ひぐらしのなく頃に Part.10

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1名無しさん@ピンキー
『ひぐらしのなく頃に』のエロパロスレなのです。あぅあぅ〜。

●過去スレ
【ひぐらしのなく頃に Part.9】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178927298/
【ひぐらしのなく頃に Part.8】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175338446/
【ひぐらしのなく頃に Part.7】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1173891861/
【ひぐらしのなく頃に Part.6】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1172307120/
【ひぐらしのなく頃に Part.5】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1169552599/
【ひぐらしのなく頃に Part.4】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165148335/
【ひぐらしのなく頃に Part.3】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156953323/
【ひぐらしのなく頃に Part.2】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137410049/
【ひぐらしのなく頃に】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108430147/

●まとめサイト
【エロパロ板 ひぐらしのなく頃に 保管庫】(現保管庫。誰か更新お願いします)
ttp://www16.atwiki.jp/when_they_cry/
【エロパロ板「ひぐらしのなく頃に」保管庫】(旧保管庫)
ttp://custody.hp.infoseek.co.jp/when_they_cry.html

※保管に関する詳細は>>2-10
2名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 03:05:09 ID:spOXhNEM
【作品を投下される職人さんへ】
現在スレが加速しているため、wikiへの収録が追いついていない状況にあります。
可能であれば、職人さんにセルフ保管していただけるよう、お願いいたします。

<作品ページを新規作成 >

 新規ページの作り方
 @:[新しいページ」をクリックしたら「新しいページ名を入力して下さい」と言ってくる
 A:タイトルをフォーム打ち込んだら(チェックはWikiモードのままでOK)「新規ページ作成」のボタンをクリック
 B:下に出てくる空白にSSをコピペして、ついでに修正
 C:「プレビュー」を押してチェック
 D:問題なければ「投稿」を押す

<各SSリストを開いて編集」>

 編集の仕方(SS本文の修正も同様)
 E:各SSリストを開き、そこで「編集」ボタンをクリック
 F:下に出てくる文章の適当な箇所に

 -[[作品タイトル(ページ名)]] 
 
 と入れる。

 G:プレビューを見て問題なければ「投稿」して終了

何か失敗するかどうしても無理そうなら、そのときに言ってくれれば誰かしら対処しますのでご安心を。
3名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 14:23:10 ID:TkYURlLz
>1乙!
4名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 19:43:54 ID:YScLls0m
前スレ埋め終了
5 ◆FBzEQW9kzY :2007/06/24(日) 20:15:24 ID:LeZ4lPRR
>>1乙です

さて、蟲遷しの続きが、ようやく完成したので投下します
時間かけた割には、量はあまり多くないです

*注
後半がやたら電波です。下手すりゃ鷹野のキャラが壊れている可能性があります。
意味がわからなくなったら、月<讃⇔惨>歌をBGMに、軽くスルーしてください。

では、投下開始↓
6 ◆FBzEQW9kzY :2007/06/24(日) 20:16:57 ID:LeZ4lPRR
「でも、なかなか硬くならないわねぇ……。じゃあ、こうすればどうかしら?」
 そう言って、鷹野さんは自身の乳房の中で溺れている俺のモノを握り、そのまま横へ動かしてゆく。そして、俺のモノが最終的に収まったのは、……黒いブラと乳頭の間だった。ブラのカップの中にすっぽり隠れる亀頭の姿が、少し滑稽に見える。
 そのブラは、鷹野さんの大きな胸に対して少し小さいようで、俺のモノは自然とその柔肉に強く押し付けられる形になった。
 それにより、その柔らかい乳房は少し凹み、更に先ほどよりも確かに硬くなっている鷹野さんの乳首が、肉棒の裏筋を優しく刺激する。その刺激だけで、肉棒はだんだんさっきまでの堅さと大きさを取り戻していった。
「……うっ」
 だが、肉棒に伝わる快感はそれだけでは終わらない。
 鷹野さんが自らの胸に手を伸ばし、ブラのカップの上から俺の亀頭ごと乳房を揉みしだく。
 それによって俺の敏感な粘膜が、滑らかで柔らかい乳房の感触と、心地良いナイロンの感触に強く挟み込まれ、俺のモノはいつの間にかさっきの硬さと大きさを取り戻してしまった。
「ふふふ……。本当に凄いわね。前原くんの硬いのが、私の乳首に凄く当たってるわよ? このままイカせちゃっても良いかしらねぇ?」
 そう言いながら、鷹野さんが徐々に手の動きを加速させているのを、肉棒に伝わる刺激の強さで感じる。
 ブラと乳房に挟まれ、密閉された空間はかなり気持ちよく、このまま擦られ続ければ、鷹野さんが言うようにあっという間に射精してしまいそうだった。
 そして、鷹野さんの乳首がしつこく俺の裏筋を刺激し、強引にまたしても射精感が込み上がってくる。俺の頭の中は、快感を求める欲望に支配されていて、それを拒むという思考は全く現れなかった。
「……うぅ……、ま、また出る……っ!」
 俺はそれに備えて股間の周囲を中心に、体中を強張らせる。
「……だ〜め」
 だが、鷹野さんが突然そう言うと、手の動きを止めて俺のモノをブラから外し、そのままそれっきりになってしまった。そして、俺を見下すようにその場で立ち上がる。
 射精寸前で放置された俺の棒が、何もない空間に投げ出され、間抜けに震えた。それまで乳房の中に収まっていたため、亀頭に当たる外気が心地よく感じるが、勿論その程度では射精に至れない。
「た、……た、鷹野さん……なんで……」
 完全に出す態勢に入っていた俺は、苛めに近い鷹野さんのその行為に、声を搾って呻いた。
「……くすくすくす」
 だが、鷹野さんは口に手を当てて笑いながら、俺を文字通り見下すだけだった。
 貪欲に射精を求め、惨めに体を震わせる俺を、薄汚いゴミのように見つめる。その眼は、じっとりと黒く濁っていた。
 ……そして、それっきり。何も無い。鷹野さんが何を言うことも無く、ただ時間だけが残酷に過ぎてゆく。
 さっきまで快感の波で溺れていた俺は、それが地獄のように感じた。
 どうして、果てさせてくれないのか。鷹野さんの理不尽な行為に、俺は絶望に近い感情を覚える。
 笑う以外のことをしない鷹野さんを諦め、自分で自分のモノに刺激を与えようとするが、手の縄が邪魔で上手く動けない。
 布団に擦りつけて射精に至ろうともしたが、それも手の縄が原因で上手くバランスが取れず、無様な転倒に終わるだけだった。
 そしてそれを見て、鷹野さんが一層大きな笑い声を上げる。……俺は、まるで見世物小屋に入れられたような気分だ。
 頭が快感への欲望で支配され、時間の感覚がわからず、この拷問のような状況が永遠に続くようにさえ錯覚する。
7 ◆FBzEQW9kzY :2007/06/24(日) 20:18:01 ID:LeZ4lPRR
「…………ぃの?」
 だが、それは鷹野さんの呟きで静かに破られた。
 その呟きは煙のように消え入りそうで、注意しなければ気付くこともできないほどだった。
「え……?」
 俺はその呟きをすがる様に聞き返した。
 一刻も早く、このあまりに何も無い空間で変化を感じたかったのだ。
 そして、鷹野さんが妖しく笑って、もう一度消え入りそうな声で呟いた。

「射精、…………したいの?」
「……!!」
 その直接的すぎる表現に、俺は一瞬面食らう。
 が、すぐに頭を何度も縦に振った。早く答えないと、またあの何も無い空間になると思えたのだ。
 そんな俺の様子を見て、鷹野さんは笑顔のまま黒い影を纏って俺に言い下す。
「……ふふ、やっぱり前原くんは可愛いわね……。もう少しお預けにしようかと思ったけど、これ以上はちょっと可哀そうになってきちゃった。……くすくすくす。……じゃあ、今までよりももっと良いコトをしてあげるわね?」
 言い終えて、鷹野さんはずっと口元に当てていたいた手を、下へ下へと降ろしてゆく。
 そして、ミニスカートの中へ下から両手を侵入させる。それはまるで、鷹野さんが自慰行為をしているような光景で、思わず俺は片唾を飲み込んだ。
 鷹野さんはそんな俺を目だけで笑って、スカートの中に入れた手をモゾモゾと動かした。そして、突然ピタッと動きを止め、今度は腰を曲げながら、手をスカートから出すように下へ降ろしてゆく。
 そうして、鷹野さんの両手と共にスカートの下から降りてきた物は、……鷹野さんの陰部を包んでいるはずの、下着だった。鷹野さんはそれを足もとまで降ろしてゆき、そして傍らに脱ぎ捨てた。
 俺の心臓が、ドクドクと病的に活動しているのがわかる。
 下着を脱ぎ捨てたということは、スカートという軟な布の向こうには、鷹野さんの……女性器が隠されているということだ。そして、それをわざわざ外界に出させたということは、つまり……。
 ゴクリと唾を飲み込もうとして、既にそれだけの唾が無いということに気付く。
 体が熱い。心臓が耳元で聞こえるかのように強く鳴っている。口の中がカラカラだ。頭の中を、妙な高揚感が支配している。俺の棒が、痛むくらいにガチガチに勃起し、痙攣している。
 そう、俺は今までにない程興奮していた。
「……くすくすくす」
 鷹野さんが笑顔を崩さずに、ゆっくりとこちらへ近づいてくる。そして、近づけば近づくほどに、ドクドクという心音が早まってゆく。
 とうとう鷹野さんが俺のすぐ前まで近付き、その足を止めた。
 そして、ミニスカートの両端を掴み、まるで何処かのお姫様のように、それを上へたくし上げた。
 鷹野さんの陰部を守っていた布はあっさりと退けられ、……俺のすぐ目の前でそれが露出される。
「…………!!」
「……どう? その様子だと、女性のここを見るのは初めてかしら? くすくすくす。……でも、これから前原くんに何をするかくらいはわかるでしょ?」
 俺は鷹野さんの問いに答えない。いや、鷹野さんの声自体が耳に届かず、答えられなかった。目の前に姿を現した鷹野さんの陰部に、俺はすっかり目を奪われていたのだ。
 それは、うっすらと陰毛に包まれて、ピンク色のその中心部から液体のようなものが流れ出ていた。恐らく、さっきの乳首の刺激で、鷹野さんもかなり興奮しているのかもしれない。
 見れば、鷹野さんの顔は薄く火照っている。俺に陰部を見せつけながらしているその表情は、ひどく淫乱だった。
「わっ……!?」
 突然、鷹野さんが俺の肩を掴み、押し倒す。何の構えも出来ていなかった俺は、驚いた声を上げて成すがままに後ろへ倒され、布団に仰向けに寝るような形になった。
 手を縛られているため、そこから起き上がることもできない。
 鷹野さんは、そんな状態の俺に膝を立てて跨っている。見れば、鷹野さんの陰部から垂直に下った場所に俺のモノがあった。それも、鷹野さんが少し体を下に降ろせば、簡単にくっつきそうな距離だ。
「くすくすくす……。大丈夫、全部私に任せて。前原くんは、そのまま動かなくても良いの。……じゃあ、行くわよ?」
 そう言って、鷹野さんは俺のモノを細い手で握って固定し、更に膣口をその先端に向けて、体ごと徐々に下へ降ろしてゆく。それは、まるで膣口が俺の肉棒を喰らおうとしているかのように見えた。
 段々と下腹部に迫ってくる鷹野さんのソレを、俺は心音を高鳴らせながら見守る。その距離が数センチ、数ミリまで狭まり、心臓が破裂しそうなほど脈を打つ。
 ――そして、ついにそれらは接触した。
8 ◆FBzEQW9kzY :2007/06/24(日) 20:20:01 ID:LeZ4lPRR
 初めに感じたのは、鷹野さんの陰毛が俺の先端にさわる、くすぐったい感触だった。
「……うっあ、……ぁあああ……!」
 だが、すぐにそんな感触を気にする余裕は無くなった。
 俺の先端が、鷹野さんの柔らくてヌルヌルとした膣口に触り、あっという間にその中へ飲み込まれる。ローションがたっぷりと塗られた俺の棒は、引っかかることなく鷹野さんの奥へ進んでいった。
 中では、柔らかいヒダのような物が俺を出迎え、四方八方から巻き付いてくるように俺のモノを刺激するのがわかる。
 特に、粘膜と粘膜が擦り合わされる感触は、それだけで果てそうになるくらい大きな刺激で、俺は息を乱して上気した。
 そして、その感触が不意に止まる。どうやら、完全に俺のモノが鷹野さんの中へ飲み込まれてしまったようだ。
 結合部に目を動かすと、俺の棒の根元まで鷹野さんの膣口が降りている。俺の陰毛と鷹野さんの薄らとした陰毛が絡みついていて、それがひどく卑猥な様子に見えた。 
「……ん、はぁ……ふぅ……どう? はじめて女性の中に入った感想は? ……もう。声も出ないくらい感動したのかしら? くすくすくす……」
「……はぁ……はぁ」
 俺は答えずにただ息を乱す。
 ……まさに、それに近かった。
 鷹野さんの中は、動いていない状態でもヒダがしつこく俺のモノを締め上げて来て、正気を保っているだけで精一杯だったのだ。
 そんな俺に笑みを落しながら、鷹野さんは言った。
「……ぁん、……ふふふ、じゃあ動くわね?」
 直後、根元まで降りていた鷹野さんのソレが、ゆっくりと上にあがってゆく。それによって、肉棒は内部のヒダで撫でられるように刺激され、ゾクゾクと俺の体が身震いした。
 そして、膣口から亀頭が零れそうになったところで、鷹野さんは膣口を根元までゆっくり降ろす。
「……うぁっ……」
 不意打ち的に肉棒へそれまでと逆方向の刺激が伝わり、俺はうめき声を上げた。
 そして、膣口が根元に到達すると、またしても亀頭が零れるギリギリまで膣口が上げられ、また根元まで降ろされる。あとは、その繰り返しだった
 その、エンジンのピストン運動のような動きは、徐々に徐々に速まってゆき、擦り上げられる方向が変わる度に、俺は体を震わせ呻いた。
「……あんっ……はぁ……はぁ……ん。……まだまだ、ん……速く動くわよぉ……? いつまで……耐えられるかしら……はぁ、ぁんっ」
 膣内を俺の肉棒で刺激され、すっかり息を乱した鷹野さんが俺を挑発する。
「……はぁあっ……ああぁっ……ん、……ま、まだ、……はやく……? ぁあっ……!」
 この時点でもう限界を感じ始めていた俺は、まだまだ速く動くという言葉に、期待のような不安のようなよくわからない感情を覚えた。
 そして、鷹野さんの言葉の通り、ピストン運動はどんどん勢いを強め、いつしか結合部からグチョグチョと音が鳴り始めた。それが静寂に包まれた部屋内に響く。
 先走り汁やローション、俺の精液、鷹野さんの愛液など、色々なモノが混ざって打ち鳴らされるその音は、とても官能的で、耳に入る度にここが何処か異常な世界のような感じられた。
 そう、異常。今日のこの状況はとにかく異常なのだ。
 今日、鷹野さんは俺の風邪を治すために、入江診療所から来たはずだ。だというのに、それが今こうして喘ぎながら俺を激しく犯している。
 少し前まで診察やお粥を食べさせていたこの場で、今こうして腰を振って俺の精を搾り出そうとしている。
 何がどうしてこうなったのか、全く意味がわからない。さっきと今で、この部屋の雰囲気が別世界のように変わっている。そもそも、風邪を引いていることさえ俺は忘れていた。
 その意味不明さを考えると、俺の頭はひどく混乱する。
 ……だが同時に、そのギャップが俺を余計に興奮させるのも事実だった。
9 ◆FBzEQW9kzY :2007/06/24(日) 20:22:45 ID:LeZ4lPRR
「……んぁっ……ぁん、……はぁんっ! ……はああっ……あぁあっ!」
 鷹野さんは、さっきまでの余裕が嘘のように喘ぎ声を出して乱れている。顔はすっかり桃色に染まり、あれだけこちらへ向けていた笑みも、今や見る影もない。
 しばらくして、鷹野さんは上下運動しながら両手を後ろへ回し、未だ着けていた黒いブラジャーのホックを外した。ブラの圧力に抑えられていた乳房が、プルっと揺れる。
 そうして、俺の体を散々に刺激した大きな乳房が、俺の目の前に初めて晒された。さまざまな液体に濡れ、精液で少し白に染まったその双丘は、先端を硬く勃起させていて、いかに今の鷹野さんが快感に酔いしれているのかがわかる。
 その柔らかそうな曲線美に魅惑され、俺は今すぐにでも揉みしだきたい、その柔らかさを堪能したいという感情に苛まれるが、肝心の両手が塞がれているため、諦めざるを得なかった。
 ……だが、その欲望はすぐに別の形で叶えられた。
 鷹野さんが結合したまま体をこちらへ倒し、その乳房を俺の胸板に押し付けてきたのだ。
 押しつけられた乳房が潰れ、ヌルヌルとした柔らかい感触と、小さな硬い感触を俺に味わわせてくる。その感触で、今も鷹野さんの中で擦り上げられている俺のモノが、更に硬くなるのを感じた。
「……ぁあんっ!」
 その時、硬くなった乳首同士が擦れあい、鷹野さんが大きな喘ぎ声を上げる。どうやら初めからその場所を探していたようで、その後も何度も何度も乳首同士を擦り合わせ、その度に鷹野さんは嬉しそうに喘ぎ声を出した。
 もしかしたら、乳首は鷹野さんの性感帯なのかもしれない。
 そして乳首が擦れあうごとに、更に鷹野さんのピストン運動が速まってゆく。
「はぁっ……ぅぁっ……あぁっ……! ……や、……やばい、ぁあ、鷹野、さ……ん、また、……出ちゃいます」
 とっくに限界を超えた俺の肉棒が、もう抑えきれないほどに射精欲を膨らませているのを感じ、俺は息を乱しながらも、何とかそのことを鷹野さんに伝える。
「……ぁああんっ……ん……はぁあっ! い、……良いわよ、前原くん……んんぅっ……全部、……出しちゃっても……あぁっ!」
 だが、鷹野さんは俺に射精を催促するだけで、膣から肉棒を全く解放しようとしない。それどころか、更に締め付ける力を強めてくる。
 俺はそれに焦りを感じ、すぐに腰を引いて鷹野さんの膣から肉棒を抜いた。さすがに中へ出すことのまずさは俺でも知っている。
 もし、鷹野さんが妊娠することでもあったら、俺はこの村自体にいられなくなるかもしれないのだ。
 鷹野さんの中から引き抜かれた俺の肉棒は、ビクビクと痙攣しながらも勃起したままで、何とか膣内射精を防げたことに、俺は安堵した。

 だが、鷹野さんはすぐにその手と足で身動きが出来ないように俺を固定し、……そして、強引に俺の肉棒をその膣口で飲み込んだ。
10 ◆FBzEQW9kzY :2007/06/24(日) 20:23:36 ID:LeZ4lPRR
「……うあぁああっ……! ……ちょ、っと、……た、鷹野さん……?」
 再びあのヒダが俺のモノに絡みつき始め、俺はうめき声を上げながら驚く。
「……だぁめ……よ……ぁんっ。ちゃんと、……ぁあ、……中に出さないと。……大丈夫、妊娠したりはしないわ……」
 そう言い、再び上下運動を始め、結合部からニチャニチャと音が漏れ始める。体を完全に固定された俺は、それに抵抗することもできず、ただ股間からくる快感に身を捩じらせてた。
「……うぅっ……はぁっ……! も、もうっ……出るぅっ……!」
「……ぁあんっ! ……出して……、ん……お、お姉さんの中に……、ぁあっん……全部出してぇええっ……!!!」
 そうして、鷹野さんは下腹部に思いっきり力を入れたのか、膣内が急速に締め上げてくる。それは、まるで俺の肉棒から精液を吸い尽くそうとしているようだった。
 その刺激は俺の体全体を貫き、もはや精神的な我慢なんて全く意味がない。肉体的に、強制的に俺の肉棒へ精液が込み上げてくる。

「……うああぁあああああっ!!!」
 ……そして、それは鷹野さんの内部でついに爆ぜた。

 俺の肉棒が、膣内でビュッビュッと痙攣しながら精液を吐き出しているのがわかる。
「……ぁんっ! ……はぁんっ! ……ぁぁ……あっ! ……ん」
 鷹野さんは精液が膣内に放たれるたびに、体を捩じらせ、喘いだ。俺はその様子を、茫然とした表情で見つめる。
 俺の肉棒から精液が出尽くすと、鷹野さんはようやく膣内から棒を開放し、そのまま立ち上がった。その時、いくらかの精液が膣内からそのまま俺の肉棒に垂れ下がり、白色に汚れる。
 そして鷹野さんは、自らの手で陰部をグチャグチャと掻き回し、頬を軽く朱色に染めてうっとりとした表情をする。
 それは、俺を挑発するための行動ではなく、完全に自分の世界に閉じこもっているようだった。
 その様子はひどくいやらしい様子だったが、俺の肉棒はようやく出尽くしたのか、全く反応しない。あの獣のような欲望もすっかり消え去っていた。
 性的な興奮から解き放たれた俺は、鷹野さんの姿を茫然とした表情で見つめるしかなかった。
11 ◆FBzEQW9kzY :2007/06/24(日) 20:24:29 ID:LeZ4lPRR
 ――その後、鷹野さんは急に無表情な顔をすると、そこら中に散らかった下着を身に着け、ヌルヌルに汚れた体を軽くティッシュで拭くと、ナース服を元通りに着用して、そのまま「お大事に」という言葉を残し、カバンを持って早々と帰って行ってしまった。
 俺は放心状態だった。鷹野さんの行動が理解できなかったのもあるが、それよりもこれからどうすれば良いのわからなかったのだ。
 何せ、俺の手に縛られた縄を解かずに鷹野さんは帰ってしまった。こんな状態では、とりあえずトランクスを穿くこともできない。というか、鷹野さんが部屋の襖を閉めて行ってしまったため、この部屋から出ることもできない。
 つまり、俺はこの部屋に閉じ込められてしまったのだ……。


 ピーーンポーーーン――。
 しばらくして、無機質なチャイムの音が俺の家に響いた。
 こんな時にいったい誰が? 俺は窓のそばまで何とか這って行き、窓から外を覗いた。
 瞬間、俺の目を朱い光が刺激する。いつの間にか、空は夕焼け色に染まっているようだった。それに耐えながら、俺は何とか玄関に目をやる。
 ……そこには、部活メンバーが立ってた。魅音、レナ、沙都子、梨花ちゃんと、全員が揃っている。
 俺はそれを見て慌てて時計へ目を動かした。
 忘れていた! この時間は学校が終わる時刻、つまりあいつらが見舞いに来る時間じゃないかっ!
 今更にそのことに気づき、俺は居留守を使って何とか誤魔化そうとした。
 だが、魅音たちはしばらくして玄関に手をやり――馬鹿な、開いただと!? もしや、鍵を閉め忘れていたのかと困惑し、すぐに俺は原因に気付く。
 閉めるも何も、たった今鷹野さんが帰ったところなのだ。外から鍵は閉められない。だから、玄関が開いているのは当然のことだった。鷹野さんの場合、それを狙ってやった可能性もあるが……。
 そんなことを考えている間に、あいつらはぞろぞろと家の中に入ってくる。そして、複数の人間が階段を上る音が、すぐにこっちへ伝わってくる。……というか、普通無断で入ってくるか!?
 ……まずい。この状況をあいつら、というか俺以外の他人に見られるのはマズすぎる!
 ひとりで縛られて、しかも股間を露出しているなんて、事情を知らずに見たらただの変態だ! しかし、だからと言って事情なんてとても話せない……。
 どうすれば……。どうすれば……。
 必死で頭を回転させるが、時というのは残酷で、部活メンバーらはあっという間に俺の部屋の前に到着した。
「圭ちゃーん?」
 魅音の声だ。つい、俺はいないからさっさと帰れと言いそうになって、慌てて口を押さえた。
 帰れッ……! はやく帰れよッ……!! 俺は必死に襖に向かってそう念じる。
 だが、そんな物は無視するように、誰かが襖の取っ手をつかむ音が響き、……そして、あぁ、……襖が、……完全に開いてしまった。

「あれ……? 圭ちゃんいるじゃな――」
 襖の向こうから現れた魅音がそう言いかけ、俺の姿を見てすぐに固まる。
 魅音の後ろから姿を覗かせる他の部活メンバーらも、俺を見て固まっている。


 そして、終わった。全部終わった。
 ――そう、ひぐらしのなく頃に。
12 ◆FBzEQW9kzY :2007/06/24(日) 20:26:16 ID:LeZ4lPRR
■ある夜更けの診療所:鷹野 三四

 今日も、私はある作業のために静まり返った診療所の地下にいた。場所は昨日と同じ私の部屋。スタッフたちも昨日と同じように帰宅している。
 しかし私の目的だけは、昨日と全然違っていた。

 私の手に握られているのは、もうじき幕を下ろそうとしている研究が残した遺物。雛見沢症候群に感染しているかどうかを検査する、自動注射器だった。
 そして、注射器の表面に表示されている検査結果は陽性反応。つまり、被験者は雛見沢症候群の重度感染状態であると示している。普通なら、ただちにC120を注射し、治療をしなければならない状態だ。
「……ふふ」
 だが、私はその結果に身が震えるほどに歓喜した。そして笑った。聞く者がいれば、気が触れたのかと思われるだろう、大きな笑い声を部屋中に響かせた。
 私が気づいていないだけで、まだ診療所内にはスタッフがいるかもしれない。もし聞こえれば、不審に思われてしまうだろう。だけど、そんなことは全然気にならずに、ただ込み上げてくる笑いを私は狂ったように周囲へぶちまけた。
 それほどに、この結果は祝福すべきものなのだ。

 ――昨日、私を安堵させ、更にこの結果へと私を導いてくれたノートの文章。それは、祖父が起こした、研究への最期のあがきとも言える行動を綴ったものだった。……その内容は、かなり凄惨なものだ。
 それによると祖父は晩年、特にこの日記を書き始めた頃、研究への無念さと日々劣化する脳、そしてそれへの悲観によって、いよいよ精神が擦り切れかけていたらしい。
 例えば、自分でも知らないうちに妙な独り言を喋っていることがあったり、夜中に突然起きだして病院内を徘徊したり、果てには癇癪を起こして病室で暴れ回ったことがあったようなのだ。
 しかも、それらの行動を祖父は覚えていない。いや、記憶できなかった。脳が痴呆に蝕まれているため、それらがどんなに異常な行動でも、その後にすぐ忘れてしまうのだ。
 祖父は何十年も使って磨いてきた自身の頭脳をとても誇りに思っていた。……だから、いつも看護婦から覚えの無い自分の異常行動を知る度に、どうしようもなく劣化してしまった自分の頭脳に深く絶望した。
 そして、それが更に自身の精神を病ませるという、最悪の悪循環に陥っていたのだ。
 まず、私はこれで衝撃を受けた。祖父が病院でそんな状態に陥っているとは知らなかったのだ。
 何せ、祖父は余命幾ばくかとかそういうものも無く、何の前触れもなく自殺してしまった。その上、その頃丁度大学の研究で忙しかった私は、そう何度も祖父の見舞いに行くことが出来なかった。
 だから、特に酷かったという最期の一ヶ月間もロクに祖父に会うこともなく、その結果祖父がどんなに苦しんでいたのかということも気づけず、私と祖父は永遠の別れを迎えてしまったのだ。
 祖父が死んだ当初も深く後悔したが、これを読んで私は身を切り刻まれるような思いになった。どうして気づくことが出来なかったのか。どうして無理にでも何度も会おうとしなかったのか。
 その思いが胸を抉るように突き刺さり、私は絶望した。
 思えば、祖父の担当看護婦が妙によそよそしい態度を私に取っていたのは、これが原因なのだろう。
 どうして私に祖父のことを教えなかったのか、今更に怒りの炎が湧いたが、祖父が私を心配させないために、わざわざ口を噤ませたのではないかと思うと、怒りを燃やすに燃やせず、すぐに鎮火した。
 そして、深い絶望に覆われた私に、優しい驚きを与え、安堵させた文章が次に現れる。それこそが、祖父の最期のあがきを記録したものだった。
13 ◆FBzEQW9kzY :2007/06/24(日) 20:26:58 ID:LeZ4lPRR
 悲痛の入院生活を続けながらも、日記を書き綴り続けたある日のこと。祖父はふと一つの行動を思い立った。――それは、自らの体に雛見沢症候群のウィルスを寄生させることだった。
 祖父は、研究への名残と共に、ただ死を待つのみの自分の身に、一種の寂しさを感じていた。それは、いくら日記を書いても満たせず、祖父は散々にそれが何なのか悩み続けた。
 その思考の末、祖父が起こした行動が、雛見沢症候群を自分の身に感染させることだった。
 つまり、祖父は怖かったのだ。心から自分を信頼してくれる者が、私と小泉のおじいちゃんくらいしかいない状況で、死を迎えてしまうことが。
 祖父はその異常な行動から、看護婦たちにも嫌われていた。だから、病院内でも祖父は孤独に近かった。
 人間は脆い。例え、祖父のようにどんなに偉大な人物であろうと、寂しさには勝てないのだ。
 そこで、祖父が目を付けたのが、自分の人生ほとんどを使って研究し続けた、相棒とも言える雛見沢症候群のウィルスだった。
 こいつらなら自分の寂しさを埋めてくれる。こいつらと最期の瞬間まで共に過ごし、共に墓の中へ入ろう。
 そう思い、祖父は見舞いに来た小泉のおじいちゃんに頼み込んで、ウィルスを注射し、……そして感染した。
 祖父がその行動の結果、寂しさを消すことが出来たのかはわからない。なぜなら、その日付以降の日記は、紙がシミでぐちゃぐちゃになっていて、読むことが出来ないのだ。だから、祖父の自殺直前の思考は、全く読み取れない。
 ……ただ一つ、美代子という文字、つまり私の名前が書かれているのをを判別することができたが、それが原文で何を示していたのかは、全くわからなかった。

 私は祖父のその行動に、いたく感嘆した。そして、これこそが私を満たすための行動なのだと気づいた。
 なぜなら、……私も祖父と同じなのだ。
 祖父と同じように、私も心から私を信頼してくれる人物が全然いなかった。山狗など金だけでの繋がりだし、入江所長も私を恐れて距離を置いている。東京や野村たちなど論外だ。
 唯一いるとすれば、……そう、ジロウさん。純粋な彼なら、心から私を信頼してくれているだろう。……だが、そんな彼も作戦で必ず死ぬ。だから、私がこの世を去る時にはもういない。
 つまり、私は一人ぼっちで孤独に死を迎えることになる。
 ……私は、それが寂しかったのだ。
 そして、その寂しさこそが私を満たさないモノの正体。私の心に引っ掛かり続けていたモノの正体だった。
 私はそれを完全に理解し、祖父と全く同じことをしようと決断した。無論、それで寂しさが埋められるとは限らない。
 だが、何もしないよりも何かをして、一刻も早くこの寂しさを消してしまいたいという思いが、今日私を突き動かしたのだ。
14 ◆FBzEQW9kzY :2007/06/24(日) 20:28:39 ID:LeZ4lPRR
 しかし、いきなり壁にぶつかる。どうすれば、私にウィルスを感染させることができるのか。それが関門として私の前に立ちふさがった。
 私の体内には、対雛見沢症候群用の強力な予防薬が打たれている。だから、普通の空気感染では寄生させることが出来ない。
 予防薬を体内から抽出することも考えたが、空気感染は感染までの期間が人によってかなりのブレがあり、終末作戦までに感染できる保証がなかった。
 が、それは別の感染経路を思い出すことによって、すぐに解決した。
 通常、雛見沢症候群は雛見沢独特の風土による、空気感染からキャリアになることがほとんどだ。しかし、それ以外にも感染経路はしっかり存在する。
 ――それが、感染者からの接触感染だ。
 普通接触ならほとんど感染することはないが、粘膜・体液の接触で予防薬投与に関わらず、ほぼ確実に感染する。
 つまり、感染者との性行為、または血液、排泄物などが体内へ侵入することによって、それと共にウィルスが空気感染よりも遙かに濃く体内に入り、感染へ至るのだ。
 それを思い出したら、後はトントン拍子で事を運ぶことができた。
 まず、感染方法は性行為による粘膜接触に絞った。活発なウィルスが含まれた血液や排泄物は、ここが病院と言えども入手が困難だからだ。
 雛見沢症候群のウィルスは、人間の体内で最も活発に活動をする。それを体内に入れるからこそ重度感染する訳で、キャリアから外へ出て長時間経った物では、空気感染とほとんど変わらない感染力しか持たない。
 かと言って、新鮮な血液などはなかなか用意できない。。
 そして、性行為をするならば、次にその相手を選ぶ必要が出てくる。
 ……最初、私はジロウさんを選ぼうとした。彼なら予防薬が打たれていないため、村人と同じようにウィルスを体内に保有している。
 しかし、もうすぐ殺さなければならない人間と体を重ねたら、最期に余計な情が出てくる可能性があったので、すぐに却下した。
 ……そこには、私を心から信頼してくれているジロウさんを、最期の作戦以外では利用したくないという思いも、少なからずあったかもしれない。
 しかし、だからと言って他に条件に合った相手が見つからず、考えあぐねて結局翌日の昼頃を迎えた時、ようやくその相手が見つかった。
 ――それが、前原圭一だ。入江所長が、誰か彼の家へ往診に行ってくれませんかと言ったとき、私はすぐに名乗り出た。多少仕事が残っていたが、それらは後で消火することにした。
 彼は、こちらへ引っ越してきて大体一ヶ月近く経っている。そのくらいの期間滞在しているならば、ほぼ確実に感染していると言って良い。それは、過去の実験データからも十分断言できた。
 そして、もうひとつ彼が私の相手に適切だと思った理由に、年齢がある。彼ほどの年頃、つまり思春期ならば、性行為をしたということに大きな羞恥心を感じ、他の人にそのことを打ち明ける可能性が低い。
 だから、多少私が無理矢理に彼を犯しても、警察や村中にそれが漏れる確率が低いのだ。それは、作戦を前にあまり目立ちたくない私にとって、無視できない要因だった。
 そうして、私は彼の家へ往診を称して入り込み、食事の中へ媚薬と睡眠薬を混ぜ、彼の体の自由を奪い、――多少途中で遊び過ぎてしまったが――最後には無事粘膜接触をし、その精液を体に流し込んだ。
 事後の彼の茫然とした様子からして、狙い通り私との行為を言い触らすことは無いだろう。
 そして、その結果が今、正に私の前で煌びやかに輝いている。

 ――そう、私は見事、体内に雛見沢症候群の寄生虫を入れることができたのだ!
15 ◆FBzEQW9kzY :2007/06/24(日) 20:29:42 ID:LeZ4lPRR
「あっはははははははは!! あーはっははははははっ!!!」
 その事実に、私は息が続く限り笑い声を上げた。愉快で愉快で仕方がない。
 雛見沢症候群のウィルスは、おじいちゃんが発見し、研究を続けてきた。それはつまり、この寄生虫はおじいちゃんそのものだと言っても良い。
 そのウィルスが今私の体の中で生きている。私は体内で確かにおじいちゃんの温かさを感じた。
 その温かさは、私の中で引っ掛かっていたあの寂しさを飲み込み、私に大きな安らぎを与えてくれる。私におじいちゃんが生きていた頃の温もりを感じさせてくれる。
 この世界でどんなに孤独に死を迎えようとも、私の体にはおじいちゃんがいる。だから、最早私は孤独な死を恐れる必要はないのだ。
 そう思うと、あれだけ感じていた死への恐怖すら、嘘のように消し飛ぶ。
 いや、むしろおじいちゃんと永遠に一緒にいられるようになるのだから、死というものは、今日から私にとって祝福すべきモノへと変化をしたのかもしれない。それは、本来死を恐れるべき人間と言うものから、大きく逸脱した考え。
 人間と大きく違う。それはつまり、人間ではない別のモノになったということ。
 ……そう、私はもしかしたら人間から神になれたのかもしれないのだ。おじいちゃんが言っていた方法と別に、神になることができたのかもしれないのだ!
「あっはっはっはっはっはっはっ! あっははははっははっはは! あーっはははははははっ!」
 その事実に、私の笑いはますます大きくなる。
 神は今ここに降臨した! オヤシロさまのような紛い物ではなく、人間を祟ることを目的とした神が、今誕生したのだ!

 そして、私はいつしか一人で涙を流していた。それは悲しみが原因ではない。
 おじいちゃんを感じることによって、おじいちゃんの無念さが私の体にひしひしと伝わり、それが私の身を焦がすのだ。悔しくて悔しくてしょうがないと、確かに私の身へおじいちゃんが伝えてくるのだ。
 その悔しさは、落涙と同時に私の体を怒りで熱く燃えたぎらせた。
 許せない……! おじいちゃんをこんなに苦しめた奴らが許せない! おじいちゃんの研究を認めない、この世界が許せない……!
 その恨みが、終末作戦を成功させることへの意欲を、急激に昂らせる。
 死を恐れなくなった私に、もはや作戦の執行を止められるものはいない。必ず成功させる。
 そして、おじいちゃんの研究を散々に踏み躙った奴らを、その研究で苦しめてやる。雛見沢症候群というものが、いかに神に近い存在であるかを、神である私自身が教えてやる……!

 そうして私は、私に啓示を下したノートを胸に抱きかかえながら、天に向けて言った。

「おじいちゃん、待っててね? もうすぐ、おじいちゃんも神様にしてあげるから――」


 ひぐらしのなく頃に 蟲遷し編 ―完―
16 ◆FBzEQW9kzY :2007/06/24(日) 20:37:59 ID:LeZ4lPRR
以上です。
やたらと長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いして頂いた方、本当にありがとうございます。

最初は普通に鷹野×圭一のエロシーンだけを書こうと思っていたのですが、
理由も無しにセクロスだけさせるのもどうかと思い、鷹野の動機付け描写を加えている内に、やたらと長い作品になっていました。(しかもかなり電波……orz)
正直、もう少し俺に文章力があれば、かなり短くまとめられたと思います。


んで、圭×魅の話が少し頭の中で出来上がっているので、次回はそれになると思います。
まぁ、まだプロットも考えていない段階なので、いつになるかはわかりませんが……。
ほのぼの系なので、とりあえず今回みたいにやたらと長くはならないかと。

では、さようなら ノシ
17グギャ詩音×魅音 自慰強制+処女喪失:2007/06/24(日) 20:47:09 ID:i9nsur1i
GJすぎる
18名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 20:48:01 ID:v4BLN+qd
なんというクオリティ
圭一が悲惨すぐるwww
19名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 20:49:28 ID:i9nsur1i
ひぁあああ名前欄消し忘れてたぁああああああぉあおぁぅぇぇ
ちょっくらトミタケの身代わりになってくるorz
20名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:10:56 ID:dSmpwdD1
>>16
エロだけじゃないのが難易度たけーw
この二人のエロでこれを超えるのはないんじゃないか。
GJ!
次の圭魅も首をろくろにして待ってる!
21名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:45:04 ID:nUT3t2Dq
>>16
鷹野さんエロ杉!GJ!
電波な所も、鷹野さんらしくてよかったよ。
圭魅も期待してる。
22名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 22:05:03 ID:Pqmqv8zb
>>16
初手からの大作GJ! 鷹野の巨乳をブラごと使いこなす手腕におっきした。

前スレ瞬時に埋まってしまったが、前スレの流れを振りかえって総括してみないか?

俺は>>133からのリレー完結編が好きだったな。
魅音沙都子の組み合わせから最後のレナENDに至るまでの構図も面白いが、
魅音の逆切れと沙都子の無自覚な言葉責めにおっきしたんだぜ。
23名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 23:11:22 ID:NChnBP0P
>>16
鷹野のエロさが十二分に表現されててよかった。GJ。

>>22
俺はキャッツファイト!が面白かった。詩音と梨花のギャグで笑ったよ。
あと、淫語攻め好きとしては鬼畜王も面白かった。レナがエロくて堪らない。
24 ◆eRDUfXaGp2 :2007/06/25(月) 00:14:43 ID:2ukY15jd
山狗×部活メンバーの執筆が
なかなか進まないので
気分転換に圭一×詩音投下します。

レナ→圭一×詩音→悟史風味。
25圭一×詩音1  ◆eRDUfXaGp2 :2007/06/25(月) 00:15:56 ID:2ukY15jd


「圭ちゃん、レナ、沙都子に梨花ちゃん!ちょっと良い?」


ようやく退屈な授業が終わり、いざ部活を始めようという時に魅音が皆に号令をかけた。
なんだ、まさかまたこの前の我慢大会でもやるんじゃないだろうな。いくらなんでも真夏にストーブつけてコタツでなべやきうどんは死ぬぞ。

「ちーがーうー!あれは私も死にそうになったからね、もう当分はやらないよ!!」
魅音が顔を真っ赤にして反論する。…もう“当分” はやらない、という事はまたいつかやるのか。迷惑な話だな。
「…で、魅ぃちゃん。私たちに言いたい事って何かな、かな」
レナが小動物のように可愛らしく首を傾げる。
その言葉を聞いて、思い出したかのように魅音が言った。
「そうそう!実はね、詩音の事なんだけど…」
「詩音?詩音がどうかしたのかよ?」
何の前触れもなく出てきた詩音の名前に少し驚く。…そう言えばここのところあんま見かけてないな。
詩音にはからかわれてばかりだけど、それでもいくつもの困難を共に乗り越えてきた大切な仲間の1人だ。その詩音に何かあったとなると、もちろん心配するに決まってる。何かあったのだろうか。

「あ、そんな大したことじゃないよ?ただあの子、風邪ひいちゃったみたいでさ」

身を乗り出して聞く俺を軽く受け流し、魅音が説明した。
……なんだ、風邪か。てっきり何かトラブルに巻き込まれたかと思ったぜ。
とはいえ、魅音によると結構な熱らしい。うんうん唸りながら苦しんでいるとかいないとか。
「んー、一応注射はしたんだよねえ。だから熱はもうじき下がるとは思うんだけど…」
そこでチロリと俺を見る魅音。それからレナを見て、申し訳なそうな顔をして言った。
「……今、園崎の方で結構大きい問題抱えててさあ。今日は私も母さんも父さんも葛西も席が外せないんだよ。良ければ会合が終わる夕方まで、詩音の看病してあげてくれない?」
無理ならうちの若いもんに行かせるけど、詩音もあんた達が来てくれた方が喜ぶと思うし。
そう言うと魅音はお願い、と頼む仕草をした。

…どうするかって?決まってるじゃないか。
1人は皆のために、皆は1人のために!

「もちろんOKだぜ!仲間の危機にはかけつけなくっちゃな!」
「レナもOKだよ、だよ。はぅ、詩ぃちゃんに何か栄養のつく物食べさせてあげたいな!」
俺とレナがにこりと微笑む。魅音もつられてありがとう、と微笑んだ。

「沙都子と梨花ちゃんは?」
2人に目線を配る。2人の様子からして、どうやら用事があるみたいだった。
「…詩音さんが風邪とあらば私たちも是非お見舞いに行ってさしあげたいですわ。ですけど、今日は…」
沙都子が俯いて押し黙る。それをフォローするように梨花ちゃんが言った。
「…今日は入江の所へ行かなければならないのですよ。お注射は痛くて怖くてガタガタぶるぶるにゃーにゃーなのです。」
―――――注射。そうか、今日は診察の日か。
沙都子が暗い顔をして謝る。…いや、謝るとこなんて一つもないぞ。そういう意味を込めて頭をくしゃくしゃに撫で回してやると、沙都子は真っ赤になって俺の手を振り払った。

26圭一×詩音2  ◆eRDUfXaGp2 :2007/06/25(月) 00:17:01 ID:2ukY15jd






「……詩音の部屋はここだよ。ほら、これが鍵ね。勝手に入ってくれて構わないから」
魅音に案内されるがまま着いたのは、小綺麗でお洒落なマンションだった。
ちゃら、と音をたてて魅音が俺に鍵を渡す。
俺がそれを受け取ると、急いでいるのか魅音は腕時計をチラチラ見ながら言った。
「ほんじゃ、ちょっとばかし行ってくるよ!夕方にはたぶん戻れると思うから、それまで看病よろしく。じゃね、ありがと2人とも!」
そう言い残すと、魅音は猛スピードで階段を駆け降り、あっという間に姿を消してしまった。
マンションの廊下にぽつんと取り残された俺とレナ。俺たちはそのあまりのスピードの速さに顔を見合わせて笑う。
「…よっぽど急いでたんだね、魅ぃちゃん」
「みたいだな。なのにあいつ、良い姉ちゃんじゃねえか」
…なんだかんだ言って仲良いんだよな、詩音と魅音は。
さっき渡された鍵のキーホルダーを指に引っ掛けて、くるくると回しながら呟く。回しすぎて指からスポンと抜けて飛んでいってしまい、おうちの鍵で遊ぶなとレナに怒られてしまった。…情けない。

「それじゃあ、……お邪魔しまーす」
かちり、と鍵を差し込んでその扉を開けた。
返事がないが、そのまま勝手にあがりこむ。玄関は予想以上にきちんと片付けられていて、玄関だけでなく居間も充分に綺麗だった。
少し意外だ。…詩音のヤツ、1人暮らしなんじゃないのか?もし1人暮らししているのが俺なら、それはもう地獄絵図になると思うぞ。
「えーと、じゃあとりあえずレナはおかゆでも作ろうかな。圭一くんは奥の部屋に行って、詩ぃちゃんの様子見てきてくれる?」
「おう、任せろ!」
レナがエプロンをつけて、棚からお米を取り出す。………制服にエプロン、っていうのはなんかこう…ぐっとくるものがあるな。思わず後ろから抱きつきたくなるぜ。
そんな邪な考えを隅に追いやって、奥の部屋へと足を進める。
部屋のドアには「しおん」と書かれた可愛らしいプレート。どうやらここが詩音の部屋で間違いないみたいだな。

「詩音ー、入るぞー」
一応のためコンコンとノックをする。返事がないことからしてまだ寝てるのだろう。
そう思いガチャリとドアを開ける。…そういえば、女の子の部屋に入るのは初めてだった。
「……詩音、大丈夫か…?」
風邪なんだから大丈夫じゃないだろう。そう思いつつ、とりあえず声をかける。
詩音はベッドでおとなしく寝ていた。すぅすぅと寝息をたてて眠るその姿は、いつもより幼く見える。
圭一はその横に置いてあった椅子に腰掛け、まじまじとその寝顔を見つめていた。


―――――いつもは分からないけど、こうして見るとやっぱり可愛いな―――――。


薄く閉じられた瞼をびっしりと縁取る長いまつげ。熱のせいかうっすらと赤い頬に、微かに開かれた唇。
………魅音とそっくりだけど、何かが違うんだよなあ。
そう、言うなれば色気とでも言うのだろうか。サバサバして男の子らしい雰囲気を持つ魅音に対し、詩音はいかにも女の子という感じがする。
呼吸に合わせてゆっくりと上下する胸を見て、思わずごくりと息を呑んだ。
(ダメだ)
詩音の手に自分の手を重ね、ぐっと身を乗り出す。
(やめろ)
視線の先は、薄桃色の柔らかそうな唇。
(相手は病人だぞ)
ゆっくりと、ゆっくりと。でも確実に近付いていく、2人の距離。
(寝込みを襲うような、こんな真似―――――)
残りわずか3センチ。
あとちょっと――――
そこで、詩音の目がうっすらと開かれた。
27圭一×詩音3  ◆eRDUfXaGp2 :2007/06/25(月) 00:18:22 ID:2ukY15jd


「…………ん……」
「う、うわッ!?」
思わずさっと後ずさる。
…まさかこのタイミングで起きようとは。
残念に思いながらも、少し安堵している自分がいた。
「……んんー……」
「おおおおはよう詩音ッ!風邪は大丈夫かっ?!あのだな、今のはデコで熱を計ろうとしてだなっ、決してやましい考えなんかこれっぽっちもないんだぜ?!現に未遂に終わっ、じゃなくて!!」
今更ながら恥ずかしさが込み上げ、あたふたしながら次々と言い訳を並べていく。
そんな俺をとろんとした瞳で見つめる詩音。…こりゃ聞いてねぇな。
「えーとえーと……おおお俺、レナの様子を見てくる!」
早くこの空間から立ち去りたくて、慌てて立ち上がる。
逃げ去ろうとしたその時、俺の制服の裾を詩音が掴んだ。
そして何かぼそりと呟く。
「………し……くん…」
「…え?…………って、むがっ?!」
突如、ものすごい力で引っ張られた。
俺はその引力に素直に従って、詩音の方へ倒れ込む。
ふにゅ、と顔に柔らかい感触。
(ち、窒息する!!)
詩音は俺の顔を胸に押し付けるようにして抱きしめていた。
離れようともがくけれど、病人だとは思えないほどの力で抱き締められてそれも出来ない。
…う、やーらかくてあったかくて、おまけに良いにおいが…。

「……やっと、やっと会えた。私が風邪をひいたから、お見舞いに来てくれたの…?…私、ずっと待ってたんだよ…。寂しかった…!」
「ぷはっ!!…し、詩音?」
やっと解放されたかと思うと、甘えるようにして頬ずりをしてくる詩音。その目はとろんと潤み、うっすらと涙を浮かべている。こんなしおらしい詩音は初めてだった。
「いや、そんな、お見舞いに来ただけ…」
思わず視線を反らす。なんなんだ、この詩音の様子は。なんか調子が狂うというか、でも………嫌じゃない。
そんな俺に対し、詩音は目尻の涙を拭い…こう言った。
28圭一×詩音4  ◆eRDUfXaGp2 :2007/06/25(月) 00:20:11 ID:2ukY15jd



「ううん、来てくれただけでも嬉しい。すごく嬉しいよ。
………ありがとう、悟史君」


―――――――どくん。
俺の心臓が一際大きく跳ねる。
北条悟史。…この名前は聞いたことがある。
確か、去年失踪した沙都子の兄……だよな?
そいつの名前がなんで今出てくるんだ?

「私のために目を覚ましてくれたんだよね…?相変わらず悟史君は優しいです…。だから、大好きなんですよ」

ぎゅ、とまた抱き締められる。
目を覚ます?何を言ってるんだ詩音は。悟史は失踪したんじゃなかったのか?
いや、そんな事は置いといて。
………もしかして、詩音は。
俺のことを―――――――――
「…………」
「……悟史君、どうしたの?」

――――俺のことを、悟史だと勘違いしている?

「はは、は………」
「…悟史君……?」
なんだ、やっぱり、道理でおかしいと思った。
そうだよな、最初から冷静に考えてみれば詩音が俺にあんな事するはず無かったじゃないか。
詩音は悟史が好き。
―――――そういえば、そういった話を昔魅音から聞いた気がする。
バカだ、俺。

「………さっきから黙りっぱなしですけど、どうかしましたか…?」
改めて詩音を見る。…ほら、やっぱり俺を見ちゃいねえ。その濡れた瞳は、いるはずがない悟史を映し出していた。
「………俺は悟史じゃないよ。熱のせいで意識が朦朧としてるんだな。俺、レナに氷嚢もらってくる」
詩音の額に手を当てる。…やはり、異常に熱かった。監督は本当に注射したのだろうか。
「………熱なんてないです。ほら、こんなに元気なのに。
やっぱりおかしいですよ、悟史君…」
―――――――また。
悟史君悟史君悟史君悟史君――――――――
いい加減にイラッときた。
だから、俺は悟史じゃないって言ってるだろ。
…………もう、うんざりだ。
「ねえ、悟史君ってば、悟史く……」
「………さい…」
「え?」
俺は悟史じゃない。
俺は、悟史じゃない…!!

「…うるさいって!!言ってるだろ!!??俺は悟史じゃない!!悟史じゃないんだよ!!」
29圭一×詩音5  ◆eRDUfXaGp2 :2007/06/25(月) 00:21:34 ID:2ukY15jd

し…ん。
静かな部屋に、俺の怒鳴り声が響いた。
言って……しまった。…思わず……。
詩音の方を見る。詩音は、ひどくショックを受けた顔をしていた。
「ご、ごめ、詩音、俺…」
慌てて謝罪の言葉を口にする。
だけど、その言葉は最後まで言い切れなかった。
詩音が顔をくしゃくしゃにして、泣きながら俺を押し倒したから。

「なんで、…なんでそんなひどい事言うんですか…っ!?
悟史君は悟史君です。悟史君はいます…!現にほら、こうして目の前に、う、ううう…っ!!
いや、やだ、悟史君、行っちゃやだぁ…っ!!」

詩音はぽろぽろと涙を零し、俺の胸に顔を埋める。
制服のシャツにじんわりと広がっていく涙が切なくて、悲しくて、愛しくて。
こんなに取り乱して泣き喚く詩音は初めて見た。
いや、本当は、いつも心の奥で泣いていたのかもしれない。
悟史がいない寂しさを、苦しさを、どうやって押し込めてきたのだろう。…それは沙都子にも言えることだ。
そう思うと、何だか無性に切なくなった。
その寂しさが少しでも紛れるよう、俺はそっと詩音を抱きしめてやる。
詩音もそれに答えるように俺を抱きしめた。
お互いにしばらくの間身体を重ね、見つめ合う。
そして、…キスをした。

「…ん、…」
「…さ…としく……」

相変わらず詩音はうわ言のように悟史の名を繰り返し呟いているが、不思議と嫌じゃなかった。
…詩音の悲しみがそれで晴れるなら。俺が、喜んで悟史役になってやる。
30圭一×詩音6  ◆eRDUfXaGp2 :2007/06/25(月) 00:23:00 ID:2ukY15jd

「ん、ちゅ…ふぅ…っ!」
触れるだけのキスが、徐々に深いキスへと変わっていく。
お互いに舌を絡め合い、唇を貪る。
その間に俺は詩音のパジャマのボタンに手を掛けた。
ぷち、ぷち。一つボタンを外していくごとに、曲線的な体が露になっていく。
全部のボタンが外された時、その肢体の美しさに眩暈がした。
「あ、硬くなってる…。私ので反応してくれたんですか…?嬉しいな」
詩音が俺のモノに手を這わす。すでにカチコチになったそこは、刺激を求めて膨れ上がっていた。
その笑顔も。…俺に向けてじゃないんだよな。悟史に向けたものなんだよな?
…俺、勘違いしないから。今だけは、俺は悟史だ。
「…詩音が可愛いから、な」
「んんッ!」
詩音の下着に手を突っ込んで、秘部をまさぐる。
そこはほんのりと湿っていて、数回指を擦っただけでじんわりとした蜜が溢れだした。
「なんだよ、これ?もうビチョビチョじゃねぇか」
その蜜を秘部に塗り付け、存在を主張する肉芽をつまむ。
指でこねくりまわしてやると、詩音は一層高い嬌声を上げた。
「あ、…んん…っ!それはぁ…っ!」
「それは?」
指でソコを開いたり閉じたりする。充分に潤った秘部は、すんなりと俺の指を受け入れた。
「それは、…いつも、悟史君の事考えて……ッ …や、拡げないでくださ…ッ」
「続き」
耳たぶに軽くキスをする。詩音の額からは玉のような汗が噴出し、小刻みに震えている。
「悟史君で…っ、あっ、ふああっ、オ、…ナニー… してた、から、ですっ、んあああっ!」
「…よく出来ました」
「ひ、あああああああっ!!」
もう我慢の限界だった俺は、ご褒美と称してそのいきり立ったモノを詩音の中へと挿入した。
ずん、と思い切り貫いてやると、それに比例して詩音の声も大きくなる。
31圭一×詩音7  ◆eRDUfXaGp2 :2007/06/25(月) 00:24:59 ID:2ukY15jd

「やっ、あっ、すごいいっ、んんんんっ!!!」
「くっ、…う、あ…」
獣のように腰を打ちつけ、お互いを貪りあう。
詩音の膣は吸い付くように俺のモノを締め付けて離さなかった。
そのまま俺は豊かな胸に手を這わせ、激しく揉みしだく。
その胸の頂を捻りあげると、詩音は悲鳴のような声をあげ、びくびくと震えた。
「あっ、イくッ、悟史くっ、私、もう…!」
「お、れも…! 詩音、詩音…っ!!」
「あ、ああああああああッ!!!………ちゃ、…けい…ちゃ……っ!」
どくっ、どくん、どくんっ…。
普段からは想像もつかないような卑猥な声をあげ、詩音がイった。
俺も自分の欲望を詩音の白いお腹へとぶちまける。
くたり、と倒れこむ詩音。どうやら気を失ったようだった。


「…服、着替えさせなきゃ。あと、汗もふいて、それで……」


風邪、悪化しちゃうかもな。それとも、俺に移るかも。
ぼんやりとした頭でそんな事を考えていた。
詩音が目覚めたら、どう思うだろうか。
良い夢だったと思うだろうか、それとも悪い夢だったと思うだろうか。ちゃっかり悟史の代役と称して自分の純潔を奪った俺を恨むだろうか。
そのどの反応をするかは分からない、けど。
――――――詩音がイく、最後の最後。
「圭ちゃん」と聞こえたような気がした。
32圭一×詩音8  ◆eRDUfXaGp2 :2007/06/25(月) 00:25:41 ID:2ukY15jd







「…お…ねえ…?」
「あー、目ぇ覚めた?」
目が覚めると、お姉が私のおしぼりを取り替えているところだった。
視界がずいぶんとスッキリして、頭も幾分軽い。監督の注射が効いたんだろう。
「わたし、どれくらい寝てました…?」
寝ぼけ眼を擦り、お姉にたずねる。お姉は時計を見て、唸りながら問いに答えた。
「ん〜………。何時間ぐらいだろ。夕方ごろまで圭ちゃんたちがお見舞いに来てくれてたんだよ。
そん時もあんたずーっと寝てて、せっかくレナがおかゆ作ってくれたのに食べずじまいでさあ!
あー、あのおかゆ美味しかったなあ〜?」
「なっ!お姉、あんた病人のご飯奪うなんてどれだけ食い意地張ってんですかっ!」
あれは病人でも3杯はイケるね!と豪語するお姉。私は今更ながらお腹が空いている事に気付き、ぐぅうとお腹の虫が鳴るのを必死で我慢していた。
「…なーんてね!嘘嘘!ちゃんと取ってあるよ。あっためて食べな。ほれ、今からチンしてきてあげる」
魅音がにやりと笑った。お姉のくせに私をからかうなんて…!一生の不覚だ。
ぱたぱたとお姉が台所に駆けていく。その後姿を見て、私はポツリと呟いた。

「…ごめんね、魅音」







ほんとは、途中から気付いてた。


…私は、ずるい女だ。




33圭一×詩音  ◆eRDUfXaGp2 :2007/06/25(月) 00:26:39 ID:2ukY15jd
TIPS:もう一つの恋心


「…ね、圭一くん。ひとつ聞きたいことあるんだけど、良いかな?」
詩音のマンションからの帰り道、レナがポツリと呟いた。
さっきの行為の余韻でまだ頭がぼーっとしていた俺は、適当に「うん」と返事を返す。
…レナのおかゆ、うまかったな。病人向けで、薄味なのに、それでいて飽きなくて、さっぱりで…


「…どうだった?初めての感想は」


…………。
ん、な。
「レ、レナッ、おま、まさか、見て…っ!?」
「何のことかな?レナはおかゆの感想を聞いただけだよ?
圭一くん、レナのおかゆ食べたの初めてだもんね。ねえ、どうだったかな、かなあ?うふふふ!」
「ちょ、待っ、おいコラ、レナ―――ーっ!!」
「あははは、あははははは!また行こうね、詩ぃちゃん家!」
そう言って笑いながら走り出すレナ。
その笑顔がまぶしくて、俺はレナを必死で追いかけていった―――。






…あんな大声出してたら誰だって気付いちゃうよ。
圭一くんの、ばーか。
でも、諦めないからね?
34 ◆eRDUfXaGp2 :2007/06/25(月) 00:28:39 ID:mOzL9ZR4
以上。失礼しました
35名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 00:42:14 ID:ON5quTcw
最後の詩音や、レナとのやりとりが、らしくていいね。
GJ!
36名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 00:54:04 ID:rMAY7pZN
レナが気付かないか? と思ってたらやっぱり気付いてたか……。
詩音がエロくて、切なくてでも少し温かくてよかった。GJ。

あー、ネット繋がったから投下しようかと思ったけど、直後はタイミング
悪いので明日にさせて貰います。
37鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その23〜:2007/06/25(月) 03:01:52 ID:YKFlqxc4
>>1
新スレ乙です。
久方ぶりですが、鬼畜王の続きを投下させていただきます。


「…う、うん…」
レナが俺に命ぜられるままに後ろを向く。
セーラー服のスカートに手を潜り込ませ、純白のパンティをずり下げてレナの足下にストンと落とす。
そのパンティを見た時、俺は気付いた。…中心にある、小さな染み。なんでこんなものが出来てるのかな…かな?あははは!!
「くくく…レナ。俺のオットセイ☆をしゃぶりながら、何を考えていたんだ?」
「え…?…ひゃあうッ」
レナは突然の問いに戸惑ったが、俺の指が秘部に侵入した途端に甲高い声を上げた。
グチョグチョに濡れているレナのマンコをいじりながら、俺は厭らしく耳元に囁く。
「レナのここ…俺が濡らすまでもなく、既にグチョグチョだな…。これはどういうことかな、かな?…くくく!」
「あ、あん…んぅ…そ、それはぁ…」
「『それは』なんだ?…俺がその先を当ててやろうか。
…『なぜかと言うと、淫乱でドスケベな牝狗のレナは、圭一くんのオットセイ☆をはしたなくおしゃぶりしながら欲情してたからです。
早くレナのオマンコにオットセイ☆をぶち込んで下さい圭一くん、レナをバックから好きなだけ突いて下さい』…って言いたいんだろ?あっはっはっは!!!」
「はぁ…ん、んあぅ!
…そ、そうだよぉ…。レナ、圭一くんのオットセイ☆をおしゃぶりしながら…早く挿入(いれ)て欲しかったの…」
レナは俺の指テクに喘ぎながら、流し目で本音を吐露する。
…もはやそこには、清純で一途な思いを抱く『少女』の面影は無い。…ただ欲望のままに男を欲する、淫蕩に飢えた『女』と化したレナがいた。
「…ねぇ、早く挿入てよぉ…レナのオマンコ、圭一くんの指だけじゃダメなのぉ…」
レナはそっと俺のオットセイ☆に指を這わせ、上下にしごき上げる。
「圭一くんのオットセイ☆で…レナを後ろから突いてほしいの…」
そう言うとレナは自らスカートをたくし上げ、俺が指を離したオマンコの入り口にオットセイ☆の先端をあてがう。
濡れそぼったレナのオマンコにオットセイ☆の先端が触れ、ヒクヒクとオマンコの入り口が疼いているのが分かる。
…ふははははは!レナ…そこまでして、俺のオットセイ☆で気持ち良くなりたいのか…。
まったく、お前は俺の期待以上にかぁいい女だぜ…本当に、お前と出会えたことが嬉しくてたまらないよ…くっくっくっくっくっく!
「…そうかそうか、レナ…そんなに俺のオットセイ☆が気に入ったのか…なら、今すぐコイツで気持ち良くしてやるよ」
俺はレナの腰を両手で掴み、オットセイ☆をレナの中へゆっくりと押し込む。
「んんああああぁぁぁッ!!!」
レナは挿入の瞬間、一際大きな嬌声を上げた。
そのままズブリと奥まで侵入させ、レナの膣内(なか)の一番奥まで到達した。
「ん…はぁん…あ…。け、圭一くんのオットセイ☆が…レナの膣内の奥まで来てるのが…分かるよ…」
「ふ…はは、レナのオマンコ、…俺のオットセイ☆、まるごと飲み込んじまったな…。さすがだな、レナは」
「あは、は…レ、レナ、かぁいいものはみーんなお持ち帰りぃ〜だもん…圭一くんのオットセイ☆だって、レナのオマンコでお持ち帰りしちゃったよ…」
「はははは、お持ち帰りぃ〜か…だがな、ただお持ち帰りするだけじゃダメだぜ?
持ち帰ったものはたっぷり堪能しないとなぁッ!!」
俺はオットセイ☆を一気に下げ、入り口付近から再び上へと押し込む。
38鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その24〜:2007/06/25(月) 03:03:50 ID:YKFlqxc4
「あんッ!!」
レナが甲高い声で鳴く。
さらに俺は上下のストロークを繰り返し、その度にレナは歓喜の声で応える。
「んう、あん、んぁぅ、ああん、んはぅ!!」
立ちバックで竜宮レナを貪る前原圭一。前原圭一に後ろから突かれる度に悦ぶ竜宮レナ。
お互いの身体を密着させ、決して離れまいと、レナは俺のオットセイ☆を締め付け、俺はレナの膣内へオットセイ☆を送り込む。
「んん、あん、あん、あんッ!!…け、圭一くんッ!!…レナ、とっても気持ちいいよぅ!!…圭一、くんも、あん…ッ!!…気持ち、いい?」
「…あぁッ!!…レナのオマンコ、すっごく気持ち良くてかぁいいぜッ!!…レナの膣内に、いつまでもオットセイ☆を挿入ておきたいぐらいになッ!!」
「はぅっ、んふぁ、あん、んんんッ!!…う、嬉しいよ、圭一くん…ッ!!…レナのこと、そんなに…想っていてくれたなんて…ッ!!」
レナは俺に突かれながら、涙を一筋流した。
…昨日流した涙とは違う。昨日、レナが流した涙は、オヤシロさまの祟りという不安を忘れることが出来ないせいだった。
だが、今流れている涙は…レナが、俺に抱かれていることを、本心から喜んでいるからだ。
…やはりこいつは、レナは、俺の本性に気付いてもいない。あるいは…気付いていても、それを承知で抱かれているのだろうか…?
ふと、そんなことを思っていると、レナが首をこちらに向けて、いきなり唇を塞いできた。
突然のキスに戸惑いながら、舌を絡めるレナに応える。
キスの最中でも腰を振る。その度に、レナは喘ぐ。
お互いの口内を貪り合い、唾液の糸を引かせながらレナが見つめる。
『圭一くん、今はただ、レナと繋がっていて?…レナと気持ち良くなろ?…いろんなことを忘れて…それが、二人の幸せのためだから』
レナのトロンとした淫媚な瞳が、そう言っているような気がした。

…その瞳は、俺の中の『鬼』を目覚めさせるには、十分な威力を持っていた。

「く…く、く、あーはははははははッ!!!…いいぞレナ、もっともっと気持ち良くなりたいんだなッ!!?」
俺はレナの胸を両手で鷲掴みにし、グニグニと動かしつつ問う。
「ひあぁっ!!…う、うんッ!!…レナ、圭一くんにもっと気持ち良くして欲しいのッ」
「だろうなッ!!じゃあ、レナの期待に応えてやるぜッ!!俺のオットセイ☆で、レナをいっぱいいっぱい幸せにしてやるぜ!!」
レナの胸を乱暴にいじりつつ、今までより激しく腰を打ち付ける。
レナは更なる快楽で腰砕けになり、立つこともままならず膝から崩れ落ちそうになる。
目の前にあった冷蔵庫に手をつけ、身体を支えながら俺に後ろを突かれる姿は、ケダモノの交尾を連想させた。
「あんッ、うぁんッ、ひゃあう、あんんんッ!!…圭一、くんッ!!…は、激しいよぅッ!!」
「激しく突かれるのもいいだろ、レナッ!!?…淫乱な牝狗だったら、もっともっとよがり狂ってしまえッ!!」
「んんッ、はぁんッ、ああうッ!!…そ、そうなのッ!!レ、レナはオチンポ大好きな牝狗だか、ら…んぁうッ」
「そらそらそら、もう少しでラストスパートだぜ!?さっさとその先を言え、レナッ!!」
「はぅッ、んんあッ、ひぅッ!!…だから、圭一くんのオチンポに激しく突かれて、嬉しいですッ!!
…あ、だ、駄目ぇ…!!
…レナ、レナね…圭一くんのオチンポが気持ち良くて、もうイキそうなの…!」
「ふ、あ、は、はは、あははは!!!俺もだ、レナッ!!そろそろイクぞッ!!レナのオマンコ、俺のオチンポ汁でいっぱいにしてやるッ!!」
もはや、俺もレナも、ケダモノだった。歓喜に酔い、狂い、更に激しく求め合い…限界はすぐそこだった。
「あん、あん、あんッ!!…け、圭一くんのオチンポ汁、レナのオマンコで飲ませてぇッ!!…今度は、ちゃんと全部飲むからッ!!
…あ、あ、あん、イ、イク、イッちゃうッ!!!」
「…レナ!!…俺も、イクぞッ!!」
「んんあああああああーーーーッ!!」
俺たちは同時に果てた。レナの膣内に、俺の出した精液がドクドクと注ぎ込まれる。
そのままビクビクと身体を震わせ、お互いに抱き合う。
レナの膣内に全てを放ち、俺のオットセイ☆を引き抜いた。
39鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その25〜:2007/06/25(月) 03:13:00 ID:YKFlqxc4
…レナはその場に崩れ落ち、肩で息をしている。膣内からこぼれた白く濁った液が、地面に溜まりを作っていた。
さすがの俺も、これほど熱く女を抱いたのは久しぶりだったせいか、しばらくはオットセイ☆をだらりと下げたまま息を整えていた。
…これはあの女以来だな…ぼうとする頭で、俺はまたしても、あの白人のハーフ女との熱すぎるセックスを思い出した。
「Oh...マサシの暴れん棒ショーグン、レミィの膣内(プッシー)で大立ち回りしちゃってマース!!
…Ah,マサシのラブジュース、ハラワタにブチ撒けてヨ!!『虎穴に入らずんば虎児を得ず』デース!!!」
…だから俺は圭一だっちゅーに。誰だよマサシって…。
アホな外人女のことはさておき、俺はレナを抱き起こす。
「…大丈夫か、レナ」
「…はぁ、はぁ…圭一、くん…」
レナはまだ息が洗いが、俺の顔をうっとりとしながら見つめている。
「…あ、あは、は…ごめんね、圭一くん」
「…?…何が『ごめんね』だって?」
突然のレナの謝罪に、俺は戸惑った。
「…レナ、圭一くんのオチンポ汁、全部飲むって言ったのに…二回目も、駄目だったよ」
「…な、なんだ。そんなことか…。気にするなよ、レナ…俺は、レナといっぱい気持ちよくなれたんだから、それでいいんだよ」
「…やっぱり優しいね、圭一くんは…。本当に…」
レナは穏やかな笑みを浮かべた後、俺の胸に顔を埋めた。
そのまま眠ってしまうのかと思ったが、そうではなかった。ただ俺と抱き合い、その身体を寄せ合う…それだけで、良かったのだ。
それは、ほんのささやかな行為。激しく身体を貪り合った後の、気怠くも温かい時間。
…それは俺にとって、今まで何度も演じてきた、情事の後の女へのフォローというやつだった。
紳士的に振舞うことで、女を更に虜にする…それは、何度もやってきたことだったし、
それがレナにも通用する手段だろうから、やっているんだ…そう思っていた。
だが、何故か一瞬。…心のどこかで、ズキリと『痛み』を覚えてしまった。
それは小さな、しかし確実な『痛み』。そんな『痛み』を感じたこと、今まで無かったのに。
間違いない。…レナとこうして、抱き合う時間を…俺は、愛おしく感じ始めている。
激しく抱き合うのと同じくらい、レナとこうして穏やかに過ごす時を、大事にし始めている…。
今までの前原圭一なら、それはあり得なかったが…雛見沢でレナと出会い、俺は…変わってしまったのか?
俺は、レナを…。

だが、この時の俺は、それ以上に傲慢な自信に満ちていた。
レナは、それでも俺の思いのままだという確信に満ちていた。
だから、その先の言葉が、どんな結末をもたらすのかなんて、考えもしなかった。

40鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その26〜:2007/06/25(月) 03:19:51 ID:YKFlqxc4
「なあ、レナ。…俺とヤって、気持ち良かっただろ…?」
…声のトーンが変わったのが、自分でも分かった。
声の主は、確かに前原圭一だが…言葉を真に発しているのは、前原圭一の中にある『鬼』なのだ。
レナは一瞬ビクリと身体を震わせ、ゆっくりと顔を上げる。
「け、圭一、くん…?」
そこでレナが見たのは、優しい笑みを浮かべる圭一ではない。
…一人の女を屈服させながらも飽き足りず、更なる獲物を求める『鬼』が、口元を歪めてレナを見据えていたのだ。
「…レナが味わった幸せ…『仲間』にも分けてやりたくないか…?」
「…え?」
「くっくっく…つまりな…みんなで『部活』をしようってことだよ…みんなで気持ち良くなる『部活』をな…くっくっく!」
レナは驚愕の表情で、俺の提案を聞いている。
…誘惑の悪魔に魅惑の契約を持ちかけられた錬金術師の話を、かつて読んだことがあった。今の俺とレナは、まさにそういう関係なのかもな…。
俺はレナに顔を近付けつつ、更に誘惑の言葉を重ねる。
「なぁに、そんなに思い悩むことでもないさ…俺とレナの仲は、誰にも邪魔はさせない。
だが…信頼出来る仲間だったら、俺たちと共に楽しむ権利はあるはずだ…」
「…仲間って…まさか、圭一くん…」
「そうだな…まずは、魅音からいこうか…!」
「…ッ!み、魅ぃちゃんを…?」
「くっくっく…魅音のやつ、楽しいことには目が無いからな…安心しろ、レナが魅音にこう持ちかければいい…」
俺はレナに、自ら練った作戦を伝える。
辺りに人はいないから、誰にも気付かれることはない。
俺たち以外に知っているとすれば…なき続ける、ひぐらし達だけだろう。




P.S.
一週間以上も投下出来ず、しかも魅音登場まで予告しておきながら結局登場まで行かず。
公約を果たせず、喉掻きむしりたい気分です OTZ
今度の今度こそ、魅音との絡みに持ち込めそうですが…次はクオリティを維持しつつ、まずはちゃんと早めに投下することを目標にします。

あと…前スレで知恵先生と鬼畜王K1との関係がちょっと話題になりましたが…
『女教師』『征服』『篭絡』『聖職者』『カレー』『法衣』これらのキーワードを並べてみると、創作意欲が俄然湧いてきましたよw
ではまた(´・ω・`)ノシ
41名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 09:42:24 ID:N0oeOJS9
神だ!神が降臨されたぞ!
42名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 09:44:57 ID:zBvg8/bl
wkwk
43名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 09:56:25 ID:2LB1c+ej
ktkr
44名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 18:26:24 ID:zMFHRyun
新世界の神が光臨された!
45名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 18:50:20 ID:X+OUUDLP
>>34
GJ!
切ねぇ。・゚・(ノД`)・゚・。
しかし、やっぱりちょっと悲しい話になってしまうんだなぁ、この二人。
46名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 19:27:30 ID:OyFAu10a
あはは、何を言ってるのかわかんないや。圭一のばーかばーか。

とはいかないんだな…カナシス
47 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:28:13 ID:tdwDb+G+
>>40
個人的に、白人ハーフの女とマサシが気になるなあ。
オリキャラが敬遠されるのは分かってるけど、「スレから追い出されたSSを投下するスレ」あたりで番外編が出ないかちょっぴり期待してしまう。

えと、投下させてもらいます。
圭一×レナの陵辱→ほのぼのもの(?)です。
消費レス数は17を予定。
終わりがダークっぽいので救いがあるかどうかは微妙。
陵辱やダークが苦手な人にとって判断が難しそうなので、本編投下後にあらすじ出しておきます。
48醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:29:59 ID:tdwDb+G+
親父とお袋は仕事で、急に東京へと出かけてしまった。
今夜、俺の家には誰もいない。
マジかよ、何でよりにもよってこんなときに限って……。

富竹さんが喉を掻きむしって死んで、鷹野さんが失踪した。
誰が? 何で? どうやって殺した?

彼女らは俺に隠し事をしていた。
仲間なのに……連続怪死事件のことを話してくれなかった。そんなに俺のことが信じられなかったっていうのか?
それを聞いたからって、別に雛見沢のことを嫌いになんかなったりしないのに……。

レナにそのことを訊いた。
あんなの、俺の知ってるレナじゃない。あんな不気味な眼をしたレナなんて知らない。あんなに冷たくて恐ろしい声を出すレナなんて知らない。

レナが俺の背後で、気配も無く大石さんとの電話を立ち聞きしていた。
何がしたいんだよレナ? 何を聞いたんだよ? 何の用だったんだよ? どうして何も話してこなかったんだよ?

レナと魅音が針入りのおはぎを持ってきた。
どうして大石さんとのことといい、お昼のことといい、お前達は俺の行動を知ってるんだよ? どうやって見張ってるんだよ? 何で針なんか入れるんだよ? 俺が何したっていうんだよ? どうしてそんなにも俺を殺したいんだよ?

白いワゴン車に轢かれかけた。
畜生、ひょっとして相手は村ぐるみなのかよ?

レナに言わせると、悟史と俺は同じらしい。
冗談じゃない。俺は「転校」なんてしねぇぞ。

ぺたぺたと背後から足音が聞こえる。
あり得ないあり得ないあり得ないあり得ない。恐い恐い恐い恐い。

「畜生っ!!」
俺は一人きりの居間で、柱に拳を打ち付けた。
49醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:31:10 ID:tdwDb+G+
ぴんぽーん
不意に鳴り響いたチャイムの音に、俺はびくりと震えた。
誰だ?
誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ?
もう夜も遅いんだぞ? 七時を回って外は真っ暗なんだぞ? 何でこんな時間に人が尋ねてくるんだよ? あり得ないだろこんなのっ!!
ぴんぽーん
俺の聞き間違いであって欲しいという希望を打ち壊すかのように、チャイムは繰り返し鳴らされる。
…………きっと……俺が出るまで諦めることは……ない。
歯を食いしばりながら、俺は玄関へと向かった。
チェーンを掛けたまま、俺は鍵を開けた。
バンッ!
勢いよく扉が開かれ、盛大な音を立てる。
「あっ。……チェーン掛かってたんだ」
扉の隙間から覗くその人影と、その声に……俺は一瞬、悲鳴を上げそうになった。
なんで……レナがこの時間に?
「ねぇ……圭一君。チェーン外してくれないかな? かな?」
ちょいちょいとチェーンを指で突きながら、レナが微笑む。
チェーンを外せだって? そんな……無防備な真似が出来るかよ。
嫌な想像が湧いてくる。もしこの扉を開けて、レナがあの鉈を俺の頭に振り下ろしてきたら……。
「うち、夜は必ずチェーンを掛けてんだよ。……気にすんな」
「……そうなんだ」
悲しそうに、レナは俯いた。口元だけが笑顔の形を保っているのが……レナが笑顔を保とうとしている努力が、俺の胸に痛い。
ごめんレナ。俺だって……疑いたくはないんだぜ。
だからせめて、心の中で謝っておく。
「レナ。いったい何の用なんだ?」
それが終わったら、さっさと帰ってくれ……。
「……あのね、圭一君。ご飯食べた?」
いや、食べていない。お袋がいないから待っていても夕飯は出てこない。
どうせカップラーメンなのだから、食べたければいつでも食べられる。
「いや、まだだよ。でも、それがどうしたよ?」
「あ、あははは、じゃあよかった☆ これ見て? お総菜とか持ってきたの」
レナはそう言って、風呂敷で包んだ重箱を差し出して見せた。
「お台所とか貸してくれれば、お味噌汁も温めてあげられるよ☆ お豆腐もお野菜もたっぷりなの」
ごくり と俺は唾を呑んだ。
何を隠そう、俺は具沢山の味噌汁は大好きだったりする。
「ご飯も持ってきてあげたから、レンジで温めればすぐに食べられるんだよ☆」
もちろん味噌汁にご飯は欠かせない。ご飯をばくばくと喉にかき込み、合間に味噌汁をすする。ああ、よくぞ日本人に生まれけり……。
「あとね、山菜のお漬け物もつくってきたんだよ。それからね、それからね――」
おいおいまだ続くのかよ……。美味そうだ。実に美味そうだ。
俺はカップラーメンでいいやなどと言っていた、不健全な自分とおさらばすることにした。
レナの裏表の無い笑顔に、いつしか俺の警戒心も薄れつつあった。
50醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:33:05 ID:tdwDb+G+
いや……でもちょっと待てよ?
それを思い付いた瞬間、俺の心臓は大きく震えた。
このレナの行動には、ある前提が必要になってくる。
「なぁレナ? 有り難いんだけど、でも何で急に? 俺の家でももう夕食を済ませたとは思わなかったのか?」
そう……両輪の不在を知っていない限り、誰もこんな真似はしない。
「圭一君。もうカップ麺、食べちゃったの?」
「い、いや……そういうわけじゃ……」
ちょっと待て、親がいると思っていたら、カップ麺が夕食なんて考えないだろ?
「……圭一君。カップラーメンだけじゃ体によくないよ? …………好きなの? 豚骨ショウガ味。買ったのはセブンスマートだっけ?」
俺の顔から血の気が引いていく。何故、レナはそんなことまで分かるんだ?
間違いない。レナは俺の両親の不在を確信している。
くすくすとレナは笑った。
いや……よく考えろ前原圭一。これは危険だけれど……どうしようもなく危険だけれど、チャンスでもある。
俺にとって、血の気が引いたのはむしろよかったかもしれない。おかげで、少し落ち着きを取り戻すことが出来たのだから……。
今ここにいるのはレナ一人、それは間違いない。下手をすれば今後、より大人数で俺を襲ってくるかもしれない。もしそうなってしまったらアウトだ。
だから、せめて……今のうちにレナから聞けることを聞き出しておくべきだ。
ああそうだよ。こんなわけの分からない話はもうまっぴらだっ!
俺は大きく息を吐いた。
覚悟は……決まった。
そして俺は…………チェーンを………………外した。
俺の命綱とも言えたロックがドアに当たり、耳障りな音を立てる。
「いいぜ。……入りな、レナ」
俺の声は、自分でも驚くほど落ち着いていた。
「うん、ありがとう。圭一君☆」
重箱を手にしながら、レナは家の中に入ってくる。
最初に警戒していた……いきなり襲いかかってくるということはしなかった。
レナの脇を擦り抜け、扉に鍵とチェーンを掛ける。
背後からレナの様子を見てみるが……どうやら、鉈のような凶器は持ってきていないらしい。
「うわ。圭一君。この下駄箱どうしたの?」
「ん? ……ああ、ここで転んじまってな。バットで壊してしまった」
「ふーん。そうなんだ。危ないなあ、気をつけなよ? 圭一君」
「ああ、そうだな」
どうでもいいだろそんなこと。
いや……そうとも限らないか、ここで俺と乱闘になれば、その痕跡としてこの下駄箱が証拠となることもあるかもしれない。
もしレナ達の目的が「俺を鬼隠しする」ということなら、こんな何かここであったと思わせるような真似はしたくないはず。あくまでも俺を忽然と消さなければならないはずだ。
なるほど……だから、レナはここでは何もしなかったということか。
偶然とは言え、夕方に襲ってきた謎の足跡に、俺は少しだけ感謝した。
「じゃあ圭一君。台所まで案内して? すぐにご飯つくるから☆」
「ああ。分かった」
レナに付き添いながら、俺は台所へと向かった。
レナは俺を見上げながら、にこにこと笑っている。
俺を油断させる気なのか、それとも……俺を殺せるのがそんなにも嬉しいのか……。
俺はレナの一挙一動を見逃さないよう、レナを見つめ返した。
51醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:34:38 ID:tdwDb+G+
「ここだよ。ここが俺の家の台所」
「うん。それじゃ圭一君、テーブルに座って待ってて」
「いや、いいよ。俺はここで待ってる。俺だけ座ってるってのも、なんか悪い気がするしよ」
ヘタに座ると、もしものときに逃げ出しにくくなるしな。
「そう? そんなの気にしなくていいのに……」
くすくすと笑うレナを俺は眺める。
レナは風呂敷を解き、重箱をテーブルの上に並べた。
そしてレンジでご飯を温めていく。
その姿はなんだかレナをお嫁にもらったみたいで……こんな状況でさえなければ、俺はきっと心弾ませていたに違いない。
でも、そんな甘い想像に浸ることなんて、俺には許されない。
今のところレナの行動に不審な点は無い。
なら……きっとこの重箱の中身に、毒が入っているに違いない。
「レナはもう夕食はすませたのか?」
「ううん、まだだよ。圭一君と一緒に食べようかなって……。うふふ☆」
「ふぅん」
だけど、そんな言葉……信じられるわけがない。
もうこんな茶番は沢山だ。いつまでも付き合ってられるか……馬鹿馬鹿しい。俺の最高の仲間の一人であるレナの姿で、レナの真似なんかするんじゃねぇ。
俺はゆっくりと、レナへと近付いた。
「あ、圭一君。ナイフってどこかな? かな?」
パンッ
台所に乾いた音が響く。
俺の気配に気付いて振り向くレナを俺は平手打ちした。
「…………え……?」
目を丸くして、レナは赤くなった頬に手を当てた。
自然と俺の目は細くなっていった。
右手でレナの胸ぐらを掴みあげ、引き寄せる。
身長の低いレナは、つま先立ちになって思うように動けない。
「レナ……ナイフをどうしようってんだ?」
俺が凄むと、レナは短く悲鳴を上げた。
「おい……レナっ!!」
そのままレナを揺さぶると、ようやくレナは震える唇を開いた。
「だ……だって……、夕食に……」
「嘘だっ!!」
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ。そのナイフで俺を殺すつもりだったんだろう? レナ。
レナの顔を俺の顔に近付けると、レナは俺から目を背けた。
何故ならそれはレナにやましい部分があるからだ。
きゅっと固くレナは目を瞑った。
そんなレナの態度が、余計に俺の神経を逆撫でする。
52醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:36:32 ID:tdwDb+G+
「なあレナ。……富竹さんが死んだこと、知ってるよな?」
「し……知らない、そんなの知らないよ。圭一君」
「嘘だ」
今度はレナの耳元でそう囁く。
「この前、教室で言ってたじゃないか、鬼隠しに遭ったって」
びくりとレナは身を強ばらせた。
「あ、あれは……その……」
「あの様子じゃ鷹野さんが失踪したことも知ってるんだよな?」
「う……うん。魅ぃちゃんから聞いたの」
へぇ……魅音か。やっぱりな。
俺は舌打ちした。
やはりとは思ったけど、魅音がそんなことをしたなんて思いたくなかった。だから今まで信じていた。それなのに、あいつは……そしてレナも俺を裏切った。
「何で富竹さん達は死んだんだ?」
「し、……知らない」
俺が優しく、ゆっくりとレナの頬を左手で撫でると、レナはがたがたと震えた。
「じゃあ、別の訊き方にする。……どうして富竹さんは死ななくちゃいけなかったんだ? 誰がどうやって殺したんだ?」
「知らない。……ごめんなさい圭一君。私……本当に知らないの……」
がちがちとレナの口から歯の鳴る音がする。
外見上はまったく傷を付けずに、女に大きな精神的負荷を与える方法。
俺は無言で、左手でレナの胸を掴んだ。
「ひうっ!」
初めて触れるレナの乳房は、俺の手にぴったりと収まっていて……想像以上に柔らかくて、そして張りがあった。
そのまま、ぐにぐにとレナの胸を揉みしだく。
レナの固く閉じられた目蓋から涙が溢れてくる。
「お願い。……お願い圭一君。もうやめて……」
「やめて欲しいなら俺の質問に答えろよ。話してくれたら、俺もすぐにやめる」
「でも……そんなこと言われても、本当に何も知らないの。悟史君のことだって……」
俺は溜め息を吐き、左手をレナの胸から放した。
そして、右腕から力を抜き、レナをまともに立たせた。
「圭一君?」
解放されると思ったのか、レナはうっすらと目を開いた。
けれど俺にそんな気は無い。
レナの顎に左手を当て、くいっと持ち上げる。
「圭……はぅっ!!」
強引に、俺はレナの唇を奪った。
きゅっと固くすぼまったレナの唇に俺の唇を覆い被せ、丹念に擦り、そして舌で舐め回す。
むーむーと呻くレナの声に嗚咽が混じり始めた頃、俺はようやくレナの唇から俺の唇を離した。
53醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:39:02 ID:tdwDb+G+
「非道い。……非道いよ圭一君。レナ……初めてだったのに……」
「へぇ。そりゃ奇遇だな。俺もだ」
俺は吐き捨てるように言ってやった。
「レナ。悟史はどこに行ったんだ?」
しかし、今度の質問にレナは返事をしない。
俺は、今度はレナのワンピースのリボンに手を伸ばし、ゆっくりと解いていった。
レナは抵抗しない。
ただ、ぎゅっと唇を噛んでいる。
完全にリボンを解いて、俺は両手をレナの肩に置いた。
「お願い。圭一君。もう……許して……」
「言ったろ? 俺の質問に答えればすぐにやめるって……」
「うっ……うっうっ……」
けれど、レナは泣くだけで俺の質問に答えようとはしない。
俺はゆっくりと、レナの肩に置いた手を下ろして……レナのワンピースを脱がせていった。
レナの華奢で柔らかい二の腕が、俺の手の中を通っていく。
徐々にレナの胸元が……白い肌が露出していくにつれて、レナは真っ赤になって俯いた。
やがて、服の縁はレナの胸の双丘に達して…………そして、白いブラが完全に露わになる。
「圭一君。……っく……ううっ……非道いよ。なんでこんなことするの?」
「その胸に訊いてみろよ」
涙を流しながら、レナはしばし押し黙り……。十秒ほどか? 沈黙の後、恐る恐る口を開いた。
「ひょっとして……昨日の、おはぎの……こと……かな? かな?」
「ああ、それもある」
「でも、あれは……ただのイタズラ」
それを聞いた瞬間、俺は怒りで我を忘れた。
「うるさいっ!」
「きゃああっ!」
レナのブラを掴み、強引に剥ぎ取る。
想像以上にあっけなくホックは千切れ、レナは慌てて両手で胸を覆い隠した。
でも、レナが隠すまでのほんの一瞬、俺は確かに見た。
レナの乳房は美しく整っていて、その瑞々しさとは裏腹に……いや、そうであるが故か……俺の男としての本能を、暴力的な衝動を刺激した。
ああそうだよ。こういう状況で興奮しないわけがない。
俺のものはとっくに固く膨らんでいた。
「あれがイタズラで済むのかよっ! なんだよそれっ!」
俺はレナを怒鳴りつけ、髪を掴んだ。
恐怖に染まったレナの瞳を覗き込む。
ふざけるなよ。何を今さら、そんな目をしていやがるんだよ。
震える唇で、レナが何事かを呟く。いったい何を言っているんだ?
俺は目を細め、耳を澄ませた。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」
54醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:40:10 ID:tdwDb+G+
俺の奥歯が軋んだ音を立てた。
ごめんなさいだと? なんだよそれ? 俺が聞きたいのはそんな事じゃないんだっ!
「なあレナ。……何であんな事したんだ?」
努めて優しい口調で、俺はレナに訊いてみた。
けれど……レナは何も答えない。
冷めていく……。急速に、レナに対して今まで持っていた何かが冷めていく。
俺は静かに息を吐いて、空いていた左手でベルトを外し……ズボンのファスナーを下ろした。
膨れあがった俺のものを取り出すと、レナは蒼白になって、びくりと震えた。
「痛い。……痛いよ圭一君。そんなに強く……引っ張らないで」
髪をより強く引っ張りながら、レナの顔面を俺のものへと近付けていく。
必死にレナは目を逸らそうとするが、俺のそれが視界に入らないわけがない。
レナはバランスを崩し、俺の前に跪いた。
「レナ。答えないっていうなら……」
俺はレナの口の前に、左手で俺のものを構えた。
「やだ。……嫌だよ。お願い圭一君。お願いだから……あぐっ」
俺は躊躇無くレナの口の中へ俺のものを突き入れた。
髪を掴んだ右手でレナの頭を強引に揺らし、俺のものを出し入れさせる。
「おぶっ うぶっ ううっ ふぅうううぅ」
やたらと粘っこい唾液も、生暖かく柔らかい舌も、俺のものに当たってばかりの歯も……レナの小さな口に俺のものが収まっているのかと考えると、それだけで俺の口は愉悦に歪んだ。
「んんっ むぅっ んっ うっ んぐうううぅ」
レナの苦悶の声が、何よりも心地よく聞こえる。
ああ……いいぜ、レナ。もっと泣けよ。もっとその声を聞かせろよ。
とにかく乱暴に、俺は何度も、何度も、何度もレナの口腔を俺のもので犯す。
もっと激しく、もっと奥まで……。
いっそのことこのまま射精してしまいたいくらいだ。
しかし、レナが限界か……仕方ない。
よほど苦しいのか、レナの瞳から光が消えかかっている。
俺はレナの口から男性器を抜いた。
「おぶっ……ううっ……かはっ……はっ」
途端、レナは床に向かって盛大にむせ込んだ。
肩を大きく揺らし、犬のように舌を出してぜぇぜぇと荒い息を吐く。
その姿は何だか滑稽だった。
やがて、レナの呼吸も落ち着いてきて……レナは跪いたまま、俺を見上げた。
「お願い。……もう……いいでしょ? 圭一君…………もう……許して…………」
涙ながらに訴えてくる。
レナのその表情は、今までの俺なら十二分に憐れみを誘っていたんだと思う。けれど、今の俺にとってはさらなる劣情の呼び水でしかなかった。
「ねぇ……圭一君?」
レナの唾液でべとべとになった俺のものは、萎えるどころかより強く脈打った。
「レナ。…………もう一度だけ訊く。これが最後の質問だ」
「……………………何? 圭一君……」
ゆっくりと、俺は口を開いた。
「雛見沢連続怪死事件の犯人は誰だ?」
それさえ教えてくれれば、もうここでやめてやる……。
俺を殺そうとしたことも、全部これで無かったことにしてやる。
だから……話してくれ……。
疼く怒張が辛い。
けれど……レナの顔はくしゃくしゃに歪んだ。
55醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:41:28 ID:tdwDb+G+
「分かんない。……圭一君が何を言ってるのか全然分かんないよっ! 何で…………どうして圭一君……こんな……こんなことするの……?」
「そうかよ。……レナ」
俺は酷薄に言い放つ。
どうしてこんなことに? それはこっちが聞きたかったんだよ。レナ。
でももう……終わりなんだな。
俺は片膝をついて、レナの肩に両手を置いた。
「何……? 圭一君? 嘘……嘘だよね? お願いだから……ねぇ……圭一君?」
今さら何を言ってるんだレナ? 分かってるんだろ?
俺は無言のまま、力一杯レナを押し倒した。
「やだあああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
そのまま体重を掛けてレナに覆い被さる。
レナは俺の胸に手を当て必死になって俺を押しのけようと力を込めるが、華奢なレナにそれだけの力があるはずもない。
俺はレナの手を掴み、そのまま両手を上に上げた。
レナを万歳させるような格好にした後、両腕をまとめて左手で押さえ付ける。
じたばたと暴れるレナの脚が煩わしい。
右手でワンピースのスカート部分を捲り上げていく。
ヘソが見えるところまでスカートを捲って、レナの下着の中に右手を突っ込む。
「ひぃううううっ」
ぐしゃぐしゃとレナの恥毛を掻き分け、秘部を撫で回す。
初めて触るレナの秘部は固く閉じてはいたけれど……その唇は柔らかかった。
「やめて……圭一君……お願い……もう許してえぇっ!」
泣き叫ぶレナの頬に、俺は舌を這わせた。
ぬらぬらとした俺の唾液が、レナの頬を汚していく。
レナの滑らかな肌触りが……温もりが……女の子特有の匂いが心地いい。
俺はレナの下着から右手を抜き、今度はレナの右の乳房に置いた。
そして、左の胸にキスをする。
「ううっ あ……うっ」
直に触れるレナの胸の感触は、服越しのときとは比較にならないほど心地よかった。
レナのきめ細やかで滑らかな肌は、俺の手のひらに吸い付いてくるかのようで……そしてそのむっちりとした張りのある柔らかさと温もりが、確かな存在感を訴えてくる。
欲望の赴くままに俺はレナの乳房を撫で回し、揉みしだき、舌で舐め回し、唇を押し付け、尖ってきた乳首を甘噛みし……貪る。
「はっ……うぁっ……はぅ……んんっ」
俺が与える一つ一つの刺激に対し、レナは体をくねらせて反応してきて……。
それがまたなんとも……俺の情欲を誘う。
暴れるだけの体力も残り少なくなってきたのか、抵抗も徐々に弱まってきた。
俺は右手でレナの胸を弄びながら、レナの両手首から左手を離した。
途端、レナはこれをチャンスだと思ったのか……それともこの気を狙っていたのか……予想していたよりもずっと強い力で身をよじった。
うつ伏せになり、匍匐前進のような形で逃げ出そうと手を前に出す。
正直、まだレナにこれだけの体力が残っていたというのは意外だった。まあ、逃げ出せない以上どうでもいいことだが。
56醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:42:56 ID:tdwDb+G+
俺は上半身を起こし、レナの胴を左腕で抱きかかえた。
俺の腹の下にある、レナの白いパンティに手を掛け、ずり下ろしていく。
「やだ……やだやだ。やめてよ圭一君。脱がさないでっ……」
レナの丸みのある尻は白くて……指に触れるそこもまた、柔らかかった。
男性器を尻に擦り付けると、レナの背中がびくりと跳ね上がる。
「やだ……もうこんなの嫌だよ……本当にもうやめてよ。圭一君……」
だから、さっきから煩いんだよ。レナ。
右手を俺のものに添え、亀頭を尻の割れ目に沿って移動させていく。
「や……やだ。ねぇ? ……ねぇ? 圭一君っ!?」
やがて……茂みに到達すると、そこは僅かだけれど………………湿っていた。
「へぇ……、あれだけ嫌だ嫌だと泣いていたくせに、感じてたのかよ」
俺がそう言うと、レナは必死になって首を横に振った。
「違う。違うの圭一君。レナ……本当に……違うの……」
「まあ、別にどっちでもいいけどよ」
「それって……どういう……?」
その次の瞬間、レナの顔が驚愕に歪んだ。
まるで鯉か金魚のように、口をパクパクさせる。
「は……うっ。あっ…………」
ぽろぽろと、再びレナの目から涙が零れた。
ぎゅうぎゅうと亀頭を締め付けてくるレナの膣内に、俺は強引に自分のものを突き刺していく。
じわじわと、俺のものがレナの中へと侵入していく。
途中……、特に抵抗が強いと思った部分を通り抜けた瞬間――。
「いやああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
レナは絶叫した。
がりがりと何度も床を指で引っ掻き、背中をよじり、必死で俺から逃げ出そうと藻掻く。
けれど、俺は決してレナを放そうとはしない。
完全に、レナの奥まで俺のものを埋め込む。
「うううっ……うっ……ひっく……ううっ。痛い……痛いよ……っく……圭一君……本当に…………痛いの……お願いだから……抜いてよ……」
無論、俺にそんな気はさらさら無い。
もっとも、もしあったとしても、レナのこれだけ強い締め付けではそれもなかなか難しい話だったろうが……。
レナの哀願を無視して、俺はゆっくりと……ピストン運動を開始した。
「うっ……あぐっ……ううっ……くっ」
潤いの少ない……固く狭い蕾は、俺のものにがっちりと絡みついて離れようとしない。
とっくに我慢の限界を超え、敏感になっていた俺のものは、あっさりと欲望を吐き出した。
「なに? えっ? いや…………あっ……あうっ…………うっ……ううっ」
最初、レナは呆然としていたけれど……子宮の入り口に当たる、熱い感覚が何か思い至ったのだろう。身を震わせて、嗚咽した。
どろどろの精液がレナの中を満たしていく。
これで、ようやく少しはスムーズに動かせそうだ。
そんなことを考え始めた頃、ようやく俺のものは脈動をやめた。
「ねぇ……もう……いいでしょ? ひっく……圭一君? うううっ……うっく……。お願いだから……これ……以上はもう……」
けれど、俺のものはまだ萎えようとはしない。
だから俺は、レナの問いかけに対し、もう一度腰を打ち付けることで答えてやった。
レナは床に突っ伏したまま、泣きじゃくった。
57醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:44:14 ID:tdwDb+G+


あれから何度レナを犯したのか……。
そんなことも忘れた頃、俺は仰向けになったレナに倒れ込んだ。
レナは泣く気力も無いのか……虚ろな目で……もう涙も流していない。
体が重い。
そりゃそうだ……俺だってもう、体力の限界だ。
「圭一君……」
感情の抜け落ちた声で、レナが呟く。
「なんだよ?」
「………………私ね。…………本当は、圭一君のこと……好きだったんだよ?」
なんだかもう、何もかもがどうでもいい気分だ。
だからもう……いいんじゃないか? 前原圭一。こんなときぐらい、素直になったって……。
「ああ。……俺もきっとレナのことが……………………好きだ。俺だって本当は、あんな風にキスしたり、こんな風に犯したりじゃなくて…………どうせなら、ちゃんと付き合って……好き合って……それで……したかったんだぜ」
「じゃあなんで……こんなこと…………するの? レナ……本当に分からないよ……」
それを上手く説明することは、俺には出来なかった。
だから、その代わりもう一度、レナに訊くことにした。
「どうせ、答えてくれないんだから……無理に答えなくてもいい」
「…………………………うん……」
親切が、嬉しかった。
愛らしい笑顔が嬉しかった。
頭を撫でるのが、好きだった。
そんな君がはにかむのが……好きだった。
だけどこれで、もう俺達の関係はすべて終わりだ。
「どうして俺を…………殺そうとしたんだ?」
本音を言えば、それは知りたいのと同時に、知りたくもなかった。
たとえ嘘でも、レナは俺を好きだと言ってくれた。
そんなレナが俺を殺そうとする理由なんて……きっと、聞けば耳を塞ぎたくなるようなものに違いないのだから。
レナは答えない。
だから俺はある意味、安心していた。
「………………………………してないよ」
数秒の沈黙の後、ぽつりとレナはそう言った。
「……………………え……?」
まるで予期していなかった答えに、俺は思わず聞き返した。
「誰も……圭一君を………………殺そうとなんか…………してないよ? どう……して…………そんな……風に……考えた……の?」
……え?
誰も俺を殺そうと……していない?
どうして?
「なに言ってるんだよレナ? だって昨日、おはぎに針を入れて……警告してきたじゃないか。魅音だって……俺がどこで何しようと見張ってるって……」
「針…………おはぎから……出てきたの? 魅ぃちゃん…………タバスコ……入れた…………けど……」
「あっ……」
俺は思わず呻いた。そういえば……針だと思ったけど……それを確かめたか? 俺。
「圭一君が…………昨日のお昼にね……食べに行ったお店って…………魅ぃちゃんの……親戚がしてるお店なの。…………だから、知ってたの……」
なんだよ……それ?
58醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:45:36 ID:tdwDb+G+
「じゃあ、レナが一昨日の夜に俺の家に来て、何も話さずに帰ったのは何だったんだよ?」
「あの日…………レナ……圭一君に……怒鳴っちゃったでしょ? レナね…………怒りんぼなの………………それで、直接謝ろうと思ったけど……ずっと電話中で…………だから……気が引けて…………」
じゃあ、あれはレナの豹変でも何でもなくて……。
「き、……今日、俺の家に親がいないのを……どうして俺がセブンスマートで豚骨ショウガ味を買ったことを知っていたんだよ?」
「レナ…………お買い物に行くと…………圭一君のお母さんと……よく…………会うんだ……よ? だからその話聞いて…………。今日は電話で…………東京に……出かけるから…………圭一君のこと……よろしくって…………」
そんな話って……ありかよ?
「じゃあ、雛見沢連続怪死事件のことは何なんだよ? どうして誰も俺に黙ってたんだよ? どうして富竹さんと鷹野さんは死んだんだよ? 次の標的は俺じゃないのかよ?
犯人は雛見沢の敵……もしくはよそ者を狙うんじゃないのかよっ? だってそうだろ? 過去の事件から見ても、被害者はそうじゃないかっ!」
それだけ言って、俺は荒い息を吐く。
もう、わけが分からなかった。
いや、薄々は気づいていた。
けれど……まだ俺は、認めたくなかった。
「そっか…………圭一君、……そんな風に………………考えちゃったんだね」
それを聞いた瞬間、俺の意識は遠のく。
「話さなかったのは…………圭一君がそのことを知って……雛見沢を恐がったら…………嫌だったから……。富竹さんが……どうして…………殺されたのかは……分からない。過去の事件のことも……悟史君の行方も…………犯人も…………全然…………」
そういえば確かに富竹さんは言っていた。過去の事件も、既に別々に解決しているって……。
じゃあ、雛見沢の仇敵を狙うように見えたのは……本当に…………ただの偶然?
俺が勝手に疑心暗鬼になって、勝手に何でもかんでも俺の命を狙ってるように解釈して…………そして、仲間を疑った挙げ句…………。
「でも……そっか…………それで圭一君、恐がってしまったん…………だね」
俺は体を浮かせた。
俺の下には虚ろな瞳をしたレナが…………。

俺ハ……レナ……ヲ、汚シタ。犯シテ……陵辱シテ…………ズタボロ……傷付ケテ……。

「うあああああああああああああああっ!! あああああああああああああっ!!」
叫びながら、俺は涙を流した。
救えない救えない救えない。俺はどこまで行っても……つくづく救いようのない……大馬鹿野郎だ。
生まれ変われると思った。雛見沢でやり直すことを固く誓ったはずだった。
けれど、結果は何だ? 通り魔野郎は……今度はレイプ魔になっちまった。
しかもよりによって……よりによってあんなにも…………好きだったレナを……。
59醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:47:23 ID:tdwDb+G+
「うっ……ぐっ。ううううううううううううううううううぅぅぅぅぅぅっ!!」
今度こそ、俺は自分自身に絶望した。
「ごめん。……本当に……うぐっ……ごめん。レナ……俺は…………大馬鹿野郎だ。全部……全部……俺の勘違いだった。本当に…………本当に…………」
どれだけ謝罪の言葉を口にしてももう遅い。
俺はただ、涙を流すことしかできない。
そっ と、俺の頬にレナの手が添えられる。
「………………レ…………ナ……?」
涙でぐじゃぐじゃになった視界の中、レナがどんな顔をしているのかも分からない。
「よかった。……いつもの圭一君に戻ってくれて……」
「何……言ってるんだよレナ……俺は……俺は…………」
俺は……レナに、こんなにも優しい言葉を掛けて貰える資格なんて無いんだぞ?
「圭一君、泣いてる。自分がしたことを……こんなにも深く、後悔してるじゃない。さっきまでの圭一君じゃない。今の圭一君は、私の大好きな……人のことを思いやれる圭一君だよ」
その言葉がどうしようもなく俺の胸に痛くて……痛くて……。
震える口を開けることさえ、辛い。
「レナ。俺……自首するよ。レナに償えるわけじゃないっていうのは分かってる。けれど、それでもこのままじゃいられない」
「そんなの……しなくていいよ」
けれど、レナは首を横に振った。
「私は圭一君が好き。だから……圭一君が警察に捕まって、離れ離れになるなんて……私は嫌だよ? 私達、好き合ってるんだよ? ちょっと誤解があって、順番とかが違っちゃっただけだよ」
そう言ってレナは慰めてくれるけど……。
「でも……だからって……」
じゃあ、俺はどうやってこの罪を滅ぼせばいいんだよ?
いや……違う。この罪を滅ぼせるなんて、考えることすらおこがましい。俺は、ずっとこの罪を背負って生きていくんだ。
やっぱりダメだよレナ。俺、……俺自身が許せない。
「じゃあ圭一君、私と約束して?」
「…………え? ………………約束?」
レナは頷いた。
「私といつまでもずっと一緒にいて……私にいっぱい優しくして……私をいっぱい楽しくさせてくれるって……そしたら、許してあげる」
そう言って、レナは笑みを浮かべた。
「ああ、約束する。一生、俺かレナが生きている限り、レナのこと……大事にするよ。たとえ明日、世界が終わるとしても、絶対にまた会いに行くから」
それだけがきっと……自首するよりも、死ぬことよりも、重くて……そして、心の底からレナに対して誠意を貫くことが出来る、俺の償い。
「うん。約束だよ? 絶対、絶対なんだよ?」
「ああ、絶対の絶対だ」
そして、俺はレナの体を起こして……今度は優しく、抱き締めた。
60醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:48:47 ID:tdwDb+G+


「なあレナ……お前、家に帰らなくていいのか? もうかなり遅いけどよ」
「……誰のせいかな? かな?」
それは言わずもがなである。
「…………はい。俺のせいです」
俺は自己嫌悪と羞恥心で真っ赤になりながら、俯いた。
レナはくすくすと笑った。
俺達は今、二人とも裸で風呂場にいる。
まさかあれからシャワーも浴びずにレナを家に帰すわけにもいかない。
そしたらレナの奴、「疲れて動けないから洗って☆」とか言ってきて……えーとそれから……レナをお姫様だっこして風呂場に来て……。
そんなこんなで、俺はレナの体を洗っているわけだ。
「今日、お父さんは家に帰ってこないの。……リナさんと一緒だから……」
「リナさん?」
「お父さんの恋人」
レナの口調は淡々としていたけれど……なんだか、聞いていて辛かった。
レナの背中をタオルで擦りながら、俺は言う。
「…………レナ。一度、お父さんと話し合ったらどうだ?」
「えっ?」
「殺人事件が起きたってのに、恋人と一緒に出かけて、娘を家に独りぼっちにするなんて……よくないだろ? そこらへん、娘ならちゃんと叱ってあげないとダメだと思う」
「娘なら……?」
「ああ、お付き合いが悪いとは言わないけどよ。節度というか、そういうのはちゃんと守らないといけないと思うんだ」
「そうだね。留守の間にレナが狼さんに食べられちゃうかもしれないもんね」
うぐっ
悪い狼さんは呻きながら、レナの背中の泡を洗い流した。
「ほらレナ。背中は洗い終わったぞ?」
「うん。じゃあ次は前だね☆」
さらりとレナはそんなことを言ってきた。
「前も………………か?」
レナは容赦なく頷いてくる。
くそ……どうやら、覚悟を決めるしかないらしい。
タオルにもう一度、石鹸を擦りつけ、レナの前にまわってしゃがみ込む。
うあ、やっぱりダメだ、まともにレナの裸を直視出来ねえ。やっぱりこう……かぁいくて、綺麗で……。
いくら頭に血が昇っていたとはいえ、俺……本当にレナのこと抱いたんだろうか?
61醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:50:16 ID:tdwDb+G+
「あれれ? …………圭一君、えっちなんだよ? だよ?」
「し、仕方ないだろ? それは……その……」
「あんなにレナの中に出したのに……」
「ううううう」
若いって……なんだかなー。
完全に出し切ったはずなのに、それでも俺のオットセイ☆は、無節操なまでに反応していた。
「いいからほら、……洗うぞ?」
なるべく見ないように、俺はレナへとタオルを当てた。
落ち着け圭一、クールに……クールになるんだ、って……ああ☆ レナの胸がやぁらかいよー。これはなんて名前の宝具なんですかー? え? れなぱい? ランクS? うあーい、それって最強じゃん☆
「あんっ☆ 圭一君、くすぐったいよー☆」
あぅあぅ。俺はもうダメなのです☆ きっと頭の中がシュークリームになってしまってるに違いないのですよ。ダメだこりゃ〜☆ 次イってみよ〜☆
何だかふわふわな意識のまま、俺はレナの体を洗っていく。
「はぅっ」
……これはレナじゃない。俺が出した声だ。
「お、おい……レナ?」
レナは俺のオットセイ☆に指を絡め、わしゃわしゃと絶妙な力加減で擦っている。
「えっちな圭一君にお仕置きなんだよ? だよ?」
「か……勘弁してくれよレナぁ〜っ」
思わず泣きそうな顔になる俺を見て、レナは心の底から嬉しそうに笑ってくれた。
そして、風呂場に俺とレナの笑い声が響いていく……。
62醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:51:14 ID:tdwDb+G+
って……いやいやいやいや? ……これ、そんな笑い事な状況じゃないよ?
あの? レナさん? そろそろ俺のオットセイ☆から手を離してくれませんか? いくらなんでも気持ちよすぎです。
けれどもレナは……俺のオットセイ☆を愛撫しながら、俺を上目遣いに見詰めてきた。
「レナ?」
「……ねえ、圭一君? 嫌なら無理にとは言わないけど……もう一度、私と……その……してくれないかな? かな?」
「え…………ええっ!?」
あまりにも突然なレナのお願いに、俺は目を白黒させた。
「やっぱり……ダメ……かな?」
馬鹿、レナ……そんな哀しそうな目で見るなよ。
そんな目をされると、こっちの方が哀しくなるじゃねぇか。
「いや……別に俺は、ダメじゃない……まあ、さすがに出すのは……無理だと思うけど……でもそれより、俺はレナの方が心配っていうか……」
何しろ、俺はついちょっと前にレナを……無理矢理に、何度も犯してしまって……それでまたっていうのは……レナにとって負担が大きすぎるんじゃないだろうか。
「大丈夫。……私なら、大丈夫だから…………でも、その……今度は優しく……愛し合って……その…………」
ああ、そういうことか……。
俺がレナと好き合ってしたかったように、レナだって……初めてはそういう風にしたかったのだ。
これはきっと、そのやり直し……さっきのことは無かったことにするために……。
「圭一君?」
俺はレナの頭に手を乗せて……優しく撫でてやった。
そして微笑む。
「いいぜ? レナが大丈夫だって言うなら……。あんまり激しくは出来ないし、さっきも言ったけど、俺が最後までイクことが出来るかっていったら難しいし……それでもいいなら」
「うんっ。ありがとう……圭一君」
レナはまた、嬉しそうに笑ってくれて……俺の膝の上に腰を下ろした。
レナの整った乳房が俺の目の前に鎮座して……俺は生唾を飲んだ。
「レナ……その、俺……」
「うん。圭一君の……好きにして」
その一言で、俺はまた耳まで真っ赤になる。
レナの背中に腕を回して、乳房に顔を……唇を押し付ける。
滑らかで、やぁらかくて、そして暖かなレナの胸の感触が、俺の唇から伝わってくる。
レナもまた、そんな俺の頭に腕を回し、抱き締めてくる。
そして、俺がレナの乳房に吸いつくと、レナの体は小さく震えた。
63醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:52:18 ID:tdwDb+G+
「ん……はぁっ」
俺の口の中で、レナの乳首が固く尖ってくる。
幼児退行……なのだろうか? 懐かしい感覚と、安心感に浸りながら……俺は目を瞑り、レナの乳首を舌で刺激する。
舐め回して……突いて、吸い付く。
そしてそのたびにレナの体はピクンと反応して……。
俺の頭は、夢の中のようにまともにものを考えられなくなっていく。
レナの背中に回した腕……背中を愛撫しながら、右手を腰へ……そしてお尻へと移動させていく。
「んぁっ……ふあっ……はうっ」
俺の頭の上から聞こえてくるレナの喘ぎ声。
レナのお尻を掴んで、レナの下半身を俺の男性器に強く押し付ける。
男性器から伝わってくる、レナの温もり。
……挿れたい。
理屈なんかじゃない、レナと一つになりたい。
俺はレナの胸から顔を離した。
顔を上げて、レナの瞳を見詰める。
「……レナ」
「……うん……」
それだけだった。
それだけで、もう俺達に言葉はいらなかった。
レナはもう一度腰を浮かせて……俺のものの先が、レナの入り口に触れる。
そしてそのままレナは腰を下ろしてきて……俺達は一つになった。
思わず俺はレナを抱き締めて……レナもまた、俺と同じように俺を抱き締めてきた。
力一杯、お互いの体を抱き締め合う。
俺の腕の中に、レナの小さな体が収まって……そしてレナの温もりを伝えてくる。
その温もりが、どうしようもなく愛おしかった。
胸が痛いほどに幸せだった。
……気が付けば俺もレナも涙を流していて…………。
俺の胸の中で、レナが顔を上げ、俺を見詰める。そして俺も、そんなレナを見詰め返す。
自然と、俺達は顔を寄せ合って……唇を重ねた。
ああ……たとえ世界のすべてが狂ったとしても、俺はもう二度とレナを……仲間を疑わない。この幸せをいつまでも守り続けてみせる。そのためには何だってしてみせる。
今度こそ、俺は命を懸けて誓った。


その晩、俺とレナは一緒に夕食を食べて、一緒の布団で寝た。
さすがに、まあ……あれ以上は、そういうことはしなかったけれど……それでも、互いの温もりを感じて…………それは、とても幸せな夜だった。
64醒めない悪夢に泣いた夜 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:53:16 ID:tdwDb+G+


6月下旬。
まだ日も昇りきらない早朝。
誰もがこの陰鬱な作業に嫌気を覚えていた。いや、最初から嫌気がさしていて……それを我慢するのにも限界が来始めていたという方が正しいか……。
雛見沢分校の校庭いっぱいに並んだ……死体。
炎天下の続く季節だ。少なくとも今日中に片を付けておかないと、一気に腐敗が進むことになる。
残留する毒ガスの影響を考え、防護服を着たままの作業というのも、辛い。
彼はこれで何度目か……分校の中へと入っていった。
外と同様、死体だらけの屋内。
「…………はぁ」
彼は一番奥の教室に入り、溜め息を吐いた。
「おい。どうした?」
「いや。……これ、見ろよ」
彼は同僚に、それを指差した。
十代半ばぐらいか? 少年と少女が抱き合ったまま固まっている。
「なるほどな。……確かに、やり切れんよな」
しかし、死後硬直が始まったらもう引き離せない。遺体の整理のためにも、それはやらなければならない作業だ。
「仕方ないだろ。……せめて、隣に並べてやろう」
「そうだな」
そして、彼らは前原圭一と竜宮レナだったものを引き離した。

―レナ、ずっと一緒だからな―
―うん。ずっと一緒だよ、圭一君―

「おい。今何か聞こえなかったか?」
「いいや? 気のせいだろ?」
醒めない悪夢に、彼らは泣いた。

―END―
65(あらすじと後書き)eagle:2007/06/25(月) 19:55:45 ID:tdwDb+G+
―使い古されたNGタイトル―
私を犯した責任、取ってもらうんだから☆ by レナ

ひょっとしたら、寝るときにもえっちシーンを入れてくれという人も
おられたかもしれませんが、さすがにそれは圭一もレナも限界だと思
うので、無しということにさせて頂きました。
今回は以上です。それでは失礼します。

あらすじ

1:鬼編(似)世界で圭一が留守番
2:レナがやってくる
3:圭一、レナに連続怪死事件について訊こうとスケべぇな尋問→陵辱
4:レナ「圭一君を殺そうとなんてしてないよ?」→圭一「俺は……なんてことをっ!?」
5:それでも何だかんだで恋人になる圭一とレナ
6:風呂場でラブラブえっち
7:後日、滅菌により抱き合ったまま死ぬ二人
66 ◆Jx7kndDbOU :2007/06/25(月) 19:57:49 ID:tdwDb+G+
ぐはっ!?
消しすぎて鳥の中身晒してしまった。
次があればまた別の鳥使います。
67 ◆4J.2oLMVJI :2007/06/25(月) 20:00:22 ID:tdwDb+G+
連投すみません。
今度からはこの鳥を使うことにします。
では、本当に今日はこれで失礼します。
68名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 20:31:53 ID:LdWVHZM0
   ヾ `-、// /  乙     >>67 おまえはバカ丸出しだッ!
   │   / │   ゙|゙l"'ー、、
i、  ,/    |   l゙,/.,,‐`'`'''i、'i,ヽ    おまえが来るのを楽しみに待っててやるぞッ!
│.,i     ヽ_彡-ilニ--_  .〕 l ,!
''''゙゙ ,,,,,,,''ゞ `,,,,,,,,,,,, ``―i,,,,,,i´ _,,-‐''゙/⌒`ヽ
 ^ 'レ=″  i;;;;;;;/,-ニニ   ,iシ''ヽ,/  广  ヽ
^'-‐~,、   |;;;;;;| /"- 、 i      `''く  |ニミ l |⌒ヽ     ____
  ,ィ "    |;;;;;| i ( ●/`'-,,、     \「'(┘|  〉\   / ソ'"`''ニッ"\/
''''"v‐     'l;;;;| ヽ_' ノ,i     `'丶   \ ) ! l l   l/ ,,/ ^゙二二___
  |ノ     、|;;;ト`〜彡'  、,,、       \/ヽ,,l゙   /  ,;;‐'/ニニ ヽ、ヽ
 ,/,     ゙l,'ー'、      ._,,`'         ヽ ゙|  / /  /   ,√ ゝ
r二彡.  ..,`ヽ,ミ ̄ ;;;;;;;;;;;;;; / `\         ゙l l゙ " /   /l'' ̄`''、ノ |
  /ッ、、 ` ' ニ,_ ;/'"゙゙ニ#l  r'"i`ヽ、       l | l /   ,| `―-'ン、  '' ̄
ー'゙゙l゙ _,>' ノ ノヽ|〈__ | ノ i´ ノl,、_      | / | .l  /`ヽ_,,ィi'ノ  
 /´l ヽ r'´|イ` 'ノ ヽ;;;;;;;;;,| `i 〉,i´/ `'''7r,,、  l 7,r゙‐'┴-、, ゙―‐ツ′   
 |  \  .!'゙l-ぐ-、   ゙l゙i |__i´〈 `_/ /   `  /,i´ `ヽ      フ 、    /
 | /.,二ッ-,,,`-,゙'',,,,,   ̄``ー ソ,゙'''-,,,、    /|l"l    i      l  `ミ、 ,,/ 
 ゙i  l'" .,-''''フヽ`'- ̄'‐.  `'-、,,`"'‐、   / i' /   |      ヽ 、 `ノ
  | ノ  |''''t'''゙ <´ ヽ , `''-,,`'''''''く,"゙^゚〜_,,, ノ  レ'   ,/\      `,エ     /
  |/ |   |  ヽ' \├ `ー-,,,_゙'ー、___ y '' // /  `、_ ノ ,! く――x;´ ヽ,__/
69 ◆CRIUZyjmw6 :2007/06/25(月) 20:34:23 ID:tdwDb+G+
やっぱりすいません。よく考えたら>67の鳥の中身はばれたら、物凄く低い
可能性ですけれど、ちょっとまずいものでした。
もう一度トリップを変えます。

お目汚し失礼いたしました。
70名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 20:34:26 ID:NPMpQ4kX
わろたww
71名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 20:39:37 ID:gXVW7xJa
>>65
乙!
しかし滅菌時まで抱き合ったままとは・・・
ある意味幸せなのかも
72名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 22:31:15 ID:u+CcnRGD
>>67
そのトリップ覚えたぞ…
悲しい結末だが実に綺麗に纏まってて良かった!GJ!!
73名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 22:51:35 ID:TniIoDDP
畜生目から汗がでてきやがった
激しくGJだぜ…!


しかしひぐらしは職人に恵まれてるなぁ…
74名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:28:40 ID:ctwfP7wL
GJ!素晴らしいの一言
75名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:51:15 ID:/whwaXB9
つω;`)あれ?なんで勝手に目から水が流れるんだろ? だろ?

1作品で2回も泣いたのは初めてだ…
76名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 00:00:05 ID:16QtzbBL
GJ!
基地食おうといい幸先いいスタートだ。
77名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 00:26:27 ID:FZaZ617s
テラカナシス(´;ω;`)ブワッ
78名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:42:18 ID:iGG9OzIp
上下ともに潤んだ
79名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 02:13:51 ID:xJ/8wtmq
疑心のあまりレナを犯してしまった圭一が見てて辛くて
真実を知って取り返しのつかない程後悔した圭一をそれでも許すレナに涙腺が緩んで
風呂場のほのぼのしたラブラブの2人に癒されて
抱き合ったまま逝った2人に再び涙腺が崩壊…GJすぎです…
80名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 02:20:36 ID:cYuSNmQr
レナ
S 「うふふ、圭一くん…かあいいよ…。もっといじめたくなっちゃうな…」
M 「はぅぅ…何でそんなこと言うのかな…かな。いじわるしちゃイヤだよ…」

魅音
S 「こんなにヨガっちゃって…圭ちゃんったら可愛いんだー。あははは…ほらほらっ」
M 「ダメダメ、ダメだよぉ…。それは許して…お願い…」


↑このネタでどなたか一発
81名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 07:26:21 ID:h3NUxjfl
ひぐらし×パルプフィクション

ひぐらし×デスペラード

ひぐらし×フロムダスクティルドーンのコラボお願いしまつ
82名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 07:35:29 ID:oEBawhRM
何ヵ月ぶりかにここに来たら…
お前らよくここまで治安をよくしてくれたよ。

前はカスの溜まり場で、SS投下したやつをただ叩きまくって
「過疎ったな…」
なんて言ってるアホばっかだったのに…

ああああなんかあの時に荒らしを排除しようと頑張ったのが報われた気がしてきた!
とりあえずお前らにありがとう。
83名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 08:36:46 ID:PyHjx5Sz
L5乙
84名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 08:38:40 ID:0aq3Cn5L
>>16
遅ればせながらもGJ
描写も丁寧だしエロだけじゃなくって鷹野の動機が上手く裏づけされているのが凄く良い

圭魅編も楽しみにしてる
85名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 09:54:00 ID:Ma+ANpOB
>>82
ホント、祭具殿状態だったもんなw 読まれるってより解剖されるって感じ。
のどかな村に戻ってよかった。yes, hinamizawa.

皆さんGJです! ここマジで書き手の層がブ厚いですね。
どれも読み応えありすぎです。
これでオレが(二次元限定)ロリコンじゃなければ・・・!!
86名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 11:37:03 ID:1u7vBx/o
>>81
無理だろwww
87名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 12:20:27 ID:h3NUxjfl

/|\
[] /\[]
88名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 14:19:43 ID:IopGWsHS
まったく、このスレはGJなSSのオンパレードじゃねぇかぁぁ!!
89名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 17:43:23 ID:h3NUxjfl
雛見沢という所にバスが停まった。バスから男が降りる。手にはギターケース。風貌は野球帽を被って眼鏡をかけた青年という感じ。
90名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 17:44:41 ID:h3NUxjfl
そのころ、雛見沢の玄関口に車が停まった。男が車から降り、トランクから二つのギターケースを取り出した。黒いシャツに赤いネクタイをした小太りな男だった。
91名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 17:50:40 ID:h3NUxjfl
二人の男は雛見沢の地を歩いた。行き先は決まっている。・・・・・とある神社だ。そして何十分か経った後、ついに二人はたどり着いた。
92名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 17:53:49 ID:h3NUxjfl
二人の男は石段を見上げるとまた一人の男を視線にとらえる。金髪でアロハシャツ、ゴツゴツとした顔、そして手にはギターケース。その男は黙って石段を降りてきた。
93名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 17:58:40 ID:h3NUxjfl
金髪の男は石段を降りると、二人の男達に向かって呟いた。「また三人一緒だな」、「うん。」「ええ。」すると三人の男の前に、二台のリムジンが近づいてきた。
94名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 18:02:57 ID:h3NUxjfl
リムジンは男達の10m付近で停車した。金髪の男は首をこきこきと鳴らすと、言った。

「さぁ、始めるわね。」
95名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 18:13:57 ID:h3NUxjfl
96名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 18:28:42 ID:lrIBQDD3
     ____  
   /      \
  /  ─    ─\ 
/    (●)  (●) \ 
|       (__人__)    | 
/     ∩ノ ⊃  /    
(  \ / _ノ |  |     
.\ “  /__|  |  
  \ /___ /
97名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 20:37:47 ID:oBK3BpbE
>>94
意味分からん
98名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 20:51:02 ID:2U0F9eU2
>>94
せめて1レスにまとめれ。
99名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:05:42 ID:h3NUxjfl
携帯だから150文字以上書くとエラーする。

軽くスルーしちゃって下さい。
100名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 22:57:53 ID:76Ec1ASP
101名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 23:56:23 ID:h3NUxjfl
デスペラードっていう映画の1シーンを、鉄平、富竹、大石に置き換えてみたんだが、失敗した。ゴメン。
102名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 23:58:35 ID:u46RUv5Q
>>101
いい加減にしろ
103名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 00:01:01 ID:yqy87och
>>101誤爆乙
104名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 00:03:55 ID:N7JgacdN
メイド服の圭一とレナの続きですよ。
あと、"圭一君→圭一くん"の指摘有難う御座いました。
急に変えるのも変なので、今回は「君」で通させて戴きます。
次圭レナ書く時は気を付けよう…。
105名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 00:05:49 ID:N7JgacdN

「ん、……く…っっ!!?」
…普通なら第一感想は柔らかいとか温かいとか甘いとかだろう。しかし俺の場合は違った。
塞がれたその瞬間に口内に激しい苦味が襲った。驚いたが冷静に考えればまぁ当然とも言えようか。
本当に今さっきまでレナは俺のを咥えていたわけだから、な。
早い話、己の出した精子を口に入れられたって事だ。
今迄味わったこの無い粘着力の高いドロっとした液体の舌触りと苦味に最初は戸惑ったが、
それは舌と舌を絡み合わせる内に段々と薄れ、やがて甘みを感じるようになった。
きっと是がレナの"味"なのだろう。
「ふ、むぅ…ん……はっ…ふぅ…っちゃ………ふ…ん、ぷはっあっ!」
俺としてはやっと感じることの出来た甘さをもっと味わってみたかったが、
レナの方に限界が来たのだろう、最後に唇を一舐めしてから顔を離し、息を整える。
俺はレナが離れた瞬間に再び襲い掛かってきた味に思わず咽る。経路は違えども二人とも息が荒いのは変わりは無かった。
色々落ち着いてから口を開く。
「レナ……最後のは違うから」
"最後"とは口移しに飲ますあの行為。しかし当の本人はきょとんとして一言。
「…ふぇ?だって……こうするんじゃないの?」
何じゃそりゃ。
「え、えええ、だって…前読んだのはこう、してたよ?……違うの?」
「違うって。どんなの読んでんだよ……っていうか、レナも読むんだな、そうゆうの」
「ふぇ!?違う、違う違う違うの、それは偶々で…!」
否定する姿を俺は滅茶苦茶不審そうな顔して見ていたのだろう。両手と首を左右に振り大慌てで弁解しようとする。
レナに言わせると毎度恒例の宝探しする為に不法投棄の山に行った時、新しい山の中に成人向け雑誌が捨てられていた。
何時もはそんなに気に成らないのだがその日は違った。珍しく魅音も塵山で一緒に遊んでいたからだそうだ。
魅音は発見するや否やビニール紐を外して他の所で宝探しをしていたレナを呼び戻し、
慌てる反応を楽しむ為だろう、何かと理由をこじつけ、よく解らない罰ゲームだと読ませたらしい。
その時運悪く偶々目に入ったシーンが今迄のだったそうで。
レナはこの手の知識に本当に疎いのか如何かは解らないが、
その時はそれが"普通"の愛撫の一環だと脳にインストールされてしまったという事だ。
ついでに蛇足。
「ちなみにその雑誌、今度圭ちゃんの机に入れて驚かせてやろう〜って持って帰っちゃったよ」
……覚えとけあの野郎。
それはそれで一先ずは置いておくが、女の子が成人向け雑誌を読むのって何だか反対にやらしい気がした。
だって俺たち男はその、まぁ成るわけで…身体の構造は違えども女の方も似たような事にはなる。
つまりはその、其の後の展開が気に成る訳でして…妄想が次から次へと襲ってくる。しかもかなり強烈なのが。
……嗚呼、若いってこうゆう事なんだろうな。
むくり。持ち上がってくる。
其れに気付いたレナが驚きの表情を見せ動揺する。そりゃそうだ、レナはもう終わりだと思っていたに違いないからな。
「あー…すまん」
何となく謝る。
レナは俺の顔と其れを交互に見た後口に人差し指を当てて何か考えている。
多分、否、絶対例の本の内容を思い出そうと記憶を辿っているんだ。
「ええっと……確か………」
思い出したのか、腰を浮かせスカートを引き換え目にゆっくり持ち上げる。
106名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 00:07:37 ID:N7JgacdN
捲った其処から見えるのは白い布――――――…ではなく、ブルマ。
そういえばレナは制服の下に体操着を着てるんだった。
少し残念に思ったが、それよりもレナが是から何を仕出すのかの方が気に成る。
レナは(多分)処女だし挿入という事は無いだろう。下着をずらしたりもしていない。
…と、成るとアレしかないな、片寄った俺の歪んだ知識に万歳。
予想通り、レナは其の侭ブルマと局部を擦り合わせる。
布二枚越しでも柔らかさと形を感じるそれは、先程以上の快感を齎した。
普通は急に布で擦られても、痛いだけだろう。
レナの唾液と、精子が付いていたお陰で滑りは良いのが救いだった。
そして擦られる度に、びくんびくんと反応をし召す。先端から漏れる液が更に滑りを良くする。
速くなっていく腰の動きに思わず声が上がる。抑えようったって、是は無理だ。
汗を掻きながら、呼吸が乱れているレナがそんな俺を見て笑う。
「あは、はっは。け、圭一君の声、か…かぁいいなぁ…っ」
「ん、なこっとっ、云……うかっぅっ!!?」
かああ、顔が熱くなる。でもそれはレナも同じで、真っ赤に頬が染まってる。
きっと今の発言は照れ隠しで、見たことも無い俺の姿に動揺した結果、思わず出たのだろう。
……なんか、結構似てないか?俺とレナ。
思考は割かし冷静だが、その他はもう理性を失っていた。
声を抑えようという気は、もう既に無くなっている。口端から零れる唾液も拭わない。というか、拭えない。
拭うために必要な手は、レナの腰を掴んでいるからだ。
それで力任せに、自分好みに擦り合わせる。レナもそれに答える。
一生懸命に腰を振って、俺に快感を与えようとするレナの姿が非常にそそるな。
それと同時に申し訳ない気持ちも出てきた。快感を得るのは一方的に俺の方でレナの方は一切感じない。
ブルマって結構厚いもんな、僅かに擦れる感覚はするだろうけど其れは本当に僅かで、是で達する事なんか不可能だ。
それでも一心に相手に尽くそうと身体を動かし、汗を掻いている姿が愛しく思えた。
腰から手を離し、頭に手を掛け強引に顔を引き寄せ、
「ふぇ?…ぅ――――――――っ!!」
口を合わせる。
急で驚いたのだろう。固まったレナは呆然と口を開けていて、俺はその隙に舌を挿れる。
「ふみゅ、っっゅ…っちゃ…!」
口内で舌を暴れさせる度に、ぴちゃ、と水が跳ねる。
その音を鳴らすのが、何となく楽しくなって、つい激しく舌を動かす。
不安定な姿勢の所為でレナは抵抗できないが、苦しくなってきたのだろう。肩を掴む手の力が強まった。
でも無視する。
さっきの口移しの仕返しも含んでいる事だし。
107名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 00:08:47 ID:N7JgacdN
一応初めてだったんだぞ。
初めてであんな、苦い思いしなくちゃいけなかったのが悔しかったから。
それに全然足りなかったしな。もっとレナの甘みを感じて居たかったのに。
「ふ、ふぅっ…はぅっ……ん、んんぅ〜!!」
息が限界だとバシバシ肩を叩く。
少し顎を後ろに引くと、レナは急いで、早く酸素を肺に入れる為に顔をバッと動かす。
と、酸素不足なのに急に動かしたのがいけなかったのか、レナの身体はふらついた。
倒れまいと手を伸ばすが、何せ掴むものが無い。虚空を舞った人差し指がつぅ、と首に這う。
ぞわわっと身体の中に電流が流れ、鳥肌が立つ。
「ひゃっ?!」
「つっ…ぅうあ、うぁああっぅあぁあ!!!!」
倒れかけたレナを抱き寄せた瞬間に達した。
余韻やら何やらで身体に力が入らないので壁に寄りかかると、レナも疲れたのか同じ様にぽすんと胸に凭れ掛かる。
メイド服の一部と、レナのブルマとスカートの内側は吐き出したものでベタベタとし、薄っすらと染みも出来ている。
メイド服に至っては部活の借り物なのにな。洗濯等したら変に思われるだろうか…。
意味は無いが、何時もする様にレナの頭を撫でながら髪を掻き揚げると、
「ひゃうっ」
声が上がる……是は…………。
確かめるように何となく目に付いた首筋に流れる汗を掌で拭ってみると、今度はぴくりと身体が微かに跳ねる。
レナをよく見ると顔を真っ赤にしながら身体をもじもじさせている。心なしか瞳が潤んでいるような…。
あー、確定ですか。

「ひゃあっ!?」

小さな悲鳴とモノが倒れる音が部屋に響く。
今この状況を傍から見ればもの凄い光景だろう。
メイド服の男がセーラー服の少女を押し倒しているなんてな。
「け、けけけ圭一君…?」
「あー、そのな、うん。俺だけがして貰うのも悪いかなーなんて」
頭のカチューシャが邪魔だ。下を向いていると落ちてくるし、場所が悪ければ目が塞がるからな。
片手でカチューシャを取るとレナの頭につけた。セーラー服とメイドカチューシャ…凄い組み合わせだ。
まぁ、脱がせてしまえば同じ事だけど。



おわり
108名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 00:11:12 ID:N7JgacdN
この場合どっちが攻めなんだろうかと悩みます。
お読み戴き有難う御座いました。
109名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 00:12:40 ID:tR6hY7Rs
ウホホGJ!
110名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 00:53:36 ID:SkclXHWr
>>107
ウブなレナがよかった。GJ。
欲を言えば、もう少し続けて、本番とかも書いて欲しかった。
ここで終わりって……辛すぎる。orz
111名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 01:19:17 ID:+29ZFeQa
レナってエロパロでやるとめちゃくちゃ可愛くなるな。
いつも思うよ。

魅音も好きだが、レナもやっぱりたまらん。
112名無しさん@ピンキー[sage]:2007/06/27(水) 22:23:10 ID:tPN0dY4h
>>108
GJ!!
出来れば本番も見たかった。
113名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 22:23:59 ID:tPN0dY4h
すまんsage間違えた。
114名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:22:25 ID:be8Qylyj
>112
それ名前欄に[sage]って入力してるのか?
115イチロー:2007/06/28(木) 03:07:11 ID:n6i0UBMB
イチローです。
あんまり、エロくは無いと思いますが、ちょっと書きたいと思いましたので投下します。
色々読みにくいと思いますが宜しくです。
116イチロー:2007/06/28(木) 03:08:01 ID:n6i0UBMB
「あの・・・その・・・」魅音が真っ赤になりながら、何か言いたそうだ。鈍感な俺でも、何が言いたいか分かるぞ。
「圭ちゃん・・・好きです・・・付き合って下さい。」
部活とかで、見せる表情じゃない。凄く可愛い
「魅音・・・真剣に考えたいから、返事は少し待ってくれるか?気持ちは嬉しい有り難うな」
「うん・・・分かったよ。私の気持ちを聞いてくれて有り難う」
まだ、真っ赤になりながら走っていった。
てか、どうしよう?魅音は男友達って感じだった。普段の接し方から、気づかない俺はやっぱり鈍感なんだろうな。
この後、レナにも呼ばれていたな。まさか・・・?いやいや有り得ない。
予想は、的中した
「圭一くん・・・あのね・・・好きです。付き合って下さい。」
「レナ・・・少し待ってくれるか?真剣に考えたいから・・・気持ちは嬉しい有り難うな」
「今すぐじゃなくても良いんだよ?だよ?魅ぃちゃんからも告白されたんだよね?よね?」
「なっ何で知っているんだよ?」
まさか・・・?何かの罰ゲームか?俺が居ないときに、部活でもやっていたのか?
「実はね、魅ぃちゃんから電話があったんだよ
圭ちゃんの事が大好きなんだって。明日、告白するつもりって
私も好きだから、本来なら応援した方が、良いのかも知れないけど
自分の気持ちに嘘をつきたくない。
私も明日告白するって言ったの。」
「そうか・・・しかし、お前ら卑怯だよな?最初罰ゲームだと思ったぞ」
「あはは・・・ごめんね私達の気持ちは本物だよ!だよ!例え、片方を選んでも二人を振っても、友情は壊れないしずっと仲間だよ!だよ!
それだけは、分かって欲しいかな?かな?」
「勿論だ!」
俺達は、家路についた
117イチロー:2007/06/28(木) 03:11:40 ID:n6i0UBMB
眠れない。
魅音の事も、レナの事も好きだ。
魅音は、普段は園崎家次期頭首として、色々大変らしい。学校ではクラス委員長として部活の部長として頑張っている。
尊敬に値する奴だ。
さっき見せた、可愛い表情は可愛かった。
レナは、俺が雛見沢に引っ越してから色々面倒を見てくれた。才色兼備だ。料理も上手い頭も良い(天才だと思うのは俺だけ?)
理想の女の子だと思う
かぁいいモードは・・・それは、置いておいて
俺はIF世界で二人に酷いことをした。謝っても許されないとんでも無い事梨花ちゃんは許してあげましょうって言われた。でも、今居るこの世界は、俺が望んだ世界。
誰も死んでいない。殺してもない。沙都子もイジメに合っていない。悟史も居る。(詩音と付き合っているらしい)
118イチロー:2007/06/28(木) 03:12:32 ID:n6i0UBMB
俺は悩んだ末・・・
「あのさ・・・真剣に考えた。俺は・・・レナの事が好きだ!これからは恋人としてよろしくな。」
「・・・・・・へ?私を選んでくれたの?はぅ〜嬉しいよ!こちらこそよろしくだよ!だよ!」
俺がレナを選んだのは
もう一つのIF世界レナが親父さんの事で悩んでいて誰にも相談しないで
リナっていう女と沙都子の叔父の鉄平を殺して
更に、クラスのみんなを人質に籠城する。
そんな悲しいIF世界で俺はレナと屋上で戦ってレナは自分の過ちに気付いた。それは凄いことだ
その時俺はレナを守りたいって思った。
今居る世界では、レナの事女として、見てた。
自然に惹かれていったのかも知れない。
「魅音・・・すまない
レナと付き合う事にした真剣に考えた末だ
これからは友達として仲間としてよろしくな。」
「何となく圭チャンがレナを選ぶって思ったよ
おじさんのナイスバディを選ばないなんて勿体ないなぁ〜くっくっくっ
これだけは、約束して!レナを幸せにして!
もし、泣かせるような事をしたら絶交だからね。分かった?」
「あぁ勿論だ!約束する。」
「じゃあね・・・そうそう部活の時は、用心するんだねくっくっくっ」
怖い・・・部活の時は、今まで以上に気をつけないと
最後魅音泣いていたな・・・
119イチロー:2007/06/28(木) 03:13:57 ID:n6i0UBMB
俺とレナは正式な恋人になった。
学校では、今までと一緒で部活やって馬鹿やってただ、部活の罰ゲームが更に凄いことになった
何でスク水に猫耳尻尾鈴付いて校庭走ってる俺が居るんだ?
魅音は何時も通り接してくれている。しかし、レナも容赦ねぇ(泣)
悟史の野郎最後に裏切りやがった(部活のゲームは某ざわざわ漫画でもお馴染みのカードじゃんけん)
そして、俺とレナが付き合って1ヶ月過ぎた頃
親父の仕事で母さんと親父は東京に行った。
そろそろ良い時期だよな?
「レナ今度の土日家に泊まりにこないか?食事のこともあるし・・・そろそろ・・・な?」
「あぅ〜圭一くん変な事考えている・・・でも、良いよ分かったよ。お邪魔するね」
120イチロー:2007/06/28(木) 03:15:34 ID:n6i0UBMB
レナは夕方過ぎに来た。「お邪魔します。夕飯は腕によりをかけて作るよ!」
「おう!楽しみだぜ!
朝から何も食べていないから腹ペコペコ何だよ」
「あはは・・・圭一くんカップラーメンぐらい食べれば良かったのに」
「レナの料理は美味いのは知っているからな。腹を減らして一杯食べるつもりだったからな。
学校で食べる弁当とは違って彼女としての手料理を食べれるのだからな。彼氏の特権だな」
「はわわ・・・何か恥ずかしいかな?かな?」
今回はからかうのは無しだ。本当に楽しみだからな。
エプロン姿のレナって可愛い良い奥さんになるな。結婚したらどれだけ幸せだろうな?
「なぁレナ?お前は良い奥さんになるよなぁ〜
家事全般得意だし何より可愛い完璧だよ
流石未来の俺の奥さんだな!」
「みっ未来の奥さんって?はぅ〜はぅ〜」
おいおいレナさん?
常人の速さを超える包丁さばき
見てる方が怖いのですが?
相変わらずレナの料理は美味かった何時も以上に美味かった
121イチロー:2007/06/28(木) 03:17:01 ID:n6i0UBMB
一緒にテレビを見ながらまったりとした時間を過ごした。
「風呂入るだろ?沸かしてくるよ。一緒に入るか?くっくっくっ」
「わっわっわ・・・入らないよ〜」
「冗談だぞ!風呂沸かしてくるよ」
「本当かな?かな?」
やっぱりレナはからかうと面白いな

「レナと付き合えて幸せだよ!心が暖かくなるって言うか毎日が更に楽しいよ。有り難うレナ」
一つの布団に二人で入っている。何だか素直になれた。
「私も圭一くんと付き合えて幸せだよ!だよ!
あのね信じてもらえるか分からないけど今居る世界と違う世界の記憶がうっすらだけどあるんだ。
その世界は、お父さんが水商売の女性と良い仲になって家にまで来るようになったの。お父さんねお母さんと離婚してから無気力になって寂しかったんだね。
でもお金使い荒くなったの慰謝料沢山貰ったから余計にね。
その女がゴロツキの男とくっついていて二人は美人局をして、お父さんからお金を取ろうとした
たまたま私は、その現場を見た

私は止めようと一人で悩んだ
みんなに相談すれば良かったんだろうけどその世界の私はみんなを信用してなかったんだ。
一人で悩んだ結果2人を殺してしまう。
2人の遺体を部活メンバーのみんなに見つかってさっきの話をみんなの前で話した。
あんまり覚えていないけど多分圭一くんに仲間の本当の意味、大切さを教わった
その後もみんなに迷惑かけた学校を籠城した。
魅ぃちゃんを傷つけ更に爆弾を用意して・・・」
122イチロー:2007/06/28(木) 03:18:02 ID:n6i0UBMB
レナは涙を流しながら話した。
まさか俺と同じ記憶を持っていると思わなかった実際は今居る世界が本物だからその記憶自体曖昧だけど
俺は何も言わず抱きしめた
「レナ今の過ごしている時間が本当の世界
俺は此処にいるずっと居るだからもう泣くな。
レナを一生涯守る魅音と約束したしな。」
「有り難う圭一くん・・・好きになって本当に良かった」
自然にキスをした。
「ん・・・はん・・・」
レナのパジャマ姿可愛すぎだぞ・・・
全身ピンク色のパジャマレナに合っているな
舌を入れて少し激しいキスをしてみた。
「あっ・・・圭一くんの唇暖かいよ?安心する・・・あん」
それなりに大きい胸を触りレナの秘所の所を触った。湿ってるな・・・
「かぁいいパジャマ脱がすぞ」
下には白いブラとショーツが見えた。
何だかレナらしい。
123イチロー:2007/06/28(木) 03:19:08 ID:n6i0UBMB
形の良い胸がさらけ出した。ピンク色の乳首もかぁいいな。
「圭一くん・・・恥ずかしいよ〜はぅ〜」
俺も初めてだから緊張している。優しく抱きしめてお互いの緊張をほぐしてみる。
「レナ・・・こうしていれば大丈夫だ!」
「うん!温かいよ圭一くん・・・安心する」
もう一回キスをして愛撫した。
「あっ・・・ふぁ・・・んっあん」
乳首が固くなった。
さっきより濡れているなそろそろ良いだろか
ゆっくり秘所に息子を沈めた
「ひっ・・・んーーーーー」
「大丈夫?レナ?」
「うん!少し痛いけど大丈夫だよ!だよ!好きな人と一緒になれたんだよね?嬉しいよ・・・」
「あぁレナの中温かいな俺も嬉しいレナと繋がっている」
少し時間を置いて腰を動かした。
「あっあっあふん・・・圭一くん気持ち良いよ
圭一くんの体温が感じる」
レナ・・・レナ・・・愛してる。
そのまま果てた・・・
「レナ大丈夫か?」
「うん!凄く幸せだよだよ!」
ずっとずっとレナと一緒に居よう

END
124イチロー:2007/06/28(木) 03:22:17 ID:n6i0UBMB
思った以上レナ編長くなりました。orz

二人から告白されてどっちを選ぶか悩んで
レナを選ぶ話と魅音を選ぶ話し
二つ書いてみたいと思ったので
魅音編は少し時間かかります。

少しは成長できたかな?まだまだですけど
頑張りたいです。
byイチロー
125名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 03:30:45 ID:k1DjeVUQ
確かに地の文も多少増えたけど、ただの状況説明にしかなっていないように思える
もっと心理描写とかも書いたら面白くなると思うけど

慣れないうちは、キャラクターを一人に絞ってそいつの心理描写と
状況説明にしても比喩などを駆使して、表現を豊かにできないだろうか?
126名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 04:56:53 ID:8rvajUbV
書き上がったらすぐ投下するの、やめた方がいいと思うぞ
しばらく貯めといたほうがいい
正直、文章力とかいうよりまず読書量が足りないと思う
127名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 07:04:28 ID:Dpm72R65
まぁまぁそんなに叩くなよ。イチロー氏もめげずに投下した勇気を俺は認めてやりたいしな
まだまだ至らない所は多々あるがGJ!!
一つ言えばキャラのセリフに感情がない気がする
128名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 07:19:37 ID:d6ajeXBU
お、スレ増えている…とwktkしながら見たら、イチローかよ…というのが正直な感想だ。


きちんと批評だすおまえらが凄いと思う…
129名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 07:31:45 ID:CcOIH82Z
圭一熱をだして寝込む。→レナが看病に来る。→圭一悪夢にうなされる。→・・・・・。
130名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 07:51:35 ID:KaXvZrgJ
>>128
思ってもわざわざ言うなよ…。

イチロー氏、正直出来はまだまだだけど沢山勉強して沢山頑張れ。
そうすればきっと良い未来が待ってるさ。
131名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 09:20:56 ID:Vq86hfjl
スレが増えてると聞いて飛んできましたがガセだったようですね
132名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 09:47:06 ID:juVPC/KP
>>124
読みにくいって思うなら、どうして読みにくいか考えてから投下してくれ。
個人的には、句点や句読点の少なさ、助詞が抜けている部分が目立つためそう感じる。
133名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 12:09:54 ID:6zDL3QVQ
日本語を勉強し直すべき
134名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 13:26:23 ID:QbpW/8I7
>>130
だって、いくらなんでもコレはないわ…
135名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 14:07:40 ID:R/W9Il+p
誰だって最初は下手なんだよ
自分なりに問題点を改善してるみたいだしいいじゃんか、別に
見たくなきゃスルーすれば。

おれは指摘してやれんけど、いろんな人の意見きいてがんばれよ。
あと1作目からの持ち味も失っちゃダメだぜ!
136名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 17:33:48 ID:5+RDj1cf
個人的に気になった箇所

「気持ちは嬉しい有り難うな」繰り返し
「可愛い表情は可愛かった」
レナの語尾がしつこい
句読点・改行
挿入れるの早杉
137名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 18:01:05 ID:1w+2cx+a
イチロー…おまい恵まれてるぞ
138名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 18:39:09 ID:FsCdi6fG
ふつーならスルーだもんな。

ちゃんとアドバイスしてくれるだけありがたいと思え。
139名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 20:05:25 ID:d6ajeXBU
他の職人作品だと、プロ級もしくは準プロ級なレベルで、「GJ」という一言が実にふさわしいけど、
イチローだと、途端に小中学生の添削指導になってしまう流れが…

それをやさしさと見るかどうかは人それぞれかもしれんが、イチローの場合、半年ぐらい作品書きためて自分でよく考察してから投下したほうがいいと思う。
140名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 20:09:47 ID:lhTWhe9R
イチロー氏はなんでSS書いてるのかな。
ここにうpするってことは人に読んでもらいたいんだろうけど、
あんまり読み手に対する気遣いが感じられないんだよね。

ちょっと基礎から勉強しなおしたら?
141名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 20:22:34 ID:Dpm72R65
半年ROMれと?
142名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 20:53:06 ID:1/HNFwxO
他のスレだと普通にGJもらえてるよ。
ただこのスレは神が多すぎるからな…
143名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 20:59:57 ID:OlfLxxif
      , -―――-、
    /          \
   /             |
   |    ;≡==、 ,≡、|
   l-┯━| ‐==・ナ=|==・|
   |6    `ー ,(__づ、。‐|
  └、     ´ : : : : 、ノ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | 、     _;==、; | < こんなレナでおま○こ舐めたいと思ってもらえんのかっ!
    |  \    ̄ ̄`ソ   \_______________________
    |    `ー--‐i'
144名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 21:02:04 ID:ulDTp/xG
トミノ自重
145名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 21:05:40 ID:6zDL3QVQ
>>142
それは…
146名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 21:28:46 ID:URfonTJc
ttp://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/bunshoupeji.htm
ttp://www.feel-stylia.com/rc/creative/
ttp://nagasaki.cool.ne.jp/cleed/course/top.htm
無駄だと思うけど、こういう文章講座系サイトを見たらどうかな?
基本中の基本が書かれている。
147名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:12:16 ID:ccbLEFNt
はじめに言っておくけど、決して、一郎君の事をけなしたり、皮肉ったり、ましてやSS書くのを止めさせようとするわけではないからね。
悪い意味でとらないで欲しい。

失礼かもしれないけど、彼については軽度の発達障害なんじゃないかと思ってる。
彼に限らず、「本質的に文章をうまくかけない人」っていうのはかなり多い。
文章作成の能力が劣っているのは決して自己のせいではなくて、周囲の環境によるものなのだから、
今からでも時間をかければ常人並みの文章能力は身につくと思う。

言い方が気に食わなかったら申し訳ない。
恋愛モノ、フランス書院文庫でも、まず「よく読む」事からはじめたらどうかな。
148名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:14:21 ID:+hfGjKtv
ともかくレナは将来いい嫁になる
数々のアドバイスを参考にしてクオリティが上がった魅音編が見れるのを楽しみにしてるよ
149名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:23:29 ID:KaXvZrgJ
鬼畜王とイチロー作品保管庫に入ってなくないか?
150名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:24:36 ID:YRkMBIJ+
保管できないとか?
151名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:35:05 ID:WYYuaudT
現在未保管作品

鬼畜王(未完)
乙女はねーねーに恋してる(未完)
イチロー
圭一×詩音

――こんなところでOK?

一応ここ作者氏のセルフ保管推奨だというのもあるけど、鬼畜王って
魅音編になったら”鬼誑し編”とかが変わるのか? みたいな部分も
あってあまり他人の作品に手を出せないのもあるんじゃないかな?
152名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:36:27 ID:+hfGjKtv
鬼犯し編の作者は文字通り鬼隠しに遭ったんですかいね
結構未完が多いよね
153名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 00:33:15 ID:cUJ1kUFN
まあこのスレに限らず未完は多いがな
154鬼畜王K1 〜幕間〜:2007/06/29(金) 00:36:07 ID:D8gDOHjN
>>149-151
ご心配かたじけのう存じます。
事情としては、
・鬼誑し編を書くのが楽しくて、Wiki編集作業するより書く時間に割きたい
・中途半端なところで保管するより、一編を完結させた上で章立てを再考したい(エピソードの区切りを見直そうという意味です)
というのがあったんですが、長編ですしそろそろ序盤の展開から保管庫に入れはじめようと思います。
過去スレをいちいち検索するのもアレですし、推敲作業も必要ですしね。
明日の晩辺りから、ぼちぼちWiki編集にも手をつけたいと思います。

それでは、鬼畜王K1の続きを投下させていただきます↓
155鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その27〜:2007/06/29(金) 00:38:31 ID:D8gDOHjN
さて。
レナに魅音攻略の秘策を授けた、次の日のことだ。

「あれ〜?圭一くん、目の下にクマさんが出来てるよ?なんでかな?かな?」
いつもの待ち合わせの場所に着いた後、レナが俺の顔を見て訊いてきた。
俺は完全に寝不足だった。
昨日の深夜、VHSとベータマックスにそれぞれ録り貯めしておいた『YOU』と『カックラキン大放送!!』に夢中になり、朝方近くまで観てしまったのだ。
特にラビット関根のコントは最高で、ゲラゲラ笑い転げてしまった。刑事ゴロンボやべぇwwww
…なんてことを、『神』になろうとするクールな前原圭一が、口に出してはならないな。
「…昨日は遅くまでテレビ観てたんだよ…」
レナにはこう弁解しておく。
「はぅ〜…夜更かしはいけないんだよ、だよ?ちゃんとお眠りして、明日のために元気を蓄えなきゃ」
「あぁ…そうだな…ふあぁぁぁ〜」
欠伸で返答するが、レナは心配そうに俺の横顔を見ていた。そのうちスッと視線を落とし、ボソボソと何か呟いている。
「…レナが圭一くんの…めさんなら、テレビで夜更かしなんてさせないのに…」
「は?レナが俺のなんだって?」
「!…う、ううん!何でもないよ、只の独り言だよ、だよ!」
…まぁいいか、今の俺はマジでパワーダウン中だ。学校でも大人しく居眠りさせてもらおう。
…『弓』こと知恵先生が、指に挟んだチョークを飛ばしてこないことを祈るが…。
眠気眼をこすりつつ、今度は魅音と合流する。
「レナに圭ちゃん、おはよ!…って…なぁ〜んか圭ちゃん眠そうだねぇ?」
「…夜更かししちまったんだよ…悪いが今日は大人しくさせてもらうぜ…」
「ありゃ、つまんないなぁ。…じゃあ、おじさんのぱふぱふ攻撃で起こしてあげようかな?」
「はぅ、魅ぃちゃん…そんなことはいけないんじゃないかな、かな?」
「じょ、冗談だってレナ!そんな構え取らなくても…って、もう8の字ウィービング始めてるし!?」
俺は眠気に襲われつつ、コントを演じる二人を眺めていた。
…ミンミンゼミのなき声に混じって、「まっくのーうち!」「まっくのーうち!」と連呼する声が聞こえた気がした。

学校に着いても、俺の調子は上がらなかった。
昼休みになっても机の上でゴロゴロする俺に沙都子がちょっかいを出そうとするが、梨花ちゃんに諭されて離れていった。
窓際では、レナと魅音が二人で何か話しているようだ。
深い眠りに落ちそうなのを耐えていると、不意に思いもよらなかった単語が聞こえてきた。

「綿流しの晩に失踪したらしいよ」

156鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その28〜:2007/06/29(金) 00:40:34 ID:D8gDOHjN
…ナニヲイッテイルンダ?
声の主は魅音だ。まさか…レナに、富竹と鷹野のことを話しているのか!?
「…けさん、…たけさんなの?」
「…知る限りではね」
「…他にもいるんでしょ?」
「彼女が祟りにあったのか…『鬼隠し』にあったのかはわかんないけどね」
やっぱり魅音の奴…!
よりにもよって、レナに今年の『鬼隠し』のことを不用心にベラベラと…!
俺は今すぐにでも起き上がって魅音の口を塞ぎたい一心だったが、それはマズい。
なぜなら、表向きとして雛見沢においては、俺はまだ『鬼隠し』も知らない新入り扱いである。
その立場を崩さずに真相を探らねばならないのだから、畢境「無知」を装わねばならない。
ゆえにこの場は大人しく会話の内容を探るしか出来ないのだ。大それた発言も動きも、今は許されない。
俺は居眠りしているふりをしつつ、二人の会話に耳を傾ける。
「いずれにせよ、もう一人いるんだよね…だよね?」
「オヤシロさまなら…ね」
「じゃあレナたちが知らないだけで…誰かが…たかもしれない…ってこと?」
「…かも、ね…」
「…次は…レナ、かな…」
「…大丈夫だよ、レナはちゃんと帰ってきたよ」
「…でも…くんは駄目だったんでしょ?」
「昔の話だよ…もうやめよ、この話」
…まずい。やはり、レナに今年も起こってしまった『オヤシロさまの祟り』を教えるべきではなかったのだ。
あいつの祟りに対する恐れは尋常ではない…それは大石に言われたことでもあるが、俺自身もレナと交わりながら感じたことでもあった。
レナを心底から服従させるためにも、今年の祟りのことは絶対にレナの耳に入れてはならない。…それが俺が出した結論だった。
…なのに、魅音はそれをベラベラと喋ってしまった。
散々レナの恐怖心を煽っておいて、「もうやめよ、この話」はねぇだろうよ、みおん…!
しかし、今やレナが知ってしまった以上、早く『オヤシロさまの祟り』の正体を暴いてあいつの不安を払拭してやらねばならないだろう。
そのためにも、やはり…魅音を俺の意志に沿うモノに仕立て上げねばならない。
今回のような、空気を読まないことを平気でやらかす奴だ。俺が御しなければ、いずれどんな動きを見せるか分からない。
…そもそも、何故魅音が『今年のオヤシロさまの祟り』が起きたことを知っているのか?
おそらく園崎家の情報網があるからだろうが、警察内部の機密まで入手出来ているとはな…さすがに雛見沢の暗部を司る一家はあなどれないということか。
やはり園崎家が黒幕に近いのか…あるいは、黒幕自身なのか。
そうであるならばリスクの高い正面対決ではなく、園崎家次期当主を俺の配下にすることが上策だろう。
『オヤシロさまの祟り』の正体を暴き、雛見沢における俺の名声を高め、影のフィクサーとしての前原圭一=雛見沢の『神』としての地位を安泰にする…。
ならば俺とレナの手で、園崎魅音を「陥落」させることが先決だ。計画を早めねば…!
俺は眠気をようやく一蹴し、「あー、よく寝たぜ」とぼやきながら立ち上がる。
…その瞬間、みんなの外履きが俺の頭上にポコポコと落ちてきた。沙都子のトラップに引っかかったらしい。
…まったく、今日は散々だぜ…。だが、魅音を堕とすことだけは失敗しないさ。
…そう、俺には頼もしい『仲間』…いや、『配下たち』がいるからな…くっくっくっく!

俺はレナを廊下に呼び出し、こう耳打ちする。
「…今日の放課後。魅音を『俺たちの部活』にご案内する」
「…ッ!」
息を飲むレナに構わず、俺は口元を歪めながら言葉を続ける。
「…いつもの『部活』は今日だけ中止にする。レナは魅音を××し、その後…」
「…」
「…という風にな。…首尾良く行ったら…レナにかぁいい『ご褒美』をやろう」
俺はレナの胸をむにゅっと掴む。
一瞬「んうっ」と声を上げるレナ。だが喘ぐ声を押し殺しつつ、俺に囁く。
「…分かったよ、圭一くん…。レナ、魅ぃちゃんをうまく『部活』に誘うよ…」
「クク、その意気だ…楽しい楽しい『部活』にしような、レナ」
最後に乳首をつまみ上げ、俺とレナは教室へ戻る。
…平静を装って俺の後ろを歩くレナ。だが、俺だけは知っている。
牝狗としてのスイッチが入ったレナが、顔を紅潮させてしまっていることを。
…そして、その牝狗が明日には『二人』に増えることをな…あははははははははははははは!!!!
157鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その29〜:2007/06/29(金) 00:42:42 ID:D8gDOHjN
放課後。
「さて、いつもの部活の時間でございますわね」
「今日は負けないのですよ、み〜☆」
沙都子と梨花ちゃんが、俺たち上級生組の机に集まってきた。
だが、そこで魅音が顔の前でパンッと手を合わせてこう切り出す。
「あ〜、三人ともごめんね〜。おじさんさぁ、これからレナと行かなきゃいけないところがあるんだよ」
突然の部活中止に、沙都子と梨花ちゃんがきょとんとしている。
「ごめんね、みんな。今日は魅ぃちゃんと、興宮まで行かなくちゃいけないの。
レナのお家で家具を買うことになって、魅ぃちゃんのお知り合いの家具屋さんで選べることになったから、魅ぃちゃんにも付き添いを頼んだの…」
レナも二人に謝る。
…いいぞレナ。こういう理由なら、沙都子と梨花ちゃんが入り込める余地はない。
俺が指示した通り…全ては俺の計画通りだ。
「なぁんだ、そういうことがあるなら仕方ねぇなぁ。んじゃ、今日の部活は中止だな。
…ま、明日は今日の分も含めて盛り上がればいいさ」
俺は何も知らないふりをする。
沙都子と梨花ちゃんも「そういう事情なら、仕方ありませんわね」「レナと魅ぃなら、きっといい家具を選べるのですよ。にぱ〜☆」と部活中止を受け入れ、荷物をまとめて帰宅した。
…年少組には悪いが。ここから先は俺たちの『部活』の話なんだよ…。
沙都子と梨花ちゃんが帰ったのを確認すると、俺も荷物をまとめてレナたちに「じゃあな」と手を振り、教室を出る。
…昇降口に出ると、知恵先生が待っていた。
「知恵先生。…俺たち以外は、もう学校には誰もいませんよね?」
「ええ、全員帰宅しました。校長先生も、今日は鹿骨市で教育委員会の会議があるために出かけられていますから、戻ることもありません」
「じゃあ、学校の鍵も、今は知恵先生が持っていることになるんですね?」
「ええ。…校舎と校門の鍵なら、ここに」
知恵先生が、ワンピースのポケットからキーホルダーについた鍵を取り出した。
俺はそれを受け取ると、ニヤリと笑う。
「…くっくっく。…よくやったぞ、『知恵』」
演じていた『生徒』の仮面を引き剥がす。それは俺だけではない。…目の前にいる『女』も、『教師』の仮面を引き剥がした。
「…ありがとうございます、前原くん」
158鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その30〜:2007/06/29(金) 00:44:45 ID:D8gDOHjN
知恵留美子…表向きは、雛見沢分校のただ一人の教師。
だが、もう一つ…俺が雛見沢で最初に――転校初日に――堕とした『女』としての顔も持っている。
…レナたちは牝狗として従えるつもりだが…こいつは別枠だ。
教師としての立場がある以上、あまり露骨に接すると周りに勘ぐられてしまうかもしれないからな。
あくまでも『協力者』であるが…それでも俺にとって大事な手駒であることに変わりはない。
…命令を忠実にこなす点でも信頼出来る上、本当に素直で可愛い奴だ…。
「知恵、感謝するぞ…お前の協力が無ければ、今回の策は破綻するからな」
俺は口元を歪めつつ、知恵の白いワンピースの上から形の良い乳房を揉んでやる。
「あ…ん、あ、ありがとうございます…私が、前原くんに『ご奉仕』出来て…むしろ光栄です…」
愛撫に耐えながら、知恵は息遣いを荒くしていく。
俺は右手で乳房を愛撫しながら、左手をワンピースの下から突っ込み、知恵の秘部をヌチャヌチャといじくる。
「んんッ、ああんッ!…前原、くんッ」
「くくくく、知恵…ちゃんと言い付け通りに、毎日ノーパンで教壇に立ってるようだな」
そう、俺は初めてこの女をモノにした後、ある条件を出した…「これからも俺に抱いてほしければ、毎日ノーパンで教壇に立て」と。
「は…はい、今日も、明日も…んくぅッ!…前原くんの言い付け通り、ノーパンで教壇に立ちます…あぅッ!!」
「クク、お前はとんでもない淫乱教師だな!聖職者でありながら、純真な子供達を導く立場の教師でありながら、ノーパンで感じる変態だとはな!!
生徒に見られるかもしれない、気付かれるかもしれないというスリルでオマンコを濡らしてるんだろ、お前はッ!!」
「ひぁッ!!…あ、あんッ、そ、そうです…!知恵留美子は、子供達に気付かれたらどうしようって思うだけで濡れてしまう、変態でドスケベな淫乱教師なんです…んんうッ」
俺は胸への愛撫と秘裂への責めを激しくしながら、知恵の唇を塞ぐ。
無理矢理舌を侵入させ、口内を蹂躙する。それに応えるように知恵も舌を絡め、お互いの唾液が混ざり合う。
「…ぷはッ!…くっくっくっくっく!大変良く出来たで賞、だな!…いい子にはご褒美あげようか、そらぁ!」
「んん、んふッ!…ん、あ、あああ、イ、イク!イッちゃいます…ッ!!」
知恵は俺にしがみつき、崩れ落ちそうになるのを堪える。だが俺は手を休めず、むしろ激しく手を動かし、知恵を責め立てる。
「ははは!いいぞ、ここでイっちまえ!ただし声はあんまり上げるなよ、レナたちに気付かれたらヤバイからなぁ!!」
「ん、あ、あ、んん、あああ、イ、イク、イク!んんんんんーーーーッ!!!」
知恵は俺の胸に顔を押し付け、なんとか声を大き過ぎない程度にして果てた。
俺は知恵の身体を抱きとめ、ビクビクと身体を震わせる知恵が落ち着くまで待ってやった。
…息が落ち着いてきた知恵は、俺を潤んだ瞳で見つめてくる。…哀願する牝狗の瞳。…やはりこいつも、そこまで堕ちている女に変わりないか…!
俺はニタリと笑みを浮かべ、知恵に囁く。
「くくくく、知恵…。レナが魅音で『遊んで』いる間…もうちょっとだけ『ご褒美』をやってもいいぜ…?」
知恵は瞳の奥で欲情の炎が点いたようだった。
…それは、さらなる快楽を得るためなら狗にでもなんでもなろうというスイッチが入った証拠。
「…はい、ありがとうございます…前原くんのコレで…私の膣内を存分に楽しんで下さい…んっ」
知恵はズボンの上から俺の逸物を擦りつつ、唇を重ねてきた。
俺は知恵とキスしつつ、レナたちのことを思った。
うまくやれよ、レナ…こいつへの『ご褒美』後になっちまうが、お前たちにもちゃんと『ご褒美』くれてやるからな…!
はは、はははは、あはははははははははははははははははははは!!!!!
159鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その31<反転>〜:2007/06/29(金) 00:46:51 ID:D8gDOHjN
「…ごめんね、魅ぃちゃん。レナの用事で、部活が中止になっちゃって」
「あはは、そんなことないよ。部活は明日だって出来るけど、レナの急ぎの用事なら済ませてしまわないとね。
圭ちゃんも言ってたけど、今日の分を明日の部活で思いっきりやればいいだけでしょ」
「…うん、そうだね」
私は思わず、生半可な返事をしてしまう。
…ごめんね、魅ぃちゃん…心の中で、また魅ぃちゃんへ謝罪してしまう。
急ぎの用事なんて、嘘だ。家具を選ばなければいけないなんて、嘘だ。
…圭一くんが帰ったなんて、嘘だ。
圭一くんは、今頃学校の外で時間を潰し、しばらくしたらここに戻ってくることになっている。
その時までに、私が、魅ぃちゃんを…。
「どしたの、レナ?…なんか元気ないじゃーん?」
思わずビクリとする。魅ぃちゃんが、私の顔を覗き込んできたから。
「はぅっ、…そ、そんなことないよ〜?レナはいつだって元気だよ、だよ?
これからかぁいい家具を選びに行くんだから、落ち込むわけないよ!はうぅ〜☆」
私はかぁいいモード発動前を装う。
魅ぃちゃんはそれを見て、あははと声を上げて笑っている。
「それなら安心したよ。…でもさ、お店に行くまでちょっとだけ…いいかな?」
「はぅ?」
魅ぃちゃんが、急にふうっと息を吐き、視線を外した。
普段の魅ぃちゃんなら考えられないような、重い表情をしている。
机の上で両手を組んだまま、魅ぃちゃんが小さく呟いた。
「ねぇ…。レナは、圭ちゃんのこと…好き?」
「…ッ」
私は思わず、息を飲む。
「…え?」
…なんで、そんなことをいきなり言い出すの、魅ぃちゃん?
「…ちょうど、みんなもいないことだしさ…この際、はっきり訊いておこうと思って。
…これはレナを疑ったわけじゃないんだけど…もしかしたら、『今日これから買い物に付き添ってほしい』っていうのも、
ここで二人きりにするための方便なんじゃないかなーって最初思っちゃったりしたしね…」
…やっぱり魅ぃちゃんは、鋭いな。私がついた嘘を見抜いたんだ。『嘘も方便』っていうけど…嘘は嘘だもんね。
「あはは…やっぱり魅ぃちゃんは、さすがだね。…レナね、確かに嘘ついたよ。
…買い物なんて、嘘。…本当は、魅ぃちゃんと二人きりになりたかったの」
「…そうなんだ」
魅ぃちゃんは、私の向かいに座りながら、視線を外し続けている。
私は圭一くんの『秘策』を一度頭の隅に追いやり、魅ぃちゃんと向き合うことにした。
『レナは、圭ちゃんのこと…好き?』
…これは、絶対に素通り出来ない質問だから。魅ぃちゃんが、真剣に訊いているのが分かるから。
…同じ気持ちを持つ『女の子』として、答えなきゃいけない。
「好きだよ」
私は不思議と、良く通る声で言えた。
160鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その32<反転>〜:2007/06/29(金) 00:48:43 ID:D8gDOHjN
少し前までの私なら――綿流しの夜までの私なら――、ここまで大きい声で言えなかっただろう。
でも、今の私は、竜宮レナは違う。
綿流しの夜。不安に怯える私を救ってくれたのが、他でもない圭一くんだった。
そこで、私たちは…交わった。心と、そして身体で…。
それは夢のような時間だった。また、今でも続いている夢かもしれない。
でも、私は幸せ。
好きな人に愛され、抱かれ、必要とされている喜びを、幸せを、私は知っている。
だから、私は胸を張って言えるんだ。
「レナは、圭一くんのことが、好き」
もう一度、宣言した。
魅ぃちゃんが、そこで私と目を合わせた。
…口を真一文字に結んだまま私を正面から見据える魅ぃちゃんは、ある種の迫力があった。
それでも私は身じろぎもせず、魅ぃちゃんの目を見つめ返す。
「…魅ぃちゃんは、どうなの」
私は逆に、魅ぃちゃんに訊き返していた。妥協の許されない空気…みおん、じゃなかった、魅ぃちゃんなら、読めるよね?
「…私も、好きだよ。…圭ちゃんのこと」
魅ぃちゃんもまた、本心から宣言した。
「園崎魅音は…圭ちゃんが大好き。…これは、誰にも譲れない。…もちろん、レナにも譲れない。
でも…レナに伝えたいことがあるんだ」

…その瞬間。なぜか、私の中で、ゾワゾワと沸き立つモノを感じた。

「レナが圭ちゃんのことが好きなのは…薄々だけど気付いてた。
もちろん、その気持ちを止めて欲しいなんて言わないよ。
…でも、私も同じくらい圭ちゃんのことが好きだから…レナの気持ちが分かるんだ。
だから、今の私たちって…分かり合えないところが出てくる。お互いが譲れないから…。
でも、仲間として、ずっとそういう状態で居続けるのも辛いから…私は、思いきって踏み出した方がいいと思うんだ。
でも、出し抜くような卑怯者にはなりたくないから…レナには言っておくね。」

ゾワゾワとしたモノが、私の中で蠢いているのが分かる。はっきりと、確実に。

「…私。今度、圭ちゃんに想いを打ち明けようと思うんだ」

…ナンダカ。クビノアタリガ、 カ ユ イ 。 

魅ぃちゃんと、少しの間、見つめ合った。
お互い譲れない…譲りたくない気持ちがある。だからこそ、理解し合える。だからこそ、理解し合えない。
二人はいつまでも友達だよ…だけどね。圭ちゃんの隣にいるのは一人でなきゃいけない。
いつか、どちらかが幸せを掴む。いつか、どちらかが幸せを失う。それは分かりきっていること。
…だけど、ごめんね。魅ぃちゃん…。
レナは、これから幸せになりたいの。圭一くんと、幸せになりたいの。
二人の幸せはね…もうとっくに決まりきっていることなんだよ…。
そう、私たちを引き離すモノなんかいないんだ…魅ぃちゃんにも無理だよ…そう、オヤシロさまだって…!
…あは、あははは、そうだよ…魅ぃちゃん、教えてくれたよね?
『今年もオヤシロさまの祟りは起きたんだ』って!
最初聞いた時は、頭がぐらりとしちゃったよ。何の冗談、って思ったよ。
村のみんなが知らないことなのに、魅ぃちゃんはよりにもよって私に教えてくれて!
なんでかな、かな!?なんで私なのかな!?
まさかと思うけど、レナがオヤシロさまの祟りが恐いのを知ってて、驚かせようとか思って言ったんじゃないだろうね!?
それとも、私を怖がらせて、脅えている隙に圭一くんと仲良くなろうとしたとかじゃないよね!?
あははは、どっちにしろ、レナにとって良い話じゃないね!なのに魅ぃちゃん、レナに喋っちゃうなんて、どういうつもりなんだろうね!!
あああもう、なんかかゆいなあもう。
だけどね、魅ぃちゃん!レナはね、レナはねぇ、もう圭一くんとねぇ、
あはははははははははははははははははははは
ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆ
161名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 00:49:25 ID:SlcFJj4f
                   _,r''"    `ヽ
                /         ヽ
              /        =゚ω゚ )
             /   )         /
             | /  イ       _/
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 ヒタヒタ    /  ノ:::    γ 、 ノ:::
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    (⌒ /:::         |  /::     ヒタヒタ
     〉 /:::         (__ \_:::
    し':::             \__):
162鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その34<反転>〜:2007/06/29(金) 00:50:28 ID:D8gDOHjN
「ど、どうしちゃったのレナ!?
なんで、なんでそんな、首ひっかいてるわけぇ!?」

魅ぃちゃんの声で、我に返った。
恐る恐る手を見ると、爪の先に少しだけ血が滲んでいる。
そこでズキリと首筋に痛みを感じ、手の平で押さえた。
…ズキズキと、喉が痛い。深くはないけれど、爪で掻きむしった分、引っかき傷が出来ていた。
「あ…うぅ…」
「レナ、レナ!!…大丈夫!?痛くない!?あ、お、おじさん絆創膏持ってるから、ちょっと待ってな!!」
魅ぃちゃんは慌ててポケットからハンカチを取り出し、水道水で濡らして傷口を拭いてくれた。
それからカバンの中の絆創膏を取り出し、私の首筋にいくつかペタペタと貼ってくれた。
「…ふぅ。とりあえずこれで、傷口にばい菌が入ったりしなければいいかな…」
絆創膏を貼り終えた魅ぃちゃんは、大きく息を吐きながら椅子に座った。
…その間、私は茫然としながら、魅ぃちゃんを見つめていた。
何が起きたんだろう。…私は、何を…したんだろう。
「…レナ…、レナ?ねぇ、大丈夫、だよね…?」
魅ぃちゃんが目の前で手を左右に振っている。…病人の意識があるかどうか、医者が確認するような仕草だ。
「…あ…う、うん」
私は魅ぃちゃんの問いに反応する。声は出るけど、まだ意識ははっきりしていない。
「…反応は、出来るみたいだね…。…良かった。いきなりレナが喉ひっかき始めたから、おじさん大慌てしたよ」
「喉、を…?」
私は自分の爪を見た。…爪の間に、渇いた血がこびり付いている。
ということは、やはり…私は、自分自身で喉をひっかき始めたらしい。
さっきまでの記憶が本当に少しだけの間抜け落ちているが…その間に、私は常軌を逸した行動をしたのだろう。
「…わ、私、は…自分で、その、喉を…?」
「…うん。急に俯いたと思ったら、なんかブツブツ言ってて、そのうちガリガリ爪で引っ掻きだしてさ…。
最初は蚊にでも刺されたのかと思ったんだけど、あんまり激しくガリガリやり出したから…」
やはりさっきの私は、正気ではなかった。
「…ごめんね…」
私はポツリとだが、口に出して言った。
「レナ、自分でも…さっきまでそんなことしてたなんて、覚えてないの…本当に…。
…魅ぃちゃんをびっくりさせて、不安にさせて…ごめんなさい…」
頭を下げ、魅ぃちゃんに謝罪する。
「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」
自然と涙が溢れてきて、泣きじゃくりながら謝った。魅ぃちゃんを怖がらせたのは…私なんだから。
「い、いいって!レナが無事なら、おじさんはそれでいいから!そんなに謝らなくても…。
あ、そうだ!その指、洗ってきなよ!そのまんまじゃ汚れが落ちなくなるから、水道で洗ってきなよ!」
魅ぃちゃんは、廊下を指差す。
確かに魅ぃちゃんの言う通り、まずは爪を洗い流すのがいいだろう。
私はふらふらとした足取りで教室の外に出て、水道で手を洗った。
…冷たい水のおかげで、少しは冷静な気分になってきた。
そう、思い出してきた。私は、魅ぃちゃんの言葉を聞いて…逆上したんだ。
圭一くんと私の幸せを、邪魔するモノだと…魅ぃちゃんを敵視したんだ…。
その気持ちで私はいっぱいになって、あんな行動を取ってしまった。
正気の沙汰じゃない…。確かに竜宮レナは、狂ってしまったんだ。…愛情と、友情と、憎しみで…。
ごめんね、魅ぃちゃん。怖がらせて…。でも、レナは、レナは…。
163鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その35<反転>〜:2007/06/29(金) 00:52:50 ID:D8gDOHjN
…冷たい水が、私の思考を研ぎすませていく。
…魅ぃちゃんも、圭一くんが好き。それはもう、どうしても止められないんだ。
いずれ近いうちに、魅ぃちゃんは圭ちゃんへ想いを打ち明けるだろう。
でも、私も、圭一くんが好きで好きでたまらない…。
だったら…

『…三人で楽しい「部活」にしようぜ、レナ』

不意に思い出した、圭一くんの言葉。ああそうか、それが答えなんだ…!
私はポケットの中にあったハンカチを取り出し、手を拭く。
同時に、ポケットの中に仕舞い込んだもう一つのモノ――圭一くんが預けてくれた小さい瓶――のキャップを開く。
瓶の中の液体をハンカチに染み込ませ、それを仕舞って教室に戻った。
魅ぃちゃんは、さっきと同じように机の上で両手を組んだままの姿勢だった。
「魅ぃちゃん」
私は魅ぃちゃんの横に立ち、声を掛ける。
「…レナ。…ちゃんと洗ってきた?」
「…うん」
「そう。…で、気分は落ち着いた?」
「…うん」
「良かった。…じゃあさ、これから…のこと、なんだけど」
「…魅ぃちゃん」
「ん?…ふわぁッ!?」
私はガバっと魅ぃちゃんを抱き締めた。魅ぃちゃんの頭が私の胸に当たる格好になり、いきなり抱きしめられた魅ぃちゃんがモガモガ言っている。
「ふぐっ…ん…ちょ、ちょっとレナ…いきなりどうしたの!?」
「ごめんね」
「え?」
「怖がらせて、ごめんね」
「そ、そのことはもういいって…」
「ううん、やっぱり謝る。レナはね、一瞬、魅ぃちゃんを憎んでしまったの」
「え?」
私は抱き締めたまま、魅ぃちゃんの髪の毛を撫でる。綺麗な髪の毛だ…同じ女の子でも、惚れ惚れしちゃう。
「…圭一くんを好きだって魅ぃちゃんが言った時…レナ、魅ぃちゃんが憎くなってしまったの。
私だって、圭一くんが好き。圭一くんを、渡したくない。圭一くんは私のモノ…」
「…」
「そういう気持ちでいっぱいになって、魅ぃちゃんを憎み、同時にそんな厭な気持ちを抱いた自分を憎んだ。
だから傷つけたんだと思う、自分自身で」
「…レナ」
「…でも、落ち着いて考えて、もうそういう気持ちは捨てたよ。
…魅ぃちゃんも圭一くんが好きなのを、レナは認めなきゃいけない。
魅ぃちゃんだって、レナが圭一くんを好きなのを認めているんだから…お互い、認め合わなきゃ」
「…レナ…レナぁ…」
魅ぃちゃんは、私の胸の中でヒックヒックと泣き始めていた。
私は魅ぃちゃんの頭を撫でる。
「泣かないで、魅ぃちゃん?私たちはね…幸せなんだよ?
圭一くんっていう素敵な男の子と出会えて、好きになって…それは女の子として、とても幸せなことだと思うの。
もちろん、『仲間』として大切でもあるけど…圭一くんは、それ以上の存在なの。
レナにとっても、魅ぃちゃんにとってもね…」
「うん…そう、だね…そうだよね…!」
「…もしかしたら、魅ぃちゃんも、恐いんじゃないかな?…想いはあるけど、その想いを打ち明けた瞬間、
今までの『仲間』としての関係が壊れるんじゃないかって」
魅ぃちゃんは、こくりと頷いた。
「うん…!それが怖いの…!今までの最高の『仲間』としての関係が、みんなとの関係が、
圭ちゃんと一緒になったら全て壊れてしまうんじゃないかって…!
レナたちも大切だけど、圭ちゃんも大切…両立出来ないなんて、そんなのって、そんなのって…!」
164鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その35<反転>〜:2007/06/29(金) 01:08:58 ID:D8gDOHjN
…私の口元が、歪み始めたのが分かった。
そうだろうね、魅ぃちゃん…。確かに、このままでは、私たちの関係は壊れてしまうよね…。
…でもね。
たった一つの冴えたやり方…それを教えてくれたのも、私たちが大好きな圭一くんなんだよ…だよ?

「でもね、魅ぃちゃん…もし、圭一くんと結ばれて、レナともずっと仲良く出来る方法があるとしたら…どうする?」
「…ふぇ?」
「圭一くんにも愛されたまま、レナとも仲間とも一緒にいられて…それはとてもとても気持ち良いことだと思わない?」
「…そ、それは…そうだけど…」
「その方法をね…圭一くんから教えてもらったの」
「…!け、圭ちゃんが…?」
私は魅ぃちゃんに気付かれないように、そっとポケットからハンカチを取り出す。
「レナと一緒に…圭一くんに、いっぱいいっぱい『ご褒美』もらおうね、魅ぃちゃん」
「…レナ!?…ふぐぅっ!」
言葉と同時に、ハンカチを魅ぃちゃんの口に押さえつける。
魅ぃちゃんは私の身体を引き剥がそうとするが、すぐにぐったりと動かなくなった。
…圭一くんの持ってきた睡眠薬の威力は、凄い。
魅ぃちゃんは、すぅすぅと寝息を立てて私の腕の中で眠っている。
…その寝顔が、あまりにも美しくて…私は初めて、『女』に対して欲情してしまったようだ。
股間がムズムズしてたまらない…あ、今、ちょっとだけオマンコ汁が流れちゃった…☆
「…はぅ〜☆魅ぃちゃんの寝顔、かぁいいよう〜☆お、お、お、お持ち帰りぃ〜!」
かぁいいモードで叫んでみたが、どうも気分が違う。
…あは、そうだね。かぁいいモードのレナなら、オマンコなんて言わないよね。
そうだったそうだったあはははは、今はかぁいいモードなんかで誤魔化すことないんだったあははははははは。
「…魅ぃちゃん…圭一くんが帰ってくるまで…レナ、魅ぃちゃんで遊んじゃうからね…
あはは、あははははは、あはははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!」





P.S.
今までの投下量の中では一番の大量投下になっちまったわけですがOTZ
それでも魅音との絡み…ってほどでもないかなぁ…(´・ω・`)
一応レズい展開に持っていくためのふいんき作り+( ・3・)はからけ読めるんだよぉ〜?というみおんの汚名挽回フォローwで
シリアスな話にしてみたんですが…。
レナが絡むとホラー&ヴァイオレンスにしたくなるから不思議です。毎日読み返してるコミック版罪滅し編2巻に影響受けまくりですね。KOOLレナ最高。
知恵先生との話は、外伝形式でやろうと思ってます…伏線まっったく無しで服従させてたのかYO!というツッコミ受けそうですが…
次回はレナ×魅音、日曜日には投下できるかと思います。その間に、Wiki編集もやらねばなりませんね。
さぁてこれから5時起きだなwでは(´・ω・`)ノシ
165名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 01:12:02 ID:DbCPVZ56
キタキタ、来ましたよ!
魅音と女教師・留美子の二本立てですよ、おまいら!
166名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 01:13:18 ID:EgJP5moU
>>164

これほどの長編はエロパロ初じゃないか?w
次も楽しみです。
167名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 01:15:36 ID:tOSgd6cL
>>164
やっぱり鬼畜王面白いわ。GJ。次回も楽しみにしてます。
168名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:57:31 ID:cUJ1kUFN
相変わらずGJだがやはりオマンコには違和感があるw
169名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 09:30:09 ID:t7IyhjR4
>>168
だがそこがいい
170名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 13:07:42 ID:glQPWznB
さよう
171名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 17:44:26 ID:AEcmqR0T
で、どうしますん?
172名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 17:47:17 ID:aiqRc9Pm
小此木って結構いい男だよな
173名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 20:26:26 ID:yhWzwbqx
へっへへへははははは、照れますんね。すったらん……
174名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 20:32:07 ID:4/B7oI1Y
>>164
あんた凄すぎだよ。まじでシナリオ一本分つくりあげるつもりなのか?
175名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:47:20 ID:yL91gPM8
前スレで葛西×詩音を書いたもんです。
またマイナーカプですが、岡村×梨花+αです。梨花ちゃまが黒いんで注意してください…とりあえず、途中まで。
176岡村×梨花+α:2007/06/29(金) 22:49:06 ID:yL91gPM8
もうこの世界はオシマイだ。どうしようもない。
梨花は陽の当たる教室の中で、周りの生徒達とは明らかに異質の空気を放っていた。
明るい未来が詰まっているはずの小さな体……器とは裏腹に魂は深く絶望し、疲弊しきっていた。
この世界での梨花の死に方が決まったのだ……レナの学校爆破によって木っ端微塵………
苦しまずに一瞬で死ねるかしら…?そう思って口を皮肉に歪める。
…ふと視線を感じて顔を上げると、近くの席の岡村と目が合った。
にぱっ☆と、いつもの笑顔を向けると、岡村は真っ赤になって慌てた様に黒板に視線を戻した。
ふんっ…梨花は小さく鼻で笑う。
彼が自分に好意を持っているのは知っていた。百年間まったく進展のない少年の淡い恋。
……滅びに向かっているこの世界では、それはただ疎ましいだけだ。その恋には未来が無い。意味が無い。
梨花の頭はもう次の世界を事で一杯だった。
沙都子の横顔をちらりと見たとき、ほんの僅かだけ梨花の表情に光が指した。
次の世界…その世界で必ずみんなで幸せになりましょう?
そして光はすぐに陰る。
この悪夢のような世界…早く終わってしまえばいいのに……それはこれから仲間達が傷つくのを恐れる、小さな女の子の願いだった。



「古手…あ、あのさ…ちよっといいかな?」
後ろから遠慮がちに声を掛けられ、梨花はゆっくりと振り向いた。その先には……岡村。
「なんですか、岡村?僕はこれから夕飯のお買物に行くのですよ。忙しいんです」
今は放課後。魅音はバイト、圭一は風邪で休みでレナは宝探し、沙都子までもが用事があると言ってさっさと教室から出ていった為、部活は休みだった。
「あ、ごめん…すぐ済むよ。ここじゃ話にくいから……誰も来ない所にいかないか?」

「…いいですよ」
そう返事をして、先に立って歩く岡村の背中をトコトコ追いかけた。
なんだろう…百年かかってやっと告白する気にでもなったのだろうか?
…そんな訳が無い…梨花は浮かんだ考えを即座に否定した。
だって…今までの世界でも「告白」なんてなかった。「告白」されないのはきっと運命かなにかなんだろう…


やがて二人は校庭の端にある、用具入れの小屋に辿り着く。
その裏で…と思ったが、鍵をかけ忘れている様で少しだけ扉が開いている。
岡村はきょろきょろと辺りを見回し誰もいない事を確認すると、梨花を伴って小屋の中に滑り込んだ。
177岡村×梨花+α:2007/06/29(金) 22:51:06 ID:yL91gPM8
「こんな所に連れ込んで、岡村は何をするつもりなのですか?」
「違っ…そ・そんなんじゃないって!ただ…心配で」
「…心配…なのですか?」
「最近の古手の様子がおかしいから…なんていうか、元気ないよな?」
「僕は元気なのです。にぱー☆」
「――…ふざけるなよっ!…悪い…大きな声だして…」
若い岡村の激情は、長い時間を生きてきた梨花の静かな湖面の様な心を波打たせる事はなかった。
「元気が無いのとも少し違うかも…何かに失望してるとか、悲観してるとか…そんな感じ」
梨花は作った笑いを引っ込め、じっと岡村を見つめる。
「悩みごと?俺に話してみてくれないか?…力になりたいんだ」
…ほんのちょっぴり意外だった。
普段はニッコリ笑って見せるだけで自分に夢中だった岡村が、その笑顔の下に隠していた負の感情に気が付くとは。
だけど、ほんのちょっぴり意外だっただけ。
「そんなお話なら退屈なので、僕は帰りますです」
「古手っ…!!」
岡村は出口に向かおうとする梨花の肩を掴み、強引に自分の方へ振り返らせた。
ブチブチッ……思いの外強い力で引っ張られたせいで、梨花のシャツのボタンの幾つかが弾け飛ぶ。
「あっ…!」
岡村の動揺したな声…梨花の胸元が少年の目の前であらわになったからだ。
まだブラジャーの必要がない小さな白い膨らみとピンク色の先端が、子供の未発達なモノでありながら少年を魅了する。
「うわっごめ…ごめん!!代わりに俺のシャツ…じゃ嫌か…そうだっ、古手の体操着持ってくるよ!」
「何をそんなに慌てているんですか?」
クスリと梨花が笑う。歳にそぐわない「女」の顔で。
そういえば…百年の間で経験したことがないモノがあったっけ…興味はあったが、梨花の小さな体ではその行為は耐えられないから試さずにいたけれど。
「岡村の顔が赤いです。僕の心臓もバクバクなのですよ。み〜☆」
震える岡村の右手を梨花の柔らかい両手が包み込み、自分の胸元に当てた。
触れた瞬間、岡村はビクッと指を震わせたが、梨花のか弱い手を振りほどく事が出来ない。
「岡村…僕は恐いんです。誰かにギュって抱き締めて欲しいのですよ」
「え、こう…?」
岡村は自由な片手で梨花を強く抱き締めた。
梨花は力強い包容と、自分の下腹部に当たっている少年の高ぶりに瞼を震わせる。
この世界は終わる。
もうすぐ燃え尽きてしまうこの体…壊れたっていい。
178岡村×梨花+α:2007/06/29(金) 22:54:51 ID:yL91gPM8
ここまでです。
長いから二回に分けようと思ったら前半パート2スレ分しかなかった。酔っ払いなんで許してください…
179名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:22:16 ID:AEcmqR0T
小此木はいい男だが魅音とカプにするべきではない
180名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:25:08 ID:S5sQ8vAv
葛西に詩音がいるんだし魅音に小此木がついてたらいいとは思うな。
色々鍛えてくれるだろうし、初の手合わせなのに意気も異常に合ってたし、
あっちの方ももしかしたら(ry
181名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:34:36 ID:K6frks7k
>>178
梨花の絶望感と岡村のウブさがいい感じだった。続き期待。
182名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 00:22:48 ID:Ocov9V36
鬼畜王も黒梨花も話として普通に面白くて裏山。
そんな俺は仕事の現実逃避に書いた圭一×魅音投下します。
初書きです。書き捨てに近いものですが、もし気分が乗ったらどうぞ。
キャラが違っていたら、すまん。

183圭一×魅音:2007/06/30(土) 00:24:25 ID:Ocov9V36
圭一の家の台所で、魅音はせわしなく立ち回っていた。
昨日の部活で負けた魅音は、圭一の家に朝食を作りに行くという罰ゲームを受けていた。
これは、圭一の両親が仕事の都合で暫く家を空ける為に、圭一が自炊するの面倒くさい、
朝起きれない等という理由の為に決めたものだ。
「圭ちゃーん、ご飯できたよー!!」
「……」
一回魅音が来訪した時にドアを開けたのだから、起きてはいたはずなのだが。
仕方ないので、圭一の部屋まで呼びにいく。
「圭ちゃん!」
返事がない。ただの二度寝のようだ。
仕方がないので彼の部屋に入って叩き起こす事にした。
(くっくっく、どんな起こされ方したって文句は言わせないよ)
とりあえず手に持っているのは油性マジック。
音を立てないようにゆっくりと戸を開けて部屋に入る。
思ったとおり、部屋で倒れて気持ちよさそうに寝ている圭一。
何を書いてやろうか。額に肉、なんていいかな。
そんな事を考えながら、ゆっくりと戸を閉める。
が、しかし――
(あ……圭ちゃんの、におい……)
戸を閉めた瞬間に魅音は、不意にここが自分にとって特別な空間だと認識する。
高鳴ってしまう胸。顔が、熱い。
心臓の音で起きちゃわないかな……と、魅音は圭一に聞こえるはずもない自分だけの音に戸惑う。
さっきまでの悪戯を企み、ワクワクしていた男女は、一人の女の子に変身していた。
ゆっくりと部屋で横たわる圭一のもとに近づいていく。
すーすーと気持ちよさそうに寝息を立てる圭一の寝顔、男の子だと感じさせられる圭一の腕、引き締まった身体。
そして――
(圭ちゃんの……寝顔…圭ちゃんの……)
膨らんでいる股間に魅音の目は止まる。
朝の生理現象なのです、にぱー☆
周りに誰も居るはずがないのに、辺りを見回す魅音。
誰もいない、聞こえるのはひぐらしの鳴き声だけ。
ごくん、と唾を飲み込む音が自分の喉元から響いた。
(……起きない、よね?)
手に持っていたマジックをぽとりと床に落とし、おそるおそるそこに腕を伸ばしていく。
きゅっ……と、ズボンの上からではあるが、軽く指先に力を入れて握ってみる。
(すっごく固くて……びくびくして……これが、圭ちゃんの…)
「……っん…」
圭一が呻く様な声を上げると、咄嗟にその手を引き戻す。
「……すー、すー……」
再び眠りに就くその様子を見て、ほっ、と胸を撫で下ろす魅音。
撫で下ろしたその手には、まだ圭一の感触と熱が残っている。
「圭、ちゃん……」
身体が、ひどく疼いてしまう。圭一の匂いがする空間。
触れてしまった圭一の熱。
気付けば、片手を自分のスカートの中に。
ブラウスのボタンを開けてもう片方の手を隙間に差し入れていた。
184圭一×魅音:2007/06/30(土) 00:25:24 ID:Ocov9V36
「ふぅっ……んっ……」
(やだっ、圭ちゃんの前で……あたし、何やってんだろ……)
下着を押しのけてくり、くり、と胸の突起を弄り回すと、既に固くなっている事に気付く。
ショーツを太腿の辺りまで、スカートの中でするすると下ろし、秘裂を指でなぞり上げる。
ネクタイを噛んで、必死に声を押し殺しながら、ゆっくりと敏感な部分を弄る。
(でも、いつもよりも気持ちいいよぉっ……もっと……もっと……)
足りなくなったのか、固くしこった乳首と肉芽の両方をぎゅっと摘んでみる。
「あっ!?」
不意に、全身に電流が流れたようにびくっ、と大きく魅音の身体が跳ねた。
ふるりと大きな乳房が揺れ動き、口元からは唾液を含んで糸を引いたネクタイが離れた。
「あっ、んああっ、も、も…ぉ、だめっ! け…ぇちゃん、圭…ちゃぁん…!」
片手では余るほど重量のある胸を円を描くように揉み回し、こね回す。
秘所には指を挿れて、自分が欲している部分を的確に探り当てて、膣内の媚肉を擦り上げていった。
くちゅ、くちゅ、と卑猥な水音が圭一の部屋に響き渡る。
「ふぁぁぁあああっ!!」
ごぽ、ごぽ……
指を抜くと、音を立てて大量の愛液が零れだす。
声を抑える事も忘れて、魅音は想い人の部屋で、想い人の前で達してしまった。
しまった、と思いながら寝ている圭一に目を向けると。
よかった。まだ寝ている。よかった……

しかし、安心して息を整えている肩に、ぽんと自分の手ではない手が乗せられていた。
「まさか、気付いてねーとでも思ってんのか?」
「け、けけ圭ちゃ……さっきまで寝て……」
「……あの状況で中途半端なトコで起きれるか!」
要するに、圭一は魅音が達するまで待っていた事になる。
魅音が喘ぐ様子、声、全てを見て聞いていた……
「お前、人の部屋で何やってんだよ……」
「あ、あの、その……これは、ね…」
圭一の言う事ももっともだ。
いきなり起きるやいなや(しかも喘ぎ声で起こされ)自分の部屋で女友達が自慰行為に耽っていたのだから。
淫乱だと思われたろうか。恥ずかしくて、死にたい。
(何て言おう。何か言わなきゃ。何か何か何か何か……)
だが、魅音の口から飛び出した言葉は――。
185圭一×魅音:2007/06/30(土) 00:27:04 ID:Ocov9V36
「け、圭ちゃんが悪いんだからねっ!」
自分の身体を腕で隠すようしながら、涙を零して、魅音はそう叫んでいた。
「は……はぁ!?お前、何言って……」
「…………圭ちゃんがっ、こんな罰ゲームにして、圭…ちゃんが起きなくって、
 っ、圭ちゃんの匂いがして……寝顔が…かわいくて、圭ちゃんが……おっきくして…て……」
「お、おいおい、魅音?」
「それだけでドキドキしちゃうくらいに圭ちゃんの事……好きになっちゃってて……」
「……へ?」
圭一の怪訝な表情に、自分が言った言葉の意味に気付く。
言ってしまった。咄嗟に身体を隠していた手を口元へと運ぶ。
「……え? あ、ち、ちちち違うのっ、今のは……おじさんの冗談……あは、あははは」
「魅音……」
(魅音が……俺を……?)
場を誤魔化そうとして笑う魅音の声がひとしきり部屋に響き渡ると、今度は沈黙が訪れた。
圭一は初めて異性に告白されて、一瞬放心していたが、正気を取り戻して魅音を見つめる。
はだけた胸元を必死に隠している仕草も、普段より女性らしさ、女性らしい肢体を際立たせている。
普段からは考えられない熱っぽい表情でこちらを見つめている魅音。
だが、やがて圭一の視線に気付くと、ぷい、と視線を逸らした。
(やべぇ……なんか、すっげー可愛い……)
圭一が真剣な表情で魅音に近づいていく。
「け、圭ちゃん、待っ……んむぅぅっ!?」
静止するよりも早く、圭一は魅音に口付けていた。
今まで見てきた魅音とは明らかに違う、何だか可愛らしい魅音。
また、彼女が自分に好意を持っていると知って。
明らかに今、圭一は魅音を一人の女の子として意識していた。
唇を離してからも、鼓動や顔の熱がさらに高まった事からも明らかだ。
「俺も……魅音の事…好きになった、かも……」
186圭一×魅音:2007/06/30(土) 00:28:13 ID:Ocov9V36
ぽーっと、焦点の合っていない魅音。やがて、圭一の言葉をようやく聞き取れたのか、
ぼん、と一気に顔から湯気でも出たかのように、顔色が変わる。
「お、おじさんはね、あのあのその、レナと違って女の子らしくないし、
 沙都子みたいに妹みたいになれないし、梨花ちゃんみたいに可愛くなんか……」
しどろもどろになって顔を上気させたまま、自分を貶めていく魅音。
魅音は、よっぽど女の子らしくないという事を気にしていたのだろうか。
だが、それを人一倍気にしていてすぐに頬を染めるその様子こそが最も女の子らしいのだと、圭一は気付く。
――魅ぃちゃんにも、すごく女の子らしい所があるんだよ?
……最も、それに気付くのには多くの時間を費やしたが。
「俺……そんなところが何ていうか、魅音のかわいい所なんだって思うぜ……」
頭を掻きながら、いつもみたいに笑って、圭一は言って見せた。
その表情を見た魅音は照れ隠しの表れなのか、枕を抱えて表情を隠しながら呟く。
「ふぇ? あ、で、でも! 圭ちゃんの部屋で……
 その、勝手にひとりでえっちな…ことしてた女の子だよ……それに――」
「だああっ!」
圭一は魅音の紡ぐ言葉を消し去るように叫ぶと、ぽん、と魅音の頭に手を置いた。
そのままそっと優しく頭を撫でる行為はレナや沙都子、梨花によく行っているものだった。
自分に自信がなくて、圭一の言葉をなかなか信じられなかった魅音の心も、安心感で満たされていく。
圭一も、ちょっと照れくさいのか魅音を直視する事はないが。
「もうそんなのいいって。それに、魅音が俺の事どう思ってくれてるかよく分かったから……」
「……えへへ。ホントは、圭ちゃんにこうしてもらってるレナ達がずっと羨ましかった」
「そ、そっか……」
暫しの間魅音の頭を撫でている圭一。どれくらいそうしていたかはわからない。
やがて圭一がバツが悪そうに口を開いた。
「ところでさ、魅音」
「何?」
「俺……この状況じゃ、その……出すまで元に戻りそうはないよ」
圭一がそう言って指差したのは、自身の股間だった。
痛いくらいに張り詰めている様子が目に見える。
「あ……」
「魅音が俺の前であんなやらしい声あげて、やらしい音させて……今だってそんな格好してて…」
「ゃ……やだ……そ、そんな事言わないでよぉ……!!」
「魅音、責任とってくれないか?」
「ちょ、ちょっと待って」
だが、圭一は既にズボンのベルトを緩めて、これ以上ないくらいに固くなった自身を取り出している。
初めて見る勃立した圭一のモノに、魅音は目を奪われるも驚きと戸惑いの表情を浮かべた。
肩を掴まれて、ぽふっと布団の上に転がされると、彼女の長いスカートがふわりと捲くれ上がる。
ショーツが太腿の辺りまで下がっているために、ひく、ひくと震える秘所が圭一の瞳に映る。
そのまま熱くたぎる己の先端を、魅音の既に一度達して潤っている秘所に触れさせる。
ちゅく……と、十分に潤ったそこは、圭一を受け入れる準備が出来ているかのような音を立てた。
このまま少し腰を進めれば、いつでも入ってしまいそうだ……
187圭一×魅音:2007/06/30(土) 00:31:54 ID:Ocov9V36
「このまま、魅音の中に入れちゃっても……」
「ま、待ってよ圭ちゃん! お願い……待って…本当に、待って……」
「……ご、ごめん、俺……」
怯えた瞳で身体を震わせて圭一を見つめる魅音の様子に、我に返ったのか、圭一は罪悪感に苛まれて魅音から離れる。
魅音も、本当に気まずそうにしている圭一の様子に、自分が言った言葉の真意を告げようとする。
「違うよ! 圭ちゃんと、その…するのがイヤなんじゃなくって……。こういうのってやっぱり、あの…順番……とか……」
「え……」
「あーーー! もう知らない知らない!」
自分で言った言葉をかき消すように、魅音は頭を抱えてかぶりを振って小さくなってしまう。
先程頭では理解したが、やっぱり魅音も女の子なんだなと思わざるを得ない言葉と仕草だ。
こんなに可愛かったっけ……こいつ。
「大体、そんなのがいきなり入ってくるだなんて怖いに決まってるじゃん!
 それに……こんなにおっきくなるなんて……知らなかったし……」 
「じゃあ……」
魅音の言葉を聞くやいなや、圭一はそそり立つ肉棒を魅音の眼前に曝け出した。
「あの……圭ちゃん……? ちょっと……」
「魅音が俺のコレに慣れるまで、怖くないと思えるようになるまで視姦するもよし!触るもよし!」
「い、いやらしい言い方しないでよーっ!」
膨れっ面をしながらも、魅音の心臓は眼前の圭一のモノに対して高鳴っていた。
怖れなのか、好奇心なのか、魅音自身よく分かってはいなかったが。
「で……でも、確かに慣れるって意味では少し触ったりしてみたほうがいいかな……?」
魅音のその言葉を聞いてにやり、と口先の魔術師の口元に笑みが浮かんだが、魅音は気付いていない。
おずおずと両手を伸ばして、先端や袋、裏筋といった様々な所を本当に興味本位で触ったり擦ったりしてみる。
触れる度、ひくひくと力なく震える肉棒を見て、不思議に思ったのか、圭一の顔を見上げてみる。
そこには眉間に皺を寄せて、快楽に耐える一人の少年の姿があった。
「ぅ……ぁ……っ、いい……」
「…………え、これ、だけで気持ちいいの……?」
「あ、ああっ……魅音の手、すべすべしてて……っ……」
「そ、そうなんだ……あはは……」
自分の行為により圭一が気持ちよくなっているという事に、気をよくした魅音。
既に、そこには圭一の肉棒に対しての怖れといった感情は少しずつ薄れてきているように見えた。
そんな魅音の様子を感じ取ったのか、圭一は少し調子に乗ってこんな事を言ってみる。
「慣れてきたら、舐めたりしてくれるともっと気持ちいいんだけどな」
「な……舐めっ……」
要求された行為を想像したのか、カァッと顔を真っ赤にしながら俯く魅音に、圭一は焦りを感じてしまう。
そもそも、気付かれたか。もはや「魅音が男性器に慣れる」という目的ではなく、
既に「圭一が快感を得る」という目的にすり替わっている事に。
(流石に言い過ぎたか……)
「…い、いや、その、悪い。無理しなくてもいいぜ……?」
「……する」
「へ?」
「…………圭ちゃんが喜んでくれるなら、何だってするよ……」
そう言った魅音はゆっくりと、肉棒に顔を近づけていく。
188圭一×魅音:2007/06/30(土) 00:34:52 ID:Ocov9V36
少し抵抗があるのか難しい顔をして、少しの逡巡の後に決意したように舌を先端に這わせていった。
ぴちゃっ……
「んっ……」
圭一が眉を顰めて、粘膜に這う暖かな生き物の愛撫に耐える。
(け…圭ちゃんは気持ちいいのかな…?)
圭一の声に反応したのか、時折魅音がチラ、とこちらを上目遣いで見上げてくる。
コイツはその威力を絶対にわかってない。圭一は思う。
その動作はただ単に好きな人が自分の拙い愛撫で感じてくれているのか心配しているだけの、健気な感情によるものだ。
しかし圭一にはそれが、とてつもなく背筋を震わせるような淫らな意味が含まれているように錯覚してしまう。
(すごく、震えてる……圭ちゃんにもっと気持ちよくなってほしい……)
「はむ、じゅ、ぢゅっ……ちゅ…ぅ…」
「!? 魅音っ…!」
先程までは、舌が這っていた為に一部だけが暖かかった。
だが、今度は亀頭全体がその暖かさに包まれていた。
かつ、先端部に蠢きを、周囲には唇の吸い付きと柔らかさが加わる。
突然肉棒を咥え込まれて以前とは比べ物にならないほどの刺激が圭一を襲う。
少しでも違う事を考えて、快楽を保たせる為に魅音の頭をそっと撫でていく。
しかし、魅音はそれに気をよくしてか、さらに圭一を悦ばせようと躍起になる。
「んむぅ……んっ、んっ……ふぅ……ん、く…」
魅音が根元まで圭一を咥え込んで、鼻で息をつくと、圭一の茂みが揺らされる。
唇をきゅっ、と締めて、圭一の肉棒を吸い上げながら先端部へと扱いていく。
その手管に、圭一の肉棒からはぬるりとした液が根元から搾り上げられ魅音の唇が先端部に辿り着く頃には、
口腔内にぬるりとした先走りが溜まっていく。
吐き出すワケにもいかないので、魅音はそれを従順に涙目になりながらも喉を鳴らして飲み込んでいった。
そしてその奉仕行為を何度も、何度も、繰り返していった。
「ぐ、ぁ……っ、ま、て…魅音……吸い取られ……ぅぅっ」
「んっ! んっ! んんっ…!」
魅音は奉仕に熱が入って、圭一の静止も聞かず、魅音の口淫の速度は速くなっていく。
圭ちゃんを喜ばせたい。気持ちよくなってほしい。
その一心で魅音は気恥ずかしさを押しのけて、大胆な口淫に及んでいた。
「く、ぅ……っ」
(このまま魅音の口の中で……でも……)
一方、圭一は欲望と罪悪感の葛藤に苛まれていた。
だが折角魅音が慣れてきたのに、また振り出しに戻っても困るという思いから、圭一のとった行動は――。
「あっ、圭ちゃっ……」
魅音の頭を掴んで、強引にずるっ! と彼女の唇から肉棒を引き抜いた。
つぅ……
射精直前の震える亀頭と魅音の唇が淫らに糸を絡ませて繋がっている。
その糸が消えると、今度はぼた、ぼたっ! と先端部から魅音の唾液と圭一の先走りが混じった液体が、部屋の床に滴っていた。
「はぁ……はぁ……」
息を整えながら今にも射精しそうな肉棒を見て、圭一には魅音と繋がって全て吐き出してしまいたいという思いもあった。
だが、魅音は挿入した瞬間、白濁で胎内を満たされ、そのまま掻き回されたくなどないだろう。
一回は抜いておく必要がある。
189圭一×魅音:2007/06/30(土) 00:36:31 ID:Ocov9V36
と、肩で息をする圭一の眼に映ったのは、魅音の自慰行為によってはだけた胸元だった。
思わず、ごくり……と唾を飲み込む圭一。
この射精直前の状態を保っている内に……圭一はそっと魅音に耳打ちした。
誰もいないのだけれど、大声で言うには少しはばかられたからだ。
「魅音、胸……胸で俺のを……」
「え、えーーー!!」
口腔内に射精してしまうよりは、幾分かマシだろうという圭一の結論であった。
あぅあぅ、といった感じで、戸惑っていた魅音だったが、圭ちゃんがそこまで言うなら、という事で……
ブラを外し、ブラウスの前のボタンを全て外して、その豊かな双乳を曝け出した。
「む、胸でって……? こ、こぅ……?」
立っている圭一の前で膝立ちになり、重そうに二つの乳房を持ち上げて、圭一の肉棒の根元に下ろしていく。
そして、谷間に溺れた肉棒に向かって、腕で外側から力を入れる。
亀頭が押しつぶされて、魅音の乳房がむにゅぅ……と肉棒の形に変形していた。
「……これ……すげ…ぇ…柔らかくって、むにゅむにゅして……」
「ね、ねぇ…圭ちゃん、おっぱいでこんな事、変だよ……」
そうは言いながら、魅音もこの通常ではない性戯に相当興奮しているらしい。
頬は紅潮し、息も何だか荒い。
胸を圭一の熱い肉棒で擦り上げられ、眼を下ろすといやらしくひくひくと震える亀頭が見え隠れしている。
魅音から見ても、ひどく卑猥な光景だった。
「うは……ぁ…あっ…い、いいぜ……魅音っ…!」
「はぁ……ん、圭ちゃん、やだ……変な声出さないでよっ…」
たぷたぷと波打ちながら圭一を擦り上げていく魅音の乳房。
やがてもの足りなくなったのか、圭一も腰を動かし始める。
先程の奉仕で大量の唾液が肉棒に、塗りたくられていた為、それがローションのように行為に滑りを加えていた。
「っ、すげぇぬるぬる……してるな……」
「はぁ……っ、はぁっ……圭ちゃんが胸の中で、ぴくぴくして……」
くちゅ、くちゅ……と、肉が擦れ合う行為なのに、粘着質な音が淫らに響き渡っていた。
根元から這い上がっていく双丘に、搾り取られる感覚を感じずにはいられない。
魅音が、これ以上ないくらいぎゅぅぅぅ……と、棒に向かって乳圧を加えた瞬間、圭一の咆哮が響いた。
「く、ぁああああっ!!」
谷間から顔を出していた亀頭が弾けて、勢いよく大量に白濁を放出していく。
「ぁっ!? こ、これ……圭ちゃん、の……んんんっ!」
どくん……どくん……
何回脈動して精を放ったかわからない。
勢いのよいものは魅音の顔を汚し、勢いのないものはそのまま今も肉棒を固定している双乳の中へ注ぎ込まれていった。
精液の熱にうなされてか、魅音は空ろな瞳で圭一の白濁を見つめていた。
魅音の顔にこびり付いてしまった白濁を、そっと指で拭い取ると圭一はまだ興奮の収まらないモノを魅音の胸から引き抜いていく。
魅音は圭一に顔を拭われて、ようやく我に返ったようだ。
そのまま見つめ合う二人。欲望を一度吐き出して、クールになった圭一には、既に一つの想いしかない。
この目の前の女の子と、繋がりたい。
これは魅音に不本意とは言え、想いを打ち明けられてから、圭一が気付き、彼に芽生えた感情。
「魅音……」
「圭……ちゃん」
圭一は両手を魅音の肩に添えると、ゆっくりと彼女を寝そべらせた。
向かい合う形となって、魅音は圭一に微笑んで、首を縦に動かした。
もはや、言葉は必要ないということなのだろうか。
ロングスカートを巻くりあげ、ショーツを足首の辺りまで下ろしていく。
圭一は肉棒を、魅音の秘所にあてがい……今度こそ腰をゆっくりと押し進めていった。
190圭一×魅音:2007/06/30(土) 00:38:19 ID:Ocov9V36
「……っく!」
「んぁああっ……!!」
肉棒を挿し入れた瞬間、少しでも気を抜けば直ぐに搾り取られてしまうであろう蠢きに圭一は驚く。
だが、自分に襲い掛かる快楽に耐える力を、魅音が泣いている事に気付けなかった悔恨の情で
圭一は手に入れたようだ。
「ご、ごめん、痛いのか? 魅音……」
「……あ、あははは…や、やだっ……コレはね、圭ちゃんと一つになれるって思ったら……」
「魅音……」
「だって…ずっと夢見てたもん。圭ちゃんじゃなきゃやだって、ずっとずっと…思ってたもん……」
今度は圭一が耳まで真っ赤になってしまった。
いつか、この目の前の女の子を男女なんて言っていた自分が恥ずかしい。
魅音。ごめんな。
俺、お前が俺の事をそんな風に想ってくれてるだなんて知らなくて。
なのに、俺はお前と男友達と同じような付き合い方をしていて。
それで傷つけた事もきっと数え切れない程あったんだろうな……
愛おしくなって、圭一は魅音の涙に唇を落として拭い、涙で潤ったそれを息を絶え絶えにする少女の唇に落とす。
「ん、むぅっ」
舌を絡め合わせると、魅音はうっとりとした表情で圭一の唾液を享受した。
とろり、と二人の唇を淫らに銀の糸が紡いでいた。
魅音の身体の強張りがとれるまで、圭一はずっと魅音に口付けていた。
やがて魅音の膣内の締めつけが少し弱まったと同時に、どちらからともなく唇を離した。
「圭ちゃん……いいよ、動いて……」
「大丈夫なのか?」
「圭ちゃんこそ大丈夫なの? びくびくしちゃってるけど?」
「お、俺はなぁ! その、お前の事を心配して……」
「あは…大丈夫……もう、ホントに大丈夫だから……」
そう言って、魅音は涙を自分の指で拭って笑顔を作って見せてくれた。
こんな時にも悪態をつく所が魅音らしいというか。
その想いに応えるべく、圭一はゆっくりと抽送を始めた。
くちゅっ、ずちゅ…
肉棒を奥へ進めて行くと膣壁の一つ一つの襞が捲れ上がり、圭一をぬるりと擦り上げる。
最奥まで辿り付くと、先端部にちゅぅ……と、何かが吸い付いてくる。
「ぅぁ、魅音…っ、すっげぇ絡みついて……吸いついてきて…きもちいい、ぜ…」
「ゃぁあっ、い、いちいち言わないでよっ……」
圭一は必死に腰を打ちつけていくが、目の前で淫らに揺れる大きな二つの乳房に目を奪われた。
魅音の細腰に力強く接合する為に当てていたその腕を、円を描くたわわな双乳に移していく。
先程の精液がローションとなって、魅音に与える性感も倍増しているようだ。
「ひゃぅっ! だめ、だめだめっ…! 今っ…、ち、くびっ…いぢっちゃ……ぁあああっ!」
「ぅ、ぉ……」
圭一が魅音の敏感な胸を愛撫する度に、それに呼応して肢体が跳ね、
膣壁が収縮して絡み付いては圭一を搾り上げていく。
その女性の柔らかさと暖かさにきゅぅきゅぅ、と吸い付かれる圭一は情けない声を上げてしまう。
魅音の締め付けに、圭一の上半身からは力が抜けて彼女に覆いかぶさる形となる。
とにかく、今はこの快楽を長く味わう為に、目の前の快楽からは逃げなくてはならなかった。
倒れこんだ圭一の顔の近くには、魅音の顔があった。
その状況を恥ずかしく思ったのか、魅音が不意にぷい、と顔をそらしていた。
だが、そんな魅音の様子など今は汲み取る余裕のない圭一は、そっと目の前にある耳に口付けてみる。
「ふぁあっ!?」
びくんっ! と大きく魅音の肢体が跳ねた。
191圭一×魅音:2007/06/30(土) 00:39:07 ID:Ocov9V36
圭一としては、ただ快楽から意を逸らす為に行っただけの愛撫。
だが予想外の反応に、圭一としては面白くて仕方がない。
「魅音……耳、いいのか?」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
そっと唾液で濡れた耳に囁くと、湯気でも出てきそうなほどに魅音の顔が上気する。
舐め上げる耳にも、無論その熱が伝わってくる。
「……っ、れろっ……れろぉ…」
「ぃ、やぁっ、けい…ちゃ、やだぁ…っ!」
圭一に舐め上げられる水音と結合部から響く水音が調和して、魅音の耳を犯していく。
それが否が応にも、気持ちとは裏腹に魅音の羞恥心を煽り、彼女の身体を昂ぶらせていた。
「ん、く、はむ、は…む…」
「ふぇ……ちょ、か……噛んじゃ…ぃゃだよ…ぅ…、ゃめ……んんんっ!」
「魅音…!! ぅ…今、すげぇ締まって……っ」
舐め上げるたび、抓り上げるたび、腰を打ちつけるたび、魅音は身体をくねらせている。
瞳からはぼろぼろと涙が零れているが、これまでのように罪悪感は芽生えてこない。
この雫は性感を刺激されて滴る愛液の一つにすぎないのだから。
自分の一挙一動にこうまで反応があると、圭一も何だか嬉しくなってくる。
気持ちの高揚と共に、魅音を求める動きにも勢いが増してきた。
「っ、ふ……んっ、ぅ……魅…音っ…!」
「ぁっ、圭…ちゃんっ! 圭ちゃぁ…んっ、す、きぃ……好…きぃ…!」
ずちゅ…! ぐちゅっ! 
一心不乱に、吸い付いてくる最奥をぐりぐりと亀頭で擦り、絡みつく膣の襞をかき回す様に肉棒を挿し込んでいく。
とめどなく圭一の陰茎からは先走りが、魅音の膣からは愛液が溢れ出し、
二人の行為に滑りと快楽を与えて、さらに激しいものになるよう促す。
「ひああっ! け、圭ちゃん、待って…お、奥、壊れちゃ……ぅよっ!」
「も…ぅ、止まら…ねぇ…!」
どくん!
魅音の中で、さらに圭一のモノが跳ね上がった。
「ふぁ、んあっ…! あっ! あっ! あっ! また、おっきくなって…んんんっ!」
「はーっ……はぁっ……は……ぁっ……」
腰を打ちつける度に、嬌声を上げる魅音は、焦点の定まらない瞳で唇から涎を滴らせている。
もっとも、圭一も魅音の様子など見ていられる程の余裕もなく、獣のように腰を動かしている。
蜜壷を激しく弧を描く様にかき混ぜる棒によって立てられる粘着質な水音が、淫らに響き渡っていた。
「……も、ぅ、……圭、ちゃんっ……も、ぉ…っ!!」
「く、は…ぁっ! 俺もっ……出……る……!!」
「…ぁ、ああああっ! ふ、ぅああ……っ!!」
このまま魅音の中で射精して、その熱と滑りで更なる快楽に溺れてしまいたい――
だが、何とか最後の力を振り絞って、圭一はずるり……と愛液に塗れた肉棒を引き抜く事が出来た。
「魅、音っ……! く、ぅ、あっ……あっ……」
白い引き締まった腹に、己の欲望で更に白く染め上げようと思ったものの。
想像以上にビクン、ビクン、と跳ね上がる圭一の肉棒から飛び出す白濁は、
お腹を超えて、魅音の顔と乳房を白く染め上げていった。
一度目にそこに放ったものを遥かに超える熱と勢いと量だった。
「ふぁ、あっ……あつ、ぃよ……ゃぁ…圭、ちゃ……んっ! んっ!」
圭一は更に肉棒の根元から精液を搾り出す様に自身の手で扱き上げる。
にちゃ、にちゃぁ……と、肉棒にこびり付いた愛液と先走りが潤滑油となって、音を立てていた。
「はぁーっ……は……ぁ、魅音、ごめん……止まらねぇ…」
「ん、ぅ、ぁっ……まだっ……出て…っ……!」
まだ勢いのある白濁が、魅音の顔を白く犯している。
魅音は、圭一の熱をうっとりとした表情で受け止め、口元にどろりと垂れてくる白濁を喉を鳴らして飲み込んでいった。
「ん、く……こく、ん……これが、けいちゃんの……にお、い……味……」
「ふぅっ……は、ぅ…っ……」
やがて、全てを出し尽くした圭一が、魅音の肢体に倒れこんだ。
抱き締めあう二人。汗が、唾液が、精液が、愛液が。
あらゆる体液を共有し合い、溶け合ってしまったかのような二人。
「圭ちゃん……」
「魅音……」
いつまでもこうしていたいと余韻を感じあう二人だったが、圭一はある事に気付く。
「そういや俺達、まだ登校前……」
「……あ」
192圭一×魅音:2007/06/30(土) 00:40:01 ID:Ocov9V36
その後は、いつも通りの時間が流れる。
何事もなかったかのように今日の部活。
「をーほっほっほ。圭一さんの負けですわね!」
「みー☆ 魅ぃが一番なのです」
「今日の罰ゲームは何かな? かな?」
「そうだねえ。圭ちゃんには……今日はちょっと腰が痛いからおじさんの家まで荷物持ちをお願いしようかな」
「魅、魅音っ!!てめえ! 何だよ、さっきまであんなに可愛かったのに……」
「圭ちゃんは何を言ってるのかなぁ? おじさんはいっつもこーんなに可愛いのに」
いつもの調子に戻った魅音を見て、はぁ、と溜息をつく圭一。
沙都子と梨花と別れ、レナとも別れ、圭一は魅音の家まで辿り着いた。
「ちぇ、俺が勝ったらスク水にメイドに、エンジェルモートの制服でご奉仕三昧させてやっからな!」
「あはは、楽しみにしてるよ!」
別れ際に魅音の家の前で、圭一は舌打ちしながら魅音の方を振り返る。
両手を頭の後ろで組んで冗談めかして、圭一はこう呟いた。
「もちろん、身体のご奉仕も、な」
「え……?」
「まぁ、これは冗談――」
驚く魅音を見て、咄嗟に圭一はフォローを入れようとする。
が、制服のシャツを後ろからきゅっ、と引っ張られている事に気付く。
「ん?」
「そ、そしたらまた可愛いって言ってくれる?」
「あ……あぁ……」
うん、どうやら……時々また可愛い魅音にも会えそう、だな。


おしまい。
193名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 00:41:17 ID:Ocov9V36
終わりです。
ついカッとなってやった。今では反省している。
魅音と圭一はこんな子じゃありません。きっと。
生まれてきてごめ(ry
194名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 00:52:32 ID:H6lGK5u9
>>182-193
超GJ!!!これで初めてとか完璧すぎる…
心から生まれてきてくれてありがとう
195名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 01:04:23 ID:B2U0QYto
>>178
ここ最近梨花分が全くと言っていいほど無かったから、
ものすごくウレシス

これでしばらくオットセイ☆が大人しくなりそうです
196名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 01:13:39 ID:wxA2t1lZ
>>178
俺も梨花分補給したいんで続きを期待してる。

>>193
エロスを感じるぜ……
197名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 01:18:17 ID:A9tAkWUu
>>178
岡村×梨花って珍しいな。続きに期待です。
198名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 01:19:04 ID:CpCXmxP9
>>182-194
エロ描写の生々しさが…たまらん…
行為もだけどそれ以外の会話も自然で、
クオリティ高すぎてパソゲーの1シーンと錯覚しそうになったw
俺の息子が大変お世話になりました。これからもよろしく頼みます。
199名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:00:01 ID:l2w3+SOl
>>182-193
うわあああああ!超GJ!
ラストの締めも圭一と魅音らしくって凄い良かった。
次回作も楽しみにしてる…!
200名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 03:53:06 ID:SR3rzp3r
>「そ、そしたらまた可愛いって言ってくれる?」
この台詞がたまりません。
グルービーだぜ…もとい、GJ!
201名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 06:16:30 ID:sXfxAMA9
>>193
反省は必要ない。もっとカッとなってくれ。
202名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 13:08:32 ID:Zn5nMgBp
>193
神認定!
それ以外言うことはない!
圭魅最高っ!
203名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 15:34:54 ID:MZlGSto8
圭魅はやっぱ最高だ
俺の中ではベストカプだな
いやはやGJ!!!!
魅圭も見たい今日この頃
204名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 16:00:33 ID:SR3rzp3r
>>203
魅音はL5でも起こさない限り、きっと攻めにはまわれないw
そこが可愛いんだけどな。

205名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 20:00:35 ID:YJ0rLKhw
>>193
うっわああああマジ最高でしたああ!!!
これで初めてとかありえない…あなた神ですよ
エロいし魅音は可愛いしもう本当にGJすぎる!
どうかこれからもよろしくお願いします!
206名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 20:57:27 ID:sKEAApnw
>>193
何かの文章を参考にしたな。考え方はおかしくない。
だが聞きかじった表現を自作品に組み込むもんじゃない。だから視点が混同するんだ。
そもそもお前は三人称視点に向いていない。キャラの思考を地の文に書いてしまうくせがある。どちらかと言うと一人称視点向きだ。
だがシチュエーションは見事だった。いいセンスだ。
207名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:07:48 ID:MZlGSto8
>>206どんだけ上から目線なんだよww
魅音の発症でなおかつ魅圭がみたい俺がいる
(´・ω・`)
208名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:48:45 ID:bS9Q+g/E
>>206

ちょwwwおまwwwwwメタルギアネタwwww
リコイルの衝撃を肘を曲げて吸収する癖がある。
どちらかと言うとリボルバー向(ry
209名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 23:14:28 ID:w6KX7Tr1
>207
魅音は発症しないから魅音だからな…
携帯から即興でさわりだけ書いてみる。


気がつくと、俺は薄暗くひんやりとした部屋に閉じ込められ、拘束されていた。
「……う、ここは……?」
「気がついた圭ちゃん?ごめんねえ、おじさん詩音のスタンガン使い慣れてなくってさあ。
ちょっと強めに設定しちゃったみたいだね。」
背中を向けたまま、いつもの部活の時のような明るい声が返ってくる。

――そうだ。俺は放課後魅音の部屋に漫画を見せにもらいに行って…
急に首筋から走った激しい痛みに気を失ったんだ…。
「魅……音、どうして……?」
「――おじさんね、夢を見たんだ。痛くて、怖くて、辛くて、悲しい夢。」
振り返ったその顔。俺の知らない、冷たい光のない瞳……。
「おじさんさ、それが夢じゃなかったって、気付いちゃったんだ。
どこか別の世界で起こった現実だって。……圭ちゃんは覚えてないかなあ。」
210名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 23:25:36 ID:CES76lu3
wktk
211209:2007/06/30(土) 23:31:03 ID:w6KX7Tr1
続けられるかわからないがとりあえずここまで書けた。
規制中なんでこれが限界、すまんorz


「魅音?何言って……」
「バット、痛かったよ。」
「え?……バット?」
「酷い言葉で罵られもしたっけなあ。おじさん悔しくて情けなくて恥ずかしくてさ、
みっともないけど泣けてきちゃったんだよ。」
コツン……。魅音が寝かされてる俺に一歩近付く。
足音が反響しているってことは、かなり広い部屋なんだな…。
「圭ちゃんは急に変わってしまった。だけどおじさんもレナも、圭ちゃんを信じてた。
圭ちゃんに殴られて、どんなに痛くても。」
――――あ。
……ノイズのかかったような、古い映画みたいな場面が浮かぶ。
俺に殴られても抵抗ひとつせず、俺を呼ぶ魅音の身体が、ぐしゃりと歪んで――。

「思い出してくれたみたいだね。……それじゃあ始めよっか。」
212209:2007/06/30(土) 23:37:57 ID:w6KX7Tr1
こんな中途半端で申し訳ないorz
スク水の時みたいにまたスレをまたいで続けるようなことはしたくないんで、
もし続きを書けたらwikiに直接コピペさせてもらうことにします。
213名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 02:01:50 ID:pBYAAGX8
>>212
全裸で待ってる
214名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 03:19:56 ID:OJO2sU+t
>212
激しくwktk

>213
風邪引くなよw
215名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 08:09:55 ID:00yXm/Al
>>212
激しく期待してるよ
>>213
靴下を忘れるなww
216名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 10:02:12 ID:17ycJaTg
>>213
辛くなったら風呂に入ってもいい
だが諦めるな
絶対に戻ってくるんだ
217名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 12:51:04 ID:Km2fDFsl
>>213
つマフラー
218209:2007/07/01(日) 13:18:45 ID:GHNhHlLG
>213
風邪を引いてはいませんか?
急ピッチで書き上げてwikiにアップしました。
やっぱり発症にはいたらなかったことをお詫びします。
219名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 13:50:30 ID:00yXm/Al
>>218
イけなかったなぁ…
話は上手いと思う
出来れば魅音の部屋でも
wktk
220209:2007/07/01(日) 17:03:37 ID:GHNhHlLG
wiki圭一×発症?魅音に魅音の部屋編追加しておきました。
これが限界ですスマソ
221名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:23:36 ID:bLgKPDox
よく頑張った、GJ!
えっちシーンの描写に不満はないといえば嘘だが、魅音らしさがあって俺はこういうの大好きだ!
222名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:47:53 ID:dzJRA1kJ
全裸の俺達変態の為にありがとう。感動した。
223名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:53:01 ID:17ycJaTg
>>222
全裸の変態は君だけだ
同じにしないでくれたまえ
私達は全裸にネクタイをしている
それが変態紳士の正装なのだよ
224名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 19:12:44 ID:jYoi2kGR
流れぶった切って投下させていただきます。
初書きのため勝手がわからないので、大目に見てやって下さい。
結構長いです。黒梨花×沙都子、L5。ダーク・微グロ注意。
225深淵の檻:2007/07/01(日) 19:13:24 ID:jYoi2kGR
もう、既に遅かった。

痛む体を引きずって、彼女をようやく見つけ出したのに。
私は、遅すぎたらしい。
部屋の隅で小さく縮こまった彼女は、闇の中で震えている。
その瞳は恐怖に染まり、痛ましい現実を私に突きつけてくる。
「沙都子……」
私の呟きに、沙都子の体がぴくりと跳ねた。
なるべく足音を立てないように近づく。怖がらせてしまわないように。
「もう、怖がらなくて良いのですよ」
届くかどうかわからない。だけど、それを伝えたかった。
「ボクが側にいるのです。ボクが沙都子を守ってあげるのです」
震えは止まらない。
夕闇に溶けていくように、ひぐらしの声が小さくなっていく。
散らかった部屋。きっと鉄平が一暴れしたに違いない。
そして、沙都子は……壊れてしまった。
鉄平が帰ってきた時点で、こういう世界になってしまうのはわかっていたことなのに。
一分一秒でも早く、沙都子を助けなければ間に合わないって知っていたのに。
――私は決心するまでに、時間をかけすぎてしまったのだ。
その結果がこれ。私に目を合わせることも出来ず、ただ震えるだけの沙都子。
こんな沙都子を見続けるのが私には辛くて、そっと抱き寄せた。
瞬間、悲鳴が上がる。
「――やっ……嫌、嫌、嫌、嫌ぁぁっっ!!」
沙都子が腕の中で暴れる、でも放したくなかった。放す気なんてなかった。
必死にしがみついていると、沙都子の蹴りや拳が浴びせられた。
226深淵の檻:2007/07/01(日) 19:14:00 ID:jYoi2kGR
それでも放さない、放してなんかやるもんか。
血と汗でべとべとする。それでも。
「沙都子っ、ボクがわからないのですかっ?」
呼びかける。戻ってきて欲しい、と。
「嫌、助けて……嫌、嫌!!」
お腹に沙都子の蹴りをもろに食らった。
もともと痛かった部分に追撃され、一瞬意識が飛びそうになる。
だけど、私の腕はがっちりと沙都子を捕まえていた。
耐え続ける。これくらい、さっきまでよりはマシだ。
沙都子が受けた痛みよりは、ずっとマシなはずなんだから。
耐えることしか、私に出来ることはなかった。


227深淵の檻:2007/07/01(日) 19:14:30 ID:jYoi2kGR
ひぐらしの声が聞こえなくなった頃、ようやく沙都子は暴れなくなった。
私の中で、ただ震えるだけ。
沙都子の頬に手を当てて、こちらを向かせる。
怯えた瞳と目が合った。
「沙都子、ボクがわかりますですか?」
「……あ……ぅ……?」
「ボクなのです、古手梨花なのですよ? わかりますか?」
「……り、か……?」
焦点が定まっていないようだった瞳が、少しずつ私の瞳に視線が集まりはじめる。
まだ、いけるか……?
小さな望みをかけて、私は沙都子を見つめ続ける。
「ボクですよ。沙都子。ボクは沙都子をいじめないのです」
「……梨花」
さっきより、はっきりとした口調。ようやく私を認識してくれたらしい。
震えが少しずつ治まっていくが、でも完全に止まることはなかった。
それはきっと、私の姿を完全に認識したからだろう。
鏡を見てないからはっきりと言えないが、私の今の姿は酷いことになっている。
傷だらけで、血塗れで、そして頬には殴られてできた痣。多分、そんな感じだと思う。
沙都子の目が見開く。震えがまた酷くなりはじめる。
「……どうして、どうしてですの……?梨花……」
膝に冷たい感触。……沙都子の涙だった。
「どうしてもなにもないのですよ、沙都子に笑って欲しかったからではダメなのですか?」
にぱー☆と、こともなげに笑ってみせる。
このくらい、沙都子が受けた痛みより痛くない。
今まで何度も助けられなかったという心の痛みより、痛くなんかない。
「……梨花、うぅぅ……梨花ぁ……うあぁぁぁぁぁぁ!!!!」
縋り付くように、沙都子の腕が回される。
服が更に水分を吸って重くなっていく。でも、全然そんなの気にならなかった。
さらに強く抱きしめて、背中を撫でてやる。嗚咽が酷くなっていく。
「……ごめんなさいなのです、沙都子。……怖い思いさせて」
ぎゅっ、と服が握られる。
「……すぐに助けられなくて、ごめんなさいなのです」
顔がさらに私の胸に押しつけられる。
「……ごめんなさい……私を、許して……」
――私もいつの間にか泣いていた。


228深淵の檻:2007/07/01(日) 19:15:41 ID:jYoi2kGR
しばらく泣いて落ち着いたのか、気付けば嗚咽は止んでいた。
ただ甘えるように、頭を私の胸に埋めていた。
私も沙都子の頭に顔を埋める。甘くて、優しい匂いがした。
月明かりだけが差し込んだくらい部屋。
沙都子がぽつりと呟く。
「……梨花、どうしてですの?」
「さっき答えたはずなのです。沙都子に笑って欲しいからなのですよ」
「……どうして私に笑って欲しいんですの?」
「沙都子が笑ってくれないとダメなのです。ボクは沙都子の笑顔がないとダメなのですよ」
「……どうして……そこまでしてくださるんですの?」
「ボクは沙都子が大好きだからなのです。……理由がそれだけではダメなのですか?」
嘘なんかついてない。
私は沙都子がいるから生きている。沙都子が笑ってくれるから、生きていける。
100年にもわたる輪廻の旅。終わりがあるのかわからない。
何度も繰り返すのが嫌になった。死ぬのが運命だと思って諦めようとした。
だけど、いつも沙都子の笑顔が私を救ってくれる。私に生きる勇気を与えてくれる。
荒んでボロボロになっていく心に、いつも温もりをくれたのは沙都子だった。
大好きで大好きでたまらない。そう、私は沙都子を愛している。
……だから、助けてあげたかった。また、笑うことが出来るように。
どうせこの世界ももう終わる。私はもうじき殺されるのだから。
いや、今回はもしかすると殺されるわけではないのかもしれないけれど。
私が死んだ後も、沙都子には笑顔でいて欲しかった。
だから。
「……ボクはもういかなくてはならないのです」
その、優しい手をふりほどく。
「ボクがいなくなっても、圭一やレナが助けてくれるのです。仲間を信じてあげてくださいなのですよ」
寂しがらせないように、精一杯の笑顔を作る。
にぱー☆って、いつもやってることじゃないか。古手梨花。
ほら、いつものように笑ってみせなさいよ。笑顔でさよならするって決めたじゃない。
何、顔引きつらせてるのよ、私……
「沙都子……さよなら、なの……です……」
駄目、ここで泣いたら沙都子が悲しむでしょ!
耐えなさいよ、お願いだから。今回だけは耐えて、私の体……
沙都子に背を向ける。足を踏み出す。みし、と畳が鳴った。
その音を合図に走り出す――が、それは小さな力に遮られた。
229深淵の檻:2007/07/01(日) 19:17:38 ID:jYoi2kGR
私の服の裾を、強く握りしめる小さな手。
「……梨花、行かないでくださいまし」
きっ、とその緋色の瞳に睨まれる。
「……止めないで欲しいのです、沙都子」
「嫌ですわ……梨花がいなくなるなんて、そんなの絶対に!」
その口調の力強さに、私は混乱する。
「……どうして、どうして止めるのっ!? 私はもう沙都子の側にはいられないの!」
思わず素のしゃべり方が出てしまうほど、私は焦っていた。
全身の痒さが段々増してきている。もう、長くは保たないと自分でもわかっていた。
酷たらしい自分の姿を、沙都子には絶対に見せたくなかった。
「嫌っ!梨花が、梨花がいなくなるなんて……私、耐えられませんわ!」
振りほどこうとしても、意外な力強さで沙都子は私を捕らえる。
駄目、そんな……私だって、私だってっ!
「私だって沙都子と離れるのは嫌よ!でも、でもっ!」
「なぜですの? どうして……? 梨花は私のこと好きなんでしょう?」
「だからこそよっ! 沙都子、放してっ!」
「嫌ですわ! だって、だって……私も梨花のこと、大好きですもの!!」
『大好き』という言葉に、思わず体が止まってしまう。
その隙に、沙都子に後ろから抱きしめられる。……温かい。
沙都子の『大好き』が、私の『大好き』と質が違うことぐらいわかってる。
でも、確かに『大好き』と言った。『大好き』と言ってくれた。
じわりじわりと、沙都子の温もりが私を溶かしていく。
中から現れるのは、独占欲という醜い闇。
その温もりが、匂いが、私を壊していく。
沙都子を、自分の手の中に閉じこめておきたいと願ってしまう。
悪魔が私の耳元で、甘い誘惑を囁いた。
どうせ、もう戻れないとこまで堕ちてしまったんだ。
どうせ、もう終わる世界なんだ。
ならば、この世界の沙都子を壊してしまっても、私には関係ない。
――関係、ない。


230深淵の檻:2007/07/01(日) 19:18:16 ID:jYoi2kGR
「沙都子、ボクのことが好きですか?」
首元に感じる首肯。
「なら、ボクは沙都子の側にいるのです。だから、沙都子もボクの側にいてくれますか?」
首肯を確認した後、私は沙都子と向き合う。
「ボクは沙都子のものになりますです。だから、沙都子もボクだけのものになってくれますか?」
じっ、と沙都子の瞳を見つめる。沙都子の心を私に縛り付けられるように。
案の定、沙都子は迷うことなく頷いた。
「じゃあ沙都子はボクのものなのです。ボクだけの、ものなのですよ」
にぱー☆と笑って、沙都子の頬に手を添える。きっと今の私の笑顔は醜く歪んでいる。
それでも沙都子は逃げ出さない。そりゃそうよ。だって私が捕まえた。
檻に鍵を掛けて、逃がさないようにしたんだから。
唇を寄せる。くすぐったそうに沙都子が目を閉じる。
何度も何度も口付ける。沙都子の唇は柔らかくて、温かくて、私の思考がさらに壊れていく。
「ん……ふ、んむ……」
貪るように、ただ喰らい尽くすように。
だんだん濃度を増していくそれは、早くもくちゅりと水音を立て始めていた。
息苦しくなったのか、一瞬沙都子の口が開く。
その隙を逃さず、舌を差し入れた。
「んぅっ!……ふ……んちゅ、んんっ……」
小さな可愛らしい舌を絡め取る。そっと歯茎を撫でる。
沙都子の口腔を舌で犯していく。蹂躙する。
「ふぅ……ぅ、んぅ……」
焦点が合わないぐらいに近くにある沙都子の顔は上気していて、それが一層私の興奮を増していく。
薄紅色に染まった頬や、うっすらと開かれた瞳は潤んでいて艶っぽい。
そして漏れる吐息と、鼻にかかったような甘い声。
熱を上げていく体は、時折ぴくっと跳ねて。
その全てが愛おしい。その全てを、私のものにしてやる。
月が雲に隠れ、部屋の中がさっと暗くなる。
どうせもう、狂ってしまった。
狂った歯車は、戻せない。
だから、もう、いいわよね……?
言い訳じみた思考を闇に捨て、私は暗い欲望に身を任せて堕ちることにした――


231深淵の檻:2007/07/01(日) 19:19:01 ID:jYoi2kGR

枷をはめたのは誰ですか?
闇に絡め取られたのは、二人とも。

扉を閉じたのは誰ですか?
逃げ出そうとしなかったのは、貴方のほう。

鍵を掛けたのは誰ですか?
貴方に首輪をつけたのは、私です。


「梨花ぁ……あっ、やぁ……もっと……」
濁った瞳で、沙都子は私を見つめる。
もう、何時間こうしているのかもわからない。
今が朝なのか夜なのか、今日が何日なのか、何回沙都子が達したのかも覚えていない。
ただ、互いに貪りあい続けている。
最初こそ痛がって抵抗した沙都子も、今じゃ積極的に求めてくる。
そういう風に私がした。私から逃れられないように。
私だけを求めるように、私だけしかわからないように、沙都子を私は壊した。
ただでさえボロボロで壊れかけていた沙都子を壊すのはとても簡単だった。
打撲痕を舐め、吸ってやる。あの男がつけた傷を、私が上書きしてあげる。
伝う血を舐め上げる。沙都子の血だと思うと、何故か甘く感じた。
火照った体は、今じゃ私の触れていない場所はきっとない。
年の割に発育のいい胸をゆるゆると揉んでやると、しっとりとした吐息が耳をくすぐった。
はむ、と吸い付く。ふくらんだ先端を舌先で嬲ってやる。
「ぁ……んぅっ!……あ、あっ……はぅ……」
艶っぽい声が耳に心地よい。もっと聞かせて欲しい。
その声で、もっと私を呼んで……?
指先でつーっと秘所をなぞると、ひゅっと鋭く息を吸ってぴくんと跳ねる。
「はぁ……はぁ……やっ、やぁっ!あっ!」
焦らすようになぞるだけ。中には入れてあげない。
もっともっと、私という存在を沙都子に刻みつけてやるんだから。
「やぅ……梨花ぁ、あぅ……」
体が疼いて仕方がないのか、そわそわと忙しなく沙都子が動く。
その動きが、精巧に誘っているかのようで艶めかしい。
「どう?沙都子、気持ちいい……?」
「あっ、ふぅん……んっ……梨、花ぁ……」
「なぁに?物足りないって顔してるわね。ちゃんと言わないとわからないわよ?」
「ぅ……くぅん……」
鼻を甘える子犬のように鳴らす。
一瞬の躊躇。わかってる。恥ずかしいのよね?
でも、その羞恥心が沙都子の快楽をさらに引き出しているんでしょう?
ほら、その証拠に、今にも達しそうな顔してる。
232深淵の檻:2007/07/01(日) 19:19:34 ID:jYoi2kGR
「あ、あ、あっ……お願いです、の……梨花っ、欲し、んっ……ですのっ……」
「どこに何が欲しいの?」
「やっ、んぅっ……ああ、なか……に、指……を……っ!」
「ふふ、もうこんなにぐしょぐしょだしね。我慢できないのね?」
もう答えることも出来ないのか、ただかくかくと頭を縦に振る。
とりあえず最初のお願いはそろそろ聞いてあげようかしら。
でも、その前に……
近くにあった沙都子のベルトをたぐり寄せる。
そして後ろ手で、沙都子の両手を拘束した。
「……?」
「ほら、ぼーっとしてて良いのかしら?」
宣言して、ぐしゅっと音がしそうなほど濡れたそこに、二本指を差し込んだ。
「ふぁっ!やあっ、あ、あっ!」
すぐさま吸い付くように絡みついて、きゅぅっと指が締め付けられる。
でもまだ攻め立てる気はない。ゆっくりと指を動かし、さらに焦らしていく。
ジリジリと、燻らせるように。甘く、残酷に、焦がしてやる。
内壁をそっと撫でるようにすると、物足りないとでも言うようにきゅっと中が狭まって、私の指から得られる快楽を最大限に感じようとする。
「入れてあげたのにまだ足りないの?くすくす」
「やぅ……あ、そんな……んっ……言わな……ッ!」
「沙都子、気付いてますですか?腰が動いてますのですよ?にぱー☆」
「!?」
恥ずかしがっても体は正直だ。貪欲に快楽だけを求めていく。
沙都子がかくんと腰を動かすたび、蜜壷から愛液が溢れ出す。
指にまとわりついてひたひたと、手首から腕へと伝い落ちる。
無数に出来た傷に染みこんで、私を癒すかのような錯覚すら覚えた。
沙都子が私に染みこむ。血も汗も匂いも全て。
だから私も沙都子に染みこませてあげる。愛も欲望も狂気も全て。
「きゃふぅっ!!」
親指でぷくりと充血した肉芽を軽く潰してやると、予想通りに可愛い声で啼いてくれる。
でも今与える刺激はそれ一回だけ。
知っているかしら? 犬を躾けるときは、まず最初に少しだけご褒美を先にあげておくことを。
そうすれば犬は、ご褒美に味を占めて従順になるのだ。
飴と鞭とはよく言うけれど、人間も所詮褒美を得るためならば、喜んで尻尾を振る。
そんな低俗じみた考えを沙都子に強いていることは、闇に埋もれてしまった良心にほんの少し痛みを走らせた。
でももう遅い。遅すぎる。
熱気がこもり、様々な体液が蒸発する闇の中、正常な思考は無駄以外の何物でもない。
233 ◆MvGoTR1Y8o :2007/07/01(日) 19:19:51 ID:0nJhXXmD
『鬼畜王K1』の筆者です。トリップも付けてみました。
とりあえず、wikiに鬼畜王K1・序〜其ノ弐まで追加しました。
ただ、SSリスト(カプ別)や(作者別)や(ジャンル別)にも追加した方が検索し易いんじゃないかと思ったんですが、
其の場合は「作者別SSリスト」のページから新たに「新規ページ作成」で追加すればいいんでしょうか?
まだまだwikiすら慣れていなくてOTZ
あと、今夜の投下はこないだより少量になるかも…勘弁してつかぁさい(´・ω・`)
ただ、一つ提案なんですが。

現在同時進行でヤっている設定の「K1×知恵」「レナ×魅音」、どっちを先に読みたいですか?
スレのみなさんに決めてもらって、票が集まった方のシチュから投下してみたいなと、ふと思いつきました。
投票期限は…日付け変更前くらいがいいでしょうかね?
それから票数が多かった方のシチュSSを投下してみたいと思います。
…票数が集まらなくても、熱烈なリクエストがあればそっちを採用するかもw
実験的な試みなので上手くいくかまだ未知数ですが、また後で(´・ω・`)ノシ
234深淵の檻:2007/07/01(日) 19:20:10 ID:jYoi2kGR
大口を開けて沙都子の唇にしゃぶりつく。
舌先でこじ開け、口内へと潜り込ませる。
「ふみゅ……んぅ、ふ……ちゅ……」
唾液を流し込み、舌を吸う。頭がくらくらする。
こくこくと喉を鳴らして沙都子が私の唾液を咀嚼する。
飲みきれず溢れた、どちらのものとも言えない唾液が口の端から零れ落ちた。
沙都子も負けじと私の舌を吸い、唾液を流し込んでくる。
舌先が触れる度に、甘い痺れが私を焦がしていく。
沙都子の唾液が甘い。それこそシュークリームとか目じゃないぐらい。
後ろ手で拘束されているにもかかわらず、沙都子は器用に私に絡みつく。
遠くで聞こえるような荒い鼻息は、果たしてどちらのものだろう?
圧倒的に酸素が足りない。でも、どちらもそんな些細なことは気にしてなかった。
舌戯のせいで酸素不足で窒息死してしまうなら、それこそ本望だ。
「んむっ!」
音が鳴るぐらい鋭く強く、沙都子の舌を吸い上げる。
痛みすら麻痺しているのだろう。とろんとした、夢見るような緋色が証明してくれる。
でも、ここでおしまい。
物足りない沙都子が抵抗するが、ちゅぽんと音を立てて無慈悲にも私の舌は離れた。
「はぁっ……はぁっ……ふ、ぅッ……」
ついでに指の動きを止めてやる。意識が朦朧としている沙都子には、何故快楽が消えたのかわからないだろう。
そしてそれを再び得るためなら――
「ぅ、梨花……やぁ、もっと、お願……ぃ……」
腰を動かして快楽を得ようとするのを、両足でぎっちりとガードする。
焦れる。先程与えておいた鋭い刺激にあてられたのか、疼いて疼いて仕方がないという表情。
潤んだ瞳からは涙がボロボロと零れ、より一層嗜虐心を煽り立てる。
まだまだこのくらいじゃ許してあげない。まだ足りない。全然足りない。
「どうして欲しいの?」
残酷な笑みを向ける。
「もっと……激し、ッ……あぁ、お願いッ……足りなくてッ、おかしく……な……ぁっ!」
「おかしくなりそう?狂っちゃいそう?」
「ええっ、ええっ……だ、から……ふぁっ!意地悪ッ、しない、で……ぇっ!!」
「良いわ、放置プレイってのも趣味じゃないし」
「ひゃ、あああっ!!」
235深淵の檻:2007/07/01(日) 19:20:46 ID:jYoi2kGR
本格的に攻め立てはじめる。強く深く、時には抉るように鋭く。
肉を掻き分け、愛液をかき混ぜ、内壁を擦る。
そのたびにビクビクと体が跳ね、きゅぅぅっときつく指が締め付けられる。
眉根を寄せ、切なそうに声を上げる沙都子。
真っ赤に染まった頬も、微睡むようにとろんとした瞳も、八重歯が見えるほど大きく開いた口も、可愛くて仕方がない。
ゾクゾクと愉悦にも似た感覚が、私の中を蹂躙する。
声を出してしまうのが恥ずかしいのか、口を塞ぎたくてしょうがない手が、拘束に遮られてがちゃがちゃと鳴っている。
「んーーっっっ!!は、あ、あっ、あっ、やあぁぁぁっっっっ!!!!」
沙都子の全身がぶるっと震える。ぞわぞわと毛が逆立つように鳥肌が立つ。
そんな達しそうなサインを感じる度に、私は白々しく刺激を緩める。
まだイかせるつもりなんて更々ない。焦らして、焦らして、焦らして……
カレーやシチューと同じ。じっくり煮込んだ方が、おいしくなる。
――もっと、楽しめる。
思わず舌なめずりをしてしまう自分が、ほんの少し可愛かった。
そう、これは宴。
私は鬼で、沙都子をじっくりと食す。
沙都子は私を鎮めるための贄で、鬼隠しと称せられて私に閉じこめられている。
獲物は既に食い散らかした。ああ、立派な祟りじゃないか。
オヤシロ様の生まれ変わりの私が、鬼の伝統をちゃんと反復しているのだから。
狂え、そして堕ちてしまおう。
宴はまだまだ終わらない。
肉朽ちようとも、終わらせてたまるものか。
今更ながらに、全身にべっとりとこびりついた『それ』が気になった。
汗や愛液に混ざり、染みついて拭えない『それ』。
私自身のものもあれば、沙都子のものもある。そしてそれ以外のものも……
「いやっ、あ、あぅっ!梨花ぁ、私、もう、我慢できな……ッ!!」
「……ぜぇっ……じゃ、どうして……欲しいのかしらッ?」
「イかせてぇッ、イかせて下さいましっ……お願……ひゃうっ!……あっ、あっぁ……!」
「ふふふ……かふっ……沙都子はエッチね……そんなに我慢できない?」
「ええっ、だから、だからッ……ああっ、んっ、私……を、壊してッ!壊してぇッ!!」
「いいわ、壊してあげる……」
後ろ手に縛ったベルトを外してやる。自由になった両腕が、今度は私を拘束する。
少しでも隙間が無くなるように、一つに溶け合えるように。きつくきつく。
236深淵の檻:2007/07/01(日) 19:21:15 ID:jYoi2kGR
わかってた。もう、前から気付いてた。
もうじき宴も終焉が来ることに。
ぐちゃぐちゃと蜜壷を掻き回す音に重なる、がりがりという音。
気付けば、周りに飛び散った『それ』。赤い、赤い液体。
剥がれた爪や、皮、肉片までもが飛び散っている。
これはどっちのもの?私、それとも沙都子?
どうせどっちだって構わない。私と沙都子は既に一つなのだから。
普通の機械ならば、歯車が一つ狂った時点で止まってしまう。
だけど、もし、歯車が狂った状態で噛み合ったならば、どうなる?
全てが狂った状態で、噛み合ったならどうなるの?
その答えがこれ。狂ったままでも動き出す。狂ったこと自体に気付かずに。
そして破滅が来るまで、ただひたすらに動き続けるのだ。
「んんんぁっ!!やっ!……かふっ、ごふっ……ああ、いいッ、イ、イ……ですのッ!」
「……ああ、げほっ……沙都子、沙都子ッ!」
どこから狂ったんだろう?
沙都子に引き留められたとき? 傷だらけの沙都子を見つけたとき?
返り血を浴びたとき? 殴り飛ばされたとき?
――鉄平を※したとき……?
ああ、考えても仕方がない。隣の部屋には血塗れの死体が一つ転がってる。
この世界には鉄平が現れた。
日々壊れていく沙都子が痛々しくて、私には耐えられなかった。
鉄平を※したとしても、事態は悪くなるってわかっていたのに!
だけど、だけどっ、助けたかった。
私自身、過ちを犯してまででも、助け出したかったのだ。
でも、やっぱり遅くて。
沙都子を見つけたときには、既に遅くって。
いくつかの打撲痕と、無数の引っ掻き傷。
私の体も同じだった。
鉄平を※すときに随分と殴られた。それでも武器を持っていたのが幸いしたのか、打ち勝った。
返り血でべっとりだった。いや、きっと自分の血もあった。
遅かったと気付いたとき、私は無意識に全身を引っ掻いていたのだから。
L5。わかってる。あの時既に、どちらも助かる状態じゃなかった。
でも、沙都子は私を認識できるほど回復したのだから、もしかすると助かるかもしれなかった。
なのに、沙都子は一目で狂ったとわかる姿の私から逃げなかった。
それでも、私には選択の余地があったのだから、罪は私にあるだろう。
一緒に死んで欲しくて沙都子を閉じこめたのは、私なのだから。
互いに互いの血に濡れてでも、離したくなかった。
沙都子が私を狂わせた、私が沙都子を壊した。
ああ、駄目。もうわからない。何もわからない。
237深淵の檻:2007/07/01(日) 19:21:49 ID:jYoi2kGR
「んぁっ!……がほっ、梨花ぁ、梨花ぁあっ!……やだっ、だめぇ……んあっ!!」
ただひたすら抉る。掻き回す。
技巧も何もない。乱暴なまでの愛撫。
それでも暴力的なぐらいの愛しさは、溢れ出して止まらない。
血と汗と愛液と、何か大事な全てが熱気に包まれ蒸発していく。
肉芽を親指で転がし、中の指はぐりぐりと撫で上げるように轟かせる。
びくんっ!と大きく沙都子が跳ねる。血が飛び散る。
ぎゅうぎゅうと中は窄まり、私を捕らえて離さない。
最後まで顔を見つめていたくて、もうぼやけつつある瞳の焦点を必死に沙都子に合わせる。
沙都子も同じことを考えていたのか、緋色の瞳が必死に私の瞳を見つめていた。
「んんんっ……!くぁっ……げほっげほっ、やぁっいい、ッ……!あ、っ梨花ぁ、梨花……ッ!!」
「沙都子っ……ごほごほっ、好き、好き……ッ!大好き!愛してるわッ!」
「ふぁ、あっ……わ、わたくし……も、愛してます……ッ!」
しっかりとした言葉。沙都子のやけにはっきりとした視線が私を射抜く。
「沙都子……ごめんなさい……げぼッ!!ごめんな……さ……」
「やぁっ!ふぁぁぁぁあっっ!!ああっ、ダメッ、や……梨花ぁ……ク……るッ!!」
「ごめん……さ……がほっ!ぐぇぇっ……ごめ……――んふッ!?」
沙都子にぐいと引き寄せられ、唇を奪われる。
でも、さっきまでしてたような荒々しいキスじゃない。ただ、子供をあやすような優しいキスだった。
「ぁあっ……梨花ぁ、あやまら……ない……がほっ……でくださ、んぅぅっ!!」
頬をそっと舌で撫でられる。そこで初めて、自分が泣いていたことに気がついた。
「梨花ぁ……泣かない、で……はぁっ、んっ、わ、私も……望んだ、こと……ですのよ……?」
「……沙都子?」
「私、も、一緒に……一緒にぃ、連れてっ、てぇっ!ああっ!一人にしないでくださいましっ!!」
沙都子の目から溢れる涙。黒と赤に染まった世界で、透明なそれがやけに美しかった。
沙都子はわかってた。私が死ぬこと。自分自身も死ぬこと。
そりゃそうよね、あれだけ狂ったようにがりがりやってたら、死ぬってわかるわよね。
そして沙都子も願ってくれた。私と一緒に死ぬことを。
なら逝きましょう。一緒に。遠くまで。
「沙都子、側にいるわ。約束する……がはっ……だから、だからっ!」
私は輪廻を繰り返してしまうから、『この』沙都子とはきっと離ればなれになってしまう。
でも沙都子、私は忘れない。貴方のことを忘れない。ずっと側にいる。
輪廻の旅の果てで、もし私が生き残れる世界があったとしたら。
私はそこで貴方を見つけてみせる。今度こそ助けてみせる。
輪廻の中の、たくさんの沙都子の中から、きっと貴方を助けてみせるから……!
「あっ!梨花、そこッ――んぅっ!あああっ!!クるっ――!!んぁっ!!ああぁぁぁっっっ!!!」
沙都子の中が今までで一番狭まる。がくがくと震え、私にギュッと強くしがみつく。
それでも私は沙都子から視線を外さない。沙都子も私から視線を外さない。
互いに互いを見つめ合う。絶対に見失わないように。
――ふと。
沙都子が、ふわりと笑った。
春の木漏れ日のような、小さな花が咲くような、そんな控えめだけど可憐で、可愛らしい笑顔。
それはとても眩しくて、温かくて……
ああ、と一人納得する。
――私は、ずっとこれが見たかったんだ、と。
沙都子を助けたかったのも、閉じこめたかったのも、これが見たかったからなんだ。
死ぬ間際に……
見れて……
よかっ……


238深淵の檻:2007/07/01(日) 19:24:04 ID:jYoi2kGR

昭和58年6月××日。
鹿骨市雛見沢×丁目の民家にて、3名の惨殺死体が発見された。
1名は家主である北条鉄平(XX)。
刃物で襲撃されたような痕から、何者かに寄り殺害された疑い有り。警察が調べている。
もう1名は北条氏の姪である、北条沙都子(X)。
そして重なり合うように、友人である古手梨花(X)が発見された。
両者とも全身に裂傷と打撲痕が目立ち、何者かによって暴行を受けたと推測。
また、強姦の跡も見て取れるため、強制わいせつの疑いもある。
検死の結果、両者とも死因は咽喉部刺傷による出血性ショック死。
しかし、自身の爪で引っ掻いたと推測されていて、警察では両者とも極度の錯乱状態にあったのではないかと推測されている。
また6月19日に起こった富竹ジロウ殺害事件と酷似しているため、警察では関連を調べている。

239名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 19:25:58 ID:jYoi2kGR
以上です。
カッとなってやった、反省している。
だれかH173をくれ。ちょっと首掻きむしって死んでくる。
240名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 19:51:10 ID:ftWBq01q
−−生き残れ

それが唯一の交戦規定だった。





GJ
241名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 20:24:00 ID:00yXm/Al
>>220
遅れながらもGJ!!!!
神が降臨した
242名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 20:27:28 ID:Q8J3nYQF
>>239
狂愛GJ!
243名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 20:29:58 ID:6xvqTfMD
>>239
GJ!!!!最近足りてなかったりかさと分をガッチリ補給させてもらった!
244名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 20:42:41 ID:dzJRA1kJ
>>233
個人的にはグギャったレナがどうするか気になるので、レナ×魅音をお願いしたい。
245名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:27:24 ID:6MXxT00R
>>233
物語的にスムーズな展開になるならどっちでもいいというのが本音。
んで、この展開ならレナ×魅音の方がスムーズかなー? というのが自分の感想。
と、いうわけで出来るならレナ×魅音を先行でよろしくです。

>編集の仕方(>>2が書かれたときと今では微妙に仕様が違ってた)
「新規ページ作成」がある「wikiメニュー」の隣に「編集」があるよね?
その「編集」の中にある「このページを編集」を開くと、今見ているページの編集画面が出るから、そこに文章を追加・削除していけばいい。

@:適当なSSリストのページを開く
A:「編集」の中にある「このページを編集」をクリック
B:SSリストのページなら中身は-[[題名]]みたいな感じのものが並んでいるから、同様に――

-[[鬼畜王K1 〜鬼誑し編・序〜 ]]

――とか書いていって、「ページ保存」をクリックすればOK。
不安なら「プレビュー」を見てから「ページ保存」をクリックすればいい。
ちなみに、該当ページを開けば何度でも再編集は可能です。


>>239
梨花も発症している意味があったかなー、と思いつつ、梨花と沙都子の刹那的で狂った愛がいい感じだと思いましたです。GJ
246名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:13:44 ID:iZWbFSMh
俺も前からの流れからするとレナ魅の方が自然だと思うな
247名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:01:09 ID:6Y620zDO
>>239
心底GJ! 涙が出るほど感謝してるぜ。
狂い愛て求め合う2人がたまらない!
248名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:14:29 ID:JH4eLyjS
>>239
眠れぬ夜にのエロシーンと似てると思うのはおれだけか?
249239:2007/07/02(月) 00:33:27 ID:bHIozTD2
>>233
投票期限少々過ぎてるが、一応一票を投じてみる。
俺もレナ魅が先の方が良いかなと思う。

>>248
mjd?
あの作品は好きだが、今回参考資料は別の作品なんだが……
250名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:48:54 ID:KJUqECdC
>今回参考資料は別の作品なんだが……

初書きって…
251名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:59:53 ID:g/Fa8n78
ひぐらしが初書きってことじゃね?
遅くなってすみません。
では投票結果?通り、レナ×魅音から投下します。
流れ的にも確かにこの方が自然ですしね。
ではどうぞ↓


――最初に見えたのは、教室の天井。
なぜ、こんなところで寝ているのか…まったく頭の整理がつかない。
確か、レナと大事な話をしていたことは覚えている。そしてレナがいきなり抱き締めてきて…それから…。
それからの記憶が無い。ということは、そこで私は気を失ったのだ。…何かが起きて。
今、かろうじて頭だけは思い通りに動いてくれている。でも私の身体は、思う通りに動いてくれなかった。
『立ち上がらなきゃ』そう思っても、手足が重くて駄目。力が入らず、ただ気怠い感覚が身体を支配している。
「…気が付いた?魅ぃちゃん」
私を呼ぶ声。すぐ側に立っていたのは、レナだった。
「…あ…。レ、レナ…?」
私の視界はまだぼやけている。だが、セーラー服を着たボブカットの女の子を見間違えることはない。
「…私、どうして…こんなところで、寝て…」
「…」
私の質問に答えず、レナは私の手に自らの手を絡めた。
「…っ…レナ…いきなり、なんの真似…」
またしても無言を通し、レナが私に覆い被さってきた。レナの下に組み敷かれる態勢になった私だが、やはり身体は自由にならない。
レナが私を見降ろしている…其の時、気付いた。
レナの瞳に。…いつもの、澄んだ瞳じゃない。今のレナの瞳は…深い闇の色。
だけど、レナの顔は微笑をたたえたまま。それがなおさら…怖ろしい。
「レナ…わ、私を…どうするつもり…」
「魅ぃちゃん」
レナは私の頬に指を置き、大事な人形を慈しむように撫でている。
「…魅ぃちゃんの肌…すべすべしてて、かぁいいよぅ…」
…「かぁいい」という単語で気付いた。それはレナが「かぁいいモード」を発動させた時の決まり文句だ。
ということは、単に私をかぁいがっているだけなの…?それにしては、この状況は異様…。
「はぅ…魅ぃちゃん…んっ」
「んんッ!!?」
レナが突然唇を重ねてきた。
私はレナを押しのけようとするが、手に力が入らない上に、下半身はレナが足を絡めて動けなくなっている。
レナは私の頭を両手で掴みながら、唇を押し付けては離し、息継ぎをしながらまた唇を重ねてくる。
「ふぅ…ん…ぷはぁ…うんっ…れろぉ…」
「んうッ…んんん…ッ…ぷはッ…んふっ…んんんんッ!!?」
突然、私の口内にレナの舌が入ってきた。生温いモノの感触に私は動揺するが、レナはさらに舌を絡めてくる。
「ぴちゃ…んふ…ちゅる…んはぁッ…魅ぃちゃん…」
「んッ…ふぅ…はぁ…レ、レナ…」
レナはようやく口を離してくれた。舌を絡め合ったせいだろうか、レナと私の間に唾液の糸が引いていた。
「はぁッ…はぁッ…レナぁ…。あ、あんた、どうして、こんなこと…」
肩で息をしながら、レナに問う。訳が分からない、なぜ私はこんな状態になっているの?なぜ私は、レナとこんなことをしなきゃいけないの?
「『こんな』こと…?…魅ぃちゃん、もしかして全然気持ち良くなかった?」
「き、気持ち良い…?」
「そうだよぉ…。レナ、魅ぃちゃんと気持ち良くなりたくてやっているのに、魅ぃちゃんは気持ち良くないのかな?…かな?」
「そ、そういうこと聞いてるんじゃなくって…!私は、なんでこんな状態で寝てて、なんでレナと…その…キ、キスしたりしなきゃいけないのかってこと!」
「…あはは…魅ぃちゃん、そんなこと気にしてるの?…そんなの、どうでもいいことなのに。…まぁいいや、教えてあげるよ。
…レナがね…魅ぃちゃんを気持ち良くするためにね…ちょっとだけ眠ってもらったんだよ。…圭一くんからもらった、お薬でね」
「…!け、圭ちゃんの?」
「凄いお薬なんだよ、だよ?このハンカチに染み込ませて、ちょっと嗅がせただけで魅ぃちゃんがおねむしちゃったんだから」
レナはポケットからハンカチを取り出した。それを見て思い出す。レナに抱きしめられた後、急に意識が消えた瞬間を。
「魅ぃちゃん、少しだけおねむしてたけど…そんなに時間は経ってないよ。せいぜい10分くらいかな。
…魅ぃちゃんの寝顔…ほんとにかぁいかったんだよ…あのままお持ち帰りしたくなっちゃったよ、はぅ〜☆」
レナがかぁいいモードに入ったようだ…ったのは一瞬。すぐにあの瞳で私を見つめてくる。
「でもね、今日はお持ち帰りするのはダメなの…。圭一くんに言われてるから」
「な、なんでそこで圭ちゃんが出てくるの…?」
「…だって…これから、これから…レナと、魅ぃちゃんは…」
そこまで言うと、レナはまたしても唇を塞いできた。だが今度はすぐに離し、口許を少しだけ上げながら囁いてきた。
「圭一くんにね…いっぱいいっぱい、かぁいがってもらうんだから」
…私は、動かない身体を震わせながら、その言葉を受け止めた。
「かぁいがってもらう」?圭ちゃんに?レナと私が?それって…。
「…あは、魅ぃちゃん、もしかして良く分かってない?
しょうがないなぁ…レナ、一回しか言わないからね?…圭一くんの前ではいくらでも言えるけど、魅ぃちゃんにはまだちょっとだけ恥ずかしいから」
レナは私の耳元に顔を近付ける。吹きかかる吐息が生暖かくて、ゾクリとしてしまう。

「…圭一くんのおっきいオチンポで、レナたちのオマンコにズコバコしてもらってね…
いっぱいいっぱいオチンポ汁を注いでもらって、レナたちをいっぱいいっぱいイかせてもらうんだよ」

…なによ、それ。
…レナが…あの、レナが…いつも笑顔で、かぁいいものには目が無くて、大好きな圭ちゃんの前では少し顔を赤らめながら話すようなレナが、
エッチな話には神速のレナパンを繰り出してくるようなレナが…なんて、はしたないことを口に出してるの?
だけど、それよりも気になることを…レナは言った。「レナたち」と。
じゃあ…私は、これから…圭ちゃんに…。

「…い…嫌ああああぁぁぁぁぁッ!!!!」
私は力の限りに叫んだ。
叫ぶと同時に、涙が溢れてきた。
「嫌、嫌、嫌ッ!!やめて、やめてよッ!!レナ、お願いだからやめてぇ!!そんなの私、望んでないよッ!!!」
ただ叫び、拒絶する。動かない身体をなんとか動かそうとするが、やはり身体は反応してくれない。
それでもさっきよりは少し感覚が戻ってきたが、レナにぐっと両腕を掴まれ、それをはねのけることも出来ない。
「魅ぃちゃん、落ち着いて」
「嫌、嫌、嫌なのッ!!…なんで!?なんで、こんなことするの!?…私は、確かに圭ちゃんのことが好きだけど、こんなことは望んでないよッ!!」
「…魅ぃちゃん」
「いくら圭ちゃんとレナでも、いきなり私を眠らせたり、いきなりキスしてきたり、いきなりヘンなことに誘ったりするのはおかしいよッ!!
なのに、なのにレナも、圭ちゃんも、そんなこと平気でやって、平気で口にして、絶対おかしいよッ!!」
「…」
私は泣き叫んで、肩を震わせてレナに許しを乞う。
レナは私を両腕で押さえつけたまま、ぼんやりと私を見つめている。
「…レ、レナ…お願い…もうやめてぇ…圭ちゃんと一緒になりたい気持ちはあるけど…こういうことで一緒になるなんて…嫌ぁ…」
「…るさい…」
「…どうして…レナが、圭ちゃんと、こんな真似を?…圭ちゃんが、言い出したことなの?…それとも、レナが…?」
「…うるさい…」
「…いくらなんでも、酷いよ…。私は…圭ちゃんを本気で好きで、レナにも打ち明けたばかりなのに…。
…こんなことを、力づくでされたら…私、圭ちゃんとレナを…少しだけ…」
「うるさい…!」
「う、疑うわけじゃないんだけど…レナって、そういう女の子じゃないはずだって、信じてるんだけど…」
「うるさいうるさい!うるさいうるさいうるさい!!うるさいうるさいうるさいうるさい!!!」
レナは目をカっと見開き、私の両腕を力いっぱい握ってきた。
突然の激昂と腕に走った痛みに、私はただ身を竦めた。
「ひ…ッ!」
「うるさい、園崎魅音ッ!!おまえは圭一くんのことが好きだと言っておきながら、圭一くんを疑うのかッ!?
圭一くんへの想いは譲れないと言っておきながら、圭一くんに抱かれることを嫌がるのかッ!?
そんな気持ちで、恋敵である私に自分の想いを打ち明けてきたのかッ!?どうなんだ、園崎魅音ッ!?」
「…ッ…」
「私は大好きな圭一くんにだったら、いくらでも抱かれてもいいッ!!圭一くんのことが本気で好きだから、圭一くんの前でだったらいくらでもはしたない『女』になれるッ!!」
「…」
「…それは圭一くんが望むことだから!圭一くんが望むなら、命だって惜しくない!
それだけ覚悟して、圭一くんと幸せを掴むの!レナは、圭一くんと幸せになるためなら、何でも出来るよ!」
「…レナ…」
さっきまでの激昂ではなく、レナは私を諭すように話している。
…口先だけで覚悟の無い私を、励ますように。
「…レナはね…圭一くんに言われたの。…『オヤシロさまの祟りから、お前を守ってやる』って」
「…!」
オヤシロさまの祟り…レナが心底恐れていることを、どうして圭ちゃんが?
「圭ちゃんが…レナを…」
「綿流しの晩…レナのところにやってきて、言ってくれたの。…そこで…レナたちは…」
レナはそこでハッとして、私から目を逸らした。
…分かってるよ、レナ。その先を言えば、私を出し抜いたように聞こえちゃうからでしょ?
圭ちゃんに選んでもらえたって、勝ち誇るように聞こえちゃうからでしょ?
…そう。レナは、綿流しの晩に、圭ちゃんに抱かれたんだ。
…やっぱりなぁ。圭ちゃんは、レナが大事だったんだね。…私なんかじゃ、女の子らしいレナに最初からかなうはずなかったんだね。
「…あはは」
私は力無く笑ってしまった。
レナが驚いて私を見る。…そこで私は安心した。レナの瞳…いつもの瞳に戻ってるのが分かったから。
「あははは…ちぇっ、レナに負けちゃったかぁー」
「え…?」
「おじさん、せっかくレナに打ち明けたのになー。『圭ちゃんが大好きだ』って。
…でも、もう圭ちゃんはレナを選んだでしょ。…なら、私はもう…」
「…魅ぃちゃん」
「あっはっはっは、いいんだよ、レナ。あんただって、圭ちゃんが大好きなんでしょ?
圭ちゃんもレナが大好きなんだから、それでもうおじさんの入り込む隙なんてないわけ。
…レナの気持ちの方が強くて、圭ちゃんにそれが通じた。私の気持ちは、圭ちゃんに打ち明けるまでもないほどのものだった。
だから圭ちゃんと一緒になれなかった。…それだけだよ」
「…違うの、魅ぃちゃん…!」
「おめでとう、レナ。圭ちゃんと、幸せになるんだよ?おじさん、これからはそれを願って…」
「違うの、魅ぃちゃん!!」
レナが私の言葉を遮って叫んだ。
…瞳に涙を浮かべ、やがてポロポロと私の頬に雫が落ちた。
「…レナ」
「確かに…私は圭一くんに抱かれたよ…。でもね、それはレナだけの幸せで…魅ぃちゃんの幸せじゃないの」
「それは…」
「私は、魅ぃちゃんの気持ちも痛いほど分かるよ。…圭一くんが大好きなのは、レナも同じだし、魅ぃちゃんも同じ。
…レナは圭一くんに抱かれて、幸せになれた。でも、レナは魅ぃちゃんにも幸せになってほしいの…」
「…」
「…圭一くんはね…魅ぃちゃんを、最高の『仲間』だと思ってる。でも同時に…魅ぃちゃんを、異性として意識しているのも事実なの」
「…!ほ、本当に…?」
「圭一くんが言ってた。『魅音は普段ああいう態度だけど、きっと本当はすごくかぁいい女の子なんだろう』って。
…だから…今日、ここで、レナと一緒に『かぁいいところ』を見たいんだって…」
「…そんな、ことを…圭ちゃんが…」
レナはニコリと笑い、私の頬に手を添える。
泣き腫らした瞳でも、精一杯笑顔にしようとしている。
…さっきまで怯えていた私を、安心させるために。
「…魅ぃちゃん。圭一くんのことが好きな私たちは…圭一くんに同時に抱かれてもいいはずだよ。
…圭一くんも、私たちを分け隔て無く好きでいてくれるから」
「…レナ…」
「私たちは、誰でも幸せになる権利がある…圭一くんは、その願いを叶えてくれるんだよ。
…レナは、圭一くんを信じてるから…魅ぃちゃんにも、圭一くんを信じて欲しい。
圭一くんは…私たち二人が大好きで堪らない、愛しい存在なんだから」
レナはニッコリと微笑んだ。
…私は、レナの笑顔に、笑顔で返すことが出来た。

そうだ。私が圭ちゃんを好きな気持ちは、誰だろうと止められるものではないはずだった。
ちょっとばかりレナの方に先を越されたとしても…それがどうした、ぐらいのものだ。
私の大事なものは、いつか圭ちゃんに捧げるんだ。…レナが、既に捧げたことは関係ない。
圭ちゃんが大好きだったら…順番なんて関係ない。圭ちゃんに初めてを捧げられるかどうかが問題なんだ。
そして、圭ちゃんが私を望んでいるなら…私は、喜んですべてを捧げるんだ。
圭ちゃんに抱かれることを…むしろ喜ばなきゃいけないんだ…。

256名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 06:48:33 ID:yq2aFjRt
支援?
257鬼畜王K1 ◆MvGoTR1Y8o :2007/07/02(月) 07:38:26 ID:ecP0TAYD
サーバ規制に引っ掛かりました。
なので今は携帯からです。

早く解除されて欲しいんですが、仕方ないのでその間に続きを書くことにします。

規制が解け次第、また投下します。
ではまた ノシ
258名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 07:47:29 ID:6HULOI1j
期待してまってます
259名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 09:08:01 ID:Vt9xiPfu
悟史がアルツハイマーになって生き返る
260名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 16:22:09 ID:eKL3p+5b
圭一がリンボーダンスしているのを想像したんだが、
何かの前兆だろうか
261名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 19:40:29 ID:7LT1VQvw
>>178
なんというGJ

【深淵の檻】
>「なぁに?物足りないって顔してるわね。ちゃんと言わないとわからないわよ?」
悶えた
262名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:43:42 ID:8Em7Ikwl
いくら何でも圭一の性格違い過ぎだろ…
もはや圭一の名を借りたオリキャラにしか見えねえ。
263名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:49:29 ID:GqmNgMcz
エロパロスレで何言ってんの?
264名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:51:20 ID:nZItEnkm
>>257
楽しみにしてるお
265名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:52:23 ID:0Aq7OxBT
設定から違うんだから性格違ってて当然かと
266名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 21:00:45 ID:0l509Hhn
>>262
だとエロガキ?なんだと?
267名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 21:08:20 ID:g/Fa8n78
レナと魅音のこういう関係を望んでいた。
ありがとう。続き楽しみにしてる。
規制が解けるまで妄想で/ヽァ/ヽァすることにする。

タイトル元はやっぱりランスからですか?
268名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 21:15:54 ID:nZItEnkm
だおなー
梨花沙都もタマラヌが、レナ魅音も体がオトナに近い分、
より危ない香りがして良い良い
269名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 22:21:55 ID:FNBeiWmf
>>257
GJ!
続きが気になるZE(・3・)
270名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 01:51:54 ID:LImfF2wR
岡村×梨花+αの続きが出来たので投下します。
α組でもなんかしようと思ってたんですが、さすがに長くなりそうだったんで断念。
271岡村×梨花+α:2007/07/03(火) 01:52:40 ID:LImfF2wR
「服…古手の服をなんとかしないと…」
梨花を抱き締めたまま、岡村は形の良い耳元で囁いた。
「そんなの後でいいのですよ」
梨花は自分の小さな手をそっと岡村の股間の辺りに滑らせ、少しだけ膨らんでいたソコをやわやわと揉みしだいた。
「っ…古手っ…ダメだって…!」
ビクビクと全身を震わせて岡村が上辺だけの拒否を唱える。
「岡村…僕は悪い猫さんなのです。いけない事に興味があるのですよ?…くすくす…岡村は興味が無いのですか?」
「…古手…」
「嫌な出来事がこれからあります…忘れさせて欲しいんです」
「それが…古手の望みなのか?」
「……はい」
こっくりと梨花が頷くと、岡村はおずおずと梨花の顔に自分のそれを近付け、額の上に軽くキスを落とした。
「…場所が違いますよ、岡村」
梨花にコロコロと鈴が鳴るような声で笑われ、岡村は焦った様に乱暴にその唇を奪う。
「ん…ふっ…」
急に呼吸を奪われ、息苦しさに岡村の肩に爪を立てる。
「――………ぷはっ!!」
勢い良くお互いが顔を離し、新鮮な空気を求めて深呼吸を繰り返した。
「はー…はー……ふっ…ははははっ」
「ふふふ…っ…くすくす」
キスも満足にできない自分達が可笑しくて、小屋の中に初めて明るい笑い声が響いた。
岡村は目の前の花のような笑顔を見て、少しだけ胸を撫で下ろす。
「この後どうするか…岡村はやり方を知っていますか?」
「だ…大体は……本とかで」
「岡村も悪い猫さんなのですね。みー☆」
「う……」
すう…っと、梨花の目が細目られ、大人びたその表情に岡村はドキリとする。
「じゃあ…岡村の勉強したやり方で、僕を美味しく食べてください」
食べられるのはどっちだろう?そんな事を考えながら、岡村は梨花に手を伸ばした……

破れたシャツの間から覗くピンク色の乳首を指の腹で摘みあげる。
コリコリと押しつぶす様に先端を弄ぶと、ソレはムクリと大きくなり硬さを増していく。
「あっ…痛っ」
慣れない刺激に身を捩って逃れようとしたが、ギュッと乳首を掴まれているせいでそれはかなわない。
かえって岡村に力を込めさせる結果になってしまい、強すぎる刺激に梨花は泣いた。
「あうっ…あぁ…っ」
長い黒髪を揺らしながら悶える梨花の姿に岡村は夢中になってそこだけを重点的に責め続ける。
「いやっ…うぅ…岡村ぁ…あんまりそこをいじらないでくださいぃ…あっ」
272岡村×梨花+α:2007/07/03(火) 01:54:51 ID:LImfF2wR
「古手から誘ったのに…もう降参なのか?」
ぐにぃっ…と爪の先で、いじり倒している乳首を柔らかいおっぱいの中に押し込んだ。
「あっ!あんっ……へ…変になっちゃいますですぅ…」
こんな感覚は初めてだった。
二つの乳首の先から梨花の股にまで糸が繋がっている様に、そこを触られる度に快感の振動が糸を伝わってビリビリと股間を刺激している錯覚に襲われた。
「あぅ…あぁあっ…くぅぅぅんっ!」
太ももを擦り合わせて快楽をやり過ごそうとするが……それは無理で。
糸…見えない糸を捜し当てようと、梨花の手が自分の秘部へと伸びていった。
スカートを少しだけ捲りあげ、辿り着いたパンティに包まれたソコは…しっとりと濡れていた。
(私の体…こんなの知らなかった…熱い……もっと熱くなって融けてしまいたい…!)
「岡村…ここも…いじって欲しいのです……」
「ここって…ここ?」
向かい合って座っていた岡村は自分の膝を梨花の股の間に滑り込ませ、コツンと軽く潤ったソコを蹴りあげた。
「ひぃんっ…!」
「あ…ごめんっ、痛かった?」
「痛かったですぅ…じんじんするのですよ……なでなでしてください」
ごくり…岡村の唾を飲み込む音がやけに大きく鳴り響いた。
そろそろと岡村は梨花の足の付け根に顔を近付け、濡れて中心の色が変わっているパンティへと手をかける。
「あ…」
強引に下着を引き下ろされ、濡れたソコが感じる空気の冷たさに梨花は身震いをした。
そして、吹きかかる熱い吐息。
「うわ…綺麗だ…僕みたいな毛も生えてないし……光ってる…?濡れてるんだ…」
「恥ずかしいのです…そんなに見ないでください…っ」
「こんなに可愛らしいトコを俺の指なんかでなでなでしたら…壊れちゃいそうだ」
「ああぁっ!?ひあぁああんっ!!」
ビクンッ…と大きく梨花の体が跳ねる。
梨花の花びらの間に岡村の舌が差し込まれたからだ。
「ひっ…やぁぁ…止め…あぁ…!」
かぷりと梨花の秘部に噛み付く様に口を開け、熱い舌は花びらを掻きわけて狭すぎる壁の間を進んでいく。
「はう…はうぅ」
ズズズ…中心から沸き上がる愛液を啜る音に堪らなくなった梨花は岡村の頭を引き剥がそうとその髪の間に指を差し込む……そして…気が付いた。
岡村の片手が、忙しなく動いていて……梨花のソコを舐めながら…自慰をしている。
子猫みたいに懸命に梨花の花弁を舐め回す、岡村の表情にクラクラした。
273岡村×梨花+α:2007/07/03(火) 01:56:57 ID:LImfF2wR
きっと…自分もこんな余裕の無い顔をしているのだろう……
「あっ…あっ…岡村ぁ…!くぅっ!」
岡村の髪の毛をギュッと掴んで、背中を丸めて縮こまる。
「―――っ!!」
梨花は産まれて初めて、他人から与えられる愛撫で達した…荒い息をつきながら岡村を見つめる。
「古手…」
岡村も顔を蒸気させ、梨花を見上げる。
僅かに見えた彼の下の床は白濁した精液で汚れていた。
「岡村…岡村……僕は…」
岡村を利用して、自分の性行為への好奇心を満足させようとしていた梨花だったが……岡村に求められる事が、今は素直に嬉しかった。
自分を遠巻きに見つめるだけで直接的なアプローチをしてこなかった彼を、いつしか梨花は空気みたいな存在だと思うようになっていた。
「岡村……」
このドキドキはどこからくるのだろう…
「岡村……やり方はわかるのですよね?…僕の中に…来て欲しいのですよ」
「でも…こんなに…あ、古手のここ、小さいから…壊れちゃうよ?」
「いいの…っ…壊して!私を岡村で一杯にして…っ」
「古手……!」
二人は抱き締め合いながら床に倒れこんだ。
岡村は梨花の足の方に体をずらし、両膝を立たせて間に入りこむと、まだ迷いがある声色で梨花に囁く。
「…痛かったらいってくれよ?すぐに止めるから…」
「はい……あっ」
クチュ…と、微かな水音がして、猛り狂った欲望がりかの未発達な花弁に触れた。
一度達したせいか幼さからか、梨花の蕾は堅く閉じて男根の侵入を許さない。
「あれ…?ここでいいと思うんだけど…ん、と…」
「…っ…んっ…!」
少年の挿入を試みようとする度、梨花にピリピリとした痛みが走る……しかし、梨花は唇を噛んで岡村に悟られまいと必死に声を殺した。
「やっぱりダメそうだ…痛いんだろ?古手…」
「そんな事はありませんよ?壊れたっていいんです…だって」
だって、もうすぐ死んでしまう体なんだから。あなたと沙都子も一緒に!
「壊したりなんてしない!一時の快感の為に…古手を壊したりなんかしないよ!」
「岡村…」
「中は無理だけど…コレなら大丈夫そうかな?」
梨花の膝を抱え、岡村は腰を前後に動かして梨花の性器の上を擦り上げる。
「あうっ…あぁ…い…いいですぅああっ…痛くないっのぉ!」
岡村の性器を梨花の花びらはヒクヒクと挟み込む。
その花を散らす様に、グヂュグヂュ音を立てながら男根が擦り付けられた。
274岡村×梨花+α:2007/07/03(火) 01:59:23 ID:LImfF2wR
「ふわぁぁぁ!おかしくなりますっ…こんな…ひっ…岡村っ岡村ぁ…!助けてぇ…っ!」
「古手…気持ちいいよ。古手もいいの?いんんだよな?…だって、こんなにトロトロだもんな」
「やぁ…あぁっ!熱いのぉ…擦れて熱いのですよ…ああっ…燃えてしまいますぅ!!」
岡村の腰が打ち付けられる音が一つすると、それに合わせて小さな乳房がプルルと震え、梨花の喘ぎ声漏れた。
喘ぎ声はどんどん切羽詰まった様に狂おしいものになり、梨花は無意識のうちに腰を揺らめかし快楽を貪欲に求めた。
「…っ!古手…そんなに擦り付けられたら俺…」
「いくっ…僕はイキますぅ…!あぁあぁっ…あぁーっ!!」
「古手…古手っ!」
「ぁぁぁあっ…!!」
岡村が達する瞬間に腰を引いたため、梨花の花びらに濁った精液がたっぷりぶちまけられる。
「あぅぅ…」
梨花は熱い精液に指を絡めると、いとおしげにソレを自身の中に押し込め、震える吐息を吐き出した…
……ぼんやりした頭で考える。
百年前…自分は岡村の事を好きだったのかもしれない……度重なる惨劇でその淡い無自覚の恋心は消えてしまったけど……そうならいいな…きっとそうだ。
岡村の優しい口付けをうけながら……体を酷使した為か急激に襲ってきた眠気に身を任せ、満ち足りた気分で眠りについたのだった。


〈小屋の外に二人の人物…中の様子にやきもきしていた〉
「ううぅ…岡村が梨花を元気付けるって言うから二人きりにしてさしあげましたのにっ!さっきから梨花の苦しそうな声が聞こえてきませんこと!?ねぇ、富田!」
「いや…あれは…だ、大丈夫だと思うけど。なぁ…もう行こう?な?」
小屋の中で何がおこなわれているかさっぱり解らなでいきり立つ沙都子を、大体想像のつく富田が必死になだめていた…前かがみで。



「古手…俺も行くっ!俺のロープも解いてくれ!!」
「…そんな時間はないのですよ、岡村」
時限発火装置を探しに行った圭一をレナが追いかけていったのだ。
以前の梨花はすべてを諦め、悪夢が過ぎるのを耳を塞いで待つだけだった…だけど…
「岡村、僕は未来を手に入れる為に戦いますです。僕達が大人になるために……大人になったら、あの時の続きをしますよ☆」
「梨ぃ花ぁ〜!一人じゃ危険ですことよ!?」
心配する級友達に、にぱー☆っと最高の笑顔を向けると梨花は走っていった。
運命に立ち向かう為に。
275名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 02:23:53 ID:RbaZBtfS
拙くとも互いを愛し合う梨花と岡村の二人に幸あれなのですよ。GJ。

ひょっとしてαって富田と沙都子? そっちも見てみたかったww
276名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 08:45:59 ID:2H3qI4dk
GJ!これはいい岡田くんの夢落ちですね!
梨花様が天使のような幼女と信じて疑わなかった時期が俺にもありましたッ!





梨花は圭一の嫁。
277名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 08:58:46 ID:QzmQvZLM
異論はない
278名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 09:10:50 ID:azyVv/0F
どんなカプでもありなところなんだから
意図してなくとも荒れる要素のあることはいわないほうがいいだろ
279名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 09:59:34 ID:pDIS+WFN
ネタにマジレスするから荒れていくのですよ☆あぅあぅ☆
280名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 14:41:23 ID:4laO9vaf
期待アゲ
281名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 16:07:08 ID:CGlLpxAU
スルーが一番なのです。あぅ☆

αも見たい。期待して全裸で待ってみる。
おおっと靴下はちゃんと履いてるぜ!
282名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 16:33:42 ID:B06mBnUb
果たして靴下を装備しても全裸と言えるのか?
全裸の定義とは何か??
どうかこの疑問に誰か答えて下さい
それだけが俺の望みです
283名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 17:12:27 ID:xUkkCN9v
>>282ハーフヌード
284名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 17:25:18 ID:k8eUVGJ0
アナザー鬼隠しでレナが嫌な奴にされてて悲しかった
あれ魅音貶める必要あるのか?圭一は発症してるからまだしも。
285名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 17:38:40 ID:7gvSb13v
アナザーは私的神
嫌ならスルー汁
住人としてマナーの基本は守ろうぜ
286名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 17:47:15 ID:k8eUVGJ0
レナが発症して圭一と魅音を…ってのも見るけど、
あれもレナを貶めてるのは同じだが、威圧感やミステリアスな妖艶さ等、
サドキャラとしての魅力が描写から感じられる部分がある。
(これは俺がレナ好きだから色眼鏡で見てるのもあるかもしれないが)
これは意味もなくただただ弱い者苛めにしかなってなくて気分が悪いな。
スルーしようと思ったけど、レナはこんな子じゃねぇよと言わずには居られなかった。
この部分がなければ俺も神だと思う。
287名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 18:36:04 ID:Z60WcKR2
>サドキャラとしての魅力が描写から感じられる部分がある。

ねーよ。不快なだけだ。俺にとってはな。
そんなの個々人で解釈が変わるんだから文句つけるなって。
288名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 18:46:23 ID:HZtZfmpe
また自称レナ好きか…
289名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 19:13:15 ID:T31/FtMn
>>284
高度発症者とセクロスすると体液感染します
290名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 19:21:54 ID:k8eUVGJ0
>>289
あぁ、急性発症ってことなら無理やりだけど納得するかな…
291名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 19:46:13 ID:kow7jjEV
イチローウぜえなあ
氏んでくれ
292 ◆Virgobc36M :2007/07/03(火) 19:54:53 ID:DrGjuiWW
wikiに圭魅詩の続き書いた。


遅くなってすまん、出向云々でいろいろ手間取った。
293名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:24:26 ID:zbUmYyQl
パッション!!


>>203
294名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:12:20 ID:LImfF2wR
>>270です。
α組の方も読みたい人がいてくれて嬉しいです。その内書かせて貰うと思うので、その時はよろしくです☆
295名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:39:20 ID:Z60WcKR2
>>294
遅れなせながらGJ!
富田&岡村が幸せになれるSSは色んな意味で貴重だ、頼むぜ!
296名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:27:53 ID:3M+voVGb
>>294
梨花分が補充できますた
なぜか最近は梨花物が少なかったからなぁ

何はともあれ、GJ!
297名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 03:16:17 ID:sSsxQV0D
鬼畜王氏がeoじゃない事を祈る。
なんか、運営の一人が1板の1荒らしにキレて
eo全IPに対して全板永久規制(現在解除未定)かけたらしい。
しかも荒らしは●使用し荒らし続けているらしいから、そのうちeo弾かれて2ch見たり書けなくなるかも…
鬼畜王楽しみなんだけどなぁ…他の規制でありますように。

さて、全裸のまま寝るか。
298名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 11:16:33 ID:8kDlGCKL
>292
実は続きずっと待ってたんだw
待ってたかいがあったぜ、GJ!
299名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 16:47:06 ID:wSn932Fi
鬼畜王氏の圭一が、転校初日に知恵先生を堕としたと言う所を、
外伝として見てみたい。
無理だったらスマソ
300名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 18:56:58 ID:AL22ohrC
>鬼畜王
幼女組をどうやって食すのか?
そこが楽しみですね(ロリ根じゃないですが)
301名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 19:57:25 ID:MJqjfVim
そうだね、プロテインだね
302名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:07:12 ID:aWrunODW
流れを読まずにレナ自慰モノ投下。
わりとライトな感じですが知り合いに見せたら喘ぎ声が下手だと言われました…。
携帯だから遅いかもしれませんがよかったら読んでください。




「…はぁっ…んん…」
くちゅ、と卑猥な水音が布団の中に響く。
夜の静かな雛見沢の竜宮家。
小さな一人部屋で、レナは秘所に指を入れ自らを慰めていた。
「…やぁ…あぁ……っ!」
脊椎に直接訴えかけるようなその感覚に、早くもレナは軽く達してしまった。
「……はぁ……はぁ……はぁ……」
今レナの靄のかかった頭の中には、はっきりと圭一がいた。
「…………圭一くん……………」
――――圭一くんはこんなレナに気づいているのかな。
――――いや、むしろレナを妄想の種に色々してくれてるのかもしれない。
くすりとレナに微笑みができる。
想い人の事を考える時間は甘く美しい。
感覚か気分かの違いはあれ、
その辺りはどことなくこの行為に似ているのかもしれない。
「……はぁ…っん……ぁ…ぅ…っん……」
また布団の中で行為に浸る。
圭一のことを考えると身体の芯のほうが疼いてたまらないといった様子で、
もはや今のレナは欲に呑まれたただの『女』でしかなかった。
303名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:08:00 ID:aWrunODW
「…ぁ…あぁああっ……はぁっ…あん…や……だ…めっ…」
だんだんと水音もいやらしくなり、顔も蒸気している。
そろそろラストスパートに入ったようで、腰もひとりでに動く。
「…はぅ……うぅんっ………ゃ……もうだ……めっ……ぁ……ぁあっ…
…圭一く…んっ……けぃ…いちく……あぁああああっ!」
トロンとした目で荒い息を吐きながら余韻に浸る。
しかし先ほどよりもさらに靄のかかった頭では、少し別の方向に意識が向いていた。
――――いつからこんなことになったんだろう
304名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:10:47 ID:aWrunODW
最初は本当に手が滑っただけだった。
電気あんまで足の疲れをとっていると、秘所に当たっただけ。
「…っ?!……ひゃぁ……何…これ……?」
思春期の身体が快感を拒むはずもなく、一度火のついた欲は止まらなくなっていた。
「…ひ…ぁああ……っぁ……はぁ…ん…ん…ぁ…
…ぁあ…っあ…ひぁ…あ…あぁぁ……ひゃあぁああああっ!」
夢中で快楽を貪り続ける。
はじめて味わう未知の感覚に、
レナは訳もわからず声を上げ、すぐ絶頂を迎えてしまった。
305名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:12:22 ID:aWrunODW
そこから快楽の虜になるにはもう時間の問題だった。
いつものゴミ置き場でレディースコミックや成人誌などをかき集め、
そこに書いてある色々なことを見よう見まねで繰り返し、
いつしか毎日行為を繰り返さないと自分を保てなくなっていた。
ちょうどその頃はリナが毎日家に来ていた時期だったので、
父親との行為で漏れ出る声を聞き、興奮を高めることも少なくはなかった。
306名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:13:38 ID:aWrunODW
――――そして今に至る、か。
だいぶ思考が冷静になったところで記憶の振り返りは終わった。

今でもはじめて味わった感覚は忘れられない。
…思い出すとまた身体が疼く。
「……はぁ…ぁ……ぁん……んん………ぁあっ……はん……ひぅ……ん…」
気付いた時には手が動いていた。
こんなことで満たされる罪悪感なんて捨てていた。
何もかもがもう遅い。

「…ん……ん……はぁっ……ぁ……はああ……やぁああああっ…………」

――――さぁ、明日も笑おう。レナは幸せな子なんだから。
307名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:14:48 ID:aWrunODW
以上です。

一応世界は罪滅ぼしの世界だと思ってもらえればいいと思います。

読んでくださった方、ありがとうございました。
308名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:44:15 ID:ocoDXJ3G
GJ!
309名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:23:43 ID:bFLURay1
GJ!
レナが痛々しくて切ないな。
どうも。
なんとか規制解除されたので、中途半端なままだったこないだの続きを投下します。
それではどうぞ↓




「…レナ、分かったよ。…私、圭ちゃんに抱かれたい…」
不思議と、身体が軽くなっていた。私はレナの頬に両手を伸ばし、覆い被さっているレナの顔を近付ける。
穏やかな表情をしたレナと、間近で見つめ合う。…すると、ヘンな気分になってきた。
…さっき、レナとキスしちゃったんだなぁ…私。
レナの唇に指でそっと触れる。ふにふにとした、柔らかい感触。
…それを楽しんでいると、レナが私の指に舌を絡めてきた。ぬらぬらとした緩慢な動きに、私の指が巻き込まれる。
反対に、レナが私の唇をふにふにと触ってきた。…ふふ、レナにもやってやろうか。
私はレナの真似をして舌を出し、レナの指をペロペロと舐める。
お互いの指をヌチャヌチャと舐め合う行為…それ自体が官能的なのに、
それを女同士でやっているということが、さらに背徳的に感じられてしまう。
「…ぷはっ…レナ…」
「…れる…ん…魅ぃちゃん…」
…私たちはいつの間にかお互いの顔を近付け…指だけでは飽き足らず、再び唇を重ね合わせていた。
「…んっ…ふぅ、んっ…ちゅ」
「んん…ちゅう…ぷぁっ…んふ…」
今度は、貪り合うように舌を出し合う。口の中で唾液が混ざり、それは媚薬のように私たちを熱で浮かしていく。
お互いの身体を抱き締め合いながらの、激しく淫らなキス。
…ようやく唇を離した時、自分の身体がこれまでにないような火照りを感じていた。
レナも同様なのだろうか。瞳が潤みながらも呼吸がいつもより荒い。
私たちは見つめ合い…そして、私の方から切り出した。
「…ねぇ、レナ…。圭ちゃんに抱かれる前に、レナと…気持ち良いことしてみたいな…」
レナは上気した顔で、クスリと笑った。
「…いいよ…。女の子同士で、いっぱいいっぱい気持ち良くなっておこうね…」
レナが私の首筋に口付けた。
チュッ、という音と同時に、私の身体がビクンと震える。
「ん…っ」
レナがさらにキスマークを首筋に作っていく。
同時にレナは私のネクタイをしゅるりと解き、シャツのボタンをひとつひとつ外していく。
ひとつ、ふたつ、みっつ…緩慢にボタンを外しながら、見え始めた私の肌にも丹念にキスしていく。
私はなされるがまま。さっきよりは身体が軽く、いくらか身動きは取れるけど、今はレナに身を任せたい…そう思っていた。
四つ目のボタンが外された時、私の乳房が露になった。
ブラジャーは付けているとはいえ、隠し切れていない部分があるのが最近の悩みだ。また少し大きくなっちゃったからなぁ…。
レナはそのまま私のシャツを脱がし、上半身はブラジャーを着けているだけになった。レナは私の乳房を、うっとりと眺めている。
今まで着替えを一緒にやったことは何度もあるが…こういう状況でレナにまじまじと私の胸を見られると、さらに私の鼓動が高鳴る。
「うふふ…魅ぃちゃんの肌、やっぱり綺麗だね…それに、おっぱいも本当に大きい」
レナは口許を少し吊り上げながら、私の乳房を両手で掴む。
「あっ…ん…」
「はぅ…魅ぃちゃんのおっぱい、マシュマロみたいでかぁいいよう…」
レナは私の背中に手を回してホックを外し、ブラジャーをも脱がした。今や私の上半身は何も身に着けていない。
レナがさらに乳房を揉みしだき、同時に肌へキスの嵐を浴びせる。
「ちゅ…、んっ…。…ぷちゅ」
「はぁ…ぅ、んん…っ…レナ…あぁん」
さっきは指で味わった、レナの柔らかい唇。それが私の身体を蹂躙する。
レナは時折、乳首を指で刺激してくる。その度に私の身体はビクンとのけぞり、快楽で頭が支配されていく。
「ふふ…魅ぃちゃん、乳首がもうコリコリだよ…だよ?…そんなにレナにいじられて、気持ちいいんだ…」
「んああ…ッ!」
レナは乳首をつまみ上げながら、私の反応を楽しんでいる。
もちろん乳房へのキスも忘れていないが、次にレナは乳首を口に含んでチュパチュパと舌で舐めてきた。
「ひゃんッ…!レナ、あんッ…それ…ッ」
「ん…ちゅぷ…ぷぁ…なぁに、魅ぃちゃん?そんなに、乳首イイんだ?」
「ふぁ…う、うん…。乳首、敏感過ぎて…」
「『敏感過ぎて』なにかな、かなぁ?…あははは、そっかぁ。魅ぃちゃんの乳首、もう上向いてヒクヒクしちゃってるもんねぇ。
…じゃあ今度はレナも、魅ぃちゃんに気持ち良くしてもらおうかな」
レナは私の上で膝立ちになり、セーラー服を脱ぎ捨てて、ブラジャーも外した。
私とは違い、細身の身体に似合う形の良い乳房――圭ちゃんの言葉を借りるなら「ジャストフィット」というやつだ――が露になる。
「魅ぃちゃん。…レナの胸も、触ってほしいな…」
レナは私の手を取り、自らの乳房に押し付ける。
一緒にお風呂に入った時、直にレナの胸を触ったことはあったが、今ほどレナの胸が肉感的に感じられたことはなかった。
私は寝そべったまま、レナの乳房をくにくにと動かす。
「ん…う…っ」
レナが眉間に皺を寄せ、懸命に声を抑えようとしている。
私に触られて、気持ちよくなってるんだ…そう思うと、自分の中の興味と好奇心と、…少しばかりの加虐性が刺激される。
私はさらにレナの胸を揉む。時々乳首を指で転がすと、その度にレナが「んッ」と声を上げる。
…これでおあいこだねぇ、レナ…くくく…。
部長兼委員長としてのプライドからか、負けず嫌いの自分が出てしまいニヤリとする。
だがレナと目が合うと、レナもまたニタリと笑い返し、がばっと私の両腕を掴んで胸への愛撫を止めさせる。
そのままレナが覆い被さってくる。そして、レナは私の乳首と自分の乳首を触れあわせた。
「ふぁぁッ!」
「んぁぁッ」
二人で、ほぼ同時に嬌声が上がった。
お互いの敏感な部分が、直接触れあっている。今までで一番の刺激…いや、快感。
「はぁ…はぁ…んん…あう…魅ぃちゃん…」
「んっ…ん…うぁ…レナぁ…」
二人で乳房を寄せ合って固定しあい、乳首を往復するように擦り合わせる。
乳首の先がじんじんと熱を帯びている。二人ではぁはぁと息を荒くし、更なる快感を得ようと乳房を押し付け合う。
目の前にあるレナの顔。上気して瞳は潤み、快楽に浮かされた表情。…きっと、鏡があったなら、私も同じような顔をしているのが分かっただろう。
そんなことを思いながらも、私の頭は冷静なんかではいられなかった。レナの唇に、むしゃぶりつくように私の唇を重ねる。
レナの口内に舌を入れ、はしたなく貪る。
…ああ、私は確かに負けず嫌いだ。レナの頑張りに負けたくない…私も頑張らなきゃ…レナをもっともっと気持ち良くしてあげなきゃ…
私の思いに応えるように、レナもまた情熱的な舌使いで私の舌をとろけさせる。
そして、乳首の刺激が下半身を刺激し始めた。さっきから、股間がむず痒くて仕方が無い。
…ジュンと濡れ出す感覚。一人で慰めた時はあったが、その何倍もの快楽。
私は一人の時も、それほど我慢出来る方ではない。…だから、こんなにもレナに責め立てられては、ひとたまりもなかった。
「んん…ッ!あ、あん、あぅ…ッ!レナ…私、もう…ッ」
「はぁ、はぁ…あはは、魅ぃちゃん、もうイきそうなの?…結構早いんだねぇ、もうちょっと我慢したらいいのに…ッ」
「あん…はぁう!…だ、駄目…ッ!ち、乳首だけでも…イ、イキそうなの…ッ!」
「あははは…ッ!じゃあいいよ…レナが、あん…魅ぃちゃんを先にイかせてあげるよ…ッ!」
レナはさらに激しく乳首を押しつけ、同時に上下に動いてコスコスと刺激した。
私の乳首はこれ以上無いというほどにピンと上向き、ヒクつき、そして…。
「うぁぁッ!…イ、イク…!イっちゃうのぉ、レナぁ…ッ!!」
「あは、はは…!はぅ…魅ぃちゃんがかぁいくイくところ、レナがちゃんと見てるからね…!遠慮しないで、思いっきりイってほしいな、ほしいな…!」
「あ、あ、あ、あ、イク!イクッ!!あああああーーーーーッ!!」
私は限界を超え、あられもない声を出して絶頂を迎えた。
ビクビクと身体を数回痙攣させ、ぐったりと地面に倒れ込む。
乳首は未だにヒクヒクと上を向き、乳房はレナの唾液と私の汗でぐしょぐしょ。
そして…絶頂を迎えた時に溢れた液体で、パンツは肌にぴったりと貼付いている。
まだスカートを身に着けているから、レナに目撃されたわけではないが…イった瞬間の下半身をレナに見られたら、恥ずかしいにも程がある。
いや、今もレナの下で息を整えている私は…冷静に考えればかなり恥ずかしい女だ。
レナは息の荒い私を気づかうように、頬に手を添える。
「魅ぃちゃん…イッたんだね。…気持ち良かった?」
「はぁ…はぁ…。…う…うん…。…凄かったよ、レナ…」
私の正直な告白に、レナは妖艶な微笑みを向ける。
「うふふふ…でもね、魅ぃちゃん…まだレナ、魅ぃちゃんのかぁいいところ、全部見てないんだ…。見せて欲しいな…魅ぃちゃんのオマンコ」
レナが私のスカートに手をかけ、するすると脱がしてしまう。
私は絶頂の後で身体が思うように動かず、またしてもレナになされるがまま。
レナはそのままパンツにも手をかけ、グチョグチョに濡れた下着をゆっくりと引き剥がす。
「あははは、魅ぃちゃん…すごいよ?こんなにオマンコ汁流して…」
パンツと性器の間に、糸が出来るくらいに溢れた恥ずかしい液。レナは『オマンコ汁』と言っていたけど…私はまだ、羞恥心が邪魔してそう呼べない。
「ああ…そんなに、見ないでぇ…!恥ずかしくて、死にそうなんだよ、レナぁ…」
「恥ずかしくなんかないよ、魅ぃちゃん…。魅ぃちゃんのココ、すっごくかぁいいよ?
…じゃあねぇ…レナのと見せ合いっこすれば、恥ずかしくないでしょ?」
レナは私の上で自身のスカートを脱いだ。そして青と白のストライプ柄のパンツに手をかけ、私のを脱がした時のようにゆっくりと、見せつけるようにずり下げる。
…パンツと、レナの性器の間に、滴る糸が見えた。
「あは…レナもね、魅ぃちゃんと乳首擦り合わせて、感じてたんだよ…だよぉ?
…オマンコ汁、もう溢れちゃってるの…」
レナはパンツを脱ぎ捨てると、私の顔の上に性器が来るように覆い被さってきた。
…目の前に、レナの秘裂があった。ヒクヒクと動き、そのピンク色の割れ目からは甘ずっぱい匂いの液体がこぼれ落ちていた。
「ふふ、これでいいでしょ、魅ぃちゃん?…レナが一生懸命魅ぃちゃんのオマンコをかぁいがるから…
魅ぃちゃんにも、レナのオマンコ…かぁいがってほしいかな、かな…」

…もはや、それまでの羞恥心など私の中から消え失せようとしていた。
ただ、目の前にあるレナの…オマンコ。そして私のも…快楽でめちゃくちゃにしてほしいという一念だけが、私を支配していた。




P.S.
思わぬサーバー規制でみなさんに心配かけ、落ち込んだりもしたけれど、私は元気です。
今まで鬼畜K1が主役だったので、ここで異色な百合展開は筆者としてもwktkが止まらねえ!ってくらいですw
知恵の外伝も現在構想は終了し、書ける準備はありますが、もう少しだけレナ、魅音、そしてK1の物語にお付き合い頂けたらと思います。
外伝で思い出しましたが、以前出た白人女とマサシのネタ…一応東鳩ネタだったんですが、やっぱ古いゲーム(?)だから分かり辛かったかも?
To Heartの主人公・藤田浩之の親友で「雅志」ってのがいたんですが、そいつのPS版の声優は保志総一朗さん…
つまり前原圭一と中の人が同じだった繋がりでネタにしただけですw白人女については「宮内レミィ」でググれば分かると思います。
こうして筆者がネタ解説するのはアレですが、今では主役に引っぱりだこの保志さんも脇の時代があったんだなぁ…と感慨深くなり
ついついやってしまったわけです。反省ですか?カっとなってやったわけじゃないからそんなの気にしないおwwwwwうぇwwwwwうぇwwwwwww
ではまた、日曜の夜に投下予定で頑張ります。では(´・ω・`)ノシ
315名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 03:33:53 ID:2b0rI+8B
>314
GJ!!
久々にレナ×魅が読めて幸せだ!日曜日が楽しみである!
316名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 09:40:21 ID:siq/R08g
>>314
GJ!
おっきした
317名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 12:54:56 ID:iFkeT1hM
GJ!
こうなったら最後まで行っていいとオモ
318名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 12:58:25 ID:mu4Xwv1F
>>262
叶*一のことかー
319名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 22:04:24 ID:hX5KBJYs
レナ魅のエロさはほんま五大陸を駆け抜けるで
圭一イラネwってくらいにw
>>314GJ!
320名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:19:09 ID:DdzVBQ20
>>319
お前は何を言っているんだ?
321名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:30:49 ID:/pgvpDbZ
だとエロガキ?なんだと?
322名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:35:43 ID:kuNln0ep
てっぺい☆がお怒りのご様子です。
助けてオヤシロサマ!
323名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 03:45:43 ID:POWfhEMU
女こまし編↓のような、クスリモノって書かれてないのかな
ttp://www.broccoli.co.jp/sp/higurashi/no06.html
324名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 03:52:02 ID:AxXaIYpZ
女こまし編、ニコ動でドラマCD聞いたけど、ちょっと改変すればいくらでもエロくできるな。
圭一×部活メンバーの5Pを妄想し、書いてみたくなった。たぶん書けないけど。
325名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 07:08:16 ID:wGQyIytD
>>321
カワイソス(・ω・`)
326名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:13:38 ID:vUxOYWo2
GJ!としか書いてないレスってなんなの
327名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:22:08 ID:bBKUnse2
gj書いてもらえるだけマシだろうよ・・・感想で何書こうが勝手。もちろん一言でもな。

無反応に比べたら・・・
このスレのことじゃないが、
投下されたのに何もレスつけずに雑談モードに入るトコもあるしな・・・
328名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:58:51 ID:vAvHnn5B
アニメ見てムラムラ来たんで鬼隠しのレナ魅音圭一の3Pが見たくなった…
ありがちなシチュで申し訳ないんだが、誰か良かったら頼みますんね
329名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 23:04:34 ID:Ll0gfg08
最近誘いうけがひどいように思うんだが
330名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 23:59:44 ID:EO0y8iP0
>>326
しばらく前の何を投下されてもスルー状態に比べれば格段にマシだと思う。
あれは見ていてなんだか寂しかった。

>>329
俺はそんなに気にしない人間だけど……。
そう思うならまずいなーと思う人が出てきたらそのときに「こういうことは
言ってもらわない方がよかった方が思う」みたいな感じで言ってみたら?
331名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 00:33:48 ID:TE88ZjyC
>>326
神職人にはそれぐらいしかレスする事が思いつかなかったりもする
イチローの逆だな
332名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 03:12:52 ID:ZspweIt2
もともと貪り食うだけで、水をやるつもりなど全く無いスレです
333名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 03:20:11 ID:vRxuvfHQ
GJ!
334名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 03:21:44 ID:v4mkYtpL
gj
335名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 20:24:47 ID:y625bEHn
アニメ第2期見た
というわけで誰か大人レナ×圭一書いてくれ
336名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 20:31:17 ID:EcIiYGMp
大人レナってことは圭一も(生きてたら)大人・・・
337名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 21:59:43 ID:XE9L9NEF
馬鹿野郎
成熟した大人レナ(だけど処女)がまだまだガキの圭一を大人の余裕を持って誘うSSに決まってるだろ


まぁなんで大人になったとかは考えなくていいんじゃない?
338名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 00:03:54 ID:ftju+ZLG
>>337
レベルナイン乙
339名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 00:25:38 ID:F/djEUTn
>>337
じゃあ、あれだ。
オヤシロアイテムによってレナが大人になってしまって、元に戻るには
えっちしなければイケナイというエロ漫画展開でいいんじゃない?
んで、そのために大人の魅力で圭一を誘惑なんだな?
340名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 00:38:45 ID:ftju+ZLG
だいすき。のちび魅ぃ、鷹野にまじないされてるところのエロさが異常
341名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 01:17:58 ID:OvgBpb0A
>>340
なにそれ?kwsk
342名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 01:43:28 ID:eVyCfhl/
何故か小さくなった魅音が圭一とセックスするおはなし
ちなみにセックスの時は元の大きさに戻るという本末転倒なおはなし
343名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 02:02:31 ID:yF3pAcy6
>>339
いきなり体だけ大人になっても大人の魅力は出せないんだぜ
でも体は大人でも心は子どものままってのはそれはそれでそそる話だぜ
344名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 02:06:54 ID:91FFao7z
>>342
その作者の絵柄可愛くって好きだ。あれは良い圭魅だった。
確かお持ち帰りっ!っていう別の本でレナ圭もあったな。
レナたんに攻められたいっていうMな奴にはいいかもしれない。
圭一が女装してるけど普通にかぁいい。
345名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 03:16:58 ID:ftju+ZLG
>>344
あのレニャ王子はヤバい。幸せそうなのに
346名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 08:15:14 ID:h822EO2I
>>330
俺はGJだけでも嬉しいけどなぁ。もちろん感想を細かく言ってくれたらそれこそ万々歳だが。
というかスルーされると「お前つまんね」と言外に言われてるようでけっこう凹むのよ。
347名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 08:53:39 ID:TvbfzEao
>>339
梨花がオヤシロ薬で大人に変身して、興奮状態で沙都子と圭一を(性的に)喰べるプロットを思いついた。
348名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 20:11:41 ID:Hh0W2sS+
>>342
何その一粒で二度美味しいシチュ
エロパロでも見たいw
349名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 20:51:35 ID:TvbfzEao
>>348
某同人誌に似たようなネタが(ry
350イチロー:2007/07/08(日) 21:45:48 ID:PV6u2azr
投下します
351名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 21:50:58 ID:cr+t77m8
イチローキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
352名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 21:52:04 ID:TjMOPzZ7
せんでええ
353名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 21:54:52 ID:RzaB3aa2
しないで欲しい
354名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 21:56:39 ID:TvbfzEao
まぁ、がんがれ
355名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 21:57:01 ID:OvgBpb0A
楽しみにしてます!
356名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 21:59:46 ID:brejQ5QS
釣りくせえ…
357名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:07:33 ID:Hh0W2sS+
>>350
投下マダー?(・∀・/)/☆チンチン
358名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:07:39 ID:qH3tPGYx
そんなネタに俺は釣られないクマヨ
359名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:20:22 ID:nY0RHv8a
もしかして、今から書き始めたのか?
360名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:33:34 ID:M2A9K1kI
>>350
釣りであってほしいけど、投下するなら1レスだけやれよ。
361名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:56:25 ID:oh2oBGt3
なんだかんだ言いいつつ大人気w
362名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 23:06:37 ID:2vBYXW+j
イチローはこなくていいよ
363名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 23:41:57 ID:d/VcQulu
個人的に>>347に大いに期待していた俺。
364名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 00:08:35 ID:6FVuohn2
>>347
ぜひ書いてくれ
365鬼畜王K1 〜鬼誑し編〜 ◆MvGoTR1Y8o :2007/07/09(月) 00:58:54 ID:c1n/mSy4
ん〜、自分も今から投下しようと思ったのですが、
イチロー氏が先の方がいいですかね?
みおんwと違って空気読まずに投下したかったんですが…w

ただ、あまり夜更しも出来ない身体なんで、1:30までにイチロー氏の音沙汰が無ければ鬼畜王の続き投下させていただきます。
ではしばらく ノシ
366名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:00:36 ID:JVP2OJJO
>>347を信じてパンツを下ろして待ってますね
367名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:04:33 ID:gm3qRCGS
>>365
1時半まで寝れなくなったw
イチローも鬼畜王もwktk
368名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:13:26 ID:I7qnTV6b
宣言から3時間は経ってるから無効としていいんじゃないかね。
369名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:14:51 ID:YXQPrDta
私は>>347より>>339の方を希望していますがね
370名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:28:59 ID:oPMk9/iq
黙れ乞食
では公約通り、投下させて頂きます。
それではどうぞ↓



「ふふ、魅ぃちゃんのオマンコ…綺麗なピンク色だね…」
覆い被さっているレナが、私の秘裂を指で左右に広げた。
「あ、あんまりじろじろ見ないでよ、レナぁ…」
レナのまじまじとした視線を下半身で受け止めていることに、私は恥ずかしさを覚える。
…だが同時に。「見られている」ことに対して、少しだけ胸が高まっていくのが分かる。
「…あはは、魅ぃちゃん…嘘だよ。…魅ぃちゃんのオマンコ汁、さっきよりも溢れてきたよ?
…レナに見られて感じてるんじゃないかな…?かな?」
あぁ、やっぱりレナは鋭いなぁ。…私のことなど、とっくに見抜かれているんだ。
大切な親友であるレナに、己の秘部をさらけ出しているという、この異常な状況。
にも拘らず、このままどこまでも爛れた時間を共有したいという思いがあった。…もはや私の羞恥心など、快楽の前では無用。
…レナに見られて興奮してる…園崎魅音は、そういう女なんだ。
「…はぅ…魅ぃちゃん、どんどんオマンコが大洪水だよ、だよ?…レナの指がふやけちゃうよ…んっ」
レナは指で私のオマンコの上下になぞり、オマンコ汁を指で掬い取った。
そのまま指についたオマンコ汁を口でチュパチュパと味わうように堪能している。
…まるで、愛おしい人からの『ご褒美』をこぼすまいとするかのように。
「んん…ちゅぱ…ちゅる…ん…ふふ…魅ぃちゃんのオマンコ汁、とってもおいしいよ…。
甘くてツンとした匂いで…レナ、もっともっと欲しいよぅ…」
レナが私に流し目を送る。…その視線には、『自分のオマンコもいじってほしい』というアイコンタクトが含まれていた。
私はようやく、目の前にあるレナのオマンコに意識が向かった。
ヒクヒクと震えているそれを、恐る恐る左右に押し広げる。…粘膜と粘膜の間にオマンコ汁の糸が引き、「にちゃぁ」という音とともに内部が明らかになった。
これが、レナのオマンコ…ピンク色の肉壁と、透明な汁で満たされた密壷。
同じ女でも、自分のとはまったく異質なモノに感じられる。そして、ここに、圭ちゃんのアレが…。
私はそっとレナの中を指で触れてみる。生温かく、ぴちゃぴちゃとした表面と、うごめく体内の感覚が指から伝わる。
「んっ…はぁ…」
レナが少し声を出した。私の指に触れられたことが刺激となったのだろう、私のオマンコにレナの熱い吐息がかかる。
その吐息が、私のオマンコに対する刺激にもなる。私も「あんっ…」と声を上げ、お互いの性器への刺激に反応した。
「あ…はぁ…。魅ぃちゃん…レナね…もっと魅ぃちゃんの指で、レナのオマンコをいじってほしいかな…かな」
「んぅ…レナも、私のオマンコ、いじっていいよ…。私、もっと気持ち良くなってみたい…」
私は荒い息を吐きながら、レナを見つめる。レナもまた、妖艶な光を放つ瞳で私を見たあと、ニヤリと笑った。
「ふふふ…いいよ、魅ぃちゃん。でもね…魅ぃちゃんのバージンを間違えても貰うわけにはいかないから、レナは指じゃなくて…お口で頑張ろうかな」
言葉と同時に、レナは頭をかがめて私のオマンコにチュっと口付けた。
「ふぁぁッ」
私はビクンと体をのけぞらせた。
レナはそのままオマンコにキスしている。そして、オマンコをこじ開けるように舌を侵入させてきた。
ぬらりとしたモノが、私の一番敏感な場所を蹂躙する。
「じゅ…ちゅる…ぷちゅ…じゅる」
「はぁっ、あぁぁッ!レ、レナぁ…んん、ふぁッ!…ああんッ」
私は快楽で身を捩らせ、レナに舐められる度に体が跳ね上がる。
下半身への刺激で、上半身が上手く動かせないくらい。快感が電流のように体内を走り抜ける。
それでも私は、レナを気持ち良くしたい一心で、指を動かす。
レナのオマンコの入り口付近をを最初は一本で、しばらくして二本の指で上下に動かす。
「んはぁッ!…ちゅ、んん…あんッ!…魅いちゃん、んあぅ!…いいよぉ、もっと、指で出し入れしてぇ…!」
レナが唇を離し、アドバイスする。私の上で懸命に崩れ落ちそうなのを我慢しながらも、腰がガクガクと震え始めていた。

私たちは、指と唇でお互いを貪る。
いつもの教室で、グチュグチュといやらしい音を立てている。
親友同士で快楽を得ようと必死になり、背徳と愉悦の挟間で溺れている。
――圭ちゃん。園崎魅音は、こういう女だったんだよ…。
…それでも。それでも圭ちゃんは、私のことを…抱いてくれるの…?

一瞬だけ脳裏に浮かんだ、大好きな圭ちゃんの笑顔。
だがそれも、レナの激しい舌使いによってかき消されてしまった。
「あん、あ、あぁ、あぅ!レナ、レナぁ…!」
「ぴちゅ、ぷちゅ、れろ…んんッ!み、魅ぃちゃ、んんん…ッ」
レナの唇、私の指。お互いが相手のオマンコの中を刺激し、もうすぐそこまで限界が近付いていた。
「はぁ、あぁ、んんんッ!…レナ、わ、私、もう…」
「ぷぁ、じゅるん、びちゅ…あは、レ、レナもぉ…魅ぃちゃんの指でイっちゃうかな、かな…!」
「あ、あ、あぁ、ダメ…!また、またイっちゃうよぉ…!」
「いいよ、魅ぃちゃん…!レナも一緒に、イキそうだから…今度はレナの目の前でオマンコ汁飛ばしてね…?」
レナがさらに舌を激しく突き出す。今まで以上に攻撃的な責めは、私を存分にイカせるためだ。
私は今にも意識が落ちそうなほどの快楽を押しとどめ、レナのオマンコへ指を送り出す。
中を傷つけないようにしながらも、ジュボジュボと音を立てて出し入れする。
…すでに処女を失ったレナの膣内だからこそ、私の指をも受け入れることが出来るのだ。
さっきまでの経験で、レナが特にビクンと体を仰け反らせるポイントを重点的に責める。
案の定、レナは「んんあぁぁッ!!」と今まで以上に歓喜の声を上げる。
それが面白くて、わざとおじさんくさい口調でラストスパートへ向かう。
「んん、はぁ、レ、レナもイクんだ…?ここが、ここがイイのぉ?んん?」
「はぅ、あふっ、はぁぁッ!!…魅ぃちゃん、ダメぇ…!レナも、そこまでされると、もう…!」
「くくく、レナもいい声で哭いてるじゃん…あー、凄い、凄いよぉー、どうなのぉ?ここ?ねぇ?ここなのぉ?ここイイのぉ?
あー凄い凄い、溢れてきてるよー?グショグショだねぇー、レナぁ?イイのぉ?おじさんの指イイのぉ?ねぇ?」
「は、あ、あ、あんんッ!!…み、魅ぃちゃん、急におじさんくさいよぉ…んんぁあッ」
「さっきのお返しだよー?あー凄い出てるねぇ、おじさんの指がふやけちゃうよぉー?
凄い凄い、濡れてるよぉ?ねぇレナ、イっちゃう?おじさんの指が良過ぎてイッちゃう?ねぇ?もうイク?もうイっちゃってもいいのぉ?ねぇ?」
「んん、あん、あはぁ!!…イ、イク、レナ、イっちゃうのぉ!!」
「…くく、じゃあおじさんモードはこれくらいにして…。レナ…私のも忘れずにいじって…イカせて…?」
「はぅ、んんんッ!!…ちゅる、じゅぶ…!んっ…」
「ふあぁッ!!…あぅ、そ、そこ、や、んああああッ…!!」
レナが私のオマンコの中に在る突起物――その手の本で以前読んだが、クリトリスと言うらしい――をいきなり甘噛みした瞬間、今まで以上の電流が走り抜けた。
…次に同じことをされたら、絶頂を迎えるだろう。
「はぁ、んん、レナ、レナぁ…!ホントに、ダメぇ…私もぉ…」
「魅ぃちゃん…!レナも、イっちゃうよぉ…!」
私たちはアイコンタクトを取る。
…二人で、一緒に。
そして、レナは私のクリトリスを。私はレナのオマンコの弱点を、同時に刺激した。
「んんああああああぁぁぁぁぁーーーーッ!!!」
私たちは同時に果て、ビクンビクンと数秒間身体を震わせた。
レナのオマンコから、ピュッピュッとオマンコ汁が噴き出し、私は顔でそれを受け止めた。
同様に、私もはしたなくオマンコから汁を噴き上げ、レナの顔にかけてしまった。
…ようやく快感が収まり、私は肩で息をしながら天井を仰ぎ見る。
身体は重いが、イった後の疲労感はなぜか心地良かった。…一人で自慰に耽った後もこういう感覚だったが、悪い感覚ではなく、むしろ好ましくさえ思った。
レナと一緒にイった…それが『幸福』として私の中にあったのだ。
レナは呼吸を整えた後、私の横に寝そべるように顔を近付けてきた。
そのまま手を、指を絡め、身体を密着させる。
「…レナ…」
「…魅ぃちゃん…」
互いの吐息がかかるほどの距離で見つめ合い、そのまま吸い寄せられるように唇を重ねる。

…相手が愛おしくて堪らない…そんな愛情溢れる、優しいキス。
私たちはお互いを許し合ったという、誓いのキス。
…圭ちゃんを想う気持ちに、変わりは無い。けれど、それが二人の友情を壊すことはないだろう。
私たちは、それを乗り越えられるはず…私がレナを愛するのと同様、レナも私を愛しているのだから。

「いつか、私たちのうち、どちらかを圭ちゃんが選び取ったとしても…」
私はレナの髪をサラサラと撫でながら呟く。
「恨みっこなしだよね?レナ…」
レナは私に微笑んだ。それは、女の私ですら蕩けてしまいそうなほどの、女神のような微笑み。
「…うん。…レナは、魅ぃちゃんも、圭一くんも大好きだから…そのどちらも失いたくないよ。
…圭一くんがレナと魅ぃちゃんのどっちを選ぶかはまだ分からないけど…どんな未来でも、みんなが『幸せ』なら、レナはそれでいいよ」
そう言ってニコリと笑ったレナに、私もニコリと笑い返した。
「…でも、出来れば」
不意に、レナが呟く。
「…圭一くんはレナのお家に、ちょっとだけお持ち帰りしたいかな、かな。はぅ〜☆」
いきなりのかぁいいモードに私はぎょっとしたが、今の発言は油断ならない。私は唇を「3」の字にして抗議した。
「ちょっとレナぁ〜、それってずるい〜!圭ちゃんはおじさんが」

「『おじさんが』なんだって?…魅音…。クックック…」

374鬼畜王K1 〜鬼誑し編・その48〜 ◆MvGoTR1Y8o :2007/07/09(月) 01:47:27 ID:c1n/mSy4
背後に響いた、男の子の声。
毎日聞いている、毎日聞きたい、彼の声。
でも、こんな姿で、こんな状況で、圭ちゃんが現れるなんて。
慌てて起き上がり、自分が裸体であることに気付いて胸と下半身を隠す。
そして、圭ちゃんの顔を恐る恐る見る。
…教室で、いきなり素っ裸で寝そべってる私たちを、圭ちゃんはどんな顔で見たのか?
困惑?それとも驚愕?あるいは茫然?

…否。そこで私が見たのは、圭ちゃんの『歓喜』の表情だった。

「…け…圭、ちゃん…?」
「ククク…よくやったぞ、レナ」
圭ちゃんは、レナに目配せをした。
…レナの表情からさっきまでのかぁいいモードが消えていた。代わりにあるのは、私の前でも見せなかったほどの火照った顔。
それは恥ずかしさや照れというものではなく、おあずけを喰らっていた犬が飼い主にご褒美をもらう前のような、期待に満ちた表情。
不意に、レナの言葉を思い出す。
「圭一くんに、いっぱいいっぱい『ご褒美』もらおうね…」
『ご褒美』って…そういうことだったの、レナ?…私を篭絡することが…本当の目的だったの?
…そうか、これから、レナと私は…圭ちゃんに抱かれるんだ…。
レナと快楽に溺れ、忘れかけていた。そう、それが…レナの『目的』。そして、圭ちゃんの『計画』でもあったんだ。
じゃあ、私の『願い』は…?

冷静であろうとする思考とは裏腹に、やはり身体は思い通りになってくれなかった。
不敵な笑みを浮かべている圭ちゃんと目を合わせた瞬間。
私の中で何かが弾ける音が聞こえ、同時に下半身が再び熱を帯び始めていた。




P.S.
最近はあまり時間が取れず、ここまでしか書けなくてごめんなさいごめんなさいごめんなさい(ry
それにしても魅音って動かし易いキャラですね、調子に乗って某大物AV男優の真似までさせましたが、おじさんモードもやっぱりいいですねw
しかしながら、百合プレイは一段落。そして次回は「王の帰還」です。
今度の投下は木曜かと。
ちなみにひぐらしアニメ2期が地元で映るのはもう少し先です…ネタバレするなよ、絶対するなよ!?(ダチョウ倶楽部ネタ風に)。
ではまた(´・ω・`)ノシ
375名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:48:22 ID:gm3qRCGS
>>374
魅音もレナもエロすぎだろ…百合的に考えて…
とうとう魅音も圭一に征服されるのか…
木曜が待ちきれねぇ!
376名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 07:48:04 ID:tFjFTfo0
>>347に期待。靴下だけになって待ってる!

>>349
いや、その話だと思うがw
377名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 11:34:29 ID:hfoApP6w
>>374乙!

続きもwktkで待ってるぜ!!
378イチロー:2007/07/09(月) 18:39:50 ID:o0BKw+zk
今から投下します
379名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 19:13:44 ID:6Q/VJ9wv
クマー?
380名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 19:18:45 ID:0cVYaIfh
>>378
そんな餌に……
381名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 19:31:46 ID:bc/b6Ltx
その釣り、他の職人氏達に迷惑だしやめれ。
382名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 20:29:28 ID:O9Qe4Qld
>>378
お前マジでいい加減にしろよ…
そんな事して楽しいか?
待ってくれてる奴の気持ちも考えろ
383名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:00:39 ID:sKFZzN3v
あれ?俺の専用ブラウザには>>378がないんだけどどうなってんだ?
まあいいか。
384名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:23:14 ID:XeDx3RGZ
>>383
きっと鬼隠しにあったのですよ
にぱ〜☆
385イチロー:2007/07/09(月) 21:27:11 ID:2aeUU3cY
じゃあ俺が投下するよ
386名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:39:17 ID:iDMo5kCB
イチローになりすましとかマジでつまらんからそれくらいにしとけ
ガキの遊びじゃねえんだからさ
387名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:51:38 ID:XeDx3RGZ
>>386
マジレス乙なのですよ☆
ほって置くのが一番なのですよ
388名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:59:21 ID:oPMk9/iq
ここの乞食はよくしゃべるな
389名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:00:15 ID:95/DIwC2
( ゚д゚)ポカーン
390名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:11:33 ID:3Z2MEy6T
クールになれ、前原圭一……
いいか、魅音は「友達」だ。
魅音は俺を「友達」として呼んで、
「友達」として家に泊めてるんだよ。
だから、クールになるんだ。

たとえ、魅音の寝相が悪くて、
パジャマが幾多の洗濯を越えて磨耗、
ただの一部も隠してる場所が無く、
ほんの少しも気付いていなくても。

っていうかあの突起なんですかママ以外の人のものを始めて見るんですけど、
あんなにピンクというか桜というかぶっちゃけちょっとぐらい触ってみてもいいですかね?
いやマジで。

俺の目は、魅音のパジャマの第二、第三ボタンがはじけたせいで重力に任せるがままになってしまっている、
二つの球体に目が釘付けだった。
目が釘付けというか、魅音の異常に悪い寝相で目と鼻の先に展開なさっていた。

だというのに、魅音はさらにこちらに転がってきて、
俺をぎゅっとしちゃって「ん、け……ちゃ……」
なんて言っちゃってるわけですよ。
どうすればいいですか俺。

とりあえず、俺はこの状態から脱出するために、
魅音の腕を跳ね除けようとしたときに、
あくまでも手が滑って魅音の乳

(続きを読みたくてもワッフルワッフルしないでください)
391名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:26:09 ID:YXQPrDta
読みたくないから
392名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:42:35 ID:I7qnTV6b
>>374
遅ればせながらGJ!!
レナと魅音の百合っぷりがたまらんぜ! 仲良き事は美しき哉ってやつだな。
木曜まで待ち遠しいな〜。
393名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:07:15 ID:kPJHPBjy
>>390
はははやくつつつ続きをかか書いてくれないとですね前原さんんん
私のオットセイ☆が暴発しそうなんですよぉ〜んっふっふぅ!
394名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:34:57 ID:c2mJvzZb
>>374
乙。
鬼畜王、次回も楽しみにしてるよ。
それと、投下予告からしばらく経っても何の音沙汰もないなら、
一言断ってからすぐ投下しちゃっても構わないと思う。
これは人の意見も聞いてみないと分からないが…
395名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:59:52 ID:JVP2OJJO
>>374
無理せず自分のペースで書いてくれ
年少組攻略までwktkしながら付いて行くぜ
396名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 04:08:36 ID:aP9Dvtac
>>470
続け。断固続かせれ。この無防備さが魅音クオリティ。
魅音の家に圭一が泊まりに来るなら、眠れなくて悶えるのは案外魅音かもな。
397名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 04:12:42 ID:aP9Dvtac
やべぇ>>390だった。
俺はレス番すら見れないほど発症しているらしい。
398名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 13:17:25 ID:6y7S03XK
ちょww470ってw
399名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 15:08:46 ID:s8Y16xDX
470ってw全く原形とどめてないじゃないかww
400名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 15:17:29 ID:V0qAkWgS
470に期待
401名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 20:09:20 ID:Ka3+EYDE
ロングパスktkr
402名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 03:34:16 ID:9I2huUHP
470がピーだったら鬱になる
403名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 09:00:17 ID:b5E9bQlf
ksk
404名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 14:54:36 ID:nMbssLY6
>>347>>391みたいな奴はエロパロ読む資格ない
自分の好きなキャラだけ出てくる話が読みたいからって他を落とすとかどういう事よ?
そんなんで書いて貰えると思ってんのか?
ネタ振りしたのもバカバカしくなる

>>347
ぜひ作品化をw
>>374
百合GJ!一つの作品でこんなに気力が続くのがすごいw
>>390
ぜひ続きを>>470でw
405名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 14:55:47 ID:nMbssLY6
>>347× >>369
406名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 15:14:35 ID:khvvPsDh
多分そんな大それた事考えてないと思うが……




「わしを、信じて……」
407名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 15:47:18 ID:D+sAwq+l
まぁそんな熱くならずに全裸でSS投下を待とうぜ
408名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 17:51:03 ID:ujV4GXtW
>>404の必死さにさすがの俺も勃起
409名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 18:22:23 ID:KlM2CdIq
アンカーがどうなってるのかよく分かんないけど>>404って>>347を作品化し
て欲しくて、>>369が「>>347はレナじゃないからイラネ」って言ってるよう
に見えて怒ってるってことでOK?

>>369は別に>>347を否定するつもりで言ったんじゃないと俺は思うんだが?
>>369は「>>339の方がより好みです」と言っただけだろ?
410名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 18:27:10 ID:nMbssLY6
>>409
それだけじゃない。その上で更に>>390にわざわざ「読みたくない」って言うのはどうなんだ?
素直に自分の読みたい作品だけwktkしてりゃいいものを
411名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 19:09:17 ID:rVTQGw88
何だっていいよ

俺は梨花ちゃまで(;´Д`)ハァハァできればそれで満足だし、
だからといって他のキャラ物うぜーとは思わん
412名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 19:15:58 ID:8dAGl6Ob
自分の好きな物を喜ぶのはいいが、
そうでない物でも好きな人はいるんだから否定すんなってことだな。
小学校でも習うことだが
413名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 19:29:05 ID:Pbz7HdHE
しかし、メアリ・スーなオリキャラとかはちゃんと拒否っとかないとまずい。
ああいうのを書く連中は空気読まずに平気で投下してくるからな。
414名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 20:04:14 ID:KlM2CdIq
>>410
あー、よく見れば369=391だったわ。ごめん、見逃してた。
たしかに、それで>>391みたいなこと言うのはちょっと問題ありだね。

まあ、>>412も言ってるけど自分の好みじゃないものを否定するのはよくないやな。
>>413には同意だけど。
415名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 20:59:54 ID:yM1AVbH+
わっふるで終わらせてるんだから
しょうがないんじゃね
まともに書かないわっふるなんか
いらねーって言われたってしょうがないと思うけど
416名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 21:43:25 ID:Sjc1gL0n
しょうがないかもしれないが、わざわざムキーになって書き込んでる
>>390やそれを援護してる>>415の方がいらない子。
わっふるはニヤニヤできるけど、お前達のはニヤニヤできないからねっ!
ってイチローが言ってた。
417名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 21:53:41 ID:saX9zOAI
確かにそのアンカーは正しい。
418名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 21:54:43 ID:Q7gD26+R
夏美とかの需要が少ないから見たくなってきた。
419名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 21:56:46 ID:D+sAwq+l
以下何事もなかったかのようにK×亀田のSS投下のコーナー
420名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:02:06 ID:Sjc1gL0n
あっっ!おあああぁぁーーっ!!
>>391ね、ごめんね?
421名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:03:16 ID:VJZH1r1d
空気嫁
422名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:07:59 ID:Sjc1gL0n
からけ?
423名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:17:59 ID:Kh6IwTeI
( ・3・)
424名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:26:01 ID:nbsEips4
カラケって…
ソラキに決まってるだろ
425名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:35:35 ID:TPBc8yxG
オマエラ『空気』なんて簡単な漢字読めないのかよ
親切な俺が教えてやるよ

空気はな み お ん って読むんだよ
分かったか?
426名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:36:32 ID:WAzH+NPj
>>470を信じてksk
427名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 02:10:02 ID:Lu1e5Qr9
>>470に向けてkskw
428名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 05:47:28 ID:mvFRiKku
>>418
発症した大石あたりにんっふっふされるとか?魅音か梨花に脱がされるとか?
シチュが想像できない
429名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 05:54:48 ID:fz7rE+vB
>>428
暁忘れんなよ
430名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 11:04:19 ID:TDu+frsK
暁夏期待ksk
431名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 12:24:17 ID:t0bKBQnH
夏美はどう考えても攻め
432名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 17:53:59 ID:ud/H8TeA
ほしゅ
433名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 20:43:11 ID:eBVTF+Ib
夏美世界では鷹野勝利&生存だし(あれ? 消された可能性も高いんだっけ?)、
L5から戻った夏美に興味を示す可能性はあるのかな。
434名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:44:36 ID:YPst5ovc
他のSSが煮詰まってしまって、ムシャクシャして書いた詩音×圭一を投下
435名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:44:45 ID:jPR74pli
みよは作戦成功の暁には漏れなく消去でしょ?
436名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:45:19 ID:YPst5ovc
「ほらほら、圭ちゃん。そんなに我慢しないでください」

もう許してくれ、と情けない言葉を吐きそうになるが、なんとか耐える。
……そんなことを言えば、それこそ詩音の嗜虐心を刺激してしまうのだから。

「せっかく圭ちゃんを気持ちよくさせてあげてるんですから、もっとかわいい声を聞かせてください」

そんなことは頼んでない……。
そもそも、俺が愛撫していたはずなのに、いつの間に逆になってしまったんだ……。

「でも、ホントに感度いいですよねぇ。ほら、この辺とか」
「ひぁっっ??!」

詩音はそう言って、俺の肩の裏側をまさぐる。
……ちょ……ちょっと……待て……。

「……お、おまえ……なんでそんなとこ……知ってんだよっ……!?」
「あったりまえじゃないですか。圭ちゃんのビンカンなところなんて全部知ってますから☆」

俺は極めて危険な性感帯を刺激され続け、体の芯が震えだしてきた……。

「……バカ、やめろ……やめてくれっ……!!」
「お願いするときは、やめてください、じゃないんですか?」
「そ、そんなこと言えるわけないだろっ……!?」
「なら別に構いませんよ? 私はやめる理由なんて全くありませんから」

詩音は撫ぜる手を休めずに、俺の首筋へ舌を這わせる。

「……はァ?!……ぁ……ぁぁ……」
「あ、いいですね。我慢しても漏れちゃう声ってのも、かわいいですよ☆」

あああああ……マズい、非常にマズい。
……本気でおかしくなりそうだ。

「圭ちゃんの肌って、スベスベですよね。羨ましいなぁ……」

普段なら男がそんなこと言われても、と返すところなのだが、いまはとてもそんな気分にはなれない。
……このままだと、非常に情けないことになる……。
予見される未来と自尊心を天秤に掛けた結果。
……自尊心があっさりと白旗を揚げた……。
437名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:46:00 ID:YPst5ovc
「……し、詩音……」
「……なんですか? 圭ちゃん」

詩音は愛撫を続けながら、こちらへ視線を向ける。
視界の隅に、その妖艶な表情を捉えるが、決して目を合わせない。
……そんなことをすれば、間違いなく心が折れる。

「……もう……や、やめ……」
「やめ?」

屈辱に耐え、その一言を吐き出す。

「……やめて……ください……」

そこで詩音の動きがピタリと止まる。
……そして、一瞬の静寂……。

「よく出来ましたっ!!」

詩音は俺を抱きしめ、満面の笑みで頬擦りしてきた。

「意地っ張りな圭ちゃんもいいですけど、私は素直な圭ちゃんの方が好きですよ☆」
「……は、ははは……」

……嘘つけ……。
おまえ、明らかに俺が葛藤してるのを見て楽しんでただろ……。
などと思っても、絶対に口には出さない。
そんなことを言えば、俺の努力が水の泡だ。

「それじゃ、そろそろ始めましょうか。まだ着けなくていいですからね」
438名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:46:40 ID:YPst5ovc
「んっ……ンゥ……ふっ……んんん……!」

詩音の喘ぎが大きくなってきたので、少しだけ腰使いを弱めた。
そして、その身体に目線を落とす。
肌にうっすらと汗を浮かべた姿に、いつもなら強い情欲の感じるのだろうが……。

(どうやって仕返ししてやろうか)

そんな事ばかり考えている。
我ながら女々しいとは思うが、さっき受けた恥辱の借りを返してやりたいのだ。
……正確に言えば今日までに受けた恥辱の借り、なのだが。

「……圭ちゃん……もうおしまいなんですか……?」

……考えごとに意識を取られ、腰を使うことをやめてしまっていたらしい。

「ん……? いや……」

と、そこで妙案を思いつく。
俺は詩音に覆いかぶさり、左腕で肩を抱き寄せた。
……抵抗することができないように。

「……圭ちゃん……?」
「なぁ、詩音。そろそろ、こっちにも挑戦してみないか?」

そう言って中指を唾液で濡らし、詩音のお尻……の一番恥かしい部分にあてがう。

「……えっ?! ……う、嘘……冗談ですよねっ……!?」

本気だということを、言葉ではなく行動で示す。
俺は詩音が己を固く閉ざしてしまう前に、中指を第一関節の半分程度まで沈めた。
439名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:47:22 ID:YPst5ovc
「はぁっ?! ……だ、ダメ……ダメですよ……こんなの……」

詩音は俺にしがみつき、その身体を震わせはじめた。
……なんか、頼られてるみたいで悪い気はしない。
いや、そもそも困らせてるのは俺自身なんだが……。
…………最低だな、俺。

「……やだ……やめて……やめてください……!」
「やめて、って言われてもな。こんなに締め付けてるんだから、嫌じゃないんだろ?」
「ち、違いますっ! これ以上、入れさせないために決まってるじゃないですかっ……!!」
「いや、そっちじゃなくて」
「……へっ……?」

……詩音はさっきから、俺の大切なモノをきつく締め付けている。
もっとも、それが快楽からそうなっているとは限らないが、そんなことはどうでもいい。
俺は苦悶に歪む詩音の顔を見たいだけなのだから。
…………つくづく最低だな、俺。

「ち、違います……これは……違うんですっ……!」
「なにが違うんだか。ほれ、もう少し深いほうがいいか?」

弱々しくかぶりを振る詩音を無視し、中指をさらに深く……第一関節が埋まるくらいまで沈めた。

「はあぅ……! くぁ……や、やめて……やめてよぅ……」

……あれ、敬語じゃない……?

「……こ、こんなのやだよ……もうやめてよぅ……ううぅ……っく……ひっく……」

……泣き出してしまった。
さすがに泣かれてしまえば、こみ上げる罪悪感に抗う術はない。
俺は指をゆっくり引き抜くと、詩音の髪を撫ぜてやった。

「……悪い。ちょっと悪ふざけが過ぎたな」
「……ひっく……ぅく……ひっく……」

しゃくりあげる詩音は、非常に魅力的なのだが。
今はそれ以上に罪悪感が強い。
…………反省。
440名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:48:06 ID:YPst5ovc
「詩音、ごめんな……? もうこんなことは……」
「……ひっく……っく…………ふ、ふふ……ふふふ……」
「…………詩音……?」

詩音の様子がおかしいことに気づくのが遅すぎた。
俺は、ようやく立場が逆転しつつあることを悟る。

「……って、おい……!?」

詩音は足を絡め、俺の身体をガッチリとホールドした。
……まるで獲物を逃がさないかのように……。

「……圭ちゃん。私、今までは手加減してた、って知ってました?」
「……て、手加減……?」
「でも、圭ちゃんがあんなことするなら、私だって遠慮する必要はないですよね」
「……い、いや、意味がわからないんだが……」

呆けている俺を無視し、詩音は俺の膝の裏を…………おぉぉおおぉおおおお??!

「……ちょ、ちょっと……まて……これは……?!」
「さっき言いましたよね? 圭ちゃんのビンカンなところなんて全部知ってる、って」
「……だ、だから……なんでそんなことを……」
「……圭ちゃんって、一旦寝ちゃうと何をしても朝まで起きないんですよねぇ……」
「そういうことかぁーーーッッ!!!」

詩音はさらに俺の性感帯を刺激し続けた。
そして、そのたびに俺自身が詩音の中をかきまわす……。

「んんっ……! ……ふふ、こうして繋がっていると、圭ちゃんと一緒に気持ちよくなれるんですね……嬉しいな……」
「……し、詩音……うん、俺も嬉しい……だからさ、だから……せめて……避妊具くらい着けさせてくれ……」

俺はもう、虚勢を張ることすら放棄していた。
せりあがってきた射精感が、すぐそこまで迫った限界を知らせている。

「……いいですよ……圭ちゃんの精を……私に……ください……」
「よくないっ!! よくないだろっっ!!?」

強引に拘束を振りほどこうにも、下半身に力が入らない。
そして、耳の裏を舐められた瞬間に……頭の中が真っ白になった。
441名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:48:49 ID:YPst5ovc
「……ハッ……ハッ……ハァッ……!」

……あまり考えたくはないが、状況を整理してみる。
詩音は恍惚の表情を浮かべ、俺と同じく荒々しい呼吸を繰り返している。
下半身には射精後特有の気だるさ。
そして、相変わらず俺の身体に絡まる詩音の足……。
つまり、俺は詩音の中に……。

「……うっそだろう……」

……嘘だ嘘だ嘘だ……。
……本気で泣きたくなってきた……。

「ばっかやろぉぉぉおおおおおッッッ!!! 妊娠したらどうすんだよッッ!!?」
「……だぁいじょうぶですってば。今日は安全日ですから」
「そういう問題じゃ……!」
「圭ちゃん。そんなことより……んっ……」

……詩音がねだってきたので、仕方なくキスしてやる。

(……くっそぉ……俺は尻に敷かれてるのか……?)

俺は詩音と舌を絡ませながら、今度からは最初から避妊具を着けようと誓っていた。
442名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:48:56 ID:wDrjvrfT
>>429
なんかマジメで、結婚するまではシなさそう
んでムラムラした723が他の男味見しそう。
何故かそんなただれたイメージが頭から離れない
443名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:52:10 ID:SzPlvHSe
暁は夏美に都合良すぎるキャラだよな
あんな男、というか出来た人間はいない
444名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 06:20:55 ID:ez5Ns29b
>436
GJといいたいところだが……
なんで圭一と詩音がこういう状況に…?というのがはっきりしないから、いまいちすっきりしなかった…
445名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 07:20:32 ID:J62cZSMU
>>936
GJ!
この二人らしくて燃えたぜ!
この二人が、普通に付き合ってたら、こんな感じなんだろうなぁって感じがよかった
446名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 07:23:40 ID:J62cZSMU
>>436だ・・・
447名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 08:20:52 ID:jPR74pli
>>436 悟詩以外受け付けない人が多いってだけでなかなかだと思うぜ。
448名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 10:43:28 ID:XJ+BsGpW
圭一と詩音が組むと加速しっぱなしになりそうで怖いなw
449名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 14:21:02 ID:/LCxfYWh
>>436
俺は圭詩モノが見たかったのでGJ!
やっぱり圭詩は勢い重視で一気に行ってしまいそうだよなw
450名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 14:35:36 ID:wDrjvrfT
>>436-
GJぶったぎってスマソ
451名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 19:40:07 ID:2B2NgwRd
アニメ二話エロス。
452名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 00:54:45 ID:ER8I0UHo
園崎姉妹のブルマが妙に食い込んでいることについて識者のご意見を賜りたく候
453名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 01:51:57 ID:pQot5Mnd
空気読まずに保管庫の作品で好きなのを挙げるテスト

必要悪の夜といいキャッツファイト!といい、梨花×詩音はワロスな展開があって大好きだ
このCPに期待してみる
454名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 21:40:28 ID:VzIQO83f
↑俺は赤坂×梨花だな。 
455名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 01:16:50 ID:TzKnYkhZ
>>451
くすぐりの刑で、圭ちゃん写生大会が基本かしら?
456名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 01:49:05 ID:32FXXcMO
アニメ2話見た。えろすぎワロタ
魅音詩音達がK1襲ったりK1がおっきしたままレナ襲ってたらとか考えたw
457名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 09:49:52 ID:sIyTgtDo
馬鹿にされたK1が子供達をレイプ

続いてやってきた梨花ちゃんをレイプ未遂

しかしやって来た魅音詩音沙都子連合にレイプされる

腹いせにレナを5人でレイプ

騒ぎを聞いてやってきた知恵先生を6人で以下略
458名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:28:52 ID:cvRSweBK
夏美こねーかなぁ…
459名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:55:38 ID:mPez/ww5
白梨花モノ希望
460名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:56:31 ID:fmMs6Uq5
スジてっぺい
461名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:26:52 ID:ILLs0L8Q
黒魅音や黒沙都子も見たい
462名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:39:11 ID:gR5IYRua
魅音と沙都子は性格や設定もあって黒く書きにくい気がする。
463名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:55:22 ID:gwZM4Yc7
沙都子はL5発症させれば無理矢理黒化出来そうだが、魅音はキツそうだな
というか、黒魅音より白梨花の方が想像つかない俺です
464名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:10:47 ID:Qg6L4Mat
頭首モードとか部活モードとか…だめ?
ちなみに黒沙都子は賽以外でw
465名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:21:22 ID:Wjd6Li+1
魅音頭主モードも結局詩音の後に罪悪感から爪剥ぎまでしてる辺り、
根までは黒くなってないだろうし無理してるんだろうからなぁ……
466名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:22:20 ID:yy1Wv+zu
いつまでたっても女の子扱いしてくれない圭一にプッツンして逆レイープとか……
梨花のワイン間違えて飲んで酒乱モード入りとか……
467名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:29:19 ID:SqxgJjIf
99 :06/05/21(日) 22:21:32.44 ID:JgNMK0cu0
立ち上がろうとした途端、鷹野さんが言った。
「前原君は、その・・・したことあるかしら?」
「・・・え?したって何・・・」
何の事か分からなかった。

ただ前後の会話とは全く関係のない話であるということは、鷹野さんの雰囲気でなんとなく伝わってきた。
「ふふふ、分かってるんでしょう?さっきから視線が泳いでいるわよ?」
鷹野さんはそう言うと、今にも見えそうなくらい短いスカートにもかかわらず、わざとらしく足を組み替えた。
(・・・見てはいけない!)
鷹野さんという動物が俺を食べてしまいそうな、そんな感覚に襲われていた。
「こんな狭い個室に、看護婦さんと二人きりですものねぇ。」
艶のある視線で釘付けになりそうだ・・・。
視線をそらし「帰ります。」この一言を言おうとした時だった。
「あらあら、そんなに固くなっちゃって。」

・・・不意を付かれた。
鷹野さんは、後ろから俺を抱きしめる姿勢になっていた。
そして耳たぶに触れるか触れないかのところでつぶやく。
「お姉さんと、してみたくなぁい・・・?」
やわらかい吐息で、全身がしびれる。
脳が溶け出しそうな感じだ。
「緊張してる顔、すごくいいわ。」
白くて長い指が腰の辺りを優しくなで、その行く先には

(省略されました 続きを読むにはワッフルワッフルと書き込ん…ガリガリ
468名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:31:06 ID:SqxgJjIf
>>463>>466
梨花ちゃまは、魔女ぶってるプロ級の小学生だから
赤坂に優しく、さすられたら途端にに借りてきた猫になる
469名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:34:26 ID:Qg6L4Mat
白梨花はループ1回目とか?
なるほど、沙都子は作中でL5化してるからそこから派生させることも可能だな
魅音は…だめだ、頭首モードでもじきに崩れて受けになる図しか想像できない…
無謀な夢だったか…
>>466
酒が入って泣き上戸になり逆レイプとか
…うーん、それって黒なのかw

>>467
わっふるぁああ
470名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:48:45 ID:XZMGxBhp
最後にワッフルと書き込んでくれって書き込みを見ると、ついついあの書き手さんが帰ってきてくれたのかなーなんて思ってしまう。
なんだか、祟り編で圭一と電話して「あなた悟史君なんでしょ?」と言う詩音みたいな気分になる。
471名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:52:28 ID:Wjd6Li+1
470に期待してたのにw
472名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:53:04 ID:Qg6L4Mat
>>471
同じくw
でもいつか続きを描いてくれると信じてる
473名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 01:48:07 ID:3R1nMIZS
部活メンバー×山狗って完結してないよね?
474名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 02:11:28 ID:g/+8GACK
475名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 02:15:55 ID:Jwx09CKb
レナ看病も完結してないし
476名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 02:32:32 ID:Qg6L4Mat
未完の名作が多いよなぁ
477名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 10:27:04 ID:a3B7dYQs
鬼畜王の続きを全裸で待ってる俺が来ましたよ
478書き置き ◆DzyKP0eLn6 :2007/07/16(月) 12:04:34 ID:jVT9GcYa
というわけで(?)ちょっとだけ帰ってきました。
同人の原稿で忙しくて、投下しようと頃合を計ってたら、
いつのまにか470オーバーにw
今の同人の原稿が終わったらまた書かなくなるかもですが、
またうみねことかでやるかもしれないんで……

では、そろそろ自重とか言われそうですが、
わっふるの続きをどうぞ。

タイトルは「書き置き」
今回は「圭魅に見せかけて圭レナ、しかも15禁ぐらい」というブツです。
479書き置き ◆DzyKP0eLn6 :2007/07/16(月) 12:05:09 ID:jVT9GcYa
あくまでも手が滑って魅音の乳房に触れてしまう。
グッバイ、理性。
ハロー、好奇心。

やわらかい。
俺の頭は、そのことで一杯になってしまった。
脳が焼けると言えばいいんだろうか。
雛見沢の夜は涼しいけども、昼はまさに真夏。
言うなれば、頭だけが真昼に取り残される夢を見ているようだった。

「ちょっとぐらい……いいよな? 魅音?」
「……う……ん……」
それは返事なんてものではなかった。
ただの、「う」と「ん」だった。
脳では理解している。
でも俺の脊髄は、魅音の体に触れるように命令する。
「やわらかい……」
胸だけじゃない。
魅音の体は、いたるところが柔らかかった。
女の子だ。
女の子の体なんだ。
腕も、顔も、腰も……
本の少しだけ撫でてみる。
すると魅音が、寝返りをうって俺の方から離れていった。
480書き置き ◆DzyKP0eLn6 :2007/07/16(月) 12:06:07 ID:jVT9GcYa
「や、やばかった……」
「何がやばかったのかな? かな?」
俺の背中から声が聞こえてきた。
同時に、頭のてっぺんからつま先まで、すっかり麻痺して凍りついてしまう。
「あ、れ、レナ? 起きてたのか?」
「うん……で、圭一くん、何がやばかったの?」
声のトーンが明らかに変わる。

「あ……いや、ちょっと漏れそうでさ、トイレ行ってくる」
「ふーん……そうなんだ。ところで魅ぃちゃん知らない? 私の隣で寝てたんだけど?」
「え、あ、向こうに居るぞ。じゃ、行ってくる」
「うん、行ってらっしゃい」
俺は足早に、トイレへと駆け込んだ。
本当は何もしたくはないが、すぐに帰ったのでは怪しまれる。
しばらく待ってから、俺は元の部屋へと戻った。

戻ったらレナが正座して待っていた。
すいませんすいません、本当すいません。
いちご柄のパジャマなんか着ているレナだが、
目が思いっきりマジだった。
そのコントラストがたまらないが、たぶんここで固まっていても、
何も始まらない。

「座って、ここ」
「は……はい」
俺はレナの前に、おとなしく正座した。
「圭一くん、信用されてるんだよ? 魅ぃちゃんだけじゃない、梨花ちゃんも沙都子ちゃんからも」
「……はい」
「だから私も賛成したの。本当はいけないことだけど、
魅ぃちゃんが夜遅くまでトランプしたいって言うからね」
「……はい」
レナは、俺が返事をする間を、話の途中途中で作った。
それが、俺の会話の参加性を高めて、レナの威圧感を一層加速させるものとなってしまった。
481書き置き ◆DzyKP0eLn6 :2007/07/16(月) 12:06:38 ID:jVT9GcYa
「それで、圭一くん信じてたのね。私。
そういう人じゃないって。
だって、たった六時間ほどだから。
圭一くんは他の男の人とは違う。だよね?」
酷な質問だった。
「あ……う……ご、ごめ、ごめんなさい」
「何? なんで謝るの?」
「え……その……み、魅音の体に触ってごめんなさい」
「さ、触ったの……圭一くん……」
レナがうろたえた。
もしかして、ただ体を密着させただけだと思っていたのだろうか。
少しまずいことを話してしまったのかもしれない。

「何でそんなことするかなぁ……もういいや、とりあえず違う部屋行こうか?」
「……はい」
俺はレナに連行されて、隣の空き部屋に、後ろから押されるように押し込められた。
「痛っ!」
「本当、最っ低!」
俺はそのレナの言葉に、何故か怒りを感じてしまった。
悪いのは確かに俺だ。
でも、そこまで悪かったか?
俺の年ぐらいなら、誰だってあんな好奇心持つだろう?
それに、俺は過ぎた事なんかしていない。
それなのに、なぜ俺はそこまで言われなくちゃならないんだ?
レナは俺の何だっていうんだよ?

それは、いけない考えだった。
魅音やレナは、俺の友達。
友達だったから……怒りを感じた……のだろうか。
俺の腕は、きびすを返そうとしたレナに向かっていた。
「きゃ」
「ちょっと待てよレナ、確かに俺が悪かったよ、でもなぁ、そこまでするか?」
「け、圭一くんが悪いんでしょう? ちょっと、やめてよ、圭一くん!」
「なんだよ、レナ? 何でそんなに怒るんだよ?
大体きっかけは魅音の寝相の悪さだし、俺が原因じゃないだろ?」
俺はレナの腕を強く掴んだ。

「痛い、圭一くん……怖い……やめて……」
レナの声が涙声になっていく。
そこで俺は、腕を掴んでいなかったことに気付いた。
俺はまたしてもやってしまったんだ。
でも、こんなことがなんだっていうんだ?
体触られたぐらいでなんだって?
「おい、レナ、なんだよ? こんな程度でお前は怒るのかよ?
なんなら俺の胸もこうやってやってみろよ?」
無論そんなことしようとしても出来るもんじゃない。
俺の洗濯板みたいな胸と、レナの魅音ほどは無いものの、
女の子の主張としては十分すぎるほどのふくらみとは、
同じ生物の同じ部位とは思えないほど違う。
482書き置き ◆DzyKP0eLn6 :2007/07/16(月) 12:07:10 ID:jVT9GcYa
「やめて……やめてよぉ……ひっく……やめて……」
俺は揉むだけでは飽き足らず、撫でるようにして、
レナのパジャマの前ボタンを外した。
普段の俺ならブルって出来ないようなことでも、
怒りに駆られた今なら別だ。
「なぁ、レナ? これぐらいならいいだろ?」
レナの桜色の部分が、可愛らしく突き出ていた。
もっと小さな頃の本能なのか、俺はそれに吸い付くようにした。
「ひあっ……やめて、本当、圭一くんっ!」
レナは俺の頭を押さえつけるようにしたが、レナの力では俺の頭は離れない。
俺が体全体で向かっているのに対して、
レナはその華奢とも言える両腕で押し返そうとしているのだ。
腰も足も入らない、へたりこんだその状態で、俺への抵抗なんか出来るはずは無いのだ。

俺は知らぬ間に、レナの背中まで手を回していた。
いつしか口の動きも、今までの吸うのから嘗め回す動作に移行していた。
「……圭一くん……圭一くん……ごめんなさい、ごめんなさい、もうやめて……」
レナは俺の頭から手をどけて、自分の顔を押さえつけるようにした。
レナの両瞳から雫がこぼれて、もはや汗と唾液だらけになったレナの胸へと伝っていく。
「レ、レナ、俺、ダメだ、どうしよう、レナが好きだ、レナが」
「きらい……圭一くんきらい……乱暴なことする圭一くんなんかいやなの……元に戻って……」
それは追放の言葉だった。
レナの世界から、今の俺は排除された。
それは孤独なんかじゃない。
いつか終わるものなんかじゃないんだ。
永遠に一人なのは、死ぬのと同じ。
生きているっていうことは、他の存在と一緒に居れるということだから。

俺は死なない。
死にたくない。
レナが好きだから。
好きって言ってしまったから。
きらいって言われてしまった。
俺の中の全ての力が抜けていくのを感じた。
483書き置き ◆DzyKP0eLn6 :2007/07/16(月) 12:07:41 ID:jVT9GcYa
俺は泣いていた。
レナから離れて泣いていた。
壁に寄りかかって、息を切らしたレナが、俺の名前を読んだ気がした。
俺はその方向を見る。
酷い姿だった。
こうしたのは自分だった。
誰が誰を好きだって?
レナをこうしたのは誰?
俺はレナが好きだから、
レナをこうしてしまったやつを許せなかった。

「あ……ああ……あああああああああ!!」
夜中だったから、俺の情けない叫びが良く響いた。
静寂が何よりも大きな音を、俺の耳にたたきつけてくる。
かすかに動く音がする。
俺のほうによって来る音がする。
座った姿勢のまま、土下座するようにうつぶせになった俺に。
慈悲深い人が言った。

「圭一くん……きっと、明日になったら元通りだから……レナも頑張るから……
圭一くんも頑張って……」
そう言ってレナは、俺が伏せた部屋を後にする。
遠くで水を流す音が聞こえた。
俺が汚してしまった体を洗う音だ。
俺はそのかすかな音を聞きながら、畳の上で寝てしまった。
484書き置き ◆DzyKP0eLn6 :2007/07/16(月) 12:08:17 ID:jVT9GcYa
翌朝、魅音に蹴飛ばされた。
「おっはよーう、圭ちゃん、あらら? 今朝は元気ないねぇ?」
魅音の目が俺の股間へと移る。
「ん……ああ、おはよう……朝から濃いな」
「おじさんは朝から牛丼だってイケるよぉ!」
「そうか、よかったな」
ものすごい適当な返事をしたせいか、俺の着替えを魅音は思いっきり叩きつけた。
「さっさと着替えて! おじさんが見ててあげるから!」
「見るなっつーの!」
俺と魅音が会話しているのを除く、一つの目線があった。
その目線はすぐになくなって、足音ごと居間の方へと消えていく。
「あ、レナは?」
「レナは朝ごはんの支度してるよ? そろそろ呼びに来るはずだけどなぁ?」
俺は魅音の目がほかにそれてる隙に、ズボンをはき終わった。
「あっ! まぁいいや、まだ上が残ってるし」
「俺の裸を見て何が楽しい!」
「べっつにー、裸っていうより反応みてるのが楽しい。ま、着替えたらすぐ居間に来てね」
そう言うと、魅音は歩いていった。

俺は少しの違和感を感じていた。
なぜ俺に質問をしなかったのだろう。
なぜ隣の部屋に居たのかと、問いたださなかったのだろう。
答えは一つだった。

元の世界に戻るんだ。
レナの望む全てを、俺が叶える。
それが俺の贖罪だから。
涙をいくら流そうが、何度謝ろうが、
それには到底敵わないのだから。

居間にはご飯と、魅音と、書き置きだけがあった。
魅音は笑顔で応対し、俺は炊きたての白いご飯を口へと流し込む。

書き置きはまだ開けていない。

書き置き―完―
485 ◆DzyKP0eLn6 :2007/07/16(月) 12:13:17 ID:jVT9GcYa
オリキャラ論争の種になったり、
作者自重しろの種になったり、
色々問題起こした私ですが、
感想くれたりGJくれた人に感謝を。
ここは初めてエロを書けるようになったところだし、
ここのおかげで執筆速度も上がったりしました。

このスレに幸あれ!
また暇になったら時々投下するかも!
486名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 16:02:51 ID:Qg6L4Mat
>>479-484
続きktkr
魅音好きだけどレナも好きだから、思春期らしく切なくてよかった
うん、切なくて…(´;ω;`)ブワッ
487名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 16:57:59 ID:/O1PSWbO
完って・・・このまま終わらないよね?
こんなん悲しすぎるよ(つд`)
488名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 17:53:42 ID:SLC1RmXJ
>>485
何という切なさ。GJ。
あんた……しばらく見てなかった内に腕上げてない?
489名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 20:45:38 ID:DcZ0H7M/
>>485
知らないふりをしている魅音も書き置き残して消えたレナも切ないよ
暇になったら是非続きを頼むっ
このまま終わるなんて悲しすぎる…
490名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 22:52:02 ID:KpPeFdfw
こうしてまたこのスレに新たに神が降臨なされたのであった。

という訳で続編超キボンヌ。
このままじゃ余りに切ないぜ…
491名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:32:55 ID:LuYtzike
あぅあぅ、まさか続編希望されるとは思わなかったのですw
執筆活動始めてから、続きを書いてくれって言われたのは初めてかも……

腕が上がったのは……まぁ、色々と経験したからでしょう。
色々とw

続編というか、妄想の種になったらいいなぁ的な引きを作ったつもりでしたが、
生殺しでしたか。

同人の原稿、半分以上終わってるので、
また続編書いてみたいと思います。
というか、調子悪かったから、ここで感想貰って元気出ましたし、
そのお礼ってことで!
492名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:47:54 ID:ERGeMgkI
続きを書いてくれるんですか!?
全裸でwktkして待ってます!!
493名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:02:17 ID:r7yzrGIh
>491
執筆宣言ktkr

原稿も続きも超がんがってくださいっ!!
494名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 03:52:29 ID:OwdRmpo0
>>491
貴様童貞を捨てたな!?
495名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 07:30:07 ID:CgWhyFyd
572 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2007/07/16 12:43:41 ID:s4Bep0wC
そんなに禁則事項して欲しいんなら禁則事項してやんよwwwwwwwww

・○○の○○で○○○○は○○、本当は○○○○に○○○で*されている

・○○は○○○○○○になっており○○の○○で眠り続けてる

・○○は*んでも○○を引き継いでやり直せる、既に○○以上は○○○している

・○○と○○と○○は仲間だが○○は裏切る

・○○の○○は○○○

・○○は○○に○○を打たれて*される

・○○し&○○し編では○○は○○さんに○○○○出されて殺される

577 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2007/07/16 13:49:08 ID:q5ojsYuV
>>572

・入江の変態でロリコンは演技、本当は葛西と茜にレイプで卸されている
・圭一は実はおんなになっており秘密の花園で眠り続けてる
・皇帝は死んでも特技を引き継いでやり直せる、既に5人以上は無駄死している
・海砂と魅上と高田は仲間だが相沢は裏切る
・冨竹の時報は腹時計
・亀田は梨花に安打を打たれて晒される
・現壊し&鬼曝し編では作者は編集さんにダメ出し出されて殺される


これで間違いないな
496名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 10:40:45 ID:fdPt6C4W
>>495
どんなコピペだよ
497名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 19:36:37 ID:FGL0ZC8x
>>478
アメリカからの発信だったから、ラグが生じたのさ。
日本からやれば>>470になってた。
498名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 19:46:19 ID:VCSEiCB0
同人の方、量削ったので早く決着つきそうです。
他にも(表で)リクが二件あるのですが、
なんとか来週中か……とにかく今月中には続き書けそうです。

では、作品の続きが完成するまで一住民に戻ります。

あ、ちなみにまだ童貞w
499名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 19:53:25 ID:FGL0ZC8x
>>498
IDがバイスシティストーリーズ
500名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:31:57 ID:EoQj2AMw
ちょっと質問なんだけど、大石がL5を発症する可能性ってあるよね?不自然すぎ?
そんなパロを考えてるんだけど…誘い受けみたいでスマン
501名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:35:12 ID:bPuoPRJ8
いや、不自然ではないかと。
大石が発症するとなると、園崎家私怨で魅音をレイプとか
エロパロ的にはそんな感じのシチュが考えられるな…読んでみたいw
502名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:44:43 ID:oDcFGdGM
暇潰しで麻雀に負けた腹いせに大石とサトさんとおやっさんによる赤坂への集団レイプ
503名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 23:34:44 ID:oVo9j3m0
>>500どんとこい

・羽入のタバスコプレイ
・レナのカタキウチにリナを*す
・リサ×リナ
・バニータカノを押し倒す大石
なんでも来いだぜ
504名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 23:42:08 ID:EoQj2AMw
>>500です。レスありがとうございました。
>>501
すいません…まさにそれなんですがwもうちょっとなんか捻るようにします。
505名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 23:43:42 ID:bPuoPRJ8
>>504
うはwテラミタスwww
投下楽しみに待ってますです
506名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 01:26:56 ID:3KwOO8rG
大石はクラウドよりもL5よりも普通の状態の方が一番怖い気がするな
507名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 01:43:06 ID:/LZtltXb
>>504
読みてぇぇぇ!!!!待ってます
508名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 02:32:35 ID:EQsP1Hle
>>504
な、なんて素敵なシチュエーションww
楽しみにしてるよ
509名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 14:11:08 ID:eMrTTfCK
つくづく魅音は受けだな
ツマンね(´A')
510名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 14:12:39 ID:Et0tuiXI
      , -―‐-、_
    ,/      `ヽ、
  __/V / , iヽ/i ,  、ヽ
  / .iミl .l ,ハl  l/l/i l .|
  | !ミ| レ -‐‐  ‐- l .ハ/  
  | トi、{"   r┐  }/    みおーん
  | | ヘ|ゝ、__ _.,イレ     
  | | ./`, `━' `ヽ、     
  | | 〈ヘ/     )、〉
  | | | |、  _ ノ. |
 人リ | |/二/ /ニヽ|
511名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:43:08 ID:fXlJoE+K
魅音が攻めってことは
おっぱい押し付けたりとか
512名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:45:20 ID:TTbrK/Qc
>>501で思い出したが、
同人誌・雛見沢四天王 ソウルブラザー!
でみおんwに使われてるアナル開発道具はなんて呼ぶんだぜ?
513名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:50:04 ID:VgA77Bbq
魅音の攻め…祭具殿に入った圭ちゃんを頭首モードでお仕置き☆

「や、やめろ…魅音…やめてくれ……アッー!」
514名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:11:37 ID:j2MGQZnh
>>511
押し付ける側が泣きそうになってるのが目に浮かぶw
頭首モードなら少しは強いかもしれないが
515名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:28:31 ID:LDl44Cut
>>504
どうせならありがちな魅音よりなぜかネタにされない茜さんのほうが見たい。
516名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:59:10 ID:eMrTTfCK
>>515
激しく同意
なんか魅音の受け見飽きた
圭一がMで魅音が攻める方が新鮮な気がする
517名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:01:46 ID:p1sosjRF
人妻を無理矢理レイプw
これに期待せざる得ない
518名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:06:08 ID:qURA74YY
それはそれ、これはこれで。
ありそうでなかった>>500の大石×魅音に期待
魅音攻めも中々ないな。
519名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:10:30 ID:GKMXYsMw
みおんはドMだからなぁ。
鷹野の次に。
520名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:14:46 ID:vBUskHDG
60近いおっさんが15のガキをやるから狂気なエロスを感じるのさ
521名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:22:44 ID:TerPlGUf
胸に輝くMマーク。
522名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:24:55 ID:ixDhqiga
>>519
梨花ちゃまは?
…あ、ある意味鷹野よりSっ気強いな

おりょうちゃんの自慰ネタ希望
523名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 04:17:41 ID:TKpQ6gLP
>>516
職人の意欲を削ぐような発言は慎めよ。
お前の好みなんて誰も聞いてないんだから。

俺も>>500を応援してるぜ。
524名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 06:36:08 ID:mPYUh0y4
突っかかるほどの発言じゃねーだろ……
525名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 07:09:38 ID:T5sBC6h4
じゃあおじさんがここで1発古より伝わる名言を一つ

( ・3・)オマエモヌェー
526名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 07:26:12 ID:gIt1TSLF
今頑張って水車小屋で魅→k1を考えてるんだが、そこに至る過程がどうしても思いつかない…orz
だれかボスケテ
527名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 08:09:24 ID:+HOzyzSA
>>523は*おんw
528名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 09:42:48 ID:uEIV8EmL
このスレはSS書きに対して甘すぎる。
飴だけじゃなく、ときには鞭も必要なんだぜ。
529名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 10:10:10 ID:p1sosjRF
いや、中々厳しいと思うぞ
叩くときは徹底的だしな
イチローがいい例だ
自分の思う作品が出ないとひがむ奴もいるし
530名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 10:33:49 ID:D/Zs7lZo
>>528
それはお前が傑作を書き上げた上で言ってくれ
第一、駄作に対してはスルーが一番効果的だろうが
531名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 10:59:22 ID:uEIV8EmL
俺は駄作だろうが作品には敬意を表するよ。
ただこのスレの職人は余計なことを喋りすぎ。
532名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 11:01:37 ID:D0V9ee2x
>>526

仕事を手伝って欲しいと水車小屋に呼び出された圭一。
しかしそれは、魅音の狡猾な罠だった。

「圭ちゃんの純潔はおじさんに穢されるために築き上げてきたんだね」


とりあえず、魅音の感情を爆発させてしまえばよろしいかとw
533名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 11:30:35 ID:p1sosjRF
>>532
wktk
534名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 11:39:04 ID:R5yipbTH
>>532
その書き込みを見て(・3・)を思い浮べた俺は負け組。
535名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 16:54:37 ID:Q3Xflpha
>>532
感情の爆発ならこれに勝るものはあるまい。


魅「わたし、圭ちゃんにとって、なんなのっ!! ねえ? 圭ちゃんにとって、わたしはなんなの……単なる、友達なの?
ねぇ、教えてよ!! 圭ちゃんにとって、わたしはなんなの!? 圭ちゃん、圭ちゃんの方から(中略)
わたし、圭ちゃんにいっぱい、アプローチしたのに……。それでも圭ちゃんは気付いてくれなくて……。あの図書館でのことは、わたしの精一杯の勇気だったんだよ……
なのに、圭ちゃんは答えを出してくれなかった……。わたし、怖くなった。
もしかして、圭ちゃんは、わたしのことなんて、どうでもいいと(中略)
もしかしたら、わたしのこの想いは、圭ちゃんにとって迷惑なものなのかもしれない。そんな風に、わたしは考えるようになってきた。
だから、やっぱりわたしは圭ちゃんと友達でい続けようと思った。
圭ちゃんにとって、わたしってなんなのか……。それを考えるだけで、怖かったから。友達なら、こんな想いをしなくてもすむと思ったから……
わたし、このままでいいと思った……。わたし、このままでもいいと思ったのに……
でも、(後略)


ここまで書いても全体の四分の一にも満たないんだぜ?
536名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:05:55 ID:qURA74YY
>>535
さあ残りの四分の三を書くんだ
537名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:12:12 ID:SQBg5dro
楽よね、妹キャラ
538問い詰め:2007/07/19(木) 17:28:29 ID:Q3Xflpha
>>536
書いた。ネタ嫌な人は問い詰めでNGしとくれ

わたし、圭ちゃんにとって、なんなのっ!! ねえ? 圭ちゃんにとって、わたしはなんなの……単なる、お友達なの?
ねぇ、教えてよ!! 圭ちゃんにとって、わたしはなんなの!? 
圭ちゃん、圭ちゃんの方から、わたしにキスしてくれたことないじゃないっ!!
圭ちゃんの方から、わたしを抱き締めてくれたことないじゃないっ!!
わたし、圭ちゃんにいっぱい、アプローチしたのに……。
それでも圭ちゃんは気付いてくれなくて……。あの図書館でのことは、わたしの精一杯の勇気だったんだよ……
なのに、圭ちゃんは答えを出してくれなかった……。わたし、怖くなった。
もしかして、圭ちゃんは、わたしのことなんて、どうでもいいと思ってるんじゃないかって。
わたしは、だから怖くなった。『好き』って一言を、圭ちゃんに言えなくなった。だって、拒絶されたら怖いもんっ!!
わたしの気持ちは、鬼隠し編の時から変わってない。だけど、圭ちゃんの気持ちは、わたしにはわからなかった。
わたしは、圭ちゃんとは撲殺の思い出しかもってない。だから、圭ちゃんとの新しい思い出を作ろうって、わたし、必死だった。
わたしも昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって必死だった。圭ちゃんの好きな女の子になりたいって思った。
でも、どんなに頑張っても、圭ちゃんがわたしをどう思っているのかわからなかった……。わたし、こんなに圭ちゃんのことが好きなのに……
もしかしたら、わたしのこの想いは、圭ちゃんにとって迷惑なものなのかもしれない。
そんな風に、わたしは考えるようになってきた。だから、やっぱりわたしは圭ちゃんと友達でい続けようと思った。
圭ちゃんにとって、わたしってなんなのか……。それを考えるだけで、怖かったから。友達なら、こんな想いをしなくてもすむと思ったから……
わたし、このままでいいと思った……。わたし、このままでもいいと思ったのに……
でも、詩音達がバカップルになって、わたしは本当に一人ぼっちになって……。そしたら、このままじゃ嫌だっていう気持ちが湧いてきて……っ
そして、やっぱりわたしは、圭ちゃんのことが忘れられないんだって思ったの。思いが抑えられなくなってきちゃって……っ
だって圭ちゃんは、わたしの初恋の人なんだもの……。ずっと、ずっと好きだったんだもの……
539名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:30:21 ID:Q3Xflpha
わたしは……わたしは……っ。圭ちゃんのこと、わたし、鬼隠し編の頃から大好きだった。
だから鬼隠し編の頃、圭ちゃんに仲間じゃないって言われたとき、すっごく泣いたんだよ。すっごく泣いたんだから……っ。
でも、圭ちゃんとは笑顔で付き合いたいと思って。好きだったから、圭ちゃんにわたしの笑顔を覚えていて欲しかった。
そして、いつかまた、圭ちゃんと遊べるって思って……。
だからわたしは、圭ちゃんのお見舞いのあの時、精一杯の勇気を振り絞ったんだよ。
落書きしようと悪戯したよね。わたしにとっては、あれは精一杯の勇気だった。
もしかしたら、圭ちゃんともう遊ぶことはないかもしれない。でも、わたしはそうしても圭ちゃんが好きだった……。
圭ちゃんとの繋がりを消したくなかった……っ。だから、悪戯をしたんだよ。
あれは、圭ちゃんにとって、ささいな悪戯だったのかもしれないけど……。わたしにとっては、とても大切な悪戯だったの……っ
たとえ嫌われても圭ちゃんとの関係を、唯一、繋げてくれる悪戯だったから……っ。
圭ちゃんがあの悪戯を受け入れられなかった時、わたしは本当に悲しかった。だから無言で殴られたんだよ……っ
でも……。本当に長かった……。圭ちゃんとの再会までの時間は、わたしにとっては本当に長かった……。わたしは、一生懸命におはぎを作り続けた。
いつか、このお菓子が圭ちゃんの舌に届くんじゃないか、って……
でも、世界を経るにつれて、こんなことをしても、意味がないんじゃないかって思えてきた……。
だって、こんな小さなおはぎの味なんて、こんな大勢の人がいる世界で、圭ちゃんの舌にだけ届くなんてありえないもの……っ
それでも、わたしはこのおはぎにすがるしかなかった……。あの悪戯にすがるしかなかった。
わたしにとっての、圭ちゃんとの接点。それは、このおはぎと、あの悪戯しかなかったから……っ
そして、何度目のループのとき……、この世界に移ってきた時……。わたしの願いが、ようやく届いた……
分校の教室で……。圭ちゃんが立っていた……。圭ちゃんは最初、わたしのことがわからなかったみたいだけど……
わたしには、すぐにわかった。心臓が張り裂けそうだった。心が……飛び出しそうだった。
そして、これが最後のチャンスなんだって思った。神様がくれた、最後のチャンスなんだって。
わたしの気持ちを圭ちゃんに伝える、神様からの最後のチャンスなんだ、って……っ
だけど、圭ちゃんは、昔と一緒で、わたしの想いには全く気付いてくれなかった。だからわたしは、圭ちゃんに行動で知らせようと思った。わたしの想いを……
でも圭ちゃんにとって、わたしはいつまでも、学校の親友のままだった。わたしにとっては、精一杯の勇気だったのに……。
圭ちゃんはわたしのそんな心に、気付いてくれなかった……っ
だから、わたしは怖くなったの……。もしかしたら、わたしのことを、圭ちゃんはなんとも思ってないんじゃないか……。だから、最後の賭けだった……っ
図書館での勉強会……。でも圭ちゃんはやっぱり、何もわたしに、示してくれなかった……
わたし、本当に怖くなって……。圭ちゃんの気持ちが、わからなくなって。だからこのまま、親友の関係でいいと思った……
でも、詩音達がバカップル化して……
540問い詰め:2007/07/19(木) 17:31:29 ID:Q3Xflpha
……わたしにだって、わかってた。圭ちゃんが、鬼隠し編の時とは違うってこと。
でも、わたしには鬼隠し編の時の圭ちゃんの思い出しかなかったんだもんっ。
悟史と詩音みたいに、症候群の治療中から今まで、ずっと一緒にいられたわけじゃなかったんだもんっ
圭ちゃんとの空白との時間……。それを取り戻そうと、わたしは必死だったんだよっ
そして、わたしも変わろうと必死だった。過去のわたしじゃなく、あたらしいわたしになろうと必死だった
そうすれば、圭ちゃんはわたしに振り向いてくれるんじゃないか……。
親友のわたしじゃなくて、新しいわたしなら。圭ちゃんは振り向いてくれるんじゃないか、って思ったの……っ
だから、詩音のふりだってしたんだよっ。わたしも、変わろうって……っ。昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって。
だけど、それでも圭ちゃんはわたしを見てくれなかった……っ。圭ちゃんは最後まで、わたしを見てくれなかった……っ
嫌いなら嫌いって、はっきり言ってよ……っ!! わたしに気のあるそぶりを見せないでよっ!!
今、ここで、わたしのことが好きなのか、答えてよぉ……っ
そうしないとわたし、圭ちゃんのこと、いつまでも想い続けちゃうじゃない……っ!! 
苦しいんだから……っ!! 想い続けているのは、とっても苦しいんだから……!!



一つ名前欄入れ忘れた。許せ
541名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:35:01 ID:ffoUUewv
行間無いからえらいしんどい
542名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:36:15 ID:qURA74YY
>>538-540
台詞だけで終わるとは思わなかったw
過去の記憶で若干発症してるっぽいな
これは新しい言葉攻め
GJ
543名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:38:56 ID:Q3Xflpha
>>541
元ネタでもこんな感じで切れ目なく台詞の嵐なんで、一応その辺り分かってて敢えてやってますんで。
ちゃんと自分で書いた作品は行間空けますよ。
544名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:40:27 ID:f4y4gBSw
偽任意かわいいよ偽任意
545名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:42:14 ID:qURA74YY
元ネタあるのか?kwsk
546名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:50:37 ID:Q3Xflpha
547名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 18:20:07 ID:qURA74YY
>>546
サンクス。これはwww元ネタ知ってから読むべきだなw
これを元にここまでアレンジ出来るとは神w
548名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 18:28:31 ID:gIt1TSLF
書いてる途中で気付いた。
魅音って発症したことあったっけ?
549名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 18:40:58 ID:qURA74YY
ない。少なくとも原作で発症したという確定描写はない。
綿目で発狂ならしたけど。
だから魅攻めはハードルが高いんだろうな。ガンガレ
550名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:10:01 ID:gpPFbrDR
魅音の正体は詩音。雛見沢ではなく興宮で育ったから発狂しない。
551名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:18:57 ID:+GfLFG9M
魅音は園崎フラグを知ってるし、疑われる側のキャラだから発症しない
正直魅音を発症させるのってかなり難しいよな
552名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:44:16 ID:gIt1TSLF
>>550
あれ?ちょっと待って?
それだと雛見沢にいてこんな顔→(・3・)してたのは詩音だったのか?
それだと俺が書いてるのは詩×k1になるよな…?
もいっかいPS2引きずり出してくるかな…
553名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:44:47 ID:p1sosjRF
魅音を発症させるには圭ちゃんの力が必要だ
554名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:53:07 ID:qURA74YY
>>552
あっさり信じるなw
本名は詩音だけど、刺青が入るまで現在の詩音と雛見沢で暮らしていた。
小学校上がる直前頃に刺青が入り、それからはお魎と二人暮らし。
つまり雛見沢からは離れていない。まぁ遠征訓練とかは除く。
詩音は小学校から興宮で両親と暮らしてる。で中学で学園入って蹴って戻ってきた。
つまり今書いてる魅音は魅音でいい。
発症しないキャラをいかにして、っていうのも頭の捻りどころだしガンガレ。
555名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:53:42 ID:vBUskHDG
>>552が何を言ってるのかわからない
556名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:00:08 ID:m+TbuR8X
>>554
通りすがりだが今までその辺よく理解してなかったから助かった
あと詩音は小学校には「園崎詩音」として通ってたのか?
けじめ後に「詩音としての人権が認められた」とあったから、
てっきりルチーア幽閉前も人目に触れないよう生活させられてたのかと

スレチですまんorz
557名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:14:32 ID:qURA74YY
>>556
偽名だったという描写はないし、
「小学校時代を丸々過ごした興宮の方が愛着がある。」
とあるから、そこは主観ならではの過大表現だろう。
お嬢様学校だって一般的には英才教育に過ぎないし。
そこが個人的にどうしても肌に合わなかっただけで。
興宮に戻ってきても悟史の一件以外ノータッチだから、
主観補正が効いてるだけでそこまでガチガチではないよ。
園崎家、特にお魎の動向にちょっと注視すればすぐ分かるw
むしろ付き人に葛西までいて両親の庇護の下暮らせるから魅音より安全なくらい。
スレチなんでここまでにしようw
558名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:15:57 ID:durDJgMO
あれ、詩音魅音って雛見沢育ち?
興宮の両親の所で育ってて、刺青入った方が雛見沢に移住したんだと思ってた。
後で再プレイしてくる。

>>556
戸籍があるだろうから、義務教育は受けさせないとまずいんじゃないか?
詩音が言ってた「人権〜」は比喩表現だと思う。
双子を間引かなかった時のけじめの分は、お魎か茜が爪剥いでた気がする。
559名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:51:26 ID:gIt1TSLF
>>554
あ、マジすかww
じゃあ最後に1つだけ。盥回しの鷹みたいな目してたのは、魅音なんだよね?よね?
560名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:07:52 ID:R5yipbTH
盥は確か部活中に魅音が大石に呼ばれた日以降は詩音かな。
561名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:14:42 ID:qURA74YY
>>559
鷹の目にも幾つかあるけど、一枚絵のはそう。
家に送り届けるまでは魅音。これ以上聞きたいなら祭スレで頼むw
じゃあ裸待機してる
562名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:17:53 ID:gIt1TSLF
>>561
おkサンキュ
頑張るわ。
563556:2007/07/19(木) 21:32:48 ID:m+TbuR8X
>>557-558
あーなるほど。スッキリしたよありがとう!

さて全裸で職人光臨でも待つか
564名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:33:30 ID:PLZkQLrb
>>551
あと発症の必須条件である「一人で思いつめる」を基本的にしない。
困るとすぐ身近な人に相談するってのも大きい。

ただ今度はそのせいで詩音がグギャるフラグになっちゃうわけだけれども。
565名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 14:26:42 ID:e2lY6LNU
考察は他所でやろうね
566名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 14:32:02 ID:ZTBS5BB/
しかしアニメで改めて見ると
幼女2(+1)人組は妙にエロい
567名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 16:04:49 ID:wsocmytL
全裸で亀田くんのSS待ってます><
568名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:56:39 ID:SAkARrwd
今何人全裸なんだよ
569名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:56:52 ID:JwVqqsil
圭魅まだ〜??
570名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:37:46 ID:g6jSnH96
圭梨まだ〜???
571名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:39:21 ID:k1ZbEA4q
圭レナ圭魅圭沙圭梨俺鷹マダー?
572名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:39:55 ID:eGstaj9y
蔵魅まだ〜????
573名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:42:33 ID:F0U+DDJZ
大大まだ〜???
574名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 19:47:05 ID:5UnJIGH/
>>569
スマン。もうちょい待ってくれ。書いてる途中でさっき電源落ちたからもっかい書き直してる。
575名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 20:27:57 ID:JwVqqsil
>>574
OK。神よ私は全裸で待ちます
576名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 21:30:12 ID:9GUdE0Xo
鬼畜王マダー?
577名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 21:45:28 ID:N0488iLX
ほのぼの圭レナ見たい〜。
578名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 21:51:04 ID:UmpfelHd
お前ら、自重しるw
579名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:13:36 ID:5QViVqBh
ええい、前スレくらいにあった雲雀13×沙都子の続きはまだかっ!
580名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:02:11 ID:5UnJIGH/
投下します。
先ほど予告したk1×魅音です。
さほど長くなく、ちょいエロです。
581名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:03:10 ID:5UnJIGH/
あともう一つ。携帯からなので少し時間がかかります。
582名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:16:16 ID:k1ZbEA4q
>>580
風邪引いても全裸で待ってる
583名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:35:18 ID:5UnJIGH/
俺の知る魅音は、リーダーシップがあって、男の子っぽくて、みんなから慕われてて、やさしくて、
仲間思いの奴だった。もしかしたら今回の事は、そういったあいつの性格が出たんだと思う。


それは魅音に図書館に呼び出された次の日の事だった。珍しく部活で魅音が負けたため、あいつが罰ゲーム
になったんだが、その日は、トップがレナで、次点が俺だった。俺は日に日にきつくなってる
罰ゲームから逃れれたことを神に感謝していた。
罰ゲームの内容は、指定された物を買ってくる、という至極簡単ながら地味にめんどいものだった。
魅音は何を考えたか、俺の分もついでに買ってくる、と言い出したのだが、特に思い付かなかったから
いつも食べるカップ麺を魅音に頼んだ。

それからはいつも通りに帰宅した。
ちょっと待っていると、魅音が約束通りの物を買ってきてくれたのだが、俺は魅音が持ってる荷物の量に驚いた。
「何がそんなはいってるんだ?それ。」
「えっとね…トマトに牛乳に醤油に…」
と、普通は車で買いに行くようなものから聞いたこと無いような名前の香辛料まで
ゆうに10kgはあろう荷物を両手に持って魅音はうちに来ていた。いくらなんでもそれはやりすぎだろ、レナ。
「じゃまた明日ね〜」
「あぁ。」
そう言って魅音は帰っていったが、あの荷物だったので、俺はカップ麺を置いてから追う事にした。
さっき別れてからそんなに時間が経ってなかったので、すぐ追いつけた。
魅音が持ってた荷物のかたっぽをパッと取った。
「一緒に持ってくよ。俺暇だし。」
「え、いいよ…いいって…」
魅音がそうは言っているが、俺はもう歩き始めている。
魅音は追いついてこっちを向いて笑ってこう言った。
584名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:38:30 ID:N+MklxHh
まさか……書きながら投下じゃないよね?

予めメモ帳か何かに打っていて、それをコピペ→投下してるんだよね、これ……
585名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:55:51 ID:5UnJIGH/
「えへへ、ありがと。」
想像以上に素直なリアクションだった魅音に俺は新鮮さを感じた。
普段が男っぽすぎるのか、とても普段の魅音とは違う、可愛らしさがそこにはあった。
ついでだから色々聞いてみることにした。
「今日の魅音何か変じゃないか?」
「ん〜まぁ色々あるからねぇ〜」
「やっぱゆうべの事か?」
「ゆうべ?」
「うん綿流しの事。」
魅音が立ち止まった。俺もつられて立ち止まって振り返った。
「ん?どうした?」
俺は気付いてなかった。いくつかの事に。
「誰に?」
「え?」
「誰に聞いたの?誰?誰っ?!」
急に魅音の態度が豹変した。あまりの急な出来事に俺は対応することが出来なかった。
魅音は普段からは考えられない鷹のようなぎらついた目でこちらを睨んでいる。
いつの間にか買い物袋と中身が地面に散乱していた。
魅音はじりじりとこちらににじり寄ってくる。俺もそれに合わせて少しずつ下がっていく。
突然俺の後ろの方で何かが倒れる音がした。不覚にもチラッとそっちを俺が見た隙をついて、
魅音は一瞬で4、5メートルの間合いを詰め、俺の襟首を掴んで水車小屋に引きずり込んだ。
「いっててて…」
がぢゃっと魅音がどこにあったか水車小屋の鍵を閉めてこっちに歩いてきた。
あっという間に壁際に追い詰められた俺に魅音が問いかけてきた。
「圭ちゃん。さっき圭ちゃんがあたしに聞いた時にまずったような顔したよね?
それって誰かとの約束か何か破っちゃったんじゃないかな?違う?
それも仲間のあたしにも言えないようなことじゃないかな?」
「い、いや俺は、」
「約束破ったら罰を受けないとだめだよね?圭ちゃん。」
俺は動くことが出来ない。目の前の魅音の睨みによって。
俺が何か言い返そうとしたその時、魅音は俺の顎を軽くあげて唇を塞いできた。俺は怖くて何も抵抗出来なかった。
586名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:56:23 ID:F430oBFX
お前等があまりにも欲しがり屋さんだから、途中までだけど急いで投下してくれたんじゃね?
587名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:07:19 ID:BwysWaIh
生殺し
588名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:15:18 ID:iOjMPFA2
携帯規制とかで時間かかってるのかな?
無理しないで今日は何レスずつとか区切ってもいいよ。
でも早漏なのであんまり待たせないでね
589名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:17:43 ID:SoceQ8W2
魅音の舌が入ってくる。俺の舌と絡み合う。口から涎が溢れ落ちる。
魅音はそのまま俺を抱きしめてキスを続行する。今小屋の中は水車と唾液の水の音と2人の息遣いだけが響いた。
「ん…ちゅっ…んふっ…っぷは…はぁ…はぁ…」
2分ほどそうしていると俺はようやく解放された。俺は全身が弛緩して壁にもたれかかって座り込んでしまった。
だらしないことに俺は息も荒いまま、涎を垂らしていた。
艶やかな魅音の目がこっちを見下ろしている。
すると魅音は四つん這いで猫のように近づいてきながらこう言った。
「圭ちゃん。圭ちゃんは悪い事したからこれから罰をうけるんだよ。」
「…うん。」
「だからあたしが何しても抵抗しちゃだめだよ。」
そう言って魅音は俺のズボンを下にずらして俺の息子を取り出した。
「わ、ちょ、待って、」
「抵抗しちゃだめだよ?」
そう言って優しく俺にキスしながら魅音は俺の息子をしごき出した。
「あ…あっ…みおっ…うあっ!」
少しすると今度は息子を口に含んだ。
亀頭から裏まで丁寧に舐め上げられる。時々吸い上げられる。
「はぁっ…はぁっ…魅音…ごめん…もう…話…しないっ…からぁっ!」
「んふ…じゅっ…じゅっ…」
魅音のストロークが速くなってきた。俺の息も荒くなる。
「はぁっ…はぁっ…みおっ…もう…だっ…あっ…ごめんっ…ああっ!」
「んんん!」
一気に吸い上げられたと思ったら俺は魅音の口の中に出し、目の前が一瞬真っ白になった。
「はぁっ…はぁっ…ごめん…ごめん…」
いよいよ力が入らない俺は壁からずり落ちて仰向けになった。
「えへへ…半泣きで謝る圭ちゃんも可愛かったよ。」
俺はただうわごとのように繰り返した。涙を流しながら。
「ごめん…ほんと…ごめん…」
「…ん?あれ?圭ちゃん?」
「魅音…ほんとに…ごめんな…あんな話して…」
「圭ちゃん?大丈夫?ごめんね!あたしこんな事しちゃって…」
「魅音…良かった…もとに戻ってくれたんだ…」
「圭ちゃん…」
そう言って魅音は俺を優しく抱きしめてくれた。

そして俺は意識を失った。ひぐらしのなく頃に。
590名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:19:36 ID:SoceQ8W2
以上です。時間かかってすいませんでした。

本当はさらにアナルもちょっとある予定だったんですけどね。
591名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:25:39 ID:iOjMPFA2
>>589

最後までしないのも何というか…こう…いい
いつになく攻めな魅音と受けな圭一も新鮮w
592 ◆CRIUZyjmw6 :2007/07/21(土) 02:12:12 ID:VDVVkBfb
元、鳥Jx7kndDbOUです。
圭一×詩音です。
シリアス風味です。即興です。
予定消費レス数は6です。
蔵出し編の圭一と詩音が生き残った世界がベースだと考えて貰えると分かり易いかもです。
ごめんね。リクに全然応えてないというか空気読んでなくて……。orz
593ある二人の終わりと始まり ◆CRIUZyjmw6 :2007/07/21(土) 02:14:13 ID:VDVVkBfb
俺達の関係が、こんな結末を……あるいは始まりを迎えたのは、ある意味では必然だったのかも知れない。
今から三年前――昭和58年6月のある日、俺達は互いに自分達の多くのものを失った。
俺は両親と、家と……かけがえのない仲間達と……友人を……。
彼女は多くの親類と……仲間と……そして最愛の姉を……。
付き合うとかそういう関係ではなかったけれど、それでも何かと休日になるたびに俺達は共に過ごし、あるいは電話し合った。心の中にぽっかりと空いたものを埋めるように、互いに寄り添い合っていた。
彼女は想い人の帰りを待ち続け、俺もまた……かけがえのない日々の幻影を追い続けていた。ある日ひょっこりあいつらが帰ってくるんじゃないかって……そんなことを夢見ていた。
二人で墓参りに行って……そして彼女の部屋で、彼女と二人っきりで酒を飲んで……きっとそれがまずかったんだと思う。
酒を酌み交わしながら、学校のたわいもない出来事から、テレビやファッションの流行だとかそんなことを話していた。
……それで、いつの間に……どうしてこんな話になっていたのかはもう覚えていない。俺も、結構アルコールが回っていたのかも知れない。
「……っく……くうっ……うぅっ……ううぅ……」
気が付けば、俺の隣で彼女は泣いていた。
床に置いた瓶も空になって転がっていた。グラスも空になっていた。……ひょっとして俺は眠っていたのだろうか?
俯いている彼女の表情はよく分からない。ただ、その瞳からぽろぽろと涙が零れていて……。
それが、ただ堪らなく悲しくて……寂しくて、放っておけなかった。
俺は彼女の頭に手を置いて……優しく撫でた。少しでも彼女の胸の裡にあるものが軽くなるように……。
彼女の細くて柔らかい髪が、どうしようもなく儚い気がした。
「ひっく……うぅ……圭ちゃ……やめ…………それ以上された……わた……し……」
けれども俺は首を横に振った。何故なら、そんな彼女を見て俺も寂しかったから……。
霞の掛かった頭でロクに何も考えないまま……俺は彼女の頭に置いた手を後頭部へと撫で下ろしていって……そして彼女を抱き寄せた。
彼女はやめてと言いながらも、抵抗はしなかった。そのまま、俺の肩の上に顔を置いて泣き続けた。
俺はそんな彼女の温もりを感じながら、ゆっくりと彼女の背中を撫でてやる。これがどんな感情なのかも分からないまま……。
そう、きっと互いに……寂しさを埋め合いたかっただけだったのだろうと思う。
594ある二人の終わりと始まり ◆CRIUZyjmw6 :2007/07/21(土) 02:15:16 ID:VDVVkBfb
やがて……彼女は俺の肩から顔を離し、俺を見詰めてきた。
俺も、そんな彼女の潤んだ瞳を見詰め返す。
そっと彼女の頬に手を添えると、彼女は俺の手の上に自分の手を重ね、目を瞑った。
「……詩音」
名前を呼ぶと、詩音は小さく頷いた。
俺は詩音の顔を自分の顔に寄せて……唇を重ねた。
詩音のむっちりとして柔らかい唇の感触が、俺の唇から伝わってくる。
「……ん、ふぅ」
互いに強く……強く、貪るように俺達は唇を押し付け合う。
「んむぅ……うぅ」
詩音の荒い鼻息が、俺の脳内を焼いていく。
俺達は舌を絡め合い、互いの口腔を舌で掻き回し、唾液を交換した。
詩音の舌は滑らかで、滑り合う感触がどこまでも心地よかった。
「…………んっ」
そして…………どれだけそうしていたのかは分からないけれど、俺達は長いキスをやめ、互いに唇を離した。
俺と彼女の唇と唇の間に、細い唾液の糸が光っていた。
詩音の顔は赤かった。それはきっと、アルコールのせいだけじゃないのだろう。そしてそれはきっと俺も……。
俺は無言で彼女のサマーセーターの裾に手を掛け、上へと持ち上げていく。
詩音も脱がされるまま、素直に従ってくれた。
もう、俺達は戻れなかった。
俺の膝の上で、詩音は純白のレースのブラを外す。
彼女の白い裸身……そしてたわわに実った白い乳房に、俺の目は釘付けになる。
肉付きのいいその肢体が美しかった。
詩音の細い指が俺のシャツを掴み、脱がしていく。
俺もまた、されるがままに詩音に従った。
ひょっとしたら詩音もそうだったのだろうか……ときおり肌に触れる彼女の指が、気持ちよかった。
……やがて、俺も上半身裸になる。
俺は体を起こし、詩音の胸に吸い付く。
「……やっ……ああっ……圭ちゃ……圭ちゃん…………」
彼女の桜色の乳首が俺の舌で固く隆起し、そして甘い弾力を持って押し返してくる。
左手で彼女の左胸を揉みしだくと、吸い付くように俺の手に馴染んできた。
詩音もまた俺の頭を抱きかかえるようにして、胸を顔に押し付けてくる。
「んんっ……圭ちゃん……うぅ」
ああ、詩音がまた泣いている。
俺はそんな彼女に、少しでも優しくあろうと……丹念に、ゆっくりと愛撫を続けた。
595ある二人の終わりと始まり ◆CRIUZyjmw6 :2007/07/21(土) 02:16:13 ID:VDVVkBfb
「んぁあっ……はぅああ……」
詩音の声に甘いものが混じってきて……それがますます俺の意識を解かしていった。
夢中になって彼女の乳房を甘噛みし、乳首を舌で転がし、そして吸う。
左手で、円を描くように胸を撫で回していく。
彼女はどこまでも柔らかく、そして温かかった。
「…………圭…………ちゃん…………?」
俺は唾液でべとべとになった乳房から口を離した。
見上げると、詩音が切なげに俺を見詰めている。
俺は詩音を見詰めたまま、彼女の両肩に手を置いた。
「……え? ……あ……」
ゆっくりと、詩音を床に横たえて……俺は彼女を床に押し倒した。
「詩音。……下も、脱がすぞ?」
詩音の上で四つん這いになりながら、俺は訊いた。
彼女は胸を抱いて赤くなりながら目を瞑って……。
「……………………ん……」
少し迷ったのか……しばらく押し黙った後、小さく頷いてきた。
俺はそれを確認して、体を起こす。
俺の頭の中はとっくに沸騰していた。
艶やかな稜線を描く裸を眺めた後、スカートへと手を伸ばしていく。
細い脚を撫でながらスカート捲り上げていくにつれて、白い太股が露出していく。
「……んんっ」
蠱惑的な声と共に、詩音の体が時折ぴくりと震えた。
スカートを完全に捲り上げ、俺は今度はパンティに手を伸ばし、下ろしていく。
ブラに合わせていたのか、パンティもまた白いレースだった。
どこか非現実的な気分の中で、俺は詩音からパンティも脱がした。
俺の下で、詩音を覆うものは靴下を除いて何もない。
詩音の柔らかい太股の上に手を置き、彼女の秘部へと顔を近付けていく。
「やぁっ……。圭……ちゃ……、そんなところ……あんまり見ないで……下さい」
彼女は薄目を開けて俺を見て、懇願する。
けれど俺は首を横に振った。
「恥ずかしがることなんて……ねぇよ。綺麗だぜ? 詩音」
俺は詩音の太股の間に顔を埋め、彼女の秘部を舌でなぞった。
「あっ……はあああぁぁぁぁっ!」
途端、詩音が叫び声をあげて俺の頭を両手で押さえてくる。
「やぁっ!? はぅっ……んんっ……んんんんんっ」
しかし、その言葉とは裏腹にその秘部は熱く蕩けていた。
俺は柔らかい蜜肉に何度もキスしながら、溢れ出てくる蜜をぬぐい取っていく。
596ある二人の終わりと始まり ◆CRIUZyjmw6 :2007/07/21(土) 02:17:03 ID:VDVVkBfb
「そ……んあっ!? ……はぁっ」
熱に浮かされたように俺は詩音の秘部を舐め回し、そして舌を挿入して掻き回す。
「……やっ……らぁ……」
詩音は呻き声をあげながらも、俺の背中に脚を絡めてきた。
蜜の匂いが……堪らなく俺の雄としての本能を刺激する。
「はぁっ…………ああっ………………ああぁぁぁぁっ!」
詩音の喘ぎ声がやがて甲高いものに変わっていって……。
やがて、彼女はびくりと体を震わせた。
くたりと詩音の脚と腕から力が抜けていく。
そこで、俺はようやく詩音の秘部から口を離した。……もう、俺の方も限界だった。
かちゃかちゃとベルトの金具を外し、固く膨れあがった自分のものを取り出す。
詩音の息は荒く……俺の息も荒い。
「詩音……いくぞ?」
彼女は目を瞑ったまま、再び頷いた。
俺の唾液と詩音の蜜が混じったどろどろの液体。それにまみれた彼女の秘部に、俺は固くなったそれの先を当て、入口を捜す。
「んっ……んんっ」
互いに初めてだったにも拘わらず、想像していたよりもすんなりと挿入に成功した。
「詩音……奥まで行くぞ?」
「う……うん」
いつも以上に敏感になったそれを……射精感を必死に堪えながら、俺は詩音の奥へと挿し込んでいく。
ゆっくりと、けれども確実に。
「はっ……うぅっ」
やがて抵抗の強かった部分を抜け、俺は詩音の奥まで届いた。
「大丈夫か? 詩音」
俺が尋ねると詩音は口に手を当て、震えながらも頷いてきた。
「激しくは……しないから」
それだけ言って、俺は詩音の体の上へと覆い被さっていく。
彼女の汗の匂いが俺の鼻腔を刺激した。
詩音の柔らかい胸が俺の胸の下から温もりと柔らかさを伝えてくる。
詩音はまた涙を零していた。
彼女の唇が細かく震えている。
597ある二人の終わりと始まり ◆CRIUZyjmw6 :2007/07/21(土) 02:18:17 ID:VDVVkBfb
「ごめんなさい」
――そう、彼女は呟いていた。
それは未だに想いを告げることも出来なかった悟史に対してか……それとも俺に抱かれているにも関わらず、そんな想いを残してしまっていることによるものだったのだろうか……。
けれども、俺はどちらでも構わない気がした。彼女にとって悟史という思い出が大切であることは否定出来ないのだから。
「ごめん……詩音」
いつの間にか俺も泣いていた。
どんな理由にしろ、俺は彼女の踏み込んではいけない部分に踏み込んでしまった。しかも、今の今までずっと……踏み込もうとしなかったくせに……今さら……。
そして、そういう目で見ようとしていなかったくせに、こんな真似をしてしまったことに……謝りたかった。
「圭ちゃん……圭ちゃん……圭ちゃん」
詩音は泣きながら俺の背中に腕を回してくる。
「詩音。詩音……」
俺も涙を流しながら詩音の秘部に俺のものを出し入れする。
寂しくて、悲しくて……少しでも彼女の心を軽くしたくて……けれどそのくせぽっかりと空いたものを埋めたかったのは俺の方だったりして……。
そんな思いを兎に角忘れようと、俺達は腰を振る。
今はもう、一時の感情だとしても流されたかった。
詩音の秘部はぎゅっと俺のものを包み込み、そしてひだが絡み付いて……そしてその中で俺のものはビクンビクンと脈打つ。
「あぁああっ!! 圭ちゃんっ! 圭ちゃんっ! 圭ちゃんっ!!」
「詩音……詩音っ!!」
くぅ と呻き声を漏らしながら、俺は詩音の中に射精する。
俺の胸の下で、詩音が弓なりに体を反らして……震えて……再び力が抜けていった。
そして俺は…………もう一度だけ、彼女とキスを交わした。
詩音もまた、俺の頬に手を添えて……応えてくれた。
598ある二人の終わりと始まり ◆CRIUZyjmw6 :2007/07/21(土) 02:19:40 ID:VDVVkBfb

シャワーを浴びて出てくると、彼女は既にいつもの詩音だった。
着替えもすませてテレビを眺めている。
その様子に俺は軽く苦笑した。
「ちょっとー。圭ちゃん? なに笑ってるんですか? 失礼ですよまったく……」
それを詩音は目ざとく見咎めてくる。
「ああいや……そんなつもりじゃないんだ。ごめん、ナイフで滅多差しとはいかなくてもスタンガン最大威力ぐらいは覚悟してたからさ……ちょっとほっとしただけだって」
「ほほ〜ぅ? いいですよ? お望みとあらばそうしてあげますよ圭ちゃん?」
「うわわああああぁぁっ!? 冗談っ!! 冗談だっ!! お願いだから勘弁して下さい」
悪魔そのものの笑顔を浮かべる詩音に、俺はぺこぺこと頭を下げる。
「まったく、だいたい乙女の純潔を奪っておいてその態度ってなんですか? 失礼すぎます」
「ああいや……それはまったくもってそのとおりです」
酒のせい……には出来ないよなこれ。
どうしよう?
けれど、詩音も本気で怒っているようには見えない。
「でもまあ……いいですよ。なんだか、怒る気分になれないですしね。圭ちゃんも悪気があったわけじゃないですし……それに、拒まなかった私にも責任はあります」
「でも……悪かったな」
詩音は首を横に振った。
それは、さっきも言っていた通りの「謝らなくていいんですよ」という意味だった。
「……なあ、詩音。話があるんだ……聞いてくれないか?」
「ええ、謝罪でなければなんなりと」
詩音は笑顔で頷いてきた。
「無理にとは言わないし、今すぐ返事をくれとも言わない。……悟史が帰ってくるまでの間でいいからさ、俺達……付き合わないか?」
シャワーを浴びながら……考えていたことを俺は口にした。
「圭ちゃん? なに馬鹿なこと言って………」
「俺は本気だ。これ以上ずっとこのままの関係を続けるってのは……悪い、俺にはもう無理だ。確かに、俺が詩音に抱いてる感情は恋とかそんなものじゃないかもしれない。けれど、どうしても詩音を放っておけないんだ」
そう……きっとこれは恋なんかじゃない。けれど大切な人間を想う愛情には違いない。恋情でなければ付き合ってはいけない道理があるなんて、俺は思えない。
「詩音、俺はもう……詩音が悲しい顔をするのを見たくない。だから……これがダメだというなら、俺はもう二度と自分から詩音には会いに行かないつもりだ。いつまたこんな風に、自分の気持ちを抑えられなくなるか分からないしよ……」
「そんな……圭ちゃん。そんなのって……ズルイです。圭ちゃんまでいなくなってしまったら私……どうしろっていうんですか?」
ごめん詩音、こんなこと言ってかえってお前に悲しい顔をさせてしまって……。
「分かってる。俺だってそう思ってる。むしろ俺の方こそ詩音に甘えてたんだと思う。けれど、それもこれ以上は……」
詩音が俯く。
「……………………いいですよ。それで」
「え?」
「私も、心のどこかでこうなることを望んでいたのかもしれませんしね。圭ちゃんのことは嫌いじゃないですし、放っておくことも出来ないです」
そう言って彼女は自嘲した。
「つまりはOKって……ことなのか?」
「ええ、有り体に言えばそういうことになりますね」
そして今度は、詩音は照れくさそうに笑ってきて……それを見て俺はほっと胸を撫で下ろす。
「ありがとう。詩音」
「いえいえ。……不束者ですが、こちらこそこれからもよろしくお願いします」
笑顔を浮かべる俺達。
これが、長くお互いの心の隙間を埋め合い、身を寄せ合ってきた俺達の関係の終わりで……始まりだった。


―END―
599ある二人の終わりと始まり ◆CRIUZyjmw6 :2007/07/21(土) 02:21:32 ID:VDVVkBfb
少しでもお楽しみ頂けたなら幸いです。多分この後のお付き合いとかは>>436-441みたいな感じのラブラブで淫欲にまみれた日々を送ったんじゃないかなー? などと思います。
もしくは実は詩音が危険日であっさりと子供が出来て責任とって結婚とか……。
短いですが今回は以上です。では、失礼します。
600名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 03:26:06 ID:boFz0ojE
大丈夫、空気読めてるよ!!
詩音と圭一の心の傷が…切ないっす
でもハッピーエンドになれそう(?)でよかった
601名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 09:55:50 ID:MuMqvPSp
圭一と詩音って、ありそうだけどなかなか少ないから嬉しいぞ。
GJでした。
602名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 10:15:00 ID:PH4qgKon
>>590>>599
GJ!!あんたら神様だよ!!!
603名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 12:38:29 ID:ScmrBk2v
状況的には祟殺し後ってことになるのかな?
漫画の応募特典で「大災害後、圭一を見舞う詩音」ってあったからそっから発展したのかね
604名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 14:05:38 ID:AtrZzjvS
ちょういなかむら ヒナミザワ。ここには しけんも なんにもない。
あるのは ぶかつと たたりだけだ。

むらのプリティマスコット ふるでりか ひきいる ぶかつメンバーたちは、ループから だっしゅつ するため、
すごい せんとうぶたい やまいぬに てっていてきな いたずらを くわえた。
だが、かれらを まっていたのは、もっとも すごい おしおきであった。

しょうわ 57ねんの ことである・・・

Trrrr Trrrr・・・

りか「みぃ、マサシロヤーオ☆フレデ・リカなのです☆」
たかの「うっふっふっ リカちゃんよ、はじめて おみみにかかるわねぇ。
 おっと きると こうかいするわ。
 なにせ オヤシロさまの いのちが かかっているからねぇ」
りか「みぃ! はにゅうに なにをしたのですか!
 ていうか ちちを よこせ」
たかの「まあ あせらないで。
 そこにある TVを つければ わかるかもよ」
りか「みぃ〜」
たかの「あなたは やりすぎた。しゅうまつさくせんは よていどおりに じっこうさせてもらうわよ。
 これいじょう くるまに じゅうえんキズを つけてまわるなら はにゅうに ハバネロを たべさせるわよ」

けいいち「なにっ!
 はにゅうが さらわれただと!
 なんと ひきょうな!
 やまいぬめ、オレたち ぶかつメンバーが ぶっつぶしてやるぜ!」
605名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 16:54:52 ID:uyhnJtxX
>>599
GJ!
俺も某スレで蔵出し編のその後の圭一と詩音のSSを書いたことがあるけど、
ここまでの描写はできなかったよ。
606名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 18:50:05 ID:0s0zQIK5
>>604
村長も戦うわけですね。
607名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 19:51:40 ID:zICvuNBH
圭魅悟詩派だけどこの圭詩は萌えた!GJ
608名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 23:46:48 ID:Nxhx05/L
>>604
残念。圭一がいるのは昭和58年だ。
609名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:12:55 ID:21r/87Py
日曜日なんて「なかった」
610名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:59:05 ID:ffqjs4B6
鬼畜王こないな、忙しいのか?
611名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:38:13 ID:yAuHmsNd
イチローまだーーーーー
612名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:41:56 ID:zAgqGN6d
圭レナ投下します。
短い上に中途半端ですが予定では次回からエロ突入・・・のはず。

内容的には「礼」からのあの罰ゲームネタ。
この罰ゲーム、何故か殆ど書く人見ないけど・・・何ででしょうね?
そしてありきたりなシチュで申し訳ないですorz
613名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:46:53 ID:zAgqGN6d
は、はうぅ!最後の最後で負けちゃったよぅ・・・・!」
「はっはっは!じゃ、俺の見事な逆転勝ちによって罰ゲームはレナに決定―!」
レナの落胆の叫びと俺の勝利の声が部屋に響き渡った。




今日は毎度の如く両親が東京に行ってしまったためこれまた毎度の如く
レナが夕食を作りに来てくれていた。
それ自体はいつもの事なのだが、今回はいつもと違う事が1つ。
・・・レナの親父さんも偶然仕事の関係でいないらしい。
「新しい仕事が見つかって張り切ってるんだよ」、とレナは嬉しそうにニコニコしていた。
そんな訳で当然の様にレナはそのまま俺の家に泊まる事になった。

「圭一くん、今日も楽しかったね!」
夕食も入浴も済ませたがまだ寝るのには早い時間ということで、暫くの間俺とレナは
俺の部屋に上がって他愛もない話に花を咲かせていた。
「あぁ、全くだ。・・・・まぁ朝っぱらから宝探しはちょいとキツかったが・・・」
「はうぅ・・・ご、ごめんね?圭一くん凄く一生懸命手伝ってくれたし疲れちゃったよね?」
今日1日を振り返って笑顔を見せていたレナが急にしゅんとする。
「い、いや、レナ!そんなに気にする事無いぞ!?いつもは昼過ぎまで朝寝坊が俺の基本スタンスだろ?
それがレナと一緒に宝探しして・・・まぁ、疲れたのは否定しないけどよ。
あんなに美味い夕食も作ってくれたんだ、発掘の手伝いする位なんでもねぇぜ?
俺も楽しかったし、レナもお気に入り見つけられたし最高の1日だったぜ。」
「・・・えへへ、やっぱり圭一くんは優しいね。レナも嬉しかったんだよ。
今日圭一くんが発掘してくれたあの人形、ずっと大切にするからね!」

・・・不覚にも俺はそのレナの笑顔にドキッとしてしまう。
今までの会話が日常のそれらとなんら変わりは無かったためにあまり意識はしていなかったが
今日は俺とレナ以外に誰もここには居ない訳で、ここは俺の部屋な訳で、
目の前には風呂上りで良い匂いのレナが微笑んでる訳で・・・。
お、落ち着け、クールになれ前原圭一・・・!
取り合えず今はこの空気をいつもの俺とレナの方に戻すべきだ・・・!
614名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:47:54 ID:zAgqGN6d
「レ、レナ!まだ眠くならないだろ?ちょっとトランプでもしないか?」
「え?それは良いけど・・・もしかして負けたら罰ゲームもあるのかな、・・・かな?」
「まぁ普通に二人でトランプするだけじゃつまらないからな、もちろんありだ!
部活じゃないからって油断してると負けちまうぜぇ〜?」
「あはは、圭一くんだって最近は罰ゲームの常連だもん。昨日みたいにまたレナが勝って
かぁいい罰ゲームで圭一くんをお持ち帰りしちゃうんだよ、だよ!」
「へっへっへ、上等じゃねぇか!あの時の恨み、倍にして返してやるぜ!」
・・・よし、何とか危ない雰囲気から抜け出す事が出来た。良くやった俺!

「・・・えぇと、1戦じゃすぐ終わっちまうからな。種目はスピード、先に3勝した方が勝者!
罰ゲームは・・・んー・・・。」
俺が決めかねて唸っていると、レナが何かに気付いた様に呟いた。
「圭一くん、アレはどうかな?」
「ん?アレってどれだ?」
ほら。とレナが指し示す方向に眼をやると、俺の机の下に箱が置いてあるのが見えた。
・・・そう言えば前回の両親不在の日、俺の部屋で部活をあった時があった。
その時に罰ゲームを書いた紙を皆であの箱に入れて使ったんだっけか。

「おぉ、ちょうど良いな。じゃあ勝った方があの中から一枚引く事にしよう。
じゃあそろそろ始めるか、覚悟は良いかレナ!?」
「レナはとっくに準備出来てるんだよ、絶対負けないんだから!」
お互いに笑いあって、いつもの様にゲームを開始した。


・・・今思えば、迂闊だった。
いつもの雰囲気に戻れた事に安堵して、この時気付かなかったのが失敗だった。
俺が以前あの箱の中に、どんな罰ゲームを書いて入れたのか。
その時の俺は全くそれを覚えていなかったし、気にする事も無かった。
615名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:49:12 ID:zAgqGN6d
・・・数十分後。
レナとの長く激しい戦いの末、遂に俺は勝利を掴み取った。
そして冒頭の部分に繋がる訳だ。良くやった前原圭一、感動したっ!!!!!

「さて、負けたレナにはかぁいい罰ゲームだよなぁ・・・クックック!」
「け、圭一くん・・・あの、あのね、なるべく優しいのが良いなぁ・・・?」
「さぁ〜?でもレナのかぁいいモードにはかなり苦戦させられたからなぁ・・・。
魅音辺りは過激なの入れてそうだし楽しみだよなぁ〜?」
「は、はうううぅぅぅ・・・・・・!」
部活メンバーの中でもいつも一際えげつない魅音の罰ゲームを思い出しているのだろう、
かなり不安そうな様子のレナに悦を感じつつ、箱の中から一枚の紙を取り出す。

・・・その紙を開こうとした瞬間、俺の本能が警鐘を鳴らした。
その紙を開いてしまったら、さっき必死になってようやく抑えたあの熱が今度こそ抑えられずに爆発する事になる、と。
・・・・ぐ、確かにここで本当にヤバイの来てしまったら、正直かなり不味い気がするが・・・。
いや、きっと大丈夫だ俺、俺はあの時も雄の本能に流されず自分の欲望に打ち勝ったじゃないか!
それに俺は学んだんだ、惨劇を回避するためには自分や仲間を信じる事が必要なのだと!
自分を信じろ前原圭一!!きっと俺はやれば出来る子なんだよおおおぉっ!!!(※錯乱中)

俺は自分の中の葛藤を制して、勢い良く紙を開いた。
さぁ、どんな罰ゲームが来たって俺は耐えてみせる自信があるぜ・・・・っ!
・・・そこには見覚えのある字で、罰ゲームの内容が書き記されていた。



“ビリが1位にメイド姿でヨーグルトを食べさせる”


・・・・一瞬意識が飛んで、オヤシロ様が見えたような気がした。
前言撤回。・・・すまんレナ、既にもうこの時点で心が折れそうだ。

616名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:55:28 ID:zAgqGN6d
短いですが今回はここまでで。
普段はssではなく絵の方がメインなので何かアドバイス頂ければ喜びます。

それでは鬼畜王にwktkしつつ失礼します。
617名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 02:03:45 ID:4OYwZgcK
絵がメインなら絵を描くべきだろ……
常識的に考えて……
618名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 02:08:16 ID:K6U72tv1
>>616
なかなか面白いと思うが
とりあえず、これに挿絵を頼む
619名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 03:00:41 ID:oyKaOp2m
お疲れ!次のエロも楽しみにしてる
挿絵はエロで俺も見たいんだがww
入れられるようなら頼むわ
620名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 14:48:12 ID:kAbWOEJS
L5で姉妹丼…
いや書いてみようと思ってるだけです。
621名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 14:49:40 ID:vWWTHyaE
>>620
お願いします…!
622名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 17:12:25 ID:XXfq5WCs
>>616
ついにエロパロに絵付きssが
623名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 17:58:05 ID:ZkvW6FGS
>>616
圭レナGJ!!
イラストの方もぜひ見てみたい!
624名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 04:18:32 ID:uFKzzl72
俺は……俺は……なんてことをしてしまったんだ……
魅音を……魅音を攻めにしてしまった!
流れに出てきていた魅音攻めを書いてみた。
先に言っとく! きつかったぜ。
もし違和感を感じたら「なかった」事か、
私とあなたは今夜出会わなかったって事にしてやってくれ。
では魅音×圭一投下してみます。
625酔越し編(魅音×圭一):2007/07/24(火) 04:19:46 ID:uFKzzl72
夜も更けた雛見沢。園崎家では親族が集まって宴会が開かれていた。
その中で魅音と詩音が、未成年ながらも付き合いも兼ねて飲酒をするのは当たり前の光景だった。
唯一いつもと違う事があるとしたら、普段は詩音が酔って魅音が介抱するのが、今回は逆の立場になっているのだった。
宴会も終わり、ぞろぞろと親族達が帰っていく。
魅音は床と一体化しているかのようにぐったりとしていた。
「ほら、お姉。行きますよ。今日は私の所に泊まっていろいろ話したいって言ってたじゃないですか」
「ふぇ……そ〜だったけぇ……」
「もう! 行きますよ! どっちにしろバアサンに介抱させるワケにもいかないですから」
詩音が手招きして葛西を呼ぶと、葛西はひょいと魅音の足を掴んで軽々と肩で担いでいった。
「うぇ……葛西さん、揺らさないでぇ……」
「少々辛抱を」
「さ! 行きましょう!」
後部座席に魅音を詰め込み、詩音もまた隣に座る。
魅音は座っている事さえ辛い様で、葛西が車を発進させるとすぐに詩音の膝枕で寝る格好になった。
「う〜気持ち悪い……」
さすさす。
呻き声のする背中をさすってやる。
……うぷ、という反応が返ってきて、詩音と葛西は顔を見合わせる。
「お姉。今この場でぶちまけたら、間違いなく私はお姉をぶちまけますよ」
「仕方ない。路肩ではありますが、少し休憩してから行きましょう」
「次期頭首様が路肩でゲロってのもねぇ……。そうだ! 葛西、この道を曲がってください!」
「は? この道と言いますと……」
「そ、前原屋敷です」


俺の家は今日、無人だった。
親父もお袋も、仕事の都合で家を空ける事は珍しくない。
この無駄にだだっ広い家に一人というのも、正直あまり面白くない。
とは言え、先程まで沙都子が夕飯を作りに来てくれて、大層賑やかではあったのだが。
沙都子も帰って、することもないのでそろそろ布団にでも入ろうか。
と、思っていた矢先、チャイムが鳴った。
「? こんな時間に、誰だよ……」
「宅急便でーす」
はあ? 宅急便? こんな時間に?
怪訝な表情を浮かべながらも、俺は玄関に向かった。
まあ、こんな田舎だ。チェーンロックはもちろん、最近は鍵すら掛けていない。
都会では考えられないが、俺もこの村に慣れ始めてきたという事だろう。
玄関の扉の前に立つと、俺は一言、開いてますよと言った。
「はろろ〜ん、圭ちゃん」
扉が開くと、そこにはよく見慣れた翠の髪。
「なんだよ、詩音か。こんな時間にどうした?」
「だから、宅急便って言ったじゃないですかぁ」
「はぁ?」
よく見れば、詩音の肩に誰かが引き摺られるようにもたれかかっている。
いや、誰かって……詩音と同じ髪の色。見慣れたポニーテール。
って魅音!?
詩音はよいしょ、と言ってウチの玄関に魅音をべちゃ、と引き摺り落とした。
「じゃ、圭ちゃん、あとよろしくお願いしますね。今日は確か圭ちゃん家、誰もいないんですよね」
「いやいやいや、待て! これはどういう事か説明しろ!」
「お姉、ちょっと酔っ払っちゃってて……。あ! そうそう、お姉はウチに泊まってるって事になってるので。ご心配なく」
「お、おい! 詩音……」
「ではでは、ごゆっくり〜。私、カボチャ弁当の仕込みがあるので明日早いんですよ」
ピシャ。それだけ言い残して詩音は魅音を置いて出て行ってしまった。
626酔越し編(魅音×圭一):2007/07/24(火) 04:21:32 ID:uFKzzl72
……状況を整理しよう。
確か魅音は今日は園崎家で宴会があるって言ってたな。
で、魅音が酔っ払って、詩音の家に連れて帰る途中、重度の酔いっぷりに介抱が面倒になったと。
つまりは押し付けられたわけか。やれやれ。
俺は玄関に突っ伏している魅音の腕を掴んで肩に掛けて、立ち上がった。
ふぇぇぇ……とか、情けない声が耳元で聞こえてくる。
軽く気を失っているのかもしれない。とりあえず……寝かせた方がよさそうだな。
詩音が来る直前、俺はちょうど自分の部屋に布団を敷いていた。
階段をゆっくりと昇って行って、自分の部屋に辿り着くと魅音をそっと布団に寝かせた。
苦しそうに呻いていた魅音は、俺の布団に入ると意外にもすやすやと眠り始める。
それを見て安堵した俺は魅音の傍に腰掛けた。
「……ん、け……ちゃん……」
隣で呟かれる言葉に一瞬起こしてしまったのかと思うが、どうやらただの寝言のようだ。
「……ったく、気楽なもんだぜ」
ひとりごちってみるけど、誰も聞いていない。
魅音の寝顔を見て、俺はちょっと前の事を思い出していた。

いきなり魅音に呼び出されて。
行ってみたらいつもと違う、顔を真っ赤にしたアイツがいた。
「私……圭ちゃんの事…………すき……」
そんな事言われるだなんて思ってなくて、つい面食らった。
「圭ちゃんは私の事……女の子として見てないかもしれないけど……」
はは。レナに滅茶苦茶怒られたっけ。
「でも、け、圭ちゃんが……好きな女の子になれるように頑張るから……だから……」
「じゃあ……魅音は、そのままでいいって事だな」
「え……け、圭ちゃん、それって……どういう……」
俺が切り返した時の魅音の顔が、今でも鮮明に浮かぶ。
ぼん、と顔が真っ赤になって……ああ、今寝てる魅音と同じくらい。
最も、今のそれはアルコールによるものなんだろうが。
ついついそんな変なつながりで照れくさい事を思い出してしまった。
そう思ったら、今寝ている魅音が可愛く思えてきて……
俺は唇を魅音のそれに近づけていた。
「……?」
「よ……よう」
「けい、ちゃん……?」
お約束と言わんばかりに、直前になって魅音の瞳が開かれていた。
その場に硬直する俺達。何か言わなきゃ、何か……
「えーとな、その、魅音が体調悪そうにしてたから、熱を測ろうと……」
「わーい…圭ちゃんだぁ……」
「うぉ!?」
しどろもどろの口先の魔術を披露しようとするやいなや、俺の身体は魅音の腕に抱き締められていた。
「いつも圭ちゃんに貰ったお人形、こうやって抱いて寝てるんだよ……」
「そ、そうなんだ……」
627酔越し編(魅音×圭一):2007/07/24(火) 04:22:25 ID:uFKzzl72
おかしい。魅音が自分からこんな照れくさい事を言うなんて。
これはつまり、まだ酔っている。そういう事だろう。
どうやら魅音は酔っていると感情をそのまま口に出して言ってしまうようだ。
普段はいろんな感情をひた隠しにしている反動なのだろうか。
正直ずっとこのままでいたら変な気分になるので、とりあえず魅音の身体から離れる。
魅音は名残惜しそうな表情を浮かべていたが、寝そべっていた体勢から上半身をむくりと起き上がらせた。
「もう大丈夫なのか?」
「ん? 何が〜?」
呂律があまりよく回ってない、相変わらず顔は赤い、瞳は潤んでいる。
……まだ、ダメだな。そう確信したのは、魅音の次の言葉だった。
「ふぅ……それにしてもなんだかこの部屋って暑いよね」
「そ、そうか? 俺はそんな事ないと思うけど」
「えーい、脱いじゃえ」
「バッ……こ、こら!」
コレは相当性質が悪い。
ぷち、ぷち、と立ち上がった魅音はブラウスのボタンを一つずつ外し始めているのだから。
俺は必死に魅音に駆け寄ってその腕を掴んで止める。
まあ、このままなし崩し的に……ってのもありっちゃありだが、酔いが覚めた後絶対に泣く。
しかし魅音は俺の気持ちなど気付かずに、俺の理性を打ち砕く行為ばかりをとる。
腕を掴みに行った為に、俺と魅音の距離は詰められていた。
魅音が俺の首に腕を回して、蕩けるような、切なげな表情を浮かべる。
「けぇちゃぁん……すきぃ…」
「お、おい魅音……んぅ!?」
気付いた時には柔らかな感触が、唇を包んでいた。魅音から唇を奪われるのは初めてだった。
いつも照れて、未だに唇や顔を真っ赤にしながら震わせて俺が口付けるのを待つ魅音。
そんな彼女を知っているからこそ、俺はこの不意打ちに面食らった。
「んむぅ、ちゅ……れろ、ぴちゃぁ……」
「ぅ……ん、ふ……く……」
舌が俺の唇を割って口腔内に侵入してくる。
咄嗟の事に驚いて、俺は床に膝をついてしまう。
それに合わせて、逃がすまいと俺の首に回されていた腕が後頭部を掴み、魅音も膝立ちになる。
「んっ! んっ! ん……ちゅぁ……は、む……」
唇で舌に吸い付かれたり、舌を巻きつかせて唾液を交換しあったり、唇をなぞられたり。
魅音の唾液も舌も唇も。全てが、これまでとは違う、甘美で甘く蕩けそうな味がした。
アルコールのせいなのだろうか。
俺の頭もぼうっと霧がかかったようになり、魅音の舌を享受して口腔内をされるがままに蹂躙されるしかない。
どれくらいそうしていたかわからない。
今の俺は酔った魅音以上にぽーっとした表情になっていることだろう。
魅音はそんな俺の手を取って、自身の豊満な胸に運んでいった。
むにっ……
「ほら……圭ちゃん、私、こんなにドキドキしてる……」
「み、魅音っ……!?」
「おじさんをいつもこんな気持ちにさせちゃうんだから、圭ちゃんってホントにずるいよ……」
この手の中の膨らみの凶悪な柔らかさの方がよっぽどずるいと思うんだが。
「ね、圭ちゃん……」
「……」
「………………………………して…………」
ぞく、ぞくっ……
普段自分から絶対こんな事を言わない魅音にそんな事を囁かれて、俺の中で悪魔が囁く。
理性は崩壊寸前。俺に出来る最後の抵抗は魅音から距離を置く事だけだ。
それを見た魅音は、頬を膨らませて両腕を床について俺に迫ってくる。
「む〜……圭ちゃんがしてくれないなら……、今日は…………私がしちゃうんだからね」
俺は尻餅を付いたまま後ずさるも、魅音も俺の動きに合わせてじりじりと迫ってくる。
ここは部屋の中。すぐに俺の背中は壁に当たり、もう逃げ場はない。
アルコールで上気した顔が、とろんとした瞳がこれ以上ないくらい扇情的だ。
追い詰められた俺の頬に魅音の手が添えられて、再度唇を重ねられた。
628酔越し編(魅音×圭一):2007/07/24(火) 04:23:10 ID:uFKzzl72
「んんっ……」
「ちゅ、ぁ……ん、ふ……け…い……ちゃん……」
おずおずと、魅音の手は俺の頬から下がってきて……俺の股間をそっと弄り始めていた。
ジッパーを下ろして、既に俺の理性とは裏腹に固くなったものが外気に晒される。
「わぁ……」
魅音が唇を離して陶酔しきった表情を浮かべながら、俺の肉棒を見つめていた。
ごくり、と唾を飲み込む音が聞こえた。俺のものなのか、魅音のものなのか、わからない。
その音を皮切りに、魅音が既にいくつか開いたブラウスのボタンをさらにぷち、ぷち、と外していた。
「圭ちゃんって……その、おっぱい好きだよね……?」
「え?」
魅音の問いかけにようやく我に返って、気付けば既に全てのボタンが外されている。
魅音が胸を少し突き出すと、可愛らしい下着が顔を出すと共に共に豊かな双乳がふるりと揺れた。
そういや下着は詩音が自分の分と一緒に買ってきてくれるって言ってたっけ。
って、そんな事はどうでもいい!
「圭ちゃんがいつも……いつもえっちなことするから……どんどんおっきくなってきちゃったんだよ?」
ええと……ああ、後ろから形が変わるくらい揉みしだいたり、ふやけるまで吸い付いたり、乳首と乳首を擦り合わせたり……
とは言えいつも「ひ〜ん……圭ちゃんのばかぁ…」とか言いながらも、悦んでるんだよな。
そっか、大きくなってるのか。ならばこれからも存分に魅音の胸を愛でる必要があるな。
……そうじゃねえ! 落ち着け! 前原圭一! クールになれ!
「だ、か、らぁ……圭ちゃんにいじめられてるこのおっぱいで、圭ちゃんを今日はうんといじめちゃうんだからね……」
「魅……魅音? 落ち着け、お前は酔ってるんだ」
耳元で、妖しく囁かれて吐息を吹き付けられる。
もし酔いを醒ました後、自分の行動や言動を覚えていたとしたら、魅音は恥ずかしさと悔恨の情で壊れてしまうだろう。
だから、俺は止めなくてはならないんだっ! 惨劇は……回避できるんだ!
だが決意した時には既に魅音がブラジャーを外していて……
俺の両足は魅音の膝の上に乗せられ、股間が天井を向く形となっていた。
背中には、壁。前方には、魅音。挟まれた俺に逃げ場なんて、なくなった。
俺の肉棒も挟まれて逃げ場なんて、なくなっていた。
むにゅぅ……
あんなにも大きくそそり立っていた俺の肉棒は、魅音の双乳の狭間からすら見えなくなっていた。
乳房の両脇から力を込めて乳圧を強くする事で、乳房が縦に長く肉棒に沿ってぐにゃりと変形し、亀頭さえも埋め尽くしていた。
生まれて初めて目にする淫景に、俺の頭はもうくらくらとして理性など壊れてしまいそうだ。
「圭ちゃんのが……どくん、どくんっていってるのがわかるよ……」
あ、ああ……もう、無理だ。
ごめん、魅音。でも、よくよく考えたら俺には選択肢なんかない。
だってこの場で拒んでも絶対泣くし、拒まないで受け入れても明朝泣く。
ならば少しでもその痛みを先延ばしにする……
もしかしたら明日になれば、今日の事は全部忘れている事だってあるかもしれない。
もはや理性などなくなって言い訳ばかり浮かんできたが、最後の抵抗とばかりに、俺は乳房に囚われた肉棒を引き抜こうと努力してみる。
だが、そんな抵抗は当然無駄で、ぎゅぅぅ……と力強く埋もれさせられた肉棒が乳肉に擦られて快楽が増すだけだった。
629酔越し編(魅音×圭一):2007/07/24(火) 04:24:22 ID:uFKzzl72
「んっ、あっ! け、圭ちゃん……暴れないで……ゃぁ……」
更に、魅音が暴れる肉棒を抑え付けようと、乳圧を強めてくる為射精感が高まってくる。
どくん、と俺のものが魅音に包まれている中で脈動した。
「やあっ! 圭ちゃんの……まだ、おっきくなってる……」
「はぁっ……は、ぁっ……」
先程までは完全に乳溝に埋もれていて見えなかった亀頭が顔を出し始めていた。
じくじくと先走りを迸らせて、ぷるぷると震えながら、必死に柔肉に擦られる快楽に耐えている。
「あは……、さっきおっきくなったから、先っぽ出てきちゃったね……。すごく、やらしいよ……」
「っく、ぅ、ぁ……魅音っ……」
うっとりとした表情で、俺の亀頭を見つめる魅音。
しかし顔を上げて俺の表情を覗き込んだときには、魅音の頬は膨らんでいた。
「ところで圭ちゃん。さっき……おっぱいの中でぐりぐり動いてたけど、逃げようとしてたでしょ?」
「そんな……ことっ……」
「…………そんな悪い子の圭ちゃんには、お仕置きしちゃうからね」
「え……?」
再び俺の先端は、俺の目からは視認不可能になる。
あろうことか魅音が俺の亀頭を、口腔内に咥え込んでいたからだ。
無論、肉棒の両脇から柔らかな、けど確かに強い圧力が加わっている事は変わりない。
「ぅ、ぁああ……」
茎の部分が柔らかく暖かい乳房に包まれているのに対し、先端部はぬるりとした暖かい口腔内に包まれていく。
その二種類の快楽に襲われ、俺は情けない声を上げた。もう、訳分からないくらい気持ちいい。
時折魅音は、赤い舌を覗かせながら上目遣いで俺の様子を窺ってくる。
「ぴちゃ、れろ……れろ、ぉ……ちゅぁ…」
「魅音……そんな事されたらっ、俺っ……すぐ、で……る……」
「んっ、いいよ……出しても……」
正直、腰がくだけてしまいそうなくらいだ。
でも少しでもこの快楽を長く味わっていたい。
だから、俺はここでもくだらない抵抗を試みるのだが……その行動を後に後悔する事になる。
俺は床についていた両手を、おずおずと肉棒を挟みこんでいる魅音の双乳の先端に伸ばした。
既に固くしこった両乳首をきゅっ、と親指と人差し指で挟み込む。
「やあっ!? け、け……ぃちゃん!?」
「こ、こうでもしてないと、俺……」
「だ……だめぇ……胸、感じちゃ……ぅ……」
魅音が与えられる快楽に耐えている間、俺への責めは当然弱くなる。
と、思いきや、魅音は涙を浮かべながら怒ったような表情を俺に向けると……
「んっ、んぢゅっ、ちゅぅぅううっ!!」
「う!? あああっ!?」
誤算だった。
俺が胸を弄ったように、魅音も快楽に耐える為、俺への責めを強くして相手の無力化を計る事を想像してなかった。
630圭一×魅音:2007/07/24(火) 04:25:44 ID:uFKzzl72
これまで舌でねぶりあげる程度の責めだったものが、強烈に唇を締め付けて先端を吸引してくる。
さらに、今まで肉棒を固定する為に、左右から乳圧を加えるだけだったものが、
揉みしだくような動きに変わり、俺の棒の至る所が擦られていく。
完全に俺を射精させようとする、射精させる為だけの行為だった。
「もう、悪さばっかりしてぇ……ん、じゅる、ちゅっ!」
「わ、悪さなんか、してな……ふ、ぁ……」
「レナとゴミ山行ったり……、沙都子にご飯作ってもらったり……、梨花ちゃんと
 こそこそ話したり……、詩音にからかわれたり……してもいいけどっ、
 ついでに圭ちゃんが別の悪さできないように……もう出なくなるまでしちゃうからねっ……」
「そ、そんな事しな……う、おぉ…ぁ!」
ずりっ……ずりゅ、くちゅっ……! ぐちゅぅ……
先走りと魅音の唾液が混じって、谷間に流れて行き、それが潤滑油となって
まとわりつく乳房の感触が、ぬるぬるしたものに変わる。
それが泡だってしまうのではないかと思うくらい、激しく俺の棒は擦り上げられていた。
先端部を舐め上げる音とは別の水音が、部屋に響き渡っていた。
もう、限界だった。
「ちゅる、りゅ、ぢゅぅぅっ……!」
「う、わ、ぁっ…はぁっ……、は…っ……もうっ、出る……っ!!」
「ん!? んくぅ、んぶっ…ちゅー……、こくん、こく…、ずずぅ……」
「魅音っ、ぁっ……まだ、出てるのに……っく、ぅ…!!」
射精中にも関わらず、吸い上げられ、乳も俺を搾り上げようと脈動しているものを擦り続けていた。
白濁を飲み込みながらも、奉仕を続ける魅音の様子に、かつてないほど長い射精感が続く。
それは錯覚でも何でもなく、魅音の口の端から白濁が零れている様子から、量も大量だった事がわかる。
ようやく脈動も終わったものの、まだ肉棒は解放されず……
「んっ……じゅるるるっ…! ちゅぅぅぅっ!」
「くぁっ、ぁっ……ぅ、ぉ……ぉぁ……」
もう、出ないのに。
射精も終わり、奥に溜まった残滓を吸い上げられ、それでも魅音は吸い上げてくるのだ。
腰を引いて逃げようにも、茎を包む二つの柔らかな丸みが、魅音の両手によって見たことないほどに歪な形をして逃げられないよう固定している。
この乳圧から肉棒を引き抜いて逃れる事は出来そうにない。
さらに、先端部の吸い付きに腰が砕けそうになり、まったく力が入らないのだ。
背中が壁で、背もたれとなっていなかったらと思うと、どうなっていたかわからない。
「魅、音……っ、は…ぁっ、あっ! や、や……め……出したばっかなのにっ……う、ああっ!」
「ぺろ、れろ……は、むちゅ、んじゅぅぅ! じゅ、りゅ…!け……ぃちゃんっ……」
「く、ぉあああっ! 吸い取られる……ま、た……」
一回放出したにも関わらず、俺のものは未だに在り得ないほど固く、大きくなっていた。
先程の射精から、そう時間も経っていないのに、俺は再び魅音の口腔内を白濁で犯してやりたいという気になっていた。
だらしなく涎を垂らしながら、俺は天を仰いで必死に快楽に耐えるしかない。
射精直後で敏感になってびくびくした亀頭が、魅音の舌に転がされて犯されている様子がよく分かった。
身体の様々な所に力を入れるが、あっけなく俺は二度目の射精を迎える事になる。
「ぴちゃ、ぺちゃぁ…、れろれろ、ぺろっ…! ん、じゅるっ、ちゅ……ぅ!」
「うぁあああぁあっ……! また、でるっ、また……う、ぁ…っ、ああっ……」
「んんっ!? んっ…、ぷぁ……け…ぃちゃん……ん、く、こくん、ず、ちゅ……
 圭ちゃんの……すきぃ、これ……すきっ……ちゅる……」
「うぁああ!? 魅……音っ、も…ぅ、本当に……」
631酔越し編(魅音×圭一):2007/07/24(火) 04:27:05 ID:uFKzzl72
相変わらず射精中も俺の肉棒を解放してくれる様子はない。
二度目にも関わらず、一回目とそう変わらないほど搾り取られた白濁を、従順に陶酔した顔で飲み込んでいく。
そんな様子を見せられるだけで、また肉棒が大きくなってしまってもおかしくない。
息を整えながら、魅音の頭に手を載せると、魅音は俺を見つめてようやく一息ついてくれた。
「圭ちゃんに一回飲まされてからっ……忘れられないんだもん……」
「な、何を……」
「あの時は不味い、なんて言っちゃったけど……ホントは、イヤじゃなくて……ずっと圭ちゃんの味が忘れられなかったもん……」
「魅……魅音?」
「けいちゃんの……味……思い出すだけで、身体熱くなって……一日中そんなえっちな事ばっか考えちゃう時もあるし……」
「……っ、あ…」
「圭ちゃんは…イヤだよね……こんな女の子……」
いかん……くらくらしてきた。
な、何だ、魅音……そんな事考えてたのか!?
イヤというか何と言うか、非常においしい事この上ないのだが……
だがこのまま行けば、俺はミイラになっちまう。
「はぁ……は……ぁ…ホントは、出なくなるまで……搾り取っちゃおうと思ったけど……
 圭ちゃんに嫌われたくないから、これで最後にするね……」
魅音はそう言うと、ようやく俺の肉棒を双乳から解放してくれた。
ずいぶん長い時間、肉牢に閉じ込められていた為か外気に晒された瞬間、ひんやりした感覚があった。
その感覚の差に浸っていると、先端に新たなぬるりとした感触。
スカートとショーツを脱いだ魅音が相変わらず壁を背にする俺にまたがって、秘所に肉棒をあてがっていた。
ブラウスは脱がないのが、俺達の暗黙の了解だ。
魅音は酔っているとは言え、このルールだけは覚えていた。
「ん……、圭ちゃん、いくよ?」
「お、おう」
当然ながら魅音が自分から入れていくなんて、今までになかった事だ。
俺は座ったまま。魅音は俺と向かい合う形でゆっくりと腰を下ろしていく。
次第に先端が見えなくなり、肉棒が魅音の胎内に飲み込まれていった……
「んっ、ああっ……、圭ちゃんが、入って…、入って…くるぅ………」
「くっ……!」
ぐぐ……
ゆっくりと根元まで飲み込まれていくのを、俺はただ見ているしかなかった。
やがて全てを受け入れた魅音は、俺の背中に腕を回して肩に顔を置いた。
「ね、ねえ、圭ちゃん……私のこと……すき?」
こんな事、いつもなら照れて聞かないくせに。
「え……あ、ああ。何でそんな……っ、事聞くんだよ…?」
「ぁっ、ん、っ……だって不安なんだもん…………時々、そんなバカみたいな事考えて寝れない日だって…」
「ふ、っ、く……好きだぜ……、何なら不安が消えるまで、何回でも言ってやるよ…」
「嬉しい……けいちゃん、だいすき……」
なんだか酔っ払った魅音と接して、俺は魅音のいろんな気持ちを知れた気がする。
少しは知ってたつもりだった。
ああ、でも。どうやら魅音はちゃんと俺の事を好きでいてくれているらしい。
それがわかっただけでも、今目の前にいる魅音にたまらなく愛おしさを感じる。
感情の昂ぶりによる行動なのか、俺は気付いた時には魅音を一度突き上げていた。
632酔越し編(魅音×圭一):2007/07/24(火) 04:27:47 ID:uFKzzl72
「ふあっ!? だ、ダメ……今日は、してあげるんだから……」
「ぅぉっ……」
ぐり、と最奥部に力が込められ、きゅぅぅっ……と先端部が吸い付かれていた。
俺を根元まで咥え込んでいる為、膨れ上がった魅音の肉芽が俺の腹に当たっていた。
魅音はそれを俺の腹で擦り付けるように、根元まで咥え込んだまま前後に腰をぐりぐりと動かしていく。
それによって魅音の胎内と膣口が締まり、肉棒全体にひだが絡み付いて俺を狂わせていく。
「魅音……ぅ、はぁ……、魅音の中が絡み付いて来てっ……」
「けぃ、ちゃんっ! んっ! あっ! あっ! ああっ……」
ず、ちゅ、ちゅく、ぐちゅ!
今度は激しく身体を上下させて、膣肉に肉棒を擦らせていく。
小刻みに最奥部を連続して突かせる事もあれば、肉棒が抜けてしまうほど、先端部まで肉棒を
扱いてから一気に最奥へと腰を落とす。
魅音の最奥部の蠢動が、これ以上ないくらいに、俺の精液を吸い上げようとしているのが分かる。
二度の連続射精による痺れが、大量の先走りを滲ませて、愛液と相まって動きに滑りを加えていた。
魅音が腰を動かす度に、がくがくと俺の身体は痙攣していた。
「ああっ……魅音…、す、げ……」
「私、圭ちゃんを、犯して……あっ……、犯しちゃってるぅ……。自分から腰を動かして……、
 犯しちゃってるよぉ……ふぅ、ぁああっ…!」
くちぃ、ずっ……くちゅ、ぬ……るぅ…!
結合部から俺の股間に垂れる愛液の量が、大変な事になっていて、室内には淫らすぎる水音が響いていた。
魅音は自分から貪欲に俺を貪っているという背徳感に悶えているのだろうか。
魅音が昂ぶれば昂ぶるほど、膣内の締め付けも絡みつきも、吸いつき方も比例してしまうのだ。
これまでに二度も射精していた為、三度目の射精が近い事が俺にはわかっていた。
「も……も、ぅ、で…るぅ、またっ……出る………!」
「ひゃぅっ……ちょう、だい……けいちゃんの、ほし……ぃ、ふ、あぁあっ!」
俺の全てを搾り取ろうと、魅音の膣内が締まり、最奥部がちゅぅぅと吸い上げてきた。
確実に俺の精液を受け入れようとしている蠢きだ。
だが……
「うっ、あ、あっ……く、あああああ……」
俺は最後の力を振り絞って、魅音の身体を持ち上げて腰を引いて肉棒を引き抜いた。
引き抜くと同時に、ビクン!と大きく爆ぜた肉棒から大量の白濁が魅音の秘所にかかっていく。
しかし、魅音は射精中の俺のモノを掴んで……
「け、けいちゃ………ふ、んんっ! 逃がさ……ないもん……っ!」
「!? ぉあっ……! あっ……み……お……っ…! 入れたら……」
無理矢理自分の膣内に再び肉棒を飲み込ませていく……!
俺は天を仰いで頭を壁に擦り付けて、頭だけでものた打ち回らせて理性を保つ。
射精中であった敏感な肉棒は膣内に収められて快楽が倍増し、どく、どく、と大きく脈動していた。
その度に俺の精液が魅音の胎内を犯しているのだろう。
結合部から漏れる白濁を見ると、おびただしい量を俺は魅音の中に吐き出させられてしまったらしい。
「圭ちゃんっ……、けい、ちゃんっ! あつ、いっ……ふ、ぁああああっ、とけちゃ……ぅ、んぁああぁぁ……!!」
精液の熱に打たれて、魅音は大きく身体を痙攣させると、絶頂に達したらしく気を失ってしまっていた。
俺は全てを出し尽くして、魅音の秘所から肉棒をずるり、と引き抜いてしばし放心していた。
とりあえず、やる事は沢山ある。
魅音の身体を拭いて、着替えさせて、布団に寝かせて……
願う事は、この夜の事を覚えていない事。
それを願うが故の、証拠隠滅だった……
633酔越し編(魅音×圭一):2007/07/24(火) 04:28:30 ID:uFKzzl72
そして、翌朝。
「……ん……ん〜?」
「あ、起きたか」
「ふぇ……? え……け、圭ちゃぁああん!?」
咄嗟に布団を両手で持って鼻の辺りまで持ち上げて顔を隠す魅音。
ああ、そういや詩音のマンションに泊まってるってコイツは思ってたんだっけ。
「詩、詩音は? ここ、圭ちゃん家? 何で、どうして……」
「あー……詩音は酔ったお前を介抱したり相手するのが面倒だって事で、俺に押し付けていったみたいだぜ」
「そ、そうなの? あ、そういえば圭ちゃん家って今日は誰もいないんだったね」
「ああ……それより、魅音。お前、昨日の事覚えてないのか?」
「昨日って……う、うん。私、酔うとその間の事って忘れちゃうんだよね。だって、ついさっきまで詩音の所にいるとさえ思ってたんだよ?」
覚えてないのか。
まあ、覚えてたら絶対泣き出して、しばらくはまともに顔を合わせてくれなかっただろうな。
「ね……ねぇ、圭ちゃん」
「なんだよ?」
「変なこと……しなかった……?」
ああ、してないぜ。
正確に言えば、されたんだからな。
「……何言ってんだよ。いくら俺でも寝込みを襲うような真似しねーよ(ちょっと嘘だけど)」
「そ、そうなんだ」
魅音はそう言って、安心したような、でもちょっと残念そうな表情を浮かべていた。
「…………………………ても、よかったのに」
「? 何か言ったか?」
「な、ななな何でもないよ! あはは! それより、学校行かなきゃだね!」
消え入りそうな声で何かを呟いたのだが、うまく聞き取る事は出来なかった。
顔は相変わらず真っ赤だったが、どうやら酒によるものではなさそうだ。
しかし、本当に昨日の事は何も覚えてないらしい。
そう考えると、俺は詩音に言わなきゃならない事がある……!

昼休みに入ると、決まって詩音はやって来る。
沙都子に弁当を、本人に不本意ながら作ってくるからだ。
俺は先に昇降口で隠れて詩音の来訪を待ち伏せていた。
やがて、長い翠の髪が俺の横をすっ、と通り過ぎて行こうとしていた。
「おい、詩音」
ギクッと詩音の背中が大きく動いた。
「け、圭ちゃん……あはは、はろろ〜ん……」
つかつかつかつか。
バツが悪そうにしている詩音との距離を俺は詰めていく。
やがて詩音の眼前まで辿り着くとガッ! と彼女の両肩を掴み上げる。
俺は俯いてわなわなと顔を震わせていた。
「け、圭ちゃん、謝るから落ち着いてください、エンジェルモートのデザートフェスタの券ならいくらでも……」
「――詩音」
しどろもどろに弁解する詩音の言葉を遮り、俺はようやく俯かせていた顔を上げる。
にぱー☆
満面の笑みで。
「え? あ……れ……怒ってないんですか?」
「詩音、頼みがある。 これからも魅音が酔っ払ったら俺の家に迷わず連れて来い」
「は、はい?」
そう、これは俺の一つの楽しみなんだ。
いつも魅音をいじめていじめて反応を楽しむ俺が、違った趣向で楽しむ為の。
ん? 俺が変態だって? 馬鹿野郎!
男はすべからく変態だ! だがそれを認めるか否かで男の器は天と地の差を持つのだ!!
結局はいろいろするよりもされる方が気持ちいいに決まってるだろうが!!
いいか、そもそも俺が魅音をあの手この手でいじめたとしてだ!
俺は確かに興奮するさ、ものすごくするさ!
だがな、結局はされる側の受け手に一時でも回らなければ男は射精できn

おしまい。
634名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 04:30:30 ID:uFKzzl72
>>630で圭一×魅音となってしまっているのは気にしないでくれ。
またカッとなってやった。今では反省している。猛省している。
前回読んでくれた人、レスくれた人、ありがとうございました。
今回読んでくれた人もありがとうございました。
では。汚い脳漿をぶちまけて死に絶えてくる。
635名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 04:37:44 ID:13p4sGCB
偶然リアルタイムで見れた!GJ!!!お疲れ様です!
636名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 06:04:58 ID:ZgEbOu3A
>634
俺はな、俺はな、こーいう魅×圭をずーっと待っていたんだ!!!!!!!!
攻め魅音というのは、こーいう魅音なんだよ!!!!!!!!
超GJ!!!!ご奉仕魅音たまらねぇ!!!!
637名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 08:04:30 ID:i55uAInX
>>634
うおおおおお!GJ!GJ!
朝からたまらないSSを読ませてくれて有難う。
魅音攻めもいいなぁ。萌える!
638名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 15:28:59 ID:BAwf0vsF
おっきした
639名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 15:36:07 ID:Qf+Val06
>>634
もっとカッとなってくれ
最高だ
今まで見た中で個人的に一番最高かもしれない

最高のGJをありがとう
640名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 17:20:58 ID:pWuJ8hNx
これは素晴らしい・・・素晴らし過ぎる。
攻めでも可愛さ充分で酔いのせいか甘えたな感じが最高だった。
Sだけが攻めじゃないんだぜ!!
あーエロ魅音にすっかりメロメロだw
641名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 20:35:18 ID:iHDsyGyn
素晴らしい。何というすばらしさだ。魅音が素敵すぎる。GJ。
642名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 00:32:25 ID:z1CUbGNp
あまりにもGJ。
これなら3度4度と再びカッとなってくだせえ。

>圭ちゃんにいじめられてるこのおっぱいで、圭ちゃんを今日はうんといじめちゃうんだからね……

この一言で俺の世界は反転したッ
643名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 00:41:53 ID:+rAeBRn/
よくがんばった!発症した!
644名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 00:42:16 ID:u4MgGEXG
GGGGGJ!!!!!!1!!
いつもエロイのテラサンクス!!

だがな、俺は考えてしまった。…もし詩音の家に行った場合をだ。
余裕があればでいい。このエロスのまま魅音×詩お(ry
645名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 01:47:40 ID:/MNkjm2h
レナSもの投下します。
これを見ておっきしたあなたは、間違いなくドMです。
646レナの大好物:2007/07/25(水) 01:48:30 ID:/MNkjm2h

こんにちは、圭一くん♪

どうしたの? こんな人気の無いとこに一人で……。 いったい何してたのかなぁ? ここ、学校の校舎裏だよ?

はぅ……レナ? うん、レナはね。 圭一くんのことが心配だったから、探しにきたんだよぉ♪

午前の授業が終わって、これからみんなでお昼食べよ〜ってときに、圭一くんどこにもいないんだもん。 レナすっごく探しちゃったよ?

ああ、うんうん知ってるよ。 気分が悪いから、保健室に行ったっていうのは魅ぃちゃんから聞いたの。 お弁当も食べられないくらい、つらそうにしてたって言ってた。

でもね? レナ、圭一くん簡単なサンドイッチくらいなら食べられるかな〜と思って、保健室に持って行ってあげたの。

具合が悪いんだったら、レナがあ〜んして食べさせてあげようかなぁなんて思っ……あ、は、はぅ〜、な、なんでもない♪

…………でもね。 圭一くん、いなかった。 

保健室のドアをいくらコンコンってしても、誰も出てくれなかったの。 お返事もなかったんだよ? 

それでレナね。 はぅ〜おかしいなぁ。 圭一くん、ベッドで寝ちゃったのかな? かな?と思って中も覗いてみたんだけど、やっぱりだぁ〜れもいないの。

その時……レナ、すごくドキッとした。
 
だってもしかしたら圭一くん、具合悪くなりすぎてどこかに倒れてるんじゃないかって……。 そう、思ったから……。

圭一くんが……? レナの大好きな圭一くんが!? 圭一くん圭一くん圭一くん!?!? どこにいるの圭一くん!?!?!? 

って、レナその時すごく取り乱しちゃってね。 すぐにあちこち探しまわったの。

おトイレとか、職員室とか、校庭とか……一生懸命探したんだよ? もう、息が切れちゃいそうなくらい走って走って走って……。

そしたらね……聞こえてきたの。 

校庭を走り回ってる最中、なんだか校舎裏の方から……ハァハァハァって。 まるで獣みたいな声が、聞こえてきたの。

はぅ……どこかの変態さんでも入ってきてるのかな? 怖い、怖いよ〜って思いながら、レナその声のするところを覗いてみたの。

そうしたら、そこに圭一くんが立ってるんだもん。 レナびっくりしちゃったよぉ♪ はぅ〜♪ もう、おどかさないでね?
647レナの大好物:2007/07/25(水) 01:49:07 ID:/MNkjm2h

……うん、でもよかった♪ 圭一くん顔色も良さそうだし、もうお昼も食べられるよね? ね?

レナももうおなかペコペコだし、圭一くんもおなかすいてるよね? じゃあ、みんなのところに戻ろっか♪

…………………あ、そうだ。 

教室にもどる前に、ちょっと圭一くんに聞いておきたいことがあるんだけど……いい?

そんなに大したことじゃないの。 圭一くんはきっと無関係だと思うんだけど、いちおう、ね?

『梨花ちゃんの体操着とブルマーが無くなっちゃったんだけど、どこかで見なかった』?

…………………見てない? 

……うん。 そっか、ならいいんだ。 見てないんだね? ごめんね、変なこと聞いちゃって。

…………………『また』なんだよね。 

三日前にも、たしか沙都子ちゃんのがどこかいっちゃったよね? それとおんなじ人がやったんだと思うの。

今日、四時間目に体育があったじゃない? その時はもちろん、まだ梨花ちゃんが着ていたんだけど、その体育が終わってすぐあと。 

みんなで教室で着替え終わった後に、ちょっと目をはなした隙に無くなっちゃったみたいなの。 梨花ちゃんの体操着とブルマーだけが。

うん、梨花ちゃんはちゃんとロッカーにしまったって言ってたよ? つまり、そのあと『誰か』がロッカーから持っていったってことになっちゃうんだよね……。 

『誰』だろうね? そんなひどいことするの。 レナは案外、身近な人だと思うんだけどな……。

うん……ひどいよね、女の子の着ていたものを盗むなんて。 一体取った人は、何に使うつもりなんだろ。 なんだろ。

梨花ちゃん、みぃ〜みぃ〜泣いてた……。 すっごくかわいそうだった……。 

沙都子ちゃんに梨花ちゃん。 そんなちっちゃな女の子の体操着ばかり狙って……どうせならレナか魅ぃちゃんのを取ればいいのにね? 圭一くんも、許せないよね?

…………そうかな。 ちょっとした出来心でも、こんなことする人はどうかと思うよ? 圭一くんは心が広いんだね。

レナは絶対に許せない。 こんなことした奴を、絶対に許さないよ。 

………………ところでさ、圭一くん。 さっきからずぅ〜〜〜〜〜〜っと、レナ気になってることがあるんだけど、いいかな? 
648レナの大好物:2007/07/25(水) 01:49:46 ID:/MNkjm2h

その後ろに持ってる、『布』みたいなもの……なに?

最初から気になってたんだ。 レナがここに来たときから、ずっとそうして『隠してる』よね? 手、疲れない?

ちょっと『それ』……レナに見せて欲しいな……欲しいな。

ん、ん。 どうしてダメなの? はぅー、レナに見られたくないものなのかな、かな。 そう思うとますます見たくなっちゃうよぉ♪

ね、ね、見せて? イジワルしないで見せてよぉ♪ なんだかかぁいい匂いがするよ? レナのかぁいいレーダーがそこにビンビン反応してるよ? はぅ〜んはぅ〜んって。

………………どうしてそんなに見せたくないのかなかな。 レナに見られると、困るものなの? ねぇ、圭一くん。

……………………はぁ…………。

圭一くん……レナね……。 ほんとは『全部見てたの』。

この校舎裏に来て、圭一くんに話しかける前から、ずっと……。 圭一くんのこと、見てたんだよ。

ハァハァって声がしたから、それが聞こえてくるところをこっそり覗いたの。 そこの物陰から。

そしたらね? 

圭一くんが、『体操着』を顔に押し当ててた。 その『体操着』のニオイを嗅いでた。 ハァハァハァって。 

変態さんみたいな声を出しながら、レナの大好きな女の子の名前を何度もつぶやいてたよ? 梨花ちゃん、梨花ちゃんって。

おまけに、もう片方の手でなにか下の方をゴソゴソしてて……あれは一体ナニをしてたのかな。 かな。

…………うん。 

もう、いいよね? じゃあレナにその体操着、見せてくれる? 

………………『古手』って書いてある。 やっぱり犯人は圭一くんだったんだ……? 沙都子ちゃんのも、圭一くんがやったの?

………………ふ〜ん、そう。 そうなんだ。 圭一くんがやったんだー。 へぇ〜……。

…………レナ、梨花ちゃんに返してくるね。 これ圭一くんが持ってたよーって。

こんな汚いことに使われたんじゃ、もうこの体操着着れないけどね。 梨花ちゃんかわいそう……あーあ……。
 
649レナの大好物:2007/07/25(水) 01:50:31 ID:/MNkjm2h
 
ん……や……ちょ、や、やだ、何するの? レナの脚にしがみついてこないでよ! きもち悪いなぁ!

変なとこ触った汚い手で、レナの体に触んないでよ。汚らわしい! 触んないでつってんでしょ! このロリペドの変態!

…………あ、ごめん。 ……ごめんね? レナつい本音が出ちゃった。 圭一くんは大事な大事な仲間だもんね、こんな言い方ってないよね? 

うん、勘違いしないでね? 汚らわしいって言っても、レナはべつに圭一くんがここでオナ…………ん。

……いやらしいことしてたことが、汚いって言ってるじゃないんだよ?

男の子のそういう、性のこともわからなくないし。 レナはそのことでは圭一くんを軽蔑したりしないから、安心して?

ただ、ね。 やっぱり『こういうこと』に使うんなら、ちゃんと持ち主の許可をもらわないとって、レナ思うんだ? 勝手に使ったりするのはイケナイことだよね?

だからお願いしてきてあげる。 梨花ちゃんに。

圭一くんが、どうしても梨花ちゃんの体操着で自慰をしたいみたいだから、ちょっとだけ貸してあげてくれないかなー? って。

みんないまちょうどお昼で教室にいると思うから、魅ぃちゃんや沙都子ちゃんはもちろん。 クラス全員に聞かれちゃうかもしれないけど……いいよね? ね?

だって圭一くんはガマンできなかったんだもん。 どうしても、シタかったんでしょ? しょうがないことだもん。 レナは圭一くんの味方だよ? はぅ〜♪

あ、そうだ。 千恵先生や校長先生にも知らせた方がいいよね? 生徒の大事な性の問題だもん。 ちゃーんと先生も知っといたほうがいいよね? はぅ〜♪ レナかしこぉ〜い♪

……………………え、なになぁに?

やめてくれ? 今、やめてくれって言ったの? レナに?

……圭一くんさ。 レナに何かお願いがある時は、もっとちゃんとした言い方があったと思うんだけどな……。

このこと、みんなに言って欲しくないんでしょ? 知られたくないんだよね? だったらレナ、もっとちゃんとお願いしてもらいたいな。

…………ほら、はやく言いなよ。 

梨花ちゃんの体操着とブルマーでオナニーしてた、前原圭一の恥ずかしい自慰行為を、どうかみんなに言わないで下さい、『レナ様』って。 
650レナの大好物:2007/07/25(水) 01:51:14 ID:/MNkjm2h

ほら、言ってごらん? ……言えないの? 圭一くんのお得意の『ごめんなさい』をするんだよ、ほら。

………………うん。 

ま、とりあえず許してあげようかな。 レナだってみんなに、大好きな圭一くんがじつは変態さんでしたぁなんて知られたくないしね。

うん……でも良かったね圭一くん♪ これで何もかも元通りだよ? いつもどうり、またみんなの前で何事もなく過ごせるね。

レナいつも言ってるでしょ? 当たり前の日常なんて、簡単に壊れちゃうんだって……。 

あやうく圭一くんのせいで、壊れちゃうところだったけど。 レナが黙っててあげるから平気だよ? うんうん♪ 

だから……ね?

レナの前で、オナニーして見せて。 

………え?じゃないよ。 何おかしな顔してるの?

まさかなんの『お仕置き』もなしに、このこと秘密にしてもらえるとでも思ったのかな。 かなかな。

甘すぎるよ。

レナ言ったよね、こんなことした人を絶対に許さないって。 さっきの『ごめんなさい』は、みんなに言わないであげるってだけだよ。 

だからほら……して? して見せて? レナの前で。 オナニー。

ほんとは梨花ちゃんと沙都子ちゃんの前でさせてやりたいけど、あの二人にはまだ早すぎるからね。 かわりにレナが見ててあげるの。 

イジメてあげる。 罵ってあげるの。 目で犯してあげるよ。 圭一くんのみっともな〜い姿を、ね。

それに……それにさぁ、圭一くん。 さっきからズボンの前、パンパンになっちゃってるんだけど……『それ』はどうするの?

そのままじゃ、教室戻れないでしょ? ごめんね。 レナがさっき途中で話しかけちゃったから、中途半端なとこで終わっちゃったんだもんね?

もうジャマしないから、いいよ続きして。 レナもう邪魔しないから。

圭一くんがオナニーするとこ、レナが全部見ててあげるから。

ほら、はやくみせて? シて見せて? ついさっきまでここでやってたよね。 それをもういちどレナの前でやるだけだよ。 はぅ〜簡単だよ〜。
651レナの大好物:2007/07/25(水) 01:52:27 ID:/MNkjm2h

うん……そう、そこね? そうやってズボンのチャックから、おちんちんだけ出してやってたよね?  ほら、全部レナに見せてよう。 圭一くんのおちんちん見せてー?
  
………………ふ〜ん。 それが圭一くんの、なんだ。 

…………恥ずかしい? レナに大事なとこ見られて、恥ずかしい? おちんちん恥ずかしいんだ?

あははははは♪ いまさらそんなこと言われたって、全然説得力ないよ。 さっきはあんなにハァハァ言いながらシテたくせに。

それにレナ、知ってるんだよ? だよ? ふふふ……♪ 何をって、とぼけないで欲しいな。

圭一くんが、『ドM』だってことだよ。

できないです、恥ずかしい、とか言って。 圭一くん、いますっごく興奮してるよね? レナの前でオナニーできるって思って、おちんちんビクンビクンしてるよ?

そんなに顔を真っ赤にしてるくせに、手でもうおちんちんしっかり握っちゃって……。 レナ、まだ触っていいなんて一言も言ってないんだけどな〜?

あ……あ、あ、ほらほら♪ いまおちんちんピクンってしたでしょ? やっぱり興奮してるんだ? レナにからかわれてきもち良くなっちゃった〜?圭一くぅん?

クスクス……♪ どうしよっかな。 かなかな。 もうちょっと焦らしてあげようかと思ったんだけど……。 

なんか圭一くん、もうガマンできなさそうだね。 そんなにシタい? そんなにレナの前で、シコシコしたいの?

あはははは♪ そんな必死にうなずいちゃって、まるでおあずけくらってる犬みたいだね。

……うん。 じゃあいいよ。 そのままレナによく見えるように、おちんちんシゴいてみて? いいよ、シコシコして♪ 

…………って、あ、あ、あ。 ダメ、ダメだよ。 そんないきなり激しくシちゃダメだよ? そんなに早くしたら、圭一くんすぐイっちゃうでしょ?

レナはできるだけ圭一くんの恥ずかしいところを見てたいんだから、もっとゆっくりやって見せて? ……うん。

そうそう、それぐらいゆっくり……だよ。 まだ早くシちゃだめだよ? いつもシテる時よりも優しく、丁寧にやるんだよ〜。 ナデナデ〜って。

…………え? こんなゆっくりじゃ、あんまりきもち良くない?
652レナの大好物:2007/07/25(水) 01:53:05 ID:/MNkjm2h

あはは……『だからイイ』んだよ♪ レナは、圭一くんがそんなもどかしくしてる仕草を見たいんだから……。

レナの目の前で激しくシゴきたい。 レナに視姦されながら、おもいっきりシゴきあげたい。

したいのにシたいのにシタいのに。 でも、そうさせてもらえない。 きもち良くさせてもらえない。 

それがもどかしくてイジらしくて、つい腰をモジモジさせながら悶える圭一くん……♪ 

そんなたまらなくかぁいい圭一くんが、レナの大好物なんだから……♪

だから、ダメ。 そのままレナの言うとおり、ちょっとずつやりなさい。 わかった?

…………はぅ、そんな泣きそうな顔しないでよ〜。 それじゃまるで、レナが悪い子さんみたいだよ……?

もう、しょうがないなぁ圭一くんは……。 はいはい、レナの負けでいいですよー。 はぅ〜。

うん。 じゃあ、ちょっとだけね? ほんのちょっぴりだけ、早くシテもいいよ?

…………クスクス。 かぁいいね……そんなに嬉しそうにシコシコしだしちゃって……♪ 

ねぇ、きもちいい? レナに見られながらのオナニーはきもちいいですかー?圭一くん?

あはは、答えなくったってわかるよ。 そんなに手を必死に動かして、お口をポッカリ開けちゃって……。 よだれまで垂れてるよ? 

なんか、今の圭一くんの顔ほんっとだらしない。 すっごくみじめで情けなくて、これがレナが大好きな圭一くんなの? 

そこまでいくと、なんかもうただのオスって感じだね。 オナニーしたいだけの、ただのスケベなブタさんだよー。 

ねぇねぇ、レナにこんなとこ見られて恥ずかしくないの? ブタだなんて言われて悔しくないの? ねぇ、ねぇねぇ圭一くん?

……あ。 いまピュッピュッって、おちんちんの先から何か出てきたね。 なぁにこの透明なの。 なんなのかなぁ〜?

……ダメだねぇ圭一くんは。 レナがいくらバカにしても、罵倒しても、み〜んなきもち良くなっちゃうんだ……。

それにさっきから……レナ思ってたんだけどさ。
653レナの大好物:2007/07/25(水) 01:53:38 ID:/MNkjm2h

レナのこと、オカズにしてない?

おちんちんシゴきながら、レナのカラダ、チラチラ見てるよね? さっきからず〜〜〜〜〜っと。

レナの顔とか手とか、胸元とか……。 脚なんてまるで舐め回すようなイヤラシイ目で、ジロジロジロジロ。

梨花ちゃんの体操着がないからって、今度は目の前にいるレナのカラダまで使うんだ? ほんっと見境無いね、圭一くんは。

……あのさ圭一くん。 どうせなら、ちょっとだけサービスしてあげようか?

そんなにレナのカラダをオカズにしたいなら、こうやって……ん……。

こうやって、レナが自分でスカートをめくり上げていったら……どうかな? ……興奮する?

ほらほら、ちょっとずつちょっとずつ……。 レナのセーラー服のスカートがめくれていくよ? いっちゃうよ〜? 見てる〜?

あ……ほら、ふとももが全部見えちゃった……。 さっき圭一くんがイヤラシイ目で見てたとこだよ? どお? 嬉しい……かな? かな?

このままもっともっとめくり上げていったら、今度は何が見えちゃうのかな……? 圭一くん見たい? これよりももっと先まで……レナのこと、見たい?

はぅ……そんなおちんちんシゴきながら、女の子のスカートの中を見たい!だなんて……。 ほんとデリカシーがないなぁもう。

…………うん。 じゃあ、見せちゃう。 圭一くんがおちんちんシコシコしてるとこ見てたら、なんだかレナもちょっぴり変な気分になってきちゃった……。 だから、特別だよ?

ん…………ほ、ほら、見える? レナの下着……大事なとこを隠しちゃってるパンティ……全部見える? ね、見える?

あ、あ、あ……すごい、すごいね……圭一くんの手の動きがどんどん早くなっちゃう……。 

おちんちんの先っぽから、ピュッピュッピュッてお汁が止まらないよ……すっごくいやらしいね……。 

ん……ね、ねぇ、もう出ちゃう……? 出ちゃいそうなの? レナの生パンティに興奮して、そのままドピュドピュッてしちゃう?

圭一くんのおちんちん、もうビクンビクンって跳ねて……今にも射精しちゃいそうだよ……うん……すごい……。

これでさ……もしこうやってレナが……今度はこのパンティまで降ろしていっちゃったりしたら……おちんちん、どうなっちゃうのかな……?
654レナの大好物:2007/07/25(水) 01:54:09 ID:/MNkjm2h

ん……大サービス、だよ? レナの一番大事なとこ、このまま見せてあげる……大好きな圭一くんに……。

あ……ほら見える……見えちゃう見えちゃう……。 女の子の一番大事なところが見えちゃうよぉ……。 圭一くんに見られちゃう……。 

レナのお○んこが……もうちょっと、もうちょっとで……ほらほら……見え……。

…………………きゃっ!? 

え、え……? あ、あ、あー……すごい……すごくいっぱい……たくさん……。

おちんちんの先っぽから、びゅるびゅる〜って……白いのがいっぱい出ちゃってる……すごいよ……。

あぅ……圭一くんが射精しちゃってる……レナの目の前で出しちゃってるよぉ……はぅぅ……。

み、見てるから……レナちゃんと見てるから、ね? い、いっぱいいっぱい出していいよ……そのまま……。

は、はぅ。 こんなにドバドバ出して……すっごくきもちよさそう……女の子に見られながら射精するの、きもちいい?

そんなにいっぱい飛ばしちゃって……もしかして、レナにかけたいの? レナの体にビチャビチャって、かけたいの……?

…………ん……あ、あん……今の、ちょっぴり脚にかかっちゃった……はぅ……すごくドロっとしてるよ……。

………………全部……出た?

うん……よかったね。 射精してるときの圭一くんの顔、すっごくかぁいかったよ? レナもちょっぴり興奮しちゃった……。

でも、もったいなかったね。 もうちょっとガマンすれば、レナの生のお○んこ見られたのに……。 はぅ〜、圭一くん残念……。
655レナの大好物:2007/07/25(水) 01:54:39 ID:/MNkjm2h

う〜ん……でもなんか、アレだね……。

せっかくのお仕置きだったのに、ただレナが圭一くんのオカズになっただけみたい……。

やだな。 圭一くんには一切触られてないのに、レナのカラダ、汚された気分だよ……はぅ。

これじゃあまた、別のお仕置きを考えないとダメだよね? これじゃあ圭一くんのためにならないもん。

う〜んう〜ん。 何がいいかな、いいかな。 圭一くんにとっての罰ゲーム罰ゲーム……。
  
…………あ、そうだ。 レナ良いこと思いついちゃったよ♪

あのね圭一くん? レナ、今ちょっと体が興奮しちゃってて……ちょっと、アレなの。

わからない? も、もう、ここだよ……こ・こ。 お腹のあたりがちょっと……あ、熱くなっちゃってるの……♪ 

おかげでね……溜まってたお水が、いまにも漏れちゃいそう……。 レナ、すっごくおトイレに行きたいよう……。

だから……ね? も、もうわかったよね? レナが何を言いたいか、ドMの圭一くんならもうわかってくれたよね?

うん♪ じゃあそこにあお向けになってくれる? レナがまたがってシテあげるから……。

…………はぅ、さすがのレナもこの体勢はちょっと恥ずかしいな……圭一くんに丸見えになっちゃう……。

ん……準備はいい? ちゃんとお口開けた? 

うん……♪ それじゃあ、飲ませてあげる……♪
 
656名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 02:02:44 ID:+rAeBRn/
俺は間違いなくドM
657名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 02:15:59 ID:iKSSGOJc
ドМの人手挙げてー
はいっ!
658名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 02:29:29 ID:Tmg4ST20
おれはむしろリックドM
659名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 05:22:32 ID:I/0prJ4j
知恵先生が受けになる話はないのだろうか
とは思うんだが俺では何処までいっても筆下ろしのイメージしか沸かない。困った
看護婦の人は色々思いつくのに何故だろうか・・・・・・
660名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 09:42:52 ID:e23VLy7P
なんでか知らないが読んでたら股間がおっきくなりました
なんでだろう
661名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 10:30:12 ID:aZSD1wzJ
勝手ながら「レナの大好物」の挿絵っぽいの書かせて頂きました
http://imepita.jp/20070725/375370

即興で書いたから顔だけですまん
また全身図が書けたら投下する
662名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 12:25:34 ID:1/V/spu6
ちょwウマスwww
663名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 12:44:15 ID:do90CzS1
挿絵とssのせいで、たった1500秒で
ドMに覚醒されてしまった。
664名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 14:18:50 ID:i0AMRKgY
>>442
暁と夏美は本編終了して6年後に再会、即入籍してるから、そこは問題ない。


それより親戚の家で監禁されてるときに、親戚のオヤジ共に…というシチュエーションがよさげ。
目隠し拘束、監禁と三拍子そろってるしな。
665名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 17:17:52 ID:6xB8dpMN
>>625-634
1000秒でエロ5発症余裕でした
もしや前回にもカッとなって圭一×魅音書いてくれた人では…?
相変わらず行為がリアルに緻密でエロすぎるw
普段受けばかりのキャラが攻めに回ると不自然だったりするけど、
ちゃんと”魅音のまま”違和感ない攻めになってて感動した!
これぞまさに据え膳の極み、棚から牡丹餅。ウルトラGJ!

>>646-655
レナの一人称のエロさは異常
変わった視点でエロゲやってるような錯覚を覚えた。
声付きで再生されたら大変なことになること間違いなしだw
いやはやごちそうさまでした。

S祭り万歳!S祭り万歳!
666名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 20:15:08 ID:fLHZarlB
>>664おっきっき
667名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 20:40:13 ID:EoE5N5FG
>>646
はひぃいぃぃぃレナ様ぁあぁぁ!!
668名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 22:09:20 ID:VkY9lOnC
>>667
アンタ別のスレでもそのセリフ言ってただろw



はひぃぃぃいいいレナ様ぁあああ!!!
669名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 22:16:31 ID:4Fdy2TXq
>>667-668
おいおいお前ら…


はひぃぃぃいいいレナ様ぁあああ!!!
670名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 22:26:12 ID:2d4WQNam
アニメ第2期の大人レナでも誰かよろ。


はひぃぃぃいいいレナ様ぁあああ!!!
671名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 22:26:22 ID:81fdEdlI
>>655
もう俺ダメだ。「レナ初めてだから」でMに目覚め、これで完全にMから戻れないや。
GJ。


はひぃぃぃいいいレナ様ぁあああ!!!
672名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 22:56:17 ID:GduoKFUk
なにこの流れwww
おまいらもうちょっと大人に…


はひぃぃぃいいいレナ様ぁあああ!!!
673名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:02:50 ID:cei6zf+O
Mです。レナの前ではマジMです。


はひぃぃぃいいいレナ様ぁあああ!!!
674名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:10:44 ID:MijSP40O
俺が流れを止めてやんぜぇ!

はひぃぃぃいいいレナ様ぁあああ!!!
675名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:17:49 ID:xsiYgRnB
ふはっ!
676名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:29:56 ID:1/V/spu6
↑入江が流れを止めました
677名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:50:11 ID:rj/fpIyD
やっと止まったか・・・

はひぃぃぃいいいレナ様ぁあああ!!!
678名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 00:02:15 ID:sAQHws+p
おまえら自重しろw
679名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 00:09:39 ID:IJMQmTfg
てめえらいい加減にしろ!
そんな事より俺の歌を聴けえ!!


はひぃぃぃいいいレナ様ぁあああ!!!


680名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 00:23:26 ID:FiWziesJ
アジアカップ日本敗戦か…
はにゅう、おつかれ
681名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 00:28:36 ID:4EGOMjg4
TOMY AGAIN
突撃グギャハート
SEVENTH KOOL
MIYO FRIENDS
REMEMBER 1500
682名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 00:31:06 ID:dFmX++uf
>>681
TOMY AGAINは切実だな。
683名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 09:51:31 ID:wy6meVBN
Iliy Loliy Nightもな
684最早:2007/07/26(木) 20:15:12 ID:xNmsJw2e
おバカTIPS

固有結界について

固有結界とはお馴染み型月のアレの事だが、この雛見沢における固有結界は上記の物とは似て非なるものである。
雛見沢における固有結界の多くは個人の強い理想や妄想等により自己の肉体や技術をそれこそ魔法の様にレベルアップさせる自己暗示の様なものである。
もちろん、これは最も魔法に近い魔術でも何でも無いので、連発等も可能だが、自分が危機に陥っていたり、シリアスな場面では発動される事はまず無い。
何故なら彼らの固有結界は自己の妄想等を消費して固有結界を発動しているため、それどころでは無い時に発動は不可能であるためである。
それでは下記に雛見沢で確認された固有結界を記す。尚、正式名称が判明しているのは入江氏の固有結界、「メイド・イン・ヘブン」のみなので他の固有結界の名称は型月世界の固有結界の名称を引用するものとする。

【無限の論理(あんりみてっどろじっくわーくす)】
前原圭一氏が所有する固有結界。
前原氏自らの「萌え理論」を高速詠唱する事により発動される、雛見沢での固有結界ではポピュラーなタイプの固有結界である。
発動している間は相手を萌え理論の虜(?)にし拳等で攻撃する。拳の威力自体も普段時よりパワーアップしており、そのパワーはチンピラ三人を楽々叩きのめせるほどである。
前原氏は自らの固有結界を入江氏の固有結界、メイド・イン・ヘブンのレベルまで持っていく事らしく固有結界に磨きをかけているらしい。
固有結界を父親から継承したという話もあるが、定かではない。

【カレー庭園(かれーていえん)】
知恵留美子氏の固有結界。
主にカレーが馬鹿にされた時やカレーの悪口を言った時に発動される。
結界内では全ての物がカレー色、カレー臭、カレー味となり相手にダメージを与えるが、留美子氏にとってカレーは全てであるが故に彼女のボテンシャルは常人を越え、平行世界における彼女のもう一つの可能性である「シエル」に限りなく近づく事が出来る。
そうなった彼女は結界内ではほぼ無敵、気分的にも死徒も真祖もどんと来い状態となる。
カレーと全く関係無い場所でも発動は可能だが、その場合は、「体はカレーで出来ている……」から始まる呪文詠唱を必要とするとかしないとか。

【メイド・イン・ヘブン】
入江京介氏の固有結界。
おそらく雛見沢最強の固有結界であると言われるメイド・イン・ヘブンは、メイドある所必ず発生すると言われている。(というよりメイドある所必ず入江氏がいるからだが)
基本的には自己のメイド論を詠唱する事で維持している、前原氏の固有結界無限の論理とほぼ同じタイプの固有結界だが、決定的に違うのはボテンシャルの異常なまでの上昇である。
前原氏の無限の論理のボテンシャルアップはせいぜい「人間の限界」程度だが、入江氏のメイド・イン・ヘブンは形容するならば「鬼」のレベルまで到達してしまうほどの上昇を可能とする。
鬼レベルのボテンシャルアップはメイドコスプレした北条沙都子氏と古手梨花氏の元へ「飛んで行く」事を可能にするほどである。
685名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 00:43:15 ID:RA0foH5d
>>684
確か言祝しでもう一つ固有結界出てたはず。
「みこ巫女愛のカタリ」だっけ?
686名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 01:47:50 ID:G1OgM2fH
>>684
あの跳躍は明らかにデンライナーを使ってるよなw
687名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 12:40:43 ID:UPQRYYl+
俺は今も鬼畜王の続きをtmtkして待ってる。
688名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 13:29:52 ID:N3weYev+
アニメの皆殺しで山狗VSになった位で第二の輪姦SSが出ることを期待している・・・。
アニメで悲しくなった後輪姦SSを見たら俺は俺はね
689名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 13:55:48 ID:ak0MhSmN
鬼畜王k1とは対を成すSM王k1(もちろんMで)


…スマン、フレーズが思い付いただけだ。
690名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 14:33:55 ID:SzCKWPMR
賽殺し編で、梨花が女子全員に性的な虐めをされる
シチュエーションを思い付いてしまった
691名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 15:19:20 ID:76jHeamo
>>689
話が思いついたら書いてみたいかも。
692名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 20:31:03 ID:Q1P9Znes
全員S女か
レナや梨花ちゃんや鷹野だけでなく、
魅音に沙都子に知恵先生に……

ゴクリ……
693名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 21:20:12 ID:xjmimRso
んっふっふぅ
694689:2007/07/27(金) 21:43:21 ID:ak0MhSmN
で、色々責める方法考えて書いてみることにしました。
最初に書くのは誰がいいですか?
責め方等の要望があればお聞かせ下さい。
出来る限りそれを取り入れて書いてみたいので。

誘い受けみたいになってすいません。
695名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 21:47:30 ID:PC8wS9Ry
とみたけの激写責めで
696名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 21:54:18 ID:zJIBXCSg
部活(トランプゲーム系)をしている最中、圭一『だけ』ずっと全裸。
そして他の4人はそれを一切気にしない、気にならないフリをしている。どんなに圭一が恥ずかしがっても何事もないかのように部活をする。
たとえ圭一のオットセイがおっきしても、絶対にそこにはつっこまない。 でもちょっとした言葉責めはする感じ。
…………マニアックすぎるね!
697名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 22:04:12 ID:UPQRYYl+
696の変態さに全俺が泣いた。
698名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 22:06:19 ID:NU5PFQvy
>>696を見たとたん、鈴羅木K1が出てきた。
これはこれでいけると思った。
699名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 22:38:09 ID:qh77wSuE
>>692
鷹野はいないし、魅音は詩音だし
レナは茨城越して狂わないから、礼奈のままだし
700名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 23:04:32 ID:xjmimRso
447KB
701名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 00:15:06 ID:dnKVT9yA
>>690だが、SS初挑戦であるにもかかわらず執筆中
702名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 00:25:06 ID:piptAxeq
そんな報告はいらん
703名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 00:27:34 ID:9wFoO7xd
まま、そういわずに(´ー`)
704名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 00:30:43 ID:aqadtNSL
>>699
お前は何を言ってるんだ
705名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 00:44:42 ID:ZLYWfqhQ
獲物が来るまでひたすら待つのが、紳士の嗜み
   
( ・∀・)


(゚Д゚)





  _   ∩
( ゚∀゚)彡 梨花ちゃま!梨花ちゃま!
 ⊂彡

  _   ∩
( ゚∀゚)彡 貧乳!貧乳!
 ⊂彡

  _   ∩
( ゚∀゚)彡 ょぅι゙ょ!ょぅι゙ょ!
 ⊂彡
706名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 01:03:17 ID:DQne5lEi
>>701
報告するのはいいが、カプを教えてくれないと期待して待てないんだぜ?
707701:2007/07/28(土) 01:13:34 ID:dnKVT9yA
>>706
沙都子×梨花を、賽殺し編の設定を基に書いています
708名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 13:18:12 ID:tevNjKkh
羽入って梨花と感覚共有というエロにはたまらない設定なのに
あんまでないよな
709名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 16:10:09 ID:aqadtNSL
狂ったK1をレナが性的な意味で慰めて正気に戻すっていうエロにはたまらないシチュがあるのに
全く出ないよな
710名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 16:24:57 ID:NhcdPYfK
むしろいちゃつく圭一と魅音にレナがSHIT!
暴走して逆レイープ

というプロットを考えてる。
711名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 17:47:46 ID:/EbbL7zs
>>710
3Pならなおいいんだがな。
712名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 19:25:43 ID:tevNjKkh
こういうのは?

エンジェルモート店員に扮したレナらが圭一の家に突入
 ↓
「四つん這いになれ」 「なれば制服を返していただけるんですね」などの
会話を経て全裸に。
 ↓
指でマンコをほじくられ、「汚い穴だなぁ」などと罵られる
 ↓
魅音のクンニで「アッー アッー!」と悶える
 ↓
圭一に局部を見せながら沙都子と梨花に穴を見せる。「気持ちいい!」と悶えながら
クリトリス自身を勃起させる。このあと、岡村がコンドームをつけ、レナに背後から
挿入。「アッ、アッ、アッ、アッ!」とレナは勃起させながら声をあげる。
 ↓
圭一も加わり4Pが始まる。ヤラれるばかりだったレナが一転、攻勢に出て、
圭一を下にして犯し始める。小刻みに腰を振りながら、「アッー、アッー、イク!」
と叫んで、レナも圭一の腹に勢い良く潮吹き。
あとケツに棒差し込んで 3回まわって「ワン」と吠えたらしい。
713名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 19:43:37 ID:dfXoaCaE
誰でもいいから(書き置き)の続き書けよ。
714名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 20:42:54 ID:aqadtNSL
アニメ4話で山狗×熊ちゃん希望
715名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 21:47:14 ID:U0LoJs8V
3回まわって「ワン」と吠えたらしい。
716名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:13:09 ID:piptAxeq
>>712
なんだこれは・・・たまげたなぁ
717名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:21:49 ID:jvfz2oaa
富竹は自身の富竹をそっと鷹野の富竹にあてがった……
「た、鷹野さんの富竹……すごく綺麗だよ。きれいな富竹だよ……」
「くすくすくす。それを言ったら、ジロウさんの富竹だってすごく逞しい富竹だわ」
もう、富竹の先端の富竹からはじくじくと先走った富竹が溢れ出していた。
「ねえ……ジロウさんの富竹……いっぱい頂戴?」
鷹野はそう言って、富竹の首筋の富竹に息を吹きかけた。
富竹が富竹を鷹野の富竹に富竹した瞬間、それだけで富竹の富竹が大きく脈動した。
鷹野の富竹の中に、大量の子富竹をフリーにぶちまけて行った。
その富竹は大量で、白濁の富竹が鷹野の富竹からごぽごぽと富竹出していた。
「た、鷹野さん、ごめん。嫌な富竹だったね」
「あらあら、そんなことないわ。もし、これで富竹したら、ジロウさんは責任を取って私と富竹してくれるんでしょう?」
「ぼ……僕みたいな富竹でいいのかい。鷹野さんは」
「くすくすくす。もし、ジロウさんがいなくなっちゃっても、これで淋しくないもの……」
それは富竹が富竹の変わり目にしか訪れない富竹だからなのか、それとも
(省略されました。続きを読みたい人もtmtkしないでください)


もみ。
「は、はう〜……け、圭一くんのえっちぃぃぃぃ! お仕置き、お仕置きぃ!」
もみ。
「ふぇ? え、け、けけけ圭ちゃぁあああん!?」
もみ。
「ちょ、ちょっと圭一さん!? な、何をなさってますの!? ふ、不潔ですわー!」
もみ。
「みぃ? ……みぃ。圭一は……えっちなのです」

「「「「でも」」」」
「圭一くんなら……いいよ……。ひどいことしないって、レナは信じてるから…」
「け、圭ちゃんなら……ちょっとだけなら、いい……よ……。ほ、ホントにちょっとだけだからね!」
「圭一さんが、そこまで触りたいというのなら、さ、触らせてあげない事もありませんでしてよ…」
「圭一。ボクの
(省略されました。続きが読みたい人もtmtkしないでください)
718名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:28:33 ID:tevNjKkh
富竹wwwwwwwwwwwwww
719名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:29:33 ID:YgYly7u4
tmtktmtk
720名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 00:13:58 ID:+XTHq3sb
なんという富竹wwwwwww
721名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 00:27:39 ID:aXlZxf6k
糞ワロタwww
tmtk
722イチロー:2007/07/29(日) 00:29:37 ID:cAGQwGPX
皆様久しぶりです。
しかし職人の方々素晴らしいですね。
俺はスレを汚しただけ
申し訳ないです。
時々スレは覗いています。覗くぐらいは良いですよね?
723名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 00:39:23 ID:s8W3jGXv
>>722
というか投下しても良いと思うよ。
住人は一枚岩じゃないんだし。俺は待ってる。
724イチロー:2007/07/29(日) 00:49:30 ID:cAGQwGPX
>>723
有り難うございます
構想はあります。
書き終わったら投下します。
725名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:12:20 ID:s8W3jGXv
>>724
その時は何度も見直して、自分で良い出来だ!と思える物を頼むぜ!
待ってる。
726名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:14:55 ID:IdX4SlJr
イチローは本当に書き終わったら見直したりせずすぐなイメージ…
727名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:22:58 ID:xmuBBdQM
不覚にもアニメの詩音に劣情を催してしまった…!

てなわけで詩音SSを希望します。
できれば悟史とのカプで
728名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 04:33:59 ID:uJ7ppzZa
>>727
そのうち、ひぐらし「が」なく頃に でやってくれると思うよ。
729名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 05:55:51 ID:lP9//tmi
やめろw
730名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 08:54:08 ID:Y73quT4u
あーん!あーん!( ゚∀゚)o彡゜
731名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 09:06:44 ID:7wPni5De
>>704
アンカミスだった。>>690へのレスだった

今は「みよちゃん、君を助けに来た!」前の話を希望している
732名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 21:08:22 ID:28w9z4wg
梨花・羽入の感覚共有ネタを温めていたら>>708がそのまんま発言しててびびった。
というわけで冒頭部分だけ投下してみる。


「梨花、梨花…」
ひぐらしの声が止み、沙都子も寝静まった頃。
私が夜の晩酌を楽しんでいる所に彼女――羽入が声をかけてきた。
「…どうしたの、また私に説教でもするつもり?」
こういう時の羽入は未成年だからお酒は駄目なのですあぅあぅ…と言うのが大体のパターンだ。
彼女と私は感覚を共有してると言えど体の主導権は私にあるわけだから、結局私はいつも羽入を無視して酒をたしなみ続けるわけだが。
だがしかし、今日という日は…様子が違った。
「あぅあぅあぅ、なんだか今日は体がぼーっとするのです…」
「体って、あんた実体持ってないじゃない」
「あぅあぅ、そ、そうなのですが、その、とにかくぼーっとするのです」
私の冴えたツッコミに多少動じた羽入だったが、それでもなお彼女は自身の不調を訴える。
風邪…なわけはないか。実体を持たないわけだし。
私が食べたものが羽入の口に合わずに調子を崩した、とか?
いや、今日は辛いものなど食べてないし、特に変わったものを口にしたわけでもない。
それなら一体、彼女に何が…?
そうして考えあぐねている所で、羽入が口を開いた。
「こんな感覚、とても久しぶりな気がするのですよ…。
 ふわふわして、もやもやして、なんだかすごくむずむずするのです。」
ふわふわして、もやもやして、むずむず…?
三つの擬音を頭の中で並べてみると、…やがて私は一つのことを思い浮かべた。
「羽入。」
彼女に声をかける。
「な、なんですか梨花?」
「あんた、発情してない?」
「…。」
「…。」
「…。」「…。」「…。」「…。」
長い沈黙…………の後。
「あぅあぅあぅあぅあぅあぅあぅあぅあぅあぅあぅあぅ!!!!!?」
羽入の叫び声が頭に響き渡った。
「そ、そんなことはないのですよあぅあぅ!?ぼ、僕は至って正常なのでありまあぅあぅあ!?」
顔を真っ赤にさせてぶんぶんぶんと手を振る羽入。
正常だったらそんな取り乱し方しないだろう。…いや、彼女の場合はするかもしれないが。
「じゃあ、…ゲームでもしてみましょうか?」
そんな彼女の様子を見て、私はくすくすと笑いながら一つ提案した。
「げ、ゲーム?」
「そう、ゲームよ。とてもとても面白い…ね」
私は彼女にそう言うと、そっと己の下腹部に指を這わせた。
「ひゃぅ!?」
びくん、と羽入が体を強張らせるのが感覚で分かった。
ニヤリと笑みを浮かべた私は、彼女に囁く。
「これから私が自慰をして、果てた後に羽入の体調が良くなるかどうか…試してみましょう?」


…え、続き?まだ書いてませんがなにk(ry    すんません完成したらちゃんと投下します…orz
733708:2007/07/29(日) 23:22:52 ID:cWejkzWu0
感覚共有ktkr!
自分自身を責め尽くしてやれ
734イチロー:2007/07/29(日) 23:36:04 ID:cAGQwGPXO
イチローです
今回は圭一×詩音×レナエッチがあるのは圭一と詩音
恋人同士なのは圭一とレナ
圭一の心の葛藤
詩音の嫉妬(L5発症)
レナの一途さを書いてみました。
それでは投下します
735イチロー:2007/07/29(日) 23:36:54 ID:cAGQwGPXO
俺は馬鹿な男だ!好きな女を裏切った。
レナ・・・すまない


俺とレナが付き合って間もなく1ヶ月過ぎた
「レナと付き合って1ヶ月経つな」
「そうだね。1ヶ月早かったね。」
「レナ今週の土日親父達仕事で居ないから遊びに来ないか?1ヶ月記念に食事を作ってやるぞ!」「はぅ〜圭一君料理出来るようになったのかな?かな?嬉しいな・・・楽しみにしているよ。」
部活の事もあって、料理を作る楽しみを知った。母さんに習いつつある程度の料理は出来るまでに上達した。
レナの為って言うのが本音だがそれは内緒だ
「レナ楽しみにしてろよかぁいい料理作ってやるぞ」
「はぅ〜かぁいい料理お持ちかぇり〜」
何の料理作るかな・・・
736イチロー:2007/07/29(日) 23:39:06 ID:cAGQwGPXO
週末の料理を作る予行練習の為スーパーに来ていた。
「はろろ〜ん圭ちゃん何をしているのですか?」
「詩音か。今度レナに料理を作ろうと思って材料を買いに来たんだよ。所で、詩音は?」
「私も料理を作るための材料を買いに来たんですよ。圭ちゃんラブラブですねぇ〜レナさんに手料理作るなんて」
「茶化すな所で詩音は料理得意か?」
「こう見えても、得意なんですよ。一人で暮らしいますしね。もしかして、疑ってます?」
「違うよ。得意なら手本見せてくれるか?」
「良いですよ!お二人の未来の為に一肌脱ぎます。」
「サンキュー詩音の家に邪魔して良いか?」
「はい!今日は肉じゃが作るつもりでしたし。」
材料を買って詩音の家に向かった

それがあんな事になるなんて
737イチロー:2007/07/29(日) 23:44:53 ID:cAGQwGPXO
詩音のアパートに来た。女の子らしい部屋だな。「テレビでも見ながらくつろいで下さいね。」
「おう。楽しみにしているよ。」
包丁さばき等を見ていると料理が得意って言っていたのも本当らしいな。
おっいい匂いがしてきた「圭ちゃんもう少しで、出来ますよ。お皿並べてもらえますか?お酒も有りますので」

一口食べてみた。
旨い・・・味付けが絶妙ジャガイモもホクホクしていて俺好みだ。
「圭ちゃんどうですか?今回はかなり、自信作何ですよ?」
「びっくりしたよ。旨い味付けとか、俺好み」
「えへへ有り難うございます。照れますね。」
酒も飲みながら色んな話をした。(主に俺とレナの話だが)
突然
「圭ちゃん悩みを聞いてもらえますか?」
「んっどうした?抱え込むより話した方が楽になるしな。聞くぞ」
「私、好きな人が居るんです。その人はどっか行ったまま一年以上帰ってきません。名前は悟史君知っていますよね?」
沙都子の兄貴の名前だったな。転校したって聞いたけど
「私ずっと好きでした。悟史君と一緒に話して一緒に居るだけで温かい気持ちになれたんです。でも突然居なくなりました。本当に突然でした。
私に何も言わず・・・
何で居なくなったのか分かりません」
738イチロー:2007/07/29(日) 23:45:29 ID:cAGQwGPXO
途中から涙声になって喋れない状態だった
俺は何も言えない・・・ただ泣いている詩音を見ているのが何だか辛かった。
「詩音・・・何て言って良いか分からないけど泣いている詩音を見るのは俺も辛い・・・」
泣いている詩音に胸を貸した

「圭ちゃん有り難うございます。少し楽になりました。」
「気にするな詩音」
「圭ちゃんお願いがあります。その・・・私を抱いて下さい。一回だけで良いですから勿論レナさんに悪いと思いますけどお願いします私から悟史君の事忘れさせて下さい」
迷った・・・俺にはレナという恋人が居る。レナを裏切ることを出来ないただ詩音をこのままほったらかしたら可哀想に思えた。
「分かった。それで詩音が楽になるのなら・・・」
浮気とかそういう感情ではない。詩音を楽にしたかったから・・・
レナ・・・すまない
739イチロー:2007/07/29(日) 23:46:08 ID:cAGQwGPXO
詩音の涙を拭いキスをした
くちゅくちゅと音を出しながら少しずつ激しくした・・・
「うん。はぁ〜・・・圭ちゃんキス上手です。凄く優しいです。」
その顔が可愛くて愛おしくて・・・頭を撫でた
「圭ちゃん・・・温かいです。もっと・・・キスして下さい。」
くちゅくちゅからぴちゃっていう音に変わり貪るようにキスをした
ブラウスを脱がしスカートも脱がした。
「詩音綺麗だ!きめ細やかな肌形の崩れていない胸本当に綺麗だ!」
目の前には、白いブラとショーツだけの詩音の姿が露わになった。
クラクラするぞ!
優しくキスをしてブラを取った形の良い綺麗な胸が露わになり俺の理性が遙か彼方に消えてなくなった・・・
(今は詩音の事だけ考えよう)
「んっ・・・あん・・はぁん・・け・・いちゃ・・・・・んふわぁうっ」
胸を中心に舐めてキスをして・・・詩音の秘部に手を添えた
「詩音濡れているぞ・・びしょびしょだ」
「圭ちゃん・・・意地悪です。んっ気持ち良いです。次は私が気持ち良くしてあげます。」
740イチロー:2007/07/29(日) 23:48:15 ID:cAGQwGPXO
「・・・うはぁ・・くっ」
「圭ちゃんふふっ大きいですね。顎が疲れます」ジュボジュルジュルって音が響き渡る俺は快感に酔いしれていた・・・
「詩音挿れるぞ?」
息子を静かに詩音の秘部にあてがい挿入した
「あん・・ちょっ・・け・・いちゃ・・・・・んダメェ〜激し・・・んっハァハァ」
俺は無我夢中だった。
本能のまま腰を振った
「け・・いちゃ・・・・・んはあはあ・・・もっと私の中をかき混ぜてめちゃくちゃにして・・・あっんーーー」
「詩音そろそろ限界だ・・・うっ」
「圭ちゃん中に出して良いですから・・・はあはあ」
それは、流石にマズい
抜こうとしたが・・・
詩音足を絡ませて抜けない
そして中に出してしまった
「圭ちゃん心配しなくても大丈夫ですよ。安全日ですし何より嬉しかったです。本当に有り難うございます。」
でも元気になってくれて何よりだ
「分かっていると思うがレナには内緒だぞ?」
741イチロー:2007/07/29(日) 23:49:55 ID:cAGQwGPXO
「分かっています。レナさんには、内緒にしますよ。」
「それと、肉じゃがのレシピ貰えるか?今度レナに作ってやるから」
「良いですよ。・・・はい!どうぞ」



「くっくっくっあっはっはっはっはっこれでレナのアバズレに復讐出来るあははくっくっく」
742イチロー:2007/07/29(日) 23:51:05 ID:cAGQwGPXO
あの一夜から数ヶ月


「圭ちゃんはろろ〜ん」
「詩音おっすどうだ?最近」
「おかげさまで元気ですけど・・・近頃体調が悪いんです」
「今の季節風邪とか引きやすいからな大丈夫か?
無理はするなよ!
そうそう肉じゃがのレシピ有り難うなおかげでレナにも大好評だ」

「それは、良かったです。大事な話しがあるんですけど時間大丈夫ですか?」
「構わないぞ何の話だ」
「圭ちゃん実は・・・妊娠しました。2ヶ月です・・・意味分かりますよね?圭ちゃんと私の子供です。責任とって貰えますよね?」
????
妊娠?
「ちょっと待て詩音妊娠って?あの時は安全日って言っていたよな?」
「あれは嘘です。」
「どういう事だよ!何で嘘をついた?」
「レナさんに対しての仕返しです。あの女だけは許せない。悟史君を誘惑しやがった!これは復習です。あっはっはっ」
「レナと付き合ってるから俺を利用したのか?」
「最初はそうでした。
今の気持ちは違います。圭ちゃんの事大好きです。だから子供を宿したんです。パパになって下さいね。
覚悟を決めたらどうです?」
743イチロー:2007/07/29(日) 23:53:52 ID:cAGQwGPXO
俺は馬鹿だ・・・
レナを裏切り詩音を妊娠させた。
「分かった・・・責任とる」

「レナ大事な話しがある。」
「何かな?かな?」
「レナ今でも好きだ!
でも、別れてくれ・・・詩音と一回肉体の関係を持った。それで妊娠した・・・責任とらないといけない。俺がバカだから」
「圭一君・・・理由が合ってそういう関係を持った。私は圭一君が大好き今でも・・・これからも今はお別れだね。何時までも私は圭一君を好きだから味方だからね。」
俺はバカだ大バカ野郎だ・・・ここまでの事をして、傷つけたのに俺の事を好きだって言ってくれている
レナ・・・ゴメンな
744イチロー:2007/07/29(日) 23:54:39 ID:cAGQwGPXO
数年後


俺の隣にはレナが居る。俺達の子供が走り回っている。

あの後詩音は自殺した
理由は分からないけど突然のことだった

魅音に本当の事を喋って詩音が妊娠していたか聞いてみた。
「妊娠していなかったよ。多分想像妊娠だったんだね。しかし圭ちゃんの人生波瀾万丈だね。くっくっく」
やっぱりあの時の詩音はおかしかった理由は分からないけど・・・
だけど今は幸せだ・・・色んな間違いをした俺だけど隣には好きな人が居る
この幸せを噛み締めながらレナと子供と共に歩んで行きたい
745イチロー:2007/07/29(日) 23:55:20 ID:cAGQwGPXO
かなり長くなってしまいました。
エロを混ぜつつ俺が書きたいものを書いた感じです。
何回も読み返して何度も修正しました。

読んでくれた皆様有り難うございます。m(_ _)m
746名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 23:58:22 ID:cWejkzWu0
リアルタイム投下読んだのは初めてだGJ
エロ描写は結構興奮したけど誤字脱字も修正した方がいいね
あと、昭和58年抜けられて良かったなwwwwwww

747名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:01:46 ID:cA+RzzDp
とりあえず投下乙。ぶっちゃけさぁ、シチュとかはアリだと思うんだよ。
だけど……前にみんなが言ってくれた事を少しは考慮に入れようよ。

誤字脱字多すぎ。最高に萎えたのは「これは復習です」←復讐です。
投下前に全文必ず見直してくれ。使い方の分からない漢字は、辞書でも見てくれ。
これで何度も見直したなんて言うのは流石に嘘だと思われるよ。

毎回言われてるけど、句読点くらい使おう。ちなみに句読点ってのは「、」「。」の事だ。
セリフをキャラに喋らせる前に、一回自分で声に出して読んでみな。
そうすりゃ、どこに句読点入れるかわかるでしょ?

それでも分からなければ、とりあえず保管庫行って、全作品を読んで見る事を推奨する。


748名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:07:42 ID:dWAkcew/
>>735-744

( Д )゜゜



749名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:10:05 ID:oL6pzb8o
466KB
750名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:12:58 ID:ypOBrOBS
よくGJが出せたもんだな
誤字脱字多すぎだろ…
ハァハァってどこの変態だよ(笑)
しかも詩音自殺してるのに魅音笑ってるって
そこまでイかれてないだろ(笑)
レベルが上がらないね
長文スマソ
751名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:13:57 ID:BRRCdawi
とりあえずイチローがリアル中学生ってことは分かった。
752746:2007/07/30(月) 00:18:50 ID:f1+FgPXf
皆結構手厳しいんだな・・・
俺はついフォローしちまうw
753名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:28:38 ID:oL6pzb8o
とりあえず一回上手い奴の文章丸写ししてみろ。話はそれからだ。
754名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:29:10 ID:b0/J3et0
相変わらず、「他人に読ませよう、読んでもらおう」
という気が感じられん文章だな。
誤字脱字は多いわ句読点はないわ……
755名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:38:08 ID:Bkty8/1n
シチュはいいと思うけど、書きたいものが多い割には状況や心理描写が抜け落ちすぎてて、
かつ台詞が棒読み臭いからいまいち読みにくいしグッとくるものが無いんだと思う。
俺も文章上手くないから偉いことは言えないけど、描写についてもうちょい勉強した方がいいんじゃないかな?
756名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:39:56 ID:TBfkFMNv
イチローへの宿題

1、保管庫の作品を全て読む。
2、上手い人の文章を一回丸写ししてみる。

でも、これは普通にやる価値あると思う。
夏休みだから、暇だろ?
それで成長してくれたら、きっとみんな今度は賛辞を送るよ。
757名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:46:46 ID:tsWyt7fU
お前ら厳しいけど優しいのなw
758名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:58:09 ID:ysjxb/Uk
詩音綺麗だ!きめ細やかな肌形の崩れていない胸本当に綺麗だ!

んふわぁうっ

んダメェ〜激し・・・んハァハァ


腹抱えてワロタ
上手い作者なら他にもいる、いっそ珍味のままでいてくれ
759名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:00:25 ID:5JYAk+O2
>>757
シュチュや発想事態はそこまで酷くないからじゃない?

素材はいいのに味付けで失敗してる感じ・・・
基礎さえきちんとすれば、ちゃんとした良作になるかと俺は思うな。
760名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:03:55 ID:lGjZahRx
イチローお疲れ!
俺もシチュは悪くないと思う
でもみんなの言うのもわかる
文章が稚拙なのはまぁ、これからの頑張り次第だしだ
丸写しは一回やってみ?かなり勉強になるから

ところで、そろそろなんの憂いもない幸せな感じの圭レナ読みたいんだけど
誰か予定ない?
761名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:10:14 ID:5JYAk+O2
>>760
よし、なら俺が書こうw
スマン、PC今壊れてる○| ̄|_
しかも、エロss書いたことない。
昼壊しで圭レナの妄想が止まらん、誰か神はいないのか。
762名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:39:21 ID:5zl/bttl
>>732
ひぐらしのなく頃までには頼むぜ?
763名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:43:36 ID:qBgH+EZZ
>>760-761
圭レナ今書いてるけど未だ全然途中だし、
長くなりそうだから少し待って。
764名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 03:29:45 ID:G7HfLq7w
お久しぶりですがこっそり投下ー。
>>615の罰ゲーム圭レナの続きです・・・寸止めですが(・ω・` )
765名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 03:31:23 ID:G7HfLq7w
「・・・・圭一くん?えっと、・・・結局罰ゲームは何だったのかな、・・・かな?」
紙を凝視したまま硬直している俺の様子に己の身の危険を感じたのか、
恐る恐ると言った感じでレナが尋ねてくる。
その声に漸く俺は我を取り戻して、ゆっくりとレナに罰ゲームの内容を見せた。
レナの不安げな瞳がその文章を辿る。直ぐに真っ赤になるかと思っていたが
キョトンとして何回も何回も初めから読み返し、・・・5回目くらいで遂に爆発した。
「ふ、ふえええぇっ!!?こ、これやるの・・・・・・・?」
「・・・・・あぁ。そだ、な・・・・ 。」
「ううぅ・・・これってそのっ・・・『はい、あーん☆』で普通にじゃダメなのかな、かな・・・?」
きっとそれならば俺も耐えられると思う。
・・・・だが、実際にこの真っ赤になって涙目で俺を見つめるレナを目の前にした途端、
罰ゲーム通り俺にヨーグルトを食べさせるレナの姿が頭の中に広がって・・・うぐ。
・・・気付くと「それでも良いぜ。」と言おうとしていた俺の口先は勝手にレナに罰ゲームを
実行させるためにそのスキルを発揮していた。

「ダメだ。この前きちんとやり方は教えただろ?あの時はヨーグルトが無かったから
次の日に回すつもりでいたが校長のお陰で実行できなかったしな、ちょうど良いじゃねぇか。」
「・・・で、でもこう言うのって皆がいる前でやるのが罰ゲームなんじゃないのかなぁ!!?」
「・・・・何だ?レナは周りに誰も居ないより皆に見られる方がお好みか?それだったら・・・」
「ちちち違うよ!そ、そうじゃなくて・・・っ、うぅ・・・・分かったよぅ・・・。」
・・・・皆のいる教室でするより、俺と二人きりの誰もいないこの状況下、更に布団の上で
この罰ゲームをするほうがよっぽど危ないと思うのだが、幸か不幸か混乱中のレナは
それに全く気付いていない様だった。

「ちょうどヨーグルトは残ってたしな。俺が取ってきてやるから心の準備でもしておけ。」
「あ、圭一くん・・・・メイド服はどうすれば良いのかな、かな・・・。」
「魅音じゃあるまいしここにある訳ねぇだろ・・・あったら逆にヤバイ。」
俺の冗談にレナは漸く緊張を解いてクスリと笑った。
その笑顔を見た俺も、余計な緊張感を捨てられた気がした。
(これなら大丈夫・・・、かもな。)
「せめてもの情けだ、服はそのままで良いぜ。じゃあちょっと待ってろよ?」
「・・・・・・・はぅ。」
766名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 03:34:23 ID:G7HfLq7w
「・・・じゃぁ、いくからね?」
「・・・・・・お、おう。」
俺の部屋の、俺の布団の上。遂にその罰ゲームは開始された。
レナがそっと紙製のスプーンの普段は持つところを銜え、手に持ったヨーグルトのカップから
ヨーグルトを少しだけ掬い上げた。
そして胡坐をかいている俺の膝に片手を乗せ、たどたどしく顔を寄せる。
・・・・・シャンプーの良い匂いが鼻を掠めた。目の前には緊張した様子のレナの顔。
視覚と触覚と嗅覚でレナを感じた俺の下半身が急激に熱くなっていく。
(ぐお・・・・・っ、いや、まだ耐えられる・・・耐えられるぞっ・・・・!)
必死にその熱を抑えた甲斐あってギリギリの所で理性は保てているのだが・・・・
ヤバイ、体が動かない。

一方レナの方は突然硬直してしまった俺に戸惑っていた。
さっさとスプーンのヨーグルトを食べて欲しいのだが催促するのもそれはそれで
恥ずかしいのだろう、ひたすら俺が動くのを待っていた。
・・・・・と、顎が辛くなってきたのか、徐々にスプーンの角度が下がっていく。
部屋の暑さのせいで少し溶け、液状になりかかっていたヨーグルトがそこから
レナの手へと落ちた。
「・・・んぅっ・・・!」
突然手に感じた生ぬるさに驚いたレナはビクリと体を揺らす。
その振動で今度は急に角度の高くなったスプーンからヨーグルトが伝っていき、レナの口の端から顎までを汚していく。

『せめてもの情けだ、服はそのままで良いぜ。』
・・・罰ゲームが始まる前、確かに俺はそう言った。
どれだけの数を重ねてもメイド服を着用するという行為にはかなりの羞恥心が付き纏う。
哀しいかな、最近の部活で一番よくメイド服を着せられている俺が言うのだから間違いない。
・・・ましてやこの手の罰ゲームでメイド服、となるとその恥ずかしさは何倍にも膨れ上がるだろう。
その時は本当に言葉のままのつもりで、レナに手加減をしてやろうと思って言っていたんだ。

・・・・・考え無しだった。
家には誰も居ないこの状況下、俺の部屋、それも布団の上でこの罰ゲームをするとなると
・・・確実にメイド服よりパジャマの方が遥かに破壊力がある。
考えてもみろ、風呂に入った後だからレナのまだ乾ききっていない髪からはシャンプーの
良い匂いがずっとふわふわ漂ってる。顔を近づけている今の状況なら尚更。
そして目の前のレナは口元やパジャマの胸元や裾やらを白い液体で汚していて、
潤んだ瞳は縋る様にずっと俺を見続けている(実際は早く済ませろという意味だが)
・・・罰ゲーム開始前、よっぽど俺は緊張していたらしい。何故こんな簡単な事に気付かなかったのか・・・!

767名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 03:35:42 ID:G7HfLq7w
(何という眼福・・・・・じゃなくて!これは流石に・・・・っ!!)
マズイ。もはやクールになれとかいってる余裕は無く、このままでは本気でマズイ。
(ぐおっ・・・と、兎に角この一口分を食べちまえば、・・・っ!)
そう、罰ゲーム終了のタイミングは勝者のみが決定出来る権限であって敗者が口を出す
事は許されていない。
どんな恥ずかしい格好をさせられて、「もう許してくれ」と泣き叫んだとしても、
勝者が「家に帰るまで」と言えばそのまま村を歩かなければいけないのだ。
いつもはその規則のせいで泣きを見る俺だが・・・今はこの天国のようで地獄のような状況から
抜け出せる唯一の助けだった。
そう、一瞬だ。一瞬スプーンに口をつけるだけで俺は俺に打ち勝てる・・・!
沸騰しきった思考回路でようやくそこまでたどり着いた俺は、勢い良くスプーンの端を
口に含んだ。
・・・その瞬間。脳内であの時のクラウドの言葉が蘇った。

“ヨーグルトを口に入れるとき、スプーン越しに二人の唇が触れ合っている訳で・・・わおお!”

生ぬるいヨーグルトの甘さを無理やり喉の奥に流し込んで、ゆっくりと顔を上げる。
・・・レナもあの時の言葉を思い出していたのだろう、眼を合わせたときその瞳はトロンと
していて・・・。
俺の勝手な思い込みだろうが、・・・・・・その瞳は何かを期待しているかの様に見えた。

・・・・わーお。すまんレナ、俺はもう駄目だ。


768名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 03:36:56 ID:G7HfLq7w
・・・俺にヨーグルトを食べさせた体勢のままだから当然なのだが、未だにレナは口にスプーンを
銜えていた。
(・・・・・・・邪魔だな、このスプーン。)
罰ゲームが終わった今も尚、俺とレナの間に確固として存在し続けるスプーンに、俺は自分勝手な怒りを覚える。
「・・・・レナ。口の周り、一杯ヨーグルトついてるぞ。」
「ん、・・・・・ふ、ぁっ・・・・?」
ほんの数秒前、俺が長く苦しい葛藤の末に漸く加える事が出来たスプーンをもう1度銜え、
そのまま幾分か乱暴にレナの口からスプーンをずるりと引き抜く。
長い間口に銜えたままだったため口内に溜まっていたレナの唾液とヨーグルトが混ざった
白っぽい半透明の糸が、スプーンのレナが銜えていた方から滴り落ちて俺の膝を濡らす。
(・・・あぁ、勿体無いな、今の。)
・・・それすらも、俺の肉欲をより強く大きくしていくための物になる。
ブッとスプーンをその辺に吐き捨て、今度は荒々しく、噛み付くような勢いでレナの唇を奪う。
「け、圭一く・・・・んく・・・ッ!!? 、・・・ぅ」

やはりと言うか何と言うか、一番先に感じたのはレナの味と言うよりさっき食べたヨーグルトだった。
ちょっと残念に思いつつ、それでも夢中になってレナの口内を舌でしゃぶり回し、掻き乱す。
そうして少しづつレナの身体を倒していく俺の肩を、弱々しく押し返していたレナから急に力が抜けて、二人一緒にそのまま布団の上へと崩れ落ちるような形になった。
「んぁ・・・・・・ひゃうぅ・・・・っ!!?」
と、同時にレナがずっと手に持ったままだったヨーグルトのカップからヨーグルトが
流れ出して盛大にレナの身体にブチまけられた。
俺はヨーグルトが身体に掛かる感触に驚いて小さな悲鳴を上げたレナの唇を一旦
開放する。
顎にまでかかったヨーグルトをちゅるりと音を立てて舐めとるとレナはビクリと身体を
揺らした。

「・・・・・・・・・・。」
・・・顔を上げて、はぁはぁと荒い息を吐いているレナを見つめる。
キスはしてしまったけど・・・・今ならまだ、戻れるから。
・・・何故かは分からなかったけど、レナならこれだけで分かってくれると確信していた。
「・・・・・・・・・。」
レナはそんな俺に気が付いて、俺の瞳をじっと見つめ返してきた。
そして暫くそのまま思案していた様子だったが、ふっと力が抜けたように、だけど俺を丸ごと
包みこむ様な、そんな顔で小さく微笑んで言った。

「・・・・圭一くんも、ヨーグルト・・・・一杯ついてるよ・・・?」

それが、レナの答えだった。
769名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 03:48:24 ID:G7HfLq7w
今回はここまでです。
しかし文章って書くの大変なんだなぁ・・・全然進まないorz
それと挿絵の件ですが取り合えずこのお話完結してからでお願いします。
携帯でチマチマやってるので何時になるかは解らないけども。

>>763
期待して待ってる・・・!

770名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 04:09:05 ID:tsWyt7fU
激しくGJ!!
エロなしなのに果てしなくえろいなw
続きも挿絵ものんびり待ってる!
771名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 08:20:09 ID:VKEcIizK
GJ、だがちょっと・・・を…に変えるといいんじゃないかな
けっこう・・・の点はでかくて浮くんだ
772769:2007/07/30(月) 11:00:35 ID:G7HfLq7w
改めて見直すと最後の改行処理忘れたために恐ろしく見にくいな・・・申し訳無い;
でも元々「圭一がレナからスプーン抜き取って吐き捨てる→噛み付く」と
「レナにヨーグルトぶっかけ」が書きたいがために始めたssなので
もう続きの本番無くても個人的には満足しt(ry
あと読んでくれたりアドバイスくれたりと皆ありがとう。
なるべく早く終わらせるんでもうちょっとお付き合い頂ければ幸いです。

>>770
>エロなしなのに果てしなくえろいなw
最大級の褒め言葉感謝!
エロなしでもえろい雰囲気の文章が目標だったのでそう言って貰えると嬉しいw

>>771
そこは盲点だった…アドバイス感謝。
その辺参考にして次回は今回よりも読みやすい文章目指します。
773名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 11:10:10 ID:Gi56FzF5
GJ!!!!!
ヨーグルトプレイは変態で素敵w
ラストも流石レナって感じだ
774名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 11:21:12 ID:AjZ8EX9A
こんなにエロい罰ゲームがあるとは…
クラウドGJ過ぎるぜ!
775名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 18:43:45 ID:mq121zVE
ヨーグルトGJ!
最後まで頼んだぜっ
776名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 20:19:54 ID:f1+FgPXf
実は俺もその、エロ無しなのに安易なエロ描写より遥かにエロいという世界を描きたいわけよ
そんなわけで大いに読ませてほしいのですががかまいませんねッ!
777名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 22:37:41 ID:HhXbAdHV
>>746
雛見沢住人に手加減なんて必要なかった

そうそうWikiのページ名、気に喰わなかったら教えてヌェー
778名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 23:42:39 ID:y0wmufVM
イチローはほんと死んでいいよwwwww
つかリア厨がこんなところくるなってw
779746:2007/07/31(火) 00:15:10 ID:cfDx2jS8
>>777
じゃあ今度からは手心加えないわw
あとtmtkの後半は加えないのか
780名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 00:19:10 ID:2CeLeZs3
なんというミス…直ちに直すぜ
781名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 00:20:27 ID:xo+DjTF8
>>778
そういう事言う住人が居ると思うと絶望するわ
782名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 01:15:43 ID:ezAZsEvR
確かに・・・俺もそういう排他的なのはちょっとね。
ssって書くだけでも大変なんだぜ。
783名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 02:00:09 ID:dCtS6+0L
(・3・)プェー
784名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 02:23:24 ID:c2RPJiSR
イチローはいらないな
785名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 02:58:12 ID:krFOQVxY
(・3・)アルェー
786名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 03:01:26 ID:NEnKLiqz
>>769
GJ!!
エロないのにおっきしたww
787名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 05:20:00 ID:fM1zrz+l
今までに夏美物はありますですか?
788名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 05:26:37 ID:/kq1WScw
>>777
管理人さんですか?
だとしたらいつも乙です。
わざわざ俺の無題の作品に名前をつけて下さってありがとうございました。
789名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 08:41:00 ID:jnj0+Anb
>>788
管理人さんですか?
No.
だとしたらいつも乙です。
好きでやってるから気にしなくてOK
790名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 09:50:44 ID:0XMBEIGZ
イチローかわいいよイチロー
791名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 10:06:17 ID:3Mj8vFfH
イチローのあれ。最後の魅音が実は詩音というオチのような気がしてきた。
どうでもいいけどな。
792名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 11:57:03 ID:+MkaiDHX
もしそうなら、魅音スキーとしてはキツいわ…

まあイチローよ。
とりあえずあれだ。

俺は来るなとかは言わないし、書きたければ書けばいいと思うよ。

だが、ちょっと文章力が無さすぎる。
議論の余地が無いほどに。

きっちり読み直してから投下しなよ。

これぐらいしか叩かれてないのが不思議でならない程ヒドイからさ。
793名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 12:43:23 ID:eH2it6HP
やめてくれ
イチローの作品を読むためだけにここにきてるんだ
あまりいじめてくれるな・・・
794名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 13:02:23 ID:cfDx2jS8
つーかイチローのまとめられてなくてワロタ
795名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 13:12:25 ID:KgiCv0dg
>>787
要望は多いが出たことはない。
神職人の降臨が強く望まれてます。
796名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 13:40:25 ID:jnj0+Anb
チサトモノなんか書き易そうだけど無いね
797名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 15:18:58 ID:cfDx2jS8
桜花もないよなw
798名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 15:19:00 ID:XEG8WTI4
>>787 なかったはず
799名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 15:23:56 ID:jnj0+Anb
>>797
あれは神聖な感じだからじゃないか?梨花ちゃまはアレだからOK

おりょーちゃんモノも少ないよな

711 :マロン名無しさん[sage] :2007/07/28(土) 04:09:27 ID:???
園崎家の女はみんな爪剥いでるらしいな
おりょうも親に逆らって恋に落ちて爪剥いだのかな?

「わしゃあ園崎家の面子なんか知らんのじゃが!ホンマ馬鹿馬鹿しいと!!
あいつのことが大好きなんじゃ!すったらんいけんことかね!?」

「これ・・・凄う痛いんじゃ・・・のう・・・わしの顔見て分からんとね?
やじゃっ!やじゃあ!いやじゃあぁっ!!ごめんしゃあ!ごめんしゃあ!」
800名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 15:45:12 ID:ppbapHD8
↑ちょwww
801名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 15:47:57 ID:JVeht11a
盛大にワロタwwwww
802名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 16:02:41 ID:UAlqyL5/
あの婆さんのインパクトがでかすぎて笑けてしまうけど
古風な女学生をイメージしたらなんとなく萌えられる可能性を見出せるかもしれない
803名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 16:46:36 ID:cfDx2jS8
一念発起してお魎エロの冒頭いってみるわwwwwwwwwwwwwww

綿流しも近づいた―
いつも通りの会合。
喜一郎はそれの終了後も少し留まり、お魎と会話するのを楽しみにしていた。
「子供らの笑う顔を見るのは本当にいいもんじゃのう」
「わしらが必死でこの村を守ったちゅうこった」
「本当に・・・昔と違って今はいい時代だ」

満たされた老人の、安らかな言葉が交わされる。
「お魎さん」
ふと喜一郎の声のトーンが変わった。先ほどの安息の老人の声から、何かを求める若者のような張りのある声に。
「わしらも随分年老いたが・・・1番奥の芯ちゅうもんは変わってなかった」

ごめんこれ以上無理
804名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 17:16:41 ID:sY49yhUv
次スレ立ててくる
805転載:2007/07/31(火) 17:21:27 ID:sY49yhUv
>編集の仕方(>>2が書かれたときと今では微妙に仕様が違ってた)
「新規ページ作成」がある「wikiメニュー」の隣に「編集」があるよね?
その「編集」の中にある「このページを編集」を開くと、今見ているページの編集画面が出るから、そこに文章を追加・削除していけばいい。

@:適当なSSリストのページを開く
A:「編集」の中にある「このページを編集」をクリック
B:SSリストのページなら中身は-[[題名]]みたいな感じのものが並んでいるから、同様に――

-[[鬼畜王K1 〜鬼誑し編・序〜 ]]

――とか書いていって、「ページ保存」をクリックすればOK。
不安なら「プレビュー」を見てから「ページ保存」をクリックすればいい。
ちなみに、該当ページを開けば何度でも再編集は可能です。
806名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 17:23:37 ID:sY49yhUv
↑の>>805はミスだから気にせんでくれ



つぎスレ↓
ひぐらしのなく頃に Part.11
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185869911/
807名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 19:04:09 ID:EOD8kM3G


487KB
808名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 00:01:52 ID:Cf3Gn4yA
圭一は童貞
809名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 02:09:04 ID:iuOoENGJ
あれだけ女食える環境に居る圭一はどう見ても勝ち組。


鬼畜王とレナのヨーグルトの続きを全裸待ち。
カッとなる人がまたカッとなってくれる事にも期待。
一郎君の成長にもきた(ry
810名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 02:42:40 ID:yIZu5Ww9
>>809
一部の隙もなく同意。
811名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 02:51:24 ID:Jvd95iQa
鷹圭の人の次回作にも期待
812名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 11:33:21 ID:4MlsG4yG
次の世界では機関車攻め希望
ttp://game11.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1184981096/63
813名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 15:23:14 ID:bvOplJSY
レナの苗字から考えるとウラシマ理論により亀田とくっつく
レナ×亀田と魅×圭一のスワッピング乱交生活だな
814名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 15:55:27 ID:yIZu5Ww9
罪滅ぼし編の絡み的にレナ×圭一と亀田×魅音だろ
815名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 15:55:34 ID:J1/2zzNQ
亀田とか、レイプにしかなりそうにないな
816名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 18:32:48 ID:WQGjIql+
待ってました亀田ァッー!
レイプにwktk
817名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 18:39:45 ID:yIZu5Ww9
ケーキに例えながら少女を嬲り犯す様は最高にKOOLそうだなw
818名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 19:29:33 ID:iuOoENGJ
てっぺい覚醒

私、竜宮レナは間宮リナを殺した。
ゴミ山を懐中電灯を片手に大柄な男と登って行く。
あとは……この男、北条鉄平を殺せば、私はまたあの日常に帰れる。
でも、私はこの最低男に、言いようもないほどの恐怖と屈辱を味わわせてから殺ス事にした。
「鉄平さん」
「あん、なんね?」
私は鉄平に呼びかけると、
「ほら、リナさんですよ」
「!?」
私が懐中電灯を照らした先には、まぎれもなくリナがいた。
いや、リナであったもの、か……
鉄平は咥えていたタバコをポロリと落とし、口をぱくぱくとさせていた。


わし、北条鉄平はリナの血まみれの塊をただただ、見つめていた。
そのとき、頬に伝う暖かい雫。
あれ、あれ、あれ、あれ……どうして、涙が……

「先に言っとく。わしは家事のやり方は知らない。女に任してたからな」
「だ、大丈夫ですわ、叔父さま。私が……全部やりますから」
やがて、食卓に並んでいく食事。
だが沙都子が作ってくれた晩飯をわしはどうした!?

べしゃ! ぐしゃ! べちゃ!
くさいと言ったんだ!
沙都子が家事の出来ないわしの為に作ってくれた晩飯を穢したんだ!

「飯がくさいんね! それはお前がくさいからじゃ! 沙都子、お前、風呂に1万秒入ってこんしゃあ!」
「そ、そんな……うっく、ひどいですわ……おじさま……」
「ちゃんと声を出して数えるんね。誤魔化したらわかっとるんなぁ!? 家族の中にくさい奴がおったら、飯なんか喰えんのじゃあ!」
気がつけば沙都子は、眼に涙を浮かべていた。
せっかくわしの為に夕食を作ったのに、どうしてこんな事を言われるのかわからないのだ。
うおおおおおおぉおおおおおぉおおお!!
わしは……わしは、家族という言葉を振りかざして何をやってたんだよぉおおおおぉおぉおお!!!
家族ってなんだよ、家族ってなんだよ、わしにとっての家族って何だったんだよッ!!

……本当の家族だった。
家事の出来ないわしの事を心底案じて、食事を作ってくれたんだ。
わしは何が不満だったんだ!?
何が気に入らなかったんだ!?
どうしてこんな言葉をぶつけられるのかわからない沙都子の痛みが、こんなにも伝わってくる。
こんなにも悲しい瞳を向けられて、どうしてわしはそんな痛みにも気づけないんだよ!?

「そうだった……わしは……屑だったんだ……」
819名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 19:31:06 ID:iuOoENGJ
「鉄っちゃんさあ、私が居なくなったらどうするわけ?」
律子の言葉に、わしは眼を見開いた。
「鉄っちゃんの食い扶持は、ぜーんぶ私が稼いでるんだよ? あーあ、雛見沢のダンナに乗り換えちゃおっかなー」
「な、なんね、律子! わしに惚れとったんじゃなかったんね!?」
「……あはは、鉄っちゃん、大丈夫だよ」
律子はそう言って、わしの脂ぎった頭を撫でるようにして言った。
「……私を、信じて」
信じて。私を信じて。律子はその晩、何度も呪文のように唱えていた。

……その律子が、眼の前で均整の取れた身体を変な方向にひしゃげさせらていて。

そもそも、どうして律子はわしの足元で血まみれになって倒れている?
律子がここに来なければ、律子は死ななかった?
……ハハ。やっぱり、わしのせいなんかじゃないんだ。
律子が死んだのは……わしのせいなんかじゃ……

何言ってやがんだよぉぉおおおぉおおおお! 自分の所為だって覚えてるじゃないかよおぉおお!
どうしてどうして、ここまで救えないクズなんだよおおおお!!
わしは、律子が「信じて」と言った晩に自分の言った言葉を思い出していた。

「わしは律子が居るから安心じゃあ! 律子と一緒に美人局してれば、一生遊んで暮らせるんじゃあ!」
「雛見沢のダンナを……律子! 絶対に落としてくるんね! そうでなきゃ、わし、死んじゃう☆」
「さあ、早く行きんしゃあ! 今日で絶対決着着けるでぇ!」


馬鹿野郎おおぉぉぉぉおおおおお!
馬鹿野郎! 馬鹿野郎! 馬鹿野郎! 馬鹿野郎!
わしが……ヒモなんかじゃなかったら、律子は死ななかった!
わしは家族の事も、律子の事も考えられない馬鹿野郎だった……
「わしは……わしは……何てことをしてしまったんじゃ……沙都子を……律子を、殺してしまった」

頭の中に、なぜか少女の声が響いて問いかけてきた。
「鉄平……あなたの罪に気づきましたのですか」
なんだか、彼女はわしの罪を聞いてくれる気がした。もちろん、許されるわけではない。
「そうじゃ! わしが……殺したんだ! 殺したんしゃああ! こんなにも……血が…いっぱい、出て……うぁああああ!!」
「……ならば、どうすれば鉄平は許されると思いますか?」
わしは、少ない知恵を絞って必死に考えた。死ぬほど考えた。
……確か、この世界では。わしはこの後、この目の前の少女に頭をかち割られて死ぬ。
罪は、死ねば消える訳ではない。足掻いて、足掻いて、罪を背負って行き続ける事が、贖罪なんね。
……わしは、生きる。そして沙都子に言わなければならない事がある。

すまなかった。本当にすまなかった。そして、晩飯、うまかったんね。本当に……うまかったんね。
わしは……沙都子を……いや、家族を! 二度と傷つけない! 絶対ね! 約束するんね!

抱きしめて……こう、言ってやるんしゃぁ。
820名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 19:31:52 ID:iuOoENGJ
「……この世界は、もうおかしくなっちまった。
 でも、諦めていいなんて事はないんじゃ。せめて……目の前のこの少女の目は……わしが醒ます」
「今のあなたになら、その目の前の少女、竜宮レナがどういう事になっているのかわかるはず」
「ああ。あの時のわしと同じだ。家族の事を信じたくて信じたくてしょうがないのに、信じられないんさぁ!!」
家族を家畜だなんて思うような子になってしまう事は、させない。
あの時のわしと同じ過ちは……繰り返させない!


もう……十分か。
私、竜宮レナはゆっくりと、足元に用意していた斧を振りかぶる……!
確実に吟味した間合い。しかも鉄平はリナの死にショックを受けている。
安心して。一撃で叩き割ってあげる。
そして……ついに私は二人目の殺人を犯そうと鉄平の頭に斧を振り下ろす!
だが――
ヒュ! 勢いよく空を切る音だけが聞こえ、私は斧を空ぶっていた。
鉄平は私の攻撃を瞬時に回避していた。
「なっ!?」
「……この、間合い……。覚えとる。覚えてるんよ。そう、何度も殺されてたまるかってええ!」
鉄平はそう言って私に体当たりをかましてくる。
体格差のありすぎる私の体は、簡単に宙に舞い、手に持っていた斧が手放される!
「きゃあっ!」
そして、鉄平は私の身体の上にのしかかってくる!
ビリビリッ!
着ていたワンピースが力任せに引き裂かれていく……
「い、いやあ! 放して! こんなっ、お前みたいな最低男に!」
「……大丈夫。わしを、信じて」
(省略されました。続きを読みたい人もtmtkしないでください)
821名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:06:25 ID:ANy9I/e0
てっぺい☆wwwwアクエリアス吹いたじゃねーかwwww
最後の最後でwwwwtmtktmtk
822名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 22:54:47 ID:zEWUR43K
ちょwwwワンピースびりびりに破いといてなに言ってやがるwwwwwwwtmtkwww
823名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 23:02:58 ID:ZdhKzxUG
圭一覚醒シーンと見比べると結構対応しててビビッたwww
tmtk
824名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 00:06:28 ID:dOSvfcTM
                                |◇|
                ./   ノ ,       |◇|
              r──‐┴-<二ユ_      .|◇|
               |              ̄ ̄` ト-イ
               |   .lΤ77フT ──- 、 〈三_〉
               |  / |// /l .| ̄ヽ ヽヽ >─<
           /|  / /l l ト| l , ‐| l . l.`┬┬'
          / レ' ./ .l ト,l>ヽrエ7| .lヽl .|::::|
         ./ /  / /.ト、l `  ,  /  l   . |::::|
         / /   .//  |.ト\─ / . 了   |::::!
        //   //  .|\` -イ )ト、.|    |:::|
       .//    ./   |\` 、ト、   l    |:::|
       l/         ヽ |\ | `「` 、  |:::|
      /           `  `  ヽ l  .|:::|
     ./                  `´l、 |:::|
     /          ,             ',.|:::|
    ./          /|            ,'|:::|
   /          ,、`             / .!:::!
    、         /r-l _, -- ───‐> .!:::!
    ヽ      // 「_, .--────l .|:::|
     \    ./  l  |-─≦三三三三≧l|:::|
       \  /  ,l 「 l三≧一二三二≧-l::::!
        `´   ∧l .|二二>────-l┴、
           /  ヽ|           ト┴)
         ∠___/       -==-   l三)
               l             ',′
               /                  ',
               ,'                   l
            l                l
               l                l
            l                 l
              l                   l
            l                   l
              l       r-、           l
           l      〉←)r-、          l
            l      ヾ、_)_)_」        l
             l                  rっ cl
              l              o  r、 |l´ 、l l
          l          c、 oヽ l r'clc l l
           l            c、γヽcヾト l lcll l
            l          cヾヽocヾヽヾ、|レ'l
             l         c そ,ヾ─≧三≧ 《l
          l         ヾ-=≧三≦ソ/小、l
           l         C-ラ>二ソ彡/ | ヾl
              fヽ | ! r-<r_)──- 、
             ノ ノ { '._j>-', --    ヽ、
             {  j,、ヽ  //     ヽ   `   .
              \ヽ}\ /      、         `  .
               ヽ'、 ヽ   _ Tニ_`丶.          ゙丶、
               . - ´ヽ - ィj_/ _....)_ヽ、` 、         `丶.
           _  ─'       {/ __ノ__:.:.\> 、           ` 、
       _ - ´  / '´ ̄ ヽ.  ゝ 土__、 `ヽ'ニ\|:゙ヽ、          \
   _. - ´             `ー…_.)ヽ:..:.:7´>\:.}:.:ム`丶         ヽ
- ´           _. ---ヘ .._.. -<:.:\ヽ:.V:.l / ,>_}≦:.:.}  ` 、         '.
          .  ´/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、:.:.:\:.:.:ヽ:.:V{:.{ / / ヽヽ`! ____ヽ}   ヽ、  ノ
       .  ´:.:i:.:{:.:.:.|:.:.:.|:.:、:.:.:\:.:\:.:.ヽ、:.:.:ヽ:l\l'イ  . . }:.:}イ<─ 7       ,
     , ´:.i:.:.:|:.:|:.| :.l!  | 、 \ :.:.ヽヽ\:.:.ト、:.:.:.:.ト≧、:., 、/:,ィ:.:.\` /        l
    /l:.:l:.:.:|:.:.l :.l. l  lヽ l、.\ ト、ヽ:.\7=≠=\:.!∨7',イllT「!l::.:.:.:.:7        l\
.  /  .| ! '  、 \ヽ {_.\\:.:ト\>r卞_):::::::ト}}リ j:/ { イ !:|:.:{:ト、:.:./        ハ }}
/、 /ヘ:.:| ヽ ヽ ト、ヽ二_\ト、\`   う-'_q′,:./ ノう'ハヽ:.:\:./        ハ:.|
   ト、 ヽ{ヽ:.:.\:.ヽ;Vハ:_辷ト、       `^- ´ l:.! / ノ ヽX ̄7        ハ:.:ト、!
   ヽ \rl、 \ト、:.ヽヾ、_´戈.ィ               l:.| j´   ト、∨         ,'} ノ'
      , ィ-=イ:.>ヘヽ` `ニ   ,        l:.|'   _r〈ヽヽヽ       /ノ′
   //7/.:/.:.:.:/:.ム      ヽ        ,イ| ,イ| i ヽヽヽ\    /
.  , ' .////.:.:.イ .:.:.イ:.{´ |\      ¨´~   / }:}'/ l '.  '. `、ヽ \  ,
` /.// |:./{:{:.:.:.:/イ:.:| ∨||| ` -  _   ´  _/  /ヽV ! '.  ヽ ヽヽ、 ヽ / \
'´ /´ /{! ト、:.:ll!:ハ:.:{  | lll    : : \ ̄´ ./: ://ハ\l  '.   \ ヽヽヽ`二 }
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