」
「当たり前じゃないですか。ちゃんと着けなきゃ危ないんですから。……はい、これで大丈夫です」

そう言うと、詩音はベッドへ仰向けに寝込む。

「それでは。改めまして、どうぞ」
「……む」

自分の胸を両腕で持ち上げている。

「さぁ、好きにしていいんですよ」

好きにしろって言われても……どうすりゃいいんだ。
も、揉めばいいのかな……?
詩音の胸を掴み、少し強めに揉んでみる。
……や、やわらかいな……。
よく見ると肌は白く、透き通るようで……食い込んだ俺の指が不釣合いだった。

「あっ!? ……け、圭ちゃん……その……い、痛い……です……」
「え……うそっ?!!」

とっさに胸から手を離す。
い、今のでも痛いのか……?

「ご、ごめんッ!! その……わざとじゃないんだっ!」
「………………」

詩音は困ったような表情で俺を見つめている。
お、怒らせた……かな?

「圭ちゃん……ごめんなさい。……私、嘘をつきました」
「え? な、なんのことだ……?」
「……さっきは好きにしていいって言いましたけど……本当は……やさしく……して欲しいです……」

詩音の遠慮がちな……恥じらうような表情に、後頭部をガツンと殴られたような衝撃を受ける。
……あぁ、やさしくするよ、やさしくするさ、やさしくするに決まってるだろッ!!?

「……分かった。やさしくする。……だから、どういう風にしたらいいか……教えてくれ」
「……はい。……えぇっと……もっとこう、下から……」
「……こう……か?」

詩音の胸を下から持ち上げるように……やさしく揉みしだく。
詩音がほんの少しだけ身をよじらせた。

「……痛いか?」
「……え……っと……その……逆です……」
「………………気持ちいい?」
「………………はい。……気持ちいいです……」
「……それなら、このまま続けるぞ」
「……はい」

丁寧に丁寧に。
大切な物を傷つけないように。
詩音の胸を愛撫し続ける。
749Hold me tight(11/24):2007/08/31(金) 02:37:29 ID:3ME0fPlZ
「……う……ん……ふぅ……ふっ……」

詩音の呼吸が少しだけ荒くなってきた。
……目を閉じているってことは、少しは信頼してもらえてるってことかな……。
……なら…………そろそろいいかな……?

「……詩音。その……さ」
「……?」
「……その……舐めてもいいか……?」
「……む、胸をですか……?」
「ああ。……絶対に……絶対に痛くしないから、さ……」
「………………」
「い、いや……なのか……?」

詩音はふるふると首を横へ振った。

「じゃ、じゃあ……いいんだよな……?」

今度はこくりと縦に振る。

「それじゃ……痛かったら言ってくれよ」

俺は詩音の右胸の乳首をはむ、と丸ごと口に含む。
そして、舌先でちろちろと舐めてみた。

「んんっ……!」

詩音がシーツをきゅ、っと掴む。
……痛いわけじゃないよな……?
悪い反応ではないと断定し、色々と試してみる。

乳首の周りを、円を描くように舐めてみたり。
ちゅっ、ちゅっ、と軽く吸ってみたり。
舌の先でピン、ピン、と弾いてみたり。

「……んん、はぁっ……あ……んんっ……!」

そのたびに、詩音は素直に反応してくれた。
……詩音の身体が火照ってきたように感じる。

「……け、圭ちゃん……。……は、反対側も……」

……こっちは……少し強めに吸ってみるか。
ちゅちゅー……と、わざとらしく音を立てながら吸い上げる。
最後にちゅっ、と口を離すと……胸がぷるん、と波打った。
………………。
……も、もう一回やってみよう……。
適当に舌で転がし、最後に吸いながら口を離すと……さっきと同じように揺れる。

……これはいい……。
なんというか……これを見られるのは一種の特権だよな。
俺はこの芸術的とさえ言える現象を見るために、何度も何度も詩音の胸を吸った。
左右の胸を平等に。
もちろん、吸っていない側の揉む手も休めない。
750Hold me tight(12/24):2007/08/31(金) 02:38:15 ID:3ME0fPlZ
「はぁっ……はっ……あ、あの、圭ちゃん……」
「……ん?」
「その……そろそろ……」

そう言いながら、股をもじもじさせている。
つまり……その……。

「……圭ちゃんが脱がせてください……」

そういうことらしい。
詩音の恥部に視線を向けると……下着がぐしょぐしょに濡れていた。

「それじゃ、脱がすぞ……」
「……はい。あ、で、でも……いきなり挿れたりしないでくださいね……?」
「し、しねぇよ、そんなことっ!!」

詩音の下着に手を掛け、するすると下ろしていく……。
その途中で、まだ靴下を履いていることに気づいた。
もちろん、それを脱がすような無粋なマネはしないが。
そのまま下着を取り去り、詩音のソコへと目を向けた。

産毛と見まがうほど薄い陰毛は愛液でぬらぬらと湿っている……。

「……詩音……広げてもいいか……?」

詩音はどこからか取り出したクッションを抱きしめていた。

「……は、はい。でも、恥かしいんですから、あんまりジロジロ見ないでください……」

そう言ってクッションで顔を隠した。
……かわいい奴め。
俺は両の親指で詩音のソレを押し広げる。
……そこは赤く充血し、つやつやと濡れていた。

「……指、入れてみてください」
「……え……っと、ここだよな?」
「……そこです」

そこへ中指をつぷ、と入れてみる。
充分に濡れていたので抵抗はほとんど無かった。
そして、少しずつ指を動かす。
にちり、にちり、といやらしい音を立てながら。

「……どうだ?」
「……その……くすぐったいです」
「へっ!? うそぉ……」

俺のやりかたって間違ってるのか……?

「あ、いや、その……気持ちはいいんですけど……やっぱり他人の指だと、違和感があるというか……」
「つまり自分の指なら違和感はないわけだ。……詩音もオナニーするんだな」
「えッ!!?」

詩音はクッションから半分だけ見せていた顔を、再び引っ込める。

「そんな事はどうでもいいじゃないですかっ! 馬鹿っ!!」

悪いが、こんな状況で馬鹿と言われても興奮するだけだ。
俺は詩音の中を適度に引っかきまわし、淫らな糸を引かせながら指を抜いた。
751Hold me tight(13/24):2007/08/31(金) 02:38:53 ID:3ME0fPlZ
「これだけ濡れてれば、もう挿れても大丈夫だよな?」

詩音はクッションをぎゅっと抱きしめ、うなずく。
俺は詩音の腰を引き寄せ、脚を抱え上げた。
……そして、お互いの性器を密着させる。

「……念のために聞いておくけど、本当に俺でいいんだな……?」
「……はい。圭ちゃんじゃなきゃ嫌です……」

そこまで言われて躊躇う必要はない。
っと、その前に聞いておくことがあったな。

「その……詩音も初めてなんだろ? ちょっとずつ挿れた方がいいか、それとも……」
「……一気に挿れちゃってください。痛いのは一瞬の方が気楽ですから」
「……分かった」

俺は詩音の入り口に亀頭をつぷり、と差し込んだ。
あとはこのまま一気に奥まで挿れるだけなのだが……。

「詩音。そんなに力むと余計に痛いんじゃないか? もう少し力を抜いた方が……」
「だ……大丈夫ですよ」

いや、身体をそんなに強張らせてたら絶対に痛いって。
単純に緊張もあるのだろうが、それ以上に破瓜の痛みへの抵抗が強そうだ。
……しょうがない。

「詩音、やっぱりやめようぜ」
「……えっ!? な、何でですかっ??!」

詩音が緊張を解いた瞬間を見逃さずに……一気に奥まで貫いた。

「ひぐぅッ!!? ……ぅ……い、痛い……痛いです……」

詩音は表情を歪め、目には涙を浮かべている……。

「詩音、大丈夫か……?」
「大丈夫じゃないですよッ! なんでこんな事するんですか!? 痛くしないって……やさしくしてくれるって言ったのに……!」
「ごめん……でも、あのままだとこれより痛かったはずだし……」
「……ひっく……ひっ……わあぁあぁぁんっ……!」

結合部に目をやると、純潔を失ったことを知らせる血が流れ出していた。
俺は泣き出した詩音を慰めるために、その身体を抱きしめてやる。

「俺が悪かったよ。謝るから、泣かないでくれ……」
「……うっく……うっ……」
「……お詫びにさ。今日だけは詩音の言うことをなんでも聞くから」

そこでぴたりと泣きやんでくれた。
……少し甘いかもしれないが本当に悪いと思ってるんだから、これくらいはしてやりたい。

「…………なんでも?」
「あ、いや、俺に可能な範囲で」
「……じゃあ……私が痛くなくなるまで抱きしめててください」
「……そんなのでいいのか?」
「はい。私が痛くなくなるまで、ずっとですよ?」
「……分かったよ」
752Hold me tight(14/24):2007/08/31(金) 02:39:33 ID:3ME0fPlZ
この程度でいいのならお安い御用だ。
もともと痛くなくなるまで動かすつもりはなかったわけだし。
……詩音の顔を見やると瞳を閉じ、満足そうに微笑んでいた。
機嫌も直ってくれたようで一安心だ。

「…………ん?」

……あれ?
詩音って、その……こんなにかわいかったっけ……?
いや、美人だとは思ってたけど、なんで急に……こんな……。

「……圭ちゃん? どうかしましたか?」
「え!? いや、別に。なんでもない……」
「…………?」

詩音は怪訝な表情で俺を見つめている。
……目を合わせると……その……息が詰まるというか……。
……俺って……もしかして詩音を……?

「圭ちゃん。そろそろ大丈夫みたいです」
「そろそろって……? あ、ああ。分かった……」

俺はゆっくりと腰を動かし始める。
そして、そこから得られる快感に身震いした。

(これは……オナニーとは全然違うな)

己の肉欲を満たすために何度も何度も腰を振る。
そのたびにお互いの粘膜が薄いゴムを隔てて擦れあう。
にちゃ、にちゃ、と淫らな音を立てながら。
抱きしめた詩音の身体が火照っている。
そして、お互いの体温を感じることが、さらに情欲を深めていく。
……もう……そろそろか……。

「詩音。そろそろ……」

詩音が頷いたことを確認すると、今までより深めに突き挿れる。
詩音を強く抱きしめ、何度も何度も突く。
そして最後に奥まで突いた瞬間にびゅる、びゅる!と白濁液を吐き出した。

「…………っはぁ……はぁ……ッ!」

詩音の中からずるりと引きずり出し、コンドームの先に溜まった精液の量に驚く。
これ……さっきより多くないか……?
二度目の射精なんだから、さっきより少なくて当然なんだが……。

「圭ちゃん……もう…………………よね……?」
「え、悪い。なんだって?」

意識が逸れていて、詩音の発言を聞き逃してしまった。

「もう一回くらい、できますよね?」
「なっ!? ちょ、待て。さすがに三度は……」
「そんなに出せるんだから大丈夫ですよ。いやだなんて言わせませんよ? さっきの約束があるんですから」
「馬鹿、ちょ、やめろ、そんなとこをさわ……いやぁあぁぁああぁああああああ!!!!!!!!!!!!」
753Hold me tight(15/24):2007/08/31(金) 02:40:10 ID:3ME0fPlZ
「結局、葛西さんは飲み屋で酔い潰れてるって?」

おかげで俺は自転車で夜道を帰らなきゃならなくなったわけだ。
というか飲酒運転で送るつもりだったのか……。

「あはは、ごめんなさい。葛西は本当にお酒が大好きですから」
「それにしたって泥酔するまで飲まなくてもいいのにな。……っと」

足を止め、引いていた自転車のサイドスタンドを立てる。

「見送りはここまでで充分だ。ありがとな」
「どういたしまして。……今日は本当にありがとうございました」
「……気にすんなよ。それじゃ、またな」
「はい。おやすみなさい」

詩音は笑顔で手を振ると、俺に背を向け自宅へと歩き出した。

……おい、いいのかよ圭一。
このまま詩音を帰したら……もう二度と……。

「詩音ッ!!」

思わず叫んでいた。
詩音は振り返り、キョトンとした表情で見つめている。

「どうしたんですか、圭ちゃん?」
「……いや、その……さ」
「……?」

詩音は心配そうに俺のそばへ歩み寄って来る。

「どうかしましたか?」
「……詩音。俺はさ……俺は……」
「圭ちゃんは……?」
「俺は……お前が…………!」
754Hold me tight(16/24):2007/08/31(金) 02:41:02 ID:3ME0fPlZ
「魅ぃちゃん、かなり壊れてたけど、なんとか直しておいたから。……圭一くん? 聞いてる?」
「……え? ……ああ、聞いてる」
「圭一くんも元気ないね。……悩みごとかな? 私で良ければ相談に乗るけど」
「……いや、大丈夫だ。ありがとな」

俺は結局、詩音に…………フラれた。

(なんでだよ……)

痛い。
痛い痛い痛い。
肌を重ね合わせた時のどんな感触よりも……詩音に突き飛ばされた胸の痛みが心から離れない。

『…………ごめんなさい。……私のことは忘れてください……』

拒絶の言葉が胸にこびりつく。

(なんでだよ……)

俺だって、好きでもない相手とあんな事するのは嫌だったんだぜ……?
それでも、断ったらきっと傷つくから……俺を好いてくれている相手を傷つけたくなかったから……身体を許したんだ。
そりゃ、あんな事してる最中に好きになるなんて、おかしいかもしれないけど。
だからって詩音のカラダだけが目当てなわけじゃない。
それなのに……なんであんな一方的に……。

「続けていいかな、圭一くん? ……魅ぃちゃんはね、昨日までの数日間のこと、なかったことにするから」
「なかったこと、って……」
「だからね! 圭一くんもなかったことにしてあげて。それで魅ぃちゃん、いつも通りだから」
「…………そんなこと……出来るわけないだろ……」
「えっ?!」

俺は昨日、初めて女の子と肌を重ね、好きになり、そして……フラれた。
こんな強烈な体験をどうやってなかったことにするっていうんだよ……。

「……ごめんね、圭一くん。難しいことだと思うけど、魅ぃちゃんのためなの。だから、お願い」
「……魅音の……?」

……そっか、いまは魅音の話だったな。

『彼は双子の姉を好きになるから』

だから詩音は俺に好きだと伝えられないと言った。
……どうして?
だって、俺はこんなに詩音が好きなのに。
昨日からずっと詩音のことばかり考えているのに。
なのに……魅音を好きになる?
……どうして?
解らない……そんなの解らねぇよッッ!!!

……もう、いい。
詩音のことは忘れよう。
もう、あんな奴に振り回されるのはごめんだ。

「……分かった。この数日間はなかったことにすればいいんだな?」
「うん。ありがとう。それから、今日は魅ぃちゃんをそっとしておいてあげて。明日からは元通りだから、今日だけ」
「……ああ」
「それじゃ、私は魅ぃちゃんのところへ行くから。……圭一くんも元気出してね!」
755Hold me tight(17/24):2007/08/31(金) 02:41:46 ID:3ME0fPlZ
……俺はレナが居なくなっても廊下に座ったままでいる。
部活も無し……か。
いや、ちょうどいい。
今日はひとりで居たい気分だしな。

「あ、いたいた! 圭ちゃんっ!!」
「……魅音? どうしたんだよ。お前、今日は……」

視線を上げて、違和感に気づく。
魅音の制服がさっきまでとは違う。
いや、違う……そうじゃなくて、そうじゃなくって!!
歩み寄ってくる人影は魅音ではなく……。

「詩音……?」
「探しましたよ〜。どうしたんですか、こんなとこに座ったりして。具合でも悪いんですか? ……あ、分かった」

詩音は俺の目の前にしゃがみ込む。

「私のことを考えてたせいで寝不足なんでしょ?」

そう言って笑いながら俺の額を指で小突く。
悪ぶれる様子は全く無い。

……状況が全っ然、飲み込めない。
昨日の今日だぞ!?
あれだけはっきり拒絶しておいて……突き飛ばしまでしておいて、なんで俺の前に現われる?
いや、そもそもなんでここに居る?
興宮の学校に通ってるはずだろ!?

「……な、なんで……?」

混乱した俺はなんとかその一言だけを搾り出した。

「え? ……ああ。今日は手続をしに来たんです。こっちに転校する為の手続ですね」
「……転校って……えぇっ!?」
「これからは一緒に居られる時間も増えますね。……お姉と同じくらいに」
「……い、いや、だって、あれだけはっきりと俺を……」
「……昨日、あれから色々と考えたんです。圭ちゃんは居るのに……悟史くんのように消えてなんかないのに。それなのに諦めるなんて馬鹿馬鹿しいじゃないですか」
「……サトシ……?」
「条件が同じなら、お姉になんて負けませんから。圭ちゃんにとってお姉がどんなに大きな存在でも……私はそれよりもっと大きな存在になってみせる。お姉より好きになる自信はある。お姉より好きになってもらう自信もある」
「え……っと。つまりその、俺と付き合ってもいい、ってことか……?」
「あ、ごめんなさい。それは保留ってことで」
「……は?」

ちょ、ちょっと待て……。
俺を好きだから、わざわざ転校して来たんじゃないのか……?

「だって交際できないからせめて、って条件であんなことしたんですよ? それなのに今すぐお付き合いしましょうってことになったら、圭ちゃんを騙して関係を持ったみたいじゃないですか」
「そりゃ、まぁ……そうだけど」
「それに不公平ですし。お姉にもチャンスをあげないと」
「チャンスって……」
「さ、そんなことより教室に戻りましょう。どうせ私のことばかり考えて朝食も採ってないだろうと思って、圭ちゃんのために栄養満点のお弁当作ってきましたから」
756Hold me tight(18/24):2007/08/31(金) 02:42:27 ID:3ME0fPlZ
詩音は俺の腕を引っ張って起こし、そのまま教室へ向かって歩き出す。
……詩音の弁当か。
この間のは魅音が作った物だったし、ちょっと興味あるな。

「……ちなみにどんな弁当なんだ?」
「えぇっとですね。うなぎの蒲焼きにニンニクのサラダ。それからマムシドリンクです」

………………おい。

「なんだその露骨な精力増進メニューは!!」
「だって今夜もするんですよ? 圭ちゃんにはちゃんと精を付けてもらわなくちゃいけません」
「は、はぁ!?? だってお前……俺とは付き合えないって……」
「はい。でも圭ちゃんがどうしても私としたいって言うんですから、仕方ないですよね」
「ちょっと待てッ! 俺はそんなこと言ってないだろ!?」
「……圭ちゃん。この制服、似合ってますか?」
「はっ? ……いや、まぁ。似合ってるんじゃないか……?」
「ありがとうございます。でもこの制服はちょっと暑っ苦しいから、転校したついでに新しい制服を発注しちゃったんですよ」
「へぇ……。……それで?」
「……だからぁ。この制服はもう着ないから……いくら汚してもいいんですよ……?」
「え、そ、それはつまり……」

詩音は俺の耳に吐息を掛けるように囁く……。

「……圭ちゃんはそういうの好きそうですし。……これを着たまましてあげてもいいんですよ……?」

そう言って詩音はスカートから太ももをチラつかせる……。
……って、ああ、不味い……昨日の……詩音の温もりを……思い出して……。

「あれ、どうしたんですか圭ちゃん? 前屈みになったりして。お腹痛いんですか?」
「し、詩音……てめぇ……!」
「前原くん、どうかしましたか?」

ち、知恵先生!?
なんてタイミングで現われるんだよ?!?!
ど、どど、どうする!??

「あ、知恵先生。圭ちゃんが具合悪いみたいですので、保健室へ連れて行きますね。午後の授業には出られないかもしれません」
「……前原くん、本当ですか?」
「え、あ、まぁその、はい」
「そうですか。では、具合が良くなったら教室に戻ってきてください」

そう言い残し、知恵先生は教室へ向かっていった。
な、なんとか誤魔化せたな……。
って、もう昼休みは終わりか。

「ふぅ……って、ちょっと、おい!」

詩音は俺の手を引き、本当に保健室へ向かい歩き出す。

「圭ちゃん、本当に疲れてるみたいですから、少し横になった方がいいですよ? お弁当は後で持ってきてあげますから」
「いや、俺は別に……」
「それにせっかく二人きりになれるチャンスじゃないですか。……ねぇ?」
「は?」

保健室で二人きり……。
その言葉にいかがわしい妄想が膨らんでしまう。
……ちょ、ちょっと待て!
757Hold me tight(19/24):2007/08/31(金) 02:43:06 ID:3ME0fPlZ
「学校でそんな……セ、セックスなんてしちゃダメだろ!?」
「はい? 何を言ってるんですか、圭ちゃん。私はただ二人きりでお喋りしたいなぁ、って思っただけですよ?」
「は? ……な、ななな!!?」
「……ほらぁ。やっぱり圭ちゃんは私としたいんですよ」
「ち、違う!」
「何が違うんでしょうねぇ……」

俺は詩音に両肩を掴まれ、そのまま壁に押し付けられた。

「昨日したばかりなのに、もう欲求不満なんですか? いけませんね。こんな人を放っておいたら、性犯罪に走るかもしれません」
「んなわけあるかぁッッ!! ……って、ちょっと?!」

詩音は俺に抱きつき、耳元で囁く。

「……昨日のだけじゃ満足できないなら……その……胸とか……口でしてあげてもいいですよ……?」
「む、胸? ……口!??」
「……ねぇ、圭ちゃん。どっちがいいですか? 答えてください」
「そ、それは……」
「……して欲しくない、なんて言わないでくださいね? ……だって、こんなにおっきくなってるんですから」

……ああ、そうだよ。
勃起してるよ。
悪いのかよ!?
だって好きな女の子に抱きつかれて、こんなこと言われて、それに……さっきからずっと股間に太ももをグイグイ押し付けられてるんだぞ!?

「……ほら、圭ちゃん。正直に言ってください」
「………………両方」
「えっ?」
「…………だから、両方……して欲しい……」
「……ふふ。そうですよね。どっちも興味ありますよね。じゃぁ、正直に答えてくれたご褒美に、キスしてあげますね」
「は?」

詩音の唇が俺の頬に触れる。
………………ちょっと…………待て……。
頭の中がぐるぐる回って……意識が途切れた。
758Hold me tight(20/24):2007/08/31(金) 02:43:53 ID:3ME0fPlZ
「………………?」

気がつくと保健室のベッドで寝ていた。
……あれ?
俺は……気絶したのか?
そして、詩音がここまで運んでくれた……?
……なんか気絶する直前に全身が痺れたような気がするんだが……。

「ん……んく。……良かった。やっと起きてくれましたね」
「え、あ、ああ。……ん?」

……なんだ今の……?

「もう、キスしただけで気絶しちゃうんですもん。ビックリしましたよ」
「……悪い。詩音が俺をここまで運んでくれたのか?」
「そうですよ。それよりお弁当持ってきてありますから、食べてください」
「……えぇっと。……分かった」
「はい。あーんしてください」
「…………」

……子どもじゃないんだから、そういうのはやめて欲しいんだけどな。
でも、詩音の厚意を無駄にするわけにもいかないか……。
俺は詩音が箸で挟んだおかずを口にする。

「おいしいですか、圭ちゃん?」
「……うん、うまい」

……腹が減ってるのもあるが、単純に味付けで良いんだろうな。
まぁ自炊してるんだからある程度は……ん?
俺はもぐもぐと咀嚼していて、ある違和感に気づいた。

「…………?」

ベルトが乱雑に外されている。
ジッパーは上げられているものの、ズボンのボタンが外されている。
……股間のアレがヒリヒリするというか敏感になっているというか。
………………?
釈然としないまま食べていた物を飲み込む。
……飲み込む……?
そういや、さっき詩音も何か飲み込んでいたような……。
…………あ。
あああああああ!!

「……し、詩音……。お前まさか、俺が気絶している間に……フェ、フェ……」
「あ、バレちゃいました? はい、しました。圭ちゃんの精液、とってもおいしかったです☆」
「お、おま、え、は……」
「安心してください。これは圭ちゃんが気絶してたからノーカウントです。今夜もちゃんとしてあげますから」
「そういう問題じゃねぇッ!! 学校でこんな……」
「はいはい、お弁当食べちゃいましょうね。あーん」
「う、く、くく……」

なんなんだよ、こいつはッ!!
もしかして俺は……とんでもない奴に惚れてしまったのか……?
しかも……来週からこっちに転校してくるんだろ?
俺の学校生活は一体どうなってしまうんだ……。
759Hold me tight(21/24):2007/08/31(金) 02:44:34 ID:3ME0fPlZ
「おい、待てよ! 魅音ッ!?」

辺りに「圭ちゃんの馬鹿ぁあぁあぁああぁああ!!!」という絶叫が響き渡る。

「あぁ……あ……」
「あらぁ〜、行っちゃいましたね。やっぱり『私の圭ちゃん』ってのが効いたんでしょうか」
「なんであんな言い方するんだよッ!?」
「……あれでいいんですよ。あの子は自分が欲しい物を力ずくで奪うことを覚えなきゃいけないんです。私にねだったり、指をくわえて我慢するんじゃなくて、ね」
「お前にねだるって……なんだそれ?」
「……圭ちゃん。そんなことより、昨日のあれ。最後の。どういうつもりですか?」
「どういうって……ちゃ、着衣プレイはあの体位って、昔から決まってるんだよ……」
「私、恥かしいから嫌だって言ったじゃないですか! それなのに無理やり……そういうのって強姦って言うんじゃないんですか!?」
「は、はぁ!?? 違う! そんなつもりじゃない!」
「そっか……。私、圭ちゃんに強姦されたんだ……。酷い……酷いです、圭ちゃん……」
「だから違うってば! 俺は……」
「ぅっく……ひっ……ひ……っく……」
「そ、そんな泣きマネしたって……」
「うぅ……っく……うっ……」
「騙されたりなんか…………うぅ、分かったよ。謝るよ。……どうすりゃ許してくれるんだ……?」
「……今日は……圭ちゃんの……お部屋でしたいです……」
「なっ!? や、そ、それはちょっと……家に女の子を連れ込むのは、さすがに……」
「ぐすっ……ううぅ……」
「あぁ〜……分かった。いいよ、俺の部屋で。この際だ。明日は日曜だし、泊まってってもいいぞ」
「本当ですか!? やったぁ! 圭ちゃん、大好きです!!」
「こら、抱きつくな! やっぱり嘘泣きじゃないかっ!!」

……まったく、うるさいな。
私の半分も生きてないくせにイチャイチャと……見苦しい。

「……ジロウさん」
「なんだい、鷹野さん?」
「私たちって付き合い始めて何年になるかしら」
「えっ!? ど、どうしたんだい急に」
「あの子たちを見てね……。若いっていいなぁ、って。私たちもあんな風にイチャイチャしたいと思わない……?」
「え、あはは! それは嬉しいけど……」
「ねぇ、明日から旅行にでも行かない? ……二人っきりで」
「で、でも明日には東京に帰らないといけないし……。それに明日は鷹野さんも大切な用事があるって言ってなかったかい?」
「……もうそんな事はどうでも良くなっちゃったわ。……少しくらい帰るのが遅れたって誤魔化せるわよね? ジロウさん……」
「そ、そうだねぇ、う〜ん……」
760Hold me tight(22/24):2007/08/31(金) 02:45:28 ID:3ME0fPlZ
……訂正。
年を取ってもイチャイチャしてるのは見苦しいわね。

「まったく。どいつもこいつも」
「あぅあぅ〜。梨花も好きな人ができればきっとああなるのです」
「そう? ……そうは思いたくないわね」
「きっとそうなのですよ。僕だってそうだったのです」
「あんたの話なんて聞きたくもないわよ」
「あぅあぅ! 梨花が酷いのですよ……」
「それにしても……圭一と詩音が懇ろになるなんてね」
「あぅあぅあぅ!夜の圭一は意外とうぶなのですよ」
「あんた、人の情事を覗き見てるの? ……最低ね」

こんなのがオヤシロさまだなんて知ったら、信心深い村の年寄り連中は卒倒するわね。

「それはそうと、一体どうなってるのかしらね」

今までのパターンからして詩音が発症すると思ってたのに。
それに富竹と鷹野が綿流しの晩には旅行に出かけて雛見沢に居ないって?

「……訳が分からないわね。富竹たちが綿流しの日に雛見沢に居ないってことは、生き延びるってことかしら?」
「あぅあぅ……。期待しない方がいいのです。どうせ二人そろって隣県の山中で焼死体なのですよ」
「最悪ね、それ。……でも、いつもと違った展開にはなりそうだし……退屈はしそうにないわね」

奉納演舞の練習をサボって休んでたけど……今回は少しだけ気合を入れてみようかしら。
761Hold me tight(23/24):2007/08/31(金) 02:46:13 ID:3ME0fPlZ
「圭ちゃん、美味しいですか?」

詩音の作ってきた弁当を口にする。
いや、美味いよ。
美味いけどさ……。

「あのさ。食事中にくっ付くのはやめてくれないか……?」
「も〜、恥かしがらないでください。私と圭ちゃんはいつだって一緒なんですから」
「し、しし、詩音んん……ッ!!」
「み、魅ぃちゃん、落ち着いて!」
「またいつものパターンですわね」
「みぃ〜。圭一と詩ぃは仲良しさんなのです」

今日は一学期最後の日。
午前で授業が終わりだっていうんで、みんなで弁当を持ってきて午後から部活って話だったんだが……。

「どうしたんですか、お姉? 圭ちゃんの隣ならそっちが空いてますよ。ほらほら、遠慮せずに移ったらどうです?」
「ふぇっ!? ぁ、いや、それは……」
「魅ぃちゃん、頑張って! ここが正念場だよ! だよ!」
「……うぅ……。け、圭ちゃん。……そっち行ってもいい……?」
「……ああ、構わないぞ」

魅音はそそくさと椅子ごと移動してくる。

「圭ちゃん! し、詩音が作ったお弁当なんかより、おじさんが作ったお弁当の方が美味しいんだからっ! ほら、食べてみて!」

……魅音が差し出した弁当を受け取る。
さすがに詩音のように食べさせる勇気はないらしい。

「ど、どう? おいしい!?」
「ああ、うまい」
「詩音のと比べてどっちがおいしい!?」
「……どっちもうまいよ」
「お姉。そんな風に聞かずに私と詩音のどっちが好き! って聞けばいいじゃないですか」
「うぇ!? い、いや、あたしは別に、圭ちゃんを………………だなんて……そんな……」
「……はぁ……」

詩音が転校してきて以来、毎日がこの調子だ。
昼は詩音と魅音の板挟みで、夜は……。
詩音があれこれと理由を作って……その……。

「……圭ちゃん。せっかくの夏休みですし、明日から圭ちゃんのお家でお勉強したいです。……受験勉強だけじゃなく、男女の違いについて、なんかも……」

詩音が俺にだけ聞こえるように囁いた言葉で、卒倒しそうになる。
帰りたい……。
みんなと無邪気に部活に明け暮れたあの日に帰りたい……帰りたいよぅ……。
762Hold me tight(24/24):2007/08/31(金) 02:47:07 ID:3ME0fPlZ
「詩音! だいたいあんた、悟史を好きなくせになんて圭ちゃんにベタベタすんのよ!? おかしいでしょ!」
「確かに悟史くんも好きですよ? でも圭ちゃんはそれでも構わないって言ってくれました。ね、圭ちゃん?」
「……悟史……」

詩音は悟史が好き。
………………あ。

「それだぁああぁああぁあああ!!!!!!!」

俺は絶叫してその場に立ち上がる。

「ど、どうしたんですか、圭ちゃん……?」

なんでもっと早く気づかなかったんだ!?
悟史だよ!
悟史を探し出せば俺はこの不健全な生活から解放されるはずだッ!

「魅音! 夏休みの部活は悟史の捜索に決まりだッ! 悟史を見つけた奴が優勝だぁ!!」
「ふぇ!? いきなりどしたの? って、ちょ、ちょっと!? どこ行くの圭ちゃん!!?」
「悟史を探しに行くんだよッ!! まずは聞き込みからだ!!」
「あ、待ってください、圭ちゃん!!」
「ちょ、待ちなさい二人とも……追いかけるよ、レナ!」
「待ってよ、魅ぃちゃん!」
「よく分かりませんが、わたくしたちも行きますわよ、梨花!」
「……みー。きっとボクが優勝なのです。にぱ〜☆」
763名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 03:07:36 ID:aFYsG8I3
764名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 06:50:37 ID:6iTJQn0t
GJ!これは新しい惨劇回避。
魅音の事を考えてんだか、考えてないんだかってのが詩音らしいな。
責められたり振り回されたりな圭一に萌えたのは秘密だ。
765名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 08:04:48 ID:mPVj027n
なんという魅音発症フラグ…
かと思ったら明るいしw
766名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 08:45:27 ID:uJitt6mH
GJ!これはイイw
鷹野の嫉妬がまたかわいいw
続きあればいいなぁ…とか。
767名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 08:58:51 ID:6jckZ0Pk
すごく面白かった
みんないい味出してるなあ〜
768名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 09:08:31 ID:C3TL0EVf
圭一が適度に愚鈍でいいな
あれば魅音編とかも読んでみたいぜGJ
769名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 09:34:36 ID:2/F0TnAp
不健全とか言いつつ、着衣プレイとか楽しんでる圭一ww
GJ!
770名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 10:30:00 ID:UMcPjdTn
詩圭好きの俺にはたまらない一作!!
あんたは神だぜ!!
GJ!!!!!!!!
771名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 11:02:49 ID:69Ztygc/
梨花の嫉妬でしょ?
772名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 13:40:55 ID:0dttV8P5
GJ。良かったよ。
773名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 15:20:12 ID:tsLuiwmr
GJ!GJ!詩音カワユス
774名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 15:51:59 ID:69Ztygc/
73 :07/08/31 14:47:45.57 ID:yiu7L9/eO
魅音むすび…豪華な具!最高の米!うめえええ!
詩音むすび…おぐぎゃりころりんくっけんけん
レナむすび…普通なのに、なんだこの旨さは!
梨花むすび…一見普通で実際旨いが、意外な中身が
沙都子むすび…一生懸命握ってる姿だけで、にーにーはお腹いっぱいさ。いや味も良いけど。
知恵先生…米がドライカレーなのは良いんです。中身もカレーはちょっと…
羽入むすび…砂糖と塩を意図的に間違える
みみみみ…ええいままよ!ここで死んでも本望! …あれ?普通に旨い。

こんなイメージ
775名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 15:52:39 ID:9G5S96fC
ごばく?
776名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 16:02:29 ID:+Tf9aFeH
>>774
さて、卑猥な意味で捉えてしまった俺を誰か1500秒してくれ
そして全てに同意
777名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 21:43:46 ID:eVXMIWOR
今投下されたばかりなのに
今の余韻を楽しまないで、次が読みたくなる俺は
まだ経験値が足りないのか
778名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 22:02:01 ID:nuyukbqM
>>762
GJ!詩音は積極的でいいなぁ
詩音が姉属性で圭一が弟属性なのがなんかこう・・・ガッときた
爽やかにねっとりエロ可愛い詩音に責められてぇ
779名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 22:45:01 ID:WJ2L8PdP
>>762
何故か詩音に軽々とお姫様抱っこされる圭一に萌えた
780名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:01:44 ID:UMcPjdTn
幸せそうな詩圭を見て魅音が発症ルート希望
781名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:17:03 ID:+Tf9aFeH
いやレナと魅音が慰めあうんだよ
性的な意味で
782名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 00:18:46 ID:128u5UQI
>>762
GJ!
俺も圭詩好きとしてはたまらない話だった。
他のみんなもいい感じだったよ。
783名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 01:49:45 ID:VUhhEbXi
>>565にうみねこSSがさりげなく投下されていた…
夏妃×真里亞オシオキモノだなんて…おいしいっ
784名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 03:00:59 ID:DNRrBUZX
>>762
超GJ! この二人の組み合わせは大好きだわw

ところで「目の前でイチャつくな」状態の梨花ちゃまがその後デレ全開なんてストーリーを想像してハァハァしてしまった(*´Д`)
785名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 17:56:44 ID:cTErYzec
>>762
GJ!最近は圭詩ネタが増えてるな。ありがたや、ありがたや
786名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 18:12:30 ID:o/mwpnwy
詩圭祭りじゃ〜!!!!!
787名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 18:24:59 ID:0IZDPQxI
鬼畜王の続きを全裸で待ってて風邪を引いたけど服は着ない
靴下は脱いだら負けだと思っている
788名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 20:28:37 ID:s+fvqox/
俺も正座して待ってるんだが
鬼畜王忙しいのかな
789名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 20:47:03 ID:1+ElxV3F
俺も楽しみだが、マターリ待つしかないでしょう。
それよりも、保管庫の新作の続きの読めない、
展開にwktkしてる俺がいる。
790名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 21:04:25 ID:z8s/QJtW
>>789
あれは残劇フラグっぽいな
791名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 21:12:08 ID:2xIbGvpl
眠れぬ夜にの続きマダー?
792名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 21:53:36 ID:3sahOnfI
>>791
あれ? 俺がいる。
俺もずっと待ってるんだよな、続き。
793名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 22:33:47 ID:fHAh5Upd
ごめ、今ちょっと書いてんだけど、感覚羽入→梨花ってなる?
794名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 22:47:34 ID:3sahOnfI
795名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 23:10:42 ID:fHAh5Upd
>>794
トン終わったこれ
796名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 23:43:34 ID:AUa6ilzW
羽入→梨花の世界もあるかもしれない!!!


ってかそう言う世界というせっていにすればよし!笑
797名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 23:46:18 ID:AUa6ilzW
羽入→梨花という世界もあるかもしれない!!!


ってか〜編って感じにしてそういう設定を作ればよし!笑
798名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 23:46:48 ID:AUa6ilzW
羽入→梨花という世界もあるかもしれない!!!


ってか〜編って感じにしてそういう設定を作ればよし!笑
799名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 23:48:14 ID:mxUfFC+B
なんで三回言うたん?
800名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 23:48:42 ID:AUa6ilzW
ミスった(汗) 

ごめん!
801名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 23:53:10 ID:3sahOnfI
というかsageようぜ、一応
802795:2007/09/02(日) 00:00:37 ID:zTjeEInq
>>796-800
そうか・・・
803名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 00:34:51 ID:/QMjI9xF
最早荒しと同類だな

そんなことよ圭詩の宣言した人マダー?
804 ◆WXrg8pixkw :2007/09/02(日) 01:20:20 ID:BXfJ3VbI
お久しぶりです、眠れぬ夜にのものです。大分遅れてますが続きは書いています。
次投下しようと思ってる箇所はエロまでの導入部が長いんです。
(しかも現状だとまだエロ書き終わってない)
最近の流れを見るに、wikiに直接入れたほうがいいでしょうか?
それとも導入部なんて関係ねえ!という感じで長いのも普通にスレ投下ですかね?
805名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 01:23:22 ID:eabg4KDS
>>804俺の荒れた心のためにぜひともここに投下してくれ
806名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 01:27:47 ID:4qi9QygY
>>804
是非ともここによろしく。
wikiに直接も悪くないけど、ここで読むのもまた味わいがあって好きなんだ。

あ、あと空気読んでないけどwikiの「異質な脚本」書いた人GJ。
あの事実が知れたらかえって圭一が変態だと思うが、あの流れ好きだ。
807名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 02:02:20 ID:SD1MBrS+
wkwk

そうだ、うみねこさぁ
きんぞー★が頭からアイスピックが
生えてくる薬を飲ませた、なんて珍説があるじゃないですか
股間にゾウさんが「ハエテクール」なSSを書けば、可能性が無限大に…!
808名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 02:57:51 ID:1Lh9zRNV
レナの股間にかわいいオットセイが!
圭一の処女をいただきさ!
809名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 17:05:11 ID:VbXFmhZ0
>>804
おお!待ってました。
個人的には、導入部長くても是非投下でよろしくです。
wktkしながら、パンツ脱いで待ってるw
810 ◆CRIUZyjmw6 :2007/09/02(日) 19:00:13 ID:Tfrt/6fZ
投下させてもらいます。

えーと、だいたい一年近く前にこのスレで出たネタを元にしています。
シチュ的にはギャグですが陵辱ものです。
今日はレスを5〜6くらい使うと思います。
811大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6 :2007/09/02(日) 19:03:22 ID:Tfrt/6fZ
「放せっ! 放せよ畜生っ!」
羽交い締めにされながらも俺は叫んだ。
しかし、どれだけ藻掻こうが、その縛が解ける気配はない
「くすくすくすくす。……威勢はよかったけれど、どうやらこれでチェックメイトみたいねぇ……」
心底楽しいと言わんばかりに、鷹野さんが嗤う。
山狗を甘く見ていたつもりはない。
けれど……誤算だった。
鷹野さんが放った銃声に気を取られた一瞬の隙に、俺達は次々と彼らに取り押さえられてしまった。
「三佐。……こいつら、どうしましょうか?」
「うーん。そうねぇ、……どうしようかしら?」
その、まるで夕食の献立を考える程度のような軽い口調が癪に障る。
鷹野さんは真っ赤な唇に親指を当て……、やがてにぃっと笑みを浮かべた。
「ねぇあなた達。見張りや尾行って、忍耐力がいる仕事よねぇ?」
「え? ……はぁ……はい」
鷹野さんは軽やかに、目の前の隊員に密着した。
「あ…………あの? 三佐?」
その豊満な胸を押し付け、色目を向ける。
「そういう辛い任務を続けて……あなた達も、溜まってるんじゃなくて? くすくす」
その不穏な気配に、俺を含め全員の血の気が引く。
「どうせなら、彼女達を好きなようにしたいって……思わない? あら? あなた、結構立派なものを持っているのね。ジロウさんにも負けないくらいよ? うふふふふ」
鷹野さんが目の前の隊員の股間をまさぐるたび、彼からくぐもった声が漏れる。
「どうせなら、彼女達を犯してみたいと思わない?」
「……うっ……くっ。し、しかし……」
この状況下でそんなことを言える程度には、偽善と言われようと、彼にもまだささやかに良心のかけらが残っていたのかもしれない。
しかし、それも所詮は脆い……。
絡み付くように、鷹野さんが彼の頬を撫で、耳元で囁く。
「あらそう……? でも、女としての悦びも知らないままに死んでいくのは、彼女達にとっても不幸なことじゃないかしら?」
それは、三文芝居そのままの台詞にすぎない。けれど、それでも男にとっては暴力的なまでに効果を発揮する。
「これは『慈悲』よ。どうせなら、最後くらい彼女達も楽しんだ方が得じゃなくて?」
その一言で、彼らは欲望を抑えていた……最後の一線を越えた。
ざわざわと下卑た声が、山狗立ちの声から漏れる。
マジかよ……こいつら……本気であいつらを……。
「このっ! ……くっ……ううっ」
「やだ。……やだ。いや……。圭ちゃん……」
「やめて。……やめてよ……。悟史君……」
「にーにー。にーにーっ!」
「鷹野っ! あ……あんたって人はあああぁぁっ!」
みんなの反応は様々だが、それすらも山狗達にとっては嗜虐心をそそる前菜に過ぎないのか……。
ゆっくりと、奴らが少女達へと群がっていく。
812大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6 :2007/09/02(日) 19:05:57 ID:Tfrt/6fZ
「ああ、言っておくけれどRにだけは手を付けちゃダメよ? オヤシロ様の巫女として、最後まで綺麗な体でいてもらわなくちゃ」
しかし、それも聞こえていたことかどうか……。
彼らは獣欲に染まった顔でみんなの服を破き、その音が闇の中に響く。
「いやああああああぁぁぁぁぁっ!!」
「やめっ……嘘……助けて…………圭ちゃ〜〜んっ!!」
「うっく……このおおおおおおおっ!!」
「ふあああああぁぁぁっ! あああああああああっ!」
悲鳴を上げるみんなに山狗達は群がり、覆い被さる。
その光景に梨花ちゃんは目を背け、唇を噛んだ。
俺の脳味噌も怒りで沸騰して……どうにかなってしまいそうだ。
「くすくす。あら、どうしたの前原君? 股間にあるものを立派にして随分と苦しそうだけれど? ひょっとしてお友達が犯される様子を見て、興奮しちゃった? 所詮はオス猿よねぇ。ふふふふっ」
俺の目の前で、俺の大切な仲間達が悲鳴をあげ……泣き叫ぶ。
破られた服の隙間から山狗達はみんなの胸を揉み、そして頬に舌を這わせ、太股を撫でる。
「………………ふざけるな……」
歯を食いしばりながらも、俺は怨嗟の言葉を吐く。
だがしかし、鷹野さんは俺を見て嗤うだけだった。だが……構うものか、これだけは言っておかなければならない。
「――ってない」
「…………なんですって?」
ちゃんと聞いてろよこのクソボケどもが……。何度も言わせるんじゃねぇ。

「……………………分かってない。お前達は分かってなあああああぁぁぁいっ!!」

俺は吼えた。そう、それこそ天を裂き大地を割る勢いで叫んだ。
そのあまりの声量に、その場にいた誰もが行為を忘れ、俺に振り返ってくる。
「貴様らの陵辱には萌えが無い。何も分かっていないただの真似事だあああっ!!」
「りょ……陵辱に……萌え?」
鷹野さんが疑問符を浮かべる。どうやら本気で分かってないらしいな。
「おい、俺を捕まえている後ろの……。何でもいい……お前の好みでいいから、陵辱で映えるヒロインを三タイプあげてみろ。制限時間は三秒だっ!!」
「え? ……ええっ!?」
こいつも必死で考えようとはしてみるが……。
「遅いっ! 気弱なメイド、生意気なお嬢様、性に疎いロリっ娘、色々あるだろうが〜っ! 修行が足りん修行がっ!! 貴様それでも軍人かっ!? はい、指導指導指導っ!」
「ぎゃっ、うわあああぁぁぁっ!!」
怒鳴りながら俺が踵でげしげしと向こう脛を蹴ると、彼は悲鳴をあげて俺を解放した。ふんっ! 軟弱な奴だ。
どうやら本気で指導が必要らしいな。
813名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 19:07:19 ID:njDzkRhR
>>804
いなくなってたらどうしようかと思ってたが信じてて良かったぜ・・・!
これからもずっと待ってるから良作を拝ませてくださいw
ちなみに直接投下派、全裸で待ってる
814大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6 :2007/09/02(日) 19:07:43 ID:Tfrt/6fZ
「いいかお前ら、陵辱とは何だ? そうだな、合意を得ずに無理矢理に女性と姦通しそして女としての尊厳を踏みにじる行為だ。何? なら相手がどんな女だろうと関係無い? 女の子が泣き喚いていて、ついでに美人や可愛い娘ならなおよし?
うつけ者おおおおぉぉっ!! なら何故、AVのレイプものに様々なシチュものやコスものがあると思ってる!? メイドにナースに女子校生、OL、人妻、お嬢様……そのバラエティの豊富さはもはや語り尽くせない。
だがしかしっ!! そのストーリー構成にワンパターンなものがどれだけ多いことかっ!! なに? AVにそんなもの期待するな? 女優の演技なんてどうでもいいじゃん?
確かにそれもそうかもしれない。基本的に消費者が求めるのはヤってるシーンだけだ。
だがしかし、それだけエロを望む消費者に向けるならそのシーンだけ収めておけばいいじゃねぇかっ! いちいち早送りするのが面倒極まりない。テープやディスク容量、なにより時間の無駄だっ!
いや、そもそもっ! 様々なシチュものってのはその過程と各ヒロインの反応を楽しみたいがために見るものだろうがっ!? その点において、シチュものを望む消費者のニーズは前者と異なると言える。
そう、それだけエロもの作品とは異なり、シチュものにはリアリティを持たせるストーリー性と演技力が不可欠なのだ。そこに手を抜いた作品って……おい、じゃあお前ら何のためにそれだけのバラエティを用意したんだよ? 中途半端だ本末転倒だろがあっ!!
エロなめんじゃねええぇっ!! 金取って飯食ってるプロならプロらしくきっちりと仕事しろおっ!! 女優が泣いていて男優が怒鳴り散らすだけでレイプものだなんて名乗るお手軽作品、本官は断じて認めませんっ!!
過程をすっ飛ばして濡れ場だけを書いた首すげ替えエロSSなんて書いた日にゃ、こっちはスルーか下手すれば叩きの嵐なんだからなっ!?
何? オットセイ☆をおっきさせて言っても説得力が無い? ふっ……甘い甘い、俺のオットセイ☆はまだまだこんなもんじゃない。今のはせいぜい出力20%といったところだ。
つか、アニメやゲームのパロものAVの惨さは異常だと思うのは俺だけか? 完全に原作と別物っていうかもはやストーリーもシチュも似せる気無いだろ? オタクがどこで反応してるか探る気ゼロだし……そんな仕事で金が取れると本気で思ってるのか?
いやもう……むしろカツラなんてかぶらない方がいいですから……不自然だし……。orz それともカツラ不要派は俺だけですか? だいたい、三次元でオレンジや緑の髪がいるわけ無いだろ? 設定では沙都子なんかも黒髪らしいのに……。
おっと、話がずれたな。つまり、俺が言いたいのは多彩なシチュ、多彩なヒロインに合わせて責め方も変えねばならんということだ。ただ襲うだけなら猿でも出来る。日光猿軍団に入門して反省ポーズでも取っていろ。
聞いているのか貴様らっ!? 今まさに貴様らがしようとしているのがそれだ。レベルが低すぎる、恥を知れえええええぇぇぇぇっ!! 俺が教育し直してやる。今夜はただで帰れると思うなよ? 返事は押忍かサー・イエッサーだっ!!」
しん と、その場が静まりかえって……。
……ったく、つくづくこのボンクラどもはっ!!!!
「返事はどうしたっ!!」
『……さ……、サー・イェッサーっ!!』
よーし、敬礼だけは一人前だな。
俺はレナへと近づき、手で合図して周囲にいた山狗をどかせた。
「まずはレナだ。…………そうだな。レナは――」
ごくり と山狗達は唾を呑んだ。
「あ、あの……圭一君?」
怯えるレナの前で、俺は目を細めた。
815大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6 :2007/09/02(日) 19:10:41 ID:Tfrt/6fZ

服を破かれ、半裸になってへたり込むレナの顎を持ち上げ、俺は怒張を取り出した。
「レナ……奉仕してしてくれよ」
「ほ、……奉仕って……なに……かな? かな?」
瞳を潤ませ、顔を蒼白にしながら……そのくせ媚びた笑顔を作りながらレナは俺を見上げてくる。
ああ、いい表情だ。今すぐにでもぐちゃぐちゃにしてやりたくなるほどに……そそるぜ、レナ。くっくっくっ。
俺は自分のものをレナの顔の前に持っていく。
「んー? 奉仕か? そうだな、俺のものをかぁいがってくれればいいんだぜ。……簡単だろ?」
「か……かぁいがるって、どんなこと……するのかな? かな?」
レナの頬に怒張の先を押し付けると、レナはびくりと震えた。
「そうだなあ。ウブなレナには分からないか……」
「う、うん……レナ、全然分かんないんだよ? だから――」
「レナの口で俺のものをくわえ込んだり、かぁいくぺろぺろと舐めてくれればいいんだ。丹念に……優しくな」
俺の台詞に、レナは思わず悲鳴を上げる。
「や……やだ。そんなのやだ……。お願い圭一君、許してよ……」
涙目になりながら、レナは俺に懇願した。
「いいのかレナ? そんなこと言って……」
くぅ とレナが小さく呻いて……涙が一筋、その目から零れた。
……やがて、レナは覚悟を決めたのか、ゆっくりと俺のものに顔を近付けて……舌を伸ばした。
たどたどしく……しかしそれでも懸命にレナは俺のものに奉仕する。
「んっ……はっ……んぶぅ……ふぅっ……んんっ」
生暖かい唾液の感覚……ときおり俺のものに歯が当たり、その度に上目遣いに哀願するその目が、俺の情欲の炎を更に燃え上がらせていく。
俺のものが脈打つたび、レナの瞳に怯えの色が浮かんだ。
「ほら……レナ。何やってんだよ。もっと舌を丹念に絡めて……手も使うんだよ」
「んぐっ。んぐぅううううぅぅぅっ!」
レナの頭を掴み、俺はぐいぐいとレナの口腔を肉棒で犯した。
ぽろぽろとレナの目から涙がこぼれる。
ああ……いいぜレナ……最高だぜ。
このままイってしまいたいくらいだ。
しかし、俺はそこでレナの口から俺のものを引き抜いた。
「もういいぜ。レナ」
「う……うん。それじゃあ、もう……」
ほっとしたような表情を浮かべるレナに、俺はにやりと笑みを浮かべた。
「ああ、今から挿れてやるぜ」
途端、レナの顔から血の気が引いた。
「そ……そんなっ! 圭一君。約束が違う……」
「うるせぇっ! そんな約束、した覚えが無ぇなぁ? ぐぇへへへへぇぇぇっ!」
「やだああああぁぁぁぁぁっ!!」
俺は嗤いながらレナに覆い被さっていった。
816大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6 :2007/09/02(日) 19:11:56 ID:Tfrt/6fZ
じたばたとレナが藻掻くが、知った事じゃない。
強引にレナの股に手を伸ばし、パンティを引きちぎる。
「やだっ! やだやだ……お願い。許して……許してえええぇぇぇっ!!」
泣き叫ぶレナの上半身を押さえ付けながら、怒張をレナの入り口へとあてがう。
くそっ……やっぱり固いな……だがっ!!
「うっくっ。……うあああああぁぁぁぁぁっ!?」
びくんっ とレナの体が大きく痙攣する。
俺はレナを強引に貫いた。
濡れてもいない……しかも初モノのレナの秘部は、ぎちぎちと俺のものを締め上げてくる。すげぇ……こいつぁ気持ちいい。最高だ。
まるで金魚か何かのように、レナが俺の舌でパクパクと口を開けている。
俺はレナの乳房を鷲掴みにする。……くくっ。こいつもいい。実に俺の手によく馴染む。あつらえたかのように手のひらに吸い付いてくる……。
むっちりとした弾力が堪らねぇぜ。
夢中になって俺はレナの胸の感触を味わう。
「ひっ……うっ…………うぅ……」
呆然とした表情で、レナは涙を流し続ける。
そして俺は、ピストン運動を開始した。
ガチガチに固くなった怒張で、レナの中を丹念に味わう。膣内のヒダを亀頭のカサで擦り上げていく。
「やだ……やだぁ……こんなの…………やだぁ。もう……許してよ。痛いの……本当に痛いの。お願い……だから……」
知ったことかよ。
レナの嗚咽が……ははっ……益々堪らねぇぜ……。最高だぜレナ。お前は最高だっ!!
「はっ……うぅっ……あっ……あああんっ」
「なんだよレナ? その声……感じてるのか?」
「はぅっ!? ……うぅ……っく……そんなこと…………あるわけない」
「まあ、どっちでもいいけどよ?」
望まないとはいえ、執拗に性感帯を責め続ければ、それは声も出るってもんだよなあ?
くっ……しかし、俺ももう限界か。
怒張の奥で、今か今かと熱い迸りが駆け上ってくる。
「さあ……レナ? イクぜ? 出してやるぜ? たっぷりと受け止めろよ?」
「えっ!? あっ…………嫌ああああああぁぁぁぁ〜〜っ!!」
レナの悲鳴を聞きながら、俺は精液をレナの中に注ぎ込んだ。


「――と、いう感じはどうだ? メインヒロインで正当派な娘こそ、正攻法でスマートに心を折るのがポイントだ」
『おおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!!』
俺がレナを陵辱するパターンの説明を終えると、山狗達は歓声をあげた。
くっくっくっ……どうやら少しは学んだようだな。
「じゃ、……じゃあ、このポニーテールの娘はどうするんで?」
「魅音か……? そうだな……魅音は――」
「け、……圭ちゃん?」
俺が舐めるように視線を向けると、魅音はびくりと体を震わせた。
817大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6 :2007/09/02(日) 19:17:02 ID:Tfrt/6fZ
続きます。今日はすいませんがここまでです。

これは別に「山狗×部活メンバー」の人に喧嘩売ろうとかそんなつもりは一切ありません。
それと、業界の方に喧嘩を売ろうというつもりも一切ありません。あくまでもギャグのための誇張表現ですので、笑って見逃して頂ければ幸いです。
あくまでもこれはネタの一つであり、これこそが自分にとってのベストということもありません。ですので、別の作品でまた別のシチュを書くことがあっても、気にしないで下さい。
来週か再来週あたりに魅音パートが出せればと思います。
保管庫の更新は後ほど、自分でさせて頂こうと思います。
今日は以上です。お目汚し失礼致しました。
818名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 19:26:34 ID:VbXFmhZ0
>>817
圭一アホスwww
固有結界はホント最強だと思う今日この頃。
なかなかに笑わせて貰った、GJでした
819名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 19:43:49 ID:/xpwkwyS
>>817
(;・ー・)こ…こんなの見たことがない…
エロとギャグ、1粒で2度美味しいとはまさにこのこと
続き楽しみにしてます
820名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 19:52:27 ID:gK7eYFf8
誰かサトシオン書いて下さい。少なすぎるよ・・。orz
821名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 19:57:49 ID:tDEM3zOo
>>820
つ「自給自足」
いいのが書けたらスレにもお裾分けしてくれ。
822名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 20:06:18 ID:urbKQpDp
>>817
敬礼だけは一人前って圭一テラワロスwwwww
相手本職www

>>821
でもお裾分けしに来たらドアにチェーン掛けたまま対応したりして
823名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 20:09:42 ID:gK7eYFf8
魅音の変わりでいいから的なMな詩音とか入江診療所でL5の悟史に
乱暴される詩音とかシチュエーションは浮かぶんだけどエロパロ書いた事
ないからな・・。エロの知識とかは他のエロパロから得た人が多いんかな。
824名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 20:42:21 ID:VPmnFITi
>>817
面白かったよ GJ
825202:2007/09/02(日) 20:59:33 ID:8iiNA6OM
今から圭×詩の名目上の前編を投稿します。
さしあたっての注意。

・前編に性的描写を示すシーンはありません。かつ長いのでご注意ください。
・後編(本番など)投稿は、まだ時間がかかる予定です。
・題名はMiwotsukushiとなっていますが、決して澪尽しのみのその後ではありません。
 作者に都合の良いように、祭囃しやオリジナルの設定が見られます。
 
以上を踏まえて、なお読まれたい方は楽しんでいただけたらと思います。
826Miwotsukushi:2007/09/02(日) 21:00:21 ID:8iiNA6OM
初めは些細な好奇心だったと思う。
そりゃあ俺だって年頃の男子なわけで。
同じ年代の女の子が――ここでレナたちは対象外とする――どんな生活をしてるか気になるのだ。
別にいつご飯食べてーとか、いつ風呂入ってーとか、そんなんじゃなくて。

あぁ、もうだから。彼氏とか作って、恋愛に身を注いだりするのかなって話だ。
興宮の学校に行っている詩音なら。男女の壁を越えて友達の輪が出来てしまう、雛見沢に住んでいない詩音なら。
そんな思いに駆られて、詩音に俺は「詩音って彼氏いるの?」って質問をしていた。
俺にとっちゃ、別に詩音に彼氏がいようがいまいが、関係ないことであった。
沙都子の面倒を見る良き姉のような存在。その為に毎日うちの学校まで来るのだから、俺は彼女を仲間と疑わない。
それでもどうも、興宮は雛見沢よりもはるかに進んでいるイメージがある俺には、俺のような歳でも恋愛をするのか疑問に思っていたのだ。

詩音は少しの間俺の顔を見つめて、そっと視線を下に落とす。
ちょっとだけ考える仕草をしたのだが、「イエス」か「ノー」しかないはずの質問に、なんで考えるのだろうと、俺は疑問に思った。
「好きな人――――はいますよ」
少しだけドキリとする笑顔を見せて詩音は言う。
きっとこれって『片想い』ってやつなんだろうなぁって感想を持ちつつ、俺は更に深追いを敢行した。
「どんな奴なんだよ、サッカー部の部長とかか?」
それ圭ちゃん、マンガの読み過ぎーって突っ込みを入れられて、詩音はまた無言で目線を俺から外し、何もない正面の空間を見つめる。
いつの間にか表情が、笑みと言うよりかは、哀愁のこもった顔となっていた。
「サッカーじゃなくて野球やってましたけど……」
咄嗟に浮かんだ、某超究極甘党のニキビ坊主の顔を頭の中で消しつつ、詩音の続きを待つ。
「圭ちゃん……、悟史くんって知りませんか?」
「悟史……。あぁ……」
確か魅音が部活で使う推理ゲームのカードに、『悟史』と書かれているのを俺は思い出した。
まだ部活に入って数日のこと……。
綿流しも終わった今となっては、かなり懐かしい気もする。
だって綿流しの日は俺の人生で、最も濃密な一日だったのだから。

思えば、あの日を境に俺を取り巻く環境――――、いや、魅音を中心として何かが変わった気がする。
最近どうも魅音が俺を避けるようになったと言うか……。
対照的にレナたちが急に、俺と魅音を残して帰ってしまったりだとか。
驚いたのは園崎本家から直々に、俺へあのばかでかい屋敷に招待されて夕食を馳走になったことだ。
あの時の茜さんとお魎ばあさんは上機嫌だったな……。
まさか未だに、委員長の話の勘違いから始まった、俺と魅音が結婚するとかなんとかの話を引きずってるのだろうか。
「悟史って、沙都子の兄ちゃんだよな。転校しちゃったとか聞いてるけど、へぇ……じゃあ遠距離恋愛ってやつかぁ」
「遠ければまだ……、救われるんですけどね……」
え?、と俺が聞き返しても、詩音はそれ以上口を開かなかった。
どうやらあまり聞かれて欲しくない想いだったらしい。口は災いの元。これ以上聞くのは危険なのだろう。
口先の魔術師はこれ以上の詮索をやめて、詩音と共に彼女のマンションへと無言で歩き出した。
827Miwotsukushi:2007/09/02(日) 21:01:41 ID:8iiNA6OM
圭ちゃんに送られてマンションへ戻った私は、ひどく不機嫌となっていた。
理由は……分かるんだけど、何で不機嫌になるか、その過程が分からなかった。
最近流行のブラックボックスってやつなのかなぁ、と思考を巡らせる。
AがBになるのは分かるんだけど、どうBになるかが分からない。
「ハウなんだよね、ハウ」
と、傍目には分からない独白をして、私は枕に顔を埋めた。
遠ければ救われる、と私は圭ちゃんの前でぼやいた。
それは『諦める』とか『どうしようもない』と言う気持ちが生まれるからだ。
会いたいと思っても、私とそのカレとの距離という問題が、私の中で決定打となる。
手紙を書けばいいだろうし、電話だってかけられる。

――――だが、私は別に会えない訳じゃない。
訳じゃない、なんて困難さがあるんじゃない。雛見沢に行けばすぐに会える。
だけど手紙を書こうが、電話をかけようが、悟史くんはなにも返事をしてくれない。
私は話しかけることすら許されておらず、ガラス越しに眠る悟史くんを見つめるだけ。
見つめるだけ。と言うのがどれほど苦しい感情なのか、他の人はご存じなのだろうか。
一日何も飲んでいない人の目の前に、コップ一杯の水があるとしよう。
あなたは卓袱台の前で正座し、そのコップを眺めて乾きを潤す想像しか許されない。
これならば無い方がまだ意識しないで済むのに。
しかし一度存在が目の前にあることを知覚してしまったら、目をつぶってもコップは消えてくれないのだ。
828名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 21:02:41 ID:1Lh9zRNV
ギャグで妄想とはいえ犯してるのがKだからいいけど
指導後に山狗が全員レイプなんかしたら俺は死んでしまうかもしれません
829Miwotsukushi:2007/09/02(日) 21:02:55 ID:8iiNA6OM
「圭ちゃんのバカぁ……」
傷を掘り返されて、かさぶたさえ出来かけていた私の気持ちは、再び落ち込んでしまった。
こんな時の対処法を…………、私は既に学んだ。
私は自分の居間の扉を開き、玄関の所で靴を履く。
鍵は持たない。そんな時に行く場所と言えば、私にとって一つしかない。
玄関を出てたったの数メートル。私の付き添いを任されている、葛西が住んでいる部屋のチャイムを鳴らす。
「葛西―、詩音―、開けなさーい」
静かな物音が鳴ったと思うと、葛西は躊躇もなく扉を開けて私を見据える。
疑うことを知らないのかこいつは。と思っていた時期もあったが、疑われても葛西との交流が面倒になるので大いに結構。
むしろ既に夜の十時を越えているのに、普段来ているダークスーツを未だ纏っていることを、私は結構としてはいけない気がする。
「詩音さん……、何のご用ですか」
低く芯の通った声は相変わらず。
最近こうやって部屋を訪問するのはなかったので、サングラス越しで少し戸惑っている目をしているのに違いない。
…………そう言えば、こいつはもしかして部屋にいるときもサングラスをしているのか?
「んーちょっと相談がね。聞いてもらいたいことがあってさ」
承諾の返事も聞かないまま、私は葛西を押しのけて靴を脱ぐ。
ある意味暴挙ともいえる行動にも葛西は無言で私を通す。
不満さえ覚えるはずだろうに、彼は本当に私に尽くしてくれている。
やはりかあさんの面影を、私に抱いているのだろうか。
それはショットガンを使いこなす裏の顔の、更に深いところにある葛西の顔のような気がした。
「それで詩音さん、相談とは」
部屋の主であるはずの葛西が立ち、半ば不法侵入の私はフローリングが剥き出しの居間に座る。
私がソファに手を差し伸べると、葛西は一礼してから腰を落とした。
「葛西に正解を言ってもらいたいんじゃないんだけどね」
そう、最初に前置きしてから、私は今日の圭ちゃんとの会話。そして自分の心の不甲斐なさを語る。
感情的にならないよう冷静に、あくまでも淡泊に私は言葉を続ける。
葛西は殆ど圭ちゃんのことを知らないに等しい。だから私は本当に解答が欲しいのではない。
この問題は1やエックスからなる数学の問題ではなく、多種多様の返答がある道徳なのだから。

時間にしては数分程度のことだったと思う。
それでも私は、一時間以上もやもやとして頭にくる原因が、すっきりとした感覚を覚えた。
ストレスは溜めるからこそ不快の根元となる。発散さえすれば、何も恐れることはないのだ。
その発散の仕方が、私はただ平和的なだけ。学んだ、とはそう言うことだ。
葛西は一度も私に相槌をせずに、じっと私の方へと顔を向けていた。
頷きもせず、顔をしかめたりもせず、至って中立の立場で私の話を聞いているようであった。
私が話し終わって、カーテンも閉まっていない窓の奥を見始めても、葛西の口が動くことはない。
数分は経ったと思う。
葛西は詠うように喋り出した。
「私はどんなことがあっても、詩音さんが選んだ道を支持します」
それは姫に仕える騎士のような忠誠心。
「間違った道であるなら諭しはしますが、それでも詩音さんが選ぶなら私は従います」
それは主人に仕える執事のような冷静さ。
「詩音さんは考えすぎな面もあります。でも今のあなたには一人で考えるのを許さない友人がいるのでは」
それは村を見守る神のような荘厳さで、葛西は口元を弧の字に和らげるのだった。

あなたが話す相手はもう私ではない。この興宮にあなたが居る意味などない。

重厚な葛西の声が耳を通して脳に行き渡り、凛と響く意が私の心を満たしていく。
壁に掛かっている時計を見る。
短針は10、長針は4を指していたが、私は雛見沢に出発する準備をするため立ち上がった。
「葛西、今から車を出せる?」
「承知」
向かう先は…………園崎家に居る園崎魅音のもと。
830名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 21:23:43 ID:iq1QV+GR
>>817
GJ。
一瞬ホントにKがレナを犯してる風に見せてから
妄想オチで落とす流れが面白い。
タイトルと話の流れから最後のオチは読めそうだが続きが楽しみだぜ。

むぅ、しかしこれでもって最後に山狗が皆を犯す流れになったらへこむかも。
831名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 21:45:44 ID:urbKQpDp
オマイラちょっと割り込み過ぎじゃね?
832名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 22:44:39 ID:heLDIaG7
割り込みが色々と凄い状況になってるなww。

>>829
GJ。圭一と詩音の描写が丁寧でいいなあ。後半の展開に期待。
あと、出来るなら次からは続くなら続くと書いてくれると有り難い。
いつから感想付ければいいか分からないから……。
833名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 22:51:19 ID:iq1QV+GR
んー、20分以上経ってたからサルったのかと思って書き込んだんだが…
やはりもう少し時間を置いてから書き込むべきだったか。すまん。
834名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 23:43:53 ID:RQmidtqu
>>817
GJ
原作の皆殺し編のそのシーンは俺にとってはトラウマで
見るの止めようかと思ったけどオチで吹いた
続きまだー
835名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 02:03:06 ID:VBx1/MC3
>>817
ちょw あやうく爆笑する所だったぞww GJ!
ていうかたかのんはどうなったんだよ、放置か?w
836名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 05:15:19 ID:BfMQ21ed
>>835
ひとしきり圭一が部活メンバーの陵辱を語り尽すと山狗K!K!K!の洗脳状態
「ならおまえら!陵辱のなんたるかを学んだおまえらならあの女を相手にするとしたら…どうする?どうやって陵辱する?おさらいだ…犯ってみろおぉぉぉぉ!!!!!」
圭一に指さされぐりんっと一斉に山狗の興奮した眼差しに見つめられ、びくんと身を震わす鷹野

いや、いや、いやぁぁぁぁぁっっ!

びかぁ!閃光。レナパン炸裂。倒れ伏す山狗

「…圭一君…?ちょっと…やり過ぎじゃあないかな?…かな?」
「圭ちゃ〜ん?」
「け・い・い・ち・さ・ん〜?」
「…鷹野こわかったのです…かわいそかわいそなのです」
梨花の胸の中で泣きじゃくるたかのん

「じゃあさ男の陵辱…つまり逆レイプで一番映えるってのはどんな奴なんだろうねぇ〜?」
「…へ?は?ちょっ………アッ−!」



こんなオチじゃね?
837名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 06:57:54 ID:7PUFspjn
>>836なんと素晴らしい神オチ
838名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 11:41:23 ID:QYbjVAaR
GJGJGJGJ
839名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 18:29:53 ID:yoDJpwQL
うぉい、マジでオチ当たってたら作者投稿に戸惑っちゃうぜww
840202:2007/09/03(月) 18:48:09 ID:+kAJdlPe
申し訳ないです。
良い感じに切れてるんですけど、諸事情により投稿が中断しただけです。

誠に勝手ながら今から、前編の続きを。
841Miwotsukushi:2007/09/03(月) 18:49:16 ID:+kAJdlPe
お風呂から出て上がり気味の体温を、初夏の夜が優しく包み込む。
未だ残るすねの擦り傷をさすりながら、私は三日月の月光を庭先で浴びていた。
家事手伝いの佐智子さんが置いていったスイカには手をつけず、ただただ眠気が来るのを待つ。
最近はこうやって呆然と風景を眺めるのが多くなっていた。
受験生であるのだから、実を言うとうかうかしていられないのだが、やはり私に勉学は向いていないらしい。
やる気を起こそうとしない、ってのは本当受験生失格な態度だと思う。
「圭ちゃんに教えてもらった方がいいのかなぁ……」
どうなんだろう。それは充分圭ちゃんとぎくしゃくした――――否、ぎくしゃくさせた関係を修復する手段になるだろうか。
最近の私はとにかく変だ。
部活中でも圭ちゃんと目が合うと、体温が上がってしまう。
圭ちゃんが私の弁当に箸を伸ばすことも気になって。
そして圭ちゃんがレナや沙都子と世間話するのさえ、圭ちゃんを許し難い気持ちになる。
だから私が何かしらの行動をすればいいのに、私が一方的に避けてしまって圭ちゃんも最近は自分から話しかけなくなった気がした。
別に明日から劇的な変化を望んでいる訳ではないのだ。
ただ、綿流しの前のように普段通り接せればいいだけ。なのに私は踏み出すことを躊躇ってしまう。
「本っ当、私は不器用だわぁ……」
神にでも報告するように独り言を呟いてみるのだけど、だからって慰めてくれる何かが居るわけではない。
「そうですね、お姉は正真正銘の不器用な女ですよ」
「え? へ? 嘘」
842Miwotsukushi:2007/09/03(月) 18:49:46 ID:+kAJdlPe
おいおい待て待て。たかが地方の村レベルで広い家に遊びに来るほど、神様って気軽な存在なのか。
いや、むしろ私をお姉って……。あぁ、そうだ。混乱するな園崎魅音。
私はこの声を誰よりも知っているではないか。
「あんった、そこでなにしてるの!?」
婆っちゃに聞こえない程度の怒鳴り声で私は侵入者に声をかける。
詩音は庭の奥の草むら、もとい幼い頃から使っている抜け道から姿を現した。
「はろろーん、お姉、なにたそがれてたんですかぁ?」
「あんたこんな時間に何で来るのよ……、もうちょい早かったら婆っちゃと鉢合わせてたよ」
お風呂に入るまで私は、そこの縁側で婆っちゃと座ってたのだから、もしそこで草むらから我が妹が登場したら……。
修羅場で済んだらラッキーって感じだろう。
「ありゃ、そうだったんですか。これからは気をつけますね」
これからって、こんな時間にいつも来られたら、それはそれで危なっかしいんだけど。
そんな不満を喉の辺りでもみ消して、私はため息をついた。
婆っちゃはこの時間なら寝てるだろうし、興宮から来たのだろうから葛西もいる。
別にすぐに追い返しても得となることは無いに違いない。
「それで…………どうしたの?」
「んー、なんですか? 姉妹って理由もなしに会ってしゃべっちゃいけないとでも言うんです?」
「茶化さないで。少なくともあんたはそうでしょ」
皮肉たっぷりの笑みを、私は詩音にプレゼントしてやる。
詩音はと言えば、私の更に上を行くシニカルな笑みで返してきた。
元が同じなんだから、私もあんな笑みが出来る筈なんだけど……。
多分詩音とは、顔の筋肉の使い方が違うに違いない。
「ほら、ここ座って。スイカもあるから、塩でもふって食べたら?」
婆っちゃがそのままにしていった座布団に私は視線を送る。
詩音も跳ねるように縁側に向かって、サンダルを脱いであぐらをかく。
うむ、やはり詩音の中で何かがあったらしい。
気づきにくいことだとは思うのだが、いつもと微妙に振る舞いが明るすぎる感じがする。
それは血が最も近い私だからこそ分かる、第六感のようなものだと思う。
自分を強く見せようとする、と言うのは、私も詩音もきっと似通った点なんだろう。
843Miwotsukushi:2007/09/03(月) 18:50:16 ID:+kAJdlPe
沈黙が流れるのを私は別に戸惑わなかった。
彼女がわざわざ本家にまで足を運ぶ事態だ。まず沙都子のカボチャ嫌いレベルの話ではない。
電話を使わないことをとっても、結構な長丁場になるのも覚悟が出来ている。
だからこそこちらから話しかけるのは、彼女の気持ちを何も考えていないことだと思う。
私も相談したいときは、まず自分の中で整理をしてから切り出したいだろうから。
私が沈黙の間あれこれと相談内容を想像していて数分。詩音の口から出てきたのは、意外な人物の名前だった。
「なんかねぇ、圭ちゃんのことがよく分からなくなっちゃって……」
Kちゃん……?なんだ、Kって。葛西にはさすがにちゃん付けしないだろうし。
興宮でと言ったら、タイタンズの投手が確か亀田とか言ったような……って。私は一体全体何を理由に現実逃避しているんだ。
『ここまで来て相談する理由』に圭ちゃんの名前が出てくるのは意外だった。
詩音は昼休みになったら雛見沢に来るから、当然圭ちゃんとも面識があるし、そこそこに付き合いもある。
部活メンバーほどではないにしろ、裏を返せば部活メンバーの次くらいに圭ちゃんと親しい存在だろう。
だけどあまり圭ちゃんと詩音と言う組み合わせは正確ではなく、あくまでも複数人数のグループの中に二人がいると言うことだ。
私が知らない以上に、圭ちゃんと詩音に関わりがあったかと思うと、面食らってしまった。

…………と言うかぶっちゃけ、頭に来た。

「ほら、圭ちゃんって結構エンジェルモートに遊びに来るじゃないですか。
その流れで家まで送ってもらったりしてるんですけど……」
口の中にあふれてきた苦汁を堪えつつ、私は聞くことに徹する。
「悪意があるはずもないんですけど、圭ちゃんが悟史くんのこと聞いてきたもんで……」
悟史くん……か。まだ彼の生存を知って私は久しくない。
私自身は数を数えれるほどでしか見舞いに行っていないが、詩音は一日も欠かさずに悟史の元へ出向く。
いつ起きても良いように。彼が一人で薄気味悪い研究室で目を開けないように。
その悟史くんのことを、圭ちゃんは図らずも傷つける発言をしてしまったのだろう。
でも、それで圭ちゃんを責めるのは酷だと思う。
私たちと圭ちゃんとの一番大きな違いは、悟史くんと会っているかいないかだ。
第二者との関係まで持った私たちとは違い、あくまでも人を介してでしか情報を得られない圭ちゃんはあまりに無知すぎる。
どれほど詩音が悟史くんを愛しているかも、知りうるはずがない。
844Miwotsukushi:2007/09/03(月) 18:50:47 ID:+kAJdlPe
「違うの……、そうじゃない」

独り言のように呟いた私への否定。心を見透かされたことに私は少し肩を竦める。

「怒りたかった。『何も分からないくせに』って思いたかった。憎みたかった。なのに……なのに……」

詩音の続きが分からない。私は彼女を止めてあげることができない。
この先を言うのは、多分詩音にとってとても辛いだろうに。
でも私自身の意地汚い興味が、彼女を更に窮地へ追い込むことをよしとする。

「なんで、私…………【悲しい】って思っちゃったんだろう……」

詩音は泣いていた。
普段あれほど強気に振る舞う彼女が、私の前で大粒の涙を流している。
頬を伝って股の上に置いていた拳に、ぽたっ、ぽたっ、と落ちる。
「詩音…………」
彼女にかける言葉どころか、なぜ彼女が泣くのかも私は分からない。
だって悲しいって思うことが、泣くほどおかしい理由とは思えない。

と、考えてはだめなのだ。
今までの私は、そうやって出来ない、分からないことはすべて後回しだった。
後に回して後に気づいて、絶対に後悔してしまうんだ。
悔しい思いをするのに後も先もないけれど、「あの時あぁすれば……」って思うのは二度とご免だ。
だから私は彼女の言葉をもう一度思い返す。私の記憶を掘りさげて、あらん限り考える。

違うの……、そうじゃない

怒りたかった。『何も分からないくせに』って思いたかった。憎みたかった。なのに……なのに……

なんで、私…………【悲しい】って思っちゃったんだろう……

詩音がどれほど悟史を愛しているのか。あくまでも他の人よりは私は知っているのだろう。
だが、彼女の愛を表現することなど私には出来ない。
彼女自身の抱く悟史くんの像を、私は同じように抱くことが出来ない。
それほどまでに一途な愛を抱いていたはずの詩音を、私はどう思案しても結果は求められなかった。

一途な愛を抱いていたはずの詩音…………。
845Miwotsukushi:2007/09/03(月) 18:51:56 ID:+kAJdlPe
あれ……、ならば今はどうなんだ?
私は自分の頭の中で起こったバグを洗い流す。
私は確かに、詩音が悟史へ全きの愛を持っていることを知っている。
なのに、私は確かに『抱いていたはず』と表現していた。
いつもなら決して犯さない思考のミス。詩音が泣きついてきた今、その許されない矛盾が起こっている。

「ひっく……っく……っ……、お姉…………、なんでお姉まで泣いてるんですか?」

「え…………?」

慌てて頬を指でなぞると、そこには確かに液体の感覚があった。
泣くことでひきつった詩音の顔。無様とでも形容すべき垂れた鼻水。
全く同じ顔を私は今しているのだろうか。ぬぐってもぬぐっても目からは涙がこぼれる。

なんで、なんで、なんでよ……!
私が泣く理由なんてどこにもないじゃないか!

違うんだよなぁ、と妙に達観したワタシが心で呟いた。
どう心で否定したって、体はいつも正直な反応をする。
第六感の正体が、知覚できない様々な細かい情報の集合による答えであるように。
私の中で犯されてはいけない壁を作る心を、容易く脳は突き破る。
泣く理由なんて最初っから知ってたんだ。

詩音の大原則である『悟史くんとその他』って言う分類を打破した以上、圭ちゃんの存在が明らかに詩音の中で変わっている。
親でも祖母でも姉でも妹でも友でも付き人にも起こし得なかった業を、圭ちゃんは図らずもしでかした。

悟史と同等の、詩音にとってかけがえのない存在。
仲間としてではない。レナにも梨花ちゃんにもあの沙都子でも実践不可能な存在。
体を心を人を支える……、私にはなれない大事なヒト。

それを一番必要としたのは私だったのに。
それが圭ちゃんでいて欲しかったのは私だったのに。
それに自分の意味さえも捧げる覚悟だったのに。

それがなんで……詩音なの?
神サマが居るなら教えてよ。私は一人の人を愛することも許されない畜生なの?
別に恥ずかしくなって少し距離を置いたぐらいで、諦めたって誤解しないでよ。
赤い糸をまだ離した覚えはない。元々なかったなら初めから紡ぎ出すから。
お願いだから…………、こんな現実はいらないよ。


自覚出来るぐらいに私は泣いた。号泣したんだと思う。
詩音に負けないぐらい。圭ちゃんへの想いを代弁するかのように、私は泣き崩れた。
全く同じ悩みを共有するからこそ、私は抱き合って慰め合えない。
自分が一番知る痛みだから、何も差し伸べない。


二人の園崎の泣き声は、雛見沢の虚空へと響いていき、やがて闇に包み込まれていった。
846Miwotsukushi:2007/09/03(月) 18:52:48 ID:+kAJdlPe
昼休みを知らせるベルが鳴る頃には、俺たちは既に机をくっつけていた。
知恵先生は今日の昼食は間違いなくカレーである。野菜、ミルク、シーフードと来たから、今日は恐らく週一に訪れるご褒美の日。つまり粉からカレーを作る特製の日だ。ゆえに最後のトッピングをする、とか言って四時間目が大体チャイム前に切り上げられるのだ。
だからチャイムが鳴った今でも、詩音の姿が見られなかったのは俺にとって意外だった。
いつもなら先生と入れ替わりで入ってくるのだが、チャイムが鳴ってもカボチャ弁当持参で現れないのは恐らく初めてである。
「詩音さん、どうされたんですかねぇ」
いつもいいように振り回されている沙都子も、さすがに心配になってるようだ。
今となっては詩音のカボチャ料理は、レナも認めるほどの旨さを誇っているので、沙都子は着実に克服しつつあった。
「『明日は基本に戻って煮物ですよ、沙都子』って言われてましたのに、期待して損でしたわ」
袈裟にも見えるため息を一つついて、梨花ちゃんとのお揃いの弁当箱を沙都子は開けた。
毎日つまいでる俺は分かってるが、沙都子の料理も確実に上達している。
レナや魅音はそっちの腕は今更で、部活が料理対決となっては、いよいよ敗色濃厚になったわけだ。
「魅音、その炒め物もらおっかな」
「え? あ、うん」
詩音が居ないことに姉も上の空だったのだろう。俺の呼びかけに慌てて魅音は応えた。
箸でつまんだ炒め物をそのまま口に放り込み、しばし舌から感じられる幸福を堪能する。
絶妙な炒め加減と、濃すぎず薄すぎずの調味料、何より雛見沢の新鮮な野菜が俺の味覚を刺激した。
「んー、極楽。いつもと味が違うじゃん、なんか料理法みたいなの変えたのか?」
魅音の味を知り尽くしたわけではないが、伊達にほぼ毎日つまんでいるわけではない。
一見同じに思える味も、普段と微妙な違いがあることを俺は察知した。
「んーとね……、実は今日母さんに作ってもらったんだ……」
「え?」
「道理で」と納得する一方、今までにない魅音の切り返しに、俺は声を漏らした。
いかに時間がないときでも、夕食の残り物や買ってきた惣菜で準備してきた魅音が、なぜ今日は……。
まだ綿流しの一件からそう長い時間が経った訳じゃない。
詩音が来ないと言う狂いからも考えて、厭が応にもひとつの不安が頭をよぎる。
847Miwotsukushi:2007/09/03(月) 18:53:31 ID:+kAJdlPe
「魅音……、詩音となんかあったのか?」
魅音の箸、いやレナや沙都子、梨花ちゃんの箸も同時に止まる。
俺はごく自然に問いかけたつもりだ。会話の中で生まれるひとつの話題でしかない、そんな軽さで俺は尋ねた。
だがレナ達にも、俺と同じ予感があったんだろう。俺の質問を合図に昼食は中断してしまった。
「どうしたの、圭ちゃん。圭ちゃんこそ昨日はエンジェルモートまでわざわざ詩音に会いに行ったみたいだけど」
うっ……、詩音のやつ、もう魅音に話してるのか。
「まぁ詩音が誘ってくれたからさ。俺とて甘い物を食えるって褒美を出されたら付いていくしかないだろ?」
一応ちょっと笑みを浮かべつつ魅音を見るが、魅音は俺と目を合わせようともしない。
レナ達も俺の笑いにつられることなく、ただ五人の間での静寂が起こった。
いつもは感じない教室の中の喧騒だけが、やけに俺の耳をつんざく。

「魅音。俺とお前は仲間だろ? なんか困ったことがあったら話してくれよ」

その言葉が合図だった。
魅音が急に立ち上がり、隣に居た俺を椅子ごと突き飛ばしたのだ。
椅子が派手な音を立てて転がり、俺も無人となっていた後ろの机に衝突する。
頭を打って嗚咽を漏らした俺を尻目に、魅音は駆け足で教室から出て行った。
「魅いちゃん!」
レナが魅音の後を追うように席を立つ。
俺の対面に座っていたレナは、俺の前を通らずに教室の扉へ行ったが、半開きの扉に手をかけた所で止まり、俺の方へ振り返った。
いつか見たことがある、レナの冷徹な目。固く締まった表情に、突き抜けるような闇を持った瞳。
無言で俺を見据えて、レナは俺に何か喋ろうとした。

「俺は……【また】失敗しちゃったのかな」

レナの言葉の前に俺はレナへと呟いた。レナの表情が緩み、瞳の中に生気が宿る。
「そうだね、でも圭一くんが気付いただけでも、圭一くんは大人になったと思うよ」
何が何だか分からないままレナに冷視された記憶が頭をよぎる。
「魅いちゃんは私に任せて。絶対戻ってくるまで探しちゃだめだよ」
扉を開けて閉じて……、レナは俺の前から消えていった。
848Miwotsukushi:2007/09/03(月) 18:54:35 ID:+kAJdlPe
すっかり静まりかえってしまった教室の面々に、俺はいくつかの言葉をかけて謝罪する。
転がったままの椅子と、俺が激突した机を直して、再び元の席に座り直した。
「魅音さん、心配ですわね……」
沙都子もきっと理由は分からずとも、魅音が何かの問題を背負っていることを察知したんだろう。
魅音の弁当箱である重箱の蓋を閉じ、自らも箸を置いて食事を中断させた。
さすがに俺も食欲は失せてしまい、同じように弁当を閉じて椅子の背もたれに寄りかかった。
ふぅ……、とため息にも似た吐息。天井を仰いで俺は腕を組む。
「俺は本当成長してないみたいだな」
同じ過ちを繰り返して、また仲間を傷つける。あんなに大きな困難を一緒に乗り越えた仲間なのに……、傷つける。
「圭一、圭一は間違ったことは言ってないのです。ただタイミングが悪かっただけなのです」
「タイミング?」
梨花ちゃんの方に顔を向けながら俺は繰り返す。
「タイミングってなんだよ、梨花ちゃん」
「慰めが疎ましく思える時があります。差し出す手が凶器に見える時があります。ただそれだけのことなのです」
きっとそれを何度も見た梨花ちゃんだからこそ……、俺に言える説教。
「僕はもうこの先のことは分かりませんけど、きっと圭一なら大丈夫だと信じてます。ふぁいと、おーなのですよ」
満面の笑みで梨花ちゃんは最後を締めくくった。

どうなるかが分からないけど俺なら大丈夫。

そうさ、俺たちは政府を相手に梨花ちゃんを助けた最高の部活メンバーだ。
俺が蒔いた種なんだから、俺が責任を持って始末しないといけない。
レナが魅音を連れて戻るのを信じて、俺は再び開くはずの教室の扉を見続ける……。
849Miwotsukushi:2007/09/03(月) 18:55:09 ID:+kAJdlPe
やってしまった。最悪のことをやってしまった。
私を心配してくれた圭ちゃんを、私が大好きな圭ちゃんを、この手で突き飛ばして拒否してしまった。
せっかく、圭ちゃんは私のことを考えてくれたのに。
圭ちゃんが私のためにしてくれたことなのに。

「うぅ……、うわぁぁぁん」
体育用具が入っている倉庫の隅で私は泣いた。
どうせならもっと遠くに逃げれば良かったのに、たかが校舎から数十メートル離れただけで私は満足している。
きっと誰かに助けてほしいんだ。誰かに慰めて欲しいんだ。
自分で壊した物を誰かに修理して欲しい。自分が犯した罪を誰かに押しつけたい。
なんて我が儘。なんて外道。こんな私に圭ちゃんを愛する資格なんてない。
詩音を憎む道理など、私の前にあるもんか。
「うぁぁぁぁぁん」
幼児が親に泣きつくような泣き声を漏らしながら私は涙を流す。
自分に嫌悪しながら、倉庫の暗闇の中私は泣き続けた。

暗闇に光が差したのはすぐだった。多分私が着いて数分とも経ってない。
オレンジ色の髪に細い手足。私の次に背が高いよく知っている子。
「やっぱりここだったね、魅いちゃん」
「レ……レナぁ!」
私は近づいてきた竜宮レナを抱きしめた。
私よりも一つ歳が下なのに、容姿や年齢以上の包容力を持つ彼女。
きっと父親との二人暮らしの中で身に付いた強さ。
その温かさを私は今求めていたから、迷うことなくレナの胸に抱きついた。
「私……私……、もうっ」
嗚咽まみれの声を漏らしつつ、私はしてしまったことを懺悔しようとする。
それをレナは優しく遮った。
「無理しないで魅いちゃん。圭ちゃんもちゃんと反省してるよ?」
「圭ちゃんが悪いわけじゃ……!」
「じゃあなんで魅いちゃんは押し倒しちゃったのかな……かな?」
いつもの口癖なのに、この時は妙な重厚さが伴っている。私は返す言葉が見つからず、ただ自分の行動を悔やんだ。
「魅いちゃん、落ち着いたら私だけにでも話してね。一人で抱え込むのは絶対に解決策にはなんないよ」
圭ちゃんも言ったその台詞が、今は私の心を温かく包み込む。
涙を堪えようと賢明に目を閉じて息を止める。
昨日の夜、気付かず眠るまでは出来なかったことが、レナと居るだけで止めることが出来る。
鼻水をすすり、涙をぬぐい、息を整える。よし、多分これで大丈夫……。
850Miwotsukushi:2007/09/03(月) 18:55:57 ID:+kAJdlPe
「レナにも何度か相談したけどさ……、圭ちゃんと最近あまり仲良くできないんだ」
レナは私の前で足を横に流し、じっと顔を見据えて聞いている。
「恥ずかしいって気持ちがあったんだと思う。綿流しの日から圭ちゃんが妙に……なんか……こう」
「うん、格好良くなったよね」
レナがど真ん中ストレートの強烈なフォローをしてくれた。
自分よりも他人に言ってもらって、安心した私は無言で頷く。
「だからさ、それで上手く圭ちゃんの前にいれなくてさ……。
変に意識しちゃうって言うか……。だからあまり圭ちゃんと話さなかったんだよね」
思い返す必要以上の圭ちゃんへの拒否反応。
部活も予定がないのに嘘を付いて休んだり、出たとしても集中できずに最近は罰ゲームが多かった。
「それで……いつの間にか圭ちゃん、詩音と仲良くなってたみたいで……。
詩音から話は聞いてたんだけど、悟史くんのことがあるからあまり考えなかったの……」
なのに……と言う声を出そうとしても、また目頭が熱くなってきて私は話を中断させてしまう。
必死に目をこすってみるものの、逆効果なのかぼろぼろと再び悲しみがあふれ出してきた。
レナがまた私の後頭部に触れて軽く抱きしめ、嗚咽を漏らす私を慰めてくれる。
きっとレナのことだ。私が続きを喋らなくても、ずば抜けた推理力で私の心中を察してくれてるのだろう。
それでもレナは私が涙を再び押しとどめるまで、決して口を開かなかった。
851Miwotsukushi:2007/09/03(月) 18:57:13 ID:+kAJdlPe
数分泣きじゃくった私は、制服の袖で涙をぬぐいレナから離れた。
レナの顔を見ると、私が相談相手になってもらっている時の真面目な顔。実際の歳よりも数段大人びた顔をしていた。
私が視線を合わしたのを見計らってか、顔を上げるとすぐにレナは口を開いた。
「やっぱり魅いちゃんは優しいね」
レナが真面目な顔を崩して微笑む。
「良い意味でも悪い意味でも。
詩いちゃんのことを考えられる魅いちゃんは凄いよ?
多分こう言う時って自分のことしか考えられなくなると思うもの。
だけど自分自身にも優しいのは、ただの甘えだと思うな」
微笑んだ顔が、いつの間にかさっきの真面目な顔……。
いや、少し怒っているかもしれない。この時のレナには絶対冗談だとかは通用しない。
「詩いちゃんが圭ちゃんを好きになるのは、何もおかしくないないと思うよ。
私だって圭ちゃんが好き。きっと沙都子ちゃんも梨花ちゃんもそうだよ。
みんな圭ちゃんが好き。愛してる。自分のモノにしたいと思ってる。
別に魅いちゃんに譲ってる訳じゃない。
私は圭ちゃんを宝探しに誘うし、沙都子ちゃんも圭ちゃんのために料理を勉強している。
梨花ちゃんもよく神社で遊ぼうって圭ちゃんに言うんだよ?
それは魅いちゃんも知ってるよね? だけど詩いちゃんの時みたく魅いちゃんは傷ついてるのかな?」


もし、そうじゃないとしたら、魅いちゃんは詩いちゃんだけに偏見を持ってるんだよ。


そう言って、唐突にレナは私の頬を張った。
決して破壊力のある平手ではなかったと思うのだが、妙に頬が痛む。
「悟史くんの事も考えて、詩いちゃんは圭ちゃんを好きになったんだと思う。
もし、魅いちゃんがこのままうじうじしてるんだったら」

その先はレナには似合わない、あまりにも残酷な言葉。



魅いちゃんはただの*****だよ。



「そうだよね……、そうだよね……、っ……うう……」
昨日の夜のように私は天を仰いで悲しみを爆発させた。
レナは私の前から立ち去ろうとせず、両手で顔を覆っている。
もしかしたらレナも泣いているのかもしれない。
それを確かめようにも私の視界は涙でぐちゃぐちゃだし、自分の泣く声しか耳には届かない。

今は誰の声も……私には届かない。
852202:2007/09/03(月) 19:01:20 ID:+kAJdlPe
前編は以上です。

他の作者の方とかぶってしまう形になり、申し訳ありません。
出来る限り早く皆さんに、後編とは名ばかりの自己満足を投稿しますので、
もう少しだけお付き合いいただけたらと思います(*_ _)
853名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 19:16:41 ID:coLUOTL+
せ、せつねえ
つーかツライな…久々に胃が収縮した。乙
854名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 19:17:11 ID:7PUFspjn
GJなのだが…
レナは圭ちゃんとは言わないと思うぞ?
そして魅音も悟史くんとは言わん気が…
まぁこれからが楽しみですわw
圭魅と思わせて圭詩にwktk
855名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 19:17:35 ID:DJz7rD/B
>>852
GJ。
ただ一つ言わせてもらうと、レナは「圭ちゃん」でなくて「圭一くん」だ
856名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 19:29:18 ID:bEOPgf0W
>>836
実は山狗達は全員バイだったんだ。

……あとはわかるな
857202:2007/09/03(月) 19:49:36 ID:+kAJdlPe
>>854
>>855
レナの圭ちゃんは完全なる間違いです。
ただ、確か目明かし編の時に、魅音が詩音の前で「悟史くん」を使っていたかと。
井戸の底云々ー、の辺りです。
一応wikiで調べてみての表現だったのですが、
間違いでしたらまとめのほうだけも直させてもらいます。
858名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 20:26:45 ID:coLUOTL+
悟史君呼びはしてたよ
竜ちゃんのミスかとも思ったけど多分違うだろうね、
首絞めの時も「悟史君」だったから追い詰められると地が出ちゃうんだろう
859名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 20:30:10 ID:yoDJpwQL
魅音の切ない思いが上手く書けててGJだぜ。

確かに目明し編の最後の井戸のところでのやり取りで
魅音は「悟史くん」って言ってたな。
悟史を消したのは園崎家じゃない。って部分で。
860名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 20:33:38 ID:bkmXeCSw
>>857
まあとりあえずだ。
良かったんだが、指摘がある通りだ。

レナは圭一君と呼ぶ。
魅音は悟史と呼ぶ。

悟志君と呼んでしまってはひぐらしは推理がまったく不可能な状態になる可能性もある。

だが、GJ!
861名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 20:54:51 ID:ZKbaWzI5
>>817
GJ!妄想でもエロすぎるレナw
次の魅音も楽しみでっす
862名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 21:53:38 ID:3M5x8XDX
863名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 00:24:48 ID:gpDEke9x
>>817
この後どう料理するのか楽しみだ
魅音、詩音の双子姉妹丼
詩音、沙都子の義姉妹丼
それぞれ単品
Kの注文はどれにするのやら

ところで、梨花は選択肢として出現するのか?
それが気になってしょうがない
今、途中の山狗×メンバーでもお預け状態だから、できれば出して欲しいんだぜ?

なにはともあれGJ!
864名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 02:53:55 ID:oHUswocF
そいえば梨花は何人か出すようなやつだと必ずといっていいほど
後回しにされてそのまま作品ごと放置されてるな

梨花自体のもなにげに完結していないのが多いきがする
865名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 19:31:34 ID:J4tGC9kw
世の中には需要と供給という関係がある…これは言わずもがな。 需要供給の法則は経済を語る上で欠かせな(ry  葛西×tmtkなんて誰も(ry

…いわばSSの"生産者"である書き手にとって大事にすべくは需要である。
もし需要を無視した文章を投下しようものなら、読み手にとってはスレを汚す書き込みにしか見えないし、書き手にとっても無反応というのはやはり辛い…。


ときに兄者たちよ、ラヴラヴ(死語)な圭羽の需要はあるのかな?
866名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 19:34:53 ID:uty6lNoY
ノシ
867名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 20:15:48 ID:+KdLS0xq
あるぞおおおおおおおおおお
>>865の投下を全裸で待つ
868名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 20:26:58 ID:q29uyp4Y
我が弟よ
需要ありありだぜ!!!!
869名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 20:28:13 ID:a+Oh9H2p
K1×O石が見たいんですけど誰か書いてくれませんか?
870865:2007/09/04(火) 20:31:59 ID:J4tGC9kw
>>866-868
よし、兄者たちの為に書いてくる
(`・ω・´)ノ

エロから始まるラヴ(死語)ってアリだよね…?  まあ気長に待ってて下ちい
871 ◆CRIUZyjmw6 :2007/09/04(火) 20:41:05 ID:SKzP+0NX
ここってオリキャラを除いたら、注意書きさえしたらしたら何でも受け
入れてくれるから需要なんて考えたことないな〜?

>>865
雑食故に羽入も好きなので、是非とも頼む。

「大逆転!!―皆殺し編―」だけど、ヒロイン陵辱妄想は単品で……。
あと、梨花も選択に入れるつもり。

>>828
>>830
もし元ネタである去年の雑談を知っていたら容易にオチが想像
付くと思うけど、山狗が部活メンバーを陵辱なんて展開にはな
らないから安心して下さい。
というか>>836とほとんど同じww

>>836
あなたは俺ですかww
別に>>839が言うようにこれで投下しにくくなるなんてこともないけどね?

取り敢えず、保管庫の方は「別ED」とか書いてない方を加筆修正しておきま
した。今後はこっちを使って更新していきます。
連載終わった頃には一つのページにするにはちょっと長い可能性もあるけど
……多分、この形が見やすいと思うので。
本当は今後の展開によってどうまとめたらいいか様子見たかったから、自分
で更新したかったんだけどね? 更新してくれた人の気持ちは嬉しいけど。

長文ごめん。
872名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 20:53:59 ID:vjhwqK8f
オチは黙ってるもんだろ……
常識的に考えて……
873 ◆CRIUZyjmw6 :2007/09/04(火) 21:02:17 ID:SKzP+0NX
まあ、そうかもしれない。
でも、やっぱり違うと言えば結構違うんだ。
とはいえ、ネタバレに近いものもあったかも知れない。
ごめん。軽率だった。
874名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 21:39:27 ID:x5ZYaZNk
いやオチを予想してそれを書き込むなんて
空気読めない事をする奴が悪い
875名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 21:43:56 ID:COIhSBAn
>>865
期待してるぞ、がんがれ
876名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 15:53:22 ID:3ALBF+/4
>>874
落ち着け、KOOLになるんだ。
…あれだ。
オチを予想して書き込んでしまった奴は、園崎家の親類なのさ。
だから空気が嫁なくてもしょうがn(ry
877名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 17:21:41 ID:E7fG/baN
ほしゅ
878名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 17:39:59 ID:n6qK9uIF
( ・3・)読んだ?
879名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 18:04:36 ID:Jxrk0CZk
>>878
(・3・)mgプギャー
880名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 20:47:51 ID:CGmbHC2D
呼んだ呼んだww
kの逆レイープ頼むわw
881名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 23:10:43 ID:c5nKuFS/
おばちゃ〜ん、双子丼ひとつ〜
882名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 23:26:39 ID:JA3xIMLj
なぁ、うみねこスレ立ってんだけどさ。どうすんのあれ?
見つけた瞬間、リアルにポカーンってなったわ。
883名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 23:29:18 ID:iGAi3VZw
とりあえず違反だから、このスレに誘導して、削除依頼するよう言っとけ。
884名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 23:40:23 ID:Rts3DueT
>>881
駄目だな。それじゃあ全然駄目だぜ。届いてねぇよ。



お姉さん双子丼ひとつ!


本当の依頼はこうだぜ?
885名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 00:34:44 ID:RrTr3TNT
双子丼wwwwwwwwwww
俺も特盛り汁だくで頼むわw
886名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 01:02:07 ID:0PmA+5/R
>>884>>885が自演してんのかとおもった
887名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 01:10:33 ID:J/b35PBX
うみねこのなく頃に Welcome to AA
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/kao/1189007155/
888名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 01:20:21 ID:J/b35PBX
>>882
すぐ削除してくれるんじゃね?
とりあえずSSは保管庫に入れておいた
ttp://wiki.fdiary.net/umineko/?%C9%D7%A4%B5%A4%A8%A4%E2%A1%C4
889名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 01:40:17 ID:3XY2cwzi
>作品またはテーマ毎に1つまで
ってあるんだけど違反になるん?
890名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 01:46:52 ID:G665FmIK
一作家・一サークルで、ひとつのスレを使ってる中で、
ひぐらし・うみねことスレを分けちまった場合、「これだからひぐらし厨は・・」とか言われかねん


ただでさえ、同人ゲーム板でひぐらしスレ乱立させてあまりよく思われてないのに、
この板でもそう思われるのは勘弁だろ・・・荒らしも招きそうだし
891名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 01:54:50 ID:J/b35PBX
>>889
シリーズものはまとめましょう、とあったかと

WhenTheyCry
1 :ひぐらしのなく頃に
2 :ひぐらしのなく頃に解
2+ :ひぐらしのなく頃に礼
3 :うみねこのなく頃に
892名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 02:03:52 ID:3XY2cwzi
マナー違反ってとこか
893名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 02:07:14 ID:ZlsUMDJ9
そしたら次スレから「when they cryシリーズ総合」か「なく頃にシリーズ総合」にするのか?
894名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 02:08:51 ID:QhbOrNJC
>>851
GJ!
最近急に増えた気がするが、アレか、圭詩ブームが来てたりするのか
895名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 02:15:46 ID:J/b35PBX
あとは、サークル名とか?
手塚治虫スレとかあるんだ…初めて知った
896名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 07:37:44 ID:M4n8AZ0G
「ひぐらし・うみねこのなく頃に」でいいよ
897名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 07:45:33 ID:ZlsUMDJ9
>>896なら、うみねこ・ひぐらしのなく頃にの方がいいな。まだひぐらしのなく頃にの方で調べる奴が多そうだし
898名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 09:59:45 ID:Q1PZyFCu
【ひぐらし】07th総合【うみねこ】

でいいんじゃないか
899名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 11:16:07 ID:Gvlxnou1
>>898
に一票
これで大丈夫だろ
900名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 13:06:15 ID:nLOi5LjW
【ひなげし】第七総合【やまねこ】

そして誰も来なくなった
901 ◆w6R3Vg9Uhk :2007/09/06(木) 14:30:42 ID:mH0Tyo38
>>898
わかりやすいからそれでいいんじゃね
902名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 17:29:47 ID:31gC8Xmt
>>898
じゃあ次からはそれでいいな。
とか言ってるうちに、もう900だな。
903名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 21:13:14 ID:uUC+mPWy
文士様にお願いです。
目明し編をクリアした時の気持ち、思い出してあげてください。
904名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 21:17:07 ID:GoYEjJy4
は?
905名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 21:20:37 ID:n7VB6x7H
目明し編をクリアした時の気持ち…
「生まれてきてごめんなさい? 今更うざいんだよ
 どうせなら最後まで悪を貫けよヘタレが 都合の良い妄想するな」

…これでいいのかな?
906名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 21:24:50 ID:N0Voj+yI
 ̄"゙'"''''''─‐- ゙"ニ ─__ )
 r──---   ...___    ) 待ってけさい!仙台ば置いで行ぐな!!!
 三 /J1   ニ ≡ )  )待ってけさい!仙台ば永遠にJ2さ置いで行ぐな!!
 .ニ ( ゚´Д)|  ニ  |! _ )待ってけさい!なして仙台ば置いでぐのっしゃ!!!
 | /  つ つ Lニ-‐′´   )/⌒Y⌒Y⌒l/⌒Y⌒Y⌒Y⌒
 '''''゙゙゙゙゙ ̄  _,, -‐'''∧_∧ っ ゚
--─="゙ ̄    ⊂(Д´;) ゜
ニ─        _,.. ゝ蟹O
      _,.. -‐'"   しへ ヽ
__,, -‐''"         ,  ゙ー'  待ってけろ〜!アイゴ♪ ヒ〜!
907名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 21:26:39 ID:N0Voj+yI
ごめん誤爆
908名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 21:29:05 ID:Svvh/pWS
キチガイは巣に帰ろうね。
909名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 21:44:59 ID:i9c0K6Xd
>>905
雛物のssにそんな話あったな。
910名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 22:28:34 ID:izxtS5vN
目クリア直後の気持ちでエロパロ作るとか無理
911名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 22:30:42 ID:ZlsUMDJ9
ひぐらしのエロは祭囃し編をやらないと無理だろ…絶対的な死があるのを知ってると妄想しにくい…
912名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 22:48:29 ID:RrTr3TNT
ちゃうちゃう。サトシオン書いてって言ってるだけ。
913名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 23:53:46 ID:i9c0K6Xd
ご都合主義なところはあるけど、
雛物のユメノアトニ…のサトシオン描写は決して嫌いではない。
お互いが重い罪を自覚して、生きていく選択肢を選ぶシナリオ展開は個人的によかった。
914名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 23:56:10 ID:TrCEM695
>>909
あったね
自殺は罪を償うことにはならない
生きるんだ、一生をかけて償うんだ、って説得されるんだっけ?
圭一の両親とレナと話し合うんだよな
915名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 00:19:07 ID:nGCeNRkZ
もし俺が圭一夫妻かレナだったら一生会わないな
916名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 00:40:13 ID:W6Nj26Kn
なんか何気にサトシ復活してたよなww
917名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 00:48:39 ID:ChcjSvtX
戦人×夏妃が読みたいんだ
後生だから誰か書いてくれ
918名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 01:02:30 ID:YJeAM4NI
>>917
後生だからスレタイ嫁。
919名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 01:28:09 ID:nGCeNRkZ
>>917
後生だから30レス前嫁。
920名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 01:41:46 ID:5ic4Mpma
次スレ案
【虫】7【鳥】


そして誰も(ry
921名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 01:58:13 ID:ZojY+F9S
次スレ案[山海7]
922名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 12:54:12 ID:ifx06qb6
>>918
お前は何を言っているんだ
923名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 12:58:08 ID:7rAf3vwN
>>905
あー俺がいるw

ギャグっぽいのなら書きやすいかもな
924名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 13:05:28 ID:+JZjgJs7
「生まれてきてごめんなさい? 今更遅いと思うな。
 後悔してるなら最後まで諦めず、謝罪と真実を探し続けるべきだよ。
 少なくともレナなら……そうした。」

 ということを詩ぃの墓前で断罪するレナを思いついた
925名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 13:07:55 ID:ZG1KfXCv
殺人犯しているキャラのエロパロは難しいな。倫理感が問われる。
926名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 13:14:40 ID:zAEjgbwf
それだと梨花ちゃまと魅音の百合くらいしか成立しない罠
927名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 13:17:28 ID:ZG1KfXCv
>924
レナは正義感が強いからな。
928名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 13:45:38 ID:ZG1KfXCv
>924
一人取り残されて可哀想だな。どうすれば皆幸せになれるのか。
929名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 14:27:03 ID:+JZjgJs7
勢いだけで>>924のレナ断罪を書いてしまいました
エロ無し、暗いし、登場人物はレナ1人
数日推敲したら投稿させていただくかもしれません
その時は生温い目でご容赦ください
930名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 14:35:46 ID:ifx06qb6
wkwk
931名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 14:45:22 ID:uczs6Ifk
>>926
それはそれで見たいw
雛見沢停留所では先輩梨花と後輩魅音がガチガチの百合関係なんだぜ?
932名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 15:02:20 ID:ifx06qb6
次回予告けしからんワロタ

鷹野が車でトミーを運んで道に捨てるじゃない
あそこで目を覚まして、L4トミーが犯すってのはどうだい?
過去のトラウマでヘビにニラまれた状態のみみみみ涙目ww
933名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 15:38:29 ID:nGCeNRkZ
男なら黙って書け
934名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 16:28:45 ID:EprO59rt
>>929
wktkだぜw
今ならギリギリ入りきるかな?
935名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 16:29:37 ID:uczs6Ifk
保管庫の「私のほうが」ワロスw
936名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 18:05:25 ID:ifx06qb6
943 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2007/09/07(金) 17:31:16 ID:PL21jnua
S53年
梨:赤坂に私を襲わせてみるというのはどう?
羽:あぅあぅ、いいのですか?
梨:我慢するわ、それでこの袋小路を打ち破れるなら。
羽:あぅあぅ…

S58年
梨:とうとうきたわね。あ、もしもし赤坂なのですか?
  また、あんなことやこんなことがしたくなっちゃったのです
赤:ごめんね、今日は渋谷でJS食いに成功したからもういいや☆
梨:私はおまえにずっと協力してきた!(ry
937名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 18:49:52 ID:D+d/tRke
>>936
赤坂ロリにもほどがあるwwwwww
53年の梨花っていくつだよwwwwwwww
938名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 19:50:00 ID:BPN6loyd
1000まで行くのが早いかそれとも容量が埋まるか
939名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 20:27:57 ID:vS47b7Jg
>>932
おっきした
責任とって書いてください
940名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 22:39:39 ID:vOv6uzj8
>>931
雛見沢停留所ってなに?
941名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 22:40:50 ID:ifb9OP7q
ひぐらしの元となった話
942名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 23:16:03 ID:gbNjhZmC
>>940
■7  製作裏話■『ひぐらしのなく頃に』原作…
□投稿者/ 竜騎士07 @ -(2003/07/16(Wed) 10:44:31)
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・
『ひぐらしのなく頃に』、はもちろん、竜騎士07のオリジナルノベルですが、
この作品には原作(もちろん竜騎士07の作品ですが☆)があります。

それは、平成12年頃に執筆された舞台脚本『雛見沢停留所』という作品です。
今にもまして国語力に欠けるヒドイ作品なのですが、
『ひぐらしのなく頃に』に登場するいくつかの仕掛けの原型はここで登場しています。

特筆するべきは…やはり物語を牽引する主人公が「魅音」と「梨花」の2人だった点でしょうね☆(今とは全然違うお話ですので…☆)

しかも…!! 梨花の方が年上の先輩で、魅音はそれにらぶらぶ〜♪な後輩という役どころでした。
その箇所を、(恥ずかしいですが…)ちょっぴりだけ引用しますね☆
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・


梨花「…学校をさぼって遊びに行った価値はあった…かな…?」
魅音「ありありありあり!ありまくりでしたよ!
…正直な所、真面目っぽい梨花さんが学校さぼって遊びに行こうって言い出した時はかなり意外でしたけどねー。」
梨花「…私が言うと意外?」
魅音「だって梨花さん、優等生ーってカンジじゃないすかー!
その梨花さんが内緒でこっそり耳元で「来週の水曜日学校をさぼらない?」なんて言われた日にゃもー、
休むしか!ってカンジでー!ひょっとしてコクられちゃうのかな!?なんてーッ!
いつしか二人は友情からもう一歩上の感情へステップアーップ!!」
梨花「……それは絶対ないから安心して。」
魅音「どーして絶対ないなんて言い切れますー!?
本気で人が愛し合ったら性の壁なんて簡単に越えられちゃうんですよー!?」

 怪しくにやにや笑いながら詰め寄る魅音。じりじりとベンチの端へ逃げる梨花。

梨花「……越えなくて結構よ。……結構だったら。」
魅音「…こんな辺鄙な所ですからねぇ…。次のバスは1時間も先ですよねぇ…?」
梨花「…しかも今日は雨だからね…。」
魅音「…しかもこの停留所、滅多に人の来ない寂しーい所なんですよねぇ。」
梨花「…しかも今日は雨だからね…。」
魅音「…って事はぁ…、最低1時間!…二人の邪魔をする者は現れないって事ですよねぇ?」
梨花「…しかも今日は雨だからね…。」
魅音「…雨ですからぁ…ッ!」


−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・
■16  この後は…☆
□投稿者/ 竜騎士07 @ -(2003/07/17(Thu) 23:43:34)~
まさにこれからお持ち帰りモ〜ド♪! ってところで、余計な人間が現れて、
いい雰囲気(?)は台無しになってしまうのでした…☆

ちなみに、キャラ名は異なりますが、ここで登場するキャラは
(今の作品で言うところの)「大石さん」と「熊谷さん」です☆
(利根川さんと荒川さんという設定でした)
警察ではなく、ダムの工事関係者という設定でした。

非常に稚拙なシナリオの『雛見沢停留所』なのですが、
ひぐらしの原作という意味で公開できたら面白いかな…とも思います……。
でも……『ひぐらしのなく頃に』にも使われている、ある仕掛けが登場するので、
(ネタバレになってしまうため)
現時点では公開ができない…というのが…ちょっぴり残念です……。
でも、いつか公開できたらなぁ…とは思っています☆
943名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 23:26:01 ID:iE0bWRHA
476KB
944名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 23:29:18 ID:ifx06qb6
>>942
Wikiとかのリンクだけにしとくれよ…

>>939
練っておくが期待はするなよ
945名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 00:04:57 ID:K55kHb+j
>>941-942
ありがとう
愛してるよ
>>944
すまん
次からは聞く前にちゃんと調べるよ!
946名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 02:10:23 ID:fYlA0fsD
森の中(つまり野外プレイ)でL4トミー×三四のセクロスはぁはぁ(;´д`)

「んぅ!はぁん!!もう、やめてぇ!こんなとこじゃ、誰かに…はぅ!見られちゃううぅ!」
ドピュッ
「あうぅ、やっ、まだ出すの?!あ、赤ちゃんできちゃ…!」
ドピュドピュッ
「!あんっ、もう許してぇ…んくっ、ジロウさっ、ジロウさん!好きぃっ、んっ!んっ!」
グググッ、ドピュッー…


小此木「遅いから何してるのかと思って来てみたら…はぁ。」


…というのが唐突によぎったwww
947名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 15:04:28 ID:7RxXgwXY
容量ギリギリで職人さんたちも投稿しづらいだろうから
もう次立てた方がいいかな?
【ひぐらし】07th総合【うみねこ】で。
948名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 15:11:33 ID:VE3HrJZt
だな、賛成。誰か頼む
949名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 15:15:44 ID:7RxXgwXY
分かった。立ててくる。
950名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 15:21:51 ID:7RxXgwXY
ちょっと早いが次スレ立てた。
【ひぐらし】07th総合【うみねこ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1189232259/
951名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 15:25:49 ID:b5YegX9a
乙。
無事立ってよかったで。現在478kbくらいかな。
952名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 17:10:48 ID:rYSksvuB
     ____  
   /      \
  /  ─    ─\ 
/    (●)  (●) \  952なら部活メンバーに凌辱される知恵先生の話書けよ
|       (__人__)    | 
/     ∩ノ ⊃  /    
(  \ / _ノ |  |     
.\ “  /__|  |  
  \ /___ /
953名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 18:25:29 ID:nJg5D72a
>>950
ちょ、おま、ナンバリング忘れんな。でもまぁ乙。
954名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 19:50:39 ID:7RxXgwXY
すまん、今からでも変えるべきか?
955名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 19:54:45 ID:H2lPsunE
なんとかなるべ、乙
956名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 01:30:35 ID:V9bzgEGb
>>929です。
簡単ながら推敲が終わったので保管庫に投稿しておきました。
文字数的にこのスレの容量がきつかったので…
新スレ一番乗りの勇気はでませんでした。スレ立てお疲れ様です。

レナの断罪
ttp://www16.atwiki.jp/when_they_cry/pages/269.html

暗い・レナひとり・エロもなしですが頑張って書きました。
精進したいと思います。
957名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 07:46:11 ID:jBu2vPM2
>>942のせいで…
958名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 12:32:23 ID:RH9Ae4dt
>>956
レナ切ない…思わず目に汗が浮かんでしまったよ
959名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 21:42:02 ID:YxiI97s8
最近書き込み無いな…
960名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 22:29:39 ID:AiXGRNor
>>959
ついに480KBを超えたからな、書き込みにくいんだろ。

とりあえず>>865の圭羽に期待しつつ埋めてみる。
961名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 22:32:54 ID:NiGK/I1U
      , -―-、__
    ,イ /  , ヽ `ヽ、
   / {  {  lヽ }  i  !_
   /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ
   |;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|   あぅあぅあぅwwww
   {;;;;| {"" _,"" ∠ノ |;;;/   
   ヾハ ゝ、 _ , イルノi.イ   
    ノノl<。>´フヽ.l/ |  
    //イ くへゝ イ_/l / | 
   J `7l  :|   :l` ノ / 八 
962名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 11:12:07 ID:6p/Kj0ky
埋め
963名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 11:56:36 ID:WuEuV0n9
>>959
うみねこと合併したからな…
964名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 17:11:40 ID:W3lR720M
うめ
965名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:32:01 ID:hUgMAAYt
埋め
966名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:42:25 ID:c1G/od0W
                       , ・ ¨ `ヽ
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        /i:.:.:.:.:ゝ`、-、  i    // ヽ
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              / /    ,, ∠ノ  ̄ - lヽ
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 < 丶  >    i  ハ  ヽ ヽ _, --−ー―・   i
  ヽ /\\   l  / ヘ  ヾ` '       ヽ    ヽ
  ヽ i  \丶ノ ./  l  l         l    _ヽ
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967名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:42:56 ID:c1G/od0W
                       , ・ ¨ `ヽ
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968名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:43:28 ID:c1G/od0W
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  ヽ i  \丶ノ ./  l  l         l    _ヽ
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969名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:44:01 ID:c1G/od0W
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  ヽ /\\   l  / ヘ  ヾ` '       ヽ    ヽ
  ヽ i  \丶ノ ./  l  l         l    _ヽ
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        <:.:.:.:.:.、_ヾヽ=ヽ `ー '’  `>      ウッディ!!!
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  〉 \       /’ .ノ -l ヽ      、    , ヽ
 < 丶  >    i  ハ  ヽ ヽ _, --−ー―・   i
  ヽ /\\   l  / ヘ  ヾ` '       ヽ    ヽ
  ヽ i  \丶ノ ./  l  l         l    _ヽ
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970名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:44:35 ID:c1G/od0W
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  ,-、        / / r t '' ¨     ' `・ , i
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 < 丶  >    i  ハ  ヽ ヽ _, --−ー―・   i
  ヽ /\\   l  / ヘ  ヾ` '       ヽ    ヽ
  ヽ i  \丶ノ ./  l  l         l    _ヽ
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971名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:45:08 ID:c1G/od0W
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  ヽ i  \丶ノ ./  l  l         l    _ヽ
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972名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:45:40 ID:c1G/od0W
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973名無しさん@ピンキー
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