1 :
姫様:
2 :
姫様:2007/04/02(月) 19:03:44 ID:XjaOfaSA
3 :
姫様:2007/04/02(月) 19:04:55 ID:XjaOfaSA
4 :
姫様:2007/04/02(月) 19:05:58 ID:XjaOfaSA
姫様「これで終わりだね。はぁ……今度こそ普通に純愛で出番あるといいなあ……」
芋天使「そうは問屋が下ろさないの。ねえ、エニシアちゃん」
邪悪某「えへへ……あの鬼畜のエルゴが一度眼をつけた相手を易々と見逃すと思いますかぁ?」
姫様「ひぁぁ!貴女達は……ち、違うよっ!私は貴女達とは違うっ!!」
芋天使「なに言ってるの?前スレでついに本格デビューしたじゃない。貴女はもうとっくにこちら側の人間なの」
邪悪某「仲間なんですよぉぉ。死ぬことすら許されずひたすら嬲り者にされ続ける仲間なんですよぉぉ」
姫様「嫌ぁぁぁぁああああああ!!そんなの嫌ぁぁぁぁああああああ!!」
芋天使「エニシアちゃん。あたし達は闇の住人なの。光を求めようなんて思っちゃいけないの」
邪悪某「絵美達はずっと一緒ですよぉ。出口のない無間地獄で一生もがき苦しみ続けるんですよぉ」
姫様「嫌ぁっ!嫌ぁぁぁあぁああああああああ!!!!!!!!」
無色妹「あの娘、可哀想に……あたし達もずっとそうだった……純愛を書いてくれる人が現れるまでは……」
無色姉「辛いでしょうがどうか耐えてください……いつか純愛SSにめぐり合える日を信じて……」
>1
スレ建て&のっけからネタ乙www
しかしエニシアでネタ考えるとしても
エニシア受けのネタしか浮かばない罠。
いやそれおかしくないだろww
それにしても、ライエニは全然無いね
一般サイトだと「ほのぼのして好き」みたいなのも結構あるみたいだけど、エロには行き着かないか。
男性人気はブロングス家まわりに集中してるし。
>>5 勝手な事を言うな! エニシアをそっちの道に落としたのは鬼畜氏だろう!!
乙
9 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 21:31:49 ID:EuiW9E5g
可哀想なエニシアさん……グス……貴方の為に泣いてあげます。
前にもあったがハヤナツって普通に検索しても出ないが結構SSあったんだよな…その9割は学園物とか仲のいい幼馴染みのノリだったが
誰かあの感動をエロでもう一度
本編だとギアンに邪魔される、フェア×エニシアが見たいです。
エニシアを陵辱地獄に落とした人は誰だ!!酷すぎる!!
そして心からありがとうと言いたい
実際のとこ本当に不遇な姫なのは小説版にしか登場してないあの人なんじゃねーかと
でも公式でシャムロックとラブラブできてるからいいじゃんフォル妹
屋敷を出る。そうリシェルが告げた瞬間、ポムニットの目は大きく見開かれた。
「わたくしのことが嫌いになったんですか」
「そうじゃないわよ」
今にも泣きそうな顔のポムニットの問いをリシェルは否定する。
「わたくしに至らないところがあれば直しますから。お料理だっておじょうさまが好きなものをもっと勉強して
もっともっと上手くなります。ですからこのお屋敷を出て行くなんていわないでくださいまし!」
「そうじゃないのよ。ポムニット」
必死の懇願。胸がつまる。そして。
「ライさんのことですか?それならわたくしは全然気に……」
「だからそうじゃないって!!それに……もう決まっちゃったことだし……」
哀しげにリシェルは目を伏せる。これはもう前々から決まっていたことなのだ。今更、変更など聞かない。
「わたくしはおじょうさまのお世話をしていられればいいんです。おじょうさまのためにご飯をつくって
おじょうさまのためにお洗濯をして……わたくしはおじょうさまにつくすことだけが生きがいなんです」
「だーかーらー」
こめかみを押さえる。何を言っても通じそうにない。メイドは一人勝手に盛り上がる。
「お願いです!でていかないでださいまし!わたくしの前からいなくならないでくださいまし!おじょうさま!」
「………………………」
うるうると涙を流してこっちの手を握り訴えてくる。リシェルは何も言わなかった。というか何を言っても無駄だ。
「おじょうさま……わたくし……おじょうさまのためでしたら……」
そういってメイド服に手をかけて、ポムニットはおもむろに脱ぎだす。流石にリシェルも我慢の限界だった。
「派閥の研修で本部まで行って来るだけなのに、勝手に一人で盛り上がって暴走すんなっ!このアホメイドおぉ!!」
「えぅぅぅぅぅうううううう!!」
ブロンクス邸。ここでは今日も愉快な主従漫才が繰り広げられていたのであった。
「まったく、もうポムニットのやつときたら……」
帽子に手を当てながらリシェルは呻く。そんなリシェルにライは苦笑しながら言う。
「まあ、そう言うなって……そんだけポムニットさんがオマエのこと大事に思ってるってことなんだし」
「言われなくても分かってるわよ!そんなこと」
予想通りの反応に失笑が漏れる。リシェルは憮然としながら続ける。
「ったく……今生の別れってわけじゃあるまいし……大げさになっちゃって……みっともないというか……なんというか……」
そう膨れながらリシェルはブツブツ呟く。そんなリシェルを眺めながらライはふと思う。
(ようする寂しがってるんだよな。コイツ)
金の派閥の本部のあるファナンは聖王国にある。帝国領の辺境であるトレイユからは遥かに遠い。往復するだけでそれなりの日数はかかるだろう。
その上に研修となるとそうそう直ぐには戻ってはこられない。その間、生まれ育ったこの街とも、ライやポムニットとも離れ離れになる。
ポムニットの過保護ぶりにリシェルがこうしてプリプリ怒るのは寂しさを誤魔化す照れ隠しなのだ。
(もうちょい素直に甘えてくれりゃいいのにな。甘えたがりのクセに……)
付き合いはじめてから多少は素直になったと感じることもあったが、やはりこういうところはリシェルはリシェルだ。
人間、そうそうに大きく変われるものでもない。そのことがむしろライにとっては微笑ましかった。
「なに一人でにやけてぶつぶつ言ってんのよ。聞いてる?」
「あ、ああ。悪い悪い」
愚痴の相手の最中に気が他にいってたことを素直に詫びる。こうして愚痴の聞き手をしてやれるのも当分はお預けなのだ。
ならば今日は気の済むまで相手をしてやろう。
「まったく……だいたい研修っても堅苦しい挨拶回りばっかだし……講義なんて大抵、家でも勉強できることばっかだし……」
言いながらリシェルはちらちらとこちらの顔を伺ってくる。いかにも何かを言って欲しそうな目で。
フッと息を吐く。やれやれしょうがない。いくつになってもコイツは手間のかかるお嬢様だ。
「帰ってきたらオマエの好物ばっか作ってやるから……」
そうライが口にした途端、リシェルの顔が僅かにゆるむ。
「だから気をつけて行ってこいよ。オレ、ちゃんとオマエのこと待ってるからさ」
ライが続けて言うと、リシェルの顔は真っ赤になった。ユデダコみたいに。
「と、当然じゃない!そんなのっ。あたしを待つのはあんたの権利であって、あんたを待たせるのはあたしの義務なんだかんね!」
「権利と義務が逆になってんぞ」
「うるさいっ、うるさい うるさあぁーいっ!」
朱に染まる顔でリシェルはわめき散らす。そんなリシェルをライは笑みを浮かべながら眺めていた。
「……なんてこともあったわよねえ……ハァ……」
出発前の出来事を思い返してリシェルは溜息を吐く。ここはファナン。金の派閥の本部が存在する聖王国、第二の都市である。
研修でこの地に足を踏み入れたリシェルだが、気分は憂鬱だった。研修といっても大半は派閥のお偉方への挨拶回りである。
窮屈なことこの上ない。派閥本部で行われる講習も退屈なものだった。そもそも金の派閥では召喚術の奥義はそれぞれの家の秘伝である。
広く公開されるようなことなど言ってみれば召喚師なら誰でも知っているようなことばかりなのである。
これなら家で秘伝書を齧り読みした方がマシだ。そんなこんなでリシェルの鬱憤はたまっていた。
(それに……やっぱ、ホームシックなのかなあ……あたし……)
加えて距離というものを実感させられる。トレイユからは遥かに遠い。離れてみると余計に実感させられる。やはり寂しい。
早く帰りたい。会いたい。顔を見たい。声が聞きたい。抱きしめて欲しい。遠くにいればいるほど恋しさはつのる。
(我ながら情けないわねえ。こんなのこれからよくあることなのに……)
派閥に属する以上、こういったことは避けられない。頭では分かっている。けれども気持ちはすんなりと納得してくれない。
そんなモヤモヤした気持ちを持て余しているときだった。
「ねえねえ。そこの貴女」
ふいに声がかかる。一瞬、自分が呼ばれたとは気づかずにいると。
「そこの貴女よ。そこのなんか変ちくりんなウサギの帽子を被ってる貴女!」
どうやら自分のことらしい。リシェルはようやく気づく。
「誰よ。いったい……」
憮然としながら振り返る。するとそこにはリシェルと同じぐらいの年頃の少女の姿があった。
「やっほー♪」
人懐っこい笑みを少女は見せる。知らない顔だった。この派閥本部の敷地内にいる以上、この娘も金の派閥の召喚師なのだろう。
ジロリと観察するように少女を見る。少女は小柄だった。リシェル自身もどちらかといえば小柄な方だがその少女はそれ以上に。
顔つきもどことなく幼く童顔である。なんというかチビジャリという言葉がよく似合う。そんな風体の娘であった。
「あー!!なんか失礼なこと考えてるでしょ!」
こちらの考えていることを見透かされたのか、少女は少しむくれる。
「いったい何の用よ?人のこと呼び止めといて……」
リシェルは尋ねる。感傷に水を差されたので内心あまり愉快ではない。
「別にぃ。なんか暇そうにしてたから声かけてあげただけよ。ねえねえ。せっかくだし一緒にお喋りでもしない?」
「なんだって……あたしが……あんたと……」
「いいじゃない。どうせ暇なんでしょう?」
「まあ、そりゃそうだけど……」
「わたしも暇してるの。ちょっと退屈しのぎにつきあってくれてもいいでしょう?」
そう誘われてしばし考える。確かにこうして一人でウジウジしているよりかは誰かと話していたほうが健全かもしれない。
少しは気晴らしになるかと思いリシェルはその少女につきあうことにした。
「で、あんた誰よ?話しかけてくるんなら自分から名乗りなさいよ」
リシェルは少女に名を尋ねる。すると少女は悪戯っぽく微笑んでこう言う。
「う〜ん。教えてあげてもいいんだけど、貴女きっとビックリするわよ」
「何よそれ。別に驚きゃしないからもったいぶらずに名乗れっての!」
少女の態度にリシェルはいら立つ。少女は含み笑いをして勿体をつけて、ようやく名乗る。
「わたしの名前はミニス。ミニス=マーン」
「ミニス=マーン?どこかで……聞いたような……って!!」
少女の名乗った名。どこかで聞いたおぼえのあるその名を反芻してリシェルはハッと気づく。
「ミニス=マーンってあのミニス=マーン!?マーン議長の娘のっ!」
リシェルは愕然とした。ミニス=マーン。金の派閥に所属するものならばその名を知らぬものはいないだろう。
金の派閥のトップであるファミィ=マーン議長の一人娘で、自身もあの傀儡戦争を最前線で戦いぬいた英雄である。
「うふふ。やっぱり驚いたじゃない」
「そりゃ……まあ……」
クスクスと笑うミニス。リシェルはまだショックから立ち直っていなかった。何せ自分の目の前に生きる伝説がそこにいるのだ。
悪魔王メルギトスを倒した調律者一行の中においてもミニスの名は際立っていた。ファミィ議長の娘という生まれもあるのだろうが
ミニス自身、類稀なる強力な魔力を持った獣属性の召喚師である。伝え聞く噂によると消費MPたったの20でS級召喚術をぶっ放して
MAPというMAPを焼き尽くしまくったのだとか。それが当時、弱冠十一歳の少女だったというのだからさらに驚きである。
リシェルが同じ歳の頃はセクターの私塾で、ライと一緒によくバケツを持って廊下に立たされていたというのに。
リシェルは呆然とする。そんなリシェルにミニスは声をかける。
「こっちが名乗ったんだからそっちも名乗るのが礼儀じゃないの?」
「……あ、ああ。そっか……そうよね……」
言われてリシェルは気がつく。いまだ困惑から抜け出せずにはいるが名乗ろうとする。
「あたしは……」
「リシェル=ブロンクス。帝国領のトレイユから研修でここに来てるブロンクス家の長女。歳は確かわたしと同い年。でしょ?」
名乗る前に先に言われてしまった。一本とられてリシェルが固まっているとミニスはまたクスクス笑い出す。
「ごめんなさいね。貴女のことはあらかじめ聞いてたの。フィズやユエルからね」
「……へ?あんた、あの二人と知り合いなの?」
知り合いの名を唐突に出されてリシェルは目を丸くする。
「うん。二人ともわたしの親友だよ」
にっこり微笑んで言うミニスにリシェルは思った。世間って意外と狭いものなのだと。
「へえ?界の狭間を越えちゃうなんて至竜ってやっぱ凄いのねえ。うちのシルヴァーナもいつかはそんな風になれるのかなあ?」
「さあ、少なくともあたしたちが生きてるうちは無理っぽくない?」
当初は唐突なミニスに面食らっていたリシェルだったが、話をしてみればやはり同年代の少女同士、会話は弾む。
ミニスはトレイユで起こった事件について聞いてきた。人づてに聞いて興味津々だったのだろう。
ことの発端から顛末まで当事者であるリシェルはまさに渡りの船であった。受け答えしながらリシェルも尋ね返す。
主に共通の知り合いのユエルやフィズ達についてである。どのようにして知り合ったのかその馴れ初め等を。
そんな風に会話しているうちに話題はある方面へと移る。
「しかしフィズも不憫よねえ。アルバったら、そういうのちっとも気が利かないし」
「やっぱあの二人ってそういう関係なんだ?」
いわゆる恋ばなというやつである。
「ん〜〜アルバはあの通り剣一筋でそういうの疎いんだけど、フィズの方は結構本気みたい。でも、あの娘も素直じゃないし」
「それってなんか可哀想……あたし、すっごく分かるなあ……その気持ち……」
素直になれない娘とそれに気づいてくれない幼馴染。まるでどこかで見たような取り合わせだった。
フィズが抱いているであろう切なさ。非常によく分かる。そうリシェルがフィズに同情していると。
「……なにニヤけた顔してんのよ」
「ん〜?にしし♪」
ニヤニヤとミニスがリシェルの顔を覗き込んでいた。ニシシと笑いながらミニスは口を開く。
「そういう貴女の方はどうなのかな〜と思って。シルターン自治区に一緒にいった男の子いるんでしょ。フィズから聞いてるわよ」
「なっ!」
「一人は貴女の弟さんみたいだけど、もう一人は幼馴染なんですって?その歳で一緒に旅行だなんて随分と仲がいいのね」
「うっ……ぐぅぅ……」
まさか自分に話題を振られるとは思っていなかったのでリシェルはぐうの音もでなくなる。そんなうちにミニスが問い詰めてくる。
「わたし、そっちのお話の方がもっと興味があるなあ。ねえ、どうなの?どうなの?」
「どうなのって……そんなの……」
ただの幼馴染。そういって誤魔化そうかとも思った。でもすぐにそれを否定する。もう只の幼馴染なんかじゃないから。
「つ……付き合ってる……一応……」
「きゃあ♪熱いわねえ。ひゅーひゅー。ねえねえ、何処までいったの?キスは済ませた?ひょっとしてエッチなこととかもしっかりやってるの?」
「いちいち答えられるわけないじゃない!そんなの!」
「うふふ。差し詰めさっきは彼氏恋しさに黄昏てたわけねえ。いいわねえ青春」
「うっさいわねえ。ほっとけっての!」
「寂しいわよねえ。ラブラブな彼氏と遠く離れて……色々と持て余してるんじゃないの?」
「余計なお世話よ!」
囃したててくるミニスにリシェルは顔を真っ赤に染めて怒鳴り散らす。
しかし火に油だった。ミニスはますます目を輝かせる。
「うふふふ。そんな貴女にうってつけのストレス解消……教えてあげようかしら?」
「な、なによ……いったい……」
妖しく微笑むミニスにリシェルはなにか嫌な予感を感じた。
「それはね……にししし♪えい、ラブミーバースト!」
「へ?」
予感的中。ミニスが突如放った召喚術をリシェルはまともに受けた。
放たれた威力25の中範囲召喚術。リシェルはまともにすっころぶ。
「な、なにすんのよっ!いきなり……って……あれ……あっ…」
ローブを着用しているのでダメージ自体はそれほどでもない。しかしリシェルは自分の身体の異変に気づく。
「なに……これ……ふぁっ……」
もぞもぞとむず痒いものが湧き上がる。身体が火照るように熱気を帯びている。意識が甘く蕩けかける。
明らかな状態異常。この症状はおそらく。
「察しのとおり魅了の追加効果つきよ♪この子のは特別制だからねえ♪」
そう微笑みながら答えるミニス。彼女の隣には先ほどの術を放った少し風変わりなドライアードがいた。
「とある年増から引き出物に貰ったこの石。一度、効果を試してみたかったのよねえ。さてと、うふふ♪」
ミニスの顔が邪悪な笑みに歪む。リシェルの背筋に悪寒がはしる。
「いやあ、わたしって同じ派閥の中だとあんまし友達いなくてね。だからこっちにいるときは結構暇なのよ」
いけいけしゃあしゃあと小悪魔は語りだす。
「それでさ、なんでも帝国の方からわたしと同い年の娘が来るっていうじゃない。それでピンときたの」
(この娘……まさか!?)
既視感を覚える。なんというか身内にすごく似たようなのがいる気がする。
「イ・ロ・イ・ロな意味で仲良しになりたいなあってね♪てへっ」
舌をペロッと出して笑うミニス。リシェルは絶望にさいなまれる。
(やっぱしぃぃぃい!!この娘、ポムニットの同類だぁああ!!)
なんということだ。金の派閥のモラルは一体どうなっているのだろうか。よりによって将来の議長候補筆頭がこっちの趣味とは。
幻獣界の姫君の持つ毒牙。それは哀れな子ウサギリシェルへと向けられる。
「さあ、彼氏と離れて持て余している貴女のその身体、このわたしがみっちりと慰めてあげるわ!」
「やだぁ……らめ……やめてぇ……」
必死でリシェルは抵抗を試みるも身体に力が入らない。意識もぽーっとする。気を抜くと今にでも落ちてしまいそうなほどに。
「んふふ♪怖がらなくてもいいの。フィズやユエルも最初はそうやって嫌がってたけど今じゃ従順なものよ♪」
(あの二人にもしてんのかいっ!!)
逃れようとジタバタともがく。しかし衣服の隙間にミニスの手がもぐりこんだとき、リシェルの身体はビクンと震える。
「ひぁんっ!」
「んふふ♪いい声……」
子どものような小さなミニスの手。それがリシェルの発達途上の身体を嬲る。脇の辺りから侵入した片手がほのかな乳肉を弄る。
ワキワキとした手つきで。突起を探しあてると、指先で軽く摘みコリッと押しつぶす。
「ひあぁぁぁああ!やあぁぁぁあ!」
ひときわ大きくリシェルは嬌声をあげる。ダメだ。抗えなかった。このままなし崩しにこの小悪魔に玩具にされてしまうのだろうか。
(やだぁ!そんなのやだぁぁぁあああ!!)
たまにポムニットに襲われることもあったりもするがリシェル自身は至ってノーマルである。喜んで同性に嬲られる趣味はない。
けれど哀しいかな。身体は感じてしまっている。
「ふふ。どうやら貴女。彼氏とは結構しっぽりやってるみたいじゃない。こんなに簡単に濡らしちゃって」
「やぁぁ!そんなとこ……嫌ぁぁあああ!!」
二本重ねた指。それが愛蜜の滲むリシェルの秘肉をなぞる。ゾクッとした刺激がはしる。
指先は重なったままリシェルの膣肉をプニプニ突きながら奥まで入ろうとする。第二間接。その辺りまで入り込んでくちゅくちゅと軽くかき回す。
「やぁ……ひやぁぁ……らめへぇ……ゆるひてぇ……」
耐え難い恥辱を受けてリシェルは涙を滲ます。
「ふふふ♪安心して。もっと気楽に楽しみましょうよ。なんなら彼氏からわたしに乗り換えてくれてもOKよ♪」
(誰が乗り換えるかぁぁぁ!!)
舌はもう呂律が回らないので心の中でリシェルは突っ込みをいれる。だが、そんなリシェルに構わずにミニスは愛撫を続ける。
愛蜜の絡んだ指先は膣内の敏感な箇所を適確に責めてくる。胸元に差し込まれた手は乳頭を嬲りながらほのかな膨らみをこね回す。
首筋にぴちゃりと濡れたものが触れる。舌だ。リシェルの首筋をミニスの舌が這う。
(やだっ……あたし……このまま……)
初対面の相手にいいように嬲られ堕ちてしまうのだろうか。そんなことは願い下げだが現状、こうして抗えずにいる。
(助けてぇぇ……誰かっ!ライッ!ポムニットっ!!)
呼びかける。けれど遠くにいるライ達がリシェルを助けにこれる筈もなく。
哀れ。リシェルはミニスの手によってこのままあっちの道へと。そうなるかと思われた矢先である。
ゴロゴロゴロゴロ ドッカーン
「ぎゃぴっ」
「……ふぇ?」
突如、文字通りの意味で雷がミニスに落ち、感電ショックでミニスが倒れる。
なにが起こったのかワケもわからずリシェルが呆然としていると、そこには一人の女性が立っていた。
ミニスとよく似た容姿のそれでいて穏やかな物腰の女性が。にこやかな微笑みをたたえていた。
「あらあら。ミニスちゃん。ダメでしょう。よそ様の娘さんにおいたをしたら」
「お、お母様っ!!!」
女性を見つめるミニスの顔が恐怖に引きつる。そう彼女こそミニスにとってこの世で唯一逆らうことのできない絶対的な存在。
金の派閥議長にしてミニスの母、ファミィ=マーンその人である。
「ごめんなさいね。リシェルちゃん。うちのミニスちゃんがご迷惑をおかけして」
丁寧にお辞儀をしてファミィは仰向けのままのリシェルに謝罪する。ミニスはこの隙にそろそろと逃げようとするが。
「ぎゃぴぃぃぃ!」
ファミィの使役する雷精は容赦なく電撃でミニスを打ち据える。
「ミニスちゃんには私の方からきちんとお仕置きをしておきますからどうか許してくださいね」
娘の方には目もくれずファミィはリシェルに謝罪を続ける。狼藉を働いた娘の方はというと。
「嫌ぁぁぁあああ!!ビリビリは嫌ぁぁぁあああ!!ぴぎぃぃぃいいいいい!!」
ゲレゲレサンダーの雨あられにうたれていた。小さな身体が何度も弾んで床に打ち付けられる。
身体中が焦げ付いてプスプスいってる。感電のショックでなんか骨が透けて見えてきそうだった。
そんなミニスの惨状にリシェルはただ呆然とする。
「こんな娘ですけれどよかったら仲良くしてあげてくださいね。リシェルちゃん」
穏やかな表情を一つも崩さずにファミィはそう言う。この人にだけは逆らってはいけない。生物としての本能がリシェルに働く。
「あ……ああっ!…は、はいぃっ!……あ、あたしでよかったら……」
そう頷き返すしかなかった。なんか膝が笑っていた。優しそうな笑顔で実娘を容赦なく折檻するこの母に心底戦慄を覚えていた。
この世には決して怒らせてはいけないないものが存在する。リシェルはそれを学んだ。
「ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!ゴロゴロは嫌ぁぁぁぁぁあああ!!」
電撃の絨毯爆撃で黒焦げのミニスの悲鳴がとどろく。ファミィはあらあらうふふとにこやかな笑顔で更に追い討ちをかける。
「ぐらぐらぐらぐら……どっかーん♪」
「どっかーん嫌ぁぁぁあ!!ひぎゃぴぃぃいいい!!」
放たれる大範囲のデビルスクエイクは建物の一区画ごとミニスを地割れに飲み込む。
それをファミィはただただにこやかに見つめていた。
(なんなのよ……この親子……大丈夫なの?……うちの派閥……)
金の派閥。その頂点に君臨する母娘のあり様にリシェルはただ唖然とする。
ファナン・金の派閥本部。そこでのリシェルの研修初日はこうして過ぎてゆくのだった。
リシェルとミニスを一度からませてみたいと思って書いてみました。
16歳ミニスもろにそっち系の趣味の人です。普段はユエルやフィズとよろしくやってることでしょう。
気が向いたらこの研修編はまた続きを書くかもしれません。他に流れるかもしれませんけど。
それではまたいつか。サラバ。
素晴らしい、だがロリから脱却しつつあるミニス嬢のイラストが
何処を探しても見つからないので妄想しきれない・・・
>>23 ファミィさんの色気ダウンと見るしか…
しかしミニスの過去に一体何がwwwwwwwwww
>22
GJ!!!
タイトルだけ見て一瞬リシェル×エニシアだオモタのはここだけの話し。
つかミニスへのおしおきにデヴィルクエイクってwww
派手だぜファミィさんwwwww
親子漫才ワロタb
>>22 真の鬼畜王はメルギトスでもなければ鬼畜氏でもない…
ファミィさん、あんただぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
GJ、超GJ!!
ファミィさんの参加はまだですか(*´д`*)ハァハァ
ユエルやフィズとよろしくやってる話もぜひよろしく。
そういやミニス、絶対4で出てくると思ったんだけどなぁ
下手に成長させられなかったんだろうか。
ちょっとライ×エニシア(純愛)が通りますよ
「お疲れさま」
笑顔といっしょに机の上に、お茶がコトンと置かれる
「ああ、ありがと」
今日という一日をのりきった料理人兼店長はいすにバフと腰を下ろしてお茶を飲む
「私もお料理手伝えればいいんだけど、ね」
ウェイトレスのように、お茶を載せていたお盆を抱えて、少女はぼやく
竜の子を巡る戦い以後、いっしょに戦ってきた仲間もそれぞれの場所へ
今では、この店を宿として使う人は滅多にいない
料理目当てにやってくる人間は多いが、基本的に宿屋としては閑古鳥が鳴いている
そう、つまりこの宿には二人の人間しかいない
「あ、あの、ライ。し、してもいいかな……」
もうこの生活もしばらく続いているが、未だに少女は恥ずかしさを隠せない
椅子に座ったライに抱きつき、唇を合わせて、
そう、キスをするだけ、でも
「んん…くちゅ……」
お互いに抱きしめあって、口の中で、舌が絡み合って
「ぷはぁ……」
ようやっと離れると、少女の目はまどろんでいる
「エニシア、本当にキスに弱いよな」
最中は積極的な少女も、唇が離れると、だらしなく涎をたらし、何処を見ているのかも分からない、夢模様
顎にまで垂れた涎を舐めとると、ひゃんと声を上げる様もまたいじらしい
「あの……続き……」
いすから立ち上がるライのエプロンの裾をギュッと握り、上目遣い、火照った頬
「ここじゃ……アレだろ?」
少年は立っていられないほどとろけた、お姫様を大事に抱え込む
「ライ……」
「な、エニシア」
ライの腕の中で、エニシアは微笑んだ
「ね、ねぇライ……これってどうしても……ひぁ……し、しないといけないの?」
ベッドの上で、一糸まとわぬ二人の男女
少女は、足を開き、割れ目からは愛液がしたたる
それでも更に、舌で刺激を加え、その都度、エニシアの体が細かく震える
「どうだろ?でもエニシアも嫌じゃないんだろ?」
「うぅ……それは…そう、だけど」
今度は指の腹が、スジをこすり、爪が少女を快楽へ
「ゆ、指は……ダメ……」
シーツを必死に掴んで、どうにか自分を抑える
それでも、太ももをさする手、胸へと動く指に、次第に理性は本能に押されていく
「………………んっ……1」
ビクンと大きく震えたあと、少女は果て、シーツを汚す
はぁはぁ、と乱れた呼吸と、その度に上下する、少女の小さな体
「じゃあ、そろそろいいか?エニシア」
ぼんやりとした視界に見える、少年のはち切れんばかりの……
「……ダメ」
「へ?」
エニシアはようやっと呼吸を落ち着け、起き上がる
「私ばっかりっていうの……イヤだよ。だから……その、ライのも……」
ここまで言って、一気に顔を赤らめる
「うぅ……」
自分の発言を今更恥ずかしがって、機能停止
「あの……エニシア?」
少年の声に、エニシアは我にかえる
「……もう!」
なにか吹っ切れた少女。そのまま少年を口にくわえた
「…ん……ぴちゃ………んむ……」
「エニシア、どうして……」
「ひょうひふぇっふぇ、らい、ひもひよくないの?」
精一杯、たどたどしくも、懸命にしゃぶっていく
くわえたまま喋るたびに、いままでにない刺激がライを襲う
「エニシアっ!できれば喋らないで!」
「ひゃんふぇ?」
「あぅ……!」
『早くイッてしまうから』が答えなのだが、そう答える余裕すらない
唇と。舌と、指が幾度も幾度もライを弄ぶ
「エニシア……俺……もう!」
もはや限界
「ふぇ?ま、まっひぇ……」
最後の一押し
「エニシア!」
先端をくわえていたエニシアの頭を掴み、無理矢理、分身を口の中に押し込む
「……んーっ!んーっ!」
少女の中でドクドクと脈打つ、確かにエニシアの中に熱い液が流れ込む
「……ケホッ……ライ、酷いよっ……急に……ひゃっ!」
「ゴメン、でも俺もう我慢できない」
面前に、ライの顔が迫る
「そう……ふふ、いいよ、ライ」
いま出したばかりなのに、もうすでにライのソレは勃っている
「でもベッドの上で、ね?」
ゆっくりと立ち上がって、エニシアはライを押し倒した
「……はぁ……ん……ライィ……あっ……」
体の奥、ライが突き上げるたびに、心躍る、快楽が押し寄せる
「……エニシア……」
少女を最も身近に感じて、その全てを知る。自分の動き、一つ一つが彼女を悦ばせる
「ああ!ライぃぃ……っ!んーっ!」
彼女の果てる寸前に、思い切り、抱きしめる
感じ、快感に悶える体の変化に、ライもまた、終わりを迎えて
「エニシア……っ!」
「ライ……」
少女の体の中で、少年が脈打ち、確かに自分の中へ流れてくるのを感じる
今度は口よりも、もっともっと気持ちいい
「ライの……赤ちゃんできるかな」
自分の膣から流れる白い液体をみて、エニシアは嬉しそうに言う
そんな少女を見てか、それとも母親のサポートがあってか
「エニシア、それじゃあもう一回……」
また萎えたはずの息子は、さっき以上に大きく見える
「ライってHだね……」
やはり少女は何処か嬉しそう、に
「でも、そんなライも大好きだよ」
リィンバウムの夜は長い……
負けるな!不遇の姫様 ということでガンバって書いてみました
ライとペアルックでお盆抱えたエニシア見て見たい……
GJ!!
これでエニシアも報われるだろう…
リシェル「良かったじゃない。これであんたも少しは報われたでしょう」
ポムニット「姫様、おめでとうございます」
エニシア「ウソだ……」
リシェル・ポムニット「へ?」
エニシア「ウソだ、ウソだ、ウソウソ、ウソ、ウソ、ウソウソウソウソ…ッ!
ウソだあああああーーーーっ!!私に純愛の出番なんて来る筈無い!」
ポムニット「姫様!これは本当です。ウソじゃありません」
リシェル「そ、そうよ。四月馬鹿もとっくにおわちゃってるし」
エニシア「ウソウソ、ウソ、ウソ、ウソウソウソウソ(以下略)」
ポムニット「姫様……とっくに手遅れに……」
リシェル「哀しすぎるわよ……自分の幸せを信じられないだなんて……」
>>33 GJです。良かったねエニシア。・゚・(ノд`)・゚・。
>自分の幸せを信じられないだなんて
勝手な事を言うな! エニシアをそこまで堕としたのは鬼畜氏だろう!!
それでも貴方のファンなんですけどね。
>>22 >とある年増から引き出物に貰った
気になる記述が
>>22 ミニリシェなんてなんてグッジョらめへぇ
>>33 エニシアーーー。オマエも幸せになっていいんだぞーーーーー!
マジGJ!!!
>>37 自分も思った。やっと捕まえたのか。良かったな〜年増。
「ウソだ」で真っ先に浮かんだのが鉈娘。
そして鍋娘化したエニシアが脳裏をよぎった俺は何かがおかしい
>>35 どこぞのヘタレ一角眼鏡化してるエニシアにワロタw
純愛から鬼畜まで幅広く活躍する姫君の今後が気になるところ。
>>33 GJですっ!!エニシア、良かったねw
>>40 IDの数字部分がサクロと読めた。
クラフトソードのカレーの人を思い出したw
>>15 今更だけど
最初がポムと同じ声優がやってる某エロゲキャラのアニメ版にある一節にそっくりでワロタ
あ、つっこんではダメでしたか 申し訳ない(´・ω・`)
おまえのその無粋さは感動ものだな
屋敷はリシェルの実家よりも遥かに立派なものだった。ファナンにあるマーン家の邸宅。
これで本宅が聖王都ゼラムに別に存在するというのだから流石は金の派閥議長職マーン家と言うべきであろう。
リシェルのブロンクス家とて名門の家系だが、これは桁違いである。
(お風呂もこんなに立派だしさ……)
プール並みの広さの豪華な浴場でリシェルは湯につかる。あの後、ファミィから先程のお詫びを兼ねて招待されたのである。
とりあえずは汗を流したらどうかとファミィから勧められてこうして風呂に入っている。
(それにしても……無茶苦茶すぎよ……なにもかも……)
いきなり人を手篭めにしてくれた娘もさることながら、娘を笑顔で折檻し、生き埋めにするその母親。
その手の規格外には自分の周辺だけで慣れっこかと思っていたが甘く見ていた。上には上がいる。
湯船につかりながらリシェルが溜息づいていると、ガラリと入り口が開く。
「お湯加減はどうかしら。リシェルちゃん。」
現れたのはファミィだった。すっかり黒こげになったミニスを引きずりながらファミィは穏やかな笑顔をリシェルに向ける。
「は、はい。丁度いいぐらい……です。議長」
かしこまって言うリシェル。ファミィはクスクスと笑って言う。
「そんなにかしこまらずに自分の家だと思ってくつろいでくれていいのよ」
更にこれが重要とばかりにファミィは付け加える。
「それと私のことは肩書きじゃなくて、ちゃんと名前で呼んでくださいね。『ファミィさん』というような感じで」
「はい。ファミィさん」
「『ファミィちゃん』と呼んでくれても構わないのだけれど」
「いや……流石にそれは遠慮しときます」
「あら、それは残念。ねえ、リシェルちゃん。ミニスちゃんをキレイに洗ってあげたいんで一緒にお風呂いいかしら?」
「え、ええ。あたしは構いませんけど」
「そう。よかった。どうもありがとうね」
そう微笑んで言うとファミィはミニスをつれて脱衣所の方へと一旦戻る。
いまだ緊張の解けないリシェルはその後姿を呆然と見つめた。
(この人……いったい何歳?)
脱衣を済ませて再び現れたファミィに対し、リシェルは率直な感想を抱いた。
染みひとつ無く張りのある艶やかな肌。みずみずしい肢体。とても自分と同い年の娘がいるとは思えなかった。
よく引き締まった身体のラインにほどよく形の整った美乳。同性のリシェルの目から見ても惹きつけられる。
世の男性諸氏をやといったところだろう。金の派閥を束ねる『母』はとても若々しくそして美しかった。
「あら?どうかしたのかしら」
ぽーっと見とれているリシェルにファミィは声をかける。リシェルが顔を真っ赤にして湯船にもぐると
ファミィはまたクスクスと小さく笑う。
「今日はうちのミニスちゃんが迷惑をかけて本当にごめんなさいね。この娘もこの通り反省してますから」
「きゅうぅぅ……ピクピク……」
素っ裸でのびてるミニスの頭をファミィはリシェルに下げさせる。
「いや……あたしの方はいいですから……もう勘弁してあげてください」
「リシェルちゃんは優しい子ね。よかったわね。ミニスちゃん。リシェルちゃんが許してくれて」
失神したままのミニスにファミィは語りかけるがミニスは白い目を剥いたままである。
(暴走したときのポムニットよりもおっかないわ……この人……)
世の中、上には上がいる。その適確な見本が今、リシェルの目の前にはあった。
「ごしごし。ごしごし」
石鹸は泡立ててファミィはミニスの身体に塗りつける。生き埋めにされたミニスの身体を汚れを丁寧に落としていく。
「ごしごし。ふふっ。なんだか久しぶりだわ。こうしてミニスちゃんを洗ってあげるのも。ごしごし」
嬉しそうに娘の身体を洗うファミィをリシェルは見つめていた。そしてぼんやりと思い出す。
『おじょうさま。お背中を流しいたしますね』
『もう、いいってばポムニット。自分で洗うから』
『ダメです。おじょうさまに任せるといつもいい加減ですから』
『う〜〜〜〜〜』
きゅんと少し胸がせつなくなった。一度は忘れかけたホームシックがぶり返してきた。
(そういやママとも随分会ってないな……)
帝都で離れて暮らす母のことも思い出す。自分の屋敷にいるときは母親代わりのポムニットが傍にいてくれるから
普段はあまり意識しない。だがこうして遠く離れた地に一人でいると否応なしに母恋しさがつのる。
「どうかしたのかしら?リシェルちゃん」
「わひゃっ!」
浸っているうちにファミィが声をかけてきたのでリシェルは慌てふためく。
「なんだか元気がなさそうにみえるのだけれど……やっぱりお家が恋しいのかしら?」
「い、いえ……そんなことない!いや……ないです……」
図星だった。リシェルは取り繕うがファミィにはまる分かりである。
「無理をしなくてもいいのよ」
するとファミィはリシェルに優しく微笑みかける。ミニスを洗うその手を一旦止めてリシェルの方に近づく。
「大変だったわね。うちのミニスちゃんと同じでまだまだ甘えたいお年頃なのに一人でこんな遠くまで来て」
「別に……そんなこと……ってわひゃう!?」
ギュムッ。近づいてファミィはリシェルを両の腕で抱きしめる。
「ちょっ!ちょっと議長!じゃなかった!……ファミィさんっ!」
突然抱きしめられてリシェルは困惑する。なんだか顔の辺りに柔らかい感触がした。
まだ発達途上の娘とは比較にならない豊かな膨らみにリシェルは顔を押し付けられる。
(なに……なんなのよ!?いったい)
まさか母親の方までこっちの趣味の人なのか?リシェルはそう疑ってしまう。けれど何故か嫌な感じはしなかった。
温かでそれでいて柔らかい。幼いころを思い出させるような温もりが伝わってくる。
「甘えてもいいのよ」
「っ!?」
優しく背中を擦りながらファミィはリシェルの耳元で囁く。リシェルの身体がビクンと震える。
「派閥にいる子たちはみんな、自分の子どものように私は思っているの。
だからリシェルちゃんも私のことをお母さんだと思って甘えたっていいのよ」
「……あっ……あぁ……」
優しい言葉にリシェルの声も震える。今、自分を抱きしめてくれるファミィの温もり。
懐かしかった。それに愛しかった。遠い昔に感じた温もり。それと同じものを今、確かに感じて。
「……っぐ……ぅ……マ……マ……」
リシェルは涙ぐむ。意地っ張りの衣が剥げ落ちて、寂しがりやで甘えたがりの中身が顔を出す。
「うぅぅぅ……あぁぁぁ……ママっ!ママぁぁっ!」
そしてリシェルはファミィの胸にすがりついて子どものように泣きじゃくる。
ファミィは何も言わずに優しく抱擁をつづけた。
「ちょっと……勝手にわたしのお母様をとらないでくれる?」
ようやく意識を取り戻したミニスの突っ込みがポツンと響いた。
「ごしごし……ごしごし……うふふふ」
ゴシゴシとファミィは今度はリシェルの身体を洗う。たっぷりと石鹸の滑りをつけた指がリシェルの身体を弄る。
「……あっ…っふ……ううん……あふっ」
リシェルは可愛らしく喘ぐ。発達途上の乳房や陰毛も薄い秘部など敏感な部分も一緒に洗われて。
ほとんど愛撫といっても良かった。けれどリシェルは抵抗しない。むしろずっとこうされていたいとさえ思ってもいた。
「お母様ズルイ!わたしの方が先に目をつけてたのに!」
自分が目をつけていたリシェルをファミィに横取りされてミニスは憤慨する。
「あらだめよ。ミニスちゃんは召還術を使ってズルしようとしたんだから」
「うっ……それは……」
魅了をかけてリシェルを手篭めにしようとした悪行を引き合いに出されミニスはつまる。
ファミィはいつもどおりの穏やかな顔でリシェルを愛で続ける。
「ふふふ……ごしごし……どう?リシェルちゃん」
「……はぅ……ふぁ……あっ……気持ちいい……です……ファミィ…さん……」
うっとりとした意識でリシェルは答える。リシェルの身も心も甘く蕩けてしまいそうだった。
「あら、リシェルちゃんったらまだ他人行儀ねえ。リシェルちゃん。今はママって呼んでくれもいいのよ」
「……うん……気持ちいいよぉ……ママぁ……」
普段からすればありえない素直さでリシェルは答える。
「お母様ぁっ!!」
そんな二人の様子にぶち切れ掛かるチビジャリがここに一匹。このまま放っておくと
本気でリシェルにファミィを取られかねないので二人に向かってミニスはずんずんと歩み寄る。
「あらミニスちゃんったら焼餅?しょうのない娘ねえ」
「お母様が悪乗りしすぎなのよっ!」
「そんなことないわよねえ。リシェルちゃん」
「……うん……ママぁ……」
「ほら、そこっ!ママ禁止!お母様はわたしのお母様なんだからね!」
プリプリとミニスは怒り出す。ファミィはリシェルを愛でる指を動かしながらまたクスクスと小さく笑った。
「んっ…っは…あふっ…くふっ……」
「へへっ……はっ……はふっ……くぅん……」
二人の少女の喘ぎ声が重なる。石鹸の泡に包まれた身体。リシェルとミニスはその身体を使ってお互いを洗う。
「うふふ。これで二人が仲良くなってくれるとお母さんは嬉しいなあ」
発案者は言うまでもなくファミィである。ミニスはそれを聞いて我が意を得たりと顔を輝かせて
リシェルもファミィの言うことには素直に従った。
「あっ……やぁぁ……擦れて……感じちゃう……あひゃぅぅぅ!!」
「んふふ……可愛い……思った通りだわ……にしし♪」
リシェルとミニス。発育においてはいい勝負の二人だが、流石に絡み合いにおいてはミニスの方に分があった。
身近におじょうさまLOVEの万年発情メイドがいるのでリシェルもその手の経験がないわけではない。
けれどそれは受けの経験。複数の同性ラヴァーズを抱える熟練の攻め手のミニスにしてみればたわいもない。
互いのほのかな膨らみ同士がつぶれあって突起が触れ合う。擦れあう陰核はしびれるような刺激を脳に送り込む。
それだけでリシェルはもう参ってしまうのだが、ミニスは達者なものでリシェルの弱い部分を的確に探しあててそれを責める。
「あらあら。ちょっと一方的すぎるかしら」
余裕たっぷりのミニスに何度もイかされているリシェル。そんな様子をみてファミィは少し困ったような顔をする。
あまり一方的な展開は望むところではない。どうしたものかと考えあぐね明暗にいたる。
「ひあぁぁぁっ!あたし……もうっ!」
「ダメよ。まだまだいくわよぉ……っ!?あぎぴぃぃぃぃいいい!!」
刹那、ミニスは絶叫する。責められているリシェルも何事かと驚き見る。すると恐ろしいことに気づく。
リシェルの上に覆いかぶさっているミニス。その可愛いお尻のすぼまった部分にずっぷり何かが差し込まれていた。
なにあろう。ミニスの母親であるファミィの指である。
「お、お母様……そこ……そこは……あぎゃふっ!」
「あらあらダメよ。ちゃんとハンデをつけてあげないと。ミニスちゃんはこのままでリシェルちゃんを気持ちよくしてあげなさい」
「そ……そんなぁ……はぅぅぅぅうう!!」
娘のアナルをほじくりながら責めの続行を強要する母親。金の派閥の頂点はいい感じにただれていた。
「んっ……あっ……はぅ……んぅ……」
そのただれた母娘にもろに巻き込まれたリシェルは甘く喘ぐ。ミニスに手篭めにされかけたときはあれほどに嫌がったものだが
今は従順に快楽に身を任せている。基本的に受け体質なのである。このウサギさんは。
「さあさあ。二人とももっと頑張って」
「きぴぃ!お母様……両方……ひあぁぁうぅうぅう」
ミニスの膣の方にも指を入れてファミィは追い討ちをかける。悶えながらもミニスはリシェルへの責めはしっかりと続ける。
「あはぁ……ミニスちゃん……リシェルちゃん……とってもステキよ……二人とも……」
「らめへえええええ!!お母様ぁっ!わたしもうらめへぇぇぇ!きゃふぅぅぅ!!」
「やぁぁぁあ!ひぅぅぅうう!イくぅぅうう!イっちゃうぅぅぅ!ふぁぁぁぁああ!!」
響き渡る嬌声とともにリシェルとミニスは同時に果てるプシュッと音を立てて潮を噴出す。
娘二人の愛蜜を顔に浴びながらファミィはいつもどおり優しくにっこり微笑んだ。
「んっ……んむっ……んちゅ……お母様ぁ……」
「はむっ……んっ…ちゅっ……ママぁ……」
二つの唇がファミィの両方の乳房に吸い付く。ファミィは二人の娘の頭を撫ぜながら優しく微笑む。
「ふふふ。とっても甘えん坊さんね。二人とも」
「はい……お母様……」
「うん……ママぁ……」
ファミィに乳首を吸いながらリシェルとミニスは甘くまどろむ。ファミィはそんな娘達の姿にこの上のない幸福を感じた。
「……ねえ、ポムニット。いい加減ちょっとは離れてくれない?」
うんざりとした顔でリシェルは言う。けれど言われた当人は何処吹く風で
「何をおっしゃるのですか!おじょうさま!わたくし、もうおじょうさまのお傍は死んでも離れません!」
この調子である。研修から帰ってきてから数日、それはもう四六時中ずっとポムニットは食みついてくる。
最初のうちはリシェル自身も再会の嬉しさに許していたが、こうも続くとげんなりもする。
「諦めろ。おまえのいない間、すんげぇたいへんだったんだから。ポムニットさん、禁断症状起こして……」
ライが言う。よっぽどすごかったのだろう。思い返すライの顔は痛々しいものだった。
「だからって限度があるでしょ。いい加減離れろっつうの!このアホメイド!」
「ああっ!おじょうさまの罵りぃぃ!いいっ!いいですっ!もっとこのわたくしめを罵ってくださいましぃ!」
手のつけようがない。こりゃダメだとリシェルは溜息をついて天井を仰ぐ。そんなリシェルにライが声をかける。
「そういやおまえ、研修の方はどうだったんだ?まだ詳しく話し聞かせてもらってねえけど」
「どうって聞かれても…………………」
口ごもる。怪訝そうにライは尋ねる。
「どうした?なにかあったのか!」
「な、何もないわよ!あるわけないじゃない!なにも!どうでもいいでしょ!そんなの」
「なんか顔赤いぞ。おまえ」
「うっさい!うっさい!うっさぁぁぁいっ!!」
出発前と同じようにリシェルは照れ隠しにわめき散らす。
マーン母娘の愛玩雌ウサギにされ続けた研修生活。リシェルの中でそれは永遠の秘密である。
オマケ
「あーあ。リシェルも帰っちゃったしつまんないの」
「あらあらミニスちゃんたら残念そうね。まあお母さんも残念なんだけど」
「フィズはなんだか最近つれないし……ユエルはまた交流事業で遠くにいっちゃってるし……あうぅ…退屈で死にそう……」
「ふふふ。そんなミニスちゃんにいいお知らせがあるの」
「え、何?お母様」
「実は今度派閥の方で帝国へ視察に行く予定があるのよ」
「お母様それって……えへっ♪」
「そういうことよミニスちゃん……うふふ……」
母と娘はにこやかに笑いあう。どうやらリシェルの秘密が暴露される日はそう遠くはないようだ。
〜fin〜
というわけでリシェルの研修編続きです。今回はファミィママ全開ですな。
いつもはミニスとセットで陵辱担当だったりしますが今回のファミィさんは最強ですね。
レイム様でもちょっと勝てないかも。リシェルは本当に受けな娘です。
というわけで今回はこのへんでサラバ。またいつか。
51 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 19:36:37 ID:X90vNYom
ファミィvsポムニット
どっちが強いんだぁー(*´д`*)ハァハァ!
ヒント:母親に勝る生物、この世の何処にも存在せず
マーン家の女は変態ぞろいですねwwwww
ん? もしかしてマーン三兄弟も・・・?
55 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 23:12:39 ID:X90vNYom
( ゚д゚) ハッ!!
あいつらが変態じゃなかったら
俺だって真人間だ。
あいつらは三男以外は変態というより変人な気がする
三男は変態だな。間違いない。
保管庫更新乙。前スレの>942-946 『ディレクターカットな座談会』だけ収録抜けてるっぽいけど。
目の前でライを犯されるか、3人一緒にヤるかの選択を迫られるリシェル
保管庫も無事更新されたのでそろそろ出番まとめの中の人も恋しい。
リプレ母さんとアマリエママ……
(性的な意味で)強いのはどっちなんだろう?
あぁ・・・最近エロいポム子が生理的にうけつないんだがどうしたらいいやら・・・
普通ならいいんだが、一体どうしちまったんだ〜俺〜?!
>>64 エロくないポムニッツストーリー書けばいいんじゃないの?
君が幸せ、僕も幸せ
ポム「なんだか最近…わたくしのイメージが崩れてるんですけど…」
ライ「え?そうか?」
ポム「そうです!だってわたくし!淫乱メイドとかエロメイドとか!そういう風に言われてるんですよ!」
ライ「分かった分かった!だから天下の街道で大声で言わないでくれ!」
ポム「は、はぅ…すみません…で、ですが!わたくしはいたって健全であって!決してふしだらではありません!」
ライ「まぁ、確かに普段のポムニットさんには似つかわないよな…」
ポム「ですよね!」
ライ「ああ。普通だもんな」
ポム「ええ、リシェルお嬢さまの自慰の手伝いをしたいなぁとか、ライさんといつ既成事実を作って妾にしてもらおうかな、とかそんなの考えていませんもの」
ライ「………」
ポム「どうしたんですか?あれ?何で離れていくんですか?」
ライ「ポムニットさん…俺たち…友達だよな?」
ポム「え?何言ってるんですか?友達だなんてそんな…わたくし達…もっと深い関係じゃないですかぁ」
ライ「あ、しまった!?やられた!?」
リシェル「…あれは!魔眼!」
ルシアン「魔眼!?」
リシェル「ああ…牝豚はあれでブロンクス家メイドのエースになったのよ!」
ルシアン「(ポムニットさんを牝豚呼ばわり…)」
ここ最近おっぱい分が不足気味だ。パイズリを要求する。
つ【ミントさん】
リプレでも可。アカネやアロエリも結構大きいし、フィズは年齢考慮すりゃなかなかけしからんオッパイ。
おっぱいなキャラはそれなりにいるのにおっぱいを生かしたSSが少ないのが不満。
まあ↑で名前あがった面々のSSが少ないからだろうけどね。
このスレで巨乳で人気あるのはアティ先生とパッフェルさん(ヘイゼル含む)ぐらいだし
どっちも最近は見ないし。
職人さんに童貞もしくは処女って居らっしゃる?
私、童貞ですわよ!
私処女だよ
ケツの穴だけど
お久しぶりです。キャラまとめの中の人です。
キャラまとめが長いこともあり、前スレで注意されたこともあり、
これからは原則1スレ1回、テキスト形式のうpのみにしようと思っています。
あと、キャラまとめを見る際に当たってひとこと。
保管庫を下から見ていけばわかりますが、このスレは突然流れが変わります。
被虐キャラだったのが突然純愛になったキャラもいますし、哀れなことにそこから逆戻りしてしまったキャラもいます。
それまでSSの無かったキャラが突然大ブレイクしてSSが大量発生したり、
唐突の旧作(1,2、CS1など)舞台のSSの連続投下も何度も起きています。
つまり、スレの流れやキャラまとめのコメント、数字に躊躇せず、SSを投下してください。
キャラの性格が過去の流れと違っていても、このスレはちゃんとそれを受け入れてくれます。
で、キャラまとめ最新版です。順位変動は殆どありません。
http://a-draw.com/uploader/src/up20003.txt.html
まとめ乙。4はまだ総計で1や2を抜いていないか。
なんかリシェルとエニシアが伸びたな。
クラレ陵辱中心になってたか?
純愛もあったし姉妹丼まであったからそうは思えなんだけど。
毎回思うのだがアティ先生が凄まじすぎるな。
3は本当にネタを撃ちつくしたような気がする。
リプレ・フィズ・ラミをまとめていただいちゃいたい今日この頃
>>76がクラウレ陵辱に見えた俺はもうだめかも知れんな。
なるほどアロエリともどもセイロンとリビエルに調教される『ラウスの檻』なわけですな。
想像してキモくなったorz
CSの男主人公で純愛ってあんま無いよな(CS自体少ないが…)
1ではサナレが正ヒロインなんだろうけどラジィが1番好き。シュガレットは話を進めるためのスパイスかな?基本的に彼女が絡むと純愛は難しいので。
2はエッジ×タタン。ニーニャやディナが好きになれないしリンリはいいと思うがシュガレットに同じのが多。あと俺の中では両性は男なのでアーノは除外、コヒナはまぁ普通だが登場が少ないので何とも…
はじ石はキャラに魅力が無いからあれだがこれに限っては女主人公のリフとレミィが1番マトモか
>>80を見て唐突に仕上げた。
自分でも何がしたかったのかわからない。
エロを継続させる精神力が足りなかった…orz
83 :
◆Rg5FZWpmps :2007/04/08(日) 00:35:15 ID:6VK/2jif
前スレ371です。
ルヴァイド×イオス♀のSSを投下させていただきます。
ゲーム中では男性であるキャラクター(イオス)が
『生まれつき女性である』という女体化表現・生ぬるい上に未遂ですが
多人数での強姦表現を含みますので女体化・強姦が苦手な方はお気を付けください。
暗闇に響くのは、淫猥な水音。
そして、男女の喘ぐ声。
「はっ、は…兄さま、兄さまぁぁ…はぁ…んっ」
「っ……アロエリ……」
褐色の肌がろうそくの明かりにぼんやりと照らされ、揺れ動いている。
天井から吊り下げられた紐で縛られた両手両足は、既に赤く滲んでいた。
いつも身につけている胸当ても、勇ましいセルファン族の羽帽子も取り払い、
光を失った瞳を携えながら、アロエリはただひたすら出来る限り身体を動かし、快楽を貪る。
ぶじゅ、と秘裂から愛液が滴り落ちる。
その度に彼女の下で寝かされ、こちらも両手と両足を床に固定されている男はむぅ、と顔を顰める。
「おお、なかなかの出来映えでは無いか……クラウレ」
「……セイ、ロン…」
重い扉がゆっくりと開かれ、牢獄と化した部屋に入ってきたのは龍人族の若い男…セイロンだった。
むせかえるような女の香りに一瞬たじろぐも、すぐにその顔に笑みを浮かべて歩み寄って来た。
アロエリはセイロンが来た事に気付いていないのか、それとも気にしていないのか、ただ肢体を揺らしている。
「あっはっは、どうだ。実の妹の具合は」
「…貴様…ッぐぅ!」
「あぁっ!…兄さまぁ…」
クラウレが怒りをその瞳に宿すも、それはすぐに快楽によって掻き消されてしまう。
もうこの責め苦は何時間続いたであろうか。
自分では何をすることも適わず、ひたすら妹によって男根をもてあそばれている。
そして、遂にクラウレが達そうかというその瞬間には…
「!」
「ひぅぅぅっ!……あぁ……ぁぁ…」
ずるり、とアロエリの秘所からクラウレの剛直が引き抜かれる。
浅黒いそれはいまだ脈打ち、僅かな灯りに愛液が反射しててらてらと鈍く輝いていた。
アロエリを縛る紐がギリギリときしみ、彼女の身体が天井へと引き上げられて行く。
ぽたぽたと愛液を滴らせながら、恍惚の表情を張り付けたままアロエリはクラウレをじぃっと見つめていた。
そう、いわゆる寸止めだ。
もう何回やられたかどうかもわからないほど、クラウレはこれを繰り返されていた。
何度も何度も射精の寸前で情事を妨げられ、既にクラウレのそれは極限状態だった。
それでも、射精感が引いてきたところを見計らっては、またアロエリを縛る紐がぎしぎしと下ろされて行く。
待ちかねたかのように身体をくねらせ、兄のそれに腰をうずめては、
「んふぅ…んぁああぁあああっ!!」
と、歓喜の叫びをあげるアロエリに、セイロンは満足げに笑みを溢した。
「ぐ…セイロン、いい加減に…」
「悪く思うなよクラウレ。裏切りへの制裁だ」
そう。彼クラウレは、竜の子を護る『御使い』たちの纏め役を担っていた人物だった。
巨大な槍を巧みに操る、勇敢なセルファン族の戦士だった。
焼き鳥焼き鳥とさげすまれていても、それは変わりようの無い事実だったのだ。
アロエリも、兄である彼のそんな姿に憧れて戦士を目指したという。
しかし。
「御子殿に対する裏切りは、先代に対する裏切りでもある。
そして裏切り者に“こうやって”裁きを下すのは、お前も先代の前で我と共に合意しただろう」
そう。
クラウレは、いまや御使いたちのリーダーどころか、恥ずべき裏切り者にまで堕ちてしまったのだ。
今まで通りの仲間を装って御子であるコーラルを奪おうとしたが、結界に阻まれた。
そしてライたちとの激戦の末に敗れ、裏切り者としてセイロンらに捕らえられたのだった。
『こやつも、元は我ら御使いを纏め上げていた男だ。
我らの問題は、我らの手で解決させて欲しい。わかってくれるな、店主殿』
と妹を泣かせたことに腹を立てるライを説き伏せたセイロンだったが、
まさかライも今現在こんな事態になっているとは思いもしないだろう。
目の前で跳ねている妹の姿を痛々しげに見つめながら、身動き出来ないクラウレは思った。
(何故だ…何故…こんなことに…)
そもそもの始まりは、数ヶ月前だった。
いつものようにエロパロ板で「アメルたん(;´Д`)ハァハァ」していた先代が、こんなレスを発見したのだ。
80 :名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 22:38:30
なるほどアロエリともどもセイロンとリビエルに調教される『ラウスの檻』なわけですな。
想像してキモくなったorz
これを見た先代、脳内がカオスな状況に陥ったのか、突然
『誰かが悪業を働きでもしたなら御使いの中でひたすら調教しろ』とか言い出したのだ。
そして夜通し先代のアメルたんハァハァを聞かされ、かなり重度の寝不足に陥っていたセイロンとクラウレは、
寝ぼけ眼でついつい「はい」と返事を返してしまった。
先代が亡くなり、どんな事であれ先代との約束を破るわけにもいかないと固く誓った二人。
そしてあろうことかクラウレが裏切りという悪業を働いた今、
セイロンはこうやって何故かアロエリの精神を破壊してまでクラウレを調教(?)していた。
曰く「アロエリ無しでは生きていけぬ身体にすることで、クラウレを束縛しギアン達を弱体化させる」らしい。
どう考えても本人が楽しんでいるだけのような気がするが、今となってはどうでもいいことだ。
このままでは本当に精神がふっ飛んでしまいそうな程押し寄せる快楽の波に、クラウレは汗を滲ませた。
まさか、自分が実の妹と交わり、そして何も出来ずにもてあそばれ続けているとは。
焼き鳥で既に傷ついたクラウレのプライドは、もう崩壊寸前だった。
「んはあぁぁあぁあっ!!兄さまの、兄さまのがぁぁ!ひゅぁぁあああああぁああ!!!」
突如、アロエリが一際甲高い声をあげた。
びくびくと膣肉が脈動し、自分の剛直を締め上げる。愛液が次々と溢れ出し、クラウレの身体を濡らす。
目の前で盛大にイッた妹。
もう何度目か解らない絶頂を迎えてなお、よだれを垂らしたままクラウレの上で跳ね続けている。
その様を無言で眺めていた時、ふと彼女と眼が合った。
普段の妹からは考えつかないような、淫らに緩んだ表情。
口元からはよだれを垂らし、眼には涙を滲ませ、クラウレを見つめている。
ふと、アロエリが口を開いた。
「……兄さま……好きっ……だいすきぃ…」
その瞬間、クラウレは自分の周囲の世界ががらがらと音を立てて崩れ落ちて行くのを感じた。
「……アロエリィィィイイイイッッ!!」
手足の束縛が急に消えた。そしてクラウレは妹の唇に吸い付かんと上体を跳ね上げる。
「んおぉっ!?」
ああ、みずみずしい唇の感触。もはや妹であろうと関係無かった。
クラウレはただ目の前にある快楽に手を伸ばし、ひたすらに舌を絡めた。
「アロエリ…アロエリっ…!!」
愛しい人の名前を呼びながら、ふと眼を開く。
飛びこんできたのは、顔面についた大きな傷、そして血色の悪そうな白い肌。
「……ん?」
ようやくクラウレは覚醒した。
周りが妙に明るい。床も冷たくない。それどころか、むしろ温かくすらも感じる。
そして、目の前に在るハズの、愛する褐色の肌が、無い。
「教授っ!?しっかりしてくださいっ!」
いびつな、寄せ集めのパーツで作られた青い機械人形が視界に飛びこむ。
しゃがみこみ、自分の眼下に倒れている人物を抱き寄せる。
…――――教授、だと?
もう一度、自分の眼下…ベッドの下に倒れている人物をよく見た。
ゲック=ドワイドが倒れている。
夢…?
す、と自分の唇に手を伸ばす。濡れていた。
ゲックの唇を見る。朝日に反射し、輝いている。濡れているのがわかる。
…まさか――――
クラウレは目の前が真っ暗になるのを感じた。
そして、ローレットの背後から突き刺さる、エニシアの視線によってトドメを刺された。
続かない。
ちょwwwwwwwwwwwwwwクラウレwwwwwwwww
88 :
愛しい死神 ◆Rg5FZWpmps :2007/04/08(日) 00:56:48 ID:6VK/2jif
イオス率いる黒の旅団・特務隊はレルムの村の双子の片割れを尾行し、聖女一行の居場所を突き止
めた。本来なら上官であるルヴァイドに報告に戻る必要があったのだがイオスはあえてそれをしな
かった。全てはイオスの独断。失敗してもルヴァイドがこれ以上泥を被らないようにしたかったの
だ。イオスは焦っていた。度重なる失敗で、主であるルヴァイドの本国での立場が微妙なものにな
ってきているからだった。
「総員、行けえぇっ!!」
善戦はした。むしろ個々の戦力は黒の旅団の兵士が上回っていただろう。しかし、マグナを筆頭と
した召喚師たちの召喚術、小数の利を生かして逃げ回る戦術に小回りの利かない旅団は苦戦した。
さらに、聖女アメルの起こす奇跡の力で彼らの負った傷はたちどころに癒えてしまう。隊長である
イオスが撃破されたため、勝敗は決した。
大草原での敗北の後、特務隊は黒の旅団本陣に帰還するために進軍を開始した。指揮を執りながら
イオスは己の無力を痛感していた。イオスの知る誰よりも強く、気高く、まさに騎士の中の騎士で
あるルヴァイド。イオスの抱いていた殺意はいつの頃からか深い敬愛の念へと変わっていった。彼
の力になれないことがたまらなく悔しかったのだ。大草原北部の、旧王国−聖王国国境付近で特務
隊は夜を明かすこととなった。イオスはマグナ達に敗北してからずっと、心ここにあらずといった
風情だった。役に立ちたかったのだ。敬愛する、恋い慕っている上官の役に。
「なっ…!!ぼ、僕はなんてことを考えてるんだ…。相手は仲間の仇だぞ!」
堂々巡りする自らの思考の中に聞き捨てならないものが混ざっていることに気付いて、思わず赤面
してしまうイオス。明日の進軍のためにも休もうと自らのテントへ向かうイオスは背後から忍び寄
っていた人物に殴り倒された。意識を失う寸前に頭に浮かんだのは、敬愛する、恋い慕っている上
官の顔。ああ、またあの方を失望させてしまう。そう思ったのを最後にイオスの思考は闇に呑まれた。
89 :
愛しい死神 ◆Rg5FZWpmps :2007/04/08(日) 01:20:18 ID:6VK/2jif
「う…ん……?」
「お目覚めになりましたか、イオス隊長?」
イオスの意識が再び浮上すると、自分の部下に見下ろされていた。新兵が4人とイオスの配下にな
って長い兵士が2人。イオスは簡素な寝台の上に横たわっていた。寝台がある、ということは、こ
こは一般兵のテントでなくイオスのテントだということだ。意識を失う前に持っていた槍や身につ
けていた甲冑とロングコートが見当たらなかったが、そんなことより釈然としないことがあった。
実質旅団のナンバー2であるイオスのテントに無断で入れるのは総指揮官であるルヴァイド一人だ
けだ。それなのになぜ彼らはここにいるのか。
「お前たち、誰の許しを得て上官のテントの中にいるんだ?」
いつもの厳しい口調で部下たちに言うが、皆ニヤニヤとしているのみでイオスの言葉に答えようと
する素振りは見られなかった。その沈黙に言い知れない不安を感じたイオスだったが、もとよりそ
こらの男どもよりよほど胆の据わったイオスのこと、そんなことはおくびにも出さなかった。
「さっさと出て行かないか!」
イオスの叱責に、薄笑いをしていた部下の一人が感嘆の声を上げた。
「出て行かないか!だってよ。いいねぇいいねぇ、オレこういう
気の強えー女もろ好み。」
「どうせルヴァイド将軍にいいだけ可愛がられてんだろ?イオス隊長。
オレらにもヤらせろよっ!」
太い腕が伸びイオスの軍服の合わせをがっちりと掴んで左右に引きちぎった。
「きゃぁぁっ!?」
漆黒の軍服の中から夜目にも映える、雪の儚さを連想させる白い肢体が現れた。ともすれば、きつ
く巻いたさらしの布よりも白いのではないかと思わせる、病的な程に白い肌。華奢ではあるが、無
駄な贅肉の無い鍛えられた身体はしなやかで美しい。イオスはあらわになった身体を男たちの視線
から隠そうと身体を抱きしめようとした。しかし、
「おっと、隊長ー。もったいぶんないで下さいよ。」
新兵二人に両ひじを捕らえられ、寝台に縫いとめられるように押さえつけられた。いくらイオスの
戦闘力が黒の旅団内で際立っているとはいえ、上から全体重をかけて押さえつけられれば女の力で
はどうすることも出来なかった。
「な…何をする!離せ!」
きつく巻かれたさらしもすぐ軍服と同じ運命となり、片手で掴める位の大きさの可愛らしい乳房が
卑下た視線の下に晒された。豊かではないが伏せた椀のような上品な形の乳房に、淡い乳輪の真ん
中につんと上を向いた小さな乳首。男たちから歓声が上がった。イオスは己が何をされようとして
いるか悟り、狂ったように暴れ始めた。
「貴様ら、上官の僕にこんなことをしてっ…ただで済むと思ってるのかっ!?」
気を抜けば歯の根の合わないほど震えてしまいそうな己を叱咤しながら、出来る限りの虚勢をはる。
軍規に無理やり照らせば、これは上官への反逆だ。そう言外に含んで。
「元帝国兵のあんたのことなんか誰も上官だなんて思ってねえよ。
ルヴァイド将軍に足開いて取り入りやがった雌犬がっ!」
握りつぶしそうな強さで、イオスの右乳房を掴みあげた。
「い、痛っ…止めろ!」
痛みを訴えるイオスに気を良くしたのか、さらに揉みしだきながら、左乳房の桜色をした突起に
歯を立てる。イオスはおぞましさしか感じなかった。
「ん?」
好き勝手にイオスの胸を嬲っていた男が、不意に手を止めイオスに顔を近づける。
「よ、寄るな…」
「あんた、こうして見てみるとなかなか…いや、かなり…。」
戦場では男顔負けの槍さばきと勇敢さで戦う姿ばかりが人目を引くが、薄い金色の髪と、青とも
赤ともつかない色合いの大きな瞳が透き通るような肌に映える。人形のように整った秀麗な顔立
ちはまだ幼さが残り、華奢な四肢のせいもあってかとても成人しているようには見えない。
「将軍も良い拾い物したよなあ。すました顔してても付いてるもんは付いてますってか。」
「貴様っ!ルヴァイド様を愚弄するのか!!」
イオスは儚げな外見をしているが、気はあまり長くない。ことにルヴァイドを悪く言う輩には我
慢がならなかった。
>>82 おまい最高!つうかアメルたん(;´Д`)ハァハァなのかよ先代。
>>82 先代とはいい酒が飲めそうですね。つまりその知識を受け継いだ竜の子も……
「俺は今まで勘違いをしていた」
「このスレで本当にヨゴレなのは『不遇』の姫の方ではなかった」
「真にヨゴレのは……!!」
「この『焼き鳥』の男の方だった!」
>>82 クラウレハードといい、クラウレはこういう扱いの運命なのかw
ああ その背中は羽をもぎ取られた痕がある
95 :
愛しい死神 ◆Rg5FZWpmps :2007/04/08(日) 10:20:31 ID:6VK/2jif
イオスは自分の陥っている状況を、例えではなく一瞬忘れて怒りをあらわに した。イオスには、
ルヴァイドは自分を女としては見ていないと分かっていた。ルヴァイドはイ オスとそのような
関係を結ぼうとしたことは一度も無かった。女を買いに行くこともあったから 、別に衆道の趣
味があるわけではないのだろうが。イオスは以前、寝首を掻いてやるつもりでル ヴァイドに迫
ったことがあったのだ。。確かデグレアに来て一つ二つ季節が巡ったころだと記憶 している。
その時ルヴァイドはわしわしと乱暴にイオスの頭を撫で、
「そんなことは、いつかお前の夫となる者にしかするな。」
と言い、機嫌を損ねてしまったのだろうかさっさと自室に引っ込んでしまった。イオスは計画
が破綻した悔しさよりも自分がルヴァイドに女として見られていないことに対して言いようのな
い寂しさを感じた。イオスが激昂したのにはそんな理由もあったのだった。男の言葉に、その言
葉の通りルヴァイドに手折られたかったと思ってしまい、余計に癪に障ったのだ。まだ吼えるつ
もりだったイオスに男はさらに顔を近づけた。瑞々しい唇に、己のそれを押し付ける。
「…んぅ!んんーっ!!」
生臭さと歯茎に触れる感触の不快さに背筋が粟立った。いくら幼少時から真聖皇帝に仕えるため
厳しい訓練を積み、心身ともに強靭なイオスでも、好きでもない男に唇を奪われるのは耐え難い
ことだった。ましてそれが、ファーストキスと呼ばれるものであればなおさらだ。
「ううっ……」
多くの女性の例に漏れず、イオスもファーストキスに憧憬を抱いていた。最初は一番好きな男性
と…。そんな思いがイオスにもあった。思い浮かべるのは10歳近く年上の、命の恩人であり同
朋の仇である人。口づけをするような仲になる日など、永遠に来ないと分かってはいたが。
「おい、まだかよ!さっさとさせろよ。」
イオスにキスをした男を仲間が急かした。皆長い遠征で女旱が続いているのだ。そんな彼らにと
って、極上の美女であるイオスは飢えた猛獣の群れに投げ込まれた肉の塊に等しかった。
「そう焦るなよ、こんな好機めったにねぇんだから。
これまで将軍が独占してて手が出せなかった分じっくり楽しまなきゃ損ってもんだ。」
「ハハハ、まあ違いねえ。あの野郎のガードが固くてオレたちは何年も我慢してたんだもんな。」
「それじゃあ次は…」
「隊長の大切な所を御開帳させてもらいましょうか…へへ」
イオスの下肢に何人かの手が伸びた。ズボンの留め金に手をかける者、腰を抱えあげる者、ズボ
ンをずり下げようとする者。
「僕に触るなっ……!下衆が……!!」
「足が邪魔だな。」
足をバタつかせて暴れようとしたが、とっさに膝を押さえつけられて上手く動けない。上肢も肘
をすでに固定されている。手足の自由を奪うときはそうして関節を押さえつけた方が効率が良い
のだ。彼らはこういった行為――女性を強姦すること――に慣れているのだろう。しかしイオス
にそのようなことを考えている余裕は無かった。カチャ。ズボンの留め金が外された音がイオス
の耳に届いた。
「やめろーーっ!!」
イオスは渾身の力をこめて身体を捩って必死に抵抗するがびくともせず、その姿はかえって部下
たちの加虐心を煽った。ズボンを下ろされブーツも脱がされ、レースをふんだんに使った、戦場
には似つかわしくない可愛らしいショーツだけがイオスを情欲を帯びた視線から守っていた。
「ほぉーずいぶんと可愛い下着をお召しですなぁ。ルヴァイド将軍のご趣味ですか?」
「っ……。」
96 :
愛しい死神 ◆Rg5FZWpmps :2007/04/08(日) 10:23:45 ID:6VK/2jif
イオスに反論する気力は無かった。四肢は四人の男に押さえつけられ抵抗することもできない。
仮に抵抗できたとしても武器を持たないイオス一人でこの状況を打開するのは不可能だ。イオスの
唯一の味方である黒鎧の騎士は、ここにはいないのだから。男がショーツに手をかけた。
「いいか、ちゃんと押さえてろよ、新兵ども…」
「や…嫌だっ!!やめろぉぉお!!」
ショーツを取り払われて、無駄だと分かりきっていたが叫ばずにはいられなかった。頬を水滴が滑
っていって、イオスは自分が泣いていることに気付いた。デグレアの捕虜となった時でさえ涙など
見せなかったというのに、だ。閉じた足を左右から広げられて、まだ誰も受け入れたことの無いイ
オスの秘所があらわになった。髪と同じ色をした柔らかな茂みが申し分け程度に恥丘を覆い、色素
の少ないイオスらしく濃桃色に色づいた、ほころび始めた花のような秘所だった。男たちは喉を鳴
らす。
「…おおっ!?なあ、初めてじゃないわりに色薄くないか?」
「バーカ、この肌の色でここだけ黒かったら萎えるだろーが。」
なんとも手前勝手な意見を言った男が指をまだ青く清らかな花弁の奥へと突き立てた。
「ぐっ!」
「…?確かに、その割にはキツイけどよ…」
イオスが小さく悲鳴を上げるのが聞こえているにも拘らず、指で秘所をかき回す。痛みに眉根を寄
せ、目に涙のにじんだイオスは普段の凛々しさは感じられず、どこか蠱惑的でさえあった。それに
引き寄せられるようにして男がイオスの身体に群がった。
「―――〜っ!!」
恐怖のあまり声にならない悲鳴を上げるイオス。四肢を戒める腕を懸命に振りほどこうと足掻いた。
「安心しな、あんたも愉しめるようにしてやるよ、隊長さん。」
「へっへ…案外病みつきになったりしてな。」
そう言うと、一人はイオスの胸に一人は秘所にむしゃぶりついた。身体の上を這い回る手や舌の動き
にイオスは嫌悪しか感じない。皮膚の薄い所をベタベタと撫で回される感覚にくすぐったさとすさま
じい嫌悪感を覚えた。次第に覆いかぶさる二人の男の息が上がってくるのが肌で感じ取れて、イオス
は崩れ落ちそうなほど恐ろしくなった。彼らが自分の身体を撫で回すのに飽きた時、イオスは穢され
てしまうのだ。
(…ルヴァイドさま…。)
ルヴァイドは大剣を振るう無骨な腕でどんな風に女を抱くのだろう。少なくとも今自分に覆いかぶさ
っている男たちよりずっとずっと、優しく抱くのだろうという確信がイオスにはあった。冷徹そうな
印象とは裏腹に、どうにも非情になりきれないルヴァイドをいつも傍で見てきたのだから。自分を撫
で回す男の手が、ルヴァイドのものであったなら………。そう考えた瞬間、くすぐったさはもどかし
さへ変わり、未知の感覚がイオスを苛んだ。
「ふ、ぁっ……?…あぁ…!」
与えられる愛撫と恐怖をやり過ごすための妄想は、自慰もしたことの無い初心なイオスにとっては刺
激が強すぎた。強弱をつけて円を描くように胸を揉まれ乳首を吸われ、固く閉じた秘裂を舌が這い回
り敏感な陰核を舐られる。イオスは自らも息が上がってきたことに自己嫌悪した。怖い、気持ちが悪
い、止めて欲しい。そんな心とは関係なく、一度快感を感じた身体は貪欲にその感覚を求めていく。
「は…ぁん…やあっ…ひぁあ…っ」
「よくなってきたみたいだな、イオス隊長。」
「誰が…っうあ…っく……あぁっ!」
わざとらしく自分を隊長と呼ぶその男が憎らしくて堪らない。槍さえ手にあれば、手足が自由でさえ
あれば、この男たちなど歯牙にもかけないイオスにとって、いいように身体を弄られ、快感を感じて
しまうのは屈辱以外のなにものでもなく、自分は恥ずかしさのあまり狂い死にするのではとイオスは
霞がかった思考の隅で思った。
97 :
愛しい死神 ◆Rg5FZWpmps :2007/04/08(日) 10:25:59 ID:6VK/2jif
「じゃあこれは何だ?ほら見てみろ、あんたの中に突っ込んでたオレの指。
あーあ、こんなに濡らして…あんた、やらしいなぁ。」
「ぬれる…?」
男の言葉のとおり、粘度のあるぬめった液体が指を濡らしている。しかし、ぬれる、という単語とい
やらしいことが何故繋がるのかわけが分からず、イオスは鸚鵡返しに尋ねた。
「あんたは犯されてさえ感じる淫乱女だって言ってんだよ!」
「う…そ、……だ。…嘘だっ!」
否定の言葉を口にするが快楽に溺れてあられもない声を上げていたことはイオスが一番知っていた。
「先輩ー。いい加減オレたちにも換わってくださいよ。」
四肢を戒めていた新兵たちが不満を訴える。イオスの痴態を見せ付けられて若い彼らがいつまでも大
人しくしていられるわけが無かった。
「順番、だ。オレらがヤったらすぐに換わってやるからしっかり押さえてろ。…まずはオレだな。」
イオスの膣を嬲っていた男がズボンを下ろしてモノを露出させた。
「ひっ…!!?」
帝国の親衛隊に所属していたというイオスの経歴を考えれば、それは当然の反応かもしれなかった。
皇族の身辺警護の任に就く者がどこの馬の骨とも知れない人間で良いはずが無い。それなりの身分の
人間でなければなれないということだ。良家の子女が知識として知っていても実物の男根など見たこ
とがあるはずもない。イオスの目にグロテスクなその物体はさぞ気味が悪く映っただろう。乱暴され
る恐怖も手伝ってイオスは軍人の誇りも生来の気丈さも吹き飛び、パニックに陥った。
「わあああぁぁ!!いやあぁぁぁああぁあぁ!!
ルヴァイドさまああぁぁあぁあ!!ルヴァイドさまぁあぁぁああ!!!」
ボロボロと涙をこぼすイオスは軍人からただの小娘となっていた。来るはずもない愛する人に助けを
求め、陵辱に怯えて泣き叫ぶ一人の哀れな娘。悲鳴を上げるイオスの様子にお互いに目配せをし、嗜
虐のこもった笑みを浮かべる。彼らがイオスに求めていたのはこの反応だったのだ。もう辛抱たまら
んと男がイオスに覆いかぶさった。
「やだああぁぁぁあぁぁぁっ!!やめてよぉおぉおおぉぉお!!!」
「へっ誰が止めるかよ!」
イオスの大腿に男の陰茎が押し付けられる。そこだけ別の生き物のように脈打つ塊がイオスの膣口を
目指し始める。
とりあえずメール欄にsageを入れるの覚える。
投下が途中で途切れるんだったらなんか言ってくれ。
SSの内容以前の問題だ。
ご忠告ありがとうございます。
101 :
82:2007/04/08(日) 15:59:34 ID:VyyybdY1
こんにちは。先日クラウレSSを投下させていただきました
>>82です。
どうやら好評だったようで、なによりです。有難う御座います。
そして今は
>>91氏の
91:名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 07:05:52
先代とはいい酒が飲めそうですね。つまりその知識を受け継いだ竜の子も……
にヒントを得、新しいSSの執筆に取り組んでいるのですが…
少しわからない事があったので質問させて頂きます。
主人公と竜の子が眠っているのは二段ベッドで良かったのでしょうか?
そして、二段ベッドだとして主人公が眠っているのは下の段でしょうか?
どうしても解らなかったので、質問させて頂きました。
どなたか答えのわかる方、どうかお願い致します。
ベッドの説明はなかった気が…部屋は同じだったと思うけど。
ゲーム中のマップでベッドがひとつなら一緒で、二段なら
どっちかが上に寝てるとかでいいんでは?
なんか無性にミルリーフ分が補給したくなった。
104 :
82:2007/04/08(日) 20:13:09 ID:VyyybdY1
>>102 ゲームを機動してみたところ、二段ベッドでした。なんでこんな簡単な事に気付かなかったのかorz
とにかく、有難う御座いました。
イオスが報告に戻らないので斥候を放って探させてみれば、案の定彼女は功を焦り軽率な行動を取っ
ていた。斥候に放った兵士の報告を受けルヴァイドはイオスの部隊を追跡していたのだ。そしてイオ
スの特務隊の野営地を発見し、そこで陵辱されかかっているイオスを見つけた。四人がかりで自由を
奪われ美しい顔を涙で濡らしたイオスを見て、ルヴァイドが彼らに斬りかからず指揮官として振舞え
たことは奇跡に近かった。抜刀はしていたがそれ位なら大目に見てもいいだろう。その時のルヴァイ
ドは共に来た部下達でさえ、近づき難い程の殺気を放っていたのだから。ルヴァイドの怒りは当たり
前かもしれない。こんなことにならないよう、ルヴァイドはイオスをずっと傍へ置いていたのだ。捕
虜としてイオスを幽閉していた牢では金次第でルヴァイド以外の人間も通してしまう人間の看守の代
わりに機械兵士ゼルフィルドに牢の見張りをさせていた。イオスがデグレア兵となった後も、一般兵
の兵舎でなくルヴァイドの寝起きする館に住まわせた。寝返り兵であるイオスの身元を保証する代わ
りにと半ば脅迫めいた形で。従卒として常に目の届く所にイオスを置き、部隊を任せるようになって
からも補佐としてゼルフィルドを連れて行くようにと言った。それではルヴァイド様の負担が増えて
しまいます、とイオスは断ったが聞き入れはしなかった。
「謹慎処分、ですか?」
「ああ。上官の命令を無視した処罰としては温情措置だろう?」
デグレアに帰還後、ルヴァイドの執務室に呼ばれたイオスは自らの処罰の内容を言い渡された。温情
も何も、イオスには同じような前科があるのだ。その処罰はあまりに軽かった。
「あ、ありがとうございます…って、それよりも、この忙しい時に謹慎などっ…
ルヴァイド様に負担が掛かってしまいます!
ただでさえ元老院は貴方に無理難題ばかりを吹っかけてくるのに…。」
旧王国のまず元老院議会ありきの思想をイオスは嫌っていた。国民の目と耳を塞ぎ、権力を保つやり
方は帝国出身のイオスには国を自分たちの手で病ませているようにしか映らない。その元老院議会が
まるでルヴァイドの忠誠を試すように無茶苦茶な任務ばかりに彼を駆り出しているのがさらに気に食
わなかった。
「イオス、滅多な事を言うな。」
「…失言でした。しかしルヴァイド様、現実問題、元老院への戦況報告を始め、
旅団幹部が一人でも抜けてしまったら本国にいる間に終らせられる仕事の量ではありません。
ですから僕の処罰は先延ばしに…」
「謹慎だ。黒の旅団がデグレアに滞在している間は館から一歩も外に出るな。」
「…御意の、ままに…。」
こうなったルヴァイドが譲歩することが無いとよく知っていたイオスは、頷くしかなかった。イオス
がしなければならない仕事のしわ寄せは当然ルヴァイドに向かう。デグレア軍所有の機械兵士である
ゼルフィルドは勝手に連れ出すことが出来ないため、館に戻ると仕事を引き受けると言って聞かない
イオスと二人きりになった。
帰還してから何日か経過し、次の作戦のためデグレアを後にする日が迫っていたある夜。軍服の上か
らルヴァイドはわき腹にある傷跡に触れた。かなり深く、肉が抉れてひきつれた傷跡。イオスに初め
て出会った日に彼女がつけた痕だ。所属していた部隊を潰され、無謀にもたった一人でルヴァイドに
戦いを挑んできた少女兵。それがイオスだった。傷だらけの身体で、まだ年若い彼女のどこにルヴァ
イドに一太刀入れる力があったのかは分からない。ルヴァイドに手傷を負わせたものの実力の差は歴
然としていてあっさりイオスは地に伏した。彼女の纏う制服から親衛隊の人間であると気付いたルヴ
ァイドは皇族が近くにいると覚り居場所を吐かせるためイオスを捕らえようと手を伸ばした。と、鈍
い音がして可憐な唇から血が溢れた。
「!!」
慌てて口を開かせた。意識はないが呼吸をしていたことにルヴァイドは胸をなでおろした。疲れきっ
たイオスにはもう自害するため舌を噛み切る力さえ残されていなかったのだ。自分も負傷したため、
一度陣地へ戻る必要があると判断したルヴァイドは、イオスの口に止血のため布を含ませマントを
外してイオスを包んで抱き上げた。イオスの制服を陣地にいる他の将校たちに見せたくなかったから
だった。イオスの身分が知られれば死ぬまで酷い拷問を受け続け、女に生まれたことを後悔する仕打
ちが待っているだろう。それを防ぐためだ。おかしなものだ、とルヴァイドは誰に言うでもなくごち
た。帝国の少女兵を庇うなど。元老院に絶対服従してきたルヴァイドはそれが罪深い行為であると理
解していた。それでも構わない。ルヴァイドはそう思った。皇族を守るために命を捨てようとした子
供。それは若さ故の盲信かもしれなかったが、元老院議会に不信感を感じながら戦っているルヴァイ
ドにとって一片の綻びさえない主君への忠誠心は眩しかった。連れ帰ったのは衰弱が激しくそのまま
にしておけば程無くしてイオスは死んでいただろうから。止めを刺し仲間の後を追わせてやるのがイ
オスにとって幸せなことだと分かってはいたが、その瞳に宿った眩しいほどの光が失われるのを見た
くなかった。最初はただそれだけだったのだ。
(それなのに、そう願った俺が何故こんなにもイオスを欲してしまう…?)
助けてしまった責任から側においていたというのに次第に少女から女性へ成長していくイオスを間近
で見るうち、イオスのことがただ大切になっていた。信じられない、といった表情でこちらを見つめ
るイオスの、羽織らされたシーツからのぞく白い胸の愛らしく尖った蕾や折れそうな腰が脳裏に焼き
ついて離れない。抱き起こした肩があまりに小さく頼りなかったことに、身の丈よりもある槍を軽々
と扱う姿を見慣れているためか驚きを隠せなかった。女を買いに行っても、イオスに容貌の似た娼婦
を探してしまう自分がいることを知っていた。しかしあれ程美しい娘が何人もいる訳がなく。ルヴァ
イドの人生の中で深い関係になった女性は何人かいたがこんなにも心を乱されたのはイオスが初めて
だった。
すいません、順番が逆になってしまいました・・・。
105、106の前にこっちです。
「止めておけ。それ以上は軍籍抹消だけでは済まなくなるぞ。」
「………え……。」
大きくは無い。が、よく通る低い声。その声をイオスが聞き違えるはずがない。否、旅団員が聞き違
えるはずが無かった。イオスに覆いかぶさっていた男は素晴らしい速度でイオスから離れた。
イオスの貞操は危機一髪で救われたのだ。
「上官の命令を二度ならず三度まで無視するとは良い度胸だ、イオスよ。
俺の命令を聞かぬからそんな目に遭う。」
「……ルヴァイドさま…?」
イオスは大きな瞳をこれ以上無いというほど見開いてテントの入り口の人影を見つめた。黒の旅団の
総指揮官、ルヴァイドがゼルフィルドを始めとした何名かの部下を連れて立っている。
「…まあ、お前の処遇については追って伝える。今はこの者たちを拘束するのが先か。」
ああ、自分はおかしくなったのか。イオスは組み敷かれたまま、ぼんやりとここにいるはずの無いそ
の人を見つめた。
「……るっ、ルヴァイド様…!?本陣で待機のはずでは…」
「言いたいことはそれだけか。…連れて行け。」
ルヴァイド配下の兵士たちがあっという間に暴漢へと堕した仲間を取り押さえた。イオスは間に合わ
せにと近くに落ちていたシーツを羽織らせられる。自由になった上体を起こして改めて自分が助かっ
たことを実感した。
(………?)
ルヴァイドが利き手に携えているものは愛用の剣である。戦場であればそれは見慣れてしまった光景
かもしれないがここは自軍の陣地の、しかもテントの中だ。抜刀しているのは不自然だった。
―――それ以上は軍籍抹消だけでは済まなくなるぞ―――
(怒って、下さった…?……いや、まさか……な…。)
あまりに都合の良い解釈に、イオスは自分自身に閉口した。連行される男たちを見届けて、
ルヴァイドが自分に近寄ってくるのが分かっていたが、意識が急激に遠のいていくのに逆らうことが
出来ずに寝台にぐったりと倒れこんだ。
「イオス!」
「血圧、脈拍、呼吸ニ以上ナシ…目立ッタ外傷モアリマセン。
失神シタダケノヨウデス、我ガ将ヨ。」
「そうか…。」
抱きしめたイオスの身体は完全に脱力していた。軽く閉じられた瞳や規則正しい寝息で、イオスが悪
夢の只中にいないことがうかがえてルヴァイドは安堵した。
ここでいったん切ります。
なんか、最近レイム様の純愛が見たくなってきた。
俺、どうしちまったんだ?
なんか
>>15-21の16歳の新星と姫君とその続編読んでたらマーン親子とトレイユ組、
ていうかポム子とマーン親子がアルバとフィズをくっつける、というかSEXさせる為に
あれこれ暗躍するという電波を受信したのだがどうしたものか…
昔クラウレがライ達にカニバリズムされそうなSSがあったのを思い出した。
あれはふいたな〜
>103
では補給。鬼畜系なのでミルリーフ幸せ分は著しく不足ですが。
前スレのミルリーフ陵辱続き。今度はフェアも一緒。
ミル調教済みだったり触手だの催淫剤だの出てきたりするので
苦手な方は以下6レスを読み飛ばしてください。
何も無い部屋で、フェアは震えていた。
寒いからではない。無機質な床は、暖かくも冷たくもない。
自分で自分の身体を抱き締めたのは羞恥心からだ。フェアの身につけるのは僅かな
下着、加えて髪留めや腕輪といった装飾品だけだ。どれも暖をとるには向かない。
―――足音がした。
はっとして顔を上げるフェア、恐怖を無理矢理抑えこみ、音の方向を睨む。
部屋の向こうは暗闇に沈んでいる。かろうじてフェアの背後に壁があるが、三方の壁
そして天井はどう目を凝らしても見えなかった。どれほどの広さがあるのか、確かめる
ことは出来なかった。
曲がりなりにも光源―――何処から来るのかはやはり不明だが―――がある場所から
離れ、そのまま戻れなくなったら。不吉な考えがフェアの足を萎えさせた。
暗いのもひとりぼっちなのも、とっくに慣れていたはずなのに。
拳を強く握る。
『ママ』
そうフェアを呼んでいた竜の子が、夜寝る時に握っていた、手を。
「……大丈夫」
足音、ということは、とにかく向こう側に人のいるスペースがあるということ。何にも
恐がることはない。
「ママ」
負けられない。
ミルリーフを助けるまでは、挫けたりしない。
「ママ!」
「……え?」
フェアの視界に桃色の愛らしいワンピースが映る。
脳が視覚と聴覚からの情報を理解するより先に、ちいさくて温かいものがフェアの胸へ
飛び込んできた。
反射的に受け止める。
何時も、そうしていたように。
「ミル、リーフ?」
「うん!」
呆けたように訊ねるフェアに、ミルリーフは屈託なく頷いた。
「ほ、本当に……そうだ! 貴方どこに行ってたの?!」
「ごめんね、ママ、心配かけて」
じっと見つめてくるミルリーフの瞳に何故だか居心地の悪さを感じ、フェアは身じろぎ
した。そもそも半裸のこの姿は恥ずかしい。
(……仕方ないか。それよりも、他の奴らに見つからないようにしないと)
「ねえ、ミルリーフ、出口はどこか……」
「ママ、ママはずーっとミルリーフと一緒にいてくれるよね」
フェアの言葉を遮りミルリーフがしがみつく。フェアは戸惑いながらも、
「え……ええ。当たり前じゃない。だから」
一緒に帰ろう、と言いかけて。
フェアはようやく気がついた。
ミルリーフが笑っている。その手には緑の光―――サモナイト石?
「良かった! ミルリーフね、勝手にいなくなっちゃったからママに嫌われたんじゃないかと
心配だったの」
甘い匂い。花の香。
これは。
「ミルリーフね、ママのことが大好きだよ。
だからママが痛いのはイヤなの」
「ミルリーフ、これ……!」
「今は平気だけど、ミルリーフも最初は痛かったの。でも、ママが痛いのはイヤなの。
だから―――ミルリーフが、痛くなくしてあげるね!」
くらくらと、思考力を奪う重いにおい。幽かな女の笑い声。
そして、床を這うのは、大小さまざまな植物の蔓。
蔓によく似た器官を持つ召喚獣、ドライアード。
「何……何、で?!」
まだ少女の身体にのしかかる、更に小柄な肉体は、こんなにも重いものだっただろうか。
「大丈夫だよ、ママ」
フェアの手首に蔓が絡む。
「ミルリーフが一緒だよ」
殺到する蔓が、フェアを床へと引き倒した。
「いっ……?! ミルリーフ、やめて、やめなさいっ!」
床の上で必死になって暴れるが、拘束は一向に緩まない。
「駄目だよ、ママが気持ちよくなってくれるまで、ミルリーフ頑張るからね」
それはそれは純粋で真剣な面持ちで。だから却って怖かった。
蔓がふたりを一糸纏わぬ姿にする。むき出しの肌が触れ合って、フェアは記憶と寸分
違わぬ体温に泣きたくなった。
「ミルリーフ……っ」
「大丈夫だよ、ママ」
よいしょ、っとミルリーフはフェアに跨って、にっこり微笑んだ。そうしてついと
脇の蔓に手を伸ばすと。
口元に持ってゆき、かり、と齧る。
蔓は簡単に破れみるみるうちに樹液を滴らせた。透明度の高いそれは光の加減で
薄桃色に輝いた。
ミルリーフは樹液を口に溜めると、呆然とするフェアへと顔を近づけ、唇を合わせる。
「―――っ」
「ふ、っう、」
次いで舌を這わせ、樹液をフェアの口内へ流し入れた。
フェアは目を白黒させたまま、まさかミルリーフに噛み付くわけにもいかず、反射的に
甘い液体を飲み込んでしまう。
濡れた唇が離れ、フェアは激しく咳込んだ。
「ミルリーフ、ねえ、今の、何」
「えっとね、サイインザイになるんだって。よく分からないけれど、痛くなくなるんだよ」
たどたどしい単語の意味を悟るより早く、フェアの身体に異変が訪れる。
身体が熱い。鼓動が、早くなる。
自分の感覚はこんなに鋭敏だっただろうか―――指の間に幾筋もの細い蔓が絡む。それだけ
でぞっとする感触が背中を通り抜ける。
小さな手が乳頭に触れ、フェアは高い声を上げて仰け反った。
「ママはおっぱいが気持ちいいんだ」
嬉しげな声に、抗議するいとまもあらばこそ。
成長途中の乳房へ、甘い樹液を絡めた舌が這う。丹念になぶられ、突起に軽く歯を
立てられて、フェアは唯ただ口を開閉させた。
フェアの膝を割り、ミルリーフの華奢な身体がかぶさる。白い尻が高く上がって揺れている。
長い髪が、フェアの身体を伝って床に流れた。
振りほどこうにも、自由を奪う蔓と、与えられる感覚とが、それを許さない。
「あ―――え?」
霞んだ視界に、不自然な動きの蔓が入る。
他のと比べて一段胴回りのあるソレは、鎌首を上げ、誘うように揺れる小さな腰めがけて。
フェアの意識が一気に覚醒する。
「ミルリーフ! 逃げてっ、逃げてえっ!」
必死で叫び、力の抜けた手足をばたつかせ、
「……んっ」
溜息のような喘ぎ声に、蒼白になった。
蔓は、もう視界から消えている。
圧し掛かる体温が、上がった。
そして―――ミルリーフの顔に浮かぶのは、脂汗と、蕩けるような、悦楽。
「あ」
フェアと、ミルリーフの、目線が、合い。
「あ…あ、あ…あああああああっ!!」
引き絞るような叫びを上げて、フェアは手近な蔓へと爪を立てる。
「離れてよっ! ミルリーフから、離れろって言ってるのよ!」
慌てたように重圧の増す拘束に、今度は自身の縛められた手足ごと床へと叩きつける。
悔しかった。悲しかった。あんな姿は見たくなかった。
だから、誤魔化したくて、無駄と知りながらがむしゃらに暴れて。
「ママ、ママ、大丈夫だから、ミルリーフ、平気だから……っ」
しがみついてくる小さな身体に、ごめんね、と、何度も繰り返すことしかできなかった。
「ミルリーフね、こんなのへっちゃらだよ? 何回もやったもん」
力が、消えてゆく。
しゃくりあげながら、壊れたように謝罪を続ける。
「ねえ―――ママ、泣かないで」
かぼそい身体が膝立ちになる。フェアの目に、ミルリーフを貫く異物がはっきり見えた。
「もう痛くないよ。ミルリーフだってできたんだから、ママも大丈夫だよ」
異物の後ろ、ミルリーフの尻尾に、細かい蔓が次々絡みつきしなやかな一本と化す。
フェアにいま少し異性に関する知識があれば、それを男性器に似ていると評することが可能
であったろう。
「心配しないで―――ちゃんと痛くなくなるまでやるから、ね?」
フェアの秘所に樹液が垂らされる。薄桃色の雫は粘膜に素早く吸収されてゆく。
慎ましい色合いのそこは、男根を模した歪な器官―――ドライアードの触手とミルリーフの
尻尾で構成された螺旋にて、入り口をこじ開けられていた。
フェアの顔に苦痛が浮かぶ度、ミルリーフは貫かれた不自由な体勢にも関らず、たどたどしく
新しい樹液を注ぎ足す。
苦痛が和らぎ次いで感じるのは。
「ちが……そんなの、わたし……」
「ねえ、ママ、気持ちいい?」
耳元で、囁き。
「キモチいい?」
這入ってくる。太く縒り合わさったモノが、フェアのなかに。
「ママ」
「―――っ」
引き抜かれると、幾重もの螺旋が膣壁を削り蜜を溢れさせる。其処を濡らすのは樹液だけでは
ない。花の香りに混じるのは、間違えようもない雌の匂い。
「キモチイイ?」
再びの挿入は、ぐるりと捻れを加えての。
細い腰は哀れに跳ねて、フェアの口から空気が洩れる。
ミルリーフが心配そうに覗きこんでいる。今にも泣きそうだ。
蠕動。胎内を一際強く叩く、硬い尻尾の感触。
一言。
たった、一言さえあれば。
ミルリーフが唇を噛む。幼い秘所を痛々しく拡げるのは太くしなやかな蔓だ。ミルリーフの
呼吸が苦しげになるのにも構わず侵入を続けている。尻尾を掴まれているから動くことも
できない。そして尻尾は、
「っか、は」
フェアの胎内で弄ばれている。
「……ママ」
呼びかけは掠れていた。なのに、フェアだけを案じていた。
溢れてくる。涙が。そして別の体液が。
「ごめ…………い」
この子が愛しい。もう終わらせたい。この子の為に。自分の為に。違う。関係ない。
もう、かんがえられない。
「きもちいい―――」
一度言葉に出すと、酷く素直な気持ちになれた。
胎内から快楽が弾ける。触手がほどけ、微細な蔓は細かい襞へと潜り、太いものは弱い部分を
乱打する。鋭い尾が最奥を突く。
人間が、到底得ることのないだろう快感に身を委ね、フェアは自分の悲鳴を聞きながらよう
やっと安らぐのを感じていた。
こつ、こつ、と、硬い足音が聞こえる。
ドライアードの『女』の部分が、現れた男の気配に惹かれ擦り寄る。しかし男が腕を一振り
すると、妖艶な女性の姿ばかりか床に這う触手の部分までも消え去った。
男に気づいたミルリーフが上半身を起こす。その下では意識を失った健康的な肢体が快楽の
残り火に跳ねている。
「もうこれで大丈夫だよね」
男は肯定を返す。花咲くようにミルリーフは笑った。
「よかったあ!」
果ての見えない虚ろの部屋に、無邪気な笑い声が響く。
やがて。
こつ、こつ、と、ひとつの足音が去り。
「おやすみ、ママ」
ミルリーフは囁いて、ぐったりとなったフェアに寄り添った。
ママが目を覚ましたら、いちばんに「おはよう」を言ってあげよう。
そうして抱きしめてもらって―――そうだ! 美味しいごはんも作ってもらおう。それから
今までの、たくさんの話をしよう。
これからはずっと一緒にいるのだ。
何時ものように。いつまでも。
以上です。前回レスくれた方サンクス
あと心ある方、ミルリーフが不憫なので幸せにしてやってください。
124 :
103:2007/04/09(月) 11:50:13 ID:VKuKRWem
グッジョブなんだぜ。こんなものを見せられたらオレのエルゴが騒いでしまうではないか。
よっしいっちょミルを幸せにしてやるか。ドロドロのグチョグチョな感じで。(おいマテw)
>>108 遅レスで申し訳ない。取り敢えず
>>112>>114に同意なのだが…GJ!!
ゆっくり確認してからでいいから、是非最後まで書ききって欲しい。期待して待ってる。
>>123 GJ!ミルフェア可愛い(*´Д`)ハァハァ
我が名はディエロゴ!
>>124のディエロゴ!
萌えと(;´Д`)ハァハァ に猛り狂うスレの意思(エロゴ)なり!!
127 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 18:48:20 ID:DlQVDuWN
( ゚∀゚) エロゴ様!!是非神SSを!!
>>123 GJ!!
大丈夫。まだ下に二名ほどいるし、最下位は永久に不動だからw
>>126 バシッ
踏み込みが足りん!
やっぱりミルはパパかママとのセットが映えるねえ
ミルリーフ健気だよミルリーフ・・・。
さんざんハァハァした後で何だけど、どうかこの2人に救いの手を。
「いやああぁあぁああぁああっ!!」
悲鳴が深夜の館内に響いた。イオスの声だ。ルヴァイドはイオスに与えた部屋へ飛び込んだ。調度品
の少ないその部屋のカーテンは閉じられてはいなくて、部屋の中のものは蒼く月光に染められていた。
机も飾り棚もレースカーテンも、寝台の上で震えているイオスも。月の青ざめた光に照らされて、イ
オスは普段よりもさらに浮世離れした美しさだ。長い睫毛が目元に濃い影を作って、不思議な色合い
の瞳の表情はうかがえない。
「あ…ルヴァイド様……。」
「どうした、イオス。」
「すみません…お疲れでしょうに、起こしてしまって……。」
「気にするな。…悪い夢でも見たのか?」
思い当たることは一つしかない。先日、陵辱されかかった記憶が未だイオスを苦しめているのだ。
「…。」
沈黙は肯定。顔を伏せて押し黙ったイオスは儚げで、瞬きをしたら幻のように消えてしまいそうだ。
そんなありもしない考えに急き立てられてルヴァイドは早足でイオスの部屋を横切り、寝台の側に立
った。
「座っても構わないか。」
すぐに椅子をお持ちしますと立ち上がろうとするイオスを制し、寝台の端に腰掛けた。己を見つめる
ルヴァイドから、イオスは目を逸らせなかった。それは数秒であったか数分であったのか。見つめ合
っているうち、ルヴァイドの腕がイオスを捕らえて引き寄せた。体が軋むような強さで拘束されイオ
スは何が起こったのか分からないといった様子だったが、抱きしめられたと理解するとその腕を振り
ほどこうともがき始めた。ルヴァイドの体温を薄い布越しに感じて全身が燃えるように熱くなる。
「放してください、ルヴァイド様……。」
その抵抗を、抱擁を嫌がっていると捉えたルヴァイドは引き寄せた腕を解きイオスを解放した。
「すまない、俺もお前を襲った輩と同じ男だったな。」
「違うんですルヴァイド様…貴方に心配してもらう価値など僕には無いのです。
こんな…汚らわしい女など…」
「汚らわしいのはお前に狼藉を働こうとしたあの者たちだ…。
イオス、お前が汚らわしいはずがあるものか。」
「違う…違うんです、僕…。」
涙を流すことなく肩を震わせて嗚咽をもらす姿が憐れで、小さな子供にするように背中を軽く擦って
やった。寝巻きの襟からのぞく白いうなじは見えない振りをした。
「落ち着くまで待ってやろう。ゆっくりで良いから何故そう思うのか話してみろ。」
イオスは戸惑うように視線をさ迷わせた。自分でも見たこともない所を下劣な視線で犯されべたべた
と体中を撫で回され大切なものを汚される所であったのに快感を感じてしまった、思い出すだけで気
が狂いそうな記憶。
「…俺は、こればかりは強制出来ない。だがイオス、例えお前であろうと
俺が誰より美しいと思っている女を汚れているなどと言われるのは気分が悪い。」
「え……ルヴァイド様…。」
赤らんでいるであろう頬は月明かりの下では相手に分からない筈だった。
「理由を話せないのならそれでも良い。しかしその言葉は撤回しろ。」
「……。」
「イオス?」
酷い、とイオスは思った。膝が触れ合うような近さで気遣わしげな表情で見下ろされては拒否権を剥
奪されてしまったのと同じだ。
「ルヴァイド様……聞いて…下さいますか?どんなことを言っても
それでもまだ、僕を、あの、その……。
………美しい、と言ってくださいますか?」
「ああ……。」
ルヴァイドが肯定してもしばらくイオスは迷っているようだったが、促すと顔を伏せたまま口を開いた。
「僕…ぬれた…気持ちが悪くて、恥ずかしかったのに…。
怖かった…のに…嫌で嫌で、仕方が無かったのに…あいつが僕の中から出した指には
ぬるぬるしたものがべったり付いていて…。」
「それで、淫乱だと言われたのだな。」
「ど…うしてそれを…?」
「強姦をする者が女の心を折るために使う常套句のようなものだ、イオス。
愛液は相手のためのものでなくお前が傷つかぬために分泌されるものだ。強姦される時にも出てくる。
…これで単独行動には懲りただろう?もう傍を離れるな。」
ルヴァイドは出来るだけ緩慢な動作でイオスを抱き寄せた。細い肩がびくりと戦慄いたが、抵抗は無か
った。しばらくそうしていると、遠慮がちに体を預けてきたので僅かに腕に力をこめた。イオスを怯え
させないように。
「…ルヴァイドさま。」
包み込むように抱きしめられて眩暈のような幸福を覚えた。イオスは感じてしまったことを言えなかっ
た。言えるはずが無かった。口にしてしまえば、軽蔑され頼み事を断られてしまうと思ったのだ。数年
前、ルヴァイドの寝首を掻こうとした時のように。今なら「乱暴されそうになった可哀想な部下」とし
て情けをかけてもらえるかもしれないという打算があった。
「ルヴァイド様、お願いがあります。…僕を、抱いて下さい。」
「!?イオス、何を言っている?」
己の胸に頬を寄せるイオスを思わず覗き込んだ。
「そんなこと…」
「そんなことはいつかお前の夫となる者としかするな、ですか?ルヴァイド様。
祖国を裏切り、デグレアでも異端である僕を娶る者がいると本気で思っていらっしゃるのですか?」
それはあだ討ちのために自らの身体を利用するつもりでいた数年前のイオスにルヴァイドが言った言葉
だった。ルヴァイドも馬鹿ではない。デグレアに寝返らせてしまった以上、イオスには人並みの幸福と
は無縁の人生を歩ませてしまうことは理解しているはずだった。
「お願いです…一度だけ。ルヴァイド様にはそれだけでもうご迷惑をかけませんから、どうか…。」
返事は無かった。剣を振るい慣れ肉刺の潰れた無骨な手が壊れ物を扱うような手つきでイオスを引き寄
せた。柔らかな感触が触れた。少しかさついた唇の感触。近すぎる距離に血が一気に顔に集まってくる。
ルヴァイドが目を閉じていたのでイオスは慌てて見開いていた目をつぶった。口付けをしてみたいと思
ったことはあったがその時に目を閉じるか閉じないか迷うなどと考えたことは無かった。軽く触れるだ
けだったルヴァイドが舌で唇を割って口内に侵入し歯列をなぞり、舌の動きに驚いたイオスは口を少し
開いてしまい角度を変えてさらに深く口付けられる。襲われた時と違い舌の動きに嫌悪は感じなかった。
粘膜をなぶられて体がざわり、としたがイオスにはそれを感じる余裕が無い。何とかルヴァイドの動き
を真似て舌を動かす。瞳をきつく閉じて縋りつくようにしながら応えた。息が出来ずに頭がくらくらと
していると、唐突に開放された。耳の奥ではまだ激しい拍動の音がする。顔を上げるとルヴァイドが軍
服の上着を脱ぎ捨ている。イオスは寝台に横たわっていた。どうやら口付けの最中に押し倒されていた
ようだ。寝台を軋ませてルヴァイドはイオスを組み敷く。真っ直ぐに見下ろす端正な顔にはわずかに疲
労の色が見えた。
「イオス…」
耳元で囁くように呼ばれてイオスは震えた。寝衣の合わせを開かれ素肌に外気の冷たさと熱い手の感触
が触れる。その行為を望んでいたというのに、イオスの心は酷く乾いていた。ルヴァイドの優しさに付
け入っている気がして、胸が痛んだ。
ワンピース状の寝衣の前を開かれイオスの裸身が晒された。テントの暗がりでも十分映えていた白い肢
体は月明かりの下で内から発光するようだ。小ぶりだが柔らかそうな乳房もほっそりとした首筋もルヴ
ァイドがその気になれば心ゆくまで堪能できるだろう。困った顔をしてもじもじと内股をすり合わせる
イオスが可愛くて、そんな彼女に気付かない振りをした。イオスの性格からして己の体を舐めるように
して眺めるルヴァイドを指摘することも咎めることも出来ないことを知っていて視姦をする。
「ルヴァイド様…あまり、見ないで下さい…僕の体は、…女らしく、ありませんから…。」
掠れた声で訴えるイオスの肉体は贅肉がとても少ない。絹を練りこんだような肌のすぐ下に硬い筋肉の
感触がある。華奢な体躯からは想像も出来ない一撃を繰り出せるのもしなやかな筋肉が可能にしていた。
腕や腹など筋肉の目立ちやすい部位を見られるのが恥ずかしいのだ。それは気にするほどのものではな
いのだがコンプレックスのあまりイオスの目には己の身体は実際よりもずっと立派な体格に見えてしま
うのだろう。有能な兵士であり忠実な部下であるイオスが体型のことを気にしているのはどこか微笑ま
しかった。
「っあの……っお願いです…ルヴァイド様…」
「大人しくしていろ、イオス。」
潤んだ瞳で見上げるイオスの首筋に顔を寄せ磨いたように滑らかな肌を吸い上げると、はっと息を呑む
音がした。イオスは香料の入った石鹸を使わない。匂いで敵に気付かれるのを嫌うためだ。なのにイオ
スの身体は狂おしいほどに甘い香りがする。細い身体をを撫で回し、唇の跡をあちこちに残していくた
びにイオスは押し殺した喘ぎを漏らす。どうせ誰も聞いていないというのに、指をシーツに食い込ませ
唇をきつく結んで嬌声を上げまいとする。しかしルヴァイドが胸に手を這わせ、手触りを確かめるよう
に優しく揉みしだくと耐えられずに甘い声で啼いた。イオスに見えないようにして人の悪い笑みを浮か
べ桜色の可憐な乳首を口に含み、かり、と甘噛みする。
「や…あぁ…っ!」
控えめな膨らみをゆるゆると緩急をつけて撫でられ、片方は胸の突起を口の中で転がされ、シーツを握
り締めていたイオスの手はいつの間にかルヴァイドの頭を押さえ込んでいた。
「あぁ…ん……」
不意にルヴァイドが身を起こした。
「…ルヴァイド様…?」
中途半端に高まったままのイオスが己を呼ぶのを心地よく聞きながらイオスの下肢に手を伸ばしショー
ツを下ろした。イオスは主君が何をしようとしているか悟り、火照った顔を手のひらで覆いながら腰を
浮かせてそれを手伝う。ルヴァイドはイオスのすんなりと伸びた足を開かせた。愛液で湿り気を帯びた
秘所に思わず喉が鳴る。指で花芽をなぞってやるとびくびくと華奢な身体が跳ねた。
「あぁ…!ん…あぁ…やあぁ…っ」
「気持ち良いか?」
「うぁ…ん…き、聞かないで…くださ…」
さらに足を開かせルヴァイドはイオスの下肢の間に顔を埋めた。色素が殆ど無く濃桃色をした秘裂に舌
を這わせる。
「ああぁあっ!…何を…なさって…っ!止めてくださぁ…あぁん…そこ、きたない…ですっ……」
股の間にルヴァイドがいるため自分で足を閉じられない。イオスは半泣きになって懇願した。誰より慕
わしく思っている人に恥ずかしい姿を晒しなぶられていることに強い背徳感と快感を感じる。
「汚くなど無い。…お前はこんな所までも美しいな…。」
指で舌で翻弄されてみっともなく声を上げ、身体の奥から愛液を滴らせる自分をルヴァイドが綺麗だと
言ったことにイオスは身体が熱くなるのを感じた。
伸ばしっぱなしの長い髪が内股に擦れてくすぐったい。花弁にルヴァイドの吐息がかかり、そんなにも
近くで秘められた場所を見られていることに今更ながら気づいた。淫靡な水音が響き、聴覚からも追い
上げられていく。
「あぁ…ルヴァイドさま…!ああぁ…っ!!」
秘所から蜜をとめどなく溢れさせてイオスは絶頂を迎えた。達した余韻でいまいちはっきりとしない頭
で、ルヴァイドが前をくつろげているのを理解した。勃ちあがった自身を露出させている。
「あ……。」
「恐ろしいか?」
「いえ…。」
ルヴァイドの雄は色も大きさも凶悪な程で、イオスを襲った男など比較にもならない代物だ。それなの
に不思議と気味悪くも恐ろしくもなかった。
「ルヴァイドさま…」
「どうした?」
ここまで来て拒まれるとは思わなかったが、やはり男性自身を見て怖気づいたのだろうかとルヴァイド
は早合点しかけた。イオスが体を起こし自身に恐る恐るといった手つきで指を絡めるまでは。
「僕も…ルヴァイドさまに何かして差し上げたいです。気持ちよくなって欲しいです…」
イオスは雄の前に身を屈めた。ルヴァイドは僅かに狼狽してイオスの両肩に手をかけたが、強くは押し
返せなかった。
「その様な事は…」
「ルヴァイドさまは、僕の、……性器に、触れて…気持ちよくして下さいました…。
…だから、僕も……んっ……ぴちゃ、…ぴちゃ…」
ルヴァイド自身の味や臭いに戸惑いながら丹念に指を絡め舌を這わせ、さも愛おしそうに先端に口付け
をする。動きは稚拙でぎこちないものだったが、性に疎いイオスが悦んで欲しい一心で懸命にほどこす
愛撫はその事実だけでルヴァイドの官能を刺激した。欲を言えば自身を口に含んでの愛撫もしてもらい
たかったが、そんな手法があることをイオスは想像だにしていないだろう。性行為に及ぶのは初めての
彼女に無茶な要求をするのは気が引けた。
「……っイオス、もう十分だ。…ありがとう。」
柔らかな髪を撫ぜながら礼の言葉を口にすると実に嬉しそうに微笑む。子供のように無垢な微笑とルヴ
ァイド自身の零す先走りで濡れた口元のアンバランスが淫らだった。イオスの口元についた汚れを拭っ
てやり、顎を持ち上げてやるとぎゅっと固く目をつぶって自分から触れるだけの軽い口付けをしてきた。
それに応えて顔中に口付けを降らせてやる。イオスの背を支え、静かに寝台に押し倒した。花弁に熱い
自身を押し付けながら問いかける。
「イオス…準備はいいか?」
ルヴァイドの雄は硬く張り詰めていたがまだイオスを気遣う余裕があった。望んでいないなら無理強い
はしたくない。しかしそれは杞憂だったようだ。
イオスはルヴァイドの首に腕を回して消え入りそうな声でつぶやいた。
「はい…。」
その答えに満足してイオスの秘所に己をあてがい、ゆっくりと埋め込む。
「うああああっ…!」
愛液で潤っているとはいえ、体格差がかなりあるうえに一度も受け入れたことの無い内部はかなりきつ
く、挿入に痛みさえともなう。しかしイオスの苦痛はルヴァイドの比ではないだろう。膣内を割り開か
れ、破瓜の証がシーツに赤く染みを作っていた。歯を食いしばって悲鳴を耐えている。
「苦しいか…っ?」
「……うっ……だい……じょ…ぶ……」
平気な振りをして笑顔を作ろうとするが、口角が僅かに上がっただけで上手くいかなかった。言葉を紡
ぐため腹に力を込めると強く締め付けてしまい、自らの内部にルヴァイドの雄の存在を感じた。狭い膣
壁を押し広げられ堪えきれずに小さく呻く。イオスが痛みを紛らわせられるよう片手で乳房を揉みしだ
き負担をかけないように律動をするうちに慣れてきたのか、快楽が痛みを凌駕したのか、イオスの吐息
に甘いものが含まれ始めた。新雪のように白く滑らかな肌に汗が伝う。
「…ふ…ぅん…あ、ああ…!」
イオスは無意識に細すぎる腰を揺らし、足を限界近くまで開いてルヴァイドをさらに奥へと誘った。打
ち付けるたびに身体を弓なりに反らして艶めいた声を上げ、広い背へと回された手が滑り落ちそうにな
りながらも必死で縋ってくる。匂い立つほどの媚態に、ルヴァイドはいつしか気遣う余裕も無くなり貪
欲にイオスを求めていく。額にかかった髪を払ってやり呼吸をするのに精一杯のイオスの唇に貪るよう
な口づけをする。いっそう激しく突き上げながら焦らすこともせず、上顎をなぞり舌裏をねぶり口内を
犯す。どこまでも深く深く繋がろうとするように。息継ぎが上手く出来ないイオスの苦しげな喘ぎに口
付けから解放してやり、胸への愛撫を再開する。身体を自分を貫くルヴァイドの動きに合わせて揺らめ
かせ荒い息を吐き、焦点の定まらない大きな瞳を細めて幸せそうに微笑むイオスは普段からは想像もつ
かないほどに妖艶だった。
「イオス…イオス…っ!」
「ルヴァイドさま…っ…ルヴァ…ド…さまぁ…!あぁんっ!…あっ…あああああぁ―っ!!」
互いの名を呼び合いこれ以上ないほどに熱を高め合った。最奥を何度も突き上げられ全身を弛緩させて
意識を失った小さな身体を折れんばかりに抱きしめ、ルヴァイドはイオスの膣壁に熱い精を放った。
ほぼ同時に達した後、ルヴァイドはイオスの上に覆いかぶさったままでいた。正直、まだ物足りない気
分ではあったが気を遣ったイオスを起こしてまで事に及ぼうとは思わなかった。イオスの柔らかな双球
に頭を乗せて心音を聞きながらまどろんでいると、イオスが目を覚ました気配を感じた。ルヴァイドの
下で細い身体が小さく身じろぎする。
「すみません…僕、眠って…」
「後悔は、していないか。」
藪から棒に聞かれて、寝ぼけた頭では答えようもない。
「…え?」
「俺に抱かれたことをだ。」
イオスの頭はその一言で一気に覚醒した。その言葉に先刻まで主との情交に溺れていたことを思い出す。
熱が収まった後では思い出すのでさえ恥ずかしかったが、決して後悔などしていない。
「!!あ……い、いいえっ!!そのようなことは決して、」
慌てて否定する言葉を遮るようにイオスの髪に手を差し入れ、指で梳くように撫でる。くせの無い亜麻
色の髪は絡まることも無く指を通した。
「別に嘘など吐かずとも良い。これで俺は、イオス…
…お前から全てを取り上げてしまったことになるのだからな。」
まず仲間の命を。己の独りよがりでその命を救い、帝国のエリート軍人という地位と誇りと、祖国とを。
純潔まで奪ってしまった。
「ルヴァイド様…。
今の僕にとっては…いつか僕が貴方を殺すまで、貴方に忠誠を捧げることが全てなんです。
貴方は僕から何も取り上げてなんかいません。」
「イオス…」
「それにルヴァイド様、誘ったのは僕なんですから…どうかお気になさらないで下さい。…、……。」
当の昔にその約束は果たせないものになっていた。イオスはもう復讐者ではなく敵国の将に恋をした愚
かな女に成り下がっていたのだ。
(……ごめんなさい……)
その謝罪がルヴァイドに向けたものなのか、死んでいった祖国の仲間に向けたものなのかはイオスにも
分からなかった。自分に圧し掛かっているルヴァイドの重さと体温とを心地よく感じながらイオスは再
び意識を手放した。
「…イオス?」
反応が無い。身を起こしてイオスを見ると健やかな寝息をたてて眠っていた。穏やかな表情だ。この様
子ならばもう悪夢を見ることもないだろう。イオスに命を奪われる日がいつか来ようと最期の瞬間まで
彼女が傍にいてくれるというのなら、悔いは無かった。眠ってしまったイオスを起こさないようにルヴ
ァイドはそっと唇を重ねた。
これで終わりです。
こんな駄文に、配慮が足りなかった所を指摘してくださっり皆さんとても親切で
…ここはほんと良スレですね。
阿呆なミスばっかりしていてすみませんでした…。
拙い文章ですがお付き合いいただきありがとうございました。失礼しました。
>>138 続き楽しみにしてたんでktkrだったんだが
毎回妙なとこで改行するのは何故なんだぜ?
ともあれ乙!
気にするな補って余りある出来だぜGJ!
>>138 GJ、待ってた!! てか、ちょ、協力召喚の台詞ww
うっかり夜な夜な協力召喚とか無限界廊で人目をはばからず協力召喚とか。
・・・そんな電波を受信してしまったではないか(*´Д`)ハァハァ
我が名はディエロゴ!ハイネルのディエロゴ!
萌と(;´Д`)ハァハァに猛り狂う島の意思(エロゴ)なり!!
アルディラ「ディは王国時代の古い言葉で否定の意味…この場合は狂ったエロゴと解釈すべきね」
ファリエル「核識となった兄はこの島で起きた全てのことを知覚していました。風雷の里の民家の寝室、ラトリクスのシャワールーム、
名も無き昆虫の交尾から、草花の受粉まで!」
レックス「それじゃあ!?」
ファリエル「ええ…兄の意識はそれらの刺激に耐え切れず、ばらばらになってイッてしまいました…」
>>127ここまで考えてみたけど取り返しがつかなそうなんでやっぱ止める。
ドキドキ
144 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 07:47:08 ID:6nlk5fEN
いつだが忘れちまったが、レオン×ピア書いた俺が来ましたよ。
では、ライ×ポム×リシェルのエロ前まで投下。
146 :
ばるばる:2007/04/11(水) 15:45:16 ID:tkMfdej2
将来の旦那様と…
「お、終った…」
「終りましたね…」
「つ、疲れた…」
厨房で仕事に忙殺されていたライ達から安堵の声が漏れる。明日の為の仕込みが終ったのである。
「あ、アンタ…これいつも一人でやってるの?」
「いや…時々ポムニットさんにも手伝ってもらってるけど…基本的には一人だな…コーラルも今ラウスブルグに戻ってるし」
「へぇ…でもさ…エラい繁盛してるわね…」
「ミュランスの星に載ってしまったらこうもなりますよ。お嬢さま」
普段ならばこの時間帯は一人で仕込みをしている筈なのだが、金の派閥の勉強会も一段落したリシェルが、その金の派閥に出張に行っているテイラーがいないのをいい事に夜遅くまで手伝っていたのだ。
それに伴い色々な事で心配であるポムニットも残業をしてくれた。
ライとリシェルは食堂のテーブルに腰掛けると、朝から働き詰であった身体をリラックスさせる。
「お前も自分のことで大変なのに。手伝ってくれてありがとな」
「いいって別に。どうせ後1週間も休みがあるんだし…そ、それに…ア、アンタと少しでも…一緒にいたいし…」
「は?最後の方なんか良く聞こえなかったんだが、何て言ったんだ?」
「え?ああ!なんでもないの!なんでも…」
「?」
ハァ…と溜息をつくリシェルに、相も変わらずこの手に関して鈍臭いライは頭を傾げる。
「でもよ、オーナーがいないからって本当に大丈夫なのか?帰って来てるルシアンとか他の使用人とかに心配されねぇか?」
「…どうかしらねぇ」
「あ、それなら大丈夫ですよ」
と、そこにポムニットが煎れてきたお茶を二人に渡すなり、間に割り入るように言った。
「ありがと、ポムニットさん。で?それはどういうこった?」
早速、ポムニットからお茶を受け取るとその意味を聞き返す。
147 :
ばるばる:2007/04/11(水) 15:46:24 ID:tkMfdej2
「ちゃんと皆に伝えてあるって事ですよ。それに将来どうせ一緒になるんだからどうこうしてもって言ってましたし、お坊ちゃまも義兄さんが出来るから嬉しいと」
「ぶっ!げほっ!げほっ!」
「ポムニット!」
いきなり意味深な発言をされ、思わず咽たライと慌てるリシェルにポムニットはニヤニヤしている。
「あ、でも別にお嬢さまではなく、わたくしとでもいいんですよ?」
「ポ、ポムニットさん!?」
「なななな!?」
いつの間にか後ろからポムニットに抱擁されたライは、動揺を隠せずに顔を赤くしている。
そして、それを目の当たりにしているリシェルも、怒りと嫉妬で顔が真っ赤であった。
「わたくし…ライさんになら何をされても平気ですし…むしろ何かされちゃいたいですね〜」
「じょ、冗談はよしてくれよ!」
「わたくしは本気ですよ?何なら今日の夜…ベッドでお互いの体温を確かめ合いながら、色々とお話しでもしましょうか?」
「あ、あぅ…」
ちろりと耳朶を舐められ、甘く囁かれる誘惑の言葉にライは言葉が詰まる。それよか後頭部に当たるポムニットの服越しに感じる柔らかい胸が抵抗を薄れさせる。
「ポムニットぉッ!」
度の過ぎたライへの誘惑にリシェルの怒りが最高潮に達した。我を忘れている彼女は、まだお茶が入っているコップをポムニットに向けて投げつける。
「お、お嬢さま!?」
「ふごっ!」
だが、その凶器は狙ったポムニットではなく、直線状にいるライの頭部をを直撃した。
コップの威力は申し分なく、地面に散らばったコップの破片と、ライの額の大きな腫れが物語る。
「あ…ライ…」
「ラ、ライさん!」
「う…うぉ…」
見る見るうちに顔が青くなっていき、今どういう状態なのかを認識できない。
ただ、リシェルとポムニットが大慌てで、自分の名前を呼んでいるのは何となく分かる。
だが、それもまどろむ意識の虚空に消えていった。
148 :
ばるばる:2007/04/11(水) 15:48:06 ID:tkMfdej2
ライの私室。彼がプライベートで使っている部屋であり、寝起をする場所でもあった。
「大丈夫かな…」
「大丈夫ですよ。ただ気を失って寝ているだけですから」
額に濡れタオルを当てられベッドに横たわるライを、事の発端であるリシェルが心配そうに見つめる。
あれから数時間経って深夜になっているが、二人は屋敷には帰ろうとせずライを看取っていた。
「でも、お嬢さま…あれはなんでも危なすぎですよ」
「うぅ…だって」
「だってじゃありません!打ち所が悪かったらライさんは大変なことになっていたんですよ!」
「ご、ごめんなさい…」
厳しめに叱咤するポムニットに、自分がしたことを改めて痛感するリシェル。
「ふぅ…わたくしに謝ってどうするんですか…。ライさん本人に謝らなくちゃダメですよ」
「わ、分かってるわよ!起きたらちゃんと謝るわよ」
「なら、この話はもうここまでにしましょ。それより、これからどうするんですか?」
「どうするって?」
置かれている状況を把握していないリシェルに、ポムニットは大きく溜息をついて頭を悩ませていた。
「な、何よ…その落胆は…」
「お嬢さま…外を見てくださいまし」
呆れた様子で窓を指差すポムニットに言われたまま、リシェルは窓の外に目をやるが、何がなんだか分からず頭を傾げる。
「外がどうしたっていうの?」
「はぁ…本気で言ってますか?もう外は真っ暗ですよ。ほら、町の明かり一つもないくらいに…」
「あ…」
やっと事に気づいたりシェルは阿呆みたいに口を開けている。その姿を見たポムニットも更に落胆の色を示していた。
「今帰ってもお屋敷の玄関は閉まっているでしょうし…他の入り口もメイド達が締め切っていると思いますよ?」
「…」
「そこで、ここにお泊りしちゃうっていうのはどうですか?」
「お、お泊りって…ちょ、ちょっと待ちなさいよ!言ってる意味分かってるの!?」
「はあ。理解してるつもりですが…」
ポムニットの非常に大胆な発言に思春期のリシェルは頭の中で、お泊りから来るライとの色々なことを妄想してしまい真っ赤になっていた。
149 :
ばるばる:2007/04/11(水) 15:49:08 ID:tkMfdej2
「アアアア!アンタねぇ!ライと!いいいい、一緒の部屋でなんて!」
「お嬢さま?誰が?いつ?ライさんと同じ部屋で一緒に眠るなんて言いました?」
「…へ?」
「ですから、宿として使用している部屋をお借りするんですよ」
「ああ、なるほど…そ、そうよね!そうしよっか!」
今度は勘違いで恥かしくなるリシェルは、なんとか誤魔化そうとしてるが後の祭りであり、ポムニットにクスクスと笑われていた。
「…それはそうと…むぅー?」
何か気づいたのか、怪訝な顔でポムニットの周りをうろちょろするリシェルは、犬みたいに鼻をクンクンとしながら何かをしている。
「汗臭い…」
と、一言。
「はい?」
「ポムニット…汗臭いわよ…」
「はぅ!…そ、そんな突拍子もなく言わないで下さいまし…!そ、それにお嬢さまだって…」
「え…うっ…確かに…否定できないわね」
言葉のとんぼ返りを喰らって、図星だったリシェルが項垂れた。朝から晩まで身体を動かしていれば当然であろう。
「どうせ部屋も借りちゃうんですから、お風呂も借りてもよろしいのでは?」
「うーん、このまま汗臭いわけにもいかないしね…」
「じゃあ、決まりですね」
「な、何してるの?」
突然、ポムニットに両腕を掴まれてリシェルは驚く。対する本人はリシェルに不敵な笑みを送っていた。
「何って…それは、お風呂に向かうんじゃありませんか」
「え、一人ずつじゃないの…?」
「はい。別々に入ったらお水やら燃料が単純計算で二倍になってしまうじゃないですか」
「で、でも!アタシは…!」
「そんな気にすることでもありませんよ?ちょっと前までは一緒に入っていたじゃありませんか」
ささやかな抵抗をするものの、ポムニットの力の前では無力であり、床をズリリリリリリと引きずられていく。
「いやぁぁぁ…!」
「そんなに怖がらなくても…ちゃんとお身体の隅々まで洗って差し上げますから…!」
ニタリ…と口元が釣り上がるポムニットに最大の恐怖を覚えるリシェル。
「やぁぁぁぁー!助けて!ライ!ライィィィィ!」
絶叫であった。リシェルはそのままポムニットの魔の手に捉えられ、ライの私室から強制送還される。
リシェルは今、ポムニットと共に秘密の花園へと旅立っていった。
150 :
ばるばる:2007/04/11(水) 15:50:23 ID:tkMfdej2
「ん…」
額に違和感を感じるというか痛みがある…。リシェルの旅の始まりとすれ違うように、長い意識の旅に出ていたライが今ようやく現世に帰還した。
「ふわぁ〜」
ベッドから上体を起こすと大きな欠伸をして、まだぼやけている視野で周りを見渡すと、そこには見慣れた 自分の部屋の風景が広がっていた。
「あれ…?何でここにいるんだ?…痛ッ!」
はっきりしていない意識の中、はっきりとしている痛みが脳を刺激する。
「あー…そっか…リシェルの奴にやられたんだっけ…」
段々と鮮明に蘇ってくる記憶。リシェルに投げつけられたコップが、額に直撃した瞬間をはっきりと思い出す。
「ちっくしょー…いきなりコップ投げてくるか?普通…」
誰に言う訳でもなく独り愚痴を零しながら、まだほんのり腫れあがっている額を擦る。
ふと、視線の先に毛布の上に転がっている濡れタオルがあるのに気づき、もう一方の手でそれを拾った。
「ま…ちゃんと手当てもしてくれたし…アイツの事だから内心申し訳なさそうにしてんだろうな…」
窓の外、もう帰っている筈のリシェルとポムニットのいるテイラーの屋敷を見る。
「アイツ、明日どんな態度で来っかな…くくっ」
腐れ縁の幼馴染のことであるから大抵のことは分かっていた。
それにライも大して怒っていない。いつものことだったなのか、リシェルにとばっちりを喰らっていたちょっと昔を思い出して逆に苦笑していた。
「…さてと…目も冴えちまったし、風呂でも入ってくるか」
いくら忙殺されている身であってもお風呂に入る。これだけは絶対に外せないことであった。
食料を扱う仕事であって自身も清潔を保たなくてはならないし、何より疲れを癒しリラックス出来るのが至福の時でもあるからだ。
「風呂入ったら今日の支度して…」
着替えを持って部屋を後にするライは、今日の予定をブツブツ言いながらお風呂場へと向かって行った。
帰っている筈の二人がいるとも知らずに。
151 :
ばるばる:2007/04/11(水) 15:51:33 ID:tkMfdej2
一応ここまで。このあとダブル、ダブルダブルなのを途中まで書いてるので後はそれから。
ねちっこくなれば良いが…。
ぐふぉぉぉぉ!!ライリシェポム!ライリシェポムぐぁぁあああああ!!
イイ!!続き!続き!大期待。
GJ!
ど真ん中ストライクなシチュがきましたよ!
でら期待ッス!
いまさらで悪いけどSS保管庫でどうやったらイける?
>>1のやつでもイけないのだが…
>>151 ・・・・・・・・・・・・・・・あなたが神か?
教えてくれ
>>151。お前が神か?
ゼロは何も教えてくれない・・・。
159 :
ばるばる:2007/04/13(金) 00:43:10 ID:GIm/ziTh
えー…途中までのご感想ありがとう。
最近12時までの残業があって中々進まないけど、ちょっと投下。
160 :
ばるばる:2007/04/13(金) 00:43:40 ID:GIm/ziTh
場所は変わって宿の浴場。
宿の浴場とは言ってもそれほど大きいわけでもなく、せいぜい6〜7人入れるくらいの小さな場所であった。
そんな小さな風呂場では、ポッと灯った光の下で二人が、バスタオル以外のものを一糸纏わずに身体を清めていた。
「でも本当に久しぶりですね〜。お嬢さまとこうしてゆっくりとお風呂に入るのって」
「そうね〜」
「お嬢さまとまた一緒に入れるなんて夢のようです…えぅぅ…」
防水加工の施してある木製の椅子に腰掛けるリシェルの後ろで、石鹸の泡を立てながら立膝になっているポムニットは、じわじわと涙を瞳に溜め込んでいる。
「こ、こらぁ!泣きながら抱きつかないの!」
そして、よほど感動ものだったのか、ポムニットは滝の如く涙を流しながら、華奢なリシェルの身体を抱きしめている。
「なら、笑いながら…」
「それもダメ!」
少々迷惑そうにしているリシェルだったが、別段嫌がっているわけでもなく、ある程度ポムニットの好きにさせていた。
「それにしても残念ですね」
「ん?どうして」
「いえですね。お嬢さまと一緒にお風呂に入れたのはいいんですが、何かもうちょっと足りないんですよ」
「足りないって?」
「そうですね〜。例えば…ライさんとか…」
「な!?」
横目をリシェルの方へ滑らせて鋭い言葉を吐くポムニット。ライの名を出されたリシェルは身体中、茹蛸と同じ赤さになっている。
「あぁ…ライさんがいればもっと嬉しいんですけどね」
「ポポポポポ!ポムニットぉッ!」
「あら?お嬢さまはライさんと一緒に洗いっこしたくはないんですか?」
「そ、そりゃ、したい…って!何言わせてんのよ!」
161 :
ばるばる:2007/04/13(金) 00:45:59 ID:GIm/ziTh
「うふふ…お嬢さまも最近は素直になってきましたね」
色ついた笑みを浮かべるポムニット。リシェルは頬を膨らませながらプイッと顔を背ける。
彼女の言ったとおり本音だった。内心はライが好きでたまらなく、彼になら身体を許してもいいと思っている。
だが、どうも素直になれない。それがリシェル本人の一番の悩みであった。
「お嬢さま。本音が聞けたことで言っておきますけど…わたくしもライさんのことが好きですよ」
いきなりだった。さきほどまでのいつもの彼女とは違い、真剣な眼差しをリシェルに向けるポムニット。
ピリッとくる雰囲気に、思わずリシェルも凛とした表情になる。
「知ってるわ…」
「ええ、知ってると思いました。でも、どのくらい好きかも分かりますか?」
「…」
大体は理解出来る。多分、自分と同じくらい…いや、それ以上であろう。
ポムニットのライへの接し方は、家族、友人というには過激すぎる。
あれはライを男として見て確実に誘っている。リシェル自身も感づけるほどのものだった。
「じゃあ、ポムニットに聞くけど…アタシはどのくらいライが好きなのか知ってる?」
「はい」
「うそ…」
「本当です」
弱いリシェルの問いに、力強い言葉で返してくるポムニット。
「うそよ…だって、アタシはアンタが思っている以上にライが好きなんだもん…」
「なら、わたくしはリシェルお嬢さまが思っている以上にライさんが好きです」
「それなら、アタシはもっと好きよ!もっと!ポムニットが想像できないくらい大好き!」
振り返りポムニットを見上げるリシェル。二人の視線の間で火花が散ってもいいくらい険悪なムードである。
「わたくしだって!お嬢さまの想像を更に超えるくらいライさんが好きなんですもの!」
「はぁ…はぁ…それでも…ライが」
「はぁ…はぁ…それ以上に…ライさんが」
「「好き!」」
まるで競い合いの口論は、ライへの想いが最高潮へと達すると全てを解放したのか、大人しく一時の終焉を迎える。
「ふふ…お嬢さまったら…そんなにムキにならないでも」
「あはは!…ポムニットだって凄い顔だったわよ!」
そして、緊張の糸が切れたのか、リシェルとポムニットからはどっと笑いが込み上げてきた。
162 :
ばるばる:2007/04/13(金) 00:46:53 ID:GIm/ziTh
「どれくらい好きなんて別にいいじゃない」
「全くです。お嬢さまもわたくしもライさんが大好きなことには変わりありませんから」
「あははは、バッカみたい!アタシ達」
前かがみになり大笑いをするリシェルに釣られてか、ポムニットも涙目を拭って笑っている。
「ふぅ…ありがとね、ポムニット。アンタのおかげで色々楽になったわ」
「お互い様ですよ。わたくしだってお嬢さまとこうやってお話できて良かったです」
「にしても、ライの奴よね!アイツ!本当に鈍感なんだから!」
歯をキリキリさせてイラつくリシェル。鈍さにも程があると思うと無性に腹が立ってくる。
「あれには困りものですよね?わたくしだって誘っているのにいつも逃げてしまうのですもの…」
「はは…やっぱり誘ってたんだ」
疑いが確信に変わりリシェルは、口端を引きつらせながら失笑する。
「それにしてもややこしくなっちゃったわね。主とそのメイドが同じ人を好きになっちゃうなんて。結局はどっちかが諦めるしかないんだもんね」
「そうでもありませんよ?リィンバウムには別に重婚に関する法律罪もありませんし」
「はっちゃけたこと言うわね…気が早すぎるんじゃない?」
「気が早いって、お嬢さま。シルターンでは遅いくらいでもありますよ?某風来坊が仰るには幼妻は珍しくないとのことですし」
「風来坊って…ああ…あの乞食のことね…」
大したことでもないものを思い出すようにして、ちょっと前にまた旅に出た戦友の三味線乞食が頭の中に浮かび上がる。
今頃はどこで野たれ死んでいるか…知ったこっちゃないが。
「まぁ、ライをどうにかしないと始まらないけどね」
「ああ、その点については問題なしですよ。お嬢さま」
「は?」
ポムニットの赤くギラついた瞳が動く。
何が大丈夫なのか意味不明なリシェルは、キョトンとしてポムニットの視線の先に目をやると、そこには先ほど自分達が通り抜けた脱衣所に繋がる扉があった。
「ふふ…」
「ポムニット。出るの早すぎじゃない?」
「あ、違います。ちょっと脱衣所に置き忘れたを物を取りに行くだけですよ」
妖しく笑うと何故か扉を開き、ポムニットはスタスタと脱衣所へと足を運ぶ。
忘れ物なんてあったか?石鹸等は浴場に置いてある。それよか持ってきたものなど一つも無い筈だが…とリシェルは不思議そうにしていたが、その忘れ物がどんなものなのかは直ぐに分かることになる。
163 :
ばるばる:2007/04/13(金) 00:48:17 ID:GIm/ziTh
えー、一応エロ前ですが…何分書く時間が無い割にダラダラと書いてしまって。
とにかく明日休みだからウィーバーと今からデッドラでゾンビ狩りやってくる。
ポムとリシェルがゲーム本編のそれらしい感じがするのが素晴らしいです。
エロ期待してます。
神が書いたあとで、気遅れますが、勇人×綾を投下させていただきます。
しかも途中までですが。
「は?」
「だから、ここでしようと言ったんです。新堂くん」
夕暮れの陽光が差し込む放課後の教室に、ふたりはいた。
新堂勇人と樋口綾。二人は所謂、『恋人』と呼ばれる関係であった。
リィンバウムの向こう側から、某召喚師四兄弟や某ママたちからは文句が飛んできているが気にせずに。
ゲーム本編開始時では、同じクラスメイトというだけで、何ら共通点のない二人がどうして後輩を差し置いて
こんな恋人同士になったかは、その経緯は省略させていただきます。むしろ、誰か書いてください。
ともかく、綾の目は真剣だった。いや、真剣というよりは獲物を狩る時のガレフの目と言った方が正しいか。
幸か不幸か、教室には誰一人残っておらず、廊下にもひと気は全くない。
「ちょ、ちょっと待てよ? しようって…アレ、か?」
「ええ、アレです」
きっぱりと断言する綾。もちろんアレと言えばアレです。
18歳未満のお子様は視聴禁止のファンタジー要素のある物語では
魔力や霊力の供給やら何やらの理由付けでよくされるアレのことです。
ふたりともこれがはぢめて、というわけではなかった。とは言え、それほどやり慣れているという訳でもない。
だからこそ、勇人は驚いているわけで。
しかも、学校という公共の場でそんな提案をしてくるとは、まさに背後から斧でバックアタックされたような衝撃である。
「……新堂くんは、いや、ですか?」
「えっ!? い、いや、そんなことは全くないけど!! 流石にここでやるのは…」
まずいんじゃ、と言葉にする前にとんと勇人より一回り小さく華奢な綾の身体が飛び込んできた。
いくら、アレをやったからと言って、勇人はこういうことには奥手だった。
思わず身を硬くしてしまい、どうしたら良いかうろたえながら彼女の身体を抱きしめる。
「私の胸の音…聞こえますか?」
「え、あう、うん…」
制服の上からとは言え、柔らかな乳房が押し付けられては頷くしかなかった。
綾は目を伏せがちに俯くと、そっと小さな声を漏らした。
「…新堂くんのことを思うと、切なくて、少しでも触れていたくて……。
その、…えっちな、ことも……したく、て」
二人だけの放課後の教室。最後の言葉は綾自身声を控えたつもりなのだろうが、
この静けさではしっかりと勇人の耳にも届いてしまっていた。
「け、けど…誰かに見られたら……」
生徒なら兎も角、教員が見回りに来る可能性がある。
それに見つかれば良くて厳重注意、最悪停学処分に課せられるかもしれない。もしかしたら退学ということも…。
だが、そんな葛藤は次の綾の言葉ですっ飛んでしまった。
「わ…私は、新堂くんと一緒なら見られても平気、です…」
別に厳重注意されればいいだとかそういう意味ではない。
ただ恥ずかしいところを見られても、平気だと。仲がいいところを見せ付ければいいではないか、と言わんばかりに。
少なくとも恋人を自負している勇人だ。そんな可愛い恋人から、そんなことを言われてしまうと葛藤なんて消えてしまう。
「……こんな、えっちな女の子…、新堂くんは嫌い…ですか?」
嫌いだなんて言える男がいるだろうか、いやいない。
それだけ、今の綾は艶かしく思えた。
「んふっ…ん…」
空気に溶けていきそうな甘い吐息が唇と唇の間から漏れる。
結局、腹を括った勇人は彼女の華奢な身体を抱きしめながら、口付けを交わしていた。
取り敢えず鍵もかけたことだから、隠れればすぐにバレると言うことも無いだろう。
柔らかくい小さな唇に吸い付きながら、その感触を楽しむ。
そこで、綾の舌が唇の間から伸びてきて、勇人の唇を舐めたことに気づく。
ちらりと目を向けてみると、視線が合い綾は気恥ずかしそうに視線を逸らした。だが、決して舌を戻そうとはしなかった。
(今日の樋口、積極的だなぁ……)
はぢめての時だって、そこまで漕ぎ着けるのに大変苦労した。
それから二、三回ほど彼女と肌を重ね合わせたが、その時でさえ緊張してなかなか誘うのに苦労していた。
なのに、今の彼女は積極的に自分から求めてきている。まるで『我慢をする』ということを忘れたかのように。
いつもは穏やかで物静かな彼女がこれほどに求める姿は、ギャップがあり尚更勇人の欲望を刺激した。
「んむっ!?」
「本当、樋口ってエッチな女の子だよな。 でも、俺はそんな樋口が好きだぜ」
突き出す舌を指で挟み、捉えると指先で舌の腹を摩り愛撫する。
さらに彼女の舌を引っ張り出すと、その舌の腹で濡れる唾液を塗り広げるように指を滑らせた。
綾も満更でもないのか、自分から勇人の指に舌を絡ませると、
ぺろぺろと子猫がミルクを飲むようにその指を丹念に舐め始めた。
生温く、ねっとりとした感覚が妙に心地よい。そして、こんなにも尽くしてくれる綾の姿に興奮してしまう。
「はむ…んっ、ちゅるっ…」
勇人の言葉に頬を赤らめながらも、嬉しくなったのか、綾は更に強く指を舐めしゃぶる。
ぺちゃぺちゃと唾液の音が静かな教室に響き渡る。綾が唇を離した頃には、勇人の指先は全て綾の唾液で濡れていた。
「熱心にしゃぶってたけど…美味しいか? 指……」
「新堂くん…、勇人くんの、なら……」
かぁっと真っ赤になって俯く。そんな初々しい表情もまた可愛らしくて、思わず抱きしめたくなる。
そこで、俯いていた綾が何か気がついたのかしゃがみ込んだ。
「勇人くんのこれ…、苦しそう……」
気づけば股間部はズボンの上から分かるほど大きく隆起しており、
そこをじっと眺められて勇人は気恥ずかしい思いに捕られていたが、
当の綾はどこかぽぅっとしておりそっと手を伸ばしそこに触れた。
ズボンの上からとはいえ、敏感な部分であるには違いなく、彼女が触れることで先端が下着と擦れ快感がぴりっと流れる。
「くっ…綾…っ」
声を漏らす勇人を気に留めず、綾はさらに頬を擦り付けて上気した表情で微笑む。
「勇人くんのこれ……もうこんなになって」
いつになく積極的な彼女に妖艶さを感じて、ますます勇人の欲望は高まるばかりであった。
そこで何かを思いついたのか、にこぉ、と微笑むと、綾は立ち上がりちょいちょいと勇人の席を指をさした。
「勇人くん、ちょっと席について貰えますか?」
「え、なんで……」
「いいから、早く早く」
笑顔のまま勇人を促すと席に座らせて綾はその前に立った。
勇人の席は窓際の一番後ろ。こういう状況でなければ違和感のない座りなれた席ではある。
すると、綾は机の前側から潜り込んで、机の下から勇人の股間に顔を埋めるという姿勢を取り始めた。
「あ、綾っ!?」
流石にこれには勇人も面食らってしまった。
することは何となく察知できていたが、いざその姿を見ると驚きを隠すことはできない。
「ふふっ、こういうの、興奮しません? いつも授業を受けている教室の…自分の席でこんなことされるなんて」
股間に頬ずりしながらそう問いかける綾は、やはり淫靡であった。
もし、本当に授業中にこんなことをされたら。
きっと授業どころではなく、みんなの前で痴態を見せても気にならないぐらい熱中してしまうかもしれない。
そんなバカな妄想をしながら、ズボンの膨らみは更に目立ち始めた。
綾もそれを察知し、ズボンのチャックを引き下げると手探りで目的であるそれを引っ張り出す。
「はぁ…、勇人くんのおちんちん…ぴくぴくしてる…」
とろんと目尻が下がり、温かい吐息を猛々しく勃起している肉棒に吐きつける。
そして、フルートを吹くようにその細い指先をその肉棒に添える。
清廉な綾の顔とそのギャップが、肉棒を綾の手の中で跳ねさせた。
それも嬉しそうに綾は微笑み、それこそ笛を吹くように唇を独特の臭気を放つその先端へと唇を触れさせた。
「んっ、ちゅっ……ちゅるっ、ぷちゅ……」
先から溢れる汁も全て啜りとり、むしろ吸い出そうとせんばかりにちゅうちゅうと吸いはじめる。
「はぁっ、くぅ…、綾ぁ…!」
先ほどの指先のように貪欲にしゃぶって来る綾の唇と舌の柔らかさの快楽に耐えるように、勇人は机に突っ伏した。
意識せまいとすればするほど、敏感に感触を味わい、彼女が自分のものをしゃぶっている音が耳に入ってくる。
綾はというと、ひたすら無心に勇人の肉竿を左右上下から舐め、唇で銜え、唾液をまぶし淫らな演奏を披露させた。
「勇人くんの、おちんちん…あむっ、んっ、ちゅうっ…ぷふぁ…硬くて熱い…ん、ちゅうううっ…!」
「くふぁっ…! あ、や、…もう、だめだ! …出ちまう…!」
「ふぁい…、勇人ひゅんのおひんひんの、おふぃる、だふぃてくらふぁい…」
肉竿を銜えたまま喋る彼女の口に、くすぐったさを覚える。だがそれ以上に淫らな言葉を使う目の前の少女に興奮していた。
遅れてすぐさま、どくん、とした鈍い衝撃が下半身の奥から走った。
咄嗟に綾は喉奥まで銜え込むと、熱い白濁液の塊を受け止めて、ごくり、ごくりと喉を鳴らして飲み下していく。
やはり精液は飲みにくいのか、綾は眉をしかめさせながらゆっくりと喉に通していった。
そして射精と飲み込む速さがつりあわなくなってきて、終いには蒸せてしまった。
「だ、大丈夫か? 綾……、そんなに無理しなくても」
「大丈夫……、勇人くんのなら、飲んであげたい、から……」
こほこほと蒸せ、目尻に涙を浮かべながらも勇人へと微笑みかけた。そんな彼女の様子がたまらなく愛おしかった。
「それじゃあ、その……そろそろ…」
綾は、窓の淵に手をかけると、自らスカートを捲り上げて、愛液に濡れたショーツをずり下げた。
ぷるんと、まるで乳房のような柔らかさを視覚的に訴え突き出された尻肉は、いつもは清楚な彼女からは想像できないほど
いやらしかった。
綾は振り返り、気恥ずかしそうながらも、どこか期待に満ちた表情を浮かべ強請るようにその尻肉を軽く揺らしてみる。
まるで娼婦のような仕草と彼女の人間性とのアンバランスさが更にその卑猥さを引き立てていた。
しかし、やはり当人としてもこんなことをするのは恥ずかしいのだろう。勇人と視線を合わせようとはしなかった。
(でも、どうして急に…?)
こんなに積極的になったのだろうか。口にはしなかったが、不意に疑問を持った。
だが、それを長考できるほど、彼は目の前の淫靡な少女に対して我慢は出来なかった。
短いですが今回はここまで〜。
……やはり長いこと書いてないと文章力が落ちますな。
そしてやっぱりハヤトは書きやすい。
> ゲーム本編開始時では、同じクラスメイトというだけで、何ら共通点のない二人がどうして後輩を差し置いて
> こんな恋人同士になったかは、その経緯は省略させていただきます。むしろ、誰か書いてください.
いや書け。オマエが書くんだ!
>>165 テラGJ!久々に拝めて本当に嬉しかったです。
ところでラジオで7年後とかそんな発言聞いた記憶があるんだが。
ラジオのあれは間違い。アルバとライ・フェアが同い年なら
2から5年後。1から6年後のはず。開発者こぼれ話の担当は1のアルバの歳を
2の齢と勘違いしてる。
>>173 同じくらいの年といっただけで同い年とは言ってない。
アルバがライ・フェアより1こ上だったらタメ口叩くルシアンがちとおかしくなる。
ルシアンは大抵タメ口
いや呼び捨てにしてるのって味方内じゃアルバだけじゃね?
夏美ちんのほうもキボンしたい。最近ちと他の女の子に差をつけられ気味だから。
なんか絵美るんにお尻パンパンされてる姿が思い浮かぶけどw
>>177 仲間じゃないけど、なにげにギアンEDかエニシアEDで
エニシアも呼び捨てにしてた
ばるばる氏
神キタ!レオ×ピアで不覚にも勃起した。続きのユヅキも書いてくれぇー!
ライ争奪かとおもいきや、共有しちゃいそうな新たな雰囲気!
やっぱりお風呂で洗いっこですか?
>>170 むはぁ!こちらも神キタよ!
綾可愛すぎ…しかもエロエロで素敵。
次は救われない絵美を救ってやってください…
もちろん救われない方で救ってやってくださいな。
182 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 12:46:14 ID:SNyBSkD/
>>179 その辺たぶん適当だと思うけどな…
もっともらしい理屈を考えるなら、エニシアは明らかに年下っぽいから呼び捨て、
同年代と思ってるリビエルは女の子扱いでちゃん付け、
同年代らしき男友達アルバは呼び捨てってあたりか。
ラミはラミちゃん。フィズはフィズちゃんって呼んでる。
エニシアは終盤まで基本的に敵方だから呼び捨てじゃね。<ルシアン
「きひっ……きぃぃぃいっ!!」
みちみちと音を立てながら肉杭はミルリーフの幼い秘裂に食い込む。
挿入された肉根はぎちぎち膣肉を軋ませながら押し広げていく。
「痛いっ!痛いよぉ……」
蕾を踏みにじる苦痛にミルリーフは涙を滲ませる。
だが男根はミルリーフの身体を貫いただけでは満足しない。
ぐいっと重みが加わる。胎内への圧迫。肉棒はミルリーフの膣奥をさらに抉る。
「あぎひっ!!ぐぅぅぅう!!がぁぁぁああああ!!」
悶える。腹のそこから響くような呻き。それがミルリーフの口から漏れる。
それと同時に打ち付けられる腰のピストンも力強さを増す。
さらに深く。さらに激しく。豪壮なペニスに串刺しにされたミルリーフを犯す。
「きひぃぃいい!!痛いっ!痛いぃぃぃい!!!」
自分の膣内で肉繊維が千切れゆく感覚。開いた傷口を更に抉られる激痛。
地獄のような苦痛がミルリーフを襲う。たまらず叫ぶ。悶える。喘ぎ苦しむ。
だがいくら苦しみを訴えても苛烈な陵辱の手は止まない。
(痛いよぉ……ミル…死んじゃう……パパぁ…助けて……パパぁぁ……)
立ち消えそうな意識でミルリーフはライの助けを求める。それが決して叶わぬことを知りながら。
さながら悪夢だった。けれどそれは夢などない。紛れもない現実なのだ。今、目の前にある光景は。
「……うっ……ぁ……もう……やめ……てぇ……」
エニシアの長い睫毛に水滴が伝う。ボロボロと大粒の涙がその瞳からは零れだしていた。
目前の惨劇。獣人たちの凶悪な陰茎に貫かれるミルリーフの姿。それをどうすることもできずエニシアは見せ付けられていた。
「やぁぁあ!痛いよぉぉ!!痛いよぉぉ!!」
「うぇっぇぇ!助けてぇぇ!姫様、助け…ひぎゃぴぃぃい!!」
エニシアの目の前で犯されているのはミルリーフだけではない。まだ年端もいかぬ亜人の少女たち。
エニシアを姫と慕うその娘たちも幼い花弁を無惨に散らされている。耳に響き渡る悲鳴。
それがエニシアの心の蔵にも響く。痛い。あの娘たちが受けている苦痛がエニシアにも伝わってくる。
惨い仕打ちを幼いその身に受けるあの娘達。それを救う術をエニシアは持たない。呵責の針が胸を刺す。
(私のせいなんだ……私のせいで……あの娘たちが……)
自分のせいだ。自分のせいでみんなが苦しんでいる。そうエニシアは自責に駆られる。
それはある意味で正しかった。あの娘たちが今、生き地獄にあるそもそものきっかけ。
その一端をエニシアは担っていたのだから。
「あっ……あぁ……ああっ!やめてぇぇぇええ!!もう止めてぇぇぇえええ!!」
耐えかねて叫ぶ。こんな大きな声をだす余力がまだあることが不思議だった。
だが、いくら叫べど惨たらしい現実が変わるわけもなく。
「や……め……て……ぁ……ぁ……」
再び弱りゆく声。体の内側から生気を削られていく。腹に響く。ぱんぱん。後方から貫かれる音。
繰り返し襲う律動にエニシアは身悶えする。目前に犯されている少女たちのように。
「あぁぁ……やめてよぉ……あぁぁ……うぅぅ……」
呻き続けるエニシア。そんな彼女の子宮に白濁が容赦なく注がれる。
幻獣界メイトルパ。夢にまで見た母の故郷でエニシアは惨劇を見せられながら自身も陵辱を受け続ける。
幻獣界メイトルパ。リィンバウムに次ぐ豊かなマナを誇るこの世界も他界の脅威に晒されてきた。
サプレスの悪魔の侵攻による魔獣侵食。原罪に穢された土地は原初のヒトを容易く絶やした。
ヒトは生命力豊かな多種と交わることで新たなヒトとして命をつむぐことを許された。いわゆる亜人である。
また天使の系譜と交わることで妖精や聖獣などの種族が生まれた。そして侵略者である悪魔達。
彼らもまたこのメイトルパに系譜を築き、この地の一角に確かな根城を築いていた。
ミルリーフの助力を得てようやく辿り着いた幻獣界。だがそこは楽園ではなかった。
前述の悪魔の系譜に連なるものたちが支配する地域。そこに突如現れたラウスブルグは侵略者の認定を受けた。
悪魔の系譜に連なる彼らが天使の系譜である半妖精のエニシアの言葉に耳を貸すわけなどなく。
界を渡る長旅で疲弊したラウスブルグが落とされるのに時間は掛からなかった。
ギアンや忠臣たちは討ち取られ、ミルリーフは至竜としてのその力を奪い取られて無力化した。
そうして捕えられたエニシアとミルリーフ。そしてラウスブルグの民達には過酷な運命が待ち受けていた。
あるものは労役用の奴隷として。そしてあるものは慰み用の肉奴隷として。無惨な末路を迎えたのである。
(私のせいなんだ……私が上手くできなかったから……)
地獄に突き落としてしまった。自分を信じてついて来てくれたみんなを。彼らを故郷に帰すことも叶わず。
その罪の意識がエニシアを容赦なく苛む。小さなその胸にかかる重圧は心臓をも押しつぶしてしまいそうであった。
(ごめんなさい……ごめんなさい……ミルリーフちゃん……私のために……こんな……)
加えてミルリーフ。彼女をこんな目に合わせてしまっていることをエニシアはなにより申し訳なく思う。
至竜の力を得るために自分達が犯してきた過ちの数々。それを許し願いを叶えてくれたミルリーフ。
そのミルリーフが犯されている。幼い身体を凶悪なモノに貫かれて。脈打ち吐き出される白濁が身を汚す。
生気を失い虚ろになっていくミルリーフ。目も当てられなかった。そしてエニシアもまた陵辱を受ける。
ミルリーフや亜人の少女達が犯される姿を見せ付けられながら。
「あぅっ……かっ……っは……」
ドクン。これが何度目だろうか。膣内に施される射精。ドロリとした精液がエニシアの胎内を泳ぐ。
ビュルビュルと射精は数秒続いた。注ぎ込まれる熱はエニシアに絶望を与える。思い知らされる。
自分もミルリーフ達もこうして慰み者とされ続ける未来しかないことを。
「……お願い……許してぇ……あの娘たちは許して……私が……全部するからぁ……」
涙を垂らしながら乞う願い。だが陵辱者は顧みることなく宴を貪る。
網膜にはりつく。もう意識もなく白目を剥いた娘の子宮に精液がたたきつけられる様子が。
鼓膜を突き抜ける。膣ばかりかアナルまでも貫かれて悶える娘の断末魔の叫びが。
むせ返る精液の臭いが鼻をついていた。エニシアも犯される少女達も浴びせられたスペルマに浸されていた。
触覚。ドロドロだ。粘液の感触。胎内を逆流してくる熱い液汁。そして肉を蹂躙される悶えるような苦痛。
味覚。どろり。頬張らされた肉棒が口内で火を噴く。胃に直接流し込まれるスペルマの苦味が喉奥に残る。
エニシアの五感全てが陵辱の苦しみを捕えていた。そして痛む。心がギリギリと。
こんな苦しみをミルリーフたちに味あわせていることに対して。
「ごめ……んなさい……ごめんな……さい……ごめんなさ……い……」
壊れたようにエニシアは謝罪を繰り返す。そうする以外になにもなくて。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。うぁぁ……うああああああああっ!!!」
降り注ぐ白濁の雨。身体中の穴という穴を肉根に犯されながらエニシアの悲痛な叫びはただ虚しく響く。
死屍累々。そんな形容がよく当てはまった。積み重ねられた使用済みの娘達の身体。
幼い身体を穢され続けた少女達の屍がそこにあった。まだその身体は生きている。
けれど心は死んでしまっている。一点の光もない瞳。ただ精液を注がれる器がそこにあった。
「ひ……どい……よ……」
残酷な悪魔の所業にミルリーフは涙する。いったいあの娘達がなにをしたというのだろう。
ただ故郷に帰ることを夢見ただけの純真な子供達。それに襲い掛かったあまりにも残酷な現実。
ミルリーフの耳に壊された少女達の悲痛な叫びが響いてくる。痛い。痛い。苦しい。苦しい。
助けて。助けてと木霊のようにその叫びは繰り返し響く。
(ごめんね……助けて上げられなくてごめんね……ミルが弱いせいで……)
ミルリーフもまたエニシア同様に良心の呵責に苛まれていた。守護竜として守るべき民達。
誰一人救えなかった。救うどころかより苛烈な地獄に送り込んでしまった。
力も奪われた。今ここにいるミルリーフは隠れ里を守護する至竜ではない。
誰かの助けなしでは何も出来ない無力な幼竜。ライ達にめぐり合った頃のように。
(パパ……もう一度パパに会いたかったな……)
遥か遠いリィンバウムにいるライを思う。生まれたばかりの自分を拾ってミルリーフという名を与えてくれた彼のことを。
いくつも大切なことを教えてくれた。実の親子ではなかったけれど、それでも自分にとって最高の親だったと思う。
(パパ……ミル……ダメだったよ……だれも救ってあげることできなかったよ……)
心をこめた美味しい料理と持ち前の優しさで、周りにいつも幸せを振りまいていたライの姿。
そんなライのようにミルリーフもまたありたかった。けれど憧れた理想は叶うことなく粉々に砕かれた。
あるのは肉欲に貪られ白濁に浸された無惨な屍を晒す少女達の姿。そんな娘達の一員にミルリーフもいる。
「……あっ……うぁっ…あっく……ぅ……ぁ……」
見やればエニシアがいまだに輪姦を受け続けていた。群がるケダモノたちにとって半妖精のエニシアは格好の餌なのだろう。
順番待ちの列は途切れることがない。他の娘達が力尽きた後も休みなく延々と肉棒の蹂躙を受ける。
膣とアナルを同時に犯され、両手で肉棒をしごかされながら口も犯されている。
「んぶぅ……んぶっぐ…くはっ…かはっ……きふっ!あ……あぁああ」
勢い良く射出される精液がまたエニシアの顔に張り付く。ビクビクと脈打つ肉棒は子宮と腸に溢れるばかりの精を注ぐ。
どろっと口の中にだされるスペルマ。それをエニシアは飲み込む。抵抗もせず肉便器としての役割をエニシアは受け入れていた。
「あぅ……あぅぅ……ぅ……ぁ……」
それが自分の贖罪であるかのように。一本でも多くの肉棒をエニシアは引き受ける。
自分を慕ってくれた娘達の負担を減らすために。スペルマ塗れの身体を更に白く染めて。
「あぅぅぅうう!んくっ!くあぁっ!」
そしてそれはミルリーフも同じことであった。力を奪われたとはいえ至竜。その力の欠片にありつこうと彼女を犯すものも多い。
小さな身体いっぱいに男根が前後両方ギュウギュウに詰め込まれて身を潰す圧迫にミルリーフは悶える。
掻き分けられる膣肉と尻肉は悲鳴をあげ続け、いまだ鋭さと鈍さを併せ持つ痛みがミルリーフの脳を焼く。
「あぐっ!がふっ!ぐぅぅぅうう!!あぐぅぅうぅうう!!」
どくどく。びくびく。胎内に響く破裂音。腸内を逆流する液汁。終わることのない陵辱地獄がミルリーフを責め続ける。
「あぅ……かふ……っく……っは……んぶっ……んはっ……」
「んぎぃぃいぃいい!!きひぃぃいいい!!あぎあぁぁあぁあああ!!」
幻獣界の一角。悪魔の系譜が支配する地で半妖精の少女と竜の子の喘ぎ苦しむ声が響く。
戦利品として捕えられた他の亜人の少女達とともに。夢破れた二人の少女は哀れな肉奴隷として陵辱を受け続ける。
END
>>123のSSが俺のエルゴに火をつけてくれました。
そういやミルリーフ。この娘も案外我輩好みかも。(鬼畜的な意味で)
CV野川さくらだしね。●夢たん(*´Д`)ハァハァ
幻獣界と一口に言ってもこういう悪魔の眷属が支配している土地もあるんじゃないかと妄想しました。
中にはレイム様クラスのバケモノもいるんじゃないかと思って。
一応エニシアENDの後です。なのでライはメイトルパには一緒にいってません。
あまりにも不憫なので誰かエニシアとミルリーフを幸せにしてあげてください。
それではサラバ
不憫とか幸せにしてあげてくださいとかアンタが言うなw
相変わらずひでえ鬼畜だな(褒め言葉)
GJ!
本当に鬼畜氏に愛されてるね、ミルとエニシア
ここでメルギトスの源罪に取り付かれた妖霊化ライと全魔ポムによる陵辱劇をキボンしてみる
G J ! !
しかし、レイム様クラスの悪魔なんてそうそういないのでは?
つーか、いたらいたで……
レイムは何だかんだで小物クラスっぽいけどなあ
サモンナイトの悪役の中じゃ間違いなく最強だけどね……悪っぷりが
相変わらずの鬼畜っぷりだな、この不義野郎!!(褒め言葉
誰か愛に満ちた義のネタを書いてくれ
この鬼畜! 最低の野郎だなテメエは。
愛してる。
なんかよく分かんない作品になったけど投下
ミルリーフってどんな娘?
「ミルリーフをどうするつもりなの?」
街に降り続ける灰と引き換えに、少女はギアンの下へと連れてこられてしまった
最後まで反対した者も多々いたが
結果だけをいえば灰の雨はやみ、竜の子は城の中、暗い石造りの一室にいる
「怯えることはないさ」
部屋にいるのは面前の敵、ギアンと、不気味に目の光った獣人達
「聞き分けの悪い女の子に、ちょっと痛い目にあってもらうだけさ」
クイッと持ち上がる眼鏡
周囲からわき上がる歓声
「さあ、そんなに時間も取っていられない。ミルリーフ、君には彼らを男にしてもらうよ」
不敵な笑みから高笑い。一体何処が面白いのか、ミルリーフには分からない
重い鉄の扉がさびた音をたてながら閉じていく
獣人どもは、いい仕事をしてくれるといいのだが、ギアンはしかる後、城の本当の力を想像して、また笑った
厚い扉の奥から、ほんのわずかに漏れる悲鳴
コトが済むまでどれだけの時間がかかるだろう、一時間か、それとも二時間か
とにかく、今までの苦労に比べれば少しの時間など大したことはない
部屋の前の壁に寄りかかって、ギアンはどの程度かかるだろうか、考えはじめた
ガァン!
扉の内側から、なにか音が聞こえた
どうやら、誰かが扉に力強くぶつかったようだ
あの扉を閉ざしてから、かれこれ2時間あまりが経過している
「そろそろ終わったか……」
鍵を外して、また、さびた音を響かせる
とたんに中から酷い匂いが立ちこめる
「なんだ……この臭いは」
異臭、湿った空気と、汗に何かを混ぜたような
「一体どうし……」
「もう……勘弁してくれぇぇぇ!」
涎と涙と鼻水と、顔中から液という液を垂れ流して獣人は部屋から走り去っていった
「どうしたんだ!」
部屋を覗くと、奥の少女と、その足下に跪く獣が見える
「一体どうしたんだ!」
質問に答える獣人はいない
「今度は誰と遊ぼうかなぁ」
ギアンは不気味な予感に後ずさる
「おっかさーん!!」
別の獣人が走っていって、外からバタンと閉じられた重い扉
幼い少女の目は、暗闇に二つ輝いている
「ま、まず話し合おうじゃないか、ミルリーフ!」
気を失った獣人に腰掛けている裸の少女を前に、慌てふためく男
「なにを?パパのところに戻してくれるの?」
「い、いやソレは出来ないが……」
「ふんだ!別にミルリーフ。話すことなんてないもん」
「ぐっ……そ、そうだ!一体この部屋で何があった!」
「知りたいの?」
首をかしげる姿はいかにも無垢な、純粋な少女という印象を受ける
ただ、その少女が、本来ではあり得ないような光景を生み出した事実もある
「あ、ああ!知りたい。とても知りたい!」
少しでも話をそらしてこの部屋から出る方法を考えねばならない。ギアンはそう判断した
「そう?じゃあ教えてあげる」
ミルリーフはピョンと獣人から飛び降りた
「ふむっ……んっ……ぴちゃ……はむ……」
気絶した獣人の、人ではあり得ないサイズに勃ち上がったモノに
髪の毛を巻き付けながら、舌でチロチロと舐めている
両の腕でまだ発達途上にもみたない胸をこすりつけながら、優しく舐めている
気を失っているにもかかわらず、先から、透明な汁が流れ出す
液体を舐めとりながら、今度は指が亀頭を、穴を引っ掻く
「ふぅ……」
ミルリーフは溜息をつくと、ギュッと抱え込んで、上下に動き出す
「んっ……ふっ……んっ………」
ストン、ストンとリズムよく先から流れてきた汁を潤滑液に滑らかに動く
「こうやるとね、白いのは出て来ないんだよ?」
いくらか、ピストン運動を繰り返した後、ギュと根元を、両腕を使って思い切り絞める
「……んっ!」
ドクン、ドクンと男は震える
「……あ!」
ほんの少しミルリーフの腕が緩むと、勢い良く、少女の体に大量の精子が降り掛かった
「どう?わかった?」
「ぐっ……わかりたくはないが……理解したよ」
実際、獣人どもにはこんなことをやらせる予定ではあった
しかし、こうも手玉に取られるとは考えもしなかった
そんな、コトを考えていると、急にミルリーフは口を開く
「そうだ!パパに酷いことしたよね?」
「酷いこと?」
「パパ泣いてたよ……。だからミルリーフがお返しをしてあげるの」
「お、お返し?」
今度の質問には、答えは帰って来なかった
そのかわりに、今まで見たこと無いような笑顔で見つめる少女の姿
初め、ミルリーフを閉じ込めていた扉は
今、ギアンを閉じ込める恐怖の壁となっている
「どう?女の子に足でイカされる気分は」
AT一点上げの竜に、力で敵うはずなし
「…どこでそんな言葉……うっ……」
「これ、シンゲンが『こうしていただけると非常に嬉しいです』って」
自分の着ていた服で手を後ろに縛られている
ズボンで足の自由も奪われた
「そうとうの変態だな……その男……」
「でも、そんなに大きくさせちゃったら、同じようなものじゃない?」
「僕は……違……っ!」
「どう違うの?」
完全に、ミルリーフのペース
「確か……知識の継承はまだだったはず……」
「セイロンとか、シンゲンとかがいろいろ教えてくれたの」
「ぐっ……父親は!ライは何をしていたんだ!」
「本当に口先ばっかり!」
「あっ、やっ、やめ……ろ……」
「……やだ」
喋りながらも続いた足技で、ギアンは白濁液を吐き出した
「あーあ、汚れちゃった」
吐き出して、頭の傾いたナニをポイと蹴ってから、足がギアンの面前まであげる
「自分でやったんだから、綺麗にして」
「……断る」
「綺麗にして?」
上から、笑顔で
言葉も、態度も、全てが上から
姫ことエニシアはギアンを探している
その後、彼女は発見することになる
完全に、ミルリーフの犬に成り下がったギアンの姿を
こうして、ライの竜の子を巡る戦いに終止が打たれるのだった……
以上。これは、ミルリーフ……幸せなの?
書いているうちに訳が分からなくなった
とりあえず俺は幸せだ
乙
ちょっ!ギアン!激藁w
うん、SのふりしてMってのが実にギアンによく合うなw
207 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 17:10:22 ID:gcY6bqKd
>セイロンとか、シンゲンとかがいろいろ教えてくれたの
kwsk ww
…………sage忘れスマソ
ちょっと「シュッ!」されてくる
もうシルターン組=ロリコンは定説かw
シオンもアカネ・ナツミ・アヤどれにいってもロリコンだからなぁ
トリスを忘れとる。おそらく大将の一番の本命。
カザミネもカイナとは一回り離れてるし。
>>203 GJついでに言うと、ミルリーフはシンゲンのことを
「シンゲンのおじちゃん」というんだが…余計に犯罪臭いかw
最初は、ギアンとミルリーフの純愛の予定だったんです。エニシアはライのモノ〜
でも、どこか魔が差したっていうか……シルターン組のせいだね、うん
>>212 次回から気をつけます
>>211 えええ?そうなのか?
シオンのカプにこだわりなんかないが、なんかそれっぽい描写でもあったの?
主君とか言ってた記憶しかない
>>214 1主相手よりノリノリで面倒見てくれたところかな?
あたしとアメル・・・どっちが大将の好みか教えて欲しいな?
これか
ニンニンさんのこともちょっとでいいから思い出してあげてください
ゲーム本編ではシマシマさん他をはるかに圧倒する性能で優遇されてるけど
エロパロ的にはシマシマさんに負けてるよな
クノンたんの小説を待ってまつ
出番はあれどエロ無がほとんど。やはり機械系はエロには厳しいな。
クノン+レオルドで、保健体育のお勉強ネタ……とか
エニシアED後のライ×エニシア投下させて貰います。
全三回予定で、二話目のみエロなしです。
恋だなんだと、周囲の女性陣は小説や知人の話で盛り上がったりしているが、少なくとも自分にはそういう事はまだ先の話だと思っていた。
ただでさえ宿屋の経営で毎日忙しかったというのに、加えてクソ親父が押し付けてきた厄介ごとまで背負う目にも遭ってしまったわけだし。
そして、運が悪ければ人生ここで幕を終えることになるのか……とも思ったりして、この上なくアイツを恨んだり。
でも、今の自分を取り囲む環境は、そのクソ親父のおかげで成り立ったものだと思うと悔しい反面――。
「ぅ……んっ、ライッ……!」
淡いピンク色の髪を柔らかに広げ、白いシーツの上で喘ぐ彼女はとても綺麗だと思えた。
今までお互いに恋愛経験はゼロに等しいものだった反動だろうか。
初めて覚えた甘い感情に突き動かされたまま、お互いを求める行為は想像していたよりも遥かに心地よいものだった。
「エニ、シアッ……!」
彼女の名前を呼び、まだ慣れない動きで激しくその中に自身を埋めるたび、高い嬌声が耳をくすぐる。
引き抜いて外気に触れた時の肌寒さと、柔肉が包み込む温かさの対照的な感覚がライの快楽に拍車をかけた。
「う……くっ」
思わず果てそうになるのを堪え、ライは息をのむ。
まだエニシアを満足させていないのに、先に終わってしまっては男のプライドにかかる。
その控えめな胸を片手で包み込み、込み上げる快楽を押しのけるように愛撫すると、エニシアは困惑したように目を細めた。
「あっ……」
「ご、ごめん。オレ……力入れすぎたかな」
「ううんっ、そうじゃないの。ただ、私……」
――小さいから、触られるのが恥ずかしくて。と赤面しながらつぶやく。
その様子があまりにも可愛く思え、思わずライまでもが頬を赤らめた。
女の子の一挙一動にここまで心を動かされることなんて、今までなかったというのに。
それほどこのエニシアという少女が、自分にとっては愛しい存在なのか。
クソ親父にはぶつけてやりたい文句が山ほどあるが、それでもエニシアと出会う機会を与えてくれたことだけは、感謝しなければいけないのかもしれない。
くやしさに目を伏せると、ライは一層強くエニシアを抱き寄せた。
「あっ、あぁっ……!んっ、ライッ、はぁっ……!」
ひときわ喘ぐエニシアに唇を重ね、たどたどしく舌を絡める。
柔らかい舌の感触と唾液の水音が否応なくライの感情を昂ぶらせた。
エニシアの口内にどことなく甘さを覚えるのは、彼女が花の妖精だからか。
それともこの胸にとめどなく湧き上がる甘い感情が、ライから正常な感覚を奪いつつあるのかもしれない。
「んっ……、うぅっ……!」
激しく貫くたびにエニシアの細い背筋がしなり、可憐な顔が妖艶に歪むとライの胸は脈拍を増していく。
エニシアの腕がライの背中を強く掴むと同時に、ライの脳を電撃のような快感の波が襲う。
彼女の最奥へ自身を突き入れると同時に、その感情のすべてを――。
「ライーッ!?早く起きなさい!ウサギが亀に追い越されるくらいにお寝坊ですわよ!!」
「…………っ!?」
甲高い声にライは目を見開いた。
……そこにエニシアの姿はなく、明るい日差しが窓から静かに差し込んでいるだけだ。
目の前のリビエルは呆れ顔で目を伏せると、再び口を開く。
「まったく、御子さまが自立したいとおっしゃって部屋を別々にされましたのに、肝心の親のあなたがさっそく寝坊で起こされる状況だなんて……親としての自覚に欠けていますわよ」
……夢。
まだ何か言っているリビエルを視界の片隅に置き、ライは虚空を見上げる。
確かに恋愛に関してとことん免疫のない自分が、あんなことを出来るとは思っていなかったが……。
無残にも現実を突きつけられ、ライはがっくりと肩を落とした。
と、そのとき、ふと下半身の違和感に気付く。
「とにかく早く起きなさい!店長のあなたがいつまでも寝てるなんて――」
「わああ――っ!!ちょ、ちょっとタンマ!!」
「タンマだかトンマだか知りませんけれど、早く布団から抜けないと許しませんわよ!」
「ま、待てってば!?オマエに言われなくたって起きるって……うわ、布団を引っ張るなぁっ!」
「これ、リビエルよ。その辺で許してやるがいい」
ライの冷や汗交じりの奮闘のさなか、リビエルの背後から聞こえたのは飄々とした男の声だ。
いつの間に部屋に入ってきたのか、朝っぱらから優雅に扇子を扇ぐその男は、言わずと知れた龍人のセイロンである。
「さすがの店主殿も、日々の労働の疲れが溜まっていては寝坊も仕方あるまい。それに寝坊をするほど気を抜いていたということは、店を手伝う我らを無意識に信頼してくれていたという証であろう。大目に見てやれ」
「それはそうかもしれませんけど、御子さまがすでに店の支度を始めているというのに……」
「それにしても随分と大胆であるな、リビエル?……霊界では異性の寝床に無断で踏み入るなど、さほど珍しくもない行為ということか」
「なっ……!?」
言葉を遮ったセイロンの発言に、リビエルは怒るのも忘れて硬直する。
更に追い討ちをかけるように、彼は伏し目がちに意地悪な笑みを浮かべた。
「……おまけに、男の乱れた寝起き姿を強引にでもうかがいたいと見える」
「そ、そそそんなっ、天使である私が……そんな、いかがわしいことを考えるはずがありませんわよっ!!」
直後、リビエルは紅潮しながら全力疾走で部屋を飛び出していった。
……嵐が去ったあとの静けさという風に、ライは重いため息をつく。
「この事実」を知られずに済んで安堵の感情は生まれるものの、あれが夢だという落胆からは逃れられなかった。
「あっはっは!間一髪であったな?店主殿」
楽しげに扇子を扇ぐセイロンを見上げ、ライは訝しげに目を細める。
「か、間一髪って、何がだよ」
「うーむ。こうなるなら、やはり我が事前にそなたを起こしてやるべきだったか」
「だから、何のこと――」
「いやいや。実は我のほうが先にこちらに来ていたのだがな?どうにも店主殿が寝言交じりに良い夢を見ているようであったから、起こすのを遠慮してしまったのだよ」
寝言……!!
一体何を喋っていたのかなんて、もはや聞きたくはない。
ライの反応にセイロンはパチンと扇子を閉じ、その先をライの布団へ突きつけた。
「我の予想が正しいか確認を、と布団をめくってみれば大当たりとは……あっはっはっは!」
「あっはっはっは、じゃねぇ――ッ!!!」
「パパ、デザートの盛り付けはこれでいい?」
「おうっ、ありがとうなミルリーフ」
賑わう食堂に耳を傾け、まだまだ客は減りそうにないと知ると、ライは嬉しくも苦い笑みを浮かべる。
忘れじの面影亭は、昼食時は戦場そのものだ。
だが最近ではミルリーフや御使いたちも店を手伝ってくれるようになり、幼馴染に家を抜け出して手伝いにきて貰う必要もなくなった。
少しは心身ともに楽な状況になった今では――ひとつ、日々の密かな楽しみがある。
「エニシアちゃん、こっちの注文はまだー?」
「はいっ、ただ今うかがいます!」
今やこの店の看板娘ともいえる、アルバイト店員のエニシア。
社会勉強という形で「保護者」に許可を貰い、毎日通ってきている少女だ。
まだ若干不慣れなところはあるものの、彼女の仕事に対する一生懸命な姿は誰が見ても魅力的に映るものだった。
客の中には花のように可憐だとか、妖精のような軽やかさだとか言う者もいるが、まさか本当にエニシアが花の妖精の血を引いているとは思わないだろう。
「ライ、らーめんセットとギネマ鳥のソテーと……えっと、注文追いつけない?」
「大丈夫だって。盛り付けや食材を切るのは皆に手伝って貰ってるしな」
こうやってエニシアと過ごす日々が、ライにとっては毎日の元気の源だった。
同じ場所で働くようになり距離が縮んだことで、ライは彼女に対してどことなく淡い感情を抱くようになっていた。
恋というような恋も経験せず、そっち方面はとんと鈍い人間であることはライ自身自覚している。
だがこの気持ちは確かなものだろうと、ライはエニシアに笑みを向けた。
「それで、まだ注文受けてるのか?」
「うん!えっと、『御飯、御飯、御飯、味噌汁、味噌汁』をよろしくね?」
「…………」
「おお、お待ちしておりました……って、うはぁっ!?」
目の前に置かれたパンと野菜スープのセットに、注文主が絶望に目を見開く。
彼が見上げた先には、口元を引きつらせるライの姿があった。
「この忙しい時に昼飯をたかりにくるなんて、相変わらずだな……シンゲン」
あの戦いが終わってからシンゲンもこの宿を後にはしたものの、今だこうやって時折食堂に顔を見せていた。
どこかの盛り場で一応仕事には就いているらしいが、出世払いと言っては故郷の料理を求め、御飯をツケで食べに来る状況である。
「うう……非常に手厳しい。あ、ところで御主人」
ケロリと表情を戻すと、シンゲンは何かを思い出したようにライを手招きする。
「それで、あの姫君とはどこまで?」
「ぶっ!?」
突然の爆弾発言に吹き出すライだが、シンゲンは相変わらずの笑顔だ。
「御主人には言葉に出来ないほどの御恩がありますからねえ。色恋の相談ならばここは是非!自分にお任せくださ……おや?」
……気がつけば、ライはテーブルの端にしがみついてしゃがみ込んでいる。
その顔はシンゲンを睨むように見上げながら、赤く染まっていた。
「な、なんで知ってるんだよ……!?」
「あっははは。本当に当たってたんですか」
「って、カマかけやがったのかよ!?」
一瞬周囲が静まり、客の視線が一斉にこちらを向く。
引きつった苦笑いでその場をごまかすと、再びシンゲンに詰め寄った。
「ちょ、ちょっと待てよ。もしかしてその……皆にバレバレなのか?」
「どうでしょうねえ。ここにお住まいの方々は、その手の事情には疎そうに見えますけど」
あえていうならセイロン殿くらいでは、と続けられ、ライは再び崩れ落ちた。
この二人に気付かれては、あれこれとからかわれる運命が目に見えている。
それに恋愛の助言といわれても、彼らはあの「鬼妖界組」だ。
恋愛初心者のライに実行できるような内容の助言など、とても期待できそうにない。
「向こうも御主人のことを好意的に思われてるはずですし、若いうちは勢いでキメちゃえば宜しいじゃありませんか」
「何をキメるんだよ!?……それに、オレと違ってエニシアには心配性な家族がいるし」
「ああ、「保護者」の方々ですか」
シンゲンの言葉に、ライは口ごもる。
エニシア曰く「保護者」な存在。
確かにエニシアの家族で、彼女を守ってくれているわけだが、あれは――。
(ライ……あの人とずっとお話してるけど、厨房のほうは放っておいて大丈夫なのかな?)
ライとシンゲンの姿を眺めながら、エニシアは不安げに厨房へ視線を向ける。
だが直後、ワチャーという奇声が聞こえてきたので料理のほうは心配ないのだろう。
再び注文を受けようと周囲を見回したとき。
「おい、姉ちゃん!そろそろ帰るんで金を払いてえんだが」
「あ、はいっ」
背後からかけられた声に振り返ると、昼間から酒を呷っていた中年の男が赤ら顔で手を振っていた。
近づいただけでその匂いが鼻腔を突き、エニシアは笑顔を浮かべながらも思わず身を引く。
「えーと、お会計は」
「それなんだがよぉ……」
男はエニシアの姿を、酒で焦点の定まっていない目で舐めるように見つめる。
口元に下品な笑みを浮かべる相手にエニシアは困惑しつつも、その場を離れることは仕事上無理というものだ。
ゆっくりと立ち上がった男は、困ったように髪をかくと再び口を開いた。
「わりいな、姉ちゃん。手間かけさせちまって……ははは」
「いいんですよ。お客さんは気になさらないでください」
酔っ払いの男が言うには、店に来る途中には持っていたはずの財布が、気付いた時にはなくなっていたらしい。
店の中は探したので、もしかしたら店の周辺で落としたのかもしれないとのことだった。
「草むらの中にも落ちてないみたいですね……」
宿屋から少し離れたところまで来たが、財布はどこにも見あたらない。
かがみこみながら歩くエニシアの後ろを、男は無言で歩いていた。
「あー、もう少し向こうのほうだったかもしれねえなあ」
「もしかしたら、誰かが拾って届けてくれているかもしれま……きゃあっ!?」
突然お尻に生温かい感触を感じ、エニシアが叫ぶ。
振り返ると、酔っ払いの男が楽しげに手の平を掲げていた。
……どうやら、この手に撫で上げられたらしい。
「いやー。姉ちゃんを店で見かけてさぁ、えらく可愛い子がいるもんだと思ってよ」
酒臭い息をエニシアの眼前で吐き出し、男はゆっくりと近づいていく。
「え……?」
わけの分からない状況にエニシアは混乱しながら、不安げな眼差しで男を見上げた。
自分はただ、この人に財布探しを手伝うように言われて、それでここまで来ただけで――。
色々と思考を巡らせ……その片隅に、何か危険なものを感じ取る。
足を一歩、後ろに下げようとした瞬間、男の手がエニシアの腕を掴んだ。
「やっ……!?」
強引に引き寄せられ、エニシアは声を上げようとするが、その口は男の大きな手に押さえ込まれてしまった。
酒の強烈な匂いを間近に感じ、エニシアは思わず眩暈を起こす。
なんとか振り切ろうともがくが、彼女の細い体ではどうしようもない。
「逃げようとしなくてもいいじゃねえかよぉ。冷てえなあ?」
「んんっ……!!」
ざわ、と男の手が太ももを這い、エニシアの肌が粟立つ。
「別に悪さしようってんじゃねえぜ?ただよ、アンタはまだ新人みてえだから、客との接し方を教えてやろうと思ったわけよぉ……」
そう言って、ヒックと喉を鳴らす。
……完全に酔っ払っているらしい。
何を言っても無駄な状況だが、それこそエニシアは何かを言うことさえできない状態だ。
もちろん、叫んで助けを呼ぶことさえできない。
「こういうサービスをすりゃあ、客も増える一方だぜぇ?ひひっ」
汗で湿った男の手が、エニシアの下腹部を撫でる。
――嫌だ。気持ち悪い。
涙が滲む視界に、男の顔が徐々に近づいてきた。
食堂の違和感にライが気付き、周囲を見渡す。
さっきまで忙しく動き回っていたエニシアの姿が、どこにも見当たらない。
「あれ?エニシアはどこに行ったんだ」
「おや、そういえば……あ、さては」
シンゲンはにんまりと笑みを浮かべる。
「客の誰かに呼ばれたのかもしれませんよ?恋文を渡すために、とか」
「な、何言ってんだよ!?」
「はははっ。まあ本当だとしても、あの方はそういうお誘いには興味もないでしょう」
恋愛ごとには無頓着そうですし、といわれるが、不安を打ち消す反面でライの気持ちまで滅入ってしまう。
確かにこのまま自分の気持ちを隠していては、何の進展もないのだ。
一緒に過ごしているからと安心しているうちに、知らない間に誰かに彼女をさらわれてしまう可能性だって十分にある。
「あの姫君への想いが純粋なものであれば、御主人が悩む必要など何もありませんよ。保護者公認で、仲良くお付き合いしちゃえばいいことです」
「ほ、保護者公認って――」
「あああぁぁっ!!」
突然店の外から聞こえた絶叫に、ライとシンゲンは振り返る。
……ただごとではない様子だ。
「なんでしょう?今の声は」
「わ、わかんねえけど」
だが、今ここにエニシアはいない。
それと先ほどの声が無関係とは思えなかった。
ライの胸に押さえようのない焦燥感が込み上げてくる。
「オレ、行ってくる!もしオレが戻ってこなかったら、セイロン達を呼んできてくれ!」
シンゲンに叫ぶと、ライは店を飛び出していった。
「さっきの悲鳴が聞こえたのは……どこだっ……!?」
息を切らしながら店の周辺を走り回る。
エニシアは無関係であってほしい。
嫌な汗がこめかみを伝い、ライは唇を噛み締める。
「あっ!」
視界に入ったのは、エニシアの姿と――。
「まったく……油断もスキもない」
「ごめんなさい、お客さん。少しの間……静かに眠っていてくださいね」
「君がこの男に謝る必要はないんだよ、エニシア」
ぴたり。
見覚えのあるシルエットに、ライの足が止まる。
……今度は、さっきとは違う嫌な汗が滲み出した気がした。
「この男の処分は如何ほどに?」
「駐在所へ引き渡せばいい。本来なら、その程度の処遇で済ませたくはないのだがな。――しかし、まずは」
ぎぎぎ、と話している男の首がライのほうへと向く。
それはもう、禍々しく。
「新人の監督を怠っていた、この宿の店主に 罰 を 与 え て か ら だ が ね ……!!」
(来やがった……!! 自 称 兄 !!)
――ギアン・クラストフ。
彼曰く「エニシアの兄代わり」で、保護者の男。
小姑の邪眼を直撃で受けながら、ライの全身は凍り付いていた。
つづく
グッド。グッドグッドグゥッド
ちゃんと幸せにしてくれるヒトがいてよかったなエニシア。・゚・(ノд`)・゚・。
続き期待してます。
忙しい昼食時は過ぎ、ライ達は安堵の息を吐いた。
しかしようやく今日の戦いを終えられる予定のはずが……また新たな敵が侵攻してくるとは。
「はい。ここの人気メニュー、ギネマ鳥のソテーだよ。ギアン、クラウレ。ゆっくりしていってね」
「ああ、すまないねエニシア」
「有難うございます」
エニシアの持ってきた料理を受け取りながら、ギアンは彼女に微笑む。
……気まずい。とにかく気まずい。
店の外で起こった出来事は聞いたが、まさかエニシアがそんな目に遭いかけていたなんて。
彼女は「すぐに助けて貰ったから、私は平気だよ」と笑っていたが、そんな言葉で安心出来るはずもない。
もしギアン達が来ていなければ……と考え、ライは自身の不注意を内心恨んだ。
「あれが店の外だったのが不幸中の幸いだよ。ボクはエニシアのバイト中は、暇さえあれば城からここを見てるからね」
どんだけ暇人だよ、と突っ込みたかったがライは唇を噛み締めて堪える。
突っ込めるものなら、彼が着ている一張羅と思わしき、縦縞灰色スーツと胸元を見せた黒シャツにも物申したいのだが。
「それじゃあライも今のうちに休んでおいてね?私が洗い物を済ませておくから」
「お、おう」
そう言ってエニシアは笑い掛けると、厨房へと向かっていった。
ギアンと居合わせるこの状況で彼女に抜けられるなんて心細いもいいところだが、引き止めるわけにもいかない。
空間を支配する沈黙にライが耐えかねていたとき。
「はいはい、湿っぽい空気はこの辺で幕にしましょうよ。せっかくの美味しい料理が台無しです」
重い空気を破ったのはシンゲンだった。
彼は食後の緑茶をすすった後、静かにそれをテーブルに置く。
「しかし何ですなあ。お宅の姫君は日に日に女性としての魅力を増しておられる。お客の視線を見ていても分かりますよ」
「それでさっきのような悪い虫がまとわりついてきては、ボクとしても困るのだがね」
「そこですよ!自分としては、彼女に手を出そうとする輩を排除するためにも、御主人にはとっととツバを付けておくべきだと提案したいんですが」
「お、おおおい待てよシンゲン!?」
またしても急にとんでもない発言をする眼鏡侍に、ライは紅潮しながら飛びかかる。
まだエニシアへの気持ちは、ほとんど周囲に知られていないはずだ。
狼狽するライをよそに、シンゲンは平然と続ける。
「同じ場所で働いてるわけですし、仲も宜しいようですし、自分としてはお似合いだと思うんですけどねえ?……それに御主人、もう十五歳でしょう」
「そうだけど……何だ?」
ライの問いで意味深な笑みを浮かべるシンゲンに、一抹の不安を覚える。
「自分としてはそろそろ、童貞を卒業してもいい頃合かと」
「って、待て待て待てぇ!?」
予感的中。
思わずそのスケベ顔に拍車をかける眼鏡を叩き割ってやりたい衝動に駆られながらも、ライは何とか自制する。
十五歳なんてライにとってはまだまだ子供。
ようやく最近恋を覚えたばかりだというのに、そんな領域にまでたどり着けるはずもない。
シンゲンの発言に嫌悪を覚えたのか、そばにいたリビエルが眉を険しく寄せた。
「昼間から食堂で猥談だなんて……トイレでカレーを食べるくらいにお下品ですわね」
「あっはっは。おぬしもなかなか下品だぞ、リビエル?」
「御主人、十五歳で非童貞なんて鬼妖界じゃさほど珍しくないですよ。自分も初体験は十五歳でしたし」
「おやおや。おぬし以外に遅いのだな?我は十一歳だったのだが」
「いやーっ、こいつは非常に手厳しい!」
……こんな奴らと少し前まで命をかけて共に戦っていたのかと思うと、ライは自分が嫌になる気がした。
ぶるぶると首を振ると、ライはいまだ猥談を続けようとする仲間達を遮るようにテーブルを強く叩く。
「うるせえなっ、オマエらの世界の常識なんて知らねえよ!そもそもここには生粋のリィンバウム人なんていないし、十五歳が早いか遅いかなんて、オマエらに基準はわかんねえだろうがっ」
「よう!今日は随分と大勢が揃ってるな」
……どうしてこの男は、こうも狙い済ましたようなタイミングで来てしまうのか。
ネタにされる運命とは知らずに、無邪気に笑っている青年。
元気良くドアを開けて入ってきたのは、この街の駐在軍人グラッド、その人である。
「久しぶりに時間が取れたからさ、ここで昼飯でも食っていこうかと思ったんだよ。ライ、今日のお勧めは――」
「兄貴っ!!」
助け舟が来たとばかりに飛びつくライ。
その少年の眼差しもまた、残酷なほどに純粋だ。
突然のことに首を傾げるグラッドに、ライはここぞとばかりに口を開く。
「兄貴、初体験は何歳だったんだ?」
「………………っ!?」
聞いた。聞いてしまった。
真剣な眼差しのライをよそに、グラッドと仲間たちの表情が凍りつく。
世の中には聞いていいことと悪いことがあるのだ。
「無垢な子供の言葉は、時に残酷なものですね……」
「って俺経緯は知らないけど、あんたが発端なんじゃないのか何となく!?」
儚げな面持ちで眼鏡を掛けなおすシンゲンに、グラッドが悲痛な声を上げる。
今まで静観を続けていたアロエリが、そのときふと立ち上がった。
「貴様たち、その辺でやめておけ。この男が童貞だとしても、それは悪いことではないだろう」
アロエリの援護にとどめを刺され、グラッドが真っ白になっているが彼女は気付いていない。
「そもそもセルファンでは男女間の行為は、未来へ希望を託す巣作りの一環で神聖なものだ。巣作りをする気もないのに娯楽として交わる貴様たちの思考のほうが、オレたちセルファンには理解し難い」
「ま、まあアロエリの場合はそれも分かりますけれど、でも……」
そう言ってリビエルは視線を一方に向ける。
……その先は、アロエリの兄であるクラウレだ。
周囲の視線に気付き、クラウレは頬張っていたギネマ鳥のソテーを飲み込むと、精悍な面持ちで答えた。
「俺はセルファンの誇り高き戦士だ。一族の掟を破るはずがあるまい。童貞に決まっている」
言い切った。この男は紛れもない本物の戦士だ。
童貞を誇らしげに語る彼の眼差しには一点の曇りもない。
裏切り者だ何だと言われる彼の背中から、なぜか後光が差しているようにさえ見えた。
「更にこちらにおわすギアン様も、俺と同じく童t「ぶはああぁぁぁぁっっ!!!!」」
言いかけたクラウレの顔面に、ギアンの口から料理の断片が噴きかかる。
「クラウレエエェェェッ!!!」
「いかがなさいましたか!?まさか、料理の中に一服……!?」
「違う……!!」
椅子から崩れ落ちてしゃがみこむギアンの背中を眺めながら、ライは予想外という風に目を見開いていた。
調教師という設定上、さぞかしあんな事やこんな事をやらかしていたのだろうと思っていたのだが。
「お、オマエもそうだったのか……ギアン」
「ライ!貴様は同じ響界種でありながらなぜ気付こうともしなかった!?この俺でさえ察したというのに……!!」
「そういうことは察しなくていい!!」
絶望に打ちひしがれながら涙ぐむギアン。
その言葉に、クラウレの顔が傷心に歪んだ。
計らずとも主君を傷つけてしまったことへの罪悪感に、苦しげに目を細める。
「ご、ご安心くださいギアン様!我らセルファンの言い伝えによると、幻獣界の血を引く男は三十歳まで純潔を守り通すと妖精に至るという伝説が……!!」
「ウソウソウソウソウソだぁっ!!そんなものに至るくらいならもう一度堕竜になったほうがマシだ!!」
……騒ぎ立てる大人たちの会話はまだ続くのだろうか。
この二人には勝手に漫才を続けてもらうことにして、ライはため息をつくと厨房を見た。
そういえば、エニシアに洗い物を任せっきりにしていた。
店長である自分がいつまでも雑談をして遊んでいるわけにはいかない。
ライは彼らの様子を見ながら、こっそりとその場を抜け出していった。
「ありがとう、ミルリーフちゃん」
「えへへっ。ミルリーフだってお手伝い慣れてるんだもん。これくらいカンタンだよ!」
厨房を覗くと、そこにはエニシアとミルリーフが仲睦まじく食器の後片付けをしていた。
食堂のむさ苦しくもカオスな空気とは雲泥の差だ。
「ミルリーフ。姿が見えないと思ってたらエニシアを手伝ってくれてたのか」
ライがミルリーフの頭を撫でると、嬉しそうにそのあどけない顔をほころばせる。
「ねえパパ!こっちのお片づけはほとんど終わったから、次は食堂のお掃除してくるねっ?」
「ああ、悪いな」
厨房から出て行ったミルリーフを視線で見送り、ライは改めてエニシアを見る。
そういえば今日は色々あったせいか、忙しすぎて彼女と二人っきりになることがなかった。
だが、いざ静かな場所で話す時間ができたとしても、妙に緊張して言葉が出てこない。
……おまけに、昼食時にはあんな出来事があったわけだ。
大きな鍋を持ち上げようとしているエニシアに、ライは口を開く。
「あのさ。今日は随分と頑張ってくれてるよな。いつも以上に」
「そんなことないよ。私はいつもと同じで……あっ」
よろけたエニシアに、ライが慌てて駆け寄る。
洗った鍋が大きな音を立てて床に転がり、彼女の体はライの腕にすっぽりと収まっていた。
「ご、ごめんね、ライ」
「謝んなって。鍋くらいまた洗えばいいし……」
何気なくエニシアを支える手をずらしたと同時に、彼女の体が小さく震える。
とっさに俯いたその顔が、どことなく怯えているように見えたのは気のせいではないだろう。
「……エニシア?」
不安げにエニシアの顔を覗き込む。
ライに向けて再び上げた顔は、笑顔だった。
今にも、泣きそうなほどの。
「や、やだね私……。ライに助けてもらったのに、こんな態度しちゃって……」
ぎゅ、とライの胸元へ顔を埋める。
エニシアの呼吸を肌に感じ、ライの鼓動が高鳴った。
「さっきの、嘘なの。お仕事で気を紛らわせれば、あの時のことも忘れられるかもって……そう思って」
「あの時」とは、客に外で絡まれたときのことだろう。
ギアンからも詳しいことは聞かされなかったのだが、エニシアがその男に何かをされたのは間違いのない事実だ。
一応そいつが生きていたことを考えると、エニシアはそこまで酷い目に遭ったわけではないのだろうけれど。
具体的に何をされたのかなど聞けるはずもなく、ライはそのとき黙っているしかなかった。
そんなライの気持ちを感じ取ったのか、エニシアは静かに呟く。
「本当に、大したことじゃないよ。ちょっと体を触られたくらいだから」
「あ、ああ。だからさっき、怖がるような顔したのか。……ごめんな」
「ううん!私こそ!……でも、でもね?私、ちょっとだけ嬉しいの」
意味の分からない言葉に、ライは首を傾げる。
エニシアは頬を赤らめ、少し戸惑うように口ごもった。
しかし意を決したように目をつぶると、自身の腕をライの背中へと回した。
「こうやって、ライに触れてもらうことができたから……」
優しく、遠慮がちにライの体へと触れるエニシアの体。
柔らかなその感触に、高鳴る鼓動がひときわ大きく跳ね上がる。
「こ、こんなときにこんなことしちゃってごめんねっ?でも私、いつどんな風に言えばいいか分からないしっ、ライは私の気持ちなんて気付いてないかもって思ってっ」
……今、なんと?
幻聴か、現実のものか。
エニシアの口から、望んでやまなかった言葉を聞いた気がしたのだが、気のせいだろうか。
「……エニ、シア?」
彼女の肩を掴み、確認するようにライは顔を覗き込む。
エニシアは恥ずかしさが最高潮に達したのか、頬を真っ赤に染めながら瞳を潤ませている。
「め、迷惑だったらごめんなさいっ。私、さっきから謝ってばかりだけど、でも……」
「迷惑だなんて言ってねえよ!?分かったから泣くなってっ」
「今日のことだって、きっとバチが当たったんだよ。私、今朝夢を見て……その中で勝手に、ライのこと……」
……夢?
何だろう。何かが引っかかる。
――直後、ライの頭が火を灯したように熱く火照り始めた。
(夢ってのは……いや、まさか)
同じく頬を染めているエニシアを前に、ライの喉が大きく動いた。
響界種は夢の空間を共有できる。
エニシアと出会ったのだって、最初は夢の中で……。
「質問……なんだけどさ。その夢っていうのは……」
「い、言えないよっ!そんなことっ」
真っ赤になって首を振るエニシアだが、ライもここは引き下がれない。
もし夢の世界を共有してるとしたら、だとしたら。
……予想が外れているなら、そのとき大恥をかくだけだ。
ライはエニシアの肩を掴み、その目を見据えた。
「お、オレたち、裸だったりしたのか……!?」
「あ、う……っ!?」
図星、らしい。
どうしてそれを、と言わんばかりに目を大きく瞬き、完全に動揺しているエニシアがそこにいる。
つまり自分が今朝見た夢も、夢ではあったれけども。
その相手は紛れもなく本物の――。
「じゃあオレは、エニシアを……だ、だだ抱いてっ」
「ダメッ!恥ずかしいからそれ以上言わないでぇーっ!!」
「おお、今度はまた一段と盛大な音ではないか」
「まったく、二人ともおっちょこちょいにも程がありますわね」
厨房から聞こえた轟音に、セイロンはのん気に笑う。
リビエルは耳を塞ぎながら、響く音に顔をしかめていた。
「ところで、ギアン殿はこんな所でのんびりしていて宜しいんですか?大事な「妹君」を、誰かさんに持っていかれちゃいますよ」
からかうような目つきでシンゲンはギアンに問いかける。
その問いに彼は一瞬無言になるも、持っていた紅茶を再び口に運んだ。
「言っておくが、ボクは別に二人が一緒にいることを反対するつもりはない」
「意外ですわね。私はてっきり、ライのことは認めていないのかと思っていましたわ」
「ボクがライを認められないわけがないだろう。彼なくしては、ボクは今、こうして安らかに毎日を過ごすことは出来なかった」
年下の少年だが、その心は自分よりもずっと逞しい。
ギアンの壊れかけていた心と体を救ってくれたのはライだ。
そして、エニシアが大切な存在だということを深く思い知らされ、彼女に楽しく幸せな日常を与えてくれている人物でもある。
「エニシアの幸せを見届けることが今のボクの生きる意味だと思っているけれど、ライになら、彼女を託してもいいと思っているよ。……エニシアの兄代わりとして」
「あっはっは。まあ、店主殿に任せれば心配はあるまい」
「……ああ、ボクもそう願ってやまないよ」
ギアンは静かに微笑むと、席を立ち上がった。
つづく
>なぜ気付こうともしなかった!?この俺でさえ察したというのに……!!」
噴いたwww
>なぜ気付こうともしなかった!?この俺でさえ察したというのに……!!」
仕事中に大爆笑しかけたwww
お腹痛いぜwwwww
>なぜ気付こうともしなかった!?この俺でさえ察したというのに……!!」
腹痛てぇwwwww
やべえ、クラウレが輝いてる。焼き鳥のくせにwww
かなり前にニンニンさん×アティ先生を投下した者ですが、漸く4をプレイ出来たので少ないですが投下します。
ギアン×フェアでフェア語りです。
初めてこんな事をした夜は、痛くて痛くて涙が出た。
あんな大きいモノが、私の中に入ったらアソコが裂けていっぱいいっぱい血が出ちゃって、痛くてそのまま死んじゃうって思った。
死ななかったけれど、アソコがヒリヒリして…何だか変。
もっとして欲しいって思うのは、どうしてかな?
私がギアンの気持ちを探る様に彼を見詰めたら、ギアンは深く深く息を吐いてにっこり笑う。
『初めてだったから、痛かったよね?』
『いっぱい血が出たね。…シーツが真っ赤になってる』
『もう少し慣れたら、凄く気持ち良くなるよ』
うん、うん。凄く痛かった。血もいっぱい出た。………慣れる?慣れると気持ち良くなるの?ねぇ、ギアン。慣れたら本当に気持ち良くなるの?
私の視線から私の気持ちを察したのか、ギアンはそれはもう満面の笑顔で笑った。
『勿論さ』
そう言ったギアンの瞳がギラギラと光った事に、その時の私は気が付かなかった。
彼の紅い瞳が、死んでから暫く経って捌いた鶏の首筋辺りに滴り落ちる粘ついた赤黒い血の色をしていた事に、私は気が付かない。
ただ、慣れれば凄く気持ち良くなるのだ、と安堵して眠りに落ちただけだった。それから暫くは、ギアンが求めるままに私は彼に抱かれた。
最初に比べれば、痛くもなくなってきたけれどギアンが私の中で動く度に呻いてしまう。
『声を出せば良いじゃないか』
額に張り付いた髪を煩わしく払いながらギアンは私を突き上げた。
私はそれが良く判らない。
気持ち良いのかな?ただ単にギアンが勢い良く動くから声が出るだけなんじゃないかな?
う〜ん…。
変に深く考えると、私に覆い被さったギアンが残念そうに呟くのが聞こえる。
『気持ち良く無いのかい?』
よく判らない。でも、揺さぶられる度に私にしては「いやらしい」と思う様な声が出るのは本当。なら、気持ち良いのかなぁ?
「気持ち、良いよ…」
そう呟く迄、まるで捨てられた子犬みたいだったギアンは私の言葉にぱぁっと表情を明るくする。
そして―
私をきつくきつく抱き締めながらギアンは言った。
『じゃあ今度からは、シて欲しかったら』
『君からボクに言って欲しい』
『その時は―』
多分、私はギアンの言葉を理解していなかった。理解していたら絶対に彼の言葉に首を縦に振らなかったろう。
「んっ…んンぅ…」
私は仕事が終わると、大して疲れてもいないのに必ずベッドに潜り込む。
そして、毛布の中で煩わし気にズボンとショーツを一気にずり降ろしてアソコを指でまさぐる。
とろとろと溢れる液を右の中指に絡ませて、オシッコの出る所を規則的に擦った。
『その時は、ボクが直ぐ君に挿れられる様にして』
私のアソコが濡れてないと、ギアンは私の中に入れない。だから、シて欲しい時は私はこうして自分で自分のアソコを濡らす。
そうすれば、ギアンは直ぐに私を気持ち良くしてくれるのだ。
凄くいやらしい事をしていると、多少なりとも自覚はしている。
左手でアソコの襞を押し広げて、むき出しになったオシッコが出る所を指で擦る度に荒い息が鼻と口から漏れては消えた。
でも、ここは私の部屋だから誰も来ない。
そうした有る種の安心感から、私は毛布を跳除け強く強くアソコを擦る。
「はぁっ、んふっ…、ん、んんうぅ…!!」
外気に晒されたアソコが熱を持った。私は一心不乱にアソコを擦り続ける。
余りに夢中になり過ぎて、ノック直後に部屋に入ってく来る人物を忘れていた。
それだけが、誤算だった―
「ギアン…シて欲しいの…」
少ししてから彼の元を訪れた私は、暗いであろう顔を見せない様に俯きながらギアンの服を引っ張る。
私の様子に、ギアンは(多分)恥じらいを感じてくれたのだろうか、いつも通りに優しく笑い掛けて抱き締めてくれた。
「今日はおあずけかと思ったよ」
そう言って、おもむろに私の唇を塞ぐ。
歯を軽く舐めたと思えば、私の舌を探って啜る様に舌を絡めて来た。
じゅる、じゅずず、と何とも言えない音立てて交わされる口付け。ギアンの腕が私の背中から腰、そしてお尻を撫でて行く度にさぁっと浮かんだ汗が冷たい膜となって私を包む気がした。
ズボンに入り込む手がこんなにも悍ましく思えたのは、初めて抱かれた時以来。
お願い―
あまり触らないで。
バレちゃう…。
コツン、と私のアソコに触れたギアンの指が止まる。
彼の指が私のアソコの穴の辺りを何度も確認する様に蠢いた。
「あまり、濡れてないね…」
耳元で囁かれたギアンの言葉が、落胆の色を溜息と共に吐き出したらしい事は、彼の表情を見なくとも良く判る。
ごめんなさい濡らせなかったの。
だって、急に―
言い訳だけが、頭の中で
すみません、今宵はここまでで失礼致します。
>>235 クラウレが「ギネマ鳥のソテー」を……それって共食(ry
「う……いてて……」
「ほ、本当にごめんねライ……」
本日何度目の謝罪だろう。
ライを勢いで突き飛ばしてしまい、置いていた物は盛大に倒れこんだ彼の周辺に散らばってしまった。
おまけにエニシアを抱きしめていた状態だったので、一緒に倒れこんで彼女の下敷きにまでされている。
「すぐにどくからっ」
慌ててライの上から起き上がろうとするエニシアの体を、ふいに彼の腕が反射的に引き止めた。
……この状況で何と口にすればいいのか。非常に照れくさい。
そんな複雑な面持ちで頬を染めているライを見て、エニシアまでもが赤面して固まってしまう。
体を密着した状態で二人、早鐘を打つ鼓動をお互いに感じながら、考えていることは同じだったのか。
「もう少し……このままでもオレは……いい、けど」
エニシアも、その言葉に無言で頷く。
二人の位置は逆だけれど、今の状況はまさに。
「夢の中と似てるよね……?」
今朝見た夢。エニシアと交わった記憶を思い出す。
覆いかぶさっている彼女の柔らかい体と、夢の記憶が相まって一つになっていく。
同時に、ライの体に押さえ込まれていたものがゆっくりと起き上がってきていた。
ライの下半身の変化に気付き、エニシアは驚いたように身をよじる。
「わ、わりい!オレ、そんなつもりじゃ――」
「ううん、……い、いいよ?私も、憧れてたから」
エニシアの口から出た言葉に、ライの呼吸が一瞬止まる。
彼女の恥ずかしそうな、不安と期待に満ちた表情がライの瞳に釘付けになる。
心の中にずっと閉まっていた気持ちは、エニシアの言葉により、その瞬間あっけなく解放されていた。
「エニシアッ……」
ライはエニシアに覆いかぶさると、彼女の唇を優しく吸う。
手の平に触れた頬はあまりにも熱く、柔らかい。
夢の中では何度も繰り返したが、「現実」ではこれが初めてのキスだった。
ぎこちないが、精一杯エニシアを想い、唇を重ね続ける。
夢の中のような甘い味はしないものの、リアルな感覚にライの体はますます昂ぶっていた。
「んはっ……。その、えっと……もっと、いいのか?」
唇を離し、遠慮がちにライは尋ねる。
エニシアの控えめな胸が呼吸で上下に動く姿が、ライの視線を奪っていた。
目を閉じ、ひたすらこくこくと頷くエニシアに、覚悟を決めて自身の手を彼女の服へと差し込んでいく。
「んっ……あ、ふぁっ……」
服の中で包み込んだエニシアの乳房はやはり小さかった。
だがライの手もそれほど大きいわけではなく、柔らかい弾力が心地よく伝わってくる。
頂点の突起をそっと摘むと、エニシアの背筋がかすかに仰け反った。
まだ慣れない感覚と、恥ずかしさに耐える彼女の姿があまりに可愛らしい。
ライはその姿に欲望を抑える余裕もないまま、喉を大きく鳴らした。
「やっ……!?ぁっ……!」
ひときわエニシアが反応したのは、下着の中に指が入り込んだ瞬間だった。
すでに濡れ始めているその場所へ、ライは恐る恐る指を滑らせていく。
こんな時に場所を間違えてはシャレにならない、とゆっくり押し込んだ所は正解だったのか、熱い柔肉が指を飲み込んでいった。
……以前酔っ払ったシンゲンの猥談に無理やり付き合わされたことを、こんなところで感謝しなければいけないのが悔しい。
「ふっ、あぅ……んっ……!」
エニシアの中にゆっくりと指を沈めるたびに、彼女の体は小さくこわばっていた。
初めて経験する体内の違和感のせいだろうが、それでもさほど苦痛は感じていないのが幸いだ。
ぬるりと指を引き抜くと、ライはエニシアの下着へ手をかける。
これから彼が望んでいることを悟り、エニシアは不安げな顔で見上げた。
「い、痛かったらすぐにやめるからっ。それか、今は無理って思うなら……オレ、我慢する!」
自分の望みがあるとはいえ、無理強いしてエニシアを傷つけたくはない。
だが。
「んっ……!?」
エニシアに肩を引き寄せられ、唇に柔らかな感触を与えられる。
そして耳元で囁かれた言葉に、ライの体はますます熱を帯びた。
もはや迷う理由もなく、ライの手はエニシアの下着を掴み下ろしていく。
「あ……」
初めて目にしたエニシアのそこは蜜が溢れ、かすかに震えていた。
経験のない者同士で不安はあるが、好きな女の子に苦痛を与えることだけは極力避けなければ。
ライは心に誓いながらズボンのファスナーを下ろすと、屹立した熱をエニシアの中心へとあてがう。
「ん、ライッ……!」
柔肉が先端を包み込むと同時に、エニシアの体が震えた。
「エニシア……」
「二人とも!大きな音がしていたけど、ボクも後片付けを手伝おうか?」
「………………」
突然ドアを開けて入ってきたギアンの視界に飛び込んできたもの。
それは様々な物が散らばった床の上で、あられもない姿で横たわっている「妹」と。
ナニかを剥き出しにして覆いかぶさる、彼が認めた少年のとんでもない光景だった。
――そのときのギアンの顔たるや、なんと形容すればいいものか。
少なくとも、「鳩が豆鉄砲を食らったくらいにビックリですわ!」などという可愛らしい代物でないことだけは確かだった。
「……おや、本日三回目か」
「戦いが終わってからのほうが騒々しくなってないか?ここ……」
厨房からの謎の轟音に震動がプラスされ、宿屋の天井からパラパラと埃が落ちてくる。
楽しげに扇子を扇ぐセイロンの横で、グラッドは引きつった顔で虚空を眺めていた。
「いらっしゃいませ!ご注文は何になさいますかっ?」
翌日の忘れじの面影亭は、いつもと変わらず客で賑わいを見せていた。
看板娘のエニシアは相変わらずの人気で、注文を受けにあちこちを動き回っている。
「お姫様、こっちにも来て貰えませんかねえ」
聞き覚えのある声に振り返ると、入り口で昨日も来ていた眼鏡侍が手を振っている。
「いらっしゃいませ。……でも、ライにお金持ってこないと注文受けちゃいけないって言われてるんですけど……」
「いやいや、今日はちょいと様子を見に来ただけです。昨日はギアン殿の前でお二人が何やら騒ぎを起こしていたそうじゃないですか?それで、貴方がこちらに来るのを禁止されてはいないかと心配しまして」
どことなく「騒ぎ」の予想がついているのか、シンゲンはいつもの胡散臭い笑顔を浮かべている。
エニシアは困ったように顔を赤らめながらも、店の奥を指差した。
「そ、それなら心配ないですよ。ギアンとは、ライと三人で話し合いましたから」
「では、お二人の交際を認められたと?」
「ええ。条件つきなんですけどね?」
一つの客室の前で、ライが何かを待っているのか壁にもたれかかっていた。
その顔はどことなく、期待と楽しさに満ち溢れた表情をしている。
直後、カチャリと音を立ててドアが開かれた。
とっさにライは姿勢を直し、ドアの隙間へ視線を向ける。
……そこから出てきたのは、どことなく青ざめたギアンの顔だった。
「ライ……本気なのかい?」
絶望に満ち溢れた彼の顔は、ドアの外側からは見えない自身の首から下を見つめている。
ライは彼の問いに、力強く首を縦に振った。
「とーぜん!そもそもオマエが言い出した条件だろ?オレは承諾したんだから、オマエもその辺はキッチリして貰わないと困るぜ」
「くぅっ……!」
怒りとも嘆きとも見て取れる顔で、ギアンはライを忌々しげに見下ろす。
しかしどことなく諦めたように薄い笑みを浮かべると、無言で眼鏡をかけなおした。
「……まあいい。これも宿屋で働きたいエニシアの意思を尊重することと、彼女を目の届く範囲で守るためには必要なことさ。……それに」
ギアンはドアの隙間から腕を精一杯伸ばし、ライを鋭く指差した。
「君が若気の至りで、またエニシアにいかがわしい事をしないとも限らないからね!!……いくら将来エニシアの夫になる相手だろうと、今のうちから……そ、そういう……」
途端に俯いて小声になる。
クラウレ曰く童貞の彼は、想像以上に純粋な精神の持ち主だったらしい。
……いや、そんなことよりも。
「お、おお『夫』って!そりゃあオレはエニシアが好きだけど、まだ十五歳だぞ!?」
家族というものの憧れ以上に、その甘美な響きにライの顔が火照っていく。
それならエニシアは、自分にとっての『妻』という存在に――。
「そしてボクは将来の君の『兄』だ!恩人であり、義弟である君をこんなことで憎みたくはないんだよ」
火照っていた心を、瞬時にぬるくて生臭い代物に差し替えられた。
「……と、とにかく、エニシアのことが心配なら思う存分そばにいてやればいいだろっ?ほら、行くぞギアン」
「うぐっ……!!」
食堂へと向かうライの後姿を見ながら、ギアンは再び脱力した面持ちで俯いていた。
「あっ、二人が来ましたよ?ライー、ギアンー!」
エニシアが満面の笑みで手を振る先に、例の二人が歩いてくるのが見える。
看板娘の喜びように、客は何事かとその方向を一斉に振り返るが。
――その瞬間、賑わっていた店内が凍りついた。
「えー、紹介します!彼は今日からここでエニシアと一緒にバイトをすることになった、ギアン・クラストフといいます!」
「……よ、よろしく……」
客の視線に晒される、長身の青年。
顔だけを見れば、女性客なら大抵は目を奪われるかもしれないほどの男だ。
……顔だけを、見れば。
「わあ、よかったねギアン!」
純真無垢な笑顔で見つめるエニシアの、愛らしい瞳に映る「それ」。
それは、ここの客ならばいつも見慣れているはずのものだった。
ふわふわとしたフード付きのオレンジ色の上着。
そして生足を強調するような、内股の際どく開いた半ズボン。
……ギアンを包み込むそれは、あまりにもおぞましいオーラを放っていた。
「ライとお揃いの制服なんて、素敵だね!兄弟みたいで羨ましいなあ」
「ホール担当だからな!私服勤務は厳禁だぜっ?」
笑顔でライがギアンの背中を叩くたび、その長身が風に吹かれるように頼りなく揺れている。
「……これはひどい」
予想もしていなかったシンゲンの口からは、乾いた笑いと一言がこぼれるだけだった。
客の、まるで異形の存在でも見るかのような眼差しにライはさらりと紹介を続ける。
「見た目はちょっとクセがありすぎますけど、まあこういうマスコットキャラだと思って愛でてやってください!ほら、今はイケメンとかキモカワイイとか、そういう流行あるし――」
「ギアン様っ!!やはり俺は貴方に御仕えする戦士です!俺も共に仕事をっ……」
突然入り口から聞こえた声にライたちが振り返ると、そこには息を切らして駆け込んでくるクラウレの姿が。
……彼はギアンの痴態を目の当たりにするなり、言葉を失った。
見るなと言わんばかりに俯くギアンの頭のてっぺんからつま先まで、空気の読めない鳥男の視姦は続く。
「分かっていたのだ……こうなることは!!」
「分かっていたのなら毎度事前に止めてくれ!!」
ギアンの叫びも気付かず、クラウレはライの胸倉に掴みかかった。
「ライよ、俺もギアン様と共にここで働く!あのおかしな服を俺にも貸せ!!」
「む、無理だって!オマエの体格に合う制服なんてねえよ!」
大体あんな服を着た大の男が二人も接客をしていたら、何かおかしなサービスでも取り入れたのかと勘違いされてしまう。
ライの言葉にクラウレは悔しげに唇を噛み締めると、申し訳なさそうにギアンを見つめた。
「ならば仕方がない。――聞け!愚かなる驕りにまみれたニンゲンどもよ!今日からここで働かれるこの御方は」
「やめろっ!いい加減本気でやめてくれクラウレエェッ!!」
お節介な腹心の登場で先ほど以上にやつれたギアンが、生白い足で地団駄を踏む。
……しばらくこの食堂に寄るのはやめておこう、と考えてしまうシンゲンだった。
「え、エニシア。ボクは……」
ギアンが助けを求めるようにエニシアに視線を送るが、彼女は相変わらずの輝かんばかりの笑顔である。
「これからは私たちと一緒に頑張ろうね?ギアン♪」
「まあ無理にとは言わないし、辞めたくなったら言えばいいけどさ。せっかくエニシアが嬉しそうな顔してるんだから、オレたち仲良くやっていこうぜっ?」
「ギアン様。何があろうとも、俺は最後まで貴方の味方です!」
「……は、はははっ……」
「妹」と、将来義弟となる予定の少年。
ついでに忠実なる腹心。
それらの笑顔がまぶしすぎて目をそらしたくなる。
ついでに客には目をそらされている。
エニシアのことが心配だからと、アルバイトに雇ってもらう条件でこちらも飲んだ条件だったのだが。
……まあ、今の季節なら、このズボンも涼しくていいかなあ……?
彼らに満面の笑顔を向けられながら、ギアンの頬を、汗とも涙とも分からないものが幾度となく伝っていった。
「う、ウソだ、ウソだ、ウソウソウソウソウソウソ……ウソだああぁぁぁっ!!!」
後に、ミュランスの星には再び「忘れじの面影亭」の記事が特集されていた。
店の入り口に誇らしげに置かれていたその本は、しっかりと特集ページを開いて飾っていた。
――そこには、名物店員としてギアン・クラストフの名前が大きく掲載されていたという。
おわり
ギアンwwww
コイツと焼き鳥のせいでエニシアの印象がさっぱりなんだぜ!
だがそれがいい。
みんな幸せそうで良かった良かった。特にエニシア
それにしても焼き鳥のインパクトは強いなwww
なんという寸止め・・・
GJ!皆幸せそうだなぁww
ギアンと焼き鳥にとにかくワロタwww
これはエニシアSSというよりギャン&焼き鳥SSwwww
ギアンwww
俺以外皆寝てるのに笑いがwww
とにかくGJww
ギアンとクラウレにバロスwww
262 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 09:20:06 ID:WvG/CpZ+
焼き鳥GJwww
ギアンの悲しみは続く……
263 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 09:24:07 ID:OhR4gimC
最近クラウレ大人気だな
実はクラウレのファンだった俺が来ましたよ
最近テカテカ輝いててうれしい
逆に空き缶は最近とんと見ないな。
姉とメイドは出まくりなのに。
266 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 11:03:59 ID:ZIFm6Al9
苦節何スレ・・・
ついにライエニも日の目をみたか・・・
しかしこれはむしろ「ついにクラウレも」という感じのレスが多い罠
リプレ「今日は忙しかったから、みんなもう寝ちゃったみたいね。
私も早く寝ようかs
クラレット「あぁハヤト……。私、あなたを想うだけでこんなに濡らしてしまうはしたない牝なんです。
早く…早く満たして下さい。さもないと私、 ど う に か な っ て し ま い ま す よ ?」
リプレ「い、いつものことながら、凄いわねクラr」
カシス「分かってるんでしょハヤト……君を気持ちよくしてあげてるのは誰かしら?君はね、私がいなくちゃもう生きていけないの……
……黙りん坊?へぇ、そう……。そういえば後ろの開発、 ま だ 途 中 だ っ た わ ね ?」
リプレ「………」
クラレット「きつくされるのと一緒に気持ちよくなるの、どっちがいいですか?」
カシス「男の君にも天国見せてあげる……戻ってこられなくなるかもしれないけどね」
リプレ「………」
リプレ「なんというドS
ハヤトがヘタレというだけで病んでしまった
この二人は間違いなく姉妹」
夢オチじゃないエロ要員としてクラウレが活躍できる日はくるんだろうか?
そもそも相手がウホッか近親しか思い浮かばん。<焼き鳥
焼き鳥のアブノーマル臭さは異常
しかしどんな言動も、イオスと違って完全ギャグで割り切れるところがなかなか
ここでミント姉ちゃんをキボン。リプレでも可。
出番がありそうで無い、スウォン、シアリィ、ザーネをキボン
俺もスウォン希望ノシ
あんまり他キャラと接点ないが……
機械人3姉妹(+グラン)×ゲック×クラウレ
クラウレいらね
あれ?ギアフェアの続きwktkしてんの自分だけ?
最近フェアが足りないぜ
ライリシェポムの3Pを俺はwktkしてる。
280 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 01:00:46 ID:G+OYR1gw
俺もギアフェアの続きwktkしてるんだぜ
フェア受け欲しいなあ
sage忘れスマンorz
そういえばライ×フェアってありなのか?
ハヤアヤが普通にうけいれられてたし、拒む理由はないと思う。
内容次第じゃ?
書き方次第じゃね?
ハヤトとアヤは普通に同時存在してるからライフェアとは扱い違うと思う。
同時存在させると三つ子設定になるし思いっきり近親なのがネック。
剣の適正さえあればいいレックスとアティなら他人同士にできるけど。
トリスとマグナはクレスメントの血さえ引いてりゃ問題ないんで遠縁ぐらいで誤魔化せる。
1主人公達は普通に同時存在してるし。
別にエロけりゃいいと思うけどな。
注意書きしておけば、嫌な人は見なくて済むし。
>>284-285 いや、同時存在は別に確定じゃないんだけど…妄想が一般化してるだけで。
他の主人公は「してない」と(ほぼ)言い切れるから、そりゃ大分違うけどね
パートナーにしたって別に兄弟確定じゃないよ。それが一般的だけど。
正直どのみち妄想の範疇なんだから、別にライフェアあっても良いと思って書いた。
そういうの嫌いな人もいるみたいだけど、んなもんこれに限った話じゃないからね。
ただ近親になるってのは確かにその通り。そっちの面での注意は必要か。
ハヤトとアヤ、ナツミとトウヤはそれぞれ同時存在してるぞ。
冒頭の後輩の話を聞いてみろ。
>>287 ハヤアヤとライフェアだと同時存在の定義が違うと言いたかっただけで
否定するつもりはないよ。面白けりゃいいし。
>>288 ごめwww盛大に忘れてたwwwww
1ファン失格orz
コーラル以外でふたにゃりが見てみたい。誰にちんこ生やそうか。
メカ娘に決まってんだろ!
DNAのアンソロ早売りを見てきた。
●優遇
フェア、コーラル、リシェル、セクター、グランバルト
●そこそこ
ライ、ミルリーフ、グラッド、ミント、シンゲン、ルシアン、アカネ
●ちょっと不遇
リビエル、セイロン、アロエリ
●数コマしかいない
ポムニット、レンドラー、教授、獣王、オヤカタ、グルメじいさん
●1コマもしくはカット絵のみ
リューム、アルバ、クラウレ、ギアン
●隅から隅まで探したけど存在の一片もない
エニシア
どこのスレに書こうかと思ったが
このスレが一番適切だと思った。
どっちかというと本スレ向きだがギアンとかエニシアはネタバレに配慮したんじゃね?
DNAはそういうの結構厳しいらしいし。
メインキャラなのにリュームとアルバの扱いに全米が泣いた
296 :
コーラル:2007/04/22(日) 18:27:10 ID:a184O3xb
「ボクが優遇 ちょっとうれしかったり・・・」
リュームが不遇なのはどこもいっしょだ。ミルリーフとコーラルを相手に出番勝ち取らなきゃいかんからな。
エニシアとの絡みがもう少し有ればあるいは。
召喚竜子リリカルリュームStrikerS
絶賛放映中。
溢れ返る魔力の大鑑巨砲主義的な竜の子と申したか
流れとはまるで関係ないが、アルイオ・アルフィズでど修羅場繰り広げてる話の
続きがずっと気になってる
>301
漏れもその話しの続きは激しく気になってるぜ。
引き続きマターリwktkしますかな。
「……っ!?…………っ」
ビクンと少女の身体は震える。下方から少女の身体を貫く衝撃。
涙を滲ませながら少女は懸命に痛みに耐える。
「大丈夫かい?」
青年は尋ねる。少女はこくんと頭を縦にふってそれに答える。
少女は幼かった。まだ初潮を迎えたか否かというところだろう。
けれどその幼い蕾に印は確かに刻まれる。これは少女自身が望んだことだった。
青年の下から離れ行く前に、想いを抱いてきた彼の手によって大人の女にしてもらうことを。
「無理はしなくてもいいんだ。君はまだはじめてなんだから……」
青年は少女の痛みを和らげようと優しく愛撫をはじめる。
少女の平坦な胸板にある突起。それをクリクリと指で摘む。
青年の肉根に貫かれ痛々しい少女の秘部。そこにも唾液を絡ませた青年の指が滑る。
少女の敏感な箇所を青年は優しく丁寧に刺激した。
「あっ……っは……あふっ……」
少女の口からもれる吐息は次第に甘い色を添えてゆく。
少女の意識からは破瓜の痛みは次第に薄れ、代わりに初めて経験する性の快楽が広がっていく。
それを確認すると青年は少しずつ腰を動かし始める。狭い少女の膣口。それを深く味わうために。
「んっ……っく……ぅ……」
膣肉を引っ張られる痛みに少女はまたさいなまれる。すると、青年は一旦、腰の動きを止めて
愛撫を再開して少女から痛みを抜き取りながら、その後また動き始める。
痛みと快楽。交互に襲う刺激に少女の脳はさらされる。
「ああぅっ……あうっ……なんだか……頭の中が……おかしく……」
少女の中で次第に痛みさえもが快楽へと変わってきた。気持ちいい。快感だけが膨れていく。
「気持ちいいよ……トウヤおにいちゃん……」
「そうかい。それはよかったね。ラミちゃん」
ラミがロランジュ家に養子へいく前夜。かけがえの無い大切な思い出をトウヤはラミの中に刻む。
籐矢「はっはっはっは。久しぶりに僕たちが司会だよ。新堂君」
勇人「のっけから何やってんだよ!オマエは!!この犯罪ロリペド野郎」
籐矢「ふふふ。このスレにおいてはいたって無問題さ。それにラミちゃんも4では大分成長してるしね」
勇人「それにしたってまだ12……俺たちは23ぐらいか?犯罪には変わらんと思うが」
籐矢「リィンバウムに名も無き世界の法律を当てはめるのは無粋だよ新堂君」
勇人「いや、ダメだろ。いくらこっちでも……で今回はなにをする気だ?」
籐矢「ああ、今回は久しぶりに僕たちが司会なワケだがここでちょっと趣向を変えよう」
勇人「具体的には?」
籐矢「ズバリ歴代男主人公大集合の親睦会を開こうと思ってるんだ」
勇人「うおっ!大きく出たな」
籐矢「4も発売されてしばらくたったことだしね。それでは歴代主人公入場!」
籐矢「まずは歴代でもっともユニットに特徴のないと言われた男。三段上れないんで筆者は使っていない。
4スレ815氏のSSにてその変態性を発揮した2主人公。『大きなアメルの木下マグナ!』」
マグナ「止めろぉぉ!そんな紹介はぁ!!」
籐矢「続いて夜は常に抜剣覚醒のエロティンコ。何気に男性キャラ出番トップの3主人公。
なんかどこぞのテ●ルズで似た人を見かけたぞ。レックス先生」
レックス「みんなどうも」
籐矢「最後に最新作主人公。すっかり役回りは二代目総受け担当。あるいはベッドヤクザ
サモンナイト4より忘れじの面影亭店長、ライ」
ライ「……なんかろくな集まりじゃなさそうだな……ここ……」
籐矢「そして司会はこの僕、根っから魔王の1主人公深崎籐矢と初代総受け主人公新堂勇人君とで行います」
勇人「だから総受けって言うな!」
勇人「俺たち以外は座談会は初めてなんだよな」
レックス「うちの生徒達やアズリアは来たことあるけどね」
ライ「リシェルとポムニットさんが最近は毎回やってるよな」
マグナ「俺のところは特にいないな。ところで今回はなにをするんだ?」
勇人「やっぱいつものようにお題を決めてトークか?」
籐矢「いや、こうして初めて顔を合わせるものも多いことだから
今回は親睦を深めるためにSSを用いたそれぞれの紹介を行うことにする」
勇人「SSを用いた紹介?」
籐矢「つまりはこれから作者が用意した各人の紹介代わりのSSを見てそれを元にトークするという形さ」
ライ「それってなんかいちいちめんどくさねえか?」
籐矢「まあ普段、この作者が書かない主人公もいるからねえ。そこの木下君のように」
マグナ「木下って言うな!」
レックス「まあまあ、お互いのことをよく知ることは大切だよ」
籐矢「と言うわけでいってみよう。順番は僕→ライ君→木下君→新堂君→ティンコ先生の順だ。」
マグナ「だから……木下……」
レックス「ティンコって……」
ライ「しかしどういう順番だ?これ」
勇人「出番カウントの少ないもん順だろう。っていうか深崎、おまえ冒頭で紹介済みだろ」
籐矢「甘いな。新堂君。この僕の乾きがあの程度で癒されるとは思わないでもらいたい。さあ続きだ」
「やあっ!ちょっと、離してっ!離してってば!」
「と、言ってるけどどうかな?ラミちゃん」
腕の中でもがくフィズを押さえつけながら籐矢はラミに尋ねる。
「ダメ……覗き見をする悪いお姉ちゃんにはお仕置きが必要……」
「そういうわけだから観念して諦めてくれ。フィズ」
「やぁぁあ!やだぁぁ!!」
ジタバタするフィズを籐矢は片手で制すとともにもう一方の手でその身を弄る。
服の隙間からもぐりこませた手はフィズの上半身をつたうように上ってゆき、フィズの絶賛発育中の膨らみに達する。
「この年齢でこれは立派なものだねえ。カシスじゃ勝負になりそうもないかな。ハハハ」
「やっ……っあ……あう……」
リプレの豊乳には比べるべくもないがその年齢を考慮すれば十分すぎるほどフィズの胸は育っていた。
熟しゆくその実りを籐矢はその手に掴む。ふにふにと心地よい触感、それと弄る都度フィズがもらす甘い喘ぎを楽しむ。
艶いい反応だ。感度も悪くない。これなら存分に満喫できそうである。
「やぁ……あぁ……嫌ぁ……」
愛撫で感じながらもフィズは瞳に涙を溜めて嫌がる。そんなフィズにラミが顔を近づける。そして
「んっ!?……っむ………」
気がつくとフィズの唇はラミによって塞がれていた。フィズの口の中に入り込んだラミの小さな舌。
それはフィズのものと触れ合って柔らかな刺激でフィズの脳を甘くとろかせる。
「んっ……っあ……」
唇を離すとフィズは少しまどろんだ表情でラミをみる。ラミは少し恥ずかしそうにフィズを見つめながら言う。
「ごめんね。お姉ちゃん……でもラミ……明日にはミモザお姉ちゃんのお家の子になっちゃうから……」
その顔に寂しさを湛えながらラミは願う。最愛の姉にささやかな願いを。
「だから大事な思い出つくりたいの……お姉ちゃんともいっしょに……」
「ラミ………」
姉妹は見つめあう。ラミの切なる願い。それをフィズも叶えてあげたいと思った。抵抗する力が抜ける。
この世にたった一人きりの大切な肉親。この娘の姉でいられるのはおそらくこの夜が最後だから。
「そういうことでいいかな?二人とも」
そんな二人を微笑ましく見つめながら籐矢は声をかける。ラミはこくんと頷き、フィズも躊躇いながらもそれに頷く。
「んっ……うっ…っぐ……」
震えるフィズの身体は強張っていた。これから初めて経験する性の営みへの不安に。
「……お姉ちゃん……力抜いて……」
そんなフィズに覆いかぶさりながらラミは言う。密着しあう二人の姉妹の身体。まだ陰毛も生え揃わぬ秘部同士が重なり合う。
露になる割れ目を堪能しながら籐矢は優しく微笑んで声をかける。
「大丈夫だよ。なにも怖くないから」
そう言って籐矢は先端をフィズの肉貝にあてがう。軽く切っ先で擦る。フィズから甘い喘ぎと共に肉蜜が滲み出る。
「大丈夫だよお姉ちゃん……トウヤお兄ちゃんとっても上手だから……」
「うっ……ラミぃ……」
先に経験を済ませたラミはフィズを優しくリードする。フィズもようやく力を抜いてその身を任す。
「それじゃあいくよ」
その言葉を合図にトウヤは自身をフィズの中へゆっくりと沈める。たくましい肉根はフィズの蕾を掻き分ける。
「っ!痛ぅぅ!!」
刹那、鋭い痛みがフィズを襲う。破瓜の痛み。いかに手練の籐矢と言えどこればかりは仕方がない。
だが、その痛みはすぐに和らげられる。愛らしくも健気な最愛の妹の手によって。
「お姉ちゃん……んっ……」
フィズが痛みを感じるやいなや、ラミはフィズの乳房に吸い付く。その乳頭を甘噛みしてフィズに甘い刺激をおくる。
「あふっ……ラミっ……そ……こっ……」
ちゅうちゅうと赤子のようにラミはフィズの胸に吸い付く。同時に小さな手でフィズの柔らかな乳肉を揉み解す。
そんなラミの頑張りによってフィズの頭の中で次第に快感が痛みを打ち消していく。
「ふぁぁぁ……はぁぁ……あっ……ラミぃ……あふぅ……」
「んっ…っふ……お姉ちゃん……」
姉妹は密に絡み合う。フィズの胸に頭を埋めながらラミは自身の秘部を籐矢に貫かれている最中のフィズのそれと擦りあわせる。
触れ合う肉豆同士が二人の脳に鋭くもとろけそうに甘い快楽の信号を送りつける。
「いい娘だね。ラミちゃん。さて、フィズ。そろそろいくよ」
肉茎は既にフィズの膣に収まりきっていた。初心な膣肉のキュウュウとした締め付けが心地よい。
そんなフィズの肉をより堪能しようと籐矢は腰を突き動かす。逞しくも巧みな律動である。
「んはっ!あっ!ふぁっ!」
膣内をつきぬけ子宮にさえ響く衝動。それを確かに感じながらフィズは喘ぐ。既にその脳は痛みを克服していた。
分泌される快楽物質が麻薬のようにフィズを酔わす。更にそれを促すのは籐矢の肉根。エルゴの王の名に恥じぬ力強さと技巧を併せ持つ。
「ふぁぅぅぅ……あふぁぁぁ……凄ひぃぃい!!きてるぅぅぅうう!!」
押し寄せる快楽の波にフィズはたちまちの内に虜となる。まだ処女だったフィズの秘部からは鮮血が流れる。
だがそんな痛みも介せずにフィズは溺れる。まとわりつくような淫蕩な肉の快楽に。
「はぁ……お姉ちゃん……お姉ちゃん……」
乱れるフィズに呼応するかのようにラミも昂ぶる。密着させた身体を上下させて柔らかなフィズの感触を肌に感じる。
時折、キスを交わしながら存分にその記憶に刻み込む。大好きな姉との大切な思い出を。
律動は長く続いた。フィズが身も心もとろけて骨抜きになったところで籐矢は目を細めて声をかける。
「そろそろいいかな。フィズの中にもたっぷり注いであげるよ」
そう言って籐矢は抑えていた射精感を解き放つ。ビクン。脈動とともに迸る白濁の奔流はフィズの子宮へと注がれる。
「ああああっ!熱いぃぃいいい!!くるぅぅぅぅうううう!!」
「あはっ……お姉ちゃん……すごくえっち……」
射精は何回かに分けてしばらく続く。液汁が子宮の壁を叩くたびにフィズは悶えてよがる。
乱れる姉の姿を眺めながらラミもうっとりとまどろむ。
「……あぅ……っく……っは……」
籐矢が陰茎を引き抜くとフィズの中からどろっと精液が溢れる。放心状態のフィズにラミは優しく口付けてから籐矢にねだる。
「ラミにもまたお願い……トウヤお兄ちゃん……」
ラミの懇願にトウヤは笑みで答える。家族としての最後の夜をおくる二人の姉妹。
そんな彼女達にとって掛け替えのない思い出となる営みを籐矢は存分に楽しんだ。
籐矢「ハッハッハッハ。どうかな?諸君」
勇人「………オマエって奴は………」
レックス「……まあ俺も人のことは言えないけどね(このスレにおいて過去に教え子に手を出した経験有り)」
マグナ「右に同じく……(同じく、ミニス当時十一歳や見た目幼女のハサハとの経験あり)」
ライ「オレもか?……………(実年齢0歳の義娘との経験有り)」
籐矢「どうやらみんな脛に傷のあるもの同士のようだねえ」
勇人「それでもオマエのような鬼畜のエルゴ持ちはそうはいないだろ。どっかの大悪魔か?オマエは」
籐矢「むう失敬な。あの程度が僕の本気だと思ってもらっては困る」
勇人「頼むから本気出すな。つうかこれ以上喋るな。黙ってろ」
籐矢「ハハハハ。それを僕に要求するのは無謀というものだよ新堂君」
勇人「開き直るな!この馬鹿!」
ライ(ヒソヒソ……なあ?大丈夫なのかこの集まり。嫌な予感しかしねえんだけど)
マグナ(ボソボソ……なんかSS紹介にかこつけて色々と祭りあげられそうな……)
レックス(軍学校で習ったよ。三十六計逃げるにしかずってね)
ライ(んじゃ、ずらかるか?あっちも取り込み中のようだし)
マグナ(異議なし。善は急げだ。また木下とか言われる前に……)
レックス(彼には悪い気もするけどね……)
籐矢「さて、諸君。こんな調子で次々といってみようか。ってアレ?」
勇人「みんなとっくに帰ったみたいだな。どうすんだよ企画倒れじゃないか」
籐矢「むう……仕方がない。ではスレ住人の諸君。もう一度僕の活躍で今回はお別れだ。またよろしく」
勇人「なんつうか今回親睦会つうよりオマエの特集だな。つうか最初からそれが狙いか!?」
籐矢「はははは。まだまだ甘いね。新堂君。それではサラバだ。諸君」
「ん……う……ラミぃ……」
「お姉……ちゃん……」
濡れた身体を重ね合わせながら二人の姉妹は優しい眠りに落ちる。籐矢は二人に毛布をかけてから部屋を出る。
「ふぅ。一仕事終了かな」
一息をついて二人との情事を思い返す。初々しいフィズ達と交わした情事。これはこれで悪くはないものだった。
堪能したといってもいいだろう。だが籐矢の内にはいまだ熱い情動が滾っていた。これを鎮めるのは容易ではない。
まだ幼い彼女達にその役を任せるには酷というものだろう。
「適材適所。人にはそれぞれに見合った役割があるからね」
呟きを口にしながら籐矢は向かう。彼の猛る情欲を鎮める役割を担う者のもとへと。
ブーン。機械の振動音は響き続けていた。ブルブルと震える玩具。それに弄ばれる雌がここに一匹。
「ん……あ……あぅ……っは……ぅ……ぁ……んぁぁぁあ!……っは……ぅ……」
膣とアナル。双方にねじ込まれたバイブレーター。肉豆や乳首に貼り付けられたローターとともに嬲る。
悶える特徴的なクセ毛の女性。今日は朝からこの状態で放置されその意識はすっかりと溶解している。
「あぁぁあ……はぁぁああ……んふぅぅぅうう……あぁぁあ……もほぉぉぉお!」
「随分待たせちゃったね。カシス」
ようやくにしてよがり狂うカシスの前に籐矢は姿を現す。悶えるカシスも瞳の色を変えて籐矢を見る。
「トウヤっ!あぁぁっ……おねがひ……はやふ……ひゃはふぅぅぅう!!……あたひ……もほぉぉぉぉ!!」
「堪えしょうがないのは相変わらずだね。カシス。ほんとうにしょうのない娘だ」
淫らな汁を垂らしてねだるカシスに籐矢は近づく。彼女に差し込んだバイブを引き抜こうとする。
その前に少し悪戯。ぐりぐりとカシスの中で動かして嬲ってみる。
「んふぉおおおおお!!ひむふぅぅぅぅうううう!!」
目を剥いて悶絶するカシス。籐矢はカシスが悶え狂う様をしばらく楽しんでから肉竿を取り出す。
「これが欲しいかい?カシス」
「欲しい!欲しいっ!!欲しいのぉぉ!!!犯ひてぇぇぇえ!!早くあたしを犯ひてぇぇぇえええ!!」
「なら奉仕をしてくれたまえ。一仕事をした後なんでね。回復を頼むよ」
「ああ……おひんひん……トウヤの……おひんひん……」
ラミとフィズの相手を果たした後だというのに籐矢のそれは十分な硬度を持ちそそり立っていた。
差し出された肉棒にカシスは貪りつく。口腔全体を使って激しいフェラチオをはじめる。
「んぐっ……ぐっぷ……んじゅぷ……んぐっ……じゅる……じゅる……」
「いい調子だ。カシス。やはり君だけだよ。本気の僕の相手を務められるのは」
数年をかけて自分の色に染め上げた雌畜を籐矢は愛しげにみつめる。籐矢にとってカシスは最高のパートナーだった。
犯せば犯すほど、仕込めば仕込むほどにより淫らにより味わい深くなっていく。これほどの逸材には早々めぐり合えまい。
「後はもう少し胸の方にボリュームが欲しいかな。まあそれはリプレにでも任せるか」
カシスのフェラチオを受けながらもう一人の雌畜を籐矢は思い浮かべる。丹念に愛で情を注いだ賜物のリプレの豊乳。
カシスにももう少し成果がでてくればと思わないでもないが仕方ない。これも適材適所だ。
「んあっ!トウヤ!トウヤっ!!トウヤぁぁぁあ!!早く!早くっ!!早くぅぅぅう!!」
物思いにふけるうちにどうやら射精していたようだ。精液にまみれた顔でカシスはねだる。上の口で感じた籐矢の肉根。
それを下の口でも味わうことを限りなく欲して。
「やれやれ。いくつになっても君はしょうのない娘だ」
「トウヤのせいじゃない!アタシがこんないやらしくなっちゃったのはぁ!!だからお願い!頂戴ぃぃ!!早くぅぅぅ!!!」
肩をすくめる籐矢にカシスは目を血走らせる。籐矢は溜息を吐き出した後、カシスをベッドに横たえて切っ先を突きつける。
「今夜は寝かさないよ。カシス」
そう言って籐矢は強く腰をカシスに打ち付ける。その夜、フラットにはよがり喘ぐカシスの嬌声が夜通し響き続けた。
〜fin〜
つうわけで深崎スペシャルをおおくりしました。なんだか歴代主人公で一番出番少ないですから。彼。
ですが性的な意味で歴代でもっとも最強な主人公と自分は信じております。
頑張れ籐矢!性役者にして鬼畜のエルゴの王!!
こんなところで今回はサラバです。またいつか。
アルバがかわいそうです(´;ω;`)
>>309 俺もレイム様の向こうを張れるのは深崎さんしかいないと思います。
相変わらず素晴らしく鬼畜でいいなあ。GJ!
鬼畜のエルゴ恐るべし…www
個人的にはラミたんがネタになっただけでも満足ですぜb
>>311 悪魔メイドがマムシドリンク片手に乱入してきますた
>>310 むしろガゼルがカワイソス
リプレまで雌畜……
しかし更なる雄奴隷がいることを忘れるな。
トウヤには勝てないがハヤト、ガゼルにはよく戦うんだ。
に……日本語でおk?
書いた本人も分からん。
笑ってくれ、
キャハハハハ
ってビーニャに思いっきり笑われて、なじられたい(*´д`*)
csの鬼畜も希望してみる
と言ってみる
色仕掛けに失敗してアクアエレメントに陵辱されるザーネさんキボン
ええい!パイズリだ。パイズリをよこせ。今畜生。
前回
>>169の続きです。
終盤、淫語がちょっと多いので、綾のイメージを崩したくない人はスルーしてください。
タイトルは『淫靡な放課後遊戯』
「今日も…こっちでいいのか?」
「ひゃふっ…! ふぁ、はい…」
剥き出しになった尻肉を割り、勇人はその窄まりを指先でこね回す。
本来は排泄する役目を担う穴を穿られ、背徳心と被虐心が綾のなかで刺激されてしまう。
たった数度の交わりのなかで、勇人は彼女がこちらの方が感じやすいというのを感じ取っていた。
それを直接口にするほど、彼も鈍感ではなかったしそれこそ初めは彼女も恥ずかしさで拒んでいたが、
いざとなるとそのなかに快感を得ていることを窺い知れることができた。
やはり、というべきか、綾も満更でもないらしく今回もこくりと小さく頷いた。
「って、あ、綾?」
「え……なんですか…?」
気づけば綾は制服のシャツの前を肌蹴させており、年頃にしては豊かな乳房がぽろんと零れていた。
あまり、視線をそちらに向けないようにしながら、おずおずと尋ねた。
「ど、どうしてそんな格好…?」
すると綾は少しだけむくれて、拗ねたように呟く。
「…勇人くんは、私のおっぱい…嫌い、ですか?」
「え!? い、いや、そんなことないけど…!」
普段では決して言葉にしないような幼稚な言葉も、今の綾からすれば興奮のスパイスでしかないのか、
どこか艶を持った声でそう切り替えされてしまった。
なんだか、今日の綾は凄く魅惑的だ。思わずそんな言葉がついて出そうになったが、戸惑うのも恥ずかしいと思ったのか、
出来るだけ冷静を装いながら言葉を紡いだ。
「揉んでみたい…ぐらいだよ」
「ふふっ、嬉しい、です…」
綾は恥ずかしそうでいて、嬉しそうな照れ笑いを溢しながらぽつりと呟いた。だが、彼女の行動はそれだけではなかった。
その窓の鍵を開けると、がらりと横に引いて窓を開けてしまった。
「綾!?」
「勇人くんったら、先ほどから驚いてばかりですね?」
―――そりゃあ、誰だって驚く!
そう言いたかった勇人だったが、口をパクパクさせるだけで、思うように言葉を出すことが出来ない。それも当然だろう。
ここは裏庭に面している三階の勇人たちの教室だが、その下を誰かが通らないとも限らない。
もしかしたら、隣の教室は誰かが使っていて窓を開放しているとも限らない。
嬌声が周りに伝わり自分たちのやっていることがバレる確率は一気に跳ね上がってしまう。
もしかして、これは積極的という問題ではないんだろうか。
ふいに勇人はそんなことを考えたが、そんな葛藤はやはり次の綾の言葉で吹き飛んでしまった。
「勇人くんを感じれば感じるほど…私は、いやらしくてえっちな女の子になっちゃう…
どんなにいやらしいことでも、私は…勇人くんとえっちなことしたいんですっ」
本人も少々パニックになっているのか、かなり凄いことをさらりと言ってしまったが、
可愛い女の子からこんな頼みごとをされて、それを断るほど勇人も恥をかかせるような男ではなかった。
だが、この男、恋愛関係には疎いと公式設定されているだけあって、こういう面ではいまひとつ詰めが甘い。
とんでもないことを聞いてしまった。
「もしかして……綾って…こういうの、好き…?」
「えっ――――」
ぼんっと爆発でもしそうなほど急激に綾の顔は真っ赤に染まっていく。
確かに綾としては満更でもない。というより、自分からこうして迫ったぐらいだ。嫌いというわけではない。
だが、それを「好きだ」と認めてしまっては、それは自分が変態だと認めてしまうようなもので、
おいそれと首を縦に振ることはできない。このときだけは、流石の綾も困惑し勇人を少し恨めしく思った。
―――もう少し気持ちを察してくれてもいいのに。
「勇人くんのばかっ…。はい、と言わせるつもりなんですか…?」
少しだけふくれっ面になり、抗議してみせる。
「え、あ、ご、ゴメン」
当人としては何で怒られているのか分からないようだ。
当惑して答える勇人に、綾は軽く溜息をついて彼の唇に吸い付いた。
「ん…、もういいですから。 これ以上女の子を待たせるつもりですか?」
頬を赤らめ、拗ねたような表情を見せる彼女。
その可愛らしい彼女の表情とは裏腹に、柔らかそうな太ももに伝う滴を勇人は見逃さなかった。
流石にこれについては言及しなかったが、そのギャップが彼の理性を遠慮なく破壊していく。
「綾、いくぞ?」
もう躊躇いを捨てた勇人は、彼女を窓の手すりに持たれかけさせながら背後から、その肉棒を擦り付ける。
「はい…来て、ください……ひゃっ…!」
うっとりとした様子で呟く綾の柔らかな尻肉に手を置き、窄まりを探るとその欲望をねじこんでいく。
手に伝わる張りのある尻肉の感触もさることながら、
埋もれていく剛直を締め付ける窄まりやその温もりが勇人に快感を伝えてる。
「くっ…あ、や……! 締め付けて…くる…!」
「んんっっ! 勇人くんの…おちん、ちん…っ! お尻の穴に入ってきてます…ぅ♪
ずぼずぼっ…入って…お尻の穴っ、拡がっちゃいま、すぅっ!」
「アヤっ…エロ過ぎ…ッ!」
いつになく卑猥な言葉を口にする綾の嬌声に嫌が応にも興奮は高まり、彼女の中に埋もれている肉棒はさらに硬くなってしまう。
大声とは言わないが、強い嬌声に誰かに聞かれないかと一瞬心配になった勇人だが、
そんなものは与えられる刺激と興奮で吹き飛んでしまった。
少しでも彼女の肉の味を覚えようと言わんばかりに、奥まで一回一回突き動かす。
そのためか、腰と腰がぶつかり合う音が教室内に響き、その音が更にふたりの興奮を煽る。
特に綾は、既に理性というものが溶けてしまっているのか淫靡な表情を浮かべながら、自分から腰を動かし勇人を求めた。
「ひゃん…っ! は、勇人、くん…っ、わ、私の…あやのおっぱい…!
お尻をぐりぐりっ…穿りながら、揉まないでぇ…♥」
「そんなこと言ったって…あやもっ…気持ちいいんだろっ? もっと、奥までコレ入れて欲しいんだろッ!?」
表情は喜悦に蕩け、口の端からは唾液が垂れ落ちる。
ふるふると震える乳房を乳搾りされるような手つきで勇人に揉まれる綾は、
もう既に別人かのような声を漏らし、理知的な彼女の姿はそこになかった。
彼女は、ただただ、好意を寄せる異性にとことん穢されることを期待する牝だった。
尻穴を抉られ、淫猥な言葉を吐くことに抵抗感などなかった。それでも彼が自分のことを愛してくれるから。
だから、素直に自分の心を曝け出せることができた。
「ふぁ、ふぁい…っ! あやのお尻ッ…ハヤトくんのおちんちんっ…おちんぽで掻き回してください!
お尻のなかでっ…ハヤトくんのおちんぽのお汁ぅ…どぴゅどぴゅ射精して、くだしゃ、いぃぃぃいいっ♪」
「綾っ、綾…! 綾、もうっ出る―――ッ…!」
そして、勇人は限界を越え、その白濁した濁流を勢いよく流しこんだ。綾の絶頂と共に―――
その後興奮冷めやらぬ二人は場所を変えて色んな『遊び』に興じていたのだが、それはまた別のお話。
それでもようやく落ち着いた二人は、家路につく途中、こんな会話を交わした。
「それにしても、綾…、どうして今日はこんなに積極的だったんだ?」
「え? あ、それは、そのぉ……」
流石に理性も戻り正気である今そんなことを聞かれたら、綾も恥かしがっていたがぽつぽつと話し始めた。
なかなか、性交までたどり着けない綾はどうしたらいいのかと友人に相談したところ、
自分から襲い掛かれとアドバイスを貰ったとのこと。
とはいえ、いきなりそんなことを言われても性については知識に乏しい彼女は、
友人に勧められ色んな大人向けの雑誌を読んだり、インターネットを使って様々なアダルトサイトを巡り、
あんな過激なプレイを思いついたこと。それを友人に話したら「バッチリじゃん! 頑張りなよ、綾!」という言葉も貰ったこと。
――――そう、様々なことを話してくれた。
「なぁ、綾。もしかして、その友人って……」
「はい、あの人ですよ?」
綾の話す『友人』に心当たりがあった勇人はその人物の名前を口にしてみた。
綾はきょとんとそれを認め、勇人は怒りでぶるぶると拳を振るわせる。
「なっ………あ、あんにゃろーーーっ! 綾にヘンなことを吹き込みやがって!!」
「で……効果はどうだったんだい?」
「オーケー、オーケー、バッチリ! もう綾ったら素直だから、すぐに何でも信じちゃって。
ちょっと悪いかなー、なんて思ったけど、あいつの反応も見てみたかったし?」
「ふふっ、君もなかなかの悪女だね?」
「あたしにそんな知識を叩き込んだキミには言われたくないけどね?」
同時刻。
隣町のどこかで、そんな会話がされたとか、されてないとか。
<おわり>
と、こんな感じで。少しあっさり目だったかもしれませぬが。
次は何を書こうかしらん。……やっぱり出番のない連中に光を当てたいですな。
それでは、コレにて。ありがとうございましたノシ
隣町のお二人さんキボンヌ
スウォンを激しく希望
隣町きぼんぬ
甘々なライリシェ分が不足してきた。
ひさびさにライポム純愛が見たくなってきた
334 :
243:2007/04/29(日) 00:30:32 ID:PFDX9BV1
前回きちんと確認しないで投下したら、途中でブッタ切りになってしまって申し訳ありません。今回はきちんと確認します。
>>245の続き
言い訳だけが頭の中でぐるぐると巡った。
「どうして濡れてないの?」
探る様な瞳で私を見詰めながら、ギアンは私を背中から抱き締める。
頭の頂に当たるギアンの顎に僅かながらの恐れを感じて、私はたどたどしく口を開いた。
「ぬ、濡らせなかったの。…その、シてる所をコーラルが……来て…」
『…お母さん』
ノックと同時に開け放たれたドアから、ひょっこりとくすんだ金髪が覗く。
『!!!』
私は慌てて毛布を被った。ううん、被ったと言うよりは下半身に毛布を掛けた、かな?
言葉通り、血の気が引いた。まだ私の右手はアソコに当てられたまま。さっき迄あんなに熱かったのに、一瞬で冷たくなっている。溢れていた液も引っ込んでいた。
『……どうしたの?具合、悪い…?』
ドアに寄り掛かったままのコーラルが、毛布を被った私を見詰める。金色の瞳が、僅かな怒りと労りの色を宿した。
『働き過ぎ…。初期発見が遅れると、そのまま……ポックリ…。過労死に於けるよくある兆候かと。ヒゲに直談判…即実行…』
くるりと反転したコーラルを、私は見送るべきだった。
けれどー
咄嗟に私の唇は余計な事を紡ぎ出す。
『ちょ、ちょっと待ちなさい!オーナーをヒゲなんて言っちゃ駄目でしょ!!それと…私は平気だから、直談判なんてしなくても大丈夫よ…!』
コーラルを引き止める様な事を言って、それに慌てて心境とは裏腹に笑ってしまった。
うん。空元気なのは分かってる。
でもね、でも―
『……分かった。でも無理はしないで、お母さん。お母さんが倒れたら皆心配するから。だから…』
『うん。大丈夫だよ、コーラル』
嗚呼、貴方に嘘を吐いてる事が辛いよ。
私は今凄くいやらしい事をしてて、貴方にそれを見られたから後めたくて嘘を吐いてるの。だって、貴方にそれを話したら軽蔑するでしょ?
でも、ギアンは私を気持ち良くしてくれるの。とってもとっても気持ち良いんだよ?貴方は性別があやふやだから、分からないかも知れないけれど凄く気持ち良いの。
コーラルとのやり取りをそこ迄回想した私は不意に鼻の奥がツン、と痛みが走って泣きたくなった。ギアンにシて欲しいっていう気持ちも急速に冷め、ただ被りを振るだけ。
「ごめんなさい、今日はもう…」
いいよ、と言い掛けて顔を上げようとした私の頬に、ギアンの手が添えられる。
顔の角度を変えられないまま、ギアンは私に囁いた。
「コーラルに見せてあげれば良かったのに」
え…?何?今なんて言ったの?
コーラル、に…?
何か言わなきゃ、と思っても、私の声は喉から出て行こうとしない。私を覗き込むギアンの瞳孔が、すぅっと縦に走り身体の自由が効かなくなる。
ずるりとギアンから滑り落ちる私を、邪眼を光らせたまま彼は呟いた。
「コーラルにも見せてあげれば良かったんだ。キミが、一人で自分を慰めている所を」
「や…」
「ボクと繋がりたくて、一生懸命頑張ってる姿を、さぁ…」
「そん、なの…!恥ず」
ばんっ!
ギアンの右手が私の顔スレスレに叩き付けられる。
「恥ずかしい?…ウソだよ。こうやってボクを求めてるって事はさ…」
怖い。怖いよ、ギアン。
私の唇は声を紡ごうと懸命に震える。けれど、言葉は一向に出ない。ただ、かちかちと歯が音を立てるだけだった。
「ボクにおねだりする事はいやらしく無い、と?」
「………っ」
「あは、あはははは!冗談が旨いね、実に笑わせてくれるよフェア。…それともアレかな、『母親』としての『愛』って奴?そんな物は捨ててしまいなよ。強くて深い愛情は罪なだけさ」
笑いながら私を見るギアンの目が、少し前の彼を彷彿とさせる。
「ボク達は身を以って確信しただろう?夢でしか会えない母親、ボクの御守りに込められた母親の想い」
…やめて、やめてよ!
「ボクの目の前に居るのは、『母親』じゃない。…ただ、男に抱かれたい、淫乱な女の子だよ」
「うっ…うくっ、ふ、ふえぇ…!」
邪眼で身動きが取れないまでも、私の目からは涙が溢れ零れる。
コーラルの前では母親振っても、私はただのいやらしい女なんだ。ギアンに抱いて欲しくておねだりしちゃう、最低の女なんだ…!
337 :
243:2007/04/29(日) 00:35:40 ID:PFDX9BV1
失礼しました、次は本番かと。
>>337 GJなのだが、投下するときは1,2レスの細切れじゃなく
5レスくらいはまとめて書いて投下したほうがいいと思うぞ。
短すぎると感想も書きづらいし…
某アニメの三期見たらギアンがエニシア狙っててワロタ。
某ゲームではライとギアンは同一人物
エニシアとリュームが同室のアレですね
エニシアにもあれぐらいエロエロな変身シーンがあったら……
食卓に並べられた朝食の品々。それらを一つ一つライは吟味する。
まずトースト。両面がこんがりと焼きあがっている。焦げ目がそれはもう黒々と。
次に目玉焼き。目玉が完全に潰れてしまっているのはご愛嬌。
雑に引きちぎられた生野菜。これをはたしてサラダと呼ぶべきなのだろうか?
一口ぱくりと口に運ぶ。まあ、不味くて食えないというほどではない。
以前、ほとんど炭としかいいようのない代物を食わされた頃に比べれば格段の進歩といえるだろう。
「どう?」
感想を求められる。セオリーとしてはお世辞でも美味しいとでもいってあげるべきなのだろう。
だが今ライの目の前にいる相手は露骨なお世辞で喜んでくれるような素直な性格ではなくて、
またライは料理人の端くれとして自分の舌に嘘をつきたくもなかった。
とりあえず思ったままを当たり障りのないように一言。
「努力の痕跡だけは認める」
「やっぱり……がくっ……」
ライがそう言うとリシェルは溜息をついてがっくりとうな垂れた。
「別にいいですよーっだ。どうせあたしは食べるのが専門なんだから」
口を尖らせてリシェルは拗ねる。そんなリシェルを見ながらライはふと思い返していた。
今朝は珍しく早くからリシェルが手伝いに来てくれた。久しぶりにリシェルに叩き起こされての起床。
ライが着替えて顔を洗い終わると、食卓にはリシェルの手による朝食が並べられていたというわけである。
「あんた、いつも忙しくしてるし朝ごはんぐらいって思ったんだけど。ええ、ええ、余計なお世話でしたね。
あんたが自分で作った方が遥かに美味しかったでしょうね。何よ、もうちょっとマシな言い方できないわけ!」
それで率直な感想を述べたらこうしてプリプリとむくれられているというわけである。
(まあコイツらしいっちゃコイツらしいんだが……)
嘘で褒めてもそれはそれで怒りだすんだろうなと苦笑いしながらライは息を吐く。
やれやれいつまでたってもこいつは本当に困ったお嬢様だ。
「ありがとな。リシェル。朝飯作ってくれて」
「何よ、今更!?遅いんだっつうの」
遅まきながらの感謝の言葉は案の定に噛み付かれた。仕方ないと諦めながらライは続ける。
「別にそんなんじゃねえって。本当に感謝してるんだよ。まあ、結果はあんまし伴ってねえけど」
「……っぐ……ぅ……うっさい!一言多いっ!」
リシェルは激昂する。そんなリシェルに軽く微笑みながらライはもう一言告げる。
「だから次はもっと美味く作ってくれよ。オレ、期待してるから」
「……っ!」
ライの言葉はリシェルの頭に見事にクリーンヒットする。リシェルは頭を振りながら答える。
「そんなの当たり前じゃない!見てなさいよ。次はあんたが度肝を抜くぐらい美味しいの作ってやるんだからっ!」
頬を少し赤らめながらそう吐き捨てるリシェルに、ライはやれやれとばかりに肩を竦めた。
「んっふっふ。どうよ。めがっさ似合ってると思わない?」
「めがっさとか言うな!」
食堂の開店前、なにかと準備で慌しい時にいつもとは違う格好のリシェルにライは息を吐く。
いわゆるそれ系の店のウェイトレスの衣装。おそらくはポムニットの手製なのだろう。
「オマエな……ウチはそういう店じゃないって前にも言っただろ……」
「え〜〜。いいでしょ別に。単にあたしがこういうの着てみたいだけなんだからさ」
「……ったく……しょうがねえなあ……」
ここでまた拗ねられたらこっちが困るだけだ。渋々ながらもライは承知する。
それになんとなく思わないでもなかった。いつもと違うリシェルの姿に。
「今、可愛いとか思ったでしょ。あたしのこと」
「ぐ……知るか!んなもん。さあ仕事。仕事」
「あー、ずるい!そうやって誤魔化すの」
「うるせえ!」
図星を差されてライはむきになる。その頬はほんのりピンクに染まっていた。
「ありがとうございます またお越しください」
「ほれギネマ鳥のオムレツにソレルクの甘辛煮込みあがったぜ!」
「はいはい、了解! お次は海賊風焼き飯ふたつ、よろしく!」
ランチタイム。混雑する客をライとリシェルはなんとか二人で切り回す。
ふいにライは厨房からフロアーの様子を覗き見る。見やるとリシェルはよく働いてくれていた。
ほとんど一人で接客をこなし、フロアーを駆けずり回っていた。リシェルを見ながらライは息を吐く。
鍋をふる手は止めずにそのままひとりごちる。
(ハァ……とことん重傷だな……オレ……)
いつもと違う衣装を身に包んで駆けるリシェル。そんなリシェルの姿にライはあてられていた。
さっきは照れくさくて素直になれなかったけれども。これはもう正直に認めよう。
はっきり言って可愛い。もう目の中に入れても痛くないくらいに。
(ほんと、素直じゃねえのはアイツの専売特許だと思ってたのにな……)
そのへんはお互い様なのだろう。最近、日増しにリシェルのことが好きになっている。
幼い頃からずっと一緒だった幼馴染。そこから更に一歩踏み出し結ばれて、想いは加速度的に膨らむばかり。
リシェルが好きだ。愛してる。抱きしめたい。ずっと独り占めにしてしまいたいとさえ思うこともある。
だからこうしてリシェルの可愛らしい姿が客の目に触れるのを複雑に思わなくもない。
そういう格好は自分の目の前だけでしてくれと思ったりもする。
(……アホなこと考えるな……仕事中なんだから集中しろって……)
雑念を振り払いながらライは鍋を奮う。本日の一番の強敵は自分の煩悩だとライは静かに認めた。
「「つ……疲れたぁぁぁ………」」
激戦だった営業時間を終えて二人してぐったりとうなだれる。もう精も根も尽き果てていた。
このまま床にへたばって眠り込んでしまいたくなるほどに。
「ちょっとは人手増やしなさいよ。このままじゃあんた。いつか過労死しちゃうわよ。」
「いや、分かってはいるんだけどな。それは……」
慢性的な人手不足。分かっててはいてもそう一朝一夕でどうにかなるものではない。
それはともかく今日もこうして無事に営業を終えた。今はそれを素直に喜ぶとしよう。
「本当にありがとうなリシェル。今日は真剣にやばかった」
「ほんと。感謝しなさいよね。まったく」
いつもならコーラルもいるのでここまでは深刻なことにはならないのだが今日は不在であった。
隠れ里の方に急な用事が出来たので今はそっちにいってるのだ。
「ポムニットも今日は屋敷の仕事で忙しいしね。手が空いてたら首に縄つけて引っ張ってきたけど」
「それはやめとけ。いくらなんでもポムニットさんが可哀想だろ」
ポムニットにはただでさえ色々と世話になっているのに、これ以上頼るのはしのびない。
「そんなの言われなくても分かってるわよ。ああ、もう!汗でべたべた。気持ち悪いっ!」
肌にまとわりつく汗にリシェルは不快を示す。そしてライに向かって言う。
「ねえ、帰る前に汗流したいからお風呂貸して。いいでしょ」
「ああ、別に構わねえけど」
リシェルの要求にライは頷く。するとリシェルはライの顔をジロリと覗き込む。
「な、なんだよ?」
リシェルは口では何も言わずに目で訴えかける。これは何かを言って欲しそうな目だ。
(こいつ……まさか……)
リシェルの期待するであろうところをなんとなくだがライは察する。だがそれを口にするには躊躇われた。
すると見る見るうちにリシェルの眼差しが険しくなっていく。心の中の呟きがなんだか聞こえてくる。
差し詰め、『さっさと察しなさいよ。このバカ!』と言ったところだろうか。
(本当にしょうがねえなあ……)
ライは息を吐いて観念する。正直、こっ恥ずかしくて悶えそうだけど口にする。リシェルの期待する台詞を。
「い……一緒に入るか?」
「っ!?」
そう言った瞬間、リシェルの顔はトマトのように真っ赤になる。やや慌て気味の早口でリシェルは返す。
「あ、あんたがどうしてもって言うんなら考えてやらなくもないわよ。あ、あたしは別に……
あんたと一緒に入りたいだなんて……そんなのこれっぽっちも思ったりしてないんだかんねっ!」
そういうことにしといてやろう。ライは肩を竦める。だが、そんなライの顔も茹でタコのように赤く火照っていた。
「言っとくけどこっち覗いたら死刑だかんね!」
「分かってるって……」
背中合わせに二人は脱衣する。何を今更かとも思うがこうした初心な気持ちがまだライにもリシェルにも残っている。
(一緒に風呂どころかもっとすごいこと既にしてんのにな……オレたち……)
とはいえやはり緊張せずには言われない。リシェルと一緒に風呂に入る。そんなのはまだ二人が小さかった頃以来だ。
(そういや、あんときも一応そうかな?いや、やっぱ違うか)
思い返すのはリシェルと初めて結ばれた日のこと。あの日、最初の舞台となったのはお風呂場だった。
そこでリシェルのあられもない姿を見せられて、それがライのリシェルを異性として意識するきっかけになったりした。
とはいえ、あれは一緒にお風呂に入ったということにはならない。そう考えるとやっぱり随分久しぶりのことなのだろう。
「あたし、先に入ってるから」
「あ、ああ……」
物思いをしている内にリシェルが脱ぎ終えて先に浴場に向かう。ライもしばらくしてから手ぬぐいを腰に巻きつけて続いた。
ちゃぽん。それほど広くはない宿の浴場に二つの身体が浸かる。浴槽の端っこと端っこに二人して身を寄せる。
「「………………………………」」
互いにしばらくは無言であった。言葉は喉の奥で挟まって鼓動だけが高鳴る。とくんとくん。ドキドキしている。
顔を合わせるのもなんだか恥ずかしいので顔も伏せている。そんな沈黙がしばし続くと。
「あの……さ……」
「あ、ああ……」
耐えかねたのかリシェルが先に声をかける。ライも顔は伏せたままそれに答える。
「もうちょっと……近くにきてもいいんじゃない?せっかくあたし達、一緒にお風呂に入ってるんだしさ」
「そ、そうだよな……」
言われてライはもじもじと少しずつ身体をリシェルに近づける。浴槽の端からもう一方の端へと。
そうして気がつくと肩が触れ合うぐらい近くにリシェルがいた。
(……生殺しだ……こりゃ……)
接近して、更に高鳴る鼓動にライはのぼせる。もう間近にリシェルがいる。触りたい。抱きしめたい。
そんな衝動が自分の中でざわめいているのを確かに感じる。ふとした拍子で箍が外れそうなほどに。
「なんかさ……本当に久しぶりよね。あんたとこんな風に一緒にお風呂に入るなんて……」
「そうだな……久しぶりだよな……ガキん頃は結構よく一緒に入ってた気もするけど」
とりとめもなく言葉を交わす。その間にもライの胸の中では何かがジリジリと焦がれる。
「そりゃ子どもの頃はね……でもあの時はこんな風に……」
そこまで言いかけてリシェルは口ごもる。その続きはわかる。ライは心の中で繋げる。
(意識することなんてなかったもんな。お互いに……)
もう子どもではない自分達。胸をはって大人になったとは言えないが、着実にその階段は上っている。
肩が触れる。すると意識せざるをえない。むらむらと沸き立つものがある。やっぱり抱きたい。リシェルを。
交わりで得られる快楽。それを一度知ってしまうと何度も欲してしまう。これはどうしようもないことなのだろうか?
(やべっ!……硬くなってきてやがる……)
自身の一部がいつのまにか硬化しているのをライは悟る。息を吐いて何かを縋るようにリシェルを見つめる。
せめて一言、リシェルの方から切り出してくれれば躊躇いなくケダモノになれるのに。
(情けねえ……我ながら……)
そう悶々としていると。ザブン。水しぶきが上がる。見るとリシェルが浴槽から身を出していた。
「ねえ……」
トクン。かけられる声に心臓はひときわ強く鼓動する。
「背中……洗ってくんない?悪いんだけど……」
染み一つない肌をライの前に晒しながら伏せ目がちにリシェルはそう呟いた。
石鹸で泡立つタオル。ライはそれをごしごしとリシェルの背中にこすり付ける。
「ん〜〜やっぱいい気持ちよねえ。こういうのって」
「……そうだな」
心地よさに浸るリシェルにライはぶっきらぼうに答える。返答にひねりを入れる余裕などない。
内でせめぎ合う葛藤の真っ只中にライはいるのだから。
(拷問だよ……これ……)
好きな女の子が丸裸ですぐ傍にいる。まだ襲い掛からずに済んでいるのが奇跡といえた。
自分の理性の強固さをライは死ぬほどリスペクトしたくなる。
「ポムニットにやらせるとさ……最近はなんかハァハァ息をきらしながら迫ってくるのよ。まったく……」
万年発情メイドを思い返してリシェルは溜息をはく。
(悪い……オレ、その気持ちすんげえよく分かる)
ともすれば暴走してしまいそうな獣欲をライは必死で押さえつける。そうこうしているうちに悪魔が耳元で囁く。
『何をしているんですか。ライさん!ここはもう押して押して押しまくるところですよ。さあ早くおじょうさまを押し倒すのです。
押し倒してそのまま本能の赴くままに貪るのです!おじょうさまだってきっとそれを望んでいるはずです。さあ早く!』
なんかものすごく身内なイメージの悪魔だ。つうか半魔だろ。アンタは。
『ちょっと!アナタ何を考えてるんですの!いいですこと。どんなときにも女の子はムードというものを大切にするものなんです。
一時の情動に駆られて取り返しのつかないことになっても知りませんよ。まったくこれだから人間は……』
天使まで出てきた。これも身内だ。オマイラ人の頭の中まで好き勝手やってくれてますね。
(どうすればいいんだ……)
悶々としながらライの意識は朦朧とする。なんか身体中の血液が脳みそに上ってきているような感じがした。
(やべぇ……オレ、本気でやべえぞ……)
むらむらと沸き立つ情欲とそれを押さえつける理性。そのせめぎ合いがライを苦しめる。愛ゆえに人は苦しまねばならぬ。
なんか昔の偉そうなおっさんはそういった気がする。あれは違う意味か?まあ、そんなのはどうでもいい。
(なんつうか踏ん切りがつかねえ……しっかりしろよ。オレ……)
リシェルとてこうして風呂に誘うからには期待するものがあるのだろう。それなのに自分ときたら煩悶とするばかりで
自分からは切り出せずにいる。なんとも情けない。このままじゃいけない。一念発起する。意を決して声をかける。
「リ…リシェルっ!」
「な、何よ!?」
突然に声をかけられてリシェルは一瞬ひるむ。するとライはリシェルを後ろからがっしりと抱きしめる。
ギュッと腕に力を込めて数秒間、そのまま抱きしめ続ける。
「……あっ…………」
背中越しに伝わるライの鼓動の音。リシェルはその音を確かに聞いた。そのリズムはリシェル自身の動悸と重なる。
とくんとくん。音と一緒にライの暖かな心の中身まで伝わってくるような気がする。
「……いいか?」
ライは尋ねる。何を?と聞くような野暮はリシェルはしなかった。
「馬鹿……」
リシェルはそう小さく呟いて返す。どこか嬉しげな表情を浮かべながら。
どうも。久しぶりにライリシェです。長くなりそうなので二回に分けます。
次回はエロエロな感じでいこうかなと。それではまたいつか、サラバ。
相変らずマジGJbbbbbbbbbbbbbbbbb
ライリシェシリーズ読み返しながらお待ちしてます。
GJ!
なんという良質なツンデレレレレ。
GJ!堪らんね
シンプルにアティ先生が覚醒しても倒せないくらいに激強のモンスターに敗退し凌辱されたり
野党や盗賊に生徒を人質に取られ奉仕を強要され快楽に身を委ねたり
アティ先生に恋心を抱いた一般生徒Aに押し倒されやっちゃう
そんなシチュ希望
らき☆すた人気に乗じてサモすたを投下。
スレチガイ許して
サモ☆すた 第16回 リィンバウム通信135局ネット 毎週金曜0:30〜1:00から放映中☆
コーラル「はぁーい。今週も始まってまいりましたサモすた☆ちゃんねるです。パーソナリティ 竜の子コーラルです」
グラッド「アシスタントの町の駐在さんことグラッドです」
コーラル「・・・あの、なんで貴方がここに?」
グラッド「な、なにを言ってるのですか?俺はここのアシスタント兼、まだ幼い竜の子を守り抜く駐在なんですよ」
コーラル「ぁ、そぅ・・」
グラッド「そのリアクションやめて!俺も苦節二十ウン年、そしてお料理クッキングまでも交番ならぬ降板して非常に苦しいんですよ」
コーラル「誰も聴いていないかと・・・ さて!ここでは、歴代のサモンナイトの質問コーナーや最新情報、もしもねサモンチャンネルという
リスナーからの質問をお答えするコーナーがあります、宜しくね☆」
グラッド「おまえ・・平和になったらキャラ変わったな・・・。CD別人疑惑もあながち・・」
コーラル「はぁ? だぃたぃ ぃたぃけな子供をぁんな戦闘に参加させたり・・・・・・・・・・・・」
コーラル「さてサモすた☆チャンネルもあっというまに終了のお時間がやってまいりましたー。
この番組では引き続きネタ満載のコーナーをどんどん放送しますのでよろしくお願いします☆
今週でグラッドさん 降板なんて残念です」
グラッド「やめてそんなの・・・締めでそういうの・・」
コー&グラ「それは、お相手はコーラルと、アシスタント役のグラッドでしたー。サモ☆すたは、フライトプランの提供でお送りしました。」
そういえばあきら様の中の人はミニスと同じね
猫娘もいるし、StrikerSの竜がシルヴァーナにしか見えないし、今期意外とミニス
なんというロングパス
最近はリンリ見ないけど、あれもよかった
リンリとの勝負に負けると、長イスみたいなの作ってくつろいでたっけ。
何となく素の性格が見える。
久しぶりに肉便器なアメルが恋しくなった。
>>359 それ昔友達から貰ったけどつまらなそうだったからどっかやっちゃったやつだwwwwwwww
今必死に探してんのに見つからねえwwwwwwwwwww
ところで本当にラミはミモザの養女になるのか?
倦怠期対策と称していろいろやってそうなギブソンとミモザ、近所には先祖から様々な知識を継承した後輩及び
彼にいろんな教育を施されている妹弟子…。
微妙にお子さまにはよろしくない環境なわけだが。
さらっとマグナの存在消し去ってんじゃねえwww
嫁にいくミモザの代わりに養子に入るんだからミモザじゃなくてその親の養女じゃね?
ミモザの義妹になるわけだな
姉妹丼と称して、ギブソンにあんなことやこんなことをされるのだろう
ギブソンは平行世界じゃやったらモテモテなのにな。ヴァルゼルドもだがw
ポムニット「物凄く呼ばれた気がしました」
>>365 『倦怠』という言葉の後に『ライフ・リターンズ!』と繋げたくなってしまう。
ラミ「いらっしゃい、ギブソンおじさま、ミモザお姉さま」
ギブソン 「♪やめとーけとー言うべーきかー どうせ徒労だろう」
木下と芋の純愛を希望
出番の無い人達(特にスウォン、シアリィ)に愛の手を
久しぶりに抱きしめるリシェルの身体。その感触をライはかみ締める。それはなんとも華奢な身体だった。
まだ青い蕾のようなリシェルの肢体。けれどその手触りはとても柔らかで、そして優しい。
このまま抱きしめ続けたい誘惑にライはかられる。
「いつまでそうしてるつもりよ……」
すると、ちょっと拗ねるようにしてリシェルは言ってくる。更に続けて呟く。
「なんか……お尻に硬いものがあたってるし……」
「……っ!わ、わりぃ!」
指摘されてライは慌てて抱擁を解く。見やるとライの肉竿は既にギンギンに屹立していた。
その先端からはなにやら滑りけのある液汁が滲み出してきている。いつ暴発してもおかしくないほどに。
「こんなになるまで我慢しちゃってさ……本当にしょうがないんだから……」
頬をぷくっと膨らませてリシェルは呟く。不満そうというよりどこか照れくさそうにして。
「……本当に……馬鹿なんだから……」
もう一回だけ呟く。さわり。リシェルの手がライの陰茎に触れる。茎を手のひらで包むように握る。
「うっ!…………」
リシェルは続けてライのペニスを優しく手で擦る。ビクッと脳に響く快感にライは思わず呻きをあげる。
そのまま手扱きしながらリシェルは親指と人差し指で亀頭をくにゅくにゅと揉むように刺激する。
刺激に耐えかね先走るカウパー液はリシェルの指先を濡らす。
「……やっぱ……して欲しい?……その……アレで……」
手での奉仕を続けながらリシェルは尋ねてくる。伏せ目がちの真っ赤な顔で。
(アレって……やっぱアレだよな……)
ふいに思い出されるアレのこと。初めてしたときもリシェルはアレをやってくれた。
それはもう蕩けるように気持ちが良かった。あの快感をまた味わえるのならばこっちから是非にお願いしたい。
「ああ、頼む……」
ライは頼み込む。リシェルは頭を小さく縦に振ると、ライに乞われるままアレをしはじめる。
自分の口を使ったペニスへの奉仕。いわゆるフェラチオを。
「んっ……はむっ……っ……」
刹那、柔らかい唇が亀頭の先を咥えて優しくふにふにと甘噛みで刺激する。ピクリとライの前立腺は反応する。
「んっ……ちゅっ……ぺろっ……んちゅ……」
そのまま鈴口をリシェルの舌はなぞる。ぞくっとした刺激がライの背中を走り抜けていく。
(うあぁ……やっぱ、すげえ気持ちいい……)
蕩けそうになるような快感にライはまどろむ。柔らかな唇が、ねっとりとした舌がライ自身を優しく溶かす。
懸命に自分の肉棒を頬張ってくれるリシェル。その健気な姿を目にするだけで心が堪らなくなる。
「……ちゅっ……んちゅ……んっ…じゅっぷ…んぢゅ…ぺちゅ……」
その上、リシェルの口技は以前より明らかに上達を見せていた。裏筋の敏感な部分を的確に捉えてなぞる。
手で根元を優しく擦りながら、先端を舌先が執拗につつく。カリ首を舌が滑る途端にライから呻きがもれる。
「……はむっ……っふ……ろほ?きもひ……いひ?」」
そして口いっぱいにペニスを頬張りながらリシェルは時折上目遣いでライを見つめ尋ねてくる。。
最高だ。そうとしか言いようがない。ああ、ぶちまけてしまいたい。このままリシェルの口の中に。
「リシェ……ル……オレ……そろそろ……」
身を襲う射精感に耐えながらライはリシェルに限界を伝える。けれどリシェルはライを咥えたまま離さなかった。
僅かに視線を動かしてライにサインを送る。そのサインに気づくとライは自分の中に溜まっていたものを解き放つ。
「んぐっ……んっ!……っぐ…………」
瞬間、脈動する男根は白濁をリシェルの口内で射出する。苦味のある粘性の液汁がリシェルの口の中で暴れ出す。
「っ……んぐっ……ん〜〜〜〜〜っ………んぐっ……ゴクッ…んぐ……んぐ……」
ゴクン。注がれたスペルマをリシェルが飲み下す音。苦味に顔をしかめながらもリシェルはライの精液を胃に落とす。
「んぅ……ぢゅる……んぢゅっ……ぢゅっぷ……ちゅるちゅる……」
その上で尿道に残ったものまで丁寧に吸い出してくれるのだ。もう感無量だった。
「リシェルぅ……」
ライは潤るむ瞳で奉仕を続けてくれるリシェルを見つめていた。なんだか泣いてしまいたくなった。
こうしてリシェルと睦みあえることが心から本当に嬉しくて。
「ふぁ……っは……んあぁっ!」
石鹸で滑らせた指でライはリシェルを弄る。今度は自分がリシェルを気持ちよくしてあげる番だと言わんばかりに。
愛らしいリシェルのささやかな膨らみ。その頂点を親指と人差し指の間でくりくりと弄る。
「ひあっ!ひゃぅんっ!」
リシェルは敏感に反応する。なんとも艶っぽい喘ぎが口から漏れていた。嬌声を聞きながらライは浸る。
(可愛い声だすよな……こいつ……)
その喘ぎ声を聞いているだけで一度は抜いたライのイチモツはむくむくと起き上がってくる。
もう一方の手で2本ほど指を重ねてくちゃくちゃと掻き回しているリシェルの秘肉。こちらも最高の感触だ。
ここにまた自身を埋められるのかと思うだけで心がどこか遠くに行ってしまいそうになる。
「リシェル……可愛いよオマエ……すっごく……」
愛でながら耳元で囁く。その囁きにピクリとリシェルが反応するのをライは見逃さなかった。
リシェルが何かを言い出す前に先手を打つ。可愛らしい肉のお豆をこりっと潰してみる。
「ひやぁぁああ!ひゃふぅぅぅ!!」
また喘ぐリシェル。たまらない。ゾクゾクする。手に伝わるリシェルの感触が、耳に聞こえるリシェルの声が。
ライの心を昂ぶらせる。もっと喘がせたい。もっとリシェルの可愛い姿が見たい。欲望はむらむらと沸き立つ。
「あぁぁあ……んひゃうぅぅ!!らめぇ……あたひ……もほぉ……あ……はぁ……」
敏感な箇所に行われる執拗な責め。絶え間なく与えられる刺激に悶えるリシェル。口からは熱っぽい吐息が漏れる。
ライもまた息を荒らげる。吐き出す息はリシェルの首筋に吹きかかる。弄る指はリシェルの愛蜜で濡れている。
「リシェル……ああ、リシェルっ!」
ギュッと離さないようにライはリシェルをきつく抱きしめる。そのまま指先だけは小刻みに器用に動かす。
「やあぁああ!!ひゃぁぁあ!!ひゃうぅぅぅ!!」
侵入した指はリシェルの膣内の急所を捉える。指先で圧迫。リシェルの脳が閃光に包まれる。
もう片方の手で手のひらにおさまったリシェルの乳肉を優しく揉みこむ。耳に響くリシェルの喘ぎ声。
もっと聞きたい。リシェルをもっとよがらせたい。
「ひやはぁぁあああああ!!あくぅぅううううう!!!」
そしてオルガズムはおとずれた。おびただしい淫水を秘部からふきだしてリシェルはそのままぐったりと果てる。
「あ……イっちゃったぁ……あたし……イっちゃったぁぁ……」
「……すんげえ可愛かったぜ……リシェル……」
涙目で呟くリシェルにライはそう声をかける。素面のときはとても言えない台詞だなと自分でも思いながら。
「……馬鹿ぁ…………」
鼻声気味にそう呟くとリシェルは振り向く。そしてライとキスを交わした。甘く濃厚に絡み合う大人のキスを。
「まったく、どうなってんのよアンタは。さっきしてあげたばかりなのに……」
肉根は先程以上の立派さでそびえたっていた。そのあまりもの見事さにリシェルは唖然とする。
ライは照れくさそうに頭をかきながらひとりごちる。
(オマエのせいだよ……)
自分が本当に心から好きと思える女の子が相手だからこうなってしまうのだ。抱きたい。愛し合いたい。
一緒に気持ちよくなりたい。お互いに強くそう思えるからこそ自然とみなぎってしまう。
そんなものなのだろうとライは漠然と考えていた。
「……そんなに……あたしとしたいの?あたしのこと……欲しい?」
頬を染めてもじもじとリシェルは尋ねる。ライはにやりと笑いながら答える。
「当たり前だろ。そんなの」
とくん。刹那、リシェルの胸がときめく。リシェルはあわあわと視線をあちこちにやる。
しばらくしてようやくその目線がライの顔に定まる。そして顔をほころばせる。
「えへへ♪」
飛び切りの笑顔をライに見せてリシェルは顔を近づける。CHU。唇が今度は軽く触れ合う。
「大好きだよ。ライ」
普段からしてみればありえない素直さでリシェルはライにそう言った。
仰向けになるライの身体は緊張で少し強張っていた。これから初めて試す姿勢。
ふいに見やるとそこには自分の上にぺたりと座り込むリシェルがいる。ごくりと唾を飲み込む。
「なんか……緊張するな……」
「……そうよね…………」
お互い顔を見合わせてはもじもじとする。仰向けのままでもライの肉根は槍のようにそそり立っている。
そこへあてがわれるべきはリシェルの割れ目。いわゆる騎乗位というやつなのだが中々に踏ん切りがつかずにいる。
「しかしオマエ……どこでそんなの覚えてくるんだよ?」
「い、いいでしょ!!別に……わざわざ聞くなっての!そんなこと……」
どうせあのメイド辺りが吹き込んだのだろう。しかしなんだか情事の度にリシェルはよりエロくなっている気がする。
ひょっとして家でそういう練習でもしているのだろうか?流石にそう尋ねるのは怖くてできないが。
「またなんか変なこと考えてるでしょ……」
見透かされたのかジト目でリシェルが言ってくる。適当にお茶を濁すとリシェルはまた『馬鹿……』と小さく呟く。
そしてまたしばらくお互いに見つめあいながらもたもたとしていたが、ようやく決心がついたのかリシェルが動く。
「んっ…………」
リシェルは腰を浮かして自分の割れ目をライの切っ先に宛がう。既にリシェルの秘裂は十分な蜜にまみれていた。
包まれることをいまかいまかと待ちわびてライの肉槍はいきり立つ。先端からは先走りの汁が滲み出している。
「……っは……うっ……」
息を吐きながらリシェルはその腰を下ろしていく。そしてライの剛直は包み込まれる。リシェルの温かな肉の鞘に。
「ひあぁぁぁああ!!あぁぁううっ!!」
すとん。リシェルの腰は一気に落ちた。同時に埋没する。ライの肉根はリシェルの奥深くへと。
「あぁ………あぁぁあ……刺さってる……深い……ああぅ……」
そびえたつライの肉槍にリシェルは一気に串刺しにされていた。膣内の奥深いところまでライの肉根が来ている。
少しでも上体を動かすと刺さった肉棒がリシェルの膣奥で擦れる。身体の内からくる震えにリシェルは悶える。
(……オレ……もう死んでもいいかも……)
自分にまたがるリシェルを見つめてライは至福に浸る。鼻の奥がなんか熱くなってきたので指で押さえる。
一気にライ自身を飲み込んでくれたリシェルの肉壺。その吸い付くような肉の感触。しっかりと咥えて離さない。
ぴったりと密着しあう粘膜同士。それらが僅かに擦れるだけで快感が脳をつきぬけてくる。
「んぅぅ……くぅぅ……っは……あっ……んっ!……ふあぁぁぁっ!!」
リシェルは再び腰を持ち上げてから落とす。ぞくり。ざわめくような刺激が身体の芯まで貫く。
そして与えられる快楽に身もだえしながらリシェルは上下を繰り返す。
「ふあうっ!……あんっ!…ひあんっ!……っは…あっ……はうっ!……くあぅぅ……」
リシェルの発する喘ぎはライの鼓膜に響く。同時に感じる。ぬるぬるとまとわりつく膣肉の感触を。
「うあ……あ、温かい……オマエの中……すげえ温かいよ。リシェル……」
いきり立つ肉槍を柔らかく包んでくれる肉鞘の温もり。その温かさにライは浸る。
肉の締め付け具合も最高だった。もう幾度かリシェルと交わした営みの中でリシェルの膣はライに適した形になっている。
「……っは……あっ……あふっ……はうっ!……ひゃんっ!」
可愛く喘ぎながら懸命に腰を動かしてくれるリシェル。その口から漏れる吐息も甘く色づく。ライは堪らなくなった。
初めて経験する騎乗位。リシェルの肉壺は上から下にうねるようにライの肉棒を締め付けてくれる。最高だった。
何よりリシェルのほうから自分を気持ちよくさせるため腰を振ってくれる。そこに一体なんの不服があろうか。
このままずっとこの姿勢のままでリシェルにしてもらうというのも悪くはない。けれどライは思った。
やっぱりこちらの方からリシェルを気持ちよくしてあげたい。自分流のやりかたで。それはもう存分に。
(やっぱ……されてるばっかじゃな……)
にやりと意地悪く笑ってライは上体を起こす。
「っ!?」
咄嗟のことにリシェルの動きがぴたりと止まる。上半身を起こしたライはその頭をリシェルの胸に埋める。
そしてリシェルの乳首を甘噛みする。
「ひやぁぁあああ!!」
突然の奇襲にリシェルは悲鳴をあげる。するといつのまにかリシェルはライに抱きかかえられる姿勢になる。
リシェルの身体をギュッと強く抱きしめてライは短く呟く。
「今度はオレからな……」
その台詞が攻守逆転の合図だった。今度はライがリシェルに腰を打ち付ける。力強いピストンで膣肉を抉る。
「あぁぁぁああっ!!はぁぁぁああ!ひあぁぁあああ!!」
ひときわ大きな嬌声でリシェルはよがる。その喘ぎを満足そうに聞きながらライはより強く腰を進める。
「リシェル……リシェル……リシェルっ!!」
激しくリシェルに突き入れながらライも溺れていた。リシェルの膣内を自分の肉棒で蹂躙する快楽に。
自分の動きにあわせてリシェルは喘いでくれる。すごく可愛い。リシェルがよがってくれる。最高だ。
「やぁぁ……おかひくなるぅぅ……あたし……壊れるぅぅ……」
ライからの激しい責めにリシェルの意識は朦朧としていた。与えられるオルガズムの連続がリシェルの脳を溶かす。
ずんずんとライが自分の胎内で暴れる。なんて雄雄しくも荒々しいのだろう。そして何より自分はそれで悦んでいる。
身体が、心がどうしようもなくライを求めてしまっているのだ。魂さえ溶けてしまいそうなピストンの連続
その中でリシェルは欲する。欲しい。たまらなく欲しい。子宮がざわめいている。リシェルは迷わず口にする。
火照る身体が発するなによりの願いを。
「お願いっ!だしてぇぇぇええ!!あたしの中にたっぷり注いでぇぇぇえ!!」
その言葉にライの忍耐も途切れる。たまりに溜まった情動の塊。ライは解き放つ。リシェルの胎内で容赦なく。
「くぅぅうぅ!リシェルぅぅぅ!!」
「んああっ!ライぃぃっ!!」
ビクン。衝動は貫かれているリシェルの身体をかすかに揺らす。勢いよく射出されるスペルマ。
それはリシェルの膣内を逆流して子宮へと流れ込む。リシェルはたまらず喘ぐ。
「あああぁぁっ!!熱いっ!熱いぃぃっ!!来てるうぅぅ!あたしの中にいっぱい来てるぅぅうう!!」
射精は数秒間続いた。ドクドクと熱を伴って子宮内を暴れる。その熱にリシェルは悶える。
「熱いよぉぉ!いっぱいだよぉ……いっぱい……あたしの中が……ライでいっぱい……」
縋りつくようにリシェルはライに抱きつく。ライもリシェルを抱きしめる。激しい営みの中の至福の瞬間。
肌に感じるお互いの体温。愛する人を満たせた。そして愛しい人を受けとめたことへの安堵。
様々なものが抱き合う二人を優しく包む。
「んっ……んむっ……んちゅ……」
そして唇同士も自然と重なる。深く繋がったままで二人はしばらく互いの口を吸いあっていた。
身体を通して交わしたお互いの気持ちをしっかりと確かめ合いながら。
「はふっ・・・・・・あぁ………」
湯船につかりながらリシェルは息を吐く。なんというかはげみ過ぎた。身体の節々が痛い。
ジロリと傍らのライに視線を向ける。ライはたじろいで呻く。
「………ケダモノ………」
ぼそりと呟かれる言葉。ライは何も言い返せない。たしかにケダモノだった。色々とその……やり過ぎた。
「まったく、ちょっとは手加減ってもんを考えなさいよ!ほんとあんたって極端なんだからっ!」
「すまねえ……」
怒鳴るリシェルにライはぺこりと頭を下げる。それというのもあれからライは貪るようにリシェルとセックスした。
射精したペニスを引き抜きもせずにそのままリシェルを突き続けた。どれだけ連発したのかよくおぼえていない。
気がつくとリシェルの身体はライの精液にまみれてすごいことになっていた。洗い落とすのにも時間がかかった。
ろくに足腰も立たない身体にされてリシェルは恨めしげそうにライを睨む。
「どうしてくれんのよ!これじゃあ家まで歩いて帰れないじゃない!責任とんなさいよ!」
ぎゃあぎゃあ噛み付くリシェルにやれやれとライは溜息を吐く。やってる最中はオマエの方こそ夢中だっただろうに。
ライがやりすぎたのも用はリシェルの方がそれを許してくれるからである。だから羽目を外してしまった。
けれどやってる最中のリシェルが冷静な判断なんて下せるわけもなく、やはりこれも自分の責任なのだろう。
(まあ……オレの方から気をつけてやるべきだったからな……しょうがねえ……)
諦めにも似た気持ちでリシェルの罵声をライは聞き流す。それにリシェルも本気で腹をたてているわけではない。
どうせいつもの照れ隠しだ。もう少し素直になってくれてもいいのに。行為の最中のときのように。
素直なときのリシェルはそれはもう超絶に可愛かった。ライがそんなふうに浸っていると。
「ちょっと!聞いてる!?」
愚痴の相手をすっぽかされたリシェルがむくれる。そしてまた耳元でギャアギャアわめき散らす。
(まっ、そんなこいつだからこそ好きなんだけどな……)
素直な時のリシェルも可愛いには可愛いのだがやっぱりリシェルはこうでなくてはどこか物足りない。
普段が素直じゃないからこそ、たまに素直になったときの姿が最高に引き立つのだろう。典型的なツンデレである。
「まあ、そう怒るなって。ちゃんとオレが家まで送ってってやるからさ」
「……と、当然じゃない。それが家来のつとめってものでしょ」
少し間を空けてからリシェルは返す。頬が赤い。こいつめ。どうやらこれを言って欲しかったんだなと見える。
「はいはい。わかった。わかった。だから機嫌直せよ」
「全然わかってない!何よその態度!」
予想通りの反応にライの口元は緩む。耳元で囁く。
「好きだぞ。リシェル」
「っ!?」
その囁きにリシェルはビクッと震える。わなわなとしながらゆっくりと振り向いてライを睨む。
「……何よ……そんなの……言っとくけどね!あたしは……あたしの方は……」
にやにやと微笑みながらライは待つ。そしてリシェルはその続きを言い切る。
「大好きなんだからっ!!」
弾けるような眩しい笑顔でリシェルは素直な自分の気持ちをライにはっきりと伝えた。
今、最高の幸せを分かち合える最愛の人とめぐり合えた運命に感謝して。
『Happy my life〜Thank you for everything〜』
〜fin〜
どうも。久しぶりのライリシェSSの続きでした。やっぱりこの二人はイイ!
執筆していて何度も湧き上がる妄想に我輩、悶え狂っておりました。
今回のタイトル名は我輩が現在はまっている某ゲームの主題歌から頂きました。
サモ4のCDドラマ買ったんですけど結構おもしろかったです。
そういやライの声優決まったんですよね。まさか朝●純●の人とは……
リシェルは水●眞●なんで聞いたときオレはもうにやり顔です。
さて今回はこの辺でサラバ。またいつか。
382 :
GJ!!:2007/05/05(土) 16:48:00 ID:S5QPoftW
.-、 _
ヽ、メ、〉 r〜〜ー-、__ ________________
∠イ\) ムヘ._ ノ |
⊥_ ┣=レヘ、_ 了 | え−−い、濡れ場も良いっ!が!
-‐''「 _  ̄`' ┐ ム _..-┴へ <
| |r、  ̄ ̄`l Uヽ レ⌒', ヽ. | 孫を作れっ! ワシの可愛い孫をっ!!
(三 |`iー、 | ト、_ソ } ヽ |
| |`'ー、_ `'ー-‐' .イ `、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | `ー、 ∠.-ヽ ',
__l___l____ l`lー‐'´____l. |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .| |
|| |__.. -‐イ
|| | ノ/
GJ!
GJ!!!!
GJ!!
保管庫のほうもお疲れ様です。
>>82氏のクラウレSSが普通に表記されててなんか笑えた
「あぁ……あうぁぁ…あっ…ぐぁ……がぁぁ……ぁ……」
背後から受ける肉の圧迫。執拗に抉られるのは尻肉。踏み潰されるカエルの気持ち。
それはおそらくこのようなものなのだろうと肛姦を受けながらエニシアは思った。
口から洩れだす喘ぎ。本当にカエルみたいだ。内臓ごと踏み潰されるカエルの鳴き声。
「あぐっ…ぎっ…っひ……んぎっ…ぐっ…うっ…ぐぅぅうう!!」
ずんずん。ぱんぱん。リズムを刻んで腸は踊る。挿入された肉棒が無理やり躍らせる。
丸太のように図太い肉棒。こんなものもすんなりと収まるようになってしまった。
受け入れただけではない。腸内のひだはこれでもかというほどに男根を締め付ける。
肉人形。肉便器。精液便所。そんな呼び名が良く似合う肉体にさせられてしまった。
どれだけの時間が過ぎたのだろう。この陵辱の始まりから。気が遠くなるほど昔の気もする。
「……んあぁっ……あっ……ぁ……あぅ…あぅあぁ!!」
延々と受け続けてきた調教もようやくにしてエニシアの身体に馴染みつつあった。
ずるずると肛門を掻き分ける肉棒。挿入が繰り返される度にえも知れぬ快楽が脳を包む。
そろそろ身も心も正真正銘の肉便器に成り下がってきている。それを実感できる。
(……なっちゃったんだ……私、便器さんになっちゃんたんだ……)
虚ろにまどろむ意識でポツリと胸中で呟く。こうして今も精液の浣腸を施されている。
腸内を逆流する熱い液汁が胃まで届いてくるような気さえする。ヴァギナにも男根。
ギチギチにつめこまれた肉棒が栓をする。子宮にもたっぷりと注がれた精液が零れないように。
「んぶっ……んんっぶ……んぶぅぅ!」
口も犯される。吐き出されるスペルマ。どれほど飲まされたのだろうか。胃がドロドロする。
エニシアの身体の内も外も精液漬けで、そこには白濁まみれの肉人形がただ存在していた。
(お似合いなんだよ……私にはこういうのが……お似合いなんだ……)
輪姦を受けながらエニシアは自嘲めく。そうだ。確かに相応しい。無様に肉便器にされるのが。
なにが姫だ。出来損ないの半妖精の分際で。だってそうじゃないか。自分には誰も救えなかった。
誰も幸せにすることなんて出来なかったのだ。ただ無惨な生き地獄に皆を誘っただけ。
『痛いよぉ……痛いよぉぉ……痛いよぉぉぉ』
『苦しいよぉ……苦しいよぉぉ……苦しいよぉぉぉ』
『助けて姫様ぁ……助けて姫様ぁぁ……助けて姫様ぁぁぁ』
ほら聞こえてくる。亜人の子達の悲痛な叫びが。嘆き苦しむあの子たちに対してなにも出来ない。
救うことも癒すこともできない。できるのは肉便器になること。一本でも多くの肉棒を引き受けること。
あの子たちの負担をほんのわずかでも和らげるために。
「あ……はぁ♪……はは……」
そうしているうちに次第に気がふれてきた。いよいよ壊れたか。けれどまだだ。
そんなに楽に壊れることを許されるはずがない。
イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。
クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。
タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。
亡者のような叫びはエニシアの脳をグルグルと巡回する。エコーのように響き続けて耳から離れない。
「あはは……ははは……は……は……」
その叫びにエニシアは乾いた笑いで返す。嘲っていた。自分自身を。今も苦しみ続ける子ども達を救えぬ自分を。
ただ惨めに肉便器にされ続けるだけの無能な自身を。なんて滑稽なんだろう。笑えてくる。
「ははは……はは……は……」
嘲笑は次第に勢いを失う。再び脳を巡る。あの叫びがまたしても。
イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。
イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。イタイ。
クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。
クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。クルシイ。
タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。
タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。タスケテ。
もう限界だ。誤魔化しきれない。乾いた笑いが止む。小さく身体は震える。前後から肉棒で挟まれた身体が。
精液にまみれた顔。その頬に流れる水滴がほんの僅かに精液を拭う。水滴は止めどなく瞳から零れる。
声が震える。喉の奥から。肺の奥から。何かが這いずり出てくる。あと少し。さあ出番だ。
「嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌ああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
終わりなく続く陵辱の真っ只中、延々と頭に響き続ける子ども達の叫びにエニシアは耐えかねて絶叫をあげる。
幻獣界メイトルパ。生き別れた母を、引き離された故郷を求めてエニシア達が辿り着いた地。
しかしそこに楽園はなかった。あったのは凶獣の巣窟。強襲を受け陥落したラウスブルグ。
エニシアを守る忠臣たちはみんな殺された。守るはずだった子ども達はことごとく慰み者にされた。
そしてエニシア自身もこうして肉奴隷として酷使されている。性処理用の肉便器となって。
(私のせいなんだ……全部……私のせいなんだ……)
ドロドロのスペルマ塗れの身体でエニシアは自虐に苛まれる。自身の無能が無力が何よりも憎い。
(私が上手くできなかったから……みんな酷い目にあったんだ……あの子たちも……みんな……)
思い出す。自分を守り斃れていった忠臣たちを。目の前で純潔を散らされて悲鳴をあげる子ども達を。
そうだ。私が殺した。彼らを。そうだ。私が苦しめた。あの子達を。そうやって延々と続く自虐の連鎖。
それがエニシアの魂を確実に削りとっていく。エニシアの身体は度重なる陵辱で穢され続けていく。
終わりのない悪夢。果てしない絶望。それらがただ広がる。耐え難い。叫びを口にする。無為と知りつつも。
「嫌ぁぁああ!!やぁぁあ………うぅああああ!!……っぐ……うぅ……」
壊れることさえ許されず生殺しにされている。ああ、殺して。誰か私を殺して。そうすれば楽になれるから。
「っ!?」
刹那、調教部屋の戸がギィと音を立てて開く。エニシアは振り向く。そこには幾人かの獣人たちがいた。
(また……なんだ……)
諦めに似た気持ちでエニシアはちらりと彼らを見る。雌奴隷のエニシアに定まった休みなどはない。
ひっきりなしに訪れる者たちに抱かれ、よがらされて、喘がされる。それが常と化している。
また犯しにきたのだろう。エニシアは諦観する。むしろ犯されでもしていた方が気がまぎれる。
肉欲に狂ってよがりふけっていれば自虐の苛む度合いが薄れる。むしろその方が楽だ。
そんな風にさえ思えていた。だが獣人たちはエニシアを犯すために来たのではなかった。
仰向けに転がる身体を引っ張り起こされる。すると首輪を嵌められた。首輪についた鎖が引っ張られる。
そしてエニシアはそのまま引きずられるように連れて行かれた。いったい何処へ連れて行かれるのだろうか。
(何処でも変わらないよ……そう……変わらないんだ……)
引きずられるままにエニシアは虚ろな意識でただ足を動かす。
大きな金属製の扉。それが開かれると『入れ』とエニシアは促がされた。ゆっくりと足を運ぶ。
どうせろくな場所ではないと悟りながら。最もどこへ行っても地獄なのは変わらない。
だが今度の地獄は一味違った。中に入ってエニシアは驚愕する。眼前の信じられない光景に。
「やぁぁ!嫌ぁぁぁああ!!痛いぃぃ!!」
響くのは少女の悲鳴。覚悟していたことだ。ウサギ耳の亜人の娘。犯されている。
幼い蕾を踏みにじられている。エニシアはその様を見せ付けられた。こんなことは前にもあった。
「やあぁぁぁ!熱いよぉぉ!!お腹壊れちゃうよぉぉお!!」
ドクドク。白濁は少女の幼い膣に注がれる。エニシアは絶句する。眼前で行われている強姦にではない。
それを行っているものの姿にである。今、ウサギ耳の娘を犯している者の姿に。
「んあぁぁぁあああ!!でるのぉぉおおお!!ミルリーフ、どぴゅどぴゅしちゃうのぉおおお!!」
「ミルリーフちゃんっ!?」
なんとそれはミルリーフであった。至竜としての力を奪われエニシア同様に慰みものとされたミルリーフ。
彼女の股間には豪壮な一本の肉棒が生えていた。そしてその生えたペニスでウサギ耳の娘を貫いている。
肉欲の赴くままに腰を振っている。激しい射精を繰り返している。
「んあぁぁあああ!!でりゅぅぅぅう!!ちんぽみるくぅぅぅ!!ミルリーフのぉぉ!全部ぅぅぅう!!」
ドクドクドク。射精は更に続いた。犯されている娘は既に失神し白目を剥いているというのに。
ミルリーフは極太のペニスを引き抜くと白濁のシャワーを倒れた娘に満遍なく浴びせかける。
「ぁ……ぁぁ……ぁ……」
エニシアは言葉を失った。肉棒を生やし射精を続けるミルリーフの異様な姿に。悪い夢かとも思った。
悪夢には散々慣らされてきたはずなのにそう思ってしまう。そんな風に唖然としていると。
「あぁ。エニシアおねえちゃんだぁ♪」
エニシアの姿を見つけたミルリーフが甘えるような声で擦り寄ってくる。
「エニシアおねえちゃんも来てくれたんだぁ?わぁい。ミルリーフ嬉しい♪」
「ミ、ミルリーフちゃん……」
「えへへ♪あのねえ、エニシアおねえちゃん。ミルリーフねえ、とっても素敵なプレゼントをおじさんたちから貰ったの」
そう言ってえへんと胸を張る様にミルリーフは反り返る。すると鞭のようにしなる。ミルリーフの股間から生えるブツが。
「ひぃぃぃいいいいいいい!!」
あまりのおぞましさに悲鳴をあげるエニシア。ミルリーフはきょとんとするがすぐに気づいて声をかける。
「あは♪驚いたぁ?ミルリーフもねえ。最初は驚いちゃったのぉ。ミルリーフのおまたから男の人のアレが生えてきて」
そして無邪気な笑顔でミルリーフは解説する。
「なんでもねえ至竜って本来の性別ってないの。だからちょっと弄くるだけでこんなのが生えちゃったりするの」
施された肉体改造。フタナリ娘と化したミルリーフはあやしく微笑んで続きを告げる。
「それでね。赤ちゃんを孕ませることもできちゃうんだって。もちろんエニシアお姉ちゃんにもね」
「っ!?」
言うやいなやミルリーフはエニシアを組み伏せる。わけもわからずにエニシアはもがく。
「嫌ぁ!ミルリーフちゃん、止めてっ!そんなこと……」
「ダメだよ。エニシアおねえちゃん。おねえちゃんにはミルリーフの赤ちゃんを孕んでもらうんだから」
「なっ!?」
「おじさん達が約束してくれたの……エニシアおねえちゃんや他の皆にミルリーフの赤ちゃんを孕ませたら……
ちゃんと返してくれるって……パパのいるところまで……だから……ミルリーフは………」
「ミルリーフちゃん……」
ミルリーフの瞳は涙で潤んでいた。その瞳に込められた想い。それがエニシアにも伝わる。
「ミルリーフずっと……ドロドロのグチョグチョされてたの……おじさんたちの白いミルクで……
辛かった……哀しかった……だからもう嫌なの……パパのところに帰りたいの……」
過酷な陵辱に晒され続けたのはエニシアや亜人の少女達だけではない。ミルリーフもである。
延々と続く輪姦地獄にミルリーフの心は壊れてしまったのだ。エニシアはそのことを悟る。
(ミルリーフちゃん……ごめんなさい……)
これもまた自分のせいなのだと自虐に苛まれるエニシア。だがミルリーフはエニシアに感傷に浸る隙を与えない。
すかさず突きつける。長大な肉棒を。むき出しのエニシアの女性器めがけて。
「ひぃぃぃぃいいいいいいい!!!やぁああああ!!嫌ぁぁぁあああああ!!!」
「だめだよぉぉ。エニシアおねえちゃん。ちゃんとミルリーフの赤ちゃん孕んでくれなきゃ……」
狂気の宿った瞳でミルリーフはエニシアを見つめる。そして冷たく吐き捨てる。
「そうじゃないとミルリーフ、いつまでたっても自由になれないもん。おねえちゃんのせいでこんな酷い目にあってるのに」
「あぁぁあああ!!あああああっ!!!」
詰られる。己が非を。エニシアは絶叫する。そうだ。この娘には責める資格がある。
「だから今からミルリーフのために肉便器になって。ミルリーフの赤ちゃん孕んで。いいでしょぉ?」
「あぁぁ……う……ぅ……」
エニシアは何も答えられない。だがそれを同意と受け取ったのかミルリーフは動く。
ずぷり。埋没する。長大なミルリーフのフタナリペニスがエニシアの膣へと。
「んあぁぁぁああああああああああああ!!!!」
肉棒は一気にエニシアの膣内を貫く。膣奥までギチギチに密着する。ミルリーフは歓声をあげる。
「あひぃぃいいい!!おまんこぉぉぉぉ!!エニシアおねえちゃんのおまんこぉぉぉおお!!
しゅごいぃぃぃいい!!しゅごいのぉぉおお!!ミルリーフのおちんぽ溶けちゃうのぉぉおお!!」
「ああああああぁああああああ!!!んぎあぁぁあああああああああ!!!!」
ギュウギュウにペニスを締め付けるエニシアの膣肉。ミルリーフはその味に溺れて腰をふりだす。
「んあぁぁぁあああ!!らめなのほぉぉおおお!!ミルリーフのおちんちん、ギュウギュウされてるのぉぉおお!!
おねえちゃんのおまんこでギュウギュウされてるのぉぉおお!!らめへえぇぇぇぇえ!!すぐにでちゃうぅぅぅ!」
「んぎあぁぁああああああ!!!ぎあぁぁぁああああああああああああああ!!」
度重なる陵辱に慣れたエニシアも流石に悲鳴をあげる。膣をえぐるミルリーフの肉棒。それはあまりにも太かった。
どんな獣人の逞しい男根よりも。そんな凶悪なシロモノがごつごつと容赦なく子宮の入り口を叩く。エニシアは悶える。
「らめへぇぇぇえええ!!ちんぽみるくぅぅぅうう!!ミルリーフのちんぽみるくぅぅぅうう!!でちゃうぅぅぅぅう!!
どぴゅどぴゅしちゃふぅぅぅう!!でりゅぅぅぅうぅう!!でてりゅのほぉぉぉお!イっちゃうのぉぉおおおおおお!!」
「嫌ぁぁぁぁあああああ!!!嫌ぁぁぁぁあああ!!ぎやぁぁっぁぁぁぁあああああああああああああ!!」
そしてスペルマは吐き出される。ミルリーフの子種が大量に詰まった白濁の液汁が。エニシアの子宮へと注がれる。
ミルリーフはありったけの子種汁をエニシアに射精し続け、子宮に侵入した精子はエニシアの卵子を容赦なく輪姦する。
「孕んでぇぇぇえええ!!エニシアおねえちゃんっ!ミルリーフの赤ちゃん孕んでぇぇぇえええ!!お願いなのぉぉぉおおお!!」
「嫌ぁぁ!!嫌ぁぁぁあ!!嫌ぁぁぁあああ!!嫌嫌嫌ああああぁあぁぁぁぁああああああああ!!!」
そうやって泣いて嫌がるエニシアをミルリーフはひたすらに犯して精液を注ぎ続けた。エニシアはその日のうちに受胎した。
ミルリーフに種付けされた他の亜人の娘達とともに。しかし種付けをこなしてもミルリーフも解放されることはなかった。
「あはぁ♪パパぁ……見てみてみてぇぇぇえ」
過酷な調教ですっかりと頭の壊れたミルリーフは誰を見てもライと思い込むようになった。そして大きくなったお腹をさすりながら言う。
「ミルリーフのお腹にパパとミルリーフの赤ちゃんいるのぉ。ミルリーフのお腹の中でポコポコ動くのぉぉおお」
誰の種とも分からぬ子を孕まされて無邪気に喜ぶ。あるいは彼女にとってはこの方が幸せだったのかもしれない。
「あっ……うっ……あぁぁ……うぅ……」
臨月を迎えて蠢く腹部に悶えるエニシア。妊娠中も主にアナルを犯され続けた。同じ様に孕んだ亜人の娘達とともに。
「殺して……殺してぇぇ……お願いだから誰か私を殺してぇぇぇええ!!」
既に壊れてしまったミルリーフに比べ彼女は不幸なのだろう。苦痛を感じる機能が麻痺せぬままに嬲られ続けている。なんとも惨い。
かくして二人の少女は対照的なそれでいてどちらも無惨な末路を迎える。エルゴがもたらす運命とは時に残酷なものなのである。
〜BADEND〜
どうも。幼竜無惨の続編をおおくりしました。ぶっちゃけ鬼畜です。
それも特殊シチュのオンパレード。エニシアとミルリーフのファンの人にはすみません。
4はギアンがヘタレで他の敵キャラも基本的には善人ばかりで陵辱物はつくり難いと思ってたのですが
エニシア……彼女いいですねえ。アメル級の逸材ですよ。こうまで陵辱映えするキャラそういません。
後はレイパーに使えるキャラがしっかりいれば言うことないんですがね。ギアンではちと弱い。
やっぱレイム様級が欲しかった……そんなところで今回はサラバ。またいつか。
人生初のリアルタイム遭遇キターーーーー!!
いつも鬼畜過ぎですよGJ!!!
こいつは・・・とんでもない鬼畜野郎だぜ・・・!!!(誉)
相変わらずの鬼畜っぷりだなこの野郎!!(誉め言葉)
マジでSUGEEEEEEですよwwwww
誰かエニシアに鬼畜のディエルゴを恵んでやる奴はおらんのかw
ともあれ
>>392GJ
>>392 なければ作ればいい。
コーラルにメル様の源罪が取り付いて堕竜化するとか、
あるいは庇って代わりに憑かれたライが鬼畜化とか。
何はともあれ鬼畜乙!(誉)
そろそろ純愛も少ないファリエルを思い出してあげてください。
いくら純愛でも屍姦だからなあ
身体がないからエッチできないもんな。
エンディング後は触れるようになるけどさ。
なまじ公式で焼き殺されたなんつうハードな設定なもんだから
生前は大概レイプされて生きたまま火葬なんつうことにされるし
生前に純愛がありえないからなぁ
ファリエル純愛は挑戦しようとしたけど
亡霊による陵辱か生前の敵兵士による陵辱しか思いつかなくて諦めた
そして何故かそこからクラウレとゲックのキスに走ってしまったんだ
>>392 この最低不義野郎!あんたって人はぁぁぁっ!!(褒め言葉
相変わらず最悪な御仁だよ!!!(褒
>>400 だったら幽体離脱すればいいじゃない
なんで誰もティンコ先生なら霊体でもやれるよという意見が出ないのだろう
おめーらが無職の下っ端でファリエル焼けって言われたらどうする?
そこはあれだ、アルディラ義姉さんに一時的にとらわれの機兵状態になってもらおう>ファリエル
アルディラ「らっ、らめぇ〜〜〜!!!」
ファリエル「何言ってるんです?はじめてじゃないんですから。さあ、一思いに♪」
ティンコ「合点承知!」
苦節28スレ目にしてようやく念願の純愛SSを手に入れたエニシア。
このままの勢いで一気に陵辱担当の扱いから抜け出そうと図る。
が、しかし……
「何を勘違いしているんだ。まだ俺の鬼畜フェイズは終了していないぜ。
速攻魔法!み●くらーずソウルを発動!デッキからカードをドローし
それが肉奴隷カードであればふたなりキャラは追加射精を行える。
さあ行くぜ!一枚目、ドロー!陵辱の芋天使アメルを墓地に捨て
フタナリっ娘ミル、追加射精!!」
『んんんああっ!!イっひゃうのぉおお!ミルリーフのおチンポ汁出ちゃうのほぉぉおお!!』
『んひぎひぃぃぃぃぃいいぃぃぃぃぃいいいいいい!!!!』
「二枚目ドロー!肉奴隷カード!(邪悪少女E・H)」
『でりゅうううう!!でりゅでりゅでりゅのぉぉおおおお!!』
『あああぁあぁあああああああぁぁぁああああ!!!』
「三枚目!肉奴隷カード!(夢ヲチ雌奴隷カシス)」
『ちんぽみるくぅぅうう!!どぴゅどぴゅぅぅぅ!!どぴゅどぴゅうぅぅううう!!』
『あぐぎがぁぁあああああああああああ!!』
「ドロー!肉便器カード!ドロー肉便器カード!ドロー!肉便器カード!」
『んあっ!おマンコぉおぉお!おマンコぉぉおお!!ミルのおひんひん溶けりゅぅぅうう!!
溶けひゃうのほぉおおお!イひぃぃいい!イクっ!イグッ!!んあああっぁあああ!!』
『嫌ぁぁぁああああ!!!嫌ぁぁあああああ!!!嫌嫌嫌嫌ああああぁぁあああああああ!!』
哀れ。一度お気に入り登録された標的に鬼畜のエルゴは決して容赦をしなかった。
だが負けるなエニシア!頑張れ!不遇の姫様。
ムラムラしてやった、今は反省している。
誰かエニシアを幸せにしてあげてください。
しかしミルリーフもすっかりヨゴレ担当になったもんだ。
勝手な事を言うな!
ミルリーフをそこまで落としたのはあんた達だろう!!
ライとリシェルはラヴラヴなのに…
エニシア…カワイソス
ファリエルならメイメイの力を借りて触れられるってことにすれば純愛も可能
忘れたのか
この世界の天使や悪魔は無生物にも憑依できる
股のある木に憑依して(ry
OKマグナと穴兄弟
憑依してやっても肉体的なつながりはないだろ・・・
昔観た映画で
「幽霊のねえちゃんが男の体をすり抜ける」→「その際の冷たさ&感触でハァハァ」
というのもあったので、幽霊でもきっと問題ない。
あと霊体と肉体だったら通常より深く繋がれてエロくね?
まったく、頭のかたい連中だな。
逆に考えるんだ。
こちらが幽体離脱などで霊体になればいいだろ。
だからそれじゃおまんこの感触が味わえないだろと
ここでアマリエ×プラティの母娘百合をキボンヌ
ファリエルENDなら触れられるんじゃなかったっけ?
前にソノラに身体貸してもらってHするエロ同人みたことある。
最後はエンディング後で触れるようになってソノラ用済みw
それってソノラともHすることになるんじゃないのか?
エロ同人だから突っ込み無用だろうけど
レックスが他の女の子抱くような状況でファリエル抵抗ないのか
あの同人だと、憑依を提案したのがソノラで、飲んだのがファリエルだからなぁ
>>418 その辺は都月奥義『便利な後付け設定』を使えばどうにでも。
たとえば霊体同士なら温もりとか絡み付く感触を楽しめる、みたいな。
保管庫に繋がらんのだが
俺は普通に繋がるぞ。
幽体離脱は流石に厳しそうだからアレになれば良いんじゃないか
生き霊だっけ?生きている人物の強い思念が具現して云々みたいなの
彼女はフレイズの力で幽霊体になったっていう設定だった
ならメイメイの力なら実体化も可能
もしくはサプレスの魔法で幽体のまま束縛して股間に快感を与え続けるとか(幽霊なので死なないからいつまでも責め続けられる)…というのを思いついたがどうだ?
この空間に於いて召喚術に不可能は無い
どこかのエロSSだったかエロ同人だったか忘れたがツェリーヌにとっ捕まってそんなことされてる奴は見た覚えがある。
いいこと考えた。
無職の派閥Aとファリエルの純愛にすればよくね?
セクロスして逃げ出そうとするも見つかって火あぶり。
どこまでいっても公式設定(焼死)からは逃れられないんだよな。
ファリエル。・゚・(ノд`)・゚・。
いやまあ、すでに起きた後のことは変えられねーだろ
フレイズ「この火傷は……!?ファリエル様……いったい喚起の門で何が……?!」
フレイズ(居るはずだ……ボスはまだどこかに居るはずだ……
喚起の門で何がありなぜハイネルが腕を負傷しファリエリ様に護られるように連れてこられているのか状況がよくわからないがこんな事が起こって……)
フレイズ「ボスがファリエル様をこのまま逃がすわけがない!!……はッ!」
フレイズ「ファリエル様……ま……まさか!ファリエル様!
み……脈がッ……!ば…ばかな!!ないッ!火傷した体の部品は創ったッ!天使の奇跡で手当ては済んだんだそんなバカなッ!」
?「フレイズ……私だ……ミスミたちを呼べッ!脱出するんだ……この島から……急げッ!」
フレイズ「え?
!? !? なんだ今の声は……」
ファリエル「フレイズ ミスミたちを 呼べといったのだ……脱出するんだ!!この島から急げ」
フレイズ「ファリエル様!!や……やった……!!
大丈夫なんですねッ!?その傷はッ!!」
ファリエル「急げ……早く呼べ!」
これなら焼死しても肉体残して死ねるね☆(ゝω・)v
それなんてジョジョ第五部?
ボスって誰だよ!
当時の無色の総帥じゃね?
というか現在でも総帥とかいるのかな?
色んなグループがいてそいつらが好き勝手してるだけっぽいけど
始祖であるゼノビスの直系だったりするのかな?
てかこれ以上はスレチだな
>>434>>435 獣人「フンガーーーっ!!!!!」
エニシア「いやああああああっ・・・・・・・・・はっ!ここは?」
外道召喚師「ぐへへへ・・・殺してから犯すっつーのも悪くねぇなぁ!!」
エニシア「だ、誰か助けてぇぇぇぇっ!!!!!・・・・・・・・・・・こ、今度は何!?」
ポムニット「あらあら姫様。なんだかわかりませんが辛抱たまりませんっ!」
エニシア「ひ、ひぃぃぃぃぃっ!!!」
(中略)
ラミ「お姉ちゃん、どうしたの?」
エニシア「つ、次はどこ!今度はどこから来るの!?わたしは一体後何回ヤられつづければいいんだぁぁーーっ!!!!!」
レイム「終わりがないのが終わり。それがゴールドエクスぺリエンスレイムエム・・・!!」
わたしのそばに近寄るなぁぁぁぁぁぁぁっ!!
乙。
ファイファー「陵辱などやってんじゃねぇぇぇぇ」
ファイファーもご立腹です。
巨乳だ巨乳をよこせ。
貧乳だ貧乳をよこせ。
つ 片方キョヌーで片方まな板娘
そんなクリーチャーいらん。
ここ最近このスレのSSはリシェルだのエニシアだの貧乳娘が多いから
ここいらでいっちょ巨乳を頼む。
>>442 つ金剛鬼
好きなだけ欲望を満たすと良い
召喚術で巨乳になったリシェルで!
セクシーbQを憑依させると、巨乳になると予想
10年後には膨らんでるよ
ミント姉ちゃんかリプレを激しく希望してる俺だがいっこうにこない……
やっぱ自分で書くしかないのか……しかしリプレはまだしもミント姉ちゃんはキャラつかみづらいな。
ある偉い坊さんが姫様を見て言いました。
『この姫は千人の男に出会うだろう』と。
ポムニット「なぞなぞ♪みたいに〜♪ちきゅうぎをーときーあかーしたら♪」
リシェル「みんなでーどこまでもいけるさー♪」
ポムニット「わくわく♪したいとねがーいながーらすーごしてたよ♪」
リシェル「かなえてくれーたのはだれーにょろー♪」
ポムニット「じかんのはーてまで ぶーん わーぷでー♪ るーぷなこのおもいは♪」
リシェル「なにもかもをまきこんだそーぞーでー あ・そ・ぶ・さ・っ!♪」
ポムニット「あるはれーたひのごごー♪ まほーいじょーのゆかいが♪」
リシェル「かぎりーなく ふりそーそぐ♪ふかのーじゃないねー♪あしーたまたあうとき♪わらいながーらパンチさ♪」
ポムニット「うれしさをあつめよう♪かんたんなんだよこんなの♪」
リシェル「おいかーけたーらー♪はなさーないっさー♪おおきなゆめ♪ユメすきにょろ♪」
ちゃっちゃらっちゃー♪ちゃっちゃらっちゃー♪ 以下あの歌が続く。
ポムニット「さてさて皆様、お久しぶりです。わたくしとおじょうさまの愛の巣、座談会。今回も張り切ってまいりましょう」
リシェル「なにが愛の巣よ。なにが。まあいいけどさ。しかし冒頭、あたしのパートはちゃっかり鶴●さんバージョンよねえ」
ポムニット「他にもアプセットさんやクラレットさんのバージョンも存在していたりします。わたくし的にはギブソンさんのがおすすめですね」
リシェル「まあそれはともかくとして今回はなにすんの。またゲストとか呼ぶ?」
ポムニット「ええ、今回も素敵なゲストの方をお呼びして……」
ミニス「やっほー♪リっシェっルぅ♪」
リシェル「げっ!ミニスっ!?」
ポムニット「本日のゲストは2からマーン家のミニス様においでいただきました」
リシェル「なんであんたがこっちにまで来るのよ!あんたはフィズかユエルとよろしくやってなさいよ!」
ミニス「なによ。つれないわねえ。せっかく人がかわいい妹に会いに来てやったっていうのに」
リシェル「誰が妹よ。誰が」
ミニス「金の派閥に所属してる子はみんなうちのお母様の子どもよ。だからあんたはわたしの妹なわけ。誕生日わたしの方が先だしね」
リシェル「むぅぅぅぅ…………」
ポムニット「ミニス様。先日の研修の折にはうちのおじょうさまが大変お世話になりました。わたくしからも厚く御礼申し上げます」
ミニス「ああ、いいの。こっちもイ・ロ・イ・ロ・と楽しませてもらったから。なんなら後で詳しく話してあげましょうか?」
ポムニット「それは是非にお願いします。おじょうさまときたら研修のときのことはちっともわたくしに話してくださらないので」
リシェル「だぁぁああああ!話すなぁぁぁああ!!ばらすなぁぁああああ!!お願いだからぁっ!!」
ポムニット「さてさて今回のお題ですが作品ごとにおけるSSの作風についてです」
リシェル「作風?なんか作品ごとに違いでもあるの?それ」
ミニス「わたしたち2はこれでもかってぐらいに陵辱ものが多いのよ。まあこの作者が大いにハッスルしたせいなんだけど」
リシェル「ああ。あたしたち4でもエニシアなんかまた酷い目にあわされたわよね」
ミニス「わたしなんかお母様とセットで何度も酷い目にあわされたわよ。それでもアメルに比べればマシなんだけど」
ポムニット「姫様は別にして全体的に4は陵辱ものは少なめですね。わたくしたちにしてみれば喜ばしいことですが」
リシェル「そりゃ悪役の差ってものでしょ。ギアンはヘタレが定着してるし、軍団はどれも根は善人だし」
ミニス「こっちは大悪魔を筆頭にシリーズ最凶の悪役陣がそろってるからねえ。顔つきキャラで陵辱されたことないのはファナンの街のおばちゃんぐらいよ」
ポムニット「それはまあ……なんとも……」
リシェル「あたしたち……ギアンのヘタレのおかげで随分と助かってるのね……」
ミニス「あれが大悪魔ばりの鬼畜だったらこの作者、『トレイユ侵攻』とかいってまた全キャラ陵辱シリーズやりだしたでしょうね」
ポムニット「流石にそんなのは勘弁ですよぉ。中の人的におじょうさまやミルリーフちゃんが酷い目にあっちゃじうゃないですかぁ」
リシェル「そんなのは初●島だけにして欲しいわよ。まったく」
ミニス「まあ、今はアメルに似た感じの誰かさんが人身御供になってるみたいだけどね」
ポムニット「えぅぅ……姫様ぁ……」
リシェル「エニシア……あんたの犠牲は無駄にはしないわ……」
ミニス「ってなわけで陵辱SSの頻度に関しちゃこの辺にしといて次にいくわよ」
ポムニット「後はキャラの出番的なものですね。1では主人公・パートナー以外のみなさんはあまり出ておられませんね」
リシェル「アカネが前に愚痴ってたもんね」
ミニス「2でも少ない人はとことん少ないわよ。特に主役級以外の男キャラなんて先ず出番ないし」
ポムニット「3以降ですとそういう男性キャラの方々も女主人公の相手役として出番があるのですけど」
リシェル「セイロンとかシンゲンとかグラッドさんとかね」
ミニス「3以降は決まったパートナーがいないしね。女の方も3以降のキャラと2以前とじゃ脇クラスの出番はだいぶ違うわよ」
リシェル「あたしらのとこで比較的少ないのはアロエリとかだけど、それでも全体でみればそれなりだし」
ポムニット「3や4の発売がきっかけで住人や書き手になられた方も多いですからそのあたりも関係しているのかと」
ミニス「まだ2のころはこのスレ過疎ってたもの。盛りの頃に職人がいなかったのが惜しいと思うわ」
ポムニット「さてこんな感じで作品ごとの作風について語ってきたのですが……ところでミニス様」
ミニス「なあに?」
ポムニット「そろそろ……先程のお話の続きが気になるのですが……」
ミニス「ああ。いいわよ。にししし♪」
リシェル「ちょっ!ちょっとぉ!あんた達、待ちなさいよぉ!」
ミニス「んふふ♪リシェルったらねえ……うちのお母様にね……キャッ……言っちゃった♪」
ポムニット「ええっ!そんな……えうぅぅ……おじょうさま……近頃はわたくしに……そんな風には甘えてくださらないのに……」
リシェル「こらっ!人の話を聞けって!!……ってポムニット!いきなり引っ付くな!離せって!」
ポムニット「うぅぅ……おじょうさまぁ……酷いですよぉ…わたくしがこんなにお慕い申し上げているのに…おじょうさまときたら…」
ミニス「なんなら今からでも仲良くすればいいじゃない♪にしし。わたしも混ぜて♪」
ポムニット「ああ、おじょうさま……わたくしは……わたくしは……もうっ!」
リシェル「コラっ!ハアハア息を切らして迫ってくんな!ミニス!あんたも調子に乗るなぁ!」
ミニス「んふふ。久しぶりにたっぷり可愛がってあ・げ・る・♪」
ポムニット「(*´Д`)ハァハァおじょうさま……(*´Д`)ハァハァおじょうさま……(*´Д`)ハァハァおじょうさまぁぁぁあ!!」
リシェル「嫌ぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!」
リシェルちん受難な座談会終了。この続きはSSの方にて。
「んっ……んむちゅ……んぐぅぅ……」
有無を言わさずにリシェルは唇をふさがれた。重ね合わせられる柔らかなポムニットの唇に。
入り込んできたポムニットの舌は蛇のようにリシェルのそれに絡みつく。
「んんっ……おじょうさま……んむちゅ……んぅ……」
自分の唾液をリシェルにおくりながらポムニットは濃厚なヴェーゼを続ける。
絡み合う舌肉。敏感な口内の粘膜同士が触れ合う。なんとも甘い。とろけてしまいそうになる。
息さえ続いてくれるのならば永遠にこのまま吸いあっていたかった。
「んっ……っはぁ…ぷはっ……あっ……」
口を離すと唾液の糸がお互いの口を結んでいた。ふいに見つめあう。
「らめぇ……ポムニ……ットぉ……これ以上は……」
涙目でリシェルはすがる。しかしリシェルは忘れていた。この場には小悪魔がもう一人いることを。
「なに言ってるのよぉ。こんなに乳首硬くしてさぁ。キャハハ♪」
「きひっ!ひやぁぁああ!」
リシェルの背後には既にミニスが回っていた。ミニスは後ろからリシェルの胸元を弄り、乳頭を摘む。
コリコリと敏感な部分を指の腹で潰されてリシェルはたまらずに喘ぐ。
「あはぁ……おじょうさま……おじょうさまぁぁ……」
そんなリシェルを熱っぽくみつめるポムニット。その身体は既に火照っていた。欲しい。たまらなく欲しい。
そんな自分の内から沸き起こる衝動に抗えなくなる。
「お許しください。おじょうさま……ですがせめて今宵は……今宵だけは……」
そう言ってポムニットはおもむろに脱ぎ始める。ぱさりと落ちるメイド服と下着。
その全てを脱ぎ終えるとそこにはポムニットの均整のとれた裸体が現れる。
「ほらほら。貴女もっさっと脱いじゃいなさいよぉ」
「やぁぁ……やだぁぁぁ……」
抵抗もむなしくリシェルはミニスに脱がされる。こちらは元々露出の大きい服装なので容易に脱がせた。
そこにいるのは丸裸の雌ウサギ。それを毒牙にかけようとするのは悪魔メイドと小悪魔姫君だ。
「ひゃうっ!ひうぅぅぅううう!」
「んふふ♪貴女の弱いところはこないだしっかり学習済みだもんね」
くちゅり。リシェルの膣にミニスの指が滑り込む。ミニスの小さな手の指はリシェルの秘所の急所を探り当てる。
「いいえ。ミニス様。リシェルおじょうさまのことはこのわたくしが一番よく知っているのです」
「んぅぅぅぅううううう!!」
こちらも負けじとばかりにポムニットはリシェルのアヌスに指を差し込む。
くりくりと人差し指を掻き回してリシェルのすぼまった穴を責める。
「あは。いいわねえ。こんなにエッチが上手なメイドさんがそばにいてくれて。どうせ毎晩よろしくやってるんでしょ?」
「それがおじょうさまときたら最近はライさんとばかりで……わたくしにはちっとも構ってくださらないんですよ。えぅぅ」
勝手なことを言いながら悪魔コンビはリシェルを愛でる。リシェルの割れ目。リシェルの首筋。リシェルの唇。
それからリシェルの控えめな膨らみやお尻の穴まで。全身のいたるところをリシェルは嬲られる。
(だめぇ……おかしくなるぅぅ……あたし……おかしくなっちゃうぅぅ……)
突如降ってわいた百合の園にリシェルの脳は倒錯にとろけてゆく。
「あっ……はぁぁっ……おじょうさまっ!おじょうさまぁっ!!」
「んっ!んぅっ……んあっ!……っはぁ……くふぅぅぅぅ!!」
リシェルと重ねた肉貝をポムニットは懸命に擦り合わせる。ぬちょぬちょと愛液に濡れて摩擦しあう秘部同士。
性器の上部に位置する肉豆。突起と突起はぶつかり合いそこには得も知れぬ快楽がそこに生まれる。
「ほらほらぁ。喘いでばっかじゃなくてこっちもしっかり舐めなさいよねえ」
「んぅ……んっむ……んちゅぅ……んんっぷ……」
その上にリシェルの顔にはミニスの秘肉が押し当てられていた。執拗に舐めることを強要される。
ミニスからぽたぽたと垂れる愛蜜はリシェルの顔を淫らに濡らす。
「あはぁぁああ!お、おじょうさま……わたくし……もうっ!!」
「んうぅぅうう!!んぐぅぅぅぅう!!んぅぅううう!!」
激しい粘膜の接触はオルガズムを容易に与えてくれる。絶頂寸前のポムニットとリシェルを見てミニスはにやりと笑う。
「んふふ。いいわねえ。わたしもそろそろ……どうせならみんな仲良くいっちゃいましょう♪」
その言葉が合図だった。絡み合う三人の秘部から一斉に淫水が吹き出る。大きくよがって三人ともに喘ぐ。
「「「んああぁぁぁぁあああああ!!!」」」
ぴゅるっ。ぼた。ぼた。滴る愛蜜と愛蜜。リシェルとポムニットのそれはお互いの秘部をべっとりと濡らし、
ミニスが噴出したものはリシェルの顔を愛蜜まみれにする。しばらく余韻に浸ってから次の行動へと移る。
「あはぁ……おじょうさまのお蜜ぅ……あふぅ……んっ……れろれろ……」
「あは♪たっぷりかかっちゃったわねえ。今キレイにしてあげる。ぺろぺろ」
ポムニットは愛液溢れるリシェルの秘部を吸い、ミニスは愛液まみれのリシェルの顔を自分の舌できれいにする。
ミニスは舌でからめとったものをリシェルに口移しで渡し、ポムニットはそのままリシェルへの愛撫を続ける。
この二人によって繰り返し与えられる刺激にリシェルの理性は忘我の淵にあった。
「らめへぇ……あたひ……もほぉ……らめぇ……」
呂律さえ回らなくなった舌。それに責められ続けるうちにリシェルもすっかり気持ちよくなってしまった。
理性では抗ってはいても本能では求めてしまっている。できればずっとこうされていたいなんて風に。
「ねえねえ。ポムニットさん。わたしいいものを持ってるんだけどなんなら貸してあげましょうか?」
「んっぷ……んぶっふ……ふぇ?」
そんな折、リシェルの肉蜜を啜るのに夢中なポムニットにミニスは声をかける。にししと小悪魔的に微笑みながら。
「……あ……あぁ……あ……」
リシェルは呆然としていた。目の前に立つポムニットの姿に。角を隠す帽子さえ外したポムニット。
生まれたままの姿の彼女の股の間に。それはそびえたっていた。たぎるようにして。
「あははは♪メイトルパ原産スライム使用。特製双頭ディルドーよ。使い心地は折り紙つきなんだから」
ミニスが渡したもの。それはリアルな肉の質感をもった特製の双頭ディルドーだった。
その一方の端をポムニットは自分の膣に埋め込む。膣口から生えるそれはあたかも本物の男根のようだった。
「……ぁ……おじょう……さま……」
膣内で擦れる感覚に悶えながらもポムニットはリシェルを見つめる。繋がることができる。
愛しいリシェルともっと深いところまで。それはポムニットの心からの望みでもあった。
「だめぇ……それだけはだめぇ……だめなんだからぁ……」
目に涙をためてリシェルは嫌がる。
「なによぉ。貴女、彼氏とは既に済ませてるんでしょ。ならそんなに気にすることないじゃない」
「ダメなのぉ……それでもダメぇ……」
今さらな感じがしないでもないがリシェルはそれでも抵抗する。ミニスは押さえつけようとする。
だがその前にポムニットがミニスを制して、リシェルに近づく。
「おじょうさま……そんなにいやなんですか?わたくしとするのは……」
悲しそうにポムニットは呟く。そんなポムニットの表情にリシェルの胸がちくりと痛む。
「だって……あたし……そういう趣味じゃないし……それに……」
「わたくしはおじょうさまのことを愛してます。本気でおじょうさまと一つになりたいんです」
縋るように手をとりポムニットはリシェルを見つめる。リシェルは口をつぐんだまま答えない。
「そうですか……おじょうさまがそこまで拒まれるのでしたら……わたくし……」
肩を落としてポムニットは背を向く。その寂しそうな背中にリシェルは一瞬、焦りを感じる。
「ちょっ!ポムニット!」
そういって後ろからすがろうとするが、くるり。ポムニットはたちまち反転する。
「フフフフフ。引っかかりましたね。おじょうさま」
「へ?」
気づいたときには既に遅し、リシェルはポムニットに捕まえられていた。哀れ雌ウサギは悪魔の罠の中。
「嫌ぁぁぁああああ!!ポムニットの馬鹿ぁぁ!!嫌い!もう大嫌いっ!」
「うふふふふ。ご油断なさるおじょうさまがいけないんですよ。(*´Д`)ハァハァおじょうさま(*´Д`)ハァハァ」
たちまちのうちに組み伏せられる。リシェルの秘肉にぷりぷりしたスライムディルドーが押し当てられる。
悪魔メイドの本懐。ここにして成就か。
「おじょうさま……わたくし、普段はおじょうさまのお幸せを何より優先させております」
一連の甘々ライリシェシリーズでも横から入って引っ掻き回すチャンスはいくらでもあった。
しかし最初のところ以外は基本的に裏方で控えた。それはリシェルにライとの二人きりの時間を満喫して欲しかったから。
「ですがこの座談会シリーズでは話は別です。なにせこの作者のSSは悪魔の微笑む時代なのですから!」
何でもありのアルティメットバトルな座談会場。ここで勝利者となるのはいつも己の欲望に忠実なものばかりである。
鬼畜のエルゴ持ちの誓約者とか、先輩二人をまとめて手篭めにする邪悪な後輩とかそんなやつらが。
「そんなわけでいかせてもらいます。おじょうさまぁぁっ!!」
「やぁぁあぁああ!嫌ぁぁああああああ!!」
そうしてどこぞの大悪魔ばりにポムニットはリシェルに襲い掛かる。リシェルは芋天使のごとく悲鳴をあげる。
その一瞬、なんだかエニシアの気持ちがよくわかる気がした。
「「んあぁぁあぁあああっ!!!!」」
そして一つになった瞬間、リシェルとポムニットは二人同時に嬌声をあげる。
お互いの膣に埋まる双頭ディルドー。特製スライムのまとわりつく感触が膣内に広がる。
「な……なにひっ……これぇ……やらあっ……らめっ!ポム……ニットぉぉ……動かないでぇぇ!」
「あぁぁぁああっ!おじょうさまぁ……わたくし……おじょうさまとひとつにぃぃいい!あふぅぅぅ!!」
ぷるぷると中で暴れるスライムに悶えるリシェル。しかしポムニットはリシェルと結ばれた悦びに浸って。
大きく腰を振ってより強くリシェルを求める。
「やぁぁぁああ!こわれひゃうふぅぅぅう!!あたひ……こわれるぅぅぅうう!らめへぇぇぇええ!!」
「あはぁ……おじょうさま……素敵ですぅぅ!最高ですぅぅ!!わたくしは……わたくしはもう!!」
激しい腰の一突き。より深くまで埋没する模造ペニスの衝撃はリシェルの子宮まで響く。
同時にもう一方の頭がポムニットの膣肉も抉る。リシェルを犯しながら自分もまた犯される感覚を味わう。
「やぁぁ……なんれぇぇ……なんで動いひゃう……あたひ……自分から……ふぁぁぁっ!」
「あふぅ……はうぅぅぅ……くはぁぁあ!!暴れてますぅぅ!びくんびくんいってますぅぅ!わたくしの中でぇぇえ!!」
そしてポムニットにつられるようにしてリシェルも腰を振る。膣内で暴れる一本のディルドーがお互いを繋ぐ。
実感できるのは身も心も一つになれたということ。そして溺れる。淫らな快楽に。どこまでも深く。
「んあっ!ポムニット!ポムニット!ポムニットぉぉ!!」
「おじょうさまっ!おじょうさまっ!おじょうさまぁぁっ!!」
まぐわる二人の頭には一欠けらの理性も残っていなかった。リシェルもポムニットもひたすらに互いを求め合う。
膣いっぱいにギチギチにつまったスライム棒。中でまとわりつくように擦れてそれがなんとも言えず快感である。
密着する身体と身体。重ね合う唇と唇。そして溶け合う心と心。リシェルとポムニットの主従は桃源の境地にあった。
「んあぁぁ……イっちゃうぅぅう!あたし……イっちゃうよぉぉ……ポムニットぉぉ……」
「あぁ……おゆきくださいませ……どうかおじょうさまのあられもないお姿をこのわたくしに見せてくださいまし!」
ケダモノのように激しく求めよがる二人。その行為も頂を迎える。びくん。膣内のスライムがひときわ強く脈打つ。
「「あぁぁぁぁああああ!!あぁぁああああああああ!!!!」」
二人はオルガズムを迎える。繰り返された交尾の摩擦。その熱でスライムは既に溶けかかっていた。
そして装着者の絶頂とともにどろりと液化する。粘性の熱い液汁がリシェルとポムニット、二人の子宮へと流れ込んでいく。
「あぁぁあ……出てるぅ……でてるぅ……熱いの……いっぱぁ……い……」
「あふぅぅ……おじょうさまぁ……わたくしの中に……おじょうさまがぁぁ……」
子宮に焼きつく液汁。絡み合いながら二人は余韻に浸る。繋がっている。スライム棒が消えた今でもこうして強く。
「ポムニットぉ……」
「おじょうさまぁ……」
そうして主従は再び絡み合う。重ね合わせた唇。絡み合う舌と舌とで二人は自分達の深い繋がりを強く主張した。
「えぅぅぅ……おじょうさまぁ……もう勘弁してくださいましぃぃ……」
「だぁめぇぇ……もっとするぅぅ……ポムニットと一緒に……もっとえっちするのぉぉ……」
アレから数時間。すっかり頭の飛んでしまった主従はいまだに睦みあっていた。
最初はポムニットが主導権を握っていが、持久戦ではライとの激しい経験を重ねたリシェルに分があったようである。
変な方向にスイッチが入ったリシェルはポムニットをしがみついて離さない。
「はむっ……おっぱい……ポムニットのおっぱい……あはぁ……美味しい……」
「お……おじょうさま……おじょうさまぁぁ……えうぅぅぅぅ」
リシェルは赤子のようにポムニットの乳房に吸い付く。乳首を吸われてポムニットは歓喜の涙を流した。
抱き寄せてリシェルの頭を優しく撫ぜる。長年の本懐。それを遂げられてこのメイドも本望というところだった。
「ハァ……ねえ、なんか忘れられてない?わたし」
そしてすっかり傍観者と成り果てたミニスは溜息を吐く。侵入不可の二人だけの空間を作り出す二人にミニスは唖然としていた。
「んっ……んむっ…んむちゅ…どう……気持ちいい?ポムニット……」
「あふっ……はふっ……おじょうさま……最高です……わたくしも……もう少し頑張って……」
頭を互い違いにしてお互いの性器を舐めあう二人。もうなんだかご馳走さまという感じだった。やれやれとミニスは肩を竦める。
「まっ、いいか。久しぶりに結構楽しかったし。んふ♪いつまでも仲良くね。二人とも」
絡み合う主従二人を祝福しながらミニスは座談会場を後にする。すっきり晴れ晴れとした笑顔で。
「あ〜あ。なんだかわたしもフィズやユエルが恋しくなっちゃった。帰りにサイジェントとレルムに寄ってこようっと♪」
そう言ってシルヴァーナを呼び出してその背にまたがりミニスは飛び立つ。
しばらく後、サイジェントの不良少女とレルムの狼娘が幻獣界の姫君の手によって喘がされたのはまた別の話。
〜fin〜
というわけで久しぶりにポムニット×リシェルをおおくりしました。
16歳ミニスも再登場です。後半完全に空気化してたけどw
リシェルは女の子相手に弄られているのがサマになりますねえ。
最近ライやらマーン母娘とやらとばっかりで溜まっていたポムさんのフラストレーションもこれで一気に解消ですよ。
ライリシェの次にポムリシェが大好きな我輩。タイトルのポムポム☆リシェルは我輩的聖書からの借用。
次はどうしようかなあ。深崎さんまたいこうかなあ。夏美・綾・絵美の三人娘もまた書きたいし。
それではこの辺でサラバ。またいつか。
ポムリシェ+ミニスGJGJ!
ポムポム☆リシェルで双頭ディルドーとはあの本の事だなw
ポム…受けに回るとは恐れ入るぜ!
>サイジェントの不良少女とレルムの狼娘が幻獣界の姫君の手によって喘がされた
見てぇwww
エニシアは野郎に犯され、リシェルは女に犯される運命か。
フェアは洗脳やその他諸々で自分の意思に反して女を犯す運命とみた
そりゃどっちかというとアティ先生の気が。マジでティムポとか生えてきそうだw
その他、生えそうなキャラ
コーラル……つうかふたなりがデフォ?
ミルリーフ……至竜だし
ポムニット……半魔だし
アメル、、ビーニャ、リビエル、ファリエル等……サプレス系はふたなりでもおかしくなさそう。
ベルフラウ、アリーゼ……抜剣すれば
夏美、綾……誓約者だから
あとハサハとかミスミ様とかメイメイさんとかシルターンの物の怪系も生えそう。
クノンや機械三姉妹は改造で自由にくっつけられるな。
エロゲ脳たいがいにしろよ。
天使=ふたなりみたいなのはよせ。
ばっけんしてちんこ生えてくるのも意味不明だ。
どんだけ性的なんだよディエルゴ。
全て界の意思のせいです
いいえ、鬼畜のエルゴのせいです
ふたなりっ娘同士がお互いのちんこ舐めあうのが最高に萌えな俺は人として終わっているかもしれない。
>>468 天使は両性具有だと相場は決まっておる。
>>472 それだとフレイズも…
イヤだぁあああああああ
マジレスすると天使は無性
ポムニット×リシェル
フェア×リシェル
リシェル×ミント
リシェルは女性との絡みがイチバンだと思う
いま、表の通りを泣きながらライが走っていったけど
なんかあったのか?
フェアとリシェルが隣でギシギシアンアンしてるのを聞いてルシアンが精神崩壊します
そしてギアンと一緒に仲良くギシギシアンアン
ルシアンとギシアンをかけてるのか
アッー!
パイズリ分がこのスレには足りないと思うんだ。
んじゃあ巨乳さんを召喚だな。とりあえずアティ先生希望。
おっぱいでふと気になったのだが
2でミニスとケルマの口げんかの場面で
ミニス「これからいくらでも大きくなるもん」
ケルマ「親の姿を見るに底が知れてますわね」
ここでいう親は間違いなくファミィさんのことだが絵で見る限りでは
ファミィさんは結構豊かな乳をしている。よって
・実はファミィさんは寄せてあげている。
・規格外のケルマから見ればファミィさんレベルでも貧乳
のどちらかだと思うがどうよ?上の選択肢は怖くて選べないがw
というか、乳が分かる絵ってどれ?
立ち絵はどっちとも取れる気がするけど…
>>477 ジルコーダに寄生された上に肉体改造され、
本心の赴くままライを殺しにかかればと思うよ。
最後はライに対抗して自分もブラスター化するが限界が来て死亡。
何故にそこでライにいく?
しかしルシアンはおにゃのこだったら良かったのに……
おにゃのこにしちゃえばいいじゃない
つ課題
男に見えるが実は女。
クラウレが女
それは勘弁。
男の子を女の子にするのと女の子におちんちん生やすのと
嗜好としてはどちらがまっとうだろうか?
子供だなぁ
女にちんちん生やすよりかはマシだなw
どっちも異常だよww
男は男、女は女。SCなんてもってのほかだ
それに♂×♂や♀×♀も有り得ない、男がいて女がいる。それが真理
思う存分に変態と罵るがいいさ。だが俺は……俺は……
ポムニットさんにチンコ生やしてぇぇええ!!
それでリシェルに先っちょをお口ではむっとしてもらうんだい!
>>472 もしかしてB/M?初代のストーリーはフライトプラン中最高傑作だな
…じゃなくてっ!
アメルは天使の力があるが体は人間だしファリエルは元々人間の女だし皆フタナリとか変なこと言うな
せっかくエロに向かっている思考を消すような言葉は慎むべし。
個人がどれだけ嫌おうが、需要があるのもまた真理なのだから。
と、純然たるらぶらぶ百合愛好家がほざいてみるテスト。
個人的にフェア×エニシアを見たいんだ。本編でなんでギアンなんだよゴルァ!と思った口なんで。
そして覚醒フェアのふたにゃりティムポで……(ええ加減しつこいw)
そろそろトリスを思いだしてください
トリスのクリトリス
アメルのアナル
>>499 だよな。途中まですごくイイふいんき(←なぜか(ry)なのにな。
いっそのことフェア×エニシア、ポムニット×リシェルの百合ップル二組で乱交レズを……(*´Д`)ハァハァ
個人的に今、エニシアに必要なのは百合友だと思うんだよ。
いっそのことフェアのCVを田村ゆかりにして……
リューム?イラネ。
よし、無+想い出のリボンで生まれる召喚術を
>>504にぶつけてくる
>>485 そこはシンゲンだろ
と、今気づいたが
ソルにカイルにシンゲンにファイファーにベクサー
けっこういるんだな、テッカマンブレードのキャスト
だからオッパイ分が足りないんだよ。
巨乳を出せやい。こんちくしょう。
ハサハをめっちゃ犯したい。前も後ろもペニスで串刺しサンドイッチにしたい。
おっぱいですか
ガゼルさんが使用しまくった結果リプレのおっぱいはあんなんなりましたか
そうですか
アルバを想って自分でこねくり回した結果フィズのおっぱいはあんなんなりましたか
そうに決まってる
胸は揉みすぎるととむしろ脂肪が燃焼して減るらしい。
やさしく触れるぐらいにすると女性ホルモンが適度に刺激されるそうな。
ラジオCDのミントとポムニットがえろい件
そりゃ二人とも中の人がエロゲ御用達だからな。アロエリやリビエルもそうか。
>506
ケンタロウとルヴァイドもビジュもある意味関係者
アルディラやケンタロウやキュウマが王様やってる世界もあるよな。
アリーゼが行方不明になってて大変な世界のことか?
小舅シンゲンのいる世界のことか?
ネズミ男なイスラや、プーさんなカイルがいる世界ですな
連れてこられた世界で王になる点では1主人公ズもある意味同じだな。
あの世界ではロッカも光ってたのに
性能では(使い方にもよるけどまあ大体)弟にボロ負け、
エロパロではいらない子扱いのどっかの静かなるロリコンか・・・
サモはキャラ多いからいらない子はホント全く省みられないな・・・
3はオウキーニやギャレオ以外は使われてた気がするけど
4はどうだっけ
3はニンニンさんも極端に少ない。フレイズもだいぶ。
4はリュームとセクター先生とゲックファミリー、それにケンタロウ一行がほとんどない。
ミニスに開発されるフィズと籐矢とリプレママに調教されるフィズ。どっちを先に書こうかな。
フィズは結構受けだと思うんだ。
そのフィズにさえ攻められるハヤトでよろ
リュームはどうして不人気なんだろう。
人気の無表情系ふたなりのコーラル、パパママ大好きロリ娘のミルリーフと比べると
ツンデレやんちゃボウズのリュームではどうしても分が悪い
中の人の巨乳キャラがいるからだな
いっそのことツインテールの金髪ロリ娘でライのことを「お兄ちゃん」って呼んでミルリーフと取り合いやらかしてたらよかったのに。
ミルとリュームの性格が逆だったら良かったんだよ。
ミルはありがちになるが、リュームにショタコンどもがくらい付くさ
まあヤンチャ系統はこのスレじゃこぞって人気ないからな。
ナップやバルレルもあんま出番ない。
最近、職人が少ないな。まあ4が発売されてからそろそろ半年経つし潮が引くのは自然なことなんだが。
約一名、依然元気なお方はいらっしゃられるがw
最近 ロッカ が ラロッカ に見える
>531
方面はアレだが元気なのはいいことジャマイカwww
少し前話題になってたファリエル純愛に挑戦しているがどうにも筆が進まん
エロに入る前の部分って結構重要だと思うんだがどうだろう
あんまり煮詰めると筆すすまんくなるから書きやすいように噛み砕くのがいいかな。
自分もよく前振りの段階ではつまる。シリアスっぽい流れだと話が重たくなりすぎるし
自分に書ききれる自信がないのでライトな感じにしてる。
>>531 このスレの約19%は鬼畜氏で構成されています。
コーラルが恋しい。ドラマCDが最高に萌えすなだけに。
俺はドラマCDに出れなかったリュームきゅんとミルリーフが恋しい。
鬼畜のエルゴがあるのなら純愛のエルゴとかはないのだろうか。
>>540 今んところハヤカシとハヤクラくらいじゃね?
後ライリシェのみ鬼畜のエルゴもそうなる。
3隆盛の頃はカイアティとかレクアズもあったな。
純愛のエルゴ(基本ハッピーエンドを前提とした、まれに3人組とかもあるが基本は2人でらぶらぶ)
笑いのエルゴ(木の下マグナや百合暴走アズリアなど。18禁でなければ書けないネタを発散する者を見守るエルゴ)
悲哀のエルゴ(鬼畜ほど絶望的でなく純愛ほど幸福にもなれない魂。血縁や同性や年の差等の耽美派を見守るエルゴ)
鬼畜のエルゴ(説明不要)
エロパロ界を見守る四つのエルゴである。
そうか。4スレ815氏は笑いのエルゴだったのか。いやこのスレでも焼き鳥とギアンで笑わせてもらったがw
545 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 22:51:25 ID:CFG6AWsE
>>543 純愛のエルゴがたくさん居てほしいところだな。
でも最近は鬼畜のエルゴが増え続けてる気がする・・・。
最近4の作品が多い気がするので久々に3のレックス×アルディラを投下。
547 :
すれ違いの恋:2007/05/18(金) 23:38:12 ID:hRnbp7k8
太陽はすでにその姿を隠し、島には夜が訪れていた。
それはここラトリクスも例外ではない。町の明かりは落ち、ほとんどの機械は活動を休止していた。
「じゃあ、俺もそろそろ帰るよ。……また明日」
アルディラと遅くまで話し込んでいたレックスもそれに気付き、彼女に別れの挨拶をする。
帰り支度を終え、扉に手を掛けようとしたその時、不意に、背中に温かいものが触れる。
「アルディラ……」
「待って……行かないで……」
消え入りそうな声で自分にすがりつくアルディラ。
その様子を見て、レックスは一瞬寂しげな表情を浮かべる。しかしそれはすぐにいつもの微笑みに隠される。
「あ……あぁ……ぁああぁぁっ……」
いきり立ったレックスのモノの上にアルディラが腰を沈めていく。
膣内はさほどの抵抗もなく、肉棒はアルディラの中にずぶずぶと入っていく。
「きゃっ……ぁあうっ!」
先端がこつんと音を立てて奥に当たり、アルディラが高い声を上げる。
それを合図に、レックスは一気に自らのモノを突き入れる。
548 :
すれ違いの恋:2007/05/18(金) 23:39:19 ID:hRnbp7k8
レックスは以前から何度もアルディラと肉体関係を持っていた。
初めて身体を求めてきたのはアルディラの方からだった。
本当に求められているのは自分ではないことは知っていた。
アルディラは自分にかつての恋人の幻影を見ている。彼女が愛しているのは自分ではなく、ハイネル=コープスなのだ。
それぐらいのことは恋愛事に疎いレックスにもわかっていた。しかし、彼はアルディラを拒むことはできなかった。
「あんっ、あんっ、あぁんっ、ぁぁあっ!」
最奥をレックスに突かれながら妖艶な声で喘ぐアルディラ。その声が魅力的であればあるほどレックスは空しくなる。
「ひぁっ……ぅぁっ……ふぁ……はあんっ!」
乱暴に腰を打ち付け、彼女の内をかき回す。相手のことなど全くいたわらずに、獣のように交わる。
「やあっ……ぁあう……うあっ……あぁぁあぁっ!」
「アルディラッ……アルディラ……ッ!」
こみ上げる射精感。肉棒をより深く突き刺し、大量の白濁を注ぎ込む。
どれだけ彼女を愛してもその想いは届かない。自分はハイネルの代わりでしかない。
レックスはやりきれない気持ちをぶつけるかのように、再び腰を打ち付け始める。
549 :
すれ違いの恋:2007/05/18(金) 23:40:22 ID:hRnbp7k8
肉棒が勢いよく膣内を滑る感覚。秘肉がとろとろに溶ける感覚。
アルディラはすべての思考を放棄しながらそれらの快感を享受する。
いつからだろう。彼のことが好きになったのは。
いつも笑顔を絶やさず、自分より他人を一番に考えるお人好しの彼に、いつしか自分は惹かれていった。
そうして行動を共にする内に、気がつけば自分の中でハイネルよりも彼の存在が大きくなっていた。
その気持ちは彼女にとってハイネルに対する裏切り行為に等しかった。レックスのことを想うほど、彼女は罪の意識にさいなまれていった。
そして、魔剣の封印に協力し、遺跡の復活を阻止したことにより、それは爆発した。
あの時、アルディラはハイネルの復活ではなくレックスを助けることを選んだ。
その日の夜、アルディラはレックスと体を求め合った。
耐えきれなかった。ひとりでいると壊れてしまいそうだった。
遺跡の意思に操られていたとはいえ、彼を殺そうとしたのだ。きっと嫌われているのだろう。
それでも彼は優しいから自分を慰めてくれる。自分はその優しさに付け込んで甘えている。最低な女だ。
頭の中に渦巻く罪悪感から目を背けるように、アルディラはレックスとの肉交に溺れる。
550 :
すれ違いの恋:2007/05/18(金) 23:41:21 ID:hRnbp7k8
「あんっ!あんっ!あぁんっ!あはぁっ!」
強烈な突き上げ。肉棒が何度も子宮にぶつかり、その度に脳が揺さぶられるかのような衝撃を感じる。
「あああぁっ!いぃ!イイのぉ!もっとしてぇっ!」
恍惚とした表情で自らも腰を振る。メチャクチャに犯されている時だけはすべてを忘れることができる。
「あん!あん!あん!あん!ああぁあぁぁあっ!」
一際激しく最奥が叩かれ、肉棒から白濁液が吐き出される。アルディラの膣は収縮しながらレックスのモノを締め付け、精を搾り取る。
「あぁあっ……んっ……んぷ……ふぁ……ぁ」
どろどろの精液がアルディラに注がれ、子宮内を満たす。膣内で肉棒が脈打つ度に、アルディラの体はびくびくと痙攣する。
オルガズムに達し、倒れ込むアルディラ。意識が途切れる寸前、ぼんやりとだがレックスに抱き留められた気がした。
すれ違い続ける二人。その想いが報われるのは果たしていつの日か。
終了。
いやあ、エロって難しいですね。
GJ!
それとなにやらDSで新作が…
GJ!!久々だなぁ3のは
新作っていえば、DSとPS2だとさ。どっちも★の絵ではないらしい。エクステーゼみたいな感じか?っとスレチか。とにかくGJ!!!
レクディラキター!
GJ!
名前がなぜか半角なのがちょい気になった。
3じゃソノラが一番萌えなんだがいまいち相手役にしっくりくるのがいないなあ。
ここじゃ前はスカーレルとが多かったけど。
一応レックスで攻略できる相手なんだけど
恋愛EDのはずなのにしっくりこない感じだったしなあ。
完璧ソノラの一方通行っぽい感じで
逆に考えるんだ
あれからソノラがあの手この手を使って先生を落としていく物語がこれから始まる
そう考えるんだ
そもそも構図が
人間→レックス→人外
なのがなんとも
学生時分に人外萌えに目覚める何かがあったんだよ
後家キラーとか言われてたよな。ミスミとかアルディラに対しては手が早いのに
ソノラやベルフラウとかアズリアにはそっけない。
アルディラはED時にハイネルといちゃつかれるんでNTRな気分になったな。
まあよく考えてみれば寝取ったのはレックスな訳だが
ついでに言えばクノンからも…
まあウチの場合はアティ先生がなんですがね
アルディラはクノンに慕われベルフラウにも憧れられてて義妹のファリエルもいて
なかなかに百合的に美味しい状況だな。
そういえばハヤトにせよ他の誓約者にせよ、立場はパートナーの護 衛 獣なわけで…。
「護衛獣ハヤトに騎乗するカシスorクラレット」
「カシスorクラレットを騎乗させる護衛獣トウヤ」
…シチュエーションも体位も同じなのにこの差はなんだ?
「カシスorクラレットを騎乗させる護衛獣ハヤト」
「護衛獣トウヤに騎乗するカシスorクラレット」
にしたらいいんじゃないか
このスレ的には
カシスorクラレットに騎乗される護衛獣ハヤト
なんじゃないのかw
まぁ俺のクラレたんはそんな下品な女の子じゃないけど
>>566 その差は多分行為の最中に男が心の中でニヤニヤしてるかしてないかの差
では字面が同じでも意味が違うセリフ
凶悪じゃない方から順に
ハヤト「御主人様にご奉仕します」
ナツミ「御主人様にご奉仕します」
アメル「御主人様にご奉仕します」
アヤ「御主人様にご奉仕します」
ネスティ「御主人様にご奉仕します」
トウヤ「御主人様にご奉仕します」
シンゲン「御主人にご奉仕します」
>>568 そこに「愛故に騎馬」を加えるんだ。
……どうだ下品ではないだろう
なんか無性にミルリーフを犯したくなるんだ。
ちっちゃな身体にギュウギュウに肉棒を詰め込んで『ひぎぃ』と言わせたくなる。
そこは『ぴぎぃ』だろう
575 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 00:50:42 ID:vY2C461o
ライ×リシェル×ポムニットの続きが見たい
>>573鬼畜氏には童貞・・・いやいや到底及ばない鬼畜だな。
あの人なら前後に6本ぐらい突っ込ませry
当然腹ボコでしょうね。
その一方でリシェルとポムは仲良く百合ってるかもしくわライも交えて3Pしてるんだろうな。
このスレにも格差社会の波が。・゚・(ノд`)・゚・。
競争原理の余波がこんなところにも・゚・(ノд`)・゚・。
エニシア頑張れ。マジ頑張れ。
>>575 俺はミニス×リシェル・ユエル・フィズが見たい。
じゃあ俺、ローカス応援する
あれ?名前ローカスでいいんだっけ?
1の義賊?の人
蟻の牙のな。合ってるぜ。
ローカスを応援するなら、こっちはスウォンを応援しよう。
相手は4ラミ…もしくはサイサリスで。
3攻略記念真紀子
アリーゼ可愛いよアリーゼ
しばらくしたら4も買わなければ
アリーゼという所に素質を感じるな
バケツさんに浮気した俺としては
そういえばアリーゼ出てる作品ってあまり無いような気がするね
あのアリーゼよりも少ないウィル・ナップ
まあ男だし
リュームもおにゃのこだったら人気でたかな?
3以外わかんね/(^o^)\
ならば買うんだ、それ以外選択肢は無い
何がおすすめですか><
時系列的には3→1→2→4なので、この順にやってみるのもいいかもしれない。
戦闘バランス面では4が一番面白かった。個人的にはだけど。
でも4は123やってからの方がニヤリと出来ると思う。
4はシステムとかもよくなってたしシリーズのなかではいいほうだと思う。
DQNな実父が出てくるまでは。
あんなのスキップかければいいだけ。
>595,596
しかし3の番外編は、もろ2のネタバレになってる罠。
いやまぁプレイしてしまったんなら仕方ないけどさ。
>>599 3から始めた身だが何を入ってるか分からんかった俺は負け組?
ドラマCDのアロエリビエル聴いてて思った。
こいつら虎丸・富樫。
な、なんじゃとー!?
リプレきぼん。ミント姉ちゃんでもいいから。とにかく巨乳プリーズ。
なんか兄貴が実は(真面目な意味で)悲しい過去を背負った軍人で本編でありもしない設定だらけの体感にして映画タイタニックの前半+後半、四時間ぐらいの夢を見た。
いや、確かに兄貴は好きだけど。
兄貴妹が気になる。フォルテ妹のように小説かなんかで顔ださんかな。
しかし兄弟姉妹持ちが多いよな。
ライ、フェア、エリカ
リシェル、ルシアン
兄貴 妹持ち
ミント姉ちゃん 歳の離れた弟妹持ち
クラウレ、アロエリ
シンゲン 姉持ち
4キャラだとぱっと思いつく限りではこんなもんだな。
あとは機械三姉妹+グラン
予想だが、セイロンにも腹違いの兄弟姉妹がいそうだな
シリーズ全体だと
パートナー達とバノッサ
フィズ、ラミ
ホクト、ケイナ、カイナ
ファミィ、イムラン、キムラン、カムラン
ケルマ、ギブン、ロッソ
ロッカ、リューグ
フォルテ、デイミニエ 異母妹?ミニス
モーリンの父親、カイル
アズリア、イスラ
ハイネル、ファリエル
こんなもんか実の兄弟姉妹は
恋愛であろうとなかろうと霊体ファリエルを抱きしめようとしたレックスは…
と電波
孕ませ分が不足してきた。
そーいや鬼畜氏って意外と孕ませはしないな
なぜ純愛で孕ませという発想がでてこないんだ・・・
ミルリーフあたりで巣作りドラゴンしようぜ
ミルリーフが侵入者捕獲していろいろ戴くわけだな
セイロンとミルリーフが巣作りすると超ドラゴンの誕生
いやむしろメイメイとミルリーフでry
至竜同士どっちも生えてそうだ。
ふと思った。リプレが魔砲少女やってるアニメの淫獣にスウォンは似てる。
ミント姉ちゃんがライを監禁調教プレイしている夢を見た
俺はミント姉ちゃんが研究用に栽培したドライアードの実を間違えてライにあげちゃって大乱交な妄想をした。
>>620 リプレとクラレットとハヤトが大乱交する原因を作ったあの果実のことかー!!
ここで問いたい、何故にスウォンやシアリィはんは影が薄いんだ?
脇キャラだからざ。
>>621 視点はあっている、だがお前は大事なことを忘れている!
あの果実は二次性徴を終えた女性のみに発生する媚薬なのだ!
むしろ男性も発情させて3人の乱交パーティー(;´Д`)ハァハァ
ふたにゃりコーラルを激しくきぼん
女体化スウォンとガレフの仲直り和姦物激しくキボンヌ
今日も元気にエニシアに種付け。グホグホ。
ツインエイジでエロパロはどうなるだろうか?
アルド×リーハは確定?
さすがにまだわからん
外伝系の常としちゃ発売直後にちょこちょこ出てあとはさっぱりな予感。
エニシア「百合友が必要だと思うんだよ」
フェア「はあ?」
エニシア「だから百合友だよ。カタカナ語で言うとレズフレンドだよ」
フェア「えっと……ごめんなさいエニシア。あなたが何を言いたいのか私にはよく理解できないんだけど」
エニシア「私、考えたんだよ。このスレでの私とリシェルの扱いの差はどこから来るものなのかなって……」
フェア「それは単にこの作者の人の趣味……なんじゃないかな?」
エニシア「考えて気づいたんだ。リシェルにはポムニットさんという強力な相方がいるけど私にはいない。多分、それが原因なんだよ」
フェア「……そうかなあ?」
エニシア「そうだよ。考えてもみてよ。もしリシェルが男の人にレイプされそうになったとしても……」
リシェル『嫌ぁぁぁあああ!やだぁぁ!助けてぇぇぇ!!』
男『ぐへへへへ。叫んでも誰も来ないぜ。それじゃあいっただきまあす♪』
ガシッ!
男『へ……?』
ポムニット『貴方……おじょうさまを犯そうとなさいましたね』
男『え?あの……』
リシェル『ポムニット!?』
ポムニット『させません。それだけは断じてさせません!』
メキメキメキメキ
男『みぎゃぁぁぁああああああああああああああ!!!!!』
エニシア「こんな感じでレイパーさんの方がミンチにされちゃうんだよ」
フェア「そうかもしれないけど……エニシアにだって忠臣のみんながいるじゃない」
エニシア「はっ、あんな17話でガン首揃えておきながらあっさり私を強奪された人たちにはなんの期待もできないよ」
フェア「いや、確かにそうだったけど……」
エニシア「だからね……フェア……うふっ♪えへへ」
フェア「エニシア?……なんだか目つきが怪しいんだけど……」
エニシア「ん……フェアぁ〜♪(ぴっとりとフェアにはみつく)」
フェア「ちょっと!悪い冗談はよしてよ」
エニシア「冗談なんかじゃないよ!私には真剣に百合友が必要なんだよ。これ以上ヨゴレ役担当にされないために」
フェア「いや……だからそれ間違ってるから……」
エニシア「クスン……思えば私の不遇の原因はフェアと同性ENDを迎えられないことから始まっていたんだよ。忌々しいあのオレンジのせいで!」
フェア「オレンジって……それ何処の反逆のカサスさんの人?まああれだけ夜会話でフラグ立てといてギアンが出てきたときは私も驚いたけど」
エニシア「うぅぅ…ギアンの馬鹿ぁぁ!!あんなに私に執着してたくせにあっさり乗り換えてぇ!所詮、私の身体だけが目当てだったんだよぉ!!」
フェア「また誤解されそうな言い方を……まあ、ある意味そうなんだけどさあ」
エニシア「ぐすっ……ライは競争率高いし……たまに私との純愛がきてもギアン達に食われて私の印象がさっぱりだとか言われちゃうし……」
フェア「ここでもギアン……とことん罪作りな人よねえ」
エニシア「芋天使よろしく陵辱担当の烙印を押されて……座談会ではすっかりネタ要員にされて、もう私が活路を開くには百合しかないんだよ!」
フェア「だからそれ間違ってるって……いい加減落ち着きなさいって」
エニシア「うっ……ぐすっ……フェアは嫌?私とそういう風になるの……」
フェア「う〜ん。私は一応ノーマルだからね。だから悪いけど……」
エニシア「やっぱり……やっぱりそうなんだね……」
フェア「あの……エニシア?」
エニシア「所詮、私は陵辱担当がお似合いなんだね。芋天使と邪悪な誰かさんと同じカテゴリーなんだね。」
フェア「エニシア。聞いてる?人の話」
エニシア「毎日、惨たらしく白いオシッコをお腹に中に注がれ続けるんだよぉ!よくわからない生き物の子供を身篭らされるんだよぉ!」」
フェア「エニシア?エニシアって……」
エニシア「嫌ぁぁぁあああ!!肉便器はもう嫌ぁぁぁ!!赤ちゃん無理やり産まされるのも嫌なのぉぉおお!!いっそ殺してぇぇぇええ!!」
フェア「エニシア!しっかりして!ちょっと、落ち着きなさいって……ていっ」
エニシア「あうっ!」
フェア「まったく、少しは落ち着いた?」
エニシア「えぐっ……うぐっ……うっ……くすん」
フェア「ほらほら泣かない。泣かない。可愛い顔が台無しよじゃない。これでちゃんと顔を拭きなさい」
エニシア「うぅぅ……ぐすっ……えぐぅぅ……」
フェア「はぁ……確かにずっと酷い目にあわされて辛かったわよね。けれどもう心配しなくていいわよ。私がちゃんと守ってあげるから」
エニシア「えぐっ……本当に?」
フェア「あなたのことは私が守るってちゃんと約束したでしょ?それに友達じゃない。わたし達」
エニシア「フェア……」
フェア「百合とかそういうのはよくわからないけど、私はエニシアのこと大切な友達だって思ってるから。だからそう落ち込まないで」
エニシア「うぅぅ。フェアぁぁ……」
フェア「さあさあ気分直して。美味しいものでも作ってあげるからさ」
エニシア「うん。そうだね……」
ミルリーフ「あ、ママだぁ」
フェア「あら、ミルリーフじゃない。あなたもどうしたの?」
エニシア「びくっ!」
ミルリーフ「あのねぇ。ミルリーフもね。ママと一緒に仲良くしにきたの。だめ?」
エニシア「……あわ………あわわ……}
フェア「全然OKよ。私たちは親子なんだからね。……あれ?エニシアどうしたの?顔色悪いけど」
エニシア「なんでもないよ……べ、別に……」
ミルリーフ「あっ。エニシアおねえちゃんだ」
エニシア「ひぃぃぃいいいいいい!!」
フェア「???」
ミルリーフ「んふふ♪エニシアおねえちゃん。ミルリーフ、この間はとっても楽しかったよ♪」
エニシア「やぁぁ……あぁぁ……」
ミルリーフ「エニシアおねえちゃんもミルリーフとまた一緒に仲良くしようよ。とっても気持ちいいよぉ。えへ♪」
エニシア「嫌嫌嫌嫌嫌嫌ぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!!!!!」
フェア「ちょっと、エニシア!エニシアぁぁっ!!」
ミルリーフ「あはは♪だ〜め〜。に〜が〜さ〜な〜い。エニシアおねえちゃんはミルリーフと一緒に遊ぶのぉ。あはははは♪」」
百合友求めて三千里。姫様逃走のためここにて終了。SSの方をお楽しみください。
「ひっ……きひっ……かっ……はぁ……あくぅぅぅ!」
ギチギチと腸が軋む苦痛。菊座を打ち抜く肉杭は小さな身体を固定する。
痛い。苦しい。どうしてこのような苦痛を受けねばならないのか。ミルリーフは悶える。
「……ぁ……やぁ……め……ぇ……抜い……てぇ……」
息も絶え絶えに絞り出す声。しかしそんなミルリーフに更なる責め苦が襲う。
突きつけられる肉棒。男根。恐ろしいまでに男根。それはおぞましく太かった。
今、ミルリーフのアナルを抉っているものよりも更に。
「や……ぁ……入ら……ない……そんな大きいの……入らない…よぉ……」
肛姦の苦痛に喘ぐミルリーフの脳にも理解できた。太い。裂けてしまう。
自分の大事な部分が壊れて二度と元の形には戻らなくなってしまう。
許しを乞う。ただひたすらに。許されることがありえないことなど分かっていながら。
「やめ……止めてぇぇ!嫌ぁぁぁあ!!パパぁっ!パパぁぁっ!!!」
泣きながら、来るはずのない助けを願う。何度繰り返しただろうか。何度絶望してきただろうか。
今もまた同じ。ビキビキ。肉が裂かれる。痛みはいつも一瞬だけ遅れる。時間にして0.5秒。
それを知覚した瞬間。人はそれを地獄と呼ぶ。
「ぴぎぃぃぃぃぃぃ!!!!ぎあああぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!」
ねじ込まれる凶悪な肉槍に幼い膣肉を破砕されて、ミルリーフの断末魔の叫びは響き渡る。
鼓膜に痛いほどに響くその叫び。だがそれすらも介さずに陵辱者は手をやすめない。
ドスッ!ドスッ!響く。裂かれる。ねじ込まれる。醜悪な凶器がミルリーフの胎内を執拗に。
「あぎぃぃいいい!!あぐぅぅぅううう!ぐあぁぁああああ!!」
パンパンと臀部にも打ち付けられる腰。肛門とヴァギナ。どちらもまだ幼く小さい。
そんな未熟な箇所を肉棒のサンドイッチが容赦なく蹂躙する。潰れる。壊れる。死んでしまう。
痛い。苦しい。嫌だ。もう嫌だ。ミルリーフは願う。一刻も早いこの苦痛からの解放を。
だが終わらない。悪夢はまだまだ始まったばかりなのだから。
「あああぁぁぁああ!!!熱いぃぃいいい!!熱いよぉぉおおお!!お腹の中がやけちゃうよぉぉおおお!」
どくり。吐き出される熱を伴う液汁。ミルリーフの子宮を、腸を熱が満たしていく。
スペルマを吐き出されながら胎内をミルリーフはシェイクされる。腸がよじれてしまいそうだった。
ともすれば内臓ごとなにもかもぶちまけてしまいそうになるほどに。
「嫌ぁぁぁあああ!!パパぁぁぁ!!パパぁぁぁああ!!!」
延々と続く肉便器としての処遇。苦悶の中でミルリーフは来るはずのない救いを求め叫び続ける。
「……うっ…っぐ……痛い…よぉ…ぐすっ……痛いよぉ……パパぁ……パパぁ……」
ただすすり泣く。無惨に引き裂かれて、吐き出された精液にまみれた身体で。
踏み荒らされた秘唇はぱっくりと大きく口を開いて、注がれた精液をだらしなく垂らす。
赤く腫れた尻肉。幾度となく肛虐に晒された。広がりきった菊門は一向に閉じてくれない。
「えっぐ……壊れちゃった……ミルリーフのアソコとお尻……壊れちゃったぁ……」
幼いその身体には過酷な陵辱にミルリーフは心身ともにズタボロにされていた。
ジリジリと苛む鈍痛にただ涙してすすり泣く。
(どうして……ミルリーフ……こんな酷い目にあってるんだろう……)
自問する。界の狭間を越えてやってきた幻獣界。故郷への帰還を願う多くの者達の希望を乗せて。
けれどそこには楽園などなかった。あるのは絶望。奪われ、踏みにじられて、慰み者にされる。
出口のない悪夢だけがミルリーフたちを包み込んだ。
(こんなところにこなければ……よかったのに……ずっとパパと……一緒にいればよかったのに……)
安易な善意で船を動かした自分の愚かさをミルリーフは呪う。ああ、こなければ良かった。こんな世界に。
大好きなライの傍にずっといて、ずっと幸せに暮らしてもいけたはずなのに。
(パパぁ……リシェルおねえちゃん……ルシアンおにいちゃん……ポムおねえちゃん……ミントおねえちゃん……
グラッドのおにいちゃんに……シンゲンのおじちゃん……アルバおにいちゃん……セクターのおじちゃん……)
次々と浮かぶ懐かしい顔ぶれ。その誰とももう会うことが叶わない。遠く離れたこの地で惨めに犯されるだけなのだ。
「う……あぁ……うあああぁぁぁん!!ああぁぁぁああ!!うあぁあん!!びぇぇぇぇん!!」
涙が零れた。嗚咽がしゃくりあげる。声をあげて泣く。どうしてこんなにも惨めなのだろう。
どうして自分ばかりがこうも惨めなのだろうか。泣いても泣いても惨めさは募るばかり。
「うっ……っぐぅぅ……パパぁ……パパぁ!うあああああ!!びぇぇぇ!!うぐぇぇぇぇええ!!」
それでも泣くしかないからミルリーフは泣きじゃくる。泣いてる内に濡れる頬とはうらはらに心は乾く。
カサカサに乾いていく。磨耗していく。ゆっくりと。ゆっくりと。心が死んでいくのを確かに感じる。
「パパぁ……パパぁぁ……パパぁぁ……うぅぅ……ぐぅぅぅぅ」
過酷な陵辱の合間。ただひたすらに泣き濡れる。悪夢と悪夢の間の間奏として。
そしてその間奏もつかの間で終わる。次なる悪夢へと引きずられて。
「嫌ぁぁぁあ!!許してぇぇえ!嫌ぁぁ!!もう嫌なのぉぉおお!!」
十分な休息さえも与えられない。あるのは地獄。ここは永劫に閉ざされた肉の牢獄。
哀れな幼竜が肉便器として酷使される傍らで、半妖精の少女もまた同じ地獄の中にいた。
「あぅ……ああぅぅ……うぅ……」
すんぱんと響く交尾の音を虚ろに聞きながら、少女はただ弱弱しく呻く。少女、エニシアは既にぐちゃぐちゃだった。
心も身体も何もかもを滅茶苦茶に犯された。むせかえるような精液臭がエニシアの身体に染み付いている。
内臓の中までどろどろだ。粘性の白濁。容赦なく注ぎ込まれた。それもさながら便器のように。
「死なせ……てぇ……お願……い……」
頬に涙を垂らしてそう願うエニシアを省みることなく、陵辱達は満喫する。極上の肉便器の使い心地を。
「うぅぅ…あぁぁ……ぐぅぅ……」
どくどくと施される膣内射精。今日だけでもう何度目なのだろうか。呻きながらエニシアは子宮で受け止める。
「嫌ぁ……できちゃうぅ……赤ちゃん……できちゃう……」
一欠けらの愛情も存在しないセックスで身篭らされる。それがエニシアのような少女にとってどれほどの哀しみだろうか。
慰み者として惨めに犯されて、その結果として愛せるはずもない種を孕まされる。あまりにも無情すぎる仕打ち。
「やぁぁ……お尻、広がっちゃう……広がっちゃうよぉ……」
排出器官も本来の用途の外の使われ方をする。内からひねり出すのではなく外からねじ込まれる。
括約筋は酷使され、菊門は拡張される。どこでもいいのだ。使える部分ならばどこでも。
「うぁぁ……でてるぅ……お尻にも……でてるぅ……嫌ぁぁ……ドロドロぉ……」
腸内にも逆流する白濁。注がれたスペルマが浣腸を施してくれる。ギュルギュルと腹がなっている。お腹が苦しい。
また汚物を撒き散らして垂れ流す羽目になるのだろうか。あれは惨めだ。精液と自分の糞尿にまみれて捨て置かれるのは。
昨日もひっかけられた。一日の仕上げと称して一斉にスペルマを。なんだか黄色いものも混じっていた。
本当に便器だ。生ける便器。肉便器。便器掃除がやってくるまで汚れ放題のままで放置される。あら、滑稽。なんとも惨め。
「あは……ははは……はははは……」
壊れた笑みで、乾いた笑いだけがこみ上げてくる。いっその狂ってしまえればいいのに。心の底からそう思う。
「あはははは。はははははは。はははははははは……は………嫌嫌嫌嫌ぁぁぁぁああああああああああ!!!」
けたたましい笑い声から一拍置いて、エニシアの悲痛な叫びは今日もよく響き渡る。
「……ぁ……ぅ……」
床には白濁の塊と化したエニシアが横たわっていた。今日はまだマシな方なのだろう。排泄物を撒き散らさずにすんだ分だけ。
もっとも元になるものがろくにないせいだ。マトモな食事を与えられた覚えがない。無理やり飲まされる精液が貴重な蛋白源。
そんな生活がこのところずっと続いている。
(どうして……死ねないのかなぁ……私……)
肉奴隷にされて最初にかけられた呪い。どんな酷使を受けても死なせてもらえない。そんな呪いを受けている。
どういう理屈かは知らないがなんとも残酷な呪いがあったものだ。ひたすら惨めな思いを、死ぬほどの苦しみを受けているのに。
死という安息さえもエニシアには与えられない。永遠に続く生き地獄。この世はまさに地獄だ。
(幸せになりたかった……お母さんにほんの一目だけでもいいから会いたかった……ただそれだけだったのに……)
何処で間違えてしまったのだろうか。エニシアには分からない。あるいは巡りめぐって罪の清算なのかもしれない。
その望みのために多くの人を傷つけた。それがエニシア自身にはあずかり知らぬことであったとしても。
(私はしょうがないんだ……でもミルリーフちゃんは……あの子達は……)
罪にまみれた自分が苦しみを負うのはまだいい。だがこんな自分達にも救いの手を差し伸べてくれたミルリーフが。
自分を姫と慕ってついてきてくれたあの亜人の子等が。自分と同じ地獄にいる。エニシアにとってそれがなによりも辛い。
陵辱と自虐。今のエニシアを苛み続ける両輪。それらがひっきりなしに交代で現れる。ああ、苦しい。もう生きていたくない。
ギィ
「っ!?」
すると刹那、扉が音をたてる。思わずエニシアはそちらを見やった。また次の客が来たのだろうか。
ある意味においてエニシアは人気者であった。エニシアの身体に流れる妖精の血。半分だけとはいえその加護を得ようと。
交わる。ただそれだけのために。またかと諦めた気持ちで視線を泳がす。しかし来客の用向きは違っていた。
「……ミルリーフ……ちゃん……?」
そこに現れたのはミルリーフだった。どんよりと曇った虚ろな瞳。そこには一点の輝きもない。
それも当然だろう。ミルリーフもエニシア同様の過酷な陵辱を受け続けているのだから。
「あ……は……はは……」
ふらふらとした足取りでミルリーフはエニシアに近寄る。歩みを踏み出す足の付け根に白濁が垂れる。
ミルリーフの幼い蕾に注がれ続けた精液が。乾いた笑いを浮かべて口からもスペルマを垂らしてミルリーフが近づく。
「ミルリーフ……ちゃん……」
そんなミルリーフの姿にエニシアは泣き崩れてしまいそうだった。自分はどうやってこの娘に贖罪することができるのだろうか。
彼女の親を死に追いやったのも、生まれたばかりの彼女を過酷な戦いの日々へと巻き込んだのも。全てがエニシア自身が発端だった。
そしてそんな自分を許してくれた彼女にこんな苦しみを味あわせている。
「ミルリーフちゃ……はぐっふぅぅ!!」
近づいてきたミルリーフに声を駆けようとするや否や、エニシアは腹部を踏みつけられる。ミルリーフの小さな足によって。
「あは……ははははは♪ピュってでたぁ♪今、ピュッてお汁が飛び出したよぉ」
エニシアの子宮と腸に注ぎこまれた精液。スペルまでぽっこりと膨れたお腹を踏まれてエニシアは白濁を噴出す。
その様子にミルリーフは無邪気に笑う。すっかりと壊れてしまった笑みで。
「あはははは♪おかしい……おかしいよぉ……きゃはははは♪」
「あぐっ!げふっ!ぐほぉ!」
ミルリーフは悦に浸ってどすどすとエニシアの腹を踏む。踏み付けを受けてエニシアは悶える。その都度溜まった白濁が飛び出す。
「あはははは♪面白ぉぉいぃぃ……面白ぉぉいぃぃぃ」
「ぐっ……がっ……あぁ……うぅぅ……」
無邪気に喜ぶミルリーフと対照的にエニシアは哀しみにくれる。すっかり変わり果ててしまったミルリーフの姿に。
「あは……あはははは……あ〜〜」
「んぅ……んぶっ!」
しばらく腹を踏む遊びを楽しんだ後に、ミルリーフはエニシアの顔に腰を下ろす。
エニシアの頭にまたがったままミルリーフは己が膣口をエニシアの口にあてがう。
「ちゃんと吸い出してくれるよね。ねえ、エニシアおねえちゃん」
「んっ……ぶぅ……んぶっふ……」
とろとろとミルリーフの膣内から溢れてくれる冷めた精液。その味がエニシアの口の中に広がる。
「あふっ……ねえ、もっときちんと吸い出してよぉ。ミルリーフこのままじゃ妊娠しちゃうよぉ」
「うっ……んぶっ……んぐっぷ……」
言われるがままに舌で精液をすくいだすエニシア。ミルリーフは性器を舐められながら可愛く喘ぐ。
そのうちにミルリーフも頭をエニシアの股間に埋めてエニシアの秘部にちろちろと舌を這わせる。
「あはっ……はぁ……おねえちゃんのはミルリーフが吸い出してあげるねえ……」
「ミルリーフちゃ……あふぁっ……ふぁぁぁっ」
エニシアの敏感な部分はミルリーフの舌に執拗に突かれる。エニシアも喘ぐ。
精液まみれの身体を重ねて、顔も精液まみれになりながら二人の少女はお互いの秘部を愛撫し続ける。
「あふっ……あんっ……いくのぉ!ミルリーフいっちゃうのぉ!」
「んあっ……っは……ふぁぁぁぁっ!!」
噴き出る愛蜜。白濁でドロドロの顔の上に拭きかかる。オルガズムを同時迎えて二人、甘く喘ぐ。
「あぅ……うぅぅ……ぅ……」
先の陵辱から間もなく今度はミルリーフからも責めを受けてエニシアは泣き濡れる。
だがそんなエニシアには構わずにミルリーフは妖しく微笑んで言う。
「クスッ……ダメだよエニシアおねえちゃん。おねえちゃんにはミルリーフの玩具になってもらうんだから」
そう言ってミルリーフは立ち上がってエニシアに自分の秘部を見せ付ける。
度重なる酷使によってすっかり拡がりきってしまった肉びらを。
「だって……ミルリーフのあそこ……こんな風に壊れちゃったのみんな……エニシアのせいだから……そうでしょ?」
一筋の涙。それがミルリーフの頬を伝う。哀しみを滲ませながら語るミルリーフ。
「ミルリーフね……ずっとずんぱんされたの……白いドロドロいっぱいお腹に注がれたの……辛かった……哀しかった……」
声が震える。思い返す。辛い陵辱の日々。それは幼いミルリーフの心を壊すのには十分だった。
「でもミルリーフがいくら泣いてもやめてくれなかった……とっても惨め……ミルリーフはとっても惨め……」
しゃくりあげるような嗚咽。ミルリーフの喉の奥からもれ出す。そして次の瞬間、火のように激が噴き出る。
「どうしてぇっ!?どうしてミルリーフがこんな目に会うのっ!?どうしてっ!!」
「ミルリーフちゃんっ!!」
「ほかのみんなはは…リシェルおねえちゃんも…ポムおねえちゃんも…みんな…ずっとパパの側に居て…
パパと一緒に幸せでいるのに…ミルリーフだけっ!!ミルリーフだけぇぇっ!!」
生の感情を噴出すミルリーフ。ミルリーフはエニシアをなじる。
「みんなあなたのせいなのぉ!ミルリーフがこんな酷い目にあってるの全部!みんなぁ!」
「ごめんなさいっ!ごめんなさぁぁぁいっ!!」
詰られ謝罪を繰り替えずエニシア。するとミルリーフはまた壊れた笑みを浮かべる。
「だ・か・らぁ♪おねえちゃんはこれからずっとミルリーフの玩具なのぉ。壊れちゃうまで許してあげないのぉ♪」
「うっ……っぐ……うぅ……」
狂気に染まるミルリーフ。エニシは涙する。確かにその通りだ、この娘をここまで追い詰めたのは自分なのだ。
「あはは♪これからずっと遊んであげるねぇ♪いいでしょぉぉ」
その言葉にエニシアは頷くしかなかった。これは罰。紛れもなく自分の罪に対する罰。
(ごめんね……ミルリーフちゃん……本当に……ごめんなさい……)
エニシアは覚悟を決めた。せめて傷ついてミルリーフの心への慰めとなる覚悟を。
「あひぃぃぃぃっ!ひぎゃぁぁぁぁああああ…ぐぁっ!……がぁぁぁぁっ!」
「あはははははは!!もっと悶えてぇぇぇえ!もっと叫んでぇぇぇぇぇえええ!もっとぉぉぉ!あははははははははは」
壊れた幼女とそれに貪られる少女。哀れな二人の娘の時間はこうして無常に過ぎてゆく。
〜NEVER END〜 それは終わることのない悪夢
そんなわけでエニシアの百合友はミルリーフに決定しました。良かったね。エニシア。(ちっともよくねえw)
なんか定期的にエニシア(とミルリーフ)を陵辱したくなる衝動にかられます。
困ったものだ。鬼畜のエルゴ。自分的にエニシアがアメルの後継とするなら
ミルリーフは絵美の後継かなあ。なんとなくそんなイメージ。
そんなわけで今回はこの辺でサラバ。またいつか。
フェア×エニシアに和んだ時間を返せw
GJだ
フェアも混ぜてやれば良いじゃない
フェア×エニシアに和んだ時間を返しやがれ、この不義野郎!
後、アロエリ×エニシアとか、リビエル×エニシアとかはどうだろう?
いっそのことアロエリ×リビエルで。あの二人なんだかセットな感じするし。
思い切りフェア×エニシアを期待したじゃないかwwwwwwwwww
でもGJですぜb
最終話 愛を胸に すべてを変える時…! 魔法妖精ドリームエニシアは、発売未定です。 ギアン=クラストフ
エニシア「チクショオオオオ!くらえリシェル!新必殺バル○ィッシュザンバー!」
リシェル「さあ来いヨゴレェェ!あたしは実はベッドヤクザだったライに性奴隷にされたヨゴレよォ!!」
(ザン)
リシェル「グアアアア!こ このザ・エレキメDEATHと呼ばれるメインヒロインのリシェルが…こんなヨゴレに…バ…バカなアアアアアア」
(ドドドドド)
リシェル「グアアアア」
ポムニット「お嬢様がやられたようですね…」
アティ「ウフフ…あの子は痴女四天王の中で最貧乳…」
クラレット「陵辱女に負けるとはラヴ担当の面汚しよ…」
エニシア「くらええええ!」
(ズサ)
3人「グアアアアアアア」
リシェル「やった…ついに痴女四天王を倒したよ…これでライのいる面影亭の扉が開かれる!!」
ライ「よく来たな、ヨゴレマスターエニシア…待っていたぜ…」
(ギイイイイイイ)
エニシア「ここが面影亭だったのね! 感じる…ライの愛を…」
ライ「エニシア…楽しんでいるところ悪いが一つ言っておくことがある
お前はこれから俺と『愛に満ちた交わり』ができると思っているようだが…これは夢だ」
エニシア「・・・・・・・・・・・・・・え?」
ライ「そして枕元ではレイムとオルドレイクが邪悪な笑みを浮かべている
あとは言うまでもないなクックック…」
(ゴゴゴゴ)
エニシア「アハハハ…そうだと思った…ならあたしも一つ言っておくことがある
自分は夢の中でも犯される気がしていたがライを犯す側だったよ!」
ライ「せやけどそれはただの夢や」
エニシア「ウオオオいくぞオオオ!」
リプレ「少し、頭冷やそうか・・・・・・」
エニシアの夢が少しでも長く続くようと祈って…! ご愛読ありがとうございました!
リプレwww
>リシェル「やった…ついに痴女四天王を倒したよ…これでライのいる面影亭の扉が開かれる!!」
名前欄誤植されてるっ!?
今まで見たソードマスターの改変の中で一番ワロタ
inferno starter
作詞 姫様 歌:月光花の妖精姫
『膝を抱えて 座談会場の片隅 いつも不安で震えていた 陵辱担当に されるのが怖くて (心の) 扉を閉じた』
『優しい嘘に 居場所みつけて 妄想の中に逃げ込んだ 誰も助けてくれない 陵辱の海で 白い粘液が(身体を)染めてく』
『苦しさ紛らわす 黒化への誘い 君の心を荒ませている』
『瞳の色は虚ろ 張り付いたような 笑顔の裏の真実に 甘々な純愛 誰も届けにこない』
『気が触れて壊れそうな 精神が今 ヨゴレを飛び越え 鬱になる』
『(鬼畜のエルゴが)ずっと傍にいるけど 不遇の扱いに 負けないで 』
魔砲妖精リリカルエニシア この後すぐ!
改変としての出来があまりにもよろしくない
片割れ(リプレorリューム)のSSも誰か……
今、魔王スレが熱い……!
というか、誰かプラーマで一つ頼むわ。
>>644 エニシア「私の肉しみは消えないんだ……」
最近このスレにはシルターン分が足りないと思うんだ。特に女性陣。
一番出番多いのでミスミ様だからな。
なんとなく気まぐれで1〜4のまとめ人氏のカウントがあるキャラを出身世界や属性で分別してみた。
リィンバウム系(純粋なリィンバウムの人間)
属性別
機 ♂ラムダ ロッカ シャムロック ナップ アルバ
♀ソノラ リシェル
鬼 ♂ペルゴ リューグ カイル グラッド
♀ベルフラウ
霊 ♂ソル キール スタウト バノッサ オルドレイク ルヴァイド ヤード イスラ ビジュ ルシアン
♀カシス クラレット セシル サイサリス フィズ ルウ パッフェル ファミィ アリーゼ アズリア ツェリーヌ
獣 ♂ガゼル フォルテ イオス フリップ カラウス ウィル スカーレル ギャレオ
♀ミモザ ラミ ミニス モーリン ケルマ ミント
選択次第または不明
♂ウィゼル マグナ アウゴ レックス
♀リプレ トリス ディミニエ アティ
ロレイラル系(ロレイラル出身者または改造人間や帰化した融機人の子孫など)
♂ネスティ ヴァルゼルド セクター
♀アルディラ クノン ローレット
シルターン系(シルターン出身者ないしは混血など)
♂カザミネ カノン キュウマ スバル セイロン シンゲン
♀アカネ カイナ ハサハ ケイナ メイメイ ミスミ
サプレス系(サプレス出身者ないしは混血や転生など)
♂バルレル レイム ガレアノ キュラー フレイズ
♀アメル ビーニャ ファリエル ポムニット リビエル
メイトルパ系(メイトルパ出身者ないしは混血など)
♂ レシィ ヤッファ ライ リューム パナシェ クラウレ ギアン カサス
♀ モナティ エルカ ユエル マルルゥ フェア コーラル ミルリーフ アロエリ エニシア
名も無き世界系(純粋な名も無き世界人)
♂勇人 籐矢 レナード
♀夏美 綾 絵美
なんか主人公を別にすると霊属性の女に戦力が集中しすぎてる気がする。
悪役が多いからしょうがないけど霊属性の男はレイパー多すぎw
ウィゼルは
サモ3の戦闘の際にステータス見て鬼とうろおぼえ。
数字にしてみた。主力キャラも併記。並べて書いてあるのはカウント数二桁いってるキャラ
リィンバウム系 ♂251(162)♀326(225)
属性別
機 ♂13♀37 ♂なし♀リシェル、ソノラ
鬼 ♂34♀13 ♂カイル♀ベルフラウ
霊 ♂73♀132 ♂イスラ、ビジュ、ルシアン♀アズリア、クラレット、カシス、パッフェル、ファミィ
獣 ♂40♀32 ♂スカーレル♀ミニス
不明♂91(2)♀112(11) ♂レックス、マグナ♀アティ、トリス、リプレ
ロレイラル系 ♂11♀19 ♂なし♀クノン
シルターン系 ♂26♀31 ♂シンゲン♀ミスミ
サプレス系♂29♀92 ♂レイム♀アメル、ポムニット
メイトルパ系♂60(31)♀86(51) ♂ライ、レシィ♀フェア、ユエル、コーラル
名も無き世界系♂60(1)♀70(19) ♂勇人、籐矢♀綾、夏美、絵美
多分エニシアとミルリーフが次回の更新時には二桁届く。惜しくも二桁届いてないのはキール、ネス、グラッド。
やっぱサプレス強すぎ。女の方の上位十傑の内、五人もいるもんな。
中堅どころのパッフェルさんやファミィさんでも他の属性じゃエース級だし。
ずっとシルターン!
2以降のラスボス「何勘違いしてやがる!俺のターンはまだ終了してないぜ!この○○者野郎!!」
ドロー!固定ダメージ!!ドロー!固定ダメージ!!ドロー!固定ダメージ!!
ドロー!固定ダメージ!!ドロー!固定ダメージ!!ドロー!固定ダメージ!!
ドロー!固定ダメージ!!ドロー!固定ダメージ!!ドロー!固定ダメージ!!
「ぐぅぅぅう!んぐぅぅぅうう!ぐぅぅぅぅううう!!」
舌を噛み切らぬように噛まされた猿轡。その奥から這い出る低い呻き声。
御使いの責務を果たせずに醜態をさらす自身をアロエリは激しく嫌悪する。
(殺せぇぇぇぇええ!!いっそのこと殺せぇぇええ!!)
生き恥を晒すぐらいなら死を選ぶ。それが誇り高きセルファンの戦士としてのアロエリの矜持。
だがそれも空しい。守るべき御子を守れず、戦う力も奪われた今のアロエリには。
自決さえ許されなかった。与えられるのは恥辱。アロエリの褐色の肌に付着する白濁。
辱めだ。戦士としての誇りも女としての尊厳もどちらも根こそぎ穢されている。
「んぐっ!ぐあっ!んがぁぁぁああ!ぐぅぅぅうう!!」
ずしんと肉の重みが下腹部にかけられる。アロエリの身を刺し貫くのは肉の槍。
それは荒々しくもアロエリの膣肉を抉り、子宮にさえ衝撃が響いてくる。
「んごぉぉぉぉおお!!ぐぉぉぉおおお!!」
注がれる液汁。それが伴う熱にアロエリは悶える。堕ちてゆく。誇りという名の翼をもぎ取られて。
虜囚の身で恥辱に恥辱を重ねられる。アロエリの心は折れそうになる。
(兄様……兄様っ!)
心に浮かぶのは今は亡き兄の姿。泣き崩れそうになる。誇りの鎧を剥ぎ取られてか弱い女が顔を出す。
なおも続く律動。胎内を掻き毟られるアロエリの瞳に涙が滲む。その一方でアロエリの耳に嬌声が響く。
「あふぁぁぁああ!あぁっ……いいっ!いいですのっ!……はうぁぁあああ……」
小さなその身を前後から刺し貫かれて知識の天使は乱れる。心も身体も既に淫らな快楽の虜となって。
(リビエルっ………)
変わり果てた同胞の姿にアロエリは猿轡をかみ締める。戦いに敗れ、リビエルもまた陵辱の憂き目にあっていた。
与えられる苛烈な責めはリビエルの見た目どおりに幼い精神を容易く壊した。
「んっぷ……んむっ……んっ…ちゅ……殿方の……殿方の味がいたしますわ。ああ……もっと…もっとぉぉ……」
輪姦を受けながら口元に差し出される肉棒にリビエルは貪りつく。口腔に広がる雄の味と臭い。リビエルは堪能する。
喉を滑り落ちる苦味のある白濁。粘膜同士の接触による快楽。もう後戻りの利かぬところにリビエルは達していた。
(リビエル……リビエルっ!)
アロエリは目を伏せる。直視に耐えなかった。リビエルのように自分も堕ち果ててしまうのかと思うと。
アロエリの頬に涙が落ちる。守るべき御子を守れなかった。戦士の誇りを穢された。
そして今、陵辱を受け壊れゆく戦友に対しなにもできずにいる。情けない。何が戦士だ。ここにいるのはただの……
「んっぐ……ぐぅぅ……んぐぅぅ……うぅぅ……」
喉奥から出てくる嗚咽。アロエリはすすり泣いた。戦士ではなく、ただ泣きじゃくるだけのか弱い雌がそこにいた。
アロエリビエル「「なんなんだっ!(ですのっ!!)これはいったい!!」」
ミント「えっとね、これは先に書かれた無惨シリーズの別パートだよ。御使いの二人も幻獣界に一緒に来ているはずだからって……」
アロエリ「ふざけるなっ!御使いの使命も果たせずにこのような辱めを受けるぐらいならオレは死を選ぶ!」
リビエル「そうですわ!なんなんですの!私のあの扱いは!!私のキャラを激しく侵害しています!断固抗議させてもらいますわ!」
ミント「う〜ん……わたしに怒られても困るよぉ……」
アロエリ「まったく。それでなんだ?ひょっとしてここは座談会場というやつか」
リビエル「最近ではすっかりリシェルとポムニットの主従漫才の舞台ですわね」
ミント「まあ、そうなんだけど……今回はわたし達、作者の人が普段書かないキャラにスポットをあててみるんだって」
アロエリ「それで冒頭のような恥辱を受けるぐらいなら出番など要らん!ええい!この不義作者め!討ち果たしてくれるっ!」
リビエル「そうですわ!そんなのはどこかの芋天使と邪悪な誰かさんに任せておけばいいんですのよ!」
ミント「リビエルちゃん……それはちょっと言いすぎだよぉ」
アカネ「あ〜あ〜、あんた達もみっともないねえ。陵辱の一つや二つであたふたしちゃってさあ」
ミント「あ、アカネさんだ。どうもいらっしゃい」
アロエリ「みっともないだと!貴様、オレ達を愚弄する気か!」
リビエル「そうですわ!なんですの!いきなり現れていけいけしゃあしゃあと!」
アカネ「だからそうやっていちいちがっつくのがみっともないって言ってんの。陵辱なんてこのエロパロスレにゃ付き物なんだしさあ」
ミント「そういえば確かアカネさんも前に酷い目にあったそうなんですよね」
アカネ「そりゃそうさ。こちとら真性鬼畜がいる無印出身だもんねえ。言っとくけどさっきのあんた達なんか及びもつかないんだから」
アロエリ&リビエル「「っぐ…うぅ……」」
アカネ「カシスだってクラレットだってそういった扱い乗り越えて今の地位を築いてんだよ。それなのにあんた達ときたら……」
ミント「でもそう言うわりにはアカネさんてこのスレであんまり出番多くないんですよね」
アカネ「グサッ!!」
ミント「あれ?ごめんなさい。わたし何かアカネさんが傷つくようなこと言ったのかな?」
アロエリ「なんとも見事な急所撃ちだ……侮れん……」
リビエル「ミント……貴女よくもさらっと人の痛いところをつきますわね……なんとも恐ろしい」
ミント「え?ええ!?あ、アカネさん。ごめんなさい。ごめんなさい。だからしっかりして!」
アカネ「あは…ははは……どうせあたしゃ……出番なしクノイチさ……1からずっとこのシリーズ……でてんのにねえ……」
アロエリ「つい先日、発売されたドラマCDにも出番がなっかたしな」
リビエル「4の仲間キャラ女性陣ではダントツの出番最下位ですものね」
ミント「あああ、ダメだよ二人とも。そんな人の傷口に塩を塗るようなことを言っちゃ。アカネさん。気を確かに!」
アカネ「は……はは………ええい!落ち込むのは止め止めぃ!開き直っていくよ」
ミント「立ち直ってくれてよかった。じゃあ今度はアカネさんの番かな」
アロエリ「ろくでもない予感しかしないのだが」
リビエル「どうせこの作者の考えることですから」
アカネ「こらぁ!人がせっかくやる気になってんのに不吉なこと言うな!さあ、この『せくしぃクノイチ』の活躍とくと見よ」
「忍とはこれ即ち耐え忍ぶ者のこと。そのことは貴女も理解しているはず。そうですよね。アカネさん」
淡々と師は愛弟子に問う。弟子はコクコクと頭を縦に振って頷く。
「いかな苦難に見えても課せられた使命を果たすことこそ第一。アカネさん。貴女にその覚悟はありますか?」
師は更に問いかける。弟子はまた頷き返す。それ以外の選択を許されない。
「ときには捕らえられ苛烈な責め苦を受けることもあるでしょう。ですがそのようなときにも忍は屈せず。
裂帛の意思を絶えず持ち続けることこそ肝要。アカネさん。どうやら貴女にはその点が決定的に欠けています」
はりついたようなにこやかな笑顔で師は語る。弟子の背筋に寒いものがはしる。ふいに問い返す。
「あのぉ……お師匠……」
「なんですか?アカネさん」
引きつった笑みを浮かべきいてくるアカネにシオンは応じる。
「どうしてアタシ……こんな風に素っ裸で縛られてるんでしょうか」
回答は分かりきっていた。でもつい聞いてしまった。アカネは自分の愚かさを呪う。
「お仕置きです」
しれっとした顔でシオンは手短に答える。アカネはふっと空笑いを浮かべる。そして
「嫌ぁぁぁぁぁあああああ!やっぱしぃぃぃいいいい!!」
いずことも知れぬ師弟の修行場に今日も不肖の弟子の叫び声は木霊する。
「んほぉぉおおお!!おほぉぉぉおおお!!ふごほぉぉぉぉおおおお!!」
繰り出される連突き。アカネはひたすらに悶える。アカネの女陰をひたすら突き上げる異物。
そのゴツゴツとした触感がアカネの胎内に響く。
「んほぉっ!……ぁ……なんへ……なんへぇ……」
呂律も回らぬ舌で。視界に映る冷淡な笑みを浮かべる師にアカネは涙ながらに訴えかける。
「何でナガレぇぇぇ!!!なんでキュウリぃぃぃ!!んごほぉぉぉぉおお!!!」
ナガレが手に持つ極太のキュウリで秘部をダブルアタックされながらアカネは絶叫した。
「今回は特別にお借りしてきたのです。アカネさん」
「借りてこないでへぇぇぇえ!そんなのほぉぉぉおお!!」
しれっと答えるシオン。アカネは悶絶する。こうしているうちにもゴツゴツとしたキュウリの疣がアカネの膣内を掻き毟る。
それにしてもひたすらに突き続けるナガレの見事なことよ。アカネの急所を適確に捉えて抉ってくれるではないか。
「私が直々に伝授しました」
「お師匠ぉぉぉぉぉぉおおおおお!!」
号泣する馬鹿弟子。だが鬼師匠は決して容赦することがない。
「実はこのイヌマルさんもお借りしてきたのです。イヌマルさん。私の言った通りにお願いしますね」
そうして命じられた忍犬はトコトコと隠密状態でアカネの背後に回る。
そして繰り出される背後からの攻撃。アカネの菊穴へと。それはもう見事に。
「嫌はぁぁぁぁあああああ!!お尻ぃぃぃぃぃいい!!よりによって犬ぅぅぅぅうううう!!」
イヌマルの肉根の大きさはその小柄な体躯によらず立派なものだった。
屹立する剛直。ねじ込まれる。アカネの肛門から入って直腸を串刺しに。
「嫌ぁぁぁぁあああ!!んっごほぉぉぉおおお!!許してぇぇぇええ!もう許してぇぇぇえええ!」
泣き叫ぶアカネ。ただでさえ媚薬をさんざん塗りたくられた身体を荒縄でギチギチに縛られて堪えているのだ。
アカネの豊満な肉が縄目にぎっちりと締め付けられる。それだけでも意識は朦朧としそうだというのに。
その上で極太キュウリで前をひたすら突かれて、後ろの穴はイヌに犯されている。
屈辱どころの騒ぎではない。なんというか人としてもう終わっているような仕打ちである。
「あぁぁぁぁあああああ!!ひぐあぁぁぁああああ!!んぐひぃぃぃぃいいいいい!」
アカネは悶絶する。意識が何度もあっちの世界に飛びかける。だがその都度、与えられる刺激に引きずり起こされる。
なんとも苛烈な拷問。これが忍の道というものか。
「それではアカネさん。私は蕎麦の仕込みに行きますので」
「おひひょほぉぉぉおおおおおおおお!!」
「私が戻ってくるまで一刻はゆうにあるでしょうがその間しっかり持たせなさい。命令です」
「そんな殺生なはぁぁぁぁぁあああああ!!」
無情にもきびすを返す師匠に涙する馬鹿弟子。結局、シオンが戻ってくるまでアカネが持ちこたえていられるはずも無く。
「あひ………あひあは……はひ……」
「やれやれ、思ったとおりですね。アカネさん。残念ですが不合格です」
「嫌はぁぁぁぁあああ!!もほぉふぅ許ひてへぇぇぇぇえええええ!!」
シオンからの追加の制裁をみっちりと受けましたとさ。
アカネ「…………………………………………………」
アロエリビエル「「…………………………………………………」」
ミント「……あ、すごくお弟子さん思いのお師匠さんなんだね。アカネさんのお師匠さんって」
リビエル「ミント……どうしてあれがそうなるんですの」
アカネ「はは……あはは……はっ……は……」
アロエリ「アカネ……さっきはすまなかった。確かにお前から見ればオレたちなどまだ雛鳥もいいところだ」
リビエル「世の中上には上がいますのね。この場合は下には下かもしれませんが……今回ばかりは私、貴女に同情いたしますわ」
アカネ「あ……はは……は……んぁあぁぁあああああ!!急に優しくなるなぁぁぁああああ!!」
ミント「アカネさん。どうか落ち着いてっ!」
アカネ「ええい!こうなったらミント!次はあんたの番さ!!あたし達みたいに恥をおおぴらに晒せぇぇぇええ!」
ミント「え?え?えぇぇぇぇええええ!!!」
アロエリ「確かに順番的にここはミントの出番だな」
リビエル「そうですわ。貴女だけ何事も無くでは不公平ですわよ」
ミント「うぅぅ。みんなを見てると気乗りしないよぉ。なんか嫌だなぁ」
アカネ「ここで一人だけとんずらここうとしたっても許しゃしないよ。いいじゃん。みんな仲良く恥かけばさあ」
アロエリ「うむ、それでこそ仲間というものだろう」
リビエル「今回の主旨の普段作者が書かないキャラに貴女も思いっきり該当していますしね」
ミント「ううん。皆がそう言うんなら……あんまり気乗りはしないんだけど……」
アカネ「それじゃここらで締めに一丁パーッといこうじゃないか」
アロエリビエル「「そうだ!(ですわ!)そうだ!(ですわ!)」」
ミント「ううん……なんだか不安だよぉ……」
後ろから抱き縋ったその身体。硬く冷たい鋼の感触。一切の温もりを感じぬその鋼の身体にミントは寄りかかる。
「セクターさん……」
呟きは切なくミントはその豊満な肉体をセクターの背に押し付ける。
「ミントさん……私は……」
「いいんです。わかっています」
彼が自分の想いに応える事は決してない。彼は旅行く。この街から自分の下から。それはミントも理解していた。
「せめて……証が欲しいんです。わたしが貴方のことを愛したこと……そして貴方も……わたしを愛してくれたことの……」
「ミントさん……」
旅行く彼と留まる自分。分かれゆく二つの道筋。そのけじめにミントは欲する。その想いはセクターにも響く。
「ミントさん。こんな私に……この俺にも……できることがあるのならば……」
そう言ってセクターは振り返る。そっとその唇に柔らかなものが触れる。優しく温かな感触が。
「やっぱり……ちょっと恥ずかしいですよね」
ぽっと顔を赤らめてミントは呟く。今は彼女の持ち家となった邸宅。寝室のベッドの上に生まれたままの姿でミントは転がる。
「あの……わたし……変じゃありませんよね?自分ではなんだかちょっと脂肪がつきすぎかなあって思ってるんですけど」
豊満な裸身を晒しながらミントは尋ねる。たわわに実るその乳肉もミント自身にとってはある種のコンプレックスの素であった。
「そんなことはありません。とても綺麗です。ミントさん」
「よかった。セクターさんにそう思ってもらえて……」
本心からそう答えるセクターにミントは微笑む。その安らぎを感じさせる笑みにセクターも息をもらす。
「それではミントさん」
「はい。セクターさん」
しばらく逡巡してセクターは切り出しミントも応じる。一夜限りのこの逢瀬を。
「あっ……っは……ぁ……」
鋼の指が最初に触れるのはやはり乳房であった。ミントの豊かな膨らみは硬質の指先で変成をみせる。
ぐにっとゆがみ弾む乳肉。その都度、ミントの口からは甘い吐息がもれる。
「はっ……あはっ…ふぁぁぁっ!」
愛でるようにセクターの指はミントの性感帯を刺激する。くにりと摘まれる乳頭。喘ぎをもらすミント。
セクターは『失礼』と一言断りを入れてからそれを口に含む。女としての本能を刺激されミントは身悶える。
「はぁうぅぅう!あっふ」
そうして胸だけでミントは軽くオルガズムを与えられる。艶やかに乱れるミント。その茂みも十分な肉蜜を滲ませていた。
「………………………………………」
生い茂るミントの秘所。それを見つめながらセクターは沈黙する。
「セクターさん?」
ミントは声をかける。するとセクターはこう答えた。
「すみません。ミントさん」
そう詫びるセクター。何事かと戸惑うミントにセクターは理由を語る。
「私のこの身体は……貴女を……本当の意味で愛することができない……」
憂いを滲ませる。愛する女を男として満足させることが出来ない。それは男にとって何にも変えがたい屈辱なのだろう。
「このような紛い物で……貴女のその身体を穢す……やはり私にそんなことは……」
この逢瀬のために股間部に取り付けた模造品。それを取り出してセクターは戸惑う。
だがそんなセクターにミントは優しく微笑みかけて言う。
「いいんです。身体がどんなに紛い物だったとしてもわたしはいいんです。セクターさん。貴方の心が本物なら……」
「ミントさん……」
「それに……あんまり女の子に恥をかかせないでください。わたし怒っちゃいますよ」
「すみません。ミントさん」
そう言って軽く拗ねたような顔を見せるミントにセクターは謝罪する。もはや迷うことなど何もない。
セクターはミントに覆いかさぶる。模造性器の切っ先をミントの秘唇にあてがう。
「ミントさん」
「セクターさん。ん……」
再び重ねられる唇。それとともにセクターの腰は沈められる。ミントの中にゆっくりと。
「んっ……っ!」
するりとゴム製の棒はミントの膣内に滑り込む。侵入してくる異物の感触にミントは軽く喘ぐ。
(セクターさん……)
ゴム棒はミントの膣内にぴっちりと収まる。膣の中に伝わる冷ややかな感触。
しばらくして異物は細やかに律動する。ミントの膣内をむしるように。
「んあっ!っは!あんっ!」
繰り出されるピストンに喘ぐミント。これは本当の男女の営みではない。それは分かっている。
だがミントは確かに感じた。自分の中に確かに入ってくるセクターを。
(セクターさん……わたし感じています……貴方の温もりを……)
冷たい機械の身体。それでも温かさというものは伝わる。混じりゆく心と心の温もりは。
(わたし……貴方のこと決して忘れません……貴方との思い出を力にして……しっかり生きていきます……この街で……)
噛み締める。積み重ねた日々の記憶。それは明日への糧となる。例えこの先、二人の道が交わることがなくとも。
残された想いはきっと支えになってくれる。そう。確かに。
「はぁぁっ!セクターさんっ!セクターさんっ!」
ミントは必死にしがみついた。セクターの記憶をその身に刻むために。
「セクターさんっ!セクターさんっ!」
そして営まれる激しい逢瀬。最後の夜。ミントは確かに自分の中にセクターを刻んだ。
目を覚ますと。そこに彼の姿はなかった。
「もう、いっちゃったかな……」
少しだけ寂しそうにミントは呟く。寂しくないといえば嘘になる。けれど彼からはもう十分なものを自分は貰った。
だから大丈夫だ。踏み出してゆける。これからもずっと続く明日への道を。
「さようなら。そしてありがとう。セクターさん」
部屋の窓から街の入り口を見つめミントはそう優しく微笑みながら呟いた。
ミント「はぅぅ……セクターさん……」
アロエリビエル&アカネ「「「…………………………………………………」」」
ミント「あれ?みんなどうしちゃったのかな?急に黙っちゃって」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ(効果音)
アロエリビエル&アカネ「「「贔屓だぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!!」」」
ミント「きゃぁぁぁああ!みんな落ち着いてぇぇ!!」
その一方
リシェル「ちょっとポムニット!あんたさっきからライにくっつきすぎよ」
ポムニット「別にいいじゃないですか。ライさん♪おじょうさまとばかりでなくたまにはわたくしともラブラブしましょう♪」
リシェル「ああっ!もう、こうなったらこっちだって負けないんだから」
ポムニット「うふふふふ。望むところですよ。おじょうさま」
ライ「………………俺の意思は?」
一見、一人の店主を取り合っているが、その実、仲良く睦みあってる主従もあり
エニシア「ひっく……ぐすっ……幸せになりたい……私も幸せになりたいよぉ……」
ミルリーフ「あ〜〜こんなとこにいたんだぁ。ダメだよエニシアおねえちゃん。ミルリーフから逃げ出したら」
エニシア「嫌ぁぁぁあああ!もう嫌ぁぁぁああああ!!」
ミルリーフ「逃がさないよぉぉ。エニシアおねえちゃぁぁんっ!!」
幼竜に追い掛け回されて必死に逃げ惑う不遇の姫君もいる。
多種多様なキャラの入れ交じり合うこのスレ。色んな扱いのキャラがいるからこそ面白い。
願わくば多くの書き手達の手によって魅力溢れるキャラたちの様々な一面が引き出されることをここに願う。
突発!出番向上委員会 〜fin〜
たまには普段書いてないキャラたちもまとめて書いてみようかと思いこんな感じになりました。
最初はミント姉ちゃんはオヤカタと獣姦ネタにしようかなと思ったんですけど
アカネが先にやっちゃってくれたから急遽オチとして純愛セクミンになりました。
アカネ……強く生きろ。エニシアも。
それではこのスレの繁栄を祈って今回はこの辺でサラバ。またいつか。
不覚にも噴いたwwwwwwwwwwww
腹がいてぇwwww
アカネ、師匠に愛されてるなwwwwwww
セクミン普通に萌えたw GJ!
>>600 一部言っちゃっていいよな?(っていうか皆分かるよな?)
3に出てくる"H"は2に出てくる"P"だ。
3の2周目をやってる時初めて知ったがマジビックリした
673 :
600:2007/05/26(土) 21:31:19 ID:0oCw7doZ
>>672 すまん、もう知っているんだ…お前の優しさに泣いたが
3に出てくる『エッチ』は2に出てくる『ファンタジー』だ。
とか普通に読んだ俺の脳味噌は相当膿んでいるようです。
>アカネさんも前に酷い目
ああ、あったあった。比較的初期の作品だな。
なんか終わりのほうの文の流れが最終回っぽくて寂しくなった…まさか…?
いや、杞憂だろ。しかし最近、なんだか鬼畜氏の
, -─- 、 , -‐- 、
,, -'" `V `‐、
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/ ヽ
./ / l ヽ
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| l. l / / / ./ .l | | l / / l l.〉
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l、| | l // ///| l / / //// / / ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
l、l | /l///_/ l / //_|/_∠| / | / .< ず っ と 俺 の >
/⌒ヽ | \ `ー' ゝl // `ー' /|/⌒v' < タ ー ン ! !>
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ヽゝ(ー| /| ´ \| ll ),l'ノ
lヽ_ / | ┌───7 /._/
.l/ | l ̄ ̄ ̄/ / / ,ノ!
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(| ,.-‐'" | \__/ .|/ _,.-─;
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が続いている気がする。他の職人もガンバ。
そろそろマイナーキャラ救済キャンペーンをだね
保管庫のページをまとめて同じフォルダにぶっこんんでキャラの名前で検索してみたら
トリスやライが妙に多かったんでなんでかと思ったら名前の文字含む単語が多いのよね。
トリスはクリトリス。ライはライフとかライザーとかサムライとかがヒットしちゃうw
気を取り直してよく名前の挙がるマイナーキャラの名前入れて検索してみたら
シアリィ2件 スウォン1件 ザーネ0件
さすがマイナーキャラ。名前が出てくることさえ非常に稀なのね。
本編シリーズの出番無し組みをあれこれ名前検索してみたところ
スウォン 1件 ハヤトにドライアードの実を手渡したのが唯一の出番
エルジン 1件 名前が一回出ててきたのみ
エスガルド0件 まったくヒットせず
マイナーキャラは数あれどこいつらがもう御三家って感じ。
1の男キャラはその実夏美か綾くらいとしか絡ませられないが彼女達自体出番が多い訳じゃないしな…
昔アヤ×バノッサとかあったんだよな…
ハヤト×ナツミ、ハヤト×エミは結構好きだった
あとナツミ×エルジンとかラムダ×セシルとかイリアス×サイサリス、ひでーのだとカムラン×モナティやカザミネ×カイナとかやってたサイトが昔あった…
>>671 そういやセクミンってここじゃはじめてだったか?
>>681 ひでーとか言ってやるなw
まぁその辺は妄想の流行り廃りだろうよ、ファンサイトでもここでも同じ。
久々に3やったらクノンに殺された(性的な意味で(*´д`*)ハァハァ)
というわけで投下
「アルディラ様、お話が……」
「なに?クノン」
クノンのすこし頼りなさそうな、不安げな顔
こんなクノンを見れるなんて、あの人のおかげね、とアルディラは思う
普段、滅多に表情すら変えない介護人形の頬が、ほんのり赤みを帯びるなんて考えもしなかった
「実は……」
初め勢いなく、ぼそぼそと話すクノンだったが、段々と声の強さを増していった
「私は、一体どうしたらいいか、わからないのです」
なんでも、最近読んだ小説の登場人物の気持ちに似た、どこかこそばゆい思いに酷い違和感を感じているらしい
主人の返事を待つ整った顔も、不安からか、目は潤い、眉や唇がわずかに歪んでいる
「それで、貴女の心を奪った不届きな男はだれなのかしら?」
だいたい予想はつくけど……、そう心の中で呟くアルディラの笑顔は、単なる優しさから来る微笑みではなく
性に目覚めたばかりの女の子をからかうような、そんな笑みだった
「そ、それは、アルディラ様にもお教えできません!」
薄い紅色が、より赤みを増して、いつもの落ち着いた機械的な表情はこれでもかというくらいに動揺して、人間らしい
「それで、小説の通りにするのじゃあダメなの?クノン」
「ダメ、ではないのですが……」
「なにがいけないのかしら」
「恋に落ちた二人は……キスをして……」
いちいち言葉に詰まるクノン
昔、怪我をした他の集落の治療の際に、一切の躊躇もなく男性器に触っていたとは思えないほど、初々しい
「キスをして、どうするのかしら?」
「二人で…………」
最後まで、言い切れないあたり、純粋なのか、それとも……
とにかく目の前の、自分の台詞で、恥ずかしさのあまりにゆであがってしまった少女に
主人として、何か助言をしてやらなければならないとアルディラは口を開く
「それじゃあ、貴女の思う人の唇を無理矢理奪って、そのまま勢いでベッドに流れ込んでしまうとか……どう?」
笑顔で。そう、とびっきりの笑顔で
本当なら、いっそう困惑した、甘い想像に身悶えする少女を見て、そんな純情な少女をクスクスと笑いながら
「ふふ、冗談よ冗談」
とでもいう予定だった
予定という事はつまり、そう。先程の台詞を訂正するチャンスは訪れる事はなかった、ということだ
「そう、ですね。それも、あり……。ありがとうございました」
そう言ってから、真面目な顔をして部屋を後にするクノンをただただ黙って見送って、先刻の台詞に後悔するアルディラ
「クノン。あの子一体どんな小説を読んだのかしら……」
誰もいなくなった部屋でスクと立ち上がり、アルディラはクノンの部屋へ歩いていった
「……あの、クノン?現状を説明してくれるかな?」
森。漂流した海賊船と、青空教室の間の森。木々の生い茂る何処かの花畑
後ろから頭を強打されて、記憶が跳び、今に至る
召還術の効果か、体が動かないレックスと、そのズボンを脱がそうと、チンコガードベルトの大群と戯れるクノン
「あのー、クノンさーん。どうしてこんな目に遭ってるんですか?」
何とか動く口で精一杯現状の把握に務めようと思案するが、相手からの返答はない
船へ帰る途中に、後ろから声をかけられて、一緒に帰ろうとした矢先に、何か固いもので殴られた
それが気を失う前の最後の記憶
そして今、少女に襲われている現実
ガチャ……
ようやくベルトを外し終え、ズボンが脱がされる
「ちょ、クノン!……やめっ……うっ!」
痺れて動けない体は、感触をより鮮明に伝える
ふにゃ、と垂れていた男根を軽く愛撫して、口にくわえる
「……はむ……んん……んっ……」
「ク、クノン……や、やめ……」
苦悶の表情を浮かべているレックス。その顔と、声が、なにか新しい感情を芽生えさせる
「貴方は、嫌ですか?」
唾液で濡れた、輪を作った指を上下に動かすたびに、ジュブといやらしい音を立てる
「嫌でしたら、ここで終わりにいたしましょうか?」
レックスから伝わってくる、鼓動、脳波、共に、これ以上のことを望んでいるのは明らか
「本当に、やめますか?」
もう、止まることはない。そして、それは自分も一緒
「私は……」
レックスの上に股がって、服を一枚一枚脱いでいく
人形とは思えないほど、綺麗な、白い肌が露出する
「どうしたらいいでしょう……」
未発達、といっても成長するはずのない小振りな胸と、細い腕
凹凸のない、滑らかな肌
「……本当に、やめた方がよろしいですか?」
周囲を、灰色の光が照らし、体の自由を奪っていたしびれは消えて、目の前には少女が立つ
「レックス様、どうぞご自由に」
身を装飾していた、全ての衣服を取り払って、レックスの前に立つ
「本当にいいのか?」
「はい」
即答。少しの間見つめ合う二人
クノンが、レックスの胸に寄りかかる
ぎゅっと、優しく、抱き寄せる
「……あの、一つだけ、よろしいですか?」
「なに、クノン」
「はじめに……はじめに、キスをしていただけますか?」
じっと上を、レックスの顔を見つめる目
「……うん、じゃあ」
そっと触れる唇
「あっ……!ん…ぁぁ…!レック……ス…ゥゥ……さまぁ……」
「クノン……クノン!」
樹木に手をつき、後ろからレックスを受け入れる
入り、抜けるたびに、体中に何かが走り、その動きも滑らかになる
「クノン、本当に大丈夫か?」
「は、はい……どうぞ、私には……ひぅ…おかまいなく…ああぁぁ!」
見た目通りに、きつく狭い道を、幾度もレックスは上下していき、そのつど、甘い声を響かせる
「クノン……」
「な、なんで…しょう…かぁ…………!」
答えを最後まで聞き終える前に、繋がったまま、クノンの体を持ち上げて、自分の方へ向かせる
「ひ、ひやぁぁぁぁ!」
急な回転に、痛みと、それ以上の快楽が巡り
「レックス様ぁ……」
目の前に、また、彼が見える
体は、その腕に抱かれている
まだ繋がっている、秘処から流れ落ちる、自分の足を流れるしずくが、
よりいっそう、彼を感じさせる
確かに今、自分は愛する人と……
「レック…ス……」
もう一度
「……クノン」
月明かりに照らされる黒い影
二人のシルエットが一つに重なった
ようやっとクノンがラトリクスについたときは、朝日が少し、辺りを照らしはじめていた
自分の部屋へ戻ってみると、中から光が漏れている
「まさか、アルディラ様、いない私を……」
いそいで部屋へと向かうクノン
「アルディラ様!」
大声で叫んでみたものの、中の光景は想像とは大きくかけ離れたもので
「あら、クノン」
「ア、アルディラ様?」
人の心配をよそに、辺りに本の山を積み立てて、その真ん中に座っている女主人
「これは、一体……?」
「あ、あのね、クノン。貴女が一体どんな本に影響されたのか気になって読んでいるだけであって、
決してこういう恋愛ものに興味があって読み進めているうちに、続きが気になってしまっていても立ってもいられなくって、
気づいたら今になっているとか、そういうことじゃないのよ」
「はぁ……」
笑顔で、もの凄い早さで、かなりどうでも良いことを、する必要もないのに延々と説明し続けたアルディラと、
墓穴を掘っていますと忠告してルベ期かと思ったけれど、疲れてしまったし黙っていてもいいかと考えるクノン
「そ、それで、上手くいったのかしら?」
さっきから張り付いた笑顔で、ごまかすように言う
ただ、クノンにしてみれば、アルディラが何を考えていようと、そんなことはどうでも良かった
「……はい!」
恋する乙女には笑顔が一番よく似合う
以上。
なんでクノンエンドはあんな曖昧なんだぁ!とかレックス俺と替われええ!とか思ってしまった自分
確かに巨乳はいい、陵辱もいい
それでも、クノン家に来ないかなぁ……という気持ちには勝てないんだ!
sexできる機能つけた製作者に万歳。
セックス機能は大切だな。うん。
この調子で誰か機械三姉妹にも機能追加してくれ。
3ではソノラやベルフラウが好きだな。あとファリエルも。
まとめて一気にきぼん。
どうでもいいけどクノンの頭が取れて中からギャレオが現れて
伐剣レックスに処刑されるフラッシュが昔あったな。
やっぱりギャレオはネタ担当か
同じネタ担当でも近親とはいえ女っ気のあるクラウレの方が恵まれてるのかも。
リュームに比べれば二人とも恵まれてる。
ファンサイト漁ればクラウレ×フェアなんてのも普通にあるからな…
同じ敵部下ポジションのギャレオに比べると
クラウレのほうが二次創作では優遇されてるんだな
まあな
クラウレ(一応)美形だし
ガチ系マッチョでネタにしかならんギャレオと同列扱いは無理だろ
エドスは嫁さんもらえたけどギャレオはどうなんだろうか。
アティでアズリアEND見るとそうアズリアも悪い気はしていないみたいだから
ひょっとしたらオメガ級の奇跡が……ありえるわけないか。
どこかでギャレオ×ベルフラウを見た。
>>700 なんだってぇっ!!
俺はキユピーの格好したギャレオがアリーゼの護衛獣になるネタならみた覚えある。
完全にスルーされるよりも扱いが小さくてもネタにされたほうがいいよなぁ
鼻テープの本当の名前を忘れてる人もいるんじゃないか?
鼻テープって誰?
ビジュかな?と思ったけどどうだっけ?
あれ、アルバだっけ?あれ?なんか混乱しはじめた
そもそも鼻テープなんていたっけ?
>>702 公式ざっと見ても該当者がなかなか見つからず首をひねってたが青い奴のことね。<鼻テープ
緑の子とピンクの子が人気だからな。緑の子は公式でやったら優遇されてるしw
ギャレオは相手といっても超絶奇跡でアズリアが相手になるくらいか…
クラウレだとよく分からんがフェアが相手になってたり
近親だけど妹だったりどっかではウホッ扱いだったりする分優遇されてるのかもしれんが
ギャレオに比べると明らかに不自然な相手しかいないな
自分で書いてから何なんだけど「鼻テープ」ってあだ名自体が全然使われてなかったっけか
身内で当たり前のように使ってるから条件反射で書いてしまった
>>707 むしろウホッが自然かも。ギャレオは報われない隊長への愛でキャラ完結してっからな。
ビジュなんかは本編じゃよくいる三下の悪党キャラだけど一時期ブームだったよな。
勝手にビジュの夜会話・EDを捏造するビジュ板なるものまであったし。
このスレでもだいぶ活躍したよな。
このスレに限って言えばイオスも普通に男扱いされてたら出番はギャレオよりなかったと思う
っていうかイオスの出番ことごとく女体化だよ。男としてはカウント0だよ。
712 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 22:47:37 ID:IaIIYaCM
出番0よりはマシだと思うけどな
ここいらでありそうでなかったミニス×フィズを希望。
なんとなくミニスはレズっ気がありそうだ。
母親があの人だからかな……
フィズとかユエルとか百合友候補にことかかないからな。
1と2両方のキャラに絡めるし、3キャラとも番外編で出合ったし、
派閥つながりでリシェルあたりと将来的に絡む可能性も十分にある。
スケジュール表を片手に今日はどのラヴァーの元へしけこもうか思案するミニスを妄想した。
年上も年下もよりどりみどりw
母親もあの人というのもあるが、父親だってなぁ・・・
盛んの王と並び称される性王だからな
異母兄があいつだし……
義母のファミィさんがケイナの為に義息のフォルテを調教する。
いや生きてるから。王妃様。
ミニス×アリーゼ
ミニス×ベルフラウ
ミニス×マルルゥ
どれも違和感が無さそうなのは何でなんだぜ?
724 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 20:52:05 ID:KLC+GYpH
エルカやレシィも偶には思い出してください…
メトラルの能力で動けなくしたりできるから意外とネタ的にも美味しいんだぜ
あとレシィは数少ないショタキャラでもある
そういえばレシィとエルカの絡みって無いな。
片や族長の娘、片や角を切らなければならないという希有な存在。
面識はなくとも相互に存在は認知していた気もする。
726 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 21:28:50 ID:KLC+GYpH
3の番外編でレシィがエルカと面識あるような事言ってたぞ
多分2EDの後に会ったんじゃないか
王妃生きてんのか。そりゃまたあれだな。
1の獣人連中は何かの攻略本読んだ時に
ローカスと絡みそうな相関図があったけど
ゲーム内で空気すぎてがっかりした覚えが。
ローカス×エルカ!?
ちょっと妄想してくる!
ローカスはイベントをカットしたってブログで言われてたしな
そこに絡んでたのかもしれん。
しかし、ローカスといえば1フィズの「好きなもの」がローカスだったと思うんだが
その微妙な設定は4で消化されたと思っていいのかねぇ
師弟関係にはなったみたいだけどね、ローカスとフィズ
なんか突発的に浮かんだアホな妄想
主人公のライは、宿屋の経営をこなしながら、一人暮らしをしている15歳の少年。
そこに、彼と同じ髪の色をした2人の女の子、フェアとエリカが現れ、自分がライと双子だと名乗る。
どちらが双子なのか判明しないまま、奇妙な共同生活を始める3人だが、やがてフェアとエリカは、ライに恋心を抱く様になる。
>>728 どう考えてもアルバに奪われました、
嗚呼哀れローカス
>>731 哀れなんて・・・ローカスをロリコンにしないでくれ!
フィズは周りが熱いとか温和な男が多いから
クールな感じがすきなんだよな。きっと。
師弟関係の話しってどこで出たの?
>>732 番外編でローカスから戦い方習ったって言ってる。
ローカスはきっと別世界で元気「てれってれって〜♪ローカスはレベルが上がった」
って言ってるに違いないさ。
>>728 731
師弟関係のつもりで言ったのにw
>>730 結局どっちも肉親ということが判明して
・別に気にしなくていいやそんなの。
→近親ルート
・流石に近親はちょっと……
→幼馴染・メイドルート
に分岐するわけか。
仮に三つ子設定で同時存在させるとしてライとフェアってどっちが上っぽいかな?
個人的にはフェアのほうが姉っぽい感じだが。
ライのが兄貴っぽいと思う。自分は。
ここは敢えてエリカを長女に。
病弱なエリカをフェアの目の前で激しく犯したい。
「やめて!その娘は身体が弱いの。わたしが代わりになるから!」
だが、その懇願もむなしく輪姦を受けるエリカ。肉棒で突かれるごとにエリカの命は削り取られていく。
「おねえ……ちゃ……」
激しい陵辱の中でエリカは息を引き取る。そして妹がハメ殺される最悪の光景を見せ付けられながらフェアも犯されるのであった。
こんな感じで頼む。
流石に殺しちゃダメだろ
ここは一つ、二人とも捕まえて「お前が相手するなら姉(妹)には手を出さない」と言いながら
両方を別々の場所で陵辱調教していく展開で
で、どっちかが堕ちたらもう片方の陵辱を手伝ってもらう方向がいい
エリカで至竜の精液が治療の特効薬なんつうアホ設定を考えたことある。
その場合、竜の子は順当にリュームかふたならコーラルかどっちがいいだろう?
まあミルリーフに生やすことも可能だがw
743 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 20:45:56 ID:oJRgEpbg
ここはエルカの魔眼で動けなくしたライを二人で襲うほうがいいだろ
何でエルカがでてくるんだよw
745 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 21:46:22 ID:oJRgEpbg
すまん、エリカとエリカ見間違えた
少し前にエルカが出てきてたから
そしてエリカとエリカかよwうわ、俺までまぎらわしくなってきた。
747 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 21:52:36 ID:oJRgEpbg
なんかミスばっかりだな俺
吊って来る
ここでマルルゥでエロを妄想してみよう。
彼女が大きくなるか、あるいは相手が小さくなるか…
749 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 22:30:15 ID:oJRgEpbg
ヤッファがラトリクスの発明で小さくされてマルルゥとモグラ退治にいくという話思い出した
ああ。確かあったな。アンソロでそんな話。
>>749 ちっさくなったヤッファがマルルゥに乗られるあれか
裂けてグロな展開だろ。それは流石に……
それより今このスレに不足しているものはパイズリだとは思わんか?
754 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 23:09:33 ID:oJRgEpbg
問題はでかく(小さく)する方法だよな
召喚が暴発して特殊な状態異常になるとかか?
暴走召還の出番か
パイをでかくする方法が問題なのかと思った
フェアは順調に育てばでかくなるはずだ
メリアージュが結構でかいからな。
いや、だがフェアはどちらかというとケンタロウ似。
エリカのほうがでかくなりそう。そして「姉としての威厳が……」
ケンタロウの母がいい乳の持ち主だとなぜ考えない
けっこう立派な胸板してるしなケンタロウ。
それはさておきミニス×フィズが書きあがったんで投下してみる。
「ねえフィズ。キスしてみましょうか。いいでしょう」
そんなことを彼女が言い出したのはまだフィズが初潮を迎える前のことだった。
その行為の意味も良く知らずに、フィズは彼女の調子に流されて許してしまった。
大切なファーストキスを。二つ年上のその親友に。
「んっ……ふふっ♪なんかくすぐったい感じよねぇ」
唇と唇を軽く触れ合わせるだけのままごとのようなキス。
けれどそれをした後、フィズは身体の内になにか火照るようなもの感じた。
無邪気に微笑む親友。吸い込まれそうなその笑顔にどこか艶を感じてしまった。
ともすればフィズ自身より幼く見えかねない彼女。けれどやはり彼女の方が年上だった。
彼女の方が先に成熟を迎えていた。当時、フィズにも芽生え始めた性への憧憬の果実を。
「にししし♪じゃあねえフィズ。次はねえ……」
調子に乗って彼女の要望は次第にエスカレートしていった。けれどフィズは拒むことができなかった。
それは魅せられていたから。気づいたときにはもうフィズは抜け出せなくなっていた。
色とりどりの百合の花が咲き乱れる倒錯の園から。
「んふふっ♪フィ〜ズ〜♪」
「ちょっ…ミニス!やめっ……やめてってば!」
擦り寄るミニスに抵抗しながらフィズは声を出す。その日、久方ぶりにフラットに姿を見せたミニス。
親友との再会に喜んでいたのもつかの間。今はフィズの個室になっているかつての子供部屋でフィズはミニスに迫られる。
「なによぉ。わたし、フィズが寂しくしてるって思ってはるばるやってきたのに……つれないわねえ」
「ミニス……もうやめようよ……こういうの……あたしたち、女の子同士なんだしさ……」
「別にわたしは気にしないわよ」
「あたしは気にするって言ってるの!まったく……あんたときたら……」
ままごとのようなキスから始まったミニスとの関係。最初の頃はフィズもそんなには気に留めなかった。
けれど成長して大人に近づくにつれてフィズのうちに違和感が生じた。やはりよくない。こういうのはおかしい。
そんな風に膨れた心のもやがフィズの成長期の胸に重くのしかかっている。
「いちいちつまんないこと気にするのねえ。あなたも」
「あんたが気にしなさすぎなんだってば!少しは普通に男の子の彼氏作るとかしなよ!」
こちらの葛藤をそ知らぬミニスの態度に流石にフィズもむくれて言う。ミニスはじと目でフィズを見やると呟く。
「ふーん。じゃあフィズはわたしが他の男に抱かれてても平気なんだ」
「べ、別に……そんなのあんたの勝手だし……」
「わたしはフィズが、例えアルバが相手でも抱かれてると思うとちょっとカチンときちゃうんだけどなあ」
「なんでそこでアルバがでてくるのさぁ!」
「フィズにとってわたしってその程度の存在なんだ。あ〜あ。傷ついちゃったなあ」
「ちょっとミニスっ!本気で怒るよ!」
フィズは激しかけてミニスにつめよる。しかし、するりとあっさりとかわされる。フィズの体勢が崩れる。
「にしし♪隙ありっ!」
「きゃぅっ!?」
その隙をついてミニスはフィズを押し倒してそのまま手をわきわきとさせながら馬乗りになる。
「さぁてフィズ〜今日もお姉さんなわたしが貴女のことた〜っぷりとかわいがってあげるわよぉ♪」
「ちょっと・・・・・・やだぁ……やだぁぁ……」
フィズはなんとか逃れようともがくががっちりとマウントを決められているので抜け出せない。
そうこうしているうちにミニスはポケットから緑色の石を取り出して簡単な誓約の呪文を唱える。
呼び出される召喚獣は花の精。噴出すピンク色の霧をフィズはまともに吸い込む。
「んふふ♪どう?いつものより少しきつめにしてみたんだけど」
「やっ……あっ……やぁ……らめぇ……」
花精の芳香はフィズの快楽神経を過敏にしていた。一種の媚薬的効果。近頃、いたすときはこれをよく使われる。
どうやらこの魅了の術がミニスにとってのマイブームらしい。身体の火照りにフィズは身悶える。
「もう。フィズったら薄情なんだから。貴女のその生意気なおっぱいを誰が育ててあげたと思ってるのよ」
「やぁぁ……胸はぁ……らめぇぇ……許ひてぇぇ……」
衣服をたくし上げられてフィズの胸は剥き出しになる。まだ成長途上にありながら十分な発育を見せる美乳。
ミニスはわきわきとした手つきでつかみかかる。優しく触れながら愛でるようにミニスはフィズの胸を撫ぜる。
「んふ♪フィズのおっぱい……わたしが丹精こめてあげた成果よねぇ……こんなにも生意気に育っちゃって……」
「ひゃぁああ!ひあぁぁ……あっ……っは……ふぅ……はぁぁぁああ」
魅了の効果で過敏にされた身体。それを嬲られて悶えるフィズ。白魚のようなミニスの指。
それが乳肉に食い込む。探るような指先の動き。それはフィズの急所を捉えては適確に責める。つんと乳頭に触れる。
たまらずフィズは喘ぐ。期待通りの反応に快くしたミニスはフィズの乳首をくにくに指の腹で弄る。
「ひゃぁぁああああ!やぁぁあああ!らめへぇぇ……ひくぅぅぅう!!」
「あははは♪フィズったらとってもエッチねえ。こんなによがっちゃって……んふ♪……このこのぉ♪」
そう言ってむにむにとミニスはフィズの乳房を揉みしだく。フィズは吐息を洩らして甘く喘ぐ。
するとミニスは今度はフィズの乳首を口に含みちゅうちゅうと音を立てて吸い付く。
「んっ…ちゅぅ…ちゅぅ…んちゅ……んふっ♪フィ〜ズ〜♪」
「らめへぇぇぇ!吸っちゃやらぁぁぁああ!!」
涙目で訴えるフィズ。それに構わずにミニスは堪能する。乳房の味を。そして耳に響くフィズの喘ぎを。
たまらなく愛らしいと思った。もっと喘がせたい。もっとよがらせたい。フィズの愛らしい姿を心行くまで楽しみたい。
そんな欲求でミニスの脳は満たされていた。吸い付いてからしばらく、ようやくにしてミニスはその口を離す。
そして既に朦朧としているフィズを見つめながら怪しく微笑む。
「んふふ♪フィズ、今日も貴女のことたっぷりと愛してあ・げ・る♪」
「……ミニスぅぅ……」
妖艶な笑みを見せる親友にフィズはただ弱く呻くしかなかった。
「……ぁ……あぁ…………」
愛しげに見つめてくるミニスの瞳。その視線が放つ光にフィズは完全に囚われていた。抗えない。
かけられた魅了の術の性だけではなく、フィズの心自体が既に虜にされている。とうの昔に。
(やっぱり、あたし…………)
認めなくてはならないのだろう。嫌がるそぶりを見せても本当は欲しがっているのだということを。
こんな関係はマトモじゃない。理性では確かにそう思う。けれど身体は求めてしまっている。
もう消すことが出来ないのだ。フィズの心と身体に刻み込まれたミニスの存在は。
「フィズ……んふふ♪……んっ……ちゅっ……」
「んっ!……んっ……うっ……」
重ね合わされる唇と唇。侵入してくるミニスの舌は容易くもフィズのそれを絡めとる。
感触を伝え合う互いの舌。交換される唾液。ミニスの口の中にはフィズが、フィズの口の中にはミニスが広がっていく。
幼い日に交わした軽いキスとはうってかわり、濃密な快楽を二人して求め合う。
「んっ……んぅ……んっぷ……んんちゅ……」
「……ぅ……んむぐっ……んんっ……」
接吻は随分と長い時間続いた。呼吸が許す限りをめいいっぱいに。鼻息がお互いの顔をくすぐる。
絡み合う舌は濃厚にその味を伝え合う。口の中で混じりゆく唾液のように、二人の心と心も甘く溶け合う。
「ぷはっ……はぁ……はぁ……うふ♪」
「……ぁ……あふっ……っは……」
長いキスを終えて、唾液まみれの口元で二人はお互いを見つめた。小悪魔の笑みを見せて微笑むミニス。
そんなミニスをとろんとした眼でフィズは呆然と見つめる。もうなにも見えない。ミニス以外は全部。
どこまでも無邪気なこの親友から、もう逃れらることはできない。フィズは確信する。
そしてぱさり。ミニスは衣服を脱ぎ落とす。ミニスの裸身が露わになる。フィズは喉をならす。
するり。フィズも脱がされる。同じく生まれたままの姿へと。もう抵抗しなかった。切なく見つめる。
剥き出しの二人の少女がそこにいて、一方はくすりと微笑みかけてもう一方は伏せ目がちにする。
すると金色の頭が緑色の頭に近づく。逸らした視線の先に合わせられる視線。なんとも雄弁な沈黙。
それはどんな魔眼をも超える力で魂さえも捕らえて来る。緑の少女は頷く。金の少女は微笑む。
そして交差する二つの身体。密着しあう肌と愛蜜に濡れゆく花弁。少女達の濃密な時間はこうして過ぎていく。
「あははは♪久しぶりに楽しかったわよねえ。フィズ♪」
「…………………………」
無邪気に笑うミニスとは対照的にフィズは憮然としたまま顔を伏せる。
ひとしきり励んだ身体はいまだに火照っていた。滲んだ愛密がいまだにフィズの股間を濡らしている。
顔を朱に染めたままフィズはミニスからは目をそむけてひとりごちる。
(またミニスのペースに流された……しっかりなさいよ、あたし……)
自己嫌悪に苛まれる。こんな爛れた関係を早く清算しようと心に決めてはいても、いつもこんな調子だ。
一種の依存症なのだろう。本気で拒むことができないでいる。このままではいけないことは分かってはいるのに。
「んふふ♪やっぱりフィズはいいわぁ。ユエルも捨てがたいんだけど人肌恋しくなったときはやっぱりフィズよねえ」
「……っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
その上、この親友は自分以外にも同性のラヴァーを何人もこさえて、そのことをはばかりもしない。
色々と面白くない感情がむらむらとフィズの中で沸き立つ。そんなフィズに対しケロリとした表情でミニスは言う。
「あら、フィズったら焼餅?もう、しょうがない娘ねえ」
「べ、別に!あんたが誰と何しようがあたしには関係ないんだからっ!」
「あっ、そう。じゃあ帰ったら今度はラミのところに行こうっと♪あの娘にもそろそろイ・ロ・イ・ロ・教えてあげなくちゃ♪」
「ちょっ、ミニスっ!!それだけは絶対に許さない!」
「あら?だってさっき貴女、わたしが誰と何しても自由って言ったじゃない」
「ラミだけは別!あんた、ラミに手を出したらそのときは絶交だかんねっ!」
「はいはい。わかってるわよ。……ちぇっ」
ミニスは舌打ちしながら肩をすくめる。実はラミもとうの昔にお手つき済みなのだがここは言わないでおこう。
「まあいいんだけど。妹の分の埋め合わせは姉の方にたっぷりと要求しちゃうんだから♪」
「げっ!……ミニス、あんたまた……ちょっ!よしなって!嫌ぁぁぁああ!!さっきしたばかりなのにぃぃいい!!」
「ふふふふふ♪離さないわよぉ。フィズ。今夜はもう寝かせてあげないんだから」
「やめてぇぇぇえええ!!誰か助けてぇぇぇえええ!!」
哀れ、再びスイッチの入ったミニスにフィズはまたしても貪られる。助けを求めフィズは叫ぶのだが。
「ははははは。またやってるね。仲良きことは美しきかな」
「ちょっと度が過ぎてる気もするけどね……」
もう毎度のことなので某魔王な誓約者をはじめフラットの面々の誰も気にしてくれない。フィズの叫びはただむなしく響く。
「あははははは♪フィズぅ〜♪にししし♪」
「嫌ぁぁぁああ!!許してぇぇええ!もう許してぇぇえええ!!嫌ぁぁぁあああああ!!」
我が道突き進む姫君とその哀れな生贄の不良少女と、姫猫と不良猫のキャットファイトはまだまだ続く。
フィズがこの倒錯の園から抜け出せるのは果たしていつの日か。頑張れフィズ。負けるなフィズ。
「もう嫌ぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!!!!」
終わらない。ちゃんちゃん♪
そんなこんなでミニス×フィズをお送りしました。『16歳〜』のミニスは相変わらずそっちの趣味な人です。
まあ親がどっちもアレですしw旧キャラの年齢はアルバをライと同い年と仮定して設定しているので
ひょっとしたら実際にはもう一つぐらい上かもしれません。まあどうでもいいですけど。
フィズは書いてて思ったんですが結構リシェルと被りますねえ。基本受け体質なところが。
まあどっちも素直になれない幼馴染LOVEで百合友までおりますしw
いつかユエルやラミやファミィママも交えて大乱交大会を開催してみたいですねえ。
そのときは帝国からお嬢とメイドもご招待。なんちゃって。
そんなところで今回はサラバ。またいつか。
GJ!!
これを期に帝国と聖王国は同盟を結ぶといいよ
シノビの手錬手管を駆使してトリスを調教するシオンが見たいお
アカネで我慢しる。
容量的にはもうすぐ新スレの時期だな。まだ余裕はあるけど。
次が29スレ目でその次で30の大台に達するんだよな。
何気に長く続いてるよなこのスレ。ざっとスレッド一覧見たけど
このスレよりスレ数重ねてるスレ、二つぐらいしか見つからんかった。
3が出た後くらいに凄い勢いで作品投下来たしな
エロパロ板のスレって長く続いてる、よりも
投下作品数が多い、の方がスレが伸びる感じだし
ひどく荒れるということがあまりなかったのも大きいかと。
粘着荒しとかコテ同士の煽りあいの果てに更地になったスレって結構あるからな。
なんとなく突発的にアンケートでもとりたい気分。
気が向いた人だけつきあってくれ。
Q1 サモンナイトシリーズで好きな作品は?
Q2 好きなキャラは?
Q3 好きなカップリングは?
Q4 このスレで投下されたSSの中で特に好きなSSは?
Q5 これからこのスレで読んでみたいキャラやシチュは?
Q1 2
Q4 1の男主人公×アカネ(だったはずだ)
A1:2と3。他が嫌いというわけではないが
A2:ダントツでアティ先生
A3:全体的に百合好き。女主人公×女パートナーの組み合わせは大体どの作品でも好き
それ以外だとカイル×アティ、ネスティ×トリス、兄貴×フェア等
A4:3の暴走気味なアズリア隊長物が一番好きだった
A5:エロパロでやる話かはともかく、4捏造カルマルートや番外編的SSで
本編の欲求不満を解消したい思いはある
776 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 20:37:44 ID:UZ4MMzfc
>>772 @3
Aジャッキーニ、仲間になって欲しかった
Bハヤト&カシス
Cハヤト&カシス系全て
D歴代主人公ズ&ヒロインズ集合の大乱交
777 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 20:43:38 ID:UZ4MMzfc
クラフトシリーズやカルマルートの作品はまだあまり出てないようだから狙い目かもしれないよな
あとエクステーゼも
A1 4
A2 男キャラ ライ、フォルテ、バルレル、リューグ、ガゼル
女キャラ リシェル、ポムニット、ソノラ、ベルフラウ、ケイナ、フィズ
A3 ライ×リシェル、リシェル×ポムニット、ネスティ×トリス、
アルバ×フィズ、アティ×ベルフラウ、ウィル×アティ
あと鬼畜氏のせいでミニス×リシェル・フィズ・ユエルwww
A4 えっちで馬鹿な話が特に好き。陵辱系はもっと好き。最近は焼き鳥が好き。
A5 大好きだからこそリシェル陵辱物をゲフンゲフン
A1 2と4
A2 ヴァルゼルド
A3 ライとミルリーフ
A4 嫌いなSSはほとんどないので選べない
A5 A3に同じ
A1 ナンバリングタイトルは全部好きだが4が特に好き
A2 ライ リシェル ポムニット ミニス ソノラ
A3 ライ×リシェル ポムニット×リシェル レックス×アズリア
カイル×アティ ネスティ×トリス キール×夏美 籐矢×カシス
A4 リシェル関係全般
A5 最近あまり見ないんでソノラ
A1 2、3、CS2
A2 男性キャラ スウォン、ルシアン、ガブリオ、レシィ、ヤッファ
女性キャラ エア、リビエル、シアリィ、ザーネ、ユエル、エルカ
A3 ルシアン×リビエル ガブリオ×エア レシィ×ユエル
オウキーニ×シアリィ ハヤト×エルカ ビヨーン×ザーネ
A4 主に純愛。百合や獣姦も好き。陵辱系はそれなり
A5 スウォン×サイサリスの純愛やオウキーニ×シアリィの初夜とか…
Q1 2と3
Q2 ネスティ・トリス・シオン・アティ・ウィル・キュウマ
Q3 シオン×トリス ネスティ×トリス
Q5 頼むから大将×トリスを‥‥
アカネは他キャラとの絡みの方が好きなんだ
783 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 23:14:22 ID:tNg1aOhI
A1 2 CS2
A2 レシィ ユエル エッジ ディナ タタン
A3 レシィ×ユエル エッジ×ディナ エッジ×タタン
A4 純愛 ギャク的なバカ話
A5 A3の内容で
784 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 23:22:47 ID:dOqKOqnz
聞きたいのだけどここってやっぱSS専用?
絵とかうpしたいのだけど場違い?
絵なら別板。
絵なら半角二次元スレがあるぞ
わかった、ありがとう
変に流してすまなかった
>>772 Q1 1
Q2 一番はハヤト。
Q3 ハヤト関係・キルナツ・マグアメ・ライ×アロエリ・エッジ×リンリ
Q4 大樹マグナ・レックス×パッフェル(11スレ165氏)・アヤ×ラミ
Q5 マグナ関係
A1 2。
A2 マグナとトリスとネスティ、アヤ、バノッサ、カザミネ、キムラン、ハサハ、ミニス、ファミィ
A3 マグナ×ハサハ、ネスティ×トリス、トリス×レシィ、アヤ×バノッサ、アヤ×カシス、ケルマ→カザミネ
A4 お馬鹿な話すべて。特にアヤがバノッサをいじくる話。
A5 マグ×ハサでバカップル。
>>772 Q1 3 初めてプレイしたサモンだから
Q2 男性 スカーレル・シオン・フォルテ
女性 ベルフラウ・ケイナ・パッフェル
Q3 暗殺者が絡んでれば大抵ウマー あとフォルケイ
Q4 純愛物中心に楽しんでる
Q5 フォルケイが無性に読みたいです
>>782 シオン×トリス ナカーマノシ
最高に萌えた。1では仲間にすらしなかったのにw
ざっと見た感じでは2が好きって人が多い感じだが2って最近はSSないね。
需要はあれど供給が追いつかずか。
なんか久しぶりにハサハを見てみたくなった。書いてみるかな。
2はなんか陵辱ものばっかなイメージあるのは気のせい?
純愛もそれなりにあるはずなんだけど。
そりゃレイム様のせいにきまっとる
796 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 21:29:59 ID:/wWgTvdj
レイムがシリーズ屈指の鬼畜だからな
レイム>オルドレイク>>>>イスラ>>鬼畜氏の絵美>>>>越えられない壁>ギアン
って事?
イスラも陵辱要員としてはどうかなーって感じだが
他は1はバノッサ、2はフリップ&カラウス、3はシャルトスとビジュ、4は焼き鳥かサブクエストの兄弟あたりか
やっぱレイムとオルドレイクの2トップに比べると変に良心があったり小物過ぎたりで劣るな
ギアンは現状へタレ&似非爽やかキャラのイメージが強すぎるな
焼き鳥で陵辱とか想像できないなw
>>772 1 2。初プレイでどっぷりハマったので。
2 サプレス・メイトルパキャラが全般的に好き。
3 レシィ×ユエル エッジ×ディナ バルレル×トリス
4 雑食なんで色々読みますが、純愛ならレシユエ神と評される5スレ930氏のレシユエシリーズ。鬼畜ならエルゴのアメル調教シリーズ。
5 レイム様以外のサプレス物。レイム様と三悪魔以外の悪魔って登場回数少ない。
個人的に純愛でも陵辱でも女の子が精液まみれのぐちゃぐちゃにされるぐらいのが好き。
レイム>オルドレイク>>バノッサ>>>>ビジュ>>カラウス>>鬼畜氏の絵美>>>>越えられない壁>ギアン
改定してみた
ギアンは調教師というクラスのわりに逆に陵辱(肉体的にも精神的にも)されたり調教されたりしてるよなw
ギアンのケツの穴は間違いなく非処女だろうな。掘ったのは祖父。
それで「オマエのとうちゃん強姦魔。オマエのかあちゃん獣姦フェチ」
なんて言われ続けて育てば人格歪むよ。
>>802-804 なんか一連のナガレで鬼畜絵美に逆アナされてるギアン思い浮かべちまったじゃねえかw
「ギアンさん…でしたっけぇ?貴方も先輩のようにしてあげますよぉ♪」
「アッー!!」
こうですか、わかりません!
絵美の異世界攻略ぶらり旅
というフレーズが脳裏を掠めた
,,, -―ー-、 _,,,__
‐¨ ̄,゙`- ̄⌒'''ー-ー'''''`-,゙^'''ー 、
/ .,,、 \ \
/ , i/ / ゙l'i | l i \ ,ヽ,,.、
/ / ,〃./ ! | | ll, l、 !, ヽ( ..l,,,..l_
/ ノ/ ,i.l゙l゙./ !.l l゙ |l ,!.l, l,.ヽ`゙< `゙'‐、 みんな酷いですよぉ!
│./ / ./l | !/ ./ | .l゙ .| .! ! .| .!ヽ.l ..l \ 絵美のどこが邪悪なんですかぁ!
| / ! ./ .|..!.リ,、 !./ ./ ll゙ l .l、 ! ` ! ....>
.ゞ l / │.i、、 iド__゙"''''く,, !,!.! .,! 〕 .、 l\ l
テ./l゙ ||'┤ ./''i''ッ、 l",il l.-- 、/ ! / ゙'、l, ゙
/ l "'ヽ! l `| l / l!、'゙゙' l l ″
,!,i'"ヽ ‐ `^゛ヾ/ ,/_ ノ" |
|,! \ ,、 ─=彡/゙_.i″ '、.!
゛ `-.,,,゙、 ,, ' `゙/ ヽ'、 `'\
rニ二`-l'- / ´ ,ノj´|冖''"
,..イ`ン.l ..‐ン" \
/ ! ! //,i" _ \
l゙ //.i| | / ゛ l
/ .゙''/ ./ /l, l" __, \
_..-┴'"~''(. ,! !゙7" , /´ `'、 │
,i'´ _,,,,,,.゙l゙゙゙" l / l |
│ ,ノ゛ ゙ゝ.._ リ゙ ! l
,、l゙!、 / .,-''''''"゙._゙l 、 l、 │ l
/ ヽ `゙゙! / ,/゙´ .ゝ | │ !
ヽ `" !丿|./ ヽ / ! !
l { ヽl゙ / !
| ヽ、 │ l
! "゙、 ,`'、 ! ヽ_
ヽ / l, ヽノ l ヽ\
`'-、. ../ ヽ / ヽ、
´´ ヽ、 / \
`"'〜-‐'゙゙〉
その日の夜、普段ならば客もおらず、静かなはずの忘れじの面影亭は、いつもよりも賑やかだった。
「誕生日おめでとー!!ライ!」
賑やかな理由は、店主であるライの誕生日を祝う為に宴会を開いているからである。
「オレの誕生会に集まってくれてありがとな。みんな」
「なーに言ってんのよ。幼馴染みの誕生日を祝うなんて当たり前でしょ。それに、アンタ今までこんな風に誕生日祝ってもらったことないでしょ!」
そう強気に言ったのは、今回の誕生会の言い出しっぺであるリシェルである。
「今日はとことんアンタの誕生日を祝ってあげるからね〜」
「いけませんよ!お嬢様!こんな遅くまで外出していることがもし旦那様に知れたら…」
「別にいいじゃない。どうせパパは派閥の仕事でしばらくは帰ってこないんだし。そうだ!アタシ今日ここに泊まろっと♪」
「えうぅ…そんなぁ…。お坊ちゃまからも何か言って下さいまし」
「いいんじゃない?たまには」
「さっすがアタシの弟!話がわかる!」
「えうぅ…お坊ちゃままで…」
三人がそうしたやり取りをしているうちにも宴会は盛り上がっていく。
無印やってないがこのスレの影響で絵美に吐き気を感じるほど嫌悪感を感じる体になってしまったよ
スレのテンプレが絵美だった時は正しく地獄だった
「お誕生日…おめでとう」
「ありがとな。コーラル」
「いやいや〜ほんとにめでたいことですねぇ。ご主人」
「うむ、我等も日頃から世話になっているから、こういう時は盛大に祝ってやらねばな」
そうこうしているうちに宴会は盛り上がり、気がつくと、夜もだいぶ遅かった。
会の主役であるライは疲れたせいか、テーブルに突っ伏して眠ってしまっていた。
ライだけでは無い。他の者も酔いつぶれたり、はしゃぎ過ぎで疲れて眠っている者が殆どだ。
起きているのはリビエル、セイロン、アロエリ、そしてコーラルだけである。
ミントやグラッドもいたが、二人はすでに帰ってしまった。
「まったく、どいつもこいつも情けないぞ」
片付けをしながらため息交じりにアロエリが愚痴る。
「そういうなアロエリ。この会は我々が普段世話になっている店主殿への恩返しだ。会の準備だけでなく、後片付けもするのが当たり前であろう。それに、騒げる時に騒いでおかねば息も詰まるからな。あっはっはっは」
「どこの誰かさんは自分も楽しみたいという理由で宴会をすることに賛成したみたいですけど…」
リビエルが横目でセイロンを睨む。
全部書き終わってから投下してほしいな。
エミは本当はいい子なんだけどな
無印小説サイトで彼女・日比野絵美(と西郷克也)が扱われる場合、ほとんど学園物の小説になりかけてる位だが…
ちなみにこの二人、異性の主人公に恋してる事が同性パートナーを選んだ時に分かる
あと意外に人気あったのがハヤナツ。俺も大好き。だか今からこれらのサイトを見つけるのは至難の業
…っていうかまず1をやれ(システムは気にするな)。B/M時代からのプレイヤーとしてはサモンは作品を出す毎にシステムは兎も角ストーリーがかなり陳腐になっている気がする…
ストーリーはどっこいどっこいだと思うけど。
「ゴホン、み、御子殿、眠っている者を空き部屋まで連れて行って下さい」
「…………(コクン)」コーラルは、目の前で気持ち良さそうに寝息をたてているリシェルの肩をポンポンと叩いて起こした。
「う、うーん……」
「部屋まで…行こ…」
リシェルの体を支えながら、離れた空き部屋へと向かっていたコーラルはリシェルの様子がおかしいことに気付いた。
酒の匂いがする。そういえば顔もほんのりと赤みを帯びている。おそらく、シンゲンにでも呑まされたのであろう。
「…どれくらい飲んだの?」
大体を察したコーラルがリシェルに尋ねる。
「むぅーー……」
リシェルは呻きながら人差し指を一本立てる。
「たった一杯で…」
よっぽど強い酒を呑まされたのか、またはリシェルがとても酒に弱いだけなのか、どちらにしても、そんなリシェルを見てコーラルは呆れた。
「ハメ外し過ぎ…かと…」
しかし、顔をほんのりと赤く染めたリシェルを見ているうちに、コーラルは心臓の鼓動が徐々に高まっていることに気付いた。
すいません。続ききはまた今度投下します。
では。
1のシナリオなんて正直何も無い、曲がりなりにも3や4でやってるような超展開すら無いw
1信者だがシナリオが良いとは思わないな。「無い」のであって、悪いとも思わんけど。
ただ1を除けば下降線というのは同意
>>810 安心しろ、無印やっても彼女の出番は本編の開始5分だけだ
シナリオがどうとかみたいな本スレでも食傷な話題はもう勘弁。
ここは純粋に萌えと(*´Д`)ハァハァを競う場だぜ。
>>809 Gj!続き待ってる!!
そういや、ギアフェアの続きはどうなったんだろ。次スレなのかなぁ。
俺はライ×ポムニット×リシェルの続きを待ってる。見たいんだよぉ!この三人で3P
ここって逆アナ系は許容範囲?レシィとかならいけそうな気がするんだ。
淫乱メイド分が不足してきた
ポムニット自重
そろそろ新スレの時期だな。もう立てちゃってもいいか。
それとももうちょい待ってみるか。どっちにしよう?
>>825 俺はもうちょっと待つに一票
>>822 レシィがするのかレシィがされるのかでちょっと好みが変わるな
当然される側っしょ。相手は鬼畜にいくならビーニャ。純愛?にいくならトリスかユエル。
「リシェル×ふたコーラル」の続きを投下します。
まとめて書いてから投下してほしいという意見があったが、現在パソコン故障中の為、ケータイからの投下という形になってしまった。
よって投下のペースが遅いので嫌ならスルーしてくれ。ノシ
携帯でも、ある程度書きあがってから投下できると思うが。
やっと空き部屋に着いたコーラルは、ベッドに酔ったリシェルを寝かせて部屋を出ようとした。
その時、
「コーラルぅ…どーこに行くの〜?」
と、背後から声がして、振り返ろうとしたコーラルに何者かが勢い良く抱きついた。
抱きついたのは他ならぬリシェルだった。
「コーラルったらこーんな可愛い女の子を一人で寝かせようとするなんてヒドい〜」
リシェルはコーラルを更に抱き寄せて、ほぼ密着した状態でコーラルの瞳を見つめた。
コーラルは困惑しながらも、体が密着した状態でいつもと違う、色気を含んだリシェルの潤んだ瞳から目が離せないでいた。
「ッ!」
不意にリシェルにキスをされた。
「な、何を……」
「あは♪コーラル可愛い〜。もっとしちゃおっと」
再度リシェルはコーラルと唇を重ねる。
コーラルは拒絶からか、リシェルから逃れようともがく。しかし、次の瞬間
「んむぅうっ!!」
コーラルの口の中にヌルリとしたリシェルの舌が侵入してきた。
それは口腔内でコーラルの舌と絡まり、蹂躙する。
「んっ、んちゅっ、むぅっ」
「んぐぅ、むちゅっ」
互いの唾液が交換される度にぴちゃぴちゃと水音がたち、コーラルの意識が甘く痺れる。
アンケートでレシユエがあがってたからレシィ×4ユエルが読みたいと言ってみる
832 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 23:34:39 ID:JcGvBz1U
レシィは羊、ユエルは狼、この二人って実は食う者と食われる者の関係なんだよな
家畜の羊ならそうだが野生の牛や羊系の動物は虎とかライオンクラスを体当たりで殺したりする
つまりレシィを獲って食おうとする(性的なry)が気付いたらレシィに主導権を奪われているユエルということだ
834 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 00:24:29 ID:1InYfp3E
>>830 一回の分の投下が終わったのかどうかぐらい言ってくれ。
あと携帯でもメモ機能使えばもうちょい書き溜めてから投下できるはず。
続きには期待している。
>>833 レシユエ神こと5スレ930氏がが6スレにてこんな言葉を引用している。
>月下之羊 不能勝狼
>枕上之狼 不能勝羊
>
><訳>
>月の下では羊は絶対に狼に勝つことができないが、
>枕の上では狼は絶対に羊に勝つことはできない
>
><意味>
>羊の雄ってあの温厚で無害そうな外見によらず
>実は狼だの猫だの馬だのなんて、てんで比較にならねぇほどの
>もんのすげぇエロエロらしいから(※実話)気をつけようね、
>転じて、そういう羊の雄みたいな男も得てして多いから気を付けろ、
>の意。
氏のレシユエ作品は正にこんな感じ。話が進むほど主導権がレシィに移っていく。
さすがエロパロスレ。俺の辿りついた領域などとうの昔に踏み越えた職人がいるというわけか
残り20KBまできたからここらで新スレ立ててくる。
しかし思い返してみるとスレタイ通りの感じで消費されたな。このスレ。
負けるな不遇の姫様。
保管庫未収録分まとめ
>>376-380 『Happy my life 〜Thank you for everything〜』
ライ×リシェル 『Happy my life』の続き
鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
>>387-391 『半妖無惨』
エニシア陵辱 ミルリーフ(ふたなり)×エニシア 『幼竜無惨』の続き
鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
>>453-459 『ポムポム☆リシェル+αな座談会』
ポムニット+ミニス×リシェル
鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
>>547-550 『すれ違いの恋』
レックス×アルディラ
28スレ546氏
>>630-637 『百合友求めて三千里』
ミルリーフ、エニシア陵辱
鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
>>661-667 『突発!出番向上委員会』
アロエリ、リビエル陵辱、シオン×アカネ、セクター×ミント(純愛)
鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
>>685-688 レックス×クノン
28スレ684氏
>>761-764 『16歳の姫君と14歳の不良少女』
ミニス×フィズ
鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
>>809,812,816,830
リシェル×ふたコーラル
28スレ809氏
なんかリシェルとエニシアが多かったな。
842 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 12:07:40 ID:fr2g8rEc
a
とりあえず梅?
ただ単に埋めるよりかは残りの容量を有効活用すべきだと思うんだ。
だな。
新スレの方ではスウォンが日の目を見たぞ
「ぷはぁっ、はぁ、はぁ…」
キスから解放された互いの口からはキスの名残である唾液が垂れている。
「はぁはぁ…どう?これでもまだ嫌?」
コーラルは潤んだ瞳でリシェルを見つめながら、リシェルの問いにふるふると首を横に振る。
「じゃ、始めるわよ。たっぷり可愛いがってあげるから覚悟しときなさい♪」
そう言ってリシェルは自分の衣服を脱ぎ、コーラルの衣服も脱がせて、生まれたままの姿になった。
リシェルの視線がコーラルの股間に注がれる。股間には性的興奮から勃起した陰茎が付いている。「へぇ〜コーラルって男の子だったんだ」
「そんなに見ないで…恥ずかしい…」
「ゴメンゴメン」
リシェルはコーラルの前にひざまづき、陰茎を口に含んだ。亀頭に舌を絡め、口腔にそれを擦り付ける。
「んんっ…んあっ」
「んむっ、はむっ、んちゅくちゅ、ん?」
その時、リシェルは陰茎の根元にそこに在るはずのない愛液で濡れたワレメを見つけた。
「これって…」
「貴女のそれと…同じモノ…」
コーラルがリシェルの秘裂を指して答える。
「へぇ〜両方付いてるのね。だったら、いい物があるわ」
リシェルはそう言うと、自分の脱いだ服の中から棒状の道具と小さな装置を取り出した。
「それ…何?」
「んふふ♪これはね、ローターっていうロレイラルの道具でね、これをオマンコの中に入れてこのリモコンのスイッチを押すと、すごい気持ち良くなれる物なの」
簡単な説明を終えたリシェルは、コーラルの秘裂にローターを勢い良く挿入した。
「ッ〜〜〜〜!!」
コーラルの体に声にならない激痛が走り、秘裂から破瓜の血が流れた。
「ゴッメーン!そういやコーラルってこういう事するの初めてだったのよね。大丈夫?」
「う、うん…なんとか…」
その言葉を聞いてリシェルは安心して、口による陰茎への責めを再開し、同時に手元のローターのリモコンのスイッチを入れた。
コーラルの秘裂に差し込まれたローターが振動して、コーラルに強い刺激を与える。
「んあっ!あんっ!くひぃっ!」
さらにリシェルは口の動きを乱さずに、振動しているローターを動かして秘裂の中を掻き回す。
「ひあぁぁぁ!くひぃぃぃぃっ!」
コーラルは2つの性器を同時に責められることに激しく喘ぎ、絶頂が近づいてくる。
「んはぁぁぁ!もうダメェ!何か出ちゃうぅぅ!」
そう叫んだと同時にコーラルは絶頂を迎えた。
「ングっ…むぐぅ…ゴクン!」
リシェルは口内に出された精液を、尿道に残っているものまで全て飲み込む。
コーラルはその場にぐったりと倒れ込んでしまった。
リシェルはそんなコーラルを抱き起こしてベッドに寝かせ、その上に自ら覆い被さった。
「んふふ♪アタシを満足させるまでは絶対に寝かせてあげないからね。コーラル♪」
リシェルはまだ敏感になっているコーラルの体を撫でまわす。
「んっ…んひぃっ…もう、ヤメテェ…」
「ダーメ。そろそろ入れるわよ〜」
リシェルは騎乗位の体勢でコーラルの陰茎に腰を落としていき、コーラルの陰茎を完全に飲み込んだ。
「ふああぁぁぁあっ!!」
「くひぃぃぃぃぃっ!!」
暗い部屋に二人の矯声が響く。
少し落ち着くと、リシェルは容赦なく腰を動かし始めた。
「あっ、あぁん!んあっ、あはぁっ!…ど、どう?コーラル」
「はぁ…はぁ…うん、すごく…気持ちいい」
コーラルも徐々に腰を動かし始め、リシェルを気持ちよくさせようと、下からリシェルを突き上げる。
「んっ!コ、コーラル…ひあっ!ちょっ…激し過ぎ、んあぁっ!」
リシェルは、このままでは幼いコーラルに負けてしまう!と思い、切り札であるローターのリモコンを「強」に設定してスイッチを入れた。
コーラルの秘裂に差されっ放しだったローターが大きな振動音をたてて動きだした。
途端、コーラルの体がビクンと跳ねた。
「んひぃぃぃぃっ!!」
「あは♪形勢逆転ね♪」
「んはあぁぁぁあっ!!それはダメェェ!おかしくなっひゃうぅぅ!!」
リシェルは追い討ちをかけるように腰を動かし、さらにはトドメと言わんばかりにローターで秘裂の中を掻き回す。
尋常でない程の快楽により、コーラルの意識は幾度も吹き飛びそうになった。
「んはぁぁぁ!!くひぃぃぃぃぃ!!またぁ、また出ちゃうぅ!!」
「あぁんっ!出してぇっ!!中にいっぱい注いでぇ〜!!」
二人はそう叫んだと同時に絶頂へと達した。
「はぁっ…はぁっ…」
「…コーラル…大好き…」
繋がった状態を解いた後、二人はぐったりとベッドに倒れ込み、そのまま二人で抱き合って眠りについた。
一方その頃。
「御子殿の帰りが遅い…何かあったのであろうか?」
「こら!サボるなセイロン!」
〜fin〜
え〜、なんとか全部投下できました。携帯のメモ帳とか使ったこと無かったんで、使い方が解らずに最悪な投下の仕方となってしまいました。
続きを期待してくれていた方にはホントに申し訳無いと思っています。
今後も機会があれば、今回やったような「宴会のその後」シリーズで色んなカップリングを書いていきたいと思っています。
いやいやGJ!しかしふたコーラルはスレ通算で二度もリシェルに童貞喰われてるな。
リシェルが攻めなのは珍しすw
機械兵士でエロ…プログラムを書き換えられて女性陣を陵辱しか思いつかないな
「ひっく……ひっく……うぅ……」
新スレに移行し、後は埋めるだけのこのスレで我らが姫様エニシアは今日も泣いていた。
「ぐすっ……幸せになりたい……幸せになりたいよぉ……うぅ……」
哀れなるかな。鬼畜のエルゴのお気に入り登録されたものの悲しい運命。
念願の純愛が来たかと思えばその後すぐにハードな鬼畜で再びどん底に突き落とされる。
百合に活路を見出そうとすれば頭の壊れたフタナリ娘に捕まって、色々と散々な目に遭いすぎて
こうして膝を抱えてスレの片隅、いつも不安に震えている。うずくまって逃げ出せない不遇からは飛び出せない。
スレを重ね刻まれた陵辱の記憶。真っ直ぐに晒される君はポスト芋天使。
「勝手に嫌な歌詞にしないでよぉ!うわぁぁぁぁん!!」
だが現状もろに扱いはどこかのお芋さんの再来なわけで。そして噂がすれば影と昔から言いまして。
「はぁい。エニシアちゃん。お久しぶり♪」
「嫌ぁぁぁぁぁぁああああ!!」
とまあお約束通りの芋天使様のご降臨にエニシアは悲鳴をあげる。
「ふふふふ。二スレぶりね。エニシアちゃん。しばらく見ないうちにすっかりこちら側に馴染んじゃったわね」
「馴染みたくなんかなかったのにぃぃいい!うわぁぁぁぁん!!」
哀れ、いくつかの純愛作の投下も焼け石の水だった。むしろ鬼畜のエルゴの火に余計に油を注いだ。
すっかり陵辱担当が板についた現状にエニシアは涙する。
「わかる。わかるわエニシアちゃん。あたしもずっとそうだったの……ずっと……ドロドロのグチョグチョで……」
泣きじゃくるエニシアにアメルももらい泣きする。エニシアが受けた苦しみ。アメルも過去にこのスレで何度も味あわされた。
休む暇もなくひたすら輪姦され続けることなど最早デフォルト。幾度も悪魔の子を孕まされ産まされた。
死にたいとおもっても死ぬことさえ許されず。酷使され続けた膣もアナルもゆるゆるで注がれた白濁をだらしなく垂らす。
「ずっと惨めだった……いつも泣いてた……だけど救いなんてどこにもなかった……ぐすっ……」
もらい泣きをしながらアメルはエニシアを抱きとめる。そしてフッと軽く笑いながら言う。
「でもね……もういいの……こうして……傷を舐めあえる仲間がいるんだから♪」
言うや否やすぽんとアメルはエニシアをひん剥いた。アメルの早業にエニシアは呆然とするがすぐに絶叫する
「やだぁぁぁああ!止めてよぉぉおお!私と貴女は本編じゃなんの接点もないんだよぉ!そういうの、二次創作的にはよくないんだよぉ!」
「こんな埋めネタに何いってるの?それに接点なら……私たち一緒に旅をした仲じゃないですか。コ●ットさん」
「うわぁぁぁん!ゲームが違うよぉぉ!プ●セアっ!!」
君と響きあいそうな感じにアメルはエニシアを組み伏せる。更に追い討ちもかかる。
「えへへへへへぇぇぇ♪絵美も混ぜてくださいよぉぉぉ!」
「ぎやぁぁぁああ!こっちも来たぁぁぁあああああ!!」
日比野絵美。ゲーム本編では冒頭しか出番のないモブキャラなのだがこのスレにおいてはアメルと被虐の双璧をなす。
別名『邪悪な絵美』もエニシアへと食指を伸ばす。
「あは♪エニシアちゃん。たっぷり可愛がってあげるねぇ♪気が触れるぐらいしてあ・げ・る♪」
「仲間なんですよぉ!絵美たちは仲間なんですよぉぉ!!一緒に仲良く惨めになりましょうよぉぉ!!」
「嫌ぁぁ!嫌ぁぁああ!!嫌ぁぁぁぁああああああ!!」
かくして被虐の先達に手篭めにされるエニシア。不遇の姫様はこんな埋めネタにおいても不遇なのであった。
(埋めネタ後半、久々のお二方の活躍に続く)
REMENBER その1
「ねえ、トリス。起きてよトリス」
ペチペチとアメルはトリスの頬を叩く。反応は返って来ない。
「トリスったらぁ。もう寝ちゃったの?しょうがないわねえ」
アメルは息を吐く。すると失神したままのトリスに顔を近づける。そして触れ合う唇。
半開きになったトリスの口の中に舌を入れる。伝わる苦味。スペルマの味。
「あはっ♪苦ぁい。そうだね。トリスも沢山飲まされてたものね」
強要されたフェラチオ。アメルもトリスも多量の精液を胃に落とした。吐き気がする。
けれど吐き出せば折檻されながら舐めとらせられる。身体中にできた痣。刻まれた確かな調教の証。
「ねえ……起きてよトリス。あたし……ひとりぼっちだなんて……そんなの辛すぎる……よ……」
震える声音で、潤みかけた瞳で、アメルはすがる。けれどトリスは無反応。壊れてしまった。
トリスの心も身体も壊れてしまった。ここにあるのはただの肉人形。白濁を身に収めるだけの哀れな肉壺。
「トリス……トリスぅぅ……ぅぅ……」
それはアメルにしても同じことだった。肉奴隷。惨めな敗者の末路。性欲処理のための精液便所。
それが今のアメルたちの姿である。膣もアナルも使用できる箇所は全て肉棒の蹂躙を受ける。
身体の内にも外にも浴びせかけられる白濁の洗礼。精液臭が身体に染み付いて離れない。
そんな過酷な陵辱の日々の中で仲間達は一人また一人と壊れてゆき、そして今、トリスまでも。
「うぁぁ……うぁ……ぁぁあ……」
喉が潰れてかすれた呻き声。それをあげながらアメルは泣きじゃくる。終わることのない輪姦につぐ輪姦。
犯され、嬲られ、慰み者にされて。苦しみをわかちあう友さえいなくなって孤独。
悪夢。いやこれが夢ならばどれだけよかっただろうか。途方もなく絶望しかない現実。
「っ!?……やぁ……嫌ぁぁ………」
そして短いインターバルの後に次がやって来る。列を成す男根の群れ。そのどれもが滾らせるのは獣欲。
貪ることを欲する。まだ使い潰されていない肉を。注ぐことを望む。極上の肉壺に白濁を。
「嫌ぁぁあ!やぁぁっ!!嫌ぁぁぁあああああ!!」
殺到する圧倒的なまでの肉量。それらが内包する子種汁を胎内で受け止められながらアメルの悲痛な叫びは虚しく響く。
REMENBER その2
「あひっ……あひひ……あへっ……」
狂い笑う。笑うしかない。それほどまでに滑稽。そして惨め。
「ひはははは……はははは……はひはははは……」
陶製の器。その中に詰め込まれた自身。それは肉の器。糞尿の変わりにスペルマを受ける。
「どうやら調教は完了のようだね。後は適当に憑依でもさせとけば手駒に使える」
「しかしほんと運がないのな。こいつ」
二人の少年は便器に身体ごと押し込まれた少女を見つめて語り合う。
日比野絵美。それがこの文字通り肉便器にされた哀れな少女の名前である。
絵美は不幸だった。なぜなら絵美は本来、彼らの標的ではなかったのだから。
「まあ拾い物だと思うよ。現地人の協力者がいるにこしたことはないからね」
「こういうの協力って言うか?まあ姉さんたちも大してかわんねえか」
不幸な偶然から絵美は彼らの餌食にされた。強姦を受けた。今いるこの公衆便所で。
初体験で肉便器にされたのだ。それからも絵美の自我を壊すために課せられた調教。
この世の地獄というものをほんの数日の間に身に刻まれた。そしてこれがその最終段階。
「しかし大丈夫か?表ざたになったりとかそういうのは」
「ああ、心配はないよ。暗示中の出来事なんて夢の中のことのようなものだからね」
言いながら壁の張り紙をはがす。そこにはこう書いてあった。
『公臭便女 使用量 一回 ●●円』
「簡単な暗示だけでこうも客が来るとはね。この世界の人間は概して術にかかりやすいものだよ」
「小銭稼ぎと調教を一片にこなせて一石二鳥ってか。ときどきあんたが恐ろしくなるよ兄さん」
調教の締めくくりに絵美は精液便所として客をとらされた。膣、アナル、口。穴と言う穴を使用された。
中には絵美で本当に用を足すものさえいた。絵美の子宮も腸も胃も。注がれたスペルマと小水がたまっている。
「あひひ……ひはははは……はははははは……」
涎を垂らしながら狂い笑う絵美。もう人としての尊厳は根こそぎ奪われた。
ただ精液と尿で汚された哀れな肉便器がそこにいる。
「さて、君の名前は確か……なんだったかな?」
「え……へへへ……絵…美……絵美ですぅ……」
問いかけに絵美は壊れた意識で答える。自分の名前。絵美に残された唯一のもの。
「そうか。それじゃあエミ。君は自分が何者なのか言うことが出きるかい」
「あひ……ははは……絵…美は……絵美は……」
答えを言うまでに一拍。走馬灯のように絵美の中で記憶が駆け抜ける。
どこにでもいる普通の女子高生の自分の姿。学校に通い、学び、遊び、恋に憧れる何の変哲もない自分の姿。
今の自分とは似ても似つかない。ただの惨めな肉便器の自分とは。
「……絵美は便器ですぅ……ご主人様たちの奴隷ですぅぅぅ……どうかこれからも絵美を奴隷でいさせてくださぁぁいぃぃぃ」
その答えに少年達は満足そうに頷く。そして絵美はまた壊れて笑う。笑い狂う。
記憶の中の自分。もう自分じゃない。こんな汚らわしい肉便器と同じ人間のはずがない。
そもそも人間じゃないのだ。今の自分はただのモノなのだから。
(便器なんですよ……絵美は便器……絵美は便器……絵美は便器……ただのモノ……ただの肉便器……)
狂い笑いながら絵美はひたすらそのことを自分の意識に刷り込んだ。記憶の中の平凡な少女と今の自分を切り離すために。
そんな絵美の頬に一筋の涙が流れた。流れ続けた。どれだけの涙を流しても絵美の涙腺は枯れることがなかった。
そして現在
「んっ……んむっ……んぐぅぅ……」
「あは♪いいわよ。エニシアちゃん。とってもお上手」
頬張らされたアメルのふたなりペニス。エニシアはその口で懸命に奉仕する。
先走るカウパーがエニシアの顔をベトベトに汚していた。
「あはははは♪お尻もいいですよぉ!掘り心地が最高ですぅぅ!」
「あぐっ!ぐあっ!あぁぁぁ……ぅ……ぁ……」
そして肛門は絵美のディルドーに執拗に責められる。腸を描き回される苦痛に悶えるエニシア。
「あはは♪エニシアちゃんったらとっても惨め。いいわね。昔のあたしみたい」
「絵美達は仲間なんですよぉぉ。こうしてずっと惨めに嬲られ続けるんですよぉ」
「やぁぁ……嫌ぁぁぁ……あぁぁ……」
そうして先達二人に嬲られ続けるエニシア。あまりにも哀しい業を負わされた彼女達。
そんな彼女達にもいつか他のエルゴの手による救いの光が来ることをここに心から願う。
埋めネタ『結成!被虐三人娘』
〜fin〜
そんなわけで誰か彼女達を幸せにしてあげてください。
以上で今回はサラバ。またいつか新スレにて。
またお前か
もう二度と来なくていいよ
相変わらず最高に鬼畜だな、この下道!
(意訳:相変わらず最高にGJです、エルゴよ)
エニシアに始まりエニシアで終わったな。このスレ。
きっと来ると思ってたよ、鬼畜たん。
夢のコラボを見せてくれるとは、
なんたる悪逆非道ぶり(褒め言葉)。
次スレでも、どうかよろしくw
まったく、本当にあなたは鬼畜だな。
だがGJ
小ネタ。
第一話
ハサハ「おにいちゃんは…おにいちゃんの好きなように、すればいいんだよ?」
マグナ「じゃ、いただきます」
ハサハ「めしあがれ…♪」
他3人「ヒトの見てる前でヤるな」
オチは?
>871
オチは無いが、Hシーンは次スレで書くので我慢してくれ。
まさかの執筆予告w
期待してますノシ
その後・・・
>>872の姿を見た者はいない・・・
GAME OVER
GAME OVERでスレを終わらせるつもりか……
game sturt
埋めも最後だからちょっと愚痴を吐かせてもらう
最近はサモンナイトのキャラの名前だけを借りたような話が多い主にレズとそれを絡めた鬼畜ものもう殆どこれだけしかない
それだけこのスレがそれを推し進める書き手によって持っていると言うことでもあるのだがはっきり言うとそれが気持ち悪い
大体投下で流れを変えろと言うがレズ鬼畜の流れを作ってる書き手はコンスタントに話を作って投下してるので流れを変えようが無い
正直レズスレと鬼畜スレに篭って出るなと言いたいキャラ壊しすぎで読んでて不快感しかない
最近爽やかな甘酸っぱいエロスが無いのでムシャクシャしてやった後悔も反省も無い