1 :
猟師:
猟師「スレたて終わりました」
拳士「いよっす。お疲れさん」
機械技師「しかし、それにしてもこのスレでいつになったら僕達に出番はあるのかな」
某大佐専用機械兵士「ナカナカニ難シイダロウナ」
石工「しかし揃いも揃ってわし等1の男キャラばっかじゃのう」
甘党「私にいたっては最近、結婚の話題が出たというのにな」
剣士「だが希望を捨ててはいけない」
後輩騎士「自分もまだまだ未熟ですがこれからも精進します」
一同「いつの日かこのスレで出番の来ることを信じて!」
一方
ウサ耳「はい。オウキーニさん。あ〜ん」
料理番「はぁぁ。シアリィちゃん」
老人「若い者はええのう……」
>>1、乙です。
しかし甘党は確かに結婚ネタまで
飛び出してるのになんもないなーw
甘党は銀●でも甘党なんだよな。
猟師乙。
そして……まぁ、何だ。がんがれ。
乙。
狩人の場合、サイサリスやラミとで
行けそうなんだけどな
乙乙。
1や2って仲間の数多すぎなせいか横の繋がりが希薄な印象あるんだよな。
あんま話の本筋に絡まないやつらは特に。
ふと女体化ハヤトを見て、ナツミ×女体化スウォンを妄想してしまった。
ハヤトの時はサプレスの悪魔だったけど、メイトルパの召喚術で
同じ効果を持つもの…やっぱドライアード辺りかな?
12 :
16スレ233:2007/06/05(火) 18:00:58 ID:ZnDjrQBJ
流れをぶった切って、前スレからちらちら出ていた
スウォン×サイサリスを途中まで投下。
久しぶりにスウォンとかサイサリスを書いたので
口調は怪しいです。あと急展開過ぎてワロスwな感じがしないでもない。
とりあえず投下。
13 :
少年少女:2007/06/05(火) 18:02:03 ID:ZnDjrQBJ
「今日は申し訳ありません、スウォン。
ここの地理に詳しい人間というと、貴方しか思いつかなかったので」
「いえ、僕は構いません。イリアスさんやサイサリスさんの役に立てるのなら、それはそれで嬉しいですし」
鬱蒼と覆い茂った森の中を一組の少年少女が突き進んでいた。
少年の名はスウォン。十五歳にして、この森で狩猟を生計に立てて生活している立派な猟師であった。
少女の名はサイサリス。同じく十五歳にして騎士団長の副官を務める弓騎士である。
一見、あまり関わることがなさそうなふたりであるが、とある事件を境に知り合うようになった。
さて、そんなふたりがこの森を突き進んでいるのには理由があった。
最近、はぐれ召喚獣による行商人の襲撃という事件が多発しているらしい。
その噂を聞きつけた騎士団は早速調査に乗り出すことになった。
その結果、この森がはぐれ召喚獣の巣窟となっていることが明らかになったのだ。
しかし、騎士団は飽くまでサイジェントの街を守るものであり、街の外であるこの森の地理について深い見識を持ったものはいなかった。
そこで騎士団長であるイリアスは、サイサリスに命じて事件を通じて知り合ったスウォンの力を借りて、
改めてこの森を調査させることにしたのだ。
サイサリスに調査の派遣をさせたのは、お互い面識があるということで調査も上手く行くだろうと見越してのことだった。
また、飽くまで今回の目的は調査。必ずしも巣窟が見つかるとは限らない。
逆に、見つかったとしても勘付かれて逃げられても、被害は留まらないだろうということで、
今回はサイサリスの他に、もう二人騎士を付けるだけの少人数行動を求められた。
「そういえば、彼らはどうしたんですか?」
「彼らには別ルートからの調査を命じています。
もし、勘付かれて逃げられた場合に待ち伏せを頼んであります」
「そうですか」
淡々と言葉を返してくるサイサリスに、頷きを返してスウォンは藪を分け入って森の奥へと進んでいく。
「それにしても、こうして二人で話すのは初めてかもしれませんね」
「……作戦行動中です。騎士団員ではないとはいえ、無駄口は控えていただけますか、スウォン」
ぶっきら棒な返事を返してくる彼女にスウォンは苦笑するしかなかった。
「はは…手厳しいですね。でも相変わらずなようで安心しました」
「………どういう意味ですか」
「そのままの意味ですよ」
まさか、無愛想なところが、とは言えず、乾いた笑い声をたててスウォンは言葉を続ける。
「でも、サイサリスさんも大変なんじゃないですか?
今更ですけど…15歳の女の子が騎士団長の副官なんて」
スウォンにとっては、何気ない世間話のつもりだったのだろう。
だから、サイサリスはその調子に合わせてこう言った。
「ええ、色々と大変でした。でも、スウォン、貴方ほどではありません」
「……?」
スウォンは何かその言葉に違和感を感じ、首をかしげた。
振り返ってみると、サイサリスは相変わらず涼しい顔で、「どうしましたか?」と言葉を返すだけだった。
14 :
少年少女:2007/06/05(火) 18:03:20 ID:ZnDjrQBJ
「さて…そちらの情報と照らし合わせると、もうそろそろこの辺りのはずなんですが…」
「その割には気配がありませんが。…道を間違えたのですか、スウォン」
「あ、疑ってますね? そんなはずはないと思います…けどっ!?」
「どうしました?」
「シッ! …静かに」
スウォンはサイサリスの手を取ると近くの木の陰に隠れた。
「あ、あの、スウォ…」
「静かに。奴らに悟られます」
何か言いたげなサイサリスを無視して、スウォンは顎で木の向こう側を指し示した。
「……!」
そこにはリザティオやパンプキーノ、ブルーゼリー、サハギンと多種のはぐれ召喚獣が徘徊していた。
通常、はぐれ召喚獣は他の種族と群れることはまずない。あるとすれば、同じ召喚師に召喚された場合だ。
しかし、この種類の多さにはスウォンもサイサリスも目を張った。
だが、そこで新たな疑問が生まれる。
果たして、この召喚獣たちは本当に『はぐれ召喚獣』なのだろうか。
決してふたりは召喚術について詳しいわけではないが、大まかな召喚術の仕組みについてはある召喚師から聞いている。
これほどまでに多種の召喚獣が共生することはまずない。少なくとも『はぐれ召喚獣』であるのなら。
「もしかして、行商人を襲わせていたのは……」
「……そうですね、外道召喚師でしょう。
金品目的に、自分は安全なところにいながら召喚獣に襲わせる…考えそうなことです」
サイサリスの言葉に、スウォンも頷き同意する。
外道召喚師。蒼の派閥や金の派閥から破門を言い渡され、追放された召喚師。
その破門の理由は様々であるが、殆どの場合は召喚獣を悪用した場合が多い。
生きる術を失った外道召喚師は、二人が推測するように行商人や旅人から金品を巻き上げたり、
あるいは野盗と手を組んでやはり金品強奪という犯罪に走ることが多い。故に外道召喚師と呼ばれる。
「これで目的は達成しました。残りの二人に声をかけて、騎士団に戻ります。
このことを、イリアス様に報告しなければ――――、スウォン?」
ずる、とサイサリスの背に重たいものが寄りかかるのを感じた。
振り向いてみるとそこには頭から血を流したスウォンの顔があった。顔には苦悶の表情を浮かんでいる。
「スウォン!?」
「いけないな、お嬢さんに坊や。人の住処を荒らしてもらっては困る」
「!」
その声に危機感を覚えたサイサリスは慌てて飛びのき、辺りを探る。
目を凝らしてみると、木陰にボロボロのローブに身を纏った痩身の男の姿が確認できた。
フードで表情は見えないが、にやにやとした下卑た笑みを唇は形作っていた。
おそらく、あの召喚獣たちの召喚主、そして――――
「貴方が、一連の行商人襲撃事件の犯人…ですね?」
「犯人だなんて、人聞きが悪いな。そうせざるを得ない状況……と言っても、いいところ育ちのお嬢様には分からないか」
くく、と不気味な笑みを浮かべる召喚師に漠然とサイサリスの心に不安がよぎった。
「そんな事情知ったことではありません。さあ、大人しく我々と来て頂きましょうか」
じり、と一歩足を踏み出す。
スウォンの容態が気になるが、今はあの召喚師を捕らえる方が先決だ。そう判断したサイサリスは鋭くフードの男を睨む。
だが、男は物怖じした様子もなく、からからと壊れた機械のようにけたたましい笑い声を挙げた。
15 :
少年少女:2007/06/05(火) 18:05:07 ID:ZnDjrQBJ
「アハハハハハハハハハっ! 馬鹿か、ガキィッ!
テメェみたいな乳臭ぇクソガキに掴まってたまるかよぉっ!
それにテメェ状況が分かって言ってるんだよなぁ? えぇっ!?」
「……!?」
気がつけば、周囲を召喚獣たちに取り囲まれてしまっていた。ざっと数えて十匹ほどだろうか。
とてもではないが、一人で処理しきれる数ではない。
「お・ば・か・さ・ん、だねぇ!?
追い詰めたつもりが、追い詰められてやんの! ああっ、おかしい! おかしいぜぇぇぇえええっ!!
くひゃひゃひゃっ! あー、愉快愉快、馬鹿ってのはこういうヤツを言うんだねぇぇい!?」
「はっ…!」
気づけば背後から近づいていたリザティオに両腕をとられ、背の高い鉄棒にぶら下がったような体勢になってしまう。
身動きもできず、じたばたと暴れるが屈強なリザティオの握力に為す術はなかった。
「くっくっくっ……へぇ? ガキかと思ったら、それなりには成長してるみてぇじゃねえかよ?」
「さ…、触るな!」
男は身動きを封じられたサイサリスへと近づき、その胸を触れられる。
衣服の上からとは言え、異性に、それも見知らぬいやらしい男に触れられることは、
サイサリスにとって屈辱以外の何でもなかった。恥ずかしさで自然と顔は赤くなり、じわりと涙を滲ませる。
16 :
少年少女:2007/06/05(火) 18:06:28 ID:ZnDjrQBJ
泣くな。
そう心の中で強く念じていても、自然と涙は零れ溢れそうになる。
それをあざ笑うかのように、無遠慮に男は彼女の胸に触れる。
「んん〜…、成長中ってとこかねぃ? くはははっ、いやぁ、実に面白い、面白いなぁっ!?
あのクソ真面目な騎士をこんな風に甚振る日が来るとは思っても見なかったぜぇぇっ!!」
「く……この…っ」
足をバタつかせて、抵抗を試みるがその足も他の召喚獣に捕らえられて四肢の動きを封じられてしまう。
見るだけでも嫌悪感を誰もが感じそうな卑しい笑みを浮かべながら、男はサイサリスの衣服をナイフで切り裂いてしまう。
胸元を真っ直ぐ切られ、そこを毟り取られると、乳房だけ露出させる卑猥な格好となる。
「くははははっ! こりゃあ、いいぜっ!!
ほれほれ? 『私のおっぱい見てぇっ♥』てかぁっ? こりゃ、変態だな! 変態ぃぃぃっ!
痴女だよっ、痴女!!」
小ぶりながらも、しっかりと女性の象徴として成長しているその乳房は、子どものような健全さを兼ね備えながらも、
どこか、淫靡な雰囲気をかもし出していた。
リザティオに身体を揺らされることで、ふっくらと膨らみ桜色の蕾が頂に付いているそれは、男の目の前で淫猥に踊る。
さらに男はその蕾を摘み、軽く抓ったり引っ張ったりして弄ぶ。
「おほっ? 一人前に、乳首、勃起させてやがる…くひゃひゃひゃひゃぁっ!!
サイジェント騎士団の女がこんなに淫乱だったとはなぁっ!? へへっ、下はどうなってるんだろうなぁ?」
「いやっ、やめて…やめてぇっ!」
抗い続けるも、その抵抗も空しく男の手は下腹部へと伸びていく。じわじわと、獲物を追い詰める蛇のように。
サイサリスの言葉に男はにやりと口の端を歪ませる。
「いいのかよ? 俺様が召喚獣どもに命令したらあのガキの命はないんだぜぃ?」
「ぅ……っ!」
はっとなってスウォンのことを思う。
彼は何も悪くない。この森の道案内を頼んだだけなのだ。自分のせいで命を落とすなんてことはあってはならない。
「それがイヤならおねだりしてみな?
『どうか私のあそこをぐりぐり弄ってくださぁい♥』ってなぁっ!?」
あまりにも頭の悪い言葉に、サイサリスは泣きそうになった。
だが、それに従わなければスウォンの命はない。瞼を閉じ、睫毛を震わせながら震える唇で言葉を紡ごうとした。
「わ……わかり、ました……ど、うか…私の……」
「おうおう、それでいいんだぜぃ? ほれほれぇ…早く言わねえとあのガキの命はねえ………」
『サイサリスさんから、その汚い手を離せ』
男がサイサリスの身体を撫で回していた、その時、一本の矢がサイサリスの身体を捕らえていたリザティオの背中を突き刺した。
「グギャアアアアアアッッ!?」
「なっ……ど、どこにいやがる……! さっきのガキかっ!?」
リザティオは悶えて、地面に転げまわる。
男は慌てて辺りを見渡すが、その声の主を見つけることは出来ない。
『サイサリスさんから、その汚い手を離せと言ったんだ。―――ゲス野郎』
そして。
鋭い矢は放たれた。
17 :
16スレ233:2007/06/05(火) 18:08:04 ID:ZnDjrQBJ
とりあえずここまで。
まあ、SSと呼ぶには短いんで、ネタ的なものだと思ってくだされば。
GJ!
新スレ始まって早々スウォンがメインのSSを拝見できるとは!!
続きを全裸で待ってる
イリアスorz
お約束だが、かっこいいぜ男だぜスウォン!
このままサイサリスをスウォンの目の前で犯して
ついでにスウォンのお尻も掘っちゃうよと考えてしまう俺は人間が歪んでる。
>>21 それは鬼畜氏ならやりかねないぞ。
自分もスウォンでSS書いている。相手はナツミの予定
なんかスレ立てキャラが活躍するジンクスでもあるのだろうか。
前スレでも姫様活躍したしw
アレは活躍と言うのかどうかwww
ちゃんと純愛だってあったじゃないか。ただ焼き鳥とヘタレに喰われていただけでw
>>17氏が来るまでの繋ぎになるかどうかは解らんが
前に書き溜めてたスウォンの受けSSを途中まで落としてみる。
サモ1は未プレイなので口調が怪しいです。
「あ〜あ、何でエルカがコイツと留守番しなくちゃならないのよ…」
「きゅ〜……」
その日、フラットのアジトにはエルカとガウムしかいなかった。
他の皆はアルク川に釣りに出掛けており、二人は寝坊してしまった為
置いてけぼりを食らってしまったのだ。
「はぁ、誰か来てくれないかしら…流石に退屈過ぎるわ。」
リプレがテーブルの上に準備しておいた昼食もあらたか食べてしまい
うとうとと眠りかけたエルカだったが、玄関をノックする音で目が冴えてしまった。
「きゅっきゅきゅ〜」
エルカを急かすかのように、ガウムは鳴き声で来客を伝える。
「解ってるわよ。エルカ達しかいないのに誰かしら…」
エルカは言われるままに玄関を開ける。目の前にいたのはガレフの森で
狩人として生計をたてている少年、スウォンだった。
「こんにちは、エルカさん。今日はハヤトさん達はいないんですか?」
「いないわよ、皆でアルク川に釣りに行ってるわ。そういうあんたは何用なのよ?」
「ええ、昨日は収獲が大量にありましたからお裾分けをしようと思って。」
スウォンはそういうと手にした籠の中身を見せる。その中には森で取れた果実や狩猟で得た獣肉がどっさり入っていた。
「わざわざすまないわね。これ、テーブルに置いてくるから。」
スウォンから籠を受け取ったエルカは籠をテーブルに置いた後、ふと頭の中で考えを浮かべた。
(ふふ、退屈しのぎにちょうどいい相手が見つかったわ。どうにかして引き止めないと…)
怪しい笑みを浮かべ、エルカは密かに計画を実行に移す。
「ん? どうかしましたかエルカさん?」
「な、何でもない! そうだ、せっかく来たんだからゆっくりして行きなさいよ。」
何とかしてスウォンを引きとめようと、エルカは模索する。
「お気持ちはありがたいですが、長居をするのも迷惑ですからもう帰ります。」
「そんな事言うんじゃないわよ!そのうちマスター達も帰ってくるだろうと思うし…」
「でも、留守番しているエルカさんの邪魔をするわけには行きませんからね。それじゃ、ハヤトさんによろしくお伝え………」
「……逃がすもんですかっ!!」
業を煮やしたエルカは魔眼を発動させ、帰ろうとしたスウォンの動きを封じ込めた。
「エ、エルカ…さん? な、何を…?」
「ゴチャゴチャ言わないで、ゆっくりして行きなさいってば!! せっかくエルカがあんたをもてなそうっていうのに!!」
そういうとエルカは全身が痺れて身動きが出来ないスウォンを肩に担ぎ、ガウムを連れて自室へと移動した。
エルカはスウォンを自室に運ぶと、ベッドの上に仰向けに寝かせズボンを脱がせはじめた。
すこしづつ明らかになるスウォンの下半身。全部を脱がせた後、屋根裏部屋から持ってきたロープで
ベッドの四隅と両手足を結ぶ。そして棚にしまっていたカーッツの葉を飲ませると、スウォンはようやく麻痺から開放された。
「エ、エルカさん!? こ、これは一体なんのつもりなんですか?」
ロープでベッドの四隅と繋がれた手足をじたばたさせながら、スウォンは自分の陥った状況を聞きだそうとする。
「さっきも言ったでしょ! エルカがあんたをもてなしてやるのよ!!」
そういうとエルカはベッドの上に乗り、スウォンの下腹部にある性器を掴み擦りはじめた。
「エルカさん…それは…うあっ!」
スウォンの言葉にエルカは耳を貸さず、ただ黙々と性器を擦り続けた。
「え…エルカさん…やめ…」
スウォンの性器は愛撫により、顔に似合わず凶悪な程に大きくなっていった。
「あんたのって、顔に似合わず結構大きいのね。弄りがいがあるわ。」
エルカがスウォンの性器を口に含む。
「んっ…んちゅぅっ…んむぅ…ちゅぱ…」
「あぅ…や、やめて…くだ…さい…」
エルカが動くたび、スウォンは嫌らしい声を挙げ腰を振る。迫り来る快楽に必死で抵抗する。
「あん…ふあ…うはぁ…あ、あぁっ!」
「んぐっ!!」
とうとう我慢しきれずに、スウォンは限界を迎えてしまった。
エルカの口の中に性器から放たれた精液が広がる。
「ん…ごくっ!!」
少し噎せてしまったが、エルカはそのまま精液を飲み込んだ。
「どう?エルカのは気持ちよかったかしら?」
「はぁ、はぁ…もう、止めて…下さ…い…」
これ以上の陵辱を止めるため、スウォンは涙を流してエルカに哀願する。
だが、それが返って逆効果となってしまった。
「いい顔で泣いてくれるじゃない……もてなし甲斐があるってもんだわ。」
エルカが続けてスウォンの性器を擦ろうとしたその時、再び玄関をノックする音が聞こえてきた。
「もぉ、せっかく楽しくなってきたのに…ちょっと行って来るから。」
そう言うとエルカは部屋を後にして玄関へと向かった。
とりあえずここまで。ここからミモザも出す予定。
まぁ、楽しみにしてくれたら嬉しいかもです。
なにこのスウォン祭りwwすげえ!
うおっ!!GJGJ!!!
>>30 >ここからミモザも出す予定
スウォン\(^o^)/オワタ
GJ!
狩人が逆に狩られてしまうw
GJ!!
祭りに便乗しようかな…相手が悩むところだが。
>>34 相手が誰であれ祭りに便乗するのはいい事だ。がんばれ
スウォン、本当におめでとう。
君のお父さんも草葉の陰から祝福しているよ
そういえばガレフと狩人は共同狩猟するって設定だったな
ガレフが死んだ今スウォンは一人でナツミを狩るのか、狩られるのか…
>>37 「ガレフが生きてたら」というIF設定で
スウォン&ガレフ×ナツミなんかも出来そうだな
あるいは配下が代わりを務めるとか
今思いついたんだが、エルジンの住む機械遺跡?には拘束台や超強力高性能ローターや性感帯を的確に察知するオペレーションシステム、更にはロレイラル産の媚薬などが眠っているのでは?
と思い女主人公をお茶に誘うことをエルジンに勧めた俺は外道か?
全然外道じゃないお。
彼に出番をあたえてやってくれないか?
誰かジンガのことも思い出してあげてください。
ジンガか…武闘家同士モーリンといけそうだね。
後は同じ召喚属性でアカネとか
43 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:22:09 ID:Dr+wmx0w
ツマンネ
そんな事言うならネタの一つでも投稿しなさいな。
そしてsageろ。
45 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 00:55:27 ID:4rscFRbS
>>43IDが
人
( 0w0)
そろそろ先生の出番無いかな?
どの先生?
先生と言っても、レックス・アティ・セクターの三人がいるんだけど。
後sageような。
アティ先生はしばらく見てないな。
同じキャラの似たような話ばかり続いてるから正直飽きた。
ネタふっても参考にされないんじゃ期待するだけ損だし。
書き手は書きたいものを書きたい時に投下するのが当たり前だと
わかっちゃいるが
>>49 分かっているなら言わん方がいいぞ。
荒れかねん。
ID:Kb/thny/は空気の読めない子。
とりあえず16スレ233氏の続きを全裸で待とうじゃないか
まあ最近はスレ内でキャラの印象や役割が決まり過ぎてる気はする
投下しにくいかもしれないけど、
書き手のイメージで良いんだからバンバン投下して欲しい
2は需要のわりに供給がなかなかこないなあ。
ここ最近で出番があるのは女体化イオスと16歳ミニスぐらいな感じ。
ミントさんがライを監禁調教プレイする
みたいなの書いてみようか
是非にキボン。
なんか唐突に審眼を利用して陵辱の限りを尽くすレシィを思いついた
ちょっと頑張ってみる
期待してるぜ。しかしレシィは案外このスレじゃ雄度高いな。イオスと違って。
おとこのこだから良いんじゃないか!って人が多いんじゃない?
個人的には「最初から実は女」じゃなくて「おんなのこになっちゃった(フタナリ可)」ならイケると思うけど
声の差だと思うな
レシィはあのギャップがいいんだろうな。
確かレシィの種族は角が完全に生えると一人前の男とみなされる。
レシィは角の病気で切り取ったから一人前じゃないが覚醒するとちゃんと角生えるし、そもそもイオスやコーラルやアーノが女である必要はない
いや、性別のはっきりしないやつは妄想でなんとかなるとしても何故にイオスが女って考えが湧くのか理解不能
2やってたとき途中まではずっと女だと思ってたよイオス。
あの容姿にあの声だからな。
え、ホントにイオスって男なん?
いや、俺は2をやらずに4をプレイしたクチだから…
今はじめて知ったよ
1邂逅 パッケージ見て「この女の子可愛い!」
2真実 男だったのかよ…orz
3覚醒 でもこれはこれでありかも…
というパターンが比較的に多いからかな。
それと2chではレシィ攻めの方が人気あるみたいだな。
外見と裏腹のドSレシィや黒レシィが反撃に転じるというシチュをよく見かける。
まあ単にレシィはトリスはじめ女と絡め安いのがあるんだろうね。
イオスはまともじゃルヴァイドとガチホモなネタしか思い浮かばんから。
>>65 4から始めたのか?ブラックマトリクスと違ってサモンナイトはストーリーとシステムが反比例してるからストーリーの質がが3からガタ落ちしてる(システムは3からかなり良くなってる)と思って前作をプレイしてみろ
ってかずっとイオスを女だと思ってたなんて哀れだな…知らない方が幸せだったか?
3のストーリーもけっこうアレだと思うぞ。
5話のゲンジなんか激しく理不尽だし。
ストーリーがどうとかそういう話題やめれ!
本スレだけでもこちとら辟易なんだ。ここは萌えを熱く語る場だ。
板違いだ。即刻立ち去れ。
切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ
切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ
切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ
切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ
切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ
切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ
切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ 切腹しろ
性別を良く間違えられているレシユエなら性別逆転ネタもありだと思うんだ
ユエルに逆アナされてるレシィきゅんが見たいです。
ところで本編でユエルとレシィってなんか絡みあった?
2はバルレルとハサハでしかやってないんでよく分からない。
本編ではなかったけどドラマCDでは結構あった
前スレに鬼畜氏キテタ
前々スレぐらいから訴えかけてるんだが今このスレに必要なのはおっぱい分だと思うんだよ。
乳量が激しく足りん。もっと乳脂肪をプリーズ!!
なんで鬼畜氏が叩かれてるんだ?
>>65 いや、サモン3はプレイした
3→4の順番でプレイしたけど2は未プレイってことね
ストーリーなんて、1の頃からスッカスカだと思うのですよ
これ以上はスレチだから自重しようぜ
ルウやモーリンのSSを見てみたいんだ。
2キャラの中でも特に少ないから。
82 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 18:09:10 ID:6Ns0m5G/
だれかそろそろリュームに救いの手を差し伸べてくれんか?
アロエリ&リビエルによる筆下ろし(指揮はセイロン)
フェアを相手にしてるとなんか最近落ち着かない、どうしたらいいかとセイロンに相談したら・・・というリューム×フェア
いたずら小僧リューム、ポムニットさんに(いろいろと)お仕置きをされるの巻
と、ネタだけなら考え付くが文章に出来ん
機械三姉妹とか全然ないんだよ。どうせならこいつらもまとめて救済したいところなんだが。
1 約6万本+廉価版約5万本
2 約14万本
3 約23万本
4 約17万本
EX 約15万本
CS1 約8万本(廉価版含む)
CS2 約10万本
はじ石 約3万本
エクステーゼやCS2は本編と比べてもそう遜色ない売り上げだがSSは少ないな。
2がEXに負けてるとは驚いたな
SSでは天地の差だがw
2も廉価版出てたから足せばもっと出てるかも
exって結構シリーズの中では出てる方なんだな
周回するのが死ぬほどダルかった覚えしかない
エクステーゼはメディアの露出は本編並みの扱いだからな。
SSが少ないのはカップリングがほぼ固定されるし、キャラ数少ないからな。
やっぱアレかね
★じゃなきゃイヤダイイヤダイ
というモノ書きが多いのだろうか
はじ石が3万ってのが意外だな
CS1とかに比べて格段に良くなってるのに
恥石はストーリーがな……
あくまで私見ではあるが微妙じゃねーか?
うn
確か発売された時ストーリーに不満言ってる奴多かった気がする
そもそもパートナーが他のキャラにご執心なままで話進められても
微妙っつーかどこがパートナー?みたいな
ストーリーなのかなぁ?
基本的にこの手のゲームって初動で8割決まるようなものが大半だし
何時まで経っても4が出なかった事とGBA壊滅期だったのが原因だと思う
>GBA壊滅期
そんなんあったっけ?
というかはじ石はゲームが発売されたこと自体しばらく知らんかった。
というか、これ以上はスレ違いだぞ
セクターXミント投下しようと思うんだが
投下途中の作品が終ってからの方が良いかな?
>>99 そ ん な こ と な い 。
全裸にて君を待つ
前スレで変なのが何かほざいてるな
気にするな。俺は気にしていない。
ばななん王子氏マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
104 :
99:2007/06/14(木) 00:47:35 ID:ctFybS9Q
ではセクターXミント投下します。
二穴責め&玩具使用、鬼畜ではないけれどそういうネタ嫌いな人はスルーの方向で。
ある晴れた日の午後。
いつもは子供達の声で賑わう私塾も、授業が終れば途端に静かになる。
誰も居ない教室で一人、本を読みながら過ごすのがセクターの日課だった。
時折、彼の過去とその身体の経緯を知った今でも、変わらずに世話をしてくれるミントが傍らに居る事もある。
今日も野菜を届けに来たミントにお茶を振る舞い、二人で他愛の無い会話を交わし、日が傾く頃に彼女は帰っていく…はずだった。
「あの…セクターさん…。」
本を読んでいたセクターに、ミントが少し気まずそうに声をかける。
「私…そろそろお暇しようかと思うのですけど…。」
「ああ、もうそんな時間でしたか。」
読みかけていた本を閉じると、セクターは窓の外を見やった。日は西に傾き、空は茜色に染まりつつある。
「あまり遅くなるといけませんね。途中まで送っていきますよ。」
「そ、そうではなくて…これ…もう、取っても…っ…いいですか…?」
震える声で呟くと、ミントは耳まで赤く染めて俯いた。
彼女は先程からずっと、どこか落ち着きなさそうにもじもじと膝を摺り合わせている。
そういえば、と頷くとセクターはコートの内ポケットから『何か』を取り出した。
掌に納まるくらいの大きさの無機質の箱型。
―――――それは、機界ロレイラルの技術を用いて作られた道具。
そして彼女の秘部には、同じく機界ロレイラルの技術で作られた、男性の性器よりも小振りな棒状の道具が埋め込まれていた。
「その昔、帝国軍で捕虜に行う尋問の際に作られた拷問具でしたが、実際にはあまり使われる事はありませんでした。
専ら、こういった遊びに使う方が向いているのかもしれません。」
そう説明を加えながら、道具の―――リモコンのスイッチを入れると、ミントが短い悲鳴を上げる。
「やっ…!ちょっと…セクターさん…っ!」
びくんと身体を強張らせる彼女のスカートの中から聞こえてくる、鈍い機械音。
「センサーが付いているので少し離れた場所でも遠隔操作ができるんです。…試してみますか?」
揶揄するように訪ねるセクターに、ミントはぶんぶんと激しく頭を振って否定する。
そこで一旦、セクターはリモコンのスイッチを切った。
「は……っ……。」
大きく溜息をつくと、ミントはぐったりと椅子にもたれかかる。
そして、赤らんだ顔で恨めしそうにセクターを睨みつけた。
「酷いです…こんな悪戯するなんて…!」
「すみません…貴女が可愛かったものだから、つい。」
セクターはミントの傍に屈み込むと、彼女の手の甲に許しを請うように唇を落とす。
素直に謝罪の意を見せるセクターに、思わずミントの胸が高鳴った。
「もう取ってもいいですか?」
「ええ、構いませんが――――」
セクターの手がミントの内腿を柔らかく撫でながら、スカートの中に潜り込む。
手袋に包まれた掌に伝わる、濡れた感触。
「このままでは貴女も辛いでしょう?」
「そんな事、聞かないでください…!」
むう、と頬を膨らませて拗ねた顔を見せるミントの額に軽く口付けると、セクターは彼女の身体を横抱きに抱きかかえ
自室のベッドへと向かう。
ミントは何も言わず、彼の首に腕を回してしがみついた。
ベッドの上にそっとミントを下ろすと、セクターは手袋を外し彼女の上へと覆い被さり、唇を重ねる。
冷たい鋼の感触に一瞬肌を震わせるが、ミントは唇を薄く開いて彼を催促する。
いつになく大胆な彼女に、唇を重ねたままふっとセクターが微笑んだ。
「ん…む…っ…。」
ミントの口の中にセクターの舌が侵入し、彼女の身体がふるりと震えた。
差し入れられた舌に夢中になって吸い付くと、再び彼が微笑むのが判る。
触れ合う舌の感触と、柔らかく髪を撫でてくれるセクターの掌の心地よさにミントの意識も次第に白く霞んでくる。
「は…っ…、っ…。」
漸く、唇が離れる頃にはミントの息はすっかり上がっていた。
彼女の髪を撫でていた手は、うなじを辿り彼女の衣服にかかる。
慣れた手つきでそれらを脱がしながら、ミントの唇に、頬に、目元にと唇を落としていった。
「あ……っ……。」
ぼんやりとセクターの行動を眺めていたミントだが、彼の手が胸元にかかるとぴくん、と身を竦ませる。
可愛らしいレースをあしらった、淡いエメラルドグリーンのブラジャーを外すと豊満な乳房がぷるん、と弾けた。
セクターの掌に余る程の質量の乳房を掬い上げるように揉みしだきながら舌をそっと耳腔に差し込む。
「あ……ぁ…っふ………。」
耳元から首筋へと舌を滑らせると、彼女の口から艶を含んだ溜息が漏れる。
幾度か肌を重ね、セクターの手で感じ方を覚えていった彼女の身体は素直に反応し、
その先を強請るように彼の背に腕を回した。
セクターは身体をずらし、ミントの顔に胸を埋めると、
ツンと硬く立ち上がった乳頭を指で摘み、たっぷりと唾液を垂らしながら舌で乳輪をなぞり、乳頭を転がす。
「…は……っ……あ…ぅん……っ……。」
うっとりと蕩けた表情を見せるミントに、少しずつセクターの興奮も高まっていく。
一頻り乳房を愛でた後、身体の線をなぞるように舌を這わせながらさらに下へ下へと身体をずらし、
足を開かせるとローターを銜えたままのそこは、ショーツの薄い布越しでもはっきりと形がわかる程ぐっしょりと濡れていた。
「こんなに濡らして…このまま帰るつもりだったのですか?」
「うぅ……。」
指摘され、顔を一層赤らめて下を向く彼女のしぐさが可愛らしい。
濡れたショーツを脱がし、埋め込んだままのローターをゆっくりと抜き差しする。
くちゅ、と湿った音を立ててローターが引き抜かれる度に、愛液が零れてシーツに染みを作った。
「…ん…っ…!あ…は…っ…ん…!」
緩やかなピストン運動でローターが膣内を摺る感触に、ぞくぞくとミントの身の内に熱が篭る。
だが、満たすにはまだまだ足りない。
「セクターさん…、早く…、セクターさんが欲しいです…。」
自分が全裸なのに対し、セクターが全く着衣を乱していない事に少々不満を覚えながらも、
ミントは彼のコートの袖を軽く引いて懇願する。
セクターは一瞬呆気に取られたが、口元を綻ばせるとミントの耳元で低く囁いた。
「貴女がそんないやらしい事を口にするなんて、他の人が聞いたらどんな顔をするのでしょうね…?」
「そんな…っ…きゃ…っ!?」
不意にローターが振動し、ミントの身体がびくんと跳ね上がる。
セクターはスイッチを一番上まで上げると、閉じようとするミントの両の足をめいいっぱいに開かせローターを根元まで押し込んだ。
「う…あ…っ!…あ…、あぁ…っ!…あぅ…っ!…あああぁぁ…っ!!」
がくがくと震えるミントの太腿が一瞬強張り、脱力する。どうやら軽く達してしまったらしい。
「もっとも、貴女のこんな顔を他の人に見せるつもりはありませんが…。」
頬を紅に染め、惚けた視線で宙を見るミントの目元に軽く口付けると、セクターは彼女の身体をうつ伏せさせ高く腰を上げさせた。
そして名残惜しそうに締め付けている秘部からローターを引き抜くと、溢れてきた愛液を指先に掬い取り
女性器より更に後ろの蕾にたっぷりと塗りつけた。
「…え?…セクターさん…、そこは…。」
「こちらの口も随分と物欲しそうにしているようなので、ちゃんと入れてあげないと。」
本来受け入れる場所ではないミントのそこは、異物の侵入を拒むように硬く閉じているが
愛液を塗り広げるように指の腹で撫でると、ひくんと蕾が震えた。
解すように入り口を揉みながら、ローターを押し当てる。
「ちょ、ちょっと!駄目です、そんなところ…!んっ…!」
制止しようとするミントを余所に、ローターはずぶずぶと湿った音を立てて埋め込まれていく。
逃げようと引ける彼女の腰を確りと押さえると、セクターは再びスイッチを入れた。
振動が腰を伝わり、ざわざわと奇妙な感覚がミントの背筋に走る。
今自分がセクターの前でどんな格好をしているのか―――想像するだけで、身体が熱くなってくる。
「ぁあ…っ…は…、は…、あ…ぅ……っん……。」
それまで荒く繰り返していた吐息はやがて掠れて甘い溜息に変わり、秘裂からは愛液が滲みだして太腿を伝って流れた。
セクターはミントの花弁へと唇を寄せ、羞恥心を煽るようにわざと音を立てて愛液を啜る。
「ん…、ふぅ…っ…ァ…、はぁ…あ、あ…、あぁ…っ…。」
「凄いですね…どんどん奥から溢れてくる…。」
下肢から響く水音とセクターの感嘆の声を否定するように、ミントはゆるゆると被りを振った。
だが自らの意思とは裏腹に、身体はローターから与えられるもどかしい悦楽を求め、腰が淫らに蠢いた。
「こん…な、知らな…ぁあ!…っ、駄目…、っ…ぁう…っ…そんな、ところ…汚いのに…っ…んぁぁああっ!!」
「こんなに気持ち良さそうにしているというのに駄目…という事はないでしょう?」
ぷっくりと赤く熟れた花芽を指で弾かれ、ミントの身体がびくりと跳ね上がった。
「ほん…と…も、駄目ぇ……っ…ぁ…っ…、あ…ァ…おかし…い……はぁ…っ!」
「わかりました。そろそろ終りにしましょうか。」
苦笑交じりに呟くとセクターは上体を起こし、窮屈そうにズボンを押し上げていた自身を取り出し
待ち焦がれてひくひくと震えるミントの花弁に押し当て、何の前触れも無く一気に貫いた。
「…っ、セ、セクターさ…ぁ…、はぁああぁぁぁッ!!」
突然の衝撃が、ミントの背筋を走り抜ける。
のけぞり、浮き上がった肩甲骨にちゅ、ちゅと音を立てて口付けるのを合図に、セクターは律動を開始した。
セクターを離すまいと絡み付いてくる肉壁に逆らいながらぎりぎりまで引き抜き、子宮口に叩きつけるように深く侵入する。
「あぁあっ…!ぁ、ふぁ…!…はぁあ…!深…ぁ……っ!セクターさんが、奥に…っ!んぁ…っあ…!」
貫かれる悦びに、背を仰け反らせ、腰を揺らす彼女の姿が何とも艶めかしい。
埋め込んだローターを軽く揺すってやると、後ろの蕾も、ぎゅっとローターを食い締めた。
「あぁ…っ!!や…は…!うっ…!ん…っ!セクター、さん…!あっ…!あっ…!…あぁんっ!!」
今までより一層艶を帯びたミントの啼き声と、肌と肌がぶつかり合う乾いた音が
茜色の西日が差し込む薄暗い部屋の中に響き渡る。
「はぁん…!…っあ、ふ…っ!きもち、い…ぁ…ん!あん…っ!だめ、なのに…っ…ぁあ…っ!」
「っ…!締め付けすぎですよ、ミントさん…!」
突き上げる度にぎゅうぎゅうと締め付けてくる心地よさに、思わずセクターも呻き声を上げる。
結合部分から成されるぐちゅぐちゅと卑猥な音が、 次第に激しさを増していく。
前にはセクターが、後ろにはローターが、両方の敏感な箇所を責められ何時もよりも妖艶に乱れるミントに
セクター嗜虐心は大いに満たされる。
「ぁん…!は…!…あん…!ぁ、セクター…さ、んぁ…っはぁ…!セク、ター…っ、さ…あぅ…!も…、も…う…っ!」
「イきそう…っ、…ですか?」
こくこくと激しく首を縦に振るミントの肩口に唇を落とすと、セクターは彼女の好い所を狙って激しく腰を叩きつける。
「いやぁ…!んあぁっ!はぁん…!せ…っ…セク、ター…さぁ…ん!あん!だ、め…っわ…わた、し…ぁ、いっちゃ…ぅあぁ…っ!!」
「良いですよ、イっても…っ…!」
「ぁ、あぁぁ、…ふぁあ、…っあ!…っあ!…あぁぁあぁぁ!!…ひ、ぁああぁぁぁぁああっっ!!!」
びくん、びくんと大きくミントの身体が戦慄くと同時に、彼女の秘部から勢い良く愛液が噴出しシーツに染みを広げていく。
セクターはミントから身体を離すと仰向けさせ、豊満な乳房に己の欲望を余す事無く吐き出した。
「…ミントさん?」
ぐったりとベッドに沈み込むミントは、強い開放感にどうやら完全に意識を手放したらしく、
軽く頬を叩いてもぴくりとも眉を動かさない。
少々悪戯が過ぎたかなと反省をしながら、セクターはローターを抜き、汗で顔に張り付く髪を梳いてやる。
さらりと指の間をすり抜けていく、美しいハチミツ色の髪を一房掬って口付けると
セクターは汚れたミントの身体を洗いに、バスルームへと抱きかかえて運んでいった。
「―――ぅ……んん……。」
柔らかく髪を撫でられる感触に、それまでたゆたっていたミントの意識が浮上する。
ぼんやりと視線だけ動かして部屋の中を見渡すと、茜色だった窓の外はすっかり暗くなり、月明かりが差し込んでいた。
身体を動かそうにも鉛のように重たく、秘部の奥がひりひりと痛んだ。おまけに喉は乾き声もやけ掠れている。
そこで、漸くそれまで起こった出来事を思い出し、ミントの頬がゆでだこのように真っ赤に染まる
「…………〜〜〜っっ!!!!!」
「…目が覚めましたか?」
頭上から響くセクターの声に、ミントは自分が彼の腕に抱かれてベッドに横たわっている事に気付いた。
「セクターさん…!!酷いです、あんな事するなんて…!」
「すみません、ミントさん。」
謝罪の言葉を述べながらもセクターはどこか愉しそうに、まるで子供をあやすようにミントの頭を撫でる。
「もう…っ!」
「すみません。でも―――」
ぷい、と寝返りを打つミントを抱き寄せ、うなじに顔を埋めながらセクターは呟く。
「悪くは無かったでしょう?」
「………っ!!!」
図星をつかれて耳まで真っ赤に染めながら、ミントは俯く。
「この次はもっと色々な事を教えてあげますよ。」
「…次は…。」
「ん?」
抱きしめるセクターの鋼の掌をそっと握り返し、ミントは消え入りそうな小さな声で呟いた。
「次は私の番ですよ?いつもセクターさんばかりずるいです…。」
答える代わりに、小さく笑ってセクターはミントの頬に柔らかく口付けた。
耳元を擽る彼の吐息と、身を包んでくれている鋼の感触に安堵を覚えながら、ミントは再びまどろみの中に落ちていった。
おしまい。
111 :
99:2007/06/14(木) 01:03:20 ID:ctFybS9Q
以上で終了です。
ご拝読ありがとうございました。
他の職人さんもがんばってー
ここいらでヤンデレな感じの話をひとつ読んでみたいような気がする。
>>111 おお、真っ昼間に通りかかってよかった。
セクターさん、アレは人間仕様なのかと思いつつ
ミントがエロ可愛いからなんでもいいや。GJ!
>>111 GJ!
久々の純愛に癒されたよ
ミントさん可愛いよミントさん!
またお願いしますー
セクター先生はドリルティンティン。そう思ってた時期が俺にもありました。
エロ有りが基本なのは分かっているのだがたまにはエロ意識せずに
馬鹿なギャグ話を書いてみたい気がする。
楽しそうではあるが……スレちだな。
エロパロなのにエロが求められてないんじゃこのスレは終了か
なんでそんな話が飛躍する?
まあ
>>119は飛躍しすぎだがエロ関係ないものなら投下する場所は他にあるだろ
ここで故意にエロ関係ないものを投下するのは全年齢対象のところでエロを投下するのと同じだ
そう難しく考える必要ないと思うがねえ。
雑談、小ネタの延長程度に思えば。
前にエロなしの性別反転ネタが書かれたこともあったな
まあ何十レスもまったくのエロ無しを気合入れまくって投下とかだとどうかと思うけど
数レス程度なら賑やかしみたいな感じでいいんじゃね?
それにエロがメインじゃないだけでカテゴリー的には18禁なシロモノってのもあるし。
エロの有無で何度かもめたことがあるから、軽くそういうネタに触れる程度はないと難しいと思う。
小ネタの延長なら問題ないとは思うけど、そればっかりになると板違いだ。
それはさておき機械三姉妹を誰かキボン。
コーラルはおにゃのことふたなりっ娘どっちに需要がある?
我輩、これまでどちらかというとふたが好みだったのだがおにゃのこコーラルもいいと思えてきた。
コーラル男派は少数か
一人称や外見が、個人的にはどうも男にしか見えないんだよなあ
中の人も男の子のつもりで演技してたらしいし。
どっちでもないが正解みたいだが。
男派だ
すまん
コーラル(♂)×フェアも見て見たいな。
つーか中性は基本的に男
ラジィとか(クレージュとk←気にするな)はっきり分かってるの以外は一人称が「僕」なら男
正直そいつらのエロはキツイものがある。女に見える奴もいる(ってか俺らが少数派?)のに文句を言うつもりは無い
リシェルとポムニットさんとミント姉ちゃんとコーラルとで四股かけるのが四周目のうちのライの野望。
1の魔王スレの住人なんだけどスレオリジナルの友達プラーマさんネタはこのスレでもおk?
召喚獣ネタは過去にもあるからいいんじゃない?
別に俺は気にしないけど、実質ほぼオリキャラ×オリキャラだってことは自覚したうえでよろ
>>135 まぁ女よりの中性キャラもいくらでもいるだろうけど、サモの中性キャラは大体男型っぽいね。
「女性っぽい」と思わせる描写って基本的にはセリフと動作だろうけど、
サモはその動作が見られず、コーラルは喋りがあれだから一枚絵の印象くらいしか判断材料がない。
んでその絵が女っぽくない、一人称が僕。
どっちでもいい・って結論を否定する気も女派の人と相対する気もないが
拘りや偏見がなければ普通に男っぽいキャラだと認識されるんじゃない?
否定する気も相対する気もないなら黙っててくれ。
>>137 投下するときに設定にちょっと触れるか、本文で触れてくれるとありがたい。
前スレ
>>877に全面的に同意。
なんか勘違いしてる連中がいるが、百合も鬼畜もホモも特殊な嗜好。
801は専用板があるから住み分け出来てるが、百合者と鬼畜者の
傲慢さにはもううんざり。
しかも他スレじゃ注意書きが必要な内容なのに、ここはまるで配慮がない。
当たり前のように投下されてマンセーされている始末。
だから他の内容を投下し辛くなって職人離れが始まってるんじゃないか?
>>142 百合・鬼畜ものの投下量は割りと昔から同じくらいに思える
職人離れの理由をそこに押し付けようとするのはどうかと思う
あと他スレは他スレ、このスレはこのスレ的なとこは良くも悪くもある
百合や鬼畜に注意書きつけろというのは、スレ住人が必要と感じるなら
そういうルール付けした方が良いと思うが、個人的には今更何をという感じだ
で、こういう話が出た後は更に過疎るんだよな
1スレからずっとROM専してる俺が言ってやろう
未 成 年 は 帰 れ
>>147 そいつの意見によると
「向こうがコンスタントに投下してくるから
向こうがストップしなきゃ空気は変えられない」だってよ
アホか
勘違いしないで欲しいんだが……。確かに最近、鬼畜氏はエニシアさんにハマってる様だが、決して純愛が嫌いな訳じゃ無いんだ。
それは保管庫のライ×リシェや、ミントさん×セクター先生を見れば分かると思う。
単にキャラごとの扱いに差があるだけなのさ。
自分はSS書いてる身だが、鬼畜も百合も全く気にしていない。
自分はただ自分が書きたいものを書くだけ。
鬼畜も百合もその人が書きたくて書いてるんだし事実それを楽しんでる人もいるんだよ。自分もその一人。
嫌いならスルーすればいいじゃないか。職人さんは気にせず自分の好きなシチュをどんどん投下すればいいじゃないか。
簡単なことだと思うんだけどね。
単に厨房が「俺の気に入らないものを書くな」ってわめいてるだけじゃん
スルーしとけばいいと思うよ
皆様が好きなのを書いてくれと言われる時点で職人が何をどう書こうが職人の自由です。
だから鬼畜野郎さんが書いているのも所謂職人の自由。
長く続いていたこの流れを自分の好みじゃないからと文句を言うのは褒められたものではありませんよ?
気持ちは分からんでもないが現在投下してくれる職人さんが
そもそも少ないから目立ってるだけであってシチュの偏りはもう仕方ない
そうだなぁ
だがたまに新しいものへの挑戦もしてくれると嬉しいかも
だがマンネリ化による閉塞感は確かに感じる
4がでて盛り上がったが沈静化も意外と早かった
ゲームが出てもどんどん話題性の寿命が縮んでいってるのが悲しいな
今ざーっと読んできたが、
前スレはエニシア、現スレはスウォンと
各職人が特技を披露していてなかなかいいスレじゃないか。
またいつか誰か来て何か書いてくさ
投下される作品に関しては文句とかは思わないけど、
途中まで投下されて続きがなかなか投下されないのは気になったりするなあ。
あとに投下する人が躊躇するし。
続きあるのかそのまま放置されてるのか分からないし。
仕事とかで忙しい人もいるだろうけど、上のスウォンSSとか
二本とも続きがお預け状態のままだから気にかかってしまう…
前スレのライ×ポム×リシェルとかギアン×フェアも続きを待ちわびてはや二ヶ月かな。
続きが気になるというのは分かるが、
それで投下を躊躇するというのはよく分からん。
>> で、続きは繋げるんだし、気にすることは無いと思うけどなぁ。
そもそも元のゲームからしてトリスでハサハとケコーンできたり
シュガレットみたいなどっちもいける口が存在するこのシリーズで
百合がどうとかってナンセンスな気がする。
アルディラとクノンなんかレックスでクノン落としてもアルディラの次扱いされちゃうんだぞ。
あれは泣いた。。・゚・(ノд`)・゚・。贅沢なのは分かっている。でも好きな女の子一番に自分がなりたいじゃないか。
アルディラ攻略してもなんとなくハイネルの次扱いっぽいしな…w
エンディングで露骨にいちゃつかれるんで先生さんが気の毒になった。
ある意味フォルケイやミント姉ちゃんよりも堪えるわ。
神々がスウォンSSを一本でも完成させてくれることを願うのみ
なんかまた変な人がきたのね
端的に言うが、昔っからイレギュラーなのは鬼畜氏のほうだったよ
スレが純愛ブームまっさかりで大してレス貰えないときでも素知らぬ顔で鬼畜作品を投下し続けてた。
その影響かどうかはしらないが、最近は確かに鬼畜氏賛同者が半数近くをしめつつあるね。
で?「相手が自重しないと流れは変わらない」とかもうね
ぶっちゃけサモってジャンル自体、黒化がやたら多いジャンルだからね
その延長線上であーいうノリが浸透しても別に不自然じゃないわ。
鬼畜氏のが元キャラ破壊SSなのは疑いようも無いが、トウヤやポムが黒化最強化してるのも似たようなもんだと思うよ
やっと変わった話題をまた蒸し返して
語ってすっきりしたいだけならちらしの裏で済ませとけ
機械人形三姉妹でSS書くとしたらシチュはどんなのがあるだろう?
機械系キャラは本番が書けないのが痛い。
だって、機械なんだぜ?
とにかく書きにくい。
過去にクノンもの書こうと思ったけど機械だから穴が無いわけさ。
そこでアルディラに頼み込んで下半身だけ生体部品つけてもらって、
快感のデータやらなんやらをインスコしてうんぬんかんぬん、そしてティンコ先生を襲撃。
っつーのを投下しようと思ったんだけどあまりにもこじつけすぎるんで封印した。
原作とかけ離れた設定とかを嫌う人って結構多いみたいだからね………。
それならちょっとした出来事でファックに持ち込める人型と人型の方が書きやすいし。
逆に考えるんだ。
三姉妹の原型の「演劇用機械人形」っていうのは
性的なステージに使うための人形だったと考えるんだ。
最初っからそういう機能がついてると考えるんだ。
>>167 俺が思いついたのは看護人形(フラーゼン)の機能をつけた三人が検診とかいって
(おもにミリネージが)暴走しちゃうネタ。
>>169 ジョー〇ター卿。相変わらず、的確なアドバイスだぜ。
アーノを女だと思ってるのは俺だけか?
174 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 19:44:45 ID:pWOFQeVq
さらに言うとArnoが女の子の名前として使われる例は凄く稀。
名前自体は男用なんだったっけ…?>アーノ
おにゃのこが精液ベトベトのザーメンまみれになる感じのSSが読みたいんだ。
全三回予定で、セイロン×フェアメインの鬼妖界組×フェア投下させて貰います。
乱交ネタ含みますので御注意ください。
中身の突っ込みどころに関しては大目に見て頂けるとありがたいです。
宿の一日の仕事を終え、フェアは軽く息を吐く。
その小柄な体は日々の戦いと仕事の忙しさに疲れ、くったりと床へ崩れ落ちてしまった。
ランプにぼんやりと照らされた薄暗い食堂には、無造作に置かれたモップとバケツとフェアの姿だけ。
孤独感を感じながら再び息を吐いた時――視界の隅に何かが映り込んだ。
「夜遅くまで御苦労だな、店主殿」
そこに立っていたのは、御使いの一人であるセイロンだ。
彼はモップに視線を落とすと、無言でそれを拾い上げる。
「そなたはもう休んでおけ。これくらいは我が片付けておくよ。……他に手伝うことはあるか?」
「……え?」
普段店の手伝いなどまるでしない彼が、わざわざこんな時間に自ら手伝いに来るなんて。
明日は槍でも降るのではないかという風に目を見開くフェアに、セイロンは苦い笑みを浮かべた。
「さすがに今日は、そなたに無理をさせたと思うてな」
……彼の言葉で、昼間の戦いで受けた召喚術の痛みが蘇る。
敵の召喚師が放った暴走召喚。それはフェアへと向けられ、逃げる間もなく彼女は直撃を受けたのだ。
激痛で意識を失ったその後のことはフェア自身記憶にないのだが、視界が閉じる間際にいつもの『声』を聞いたことだけは覚えている。
「その腕輪が光ると同時に傷は癒えたものの、強い衝撃のせいでしばらく意識は戻らなかったであろう?それが少々心配だったのだよ」
「あははっ、もう平気だよ。傷は完全に治っちゃってたし……」
危機に晒された時、必ず助けてくれる母親。
泉で一度会話を交わしたきり会えないままだが、それでも彼女はいつもフェアの身を案じて守ってくれているのだ。
お母さんともっと話したい。
そして腕輪を通じて守ってくれていることに、お礼を言いたい。
だがそれはフェアには叶わない願いで、ただ母親を恋しく思うことしかできないのが現状だった。
……俯くフェアの頭を、セイロンの手が優しく撫でる。
「我らの戦いにそなたを巻き込んだせいで、色々と辛い思いをさせてばかりだな。……我にも、何か力になれる事があればよいのだが」
「じゃあ、明日からホールで手伝ってくれる?」
「うっ……む、う」
ケロリと顔を上げたフェアの表情は、いつも通りの明るいものだった。
してやられたとばかりに苦笑するセイロンに、フェアは嬉しそうに目を細める。
「ふふっ、冗談よ。セイロンに接客業なんて期待してないしね?」
率直な言葉に苦々しく目を伏せるセイロンだが、すでに彼の顔から先ほどの翳りは消え失せていた。
どんなに辛いことも寂しいことも、笑顔で乗り越えようとするフェア。
その少女の姿は、周囲の者の心にさえ暖かな日差しをもたらすのだろうとセイロンは思った。
一人の仲間としてではなく、純粋に愛しいと思う。
「あ……」
フェアの頭に置いた手を頬に滑らせると、彼女は小さく肩を震わせる。
淡く染まる頬が、また初々しくて可愛らしい。
「せ、セイロン」
「何かね」
「厨房なら、時々手伝って欲しいんだけど」
「うむ。任せたまえ」
「……それと……」
「オマエ……また無理しやがったな?」
透き通るような銀色の髪を揺らす女性は、目の前の男の厳しい面持ちに俯いていた。
絶世の美貌とも思える彼女の顔は、どこか疲れたように淀んでいる。
男の持つ、水鏡の魔剣を通じて繋がる「夢」の空間で対話する二人。
それはフェアの両親であるケンタロウとメリアージュであった。
「仕方ないでしょう?今日はあの子、いつも以上に危険な目に遭っていたのよ」
腕輪を通じてフェアに力を貸す行為は、メリアージュ自身にも負担をかける。
広い大地で自由に生きる妖精ならまだしも、彼女は薄暗い牢獄のような空間に閉じ込められている存在だ。
そんな彼女がこれ以上力を使い続ければ、いずれは――。
「んなコト言っても、オマエが消えちまったらどうしようもねぇだろうがよ……」
儚げな美貌を見据え、ケンタロウは困惑気味につぶやいた。
「ケンタロウは、あの子が心配じゃないの?まだ十五歳の女の子なのよ」
「アイツなら大丈夫だって!ラウスブルグの御使い達は十分戦力になる連中だ。オマエの助けがなくったって、上手くやっていけるはずだぜ?」
中でも、フェアのところへ向かうように言付けた、セイロンという男。
龍人であり御使いの次席という彼は、なかなか頼りになりそうな人物だった。
きっとフェアに様々な助言をし、力になってくれるだろう。
「……それに、よ」
自信満々に腕を組み、ケンタロウは満面の笑みを浮かべる。
「なんたって、このオレ様の子供だからな!」
能天気に笑う夫の姿に、メリアージュは口をつぐむ。
……自分の子供を信頼しているのはいい事だが、彼にはその為の重要な部分が抜けているのだ。
すなわち、五歳で放置。
その後の成長過程は一切知らず。
異空間から今までフェアを見守り続けていたメリアージュは、娘のこれまでの人生を見ているのだ。
寂しいと泣いていた夜も、仕事の辛さに耐える日々も、友人たちとの楽しいひと時を過ごす姿も。
……やはり親として、少しくらいは子供の身を案じる気持ちを持つべきではないのか。
メリアージュが目を伏せた瞬間――ある考えが脳裏にひらめいた。
「そうだわ、あなたも見るといいのよ!」
「……何がだよ?」
突然の妻の大声に首をかしげるケンタロウ。
だがメリアージュは勢いの収まらない状態で彼に飛びつくと、きらめくような瞳で見上げた。
「ねえケンタロウ。今のあの子の姿を見てみたくはない?」
「なっ……?」
成長したフェアの健気に頑張る姿を見れば、きっとケンタロウも考えを改めるかもしれない。
メリアージュが片手をかざすと、そこにぼんやりとした小さな光が現れる。
やがてそれは一メートルほどの円形となり、二人の前に浮かんだ。
「お、おい。別にオレ様は見たいなんて言ってねえぞ」
「あら、可愛く成長したフェアを見るのが照れくさいのかしら?」
「違うっつうに!アイツの頑丈さはオレ様ゆずりなんだから、わざわざそこまでする必要なんざねえってことだよ」
髪をかきながら面倒くさそうにつぶやく。
そして次は、冗談交じりに笑みを浮かべて見せた。
「それに今は夜中だぜ?アイツはオレ様の子供だし、もしかするとマセガキの一人でも連れ込んで、今頃ヨロシクやってるかもしれねえだろォ?」
「あ、あなたってば!?」
「だっはっはっは!」
とんでもないことを笑いながら言ってのけるケンタロウに、メリアージュの頬が紅潮する。
いくらなんでもフェアはまだ十五歳。
友達や料理などのことで心を満たされた、健全な少女なのだ。
軽く咳払いし、気持ちを落ち着かせると、メリアージュは光の円に手をかざした。
……うっすらと浮かび上がるフェアの顔。
その瞳はぼんやりと開かれ、顔とともに下を向いている。
昼間の元気な表情とは正反対のそれに、メリアージュは眉をひそめた。
「フェアのやつ、口元に手ェ当てて……なんだ?気分が悪いのか?」
まだ鮮明に映りきらない映像を、目を細めてケンタロウは見つめる。
……光の中のフェアはなぜか時折苦しげに目を細めていた。
ケンタロウの心にわずかな不安が生まれるなか、娘の姿は徐々にはっきりと浮かび上がっていく――のだが。
『ちゅぽっ。』
「……………………」
……映像の中から聞こえた水音とともに、フェアの口内から抜き出される棒状の物体。
舌先から糸を引く唾液は、その謎の物体の先端をてらてらと光らせていた。
『ぷはっ……ん、む』
無言の両親をよそに、フェアは熱の篭った視線でそれを見つめると、再び口内へと導いていく。
時折舌を出して物体をたどたどしく舐め上げては、指先でそれを愛おしげに愛撫していた。
「これって……何かしら?新作料理の味見……だったり?」
「……えーっと。オレ様はソーセージの作り方は教えてねえ。うん。……うん」
じわじわと額に汗が浮かび上がるが、そんなことなど気にしている場合ではない。
――随分リアルな形のソーセージを作ったじゃねえか。さすがはオレ様の子供。まるで本物だぜ。
何がリアルって……そりゃオマエ、ソーセージをリアルに……ソーセージ……――
その時、ケンタロウの見開いた瞳に映ったものは。
「まさか……オイ」
フェアの頭を撫でる手と――赤くて黒い派手な袖。
「あっはっはっは!善哉善哉。まことに良い舌遣いだ、店主殿」
「んっ……む、セイ……ロンってば!」
その場の雰囲気をぶち壊すような軽快な笑い声が、室内に響く。
ベッドに腰掛けたセイロンの脚の間。
そこにしゃがみ込むフェアは、彼の言葉に怒りと恥ずかしさの入り混じった声を上げた。
しかしセイロンは平然とした風に手を伸ばし、唾液に濡れた彼女の唇をそっと拭い取る。
「はて。この手の場で我が黙ると気恥ずかしいと言ったのは、そなたであろう?」
「そ、それはそうだけどっ。でもそういう言葉以外で……」
「ふむ、ならば」
困惑したフェアに顔を寄せる。
伏し目がちに意地の悪そうな笑みを浮かべると、セイロンは再び口を開いた。
「……そなたは一体、我のどのような『声』が聞きたかったのかな?」
「なっ、あ……う……!?」
小首をかしげて尋ねる彼の口調は挑発的だ。
その囁くような低い声色でフェアは何を思ったのか、みるみるうちに頬を紅潮させていく。
いまだに初々しい反応をしてくれる少女があまりに可愛らしく、セイロンは口の端を笑みで吊り上げた。
「しかし我がそちらの『声』を出すには、店主殿にも更なる上達を期待せねばなるまいな」
「ううっ。わたし、これでも一応頑張ってるんだけど……」
「あっはっは。そう落ち込まずとも、そなたの愛撫は十分に心地良いよ。……どれ、今度は我が良くしてやろう」
「あっ……」
「御使いのセイロンじゃねえか――――ッッ!!?」
空間に大音量で響き渡るケンタロウの声だが、無論フェアたちに聞こえるはずもない。
大型ワイドテレビ並の大迫力で繰り広げられる娘の濡れ場に、父は唇をわななかせながら釘付けとなっていた。
「凄いわケンタロウ!あなたの予想が大当たりしてるなんて」
「あ、いや、その……ははははっ!……すげえ、だろ」
……まさか本当に言ったことが現実になっているとは思わなかった。
だがセイロンはマセガキ坊主どころか、下手をすればケンタロウ自身の歳をはるかに上回る成人男性だ。
……フェアのところに向かえとは言ったが、ついでに手を出せと言った覚えはない。
普段チョイ悪オヤジを気取るケンタロウの顔からは脂汗が滲み出し、そのゴーグルは全身から噴き出す熱気で白く曇っていた。
大体まだ歳若いフェアを全裸にさせておいて、自分はかっちり服を着込んでイチモツだけを出すなんてどういう了見だ。
もしかすると鬼妖界ではさほど珍しくもないのか。
悶々と脳内で自問自答を繰り返している時、ふと背後から視線を感じる。
振り返れば、メリアージュが嬉しそうに笑みを浮かべていた。
「ふふっ。何だかんだ言っても、可愛い娘が心配なのね?」
「ば、バカ言ってんじゃねえ!?オレ様がガラにもなく心配なんてよ!まだ十五歳だってのに大した奴じゃねえか、大人の男を魅了しちまうなんて……は、はははっ!」
意地っ張りな性格は元の世界にいた時から変わらないのか、ケンタロウは曇りすぎて遂に見えなくなったゴーグルを拭きながら引きつった高笑いをする。
「あらまぁ……!あのセイロンって人、あんなコトを」
「待て待て今度は何だぁっ!!?」
瞬時に映像に飛びつく夫の姿を尻目に、メリアージュが笑いを堪えていることなど彼は知らない。
「せ、セイ……ロン。やっぱり、こういうの恥ずかしいよ……」
シーツの上で仰向けに寝かされたフェアは、頬を染めながら小振りな胸を上下していた。
浅い呼吸で動く二つの丘は、それだけで少女としての初な独特の色香を醸し出す。
加えて淡い朱を帯びた肌が妖艶に火照っているとなれば、男が劣情を抱かないはずがない。
しかし羞恥心で固く目蓋を閉ざすフェアには、そんな姿をセイロンに見つめられていることなど分からないのだが。
「そう言うな、店主殿。そなたばかりにあのような事をさせては、割に合うまい?」
セイロンの声が耳に届くたび、その熱い吐息がフェアの秘所へと触れる。
いくら視界を閉ざしていようと、肌の感覚は余すところなく彼を捉えていた。
太ももの内側を彼の髪が撫でると同時に、湿った柔らかなものがフェアの陰部の淵をなぞり、小さな肉芽をついばむ。
「ふぁっ……!や……んぅっ」
セイロンの舌が水音を立てて秘所を這うと、思わずフェアの口から甘い嬌声が漏れた。
ざらざらとしたそれが最も敏感な頂点をくすぐるたびに、否応なく少女の小さな背筋が震え仰け反る。
……表面上は恥ずかしさで拒んでいても、彼女の体は愛撫に素直に応えてくれている。
込み上げる満足感にセイロンは口元を緩ませていた。
「そもそも、そなたのほうから誘いに来ることなど珍しいからな。ここは感謝の意を込めて存分に振舞ってやらねば、我も男としての面子が立たぬよ。……一体どのような風の吹き回しだったのかな」
そう言うと、彼の指がフェアの陰唇を押し広げる。
「別に、深い意味なんて……ぁ……」
唾液の絡んだそこは息づくように震え、奥から蜜を溢れさせていた。
広げた二本の指の間であらわになる女性器。
そのわずかに綻んだ入り口は、既に男を知った物だということを証明している。
セイロンの熱の篭った視線を感じ、一層赤らむフェアの表情を見れば――その相手は考えるまでもない。
「済みってか!?とっっくに!開通済みってか――ッ!!??」
「しっ!静かに!聞こえないじゃないの」
絶叫するケンタロウの横で映像にかぶりつくメリアージュの姿は、昼ドラに没頭する主婦そのものだ。
「そ、そういや、オマエはフェアの日常を見てたんだろ!?コイツとこんな関係になってることは知ってたんじゃねえのかよっ?」
「私だって、四六時中この子の様子を見てたわけじゃないのよ。それに見ていたのは大抵昼間だったし……本当に迂闊だったわ、こんなことになっていただなんて」
険しく眉を寄せ、メリアージュは小さく息を吐く。
やはり彼女も、本当の心境は自分と同じだったのかとケンタロウは内心安堵し――
「これからは、夜もチェックしないと見過ごしちゃうわね」
「オマエそれでも母親かよ!?」
「あなたにだけは言われたくな……コホン。あら!そんなことより、そろそろ本番に行くみたいよっ?」
「ほ、ほんばっ……!?おいちょっと待ちやがれぇっ!!」
「…………」
「どうしたの?セイロン」
「いや、先程から誰かに見られている気がしてな……」
訝しげに周囲に目をやるセイロンだが、気のせいかと諦めると正面のフェアを見据えた。
彼女は胡坐を掻いたセイロンの上で、向かい合って腰を浮かせている。
しかしいまだ気恥ずかしさに慣れないのか、彼のうなじに顔を埋めたまま一向に次の段階に進もうとはしない。
「店主殿。やはり我が上になったほうが良いのではないか」
顔の見えない状態でフェアに声をかけるが、彼女は無言で首を横に振るばかりだ。
代わりにセイロンの着物をしがみつくように握り締める、布擦れの音だけが部屋に響いた。
……どうにも引っかかる。
「……もしや、我を喜ばせてくれようと無理をしているのではないかね」
「えっ!?」
突然の彼の言葉に、フェアはガバッと顔を上げる。
返答は聞かずとも分かった。図星だったらしい。
「そなたのほうから夜伽の誘いが来ただけでも珍しいというのに、かのような奉仕まで受けては疑問に思うのも当然であろう」
セイロンの考えに間違いはなかったらしく、フェアは頬を染めたまま唇を尖らせる。
やがて小さく何かを呟いたが、よく聞き取れない。
フェアの口元へ耳を寄せると、彼女は弱々しい声を再び口にした。
「セイロンが……最近、来てくれないから」
「なんと。理由はそれだけか」
「そ、それだけって!わたし不安だったんだよ!?ここ一週間、普通の会話しかしてなかったし、二人っきりの時でも全然そういう素振り見せなかったし……って」
話も終わらないうちに、セイロンの手がフェアの頭を撫でる。
「せ、セイロンッ」
「済まぬな、店主殿。そなたの為と考えてだったのだが、いらぬ気遣いであったか」
近頃の激化する戦いや、フェアが響界種という事実を知ってしまったこと。
それが彼女の精神に多大な負荷を与えていることは誰もが知っていた。
そんな中で、フェアの心情も考えずに色恋沙汰を求めようとするのはあまりにも愚かしいと思っていたのだが。
「心身ともに疲労したそなたにこれ以上無理はさせられぬ、そう思って耐えていたのだがな」
「無理だなんて……むしろ、こういう時にセイロンがそばにいてくれないと、わたし辛いんだよ」
着物を掴むフェアの手に力がこもる。
どれほど強い心を持つといえど、彼女はまだ十五の娘なのだ。
自分がそばにいてやらねば、とまで己惚れるつもりはセイロンにはない。
だが、この少女に心の拠り所として望まれるなら、それほど嬉しいことはないし力になってやりたいと思う。
「うむ。……承知したよ、フェア」
にこりと微笑むセイロンに、フェアの顔からようやく安堵の表情が浮かんでいた。
映像の中のフェアたちのやりとりを、至福の笑顔で眺めるメリアージュ。
反してケンタロウは、今なお青ざめながら二人の姿を凝視していた。
「ふふっ。あなたったら、すっかり拗ねてしまってるのね」
「す、拗ねてるとかそんなんじゃねえよ!……ああっちくしょう!」
父親譲りの頑丈さを持つフェアを、今まで本気で心配したことは正直一度もない。
だが、今回ばかりは状況が違うのだ。
男として、父としての性か。
我が娘を抱こうとする男を目の前にし、平常心を保っていられるほどケンタロウは冷静な人間ではない。
「あアァ――――ッ!!」
ケンタロウの悲鳴にメリアージュが映像を見ると、ちょうどフェアがセイロンに跨り膝の上で結ばれようとしている所だった。
まだ幼さの残る入り口を広げ、ゆっくりとセイロンのそれを受け入れていくフェアの顔は、まだ慣れぬ苦痛にわずかに歪んでいる。
もはやここまで来ると、娘のプライバシーもへったくれもない。
『……痛くはないか?フェアよ』
「痛えよ、オレの心が痛えよ!!」
映像のセイロンの問いかけに、何故かケンタロウが絶叫して答えている。
……高鳴る鼓動を両手で押さえながら、ケンタロウは心の中で必死に呟いた。
そういえば、御使いはあいつ以外にもいたはずだ。
その仲間たちは、今何をやっているんだ。
この部屋には十五歳の少女に手を出すロリコン野郎がいるというのに。
今すぐこの部屋に誰かが来てくれれば、この濡れ場は回避できるはずだ。
――ハッと何かを思い出し、ケンタロウは両手を合わせる。
(神様仏様……!!どうか『愛されし者』のオレ様にご加護を!誰でもいい、あいつらの部屋に向かわせてくれ!!)
リャーナの加護がメリアージュのものだという記憶は、混乱した頭からは既に消滅していた。
「んっ……あ、う……」
フェアはゆっくりと腰を沈め、セイロンを受け入れていく。
ようやく根元まで飲み込んだとき、彼女は汗を浮かべながら安堵したようにセイロンを見上げた。
まだ男を知って日の浅い少女の顔は、慣れない感覚にまだわずかな苦痛を覚えているのだろう。
「辛ければ、無理をすることはないのだぞ?」
「へ、平気だよ。……ごめんね。痛そうな顔ばっかりしてたら、男の人はいい気しないよね?」
「……いや、我はそのようなことは」
「わたしも、もう少し経験増やせば一緒に気持ちよくなれると思うんだけど……でも、焦ってどうにかなるものじゃないもんね」
経験、か……。
フェアのつぶやきに、セイロンは虚空を見上げる。
古き妖精と人間の血を引く、愛しい少女。
……彼女の日々の疲れを少しでも癒してやれればと、こうしてフェアと共に夜を過ごしているのだが。
なかなか行為に慣れることができない彼女は、セイロンにそれを申し訳なく思っているらしい。
フェアを癒すどころか無意識に悩みを増やさせていたことを知り、セイロンは静かに目を伏せた。
「我としては、そなたには遠慮なく心身を開放して貰いたいのだがな……」
それを実現するには、まずフェアが男女の営みに、素直に快楽を感じるようになることが重要なのだが。
「フェア――」
その時、遠慮がちにドアのノック音が聞こえた。
「おおっ……?」
映像の中で、何者かがドアをノックする。ついに奇跡が起こったのだ。
フェアたちは突然のことに動きを止め、沈黙してしまっていた。
しばらく返事がないことに痺れを切らしたのか、その主は無遠慮にもドアを開けてしまう。
……後の反応はいうまでもなく、その人物は目の前の光景に言葉を失っていた。
よし、そのまま不純異性交遊を行う二人の体を引き剥がしてやってくれ!
ガッツポーズを構えながら、ケンタロウが勝利の笑みを浮かべたその時。
「いやあ、これは失礼しました!お二人が熱〜いまぐわいの最中だったとは、露知らず」
「……シンゲンよ……」
まったく驚く素振りも見せず、わざとらしい笑顔で頭を下げたのは眼鏡の侍だ。
何となく予想していた人物の登場に、セイロンはため息混じりに視線を投げかける。
硬直しているフェアの裸体はセイロンが袖で隠したものの、繋がっている状態から解放してやるには無理のある状況だった。
「自分が部屋で寝ていたら、隣室から苦しげな声が聞こえるじゃありませんか!そこで慌てて飛び込んできたわけですが……いやいや、あっははは」
「……なんだ?コイツ……」
突然の怪しげな新キャラの登場に、ケンタロウの額から再び脂汗が滲み出る。
よく分からない。よく分からないが……。
何か、とてつもなく……嫌な予感がすることだけは確かだった。
つづく
GJ
ケンタロウ邪魔www
GJ!
もしかして前にライエニ投下した人?
>>176 スレ違いと分かって書くが、Arnoのスペイン読みやフランス読みは「アルノー」
もろ男の名前
他のゲームでも使われてる
>>176 スレ違いと分かって書くが、アーノ(Arno)のスペイン読みやフランス読みは「アルノー」
もろ男の名前
他のゲームでも使われてるしな
ワザワザ連投しなくても。
>>188 えっ、ちょ、3Pきちゃう!?
ワカテカしつつ、GJ!
初めてケンタロウに好感を持った
GJ!
嫌われ者も書き手が違うとこうも変わるもんか!
ケンタロウ良キャラ化ワラタ
続きも期待してます
GJ!
続き気になるううううううううう!!
そろそろライリシェ分を補充したくなってきた。
あれはいつの記憶だったか。
まだケンタロウが女を知らなかった少年時代。
悪友に誘われて彼の家で目にしたのは、何度もダビングしたらしき画質の悪いアダルトビデオだった。
荒い映像の上に、大きすぎるモザイクが鬱陶しくてまともに裸体を楽しむことができなかったのを覚えている。
もっとマシなテープで無修正のヤツはねえのかよ!などとその時は吠えていたものだ。
しかし結局念願だった無修正ビデオは目にすることのないまま、この世界に来てしまったのだが――。
ケンタロウの黒いゴーグルを包む湯気は、いつしかたび重なる水蒸気により水の玉となっていた。
その水の玉の向こうに繰り広げられるのは、少年時代に彼が願ってやまなかった無修正アダルトビデオの世界。
ショック状態の中、ようやく意識を取り戻した瞬間に――ケンタロウは「それ」を目にしていた。
(あ……ありのまま、今起こったことを話すぜ)
「んっ……!や、やだ、こんな格好……あっ」
「恥じることはない。店主殿、今宵はそなたの息抜きとして存分に楽しむが良かろう」
「そうですよ。三つ巴なんて、鬼妖界じゃさほど珍しくないですし」
「ぁ、ふっ……でも……!んんっ」
『自分の娘と龍人がベッドでヨロシクやっていると思ったらいつの間にか侍が加わっていた』。
何を言っているのか分からないと思うが、ケンタロウ自身も分からなかった。
古妖精の奇跡だとかS級召喚の暴走だとか、そんなチャチなものでは断じてない。
「人んちの娘に何やってんだオマエらはよおぉっっ!!?」
「まあ!新展開というわけかしら?面白くなってきたわねえ」
絶叫するケンタロウの横で、相変わらずメリアージュは穏やかに楽しげな様子だ。
目を血走らせながら、ケンタロウは朦朧としていた間の記憶を思い出そうとする。
……確かあれは、自分が神様仏様にロリコン除けを願っていた時だ。
その時ドアのノック音がして、あの眼鏡侍が入ってきて――。
「いやはや、これは失礼!しかしですね。万が一、この部屋で何か事件があっては後の祭りだと思いまして」
「九分九厘は何もないと踏んでおったのだろう」
お楽しみの真っ最中に、部屋へと侵入してきたシンゲン。
セイロンに冷ややかな視線を向けられるも、彼は平然として笑顔を浮かべる。
「『何もなかった』わけではないようですけどね?……自分としては、貴方の袖に隠された部分がひっじょーに気になるわけですが」
向かい合わせに膝の上へ座っているフェアの、ちょうどお尻の辺りを覆っている着物袖。
彼女が一糸まとわぬ姿なのを考慮すれば、セイロンが何を覆い隠しているかなど一目瞭然だ。
「まったく……無粋なものだな」
「あはははっ。まあ冗談は置いといて、実際若干は気がかりだったとだけ言っておきましょう。この時期ですし、聞こえた声が本当に睦言かどうかは不確かでしたから」
誠に眼福でした、と笑いながらシンゲンが踵を返そうとする。
――ふと、その時セイロンの頭に一つの案が浮かび上がった。
「待たぬか、シンゲン」
立ち去ろうとした背後に、セイロンの低い声がかけられる。
その声色にシンゲンは肩をすくめて振り返った。
「参りましたねえ、お許し願いますよセイロン殿。自分はそれほど、野暮な考えで覗きに来たつもりでは」
「こちらに加わりたまえ」
「ですから……って、え?」
何の脈絡もない、セイロンの爆弾発言。
一瞬聞き間違えたのかと目を見開いているのは、何もシンゲンだけではなかった。
「せ、セイロン?」
彼の意図が理解できず、フェアが困惑の眼差しでセイロンを見上げている。
――男女の営みにはまだ不慣れなこの少女のことだ。
シンゲンが部屋を立ち去ったところで、中断された行為を何事も無かったように再開するのは難しいだろう。
この調子ではフェアが行為に慣れることも、息抜きをすることも先延ばしになっていくかもしれない。
「店主殿。初なそなたが夜の営みに慣れるのは、この様子ならまだ先の話になるであろう。これでは我を相手に息抜きを楽しむこともできまい?」
口ごもるフェアだが、おそらくそれは図星だ。
「ならば、手段はひとつだ」
経験不足が理由で満足に楽しめないというのなら、その原因を根本から解消すればいい。
セイロンは扇子をシンゲンへ突きつけると、不適な笑顔を浮かべた。
「シンゲンよ、おぬしは場数を踏んでいると窺える。店主殿を恩人と敬するなら……その技巧をここで役立ててはみぬか?」
回想終了。
「おああぁアアア――――ッ!!!」
眼前の無修正大画面にかぶりつきながら、ケンタロウはけたたましい悲鳴を上げていた。
ロリコン一人でも焦っていたというのに、今度は更にもう一人追加してきやがった。
大の男二人を相手に板挟み状態の娘が、頬を赤らめながら切なく喘いでいる。
「テメェらっ、横に並べ!オレ様の水鏡の魔剣でその下半身の角とちょんまげを……!!」
「あらまあ!今度の人は随分といい体してるのねえ。あなたに負けず劣らずの厚い胸板が魅力的だわ」
一人叫びながら魔剣で空を薙ぐケンタロウを尻目に、メリアージュは完全に映像に没頭していた。
「あっ、あぅ……」
上下に揺さぶられるフェアの体。
小さな入り口を広げ体内を出入りする硬い熱に、彼女の肌が粟立つ。
セイロンの膝の上で背後から抱かれながら、彼女は徐々に快楽を覚え始めていた――のだが。
正面のシンゲンが、どうにも気になって仕方がない。
「うぅ、シンゲン……できればその」
困り果てたようにフェアはつぶやき、身をよじるが上手くいかない。
彼の視線が向けられている先を何とか閉ざそうとするが、セイロンの脚にことごとく邪魔をされているのだ。
「いや〜!至極光栄、誠に眼福!自分は幸運な男ですなあ」
「だから、そんなに思いっきり見つめないでよぉっ!」
恥ずかしさで目を赤くしたフェアは、シンゲンの熱い眼差しをひたすら拒絶していた。
……フェアの両脚が、胡坐をかいたセイロンの左右の太ももに引っ掛けられ開脚している。
その体勢のせいで否応なく結合部をシンゲンに見られているのだが、隠そうと脚をずらせばセイロンが膝を立てて妨害するという有様だった。
「何を恥じる必要がある?乱れるそなたは実に美しいぞ」
「そうですよ!それに自分としてはむしろこちらより、控えめに揺れている微乳のほうが心惹かれます」
セイロンの動きで揺れるフェアの小振りな乳房を、シンゲンの大きな手が包み込んだ。
指先で突起した先端をこりこりと弄ばれ、フェアが思わず小さくうめく。
恥ずかしさでとっさに口を覆う少女の姿は、眼前のエロ侍にはたまらなく眺めのいい光景だろう。
「……やせ我慢はされないほうが宜しいんじゃございませんか?御主人」
「そ、そんなこと言っても、わたし……」
「うむ。我の手前とはいえ、遠慮など不要だ」
背後から抱き寄せられて振り返れば、セイロンが余裕の笑顔でフェアを見つめている。
「今宵の『これ』は、まだ快楽を受け止めきれぬそなたを思ってしたこと。我以外の男の愛撫といえど、素直に心地よいと感じるのは良いことだ」
セイロン曰く、あくまで経験を積むための行為ならば、フェアが他の男に触れられることに不満はないらしい。
もっともどんな男でも抵抗を感じないというわけではないだろうが、シンゲンは彼にとって同郷の存在だ。
今までに対立した経緯もあったが、それを含めてフェアに触れさせてもいい人物だと判断したのだろう。
だが。
「まあ、たまには違う趣向で楽しみたいという我の考えもあったのだがな。あっはっはっは」
「自分、実を言うと三つ巴は初めてでして。少々緊張しております」
「何を言うかこやつめ!あっはっは!」
結局は類友というやつなのだろう。
鬼妖界組の高らかな笑い声を聞きながら、フェアはがっくりと肩を落とした。
――実のところ、セイロン以外の男性の愛撫に興味がないといえば嘘になる。
もちろん想いを寄せている相手は彼一人だが、今まで恋というような恋もしたことのなかったフェアだ。
今回のセイロンの提案を、あくまで「経験を増やすため」という名目で了承したが、多少の好奇心があったのは事実だった。
……しかし、そこで加わった相手がシンゲンとなると、今更だがどうにも気が落ち着かない。
「それでは、続けると致しましょうか。御主人」
セイロンの腕の中からフェアを引き寄せると、シンゲンはするりと彼女の脚に手を伸ばした。
「っ!」
同時に、たどり着いた場所への刺激にフェアの体が震える。
「ま、待ってよシンゲン!?そこはっ……」
「御主人の大事なところですねえ。今はセイロン殿がお邪魔しているようですが」
フェアの言葉に何食わぬ顔でさらりと答えるシンゲン。
彼が触れた場所は、フェアが今まさにセイロンと繋がっている場所だ。
シンゲンの指は無遠慮に彼女の茂みへと滑り込み、その柔肉を探り始める。
「ままま待ってってば!?そこまで触るの!?わたし、胸ぐらいだとっ……う、ぁっ……!」
秘所をまさぐられる感覚に身じろぐフェアの顔は、湯気が出そうなほどに真っ赤だ。
てっきり素肌を軽く愛撫されるだけのものだと思っていたのだが、彼は最初からその程度で済ませる気など毛頭なかったのだろう。
とっさに彼の手を取り払おうとするが、フェアの腕は背後からセイロンにあっけなく押さえ込まれてしまう。
「拒むことはならんぞ。店主殿」
「セイロンッ……」
「何度も言っておるが、そなたの心身を開放に導いてやるにはこれが一番てっとり早いのだよ。それに、触れられるのが嫌なら仕方あるまいが……悪くはないのであろう?」
そう囁いてフェアの耳朶へと唇を寄せる。
髪の毛越しに熱い吐息がかかり、フェアの背筋を甘い痺れが走った。
セイロンが彼女を抱いたのはまだほんの数回だが、体の敏感な部分はすでに熟知してある。
「んっ……」
セイロンは舌先でフェアの小さな耳朶を転がす。
わずかにそこへ歯を立てれば、容易くフェアは甘い声を上げていた。
「……いやはや、見事に当てつけられちゃってますな。自分」
秘所に愛撫を受けるより、好い人に耳朶をいじられるほうがフェアにとっては心地いいらしい。
疎外感に思わず口の端を引きつらせたシンゲンは、静かに指の位置をずらす。
同時にびくんと体を震わせたフェアが、慌ててシンゲンに向き直った。
「やっ、シンゲン!?またっ……!」
シンゲンが茂みの中で探り当てた肉芽を優しく擦るたび、フェアは羞恥心に目を細める。
ひとつひとつの感覚に素直に反応を返す少女の、なんと魅惑的なことか。
エロ侍は奥底から湧き上がる衝動を限界まで抑え込み、フェアの耳元へと囁きかける。
「これでも一応御主人のために協力させて頂いてるんですよ?ないがしろにされるのは、さすがの自分も少々辛いものがあるんですけどねえ」
「な、ないがしろになんてわたし……ひ、ぅっ!?」
冗談めいた口調の中にわずかな不服を漂わせ、シンゲンはフェアの肉芽を指先で押し潰していた。
小さな悲鳴を上げるフェアの姿に、彼の下半身はみるみるうちに熱を帯び始める。
……この世界に来てからは、女性との関わりも随分と御無沙汰だったのだ。
そんな状況下で、これほどの美しい微乳を持つ少女のあられもない姿を目にしては、さすがのシンゲンも冷静さを欠いてしまう。
赤らんだ顔で見上げるフェアに一瞥した後、シンゲンはセイロンを見据えた。
「ところで、セイロン殿」
「うむ?」
「御主人とは、『どこまで』お許しを頂けるんでしょうかね?」
――シンゲンの笑顔での問いに、一瞬時が止まったように感じたのは気のせいだったのだろうか。
ぽかんと口を開けていたフェアだったが、やがて彼の言葉を理解した後、その顔が火をともしたように熱く火照りだす。
「な、ななな何言ってるの!?」
「そのままの意味ですよ。御主人の経験を増やすために、この場で自分に抱かせて頂けないかと尋ねたんです」
いきなりとんでもないことを言う眼鏡侍に、フェアは紅潮したまま言葉を失っていた。
抱くというのは、つまりそういう行為をシンゲンが求めているということだろう。
これだけあからさまに濡れ場を見せ付けられては、男ならば欲望が疼いても仕方がないのかもしれないが。
「わたしを……抱くって」
セイロン以外の異性の肉体は、フェアにとって未知の領域だ。
あくまで年頃の好奇心として、そういうものに興味がないとは彼女自身否定できない。
しかし、恋人以外の男性に体を許すなど道徳的にいかがなものか。
……背後のセイロンはいまだ沈黙を守り続けている。
もしかすると、調子付いたシンゲンを相手に血の雨を降らせるつもりなのか。
慌てて彼の怒りを静めようと、フェアが振り返ったその時。
「それは出来ぬな。我以外の者の子を身篭っては困る」
意外にあっさりした返答を口にし、フェアは安堵の息をはく。
「ああ、その点なら御安心を!自分、こんなこともあろうかと俗に言う『ごむ』は常備しております」
「それなら店主殿に問うてみるが良い」
「えぇ早ッ!?」
更にあっさりと承諾するセイロン。
背後の彼は、依然余裕の表情を浮かべたままだった。
「我とて店主殿以外の女を知らぬわけではない。彼女だけに、他の異性を知ることを禁ずるのはいささか勝手が過ぎるだろう。……言っておくが、交わりを許すのはあくまで『この場』だからだ」
さすがに日常で他の男と交われば問題になるだろう。
だがここでなら許せるという彼の思考は、シンゲンと同じ鬼妖界出身者ならではの逸脱した代物なのだろうか。
セイロンは目を細めると、シンゲンに清々しい笑みを向けてみせた。
「それに、だ。時には我以外の男も知っておいたほうが、店主殿の体も味わいが増すというものであろう?」
「テメェこの角野郎オオォォォォ――――ッッ!!!」
ケンタロウの雄叫びとともに、彼らを映し出す映像が真っ二つに裂ける。
しかし水鏡の魔剣に引き裂かれた映像は、すぐさま何事もなかったかのように元へと戻った。
「はぁっ、はぁっ……!!」
夢の中だというのに全身から発汗して息を切らせるケンタロウの表情は、悪鬼の如く険しい。
十年振りに娘の姿を見たかと思えば、これは一体どういうことなんだ。
もしかして、自分が今まで目にしなかった間もこういうやりとりがあったのか?
鬼妖界組のとんでもない言動の数々に、いつしか彼のライダースーツは汗をたっぷり吸い込み、異臭を放っていた。
「ちゃんと避妊を心がけるなんて、若いのに感心ねえ」
「ねーよ!!」
メリアージュのコメントに間髪入れず突っ込むケンタロウ。
「なあメリアージュ!オマエの力で何とかならねえのかよ!?」
「あら。あんまり力を使うなって言ったのは、どこのどなただったかしら?」
「ぐっ……うぅっ……!」
伏し目がちに夫を見つめるメリアージュが、薄い笑みを浮かべる。
……亭主関白気取りの彼が、初めて自分の発言に後悔した瞬間であった。
満天の星空の下、小さな焚き火が乾いた音を立てて静かに燃え上がっていた。
その前でホットココアを飲む少女は、フェアにどこか面影のある少女だ。
「あら、まだ起きてたの?エリカ」
「うん。あんまり眠れなくて……」
ナイアはエリカの隣に腰を下ろすと、焚き火から少し離れた場所で寝入っているケンタロウに視線を投げる。
今日は一段と疲労が溜まっていたのか、彼の寝息は静かなものだ。
「お父さん、今日もエリカのために一生懸命になってくれてたけど……たまにはお姉ちゃんのことも心配してあげて欲しいな」
ラウスブルグでの出来事をフェアに託し、自分たちは今こうして旅を続けている。
姉のことを思うとエリカは不安を隠せないのだが、肝心の託した父親は、フェアを微塵も心配している様子がないのだ。
「フェアは父親譲りの頑丈さだって、ケンが言ってたわね。子供を信頼するのはいいけれど、違う意味で親バカが過ぎるわよ」
そう言ってナイアは苦笑を浮かべる。
その時、突然ケンタロウの体が大きく跳ね上がった。
「ンガッ!おぉっ!?……フェア、フェアああぁアアアッ!!?」
「お、お父さん?」
娘の名前を寝言で連呼する父の姿に、エリカは思わず身を乗り出す。
「ふふっ。ケンったら……何だかんだ言って、フェアのことを夢に見るくらい気にかけてるのね」
「そうだね。あとでお母さんに、夢の中でからかわれるんじゃないかな?」
くすくすといたずらっぽく笑い合う。
何も知らない二人の、無邪気な笑い声が美しい夜空に響いていた。
つづく
おお我が心の好敵手4スレ815氏よ。(だよね?多分)
相変わらずネタの切れっぷりが素晴らしいですぜ!
そんなわけかどんなわけか知らんが我輩も投下するとしよう。
ベッドの上に腰を下ろすと、そこには柔らかなシーツの感触があった。
隣り合わせて寄り添う二つの身体。意識している。肩がほんの少し触れ合うだけで。
「ん………」
その存在を確かめるようにすぐ傍にある身体に持たれかかる。大きかった。
さほど背丈に差があるわけではないのに何故かそう感じられた。心が安らぐ。
「……いいかげん重いぞ」
「何言ってんのよ!失礼しちゃうわね」
ぶっきらぼうに呟かれる言葉につい反発してしまう。他愛もないいつものやり取り。
こんな当たり前の中にある確かな幸せ。それがなんとも愛おしい。
「あ………………」
そんな内にポンと肩の上に手が置かれる。つられて顔を向ける。ほんのりと赤い顔。
多分、自分も同じ顔をしているのだろう。胸がとくんと高鳴る。
「リシェル……」
そっとこちらの顎に手を添えて、真っ直ぐに見つめながら名を呟いてくる。目を閉じる。
そして待つ。次にやってくる優しい感触を。
「んっ……ちゅ……ん……大好きだよ。ライ」
軽く交わされた口付け。その余韻に浸りながらリシェルはそう呟いた。
ベッドに横たわるその身体。華奢なものだ。見慣れてはいても都度そう思ってしまう。
「なにぼーっとしてんのよ」
感慨に浸るうちにかかる声。それはいつもと同じ調子で。
「見とれてたってわけ?やあねぇ。そりゃあたしが魅力的すぎるのがいけないんだけどさ」
そんな軽口を叩いてくれる。そこに心地よさを感じる。息が思わず洩れた。
「ちょっと……あんまりジロジロ見ないでよ……その…………」
見る見るうちに朱に染まっていく表情。呟かれる言葉。
「まだちょっと…・・・恥ずかしいから……」
ボソッと紡がれる言葉が耳の奥を通り抜けて脳に響く。返しの言葉が頭の中に浮かぶ。
言わずにはいられない。素直に吐き出す。
「本当に可愛いよな。おまえって……」
「っ!?」
言われた瞬間にユデダコになる。本当に分かりやすい。思わず苦笑する。
「そんなの当たり前じゃない!あたしが可愛いのなんてこれはもう宇宙が始まって以来の
この世の真理なんだから。そんな決まりきったこと言うなっての!」
「はいはい。分かってるから少しは落ち着け。嬉しいくせに……」
「うっさい!うっさい!うっさぁぁぁいっ!!」
わめき散らすリシェルを適当になだめながらライは肩を竦める。営みの始まりはいつも。
こんな調子で変わらない。そんなマンネリズムがライにはこの上なく愛しかった。
「あっ……ふぁっ……」
控えめな膨らみの先端。そこにライの指先が軽く触れた瞬間、リシェルは甘く喘ぐ。
いつ聞いても愛らしい。もっと出させてみようとふにふにと刺激してみる。
「ひやぁ……はぁ……あふっ……意地悪ぅぅ……このすけべぇ……うぅ……」
ほんのりと色付く乳頭。敏感な箇所を指先でくりくり弄られてリシェルは涙眼になる。
構わず乳肉を解しながら突起を愛でる。その愛らしさに思わずむしゃぶりつきたくなる。
「ひゃふっ……吸うなあ……この馬鹿ぁ!変態ぃぃ!」
どうやら意識よりも先に身体のほうが動いていた。口に含んで甘噛みする。舌先で突く。
口の中に広がってゆく香り。リシェルの匂い。
(ほんとどうかしてるよなあ……オレ……)
リシェルを堪能しながらライはひとりごちる。喘ぎながら罵ってくるリシェルの声。
耳に入ってくるそれに思わず頷いてしまう。限りなく変態だ。ド助平だ。今の自分は。
(まあ、そんだけ好きってことなんだよな。こいつのこと)
ライは目を細める。するとリシェルは涙眼でこちらを恨みがましく見つめている。
その怒ったような泣き顔も可愛いと思ってしまった。苦笑してしまうと同時に確信する。
こんなに我を忘れてしまいたくなるほど自分はリシェルのことが好きなことを。
「う〜〜〜〜〜〜」
目に涙を溜めて唸ってくるリシェル。悪戯がすぎた。いかに埋め合わせをしたものか。
ポリポリ頭を掻いてから行動に移る。非常にシンプルな動作。口を口で塞ぐ。
「んっ……うっ……んぐっ……」
軽く交わした先ほどのものとは違って、ライは自分の舌でリシェルのそれを絡めとる。
濃厚な接触。お互いの舌が柔らかな舌肉で包まれる。盛んに行われる唾液の交換。
「んっ……んむっ……ちゅ……んぅ……」
顔をくすぐる鼻息がこそばゆい。触れ合う柔らかな唇。口の中で絡み合う粘膜と粘膜。
息をするのも忘れて夢中に吸いあった。身も心も蕩けて一つになってしまそうだった。
「ぷはっ……はぁ……はぁ……」
先に口を離したのはどちらだろうか。けれどキスから離れてもまだ二人は繋がっていた。
お互いの口と口を繋ぐ唾液の糸。確かな繋がりに意識をとられていると。
「馬鹿…………」
お決まりの台詞でリシェルは顔を赤らめる。その反応にライは感無量になる。
「んっ……はぁ……はふ……はぅ……」
とくとくと胸の鼓動は高鳴っていた。リシェルは呼吸を整える。
(いつまでたっても慣れないのよね。これって……)
待ち受ける身体は緊張に強張っていた。もう幾度も交わした愛する者との逢瀬。
経験を重ねるごとにそこには新鮮な悦びがあった。大好きな人を気持ち良くできる。
大好きな人と一緒に気持ちよくなれる。そんな尊い時間を実感しながらリシェルは言う。
「また鼻スピスピいってる」
「うっ!」
荒くなった鼻息を指摘されてライは呻く。リシェルは続ける。
「ったく……あんたっていつもそう。エッチになるとケダモノになるんだから」
「しょうがねえんだよ……こうなるのは……」
憮然とライは開き直る。リシェルは軽く溜息を吐いてから。
「ふふ♪でも許してあげる。それだけあんたがあたしに夢中ってことなんだからさ」
にっこりと微笑んでそう言う。言われたライの顔は紅潮していた。
「浮気とかしたら絶対死刑だからね!」
「しねえよ!」
「あんたは永遠にあたしの家来で、頭の天辺から足の爪先まで全部あたしのものなんだからね」
「んなこと分かってるって。いちいち言うなよ」
そう言ってライは少しばつが悪そうにする。するとリシェルは軽く微笑む。
「分かってるんならさあ……」
そしてぺたりと密着。ライの体温を直に感じながら、リシェルは耳元で囁く。
「あたしもあんたのものだから……あたしの心も身体も全部……あんたのものだから」
素面のときにはとても言えない台詞。だけど今は素直に言える。
「あんただけなんだからね。あたしにここまで言わせちゃうのって。責任とんなさいよ」
最高に殺し文句だと自分でも思う。事実、言われたライは悶えかかっていた。
「好きにしていいから。あたしのことあんたの好きにさせてあげちゃうんだから。
だからこうしてずっと……こうやってくっついていさせてね」
止めの一言。密着した身体から伝わるリシェルの感触。ライの忍耐はついにぶち切れた。
「う……うぅぅ…うぉぉおお!!リシェルぅぅぅぅぅううううう!!!!」
「きゃぁっ!もうっ!いきなり発情すんなっ!この馬鹿ぁっ!」
ケダモノと化したライは勢いのままにリシェルを押し倒すのであった。
「ふっ…はっ…あぁっ!ひあぁぁああ!!あっ……っぐぅぅ!」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音をたててリシェルの膣肉はライの肉根にかき混ぜられていた。
はちきれんばかりに膨張した海綿。それはリシェルの胎内でさらに膨らんでいく。
ぎちぎちに密着する粘膜。膣肉は男根をこれでもかと言わんばかりに締め付ける。
それはもう一つの鞘だった。ライのものを受け入れることに特化した肉の鞘。
「リ…シェル……リシェルぅぅ!!」
自分だけのリシェルを感じながらライは激しく突き入れる。繰り返される挿入。
パックリと亀頭を咥え込む肉貝。そこから剥き出しの竿が膣内にずるりと滑り込む。
滲み出る愛蜜は挿入を潤滑にする。そして入れた瞬間に脳を突き抜ける秘肉の衝撃。
濡れた肉がライの肉を圧迫してくる。揉みくちゃにされる。リシェルの肉布団によって。
「リシェ……ルぅ……」
リシェルに包まれて、ライは泣きだしそうな顔で至上の悦びを感じている。
「ふぁぁぁっ……あふっ……いいよぉ……ライっ!ライっ!!」
そしてそれはリシェルも同じだった。胎内をぐちゃぐちゃにされながらリシェルは悦ぶ。
それは感じることができるから。愛するライの存在を自分の身体全部で。
「あうっ……あぐぁぁ……あふっ……はぁぁぅぁぁ!」
ピストンは一段に強まる。リシェルの膣肉は激しくめくられる。悶えるリシェル。
「やぁぁ…もっとぉ…もっと激しくしてぇっ!もっとあたしをめちゃくちゃにしてぇ!」
よがりながらリシェルはねだる。もうすっかり愛欲の虜になっていた。ライに犯される。
膣奥まで深く。激しく。ケダモノのように。おぞましいまでの歓喜にリシェルは震える。
子宮が疼く。欲しがっている。ぶちまけて欲しい。何度でも。受け止めたい。ライを。
「ぅ…ぁ……リシェル……」
襲い来る射精感にライは思わず呻く。呻きだけでリシェルは察する。
「いいよ。ちゃんと受け止めてあげるんだから。あんたを受け止めてあげるんだから!」
「くぅぅぅうう!リシェルぅぅ!!」
そして鈴口はマグマのように火を吹く。白濁の奔流はリシェルの子宮を容赦なく叩く。
「ああぁぁぁあああ!でてるぅぅぅう!熱いのでてるぅぅ!!」
逆流してくる熱い液汁。子宮を焼かれながらよがるリシェル。
「うぁぁ……いっぱい……おなかの中が白いドロドロで……いっぱい……」
射精はしばらく続いた。膣内射精を施されながらリシェルはポロポロ涙を零す。
それは勲章だから。愛する人を満たせたことへの。
「幸せぇぇ……あたし幸せだよぉ……ライ……」
歓喜のあまり泣き出しながらリシェルはライに抱きつく。深く繋がったままの状態で。
「俺もだよ。リシェル、好きだ。愛してる!」
ギュッと離さないようにライもリシェルをきつく抱きしめる。そして言う。
「おまえのこと何度でも抱きたい。おまえとずっと一緒にいたい」
心からの望み。それをライは正直に告げる。リシェルは即答する。
「いいよ。何度でも抱かせてあげる。あんたの傍にずっとくっついて離れないんだから!」
そう言って顔を近づける。交わされるキス。甘く濃厚な一時を堪能する。
「んっ………あは♪言ってるそばから大きくなってる……あんたの……」
引き抜きもしないままで、リシェルの中でライは活気を取り戻していた。
「いいか?」
「いいに決まってるじゃない。いちいち聞くな馬鹿!なんてね♪あはは」
軽快にかわされるやり取り。まだ始まったばかりなのだ二人の営みは。
「絶対、寝かしてやらねえからな」
「一丁前に言うじゃない。このケダモノ」
こんな軽口のたたきあいが自分たちには相応しいと二人とも心から思う。
「好きだぞ。リシェル」
「愛してるわよ。ライ」
言葉にしなくても分かりきっているお互いの気持ち。けれどあえて言葉にする。
それは二人にとっていつもと変わらないあたりまえの時間。二人で営む幸せの時間。
そんな当たり前の日常の中に飾らずある幸せをライとリシェルは満喫するのである。
そんなわけで久々にバカップル二人をおおくりします。
今回も二回に分けます。後編はもっとエロ全開にする予定。
やっぱこの二人は書いてて飽きないです。あんだけ書いたのにまだ妄想が止まりません。
妄想に悶えて執筆がちっともすすまなくなることも多々w
それではこの辺でサラバ。またいつか。
貴方たちは私を萌やし殺す気ですか。
お二人ともGJ!!
くっ・・・・血糖値が凄まじく上昇したぞ・・・
でも命を削ると分かってても読まないという事ができない名作と出会えて良かった。幸せだ。神神GJ!
うおおおおお二方GJGJGJ!!!
フェアもケンタロウもリシェルもライもかわゆすぐるwwww
娘も息子もお盛んの真っ最中だな。
十数年前、トレイユの近辺で美しくそびえていたラウスの命樹。
それが人間の手によって切り倒されたのを原因に、メリアージュは一人、異空間へ閉じ込められることとなった。
それでも遠く離れた場所から家族を守ろうとする彼女の気持ちは、まさに『愛』と呼ぶべきなのだろう。
夫に身の危険をたしなめられながらも、メリアージュは時折妖精の力を使っていたのだが――。
(……あら?なんだか、体の感じが……)
メリアージュは自身の違和感に、ふと気付く。
娘の濡れ場に没頭し続けていて気がつかなかったが、昼間フェアを助けたことで疲れていたはずの体が妙に軽い。
「ぶふぅっ!?」
ケンタロウの蛙を踏みつけたような声に映像を見れば、そこには例の眼鏡侍が戦闘準備とばかりに避妊具を装備している。
「待て!待ちやがれっ!?テメェまでやるつもりかよ!?」
もはや聞き飽きた夫の悲鳴を無視しながら、メリアージュが映像の侍を見つめた時――その瞳孔が大きく開いた。
――これは――!
この異空間に閉じ込められてから、長らく禁じられていた感覚。
それが津波のように、彼女の全身を飲み込んでいく。
「……ねえ、ケンタロウ?私、ちょっと力を使いすぎちゃっても……消える心配はないかもしれないわ」
「な、なんだ?突然」
ケンタロウの問いには答えることなく、メリアージュはうっとりしながら映像を見つめている。
――魔力を使うことで消滅の危機を感じていたのは……源となる「心」が不足していたから。
早鐘を打つ鼓動を手のひらに感じながら、メリアージュは燃えるような眼差しを彼らに送っていた。
「…………」
フェアとセイロンの目の前に姿を見せた「それ」。
目のやり場に困ったのか、すぐさま目をそむけたフェアとは反対に、セイロンは瞬く間も忘れてそれを凝視していた。
「おぬし……もののけの類か?」
「いやいや!自分はれっきとした人間ですとも」
満面の笑顔で答えるシンゲン。
彼が手を添えているのは、形だけを見れば何の変哲もない屹立した男の象徴だ。
――その、大きさを除けば。
「な、何なのそれ?腫れてるの……!?」
「あっははは。まあ腫れているかと聞かれれば、状況的にある意味そうだと言うべきでしょうが」
……人よりはそこそこ長く生きてきたつもりのセイロンだったが、その年月の中でもこれほどの代物はお目にかかったことがない。
ラウスブルグに居た時は共同風呂に住人たちと入ったりもしていたが、それでもセイロンは彼らに比べて立派な部類だったといえるだろう。
別に風呂場で他人をチェックしていたわけではないが、先代を除いてNO.1と呼ばれたクラウレに対決を挑まれて勝利したのだから間違いない。
「よくぞ今まで褌に収まっておったな……それは」
「人より多少大きいことは自負しておりますが、御主人を壊しちゃうようなことは致しませんよ。御安心を」
そう言って微笑むと、シンゲンはセイロンに抱えられたままのフェアの脚の間へと割り込んでいく。
先ほどまでセイロンを受け入れていた彼女のそこは、すでに前戯の必要もないほどにほぐれているはずだ。
――しかし内側に侵入する彼の圧迫感に、フェアは思わず小さくうめく。
「……や、やっぱりわたし、そのっ」
茹で上がったように顔を赤らめながら、火照った頭に思考を巡らせるフェア。
散々鬼妖界組に熟練した愛撫を受け、とろけていた思考でシンゲンの提案を承諾してしまったのだが。
今になって、恥ずかしさと恐怖心が湧き上がってきていることに気付く。
「恐れることはない。店主殿」
穏やかな声とともに抱き寄せられ、背中にセイロンの温もりを感じる。
「シンゲンには悪いようにはさせぬよ。もしそなたが辛いと感じることがあれば、我がすぐに止めてやろう」
セイロンの手がフェアの下腹部を伝い、その下へと降りていく。
「あっ……」
彼の指が触れた場所は、今シンゲンの先端を咥え込んでいる秘所だった。
セイロンと交わっていたとはいえ、シンゲンのそれが相手では受け入れるのも容易くはないのだろう。
フェアの体が一瞬震えるも、セイロンの指は構わず彼女の花弁を左右に割り開く。
「こうすれば、多少なりとも受け入れやすかろう?」
「いやはや!御協力、感謝致します」
二人の意気投合ぶりにフェアが閉口する間もなく――その口から思わず小さな悲鳴が漏れた。
指で広げられた秘肉の中心へ、シンゲンの熱い昂ぶりがゆっくりと埋没していく。
「……っ!あっ、あぁっ……!!」
ただでさえ狭い膣内に、寸分の余裕もなく硬い熱がぎちぎちと通されていく感覚。
張り詰めたものにまるで体内を抉られるような錯覚さえ感じるほどに、シンゲンのそれは容赦なくフェアを貫いていった。
「あぁ……御主人。その、も〜少し我慢して頂けませんかね?」
「あっ……ふ、ぅっ」
無意識に滲むフェアの涙を、シンゲンが困り果てた様子でぬぐう。
何度か経験を積んだ状態でこれならば、彼女が生娘だった場合はどうなっていたか分からない。
「シンゲンよ。おぬしのそれの大きさは仕方がないとして、あまり店主殿の体に悲鳴を上げさせるようなやり方は――」
「承知しておりますってば。怖い顔しないでくださいよ」
真顔で見据えてくるセイロンに苦笑し、シンゲンはフェアの腰を抱き寄せた。
――ぐぐ、とシンゲンの熱が最奥を突き、フェアの背中が弓なりにのけぞる。
「はぁっ、は……」
膣内で脈打つ大きな肉塊に、フェアは思わず眉を寄せる。
……自分の中に入ったものは、確かにセイロンのそれよりも明らかに大きい。
だからといってそれが気持ちいいかどうかなど彼女に分かるはずもなく、必死にシンゲンの肩にしがみついているばかりだった。
ただ、セイロンがこれと同じ大きさなら堪ったものではないというのは確かだ。
「まだですよ?ここからが自分の本領発揮ですからね」
「え……」
「セイロン殿の手前で御主人を抱いた以上、責任持って気持ちよくさせて頂きますから」
手前どころか、フェアはセイロンの膝の上で腕の中だ。
この異様な体勢で平然としている彼ら鬼妖界組の神経は、やはり出身世界とは別物のような気がしていた。
「し、シンゲン、あっ……!?」
フェアの中から引き抜かれた熱が、再び奥深く沈められる。
強張る彼女の腰を抱え、シンゲンは依然余裕の笑顔だ。
「大丈夫です。出し入れして慣らしていけば違和感もなくなりますよ。……少しずつ、御主人の良い角度を探していきましょうか」
映像の中で、フェアの切ない喘ぎが響く。
痛みの中に甘い色を見せ始めた彼女の声は、メリアージュに更なる高揚感を与えていた。
「オレ様はもう見えねえ……何にも聞こえねえぞ……!!」
メリアージュの背後で、ちゃぶ台に米酒スタイルのケンタロウは既に諦めモードだ。
「ねえ、ケンタロウ?私たち、ああやって体を触れ合わせたのって何年くらい前の話だったかしら」
「何年前って……そりゃオマエ、十年以上は」
「そう、もうずっと昔の話になるわね……」
夢の中でも交わることは可能だが、実体のない夢の空間ではそれも随分と味気ない行為だ。
フェアのようにありのままの肉体を重ねたことなど、もはや感覚にはなく記憶だけの代物と化している。
まだ容姿も若々しいメリアージュが狭い空間で隠居生活を強いられる苦痛は、精神だけでなく肉体にさえ徐々に影響を及ぼしていた。
「お、おい。大丈夫かよ?」
「ええ、大丈夫……」
不安そうに覗き込む夫に微笑みかけ、メリアージュは再び映像を見つめる。
「もう大丈夫よ。私の心を潤してくれるものがあれば、枯れかけていたこの魔力だって満たされるもの」
だから、頑張ってね?フェア。
……心の中で呟く彼女は、すっかり恍惚とした表情を浮かべていた。
「あっ、ぁ……」
痛みを噛み締めていた声は、いつしか吐息交じりの喘ぎへと変わっていた。
「シンゲンの具合はどうだ?店主殿」
「ど、どうって言われても……んっ」
セイロンの問いに、フェアは曖昧な言葉しか返せない。
恋人に他の男の体のことを聞かれているのだから、当然だろう。
しかし戸惑いを含んだ彼女の眼差しは、少女とは思えないほどに艶を帯びて潤んでいた。
「あっはっは。初なそなたには、少々意地の悪い質問であったかな」
セイロンを見上げるその表情が、あまりにも可愛らしい。
シンゲンが目の前で頑張っているのも無視し、セイロンは思わずフェアの唇を吸う。
口内へ舌を割り入れれば、彼女は遠慮がちに舌を絡め返してきた。
「んふっ、はっ……セイロン……んぅ」
フェアの小さな舌に唇をなぞられ、柄にもなくセイロンの気が昂ぶり始める。
「御主人自身はともかく、御主人のこちらは、そろそろ自分に馴染んできて下さってるようですね?」
楽しげに言うシンゲンだが、その間も腰の動きは休まることを知らないらしい。
フェアの秘所から引き抜かれるそれは、すっかり女の蜜を絡みつかせていた。
「……ふむ。ならば、そろそろ我の出番であろうな」
十分にシンゲンを受け入れているフェアの秘所を見つめ、セイロンが言う。
その顔は相変わらずケロリとしたもので、シンゲンへと視線を変えた。
「悪いが、おぬしばかりに店主殿の体を任せるのもどうかと思うてな」
「はあ。まあ……そりゃあ構いませんが、しかし」
応えるシンゲンの表情は、どことなく皮肉を含んだ笑顔だった。
「自分のコレを味わったあとじゃあ、さすがのセイロン殿でも御主人を満足させるのは難しいんじゃ御座いませんかねえ?」
「ほう?」
彼の挑発に、セイロンは面白そうに目を細める。
二人の間に目に見えない火花を感じ、フェアがうろたえているが彼らには関係のないことだ。
セイロンは取り出した扇子をシンゲンに突きつけ、彼の瞳を見据える。
「たしかに散々おぬしを受け入れた直後ならば、我のものでは物足りなく思うであろうな。それは事実だ」
だからといって自分のサイズがシンゲン並みで、毎晩の頑張りの結果フェアが緩くなっては元も子もない。
実用的に標準以上の大きさだったことを、両親に感謝せねばなるまい。
心の中で呟くと、セイロンはまだシンゲンと繋がったままのフェアに囁いた。
「……店主殿。しばし、力を抜いておけ」
「え?えっと、よく分からないけど、先にわたしシンゲンと離れたほうがいいんじゃ……?」
この体勢では、セイロンには何もできはしないだろう。
しかし彼は変わらない表情で首を横に振る。
「いや、この体勢で良いのだよ」
「でも、これじゃあ……っ!?」
フェアが言い終わる間もなく、セイロンの指がフェアの秘所へと滑り込む。
シンゲンを受け入れている周囲を指でなぞれば、彼女の粘液がぬるりと絡み付いてきた。
恥ずかしさで黙り込んでしまうフェアに、セイロンは何食わぬ顔で微笑む。
「善哉善哉!快楽を感じることは良いことだ。――であるからして、そろそろ新しい試みをだな」
彼の言葉に首を傾げるフェアだが、その答えは直後に判明した。
つぷり。
「ひぁっ……!?」
下半身に、彼の指らしきものが入り込む。
引き抜かれたそれは周囲にぬるぬるしたものを馴染ませ、再びフェアの中へと潜り込んでいった。
「やっ、セイロンッ?これ……」
今度は数を増やしたのか、二本がねじ込まれていく。
痛みに思わず目を細めるが、そもそもこれはどこに入れられているのか。
今はシンゲンに塞がれている状態だ。指を入れる隙間などない。
――混乱した頭で答えに到達すると同時にそれが引き抜かれ、セイロンが口を開いた。
「まだまだ、そなたの知らない快楽というものがあるのだよ。フェア」
「ま、待ってちょうだ……いいぃっ!?」
背後から腰を浮かされると同時に、熱いものがフェアの『後ろ』を貫いていく。
――いやいや、待って。さすがにこれはありえない。
口でそれを伝える間もなく、セイロンのそれはみるみるうちにフェアの中へと飲み込まれていった。
「セ、セイロン殿?これは俗に言う……」
「うむ。二輪挿しというやつだな!せっかくの機会だ、三人で共に楽しむのも悪くはあるまい?」
「に、二輪ってセイロ……っ!!」
わけのわからない単語に質問できないまま、セイロンはゆっくりと動き始める。
しばらく唖然としていたシンゲンだったが、状況への順応の早さはやはり彼らしいと言うべきか。
「ええと。……それじゃあ、自分も頑張らせて頂きます」
「頑張らなくていいから……あぁっ!!」
前後を同時に攻められて、しかも後ろは初めて。
もはや痛いとかそういうレベルではない衝撃が絶え間なくフェアを襲っているはずなのだが。
……シンゲンの人間を逸脱した代物で散々貫かれて、既に感覚が麻痺し始めているのか。
「あっ……は、あぅっ……!」
粘着質な水音を立てながら前後を出入りする熱の感触に、フェアの肌は疼き、粟立っている。
気付かぬ間に、この鬼妖界組に体を人外の領域にまで開発されてしまったのか。
「どうだ?店主殿。こういうのも悪くはあるまい?」
背後から覗き込み、セイロンが尋ねる。
「いいとか悪いとか、そういうことっ、わたしには全然……っ」
体を揺さぶられながら、茹だった思考で何とか声を絞り出した。
前方は緩やかに奥深く挿入し、後方は浅いながらも徐々に速度を増してフェアを攻め続ける。
二つの異なる動きがフェアの中で幾度となく擦れる感覚に、思わず背筋を心地よい痺れが駆け抜けた。
「本心を隠す必要などない。たまにはこうして、思い切り羽目を外すのも……良かろう?」
毎日の悩みも疲れも、体を交える相手が誰かも、いっそ何もかも今夜は忘れてしまえばいい。
心身の淀みは気と同じく、全てをさらけ出し解放することで最良の状態へと変わるのだ。
「羽目って……いくら何でも外しすぎっ……あぁあっ!!」
体内のそれがひときわ深くフェアを貫くと同時に――彼女の口から、甘い悲鳴が漏れていた。
「……あら?」
映像の中で、くったりと崩れ落ちた娘の姿にメリアージュは首を傾げる。
セイロンに抱えられたフェアは、頬を赤らめたまま息を荒げていた。
恥ずかしさの入り混じった表情にどことなく恍惚の色を含んだ彼女の顔は、明らかに快楽の頂点に達したそれだ。
「フェアったら、もう果ててしまったというの!?」
「メ、メリアージュ?」
鬼気迫る表情で映像にかぶりつく妻の姿に、ケンタロウは戸惑いを隠せない。
「その、何だ。イッちまったのなら、もうさすがのコイツらも手は出さねえんじゃねえのか?ははは……」
「駄目よ!お母さん、そんなの許しません!」
「…………あ?」
拳をわなわなと震わせるメリアージュの姿は、もはや美しき妖精というには程遠いオーラを放っていた。
……狭苦しい牢獄のような異空間での隠居生活。
その中で家族の姿を見守ることは、確かに彼女のささやかな幸せであった。
しかし、家族を愛する気持ちだけでは、この苦しい空間で過ごすことはあまりにも辛い。
「しっかりしなさい、フェア……!」
異空間の中では欲求不満続きだったメリアージュ。
彼女の枯れかけていた心は魔力をも衰えさせ、時には生命の危険にすら晒される可能性もあった。
だが娘のあれほどの濡れ場を見られるなら、お釣りが来るほどに不満など解消されてしまう。
その癒された精神はやがて彼女の魔力の源となり、家族を守るための大切な力となるのだ。
――それに。
「この暇を持て余しすぎる生活で、せっかく見つけた楽しみをそう易々と終了させられて堪るもんですか!!」
「……おい、オマエ……?」
瞳を燃え上がらせるメリアージュの姿は、もはや鬼神のごとき猛々しさだ。
あっけにとられているケンタロウの前で、彼女は両足をズシャリと広げて地面を踏みしめた。
背筋を丸めるように俯き、両手を前方に突き出してわななく様子はもはや禍々しささえ感じる。
「凄いわ……フェア。あなたのおかげでお母さん、全身に魔力がみなぎってくる……!!」
「な、何なんだよ、コイツは……!?」
燃え盛る炎のようなオーラを身に纏い、メリアージュはその美貌に極上の笑みを浮かべていた。
「ありゃま……御主人。もう昇天されちゃったんですか?」
セイロンの胸に、仰向けに倒れこんだフェアを見つめるシンゲン。
フェアの控えめな胸は小さく上下し、息を荒げていた。
「ふむ。我はまだ達しておらぬのだが……まあ、仕方あるまいよ」
さすがにこの鬼妖界組に二人がかりで攻められて、長期戦を行える猛者などそう存在はしないだろう。
ぐったりとしたフェアの髪の毛を撫でながら、セイロンは彼女の体を抱き起こそうとしたのだが。
「……ん……?」
突然、フェアの腕輪が淡い輝きを放つと同時に、彼女の瞳が大きく開いた。
……見覚えのある光景に、セイロンとシンゲンは無言で視線を交わす。
これは……例の『復活』、だろうか。
「セイロン……」
むくりと起き上がるフェアの体は、淡い碧の光をまとっている。
それならばやはり『復活』のはずなのだろうが、どうにも様子がおかしい。
「これはこれは御主人!復活されたということは、二回戦も行われるということで?」
嬉々としてシンゲンが飛びつくが、フェアは無言でぼんやりとするばかりだ。
不審に思い、セイロンが彼女の顔を覗き込んだ時。
「ん、む……っ!?」
強引にフェアの手が彼の顔を引き寄せ、その唇を奪う。
舌を絡ませ、貪欲なほどに唇をむさぼる彼女の姿はあまりにも不自然だ。
「なっ、どうしたというのだ店主殿……?」
「……おかしいの、体が。何だか体の中から凄く疼いて、どうしようもなくて……!」
「突然何事だ、我に事態を説明しッ……!?」
セイロンが言い終わる前に、その体はフェアに力強くシーツへと沈められてしまう。
……覆いかぶさるフェアの眼差しは、炎が燃え盛るようにギラギラと輝いていた。
おかしい、これは明らかに様子がおかしい。
セイロンの額にわずかな汗が滲む。
「ま、待て!店主ど――」
――その夜、忘れじの面影亭で、二人の男の悲鳴が長く響き渡っていた。
「ドウシマシタカ、きゃぷてん。神経ノ図太サデハ誰ニモ負ケナイ貴方ニシテハ、随分トヤツレテイルヨウデスガ」
「うるせえぞ、ポンコツ野郎!」
翌日。
ざくざくと野原を歩きながら、ケンタロウは背後の相棒に悪態をついていた。
朝起きてみれば、彼の顔は一晩でげっそりとやせ細っていたのだ。
おまけに睡眠は十分にとったはずなのに、目の下のクマが酷い。
「ふふっ。可愛いフェアの不安な夢を見て、心配してたのよねえ?」
「なっ……!?」
からかい混じりのナイアに、ケンタロウの顔色が変わる。
「お父さん、寝てるときにお姉ちゃんの名前を何度も呼んでたよ?」
「なんだかんだ言って、心配性なのね。あんたってば」
「お、オマエらっ!それは……!?」
じわじわと、昨夜夢の中で見たフェアの光景が脳内でリピートされる。
……今こうしている間も、オレ様が宿に向かわせた御使いや、あの事件で宿に住み着いたらしき侍が、フェアによからぬことをしてやがるのか?
だらだらと冷や汗を流しながら、ケンタロウは引きつった面持ちで俯く。
「きゃぷてん。体内ノ水分ヲ過剰放出シテイマス。早急ニ水分ノ補給ヲ」
「だああぁ――ッ!!うるせえっ!!おいオマエら、ちんたら歩いてねえでさっさと来い!エリカはオレ様がおぶってやる!」
メリアージュに娘を見守らせ続けているのは、あまりにも不安だ。
ケンタロウは冷や汗をぬぐい、力強い眼差しで空を見上げる。
「よし!やる事とっとと終わらせて、フェアのところに一秒でも早く帰るぞエリカ……!!」
「うんっ♪」
そして同時刻。
温かい朝食が並んだ、忘れじの面影亭の食堂。
それを至福の表情で頬張る同居人たちの姿は、いつもと何ら変わることはない。
……鬼妖界の男連中を除いては。
「セイロン殿……その、もう少し右の辺りにもストラをお願いしたいのですが……」
「贅沢を言うでない……。我とて、この肉体の状況でストラを行うなど辛いのだ」
日々、体を鍛えていそうな彼らにはあまりにも不似合いな光景が、食卓の隅で行われていた。
湿布を腰周りに何枚も貼りながら、青ざめた表情で筋肉痛を訴えている二人の光景は不自然さをぬぐえない。
「何をやらかしたのかは知らんが、お前たちは鍛え方が足りないんだ。オレのように森の中で狩りでもすればもう少しは……」
アロエリの言葉も、もはや耳には届かない。
ようやくシンゲンへのストラを終えると、セイロンはため息混じりに首を鳴らした。
「いやあ、貴方がたの夜の営みに参加できたのは誠に光栄でしたが……まさか御主人があれほどまでとは」
「……あれがいつもの店主殿だとは思うな。普段はもっと初々しいのだ」
二人の状態に比べて、今朝のフェアの体調は万全に見えた。
おそらくは例の力の作用なのだろう。
しかし、昨夜食堂で彼女に厨房の手伝いをすると約束した以上、健康体だからと彼女に仕事を任せるわけにはいかない。
「我は店主殿の様子を見てこよう。シンゲン、後は飯でも食っておけ。おぬしならそれで十分回復する」
(ああ……わたし、なんで昨夜はあんなとんでもない事しちゃったんだろう)
厨房で、フェアは一人、仕込みの準備をしながら頬を染めていた。
……セイロンたちに多少無茶をされて果てた後、遠い意識の中でフェアは確かに母親の声を聞いたのだ。
そして意識を取り戻した後、なぜか自身の体から抑えようのない欲望の衝動がみなぎっていた。
結果、フェアは欲望に逆らえないまま彼らに襲い掛かって――。
「店主殿?」
「わっ!?」
突然背後からかけられた声に振り向くと、そこには疲れたような顔でたたずむセイロンがいた。
フェアとの行為に誘った責任でシンゲンにはストラを施していたようが、肝心の彼はまだ全身筋肉痛なのだろう。
「ご、ごめんねセイロン。わたしが無茶なことしたばっかりに……」
「いや、詳しくは分からぬが、あれは例の力が作用した結果なのだろう?そなただけの責任ではないよ。……それに、そもそもは我が三つ巴に持ち込んだことが原因であるしな」
あれで結局、フェアの体は以前より行為に慣れることはできたものの、今思えば少々調子に乗りすぎた感がしなくもない。
セイロンは苦い笑みを浮かべると、籠の中から野菜を取り出し始めた。
――ふと、その腕にフェアの手が触れる。
「……セイロン、まだ体痛いよね?疲れてるからストラちゃんと使えないんでしょ?わたし、後で……」
「これからは忙しい時間帯であろう?手伝うと約束した以上、そなたに手間は掛けさせられぬよ」
「じゃ、じゃあ、夜になったらセイロンの部屋に行くから」
フェアの言葉に、セイロンは思わず黙り込む。
彼の沈黙にフェアが気付いた時、セイロンは楽しげに目を細めてみせた。
「あっはっは。昨日といい、随分と大胆になったのだな。店主殿」
「な、何言ってるのよ!?わたしは別に変な意味で言ったつもりじゃ」
「よいのか?昨夜のことを考えると、今日あたりも母君には様子をしっかり見守られているであろうが」
セイロンの言葉に一瞬うろたえたフェアを見て、彼は笑いを堪えている。
「もう、セイロンッ!!」
「あっはっはっは!まあ、一度見られてしまえば何度見られようと同じことだ。……今宵も待っておるよ、フェア」
そう言って微笑むセイロンの手が、フェアの頭を優しく撫でる。
また何かを言いたげに口を開きかけたフェアだったが、彼の手の温もりに、その言葉は奥へと引っ込んでしまった。
――曲者ぞろいの鬼妖界で、彼は中でも更に特異な部類のような気がする。
だがそんな彼に想いを寄せてしまった自分は、ある意味もっと特異なのかもしれない。
母親に「見守られている」のは、嬉しい半分ある意味気がかりでもあるが――フェアは頬を染めつつ、考え込む。
「……わかった。それじゃあ、今夜ね?」
セイロンの手をそっと握り、フェアは微笑んでいた。
ゆらゆらと揺れる映像に映っているのは、料理の支度に励む娘とその恋人の姿だった。
二人の様子を恍惚とした表情で眺めているのは、言わずと知れたトンデモ妖精メリアージュである。
「フェアもいつかはお嫁さんに行ってしまうのよね……。鬼妖界に行っても、あの子と夢の中で出会えるのかしら?」
親としては、いつまでも子供のことは見守り続けていたいものだ。
先の話はともかくとして、今のメリアージュにとって一番重要なのは――。
フェアの笑顔を見つめながら、極上の微笑を向けてつぶやく。
「気にかけてくれるお相手の方と、遠慮なく『仲良く』して頂戴ね?フェア♪」
娘の悩ましい姿を見れば見るほど、この体には力がみなぎってくるのだ。
今夜あたりもどうやら楽しめ……もとい、魔力を補給できるに違いない。
すっかり瑞々しく潤った頬を撫でながら、無敵の母は、浮かび上がる映像を静かに閉ざすのであった。
おわり
メリアージュ自重しるww
何にせよ超GJ!!
フェアTUEEEEEE!!!
てか最高wGJGJ!!!!!
こんなにキャラが生き生きしてるSSを読むのはレシユエ以来だなぁ
質の高い作品ありがとうございました
ライリシェもフェア3Pもどっちも
エロ可愛くて萌えた。GJ!
とりあえず俺の中のケンタロウに対する高感度がうpした
ケンタロウもだけど、メリアージュの好感度も急上昇したわ。惜しみないGJ!!!
○フェア(4時間25分 復活騎乗位)シンゲン×
メリアージュ セイロン
ケンタロウ
GJ!!
ここ最近1か4かって感じだからたまには2や3のSSが読みたい。
237 :
前スレ872:2007/06/22(金) 15:40:57 ID:zw0ccym1
>236
もうちょっとだけ待っててくれ、マグハサ書いてるから
4はもう腹一杯。
俺の腹は永遠に満たされない
「あふっ……あぐっ……あぅ……うぁっ…あっ!」
ぐにぐにリシェルの膣肉は変形を繰り返していた。挿入されるライの肉根によって。
繰り返される激しいセックス。それで萎えるどころかむしろ滾ってさえいる。
欲していた。貪ることを。リシェルの肉を余すことなく。
「あぐっ!きゃふっ……はぁっ……あうぅぅ……あんっ!」
膣奥にぶつかって来る亀頭。子宮にも響く衝撃にリシェルは悶える。そして喘ぐ。
掻き毟られる膣肉。突き上げられる衝動。犯されながら敏感な箇所も弄られる。
背面座位のまま続けられるまぐわい。この姿勢で犯されることをリシェルは好んだ。
なぜならはっきりと自分の目で確認できるから。自分とライの繋がっている姿を。
「あ…は…入ってるぅ……あたしの中に…ライの……入ってるぅぅ…」
ぱっくりと肉貝がライ自身を咥え込んでいるのを視認しリシェルは歓喜する。
根元まで深く入り込んだ肉棒。結合部は滲み出る愛液と溢れ出た精液に濡れる。
もうどれだけこの胎内にライを受け止め続けてきたのだろうか。それでも欲する。
まだ欲しい。ライが。もっと激しく。もっと淫らに。
「ひあぁああ!あうっ!うぁぁっ!あぁぁあっ!」
びくんびくん。擬音が脳で弾けると共に白濁の奔流が子宮を襲う。熱い。
吐き出された熱がリシェルの胎内で暴れまわる。もう何度目かの膣内射精。
施されながらリシェルは酔わされていた。甘く蕩けるような肉の快楽に。
「リシェルぅぅ……」
酔っているのはライも同じだ。とり憑かれたようにひたすらにリシェルを味わう。
射精を終えてなおも硬度を保つ肉根。スペルマでぐちゃぐちゃになった膣を抉る。
腰を突き動かす。限界なんて言葉は頭の中にない。ただ最高に気持ちよかった。
大好きな女の子とのセックス。そんな至上の快楽に抗うにはライは若すぎた。
「オレ……すげぇ……気持ちいいよぉ……リシェル……リシェルぅぅ」
ライ腕の中にあるリシェルの身体はすごく華奢でそれがいっそうに愛らしかった。
指先が乳頭に触れる。くにくにと摘む。洩れるリシェルの喘ぎにたまらなくなる。
ぬちょぬちょと擦れあう粘膜と粘膜。リシェルに包まれた自身は溶けてしまう。
溶け合う。混ざり合う。身も心も一つになる。
「す…ごひ…よぉ……あたし……壊れちゃう……よぉ……」
「オレも……おかしくなる……おまえで……おかしくなる……」
どうしてこれほどまでに気持ちがいいのだろうか。愛しい相手との交わりは。
愛しく想う気持ちが身体の悦びを高めてくれる。悦びは心と心をより近くする。
生み出される相乗は二人を更なる高みへと上らせる。天上の楽園に今、二人はいる。
「はぁっ……はぁっ……リシェルぅぅ……」
息を切らしながらライはリシェルをうつ伏せに組み敷く。貪るのに最も適した型に。
「うっ……あふっ……はぁ……いいよぉ……きてぇぇ……」
リシェルは構える。既に限界をきたしているその身体でライを受けきるために。
刺さっていた肉槍は一旦、引き抜かれる。ゴポリと音と共に多量の精液が溢れる。
とろとろと白濁を溢れさせる秘裂を見つめてライは更に滾る。穂先を突きつける。
先端は割れ目と触れ合う。これから行うのはまさに交尾。ケモノ同士のまぐわい。
ケダモノでいい。今この瞬間、愛する者と最高の悦びをわかちあえるのならば。
ちゅくり。音をっ立てて割れ目に埋没する亀頭。そこから竿もずぶずぶ沈み。
「リシェルっ!リシェルっ!リシェルっ!!」
「うぁ……あうぅぅ……はぁぁぁあっ!……ライ……ライぃぃ!!」
後背位の姿勢でライはリシェルをひたすらに突き続ける。ケダモノのごとく。
濡れたリシェルの秘肉。ねっとりと絡みつくようにライの肉根に纏わりつく。
うねるように濡れた肉はライ自身をとらえて離さない。吸い付く膣肉の感触。
ライは完全に脳をやられていた。発情した雄犬のように腰をふる。
「うあぁっ!あうっ!はぁぁあっ!くひやぁぁぁああ!!」
リシェルはよがる。与え続けられる刺激に悶えて。胎内で音が響く。ぱんぱん。
その度に膣奥が抉られて子宮にも響く。ドクドクと時折、膣内射精も施される。
流れ込んでくる液汁。子宮に熱が伝わる。それでも構わずライは突いてくる。
激しくシェイクされる。リシェルの膣内で白濁のメレンゲが泡立っていた。
「うっ……くぅぅ…っは…くぅ…リシェ…ル……」
「あふっ…ぁ……はぅ…ぁ…うぁぁ…きゃひぃぃいい!」
猛るケモノとよがる雌ウサギ。快楽の虜となった二匹のケダモノの交わりは続く。
昂ぶりあう二人の意識。それは遥か境界の狭間すら越える勢いさえも見せた。
「あぅ……あぅぁ……ぅ……んぁぁ……ぅ…ぁ…」
「はぁ……はぁ……ぜい……はぁ……ぜぇ……はぁ……」
全身全霊を出し尽くした。ありったけの精を注いだ。息を切らして二人、果てていた。
ケモノの時間の終焉。それはいつも途方もない疲労と満ち足りた充足で包まれている。
「あぅ…ぁ…ぅぁ…いっぱいぃ……あたしのお腹の中……いっぱいぃぃ……」
その呻きの示す通り、リシェルの胎内は満たされていた。ライが注ぎ続けた白濁液に。
膣内だけではなくリシェルの身体のいたるところにライの精液が付着している。
スペルマにまみれたリシェル。ライは愛しく見つめる。
(ありがとうな。リシェル……オレのために頑張ってくれて……)
ライの中に滾っていた想いを全て、リシェルは受け止めてくれた。ライは感謝する。
シルターン人が信じる神とやらが本当に実在するのならば拝み倒してもいいぐらいだ。
ここまで自分を想ってくれる。受け止めてくれるリシェルと巡り合わせてくれたことに。
「大丈夫……なわけねえよな。すまねえ。オレ……今日もまた……」
「ぅ……謝るの……禁止ぃ……」
羽目を外しすぎたことをライはわびる。だがリシェルはそれを止める。
「あたしだって……あんたに……いっぱい……して欲しかったんだから……」
顔を朱に染めて呟く言葉。つられてライも赤くなる。リシェルは続ける。
「嬉しいよライ。あたし今、最高に幸せ。えへへ♪」
ふりまかれる微笑はいつだって反則級。ライの胸はきゅんと高鳴る。恋をしている。
リシェルに対して。そんな分かりきったことに今さら気づく。
「んっ……うっ……」
「お、おい。無理すんな。そのまま寝てろって」
リシェルは身を起こす。心配そうにライは声をかける。
「平気……あんただって頑張ってくれたもんね……あは♪ご褒美に……してあげるね」
するとリシェルはライの肉竿に優しく触れてそのまま顔も寄せる。
「お、おい……うっ!うぁ……」
刹那、ライの脳に刺激がはしる。ぴちゃりと触れた。唾液で濡れたリシェルの舌が。
「あんた……これ好きだもんね……頑張ってくれた……ご褒美……んちゅ……」
ちろちろとリシェルは舌を這わす。刺激される前立腺。鈴口を舌先でなぞっている。
その奉仕に激しい性交に疲れた果てたライの肉茎も癒される。
「んっ……はむっ……んちゅぅ…ちゅっ……ちゅるちゅる…んぐっ……」
尿道に残る精液。それさえもリシェルは丁寧にすすりだす。口内に広がる精液の味。
苦くて生臭くてけっして愉快なものではない。けれどリシェルにはそれが愛しかった。
それが大好きなライの味と臭いだから。ごくりと飲み下す。粘液が胃に落ちる。
「はむっ……はふっ……んっ……またピクピクしてきた……あは♪」
見る見るうちにライの肉棒は活力を取り戻していた。超人的なまでの回復力。
それは古き妖精である母の祝福の力によるものなのだろうか。
あるいはそれとも響界種のライに生まれつきそなわった力なのだろうか。
おそらく両方なのだろう。けれどそれだけではない。そのことをライは知っている。
「リシェル……」
リシェルがいるから。大好きなリシェルがこうして傍にいてくれるから頑張れるのだ。
無鉄砲で我侭でちっとも素直じゃない。そのくせ人一倍寂しがりやで甘えん坊な幼馴染。
そんな彼女がいつだって自分に元気をわけ与えてくれる。今もこうして。
「はむっ……んふっ……っは……あは♪これならもう一頑張りできそうじゃない」
「ああ、そうだな」
フェラチオをしながら陽気に微笑むリシェルにライは優しく頷く。まだ楽しみたかった。
もう少しだけこの大好きなリシェルとの営みを。
ライは興奮していた。長らく続いたこの営みの締めくくりを迎えて。
「また鼻スピスピいってる」
「ぐっ!」
指摘されてぐうの音も出なくなる。けれど興奮せずにはいられなかった。
これから経験する未知の快楽に。
「なあ、本当にいいのか?そんなとこ……使っても…」
尋ねるライ。リシェルはうつ伏せになったまま顔をプルプルと震わせる。
本当は死ぬほど恥ずかしいし、ほんのちょっとだけ怖かったりもする。
「いいって……言ってるでしょ……」
羞恥に震えながらもリシェルはそう言う。ライはゴクンと唾を飲み込む。
恥をかかせてはいけない。ここまで健気なリシェルに。
「わかった。あんまし痛くならないように気をつけるから」
「ひっく……うん…おねがい……」
鼻をすすり、涙目になりながら答えるリシェル。ぷりんと突き出たお尻。
尻肉の割れ目もくっきりと露になる。ふわりと優しくライは触れる。
小さく愛らしいリシェルの尻肉。その窄まった部分を見つめる。
(こんなところに本当に入るんだよな……アレが……)
ふいに溜息がもれる。確かにそういう行為があるとは聞いたこともある。
まさか自分達ですることになるとは思ってもいなかったが。けれどその窄みを前にして。
ライの中にムラムラと沸き立つものがあった。入れたい。リシェルの隅々まで愛したい。
「あんまり……ジロジロ見ないでよぉ……うぅ……」
「わ、悪りい。つい……」
視姦に耐えかねるリシェル。ライは謝る。なんだか新鮮な感覚だった。例えるのならそう。
リシェルと初めて結ばれたときのような。
(ヤベ……心臓バクバクいってやがる……)
高鳴る動悸。ライは深呼吸を繰り返す。それでも一向に落ち着かない。それもむしろ当然。
何しろ再びリシェルの処女を味わえるのだから。今度はアナルの方の処女を。
(ほんとオレ……もう死んでもいいかも……)
拳を握り締め、目頭を熱くさせながらライは噛み締める。愛するリシェルの初めての男という栄誉。
その勲章を二つも手にできる自分は最高の果報者だと思った。肉棒はギンギンに滾っていた。
そそりたちながら先端はカウパーで濡れる。リシェルを愛したい。リシェルのお尻を愛したい。
先端が菊門に軽く触れる。それだけでイきそうになるのを必死で堪える。
「はぁ……ふぅ……いくぞ……リシェル……」
「ぅ……うん………っく……」
そしてずぷり。陰茎は飲み込まれていく。リシェルの菊座のさらに奥。内臓の内側へと。
「んあぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!!」
喪失するアナルバージン。リシェルのひときわ大きな嬌声は部屋いっぱいに木霊するほど強く響いた。
「んぁぁぁあ!ああっ!うぁぁぁあああ!!」
みちみちと音を立てて尻肉は裂かれていく。硬い異物。侵入してくる。腸の中へと。
「んきぃぃぃぃいい!んくぅぅぅうううう!!うくぁぁぁぁぁああああ!!」
裂かれるような痛み。えも知れぬ異物感。抉られている。自分の内臓を内側から。
本来なら排泄を果たす為の器官を逆の使われ方をされて、リシェルは悶え狂う。
「うぁぁぁああ……苦しひ……お腹が…だしたがって……あくぅぅぅ!!」
「大丈夫か!?リシェル!」
苦しみ悶えるリシェル。ライとてリシェルを苦しめるのは本意でない。咄嗟に肉棒を引き抜こうとする。
だが思うように引き抜けない。なんと締め付けてきた。リシェルの腸が括約筋を駆使して。
「…って!おい、リシェルっ!」
「ら……めぇ……抜いちゃだ…めぇ……平気だもん……こんなのあたし……平気…なんだからぁっ!」
明からに平気ではない引きつった表情でリシェルは訴えかける。
「言ったでしょ……あたしは全部……あんたのものだって……だから……だからぁ!」
「リシェル……」
強がりながらそれでいてリシェルは健気だった。ライは胸をうたれる。
(いつもそうだよな……お前って……)
普段は意地っ張りで素直じゃないくせにこういうときは尽くしてくれる。本当に愛しい。
ライは何も言わずに引き抜きかけた肉根をまたリシェルの腸内に押し込む。
「んあぁぁぁっ!!あぁっ!!」
喘ぐリシェル。そのリシェルに今、自分がしてあげられること。ライは気づいた。
応えるしかない。リシェルの気持ちに行動で。
「んあっ!あっ!くぅぅ……あうっ!あぁぁっ!!」
ずんずんとライはリシェルの尻肉を裂く。未開発のアナルを抉られてリシェルは悶える。
その苦しさは相当のものだったがリシェルは同時に満たされてもいた。
(入ってる……あたしのお尻にも……あんたが……入ってる……)
愛するライに大切なものを捧げることができる。それはリシェルにとってこの上のない喜びだった。
(嬉しいよぉ……あたし今……本当に嬉しいよぉ……ライ……)
ライもそんな自分の気持ちに応えてくれる。これ以上に嬉しいことなんてない。
ポロポロと瞳から零れる涙。それは決して痛みや苦しみによるものなんかじゃない。そう信じる。
「あうっ!あうう!がっは……ああうぅっ!!」
肛姦は続いた。リシェルの腸壁をこそぎ落とすように。裂かれる痛みと圧迫の苦しみがリシェルを襲う。
「あっ…っく……かふっ……くふっ……あふぁ……」
けれどそれも次第に薄れ、苦痛は快楽へとその色を変え始めていた。痛みを乗り越えたからこそ得られる境地。
リシェルは知っている。もう何度もそんな境地をライとともに迎えてきたのだから。
「くぅぅぅ!リシェルぅぅ」
ライもつきぬける快感に身悶えていた。まとわりつく肉のひだ。それは膣肉とはまたひと味違っている。
ずるりと滑る腸肉の感触。リシェルの肛門に肉根が飲み込まれている姿。リシェルの喘ぎ。堪らなくそそられる。
滾っている。破裂しそうだ。もう情動をおし止められない。
「あふっ……はふっ…ふぁっ……あはぁ…ライっ……ライっ!」
「リシェルぅぅぅ!!」
そして迎えるオルガズム。恍惚の瞬間。ライは解き放つ。最後の弾丸をリシェルの腸の中へと。
「あぁぁぁあああ!熱いぃぃいい!お腹が熱いよぉぉおおおおお!!」
吐き出される白濁はその量、熱気ともに最高の値を叩き出した。初めて施された腸内射精。
それを受け止めてリシェルは果てた。自分の身体でライを受けきった誉れを胸に抱いて。
そしてリシェルから肉棒を引き抜くとライもリシェルに覆いかぶさるようにそのままぐったりと果てた。
「ぐすっ……痛い……お尻が痛いぃぃ……」
愚行の代償。それは常につきまとうものだ。そのことを殊更に感じいる。
痛む臀部をさすりながらリシェルはすすり泣く。
「あんま大声だすな……頭に響く……」
二日酔いのようにライはベッドに臥せったままそう言う。浪費しすぎた精力。流石に無茶が過ぎた。
腰もひきつるように痛い。今度の腰痛は相当に深刻だ。
「うぅぅ……あんたと付き合ってたら……いつもこうなるんだからぁ……ちょっとは加減覚えなさいよぉ」
「それについちゃ返す言葉もないが……今回はお前もお互い様だと……オレは思うぞ……」
朝が来て、二人動けずベッドの上。半死人になって互いにさえずる。
「はぁ……またポムニットにお説教されるんだろうな。『少しはご自重くださいまし』ってな感じに」
「オレも一緒に怒られるんだろうな。つうか多分、矛先が来るのはオレだ」
悪魔メイドからのお仕置き。その凄惨さを思い返してライは背筋を凍らせる。
まあこれも仕方ない。リシェルと濃厚な時間を過ごした代償なのだと思えば。
「まあいいか。どうせいつものことだしね。それよりさあ……」
息を吐いてそれからリシェルは首だけライの方を向く。
「あの……どうだった?その……あたし……」
口ごもりながら尋ねてくるリシェル。別に聞かなくても分かりきったことではある。
けれどライの口から直接はっきりと感想を聞きたいのだろう。可愛いやつめ。
「最高……って以外に言う言葉があると思うか?」
ライがそう言うと途端にリシェルはしまりのない顔になる。これほど分かりやすいのもそうはない。
「感謝しなさいよね。このリシェル様があんたなんかのために二度も大切な処女を捧げてあげたんだから」
「はいはい。言われなくてもわかってるって。そんなことは」
上機嫌のリシェル。ライも微笑む。それはなんとも優しい時間。
「絶対に……離しちゃ……ダメなんだからね……」
「それも……分かってる……」
二人で伏せる同じベッドの上。手を伸ばせばすぐのところにお互いの身体があった。
「愛してるぞ。リシェル」
「えへへ♪大好きだよ。ライ」
そうして向かい合わせになる二つの顔。その唇に柔らかで優しいものが触れ合うのだった。
〜fin〜
それは穏やかでありふれた二人の時間。
交わした約束を大事にして。
これからも二人。歩き続けていく。
空に虹をかけるように。
『Dream 〜The ally of〜』
そんなわけでエロバカップルのライリシェをおおくりしました。
こいつら本当に盛ってますね。特にリシェル。ここまでエロい娘だとは……
この二人のSSは書くのに毎回パワーを使います。何度妄想で悶え死にかけたことか。
そんなこんなで今回のところはこれでサラバ。またいつかお会いしましょう。
キキキキター!
GJ!超GJ!
この突き抜けるエロス、筆舌に尽くし難し!!G・J!!
エロもいいが、それ以上にふたりのバカップルぶりに萌えたww
この甘ラブっぷりを少しはエニシアにも分けてあげてください。・゚・(ノд`)・゚・。
レンドラー×ミリネージはありですか。
というわけで投下。こじつけ設定なので苦手な方注意。
ラウスブルグ―――深夜。
夜の狭間にて息を潜める城に、密やかな睦言が―――
「やっほーヒゲオヤジー! ミリィがなぐさめに来てあげたよー♪」
「ええい貴様には恥じらいというものはないのかっ?!」
響かなかった。
レンドラー率いる剣の軍団、その構成員はほぼ全員が頑健なむくつけき男どもである。『将軍』レンドラー
からして、全身鎧を着込み巨大なハルバードをぶん回す膂力を誇っている。
兵士が健康なことは、結構なことだった。
しかしながらひとつだけ問題があった。
男所帯の軍ならでは悩み―――性欲処理について、である。
レンドラーは「性欲なぞ訓練で発散しろ!」なぞという無茶を言うほど無能でも不能でもなかった。しかし
ながら今の状況は如何ともし難い。
元旧王国軍という立場に加え紅い手袋の連中と行動を共にしているというしがらみもあって、気軽に花街で
女を買うわけにもいかない。
本拠地としているラウスブルグに、女の姿がないわけではない。だが絶対数の問題もあり、娘さんがたと
ねんごろになれるのは、ごく一握りの幸運な奴だけだ。あぶれ者は涙を呑んで耐え忍ぶしかない。
兵士らが強姦魔と化すか、隣の同僚とケツ掘り合うか、の瀬戸際に立たされた時―――救いは、とある老人
から与えられた。
「貴様らの抱えている問題、ワシの娘たちに任せてみんか?」
かくして兵士は『鋼の軍団』機械人形三姉妹という夜の女神を得たのであった。回想終了。
「いいか、機械娘。これでも我輩は貴様らに感謝しておるのだ。まあ、部下も貴様らに助けられている、
と言ってもいいだろう。しかし! 夜中に他人の部屋の前で騒ぐ根性はどうにかならんのか!」
「ヒゲオヤジは話が長いんだからぁ。もうミリィ部屋に入るよ」
「貴様ひとの話は最後まで聞くようにと『教授』に習わなかったのかっ!」
怒鳴る相手は既に廊下から部屋の中だ。
レンドラーの体躯で以って八割がた遮られていた入り口を、ミリネージは身軽な子猫のようにひょいっと
すり抜けた。小柄なミリネージだからこそ、機械兵士の戦闘プログラムを組みこまれた彼女だからこその挙動。
(クソ、鎧を着ていれば防げたか)
おそらく無理だっただろう。
歯軋りするレンドラーを尻目に、ミリネージは我が物顔で寝台に腰掛け、
「いつまでもそっちにいたら朝になっちゃうよー? ほらほらっ♪」
ぐぎぎぎ、と異様な音を漏らす部屋の主を誘うんだか挑発するのだかな口調で呼ぶ。
「ミリィからの満員御礼出血大サービスだよ、嬉しいでしょ?」
「嬉しいわけあるかっ!」
ずかずかとレンドラーはミリネージに歩み寄り、
「第一、貴様はもっと、こう……情緒というものを解せんか!」
「似合わなーい、ヒゲのくせに」
「ヒゲヒゲうるさいわっ!」
女の子らしい声で笑う姿は、生意気盛りの無邪気な少女そのままだ。
手刀で敵の腹をぶち抜くにも、男の腹の上で腰を振るにも、それこそ似つかわしくない。
「いいじゃん、溜まってるでしょ? ミリィが抜いてあげるよ」
「だから婦女子の使う言葉ではないと……ええい、もういいわっ」
元々無骨な武人風情が口で敵う相手ではないのだ。よく張り合った方だろう。
「ヒゲオヤジは脱いだほうが好きだったよねー」
ミリネージの口から出ると、煽り文句も大分色気の抜けたものになる。
彼女はぺしぺしと調子よく装甲の止め具を外してゆく。脱いだ服が「ごとん」なんぞという物々しい音を
立てる娘は、そう多くはないだろう。
人間でいえば十六、七か。初々しく膨らんだ胸と、なだらかな腹部。
を、模したフォルムが露わになる。
ミリネージは機械人形。人間ではありえないほど滑らかで硬質で関節部分に継ぎ目が見える肢体も、
センサーの透ける瞳も、全てがつくりものだ。
それでも交合は可能だし、快楽を与えることも出来る―――その機能を持たされたから。
「何、眉間にシワ寄せちゃって」
「……我輩は元々こういう顔だ」
「ふーん。あ、そうだ! 見て見て本邦初公開♪」
なにが、と訊ねる暇もあらばこそ。
呼吸が封じられる。
鼻腔はそのままだから鼻呼吸すりゃいいんじゃないかという指摘はあるがしかし口の中になにやら小さくて
柔らかくて動くモノがある状態では難しいというか―――落ち着いて。事の次第を思い出そうではないか。
まずは分かり易いところから、だ。
ミリネージが抱きついてきている。左胸から聞こえるのはモーターの駆動音。
白い顔が、すぐ近くにある。目の前ど真ん中に。
まぶたは慣習に従って閉じられている。何の慣習かって? そりゃあ勿論、
「……ふ〜」
「きさ、貴様、今何を」
唇から唾液のアーチを引くミリネージに、レンドラーは上擦ることしか出来ない。アーチの一端が自分に
ある身としては当然か。
「ふっふっふ」
ミリネージは自慢げに笑い、数秒前までレンドラーの口内に収まっていたもの、桃色の舌を出す。
「新しい生体部品だよ。音声区域と連動もさせたから、声もちょっと違う風に聞こえるでしょ?」
「知るか!」
「あーその態度、モテない男っぽーい」
むくれるミリネージだが「まあ今日は許してあげる」と早々に機嫌を直す。新しいパーツが余程気に入った
らしい。
「ふっふっふ、これでミリィはもっと色々なコトができちゃうウルトラスーパーハイグレードミリネージに
なったのだ。すごいっしょ♪」
「舌を変えただけではないか。下らん」
「……ふーん」
つっと、レンドラーの腹にミリネージが馬乗りになる。
「ヒゲオヤジ、そういうコト言っちゃうんだあ」
「な、何がおかしい」
「べっつにい。
―――いいよ。ドコが凄いのか、ハイパーメガマックスミリィが教えてあ・げ・る」
小さな舌が、亀頭を這う。身を起こした剛直、その先端にちゅっと可愛らしい音を立てての口付け。だが
続いての大きく口を開けて咥える仕草は、可愛らしさとはある意味対極を成すものだった。
寝台に仰向けに寝転がる逞しい男と、男の性器に甲斐甲斐しく奉仕する異界の少女―――語感だけは隠微な
ものだ。
「きゃはは♪ いい感じになってきたじゃんっ」
「だからその甲高い声を抑えろと」
レンドラーの抗議は即効で封殺された。
再び咥え込まれた剛直は、温かな上顎で先端を、生体部品の保護液で湿った舌でもって裏筋を、それぞれ
刺激される。少女の口には余るのか、根元までは行き届かない。
と。狭い場所から放り出された。
いかにも物足りなさげに震える器官に、ミリネージは躊躇いなく頬を擦りつける。内部モジュールが発熱を
促し、体温はほどよく上昇済み。
フォローしきれなかった部分を、舌が這う。硬くなった付け根から、毛をかき分けて、柔らかい袋まで。
保護液が筋をつくり、軌道を示す。剛直もミリネージの口元も濡れて光っていた。
ミリネージが身を起こす。
ぺろりと舌で唇を舐める。小生意気な顔立ちに、粟立つような色気が見えた。
「それじゃ、本番行こうかヒゲオヤジ」
事此処に到ってもヒゲオヤジ、だ。
だからどうするわけでもないが。
天をつく剛直に、ミリネージが腰を下ろす。
先端に軽く指を添え、細い脚のつけね、綻ぶ亀裂へと導く。細かく薄い生体部品を幾層にも重ねたソコから、
浸透膜を透し潤滑液が滴る。微かに振動するのは液を送る為だ。
ヒトの、オンナを模した機関。
狭い場所へと、レンドラーの体格に見合ったものがめり込む。
軋みを立て、層が重ねを薄くし拡がる。ミリネージが浅く息を吐いた。
痛みは無いのだと聞いていた。
快楽だけを与えるように、感じるようにつくられたのだと。
「あ、やっぱり、ココまでっぽい」
どうにか三分の二まで呑み込んだ部分を見下ろし、ミリネージはレンドラーの顔へと視線を移す。
「ゴメンね、後、挿れて?」
その瞳を覗く限りでは、確かに苦痛はないのだろう。あるのは圧迫感か、もしかしたら、快楽も。
そうならいい。
レンドラーの腕が、ミリネージの腰を掴む。
「無理をさせるな」
「いいっていいって♪ ―――んっ」
一度持ち上げ、突き上げると同時に、落とす。ミリネージは一切抵抗しない。狭い場所にオーバーサイズの
ものを収めようと躍起になる。襞が限界まで引き伸ばされ、潤滑液が少しでも滑りが良くなるようにと大量に
分泌され、
どうにか。ぜんぶ、収まった。
普通の女ならば動けずにいるところを、ミリネージは構わず腰を前後させる。中の生体部品が剛直を包み、
締めつける。
隙間無くみっちり詰まっているものだから、どう動こうと吸いつき、刺激を与えてくる。伝わる振動は
モーターのものか。
「あー、やっぱ、ヒゲオヤジの、きついね」
自ら動き、揺すぶられながら、ミリネージが囁いた。レンドラーは「そうか」とだけ返す。実のところ、
余計なお喋りをする余裕はあまり無い。
「ココの生体部品……も、変えよう、かな……でもヒゲオヤジに合わせたら、他のヒトとサイズ、
合わなくなっちゃうかも―――ひゃうっ?!」
ミリネージが仰け反る。突起のない乳房が上向いて、戻った。
「……アレで大きくなるって、マジ?」
「……」
「えっちー」
「やかましい」
押さえつけ、突き上げる。機械の身体が踊る。
射精の兆候を察知し、咥え込んだ内側が流動し奥へと絞り入れる動きをとる。根元から先端へと向かって
締めつけ、ぐねりと舐める。襞がざわめき、折り重なって押し寄せる。
「ふあ、あ! あ!」
甲高い声は、確かに、嬌声。
もう突く空白は無い。引こうとすれば、入り口からして放すまいと締めてくる。ミリネージの身体はバグ
でも引き起こしたように無茶苦茶に震えている。手足は弛緩し、残る全ての力は繋がるその一点にのみ集中。
「――― っ!」
衝撃。そう呼んでも違和感のない、最後の、引き絞る誘い。
背を弓なりに伸ばして痙攣する身体を抱え、奥へと吐き出す。汗が移り、機械の肌を鈍く光らせた。
「じゃあね、ヒ・ゲ・オ・ヤ・ジっ♪」
元気いっぱいのミリネージに、レンドラーは苦虫を噛み潰した顔になる。
「だからそのヒゲオヤジというのは―――」
「だってヒゲでオヤジなんだもーん」
ひょいっ、と足取りも軽やかにミリネージは廊下に出て。
「まったねー」
満面の笑顔を、レンドラーに向ける。
レンドラーは、
「またな」
少しばかり笑って、応えた。
夜は更けて。
また、明日。
前スレもdat落ちしたことだしそろそろ保管庫の更新が気になる。
夏美が恋しい。
夏美はエロよりほのぼのが似合うのだが…そう思うのは彼女の純愛が少ないから。
ハヤナツorキルナツのエロ、カマン
なんとなく後輩の女の子からラブレターとかもらって困ってそう<夏美
いや某邪悪な誰かさんは関係なくw
確に夏美は女にもてそう
邪悪じゃなくて普通のエミ筆頭に憧れてた子は多いだろうな
ナツミの公式設定は性格が楽天的で男女共に慕われているらしい。ちなみに邪念もない。召喚されなければキャラは「元気で明るい女の子」の位置だった
確かに(学園物なら)キールよかハヤトと合いそうだ
公式設定といっても、1の設定はよくわからん…
男の友情に憧れてる・ってのは夏見だったかな
つうか主人公もパートナーも使いまわしの設定だからなあ。それ。
なんか無性に夏美にちんこ生やしたい気分。
定期的に女キャラにちんこ生やしたい病にかかる。
それはなかなか興味深い病だな。
>>267 感染したじゃまいか。
モナティとかミニスとかユエルに生やしたくなった。
コーラル以外でふたってこのスレじゃあんま見ないね。
アティ先生に生えるエロ同人はいくつか知ってるけど。
魔剣の力で生えるのは初歩中の初歩だな
生えるといったらアメルか。ビーニャとかルチルみたいなサプレス系は生えそう。
個人的に一番生やしたいのはポムニット。生えたブツでおじょうさまと濃厚エロエロな一時を。
あとファリエルにも生やしてみたい。
要するに百合プレイの一環として生やしたいわけか
ふたなりコーラルを美味しく頂いちゃうのがリシェル。
ふたなりミルリーフに美味しく頂かれちゃうのがエニシア。
そいや誓約者絡みしかないんだよなバノッサ…女はクラレットやカシスもいるわけだが。
クラレット「…あら、もう終わりですか?もう少しは楽しめるかと思いましたが」
バノッサ「…だ……誰が…」
クラレット「一般人にしてはよく持った方ですね。手下の方たちもなかなかのめのでしたわ」
バノッサ「…化け物かてめえは…」
…バノッサ赤玉出るまで絞られそうなので、やめた方がよさげな気もする。
実の兄妹だぞ。バノッサとクラレット・カシスは。
オルパパだのソルだのキールだのと散々絡んでおいて今更…。
絡みたくて絡んだわけじゃないやい。・゚・(ノд`)・゚・。
つうか女はそれこそリプレでもフィズでもラミでもいるだろうが。
彼女らにはハヤトというご褒美とトウヤという罰ゲームで許してやってくれ…
なんかもっぱらご褒美は姉の方、罰ゲームは妹の方な希ガス
空気を読まずにポム×カサスとか提案してみる
実際、結構見かける組み合わせだな。それ。<ポム×カサス
>罰ゲーム
…本当に罰ゲームになるのか…?てっきりアレが好きなのかと…>カシス
たまにはトウヤ×クラレットも見てみたいんだぜ。
|д゚)<コソーリキール×アヤ…と言ってみる…
トウクラ好きの人のトウヤって、そんなに黒くない場合が多いからねぇ
そうなると大人しいカップルにしかならないから、エロは難しいかも。
どっちも黒で、トウヤよりクラレットのほうが優位なパターンってのはアリなんだろうか…
生意気なトウヤ様をなんとかしてシめてやりたかった頃、けっこう考えてたんだけどw
こっそりとハヤアヤ好きを主張してみる・・・
ハヤナツ派の俺は一人でも戦う…戦ってみせる!
ここで流れを読まずに3のソノラを希望してみる。
ソノラ好きなんだけど自分じゃなんか書きにくい。
あんまり聞いたことが無いから言ってみる
フォルケイが好きだ
>>285 キール×アヤ良いな・・・自分もこっそり言ってみる
どんなマイナーなカプだろうと、
ここでSSを書けば、みんなにもそのカプのよさは伝わるはずだ!
そんなわけで、みんな、その欲求をキーボードにたたきこみなさい。
いまだに前スレのライ×ポムニット×リシェルの続きを待っている俺。
>>296 テンプレに入れたい程良い言葉だ。心に響く。
>>294 同士がいる…!
俺、一人じゃなかったんだな…
>>299 お前達だけでやらせるかよ!
俺もやるぜ!
で、野盗にサイサリスが輪姦されるのを見せ付けられながらスウォンがアナルを犯される話の続きまだ〜?
そういうのはもっと普及してる、というか成立が前提してるカプでやらないと意味ないんじゃ?と思ったが
それはそれでそのファンの人たちに申し訳なくて書けなさそうだ。
たまには幸せそうなエニシダをきぼん。
プランタジネット朝の姫様なのか
バトルフロンティアのオーナーだよ。
最近、陵辱分が不足してきた。
エニシアさん
お呼びがかかってますよ
乳のない娘よりもオッパイたぷんなお姉さんが精液まみれのグチョグチョにされるような話が読みたいとです。
エニシアさん
今度は豊胸手術までされるみたいですよ
ミルリーフが大人になったらで考えるんだ
ミルリーフは成長してもそう大きくならない気がする。
つうかならないで。成長しないで。ずっとそのままでいて。
しかし想像してみるとボンキュッボンのミルリーフも悪くないと思う
ボーイッシュでワイルドなのにボンキュッボンなお姉たまに成長したコーラルたん(*´Д`)ハァハァ
しかもナニの方もビッグサイズなふたなり仕様。
だれかリュームにも触れてやってください。
リュームってだれだっけ
ライのことをお兄ちゃんと慕う金髪ロリツインテールな魔女っ娘。
チーッチチッチーウォッパァーイ
ボインボイーン
ミルリーフ「リュームだけは嫌ぁ!」
リューム「ミルリーフだけは嫌なんだ」
ライ「それじゃあコーラルにするよ」
コーラル「……(コクコク)」
カシスとクラレットって同時存在だと大体は
クラレットが姉設定が多いのはなんでなんだぜ?
個人的にはカシスが姉の方が好きなんだが
後、トウアヤが好きなんだがかなりマイナーなんだな
違う高校で付き合ってるとかおいしい設定だと思う
321 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 04:48:33 ID:0+m9uVnU
なんでつっても、カシス=馬鹿 クラレ=おっとり なイメージからの単純な発想が定着しただけじゃ…
その辺はもう覆すの無理じゃないかな…
俺はキールソル含めて皆同じくらいの年齢に見える。クラレやキールも結構幼い感じの絵だから。
すまんageてしまったorz
単に見た目の印象の問題かと。
多いパターンとしては一番上がキールで二番目がクラレット。
三番目、四番目がソルとカシスだけど下二人は人によって結構入れ替わる。
キールとクラレットは服装がギザギザなもんだからよくツェリーヌの実子扱いされるな。
ちなみにこの二人、飛影と雪菜だったりするw
夏美×綾とかカシス×クラレットとかが大好きな俺は異端。
>>320 公式でこうだって出ない限り、好きに妄想すればいいよ。
人によって違うのも面白くていいし。
話ぶった切るが、はじ石って需要なさげか?
けっこう好きなんだがな、兄貴とリフの絡みが……考えがある事はあるんだが。
俺一人かorz
やったことがないんでなんとも。
>>326 ノシ 兄貴とリフ萌えはここにいるぞ。あのEDはイイ
私は今
>>326にレスを書いています
あのむなしかったご都合主義展開の最後に
リフ×兄貴のようなエンディングと巡り合えたのは――
俺には 望外の喜びだったに違いない――
せめてそう信じたいものだと――
それを確かめる相手は
同じEDを見たあなたしか残らない
だから こうして
あなたへのレスを――
>>328 >>329 良かった、好きな人が居てくれて。
>>329 文才というものがあまり無い自分なのですがお返事を。
あなたにレスをしてもらえて本当に良かったと心から思います。
同じ思いの方が居て本当に良かったです。
今、このスレにはパイズリ分が足りなさ過ぎる。
>>331 君は遥か昔からオッパイ分が足りないと訴え続けてる人だなwwYou書いちゃいなよ!俺も早く番外編のリプレママに会ってパイズリSS書けるように頑張るからさ
前スレ分
>376-380
『Happy my life 〜Thank you for everything〜』
ライ×リシェル 『Happy my life』の続き
鬼畜野郎◆inEm7wtNVQ 氏
>387-391
『半妖無惨』
エニシア陵辱 ミルリーフ(ふたなり)×エニシア 『幼竜無惨』の続き
鬼畜野郎◆inEm7wtNVQ 氏
>453-459
『ポムポム☆リシェル+αな座談会』
ポムニット+ミニス×リシェル
鬼畜野郎◆inEm7wtNVQ 氏
>547-550
『すれ違いの恋』
レックス×アルディラ
28スレ546氏
>630-637
『百合友求めて三千里』
ミルリーフ、エニシア陵辱
鬼畜野郎◆inEm7wtNVQ 氏
>661-667
『突発!出番向上委員会』
アロエリ、リビエル陵辱、アカネおしおき、セクター×ミント
鬼畜野郎◆inEm7wtNVQ 氏
>685-688
レックス×クノン
28スレ684氏
>761-764
『16歳の姫君と14歳の不良少女』
ミニス×フィズ
鬼畜野郎◆inEm7wtNVQ 氏
>809 >812 >816 >830>846-849
リシェル×ふたコーラル
28スレ809氏
>859-862
埋めネタ『結成!被虐三人娘』
アメル+絵美×エニシア
鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
>326
俺もはじ石好きだよ。リフ×兄貴じゃなくてリフ×ミューノだけど。
ちょっとHDDクラッシュで消えた続編を思い出しつつ書いてくるわ。
兄貴、兄貴というと駐在の方おもいうかべてしまう。
はじ石の兄貴は、間抜けだけど無駄に熱くてかっこ良くて好きだったな。
兄貴×リフエンディングはかなり萌えたけど、あの二人でエロは難しそうだ。
>>326、ぜひ頑張ってくれ。
はじ石大好きな俺が来ましたよ、と
>>326なんだが、まさかこんなにもはじ石好きが居るなんて(⊃ДT)
兄貴とリフのはたしかにエロいのは難しいと思うが頑張って作るさ。すげぇ時間掛かるだろうけど……。
ギアフェアが足りなくて窒息しそうです
原作にあるだけマシだろ。
エニフェアなんて(ry
邪魔なオレンジを始末しないことには私に未来はないんだよ……
リシェルとの対決SSの時みたいな腹黒のエニシアさんをまた見てみたいです。
しかし4がでてからリプレメインのSSって一つもないんだよな。
フィズやラミはそこそこあるのに。これは青いのの呪いか?
4は敵が善人やヘタレばっかだから陵辱ものをつくりにくくて困る。
レイパーが名無しだけだとちと味気ない。
>>344 4で適当な年齢に育ってきたフィズラミと違って、リプレはむしろ年m(ry
…まぁ、サモンって基本的にティーンエイジキャラが人気なので。
20代は人気が無いとな?
そしたら明らかに20代なアティてんてーの人気はどうなる
基本的になので例外。という意見は認めん
男キャラは20歳前後〜、女キャラは10代が人気のイメージ
シオン、セイロン、シンゲン、キュウマ、カザミネって
鬼妖界の男は異性とのあれこれに余裕のありそうな奴と無さすぎな奴の
両極端な気がした
アティ先生は19歳ぐらいかもしれん。
帝国の軍学校って優秀なやつはかなり若いうちに卒業できるし。
19歳…モーりんと同い年…
嫌だ!最低限23〜くらいじゃないと!
軍学校出て最初の任務でぽしゃって除隊してそのあと直ぐにマルティーニ氏から声かかったんだから
あんまし年齢いってないと思う。15ぐらいで入学して3年ぐらい通ってそれから入隊後1〜2年と考えれば
19〜21ってとこじゃね?アズリアもそんなもん。
生徒達は12、3歳だろうから、軍学校は6年制だと思ってた。
軍学校がたった三年しかないなんてありえなくね?
いくら首席とはいえそんなやつらを部隊長にいきなり任命するとは到底思えんが…
18,9世紀ごろのヨーロッパの士官学校は在籍期間四年ぐらい。
優秀なやつならもっと早く。ナポレオンは15で入学して11ヶ月で卒業した。
あと大抵軍隊だと新米隊長さんはお飾り。実質の部隊運営は熟練の下士官が行い新米士官はそれに習う。
だからアズリアなんかはギャレオやビジュに一任状態なのが本来の形ではないかと。
まあこれ以上はすれ違いなんで止める。
アティ先生最近見ないよな。レックス先生はちょこちょこ見るけど。
誰かきぼん。
そもそもリィンバウムの諸制度って現実世界のそれを参考に出来ないからな。
軍団が三つとかどんだけ大所帯なんだよギアン一味。
兄貴の話では基礎科→(優秀なら)上級科らしいから、3年は少ないと思う。
現実でも警察学校とか一年半だしその上に上級科足しても3〜4年ってとこじゃね?
つうかそう何年も税金使って教育してらんない。こっちほど語学や科学系統の勉強はしなくていいだろうし。
>>358 あれは「悪いギアンの手下、剣の軍団が攻めてきた!」みたいなノリだろうしなぁ
まあ軍団とか旅団とか別に軍関係なくてもグループ名として使うことは結構あるけどさ
たった五人でも桜木軍団。
13人でも幻影旅団。
3人でも大サーカス。
久々にベルフラウきぼん。
スウォン祭りは結局一時の夢だったか……
SSの冒頭だけ書いて消滅するくらいなら、中途半端に投下しないほうがいいと思うときもある…
自分勝手な言い方だな。
それはあまりにも失礼じゃないか?
最高だ、ハサハ、アメルよりずっと良い
ハサハのこの小さくてふにふにした胸に比べたら
アメルのなんてもう触れないよ、ハサハの胸は最高だ
ここも、締まりもすごくて、アメルのじゃ全然いけないけど
ハサハには入れるだけでもうすぐにもいっちゃいそうだ
アメルのあんな体に溺れていたなんて自分で情けないよ
この吸い付くような肌に触れたら
もうアメルのブヨブヨとした体なんて触る気もしない
アメルなんて中出しさせてくれるくらいしか価値のない芋女だよ
ハサハさえ居れば俺は・・・ ハサハぁ、ハサハぁぁ
>>367 投下しないで欲しいって言ってるんじゃなくて、
1、2レス書いて放置するより、ある程度書いてから投下したほうがいいと思う
未完SSなんてこの業界じゃ日常茶飯事だぜ!
いやまあ、気持ちは判るけど
導入だけ書いて放置とか結構あるし
368はマグナに見せかけて実はレイム様。
エニシア孕ませてえ。
ちんこ生やしたい病が再発してきた。いっちょ今から生やしてくる。
どんな病だよww
┌┬┬┬┐
―――┴┴┴┴┴―――――、
/.  ̄ ̄ ̄//. ̄ ̄| || ̄ ̄ ̄||| ̄ ||
/. ∧// ∧ ∧| || ||| ||
[/____(゚_//[ ].゚Д゚,,) ||___||| ||
||_. * _|_| ̄ ̄ ∪|.|. |ヽ. _||
lO|o―o|O゜.|二二 東|.|京 精神病院 ||
| ∈口∋ ̄_l__l⌒l_|_____|_l⌒l_||
 ̄ ̄`ー' ̄ `ー' `ー' `ー'
377 :
オナ禁将軍:2007/07/07(土) 08:15:56 ID:VfwHd/Kq
持て余した性欲は、夢精でしか治まらぬのだ
健全じゃねーか。
ギアン×フェアのドロドロ愛憎エロが読みたい
思わず引いてしまいたくなるほど救いのないド鬼畜エロを読みたい。
肉体改造でチンポ生やされて搾精されたり、触手でお乳を乳姦されたり
腹ボコ出産プレイを強要されたり。
救いのないのと変態プレイは違うぞw
エニシアさーん?
お仕事ですよー
いやここいらでニューフェイスに期待したい。エリカとか。
エリカとエニシアって結構キャラが被ってると思うんだ。
つうか最初エリカ=エニシアな展開になるかと思ってた。
健全な変態さんだらけのスレはここですか?
盛んの王やレイム様クラスの陵辱のスター選手が欲しい。
ギアン君はとんだ期待はずれだったよ。
「えうっ……えうぅ……うぅ……」
しゃくり上げる嗚咽は続いていた。すっかり日の暮れた門前の広場前。
そこで街から去る名残を惜しみながらポムニットはすすり泣く。
「えうぅぅ……おじょうさま……おじょうさまぁ…」
泣き続けるポムニット。ふいにリシェルのことが頭によぎる。
いつだって自分に迷惑をかけてくれるやんちゃ娘。けれどその分、愛おしい最愛の主人。
そんなリシェルの元から再び離れる。もう傍にはいられない。そう思うと決意が揺らぐ。
そんな風にポムニットが躊躇していると、そこへ掛け声が飛び込んできた。
「ポムニットぉぉぉ!!」
「っ!?おじょうさま!」
駆けつけてきたのはリシェルだった。その手にポムニットが残した書置きを握り締めて。
息を切らしながらリシェルはポムニットの前に出て問い詰める。
「どういうつもりよ!いきなりこんな書置き残して屋敷からいなくなっちゃうなんて!」
「そ……それは……」
残した書置き。そこには一身上の都合でメイドを辞してこの街を去る旨が書き綴られていた。
その書置きを握り潰してリシェルは激昂する。
「どうしてよっ!約束したじゃない!もう二度と何処へもいったりしないって!ずっとあたしの傍にいるって!」
「そ……それは……うぅ……」
交わした約束。悲しませたことへの償いにもう二度とリシェルの傍を離れないことを誓った。
その誓いはポムニットの胸に今も確かに残り続けている。
「どうかお許しください。おじょうさま。わたくしはもう……貴女のお傍にいることができないんです」
「なんでよ!わけわかんないわよ!そんなのっ!」
苦渋の表情を浮かべてポムニットはそう告げる。リシェルの顔は悲しみで歪む。
「あたしのことが嫌いになった?いつもあんたに迷惑ばっかかけてるから?だからもう仕えていたくない?」
「違います!わたくし、おじょうさまのことを嫌いにだなんて!そんなことっ!」
その顔に絶望さえリシェルは浮かべる。そんなリシェルにポムニットも反応する。
「ならなんでよっ!なんでなのよぉっ!!……いかせない……絶対にあんたをどこにも行かせたりなんてしないんだからっ!!」
「おじょうさまっ!?」
刹那、リシェルはポムニットに飛びつく。咄嗟のことにポムニットもかわすことができなかった。
「「きゃうっ!」」
ドスン。勢い余って二人はその場に倒れる。倒れたポムニットの股の間にリシェルが頭を埋める姿勢で。
「あつつ……痛ぁ……ポムニット!?大丈……夫……?」
むにゅ。その瞬間、リシェルの顔に生暖かい感触が伝わった。なんというか非常に生々しい感触。
やけに弾力のある肉の塊のようなものが顔に当たって……
「なっ……ぁ……ぁぁ……」
「……うっ……えぅぅぅ………」
「何よこれぇぇぇぇぇぇぇええええええ!!!」
「えうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅううううううう!!!!!」
あまりの出来事に絶叫するリシェルと泣き叫ぶポムニット。リシェルが密着したポムニットの股の間。
そこにはなんともご立派なブツがものの見事に生えていた。
「それで……こんなことになっちゃったんだ」
忘れじの面影亭。ポムニットを連れたリシェルの来訪の理由を聞いてフェアは頭を抱える。
流石にこんな非常識な事態はフェアの手にもあまりすぎるのである。
「えぐっ……多分、わたくしの中の悪魔の血の影響だと思います。霊界の住人は本来両性だと聞きますし」
いまだすすり泣きながらポムニットは推測を述べる。ことの発端は数日も前のことだった。
ある朝、目覚めてみると自分の身体に起こった異変にポムニットは驚愕したのである。
「どうしてあたしに相談してくれなかったのよ!いくらでも力になってあげたのに!」
「言えるわけないじゃないですかぁ!よりにもよってオ○ン○ンが生えてきちゃっただなんて!」
「まあ……そりゃ確かにそうだけど……」
激する主従にこめかみに指を当ててフェアは呟く。ポムニットは涙声で続ける。
「うぅ……自分で思いつく限りの方法でなんとかしようとやってみました……でも結果は……」
もっこり。そんな擬音がよく当てはまるポムニットの股間を見つめてフェアもリシェルも唖然とする。
ポムニットは震えながら涙を零し続ける。
「えぅぅ……アソコをこんなにもっこりさせたままお屋敷でメイドとして勤めるわけには参りません……
誰かに知られでもしたら……それこそわたくし……もう人として生きていけなくなっちゃいますぅ……」
悲しみ嘆くポムニットにフェアもリシェルもなにも言うことができなかった。
仮に自分達が同じ立場だったらと思うといたたまれなくなる。女としてこれほどキツイ体験もないだろう。
「ま、まあ今夜はポムニットさんはウチに泊まって明日になってから色々考えよう。
リビエルとかシャオメイに聞けばなにかいい方法が分かるかもしれないからさ……」
それが賢明と判断してフェアはそう提案する。ポムニットもしゃくり上げながらそれに頷く。
今夜のところはそれで一段落……というわけにはいかなかった。
「待って!」
「リシェル?」
待ったをかけたのはリシェル。すすり泣くポムニットをちらりと見てからフェアに言う。
「今日はあたしもこっちに泊めて。もちろんポムニットと同じ部屋でお願い」
「………………………………」
「………………………………」
紫雲の間。貸し与えられた一室のベッドの上に腰を下ろして、二人の沈黙は続いていた。
「あ、あのう……おじょうさま……」
その沈黙を先に破ったのはポムニットの方だった。おずおずとリシェルに呼びかける。
「わたくしのことはご心配なさらずに……おじょうさまは……お屋敷に……」
「やだ」
即答でリシェルは突っぱねる。するとポムニットは困りだす。
「そ、そんなぁ……いけません!無断外泊だなんてかりにもブロンクス家のご令嬢として……」
「うっさい!説教は屋敷に帰ってからしなさいよっ!あんたと一緒じゃなきゃあたし帰らないんだからねっ!」
「おじょうさま…………」
短いやり取りの後、沈黙は再び生まれた。気まずさのようなものに二人して戸惑う。
「ぃ……ゃ……だから……」
ポソリ。今度はリシェルのほうが沈黙を破る。聞き取りにくいか細い呟きで。
気をとられてポムニットがリシェルのほうを向くとリシェルは小さな肩を震わせていた。
「絶対……嫌だから……あの時みたいなことは……もう……」
握り締めた拳。喉から這いずり出る嗚咽をおさえながらリシェルは目に涙をためていた。
「あんた、あのとき……いなくなっちゃったじゃない。あたしが謝りに来たときにはもう!」
そうして今度はひくひくと鼻をすすりだす。鼻声になりながらもリシェルは続ける。
「謝ることもできなかった。その上、何が『わたくしのことは諦めてくださいまし』よ!
ふざけんなっ!この馬鹿ぁぁぁ!!あたしがどんな思いでずっといたと思ってんのよぉ!」
終には気持ちの方がはち切れる。リシェルはありったけの感情を全てポムニットにぶつける。
「あんたのこと傷つけてっ!謝ることもできなくて!それで敵と味方にもなっちゃって!
それでようやく元通りになれたと思ったのに……あんたはっ!あんたはまたっ!!」
ぶつけられるリシェルの想い。その一つ一つはポムニットの内に痛いほど響く。
「おじょうさま……申し訳ございません……」
「うっさい!いちいち謝らないでよぉ!あたしは……あたしはっ!」
一拍。涙目でリシェルはポムニットを真っ直ぐに見つめる。そして言い切る。
「あんたが傍にいてさえくれればそれでいいんだからぁっ!」
そう言ってポムニットの胸の中にリシェルは飛び込む。頭を埋めたままひくひくと震える。
胸元に伝わる濡れた感触。繰り返される嗚咽。泣いている。泣かせてしまっている。
「ああ、おじょうさま。どうか泣きやんでくださいまし。泣き止んでくださいまし」
自分もまた涙を流しながらポムニットはリシェルをなだめる。そして思ってしまう。
自分は本当に馬鹿なんだと。誰よりも一番大切な人をこうして悲しませてしまっているのだから。
たとえそこに切実なる理由が存在していようとも。
「えぅぅ……ごめんなさい……おじょうさま……ごめんなさいっ!おじょうさま」
「うっ……えぐっ……馬鹿ぁぁ……ポムニットの馬鹿ぁぁ……」
リシェルに詫びながらポムニットはその背中を優しくさする。そして実感する。
やっぱり傍にいたい。自分はずっとリシェルの傍にい続けたいのだと。
大好きなリシェルの傍。そこだけが自分の居たい場所であり居るべき場所なのだと。
「もう……どこにもいかないでよぉぉ……あたしを一人にしないでよぉ……ポムニットぉぉ……」
「えうっ……おじょうさま……おじょうさまぁぁ……」
二人して泣き濡れながら抱擁は続く。そんな刹那。トクン。何かがポムニットの中でざわめく。
「っ!?……ぁ……ぅ……」
するとポムニットは抱擁をといて胸を抱えだす。そんなポムニットの様子にリシェルは怪訝になる。
「どうしたの、ポムニット!?」
心配そうに覗き込むリシェル。ポムニットは苦しそうな表情を浮かべて。
「ぐっ……ぅ……おじょう……さま……うっ!」
「ポムニット!?」
リシェルは駆け寄る。だがその次の瞬間、リシェルは仰向けに身体をベッドに押し付けられた。
「きゃぁっ!……なに……ポムニッ……ト?」
泳ぐ視線のその先に、リシェルの目は確かに捉えた。血のように真っ赤な真紅の瞳。
それとケモノのような息を吐き出しながら自分を押し倒しているポムニットの姿を。
「ちょ……ちょっと……ポムニット!ポムニットって!」
リシェルは呼びかける。だが返答はない。かわりに伸ばされるのは魔の爪先。
それがリシェルの上着にかかり、それを容易に切り裂く。
「嫌ぁぁっ!!」
悲鳴をあげる。切り開かれた胸元。リシェルの控えめな二つの膨らみが顔を覗かせる。
ひたり。冷たい指先がささやかな乳房に触れる。弄るように乳肉をはいずる。
「ひぃぃいっ……やっ……あぁ………」
リシェルの声はガチガチに震える。差し迫った脅威に怯えすくむ。怖い。殺される。
心の底から、身体の芯から恐怖する。相対する真紅の魔眼。覗きこまれるだけで石にされてしまう。
食い込みかける爪。鼻先に拭きかかる荒々しい吐息。そのどれもがリシェルに告げる。
これからポムニットの手によって捕食されてしまうことを。そしてポムニットはとりだす。
股間に聳え立つ凶悪なシロモノを。突きつける。リシェルは絶叫する。
「嫌ぁぁぁあああ!近寄らないでよぉぉおお!どっかいってよぉぉおお!このバっ……」
バケモノ。そう言いかける寸前で何かがリシェルを制止する。それは記憶。拭い去れない過ちの記憶。
「…ぁ……ぁぁ……ぁぁぅ…………」
ポロポロと涙が零れだしていた。恐怖ともまた違う胸を締め付ける苦しみ。リシェルはそれを感じる。
その一方でリシェルを貪ろうとするポムニットの様子も変化していた。
「………ぁ……お……おじょう……さま……」
血のような瞳は次第に元の色を取り戻す。押さえつける力も脱力してゆく。表情から獣は消えうせて。
次第に覚醒する意識。そこでポムニットは気づく。哀れな子ウサギのように震えすくむリシェルに。
「あ……あぁぁぁぁああああっ!!嫌ぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ポムニットはリシェルから飛びのくように離れる。放たれる叫びと慟哭。それは室内に延々と木霊し続けた。
「えぅぅぅう!えぐっ……えぐっ…えぐぅぅ!うぅ……あうぅぅ……っぐ!」
ベッドから離れた部屋の隅。ポムニットはひたすらに泣きじゃくる。
「ポムニット…………」
そんなポムニットをリシェルはベッドの上から見つめていた。身体の震えはいまだに止まらない。
けれど放ってはおけずにベッドから降りて近づこうとする。
「近寄らないでくださいまし!」
ピシャリとポムニットは制止する。その声にリシェルもふいに止まる。
「わたくしに近づいちゃ……だめです……おじょうさまが……近づいたら……わたくし……また……」
しゃくり上げながら言葉を紡ぐポムニットの声。間合いの外からリシェルは尋ねる。
「ひょっとして……それが本当の理由なの?あんたが出ていこうとする……」
泣きじゃくりながらポムニットは首を縦に振って頷く。そして嗚咽しながら繋げる。
「生えてきちゃってから……ずっと……わたくしおかしいんです。特におじょうさまのお傍にいるときは……」
顔を崩す涙をとめどなく流しながらポムニットは告げる。リシェルと一緒にはいられない本当の理由を。
「おじょうさまのことを犯したいとか……そんなおぞましい気持ちが溢れてきちゃうんです!わたくしの中で!」
愛しく思うからこそ穢したい。自分だけのものにしてしまいたい。そんな衝動がポムニットの中で膨れていた。
「わたくし必死でなんとかしようと思いました!だって、もう二度とおじょうさまの傍を離れたくないからっ!」
偽らざる本当の気持ち。ポムニットは一気に吐き出す。けれど現実はそんな想いを踏みにじって。
「でもダメなんです!押さえつけようとすればするほどわたくしの中の魔物は大きくなって!そして先程も!」
「ポムニット……」
リシェルは立ち尽くす。かける言葉も見つからなくて。
「このまま傍にいたらわたくし……狂ってしまう!おじょうさまをきっと!めちゃくちゃにしてしまう!」
脳裏に描かれる最悪の未来図。リシェルを襲い、犯し、嬲り者にする自分の姿。想像するだけで気が狂う。
だが決して空虚な想像ではない。このままいけば間違いなくそうなる。そんな現実味を伴った予想図。
「う………あぁぁ…ぁぁ…うあぁぁぁあぁああ!どうしてぇぇ!どうしてなのぉぉお!どうしてぇぇぇ!
わたくしはただ……わたくしはただっ!お傍に……おじょうさまの傍にいたいだけなのにぃぃいい!!
ずっと傍にいて……お世話をしていられればそれで満足なのにっ!幸せなのにっ!どうしてぇぇっ!」
叫ぶ。叫び続ける。むなしく響く。響き続ける。それはなんとも無常な響き。
「嫌ぁぁぁぁぁああ!!うぁぁぁああああ!あぁぁぁぁぁあああ!!」
「……っ……ポムニット……ポムニットぉぉ……」
泣き叫び続けるポムニット。リシェルは自分の頬を流れる涙をかみ締めながら拳を握る。
何ができるのだろうか?この誰よりも自分を想ってくれるメイドに対して自分は何をしてあげられるのか?
慟哭するポムニットを見つめながらリシェルは自問し続けた。
〜続く〜
久しぶりにポムリシェです。ポムニットさん生えちゃってます。
すんませんっ!どうしても一度生やしてみたかったもので……
当初は明るくおバカなフタナリH話のつもりだったんですけどなんか話が重たくなっちゃいました。
リシェルは果たしてポムニットさんを救うことができるのでしょうか。
ということで今回はこの辺でサラバ。続きはまたいつか。
まーた来やがった
>>392 乙!相変わらず良い仕事っぷりです。続き期待してます。
age失礼。戻すの忘れてました・・・>orz
>>392 やや、これはよいフタナリのヨカーン
次の投下を楽しみにしてるよ。
なんかこのスレでのいつもの襲いまくりの淫魔っぷりとえらいギャップだな。
>>397 しかも、書いてる人同じというのがスゴス
>>392 悩まないで即エロスなふたなりが邪道なんです!偉い人にはそれがわからんとです!
いあ、実は個人的見解ですが
ともあれ、超GJ 続編希望
なんとなく鬼畜氏は鬼畜のエルゴ以上に百合好きのエルゴの持ち主だと思うんだ。
>>400 即ち鬼畜氏は、鬼畜界と百合界の響界種と言う事でよろしいか?
そんな響界種なオレが来ましたよ。いやまだ完結してないんすけどとにかく続き。
ポムニットはいつでもあたしの傍にいてくれた。あたしはそれが当たり前のことだと思っていた。
『えうぅぅぅ。おじょうさまぁぁ。どうか後生ですからお屋敷にお戻りくださいましぃぃ』
屋敷を抜け出す度にそうやって泣きながら連れ戻しにやってくる。その度にあたしは駄々をこねる。
ポムニットが本気で泣きそうになってようやく一緒に帰る。それがいつもの毎日だった。
『おじょうさまっ!少しは御自分のお立場というものを考えてくださいまし!』
『うっさいなあ!そんなのあたしの勝手でしょ!ほっとけつうの!』
耳にタコができるほどのお説教。いい加減に聞き飽きたんでいつも反発する。
どれだけお説教されてもあたしはちっとも懲りなかった。むしろ意固地になっていた。
そんでもってポムニットをいつも困らせてきた。思えばポムニットには迷惑をかけっぱなしだ。
『大変ではありますけれどもおじょうさま達のお世話はわたくしのお仕事であると同時に生きがいですから』
それでもあたしに愛想を尽かさずにポムニットは尽くしてくれた。飛びっきりの愛情でいつも包んでくれる。
そんなポムニットのことがあたしは大好きだった。あたしにとってポムニットは教育係というだけでなく
ママの代わりであり、お姉ちゃんでもあり、そして親友でもある。ポムニットにいつも、あたしは甘えてきた。
絶対に無くしたくない大切な、あたしの一番の宝物。それがポムニットだった。それなのにあたしは……
その宝物を傷つけた。許して欲しいなんてとても言えやしない最低に酷い言葉で。
『近寄らないでよぉぉおお!このバケモノぉぉおお!!』
ポムニットは何も悪くなかったのに。あたしを助けようとして力を使っただけなのに。
そんなポムニットにあたしが言った言葉は『バケモノ』。馬鹿っ!あたしの大馬鹿っ!
なんであんな酷いこと言ったのよ!気が動転してただなんて言い訳にもなりやしない!
『言葉は時として人の心をおおいに傷つけるものだよ。リシェル君』
セクター先生。ごめんなさい。あたし、先生の忠告をちっとも理解していなかった。
あたしは誰よりも大切な人を、何よりも酷い言葉で傷つけてしまった。後悔しても手遅れだった。
『おじょうさま。怖がらせてしまってごめんなさい。今まで騙していてごめんなさい。
どうかお幸せに。わたくしはそれだけを願っております』
そんな書置きを残してポムニットはあたし達の前からいなくなってしまった。謝ることさえできなかった。
どうして……どうしてあんたが謝るのよっ!悪いのはあたしなのにっ!謝らなくちゃいけないのはあたしの方なのにっ!
お願いっ!いかないでよっポムニット!毎日お説教ばかりでもいいからずっとあたしの傍にいてよぉっ!
あたしダメなのっ!あんたが傍にいてくれなくちゃあたしはダメなのっ!
『ポムニット……ポムニットぉ……ポムニットぉぉ!!』
そうやって一晩中泣きつづけたあの夜を、あたしは一生決して忘れない。
「えうっ……えぐっ……えぅぅ……ひぐっ……」
すすり泣くポムニットの嗚咽。それは立ち尽くすリシェルの耳に嫌がおうにも入る。
(なにやってんのよっ!)
リシェルは罵る。いまだ怯えすくんで震えてただ立ち尽くすふがいない自分を。
襲われかけたあの瞬間、咄嗟に言いかけた。二度と口にするものかと誓ったあの台詞を。
結局のところ自分はあの時からなにも成長していない。リシェルは実感する。
「ぐっ……うっ……」
奥歯をかみ締める。頬には悔し涙が伝っていた。忘れかけていた心の棘がリシェルの胸を再び刺す。
大切な人を傷つけたことへの後悔と、その人に対してなにもしてあげられない情けなさ。
そんな思いで泣き濡れたあの夜。そんな思いを抱え続けて毎晩泣きつづけたあの日々。
もう嫌だ。あんな思いは二度としたくない。思い知ったはずだ。思い知ったはずなのに。
(ごめん……ポムニット……)
今、泣いている。自分のために苦しんでいるポムニットになにもしれあげられない。
あの日と同じ苦悩を彼女に与えている。はたして自分はこのままでいいのだろうか。
(いいはずが……ないっ!)
リシェルは頭を上げて涙を拭う。もうただ泣いている暇なんてない。
できることがあるから。誰よりも自分を想ってくれる大好きなポムニットのために。
身体の震えは消えた。もう迷うことない瞳。そこに映るものはただ一つだけ。
とかく口やかましくて、ドジなのがたまに傷だけど、だからこそ愛おしいメイドの姿。
「ひぐっ……ひぐぅ……えぅぅ……」
喉奥から這いずり出る嗚咽は止めようがなかった。横隔膜は痙攣する。
ひくひくとしゃくり上げながらポムニットはひとりごちる。
(やっぱり……わたくしはバケモノなんだ……お母さんに酷いことをした悪魔の血が流れているんだ……)
現れた異形とそこから生じる衝動。肉茎が生えてからずっとさいなまれ続けている。
少しでも気を抜くと正気を逸してしまう。込み上げてくるのはおぞましい感情。
犯せ。嬲れ。貪りつくせ。壊してしまえ。そんな悪魔の囁きを何物かが耳元で囁く。
そして囁きがうながすその対象。それは二度と離れぬことを誓った最愛の主人リシェル。
リシェルの傍にいるだけで自分の中にむらむらと沸き立つ感情。欲情している。同性相手に。
ましてや幼い頃から世話役として尽くしてきた相手に。なんておぞましい。
思い知らされた。自分が母を陵辱した悪魔の娘であること。湧き上がるのは負の衝動。
そしてその衝動は日増しに強くなっていた。もうだめだ。これ以上は押さえてはおけない。
もう一緒にはいられない。だからこの街を去ろうとした。半魔の正体がばれたあの時のように。
そして躊躇しているうちに連れ戻された。本当は嬉しかった。リシェルが自分を想ってくれることが。
だからこそ苦しい。愛しいリシェルを壊しかねぬ自分の存在が呪わしい。母のときのように。
(離れたくない……離れられるわけがない……だけど嫌!お母さんのときのようなことはもう絶対嫌ぁっ!)
結局、幼き頃と同じ牢獄に自分はいまだ繋がれている。母殺しの咎人。その戒めは決して解けない。
(死んじゃえばよかったんだ……ううん……生まれてこなければよかったんだ……わたくし……なんて……)
ついには自身の存在さえ否定する。ああ、本当になんでこんな"バケモノ"が生まれてきたのだろう。
「いつまで……そうやって泣いてるのよ……」
「っ!?」
刹那、聞きなれた声に顔を見上げる。涙で歪むその視界。けれどポムニットの眼はその像を確かに映した。
「おじょう……さま……」
泣き濡れるポムニットすぐ目の前。リシェルはそこに立っていた。
「いけません。おじょうさま!わたくしに近づいてはダメです!すぐに離れてくださいまし!」
そう言ってポムニットは身を翻す。そのまま部屋の外へと逃れようとするがリシェルは回り込む。
「そうやって……またあたしから逃げるつもり?あの時みたいに……」
「っ!?」
ぼそりと吐き出される言葉。その言葉にポムニットは心臓を鷲づかみにされる。確かにそうだ。
自分はあのときと同じ過ちをしようとしている。大切な人を悲しませようとしている。
「……どうしようもないんです……このままおじょうさまの傍にいると……わたくしは……」
苦渋を滲ませる。離れたいわけなんてない。この世で一番愛しい人から。
でも離れなくてはいけない。愛しいと思うからこそ。そのことが悲しい。たまらなく悲しい。
「どうしてそんな風にすぐに諦めちゃうのよ!約束したでしょ!もう二度と何処へも行かないって!」
「分かっていますっ!でもだめなんです。だってわたくし、さっきもっ!」
思い返す。愛しさが劣情に変わったあのおぞましさを。押さえようとした。けれど押さえきれずに暴走した。
あと少し正気に戻るのが遅れていたら間違いなく犯していた。リシェルを。自分の最も愛しい人を。
とりかえしのつかない身体にしてしまうところだったのだ。バケモノだ。自分はやっぱりバケモノだ。
こんなバケモノがおじょうさまの傍にいていいわけなんてない。
「意気地なしっ!そんなの根性で何とかしなさいよ!この馬鹿メイドっ!」
リシェルは罵る。ポムニットのことを思っているからこそ。それはポムニットにも分かる。
「無理……ですよ……やっぱり……わたくしには……無理なんです……」
けれどダメだ。信じることができないから。何よりも自分自身のことを。
「だってっ……わたくしのお母さん……死んじゃったんですよ。わたくしが殺しちゃったんです。
この世で一番大切だった人を……一番大好きだった人を……わたくしは……自分の手で……」
滲み出る涙。ひときわ熱く頬を伝う。はらはらと流しながらポムニットは続ける。
「わたくしのことを愛してくれたお母さんを……わたくしは……わたくしはっ!……うっ……くぅ…うぅ…」
そうして言葉につまってまたすすり泣く。激しい嗚咽。何度か繰り返しながら繋ぐ。
「ですからわたくし……おじょうさまを……大切な人をもう二度と傷つけたくないから……えっ?おじょうさまっ!?」
刹那、ポムニットは目を剥く。自分の目の前あるとても信じられないようなリシェルの出で姿に。
リシェルはその身になにも纏っていなかった。引き裂かれた上着も、下着さえも足元に脱ぎ捨てて。
一糸纏わぬ生まれたままの姿。そんな格好でリシェルはポムニットをまっすぐに見据える。そして言う。
「ポムニット、あたしを抱きなさい。抱いてなにもかも全部すっきりさせちゃいなさい。命令よ」
躊躇いもなく吐き出されるその台詞にポムニットは呆然と言葉を失った。
そこには剥き出しのリシェルがいた。比較的小柄な身体にいつもの帽子の被り癖がついた頭。
乳房はまだ成長段階にあるので控えめ。下の割れ目は桃色の地に陰毛が薄くわずかにしげる。
何一つ纏わない裸の自分。それを晒してリシェルは言ってくる。『自分を抱け』と。
「何を……言っているのですか?」
とても理解できない。そんな表情を浮かべてポムニットは尋ね返す。返事はない。
「何を言っているのか……御自分で……分かっていらっしゃるんですか……?」
更に尋ねる。すると今度は首を縦にふり頷いてからリシェルは答える。
「ムラムラするのを我慢するから変になるんでしょ。だったらいっそのこと……あたしとしちゃえば……」
子どものような思いつき。安直で、その上愚かなその発想にポムニットはわななく。叫ぶ。
「何を馬鹿なことを言ってるんですかっ!貴女はっ!」
声に怒気さえ孕ませてポムニットはリシェルを叱り付ける。
「お願いですから悪い冗談はおよしください!おじょうさ……」
「冗談なんかじゃないっ!!」
リシェルも反駁する。涙を瞳に溜めて真正面からポムニットに向かい合って叫ぶ。
「冗談なわけないじゃないっ!あたし、冗談でこんなこと死んでも言わないわよっ!」
出来る限りの音量をリシェルは肺から絞りだした。呼吸を整えてからリシェルは続ける。
「わかってるわよぉ……自分がどれだけ馬鹿なこと言ってるかぐらい……そんなの……わかってる」
つまりながらも言葉を紡ぐリシェル。時折、鼻をすする音が鳴る。
「でも……こんなのしか思いつかないから……あたしがあんたにしてあげられることって……だからっ!」
膨れ上がる自分への情欲を抑えられず苦しむポムニット。そんな彼女を救うためにリシェルの思いついた方法。
それはポムニットに自分を抱かせることだった。抱かせてポムニットの中にたまる膿を全て吐き出させる。
自分の身体一つで受けきる。それがリシェルがポムニットのために決めた覚悟。
「だめです……そんなこといけません……おじょうさま……」
ポムニットはそれを拒否する。当然だ。自分なんかのために大好きなリシェルの純潔を穢したくない。
自分さえいなくなればいい。ただそれだけの話なのである。
「お願いです。どうか自棄にならないでください。わたくし"なんか"のために……」
それは早まるリシェルを諫めるために言った言葉だった。だがその一部分がリシェルの琴線に触れる。
「"なんか"……ですっ……て……」
小刻みに震えるリシェルの肩。そして次の瞬間、ポムニットはリシェルに胸倉を掴まれていた。
「"なんか"だなんて言うなっ!あたしの一番大事なあんたのことをっ!そのあんたが"なんか"だなんて死んでも言うなっ!!」
叫びながらリシェルはにじり寄る。その剣幕にポムニットは気圧される。
「嫌なんだもんっ!もう二度とあんたを何処へもいかせたくないんだもんっ!それにっ!」
思考よりも先にリシェルの口からは言葉が飛び出す。激しい生の感情がただ突き動かす。
「もう嫌なのっ!あんたが苦しい思いしてるのに何もできないのはっ!あんたばかりが辛い思いするのはっ!」
「おじょうさま……」
「お願いポムニット。あたしに償わせてよ!あの時、あんたを傷つけたことを今、あたしに償わせてよっ!」
胸倉を掴んだ手は離して、今度はポムニットの手を握り締めてリシェルは懇願する。
「そうじゃないと……あたし……許せなくなっちゃうよ……自分のこと一生……許せなくなっちゃうよぉ……」
涙でくぐもる声でなんとかリシェルは言い切った。水滴がポタポタとポムニットの手に落ちる。
「うぐっ……おじょう……さまぁ……」
そんなリシェルの思いはポムニットに響く。そうだ。分かっていた。自分がリシェルのことを好きなのと同じぐらいに。
リシェルが自分のことを好きでいてくれることは。だからこそ辛い。そんな大切な人を穢すわけにはいかないから。
ポムニットは再度、拒む。
「やっぱり……ダメ……ですよぉ……おじょうさまを……おじょうさまを穢す真似なんて……」
「穢すってなによ。言っとくけどあたしそんな風にはこれぽっちも思ってないんだからね!」
「おじょうさまは思っていなくてもわたくしは思ってしまうんです。わたくしに関わればみんな穢れてしまう!」
「この馬鹿っ!」
飛び込む鋭い叫び。ポムニットは反射的に身構えた。平手辺りが飛んできたと錯覚して。
(おじょう……さま?)
だが飛んできたのは平手ではない。それは優しい感触だった。柔らかな感触がポムニットの唇に触れる。
小さくて可愛らしい唇。その持ち主はリシェルだ。唇同士が軽く触れ合う優しいキス。背中に回されたのは手。
これも小さな手だ。優しくさすってくれる。抱きしめてくれている。なんとも温かい。
その温かさにまどろんでいると触れ合った唇は離れる。今度は目が合う。そして優しい呟き。
「後悔なんて……しないわよ……」
先程までの険しさが嘘のような優しい微笑み。その持ち主はポムニットに素直に気持ちを告げる。
「だってあたし、あんたのこと好きだから。こんなにも馬鹿になっちゃうぐらいあんたのことが大好きなんだから」
鼻先が触れ合うぐらい近くで。噴出す息は顔に触れて。
「あんたがずっと傍にいてくれるんだったら。あんたがもう苦しい思いをしなくてすむんだったら。あたしなんだってする」
そして吹っ切れたような穏やかな顔つきのリシェルがそこにいる。
「それであんたがおかしくなっちゃっても、滅茶苦茶にされちゃっても、あたしは絶対にあんたを恨んだりなんかしない」
凛とした立ち振る舞い。いつだって人の手を煩わさせる泣き虫の甘えん坊は今、懸命に頑張っている。大切な人のために。
「でも……それでも……わたくしは……」
けれど愛するメイドはいまだ頑なだ。その愛情の深さゆえに。するとリシェルは尋ねる。
「ねえ、ポムニット。あんたはどうしたい?聞かせて。あんたの気持ち」
「わた……くし……わたくしは……ぁ……あぁ……」
ぴしり。ひびが入る。設けた心の壁に細かいひびが。亀裂は大きくなる。そして溢れ出す。
「わたくし……わたくしは……いたいっ!いたいよぉぉ!大好きなおじょうさまとずっと!一緒にいたいよぉぉ!」
溢れかえる想い。ポムニットは吐き出す。自分のありのままの気持ちを。
「ずっと一緒にいて!おじょうさまのためにお食事を用意して!おじょうさまのためにお洗濯して!それで!」
吐き出される想い。その一つ一つを噛み締めてリシェルは抱きとめる。自分の最愛のメイドを。
「出来るわよ。そんなの。あんたとあたしが頑張れば!ねえ、一緒に頑張ろう。ポムニット」
なんの保証もない言葉。けれどポムニットにはそれで十分だった。出来ると言ってくれた。
この世で一番大好きな人がそう言ってくれた。
「おじょうさま……えぅぅぅ……おじょうさま……おじょうさまぁ……」
しがみつく。かわす抱擁。いつだってそうだ。その小さな身体を抱きしめているつもりでいて。
「うん……ポムニット……ポムニット」
逆に抱きしめられている。支えているつもりが実は支えられている。
「えうぅぅぅ……おじょうさまっ!おじょうさまぁぁ!!」
「ぐすっ……えぐっ……ポムニット……ポムニットぉぉ!」
そうして主従はその絆を確かめ合う。大好きな人の傍に、ずっとあり続けるために。
〜続く〜
そんなこんなで続きです。あとは二人をエッチさせればそれで終了です。
エロにこぎつけるまでの前振り……長い!激しく長い!
ライリシェの長編以来ですねこんなのは。それでけに達成感もひとしおですが。
今回ポムニットさんがとかく自虐的なのは多分敵ルートだからです。
いつものはっちゃけたポムニットさんは十話外伝で悲しい過去を乗り越えたからこそのものだと個人的には思うのです。
だから敵ルートだと過去のトラウマを完全には克服できていないんじゃないかと思ってしまいます。
そんなポムニットさんを救えるのはやっぱリシェルしかいない。書いてる内にそんな思いが我輩の中で膨らんできました。
さて長々と語ったところで今回はこの辺でサラバ。続きはまたいつか。
GJでございますお嬢様
GJ
いいぞ、響界種ー!
続きも楽しみにしてるぞ
久しぶりにこのスレきたけど
鬼畜氏の文章はどんだけ上手くなってもなんかわかるなw
下まで読んだら思った通りで和んだ
作風や文章の特徴で誰が書いたか分かるときってあるよな。
保管庫見ても、暫定的にスレとレス番だけで作者名に代えられてても
「あ、コレあの作者じゃね?」と思う人は結構いるね。
4スレ815氏とハヤカシの人と6スレ715氏はなんとなく分かる。
作風とあとタイトルのつけ方に癖あるからな。あと昔いた四文字熟語の人。
エニシアさんが陵辱されてるのを見れば一発で鬼畜氏の仕業だなとわかる。
エニシアはもう見飽きた。せっかく他にも女キャラがいるんだから
弄って欲しい
たまには鬼畜氏以外の人の陵辱ものもみたい。
なかなか鬼畜投下って技術と勇気がいるんだぜ
陵辱物が多かったのって3の時くらいだよなぁ
アティ先生絡みで結構あった気がする
良い悪役がいてくれないことにはな
その手の悪役の宝庫は2だと思う。レイム様、三悪魔からアウゴ、フリップ、カラウスまで。
そりゃグチョグチョにもされるよアメルたん。・゚・(ノд`)・゚・。
純愛は正義
良い機会だからついでに聞きたいんだけど…
・敵キャラを強引に陵辱魔犯にする(オルドレとかレイム様とかその辺)
・ノーマルキャラを容赦なく鬼畜化する(鬼畜野郎氏のソルキールのように)
・名無しのモブに輪姦
陵辱やる場合、どれが一番抵抗ない?
やっぱ1番目かな。
>>423 抵抗が無いのは1番目かなぁ……
私的には2とか好き
タイムリーに昔書きかけで放置してたSSが進みだしたので質問
ネスティの身体が「半分機械」って具体的にどういうアレ、というか
どの辺まで機械だっただろうか
肩の辺がメカメカしかったのは覚えているんだが
具体的には指とか下半身とか いや下半身は無いな
>>423 抵抗の無さでは1→3→2の順
個人的に好きなのは2の亜種で過酷な陵辱に心も身体も壊された娘が黒化するパターン。
>>423 1が指示して3とかかな
オルドレやレイムだと強引キャラ変えるまでもないし
逆に2はちょっと厳しい
作中の性格と違いすぎるのはどうもね・・・
イスラやギアンみたいに善悪どっちにも転びそうな奴は良いけど
イスラとギアンだとイスラのほうが鬼畜率高いな。なんとなく。
ギアンだとレイプできそうなのフェアかエニシアぐらいなイメージ。
しかもレイプした後に相手に「ごめんよ。ごめんよ」と泣きついて逆に許してもらってるようなヘタレ臭がする。
本編中じゃどっちもどっちな気もするんだけどね。
名無しのモブは個人的にあんまり好きじゃないなあ
パロだから名前のあるキャラがいい、個人的には
>>425 確か血肉レベルで〜みたいなこと言ってたから
別に下半身がドリルとかそう言う話では無いと思う
久々の2キャラに期待!
ネストリは一般サイトじゃ圧倒的だけどここじゃ少ないよな。
なんかトリスってアメルのおまけでハサハともども輪姦されてばっかのイメージだな。
むしろ2でただの悪役だったのに3でいきなり生まれ変わってたジャキーニを誉めるべきではないか
このスレの初期にはモーリンを輪姦してるSSがあったぐらいだしな<ジャキーニ
2のころはアウゴ、カラウスと同列のキャラだったんだが。
434 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 21:00:50 ID:7z+DD7Nh
>>408さんにお願い。
なんか無性にふたなりのアメルたんに菊門メチャメチャ犯され中出しされまくる
トリスたんのSSが読みたくなってきました。
ミル×エニシアのSSみたく長編で仕上げてくれたら感激過ぎて言葉になりません。
泣きじゃくるトリスたんとみさくら語を連発してイキまくるアメルたん・・・ハァハァ×100です。
過去の話の続きでもいいですし、新しく作った話でもいいのでお願いします。書いて下さい。
なんかもうあなたのSSじゃないとハァハァできなくなってしまいました。
月並みだけど生徒を人質に取られて輪姦されるアティ先生を見たいです。
>>431 兄弟子は妹弟子フェチがデフォだから、かえって発展させづらいあたりがなぁ。
いっそ誓約者ルートにはまってこの手のバカバカしいノリでも…
【護衛獣ネスティのご主人様教育日記】
○月×日:最近、ご主人様はだいぶ課題のドリルを間違えずに解けるようになった。今日はご褒美にあまり意地悪をせず、沢山イかせて差し上げるつもりだ。
ぶっちゃけ18歳のトリスより15歳のフェアのほうがまだ胸あるよね。
絶壁とちんまり程度の差だが。
フェアはママンがあれだから将来に希望は持てる
兄貴も巨乳の方が好きそうだから頑張るだろう、色々と
シンゲンの場合は貧乳のままがよさそうだなw
最近、ご主人様はだいぶ課題のドリルを間違えずに解けるようになった。
今日はご褒美のドリルで沢山イかせて差し上げるつもりだ。
「じゃあ……いい……ポムニット……」
「はい……おじょうさま……」
鳴り響く鼓動でお互いに胸をきゅんと締め付けられていた。リシェルはちらりとポムニットの表情を伺う。
ものの見事に朱に染まっている。それをはリシェルも同じだった。リシェルは嘆息する。
そのまま視線をポムニットの顔からずらす。間近に見やるのはポムニットの下半部。その異形の部分。
「うわぁ……ほんとにくっついちゃってるんだ……これ……」
リシェルは軽く感嘆を洩らした。そこにそびえたつは肉棒。更にその根元には秘裂。半陰陽。
二つの性器を併せ持つポムニットの姿が確かにリシェルの目の前にあった。
「えうっ…えうっ……えうぅ……おじょうさまぁ……どうか後生ですからあまり見つめないでくださいましぃ」
自身の異形を凝視されてポムニットは羞恥に震える。リシェルはごくりと唾を飲み込む。
そしておそるおそると手を伸ばす。屹立した状態のポムニットの肉茎へと。
「ひあっ!……あぁ……ぁ……」
肉竿にリシェルの手が触れると、それだけでポムニットは喘ぐ。なんとも言えぬ刺激が脳を走り抜ける。
びくん。熱く脈打つ感触。弾力のある肉の触感。それらがリシェルの手にも伝わる。
「あうぅ……あうぅぅ…うぅ……」
ぺたりと触れただけで前立腺に熱い何かがこみあげてくる。悶そうなポムニットにリシェルは声をかける。
「大丈夫、ポムニット?苦しくない?」
「えぅぅ……大丈夫じゃ……ないですよぉ……」
尋ねるリシェルにポムニットは涙目で答える。ポムニットの陰茎はすでにはちきれんばかりに膨張していた。
今にもその中身をぶちまけてしまいそうになるほどに。ポムニットの表情は苦しそうにひきつる。
そんなポムニットの様子にいたたまれなくなるリシェル。意を決する。
「……待ってて……あたしが今……楽にしてあげるから……」
ポムニットを楽にしてあげたい。ポムニットの心と身体に溜まった膿を全部吐き出させてあげたい。
そんな真摯な思いをリシェルは胸にする。躊躇いはなかった。触れた手でリシェルは肉棒をしごきだす。
「あひっ……ひあっ…はひっ……きゃひっ!ひぁ……あっ……あぅ……」
くにゅくにゅとポムニットの肉根を揉みしごくリシェルの指。割れ物を扱うように優しく撫ぜる。
その都度、脳をはしる刺激にポムニットはたまらず喘ぐ。肉根は熱を帯びて更に晴れ上がる。
「どう……ポムニット……気持ちいい?」
手こきを続けながらリシェルは尋ねてくる。ポムニットは呂律のまわらぬ舌で答える。
「気持ひ……いひぃ……れふぅ……気持ひよふぎへ……おかひくなっひゃいますぅぅ!!」
繰り返される摩擦。リシェルの手の中でポムニットの肉棒はびんびんに激しく脈打つ。
赤く脈動する肉塊。伝わる熱。するとリシェルは奉仕のレベルを更に上げる。
「……もっと……気持ちよくしてあげるね……」
「……おじょうさ……いったい……な…にを……?はひぃぃぃ!!きゃふぅぅぅう!!」
はむっ。そんな擬音が響いた。刹那、かつてない刺激にポムニットは脳を白紙にされた。
破裂寸前の肉茎。あろうことかそれをリシェルは自分の口に咥えたのである。
「なあぁぁぁぁあああ!あああぁぁぁあああ!!おじょうさまぁぁ!なんてことほぉぉぉおお!!」
あまりのことにポムニットは絶叫する。しかしリシェルは構わずに奉仕を続ける。
亀頭を挟みこんだ柔らかな唇。それが何度も先端を甘噛みする。ビクビクと震える肉竿。
それを優しく手で支えながらリシェルは舌も這わせ始める。
「んっ……はむっ……んむちゅ……ぺろ……」
「ひあぁぁぁっ!あくひぃぃぃいい!きゃふぅぅぅぅ!」
リシェルの行う初めてのフェラチオ。その舌使いは慣れずぎこちない。
それでもその行為はポムニットにはかりしれない衝撃を与える。
自分のために肉棒を頬張るリシェル。その事実だけでポムニットの脳は溶けそうになる。
「んっ……んむっ……んちゅ……はふっ……」
奉仕を続けるリシェルも必死だった。自分を思うがゆえに溜め込まれたポムニットの膿。
それを吸い出そうと懸命に頑張る。少しでも早くポムニットを楽にしてあげたい。
そんなポムニットへの想いがリシェルをひたすら突き動かす。
「らめへぇぇ……らめれふぅぅ……おじょうさまぁぁ……そんな……はしたない真似……をほぉぉおお!」
「んっ……説教は……屋敷に戻ってから聞くって……はむっ……言ったでしょ……」
答えながらリシェルは筋目に沿って舌をなぞらせる。唾液にまみれた桃色の肉が肉棒を愛でる。
先走るカウパー液。その味をリシェルは舌先に感じる。しょっぱい味がが気持ちした。
ぴくぴくと震えるポムニットの肉竿。優しく手でさする。生暖かな感触。ポムニットの体温。
それらを全てリシェルは受け止めようとする。尽くしてあげたい。今はこの愛するメイドに。全力で。
「ひあぁぁぁぁあああ!おじょうさまぁぁぁああ!!いっちゃいますぅぅぅぅ!わたくひいっちゃいますぅぅぅぅ!」
「んっ……いいわよ。好きなだけいっちゃいなさい!あたしが受け止めてあげるからっ!」
その言葉が引き金になった。暴発寸前の肉根は爆ぜる。そのうちに溜め込んだ白濁をぶちまけながら。
「あひぃぃぃいい!でちゃぅぅぅぅうう!でちゃいまふぅうぅぅぅぅ!おじょうさまぁぁぁぁああ!!」
「んぶっ!?……んごぶっ……ぐっ……ぶはっ!……げほっ……ぁ……へ?……きゃふぁぁっ!」
射精は二回連続で行われた。一度目の射精はリシェルの喉奥にスペルマを流し込む。
喉を滑り落ちる粘液にリシェルがむせ返ると続いて二発目がリシェルの顔を容赦なく汚す。
口内と顔面に連続で精液を浴びのけぞるリシェル。さらにそこへ三発目が降りかかる。
「わぷっ……ぷひあぁぁぁぁぁ!」
「いやぁぁぁぁあ!とまらなひぃぃぃいい!止まらないひよぉぉぉぉおお!!」
抑圧され続けた情欲。それは一度解放されると激しい白濁の雨となってリシェルに降りそそぐ。
リシェルの顔と身体はスペルマにまみれていく。射精が止まる頃にはすっかりベトベトになっていた。
「あぁぁ……おじょうさま……申し訳……申し訳ございません……あぁぁ……」
白濁まみれのリシェルの姿にポムニットは打ち震える。リシェルを汚したことによる良心の呵責。
それに苛まれながら。しかしリシェルはむっくりと顔を起こすとポムニットに近づく。そして。
「ひっ!ひあぁぁぁっ!」
おもむろにギュッとポムニットの肉竿を握る。喘ぐポムニット。リシェルは切っ先に顔を寄せて。
「はぁ……んっ……じゅる……ちゅるちゅる……んぢゅっ……」
また口付けして尿道に残る精液さえもすすりだす。
「んちゅっ……吸い出してあげるから……あたしが全部吸い出してあげるからね…ポムニット……んっ……」
「あひゃひっ!おじょうさまっ!やめっ……かひぃぃぃぃぃっ!」
舌先は鈴口を執拗につつく。尿道の中まで吸われながらポムニットは悶える。
同時にポムニットの胸の中にはこみ上げてくるものもあった。
(わたくしのために……おじょうさま……えうぅ……おじょうさまぁ……)
それは感激だった。リシェルが自分のためにここまで尽くしくれることに対しての。
嬉しかった。ここまで想って貰えて。愛しさがポムニットの胸を埋め尽くしていた。
「んっ……じゅる……んっ……どう?少しはスッキリした?」
最後の一滴を啜りだすと精液まみれの顔を上げてリシェルは尋ねる。
「えぅ……えぅぅ……はい。おじょうさまぁぁ……」
すすり泣きながらポムニットはそれに答えた。悲しいからではなく嬉しいからこそポムニットは泣いた。
「あの……あのっ……あのぉ……」
おどおどしていた。おどおどしながらポムニットは尋ねた。
「本当にしちゃうんでしょうか……その最後まで……」
最後まで。それの意味することはリシェルにも分かる。即ち性行為。
いまだフタナリのままのポムニットとこのまま繋がることである。
「だってそれ……まだおさまらないみたいじゃない。……なんかまた大きくなってるし」
「確かにそうですけれど……でも……でも……」
ポムニットの中にはいまだ抵抗があった。リシェルの純潔を奪うことに対して。
リシェルが清い身体ではいられなくなる。自分のために。そう思うと躊躇せずにはいられない。
「後悔……しないって言ったでしょ……」
そういうリシェルだがその肩は小さく震えていた。本当はやはり怖いのだろう。
処女を失うことへの恐れ。隠しているつもりだろうがありありと伺える。
「……おじょうさまに痛い思いをさせるぐらいなら……わたくし……」
ポムニットは顔を伏せながら呟く。これ以上リシェルに無理をさせたくない。
それも間違いなくポムニットの偽らざる気持ちである。だが閊える。
胸の奥で何かが。モヤモヤとしてスッキリとしない。そんな思いが。
「っ!はっ……ぐぅ……」
「ポムニットっ!」
そんな刹那、衝動が再びポムニットを襲う。胸を押さえてポムニットは苦しみだす。
「っぐ……ぅ……おじょう……さま……お逃げ……ください……まし……」
抗いながらポムニットはリシェルに呼びかける。やはり駄目なのだ。自分はこの魔物を抑えられない。
このままではまたケダモノと化してしまう。愛しいリシェルをただ慰みに貪ることしか考えられない怪物に。
それは同じ。母を陵辱して自分を孕ませた自分の父と同じ。
(嫌ぁ……嫌ぁぁっ!それだけは絶対に嫌ぁぁぁっ!!)
強姦魔の娘であること。それは悪魔の血とともにポムニットをしばる二重の十字架。ずっと呪い続けてきた。
母が穢された結果として自分が生み出されたことを。その自分が今。同じ魔と化す。なんておぞましい。
(おじょうさまっ!逃げてぇぇぇ!わたくしが正気でいられるうちに逃げてぇぇっ!)
必死に胸の中で叫ぶ。身体は既に自分の意思を裏切り始めた。もう長くは持たない。
リシェルはまだ逃げていない。また怯えすくんでいるのだろうか。駄目だ。犯してしまう。リシェルを。
(嫌ぁぁぁぁあああ!おじょうさまぁぁぁぁぁぁあああ!!)
理性が途切れる寸前の絶叫。それがポムニットの心の中で鳴り響いたその瞬間。
(………え?……)
それは奇妙な感覚だった。なにかに包まれているような温かな感触。ポムニットは当惑する。
包み込むのは小さな身体だった。本当に小さな身体。もっと小さな頃からずっと見守り続けた少女の身体。
(おじょう……さま……?)
気がつくと抱きしめられていた。すがりつくようにリシェルはポムニットの身体を抱きしめていた。
とくん。心臓の音が伝わる。吐きだす息は首筋にかかる。震える身体。そして囁き。
「……じてる……から……あんたのこと……信じてるから……」
それは小さな囁き。小さすぎて響きが鼓膜から淡く消えそうな。けれど確かに響く。
「言ったでしょ……絶対に後悔しないって……あんたになにされても平気だって……だからっ!」
ポムニットに組み付きながらリシェルは今度ははっきりと言葉を吐きだす。
しがみついたその腕。決して離さない。例えこれから惨い仕打ちをうけようとも受け止める。
ポムニットを受け止めてみせると。
「ぐっ……あうっ!」
押し付けられる。身体を強く。リシェルは組み伏せられる。
「ひっ!……っく……あぐぅっ!」
伸びる悪魔の爪先。ちいさな乳房をまた力任せに掴まれる。声も出せないように喉も押さえられて。
悪魔は醜く微笑む。ただ貪ろうと。リシェルを。
「ポム……ニット……」
かろうじて搾り出す声。リシェルは見上げる。自分に覆いかぶさるポムニットを。そして。
「「………………………………」」
瞬間、時は停止していた。リシェルとポムニット。二人だけの間に流れる時間が。
交差する視線。続く沈黙。そんな硬直がしばらく続く。
「どうして……」
それを先に破るもの。それはもう一方に尋ねかける。
「どうして……お逃げにならなかったのですか……」
答えなんて既に出ている。けれど尋ねる。もう一度はっきりと聞きたいから。
「信じてるから……いったい何度言わせる気よ……」
悪態づきながら答える。
「うっ……えうっ…えうぅぅ……」
ぽたり。上から水滴がその顔に滴り落ちる。
「泣き虫……だよね……今日のあんた……」
「言われたくありませんよぉ……おじょうさまにだけは言われたくありませんよぉっ!」
「あは……そっか……確かにそうだわ……」
互いに見合わせる顔。ひどい顔だ。涙でくしゃくしゃになっている。笑ってしまう。
「おかえり。ポムニット」
「はい。ただいま戻りました」
涙の後にはいつだって微笑がそこにある。どんな悲しみも苦しみも乗り越えた微笑。
リシェルとポムニット。運命に負けず確かな絆を勝ち取った二人に微笑みの花は咲き誇るのだった。
「ごめんね。みんな。こんな夜遅くに呼び出しちゃって」
集う仲間達にぺこりとフェアは頭を下げる。リシェル達には日があけてからとは言ったものの。
フェアにはどうしても動かずにはいられなかった。大切な親友のために。
「気にすることはないぞ。店主殿よ。そなたの友を思う気持ちこの我もいたく感じ入る」
「それよりも早く様子を見に行ってはどうだ?善を急ぐにこしたことはない」
「私の知識がお役に立てるようなケースならば良いのですけれど」
集った御使い達。彼らの思いもまた一つだった。大切な仲間のための力になりたい。
だからこそこんな真夜中の召集にも不平一つ言わずに応じたのである。
「うん。二人は今、紫雲の間に泊まっているから。いこう。みんな」
そうして御使い達を伴いフェアは向かう。大切な親友を救うために。
「……………………………」
「……………………………」
「……………………………」
「あっはっはっは。これはなんとも趣き深い。善哉。善哉……はぶっ!」
一同沈黙する中で一人高笑いするセイロンは裏拳で黙らせてフェアはわななく。
たどり着いた間で目にした光景。それは。
「んあぁぁっ!おじょうさまっ!おじょうさまっ!おじょうさまぁぁっ!」
「あふっ!ポムニット!ポムニットっ!ポムニットぉぉ!!」
呆然と立ち尽くすこちらには気づかずにただひたすらまぐわいを続けるお嬢とメイド。
なんだコイツラは!なんだコイツラは!!オマエラちょっと待て。
「んぁぁぁああ!出ちゃいますぅぅうう!またおじょうさまの中でいっぱいどぴゅどぴゅしちゃいますぅぅ」
「いいよ。出してぇぇ!あたしの中にいっぱい注いでぇぇぇ!」
びくんと脈打ち景気よく射精するポムニット。液汁はリシェルの子宮を満たす。
「あぁぁぁぁああ!!熱いっ!熱いよぉぉぉ!ポムニットぉぉ!」
「あうぅぅぅぅうう!おじょうさまっ!おじょうさまぁぁぁっ!」
射精しながら発情期の犬みたいにポムニットは腰を振る。リシェルもよがる。
いやあ。お盛んですねえ貴女たち。時にその破瓜の血やら精液やらで汚れたシーツ。
だれが洗濯すると思ってるのかな?ダレガアトシマツスルトオモッテルノカナ?
「ひあぁぁぁっ!おじょうさま……そこっ……そこはぁぁああ!」
「んふっ……あんたも女の子なんだから……ちゃんとこっちも使ってあげないと……」
そう言ってリシェルはポムニットの膣も愛ではじめる。肉根の付け根にあるクレバス。
そこに舌を入れて愛蜜を舐め取る。さらには指先で広げながらつつく。
「あふっ…はうっ……かふぅ……わたくしも……おじょうさまのを……んぐっ……んむちゅ……」
「ちょっとポムニット!吸っちゃらめへぇぇ!ひやぁぁぁ!いくぅぅぅうぅ」
たっぷり中だしした精液で溢れるリシェルの膣をポムニットは吸う。リシェルもまた喘ぐ。
「んはぁ……おじょうさまのお蜜ぅ……わたくしの……わたくしのミルクと混ざり合ってぇぇ!
美味しいです……美味しいですよぉぉぉぉ!おじょうさまぁぁぁああああ!」
「んあっ……ひゃうっ……あたしも……また元気にしてあげるね……ポムニットの……」
そして粘液まみれの肉棒をまた口に運ぶリシェル。このフェラーリ娘め。エロいよ。
エロすぎるよ。あんた。このエロお嬢。
「なっ……あっ……ぁぁ…………」
アロエリは完全に石化していた。耐性がないから無理もない。これは8ターンはずっと石のままだろう。
「どうやら私の知識など必要ないみたいですわね」
こめかみを引くつかせながらリビエルは呟く。その気持ちよく分かる。
「あっはっはっは。眼福。眼福。これは眼福……ガフッ!」
いつの間にか復活したセイロンは再び昏倒する。いやあゴメンね。つい手近なところに殴りごろの頭があったからさあ。
わななく拳。そして再び頭の中で呟く。何だコイツラは!?ナンダコイツラハ!?
「はぅ……はうぅぅ……おじょうさま……おじょうさまぁぁ……」
「んっ…うぅぅっ……ポムニットぉ……」
そしてそんなこちらなど何処吹く風。頭のネジの逝かれた主従はひたすらに求め合う。
バカップルぶりを見せ付ける。どうしてくれようかコイツラ。ドウシテクレヨウカコイツラ!
ぷちん。フェアの中で何かが弾けた。
「いい加減にしなさいっ!!!!!あなたたちぃぃぃぃぃいいいいい!!」
そしてそんな店主の叫びも構わずに馬鹿主従の睦み合いは続いた。
怒りゲージマックスで放たれる召獣連撃・天陣弓・大聖浄の直撃を食らうまで。
その後、半壊した面影亭の再建にスポンサー元のお嬢様とメイドがひたすらこき使われたのはまた別の話である。
〜fin〜
ええと、そんなこんなでふたなりポムさんとお嬢をおおくりしました。
やっぱりこの二人はいいですねえ。なんつうか本編からしておもいっきしガチですし。
個人的には自分の中で鬼畜シリーズの夏美と綾を越えた気がしますね。
あの二人もまた機会あれば書きたいんだけどなあ。
今回主人公がフェアなのはライが主役のときはやっぱりライと思いっきりラブラブさせたいからです。
まああっちのポムさんはあわよくば二人ともと虎視眈々と策謀を張り巡らせているんでしょうけど。
そんなこんなで今回はこの辺でサラバ。続きはまたいつか。
PS
>>434 リクエストはありがたく自分としても非常に書きたいジャンルではあるのですが
フタナリが連続で続くのもアレですので次の次以降でしたらと言うことで……
まぁ所詮名前挿げ替えワンパターンなものばかりだから連投はいろいろ都合が悪いよね
今回もおもしろかった、GJ!
エロ純愛の二人もいいけど、フェアの反応がw
450 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 19:55:56 ID:eW1dcHUF
>>447 リクエストに答えてくださり感謝感激です。
言われました通り次の次以降でも全然OKです。
あと448の方がワンパターンと言っているのでふたなりが菊門責められる新展開
はどうでしょう?
個人的には何よりも読みたいSSです。
ふたなりのアメルたんが着衣状態でふたなりのビーニャに鬼畜調教されまくる
長編SSも激しく読みたいです。
投下者はもえ製造機じゃない。
読みたければ自分で書けは。
>>450 とりあえずsageろ
あと451の言ってることもその通りだが、448は最近ずっといる粘着君なので放置でいい
グラッドは童貞か非童貞か素人童貞か
童貞と素人童貞の違いがわからん。
>>456 素人童貞ってのは風俗のお姉さんとしか、いたしたことの無い人
むしろ軍で訓練してた頃にやらないk
ふとグーグルで クラレット カシス の順で検索してみた。
妙にいたたまれない気持ちになった。
クラレはまだいい、サモンナイト カシス で検索すると…orz
純粋なカシスファン涙目
こういうことが内容に検索避けタグってのが必須なんだけどな…
ここで言っても仕方ないが、もっと浸透してほしいわ
まあウェブ上でSS拾うときによく
キャラ名+精液 とか
キャラ名+膣 とか
そんなんで検索しちゃうけどな。
エドス+精液
早速それで検索したらこのスレの過去スレとカシスの例のやつがヒットした。
みんで飲もう。アティ先生ミルク。
ソノラかファリエルのSSが読みたい。3キャラマジで切望。
ぼくアティせんせえのおちちをしぼりたいんだ。
おれはパッフェルさんのを
つくづくこのスレにはおっぱい分が足りてないと思う。
俺も大きなおっぱいの方が好きなんだ。
でもサモナイでおっぱいでかいキャラはことごとく俺には書きにくすぎて。
にこにこーっとした奴が多いよな。
リプレしかり先生しかりミントさんしかり。
まあカシスたんなんて30近くまでいくサモスレでも2〜3人くらいだろ書いてるの
んでその内1人が8割くらいだ
リプレでなんか書こうとしたら書いてる内にリプレじゃなくて某白い魔王になってしまい挫折した。
クラレたんとアメルたんは陵辱の頻度からすればどっこいぐらいなのに
アメルたんのほうが惨めな印象の気がするのは何故なんだぜ?
そりゃ純愛量がハヤクラ職人によって書かれまくったからな。
むしろクラレはそれで喰う側に転向したとも
アメルたんも純愛はそれなりに数あるのに……
レイム様達にドログチョにされてる姿しか思い浮かばないよ。
アメルたん。・゚・(ノд`)・゚・。
アメルはゲー板のほうで厨が必死になって叩いてた時期があるからね…
その影響で2ch住人にファンが少ないってのもあるかも。
しかし何であいつらあんなに元気だったんだろうな
アメル「君の姿は〜♪僕に似ている〜♪」
エニシア「ギクッ!」
空気を読まずにセイフェアを所望してみる。
書いてくれる雄志、求む。
ミルリーフ犯したい。あのちっちゃな身体にぶっといチンポをギチギチに詰め込んでやりたい。
<<エドス+精液
エドスってもうすぐパパになるんだよな…
エドスの奥さんは深窓のお嬢様と勝手に予測してみる。
美女と野獣って感じで。
今思うとエドスって常識人なのに
最初はガゼルと一緒にカツアゲしに来るんだよなあ。
しかもそのときの戦闘にはガゼル&エドスじゃなくて
謎の雑魚が出てきた気が…
それくらいあの街のスラムで孤児院やってくのは大変だったってことだろう
つまりリプレたんもいろいろ大変だったってことだ…
突き詰めて考えると十中八九それやってそうだから笑えない。妄想ネタにはするけど。
リプレはめん棒でヘルハウンドを殴り倒せるくらい強いお嬢さんだからな
間違って裏路地に迷い込んだ見るからに守銭奴っぽいオヤジをフルボッコにしたり、そのまま
金だけ巻き上げてポイとか繰り返してたんだろうな。
ま さ に 外 道
というかリプレさんはめん棒を護身用の武器に改良してたんじゃ?
独り寝のお供にも使えるしな
マーン母娘凌辱を久しぶりに希望
ソノラとファリエルで3Pものなんて妄想してみる。
>>489 実は麺棒型のデバイスなんだよ。当然ぶっ放すのはスターライト(以下ry)
あともう少しで今書いてるやつ完成しそうなんだ。 なんかだいぶ長いから一気にスレ消費しちゃいそう。
どっかにうpするのもオススメだぞ。投下する方もめんどくさくなくてすむし。
冷静になってみたらたいして長くない。スマン。思ったより筆が進むもんで調子ぶっこいた。
最近は陵辱分が足りないと思うんだ。
いや、子供分が足りない
ミルリーフ「また出番かよ」
最近見ないけどエニシアさんは?産休?
ひきこもっておいでです。
クノンで純愛が足りないと思うんだ
>>498 先輩がたからありがたい指導を受けておられえる真っ最中です。
愛するものの目の前で凌辱されるようなのを希望
ケンタロウの目の前でライが捨てられた恨みを込めてエリカを陵辱
ケンタロウなら余裕で阻止できそうですね
そこを抵抗させないのがエロSS書きの腕じゃねぇか
でもみんな血がつながってるじゃねぇかwww
ライ⇔リシェルとか
ライ⇔竜の子とかならなんとかなりそうだが
兄貴の目の前で(覗いてるとも言う)
ミントさんがセクター先生に陵辱(本人たち的には和姦)
絡めあうのはお互いの舌だった。軽く唇を触れさせるのとは違う濃厚なキス。
かわしながら意識は甘く溶け合っていた。一つになりたい。このまま心も身体も一つに。
「んぅ……ぷはっ……はぅ……ふぅ……」
唇を離してお互いの顔を見つめあう。涎まみれの口元。糸のように唾液が伝っている。
決して離れることのない自分達のあり方を象徴するように。目を見る。そして呟く。
「おじょうさま……」
ポムニットがそう呟くとリシェルはゴクンと唾を飲み込んで待った。
彼女自身が自分からその望みを言うのを。そしてポムニットは望みを告げる。
「なりたいです……わたくし……おじょうさまと一つに……」
告げる素直な気持ち。本当は分かっていた。自分が何を心から望んでいたのかを。
愛しいと思う気持ち。愛しい相手を愛したいと思う気持ち。ずっと自分で押さえこんでいた。
呪われた自身の生まれから。それと後は互いの立場、世間体。けれど身体は正直だ。
溜め込めば溜め込むほどポムニットの中の想いは膨れるばかりだった。
それが形となったのがこの異形と衝動。それが現れて自分へのおぞましさが募った。
やはり自分は化け物なのだと。決して共にいられる存在ではないのだと。
(そう思っていました……ですけど……)
そんな自分でも受け止めてくれる人がいる。大好きだといってくれる人がいてくれる。
嬉しい。それと同時に愛しい。だからもう自分の気持ちを偽るのはやめにした。
接したいから。愛したいから。愛する人を自分の本当の気持ちで。
「おじょうさま。ください……おじょうさまの大切な初めてを……どうかわたくしにくださいまし」
メイドとして、教育係としてあるまじき願いだとは分かっている。世間的には決して許されぬ想いだろう。
それでもポムニットは勇気を振り絞って願う。そんなポムニットをリシェルは見つめて。
「いいわよ」
息を吐き出し赤く染まる頬で軽く微笑みながらぶっきらぼうにそう言った。更に続けて言う。
「絶対に後悔しないって言ったし……あんたの気持ち……大事にしてあげたいし……」
そしてこれが一番大事とばかりにリシェルは口の端をにやりと歪めて言う。
「それに……あたしもあんたのこと、大好きだからね」
最高の笑顔で愛しい主人は祝福をくれる。メイドの涙腺は緩む。
「えうっ……えうぅぅ……」
「ああ、こら泣くな。いちいち泣くなって」
「わかってます。わかってますよっぉ……でも……でもぉ……」
嗚咽がぶりかえしてきた。頬を伝う涙は止まらない。嬉しいから。本当に心から嬉しいと思うから。
「ほらほらいい加減に泣きやめって。ちょっとはしっかりしなさいよね」
「えぅっ……えぅっ……えうぅ……」
こうしているとどちらが保護者なのかわからない。そんな主従は互いに顔を見合わせて呟く。
「ポムニット。大好きだよ」
「わたくしも愛しています。おじょうさま」
それは優しい時間のはじまり。心から想いあう二人の大切な時間のはじまり。
その小さな身体は震えていた。これから迎える喪失への不安と緊張に。けれどどこか安心もしていた。
傍にいてくれるから。幼い日からずっと見守り続けてくれた大切な人が自分の傍に。
(ほんとにしちゃうんだ……あたし……ポムニットと……)
どこか夢現にまどろんでいた。確かに夢のような出来事なのかもしれない。相手はよりによって同性。
それも男のブツがどういうわけか生えてしまったポムニットとである。非常識にも程がある事態だ。
(本当にもうマトモじゃないわよねえ。ポムニットも……あたしも……でも……)
同性同士でことに及ぶのに抵抗がないわけではない。決して他人からマトモと認められる関係ではない。
だがそれでもいいという結論にリシェルは達していた。なによりもポムニットに傍にいて欲しいから。
ずっと離れずくっついていて欲しいから。勢いで『自分を抱け』と言ったこと。決して後悔していない。
大好きなポムニットのためになにかができるのならば、それが今の自分の一番なのだから。
(あたしがあんたの居場所なんだからね。そうでしょう。ポムニット)
そう胸中呟きながら愛しいメイドを見る。メイドはまたポロポロ涙を零していた。ほんとによく泣く。
「お、おじょうさま……よ、よろしい…で…で…ですか……」
「いい加減少しは落ち着きなさいよ。あんた」
そういうリシェル自身も内心は困惑している。けれどメイドのポンコツぶりに呆れて冷静になってしまう。
どうどうと背中を撫でながらリシェルはポムニットに異形の切っ先をあてがわさせる。
まだ誰も立ち入ったことのないリシェルの楽園の入り口へと。
「それでは参ります……おじょうさま」
「うん……ポムニット……」
かわす始まりの合図。ゆっくりとポムニットは分身をリシェルの中に沈める。
「くっ!」
刹那、膣内にかかる圧力が増した。鋭い痛みがリシェルの脳を走り抜けてさらにじわじわと浸透してくる。
未開であった膣肉を押し広げられるときの痛み。俗に破瓜の痛みと呼ぶ。
「大丈夫ですか。おじょうさま」
「だ……大丈……夫……くっ……続けて……くぅ……」
リシェルは強がる。その表情は痛々しいものだった。無理もない。処女喪失の最中なのだから。
吐き出す息は荒い。涙眼で痛みを必死に堪える。額からは吹き出るような汗。それが目に染みる。
やはり痛い。膣肉がみちみちと音を立てて裂かれていくのが分かる。
(ぐぅ……やっぱ……きつい……痛い……痛いっ……)
ともすれば泣き叫びそうになる。肉根は緩やかにだが確実にリシェルの処女肉を裂いていく。
痛い。我慢できそうにない。息がさらに荒くなる。耐え切れない。もう限界。そんな刹那。
「はぁ……はぁ……かふっ……くふぅ……んっ……んむっ!?」
リシェルは目を見開く。すると何かがリシェルの唇を塞いでいた。
(……ポムニット!?)
触れる唇。それはポムニットのものであった。唇を重ね合わせながらポムニットは舌をいれてくる。
ちろちろと舌肉の先端。それがリシェルのを突く。舌先が触れ合うとそこには快楽が生まれていた。
「んっ……んぅっ……んぅんっ……」
キスを交わしながらふよんと胸元にも柔らかい感触が伝わる。密着する乳房。それはリシェルの膨らみと潰れあう。
密着しながら弾性変形をする乳房。乳頭同士は擦れあう。そして背中に回した手で優しくさする。
少しでもリシェルの痛みを和らげるために。思いつく限りのことをポムニットは試みる。
(おじょうさま……おじょうさまっ……)
しっかりとリシェルを抱きしめながらポムニットはゆっくりと腰を進めていく。確かに感じる。リシェルの温もり。
自分を優しく包んでくれている、いつだってそうだ。この小さな身体を抱きしめているつもりなのに。
抱きしめらているのは自分の方で。
「んっ…んぅ……ちゅ…むっ……っは…ぁ……おじょう……さま……」
唇を離す。顔は火照っていた。意識は溶けていた。ポムニットはリシェルを見つめる。
「……はぁ……あふ……な…によ……」
股に響く鈍痛を涙目でこらえながらリシェルも見つめ返す。するとポムニットは告げる。
「全部入りました。おじょうさまの……っぐ……中に……えぅっ……」
そう言ってポムニットは涙ぐむ。その言葉の通り、ポムニットの肉棒はリシェルの膣内に完全に埋没していた。
膣奥に密着する肉塊の感触。それを確かに感じながらリシェルもまどろむ。
「……そっ…かぁ……ねぇ……ポムニット……」
今もジリジリとした痛みが響いているけれどそれでもリシェルは軽く微笑んでみせた。
ポムニットを受け入れることができた達成感。それに満たされて。そして尋ねる。
「あんた……ちゃんと気持ちいい?」
後は気持ちよくなって貰いたい。最愛のメイドに。リシェルが願うのはただそれだけ。
「えぅぅ……最高です……おじょうさまの中……とても温かいです」
泣きじゃくりながらポムニットは答える。リシェルの膣肉はポムニットの肉根を優しく包み込んでいる。
柔らかな感触。心地の良い締め付けがポムニットを溶かす。だが、それ以上に感無量にさせるもの。
それはリシェルが自分のために純潔を捧げてくれたこと。愛されているという事実。誰よりも大好きな人に。
「えうっ…えう……えうぅぅ……」
歓喜の涙をポムニットはポロポロと零す。リシェルは優しく微笑む。続けて問う。
「もう何処にも行かないわよね。絶対にあたしから離れていっちゃったりしないよね?」
問うのは決して違うことのない約束。二人だけの永遠の誓い。
「行きません!もう何処にも行ったりしません!ずっと……ずっとおじょうさまのお傍に居させてくださいましっ!」
何よりも聞きたかった言葉。それを聞くことができてリシェルは胸を撫で下ろす。もう大丈夫だ。
ポムニットは何処へも行かない。ずっと自分の傍に居てくれる。それを信じることができる。
「このあたしがあんたのためにここまでしてあげてるんだからね。約束破ったら今度こそ許してやんない」
「守ります!絶対に守ります!死んでも守ります!わたくし、もう絶対におじょうさまのお傍を離れません!」
言葉には何の保証もない。けれどそこに込められた気持ちは信じることができる。
大丈夫だ。保証なんていらない。だって自分達は今、こんなにも深く繋がっているのだから。
「さ、後は溜まったもの全部吐き出してスッキリしちゃいなさい。ちゃんと受け止めてあげるからね」
「はい。おじょうさま」
そうしてリシェルは微笑んでそう言った。ポムニットも微笑んで答える。主従の枠を超えた二人の契り。
それを二人は交わす。腰を突き動かすポムニット。愛するリシェルをもっと感じるために。
「ああっ!おじょうさまっ!おじょうさまっ!」
遮二無二ポムニットは突き動く。繰り返すピストン。リシェルの胎内はかきむしられる。
「くぅぅ……ポムニットっ……ポムニットぉっ!!」
リシェルは必死でうけとめる。裂かれた処女肉の痛みに耐えながら。ポムニットの身体を掴む。
必死にしがみつく。痛い。苦しい。けれど感じる。ポムニットがいる。ポムニットは今、確かに自分の中にいる。
(大丈夫……まだ頑張れる・・・あんたのためだったら…あたし…もうちょっとだけ……)
かき乱される膣肉。突き上げられる子宮口。だけど耐えられる。ポムニットのためなら耐えられる。
自分のためにずっと辛いことも苦しいことも耐えてきてくれたポムニットのためなら。
(気持ちよくさせてあげるからね……あたしがスッキリさせてあげるからね・・・…ポムニット……)
真摯な想いで見つめる。ポムニットは泣きながら腰をリシェルに打ち付けてくる。
『おじょうさま。おじょうさま』としきりに口にしながら。想われている。少し照れくさい。
(ポムニット……あたしも大好きだよ……)
そうやってリシェルは懸命に受け止め続ける。そんなうちに二人の交わりは頂を見る。
「あぅ……あくぅぅ……おじょうさま……おじょう……さまぁぁ……わたくし……もほう……」
ポムニットに襲い来るのは射精感だった。このままぶちまけてしまう。リシェルの中で。
膣内射精。ふたなりに種を孕ませる力があるのかは分からない。だが用心に越したことはない。
ポムニットは腰を引こうとする。
「くぅ……あくっ……おじょう……さ……ひっ!なっ!?」
だが邪魔をされた。リシェルは蟹バサミをするように足を交差させてポムニットを離さない。
「駄目。言ったでしょ。ちゃんと受け止めてあげるって。だからこのまま出しちゃいなさい。あたしの中で」
そして呆気にとられるポムニットにリシェルは言い放つ。それだけではない。なんと自分からも腰を振り始める。
膣内で膨張するポムニットの肉根。それをキュウキュウに締め付けて搾精しようとする。
「くっ……出しなさいポムニット!全部あたしの中にぶちまけちゃいなさい!命令よ!」
ぴしゃりと言い放つ。その言葉はポムニットの忍耐を断ち切る。中で射精する。
愛しいおじょうさまの中で。たっぷりと心行くままに。
「ひぁ……あ……ぁ……でりゅぅぅぅううう!でちゃうぅぅぅ!おじょうさまの中でへぇぇえ!イヤぁぁぁぁ!!」
「んっ!?あぅ……んあぁぁぁあああ!んあっ!んあっ!んあぁぁぁぁぁぁああっ!!!!」
臨界寸前の肉棒はリシェルの胎内で爆ぜる。暴走する白濁の奔流。それは流れ込む。リシェルの子宮の中へと。
「んあぁぁぁあ!熱いっ!熱いぃいい!でてるぅぅぅうう!ポムニットのがでてるぅぅぅうう!!」
「イヤぁぁぁあぁ!!わたくし出しちゃってますぅぅ!おじょうさまに種付けしちゃってましゅぅうう!やぁぁぁ!!」
一度解き放たれると射精は長く続いた。ドクドクとビュクビュクと生々しい擬音は栄える。
「止まらないひぃぃいい!止まらなひよほぉぉおおお!おじょうさまを妊娠させちゃうふぅぅぅう!」
「うあぁぁぁああ!!孕むぅぅぅ!孕んじゃうよぉぉおお!!ポムニットの赤ちゃんできちゃうよぉぉおお!」
そうしてポムニットは溜め込んだ白濁をリシェルの子宮に注ぎ込み、リシェルはそれを受け止める。
射精が終わった後、ポムニットが陰茎を引き抜くとリシェルの膣からはどろりと白い膿が溢れ出す。
ゴポゴポと音を立てて。湯気を放ちながらとめどなく溢れ出てくる。。
「えぅ……えうぅ……おじょう……さまぁ……」
「はぁ…あふっ……ポムニットぉ……」
濡れた身体を重ね合わせてリシェルとポムニットはそのままぐたりとへたばった。
お互いの心と身体に結んだ永遠の絆をしっかりと確かめ合いながら。
「ちっともなくならないわよね。それ……」
リシェルはふいにぼやく。その身体は既に精液にまみれていた。手も口も膣も全て白濁でベトベトである。
あれからも二人の交わりは続いた。ポムニットの膿をリシェルはその身体全てを使って受け止めた。
手コキで二回。足コキが一回。フェラチオでも三回抜いて、本番も中だしで三発。外出しで二発。
それでもポムニットの異形はおさまらず、それどころかよりギンギンにモノはそそり立っている。
愛しいおじょうさまを求めるメイドの気持ちを反映しているかのように。
「えぅ……おじょうさま……申し訳ございません……」
ポムニットは申し訳なく顔を伏せる。だがすぐに目を剥かされる。
「ひあっ!おじょうさまっ!」
ギュムッ!根元から掴まれてポムニットは喘ぐ。そうしているうちにまたチロチロとリシェルの舌が先端を這う。
竿を擦られながら尿道をちゅるちゅると吸われる。
「んっ…ちゅっ……こうなったらとことんやるわよポムニット。あんたのそれが消えて無くなるまで」
「えぅぅ……おじょうさま…らめぇぇ……わたくひ……おかひくなるぅぅ……」
激しい性交を繰り返してなおもこのおじょうさまは盛んであった。ついさっきまで処女だったとはとても思えない。
こうやってへばりかけたメイドを何度も引きずり起こして交わりを促す。なんというか結構な好きモノである。
「ああっ、お許しくださいまし。お許しくださいまし。お許しくださいましっ!」
「駄目。許してあげない。あたしに余計な心配かけた罰なんだからね」
涙ながらの懇願も無下に退けて愛しいメイドをおじょうさまはひたすら搾り取る。
フェラチオの次には、リシェルはポムニットにまたがり騎乗位を試みる。
「イヤぁぁぁああ!おじょうさまらめぇぇぇええ!これ以上はもほっ!?んほぉぉぉぉおおお!!」
「あふっ……はうっ…あんっ!……はんっ!あんっ!あはぁ……」
跨ったまま淫らにおじょうさまは腰を振り、可愛い喘ぎ声でひたすらよがる。搾られるメイドは泣き悶える。
最もポムニットも口ではイヤイヤいいながらも、きっちりと楽しんでいるのでお互い様なのだが。
そんなふうに盛るアホ主従。ひたすらまぐわい続ける二人はその後、店主のきつい突っ込みをみっちり食らいましたとさ。
めでたし。めでたし。
リシェル「めでたしめでたしじゃなぁぁぁぃぃぃぃぃいいい!!!」
ポムニット「おじょうさま。どうか落ち着いてくださいまし」
リシェル「これが落ち着いていられるかぁ!何よこれっ!何よこれっ!何よこれぇぇ!!これじゃあたしがただの恥女じゃないっ!!」
ポムニット「おじょうさまは普段とそうかわらないと思いますが……ライさんとされるときも大概あんな感じですし」
リシェル「違うもん!あたしそんなんじゃないもん!絶対に違うんだからぁっ!」
ポムニット「はいはい。そういうことにしておきましょう。それはそうとおじょうさま♪」
リシェル「な、なによいきなり改まって……」
ポムニット「うふ♪わたくしたちとうとう結ばれちゃいましたね。心も。身体も。本当の意味で」
リシェル「っ!……い、言っとくけどアレは前回のシリーズ限定だからね。今のあたしとは何の関係もないんだからね」
ポムニット「えぅぅ。おじょうさまのいけずぅぅ。わたくしがこんなにもお慕い申し上げてますのに……あはぁ……はふっ」
リシェル「ああもう!うっさい。いかがわしい声を出すな。息を吹きかけるな。顔が近いのよ。このアホメイド!」
ポムニット「えぅぅぅ。おじょうさま、そんなキョ●君みたいことをおっしゃらないでくださいましぃ!」
リシェル「ふざけるのは大概にしてそろそろはじめるわよ。ポムニット」
ポムニット「そうですね。おじょうさま。それでは皆様お久しぶりです。久方ぶりの座談会。
今回も司会を務めますのはこのおじょうさま熱烈LOVEふたなりメイドことわたくしポムニットと」
リシェル「なんの因果かすっかりフタナリ食いにされちゃったこのあたし、リシェル=ブロンクスとでおおくりします。トホホ」
ポムニット「いやあ。今回も冒頭から熱いですね。おじょうさま♪」
リシェル「ぶっ飛ばしすぎだっての!何なのよこの作者。ふたなりが続くのはアレとか言ってたくせにっ!」
ポムニット「前回のシリーズで書ききれなかった部分を冒頭で補足した次第でございます。これも”愛”ですね」
リシェル「いらないわよ。そんな歪んだ愛情。……んで、今回はどうするの。冒頭含めて既に結構長々と使っちゃってるんだけど」
ポムニット「はい。今回は豪華二本立てだよ座談会ということでSS一本目は冒頭の補足SSですけれど」
リシェル「残りの一本はどうなんのよ?まさかまた、あんたとあたしじゃないわよね」
ポムニット「いえいえ。今回は久しぶりにゲストの方をお呼びしているのです」
リシェル「ゲスト?またミニスじゃないわよね」
ポムニット「いえいえ。ここには初めて来られる方ですよ」
リシェル「だったら1の主人公・パートナーの人たちでもないわよね。アズリア将軍とかでもないか。そうすると後は……」
ソノラ「バキューン!(銃声)いやっほう。よろしくっ!」
リシェル「うわっ!何すんのよ!いきなり!で、あんた誰よ」
ソノラ「あ、驚かせちゃった。ごめんね。いやあ、あたしったらこういうとこ初めてでさあ。つい嬉しくて。あはははは」
リシェル「……ポムニット……この人、ひょっとして……」
ポムニット「はい。ゲスト一人目のサモンナイト3から海賊カイル一家の砲撃手ソノラさんと」
ファリエル「ソノラ。人前で銃を見境なく撃つのはあまり良くないと思うのだけれど」
ソノラ「あ、ファリエル。いやあ、あたしも分かっちゃいるんだけどね。ズバン!ズバン!」
リシェル「言ってる傍からぶっ放すな!このアホ!」
ポムニット「もう一人は同じくサモンナイト3から霊界集落『狭間の領域』の護人ファリエルさんです」
ファリエル「よろしくおねがいします」
ソノラ「あはは♪よろしくね」
リシェル「なんかまた疲れそうなのが来たわね……」
ポムニット「お二人は座談会は今回が初めてなんですね」
ファリエル「ええ、そうなんです」
ソノラ「なかなか縁がなくってさあ。あ、ちなみに言っとくけどあたしの年齢については言及ナッシングでよろしく」
リシェル「笑顔で銃口人に押し付けながら言うな!まったく……」
ポムニット「しかしソノラさんとおじょうさま。こうして見比べますとなんとも……」
リシェル「いったい何よ?」
ファリエル「ああ、なんとなく分かります」
リシェル「なんなのよ。いったい」
ソノラ「思いっきりキャラ被ってるわよね。あたし達。あはははは♪」
リシェル「ズコッ!」
ポムニット「大きな帽子にヘソだしルック。そういった外見的な特徴もさることながら……」
ファリエル「二人とも私からすれば羨ましいぐらい元気がよさそうでとても似てると思うわ」
リシェル「似てない!似てない!絶対に似てないぃ!こんな暴発鉄砲玉娘なんかと!アカネとかのほうがまだ似てるわよ!」
ソノラ「ぶーぶー。そうやってむきになって否定するのは図星の証拠なんだぞお」
ポムニット「暴発振りではおじょうさまもひけをとりませんよ。いったいどれだけ手を焼かされたことか……」
リシェル「っぐ……ぅ……」
ポムニット「それにおじょうさま。トリックガンナーのときは銃装備じゃないですか。属性もロレイラルですし」
ソノラ「え、ほんと?ねえねえ、アンタも銃持ってる?持ってたらちょっとだけあたしに貸してくんない?」
リシェル「仲間を見つけた目で擦り寄るな。持ってないわよ。今は」
ポムニット「わたくしの方は霊属性の前衛でクラスによっては大剣を装備できますしファリエルさんと一緒ですね」
ファリエル「そうなんですか。あれ?こんなところにウサギさんの紋様の入った銃が」
ソノラ「いやったぁああ!もぉらいっ!!」
リシェル「ああ、それ、あたしのラビットファイア!」
ポムニット「こんなこともあろうかとこちらで用意しました」
リシェル「余計なことすんな!このアホメイド!」
ソノラ「うわ!凄いコレ!魅了の追加効果までついてる。他のパラメーターの上昇値も高い!やぁ、欲しい!欲しいぃ!」
ファリエル「ソノラ。あまりがっつかないの」
ポムニット「よろしければ今回のお土産に持ち帰ってはどうですか?」
ソノラ「え、本当!?ラッキー♪」
リシェル「勝手に決めるな!」
ポムニット「いいじゃありませんか。回廊でまたとってこられますし。おじょうさま今は機界の新星ですから装備できませんし……」
ファリエル「よかったわね。ソノラ」
ソノラ「ああ、この手に吸い付く質感。武骨ながらも人を惹きつけるこのフォルム。あふぅ…た、たまんない……」
リシェル「……絶対に似てないわよ……こんなのと……ブツブツ……」
ソノラ「それにしてもあたし達、随分久しぶりの出番だよね。ファリエル」
ファリエル「ええ、そうね。私達3キャラのSSはここ最近少ないから」
ポムニット「代わりに今はわたくしたち4キャラが全盛なんですよね。なんだか少し申し訳ないです」
リシェル「とりわけあたしとポムニットは出ずっぱりだし。この作者の偏愛のせいで」
ソノラ「この作者、あたしメインのSSはまだ一本も書いてないんだよね。先生やアズリアはあるのにさ。ぶ〜ぶ〜」
ポムニット「実はこの作者の方は3のSSが一番少ないのです」
リシェル「スレ全体じゃぶっちぎりなのにね。最近は少ないけど」
ファリエル「出番があるからといってそれが幸福とは限らないわソノラ。私なんて……ブツブツ……」
ソノラ「あたし達の頃はこの作者、陵辱専門だったからね。そう思うと書かれなくて良かったのかな?」
ファリエル「思いっきり書かれた私がここにいるわ。それも毎回、焼殺。死んだ後も亡霊に輪姦……うふ…うふふ……」
リシェル「……なんか空気、重たくなってない?」
ポムニット「あまり突っ込んではいけません。おじょうさま」
ファリエル「まあそんな作者の方ですけどどうやら最近は純愛も書くようになられたので期待しています」
ソノラ「そうそう。甘々でラブいやつ期待しちゃうよ」
リシェル「……ボソッ……エニシ……」
ポムニット「おじょうさまいけません!そのお名前はNGワードです」
リシェル「NGワードって……」
ソノラ「エニシ……?なんだろう。ファリエル」
ファリエル「ええ、ソノラ。なんだかとても親近感がわく響きだわ」
リシェル「親近感どころか心の朋友になれるんじゃない?あの娘……今頃どうしてるんだろう……」
ポムニット「強く生きてくおられると……そう信じましょう……えぅ……姫様ぁ……」
ソノラ「さてと、散々駄弁ったことだしそろそろSSにいこっか」
ファリエル「今回はゲストに呼んでいただいてどうもありがとうございました」
ポムニット「いえいえ、こちらこそ。さあ、おじょうさまも挨拶なさいまし」
リシェル「分かってるわよ。スバル達やクノンによろしくね。なんならみんなでトレイユに遊びに来てくれてもいいんだから」
ファリエル「うふふ。機会があればお言葉に甘えさせてもらいます。私は先生と一緒でないと駄目なんですけれど」
ソノラ「それこそ先生も兄貴達も連れてみんなで来ればいいじゃん。そんじゃあまったね♪他にいい銃があったらよろしく」
リシェル「ちゃっかりしてるわよねえ。やっぱアカネの方が似てるわよ」
ポムニット「いいじゃありませんか。どちらの方に似ておいででも。それでは皆様。またの機会を。さようなら」
ことの発端。それはソノラの何気ない一言から始まった。
「ファリエルってさあ。誰かに憑依したりとかできちゃったりするわけ?」
「ええと……ソノラ?」
友人からの素朴な疑問。どう答えたものかとファリエルは頭を悩ます。
「いや、できたら凄く便利じゃない。ファリエル憑依でAT100%アップとかさ。いやこれ絶対いけるって」
流石に100%はないだろう。そんな風にファリエルが呆れているとソノラは悪乗りする。
「ねえねえ、いっちょ試しにあたしに憑依してみてよ。ひょっとしたら抜剣したときの先生みたくなるかも」
呆れてモノが言えぬとはこのことか。ファリエルはハァと溜息を吐く。
「ソノラ……あまり突拍子もないことを言わないの。そんなこと試してとんでもないことになったらどうするの?」
「ぶ〜ぶ〜。ちょっと試すだけなのに……」
いつもの口癖を洩らしてソノラは大きく背伸びする。するとなにか閃いたのかまた尋ねる。
「じゃあさ。実体化するとかそういうのはできないの?」
「実体化……できなくもないのだけれど……」
霊界サプレス。その住人は本来実態を持たないがマナを消費することで仮初の肉体を具現することができる。
フレイズから魂の半分を与えられ霊的存在に転生したファリエルもまたしかり。
だがファリエルにとってマナの消費は死活問題である。本来、死んでいたはずのところから転生したファリエルは
その存在が不安定なのである。下手なマナの浪費は存在の消滅にもつながりかねない。ただ一つの方法を除いては。
「剣を持ってる先生の傍でなら境界から得られる力で私も具現していられるのだけれど……」
封印の魔剣と護人の関係。詳しい理屈はソノラにはちんぷんかんぷんなのだがとりあえず一つだけは分かった。
剣の持ち主である先生の傍でならファリエルも実体化できるということを。好都合なことであった。
ソノラはにやりとほくそ笑む。
「んじゃさ、ファリエル。ちょっとあたしにつきあってくんない?」
「え?ソノラ……付き合うっていったい何処へ……」
「まあまあ、それはついてからのお楽しみってことで。さあ、いこいこ」
「ちょっと、ソノラ。ソノラ」
そうしてソノラに引きずられるようにして(実際は引きずれる筈がないのだが)ファリエルは連れて行かれる。
拒もうと思えばいくらでも拒めるのに足がむいてしまったその理由。ファリエルはそれを予感していたのかもしれない。
「う〜ん。むにゃむにゃ」
日はすっかりと暮れていた。今日も一日の先生家業を終えてレックスは疲れた身体を横たえる。
いやはや先生をするのも楽じゃない。今日も島のチビっ子どもの世話でてんやわんやであった。
「早く寝ないとなあ。あしたもまた授業だし」
繰り返される日々の生業。疲れることでもあるが同時に生きがいでもある。
そんな風にレックスが明日への英気を養っている矢先である。
「いやっほう♪」
「ソノラ!」
鉄砲玉は飛び込んでくる。突然の闖入者にレックスは咳き込む。
「あ、先生寝てた?起こしちゃってごめんね」
「いや、それはいいけど何の用なんだい?」
身を起こしてレックスは尋ねる。ソノラは率直に答える。
「夜這い!」
率直過ぎた。レックスは思わず仰け反る。
「よ、夜這いって……ソノラ……あのなあ……」
とても年頃の娘の口から出てくる言葉と思えないソノラのそれにレックスは狼狽する。
そんなレックスにソノラはしれっと言う。
「ええ。いいじゃん。最近、なんかご無沙汰だしさあ。たまには」
夜這い娘はケロッとした表情でそう言ってくる。キス一つにさえカチンコチンになってた最初の頃とは大違いだ。
時折、隙を見てはこんな風にソノラはレックスに迫っている。この開放的な性格は海賊という職業柄であろうか。
「すまない。今日はちょっと疲れてるんだ……」
レックスはそう断りを入れる。流石に疲れた身体でもっと疲れることに励みたいとは思わなかった。
明日も授業がある。朝は早いのだ。だから寝させて欲しい。
「ぶ〜ぶ〜。先生、ここんとこずっとそればっかじゃん。いい加減こっちも溜まってるんだかんね」
「埋め合わせは後でちゃんとするよ……だから……」
そんな風にソノラの応対をしているうちにレックスは気づく。闖入者はもう一人いることに。
「ファリエル?どうして君が……」
気づいてレックスは声をかける。ファリエルはビクッとおどける。するとソノラが言う。
「ファリエルも夜這い!今日はあたしとファリエルとで先生を寝かしてあげないんだからね」
本当に突拍子もなくそんなことを言ってくるソノラにレックスもファリエルも盛大に床に突っ伏した。
「な…な…なっ!何を考えているのよ!ソノラっ!」
物凄い剣幕でソノラに詰め寄ってファリエルは言う。ソノラは答える。
「だって先生の近くでならファリエルも実体化できるんでしょ。それならファリエルも先生とできるし」
「どうしてそんな話になるのよぉっ!」
顔を真っ赤にしてファリエルは叫ぶ。レックスは唖然としていた。
「ファリエルにもちゃんと知って欲しくてさあ。女の幸せってやつ?新カイル一家の掟その一。楽しいことはみんなで分かち合え」
「絶対、今つくったでしょう!それ!」
キャアキャアわめき立てる娘達。その横からレックスはふいに口を挟む。
「いったいどういうことなんだ?ソノラ」
理由を尋ねる。無鉄砲なソノラだがまったく考えなしで言っているのではないのだろう。とりあえず聞いてみる。
「うん。ほら、ファリエルってさあ死んじゃったでしょ。見た目、あたしとそう変わんない時に……」
訥々とソノラは理由を語りだす。レックスとファリエルはそれを聞く。
「もっとやりたいこととかたくさんあった筈だよね。でも身体がなくちゃそれもできないし」
ソノラはファリエルを見ながらそこで一呼吸を入れる。
「あたしだったらさ……とても耐えられないと思うんだ。生きてればもっと楽しいこといっぱい経験できるのにさ……」
「ソノラ……」
「させてあげたいって思ったんだ。あたしが楽しいって思うことをファリエルにも。お節介かな?」
少しだけ自嘲っぽく苦笑しながらソノラは続ける。
「ファリエルが嫌なら無理には勧めないよ。ねえ、どっかなファリエル?あ、ちなみに先生には拒否権ないからね。」
なんで俺に拒否権はないんだとぼやくレックスはよそにファリエルは自分の胸の手を当てて考える。
反芻するのはソノラの思いやり。方向性はぶっ飛んでいるけれども基本的にこの少女は優しい。
他人事を自分のことのように悲しんだり喜んだりすることができる。いい友人だと心から思える。それに。
(私……こんなにもドキドキしてる……こんなの……まだ私が生きてたとき以来……)
トクン。久しく覚える胸のトキメキ。それは少し違和感があって、何故か無性に心地よい。
この胸のトキメキ。素直に従ってもいいかもしれない。ファリエルはそんな風に思った。
「先生」
ファリエルは少し俯き加減でレックスに向かって言葉を紡ぐ。
「先生が嫌でなければ愛してくれませんか?私を……ソノラと一緒に……」
そんな風に顔を赤らめながら言ってくるファリエルに対し、レックスは何も拒むことなどできなかった。
「ひぁっ……ふぁっ…あぁっ」
受肉したファリエルの肌を滑り落ちるソノラの指。弄られながらファリエルは可愛らしい声で喘ぐ。
「あは♪初めて触るけどファリエルって柔らかい……それにいい匂い」
初めて触れる友の身体。ソノラはそれを堪能する。吸い付くような感触がファリエルの肌にはあった。
ソノラは優しく愛でる。ふよんとゆれる乳房。ソノラのそれに比べてやや大きめか。手触りが心地よい。
くちゅくちゅと音を立てて拡がる花弁。弄るうちに愛蜜が滲んでいく。愛の下準備をソノラは着実に整えていく。
「ちゃんと濡らしとかないと痛いからね。あたしも誰かさんと最初にしたときすっごく痛かったし」
何か言いたげな眼差しで覗いてくるソノラにレックスは咳き込む。思い返すのはソノラと初めていたしたときのこと。
痛がるソノラに暴れられて散々な目にあったのが記憶にまだ新しい。
「だからファリエルにはあたしがちゃんと準備してあげるから。ね、ファリエル」
「あふっ…ぁ……ソノラ……ありがとう……」
大切な初めての経験をソノラはよりよいものにしようとしてくれる。愛撫にまどろみながらファリエルはソノラに感謝する。
「あふっ……んくっ……くふっ……」
「うふ♪可愛いんだ。ファリエル。ここもこんなに濡らしちゃってさ」
そう耳元で囁かれて真っ赤になるファリエル。ソノラはレックスをちらりと見て言う。
「随分待たせちゃったね先生。ふふふ。ファリエルの準備。できたよ」
そう言ってソノラはファリエルの秘部をレックスに指で拡げてみせる。ほぼ無毛なファリエルの割れ目の内側の世界。
露わにされてファリエルは羞恥に震える。レックスは鼻息をならす。
「せ……先生……」
ファリエルの秘所は十分に濡れていた。丹念なソノラの愛撫。それとファリエル自身の煩悶とした想いによって。
熱っぽく見つめてくるファリエルにレックスは息を呑む。そして尋ねる。
「いいかい?ファリエル」
「はい。来てください」
ファリエルがそう了承するとレックスも意を決める。多数のベルトが巻きつくズボンを脱ぎ捨てて自身をとりだす。
逞しいそれの切っ先。それをファリエルの膣に宛がう。
「いくよファリエル」
言葉と同時にレックスはファリエルの中に自身を沈める。ずりりと肉のめくれる感触がファリエルに伝わる。
「ふぁっ……あはぅぁぁああっ!」
たちまちファリエルの口から洩れだす喘ぎ。それがこの夜の営みの開幕の合図であった。
「んっ……んっ…んぅっ……」
ファリエルは悶えていた。何かが自分の身を貫くその得も知れぬ感触に。
埋め込まれた肉根はファリエルの膣肉にぴったり密着する。かすかに膣で擦れる粘膜。
甘く、とても甘く蕩けそうな快楽でファリエルは今、満たされていた。
「大丈夫?ファリエル。痛かったりしない?」
「ええ、不思議だけど痛みはあまりないの。ソノラが私のために頑張ってくれたおかげかしら」
尋ねるソノラにファリエルは微笑んで返す。ファリエルのそんな様子にソノラも満足げになる。
「よっし。んじゃ先生。ファリエルをもっと気持ちよくさせてあげて」
「私からもお願いします。先生」
美少女二人からそんな風に乞われては受けて立つより他にない。レックスは腰を動かし始める。
ファリエルの膣内に埋まった肉棒。それを引き抜いては突く。引き抜いては突く。その動作を繰り返す。
「かふぁぁぁ……あふっ……かひっ……すごひっ……」
ずりりと粘膜はファリエルの膣内で擦れる。ずるりとめくられる膣肉。ファリエルは悶えた。
初めて経験する性の快楽に。気持ちいい。魂さえも蕩けてしまうほどに。
「うふ♪良かったね。ファリエル」
気持ちよくよがるファリエルに、ソノラはまるで自分のことのように喜ぶ。素直に嬉しかった。
大切な友達に最高の快楽を教えてあげることができて。そしてその手伝いをもう少しだけする。
「あはは。ファリエルの先っちょコリコリっ♪」
「ひあぁぁぁぁああ!ソ、ソノラっ!そこは駄目ぇぇっ!」
刺激に反応して勃起するファリエルの乳首。それをソノラは指先で摘む。たまらずにファリエルは喘ぐ。
くりくりとソノラは敏感な箇所を弄りながらファリエルの首筋にも舌を這わす。
「んふふ♪可愛いよ。ファリエル。もっともっと気持ちよくしてあげるね」
「あひぁぁ……あぁぁぁあ……」
愛でながらソノラは結合部にも手を伸ばす。抽挿を繰り返す肉棒。それを受け入れる秘裂の上部を指でなぞる。
指先に確認する。肉豆の感触。つんと突いてやる。くりっと弄ってやる。その都度にファリエルはよがる。
「ふぁぁぁぁあああああ!んぁぁぁぁあああっ!」
ずんぱんと秘肉を貫くレックスのリズムは力強かった。ファリエルの胎内の奥、子宮にさえも響く。
貫かれるファリエルを愛でるソノラの指も巧みだ。的確に急所を探り当てて責めてくる。
強力な連携攻撃の前にファリエルの精神はもたなくなる。境界さえも飛びぬけかける。
「あぁっ!先生っ!ソノラっ!私もうっ!」
「うん。ファリエル。思う存分いっちゃって。ファリエルの可愛いとこあたしに見せて」
「くぅ……俺もそろそろ………」
そうしてむかえるオルガズム。絶頂に達するファリエル。その子宮へと施されるのは洗礼。
「あ…ああ……ああーっ!うあぁぁぁぁぁっ!!」
どくん。どくん。吐き出される白濁。それはファリエルの膣内を満たす。
(す……すごい……こんなに……こんなにも……あぁ……)
膣内射精の衝撃に悶えながらファリエルは確かに感じていた。その身が浸る至上の快楽を。
そしてその快楽に溺れていたいとも思った。ひたすらに貪欲に。
ファリエルはまどろんでいた。どこまでも甘美な性の快楽に。初めての性交。施された膣内射精。
子宮から膣をどろりとすべり落ちる精液。とても温かい。それは生の温もり。
(生きてる…私、今……生きてるんだ……)
今宵、この一時であるがファリエルは確かな生を感じていた。もたらされた悦びがファリエルを優しく包む。
そうだ。ただの幽霊なんかじゃない。今、自分はこうして生きている。大切な人とともに。
「んじゃ。今度はあたしにもお願いね♪先生」
そんな生を実感させてくれた言いだしっぺは陽気にそう言ってくる。くすりと微笑む。
本当に彼女は元気だ。ありあまるその元気をあたり構わず振りまいている。死人の自分を蘇らせてしまうほどに。
「んふふ♪ここをこうやって……こうして……」
ほくそ笑みながらソノラはまた何かしようとする。ぺとりと伝わる生暖かい感触。
気がつくとソノラは仰向けのファリエルに覆いかぶさるような形で密着していた。
「えへ♪これなら二人いっしょにできるでしょ。さあさあ。先生♪」
重なり合う二つの肉貝。ファリエルの割れ目からは注いだばかりのスペルマが溢れる。
「ファリエルの……ちょっと貸してね」
「ソノラ……ふぁ……あふっ……」
ソノラはずりずりと秘所をファリエルと擦りあわせる。ファリエルの愛蜜を自分用の潤滑油にするために。
いたしたばかりの秘部をこすり付けられてファリエルはまた喘ぐ。
「あふっ……はっふ…はぁ……んぅ……」
「ふぁっ!はうっ!ふぁぁぁぁぁっ!」
そのまま貝合わせの快楽を二人は貪る。それを見つめてレックスは息を吐く。
「……なんていうかな……もう……」
ご馳走様。そんな言葉がふいにでてくる。後それとむくむくと抜剣していく下半身の魔剣。
どうやらまだまだ休ませてはもらえないようだ。仕方がないと諦める。心行くまで楽しむことにする。
この少女達との営みをひたすらに。
「それじゃあいくよ。ソノラ」
「うん、来て……先生……んはぅぅぅ」
十分に濡れ細るソノラの秘部。レックスは自身を沈めていく。分け入る男根。ソノラの膣肉は絡んでいく。
「んはぁぁぁ!すごひっ……膣奥まで……刺さってるぅ……届いてるっ!あくぅぅぅぅ!」
壮健なレックスの肉根はソノラの膣奥まで届き、ピッチりと密着する。たまらない。ゾクゾクする。
やはりセックスはいい。最高に気持ちよくなれるコミュニケーションだとソノラは思う。
「それじゃあ動くよ。ソノラ」
そう言ってレックスはピストンを開始する。肉棒はソノラの胎内を暴れる。
「あうっ!あふっ…ぅ…ぁ…ふぁぁぁぁっ!んひあぁぁぁあっ!」
パンパンと打ち付けられるレックスの腰。連動してソノラはよがる。気持ちいい。
子宮口を突き上げられる衝撃。濡れた粘膜が膣肉をめくる感触。やはり最高だ。
最高の快楽の中に今、ソノラは包まれている。
「あふっ…ソノラっ…ふぁぁぁぁっ」
ファリエルもまた喘ぐ。レックスがソノラに突き入れる度に密着したファリエル秘部はソノラのと擦れる。
その都度、脳をとろかす甘い刺激。ソノラと一緒にファリエルも愛を受けていた。
「んくっ……あふっ…っは…先生ぇ……んくっ…っふ…くぁぁぁあっ!」
ビクン。施される射精。子宮で受ける。温かい液汁の奔流。それがもたらす熱がなんとも心地よい。
射精を受けながら胎内を突き動かされる。身悶えする。よがる。ひたすらによがる。
「あふっ……ふぁっ…はうっ…くぁぁぁ!ふぁぁぁああ!!」
射精を終えてもレックスの男根はなお豪壮であった。いまだ硬さを保った弾力でソノラを抉る。
力強い腰のリズム。音を立てて打ち付ける。その都度、ソノラは喘ぐ。
(……ソノラ…すごく気持ちよさそう……)
乱れるソノラの姿にファリエルもあてられる。じわりと密着した秘部に愛蜜が滲んできた。
またしてもらいたい。もっと愛して欲しい。ファリエルの内から欲求が湧き上がる。
「あくふぅぅぅ……ふぁぁぁああ!ああっ!!」
肉棒を引き抜かれないままに施される二度目の膣内射精。それを受けてソノラは嬌声をあげる。
子宮を満たしていく粘液。温かい。一番の幸福を身体で実感できる最高の瞬間。至福を感じる。
「はぁ……ふぅ……あふっ……はぁ……」
肉棒が引き抜かれるとドロリと精液は溢れてきた。ソノラから溢れ出る白濁と愛蜜。
それはファリエルにとろりとまとわりつく。また濡れている。あそこが熱くてたまらない。
攻め立てる疼きに辛抱たまらずファリエルは言う。
「先生……お願いします……私にも…また……」
ファリエルは秘部を自分の指で拡げてねだる。そんなファリエルの行動にレックスは少し面食らう。
それとは対照的にソノラは無邪気に笑う。
「あは♪ファリエルったらすっかりエロエロだぁ♪。やーい。このエロ娘」
「貴女のせいでしょう!もう、まったくソノラったら……」
囃したてるソノラに少し膨れ面になるファリエル。そんな二人にレックスは苦笑していた。
(ちゃんと身体持つかな?オレ……)
どうも精魂根こそぎ吸い取られそうな気がしてきた。けれど止められない。というか止めたくない。
これだけ美味しい思いをさせてもらえるのだから。
「さあさあ先生♪エロエロなファリエルを早く先生の逞しいもので満足させたげて」
「もう、ソノラっ!いい加減にしないと私、怒るわよ!」
そんな感じのやり取りを繰り返して夜は更ける。ねっとりとした睦みあいを何度も繰り返して。
濡れた身体をソノラとともにレックスに貫かれながらファリエルは確かに感じた。
生きることの悦び。女としての幸せ。そしてそんな悦びと幸せを自分に教えてくれた親友の存在を。
「いやあ、すっきり。すっきり。今日も気分爽快!」
朝。眩しい日差しを全身に受けながら、それに負けないぐらいの眩しい笑顔をソノラは見せる。
あれから明け方まで夜通し楽しんだというのに、そこに寝不足などは微塵も感じさせない。
「本当に元気ね。貴女は……」
そんなソノラにファリエルは流石に呆れる。この元気はいったいどこからくるものなのか。考えあぐねてしまう。
「んふふ。そういうファリエルだってすごかったじゃん。まさかファリエルがあそこまでエロエロだとはねえ」
にんまりとした表情。やらしい目つきでソノラに見られてファリエルはふいに赤くなる。
思い返すのは昨晩の乱交。ソニラとともに情愛に乱れまくった淫らな夜。思い出すだけで顔から火が出てくる。
「あれは貴女が!……もういいわ。お願いだからそれ以上その件には突っ込まないで」
照れ隠しにそっぽを向くファリエル。ソノラは『ちぇっ』と舌打ちをしながらまたいつもの口癖でぶーたれる。
ファリエルはしばらく背を向けたままでいた。けれど、何かを思ったのかふいに振り返る。
「ん?どしたのファリエル?」
ソノラは尋ねる。見やるとファリエルは何かを言いたくてもどかしがっている様子だった。
いいたい台詞は決まっているのに中々それが喉から出て行かない。そんな感じで。
「あの……ソノラ……」
少し火照る頬でファリエルは息を飲み込む。そして意を決して言うことにした。
「ありがとう」
お節介焼きの親友に心よりの感謝を。
「えへ♪」
そしてソノラは微笑みで返す。それで十分だった。ツーカーで通じ合える親友となった二人には。
「楽しかったよね。チャンスがあったらまたしようね。ファリエル」
「たまにぐらいならいいのだけれど……」
「あたしは毎晩でもかまわないけどさ」
「ソノラ……貴女はもっと慎みを持つべきだと思うわ」
「そういうファリエルが一番エロエロだったじゃん。どうせすぐに我慢できなくなると思うよ」
「だからエロエロとかそういう風に人のこと言わないで!」
気の置けない親友同士。そんな関係になれた二人はさえずり合う。そのさえずりあいの中でソノラは気づく。
「あれ?ファリエル……ひょっとして……」
ソノラは目を凝らす。今、目の前にいるファリエル。その姿に微妙な違和感を覚えて。
手を伸ばす。ペタリ。柔らかな感触が伸ばした手に伝わる。
「えぇぇぇえええ!?触れるっ!どうしてっ!?」
剣の持ち主のレックスの傍でなければファリエルはまともに実体化はできない。そのはずだった。
けれど今、ソノラの目の前にいるファリエルには確かに触れられる身体があった。
「先生からたくさんマナをいただいたから……だからしばらくはこうしていられると思うの……」
ファリエルは推測を述べる。高い潜在魔力の持ち主との体液交換。それは古来よりマナの補充として有効と伝えられてきた。
ソノラに理屈は良く分からない。けれど思った。とりあえず先生とセックスさせとけばファリエルともっと遊べるのだと。
「よっしゃ。んじゃいこっかファリエル。今日は夜まで付き合ってもらうからね」
「ちょっ……ちょっとソノラ……何を……」
ソノラはファリエルの腕を掴む。そのまま引きずりながらにっこり笑って言う。
「せっかく身体があるんだから楽しまなきゃ損々♪あたしが知ってる遊びとか色々と教えてあげるからね」
「もう……ソノラったら……」
底抜けに陽気で強引な親友。引きずられながらファリエルはふいにハイネルを思い返す。
(そういえば兄さん……あなたもリクトさんやヤッファさんといるときはこんな感じでしたね……)
ともすれば押しの強い友人に成すがままにされる。これは兄妹で生まれ持った性のようなものなのか。
そんな風にファリエルはふと感じてしまった。溜息を吐く。けれど何故か悪い気はしない。
これから付き合っていくには労がいることだけれども、大切にしたいと思った。
自分にとって生まれて初めてできたこのかけがえのない親友を。
「それじゃあ一緒にいきましょうか。ソノラ」
「うん♪ファリエル」
そうして少女二人は肩を並べて練り歩く。軽やかな足取り。これからの希望を胸いっぱいに詰め込んで。
オマケ
「休講になさいますか?よろしければ私がかわりますが」
「す、すまない……ヤード……ピクピク……ピクピク……」
〜fin〜
どうも今回はふたなりポム×リシェルとレク×ソノ×ファリ3Pの二本立てでお送りしました。
二本立てだけあって今回長いです。一人で40KBも使ってすいません。
ポムリシェは前回のシリーズで書き足りなかった分の補足です。
今回初めてソノラメインを書きましたが実は彼女、我輩の3での最萌キャラです。
好きなキャラだけど中々、SSにはし難かったので今回かけて満足しています。
普段は不憫なファリエルも救済できましたし。3本編で親友宣言以降、この二人でなにか絡みあるとよかったんですけどね。
リシェルとソノラは似てるようで似てない。似てないようで似てる。そんな感じですね。
外見特徴や役回りはわりと似てると思うんですけどリシェルがツンデレなのに対しソノラは結構素直ですから。
けれど二人とも誰かのために本気で泣いたり怒ったりできるところは本当に似ていると思います。
機会があればソノラはまたどこかで書いてみたいですね。それでは長々と語ったところで今回はサラバ。
またいつか会いましょう。
なんという…最高のGJを貴方に
GJ!
>>507 ミントさんがセクター先生を陵辱するのかと思ったww
それはそれでオイシイ
>>526 ソノラたん、キター!
朝っぱらから覗いてよかった。神よ!
なにげにファリエルの普通のHって初めて?
そうだよ
搾り取られたティンコ先生に哀悼の意を
うお!保管庫更新されてる。管理人氏乙であります。
しかし前スレ……ものの見事に鬼畜氏だらけだw
おお、保管庫更新乙です!
保管庫管理人です。
遅くなりましたが、スレ未収録分をアップしました。
今回、試験的に倉庫内のSS検索CGIを設置してみました。
無駄に細かく分類したことを少々後悔しておりますが。
これから少しずつ手を加えて出来るだけ使いやすくしたいので、
気づいたことなどありましたら、保管庫掲示板までお願いします。
登録については手動でやっていますので、スローペースになると思います。
長い目で見ていただければと。
スゲェ!シチュまで細かく分類されてる!いやいやGJです。
このままご自分のペースで続けてください。
>>536 うおー本当だ細かいwありがとう。
これからもよろしくお願いします
おまwこれ半端なく面倒そうだぞww
便利なのは便利だろうから頑張ってくれとは思うが。
男キャラの検索はどういう基準で載ってるんだろう?
気付いた限りではガゼル、レオン、カサスあたりも一回以上出番あったんだが…
というか検索項目にクラウレもあってワロタ
まだまだ先の話だろうが4キャラ検索の項目にエニシアを追加して欲しいんだぜ。
こんなとこでもまた不遇の姫様w
542 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 14:04:36 ID:NAfeZrbO
なぁに。この作品には40KB以上の価値があるからいいさ
おつかれ。そして超絶GJ!
どうも、スウォン総受けSSの作者です。
ようやく続きが完成したので投稿したいと思います。
「あら? エルカじゃない。ハヤトはどうしたのよ?」
玄関の目の前に居たのは蒼の派閥の召喚師、ミモザだった。どうやらハヤトに用事が逢ったらしい。
「マスターだったら皆と釣りに出かけてるけど……?」
「そう…だったら出直してくるわね………」
「ちょっと待って!」
帰ろうとしたミモザをエルカは素早く引き止める。
「今スウォンが来てるの。それでエルカがもてなしてるんだけど…
どう? ミモザも一緒にスウォンをもてなさない…?」
しばし沈黙が流れた後、ミモザが口を開いた
「面白そうね…OK、ハヤトが戻ってくるまでいい暇つぶしになりそうだわ。」
「じゃあ、案内するからついて来て。」
そう言うと、エルカはミモザをアジトへと通した。
「うう…いつまでこんな目に逢わなきゃならないんだろう・・・」
股間の性器をさらけ出したまま、スウォンはこれから自分がどうなるのか不安になっていた。
ギイィ…。ドアの開く音が聞こえる。
「あら、これはかなりのおもてなしね…やるじゃない。」
四肢の動きを封じられたスウォンを見て驚くミモザ。
「ミ、ミモザさん! 助けてください!!」
スウォンは目の前に現れたミモザに助けを乞う。だが…
「エルカから話は聞いてるわ。お姉さんも混ぜてちょうだい。」
そう言うとミモザは服を脱ぎ始めた。下着を外し、あらわになるミモザの胸。
上半身裸になった彼女は、その豊満な乳房でスウォンの性器を挟み込み上下に動かし始めた。
「うはぁ…うん…あぁ…ん…」
手で擦られた時とはまた別の快楽に悶えるスウォン。そんな彼の顔を見てミモザは微笑む。
「ふふ、気持ち良いのね。正直で良いわ。」
「うあぁ…こんな…ミモザさん…」
スウォンは眉間を寄せる。
「そうだ、スウォンのってどんな味なのか…味見しちゃお♪」
乳房を放したミモザは、ニコニコとした表情で反り立ったスウォンの性器を舌で舐める。
「んっ…な、何をするんですか…急に…」
「何って…貴方のを味見してるだけよ、心配しないで♪」
不安な表情を浮かべるスウォンを宥めるミモザ。
根元から丹念に舐め上げ、確実に快楽を与えていく。
「…舐めるのもいいけど、貴方のを口全体で味わいたいな…はむっ。」
そそり立つ性器を根元まで口で含み、先端を舌でくすぐり徹底的に攻めてたる。
「はぁ…ああ…ふぁぁ…んんっ!!」
ミモザが動くたび、スウォンは正直に反応する。
「ミモザ…さん…も、もう…で、るっ……うあぁぁ!」
「んんぐっ!」
あまりの快楽に、とうとうスウォンはミモザの口の中に射精してしまった。
勢いよく放たれた精液が口の中に広がる。
「ごくっ…はぁ、ごちそうさま。」
口の中の精液を飲み込み、嬉しそうに微笑むミモザ。
「スウォン、気持ちよかった…ってあら?」
「すごい、二度目だって言うのに全然衰えてないわ」
エルカが驚くのも無理は無い。スウォンは身体中汗びっしょりだったが
股間の性器は衰えを知らずそそり立っていた。
「あらら、まだまだ元気が有り余ってるわね…そうだ!
エルカ、スウォンのロープを解いて。私に考えがあるの。」
「えっ?あ…うん。」
ミモザの指示に従い、エルカはスウォンを縛っていたロープを解いていった。
「さぁスウォン、もっと気持ちよくしてあげるから大人しくしててね。」
慣れた手つきでスウォンの上半身を脱がしていく。
スウォンはあっという間に全裸になってしまった。
「ミ、ミモザさん…お願いですから、もうやめて…」
「悪いけど、それは出来ない相談ね。」
そう言いながら、ミモザはスウォンの身体に覆いかぶさった。
これで終わりじゃないぞよ、もう少しだけ続くんじゃ。
次回はガウムを使って何かしてみようと思うのですが、どうしよう…
PS.スウォンは森で一人暮らしだから、どうやって溜まったものを処理してるんでしょうか?
右手が恋人に決まっておろう。あるいは狩の獲物を使って……
ガレフも大変だな。
アティ先生が恋しくなってきた。最近は本当に見ない。
アメルたん希望
保管庫シチュ別分類いいな。全部そろったらキャラ名+陵辱で検索かけてみよう。
ヒット数上位は多分、カシス、クラレット、絵美、アメルかな。
ゆくゆくは姫様も食い込んでくるんだろうな>陵辱
とっくにリシェルが食い込んでる気がしないでもない…
1の姉妹もそうだが、純愛もたくさん書かれてるからある意味人気キャラの証でもあるが
姫とか聖女とか呼ばれるキャラは凌辱されてなんぼだと思う。
書き込みがないな。なにかいい話題はないものか。
新作は?
ツインエイジはちと毛色が違うからな。CSやエクステーゼ以上に。
気がついたらもう今月発売なんだけど。
前にプラーマで宣言した奴を待ってる。
構想練ってるうちに企画倒れというのはよくある。
書いてるうちにリィンバウムに召喚されたりな。
俺も二度やられた。
>>554 スレ住民の、4で好きなカップリングとか聞きたいな
ライならアロエリ、エニシア
フェアならセイロン、シンゲンが好きだ
ライとミルリーフ、フェアとギアンが好き
王道でフェアとグラット
ライとグルメ爺
ライリシェとポムリシェ。
リシェル関係以外だとアルフィズ。
若とアロエリ
先生とねーちゃん
ライリシェとアルフィズ
ライリシェは何気なくやってたら看板娘リシェルの会話で萌えた
アルフィズ?7年越しの愛だよ
先生とねーちゃんノシ
アルバとアカネを絡ませてみたいのだが気が付くといつもお師匠のお仕置きネタになってしまう。
ライリシェとフェア×セイロン
フェアが攻めるのか
アカネ×ライとライ×アカネ
アカネと姫様だとどっちがより不遇かな?
一番不幸なのは乳首変節漢の妹だろ
焼き鳥生存ルートで見せるアロエリーナの素の性格に
萌えるより先にドン引きした俺。
自分はキョトンだったがw
アロエリの不幸は焼き鳥裏切りの個人的な山場がポム子の正体発覚イベントに完全に食われてしまったことだな。
ミント姉ちゃんキボン
ハサハ凌辱したい
レシユエ分が不足してきた
ここいらでエニシアさんを一つ。
ポツリポツリと何回も呟かれてるレシユエが欲しいな
ここで最近書かれてないハヤカシを所望する
ハヤカシサイトの少なさに俺が泣いた
最近、保管庫のSSに余所で拾った画像貼りつけてあそんでいる。
ここで救いようのない悲惨な陵辱を久々にきぼん。
ネストリが食いたい
587 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 20:02:08 ID:PAUleImm
鬼畜氏のトリスたん×ふたなりアメルたんの長編SSが激しく楽しみ。
トウカシを所望する
トウエルでもよい
あとユエルで何か
そういうきぼんきぼん言うだけの流れは止めれと
ギャレオがアズリアに逆レイプされるのが見たい
ルシアンがポムニットさんに逆レイプされるの希望
じゃあベルフラウでイラマチオ希望っと
>>590 まあ書く側にしてみれば意外と参考にならんでもないぜ
たまにすげえ具体的なやつもあって、そういうのは構想しやすくていいな
勿論あくまで個人的にはだが
何も書き込みもなく過疎ってるよりはこうしてキボンとか言ってる方がいいと思う。
>>588 自分以外の人が書いたの読みたくなるときってあるよね。
オレもオレ以外の人が書いたライリシェや鬼畜陵辱モノを希望。
>>507の
兄貴の目の前で(覗いてるとも言う)
ミントさんがセクター先生に陵辱(本人たち的には和姦)
を書いたので投下させていただきます。
笑っていただければ幸い。
駐在兵士にとって、毎日の見回りは欠かす事のできない大事な日課の一つだ。
このトレイユの街で大きな事件は滅多に起きないが、それでも用心に越した事はない。
特に、グラッドが念入りに行うのは朝と夕の見回りである。
朝はさわやかなミントさんの笑顔で一日が始まるし、
夕は『今日も一日ご苦労様です』なんて労いの言葉をかけてもらえたら、その日の疲れなんて吹き飛んでしまう。
―――――否、ちょっと待て。そんなやましい気持ちで巡回などしてはいない。
これは駐在兵士にとっての大切な日課なのだ。
蒼の派閥から派遣された召喚師といえど女性の一人暮らし、いつ何が起こるかわからないではないか。
彼女の家の周囲の見回りを念入りに行うのは必然的である。
もしかしたら、彼女が眠っている最中に強盗が押し入るかもしれない。もしも暴漢に襲われでもしたら…考えたくもない。
彼女にもしもの事などあってはならない。
だからこうして、グラッドは特別に深夜の巡回を行っているのである。
夜空に見事な満月が昇り、寝静まるトレイユの街に銀色の光が柔らかく降り注ぐ深夜。
垣根を越え、なるべく音を立てないように茂みをかきわけると、明かりが点いている窓辺が見えた。
淡いパステルカラーのカーテン。間違いない、あの部屋だ。
グラッドは窓辺の下に張り付くと、深呼吸をする。
これはのぞきではない。見回りなのだ。
真聖皇帝の名に誓って。
* * *
思い起こせば数日前。
グラッドが一日の職務を終え、一杯ひっかけてからほろ酔い気分でミントの家の前を通りかかった折、偶然この窓辺を見つけてしまった。
遠目であったがカーテンの隙間から見えていたのは、着替えるミントの後ろ姿だった。
瞼を閉じれば今でも思い出す、すらりとした背筋のラインと、ブラジャーのホックを外す仕草…。
だらりと鼻の下を伸ばしかけていたグラッドであったが、慌てて首を振り思考を振り払う。
やましい気持ちでここまで忍び込んできたわけではない。そう、これは見回りなのだ。
いつ誰がどこからのぞいている判らないのに、彼女も少し無用心ではないか。
心の中でそう呟きながら、グラッドはもう一度深呼吸をする。
―――――すみませんミントさん…これも、ミントさんのためなんです…!
そして、気配を殺しながらそっと窓を覗いた瞬間、そこに広がる以外な光景に思わず自分の目を疑った。
質素ではあるが綺麗に整理整頓され、清潔感溢れる部屋のベッドの上にミントは横たわり、
両腕を頭上で縛り上げられ、ベッドのヘッド部分に繋がれていた。
そして、ベッドに腰をかけ彼女を見下ろしていたのは、私塾の教師・セクターであった。
「どうして…こんな事をするんですか…?」
不安そうにセクターを見上げるミントの声はかすか震えている。
嘲笑うかのように、口元に冷笑を浮かべながらセクターは彼女の頬に手を添え、ふっくらとした唇を指先で撫でた。
「これは貴女が望んだ事でしょう?」
きゅ、ときつく目を閉じ、顔を逸らすミントの頬にセクターは唇を落とした。
「な…、な…、ななななな……っ」
なんだってぇ―――!?…といつもの如く叫びそうになるが、口を塞いで窓辺から離れた。
これはまさしく婦女暴行の現場ではないか。しかもか弱い乙女を縛り上げるなどと言語道断。
―――――何やってるんだよ中年教師!というかミントさんの清らかな頬に何て事を…!
心の中で悪態をつきながら、グラッドは手にしていた槍を構えて窓の格子に手をかけるが、ふとそこで思い留まった。
今ここで飛び出していけば、現場を押さえる事も可能であるし、ミントの危機を救う事ができる。
だが、何故ここにグラッドが居たのか、窓から侵入してきたのか――――どう言い訳をすれば良いのだろう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○月△日 ━━━━━
◇┃◆┃毎┃朝┃ト┃レ┃イ┃ユ┃新┃聞┃◆┃◇┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
-:-:-:-:★スクープ!お手柄駐在兵士、婦女暴行犯を現行犯逮捕!!!★:-:-:-:-
昨夜未明、蒼の派閥の召喚師ミント女史宅に暴漢が押し入るという事件が起こった。
趣味ののぞきが興じて、騒ぎに気付いたトレイユの駐在兵士・グラッドが駆けつけ、事件は未遂に終った。
だが、逮捕された犯人は私塾の教師・セクター氏。
街の子供達に慕われる教師が何故、このような行為に走ったのか…関係者は驚きを隠せないでいる。
■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−■
☆ブロンクス家メイド Pさん
「ええ、驚きましたわ…まさか、グラッドさんがのぞき魔…じゃなくて、セクターさんがこんな事をなさるなんて…
以前からお二人の仲は怪しいかも〜なんて思っていたんですよ。ちょっと強引ですけれど
力ずくで想いを遂げようなんて、素敵じゃありませんか♪」
☆ブロンクス家長女 Lさん
「てゆーかさぁ、なんでグラッドさんが夜遅くにそんな所にいたわけ?…まさか、ミントさんの家をのぞいてたとか?」
☆宿屋「忘れじの面影亭」雇われ店長 Fさん
「のぞきなんて…おにいちゃん、サイテーね。」
☆宿屋「忘れじの面影亭」店員(?)Cさん
「のぞき、サイテー…かと。」
■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−■
―――――ちょっと待てえぇぇぇぇぇ!!!俺はのぞきなんてしていない!趣味でもない!
グラッドは蔑んだ目で見下ろす、ポムニットとリシェルとフェアとコーラルの幻影に向かって心の中で叫んだ。
しかし部屋の中の異変に気付き、音を立てないように再び窓辺に張り付いた。
セクターは必死に身を捩るミントの身体を押さえつけ、力まかせに衣服を脱がしていく。
「きゃあぁあっ…!」
弾け飛んだボタンが乾いた音を立てて床に転がり、ミントが悲鳴を上げた。
セーターは荒々しくたくし上げられ、ミントのたわわな乳房が大きく揺れながら現れる。
『お…、お…、おおおぅ……。』
夜毎、妄想していたものとは違う。白い肌と、淡く色づいた乳輪のコントラストが艶めかしい。
その圧倒的な質量に、グラッドは間の抜けた声をあげた。
セクターは片手でミントの身体を抱き寄せると、耳たぶを舌で弄びながらもう片方の手で乳房を揉む。
「…ぅん…っ……いやぁ……っ。」
ぐにぐにと揉みしだかれる度にミントは、溢れそうになる甘い声を必死に唇を噛んで耐える。
「声を聞かせてはくれないのですか?」
耳元に吐息を吹きかけながら低く囁くと、ミントはゆるゆると頭を振って否定した。
「…では貴女がいつまで我慢できるか…試してみますか。」
意地悪くそう呟くと、セクターは身体をずらし、ミントの両の乳房を掬い上げるように揉みながら肌に唇を落としていく。
「う…、くふ…ぅ……んん……。」
彼の舌が肌を滑る感触に、熱い吐息がかかる度にミントの身体の奥に切ない疼きが走る。
息を荒げ、羞恥心に顔を紅潮させながら耐える姿がいじらしい。
セクターはふっと小さく笑うと、勃ち上がり始めた突起を舌先でつつきながら、もう片方の突起も指の腹で転がしてやる。
「…やぁ…っ……駄目…っ…!」
敏感な場所を刺激され、ミントの身体がぴくん、と跳ね上がった。
その反応を上目遣いに見やりながらセクターは、わざと音を立てて舐り、摘むように刺激する。
卑猥な水音を立てて吸い付く様が、一層彼女の羞恥心を煽る。
硬くなって勃ち上がった突起を口に含み、柔らかく歯を立てるとミントはひん、と一際高く切ない悲鳴を上げた。
「あ…ぅ……っ…ふぅ……。」
拘束された手首に食い込む紐が、彼女が身体を震わせる度に軋んだ音を立てる。
眼前の行為を直視できず、視線を逸らしていたミントだが、ふと彼を見た瞬間目が合った。
私塾の子供達と接する時の、あの穏やかな表情は無く。今まで見たことも無い野性的な眼差しがそこにあった。
飢えた獣を思わせる動きで、セクターは舌を這わせていく。
「…〜〜〜っ…!!」
ぞくぞくと言い様の無い感覚がミントの背筋を走り、下肢の奥の疼きが止まらなくなる。
彼女の変化を感じとったのか、セクターは追い上げるように強く吸い上げた。
乳房を揉む手に力が篭り、柔肉に指が食い込む。
「やっ…ゃぁあっ…!そんなに、強く吸っちゃ…んぁ、ああ、あぁあああっ…!」
ミントの体内を燻っていた熱が弾ける。
堰き止めていたものが溢れ出すように、ミントは艶やかな悲鳴を上げ、身体を仰け反らせた。
―――――ミントさん、あんな声を出すのか…。
一連の行為を食入るように見つめていたグラッドの鼻から、一筋の鮮血が滴った。
セクターはミントの胸から顔を離すと、名残り惜しそうに口元から糸を引いて唾液が滴った。
濡れててらてらと光る、胸元が何とも艶めかしい。
荒い息を整えながら、漸く解放されたと安堵しているミントの上に、セクターが馬乗りに跨る。
「まだこれぐらいでは終りませんよ。」
「……え……?」
事態が掴めず、目をきょとんとさせているミントの目の前で、彼はおもむろにベルトを外し、ズボンの前を寛げた。
そして取り出される、半ば屹立した男性器。ソレから目を背けるミントの口元に、先端が押し付けられた。
「これが、これから貴女の中に入るんです。ほら、ちゃんと勃たせてください。」
「で、できません…!こんな状態じゃ…!」
「口は使えるでしょう…?手が使えないのなら、こちらがを使わせてもらいますよ。」
言うなり、セクターはミントの両乳房を鷲掴みにし、その間に自身を挟み込む。
豊満な柔肉が中心に寄せらて摺りあわされ、男性器を扱くように揺さぶられる。
セクターが軽く腰を律動させると、先ほどの愛撫によって濡れた乳房は、湿った音を立てて男根を包み込んだ。
―――――ミントさんのお、お、おっぱ……ゴホン、ミントさんの胸で何してんだよおっさん!!
窓に顔をべったりと張り付かせながら、グラッドは心の中で悪態をつく。
―――――羨ましい。マジで。俺も挟まれたい。
窓を隔てた向こうに、妄想ではなく本物のミントの豊満な乳房があるというのに。
ミントの胸にばかり気を取られていたグラッドであったが、セクターの股間を見てある事に気付いた。
―――――融機兵士の身体っていっても、以外と普段は普通なんだな…というか…。
思わず見比べてしまう、自分の股間。
…。
…。
…。
―――――男はサイズじゃない…!ハートが大事なんだ…!!
両手と股間にドリルを装備し、蔑んだ目で見下ろすセクターの幻影の前に、グラッドは膝をついた。
「…ミントさん?」
ぐいぐいと口元に先端を押し付けられ、漸く観念したようにミントは頭を上げて、先端に柔らかく口付けた。
そっと舌を出し、おぼつかない舌使いで裏筋を舐め上げ、滲み出してきた体液を塗り広げるように這わせる。
「…ふっ…ん……んむ…っ…ちゅっ、……ちゅる…っ…ん…っ…。」
「もっと舌を動かして…そう、そこを強く吸って…。」
促されるまま、唇で先端を挟み鈴口を強めに吸うと、微かにセクターが息を飲んだ。
「ん…ちゅぷ……ちゅ…ぢゅるっ……あむ……ん……んふ…っ…。」
強弱をつけて舌を動かし、唇を窄めて吸い付きながら、溢れてくる体液を啜る。
眉根を寄せ、苦悶の表情を浮かべながらもミントの舌使いは次第に大胆な動きへと変わっていく。
そこで一旦、セクターは彼女から離れた。
「あ…っ…。」
「もう結構ですよ…続きは下の口でしましょう?」
先走りの体液と涎で濡れた口元を拭ってやると、とろんと蕩けた表情を見せた。
すでに脱力しきった彼女の身体は、抵抗も弱弱しく、あっさりと下着まで脱がされてしまう。
女性らしい緩やかな曲線を描いた腰のラインと、淡い影を落とす中心部がセクターの前に曝される。
舐め回すように眺めていたセクターだが、閉じようとする彼女の膝を掴み思い切り開かせた。
「嫌…!見ないで…ください…。」
明るい部屋の中、彼の眼前に秘部が曝され、ミントは紅潮した頬を更に紅に染め、顔を背けた。
「見るな、という方が無理ですよ…まだ触れてもいないのに、こんなに…。」
指でそっと花弁を開くと、蜜が溢れて菊門まで滴る。
手袋を外し、蜜口に中指を差し込むと十分に潤ったそこは、難なくセクターの指を受け入れた。
「ぅ……んん…っ…!」
ゆっくりと抜き差しすると、肉壁がきゅっと収縮し、彼の指を食い締める。
中で捏ね繰り回すように動かす度に、湿った音を立てて溢れてくる蜜は指を伝って掌まで滴り落ちた。
「は…っ…あはぁ……んっ…。」
肉芽の包皮を剥き、親指の腹で摺りながらもう一本指を添えて潜り込ませると、ミントの太腿に力が篭る。
潜り込ませた指をバラバラに動かし、指先がとある一点を掠めた途端、彼女の腰がびくんと跳ね上がった。
引き抜いた指はべったりと蜜に塗れ、セクターの指を濡らしていた。
「…いきますよ。」
すっかりなすがままとなっているミントの足を抱えると、セクターは己の先端を秘裂に押し当て、馴染ませるように摺る。
その感触に、びくりとミントの身体が震えるが、抵抗は無い。
息を詰め、セクターがゆっくりと腰を押し付けると、濡れた音を立てて彼女の中に埋め込まれていく。
「う……ぁ、……ぁあああぁ…っ…!」
亀頭を埋めると、そのまま一気に奥まで侵入する。身の内に広がる、彼の感触にミントの顔が快楽に歪んだ。
人間よりもやや温度の低い体温に、力強い感触。
荒い呼吸の度に大きく弾む、豊満な乳房を揉みしだきながら、セクターは円を描くように腰を揺らし彼女の中を味わう。
さんざんに焦らされたミントの中は、彼が動くたびに離すまいと健気に絡みつく。
「あ…、ぁあ、あん…っ…はぁ…あぁあ…っ…。」
―――――うわ…ミントさん、あんな声で…あんな顔…するのか…。
甘い溜息を洩らしながら淫らに微笑むミントから、すっかり目が離せないグラッドであった。
辛抱たまらん。
その手はすでにズボンの帯を解きにかかっている。
「あぅ…、あ…ん…、あぁ…ぁ…あ…っ…は…。」
彼の動きに合わせ腰を揺らして喘ぐミントに、セクターの口元に笑みが浮かぶ。
緩やかなストロークで挿出すれば、湿った音を立てて心地よく肉壁が締め付けてくる。
身体を折り曲げ、しっとりと汗ばむミントの頬に、首筋に、鎖骨へと唇を落とすと、彼女が甘えるように鼻をならした。
そこで一度律動を止めると、ぎりぎりまで引き抜き意地悪く問いかける。
「中と奥…どちらが良いですか?」
「…え?…あ…。」
それまで身の内を満たしていたものが無くなり、ミントはつい物欲しそうな声を出してしまった事を恥じるが
身体じゅうを駆け巡る甘い疼きに、もはや形振りを構ってはいられなかった。
「…奥が、いいです…奥を…めちゃめちゃにして…ください…。」
―――――ミントさんをめちゃめちゃにって…!めちゃめちゃにってぇぇぇ…!!どどどどどこを!!!
恥じらいながらも過激な言葉を口にするミントに、グラッドの興奮も限界だった。
ズボンからすっかり膨張した自身と取り出した所でふと、足元に青い毛並みをした生き物がいる事に気付いた。
「…ムイ。」
「…ん?」
いつの間にかちょこんと佇んでいたオヤカタが、とんでもなく不機嫌そうな顔でグラッドの股間を凝視していた。
「や、やあ!こんばんは、オヤカタ♪」
「…ムイムイ…。」
とりあえず、グラッドは爽やかな笑顔で挨拶をしてみる…が、ますます不機嫌そうな顔になっていくオヤカタが、
腕をぶんぶんと振り回しながら後ずさり、地面の土を蹴って勢いをつける。
その姿はまるで標的を見つけた闘牛のようだ。
「うわ、うわわわ、のわぁぁああああああぁぁぁぁあああああ!!!!!」
「―――――ムギィィィィイイイ!!!!」
CRITICAL!!
* * *
「いやらしい女(ひと)ですね、貴女も…。」
苦笑まじりに呟きながら、セクターは彼女の腰を抱えて浮かせると、絡みつく肉壁に強引に逆らうように最奥まで侵入する。
そのまま激しく腰を使い、再び律動を開始した。
「ふぁ…ぅ…!はぁあ…、あ…っ…あ…っ…、んあ…!」
待ち望んだ熱にミントの内壁はびくびくと小刻みに震え、結合部分からは止め処なく蜜が溢れて滴り、シーツに幾つもの染みを作る。
セクターは膝を立て、結合部分をミントに見せ付けるように腰を激しく打ちつけた。
より一層深い挿入感に身体を仰け反らせる、彼女の青い瞳から歓喜の涙が零れて頬を伝う。
「あぁ…っ、あ…っ、あっ、セクターさ、ん…、もう…、あ…ふぁ…っ…駄目…っ!」
セクターを締め付ける彼女の内壁がびくびくと震えながら収縮し、彼を快楽へと導く。
ミントの足を抱え直し、肩に担ぐと彼女の敏感な場所を狙って突き上げながら、彼女を導いてやる。
「あぁ…!う…ん…っ!はぁあっ…!あ、あああっ…っ!やぁ…っくる…っきちゃ…う…!」
「っ…!ミントさん…ッ!」
「うあ…っ!ん…あぁぁあ…っ!や…はぁ…っ!あ…あぁあ…!あああぁぁぁあっっ!!」
ミントの身体が二、三度大きく震え、脱力するのと同時にセクターもまた、彼女の中に欲望を吐き出した。
息が落ち着くのを待ってからミントの身体から離れると、秘裂の割れ目から情事の名残が溢れてきた。
セクターは苦笑交じりにそれを見やりながら、ヘッドに繋がれていた彼女の腕の拘束を解いてやる。
「…大丈夫ですか?」
強い快楽に半ば放心状態となっているミントの顔に、何度も柔らかく口付けながら汗で張り付いた髪を梳いてやる。
「大丈夫です……セクターさん、本気で迫ってきたから…ちょっと怖かったけれど、ドキドキしちゃいました…。」
ミントは頬を赤らめて恥ずかしそうに俯きながら、ようやく解放された腕を彼の首に回し、確りと抱き寄せる。
「たまにはいいですよね、こういうのも。もっと激しくても大丈夫でしたよ?セクターさんにだったら私、どんな事をされても…。」
「ミントさんが望むのなら…。」
甘い口付けを交わしながら、情事の余韻を楽しむ。
ようやく熱が冷めた頃、ミントがぽつりと呟いた。
「…そういえば、さっき窓の外でグラッドさんの声がしませんでしたか?」
「気のせいですよ。」
即答。
「こんな夜分遅くに外をうろつくなんて、強盗かのぞきの類でしょう。」
「強盗、のぞき…。そんなぁ…。」
不安そうな顔を見せるミントを抱き締め、安心させるように柔らかく頭を撫でる。
「大丈夫です、貴女には私がついていますから。」
「セクターさん…。」
ミントは嬉しさに瞳を潤ませ、暫しの間セクターを見つめる。そして二人、どちらともなく唇を重ね合わせた。
「セクターさん…もう一度…。」
脱ぎかけていた衣服を脱ぎ捨てると体位を入れ替え、今度はミントがセクターの上に乗る形となった。
豊満な乳房を彼の厚い胸板に押し付けながら、ミントは彼の唇を甘く食んだ。
「さっきのお返し…いっぱいしちゃいますよ?」
「お手柔らかにお願いしますよ、ミントさん。」
そして二人の身体は再び、重なる。
どこか遠くの木の上でホロホロが鳴いていた。夜はまだ明けない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○月△日 ━━━━━
◇┃◆┃毎┃朝┃ト┃レ┃イ┃ユ┃新┃聞┃◆┃◇┃
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
-:-:-:-:★スクープ!駐在兵士、暴漢に襲われる★:-:-:-:-
今朝未明、蒼の派閥の召喚師ミント女史宅近くの路上でトレイユの駐在兵士・グラッドが倒れている所を
近隣の住人が発見した。すぐに病院に運ばれ手当てを受けたが、命に別状は無いという。
しかし頭部を強打しており、意識はあるものの事件の事を全く覚えていないらしい。
街の住民に慕われる駐在兵士の身に一体何が起こったのか。一刻も早い回復を願っている。
■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−■
☆ブロンクス家メイド Pさん
「この所、深夜になると不審な人物が街をうろついているっていう噂を耳していたのですよ。グラッドさん、
きっと深夜までがんばって巡回して、不審人物と間違われちゃったんじゃないでしょうか…。
えっと、誰にですかって?それはそのぉ…ねぇ♪」
☆ブロンクス家長女 Lさん
「がんばるのもいいけれど、倒れてちゃ元も子もないじゃない?」
☆宿屋「忘れじの面影亭」雇われ店長 Fさん
「お兄ちゃん、この所やけに気合い入ってたからなぁ…後で、美味しい差し入れ作って持っていってあげようっと。」
☆宿屋「忘れじの面影亭」店員(?)Cさん
「…がんばりすぎ、かと。」
■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−■
「どうしたの?今日は随分とご機嫌だね、オヤカタ」
「ムイ♪ムイ♪ムイ〜!」
痛む腰をさするミントに向かって、オヤカタが元気よくガッツポーズをとってみせた。
おしまい。
608 :
596:2007/08/09(木) 01:54:09 ID:IJGHlC5L
以上で終了です。
ご拝読ありがとうございました。
保管庫のCGI便利でいいですね
管理人様、いつもご苦労様です。
うぉぉ……!!
GJGJGJ!!
610 :
596:2007/08/09(木) 02:08:14 ID:IJGHlC5L
あ。
コピペの関係で文字がズレてる場所があるのは見なかった事にして下さいorz
GJ!
皇帝の名においてのぞきするアニキがアホ過ぎるw
やっぱりグラッドはこういう役割がピッタリだなあ…wGJ!!
兄貴(´・ω・)カワイソス
ドリルって包茎を意味するらしいから、それ以下の兄貴(´・ω・`)カワイソス
でもセク×ミンは大好きだ GJ!
保管庫のカプ検索にセクミンって無い?
何作品か投下されてるから入れて欲しいかも…
ドリル=包茎
へーそうなんだ
今6スレ目だから4作品が登録されるのはまだまだ先の話か…
カプではライリシェがダントツなんだろうなw
兄貴……強く生きろ。きっといつかは誰かが兄貴主役のSS書いてくれるさ!
多分な!
これまでに何個かあったのに無い気がするところが兄貴らしいなw
620 :
6スレ715:2007/08/09(木) 20:03:40 ID:eUQcn7U1
保管庫にもミント相手とかフェア相手とかちゃんとあるんだけど
横で見てるイメージが強い…頑張れ、兄貴。
前スレに投下したミルリーフ&フェア陵辱の続き。嘘設定付き。
最初の1‐2レスがミル触手陵辱で、後半がフェア。
ずるり、と背中を太いものが滑っていく感触に、ミルリーフは身を震わせた。繊毛をびっしりと生やした
それは常に透明なゼリー状の樹液をまとわりつかせ、守るものを一切纏わぬ柔らかな肌に擦過傷を残さぬよう
配慮が為されていた。
それは背中に限らず、縛めはりつけの如き体勢をとらせる蔓から、這いずり撫ぜる枝から、割り開かれた
脚の付け根、樹液とは別の体液を流す場所より今正に捩れ這い出す根から分泌されていた。
肉の淡い桃色がゼリーを透かしとろりと光る。
「あはは……っ」
陶然と笑う声に、苦痛の色は皆無だった。
長い侵食に全身の力が失われていても、上下左右何処を見渡そうとも蠢く植物の蔓とも根ともつかぬ触手しか
視界に入らずとも、縛められた身が触手に呑まれ上下の別すらついていない状態だとしても、だ。
腋の下に頑丈な二本が取りつき、上半身を持ち上げる―――或いは後ろに逸らし下ろす。
姿勢をねじられてもミルリーフの位置自体は揺るがない。
何しろ、肛門から真直ぐな根でもって貫かれていたので。
ざわざわと景色そのものが蠢く。
「あはは……うん、ミルリーフに、おいで」
眼前に差し出された巨大な一本へと手を伸ばし、太い幹に舌を這わせる。幼い竜の子を貫くには大き過ぎる
枝はそれだけで蠕動し、「きゃっ」先端から僅かに濁る粘液を吐き出した。
ミルリーフは躊躇無く粘液を指で掬い口へと運ぶ。粘液が唾液と絡み、むせかえるような芳香が漂った。
吐き気がするほど甘いにおい。
飲み下すと食道から胃にかけてが熱くなる。
喉が。胸が。腹が。胎が。内側から炙られ、犯される。
―――満たされていた場所が再びの行為を望んでいる。
細い太腿に蔓が巻きつき固定しているのでなければ、白い脚をすり合わせ、僅かなりとも欠落を埋めようと
していただろう。
その必要はなかった。
ミルリーフは、唯、受け入れればよかった。
ずるりと肌を這いずる感触。粘液が薄い内腿の皮膚に染みをつくり、ぱっくりと口を開け涎を垂らす部分へと
勢いをつけ潜り込んだ。
反り返る背。衝撃は、二度。
ミルリーフの狭い場所に、二本の根が同時に這入っていた。無理に拡げることがないよう細いものだったが、
ぐいとばらばらの方向に刺激を与えられ腰が跳ねる。
奥へ、奥へ。肉壺の中ゼリーと体液と蔓が混ざりかき回される。生まれるのはひたすらの快楽。溢れた液体が
ミルリーフの腹へぽとりと落ちた。
ざわざわ。ざわざわ。潮騒にも似た喧騒が全ての方向からミルリーフを包む。
刻む震動がミルリーフの華奢な身体を揺らし、精神を揺らす。内側から強く叩かれてミルリーフは白い喉を
のけぞらせた。
ぎゅうっと一度だけ狭い場所が押され。脹らむ先端から、熱いものが注がれる。
それはミルリーフの胎内に辿り着くと同時に限りなく微細になり全身へと拡散していった。
「……あ、いっぱい……また、ミルリーフの、なか……」
貫かれた場所からじんわりと温かくなる心地好さに涙で濡れた睫毛をしばたかせる。
それは、魔力。
幼い竜の子を本来の過程より急速に成長させる為の要素。
僅かに自由になった手でお腹をさする。
以前は大人になるのが怖かった。“大人”になって母親と離れてしまうのが怖かった。至竜より受け継いだ
力から『親離れ』を経験でも本能でもなく知識として知ってしまったことが、幼い精神を混乱させたのだろう。
けれど今は大丈夫。
大人になるのは怖くない。
―――だってママが一緒だもの。
“城”の何処かにいる母親を想う。大丈夫、ママがずうっと一緒にいてくれる。ミルリーフが“大人”に。
至竜になっても、ずっと。
ざあ、と景色が唸った。
そう。至竜になったミルリーフが“城”に取り込まれてしまうとしても―――ずっと。
「あはははははははははははははははは―――」
此方の名はラウスブルグ。ラウスの命樹に護られし“呼吸する城”。
ラウスの命樹が必要とするのは、力持つ龍と古き妖精。
幾百の蔓と幾百の根を伸ばし、幼き竜に魔力を注ぐ―――来たる日、“彼”の苗床を得る為に。
無邪気な笑い声が、“城”の暗闇に遠く響いた。
声を、聞いた気がする。
けれどもうどうでも良かった。
フェアは素裸で伏していた。暗闇の中でぼんやりと腕輪が光る。今となっては、大嫌いな父親が残した
この腕輪だけがフェアがフェアであることを思い出せる唯一の品だった。
ヒトですら無いモノに犯された、穢された自分、守れなかった自分。それなのに、まだ自分が『フェア』で
あることに安堵している。
感じてなんかいない。
気持ちよくなんかない。
行為は痛いだけ。
身体はとうに壊れて心が擦り切れていたとしても、フェアは自分から求めたことはなかった。今となっては
それだけが笑えるほどちっぽけな矜持。
靴音。
ああ、まただ。フェアを踏み躙りに、またやって来た。
言葉もなく組み敷かれ、獣のような四つ足の体勢で蹂躙される。何時もの行為。何時もと違うのは、彼の
手にある緑の輝き。一番最初の、召喚獣を使用した陵辱を思い出し刹那怯えが生まれる。けれど恐怖も消える。
何も感じたくない。感じなければ、最後に残った部分だけは守ることが出来る。何も思わなければ、あの子を
恨まずに済む。
召喚術の輝き。
何ひとつ感じるものか。ドライアードの口付けも、身を絡めとる蔓も、徹底的に無視してやる。
フェアの決意は無駄に終わった。
召喚術が発動しても、暗い空間には何者も現れなかった―――ように見えた。
ちく、と。
「……っ?!」
首筋に鋭い痛みが生まれる。思わず手を当て頭を巡らせば、何処から入り込んだのかエメラルドグリーンの
翅をはばたかせる蜂が飛んでいた。透明な腹から突き出た針、その先からこぼれる雫を、フェアははっきりと
見た。
鼓動が、跳ねる。
持ち主と同じく生きるに最低限の活動だけを静かに繋いできた心臓が、急激に早鐘を打つ。
刺された。
靄のかかった頭が必死で手当てをと訴える。蜂に刺された時の応急処置はどうだったっけ―――?
役目を果たし消える蜂を。元の世界に戻る召喚獣を眼前に、フェアは冷えて感覚を失う指先に呆然としていた。
何か。なにか、しなければ。これは、
男が、フェアの二の腕を掴んだ。
「―――っ、あ、」
一瞬の空白。
脳が感覚を遮断し精神を守ろうとする儚い防衛行動。
次の瞬間には破られる、哀れな最後の抵抗。
「あ、や、―――やだ放して放して熱い熱いあつい―――ッ!」
冷たい肌に爆発的に広がる熱にフェアは絶叫した。温度を通り越し痛覚を乱打する感触は男の掌から始まる。
次に肩甲骨付近。床へとうつ伏せに押し付けられて屈辱的な格好でそれすらどうでもよくなる強烈な、熱。
下半身は男の脚に押さえられ、ズボン越しに不吉な熱が伝わる。じわりと炙るそれは新たな恐怖をフェアに
与えた。
料理の湯気とも、はねる油とも、風呂焚きに使う薪のはぜる火の粉とも違う、そんなものとは次元が異なる
皮膚が溶ける錯覚すら引き起こす熱さだった。対照的に、フェアの身体は急激に冷たくなる。末梢が鈍く痺れ
動けない。心臓だけが悲鳴を上げて暴れる。
二の腕から男の掌が離れる。腕には痕跡は皆無。火傷も、赤みすら見当たらない。異様な早さで体温と自由を
失う感覚だけがあった。
手が向かうのは。
下腹部を、熱が貫く。
「っか――――――」
身体の奥に大事に隠された器官―――子宮を打ち抜く。
手は腹を逆撫でし、ふくらみかけの乳房へ、先端の硬く尖った部分へ向かう。
掻き毟りたくなる熱とぞっとするような冷気とを交互に繰り返しながら、フェアは陸揚げされた魚よりも
哀れに震えた。
連綿と続くかに思えた苦痛は、唐突に終わりを告げる。
今までがぬるま湯にすら思える衝撃が、フェアの最も傷つきやすい柔らかな場所をひらかせたからだ。
「……や、……たすけ」
質量が。熱が。フェアを。
外側から触れられただけでこの有様なのに、内に受け入れてしまえば一体どうなるのか―――?
答えは。
声が。
声とも呼べぬ意味を成さぬ叫び声が。
粘性の高い溢れる蜜をこじ開け進む音と歓喜のまま男を受け入れる肉と心を裏切る嬌声とが全ての答えだった。
狭いナカを通すため溢れかえる体液は太腿を伝い幾筋もの痕を残す。僅かな身じろぎだけでぐちゅりと空気を
含む音がした。
それは。あまりに強くて、『熱』としてしか認識不可能なまでの。
決して認めたくない感覚。
其処は熱を直に受ける前からどろどろに蕩けていた。男が這入ってきた時、むしろこちらが自然と、潤う場所は
貪欲に絡みつく。闊達な少女本来の容姿とは極端に縁遠い、イヤラシイ姿だった。
フェアはうわ言のように、止めて、と繰り返す。
高く上がった腰はフェア自身の体液で塗れ、四肢は力を失いだらしなく投げ出されている。
抵抗を放棄した身体と。引き抜こうとした男に縋りつきめくれ、間髪入れずの挿入に悦ぶ部分と。意味も無く
繰り返される言葉と。一番正しいのはどれだろう。
男の手が、肘から手首を辿る。
鈍い熱。灼けるようにあつい。
触れるのは腕輪。フェアの父親が唯一フェアの為に残してくれたもの。
痺れる熱が腕を覆う。鼓動は速いまま。熱い。熱い。
苦しい。
腕輪ごと細い手首が握られて。腕輪の力を思い出させられた。フェアを護り、助ける不思議な光。失った
体力を回復し、ありとあらゆる不調を打ち消す浄化の翠光、それは、現在フェアを犯す毒をも消し去ることが
可能であると。
力の発動条件は、ひとつ。フェアの危機。
意識を失う間際に現世へと引き戻すその力は。
ずる、と胎を削られて思考が途切れる。朦朧とする視界。そもそも今のはフェア自身の考えだったのか、
それとも交わる男が囁いたものだったのか?
心臓が益々はやくなる。毒だ。身体が冷たい。男が押し潰す場所だけ熱い。ああ、早く、はやくしないと。
「死んでしまうよ?」
優しい囁きに、フェアは心から恐怖した。死、が近くにあった。
何事かを絞り出そうとした唇からは、しかし甲高い悲鳴が洩れる。男が強くナカを突いたのだ。ホワイトアウト。
すぐに回復。意識は保持、毒もそのまま。
この程度では足りないのだ。
心臓が徐々に冷たい毒に侵食される。
もっと強い衝撃でなければ、意識を失うことすら叶わない―――キミは。
「うあああああああっ!」
悲鳴だった。もしくはケダモノの咆哮だった。肉のぶつかる音が響く。弛緩した四肢に力を込め、無我夢中で
前後に揺らす。死にたくない、その一心で己れを貫く男根へと奉仕する。否、それは二つの意味で間違っていた。
フェアの動きは相手のことを考える余裕を持たぬ滑稽なほど性急なものであったし、行為の目的はつまるところ
快楽を得るものだったからだ。
毒の与える気が狂うような快楽から逃れるために、気を失うほどの絶頂を求める。
矛盾にフェアは気づかない。
気づいたとしても、一度外れた箍は戻らない―――むしろそれこそが―――矜持に邪魔され続けてきた、快楽に
溺れることこそが望みだったのかもしれなかった。
音。粘る気泡の弾ける音。腰を掴む手。鈍い衝撃。奥。
まだだ。まだ意識が戻る。苦しいまま。冷たいまま。
泣きながら腰をぶつける。ぐちゃぐちゃになった其処が底までめくれるのが分かる。或いは錯覚。
強く押さえられてかき回される。熱のカタマリが内側を融かす。
まだ。まだ。心臓がもう―――。
指、が。
無残に男の形に広がる秘裂、その間際の花芯を抓み、
「―――ッ、」
呼吸が止まる。
みっしりと繋がった場所に加わる熱。奔流が一番奥へと叩きつけられる。それが止め。
溢れる翠の光。
フェアの身体から毒が消える。冷たさが消える。けれど快楽はそのまま。悦楽を認識する意識もそのまま。
鈍い輝きが収まる頃には、自ら求めたという事実を自覚したフェアだけが残った。
繋がったままの箇所からごぼりと白濁が零れる。
残るのは、最後のささやかな矜持すら奪われた少女がひとり。
疲労からの眠りに逃げることすら許されず「初めてキミから求めてくれたね」優しい嘲りと召喚術の詠唱。
羽音と。心が静かに壊れる音を聞き、フェアは緩慢に力を抜きかぼそい首を晒した。
否定も肯定も放棄し唯々流される為に。
何も考えないのであれば、見ずに済むのだ。
この絶望がフェアが死ぬまで続くことを。フェアの腕に存在する枷がフェアを死なせてくれないことを。
―――永遠と見紛うまでの饗宴は、始まったばかりということを。
色々間違っててサーセン
メイトルパはエロいですね、うん。
>>628 GJ!
何気にフェア陵辱ものって少ないよなぁ。
堪能させていただきました。
ミルリーフもなにげに凌辱担当だな。さすがエニシアの百合友。
髪の毛がピンク色の娘は陵辱されやすいんだよ。
632 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 16:04:28 ID:zZKDOnmT
だいぶ前にはスカトロSSもあったけど最近ないね。
激しく読みたいんですがどなたか書いてくださる勇者はいませんか?
ルウとかモーリンとか書く勇者はおらぬのか。
エリカでひとつよろしく
エリカは出番少なすぎてキャラつかめねー
っていうか親父様御一行は全員そうだけど
どこからどう見てもエロ担当のナイアにすらSS一本も無いしな
ライと近親相姦させようかフェアと一緒に輪姦させるかで迷うな。エリカ
638 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 22:24:45 ID:2EtNv6G3
犯していい?返事は聞かないけどっ!
夏っぽいやつきぼん
ここで夏美を……
イスタロス「僕、レックスをやっつけなくちゃいけないんだ」
ツインエッヂ発売近いけど話題ないのな。
世界観まで違うとちょっと語りにくい
出番なし主人公の座はアルドとリッチバーンどちらに輝くのか。
はじ石の認知度の低さは異常
全体的に女主人公優勢なのがサモエロスレの伝統
レックスやライ、ハヤトはともかく
トウヤとマグナはあんまり見ないねぇ
外伝系よりはマシだが
実はマグナは現時点で男キャラ三位の出番だったりする。いつものまとめの人調べで。
それなのにハヤトやライに比べて印象薄い気がするな。インパクトの差かねえ。
トウヤは男主人公二人いてハヤトに集中してるからその分割り食ってる印象。
アティたんの抜剣時に特殊能力・ふたなりが付与されて
女の子を食い荒らす話マダー
アティ先生はどっちかというと食われる方。
お乳のミルクもおちんちんのミルクも搾りとられちゃいます。
みんなで飲もう。アティ先生ミルク。
インパクトもあるがどちらかと言うと攻めに分類されてるのが目立たない要因な気もする
基本ハヤトとライは受けの逆レイプ要因だけどマグナは基本攻め
かといってメルたんのようなレイ〜プ要因でないので印象が浅いとかそんな感じな気もする
レックス先生はまぁティンコだし
活躍時期がマグナはまばらなんだよね。ハヤトは21スレ以降、ライは23スレ以降と比較的最近に集中してるから。
あとマグアメって結構数あるけどハヤクラやライリシェほど印象強くない気がする。ティンコ先生だとレクアズ強すぎ。
そういやアズリア×アティとかアルディラ×クノンとかないんだよね
ノヴァ×ルチルのSSって保管されてなかったりする?
アズリア→アティならあったけどな
ギャグでw
レズリアさんは大概ギャグ要員だしな。案外百合カップリングは少ない?
保管庫でも項目あるのポムリシェぐらいだし。
後は妙な三角関係になっちまってる夏美、綾、絵美ぐらいか。
>>653 そりゃアメルはレイム様と愉快な仲間達の玩具ですから。
ハヤカシ・ハヤクラはそれぞれ何作も投下してた書き手さんがいたし
ライリシェはライリシェ以外にもライリシェ前提のポムリシェとかも多かったからね。
それに対して、マグアメは時期がまばらで、しかもマグナ×他キャラのSSがいっぱいあるんだよね。
マグアメSS自身も、ギャグのが多かったり、上3カプに比べ大作率が少なかったり…
固定ファンもあまり見かけないし。
ざっと見た感じだと
ハヤト クラレットが圧倒的 ついでカシス あとはリプレがそこそこ
トウヤ 比較的多いのはカシスだがそもそも出番自体主人公にしては少なめ
マグナ 一応アメルが多いがユエル、ミニス、パッフェルあたりともそこそこ
レックス レクアズが圧倒的かとおもいきや意外にミスミ様が多かった。流石は後家キラー
ライ 順当にリシェルが一番多い。ついでポムだがリシェルとのセット率高し。
ナツミ 某シリーズの影響でエミとアヤが半分以上を占める。男で多いのはキール
アヤ ナツミと以下同文でエミとナツミが……男だとバノッサが案外多い。あとソル。
トリス レシィ、ネス、陵辱の三択
アティ 出番の量圧倒的すぎ。カイルとが多いがビジュとかもかなり多い
フェア 割と満遍なくという感じ。シルターン組みが比較的多いが淫乱メイドとも結構多い
マグナはいつぞやの大樹勃起症のインパクトが大きすぎてほかが思い出せん・・・
保管庫みるとけっこうあるんだけどなあ
俺はカイナとのSSが良かったなー
カイナかわいいよカイナ
2はハサハが微妙に不遇。あんま喋んないキャラだから文章で表現するには難しいのかもね。
マグナはロリコンなイメージが結構あるなあ。ミニスやユエルみたいに攻略対象のロリキャラ多いからね。
マグナは性格アレ率高いような
虹スレとか一般サイトだと人気だしね>ハサハ
確かに文字スレではしんどそう
そういやざっと眺めてて気づいたけど、純愛ハヤクラの初投下って割と最近(2年前、スレ18)なんだね。
最近になってもそれだけ書き手・好きな人がいるってのも凄いなぁ
ほんと1ファンは粘着しt…もとい息が長い。
2年前に立ったゲーキャラ板カシススレが1年以上かけて1000いってたしw
マグナは本編で味付け薄いから書き手次第で大分変わると思う。
レックスやライなんかは本編でもキャラそれなりに固まってる気がするけど。
レックス(とアティ)は、「先生」っていうことだけでもかなりイメージ固まるしな
過去やら対人関係やらの設定もかなり掘り下げられてるし
だから声つけろって言ってんのにフライトプランこのやろう
護衛獣ハサハでユエルEND
この場合重婚はアリだと思うんだが如何だろうか
大樹になったあのお方の逆鱗に触れそうです。
4Pとはやりますなマグナ君
もうひとつ思ったんだが
誓約者トウヤでパートナーカシス
この場合エルカとモナティもそのうち(嫁公認で)孕むと思うんだが如何だろうか
そしてクラレだとそうはならない気がするが如何か
エルカとモナティどころかリブレもラミもフィズもそのうち孕むよ。
いやエロパロ基準でなく原作のあっさり風味な性格でも
モナティエルカはマスターべったりでそのうちそういうことになるのではないかと
リプレとフィズは持ち主いるじゃんよ
クラレがクラウレに見えた
>>672 ガゼルにはもったいないし、アルバは他所行ってるから無問題
リプレは三人くらい子供がいて四人目も妊娠中で
フェアライに子育てのよき助言者として登場する・・・そう思ってたのにな・:・・
ついでにリンカーがお父さんで。
5はリンカーの子供が主役。という妄想だったのさ
リプレは最近、本当に出番がないな。実は出番カウントが絵美にダブルスコアだったりするw
あの乳をいじくろうとする漢はいないのか?
>>677 全く関係ないがIDがすっげぇ絶倫wwww
14Pとかwww
14Pとかどうしろとww
オルパパやレイム様なら平然とこなしそうだ。
アメルや絵美は14Pどころじゃなかっただろうな。
カワイソス。
(ミルリーフ+リシェル+ポム+リビエル+アロエリ+ミント+アカネ+クラウレ+エニシア+ローレット+アプセット+ミリィ+シャオメイ)×ライ ということですね
…クラウレ?
コーラルがいないのはみとめない。
>>251-256の レンドラー×ミリネージって書いたの6スレの715氏だったんだな。
氏のサイトに上がってた。個人的には投下の際の名義は統一した方が後で混乱起きなくて住むと思う。
まあどうするかはその人の自由だけど。
少し昔にハヤト×ナツミ云々が書いてあったのをみていろんなサイト探しまくった…数は少なかったが同盟もあった。
この2人好きなんで誰か書いてくれ、たのむ。俺の中では夏美は鬼畜凌辱より爽やか純愛が似合ってる。
ハヤトとナツミねえ。ちょっと前に思いついたネタだが
レズっ気のある後輩に言い寄られて困り果てた夏美は勇人に恋人の振りをして欲しいと頼み込む。
恋人がいるコトで、その女の子に穏便に諦めてもらうという作戦だった。
もちろん、勇人をフリの恋人に選んだのは、気があったからなのは言うまでもない。
その作戦をこっそり聞いていた籐矢が賛同し、剣道部&生徒会の人脈を駆使することを約束する。
そんなこんなで始まった恋人ごっこ。学校から家路に付くまでの間に勇人たちの後ろをずっと付けてくる気配。
歩を早めると後ろの気配も歩を早め、歩を止めると後ろの気配も歩を止める。これぞ、ストーカーと思いつつも確認するのをためらった二人は逃げ出す。
なお、その翌日に籐矢に「意外にしつこい性格でストーカーになりうる邪悪な人物である」と脅される。
二人はもっと仲良くしたほうがいいかもしれない、と思い、夏美の家まで送る。日曜にデートする。ウインドウショッピングする、
部室でいちゃつく(キスするフリ。周りから見れば、ホントにキスしてるように見える)などして、とにかく二人は恋人であるという噂を広める。
ウインドウショッピング中には綾がやってきて、二言三言しゃべって、デート中だと分かると、「お邪魔虫さんは退散しますね」と退散。
部活中、勇人は練習中にすぐ近くのバレー部の夏美に悪戯で口パクで「愛してる」と言う。
夏美はは練習中に思い切り噴き出してしまう。本気で受け取ってしまった夏美は、ホントにキスしてしまい、勇人を焦らせる。
そのまま、練習に集中できなくなった二人は、部を離れて公園で、語り合い、いつ現れたか籐矢が「例の彼女が夏美のコトを諦めた」旨を伝える。
これで恋人ごっこも解消と肩の荷が降りた思いの勇人に対し夏美はどこか寂しそうであった。
後日、登校した勇人は自分の机の中に入った手紙を見つける。差出人は夏美。呼び出しに応じて屋上へ向かう勇人。
それを見送る籐矢と綾。籐矢は勇人の健闘を祈る。綾曰く。
「いい人なんですね。深崎くんは。本当にいい人すぎます」
それにたいして籐矢
「そういう樋口さんこそいい女だと思うよ」
んでもって綾
「始めっからなかったんですよ。私の入る余地なんて……」
そんなこんなでいい人コンビに見送られながら勇人は屋上に。待ち構える夏美。
そこで夏美は勇人に改めて告白。今度は振りではなく本当に恋人になって欲しいと願う。
勇人もそれを受け入れてハッピーエンド。
……どうみても某ギャルゲーのパクリです。ありがとうございました。
そもそも学校が違うし。
学校によっては、何種類かの中から好きな制服を選べたりする。捏造設定は可能。
一応ハヤトナツミ、トウヤアヤがそれぞれ同級生なんだよな。
後輩は変幻自在だが。
ありゃ、男女逆だったか?
ハヤトアヤ、トウヤナツミだったとはず
絵美は夏美と綾、どっちの後輩がしっくりくるかな?
純愛ならッ!ギアフェアが一番だと主張するッ!
俺はギアエニ派だ。ギアンENDの乗り換えの早さにorzおまえは一生堕竜ってろ。
あれは乗換っていうのか?
もともとギアンとエニシアの間には恋愛感情はなかったと思うんだが…
ふたなりはおk?
まったくむもんだい
制服ってハヤトがブレザーでトウヤが学ランだったっけ?
ハヤナツメインのSSサイトは大抵ハヤトとナツミは幼馴染みだが高校が違うって設定。
ハヤトメインなら甘い純愛ではクラレット、爽やかな恋愛ならナツミってとこかな
俺はハヤト物は好きだが男の受け総受けは苦手だから恋愛に走るだけ(笑)
夏美はハヤトの従姉妹な設定が多かったと思う。
突き抜けるような青空だった。そこに浮かぶは白い雲。眩しい太陽の輝き。
照らされるは砂浜。そこへ波がザザン、ザザンと押し寄せる。
「海だな……」
見ての通り。そのままをライは思わず口にする。
「海よね……」
つられるようにリシェルも相槌を打つ。そのまま二人で感慨にふける。
「あれだろ?赤身の魚だの白身の魚だのが元気に飛び跳ねてるあの海だよな」
「そうそう。そんでもってサハギョとかタコツボとかがプカプカ浮いちゃってたりするあの海よ」
微妙に間違った認識。だが気にも留めずに心は弾む。山間に隣接したトレイユとは一味違ったその風景。
新鮮ではある。鼻につく潮の香り。肌に感じる浜風。より強く実感する。今、自分達のいる場所を。
軽く拳を握る。噛締める。そして二人同時に吐き出した。
「「ひゃっほー♪海だぁぁぁあ!!」」
まるで子どものようにライとリシェルははしゃぎだす。
「絶交のバカンス日和でなによりですね。ライさん。おじょうさま」
そんな二人に同伴保護者のメイドはにっこりと笑ってそう言うのであった。
話は数日前に遡る。その日、ライはテイラーから急の呼び出しを受けた。何事かと思った。
営業成績は好調。最近は小言を言われる頻度もめっきり減った。そんな頃合に不意打ちであった。
ひょっとしたらリシェルとの付き合いについて何か言われるのかもしれないと不安に駆られた。
けれどテイラーの用件はライの予想とは異なった。休暇を与える。ただそれだけのことだった。
働き尽くめの身体をリフレッシュさせてより仕事に励め。そう言われたのである。
ライは肩透かしを食らうと同時に狐にでも摘まれたような心地になった。
なにせあの空き缶しかくれないドケチのオーナーが休みをくれたのである。
まあ、以前シルターン自治区に旅行に行った際にも同じように休みをくれたので前例がないわけではないが。
(それでもやっぱ……拍子抜けだよな……)
そんな感じにひとりごちていた。そして考えあぐねた。振ってわいた臨時の休暇をどう過ごそうかと。
そんな折である。この海辺でのバカンスにリシェルから誘われたのは。
『ほんと幸運よねえ。ちょうど休みにうちの派閥の保養地の貸切、ゲットできてさあ』
とはリシェル曰く。なんとも狙い済ましたかのようなタイミングに何らかの作意を感じないでもない。
だが、例え保護者同伴でもこんな風にリシェルと一緒に旅行へいける機会など滅多にないだろう。
細かいことは気にせずに素直に満喫することにした。そうして今に至るというわけである。
(ま、そんなこんなでこうしてここにいるわけだ)
金の派閥所有のプライベートビーチの浜辺。波打ち際の砂に足を沈めながらライはひとりごちる。
トランクスタイプの水着。ポムニットの方で用意してくれたものを着用している。
思えば海での行楽など生まれて始めての経験かもしれない。なにぶん山間のトレイユ育ちである。
海に対してはある種の憧れがライにはあった。だからこうして海でのバカンスを満喫できるのは僥倖と言っていいだろう。
(コーラルも一緒に連れてきてやれたらよかったんだけどな)
ふいに隠れ里に帰省しているコーラルのことを思う。思えば最近あまり構ってあげられなかった気がする。
理由の半分は多忙な毎日の営業。もう半分はリシェルだ。ここのところ休日はいつもリシェルとアレコレしていた。
まあなんというかお子様にはとても見せられないようなことを散々。しっぽりと。
コーラルも色々と気を利かせてくれるのでつい甘えてしまう。猛省。この旅行から帰ったらうんとサービスしよう。
「……それにしても二人とも遅いな。着替えに手間取ってるのか?」
浜辺で待つこと十数分。一向に来る気配のないリシェルとポムニットにライはいぶかしがる。
到着早々に上着をほっぽりだしてそのまま泳ぎに行こうとするリシェルをポムニットが圧し留めて
そのまま引きずるように脱衣所に連れて行ったのが半刻前のことだ。
なんか脱衣所のほうで悲鳴のようなものが聞こえた気がするのはとりあえず割愛。どうせいつものことだ。
先に更衣を済ませたライはこうして待ちぼうけを食らっているわけだが、その胸になぜか高鳴るものを感じていた。
期待している。何を?言うまでもない。これから目にするであろうリシェルの水着姿にである。
どんな感じだろうか。リシェルに似合いそうな可愛らしい水着をアレコレ脳内で着せて妄想する。
妄想にふけるうちに自分がなんかおそろしく変態街道に足を踏み入れている気がして欝になる。
どうにもリシェルを思うときの自分はおかしい。これが人を好きになる気持ちというやつなのだろう。
(やべぇ……今から心臓やられてる……落ち着けオレ……)
スーハースーハー深呼吸を繰り返してライはどうにか自分を落ち着けようとする。
それでもドキドキは収まらないものだ。そうこうしているうちに待ち人は来る。
「お待たせしました♪ライさん」
そう言って現れたのは健康的な白のワンピースの水着に身を包んだポムニットである。
均整のとれたポムニットの身体のラインが照り輝くような白色に栄える。
一瞬、ライが見とれそうになるとポムニットはしたり顔でにっこりと微笑む。
「むぅ………」
そんな様子にリシェルは少し不機嫌そうな顔をポムニットの身体の影から覗かせる。
睨まれてライは慌てて伸びかけた鼻の下を戻し、ポムニットはクスクスと笑う。
リシェルはというとポムニットの後ろに隠れたままでチラチラとライを覗う。
「はいはい。おじょうさま。そんなところに隠れていないでちゃんとライさんにみて貰いましょうねえ」
「ちょ…ちょっと!ポムニット。あたしまだ心の準備がっ!」
そうイヤイヤ抵抗してもなんのその。あっさりとライの前に引きずり出されるリシェル。
そして露わになるリシェルの水着姿にライは息を呑んだ。
「こ、これはっ!?」
眼前にそびえる光景。ライは絶句する。そこにいるのは水着姿のリシェル。
その身を包む布地の色は紺色。それがリシェルの華奢な肢体にぴったりと密着していた。
身体全体を包む一見シンプルなデザイン。それでいて男を異様な性的衝動に駆り立てる魔性。
下半身の局部に入ったスリット。馬鹿な!とうの昔に絶滅したはずではないのか。
胸元には名札とおぼしき白い布地。シルターン文字で大きく『りしぇる』と書いてある。
スタンダードだ。この上なく基本を抑えたスタンダード。それ故にその威力は強烈。
思えばリシェルの成熟しかけの身体にはこの水着が良く似合う。そう。その水着の名は。
「だぁぁぁぁあ!そんなマジマジ見つめて鼻スピスピ言わすなぁぁ!この変態っ!」
そうして羞恥に耐えかね弾けるリシェルにライは景気よく吹っ飛ばされるのだった。
波うち失神する寸前、『スク水万歳!』と謎の台詞を残しながら。
「まったく。いちいち水着一つでそんなに興奮するなっての!このケダモノ」
紅潮した顔でリシェルはぷりぷりとそうぼやく。ちなみに既に別の水着に着替えている。
フリルつきの可愛らしいデザインでこれもリシェルに良く似合ってはいる。だが思う。
(………もうちょっとだけ見ていたかったな。さっきのアレ……)
モノ惜しそうに残念がるライ。
(ライさん。同感です)
その心中を見透かしたようにポムニットも胸中、呟く。さっきのやつの仕掛け人は無論、彼女である。
抵抗するリシェルをあの手この手で篭絡してあれを着せるのは一苦労だったので早めの退場は口惜しい。
まあ、そのぶんイロイロとお楽しみもできたのでよしとするが。
「ちょっと聞いてる!二人とも!」
どやされて二人、肩をすくめる。リシェルはぷくっと頬を膨らませるがすぐに息を吐いて言う。
「まあ、いいわ。せっかくの海なんだし思う存分満喫するわよ」
「同感です。おじょうさま」
景気よく切り出すお嬢。軽快に相槌をうつそのメイド。そんな二人に囲まれてライは不意に自分の頬をつねった
やっぱり痛い。どうやら夢じゃないらしい。
(本当に幸せ者だよな。オレ)
しみじみと噛締める。この天国のようなビーチライフ。それはまだ始まったばかりなのだ。
>>700 イトコも多かったが幼馴染み(主に家が隣で中学まで一緒)の方がもっと多かった。
ってかこの2人お似合いなのにマイナーな上そうでもしないと接点がないから大体その2つなワケで。あとは4人いっぺんにトばされたのくらいか
そんなこんなで三人のバカンスは始まった。その様子をかいつまんで説明すると。
「ほら、そっちいった!ちゃんとトスして!」
「わかってるって……ほらよっ」
「よっしゃ。食らえポムニット!必殺のリシェル様アタック!」
「甘いですよ!おじょうさま。奥義!半魔ブロック!」
定番のビーチバレーに興じて汗を流したり。
「そっちそっち。違うっ!そっちじゃない!なにやってんのよこのグズッ!アホっ!マヌケっ!」
「うるせえ!少しはマトモな指示よこせっ!」
「ライさん。ファイトですよ」
これまた定番のスイカ割り。ちなみにスイカはポムニットが割って粉々になったので食べられなかった。合掌。
「う〜ん。やっぱ海で食べる焼きそばはやっぱ格別よねえ。おかわり」
「あ、ライさん。わたくしもお願いします」
「……なんで海にまで来て料理作らされてるんだ……オレ……」
持ち込んだ材料でつくる焼きそば。それとバーベキュー。二人があまりにもひょいぱく食べるものだから
調理担当のライがありつけるのはかなり後だった。
「おじょうさま。ライさん。あまり深いところで遊んじゃだめですよお」
「わかってるわよ。そんなの。もうポムニットは心配症なんだから……っ!?ひゃぁぁぁ!今なんかお尻さわったぁ!」
「どうせクラゲかなんかだろ。って……どわぁぁぁ!急にはみ付くな。溺れるぅぅ!」
「イヤぁぁぁ!早くおっぱらいなさいよ。アンタ、なんとかしなさいよぉぉ!」
「だから暴れるなって……ぐえぇ!足つった!ギブ!ギブ!ヘルプミー!!」
そうやって二人して溺れかけたところをポムニットに助けられて事なきを得た。
二人ともにメイドの熱いマウストゥーマウスを必要もないのにされたのはご愛嬌。
真っ赤になって追い回すリシェルと逃げ回るポムニットのおっかけっこもそれなりに見ものだった。
「た〜まや〜〜」
ドン。ドン。轟音を立てながらうち上がる夏の風物詩。夜空に咲く大輪の花をライは眺める。
召喚術の応用で次々とうち上げられる花火。その光景はなんとも壮観であった。
「すげえな。コレ」
「ふふん。どうよ。コレがリシェル様の実力ってもんよ」
素直に感心するライにリシェルは得意げになる。この日のために練習した成果。
それは見事に花開き、夏の夜空を鮮やかに照らし出す。
「風情があっていいですね。おじょうさま。お見事です」
にっこり微笑みながらポムニットはそう言う。するとなにかを思い出したようにポンと手をうつ。
「あ、いけません。わたくしとしたことがベッドの仕度をするのを忘れていました。ライさん。おじょうさま。
わたくしは先にペンションに戻ってますから、お二人はどうぞごゆるりとお楽しみくださいまし」
そう言ってくるりときびすを返すようにポムニットは去る。後にはポツンと残される二人。
「……ポムニットめ……」
照れくさそうにリシェルはそう呟いた。自分達を二人きりにさせるためのポムニットの配慮。
心ではありがたく思ってるのだろうが態度は素直じゃなく、やれお節介だなんだのブツブツ言ってくる。
(相変わらずの照れ隠しだな。コイツ)
そんなリシェルの様子に和みながら、ライも照れくさい気持ちでいっぱいになっていた。
ポムニットも加えて三人仲良く過ごした日中。それもとても楽しいものだった。
けれどこうしてリシェルと二人きりで過ごす時間。待ち望んでいたものでありそれがいざ来ると戸惑う。
リシェルじゃないが思わず照れ隠ししてしまいたくなる。そんな矢先に。
「キレイ……だよね……」
「ん!?……あ、ああ……」
不意にリシェルに話しかけられてライはドギマギする。たぶん花火のことだろうと思い空に視線を向ける。
するとまた一発、大きな輪っかが瞬きながら広がり、儚く消えてゆく。
「ほんと凄いよな。召喚術ってこんなこともできるんだな」
「ふふん。この天才のあたしならではよ。どうよ。見直したでしょ」
召喚術でできる打ち上げ花火の遣り方。以前、リシェルがファナンの本部に研修に行ったとき知り合った
自称次期派閥総帥のチビジャリ娘から教わったものである。属性に違いはあれ基本は同じ。
ファナンの夏祭りの際に熟練の術師が打ち上げるそれには及ぶべくもないがリシェルとしては会心の出来である。
「あんたにもさ一度……見せてあげたかったから……」
そう呟くリシェルの顔が赤いのは花火の光のせいではないことはライにもわかる。ふいに胸がつまった。
なんとも愛らしい。抱きしめてしまいたくなる。最高に可愛いこの恋人を。ライはフッと軽く笑う。
「ありがとな、リシェル。こうして誘ってくれて」
素直に告げる謝辞。それに照れくさそうになりながらリシェルは呟く。
「お礼ならポムニットに言ってあげなさいよ。今回はほとんどあの娘が頑張ったおかげなんだから」
振ってわいたようなこのバカンス。それに尽力してくれたのはやはりあのメイドである。
テイラーを説得し、日程からなにまで事前に綿密に整えてくれたのだから本当に頭が下がる。
「ああ、そうだな。ポムニットさんには本当に感謝しないとな」
「いちいちお節介なのがたまにきずなんだけどね」
そう言ってライもリシェルもポムニットへの感謝で胸が溢れる。
こんなかけがえのない時間を自分達にプレゼントしてくれたあの素敵なメイドに。
そうして二人、夜空を眺める。花火は既に終わっていた。澄み渡る海辺の空に星が輝く。
なんとも魅せられる空だった。星見の丘。色々な思い出がつまるあの丘の空にも決して負けないくらい。
満天の星空の下に二人。それは穏やかな静寂。その静寂にずっと身を任せてもいいぐらいの気持ちであった。
けれどその静寂は破られる。不意に囁かれるリシェルの声に。
「二人っきりで来れたら……もっとよかったのにね……」
そう言ってすぐにリシェルは付け加える。
「いや、もちろんポムニットには感謝してるけどさ」
そう呟くリシェルにライはフッと目を細める。ライもまたリシェルと同じ気持ちだった。
確かにポムニットには感謝しているし、自分達だけではなく他のみんなと一緒にすごすからこその幸せもある。
けれどいつかは。本当に二人だけでこんな日をすごしたいとも思う。欲張りすきだとは分かっていても。
「そうだな。いつかは来ような。二人っきりで」
「……うん……」
そうして持たれあいながらしばらく星を眺めていた。感じるお互いの重みと体温。それが本当に愛おしい。
そんな風に穏やかで優しい時間が続くと思っていた。するとリシェルはまたなにか言い出す。
「あのさ……ちょっとだけ待っててくれる?」
「どうかしたのか?」
尋ねるライだったがリシェルはその問には答えず言ってくる。
「あんたは黙ってここで待ってればいいの!放っぽって帰っちゃったら承知しないんだからね」
そう言いすててリシェルはかけて行ってしまった。ライはポツンと一人残される。
なんとももの寂しい。けれど素直に待つことにした。リシェルのことだ。きっとなにか企んでいるのだろう。
待ち遠しい気持ちでライはそのままたたずむ。なにか期待感が胸をよぎった。丁度、昼間のときのように。
(まさかな……)
ふいに頭をよぎるビジョン。ライは一笑にふす。そうして待ちわびること半刻。
ライがいい加減待ちくたびれた頃合にリシェルは帰ってきた。
「ごめん。待たせちゃって」
「いくらなんでも遅いぞ。いったいなにやって……」
ライは二の句を告げることが出来なかった。固まっていた。星光に照らされて映し出されるリシェルの姿に。
「な……ななな……なぁぁぁああ!」
呆気にとられるライ。リシェルは恥ずかしそうに顔を伏せる。そんなリシェルの身を包むのはそう。
「なんじゃこりゃぁぁぁぁあああ!!」
恥ずかしさをこらえながらも昼間のスクール水着姿で現れたリシェルにライは大いに噴出した。
続く
夏です。海です。スク水です。そんなこんなで久しぶりにライリシェお届けします。
やっぱ夏といえば海でしょと思いながら書き始めたこのお話。リシェルにスク水着せたいという自らの欲望丸出しにしております。
続きはできれば今月中に書き上げたいですね。それでは皆様。今回はサラバ。続きはまたいつか。
鬼畜野郎氏がいつのまにか純愛に目覚め、鬼畜野郎とすら名乗らなくなってきた件w
ライリシェがそうさせたのか?それとも目覚めた時にたまたまライリシェがあったのか?
この間からハヤナツの話題が結構出るねw
最近じゃハヤアヤは見かけてもハヤナツはすっぱり見かけないから絶滅したのかと思ってた。
最初に好きになったのハヤナツだったから、なんか嬉しい。
>708
_ ∩
( ゚∀゚)彡 スク水プレイ!スク水プレイ!
⊂彡
>709
最近はむしろミルフェア陵辱の人が鬼畜っぽい
もう鬼畜野郎氏は純愛野郎氏と名を改めるといいよ
だから氏は鬼畜と純愛の響界種なんだって
>>712 凄まじいヘテロだな
それとも氏は愛に飢えていたのかw
ついでにハヤナツにも一票
座談会ではアレルギーとかあったがライリシェは特別なんだ!
昔、投下されてたイスラ→アズリアにも純愛の片鱗はあったと思う。
彼の中の種が、ここで大きく芽生えたんだよ!
というわけで、続きを切望。
716 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 14:29:05 ID:g+aFOPau
鬼畜氏さんの書くトリスたん×ふたなりアメルたんのSSが今からとても楽しみです
遅くなってもかまいませんので濃い長編な内容の待っております。
ふたなりアメルたんがみさくら語連発してトリスたんの口やアナルに中だしまくって最後は
トリスたんの中に大量に放尿なんてシチュが最高ですね。鬼畜氏さんの小説大変大変楽しみです。
ここでようやく日の目を見たスウォンだけど、既に投稿されてる
二つのSS以外にもどんなシチュが見てみたい?
責めるスウォンというのも見てみたい気がする
キュウマ×ミスミがない不思議
ネストリをキボン
夏美をきぼん。
最近ハヤナツってあるが意外に好きな人多いな…考えたことないがそれもアリか?
誰か試しに書いてみてくれ。俺が好きになるかどうかは実際に読んでから決める。
なんだこいつ
すっげぇ偉そうで噴いた。
同じようなカップルでハヤカシが出ないのは何故なんだ?
無い訳じゃないけど確かにもっと読みたい
>>725 ハヤクラ派が多いから遠慮してるんじゃ?
ハヤカシが流行ってた頃はハヤクラ派の人あまりいなかったし、そういうもんかと
無印男主人公×女パートナーの作品数はハヤクラ>ハヤカシ≧トウカシ>トウクラか
あんまりそういう数比較をしつこくやるのもどうかと思うよ…
多いって言われるほうはホクホクだろうけど、少ないって言われるほうは歯がゆいだけだから。
やめろとまでは言えないけど。
まあ、そんなに読みたいなら自分で書けッ!…ってことだな。
需要なんてどうでもいいのさ。自分が書きたいときに書きたいものを書く!
ここはそういう場所だろっ?
732 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 16:47:44 ID:bbNX9h+F
鬼畜氏様へ、
リクエストが細かくて申し訳ございません。
トリスたん×ふたなりアメルたんの小説ですが。
出来ましたら続き物(レイムに捕らわれの身)ではなく新しい展開を希望いたします。
(ふたなりアメルたんがトリスたんを監禁して襲っちゃう)などどうでしょう?
あと「グチュグチュ」とか「どぴゅううう」などの効果音も入れてくださればさらにハァハァでございます。
自分変態で大変申し訳ございません。
楽しみに待っております。よろしくお願いします。
聞いてもらえただけで幸運なんだから中身は氏に任せようよ。後は黙ってじっくり待つべきかと。
そもそもスク水リシェル投下中だし。
毎回ageな時点で釣りだろ
いい加減sageれ
>>727 つかクラレもカシスも書いてるのって主に1人じゃなかったか
>>738 一応どっちも他に何人かいたと思う
ただ俺が言いたかったのは作品数じゃなく、名無しの書き込みのことね
籐矢ももっと出番が欲しいんだぜ。当方トウカシ派なので。
しかし話題になるのは1、投下されるのは4で間に挟まれた2と3がなんか物寂しい。
職人の書きたいものが投下されてるからね。
その差が出来るのは仕方ない。
ミニス×ユエルとか
ミニス×レシィ
ミニスハサハ
ミニス×ファミィなどはどうですか。
ミニスからみですいませんが....
リプレでなんか書こうとすると某管理局の白い悪魔になってしまう今日この頃。
フェ●トちゃんともども誰か幸せにしてやってくれや。
いやいやファミィ×ミニスで。
747 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 00:08:13 ID:BcMdvho7
いやミニス×シルヴァーナを!
748 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 00:17:08 ID:ng8VivD2
ミニス×シルバーナはすごい組み合わせだ
ミニス×トリス
ミニス×アメル
ミニス×ケルマ
749 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 00:33:53 ID:ODqbsutM
個人的にはレックス×アルディアが大好きですが余り需要が無いですね
わかったからsageれ
ホントにミニス×ファミィかミニス×シルヴァーナを書いてくれるのかな?
ミニスはなんか女の子と絡みやすいな。
アティせんせーでやるとヘイゼルたん「私がほしい?」って言わないんだな
バンプレスト死ね
あれはヘイゼルがせんせーを欲しがってたから言わなかったんだよ
アティ先生のおっぱいが恋しいよ。保管庫みたら最後の出番がスレ22で実に7スレ出てないんだなあ。
レックス先生はチョコチョコ出てるのに。
アティは視覚的に扇情を煽るタイプだからねぇ
アリーゼとかベルフラウもとんと見ないな。3は遠くなりにけり。
2はもっとか。ここ一年でまともに出番あるのイオスかミニスぐらいの気がする。
ミニス×シルヴァーナってどういったシチュになるんだ?
ミニス出番あったっけ?
鬼畜氏のあれは2モノかといわれるとちょっと違う気がするが…
760 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 00:54:27 ID:XCXNxUMI
ミニス×シルヴァーナは和姦がいい。
しかし召姦シチュは少ないなー
みんな・・・
ハヤクラ、ハヤカシ、ハヤナツもいいけどたまにはハヤアヤも思い出してあげて・・・
そういえばアルフィズはよく聞くけどアルラミは聞かないなあ
ラミはギブミモに引き取られるから王都に住むことになるし
アルバも王都に向かう予定だったから4終了後に王都で暮らすと思うから、ラミといつでも会えるな
長くてすまん
>>761 逆だ。ハヤクラ、ハヤカシ、ハヤアヤがあるからここには無いハヤナツの話題が出るんだ。
他の3つに対して扱ってるサイトが少ないからな。
つうかハヤトばかりじゃなくたまにはトウヤにも目を向けてください。
アルフィズは4でっぽい描写があるからね
ラミは1のとき含めてもろくに絡んでないから、さすがに無理が…
主人公とかパートナーとか、そういう人気どころなら妄想でカプにする人も増えてくるけど。
最近ルシアンの存在が忘れられてる気がするんだ。
姉とメイドは出まくってんのに。
まぁなんにせよ今はスク水リシェルの続きを静かに待とうぜ。リクエストの嵐の中じゃ鬼畜氏も投下しづらいだろ
スク水ルシアン…
俺 もう終わってるのかな…
いっそのことルシアンが女の子だったら……
いっそのことルシアンがオカマだったら……
いっそのことルシアンが悪鬼付きだったら…
女の子ルシアンの相手役はライとアルバどっちがいいだろうか。
あえてリビエルで
リビエルも天使だからふたにゃり。
ポムニットは正体ばれるかなり前からルシアンを貪ってそうだけど
775 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 02:33:58 ID:dKe7705P
兄貴×ミント欲しいな…
空気読めなくてすまん(´・ω・`)
リシェル×ルシアン×ポムニットの3Pでb
フェア×リューム
フェイ×ミルリーフ
フェイ×コーラル
リビエル×アロエリなんてどうだろう?
777
だからsageれって
>>775 俺も欲しいな…
贅沢言わないから兄貴がいい扱い受けてるのが欲しいな…
ネストリがキボン
>>781 1個しかないからもっと欲しいってことでそ
折れも兄貴×ミントキボン
兄貴ミント1個とフェア相手のもなかったっけ?
個人的には兄貴ミントもっと読みたいけど。
ここ最近はセクミンが増えたよな。
兄貴はここ数スレ、Hでの出番はないなあ。アルバも女イオスの人こんくなったらめっきりだし。
ルシアンもさっぱりやね。この人間男衆三人組にどうか愛の手を。
まあもっとソスな青い子もいるんだけど。
主人公ならともかく、その辺のキャラは仕方ないような…
そもそもフェア自体出てきてないし
このスレ初のハヤナツ作ってみた。初作品の初投稿で稚文だから出来は期待しないでくれ。それでは。
『ある日の登校風景』
夏の残暑も消えかけ、朝に吹く秋風には冷たさを感じる。
毎年この季節になると布団から出るのも億劫で、学校の時間ギリギリまで羽毛布団の温もりの恩恵を受けるのだが今年からはそうはいかない。
(さ、寒いし眠い…!!)
勇人はのそのそと布団から這い出て、髪を整え制服に着替える。勇人がリィンバウムに召喚され、そして帰って来たのは夏のインハイが終わり部長及びキャプテンに指名たばかりの時期だ。
秋季大会が近づいてきた今、朝練のため部室の施錠等は彼の仕事だ。それはすなわちこの寒い時期に他の部員達よりも早起きして登校しなければならない事を意味していた。
「いっきま〜す!」
朝練は7時から。早目の朝食をとり家を出たのが6時20分。さすがにこの時間帯となると人通りもなく、無人の住宅街の路地に吹く秋風には何とも言えない寂寥感がある。
「しっかし寒いな〜、少し早く出すぎたか?」
などと呟いていると、不意に背後から女性の声が聞こえた。
「あれ、勇人じゃん。どうしたのこんな早くから?」
「えっ、夏美!?」
振り向くと、この冷え込む季節には似合わない、太陽の様に暖かい笑顔をした少女がいた。
「夏美、どうしたんだこんな早くから?」
「勇人、それは今あたしが勇人にした質問。」
ぷう、と頬を膨らまた顔もどこか愛らしい。
少しばかりみとれていたせいか、やや間を開けて
「あ、ああ俺はバスケ部の朝練で。一応キャプテンだからな、皆より早く行かないと。」
と返す。
「へぇー、勇人もそうなんだ。あたしもこれからバレー部の朝練よ。良かったら一緒に行こ?」
「もちろん。あ、でも俺チャリがパンクしてるから今日は歩きだけど…」
勇人はちら、と夏美が押してる自転車に目をやった。
夏美は「ん〜」と考えてから、パン、と両手を合わせた。
「じゃあさ、勇人前に乗ってくれない?あたし背中に掴まってるから。」
「ん…いいぜ。」
「こうして学校に行くのもするのも久しぶりだな。」
「うん、高校別になっちゃったしね…」
最後にこうして登校したのは中3の冬だった。実に1年振りだ。
二人は幼い頃からの付き合いで、中学まではよくひとつの自転車で登校していた。
時折級友に「お前ばかり羨ましい!」と恨めしげな視線を送られたり、「付き合ってないなら紹介しろ!」と脅迫されたりしたものだ。
夏美は美人だ。加えてその活発で楽天的な性格により男女共に好かれている。
だがそれは勇人も同じだった。素直でだが熱血で運動神経抜群、ルックスもいい。密かに彼を狙っている女子も少なくはない。
「勇人ってさ、付き合ってる人とかいないの?」
不意に夏美が問う。
「別にいないけど?」
「ホント?告白されこととかない?」
「ん〜…、何回かはある。」
「断ったんだ?」
「まあな。」
「何で?」
「……………」
勇人は言葉に詰まった。いや、特にこれといった理由はない。「今は誰かと付き合うつもりはない」とかいう感じで告白は全て断っていた。
だが改めて考えると、断る理由もなかった。
「もしかして勇人好きな人いるとか。」
「なっ…!?」
振り向いて否定しようとしたが背後からくくく、と笑いが漏れたのを聞き、からかわれたのだ、と溜め息をついた。
視線を腕時計にずらすと6時32分を示している。45分頃にタバコ屋の前について勇人は東高、夏美は南高へ行くように別れるようにすればいい。まだ時間に余裕はある。
―少し、からかってやろう―
「…あー、実はそうなんだ。」
「…………………………………………は?」
キョトン
そんな擬態語が似合う、しばしの沈黙と間の抜けた声。構わず勇人は続ける。
「前から気になってたんだけど、そいつのこと考えると誰かと付き合おうとは思わないんだよな。結構美人だし話してると楽しいしそれに…」
「ちょ、ちょっと待って勇人!」
「おわっ!?いきなり引っ張るな危ないだろ!」
「あ、ご、ゴメン…」
危うくどこかの家の塀に突っ込みそうになる。自転車のふたり乗りは重心移動が命。ヘタに動くととんでもないことになるのは火を見るより明らかだ。
「それで、好きなヒトって?いつから気になってたの?それあたしの知ってる人?」
動揺しまくる夏美をはた目に、勇人は笑いを堪えていた。質問は「プライベートのためお答えできません」と一蹴すると、言葉に詰まったのかおし黙ってしまった。時々「う〜」とか「あ〜」とか唸ってはいるが。
「ぷぷ…冗談だって。」
さすがにこのまま放っておくのは何かマズイだろうと、助け船を出したが笑いが漏れている。
「ナニそれひっど〜い!あたし真剣に考えてたのに!」
「何を?」とは口には出さない。夏美さんは相当ご立腹だ。
「まあ、誰かと付き合うつもりはないってのは本当だぜ。もしそうだったらこんな風に夏美のこと後に乗せるなんて出来ないしな。」
後を振り向かずに微笑みかける。
「…うん、そうよね!」
夏美さんは機嫌が直るも早いらしい。
不意に、ビュウゥ、と強い風が吹いてきた。先ほどより気温は高くなってはきているが、さすがに風が吹くと寒い、というよりは冷たい。
勇人が「寒いな」と言うと、夏美が「寒いね」と返す。
あと五分位でそれぞれの高校への分かれ道であるタバコ屋に着くだろう。
(たまにはこういうのも良いな。)
夏美と話していると元気がわいてくるのは、幼い頃から身をもって証明済みだ。
「ねえ勇人」
「ん?」
「……えいっ!」
勇人の肩に掴まっていた夏美が、突如勇人の背中に抱きついた。
「うわっ!」
再びバランスを崩す勇人。今度のはかなり危ない。というのも彼は背中から、「アタタカクテヤワラカイ」モノを感じたからだ。
「なっなつ、夏美!?」
「ん〜?」
慌てまくりの勇人とは対照的に、実に満足げな表情の夏美。幸せそうな、といった方が正しいか。
「え〜と、その、…当たってる…」
「当ててんのよ!…って言うのがセオリーなんだって。」
「…その、何だ。いいのか?」
「何が?」とは聞かない。夏美は表情を崩さずに、
「嫌?」
「…いや」
「ならいいでしょ。勇人の背中温かいし。」
などとやりとりをする。
道を曲がる度に胸が擦れて、「あっ」とか、ブレーキをかける度に押し付けられて「んっ」とか夏美のあげる声と、同じく朝練だろうか、勇人と同じ制服をきた生徒達の驚愕の視線で勇人の頭は恥ずかしさのあまり真っ白だ。運転精度も落ちている。
「勇人〜、ワザと激しくしてるのかな〜?」
「へっ?…あ、いや、悪い!でもワザとじゃないぞ!」
「な〜んだ、つまんないな。」
「ええっ!?」
そんな感じでつつがな
スマンミスった
修正
そんな感じでつつがなく(?)タバコ屋前にに到着。多くの高校生の通学路にタバコ屋があるってのも問題な気がするが、とにかく東高生と南高生はここでお別れだ。
「勇人、今日はありがと」
「ん、ああ…」
自販機で買ったブラックコーヒーを飲む勇人の顔はほんのり紅潮している。
「それじゃまたね〜」
勇人が返事を返すと、夏美は自転車を押しながら右へ、勇人は缶コーヒーを片手に左の道へ行く。
「あ、そだ。」
5・6歩進んだ所で夏美が歩みを止めて振り返る。
「ハヤトー、今日はキモチ良かったよ〜!明日もよろしくー!」
「ぶっ!!」
夏美のトンデモ発言に思いっ切りコーヒーを吹き出した。
振り返ると夏美はもう自転車に乗って遠くになっていた。
学校に着くと、朝の怪現象目撃談で男子女子共からの怒号と悲鳴と質問責めで朝練どころか授業すらままならなかったのはまた別の話。
勇人がその日から毎日無理矢理夏美の胸の感覚を楽しまされるようになったのは更に別の話。
終り
どうですか?改めて読み返してみるとまだまだ未熟でしたが…
出来ることならハヤナツファンが増える事を期待して書きました。
正直ぬるいっす、もうちびっと濃厚がいいなあと・・・
後は内容自体は悪くないけど行間を狭くした方が良いかと
>>795 エロ部分は別に作成中です。
指摘した点は善処します。
お前に足りないのは情熱、気品、優雅さ、勤勉さ。それになにより
エロスが足りない!!!!
全部書いてから投下する方がいいと思う
どうですか?なんて聞かなくても、ちゃんと書けば書いた分だけ評価される
相手にされなくても泣かない、その分またトライすればいいだけ
エドスがないとはどういうことか!
子持ちだっけ?エドス
>>794 前置きとして考えるならいい感じじゃない?続きが気になるな。あればの話しだが。
あとはこれからだな…期待してるぜ、頑張れ
たまにはヌルがあってもいいじゃないか
まだ導入部と聞いて安心した、続き待ってる
なんかなっちーが普通に男の子と絡んでるの珍しく見た気がする。
いつもは邪悪後輩にズンパンされちゃってるから。
結局夏美は純愛と鬼畜のどっかがいいんだ?
このスレ夏美鬼畜ばっかで今まで純愛があった記憶がないがやっぱ鬼畜?
夏は美しくても夏美の春は酷かったんだね…
「どっちがいい」と言いたいの?
そりゃ鬼畜書いた人は鬼畜がいいんだろうし、上のハヤナツ書いてる人は純愛を書きたいんでしょ?
何をわけのわからんことを
なんでも美味しくいただきます。
冷静になって考えてみればどうということもない。それはただの布地にすぎない。
(そうだ。そうなんだよ。だから……スーハー…落ち着け!落ち着けっ!)
けれどそんな風に念じている時点で既に冷静ではいられなかった。荒くなる鼻息。
スピスピ音を立てているのが自分でもわかる。それにドクドクと脈打つ心臓。
完全に病気だ。すっかりやられてしまっている。なんとういう魔性の紺色。
伸縮性のある生地はリシェルの控えめな身体にぴったりとフィットしている。
星光に照らされるすらりとしたスレンダーな身体のライン。なんて眩しい。
そしてひときわ目を惹くのは魅惑のデルタゾーン。なんでここだけに入ってるの切り込み。
いやっほう!旧式最高っ!気分は粉砕。玉砕。大喝采。
(やべえ……マジでやばいぞ…オレ……)
そのまま悶死してしまいそうだった。据え膳食わぬはなんとやらとはこのことか。
身体の一部は局部的に熱を帯びてくる。そして思わず(*´Д`)ハァハァとか口から洩れてしまう。
「ハァハァ、ハァハァうっさい!あんたはうちのアホメイドかっ!!」
すると案の定リシェルに怒鳴られた。ライは鼻を押さえて首筋をトントン叩く。
(しょうがないだろ……こんなのどうしろと……)
ライは胸中ぼやくも口には出さない。リシェルの機嫌を損ねて目の前の楽園は失いたくないから。
「いや、その……おまえ……どうして…」
そうしてライは尋ねかける。視線がちらちらと水着に向くのは悲しい男の性か。
昼間にも拝んだ破壊力抜群の御姿。まさかかような姿を再度晒してくれるとは思わなかった。
リシェルは顔を朱に染め、伏せ目がちになりながらポソリと言う。
「あんた……こういうの好きみたいだから……」
グッ。呟かれた瞬間にライは拳を握りこみ親指を立てる。瞳を潤ませながら心の中で喝采をあげる。
GJ(グッジョブ)と。ああ、幸せ。なんと幸せ者なのだろう。自分は。ありがとう。今、心からのありがとうを君に。
「〜〜〜っ!言っとくけど死ぬほど恥ずかしいんだからね!アンタのためだから仕方なく着てあげてるんだからね!」
そうして真っ赤になりながらリシェルはわめき散らす。ライはつい顔がにやけてくるのを抑えられなかった。
ふいに心の中で突っ込む。おまえ、今すごいこと口走ってんぞと。
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
テレパスというわけでもないがリシェルも気づいたのだろう。途端、羞恥に震えてわななきだす。
くるりと背を向く。そのまま足があさっての方向へ向かいだす。しかし。
「おいおい。待てよ」
ガシッ。リシェルが逃げ出す寸前にライは捕まえる。しっかりと握った手からはリシェルの手のひらの熱が伝わる。
「悪い。ちょっとふざけてた。でもしょうがねえだろ。だっておまえが……」
一息飲むとライはその続きを迷いもなく言い切る。
「そんなにもすげぇ可愛いもんだからさ……」
照れくささは遅れてやってくる。ライはポリポリと頭を掻いてリシェルの反応を待つ。
リシェルは振り向くがしばらくは頭を伏せ、そしてこつんとライの胸を叩いて言う。
「……当たり前のこと言うなっての。この馬鹿……」
少し膨れた赤い頬でリシェルは呟く。ライはポンとリシェルの肩に手を置く。
「ありがとうな。リシェル」
優しい笑みを浮かべながらライは言う。胸のなかに溢れる嬉しさ。それは単にリビドーが満たされたからではなく。
「オレのためにいつも一生懸命になってくれて。オレ、おまえのそういうところ……すごく大好きだ」
誰よりも自分のことを好きでいてくれる女の子がいて、自分もその女の子のことが大好きで。
そんなありふれた幸せを肌で感じることができる。だからこの嬉しさは生まれるのだろう。ライは心から思う。
肩に置いた手を背に回す。そのまま優しく抱きしめる。柔らかな温もり。いつまでも抱きしめていたい。
「感謝…しなさいよね……」
「ああ」
抱きしめられながら呟くリシェル。ライはその背を撫でながら頷く。
「感謝し続けなさいよね。これからも一生、ずっと……」
「分かってるって」
リシェルは更に念を押して呟いてくる。そんなところもまたいじましい。
ライの手はいつのまにかリシェルの亜麻色の髪を撫ぜていた。ふわふわと心地よい感触を楽しむ。
そうするうちにリシェルの頭はもぞもぞ動く。気づくと鼻先が触れ合うほど近くに顔がきていた。
「えへへ♪」
瞳に映るリシェルの最高の笑顔。それを目蓋の裏に焼き付けながらライはそっと目を閉じた。
潮風が優しく吹きすさぶ浜辺。満天の夜空の下で交わすキスはいつもと一味違った新鮮さを二人に与えてくれた。
「んっ…んちゅ……んむっ……っは……んむちゅ」
「くぅ…ぁ……っ……リシェルぅ……」
夜の海でも繰り広げられるフェラチオ。それは二人の営みにおいてもう定番となっていた。
時には前戯として。またあるときは激しい行為の中のいっときの安らぎとして。
リシェルの奉仕はいつでもライを癒してくれた。また愛したい。もっと愛したい。そんな元気を与えてくれる。
それは今日という日においても同じだった。
(やっぱ最高だよ。おまえのそれ……)
奉仕を受けながらライは感慨にふける。俯くとそこには懸命に自分の肉茎を頬張るリシェルの頭があった。
すごいことをさせている。今さらながらそう思う。男にとっては排出器官さえかねる部分。
それを迷うことなく口に運んで愛でてくれているのだ。はむっと優しく咥えしごく柔らかな唇。
ぬるりと裏筋を沿う濡れた舌肉。ぴちゃぴちゃと立てる響きさえ卑猥だ。性欲が余計に刺激される。
口の中で膨れる海綿。リシェルは構わずに喉を使ってしごいてくれる。感激が溢れてくる。
「んじゅ……じゅる……んっ…ちゅぷ……んっぷ…」
「……ぁ……ぁ……リシェ…ルぅ……」
そうして絶え間なく刺激に晒される前立腺。舌先でほじられる鈴口が、唇で甘噛みされる亀頭が歓喜していた。
口淫を続けながらリシェルはその手で肉茎と陰脳を優しく擦ってくれる。それがまたたまらない。
そうするうちにライの海綿は臨界に達していた。不意に襲う射精感にライは呻く。
「くぅっ……リシェルっ!」
「んっ!……んぐっ!?」
突き抜ける快楽には抗えずライはそのままリシェルの口の中で射精する。どろりした白濁の粘液。
リシェルはその口で受け止める。そしてゴクン。リシェルの喉がなった。
「んぐっ……んぐぅ……んぐ…っく……ゴクッ…ゴクン……」
「…リシェ…ルぅ……」
ごくごくと自分の精液がリシェルの喉を滑り落ちる音。それを聞く瞬間にライは満たされる。
それは決して美味なものではないだろう。苦そうで、生臭そうで自分なら死んでも飲みたくはない。
けれどリシェルは飲んでくれる。きちんと飲み干してくれる。ライはそれが無性に嬉しかった。
自分の一部、一滴さえもリシェルは愛してくれているのだと感じられて。
「ぷはっ…はっ……っふ……あんたの味……いつもよりちょっと……しょっぱい……」
口の端からライの精液を垂らしてリシェルはそう呟く。くすりと微笑みながら繋げて。
「やっぱ海だから……かな?……あは♪変な感じ」
そうして見せる笑顔にライはまともに顔を向けられなかった。トマトのように赤面してしまっている。
視線を合わすとそこから愛しさが暴走してしまいそうだ。どうしてそんなに可愛すぎるんだよ。おまえは。
(つくづくこいつは……オレの理性を引っぺがしてくれるよなあ……)
ケダモノになってしまう。いやもう既になっている。貪りたい。愛し尽くしたい。リシェルを心ゆくまで。
リシェルのフェラチオはいつも、ライをそんな気持ちにさせてくれる。恐ろしいまでの中毒性。
すっかり病み付きになっている。もう抜け出せないほどの泥沼のように。
「んっ……ちゅる…はむっ……ちゃんと……キレイにしてあげるね……んちゅ……ぺろぺろ……」
啜りだされる尿道の残り。亀頭についた白濁も舌でキレイに舐めとってくれる。
丹念にフェラチオをし続けてくれるリシェルを見つめながらライは優しげな顔になった。
「オレ、すげぇ幸せだよ……リシェル……」
懸命に奉仕してくれる愛しの彼女を見つめながらライはそう呟いた。
背もたれするリシェルをライが後ろから抱える。それは二人がよくする姿勢だった。
こうして抱えてライは後ろから色々とリシェルを愛でる。それはいつもと同じ。
違う点が在るとするなら指先に伝わる触感だった。リシェルの華奢な身を包む紺色の布地の。
「……本当にさあ……これ着たまんまでするの……?」
恥ずかしげに目を伏せながらリシェルは訊いてくる。ライは無言でお腹の辺りを撫ぜる。
「ふぁ……」
リシェルが反応するとライの指はそのまま水着のラインをつーっと伝っていく。
少しだけ荒れる鼻息。呼吸をどうにか整えながらリシェルの耳元でポツリと言う。
「駄目か?」
答えなんて分かりきっているのにそれでも訊く。リシェルは少し躊躇い、そして答える。
「いいに決まってるじゃない!」
答えを確認してライはニヤリと微笑む。別に後ろに目がついていなくても丸分かりなのだろう。
リシェルはまた『変態』とか『ド助平』とか罵ってくる。それもなぜか心地よい。
普段通りの囀り合い。一番大好きなリシェルとこうしていられるのだから。
(ほんとどうかしてるよオレ。おまえといると……)
フッと軽く微笑みながらライは手つきを動かす。さっきはリシェルが自分にしてくれた。
今度は自分がリシェルを気持ちよくさせてあげる番だから。
「ひゃっ!……あふっ……」
むにっ。控えめな膨らみを掌で包む。そのままむにむにとほのかな乳肉の感触を楽しむ。
相も変わらぬ手のひらサイズ。もみもみ。いい揉み心地だ。
「ひっ…いっ……ひやぁぁぁっ!!」
弄りながらライの指先はリシェルの突起を探り当てる。ついに見つけた。ぷくっとしてて可愛らしい。
つまんでみよう。コリコリ。水着越しにもいい感触が伝わってくる。
「やぁぁぁあ!擦れるっ!やめっ……ひぁぁぁあああ!」
布地越しに弄られてリシェルは普段以上に過敏になっていた。ぴくんと震える。
するとスクール水着の胸元の布地にリシェルの乳首がぷっくりと浮き立つ。
「やぁぁぁ……っ…勃ってる……あたしの……勃っちゃってるよぉ……」
涙目でプルプルと震えるリシェル。ライは愛でるようにその乳房を撫ぜる。そして囁く。
「すげぇ可愛いぜ……おまえのここ……」
言いながら指の腹で浮き出たニプルを摘む。くにゅくにゅと揉むように圧迫する。
「ひやんっ!ああんっ!はぅあっ!」
その途端、喘ぐリシェル。なんて可愛い声を出すのだろう。ああ、聞きたい。もっと聞きたい。
もっと可愛いリシェルを見ていたい。空いた片手の位置はずり下がる。
目指すのは魅惑の三角地帯。リシェルの一番可愛い部分。
「やっ!……そこぉ……そこ…らめぇぇぇ!……ひくぅぅぅぅぅ!」
リシェルの制止も聞かずに割れ目のラインをライはなぞる。たまらずよがりのけぞるリシェル。
つんつんと秘肉を指で突く。水着の上から触る心地はこれまた新鮮だった。
こつんと指先にあたる突起。リシェルの肉豆。それは乳首同様、水着の上からも分かるほど浮き出ていた。
くにくにと弄ってみる。また喘ぐリシェル。たまらない。なんというか病みつきになってしまう。
「嫌ぁぁぁ!スケベっ!変態っ!この悪魔ぁぁ!ケダモノぉぉっ!」
そんな風に罵ってはくるけど本気で抵抗はしてこない。だからそれに甘えてもう少しだけ嬲ってみる。
二本重ねた指先。それをずぶっと沈めてみる。リシェルの膣に。布地ごと。
「ひきあぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!」
リシェルはひときわ大きい嬌声をあげた。膣内にずるりと入ってくる指先。あろうことか水着ごと。
膣肉が擦れる。自身の愛蜜で濡れた紺布にずるずると。
「はぁ……リシェル……リシェル……」
「やぁっ!ひやぁぁぁ!あひふぅぅ!らめへぇぇぇえええ!!」
息を荒らげながらリシェルを嬲るのに夢中になるライ。なされるがままにひたすら喘ぐリシェル。
くりくり。乳首をまた弄られる。こりこり。クリトリスもか。性感帯が水着の繊維で擦れる。
むにゅ。隙間から入り込む手。今度は生で掴まれた。くにくに。乳頭を弄る親指がいやらしい。
するり。下にも入り込む。敏感なポイントを的確に弄られる。水着ごしに。直接に。
交互に弄られリシェルの脳はたまらず白くなる。そして迎えるオルガズム。
「ひやぁぁぁあ!イっちゃうぅぅぅ!あたし…イっちゃうふぅぅぅぅぅ!!」
吹き出るリシェルの愛蜜のシャワー。それは密着する布地にふきかかる。
潮吹きがおさまるとスク水の股間部はベトベトに濡れていた。リシェル自身の愛液で。
「うぁ……ぁ……ぅ……」
リシェルは呆然とその染みを見つめていた。一部分だけ濡れた水着。これではまるで。
「ひっく……おもらし……あたし…おもらししちゃったぁ……」
そんな風に泣きぐずるリシェル。ライは優しくあやす。あやしてくうちに愛らしさが胸に満ちる。
(反則的に可愛すぎだ……おまえ……)
そんな風にひとりごちながらライはリシェルをさする。愛でるように撫でながら顔を向けさせる。
「可愛かったぞ。リシェル……」
「……っ……んちゅ……」
そうして重なる唇と触れ合う舌先。潮風が鼻腔をくすぐる砂浜で蕩けるような甘さを二人は感じていた。
〜続く〜
そんな訳でスク水リシェル続きです。一気に書ききっちゃおうかと思いましたけど長くなりそうなのでもう一回だけ分けます。
それにしてもライリシェは毎回書くたびに力を消耗しますな。妄想するだけで我輩脳がやられてしまいます。
それでは今月中の完結を目指して今回はサラバ。
この俺にGJと言わせようってか?そいつぁ無理な相談なんだぜ
GJ!
まったくだ…
GJ!!!!続き気になるね
うっわ何だよこの作品…
GJじゃないか
最近のライ君はエロスに目覚めた気がするんだよ。
ツインエイジはどうかな?
間違いなくFP/バンプレに大打撃を与えるだろうな。
メイトルパ分の足りないサモンなんて……
やっぱ★絵のナンバリングじゃないとここじゃ盛り上がりきついと思う。
比較的メジャーなエクステーゼも一過性だったし。
はじ石に至っては……
そういや今日発売だったんだな。ツインエイジ。
先鞭つける書き手はいつ現れることやら。
とりあえず俺はDSもってないんでやれない。
822 :
@アルファ:2007/08/30(木) 16:23:45 ID:U6CBj1cu
だれか♀コーラルのエロ(コーラル受け)たのむ
>>820 本スレじゃ結構評判
まだ自分は箱開けてないが
エドスがナツミかアヤをはらませるやつきぼむ
触るとそこは十分に湿っていた。リシェルの秘部を覆う紺色の三角。既に馴染んでいた。
布地の下から染み出す愛蜜に。伝わる濡れた感触をライは指先で確かめる。
「んくっ……あふっ……かふっ……」
喘ぎ声を噛み殺しながら悶えるリシェル。その身体は熱に火照る。抑えられなかった。
ジリジリと責めつけてくるこの身体の疼きを。衝動が。衝動がただ込み上げてくる。
欲しい。たまらなく欲しい。もうこの身体の内側まで抉りぬいて欲しいと。
「ぅ……あうっ……ライ……ライぃぃ……」
涙目がちに縋るように呟く。その意図は容易く伝わる。ドクン。心臓が鳴った。
見やるとそこも既にパンパンに膨張していた。臨界寸前までに達したライ自身が。
激しく自己主張していた。入りたい。早く入りたい。愛しい人の中へと。
「……んっ!?……ひゃふっ!」
ずるり。おもむろに水着の一部が捲られる。ずらされた股間部の布地はもう隠す用を成さなかった。
露わになる。陰毛も薄く、ほんのりと桃色がかったリシェルの可愛らしい割れ目が。
ごくん。いつ見ても喉がうならされる。その上、既に肉裂はとろとろの肉蜜にまみれていた。
極上の秘肉が愛欲のソースを添えられていまかいまかと待ち構えている。
思わずかぶりつきたくなる衝動。ビクン。肉棒がひときわ見事に屹立する。
「リシェル……オレ……もう……がまんできねえ……」
押し寄せる衝動。それに悶えながらライは言う。後ろからリシェルを抱く手にも力がはいる。
指先がわきわきと疼く。息がハアハアと洩れる。そして肉棒はもう破裂寸前の呈を見せていた。
「うん……欲しい……あたしも…欲しいよぉ……」
そしてリシェルも同じ想いに焦がれている。滲み出る愛蜜はとめどない。火照る身体は焼けるように熱い。
全身が性感帯になってしまったかのような錯覚。ああ、早く。早く貫いて欲しい。
「んっ…うっ……あっ……」
リシェルは腰を浮かした。ライが挿入しやすいように。割れ目を切っ先に合わせる。軽く触れ合う。
カウパーにまみれた肉同士。互いのぬめりが伝わりあう。交わりの瞬間にあともう少し。
「くっ……んぅっ!」
そうして腰を落とす。ぐちゅ。刹那、ぬめった摩擦音が胎内ではじけた。
「んあぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」
ずるるるる。擬音が脳で弾けると同時にリシェルは嬌声をあげる。一気に貫かれていた。
ライの逞しい肉槍に膣奥まで。ぴくぴく。痙攣していた。リシェルの身体は小刻みに。
「あぁ……あ……イっ…ちゃった……挿れられただけで……あたし…イっちゃった……」
全身を貫く快楽の奔流。それをオルガズムと呼ぶことをリシェルも知っていた。
水着の隙間から顔を覗かせる肉裂。肉棒をぎちぎちに咥え込むそこから多量の愛液を噴出して。
リシェルは確かにそこへと達していた。
「くっ……あぁ…ぁ……オ……オレも……ぉ……」
ライもまた同じである。挿入と同時にライの脳は白紙になった。今あるのはたまらなく催す射精感。
リシェルを抱くその手が震える。堪えきれない。そう思った次の瞬間にはもう解き放っていた。
「くあぁぁぁぁ!リシェルっ!!」
どくっ。脈動は響く。白濁は勢いよく吐き出された。そして容赦なく注がれる。リシェルの子宮に。
「っ!……ひあぁぁぁぁぁああ!熱あぁぁぁぁああ!」
ドクドクドク。流れ込む。熱い液汁が子宮へと。その熱に悶えながらリシェルは声をあげる。
そして、びくん。震えていた。リシェルの身体は歓喜に震えていた。施される膣内射精に悦びに。
「うあぁぁ……あぁ……ライっ!……ライぃぃ……」
「リ……リシェルぅぅ……」
悦びの涙が二人の頬をともに濡らす。射精の余韻に浸る。けれど感覚はすぐにその意識を取り戻す。
感じるのはきゅうきゅうときつい肉の感触。締め付けていた。締め付けられていた。
リシェルの膣肉はライの肉棒を。ライの肉棒はリシェルの膣肉によって。
「くぁぁ……気持ち…いい……気持ちよすぎだぞ……おまえ……リシェル……」
そんなことも思わず口走ってしまう。それほどまでにリシェルに溺れていた。
幾度となく繰り返してきた営みはリシェルの膣をライ専用の肉鞘につくり変えていた。
こんな風に包まれているだけでもリシェルの柔らかさが、温かさが、ライの心に響いてくる。
むくり。活力がみなぎる。それは古妖精の祝福さえも超えた力で。
「ふぁ……あぁ…ぁ……硬い……硬いよぉ……さっき射精したばっかなのにぃ……」
胎内で膨れ上がるライ。リシェルはそれを感じる。なんて元気なのだろう。この愛しいケダモノは。
それほどまでに自分を求めてくれる。嬉しい。リシェルにとってそれがなによりの勲章なのだ。
「くうぅぅっ!リシェルっ!リシェルっ!リシェルっ!」
そしてライは求めだす。小刻みに腰を動かす。突き抉る。リシェルを膣奥まで深く。
「ひあっ!うあぁぁっ!くぁっ……ふぁぁぁぁぁぁっ!」
突き動かされながらリシェルは悶える。リシェルの膣内。その浅いところが太い根元で擦れる。
深いところが鋭利な亀頭で突き抉られる。その中間は肉竿にぴっちり密着しながら擦れていた。
ねちょ。ねちょ。ねちょ。粘膜同士が絡み合う音が弾ける。ぐにぐにと膣肉は混ぜられる。
ドロドロとさっき射精されたばかりの生暖かいスペルマと一緒にかき混ぜられる。
お腹の中でメレンゲが泡だっている気さえした。どろどろに。溶けてしまう。心も。身体も。
(ぐちゃぐちゃだよぉ……あたしの中……あんたのせいでぐちゃぐちゃだよぉ……)
ひたすら貫かれ、よがり喘ぐ中でリシェルはひとりごちる。ふいに目に映る。
ライを咥え込む自分の肉裂。白濁と愛蜜にまみれた肉同士がぬちょぬちょまみえる箇所。
スク水をめくった部分で交じり合うそれはいつにもまして卑猥なイメージをかもし出していた。
ああ。ライとセックスしている。こんな場所で。こんな格好で。
(……なのに……こんなにもあたし……恥ずかしくて死んじゃいそうなのにっ)
相当に恥ずかしいことをしているという自覚はあった。感じる羞恥はいつもの倍以上。
恥ずかしさはリシェルの胸をきゅんきゅんと締め付ける。
(でも……でもぉ……やめられない……やめられないのぉ!)
感じる快楽は更にそれ以上だった。抗えない。ひたすら喘ぎよがる。そして求める。
もっと犯されることを。大好きなライに犯されることを。
「あふぁぁあっ!ライっ!ライっ!きてぇぇぇ!もっときてぇぇぇぇぇえええ!!」
そう叫びながらリシェルは動く。自分で腰を振りながら激しくよがる。
「うぉぉぉぉっ!リシェルぅぅぅっ!!」
ライも既に忘我の境地。無心でリシェルを犯す。単純なピストン。それをひたすら繰り返す。
激しく交わった。肉と肉がこそげ落ちそうなまでに。そこまでしても足らなかった。
さあ交わろう。もっと交わろう。心行くまで。誰よりも愛しい。ここにいるのは世界で誰よりも愛しい人なのだから。
「うあぁぁっ!リシェルっ!リシェルっ!」
ひたすらに突き動く。それとリシェルの下腹部をそっと撫でる。今、リシェルのこの辺りに自分がいる。
そう思うと胸がカッと熱くなる。滾るその熱は運動のエネルギーに姿を変える。
「あぐっ!くふぅぅ!かふぁぁぁ!!あぐぅ…ライぃっ!」
懸命に受け止める。膣で、子宮で、胎内で。めくられる膣肉が、突き上げられる子宮がこの上なく感じてくれる。
自分の中に確かに存在するライを。愛おしい。愛しさは交感神経を過敏にする。
「くぉぉぉぉおっ!リシェルぅぅぅっ!」
「ひあぁぁぁぁぁああ!ライぃぃぃっ!!」
そうしてなされる二度目の膣内射精。そして射精しながら続る激しいセックス。
ライとリシェル。愛し合う二人は確かなひと夏の記憶をその身に刻み続ける。
「ふあぁ……あふっ……あっく…ふぁっ……ひあぁぁ……」
激しいケダモノの時間は過ぎた。けれど二人の営みは続いていた。激しさではなく、
安らぎを求めるセックス。まだまだ感じていたかった。お互いの温もりを。
「あふっ……はふっ…あふぅ……あっ……」
ライの身体の上で、リシェルのよがり声は響いていた。ライは息を呑む。
(すげぇ光景だよな……これ……)
見上げれば絶景。そこにいるのは騎乗位で跨りながら腰を振るスク水姿のリシェル。
眼福にも程がある。鼻の奥がすっと熱くなる。なんかむず痒くてもやもやする。
「ふぁっ!ふぁっ……ライっ!ライっ!」
ぐちゅ。ぐちゅ。リシェルは自分で腰を動かしてライの肉竿を受け入れている。
結合部。水着を捲って露わになった秘裂に肉棒はいまだパックリと咥えられている。
ズリズリと、リシェルが腰を動かすたびに根元が見え隠れする。それがなんともエロい。
愛液と精液とでグチャグチャになったデルタゾーン。刺激が強すぎる。とても直視できない。
ライは手で口を押さえ、喘ぎをこらえながら視線をずらす。
(うわ……またなんか浮き出てやがるし……)
視線を胸元に移せば、二つの突起がぽっちりと生地に痕をつくっていた。それもまた無性にエロい。
何故か全裸よりも興奮してしまう。恐るべきはスク水の魔力。むくむく。また息子が元気になる。
「あふぁっ…あふっ…ふあっ!んあぁっ!」
そしてそんな魔性の水着にも増して大量のエロスを放出するのはリシェル。このエロ娘。
最凶の取り合わせだった。ほんと理性なんて根こそぎ剥ぎ取られてしまった。
精の方もいい加減に搾り尽くされただろうに。まだむくむく元気がわいてくる。
それもこれもおまえがそんなにもエロかわい過ぎるからだ。ど畜生。
「ぐっ……また……イ…く……」
リシェルの艶姿。あてられたライは射精感によろめく。これで何度目だろう。いくら出しても出し足りない。
「あっふ…かふっ……いいよぉ……射精してっ!あたしの中でいっぱい射精してぇっ!………んくぁぁぁっ!」
そしてビクン。もう何度目か数えるのも忘れた射精をリシェルは子宮で受け止める。幸せだった。
この上ない幸せをリシェルは感じていた。ポロリ。感激の涙は頬を伝う。
「はっふ…はふ……んっ………っ?」
余韻にひたるリシェル。するとふいに眉を寄せた。自分の下のライの様子に気づく。
「ちょ……なに泣いてんのよ!あんたっ!」
見やるとライはハラハラと涙を流していた。流石にリシェルはギョッとなる。
「いや、あまりにも幸せすぎて……」
不覚だった。この上なく不覚だった。こんな風に泣き顔をリシェルに見せるのは。
いや、まあケダモノセックスの最中も感極まって泣いてた気もするがあのときはお互いに意識飛んでたし。
それはともかくそんなライの様子にリシェルはにんまりとする。得意気に鼻をならす。
「なによ……普段は人のこと散々泣き虫よばわりするくせに……ふふん♪そんなにあたしで感じてくれてるんだ?」
そうして得意調子になるリシェル。ああ、普段のリシェルだ。ライはなんだかホッとする。
「そんなに気持ちいいんだ。そんなにあたしがいいんだ。んふ♪んふふ♪」
「おいおい……」
調子付いたリシェルは止まらない。今度はずれた水着を直して、素股を布地ごしに擦り付ける。
「ほらほら。さっさとイっちゃいなさいよ。この変態。あは♪あははは♪」
無邪気に笑うリシェル。ライは溜息を吐きながら思った。
(やべぇ……すげぇ気持ちいい……)
濡れた水着の繊維で擦られる肉棒。その竿に布地ごしにふれるのはぷにぷに柔らかいリシェルの秘肉。
ごめんなさい。最高に気持ちいいです。けれど舐められっぱなしなのは性に合わない。反撃してみる。
「ふぇ……ちょ、ちょっと……たんま……」
むっくり。上半身だけライは起き上がる。するとリシェルは自然にライに抱っこされる形になる。
覚える既視感。なんか見覚えのある体勢。
「ひゃぁぁぁぁああ!」
突然、リシェルは叫んだ。乳首をライに吸い付かれて。スク水ごしに。がじり。歯があたる。
「ひやっ!ひやっ!!ひやぁぁぁああ!!」
叫んでいるうちにドスン。リシェルはライに押し倒される。砂浜に押し当てられながらライに覆い被さられる。
攻守交代。ライはリシェルの胸元から口を離すとフッとほくそ笑む。
「形勢逆転だな。リシェル」
にんまり。普段は見せない悪魔の笑みをライはリシェルに見せる。さあ虐めよう。この愛らしい雌ウサギを。
「このケダモノっ!悪魔っ!人でなしぃぃいいい!!」
「なんとでもほざけ。いくぞ」
罵るリシェルをライは軽くいなす。組み敷く。そして貪りかかる。それは実にケダモノ。
「あぁぁぁああっ!!はぁぁぁああ!ひあぁぁあああ!!くあぁぁぁぁぁああっ!!」
「リシェル……リシェル!……リシェルっ!!」
そうして再び始まるケダモノタイム。二人の睦み合いには時にこんな子供の喧嘩も混ぜ込まれる。
「ぅ……あぅ……あぅぅ……あ…う…ぁ……」
やりすぎた。そう感じたときにはいつもすでに遅し。静かに認める。過ぎたるは及ばざるがごとしと。
目の前の惨状。これは流石に許してもらえそうにないかも。それでもライはぺこりと頭を下げる。
「悪い。ごめんなリシェル」
「この……ケダモ……ノぉぉ……」
気持ちよかった。ひたすらついた。連発しまくった。そして思いっきりぶっかけてしまった。
気がつくとリシェルはすごいことになっていた。ライの精液で紺のスク水が白スクに見えるほどに。
呆れるほどの精力。ライは自分で自分が恐ろしくなる。
「すまねぇ……」
そう言ってただ頭を下げる。ああ既視感。前にもこんなことあった気がする。
ほんとこりないなオレと胸中ひとりごちる。
「本当に反省……してる?」
「ああ……」
仰向けになったままでリシェルが睨んでくる。ライはしゅんと小さくなる。
「反省してるんなら……」
リシェルは手招きする。なんか嫌な予感はした。それでも逆らえず大人しく従う。
リシェルの傍にライはよる。するとギュむっ!予感的中。
「ぬほぉぉぉっ!!」
執念なのだろう。もはや足腰もおぼつかないはずのリシェルは起き上がり掴んでいた。
ようするにライのあれを。瞳をぎらつかせながらリシェルは手の中のものをにぎにぎする。
「もう一回……」
おそろしく低い響きで呻く。ライの背筋に冷たいものがはしる。
「もう一回がんばれるわよね。今度はあたしの言うとおりに……」
「あ、ああ……」
ライも既に限界に来ていた。酷使し続けた腰は悲鳴をあげている。けれど逆らえるはずがない。
主導権はもう完全に移行している。なんかこんなのも何度目かの気がする。
(こんどこそ死ぬかもな……オレ……)
流石に腹上死だけは勘弁だ。けれど相手がリシェルならそれでもいいやとか思うアホな自分もちらつく。
つくづく自分はリシェルに脳までやられてるんだなあとライは溜息を吐く。
「んちゅ……んっ…ちゅ……」
独りごちていると、またリシェルにフェラチオされている。なんてエロいお口だ。
萎えかけたアソコがまた元気ギンギンなってしまうではないか。このエロお嬢め。
「ひゃむっ……まだまだ…んっ……許さないんだからね……んむっ……こんなんじゃ……」
はむはむ肉竿を愛でながらぶつくさ呟くリシェル。見るとその頬がポッと赤くなる。
ちろちろと舌をペニスに這わせながらふいに呟く。
「まだ……いっぱい……あんたに……して欲しいから……」
顔を赤らめながらそう呟いてくる。ああ、最高に可愛い。また獣が元気満タンになった。
「うぉぉおおっ!!リシェルっ!!」
「だぁぁっ!だからいきなり発情すんなっ!この大馬鹿ぁっ!」
発情しかかったライにリシェルは蹴りを見舞う。コカンといい音がビーチに響いた。
「あっ…っぐ…あっぐ……あぐぅぅ……」
ギチッ。ギチッ。きりきりと鋲を捻じ込まれる感覚を覚えていた。掻き分けられる尻肉。
その窄まった部分に差し込まれた肉根。我が物顔で蹂躙してくる。きつい。苦しい。
「んくっ……くはっ……かふぅ……」
砂地を爪先で掻き毟りながら必死で耐える。既に経験済みとはいえまだ少し痛かった。
まだ慣れぬアナルセックスの苦痛にリシェルは悶えていた。
「だ……大丈夫かよ。おまえ……」
流石に心配になってライは声をかける。けれどリシェルは強がる。
「大丈夫だって言ってんでしょ!あんたは言うとおりに動いてりゃいいのよ!」
ぴしゃりと怒鳴りつける。その勢いにライは気圧される。思わず頭をかく。
(本当に敵わないよな。おまえには……)
あれからリシェルの言うとおりにセックスを続けて、最後に言い出したのはこのアナルセックスである。
初めてというわけではない。前に一度したことはある。それからは一度もさせてもらっていないが。
相当に痛かったらしい。数日、まともに歩けなくなるぐらいに。
「あはぁ……あっふ…かふぅ……」
けれど今はそれを許してくれる。愛させてくれる。締め付ける腸内の肉ひだ。耳に響く。リシェルの喘ぎ。
感無量。ライはリシェルを後ろから抱き起こす。背面座位の体勢。最初のセックスのときと同じ姿勢に。
「んっ…くっ…うっ……リシェルっ……」
「あふっ…くっ…っは…ライっ……」
既に限界を超えた身体。激しいセックスは無理だった。けれど僅かながらにも互いに動く。
ちゃんとお互いを気持ちよくさせるために。蕩ける。リシェルの腸の中でライは蕩けてしまう。
「うぁぁ……ぴりぴりするぅ……なのに……気持ち…いひ……変なのぉ……」
「お…ぉ……やべぇ……溶けそう……おまえの尻の中で……」
アナルの滋味を覚えかける二人。残された力でお互いに奉仕する。
ライはリシェルの胸を弄り、またもやスク水に乳首をくりくり弄る。
リシェルは腰を動かし括約筋を駆使してライの肉槍をきつきつに締め上げる。
お互いがお互いを楽しませる。お互いの全てでお互いを愛し尽くす。
長い時間。本当に長い時間を二人はこうして過ごした。二人が一つになれる尊い時間を。
「大好きぃぃ……大好きだよぉ……ライぃ……」
「オレもだ……リシェル……リシェルぅ……」
交わりを繰りかえしながら二人で育む情愛。月さえ沈みかけた深夜の海辺。
そこに盛る二人の情動の火は、浜辺に押し寄せる波でも消せそうになかった。
「……なあ、歩けるか?」
「うぅ……あぅぅ……はぁ……な、なんとか……」
酷使しまくった足腰。互いに肩を貸しあいながら二人、帰り道についていた。
「……ねえ…これ……どうしよう?」
そう言って持ち上げるのは袋。中にはビーチで使用済みのスク水が入っている。
それはもうグチョグチョ。ねっとりぺっとり色んなものにまみれている。
流石にそれを着たままでは帰れずリシェルは替えの水着に着替えている。
「素直に謝るしかねえだろ。ポムニットさんに……」
「またお説教かあ……はぁ……それはともかく……うぅ…ヒリヒリする…言っとくけどあんたのせいだからねっ!」
精液まみれの身体は海の水で洗ったが塩水は身に染みる。帰ったら真水で洗いなおさないといけない。
むず痒い皮膚の痛みに焦らされながらリシェルはぼやく。ライも息をつく。
「ああ、オレが悪かった。悪かったですよって……ったく……」
いつもと同じやりとり。本当に成長がないと溜息づきながらライは思う。
(けど……それがいんだけどな。今のオレたちにとっちゃ……)
いつかは今のこの関係も変わっていく。それが自然だ。だからこそ大切にしたい。
今というこの時を。大好きなリシェルとこうして過ごせる掛け替えのない時間を。
「楽しかったな」
「えっ?」
ふいに呟いていた。聞き返すリシェルにライは微笑みかけて言う。
「本当に楽しかったって言ってるんだよ。ここに来れて」
リシェルと過ごしたこのバカンス。リシェルと一緒に楽しんだこの海。思い出ができた。
また一つ。きらきらと星のように輝く思い出が。ライはかみ締める。
「そうよ。感謝しなさいよね。なによりもまずこのリシェル様にね。ふふん♪」
リシェルは得意気になる。ライはにやりと笑って突っ込む。
「感謝するのはポムニットさんにじゃなかったか?」
ちょっと意地悪してみたくなった。案の定の反応がリシェルから返ってくる。
「だーかーらー!ポムニットには当然としてあたしにも感謝しろって言ってんのよ!ったく!」
ぷんぷんになって怒りだすリシェルにライはくっくと笑いを浮かべる。
なんとも愛おしい。こんなたわいもないやりとりがたまらなく。
帰り道を練り歩く。するとリシェルが何かに気づく。
「っ!?ちょっと!あっち見て!」
「なんだ!?」
ひゅるるるる。そんな音がふいに耳に入ってきた。その音につられて空を見上げる。
するとドカン。乾いた爆発音が響いた。音の後には咲き誇る。夜空を彩る大輪の花が。
「うわぁ……」
「す……げぇ……」
尺玉は浜辺でリシェルが召喚術で打ち上げたものより大きかった。
最初の爆発で空にばら撒かれたいくつかの点が空でばらけていくつも新しい花輪をつくる。
魅せられていた。夜空に儚く散っていくその光に。ふいにライはリシェルを見る。
リシェルは手を振って自分ではないとジェスチャーする。すると誰が。思い当たるのはただ一人。
(ポムニットめ……)
ふいに思い出す。出発前にポムニットが何かをあれこれ手配していたことを。
タイミングを見計らってどこかで打ち上げの指示を出したのだろう。本当にお節介だ。
お節介すぎてどう『ありがとう』と言ったらいいものやら。そう独りごちる。
「キレイ……だよね」
「ああ……」
パラリ。またパラリとうち上がっては消えるその光を二人で見つめていた。
夜空に消えゆく一瞬の光。その瞬きに流れ星のように願いをかけて顔を見合わせる。
「いっぱい作ろうね。こんなキレイな思い出。あたしとあんたで……ずっと……」
「ああ、作ろうな。たくさん。二人で……な……」
瞬いては消える閃光の数々。彩られながら確かめ合うのはお互いの温もり。
寄せ合う肩と重ねあう唇。想い、言葉、夢、愛や希望、溢れ出す気持ちは抑えられず。
二人でつくる思い出のアルバム。その1ページにこの夏の一夜は刻まれていく。
〜fin〜
どうも。なんとか夏休み中に完結させることが出来ました。スク水リシェルのライリシェです。
この二人、回を重ねるごとにエロ馬鹿ぶりに拍車がかかっていますな。他人事ながら心配になってしまいます。
夏休みだから海に行かせちゃえというふいな思いつきではじめたこのSummer Vacation いかがだったでしょうか。
機会があればWhite Season とかSpring Celebration とかもやってみたいですね。
それでは今回はこの辺でサラバ。またいつかお会いしましょう。
あえていおうぐっじょぶであると。
エニシアED目指してたのに、このSSの影響でリシェルに傾いてきてしまったなんてウソだウソだウソウソウソウソ(ry
GJ!!!!
ミント、ギアン、ポムニット辺りは
このスレでのイメージは処女童貞(素人童貞)なのか非処女非童貞なのか
このスレでのイメージとなるとミント姉ちゃんもポムも経験ありそうだな。
実際はポムはまず処女とみて間違いないだろう。正体ばれるから。
ギアンはお尻の穴は間違いなく非処女だろうね。
ミントは経験は少ない感じがする。故に誰かに開発されるSSだと萌える。
ミントさんはあのほわーとしたまま学生やってて恋人居なかったイメージがある。
ミント姉ちゃんって年齢的にトリスやネスティとほぼ同年代な気がする。
ミモザ先輩の結婚式に出席したらそこでネストリのバカップルぶりを見せ付けられ
実家の親からは早く結婚しろとせっつかれて欝になるミント姉ちゃんってネタを前に考えたな。
ハタチじゃなかったっけ?
何年もトレイユにいるみたいだしそれなりの歳だろ。
来たばっかの頃、18ぐらいだったとしても23ぐらいじゃね?
25ぐらいでも不思議じゃないな。確実なのはミモザ(4だと31か32)よりは幾分か年下。
ネスティがミモザだったかギブソンだったかの後輩なんだよな
だからまぁ、ネスティとミントは同じくらいでいいと思う。
逆にトリスとネスティは2〜3は年齢はなれてそうだが。
マグナとトリスが18歳、ネスティは19歳だったかと。(2当時)
3以降は年齢出なくなったけど。
4だとライフェア・リシェル・アルバや旧作キャラの年齢はわかるはず。
確定なのは ライ、フェアが15。リシェルが16。アルバがライ、フェアとほぼ同い年。
2時点でアルバ10歳だから旧キャラは2時点の年齢に5か6を足したぐらい。
だから4当時だとアルバがライ、フェアと同い年だと仮定すると
アカネ24、ガゼル、ミント23、フィズ14、ラミ12、ルヴァイド34、イオス25。
1誓約者23、パートナー22〜24。トリス、マグナ23、ネスティ24、アメル22。
他は推測するしかない。
ルシアン 多分ライよりは年下。14ぐらい?
ポムニット ケンタロウに拾われたのが十年以上前だろうからどんなに若くても20過ぎ。22,3?もっと上かも。
グラッド 傀儡戦争の残党狩りに参加してることから軍歴は4,5年ってとこだろう。やっぱ23ぐらい?
ミント ↑の推測でネストリと同年代な23,4ぐらいと思う。
セクター 多分40は過ぎてると思う。
他のやつらはよう分からん。見た目どおりの歳じゃないだろうし。まあポムもそうだが。
シンゲンはアカネと同年代かちょっと上くらいじゃないだろうか。
リビエルは少なくともルシアンより年上。ただ、元々正式な御使いではなく御使い候補だったのでクラウレ達よりは年下。
セイロンは考えるだけ無駄だと思う。龍神族のなかでは若い部類だろうが。
クラウレ・アロエリ他メイトルパ出身はそもそも年齢を数える習慣があるのかどうかが疑問。
龍神とか天使が長寿なのはわかるが、獣人は長生きするのか?
交わった獣の種類によるんじゃね?ユエルは5,6年たっても見た目あんま変わらんな。
リビエルって人間のようには年とってないんじゃないかなぁ。
そのほうが、「あなたより年上」って台詞も分かりやすい。明らかに長生きしてるんですよ、と。
普通に数十年生きてる気もするな。
獣人とかは獣の種類によって寿命・成長速度違ってしかるべきだと思うし
そもそもそんな細かい設定は(ry
>>847 リビエルに関しては本当はルシアンと年が一つ二つしか変わらないのに
「私の方がお姉さんなんだから」って態度の方が可愛くね?
クラウレがリビエルのことをまだ幼いとか言ってたから実年齢もそれほど多くはないんだろう。
何十年とかは生きていないと思う。
ここもあともう少しで30スレ目になるんだな。
>>838 ほわーっとはしてるけど、彼氏いない歴歳の数では
さすがにないと思うな…
セクターくらい年上の男にしか興味持てなかったとかなら
もしかするとありえるかもしれんけど
護衛獣もオヤカタだし、年上にしか興味がないんじゃないかと。
もし彼氏いても野菜>彼氏だっただろうし、自分的には未経験っぽい気がする
>>853の「野菜>彼氏」に真実の一端を見た俺ガイル。
ちょwミントいつからそんなキワモノにw
男より人参や茄子が良いってのかッ
真っ先に野菜挿入プレイを思いついた俺ガイル
発売前はルシアン×ポムニットな展開を期待してたんだが
蓋を開けたらメイドはお嬢様べったりな感じだったな。
ツインエッジ発売したのにほとんど話題にでてなくてワロタww
発売されて直後すぎだとプレイに熱いっててあんま話題にしにくい。
まあここじゃ外伝系はネタになりにくい上にツインエイジはマジで名前にくっつけただけだからなあ……
アインで尻尾プレイしたいと思うのは俺だけだろうか
ツインか……エクステーゼな匂いがする……
サモンナイトって名前つけるならせめて同一世界で設定広げればいいのに
エクステも今回のも全然そうしようとしない…どころか今回のは完全に別物か。
で、サモナイの名前を冠するからって根強いファンが買ってくれるかというとそうでもない。
むしろ割とライトなファンのが買ってくれてる感じ?
そんなgdgd状態続けるくらいなら、力入れて新規のなんか立ち上げればいいのに
立ち上げたDDSがアレな結果だったから……
まあこれ以上は本スレ向きの話題なんで止めとく。
ミント姉ちゃんの乳をどう調理しようか話さないか?
強制パイズリ
人参で
お野菜でHの練習をしているわけですね
むしろお食べるとHになる野菜を栽培してるんだ。
良質なミルクも野菜と一緒に提供してくれそうだよ。
一番良質なまろやかミルクを搾り取れそうなのは誰だろうか?
個人的にアティ先生とパッフェルさんがよさげ。
ミント姉ちゃんはちょっと青汁っぽい。
おっぱいキャラならメイメイ、ミモザ、ケルマあたりか?
メイメイさんのはアルコール分高そう。
ケルマのは乳液が出てきそう
ミモザのはカプサイシンたっぷり含まれてそう。気づかずかぶりついたギブさん大火傷。
4リプレの乳は認めない。
なにあの奇乳…
>>863 あれはフライトプランのだろ?
サモの企画やってるところはまた別なんじゃなかったっけ。
むしろ眼がやばい
なんか4のリプレって高●なの●を彷彿とさせる。
……誰かフェ●トちゃんを幸せにしてあげてください。
エイ●ィ一人勝ちです。
意味が分からん
>>874 ドラゴンシャドウスペルは初のフライトプランオンリーの開発作品で、サモンナイトはバンプレストとフライトプランの共同開発作品。
どちらもFPがメインで作ってるだから絵が似通ってる。ブラックマトリクスもそう。
ヤンデレ系なSSってここだとあんまないな。
誰が似合いそうだろうか。
候補としてはキャラ的になんとなくアメルとクラレット。
あと中の人的にポム子。
アルディラとアリーゼあたりかなぁ
仲間キャラだとヒステリックな奴が殆どいないからヤンデレ系の妄想は難しい気がする
ああ、アルディラね。確かに病んでるわ。アレは
久川ボイスが激しくベストマッチだ。
リプレは処女か非処女かどっちだろう?
ヤンデレで真っ先にイスラが思い浮かんだ。
つイクシア
アルスがトリスとほぼ同じ外見の女であるならば…!
って野郎のヤンデレは原則としてナシか? そもそもドラマCDキャラの時点で(以下略
つアルミネの魂の欠片
あれもヤンデレだと思うんだ。
ドラマCD後、魂の欠片の分だけ嫉妬深くなったりして、
マグナを押し倒したりしてもいいと思うんだ。
リシェルとか普通にヤンデレやってもおかしくない勢いだったなぁ。
嫉妬しまくってるし。都月に気に入られてないのか、嫉妬シーンとか多いし。
>>879 1ファンとして突っ込まれてもらうけど
ゲームのクラレは黒の要素一切無い純粋な良い子だって事も知っておいてね…
黒化ネタは嫌いじゃないけど、キャラ自体の認識までそうなってしまうのは哀しい。
分かってて言ってるんならごめん。
イクシアがアルミネを犯す、ってのもありだとオモ
>>886 黒化というか、大人しい女の子だからそういうイメージがあるってことじゃないかな>クラレット
リシェルはエニシアEDとかポムニットEDとかで当て馬っぽい扱いが目立ったな…
ここのSSに限れば一番病んでるのは邪悪絵美。
ドラマCDといえば
「うふふふふ………」
「あっはっはっはっは………」
「怖いよぅ二人とも」
マグナ華麗にスルー
だな。
なんというか原作で大人しめだったり清純そうな感じのキャラほど
ここでは黒化したりヨゴレ担当にされてたりする気がするな。
それこそギャップ萌え…かなー
次スレはもう三十代目か。なんか記念に特別なことでもやりたい気もするがいいのが思いつかん。
あんまり人任せ過ぎてもいかんが、レシユエ神のレシユエがまた読みたいな
昔からの書き手で今もいる人ってなんぼぐらいかね。
とりあえず鬼畜氏、4スレ815氏、6スレ715氏辺りは確認。
鬼畜氏ってフェアで書いたことってあったっけ
ポムリシェで登場したくらい?
それだけだな。他のは基本ライリシェだから。
それはそうとして最近陵辱分が不足してきた。
陵辱か…鬼畜氏が前に書いたアメル陵辱のユエル編は私的にお気に入り。
最後の洗脳レシィ×ユエルもよかったが、掘られるレシィに萌えた。
◇No.1 エロ魔剣シリーズ メイトルパ 作者:5スレ218氏
http://snep.s7.x-beat.com/ss/5-25.html 27
[サモンナイト3] [アティ] [ソノラ] [アティ受] [百合] [輪姦] [獣姦] [アナル] [フェラ] [凌辱・陵辱] [二穴責め] [5スレ218氏]
[Keys] ソノラ受
3匹の召喚獣は、メイトルパの亜人だった。
オルフルのような耳、メトラルのような角。それにフバースのような縞模様を体に持っている。
人より一回り大きい体は、アティとソノラに得も言われぬ恐怖と圧迫感を感じさせる。
◇No.2 カシス調教 五日目 作者:鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
http://snep.s7.x-beat.com/ss/3-01e.html 23
[サモンナイト] [カシス] [クラレット] [カシス受] [クラレット受] [強姦] [輪姦] [獣姦] [異種姦] [自慰] [アナル] [フェラ] [顔射] [異物挿入] [触手・スライム] [妊娠・出産] [鬼畜] [凌辱・陵辱] [調教] [鬼畜野郎氏]
[Keys] カシス クラレット
「あっ・・・・んっ・・・くぅぅ・・はぁぅ・・・」
喘ぎ声をもらしながら指先で自分の乳首と肉豆をいじる。それでも体の疼きは止まらない。調教生活を通して体は常に刺激を求め疼く。その本能からくる欲求をカシスは自慰で満たそうとしていた。
(・・・やだ・・・やめられないよ・・・あたし・・・こんなにいやらしく・・・)
◇No.3 カシス調教 エピローグ 作者:鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
http://snep.s7.x-beat.com/ss/3-01h.html 19
[サモンナイト] [カシス] [クラレット] [リプレ] [モナティ] [エルカ] [セシル] [サイサリス] [トウヤ] [カシス受] [クラレット受] [強姦] [輪姦] [獣姦] [顔射] [鬼畜] [凌辱・陵辱] [調教] [近親相姦] [鬼畜野郎氏]
[Keys] カシス クラレット モナティ エルカ サイサリス セシル リプレ
「おっはよー♪」
部活の朝練を終え教室に入ってきた少女、橋本夏美は元気よく級友たちに挨拶した。
「・・・ってアレ?深崎君?」
保管庫の現在分類されてるやつのおそらくはアクセス数TOP3。
みんな実は輪姦好きだろ。
久しぶりに読み返したけどカシス悲惨すぎ。
純愛スキーは俺だけ?
んなことはない…はず
いや普通に純愛好きの方が多いと思うぞ。
904 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 04:29:42 ID:SRyvguQm
獣姦スキーは俺だけだろうなー
安心しろ、俺もだ
おいおい俺のことを忘れるなよ
アティとシマシマさんの合体も獣姦あつかいになるの?
フバースはまだセーフ。バウナスはアウト。
このスレで未だに本番をさせてもらってないパナシェのために一肌脱ぐかな
相手が今のところ黒歴史のスバルちゃんしかいなかった気がする。
レシィ「うわぁ…ご主人様の中、すごくあったかいですよぉ…」
という事でここいらでトリレシキボンヌ
>>903 サモみたいなゲームだと、純愛好きといっても派閥があるからね
対立とまではいかずとも、どうしてもお互いマイナス影響になっちゃうから
一口で多いといっても…
913 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 00:39:41 ID:CYycpHuL
アティ×アイギスの獣姦・・・は無理か。
アイギスてやはりでかいのかなー?
>>912 ミニスやリシェルが大好きな俺は差し詰め金の派閥だろうか。
>>913 まだ誓約してないが、OPアニメを見る限りじゃかなり大きいと思う。
あるいはシマシマさんが小型のアイギスに変身すればいいと思うんだが
916 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 10:33:34 ID:Pf3t2le0
トリス×レシィ
ミニス×レシィ
レシィだったら逆アナSSでも許容されてしまいそうな気もする。
ハサハが強姦されるSSを書きまくってる俺は間違いなく変態
それじゃあリプレが輪姦されるSSの構想を練りまくっている俺はどうなるんだ?
蒼の派閥って目的がカルトっぽいよな
ミントさんもカルトな何かをやっていると申すか
あの菜園は十分にカルト。
召喚獣を裸にして研究と称してえろいことを
926 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 18:47:35 ID:CYycpHuL
サモンナイトの世界では異種姦は珍しくない気がするぜ
シルターンなんて異種姦ロリで当たり前だぜ
アメルやネスティの子も響界種になるんだろうな…
ネスティはベイガーだから人間と子供作れないんじゃなかったっけ?
アルディラが言ってたが
パートナーEDで普通の人間になってなかったっけ? >ネスティ
一応ハイネルと子供出来ないってのは無職の幹部であるハイネルの立場を気遣ってのものという説もあったはず
融機人が他種との子供が出来ないと明言された事は無かったはず
試してたけど出来なかった、みたいな言い方だったような気がする。
アルディラの奴
>>931 4のギャラリーのアロザイドの項目によれば、出来なくはない?けど
免疫の関係でまずいみたいだ。
>>931 『融機人である私には、彼の子を宿すことは出来なかったけど』
とか言ってた希ガス
確率的には低いけどできないことはない、ぐらいにしか思ってなかった。
ベイガーの体を考えると、出来たとしてもあんまり健康とはいえない子供が
生まれる可能性があるかも
そういやベイガーって免疫が云々で薬が必要なんだっけっか
たぶん機界では無菌室で暮らすのが一般的なんだろう
セクターはどうなんだろ
下半身も機械か?
夢の無い話をすると、そういう機能は月9のユーモア次第じゃ…
そんなもんイラネ→何もなし
それじゃ可哀想だから作ってやろう→ハイパー兵器
全身改造っぽいから、生身のままってのは無さそうだしねぇ
やっぱ戦闘兵器なんだから無いんじゃん?
もしくはゲックが更に狂気だったとしたら
制圧した都市の女性を慰みものにする
とかいう目的で変なのついてそう
確かにゲックなら変なものはつけていそうだな
そろそろコーラル分が不足してきた。
ミント「どうも皆さん。こんにちわ。リシェルちゃんとポムニットさんがお出かけなので今回は私が司会を担当しますね」
リューム「アシスタントはこのオレ、リュームだぜ。よろしくな」
ミント「う〜ん。座談会は前にも一回アカネさんたちとやったことがあるけど上手くできるか不安だよ」
リューム「心配ねえってミントねえちゃん。そこんところはちゃんとオレが上手くフォローするからよ。くぅぅぅ〜〜待ちに待ったマトモな出番だ。見てろよ。今までの分一気に取り返してやるからな」
ミント「あ、そうそう。早速なんだけどリュームくん」
リューム「お、なんだ?いきなり初っ端からオレのSSか?」
ミント「実は今回のアシスタント、リュームくんじゃなかったんだよ。ごめんね」
リューム「ずこーっ!!」
ミント「ちょっとした手違いがあったらしくて……本当にごめんね」
リューム「ちょっと待て!オレの出番コレだけかよ!扱い酷すぎるぞクソッ!」
ミルリーフ「しょうがないよ。青い子には需要がないってこのスレのおじちゃんたちみんな言ってるから」
リューム「あ、コラっ!ミルリーフ!テメエ、いきなり出てきてさらりと酷いこと言うんじゃねえ!」
コーラル「……これが分相応かと……」
リューム「コーラル!テメエもかよ!つうかてめえら勝手に腕ひっぱんな!連れてくな!ちくしょぉぉお!!」
ミルリーフ&コーラル「「退場。退場」」
リューム「ちくしょぉぉぉおおお!ぐれてやるぅぅぅぅぅううう!!」
ミント「リューム君……辛い現実にどうか負けないでね。それじゃあ本当のアシスタントの人の紹介に移るよ」
リプレ「みんなどうも初めまして……かな?この座談会では」
ミント「今回の座談会のアシスタントは4にも登場のフラットのお母さん。リプレさんに来てもらいました」
リプレ「ミントさん。どうもお久しぶり。それはそうとさっきの子……ちょっと可哀想だったね」
ミント「スタッフがCV田○ゆ○りさん繋がりで間違えちゃったんですよ」
リプレ「まあ、色々やってるからね。私の中の人。最近じゃどこかの魔砲少女とか……」
ミント「エニシアちゃんとか新作の主人公さんとかシャオメイちゃんやルチルさんが出てるあれですね」
リプレ「そう。それそれ。なんかあっちの私もママになっちゃったりしてるし。そういうのって言い出したらきりがないんだけど」
ミント「リシェルちゃんとポムニットさんも度々ネタにされてますから。その……中の人的なのを」
リプレ「まあ、あんまやり過ぎてもしつこいだろうからこの辺で次の話題にいこうかな」
今回のお題『おっぱい』
リプレ「……直球すぎだね」
ミント「ちょっと……コメントに困っちゃいますよね」
リプレ「男の人ってやっぱりそういうの好きなのかなあ。ガゼルのやつも変な目つきで人の胸元ジロジロ見るし」
ミント「男の人は母性に憧れるものだとはよく聞きますよ」
リプレ「そんなにいいものかな?これ。こっちは肩が凝ってしょうがないんだけど」
ミント「自分に合ったサイズの下着がなかなか見つからなくて苦労しちゃいますね」
リプレ「そういう苦労もしらないで男どもはやらしい目で見るし、ナツミやカシスとかは勝手に羨ましがるし」
ミント「でも羨ましがられているうちが華だってこないだリシェルちゃんにも怒られちゃいました」
リプレ「なかなか切実な悩みらしいよね。それも」
ミント「大きくても小さくても悩みはつきないものなんですね」
リプレ「でも、よりによってこんなお題を振ってくるなんてちょっと作者の人も意地が悪いなあ」
ミント「実はこの作者の人、密かに大きなおっぱいが大好きらしいんですよ」
リプレ「へえ?ちょっと意外。てっきりナツミやカシスみたいなタイプが好みだと思ってたのに」
ミント「実際、性格的な好みとしてはリシェルちゃんみたいな娘が大好きなんですけど、生理的な嗜好としてはおっぱいの大きな人の方が好きなんだそうです」
リプレ「その辺がなかなか上手く噛みあわないんだよね」
ミント「そうですね。どうもこの作者の人的には私やリプレさんみたいなタイプは書きにくいみたいです」
リプレ「他に大きな人っていうと……わたし達以外だとまずミモザでしょ」
ミント「そうですね。ミモザ先輩がいましたね」
リプレ「トリス達の仲間のパッフェルさんとか、ミニスの知り合いのケルマって人とか」
ミント「シャオメイちゃんの元の姿のメイメイさんもいますね」
リプレ「後は噂に聞くアティ先生って人かなあ。パッと思いつく限りだと」
ミント「やっぱりこの作者の人があまり書かれない人ばかりですね」
リプレ「この中だと比較的多いのはパッフェルさんかな。陵辱ばっかだけど。はぁ……嫌なこと思い出しちゃったなあ……」
ミント「アカネさんから聞いています。どうもご愁傷様です」
リプレ「ホントにね、人生破壊級なんだよ。だから久しぶりの出番でも素直に喜べないなあ。あんな目にまたあわされるかと思うと……」
ミント「大丈夫なんじゃないですか?この作者さんも最近はすっかり純愛書きになられたようですし」
リプレ「そうだといいんだけどね。なんだか別世界の私の大親友がここで酷い目にあわされてるような気がするんだけれど……」
ミント「まあ、その人は例外ということで……」
リプレ「どこかのアルサックっぽい花が年中咲いてる島の私なんか無惨に切り刻まれて二目と見れない姿にされた気もするし……」
ミント「あの……ええと……」
リプレ「ただね……犯されるだけじゃないんだよ。その人生ごと……魂ごと削り取られちゃうんだ……誰の種か分からない子供を孕まされてスラムをうつろう私……うふ……うふふふ……」
ミント「あの……リプレさん?」
リプレ「ひたすら絶望に支配されて……そして川辺を歩いているときふと思ったの。早く楽になりたいなあって……」
ミント「うわわっ!たんま!たんまですよぉっ!」
リプレ「冷たかったなあ。アルク川の水は……そしてお腹の赤ちゃんにしきりに呟いたの。『ゴメンね』『ゴメンね」って……」
ミント「あわわわわわ!だ、大丈夫ですよ!もうそんなことにはなりませんよ!きっと!」
リプレ「本当にそう?そう思う?」
ミント「ええと……ほら、最近だと毎回輪姦されて焼き殺されたりしてた3のファリエルさんなんかも救済されてますし……この作者の人も心を入れ替えてくれてるんですよ。きっと……」
リプレ「(疑わしげな眼差し)どうだか…………」
ミント「そ、それに今のスレに入ってからは鬼畜野郎のHNも使わずに投下されてますし……生まれかわったんですよ。純愛書き手として」
リプレ「だと……いいんだけどね……」
ミント「あは……あははは……それじゃあ気を取り直してSSの紹介いきましょうか」
リプレ「そうだね……楽しみだね……うふふふふ(棒読み調)」
ミント「(うぅ…怖い……)それでは今回のSSのはじまりはじまりです」
「うぁ……あぁぁ……あう…っぐ……」
耳障りな音が響いていた。ぐちゅ。ぐちゅ。胎内を駆けずり回る濡れた摩擦音。
それとともに自分の口から洩れる喘ぎ。取り囲むのは下卑た哄笑。
そのどれもが不快でたまらない。けれど音は延々と鳴り響く。
「あくぁぁぁ!ぐっ……うぅぅぅ……」
刹那、胎の中で何かが弾ける。吐き出される液汁。どろり。どろりと膣内を満たす。
施される膣内射精。これが何度目だろうか。群がるケダモノどもは呆ける暇さえ与えてくれない。
「おらおら。そんなんでへばってどうするよ。こちとら後がつかえてるんでね」
「しっかりしねえとガキどもの方をやっちまうぞ。分かってるんだろうな」
急かす様に、脅すように声は告げてくる。じわり。目頭が熱を帯びる。
堪えきれずに涙腺から零れ落ちる水滴は頬を濡らす。あとどれだけ、
あとどれだけこの陵辱に耐え忍ばなければならないのだろうか。
(嫌ぁ……もう嫌ぁぁぁ!!)
既に心は折れていた。今すぐにでも泣き叫んで無様に許しを乞いたかった。
もう止めて。もう許して。もう犯さないでと。それが無為であるとは知りつつも。
けれどそれはできない。それは許されない。自分を見つめる六つの濡れた瞳を前にしては。
(アルバ……フィズ……ラミっ……)
縛られて、猿轡を噛まされたフラットの子ども達。涙で曇る視線に見つめながらリプレは奥歯を噛締める。
その身を抉るのは穢れた男根。浴びせかけられるのは白濁の汚汁。子どもたちの身と引き換えにして、
リプレは終わることなき輪姦を延々とその身に受け続けていた。
あたりまえで普通の日常。その中に飾らずある幸せ。それはいつだって理不尽によって踏みにじられる。
分かっていたはずだった。けれど忘れていた。貧しくともみんなで過ごすこの毎日が幸せすぎて。
悪夢の訪れは常に唐突。それは他の仲間が不在のフラットで留守を預かるリプレ達に降りかかった。
北スラムの荒くれたち。その多くはオプテュス崩れのフラットに恨みを持つものばかりである。
行き場を失った野良犬の数々。堕ちた駄犬の牙は必然として弱きものへと向けられる。
女子どもしかいない今のフラットはその野犬たちにとって絶好の狩場だった。
飢犬。とりわけ女肉に飢えたケダモノたち。彼らの汚れた牙はリプレの女肉に食い込む。
犯された。穢された。陵辱を受けた。けれどリプレには抵抗さえ許されなかった。
人質にされたアルバ、フィズ、ラミ。三人の身の保証のために。
「くふっ。締まる。締まるぜ。この女、ケツの穴もいい締め付けしてやがる」
「おお、マンコもギュウギュウ締め付けてるじゃねえかよ。こんだけヤったってのにな。ガハハハハ]
「うあぁぁぁあああ!ぐあぁぁぁぁあああ!がぁぁぁぁぁあああ!!」
リプレの内臓は肉の圧迫に悲鳴を上げる。二穴を同時に責める肉根。そのなんとも苛烈なことか。
抉れている。膣肉が、腸が、貪るように打ち付けられる二本の肉棒によって。リプレは苦しみ悶える。
「おら。口も休んでじゃねえよ。ほら吸え。美味しくしゃぶれ。ぎゃははははは」
「けへ。結構、柔らけえ胸してやがるぜ。ほれ、ずりずり。くぅぅ、気持ち良い♪」
「んぐぅ……んごふっ……ごぶっ…んぐぅぅぅぅぅぅ!」
口腔にも肉根は捻じ込まれる。噎せ返る精液臭を直に強制的にさせられるフェラチオ。
喉の粘膜が擦り切れてしまうかのような痛み。胃に直接流し込まれるスペルマ。
豊かな乳肉も道具として使われた。よせあげられたたわわな乳房に男根が挟まれる。
ずりずり。ずりずりと胸を這いずり回る肉棒。その亀のような頭がおぞましい。
膣、アナル、口、胸。性欲の捌け口としてリプレの全てはあった。精液便所。肉便器。
それが今のリプレを表す最も適当な表現である。
(惨めだ……今の私……どうしようもなく惨めだ……)
輪姦を受けながらリプレはまどろむ。その心身ともに恥辱と惨めさにまみれながら。
(どうして……どうしてこんなことになっちゃったのかな?)
うつろう意識の中ふいに問いかける。その問に答えるものはいない。
(これが……私のもって生まれた運命…なのかな?)
遠のく意識。諦観にも似た気持ちでふいにうかんだその言葉。虚ろな意識にまどろむリプレ。
そんな彼女の子宮と腸に、汚れた白濁の洗礼は注がれ続ける。
それはまだリプレが初潮を迎えて間もない頃だった。その頃はまだ院長もいたフラット。
子供たちの中で年長であったリプレはそのころからよく買出しを勤めていた。
そして悲劇に出会った。幼い純潔を強姦で散らされるという悪夢に。
『嫌ぁぁぁああああ!離してっ!離してぇぇぇぇええ!嫌ぁぁぁぁぁぁぁ!』
あのときリプレを襲ったのも北スラムにたむろする荒くれだった。
幼いなりに色づき始めたリプレ。その処女は最悪の喪失を迎えた。
未熟な膣肉を引き裂いた禍々しい肉の凶器。壮絶なまでの苦痛の連続。
下卑た笑い声と鼻を突く精液臭に囲まれながら、陵辱の終わりをただ願った。
『あぁ……あぁぁ……』
事が終わると、そこに残されたのは残骸の自分。泣いた。ただひたすらに泣いた。
そして求めた。どうしようもなく惨めで哀れな自分を慰めるなにかを。
『あは……あはははは……はは……』
そうして見つけたのは数枚の銅貨。申し訳程度に男達が置き残したもの。
ふけば飛ぶようなはした金。けれど、これがあれば買える。パンを焼く小麦が買える。
『あは……そうだ……そうだよね……』
小銭を見つめて、リプレは自己を昇華させた。自分はただ惨めに犯されたのではない。
このお金を稼ぐためにお仕事をしただけなのだ。腹をすかせたあの子達のために。
『はは……そうなんだ……あはは……お仕事なんだ……あははははは……』
自身を襲った悪夢。それをリプレは『仕事』と割り切ることで崩壊を防いだ。
そして以来、フラットの家計が苦しくなるたびにリプレは街頭に立った。
日々の糧を得る『仕事』をするために。
「あうっ……あうぅぅぅ…うっ…あっ……」
ドロドロにまみれていた。心も身体も。白濁に浸された身体でリプレは弱々しく呻く。
どれほどの精液を浴びたのだろう。よく覚えていない。気づけば身体の内も外もスペルマに満たされていた。
「くふふふ。出たでた。すっきりしたぜ。なかなか上物じゃねえかこの女」
「知ってるぜ。この女、こんな可愛い顔してしっかりと経験積んでやがるからな。がはははは。この好きものが」
ありったけの精をリプレに注いだ男達。彼らは上機嫌に嘲り笑って言う。
「よかったなあ。ガキども。実地で性教育を拝むことができて。ぎゃはは」
「こんだけたっぷり注いだんだ。そのうち新しい弟か妹が産まれてくるだろうよ。くふっ」
耳障りな声、鼓膜に響く。だがそれ以上に心に響くもの。それは
「んっ……んうっ!んぅぅぅぅぅ!」
「むぐぅぅぅ!んぐぃぃぃぃっ!んぅぅぅ!」
「…………っ……っ……」
猿轡の下からも響いてくる悲痛な子供たちの叫び。それがリプレの胸をきりきりしめつける。
傷つけてしまった。あの子たちの心を。そのことがどうしようもなく悲しい。
(みんな……ごめんね……)
リプレの瞳からは大粒の涙がボロボロに零れる。自分はあの子達の『母親』なのに。
こんな惨めな姿を晒すことしかできなかった。悲しい。心がしくしくと痛む。
「で、これからどうするよ。連中、帰ってくるまでまだ時間はあるぜ」
「こんな機会、二度とねえからな。とはいえ……ちとヤり疲れちまったぜ」
そんなリプレを尻目に男達は更なる遊びについて語り合う。時間はある。宴の終焉にはまだ早い。
「おい、そこの雄ガキをこっちによこせ」
「んぅぅぅ!んっ!」
すると彼らは拘束された三人の中からアルバを選び手元に寄せる。
そして、なんと。彼らはアルバの下半身をおもむろに剥き出しにした。
「カハハハハハ!こいつはいい。思った通りだ。この雄ガキ、一丁前に勃起してやがるぜ」
「そんなにこの姉ちゃんがやられる姿が良かったのか?ぎゃは。ぎゃははははは」
「んうっ……んうぅぅ……」
剥き出しにされたアルバの下半。その若竿は見事にいきりたっていた。
アルバの年齢からして少し早めの精通。その初心な海綿を下種どもは嘲り笑う。
「止めてぇぇっ!お願いだからアルバに酷いことしないでぇぇ!」
あまりもの光景に虚ろだったリプレの意識もひっぱり起こされる。そして必死に叫ぶ。
そして男達はリプレのその反応をまっていたかのごとく含み笑いをする。
「おっと、勘違いしてもらっちゃ困るぜ。このガキになんかするのはオマエさんの方だ」
「……えっ?」
投げかけられる言葉。理解できず戸惑うリプレにおあつらえ向きに解説がなされる。
「これからこのガキの筆下ろしをしてもらうってんだよ。おまえさんにな。くふふふふ」
「な……あっ!?」
リプレは唖然とした。あまりものその言葉に。筆下ろし。つまりはまぐわるということだ。
自分と、アルバが。
「駄目ぇぇぇ!できないっ!そんなことできないっ!お願いだから許してぇぇ!」
半狂乱にリプレは叫ぶ。まぐわる。自分の弟とも、子どもとも思ってきたアルバと。
おぞましい。そんなおぞましい行為ができるわけがない。それに汚したくない。
アルバの人生を汚れきった自分の身体なんかで穢したくない。
そんなリプレの切なる思いも声は非常に切り捨てる。
「嫌ならいいんだ。お楽しみは他にもいくらでもあることだしな」
「ああ、ちょっとちっこいけどこっちの雌ガキたちもまあ……楽しめそうだしな」
そう言って男達はフィズとラミに目を向ける。リプレの背筋は凍った。犯される。
自分が拒めばこんどはあの幼い二人が。嫌だ。それだけは絶対に嫌だ。
「嫌ぁぁぁぁぁああ!止めてぇぇぇぇ!その子達だけは許してぇぇ!お願いだから許してぇぇぇええ!」
自分と同じ穢れた道。それだけはフィズ達には歩ませたくはない。リプレは悲痛に叫ぶ。
だがそのためにはアルバを汚さなくてはいけない。あまりにも残酷な二者択一。突きつけられるリプレは苦しみ悶える。
「こちとら穴があれば別に雄でもかまわないんだぜ。げへへ」
「っ!?」
追い討ちだった。選択の余地なんて自分にはなかった。目の前が暗闇に包まれる。
茫然自失となりながらリプレは嗚咽をしきりにくりかえして言う。
「うぇ…や……やめ……て……」
なんとか搾り出す言葉。よく聞こえないと詰られる。リプレは涙を飲み込んで声をあげる。
「わたしがするから何もしないで!アルバもフィズもラミもお願いだから許してっ!!」
必死に張り上げた声と悲痛な思い。悔しさと惨めさ。そしてかつてない悲しみに包まれて。
更なる恥辱をリプレは受ける。
それはまだ若い竹の子のようなものだった。初々しくも勃起を迎えたアルバの肉竿。
手に取りながらリプレは涙に濡れる。
「ゴメンね……アルバ……ゴメンね……」
しきりにそう謝る。見上げるとアルバの顔はこちらも涙に汚れていた。
こんなことをさせられる。なんとも惨め。こんな惨めさをアルバに味あわせているかと思うと胸が裂ける。
「早く済ませちゃおうね……こんなの……」
ぴちゃ。そう言ってリプレは舌先をアルバの陰茎に触れさせる。先走るカウパーの味。それが伝わる。
ぺちゃぺちゃと舌先でアルバを愛でながらリプレはその手でアルバを優しくさする。
せめて気持ちよく。それだけを思い奉仕する。
「おうおう。本気でしゃぶってやがるぜ。このエロ女」
「ガキのチンポが好物かい。いいねえ。しゃぶり放題だったろ。今まで。がははははは」
耳障りな雑音。それを意識から排除しながらリプレは奉仕を続ける。睾丸。陰茎。手の中で優しく転がす。
亀頭、裏筋。濡れた舌でしきりに愛でる。そうして次第に赤く膨張していくアルバの肉根。
襲い来る射精感を幼いアルバは押さえることができなかった。
「んううっ!んうぅぅぅ!」
びちゃ。アルバが初めて経験する射精はリプレの顔に見事に命中する。既に精液まみれでベトベトの顔。
その顔にアルバの精が重なるように張り付く。頬を垂れるその精液をリプレは舌でぺろりとすくった。
「お、いったかこのガキ。羨ましいぜ。その歳で経験つまさせてもらえるんだからよぉ」
「感謝して欲しいもんだな。がははははは」
醜悪なギャラリー。自分達は見世物なのだ。そのことをリプレは自覚する。涙が垂れた。
そしてまたしきりに呟く『ゴメン』『ゴメン』と。
(許してアルバ……どうか許して……)
いくらフィズたちの身と引き換えとはいえ自分の手でアルバを汚しているのだ。その実感がある。
とてつもない罪の意識。許されない。この罪を抱えて生きるのだきっと。これからの一生。
「ほらほら。さっさとしてやれよ。そのガキが待ちぼうけ食らって可哀想だぜ」
「おい、猿轡外してやれよ。思う存分よがれるようにな」
急かす男達。アルバの猿轡が外される。口を開放されてアルバはただパクパクとくちを泳がす。
「あぁ……リプレママ……おいら……おいらぁっ!」
涙に引きつるアルバの顔。あまりにも痛々しいものだった。アルバの心の痛みがリプレにも伝わる。
けれどどうすることもできない。自分にはどうすることもできない。無力に打ちひしがれるリプレ。
せめてもの慰みにリプレはアルバの唇を塞ぐ。
「んう……んぐっ……」
唇を塞いで数秒。リプレはアルバと舌肉を絡めあう。しきりに行う唾液の交換。
背中に回した手。その手で背を優しく何度もさする。
(お願い……悲しまないでアルバ……貴方は何も悪くないの……なにも……)
汚れるのは自分。自分だけでいい。だからこんなことはさっさと済ませてしまおう。
唇を離すとまどろむアルバに対してリプレはまたがりかける。
「ごめん……アルバ……大切な初めての相手が…こんな汚れた私で…本当にごめん……」
涙を飲み込みながら呟く。膣奥まで男達の精液に汚された胎内。穢れた膣でアルバの大切な童貞を奪う。
すまないという感情がやはり溢れてくる。消えない。これからもずっと消えることがないのだろう。
胸をかきむしるこの罪の記憶だけは。
「ごめん……アルバ……んっ……」
最後にそう呟いてリプレは腰を下ろす。ずちゅぅ。濡れた音がリプレの意識に一気に響いた。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!」
刹那、アルバの意識は白紙になった。初めて経験する性交。初心な陰茎を締める淫らな肉に。
初潮まもない頃から、春をひさぐことで名器とさせられたリプレの膣。
その吸い付くような秘肉の締め付けに幼いアルバが抗えるわけがない。
「あっ……あふぁっ……アルバっ!アルバぁっ!」
跨りながらリプレは腰を振る。さながら本能のように。積み重ねられた売春の記憶。
それと延々と受け続けた苛烈な陵辱が呼び覚ましたリプレの雌。よがっている。
悦んでいるのだ。アルバを犯すことに。
(アルバぁ……ごめんなさい……本当にゴメンっ!)
早く終わらせたい。その思いが行為に表れいる。だが、それだけではないことは自分が一番知っている。
ああ、やはり自分は淫らな雌犬だ。こうして肉棒にまみれてよがるのがお似合いなのだ。
あの日から、初めて犯されたあの日からずっと。
「うおっ。マジかよこの女。ガキのチンポで必死によがり狂ってやがる。こいつはとてつもねえド淫乱だ」
「ここまでのド助平だとは思わなかったぜ。この雌豚。いいか?そんなにそのガキのチンポがいいのか?」
次々と耳に入る罵倒。甘んじて受けよう。だってその通りだから。自分は彼らの言うとおりの人間だから。
けれど、それでも……
(この子達だけは……私が守る!)
自分に犯されるアルバと、後ろで抱えられもがくフィズとラミを見つめながらリプレは懸命に腰をふる。
いくら晒し者にされたっていい。どんな罪にまみれても構わない。それで子ども達を守ることができるなら。
そう思いながら今、アルバを犯している。なんという自己矛盾。それでもマシだ。
今、取り囲む外道たちにこの子らを好きにされるよりは遥かにマシだ。そう信じる。
「あぁ……ぁぁぁ……リプレ…マ…マぁ……」
「うぁっ!アルバっ!アルバぁぁっ!」
そうして激しいまぐわいにアルバは限界に達していた。リプレも備える。子宮へと注がれるアルバの奔流に。
「「んぁぁぁぁぁぁっぁあぁぁああ!」」
特上の喘ぎ。それをあげながら二人同時に迎えるオルガズム。どくん。どくん。確かに注がれる。
アルバの精がリプレの淫らな肉壺の中へと。
「ぁ……ぁ……んっ!?」
射精のショックに放心するアルバ。リプレは優しいキスで包む。濡れる頬。胸の中でまた繰り返し謝る。
けれどこれで終わった。これ以上アルバを汚さずにすむ。それだけがリプレにとってせめてもの救い。
「ひひひひひ。いやあいいものを見させてもらったぜ。ありがとよ」
「おかげでこちとら元気満タンだぜ。まだまだやれるなあ」
見やると下種どもは精力を取り戻していた。いきり立つ数々の竿をリプレは虚ろに見つめる。
どうせこんなことだろうと思っていた。そして彼らに先んじて曰く。
「犯してぇぇ……お願い……もっとたくさん犯してぇぇ……淫らな私のアソコを…その逞しいおちんちんで抉りぬいてえぇ……」
ゴポゴポと精液の溢れかえる肉ビラを自分の手で拡げながらねだる。そうだ。自分は淫らな肉便器。
全て自分が引き受ければいい。一切の穢れを。この惨めな自分が。
「お願ぁぁいぃぃ……欲しいのぉぉ……もっとおチンポ欲しいのぉぉ…もっと……もっとぉぉ……」
それが演技なのか本心なのか、自分でももう分からなかった。耳に入る罵倒と嘲笑。それさえ心地よい。
肉便器でいい。精液便所でいいのだ。大切なものの身代わりになれるのならそれで。
「あひひ……あはは……あんっ♪あふぁぁぁ」
そうして気が触れたように狂い笑うリプレに荒くれたちは再び群がる。リプレのその淫らな肉を求めて。
繰り返しよがり、なんども精液に汚されるうちにリプレは壊れた。自分の身を捧げて守った子ども達。
愛しい子らのことさえその頭の中から消えてしまうほどに。
「あひひ……はひひ…はひ…はひ……」
ことが終わって、そこにあるのはモノだった。かつてリプレだったモノ。白濁まみれの汚れた肉人形はただ狂い笑う。
「あははははは。ひはははははは。きゃはははははは♪」
滑稽で、滑稽でたまらなかった。ドロドロのスペルマまみれの自分の身体。お腹の中までドロドロだ。
パンパンに腹が膨れるほど注がれた精液。膣には図太い麺棒が、栓をするようにおあつらえ向きに差し込まれている。
なんて惨めな肉便器。笑う。これはもう笑うしかない。
「……………………………………」
「……………………………………」
「……………………………………」
そしてそこには自分と同じような残骸が三つ転がっていた。これもなた滑稽。
一つは白濁を垂らしてぐにゃりとへたった陰茎を晒す男の子。そのお尻もなんだか血と精液で汚れている。
もう一つは緑色の頭の小さな女の子。無惨に裂かれた膣を鮮血とスペルマで汚しながらピクピク痙攣している。
最後の一つはそれよりもさらに小さい幼女。流石に肉棒を差し込むには小さすぎたのだろう。
その代わりに使える箇所は全部使われている。口から精液の泡を吐き出しながら白目を剥いて失神している。
この三つの残骸。そのどれもが白濁まみれ。丁度今の自分と同じように。おかしい。おかしくてたまらない。
「あは……あはは……あははははははは♪」
なんだろう。胸をざくりと刺されたような感触がする。いったいなんなのだろう。あの小さな残骸たちは。
なんか酷く狂い叫んだような気もする。あれらがあげた悲鳴に。必死で『止めて』と願った気もする。
けれどそんな記憶も今は虚ろ。どうでもいい。もう、終わったことだ。
「ひひひひひ……はひひひひ……くひひひひひ……」
そうして壊れた便器はひたすら狂い笑う。哀れで惨めな自分達を嘲るようにひたすらに笑う。
無惨に散った小さな残骸たち。それらの『ママ』であったモノはもう死んだ。
ここにあるのはただ笑い狂うだけの惨めな残骸。どこまでも惨め。どこまでも無様な。
「あはははははははは♪キャハハハハハハ♪あは……あはははは……」
滑稽かつ醜悪なそのオブジェ。それが笑いを止めることはなかった。
帰宅した仲間達にその無惨な姿を発見されるまで。ずっと。ずっと。
こうしてリプレ。フラットの『ママ』であった一人の少女はその人としての生を終えるのであった。
リプレ「……………………………………」
ミント「……あっ、あのぉ……リプレ……さん?」
リプレ「…………おかしいな……どうしちゃったのかな?」
ミント「リプレさん?」
リプレ「このスレのために頑張ってるのは分かるけど……どうみてもコレ人生破壊級なんだよ……」
ミント「……………………………………」
リプレ「ライリシェのときだけ純愛書きの面をして……それでこんなとこで鬼畜のエルゴを発揮してたら意味がないじゃない。そんなのダメだよ……」
ミント「……リプレ……さん……」
リプレ「ねえ?私の言ってること……私の考え方そんなに間違ってる?」
ミント「ま、間違ってないと思いますよ。ええ、絶対!」
リプレ「少し……頭冷やそうか(作者の)……」
ミント「リプレさんっ!?」
リプレ「離してっ!お願いだから離してぇぇ!死ぬぅぅぅ!死んでやるぅ!ブラストモード全力全開のス●ーライト●レイカーでこの作者を殺して私も死ぬのぉっ!お願いだから離してぇぇ!」
ミント「ダメですよぉっ!そんなの!それに危なすぎですよぉ。そのネタ。おねがいだからリプレさんが頭を冷やしてください!頼みます!」
リプレ「嫌ぁぁぁぁ!フェ●トちゃんの仇を討つのぉぉぉ!!初●島で切り刻まれてミイラにされたもう一人の私の無念を晴らすのぉぉぉおお!離してぇぇぇ!お願いだから離してぇぇぇぇ!」
ミント「うわわっ!今回はこの辺でお開きにします。みんな次スレでもよろしくお願いしますね」
リプレ「うあぁぁぁぁああ!うわぁぁぁぁんん!うわぁぁぁぁぁぁあああ!」
(田●ゆ●りな座談会、怒涛のままに強制終了。次スレで再びお会いしましょう。ちゃんちゃん。
リューム「……誰か俺のことも思い出してくれ……頼む……」
どうも。久しぶりにこのHNで投稿の鬼畜野郎です。久しぶりにエルゴを発揮してみました。
リプレ……激しくすまん。どうにも自分的に田●ゆ●りと水●奈●と桑●法●キャラはそんな扱いです。
誰か幸せにしてあげてください。今回いろいろときわどいネタばかりでどうもすみません。
何せ思いつきからして最後の白い魔王ネタだったものですから。
次スレはもう三十代目になるんですね。それではこのスレの更なる繁栄を祈ってこの辺でサラバ
また次スレでお会いしましょう。
PS
……そろそろまたフェ●トちゃんで書きたくなってる今日この頃……
どうすっかな……
リアルタイム遭遇GJ乙っス。これからも続けてください。
久しぶりにナツミの泣き顔見たい・・・・
>>876も鬼畜氏の書き込みなのかわからないけど、
声優ネタが分からない人もいるから普通にキャラ名を出して欲しいんだが…
あとリシェル一人勝ちとか、張り合うような書き方をしなくても
エニシアで書きたい人はその時に書くと思う
この最低野郎!たまにはライリシェ以外の純愛も書け!
今度鬼畜ネタなんか書いたら正義の名において貴殿を削除してやる!!!!(褒め言葉
鬼畜氏が純愛よりに…ってレスをスルーしてライリシェ純愛投下してて
てっきり方向転換したのか?と思ったらいつもどおりのが来てワロタ
んで876とか953PSの意味が分からなかったんだが、中の人ネタか。
アニメ系だと声優分かる人も多いが、ゲームは確実に分からない人のが多数派だからなぁ
アメルがアグラ爺さんの子を宿してしまうようなのが見鯛
青春純愛なっちー…
田●ゆ●りはリリカルなのはのなのはだっけ?
住んでる所でやってないから内容は知らないけれど。
962 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 01:27:52 ID:/1hzip7w
ハスハやトリスに陵辱されるレシィとか。
>>960 そういや鬱兄貴ってどうなったんだろう?
収録されてないけど、まとめておいたほうがいいんだろうか。
>>918のハサハ陵辱で一気にこのスレを締めくくってほすい。
大ざっぱな属性まとめ
1主 学生服・体操服・スク水
トリス 妹、後輩(一部)・微乳・微ロリ
ミニス・フィズ(1)・ ベルフラウ ロリ(おしゃま系)
ミモザ 妹、後輩(一部)・お姉様・先輩・巨乳
ラミ・アリーゼ ロリ(内気系)
アメル 芋・M
ハサハ ロリ(内気系)・動物耳・M風味
エルカ ロリ(やんちゃ系)・ツンデレ
モナティ ロリ(天然系)
アルディラ 未亡人・女学者系・メガネ・絶対領域
クノン ナース・綾波系
パッフェル 巨乳・ウェイトレス・絶対領域
アティ 先生・巨乳・天然・絶対領域
アズリア 女将校・ツンデレ
>>965 ちょwwwwwww
理由もなく噴いたwwwww
大ざっぱな属性まとめ
リプレ ママ・女王様・巨乳・エプロン
アカネ くのいち・ドジっ娘・巨乳(4)
ミント お姉様・巨乳
フェア 微ロリ・微乳・エプロン
ミルリーフ ロリ(内気系)・動物系
ユエル ロリ(内気系)・動物耳・隷属化
ポムニット メイド・百合
リシェル 姉・やんちゃ系・微乳
リビエル 微ロリ(おしゃま系)・天使
アロエリ 女戦士・巨乳
エニシア 姫・ロリ・M
…微妙に間違えたような気もするが。
悪いけど全く面白くないし、納得もできないよ
>>968 そうか、裸エプは嫌いですか。そうですか…
グラッド ロリコン
セイロン ロリコン
シンゲン ロリコン
ギアン ロリコン
クラウレ ガチ
ミモザが妹属性なのはなぜ?
何故フェアリシェがないのだ
メイド「おじょうさまはわたくしのものですから」
次スレで30だな
誰も新スレたてない……
977 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 10:43:12 ID:JHMSAb7V
ああぁぁっ 立てっ 立てちゃいますッ!!
次ッ 次のスレぇぇぇぇぇっっっ 立てるッ 立てちゃううううぅぅぅっっ!!
見てッ 見て見てっっっ はうぁあぁぁぁ あたしたらっ 次スレ立てちゃうぅぅぅ!!!!
カチカチカチィッ 立てっ 立ててしまうううううっっ!!
ああああぁぁぁっ 手がうご 動くのぉぉっ カッ カチカチィィィッッ クッ クリックしちゃううううううっ!!
いやぁっ いやぁあぁぁぁっぁぁぁっ!!手がぁっ 手が勝手にいぃぃ
はううううっ あうああうあううあああああっ!! たっ 立てちゃうっ 立てちゃうよっぉぉぉぉぉ!!!
たっ 立ったぁぁっぁっ!! 立ったのぉぉ!!!! 見て見てッ見てええぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!はうぅぅぅぅっ
【集え!】サモンナイト萌え30【萌えのエルゴ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1189474817/l50
978 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 12:03:01 ID:7l6wiW0I
>>965 1主 学生服・体操服・スク水
ナツミやアヤにスク水や体操服を着せられるハヤトか。
そこはトウヤだろ…常識的に考えて…
ハサハかモナティかなんかで書いてみようと思う
あんま文才無いが、だれかネタをくれ
981 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 03:14:08 ID:Dt02WAev
>>980 戦いに負けて召喚獣に犯されてしまうシチュはどうでしょうか?
知恵つけたハサハが大人の姿でマグナを誘惑してそのままベッドインするけど、
前戯を終えて準備万端ってところで時間切れになって幼女化し、
しかしすでにフルスロットルなマグナが今更止まれるはずもなく、
その小さな身体をレイプじみた攻めでがっつんがっつん犯されて、
全弾中出しされて妊娠してしまうとか、
そんなのを頼む。
「あぐぁっ……ぐぅぅ…がぁぁぁぁっ……」
捻じ込まれる肉根。菊座を抉られる痛みにエニシアは悶える。
執拗なまでの尻肉の酷使。括約筋は悲鳴をあげる。腸は歪む。
「ぐあっ…あがぁぁぁ!ぐあぁぁぁ!あぐぁぁぁぁあ!!」
与え続けられる苦痛。エニシアは悶絶する。苦しみ喘いで許しを乞う。
けれど許されることはない。肛虐は続く。嬲られ続ける。
「あは……あはは♪いい…いいよぉ……エニシアおねえちゃんのお尻…あははは……」
「あぐぁぁぁ……ミルリーフちゃ…あぐぅうぅぅ!」
歓声をあげながらミルリーフはエニシアを犯す。ミルリーフの心は既に壊されていた。
幼いその身体に課せられた過酷な陵辱の果てに。そして施された肉体改造。
ミルリーフの股間には一本の長大なペニスが生える。至竜の繁殖。
そのための種竜としてミルリーフはその身体を作り変えられた。
与えられた凶悪な肉根。そのペニスでもってミルリーフは多くの娘達を犯した。
犯してその胎内に竜の子種を植えつけた。エニシアもその一人である。
エニシアは既に臨月を迎えていた。腹部は小柄な体格に不釣合いなほど大きく膨れている。
膨らみの乏しい乳房もその先端がプクンと勃起する。そこからは白濁の乳汁が垂れ流れる。
連日犯され、新鮮な精液を注がれ続けてエニシアは宿した。決して望まない生命をその子宮に。
孕まされたボテ腹の身体。そんな身体でも嬲られ続ける。使われるのはアナル。
今日だけで既に十数発の腸内射精を施されている。それでも許されない。嬲られる。嬲られ続ける。
自分を孕ませた幼竜に哀れな半妖精はいまだ犯され続けているのである。
「許してぇぇ……ミルリーフちゃんっ……お願いだからもう許してぇぇ……」
「駄目だよ…エニシアには償ってもらうんだから……ミルリーフがこんな身体にされた責任…とってもらうんだから……」
そう言うとミルリーフは自分の腹部をさする。エニシア同様にぽっこりと膨らんだお腹。至竜の繁殖。
その母胎に使われたのはミルリーフも同じだった。種竜で在るとともに繁殖用の牝竜でもある。
そのために改造された肉体。ふたなり幼女妊婦。そのすさまじいまでの異形をミルリーフは晒す。
「ミルリーフ…こんな身体にされちゃった……こんなバケモノにされちゃった……パパにもう…会えない……」
一筋の涙が頬を伝う。幾度となく思い知らされてきた絶望の余り、枯れ果てたと思っていた涙腺から。
哀しかった。惨めだった。けれどこの哀しみも惨めさも消えることがない。ならばどうするか。
単純だ。捌け口をつくればいい。こんな悪夢をひきおこした元凶に飛び切りの憎悪を詰め込んで。
「だから犯すの。エニシアおねえちゃんを犯すの。犯して犯して犯しぬいて壊してやるの。そうしないとずっと惨めだから……ミルリーフはずっと……惨めだから……」
「ミルリーフちゃ……あがぁぁぁああ!あぐぅぅぅぅうう!」
そして肛虐は再開される。極太で長大なミルリーフのふたなりペニス。それはエニシアの菊座に根元までねじこまれる。
「あはははは♪いいよぉ♪もっと聞かせてぇぇ!もっと泣いてぇぇぇえ!」
「あっぐ…あぐぅぅぅ……おっごぉ……ごぶぅぅぅ……ぐごぉぉ……」
肉根はエニシアの腸を容赦なく抉る。すると後ろからの圧迫を受けた胎児がエニシアの胎内でボコボコと暴れる。
外からの蹂躙。胎内の暴動。同時に受けて悶絶するエニシア。
「あがぁぁ!あぎぃぃぃい!ぐあぁぁぁぁぁ!」
「あははははは♪もっと叫んでぇぇぇ!もっと悶えてぇぇぇええ!」
悶え続けるエニシア。狂気に犯されたミルリーフはそのアナルをひたすら抉る。抉り続ける。
犯せ。腸がよじれるほどに。壊せ。魂が粉みじんに成るまで。さあ叫べ。もっと泣け。もっと苦しめ。
「許してっ!許してぇぇぇぇええ!!お願いだからもう許してぇぇぇぇえええ!!」
「あははははは♪だ〜め♪許してあげな〜い。あははははは♪」
懇願するエニシアを尻目に延々と続く狂気の宴。それはやがて最高潮を迎える。
「んぎぃぃぃいいいい!ぐっ!うぐっ!あごぉぉおおお!うぅぅ産まれっ……産まれるぅぅぅぅぅ!!」
ひたすた続くアナルファック。その中でエニシアは陣痛を覚える。ずりずりと這いずり出てくる。
エニシアの胎内で育ったミルリーフの種が形をなして。
「あははははは♪いいよぉおお!産んでぇぇぇ!ミルリーフの赤ちゃん産んでぇぇぇ!」
狂い猛りながらそれでも肛姦は続けるミルリーフ。すると彼女もまた破水を起こしていた。
もう直に産まれる。ミルリーフのその幼い子宮に宿した生命が。
「あぁぁぁぁぁあああ!いぐぅぅぅぅぅううう!陣痛いぃぃぃぃのぉぉぉぉぉぉぉおおお!!」
「いぎあぁぁぁぁぁあぁああ!ぐあぁぁぁぁぁああ!あぎあぐぁぐぉぉぉおおおお!」
そうして響き渡る凄まじい叫びとともに、その日何十度目かの腸内射精は施された。
エニシア、ミルリーフともにその胎内に宿った新たな生命を産み落としながら。
こううしてエニシアとミルリーフは初めての出産を果たした。狂気の肛姦の中で二人が産んだ竜の子ども。
それは生まれたばかりのころのミルリーフと身体の色以外はよく似ていた。青と緑の二匹の竜。
エニシアが産み落としたのは青色の竜。ミルリーフが産んだのは緑色の竜である。
竜の子の成長は早い。その子達はまたたくまにミルリーフと同じぐらいの大きさにまで育った。
しばらくして、狂宴は再開された。その担い手の数を2つ増やして。
「ふぁっ……あふっ…んはぁ……あっ…あっ…」
ぐちゅぐちゅとエニシアの胎内はかき混ぜられていた。その膣を貫く若々しい肉竿に。
「ハァ……ハァ……いいぜ。母さんの中……すっげぇ温けぇ…」
そう言ってエニシアを犯すのは青色の子ども。エニシアが産んだあの青い竜の子である。
「あふっ……あぐっ……嫌ぁぁ……こんなの嫌ぁぁ……」
腹を痛めて産んだ我が子に犯される。母子相姦のおぞましさにエニシアは泣きじゃくる。
青い竜の子、リュームはまたたくまに成長した。特に成長速度が早かったのは生殖器。
小さなその身体に不釣合いなほど頑健なペニス。それがエニシアの膣にみっちりと詰め込まれている。
「ああ、母さん!母さんっ!」
「嫌ぁぁ!嫌ぁぁああ!うあぁぁぁぁああ!」
繰り広げられる背徳の交わり。泣き喘ぐエニシア。そんなエニシアを見つめる瞳が一組。
「んっ……あれぇ?どうしたのコーラル?」
授乳の途中、自身の平坦な乳房に口をつけながらそっぽを向く我が子にミルリーフは尋ねる。
コーラル。ミルリーフが産んだ緑色の竜の子である。男女どちらにも見える容姿のその子どもはポツリと呟いて答える。
「……おかーさん……僕も……したい……」
そう言って股間を押さえてコーラルはもぞもぞとする。ミルリーフの産んだコーラルは母親と同じ特性をもっていた。
所謂ふたなり。生まれながらの半陰陽なのである。
「あは♪いいよ……それじゃあコーラルもリュームと一緒に遊ぼうか」
「……うん……」
無邪気に笑うミルリーフに素直に頷くコーラル。それだけを見ればそれはなんとも愛らしい姿だった。
だがこの愛らしいふたなり母子はエニシアをより地獄へと突き落とす。更なる過酷へと。
「嫌ぁぁぁぁぁあ!!駄目っ……そこは……あぎいいいいいい!きふぅぅぅぅぅ!!」
そしてアナルも犯される。侵入するのはコーラルのふたなりペニス。
ミルリーフゆずりの長大なモノが母子二代にわたってエニシアの菊門をえぐる。
「あぁ…っは……気持ち……いい……エニシアおかーさんの……おしり……」
「嫌ぁぁぁあああ!うあぁぁぁああ!あぁぁぁあああ!」
童貞喪失の悦びをコーラルはエニシアのアナルで得る。病み付きになりそうな程の快楽。
思わず腰をふる。肛虐の悦びに浸る。
「くぁぁぁああ!きひっ!くふっ……あぐあぁぁぁぁああ!」
「あはははは♪エニシアおねえちゃんったら相変わらず変態ぃ♪お尻でよがってるよぉ。あはははは♪」
ぐりぐりと抉りつけるアナルファック。悶えるエニシアにミルリーフは気色ばむ。
「いいこと教えてあげようかぁ。リューム。エニシアママはねえお尻を犯されながら貴方を産んだの。傑作でしょぉ?」
「言わないでぇぇ!そんなこと……嫌ぁぁぁぁああ!!」
告げられる恥辱。絶望に落ちるエニシアと裏腹にリュームはたぎっていた。もっと犯したい。
もっと一つになりたい。愛しい母と。
「母さん……もっと……もっと気持ちよくなろうな…へへ……」
「嫌ぁぁ!もう嫌ぁぁぁああ!!」
近親相姦。禁断の果実の味を覚えたリュームはより精力的にエニシアとまぐわる。
どくん。どくん。その若々しい精を母の子宮へと注ぎ続けながら。
「うあぁぁ……すげぇよ母さん。やべえ溶けるっ!」
「エニシアおかーさんのお尻……気持ちいい……」
「嫌ぁぁ…あっぐ……あぐぅ…あっぐ…もう嫌ぁぁぁああ!!」
生まれたばかりの竜の子たち。その手で行われる二穴責め。前後の穴を犯されエニシアは喘ぐ。
幼い。本当に幼い子ども達。その手によって犯されるエニシア。そのあまりにも惨めな姿に哄笑が響き渡る。
「あははははは♪あははは♪リューム。コーラル。しっかり孕ませてあげなくちゃ駄目だよぉ。新しい子どもをね。あはは♪」
「止めてぇぇ……嫌ぁぁぁあ!もう妊娠は嫌ぁぁああ!もう二度と産みたくないんだよぉぉ!!」
懇願もむなしくエニシアは子たちの精液を注がれる。子宮に腸にたっぷりと。再び受精するのには十分すぎる量を。
「あはは♪これからもミルリーフたちの赤ちゃん産んでね。エニシアおねえちゃん。たくさん、たくさん孕ませてあげる♪
新しい子が生まれたらその子とも一緒にエニシアを嬲ってあげる。ずっと…ずっと……これからもずっと……永遠に♪」
冷酷な笑みを浮かべてミルリーフは言い捨てる。そして自らもペニスをとりだしエニシアの口に捻じ込む。
「あは……今日もたっぷりしてあげるね。たくさん美味しいミルク飲ませてあげるねえ」
「んごぉぉ……ごぼぉぉぉお!」
そうして口も犯される。膣、アナル、口。三つの穴を同時に。犯すのは三人の竜の子たち。
無尽蔵の竜の精液をエニシアは延々と注がれ続ける。
(殺してぇぇ……誰か私を殺してぇぇぇぇ!!)
悪夢の輪姦を受けながらエニシアは心からそう願った。望まぬ種を孕まされる。
苦痛のなか産み落とした子にまた更に犯される。そして孕む次の種。
それが生まれればまた次へと。気の遠くなえるような絶望のループ。
より過酷へと至る永遠の悪夢。幼き竜たちに犯されながら、それでもエニシアの悪夢はまだ終わりを見せない。
どうも。埋めネタに産めネタな出産エニシアたんです。
本当はエニシア使って壊れギャグものをやろうかと思ったんですがそれはまたの機会。
エニシアすまん。そんなとこでサラバ。また新スレでお会いしましょう。
ついに近親相姦ネタまできたとは、
この鬼畜野郎めが(褒め言葉)。
ようやく出番が出来たリュームに
喜んでいいのか悲しんでいいのか、
ともあれエロくて嬉しいぞ、と。GJ!