【アンジェ】【遙か】【コルダ】ネオロマンスでエロ萌え10
1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 18:44:13 ID:45nPGmtf
ぬるぽ
ガ
ッ
>>乙カレー
つ旦
アリガトウ 母
∧_∧ の
(´∀∧_∧ 日
( つ(´ー`) に
○||( lyl) 肩
5 (_)と_)_) 叩
点 き
前スレ落ちました
980以降、24時間以内にレスが無い時・・・だったかな?
>>10 ゴメン間違えた。
30まで行けば平気だったと思ったが・・・。
>>12 そうか。
最近、ゆるくなってるらしいが、さすがに現状だと
レス少なすぎるので進めるか
とりあえずエロそうなキャラをあげてみるのはどうか
アンジェだとオスカーとレオあたりかやはり
遙かは友雅、翡翠はガチだろう。3ならタンゾウ?
コルダは……金澤、ブラック柚木あたりかなあ
スレ立てお疲れ
>>12 昔、数字板で数字板でそんなコト言われてたのは覚えてる<30レスで平気
>>14 ネオアンニクス。ムービーで吹いた。
もひとりネオアンでベル兄。ねちっこく言葉責めしそうww
ニクスはガチでエロス担当だと思う。
敬語責め(・∀・)イイ!
エロソンスレでも言われてたが、勝真は実は熱くエロい
スチルの密着率は翡翠に次いでガチ
自分の中でエロス担当は白龍
セイランじゃない?
将来性と遺伝を考慮して彰紋
既に16で10人囲ってるし、残留の場合は壮絶そうだ
遙か2の連中はイサトと泰継以外みんなエロい希ガス
イサトとランディ、火原はたしかにエロから遠いなあ…
エロというより青春の甘酸っぱい恋愛みたいな感じ。
偶然手が触れ合って「きゃっ」「あっ、ヾ(゚д゚;) ゴッ、ゴメン」みたいなの。
エロさを感じるのは私の中ではレオ、銀あたりか。
オスカーはもうギャグにしか見えないw
>>22 イサトはキャラソンのせいか、自分は思春期ど真ん中の性を感じるなー
夢で色々しちゃって、神子の顔見れないとか言われてしまうと
ランディは漫画版のラストが健全すぎてエロからはほど遠くなってしまった
ゲームだけだともうちょっとエロ味があったんだけどね〜
案だと、マルセルのエロがどうしても思いつけない
あとルヴァもイマイチエロくささを感じないなー
ルヴァ様は、腹黒な上にむっつり助べぇだと想像している人間も
この世にはいるのだ。
セイランは鬼畜がデフォ
火原は猿がデフォ
個人的にはヴィクトールもエロ担当だと思ってる。
軍の周りにはプロのお姉さんも多かろう。
そんな女性達の中で密かな人気だったが深い仲には至らなかったのに
十代のピュアな少女に夢中になって自分の色に染めていくのだよ……
志水はどうしてもエロが想像出来ない。健全すぎる。
金澤はガチでエロいと思うけど、意外に土浦とか王崎先輩あたりはむっつりかも
志水は探究心が強いし、その気になったらいい仕事しそう
むっつりの定義がよくわからんけど
セクハラ大王の土浦や観覧車に乗り込む王崎先輩はガチでエロくないか?
志水はナチュラルにソフトタッチするエロだと思う
おまいらの豊かな表現力にワロスwwww
ビィクw
将臣とヒノエと弁慶は何も考えなくてもガチ
九郎と師匠は目覚めたらエロくなりそうだ
>>36 性的な意味での肉体も磨きまくる場合
「先生はベッドの中でも凄いんですね」
初ものをとっておいた場合
「先生も初めてなんですか?じゃあ一緒に頑張りましょうね。」
リズ先生は神子を助けるにあたって、このどちらのルートを開くかで
一週間くらい悶々と思案に暮れていると信じている
リズの年齢で初ものってキモ過ぎるwwww
だがリズならありえるw
だから余計きもいw
でも、3の八葉で童貞って先生と譲だけだと思う。
>>42 怨霊になる前に体験済みの可能性も
2八葉は頼忠が一線越えたら凄そうだな、色々と
幸鷹も何気に女慣れしてる言動や行動があるし、真面目そうな
男が切れた後のエロを感じさせてくれる
無印は童貞率高そうなのになーw
てか経験済み確定が友雅
一応あるかもなのが鷹通、頼久くらいじゃないか?
詩紋、イノリ、永泉、泰明はガチ童貞
天真はグレてた時にもしかして?って感じだけど
妹妹言ってたからそれどころじゃなさそうだしな……
あくまで私見つーか偏見かも?だが
>>44 兄兄うるさい頼久も微妙。遊女相手の経験はありそうだけど
素人童貞な希ガス
思えば遙かは2以降一気に童貞率が下がったな
>>26 自分はルヴァはリュミより黒いと認識している。
あれは罠にはまったふりをして相手をはめるタイプでないか?
天然っぽいだけに無作為にみえるところが怖い。
自分の妄想の中で黒いルヴァの時はD伯爵の声に脳内変換されているw
>>46 2以降は童貞キャラ数える方が簡便だなw
多分童貞っていうと、イサト・深苑・譲くらい?
>>47 「そんなつもりはなかったんですがね〜」とか言いながら
なしくずしにエチーに持ち込むのを想像してしまいました。萌え。
やはり黒ルヴァを想起させるのは中の人の力も大きいと思うよ…。
善人演ってても、なーんか腹に一物ありそうな声なんだもんよ。
だ が そ こ が い い
>>49 泰継は90年生きてるんだから、流石に経験ありそうだ
己に機能が付いてるかどうか確かめようとしたりして
遙か童貞
1 天真 詩紋 イノリ 鷹通 永泉 泰明
2 イサト 深苑
3 譲 白龍 リズ?
こんな感じか?
貴族は元服したら、一応経験あるような気がするなー
天真は好奇心から、リズは隠れ里の人口維持の風潮で、
それぞれ経験あるんでないだろうか
1 詩紋 イノリ 泰明
2 イサト 深苑
3 譲 白龍
自分はこんな感じだと思う
何度も逆鱗使ってるリズは、何度も望美の初めてを頂いてるのでは?
>>50 まあ、ドラマCDでジュリアスに毒盛ったりしてたしな
元服の時添伏しが付くのは貴族でも摂関家か皇室だけだから
永泉は済みだが、下級貴族の鷹通は童貞
リズの隠れ里が滅びたのは4才だから経験はないだろ
>>53 そんなことが出来るほど器用だったらあんなに
上書きしまくってないと思う
幸鷹は現代じゃ流石に未経験かな、15だし
添い伏し付いたのかね、一応は
コルダの童貞率の高さは遥かの反動かな
ガチ 月森 志水 火原 王崎
ボーダー 土浦 柚木 加地
有り得ない 金澤
かと自分は予想。
柚木はアナル童貞ってことはないな。前の穴については童貞かもしれんが
柚木といえば前スレラストに投下された土浦当て馬木日SS
最後屋上で犯ってたが、音楽科棟は2階建てなので
屋上で犯ってたら普通科3、4階から丸見えだろうなと思ったw
>>50 >>54 確かに中の人の貢献度は高い。
自分的には案の中ではルヴァとヴィエが2枚看板なのだが
ルヴァが媚薬でヴィエが(脳内)麻薬かな。
知恵と欲望は使い方しだいで善にも悪にもなる。
王崎はモテキャラだから童貞では無いとおも。
月森はエロスは音楽に無用と思ってそうだから性欲無さそう。
土浦は自分から行動に移せなくて悶々とした日々。香穗に責められたいと思ってる。
志水はエロと音楽を無理矢理結び付ければ仕込める。
柚木は高校生はキスまでと思っていそう。
火原はED後エロ雑誌知識を元に段階踏んで迫ってくる。会うたびセクース。
金澤はセクース下手そう。
香穗って誰だよ死ねよまじで
これって殺人予告や脅迫で通報できるんだっけ?
ID:lRbghGlmとばっちり出てるし、中の人が調べれば一発だね。
通報ありがとう
香穗って誰だよ?逮捕される前に教えてくれよ
俺の愛する香穂と違うじゃん
ネオアンはルネ以外は非童貞だろうな
レインはボーダーじゃないか?
女の子に論文集やらガラクタwwやら送る研究馬鹿が経験だけあるっていうのもなー
好奇心はありそうだしと思った。
よくよく考えてみると、ボーダーかもな。18だし。
おおおおなんかだか黒ルヴァに萌えてしまった。
あの笑顔の下であんなことやこんなことを考えているのかと
思うと…(*´∀`)
>>68 自分がルヴァ萌えなのはあの笑顔の中の素顔を見たいからかも。
エロがその素顔を一番見られると思うし。
自分の経験上から推測するが、ルヴァは見た目よりも力がある。
本はまとまると重いからね。自分が働いていたときは筋肉ついた。
ついでにヴィエも見た目より力持ち。
アパレルは手先が器用でかつ体力がないと無理。
細やかな気遣いも必要。生地もまとまるとかなり重い。
案ではヴィエが一番経験もあって上手そうだな。技巧派?
ルヴァはその気になれば上手くなるのでは?
エルよりも頭の中の柔軟性はありそうだし。
フランシーは言葉攻めかな。あの体質では持久力が心配。
すまん、久しぶりに案をプレイしていたのでルヴァとヴィエに萌え中。
>>67 自分は逆に経験済みってこともありかも、と思った
知識を仕入れた以上は実際にやってみるタイプだもんな
いろいろ研究して実地で試してずれを修正した上でさらなる高見を目指すんだ
>>71 しかしそれはあれだな
セクースではあるかもしれんがエロスとは無縁なところにありそうだなw
自分はレインはボーダー派かな?研究熱心なヤツだけど純情だしな
相手が必要なそっち方面は想像つきにくい
>72
そこで素人d
74 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 23:38:58 ID:HCthlHYH
マジレスするとルネとレイン以外はエルヴィンもふくめて非童貞です
>>74 エルヴィンは実はあの近所の雌猫を孕ませまくってる
とかだったら凄くいやだな
>>56 ワラタ
望美の初めてを、
痛がらせてしまったとか悦ばせられなかったとかで
戻ってやり直すとかはありそうだ。
じゃあリズって、望美しか抱いたことないけど童貞じゃないっていうのがアリなんだ
面白いなw
>>56 確かにw
迷宮のスチルの床に山積みになってた大量のかけらに吹いたよw
おまい、何万周したんだよ、と
>>70 勇気をありがとう。
そして、このスレの皆様にいわゆる誘い受けの形になってしまったことを謝る。
だが黒ルヴァへの萌えを抑えられなかった。
案のカミトリ女王候補×ルヴァ、投下。
肥えの設定がつっこみどころ満載のため自分の好きな設定で妄想した。
そして自分の設定もつっこみどころ満載で黒さもエロも抑え目だ。
NGワードは「Belial」または「姦計」で。
彼は彼女に好意を持っていた。
本が好きらしく私の雑然とした執務室と隣り合わせの書庫に瞳を輝かせたときの
表情を今でもはっきりと覚えている。彼女はいつも私の執務室を訪れては本を
借り、どんな本でも明後日には読み終えて私に本の内容について質問をしてきた。
聡明な彼女は曖昧な答えを許さない。私の説明がつい長くなってしまう癖がついたのは
その頃からかもしれない。
彼は笑顔を浮かべた。
そういえば私が緑茶を好きになったきっかけも彼女と一緒にいると喉が渇くためだった。
そう、そして少し苦味のあるこの味は私と彼女との関係を変えた。
「ディア、少しお疲れではないですか。
新茶が手に入ったんですよ。一緒にいただきませんか?」
彼はいつものようにやんわりと笑顔を浮かべ彼女に問いかけた。
「ルヴァ様。いつもお気遣いありがとうございます。
喜んでご一緒させていただきますわ。」
彼女は清純な印象を与える笑顔で答えた。
私にもいつから彼女に好意以外のものを覚えたのかはわからない。
白百合のような彼女を手折ってしまいたいと思ったのは。
そして私の手にはいつものあの薬があった。私の故郷では子供の頃から服用するため
耐性がついているあの薬。私はあの薬の効能も副作用も全て熟知していた。
彼は少しぎこちない手つきで新茶を入れた。彼女には小さめの湯呑で。
彼女はやはり喉が渇いてたため、適温の新茶を彼の計算どおりに飲み干した。
「ルヴァ様。今日の私はお行儀が悪いですわね。
せっかくの新茶をよく味合わずにいただいてしまうなんて。
でも、この新茶はほんのり甘くて少し苦いところがとても飲みやすいですわ。」
「いいんですよ。喉も渇いていたのでしょう。
それから今の新茶ではないのですが一緒に手に入った珍しい種類のお茶もいかがですか?」
「ルヴァ様に入れていただけるお茶であれば喜んでいただきますわ。」
「ディア、私もあなたにそう言われるととても嬉しいですよ。」
彼は新たにお茶を入れた。そして彼女の目の前で自分の湯呑と彼女の湯呑にあの薬を数滴
入れながら笑顔を浮かべて用意した言葉を口にした。
「私の故郷に伝わる薬なのですが、とても疲れがとれるのですよ。
私もあなたと同じくらい疲れているようなので・・・」
「ルヴァ様、本当にありがとうございます。
お疲れなのはご執務でお忙しいのに私の質問に丁寧にお答えいただいているから
でしょうか?」
「いいえ、そんなことはありませんよ。
私はあなたとの会話をとても楽しみにしているのですからね。」
一口、一口とお茶を飲む彼女を眺めながら彼はにっこりといつもの笑顔で答えた。
少しずつ変化していく彼女の表情と様子を楽しみながら。
「このお茶もとても美味しいですわ。新茶よりは少し苦いですけれど。
それにとても身体が温まりますわね。」
「そうでしょう?さっきよりも身体が温まるのは薬のせいかもしれませんね。
いつも飲んでいる私もそうですからね。」
彼女はゆっくりとお茶を味わった。そして彼は彼女の口元を眺めていた。
ようやく彼女はお茶を飲み終わって、ふと時計を眺めた。
「ルヴァ様、長居をして申し訳ございません。
ご執務に支障はございませんでしたか?」
「大丈夫ですよ。今日明日の分は午前中に終わらせましたからね。
それよりも、私のほうこそこんな時間まであなたを引き止めてしまって申し訳なく
思っていますよ・・・お送りいたしましょうか。」
「ルヴァ様、ありがとうございます。でも、まだ明るいですから今から帰れば
大丈夫ですわ。」
彼女はソファーから立ち上がろうとして足元がふらついた。
彼はとっさに彼女の身体を支えた。
「ディア、あなたは疲れているのですよ・・・」
「ル・・・さ・・・」
彼女の返事は最後まで聞けなかった。そしてゆっくりとまぶたを閉じた。
彼は彼女のまぶたが完全に閉じられるのを確認すると同時に笑顔を浮かべた。
その瞳は艶っぽくゆらめいていた。
寸止め申し訳ない。今日は時間切れになってしまった。
補足設定。ルヴァ22歳、ディア17歳。
カミトリ女王候補といわれたら、普通リモージュかロザリアだと思うんだが…。
何故ディア…。
これは前振りで、次回以降にリモかロザリアが出てくるのか?
できれば名前でカップリング表記をお願いしたかったかな
でも、投下ありがとう!
別にルヴァ×ディアがいかんとは言わないけれど
ちゃんとした注意書きが欲しかった
全然気にせず、楽しみに待つ者もいるのであった。
注意書きが間違っているので少しマイナス。
でも乙。
最近じゃ希少価値な無印アンジェでしかもルヴァディア(*゚∀゚)=3ハァハァ
続きを待ってます.。゚+.(・∀・)゚+.゚ 普通の緑茶を飲みながら、全裸で。
…でも、他の人も書いてるけど、続きの時の注意書きはもうちょいハッキリとお願い。
女キャラ×男キャラのカプ表記の仕方も、女キャラが積極的なイマゲだし。
そーゆー設定の創作も有りだとは思うがそれならそれで最初から知りたいというか、
今後の展開を嫌な意味でドキドキしながら読むのはちょっと…ね。
まず、ここのスレの住人の皆様からのアメとムチに感謝する。特に痛みは快感になるw
そして申し訳ない。注意書きをディアと直すのを忘れたことに謝罪。書き換えミスだ。
カプ表記についても申し訳ないと思っているが妄想展開バレになるため、これは生ぬるく
見守っていただけると非常にありがたい。ルヴァ×ディア(ディア×ルヴァ)に不快感を
覚えた(覚える)方はここから更にスルー推奨。
基本設定は案無印(SP1・SFC)。
妄想のネタはクラの「金の髪の女王候補」とロザのディアに対する「いつも笑顔が
寂しげなのはどうしてかしら」から。このSSの年代はカミトリ254代から255代の女王へ
交代する直前になる。
黒さもエロもぬるいが隠語や比喩が多いので気になる住人はまずタイトルの
「Belial」(ベリアル)から目の前の箱を使っていただけると少し嬉しい。
それでは投下開始。
NGワードは、「Belial」または「姦計」
彼は彼女の様子を手短に相手へ話した。
「ディアは疲れていたのでしょう・・・今は眠っていますよ。
私が本を貸しすぎたのではないでしょうかね。起きたら私の馬車で送りますよ。」
相手は彼の普段の行動から彼女は安全と判断し心配するのをやめた。
彼の執務室には書庫と一緒に執務に追われて私邸に帰ることができない時のために私室が
設けられていた。
そこにはベッドやバスルームなど快適に生活するには申し分ない設備が整っていた。
私は滅多な理由でこの部屋を使うことはなかったが、この姦計にはここがふさわしい。
彼女のほうを見ればほんのりと桜色に染まった陶器のような肌をしていた。そして目を開く
様子はない。だが薬の効果は時間と共に薄れていく。
彼は彼女をかかえてベッドへ向かった。
私の故郷のあの薬とはいわゆる強壮剤と言われるものらしい。ただ、私の故郷では生きて
いくために子供の頃から少量ずつ与える。あの薬があるから私の故郷の人々は忍耐強いと
言われるのかもしれない。だが耐性のない者が多量服用した場合は・・・それは習慣性の
ある媚薬となる。先触れとして出した新茶には念のため効果が高く短時間型の睡眠薬を
入れた。
私は彼女の着衣を丁寧に脱がした。一糸もまとわぬ状態の彼女からは花のような甘い香りが
した。白百合め、まだ邪魔をするのか。私は一瞬香りに惑わされたがすぐに彼女の肢体に
意識を集中させた。
私は残された時間を確認した。この儀式は速やかに行われなければならない。
まず軽く接吻をした。しかし彼女からの反応はない。ほんの少し開いた唇の中から私の舌で
彼女の舌をからめとる。今度は深く長い接吻だったこともあって彼女から少し反応が
返ってきた。耳元、首筋。鎖骨。そしてまだ硬さの残る二つの乳房・・・私はそれらの感触を
心ゆくまで楽しみたがったが時間がない。今日は儀式のみでいい。彼女の身体はぐったりと
していて死体のように重い。だが彼女は生きていた。そして彼女の身体は私の手の中にある。
心は・・・どこにあるのだろう。
彼女の足は乱れていてその奥にあるものの存在を知らせていた。その太股の奥から光る蜜。
いとも容易く蜜を出すこの花を私は手折る。さすがにこの花に触れられれば彼女の声も自然と
こぼれるだろう。だが今の私は彼女の艶声を楽しむことができない。私は彼女の和毛に
隠された薔薇色の真珠に唇で触れながら、蜜で指を濡らし花芯へと進入させた。彼女の身体が
更に大きく震えて跳ねた。
私は花芯の状態を確認したかった。入り口こそ少し狭く感じたが中はしなやかに私の指を
締め付けた。確かに男性よりも女性のほうが早く大人になるというが、その通りだ。私は
花芯の中の指の場所や形を変化させて彼女の反応を観察した。
もう潮時だ。彼女に楔を打つときがきた。私は彼女にこの楔と所有の跡を残した。
彼女の花芯からは血が流れ、ついに白百合は赤く染まった。
彼は彼女の着衣を整えた後ソファーに身体を寝かせ、いつものように馬車をよんだ。
「執務室でディアとお茶をいただいていましたら、すっかり遅くなりましたよ。」
彼は彼女の身体を支えながら馬車に乗り、仮住まいの家へ向かった。
ほどなくして彼女は目を開けた。一瞬ここがどこだかわからなかったようだ。
彼女の様子に彼の顔から思わずくすりと笑みがこぼれた。
「ディア、よほど疲れていたのでしょうね。ソファーでうたたねをするなんて。
あなたらしくないですよ。」
「も、申し訳・・・ございません。ルヴァ様の前で・・・はしたないことを。」
「あなたはとても静かでしたので私はおかげさまで本を一冊読めましたよ。
だから気にしないでくださいね。」
「は・・・い。」
彼女は自分の意識と身体に違和感を覚えていたが、彼の前ではなんとなく口にするのを
ためらった。そして馬車はほどなくして家の前についた。まだ足元がおぼつかない様子の
彼女を支え、彼は彼女の帰りを待っていた者にわざと少し困ったような顔をした。
「ディアは思った以上に疲れているようですね。
2日ほど休んだほうがいいと思うんですよ。」
「ルヴァ様、お気遣いいただき申し訳ございません。それではその様にいたします。」
「彼女が本を読みすぎないように・・・これは私も人のことは言えませんけれどね。」
彼はやんわりと笑顔を浮かべた。その表情に不安げだったこの者は安心した。
「ルヴァ様・・・?」
「私からはカティスとジュリアスに伝えておきますから安心して休んでくださいね。」
「ありがとう・・・ございます。」
「ディア、また来てください。楽しみにしてますよ。それでは私は失礼しますね。」
そして彼の馬車は去っていった。
彼女は用意されていた食事にもほとんど口をつけず、早々に寝支度をすませベッドに
入った。
彼女の意識はまだ混濁していた。この身体の違和感にも納得できなかった。
身体が軋むように痛むのはソファーで寝てしまったため、バスルームで下腹部の痛みと
どろりと流れるものに気がついたときは疲れから早くに月のものが起こる前触れなのかと
ふと考えたが。
でも、一つだけどうしても納得できないものがある。それは彼女の乳房の赤い印。
見るほどになぜか解らないがそれは淫らな印象を与えた。
毒を持つといわれる美しい蝶のように。
ここまで読んでくれてありがとう。これで一区切り。やはり短編は苦手だ。
つくづく今までの職人さんのありがたみがわかるよ。だが手をつけた仕事は2chができる限り
責任を持って終わらせる。アメはもちろんだがムチも大歓迎だ。
前回同様はっきり書いてもらえると嬉しい。やはり注意書きが心配。
>>94 乙です。
ではちょっとはっきり書かせてもらいます。
前書き後書きでの書き手さんの独り言を減らしてもらえませんか?
今回も前書きが注意書きとしての役割を果たしてないと思います。
過去スレや他スレでの、他の職人の注意書きが参考になると思います。
後書きなんか「読んでくれてd、これで一区切り。アメでもムチでも※もらえるとうれしい」で
一行で済む内容だと思いますし、
前書きだってカプと基本設定と妄想元ネタとNGワードと謝罪を箇条書きでよいかと思います。
前書き後書きは簡潔に、もっとわかりやすくお願いします。
以上、偉そうにすみません。
注意書きは、特に主人公キャラ以外のときはしっかり書いて欲しい。
たまに一人称を使っているが、それでキャラを壊してるのは致命的。
いくら黒ルヴァだろうが、言いそうなセリフ・文体はあるはず。
どうしても耽美な文体にしたいなら、三人称か、たまに使ってる
二人称で押し通した方がいいね。
正直、人称の切り替えも下手だから目眩するし。
前書きと後書きは、個人的には語りたければ語れば?と思ってるので
別にどーでもいいが、注意書きはしっかりと。
現状だと、変に回りくどく書いててわかりづらいだけで不親切。
98 :
ペローニャ:2007/05/20(日) 03:00:59 ID:OkfJU/Fg
お久しぶりです。ペローニャです。やっと柚木君×香穂子書きました。
NGワードは
<ファーストシンプレッション>です。
短いですがよろしくです。
ライトエロなので大丈夫です
放課後、ルンルン気分で街に繰り出そうとしたの。
人の気配を感じたので振り返ったの。
「おい香穂子、俺に内緒でどこ行くんだ」
びっくりして振り向くと菫色のストレートヘヤーが風にゆれてたの。
最初に目に入ったのが、怪しく微笑む口元だったの。
「アッアッえーと。柚木センパ・・・・?!」
私が言い終わるか終わらないかの瞬間にデープKissされたの。
「ンンンっ?!」
何するの?!と叫びたかったのに何も言えないもどかしさ。
「いいか。抵抗すんなよ」
柚木君は笑顔で言ったの
「はい」
私も柚木君に好かれたい一心で心を委ねて更に深く返事をしたの。
その瞬間!!
柚木君の手が私のパンツに滑りこんだの。
「やめてやめて恥ずかしいのよー」
でもやめないの。
「辞めないよ無理だよ抵抗はだめだ」
成すがままにされて私は昇天したの。
「気持ちよかったあ。恥ずかしかったあ」
精一杯の笑顔で言ったけど柚木君は・・・・
「もっとテクニックを磨いてこい」
エエーっ!それだけ?
でも私ははにかみながら
「柚木センパイによろこんでもらいたいから、雑誌で頑張ります」
って笑顔で言ったの。
「ははは。香穂子は天然だな、待っててやるよ」
だって。恥ずかしいかも。
柚木君はこれからお稽古があるみたいだから、ここでお別れ。
私も買い物行かないと!
柚木君と初めてのことでドキドキしたけど、次はもっと頑張らなきゃ!
でも恥ずかしいなあ・・・
<完>
ペローニャは万年ROMっててくれ
wwwwwwww
なんだこれwww
もう何て言えばいいかわからんwwwwww
とりあえずいつまでとは言わない、ROMっててね
>>98 ひさびさ感動したよwwwww
ここまでどうしようもなく下手なのは、今や中々お目にかかれないwwww
藻舞さんのサイトがあれば教えてくれwぜひオチりたいwwwww
反応しちゃらめぇ!
前スレの初登場時に付いたレスに
>ちょっと前からゲームコルダスレ荒らしてる人なのでスルー推奨
というのがあった
コルダも変なのに粘着されて大変だなw
空気を読まずにヒノエと弁慶が童貞だったら面白いのにとか考えてみる。
まあ有り得ないだろうけど
ヒノエは、年齢的に無理ではないだろうけど、弁慶は…
ペローニャ(・∀・)イイ!
なんとなくヒノエは頭領になった時とかに
儀式的に女郎買いとかさせられてそうだなと思った
>>115 史実というか、伝承の弁慶は一度経験してそれっきりだっけ?
まあ遙かでもその設定ならちょっと笑えるか
将臣は現代と京、どっちが初体験だろう
個人的に迷ってる
>ライトエロなので大丈夫です
(話の全体的にも)日本語でおkwww
愛のあるムチをありがとう。具体的に指摘していただきとても嬉しい。
注意書きはできるかぎり簡潔にします。設定もどこまで書くべきか説明補足かチラ裏か
曖昧なところがあるので、気になるときはまたはっきり書いてください。よろしく。
表現力が疎いとはわかっていながら三人称のところに一人称をむりやり押こんだため
難解になっていると思う。読み手と対話する形では二人称を使っていないはず。
表現として一人称は一番難しいので最後まで避けたかったが心理描写も入れたいと
思ったばかりに禁じ手を使った。最初に骨組みを書いたら長編になりすぎた。
ルヴァのキャラが壊れているというのは狙っていたのでこれは賛辞と受けとめている。
特にセリフ(会話)が今のルヴァらしくないのはこの時は若いということ狂っているから
ルヴァのセリフの必殺技を避けた。
耽美な文体というのは自覚が全くなかったので意外だった。
いわゆる耽美小説は古典的なものしか読んだことがないのだが当てはまるとすれば
このルヴァのナルキシシズムのせいかもしれない。
>>121 あえて言わせてもらいます。
他の方の注意・指摘等を読んで、反省・改善しようという姿勢は好感持てます。
ですが、そのレスに答えようと長々と創作過程の説明をされても困ります。
改善点を踏まえて、新たな作品で成長を見せてください。
>>121 失礼ですが、本編、前後書きともにちょっと独りよがりな雰囲気ですね。
後出しで実は狙ってたんですとか言われても、言い訳にしか見えないですよ。
余計な事書く前にそういう事こそ前書きできちんと伝えなきゃ。
ちっとも「難解」ではないけれど、視点の切り替え方が未熟なので
ハッキリ言いましてわけわかんない文章になってます。
三人称でも心理描写は出来ますが、どうしても一人称の心理描写に
こだわるのであれば、視点をぶれさせる事なくお願いします。
たった数スレのエロもさほどではない作品に、前書き後書き、
そして投下後の自己解説が長過ぎです。
個人的に、そういった作品に対する思い入れや裏設定はあえて引っ込めて、
作品に全てを託して欲しい。本文だけならさほど引っかからないのに、
そういった蛇足部分が目に付きすぎて肝心の本文も楽しめなくなってしまう。
125 :
124:2007/05/21(月) 13:52:39 ID:6ySgn+es
数スレ→数レス
の間違いです。ごめんなさい。
あと、124に関しての職人からのレスはいりません。
126 :
123:2007/05/21(月) 14:17:00 ID:osv6pdDD
あ、123ですが、職人さんから私へのレスも要りませんから
127 :
122:2007/05/21(月) 14:23:20 ID:DdWMu8vh
122、この書き込みに関しても、
職人さんから私へのレスは入りません。
あなたに対する皆さんのレスの意味を良く考えて下さい。
ここはいつのまに添削スレになったんだ・・・?
エロをくれエロを
お願いします
129 :
ペローニャ:2007/05/21(月) 21:57:49 ID:BrfxH7sw
こんばんは。ペローニャです!
私のSSにコメント下さり、ありがとうございました!!
何人かの方のご指摘のように、ライトエロだと物足りなかったと思いマス。
このスレの意図にあったSSを書けなくてゴメンナサイ。
他のスレで私のSSを直してくれた方にも感謝です!柚木君がスケベで恥ずかしかったですが・・・しっかり保存しました。
私もあの位書けるように頑張りますよ!
次は柚木君と3Pの予定です。
もう一人が誰かはまだ秘密ですが。
アホの子なりきり、もう飽田から他でやってくれ
NGワード指定完了
>>129 正直うざいのでサイトでも作ってそこでやって下さい
なんでおまえら釣りだってわかんないの?
中高生はくるなよ
煽ってみたい年頃なんだな
フランシス×エンジュ投下します。
NG:闇の中で
無理矢理系なので苦手な方はスルーしてください。
全部で10レスあります。
闇の中にいる。
ここはどこだろうか。
目を開けているのか閉じているのかわからない程の闇。
声を出そうとしても出せない。
身動きすら取れない。
自分はここに存在しているかさえもわからなくなってきた。
何かを考えることさえ辛い。
もうどうでも良くなってきた…。
何も考えなくていい。
それが、闇なのだから。
「…ディ」
誰かが私を呼んでいる。
これは幻想なのだろうか。
「…ディ…私の可愛いレディ…」
どこかで聞き覚えのあるフレーズ、誰だったっけ?
思考回路が鈍っていて思い出そうとすると頭が痛くなる。
「レディ、目を覚まされましたか?」
目の前に人の顔が迫って来た。
ぼんやりしていて誰かわからない。
天井にはシャンデリアがぶら下がっている。
ここは誰かの部屋なのだろうか。
「ふふっ、少々薬を入れすぎたようですね。私としたことが…」
何のことだかわからない。
私、何してたんだっけ?
記憶を辿ってみる。
えーと、朝起きて…えーと…えーと…
たしか、フランシス様の屋敷に行ってお話して…
それから…あれ?
…ってことは、今目の前にいるのはフランシス様?
床から起き上がろうと体に力を入れるが全く動けない。
「フランシス様、私どうしちゃったのかしら。体が…」
フランシスはニヤリとほほ笑んだ。
「レディ、これからのお楽しみの為にちょっとした細工を施させて頂きました。レディもきっとお喜びになると思います」
言ってる意味がわからない。
「フランシス様、細工ってなっ…んっ…んんっ」
急にフランシスの口でエンジュの口を塞がれ会話にならない。
くちゃくちゃと卑猥な音が鳴り響く。
エンジュは身動きが取れないのでフランシスにされるがままだ。
口の中をフランシスの舌がはいずり回る。
時には優しく、時には強く、エンジュの舌を刺激する。
舌の裏、歯の裏を吸い付くようになめ回す。
「んんっ…んんんっ」
また頭が朦朧としてきた。なんだか気持ちがよくなってきたかも…。
フランシスが口を離すと、エンジュの口から絡み合った唾液が滴り落ちた。
「んあ…」
「おやおやレディ、はしたないですね。これはお仕置きが必要です」
そう言うとフランシスはエンジュのスカートに手を入れ、ショーツを一気にずりおろした。
ショーツからは一本の液体の糸を引いており、エンジュの下腹部へと繋がっていた。
「なんというレディ!接吻だけでこうなってしまうとは!」
フランシスはエンジュの下腹部に指を絡ませ、愛液を汲み取る。
そしてペロリと舐めた。
「うーん、まだまだです。レディにはまだまだ刺激が足りませんね。もっと気持ち良くなって貰いましょう」
人指し指を膣へ滑りこませると、生暖かい壁に包まれた。
「あっ…ダメですフランシス様!そこはダメです!」
抵抗したいが、抵抗できず叫び声は虚しく壁に消えていった。
「これでは足りませんよね。レディをもっと気持ち良くさせてあげましょう」
フランシスは指を抜き、再度三本の指をグッと挿入した。
「はあああぁっ!ダメ、ダメです!やめてください」
エンジュは泣きながら叫ぶ。
「ここをこうすると女性は喜びますから、ふふっ」
するとフランシスは顔を股間に近付けた。
そして指を入れている場所のほんの少し上にある固くなった肉芽を優しく噛んだ。
「ハァッ…!!」
声にならない快感がエンジュの全身を襲った。
「レディ!レディがここまで喜んでくださるなんて!私は本当に幸せです!」
そして肉芽を優しくなめ回しながら、指の動きを早めた。
激しく出し入れする毎にねちゃねちゃといやらしい音を響かせながら、なまめかしい香りを放出させる。
「あっあっあっあっあっ…んんんんんっ!!」
頭の中が真っ白になった。全てを出し切るというのはこういうことだろうか。
あまりの快感に何も考えることが出来ないエンジュに向かってフランシスは言った。
「レディ、まだまだパーティーは続くのです。最後は盛大に楽しみましょう!」
いきなり目の前にフランシスのコーラ瓶サイズのハイパー兵器が現れた。
「フランシス様、いつの間に服を?」
おっかなびっくりしているエンジュをよそに、フランシスは冷静に言った。「レディ、今はそんなこと気にしてる場合ではないのです」
いきなりエンジュの上に覆い被さり、いきり立ったハイパー兵器をブチこんだ。
エンジュはいきなりのことに股間の感覚を失いかけていた。
「ああっ…レディ!レディは私だけのものっ。誰にも渡しません!」
そう言いながら必死に腰を振るフランシス。
10秒もしないうちにドクンという振動がエンジュの下腹部に響いた。そして熱いものが子宮の中を駆け巡った。
「うっ…」
フランシスは達したが、エンジュには何が起こったかわからなかった。
「レディ、失礼なことをしてしまいました。私はレディを楽しませることなく先に…」
悲しい顔をするフランシス。
しかしエンジュは笑顔で言った。
「フランシス様、いいんです。フランシス様の優しいお気持ちはよくわかります。だけど何故このような…」
エンジュの言葉を遮るようにフランシスは言った。
「愛し合うもの同士、しておかなければならない儀式があります。今回は少し粗削りな部分がありましたが、私は満足です。レディが喜ぶ姿を見て安心しました」
「は、はあ…」
言ってることがよくわからないけど、フランシス様は私のことを大切にしてくれてる…のかな?
するとフランシスは何かを思い出したかのように真剣な表情で言った。
「レディ、随分と体が慣れているようでしたね。まさか私以外と…」
みるみるうちにフランシスの顔が強張っていく。
「お仕置きはまだまだ足りませんね。私がいなければ駄目な体にしなくては…そうだ、今度はもう少し強い薬を…」
そこにはいつもの優しいフランシスはいなかった。
エンジュはこれから何が起こるのか、不安と期待が入り交じった状態で、ただ呆然と立ち尽くしていた。
‐‐‐‐終わり‐‐‐‐
すみません。連投規制で途中で止まってしまいました。
コーラ瓶サイズのハイパー兵器…
笑うとこ?
おまえはジョアサイズの俺を怒らせた
>>148 最低でも7cmあれば性交渉>受精は可能らしいから頑張れ
ところでジョアって7cmあったっけ
なるほど、9cmでもいいのか。
絶滅しねーかな、あいつら…
> 10秒もしないうちにドクンという振動がエンジュの下腹部に響いた
早漏にもほどがあるw
二擦り位かw?<10秒
本日フランシス×エンジュを書いたものです。
感想有難うございます。
ちょっとしたお遊びを入れてみましたが、ここの方々には受け入れられなく残念です。
普段は乙女ゲ以外のSSを書いておりまして、ここの投下は初めてです。
読みにくい点が多々あったのはお詫び申し上げます。
お遊びありとかギャグ風味とか注意書きすればよかったかもよ
なんというかキャラ名だけが浮いてて
別にこの2人を使う必要ないんじゃないかとさえ思う。
楽しそうにギャグエロ書いてるのは伝わってくるけど、萌えない。
栗と栗鼠噛まれたり、ハイパー兵器ぶちこまれたりやたら痛そうです
>>153さんに限らないけど
確かこの板は一度に50行くらいは投稿できるはず。
偉そうなことを言って申し訳ないのだけど、
SSレス一つあたりの文章量を10行くらいの少量で小分けされると
中途半端に読みにくくなってしまうので
分割も配慮していただけるととてもうれしいです。
>>153 ギャグとしてはおもしろかったと思います。
できれば最初にギャグだと注意書きしていただきたかったです。
最近の添削スレ風味なの、少し控えめにしないか? くどい
いつのまにか完全に「読み手」のためのスレになってる気がする
まあそんな、ある意味完璧なエロパロを求めるならここには来ないだろうけどな
>>129 ペローニャさんおもしろかったです。3pは月森で是非お願いします。
>>159 そこまで添削スレ化してるか?エロパロとして最低限これはどうよ、
と思う作品ばかり投下されてるから「添削」が目に付くんじゃないか?
ペローニャさんはちゃんとSS研究してるの?
あんなのよく載せれるよね。
読んでて吐き気した。
小説もちゃんと読んだことない人は書かないほうがいいと思う。
しかも柚木スキーな私にとっては地獄だった。
泣きそう。
NG登録してスルーも出来ないのか
ああいうSSはスレ自体の民度さげるから嫌だってこと
民度wwwwwwwwww
pgr
民度は言い過ぎたかもしれませんが。
真面目にSS書いてる人もいるなかであれはないかと。
実際、批判レスばかりでしたし。
キモいの沸いてる。
月森と日野のハードなやつ読みたい。
同位。やっぱりこのカプは萌える。月森いいよね。
>169
セル塩乙w
ってここエロパロだよなw
>166-167
>166-167
>166-167
>166-167
>166-167
>167-168
>167-168
>167-168
>167-168
>167-168
マチガエターヨ
月森が萌えるのは同意だが
>167-168wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
久々にこんなあからさまな自作自演を見た。
なんか明日の仕事頑張れそうだ。
175 :
167:2007/05/26(土) 00:06:59 ID:WFWnmjb6
なんで自演とか言うんだ?勝手な想像乙www
月森はファン多いから他のキャラよりリク多いのあたりまえじゃないか。
実際月森1番人気だし。
他のキャラのファンってすぐに自演だとかほざくしな。ここでも他でも。
みんな必死すぎw
えっ、「なんで」?
>>167=168=175は、ここでも他でも自演しまくってるんだなw
自演乙wwwwwwwwwwwwwwww
いやまて、これはさすがに釣りだろう
179 :
167:2007/05/26(土) 00:49:02 ID:WFWnmjb6
いやいや。自分の意見に自分で賛同するなんておかしいって。そんなことするやついるか?
王崎みたく人気無いキャラならそうかもしれないが、月森ファンと言ったくらいで自演とか言われても困るから。
土浦ファンこそ自演してるだろ。他のスレで。
はい釣りですよとのご回答です。
早く投下こねーかなー。
>>180 IDがGJだよw
おまいさんが書いたらGJされまくりの神作品が生まれるかもよ
>>167>>168>>175 【審議中?】
ヒソヒソ
ヒソヒソ ∧,,∧ ∧,,∧
∧ ( ´д`) (´д` ) ∧∧
( ´д ) U) (つ9mノ(д` )
|m9 ( ´д) (д` ) と ノ ヒソヒソ
u-u (l ) ( c9mノu-u
`u-u'. `u-u'
184 :
167:2007/05/26(土) 09:00:23 ID:WFWnmjb6
月森ファンだからって自演扱いされるのは不本意だ。
ID同じとか関係ねーから。
今違うじゃん。
【審議中?その2】
ヒソヒソ
ヒソヒソ ∧,,∧ ∧,,∧
∧ ( ´д`) (´д` ) ∧∧
( ´д ) U) (つ9mノ(д` )
|m9 ( ´д) (д` ) と ノ ヒソヒソ
u-u (l ) ( c9mノu-u
`u-u'. `u-u'
結論
1.真性あらし・not釣り
2.真性は相手にしてはいけません
ここまで真性だと面白くないな。
レベルは東亜のホロン部ぐらいか?
うん、関係ないよ、まともな作品一つ投下できないやつに興味ねーし。
それよりそろそろ遥か作品キボンヌ。
案のエロも読みたいです
加地×日野は需要ありますか?
需要は月森派ですが
需要を聞くよりまず投下
また自演厨が湧いたかw
久しぶりにがっつりエロを読みたい
組み合わせはなんでもいい
誰か頼む
了解しました。
では加地×月森書きます。
明日中には投下しますのでよろしくお願いします。
ちょっと待てww
BLはお願いだからやめてくれ
>>195 冗談だろうけれど、注意書きさえきちんと書いてくれれば
自分は何でも投下してほしい
釣りかもしれんがマジレス。
BLは板違いだから注意書きしてもだめだろ。
すいません。板違いとは知りませんでした。
>>1にBL禁止と書いてなかったので良いものかとw
ここは完全NLじゃないと駄目なんですね。
他のところに投下することにします。
板違いとは知らなかったって……( ゚д゚)ポカーン
本気で冗談だと思ってたのにw
>>199 さらにマジレスすると、正確には板違いじゃないんだ。
エロパロで801は禁止されてないんだよ。マジで。
なので、万が一801を投下するなら、
注意書きをしっかりお願いしたい。
>>205 禁止されてないのは知ってる。
ここの場合、801板にコルダ専スレあるから板違いだと思ったんだ。
801板コルダスレも、萌え話をするところでSS落とす場所ではない。
というか、801板にスレがあるというのは板違いの理由にならない。
別に801を推奨してるわけではないが。
自演ウザス
月森なら香穂子でも加地でも良いんだなwww
土浦×冬海のアツアツ小説が読みたい!
214 :
同曲異音:2007/05/29(火) 00:56:53 ID:i0aU6l7Y
神待ちの間に、小ネタ投下します。同シチュのバージョン違い
火原×日野(短い本番のみ)
月森×日野(フェラのみ、本番なし)
カプ違いで同じネタを使い回しなんて!という方はスルーしてください。
NGワードは【同曲異音】
カップリングごとにNGかけたい方は【火日】【月日】をそれぞれ指定してください
「……やっぱやめよっか、香穂ちゃん」
自分のそこに押し当てたられたものが突然引いたのを感じて、香穂子はぎゅっと瞑っていた目を開けた。
香穂子を上から見つめる火原は、優しく笑っている。
「え……」
「だって、なんか香穂ちゃん苦しそうだし。……ごめんね、ちゃんと時間かければ痛くないかも、
なんて無責任なこと言っちゃって」
「そんな、謝らないでください」
確かに、最初に誘ったのは火原だった。けれど、誰もいないという彼の自宅に招かれた時点で
香穂子だってどこか期待していた。
8畳ほどの火原の部屋。壁際に置かれたパイプベッドの上でキスをして、胸を触られて、服を脱ぎあって。
火原の手が自分の身体のいろいろな場所を触ってきて、指が太腿の奥へと触れて―――
……そこまではよかった。
けれど、香穂子も想像してなかったのだ。その…男の人のものが、あんなに大きくて、硬いなんて。
思わずお互いの身体の間にある火原のものを見て、香穂子は真っ赤になる。
先ほど入り口に当てられたそれは、まだ上を向いたまま大きさを保っていた。赤黒く何の力を入れずとも
立ち上がっているそれは、初めて見る香穂子にはそこだけ別の生き物のようなほど異様なものに見えた。
火原が少し先端を進めようとしただけで、香穂子はあまりの圧迫感にうめき声を上げてしまい、火原がおろおろして…。
そして、最初のやりとりとなる。
「でも先輩。男の人って、こういうのつらいんじゃ…ないんですか?」
「えっ、そりゃあ……。だけど、香穂ちゃんがつらい方がもっと、おれやだからさ」
……優しいなぁ。
その甘さに浸りそうになりながら、同時に香穂子は申し訳なかった。
入れる前まで自分はちゃんと感じてしまったのに、結局火原の方は何もできないで終わってしまう。
「えっと……その」
「いいよ、香穂ちゃん。気にしないで」
こういうことを言っては、引かれるのだろうか。でも、傷つけまいと笑いかけてくれる彼に、自分だって
何かをしたい。それは、本心だった。
「……あの……」
「だから、いいんだって」
「私が…しましょうか……?」
「…………え? えええええええっ!? ちょ、香穂ちゃん、自分なに言ってるかわかってる!?」
「だって、このままじゃ…。その…口で…とか。初めてだから、ちゃんとできるかどうかわかりませんけど」
「いや、それは…その興味がないわけじゃないけど。―――って、駄目だよ! 香穂ちゃんに
そんなことさせらんない!」
取り乱した火原が香穂子から身を起こす。
その反動で火原のものが、香穂子の濡れた股の間をずるんっと摺るように大きく滑った。
「きゃっ」
「うわっ!」
そしてそれは香穂子の茂みの上にちょうど乗っかるような形になってしまい、香穂子はその生温かい感触に
びくりと身体を震わせる。
「ご、ごめん! わざとじゃないから!」
「は、はい」
ちょうど二人の身体の間で火原のものをサンドイッチするような体勢に、香穂子は否応無しに火原の熱を感じる。
脈打つようにそれはときどき動いて、気のせいか、先ほどよりも大きくなったような気がした。
「……………」
「……………」
少しの沈黙のあと、火原が意を決したように呟いた。
「……あのさ、香穂ちゃん。うつ伏せに寝てくれる?」
「こう……ですか?」
火原に少しどいてもらい、香穂子はパイプベッドの上へとうつぶせた。2人分の体重を乗せたベッドが、
ぎしりと音を立てる。
そっとその上に火原が覆いかぶさり、香穂子の腰を持ち上げる。そして、少しだけ開いた股の間に
ゴムを外した自身のものを滑らせた。
「――――――!」
白い香穂子の太股の隙間を、火原のものが上下に行き来する。
それは膝の方まで下がり、そしてまるで突き上げるかのように股間へと戻る。
けして入れはしない。けれど、普段さらさない内腿の部分を火原のものが這い回る感触に、香穂子は
自分の身体の熱が一気に高まるのを感じた。
「ごめん。口でしてもらうのとこれ、どっちが最低だっていう感じなんだけど……」
熱に浮かされたような声で、火原は耳元で謝罪する。それでも、腰の動きを止めることはなかった。
「……ああっ」
敏感な部分を火原のもので擦りあげられ、香穂子が甘い声を上げる。先ほどから充分に濡れていたそこは、
さらに蜜を溢れさせてぬるぬると火原のものを濡らしていった。
「擦れて痛くない? 痛くなったら、止めるから」
「だいっ…じょうぶです……」
いやいやをするように、香穂子は長い髪を乱して頭を振った。
「だから先輩、やめないでっ……」
いつだって、火原先輩はそう。
私のことばかり気遣って、いつも優しくて、
私だって、先輩のお願いを聞きたいのに。それができなくて申し訳ないのは、こっちなのに。
小刻みに反る香穂子の背中に、火原の汗が落ちる。
汗も、体温も、交じり合い分け合って、ベッドの上で2つの裸体が絡む。
挿入はされない。
けれど、入り口を激しく突かれるようなその動作に、香穂子は身体の底が熱く痺れてくるのを感じた。
入り口のその先にある、奥がジンジンとするように熱い。
「火原せんぱい……」
うわごとのように名前を呼ぶ間も、太股の間を行き来する火原の熱は収まらない。それに煽られるように、
香穂子は次の言葉を綴った。
「いれ……て」
一瞬、火原は困ったような顔をして動きを止める。
それでも、香穂子の顔に怯えがなくなっているのを見ると、耳元でそっと囁いた。
「このまま? それとも、さっきの体勢にする?」
いつもより低い火原の声が、香穂子の身体に響く。
「どっちでも……。あ、でも」
首を捻って振り向き、香穂子はとろんとした目で火原を見つめた。
「火原先輩の、顔が見たい―――」
「うん。おれも、香穂ちゃんの顔見たい」
腕を引き起こされて、香穂子は再度ベッドの上に仰向けにされる。
不安はある。けれど、それより火原のものが早く欲しかった。
「………あっ……」
ゴムを付け直して再度香穂子のそこ押し当てられた火原のものは、先ほどより大きく硬い気がした。
ニ、三度、入り口のひだの感触を楽しむように火原が押し当てたまま上下にそれを動かす。
ひくん、と香穂子の入り口がうごめいたのを見て、火原はぐっと腰を突き出した。
「んーーーっ!」
香穂子の口から思わずうめき声が出る。痛みというより、それは衝撃だった。身体全体を押し上げるような異物感。
「大丈夫? 息して…香穂ちゃん」
「あ……」
火原の呼ぶ名前につられるように、香穂子は大きく息を吐いた。
数度呼吸を見守っていた火原が、少し収まったのを見て腰をそっと動かす。
「っ……はぁ……」
内壁が引き摺られていくような痛みに、香穂子は必死で唇を噛んだ。痛い、といえばきっとまた火原は
自分を気遣って止めてしまう。
「痛い…よね。ゴメン、でも、すごく…気持ちいい」
大丈夫、という代わりに香穂子はコクン、と火原に頷いた。
痛みはある。でも、火原が自分の身体で感じていることが、何より嬉しかった。
「……あ…っ…!」
内壁の浅い部分を優しく擦られ、未知の快感が香穂子を襲う。背筋がぞくぞくして、
腰をのけぞらせずにはいられない。
「ごめん、痛い?」
上ずった声をあげる香穂子に、火原が思わず動きを止めた。
「ち、違います……。痛いんじゃなくて、その……ぎゃく……」
顔を赤らめて香穂子が告白すると、それ以上に火原の顔が赤くなる。
正直に言い過ぎて引かれちゃったのかと少し後悔する香穂子を、火原はつながったままぎゅうっと抱きしめた。
触れてくる火原の肌が、びっくりするほど熱い。
「どうしよ……」
「え?」
「どうしていいかわかんないくらい、かわいい」
「………せんぱい」
近くなった背中に腕を回して、香穂子も火原の身体を抱き返した。
幸せだ、と思う。火原先輩の彼女で、火原先輩と初めてのことができて。
お互いの頬を擦り付けるようにごろごろと頭を寄せ合い、それは自然と口づけへと変わった。
「んっ……」
火原の舌が入り込み、香穂子も応えるように唇を使ってそれを吸う。
口内も、自分の中も火原で満たされている。少し身じろぎをするたびに体内に埋め込まれた火原のものがうごめき、
もどかしい疼きに頭が痺れるように熱くなった。
「…っ…は…ぁ」
「もう少し……速く動いても平気?」
甘い口づけのあとそんなことを問われれば、香穂子は頷くしかない。
「……はい。最後まで、して……」
香穂子の華奢な両脚を持ち上げ、火原が自分の肩にかけた。ぐぐっと身体がくの字に折り曲げられ、少し上を向いた
秘所に火原のものがさらに奥深く入り込んでくる。
「……あぁ…っ…!」
ズッ…ズッ…と、身体を揺さぶられるような激しい抽出。
完全に痛みが消えたわけではない。それでも、その激しい律動から徐々に新しい快感が香穂子の中に湧き上がってくる。
「っ…あ…ん……、あっ…、やぁ…っ…!」
肩に担ぎ上げられた脚が火原の動きに合わせて跳ね上がる。
突かれるたびに奥底から駆け上ってくる快楽の波に、香穂子は思わず太股を閉じ合わせて悶えた。
「……っ…、そんな…しめないで……! 香穂ちゃん…っ…」
脚を閉じた反動で、香穂子の中がぐっと火原のものを締め上げる。不意に来た締つけに思わずいきそうになり、
慌てて火原は腰の動きを止めた。
「だって、私も…なにがなんだか…っ…」
何もかもが初めてで、しめつけないで、といわれても香穂子にはわからない。
自分の中はとっくに火原の熱く硬いものでいっぱいで、これ以上ないくらい埋めつくされているのに。
「……香穂ちゃ……、おれ…、もう…っ!」
腰を打ちつける火原のスピードが一層増す。ぽたぽたと落ちる火原の汗が香穂子の脚裏へと伝り、
繋がっている箇所の愛液と交じり合ってシーツに流れ落ちていく。
「……んぁ…っ、…せんぱっ……、……あっ…!」
ドクンッ。
香穂子の中で火原のものが大きく膨らむ。
「――――――ッ!」
「……っん……!」
何度も何度も香穂子の体内で火原のものは脈打って、ゴム越しに熱い体液が吐き出されていく。
自分の内壁が温かく満たされていくのを感じながら、香穂子はまどろみにも似た意識の中で眼を閉じた。
「……ごめん、香穂ちゃん。おればっかり気持ちよかったよね」
香穂子の頭を抱え込むように腕枕をして、火原は申し訳なさそうにこぼす。
ベッドの上での睦言というより、さっきから火原のひとり反省会だった。
「こう、する前はさ、いろいろ考えてたんだけど……。いざってなるとわけわかんなくて」
「気持ち…よかったですよ?」
「気遣わなくていいよ…。あー、やっぱおれって駄目―――」
放っておくとどんどん大反省会が進みそうで、香穂子は身を乗り出してちゅっとついばむようにキスをした。
「私も…はじめてだから、よくわかんないですけど。その……心が」
気持ちよかったから、と赤くなって告げるといきなり火原にぎゅうっと抱きしめられる。
「せ、せんぱい! いたいですっ!」
「あっ、ごめんっ!」
あわてて力を緩めた火原と香穂子の目が合い、同時に噴き出す。
それからお互いに手を伸ばし、再び同じ強さでふたりは抱き合った。ゆっくりと、お互いの体温を確かめ合うように。
<FIN>
「やっぱり、今日はやめよう」
「―――え?」
自分のそこに押し当てたられたものが突然引いたのを感じて、私はぎゅっと瞑っていた目を開けた。
至近距離の月森くんの顔は、びっくりするほど真剣だった。
「君を傷つけたくない」
確かに、指を入れられただけで痛みで涙がにじむ自分に、それが入るとは到底思えなかった。
さっきだって押し当てられただけで、あまりの圧迫感に呻き声を出してしまったぐらいだ。
……とはいえ、私と月森くんの間にあるそれは、張り詰めたままなわけで。
「でも、こういうのって、男の人はつらいんじゃないの…?」
「それは―――、その…時間を置いたり、何とか……すれば」
心底疑問に思って尋ねただけなのに、月森くんは薄暗い彼の部屋でもわかるぐらいに真っ赤になった。
何とかって……と思わず繰り返しそうになって、今度はこちらが真っ赤になる。
いや、そうだよね。月森くんも男子高校生なわけで…。付き合って数ヶ月で、しかもこんな状況まで来ているのに、
彼のそういう姿は想像しがたかった。
「私が……しようか?」
ぽつりと呟くと、月森くんは目を丸くする。
「……は?」
「は?って、なに」
「いや、あまりに突然だったから」
「だって…私だけが気持ちいいままで終わるのって、フェアじゃないという…か」
恥ずかしさで語尾が小さくなったけれど、本心だった。
自分も初めてで、彼の愛撫の巧拙なんてわからない。けれど、優しく丁寧な手つきに、十分に濡れたのは事実だった。
「嫌じゃないのか?」
「嫌じゃないよ。……初めてだからわかんないけど、多分、大丈夫」
実は、どんなことするのかもよくわかってなかったりする。
裸のままというのも恥ずかしくて、私はベッド際に落ちていたピンクのキャミソールをとりあえず着た。
上だけというのも間抜けだけど、ショーツをつけるにはまだ濡れているから仕方がない。
ベッドの背もたれに身体を預けるようにして座った月森くんの足の間に、私は正座を崩すような格好でぺたんと座る。
正面に月森くんのものがあって、恥ずかしさに思わず目を逸らしそうになった。
とりあえず…ゴム、外すべきだよね。
ぴっちりと覆いかぶさったゴムを外そうと、そっと両手で根元に触れてみる。
「………っ」
彼の腰が微かに震えた。
被せられた薄いゴムはびっくりするほどきつい。くるくると上へめくりあげるように、そっと剥がしていく。
これ、無駄になっちゃったなぁ…月森くん、ごめん。でも、どんな顔して買ったんだろ?
剥き出しになった先端に、ちゅ…と口付ける。舌先に自分の唾液ではないぬめりを感じて、それを追い求めるように、
割れ目へと舌を這わせた。
男の人も、濡れるんだ―――。
高まっていたのは自分だけではなかったことを知って、私はなんだか嬉しかった。
先端の下の、少し窪んだラインを舌でなぞると、月森くんが低く呻く。
そのままつつ…と尖らせた舌を上下させる。
何度か舌を這わせたあと、先端を丸ごと口に含んだ。それだけで口の中が彼のものでいっぱいになる。息が苦しい。
「……すごい格好だな」
少し熱っぽい声と共に、月森くんの手がキャミソールの中の胸へと伸びる。
「んーっ!」
きゅ、と先端をつままれて、私は声を上げられないつらさに思わず涙目になった。
くぐもった声が月森くんのものに響いて、私は自分の口内の熱さにすら感じてしまう。
「香穂…子」
「ん?」
「そのまま…上下に動かしてくれないか」
月森くんのものを口いっぱいにほおばったまま、私はわずかに頷いた。
こう…かな?
歯を立てないように、上へと唇をスライドさせる。
本当は、口に入れたこの状態だけで、苦しくて仕方がない。歯を立てないようにと気を配れば、
自然と唇と頬に力を込めるから顎が疲れてがくがくしそうだった。
それでも。
感じて欲しい。
彼が優しくしてくれた分だけ、私も優しくしたかった。
「……っ…は……」
ちらりと上目遣いで見ると、眉をしかめて声を漏らす月森くんと目が合った。
きっと私しか知らない彼の表情。私も、彼にしか見せていない表情がある。それは初めて同士の特権。
追い立てるように、私は必死で口を上下に動かす。
月森くんが、私の髪を撫でる。優しく、ときどき荒く。まるで私の動きに呼応するかのように。
「――んん…っ……!」
口の中のものがぐっと大きくなる。
どくん、と口の中に放たれたものを反射的に飲み込んで、私は唇を離した。
ちょっと苦くて…しょっぱい気もする。
何に例えればいいのかわからない味に戸惑っていると、次の瞬間口元に熱い感触を感じた。
「きゃっ!」
頬に、唇に、その感触はたて続けに飛んで、どろり、と顔の上を伝って流れていく。
「………え………?」
「日野!」
月森くんが慌てているのが何故かよくわからないまま、顔のものを拭ってみると、手に白いものがねとりとついた。
これって、月森くんの……?
「―――すまない、大丈夫か」
「う、うん。ごめん。続けて出るなんて、知らなくて―――」
………びっくりした。一回で全部出るんじゃないんだ。
どうしよう。顔も手もベタベタだ。シャワーを浴びに行くにしても、この手ではまず彼の部屋のドアノブから
汚してしまう。
迷っていると、パサ、と柔らかな布の感触がした。掛け布団用のシーツで頬をぬぐってくれる月森くんと、
白い布の波の中で目が合う。
「シーツ、汚れちゃうよ」
「構わない」
シーツ越しの指先がくすぐったくて、私はくすっと笑った。
「日野って呼ばれたの、ひさしぶり」
「……あわてていたからな」
照れたときのくせで、月森くんが視線を外す。
頬を撫でる彼の手に自分の手を重ねて、指を絡めるようにつないでみせた。
「月森くん」
「なんだ?」
「今度は…ちゃんと続きしようね」
あなたのくれるものなら、痛みさえきっと受け入れられるから。
つないでいた手を、ぐっと引き寄せられて身体が傾いだ。シーツごと彼の腕の中に収まって、私と月森くんの
鼓動が重なる。
どちらからともなく引き合うように、私たちはシーツにくるまって何度も何度もキスをした。
<FIN>
以上です。
リアルタイムktkr
楽しく読ませて貰ったよ、GJ!
GJ! どっちもかわいいな
月日もっと書いてください。よろしく
GJ!同じシチュエーションというのが新鮮で面白かった
月日もっと書いてください。よろしく
よかったでよ!同じシチュで柚木君書いてクダサイ!
すみません。
でよ じゃなくて です です。
GJ!!
どっちも最高だった。
GJ!!
同じシチュでもキャラが違うと展開も違うのが面白かった。
できれば他キャラでも同じのが見たい
230 :
ケロル。:2007/05/29(火) 20:24:22 ID:L9mRzDH8
はじめまして。
裏熊野三人のエチなんですが…異端?
3Pだろうが15Pだろうが69だろうが好きにすれ
ただし注意書きを忘れるな
232 :
ヒメネコ:2007/05/29(火) 20:37:34 ID:L9mRzDH8
「…んっ、んむ…っ」
望美は口腔で膨らむ将臣自身を丁寧に愛撫した。指先は含みきれずにあぶれた肉筒をたどり、下唇から漏れた赤い舌先が浮き出た太い血管をたどる。
「のぞ…みっ」
呻きを孕んだ将臣のうわずった声に、望美が上目遣いを向けると、不意に後ろ髪を掴まれた。
「あ…んっ」
はずみで顎が反り、ぷるりっ、と濡れた筒先が吐き出された。
「…知盛…、邪魔すんなよ」
望美の髪を掴んでいるのは、苛立ちをありありと浮かべた知盛だった。望美の縋るような目を受け、知盛はにぃ、と嗤う。
「邪魔、ねぇ…神子殿の悪癖を正してやっただけなのに、それを責められるとは…」
心外、だな。
知盛は嗤いながら汚れていない望美の首筋に顔を寄せた。
「ひぁんっ」
望美の上げた声に、将臣は知盛から望美の顔を取り返した。
「悪癖ってなぁ…いいじゃねぇか? 望美は口でするのが好きなんだよな?」
放り出されたまま乾き始めた筒先を望美の口許に寄せ、将臣が嗤った。
「あ…っ、あぁむ…ッ」
将臣にいわれた通り、望美は嬉々として口淫を再開した。
さっそく警告無視かよ
おいおい……
231を巻き込んでやるなよw
237 :
235:2007/05/29(火) 20:53:16 ID:YQKhTSIc
238 :
ヒメネコ/2:2007/05/29(火) 21:01:05 ID:L9mRzDH8
首筋を這い、背筋を滑る知盛の唇を感じながら、望美は舌先を浮いた血管に反って滑らせ、顔を動かす。
ぐちゅんっ、と音をたてて、知盛の指が望美の床に這った太ももの奥に触れた。そこはもう十分に潤って、そわせた長い指を貪欲に飲み込もうとしているかのように蠢く。
「ひ…っ、あッ」
ちゅぐっ、ちゅぐっ、と音を響かせて前後する知盛の指を感じながら、それでも望美は将臣自身への指先と舌先での愛撫はやめない。
「ひ…っ、はぁ…っ」
深く息をつき、望美が身体から力を抜く。そこにできた隙を見逃すことはない知盛は、ぽっかりと口を開けた淫口に自身を突き立てる。
「あぁんっ」
下腹を襲った圧迫感が望美から意思を奪った。将臣を放し、そのまま床に這いつくばるように知盛を受け入れ、そのまま揺さぶられる。
「は…っ、はぁんっ」
甘い声をあげ望美は喘ぎ、床にうずくまった。
「おい、望美」
「ふぁ…?」
「今度は俺のことを無視かよ?」
知盛に貫かれて喘ぐ望美の濡れた口に自身を突き込んだ。
「んぐ…っ」
頭を捉えられて上下に揺さぶられ、それでも望美が瞳を潤ませ表情を緩ませた。
239 :
ケロル。:2007/05/29(火) 21:03:13 ID:L9mRzDH8
ごめんなさい。注意書きを見落としてしまいました。(反省)
ID:L9mRzDH8 は携帯から投下しているのか?
というか、書きながら投下?
>>241 にしてももう1時間ちかく経過。
終りなのか、作業中なのかハッキリしろ。
tu-ka 異端?と誘い受けしながら
レスを読まずに投下とかありえないだろw
もう来るなよID:L9mRzDH8
新スレになってから、ちゃんとした投下が一本も来てないね
>>244 新スレになってからもここで何本か投下したものだが。
その言い方は失礼なんじゃないか。
サロンにもちょこちょこ書いてるけど、こことの扱いの差に驚いてる。
だから日野が絡むものは全部サロンに書くことにしたよ。
こっちはMな人以外はおすすめ出来ない。
読みたくないから自分好み以外のものは投下するな、という雰囲気のレスが多いよな。
>244みたいな傍若無人なレスがあると、職人さんは投下しづらいだろうよ。
>読みたくないから自分好み以外のものは投下するな、
>という雰囲気のレスが多いよな。
ホント。
不特定多数の人が利用している掲示板で何言っているんだかって感じだ。
そういう人こそ、自分好みのSSを書いているサイトを見つけて日参すればいいのに。
このスレはネオロマ好きの職人さんが気軽に投下できる場であってほしのに。
>>238で終わりじゃ…これじゃまるで拷問だ!!
裏熊野好きだし、文章も巧いと思うから、次はちゃんとマナー守って続き投下して欲しいよ。
間違いは誰にでもあるし、私は応援してる!
百合はおkで801がどうして駄目なのか知りたい
百合板とかないの?
百合に嫌悪感を持つ人はそんなに多くなくて、
801に嫌悪感を持つ人が多いからでしょう。
野郎が絡んでるより美少女が絡んでる方が絵的にも刺激は少ないっぽい。
801好きの人はキラキラした801漫画の読みすぎで忘れがちだと思われるが
ホモ嫌いな人にとってはホモ=かなり生々しくてグロテスクなセックスっていう
イメージの方が強いっぽいのでBLなんていうスマートな言葉で濁しても
百合よりも肩身の狭いジャンルには変わりない。
それに女に萌える女は多数いても、男に萌える男は少ない上に
男の方が人口多いんだから百合の支持率の方が高いんだと思うよ。
252 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 23:30:56 ID:1QCZ9bXC
釣られてないで志水のエロ書いてください。じゃないと制圧します。
>>251 >ホモ=かなり生々しくてグロテスクなセックス
アナ◯までいかずとも、チ◯コフェンシングでもグロか?
ふと思ったんだが、男女カプのア◯ルはどうなんだろう
やっぱりノーマル推奨の場では異端の部類なのかね・・・
>>251>>253 801が苦手な人もいるスレだし、細々と説明しなくていいよw
しっかり注意書きつけて投下してもらえば済む話だと思う
>>253 男女のアナルならここではないが書いてる
注意書きしてるのでスルーされる事が多い
エロパロ板では801自体が異端なのだと思っていた。
正直すまんかった(´・ω・`)
先日投下した火日&月日の、同シチュ・バージョン違いを投下します。
加地×日野
加地があまり悩まず、単なるエロ男子高校生になってます
コルダ2の大きなネタバレはありませんが、完全にネタバレを避けたい方はスルーしてください
NGワードは【同曲異音】 、または【地日】
「今日はやめとこっか、香穂さん」
「……え?」
言葉とともに押し当てられていた熱が突然引いて、香穂子は自分に覆いかぶさっていた加地の顔を
こわごわと見上げた。
けれど、そこには失望も落胆の表情もなかった。いつも通りの加地が、少し困ったように笑う。
「だって、こんなに震えてる」
加地の大きな手のひらで膝を包むように押さえられて、香穂子は初めて自分の足が強張って
震えていることに気づいた。
「そんな申し訳なさそうな顔しないの。別に今日しなきゃいけないってわけじゃないんだから」
「でも……」
優しく微笑む加地に、焦っているのは自分なのかもしれない、と香穂子は思った。
この春休みが終われば、香穂子は音楽科へと転科する。もう同じ教室で机を並べることもなければ、
秋のコンサートのようにアンサンブルを通して一緒に何かをすることもないだろう。
今日のように加地の別宅を練習に使わせてもらうことも、彼の受験が本格化すれば、今まで通りの
ようにはいかない。
キスだけの関係に、どこか不安だったのは香穂子の方だ。
だから今日、抱きしめられてその先を求められたことに、どこかほっとすらしていた。
なのに、経験のない身体は香穂子自身も途惑うほど臆病で、加地のものが押し当てられただけで
身体全体が固まった。
「僕のことは気にしないで。むしろ、少し急ぎすぎちゃったかなって反省してる」
香穂子の唇を親指でなぞり、加地はゆっくりとキスを落とす。一、二度舌を差し込んで唇を離してみても、
腕の中の香穂子はまだ少し落ち込んでいるようだった。
責任感じるのはうまくリードできなかった男の役目なんだけどな、と思いつつ香穂子のそんなところも
加地は愛しくてたまらない。
「じゃあさ、僕のお願い一個聞いてくれる?」
「う、うん」
反射的に頷いた香穂子に、とんでもないお願いだったらどうするの、と加地が笑う。
交換条件のようなことをいったのは、彼女の心の負担を軽くするというより、単なる狡さかもしれない。
香穂子の首の後ろを掬うように抱いて、耳元で囁く。
「香穂さんと、一緒にお風呂に入りたい。……駄目?」
途端に香穂子の白い耳たぶがカアッと羞恥で朱に染まる。驚いて一瞬だけ加地と眼を合わせたものの、
恥ずかしさのあまり腕の中で俯いてしまった。
やがて少しのためらいのあと、長い髪を揺らして香穂子はコクンと小さく頷いた。
先に入ってて、といわれ香穂子はお湯の張られた浴槽にそっと身を沈めた。
自分の家より随分と広い浴室が、ここが加地の家だということを香穂子にいやでも自覚させる。
「香穂さん、これいれようよ」
ノックをして入ってきた加地に、香穂子は思わず浴槽の中の胸を両手で隠した。
加地が手にしているのは、デキャンタに入った赤ワイン。しかしそれよりも何も纏わない彼の下半身に
あるものが目に入ってきて、香穂子はあわてて目を逸らす。
明るい浴室で見るそれは、さきほどの大きさこそはないものの、まだ立ち上がってその存在を誇示していた。
「酸化しちゃったから飲めないんだけど、お風呂に入れたらいい匂いするから」
どこまでも普段と同じペースで、加地はさっとシャワーを浴びると少し屈んでデキャンタを傾けた。
流れ込んだワインが湯に赤いマーブル模様を描き、湯気で立ち昇った甘い芳香が香穂子を包む。
加地がさっと手でかき混ぜると、すぐにそれは湯船全体を薄い赤紫色に染め上げ、浴室全体が
ワインの香りで満たされた。
「……っと。失敗したかな」
手についたワイン混じりのお湯を味見するように舐めながら、加地はしまったという表情をした。
「失敗?」
「これじゃ、香穂さんの身体がよく見えない」
「加地くん!」
「ごめんごめん」
掬ったお湯を香穂子に浴びせられ、加地が腕で自分の顔をかばう。浴室に明るい笑い声が響いて、
ふたりの間に流れる空気がふっと柔らかくなった。
もう、香穂子も加地から目を逸らさなかった。
「入ってもいい?」
「うん」
香穂子の背中側に滑り込むように浴槽に入ると、そのまま加地は後ろから彼女を抱きしめて座る。
お尻に加地のものが当たり、その弾力に香穂子は腕の中でびくん、と身を震わせた。
「あっ……」
後ろから伸びてきた手が、香穂子の左胸をそっと下から揉み上げる。腰が上がって水面から覗いた
右胸の突起を、加地は器用に首を曲げて口に含んだ。
「…っ……、お湯、飲んじゃうよ」
香穂子の声が耳に届かないかのように、加地は顔が濡れるのも構わず、口に含んだ突起を愛撫し続けた。
唇でやわやわと吸い上げ、時折歯を軽く立てて甘噛みする。
「っ…はぁ……、……んっ」
舌先で右胸の突起を転がされると同時に、左胸の突起を指で摘まれる。頭を突き抜けるような快感が走り、
香穂子はお湯の中でもがくように脚をばたつかせた。浴槽の湯が跳ね、香穂子の顔を濡らした。
加地の右手が浴槽に沈む香穂子の太股の内側へと伸びる。人差し指と薬指で秘所のひだをかきわけて、
中指の頭で入り口をぽんぽん、と叩く。お湯の中でも加地の指先にぬめりが伝わった。
「濡れてるね」
突起を弄んでいた唇を離し、からかうように加地はいう。その間も、左胸にある手と秘所を擦り上げる
指先の動きは止めない。
「さっきの? それとも、今のでまた濡れちゃった?」
「そんなの…っ、知らない……」
拗ねて横を向く香穂子の頬を追って、加地が頬をすり寄せ、首筋に顔を埋める。
濡れた髪から落ちる水滴が香穂子の鎖骨から胸元へと流れ、新たな血管のように白い肌に赤紫の筋を作った。
「普通にお風呂に入るんだとばっかり思ってたのに」
「そのつもりだったけど、香穂さん見たら止まんなくなっちゃった」
秘所を広げていた人差し指を上に滑らせ、加地の指先がクリトリスを捉える。コリコリと指先で捏ね回すと、
入り口にある中指のぬめりが一層増した。
「……んっ…、っん…ぁ…、…あっ…」
左胸の突起とクリトリスを同時に捏ね回されて、息も絶え絶えに香穂子は喘いだ。
むず痒いような快感が身体の奥で何度も湧き上がり、波にも似たその繰り返しに翻弄されていく。
「っあ……、加地くん……」
自分の中でどんどん大きく膨らむ熱い波にうなされて、香穂子は意味もなく加地の名前を呼ぶ。
潤むような瞳が、香穂子の中で初めての絶頂が訪れかけていることを告げていた。
「今の香穂さん、すごく色っぽい」
香穂子の脇を下から掬いあげて、加地は香穂子と一緒に浴槽の中で立ち上がる。くるりと彼女の身体を
反転させて、そのまま浴室の壁に背中をつけさせた。
香穂子を立たせたまま、加地は浴槽の底に膝を立てて低くなると、目の前にある湯で濡れた茂みを
指でかきわけた。割れ目からぷっくりと赤く膨らみきったクリトリスが現れ、尖らせた舌でそれを押す。
「ひゃっ…! …ぅん…、あっ…は…ぁ…」
舌先でくるくると円を描くように舐められ、香穂子は指とも違うその質感に眩暈がしそうだった。
時折、加地の舌は割れ目をなぞり、そのたびに自分の秘所が今までになく潤んでいることを思い知らされる。
「……ワインより、君に酔いそう」
ほんのりワインの香りが混じった蜜を舐めとり、熱っぽく加地が囁く。彼の吐息すら太股をくすぐる
刺激となって、香穂子はわき上がる快感に上半身を小刻みに揺らした。
すっかり潤みきった秘所に、加地はそっと中指を潜り込ませる。一瞬香穂子の腰が引くものの、
その表情に苦痛がないのを見てゆっくりと指の付け根まで差し入れていった。
「指一本なら、もう痛くないよね?」
加地の問いかけに、香穂子は荒く息をつきながら頷いた。ベッドの上では指一本であんなに抵抗を
感じたことが嘘のように、今の自分の身体は加地の指をたやすく飲み込んでいる。指が抜き差し
されるたびに関節で入り口を擦られ、もっともっととねだるように加地の肩を掴んで悶えた。
クリトリスを唇で挟まれ、舌でつんつんとつつかれる。膣に入れられた指が中で小刻みに左右に揺れ、
内壁をくすぐられるような動きに香穂子の背筋を大きく快感が駆け抜けた。
「ぁあ…んっ…、やぁっ…、も…う……もうっ……!」
背を仰け反らし、加地の肩を掴む香穂子の力がぐっと強くなる。
初めて来る絶頂の予感に脅えながらも、香穂子の本能がそれを求めてやまない。
激しい指の抜き差しから生まれる水音が生々しく、だけどどこか遠くに聞こえる。息苦しいほど速まる鼓動と、
白くぼやけてくる視界。まるで自分のものではないようなふわふわした身体の内を、津波のような大きな
快楽がさらっていく。
「……ん…ぁ…、あ…っ、…あぁ………っ!」
加地の指を飲み込む秘所を震わせて、香穂子は声を上げて達した。
内壁のわななきが収まってから指を引き抜くと、加地は立ち上がって脱力する香穂子の身体を支えるように抱く。
まだ絶頂の余韻が残る身体の熱を持て余し、香穂子は浅い呼吸を繰り返しながら加地を見つめた。
「……加地くん」
「うん」
香穂子の唇に人差し指を押し当てて、加地は続きの言葉を封じた。その先をいうのは、僕の役目だというように。
「続き、してもいい?」
人差し指の下の香穂子の唇が微かに動いて笑顔をつくる。それは小さな笑みだったものの、
今日香穂子が見せる笑顔で一番やわらかなものだった。頷くかわりに加地の首に手を回して、
香穂子は自分の体重ごと身を彼へと委ねた。
浴室から寝室までの距離を、加地はまるでガラス細工を扱うように香穂子を慎重に抱き上げて運んでいった。
再びベッドへ自分を横たえる加地の両腕を見上げ、香穂子はあることに気がつく。
わずかの差だが、左に比べて右の腕の線が太い。
「あ、気づいた? テニスやってたから、右腕だけちょっと太いんだよね。あんまり偏らないように
気をつけてたんだけど」
体育の時間に怪我をして運ばれたときは、お互い体操服を着ていたから気がつかなかった。
あのときも見かけよりずっとがっしりしていた身体に驚いたが、こうして裸の上半身を間近に見ると
香穂子は改めてその筋肉の質感にどきどきせずにはいられない。
「知らなかった」
「そうだね。僕も、君の知らないところを知りたい。きっと知れば知るほど、好きになるから」
加地がベッドに滑り込むと、シーツの間にふたり分の体温が流れて溶け合う。最初と同じ場所で同じ体勢なのに、
今の香穂子はこの先にある行為への緊張だけでなく、どこかほっとする温もりも同時に感じていた。
「ああ。でも、今日ひとつ知ったかも」
「なにを?」
「香穂さんが、想像以上に感じやすくてエッチな身体だったこと」
「―――――っ!」
恥ずかしさのあまり絶句してしまった香穂子に、加地はくすっと笑って囁いた。
「そんなところも、大好きだよ」
耳たぶに、頬に、唇に、顎先に、首筋に、鎖骨に。
香穂子のあらゆるところにキスをしながら、加地は片手で器用にゴムをつけていく。指先で秘所が充分に
濡れていることを確かめてから、限界まで張り詰めた切っ先をひだの間に押し当てた。
「我慢しないで。駄目だったら、途中で抜くから」
そう約束して、加地は香穂子が息を吐いた瞬間、ぐっと腰を突き立てた。
「……っ……!」
痛みで強張らせる香穂子の脚をさすりながら、加地は一度に入れることはせず、呼吸に合わせて少しずつ、
少しずつ自身のものを埋め込んでいく。
「…っ……はぁ…」
最奥まで達した加地の動きが止まったとき、やっと香穂子は身体全身で息をついた。
ぎちぎちと広げられた入り口の痛みと、自分の中にあるとてつもなく大きな異物感に頭がついていかず、
ただただ呼吸を繰り返すことしかできない。
「大丈夫?」
心配そうに顔を覗き込み、加地は中に埋め込んだものは動かさず香穂子の身体を包むように上から抱きしめた。
「大好きだよ、香穂さん」
言葉とともに、びっくりするほど大きな心臓の音が、香穂子に響いてくる。その鼓動の速さと強さが、
けして加地も平静ではないことを物語っていた。
「え、な、なんで泣いてるの香穂さん。そんなに痛い? 抜こうか?」
ぎょっとして身を起こす加地を見て、香穂子は自分が泣いていることに気づいた。
首を振り、涙を止められないまま加地の首に抱きつく。視界の端で銀色のピアスが揺れて光った。
ほっとした。
今日の加地はずっと落ち着いていて、自分ばかりが焦って途惑い、まるで大人と子供のようだと思っていた。
音楽科へ転入すると決めたときも、心の底から喜ぶ加地に少し寂しさを覚えたりもした。
だけど、今は。この鼓動の強さだけ自分は求められているのだと思えた。
「違うの。大丈夫」
加地の首を抱いたまま、ベッドの上へ引き戻すように香穂子はゆっくりと身体を横たえていった。
痛みはまだある。けれど、加地が求めてくれるだけ応えたかった。
香穂子の腰を抱え直し、加地がゆっくりと抽出を始める。浅い動きが、香穂子の中に痛みだけでなく
穏やかな快感を生み出していく。入り口を硬い肉桂がこするたび、口から甘い喘ぎが漏れた。
「……やっ……!」
加地の先端の笠で入り口の上側を引っ掛けるようになぶられて、香穂子は思わず腰を跳ね上げた。
初めて肌を合わせるのに、いつのまにか加地は的確に香穂子の感じる箇所を見抜いて重点的に攻め上げる。
「…あぁ…ん…っ…、…はぁっ…」
香穂子の声がどんどん甘くなっていくのを聞いて、加地はズズッと再び奥まで自身を進めた。
やわらかな粘膜がゴム越しに絡みつき、加地はその熱さに息を呑む。
「すっごい熱い……。ちょっともう…我慢できないかも」
香穂子の左膝を加地が自分の腕へ引っ掛けて腰を密着させる。一層深くなった挿入に、膣の奥から背筋へと
香穂子の中を快感が伝った。
「あっ…、…ふ…ぁっ…、…加地くん…っ…!」
香穂子の喘ぎと、ぐぷぐぷと卑猥な水音が混じって、加地の抽出のスピードを追い立てていく。
蒸発していく汗と共に立ち昇るワインの香りが、ふたりを包む。
痛みも忘れて、香穂子は突き上げてくる加地の動きに翻弄された。広い背中に手を回して、必死でその勢いに
縋りつく。激しく深い律動に身体の奥底から知らなかった快感がわき上がり、多きなうねりをつくる。
「……っあ…、……んんっ…!」
再び訪れる大きな波に促され、香穂子は無意識に腰を上げて加地のものを奥へと誘った。
ぐんっと中で加地のものが大きく膨らむのを香穂子は感じた。
「………く…っ…!」
眉をしかめ、香穂子に覆いかぶさりながら加地が香穂子の中で自身の熱を放出していく。
入り口を揺らすほど大きく脈打つその動きに香穂子は身体を震わせ、次の瞬間ふっと意識を手放した。
白く霞がかった意識から目覚め、香穂子は自分の腰にまきつく加地の腕の存在に気がついた。
首を捻って振り向けば、自分を後ろから抱きしめる眠そうな加地と目が合う。
「おはよ。……といっても、夜だけどね」
「加地くん、わたし……?」
「ぼーっとしてたのは、二、三分。でも、そのまま眠っちゃって一時間ぐらい経ったとこ」
ちなみに今は六時だよ、と付け加えて加地は香穂子の長い髪に口づけた。
えーと、それってやっぱり…と香穂子は今さら我に返って顔を覆う。初めてなのに感じすぎて気を失ったなんて、
自分の身体は加地のいった通りかもしれない。
「香穂さん?」
「初めてで、こんなの……って」
「恥ずかしい?」
背を向けたまま、香穂子は頷く。その肩にキスをされて、まだ余韻の残る香穂子の体温は一気に上がった。
腕の中で背中を強張らせてしまった恋人に、加地はクスッと笑ってからゆっくりと言い聞かせるように囁いた。
「―――全部、好きだよ」
今日何度目かわからない加地の「好き」という言葉に、それでも香穂子の心臓はトクンと高鳴る。
今までだって何度も好きだといわれてきたのに、こうして加地に抱かれたあとにいわれるのは気恥ずかしくて、
ひどく甘い。
「今こうして恥ずかしがってる香穂さんも、さっきの色っぽい香穂さんも。今まで知ってる香穂さんのことも、
きっと、これから知る香穂さんのことも」
加地の声が子守唄のように優しく耳に降り積もる。自分を抱く、線の違う左右の腕。
「全部好きだから、大丈夫。香穂さんが音楽科に行っても、僕が受験で状況が変わっても」
香穂子を抱く加地の腕の力が強くなる。ぴったりとくっついた背中から、伝わってくる加地の鼓動。
「君を好きなことだけは、変わらないよ」
どうして、と香穂子は振り向いて加地の顔を見上げた。
話したことはなかった。
音楽科へ行って離れる時間が増える寂しさも、加地の受験でお互いの時間の流れが変わっていくことへの不安も、
子供じみたわがままのようで口にすまいとずっと黙っていたのに。そんな胸のうちをすべて加地に悟られていたなんて、
気づきもしなかった。
身を捩って向き合えば、悪戯っぽく笑ういつも通りの加地と目が合う。出逢った頃と同じ、華やかで人懐っこい笑顔。
加地に抱かれれば、何かが変わると香穂子は思っていた。セックスひとつで大人になれるとは思っていなかったけれど、
ふたりの間に何か新しい変化が生まれるのだと信じていた。
けれど違う。
何も変わらなかった。目の前の加地はいつも通りの優しい加地で、そんな加地が大好きないつも通りの自分がいた。
きっと、どんなに関係が進んでも、還るのはいつだってこの想い。
お互いを優しく抱き直し、その感触だけを感じ取るようにふたりでそっと目を閉じた。
加地の温かな胸の体温と心音が心地よくて、香穂子は再び浅い眠りに誘われていく。
目が覚めたら、加地の好きな曲を奏でよう。加地のために、加地だけのために。
遠くなる意識の中でそんなことを思いつき、誰よりも近い位置で加地の鼓動を聞きながら香穂子はやわらかな
まどろみに落ちていった。
<FIN>
以上です。
加地初書きだったんで、(自分にしては)妙に長くなりました
おお、今回もGJ!
GJ!優しくてちょっとだけずるいところがいかにも加地って感じで良かった
自分は3つのバージョンの中でこの加地編が一番好きだ
ワインプレイキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
色んなバージョンで作るというのも面白い。
自分も加地編が好きだ。
このシリーズ以外にも、作品が出来たら投下して下され。
GJ(*´Д`)
なんかいい匂いがしそう
GJ!(;´Д`)ハァハァ
このスレで地日話って初じゃないか?
うおおおおおGJ!!!!
地日っていうのが新鮮だな
日野大好きな加地がすごくらしかったよ
できたら別キャラで同バージョンも……!
火日も月日も地日も大変美味しくいただきました!
GJです!!
地日の書き手、同じ内容で本出してますよね。いつもサイト見てます!
GJ!!!
いい地日をありがとう。
>271
神の身バレするような発言するんじゃねぇよ!
なんでトリつけてんの?
>>地日の作者
>>275 何でそんな質問が出るのか分からないけど、
騙りを防ぐためとか、なんかあったときのためでしょ。
>274
IDも違うのに何で本人扱いされるか謎だが。
2で身バレなんかしたら気まずいだろ?投下なくなったら責任取れるのか?だから絵描きの人はなかなか来ないんじゃないか。
本人乙、なんて言われたら神がますます不快にならないか心配だ。こんなだからみんなサロンに行くんだよ。
新スレになってから読める投下がないなあ
激しく八幼少不足。
館に緊縛エロエロされている神子殿を助けに行く友雅とか...
妄想しかできない自分orz
>八幼少
ショタ八葉で神子先生のスカートめくりまでは思い付いた
王崎の凌辱モノが読みたい。
王崎が陵辱するのか王崎を陵辱するのか…分からんな。
>>282 茜先生がピンク、花梨先生がレモンイエロー、望美先生が紫って感じかな
めくるのは友くんにひーくんにヒノくん辺りか
鷹っちが真っ赤になり、幸くんが走って追いかけて、ゆずくんが硬直する、まで想像した
放課後、ルンルン気分でサッカー部に繰り出そうとしたの。
人の気配を感じたので振り返ったの。
「あれ土浦君、おれに内緒でどこ行くの」
びっくりして振り向くと茶髪のサラサラヘヤーが風にゆれてたの。
最初に目に入ったのが、優しく微笑む口元だったの。
「は?えーと。王崎先輩・・・・?!」
俺が言い終わるか終わらないかの瞬間にデープKissされたの。
「ンンンっ?!」
何するんだ?!と叫びたかったのに何も言えないもどかしさ。
「いい。抵抗しないでよ」
王崎先輩は笑顔で言ったの
「はあ」
俺も王崎先輩に好かれたい一心で心を委ねて更に深く返事をしたの。
その瞬間!!
王崎先輩の手が俺のパンツに滑りこんだの。
「やめてくださいよ恥ずかしい」
でもやめないの。
「辞めないよ無理だよ抵抗はだめだよ」
成すがままにされて俺は昇天したの。
「気持ちよかったですよ。恥ずかしかったですけどね」
精一杯の笑顔で言ったけど王崎先輩は・・・・
「もっとテクニックを磨くといいよ」
は?それだけかよ?
でも俺ははにかみながら
「王崎先輩によろこんでもらいたいから、雑誌で頑張りますよ」
って笑顔で言ったの。
「ふふっ。土浦君は天然だね、待ってるよ」
だって。恥ずかしいよな。
王崎先輩はこれからボランティアがあるみたいだから、ここでお別れ。
俺もサッカーの練習に行かないと!
王崎先輩と初めてのことでドキドキしたけど、次はもっと頑張るぜ!
でも恥ずかしいよな・・・
<完>
またお前かwwwww
290 :
もしもの話:2007/06/05(火) 01:23:52 ID:2v61f/qt
いろいろぶった切って遙か3の重衡×望美投下します。
十六夜記銀ルート2章のイベントのもしも話です。
選択肢で「どうして〜」を選んだ時の重衡の台詞から色々妄想。
絆の関は開けたけどED見るのに失敗したのでやりなおしてる話です。
捏造感溢れる話なので、苦手な方は「もしもの話」をNGにしてスルーよろ。
291 :
もしもの話:2007/06/05(火) 01:25:44 ID:2v61f/qt
十六夜の月が照らす、満開の桜が舞う六波羅の屋敷。
御簾越しにしか会ったことの無い相手の指に触れたとき、望美の眼からは涙が零れていた。
「姫君…どうして、泣いているのですか?」
「ごめんなさい…約束、守れなかった…」
こうして彼と十六夜の月の下で出会ったのは、これで三度目。
一度目は彼が誰なのかも、何故自分がここに導かれたのかもわからなかった。
二度目はその姿もその声も、紛れも無く自らの想い人であると認識できた。
今度こそ、間違えない―――そう思って、離れる前に彼の名を呼んだ。
遠く平泉の地で出会い、想いを重ねた相手の真の名前―――重衡の名を。
必ず助けると約束したはずの相手と、三度こうして出会ったのは、龍の逆鱗の悪戯なのか。
銀を、重衡を救うために時空を巡り続けた望美は、気付けばまたこの桜の庭に降り立っていた。
次に会う時は彼を救い出す時、そう自らに誓ったはずなのに、自分はまたこの時空にいる。
二度目の平泉でも、運命を変えることは出来なかった。
悲劇にしか向かわない二人の運命に、堪えていた筈の涙が溢れたとき、望美は再び「重衡」の前に居た。
いつかの時空で会った時と変わらぬ場所と声音で望美を「十六夜の君」と呼ぶ男。
どうしてここに居るのか、最早自分にもわからない――
そう正直な想いを零すと、御簾の向こうの相手はほんの少しだけ言い難そうにして、望美に告げた。
偶然が呼んだ突然の逢瀬ならば、せめて姿だけでも留めさせてはくれないか、と。
「重衡」の誘いは、甘い。
望美の知る「銀」と同じ声、同じ姿のまま彼には有り得ないような言葉を紡ぐ。
だがそれは紛れも無く望美の愛した「銀」という男で、望美が知りえない彼の本質の姿だった。
忠実なる神子の守り手だった銀とは違う、重衡と言う一人の男としての言葉。
弱りきった心に、抗う術などあるはずもなかった。
求めて止まない愛しい男の声が求めるままに、望美は御簾を上げて重衡との邂逅を果たした。
292 :
もしもの話:2007/06/05(火) 01:26:53 ID:2v61f/qt
「重衡さん…」
「……貴方は私を御存知なのですか、十六夜の君」
「遠い…きっと凄く遠い時空で、あなたに会ったから」
「…こんなに可愛らしい姫君との出会いを知らないだなんて、今の私は大層不幸な男ですね」
どこか言葉遊びのような、それでいて酷く哀しげな色を含んだ望美の言葉に、重衡は本心からそんな言葉を返す。
「…あなたはやっぱり優しいね…それから、やっぱり少しだけずるい」
言葉を紡ぎながらも、重衡の手は慣れた様子で望美の衣服にかかる。
望美も、重衡の誘いの意味を知らないほど子供ではない。
すべて分かった上で、誘いに乗ったのだ。
一世限りの夢を見せようとでも言うのだろうか。
龍の鱗はすっかり輝きを失っている。
「その卑怯な男の誘いに乗って下さるのですか?十六夜の姫君」
「…答えを聞く気、あんまり無いでしょう…」
「……すみません、逸りすぎているでしょうか…」
手の早さに似合わず、少し申し訳なさそうな重衡が可笑しくて、
望美は小さく笑いながら重衡の腕に身体を預けた。
293 :
もしもの話:2007/06/05(火) 01:28:03 ID:2v61f/qt
「……はぁ…っ」
「もう少し、声を聞かせては下さいませんか」
「……っ、恥ずかしいこと、言わないで下さい…」
首筋から腰までを舌と指でなぞりながら、重衡が囁く。
着物を脱がす手つきも、甘く肌に触れる愛撫も、全てが手馴れている――正直、望美はそう感じた。
お互い合意の上での行為、抵抗があるわけでもない。だが、何となく声を上げ難い。
それが嫉妬と気付いているのかいないのか、望美は意地を張って無理矢理言葉を返す。
「……申し訳ありません、ただ、貴方が余りに可愛らしかったから…」
「…ん…ぁ…だから、そういうこと…っ」
「姫君、よろしいですか…?」
この人、やっぱり結構ずるい。
望美は翻弄されながらもそんな事を思って小さく重衡を睨んでしまう。
余裕で人を喘がせて、気遣う振りをしていても結局は好き放題に遊ばれている感覚。
望美が少しでも違った反応を見せると絶対に見逃さない。
素で人を席面させるような台詞を吐くのは、どうやらもともとの性格らしいと言うことも分かった。
そして、同意を得ようと声を掛けられても返事をする余裕がないことにも気付いている。
それでも敢えて聞いてくる上、答えを待たずに手が出る。
ああ、この人に嵌まったら苦労するかも知れない。
まともにものを考えられない思考の中でも、それだけは確かに感じた。
すっかり嵌められた今となってはもう、遅いけれど。
294 :
もしもの話:2007/06/05(火) 01:29:44 ID:2v61f/qt
「……っぅ…!」
「…大丈夫、ですか?」
全身を貫く慣れることの出来ない異物感と痛みに、望美は思わず唇を噛む。
だが、悲鳴を上げる身体とは裏腹に、望美の心はさらなる痛みを求めているかの様に高鳴る。
貫く痛みが教えるのは、彼が確かにそこに存在し、「神子」ではないただの女として自分を求めているという事実。
望美の愛した一人の男の、人形としてではない本質。
「すみません…お辛いですか」
「いい、の…平気だから、…離さないで…っ」
「姫君…」
身を裂く様な痛みより、その腕と熱が離れて行くことの方が余程耐えがたい。
そうとでも言うように、望美の指は重衡の指を握り締めたまま離さない。
「…んっ…重衡、さん…」
「……ここに居りますよ、姫君…」
痛みを堪えながら懸命に自らを受け入れる望美の耳元に、そっと口付けを落とす。
初めて会ったはずの少女がどうしてこんなにも愛おしく、離し難いと感じるのかはわからない。
だが、理屈ではなく心が、身体がこの少女を求める。
優しく抱いて慈しみたいという想いと同時に湧き上がる、正体の分からない感情。
このまま酔わせて快楽に狂わせてでも、月が導いた姫君を現世に縛り付けてしまいたい衝動。
約束を守れなかったと嘆く少女を見て湧いたのは小さな嫉妬心。
少女は自分の姿を見て、銀と言う名を呼んだ。
否定せずにおけば、こうして肌を許して離さないでと縋ってくる。
重衡、と呼ばれては居ても、彼女の心を捕らえて離さないのは自分ではなく「銀」なのだろう。
なるほど、少女にとって確かに自分は銀なのかもしれない。
だが、自分にとっての銀とはまったく知らない、何処の誰かも分からない存在でしかない。
可笑しな話だと重衡自身思ったが、少女を抱きながらも彼は「銀」という男がたまらなく憎いと感じていた。
295 :
もしもの話:2007/06/05(火) 01:30:40 ID:2v61f/qt
「……よろしいのですか、姫君」
そんな思いが過ぎった瞬間、重衡はふと望美を抱く腕を止める。
「……え…?」
「私は貴方の銀ではありません…それでも、貴方は構わないのですか」
その言葉に、望美は思わず重衡の表情を覗き見てしまう。
彼のこんな表情を見るのは初めてだった。
一見すれば優しく微笑んでいるように見えても、その瞳は笑っては居ない。
どこか拗ねているようなその表情は、今まで見た顔の中で一番人間らしい表情だと望美は思った。
「……ごめんなさい、一番ずるいのは私だよね…」
重衡の言わんとする事を理解した望美は、自嘲気味な笑みを漏らして息を吐く。
「でもね、私は重衡さんに覚えておいて欲しいの」
「私に、ですか?」
「そう、あなたに…私、本当のあなたを手に入れるためならなんだってするから」
運命を変えて、銀―――重衡を本当に救うためなら。
この身が切り裂かれようと、どれだけ心が傷ついても。
「絶対諦めないから…ごめんなさい、今だけ甘えさせて下さい…」
だから今だけは、心が折れそうなこの時に出会えた今の時空でだけは。
一時の甘い夢に酔わせていて欲しいと、卑怯とは分かっていても求めてしまう。
愛した人の――重衡の声と、腕を。
「十六夜の、君…」
「………っ!?」
そこまで言ってまた泣き出しそうになった望美を、重衡の腕が強く抱きすくめる。
「ど、どうしたんですか重衡さん」
「自分でも分からないのですが…申し訳ありません、抱き締めずに居られないのです」
「あはは…そういうところ、やっぱりあなたはあなたなんだね…」
心が出す命令に逆らってでも、この人はこうして自分を甘やかす。
そんな行為に、幾度救われたかわからない。
「今は貴方が望むままに…一夜の逢瀬ではありますが、私の心を差し上げましょう」
「……重衡、さん」
「…ただし、約束してください……必ず、また会って下さると」
「うん、絶対…きっと本当のあなたを捕まえて見せるから」
見つめあう視線が絡み、どちらからともなく目を閉じる。
一夜の夢で交わした口付けは、この上なく甘い、蕩けるような味がした。
296 :
もしもの話:2007/06/05(火) 01:31:44 ID:2v61f/qt
以上です。十六夜最萌が重衡と気付いてしまった初夏の夜。
久しぶりにプレイしましたが十六夜はいいエロスが満載でハァハァする。
あそこの兄弟の手の早さに萌えて正直すまんかった反省はしない
ひさしぶりの遙かに酔うた。GJ!
良かったら今度は兄バージョンでハァハァさしてくれ。
GJGJGJGJ!!
オラ読んでてワクワクしたぞ!!!
299 :
L/MI:2007/06/05(火) 03:03:00 ID:RfWhCgX5
コルダ月森香穂子投稿します。
続き物の一回目です。
今回は月森のみ登場、本番無しなので、苦手な方はスルーしてください。
NGは「L/MI」です。
300 :
L/MI:2007/06/05(火) 03:04:16 ID:RfWhCgX5
放課後の練習室。窓に寄り掛かり、一人佇む月森の姿があった。
クリスマスコンサートまであと6日。
自分のパートの練習が思うように進まず、練習室 に通う日々が続いた。
決して与えられた曲が難しい訳ではない。
一人の女性の存在が自分の心を乱す。
集中できない。
ここに来てから何時間たったのだろうか。
昨日香穂子を家に送り届けた時に触れた、彼女の手の感触を思い出した。
「柔らかくて、暖かくて……そう…手だけでなく、彼女の身体に触れてみたい…」
「!?」
月森はハッと我に帰った。「俺は何を考えているんだろうか」
冷静にならなければ。
そう考えようとしても、香穂子の事が頭から離れない。
気付いたら股間に手が行っていた。
月森のそれは膨張していて、今にもチャックから飛び出そうなほどガチガチになっており、心地良い痛みが全身を駆け巡っていた。
チャックを下ろし、左手でペニスを優しくすくい上げる。
『ビクンッ』
全身が軽く跳ねた。
「うっ…」
少し指が触れただけで、腰に電流が走る。
「俺は…俺は一体何をしているんだ。こんなところで…」
一瞬冷静さを取り戻そうとしたが、身体がそれを許さない。
音楽のことを考えようとすると、勝手に香穂子が現れて月森に笑顔を見せる。
「ああ…ワルツを踊った時の君は…」
あの時触れ合った身体の感触を思い出した。
このまま君と一つになりたい…音だけでなく身体も…
そう想いを巡らせながら、左手でペニスを軽く握り、上下に小刻みに動かした。
「はぁ…はぁッ…」
呼吸が荒くなる。
香穂子の顔を思い浮かべながらひたすらペニスを弄り続けた。
「香穂子っ…香穂子ッ…」
いつもならここで動きを加速させて達するところだが、最高潮に達する前に寸前にふと手を止めた。
「ふぅ…」
月森は深いため息をついた。
腹まで反り返ったペニスを見つめて呟いた。
「いつまで俺はこういうことをしているのだろうか…」
何一人でこんなところでこんなことを…と淋しい気持ちになった。
301 :
L/MI:2007/06/05(火) 03:05:53 ID:RfWhCgX5
香穂子と一緒なら…
もし、香穂子とセックス出来たら…
月森は見たこともない、紅潮した快楽に溺れる香穂子を一生懸命想像した。
バイオリンを弾いている時の彼女の表情とはどう違うのだろうか?
気持ちがどんどん高騰する。
さっきよりも一回り大きくなったように見えたペニスを再び握った。
自分に突かれて、恥ずかしながらも気持ち良さそうに顔を歪ませる香穂子をよぎらせながら、ペニスをギュギュっと掴んだ手を必死に上下させた。
香穂子の膣の締め付けを想像しながら。
そして右手の人差し指と中指を口へ持って行き含ませた。指に舌を絡ませむしゃぶる。まるで香穂子とキスをしているようだ。
汗が顔を伝い、ポタポタと音を立てて床に落ちる感触が伝わってくる。
あまりの静けさに、汗の音さえも誰かに気付かれてしまうのではないかと不安になる。
しかし、その緊張感でさえ今は快楽を高めさせる材料でしかない。
ドクンドクンという速くなった心臓の音に合わせて、手を動かす。
気持ち良すぎて足が震えてきた。身体が熱い。早く放出したい。
手の動きを集中させるため、目をつぶり、顔を下に向ける。
加えていた指を口から離すと大量の唾液が滴り落ちた。
そして、全身が最高潮に熱くなり、全ての気がペニスに集中した。
「香穂子っ…香穂子ッ…君がす…きっ」
『ガチャ』
練習室のドアが開いたと同時に、月森の放出した液体が飛び散った。
「月森くん、そろそろここ閉まっちゃうよ。もう帰ら…」
ドアを開けたのは香穂子だった。
「…」
「…」
お互い目が合ったが二人とも無意識に目を逸らした。
全てを放出し、頭が真っ白になった月森は何が起こったのかを考えるのに数秒掛かったが、事の重大さに気付いた途端、顔が真っ赤になり下を向いて黙り込んでしまった。
一方香穂子は、ただ呆然とドアの前に立ち尽くしているだけだった。
(続く)
>>290 GJGJGJ!!
銀と重衡はある意味別人格と捉えてた自分には、最高のシチュでした。
神子はカワユスだし、卑怯な重衡も堪能出来たよー!
ありがとう。
最萌えの投下に興奮して書き込んでしまったが
感想でキャラ卑怯呼びはないよね……
書いてくれた職人さん、他の重衡スキーの住人もスマソかった
>>290 GJ!朝から大変美味しくいただきました。
十六夜好きの自分にはたまらんSSですた。
>>303 キニスンナ。伝えたかった事はわかるし大丈夫だとオモ。
萌えた
久しぶりに十六夜記プレイしてこよう
重衡職人超GJ!!!
久々に本物に出会えた気分だ・・・
今日早朝に月森香穂子序章を書いたものです。
私のSS面白く無かったのでしょうか?
今後の参考にしたいので厳しい意見でも構いませんので評価お願いします。
月森のことをそれなりに表現できたつもりでいますが、やっぱりおかしいでしょうか?
何も反応が無いと淋しいものです。
(´・ω・`)
とりあえず最後まで投下してみて。
話や感想はそれからじゃね?
>>290 銀Bad直後、あの屋敷に戻ってきた時の萌え萌えを思い出してGJ
十六夜記をまたやりたくなった
>>307 苦手な話だったから...
>>307 ここまではわりと面白く読みました。
ただ、ここで香穂子本人が来てしまって、それでいながら、注意書きにあるように、ホントにはしないの?というのが・・・。
実は、続きすごく気になっています。続き如何という感じです。
あと、タイトルにもきっと意味あるんだろうなー、とか期待してます。
>>308 私は、月森って、かなりこういうことやってそうな気がしますが・・・。発散できず内にこもる気質だから。
ただ、練習室ではない気はする。家の自室って気はしてます。
>>290 超GJGJです!!
重衡SSなんて何ヶ月ぶりだろう
デラ萌えました
ちなみに銀髪兄弟
弟の方がエロイと自分は思ってますが
少数派かな?w
>>307 私は面白かったと思います。
ただ、やはり続き次第だと思うので、
出来上がったら投下よろしくお願いします。
>>307 別に悪くない
自慰見られるとか最上級の羞恥プレイだなニラニラ(・∀・)
つか上にもあるようにこの展開で本番なし?
とりあえず続き待ち
318 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 05:25:54 ID:Oi8NixUe
(;´Д`) シコシコシコシコ
_(ヽηノ_
ヽ ヽ
( ゚д゚ ) !
_(ヽっノ_
ヽ ヽ
(*゚д゚*) シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
_(ヾηノ_
ヽ ヽ
一応言っておく
>>307は半年といわず一年といわず、一生ロムってろ。な?
反応遅くなっちゃったけど良かったと思うよ
まあ気が向き次第続きがんばれと一言
>>319にまるっと同意
そんなに感想欲しいなら、サイト開いて誘い受けでもしてれば?
コルダ
土浦×香穂子を投下します。
土浦連鎖ルート後の設定。
苦手な人は
音楽科と普通科 をNG設定してください。
「この制服ともお別れだな」
溜息混じりの土浦の声に俯いていた香穂子が顔を上げる。
放課後の練習室。
1曲付き合えよ、と言われて合奏した。
切ない響きが体中に染み渡ってただでさえ沈みがちだった香穂子の
気分を陰鬱なものにしていた。
「3年生から、音楽科だもんね」
土浦は音楽科転科を決め、香穂子は普通科に残ることを決めた。
「転校するわけじゃないから、いつでも会えるさ」
「うん……」
付き合い始めたのはクリスマスから。
普通科同士の気安さが二人を結び合わせてくれた。
だが土浦は4月から音楽科にいってしまう。
「で…でも、土浦くん、音楽科の制服は似合わなさそうだよね」
「俺も、それは憂鬱だ。あの制服着なきゃならないのかと思うとさ」
あはは、と軽く笑う声が空しく響く。
「…」
「…」
神妙な空気が居たたまれなかった。香穂子は居心地の悪さにうろうろしてしまう。
「香穂」
不意に抱きしめられた。
「俺は……」
言い淀む土浦の唇を香穂子は自分の唇で塞いだ。
何を言っても言われても空しい気持ちになってしまう。そう思ったからだ。
自ら積極的に土浦の口の中を舌で舐めあげて官能を刺激しようとする。
「……香穂…ここ…学校だぞ?」
香穂子の意図は伝わったみたいだった。戸惑う土浦の声が聞こえる。
「わかってる…よ。でも、今じゃなきゃダメ」
そう言って、より深く土浦を感じようと背伸びして抱きしめた香穂子は
自分の体が宙に浮いたのにビックリしてしまう。
「いいんだな?」
問いかけに頷いて香穂子は答えた。
土浦の手が制服の中に侵入してきたのは頷いた直後で、
ブラの上から胸を揉まれる。
ピアノ奏者の大きな手が香穂子の制服の中でのたうち回っている。
あんなに繊細な曲を弾きこなせるのに、こういう時の土浦の手の動きは
無骨そのものだった。
「どこまで脱いでいいんだろうな?」
「…」
いくら何でも全部脱いでというのは恥ずかしすぎる。
これまでは土浦の部屋だったり、出かけた先でラブホに入ってみたりしたのだが、
学校ではキス止まりだった。
それだけでも相当ドキドキしてのことだったのに、今二人はそれ以上のことを
しようとしている。
鼓動はいつも以上に早くなった。
結局、土浦は香穂子の制服を脱がせたりはせず、スカートの中から下着だけを
ずり下ろさせた。
壁に香穂子を凭れさせて、その前に跪いた土浦は香穂子の片足を自分の肩に
担ぎ上げて秘部に顔を埋めた。
「……ぁっ……」
ちゅくちゅくと舌先で敏感な場所を弄られて香穂子は震えに全身を包まれる。
「すごいな。あっという間に濡れてるぜ」
「……だって………」
欲しかったから……と恥ずかしげに香穂子が顔を背けながら言うと、
土浦は更に香穂子の足を上げさせて奥まで見えるような格好にさせた。
指と舌が連動して香穂子の秘部を愛撫する。
「……ああ……っ」
「香穂、手貸して」
立ち上がってキスをしてきた土浦が差し出された香穂子の手を自分の股間に導く。
固くなり始めたそれを香穂子は手で扱いて育てていく。
「あ……んっ……」
ブラの中に潜り込んできた土浦の指先が乳首を摘み、もう一方の手は秘部を
刺激し続けている。
「もう、いいか?」
耳元で囁かれるのにもびくりと肌が震えた。
香穂子は頷いて、自ら楽な姿勢を探し出そうとした。
立ったまま、下から突き上げるように貫かれる。
初めての体位に香穂子は一瞬体を硬くしてしまったが、ゆるゆると繋がった場所を
撫でつける土浦の指にいいところを刺激されて力が抜けた。
「……っ……ああ……」
片足だけをついた不安定な姿勢でがくがくと揺すぶられる。
縋るものを欲して香穂子は土浦の首に腕を回した。
「香穂……」
「梁……太郎っ」
普段は呼ばない土浦の下の名前を呼んで香穂子は彼のモノを締め付けた。
体の奥に熱い迸りを受けて、香穂子はくったりと力が抜けていくのを感じていた。
ピアノの音が聞こえた。
目が覚めた香穂子は自分の下に土浦の制服の上着が敷かれていることに気がついた。
冷たい床に直に触れないようにという土浦なりの気遣いなのだろう。
ラ・カンパネッラ。
土浦は一心にピアノに向かっている。
そんな姿を見てしまうと、やはり彼は音楽科に行くべきなのだろうと思わずにはいられない。
弾ききった土浦の背中に抱きついて振り返らせると、香穂子はそんな土浦にキスをした。
了
土日GJ!
でも、指使ったあとでピアノ弾くって…拭いたとしても汚くない?ww
>>325 随分と細かい所に突っ込むな
そんな事言いだしたら練習室でやる事自体(ry
手がのたうち回る、に麦茶吹いたw
愛撫の手がのたうち回るって表現はないだろ
センス無さ過ぎww
>>326 ごめん、粗探しのつもりでいったのではけしてないよ
職人さん、もし気を悪くしたら申し訳ない
センスなくてすみません
もう来ません
>手がのたうち回る
( ゚д゚)
何そのホラー?
いんほしーくマルチ辞書より
のたうちまわる
―まはる 【のたうち回る】 (動ラ五[四])苦しみもがいて転げまわる。
「激しい腹痛に―・る」
>>329 最近、職人さんになりきるのが流行ってるみたいだね
書いたつもりで《職人ごっこ》ってかww
この流れに、最初遙かの触手レイプものでも投下されたのかと思ったw
あげつらってる人が全員正しい日本語でss書けばスレは平和になるよね!
ええと、土浦の手が実は触手で、夜な夜な制服の中で苦しみもがいて転げまわってる
でおk?
桶っ!
触手プレイ!!!!!!!!!!!!!
遥か1,2,3の神子殿で3バージョン読ミタス
「っぐわ!・・・くそ!・・・また暴れだしやがった・・・
奴等がまた近づいて来たみたいだな・・・(突然腕を押さえながら)」
「土浦くん、何してるの?」
「っふ・・・・邪気眼を持たぬ物にはわからんだろう・・・」
>>338 >>1と いたのるーるをよくよんでくださいね
わからないじがあれば おとうさんおかあさんにきいてみましょう。
>>337 「ふぅ……いいお湯」
ちゃぷちゃぷと岩で囲われたお湯を意味もなく掻き混ぜると、ただの水とは違う少
しとろりとした感触が浸かっている肩や鎖骨に当たり心地よかった。
熊野川の氾濫で足止めされている事は痛いが、宿の多い熊野では頻繁に温泉に
浸かれるというのは、望美としては嬉しいかった。
「それにしても、あの怨霊をなんとかしないと」
と、彼女が目を落としたのは先ほどお湯の中で遊ばせていた自らの手であった。
正確には、水中にひきずりこまれた時に出来た手首の痣である。
それは薄いとはいえ手首だけでなく、二の腕や足首、太腿にまであり、あまり見
ていて気持ちのいい物ではなかった。
幸い骨などには異常はなかったが、半日以上たった今でも締め付けられた時の
感触はすぐに甦ってきて、痕が残ってしまうのではないかと不安になってしまう。
「きっと、大丈夫だよね」
うん、と誰に言うでもなく頷いて、湯船を出た少女の背にも一筋の痣が。
濡れた身体から滴る水滴がつぅっとその上を滑った瞬間、その紐のような模様が
不気味に蠢いたのだった。
「もう朔も、寝ちゃっただろうな」
実は今、時刻はかなり遅く、この宿で彼女以外に起きている人間など皆無だったのだ。
それもそのはずで、望美は水中にひきずりこまれたり何だりの疲れから、夕食後
に眠ってしまい、今の今までぐっすり寝ていたのだ。
起きたとき、横ではちょうど朔が就寝準備をしていた。
ぺたぺたと音を立てながら、脱衣所へ続く簾をくぐろうとしたその瞬間。
「ッ!!」
背後からすさまじい力で引き寄せられた。
え、と思う暇もなく、望美に見えたのは月、夜空。
そして、目の前でゆらめく何本もの気味の悪い物体だった。
「これは!」
二度目の対面に驚きは少なくなっていたが、焦りは大きかった。
丸腰のうえ、仲間もいない。
しかも、引き倒された衝撃に気をとられていたが、腕や脚もあの時のように巻き
つかれて自由を奪われているのだ。
唯一拘束を受けていない首を振り、身体をよじって脱出を図るも、固い弾力の前
には抵抗とも呼べぬほど非力であった。
「っく、一体どこから……」
表面が両生類のようにぬるぬると光る触手はじっと見つめるのは遠慮したいの
だが、手首を絡めているそれがどこから来ているのかは確かめなければいけない。
だが、左右どちらもなぜか望美の腕に沿うようにして伸びていて、背中側に消え
てしまっているのだ。
苦しいながらも必死で首を伸ばして見た足も似たようなもので、先端は見えるの
に元がどこにあるのかわからない。
「隠れてないで出てきなさいよ!」
「気の強い神子ねぇ」
ぞわり、と背筋を撫でる感触と共に耳元で聞こえた声に、一瞬にして鳥肌がたった。
反射的に声のした方に眼をやった望美は、そこに腕や脚を戒めている触手よりも
一回り太い触手を見つけ、顔を青くした。
昼間はなかった形の触手は、明らかに男性器を模した形をしていたのだ。
もちろん、微妙な違いならある。
人間なら皮の部分であるその周囲には小さなイボが並んでいて、醜悪でしかない。
「あらあら、そんなに怯えなくていいのよ。すぐに気持ちよくなるから」
笑いを含んでいる言葉に、恐怖よりも焦りが強くなる。
「な、何考えてるの。気持ち悪い!」
到底受け入れることなど出来ない、出来るわけがないことをされようとしているのに、冷静でなどいられるわけがなかった。
「ふふ、そう言っていられるのも、今のうち。すぐに自分から欲しがるようになるわ」
こうですか? わかりません!
>>340 わっふるわっふる
続きお願いしますお願いです
>>338 wwwwwwwww
触手プレイ、怨霊土浦と龍神の香穂子たんのパラレルでもいいな
あかねも花梨も望美も秋田
月森は自慰なんてしねーだろ。
読んでて苛々してきた。
原作の設定壊すな。
月森はコルダキャラの中で崇高な存在だから、普通の高校生とは違う。
繊細で、かつ冷静なキャラであってむやみに自慰に耽るようなことは絶対しないから。
日野が好きであっても、あのような狂気じみた行動はするはずがない。ましてや練習室?ありえない。
月森はファン多いから、それらを敵に回すような発言だけはやめてくれ。
君は本当に月森ファンなのか?
いや違う。ファンなら月森のイメージをガタガタにするようなSSは書かないだろう。
今までこのスレで月森関連のSSをいくつか見たけど、月森への愛を感じられたものが殆どだ。
今回の月森の自慰は許せないレベル。
続きがあるようだが、NGワード指定させてもらうから。
今日一日このことでずっと気分悪かったよ。
月森厨乙、ウザイなどと言われてもいい。
今回月森の自慰SSを書いた人に反省してもらいたいだけだから。
自慰はするだろうけど練習室でってのは絶対にないだろうなー とは思うよ
>>343 【審議結果】
パッ パッ パッ パッ パッ パッ
[却下] [却下] [却下] [却下] [却下] [却下]
‖∧∧ ‖∧∧ ‖∧,,∧ ‖∧,,∧ ‖∧∧ ‖,∧∧
∩・ω・`)∩・ω・`)∩・ω・`)∩・ω・`)∩・ω・`)∩・ω・`)
( ). ( ). ( ) ( ) ( ) ( )
`u-u´ `u-u´ `u-u´ `u-u´ `u-u´ `u-u
>>343 んで、どこを立て読みするのかそろそろ解説よろしく
>>343 自分は月森厨乙、ウザいと言われてもいいかもしれないが
他の月森スキーが被る迷惑も考えよう
つか、月森は自慰しないとかそれこそ脳内設定でしかない
自分も練習室はないと思うが
痛いなぁ…
>>343 いや、同じ月森ファンからしても十分うざいんだけど・・・。
自慰しない男なんていないだろ…
ちなみに自分は、学生時代、男子トイレの小の便器で自慰したことがある。
すごいスリルだったw
自慰しないとおもってるならエロパロも読むなよ、って感じっすな。
練習室で自慰しなきゃならんほど切羽詰まった状況に追い込まれる過程を考えるといいよ
このスレ書き手より読み手が糞だな
ヒント:書いてない時は誰でも読み手
普通の高校生男子は自慰をしてもおかしくないと思うが、コルダの月森は違うんじゃないか?
彼は一般的な高校生ではないんだが。
ゲームやアニメを知っている君達なら月森のことわかると思ったけど、なんでわからないの?
まあ、高校生なら誰でも自慰するとか言って月森を叩く奴はアンチ月森じゃないか?月森が他のキャラより人気あるのを嫉んでいるんじゃないか?
確かに他のキャラなら自慰するかもしれないけど、そんな俗っぽいこと月森はしない。
性欲とかいやらしいこと考えるようなキャラじゃないだろ?
音楽に対して1番熱心で、性格はクール。
恋愛に対してはちょっと不器用なところもあるけど、主人公を好きになった時の感情には下心はないだろう。
ゲームやっててその気持ちがよくわかる。
手に触れた時でさえ緊張するくらいだから。
長々と書いてしまい読みにくいと思うが、これが真の月森ファンとしての意識です。
だからあのSSを書いた人は、今後月森が絡むものは自重してほしい。
わがまま読み手はスルー推奨
叩かれたのは月森じゃなくてお前なんだがw
>356
なぜきみはこんなところに出入りしているんだ?
恥ずかしいとは思わないのか?
こんな場所で他人に干渉するくらいなら
自分のために時間を使う方が有意義だと思うが?
最近スレがカオス過ぎて投下支援がないので誰かよろしくと
空気の読まないことを言ってみる
>>356 誰のエロが見たくてここに来てるのかな?
>>362 誰の、という特定のキャラは無い。
ネオロマは全部やってるからここのSSは全部読んでる。
月森に関しては自慰するようなキャラでは無いから、考えて投稿して欲しかっただけ。
>>363 月森に関して言いたい事は分かるけど、
あなただけのスレではない。
嫌ならNGワード指定すれば言いだけ。
コルダに限らず、職人にはNGワードを指定してもらっているのだから
黙って指定すればいい。大抵の人はそうしている。
それすら出来ないの?嫌な思いまでして読む事ないじゃん。
だから月森厨っていわれるし、月森ファンのイメージが悪くなる。
>>363 月森が自慰しないというのは、お前の脳内設定。
俺の脳内設定では、一日に3回は自慰するよ。
皆もぜひ、脳内設定を聞かせて欲しいな。
自慰くらいするだろ、頻度が平均的な男子高校生より多少低いだけで。
月森はそっち方面に目覚めたらかなりエロくなると自分は予想。
そろそろどうでもいいよ
自慰はともかく朝立ちはガチでするだろう。
どうでもいいから月森厨はまとめて消えてくれ
月森はセイエキなんか出さないんだ!白くて可愛い卵(ry
あのリュミエールでさえオナニーするのに
月森がオナニーしないわけねえだろ。
常識を考えろ
リュミさまはオナニーしません><
でも香穂子たんはします><
ジュリアスはするのかなあ
いや健康な男だったらするんだろうが想像がつかない
クラヴィスは逆の意味で想像つかない
('A`)マンドクセとか思ってそうだ
ネオロマにはEDキャラが沢山いますねwwwwwwwwwwwwww
ご奉仕したい・・・
ロザリアはイク時の絶叫がすごい
相手のアンジェリークが思わず引いてしまったほどだ
なにこの流れワロスw
聖地にも春を売る館とかあんのかね
飾り窓の女んとこに出入りしてそうだ
>>378 おいおい、何のための私邸のメイドさん(ロングスカート)だよ
恋する月森は切なくて香穂子を思うとついHしち(ry
381 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 20:50:07 ID:LBp745qr
ネットをさまよってたらこちらに着きました。
過去ログなどで盛りあがってるの見てるうちに、
触発されてSSを作ってしまいました。
遙かやコルダが盛りあがってる中で需要があるかわかりませんが、
アンジェで時代はトロワ以降ランリモです。(と言うかリモランかも)
糖度が高い分エロがぬるいので、
●ランリモ ●甘々高め ●女の子から押してる ●ぬるめのエロ
以上がダメな人は【いつもと違う夜】をNGワードにしてもらうか
これから投下するSSをスルーしてください。よろしくお願いします。m(_ _)m
382 :
【いつもと違う夜】 :1 ランリモ:2007/06/10(日) 20:54:33 ID:LBp745qr
「着きましたよ、陛下。先に中へどうぞ。」
「ありがとう、お邪魔します。」
ランディが開けた扉をくぐってアンジェリークは邸の中へ入っていく。
今いるのはランディの自宅である風の守護聖の邸。
アンジェリークが女王になってから習慣になったお泊まりの日だ。
中に入るといるはずの使用人達はおらず、静かな空間に赤の強いオ
レンジの光がさし込んでいる。
「誰もいない。」
「明日から休日ですから、みんなにゆっくり休んでもらうために
早めに終わらせたんですよ。」
「…ねぇランディ、そろそろ敬語と陛下はストップしてくれる?
今はプライベートな時間で…一人の女の子に戻ってるから。」
確かに今のアンジェリークは私服。ピンク地に黒チェックのミニスカート、
黒のミーソックスがよくに合う、ごく普通の女の子の姿。
彼女から言わない限り誰も女王だとは気づかないくらいだ。
二人っきりでもたまに敬語を使うランディを少し恨めしげに睨むアンジェリーク。
そんな彼女に歩み寄ってランディは腕の中に包み込む。
「ごめんごめん、さっきまで外にいたからついね。」
「でも今は二人だから…」
「そうだね、どこから見ても今のアンジェは可愛い女の子だよ。
私服よく似合ってる。」
頭を撫でながら可愛いと言われて、アンジェリークはますますランディに甘える。
いつもと同じことなのだが、この時のランディは今宵いつもと違う事が
起こる事など露ほども知らない。
383 :
【いつもと違う夜】 :2 ランリモ:2007/06/10(日) 20:56:31 ID:LBp745qr
食事を済ませて順番にシャワーに入り、先にシャワーから上がったランディは
リビングのソファーで冒険小説を読みながらくつろいでいた。
シャワーから出たアンジェリークはリビングに来てソファーの背後から彼に近づく。
「だーれだ?」
「わっ。…こんなことするのはアンジェしかいないだろ。」
「えへへっ。ランディが本に夢中になってるから気づいてないみたいだもん。」
掴んでいたランディの手が離れて、彼女は彼の隣りに座る。
ぶかぶかになった彼のワイシャツと黒いニーソックス姿のアンジェリークに
ランディの視線はくぎ付けになる。
「そんなにじっと見て、どうしたの?私、どこか変?」
「いや、その、可愛いなと思ってつい見とれて。」
「ふふっ、ありがとう。ランディに可愛いって言われて嬉しいv」
心から嬉しそうな笑顔のアンジェリークが可愛らしいので、
ランディは必死に押し倒したい衝動を抑えている。
あらかじめ用意していたオレンジジュースを飲んで気を紛らわせているつもりだ。
「そういえばちょっと思ったけど、シャワー浴びたのになんでニーソックス履いてるの?」
「えっ、これって変に見える?」
「いや、変じゃないけどさ。なんでかと思って。」
変どころか似合っていて、ランディが襟から見える胸の谷間と一緒にチラチラ見てしまうくらいだ。
でももう少ししたら寝室に行って眠るつもりだから、どのみちニーソックスは脱ぐことになる。
ランディが疑問に思うのはそのせいだ。
「えーっと、正直言うとね、今夜のための…準備なの、これ。」
「準備…っ。」
そこまで言うとアンジェリークは瞳を閉じながらランディの唇を奪う。
何度も角度を変えて触れる彼女の唇の柔らかさにランディも応える。
ひとしきり堪能して、唇を離した彼女から耳元で甘く、大胆発言が飛び出る。
「今夜は、私が気持ち良いこと…してあげるね。」
384 :
【いつもと違う夜】 :2 ランリモ:2007/06/10(日) 20:58:06 ID:LBp745qr
「アンジェ…何もここまでしなくてもいいんじゃないか?」
どこかから持ってきたロープによってランディの腕は後ろに縛られてしまっている。
「だって、こうしないと最後までするのは難しいって、あの子たちが言ってたのよ。
ランディが途中で『もう十分だから』って止めるかもしれないから。」
「あの子たちって、向こうの宇宙のアンジェリークとレイチェルかい?」
「そう。今日のお昼に女の子だけのお茶会をして、いろいろ教えてくれたのよ。
こういう事はあの子たちの方が詳しいから。」
(そういえば俺とアンジェ以外のカップルは、みんな相手が大人の男だからな。
詳しいのもおかしくないかな。…っ!!?)
ランディが向こうの宇宙の二人とロザリアのそれぞれの恋人の顔を浮かべて
妙に納得していたら、アンジェリークは彼の目の前でワイシャツのボタンを外し出した。
「なっ・ア・アンジェ!何してるんだよっ」
「何って、これからすることの準備中よ。これから気持ちいいことするための。」
「だからって、君がそこまでしなくても」
「いいの、私の体を見て良いのはあなただけだから。」
くすっと笑いながら彼女はボタンを全て外し、その中の下着を彼に見せる。
下着もレースやリボンの可愛い黒で、彼女の肌の白さを引きたてる。
愛しい彼女の白い柔肌が露になるさまにランディはすっかり魅入ってしまっている。
顔の赤い彼の視線を感じながらアンジェリークは肩紐を外したブラのホックを外して、
形の良い乳房を晒していく。その次にショーツまで下げて足から脱ぎとってします。
乳房と、髪と同じ金の草叢を見て、ランディは生唾を飲み込む。
愛し合っているから彼女の裸を見るのは初めてじゃないが、いつでも彼は見とれてしまう。
「…アンジェの体、すごくきれいだ。」
「ふふっ、嬉しいv」
ワイシャツとニーソックスのみにして、ランディの近くへ行くと、彼の前で膝立ちして見上げる。
シャンプーの香りと、間近で見る彼女の表情と胸の谷間。
純情なランディは言うまでもなくドキドキしていて、
視覚だけで体に変化が出ていることに気づいている。
「本当はまだ、私からするのは恥ずかしいの。
でもね、ランディと恋人になってから心も体もいっぱい愛されて、すごく幸せだから。
今度は私からランディを愛したいの。ランディとしか…経験したことないけど。」
ほんのり赤くさせながら素直に話すアンジェリーク。一生懸命に
これから頑張ろうとする彼女が愛しくてたまらなくなる。
「ありがとう、俺にここまでしてくれて。幸せ者だな、俺って。
こんなに可愛い女の子に愛されているんだから。」
「ふふっ。…もっと、幸せになって。」
深く唇を重ねて、彼女の手が彼の股の膨らんでいるところを優しく撫で始めた。
385 :
【いつもと違う夜】 :4 ランリモ:2007/06/10(日) 20:59:52 ID:LBp745qr
ワイシャツからはだけた彼の乳首を吸っていた唇が足の付け根に辿りつく。
唇でチャックの持ち手を咥えて下げてから、彼の青いジーンズと下着を足元まで下げてしまう。
そこにはそそり立つ熱の塊が上に向かって反りかえっていた。
「すごく大きい…」
「そんなに見られるのは恥ずかしいよ。アンジェの体を見ただけで
こんなになったんだから。やらしいだろ?」
「見てるとドキドキするけど…私でこうなって、嬉しい。」
足の間に入って、彼の熱の塊を手で優しく撫でる。彼女から少しでも触れられただけで、
ランディの熱さや大きさが増していく。先端から丁寧に舌で舐めていき、
彼女の小さな舌は少しずつ下がって管や柔らかい袋のようなのまでゆっくりと舌で愛撫していく。
「ランディ…どう?私、ちゃんと気持ち良くしてる?」
「あぁ…っ…アンジェの優しい触り方…気持ち良いよ。」
「よかった。もうちょっと頑張るね。」
片方の手でゆっくり管を上下に擦りながら先端を口の中に含んでいく。
舌を使いつつ時々ちゅっと吸ってみる。
「っ…うっ…あっ…いいよ…アンジェリーク」
いつもランディからアンジェリークを愛する方が多いので、少しぎこちない
アンジェリークの愛撫はランディを昂ぶらせる。
明るい場所でランディの塊を見て触れているアンジェリークも、
彼の感じている声と熱で次第に体が火照っていく。
口に入れるところまで彼の塊を受け入れながら、自ら花弁に触れてみる。
疼いてる花弁は溢れ出した蜜でしっとり濡れている。
指先で上下に撫でてから蜜壷の中を抜き差ししていく。
口の中のランディの塊に舌が絡みついて、徐々に限界へ近づける。
「んんっ…んぅ…」
「やばい…アンジェ…っ…口、良すぎる。」
塊でいっぱいのアンジェリークの口はギリギリまで上げて深く下げてを何度も繰り返し、
ランディは体中の熱がそこに集中しているようにも感じた。
「もう…だめそうだ…くっ!!」
根元に口が辿りついた時、ランディは口の中に白い欲望を放出した。
アンジェリークは突然のそれにむせながら、口の中に出た全てを飲み干す。
「飲むことないのに…」
「いいの、だって…こうしたかった…から。」
(アンジェ…にこっと笑いながら言うのは反則だよ。)
「ランディ…あのね…ランディのまだ元気そうだから…」
「うん、いいよ。もっとアンジェを感じたい。
その前に、そろそろロープをほどいてくれる?
終わるまで、手出ししないから。」
「…うん。」
386 :
【いつもと違う夜】 :5 ランリモ:2007/06/10(日) 21:01:20 ID:LBp745qr
ロープをほどいてから、ランディの首元に抱きつくアンジェは座ってる彼の上に跨ぐ。
唇を重ねる間にゆっくりと自分の花弁を近づける。先端と触れ合っただけで
蜜が流れてくる蜜壷の中に、ランディの熱を招き入れる。
「あっ!…っ、大きい…あっ、あん」
「っ…いつもより熱い…アンジェの中」
少しの自慰だけで濡れていた蜜壷はすんなりと熱の塊を受け入れてしまう。
最奥まで辿り付くとアンジェリークはすぐに腰を上下に動かす。
「あっ・あぁ!ランディの…熱いよ…あっ…あん」
「君の中…すごくとろとろだね。」
「はぁん…あっ…どう…しよう。…私ばっかり、気持ちよく…なっちゃう。」
「俺も…っ…気持ちいいよ。俺の上で…乱れてるアンジェが…色っぽいから…」
ランディは耳元で囁いてから、首筋に赤い痕をつける。
繋がって動いてる間にアンジェリークのワイシャツは両肩を露にするほど乱れている。
彼女の体の感触や仕草と同じくらい、その姿はランディの理性を破壊している。
彼は唇を彼女の胸元まで移動させ、彼女と連動で揺れる乳房の先端を舌先で愛撫する。
アンジェリークが敏感に気づくと、締め付けがいっそう強くなる。
「やっ・だめ…手出ししないって、言ったじゃない…」
「今使ってるのは口だけだよ。アンジェの胸が可愛かったから、つい。」
「あっ・やぁん!!」
「っ…すごく吸いついてる…。」
「だめっ…胸、弱いのに…あぁ…だめ、きちゃいそう…。」
「いいよ…。俺も…そろそろっ。」
限界に近い二人は腰の動きを早くしていく。手を使わないランディは
アンジェリークのタイミングに合わせて腰を突き上げることに集中し、
互いに相手の熱さを感じ合う。
「ランディ…大好き…ああっ、あっ、やぁん…私…私…
もう…だめ…あっ・あぁぁぁぁぁぁーーー!!!」
「アンジェ…っ・うぅ・くっ!!!」
アンジェリークが背を仰け反らせてすぐに、
ランディの2度目の放出が彼女の中にたっぷりと注がれた。
387 :
【いつもと違う夜】 :6 ランリモ:2007/06/10(日) 21:02:28 ID:LBp745qr
二人が肩で息をしている中、体が緩んで疲れてしまったアンジェリークは
ランディと繋がったまま抱きついている。彼はそんな彼女に愛しさをこめてぎゅっと抱きしめた。
「はぁ…はぁ…これじゃ…普段と、変わらないかも…」
「そんなこと…ないさ。あんなに一生懸命頑張ってて、可愛かったよ。」
「本当…?ランディは気持ち良かった?…私、幸せにしてた?」
「あぁ、すごく気持ちよくて、これ以上ないくらい幸せだったよ。」
「…よかったvv」
優しく微笑みながらランディが言うと、不安そうだったアンジェリークの表情は、
ふんわりと可愛い笑顔になっていく。
(俺もう、尻に敷かれるのは確定かな。こんなに可愛い笑顔をされたら、敵わない)
「どうかしたの?」
「俺って幸せだなって。こんなに一生懸命で、一途で、可愛い女の子と
恋人同士になれたことが。」
ふわふわの金色の髪を撫でて、ランディはアンジェリークの頬と唇に何度もキスをする。
「せっかくシャワー浴びたのに、汗だくになっちゃったね。
少し休んだら、一緒に入ろうか。」
「うん…vv」
「アンジェ、俺もアンジェが大好きだよ。」
いつもと愛し合う形が違う夜。
でも、恋人の愛情を体中で感じて幸せだと思った夜。
今度向こうの宇宙のアンジェリークとレイチェルに会う時に一応礼を言おうか、
ランディは密かに悩んでいたとか。
END
出た、「v」厨!
喘ぎゃいいってもんじゃねーだろww
飴やるから二度と来ないでくれ
つ●
389 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 21:09:08 ID:LBp745qr
以上でランリモのエロSS終わりましたが、い・いかがでした?(汗々)
甘々度が高かった分エロがすごくぬるかったので、エロを期待してた人には
物足りなかったかもしれない。(^^;
あと、本来3になってるところが2のままに
なってるのはこちらの記入ミスです。すいません!
SSを見てくださった方、ありがとうございました。m(_ _)m
・「sage」を覚えてから投下
・後書きで言い訳するくらいなら、その部分を直してから投下
・感想催促は嫌われる
・顔文字、vでハートマーク等は嫌われる
・ここは18歳未満立ち入り禁止です
(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;
392 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 21:31:46 ID:LBp745qr
>388、390
今度から気をつけます。ご指摘してくださりありがとうございました。
そして全く反省していないかのようなレス
sageくらい覚えろよ…
上記のSSを投下した者です。
上記を見て私なりに反省したつもりだったんですが、
どう書いても言い訳っぽい気がして392のようになりました。
確かに短すぎて反省しているように見えないのも無理ないと思っています。
投稿前に見せていいか確かめてからにするか、
今後は今回のようなことはしない様に、観覧のみで楽しもうと思います。
上記を見て気分を悪くした方にお詫びを申し上げます。
まぁまぁ、最初は皆初心者なんだし。
とりあえず投下乙!
あとはメール欄に sage って入れてから半年ロムってがんがれw
投下おっつー。
>投稿前に見せていいか確かめてからにするか、
それはそれで『誘い受け』と呼ばれる、よろしくない行為ですお。
職人さん自体はうえるかむなので、色々と学習していただければ幸いですお。
顔文字はちょっとまずいけどSSは別にキャラも壊れてないし、普通のレベルだと思う。
意地悪レスが多くて、誰も投稿できない中、がんばってくれてありがとう。
「v」が入ってる時点で既に「普通のレベル」ではない
ここの読み手はSSを投下させたくないのではないかと思うようなレスをするなあ。
そんなに叩いたらいつか投下なくなるよ。現に最近減ってるような気がするし。
自分はどんなレベルでもどんどん投下して欲しいから、叩きやひどい批評レス、ちょっと控えて欲しいよ。
間違った投下する職人よりここの住人が積極的に不愉快すぎる
ヘタレ糞SSは不要
402 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 10:32:55 ID:qN1EjSXa
ううう。皆が叩くから、
>>299-301さんんが続きを書いてくれなひ・・・。気になってるのに。
お待ちしてますーーー。
書きにくければ、最初の公約やぶって、この後、本番移ってもいいですからー。(せめてタイトルの意味を・・・)
>>343や
>>356さんみたいな人は、強姦設定もだめなんだろうなあ。
エロパロでは、月森が嫉妬して強姦ものってのも結構あると思うんだが。
私としては、自慰よりそっちのが人としてダメな気がするんだが、それでも読むぞ。
ダメな月森も好きだから。
っていうか、パロディでしょ?パロディってあり得なさそうな状況をも楽しむものでしょ?
とにかく、もうちょっとみんな、職人さんが投下しやすい場の雰囲気作りしようよー。
ごめん。ageてしまった。
>>401 そういうこと言うと、良SSまでも投下されなくなるって言ってるんだよ。
そこまで考えないわけ?
ランリモ、すご〜く良かったです~~
アンジェシリ〜ズス〜パ〜ファミコンからやってる私でも楽しめちゃいました。
もっと激しい所みたかたですけど、ランディ様ならあのくらいがいいですよね。
この前のフラエンはアンジェファンとしてちょっと…な部分がありましたけど、今回のは良かったです。
またあなたの作品がよみたいです。
これからアンジェSSの質を高めて行ってください〜・
>>404 つか、この手の輩って、スレを潰すことを目的としてるからなあ。
構うだけ無駄だと思うな。
他人にケチつけて憂さ晴らししてるカワイソウな子なんだよ
みんな生暖かい目でスルーしてあげて下さい
スレ内でこんな議論始めて投下しづらい空気作ってるのも、じゅうぶん荒らし行為だよ。
っていうか荒らしと一緒。
いいかげん議論やめて全員マッパで正座しる!!
そうそう、全裸正座にはもってこいの季節だよな!
もうオプションも必要ないくらい暑くなってきてるけど、
取りあえず支給品。
金 ウメ タマ 黒麒麟 タンタン
どれも夏毛に生え替わり真っ最中で毛まみれになれるよ!ミ*´д`*ミ
>>405 携帯厨は巣に帰れ
全裸に下がり藤のマント着て正座待機してるんで、職人さんお願いします
久々に全裸組が来たなw
では自分も全裸で酒をあおりながら待つか
こんばんは!ペローニャです。
いきなりですけど、新しいSSが出来ました。
今回は柚木君と加地君との3Pです。
このカップリングがきらいな方はNGワード『セカンドカミング』でお願いします。
今は10月です。コンサートと後夜祭が終わって、ワルツも終わったの。
ワルツは柚木君と踊りまってずっとドキドキが止まらない!。
いつも柚木君は恰好いいから、ワルツの時はもっともっと恰好良かったの。
私にコサージュを付けてくれたときに交わしたデープKiss。その香、忘れないよ。あのまま次のステップに行きたかったのに、冬海ちゃんがいたからなにもかも出来なかったの。
もし冬海ちゃんがいなかったら・・・・なんて考えてたら恥ずかしくて顔から火がでちゃいそう。
「香穂子何考えてるの?」
柚木君が胸に手を回しながらささやいたの。
今はワルツが終わって校庭で話してる途中です。
「キャッ柚木先輩!いきなり話しかけないでっ」
恥ずかしくて顔を伏せちゃった。
あんなこと考えてるなんてバレたら大変だわ!
そうしたら柚木君が私を強引に押し倒したの。
「いいかだまってるんだ」
柚木君の命令には逆らえないからそのまま抵抗しなかったの。
「みんな見てるわ。恥ずかしい!!」
「ここなら誰も気付かないから」柚木君は私を草むらに連れ込んだの。
恥ずかしかったけど、こういうのも柚木君らしいなあ。
「あのゆの・・っ」話し掛けようとしたらデープKissされて動けなかったの。胸も強引に揉みくちゃにされてどうしたらいいかわからなくなっちゃった。
気付いたら私はKissしたままパンツとブラ以外の服を破りながらぬがされてたの。
こんな姿、誰にも見られたこと無かったのに恥ずかしい!恥ずかしい顔を見られたくなかったから手で隠そうとしても緊張して手が動かなかったの。
デープKissが10分続いたあと、ブラを取られ私は赤面状態!胸を隠したかったのに柚木君は許してくれない・・・
なんだか私ばかり攻められるのは恥ずかしいかも。
だから私は柚木君の股間を強く握ったの。
男の子ってここが気持ちいいんだよ・・・ね?
柚木君はとても嬉しそうな顔で微笑んだの。
「うれしい!柚木先輩、気持ちいい?」
「香穂子はまだまだ子供だな。もっと俺を楽しませろよ」だって。
やっぱりテクニック不足かな?初めてが柚木君だから仕方ないじゃない。
でも柚木君は気持ち良さそうな顔してたから私的に満足。
そのあと、柚木君は真剣な顔で「香穂子そろそろイきたいんじゃないか」
「え?!」そんないきなり言わなくても・・
「まだ私たち高校生だからそういうのは早いよ」って言っても無視。
柚木君はパンツを脱いで私に入れようとしたの。
その瞬間、遠くから加地君が私を呼ぶ声がしたの。
「日野さーん」
この声は・・・?!
加地君!多分加地君だわ。
マズイ!バレちゃう!どうしよう。
「柚木先輩、どうしよう」
柚木君はいきなり立ち上がって加地君を呼んだの。
「加地、こっちだ」
「柚木さん、今行きます」
「ダメ!来ないで!」
私は精一杯叫んだのに加地君は
「日野さん、そこにいたんだね。今行くよ」
走って草むらにとんできたの。
こんな姿見られたらみんなにバレちゃう。どうしよう。
でも加地君は来てしまったの。
「こんな私見ないで!」精一杯言ったけど駄目みたい。
「日野さん、君は女神のように美しい裸体だ、だから君を抱きたい」
「エエッ!いきなり無理よ!私は柚木先輩と付き合ってるんだから!ね柚木先輩」
すると柚木先輩はとても嬉しそうに言ったの。
「せっかくだから三人でするぞ」
加地君はしっかり頷いた。
私は何も抵抗出来なくて二人に抱かれたの。
「じゃあさっきの続きだ」
柚木君は柚木君のアソコを私の中に入れたの。
「僕も」加地君パンツを脱いでは私の口にアソコを入れたの。
モゴモゴ。何も言えなくなって私は抵抗するのをやめたの。
加地君のアソコはとても大きくて口が疲れちゃう。
「加地君の大きいね」
そしたら、加地君は嬉しそうに言ったの。
「日野さんのテクニックもなかなか気持ちいいよ。どこで習ったの?!」
恥ずかしくて柚木君に教えて貰ったって言えなかった私。
柚木君は急に怒って腰を早く動かしたの。
「アンッアンっ柚木先輩気持ちいい!」気持ちよくて声が漏れちゃった。
「よしそろそろだすぞ」3分くらいしたら、柚木君は射精したの。
「僕も柚木さんに負けてられない」
加地君も急いで射精したの。口の中が一杯一杯で全部飲めなかったけど、加地君は私の頭をなでなでしてくれて嬉しかったの。
柚木君もすぐに私を抱きしめてくれたの。
「俺の方が気持ちよかっただろう」「うーん・・・」柚木君はしょんぼりしてたけどこういう顔もいいかな。
夜が更けて、気が付いたら12時!早く帰らなきゃ。
私は柚木君の車で家まで送ってもらいました。
<そして次の日>
お昼休み。柚木君が私の教室に来たの。
そしたら耳元でささやきながらこう言ったの
「今度こそ二人きりでやろうな。次はもっとすごいことしてやるから」
私は恥ずかしくなって教室からでようとしたら今度は加地君にぶつかっちゃった。
そしたら耳元でこう言われたの。
「次はちゃんと気持ちよくさせてあげるからね?日野さんをまた抱きたいよ。」
わ私、どうしよう!
柚木君だけで精一杯なのに!でも気持ち良かったからはまっちゃうかも・・・
私、目覚めちゃったのかなあ。えへへ。
<完>
全裸で普通科ピアニスト待ち。土日も土海もWktk
>>413 投下された内容については特にコメントする気はないが
そしてNGワード指定してるのは偉いと思うが
まずはメル欄にsageっていれてくれ
↑のやり方もここでのルールの一つなんで、それが守れないなら
わざとやってる・荒らし目的の投下と思われても仕方ない
次があるなら、そしておまえさんが荒らしでなく
本気で投下したいと思ってるなら気をつけてな
つーか、ペローニャは荒しだろ?
全裸の流れナツカシスw
>>409 支給品の金頂きますね。
夏毛でもふもふ遊びながら正座で職人さん待ち。
気分を変えてスク水で待機
>>424 スク水に反応するキャラは限られてくるだろうけどなwww
>>395-397、
>>399、
>>405 遅くなりましたが、
優しいお言葉をかけてくれて、ありがとうございました。
みなさんのカキコを見て気持ちが軽くなりホッとしました。
なるべく世界観を壊さないように、これからもSS作りの腕を上げていきます。
いちいち出てくる所がウゼー!!!!
今度土日投下したrらスレが潰れると思ってね。・
月日おえ願いします。・
全裸でチェロケースに入ったら・・・凍死はしないけど窒息するかな
コントラバスケースの中なら大丈夫だろうけどね
推理小説で死体運んでて、ちゃんと実験したそうだし
チェロじゃ微妙だな
そろそろれんれん物詠みたいなあ。
月森だって男なんだからやるときはやるんだよ。
>>433 リクエスト駄目なの?
全裸で○○!って奴らは叩かれないのに月森って書いただけで叩かれるのには積極的に不快。
どのへんが叩きになってる?
436 :
422:2007/06/13(水) 14:17:35 ID:UkYPKL6J
>>433 別に駄目なんていっていないけど?
ただ、IDが面白かったから書いただけなのに。
冗談も受取れないのかな?
437 :
436:2007/06/13(水) 14:19:03 ID:UkYPKL6J
最近月森への風当たりが悪くて、ついカッとなってしまった。
すまない。
>>438 許るさん。
罰として、貴様の妄想をSSにして投下汁!
いや、してください。お願いします。
>>438 これだから月森厨はウザイなんだよ。
どう見ても叩いてないじゃん。
ちょっとでも否定的な言葉は使えないんだね。
月森厨は頭かたいね。
月森でも土浦でも志水でもいいからかもーん。
スレ伸びてるから投下あったのかとwktkして来てみたら…orz
携帯厨だの、頭固いのが火病ったり、月森厨は本当にウザイ
>438
キャラスレから出て来るなよ、れんれん厨
エロソンスレの暇な人=エロの流れがちょっと面白かった
割と法則あるんだね
遙かキャラソンのエロさはそれ以外から来てる気もするがw
>>445 ファンじゃないのにれんれんは止めてほしいなっと。
自分に文章書く才能あれば月森大量を投下したいんだが。
大まかなストーリーくらいしか作れない。
誰か月森お願いします
>>447 このスレにも月森ものは二つほどあるわけだが。
その大まかなストーリーを細かく書き直して投下してみたら?
何この煽り愛スレ
>>447 「れんれん厨」って馬鹿にされてんのもわからんのか、この池沼は。
【キャラも】コーエー、ネオロマ新シリーズ発表【ON/OFF】
6/14日、コーエーは大ヒットシリーズとなったアンジェリーク、遙かなる時空の中で、金色のコルダに次ぐ
第4のシリーズとなるネオロマンスゲームを開発していることが開発者のブログによって明らかになった。
詳しい内容は明らかになっていないが、新システムの一つに、
「プレイヤーの任意で登場キャラクターを攻略対象/対象外を切り替えられる/登場自体に制限をかけられる」
というものがあるらしく、周囲の反響を呼んでいる。
ttp://game12.2ch.net/test/read.cgi/ggirl/1181748939/
香穂子が他の男と休日練習中に乱暴されそうになるけど、偶然通り掛かった月森に助けられて…とかいうエピソードはどうだろうか。
>>454 文才が無いから書けないんだ。
ここに投下する人は内容はどうであれ皆文章書くのはうまいと思うし。
月森ネタを下手な文章で書くのは月森に対して申し訳ないからなあ。
もうコルダは月日以外読みたくない
その他は全部キャラサロン池
もう滅茶苦茶だなこのスレw
さすがネオロマといったところか。
月森SSを書こうと思うが月森香穂子か月森冬海どっちがいいだろうか。
どっちも気になるけど、月冬を読んでみたい。
月森はキャラサロに専用スレ立ててそっちに引っ越してほしい
いい加減うんざり
荒れてるわけでもないのに、何カリカリしてんだ?
>>458 月日が読みたいけど…もういっそのことどっちも書いてみては
流れをまったく読まずに遥かキボンと叫んでみる
無理と分かっていて森の湖のカップル男×女と叫んでみる
リュミエールのオナニーが見てみたい
茶髪アンジェとレイチェルで
ここはやっぱりネオアンじゃ?
いやらしければ何でもいいわ!
レイチェルは多分会う度にコレットの胸を触っていたと見た。
「やっほーアンジェ!おっぱーい!!」
ロザリアは多分会う度にリモージュのリボンを直していたと見た。
「リボンが曲がっていてよ」
それならむしろロザリモに萌えたい。
いやここは、勝気コレットがレイチェルと森の泉でキャットファイトだろう
守護聖も教官も協力者も目が釘付けになるほどの勢いで
>>470 「守護聖さまがみてる」乙。
…そこでロザリモからロザ&誰かとリモの3Pに持ち込む…とか。
自分案やってないから書けないー
474 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 10:56:42 ID:Pt4ilhQg
>>458 月冬で、上手いシチュのなかなか見たことないから、こっち希望。
っていうか、月冬が出るなら、こっちも、土冬書くか。
×香穂子は、キャラサロに専用スレあるから、そっちでも出来るしな。
月冬の方がいいなあ
連投須磨祖
>>476 土冬書くなら全裸になって待ってる
冬海陵辱の続きを密かに待ってます
冬海ちゃん陵辱も土日も続きを待ってます。
同じく
>>458 書きたいカプが自分で決められない程度なら無理に書くな。
誘い受けうざい。書きたい方書けばいいだろ。
月冬なんて、読みたくなけりゃ、スルーするだけだ。
発狂されても鬼畜月森がどうしても書きたいだ!猛烈に!
しかも団鬼六みたいなやつ
書き終わったらまた来るノシ
>>483 キャラのイメージを損なうような行為はやめて貰えないだろうか。
できればここには投下して欲しくない。
鬼畜と言う言葉は月森に似合わないだろう。
>>483 鬼畜だろうがヘタレだろうが変質者だろうが、
注意書きさえしっかりしてれば自由に書いて自由に投下しておk
ただし、誘いうけはイラネ
>>484 鬼畜な月森が見たくないならスルーしなよ
寧ろ1番の鬼畜は月森だと思う
奥手でストイックな奴が開眼したら凄い事になりそうだ
>>486 月森はオナヌーなんかしない!って騒いだ奴じゃないか?
このまま鬼畜月森が投下されたら、またファビョるのかな
本編の前に、カプ・シチュ・キャラ崩れの注意書きさえしていれば
数字以外なんでもおk
注意書きがあるものには、文句はいいっこなし。
投下前・後の誘い受けはウザがられます。
投下して反応がなくても泣かない。
って次スレのてんぷらに書こうぜ
>>489 賛成
○○はそんな事しない・そんな事言わないとか言い出したらキリないもんね。
それ言ったらネオロマのキャラでセックスがまずねーよw みたいなw
あ、公式的には、って意味でね。
謁見の間に、9人の守護聖がずらりと並んでいる。
「それでは皆様。」
ロザリアの掛け声に、9人の守護聖は揃って股間から一物を露出させた。
一つ一つが個性的な、守護聖の一物。
そして、その自慢の息子たちは、皆、女王陛下に忠誠を誓っている。
女王アンジェリーク・リモージュは、一つ一つの陰茎をジュリアスから順番に見て回る。この陰茎たちは皆、私の物である。
そして女王は、オスカーの前で立ち止まった。
「オスカー、金色の毛が付着していますね。オスカー、ジュリアスとしちゃったのですか?」
「陛下、いくら俺がジュリアス様を尊敬してるとはいえ、そんな仲ではありません!それに、普通は金髪だと、レイチェルが思い浮かぶのでは?」
「つまりあなたは、レイチェルに手を出したと。」
「ギクッ」
「女王陛下に忠誠を誓ったはずのあなたが、女王候補を傷物に・・・」
女王は怖い目でオスカーを睨んだ。当のオスカーが震えてしまうほどの、鋭い眼光。
「去勢してしまいましょうか。」
「そ、そんな・・・!」
「冗談です。ですが、今度やったら・・・そのときは、覚悟しておきなさい。」
「は、はい・・・」
そして女王は、また守護聖の陰茎を見て回る。ルヴァまで見て回ると、もう一度最初のジュリアスに戻った。そしてまた、最初から見て回る。
「ランディ。」
「はい。」
「あなたの陰茎に、茶色い毛が付着していますね。」
「陛下、俺の毛も茶色いのですが。」
「ランディ、コレットと・・・しましたね?」
「へ、陛下、ですから、俺の毛も茶色・・・・・・」
「し ま し た ね ?」
「・・・・・・すみません。」
すると、すぐにゼフェルが突っ込みを入れた。
「どうしてわかるんだよ!」
「あれ?陛下、ゼフェルのにも、金の毛が付着していますけど・・・」
マルセルがそう言うと、女王は笑って答えた。
「当然です。だってそれは・・・私の毛ですから。そういうマルセルにこそ、青い毛が・・・ロザリアね?」
「ギクッ」
そして女王は、玉座に戻った。
「以降、女王候補と致すときは、私に許可を申請するように!それでは、解散いたします!」
女王アンジェリークに、赤ちゃんが産まれた。
マル「うわあ、かわいい!」
ジュ「陛下、在任中に出産とは・・・何たること・・・」
リュ「陛下、誰との子なのでしょうか?」
リモ「えっと、頭がジュリアスで、顔がクラヴィス、右手がランディ、左手がリュミエール、胸がオスカー、腰がマルセル、右足がゼフェル、左足がオリヴィエ、そして足首から先がルヴァです。」
ゼフ「んなわけねえだろ!」
>491-492
>1嫁
大人ならマナーを守れ
アンジェリークはジュリアスのおちんぽを一生懸命舐めている
「ジュリアス様・・・これで、私に一票・・・」
「わかった・・・うっ!」
そして・・・
ジュリアス「ロザリアに一票」
アン「裏切り者・・・」
ネオロマンスは腐女子の巣窟
ネオロマンスはゴミの掃き溜め
はじめまして。
ネオロマで検索掛けていたらここにつきました。
わたしが考えたシュツはエンジュ×鋼様のSM物なんですが、ここの皆様で書いてくださるかたはいますでしょうか。
または香穂子×火原の凌辱物なんてどうでしょうか。
当方絵かきなので、SSを書いてくだされば絵も付けます。
ではよろしくおねがいします。
>>498 まずはあなたの絵を見せてください。
エロじゃなくてもいいです。
人物一人の顔だけでもいいです。
>>498 帰れ
そもそもシュツって何だよw
リアか?
普通に釣りじゃね?
そんな事より全裸になろうぜ
よろしい ならば全裸だ
御簾越しに正座で月見してます。全裸で。
もうすぐ上弦の月ですね
月がさらってしまうかと思った…なシチュはどうだろう
何か突っ込みどころ満載の絵だなw
香穂子の目が・・・(´・ω・`)
香穂子顔でかすぎ
即席とかそんな問題じゃないwwww
腹話術師に見えたw
月森食べられちゃいそうw
逃げてー
月森逃げてー
何なんだ最近のスレのネタ度はw画像てwww
音符がいい味出しすぎwww
しずちゃんと猫ひろしに見えたw
>>509 腹ww話www術www師wwwwテラワロス
どっちが人形かワカンネw
このスレの
>>381でこの前SSを投下した奴です。
突然ですが、これからSSを投下します。
アンジェのルヴァ×ロザリアです。
苦手な人はNGワードを『女の子に戻る日』かルヴァ×ロザリアで
設定するか、SSが終わるまでスルーしてください。
清々しい青空が広がる日の曜日の昼下がり。
今のアルカディアは穏やかな時が流れているが、その裏で
次元のはざまという危険と背中合わせになっている。
大陸の育成や霊震、ラ・ガの存在など次々に舞い込む事態に
両宇宙の女王と補佐官、守護聖達と教官・協力者達は日々対応している。
女王の館の執務室でも、一人の女性が手早い手つきで執務をこなしていた。
「これで育成の報告書も全て終わりね。
あとは…これだけならすぐね。」
書類に目を通し整理していく華やかで品のある女性・ロザリア。
日々届けられる多くの書類など有能な彼女には軽いものだが、
女王のサポートの傍ら、新宇宙の女王から依頼される仲介を
新宇宙の補佐官レイチェルと共にしているため、この日の彼女にも
さすがに疲労の色が滲み出る。
「これで書類は全て済んだわね。仕事もないですし、少し休もうかしら。」
いつもなら女王である親友とのティータイムだが、その彼女は今
恋人のもとを訪れている。
普段から空間の収縮を防ぐ結界に力を注いでいるからこそ、日の曜日だけは
体を休め恋人と過ごすひとときを持ってほしいとロザリアは思ってしまう。
「今頃あの子はデートを楽しんでるかしら。アンジェリークとレイチェルも…」
一瞬自分の恋人の顔が浮かぶが、振り払うように頭を横に振る。
休憩をとるためキッチンに足を向けた時、ドアからコンコンと音がゆっくり鳴る。
「どなたですか?」
「あー、ロザリア。ルヴァです。今はよろしいですか?」
「ルヴァ様?!今開けますわ。」
驚いたロザリアはドアに急いで向かい、開けた扉の向こうには
たった今思い浮かべた恋人の地の守護聖がいつもの微笑を浮かべてそこにいたのだ。
「あー、ここにいたんですねー。」
「何か緊急な用件が出たんですか?!それとも陛下達に何か!」
「落ち着いてください、ロザリア。あー、今日は仕事で来たんじゃないんです。」
「えっ…。すみません、私としたことがつい。」
「いえ、気にしてませんよ。」
ルヴァになだめられ照れ隠しにロザリアが咳払いする。
その様子にルヴァもつられ気味に微笑む。
「それでは、ルヴァ様はどうしてこちらに?」
「あー、実はですね先ほど大龍商店と天使の広場に言ってきたんですよ。
大龍商店には頼んだ品物を取りに行ったんですが、
いつも贔屓にしてくれている礼だとチャーリーから紅茶の茶葉を貰ったんです。
それでですね…あなたと一緒にお茶にしたくなって、
天使の広場で何かいいのがないか探したんですよ。」
「ルヴァ様…」
途中で赤くなった顔でしどろもどろに話すルヴァ。その様子の可愛さと
ルヴァの気遣いが嬉しくて、ロザリアも微笑みを浮かべる。
「それでもし時間がありましたら、一緒にお茶を飲みませんか?」
ロザリアの答えはもちろんイエスだった。
ルヴァとロザリアは二人で他愛ない話をしながらトレイを執務室まで運ぶ。
トレイの上には香りの良いアプリコットティーを入れたポット、
ティーカップ2つ、それとルヴァが天使の広場の喫茶店から買ったモンブラン2つ。
ロザリアが先に優雅な手つきでカップに紅茶を注ぎ、
モンブランと一緒にそれぞれの前に出す。
「すみません、私がお出しするつもりでしたのに。」
「いえ、ルヴァ様はお客様ですから。
それに、お茶に誘ってくださってとても嬉しいですわ。」
「ありがとう、ロザリア。
あなたが喜んでくれたなら誘った甲斐がありましたよ。」
「ルヴァ様ったら。」
「持ってきたのは私ですから、ロザリアから先にどうぞ。」
「ありがとうございます。」
テーブルからティーカップを口へ運び、アプリコットの
甘い香りと共に紅茶を口にする。
「とっても良い香りがして、おいしいですわ。」
「えぇ。香りも味も良くておいしい紅茶ですね。
今度チャーリーにメーカーを聞いてみましょうかね。」
「私も時間がある時に聞いてみますわ。」
大人びた補佐官の顔から、年頃の女の子の顔へと
ロザリアの表情が柔らかく変化していく。
それは傍らで見ているルヴァにとっても大切な一瞬だ。
モンブランをおいしく食べ終えてからも、最近の仕事のこと、
守護聖や女王それぞれの間のできごとをお互いに交わしあって、
ゆっくりと穏やかな時間が流れる。
「ルヴァ様とこんなふうにお話をするのは久しぶりですわ。」
「そうですね。アルカディアに来てからは
仕事以外で会う事ってありませんでしたからね。」
「ごめんなさい…いつも私が仕事を優先気味にしてしまうから…。」
ここへ来てから仕事に負われるあまり、ルヴァと今のように
プライベートで会う時間はなかなか作れなかった。
ルヴァもその間にエルンストと調べ物や研究をする時もあって、
少しすれ違いがちだった。
「あなたが謝る事は一つもありませんよ。
陛下やアンジェリーク達のために
よく頑張っていると私は思いますよ。」
「ルヴァ様…」
申し訳なさそうなロザリアの髪をルヴァは優しく撫でていく。
紫の柔らかい髪を撫でられているロザリアと
ルヴァの視線が一つになる。
「あなたは候補だった時から自分に課せられた使命に
一生懸命でしたからね。あなたの美点の一つですが、
正直言うと時々心配になるんです。
無茶をして体調を崩していなかと。」
「お気遣いありがとうございます。でも、私…」
(私は…アンジェリーク達のように
素直に甘える事ができない。…あまりに恥ずかしくて…)
「ロザリア…今の私達はどういう関係ですか?」
「え?」
「女王候補だった時とも執務の時とも違う、私達の関係。」
優しい笑顔のまま、ルヴァはロザリアに今更な事を訊く。
わざわざ訊かなくても、答えは一つ。
「恋人…ですわ。」
「そう。私にとってあなたは恋人…何物にも変え難い
大切な女性です。
頼りないですが、あなたを助けて守りたいんです。」
ルヴァがそっと、ロザリアを腕の中へ包み込んでしまう。
―あなたは向上心があって自分の力で前へ進もうとする人。―
―だからこそ、あなたの女性らしい内面ごとそばで守りたい。―
「頼りないなんて…ルヴァ様はとても、頼りになりますわ。」
ほんのり赤いロザリアの半分くらい、ルヴァの顔が赤くなる。
―持ってる知恵で多くの人を助けているのに、奢るどころか控えめで。―
―広がる大地のように私の弱い心を包んでしまう、温かい人―
―だからこそ…その人でないといけないくらい―
―その人に引かれた―
「少しだけ、我侭を言っていいかしら。」
「どんな我侭ですか。」
「もう少しだけ…このまま、抱きしめてもらえますか?
また明日から頑張れるように。」
控えめに背中に移るロザリアの腕に、ルヴァが気づいた。
「あなたは本当に…可愛らしい方ですよ、ロザリア。」
嬉しそうにお茶を飲む時の表情。
少し控えめに甘えた時の表情。
男でそれを見る事ができるのは自分だけだという優越感が、
普段は奥底に眠ってる男としての感情を呼び起こす。
髪を一房手に取り、ルヴァはロザリアの髪に唇を寄せる。
その後ゆっくりと額にも唇を寄せる。
「ルヴァ様…っ。」
何をしているんですか、とロザリアが言い出すよりも早く唇を塞ぐ。
ただ触れ合うだけだった唇は、少しずつ離れなくなり、
ロザリアの唇の奥へ進むルヴァの舌は優しく絡み込んでしまう。
時間をかけているが、普段は愛情表現を表すのが不得手な
彼の意外な行動にロザリアは内心驚いた。
でも、嫌とはちっとも思っていない様子で、自ら舌を絡ませ身を委ねていく。
執務室には二人の舌が絡んで動く時の水音が響く。
片手で頭を押さえながら、ルヴァのもう片方の手は
ドレスの背中のファスナーを下げて背中を露にしてしまう。
その後、ソファの上にロザリアを横たわらせてから覆い被る。
細い足が見え隠れするスリットの中に手を這い、脚の付け根にある
レースをあしらった白い布地を脚から抜けるまで下げてしまう。
「ルヴァ様…本当に?」
「! すみません、気持ちが先に動いてしまって…
あー、性急すぎましたね。」
「いえ、嫌じゃないんです。ただ…私達のいる場所が執務室ですから…」
真面目な彼女にとって、執務室でこれから久しぶりに抱き合う事に
ためらいがあるようだ。
「もしここが嫌なら、あなたの部屋まで今の姿のままお連れしますよ。」
「い・いえ!ここでも…構いませんわ。」
もし本当にそうされて、廊下でばったり親友のアンジェリークか
他の誰かに見られたら。それだけは避けたいロザリアは否定して、
ルヴァに続きを促すように上目遣いをする。
「私も我侭を言ってしまいましたね、すみません。
…もしダメそうなら、すぐに言って下さいね。」
ルヴァはそう言いながら、ロザリアの上で金具を外して
トレードマークのターバンを外した。
ここまでされたら、ダメなんてもう言えない。
求められて嬉しいうえに、彼女もルヴァを欲し始めた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
首筋を這う唇が鎖骨にそっと触れている間に、ルヴァの手が彼女の豊かな
双丘の一つに辿り付く。いつもと変わらぬ優しい愛撫だが、
キス以上に触れ合うのが久しぶりな分ロザリアには十分な刺激だった。
揉みほぐすうちに手でわかるほど先端が固くなる。
服をずらして露になった乳房を直に揉みながら、
もう一方の手の指先でピンクの先端をつまんでみる。
刺激に声を上げそうになるが、固く唇を閉じて声を抑える。
「っ…。んっ!」
「今は他に誰もいませんよ、ロザリア。
可愛らしい声を、聞かせてください。」
そう言ってルヴァは先に揉んでいた乳房に一つだけ
赤い印をつけて、乳首を口に含んでしまう。
転がすように舌を上下に動かし、途中で吸う。
「んぁ…っ…あっ」
(執務室で…こんな淫らな事をしてるのに。…気持ちいい)
はしたない自分の気持ちに気づいて止めたいはずなのに、
ロザリアはもっとしてほしくてルヴァの頭を抱きしめる。
「ロザリア…。もっと、感じていいんですよ。」
ルヴァはロザリアの唇を深く塞ぎ、手をスリットの中へ滑らせる。
太腿を優しく撫でてからさらに進めて、淡い草叢に指が辿り付く。
ロザリアの花弁からは既に蜜が滴るほど溢れ始め、ルヴァの指で
上下に撫でられるとくちゅくちゅと粘液質を思わせる音を響かせる。
「ルヴァ様…そこ…そんなにっ」
「こんなに濡らしてくれて…嬉しいですよ。」
甘く優しい言葉と手つきが、ロザリアの唇からこぼれる声と吐息を溢れさせる。
指は花弁の中にゆっくり吸い込まれ、緩急をつけて出し入れを繰り返す。
「っ・あ…ルヴァ…様…ルヴァ様…」
「可愛いですよ、ロザリア。あなたが感じていると、私も嬉しいんですよ。」
何度目かもわからない甘いキスを唇にして、
ルヴァは指を花弁から抜くと蜜がついた指を少しだけ舐める。
恥らいつつもその仕草にロザリアが見とれている時に、
ルヴァはロザリアの膝を立たせる。
彼のしてる事に気づいたロザリアは自ら足を広げて、自分の大事な場所を晒した。
「…綺麗ですね、あなたの体は。」
閉じない様に押さえてから足の間に顔を埋めて、
蕾と花弁を丹念に舌で舐めていく。
ルヴァの舌の柔らかさと、舐める度に出る水音が
ロザリアの理性を封じ込めて行く。
「はぁ…あ・あぁ…ルヴァ様…お願い…ここ……で」
「今、なんて」
「お願い…です…はぁ…ここを…ルヴァ様ので…塞いでください」
ロザリアは右手の指2本で花弁を広げて、快感で潤んだ瞳をルヴァに向けた。
ルヴァが断るわけもなく、ズボンから露にした熱い塊を花弁にあてがう。
「二人で、気持ち良くなりましょうか。」
「えぇ。」
熱の塊がロザリアの花弁の中に進んでいき、二人の密着度はさらに進む。
彼女の中は熱くて、蜜溢れさせながらルヴァの塊を離そうとしない。
体中で感じる彼女の中を感じるたびに、ルヴァの本能が満たされていく。
早く一つになるように腰を進める途中で、ロザリアがルヴァの顔を引き寄せ
深く唇を重ねる。情熱的な口付けを終えた彼女から涙がこぼれ出した。
「ルヴァ様…本当に…私と恋人になって…良かったんですか…」
「ロザリア…?」
「私…本当はまだ…これから先が怖いんです…。
仕事を優先してばかりで…あっ…素直じゃないこんな恋人じゃ…
いつか、嫌われて…ルヴァ様が離れないか…怖い…」
溢れてくるのは、普段は心に押し込めた一人の女性としての素直で切ない本音。
ロザリアはそれを言ったのがきっかけで泣き出すが、ルヴァは涙を唇で
掬いながら髪を撫でていく。
まるで、彼女の想いを受け止めるかのように。
「何も心配いりませんよ。私は、あなたが候補の時から、
あなたから離れないことを誓ったんですから。
ロザリアを嫌うなんて、これからの時間をかけてもできませんよ。」
「ルヴァ様…」
「だから自分を『こんな恋人』なんて、言わないで下さい。
私の恋人と伴侶は、ロザリア…あなただけです。」
「あっ!」
途中で進むスピードを早めて、彼女の熱い最奥まで辿り付く。
「愛しています、ロザリア…あなたという女性を。」
「私も…愛しています…ルヴァ様…」
「ロザリア…もっと、声を…聞かせてください。」
腰をギリギリまで引き、奥まで一気に推し進める。
「あっ!ルヴァ様・そんな、強く…あっ!」
何度も最奥に強い衝撃を受け、ロザリアにはルヴァしか映らなくなる。
情熱とは対極にいるかもしれない穏やかな彼の
優しくて力強い抱擁と激しい動きはロザリアを虜にしていく。
「ロザリア…ロザリア…」
「ルヴァ様、私も…あなただけ…」
二人を結ぶ結合部からは止めどなく蜜が溢れ、2人掛けのソファが小刻みに揺れ、
二人の甘い声が部屋を満たす。
「ルヴァ様…ルヴァ様…あっ・あぁ!!」
「っ!!ロザリアっ。」
二人は同時に登りつめ、ルヴァは自分の塊を中から引きぬいて
白い欲望を外に向けて解放した。
「す・すみません!服にかけてしまいました。」
「ルヴァ様、私が自分で拭きますわ。」
「いいえ、これは男の責任です。」
「まぁっ。」
行為後の甘い余韻の中、真面目に言うルヴァの言動に思わずロザリアは笑い出す。
その様子にルヴァの顔は赤くなったが、すぐにいつもの微笑みが浮かぶ。
「ロザリア、突然なんですが。来週の日の曜日に
私と花崗の路に行きませんか。
たまにはあなたも外出して良いと思いますよ。」
「ええ、喜んで。でも…今日の紅茶の礼も兼ねて
私がルヴァ様の館に迎えに行きますわ。」
ロザリアの柔らかい笑顔は、大輪の薔薇のように美しい表情だった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
おまけ
その頃、館の広間に両宇宙の女王と風と鋼のそれぞれの守護聖が
真っ赤な顔で息切れしていた。
ランディとアンジェリーク・リモージュはデートの帰りで、
ゼフェルとアンジェリーク・コレットはルヴァを探していたが、
2組は偶然同じ時間に女王達の館に来ていたのだ。
ロザリアとルヴァも誘ってお茶会にしようとしたのだが、
執務室に着たら2人の濡れ場の序盤に鉢合わせ、とうとう最後まで
廊下から盗み聞きしてしまったのだ。
いたたまれなくなった4人は広間までダッシュして現在に至る。
「ま・まさか2人のあんなところに遭遇しちゃうなんてな…」
「う・うん。ビックリしちゃったけど
ロザリアだって女の子だから無理ないわよね。」
「そうですね、ルヴァ様も男性なんですし…」
「あーもー、無理すんなよ。何言ったって恥ずかしいだけだろうが。」
音声のみと言えど、麗しい補佐官とお世話になってる先輩守護聖が
愛し合ってるシーンは、大人の関係になって少ししか経ってない
若いカップル達には刺激が強かったようだ。
「そういえば、この前ルヴァ様がロザリア様と過ごす時間が少ない事に
悩んでました、疲れてないか心配していたそうですよ。」
「ったく。俺らの方の女王がもう少し頑張ってたら、
こうならなかったってことじゃねえか。」
「う・ごめんなさいっ。」
「ゼフェル、あまりそう言うなよ。
陛下(コレットも一緒なのでこの呼び名)は結界に
力を注いで、普段から力を多く使っているんだから。」
「陛下の充電はランディ野郎から十分過ぎるほど取ってるだろ。」
「なっ!!ゼフェル、お前恥ずかしい事をよくっ。」
「あの、お2人ともケンカは。」
「まあまあ、アンジェリークの言うとおりよ。
2人はまだ時間がかかるみたいだし、これからどうする?」
「私はそろそろ帰ろうかと思います。
ちょっと行きたいお店にまだ行ってませんから。」
「じゃあ俺が一緒に行ってやるよ。帰りも一応送ってやっから。」
「ありがとうございます、ゼフェル様。」
「つーわけだから、俺らはもう行くぜ。」
「お邪魔しました。」
ゼフェルとアンジェリークをランディと金の髪のアンジェリークが見送る。
日の曜日は、女王と補佐官も一人の女の子に戻れる一日。
その日恋人達は甘い日の曜日を過ごしたが、
ランディとゼフェルはしばらくルヴァの顔が見れなかったらしい。
END
以上です。ルヴァ×ロザリアは今回が初でしたが、
難しいけど書いてて楽しかったです。
読んでくださった方、ありがとうございました。
「観覧のみで楽しむ」ってことは、ROMになるってことだと思ってたけど違うんだ。
日本語って難しいな。
お疲れ様です。
昨日、香穂子と月森のツーショット絵を投下した者です。
後で見返しましたが、よくみると香穂子の顔が少し大きかったように思えます。
いつもは線画を縮小掛けてから着色等の作業に入るので、そこで色々と調整掛けるのですが、その過程が無かったのでおかしな構図になってしまいました。すみません。
じゃあ今度は彩色した後の絵を投下して欲しいな。
時間あるときでいいから。
SSに絵をつけるんじゃなくて、逆に絵に触発されてSS書く人もいるかもしれないからね。
>>517、乙
なんか、最後のネタいらんと思ったけど、そこが面白かったわw
>>529 あのさあ、香穂子の顔が少し大きかったとか、そういうレベルじゃないよw
普通に下手過ぎて絶対釣りだと思うレベルだったww
微エロとか書いてあったけど、二人がどんな体勢とってるかもわからん絵だったよww
マジで爆笑した。小学生でももっと上手な子いるよ?
自分の描く絵にSSつけて欲しいとか言うんだったら、せめてもうちょい上手くなってからきてくれ。
533 :
531:2007/06/21(木) 14:43:05 ID:2S+FqcQU
投下するには敷居が高すぎるね、このスレ。
どっか他のスレで修行してからじゃないと怖すぎて投下できない。
投下させてもらうのを怖いと思ったことはないな。
このスレは、投下者がうざい言い訳しなければ叩かれないから。
自分も何度か投下したけど、別に怖くない。
別に叩かれなかったし、不当な文句も言われなかった。
ただまあ、粘着がいるから、投下し辛いカプはあるかもしれんが
その程度なら敷居が高いって程でもないね。そういうのはこっちがスルーすりゃいい話だ。
同意。叩かれる理由がはっきりしているから対処しやすい。
>>535-536と同様このスレや他のスレでも何度か投下したことはあるが、
叩かれたことも文句を言われたこともないよ。
反応がダイレクトという点では全く怖くないわけではないが。
そんな話はどうでもいいから、まともな投下きぼんぬ
サロンに月日が来てたね!ちょっと萌えた。
サロンってキャラサロンの事?
あそこってネオロマ単独スレは
コルダしかないの?
541 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 00:11:57 ID:GiIrUMhl
男性向け萌えとの女性向けのこことの住み分けで出来たと言うか、
元々アニメの香穂子萌えから派生して出来たスレだから、
コルダ単独っていうか香穂子単独スレだなw
そう言う意味では案・遙はここしかないな
> 香穂子萌えから派生
なるほど
どおりでww
御簾越しに月見しつつ全裸待機
じゃあ自分は眉間にしわ寄せて鞭振りながら全裸で待ってる
サルーンでお茶飲みながら全裸待機
大事なところを蚊に刺されても気にせず全裸待機
潮岬の崖っぷちで待機。全裸で。
正直3とコルダ以外の全裸待機は大抵スルーされて切ない限り
自分も、下がり藤のマント羽織って金抱っこしながら全裸で待ってます
大社のてっぺんで正座して待ってます。全裸で。
砂漠の真ん中で頭にターバン巻いて全裸待機してます…
553 :
赤どこ:2007/06/30(土) 02:55:49 ID:SX1YMer2
深夜にこっそり馬鹿な小ネタ投下
チラ裏の方で出た遙かの保健体育ネタで考えてたら、電波を受信した
遙か2でエロは今の所はなし
多分続く
NGは「赤どこ」で
554 :
赤どこ:2007/06/30(土) 02:57:35 ID:SX1YMer2
「神子様、神子様の世界ではやや子はどこから来るのですか?」
たらららーたらーらららー。
「ツィゴイネルワイゼン」をBGMにしたくなるような紫の衝撃発言に固まる花梨。
まさかこの少女の口からこんなことを尋ねられる日が来るとは
――いやこの少女以外の誰でも想定したことのない質問だが――
信じられない状況だった。
「神子様?…あの、どうかなさいましたか?」
「あ、ううん。何でもないよ。…急にどうしたの?」
「はい。私の母は昔、龍神様にお願いをして兄と私を授かったのだと教えて
くれたことがあります。けれど神子様の世界には龍神様はいらっしゃらないとか。
ならば、どのようにして神子様の世界ではやや子が生まれるのでしょう」
余りに純粋な紫の問いに、更に花梨は固まってしまう。
ここはどう説明すべきなのか。
キャベツ畑かコウノトリか。
それともきちんと性教育に進むべきなのか。
いやしかしこの京での子供の作り方が保健体育で教わったものと同じかどうかは分からない。
……不意にそんな考えに、花梨は至ってしまった。
花梨自身そのような実体験はないし、持っている知識も乏しい方だと思う。
ちゃんとこの世界の人間に、確認すべきではないのだろうか?
「み、神子様?!」
急に俯いた花梨に、どうしたのかと紫は不安を覚える。
何しろ花梨はいつになく真剣な表情で拳を握り締め、その手が小さく震えていたのだから。
「どうかなさったのですか!?」
「――紫姫」
「はい!」
「待ってて。ちょっと聞いてくるから!」
実にイイ笑顔でそう告げられ、思わず紫も笑みを返してしまう。
今のBGMを例えるなら、「革命」辺りだろうか。
手を振りつつ駆け出した花梨のその未来にどんな八葉が待ち構えているのか。
それはまだ、誰も知らなかった。
了
翡翠に聞いたら実地で教えられそうだなwww
続かないでいいよ
チラ裏の話題は持ち出し禁止だろ
つまらないエロ無し、ベタギャグだし、二度と来んな
なら
>>556が遙か2でエロいの投下してくれ。楽しみにしてる
>>553ー554
実地で教えられる展開を全裸で待ってる
赤どこって何の略かと思ったらww
教えられる続きキボン
全裸で赤どこテーマソング歌いながら待機
続き気になる!
>>556 みんなここもチラ裏も両方見てるのに
そんなこと言われても困るニャー
書き手だってここ落としたあとチラ裏見てるしょ。
プフプ
最近『女王の力』『龍神の加護』『妖精の悪戯』
これさえあればどんなことも可能だと気が付いた
いやらしいな
煽りが多いなあ。
別にチラ裏ネタですって宣言してんだし、NGワードも指定してんだから何の問題もないだろ。
>>554 続き待ってる、エロいの頼むw
アフォか?その宣言が問題なんだろ
>・他スレでチラ裏スレの話題持ち出しは厳禁
偉そうな事言ってる人らは自分のお上手な作品投下してから文句言ったら?
ここまで続けるネタでもないだろ
それより八葉の下半身の大きさについて論じようぜ
とりあえず個人的に下半身すごそうと思うのは
1→友雅
2→翡翠
3→リズ先生
普段タラシなヒノエが意外にもポークピッツだったら萌える
2だと東宮様とか可愛い顔に似合わずすごいのを持ってそうだ
何となく、優男系のキャラは凄いブツを持っていそうなイメージがある
友雅と翡翠は小さそう。体力もなさそうだし。
白龍
とだけ言ってみるテスト
↑まさに神レベルのサイズw
コルダなら志水がいちばんでかい。柚木がぽーくびっつないめーじ。
志水は大きい代わりに脳味噌は小さいからな
白人はでかいがやわらかい、日本人はそうでもないが固い
そんな統計を考えるとアンジェ最強だな、サイズでは
遙か内で一番デカいのは頼朝、とマジレスしてみる
ないとは思うが、ヤスがポークピッツだったら面白い
>ヤスがポークピッツ
そこは技巧と言葉責め等の話術と妖しげな術でカバーだ
つ陰陽術を駆使して作った道具
じらして道具や手だけで攻めるってのもいやらしいな
緊縛プレイとかで
保管庫に入ってるヤス長編シリアスで
結界内で術使ってる鬼畜ヤスは良かったな
>>580 >白人はでかいがやわらかい
全く関係ないことだけど、イギリスの性教育ビデオで
白人男のがヤった直後勃起したサイズのままクテッと倒れたのを見て驚いた。
ほんとに柔らかいのなww
ホワイトワームwww
想像しづらいけど、若かりし頃の秀衝もすごそう。
あと、案のエトワの船長とか。
みたちww
>>578 コルダのぽーくびっつは月森だとオモw
&どーてーで悩んだりしてたらちょい萌え
現実でぽーくびっつは嫌だが2次元では美味しくいただける俺参上
>>590 ルヴァ様は実は凄いものを御持ちということか
美しい男は下腹部も美しいと某漫画で見て以来、ネオロマキャラは
大きさ云々はともかくみんなそれなりにいいものを持っていると思っている
だってロマンスだもの!
譲は順当にポークビッツだなw
>>593 そうか?
譲はそんなにマッチョなイメージないんだが
きっと譲は大きくも小さくもないけど
蟹貴風の発音でホウケィだと思ってる
>>595 蟹貴の声で再生されて麦茶噴いたwwww
譲は仮性なイマゲ
まあ、10代キャラは割とそういうタイプ多そうだが
現代に来て手術受ける京キャラ…は嫌だな
どーせ生まれた時からズルムケだよ、やつらは
まあねぇ・・・・
何を言うか。
ネオロマの男たちは実は全員ユダヤの血を引いているのだ。
従って、生まれてすぐに割礼されてるから全員ズル剥(ry
>>598 それはそれで嫌だw
塚そんな赤ちゃん嫌すぎるwwwww
遙かの世界は東北にキリストが来たのが史実な世界なのか
神子といっしょにぱらいそさいくだ
地白虎なんてズル剥けどころかパイプカットだぜ
中の人ネタktkr
パイプカットってナニ自体をちょん切るのかと思ってたw
リズ先生は(生まれて)8日目に割礼受けてそうだw
鬼の一族=失われた十氏族ということか
いかん、ネオロマンスが高橋克彦の世界になってきた
>>606 マジレスすっと
精管だけを切る(または縛る)のがパイプカット
本体をちょん切るのは去勢
全裸にヒョウ柄のボレロを羽織って待機
全裸でチェロの中に閉じこもって待つお!待つお!!
全裸で方天戟かまえて待機
最近暑いから全裸ぐらいがちょうどいいw
全裸待機の神子様がたへ
つ除虫菊
>>613 有り難くいただくよ。
あちこち刺されて大変だったんだ…(ノ_<。)
ついでにキンカンくれ
でもティムポには塗れないからムヒもあわせてプリーズ
こっちも全裸に待機中の皆さんに
つ日焼け止め
それじゃ自分も全裸待機中の方々に
つ日傘がわりの薄衣
あとこれも…
つ玄武
水が出せます。活用してください
楽器持参で待機中の住人さんたちは濡れないように気をつけて
トランペットにカツサンド詰めながら待機。全裸で。
>>621 ちょ、それじゃ吹けないじゃんw
無糖ヨーグルト食べながら待機。全裸で。
無糖ヨーグルトを塗りたくるプレイを妄想しつつ待機。全裸で。
生牡蠣をつまみにシャンパン飲みつつ待機。全裸で。
いつからここは語尾に全裸で。をつけるスレになったんだw
この時期に生牡蠣て死ぬ気か
>>624の決死の覚悟は職人さんにも伝わるよ
それにしても、無茶しやがって……
正露丸 ブタさん蚊取線香 ムヒ バイブ 蝋燭 蚊帳 線香花火
好きなもの持って行け
じゃあブタさん蚊取線香もらう!
ブタさんに視姦されながら待機する。全裸で。
リズ先生のマントの中で
蚊取り線香焚きしめながら待機。全裸で。
蝋燭と線香花火を頂く
線香花火を見つめながら待機。全裸で。
なんか蚊帳でえろいことが出来そうな気がする……。
ということで、蚊帳を貰っていきますね。全裸で。
ティクビに蝋燭ゲットだぜ!
縛り目隠し言葉攻めのソフトSMもの待ち!ティクビ蝋燭で!
夏でも裸は寒すぎるので金抱きつつ線香花火堪能しつつ待つ
金そんな所舐めちゃらめぇwww
>>636 で、そこに置いてある蜂蜜の瓶は何に使ったのかな?
一行二行の雑談でひたすら埋まっていくなー
かと言ってそれを止める投下もできないが
どうせ待つなら笑顔で待ちたいじゃないか
笑顔か…
なら自分は全裸に下がり藤のマントはおって、鼻で笑いながら待ってる。
正直銀髪とヤスの待ちはもう見たくない
他の話題振っても応えてくれないし、うざったい
自分は普通科の制服を肩からかけて正座して待つ
ミルフィーユとはちみつプリンを食べながら待機
じゃあ私はピアノ背負いながら待機する
では私は全裸でチェロを構えつつ待機
700までSSの投下が無ければ冬海タンは貰っていきますね
バイオリンの弦になって待機。
月森に擦られてぇ
全裸どころか弦かよww
じゃあ弓弦になって待機
譲に引絞られたい
同じく弓弦になって勝真に(ry
では私はサンショウウオになって、銃の中で待機。
流星の弓矢となりて待機
スパッツになって待機。
体操着になって待機
昔に書いたやつなんだけどエロなしでもいいすか?
駄目な人はヌルーお願いします。
「それでね、永泉さん」
「な、ななな何でしょう、みみ神子!」
おどおどと視線を逸らしながら声を返してくる永泉に、そっと溜息を吐いた。
この人、いつもこんな感じ。
あんまり好かれてないのかなぁ……。
考えてみれば、八葉になったのだって本人の意思は皆無だもの。
普通、こんな面倒なことやりたくなんかないよね。
そう思えば思うほど、気分はますます落ち込んでくる。
知らずのうちに俯いてしまっていたその肩を緩く叩かれて初めて気がついた。
ハッと顔を上げると、そこには心配そうに自分を覗き込む永泉がいた。
「神子、大丈夫ですか?」
「えっ? ああ、はい! ごめんなさい、ちょっとボーっとしちゃってて……」
「やはり、私のような者が側にいたのでは神子の気も休まらないのですね」
ポツリと呟かれたその言葉に、思わず目を見開いてしまう。
ええー!
何の話!?
なんでそんな流れになってるの!!?
内心で焦るあかねを余所に、永泉はすっかり己の世界へと入り込んでしまったようだった。
「そもそも私が八葉に選ばれたということが信じられません。こうして仏道に身を寄せているのも、俗世のしがらみから逃れるため。このような卑怯な私が神子のような清い存在の側で……」
「ちょ、あの、永泉さ――」
「されどやはり身に余る大任だったようですね」
「いや、だからね――」
「神子、どうか安心してください。私は神子の目の前から姿を消しますゆえ……」
だからっ、何でそうなるんですか!
ツッコミを入れようにも、流れるように言葉を繋げる永泉に口を挟めない。
「もうっ!」
いい加減に辛抱の切れたあかねは、尚もぶつぶつと喋り続ける永泉の着物の袂を握り、グイッと思い切り引っ張った。
体勢を崩した永泉がよろめいたところへ、背伸びして彼の肩を掴む。
「み、神子?」
あかねの意図が読めずに不安気に尋ねる永泉。
それにも構わず、あかねは無言で永泉の顔を挟むようにバチンと打った。
「みっ、神子」
赤くなった頬を押さえて、永泉が戸惑うような視線を投げ掛けてくる。
「永泉さん。私、我慢ができません」
「も、申し訳ありません。ですから、今後は神子の前には姿を出さないように……」
「そうじゃなくって!」
強い口調で永泉の言葉を遮り、腰に手を当てて相手を下から見据える。
「どうして永泉さんはいっつも自分を卑下するんですか。こんなに、素敵なのに」
「そんな、神子、私なんて」
「それっ!」
突然大きな声を出したあかねに驚いた永泉は背中を仰け反らした。
「永泉さん、今から『私なんて』とか言うの禁止!」
「し、しかし神子」
「禁止って言ったら禁止なの!」
有無を言わせぬ強い口調に、永泉はほとんど条件反射で「はい」と返事していた。
それを聞き、あかねは満足そうに微笑む。
「私は永泉さんのままが好きだけど、やっぱり好きな人には自信持っててほしいの」
さらりとそう言った。
油断していれば聞き逃していたかもしれない、その何気ない口調に。
永泉はしっかりと固まっていた。
そしてそれと同時に、あかねは己の発言した意味に気付いたのだった。
「や、あの、好きっていうのは……きゃ、永泉さんっ、永泉さーん!」
意識を飛ばしてしまった相手に向かって必死に呼びかけるあかね。
その体がグラリと傾き、あかねの方へと倒れこんでくる。
「え、永泉さんしっかり! だれか、だれかいませんかー!?」
しばらくして気が付いた永泉は、自分が先程まで談笑していた庭ではなく室内の布団に寝かされていることを知った。
すぐ側には、心配そうに顔を覗き込んでくるあかねの姿があった。
「神子」
名前を呟くと、先程の光景がありありと浮かんできた。
途端に顔を真っ赤に染め上げていく永泉に、あかねは慌てる。
「だ、大丈夫ですか!」
「その、ご心配をお掛けして……、神子」
あかねと目線も合わせられずにもごもごと謝罪の言葉を呟いた。
「本当に不甲斐無い……私など……」
そこまで言った永泉の口元を、温かいものが遮るように当てられた。
「それ、言わない約束ですよ」
あかねの指だった。
そうとわかると、またもや意識し始めてしまう。
顔に落ちる邪魔な髪を耳にかけながら、永泉はちらりとあかねを見遣った。
「神子」
あかねが呼び掛けに反応して微笑んだのを見ると、すぐに俯いてしまう。
それでも、これだけは言わなければ、と勇気を振り絞った。
「あの、何と申しましょうか、神子のお気持ちはその……」
「あー、やっぱり私なんかに言われても迷惑ですよね」
永泉の言葉を途中で遮り、薄い笑みを浮かべながらあかねはそう言った。
笑っているというのに、それは何とも痛々しい表情だった。
「ちがいま―――」
「いいんですよ、わかってたことだから。それに永泉さんには身分とか立場の問題もあったし、ほんと私が勝手に想ってただけなんです」
「ですからっ!」
気付けば、自嘲気味に自己完結を進めるあかねの手を握り締めていた。
普段なら考えられない己の大胆な行動にまたもや気をやりかけるが、何とか踏ん張って堪えた。
「神子のお気持ちは、とても嬉しいのです。私も、神子をお慕いしておりますゆえ」
今度は視線は逸らさず、しっかりとあかねに顔を向けて言った。
驚いたように見開かれたあかねの目に、みるみると涙の雫が浮かび上がってきた。
「永泉さん、ほんとに?」
「はい」
こんな時、気の利いたことを言ってあかねを慰めることもできない自分が歯痒いと思う。
これが友雅であったならば…と一瞬頭を過ぎったが、そう思ってしまう自分を内心で叱咤した。
今この場にいるのは自分であり、そしてあかねに想いを告げたのだ。
他の者に取って代えることなど到底できはしない。
「お慕いしております、神子」
もう一度繰り返し、あかねの掌をぎゅっと包み込んだ。
「私の今の身分では叶わぬかもしれませんが、いずれ必ず……。必ずや神子をお守りします」
真摯な永泉の言葉は、ついにあかねの目から涙を零させた。
あかねの頬を一筋流れていくのを、永泉は伸ばした指先で以って拭った。
「ごめ、なさい……。私、うれしくて」
声を詰まらせてあかねがそう伝えてくる。
わかっている、と言うようにあかねの背を柔らかくさすると、安心したように体から力が抜けていくのがわかった。
しばらくそうしていた二人だったが、徐に目が合うと同時に笑みを漏らしていた。
静かに進んでいく夕暮れの中で、二人は温かな幸せを感じていた。
オワリ(・∀・)
それは、とある晴れた日のことでした。
お供に頼久とイノリを引き連れたあかねは、京の市を散策していました。
そこで何気なく口にした一言。
「イノリ君って弟みたいだよね」
ガガーン!!
あかねの言葉にショックを受けるイノリ。
口をあんぐりと開けたまま放心してしまいました。
それを憐憫の視線で見守る頼久。
(心中察するぞ、イノリよ)
けれどもイノリのフォローに回ることは決してありません。
「あれー、なんか今日のイノリ君、おとなしいね」
そして元凶のあかねは、自らがイノリを突き落としたとも気付かずに、にこにこと微笑んでいるのでした。
「クッソー! あかねのやつ、ぜってえ見返してやる!」
無事にあかねを土御門へと送り届けた後、イノリは頼久に向けて決意宣言をしていた。
「イノリ、そうむきになるな」
「ムキとかそういう問題じゃねえ! これは男の沽券に関わるんだ、このまま捨て置けるか!」
熱くなったイノリを鎮めることは早々に諦め、
「ならば勝手にするが良い。神子殿に迷惑が掛からぬ範疇でな」
それだけを言い残し、鍛錬場に向かってしまった。
「何だよ。頼久の甲斐性なしめ」
頼久の後姿に悪態を吐いて少しすっきりしたのか、イノリは空に向かって伸びをする。
「しかし、見返すっつったってなぁ……」
どうも妙案が浮かばない様子。
しばらくウンウン唸って悩んでいたが、やがて指をパチリと鳴らして言った。
「そうだ、あいつに聞いてみるか! ……正直、気は進まないけどな」
そうしてイノリが土御門の屋敷を出ようとした丁度その時、タイミング良く目当ての人物が向こうからやってくるのが見えた。
小走りに近寄り、その名を呼ぶ。
「おーい、ちょっとあんたに聞きたいことがあるんだ」
「おや。イノリが私に頼み事とは珍しいね」
そう言って大袈裟に驚いた顔をしてみせたその人、橘少将殿は、優雅に扇を広げながらイノリを見下ろしたのだった。
「……すると何かな。イノリはつまり、神子殿に頼りにされたいと」
「ま、まあな。簡単に言っちまえばそうなんだけどよ」
ストレートに核心を突いてきた友雅に、イノリは何故だか照れたように顔を赤らめた。
それに対して、友雅は何事かを考え込む仕草をしていた。
「なるほどね」
「何だ、いい案でも浮かんだか?」
「まあ、そう急くでないよ。かねがね思っていたが、イノリはせっかちな所がよくないねぇ」
暢気に扇を仰ぐ友雅に、イノリが堪えきれないように叫ぶ。
「だーっ、そんなことは今はどうでもいいんだよ!」
「やれやれ……」
友雅が一つ溜息を吐く様に何度目かの苛々が沸き起こってくるが、何とかそれもやり過ごし。
きちんと正座した膝をじりじりと友雅に寄せる。
そんなイノリの熱情に僅かに顔を顰めながら、友雅は言った。
「少々古臭い手ではあるがね。女性を落とすにはこれが一番だよ」
「して、その方法とは?」
「なに、簡単さ」
そこで言葉を切り、にやりと悪そうな笑みを浮かべる。
「神子殿が暴漢に襲われる。そこを偶然通り掛かったイノリが助ければ良い。
自分のために体を張ってくれたイノリに、神子殿は骨抜きになるという寸法だよ」
「なるほど。だけど、そんな上手い状況なんてなかなか……」
「何を腑抜けたことを。恋愛においての『偶然』とは己で掴むものだよ」
何やらとんでもないことを言い出す始末。
普段ならばツッコミどころ満載なそのセリフも、
あかねのことで頭がいっぱいなイノリには真実と思えてしまうのが不思議である。
「そうか、そういうものか」
あっさり納得してしまった。
「まずは暴漢に神子殿を襲わせなくてはならないね。その役は誰に頼もうか?」
そしてこの話は本決まりになってしまったらしい。
心なしか楽しそうな友雅が、心当たりを尋ねてくる。
「頼久……は無理だろうな」
「あの者は融通が利かないからねぇ」
言いたい放題である。
「天真、詩紋は……あいつらは敵だ、こんなこと任せられねえ!」
「そうだね、彼らも神子殿に懸想しているからねぇ」
「永泉を脅して言うこと聞かせるってのはどうだ?」
「さて。果たして永泉様にそのような荒々しいことが務まるかな」
困ったように視線を巡らすイノリは、友雅に顔を向けた途端に何かが閃いたようだった。
「あんたがやればいい!」
そう声を上げ、期待を含んだ目で相手を見つめる。
「あんた以上に適任はいねえよ、なっ、頼む!」
「女性を襲うだなんて甚だ不本意ではあるが……」
両の手を合わせるイノリに友雅は息を吐いた。
「仕方がないね。協力しよう」
そして彼らの密談は夜更けまで続く。
「友雅さん、どうかしたんですか? 急な用があるって……」
あかねは友雅からの文に従い、人気のない町外れの屋敷跡までやってきていた。
訳を話せば頼久が確実に付いてくるため、黙って抜け出して来ている。
「すまなかったね。神子殿に手を煩わせた」
「いえ、それはいいんですけど」
小首を傾げながら友雅を見上げるあかね。
その様子を、近くの茂みに潜んでイノリは見守っているのだった。
(友雅が無理強いしたところへ俺が飛び出す、って段取りだな)
頭の中で確認をし、気合を入れ直したところで、イノリの出番がやってきたようだった。
「きゃ、きゃあー! 何するんですか!」
あかねの突然の悲鳴にがばりと顔を上げる。
そこにはあかねを腕の中に閉じ込めた友雅の姿があった。
あかねの腰回りを何やら怪しい手つきで撫で回しているのがイノリの潜む場所からも窺えた。
(野郎……どさくさに紛れてあかねにやらしいことしやがって!)
今にも飛び出してしまいそうな気持ちを必死に耐える。
もう少し様子を見て、盛り上がったところで助けるのが吉なのだ。
とは言うものの。
(それにしたってアイツ、やりすぎだろう。クソッ、もう我慢できねえ!)
イノリの辛抱は早々に尽きたのだった。
「そこまでだっ!」
威勢良く声を張り上げ、イノリがあかねの前に現れた。
「イノリくん?」
「おやおや、無粋な邪魔者の登場だね」
「なにが邪魔者だ!」
荒い足取りで二人に近付いたイノリは、友雅からあかねを奪取して自分の腕に抱き止めた。
と言ってもイノリとあかねの身長差にそこまでの違いはないので、友雅がそうしていた時ほど様にはならなかったが。
それでも当の本人は気にすることもなく、目の前の敵を睨みつけていた。
「あかねに変なことすんな、さっさと消えろ!」
「まったく、それでは私が変態か何かのようではないか」
イノリのあんまりな言い草に溜息を吐きつつも、
自分がイノリの協力者ということを明けることもなく友雅は二人に背を向けた。
「友雅さん……、何だったんだろう」
去って行く友雅の後姿を見ながらあかねが言った。
「気にすんなよ。それよりあかね」
あかねの肩に手を置き、顔を覗きこむ。
「いくら相手が知り合いだからって、一人でノコノコ出歩いたら危ないだろ」
「だって。大事な話があるって言うから」
「そんなのあかねを連れ出す口実に決まってんだろ!」
思わず叫んでしまい、イノリは慌てて口を噤んだ。
ばれたかもしれない。
「イノリくん……」
「いや、あかね、これには事情があってだな」
何とか誤魔化そうとするイノリをあかねが遮った。
「私のこと、心配してくれてるんだね」
「へっ……ああ、それはまぁ、そうだけど」
「嬉しいっ!」
そう叫んだかと思うと、イノリの首にあかねが抱きついてきた。
よく流れが飲み込めないままに、それでもしっかりとあかねを抱きとめる。
「イノリくんってばそっち方面は鈍そうだから、私もう諦めてかけてたのにー」
「な、何の話だよ」
「全然気付いてなかったでしょ? 私、イノリくんのこと好きなんだよ」
「はぁーッ!?」
蓋を開けてみれば、何てことない結末。
『あかねにもっと頼られたい!』の想いから始まったイノリの画策は、予想以上の結果をもたらしたのでした。
オワリ(・∀・)
投下乙。
永泉×神子とイノリ×神子のそれぞれがらしくて可愛かった。
でも、イノリ×神子も投下するなら最初か永泉×神子SSが終わった後に
イノリ×神子も投下することを書いてほしかったかも。
投下乙華麗
あかねが一番好きなんでうれしかった。ありがとう。
>>657 投下乙です。
エロ無しでもNGワード指定はして下さい。
ルールは守らないと。
670 :
657:2007/07/22(日) 16:20:31 ID:pyoVz5Nr
すまんかった、気をつけます。
>>657乙です
親子な友雅とイノリが好きなんで和んだww
672 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 00:11:48 ID:NJeGP3Fl
久々にこのスレで爽やかなもん読んだ
初めてこのスレに来た
読み手が我儘すぎるというか、気に入らないと過剰に叩く空気がキモイ
職人さんも
>>1を読まない人が大杉
読み手は読み手では投下しづらい空気を作ってる
厨ジャンルだから仕方がないのかもしれんが
674 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 10:55:08 ID:gi0B2yid
今日の日付のうちに誰か月日投下してくれないかな。絵でも小説でも。
前スレの頭悪い土日前日談への仕返しがしたいよね。
土日は前日談といいシリアス気取りといいゴミ小説しか来ないから笑えるよね。
信者がリア厨だけなんだろうな。
>>672 で、その厨ジャンルのエロパロに何しに来たの?
そういう意見は該当スレでどうぞ
おまえらそろそろアビリティ【スルー】を取得しろ
「スルー汁」ってやつだぬ
……「スルー汁」
このレスを見る度スルー汁が我慢汁の兄弟みたいな気がしてしまう自分は、
もう清らかな神子には戻れないと思う
その場合、読み方は「スルーじる」なんだな…
なんかなごんだ
チラ裏スマソ
誰か俺にエロをくださいおながいします
つ【エロ】
ナイスエロ
つ「夏にちなんだ薄着露出プレイなエロ」
つ「夏の浴衣プレイなエロ」
つ「海水浴で海中プレイなエロ」
頑張ってたら海水飲んじゃってしょっぱいしょっぱい(´・ω・`)
つ「この時代設定では水着なんてないでしょ、マッパかスケ乳首かDOTCH?」
透け乳首!透け乳首!
海とゆったら
あわび
取り敢えずこの週末がんばってみる…
脳内にあるのはいつでも傑作、神降臨さ
しかし今口にしたクリームコロッケ、やけに酸味が利いてるんだが大丈夫だろうか
690 :
689:2007/08/03(金) 20:24:03 ID:8oHyEv76
あ、ごめん、誤爆した
スルーしてくれ
どこの誤爆だか激しく気になるがそこは黙っておこう
しかしお腹はお大事にwww
どこの誤爆だがすぐにわかったw
念のため、よかったらどうぞ
つ「腹痛止め用の薬」
あああ、月森が冬海ちゃんを調教するやつが激しく読みたい
緊縛エロ神を待ちます 全裸で
ヌルヌルのやつお願いしまーす
つ「トロロ芋」
つオクラ
つ 「ナメコ」
つ「めかぶ」
700 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 12:39:30 ID:y8SwlO0a
ほすあげ
NGワードの指定のやり方はどこに書いてあるんですか?
>>701 まずは専用ブラウザを買え。電器店などで一本250円で販売されている。
買ったらこのスレに住所氏名生年月日電話番号学歴職歴身分証番号に添えて
NGワードに設定したい言葉を <"NG word"=> の=以降に書き込めば設定できる。
>>702 教えてチャンにそこまで親切にしてあげることもないんじゃない?
>>702 オマイ一番大事なことを書いといてやれよ…
専ブラを一番初めに使う時は
名前欄に fusianasan と入力しないといけない
でないと専ブラのスクリプトが誤作動するからな
>701
まさかと思うが702・704を本気にするなよ?
つうかおまいはもうくるな
705は空気の嫁ない子
専ブラでもマカー用。にはそんな機能ありませんけどね…
>>707 大丈夫、脳内スルー機能が別売りである!
>>702 うちの近所の電器屋では280円だったぞ?
>>709 それちょっと高いよ。
量販店じゃないだろ。量販店行けば絶対258円では買えるはず。
型落ちならもっと安いと思うけどね。
おまえら……
通販で230円で買えるところもあるだろう?
他の商品といっしょに買えば、送料だって気にならないし。
これって確か定価は300円だったよな
アキバで198円のソフト見たよ!
メーカーは富士エアーとか言ったかな。
715 :
702:2007/08/13(月) 02:41:36 ID:V8+6lxdi
ネタ切れとはいえ、甚だしくスレチなネタで盛り上がるのは如何なものか…
ネタ振ったの謝ります、この辺で終わりでお願いします
あ、本当にネタだったんだorz
あかねと男の絡みを頼む
あかねと宮司の絡みを頼む
あかねと怨霊の熱い絡みを頼む
>>719 豆狸の酒に酔わされて…とか、みずちに緊縛・かまいたちに服を切り刻まれるなどでつか?
あかねの透け乳首
722 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 13:17:17 ID:RrcnG50d
圧上
季史(怨霊ver)が館にそそのかされ茜を襲っちゃうのキボン
加地と火原で3Pした貴重な夢見たんだが、鮮明に覚えてるからSSにしていい?
>>726 あー相手は自分じゃなくて香穂子だから大丈夫だよ。
NGワードもちゃんと付けるし。
何が大丈夫なのかわからん。
誘い受SSなぞ不要。
なんでリア厨って、エロ夢見たからとか言わずに黙って投下できないんだろう
妖精見ちゃいました、とか、異世界召喚されたんです!を
実際に体験したんなら、前置きしてもいいけどな
何にせよ誘い受けはイラネ
734 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 07:54:02 ID:KfKNSqNt
泰明とあかねの絡みキボンヌ
泰明とあかねの3Pキボンヌ
いっそのこと、泰明と泰継と初代二代目神子で4Pキボンヌ
加地×主人公×柚木
書きます。
>737
誘い受イラネ
>>738 誘い受けじゃないっすよ。
近日中にうぷしますんで。
>>737 このスレを読んでいたら、投下予告が嫌がられるのはわかると思うが。
それだけで、投下してもいい反応はされにくくなるぞ。自分で自分の首をしめるな。
投下は自由。ただし、説明、注意事項、NGワードはちゃんと書いてくれ。
いちいち予告する意味ってなんなの?
>741
賛美の言葉を待ってるんだろ。
こういうやつのは期待できないな。
予告して誘い受する奴はうざがられてる
ということをこのスレ見てて気がつかないような
空気読めない大人の書くモノに何も期待はしないな・・・
つか、来てもスルーだ
過疎スレなんだから予告くらいいいいでしょ?
駄目な理由が知りたい。
お前なんかに構ってたくないんだよ
>>737ぐらいなら別に叩かなくてもいいと思う。
その後の対応はマズーだがw
>>744 過疎スレだからって誘い受けは歓迎されない。
それだけのこと。
反対に聞くけど、なんでわざわざ投下予告なんてするの?
出来たらうpすりゃいいだけじゃん。
749 :
蓮花:2007/08/30(木) 02:07:14 ID:HksELsgz
こんにちは!蓮花です。
30レスくらいあります月森×日野投下します!
NGわーどは「新婚生活」です!
どうぞ!
投下するなら早くして
マ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━ダ????ー
751 :
蓮花:2007/08/30(木) 02:25:58 ID:HksELsgz
750
ごめんなさい!ERRROR!って出て灯火できません・・・
ちょっと待ってください!!!
752 :
蓮花:2007/08/30(木) 02:28:01 ID:HksELsgz
改行が多すぎますって言ゎれたんだけど汗
どうしたらいぃんでしょう?
753 :
蓮花:2007/08/30(木) 02:30:45 ID:HksELsgz
相談ですみません;;サイトとか持ってないのでここで・・・
改行が多すぎます!ってERRRORなので改行を減らしたいんですけど、
改行しないと読みずらいですよね。どうすればいいんですか?
何行くらいまで改行していいんですか?
>>751 そのあほの子口調と変なコテやめろ
話はそれからだ
755 :
蓮花:2007/08/30(木) 02:32:58 ID:HksELsgz
誰もいないですか?どうしたらいいですか?
756 :
蓮花:2007/08/30(木) 02:38:36 ID:HksELsgz
コテって何ですか?口調も普通ですけど・・・
754月日キライですか?どうすればいいか教えてください
757 :
蓮花:2007/08/30(木) 02:43:44 ID:HksELsgz
今日はもう落ちます。また明日夜来ます!
誰かよかったら改行どうすればいいか教えてください!
そしたらすぐ投下します!
メモ帳かなんかにSSを書いて、
それを適当に分けて投下すればいい。
改行が多すぎるって言うのは
長すぎるっていうような意味だから。
あと専ブラ使えばいいんじゃない?
コテって何ですかとか言う奴が専ブラなんか使える訳ないだろ…
上げてるし、こいつ完全に釣りだろ
釣りだね
釣りだとか騒ぐ奴も同等の馬鹿だって、言われなきゃわからないんだねw
明らかに釣り。以降は荒らし以外は反応するなよ
朝になったら反応してる奴が出てるから驚いたわ
ここスケベ表現はどこまでおけ?
結構ヤバヤバなの書いたんだが。
最近来たんでよく分からないのですが
○○って需要ありますか?とか
○○の話し思いついたんだがかいていいか?
とかは誘い受けでアウトだとおもうんだけど
○○書きます ってのもアウトなんですか?
○○書きます NGワードは○○です ってかいてすぐに投下すればおk?
間が空いたらレスもとめてるってことで誘いうけ扱いになるんでしょうか?
イキナリ書き始めるのもだめなんですよね?
767 :
蓮花:2007/08/31(金) 22:48:17 ID:Fn4KvQRX
こんばんは!昨日来なくてごめんなさい
sageてなくてすいませんでした!
今日こそは新婚月森を投下しますね♪
聞いてばかりでゴメンナサイ専ブラって何ですか?
どこにも専ブラって書いてないんですけど・・・??
768 :
蓮花:2007/08/31(金) 22:59:48 ID:Fn4KvQRX
あ、誰もいないですか?
sageと専ブラを覚えてからまた来てね
投下まだ〜?
771 :
火原和樹:2007/09/01(土) 00:48:06 ID:AhP4sHsa
こんばんは!火原和樹です。
あれ?変な所に迷い込んじゃったみたい?
おーい(^o^)/香穂ちゃーん!!みんなーどこにいるのー?
うわっここおれしかいない?おれ一人で何やってるんだろう?!
…実はさ、さっきから香穂ちゃんのこと考えててたらさ、胸がドキドキして体が熱くなってきちゃった。
どうしよう?!
[これからのレスに対して火原が体を張ってレスします。どんどん誘ってください]
一応
>>1に
・雑談、なりきり、SSエロ萌え妄想なら何でもOK
ってあるけどな…
いくら1に書いてあっても夏厨はお断りします
蓮花もお断りします
秋の気配が近づいて全裸の肌もさらりとしてきましたね
イガグリの上にダイブしながら投下待ち
もちろん全裸で
そういやネオロマのスレはあるけど他の肥ゲーのスレがねえなあ
大航海時代スレがあったけどいまいち盛り上がらないで落ちちゃったし
激しくオルドが読みたいぜ
ジルオールもあるよ
基本的なこと聞いて良い?
今一行30文字前後で打ってるんだけど、
本来は大体何文字くらいが読みやすいんだろう?
あと500行を余裕で越える長文の場合、
分けて、時間(例えば1日ごと)をおいて
投下した方がいいのかな?
わけなくていいと思うよ
どうせ過疎スレだし
>>784 一行40文字、1レス50行くらいが多いかな。
500越えてるなら分けた方が読みやすいと思う。
>>785 自分は大体、45字前後で改行してるよ。
それでだいたい300行越えぐらいになることが多いけど、
あまり気にせず投下してる。
30字×500行ぐらいでも別に「ながっ!」とは思わないから、
まとめて投下でいいと思う。1レスに50行つめこめば10レスちょっとで済むわけだし
788 :
787:2007/09/02(日) 21:39:29 ID:4LLLpPkX
500行くらいなら、1回投下でいいと思う。
790 :
784:2007/09/02(日) 22:18:21 ID:l42dpSeu
>>790 書き手スレとかで聞けばいいのに空気嫁ない誘い受けウザ
当たり前のことだろ。
ここ以外に聞くべきスレがいくらでもあるのに馬鹿かっつの
日付変わるまでのID:tsSyC2xPはカルシウム取って少し落ち着くといいと思うよ
エロ投下と思って覗いたらこれで腹立ったんだろうけど
数レス程度の話いきり立つ程じゃないじゃん
>>791 そんなに月日が嫌い?スルーしてよ大人なら
>795
おまえが嫌い
お局みたいのが多いスレですね
>>797 そういう人たちによって職人が追い出されていきましたから
寧ろネオロマでエロ許さんって人間が
わざと暴れて追い出したのかとすら思う時もある
>>1を読んで他の神の投下の仕方をよく見ていればわかる範囲
教えて君になる前にググるってことでいいんじゃねーの?
それでもわからんかったら該当スレ探すとか、面倒でもやってほしいけど
どーよ?
>>799 どうよって言われてもさ、100も200も消費するわけもない
単なる数レス程度で終わるに目くじら立てて
口汚く突っかかる方がどうよって思うけどな
蓮○とか明らかにアレなのはともかく、普通に投下した物は
内容は置いて後書前書を即批判、何か書き込めば
誘い受け誘い受けと叩く
書き手は文章だけ投下するロボットじゃ無いよ
>>799 無いよって言われてもさ、100も200も消費するわけもない
単なる数レス程度で終わるルールも読まずに
うざい予告する方がどうよって思うけどな
要するに「投下するならさっさと投下しろ」ってこと?
読む人の好みは置いておくとして。
>>801 リンク先間違ってね?
ちょっと上のやりとりなんか、この板の他スレじゃ
しょっちゅうあることだろ
それを誘い受けだとか言う根性の曲がり具合が怖いっつーの
てめー等で叩いて神を遠ざけといて、投下が無いだの、
裸で待ってるだの、馬鹿じゃね
>>802 だから、
説明書きとNGワードをちゃんと書けって
>>1で言っている訳じゃん。
それさえちゃんとしていてくれたら、読み手の判断でNGワードで弾く事もできるし。
>1を読めばわかることを訊いてくる奴は、普通にウザイと思うよ
しかもここは大人板だ
リア厨なら「子供だから仕方ない」と思えるが
「大人だろう、空気嫁」と
夏休みは終わってないのかよ
まあ、言わんとすることは分かるんだが
あまり杓子定規にならんでもいいとは思う
投下予告や質問する人にしても、それに応答する人にしても
コミュニケーションを楽しんでるって気がするんだ、自分はね
事務的なだけのやりとりや、罵り合いよりはそういうほうが
よっぽど微笑ましくて自分は好きだな(´・ω・`)
ましてやこんだけ過疎ってれば尚更…
ま、どうしても気に触るなら、予告や質問は一律スルーすべしとか
ルール化すればいいと思うけど、みんなが従うかどうかは分からんなぁ
て言うかさ、このスレの読み手だか自治厨だかって一体何様なのさ
SS投下されればあら探しで、あまつさえ二度と来るなって
レスもするくせに自治は出てこない
でも書き手が質問すれば誘い受けすんなって、
誘い受けってのは『○○だけど投下しても良いですかぁ?』
って奴で、この板じゃなくてこのスレに対しての質問すら
誘い受け誘い受け、って何ソレ
上のレスじゃ無いけど、書き手は読み手が満足するエロだけ投下しろ、
満足しなきゃフルボッコ? 書き手はお前の欲求不満晴らす相手じゃねぇ
1決めた時その場に参加してたけど、あくまでも書き手読み手は
同じ立場でってことで決めたルールだろ
自治って何でもかんでも気に入らないこと叩けば良いってもんじゃない
SS投下ばかりか、萌え話すら殆ど無くなった現状、
もう少し良く考えろよ
808 :
765:2007/09/04(火) 20:43:41 ID:QsXtgh2c
1を読み返したんですが
誘いうけに関する定義、注意書きは見つかりませんでした。
誘いうけイラネ なんていわれるのって悲しいと思うので
きちんと定義付けていただけたらみんなもっと気軽に書けるんじゃないでしょうか
1読めっていわれても・・・
『○○だけど投下しても良いですかぁ?』
なんていうレスにまったく必要性を感じないんだけど
KY
>>809 だからそれが誘い受けだっつーの
そういうのが続いたから誘い受けウザイって言われてただけだ
今みたいな書き手の質問全てに誘い受けなんて絡むのは
オカシイって話だって
>765
自分で答えだしてるじゃん
>○○書きます NGワードは○○です ってかいてすぐに投下すればおk?
聞く必要あるの?
あと、過去ログこのスレだけでも見てみればわかると思うよ
813 :
799:2007/09/04(火) 22:21:50 ID:NOVEpIUr
偉そうなこと書いてごめん
空気読めない奴ら(一部の大人未満)が空気読めないレスしてると思い込んだ
空気一番読めてないの俺でした
荒んだ空気にして本当にごめん
引用させてもらいつつ勝手に付け足したけど、これ次のテンプレに
追加してほしい案なんだが、どうか。
-------
読み手
・作品の文句・添削は慎む
・キャラ叩きはすんな(○○イラネ■■書いて!等)
書き手
テンプレに沿って投下してください。
mail欄に[sage]を入れること
・キャラ崩れ 有り・無し / 顔文字、///、v等の記号を使用 有り・無し
・投下前・後の誘い受け(○○投下していいですか?感想ください等)はウザがられます。
・投下して反応がなくても泣かない。
・本編の前に、注意書きさえしていれば数字以外なんでも投下おk
※ 注意書きがあるものには、文句はいいっこなし!! ※
------
あと、なりきりは別板(>773)でやってもらう?
>1に載ってるが、そうするなら消した方がいいね
>>814 注意事項のテンプレだけ増やしても
今の状態じゃどうしようも無いと思うんだけど?
現状、テンプレがあることで正義感に燃える自治したがりに
気に入らないもの排斥させる口実与えてるように見えるよ
勿論以前の誘い受け沢山状態もアレだったけど、
それでもそれ以上に作品投下が多かったし
つーかテンプレ読まんだろ、ちょっといっちゃった人達は。
だね
誘い受けする奴なんて日本語不自由でコミュニケーション不全のヒキだろうし
今のテンプレで十分。
変な規制増やしても、よくなるどころか廃れるだけだよ。
でもさーそろそろマジに改善策考えねー
荒れたりもしたけど長文投下とかでみんなで盛り上がれた頃が懐かしい…
>>817 そんなふうにいうから投下がないと思う。
コミュニケーション不全なら誘うこともしないんじゃね?
2ちゃんに慣れてない人が馴れ合いっぽい書き込みしちゃう延長が誘い受けだと思う。
そういうのがここでは好まれてないんだよって1に書いておくか
なれてないっぽい人の誘いうけ的な投下にはやんわり示唆してあげるかすれば
よっぽどのDQN以外は一回で直ると思うんだ。
それを誘いうけイラネで片付けちゃうから空気が殺伐として、投下しづらい状態になってる。
私はテンプレ改変は新しい書き手さん増やす意味でいいと思うけどね。
あと誘い受けの定義が、一部の人があまりにも厳しいと言うか……。
何度も出てるけど書き手側からの質問全て誘い受けって感覚
かなりおかしいと思うんだけどなぁ。
>>1読むってのは基本だけど、疑問は全て自分で調べまくって
このスレでは投下だけしろってのは、書き手側に負担過ぎじゃない?
それじゃ書き手だってメンドクセで逃げて当然だと思う
逆に「誘い受けだ」って発言のほうをスルーすべしってのもありかな
無視すればいいのに、空気悪くするためにレスしてるとしか思えない時がある
新着レスが増えてたから、何か投下があったのかとオモタorz
久々に来たんだがよくわかんね
ずっといるけどよくわかんね
いつから投下がないのか……
乙女ゲーのスレに統合したら?
ネオロマは嫌われてるから統合拒否されると思うよ
こういうの間口広くワイワイやるのが醍醐味だろうに
厨だのDQNだのヒキだの嫌われてるだのテンプレをどうのこうのと
ちまちまちまちま文句やネガな事ばっか言ってりゃ書き手はサイトにこもるわな
正直、ヘタレっつかト書きオンリー記号乱舞みたいのは目にもしたくない
このままでいいと思うけど
そんな事いわないでください///
826
よそのエロパロスレで遙かSSあったぜ。
弁慶の。
とりあえずまともな投下を希望
まともなのをね
自分で書けばいいのに・・・
SS書くスキルは無いが萌ネタなら欲望の数だけある!
835 :
ナダレ:2007/09/12(水) 11:05:56 ID:52BjBghQ
コルダ、月森×日野で投下します。
・月森が大変壊れ気味です。
・少女漫画です。
・エロくないです。が、健全でもないです。
苦手な方は、回避願います。
NGワードは【ナダレ】で。
ところでここ、長い話を分けて、投下ってOKでしょうか。
俺は、ただひたすら、自分の行くべき道を歩んできた。
目指すべき場所は遥か遠く、しかし少しでも早く、そこに近付きたくて。
だから必死に、己の技術を研鑽し続け――気が付けば、独りだった。
別に、いい。
遊び方が分からない。
親友と呼べる存在がいない。
それらを指して、周囲は俺を寂しい奴と評価する。
しかし俺からすれば、それらは努力の証。
恥じることなどない。
――ない、が。
最近は少し、己を歯がゆく感じる。
日が落ちて数時間のち、月森は学園の廊下を歩いていた。
消灯は既に済み、周囲は薄暗い。
早く帰ろう。そう急ぐ足先で、ある一室の扉が開いた。
「わっ、もう暗いですね」
「ああ、うっかりしていた。もうこんな時間か……。」
開いた扉の隙間から、聞き慣れた声が漏れてくる。
「………。」
月森は軽く唇を噛み、足を止めた。
音楽科教棟にある「練習室」。そこから出てきたのは、
月森の友人である日野 香穂子と、先輩の柚木 梓馬だ。
「あっ、月森君。月森君もまだ残ってたんだね」
「こんばんは、月森君」
日野は無邪気に、柚木は優雅に、それぞれ声をかけてくる。
月森は仏頂面でそれに応えた。
「……おつかれさま。精が出ますね」
言ってから、月森は自分の声が妙に尖っていることに気付き、
心の中で舌打ちした。
そんな彼の機微に気付くことなく、日野たちは気安く話しかけてくる。
「ふふっ。なんか夢中になっちゃって。ね、先輩」
「うん。今日は、特に調子が良かったからね」
そこまで言うと、柚木は月森に、ちらりと視線を這わした。
「日野さんは、しごき甲斐があるから――とても楽しいよ」
「……。」
成績優秀で、運動神経抜群。
教師やOBからの信頼も厚く、後輩からの人望も集める。
――そんな完璧な男が、実は、いやらしい棘を持っている。
最近それでちくちく刺される月森は、柚木の緩やかな変化に戸惑っていた。
――自分が知っている柚木は、例え表とは違う裏の顔を持っていても、
それを決して人には見せなかっただろうから。
――そして、これは牽制なんだろうな。
今、彼と寄り添う少女を独占するための。
しかし当の日野は、男たちの静かな戦いになど、
全く気付いていないようだ。
「もー。先輩は、本当に厳しいんだから!
今日だって私、結構泣きそうになりましたよ!」
「ふふ。これでも優しいつもりなんだけどなぁ」
「……。」
居場所がない。
だけど、譲るつもりもない。
月森がその場から動こうとしないのを見て、
柚木は小さく――恋敵にしか聞こえないほど小さく、ため息を吐いた。
「……じゃあ、僕は生徒会室に寄っていくから。
月森君、よければ、日野さんと一緒に帰ってあげてくれないかな?」
本当は、「お前、どっかいけ」くらい言いたいだろうに、
それを飲み込んだ優等生の申し出に、月森はこっくりと頷いた。
「はい」
「……二人とも気を付けてね。もう暗いから」
心の内はいかようか分かりかねるが、柚木は爽やかに去っていった。
その後ろ姿に手を振ると、日野は月森に向き直る。
「んじゃ、帰ろうか。月森君」
「……ああ」
日野は可愛い笑顔を向けてくれているというのに、
月森の気持ちは晴れなかった。
――俺は、変だ。
今日だって、熱心に練習する日野を褒めるべきなのに、
何故こんなにイライラしている?
――いや。
彼女の相手が、例えば冬海辺りだったら、
百時間でも、二百時間でも、思う存分練習して欲しいと思う。
だが、柚木なんてもってのほかだ。
というか、相手が男なら、誰であってもダメである。
そう、一分一秒たりとも、二人きりになって欲しくない。
なぜそんなことを思うのか。
その理由に気付かないフリをするほど、月森は器用ではない。
――だから、モヤモヤと悩んでいるのだ。
「でも最近、日が落ちるの、だいぶ遅くなったよねぇ」
暗い廊下を二人で歩く。
日野は世間話をしたいようだが、月森は――。
「日野は、柚木先輩と仲がいいんだな」
――直球勝負を挑んだ。
「え?」
「いや…。よく一緒にいるようだから」
「うん、えーと……。」
日野はしばし沈黙する。何か考えているようだ。
「まぁ柚木先輩も、ちょっと難しい人だから」
「――へえ」
月森の胸がどきんと鳴る。
「難しい人」。
控えめな表現ではあるが、自分が察する柚木の正体を、
彼女はとっくに気付いているということだろうか。
――つまり、それだけ、二人は親しいというわけか。
「あ、『難しい』って、別に悪い意味じゃなくて!
ほら、柚木先輩みたいなリーダータイプの人って、
きっと色々と苦労があるんじゃない?
だから、ちょっと羽目を外したいときもあるんじゃないかなぁ」
「羽目を外して…、君をからかったりするわけか?」
「はは、そうだね。私、先輩によくからかわれてるね。
犬とか猫とかにちょっかい出す感じなのかな」
「それはひどい扱いだな」
月森が馬鹿にするように笑うと、日野も笑った。
「でも楽しいよ。先輩といるのは」
どういう意味で?
月森がもんもんと考えこんでいるうちに、
日野は話題を彼自身に変えた。
「柚木先輩でも、そういうときがあるのに……月森君はすごいよね。
迷いなく、自分の目標に向かってくって感じ!強いね!」
日野が熱く語る。
――その信頼が。
今は。
「私、月森君のこと、本当に尊敬してるんだよ!」
とても痛くて。
月森が不意に足を止める。
「――君に」
「え?」
数歩先に進んだ日野が、遅れた道連れを振り返ると、
月森は――燃えるような目で、彼女を見詰めていた。
「君に何が分かる……!」
月森は、まさに吐き出すようにそう言うと、日野の肩を掴み、
そのまま彼女の体を壁に押し付けた。
「痛…!」
したたかに後ろ頭を打ち、日野は小さな悲鳴を漏らした。
何がどうなっているのか。
なぜ、月森は怒っている?
「月森君…?」
見上げた彼は、とても悲しそうで。
「ひ、の……。」
ゆっくりと降りてくる。美しい彼の――。
思わず見惚れているうちに、唇が重なった。
「!」
日野は動けず――ただ呆然と、月森の長い睫を見詰めていた。
どうして。
あの得体の知れない男のことは理解できて、俺のことは分かってくれない?
ああ、違う。
こんなのは、本当の俺じゃない。
俺は一人でも、平気だったはず。
なのに。
――なのに。
「君がいけないんだ……。」
わずかに離れた唇から、苦しそうなつぶやきが漏れる。
「私…が…?」
「君が、君が――俺に…!
孤独の意味を、教えた……!」
そうだ。日野がいけない。
だから、壊してしまえば。
彼女を壊して、俺も壊れて。
――楽になってしまいたい。
「月森、くん……。」
しかし、こんな状況になっても、
自分を見上げる彼女の瞳に信頼が宿っているのを認め、
月森はこれ以上何もできなかった。
――笑ってしまう。
自分はどこまで臆病なのか。
「…一人で帰れるか?」
月森はゆっくりと日野から離れると、声をかけた。
「えっ…。う、うん…。」
「なら、今日はここで……。――気を付けて」
そう言うと、今までと反対の方向に歩き出す。
――闇は、月森の姿をあっという間に覆い隠してしまった。
彼が消えてしまうと同時に、日野の足からは力が抜ける。
――なに…?どうして…?
ずるずるとその場に座り込み、先ほどのことを思い返すが、
彼女はいつまで経っても、納得のいく答えを出すことができなかった。
【終?】
エロくないSSスレに投下してくればいいのに
【ナダレ】書いた者です。
>843さん
すみません。キスありなんで、一般板だとアレかなーと思いまして…。
また、一応続きをノロノロ書いてたんですが、そっちにエロが入るので。
長々と書いてた自分が悪いですね。すみませんでした。
でも読んでくださって、どうもありがとうございました!
今度機会があったら、すかっと短く、エロな話を投下させていただきます!
(志水×日野とか、ちょっと書いてみたい…。
需要があるかどうかは謎ですが)
ところで、どなたか、少々長い話が書けて、
エロが入ってもOKなスレッドをご存知でしたら、
教えていただけないでしょうか?
エロがはいってるなら長かろうと短かろうとここでいいと思う。
注意書きさえちゃんとしてれば。
香穂子萌えならサロンにもスレはある。
ただし、男キャラ萌えのエロならこっちがいいと思う。
844です。
>845さん
レスありがとうございました。
>>香穂子萌え or 男キャラ萌え
自分としては、男キャラ萌のつもりで書いています。
自分は月森が好き(というか、全キャラ好きなのです)なので…。
ただ「恋に振り回される男」というのが好きなので、
各男性キャラファンの方々にとっては、不愉快な展開かもしれません。
とりあえず、図々しくも、以降に志水×日野SSを投下します。
当方の作風をご判断いただければ…。
スレ住人の方々にとって不愉快なようでしたら、別所に移ります。
スペースをいっぱいお借りして、すみません。
以降は、志水×日野SSを投下させていただきます。
・NGワードは、【メロディ】。
・この話の志水君は、ピュアではありません。
・明るい話ですが、バカップル風味です。
・できるだけ本日中に完結させますが、書き込みの間が空くと思います。
ご興味のある方は、よろしくお願いします。
ここはエロパロなんで、エロがないならエロなしのスレに書いてくれ
でも個人的にこういう少女漫画テンプレは好きなので、エロありの続きを待ってる
自分も読みやすくていいと思った、続きがあればなお良かった
エロありを読んでみたいです
スカッとひと練習終えた頃には、十七時を過ぎていた。
「あー、つっかれたー!」
大きな声でそう言うと、日野は額の汗を拭いた。
こうしてみると、文化部も運動部も大差ない。
――汗をかいた回数が、そのまま実力へ繋がるという点では。
「そろそろ下校時間だね。今日はここまでにして、帰ろうか」
「はい」
日野が明るく声をかけると、本日の相棒である後輩は、
いつもどおり、抑揚のない声で返事を返した。
志水 桂一。
小柄で、少女のような可憐な顔立ちの彼は、しかし、こと音楽の、
特に演奏技術に関することでは、己の主張を一歩も譲らない
頑固さを持つ少年でもある。
そのせいで、日野と志水は、何度かぶつかりあったこともあった。
が、お互いがお互いの才能と努力を認めているので、
禍根を残すといったことはない。――それどころか。
「あれー?開かない?」
階下に続く扉のノブを回すが、手ごたえがない。――そのうえ、開く気配もない。
何度か試みるが、扉はうんともすんとも言わず、そびえ立つのみだ。
「う、うそ……。どうしよう…!」
「どれどれ。――開きませんねぇ」
焦り出す日野に対し、志水は暢気なものだ。
閉め出されてしまった――。
この場合、日野の反応の方が正しいだろう。
まず、彼らが今いるのは、無人の屋上である。
荷物は、楽器以外持ちこんでいない。
携帯も、教室近くのロッカーに置いてきてある。
屋上の周りはフェンスで取り囲まれており、外の、
例えば校庭にいる誰かに声をかけるということも、できなさそうだ。
つまり、外部との連絡が取れない――ここは陸の孤島というわけである。
「うーーーーーん、どうしよう……。」
「まぁ、ここでひなたぼっこしてる人も少なくないし、
いつかは誰かが来てくれるんじゃないでしょうか」
「最悪、明日の放課後までは、ここに閉じ込められてるってこと?
やだなぁ、そんなの…。」
などと、深刻なんだか、そうじゃないのか分からないような軽口を叩きあった後、
日野はぶるっと体を震わせた。
「さむ…。」
季節は秋も半ば。夜になれば、肌寒い。
体を手で摺り合わせて暖を取る日野を見て、志水はひょいと上着を脱いだ。
「これ」
差し出された彼のブレザーを、日野は慌てて辞退する。
「えっ、いいよ、いいよ!それじゃ、志水君が寒いでしょ」
「いえ。僕はへーきです」
「……じゃ、じゃあ、あのね……。」
「?」
日野はおずおずと手招きすると、志水を屋上の東にあるベンチへと誘った。
二人でそこに腰掛けると、彼女は、先ほど渡された上着を、
二人の背にかかるよう被せた。
「こ、これなら……。」
「はい、暖かいですね」
志水はにっこりと微笑んだ。
彼のそんな笑顔を見ていると、現在の状況はそっちのけで、
ほっこりと胸が暖かくなる。
日野はにまにまと微笑みながら、空を見上げた。
日は沈み、夜が広がりつつある大空。
夕焼けと暗闇が交じり合い、重なった場所は、普段見慣れない紫色だ。
どこか神秘的な、不思議な色。
――志水君と、それを見てるなんて、なんだか変な感じ。
最初は、先輩と後輩。
その後に、ライバル同士。
最近は、恋人同士に。
二人の関係は、まるで今見上げている空のように、
刻々と色合いを変化させていったのだ。
――などと、感傷に浸っているところ。
「ひゃっ!」
日野は無粋な悲鳴を上げた。
――何かが、太ももに触れている。
「先輩、すごく冷えてますよ……。」
どうやら不意に現れた痴漢は、隣に座っている彼女の恋人だったようだ。
彼は涼しい顔で、日野の背中に手を回し、自分の反対側にある彼女の足を撫でていた。
「ちょ、ちょっと…。変なところ、触らないで!」
抗議するが、志水の手は止まらない。
なでなでと、いやらしさと親しさの交じり合う絶妙なタッチで、彼女の足を撫で続けた。
「スカート…短いから、こういうときは大変ですね」
「そ、そんな可愛い声で言っても、やってること、セクハラだから!!」
「ひどいです…。僕は、先輩を暖めてあげようと思ってるだけなのに」
太ももを探っていた手は、膝の下に入り込む。
志水のもう片方の手も、彼と接している側のそこへと――。
「え?」
「よいしょ」
「!」
ぐらりと視界が揺れて、日野は思わず志水の頭にしがみついてしまう。
――それが結局、彼の暴挙を助けてしまうことになるのだが。
気付けば、日野は、志水に抱き上げられ、彼の膝の上に載せられてしまっていた。
「なっ…!」
日野の背中に、志水の、決して薄くはない胸板が当たる。
日野は慌てた。背中越しに振り返り、抗議する。
「ちょ、あの…!お、下ろして!!」
「先輩の体が暖まったら、下ろしてあげます。――ん」
「!んっ!」
唇を奪われ、二の句が告げない。
普段ぼんやりして人畜無害そうな彼は、こういう場面で
抜け目のないプレイボーイと化す。
――可愛い可愛い外見の中に包まれた雄の手は、
日野を求めて、悪さを繰り返すのだ。
「んっ…。う…ん……。」
哀れな生贄が、自らの口内で暴れる男の舌に翻弄されている間、
志水の手は贈り物のリボンを解くときのように、楽しそうに、
しかし素早く、正確に動いた。
ブラウスのボタンを外し、背後にあるブラジャーのホックを外し。
そのあまりの手際の良さに――。
「ひゃっ!」
日野が、自分が大変な事態に陥っていることに気付いたのは、
彼女の形の良い胸が露になってからだった。
「や、やだ…!」
胸を隠そうともがく手は、あっさりと捕まり、背後に連行されてしまう。
日野は両の手首を掴まれているが、それを抑えている志水の手は片手で、
しかもそれをやすやすとやってのける。
「ず、ずるいよ……!志水君、普段は女の子みたいなのに…!」
「だから、男と二人っきりで、体を寄せ合ってたっていうのに、
先輩は油断してくれたんですか?
だとしたら、こういう外見に産んでくれた親に、感謝しないといけませんね」
このしたたかさ。
日野は志水のことが、時々分からなくなる――。
「そ、それに、こんな格好…余計、寒いよ…!風邪ひくよ!!」
「本当に?」
背後の志水が、笑ったような気がした。
――嫌な予感がする。
そう思った瞬間、日野の胸元は志水の手に襲われた。
「っ、ふぁ…っ!!」
「――熱い、ですけど?」
「うっ…。」
日野は唇を噛んだ。――彼の言うとおりだ。
こんな恥ずかしい格好をしているのに、体は熱い。
――そんな自分が嫌だ。
そう自己嫌悪に陥る彼女の、桜色の乳首を、志水の指は遠慮なく苛む。
「あっ、やっ、やあっ……ん」
「先輩、可愛い…。」
日野の乳首が十分に勃ち上がるのを認めると、志水は指を下に下ろしていった。
同時に、彼は自分の足を開いた。
当然、その上に載っている彼女の足も、その動きに引き摺られる。
つまり――。
「やっ、やだ!」
「暴れると、落ちちゃいますよ、先輩」
抵抗するが、男の膝の上というアンバランスな位置に加えて、
両手も使えないのだ。
日野はこうして、大きく足を開かされた。
「やだ…!こんな格好、恥ずかしいよ…!!」
「大丈夫。ここに誰もいないのは、先輩も知ってるじゃありませんか」
「で、でも!急に誰か来たら!!そしたら…!!」
「そしたら……。」
志水はしばらく考えた後、
「――終わるまで待っててもらいましょうか?」
と、いけしゃあしゃあと言ってのけた。
「ばっ、馬鹿ぁ!志水君の馬鹿!!」
以降続く罵詈雑言を唇で塞ぎ、志水は上機嫌で日野の股間をまさぐり始めた。
「んっ!うっ!……うぅっ…!」
彼女から怒りが消え、戸惑ったような、甘い吐息が漏れる――。
志水は唇で直にそれを感じ、激しい興奮を覚えた。
今、彼を包むのは、雄の支配欲そのものだ。
「下着、濡れちゃってますね……。脱ぎますか?」
「………。」
「もっと触って欲しいでしょう?」
「………。」
日野は男を跨いだまま、ベンチに膝を着き、中腰になった。
そして、志水がスカートを下ろし、次に、下着に手をかけても――
彼女はもう抵抗しない。――だが、その表情は、どこか悔しそうだ。
「先輩、怒らないで」
「怒ってない…。」
「じゃあ、いつもみたいに、セックスを『承知する』って言ってくださいよ」
「いつ私が、そんな言い方をしましたか!!」
場を和まそうと言ったことだったが、かえって怒らせてしまったようだ。
真っ赤に染まった頬に口付けをすると、志水は再び日野を自分の膝へ載せた。
そして愛撫を再開させる。
「う……はっ、あ…!やっ…。」
――志水の指を体内に受け入れ、快感に全身を焼かれながらも、
ふと冷静な自分がいた。
この寒空の下、下半身丸出しで何をやってるんだろ?
馬鹿みたい。何これ。ベタなAV?
日野の感想を知ってか知らずか、志水は淡々と彼女を追い詰めていった。
こりこりと固くなった乳首を摘み上げ、淫核を円を描くように刺激し――。
――そして。
彼の望むように、反応する私は。
きっと彼の、彼だけの楽器。
だから、彼が望むだけ、乱れていいはず。
――いやらしい声を、言葉を、聞かせてあげる。
日野の体をよく知る指は、彼女を簡単に絶頂に導いた。
「ああっ!」
ぐったりと志水の背に寄りかかると、彼が頬をすり寄せてくる。
「先、輩……。」
「――うん、いいよ……。」
志水は自らのズボンと下着を一緒に下ろした。
途端、張り詰めた彼自身が、勢い良く飛び出す。
「ん……。」
志水に背中を向けたまま、日野は彼をゆっくりと飲み込んでいった。
「うっ……ああっ!!」
「ん…っ」
根元まで己を納めると、志水は律動を始めた。
日野には動く余裕も、技術もない。
――こういうことだけは、絶対に、彼に勝てない。
「あっ、お、大きい…よ…!」
「だって…先輩、させてくれないから。たまって…るんです」
「だ、だって!す、する所、ないし…!それに、こういうことするくらいなら、
お互い、楽器のれ、んしゅうした、方が…!んんっ…!」
日野は本当にそう思っていた。そして、彼も、それを望んでいるのだと。
「………。」
志水はそれに反論するかのように、動きを止めると、日野の足首を掴んで
それぞれ外側に開いた。――結合部が露になる。
誰もいない空間に見せ付けるかのようだ。
「!!!!しっ、志水君…!やだっ!こんなの!!」
「――確かに僕は、チェロが大好きで、演奏しているときは幸せです。
でも、先輩のことは、また別の次元の話です」
「し、みずくん…。」
「僕は先輩のことを愛してます。だから、こういうことをしたいのに……。」
そこまで言うと、志水は腰を突き上げた。
「うあっ!」
強烈な刺激に、日野の息が詰まる。
それでも志水は、普段の温厚さが信じられないほどの凶暴さで、日野を攻め立てる。
「先輩が、そういう意地悪を言うなら――僕とのセックスより、
楽器を弾いている方がいいっていうなら、僕は毎日あなたを襲います」
「し、みず、く…。だ、め…。激し、過ぎる…!!」
「そして、そして――あなたにも分からせてあげる。
音楽によってもたらされる幸せと、好きな人によってもたらせる幸せが、
どちらも尊く、素晴らしいものだって…!」
日野の泣き声に耳を貸さず、志水は腰を動かし続けた。
――彼も分かっているのだ。
日野の内側は、決して拒んでいない。
むしろ、貪欲に大胆な刺激を待ち望んでいることを。
――禁欲に耐えていたのは、彼女も同じだったのだから。
「ふふ、放課後が…楽しみ…です。練習室でっ…、音楽室で…っ、
講堂とか、観戦場とか、もちろん、ここでも……!
毎日毎日、先輩を…!ははっ……。」
耳元で聞こえるサディスティックな声。
――清水君じゃないみたい。
だけど、間違いなく志水君。
――大好きな、大好きな、彼。
恋人のストロークにあわせ、日野も稚拙な動きを返す。
そう。私は楽器。彼だけの楽器。
――だから。
「うんっ、いいよっ…!して!毎日、してぇ!!
大好き、志水君!!志水君!!好きなのっ!好き…!」
「――香穂…先輩!!」
志水が日野を強く抱きしめた次の瞬間、彼女は自分の奥で、
大きな爆発を感じた。
「あっ……。志水…君…。」
唇を恋人に預けながら、日野も再び達した――。
――結局、二人が屋上を脱出したのは、あの交合から三十分後のことだった。
見回りに来た金澤によって、救い出されたのだ。
屋上の鍵は、校舎側部分が壊れていたらしい。
幸いなことに、旧式の簡単な錠前だったから、今ある工具で取り外すことが
できたとのこと。ひとえに金澤に感謝である。
「しっかし、あやしいなぁ〜?若い男女が二人っきり、夜の屋上で…なんてよ?」
「………。」
金澤の冷やかしは、実際のところ事実だったので、日野は黙りこんでしまった。
「――別に、ふつーに練習してました。冷たい夜風には、音がよく響くんです」
そう。
それでこそ、志水君だ。
「ちぇ。まったく、お前さんたちは、色気がなくてつまんないなぁ」
とぼやきつつも、金澤も満足げだった。
そう。
彼だって、志水ならではの模範解答を期待していたに違いないから。
「――本当に、夜風は、想像もしなかった音を、導き出してくれます」
階下へと続く階段を下りながら、志水はしみじみと繰り返した。
「?」
不思議そうな表情を返す日野に、彼はにこりと笑いかける。
「毎日、なんて。了承してもらえるとは思いませんでした」
「!!!」
「じっくり、練習しましょうね。…ね?」
――その後、日野が、その種の技術向上を強いられたかどうかは、定かでない。
【終】
長々と失礼致しました。
志水攻め同志の方は、志水のエロ台詞を、あの声で想像していただけると、
書き手冥利に尽きます…。
ありがとうございました。
>>849-856 乙。「承知する」に吹いたw
でもNGワード指定とかルールは守ってね。
心おきなくGJしたいよ。
858 :
857:2007/09/12(水) 21:14:43 ID:My4rCDrq
あ、ごめん…
注意書きあったね、見落としてた。
マジゴメンorz
作風を判断するというよりも、
その長いあとがき・感想に対するレスが
住人にとって我慢できるかどうかの判断だな。
849-856を書いた者です。
>857さん
いえ、こちらこそ、すみません。
当方が、SS投下する直前に注意書きを入れれば良かったのです。
変に間を開けてしまって、申し訳ありませんでした。
読んでくださってありがとう。
849-856の件は、このレスにて終わりにします。
またエロ萌えが沸いてきたら、こそりとSS投下させていただきます。
それでは。
……………
自重しろ
以上
>860
志水好きなんで、嬉しかったよGJ!!
またの投下を待ってるよ。月森の続きも。
>>860 激しく萌えさせて頂きました!
また投下お待ちしてます
>>860 黒い志水くん降臨で禿萌えしました。もちろん、あの声が脳内に…!
GJです。次回作もお待ちしてます!
なんだこの痛いレスの数々はw
まぁ俺が一番キモイけどな。
872 :
【注意書き】:2007/09/17(月) 18:12:41 ID:M0++mGwv
>>871さん
いや、連休最後の日だというのに、どこにも行かず、
エロ文書いてる私こそが一番キモイです。
コルダ、土浦×日野でSSを投下します。
・NGワードは、【キスより簡単】。
・明るい話ですが、バカップル風味です。
・「月森をバリバリに意識している土浦」という設定ですので、
そういう関係が苦手な方は、回避願います。
よろしくお願いします。
日野は、ある日、ふと思い出した。
以前、友人兼ライバルである、ある人物に、「指を大切にしろ」と
言われたことがある。
確かに、ヴァイオリンは繊細な指運びが問われる楽器だから、
日野は彼の忠告を素直に聞き入れた。
そして、今になって、こうも思う。
指を大事にする。
それは、楽器を扱う者におしなべて言えることではないだろうか。
――特に、今、自分の側でくつろいでいる、この男には。
「土浦君」
「んー?」
名を呼ばれた彼は、読みかけの雑誌から目を離すことなく、
返事をした。
――日野と土浦が恋人同士になってから数ヶ月後のある日。
土浦の自室でのことである。
「前ね、ヴァイオリニストは、指を大事にしなさいって言われた
ことがあるの。
でもそれって、ピアノを弾く人にも言えることだよね」
「………。」
ベッドの上にうつ伏せに寝そべり、雑誌をぺらぺらとめくる土浦は、
しかし彼の視線は紙面を素通りしている。
――誰が、何を言ってたって?
その名は、「L・T」。
彼女の話に出てくる「ある人」とは、自分と犬猿の仲の
某ヴァイオリン弾きに違いないだろう。
――そうだ。
「指を大切に」なんて気障なことを言ってのけるのは、「L」なんて、
日本人の名前にはありえないイニシャルをわざわざ使用する、
あの男以外にいまい。
――いいじゃねえか、ふつーに「R」と書いときゃよ!
しかしそうなると、自分のイニシャルとかぶることになり、
それはそれで嫌なのだが――今はそういう話ではない。
土浦は苛立ちそのままに、雑誌のページを荒々しく繰るが、
日野はそれに気付かず、暢気に話を続けた。
「だよね?やっぱ演奏家にとって、指って大事だよね!」
「…………。」
「それなのに、料理とかして、大丈夫?」
――今更。
自分の指を労わらないピアニストなんて、いるわけがない。
だから日野の話は、土浦にとって、本当に今更の話だった。
そのうえ彼女は、自分の大嫌いな男の話を引き合いに出している――。
――んなことは、分かってんだよ!!偉そうに!!
「L・T」本人に説教されているような錯覚に陥ったのか、
土浦はつい声を荒げた。
「うるせーな!ほっとけよ!!
第一、料理が趣味っつー音楽家は腐るほどいる!!
レシピ本出してる奴もいんだろ!知らねえのかよ?」
「え、そ、そうなの…?」
「そーだ!――人の意見にすぐ左右されて、知ったかぶりすんな!」
「……そういうわけじゃなかったんだけど。ごめん…。」
それきり日野は黙り込んでしまった。
――ああ、もう。
「あいつ」が絡むと、すぐにこれだ。雰囲気が悪くなる。
土浦は気まずくなった空気を払うように、乱暴に雑誌を投げ捨てた。
「おい、悪かったよ。言葉、キツかった」
「――ううん」
「こっち来いよ」
「――うん」
とりあえず仲直り。
だがベッドに上がってきた日野は、なんだかしょんぼりしている。
――土浦にだって、分かっている。
日野の先ほどの話に別に深い意味はなくて、
「無闇に指を使っちゃダメ!危ないよ!めっ!」
「日野は心配症だなぁ、ははは」「うふふ」的な展開を期待していたのだろう。
そう。自分との会話の糸口にしたかっただけなのだ。
土浦だって、指を〜云々の話をしたというのが「L・T」――いや、
ずばり月森じゃなかったとしたら、もう少しはぬるい台詞を返せただろうに。
――まったく月森は嫌な奴だ。
そして自分と二人っきりだというのに、そんな男の話題を出す、
彼女ときたら――。
おさまったはずのイライラが、土浦の中で再燃する。
当の日野は、土浦の胸に寄りかかり、彼の手を取った。
「……。」
彼女は何か言いたげだ。――まだ月森の話を続けるつもりだろうか。
これ以上、あいつの話をされたらキレる。
間違いなく、キレる。
土浦は日野に先を言わさないために、彼女を後ろから抱きしめた。
「確かに、無駄に指を使うのは良くないかもな」
「え?うん…。」
「じゃあさ、俺、今日は、指、使わない」
「ん?え?何に?」
「お前なー」
土浦は、日野の体に回した腕にぐっと力をこめ、彼女の耳元で囁いた。
「このシチュエーションで、『何?』って聞き返されるほど、
経験ないっけ?俺たち…。」
「!」
日野の体がびくっと震えるが、土浦はそれに構わず、
彼女の首筋に唇を落とした。
「や……。」
日野は反射的に、自分を抑える男の腕をはがそうともがくが、
力で敵うはずもない。
その間も、太い舌が、うなじから肩へ這っていく――。
「や、や…!くすぐったい…!」
抗議しようと振り返った彼女の唇に、齧り付いてやる。
と言っても、もちろん歯は立てず、代わりに舌を捕らえ、
ねっとりといたぶってやった。
「ん…うぅん……。」
瑞々しい唇を存分に堪能してから離れると、日野の瞳はとろ
んと溶けそうになっていた。
「――俺、指使っちゃダメだからよ」
「え?」
「服、自分で脱いでくれないか?」
「………。」
日野は土浦の言葉に従い、ゆっくりと自らの衣服を取り去っていった。
「――あと、俺のも脱がせてくれよ」
「え?」
「ほら、俺、指、使えないだろ?」
「………。」
日野の表情に一瞬だけ戸惑いが見えたが、結局彼女は土浦の要請に従った。
生まれたままの姿になった二人は、ベッドでゆっくり絡み合う。
しかし、ここでも「ルール」は生きていた。
指を使わず、愛撫は口で、だけ。
土浦は、日野の形の良い胸を口に含み、乳首を舌で転がした。
「んっ、あ…ん」
「悪いな。もう片方も触ってやりたいけど、指は使えないし。
口は一つだけだからなぁ」
「も、もう…!!」
そんな軽口を叩きながら、土浦は日野の全身に口付けていった。
胸、腹、腕、太もも。
唇が触れた箇所は、桜色に染まっていく。
――そんな丹念な愛撫を繰り返すうちに、土浦の心は
日野を愛おしく思う気持ちで満たされていった。
「日野…。可愛いな、お前…。」
「嬉しい…。ありがとう……。」
人が聞けば、どれだけ恥ずかしい台詞だろうか。
しかし今は二人きりだからいいのだ。
「足、開いてくれないか?」
「う……。やだ……。」
それはさすがにすぐには聞き入れられないのか、
日野はもじもじと身じろぎした。
「いや、ほら、俺――。」
「――指が使えないからって言うんでしょ?」
「正解」
「もう……。変なこと言うんじゃなかったなぁ」
そうそう。そうやって反省すればいいのだ。
土浦は内心ほくそ笑む。
そして――。
おずおずと開かれた足の奥にある彼女の中心は、
しっとりと濡れていた。
「うわ、すげ。いつもより濡れてないか?」
「だって…。土浦君が、いっぱいキスしてくれるから…。」
「ふーん。ああいうのがいいのか…。」
秘部をぺろりと舐めると、舌先に小さな突起を感じた。
「ふあ…っ!」
日野の体がびくりと反る。――今までの反応とは明らかに違う。
土浦は玩具で遊ぶかのように、楽しげにそこを攻めた。
「ひゃ、やっあ…!そこ、だめ……!」
「気持ちいいくせに…。嘘つくな」
閉じようとする足を己の体で防ぎ、しつこく舐める。
舌全体を使ってだらだらと絡めたり、舌先でつついたり――そのうち、
日野の反応は大きくなっていった。
「あっ、あっ、あっ……!だめ、だめだめ…っ!
そんな、の…、も…だめだよっ……!」
「お前…すげえ、やらしい声…。」
我慢できないと訴える切なげな嬌声は、逆に、
彼女を翻弄していると思われた男を追い詰めていく。
「――いけよ…!」
次の瞬間、日野は大きく体を震わせた。
「う、ああああっ!!」
土浦は例のルールを忘れ、達した彼女の秘裂を指で左右に開いた。
いつも己を埋める小さな膣。その口からは、愛液がとろとろと滴り落ち、
男を誘っている。このうえなく、いやらしい光景――。
「――日野。入れていいか?」
「うん……。」
その言葉に甘え、土浦は避妊具を着けると、すぐに日野の体に伸し掛かった。
「んっ…。」
挿入を終えると、彼女の中の心地良さに、思わず声が漏れる。
「気持ちいい…?」
「ああ、すごく…。すぐイっちゃいそうだ」
「いいよ。イキたいときにイって…?」
そうは言っても、土浦にだってプライドがある。奥歯を噛み締めて何とか耐えていると、
日野は、ベッドで自身の体を支えている彼の手に触れた。
「…?」
彼女が自分の手をどうかしたいようなので、土浦は前屈した背を垂直に戻し、
体は膝で支えるようにした。そして、腕は日野に預けてやる。
――彼女は土浦の手を取ると、そっと頬擦りした。
「どうした…?」
「ううん…。さっきの、指を大切にしてっていう話の後、
ちょっと嫌な雰囲気になって…土浦君に抱っこされたじゃない?
そのとき、土浦君の指のこと、考えちゃって」
繋がりあったまま、淡々と彼女は語る。
「なんかね、いっつもどんな風に触られてるかなんてことまで考えて、
一人で勝手に興奮しちゃった。――あはは、私って、変態だね」
「日野……。」
いつもは清純な彼女がそんなことを言うと、輪をかけていやらしく聞こえる。
そのうえ、健気だ。
「土浦君、大好き。土浦君の指も、大好きだよ…。」
そう言うと、日野は土浦の指を口に含んだ。
「……ん……。」
「あ…!」
小さな舌が指をちろちろと這うたびに、土浦の全身には電流に似た感覚が走る。
不思議だ。
彼女が今愛してくれているのは、自分の体の総面積から比べれば、極小なのに。
いや、そりゃそうだ。
敏感だからこそ、音楽家にとって要となる器官なのだから――。
「好きだよ、土浦君」
そう言って、無骨な自分の指をしゃぶってくれている日野が。
その唇から漏れる、愛のささやきが。
――あまりに可愛くて。
「日野…!!」
土浦は猛然と腰を動かし始めた。
快感でいっぱいになる頭の片隅で、料理をやめることはないけど――
でも、気を付けるようにはしよう。
彼は、そう思った。
――「物は言いよう」という話である。
【終】
(1)で意図せぬ改行が数箇所入ってしまい、
見苦しくて、申し訳ありませんでした。
リアルタイムきた!
>「無闇に指を使っちゃダメ!危ないよ!めっ!」
>「日野は心配症だなぁ、ははは」「うふふ」的な展開を期待していたのだろう。
に吹いたww
少し大人気ない土浦が高校生っぽくて、すげー萌えました。GJ!
>872
GJ!!
>――いいじゃねえか、ふつーに「R」と書いときゃよ!
土浦らしくていいな!
土浦心せめぇwwwwwww
心は狭いがなんだかんだ言って日野に甘い土浦に萌えましたw
GJ!
ああ…これは、いい…
久々に良い土日SSが読めて満足ですた。
また甘い土日書いて下さい。
すげー萌えた。
886 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 00:29:36 ID:cBVbmMmb
ちんこも器も小さい土浦よりも需要のある月日書くびき
>書くびき
噴いたwwwwwwwwwwwwww
きっと886は
し、しかたねーな!お、俺が月日書く(#^ω^)ビキビキ
っていいたかったんだとおもう
889 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 11:03:01 ID:0Jn7cFBu
久しぶりに甘い土日をありがとうございました。
GJ
(#^ω^)ビキビキ
こんなゴミにGJだと?土日厨は自演しすぎだゆ
こんに需要ないのにGJとか嘘つきなよ
893 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 03:43:51 ID:XWU1DPBn
ここまでいくと月森厨装った荒らしだな
>>803 同意だが、そう思うなら一緒にスルーしようぜ!!
>>894のテンプレのようなドジっ娘ぶりに多少の萌えを抱きつつ、
片づけられない男(25)の部屋で投下を待つ。
全裸で。
どなたか遙かのエロをくださいおながいします
ほらよ。
弁慶「ふう、最後の仕上げにとりかかりますよ。我々がここに来た痕跡を消しなさい。
あなた方は、この陣地に火矢を放ちなさい。念のために、源氏どもがしんでいることも確認しておくんですよ。
平家武者「さっさと歩けッ!!
平家武者「弁慶様、白龍の神子です。まだ息がありました。
弁慶「フッ。しぶとい女性(ひと)ですね。
望美「・・・・・・こ、殺せッ。はぁ、はぁ・・・・・・
弁慶「死に損ないの分際で命令するつもりですか!
よぉし、この女はおまえたちにくれてやる。好きにしろッ!
平家武者「さっすが〜、弁慶様は話がわかるッ!
後白河法皇「さわらないで・・・・・・
・・・お願い、やめて・・・・・
>898
見覚えがある科白なのに思い出せないと思ってぐぐったら…
あれか!!GJ!
>後白河法皇「さわらないで・・・・・・
> ・・・お願い、やめて・・・・・
元ネタ知らんが、ここ意味わからんくてふいたwwww
まったくオズ様は話がわかりすぎて怖いぜ!
オウガはネタの宝庫だからいいよなw
よぉし、この女はおまえたちにくれてやる。好きにしろッ!
でググると大抵出てこないか。
ってか、何故弁慶。
投下待ち待ち。全裸で待ち待ち。開脚前転して待ち待ち。
全裸で開脚前転w
おい、ちんこでほっぺたぐりぐりするのが似合うキャラをあげれ。急げよ。
セルフ○ェラならぬセルフグリグリか
全裸で金を撫でつつ、気だるそうにオゥケイ連呼して待機。
全裸で金にまたがり、先陣をきって駆け、
人間どもに一矢報いながら『生きろ。』というキャッチコピーで待ち。
ヤスで想像してしまったんだがwww
ちょw金カワイソスwww
全裸でヤスを肩に担ぎながら扉を押し開けつつ待機
>913旦那いけねぇ、死んじまうwwww
姐さん方は今アンコールを叫ぶのに忙しいか
自分もだがw
全裸でコールしてくる
解禁までにかくぞー
>>915 期待しすぎてトイレにも行かないほど期待。
ここで空気を読まずに 遙か 弁慶×望美 投下します。
・シチュは名目上は怪我の手当て。
・触ってるだけなので、そうはエロくないです。
・苦手な方はNG指定を 背の君 にして下さい。
918 :
背の君:2007/09/24(月) 15:36:21 ID:b9u4PasH
望美の世界では、それを『レース』と呼ぶ。
まさに繊細なレースのような、緑生い茂るシダに縁取られた泉があった。
水面はさざなみひとつなく、鏡面のように世界を逆さまにして映し込んでいる。
そのほとりに望美は伏していた。息は荒く、額には珠のような汗。
目はきつく閉じられ、呪縛が身を苛むのに耐えていた。
この地、熊野にも怨霊は巣くう。
魑魅魍魎どもと混戦し、うち一体にトドメを刺そうと深追いするうちにここへたどり着いた。
一体の怨霊が人界に及ぼす甚大な被害を考えれば、望美のした深追いは決して無体な事ではなく、むしろ英断ともとれる。
しかし、望美の必殺をもって怨霊は撃退したにせよ、仲間とはぐれ、その上身動きがとれない。それが今のこの状況だ。
望美は、背中に怨霊の一撃――『束縛』を浴びていた。
荒く息をつき、望美は背中の痺れがひくのをひたすらに待っていた。
目の前には鏡の泉。そこに映った自分は熱に浮かされたような酷い顔をしている。
どれくらいそうして耐えていただろう。
背後にかすかな気配を感じて、振り返る事もままならない望美は、眼差しだけを向けた。
「望美さん…!探しましたよ」
弁慶だった。怨霊と遭遇したときのためか薙刀を携えている。
「すぐに手当てを、大丈夫ですか?」
望美のただごとではない様子に、弁慶は駆け寄り、傍らに膝をついて呼びかけた。
「は…はい、意識はあります。弁、慶さん…束縛の傷を、背中に負ってしまいました。
でも大丈夫です。たいした傷じゃありません」
弁慶はすぐに望美の背中を診た。陣羽織の背にざっくりとよぎり傷がある。
眉をひそめながらも薬師の的確さでさらに診ると、生身自体の負傷は浅く、かすり傷程度のものだった。
陣羽織の生地の丈夫さが幸いしたらしい。
弁慶は安堵の息をつきながらも、油断のない目で懐を探り、薬包を取り出した。
ごく浅いとはいえ、この傷口から束縛が入り込んで望美の身を戒めているのだ。
「薬があります。朔殿を呼びましょう」
朔に頼み、この衣を脱がせてもらい、直に薬を塗ってもらう。そうすれば束縛は治る。と弁慶は言っているのだ。
適切な対処法だと望美も頭では分かっていた。だが。
「…いいえ…」
「今なんと?」
「今の私を見たら、みんな山路を進む足を止めてしまう。誰にも見られたくないんです」
あなたにも。
望美は言外に滲ませた。
弱っているところなど、誰にも見せたくなかった。
ちゃんと自分は一人で歩ける事を証明したかった。
剣を振るえる事、運命を変えられる事を証明したかった。
「弱くあってはならないんです」
919 :
背の君:2007/09/24(月) 15:38:44 ID:b9u4PasH
弁慶は難しい顔で思案している様子だった。
思考の果てに心底困り果てた顔をしたのち、やがて静かに言った。
「僕達が何の為に居ると思うんです。心配をかけまいと振舞う事も、度を過ぎれば思い上がりになる」
やんわりとした口調ながら、言葉は厳しい。
弁慶はときとしてリズヴァーン以上に辛辣な言葉で望美をあるべき方向へ導いた。
リズヴァーンが精神的な導きをするのに対し、弁慶の教えは状況的なものだった。
常に最善の手段をとらせるために怜悧な言動をする事もあった。
「厳しい事を言ってすみません。でも、僕達にあなたを守らせてください」
一転して温和な笑みを浮かべ、弁慶は言葉を締めくくった。
だが、望美は頑なだった。
「こ、んな事で、倒れるわけには…」
呪詛のように望美はつぶやいた。
望美の幽玄な顔に内心ゾッとしたものを感じながらも、弁慶は望美の言葉の意味を図りかねていた。
弁慶にというよりは、ここにあらざる何かに呟きかけている。
あるいは彼女は自分自身に呟きかけているのかもしれなかった。
おりしも望美は運命を遡ったばかりだった。
一人だけ生き残り、現世に戻って冷たい雨を浴びるだけの運命を変えるために、彼女はこの時空にいるのだ。
それを、こんな束縛如きで。
戦わなくてはならないものがあるというのに。
平家、怨霊、運命、そして何より、運命を変えられないかもしれないという自分自身の心の弱さが、望美を襲い来る。
草むらに身を沈ませてもなお顔を上げようとする少女に、ただならぬ悲壮めいたものを認めた弁慶は、それ以上の言葉に窮するのだった。
百戦錬磨の軍師さえも押し黙らせる何かが、今の望美にはあった。
今だけは、ただの娘ではなかった。
立ち去ってくれる事を望美が願っているのは分かっていたが、かといって一人になどできるわけがない。
ましてやそれが『弱い所を見せたくないから』という少女らしからぬ理由であれば、尚更だ。
弁慶が思案にくれているうちに、望美は考えを行動に移していた。
束縛の痺れに勝るものを探したすえに、身の内に見つける。
怨霊と戦ううち望美が学んだ事のひとつに、痛みで束縛状態が解き放たれる事象があった。
望美は、白い花をつけたイバラの枝に震える手を伸ばす。
ハッと弁慶が息を飲む音が聞こえたが、かまわずにそれを握った。
920 :
背の君:2007/09/24(月) 15:41:37 ID:b9u4PasH
「君はなんて人だ。そこまでして束縛に逆らうなんて…」
望美は自分の体が多少なりと自由を取り戻すのを感じた。
「君の気概は分かりました。ただし、やはり手当てはします、僕一人でも。
二度はないと思って下さい。今度君が怪我を負ったら、引きずってでも宿場に引き返し、皆でとどまります。
それと、これが肝要ですが、君が弱みを見せたがらない理由を、時期が来たら皆に打ち明けると、約束してください」
「それは…、」
弁慶の言葉に望美の目が潤む。
「分かりました。きっと皆に打ち明けます」
「目を閉ざして処置します。指は君に触れてしまいますが、申し訳ありません」
「はい」
望美は別段弁慶の視線を意識する事はないと思ったが、素直に頷いた。
うつ伏せに横たわったままの望美の襟刳りに弁慶の手が伸びる。
望美の肩に流れた髪をそっと掻き分けて小袖の襟にたどり着く。
弁慶は目を閉ざすと言っていた。
既に瞼を下ろしているのだろうか。手付きに迷いは無かったが労わりは見えた。
望美は束縛の残った体でようよう腕を上げ、自らも袖を外した。
動きは緩慢で、やはり弁慶の手を借りねば、まといを解く事はかなわなかった。
するりと、衣が望美から落ちる。
小袖も内着も覆うものの無くなった上半身を、再びうつ伏せに横たえた。
あらわになった胸や横腹を、夏草の強さがチクチクと刺激した。
「髪を…」
望美の背を撫でた弁慶は一言発する。望美は心得て、背中を覆う邪魔な髪を五指でまとめて前に追いやった。
『目を閉ざして処置します』
弁慶は自分が女だからそうするのだろう。裸の背中を男に見られたくないだろうからと、そう言っているのだ。
なんて要らぬ面倒を、迷惑をかけているのだろう。女の身が歯がゆかった。
それきり弁慶は口を閉ざした。
望美が謝罪の言葉を述べても、かすかに同意した気配を見せるのみで、ずっと押し黙っていた。
望美は急に冷静になり、先程自分が弁慶や仲間達に対して言った事の不遜さを恥じた。
運命を変えるなど大それた事で、誰の助けも借りず自分ひとりで出来る事ではないだろう。
臍を噛む思いだった。弁慶の言うとおり思い上がっていた。
こんな頑なな考え方で、いいはずはない。思考に柔軟さがなければ滅ぶ。運命を変えられずにまた皆全滅してしまう。
それどころか、逆に皆に迷惑をかけている。今も弁慶に。
921 :
背の君:2007/09/24(月) 15:45:02 ID:b9u4PasH
改めて弁慶の指先を意識した。男にしては繊細ともいえる指が背を這う。
指先が濡れている事からすると、先程の薬包の中身を水で溶いて用いているのだろう。
ときおり、傷口にピリッとした刺激が走った。
傷口になするというよりは、背中全体に付与しているようだ。
薬も指先もひんやりと心地よかった。
弁慶は体温が低い体質なのかもしれない、と望美はぼんやり思った。
指先に、薬の量が減ると弁慶はすぐさま薬を足す。
意識で指を追っていた望美だったが、唐突にピクリと身をこわばらせた。
何か今、弁慶がなぞった箇所だけ別の生き物になってしまったような感覚だった。
弁慶の指先の動きに他意はない。
ただ望美の背中にそういう場所があって、行きがかり上弁慶の指がそこにたどり着いただけの事だ。
その場所をひとたび指が走っただけなのに、望美の背に変化が確かに生じていた。
あの場所があたかも錠前であったかのように、弁慶の指を鍵として、望美の背中はひらいていったのだ。
ひとつ所を崩せば、総崩れになるのは容易かった。
望美は背をしならせた。
何故そうするのかは分からなかった。弁慶の指がそうさせるのか、自らの意思でするのかは分からなかった。
こんなに折れそうに背を曲げてしまっては、弁慶が目を閉ざしていてもきっと気付かれてしまう。
そう思うのに、背中をまっすぐにする事ができない。
望美の心中を知ってか知らずか、知っていても薬師の義務を優先しての事か、弁慶の指はさらに動く。
望美は痙攣し、声もなく紅色の口を開けて、確かにそこから何かを漏らした。
烈火のごとく熱いような、それでいて蝋燭ぐらいの小さな炎でちりちり舐められたような、そんな吐息を。
その息の音が弁慶の元へ届いたかは知れない。
ただ唇をわななかせて、口から何かを吐き出したい。声か、吐息か、絶叫か。
いや、何かを口に含みたいのかもしれない。
そんな倒錯を抱かせるに足る狂おしい熱が、望美が吐き出さないから一向に体から出てゆかない。
桃色の舌の上から、思いがけずといったように、色づいたものが転がり落ちた。
「あっ……」
かすれているのに瑞々しい声。
直後、望美が喉をひゅぅと鳴らした。恥じ入るべき熱い吐息を取り戻そうと、無意識に息を吸い込んだのだった。
だが、当然吐息は戻らず、それどころか吸気は、望美の肺に弁慶の匂いを連れてきた。
弁慶の懐か、彼のまとう黒衣の内か、いずれかは知らぬも、ぬくい男の匂いがする。
望美の持つ、たった二つの小さな肺は、すぐにそれでいっぱいになった。
声を聞いたはずの弁慶は何も言わない。
しかしこの密着にも等しい近さだ。聞いていない筈はない。
望美は頬を熱くし、羞恥に胸を掻き毟りたいとさえ思った。
熱い。羞恥心と、焦燥と、身の火照りに。
けれども、背中は更に熱い。
駄目だ、駄目だ。
駄目だと思うのに何故駄目かは分からない。
やり場の無い熱は内から望美を破裂させた。
この身がどうなってしまってもいいと思う瞬間が訪れ、望美はか細くも熱い息を、長く長く吐いた。
922 :
背の君:2007/09/24(月) 15:47:18 ID:b9u4PasH
まなじりから滲む涙を追いやると、視界が明瞭になった。
まだどこかけだるさの残る意識を、ふと泉にやる。
望美はそこに、世にも恐ろしいものを見てしまった。
水鏡に映った弁慶の鋭い眼差しを。
弁慶の喉がかすかに上下した。何か水音が聞こえた。
望美は瞬時に悟った。
ああ、これは嚥下しているんだ。
どうしよう、この人はいつから自分を見ていたんだろう。
弁慶は一心に望美の痴態を眺めていた。
弁慶の男の性が、いまここに、自分の背中にある事を知って、急に恐ろしくなった。
この人は、こんなにも男だったのだ。
望美が身をすくませるほどに、激しく猛るものを内に秘めた男だった。
望美は必死に普段の弁慶を思い出そうとした。
そうして今のこの顔を、温柔な弁慶のあの微笑が払拭してくれる事を願った。
法衣の覆いに右手を添え、柔和に微笑む弁慶。
道中の美しい山野草を示して、その名を望美に教えてくれる弁慶。
けれどいまここにある彼の顔も真実なのだ。
普段の彼からは想像もつかない、血走っていても不思議ではない、肉を見据える獣の目は。
三草山で炎に巻かれた味方を切り捨てよと進言したときの目よりも、もっと獣じみている。
この男の前に、自分は非力なただの女。
怖い。
運命と戦うよりも怖い。
そしてもっと恐ろしいのは、男に翻弄されるだけの身体の筈が、自らも甘い疼きを秘めている事。
それに気付かぬほどに望美は幼くはなかった。
光は同じ角度で反射する。
望美が弁慶を確かめられるならば、弁慶も望美を見る事ができる。
はたして弁慶の見る水面には浅ましい女が居るだろうか。
望美は今の自分の顔を直視する勇気がない。
視界には鏡面の弁慶のみで、ぼんやりと端の方にいる自分に、焦点を合わせるなどできない。
それでも水鏡を通して弁慶と視線を絡ませたいと思うのは何ゆえなのか。
望美はそんな衝動にどうにか耐え、うっすらと朱に染まったまなじりを閉ざしかけた。
これでもう見なくてすむ、と思った。
だが望美が目を閉じるよりもはやく、弁慶が瞼を下ろした。
923 :
背の君:2007/09/24(月) 15:49:49 ID:b9u4PasH
疑問に思った望美が、現実から逃げるような瞑目も忘れたまま弁慶を見る。
弁慶は、何かに耐えるようにして、眉根に皺を寄せていた。
あまりにむごい様子に、望美は喉で『大丈夫ですか』と出かかった言葉を押しつぶさねばならなかった。
弁慶の秀麗な頬を一筋の汗が流れる。
この人は耐え忍んでいる。
望美は唐突に悟った。
弁慶は確かに男だ。でも、必死に耐えてくれている。
何に?決まっている。
衝動だ。
そう思うのは自惚れだろうか。
女の身が歯がゆいなどとよく言えたものだ。
こんなにも自分は女で、そして弁慶は情欲に屈しない見上げた程の男だった。
弁慶という男への畏怖と思慕を同時に感じた望美は、胸の奥に疼きよりも身を苛む、ある種の痛みを感じた。
ズキズキと心音と同じに脈動するそれが何であるのか、運命と戦わねばならない望美はわざと気付かぬフリをした。
いつの間にか束縛は去り、身は軽くなっていた。弁慶の薬師としての能力は並ぶ者がない。
「終わりました」
何事もなかったかのように弁慶に快活に告げられた一方、
望美は、自らも袖をはだけた当初とは比べ物にならないくらいに逡巡した顔で、小袖の襟を合わせた。
弁慶に背を向け、襟元を常よりもきつくあわせ、小袖のたるみを帯へ無理矢理押し込める。
過剰に身を正すのは、この泉のほとりで起こった出来事からして、無理からぬ事だった。
シュルシュルと、かすかなはずの衣擦れの音さえ、夏の虫の音よりも勝って二人の間にあるような気がした。
「いいですか」
「…はい」
応じると、背後の気配が振り向いた。
望美はまたしても彼の人に背を向けてしまった事に気付き、後悔すると同時に顔を熱くした。
背中の視線が痛い。
「望美さん」
望美がビクッと身を波打たせる。
弁慶のその先に続く言葉は何だろう。
『見ましたね』
『あのような昂ぶりを見せるとは』
鮮明に声を思い描く事ができるのは、心の深層の願望がそうあって欲しいと働くせいなのだろうか。
しかし弁慶は何も言わず、望美の手を取った。
924 :
背の君:2007/09/24(月) 15:53:07 ID:b9u4PasH
「あっ」
小さく望美が漏らした吐息が、聞こえぬわけはなかろうに。
けれど弁慶は強引な様子もなく、かといって臆した様子もなく望美の掌を広げた。
折り込まれていた華奢な指が開くと、そこには未だ血の固まらない傷があった。
弁慶は、イバラの傷にも薬を塗る。
終始黙っていた。
怒っているのかと思う程、ずっと黙っていた。
望美は初めて、弁慶の注視と指先を、水鏡を介さずに見た。
それは掌に向けられたものではあったが、やはり痛いくらいに真剣な目だった。
目に込み上げるものを感じたが、望美は涙腺から先を濡らすのを、自分の涙に許さなかった。
旅の仲間の元への帰路。
先を歩く弁慶は無言だった。
望美も何も言えなかった。
既に日は山の端に近付き、熊野の勇壮な山の黒々とした影を、薄紅色の大気の中にくっきりと浮かび上がらせる。
「望美さん」
弁慶が、この男にあらざる唐突さで振り向いた。
予期していなかった望美は多少驚きながらも、弁慶の眼差しを真っ向から見つめた。
「望美さん、僕は罪深い人間です。こんな僕が人を救うなどと超えた事は言えません」
自分を貶めている弁慶の言葉を、軽々しくとりなしたり、慰めの言葉を言う気は望美には起きなかった。
「ですが、苦しんでいるあなたを見ていられない」
弁慶の眼差しはあまりにも切実だった。
「あなたを傷つけたくない…―――」
弁慶は男だった。あのとき必死に衝動に耐えてくれていた。
それは望美を傷つけまいとする一心で。
望美は、その言葉に泣いた。
自分はただの女なのだと気付いた。
そして突然に、この男の為ならば何処にでも行ける、何者にも成れると思った。
泉のほとりでこの男に対して生まれたせつなさを殺した事や、涙を堪えた強さは、あっけなくも霧散した。
弱すぎる。女という生き物がこんなに弱い存在だと、望美は知らなかった。
「ありがとう、ごめんなさい弁慶さん。ごめんなさい、さっきは我侭言って、ごめんなさい…」
望美はくしゃくしゃになって泣いた。
925 :
背の君:2007/09/24(月) 15:54:53 ID:b9u4PasH
この人は、自分が水鏡を通して見ていた事を知っているような気がする。根拠は何もないが望美はそう思った。
弁慶ほどの男が、気付かぬはずはないのだ。
それでも傷つけたくないと言ってくれた。
ヒビの入りかけた関係でも望美の事をおろそかにせず、一線を越えずに、傷つけたくないと言ってくれた事が嬉しかった。
『あなたを傷つけたくない…そう思うのに』
『そう思うのに』弁慶はこのときこう言葉を続けていた。
苦々しくもかすかな声。普段の弁慶であれば口に出さずにおいた言葉だったろうが、望美はしっかりと聞き届けた。
『そう思うのに』なんだろう。
その先の言葉は聞いてはいけないような気がする。
弁慶を芯から信頼したい自分の足場がなくなってしまいそうな言葉が、その後には続きそうだ。
けれども知りたい、と望美は思った。
弁慶もまた、運命に抗う自分と同じに、何か内に覚悟を秘めている。
知りたい。と望美は強く思った。
たとえ立ち行かなくなったとしても。たとえ知れば知る程この人の事が分からなくなったとしても。
女の弱さを知ったからこそ、強くありたい。この人の覚悟を見据えよう。望美は内に決意を秘めた。
望美は前を歩く弁慶の背中を月明かりの中に見た。
もう男の背中にしか見えなかった。
終
以上です。どう見ても初投下です、本当にありがとうございました。
>>917-925 GJGJGJ!!
言葉の使い方や言い回しがとても綺麗だった
情景が目に浮かぶ程、真剣に読んでしまったよ
テラ乙でした
すげ!
描写が繊細で緻密でなおかつエロい!
GJでした
>>917 わざわざエロパロに書かなくても一般板でいいんじゃないのか
一般板でSS落とせるとこ、ねーじゃんよ
乙女ゲ板は二次創作嫌われてるみたいだし
なんだか続きそうな雰囲気もあるんだし、
ここでもいいんじゃね?
というかGJ!
932 :
917:2007/09/26(水) 23:17:06 ID:zvSTJitq
レスしてくれた方々dクス。
エロがなくて大目に見てくれて、本当にスマンコでした。
やはりエロありきのエロパロという事で、次回より気をつけます。
>>932 エロなしっていうのは本番がないと全部エロなしってわけでもないと思う
描写の端々からそこはかとなくただよう雰囲気は、一般板とは違うような…
自分はここに投下してくれたおかげで
>>932の話が読めたからありがたいよ
次回の投下を待ってます
超GJ!!
心理描写SUGEEEEE
ただ怜悧って冷たいとか厳しいって意味じゃないよね?
萌えとかこえて引き込まれた、続き読みてぇ!
待つ。
『このキャラが言いそうに無い言葉』で待ってみる。
九郎「先にシャワー浴びてこいよ」
なぜだろう。
今日仕事してたら、なんかものすごく
アンジェ(ネオじゃなくて)の二次創作が読みたくなった。
疲れたから、甘いものが欲しくなったのか?
自分、アンジェ二次創作=甘いものというイメージ。
どなたか、よろしくお願いします。
つか、いまどき、アンジェって古すぎなのかのう…。
>>936に便乗
泰衡「………やさしくしてくれ」
敦盛「私は牛並みだ」
軍師が読みたい軍師が読みたい軍師が読みt
弁慶「疲れたので今日はもう寝ます え?君のベッドはあっちですよ」
>>937 んなこたぁない。二次創作において作品が色褪せる事などないだろうさ。
アンジェ神降臨を祈願して、おまえにささやかなものを捧げる。
つ 砂糖 蜂蜜 あんこ カスタード 400字詰原稿用紙 ペン 地方の温泉宿
937です。
>>941 ごめん、書き方悪かった。
私もネオも好きだし、SS読みたいよ。
自分、「アンジェ=これでもかっつーくらい甘い」、
「ネオ=甘さの中にもほろ苦さがある…」みたいなイメージがあるんだ。
んで、昨日は、奥歯が痛くなるほどの甘いものが欲しかっただけ。
(今も欲しいw)
>>942 差し入れありがとう。でも…。
「トンネルを抜けると、そこは聖獣の宇宙だった」
私じゃこんなんしか書けないよ!
神降臨待ち。
マルセル「わぁ…アンジェリークの中、すごくあったかい…」
言わなそうな台詞じゃなく、言うかもしれない、言って欲しい台詞が混ざってないか?
>>939 >泰衡「………やさしくしてくれ」
ヤバイ、言わせたいw
リズ「や ら な い か」
九郎「おれの花断ちは108式まであるぞ」
弁慶「うらぎり?う〜ん。思い切ってやっちゃおうかな」
景時「あ〜あ。みんな死ねばいいのに」
敦盛「リアル少女の危機にも立ち上がれないのか」
朔「みんなちょっとずつでいい・・・、私に元気を、元気をちょうだい・・・!!!」
譲「うわっタンマ!輪ゴムこっち向けるなよぉ〜マジで!マジで危ないじゃないか!」
ヒノエ「オイヨイヨ!」
将臣「バカヤロー!苺は最後に食うから苺なんだ!」
九郎「この物語の主人公さ」
白龍「私は思い出にはならないさ」
知盛「ウチ門限5時だから」
銀「そおぉぉぉい!!!!」
泰衡「不満があるならそこのうちの子になるがいい」
ずっと、待っているから。
108式は卑怯w
>>947 なんで九郎だけ二つあるのか気になる木w
月見しつつ職人さん待ち。
主人公だからだろww
本当は108つあるよ
952 :
【注意書き】:2007/09/29(土) 13:25:13 ID:ignDihzI
空気を読まずに、コルダのSSを投下しようと思っております。
レス、950越えてるけど、別に、次スレ立てとか考えずに
書いちゃっていいですか?
自分がSS投下に使うのは、10レス以内です。
もし問題あるようだったら、ご指摘ください。
以下、注意書きです。
コルダ、加地×日野でSSを投下します。
・NGワードは、【フィナーレ】。
・加地が、なんと言ったらいいのか…壊れてる?イっちゃってる?
爽やかな加地がお好きな人は回避願います。
・ちょっと長いです。
容量は余裕だ
むしろ980まで次スレ立てはいらないのでは
小さい頃、鬼ごっこってよくやらなかった?
鬼に追いかけられるのって、すごく嫌な感じだよねぇ。
遊びだって分かってるけど、必死に走って逃げてさぁ。
怖かったよねぇ。
――で、いざ鬼に捕まってみると、なんかホッとしなかった?
あれって、不思議だよねぇ。
一流ホテルのスイートルームにて。
ゆったりと広いリビングで、日野と加地はのんびりくつろいでいた。
「我ながら、いい式だったね」
「あはは、自画自賛ー!」
おめでたい日だから、と開けたシャンパンは美味で、上品な酔いを提供してくれる。
昼間が慌しかったから、ようやく訪れた静かな時間は、二人にとって貴重だった。
飲み物のお代わりを互いのグラスに注ぎながら、加地は尋ねた。
「本当に披露宴やらなくて、良かったの?」
「うん。式だけで十分。加地君はやりたかった?」
「うーん、少しだけね。いつにも増して綺麗な君を、
みんなに見せびらかしたかった」
加地は一旦言葉を切り、しばらく何事かを思い出している様子だった。
やがて、にまにまと表情を緩めながら、言う。
「今日の香穂さんは、世界で一番綺麗だったよ。
――二番目に綺麗なのは、いつもの君だけどね」
「はは。加地君は、結婚しても、そんな風なんだねー」
「そんな風って、どんな風?」
夏を遠く感じる、ある秋の日。
加地と日野は結婚式を挙げた。――だから現在、日野は「加地」香穂子なのだが、
それはひとまず置いておく。
「それにしても、みんな元気だったねぇ」
「うんうん。――僕、男性陣には恨まれてるだろうなぁ。香穂さんを奪っちゃって」
「そんなことないってば」
その後、二人は、とりとめのない会話を続けた。
結婚式での出来事。
忙しい中、駆け付けてくれた旧友たち。
彼らとの思い出。
二人の恋が始まったきっかけ。
――そして、これからのこと。
二、三時間ほど話しただろうか。ボトルが空になったのを見はからって――とは言え、
そのほとんどは彼が飲んだのだが――加地が提案する。
「そろそろ寝ようか」
「……。」
日野は答えず、グラスを見詰めた。
背の高いフルートグラスを満たす、薔薇色の酒。
――ロゼ・シャンパン。見た目はエレガントだが、
実は辛口のそれからは、次々と細かい泡が浮かび、儚く消える。
「…香穂さん。その…、したくなければ、今夜は、えーと…、
アレはなしでも……。疲れてるだろうし」
珍しく、加地が言い淀んでいる。日野はくすっと笑うと、視線を彼に戻した。
「ううん、いいの。加地君が嫌じゃなければだけど…。」
「嫌だなんて、とんでもない!!――でも、いいの?」
「私も、したいの…。」
「香穂さん……!!」
言ってしまった後、日野は、自分の台詞がどれだけ恥ずかしい
ものだったか気付き、慌てた。しかしちらりと覗き見た加地は、
とても嬉しそうだったから――まぁいいだろう。
こうして二人は、ベッドへ向かった。
裸の背中に口付けが降りてくる。彼の愛撫は細やかで、まるで、
日野の肌全てをキスで埋め尽くそうとしているかのように、丹念だった。
「可愛いよ、香穂さん…。本当に本当に、可愛い…。」
「…っ」
熱い吐息が、日野の耳を焼く。
「ん…っ、そこ……。」
男の指が自分の中心に触れたとき、日野は小さな抵抗を示した。
が、加地はそれを無視し、先を続ける。彼はこういうとき、
全く迷わないようだ。とても場慣れしている印象を受ける。
「ああ…。すごく濡れてる」
「やだ、言わないで…!」
「ごめん。でも嬉しくて」
加地の指、そして唇が触れる場所からは、あますことなく快楽が生まれていく。
まるで日野の体に彼女の感じるポイントが印されていて、
それに習っているかのような――。
おかげで初めて男に踏み滲まれる泉は、恐れを知らず、
とめどなく淫水を生み出した。
「本当に…たまらない。香穂さんって、すごく感じやすいんだね。
素敵だよ…。」
興奮に滲む声でそう言うと、加地はうつ伏せに寝かせた妻の膝を立たせた。
「あ…!なんで、こんな…!」
陰部を突き出すような格好に、日野もさすがに抗議する。
「よく慣らさないと、痛いだろうから…。ね?」
労わるようにそう言いながら、加地はぴんと張り詰めた彼女の太ももに、
舌を沿わせた。
「う…。」
ぬめる感触が、下から上へ這い上がってくる。
ぞろり、ぞろりと――まるで、ナメクジに上られているような。
本来なら気色の悪いだろうその感覚も、しかし、
加地に施されていると思うと、日野の体はどうしようもなく熱くなった。
もうじき、彼の舌が、自分の、性器を――。
そんな期待だけで潤う自分自身。なんて浅ましい女なんだろう。
だけど、止められない。ただただ、愛液を垂れ流すだけ――。
「…!」
秘裂が開かれた。膣に空気が当たる。
ああ、彼は今、自分の、誰にも晒したことのない場所を見て
いるのだ。
だが、物足りない。じれったい。
もっと、もっと、もっと…!
――だから、男の舌がようやくそこに触れたとき、
日野は思わず声を出してしまった。
「あっ、ああっ!」
「ああ、やっぱり。香穂さんは焦らされる方が、感じるんだね?」
待ち焦がれた刺激をやっと手に入れた日野は、貪欲に求めた。
細い腰が、ねだるように揺れる。その様を見て、加地は微笑んだ。
「気持ちいい?」
「うん…。気持ちいい…!」
「正直ないいコだね、香穂さん。――たくさん、してあげるよ」
加地は舌先を尖らし、日野の膣の中に差し入れた。
「ああっ…!」
舌は、指や性器に比べれば、細く、短い。だが、独特の柔らかさがある。
そして口と直結しているから、吸い上げることもできるわけで――。
加地はその特性を生かし、日野の内側を優しくいたぶってやった。
「やっ、やぁ!やだ…!加地君…!気持ちいいよ!
おかしくなっちゃう!やだ…!もう、やだぁ…!」
「僕が舌を動かすたび、君のここ、きゅっきゅって締まるんだ。
――いやらしいね。ホント、いやらしい…。」
「やっ、やあぁっ、ダメだよ…!」
「耐えてる君も、めちゃめちゃ可愛いけど…。苦しいでしょ?
そろそろイッちゃいなよ?」
そう言うと、加地は日野の淫核に指を伸ばした。
こうなれば、ひとたまりもない。
「やだ…!あああっ!」
切なげな悲鳴を上げ、彼女は達した。
――結局、二度、三度イカされただろうか。
ぐったりと横たわる日野に、加地は懲りずにちょっかいを出す。
彼女は抵抗する気力もないのか、しばらくされるがままになっていたが――。
「!」
思わず飛び起きる。彼が、本来他人が触れてはいけない場所に――
排泄に使うためだけの器官に触れたからだ。
「そ、そんなとこ…!」
日野はががっと音が出るほど、後ずさった。
彼女にとって、加地の行動は異常としか思えない。
だが、当人は涼しげな顔だ。
「意外と気持ちいいらしいよ?」
「だっ、な、ええっ!!」
「大丈夫だよ。入れたりしないから。触るだけ」
「な…!!やだ!!!絶対やだ!!!」
「――快感の幅が増えるなら、試してみてもいいと思うんだけどなぁ」
「………。」
処女に向かって、アナル強要。
あまりと言えばあまりの仕打ちに、日野は夫を睨み付けた。
そう、今夜、彼らは初めて結ばれる。つまり二人にとって、
今夜は正真正銘、初夜というわけだ。
別に、例えば「結婚するまでは、清く正しく!」等の信念があったわけではない。
単に、そういうことをする時間がなかっただけなのだ。
日野と加地が知り合ったのは、高二のとき。
その後、七年間――ついこの間まで、二人は友人として付き合っていたに
過ぎなかった。
それが、どうしてこうなったかというと――。
音楽一筋で突っ走ってきた日野は、ある日ふと「恋ってどういうものかしら?」と思った。
そのとき側にいたのが、加地だった。
加地と恋人同士になってから、一週間後。
日野はふと「結婚ってどういうものかしら?」と思った。
そのとき側にいたのが、加地(略)。
とまぁ、思わず心配したくなるような流れで結ばれた二人だが――七年も一緒にいたのだ。
お互いの性格もよく分かっているし、問題はないだろう。
それに――。
「漁夫の利」を地で行った加地の喜びようといったらもう、筆舌に尽くし難い浮かれっぷりだった。
だからきっと、日野は大切にしてもらえるはずだ。
「ごめんごめん。嫌ならしないよ。今はね」
毛を逆立てた野良猫を諌めるように、加地は日野を抱き締めた。
「…加地君。私と付き合う前は、一体……。」
「うふふ、やきもち?嬉しいなぁ」
――煙に巻かれた。
憮然とする日野の額に、加地はちゅっと口付けた。
「さてと…。一応、ゴムは持ってるんだけど…。香穂さん、今日は危険日?」
「ううん、大丈夫だと思う」
「そう。じゃあ、このままさせてもらっていいかな?」
「……うん」
日野が恥ずかしそうに頷くと、加地は申し訳なさそうに苦笑した。
「きちんと入籍も済ませたし、赤ちゃんができたら、それはそれでとても嬉しいけど…。
もう少しだけ、二人っきりで生活したいというのが、僕の本音」
「うん。私もそうかも…。」
「ずっと仲良くしようね……。」
口付けを交し合った後、加地は日野の体をゆっくりと横たえた。
――挿入は、スムーズに終わった。
「大丈夫?痛くない?」
「うん、平気…。少しだけ痛いけど、我慢できるよ…。」
「ごめんね…。」
目の前の、息が当たるほどの距離にある加地の顔が、切なげに歪む。
「加地君こそ、つらそうだよ。どこか痛いの?」
「違うよ…。君の中がとても良くて…。ん…。」
彼の腰の動きが徐々に早くなっていく。
「ごめん…。優しくしてあげたかったんだけど…。」
「加地君は十分優しいよ。――好きなように、動いて…。」
「香穂さん…。」
加地は感極まったように日野の名を呼ぶと、彼女の唇を奪った。
「んっ…ああ…っ、香穂さん…。やっと僕たち、ひとつに…なれた…!」
男の吐息が、体温が、どんどん熱くなる。日野の内にいる彼自身も張り詰めて、
いつ爆発してもおかしくない状態だ。
「僕の大好きな君が、僕のものに…。このときをずっと待っていたんだ…!」
「加地…くん」
加地の熱が伝染する。
鈍い痛みと興奮。そして、快楽がぐるぐるぐると回る。
朦朧とする意識の中で、日野は男の声を聞いた。
「七年、君を追い続けた。――もう、離さない。君は僕だけのものだ」
――その声は、妙に静かだった。
「あ…っ!」
深く埋め込まれた楔が大きく震える。
「ん、加地…く…ん…!」
「はは…!君の中が、僕の出したもので、いっぱいになっていく…!」
加地は満足げに笑った。
ペニスの脈動は止まらない。――まだ射精が続いているのか。
「たくさん出すよ…。君を内側から染めてあげる。
分かる…?まだ出てるでしょ?」
「う……。」
加地が放つ大量の精液は、初めての行為に荒らされた秘洞に、沁みた。
そのじくじくとした痛みは、彼に侵食されていく証のようだ。
「――知ってるよ。君は、本当は、僕のことが怖いんでしょう?」
冷たい目が、見ている。
「だけど、愛してくれていることも事実だ。そうだよね?」
日野は取り繕うこともできず、こくりと頷いた。
彼を怖いと思うのも、愛しいと思うのも、本当のことだ。
散々甘い言葉を吐くが、去り際は爽やかに。
加地のそのスタイルは、計算されたものだ。
彼はいつだって、日野を離したくないと思っていた。
独占欲。
一歩間違えれば、相手を押しつぶしてしまうほどの。
それが加地の愛の形。
正常か、異常かで判断するべきものではない。
それを許容できるか、否か。それだけのこと。
「――大丈夫。うまく、やれる…。僕は…君を愛しているから…っ!
普通に、幸せに…なれるよ…!」
果てた肉棒は、しかし硬度を保ったまま、日野の中に留まっている。
加地は彼女の腰を掴み、繋がりあったまま膝を立てた。
引き摺られて上げられた日野の腰はそのまま支えられ、
二人は更に深い角度で結合した。
「う…ああ…っ!加地く…!!」
「香穂さん…っ!香穂さん、香穂さん…!愛しているんだ!」
加地が再び精を放つ。
「やっ、あああああっ!!」
吐き出された欲望は日野の胎内におさまりきらず、零れ落ち、彼女の臀部を汚した。
きっと朝になる頃には、全身を汚すだろう。
――饗宴は、続けられた。
翌日、日野が目を覚ますと、加地の姿はなかった。その代わり、
部屋に備え付けられたミニ・キッチンの方から、かたかたと物音がする。
「………。ねむい…。」
体を起こしてぼんやりしていると、加地が戻ってきた。
「――いい匂い」
「おはよう、香穂さん。はい、コーヒー」
加地はそう言うと、手にしたカップをにこやかに渡してくれた。
「ありがとう。――おはよう、加地君」
「君はいつになったら、僕のこと、名前で呼んでくれるの?
いっそ、ダーリンでもいいよ?」
「――じゃあ、ディランで」
「僕、君をキャサリンと呼ぶのはやだなぁ…。」
しばらくコーヒーを啜った後。
「…昨日のあれって、普通なのかなぁ?」
「ふつーだよ、ふつー。皆、あれくらいやってるよ?」
「……。」
いや、絶対違う。
――加地の愛は濃度が濃い。
七年も言い寄られていながら、日野が加地の手をなかなか取らなかったのは、
薄々そのことを察していたからではないだろうか。
「でも…。今はなんだかホッとしてるんだよねぇ」
「ああ、それは、鬼ごっこの心境だね」
日野のそれは抽象的なつぶやきだったにも関わらず、
加地には何のことだか分かっているようだった。
「日野さんは、オニに捕まったんだよ」
「……。」
そうか。
日野は妙に納得しながら、再びカップに口を付けた。
――彼のような、優しい鬼になら、いいかと思いながら。
この瞬間、長きに渡る壮大な鬼ごっこは、幕を閉じたのである。
【終】
>>952 うわー、なんか勢いあって一気に読んだよ、GJ!
鬼ごっごネタと、フィナーレというタイトルがうまくリンクしていてうまい。
自分も地日は書いたけど、こういう加地の闇を出せるように書けないから、
尚更黒くて、でも香穂さん大好きな加地に萌えました。
GJ!!
読み物としては面白かったが、加地萌えな自分が読んでもコワスw
きっとこの初夜はほんの序章なんだろうなw
GJ!
加地の明るいだけじゃないところがよく描かれてて面白かったよ。
ディランとキャサリンには噴いたけどw
こういう話は好みだ。
コルダの加地ルートがやりたくなった。
GJです。
加地、そんなに興味なかったけど、ちょっと気になってきたGJ!
GJ!
コルダ2買ってないんだけど、加地の為だけに買いたくなったよ。
面白かった。
GJでした!
自分もコルダ2買いたくなった
GJ!性コミ系のやおい話好きなので萌えました
気持ちよくなりました
普通に良作じゃね。
やっぱ冒頭のモノローグと最後の結びの鬼ごっこがポイントとオモ。
つか、これでケチつけられたらハードル高すぎだよ。
とにかくGJ!
自分に言ってるんじゃないの?
次スレっていくつくらいで立てるんだっけ?
>>980あたり?
そんくらい。
前スレ最後落ちたんだよな。
まとめは…(前スレ9の分)まとめはないの?お兄ちゃん?
何がお兄ちゃんだ、大ちゃんじゃねえか
そこは、「ああとれたよ大漁だ」って言って欲しい
アッー!
ちんちんしゅっしゅっ保守
お前らそんなにスレ立て嫌なのかw