ひぐらしのなく頃に Part.8

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1名無しさん@ピンキー
『ひぐらしのなく頃に』のエロパロスレなんだよ。だよ?

☆過去スレ
【ひぐらしのなく頃に Part.7】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1173891861/
【ひぐらしのなく頃に Part.6】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1172307120/
【ひぐらしのなく頃に Part.5】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1169552599/
【ひぐらしのなく頃に Part.4】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165148335/
【ひぐらしのなく頃に Part.3】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156953323/
【ひぐらしのなく頃に Part.2】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137410049/
【ひぐらしのなく頃に】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108430147/

☆まとめサイト
【エロパロ板 ひぐらしのなく頃に 保管庫】(現保管庫。誰か更新お願いします)
ttp://www16.atwiki.jp/when_they_cry/
【エロパロ板「ひぐらしのなく頃に」保管庫】(旧保管庫)
ttp://custody.hp.infoseek.co.jp/when_they_cry.html

※保管に関する詳細は>>2-10
2名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 19:54:38 ID:5mGiV3Un
作品を投下される職人さんへ

現在スレが加速しているため、wikiへの収録が追いついていない状況にあります。
可能であれば、職人さんにセルフ保管していただけるよう、お願いいたします。


<作品ページを新規作成 >

新規ページの作り方
@:[新しいページ」をクリックしたら「新しいページ名を入力して下さい」と言ってくる
A:タイトルをフォーム打ち込んだら(チェックはWikiモードのままでOK)「新規ページ作成」のボタンをクリック
B:下に出てくる空白にSSをコピペして、ついでに修正
C:「プレビュー」を押してチェック
D:問題なければ「投稿」を押す


<各SSリストを開いて編集」>

編集の仕方(SS本文の修正も同様)
E:各SSリストを開き、そこで「編集」ボタンをクリック
F:下に出てくる文章の適当な箇所に

-[[作品タイトル(ページ名)]]

と入れる。

G:プレビューを見て問題なければ「投稿」して終了


何か失敗するかどうしても無理そうなら、そのときに言ってくれれば誰かしら対処しますのでご安心を。
3名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 20:56:08 ID:CF/HREkn
>>1
乙だッ!
4名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 21:37:04 ID:zEOL6LI6
>>1乙なのですよー☆
5名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 21:54:33 ID:P5fayb1h
>>1
(・3・)<気に入った! うちに来て妹とファックしていいぞ!
6名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 21:57:33 ID:5mGiV3Un
>>5
代償は、爪10枚で足りますか?
7名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 22:02:51 ID:P5fayb1h
>>6
妹=魅音のほう。
大丈夫、魅音のほうは一度入れてしまえば(ry
8名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 22:09:44 ID:5mGiV3Un
魅音に手を出すと……。
圭ちゃんのバスターホームランはリアルに痛そうなので勘弁してください。
9名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 23:32:14 ID:oJ6l8Kw7
魅音の腹の中にホームランを打つのは圭一のバットだけでいい
そんなことを思う自分はきっと圭魅厨
10名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 00:43:29 ID:Mynh5v/n
1乙。初めてのスレ立てに挑戦してくれてありがとう。

さて…よりによって初段があのネタで申し訳ないが、投下させて頂きますよ。
なお、前スレで投下予告していたSS師とは別なのでお間違えのなきよう。
11名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 00:45:01 ID:Mynh5v/n
プリンセス・オブ・トミタケ 〜究極 男の妹〜


私、前原圭一は、操を狙われていました。
なぜ、どうして、操を狙われたのかはわかりません。
ただひとつ判る事は、
オヤシロさまの祟りと関係があったと言う事です。

どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、その時、私は廃人になっているでしょう。
・・・意識があるか、ないかの違いはあるでしょうが。




 おかしい、何かがおかしい。

 俺の名は前原圭一。東京からこの雛見沢へ引っ越してきたばかりの、村のニューフェイスだ。村のみんなは優しくて、初めての田舎暮らしに慣れない俺をあれこれと面倒を見てくれた。
 よく耳にする、田舎は余所者を受け付けないなどという事もなく、俺はこの数ヶ月間を都会に居た頃とくらべて雲泥の差といってもいいほどにリラックスして送ってこられた……。

 だけど、あの晩……綿流しのお祭りを境にして、世界は豹変してしまった。別に、レナや魅音といった俺の親友がおかしくなったとか、そんな話じゃない。もっと直接的で、体感的な事だ。

 それは……


「探しましたよ、お兄ちゃん!」

 ジャーン! ジャーン!

「げぇっ富竹さん!!」

 俺の背後に、やたらとダンディな声と鍛え抜かれた逞しいボディをビキニパンツ一丁でグググ! と誇示する、フリーカメラマンの富竹さんが現れた。いや、現れてしまったというべきか。

 というか追いつかれたのだ。なぜなら俺は、今この男から全速力で逃げてきたのだから。俺は息がすでにあがっているが、富竹さんは余裕でとびっきりの笑顔を貼り付けたままだ。半裸で。

 レナの宝探しに付き合っていた時に始めて会った富竹さんは、フリーのカメラマンを名乗る気弱そうな、どこにでもいそうなおっさんだった。ただひとつ、鍛え抜かれたボディを除いて。

 富竹はいつも鷹野さんという綺麗なおば……女性と一緒にいて、綿流しのお祭りの時もそうだった。だけど、一夜明けてみれば鷹野さんは失踪し、そして富竹さんはビキニパンツ一丁の半裸という格好で俺の前に現れる様になってしまった。

 それも、彼はどこをどうトチ狂ってしまったのか、この雛見沢をトミタケアイランド呼ばわりし始めた上に、俺の妹を名乗って大好きですとかいって追いかけまわしてくる。彼がこんな変態だったとは……。


 いや……だけど、富竹さんはそういえば、初めて会った時にも君のような美少年がどうのこうのと言っていた。もしかしたら、いや、もしかしないでもそうだ、そうに決まっている。

 富竹さんはガチホモの上にショタコンなんだ。救われないぜ……。俺が。

 そうさ、これが富竹さんの本性だったんだ。だから鷹野さんはきっと、それに気づいて*されてしまったんだ。くそ、これ以上この場にとどまったら俺もどうなってしまうか解らない……!!
12名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 00:46:51 ID:Mynh5v/n
「あんなに約束したのに、ひどいじゃない!」
「うるせぇ来るな、来るんじゃねぇぇぇぇっ!!」

 俺は言う事を聞きたがらない脚に鞭を打って再び駆け出す。今、富竹さんに捕まってしまったら、きっと俺は二度と戻る事のできない深みに落ちていってしまう気がする。

 だから、逃げる!

 全速力で!

 きっと今なら、カール・ルイスにだって競争して勝てるだろうと思えるほどの速度で、あぜ道を走る。走って走って、走り抜ける。目的地は魅音の家だ。俺の家は恐らく、すでに特定されてしまっているから危険だ。
 魅音なら訳を話せばきっと俺を匿ってくれるはずだと親友を信じて走る。

 これだけの速度だから、さすがの富竹さんも俺に追いついてはこられなかった。というかあの人、はだし、だから……。そしてようやく魅音の家にたどり着いた。
 相変わらず大きな家だ……珍しいインターホンを押して、魅音に取り次いでもらおうとする。

 しかし、俺がインターホンに手をかけるまえに、重そうな門戸がぎぃーっと開かれる。そして中から現れたのは……


「待ってたよ、兄ィ!」

 張り裂けんばかりの笑顔の富竹さんだった! いやもうさん付けなんていらない、こんな変態、トミタケで十分だっ。しかも兄ィなんて、異様に気持ち悪い呼び方をされた。やめてくれ。

「ぎゃあああっ! なんであんたがここにいるんだ!!」
「それは運命さ! 兄ィと私は運命の赤い糸で……」
「うっせぇええええ! 俺の魅音を返せよぉぉぉ!! うわああああっ!!」

 もうだめだ、ここにトミタケがいるって事は、きっと魅音は*されてしまったに違いない。俺は号泣しながら身を翻すと、他に俺を匿ってくれそうな家を考える。

 どこだどこだ、どこに逃げればいい……!

 ……そうだ、沙都子と梨花ちゃんの家なら! ちょっと遠いが、あの二人なら奇想天外な方法で俺を助けてくれるはずだ。小さな女の子に助けを求めるなんて男として情けない話だが、今はそんな事を気に掛けている場合じゃない!

「あ、兄ィ、待ってよぉ!!」

 やっぱり後ろから追いかけてくるトミタケを尻目に、俺は二人の家へまっしくらだ。梨花ちゃんの策略と沙都子のトラップがあれば、あんな筋肉ダルマなんて一網打尽にできるはず。とにかく急げ。
 しかし俺が疲れてきたせいか、さっきよりも脚の速度が上がっている気がするトミタケをなかなか振り切れなかった。それでも、林を通ったり田んぼを突っ切たりしてなんとか撒いて走ると、二人の家が見えてくる。

「お、おぉぉい! 沙都子ー! 梨花ちゃーん! 頼む、開けてくれ!! 今は何も聞かずに俺を匿ってくれ!!」

 そんなに大きい家じゃないから、叫べば聞こえるはずだ。すると俺の願いは叶ったようで、すぐに上の階からどんどんと二人分の足音が降りてくるのが聞こえる。俺の悲壮な声に緊急性を感じてくれたのだろう。

 しかし。


「兄君様、どうなさいました!?」
「どうしたのですか、兄上様……」

 俺の目の前に現れたのは、可憐な二人の少女ではなく……鍛え抜かれたボディが逞しいトミタケだった!
 
 それも二体……二体だと!?


 俺の眼が点になる。いやまて、トミタケはトミタケであって、唯一無二の存在のはずだよな。生き別れの双子がいたなんて話、聞いた事もないぞ……いやもうそんな事はどうでもいい。大事なことは、悪魔が二匹になったって事だ!

 そして梨花ちゃんと沙都子まで*されてしまったということだ!

 なぁんてことだ……ええい、こうなればここもデンジャーゾーンでしかねえ! 涙も枯れ果たて俺は、生きるために踵を返して最後の希望であるレナの家へ向かって飛び出した。
13名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 00:48:17 ID:Mynh5v/n
 レナは自分の家に俺をあげるのをを嫌うが、だけど、これだけの事態だ……話せば解ってくれるはずだ!
 ……でも、魅音が*されて、沙都子と梨花ちゃんも*されたとなると……いや、まさか、そんな。レナに限って、そんなはずが……!

 俺はレナの無事を願って彼女の家へと走ったが、しかしそんな願いは無惨にも打ち砕かれる事となった……俺の悪い予感が的中する。 
 そう、息も絶え絶えにたどり着いた竜宮家の玄関から出てきたのは、あのかいがいしく可愛いレナではなくて――


「はぅ〜〜〜兄チャマ見つけた! お持ち帰りィィィィィイ!!」

 トミタケだった。

 俺は絶望と怒りの余りに絶叫する。天をも突かんばかりに怒りの声を空へ放つ!

「くそぉぉおおおお! 俺の大事な人をみんな*しやがってぇええ! しかも気持ちの悪い真似まで……もう許さねぇぞ!! 
 大石さんに援軍を頼んで、てめぇを一五〇〇秒で雛見沢から消し去ってやる!!」

 だけど結局、どこまでも他力本願な俺は玄関に置いてあったレナの形見の自転車を奪って輿宮の町を目指す。亀有のお巡りさん並の勢いでペダルをこぎまくる!
 たぶん、時速一〇〇キロは出ているはずだ、もの凄い勢いで景色が流れていく。この調子ならすぐに輿宮の町につくぞ!

 
 そして、あっという間に輿宮の町へ着いた。なんだか人気が感じられないが、構わず真っ先に警察署を探して駆け込んでいく!
 俺の名を出せばすぐに捜査一課に通されるはずだ。
 大石さんは俺を貴重な情報源と思っているらしいからな……! ちょっとしたVIP待遇みたいなもんだぜ。うぇっww

 だが、署に入ってみて違和感を感じた。おかしい――静かすぎる。まさか、いやそんな馬鹿な。
 それに大石さんは別に大切な人じゃないぞ……んっふっふ、なんて笑いが気に障る程度のおっさんに過ぎないんだ。

 というか俺の頭を踏んづけてくれた恨みは忘れねぇぞ。

 だ、第一、トミタケといえど警察署の人間をまるごと**してしまうなんて、できるはずがない……。
 なんて思っていると、俺の背後から聞きなれた笑いが飛んでくる。それにほっと安心した俺がいけなかった……。

「んっふっふ。来てしまいましたか、お兄ちゃん……」

 お兄ちゃん、だと。まさ、か……

 俺は、錆び付いた歯車みたいにギギギと音がなりそうな程にぎこちなく首を後ろに回す……見たくない見たくない、見たくない……そう願ったが、やはり俺の眼に入ってきたのはトミタケだった。
 悲鳴を上げて逃げ出そうとするが、しかしこのトミタケは俺を追いかけようとはせず、むしろ諭すような口調で俺を呼び止める。それは大石さんの喋り、そのものだった。

 それに違和感を感じた俺は、勇気を振り絞って立ち止まる。

 ……よし、トミタケは動かないみたいだ。他のトミタケとは違う……? そんな問いを俺は謎のトミタケに投げかける。すると、謎のトミタケは静かに語りはじめた。


「こんな姿をしてはいますが……私は大石です。あなたの敵じゃあありません」
14名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 00:50:11 ID:Mynh5v/n
「だ、だけど! どう見ても大石さんじゃなくてトミタケじゃないか!」

「いいから話を聞いてください、いいですか。今、この辺り一体には恐ろしいウィルスが蔓延しているんです」
「な、なんだって? ウィルス!? もしかして、トミタケの豹変と関係があるのか!?」

「そうです。そのウィルスの名前は「T−ウィルス」……ちなみにTは、トミタケのTです」

「んな事どうでもいいよ! そのウィルスがどうしたっていうんだよ!」
「このウィルスは、鷹野三四によって人為的に散布されたものです。いわば、生物兵器……!」

「な、なんだって? 鷹野さんが? なにがどうなってるんだ……」

 訳のわからない俺に、謎のトミタケが勝手に核心に迫っていく。俺はもはや、呆然と立ち尽くしてその話に耳を傾けているしかなかった。


「そしてこのウィルスがヒトに空気感染すると、皆このようなトミタケになってしまうのです……身も心も!」

「なんてことだ……あのトミタケは、レナや魅音の成れの果てだったっていうのかよ……そんなのって……!
 ……・じゃ、じゃあなんで俺は大丈夫なんだよ……あんたも、心はトミタケじゃないみたいじゃないか」

「……私は、今しがたこの町に帰ってきたばかりです。まだ症状の進行が浅い……鷹野三四の陰謀をつきとめ、危機を知らせようとしたが遅かった……!
 だけど、お兄ちゃん! う、ぐぐぐ……! 違う、前原さん!
 あなたは違う、あなたは奇跡的にT−ウィルスへの耐性が備わっていた! だから前原さん、あなたは今すぐ町を脱出して遠くへ逃げ延びるんです。
 そしてこの危機を、雛見沢大災害の事をどうか全世界に伝えて欲しい!
 このウィルスが世界中にばら撒かれたら、この世の終わりが来る……! だからだかだかだか……うぅ、お兄ちゃーん!」

 く、くそ! とうとう大石さんまで感染しちまった……なんだかよく解らない。
 なんでトミタケ化すると俺をお兄ちゃんと呼ぶのかも解らないが、とにかく俺は世界の命運を握っているらしい。
 だけど鷹野さんが全ての黒幕だっていうなら、皆のカタキを取ってやる。泣いたり笑ったりできなくしてやる!!

 よし、逃げるぞ!
 そうだ、東京へ戻ろう! 金がないなら歩いてでも行ってやる!

 そうして復讐に燃える俺は警察署を飛び出した。
 だが、警察署から出た瞬間に俺の進路を一二人ものトミタケが塞ぐ! くそ、こいつら待ち伏せてやがったな!!

「お兄ちゃん!」
「お兄ちゃま!」
「兄ィ!」
「お兄様〜!」
「おにいたま〜」
「兄上様!」
「にいさま!」
「アニキぃ!」
「兄くん……」
「兄君様ぁ!」
「兄チャマー!」
「兄やぁ〜」

 野太い声でおぞましいセリフを吐くトミタケ軍団が俺を襲う……!
15210のつづき:2007/04/01(日) 00:53:54 ID:Mynh5v/n
「ぐわあああっ!! てめえら、俺をどうするつもりだぁああっ!!」

 俺は必死にトミタケたちを払おうと抵抗するが、鍛えられたトミタケのボディから繰り出される肉体的接触は、俺などではとても抗えないレベルで……!
 く、くそ、こんな所で、こんなところでぇぇぇぇ……!!

 俺はトミタケまみれになり、意識がブラックアウトしてい、く……









 ごつん、と頭になにかが当たる音がした。頭をふっと上げると、青い髪の女の人が怒ったような顔で俺を見ていた……。

「あ……知恵、先生……」
「前原くん。授業中ですよ!」
「ゆ、夢だったのか……良かった、良かったぁああああ!!」

 悪夢から救われた事に身が打ち震えて、俺はついがばぁっと知恵先生に抱きついてしまう。
 知恵先生、おしりがイイよなうぇへへへへなんて邪な感情は一切抱いてなどいない。
 ただ、まともな人間を久しぶりに見た様な感覚に安穏を得ようとする体が言う事を聞かないだけで。あぁ、良いニオイ〜。

「ま、前原くん! やめなさい、そんな、まだ心の準備が……いやそうじゃなくて」
「先生ぇ〜〜俺怖かった、怖かったよぉぉぉ」

 どさくさに紛れて先生の胸の谷間に顔をうずめてぐりぐりする俺を遠目に、他の生徒たちがひそひそ話をする。


「みー。なんだか今日の圭一は様子がおかしいのです。まるでセクハラオヤジなのです」
「圭一さんって年上好きでしたのね……それにしても大胆ですこと」
「そんなぁ……け、圭ちゃ〜ん……」

「先生〜〜!」
「前原くん、放しなさいっ、あ、いやっ、そんな所さわっちゃダメぇ!」

 何か興奮してしまって止めるに止められない状態になってしまった俺は、だから背後に近づく巨大な殺気に気づく事ができなかった。
 その手が肩に触れてはじめて気づき、自身の愚かな行為を悔いるまでは――。
16名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 00:54:44 ID:Mynh5v/n
「あはははははははは。圭一くん……見損なったよ。そんなハレンチな人じゃないと思ってたなぁ……卑劣漢。恥知らず!
 これが前原流のやり方なの?! 私ばっか喋り尽くめ?  黙ってんじゃないわよッ!! 聞いてんの前原圭一ッ!!」

 レナが、どこから取りだしたかの大きなトマホークを構えて鬼の様な形相で俺を睨んでいた。
 あの、レナさん? それってもしかしてゲッタートマ……

「うっさいなああぁぁぁッ! 黙ってろって言ってんでしょおおおぉぉッ!!」

「ちょ、待て、何も言ってねぇえええ!」

「あはははは! お前は汗の代わりに血を流せばいいやぁぁっ!」


 あ、だめだ聞いてない。


 そうして俺は暴走したレナのゲッ○ーストラングルを喰らいながら、意識を飛ばしていく。くそー……なんであんな夢を見ちまったんだよぉ。
 そして、まさかレナに引導を渡されて人生を終わるとは思ってもいなかったぜ……。

 あぁ、もうすぐ七夕だな……それまで生きていたかったなぁ。

 ……でも、もし生きながらえたら、短冊の願い事は絶対にこう書いてやる!


「トミタケが喉を掻き毟りますように」



これを読んだあなた。
どうか真相を暴かないでください。
どうかそっとしておいてください、思い出したくありません。
それだけが私の望みです。


前原圭一



プリンセス・オブ・トミタケ 〜究極 男の妹〜

         完
17名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 00:57:26 ID:Mynh5v/n
以上、暴走して書いた。
原作が精神的に21禁くらいのレベルなのでエロパロと見なした。
あと、途中で変なネームが入ったけど気にしないで下さい。かしこ。
18 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 01:02:10 ID:2MS7vbsa
ぐはっ、間一髪のところで遅れた。
ひょっとして自分、他の職人さんにとってかなり邪魔してましたか? すいません。

投下は明日にします。もうちょっと推敲とか校正とかします。
ちなみにネタは圭一×魅音(?)と魅音(?)×圭一です。
19名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 03:09:49 ID:57XoKyV+
このスレも神SSで満たされますように。
しかし綿流し後編の続き楽しみにしてるけど、作者さんが前スレ全く顔出してないので少し寂しいぜ。
無理強いはできないが、いつまでも裸で待ってるとここに記そう。
20 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:40:55 ID:boiXuItH
綿流し後編の続き、自分も待ってる。楽しみにしている。
ONE STEP×STEP の続きも待ってる。結末をいつまでも待ってる。
だから、書き上がったらいつでもいいから出して欲しいとここに記します。

明日にすると言って12時間も経ってないけど、投稿を開始します。
21際の夢 表編 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:43:54 ID:boiXuItH
「魅……魅音?」
「うふふふふふふふふ。圭ちゃん…………」
確か俺は寝ていて……。
人の気配がして目を開けると、魅音が俺の上でにっこりと笑っていた。
「お前……。どうしてこんなところに?」
魅音はゆっくりと俺にのしかかってきた。
俺の体に、魅音の温もりと重みが伝わってくる。
「圭ちゃんに会いたくなったから……」
それは、あまりにも単純な理由。しかも、俺が聞きたかった意味とは違った答え。
でも、それでも俺にとっては十分だった。
俺は魅音の背中に腕をまわし、抱き締めた。
甘えるように、魅音は頬をすり寄せてくる。それがとても可愛らしくて、柔らかくて、嬉しかった。
「圭ちゃん……」
やがて頬擦りを止め、魅音は上半身を起こした。
その顔は桜色に染まっている。
「魅音……」
「なぁに? 圭ちゃん?」
「好きだ」
俺は、初めて魅音の前で素直に自分の気持ちを伝えることが出来た。もうきっと、誤魔化す必要も無いだろうから……。
魅音は、目を瞑ってゆっくりと……俺の言葉を噛み締めるように頷いた。
「ありがとう。……圭ちゃん。私も、圭ちゃんのこと大好きだよ」
「悪い。……今まで言えなくてよ……」
「ううん、そんなの全然構わないよ。今言ってくれたから……」
そう言って魅音は、幸せそうに笑みを浮かべてくれた。そしてその笑顔が、俺には何よりも嬉しかった。
俺達は互いに見つめ合う。
その距離はとても近くて……。
魅音は目を閉じた。
俺は背中から首筋、そして髪を撫でながら、魅音の頭に右手を当てた。
そして、魅音の顔を俺に近付けていく。
俺も目を閉じて……魅音と唇を重ねた。
キスなんて、今までの人生でしたことなんかなかったから、きっと俺は上手く出来なかったと思う。ただ唇を押し付け合うだけの拙いものだ。
けれど俺には、魅音の柔らかさ、温かさ、優しさ、そんなものが唇から伝わってきて……俺もそれに応えるように、唇に想いを込めた。
22際の夢 表編 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:45:12 ID:boiXuItH
長く……長くキスをして、俺達は同時に唇を離した。
俺は魅音の頭から頬、首筋へと右手を撫で下ろし、そして胸へと……。
「……んっ」
俺の手のひらにふにっとした感触と温もりが伝わるのと同時、魅音は目を瞑った。
服の上から魅音の胸を揉み、その柔らかさと重さを愉しむ。
魅音は抵抗しなかった。それどころか、嬉しそうに微笑んでいた。
じゃれつく子犬のように、魅音はぴすぴすと鼻息を漏らした。
そんな光景が、何だか非現実的で……俺の頭が痺れてくる。
「魅音……俺、直接魅音の胸……見てみたい」
「うん。……いいよ。圭ちゃん」
そう言って魅音は上着を捲り上げた。
白と淡いピンクのチェック柄のブラに包まれた、魅音の大きな乳房。
魅音は脱いだ上着を脇に脱ぎ捨てた。
ブラを外そうと、魅音は少し前屈みになる。当然、魅音の胸はその分俺の顔に近付いてきて……。
俺は、たったそれだけのことに息を呑んだ。
「………………んっ……」
ぷちっ と音を立てて、ブラのホックが外れる。
固定していたものが無くなり、こぼれ落ちてきた魅音の乳房は……その柔らかさを訴えるかのように、俺の目の前でふるふると揺れた。
俺は無言でそれに手を伸ばして……直接触れた。
「んっ……」
びくりと体を震わせる魅音。
服の上から触っていたときと同じように、包み込むように魅音の乳房を愛撫する。
けれど、手のひらから伝えられるその温もりや弾力の気持ちよさは、服越しとは比較にならなくて……。
固く尖った乳首を軽くつねると、魅音が甘い吐息を吐いた。
ぐにぐにと俺の手のひらが埋まるほど押し付けると、魅音の表情が切なく悶えた。
自分の欲望の赴くままに弄んで……そして、その欲望には歯止めがきかなくて……。俺のオットセイ☆にどんどん熱が篭もっていく。
「魅音。……ごめん。俺、もう我慢出来ない。……俺の…………を……手でしごいてくれないか?」
「うん。……分かった」
おずおずと聞き返してくる魅音の瞳が少し潤んで……それでいて熱っぽい。その表情だけで、俺の限界がまた近付く。
「……じゃあ、いくよ?」
振り返り、躊躇いがちに魅音はその手を俺の膨らんだ股間へと近付けていく。
そして、パジャマのズボンを軽くめくり、オットセイ☆に細い指を絡めた。
けれど、魅音はそこからただそうしているだけで……。
23際の夢 表編 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:46:31 ID:boiXuItH
魅音の顔が赤い。
「頼むよ。魅音……早く、擦ってくれ。こんなの……生殺しだし……よ……」
「う……うん」
そう言って、触れるか触れないかのような力加減で、魅音は俺のものを擦り上げる。
「うあっ」
それはとても気持ちいいけれど……、でもそれ故に俺にはとても我慢出来ない。
「魅音。……頼む。頼むからもっと強くしてくれっ!」
叫びながら、俺は魅音の手に俺のものを擦りつけていく。
「う。……うんっ!」
魅音が頷き、目を瞑るのと同時に、きゅっと俺のものが締め上げられる。
それは絶妙な力加減と言うには強すぎたかもしれない。けれど、今の俺のものはそれに負けないくらい固くなっていた。
ごしごしと、ある意味、乱暴に擦られながら俺の性感はどんどん高まっていって……。
「あぅっ……ぐっ……ううっ!」
「ひゃぅっ!!」
どくんどくん と俺は盛大に欲望を吐きだした。
熱く煮えたぎったそれは、俺のパジャマの上着まで飛び散り、汚した。
『………………あっ……』
思わず、俺と魅音は顔を見合わせて――。
「ぷっ……くっくっ」
「くっ……はははははははははっ!」
それが何だかおかしくて、俺達は笑った。
「気持ちよかった? 圭ちゃん」
「ああ……。こんな結果になることも思い付かないぐらいにな」
つまり、俺達はそんなにもこの行為に没頭していたということだ。
「でも、どうする? これ?」
「後でトイレかどこかでも行って洗っとくさ。上手くいけば、朝には乾くだろ」
そう言って俺も上着を脱ぎ、上半身裸になった。
火照った体に夜の冷えた空気が心地いい。
けれど、俺のオットセイ☆はまだ萎えようとはしなかった。
「魅音。あのよ……今度は……」
「うん。……最後まで……ね……」
俺達はどちらからともなくキスを交わし、互いのズボンを脱いだ。
24際の夢 表編 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:47:39 ID:boiXuItH
裸の俺を見て、魅音は微笑んだ。
「やっぱり圭ちゃんも男の子だね。おじさんとは体付きっていうか……筋肉の付き方が全然違う」
ぺたりと、魅音は俺の胸板に手を置いた。
「魅音の方こそ。……凄く、女の子らしい体じゃねぇか。その……胸も大きいし、腰だって括れてるしよ。……あと、なんて言うかこう……やぁらかくてさ」
こうして見ると、普段の男勝りな言動や行動の方が、何かの間違いのような気がしてくる。
「ありがとう。圭ちゃん☆」
たったそれだけの言葉なのに、魅音は本当に嬉しそうに笑ってくれた。見ているこっちの方が嬉しくなるような笑顔だった。さっき告白したときもそうだったが……何で俺は今まで、魅音を女の子として見ることから逃げていたんだろう。
魅音と出会ってからこれまでの時間が、物凄くもったいなかった気がしてくる。
「ねぇ? ……圭ちゃん?」
「何だよ?」
「私の……触ってくれる?」
若干上目遣いになりながら、魅音は俺の右手を取った。
「ああ」
俺だって男だ、触ってみたくないわけがない。まして、魅音のものとくればなおさらだった。
魅音は膝を立て、俺の手のひらを自分の秘部へと当てた。
柔らかい恥毛を掻き分け、その奥にある割れ目に中指を添える。
初めて触れる女の子のそこは……なんて言うか、熱くて……そして意外なほど柔らかかった。
割れ目の脇にある、ぷっくりとした膨らみをふにふにと揉み、そして撫で回す。
俺の中指に、粘っこい露の感触が伝わってきた。
「魅音?」
「う……うん。えへへ……」
赤くなりながら、魅音ははにかんだ。
その露を塗りたくるように、俺は更に魅音の秘部を愛撫し続ける。
魅音の秘部は俺が触れれば触れるほど、柔らかくほぐれ、とろけてくる。
その感触に……俺の思考は酔っていく。
魅音を見上げて見ると、彼女もまた熱に浮かされた瞳をしていた。
25際の夢 表編 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:48:47 ID:boiXuItH
「魅音」
「……うん」
もう俺達に言葉はいらなかった。
座っている俺と向かい合う形で、魅音は俺のものへと腰を下ろしていく。
「んうっ」
ちゅくっ
粘り気のある感触と一緒に、俺のものが魅音の中へと包み込まれていく。
そして、完全に奥まで届いたところで、俺達はそのまま抱き合い……唇を重ねた。
互いに互いの舌を絡め、唾液を貪り合う。
たっぷりとキスを味わって……やがて俺達は唇を離した。
粘っこい唾液が俺達の舌から糸を引いた。
俺は魅音の後頭部に右手をまわし、抱き締め……互いの体を密着させた。
俺の胸に魅音の乳房の感触がいっぱいに広がる。
俺の頬に魅音の頬が触れる。
魅音の匂いが、俺の肺を満たしていく。
魅音の温もりが、俺の肌に直接伝わってくる。
俺が魅音の中に融け、そして俺の中に魅音が融けていって……俺達は、完全に一つになった。
ゆっくりと腰を振ると、くちゅくちゅと結合部から粘り気のある音が響いた。
奥に俺のものが当たる度、俺の耳元で魅音が甘い声を漏らす。
俺の腕の中にある魅音の温もりが、どうしようもなく愛しい。
激しくはないけれど、それでも……物理的な刺激には乏しくとも、魅音の中に俺のものがあるという事実を確認するだけで、俺のものはより固さを増していく。
俺のものの付け根に、ぎゅうっと力が込もる。
「んっ……くっうっ」
「あ……んんっ」
力一杯抱き締めたまま、呻き声と共に、俺は魅音の中に射精した。
びくんびくんと、俺のものが魅音の中を掻き回して……やがて、収まる。
強ばっていた俺と魅音の体から、力が抜けていく……。
優しく魅音の髪を撫でながら、俺は呟いた。
「魅音。……ずっと、もう放さない。俺達は、これからずっと一緒だから」
「うん」
魅音もまた、俺を抱き締める腕に力を込めた。
どこまでも安らかな余韻に、俺達は浸る。
そしてそのまま、どこまでも優しくて……どこまでも暖かい安らぎのまどろみに、俺は意識を委ねていった。
26際の夢 表編 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:49:55 ID:boiXuItH

ミーンミンミンミィー
雲一つ無い空から熱い日差しが降り注ぐ。
どこまでも騒がしい蝉の合唱だったが、今の彼女の耳には届いていない。
やがて……少女は深い黙祷から戻り、目を開けた。
(とうとう……独りぼっちになっちゃったんだね)
その話を聞いたときに、流し尽くしたと思ったのに……それでも、涙が流れそうになる。
「レナちゃん。……圭一のために、わざわざこんなところまで来てくれて、本当にありがとう」
「ああ。きっと、圭一も喜んでいるよ。ありがとう、レナちゃん」
こんなところに圭一が眠っているなんて、それでもまだ……彼女には信じられなかった。
レナは立ち上がり、彼の墓に背を向けた。
「あの。……圭一君は、どんな風に……?」
ふぅ と深い息を彼の両親は吐いた。
それを見て、レナは後悔した。それは……彼らにとって傷をえぐる行為に他ならない。
「圭一の死に顔は……とても安らかだったよ。どこまでも幸せそうに、眠るように逝ったよ」
「そうね。なんだか、笑ってるみたいだったわ。それだけは……せめてもの救いだったかもしれないわね」
「そう……ですか……」
そして、レナは胸に手を当てた。
(圭一君。魅ぃちゃんが迎えに来てくれたんだね……)
それは確信だった。
ならきっと、今はもう彼はみんなと一緒に部活をしているのだろう
(ズルイなあ。……みんな)
レナは心の中で呟いた。
帰り際に、もう一度だけレナは彼の墓へと振り返った。
(また、会いに来るね)
そう、ひぐらしのなく頃に。

―END―
27際の夢  ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:51:16 ID:boiXuItH
続いて裏編を投稿します。圭一受けです。
28際の夢 裏編 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:54:41 ID:boiXuItH
「魅……魅音?」
「うふふふふふふふふ。圭ちゃん…………」
眠っていたら人の気配がして……。目を開けると魅音が俺の上で……優しく、それでいて今まで見たことの無いような妖艶な笑みを浮かべていた。
「何だよ? 俺を……どうする気なんだよ?」
魅音は答えない。
けれどその代わり、飢えた獣がご馳走を目の前にしたときのように、その真っ赤な唇を舌なめずりする。
それを見て俺は確信する。そう…………今の俺は、魅音にとってはご馳走に過ぎない。
俺の背中に寒気がはしる
「うっ……くそっ! くそっ! 何でだよ。何で体が動かないんだよ?」
逃げようと身をよじるけど、上手く力が入らない。俺はただベッドの上で……魅音の下で藻掻くことしか出来ない。
「無駄だよ。圭ちゃんは私から逃げることは出来ないよ」
まるでその言葉が力を持っていたかのように、俺から逃げようとする気力が抜けていく。
無駄なんだ……駄目なんだ……俺はもう……何も出来ないんだ……。
まな板の鯉という言葉の意味を俺は頭の芯まで理解した。
俺にはただ、喘ぐことしかできない。
そんな俺の頬に、魅音の手が添えられて、彼女の顔が近付いてくる。
「魅……音…………うくっ」
俺の唇に魅音の唇が押し当てられる。
俺の唇と舌を舐め回し、乱暴に唇を擦り、そしてしゃぶる。互いに楽しむためじゃない……俺を汚すことを目的にしたキス。
俺の口の中から、ぐちゅぐちゅと粘っこい音と、生温い肉の感触が伝わってくる。
呆然として閉じることも出来ない俺の目から、涙がこぼれた。
「うふふふふっ☆ 圭ちゃんの口、おいしいよ」
にんまりと笑みを浮かべ、魅音は俺の口から舌を抜いた。
そして、口だけじゃない……俺の頬を……そして耳へと舌を這わせていく。
魅音の唾液で汚れる俺の顔。
体勢が低くなるにつれ……俺の胸に押し付けられていく魅音の乳房。
魅音が、俺の耳たぶに吸い付く。
「あっ……はあっ……」
びくりと、俺の体が痙攣する。
「ふふっ。圭ちゃん、ここが弱いの? なら……重点的に責めてあげるね」
そう言って、魅音はさっきよりも強く、激しく俺の耳を吸い……そして舌で掻き回す。
「あうっ! ううううぅぅっ!!」
未知の感覚に、俺の頭は混乱して……気持ちいいのかどうなのかもよく分からない。ただ意識が白くなっていって……。
俺の意思に反して、びくびくと体が痙攣する。
29際の夢 裏編 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:55:51 ID:boiXuItH
「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふっ」
この上なく楽しそうに嗤いながら、魅音は俺の耳から口を離し、体を起こした。
はぁはぁと、俺は荒い息を吐く。
「さてと……、それじゃ次は……」
え? 次? 次って何だよっ!?
俺は慌てて魅音に視線を向ける。
「や……やめろっ! やめてくれっ!!」
けれども魅音は俺の言うことを聞かず、俺のパジャマのボタンへと手を伸ばして……。
プツプツと魅音は俺のパジャマのボタンを外し、俺は為す術も無く胸を露わにする。
魅音は嗤いながら、俺の胸を愛撫する。
指先で落書きをするように俺の胸をなぞり、そして乳首をつまむ。
「ああっ……うぅ」
「ふふっ。可愛い声出すんだね圭ちゃん。……女の子みたいだよ?」
「ああああっ」
俺の乳首に神経が集まっていく。ピンと……妙に乳首が敏感になっている気がする、
「ねぇ……こういうのはどう?」
「あうっ……あっ」
魅音は俺の胸に舌を這わせてきた。俺の乳首を舌で弾き、そして甘噛みする。
舐められているのと反対側の胸が、荒く撫で回される。
それだけじゃない。魅音の胸が、今度は俺の……その……あそこの上に乗っかっていて……。柔らかく、温かい感触を伝えてくる。
「あははははは。何? 圭ちゃん。感じてるんだ?」
「か…………感じてなんか……ない」
「ふぅん? まさかそれ本気で誤魔化せるなんて思ってないよね?」
分かってる。自分で言っていて、これほどバレバレな嘘も無いもんだと思った。
何しろ俺のものは既に固く、大きく膨れあがり、魅音の胸を押し返していたのだから。
魅音は体を起こし、パジャマのズボンに手を掛け……俺のパンツと一緒にずり下ろしていった。
覆うものが無くなり、びんっ と俺の男性器がそそり立つ。
「ああうっ!」
露出した俺のものに魅音の息が吹きかけられ、俺は呻いた。
くすぐったいというか何というか……そんな感覚が俺の背中を駆け上り、俺は喘ぎ声を漏らした。
びくんびくんと俺のものが震える。
30際の夢 裏編 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:57:17 ID:boiXuItH
「くっくっくっ。……ホント、圭ちゃんの体は正直だねぇ」
にたにたといやらしく嗤いながら、魅音は服を脱ぎ始めた。
上着を……ジーンズを……そして、ああ……とうとうパンティまで……。
見たいと思ってる訳じゃないのに、悲しいぐらいに俺の本能は魅音のボリュームある裸体から目を離そうとしない。
「ひうっ!」
猫のように俺の脇で寝そべりながら、魅音は俺のものを掴んだ。
もみゅもみゅと袋を揉みしだきながら、手のひらで竿を包み込んで擦る。
「どう圭ちゃん? 気持ちいいでしょ? ほら、自分でも見なくちゃ……、こんなに固く大きくなってビクビク脈打って、だらだら先から汁が溢れてるよ?」
「あっ……ああっ。やめてくれ……やめてくれよ魅音。そんなところ触らないでくれ」
「あはははは。圭ちゃん。さっきからずうっとカチカチなんだよ? 私の手で擦るたびに根本にきゅっと力が込もって……」
「やめろよ。……言わないでくれよ。そんなこと……」
「凄い。またびくんってした……。ふうん。こんなこと言われて興奮するなんて、やっぱり圭ちゃんは変態だね☆」
「ち……違う。俺は……俺は…………ああううぅっ!」
突然、弄ぶような刺激を止め、魅音はぎゅっと俺のものを握った。
それでもなお魅音の手の中で、俺のものは脈打つのを止めようとしない。
「ふぅん。……どうやら、もう一息ってとこみたいだねぇ。なら、こうしてあげるよ」
「はあっ……ああああっ!」
俺の下半身に魅音が覆い被さってくる。
魅音の大きな胸で俺のものを挟み、そして先端を口に含んだ。竿から伝わる温かく柔らかい感触と、亀頭から伝わる粘っこい感触が、俺の意識をより虚ろにしていく。
「やめ……やぁ……だめぇ……やめ……みお……んっ!」
力の入らない手を魅音の頭に当て、押し返そうとするも……それも出来ない。それどころか、見ているとまるで俺が悦んで魅音に首を振らせているような気さえしてくる。
がくがくと腰が痙攣してくる。
むっちりとした魅音の胸は余すところ無く俺の竿を包み込み、そして舌は相変わらず容赦なく俺の亀頭をしゃぶり続ける。
「もうだめだ……もうだめ、だめ、だめぇ……あうっ……ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
ごぷっ ごぷっ ごぷっ
俺は喘ぎながら、魅音の口の中へと射精した。
「はぁっ……あっ、あああああああっ」
ビクンビクンとのたうつ俺の男性器から、魅音は強い吸引力で精液を啜った。
「…………んっ☆」
そして、魅音は美味しそうに俺の精液を飲み込んだ。
31際の夢 裏編 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:58:12 ID:boiXuItH
恥辱感で俺は魅音から目を背けることしか出来なかった。目から再び涙がこぼれる。
「くっくっくっ。……それじゃ、二本目に行こうか」
「うっ…………うううっ」
俺の精液と魅音の唾液でベタベタになった俺のものの上に、魅音の秘部が当たる。射精したばかりでまだ萎えていない……敏感なその上で、魅音は腰を振った。
「あっ……ああああっ」
俺の口からまた呻き声が漏れる。
ぬちゃぬちゃとした音と一緒に、魅音の秘部が俺のものを擦りあげていく。柔らかい割れ目で俺のものをくわえ込むように挟み、そしてくにくにと押し付ける。
萎えるどころか、俺のものはまた固くなってきて……。
そっ と魅音は俺のものに指を絡めてきた。
そんな刺激でさえ、俺のそこはぴくんと反応した。
「どうやら圭ちゃんの方も準備オッケーみたいだね。それじゃ、そろそろいくよ?」
「うあっ……あっ……はあああっ」
ずぶずぶと俺のものが魅音の中へと飲み込まれていく。
そこは生温く、ぬるぬるとした粘液でまみれていて、それでいてザラザラとした壁がねっとりと俺のものに絡み付いてきて……心の底からおぞましく不愉快なほどに………………気持ちよかった。
「あははははははははっ! どう? 圭ちゃん。気持ちいいでしょ? 気持ちよくて堪んないって顔してるよ」
「うはあっ……あっ……ああっ」
その通りだった。
魅音のそこはきゅうきゅうと俺のものを締め上げ、しごき、強引に俺のものを絞り上げてくる。
「ほらほら、圭ちゃんの腰も動いてるよ? 私の奥を小突いてる。出したくて仕方ないんだよね? いいよ? 出していいよ? ほらっ!」
「ああっ、ああああああっ!!」
俺の意思とは無関係に、俺は腰を振っていた。その上、魅音もどんどん激しく俺の上で腰を振っていて……。
32際の夢 裏編 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 10:59:17 ID:boiXuItH
さっき大量に出したばかりだというのに、再び精液が俺のものを駆け上ってくる。
「はあっ あっ あっ あうはああっ!」
「イクの? イクの? いいよ? 出しなよっ! あはははははははははっ!!」
俺の上で、この上なく愉快そうに魅音が嗤う。
こんなのは嫌だというのに……でも、俺には抗う術が無くて……。
「うあああああああああああっ!」
「ああっ☆」
俺はまた……今度は魅音の中に射精した。
まだこんなにも残っていたのかと驚くほど、魅音の中へと俺の精が注がれていく。
そして、やがてその射精も止まり……俺は荒い息を吐いた。
でもその息をすることすら辛い。まるで体力や生命力を根こそぎ吸い取られたような疲労感に包まれる。
ぺろっ
「…………っ!?」
突然頬を舐められ、俺は身震いした。
「圭ちゃん。眠っちゃ駄目だよ? ふふっ……まだまだこれからなんだから……」
俺の顔から一気に血の気が引いていく。
魅音は俺の上にのしかかり、再び腰を動かして……まるで悪夢のように、またも俺のものが固くなっていく……。
結合部から、容赦なくぐちゃぐちゃとした音が聞こえてくる。
そこが俺の理性の限界だった。
「いやだーっ! 誰かっ! 誰か助けてくれーっ! レナっ! 母さんっ! 親父っ! うあああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
理性のたがが外れ、俺は泣き叫ぶ。
「うふふふふふふ。あははははははははははははっ!! あのとき一つ叶えてあげたでしょ? 今度はダメぇ〜っ! あははははははははははははははははははっ!!」
恐慌状態になって藻掻く俺の腕を押さえ込み、魅音は俺の上で嗤いながら腰を振っていて……。
それが……俺の…………最後の……記憶……………………。
33際の夢 裏編 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 11:00:23 ID:boiXuItH

ピィ―――――――――――ッ
無情なまでに平坦に、部屋に電子音が鳴り響く。
「……ご臨終です」
沈痛な面持ちで、医者は前原圭一の死を宣告した。
「ああああああぁぁぁぁっ!!」
あまりにも突然すぎる息子の死に、藍子は夫の胸に顔を埋め、号泣した。伊知郎もまた涙を流しながら、妻を抱き締めている。
原因は心不全。間接的な理由は不明だが、雛見沢で起こった連続殺人事件で本人も気付かない内にトラウマを抱え、何らかの切っ掛けでそれが爆発したのかもしれない。
苦悶の表情で、圭一は冷たくなっていく。
彼の両親の泣き声が、延々と病室に響いていた。
そう、悲しい事件は終わりではなかった。まだまだ続いていた。そして、これからも続いていく……。
この悲劇に終わりが来るのか……来るとすればいつの話なのか……。
それは、ひぐらしだけが知っている。

―END―
34 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/01(日) 11:01:59 ID:boiXuItH
元々は表編だけで終わらせるつもりでした。
でも書いてみたら何だか圭一を虐めてみたくなった。
『らめぇ』とか言わせたくなった。ムシャクシャして書いた。反省する気は無い。
男として、今回の圭一受けは絶対何か間違ってるとは思うけど……。

厳密には魅音とも真魅音とも言えないかもしれませんが、独断で
圭一×魅音のカプ別に入れさせてもらいます。
あと、いつになるかマジで分かりませんが、次は詩音×沙都子の百合か、
圭一×知恵のシリアス、もしくは圭一×レナの陵辱ものになると思います。
もし書き上げられたら、そのときはまたよろしくです。
では、今日はこれで失礼します。
35名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 11:13:06 ID:ILwUU/om
ひでぇなトミタケ祭w
知恵先生に萌えたからいいや!
36名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 13:55:46 ID:gsxqdjoB
なんかこんな感想持っては失礼かもしれないけど怖さと同時にどこかギャグテイストで
とても楽しめましたヽ(*´∀`)ノ
責め魅音は新鮮だなぁ
37名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 14:20:32 ID:Utm4DEPc
>>34
>じゃれつく子犬のように、魅音はぴすぴすと鼻息を漏らした。

良い……果てしなく悶えた。
最後の、傷を負いつつも飄々としたレナも良いね。GJですよ。
38名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 17:02:03 ID:B+nB1bbs
イリ―×梨花レイプが見たい
39名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 22:00:13 ID:tBX9WJnv
3作ともよかった
トミタケアイランドにはワロタ
40名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 22:22:04 ID:0GP23k74
前スレ埋め終わったか
41名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 22:29:47 ID:4vJyxwO7
>>21-33
新スレ早々超大作GJ!
甘い余韻とシリアスが上手い具合に絡まって
俺のオットセイ☆もすごく…元気です…
ご馳走様でした
42名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 23:10:50 ID:jD3h8yQr
 悟史×詩音の純愛が見たい
43名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 23:16:32 ID:WhnVM+pE
俺も見たい
44 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/02(月) 00:13:58 ID:q4d0vgwg
今圭レナ執筆中だけど
それが終わったらサトシオン書くよ
45名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 00:20:03 ID:kHcgxsBz
>>44
期待して待ってる
もちろん、サトシオンだけでなく圭レナもね
46名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 00:22:57 ID:V6zaFXm8
雛見沢症候群について考えよう
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/infection/1175438097/l50
47名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 01:50:51 ID:TEESlOaT
7のスレの終わり方、今までの作品に対して感想言ってくれたの、すごく嬉しかった。
自分の文章を大好きだと言ってもらえて、
しかも需要が少ないと思ってた自分の未完の作品の続きを「待ってる」って言ってもらえて、本当に嬉しかった。
ありがとう。本当にありがとう。
よーし続き頑張るぞ!
48名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 02:39:35 ID:V3LCikap
wktk
49 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/02(月) 14:24:37 ID:dt6o8Rk3
圭レナ出来たから投下。
エロぬるめ。
50 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/02(月) 14:26:37 ID:dt6o8Rk3
「…っは、ふ… 圭一くん、大丈夫…?キツくない…?」
「……う、あ、……キ、キツくないぜ、レナ…」


はぁはぁと荒い息づかい、互いにぴっとりとくっついた身体。
…俺は今、レナと2人でクローゼットの中にいた。
なぜクローゼットかって?そいつは野暮な質問だぜ。
正しくは、「閉じ込められている」……と言った方が正しいのかもしれない。
なんでこんな事になったのか。
それは、数分前の出来事―――――



+++++



「はぅ、かぁいいよー!おっもちかえりぃ〜☆」
「…おいおいレナ、はしゃぎすぎるなよ。転ぶぞ。」

その日は、いつものように皆で遊んだ帰り道だった。
沙都子と別れ梨花ちゃんと別れ、そして今さっき魅音と別れ。
レナと別れようとした時、レナが家とは逆方向に行こうとしたので聞いてみた。
レナ曰く、「すっごくかぁいいもの」をこの前見つけたらしく、宝探しに行くとのこと。
でも、もうすぐ日が暮れて危ない。だから俺もついていくことにしたのだ。


「かぁ〜い〜いもっのっはぁ〜、 ぜぇ〜んぶレナが!おっ持ち帰り〜♪」
がちゃがちゃと音を立て、恐らく自分で作ったであろう歌を歌いながらゴミ山を漁るレナ。
それを見て俺はふっと笑みを浮かべた。…ほんと、変な奴だよなぁレナって。
変だけど、優しくて、甲斐がいしくて、女の子らしくて……そんなところも可愛く思える。
って、何を考えてるんだ俺は。
自分で言ってて(思ってて?)恥ずかしくなったので、頭をぶんぶんと振り回した。

「あっ!見て見て圭一くん、これすっごくかぁいいよ〜☆」
「ん?どれどれ?」

レナに話しかけられ、ひょいと覗きこむ。
そこにあったのは使い込まれた古いクローゼットだった。
白いペンキ塗りで、クマのシールが貼ってある。ところどころ落書まである。
俺にしてみたら全然可愛くもなんとも無かったが、レナにとってはそれが物凄く「かぁいい」ものらしい。

「レナ、小さい頃、こういう狭い所に入るの好きだったの。
……ふふ、なつかしい!」
そう言って、クローゼットの中に入るレナ。
…子供っぽいその仕草にまた笑みを零す。
確かに俺も好きだった。机の下とか、押入れの中とか…
子供って、やたら狭い場所が好きだったよな。
どれどれ、っと俺も中を覗き込んでみる。
―――と、その時だった。
51 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/02(月) 14:27:44 ID:dt6o8Rk3


「おわっ!?」
「はうっ!?」

俺は何かに足が引っかかり、思わずクローゼットの中に倒れこんでしまった。
…ゴミ山は足場が悪い。たぶん、空き缶か何かにでもつまづいたのだろう。
クローゼットは、安定された平らな地面に置かれているわけではない。
いくつものゴミが重なった不安定な場所にあるわけだから、当然のごとくその衝撃にぐらぐらと揺れた。
そして、そのまま… 俺とレナを入れたまま、ばたんと倒れ…ゴミ山の斜面を滑り出した!!

「ごっ! がはっ! ぐおっ!」
「ひゃっ! はうっ! きゃふっ!」

がんっ、げんっ、ごんっ、ががっ、がごん!
クローゼットは縦に横に揺れ、盛大に音を立てながら確実にゴミ山を滑り落ちていく。
そのたびに頭を打ちつけ、俺とレナは悲鳴ともつかない奇声をあげた。
そして、ようやく滑り終わったのだろう―――最後にどしん!という大きな衝撃が来たあと、し…んと静寂が戻った。

「…いッ、つつつ…! レナ…、  ぶ、無事か…?」
「はう、いたたた…。 レナは無事だよ。 圭一君は、だいじょ…ひゃっ!?」

ばちり、と目が合う。…近い。顔が近い。正に目と鼻の先。
驚いて慌てて飛びのこうとしたが、したたかに後頭部をぶつけてしまった。
狭いがゆえに、離れることが出来ない。
俺はレナを押し倒すような形になっていた。クローゼットが倒れたせいだ。
こう、レナの顔の横の辺りに両手をついて…レナの膝が…あう、俺のオットセイ☆に微妙に当たる…。
あまりの恥ずかしさに目線を反らした。
きっとレナも真っ赤だ。
…でも、仕方ない。動けない。ごめん、と一言漏らした。

どうやらお互いに怪我はしていないらしい。
ところどころに打ち身がある程度だが、大したことはない。
しばらくの沈黙のあと、レナがぷっと吹き出した。
52 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/02(月) 14:28:39 ID:dt6o8Rk3


「……っふ…ふふふ、あは、あははははっ!すごかったね今の!
ジェットコースターみたいだった! くすくすくす!」
けらけらと笑い転げるレナ。
…のんきな奴だ。
でも、そのおかげで少し緊張していた気持ちがほぐれた。
再び目線を下ろす。
…目が合った。やっぱり顔が近いが、さっきほど恥ずかしくない。

「こんなジェットコースターがあっても絶対乗りたくないぞ…いてて」
「あはははは…。レナは乗りたいかな、かな!うふふふふ!」

こんな状況にも関わらず、レナは元気だ。
…むしろ、喜んでいるようにも見える。
とにもかくにも今は脱出しなければ。…きっと自分の後ろにあるものがクローゼットの扉のはず。
本来クローゼットは中に入るものでは無い。
よって、中から開けようと思っても、取っ手も何も付いていないはずだ。
ならば手段は押すしかない。

「なあレナ。…俺の後ろの壁を押してみてくれないか?開くかもしれない。」
「うん、分かった。…ん、しょっ…」

レナが俺の後ろの扉を開けようと手を伸ばす。
届かなかったのだろう、レナはもう少し身を乗り出した。
それによってレナと俺の体はぴったりと密着する。
………う、これは、なかなか………
「圭一くん、ダメ…ん、お、押してるけど……開かない…!」
「…え?あ、ああ!
開かないのか!それは良かっ… ってえぇええ!?」

開かない、すなわち脱出不可能。
どうやら何か重い物がクローゼットの扉の所に圧し掛かっているらしい。
…レナは華奢だ。こんな白い細い腕でこの扉を開けれるはずがない。
「ちょ、ちょっと待てよ。俺も背中で押してみるから、レナももう一回押してくれ。
せーの、………うおおおおおおおおっ!!」
もう一度試す。
…ダメだ。開かない。
このままでは脱出出来ない。
まさか、このまま飢え死に…?
………という心配もしたが、それは無いだろう。
俺が行方不明になったなら、きっと両親達が気付くはず。
そしてレナも一緒に行方不明だという事に気づき―――魅音あたりがきっとダム現場にいると推理してくれるはず。
せいぜい長くても村総出で探せば1日くらいで見つかる。 うん、きっとそう信じたい。
それより俺がもっと心配なのは――――この状況だった。
53 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/02(月) 14:30:25 ID:dt6o8Rk3

「…っは、ふ… 圭一くん、大丈夫…?キツくない…?」
「……う、あ、……キ、キツくないぜ、レナ…」

キツい。非常にキツい。………俺の理性が。
だって、考えてもみろ。気になる女の子が目の前にいて、自分の体の下で、はぁはぁと息を荒げてる。
なんだか襲ってるみたいだなーとか思っちゃったりしちゃったり…ははは。
うっすらと汗がにじむ。 微かに香るいいにおいが鼻をかすめる。

…まずい。

まずいまずいまずいまずいCOOLになれ前原圭一!
何か萎える事を考えろ。そうだ大石を思い浮かべるんだ!
大石がメイド服を着て俺にご奉仕する様を思い浮かべるんだ――――!

「け、圭一君大丈夫?顔真っ青だよ、だよ?」
「…う、は、破壊力がありすぎた… なんでもない」

大分落ち着いた。大分萎えた。
うんよし大丈夫これで…とも思うが、きっとまたレナの姿を見ると復活するんだろう。
なるべくレナの方を見ないように気をつける。
と、レナがまたくすりと笑った。


「…おかしいね、レナって。
こんな状況だって分かってるけど、全然怖くない。むしろ嬉しい。
こうやって、圭一君が近くにいるの感じるとね、…なんか、安心しちゃうの。
あは、あはは!何言ってるんだろうね、レナ!
あはははは、は… け、圭一くんッ!?」


…それが理性の限界だった。
ダムが崩壊するように、ガラガラと音を立てて崩れていく。
俺はたまらずレナを抱きしめた。
なんだってコイツはこうも可愛い事を言うのかなあこの状況で…!
抱きしめたと言っても、せまいクローゼットの中だから、レナの上に倒れたと言った方が正しいだろうか。
俺とレナは、ぴったり重なり合うような形になった。

「け、けけけけ圭一くんッ!どうしたのかな、かな!?
しししししんどいとかっ!?えーとえーと、は、はう〜〜!」

ぷしゅう、と頭から煙を出すレナ。顔は真っ赤だ。
そんなレナの言葉も聞かず、俺はただその温もりを感じていた。
とくん、とくん…と心臓の鼓動が聞こえる。
あったかい。そして柔らかい。いいにおいがする。
ああ、俺はやっぱり、コイツのこと………
54 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/02(月) 14:31:35 ID:dt6o8Rk3

尚も騒ぐレナに向かって、俺は一言ポツリと呟いた。
「……………きだ……」
「え?」

がばっ、と起き上がる。
また後頭部をぶつけた。…カッコ悪い。
そして、次ははっきりと、一言一句漏らさないように………言った。


「…好きだ。レナ。こんな状況で言うの、おかしいけどさ。
…たぶん、ずっと前から、………好きだった。」


「け、圭一く… ん、」
レナの言葉が言い終わる前に唇を塞ぐ。
返事をされる前にこんな事をするなんて、間違ってるのは知ってる。
でも、…止められなかった。
ゆっくりと唇を離す。もっとしたいという気持ちを抑え、レナを見た。

「…レナ、俺の事、…嫌か?」
「そんな事ない…、そんな事ないよ…!」
ふるふるとレナが首を振った。
俯いて、肩が微かに震えてる。

「レッ、レナもね、ずっとずっと、圭一君の事が好きだった!
大好きだったの…ッ!」
レナが俺の背中に手を回す。そして引き寄せるように抱きしめた。
かすかな嗚咽が聞こえる。…レナは泣いていた。

「ぅ、け、圭一君、好き… っ、 大好き!」
「…俺も。 レナ、好きだ。愛してる」

再び唇を重ねる。
今度は噛み付くようなキス。
ねっとりと深いキスをして、お互いの感触を充分に楽しんだ。
「ふ、んぅ… は、っ…!」
「レ、ナ… ん、  …む…」
びくり。レナの身体が震えた。…俺の手が、レナの服のスリットの中に入ったからだ。
それを制止しようとレナが俺の手を掴むが、いかんせん俺の勢いは止められない。
そこは少しだけ濡れていた。

「だ、だめ、圭一く、そこは… ひうッ!?」
「レナ、レナ… 可愛い、レナ」

いやいやをするレナに、ちゅ、ちゅ、とキスの雨を降らしていく。
尚も手は止まらない。レナの下着の中に手を入れ、そこに直に触れた。
くちゃ…、と粘着質な音が聞こえ、それにレナは顔を真っ赤にする。
55 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/02(月) 14:32:56 ID:dt6o8Rk3


「ひゃあっ!?っあ、んん…っ!圭一君…、やぁ…っ!」

無遠慮な俺の手が、レナの秘部を犯していく。
レナの声が可愛くて、色っぽくて。…もっとその声を出させようと俺は手を動かした。
最初は少しだけ濡れていたそこも、次第にとろけるように熱を帯びていく。
指を動かす度にねちゃ、ぐちゃりと卑猥な音が響いた。

「あっ、…んんん…っ…や、圭一く、…っ!
…そこ、ばっか、…やめ……っ…ああああぁぁあっ!!」

レナがびくんと軽く痙攣した。
…これが俗に言う“イく”ってやつだろうか。
レナの喘ぐ姿を見て、俺は下半身に血が集まっていくのを感じた。
…今やもう俺のオットセイ☆は大暴走。早く入れたいと言わんばかりに雄々しくその存在を主張している。

「は、はぅ…、圭一くんの…レナの膝に当たって…」

レナが瞳をとろんとさせて、俺のオットセイ☆を見つめる。
もう限界だった。

「レッ、レナぁぁあっ!」
「きゃっ……!」










「圭ちゃん?レナ?ここにいるの?」
がこっ。












音がしたのと同時に、差し込んでくる光。
聞き慣れた声が聞こえた。
……一体何が起きたんだ?
俺は首だけを動かして後ろを見た。
そこにいたのは………………………魅音。
おお、やっぱり俺たちがここにいるのを見つけてくれたのか!
56 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/02(月) 14:35:01 ID:dt6o8Rk3


「た、助かったぜ魅音!早くここから出し……」
「…………ねぇ圭ちゃん。…………何、してんの…?」


へ?と俺がすっとぼけた顔をする。
魅音が指差す方向を見た。
魅音が指しているのは…レナ。
俺の下で…、顔を赤らめて荒い息をしながら………服の乱れたあられもない格好の…レナ。
「はぅ…」なんて言ってる場合じゃないぞ、レナ。


まずい、この状況は… 明らかに… 俺がレナを…




「…村の連絡網で2人が帰ってきてないっていうから、皆で必死に探してたってーのに…
声が聞こえたと思ったらこんなとこで、………な、なな何やってんのぉおおおおっ!!??」
「う、いや待て誤解だこれは、閉じ込められて…いや誤解じゃないかもしれないけど、…う、うわぁああああああああ!!!」






どうかお願いです。
これを読んだあなた、誤解を解いてください。
それだけが俺の願いです。







「うっ、っく…… ひっく、圭ちゃんね、レナと… レナとあんな事してた、ひっく、ぅ…」
「お姉……」




新たな惨劇の予感。


=終=

57 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/02(月) 14:37:42 ID:dt6o8Rk3
以上です。
あ、番号つけるの忘れてた…
お目汚し失礼!

あ、あと前スレの感想くれた人たち有難う!
すごい嬉しかった。
58名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 15:04:45 ID:l5/k2ESf
無言で親指を立てる以外に何があろうか。◆eRDUfXaGp2さん、最高です。
同じ、圭レナを書く身としてはもう、たまりませんわ。
59名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 17:09:49 ID:3Gv//HKM
◆eRDUfXaGp2さんGJ!
引き続き悟史×詩音期待して待ってます
60名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 17:27:50 ID:LiS9zIdu
表現力がないから一言で言うと、萌えた
61名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 17:55:33 ID:Mso6EgQr
ナイス圭レナ!

魅音発症フラグもあって続きが読みたくなるような出来でした。
GJ!
62L3イリー:2007/04/02(月) 19:24:52 ID:8wofOMhb
普通に書いたら予想以上に長くなったのでアプロダに投下

ttp://deaikei.biz/up/up/5144.txt.html
パス:higu

これは昭和55年〜56年の話です
富竹と入江は後に和解して、ソウルブラザーになります

入江がキモいのは仕様です
梨花ちゃんがスレてるのも仕様です
沙都子がでてこないのも仕様です
エロ描写が少ないのも仕様です
リサではなくトミーなのは心の声だからです
無駄に長いのはミスです

この後しばらく梨花ちゃまは*に悩まされますが、本人は原因に気づいていません
63名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 20:27:13 ID:lIIkKRw+
>>57
うあ、レナ可愛い。こりゃ圭一もぷっつんだわ。羨ましいなあ。GJ。
おのれ魅音。これからってところで〜。空気読めよぅww。

そういや、オットセイ「☆」表記の人増えたね。だからどうしたと言われりゃそれまでだが……。

>>62
なんつーか、イリーの苦悩ってのが凄く伝わってきた。
エロパロに対する感想じゃない気もするが、魔が差す瞬間ってのと許しってのを考えさせられたよ。
GJ。
64名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 20:50:42 ID:sfz3W+2k
>>62
すまん、なぜか「トミーが裏切った」のくだりで爆笑してしまった。
65名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 20:54:16 ID:Ov61zQi8
>>64
あるあるw
66 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/02(月) 21:55:13 ID:0ECVP0MU
沙都子ちゃんは、あまりの痛みに身をこわばらせていた。
「ゃぁぁああッ! ぬ、抜いて、抜いてくださいまし、抜いてくださいましぃぃ!」
「大丈夫ですよ……沙都子ちゃん……まだ、始まったばかりですから」
自分が自分で嫌になる。
沙都子ちゃんが好きだというのに……いや、好きだからこそやっているのだが……
とにかく私は、抽送を続ける。
「やっ、やっ、やですぅぅ、ぬ、ぬぃてぇぇ! ふわぁああああああん!」
「沙都子ちゃん、もうちょっとだから、もうちょっとだから、我慢して!」

私もつらいというのは、たぶん自分を誤魔化すための言葉だ。
事実私は、辛くないのだ。
それどころか、愉悦の笑みさえ浮かべてるではないか。
そんな自分の内なる暴力性に気付き、
うろたえ、蔑み、嫌っていようと……
私は続けるのだ。

「沙都子ちゃん、これで、最後だから」
これを突き入れれば忘れてしまうのだから。
沙都子ちゃんに贈る、私からの、最初で最後の花束。
ひょっとすると……私は沙都子ちゃんの事が
…………………………………好きだった。
(もうオチは分かっているでしょうが、続きを読むには「リテ・ラトバリタ・メイド」と唱えてください。)
67名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 22:21:22 ID:Y1Zup96h
メイド王!
メイド王!
68綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:25:00 ID:TEESlOaT
ご、ごめん…リテ・ラトバリタ・メイドの最中失礼します。
時間あんまり無いんで…本当に申し訳ない。
綿流し後日の続き投下します。
これで最後です。
69綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:25:39 ID:TEESlOaT
圭ちゃんが乱暴に私の身体に触れる。
「魅音」
私の名前を呼びながら、私の首や鎖骨の辺りに噛み付く。赤い痕を点々と残す。
ああ、体育の着替えの時に困るな。沙都子や梨花ちゃんには分からないだろうけど、レナなら気付くかもしれない。
そう心の隅っこで思ったけれど、口には出さなかった。
圭ちゃんの唇が徐々に位置をずらす。そしてそれは胸に辿り着く。
不意に、圭ちゃんが私の乳首に、がりっ、と歯を立てた。
「ひっ!…ぐぅ…」
思わず悲鳴を上げて身体を強張らせる。圭ちゃんは面白がるように言う。
「痛かったか?ごめんな魅音。俺慣れてないからさ」
そして指で、ぴん、と私の乳首を弾く。痛みに似た痺れが走って、私は羞恥に唇を噛んだ。
「うっわ、びしょびしょ。こりゃあもう履けねえな」
圭ちゃんが手をスカートの中に突っ込む。そしてパンツ越しに私の股間を触る。
「うあっ…」
「こんなの履いてたら気持ち悪いだろ」
圭ちゃんの指パンツの端を掴んでずり下ろした。スカートの中がすうすうする。
つぷ、と圭ちゃんの指が股間に入り込んだ。
「ああ?何だこれ。小便じゃねえよな」
笑みを含んだ声でぐちゅぐちゅと指をかき回す。私のそこは濡れていた。
「あっ…ひゃ、あぁあ…」
「気持ち良さそうだな、魅音」
圭ちゃんが指を増やして、私の中に突き入れる。その感覚にびくんびくんと腰が跳ねる。
「ん、や、あうっ…」
「すっげえ。とろとろしてる」
指でぬるぬるとその感触を確かめると、圭ちゃんはずるりと指を抜いた。
70綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:26:57 ID:TEESlOaT
やがて、ジーッというチャックを下ろす音が耳に届く。
ああ、いれるんだ。
ぼんやりと思う。視界に入ってくる、赤黒くて大きなそれ。
圭ちゃんの手が私の太ももを押さえる。不意に、ずん、と身体の中心に衝撃が走った。
「うああぁああっ…!!」
「んっ…」
私の中心目指して、圭ちゃんの重量のあるそれが容赦無く抉り込む。
ぐちゅぐちゅという水音が、私と圭ちゃんが繋がるその時だと知らせる。
痛いのか苦しいのか熱いのか気持ちいいのか、もうよく分からない。脳みそが溶けてしまう。
やがて私の中に全てを納めてしまうと、圭ちゃんがはを伏せて、気持ち良さそうにはあ……と息を吐いた。
その吐息さえもが、繋がった部分から振動になって伝わってきそうに思える。
圭ちゃんはしばらくじっとしていたが、やがて動き出した。
ぐちゃぐちゃと音を立てて、出し入れが繰り返される。
「はあ…はあ、はあ」
「んあっ、やっ、ふわああっ」
息が荒い。熱い。苦痛と快感がごちゃまぜになって、ぞくぞくする。
下半身が揺さぶられる。結合部分がたまらなく熱い。お腹の底から圧迫される感覚が頭の後ろを痺れさせる。
ぐずぐずと、熱でその部分からとろけてしまいそうだ。
私と圭ちゃんの身体がひとつになり、別の物体になってしまうのではないかと、ありえない想像が浮かぶ。
別の物体?何それ。知らない。ありえない。
じゃあこれは何?これは汗。汗が飛び散る。ぐしょぐしょできもちいい。
どこまでが汗?知らない。知るわけがない。どれが汗でどれが唾液でどれが精液かなんて、知るものか。
71綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:28:17 ID:TEESlOaT
「んっ……魅音、魅音っ…」
「圭ちゃん…けいちゃ、ん……」
圭ちゃんが私の名前を呼ぶ。私はそれに言葉を返す。私たちはちゃんと求め合えているのだろうか。
じくじくと痛む。性器じゃない。胸の奥が軋んで、痛みを伝える。
……悲しい。どうしてこんなに悲しいんだろう。
理由は分かってる。
腕を拘束されて、身動きが取れない。私はその手を圭ちゃんの背中に回すことも、頭を寄せてキスすることも出来ない。
そして何より、圭ちゃんは私を憎んでいる。
ひとつになれそうで、ひとつになれない。憎悪の対象と溶け合えるはずはない。私はひとつになりたいのに。圭ちゃんと溶け合いたいのに。
圭ちゃんはきっと、いつまでも私を許してくれない。
「けいちゃん、けい…ちゃ……」
「魅音」
もうとっくに視界はぼやけていた。
圭ちゃんの髪が揺れる。床に広がる私の髪も揺れているんだろう。
ぽた、ぽた、と私の頬に何かが落ちる。圭ちゃんの頬が濡れているのが、うっすらと分かった。
さまざまな体液を流し合いながら、圭ちゃんと私の身体は繋がり、絡み合い、揺れている。
脳みそはとっくに使えなくなった。考えを巡らせることなんて出来やしない。
けれどこれだけは分かる。

私の眼と、圭ちゃんの眼から零れ落ちるのは、涙。
72綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:30:30 ID:TEESlOaT
圭ちゃんが私の奥底に精液を注ぎ込んだその後も、私はさまざまな仕打ちを受けた。
圭ちゃんのものをしゃぶらされ、飲まされた。
圭ちゃんのものを触らされ、かけられた。
カーテンの隙間から差し込む光が完全に消え失せ、闇が部屋を満たす頃には、顔にも胸にもお腹にも太ももにも、圭ちゃんの精液がべっとりと付いていた。
圭ちゃんは私の身体をずっと嬲り続けながら、私の名前を呼び、私を嘘つきと罵り、私を許さないと怒鳴った。手に入らないのなら、殺してやるとも、言っていた。
いくつもの喘ぎが嘆きに変わり、嘆きが喘ぎに変わり、混沌とした感情が渦を巻き、圭ちゃんの唇から切羽詰った叫びを迸らせていた。
唯一私を犯すことで圭ちゃんの精神の均衡は保たれているかのようだった。
「魅音、誓え。自分は一生俺に背かないと。一生俺の奴隷として、俺の傍に居続けると、誓え」
それはもう何度目の挿入か分からなくなった時だ。圭ちゃんが腰を揺さぶりながら、私の髪をわし掴んで迫った。
私は言われるがままに、圭ちゃんの言葉を復唱した。呂律が回らない口調で、ただ繰り返した。
私、園崎魅音は一生、前原圭一様の奴隷です、と。
そしてそれを聞くと、圭ちゃんは私の奥底に、もう何度目か分からない射精をし、その行為に終止符を打った。
73綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:31:34 ID:TEESlOaT
陵辱、と言えばいいのだろうか。
それが終わり、ずっと両手首を拘束していた手錠が外された後も、私は精液にまみれた身体をぼんやりと起こしたまま、放心していた。
変わってしまった。全てが変わってしまった。圭ちゃんは変わり、圭ちゃんと私の関係も変わり、そしてきっと私自身も変わったのだろう。
私たちは、あまりにも歪んでしまった。そして歪みの原因、諸悪の根源は、私の愚かな嘘だ。
もう涙も出て来ない。涙腺が麻痺して、悲しむという機能さえも壊れた。もう私は人間じゃない。
「……風呂、入って来いよ」
圭ちゃんはいつの間に取ってきたのか、バスタオルを私に差し出していた。
「立てるか?」
その表情は能面のようだった。
まるで感情をどこかに捨て去ったかのような、ああそうか、圭ちゃんも壊れてしまったんだ、私のせいで。
私は頷いて、のろのろとバスタオルを受け取った。
バスタオルを受け取る時に、拘束で擦れて出来た手首の傷痕が視界に入った。
圭ちゃんはそれを一瞥すると、ふいと視線を逸らした。
74綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:32:44 ID:TEESlOaT
何とかひとりで風呂場に到着し、熱いシャワーを浴びているうちに、身体の麻痺した感覚が戻ってくるのが分かった。
石鹸で身体の隅々まで洗い、髪をシャンプーで念入りに洗う。中に出された以外の精液を全て流し落とす。
そうしているうちに、身体が恐怖を自覚し、私は今更震えが来るのを感じた。
腰が痛い。股間が痛い。乱暴に扱われたその部分が、終わった今も悲鳴を上げている。それだけじゃない。
思わず手首の傷を指でなぞる。赤くくっきりと残るその痕の痛々しさに、先ほどの行為をまざまざと思い出す。
持ち上げられた足。引きずられた髪。押し込まれた口。歯を立てられた喉。押し付けられた熱。精液の匂い。
私の身体を蹂躙した暴力が脳裏に鮮明に蘇る。恐い。恐い恐い。
裸の背中に覆いかぶさる恐怖と喪失感に、泣きそうになる。
圭ちゃん、助けてよ。
思わずそう呟きそうになった。
私はやっぱり馬鹿だ。私を陵辱した本人に、助けを求めるなんて。
けれどどうしようもない。どうしようもないほど、私の頭の中は圭ちゃんに占められていた。今までも、おそらくこれからも。
シャワーのざーっという音が風呂場に響く。この音が、この水圧が、今までのことを全て流してくれればいいのに。
もちろんそんなのは無理だ。けれど少なくとも、私の泣き声はシャワーの音にかき消される。だから私は心おきなく泣いた。
両手で自分の膝を抱え込んで、顔を歪ませて、かつての圭ちゃんの優しい笑顔を思って、ただひたすらに泣いた。
75綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:33:36 ID:TEESlOaT
シャワーを終えて、とりあえず寝巻き代わりの浴衣を着て廊下に出た。
圭ちゃんは風呂場から出てきた私を見ると、何も言わずに風呂場に入っていった。この沈黙が心を更に抉る。
居間に戻ると、私は畳にぺたんと座り込んだ。やがて風呂場からはシャワーの音が聞こえてくる。
もう何も考えたくなかった。このまま泥のように眠ってしまいたい。
圭ちゃんは風呂場から出たら、とりあえず帰宅しようとするだろう。
その時にまだ起きている私と会うよりも、眠ってしまっている私を見る方が気が楽だろう。
そうだ、そうに決まってる。私は畳に身体を横たえて、目を閉じた。
慈悲深いまどろみが、私を包むべく近寄ってくるのを感じる…………

不意に、電話が鳴って私は飛び起きた。

婆っちゃかもしれない。もしくは青年会の用事とか。電話には必ず出なくては。
私は重い身体を何とか持ち上げ、電話を取るべく廊下に出た。

『お姉ですか?詩音です』
76綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:34:28 ID:TEESlOaT
電話越しにその声を聞いた途端、背中が粟立つのを感じた。
圭ちゃんが知るはずのない事実を知っていたという事実に、詩音が関係していると、今更確信する。
「詩音…なの?」
思わず唇から零れた、その短い問いかけの意図をすぐに汲み取り、詩音はあっさりと肯定した。
『はい、そうです。私が圭ちゃんに教えました。お姉が悟史くんに抱かれたって。多少脚色もしましたけど』
身体中が強張る。
「……知ってたの?」
『知ったのはごく最近です。悟史くんに接触する機会がありまして。悟史くんは自分が抱いたのは私だと誤解してくれてるみたいですが』
「そっか……」
悟史は無事だったのかとか、悟史とどうやって接触したのかとか、いつから知っていたのかとか、聞きたいことは山ほどあった。
けれどそれじゃない。私が今言うべきことは、他にある。
「……ごめんね…詩音……私、詩音を裏切った…」
声に嗚咽が混じって掠れた。詩音は受話器の向こうで黙って聞いているようだった。
「本当に、ごめんなさい…ごめん……」
『もういいです。腹は立ちましたけど、許します。無事に悟史くんは帰ってきそうなことだし、それに私も圭ちゃんにバラしたし』
圭ちゃん、という言葉に身体がびくっと反応した。
『圭ちゃん、どうでしたか?怒ってました?』
詩音は興味津々といった感じで聞いてくる。けれど圭ちゃんにされたことだけは言いたくなかった。
「…ごめん、そろそろ婆っちゃが帰って来るだろうから切るね。また今度会おう」
『えっ…お姉?待っ…』
詩音の言葉を待たずに受話器を置く。
部屋に戻ろう。寝なくては。そう思い、身を翻そうとした矢先、また電話が鳴り始めた。
詩音だろうか。私はのろのろと受話器を取る。
77綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:38:10 ID:TEESlOaT
『もしもし?魅ぃですか!?』
電話の相手は、梨花ちゃんだった。
「う、うん、私だけど…」
『よかった…殺されてはいないようですね』
「え…」
梨花ちゃんはひどく焦った口調だった。
『圭一はあの後大人しく帰りましたか?何かひどいことはされませんでしたか?』
核心を突かれて、思わず口ごもる。何で知ってるんだろう。
私は不可解に思いながらも、正直に言ってしまっていた。
「う…ううん、実はまだ家にいるんだ…」
梨花ちゃんが受話器の向こうで息を呑んだのが分かった。
『……魅ぃ、今すぐ逃げるのです。圭一は危険です。圭一は今、多分相当精神的に参っています。最悪、魅ぃを殺そうとするかもしれません』
梨花ちゃんは、知ってるんだ。
はっきりと悟る。梨花ちゃんは最初から気付いていたんだ。
放課後に告げられた、梨花ちゃんの警告が脳裏に浮かぶ。
……もし危険を感じたら、すぐに逃げるのですよ…
そうだ、梨花ちゃんはあんなにもはっきりと警告してくれたじゃないか。私を危険な目に遭わせまいとして、教えてくれた。
それを今更思い出すなんて、私は本当に馬鹿だ。
『魅ぃ、聞いてますか?一刻も早く、僕の家でもレナの家でも何でもいいから、避難するのです。圭一の傍は危険です、だから…!』
「もう、遅いよ」
自分でも驚くほど乾いた声だった。
梨花ちゃんの声が止まる。私は小さく笑って言葉を続けた。
「もう、駄目だよ。ごめんね梨花ちゃん。梨花ちゃんの警告、ちゃんと聞かなくて」
『……だ、駄目なんてことはないのです。今からでも十分間に合います』
必死に説得するように、梨花ちゃんは声の調子を強くする。けれど私は頑なに言う。
78綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:39:29 ID:TEESlOaT
「ううん、無理なの。私、圭ちゃんを置いて逃げるなんて出来ない。だって圭ちゃんがああなったのは、全部私のせいなんだもの」
『そんな、そんなこと…』
「その様子だと、梨花ちゃんも知ってるんだ。私の罪、私の嘘」
梨花ちゃんが唾をごくりと飲み下す音が聞こえた。
『……知っています。けれどそのことに、こんなにも責任を感じる必要はありません!
 魅ぃが辛かったのは分かります。ちょっと考えれば分かることです、魅ぃの気持ち、魅ぃの苦しみ!』
梨花ちゃんのその優しい言葉に、胸が少し軽くなるのを感じた。目頭が熱くなる。
「…ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ。でもね、私はたとえ今日の放課後に戻れても、圭ちゃんからは逃げないよ」
『……どうしてですか』
「だって」
私は息を吸い込んだ。身体の緊張が、緩やかにほどけてゆく。
「私は圭ちゃんを、好きなんだもの」
我ながら凛とした言葉だったと思う。これだけは、私が心から自信を持って言えるセリフだから。
梨花ちゃんは少し黙って、そして続けた。
『魅ぃの気持ちは分かりました。でも、僕は魅ぃにひどい目に遭ってほしくない。お願いしますから、どうか…』
「あのね、梨花ちゃん。私約束したんだ」
ぐちゃぐちゃになりながら、どろどろになりながら、最後に交わしたあの約束。
私はそれを決して忘れない。誓ったのだ。
「一生圭ちゃんの傍にいるって、誓ったんだ。圭ちゃんがそれを望む限り、私はずっと約束を守るよ」
声が震えた。悲しみでも恐怖でもない。圭ちゃんを好きだと思う気持ちに、身体が震えた。
「だから、だから私は…私はっ、」

不意に、後ろから強い力で肩を掴まれた。そして受話器が奪われ、がちゃん、と切られる。
振り向かなくても分かる。
圭ちゃんだ。
私は処刑台に立ち、死刑執行を待つ囚人のように、目を閉じた。
79綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:40:43 ID:TEESlOaT
羽入から無理やり、四年目に悟史と魅音の間に起こったこと、そして最近詩音が圭一に教えたことを聞き出し、急いで魅音に電話した数分後。
唐突に電話が切れた。
きっと圭一が現れたのだろう。こうしてはいられない。魅音が危ない。すぐに助けに行かなくては。
あの調子では、きっと魅音は死の危険に晒されても抵抗しないだろう。もしかしたら魅音も発症しているのかもしれない。
ところが、走り出そうとした私の目前に、羽入が立ちはだかった。真剣な眼差しを私に向けている。私は羽入を睨み付けた。
「…何のつもり?羽入」
「行ってはいけません。こればかりは圭一と魅音の問題です。僕らが干渉してはいけません…!」
「何言ってるの!ふたりを見殺しにする気!?」
「そうではありません!これはふたりの問題なのです。助けるとか救い出すとか、そういうレベルじゃないのです!」
「っ…何言ってっ…!」
私は頭に血が上るのを感じた。
大体、こんなに事態が悪化してしまったのは、羽入にも責任がある。ちゃんと私に教えてくれれば、もっと早い段階で手が打てたかもしれないのに。
「恋愛は、どうしようもないのです!」
「はぁ?」
私は思わず素っ頓狂な声を上げた。
けれど羽入は真剣な表情で言葉を続ける。
「好きになってしまったらもうどうしようもないのです。そういうものなのです。
 きっと今圭一と魅音を引き離すことに成功しても、魅音はきっと悲しみます。
 圭一を自らの手で受け止めようとしている、魅音の気持ちを、梨花はただ応援してあげるべきなのです!」
「黙ってろって言うの…あのままふたりを放っておけと……」
羽入は頷いた。
私は唇を噛んで、羽入から視線を逸らし、電話を見つめた。
魅音が助けを求める電話をしてくれることが、唯一の望みだった。
けれど電話はじっと黙り込んだままで、結局私の望みが叶うことは無かった。
80綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:43:50 ID:TEESlOaT
手錠によって赤く傷付いた魅音の手首を見た瞬間、ずっと沸騰しっぱなしだった俺の脳みそに、一滴の冷たい水が落ちた。
当然の報いだと、罰せられて当然だと、俺は魅音を犯しながら思っていた。
精液にまみれたうつろな魅音の姿は、思ったとおりとても扇情的で、きれいで、もっと魅音をぐちゃぐちゃに壊してやりたいという欲望を起こさせた。
罪悪感なんてこれっぽっちも湧かない。これからも時間をかけて魅音を蹂躙し続けてやろうと、そう思っていた。
にも関わらず、その手首の様子は、否応無く俺の心を揺さぶるものだった。
どうしてか分からない。シャワーを浴びている間も、ずっと魅音の手首が頭にチラついて離れなかった。
風呂場から出て、そろそろ帰らないとまずいかもしれないと思っていたら、魅音が電話しているのが見えた。
最初はどこかに助けを求めているのかと思った。やはり俺から逃げる気なのかと。
そう思ったと同時に魅音への憎悪がぶり返し、そしてその憎悪を安堵が追いかけるのを感じた。
やっぱりこいつは最低の女なのだと、憎まれて傷つけられて当然の女なのだという、自分が行ったことへの安心感。
けれど違った。魅音は逃げるつもりはないと、電話の相手に高らかに宣言していた。

「…ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ。でもね、私はたとえ今日の放課後に戻れても、圭ちゃんからは逃げないよ」
「だって」
「私は圭ちゃんを、好きなんだもの」
「あのね、梨花ちゃん。私約束したんだ」
「一生圭ちゃんの傍にいるって、誓ったんだ。圭ちゃんがそれを望む限り、私はずっと約束を守るよ」
81綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:45:49 ID:TEESlOaT
約束。それは俺が魅音を犯しながら、言わせた言葉に違いなかった。
「魅音、誓え。自分は一生俺に背かないと。一生俺の奴隷として、俺の傍に居続けると、誓え」
もう何度目の挿入か分からなくなった時だ。俺は魅音を容赦無く揺さぶりながら、魅音の髪をわし掴んで強要した。
魅音は言われるがままに、俺の言葉を復唱した。呂律が回らない口調で、うつろな目をして、ただ繰り返した。私、園崎魅音は一生、前原圭一様の奴隷です、と。
ただ単に、魅音を辱めたい、その一心で言わせた言葉だ。約束だとか、そんなきれいなものじゃない。
馬鹿じゃないのか。
そう思った。魅音、お前は馬鹿だよ。
あんなのは、言わば強姦のうちのひとつだ。そんなくだらなくて薄っぺらい言葉を真に受けて、そんな義理立てする必要がどこにある?何のメリットも無い、ただお前が苦しいだけじゃないか。
こういう真面目なところが、かつて、俺が魅音を好きな理由のひとつでもあった。
けれど俺は、その真面目さは嘘だと思っていた。魅音はそういった純粋な真面目さを演じていたに過ぎない。俺に嘘をついていたのだから。
……いや、それとも。
ひとつの疑問が胸に浮かんだ。
こいつはずっと真面目だったのか?俺が好きだった、その真面目さを持ち続けていたのか?
その真面目さを持ち続けて、もしかしてあの嘘さえも、その真面目さから来たもので、その真面目さゆえの苦しみも、きっと抱え続けていて……
……もしかして俺は、ものすごい勘違いをしていたのではないか?
魅音の赤く傷ついた手首が、再び脳裏に浮かぶ。
…冗談じゃない。
俺はそれを力いっぱい打ち消すために、魅音に近付いていった。
82綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:46:53 ID:TEESlOaT
魅音の肩を掴み、受話器を奪って電話を切る。
一瞬身体を震わせたものの、魅音は抵抗しなかった。
「おい魅音、こっち向けよ」
魅音は一呼吸置いて、俺を振り返った。その顔には、緊張した笑みが浮かんでいる。
少しでも、ご機嫌取ろうってのか。そうだよな、俺の機嫌損ねたら、また何されるか分からないもんな。
お前はそういう、自分の保身が第一の奴なんだろ?そうだよな、魅音。
「よくもまあ、キレイごとばっかりペラペラと言えるもんだよな」
俺は微笑んでそう言った。魅音が困惑したような表情を浮かべる。
「きれい…ごと?」
「分かってねえフリしてんじゃねえよ。俺の傍に居続ける?ふざけんな。そんなこと、出来るわけ無いだろうが!」
口調を荒げると、魅音は怯えたように「ひっ」と声を漏らして身を竦めた。
「嘘はやめろよ。本当は逃げたいんだろ?あんなことされて、まだ俺のことを好きとでも言うつもりか?お前バッカじゃねえの」
魅音は身を竦めていたが、やがて俺を真っ直ぐ見つめて、口を開いた。
「好きだよ。圭ちゃんのこと。嘘じゃないよ」
「このっ…!!」
83綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:48:45 ID:TEESlOaT
頭に血が上る。苛立つ。胸の奥がざわざわと波立つ。不安。焦燥。俺は何でこんなに動揺してるんだ?
思わず両手を魅音の首にやった。もちろん本気じゃない。首を絞める真似だ。
魅音は微かに目を見開いたが、すぐに諦めたように目を伏せた。抵抗する様子は無かった。
「…逃げねえの?俺、本当に魅音のこと殺すかもしれねえぞ」
魅音は目を細めた。そして、口角を無理やり上げる。笑顔だった。
そしてその笑みを追いかけるように、涙がひとすじ、魅音の頬をすうっ、と伝った。
「……いいよ。圭ちゃんが殺したいのなら、殺して。私は大丈夫だから」
そして魅音は、吸い込まれるように目を閉じる。
……何だよ、それ。
どうして、殺してもいいとか言うんだよ。大丈夫って何だよ。大丈夫なわけ無いだろ。
あんなにぼろぼろに痛めつけられて、どうしてまだそんな風に振舞えるんだよ。
おかしいだろ、こんなの。俺は心の中で叫ぶ。そして気が付いた。
俺が魅音を悪役に仕立て上げたい理由。
魅音が真面目な奴じゃ、困るんだ。魅音は俺を騙した嘘つき野郎じゃないと、駄目なんだ。
だってそうじゃないと、俺がしたことの理由がつかない。
俺が魅音にしたこと。罰だと思っていた。報いだと思っていた。
けれどそれがもし、間違っていたとしたら。

……間違った俺は、どこに行けばいい?どう魅音に償えばいい?

「っ……!!」
84綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:50:32 ID:TEESlOaT
背筋が粟立つ。俺が犯した罪。俺はどうやって罰を受けるんだ。
「嫌だっ…」
叫んで、魅音から手を放す。魅音は突然解放されて、不思議そうに目を開いて俺を見た。
こんなの、こんなの駄目だ。もう無理だ。手遅れだ。
「けい、ちゃ…」
「寄るな!俺は…俺はっ…」
罪、罪、罪、俺の罪、俺の罪、俺の罪、
「けい、ちゃん」
俺の俺の俺の罪罪罪罪罪罪罪罪、罪、罪、罪罪罪罪罪、罪!罪!罪!
「けいちゃん」
俺、俺俺俺俺おれ俺俺の俺の俺のおれの罪罪罪つみ罪罪罪罪罪罪、おれのつみおれのつみおれのつみおれのつみおれのつみ!!!!!!
「圭ちゃん!」

魅音の声が俺の声を遮った。
魅音の白い手が俺の頬を包んだ。
そして、魅音の唇が俺の唇に触れた。

それは温もりを落としたかのような、優しいキスだった。
魅音は唇を離すと、柔らかく笑った。花開くような笑顔だった。
「やっとキスできた。ずっと圭ちゃんにキスしたかったんだ」
それは魅音だった。
ありのままの、そのままの、魅音だった。
85綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:52:40 ID:TEESlOaT



次の日、圭一と魅音は揃って学校を休んだ。
魅音の家と圭一の家に電話してみると、どちらの家にも帰ってきていないという答えが返ってきた。
突如姿を消したふたりに、村人は遅れて来たオヤシロさまの祟りとか噂していたが、何てことはない、一週間後にはふたりはけろりとした顔で戻ってきた。
聞くと、一緒に遠方までホビーショップめぐりをしに行き、ついでに温泉にも行ってきたという。
若い男女がふたりで一週間も姿を消すなんて、と先生も前原家も園崎家もふたりを問い詰めたが、圭一はあっさりと「別にいいじゃないですか。どうせ俺と魅音は結婚するんだし」と爆弾発言をしてみせ、さらに周囲を驚かせた。
もちろんその後ふたりともこってり絞られていたが、私は正直ほっとしていた。ふたりが無事戻ってきたことが嬉しかった。
羽入は「僕の言った通りなのです。オヤシロさまは縁結びの神様なのですよ」とか言っていたけれど、無視することにした。
86綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:55:00 ID:TEESlOaT
そしてふたりが雛見沢に帰ってきた日の翌日。
体育の時間に、魅音が私に話しかけてきた。
「ごめんね梨花ちゃん。明日は皆で部活をするっていう約束、守れなかった」
「…どうでもいいのです、そんな約束」
私はため息を吐いた。空はどこまでも青い。太陽は果てしなく明るい。この下にまた皆で集まれたんだから、結果オーライというものだ。
見れば、校庭のど真ん中で圭一とレナと沙都子が遊んでいた。
一週間分のトラップご堪能あそばせ、と沙都子は嬉しそうにはしゃいでいる。圭一は既に水やらチョークの粉やらバナナの皮やらでけちょんけちょんにされていた。レナはもちろんお持ち帰りモード。
そこには拍子抜けするぐらいの、当たり前の日常が戻ってきていた。
「本当は一週間、何をやっていたのですか?」
「ん?言った通りだよ。ホビーショップめぐって新しいゲームを漁って、温泉行って浴衣着て卓球して」
魅音は楽しそうに言う。視線はもちろん、校庭の真ん中に向けられていた。
「あと、いろいろ話したりしたよ。今までのことや、これからのこと。いろんなことをね」
いろんなこと。きっとこの一週間はそれがメインだったのだろう。
どうやら私の警告は不必要だったらしい。それでいい。それがいい。
魅音が「おっ」と小さく声を上げた。どうやら校庭ど真ん中のバトルロワイヤルが面白い展開を見せているらしい。
「梨花ちゃん。そろそろ私たちも参戦した方がいいかもしれないよ。久々の部活、わくわくするねえ!」
「みー、負けないのですよ」
悪戯っぽく笑い合い、揃って駆け出した。

今日は快晴。多分明日も、あさっても。



87名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 22:59:10 ID:so8mTDG6
乙うぅうぅうぅう・゚・(´Д`)・゚・

なんていい圭魅!
梨花ちゃまもすごくよかった。

詩音のその後が読みたいです。
88綿流し後日3:2007/04/02(月) 22:59:20 ID:TEESlOaT
以上です。
これで綿流し後日は完結です。
褒めてくださった皆さん、続きを読みたいと言ってくださった皆さん、今まで本当にありがとうございました。
皆さんの温かいお言葉のおかげで、何とか書き終えることができました。
また今度、新しい作品を皆さんにお見せできるよう、精進いたします。
それでは。
89名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 23:00:29 ID:WAE+L40b
>>66
メイド王(ry

>>86
泣いた
そして抜いた
魅音エロ健気すぎるぜ…発症圭一もいい
梨花や羽入もいい味出してます
最後は丸く収まって良かった、でっかいGJです
90綿流し後日3:2007/04/02(月) 23:02:34 ID:TEESlOaT
あ、詩音はその後も悟史の完全復帰目指してお見舞いを続けてるっていう設定です。
きっと空白の一年を埋めるように、悟史とイチャコラしていることでしょう。
書けたら今度サトシオン書きます。
91名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 23:03:49 ID:3Gv//HKM
乙っす!長い間ご苦労さんでした!!

欲を言えば詩音のその後が知りたい…
92名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 23:09:02 ID:TZObYLhK
>>88
お疲れ様でした、かなり緊迫した展開で怖かったですよ
それを含めて感動した
93名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 23:14:03 ID:wpGBQwh9
>>66
「リテ・ラトバリタ・メイド」ワッフルううぅぅぅぅっ!!

>>88
くっはあああぁぁっ!!
やられたって感じですよっ!!神ですかあなたはっ!?
完結お疲れ様でしたっ!!
94名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 23:18:59 ID:4Oz2hneY
>>88
超乙なのです!解のサントラ聴きながらだったんで余計感動した、そして泣いた。
魅音受けはやっぱダークなのがイイと思った俺は病んでいるのか…
95 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/02(月) 23:19:47 ID:d5wTdL4S
わ、私はこの状況でどうすれば……w
とりあえず
>>88
GJ!
我ら兵士にはこの二文字で事足りる!

じゃなくて。
俺が「盥回し 壊」を書いたときも圭魅レイプだったわけですが、
これは(いい意味で)しつこい位に描写しているところが良いです。(レイプ・魅音視点でエロくするのは難しいですし)
俺のはちょっとあっさりしすぎた。
しかもこれ、最後ハッピーじゃないですか。
キスしてるじゃないですか。
俺の魅音なんか地面とキスしたのに。
ごめん、ちょっと興奮した。

ともあれ、次回作期待してます!
96 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/02(月) 23:28:04 ID:dt6o8Rk3
超GJ!!!!!!泣いた。すごい文章が綺麗だなあと思ったよ。見習いたい。
入江L3の人もGJ!!トミーwww

ところで悟史×詩音完成した。
他の職人さんの様子見て、誰も投下しないようならまた頃合を見て投下します!
97名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 23:32:43 ID:wpGBQwh9
おいおいおいおい。このスレ一体どうなるんだよ?
最初っから神達がとばしすぎだぜ?俺にゃもう予測不可能だぜ。
98ふぁいと -stay hinamizawa- ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/02(月) 23:54:56 ID:d5wTdL4S
>>97
ワシのネタストックは108個あるぞ

--続き--


「はい、もう終わりですよ、沙都子ちゃん」
「う、うう……酷いですわ、監督……」
そう、これで何もかも終わりなのだ。

雛見沢症候群は、たった今より、急速に撲滅される!

沙都子ちゃんは、そのための実験台だった。
一度そう思ってしまうと、こんな職業をやっているというのに心が痛む。

「よかったですね、沙都子ちゃん」
「何がですの……三本もお注射を打たれて、何が良かったんですのよ……」
沙都子ちゃんはぐったりしてしまっているけれど、
薬の副作用ではないだろう。
たしかに沈静の作用はあるが、ここまで強力じゃない。
さっきまで泣き叫んでいたせいだ。

「これで……もう少しすれば……お別れかもしれませんね」
「? 何を言ってますの?」
「いえいえ、こちらの話ですよ……沙都子ちゃんは、悟史くんが帰ってくるとしたら、
まずどうしてあげたいですか?」
「ま、ますます意味がわかりませんわ。支離滅裂でしてよ」
そういいつつも、真剣に考え込む沙都子ちゃんをかわいいと思う。
一時は本当に、自分の家の子供にしたかったぐらいなのだから。
99ふぁいと -stay hinamizawa- ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/02(月) 23:57:14 ID:d5wTdL4S

「……とりあえず、挨拶しますわ」
「はは、そうですね。挨拶は大切です。
でもですね、私が聞いているのはそういうことじゃありません。
……何度も言っているように、私は沙都子ちゃんの幸せを願っています。
もし、再会がどんな形であっても……沙都子ちゃんは……受け止められますね?」
「な、なんですの? もしかしてわたくしの体が目当てですの?」
沙都子ちゃんが左右の腕を掴んで、身を固めた。
何か勘違いされたようだ。

「ふふ……単刀直入に言いましょう。
悟史君は生きています。そして……私は居場所を知っています」
「知ってますわ」
「へ?」
即答だった。

「にーにーも……同じ病気なんでしょう?」
「な、なぜ?」
「分かりますもの。兄妹をなめないでくださいませ……っていうのは嘘ですわ。
詩音さんも案外間抜けなんですのね。
あんな浮かれた顔していましたら、誰でもわかりますわ」
沙都子ちゃんは、そう言って笑った。
その端には涙があった。
本当は、信じきれなかったのだろう。
詩音さんのことだって、確証ではないのだから。

「悟史君は寝たきり生活だったので、まずリハビリを始めなければなりません。
若いので筋組織の回復は早いと思いますが……後遺症は考えられます。
今までどおりの生活が保障されるとは限りません……が、中にはそういう状態から回復するどころか、
以前より増強されたという例もありますから」
「に、にーにーが筋肉ムキムキになって帰ってきますの?」
「ええ、そうかもしれませんね」
私は冗談用の微笑を、沙都子ちゃんに投げかけた。
沙都子ちゃんは一緒になって、笑ってくれる。
この一瞬だけ……いつも、時が止まった気がする。
100ふぁいと -stay hinamizawa- ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/02(月) 23:58:07 ID:d5wTdL4S
「みー、沙都子、いっぱいお注射されてかわいそかわいそなのです」
「梨花? 居ましたの?」
「さっき来たばっかりなのです。もうお注射が終わったから、
入っていいといわれたのですよ」
そういいながら、梨花ちゃんは沙都子ちゃんに抱きついて、
頭を撫でていた。
微笑ましい光景だ。
ずっとずっと見ていたい。
でも……それも……雛見沢症候群が根絶されれば……

「入江も、かわいそかわいそなのです」
「へ? あははは、嬉しいなぁ」
突然の梨花ちゃんの手に、私はくすぐったいものを感じたけど、
それを受け入れた。
「いっぱいいっぱい撫でてあげますから」
「ありがとうございます」

「だから、泣くのはやめてほしいです。いい大人がみっともないですよ」
ドキッとした。
自分が涙を流していることさえ、気付かなかった。

「い、いえいえ、ひ、雛見沢症候群の、根絶は……私の、夢でしたから」
涙を流したことが分かったとたんに、
私の声は涙声になってしまう。
何とも不思議な体だった。
「だったら、笑うですよ。にぱー☆」
「に、にぱー☆」

「……入江、もう決まっていたことなのですよ」
「何がですか?」
私は涙をぬぐって、梨花ちゃんの顔を見た。
不思議と、十歳は大人びて見えた。

「入江が必ずすると念じたことは、
入江は必ず成すのです。
だから……どうか、念じてください。
お魎が入江をどこかには行かせないのです。
お魎だけじゃない。雛見沢の皆が、入江をこれからも必要とするのですよ。
走って転んだときは、誰に言えばいいですか?
お風邪を引いたときは、誰に言えばいいですか?
もし……誰かが大怪我をしたとき、神様に祈れとでも言いますですか?
神様は居ますが、成すのは人間なのですよ。
神様は最後の最後に、人差し指でほんの一押しするだけなのです。
特にここの神様は……生意気ですから」
そうして梨花ちゃんは、にっこり笑って言うのだ。

「ふぁいと、おーなのです」
「あはは、ふぁいと、おー」
私も同じように、やった。

ふぁいと -stay hinamizawa-―完―
101 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/02(月) 23:59:58 ID:d5wTdL4S
エロなしでゴメン。
タイトルでゴメン。
なぜか梨入でゴメン。

最後に。
生まれてきてごめんなさい。
102名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 00:11:23 ID:7vMvr6qR
108個…。確か除夜の鐘も108。煩悩の数だなw
何はともあれGJ!!!!
103名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 00:18:23 ID:iPJ2dtNi
>>101
GJJJJJJ!
エロがなくてもこういう展開もイイ!
104名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 00:18:48 ID:v+qhxlqH
>>88
なんというシリアスとエロス…
詩音何様かと思いましたが、
魅音や梨花の心の動きがよかったです。

>>98-100
近頃入江フィーバーだなあw
エロと見せかけてシリアスになってほのぼので終わる構成の上手さにGJ!
105名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 00:34:10 ID:VYFhMMbs
いや 皆さんすげーわ、飛ばしすぎ。保管庫の更新大変だな
106雛後:2007/04/03(火) 00:57:31 ID:n0hpH8L4
後半完成。
今から投下します。

さて、これは光輝くかけら。
きっと幸せな圭×梨が待っていることでしょう。

エロはちょっと薄目かもしれません。

また、「こんな空気が読める魅音なんて魅音じゃない!」
というかたも要注意…かも?
107雛後:2007/04/03(火) 00:58:02 ID:n0hpH8L4
皆の前での告白とお互いの気持ちを確かめ合ったその日の夕方、
俺と梨花ちゃんは古手神社の高台まで来ていた。
家は正反対だが、「送っていって」と言われたのは、
ゆっくり二人きりになれるようにレナたちが気を使ってくれたのだろう。
沙都子は悟史が静養している北条の実家へと帰っている。

「……圭一、本当によかったの?」
梨花ちゃんが俺を見上げて問いかけてくる。
帰り道は二人とも話さず、重い沈黙、というわけでもなく。
一緒に居るだけでも良い、そんな空気だった。
「何がだ?梨花ちゃん?」
「…その、私を選んで…。
 レナや魅音みたいにスタイルがいい訳じゃないし…」
視線を合わせられないのか、ふらふらと視線がさまよい、
夕日でより顔が赤くなっているように見える梨花ちゃんに笑ってやる。
「魅力なんて体型だけじゃないだろ。
 それに、俺が一番好きになったのが梨花ちゃんだった。
 それでいいだろ?」
「〜〜〜〜」
赤くなって何か言おうとしているが、いえない。
そんな顔も愛しいと思う。
「…それなら、圭一…。
 スタイルが関係ないのなら…、今、抱いて…」
囁く様に漏れた言葉に、今度は俺が固まる。
梨花ちゃんの瞳は明らかに期待が込められている。
「私も、好きな人に抱かれたい。
 私が今ここで生きていて、続いている事を証明して欲しい…」
梨花ちゃんが胸の中に抱きついてくる。
肩に手を置くと震えているのがわかった。
「わかった。
 じゃあ、梨花ちゃんの部屋が近いし、梨花ちゃんのへ…」
「っ!? それはいやっ、いやいやいやっだめだめだめだめっ!!
 私の部屋、片付けてないし散らかったままだしっ…」
真っ赤になってぶんぶんとものすごい勢いで否定された。
「じゃあ、どこで…」
「…このまま、じゃ…だめ…?
 今日は集会もないし、誰か来る予定もないからここでしても、誰も気がつかないわ」
そう言って梨花ちゃんは俺から離れると、服を脱ぎ始めた。
108 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/03(火) 00:58:26 ID:LTxG9UNO
明日にしようと思ったんだけど、私用で5日までパソコン使えない状況になっちゃったから悟史×詩音投下します。
なんか一日に2個も投下してごめん。他の職人さんも自分の事は気にせずばんばん投下してっちゃって下さい。

109雛後:2007/04/03(火) 00:58:35 ID:n0hpH8L4
圭一が、私を一番に選んでくれたこと。
現実感が薄いまま、一緒に古手の神社まで来た。
ここに来ても圭一が消えてくれないということはこれは幻でもなんでもなく、
現実なんだろう。
嬉しいと思う反面。どうして、とも考えてしまう。
だから、つい、圭一には意地悪な質問をしてしまう。
圭一が期待通りの答えをしてくれると、安心が体に満ちていく。
慌てたのは圭一が私の部屋で、と答えたこと。
今まではそれほど気にしていなかったのに、
圭一のことを気にし始めたら、とたんに恥ずかしくなった。
だから、必死で否定して…。ここですべてを晒し始めた。
とても、とても恥ずかしいけれど。
全部をあなたのものにして欲しくて。
全部であなたを感じたくて…


「梨花…ちゃん…」
梨花ちゃんが胸をはだけていく。
緊張しているからか、何度も失敗しながらはずしていく。
前のボタンを外しきったところで、俺は梨花ちゃんの手をつかんだ。
「圭一…?」
はだけた服から梨花ちゃんの肌が覗く。
ブラは付けていないようだった。
「梨花ちゃんの気持ちはわかったからな。
 任せっぱなし、ってはしたくない」
手をつかんだときは震えていて、頬を朱に染めていて。
そんな梨花ちゃんの体を引き寄せながら肌蹴た胸へと口付けを落とした。
「ひゃっ…」
びくっ、っと梨花ちゃんが腕の中でやや、大げさに反応する。
「大丈夫か…?」
「…うん、大丈夫…。ちょっとびっくりしただけ…。
 だけど、たっていられるかわからないから…」
梨花ちゃんは茂みに仰向けになるように座り込む。
「…来て…圭一…もっと、圭一を感じたい…」
110雛後:2007/04/03(火) 00:59:07 ID:n0hpH8L4
俺は梨花ちゃんの上に覆いかぶさるような格好で近づいて、唇を重ねる。
唇を重ねるだけじゃなく、梨花ちゃんの口の中へと舌を差し入れていく。
最初はびくっとして驚いていたようにしていたけれど、すぐに舌を返すように絡めあう。
梨花ちゃんの指が俺の服をはだけようとしているのがわかったのでそのまま肌蹴させていく。
肌に直に触れてくる梨花ちゃんの指が気持ちがいい。
お互いに肌の感触を確かめるように指をゆっくりと這わせていく。
鏡合わせのようにお互いの肌の感触を指で感じ、お互いの肌で指の感触を感じていく。
高まる鼓動にあわせるように肌を撫でるほどに興奮は高まっていく。
「…ふぁ…圭一の指が…気持ちいい…」
「梨花ちゃんの指も気持ち良いぜ」
お互いに服を脱がせるために肌を触れ合わせながら、
俺は梨花ちゃんのショーツを、梨花ちゃんは俺のズボンを手にかけ、脱がせていく…。
「「あ…」」
声が上がるのも同時。
俺は梨花ちゃんのショーツがかなりの湿り気を帯びていることに、
梨花ちゃんは俺のが、大きく固くなっていることに、
驚きの声を上げた。
「圭一…すごく、大きい…」
「梨花ちゃんが綺麗だからな。
 梨花ちゃんこそ、すごく濡れてるぜ…」
「……だって、圭一に触られてるだけで…、その、すごく、気持ちが良くて…」
真っ赤になってもじもじとしている梨花ちゃんのそこへ手を伸ばす。
「あ…圭一の指っ…ひゃぅっ…」
触れただけで、くちゅり、と水音が聞こえた。
調子に乗って、柔らかな下の唇を指でゆっくりと開かせていく。
胸よりもずっと熱くなって、湿り気を帯びているその場所を指でほぐしていくほどに、
梨花ちゃんの瞳が潤み、呼吸が荒くなっていくのがわかる。


私は壊れてしまったのだろうか。
「圭一ぃ…はぁっ…指だけじゃ…もっと、もっと触って欲しい…」
熱で浮かされたような頭は圭一に触って欲しい、ということだけが浮かぶ。
圭一に触られるたびに体に何かが駆け巡り、もっと欲しくなってしまう。
「ぁ…、そんな…圭一…」
首筋に圭一の口付けが落ちるほどぞくっと背中に走ると同時に敏感なところへの刺激。
それだけで、頭が真っ白になっていく。
勝手に腰が震える。
はしたない声が口から漏れる。
でも、それをとめる気はない。
私がこんなに圭一に触られて嬉しいんだって伝えたいから、
「圭一にも、お返し…」
圭一の首筋へ舌を這わせて舐めていく。
驚いたような圭一の顔。
「……ふふっ、え、あ、きゃぅっ…ふぁぁぁぁっ!?」
してやったり、と笑みを浮かべたところでもっと大きな衝撃が訪れて、大きな声が上がる。
わけがわからなくなっているところに、胸に濡れた感覚が訪れる。
びくびくと体が震えているところに胸までされて、
ただ、声を上げるしかなくなってしまう。
それでも、圭一と離れたくない、という思いから、圭一の頭を腕で抱きこむようにしてしまう。
このままだと何もわからなく…。
111 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/03(火) 01:00:07 ID:LTxG9UNO
あ、ごめん被ったorz
やはり5日ごろに投下する事にするよ。
紛らわしいことしてすまん。そして流れをぶったぎって本当すまんorz
圭梨wktkして待ってる!
112雛後:2007/04/03(火) 01:00:25 ID:n0hpH8L4
「あっ、ふぁっひゃぁぁぁぁぁっ!?」
ひときわ大きな嬌声が梨花ちゃんの口から漏れた。
はっとして我に返る。
梨花ちゃんの体にのめりこんでいて、かなり遠慮なく指を動かしていたかもしれない。
腕の中でぐったりとしている梨花ちゃんから慌てて離れようとしところで以外に強い力で引き寄せられた。
「梨花ちゃん、大丈夫か…?」
梨花ちゃんはこくこく、と頷きながら荒くなっている息を整えようとしている。
もしかして、これがイッたというやつなんだろうか。
「は…圭一、このまま、最後まで…ぁ…」
耳元で梨花ちゃんが囁いてくる。
俺のはすでにかたく、どうしようもなくなってる。
「梨花ちゃん、痛いだろうけど、我慢してくれよ」
「ええ、圭一のためなら、どんな痛みでも耐えてみせる…」
ここで引く、という選択肢はもう残っていない。
覚悟を決めればそのまま先ほどの愛撫で開ききっている梨花ちゃんのソコへ、俺のものを宛がい…。
ずるっ…
「あ、あれ…」「ふぁっ…」
すっかりと肉棒は硬くなっているのにすべる。
二度、三度と繰り返しても同じ。
だんだんと気が焦ってきたところで唇にぬくもりが伝わる。
「圭一…。落ち着いて。
 私も、圭一と結ばれたくてたまらないけど、我慢するから…」
その一言で深呼吸をひとつ。
改めて梨花ちゃんの顔を見れば梨花ちゃんの自然な笑みがこぼれた。
今度は、としっかりと場所を確認してから、梨花ちゃんの中へと進んでいく。
「うっ…ぐっ…ぃっ…」
ぎゅぅっと歯を食いしばって、中もぎゅぅっと締め付けられて、それでもその中に突き進むようにしていく。
これ以上進まない、というところまで進んだところで腰の動きを止めた。
はぁ。はぁ。と二人とも大きく息をする。
涙目になっているけれど、笑みを浮かべている梨花ちゃん。
梨花ちゃんの腕の力がこもり、口付けを求めてくるように感じる。
唇へ軽く口付けをして、そして互いに舌を伸ばし、求め合う。
「圭一…、圭一ので満たされてるのがわかる…」
「梨花ちゃん、梨花ちゃんが包み込んできてる」
薄暗くなってきているところでよくはわからないけれど、おそらく赤いのだろう。
色のついた液体がおれのの隙間から零れ落ちていく。
113雛後:2007/04/03(火) 01:01:49 ID:n0hpH8L4
梨花ちゃんの中をうがつ心地よさに我慢できずに腰を抜き差しを始めていく。
「ふぁっ…ぁ…圭一…、動いていいの…私で気持ちよくなって欲しい…」
「梨花ちゃん、ごめん、我慢できない」
梨花ちゃんを押し倒すような格好のまま、腰が動き始める。
始めはできるだけゆっくりと思っていたけれど、すぐにとまらなくなる。
「あっ…圭一、何っ、頭、しびれっ…」
狭くてきついはずなのに絡み付いてくるような錯覚。
もっともっと求めている、と思えば思うほどに未成熟なはずの体を十分に味わいたくなる。
「梨花ちゃんっ」
「圭一っ…圭一っ」
どんどん、獣のように梨花ちゃんの体を求め始めていく。
梨花ちゃんも最初こそ痛がるような様子を見ていたけれど…。
「圭一の、中っ強くこすられてっ、おかしくなるっ。
 圭一に満たされて、圭一だけのものになるのっ…」
梨花ちゃんを全部自分の色に染めたいとおもう。
そのためにこみ上げていくるものを我慢することは今の俺には考えることはできない。
「も、もう我慢できないっ…梨花ちゃん…くぉぉぉっ!!」
「圭一っ、お願い、全部全部おねがいっ…。圭一だけのものにしてっ!!」
こらえ切れなかった物を梨花ちゃんのなかへ思いっきり精を注ぎ込む。
びくびくっ、と全身を大きく震わせて強く俺に抱きついてきた後、ぐったりと全身の力が抜けていく。
「梨花…ちゃん…大丈夫か…?」
抱きついてはいるものの、息も荒く動かない梨花ちゃんへと心配をして声をかける。
顔を上げてにこり、と笑みを浮かべた梨花ちゃんの表情にほっとする。
「はぁ…はぁ…圭一…暖かい…」
半分ぬげた服と触れ合う肌と。
梨花ちゃんはまだつながったまま俺の胸に顔を埋める。
ここに自分が居る、という事を主張するように俺も梨花ちゃんのことを抱きしめていく。
梨花ちゃんの体の柔らかさを感じていたら、また…。
「ふぁっ…け、圭一…まだ…」
満足していないの?というように見上げてくる視線。
「本当に圭一はけだものになっちゃったのですね」
それでも、いや、と言われることはなく。そのまま身を任せてくれる。

その晩、二人ともくたくたになるまで思う存分に求めあった…。
114雛後:2007/04/03(火) 01:02:28 ID:n0hpH8L4
…翌日。
「…何なのですか、これは…」
「なんなんだ、これは…」
お昼。みんなでいつものように机をくっつけてさあ、食事、というところで出てきたのはお赤飯の山。
お赤飯だけだと食べにくいことを考慮してか比較的水気の多い煮物が別についている。
二人で結ばれた、ということは事実としてあったがあまりにもタイミングがいいので思考がとまる。
「圭一くんと梨花ちゃんが結ばれたお祝いだよ?」
「いや、それにしたって…」
早すぎだろう。と。確かに昨日、お互いの気持ちを確かめ合ったが、ソコから先に進むなんて…。
…三人の視線がどこか、にやにやしている気がする。
どうやら梨花ちゃんも同じものを感じているようだ。
「へっへっへ…実はねぇ…、圭ちゃんと梨花ちゃんがしっかり昨日やっちゃってるの知ってるんだよ。
 いやー、熱いねぇ…」
ぼんっ、と擬音が聞こえた気がする、俺も梨花ちゃんもおそらくは真っ赤だ。
「「な、な、な…」」
「野良仕事の帰りに古手神社に寄った人が居たらしいんだよ。
 そこでばっちり見ちゃったんだって。
 …ちなみに、このことはもう、村のみんなの連絡網で行き渡ってるんだよ」
「「(くちをパクパクさせている)」」
「おーほっほ、ちなみに、今頃古手神社では盛大にお祝いの準備開始してますわー!
 そうそう、梨花、梨花今は一人暮らしですし、いっそのことこのまま圭一さんの家にご厄介になっては如何ですの?
 朝はおはようからお弁当を作ってあげて夜はひとつのベッドできっと寝かせてもらえませんわよー」
「……圭一と…、いいかも…」
ぼっと頬をくれないに染めたままだが、梨花ちゃんが何気に乗り気な気がする。
…いや、朝からエプロンと制服の組み合わせで起こしに着てくれる梨花ちゃんはとんでもなく魅力的なんだが。
なんとなくお互いに視線が絡み合って…。

がんがん!!

空から落下してきた盥が仲良く俺たちの脳天を直撃する。

「ちょ、ちょっとお二人とも。
 からかったのにそこでお惚気始めないでくださいまし!
 まったく、こっちが恥ずかしくなりますわ…」
笑いが広がる。
おそらく古手神社では今頃大騒ぎだろう。
「はいはい、ただ、未成年なんですから、お付き合いは節度を持ってくださいね。
 前原さん、ヤりたい盛りでしょうから無理には止めませんけれど、
 避妊はちゃんとするんですよ。
 古手さんにこの年で子供を生ませるわけには行きませんからね」
その言葉に、また赤くなる。
115雛後:2007/04/03(火) 01:03:26 ID:n0hpH8L4
……今日、家に帰ったら自分の服を何着か纏めよう。
そして、圭一の家に押しかけてやるんだ。
圭一の両親はびっくりするだろうか。
圭一の父には歓迎されそうな気がする。
圭一の母には苦笑いされつつも受け入れてくれる気がする。
圭一が自立したときに、圭一と一緒にまた神社の母屋に住もう。
お母さんの思い出が辛いけれど、あの家も両親が私に残してくれたものだ。
私の目の前には未来がある。
時には暗く、辛く、さびしい闇がおとずれるかもしれない。
でも、きっと、私はもう大丈夫。
すぐ隣にまぶしいくらいの赤い炎があるのだから。
116雛後:2007/04/03(火) 01:04:27 ID:n0hpH8L4
以上、お粗末様でした。

ちなみに、漆黒のかけらを準備中ですが
興味のある方はいらっしゃいますでしょうか?

(同じ圭梨ベース、ただし、中身はダークが入ります)
117軽くオリキャラ注意ね:2007/04/03(火) 01:17:22 ID:wSj4N8/5
平成19年4月 雛見沢

「みぃ……」
賽銭箱の横に座り込んで私は一つため息をついた。
掃除もしたし今日の仕事はもう終わり。後はなーんにもすることはない。
「……暇なのです」
また小さな溜め息をついて空を見上げる。
興宮へと嫁いでいった親友は元気だろうか?半年ほど会ってなかったか。
買い物がてら遊びに行こうかなぁ……あぁ、買い物は昨日まとめて済ませたか。
それなら魅音の所にでも遊びに行こうか?いや、今日は確か旅行に出かけてるんだっけか。圭一と娘と一緒に。
レナ………は仕事だろうなぁ。
詩音と悟史は……あー、あのバカップル夫婦を見てたら三十路過ぎても独り身の自分が酷く惨めに思えるから却下。
彼氏ほしいなぁ……雛見沢には適齢期の独身男なんかはほとんどいないし。
もう一度溜め息をついてみる。
「羽入……暇すぎるわ」
神様にごちてみてもなんにも変化はなし。役立たずめ。
ふと視線を石段の方へもどしてみると誰かが上がって来ていた。
これはいけない、仮にも神主がこんなにだらけているのは色々と好ましくないだろう。
立ち上がり、軽く身なりを整えて来客を向かえる。
あれは……村人ではないようね。
「古手神社へようこそなのですよ」
来客は若い男性、いや男の子と言ってもいいくらいの年齢か。
観光で来たのかな?でも、なんとなく見覚えがあるようなないような……
するとその子は背負っていたやたらとでかいザックを外してこちらに視線を向けて…
あ、思い出した。こいつは……
「あ、赤坂Jr.!?」
「ちょっ、梨花さん……久々でいきなりJr.ってのはひどくないですか!?」
そう、私の恩人の長男(第二子)である少年だった。

ひぐらしのなく頃に   婿試し編
118名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 01:19:38 ID:wSj4N8/5
前スレ>>180だけど、こんな感じの話は駄目かな?
一応触りだけ投下したから反応を見て以降どうするか決めます。
オリキャラ氏ねとかいう反応多かったらお蔵入りでもいいしねww
119名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 01:29:35 ID:7vMvr6qR
圭梨GJ!!サトシオンも楽しみで待ちきれないぜ。

>>118
俺はそんくらいのオリキャラならおk
むしろ続きが読みたい
120名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 02:12:55 ID:Iw3ftHbf
>>116
漆黒のかけらへの興味? あるに決まってるじゃないですか。
いい圭梨でした。GJ。つーかむしろこれは魅音は空気読んでないと思う。

>>118
俺もそんくらいならOK。これから先の展開にもよるけど、今のところ痛い気感じはしない。
保管するときもジャンル:オリキャラとかにしとけば問題ないと思う。
121名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 02:52:26 ID:Pf7PZ7XD
>>118
物語的には興味あるが、ここ最近のスレの雰囲気を鑑みて反対。
馴れ合いの度合いが高まってきてて、なし崩し的にイタい方向へ進みかねない状況にあると思う。
そういうときに禁断の果実に手を出してしまうと恐ろしいことになる予感。
122名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 03:25:04 ID:hdHkh5V7
>>118
すまないけれど俺もオリキャラは反対。
公式SSのオリキャラでオリキャラ拒否症になってしまったぽい・・・
まあ、あのオリキャラ急増自体、ループ・東京・山狗が原因なのはわかっているけど、
できればこのスレではオリキャラを見たくないのが本音。
わがまま言って本当にすまない・・・
123名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 03:25:39 ID:4zfxhjcN
うほっこれはいい進み具合
124名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 03:36:30 ID:iV5LCS4L
>>118
俺も反対だな。
脇役程度ならまだ許せる場合もあるけど
おそらくこの作品ではメインでしょ?
125名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 05:03:44 ID:XrVNhLhY
>>圭梨
かなり良かったよ、夢に溢れた話は大好きだ
暗黒入った話にも興味あるけど

>>118
とりあえず、wikiに入れるとかどうだろうか?
個人的には気になる展開なので
126名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 08:17:08 ID:5rE5edx2
>>117
うーん。脇でオリキャラ出すなら別にいいけど
メインキャラとくっつくのはちょい…
127名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 08:53:19 ID:TrlqkffJ
Part.7から転載

>220 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2007/03/21(水) 16:54:50 ID:hNvTTYnr
>>オリキャラ等、特殊シチュ含みのエロパロ

>上で「ナシ」とか書いたけど、書いて投下すること自体は、問題ないと思う。
>「事前に説明をつける」
>これ注意してくれれば、IDでNGできるから。
>オリキャラに限らず、陵辱ダメとか、百合ダメとか、趣味はいろいろあるんだし。

>・スレに投下するとき、最初のレスで警告を入れておく。
>・連載形式にするなら、タイトルかトリップでNG登録しやすくする。
>・完全にスルーされても、へこんだとかの意思表示をしない。
>・保管庫に収録するときはタイトル・ページ冒頭などに注意書きを入れる。

>がしてあれば、四肢切断やスナッフポルノでもOKだと思う。

>・住人は、NG指定できる専ブラを導入するか、読み飛ばしスキルを身に付ける。


>エロパロ板のローカルルールで「1作品につき1スレ」って決まってるから
>分割するわけにもいかないし(削除対象)、内部で住み分けすれば平和では?
128名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 08:54:31 ID:TrlqkffJ
個人的な意見は>>127だ。
自分の地雷ポイントに直撃の物だって、注意書きが付いてれば気にしない。


>>118(前スレ180)
「読みたい」派と「読みたくない」派が対立すると雰囲気悪くなるんで、
需要の有無に関わらず発表して欲しい。

本文より先に
>舞台は平成19年の雛見沢、オリキャラは赤坂の子供(第二子で男)の予定だったんだが
を付けて欲しかった。
>名前:軽くオリキャラ注意ね
だけだと、どの程度のか確認するために読んでみた人もいるだろうし。
事に及んでいなくても、及びそうな気配だけでも駄目な人は駄目だ。

今回は読みたくない人への対処をしてなかったんで、wikiに直入れしてスレで報告を希望する。
これだと、「婿試し編」をNGにしたらいいのかIDをNGにしたらいいのか分からない。
129名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 09:29:29 ID:7vMvr6qR
茨城のレナレイプ話書こうと思ったんだけど
それもオリキャラになるかな?
一応レナ視点なんだけど。
130名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 09:48:29 ID:SOQz6q9P
それは山狗に犯されるシチュエーションと同じようなもんじゃね。
131名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 10:05:03 ID:Yw7WmGJx
取りあえず保管庫のSSリストジャンル別にオリキャラの項目を追加しといたよ

ただ皆の評価によっては項目・作品共に削除する予定
前スレで誰かも言ってたがオリキャラ作品はそれだけのリスクを背負うものだと思ってもらいたい



しかし前スレでは>>117に悪い事をしたorz
俺が一方的にオリキャラ否定したから変な言い争いになったんだよな
132名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 10:09:03 ID:/CByZftk
オリキャラにも読んでる人に多少の愛着を
感じて欲しいかそうでないかで違うんじゃないかな
>>129 なんかは違うからレナが陵辱されてる姿が
好きな人が読みたいという人がおkなんだし・・
本当オリキャラに関しては線引きが難しい
133名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 10:37:43 ID:ilF0v6sB
まあ、オリキャラに関してはどこも論争の的だね。ちなみに公式の雛物は
他の二次創作に比べておとなしいほうだね。だからといって面白いかと言
えば、玉石混じりだけどね。

127の意見でいいと思いますよ。

僕はレイプ陵辱ダークは苦手だけど、それを否定するわけではないし。
オリキャラも同じ事は言えると思う。でも、超展開は勘弁。
あと、居ないと思うけど、雛物のオリキャラでエロパロは…………無いよね?
134名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 10:50:53 ID:jP4Zg521
ネタバレになるってのは分かっているが、オリキャラものは投下前に
オリキャラ説明とあらすじを書いて、みんなの反応を見て欲しい気がする。
>>118もwikiのやり方が分からなくて、もしここに投下するなら、もう一度
あらすじみたいなのが欲しい。
オリキャラが出るということが悪いとは限らないと思う。オリキャラがどん
な人物で作中での役がどんなのかってのが大きな問題だと思う。
流石に如月一矢とか尾八白様とか出てきたら、一発退場だとは思うが。

なれ合いについてなんだけど、どういうのがなれ合いで、それが続くとど
ういう危険性を孕んでいるのかよく分からない俺がいる。
オリキャラの話が終わった後でいいから、よかったら誰か教えて欲しい。
もし自分がやっていて、本当に危険なら気を付けたいから…。
135名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 10:56:41 ID:TrlqkffJ
>>131
正直、作品自体の削除はしないで欲しい。
ベタベタに注意書き付きで隔離されても、存在することは許して欲しい。

スーパーヒーローなオリキャラものを投下する予定はないんだが、
誰かが嫌いなSSを削除するときの理由付けになりかねないのが恐い。

原作登場したかどうか、で線引きしても、
じゃあ、超人進化を遂げた犬飼少年が転校してきて、ってのはどうよ?
みたいな問題がわいてくるし。
136名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 11:57:24 ID:jP4Zg521
確かに、オリキャラって許容範囲が各人違うしね。
ある人は許容して面白いって感じて「また読みたい」となっても、また別
の人には我慢ならない→だから削除ってなったら、面白いって感じた人に
とって寂しすぎるし、反発も招くと思う。
137名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 12:06:31 ID:Yw7WmGJx
>>135
>>136
だから評価待ちって事で
それこそ雛物クラスのオリキャラ作品が投下されたら流石にね

まぁそんな作品を投下するような作家は居ないと信じてる
138名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 12:11:46 ID:TrlqkffJ
>>137
一つでもGJが付いたら保管OKってこと?
少なくとも本人はいいと思ってるんだろうから、携帯使えば別IDだけど。
139名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 12:34:06 ID:TrlqkffJ
あ、スーパーヒーローなオリキャラもののSSが保管されている状況に
問題を感じないんだ。読まなきゃいいだけだと思ってるから。
そんなのの保管に労力使いたくねーよ、と思えば放置しとけばいいし。
セルフ保管するのなら、ジャンル違いとか注意書きなしくらいなら修正するし。

保管されることによって、増殖を招く、というなら、それはそれでスレの流れだと思う。
需要があるのならしかたないかな、と。
140名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 12:34:20 ID:Yw7WmGJx
>>137
GJ何個で・・・なんて事はやらないよ
例えば極端な話「俺×原作キャラ」という究極のオリキャラSSを投下して自分でGJしても
評価以前に批判・削除対象だろうし

そういう空気読めない場違いな作品は削除するべきだと思ってる
でもってそういう作品を求めてGJしてる人も場違いだと言いたい

ただそういう作品が投下されるような空気になった時点でこのスレは終ってると思うけどね
141名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 12:56:18 ID:TrlqkffJ
>>140
スタンスの違いは理解した。
絡んで悪かった、頭冷やしてくる。
142名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 13:01:45 ID:jW1EFNlu
流れが気に食わないのなら、自分で作って投下して、自分で流れを変えればいい。

読み手とサイコロは無口でいい。そうだろ?
143名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 13:19:08 ID:qEjitiC+
>>140
ああなるほど、そういうことか。了解。

俺も信じてる。雛物のあれとかあれクラスを持ってきたりする作者はいないと
思ってる。そしてそれを受け入れる住人もいないと思ってる。
どちらかというとオリキャラ許容派だと自分では思ってるが、それでもああい
うのになると、全力で否定させてもらうわ。

俺はおおいし☆みたいのを受け入れたこのスレ住人の懐の深さに感動したし、
それが伝統だと思うし、なによりそんな男達を見習いたいと思う。
それでも、ああいうオリキャラだけは勘弁だ。

>>142
読み手が無口じゃダメだろwwww感想言おうよww

ってここは突っ込むべきなのか?
144名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 13:48:23 ID:wSj4N8/5
うい、すまんかった。
まあ、これ以上は荒れそうだと思うから俺のssはお蔵入りさせておくな。
前スレに続いて議論よぶようなものを投下して悪かった。なんか他の題材で書いてみるよ。
お騒がせしました
145名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 13:55:15 ID:lN0XmVHx
天よりパンが降ってきた。ある者はなぜ肉でないかと大いに嘆いた。
天より肉が降ってきた。ある者はパンが良かったと大いに嘆いた。
天より神様が降りてきた。全員が喜ぶ物がわかるまで、当分は水を降らせます。

天より雨が降ってきた。みんなは服が濡れると大いに嘆いた。
天より炎が降ってきた。みんなは家が焼けると大いに嘆いた。
天より神様が降りてきた。全員が喜ぶ物がわかるまで、何も降らせないことにします。

天より何も振ってこない。みんなは神に見捨てられたと大いに嘆いた。
天より色々降ってきた。みんなは降らせる物を選べと大いに嘆いた。
天より巨岩の雨が降ってきた。これでようやく嘆きの声はなくなった。

天より雨が降ってきた。通りすがりの旅人は感謝する。
神よ、予期せぬ出会いに感謝します。お陰で我が旅路は退屈せずに済むのです。
神は応えずに見送った。それでいい、神とサイコロは無口でいい。
146圭×魅スク水:1:2007/04/03(火) 15:35:32 ID:VnmBOee1
途中までだけど流れを変えるため投下。
携帯からなんで見苦しかったらごめん。


「さあ圭ちゃん?スク水着用してもらおうじゃないの」
「う…………っ」
「はぅ〜、圭一くんのスクール水着……楽しみなんだよぉ〜☆」
「いい気味ですわー!ちゃっちゃと着替えて私たちにその無様な格好をお晒しなさいませっ!」
「さっきまでたくさんいい思いをしたのですから、スク水くらいへっちゃらなのですよ、にぱ〜☆」
俺はさっきまでの天国から一気に地獄へ突き落とされてしまった。
みんなはさっきまで受けていた屈辱の仕返しとばかりににまにま笑ってやがる。
くそう……っ。
「ほらほら、ちゃんとスク水はおじさんの貸してあげるから。こういうのは手早く済ませちゃったほうが恥ずかしくないんだからね。ほら、男を見せてこーい!」
悔しいが、確かに魅音の言う通りだ。魅音に押し付けられた水着を手に、トイレへ着替えに走った。
さすがに教室では恥ずかしくて着替えられないからな。
みんなは追いかけて覗くようなマネはせずちゃんと教室で待ってくれている。
……そういうところがいいんだよな。
その場で笑って騒いで、後日村中の噂になったとしても、それはけっして陰湿なものじゃない。
軽いからかいの種になったりしても、それがいじめの元になったりはしない。
だから俺も、いい思い出を作るため、恥を捨ててスク水を着てやるんだ。

個室に入り、裸になって水着を手に取る。
しかし魅音もよく自分の着た後の水着なんて貸せるよなー……。
ま、それだけ俺に受けた屈辱が大きかったということなのだろう。
さて……。両足を入れて一気に引き上げようとしたその時、
「………………っ?」
…………濡れてる…………。
ほんの少し。注意深く見なければわからないわずかな変色。
罰ゲームから開放されるために急いで脱いだせいでチェックが甘かったのだろう。
そっと指で触れると、ねと……糸を引いた。――間違いない。
いいネタをつかんだ俺は、内心意気揚々と、表面では羞恥に弱り果てて罰ゲームを受けたのだった――。
147圭×魅スク水:2:2007/04/03(火) 15:39:52 ID:VnmBOee1
「あー、楽しかったあ!やっぱ罰ゲームはこうでなくっちゃね!」
「うんうん、圭一くんかぁいかったんだよぉ〜☆」
「をーっほっほっほっ!気分爽快でございますですわー!」
「じつに楽しかったのですよ☆」
「なあ魅音。この水着なんだけどさ、やっぱり着用済みは洗って返したいんだが、
家に干すのは親の目があってヤバいだろ?……俺が家で洗うから、魅音が持って帰って家で干してくれないか?」
「ふえ?……ああ、そりゃそうだよねー。ご近所さんの噂になっちゃうもんね……くっくっ!」
俺が心底恥ずかしそうにそう言うと、魅音は笑いながらも俺の家まで付いてきてくれた。

そういえば今日は父さんも母さんも仕事で外泊。なんて好都合なんだ。
「へー、ここが圭ちゃんの部屋なんだー。結構綺麗にしてるじゃん。……あ、でも布団敷きっ放しなのはだらしないぞー?」
魅音はちょこんと座ったまま、物珍しそうに部屋中眺めている。
麦茶を飲み終えひと息つくと、俺はカバンから水着を取り出した。

「魅音、実はさ……みんなの前じゃ言い辛かったんだけどさ、」
「ふえ?……なになに圭ちゃんっ?――あ、愛の告白だったら受け付けてないからねー?そういうのはおじさん担当外だからさっ!」
俺の真剣な視線にとたんに顔を真っ赤にして慌てふためく。……へえ。
これはこれで、レナとは違って新鮮で面白い。こりゃあ楽しみだな。
「いやさ、せっかく借りたものにケチ付けるみたいで悪いんだけどさ、なんか汚れが付いててさ……」
「え?汚れ……どこどこっ?」
「――――ほら、ここ」
「あ、…………っ!」
覗き込んでくる魅音の目の前に、まだ湿ったままの股間の内布部分を広げて見せ付けると、泣きそうな顔でさらに顔中を染め上げた。
「俺が着る前からこんなになってたんだ。俺が汚したんじゃないってことだけはわかって欲しくてさ。……なあ、これ何だと思う?」
「なにって、その……ぁぅ」
「魅音じゃないのか?」
「――う、うん……し、知らないよぉ……」
ごにょごにょと口をすぼめながら呟いた。……つくづく嘘のつけない奴だなあ。
「うーん……でもそうなると俺が汚したってことになるよなあ。心当たりはまったくないんだが、知らずに俺が汚したんだったら謝るよ。ごめん。弁償もするよ」
両手をついて真剣に謝ると、魅音は困ったようにおろおろし始めた。
「あ……、その……け、圭ちゃんのせいじゃないよ!違うんだよ……」?
148圭×魅スク水:3:2007/04/03(火) 15:56:20 ID:VnmBOee1
「でも、魅音は心当たりないんだろ?」
「う、うん……で、でも圭ちゃんじゃないんだから、圭ちゃんが知らないって言ってるんだから、
やっぱりおじさんが気付かずに汚しちゃったのかもしれないよ……」
「そうか?でも気付かずに汚しちまうのは今後のためにもよくないよな?
また罰ゲームがあった時にも困るだろうし」
「え、あ……いいよ、大丈夫だから……!」
「勉強には復習が大事だよな?同じ失敗を繰り返さないためには、原因をしっかり突き止めておかないといけないからな」
「復習って……。――あ!こ、これおじさんがウチで洗って乾かすよ!おじさん帰るから……!」
慌てて水着をつかんだ腕を強引に引き寄せる。
「あ、…………ぁぅ」
俺の胸の中に倒れこんできた魅音は、硬直して動けないようだ。
「なあ魅音……俺の目の前で着て見せてくれよ」
抱きしめた耳元で息を吹きかけるように囁くと、腕の中の身体がぶるっと震えた。
「あ……やだっ、圭ちゃん……っ」
やべ、可愛い……っ。
罰ゲームの仕返しでちょっとばかしいじめてやるだけのつもりだったんだが、
いつもとのギャップがありすぎて、もっとこんな魅音が見たくてたまらなくなってきた……。
「なあ魅音、いいだろ……?俺、魅音のこと知りたいよ。魅音と一緒に知りたいんだ」
耳たぶに舌を這わせ、頭を撫でてやると、魅音の身体から力が抜けてゆくのがわかる。
「おじさんのこと……おじさんと一緒に、知りたいの……?ぁぅ……しょ、しょうがないなあ……、
おじさん部長さんだもんね。部員の指導は部長の仕事だもんね……んっ」
ごくり。魅音の艶っぽい声に、汗で髪の貼りついた白いうなじに、胸に摺り寄せられる頬の感触に、俺の身体が熱くなってきた。
「いいよ、圭ちゃん。……でも、ひとつだけお願い」
「……『背中は見ないで』?」
「!!……圭ちゃん、知って……?」
「いや、何があるのかは知らないぞ。ただ、見られたくないんだなってことだけはわかるから。……魅音が見られたくないものを無理に見たりはしないぞ?」
「そっか……よかった、ありがとう……ありがとぉ……」
よほどのコンプレックスだったのだろう、俺の言葉に本当に嬉しそうに微笑む。
うっすらと涙の浮かんだ目尻に、そっと口付けた。
「ふえ……け、圭ちゃん……あっ」
「…………魅音」
戸惑う魅音の頬に手をあて、唇を重ねた。
一瞬大きく震えた魅音の身体は、その後ゆっくり俺に体重を預けてきた――。
149圭×魅スク水の人:2007/04/03(火) 15:58:28 ID:VnmBOee1
とりあえずここまででごめん。
携帯のメモ帳からコピペなんで改行滅茶苦茶で申し訳ないです。?
150名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 16:02:14 ID:v+qhxlqH
>>116
ひょー、たまらんw
圭梨を中心にしつつ取り巻きの描写も自然でいい!
GJです

>>148
目の前で生着替えクルー?
ここで寸止めとは…生殺しw
続きwktkして待ってます
151名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 18:48:04 ID:cuxLJU6P
>>116
最高だった
圭梨派の俺の当分のオカズにケテーイ
152名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 20:41:35 ID:PH3l9339
へへへ、ついに>>150がおねだりを始めたぜ
153名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 21:07:08 ID:h/+Xlez/
IDスゴいなw
154名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 21:18:05 ID:PH3l9339
言われるまで気付かなかったw

ところで皆さん、寸劇形式の執筆講座って、どう思います?
書けないからしり込みしてる人が居るみたいなので、
ごく基本な部分だけ、魅音がSSの書き方を学んでいくみたいな筋で、
wikiにアップしようと思ってるんですけど……
なんかそういうの書くの偉そうだし、嫌う人も居るんじゃないかなと。
どうですかね?
155名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 21:23:28 ID:LGBs7v9X
やりたきゃやれ
ウダウダ言うならやめろ
156名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 21:28:22 ID:dtb8Ga3S
意味がわからんし……何? 執筆講座って?
157名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 21:29:13 ID:h/+Xlez/
自信ないなら個人サイトでやってWikiかスレで宣伝すればいいじゃない
158名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 21:30:12 ID:q1+nl1FL
俺はあまりそういうの好まないな。
そういうの見て個性がなくなってしまうかもしれんしな。
一個人の意見だけど、自分がそれされて嬉しいんだったらしてみたらいいと思う。
159名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 21:33:19 ID:PH3l9339
あまり反応がよろしくないので、
書かないことにします。
スレ汚し失礼しました。
160名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 22:41:15 ID:MBziVcXG
ところで◆eRDUfXaGp2さんはまだ様子見てるのかな?
そろそろ待ちきれないんですぅ
161名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 23:19:35 ID:kSLmoX2j
おいおい、まだ5日に出すって言って24時間も経ってないぞ?もうちょっと我慢しろよ〜。
後たったの30〜50時間だよ?予定日がはっきりしてるだけいいじゃないか。
夜犯し編なんてひぐらし大賞終わるまで確実に来てくれなさそうだし、終わっても
来てくれるのか本当に不安なんだからなww。せめて顔くらい見せてくれよぅ。orz
162名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 23:24:47 ID:jW1EFNlu
きっと今が最盛期なんだろうな。
163名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 23:57:36 ID:cuxLJU6P
アニメ二期でまたネタができるさ
164名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 00:48:33 ID:NTjYxoO7
ネタより(圭一の)タネを出してほしい今日この頃
165名無しさん@ピンキー :2007/04/04(水) 01:17:34 ID:8B21jZX5
殺伐としたスレだ・・・
166名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 01:19:38 ID:tOmLlIhj
普段はかなり開けてるスレなんだ
ただ今は欲求不満でカリカリしてんだよみんな
167名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 01:22:28 ID:NTjYxoO7
クソッ!やはりクララ☆分の不足か……
168名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 01:27:36 ID:WvMjg+Ad
オナ禁中でつい
169 ◆NRwXTZZ0Lw :2007/04/04(水) 01:31:26 ID:nRSmjAL/
どうも、夜犯し編の作者です。

>>161さんの言うとおり、大賞が終わるまで続きは書けないかもしれないっす。
ただ、自分用のパソコンを買う予定なので、もし買えたらそれ以前に投下できると思います。

続きを待っていてくれる人がいてうれしいですw
170名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 08:13:36 ID:TS0jN/Yn
人が集まり過ぎてるな
171名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 14:15:40 ID:Gl3ixNUz
確かに。
全体的に飛ばしすぎな気がしないでもない
スレが賑わうのはいいことだが、満足に感想を貰ってないうちに次々と投下されてうやむやになってる作品もいくつかあるので残念だ。
172名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 14:51:59 ID:Fc8PXMVJ
本当に面白い作品はどんなに混みあってても賞賛レスが付くもんだ
173名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 16:33:04 ID:ONxtPG5Q
>>171
自分も感想書きそびれてスルーになってるのが多々ある
全部を読んでるわけでないのでどうも遅れると感想書きづらい
174名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 17:21:20 ID:tOmLlIhj
以前からちらほら話題に出てるが、そろそろ感想スレを作った方が良いかもしれない
175名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 17:26:04 ID:uaTkmMER
今スレ終盤も、前スレみたいに新旧問わずに感想書いたらいいんじゃないだろうか?
感想書き込みが始まると思ったより新作投下しにくい雰囲気だったから、
490kb越えたら解禁、くらいでいいんじゃないかな。
前スレは容量に余裕がありすぎて半分AAで埋めたし。
外部板に専用スレ作っても、寂れる気がする。


>>140
蒸し返しの上に具体的な作品名を出して作者氏にはもうしわけないんだが、
僕は礼奈に恋をした、は削除ラインに抵触しないの?
作者氏の他作品は好きなんだが、あれだけは受け付けなかったんだが。
176名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 17:52:39 ID:Gl3ixNUz
490kb…残り10kbか。もうちょっと多くてもよくないか?480kbぐらいとか……

僕は礼奈に恋をした…あれは自分もちょっとびびった。
でも削除するほどとは思わないかな。大して長くないし、絡みがあるわけでもない。
作者さんも意見が出たときには真摯な対応してたし。
他の人の意見が聞きたい。
177140:2007/04/04(水) 17:55:08 ID:tOmLlIhj
>>175
ロングパススマン

あれは俺も正直ちょっとアレ?って思ったけど
一応原作には準じていて、尚且つトンでも設定とかも無いから個人的にはセーフだと思ってる
名前付けちゃった辺りが問題なのだろうが、作者さんも以後気をつけると言ってくれたし

俺の言ってる空気読めない作品というのは何処の馬の骨とも知れない
完全作者オナニーなオリキャラが出てくる半ば荒し的な作品の事

あと明確な削除ラインというのは決まってない・・・というか作らない
それに本当に全く共感が持てない削除されるべき作品は殆どGJ等が付かず非難轟々だろう
178名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 18:16:51 ID:uaTkmMER
感想解禁は、480kbで仮決めしとく?
一度ためしてみて、過不足があったらまた調整するということで。


>>177
140氏がそういうなら、保管される事に関して意義はない。

ただ、警告付きで投下されたら、どんな内容だって「非難轟々」には
ならないと思うんだが。
「オリキャラ出ますので注意、IDをNGにしてください」とあった場合、
ダメージを受けたとしても警告を無視した読み手に非があるわけで、
作者を叩くのはお門違いでは?

削除を行うとしたら、感想レスがほとんど付いていないものから
140氏の判断で削除、という形になるべきだと思う。
179名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 18:35:19 ID:AMX9smMw
うーん。羽入の昔の夫を視点にして羽入との……みたいなのはぎりぎりOKなのかな?
書いたとしてもあんまり栄えるとも思えないネタだけど……。

なんとなく、140氏の言いたいことっていうか削除ラインは分かる気がする。
ひぐらしをトランプゲームだとすると、そこにUNOとかのカードを入れるような真似
ってのがダメなんだと思う。
クララや「ハニュウサマバンザイ」みたいのはひぐらしの改変であって、混ぜるな
危険じゃないというか……。
ごめん。かえって分かりにくいたとえかもしんない。

あとはひぐらし改変もので、今後オリキャラものやオリ設定ものが増殖するかって
いうのが大きな問題なんだろうけど、結局は今までも何回かそういうのは出てきた
けど、主流になるには至ってないように思う。
明らかにひぐらしと違うものを混ぜるのを禁止にさえしていけば、そんなに問題も
起こらないような気がする。
ちゃんと警告さえしてくれれば、読みたくない人も踏まなくて済むしね。
180名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 18:38:41 ID:tOmLlIhj
>>178
ん〜でもどうなんだ?作者的には割りと早めに感想欲しい人もいるかもしれないし

これも個人的意見だが警告文さえつければどんなオリキャラも出して良いと思って欲しくない

ある程度原作に準拠したキャラならまだしも、現在オナニーオリキャラは全く望まれてない訳で
そのような傾向にあるスレにオナニーオリキャラ作品を投下すること自体場違いだと思う、警告文有り無しに関わらず
そんなの「これから荒らすからお前らNGしとけ」と言ってるようなもんだし
作者さんにはその辺のスレの流れくらいは読んでもらいたい・・・・ていうかそんな人は居ないと信じてる

あと、俺にそんなデカイ権限ないよw
181名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 18:39:43 ID:trTIvAlI
 ある寒村に都会から引っ越してきた一家。
 だがそこは、ふとしたことが原因でエロくなるという変わった精神病がまん延していたのだ!
 しかもその病気は空気感染するために、一家の少年も感染してしまう。
 少年の学校の気の会う仲間たちが突如豹変して少年に襲いかかる!
 「あははははは、圭○くんは私としたいことがあるんじゃないのかな……かな?」
 エネマグラを片手に襲い来る少女!
 「おじさんはね……監禁プレイが好きなんだよ。さぁ、地下室に行こうか」
 家の地下室に閉じ込められてのSMプレイ!
 「をーっほっほっほっ!そっちにはローションプールのトラップがございましてよっ」
 巧みな罠で追い詰められてゆく少年!
 「みぃ、圭○のプライドを金魚すくいの網より容易く破ってやるのです☆」
 そして始まる恥辱の宴!
 少年はこの淫猥な祭りを耐えることができるのだろうか!!
 そして村の診療所に隠された真実とは!?
 村の連続レイプ事件の真相とは!?
 それはひぐらしのみが知っている…………

「ふはははははははーっ!筆が進む!進むぞおぉぉっ!」
「これで今回のイベントもばっちりですね」
「前原画伯!印刷の締め切りまであと45分です!」

そのころ雛見沢では息子がクラスメイトをバットでフルボッコにしていました
182名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 19:04:51 ID:uaTkmMER
>>180
直後に来れたのなら普通に感想つければいいけど、来たときにはもう
別の作品が投下されていたりしたら、スルーして感想レスとかやりにくくないか?
新作無視して、過去スレ作品への感想レスとかも。


えっと、140=保管庫管理人さんだよね?
負担もあるんだし、管理人さんならそれなりの権限を使っても構わないと思う。
収録選別基準に不服があれば、その人が別に保管庫を立ち上げればいいわけだし。

純愛マンセーの流れの中に同キャラの鬼畜陵辱物を投下とか、
そういう状況が許されるための「警告ありならなんでもOK」だと思うんだが。
空気読んだら、圭魅コールで埋まったスレに圭レナ投下とかできないぞ?
183名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 19:06:05 ID:i+FCy2Ni
数の多さで圧倒しちゃったら、少数派が泣く事になるしなぁ。
184名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 19:09:05 ID:6DeAeRLf
そういや祭の攻略本で
羽入の亡き夫・古手陸は巫女萌えの固有結界が使える
だのdでもない叶設定が出てきたんだっけか
185名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 19:27:31 ID:V7DckVDS
よく分かりませんが圭レナも夜犯し編も楽しみです
186名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 19:30:33 ID:HNKuy2KR
スク水圭魅楽しみにしてます
187名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 19:36:07 ID:AMX9smMw
>>182
>空気読んだら、圭魅コールで埋まったスレに圭レナ投下とかできないぞ?

え? そういうもんなの? 俺そんなの全然気にせずに投下してたよ……。
書きたいものを書いて好きなようにやってたよ。
つか、○×○コールで埋め尽くされたようなことがあったこと自体、感じたこと無かったけどなぁ?
数の多さで他のファンを圧倒しようって人もいなかった……と思うんだけどなあ?
そんなスレは嫌だし。

>>184
さすがに俺、その設定は使わねぇや。
188名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 19:53:10 ID:Gl3ixNUz
はう〜空気読めない魅ぃちゃんみたいな>>187かぁいいよぅ〜お持ち帰りぃ☆

と負けず劣らず空気が読めないレスをしてみるテスト
189名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 19:55:39 ID:tOmLlIhj
>>182
いや管理人じゃないよ?誤解したんならスマン、なんか騙してたみたいだorz
wikiの削除なら誰でも出来るし
俺が言ってるのはこのスレや保管庫が雛物みたいになるのが怖いって事

圭魅の流れでも声に出さないだけで圭レナを望んでいる人は居るしジャンルも人それぞれ嗜好があるから
コレがダメとは言えないと思う
このスレは開けてるから、原作カプならどんなタイミングでも非難は出ないと思うし
実際今まで出てないからね

ただオリキャラは投下前に非難が出てるし、オナニーキャラ系に関しては望む声は一つも無い
そもそもそんな物はスレ違いの域だと思ってる、ここは雛物じゃないんだから
大体オリキャラ自体リスクを伴う代物だし

ていうか少しカリカリし過ぎじゃないか?原作カプ作品を例に出してまで比べる程ではないと思うんだが
190 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/04(水) 21:27:54 ID:WYb2mnkI
空気読めない作者で申し訳ないんだけどさ……。
今って投稿したらまずい?

先日言っていたヤツとは全然違うんだけど、即興で書き上げてしまったのが
あるもんで……。
◆eRDUfXaGp2氏ではないですが、圭レナです。クララ☆ではありません。
191名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 21:35:52 ID:NTjYxoO7
どうぞどうぞ
192名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 21:39:23 ID:6xVe7f78
全然いいと思いますですよ。
一番最初に投稿するレス数や(あるなら)警告文を書くと、
もっといいと思いますです。
193名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 21:45:01 ID:uaTkmMER
>>187
まあ、個人差だ。
「圭レナ読みたい」レスの直後に葛西×茜(例)を投下するのでさえ躊躇する。
直前のこの人、何も言わなくても内心がっかりするだろうな、と。

警告の数行を読んで好みじゃないと判断してスルーしてくれればましだけど、
数レス読んだ後に嫌いシチュだったと判明したら、腹が立つだろうと思う。
「こういうカプでこういう設定なので楽しめそうになかったらパスしてやってください」
という気分で警告つけてる。

雛物状態のスレに寡黙投下はできるけど、
警告つけても回避してもらえないスレには恐くて投下できない。


>>190
ごめん、スレ違い気味なのは、議論してるこっちの方だから。ごめん。
がっつんがっつんいってください。
194 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/04(水) 21:49:28 ID:WYb2mnkI
うい。少なくとも陵辱とかにはいままでも警告付けてたつもり。
百合も今後出すことがあればそのときに警告するよ。
レス数は7ぐらい。
今回はほのぼの系だと思うので、特に警告はしないです。
んじゃ、次のレスから開始します。
195かぁいいオットセイ☆ ◆Jx7kndDbOU :2007/04/04(水) 21:51:38 ID:WYb2mnkI
綿流しのお祭り。
レナにとってのかぁいいものを競っていると、圭一はレナを連れてどこかに消えていったきり、戻ってこなかった。
「圭一さんとレナさん。遅いですわね……」
「まさか圭ちゃん、ねんねのレナに…………」
沙都子と魅音に黒いオーラが吹き出してくる。
あーあ、この分じゃ修羅場ね☆ 圭一も大変だわ。くすくす。
「あ、帰ってきたのですよ……」
圭一とレナが仲良く手を繋いで帰ってくる。いくら祭りの人混みで離れ離れにならないようにっていったって……。
あー何だかムカムカしてきた。
レナは案の定、上の空ではぅはぅしてるし……。
それを見て沙都子と魅音が青ざめる。
「ちょっとレナ!? あんたいったい圭ちゃんに何見せられたの?」
「はぅううぅぅ〜☆ かぁいかったんだよ。圭一君のオットセイ☆ 一生懸命頑張ったっていう感じが……はぅはぅ☆」
ギッ ともの凄まじい顔――あ、そうね。まさしく鬼の形相だわ――で沙都子と魅音が圭一を睨んだ。
「ちょっと圭ちゃん? これどういうこと? あんたレナに一体、何見せたの?」
「圭一さん。不潔ですわーっ!!」
「…………えっ? ええっ? ちょっと待て、待て待てお前ら……」
196かぁいいオットセイ☆ ◆Jx7kndDbOU :2007/04/04(水) 21:52:58 ID:WYb2mnkI

――ここで話は少し前にさかのぼる。
「け……圭一君。どこまで行くのかな? かな?」
上気したレナの手を掴み、圭一は祭りから離れ……古出神社の裏手へと向かっていた。
彼ら以外に人の気配はまるでしない。
光もほとんど無い暗がり。
「あ、もうここでいいぜ。こんな所まで連れ出して悪かったな、レナ。俺のは……人前で見せられるようなもんじゃなくてさ……」
「は、ははははは……はぅううぅぅ〜☆ そんなの全然構わないんだよ。だよ。圭一君のかぁいいものが見られるんなら、レナはどこまでも付いていくんだよっ」
そう言って、レナは鼻息を荒くする。
「ねぇねぇ圭一君。それでそれで? 圭一君のかぁいいものって何かな? かな?」
「ああ、俺のかぁいいものは……………………これさ…………」
そう言って圭一は、レナの手を自分の股間へと当てた。
「は……はぅっ! け……けけ、圭一君。これって……?」
「ああ、俺のオットセイ☆だ」
圭一は、レナの手に自分のものを擦り付ける。
「は……はぅっ。圭一君のが……どんどん固くなってくるんだよ」
「そうさ。……レナに触ってもらって、俺のオットセイ☆が悦んでいる証拠だよ」
暗がりの中、レナにさっきとはまた違った興奮が湧き上がってくる。
「レナ……俺さ……、レナに俺のかぁいいもの……見てもらいたいな……」
「うん。……レナも…………圭一君のかぁいいもの……見てみたいかな。かな」
レナは圭一の前に、腰を下ろした。
圭一はベルトを外し、ズボンからオットセイ☆を取り出した。
「はぅ☆ 圭一君の……オットセイ☆」
愛おしげに、レナは圭一のオットセイ☆を見詰めた。
ぴくぴくと、オットセイ☆がレナの前で脈打つ。
「レナ……オットセイ☆をかぁいがってくれないか?」
「うん。もちろんだよ。はぅ〜、圭一君のオットセイ☆」
レナは圭一のオットセイ☆に手を添え、舌を這わせた。
ぺろぺろと、それこそアイスキャンデーを舐めるかのように、レナはオットセイ☆を舌で愛撫する。
蠱惑的なその感触に、圭一は酔った。
レナの唇が亀頭を刺激し、舌が竿をつたう度に、圭一のオットセイ☆がびくりと震える。
「はぅ〜☆ 圭一君のオットセイ☆かぁいいよぅ」
瞬く間に、オットセイ☆はレナの唾液でまみれた。
197かぁいいオットセイ☆ ◆Jx7kndDbOU :2007/04/04(水) 21:54:03 ID:WYb2mnkI
「レナ……ごめん。もうそろそろ……。あんまりみんなを待たせても、悪いしよ……。それに……」
「うん。そうだね……。レナももう……我慢出来ないの」
そう言って、レナは立ち上がり、身近にあった気に背中を当てた。
スカートのスリットに手を入れ……ゆっくりと、パンティを脱いで…………スカートを捲り上げる。
レナの秘部が露出する。
「でも……大丈夫なのか? レナ?」
「う……うん。さっきから……圭一君のオットセイ☆……かぁいがりながら、レナもね……私の……触ってたの」
「へぇ……どれどれ?」
圭一はレナの前にしゃがみ込んだ。
「け、圭一……くぅんっ!!」
圭一がレナの秘部に口を当てると、レナは小さく悲鳴を上げた。
「や……だ……っ。圭一君。そんなところ……」
しかし圭一は構わず、レナの秘部に舌を入れ、掻き回した。
「ひゃふっ。……ううっ。はぅっ」
レナの秘部から、とぷとぷと蜜が溢れ、圭一はそれを啜る。
「だめ……だよ。圭一君。それ以上は…………レナ……もうっ……」
そこで、圭一はレナの秘部から口を離し、立ち上がった。
「どうやら、そうみたいだな。……じゃあ、いくぜ?」
「う…………うん」
圭一は右手でオットセイ☆を構え、レナの秘部の入り口を……亀頭に当たる感触で探しながら……愛液をまとわりつかせた。
198かぁいいオットセイ☆ ◆Jx7kndDbOU :2007/04/04(水) 21:55:05 ID:WYb2mnkI
「圭一君……お願いだから……もう……」
「ああ、分かってる」
その直後に、圭一はレナの中にオットセイ☆を押し込んだ。
「はっ……ああうっ」
「ごめん。……痛いか? レナ」
こくり とレナは頷いた。
「うん。ちょっとだけ……。でも、大丈夫なんだよ? だから……」
「ああ。あんまり激しくはしないからよ……ちょっとだけ、我慢してくれ」
その言葉通り、圭一はゆっくりとレナの中を出し入れした。
薄暗闇の静寂の中……レナと圭一の呻き声のみが、微かに……しかし確かに響き渡る。
二人の交わりは……そう、ひぐらししか知らない。
「レナ……レナっ!」
「圭一君。……圭一君!」
固く抱き合いながら、二人は互いの性器を擦り付け合い――。
「あっ……うっくっ……」
「はぁうっ……」
共に果てた。
199かぁいいオットセイ☆ ◆Jx7kndDbOU :2007/04/04(水) 21:55:58 ID:WYb2mnkI

「――とまあ、圭ちゃんとレナさんはそういうことをしていたんですよ」
あまりに巧みに流れてきた話に、私達は詩音がいつからそこにいたのかという疑問すら思い至らず…………つい、聞き入ってしまっていた。
あ……圭一がモジモジしてる。
まあ、男の子なら仕方ないか……。
沙都子と魅音は……あ、硬直して顔を真っ赤にしてる。そりゃそうよね。まさしくこんなこと考えたから、圭一達に詰め寄ったわけだし……。
「って…………し……詩音? 一体どこから見て?」
「はぅ……詩ぃちゃんの…………えっち」
そんなこと言って、圭一が狼狽して…………レナが顔を赤くして…………。
はい? 二人とも何ですかその反応?
否定しないの?
魅音から魂が抜けて……沙都子なんか、泡吹いて倒れてしまったじゃないっ!?
「ふふふふふっ☆ 二人とも迂闊ですねーっ あんなところでしてるなんて。まあ、私が見たのは本当に偶然でしたけどね?」
えーとえーと、……つまり、なにそれ? マジですか? つまりもう既に圭一とレナは凸と凹ではぅはぅでバスターホームランでにゃにゃーな……? 嘘? こんなの初めてっ!?
私の意識も遠くなって……。
「圭一の馬鹿ああああぁぁぁぁぁっ!!」
気付けば、そんなこと言って私はその場から駆け出していた。
200かぁいいオットセイ☆ ◆Jx7kndDbOU :2007/04/04(水) 21:57:27 ID:WYb2mnkI
圭一の馬鹿っ! 圭一の馬鹿っ! 圭一の馬鹿っ!
なんでもうレナと結ばれちゃうのよっ! こんなのあんまりじゃない。この六月を越えたら絶対、私だってムチムチのボインボインの凄い凄いになって、それで……それで……。
もうこんな世界なんて知るものかっ!
とにかく人の少ないところへ行こう。階段を下りて、神社の外に……。
「あれ、梨花ちゃんじゃないか? どうしたんだい、そんなに走って……危ないよ?」
って……前方に富竹と鷹野が……? やばっ……止まれないいいいぃぃぃっ!?
「みっ。み〜〜〜〜〜っ!!」
「ちょっ、ちょっと梨花ちゃん? ちょっとおおおおぉぉぉっ!?」
そのまま私は鷹野にぶつかって……。
「え…………?」
何だか妙に、鷹野の声が間延びして聞こえた。
ゆっくりと、背中から鷹野が倒れていく…………富竹が慌てて手を伸ばすが…………ぎりぎり、届かない…………。
「きゃあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「た、鷹野さあああああああぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!」
鷹野はごろんごろんと石段を転がって落ちていった。
慌てて富竹と一緒に階段を下り、鷹野へと近付く。
「あわわわわわ」
富竹が慌てふためいた声をあげる。
それはそうだろう。鷹野の右脚が変な方向に曲がっていて……完全に折れているのだから。
「梨花ちゃん。早く入江先生を呼んできてっ!!」
「了解なのです」
私は、今度は入江を探しに、階段を駆け上っていった。

その後、入江が言うにはこれじゃ診療所ではどうしようもないということなので、入江の車に乗せて……鷹野は富竹に付き添われながら、興宮の病院へと運ばれていった。
なんだかやたらと鷹野が暴れていた気がしたけど……本当にごめん、鷹野。

そしてそれから――。
私は自暴自棄になっていた。やけ酒を呑みまくり、早く世界が終わる日を望んでいた。
けれど…………どういうわけかあの6月を越えてしまった。
その後も殺される気配は全く無い。あれ以来、鷹野と目を合わせるたび、凄まじい殺気が放たれるようにはなったけど……。
「どうなってんのよ一体いいいいぃぃぃぃっ!!」
私の叫びが、雛見沢に響き渡る。
え? 今がいつか?
そんなの訊かないで。
ムチムチのボインボインの凄い凄いになれたかって?
ふっ、ふふふふふふふふふふっ。うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふっ。
あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっ。

―END―
201かぁいいオットセイ☆ ◆Jx7kndDbOU :2007/04/04(水) 21:58:12 ID:WYb2mnkI

TIPS:嘘と真相

「おいお前ら……さすがに嘘だからな?」
「ふぇっ? …………嘘?」
「そうだよ魅ぃちゃん。詩ぃちゃんの冗談に乗っただけだよぅ」
ぷくぅとレナが頬を膨らませる。
「ひでぇよお前ら……。本気で俺のこと、そんなヤツだと思っていたのかよ?」
圭一は大きく肩を落とした。
それを見て、魅音と沙都子は互いに見つめ合い……ほっと胸を撫で下ろす。
「レ……レナさんはともかく、圭一さんは普段が普段ですからねー?」
「ちぇ〜っ。そりゃないぜ、まったく……」
「あははははは、何だ嘘かぁ。いやぁ、おじさんすっかり騙されちゃったよ」
照れくさそうに笑いながら、魅音は頭を掻いた。
「うふふふふっ。魅ぃちゃんも沙都子ちゃんも、早とちりさん何だよ? だよ?」
「じゃあ、レナの足首にずり落ちてる下着もただの細工だったんだね?」
「太股から流れてる白い液体も、ソフトクリームか何かですわね。きっと」
「そうですよ。レナさんの服に皺が寄っているのも、人混みの中にいたせいです」
そう言って、詩音はウィンクした。
「当たり前じゃねぇかみんな。そんなに疑うなよー。俺が見せたのはオットセイ☆のキーホルダーだぜ?」
「そうだよ。圭一君のオットセイ☆、とってもかぁいかったんだよ〜☆」
そして、彼らは朗らかに笑った。
「じゃあ、早く梨花ちゃんと探さないとな」
「そうだね。そろそろ奉納演舞の時間だしね……」
祭はまだ終わらない。
202名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 22:01:28 ID:nWyPT8mv
乙!
ってか梨花発症してない?
203かぁいいオットセイ☆ ◆Jx7kndDbOU :2007/04/04(水) 22:01:37 ID:WYb2mnkI
えーと、オットセイ☆を沢山書いてみたかった。ただそれだけです。
タイトル決めには全く脳細胞を使ってません。
えっちシーンの展開が速いの仕様です。手抜きじゃ…………ないですよ?
今回は色々と明かされない部分がありますが、各自の想像で補完して頂けると有り難いです。
白状すると、自分は真相を考えてないです。
では、今日はこれで失礼します。
204名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 22:07:11 ID:YOxeZh26
GJ!!!!圭レナやっぱ好きだわ。
いつも作品を投下してくれる貴方にはいつも感謝しています!
205名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 22:11:01 ID:4dJYG8ND
オットセイ☆をよく見かけるようになったなー
圭レナもヤキモチ梨花もいい感じでした、GJ
真相はヤってるね
206名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 22:21:50 ID:NTjYxoO7
レナ好きだけど梨花ちゃんの方に萌えた
207名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 22:45:49 ID:MPPsVhe2
正直、前スレ最後の感想ラッシュが気持ち悪かった俺がいる
なんか2ちゃんらしくなくてね……
良くても悪くても即簡潔に、流れを逃したらあきらめる
どうしても我慢できなきゃいくら遅レスでもやればいい
でもコーナー化するのはなんかね……
208名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 22:53:51 ID:aVQAUymw
感想書きたい人は書けばええ。

例えば前々スレに投下されたssを最近読んだ人がいたとして、
その人がどうしても感想書きたいって思ったら、書けばいい。
コーナー化=スレ終盤(次スレが立ち、480kb以降)に感想書き連ねようぜ!ってルールにしなくても、
書きたいときに書いちゃえよ。

コーナー化したら、「読んだけど……まあスレの終わりにまとめて書けばいいか」みたいな感じになるだろうし。
ここ最近、オリキャラもそうだけど、こういう議論めいた流れになりがちだな。人が増えたせいもあるが。

いいssにはどれだけ遅くても、感想は付くよね。
209名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 23:06:58 ID:NTjYxoO7
一応ここ2ちゃんじゃないんだがな
210名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 23:12:24 ID:onN+Wm7W
感想貰ってうれしいのは確かだけど、
書かない人にとって感想は邪魔なんだろうか?
それとも、確かにそうだよねと共感するものなんだろうか?

ちなみに俺がほかの人の作品を見るときは、
大抵感想を見てから読んでる。
邪道か。
211名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 23:22:05 ID:+jZkLQvK
たぶん、こういう議論っぽい流れが、読み手にとっても職人にとっても邪魔なんじゃないかなー。
212名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 23:35:05 ID:V7DckVDS
>>211
あるある
213名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 23:46:58 ID:0b/7MP6n
0.スレが議論で回るようになる(感染初期)
1.議論をぶった切っていいものかと投下をためらう(発症因子)
2.自分のせいでスレが荒れるのではと悩む(発病初期)
3.どのレスも遠まわしに自分を批判しているように見えはじめる(L3発症)
4.なぜかタイプ音がひとつ余計に聞こえるようになる(L3〜4)
5.寝る。
214名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 23:52:03 ID:Ga9S/WQK
そんな、おまいらにこれを つ【紅茶】
圭レナ好きの自分にとっては激しくGJ!
しかし、最近このスレのせいで乙女魅音にも萌えつつあるから困る。
215名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 00:02:05 ID:TS0jN/Yn
>>214
何を今更
216名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 00:34:15 ID:yFnaE02I
>>213
あ、やばい自分L3発症だ。
217名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 00:45:57 ID:3fJgmJqN
議論うざいって流れだけど、言わせてほしい。
感想は書きたいときに勝手に書けばいいっていうのは分かる。
でも実際、するか?
速いペースで投下が続く中では、やっぱり感想は書きづらい。それならコーナー化しようが何だろうが、そういう場を設けた方が感想書きやすくなっていいと思う。
480kbになったら感想書けるって、意識させることが大切だと思うんだ。
たかが最後の20kbだ、そういう流れが気に入らない人は読まないでさっさと移動すればいいんだし。
書き手にとっては感想はビタミン剤であり、生きがいでもある。
前スレの最後の流れがどんなに嬉しかったことか。

それからいい作品には感想はつく、って言うけどさ。
じゃあよくない作品はスルーされてもしょうがないってことか?
自分はそれは違うと思う。
たとえ最初は大した作品じゃなくても、少しでも感想を貰うことによって、書く気力が沸いて、書くことが楽しくなって、どんどんいいものが書けるようになるんじゃないのか?

長々とごめん。でも大切なことなんだ。
218名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 00:54:49 ID:slzbeEdn
避難所みたいのを作って、流れが速いときはそこでゆっくりレスするとかはどう?
いつもハイペースなわけじゃないしね。
個人的には近頃投下が多くて嬉しい悲鳴(主にオットセイが)
ってそこまでするほどでもないか。
480kb以降にコーナー化でもいいと思うよ
もちろん、あくまで強制ではなくね
ものは試しだし、それで良くなれば万々歳さ

以前書いたことある身としては2〜3のGJで喜びまくりんぐだったけど、
今みたいに投下が増えるとそう感じる人も多くなるよね、確かに。
219名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 01:03:26 ID:RbXgOnF4
 >>じゃあよくない作品はスルーされてもしょうがないってことか?
そういうもんだろ。
“スルー”も立派な読み手の反応だよ。それをどう受け止めるかは職人によるだろうけどね。

 >>少しでも感想を貰うことによって、書く気力が沸いて、
 >>書くことが楽しくなって、どんどんいいものが書けるようになるんじゃないのか?
つーか、職人の執筆スタンスとして、なに? 感想もらうために書いてるの?
書くことが楽しいから、書いてるんでしょ? 自分が書きたいから書いてるんでしょ?
「執筆→投下」なんて、所詮職人の公開オナニーなんだからさ…
なんで職人のご機嫌取りしなくちゃいけないの?


一連の、感想を強制するような流れが嫌だ。自由に感想書けばいいだろうが。

仮にスレの最後に感想コーナーを設けたとしても、
職人が、自身のssに痛い感想書き込む場合もあるかもしれないしね。
まあこれは可能性として言ってるだけだから。 
220名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 01:07:18 ID:w2PrJlxX
いい感じのクソスレになってきたね。
やれやれ。
221名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 01:31:08 ID:YoibqwBD
このスレの職人が喋りすぎ、自己主張しすぎってのはある。
ほかのエロパロスレでは、
「職人は寡黙であれ」というスタイルが主流で、職人もそれを良しとしていたから、
このスレを最初見たときは驚いた。
「A君×Bちゃんのss書いてみたんですけど、どうですか? 需要ありますか?」とか、
「今度、A×C書こうと思うんだけど…」とか、誘い受けもいらないと思う。
そんなん訊かれても…スレの雰囲気考えたら断れるわけないじゃん、みたいな。
222名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 01:35:16 ID:CYy9L62S
ほんのちょっと前までは黙って投下する漢ばかりだったような・・・
このスレではよほど酷くなければ叩きなんてないしな
223名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 02:02:14 ID:IzZU9qz7
そんなことよりワッフルでも食おうぜ。
224名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 02:18:33 ID:dTyUBQak
なんだ?このシュークリーム。イチゴ…じゃないよな
225名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 02:28:05 ID:fCDXF5Dq
俺も議論に加わろうかと思ったけど……もうやめた。
あんまり熱くならないで、のんびりワッフル食べてる方が荒れないっていうか、
まったりで正解な気がしてきた……。
226名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 02:40:04 ID:hI6NJTf0
自分語りと投下前の誘い受けを止めて欲しい。
そういう場ではないと思う。気持ち悪い。
今こういうのを書いてるんだけど全然進まない…orzみたいな書き込みも、
よく見る気がするけどなにがなんだかわからない。
作品も投下されてないのに反応のしようがないし、
正直励まされたくて書き込んでるみたいに感じられて萎える。
馴れ合いたいならそれこそ個人サイトを開いてやって欲しい。

あと、特殊な嗜好のSSを投下する前に、「○○なシチュとか書いたんだけど駄目ですか?」
とか書き込んで、「悪いけどそれはちょって…」とかの否定レスがついて
投下をやめられるとすごく寂しい。
どんな嗜好の作品でも警告つけて投下して欲しい。
オリキャラ論争はおいといて、エロに関してはどこまでも広いスレであって欲しいなあ。
227名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 03:38:47 ID:YXSZMUUO
あーあ。マターリした良スレだったのに台無しだよ。
議論議論って、それで雰囲気悪くして投下控えさせちゃ元も子もないだろが。
職人に黙れって言うけど、読み手も細かい事でいちいち文句言い過ぎ。
SS投下スレなのに議論という無駄レスで消費しないで欲しい。
新作読めねーじゃねーかよー
228名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 03:56:46 ID:CYy9L62S
うん、そろそろスッパリと原点回帰してほしいな
229名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 04:36:25 ID:ado5rjoM
>>203
2段オチって言うのかな?
どっちにも取れて面白いやね
梨花の壊れ具合がよかったよ
230名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 06:43:28 ID:ZI/zL/Tf
やっぱ感想スレ作った方がいいかね
231名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 07:44:12 ID:NIKhNIG0
>>227
だな、無理に自治して空気悪くする必要もないでしょい。
とりあえず ↓ ↓ ↓ ↓ からは是非とも空気を読んでくれ。
232名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 09:01:41 ID:5VmlggU+
このレスで議論は終わり。それ以降うだうだするのはやめようぜ
233名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 09:43:35 ID:qnlfegEk
それだけ人が増えたんだ。良作さえ投下されれば流れは変わる
234名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 11:26:54 ID:anOqXFz3
議論ウザいっていうのは分かってる。
流れ読んでないってのも分かってる。
でも言わせて欲しい。大事な話なんだ。

羽入の胸って大きいのか?小さいのか?

俺の頭の中では

レナ:神如き美乳
魅音・詩音:巨乳(ランクA)
沙都子:膨らみかけ
梨花:ぺったんこ
鷹野:巨乳(ランクS)
知恵:B85
茜:巨乳(ランクA)

という扱いになってるんだが、羽入の乳だけが、話書くときとかどういう扱いにすればいいのかよく分かんないんだ。
横乳覗けるということで、巨乳扱いでいいのか?
235名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 11:31:47 ID:5qlPpjaA
ふっくらふかふかあんまんサイズ希望。
好みで書いていいとは思うけど、制服の立ち絵の時は
巨でも貧でもないような感じだったな。
236名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 11:38:27 ID:XdFPhLvF
羽入は、
巫女モード=巨乳。
制服モード=微乳。
かと。つまり、場合に応じて自由自在変幻自在。伊達に神様でありませんよ。
という脳内設定にしてます。
237名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 11:39:20 ID:ado5rjoM
羽入は母乳出した経験があると思う
つか、部活メンバーで唯一の出産経験者だ
元人妻で未亡人で制服や巫女服を着込んだシューが大好きな神様ですよ
正直ネタの宝庫だと思います
238名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 12:03:41 ID:anOqXFz3
つまり、巨乳な羽入も貧乳な羽入も美乳な羽入もあり得るということか……?
いやいや、ミルク絞りプレイだってありですか〜っ!?
素晴らしい。さすがは神様。オヤシロさまの名は伊達じゃねぇぜ。

にしても、こんな即行でレスを返してくれるなんて……。サンクス。
239名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 12:06:46 ID:vQyYcKtY
羽入の前の旦那…って言うか羽入の過去が気になる、梨花ちゃまと出会うまでに何があったの?
240名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 12:29:19 ID:XdFPhLvF
5スレ目633です。えーと、気分転換に即興でSS書きました。
魅音のオナニーです。短いですが楽しんでくださいね。
241名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 12:32:09 ID:XdFPhLvF

 日が落ちるのがすっかり早くなった。風も冷たくなった。雛見沢に秋が訪れようとしている。
「だというのに、どうしてこんなことしなくちゃいけないのー」
 雛見沢分校の放課後、魅音は一人で居残り補習をしていた。最年長で来年は卒業して進学。
だというのに遊んでばかり。とうとう、知恵先生からの雷が落ちてしまった。
 唇を尖らせながら、訳の分からないプリントに向き合う。
「どうせ、こんなことしても無駄なのになー」
 適当に埋めていく。魅音にとって、進学とか勉強とかは意義が見えない。
自分の将来を決める。それは分かる。だが、自分には意味が無いのではないか?
 己の行く道は既に定まっている。園崎家頭首。これは幼い頃から決まっていた。
それこそ背に鬼を背負った瞬間から。 もちろん、頭首としての学ぶことは沢山ある。
魅音にはそれこそヘリの操縦から人に君臨する帝王学など無数に叩き込まれている。
だからこそ、学校の勉強なんて今更という感は強い。
「あーあ、圭ちゃん、今頃、レナと二人きりで……」
 鉛筆を机の上に放り投げて、頭の後ろに手を組む。魅音が補習を嫌がる理由はこれだ。
圭一と過ごす時間が少なくなるからだ。奥手で何もいえない。けど、少しでも一緒に居たい。
来年になれば一緒に通えなくなる。会えなくなる。だからこそ──未来より今なのだ。
 この頃レナの攻勢が激しいように見える。よく、ゴミ捨て場に二人きりでかぁいいものを
探しに行くという。それはいいとしよう。だが、手作りのクッキーなどのお菓子持参とは
どういうことか。とことん突き詰めたい。
「圭ちゃん……」
 小さく呟く。胸の内がじんわりとする。何度も呟く。さらに熱くなる。
 いつからか好きになっていた。いつからか意識していた。そして、いつからか後悔していた。
自分は前原圭一にとって親友でしかない。気さくでなんでも話し合える大切な親友。けれど、
愛を語り合う事は出来ない。ガラではない。そう決め付けたのは自分だ。胸がうずく。
「圭ちゃん──」
 口にしながら胸をまさぐる。制服の上から揉んでみる。柔らかく弾む。
自分の部屋で慰めていた。涙を流しながら求め喘いでいた。しかし、さすがに教室で
した事は無い。教室に誰も居ないとはいえ職員室には知恵先生が。他の部屋には職員が
いるかもしれないのに。
 けれど、スイッチが入った。熱く喘ぎながら胸を揉む。服の上から乳首を掴む。
自分の手を圭一の手に置き換えてまさぐる。ドンドン溢れてくる。甘ったるい夢を空想する。
圭一のささやき声を。唇を、手を、厚い胸板を。そして……見たこともない分身を。
熱くそそり立つと聞く。頭の中で思い描く。片方の手がスカートの下に入る。
縞パンの上からさわる。うっすらと湿り気が帯びている。
「ああっ、圭ちゃん」
 背徳感に溺れながら、また呟く。頬が熱い。口元からはしたなくよだれが少しこぼれる。
242名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 12:35:30 ID:XdFPhLvF
けれど足りない。

 教室という環境の所為だろう。今ひとつはじけられない。声を出してはいけない。
緊張感こそあるが盛り上がりに欠けるのだ。どうしたものだろうか。

 ふと、圭一の机を見たら、縦笛を入れてある袋が見えた。近づいて手に取る。
チャックをあけて取り出す。ずぼらな圭一だ。縦笛のお手入れなんてしないだろう。
かいでみる。口でくわえるところを。何となく臭う。圭一の匂い。そう思うと溢れてくる。
たまらなくなる。
「圭ちゃん」
 口で咥える。ぺろりと舐める。はむはむとする。歯で噛んでみる。ああ、自分は圭一が口で
咥えているものをもてあそんでる。いけないことだ。変態さんだ。でもやめられない。べっとりと
唾液で濡らす。ブラウスのボタンを外す。ブラもずらす。こっそり隠しながらも胸はさらされる。
先端を乳首につける。くねくね動かす。冷たく固い感触がする。でも圭一のものだ。声を押し殺す。
でも、胸からの刺激が焦がされる。痛くなるほどしこり固くなる。尖る乳首を指で捻る。少し声が洩れる。
縦笛でなぞる。我慢できない。思うが侭に溺れ、喘ぎたい。嬌声の限りを尽くしたい。でも我慢。吐息を強く
はいて、縦笛を胸から放す。でも、視点は下に向く。ゆっくりと足を開く。大きく開いてスカートの中へ
おずおずと縦笛の先端を押し付ける。

 くちゅり。

 濡れていた。縞パンはぐっっしりと濡れ、太ももまでたれている。先端を布地越しに押し付けて
こする。声は出せない。熱い喘ぎ声を漏らすだけだ。首をゆすり、髪が乱れる。足をM字にして
開いてむさぼる。圭一の口にしたところを己の秘裂に当たる。喘ぐ。空気を求めて口をパクパクした。
豆に当てると同時に乳首をつまんだ。唇をかみ締めて耐えた。
 大きく息を吐き出すと、下を向いて、縞パンをずらす。ゆっくりと縦笛の先端を濡れそぼる秘裂に
当てる。怖いから奥まで入れない。大切な物は圭ちゃんに捧げたいから奥まで入れない。ただ入り口に
当てる。グリグリと動かす。固い感触がする。けど、違う。これは圭ちゃんの口。圭ちゃんの分身。
圭ちゃんの怒張。肉棒だ。生み出される妄想と快楽に酔いしれる。いつしか小さく声がでていた。
ぽたぽたと垂れる。床を汚す。座っているイスを濡らす。止まらない。むさぼるだけだ。
「圭ちゃんっ、圭ちゃんっ、圭ちゃん!!」
 圭一の顔を思い描いて果てた。疲れきった息を吐き出す。熱い快楽の後は虚しさが襲う。べっとりと
濡れた縦笛を見て罪悪感が襲う。何にも行動を起こせない自分に嫌気がする。
「でも……」
 濡れた縦笛をハンカチで拭いた。けど、洗わない。ちくりと痛むが自分の汚した縦笛を圭ちゃんが
咥える。想像するだけで胸が痛むが同時に興奮する。
「好きだよ、圭ちゃん」
 そっと呟く。いとおしむ様に圭一の縦笛にキスをする。
「今度の音楽の時間はいつだったかなー」
 圭一が笛を吹く姿を考えながら魅音は縦笛を元の場所に戻した。
 いつの日か夢に描く事が現実になるのを願いながら。                          
                                                  終わり
243名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 12:52:43 ID:5VmlggU+
GJ!!!!!!
魅音がエロ可愛すぎてはぁはぁした
244名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 13:35:45 ID:slzbeEdn
>>241-242
何でおにゃのこの自慰はこんなにもエロイのか…
光景が浮かんできて俺のオットセイが暴れだした
隠れ淫乱魅音GJ!
245名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 16:03:36 ID:3pNgNegH
GJ!!!エロィネ!!
246名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 16:21:43 ID:S1N89QS+
>>239
祭囃し編やればいいじゃない
247名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 21:26:50 ID:DixOk0lq
羽入(巫女)の胸はさらしを巻いてあの大きさ。

という夢を見ました。
248名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 21:45:53 ID:sbYDXdRY
>>239
祭の攻略本買うのが良いかも。
書き下ろし小説(非竜ちゃん)に羽入の過去が。
249名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 22:06:15 ID:DZjOChRo
非竜じゃなぁ……
非竜の澪尽しで羽入が痛いエイリアンになってるし
250名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 22:15:17 ID:slzbeEdn
祭囃子でもそれは同じだったけどな
結局神が前面に出てくると超展開にならざるを得ないかw
251名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 22:43:13 ID:S1N89QS+
人のために生贄になり実の娘に*させるのと、
人間大量虐殺されて慕ってた娘にもバケモノ扱いされて*されるのじゃ随分違うな
252名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 22:50:42 ID:DZjOChRo
加えて羽入の来歴について祭囃しではぼかしてたのを
澪尽しでは宇宙人に確定させていたのは最悪
そこは夢を持たせるべき場所であって謎を暴く場所じゃない
253名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 23:26:36 ID:uFDMPFW3
◆eRDUfXaGp2の方…投下まだですか…?
254悟史×詩音(詩音×悟史?)  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/05(木) 23:45:28 ID:7lUCiL38
遅くなってスイマセン。
甘いです。若干詩音が攻めかもしれません。
それでは投下
255悟史×詩音1  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/05(木) 23:46:38 ID:7lUCiL38
悟史君の意識が回復した。





その知らせを聞いた時、ああ、また夢かと思った。
いつも見る夢。悟史君に会えると期待に胸を弾ませて、病室のドアを開ける瞬間に目が覚める。
そのたびに私はベッドで泣き崩れた。あとちょっとで会えたのに、こんなっての悲しすぎる…そう嘆きながら、心のどこかでもう諦めかけていたのだ。
もう二度と、元気な悟史君を見れないんじゃないかって。いくら気丈な振る舞いをしていても、いつまでも意識の戻る事がない悟史君を見るのは正直辛かった。
…夢でも良い。会いたかった。会って頭を撫でてもらって、むぅ…って言ってほしかった。

だからその知らせを聞いても私は喜ばなかった。
どうせ夢だって分かってる。さんざん喜ばせといて、現実に突き落とすつもりなんでしょう?
私は監督に案内されるがまま、浮かない顔で…どうせここらあたりで目が覚めるだろうなと思いながら、病室のドアに手をかける。
ひやりとしたノブの感触。…それが妙にリアルで一瞬どきりとさせるが、期待するだけ悲しさが倍増する事を私は知ってる。
そして、ゆっくりとドアを開けた。
いつもの夢ならここで醒めるはずだった。
だけど、悟史君は…………いた。


「……むぅ。詩音?」
「…さ、としく……?」


色素の薄い、さらさらの髪。
優しげで穏やかな瞳。
全てを包み込んでくれそうな、包容力のある笑顔。
変わらない“…むぅ”。
そこにいるのは、紛れもない…彼だ。
256悟史×詩音2  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/05(木) 23:47:37 ID:7lUCiL38
「あはは、これ……夢?」
私はぼうっと突っ立ったまま呟く。
「夢でたまるもんですか。
…ちゃんとした現実ですよ、詩音さん。」
そう監督は答えた。 …その温かい笑顔が嘘なんじゃないかと一瞬疑う。
「ほんとに…?」
こくり、と監督が微笑んで頷く。ほんとの、ほんと?
この展開を、これまでに何度夢見た事か。…いや、ひょっとして今この瞬間も夢かもしれない。
…夢でも良い。だって、目の前に悟史君がいるんだもん。
もう一度悟史君を見る。…ううん、夢なんかじゃない。こんなにもハッキリと目の前に存在する彼が、夢なわけがない!
私はどうしようもなく涙が溢れた。滝のごとくぼたぼたと。

「……う、わぁああぁぁぁあ!!わぁああああぁあぁん!!
さ、悟史く、悟史くん、悟史君悟史君…っ!!っえ、く、さ、悟史君、会いたかった、会いたかった…!」
一目散に悟史君に駆け寄り、抱き付いてむせび泣く。その様子を監督が微笑ましく見つめている。
監督もうっすら涙を浮かべていた。彼もまた、悟史君の目覚めを待ち続けていた一人だろう。

「わ、わたし、待ってました!ずっとずっと、…信じて…約束通り、沙都子の面倒、ちゃ…んと見、て…っ!っく、うっ……さ、みしかった、悟史君…!」
「…むぅ………ごめんね。……………ただいま。」

ただいま。
その一言を、どれだけ待ちわびていた事か―――
私は泣き続けた。そりゃもう、これ以上は枯れ尽くして出ないってほどに。
それでも涙というものは不思議で、いくら泣いても泣いても止まらずに溢れてくる。
私は泣き疲れてそのまま眠り込んでしまうまで、ずっとずっと悟史君の胸で泣いていた………。
257悟史×詩音3  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/05(木) 23:48:23 ID:7lUCiL38

==========

「はろろ〜ん悟史君、お元気ですかぁー?今日の差し入れは詩音ちゃん特製!激マズ野菜ジュースですよ〜☆」
軽くスキップで歩きながら、ばん、と病室の扉を開ける。
そこには昨日と変わらない悟史君の姿があった。

…あれからもう3日。
悟史君の意識が回復してから、私は毎日のようにお見舞いに来ていた。
その甲斐あってか、今ではもうすっかり悟史君は元気だ。リハビリも順調。後遺症も今のところはゼロ。
念には念のため、との事でまだ入院中だが、明日にでも学校に行ったっておかしくない。
「……むぅ…マズいの…?」
悟史君が唸る。
ああもう可愛いったらありゃしない!きゅんきゅん☆
私は飲むのを渋る悟史君にきっぱりと言い放った。
「良いですかー?悟史君は病み上がり!しっかり栄養摂らなくちゃいけません!はい、ちゃーんと飲む!」
「……む、むぅ…。マズいのは嫌だなぁ…。
でも、詩音の手作りなんだよね?ちゃんと飲むよ。…いつも、わざわざありがとう。」
「…へ…!…ぁ、う…」

なでなでと、頭を撫でる優しい手。
…なつかしい。そして暖かい。
相変わらず私はこの手に弱かった。

「……う、…これ、すごい色だけど何入ってるの…?」
「えーとですね、ニンジンキャベツブロッコリー、アスパラピーマンにんにくマグロの目玉、その他色々とにかく体に良さそうなものを入れてみました☆」
うぇ…、とまずそうな顔(実際ものすごくまずいんだろう、)をしてジュースを飲む悟史君。
それを見て私はふわりと微笑んだ。
258悟史×詩音4  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/05(木) 23:49:15 ID:7lUCiL38
「し、詩音…、何笑ってるんだよ…」
「え?あ、いやぁ。そうやって鼻をつまんで無理やりジュースを飲む悟史君が可愛いなぁ萌えるなぁ、って。私の中のSっ気が目覚めるんですよねー☆」
「むぅ………」

…もちろんこれは冗談。
まあ、多少は本気も混ざってるけど。
ただ、こんな風に悟史君をからかって、むぅ…って言って、頭を撫でてもらって。
またこんな日常に戻れるなんて、思ってもみなかった。
あ…ダメだ。涙出る。最近涙腺が緩みっぱなしだ………。
「…詩音?ご、ごめん!ちゃんと飲むよ…、残さないから!
だから泣かないで、えぇと…」
「ち、違いますよ…、…嬉しいんです…!…こうやって、…ひっく…
…悟史君と、い、一緒に…いれて……っふ、く…!」
またもや涙がポロポロ零れ落ちてくる。この数日間で、一生分は泣いた気がする…そんな事も思うが、涙はとめどなく溢れっぱなしだ。
…私は嘘泣きが得意である。だけどこれはそんなんじゃない。本物の、心からの…涙。

「詩音………」
「えっく、ふぇ、……ぅくっ、…うぅう…!」

ああ、悟史君が困ってる。ごめん悟史君。
早く泣き止まないと。
冗談です、って。早く言わなきゃ………


ぺろり。


「……ふ、ふぁっ!?悟史君ッ!?」
「むぅ?」
「い、い、今…舐めました?」
「………むぅ………」

彼はぺろり、と。さも当然のように私の涙を舐めた。
あまりに突拍子もないその行動に涙も引っ込む。
「えぇと、詩音が泣いてて…でも僕、ハンカチ持って無かったから………むぅ、ごめん。…嫌だった?」
「え、そ、そうじゃないです!ただびっくりして……あはは」
…驚いた。悟史君って、どこまで天然なんだろう。
思わず笑ってしまった。
その様子を見て、悟史君も微笑む。
259悟史×詩音5  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/05(木) 23:50:37 ID:7lUCiL38

「………詩音」

…そうして2人で笑いあったあと、ふいに目が合った。
その穏やかな瞳に、吸い込まれそうになる。
悟史君の手が私の頬に触れた。
その優しい手に、私も手を添える。
私は目を閉じた。
悟史君の息づかいが、すぐそばで聞こえる。
とくり、とくり。血液の流れる音。心臓の鼓動。悟史君が、今ここにこうしている事の証。
私たちはどちらが言ったわけでもなく、無言で唇を重ね合わせた。

「ん、………悟史君…」
「…僕は、君の事が、……好きだよ。
一緒に買い物をした時も、野球の試合をした時も、…そして今も。
…僕は詩音に、ずっと支えてもらってたんだ。」

ぽろり。
さらに涙が溢れた。これ以上泣いたら本当に干からびてしまうかもしれない。
悟史君が私を好き?夢みたいだ。これ、夢じゃないよね?

「悟史君、私も、………好き、大好きです。愛してます…!」
そう言うと、私は悟史君をぎゅっと抱きしめた。
もうどこにもいかないで、置いてかないで、ずっと側にいて―――そんな意味を込めて、抱きしめている手に力を込める。
そしてもう一度キスをした。
そのまま流れるようにベッドに押し倒す。…普通逆なんだろうな、とそんな事を思いながら。
悟史君は抵抗しなかった。
260悟史×詩音6  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/05(木) 23:51:10 ID:7lUCiL38
「ん、しお……む……ぅ」
「っは…、悟史く、…んむ…っ…ちゅ、…」
もう離さない離したくない、悟史君は私のもの。
唇、頬、首、鎖骨。……だんだんと赤い印を残していく。私の所有物という証。
私はするするとパジャマの隙間に手を忍ばせ、ぷちぷちとボタンを外していった。
「……むぅ、詩音…それは…」
「それは、…何ですか?悟史君」
はらり、と悟史君のパジャマがはだける。
………色が白くて、細くて…まるで女の子のような身体。
私も服を脱ぎ、一糸纏わぬ姿となる。…恥ずかしさより、悟史君と一つになりたいという気持ちの方が勝っていた。
「ん、んむ、ちゅ…ふ…」
「悟史く、かわい…んふ、…ちゅむ…」
…恥ずかしい事に、私は悟史君にキスをしただけですでに濡れていて、受け入れる準備が出来ていた。
私はキスをしながら悟史君のソレを取り出す。
「う、…っあ…詩音…!」
「ふふ、悟史君ったら女の子みたいですよ。……んっ…」
ちゅく、と入り口にソレをあてがう。
焦らすように押しつけて、ゆっくりとねっとりと腰を振る。
悟史君は早く入れたくてたまらないらしい。
でも私は意地悪をして、悟史君が腰を突き出すと腰をひく。
それを繰り返していると、さすがに我慢出来なくなったのだろう。悟史君が私の腰を掴み、一気に貫いた。

ずずずずずず…っ!

「ああぁああああぁぁあっ!!!そん、なっ、悟史く、いきなりっ…!」
「し、詩音っ!詩音の中、気持ちい…っ…!」

ずちゃっ、ぐちゅ、じゅぶっ…
いやらしい音が響く。
さっきのおあずけが相当辛かったのだろう―――悟史君は無我夢中で腰を振り、私の中を存分に犯した。
261悟史×詩音7  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/05(木) 23:51:47 ID:7lUCiL38
「はっ、ふ…んぁあっ!!ひゃ、う… あん!
さっ、悟史く、胸も…触って、あぁぁあ!」
腰を掴んでいた手を取り、胸に誘導する。
最初は遠慮気味に揉みしだいていた手が徐々に乱暴なものに変わっていく。
私の大きな胸は悟史君の手によってぐにぐにと形を変え、いやらしさを増していった。
必死に私の乳首を吸う悟史君はまるで赤ん坊のようだ。
「ふ、っふ… んっ、悟史く、赤んぼ、みた…っ!」
「……は、あむ… ん…」
赤ん坊と言われたのが気に障ったのか。 赤ん坊にこんな事出来る?とでも言わんばかりに、悟史君は私の乳首を攻めた。
しゃぶられ、舐められ、甘噛みされ。さんざん弄くられた私の乳首はピンと張り詰め、ちょっとの刺激にも敏感になる。
やがて2人の腰を振るスピードが徐々に速くなり、絶頂に近づいていった。


「あ、あんっ、悟史君、好き、好きです、……っあ、……ああああああぁぁぁあっ!!」
「詩音、詩音、詩音、うっ…く、イく、ぅあぁあぁっ!」


どくん、どくん。
悟史君のモノが私の中で脈打ちながら、果てた。
お互い同時にイったのだろう。
今日…安全日で、…良かった…………
ぼんやりとそんな事を思いながら、私はそのまま――――意識を失った。
262悟史×詩音8  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/05(木) 23:52:21 ID:7lUCiL38
「むぅ………気がついた?」
「へ?悟史…君……?」
気がつくと、私は病室のベッドの中にいた。
悟史君が私を心配そうに見つめている。
………………
「わ、すいません!!病人のベッド占領しちゃって、…っつぅ…!!」
「だ、大丈夫?」
慌てて飛び退こうとしたが、腰が痛くて動けない。
ああそうか、私、悟史君と……………
今更ながら恥ずかしさがこみ上げてくる。
「…その、ごめんね…詩音。…痛む……?」
「いっ、いえ、私こそ!…えーと、あの……」
お互いに言葉を濁す。沈黙が流れるが、それさえも心地よかった。2人きりがゆえの、沈黙。2人きりがゆえの…安心感。
私はポツリ、と呟く。
「悟史君て、意外とベッドの中では激しいんですね☆……………ぽっ。」
「……し、詩音…!……むぅ……。」

ぽすん。
私は悟史君の肩に頭を寄せた。
…今こうしている時間が幸せ。
悟史君と一緒に過ごせる時間が………幸せ。
「悟史君、…大好きです。」
「……僕もだよ、詩音。」

ずっとずっと一緒ですからね。
そう言って軽いキスをして、2人は安らかな眠りについた―――



―――2時間後。



「な、な、なななんなんですの、この状況はぁあああぁっ!!」
「みー、詩ぃと悟史がすっぽんぽんで抱き合って寝てるのですよ、にぱ〜☆」
「…はぅ…詩ぃちゃん大胆…」
「け、圭ちゃんは見ちゃダメー!!」
「んがぁっ!?」
「…まったく、やれやれですねぇ…」


この後、お見舞いに来た部活メンバー&入江に衝撃現場を目撃されたのは言うまでもない。
263 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/05(木) 23:53:51 ID:7lUCiL38
以上。お粗末さまでした。
264名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 23:57:06 ID:JpV0NFh6
GJ!!!
期待通りのものが読めました!
満足です!!
265名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 00:03:11 ID:yYhjrZYS
詩ぃは面白いなぁ。GJですん
266名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 00:04:52 ID:PnE1NoXI
何度も催促した大馬鹿者ですいませんでした。
これでようやく服が着れます。

最後に一言、Good Job!
267名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 00:33:34 ID:je0UDNF/
>>144
まあ、なんだ……。他の題材のが出来たら是非とも来てくれ。
文章力はありそうってか、面白そうなのが読めそうだと期待してる。

>>149
くそぅ。生殺しだよう。続きワクワクなのです。

>>242
魅音に縞パンは合うよなww。いや、他のも素晴らしい着こなしだろうけどさ。GJ。

>>263
なにしろ悟史のは……何日分? そりゃーケダモノモードにもなるわな。
本当のケダモノは詩音だけど……。でもほのぼの感がよかった。GJ。
268名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 00:45:41 ID:0ARxm7hK
>>267
いえ聡史が入院中は
昔は鷹野が最近まではイリーが毎日
エネマグラでいろいろしてあげていたので
聡史は今では前立腺を刺激するだけで
射精出来る身体になってしまったのです☆
269名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:22:34 ID:dgjYlCmB
入江×知恵 でひとつ書いたから投下するよ。ジャンルは純愛。
コンセプトはフワラズの勾玉を使わず、この二人に愛が芽生えるとすれば?


 ある、六月の日の事だった。ぱあっと広がった青空には一点の曇りもなく、今が梅雨の時期であるという事を忘れさせてくれるほどの快晴が、じとじとした空気が開放してくれる。
 それは人の心にとっても同じ事であり、つい、その思考さえもカビを生やしてしまいそうな鬱蒼とした気分から、雛見沢の人々も開放されて気持ちのよい一日を満喫していた。

 そしてそれが感情表現のストレートな子供達となれば、その日が休み明けの学校にも関わらずはしゃぎ回る事になるのだった。休み時間ともなれば、久々の校庭遊びに興じる子があれば、教室でうららかな陽気に昼寝を決め込む子も居る。

 そんな中でただ一人、子供達が不注意で事故などを起こさないかどうか気が気でならないのは、雛見沢分校唯一の教師である知恵留美子だった。
 いかに一クラスしか無いとは言え、それぞれが勝手に動き回る数十人の子供たちを逐一監視していなければならないのだから、その気苦労たるや相当のものである事に違いない。

 だから、返って自分に対しては注意が及ばなかったのかもしれない。下校時間となり、廊下を物凄い勢いで駆けていく子供たちを注意すべく、知恵が追いかけようと教室を飛び出した、その時だった。

「あ、あぁぁっ……」

 今朝、沙都子の仕掛けたバケツトラップで撒かれた水によっていくらか湿っていた木の廊下にずるりと足を滑らせると、仰向けに弧を描くように空を舞ってそのままの勢いで落下していく……運悪く、後頭部を直撃するような形で。
 知恵は目の前が真っ暗になっていくのを感じながら、どうっと激しく廊下に叩きつけられると、頭に火花が散る感覚を最後に気を失ってしまった。
 そんな光景に場が静寂に包まれると、一瞬の間をおいて蜂の巣を突付いたかのように生徒たち騒ぎ始める。

「せっ先生っ……!」
「大変だ、知恵先生が倒れたぞ!」
「どどどどうしようどうしよう」
「沙都子ー! お前が悪いんだぞぉ!」
「わ……私のせいじゃありませんわっ」

 しかし低年齢層の生徒たちは倒れた人間を救助する所まで意識が回らず、ただ、その非日常の風景に騒ぎあう。
 そんな中、部活を始めようと居残っていた魅音が、ばっと席を立ち上がって騒ぐ生徒たちを除けると知恵の元へ駆けつけて、辺りに指揮を飛ばし始める。

「あんたら騒ぐな! 監督が来てるでしょ、誰か知らせに行って! ……ああもう、梨花ちゃん頼むよ。あ、圭ちゃんだめっ、担いだら! たぶん脳震盪起こしてるから……レナ、沙都子、担架を用意して来てもらえる?」

 まだ幼いとは言え、伊達に次期園崎家頭首の修行をこなしていない魅音の指示はすばやく、そして的確だった。
 たとえば圭一を止めた事だ。脳震盪を起こしている人間に新たな振動を与えるのは御法度である。なぜなら弱った脳細胞に、とどめを刺してしまう可能性があるからだ。
 そうなれば、人間など簡単に死に至ってしまう、絶対安静にしなくてはならないのだ。

 しかし、年端もゆかぬ、普通の子供がそういう事を理解した上で救助にあたるのは無理がある。だから魅音という存在が生徒だったことは、知恵にとって幸いだったと言えよう。

 ……ややあって、入江が駆けつけてくる。

「知恵先生が倒れたですって!? ……これはいけない。脳震盪を起こしていますね、どなたか、担架を……」

「持ってきました!」
「知恵先生をお願いしますわ……ごめんなさい、知恵先生……」

「は、早いですね! ありがとう……ともかく、保健室へ運びましょう。ゆっくりですよ、ゆっくり……」

 入江の指揮で知恵は担架に乗せられると、極力振動が加わらない様に保健室へと運ばれていくのだった。




270名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:24:58 ID:lmI9/Ptq
さとしおんイイ!!!
非常によろしいッ
271名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:26:10 ID:dgjYlCmB
 その後、駆けつけた救急車によって保健室から診療所へと運ばれた知恵は、入江によって診察を受けていた。
 ここでも知恵が幸運だった事は診療所がCT等、当時として村の規模に合わぬほど高価な設備を整えていた事と、なにより入江その人が天才的な外科医だという事。
 それも精神外科、今日で言う所の脳神経外科を主とする医師であった事だった。

 これならば輿宮の病院に入らなくとも、十分に対処が可能である。診察はすばやく進み、とりえあずのところ脳に異常は無しと判断された知恵は現在、個室の病室に寝かされているのだった。

 彼女が気を失ってから、一時間ほど経過しただろうか。その間にも入江は他の患者に手を回さなければなかったが、しかし、知恵の容態が気に掛かり、少しでも側にいようとして職員にあれこれと代理の指示を飛ばす。
 特に鷹野は看護婦の格好などをしているが、医師免許を持ったまぎれもない医者であったので、緊急の代理として存分に活躍してくれた。もっとも、本人は気が進まない様子ではあったが。

 そして入江がじっと知恵の様子を伺っていると、やがて、覚醒の兆しが見えてきた。

「んん……ん。あ……ここ、は……」

 ぼんやりと目をあける知恵。その視界に、自分を見つめる細めの男性の顔が飛び込んでくる……。

「よかった、気が付きましたか」

 おぼつかない思考で、それが誰だったかを探り当てようと記憶を辿り、ほんのわずかの間をおいて、それが入江だった事を思い出すと、うわごとの様な声でつぶやく。

「あ、入江先生……私は一体、何を……」

 知恵は入江は思い出せても、どうして自分がベッドの上に倒れているかは解らない様だった。記憶のごくわずかな断片的喪失であろう、脳震盪の障害として起きうる症状だった。

 そんな知恵に、入江は要点だけをかいつまんで説明する。

「知恵先生、廊下で滑ったんですよ、脳震盪を起こされたみたいで……ええ、園崎さんが的確な指示をしてくれたみたいです。大事にならなくて本当に良かった」

「そうですか……ご迷惑をおかけしました」

「いえ、これが医師の仕事ですから。それよりも、最低一週間は大事になさってください。その間、激しい運動や、乗り物の運転などは絶対に避けてくださいよ」

「はい……あの」

 そう入江に諭される知恵は、脳震盪を起こした後である事を差し引いても、だいぶ弱弱しかった。
 そんな様子に、入江はどこか気分が悪いのかと思い、また心配そうな表情に戻って彼女の側に寄る。すると知恵から、

「ずっと見ていてくださったんですか……?」
「はっ……? あ、え、えぇ……」

 と、思いがけない質問をされる。頭痛がするとか、寒気がするといった言葉を予測していた入江は、想定外の台詞に対して単純な肯定の言葉を返すだけで精一杯だった。

 論文的な予定調和の会話は得手であっても、瞬時のボキャブラリを要する状況では想いの三分の一も伝えられぬのが入江京介という男であった。もちろんメイド論はのぞいて、だが。
 本来は医師と言うよりも学者的な人間なのだろう、しかし知恵はそんな入江に構わず一方的に微笑むと、素直な想いを口にする。

「お優しいんですね……」
「え、いや、はあ、あははは」
272名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:28:06 ID:dgjYlCmB
 メイド論となると理性のタガが外れる入江ではあったが、素の彼は穏やかな性格であり、異性に対しては奥手でもある。
 だから笑ってごまかしてはいるが、それまで真面目な教師だという程度の認識しか持っていなかった知恵の突然の豹変(と、入江は感じた)に少しばかり、たじろぐ。

(いやいやクールになれ、入江京介。知恵先生は確かに魅力的な女性だが、今の言葉は単なる礼の様なものだぞ)

 入江は、女には男にない特有のリップサービス的な応対が存在している事を熟知していた。
 それを妄信しすぎるあまり、人間性を加味した上で言葉を考えようともせずに、機械的にお礼の一言で理解しようとしてしまう。

 それは彼のもつ基本の女性像が鷹野の様なタイプの女である事に原因があるのだが、
しかし、ちょっと気を抜けば足を引っ張られているといった政治の舞台にも似た医療界で、入江の様な善人が勝ち抜いて行くには仕方の無い事でもあったのかもしれない。

 だが、知恵は理想と現実のギャップに悩む苦労人ではあっても、陰謀渦巻く世界とは無縁の人間であり、入江がもつ女性像のそれとはかけ離れた存在でもあった。
 むしろ、真面目すぎるほどに会話に際しては言葉を選ぶタイプである。だから鷹野を陰とするならば知恵は陽の存在であり、鷹野の様に冗談で色目を使うような真似など、逆立ちしても出来はしないはずなのだ。

 つまり入江の解釈と違い、さきほどの知恵の言葉には多分の好意が含まれているという事だった。



 知恵が同年代の人間など、ほとんど居もしないこの村に女独り、使命に燃えてやってきて数年。

 その間、プライベートの事など棚上げで仕事を続けてきた彼女は、ダム戦争も終わって多少の疲れを感じ始めていた……慣れが意志力を削り取る。それは、どれだけ強靭な心を持った人間でも避けられない惰性だった。
 だから歳若い彼女が、遊ぶ事も恋をする事からも遠ざかっていた時に、校医として唯一学校でも顔をあわせる事のできた若い男性である入江は嫌でも目にとまった。

 話してみれば医師らしく知的であり、独自のメイド論さえ除けば下品な事を好まない性格で、美形ではないが整った顔立ちに安心したくなる様な、優しげな印象をたたえた人。
 しかも、本業とは何も関係のない少年野球チームの監督までこなして子供たちと付き合おうとする姿勢は、教職に誇りを持つ知恵の理想の男性像に近いものであった。
 知恵が入江に心奪われていたとしても、不思議はない。

 そんな意中の人に付きっ切りで看病してもらったとなれば、内心で踊りたくなるような心境になるのは自然の流れといえよう。


 だから、素っ気ない入江にやきもきする知恵は、この気持ちに気づいてくれと言わんばかりに腕を延ばすと、彼の手を取って、優しく握る。
 するとその行為は効果があったようで、手を握られた入江は「な、なにを……」と、急にしどろもどろになると顔を赤くしてしまう。その反応に拒否の色が見られない事に一安心した知恵は、さらに次のステップを踏む。

「こうすると、安心できませんか? スキンシップって……ふふ、入江先生には説明不要ですね」
「いや、その……」

 妙に積極的な知恵につい、ほだされてしまいそうになる入江は「ダメだダメだ、クールになれ」と想像の中で己の頭をガンガンと叩き回して冷静を得ようとするが、視線の先に、微笑を浮かべる知恵の姿が入ってしまうとそんな妄想もかき消されてしまう。

 ガラにもなく心臓の鼓動が早くなる……ばくばくと音を鳴っているのではないかと錯覚してしまうほどに。入江はきっと、今の自分の顔は真っ赤なんだろうなと思いながらも、どうしようもできずに知恵に手を握られたまま固まる。

 誰か助けてくれぇ、と情けない悲鳴を心の中であげる。
 すると、その願いが神にでも聞き届けられたのか、語尻が跳ね上がった妙なイントネーションの言葉が背中へぶつかって来た。
273名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:31:27 ID:dgjYlCmB
「あぁら、お邪魔でしたかしらぁ……?」
「た、鷹野さん……! いや、これはですね……!」

 見れば、胸の下で腕を組んだ鷹野がにやにやと、あからさまに小馬鹿にした様な目つきで病室の入り口に寄りかかっていた。
 鷹野は髪を掻き揚げるような仕草をすると、入江に背を向けて言う。

「患者さんの容態が安定したなら、通常業務に戻って頂きたい所ですわね」
「そ、そうですね。すみませんでした。じゃあ知恵先生、私はこの辺りで……ともかく安静になさっててくださいね」

 あわあわと逃げるようにして病室を後にする入江。鷹野のまたそれに続いて病室を出ようとするが、ドアに手を掛けた際に首だけ後ろに振り向いて知恵に視線を合わせると、

「逢引はまた元気になってからお願いしますわ。興奮されて脳細胞が破裂しちゃったら、困りますもの……くすくすくす」

 と楽しそうに言う。
 しかし、当の知恵は名残惜しそうに自らの手を見つめながら、「そうですね」と答えるだけ。
期待した反応が返ってこなかったからか、鷹野もそれ以上は何も言わずに病室を後にする。

 そして後に一人、残された知恵はベッドに倒れたまま物思いに耽るのだった……。









 それからしばらくして、脳震盪によるダメージも回復した知恵は授業に復帰していた。
 知恵としては教師が自分一人しか居ないため、早く仕事に戻らねばという焦りがあったが入江に絶対安静を厳命されていたので、無理には逆らわずに休みを取った。
 その間は校長が代理に立ってくれていたようで、知恵は脱帽して感謝すると同時にその姿勢に感じ入り、やはりこの学校に来たのは間違いではなかったと再確認をする次第であった。

 何も変わらない日常。雛見沢はゆるやかな時の流れの中にあったが、だが、ひとつ以前と変わった事があった。


「なぁ。ところで最近、先生がやたらと保健室に入り浸ってないか?」
「そういえばそうですわね。もしや、頭を打ったのがまだ残っていますんじゃあ……」

 ふと、終業後の部活の最中に圭一が発した言葉に、部活メンバーたちが食いついた。中でも沙都子は、間接的にではあるが怪我の原因を作ってしまったことに内心で責任を感じていたので、表情が暗い。
 しかしそんな二人を尻目に、こういう事にはやたらと鋭い三人がにやにやと笑うと、お互いを見合う。

「いやぁ〜おじさんはそんなんじゃ無いと思うなぁ」
「レナもそうだと思うな。……思うなっ☆」
「猫さんが、犬さんを大好きになってしまったのですよ」

「あん、なんだそりゃあ? おいおい、隠してないで俺にも教えてくれよ〜」
「ど、どういう事なんでございましょう……」

「つまりだねぇ、こういう事だよ鈍感組諸君」

 魅音がひときわニヤリとすると、下品にも机の上にあがって一人、演技を始めるのだった。





274名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:34:26 ID:dgjYlCmB
 しとしとと雨の降りそぼる梅雨らしい空気に包まれた雛見沢。その分校の保健室で、木製の椅子に腰掛けた入江が、机の上で無数に散らばる書類を相手に格闘していた。

 入江診療所の所長である彼が雛見沢分校の校医として非常勤の勤務も兼任しているのは周知の通りだが、生徒数がせいぜい数十人程度しか居ないこの学校では、本来の業務に従事にする事は少ない。
 入江はその空いた時間を有効に使うため、診療所で扱う秘匿性の薄い書類の処理などに当てていたのだった。

 そんな書類たちを片付けながら、ふと入江は窓の外を眺める。薄暗く曇った空が、いっそう光を失っているのに気づいて時計を眺める。

 すると、とっくに生徒の下校時間は過ぎていた。普通の学校であれば、教師達が会話でもしながら後処理や明日の準備などに取り掛かっている頃であろうが、何せ教職員は校長と教師の二人しか居ない所だ。

 知恵が一人で頑張っているのだろう……入江は先週、学校に復帰したばかりの彼女の事に思考を移すと、あの診療所での光景を思い起こす。

(まさか、知恵先生があんな大胆な行動に出るとは……本当に好意からの事だったのだろうか)

 診察以外で異性の肌に触れるのは久しぶりだったため、ついその感触を思い出して己が手を握ったり開いたりしていると、突然がらり、と戸が開かれる。座ったままで、ふと振り返ると、そこに知恵の姿を認められたのだった。

 どこから仕入れてきたのか、缶コーヒーを二つ手にする彼女は入江に片割れを差し出すて「お疲れ様です」と、ぱっと笑う。
 入江もつられて笑みを返すと「ありがとうございます」と、差し入れを受け取ってプルタブを引き抜き、吸いはしないが用意されていた灰皿に捨てて、その細長い缶に口をつける……甘ったるい味覚が口いっぱいに広がった。

 入江は一息おくと、缶を机の上に置いて知恵に向かう。

「もう、大丈夫そうですね。良かった」
「はい。おかげさまで」
「いえ……と、ところで……何か御用でしょうか?」

 入江はあれから先日の件の意味を考えた結果、知恵が自分に好意を持ってくれている、という事には気づいてはいたが、しかしそれを認める勇気が出せずにいた。
 だから、あえて気づかないフリを装って知恵から言葉を引き出そうとしてそんな台詞を吐いたのだが、吐いてしまってからすぐに後悔する。知恵がむくれた様な顔になったからだ。

(それは、そうだよな……この後に及んでも私は意気地の無い男だ)

 しかし知恵はすぐにその表情を引っ込めると、つかつかと迫って、座っていた入江の頭と同じ高さにしゃがみ込む。そんな知恵に入江は尻ごむが、知恵は意に介さず彼に問いかける。

「単刀直入にお聞きします……入江先生は恋人とか、いらっしゃいますか?」

 知恵に他意は無いのだろうが、彼女もまた緊張のあまりに詰問のような口調になる。しかし先ほどの言葉で自身の意気地の無さに嫌気の差していた入江を奮い立たせるには適した言葉だった。
 入江は決心したような顔になると、彼は大声のつもりで、しかし実際には少し聞きとり難いような声で知恵の問いを返す。

「い、いえ……恥ずかしながら、一人身です」

 その言葉に知恵は表情こそ変えなかったものの、ぱっと花が咲いた様に明るむ。そして、今度は知恵が勇気を出す番だった。少し息を吸い、真顔になって口を開く。

「では……ええっと、その……よ、宜しければ……」

 しかし、知恵はもじもじしてしまい言葉に詰まる。先日は脳震盪の後という事もあって少しハイになっていたから大胆になれたが、本来は彼女も奥手な人間なのだ。それでも勇気を出そうと口を開きかけた時、

「知恵先生、私とその、つ、付き合ってくださいっ……ませんか」

 入江が知恵の言葉を遮るようにして、早口でまくしたてる。それは、この先の言葉を彼女に喋らせてしまう様では男として立つ瀬がないと彼が思ったからだ。
 勢いに任せて喋ったので世界が見えているようで見えていなかった入江は、一呼吸ついたところでようやく、知恵がこれから言おうとしていた事を先に言われてしまい、目を白黒させていた事に気づく。
 もしかして嫌な思いをさせてしまったかと思い、あわててフォローに入る。

「その……先日もとても嬉しかったんですが、からかわれているんじゃないかと思ってしまって……はは、は」
275名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:36:22 ID:dgjYlCmB
 フォローになっていなかった。
 しかし、彼が知恵よりも先に勇気を出した事は間違いではなかったようだ。しどろもどろになって取り乱す入江に、知恵は張り詰めていた糸が切れたかのように噴き出すと、ころころと笑う。

「私も入江先生の事、ずっと見ていたんですよ……でも私じゃあ、釣り合わないと思っていて」
「そ、そんな事はありません! 私など知恵先生が思うほどの人間では……」
「もしかしたら疎まれてるんじゃないかって……でも、診療所でずっと見ていてくださったのが、とても嬉しくて……」
「いやぁその、なんと言えばいいのか」

 お互いの気持ちを吐露しあった以上は隠す事はないと、思いのたけをぶつけ合う二人。比すと知恵の方が感情が高ぶっている様で、話すうちにだんだんと、その言葉に熱が帯びていく。

「そしたら……もう、その日から先生のことばっかり頭に浮かんで、我慢できなくなって……入江先生っ……!」

 言葉通り、自制を失った知恵は椅子に座ったまま固まっていた入江にのしかかる様にして抱きつくと、鼻と鼻がぶつりそうな距離まで顔を近づける。熱がお互いに伝わり、知恵の少し荒い呼吸が入江のめがねを曇らせる。

 二人は薄く口を開いて、そのまま唇を重ね合わせた……。

 お互いに、しばし目を瞑ったまま口付けの時を過ごす。
 だが、いい加減に呼吸も苦しくなってきて顔を離すと放心したかのようにぼおっとする。知恵の方はいつもの精悍な目つきはどこへやら、とろんとした表情で入江を見つめ続ける。

 入江はそんな知恵を今すぐにでも押し倒してしまいたい衝動に駆られて、ごくり、とつばを飲み込む。しかしその行為に、ここが学校であるという事を思い出させられると、混乱する頭脳を必死に抑えて言う。

「ち、知恵先生……ここは、学校です。さすがに、ちょっとまずいですよ……」
「……あっ、そ、そうでした」

 そう言われて知恵もはっと我に返ると、開け放たれたままだった入り口に振り返る。幸い、誰にも見られてはいないようであったが、それまでの行いを思い出すとかぁっと赤面してしまう。
 慌てて入り口の戸を閉めにいくと、そのまま戸にもたれ掛かって、はぁっと深呼吸する。だが、こみ上げてくる想いを押し留める事ができず、再び、ふらふらと入江に近づいて切なげな声をあげる。

「でも……あぁ、もう鎮まりそうにないんです。入江先生……だ、抱いてくださいっ……」

 ふるふると身を震わせて、懇願する知恵。
 顔を上気させて男を欲しがる姿に、さしもの入江も理性が崩壊していくのを感じ取る……どうにでもなれとばかりに椅子を蹴って立つと、寄ってその肩を抱き、ぱさついた唇を動かして誘いの言葉をかける。

「……どうぞ、こちらへ」

 入江は知恵を連れ添い、カーテンで覆われた簡易寝室に潜り込んでいく。そこには、入江診療所のものと比べるとだいぶ貧相に見えた真っ白の医療用スチールベッドがあった。
 知恵を寝かせると、入江もまた我慢の限界を迎えたかのように彼女の上に覆い被さる。
 そんな入江を潤んだ瞳で見つめる知恵は、いつになく妖しい雰囲気を声に乗せてささやく。

「生徒たちはもう、ほとんど下校しています……だぁれにも……邪魔されませんわ」

 入江に組み敷かれながら言う彼女の言葉は、しかし戸を閉めて簡易寝室に入っただけで、何の根拠も無い。しかし理性が崩壊しかかっていた彼に火をつけるには十分すぎた言葉だった。


「知恵先生……ッ!」 

 入江は再び知恵の唇を奪うと、右の手でサマードレスの下からでも存在を主張する乳房をじわじわとマッサージをかけるようにして揉みしだく。

「んっ、ふぁっ……はぁっ、入江っ先生っ……」
276名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:38:36 ID:dgjYlCmB
 乳房を優しくマッサージされる感覚に、知恵は吐息を漏らす。……入江の女性経験は殆ど無いと言っていいほどに少なかったのだが、職業柄、人体の知識にかけては一日の長があった。
 だからどの程度の刺激までなら痛みに変わらないのか、個人差はあるものの、おおよその見当は付くため知恵に我慢を強いる事はなかった。

 そしてもう一つ空いた左の手は彼女の下半身へと向かい、汗で張り付いたドレスの上に浮かび上がる土手の下を指がなぞっていく。
 知恵はその上と下から両方の攻撃にぴくんぴくんと反応を示しながら、切ない声を幾度もあげて悦ぶ。

 やがて、涎を垂らす知恵の唇から入江が離れる頃になると、巧みに動く指にずっとなぞられていた下半身に汗とは違う液体が溢れ出始め、じっとりとドレスのスカート部を濡らしていく……。
 それと同時に、知恵のあげる声がだんだんと嬌声じみたものへと変化する。

「……感じていらっしゃるんですか?」
「だっ、だってぇっ、気持ちいいんです……ものっ」

 入江に敏感なところを弄られ続けて、彼と同じくして経験の薄い知恵はすっかり出来上がってしまった。与えられる快感を享受するたびに、ひときわ大きな反応を示す。
 知恵のあられもない声に興奮してきた入江は、ふと独り言の様につぶやいた。

「ああ。服、邪魔ですね……」

 しかしそれを聞き逃さなかった知恵は、その言葉を待っていたと言わんばかりに入江の首に手を回すと、

「脱がして、下さいますか……」

 と求める。常に人をリードする立場にあるからか、床の上ではむしろリードされる事を好む傾向にあるようだった。
 その言葉に、入江の喉がごくりと鳴る。

(この薄いサマードレスを一枚剥げば、清楚で通る知恵先生に男の欲情を掻きたてる、淫らな肉体が現れるのだ……)

 そう思うと、なぜか服を脱がす行為が異様に背徳感のある行為に見えてきて、手が震える。
 それでも、とろんとした表情で見つめられると入江はまるで操られるかのようにして知恵のサマードレスを留めるペンダントに手を掛けると、たどたどしくその結びを解いていく。
 興奮しているせいか、ヒトの手術すら行う外科医とは思えないほど時間をかけてペンダントを取り去っていく。

 その間、知恵は入江にされるがままになって「脱がされていく」感覚に酔いしれる。

(いまから私は、清楚の仮面を脱ぎ捨ててケダモノの様になるのね。気に入った男に貪られて喜ぶ、ケダモノに……)

 ぺろりとサマードレスが脱がされると、ドレスからは想像もつかないような過激なデザインで構成されたベージュ色のブラとガーターストッキングに飾られた肉体が露わになる。
 その姿はただ裸身をさらすよりも淫靡さを醸し出しており、普段の姿との激しいギャップに再び入江は喉を鳴らす。
 今度はブラを外そうとホックに手を掛ける……しかし、人体ではない下着になると経験不足が露出し、うまくホックを外す事ができない。

 普通なら、この時点で女性の側から脱いでしまうか、もしくは脱がせ方を教える、というものがパターンだと言えたが、何かに取り憑かれたかのように陶酔していた知恵は、あるひとつの提案を入江にもちかけた。

「入江先生……私の下着、破り捨ててみませんか」

 それは、自身の下着を破り去れというものだった。あまりにも露骨で乱暴さを伴う要求に、入江は戸惑った。

「なっ……いやしかし、そんな、大事な下着を」
「下着なんて買えば済むものですから。ね、破って……」

 わずかの間、良心が葛藤するが結局、知恵の誘惑にたやすく陥落してしまうのだった。入江は「あぁ、自分はだめだな」と思いながらもビリビリと、彼女を守る最後の砦を力任せに破り捨てていく。
 繊維が断絶していく音を聞いて、まるで乱暴を働いているかの様な錯覚に陥った入江は罪悪感と加虐心がごちゃまぜになった興奮に身を任せて、やがて下着のほとんどを知恵から奪った。

 知恵も同時に、自分が提案しながらも男に下着を破り取られるという異常なシチュエーションに、さらに陶酔の度合を深めていく……。
 そして下着のほとんどを毟り取られて裸身となると、欲情しきった表情で入江に組み付いて、囁く。
277名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:39:33 ID:dgjYlCmB
「すっごい……興奮しました。でも、入江先生がまだ服を着たまま。だから、今度は私が脱がしてさしあげます」

 そう言う知恵は、入江のネクタイに手を掛けるとしゅるりとその戒めを解き、そのまま連なるようにワイシャツからズボンまでを一つずつ丁寧に剥ぎ取っていく。
 最後にブリーフをずり下ろすと、ぱんぱんに張った肉棒が姿を現す。思ったよりも巨大なそれに知恵はおもわず、ほぅっと息を漏らす。二人は生まれたままの姿となって、改めて向き合う。

「ふふ、私が言うと変ですけれど。綺麗な肌ですね、入江先生」
「ハハハ、確かに、それは本来私が言うべきセリフですからねえ」
「くすくす……」

 裸のままで笑いあうと、知恵はするりと入江に抱きついてその胸を彼の胸板に押し付ける。そして先ほど入江がそうしたように、左の手で彼の股間を優しく触りながら潤んだ瞳でおねだりする。

「お願い……私を、留美子を入江先生のモノで満たして……」

 ねっとりと絡みつくような声色で生殖のおねだりをすると、無言で彼女は押し倒された。安いスチールベッドがギシリと鳴ると、注射針を押し込む様にして、入江はそのいきり立つ肉棒を知恵の中へと注入していく。

「ひぃっ、ひぃやっ、いぁぁっ、あゃあぁぁ……」
「う……うぅぅ」

 お互いに脳天が痺れるような感覚を得つつ、ゆっくりとグラインドが開始された。押して引くたびに、知恵の喘ぎが効果音となって交尾を演出する。
 はじめはゆっくりと……グラデーションを描くように、それはだんだんと緩やかなものから、運動と呼べる速度へ変わっていく。
 それにじゅぷじゅぷと粘液が混ざってはじける音と、ぱつんぱつんと下半身の肉と肉がぶつかる音が加わり、そして速度に呼応するスチールの軋む音が、二人の喘ぎ声と合わさって淫らなセッションとなる。

 そうして興奮は高まって行き、やがて知恵の喘ぎが押し殺した悲鳴の様な音へと変わる頃、そのボルテージは最高潮へと達していく。

「いりえせんせえぇぇっ……!」
「知恵、先生……ッ」

 こんな時でも役職で呼び合う二人は、しかしその悲鳴と共に絶頂の直前となり、体が弓ぞりに反り返る。入江は暴発する直前に肉棒を引き抜くと、知恵にうめく。

「胸に……かけていいですか……っ」
「どこでもっ、汚してっ、くださいぃぃっ……あぁっ、ぁぁあっ!」

 ゴムもつけずに結合してしまった以上、今更外に精液を出した所でそれが予防になるかどうか、あてにならないのは入江自身がよくわかっていた。
 それでも膣内で出してしまうのだけは避けたかった彼は、暴発寸前の肉棒を彼女の腹に滑らせると豊満な胸にむけて、黄ばんだ生暖かい液をどりゅどりゅと放出する。
 絶頂を向かえて完全に弓なりに反り返り、びくびくと痙攣する知恵の肉体に次々と降りかかっていくそれは、本来の目的を違い結合の最後に彼女を妖しく化粧して、その役目を終える。

 激しく放出した入江はそのまま自分の出した精液に塗れるのもかまわず、知恵の胸の中へと倒れこむ。汗から精液まで、汁という汁に塗れたぬるぬるの身体で抱き合う二人は、そのまましばしの間、絶頂の後の余韻に浸る。
 そうして荒い息の中に、愛の言葉を睦みあうのだった……。




278名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:40:54 ID:dgjYlCmB
 場所は戻り、分校の教室。その中で、四つに隣あわせた机の上で魅音が大立ち回りを演じている。
 以下はすべて魅音の一人演技である。


「入江先生……お慕い申し上げておりました。どうぞ、このメイド知恵をお好きになさってくださいませ……」

「先生、ではありませんよ? ごしゅじんさま、とお呼びなさいっ」

「は、はい。ごしゅじんさまぁ……」

「ふっふっふっふ、だいぶ知恵先生もメイドの心意気が解ってきたようですねぇ」

「あ、あ、私も先生でなくて下の名前で呼んでくださいませんか」

「口答えしていいと誰が言いましたかっ!? よろしい、まだおしおきが足らない様ですねぇ。お注射をぉしなければぁ」

「あぁ、嫌っ、堪忍してくださいまし。お注射だけは〜」

「さぁぁ、早くその可愛いお尻を差し出しなさいっ、さぁっ早く!」


 悦にいった魅音が、聞いている方が恥ずかしくなってしまう様な、どこから仕入れてきた知識から出るのかも解らないセリフをだらだらと垂れ流す。
 それを受けて耐性の無い圭一はちょっと前かがみになり、レナや沙都子などはすっかり上気してしまっていた。唯一、しれっとしていられるのは梨花のみだった。

「わかったかなぁ……アルェー? ……くっくっく! ちょーっとお子様には刺激が強すぎたかなぁ」

 そんな仲間の様子に調子づいた魅音はさらに危ない領域へ突入しようとするが、しかし背後に近づく怒気に気づかなかったのは、その空気の読めなさゆえか。
 気配に感づいた他の四人は、すでに蜘蛛の子を散らす様にして各々の席へ戻っている。

「机の上に登っていいと誰が言いましたか、園崎さん?」

「んひぃっ!?」

 そぉっと後ろを振り向く魅音の目に、白いサマードレスさえも黒く染め上げるオーラを身にまとった知恵が幽鬼の様に佇んでいた。その菩薩の様な微笑は返って見る者の恐怖をあおり、カレーを捧げよ、カレーを捧げよと、悪魔の儀式に哀れな子羊を誘う。

「私が倒れた時の働きぶりに多少は目を瞑るつもりでしたが、これ以上は容赦できませんね」
「は、はぎゃーーーーッッッ!」


 久しぶりに校舎中に怒号が鳴り響く。魅音を存分に締め上げた知恵は、他のメンバーにも風紀を乱すような言動は慎むように、とだけ厳命すると教室を出ていくのだった。

 しかし、そうして職員室に戻るかたわら、先ほどの魅音の大演技を思い起こす。そうすると、まだ自分には見せていないが入江の性癖におかしなまでのメイドへのこだわりがある事を思い出す。

(ああいう事をしたら、入江先生は喜ぶのかしら……)

 そんな事を考えていると、保健室の前でその歩みがくっと止まる。閉まっている戸を見つめて、確か今日はまだ入江がいるはずだ――と考えると、自然とその手が戸に掛かってしまう。
 本当のところ一番風紀を乱しているのは私だろうな、と思いながらも、しかし手を戸に掛ける事を止められない。

 そして知恵は、あの時と同じようにがらがらと戸を引いて、ひょっこりと頭を覗かせると、中の入江にまた微笑むのだった。


END
279名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 11:59:09 ID:TsOW/Pb5
GJ!!新たな萌えを発見した。
魅音が可愛いwww
280名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 12:22:10 ID:EectIc5i
エロい、エロい、エロい。知恵先生エロ過ぎるよ〜っ!!
最初エロ無しでも「いい話だなぁ」と思ってたぐらいなのに
しっかりとエロ成分まで持ってきてくれるなんて……GJ!!!!
メイド知恵にもハァハァしました。ああっ、てかそれも見てみたいww

いやホント……先日から荒んだ心が癒されたよ。ありがとうっ!!
281名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 14:12:06 ID:wVeWvxV9
入恵いい!
知恵魅音も見てみたいと思ってしまったw
282名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 15:18:20 ID:MP2uViba
先生がかわいくて、入江が思ったよりもジェントルマンで、魅音がやるときゃやるけど少し抜けてて・・・
この組み合わせを想定していなかったという点も含めて面白かったですGJ!
283名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 15:28:03 ID:B7e6J5k/
話がちゃんとできてて面白かったよ
284名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 19:17:30 ID:F+zcsQUe
みおんwバカ可愛いよみおんw
285名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 00:10:47 ID:JXEYvVRj
GJ!!!
魅音め、どっからそんなエロ知識得たんだかww
耳年増な魅音にも不覚にも萌えてしまったwwww
286名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 00:28:29 ID:0PCqEHI9
こんなにスレのスピードが鈍ったのは本当に久しぶりだな。
この流れなら言える
『眠れぬ夜に』の続きマダー?
287名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 00:29:39 ID:EdjZhcBL
魅音にそんな卑猥な声に出して演説されたらおっきおっきしちゃう
288名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 00:34:40 ID:2MnJj/QT
>>268
エネマグラって物体、このスレで初めて知った。ググってみたがどういうものか
よく分かんないや。とりあえず、悟史は肛門開発済みで、今後は詩音にペニバン
で攻められるって解釈でOK?

>>285
あれじゃね?きっと園崎家の秘伝とかで、色々と婆っちゃから仕込まれてんだよ。
289名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 01:14:17 ID:RcneYceu
>>285
詩音に吹き込まれたに決まってるがなw
290 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/07(土) 02:10:10 ID:pG4mVr+r
えーと山狗×部活メンバー投下します。
レイプとかそーゆー系なので苦手な人は注意お願いします。
291山狗×部活メンバー1  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/07(土) 02:11:27 ID:pG4mVr+r
今度こそ運命を打ち破れる―――――。

誰もがそう思い、信じて疑わなかった。
きっと今回こそは幸せな未来を勝ち取る事が出来る、大好きな仲間たちと共に7月を迎える事が出来る、………と。
そう、今この瞬間までは、そう信じていたのだ。



「…ふふ、残念ね?もう少しで逃げれたかもしれないのに。
…前原君がそんな様子じゃあ、ねぇ…?くすくすくす!」
しんとした空間に、鷹野の柔らかな笑い声が響いた。
心底楽しそうな顔をして彼女は銃をチラつかせる。…その顔はまるで、面白いオモチャを見つけた子供のようだ。それは私の悔しさを倍増させ、皆を恐怖させるだけだった。
あともう少しだったのに、と嘆いてももう遅い。私達は山狗達によって後ろ手を縄で縛られ、身動きのとれない状態にされていた。

「気分はどう…?ふふ、あなたたち、これから何されちゃうのかしらねぇ。
…あら、前原君… ずいぶん苦しそうだけど、痛むの…?」
す、と鷹野がかがみ圭一と目線を合わせる。圭一は苦しそうに顔を歪めた。その肩からは血がダラダラと流れている。
「いっそひと思いに、って心臓を狙ったはずなんだけど…。こんなかすり傷じゃ痛みはしても死ねないわね。そのまま放置してたら出血多量で死ねるかもしれないわ……ごめんなさいね…?くすくすくす!」
圭一の顔がさっと青くなる。ぞくりとしたものが背中を駆け抜けていった。空気が強ばっていくのを感じる。…きっと皆も、目の前のこの女に恐怖しおののいているのだろう。
…と、何かすすり泣くような音が聞こえた。ぼそぼそと小さく呟く声も聞こえる。それは―――――魅音だった。
「っく、ふ、…ぇっく……お、お願い、もうゆる、許してぇ…!…私たち、…っうぇ、…だ、れにも言いませ、んっからぁ……だ、誰にも…だからぁ…」
顔をくしゃくしゃにして、泣きじゃくる魅音。…決して命乞いとかをしてるんじゃない。仲間を死なせたくないがゆえ、プライドを捨て、皆を助けようとしてくれているのだ。
それは皆分かっている。分かっているからこそ、見ていて胸が痛かった。
292山狗×部活メンバー2  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/07(土) 02:13:01 ID:pG4mVr+r
そんなのはお構いなしに、鷹野は嘲笑うように魅音を見下す。
「やだ、命乞い?みっともないわよ、部長さんでしょ…?
詩音ちゃんも双子の妹として何か言ってあげて、………あら怖い。そんなに睨まなくても良いじゃないの」
「…鷹野さんも口の減らない人ですね。いい加減にしてくれます?」
この外道。…そう言ってやりたい気持ちを抑え、詩音はじりじりと威嚇するように鷹野を睨んだ。ありったけの憎しみをこめ、殺してやると言わんばかりに。
――――それがいけなかった。鷹野にとっては悪あがきにしか見えないソレも、女に飢えている山狗たちにとっては征服心をそそる挑発的な瞳だったのだ。
たまらない、とばかりに1人の男が進み出る。
「さ、三佐、三佐が興味があるのってあのガキだけですよね?他は…………」
「ええ。…他の子はどうでもいいわ。魅音ちゃんの背中にはちょっと興味あるけど、………良いわよ。好きにしなさい。私は私で楽しむ事にするから」
“好きにしなさい”。……その言葉を聞いた瞬間に気丈だった詩音がびくりと震えた。強気な瞳が濁り、恐怖の色が浮かぶ。この状況で、好きにしなさいと言われて男達が取る行動は、おそらく―――
うぉおおお、と雄叫びのように山狗達が吼えた。その叫びは私達を心底震え上がらせ、レクイエムのようにも聞こえた。
「おっ、俺コイツっ!!へへ、ガキにゃー見えんやらしい体してやがる!」
「いやぁぁああああああああぁぁぁ!!やめてぇえぇええ!!圭ちゃん助けてぇええええぇぇえ!!!!」
1人が我慢できずに魅音に飛びかかった。魅音が泣き叫ぶが、抵抗むなしくビリビリと服が破られていく。
それを合図に他の山狗たちも一斉に飛びかかっていった。…彼らもよく分かっている。鷹野の機嫌を損ねたくないから、梨花には指一本触れない。綺麗なままで、が鷹野の希望だ。
圭一にももちろん誰も飛びかからない。…当然といえば当然だが、それゆえに詩音、魅音、レナ、沙都子の4人に男たちが一斉に群がっていった。
293山狗×部活メンバー3  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/07(土) 02:14:20 ID:pG4mVr+r


「やめろぉおぉおぉ!!!やめてくれぇぇえええええええ!!!」
圭一が叫ぶ。だけどそれは泣き叫ぶ魅音たちの声にかき消されてしまった。ちくしょう、と涙しながら声が枯れるまで何度も叫び続ける。
その様子を見ながら鷹野は満足そうに笑みを浮かべていた。
実に滑稽。実に退屈しない。実に面白い…。

「…くすくすくす、…ふっ…ふふふ、ふふふふ…あっははははははは…!!」

笑い声が漏れた。
目の前の光景を見て嘲笑う。ほらね、神なんているものか!いるならばこんな残酷な仕打ちするはずがない!
神がいないというのならば私が神だ!神になってやる!そうだ、私がオヤシロ様となり神となるのだ――――――!




鷹野は高揚した気持ちを抑え、ふぅとため息をついた。
…ガラにもなく興奮してしまった。目の前で繰り広げられている淫らな光景のせいだろうか。
目を瞑り、心を落ち着かせてからポツリと呟く。

「………さあ、宴の始まりよ。新しい神の誕生を、皆で祝ってちょうだい…!」

高笑いをしながら、月に向かって叫ぶ鷹野。長い髪をなびかせて、月の光を浴びるその姿は、さながら本物の神のごとく輝いていた。
294 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/07(土) 02:17:43 ID:pG4mVr+r
以上。続きは魅音、詩音、レナ、沙都子とおいおい投下していきます
あんまレイプ物とか見ないので、苦手な人が多かったらすいません。
295名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 02:20:46 ID:EdjZhcBL
>>294
こりゃたまらん
wktkが止まんねぇ!続き超期待です、GJ
296名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 03:44:09 ID:uzTMQCzv
GJすぎる
297名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 03:44:41 ID:+qM4BowJ
キタコレw
GJ
298名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 03:58:32 ID:uzTMQCzv
カプ別のSSリストで何処にカテゴライズするかは今後の展開によるかな?かな?
299名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 09:30:31 ID:+eFYzZh7
>>288
エネマグラは菊に入れて楽しむものなんだぜ
でも、出し入れするわけじゃない
ケツ筋で前立腺刺激するように動かす
馴れれば竿弄らずに射精できるようになるらしいぞ
300名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 14:56:28 ID:f9uySkLK
>>294
読みたくないのに読みたい……とはこのSSの為にある言葉だな。
301名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 17:34:27 ID:13/lBUPE
レイプものそのものが苦手というのではなく、「心理描写がきちんとあってどこかに救いのある話」なら大丈夫だと思うぞ。
個人的に「ただ鬼畜にやっているだけの話」はキツいが…
302 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/07(土) 17:47:13 ID:IqRnAxrV
心理描写はちゃんとあるけど、救いがあるかはまだ執筆中だから分からないや。
ただ淫語とかが多くなるかもしれない。
303名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 17:50:03 ID:hZ0Ao8I+
だからそういうのがう(ry
304名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 18:20:23 ID:sE4fwrTV
続き期待しておりまっす!!

ただ、気になるのは圭一が「彼女たちを無理やり見させられるだけの者」になるのかどうか・・・
一瞬「誰かがイく度に圭一を一発撃つ」みたいな利用法が頭をよぎったけど、これは流石にちょっとアレだろうか
305名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 18:21:26 ID:ztphio5T
逆に考えるんだ。圭一も犯されると考えるんだ。
306名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 18:25:57 ID:Z7jMy6g/
>>305
あーそれ思った
皆が散々犯された後に、鷹野が圭一を犯して壊す様子を部活メンバーにみせて絶望させる…
…みたいな

てか、こんな予想してたら職人のネタを狭めてしまうかな
やめた方が良いか…
307名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 19:38:50 ID:f9uySkLK
心理模写があるから嫌いなんです。
308名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 19:39:58 ID:guoxOVAP
もしゃもしゃ
309名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 22:26:53 ID:cjYQGuFL
おまいらの妄想で俺のwktkが加速してるんだがどうしてくれるんだ!
それにしても、いったい誰から書かれるのか更にwktkしている俺がいる。
310名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 01:26:16 ID:wZX4PCLf
>>306

それよりもなによりも梨花ちゃまはスルーなのかどうなのかのほうがきになる
311名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 08:22:58 ID:jFBWWj+V
あるあるw
312名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 10:23:28 ID:BpWgjQM0
あぅあぅ
313名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 11:53:57 ID:vW73RhFl
>>303
またおま(ry

ここで、犯されそうになる部活メンバーの身代わりにあぅあぅが実体化。
1000年分の欲求不満から山狗の精を吸い尽くし、山狗壊滅な展開希望。
314名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 13:02:45 ID:awLiz8Zl
圭一が覚醒して凌辱と和姦とは何か山狗に諭す話ならあったよ
315名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 15:44:08 ID:DFWOz//V
それ読みたいわ
316名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 16:05:09 ID:1RD0FwJ9
何ていうか…
勢い、すっかり無くなったな

ちょっと前までは休日なんて投下ラッシュが凄まじかったのに。
317名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 16:26:42 ID:g36DW7mF
>>316
ひぐらし大賞の影響じゃないか?
318名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 16:37:03 ID:wBSzB0Io
大賞は結構前から開催決まってたし、まだ締め切りまで時間はあるし…
319名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 16:54:36 ID:+ce3TIr9
本命:年度が変わって何かと忙しい
対抗馬:これまでは偶然に職人さんの完成時期が一致していた
対抗馬2:上の方でやってた議論に萎えた

大穴:職人さんの新作が全部オリキャラ物で、落とすに落とせない
320名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 16:55:37 ID:G8EEcvKp
ネタが尽きたに一票
321名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 17:30:45 ID:DFWOz//V
現実世界で忙しいんじゃないか?まったり待つわ
322 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/08(日) 17:39:54 ID:ncbOwZly
続き投下します。魅音編、レイプ物。淫語とか苦手な人注意。


323山狗×部活メンバー 魅音編: ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/08(日) 17:40:52 ID:ncbOwZly
「ほっ、良い体してやがるぜ…ふっ、んっ、ちゅばっ…」
「うわぁぁぁあぁああん!!やめて、やめてよぉお!!ひぐ、ふっく!…っう、…っえ…」

突如襲いかかってきた複数の山狗たちにどうする事も出来ず、魅音は泣き叫んでいた。
体中唾液にまみれ、テカテカになりながらも芋虫のように這って山狗から逃れようとする。が、押さえつけられてそれも出来ない。かえってそのクネクネとした動きに煽られ、山狗たちは余計に燃え上がってしまった。
あっというまに服を剥ぎ取られた魅音は、男たちのされるがままに弄ばれていく。
「ひゃ、あああぁうっ!やだぁああ、圭ちゃん助けてぇええええええっ!!」
「すっげーやわらけぇ!ガキのくせに立派な乳だな!」
「乳首ビンビンじゃねーか。この淫乱メス豚がぁあっ!」
「ひぎぃぃい!いっ、痛っ、やめてぇえ!!」
ぎゅう、と乳首をつねられ魅音が悶絶する。が、男たちは尚もそのたわわな胸で遊び続けた。掌でやわやわと揉み、人差し指と中指で乳首をつまむ。
「でけーな… 見ろよ、乳首くっつくぜ!」
「や、やだぁあっ、ん、そんな事しないでぇえっ!」
男が魅音の両乳首を擦り合わせる。舌でもない手でもないその微妙な感触に悶えた。
「あっ、ひぁっ、んあぁぁあ!ら、らめぇ、やぁああっ!」
男がちゅうぅと乳首を吸った。魅音は顔を赤らめていやいやとかぶりを振る。
…最初こそ泣き叫んでいたものの、魅音の声が次第に甘ったるい声に変わりつつあるのを男たちは見逃さなかった。
324山狗×部活メンバー 魅音編2: ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/08(日) 17:42:12 ID:ncbOwZly
「どれどれ、っと。味見させてもらうぜ?」
「…っあ!?や、だめ、それ、…っふぁあああああん!!!」
男が魅音の脚を開き、まだ開ききっていない花の蕾に口をつけた。じゅるじゅると大きな音をたて啜っていく。言い知れない感覚に魅音は絶叫した。
はむ、と突起を咥えられ、電撃がビリビリと走る。脳天から痺れていくような、そんな感覚。
「ひゃぁぁあああああっあ……っふ、…んぅうぅうぅううううっ!!」
「なんだぁ?ここが良いのか?」
男がそのぷっくりとした肉芽に舌を沿わす。つつ、となぞる舌のザラザラした感触。甘噛みされ、剥かれ、ソコはもう痛々しいくらいに充血していた。
「あっ、…は、ふぁぁ、ひぅん…!!」
快楽で頭がどうにかなりそうだった。1人の男に秘部を吸われ、舐められ、1人の男に胸を揉まれる。…いや、もう既に快楽でおかしくなってたのかもしれない。
気付けば自分で乳首をいじっていた。冷たい指先が触れ、体がぴくんと跳ねる。
誰に命令されたわけでもない。―――もっと気持ちよくなりたい、という意志からだった。
「…はは、見ろよコイツ、自分で乳首いじってやがる!とんだ変態だな!」
「じゅる、…へ、……ぴちゃ、この女、オちた…な、むふ」
「あぁぁあああああぅん!!いっ、ひゃぁああぁぁあぁぁああああ!!!」
びくん、と大きく体が跳ねた。ぷしゃっという音と共に液体が男の顔にかかる。
…魅音は潮を噴いてイってしまった。
「はっ、は…はあっ、…はふぅ…っ」
上下に身体をはずませ、荒い息をする。つ、と汗がつたうその赤い顔はたまらなく扇情的で、男達の欲望をそそった。
「ひゃひゃひゃ、顔射されちまったぜ」
「じゃあ挿れるぜぇ!」
1人が魅音の足をがばりと開き己のソレを宛てがった。
充分に潤いを帯びたソコはひくつき、吸い付くように男のモノを誘い込む。
「おらぁああああっ!」
「ふやあぁぁああぁぁあああああぁぁああああ…!!!!!!!」
ズン、と衝撃が体を貫いた。男はガクガクと腰を打ち付ける。…痛くはなかった。あれだけ濡れていたのだから当然といえば当然だ。あるのは快楽のみで、魅音は言いようのない快感に言葉を失い、失神しそうになる。
「っく、この女っ、きゅうきゅう締め付けてきやがるぜ…!」
「ふぅっ、やあっ、く、…あぁぁああんっ!!!」
魅音の締め付けに負けじと男は腰を振る。じゅぽじゅぽと粘着質のいやらしい音が響いた。それすらも美しい音楽のように聞こえる、と思った私の頭はどうかしてる。…魅音は自嘲した。
やがて腰の動きは速くなり、男の余裕も無くなって行った。
「イく、イくイぜぇええええっ!!!!うぁああああっ…」
「んぁああっ、ひぅ、くうぅうううううううううっ!」
325山狗×部活メンバー 魅音編3: ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/08(日) 17:44:11 ID:ncbOwZly

どくんっ……
男は魅音の中で果てた。
ぬぽん。男のモノが引き抜かれる。魅音はそれを名残惜しそうに見つめた。さっきまであった異物感が無くなり、秘部が寂しく感じる。
「おい、コイツまだ物欲しそうにしてるぜ。もっと欲しいのか?」
「挿れてほしかったらおねだりしてみろよ。…そしたらこのぶっといチンポでひぃひぃ言わしてやらぁ!」
男が自分のモノを取り出す。その大きさに、魅音はごくりと喉を鳴らした。
自分のソコはまだずくずくと疼き、肉棒を欲しがっている。でも僅かに残ったプライドがそれを拒んだ。…こんな奴らに屈したくない。だけど、……
「んぅっ!?」
男のモノが入り口に押しつけられた。しかし、挿入するわけではない。ぬちゃぬちゃと先だけを出し入れし、もどかしさに身を捩る魅音を見てにやにやといやらしく笑う。
「ほら、…言えよ?気持ちよくなれるぜぇ………?」
「ふ、は……………」
負けたくない。屈したくない。そんな屈辱的な事したくない。…そう思うが、心の中でもう1人の自分が呟く。
もうどうなったって良いじゃないか、どの道私たちは殺されてしまうのだから。…そうだ、せめて相手を圭ちゃんと思えば。
今目の前にいるのは圭ちゃんなのだ。圭ちゃんが私におねだりしろと言っている。…圭ちゃん…
じわり、とまた何かが込み上げてくるのを感じた。
「………ぃ、……」
「あ?聞こえねぇなぁ!」
「い、挿れて…挿れてください、…ぁああああああっ!」
男は魅音が言い終わらないうちに自分の欲望をぶち込んだ。
じらされた分だけ敏感になっていた魅音はそれだけで達する。
ひくひくと微かに震え、ぐったりと倒れこむが、男達は休憩を許さない。
「まだまだぁっ!!っお、ふっ、おおおっ!」
「あっ、や、激し…っ!圭ちゃあぁあんっ!!」
男は腰を振る。何度も何度も。
私は喘ぐ。何度も何度も、大好きな圭ちゃんの名前を呼びながら。

ああ、抗えなかった…そんな事をぼんやりと思いながら、魅音は目の前の快楽に身を墜とした―――――。

326 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/08(日) 17:46:00 ID:ncbOwZly
以上。お目汚し失礼しました。
327雛後:2007/04/08(日) 17:55:11 ID:yHAxztz1
暗黒のかけら編途中まで。
視点はレナの圭梨風味。

周りから強要されて行為を致すのが嫌いな人は注意。
レナが黒いのが嫌いな人も
魅音が黒くて悪風味なのが嫌いな人もスルー推奨。

投下する。
328雛後 暗黒のかけら編:2007/04/08(日) 17:56:22 ID:yHAxztz1
これは漆黒に染まった欠片。
光が生まれれば闇が生まれる。
それは必然。
光が強ければ強いほど闇は濃くなる。

これは先に贈った物語から零れ落ちた闇。
あったかもしれないもうひとつの物語。

幸せな物語と見るか不幸せな物語と見るかはあなた次第。
喜劇を演じる舞台は整った。
しばし、ご堪能あれ。


クラスの皆の歓声の中、私たちは口付けを行った。
とても恥ずかしいけれど、圭一と居られるならむしろこのまま既成事実を作ってしまおうか。
そんなことまで考える。
幸せに心を満たされていた。
「圭一くん、梨花ちゃん。
 これで二人はカップルだね。
 ……でもね、レナたちはちょっと不安なんだよ」
幸せに満たされていた心にぞくり、と冷たいものが走る。
いつの間にか私の後ろにはレナが、圭一の後ろには魅音が来ていた。
「どうしたんだ、レナ、魅音」
圭一がちょっと警戒した声で話す。
「いやねぇ、圭ちゃんも私たち全員とデートするようなすけこましだし、
 梨花ちゃんも赤坂さんをまんざらでもない眼で見ていたからね。
 おじさんたちとしては不安なのさ」
「梨花たちが何かのきっかけで別れてしまわないか不安なのですわ。
 そんなことになったらここで身を引いた私たちが馬鹿みたいじゃありませんの。
 ですから、もしも梨花と圭一さんが素直になったら、こうしようって話してましたのよ」
状況が理解できないままにレナのすばやい動きで後ろ手に抑えられ、針金で手首を止められてしまう。
圭一も同じような状況のようで魅音に同じく拘束されてしまったようだ。
「圭一っ!?つっ…、これはいったい何をしようとしているのですか!?」
「あはははっ、簡単なことだよ。
 圭一くんも梨花ちゃんも絶対に離れられないような関係になるようにね、
 レナたちが調教しちゃうの。
 圭一くんが梨花ちゃんのご主人様になるのか、
 梨花ちゃんが圭一くんのご主人様になるのかは決めてないけどね」
「「なっ!?」」
「ああ、知恵先生と校長先生は問題ないよ。
 校長先生は今日は出張だし、知恵先生は無料のカレー食べ放題に行っているはずさ」
「ちゃーんと道具も準備してますのよ。
 まったく、魅音さんも物好きですわね」
いつものような口調で、とんでもないことを話す三人を信じられないものを見るように私たちは見る。
クラスの皆の表情を見るが、特別おかしいとも感じていないようだった。
「みん…むぐっ」
「おっと、圭ちゃんにはちょっとだまっていてもらうよ。
 圭ちゃんの口先は厄介だからね。出番がくるまではこのままだよ」
私たちの狂った宴はこうして始まった。
329雛後 暗黒のかけら編:2007/04/08(日) 17:57:16 ID:yHAxztz1
嫉妬、というのだろうか。この胸の内側に湧き上がるどす黒い感情は。
「やっぱり梨花ちゃんが奴隷になっちゃう方がいいと思うな。
 だって、レナたちから圭一くんを奪った梨花ちゃんがご主人様になるのはちょっと許せないかな?かな?」
おびえた視線の梨花ちゃんときつい強い意志の瞳でにらみつけている圭一くん。
「そんなに怖い目でみちゃいやだよ。
 大丈夫、二人を死なせるようなことはしないから」
小刻みに震えている梨花ちゃんの服を肌蹴ていく。
こういうのは中途半端に脱がせてしまった方がオトコノコは喜ぶんだって、本に書いてあったっけ。
梨花ちゃんの服を脱がせ、胸を白日の下に晒す。
「圭一くん、ちゃんと見てあげないと梨花ちゃんがかわいそうだよ?
 もしも、目をそらしたら…そうだね。梨花ちゃんのつめをはがしちゃおっか?」
梨花ちゃん、真っ赤になってびくっておびえた。
圭一くんはちゃんと梨花ちゃんの裸を見てくれているみたい。
うん、レナ素直なふたりは好きだよ。
「こんどは圭ちゃんが見せる番だね。
 圭ちゃんのオットセイご開帳〜」
魅ぃちゃんが圭一くんのズボンを下ろしてオットセイを取り出してみせる。
「あはっ、なぁに、圭一くん。実は梨花ちゃんの裸みて興奮してたの?
 よかったね、梨花ちゃん、ちゃんと圭一くんは梨花ちゃんの裸見て喜んでたよ」
「レ、レナ…これから、なにをさせるつもりなのですか?」
「梨花ちゃん、知らない振りしてもだめだよ。
 気がついているんでしょ?」
「そ…それは…」
梨花ちゃん、真っ赤になっちゃってかわいいなぁ。
普段ならお持ち帰りしたいところだけど、今日はだめ。
梨花ちゃんのお口を圭一くんのオットセイのところに近づけるように体を傾けてあげる。
「さあ、梨花ちゃん、圭一くんのをもっとしっかり大きくしてあげてね。
 ちゃんとできなかったら、わかるよね」
沙都子ちゃんはちょっと離れたところで興味深そうに見ている。
いろいろと道具を準備したのは沙都子ちゃんだけれど実際に何をするのかはよくわかっていないみたいだから
今回は見学って事にしている。
圭一くんは首を振っているけれど、梨花ちゃんのほうはまんざらでもないのかな。
330雛後 暗黒のかけら編:2007/04/08(日) 17:57:59 ID:yHAxztz1
「…大丈夫なのです。圭一のなら…ボクは喜んで…。んっちゅつ…」
梨花ちゃんの小さな舌が圭一くんのオットセイに絡んで……かなりエッチかも。
「り、梨花ってばずいぶんとおいしそうに圭一さんの舐めるんですのね」
「へぇ…梨花ちゃん、結構大胆だね。
 それだけ圭ちゃんの事が好きって事かな、こりゃ、圭ちゃんも応えてあげないとね」
魅ぃちゃんの顔をみて頷き会うと、梨花ちゃんの下着を下ろさせてそしてお互いの性器に口が来るような体勢にしてあげる。
しっくすないんっていう状態。
「やっ…圭一にそんなところ近づけさせないでっ…」
ぶんぶんと首をふって梨花ちゃんが恥ずかしがる。でも、サボっちゃだめだよ。
「大丈夫だよ。梨花ちゃん。圭一くんも梨花ちゃんが好きなら舐めて上げられるよね、
 梨花ちゃんは止めちゃだめだよ。止めたら、圭一くんのつめがどうなっても知らないからね」
「圭ちゃん、これから猿轡を外すけど、余計なことを言ったら梨花ちゃんがひどい目にあうよ。
 それにこれから梨花ちゃんの処女をみんなの前で奪ってもらうつもりだからしっかり感じさせてあげないと
 梨花ちゃんとってもいたい思いをすると思うな」
魅ぃちゃん偉いね。しっかり釘を刺してるよ。
効果は抜群。圭一くんもおとなしく梨花ちゃんのあそこを舐め始めた。
「梨花ちゃん…」
「圭一…んっ…ふぁっ…ちゅ…」
二人が掛け合う声は愛情にあふれていて、ずきり、と私の胸が痛む。
圭一くん、梨花ちゃんのあそこを丁寧に舐めてる…あそこはお豆かな。
梨花ちゃんがびくびくってしてる。
梨花ちゃんも必死で圭一くんのオットセイを舐めているね。
圭一くんのとっても大きくなってるよ。
レナも、あんなふうに圭一くんにしてほしかったな…。
「熱いねぇ…みんなに見られながらソコまで夢中になれるなんてね。
 圭ちゃんも梨花ちゃんも実は露出の気があるのかね…」
圭ちゃんも梨花ちゃんも魅ぃちゃんの事無視してる。
こんなことすることになったのは魅ぃちゃんのせいだもんね。
「さて、そろそろ本番に行こうか!
 圭ちゃんはおじさんが抑えておくから、梨花ちゃんはお願いね」
「うん。わかったよ。魅ぃちゃん」
こくん、と頷いて梨花ちゃんの体を起こす。
「ふぁ…やっ…」
離れたことで我に返ったのか梨花ちゃんがじたばたするけれど、抵抗は弱い。
圭一くんのこと、大事だもんね。
「梨花ちゃん、足をおっきく開いてね、うん。そうそう。そんな感じ」
「ボクに何をしてもいいですから、圭一には酷くしないで欲しいのです」
「梨花ちゃ…むぐっ…」
「はいはい、圭ちゃんは黙ってる。
 大丈夫だよ。おじさんたちは梨花ちゃんと圭ちゃんがお互いにおとなしくしてくれれば
 そう悪いようにするきは無いんだから」
「それじゃ、梨花ちゃんが女の子になる瞬間だよ」
ああ、うらやましい、梨花ちゃんいいな。こんなに思われて。
そんな嫉妬心から、梨花ちゃんの花びらに圭一くんのオットセイをこじ入れるようにして…。
「ひっ、ひぎぁぁぁぁぁぁっ!!!」
331雛後 暗黒のかけら編:2007/04/08(日) 17:58:31 ID:yHAxztz1
一気に奥まで貫かせてあげる。
梨花ちゃんのからだびくびく震えて、そんなに痛いのかな?
圭一くんが思わず身を起こそうとするけど、レナが梨花ちゃんの背中越しに睨む。
梨花ちゃんの運命をレナが握っていることを思い出してくれたのかおとなしくなってくれた。
「はっ…あっ…あぐっ…」
「梨花ちゃん、痛いだけじゃないよね。痛いだけなら、こんなにココ、固くしないもんね」
「ひっ…だっ…んぎっ…」
レナは今どんな顔をしているんだろう。
梨花ちゃんと圭一くんをこうして虐めているのが楽しい。
張り詰めた胸の先をつまんであげると梨花ちゃんの悲鳴が聞こえる。
それだけじゃなく、梨花ちゃんの腰も動かしてあげる。
始めは動かしにくかったけど…。
「あれあれ、梨花ちゃん…どうしたのかな…。
 なんだか動かしやすくなってるし…顔も赤いね」
「ひっ…あっ…そんなことっ」
「さっきより痛がってないね。慣れちゃったの?
 梨花ちゃん、とびきりえっちだったんだね」
ぶんぶん、と梨花ちゃんが首を振るけれど体がびくびくしてる。
「おやおや。圭ちゃんもとうとう我慢できなくなったかな。
 そうそう、梨花ちゃんを責めちゃって責めちゃって。
 圭ちゃんも梨花ちゃんのご主人様らしくしてあげないといけないしね」
「んぐぁっ、圭一のが中っ、ぐりぐり動かされてっ…。
 圭一っ、圭一が気持ちいいならっ…」
「梨花ちゃん、びくびくしてるね。
 くあー、羨ましいっ!!
 こんなにらぶらぶオーラを出して…」
同じ事を魅ぃちゃんも考えているみたい。
「圭一くん。そうそう、我慢しなくていいんだよ。そのまま、遠慮せずにオットセイからどぴゅって出しちゃって…」
「梨花ちゃんが妊娠しちゃうかもしれないけどねぇ」
「圭一っ…ボクはっ…圭一の子供ならっ…っ!…っ!!」
がくがくと大きく梨花ちゃんが震えて…。
梨花ちゃんのあそこから白いものがあふれて来た。
「あはははっ、圭一くんも、梨花ちゃんも変態さんっ!
 みんなに見られてセックスして二人とも逝っちゃったんだね」
くずれ落ちた梨花ちゃんは圭一くんとの口付けに夢中で聞いてないか。
「魅ぃちゃん、これで終わりじゃないよね?」
「当然。まだまだ始まったばかりだよ」
「け、圭一さんと梨花…すごいですわね…」
そう、これはまだ始まりにすぎないんだから。
レナのこのどろどろとしたものが焼き尽くされるまで…。
332雛後:2007/04/08(日) 17:59:55 ID:yHAxztz1
今回はココまで。
次からはもっとハードになるかも。
お粗末。
333 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/08(日) 18:20:31 ID:O6e533pA
んじゃ、続けて自分もいかせて頂きます。
詩音×沙都子の百合です。
消費レス数は8です
334彼を待つ姉妹の絆 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/08(日) 18:23:15 ID:O6e533pA
私は沙都子が好きだ。いつもちょこちょこ動き回って、甘えん坊で、元気いっぱいな沙都子は見ていて楽しい。そんな沙都子が、可愛らしくて仕方ない。
でも最近、沙都子と顔を合わせる時間が少なくなってきている気がする。
と言うより、なんだか避けられているような気がする。
私が会いに行くと、いつもすぐに裏山にトラップを仕掛けに行ってしまう。
やはり、このあいだのアスパラがいけなかったのだろうか……?
自分としては結構、自信作のつもりだった。
美味しくできたと思って、つい調子に乗って無理をさせたのかもしれない。
私が差し出すと、あ〜んと口を開いてくれる沙都子が可愛くて、次々にアスパラの天ぷらを投入してしまった。
今思えば、あのあと沙都子の顔が赤く、むくれていたような気がする。
ちなみに、圭ちゃんも顔を赤くしていた。こっちは別の意味だ。まず間違いない。私の大切な義妹を……沙都子をそんな目で見るなんて許せない。汚らわしいオス猿め。しっかりと**しておいたが……。
それとも、沙都子のネクタイが曲がっていたのを直したのが気に障ったのだろうか? 自分でも直せるのに、勝手に私が直したため、馴れ馴れしいと思われたのかもしれない。
嫌われてしまったのだろうか……?
そんなのは凄く悲しかった。
たとえアスパラやネクタイが原因でなかったとしても、自分でも知らない内に沙都子に嫌われるようなことをしてしまったのかもしれない。
だからせめて、謝りたかった。
私は今、沙都子と梨花ちゃまが住んでいるプレハブ小屋の前にいる。
「よしっ」
大きく息を吸って、気持ちを固める。
コンコン とドアを叩くと、中から人が近付いてくる気配がしてきた。
「はい。どちら様ですの?」
沙都子が出迎えてくれた。
「はろろ〜ん☆ 沙都子。遊びに来ちゃいました」
「しっ……しし……詩音さんっ? あ……あのあの……その……そんな急に来られても部屋が……」
慌てふためく沙都子。
私はしゅんと肩を落とした。
「あ……そうですよね。急でしたよね。ごめんなさい」
やっぱり、嫌われていたんだ……。
「あーっ。違いますわ。そんなんじゃありませんの。ちょっとだけ、ちょっとだけ待ってて下さいまし。今すぐ片付けますわっ!!」
ばたんと勢いよく扉を閉め、中へと消えていく沙都子。
どたどたと中から凄い音が聞こえてくる。ときおり「まったく、だからあれほど掃除しようって言ってましたのにーっ!」という声も聞こえてきたかもしれない。
335彼を待つ姉妹の絆 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/08(日) 18:24:10 ID:O6e533pA
数分後。沙都子は汗を掻きながら扉を開けた。
「お……お待たせしましたわ詩音さん。どうぞ、散らかっていて申し訳ありませんけど……」
「はい。……それじゃ、お邪魔します」
私は頭を下げ、プレハブ小屋の中へと入った。
沙都子に居間へと案内される。
「ご……ごめんなさい。本当に汚い部屋で……」
「いえ。そんなことないです。綺麗ですよ?」
私は手を振って沙都子に頭を下げるのをやめてもらった。
「あれ? ……梨花ちゃまはいらっしゃらないんですか?」
いつも沙都子と一緒のはずなのに……。
ちゃぶ台の前に座りながら、私は沙都子に訊いた。
「梨花に用事だったんですの? ごめんなさいですわ。梨花は今日は朝から祭具殿の中に篭もっていますの。何でも捜し物があるとか言ってましたわ」
とたとたと沙都子は台所に向かい、お茶を淹れながら答えてきた。
「いえ、別に梨花ちゃまに用ってわけじゃないんです」
むしろ、私にとっては沙都子と二人っきりで話が出来るチャンスだった。
「では、どうして……?」
私の前にお茶の入った湯飲みが置かれ、沙都子は私の正面に座った。
「沙都子に会いたくなったから……ではいけませんか?」
「ふにゃっ!?」
途端、沙都子がそっぽを向く。
「ごめんなさい。……何だか最近、沙都子に避けられているような気がして……それでつい……」
「あうっ。……そそ……避けてるなんて……そんなことありませんですわ」
「嘘言わないで下さい沙都子。今だって顔を背けてるじゃないですか」
「んっ……それは…………」
沙都子は相変わらず目を合わせないまま、沈黙した。
重い……静寂。
窓の外から聞こえる蝉の声しか耳に入らない。
ぽつり と沙都子は口を開いた。
336彼を待つ姉妹の絆 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/08(日) 18:25:06 ID:O6e533pA
「詩音さんは……、にーにーが好きなんですのよね?」
「はい。大好きです」
私がそう答えると、沙都子は嬉しいような寂しいような、複雑な表情を浮かべた。
「詩音さんがその……私に優しくしてくれるのは、私がにーにーの妹だから…………」
そう沙都子は自嘲した。
私は大慌てで首を横に振った。
「沙都子? 違う。それは違います。私は沙都子が好きです。沙都子が好きだから……」
私は沙都子が好きだ。最初はどうだったか分からないけど、少なくとも今は悟史君の妹だから……約束だからというだけで面倒を見ているつもりはない。好きでなければ、長続きなんてしやしない。私は…………そんな女だ。
「ごめんなさい。……私も詩音さんのことがその…………好きなんです」
「それじゃあ沙都子。……どうして?」
沙都子は俯いた。
「……最初は、優しくしてくれて嬉しいだけでしたわ。けれど、詩音さんは綺麗で、スタイルもよくて、上品で、料理も上手で……私の憧れになっていって……」
「沙都子……?」
ぽろぽろと沙都子は涙を流した。
「でも、詩音さんを目で追っていくうちに……どんどん……なんだか胸が苦しくなっていって。……胸が痛くなってきてしまって……」
ぐしぐしと沙都子は涙を手で拭った。
「ごめんなさい。……こんなこと言ってしまいまして。でも、私はもう……ヘンなんですの。ですからもう、詩音さんは私に……いえ、私はもう詩音さんのそばにいる資格が無いんですわ。だから……」
「沙都子……」
沙都子? ……あなた、馬鹿です。この私が沙都子のこと嫌いになるわけないじゃないですか。
むしろ、こんなにも私のことなんかを想ってくれた沙都子が、愛しくて仕方なかった。
私はちゃぶ台の上に身を乗り出し、沙都子の頬に手を当て、顔を上げさせた。
「…………詩音さん?」
「動かないで?」
私は優しくそう言って……沙都子の小さくて愛らしい唇へと向かっていった。
『んっ』
私の唇と、沙都子の唇が重なる。
沙都子の唇は、最初は驚いたように固く縮こまっていたけれど……すぐに緊張を解いてくれた。
そしてそれから数十秒後、私は沙都子から離れた。
立ち上がって、上着を脱ぐ。
「し……詩音さんっ! 一体何を?」
「沙都子……私とじゃ、イヤ?」
私が尋ねると、沙都子はぶんぶんと首を横に振った。
337彼を待つ姉妹の絆 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/08(日) 18:25:53 ID:O6e533pA
「ちょっ……ちょっと待って下さいましっ!」
そう言って沙都子は玄関へと駆け出し、鍵を掛けて戻ってきた。
「ねーねーは緊張感が無さ過ぎですわ。こんなところ梨花に見つかったら……」
そう言ってぷりぷりと怒る沙都子。
私は微笑みながら、スカートを……そして下着を脱いだ。
生まれたままの姿を沙都子に晒す。
「ねーねー。……綺麗ですわ」
「うふふふふ」
私は微笑みながら、沙都子へと近付く。
「あ……う…………詩音さん?」
「ダメです沙都子。……ねーねーって、呼んで?」
「は……い……。ねーねー」
沙都子が顔を真っ赤にして……本当、可愛いんだから。
私は沙都子の前に立ち、沙都子の服のボタンを外していった。
「ねっ、ねーねーっ? 服ぐらい……自分で脱げますから」
「いいから? ……ね? はい、万歳して?」
私がそう促すと、沙都子は素直に従ってくれた。
何だか、ちょっと大きなお人形で遊んでいるような感覚……。
沙都子の上着を脱がすと、そのしなやかな肉付きの上半身が露わになる、
女と呼ぶにはあまりにも未熟だと思うけど……それでも私は、沙都子の裸を綺麗だと思った。
「お願い沙都子。……隠さないで、沙都子のおっぱい見せて下さい」
「で……でも私、ねーねーみたいに大きくないですし……」
「そんなの、気にすることないです。だって沙都子は、これから大きくなるんですから……」
「ねーねー? …………ふにゃっ!?」
私は沙都子の前に立て膝を付き、そして沙都子の胸からその手を引き剥がし、気を付けの姿勢にさせた。
「ふふっ☆ 沙都子のおっぱい。可愛いです」
膨らみかけの沙都子の胸の上で、さくらんぼのような乳首が息づいている。
大丈夫ですよ沙都子。沙都子の歳でこの大きさなら、すぐに私にも負けないくらい大きくなります。ねーねーが保証します。
338彼を待つ姉妹の絆 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/08(日) 18:27:11 ID:O6e533pA
「にゃっ!? にゃにゃ〜っ?」
あむっ と私は沙都子の胸を唇で挟んだ。
「ねーねーっ!? あううっ」
成長途中で敏感な沙都子の胸を刺激し過ぎないよう、私は優しく舌で愛撫する。
円を描くように舐め、そしてぷっくりと尖ってきた乳首を弾く。
沙都子の泣きそうな……途切れがちな息が、私の耳を甘く溶かしていく。
いつしか、私の顔も赤くなっていた。
沙都子の胸から唇を離す。
「ねぇ沙都子。下も……脱がせていい?」
「はい。……ねーねー」
見上げると、沙都子の目も熱を帯びて潤んでいた。
興奮して、私の手も震える。……あーもう、我ながら情けないなぁ。
深呼吸しながら、沙都子の短パンを脱がして……。
次に、沙都子のパンティに手を掛ける。
純白の柔らかい生地が、私の指に心地いい。
するすると脱がしていき……やがて沙都子も生まれたときのままの姿になる。
あ、沙都子ってまだ生えてないんだ…………可愛い☆
「さあ、沙都子も……横になって?」
「はいですわ。ねーねー」
私も沙都子も、その場でごろりと横になる。
寄り添いながら、私は沙都子のスジに手を当てた。
きゅっ と沙都子の体に力が篭もる。
私は目を瞑る沙都子を自分の胸の中に埋めた。
「ほら……沙都子。沙都子も、私の……触ってみて下さい」
沙都子は私の胸の中で、頷いた。
恐る恐る、沙都子の手が私の秘部に伸びてくる。
そして、沙都子の細い指が私の秘部を覆った。
「んっ……。いいですよ沙都子。そのまま、私のを弄くって下さい」
私が沙都子のスジにするように、沙都子もまた私の秘部を愛撫する。割れ目を擦り、そして唇を揉みしだく。
沙都子のスジに粘ついた感触が溢れてくるように、私のものからも愛液が溢れてきた。クリトリスが勃起して……疼く。
「沙都子…………お願い、私の……おっぱいも……」
「わ、分かりましたわ……」
はふっ と沙都子が私の胸に吸い付くと同時、私の背筋にぞくりとした刺激がはしった。
敏感になった乳首が、沙都子の舌に転がされ、痺れるような快感を伝えてくる。
沙都子は私の胸を揉み、そして上目遣いで私を見詰めてきた。
その様子がもうなんていうか……子猫のようで……やっぱり、可愛いとしか言いようがない。
私の体が熱く火照ってくる。
ダメ……もうダメ。私……もっと沙都子を……。
339彼を待つ姉妹の絆 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/08(日) 18:28:04 ID:O6e533pA
「ねぇ……沙都子」
「はい。……ねーねー」
私達が考えていることは同じだった。
薄れた意識のまま、私は体を起こし、私の秘部を沙都子のスジにあてがった。
沙都子の太股を抱きかかえながら、思うままに腰を振る。
くちゅくちゅと水音がして、私のものと沙都子のスジが擦れるたび、私達から喘ぎ声が漏れた。
もっと……もっとっ!!
「ああ……沙都子っ……」
「ねーねーっ! ねーねーっ!」
私の息が荒い。
私達は夢中になってこの行為に没頭し、互いの敏感な部分を刺激し合う。
さっきからゾクゾクとした快感が、私の頭を痺れさせっぱなしで……。
「ねーねーっ! 私……私……もうっ!」
ぴくぴくと沙都子の体が痙攣する。
ごめん沙都子……私ももうちょっとだから……。
目を瞑り、それから数回、思う様に快楽に意識を委ねていって……。
「ふくっ……うっ……はあああぁぁぁっ」
私も、絶頂を迎えた。
340彼を待つ姉妹の絆 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/08(日) 18:29:07 ID:O6e533pA

窓の外から、蝉の声が響いてくる。
私達は絶頂の余韻に浸りながら、抱き合っていた。
沙都子の温もりが愛おしいと思う。
「ねーねー」
「……ん? 何ですか? 沙都子」
ぎゅっと沙都子が私にしがみついてくる。
「にーにーは、必ず帰ってきますよね?」
「ええ、もちろんです」
私は沙都子の髪を撫でながら、頷いた。
「…………私は、ねーねーが好きですわ。けど、ねーねーはにーにーが帰ってきたら……」
んー? 悟史君が帰ってきたら……?
私はしばし、虚空を見上げた。
「まあ、私のはまだ片想いですけどね。……どんな手を使ってでも必ず落としてみせますけど」
ちなみに、場合によっては犯罪“的”な手段を使うことも厭わないつもりだ。
びくりと沙都子が震える。
「けど、それで悟史君と結ばれても、だからといってさっさと沙都子を捨てる……みたいな真似をする気はありませんよ?」
はい? と沙都子が顔を上げる。
「じゃ……じゃあ、ねーねーはどうする気なんですの?」
「そのときはそのときです☆」
私が即答し。ウインクしてみせると、沙都子はあんぐりと口を開けた。
「ね……ねーねーは計画性が無さ過ぎですわ〜っ!!」
そりゃまあ、出たとこ勝負が私の性分だし……。
あ、ぷりぷり怒る沙都子も可愛い☆
私はくすくすと笑って……。
「だから、少なくともそれまでは……ね?」
「ふにゃっ!?」
私は沙都子のおでこにキスをした。
341彼を待つ姉妹の絆 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/08(日) 18:29:55 ID:O6e533pA

一方その頃――。

「あぅあぅ。梨花、一体何を探そうというのですか?」
私は何か使えるものが無いか祭具殿の中に篭もり、古文書を読み漁り、そしてその場にあるものすべてを引っ掻き回していた。
「惚れ薬とか赤い糸を切るハサミとかキューピッドの矢とか……何でもいいわ。そんな類のものよ。この際、フワラズの勾玉でもいいわ。他に無いの?」
「あぅ……。そんなもの無いのです。それに、なんでそんなものを……?」
私は振り返り。きっ と羽入を睨む。
「決まってるじゃない。沙都子よ沙都子っ! 羽入。あんたも気付いてるでしょ? 沙都子のあの態度。あれは詩音に恋する乙女よ。おのれ泥棒猫めーっ! 私の沙都子をよくもーっ!」
「あぅあぅ。でもでも梨花……。梨花は圭一や赤坂が好きなのでは無かったのですか?」
「何馬鹿なこと言ってるのっ! 圭一も赤坂も、そして沙都子もみんな私のものよっ!」
「…………あぅあぅあぅあぅ。梨花は贅沢なのです。我が儘なのです」
「うっさいっ!!」
怒鳴り返し、はたと気付く。
「……あぅ? 何ですか梨花? 何だか目が恐いのです……」
……そうだ、何をこんな当たり前のことを思い付かなかったのだろう。無いものは創ればいいのだ。ここに転がってる役立たずアイテムだって、元々は羽入が作ったものなのだから……。
「羽入っ!! 惚れ薬を作りなさいっ!! いい? これは命令よ。破ったら埋葬用キムチだからねっ!!」
「あぅあぅあぅあぅううううぅぅぅぅ〜〜〜〜っ!!!!」

まあ、もう既に手遅れなのだが……。

―END―
342名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 18:34:25 ID:tPfs7CkK
GJ!!…だけどもう少し間隔あけて投下してほしいな。立て続けだと感想が大変だから。嬉しい悲鳴だよ
343 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/08(日) 18:34:52 ID:O6e533pA
詩音が百合えっちについて知っていたのは、ルチーア時代に聞いたことがあるか
らとか、適当に補完してもらえると有り難いです。
この後、悟史が帰ってきて悟史×詩音(+沙都子)な詩音のパラダイスな未来に
なるか、沙都子が詩音と離れ梨花のものになるかは自分にも分かりません。
保管への更新は自分でやります。投下してみたら、タイトルをもうちょっと考え
てみたくなったので、いいのが思い付くか、これでもう一度納得出来たら、その
ときに入れさせてもらいます。

今回は以上です。お目汚し失礼しました。
344名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 18:36:40 ID:Cq3exMGK
このラッシュ・・・職人同士、いつ投下するか牽制しあってたな
345名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 19:04:02 ID:msAs4Ukt
>>魅音陵辱
乙、全員分考えるの大変かもしれないけど頑張って

>>圭梨
黒い、黒いよレナ魅音ww この暴走状態をどう終わらせるのか期待

>>サトシオン
沙都子は可愛いな、この後、詩音と梨花の対決が起こりそうな勢いだ
346名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 19:34:19 ID:DFWOz//V
うほっいいSS
347名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 19:34:26 ID:1RD0FwJ9
皆さんGJ!!
……GJなんだけどさ…
投下するタイミング、もう少し考えてくれてもいいんじゃないか?
頼むからもっと間を空けてくれよorz


山狗×魅音、魅音かわいそうだけどエロくて萌えた!
凌辱される魅音はやっぱり最高だ!

部活メンバー×圭一×梨花、この無理やりってのもまたグッと来ますなあ。
平然とした部活メンバーが恐ろしくてゾクゾクするぜ!
梨花ちゃまがどこまでも健気できゅんきゅんしました。

詩音×沙都子、詩音は優しくて素敵なお姉さんだし、沙都子は可愛いくて(´Д`;)ハアハア
最後の自分勝手な梨花ちゃま、いい味出してます。こういう女王様な梨花ちゃまもイイ!!
348名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 19:46:43 ID:IeQ/NNKv
>>347
別に職人さんが投下したいときに投下するでいいじゃない。
ただ作品を消費するのみの俺たちに
そんな投下のタイミングまでどうこういう
筋合いはないと思うぞ。
349 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/08(日) 21:02:47 ID:75gVC9ZI
>>347
ごめん。確かにもう2,3時間か一日ぐらい待った方がよかったかもしれない。

来てみたら偶然、投下が続いていたから「嘘から出た誠みたいに、本当にラッシ
ュ状態になったらびっくりするかなー」と、ついそんなこと考えてしまったもの
で……。
あと続いていた場合、いっそ纏まっていた方が直前に投下されたものの前の作品
にも感想言いやすいかな……と考えて……。

@:作品A投下
A:Aに対する感想の流れ
B:作品B投下
C:Bに対する感想の流れ←このタイミングで来た人は、Aに感想言うのは難しいっていうか……。

次からは気を付けます。
350名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 21:17:57 ID:X6sYyGWB
投下あるだけマシだよ
351名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 21:35:39 ID:1RD0FwJ9
いや、俺も言い方悪かった。
ごめん。
352名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 22:02:25 ID:xv29h0Af
まあ、なんだ気にしないでくれ。
最近名無しの自己主張が激しい気がしないでもないしね。
名無しも黙って気に入った作品にGJを贈ってればいいのさ。ってわけでGJ!!
353名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 22:40:12 ID:fjQyIfLx
待たせてすまんかった。
引越しの関係でネットが使えんので、梨花祭りの続きをやると携帯からのぶつ切り投稿になってしまうけど、大丈夫かな?
354名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 22:49:37 ID:DFWOz//V
どんと来いなのです
355名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 22:58:40 ID:Ui7LQB4K
今日もネ申がこんなにヽ(゚∀゚)ノ
356必要悪の夜 ◆Virgobc36M :2007/04/08(日) 23:22:04 ID:fjQyIfLx
>>354
THX。じゃあ遠慮なく。

そしてずるべたーん! とすっ転ぶ。
受身すらとれずに顔面を強打し、痛そうに鼻を押さえながら、何なのよもう、と梨花は険のある目で足元を見やり……
そしてそのまま、さぁっ、と顔色を蒼白にする――

自分の脚が、ぴんと伸ばしたまま投げ出されている。そこまではいいのだが、足先に、なにか、白い、ものが。
それは、こちらの足首をがっちりとホールドするものだった。
また、それは詩音の肩先から伸びているものだった。
とどのつまりは。

梨花の足を、詩音が握っていた。

「お、おおおおお起きていたのですか、詩ぃ」
「ええ。きっちりくっきりきっかりはっきり起きてますよ、梨花ちゃま」

冷や汗を滝のように流しながらも、詩音に口を開く梨花。とりあえず敵意はなさそうなのでほっと息をつく。
だが、それもすぐに打ち破られた。

「ねえ梨花ちゃま」
「みぃ?」
「さっき、いろいろと私の身体を弄繰り回してくれたみたいですねぇ」

ぎくり、と身を震わせる。加えて情欲に濡れた詩音の瞳が、梨花の不安を現在進行形で膨らませていた。

「え、えーと」
「ですから」

一息。

「私もお返しに弄繰り回しても、構いませんよね……?」

鳥肌ものの台詞に、思わず呼吸を停止させて、梨花は硬直した。しかし、同時にずるずると引っ張られていく己の脚に身も凍るほどの戦慄が走る。

「み、みぃぃぃぃーーー!」

叫びながら、慌てて手近な柱に掴まる。梨花と詩音の膂力差を考えると、掴まることすらできなくてもおかしくはなかったが、未だに足のロープがほどけていないのと絶頂の直後で身体に満足に力が入らないのとで、梨花と詩音の間に拮抗が生まれつつあった。
ぐいぐいと足から胴、胴から腕、腕から手へと伝わる力に身震いしながらも、柱に絡めた両腕に力を込める。詩音の根が尽きるまで自分の力が持つともあまり思えなかったが、それでも抵抗はしなければならない。

357名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 01:13:44 ID:sf9NsU1S
>>334
ちょwwwwwww
Kwwwwwwwwwww
358 ◆WXrg8pixkw :2007/04/09(月) 16:40:10 ID:66mt4x/u
眠れぬ夜にの続編がまとまりましたので投下しようかと思います。
思いっきり百合ですので、苦手な方はご注意を。
359眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/04/09(月) 16:41:38 ID:66mt4x/u
「もう…本当に具合悪くなっても知らないのですよ?」
「いいんですの…お願いしますわ、梨花ぁ…早く、早くシテくださいまし…」
「…全くどうしたっていうのよ、いきなり…」
「梨花ぁ〜」
「分かったわよ…じゃあ沙都子、脱いで」
「はい…わかりましたわ…」

 元々肌蹴ていたほんのり黄色のパジャマをするすると脱ぐ。よっぽど身体が火照っているのだろうか沙都子の
息がはあはあと荒く、先に晒された上半身にはもう既に固くとがった二つの乳首。下着と共にパジャマのズボンを
下ろすと部屋は電気を消して暗いというのに秘所から下着へと続く一本の光の線が。…もうこんなになるまで沙都子
ったら何をやってるのよ、ホントに。
 一糸纏わぬ姿となった沙都子は今までこんな事なんてなかったくらいに私を誘う。嬉しいけど、嬉しいけど…嬉しい
んだけど! いつもの沙都子とちょっと違うから少し戸惑いがあるのも本当で、でもこんな事滅多にないんだから堪能
させて頂くとしましょうか。

「沙都子、どこをどうして欲しいの?」
「はぁ、ぅ…梨花のシタいように、シテ下さいまし」
「そう? じゃあ沙都子に触らないっていうのもありなのよね?」
「ううぅ…、それでは……キス、して…くださいませんか…」
「それだけ? それだけで沙都子は満足するの?」
「…はぅ…」
「ふふ、悪かったわ」

 くい、と顎を傾けて軽い口付けを沙都子のおでこに、続いて唇を開き口内へと舌を潜り込ませる。沙都子の口の中は
もう思い焦がれるかのように熱く先刻身体が熱いと言った意味がよく分かった。身体からそれを発していればそりゃ熱く
もなるだろう。
 身体に大切なものは甘く感じるというけれど沙都子の唾液も私の思考をとろけさせてくれるくらいに甘くて、それと共に
沙都子から発せられるいつもはない熱気に頭がクラクラしてしまう。いつもこうやって沙都子に溺れてしまう私も嫌では
なかった。熱く甘い液体を纏う舌は私の舌に絡み付いて離れようとしない。手先の器用さで言えば部活メンバーとは言え
沙都子に適う者はいないだろう、元々器用さが身に付いている沙都子は回を増すごとに舌と舌との遊戯に変化を与えて
くる。一体どこから学んでくるのかと訝しげに思ったこともあったけれど、きっと私を喜ばせてあげようと思ってのことだろ
う、濃厚すぎる深い口付けにただでさえ麻痺しそうな思考回路に舌戯も加わって以前よりももっと私の身体は疼いて止ま
らなかった。
 いつまでも味わっていたい甘く狂おしいほどの愛しさをもつ舌を絡ませていると、するりと私の手が掴まれそのまま沙都
子の胸へと導かれる。

「ふぁ、…ん、梨…花、はぁ…もっと私に触って下さいましな…」
「ん、沙都、子…む、ん…くちゅぅ」
「ぁ、んぁぅっ……ぁ、ちゅ…んむ…は、ぁ」
360眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/04/09(月) 16:43:19 ID:66mt4x/u
 やわやわと沙都子の発達途上の胸をさするとそれだけでは足りないのか私の手の上に手を重ねて揉みしだくよう
にぐいぐいと手を動かす。こんなに強く揉んで痛くないのだろうかと一瞬心配になったけれど沙都子の上気した顔と
もう既に達してしまったのではないかと思えるくらいの荒れた呼吸と汗で、多少の痛みすらも快感に変わっているん
だと知った。
 今日の沙都子は多少のラフプレイでも喜んでくれる、そう悟った私は直接的に熱を送ってくる熱くぬめりを帯びた
舌を思いっきりジュッと音と共に吸ってみる。

「んんむっ、―ぅんんんッッ!!」

 思った通り、いつもなら痛いと口を離して喚くはずの沙都子が眉間にいっぱい皺を寄せ、先刻よりも更に頬に朱を
増して与えられる刺激を味わっている。突然の沙都子の身体の?異変に戸惑ってはいたけれど…これは願っても
ないチャンスだと言わんばかりに今まで抑えていた衝動がむくむくと私の心を支配していく。…ふふふ、今日は今ま
での私の苦労を労う日ね! 苦労は報われるわけないなんて思っていたけれど報われるのね、日ごろの行いが良か
ったからかしらウフフフ…やっぱり見ていてくれる人は見てくれているのねぇ…フフフフハハハハフハハ!

「…ふ、はぁ…沙都子もうキスはいいでしょう?」
「は、…は、はぁ…ッ…はい…」
「これで沙都子は満足したってことでいいわよね? 私もう寝るわよ」
「…そ、そんな! 私まだ…」
「何? さっきキスして欲しいって言われたからしただけよ、もう充分でしょう?」
「で、でも…私…あの…あの…」
「何よ? 言わなくちゃ分からないわよ?」

 ――なぁんちゃって、分からないわけない。火照って疼きの止まらない身体をどうにかしてもらいたいんだろう、そ
んな事言わなくったって重々承知しております。だけどそれを簡単に与えちゃぁダメよねえ、今なら快楽のためなら
恥も外聞も捨ててだって私に縋ってきそうな勢いの沙都子だもの、だったらそれをたっぷりと楽しまなくっちゃ私も
面白くないわよね。沙都子の今にも泣きそうな顔を見れば私の嗜虐心を益々そそるってものよ、今日はちょっとや
そっとでおねだりを許してあげるわけにはいかないわね。大体昼間学校でも強請った事を忘れたふりしていたくらい
だし、私に歯向かうなんていい根性しているわよね沙都子も…。まぁそういう弱いけど強い振りをしているところもまた
きゅんきゅんしちゃうわけだけど、今日はちょっとオシオキも兼ねて楽しませて頂きましょ♪

「あの…私を触っては下さいませんの?」
「どうして? さっき沙都子はキスをしてくださいってお願いしたじゃない、ならもう終わりでしょ」
「それは、…そうでございますが…」
「じゃあおやすみなさい、また明日ね沙都子」

 はあはあと息を荒げながら私を見つめる沙都子の絡みつくような視線を尻目に布団に寝転がり寝ようとするが、
一間の布団に一緒だから沙都子が上体を起こしたままのため掛け布団がまともに掛けられずに少し説得力の欠ける
状態になってしまった。それでも、じっと私を見てくる沙都子の視線がちくちくと痛い。…だめ、だめよ梨花ここで折れて
は私の負けよ、もっともっと…もっともっともっともっと沙都子を焦らしていかに私という存在が必要かを身体に叩き込
んであげなくちゃいけない。今までだって散々身体に沁み込まさせたつもりだけど、今日はそれ以上に教えてあげる必要
があるんだからまだこんな初歩の段階で私が負けるわけにはいかない…! 負けるな! 屈するんじゃない! 確かに
こんな沙都子の表情は母性に似た感情がきゅーんと刺激されるんだけど心を鬼にするしかない、クールになれ!!
361眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/04/09(月) 16:44:48 ID:66mt4x/u
 ――梨花。
 煩悩と必死に戦う私にそう小さく呟く声が聞こえたと思ったら、突然沙都子が覆いかぶさってきた。突然の出来
事に目を白黒させてしまった私がちょっと情けなかったけど、そんな事を思ってる隙に沙都子の柔らかく瑞々しい
唇が押し付けられる。勢いが強すぎて圧し掛かる沙都子の身体の重さも私の身体全体に預けられて、―ふッと
吐息が漏れる。それに後押しされたのか沙都子の舌がぬるりと入り込んでくると同時に上体が上になっている
沙都子の口からとろりと甘い唾液が流れ込んでくる。体勢上それを抗う事も出来ず(ハナから抗う気なんてさらさら
ないのだが)、喉を鳴らして送り込まれた甘い唾液という名の媚薬を飲み込む。

「お願い…ふ、ぁ……お願いしますわ、梨花ぁ…んむ、私を触ってくださいまし…」
「ふぅ、ッ…ん、沙、都……ぅむ…」

 情熱的な口付けをしているのにも関わらず強請ってくる沙都子の息は荒くなる一方で、そんな沙都子の後を
追いかけるかのように私の息も自然と荒くなり始める。私の片足を挟み込むように覆いかぶさっている沙都子
は息をする暇もないほどの深く舌を入れ込み、挟んだ足を自分の秘所に擦りつけ身体を上下へ動かし私の
膝に肉芽を当てる。熱くぬるぬるとした液体が膝に擦り付けられる度に絡みつきその淫猥な動きに私の秘所
からもとろりと熱い液体が溢れ出てくるのを下着越しに感じた。
 ただでさえ自分を抑えているっていうのにさっきから一向に止まる気配のない酸欠になりそうな深い口付けと、
沙都子の身体から発せられる甘い匂いと、膝に塗りたくられた愛液の匂いそして身体を焦がすほどの熱気が
私の思考をおかしくさせる。不規則なようで規則的に、ぎこちないようでスムーズな動きで断続的に肉芽を
擦りつけられる行為がヂリヂリと沙都子への攻めの手を進めたいと言う欲が私の身を焦がすように襲い
掛かってくる。…もうだめ、かも。意志弱すぎね、私――…。

「ふは…ぁっ、沙都子ッ…はあっ!」
「は、ぁ梨花…お願い、もう…私我慢できないんですの…ぁあ、ぁっあ、あ…」
「…なら、どこを触って欲しいのか言いなさい」
「あ、あぁ…ああッ…全部、…ぁッ、……全部熱いんですの…!」
「全部? …困った子ね、ならどこが一番熱いの?」
「ァ…ア、ソコ…が熱くて、……んぁっ!」
「アソコ? 今貴方、私の膝に押し付けてるじゃないの、それじゃ満足できないの?」
「ええ、ん…ふっ、梨花に…舐めてもらいたいん、ですの…そして…ああっん」
「そしてどうしてもらいたいの?」
「…そんな、…あ、ふッ意地悪言わないで下さいまし…あ、ぁ」
「言わなきゃやらないわよ?」
「ぁあっ、やだ…んぁ…ッッ……舐めてぇ…ッ、指を、な…カに――!!」
「まだ話してる途中よ、…イッちゃだめ、沙都子」

 沙都子の全身がぶるると震えるとそれと同時に全身の毛が逆立つように鳥肌が立ち始める。―全く話している
最中にイこうとするなんて、とんだ淫乱ね。
 腰を動かすたびにぐちゅぐちゅと濡れた水音を立てる秘所への刺激を止めるため立てていた膝をするりと折り曲げる。

「――ぁ、ふぁああん…梨花ぁ〜…はぁ、お願いッお願いしますわぁ…っ…イキ、たい…ンですのぉ……」
「アソコの中に指をどうしてもらいたいの?」
「は、ぁ…い、いれ…あ、入れ…て…ふあっ、下さい…ませ……ぇ」
「もうちょっと違う言葉が良かったけど、許してあげるわ」
362眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/04/09(月) 16:46:30 ID:66mt4x/u
 許すも何も、私が我慢出来なくなったんだから仕方ない。最初に沙都子を焦らして楽しませるなんて言って
たこの私が既に抑制力の限界を超えて野性的な何かが沙都子を食せと信号を送って止まない。まずは一度
イキ損ねた沙都子を達させてから事に及ぶ事にしよう。
 ガクガクと狂った人形のように肉芽を擦り付けていた膝を一度は折りたたんだものの、元に戻すと一瞬の隙
も見逃さずとまた沙都子の秘所があてがわれ前後に身体…いや、下半身を動かす。上体を軽く上に向け私と
沙都子の体勢が見事垂直というような状況になり、目を上へ向けると沙都子はもう熱に浮かされているかのよ
うに自分の胸を掻き抱くように揉みしだきながら私の名を呼び腰を振る。そのあまりの卑猥さに心臓がドクドク
と早鐘をうち始め身体の芯が段々と熱くなるのがわかる。

「はぁあっ、あ、梨花ぁ…あぁ、イイ…梨、花ぁ…ん、あっ」
「…沙都子、気持ちいいの?」
「イ…イ…ですわぁあっ、は、あ…あ、やぁ……あ…ああ…」

 沙都子の声色が少し高くなり、絶頂へと進んでいるのがわかった。膝でしか沙都子への攻めを与える事が出
来ないのかと思い少しヤキモキしてしまうが、少しでも刺激を強く与えてあげようと円を描くように膝を動かしたり
沙都子の細い腰に手を回しそれと逆の方向に動かしてみたりした。沙都子自身は前後左右くらいしか腰を動か
せる状況じゃなくて私のその新たな刺激に歓喜の声をあげた。

「ひゃ、あぁああっ! 梨花、ふぁっ…!」
「どう…?」
「ん、あああ…だめ、キ、ちゃいそ、…です……わ…―ぁああっ」
「いいわよ、イッて…」
「あ、ン……んんん―ぁ、あ…ダメッ…ああっ梨花…イ、…く…ぅぅうっっ!! ――ぁああぁあぁっ!」

 身体がピンと弓なりに反り、まだまだ育つであろう胸が共に上に跳ねる。とても興奮していてもある意味冷静に
それを見れる事というのも珍しくて、目に焼き付けるように沙都子を眺めればそれは非常に扇情的で私の心の
衝動を更に駆る。少し肌寒くなってきたこの季節でも白い息が見えるのは珍しく、絶頂に達した沙都子の口から
はぼんやりと輪郭を帯びた白い息が見えて身体から蒸発する沙都子の汗がゆらり、と糸をひくように天を目指し
薄暗い部屋へ消える。あまりの光景に言葉を発する事も忘れ、ただじっと私の上で乱れる沙都子から目を外す事
も出来ず。
 息も絶え絶えとなった沙都子の口から私の名が綴られ、ハッと金縛りのようなものから身体が解放される。

「はあ…っはぁっ…梨花ぁ…早く、もっと…下さいませぇ」
「ええ…今あげるわよ」
「あ、ぅ…梨花、梨花ぁ…」

 火照りすぎて頭がいかれてしまったのだろうか、ボロボロと涙を零し私に懇願しながらもまだ腰を振る沙都子は
もう快感という感覚しか感じないように見えた。熱に浮かされている沙都子もまたいつもと違う風情があっていい
ものだな。
 変に感心をしながらするすると沙都子の身体へと近づけ、沙都子の秘所が私の目の前にくるようなところまで
身体を下まで滑らせる。膝に触れられた時も相当な量だとは思ったけれど間近で見ると更なる迫力がある愛液
はおびただしいくらいに秘所に纏わりつき、零れ落ちそうなものまで。だがそれを阻止しているのは沙都子の内壁
がヒクヒクと止まらずに脈打っているため液体もその脈動に合わせてぴちゃぴちゃと跳ねる。
 その潤った果実をぺろりと一舐めすると一際甲高い声をあげて沙都子が跳ね、きゅっと膣口が締まる。―がまた
すぐにヒクついて早く入れてくれと訴えていた。
363眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/04/09(月) 16:48:23 ID:66mt4x/u
「沙都子はエッチね…くすくす」
「ぃやぁ…、梨花ぁ…お願…はぁ意地悪、しないで…早く……ッ」
「……もう我慢できない?」
「出、来ませんわぁ…だから…だからだから…お願い、お願いします…梨花ぁ、あぁ」

 いつからこんなに淫乱になったんだろう。私が開発していってあげた事も関係しているとは言えあの沙都子がこ
んなに快楽を追求するなんて思ってもいなかったことだ。
 既にぐちゃぐちゃになってしまった蜜壷へとゆっくり指を入れると中はどこもかしこもヌルヌルしていて指を動かす
たびに中で溜まっていた愛液が指に纏いて、たぽたぽと溢れ出てくる。…これは相当キてるわね。頭の上からは
不規則な吐息と共にまるでうわ言のように私の名前を呼ぶ溜息のような喘ぎ声のようなそんな不思議な言葉が聞
こえる。こんなになるまで私を求めている沙都子に改めて生まれる好きという感情が溢れてくる。
 その想いを伝えるかのように中指と薬指をゆっくりと沙都子の中に沈め、奥の奥めいたところまでぎっちりと入れ
てあげる。身体全てで私を包んでくれるかのように私の二本の指をきゅきゅっときつく抱きしめ、その事により指の
出し入れとはまた違う快感を感じて背中を丸くし新たな快感をじっくりとかみ締めているように感じた。とは言え
寝転がっている私よりも身体を起こしている沙都子の方が身体の自由が利くんだから私が沙都子を攻めやすい
ように動いてもらうしかない。

「沙都子、少し腰を落として」

 そう囁くと、ゆっくりと細い腰が降りてくる。私を跨いで秘所を晒している事で生まれる恥ずかしいという感情は
まるで感じられない。愛液を幾筋の線を引きながら滴らせている秘所が口元へと届くと、指の埋められている箇所
の少し上にある肉芽を啜り上げる。以前止まりそうにない自分の熱情を沙都子にぶつけながらきつく吸い上げた事
があったが、確かその吸い上げが強すぎて痛みを伴い沙都子に注意された事があった。状況が違う今、頭上から
聞こえる声は歓喜の意しか含まれていないため私はやりたい放題沙都子を抱いてあげる事が出来る。

「イキそうになったらいつでもイっていいから」
「あふ…、ありが、とう…ぁっございます…わ、はぁ…っん」

 それが口火となり攻めの手を開始した。
 今やまるで全身性感帯となっているであろう沙都子の身体を奏であげる事は非常に容易く、どこを触ってあげて
も気持ちいいと声をあげるばかり。元々感度がいいけれど声をあげるのが恥ずかしいのか気持ちよくても口を手で
塞いで声を出さないようにとするのだけど、それすらも私の欲に適うわけなく強引に舌を口内へ潜り込ませたり指を
入れて口を開かせてあげたり、快楽の波に溺れさせてあげないと今のようにきゃんきゃんと啼いて声を荒げて出す
事はないに等しい。どの行為も私がしたくてしている事、きっと沙都子だって言わないにしろ喜んでいるんだから
止めもしないんだけれど現状のように私が何の苦労もしないで沙都子がここまで乱れているというのは、新たな
興奮を生み無意識の内に空いている手で自分の身体をなぞり始めてしまう。今まで触れる事しかしていなかった
私にとっては何とも言えない快感を感じた。沙都子の声や仕草に当てられて確かに疼いたり濡れているだろうとは
思っていたけれど、まさか自分の身体がここまで火照っているなんて思わず、そんな戸惑いのある中で自分の奥
から湧き出てくる背中を這い上がる快楽に溺れそうになる。
364眠れぬ夜に ◆WXrg8pixkw :2007/04/09(月) 16:49:44 ID:66mt4x/u
「ぁあっ、梨花…そ、こ……イイ、ですわ、あ、く…ッ」
「んふッ……ちゅ、沙都子…は、ぁ」

 つい自分への快楽を優先しそうになっていた時に丁度沙都子の啼く声が聞こえてハッと我に返る。……危ない、
沙都子への愛撫を忘れて自分の事に没頭するところだった。それでも自分を慰める手の動きが止まらず、沙都子
に対しての罪悪感が更なる自分の感度を増幅させているのではないかと思うくらいに自分の身体が熱く火照る。
 止まらないなら、止めなければいいんだと心の奥底で思ってしまったために頭で止めろと指示しているのに身体
がいうことをきいてくれない。溢れ出す快感をそのまま沙都子に伝えたくて、埋めていた二本の指を下から突き上
げるように強く出し入れする。沙都子の身体がガクンと跳ね上がる、この子の感じるところは左の奥めいたところ。
出し入れする度に中指と薬指で中をぐりぐりと撫で上げるかのように蠢かせると頭上からの声は益々艶めく。

「ぅんんんっ…! ああ、くぁっ…! いい、ッ…イ、イ…! あ、っ梨花…梨花……ッ!!」
「あぁ…、沙都子…ふぁ」
「はぁあぁぁ…ん、もっと…もっ……とぉ…!」
「ん、は、ぁ……こう…?」
「そこッ、―あああぁっ!! …ク、る――! んぁっ、ああ、あ、あ…ぁああああっぁっ!!」

 沙都子の熱を感じる二本の指が更に熱を伝えようとビクンビクンと抱きしめる。その蠢きが治まらない内に肉芽を
舌でねぶると全体がキュッと窄まり、益々私の指をきつく覆う。沙都子の癖で一度イッた後は感度が高まっている
ため指を抜かずに攻めていると入っている指が安心感を与えるのか断続的に達するようになっていた。あまりやり
すぎると沙都子が泣き始めたりするのだけど、ならば止めますかと一度だけで止めたりすると疼きが止まらずや
めないでくださいまし、なんて言ってどちらにしても泣きながら強請ってくる。勝手だけど、それが可愛い。
 今日のこの状況はもっともっと楽しませてもらえると思い出した途端に頭にあった自分を慰めるという行為をぴ
たりと止め、沙都子への愛撫に集中する。身体自体は欲求不満を訴えていたけれど今は沙都子を可愛がって
あげる事の方が先決だ、自分の疼きは近いうちに沙都子に慰めてもらう事にした。そう自分の中で整理をし、
すっきりしたところで改めて愛撫の手を激しくする。―明日もまた寝不足かなぁ…。

「沙都子、まだまだ終わらないわよ」
「ひゃぁっ! ふぁああっや、あぁっダ、…ま…た、く、ぁあああっ!」
「あら、またイッちゃったの? 今日は何回イケるかしらね…くすくす」
「はあ、梨花ぁ! ああ、も、っと…もっともっと…はぁ、あ、はぁ、もっと…欲しい…で、すわ!」
「贅沢な沙都子ね、いいわ…遊んであげる」
「んんん!! あぁああぅ、ぅん…ッふぁあ、はぁ…!」


 ――その夜、嬌声が止まる事はなかった。
365 ◆WXrg8pixkw :2007/04/09(月) 16:51:52 ID:66mt4x/u
とりあえず今回の投下は以上になります。
次回の投下で時間が少し動くので、今回の分のwiki保管は現在ある「眠れぬ夜に」に
追記という形で保管させて頂きます。

それでは続きを求めてくださった方そして読んでくださった方、ありがとうございました。
366名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 16:58:10 ID:c758Umv2
>>325
陵辱される魅音のエロさは異常
絵にしたらめちゃくちゃエロイ光景だろうなぁ…
おっきおっき

>>332
レナと魅音に言葉攻めされながら公開セクロス…イイ!

>>341
沙都子可愛いよ沙都子w
オチもいい感じでした

>>364
雰囲気のあるしっとりエチでGJ
367名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 20:07:25 ID:2GYujv1U
>>356 ウホッ続きあったのか!!楽しみにしてます。
356の文章好きだ〜!
368名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 22:51:01 ID:to2+2uOH
>>356
これでもかってぐらいの濃い描写ですな。
やっぱり、沙都子はおねだりしないと(ry
GJです。

明日の同じ時間あたり様子見て何か投下すると思うので、
バッティング警戒の人は注意してください。
369名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 23:35:54 ID:X4VecPk5
どなたか詩魅百合を…
それだけがry
370名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 01:14:55 ID:F4njMsHu
>>367
ああ、仲間がいてくれてよかった。

どういうわけか他のSSや感想の山に埋もれることが多いけど、俺もこの人の
話は大好きだーっ!!

>>365
以前はちょっぴり百合苦手だったけど、あなたの読んでるうちに慣れました。
ヒロインの反応見ていると「女の子ってそうなのかー」と色々と勉強になります。
攻めてる梨花がイイ感じでGJです。
371名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 03:59:28 ID:IzrIwsTy
>>369お前は俺か
372 ◆yNb1.jMivk :2007/04/10(火) 07:34:04 ID:BBNqmtIc
6レス、詩魅百合行かせていただきます。
スペースお借りします。
373 ◆yNb1.jMivk :2007/04/10(火) 07:34:36 ID:BBNqmtIc
体が、重い。
腕も動かなくて少し痛い。
何かが、胸の辺りを這い回る。
時に強く時に弱く、それでも決して単調ではない刺激に自然と、息が上がる。
身体に熱が篭り始め、身を捩ろうにも動かせず、ただ、熱い息を吐く。
……体が、重い。

再び巡ろうとした、モヤの掛かった思考は、唐突に降って来たその声で中断させられた。
「お〜ね〜え〜。そろそろ起きませんかぁ〜?」
あまりにも聞きなれた声に、意識がゆっくりと覚醒する……なんて、悠長な事を言っている暇もなく。
「むぅ。可愛い妹の声にも起きないとはいい度胸ですね。では、お望み通りにご開帳〜☆」
……望んでない。望んでないってば。
魅音はぼんやりとしたまま、心の中でツッコミを入れる。
正気であれば、なんとも恐ろしいと分かる言葉と同時に襲う肌寒さに、急に体温が奪われた気がして身を震わせた。
「ふぇ、ぇ、ぇええっ?」
夏も間近なこの時期に、寒いわけではないが。肌が晒され、外気に触れたような感じ。
っていうか、……脱がされてる!?
「ふゃ…っな、なに〜〜!?」
寝ぼけまなこで、魅音が叫んだ。そして自分の上に跨る双子の片割れの姿を認め。
視線が合うと、こちらを見下ろす自分と同じ顔が、にっこりと笑った。
「おはようございます、魅音姉様。正月ぶりですね」
ぞわり。
その表情の奥の何かを感じ取り、まどろみに堕ちていた意識が一気に引き上げられた。
「ま、毎日会ってるっつーの!!あんた、一体なにを……っ!?」
魅音は嫌な予感に身を起こす。
ぎし。
いや、起こそうとしたが。
「げ」
背後で一つに縛られた動かない腕。既に剥かれた上半身。
驚きと羞恥に顔を真っ赤にし、動揺に身を捩ると、それに併せてたゆんたゆんと揺れる豊かな胸。
「あ、あ、ああああああ!」
あんたは一体何やってんだぁあああああ!!
そんな魅音の言葉にならない心の叫びを双子ゆえか容易く理解して、詩音が神妙な顔をする。
「それがですね。私としても非常に不本意なんですが」
とつとつと、詩音が語り始める。

つい数日前。親族の会合が開かれた。
「え〜!?、おじさんそんなの知らないよー!?」
と、早速空気を読まず体の下でじたばた暴れて話の腰を折る魅音を無視して、詩音は話を続ける。
なんでも園崎家現頭首が、跡取りを非常に心配していると。
だがそんな頭首の悩みも他所に、次期頭首は年頃といわれる年齢になっても一向に、色気付いては来ない。
未だに子供の頃と変わらず、まるで男の子のように外を走り回っては、暴れまわっているらしい。
先日など、親しい友人と遊びまわった挙句、この歳になってもドロだらけで帰ってくる始末。
その体たらくに流石の頭首も頭を抱えた。どこでどう、教育を間違ったのだろうか。
そもそも夜の作法、子供の作り方など、きちんと理解しているのだろうか?このままでは、園崎の血筋が絶えてしまう。
憂慮した頭首に、気を利かせるべく親族一同が白羽の矢を立てたのが、双子の妹である詩音という事だ。
だから、正月ぶり。
普段の個人的な姉妹としての付き合いはともかく、正式に、親族として会いに来るのは半年振りなのである。
女子高に通い、真っ当に女の子として育った詩音に、女の子としての知識が著しく欠如している魅音の性教育を任せるという、
当人達にとってはこれ以上ない程にありがた迷惑な方針を打ち立てて。親族の会合(非公開)は幕を下ろした。
374 ◆yNb1.jMivk :2007/04/10(火) 07:35:17 ID:BBNqmtIc
「な、なにそれぇえええええ!?」
真っ赤になった魅音の上で、詩音がむくれる。
「だ〜から、それは私のセリフですってば。ああもう、なんで私がこんな事を……」
ぶつぶつ言いながらも、詩音の手は話の途中からずっと魅音の胸をぷにぷにと弄っている。
「ちょ、やめてよ詩音っ!そ、そんな事しなくても、ちゃんと分かってるってば!!」
少しずつ熱を持ち始めた身体を冷ますように肺に溜まった熱い息を吐きながら、詩音を押しのける為に身体を起こそうと暴れる。
そんな魅音を見下ろしながら、詩音は指の動きを止めずに問い掛けた。
「そうですか。じゃあ聞きますけど、どうやって子供作るんです?」
「……っ!ぅ、あ、そ、それは、その……っ」
顔を赤らめ言葉に詰まる魅音を見て、詩音はわざとらしく溜息を付いた。
「ほら、やっぱり知らないじゃないですか。しょうがないですね〜今日はたっぷりじっくりと、お勉強しましょうね☆」
詩音のどこか楽しげな言葉尻に、魅音は息を呑む。
「……ち、違うッ!しし、知ってるもん!ちゃんと知ってるもん!!あんた絶対分かってて言ってるでしょ〜〜!?」
唯一自由に動く足をじたばたさせる魅音の腰に座り、詩音はむにむにと、その反動に揺れる胸を揉みしだく。
「しっかし、揉みごたえのある胸ですねー。こう客観的に見ると、同性ながらも確かにすごいわ、こりゃ」
ぐさ。
気にしている事を言われ、魅音は涙目で真上にいる片割れを睨んだ。
「しッしおん〜〜!あんたって奴はぁあああ!」
魅音の抗議はあっさり無視して、詩音の細い指が、華奢な手が。巧みに魅音の大きな胸を揉み、潰し、撫でる。
少し指先に力を込めれば柔らかく沈み、掌で押し上げると溢れるその膨らみに顔を寄せ。
「ひゃぅ……っ!」
つつつ、とその滑らかな線に沿って唇を滑らせて、そっと、敏感な先端にキスをする。
びく。
その柔らかい刺激に、思わず身体が跳ねる。
「ちょ、っと、待って、待てこら、詩音っ!!」
雰囲気がなんだかそれらしくなって来て、魅音は慌てた。
ちゅ、ちゅ。
手は変わらず胸を弄りながら、唇は何度も先端に軽くキスをして、詩音が片手間に答える。
「まださわり程度なのにそんなキャンキャン吼えないで下さいよ、うるさいですから」
そう言って、震えるそこを口に含む。
「ぃっ、…ん…あ、ああんたがやめれば済む事でしょうが!?離せ〜〜〜!!」
ぴんっ。
詩音の指が、もう一方の魅音の立ち上がり掛けの先端を爪弾く。
「く……、ぅっ」
突然の鋭い痛みに身を竦め言葉を詰まらせる魅音に、詩音が楽しそうに微笑む。
「そうそう。そうやって発情してキューンキューンって可愛く鳴いてれば、優しくしてあげますから☆」
そのあまりにも屈辱感を煽る挑発的な言葉に、視線だけで射殺せそうな鷹の眼で、魅音は詩音を睨む。
「ふざけんなッ!!誰が発情し……ッ!」
きゅうっ。
「っ!」
指先で少し強く摘まれて、魅音の言葉が止まる。そんな視線程度で、臆する詩音ではない。
更にはこの圧倒的有利な体勢。詩音は一抹の快感を覚え、嬉々として手を進める。
「こんなに硬くして、感じてないって言うつもりですか?くっくっく!」
顔を離して、ぐりぐりと詩音の親指が魅音の唾液に濡れて光を反射する先端をなじる。
「ふ、ぅ……っ」
悔しさと恥ずかしさに唇を噛み締める魅音に、詩音は優しく微笑んだ。
375 ◆yNb1.jMivk :2007/04/10(火) 07:36:02 ID:BBNqmtIc
一応断っておくが、私は別にナルシストと言う訳ではない。
自分と同じ顔に興奮するなんて、と思われるかもしれないが。
確かに私達は一卵性の双子で魅音は自分と同じ顔、同じ声、同じ素材で出来てるんだけど。
やっぱり二人に分かれてしまったせいで、どこか根本的な部分が足りなかったり多かったりするのか、
どうしようもなく求めたり、どうしようもなく嫌悪したり。その時々の感情の振り幅が激しい。
……なんて。一体何が言いたいかと言えば。
悪戯心と言えば聞こえはいいが、魅音の姿にどうしても、意地悪がしたくなってしまう時がある。
……おっと。重ねて一応断っておくが、お姉はMだけど、私は別にSと言う訳でもない。
………。
ないってば。

思わず脱線しそうなとりとめのない思考を振り払って、詩音が柔らかい声で魅音に囁き掛ける。
「ほら、そんなに構えないで。もっと楽にして下さいよ。私だって、やるからには楽しくしたいですし。ね?」
「たっ楽しくなんか出来るかぁああああ!!」
反射的に出た魅音の叫びに詩音は口を尖らせて、不思議そうに呟く。
「あるぇ〜?お姉は楽しくないですか?私はすっごく楽しいですけど」
「楽しくない!あんたさっきは嫌そうに言ってたじゃん!!ね、本当にやめよう!?こんなの、ちゃんと分かってたって伝えるだけで済む話でしょぉお!?」
詩音は胸元をいじる手を静かに降ろして魅音の腰を撫で、下着の端に指を絡めた。
「いや〜。実はそこが、私も疑問なんですよね〜?本当にお姉、分かってます?どこをどうして、どうすれば、子供が出来るのかを」
その先を連想して、びくりと、魅音が怯える。
「ば、ばかぁあああああ!!いくらなんでも、この歳になって知らないワケないでしょ〜〜〜!?」
そんな一瞬の心情を誤魔化すように、魅音が声を荒げ詩音に食って掛かる。
「それこそどこでそんな勘違いが生まれるか知りたいよッ!!こっちはずっと大人に囲まれてたんだからね!?周りは下世話な話ばっかりだし!」
魅音の言葉を軽く笑い飛ばして、詩音が目を細める。……興奮しているのか、少し頬が赤い。
「くっくっく。自業自得ですよ、お姉。これに懲りて、明日からはちょっとは女らしくなる事ですね」
その表情にいつものような冗談では済まない本気を感じ、魅音は気圧される。
「あ、明日からって……ッ!?」
詩音は身体をずらして下着の中に差し入れた指で、魅音に触れた。
「……ッ!!」
魅音が怯えたように、びくりと身体を跳ねさせる。それを上から愉快そうに眺め。
「私にも都合って物がありますから。今日の所は大人しく、気持ちよく。流されて下さいって事です」
そのままゆっくりと蠢かせて、少し熱を持った身体に、指を擦り付ける。
「ぃ、ぃいやぁぁああああああああああああああああああああ!?」
詩音の妖しげな笑みを前に、たまらず出た魅音の絶叫が、無人の園崎家に響き渡った。
376 ◆yNb1.jMivk :2007/04/10(火) 07:36:36 ID:BBNqmtIc
すりすり、しゅる、しゅっ。
指で魅音の形を辿り、擦り、くすぐって。
「ぅ……く、……ん!」
魅音の足が、何かを堪えるように強く閉じられる。
それでも、悪戯を繰り返す詩音のしなやかな指先を妨げる事など、出来はしない。
熱く熱を持っているそこに指を強く弱く押し付けて、反応を見る。
感じてない訳ではなさそうなんだけど。詩音は首を傾げた。
「……んー……なかなか濡れて来ないなぁ。……よし」
詩音は呟くと、魅音に触れていた指を抜いて、口に咥える。
「ゃ、ええ……!?あ、あんた、何……っ!!」
その予想外の行動に、魅音は真っ赤になって言葉を詰まらせる。
汚い、とか言いたいんだろう、どうせ。
魅音の言いたい事を察して尚、詩音は挑発するように口元を持ち上げてにぃっと笑い、
自らの指に唾液をたっぷりと絡め、口から引き抜く。
とろっ。
口から指へと伝う光の筋に、そのいやらしい光景に。魅音はめまいを覚えた。
「ぁ、あ……っちょ、待って……し、おん、詩音……ッ!?」
こちらも詩音の行動に予測が付いて、身を強張らせる。
ぬるっ。
「ふぁ……っ」
予測していたのに、その感触に思わず、声が漏れた。
あらあら。お姉ってば可愛い声出しちゃって。
赤くなって慌てて口を噤む魅音を声に出さずに笑いながら、詩音の指は容赦なく魅音を責める。
「こ、んなの……やだっ……やめ、てよ…ぅ……!」
先程の強気な視線はもう、影も形もない。弾む息を堪えながら、魅音が泣きそうな瞳で詩音を見上げ。
その声と、視線の前に否応なしに嗜虐心を煽られ、内心ぞくぞくしながら、詩音はにっこりと微笑み返した。
「えー?だめですよ。ちゃんと準備しておかないと痛いですって。本番ではここに男の子のが入るんですよ〜?しっかり慣らさないと☆」
「……ッ!」
魅音の足が震える。それは詩音の指にか、はたまたその言葉にかは分からない。
先程とは違った濡れた感触が、再び魅音の表面をなぞり、くすぐり。
そのまま、敏感な部分をも掠めるように上下に滑らせて、魅音を煽った。
「ふ……は、ぁ、……んっ」
押し殺した声が、詩音の手の動きに合わせて、魅音の口から零れる。
「へ〜…中々感度いいですねぇ?こりゃちょおっと意外」
いやどうして、なかなか。そんな事を心の中で呟きながら、ぬるぬると撫で付け、指を立てて引っかく。
「……な、にを……っんん……っ」
ぬぷ…っ。
魅音が口を開いた隙に指が進み、抵抗を掻き分けながら、中をゆるゆると擦る。
「ふっ、ふー……んー……!」
その圧迫感にたまらず噛み締めた魅音の唇に。詩音は誘われるように顔を寄せ、軽く口付ける。
「!?」
驚いた顔をして目を見開く魅音。
その瞳に自分が映っているのを見ながら、詩音は更に唇を重ねる。
「……っ、……〜〜〜〜!!」
その自分の物と瓜二つの唇に軽く何度も触れ、啄ばみながら、中を探って指を蠢かせる。
ぬる、ぬぬ、ぬる。
「ん、はっ、……詩音、止めっんん!?」
本格的に熱が入ってきた詩音の責めに、切迫した魅音の静止の声が上がり。
それを逆手に取って、その開いた口に舌を割りいれた。
ちゅ、る、ちゅっ。
「ん、ぅ……むー……!!」
指は唾液以外のぬめりに助けられ、スムーズに抜き差しを繰り返す。
そして詩音の舌は魅音に絡み、吸い付き。その生々しさにぶるっと、魅音の身体が震えた。
377 ◆yNb1.jMivk :2007/04/10(火) 07:42:03 ID:BBNqmtIc
あ、やば……こっちまで、少し……。
魅音の中が自ら詩音を受け入れ始めた事によって、詩音の身体にも熱が篭る。
自分は魅音に引きずられたのか、それとも自分が魅音を引きずったのか。そんな事は詩音には分からないし、大した事でもない。
真っ赤になって、詩音の責めから逃れようとするその表情に、否応なしに詩音の手が速度を上げさせられてゆく。
ちゅ、ちゅうっ、くちゅ。
弄っていた舌を解放して、零れた唾液を舌なめずりして舐め取りながら、詩音が楽しそうに魅音に囁く。
「……あは、お姉ってば。すっごいやらしー顔してますよ」
そう言って、一度顔を離してから互いの額をくっつける。
「ぁ、ああ、ふぁ、……ち、がうぅ〜!し、詩音、詩音が…っ」
魅音は上気した顔のままとろんと潤む瞳に詩音だけを映して荒く息を付き、酸素を求め口をパクパクさせた。
ぐちゅ、ちゅ、ぬちゅ。
その言葉に誘われるように、一層指の動きを激しくして、詩音が口元を緩ませる。
「ひぁ……っ、ふ、ぁぅう……っ!」
開いたままの口からは、嬌声が零れる。
「私?私がこうしてお姉の中をぐっちゃぐちゃに掻き回すから、気持ちよくてやらしい顔しちゃったんですか?」
耳を打つ水音に、魅音の乱れた姿に。詩音は興奮し息も荒く、片割れの赤く染まった耳元でそんな事を囁く。
至近距離で現実を突きつけられ、魅音は恥ずかしさのあまり泣きそうな顔をして、肩を竦めて震えた。
その姿がまた、詩音の鼓動と手の動き、そして何より嗜虐心を駆り立てる。
あは。可愛い顔してもう。どうしてこう、お姉ってばいちいち、いじめて下さいって顔するんでしょうねー。
「ああ、そりゃごめんなさい。確かに私のせいですねー?お姉がやらしー顔するのも、エッチな声上げるのも、トロトロになってるのもねえ!」
詩音が愉しくてたまらないと言った感じで笑いながら、言葉で魅音をなじる。
その言葉が鼓膜を揺らし、熱い息が耳に掛かる度に魅音は身体を強張らせて、逐一詩音の指を締め付けた。
詩音は唇で赤く染まった魅音の耳を軽く咥えて軽く噛み、口の中で、その縁に舌を這わせる。
「ひゃ……っし、詩音んんっ!」
魅音の声にはもう、余裕がなくなっている。
「お姉、気持ちいいですか?もう、イキそう?」
ずちゅ、ちゅ、ぐりゅ、ぬちゅっ。
詩音の手が乱暴に、それでも的確に魅音の中を擦りつけてかき回す。
「ひ、ぅあぁ、あぅ、あああ……ッ!」
それに翻弄され、もう声を堪えることすら出来なくなった魅音に、詩音は魅入っていた。
「魅音、可愛いよ。ふふふ。こんな姿見たら、誰も魅音が女の子らしくないなんて言えないのにね。……ねえ。今度は、みんなの前でしようか?」
「!!」
詩音の言葉に怯え、魅音の身体が跳ねる。中が一層、キツくなる。
「皆にね、見てもらおうよ。私の自慢のお姉。見せたいなぁ。可愛くてエッチで」
「や、やだ、いやだ!ぁ、あぅ、そん、な事っ言わないでよぉ……っ」
魅音の太股が震えている。もう、限界かな。
「いやなの?でも、さっきからすごく気持ち良さそうだよ。指をね、きゅうきゅう締め付けて離さないし、ほら。私の手も、あんたのでベタベタ」
わざとぐちゅりと音を立てて、指を突き上げる。
「ー…っ、あ、あああ、や、やあ、も、もう……やぁ……っ嫌い、詩音きらいぃいい!!」
言葉とは逆に、一際強く、魅音の中が締め付ける。
378 ◆yNb1.jMivk :2007/04/10(火) 07:42:54 ID:BBNqmtIc
魅音の言葉に満足して詩音は微笑むと、手の動きを止め額に軽くキスをする。
「ふふ。冗談ですよ。こんな可愛いお姉、他の人間には見せたくないですからね。まだまだ、当面は私だけのモノです」
その詩音の表情の優しさにしばし呆けてから、魅音の顔も緩んだ。
よほど怖かったのか、緊張が解けた途端ぼろぼろと涙が零れしゃくりあげる。
「…ひっ、ひっく、…ふ、ぅううっ、し、詩音のいじわるっ、ばかぁ〜〜〜〜!!しおんきらい〜〜〜!」
ああ、そうか。私はこの子のこういう顔が見たくて、やっているんだ。泣き出した魅音に、詩音は心が満たされるのを感じていた。
昔はよく見た泣き顔。いっつも私の後をついてきて、泣き虫で、可愛かった……妹。
「やっぱりあんた、可愛いよ、…………詩音」
口の中で魅音には聞こえない程度でぽつりと呟いて、指を再び使い出す。今度はもう、容赦なく。
ぴくん。
「……ひっく……ふぇ……っ……はふ……っ」
詩音の手に、すぐ泣き声は鳴き声に変わり、切羽詰った物になる。
「ひぁあっ、ふ、はふ、ぁ、ああ……ぅぁあああ……!」
中の収縮が激しくなり、指が痛いほどに締め付けられる。
それに併せて、詩音は親指で魅音の敏感な突起を、そして中指で中をぐりっと抉った。
ぶるっ。
「ぁ、ああ……っ!!ゃ、……ぉ、ねえ……ちゃぁ……ん……っ!!」

一際大きく身体を震わせて魅音が最後に、そして無意識に漏らした言葉に、詩音もまた静かに身体を震わせていた。

翌朝。
いつものレナ達との待ち合わせ場所で、魅音は早めに家を出て、一人ぼんやりとしていた。
寝不足だ。抜けきらない疲労感に、身体がだるい。
……だからただの寝不足だってば。他意はない。断じてない。
はぁ〜……。
そんな事を言ってみてもやはり自分は騙しきれず、胸の底から深いふかーい溜息が出た。
「おーねーえっ!」
ぎゅうっ。
聞きなれた声を聞いたと思った途端、背後から抱きつかれ、魅音がびくりと飛び上がる。
こんな事する相手は、何より自分をお姉と呼ぶ人間は一人しかいない。
「な……ッ!?し、詩音ッ!?」
我知らず、魅音の顔が赤くなってゆく。
「もう、今日は早いですね〜?待ってくれてもよさそうな物なのにぃ」
やけに甘えた声でそんな事をいいながら、しなだれかかって来る詩音に、魅音は完全に油断していて言葉も出ない。
結局あの後泊り込んだ詩音の寝ている隙に、簀巻きにしてふんじばって置いたのに、一体どうやって。
動揺を隠せない魅音に、詩音は背後でにっこりと笑う。
「お姉はああいうのが好きなんですか?遠慮せずに言ってくれれば良かったのに。ふふふ、次は考慮しますね☆」
ぞわり。
なんともいえない悪寒が魅音の背筋を走る。怒ってる。これはかなり怒っている。
「お姉に似合うのは荒縄かなぁ、それとも鎖かなぁ?首輪も付けて犬っていうのもいいなぁ」
そんなそら恐ろしい事をいいながら、恐怖に硬直した魅音の腰に廻した手を胸に滑らせて、揉む。
びくん。
「あああ、あんた、こんなトコでなにすんのよぉおおおお!?」
それにようやく我に返って腕の中でじたばたと暴れる魅音に、詩音は耳元でそっと囁く。
「何って……そりゃナニですよ。だって私、『次期頭首女の子化計画☆7日間超速成プログラム』で前金貰っちゃってますし?」
しれっとそんな事を言いながら、魅音の耳に軽くキス。
「な!?なにそれえ!?あんた昨日だけって言ったじゃん!!ってか、お金って何!?」
むにむにと、手から溢れる胸を掴んで転がして、押しつぶしては形を変えさせながら。
「えー?バイトですよ、バイト。それに考えてみたら後6日間、何もしないでお母さんを誤魔化せるとは思えないし」
真の黒幕の名が上がり、魅音が表情を強張らせる。
「お姉の反応も面白いから、この際たっぷり遊んでおこうかな〜と」
「ひ……ッ!?」
魅音は喉の奥で悲鳴を上げる。
「まあ、とりあえず話はそこの人気のなさそうな雑木林ででも……」
「い、いやああああああっ!?」
379 ◆yNb1.jMivk :2007/04/10(火) 07:43:34 ID:BBNqmtIc
ぐりっ。

「……何してるのかな、かな?」
にっこりと笑顔を浮かべたレナは、詩音の背中を、鉈の頭で突く。
「あら、おはようございます、レナさん」
ちっ、早かったな。詩音は心の中で舌打ちをする。レナ達が現れる前に拉致るつもりだったのに。
「おはよう詩ぃちゃん、魅ぃちゃん。……で、二人は何をしてるのかな、かな?」
レナがもう一度同じ事を問いながら、ぐりぐりと、鉈を詩音に押し付ける。
それを軽く笑って。
「仲良し姉妹の朝のご挨拶ですよ。気にしないで下さい。ね、お姉?」
詩音の声に、魅音は弾かれたように叫ぶ。
「レナ!た、たすけてッ!」
詩音は笑顔はそのままに、心の中で呟いた。
……後でお仕置きですね。このお馬鹿は。
そしてこちら。レナもまた笑顔は、その表情はそのままなのに。先程よりもずっと、かもし出す雰囲気が黒い。
「……魅ぃちゃん、嫌がってるみたいだけど?離してくれないかな、かな?」
「お姉は素直じゃありませんからねー。いやだいやだといいながら感じちゃうんです、ねー?」
「あ、あああああ!?変な事言わないでよ詩音のばかぁああああ!!」
詩音の言葉に顔を真っ赤にして叫ぶ魅音の声も、本物の咆哮の前には、一瞬。

「  嘘  だ  ッ  !  !  」



幸か不幸か、寝坊して遅れて来た圭一は、一人隅で恐怖に震える魅音と、2大怪獣大乱闘を目撃することになる。
380 ◆yNb1.jMivk :2007/04/10(火) 07:44:41 ID:BBNqmtIc
ごめ、ごめんなさい、配分間違えた、7レスでしたッ!!orz
381名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 08:15:14 ID:zmrWQcCc
>380 GJ!!
最後のとこ読むまで、圭一が転校してくる以前の話かと思ってたw
S詩音M魅音ありがとうだぜ
382名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 09:01:53 ID:L0KEn0yr
GJ!!!!!!!マジサンクス!!
詩魅は随分ご無沙汰だったからオッキしまくりだぜ!!
383名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 09:27:29 ID:6V3DF200
>>379
いやぁ、前回に続き実用的な一品をありがとうございます
エロ可愛くて妹らしい魅音に激しく身悶えたwww
そしてレナがものすごく頼もしいw
結構なお手前でございました
384名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 12:45:39 ID:82Kgv/X6
レナかっけえwwwwww
385名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 15:47:37 ID:Z2/HMylC
まじすげぇよレナ
386名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 15:49:22 ID:Z2/HMylC
「うそだッ!」
   /  / /    |    /|   /:::/:.:.:.:.:.:.:|::::::   
  /  〃 i     .::|   /:.:.|  |::l::|:.:.:.:.:.:.:.:|::::::
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 ! ,' !  ::|    ::::|!. ,ィ|≧ゝl、_.;|::ィ|/_:._/ィllヘ         
 l ,' │ ::|:..  ::::|く/ {ひlll|::|ヾ|:.N:.::´〃ひlllリ::   
 ヾ  '、  |\  ::::|:.\\こソ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、、\こソ        
     '、 :|  \ :::\:.:._,、__彡 _' -─ 、`゙ー=        
      ヾ、/.::>:、:;ヽ、__  /ーァ''"´ ̄ ヽ         
      / .::::::::::::::::ヘ ̄   {|::/       }    
     /...::::::::::::::::::::::::::\  V      j}  
387名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 18:49:07 ID:9JhF/5gn
>>380
念願の詩魅ktkr!!!!!
うわぁあああ、ありがとう!まさに理想の詩魅でした!
妹魅音がもう堪らくぁwせdrftgyふじこlp;@
興奮して今日は寝られそうにないよ。ありがとう神様!
388名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 22:53:49 ID:I78NJeCm
昨日このあたりの時刻に投下すると宣言してましたが、
ちょっと間に合いそうにも無いので、
まったり書いてます。
投下控え手いる方がいるならどぞ。
389名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 23:45:59 ID:RjkH3jqg
エロ以外も読みたい気がするぜ
390名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 23:57:13 ID:gtEUsYnU
めっちゃえろいのが読みたい
391名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 00:14:33 ID:k3bkUjPZ
>>148の続きを未だに全裸で待ち続ける俺
392名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 00:55:20 ID:SHnhjvkD
そして夏が来て……
秋が来て……
冬が来て……
>>391は死んだ……
393名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 02:21:23 ID:P2ukwzq4
>>392
ちょwwwwおまwwwwwww
394名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 12:56:27 ID:rlwSJIP4
>>391も草葉の陰で喜んでるにちがいない
395名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 17:36:27 ID:/DdOfXGK
>>394
そう、かばしらのたつ頃に・・・。
396名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 18:46:26 ID:IZ9tUZ03
眠れぬ夜に 好きだわァ
397 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/11(水) 18:54:30 ID:zEZxaDeI
山狗×部活メンバー詩音編投下します。
陵辱、レイプ、淫語アリなので苦手な人はご注意を!
398名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 18:54:31 ID:IZ9tUZ03
詩魅もウマいし有難いこっちゃ。間違いなく今スレも良作で埋まる
399山狗×部活メンバー 詩音編  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/11(水) 18:56:01 ID:zEZxaDeI
お姉を見ると、数人の男たちに取り押さえられて服を剥ぎ取られていた。

私はそれを客観的に見ていたけど、実際自分にされるのもそう遠くは無さそうだ。男たちがじりじりと間合いをつめ、近寄ってくる。
とうとう男の手が私のシャツにかかった。その男をきっと睨みつける。
「ほー、気の強い孃ちゃんじゃねぇか。よがった顔が見てみたいぜ」
「案外こーいうのがすっげぇ淫乱だったりするんだって。にしても、良い体してんじゃねーかよ」
じろり、と詩音を上から下まで眺めるその汚らしい視線。これ以上人を不快にさせるものなんてあるのだろうか、と詩音は思った。
顔を近づけてきた男の頬にぺっと唾を吐きかける。このアマ、と男は詩音に蹴りを入れるが、それでも気丈に睨み続けた。恐怖の色はあるが、迷いは無い。
その瞳に苛つきを感じ、男たちは詩音の服を引き裂いた。あられもない姿にされても、尚も睨む事をやめない。
「…この女、くそ…っ!」
「面白くねぇ。…コイツ、びくりともしねぇよ…」
それが唯一の抵抗だった。声なんてあげてやるものか、怖じ気づいたりするものか。悟史君、私がんばるよ、悟史君、悟史く………

「いやぁああああ!!痛い、痛いよぉおお、助けてにーにーぃいいい…!!!!!」

―――――沙都子。
その叫び声を聞いた瞬間、何をされても動じなかった私がぴくりと震えた。それを山狗は見逃さない。しめた、とばかりに微笑む。
「あーぁ、コイツ、つまんねぇよ。…あっちのガキんとこにいっちまおうか、なぁ?」
「……なっ、……!」
「そっちのが締まり良さそうだな。…まだガキだからよ。痛ぇだろうな〜!」
…………けだもの。こいつらは人なんかじゃない!私が鬼だとしても、こいつらと比べるとよっぽど人間らしいと思った。
男がいやらしく笑いながら立ち上がった。沙都子の方に向かおうとする。
「…………待って…!」
「ぁあん?」
男は私が呼び止める事を予想していたのだろう。すぐに振り向いて、私の言葉を待っている。私は悔しくて悔しくて、ポツポツと絞り出すように…言った。
「…お願い、私には…何しても良いから、…………沙都子には…やめて…」
―――にやり。男が不適に笑った。その笑顔が憎くて憎くてたまらない。
「くっくっく…、聞いたか?今の。…おいお前ら、好きにして良いだとよ!」
その言葉に数人の男が興奮してはやし立てる。そのうちの一人の発言に、私は目を見開いた。
「ここでオナってみせろよ!」
「お、…っ…!?」
そんな事、出来るわけがない――――そう言おうとした瞬間に男がまた沙都子の方へ足を進める。
…それだけはさせてはならない。沙都子の負担を軽くするために、少ししでも多くの男をこっちに引きつけたかった。

「わ、分かった、やります、やりますよ…!皆さん、今から、いやらしく、オ…オナニーする私を、見て下さい…!!!」
400山狗×部活メンバー 詩音編  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/11(水) 18:57:51 ID:zEZxaDeI

声を大きく張り上げて卑猥な言葉を叫ぶ。屈辱のあまり、血管が切れそうだ。顔が暑い。火が出そう。
…でも、詩音の作戦は成功した。沙都子や魅音、レナを襲っている奴らが手を止めてこちらを見たからだ。こちらを見ている間だけでも、奴らの辱めから開放される。
…何としてもこちらに目を向けさせなければ、と詩音は必死になって自慰を始めた。
「んくっ、…ぁ…あふんっ!見て、私を見て下さい…っ!私のっ、いやらしいっ、ひくひくしてるの、見てぇ…!」
片手は胸に、片手は股間に。せわしなく手を動かし、安っぽいAVのようなセリフを吐く。
…最初は演技だった。乳首をつまんで引っ張って、膣に指を突っ込んで。いやらしいセリフを言っているうちに、いつしかそれは本当の私の言葉になっていた。
「はっ、んっ、ぁっ、気持ちいいっ、イイっ、気持ちいいのぉおおおっ!!!!!」
「すげぇ…」
「おっ、俺もう我慢出来ねぇっ!」
一人の男がガチャガチャとズボンを下ろし近づいてきた。その汚らしい性器を露わにする。
既にソレはパンパンに腫れ上がっていた。男は間髪入れずに一気に挿入する。
「うぁああああああっ!!」
「くっ、良いぜぇ…っ!」
ず、ずちゃっ、ずず…っ
卑猥な水音が響いた。ほどなくして男は腰を降り始める。
挿入をされる前に自慰をしていたのは正解だった。たっぷりと溢れた愛液が潤滑剤の役割を果たし、痛みを感じる事なくスムーズに挿入されたからだ。
男は無我夢中で腰を振る。その激しさに私が達しそうになった時、耳元で音が聞こえた。
バチバチバチ…
見覚えのある音。はて、どこで聞いたものか……朦朧とする意識で音のする方を見て、私は目を見開いた。
401山狗×部活メンバー 詩音編  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/11(水) 18:58:54 ID:zEZxaDeI

「………は、…うっ………」
「さっきはどうもなぁ。…痛かったぜぇ…?」
…私がスタンガンを浴びせ気絶させた男。そいつが次は、奪ったスタンガンで“浴びせる側”になっているのだ。
「イったらバリバリ、だぜ?」
そう言って男はスタンガンで乳首をコリコリと擦る。こんなに心臓に近いところでスイッチを入れられたら…終わりだ。
「…っひ…!」
その瞬間、大きく男に突き上げられ、突然の衝撃に堪えきれずイきそうになる。
ぐっと唇を噛み締め抑えるが、背後から別の男が私の胸をいじくり始めた。
「ひゃっ、ふぅうっ…!」
ぐりぐりと乳首を押し潰すようにこねる。ぴんと弾き、男がちゅうちゅうと吸い始めた。
「ああああっ!!やめ、っ!」
「いくぜぇえええっ!!」
ずん、とまたもや大きく突き上げられる。ナカを掻き回すように男のモノは私の中で暴れまわった。
こりっ――――胸を吸っている男が乳首を噛む。それと同時にもう一人の男が私の剥き出しになっている突起をつまんだ。
「んぁああああああああああああああああっ!!!」
イってはいけない…そう必死に言い聞かせるも、襲いくる二重の快楽に耐えきれず――――私は達した。
「はっ、ふ、ぁ……………  あうあぁあああああっ!!!」

バチバチバチッ! 

首に宛がわれたスタンガンから電流が一気に私の体を駆け抜ける。それと共に、私の意識も遠のいていく。
…………ごめんね、悟史君。
最後にそう呟いた言葉も、奴らの下卑た笑い声にかき消され――――闇に消えた。

402 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/11(水) 19:00:05 ID:zEZxaDeI
以上です。
お目汚し失礼!
403名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 19:35:50 ID:0T4cEZcW
GJJJ!!!
404ほい:2007/04/11(水) 20:04:44 ID:wd0qWlKV

圭一「もしもシリーーーズ!」
レナ「突然どうしたのかな?かな?」
沙都子「きっと罠ですわ。耳を貸してはいけませんことよ」
魅音「ふっふっふ。それくらいじゃおじさんの集中力は途切れないねぇ」
梨花「にぱ〜☆」

圭一「もしも悟史と羽入が会話したらーーー!」
「「「「!」」」」

悟史「むぅ・・・」
羽入「あぅあぅあぅ」
悟史「むぅ・・・」
羽入「あぅあぅあぅ」
悟史「む、むぅ・・・」
羽入「あ、あ、あぅあぅあぅー!」
悟史「・・・どうだった?気持ち良かったかな?」
羽入「あぅあぅあぅ。恥ずかしいこと聞かないでほしいのです」

詩音「ちょっとまったーーーーー!!!!なにそれ、ねぇなにそれ!」

こうして今日も部活が進んで行ったのですよ。にぱ〜☆
あぅあぅあぅ
                                        おわり
405必要悪の夜 ◆Virgobc36M :2007/04/11(水) 20:33:50 ID:Hc+92kIs
>>402
GJ。園崎姉妹はやっぱりエロいなあ。

負けてられん、攻め詩音を場に伏せて俺のターンエンドだぜ……!


しかし、それも長くは続かなかった。

「みぃっ!」

業を煮やしたのか、梨花の足の裏をちろりと舐めあげる詩音。
思わず手を離してしまい、あっと気づいたときには既に柱はこちらの腕の射程外にあった。

「みぃぃぃーー!!」

かりかりと床に爪を立てるが、その程度で何とかなろうはずもなく。
程なくして、梨花はうつ伏せのまま詩音にすっぽり抱きかかえられる格好となった。



「んん〜、やっぱり可愛いですね梨花ちゃまは。髪はつやつやですし肌はすべすべですし、ああ素晴らしき哉幼女補正!」

きゃー、と黄色い声を上げながら、すりすりとこちらの髪やら顔やらを撫で回す詩音を、梨花はどこか諦めたように眺めていた。
とは言え、抵抗らしい抵抗もできないし、詩音の手つきはそれなりに優しくて心地よいので、とりあえず何もしせずに身を任せることにする。やはりなでなでされ慣れている者は違うということだろうか。
恐るべしにーにー。

(さすがね、悟史)

頬に一筋汗を垂らしながらも、不敵な笑みは崩さずに、梨花。

(んっ、やっぱり沙都子ゲットの道の最大の障害は、くンッ、あなただけか……って)
「……って、どこ触ってるのですか、詩ぃ!」

いつの間にかワンピースの隙間から腕を突っ込んでぴこぴことこちらの乳房を弾いていた(揉むとは言えないのが悲しい)詩音に、慌てて叫ぶ。

「んー? だってさっき言ったじゃないですか、梨花ちゃま」

くすり、と笑みを吐息に変えて零すと、詩音は覆い被さったまま、こちらの首筋をぺろりと舐めあげた。

「ひゃう!?」
「――弄り回してあげる、って」

言葉と同時に、乳首をきゅうっ、とつねられ、梨花はのけぞって嬌声をあげる。

「ふふっ……可愛い」

のけぞった拍子にこちらに来た梨花の頭に首を巡らせ、はむ、と梨花の耳を甘噛みした。
梨花は首を振って逃れようとするが、その動きもどこか弱々しい。
406名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 20:43:37 ID:Hc+92kIs
とりあえず今日はここまで。
あ、ちなみに今携帯からの投稿なんで、基本的に一日一レス分になりそうだ。

あと、

>>367
>>370
ありがとう。
実は空気化してないか俺?ってちょっとばかり不安だったんだ。
つう訳でお礼にリクエスト一つ受け付けるぜ!
407名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 21:12:38 ID:a5YauorP
>>406
圭×詩の話を読みたいです。
できればほのぼの系で。
408 ◆Virgobc36M :2007/04/11(水) 21:24:32 ID:Hc+92kIs
>>407
了承。
とりあえずリカシオン書いてからになるが、必ずや書き上げよう。
409名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 21:40:03 ID:a5YauorP
>>408
どうもありがとうございます。
410名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 21:49:08 ID:wL1zHC0N
圭×詩は期待
ありそうでなかなか無いしかなり読みたい
411名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 22:11:09 ID:0T4cEZcW
俺も期待w
圭×詩は、なっかなか無いから。
412名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 22:43:46 ID:d5Xwy87t
圭詩だったら悟史の位置が微妙になるからなあ
まあ、それはともかく超期待
413名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 22:46:11 ID:k3bkUjPZ
むしろ圭一詩音、悟史魅音のがしっくり来ると思うんだ
414名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 22:48:26 ID:Z/N9cnAI
むしろ圭一悟史、魅音詩音のほうがしっくり来ると思うんだ
415名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 23:00:29 ID:eh+leUi5
>>414
同意。
416名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 23:21:37 ID:nY/sGmbG
>>414
そこに梨花沙都子も追加お願いします
417名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 23:29:04 ID:uQ1pbz+N
>>408
圭詩も読みたいが、その前に「傷の浅い…」圭レナも何とかして欲しいと俺は思う。

つーか、圭詩のリクも熱いなー。確かに、中途半端で終わったのが多いけどさ。
418名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 23:31:50 ID:eh+leUi5
ところで、圭詩派のみんなの心のよりどころは、
原作のどういったシチュエーション?
綿流しと目明しの最後の方?
419名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 23:39:56 ID:uQ1pbz+N
俺は圭詩派というよりは単なる無節操だからあんまり参考にならんかもしれんが……。
敢えて言うなら、目明しの綿流し祭り直前で、圭一に頭撫でられた詩音が「悟史君を忘
れたわけじゃないんだよ?」と泣くところかなー?
420名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 00:01:57 ID:Cm2WVRN/
>>406
アルェー?遅かったかorz
…手が空いたら圭魅が見たいと、自分に正直にからけ読まずに呟いてみる。

詩音にはやはり攻めが似合う。リカシオン(リバーシブル)続きwktkしてます!
梨花ちゃまの攻めもえがったし、新しいカプに目覚めそうだよw
放置プレイの魅音と沙都子も気になったりww
421名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 00:35:37 ID:kuGNlChj
>>413
確かに圭詩、悟魅の方が合うよなぁ…。
性格的に似た者同士というか。
しかし激しいカプとマターリカプになりそうだww
そういう世間の王道とは真逆な組み合わせも見てみたいなぁ
422名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 00:40:32 ID:h3k3lqne
いっそ悟史復活後にそういう展開もありかもね。
十分考えられるパターンだし、
エロゲのように縛りなく一人ひとり幸せになれるのがエロパロの強みだし。
だからどのカップリングも好きだし、できるだけ色んな組み合わせが見てみたい。
423名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 01:17:39 ID:WTtPICGS
礼の世界だと悟レナになりそうだな。
あ、礼奈か
424名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 02:20:23 ID:3tzhj6tD
>>418
俺は圭詩派だけど、やっぱ綿・目の最後のほうかな
実をいうとこの2人に鬼曝しの暁と夏美を重ね合わせてしまった事もあった。
あと基本的に世間の王道とは真逆ともいえる圭詩・悟魅の方が合ってるというか魅力を感じてしまう。
425名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 02:22:59 ID:kQKYQ2KQ
糞スレ化しそうな流れだったが持ち直したな。ありがたや。
426名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 02:55:58 ID:LWRNZuH4
そういうことは思っててもいちいち書かなくていいのよ
427名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 03:15:22 ID:GyoRaQ7p
普通に糞な流れのままだが、圭詩のリクエストして終わってるのに、聞いてもないのに金魚の糞みたく圭詩・悟魅の方がいいよな!とか言い出して逆に圭魅,サトシオンの方がいいって奴も居るわけだし
428名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 03:16:32 ID:GyoRaQ7p
そのまま続いて圭魅,サトシオン投下したいって人が来たときに、この流れみて何て思うか考えてんのかね
429名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 03:58:31 ID:LNDMQCte
それを口に出した時点で雑談する輩と程度は同じですよ
430名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 06:27:08 ID:Ythzll6T
落ち着け、すべては大石の誘導尋問だ
こんなときは落ち着いて萌えシチュを数えるんだ

婦警服の園崎姉妹、機動隊隊員のレナ、狙撃部隊所属の沙都子&梨花、
囚人服の圭一&悟史、裁判官の羽入……ん?
我ながらなんだかだんだん想像が変な方向に…まぁいいか
431名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 07:25:04 ID:sNiIxLvr
>>430
「貴方が積むべき善行は、ボクにシュークリームをお供えするのです、あぅあぅ」
432名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 09:38:12 ID:HoMTdd0Q
とりあえずどこでもそうだけど「○○より〜」は禁句なんだな、うん
○○って良いよなで行こう
433名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 10:42:36 ID:v+xxwebh
>>431
羽生にシュークリームを盛り合わせて、カスタードまみれのところをおいしく頂くか
俺にシュークリームを盛って羽生に召し上がってもらうか
それが問題だな。
434名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 14:33:57 ID:kOQ9/nQz
今このスレのSSをまとめ読みしたんだが
遅レスながら印象に残ったSSの感想を…

>>33
表と裏どちらもおいしくいただきました。
構成とかも凄い好きだわ。圭一受けってのも萌えるんだな。
男受けは無理かと思っていたけど魅音にやられるシチュもいいなと思ったw

>>88
本当に圭魅好きには神な作品ですね。
最後の締め方には泣いた(つД`)ハッピーエンドなのも嬉しかったよ。GJ!

>>380
詩音魅音がこんなにもグっとくるものだったとは…!
あなたのおかげで詩音×魅音の妄想が止まらなくなったw
レナの魅音好きっぷりと何も分かってない圭一がまた微笑ましいw
435名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 22:05:46 ID:BY0kSCkH
>>433

「羽入……ちゃ、ん、それは、シュークリームじゃないよ……」
「あぅあぅ、赤坂嘘ついてるのです、だってこれ、しわしわで丸いのです」
「赤坂……羽入……何やってるの?」

何やってるの?
436名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 00:49:31 ID:YEqVmQzx
>>435
赤坂の手土産の梅干しに、大石さんの入った風呂の残り湯1ガロン賭ける
437名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 00:52:38 ID:BccpBS06
魅音と圭一かレナがお風呂で体を洗いっこする…そんなシチュが見たいです><
438名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 01:04:11 ID:148nHUYJ
>>437
魅音とレナではどうか。
439名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 01:48:30 ID:jN5Vfu2y

「く、い、いいぜ梨花ちゃん……すごくきもちいい。 あぁ……」

「ん、ん、んぅ……あむ……ぴちゃ、ぴちゃ」

放課後、人気のなくなった教室。 そこで私は、彼の下半身にしゃぶりついていた。
イスに座り、ひざまづいた私を見下すようにしている圭一。 そして私の背後で、この情事を見つめているレナ。
いままで彼女に教わったとおりに、私は目の前のまがまがしく膨れあがったペニスに舌を這わせる。

「ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、はぁ、あんぅ……」

「う! あぁ、そ、そこきもちい……」

ペニスの先端を舌でなぞると、圭一は苦しいような表情でうめいた。
ここが彼の弱点なのは、いままでの経験でよく知っている。
私はその割れ目のようになったところ(鈴口というらしい)に更に舌をねじこんでいく。

「あむ、ぴちゃ、ぴちゅ、あ、あぁん。 ん、んぅ」

「う、うあぁぁ。 す、すごい……あぁ、り、梨花ちゃん……」

そのまま割れ目にニュルリと舌をねじこんでいくと、圭一は体をブルブル震わせながら声をあげていった。
普段はそこそこ男らしいくせに、こういうときの彼の可愛い仕草のギャップがとてもおもしろい。 
私の前で見せてくるその可愛い声。 少なくとも、肉体的には年上の圭一をまるで自分のものにしているような感覚になる。本来なら、このまま私が主導権をとれるんだろうけど……。

「くすくす、すごいねぇ梨花ちゃん。 圭一くんのおちんちん、舌でそんなにおっきくさせちゃって……」

背後でずっとこの情事を見ていたレナが、私の体をギュゥっと抱きしめてくる。
いままで私と圭一だけの甘い世界に、いつもどおり彼女が……。 
私をこの世界に引き込んだレナが割り込んでくる。

「みぃ……レ、レナ?」

「ほら、見てごらん? さっきまであんなにちっちゃかったのに、梨花ちゃんの舌のせいでこんなビンビンだよ?」

「ん……は、はい、ボクがとってもおっきくしちゃったのです。 圭一のおちんちん……」

レナに言われチラリと大きさを確認すると、私は照れ隠しにふたたびペニスをほおばる。
その幹を半分ほど飲み込むだけで、小さなほっぺがポッコリと膨らんでしまう。
いくら心は成熟しているとはいえ、体はまだ幼女ともいえるような私には勃起したこれは大きすぎるようだ。

「んん、あ、あむ。 はぁ、はぁ、はぁ。 け、圭一のすごくおっきいのです、あぁ……」

そのまま一生懸命根元まで飲み込むと、のどの奥がギュウっと苦しくなる。
それでも圭一のために、と思えばこの苦しみも少しだけガマンできた。

「んんんんぅ、け、圭一。 んぅぅ……」

「すごいね、そんな根元まで咥えちゃうんだね。 梨花ちゃん、そんなに圭一くんのおちんちんしゃぶるの好きなの?」

私の頭をナデナデと撫でながら、レナはペニスをほおばったほっぺにチュっと口づけをしてくる。
こんないやらしい行為をしているのに、そんなささいなキスが妙に恥ずかしい。

「ん、く、くすぐったいのです、レナ……」

「ふふ♪ まだこんなちっちゃなお口なのに、おちんちんしゃぶってるなんてイケナイよねぇー?」
440名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 01:50:01 ID:jN5Vfu2y

「みぃ、い、言わないでなのです……あうぅ……」

レナの恥ずかしい言葉攻めに、おもわず顔が赤くなる。
こんなことを教えたのはまぎれもない彼女なのに、まるで私自身がこれを望んで覚えたかのように。
レナはいつもいつも、圭一を愛撫している最中の私をからかってくるのだ。
彼女がこんなことを言ってこなければ、このまま自分のペースでいられるのに……。

「ふふ、梨花ちゃんはおちんちん大好きなんだよね? おちんちんしゃぶるの、大好きな女の子なんだよね? ね?」

「ち、ちがうのです。 だ、大好きなんかじゃ……」

「嘘だよ。 だっておちんちんほおばってるときの梨花ちゃん、とっても嬉しそうだよ、だよ? あはははは♪」

見透かしたようにそう言うレナの目は、サドッ気たっぷりにゾクゾクしたものを含んでいた。
かぁいいもの好きな彼女にとって、こんないやらしいことをしている私などは格好の餌食なんだろう。
彼女はそのまま私の胸元にまで手を伸ばしてくると、制服ごしの私の乳房(というほどもないが)をわしづかみにしてくる。

「ひゃあっ! あ、あぅ、そんなとこ、い、いけないのですレナぁ……」

「いやらしいよ。 梨花ちゃんはほんとにいやらしくてスケベな子。 オヤシロ様の生まれ変わりのくせに……」

その言葉までも私の背徳感を煽るために使いながら、レナの手がスリスリと胸の上をまさぐってくる。

「み、みぃ。 ちがう、オ、オヤシロ様は関係ないのです……あぁ……」

「そうだね。 梨花ちゃんがこんなスケベなのは、梨花ちゃんだからだもんね? 神聖なオヤシロ様は、関係ないよね?」

「!? は、はい……関係、な、ないのです……うぅ」

結果的にそう認めさせられると、レナはクスっと口元をゆがめた。
そのまま私の耳元に熱い息をふきかけながら、彼女は更に硬くなった私の乳首にまで指を這わせてくる。
両方の突起をしっかりと指でつまむと、それをコリコリと転がすようにもてあそぶ。

「あぁ、あ、あ、あん! レ、レナそこダメなので……ひゃあ、あん!」

「なにがダメなの? ほぉら、もうこんなピンピンにしちゃって。 これで喜んでないなんていえるのかな、かな?」

「み、みぃ。 ちがうぅ、こ、これはちがうのですぅ……あ、あん! あん! あん!」

否定するようにイヤイヤと首を振りながらも、口からはあえぎ声としかとれないものが漏れ出してしまう。
レナの指が先っぽをいじるたび、胸にビクビクと熱い感覚が走りそれでつい口を開いてしまう。
それに気をよくしたのか、彼女は今度は胸だけでなく下半身にまで手を伸ばしてきた。

「ふふ……感じてる梨花ちゃん、とってもかぁいいよ♪ こっちもどうなってるか、レナ知りたいな〜?」

「!? み、みぃぃ、そ、そっちはダメ……」

慌ててスカートを抑えるが、レナはガバっと強引にそれをめくってしまう……。

441名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 02:09:36 ID:NDWc+crR
詩音「悟史、アンタまた魅音と浮気したでしょ。」
悟史「だから、それは誤解だって・・・」
パチン
詩音「言い訳無用。私というものがありながら、よりにもよってお姉となんかと。このこのこのこの・・・」
ドスッドスッドスッドスッ
悟史「痛い、痛い」
沙都子「詩音さん、暴力を振るうのはやめてくださいまし。にーにーも反省してますのよ。」
詩音「沙都子は、引っ込んでなさい。
   私というものがありながら浮気するなんて、許せない許せない許せない・・・」
悟史「いい加減にしないか、詩音。僕は浮気なんかしてないって言ってるだろ。」
詩音「何、金属バッドなんか持っちゃって。それで私を殺ろうってわけ。上等だよ。
   かかってこいよ。ぶちまけられてぇかーーー!!!」
悟史「ぬおおおおおおおーーー!!!!」
詩音「死ねええええええ!!!!」
沙都子「もう嫌、こんなの嫌ーーーーっ!!!」
442名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 05:20:04 ID:2Gm/dQoA
>>431
幻想郷の裁判官かw
443名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 18:45:58 ID:Ys6CH1Rw
>>悟史「ぬおおおおおおおーーー!!!!」

吹いたww
444名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 19:14:56 ID:QGhnAAS6
「うぅ……。どうしてなんだよレナ。一体どうしてこんなことを……。
 いい加減にやめてくれ。終わりにしてくれ……」

「圭一君がそういうのなら、終わりにしてあげようかな」

ホッと一安心したのも束の間。レナは何かを振り上げた。
それは……


――鉈だった――


「じゃあね、圭一君。これで終わりだよ。だよ」

そしてそれを勢いよく振り下ろす。

 *

 なぜ、誰に、命を狙われているのかはわかりません。
 ただひとつ判る事は、今日という日と関係が
あるということです。

 これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。
それだけが私の望みです。
445名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 20:42:22 ID:a2UxzCsD
祟殺しのTIPSで罠にかかる魅音と得意げなサトコゥーに萌えた
沙魅キボンヌでございます
446名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 23:27:14 ID:FniSsxQ5
>>444
何回目の鉈オチですか
447名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 23:44:51 ID:QGhnAAS6
13日の金曜日→ジェイソン→鉈→レナ

勢いで書いた。後悔はしてない。
448名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 23:46:49 ID:m4w594pj
なるほど。
今、気づいた。
449名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 12:29:00 ID:4QKc/jgC
779 :名無しくん、、、好きです。。。[sage] :2007/04/13(金) 21:55:21 ID:dTqNAU3j
魅音「け、圭ちゃん、やめて、おじさん、こんなのはいやだよ、おねがい、圭ちゃん」

圭一「うるさいうるさいうるさい!!」

魅音「あは・・・け、圭ちゃんだって保健の授業で習ったよね、こ、こんなことしたら
    赤ちゃんできちゃうかもって・・・」


省略されました…全てを読むには返信ボタンをクリックしてください。
450名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 16:27:40 ID:guL7PV4e
へ、返信ボタンが見つからねえ!
>>449
魅音のセリフにすごく萌えた!(*´Д`*;)
続きを激しくwktk
451名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 18:41:31 ID:0ZkAg0+c
よくあるネタ

圭一「いまなら間違いなく魅音と詩音を見分けられるぜ!!!!」
魅&詩「……」
圭一「右のおっぱいの乳首の横にキスマークあるのが魅音だっ!!!!」
魅音、とっさに胸を両腕で隠す。顔真っ赤。
沙都子「…これっていばれることですの?」




圭一「いまなら間違いなく魅音と詩音を見分けられるぜ!!!!」
魅&詩「……」
圭一「右のおっぱいの乳首の横にキスマークあるのが魅音だっ!!!!」
魅&詩、とっさに両方とも両腕で隠す。
圭一「さ、悟史、てめ〜〜〜っ、俺の策略がぁっっっ!!!!」


452名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 19:11:32 ID:MeQSB0lI
ねーよ
453名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 20:05:25 ID:7tBmjQRk
>>449
そ、それって俺が書いたエロカキコじゃないか・・。
454名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 20:18:41 ID:yMR9mXVl
>>451
出来れば下のオチにもう一捻り欲しかったんだぜ?
喩えば、圭一に手ずからエロテク仕込んだのが悟史だったとか…
455名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 20:43:52 ID:guL7PV4e
>>451
最高!!(´Д`;)
こういうラブラブ小ネタ大好きだ
圭魅萌えるよ圭魅
456名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 21:26:35 ID:1iIGYndh
悟史は激怒した。
必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の叔母を除かなければならぬと決意した。
悟史には事情がわからぬ。
悟史は、村の少年である。
野球をし、部活メンバーと遊んで暮して来た。
けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
きょう未明悟史は家を出発し、野を越え山越え、一里はなれた此(こ)のゴミ捨て場にやって来た。
メロスには父も、母も無い。
十歳の、内気な妹と二人暮しだ。
この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿(はなむこ)として迎える事になっていた。
結婚式も間近かなのである。

(続きを見たい場合はくやしく地団駄踏んでください)
457名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 21:27:28 ID:1iIGYndh
あ、下から四行目メロスになってるw
458名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 21:40:42 ID:MeQSB0lI
俺は激怒した。
必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の叶を除かなければならぬと決意した。
俺には事情がわからぬ。
俺は、村の少年である。
オナニーをし、画面の向こうの友達と遊んで暮して来た。
けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
きょう未明俺は家を出発し、野を越え山越え、千里はなれた此(こ)のアルケミストにやって来た。
俺には彼女も、女友達も無い。
十代の、オタクな弟と二人暮しだ。
この弟は、村に売られる律気なガンガンパワードを、近々、最新刊として迎える事になっていた。
発売日も間近かなのである。

459名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 23:27:27 ID:YAdyXCpT
「待て。」
「何をするのだ。私は陽の沈まぬうちに園崎家へ行かなければならぬ。放せ。」
「どっこい放さぬ。持ちもの全部を置いて行け。」
「私にはいのちの他には何も無い。その、たった一つの命も、これから梨花ちゃんにくれてやるのだ。」
「その、いのちが欲しいのだ。」
「さては、機関の命令で、ここで私を待ち伏せしていたのだな。」
 山狗たちは、ものも言わず一斉に棍棒(こんぼう)を振り挙げた。
赤坂はひょいと、からだを折り曲げ、飛鳥の如く身近かの一人に襲いかかり、
その棍棒を奪い取って、
「気の毒だが正義のためだ!」と猛然一撃、たちまち、三人を殴り倒し、
残る者のひるむ隙(すき)に、さっさと走って峠を下った。
一気に峠を駈け降りたが、流石(さすが)に疲労し、
折から午後の灼熱(しゃくねつ)の太陽がまともに、かっと照って来て、
赤坂は幾度となく眩暈(めまい)を感じ、これではならぬ、
と気を取り直しては、よろよろ二、三歩あるいて、ついに、がくりと膝を折った。
立ち上る事が出来ぬのだ。
天を仰いで、くやし泣きに泣き出した。
ああ、あ、温泉を泳ぎ切り、山狗を三人も撃ち倒し韋駄天(いだてん)、ここまで突破して来た赤坂よ。
真の勇者、赤坂よ。今、ここで、疲れ切って動けなくなるとは情無い。
愛する梨花ちゃんは、おまえを信じたばかりに、やがて殺されなければならぬ。
おまえは、稀代(きたい)の不信の人間、まさしく機関の思う壺(つぼ)だぞ、と自分を叱ってみるのだが、
全身萎(な)えて、もはや芋虫(いもむし)ほどにも前進かなわぬ。
460名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 00:04:43 ID:KSgsaFZm
>>453
続きを切望します
461名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 00:46:26 ID:uEN7p/E2
>>459
どう考えてもエロくはなりそうにない・・・
462名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:26:18 ID:iqdGl/58
でも続きを読みたい俺がいるw
463名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:39:37 ID:R/O9nLhf
走れ、エロス!!!
464名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:40:00 ID:baRwdI4Z
固有名詞を変えてるだけなのにスゴイ
465名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 02:03:22 ID:3Qy0aRR+
温泉w
466名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 02:41:19 ID:ntuaj394
かの赤坂は、昭和58年に梨花ちゃんを助けることを無視したという。

「大石さん!私を殴れ!」
「いや赤坂さん!私を殴ってくれ!」

温泉宿で裸で抱き合う男達……。
彼らも立派な、変態である。
467名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 02:54:15 ID:LFtD24uy
>>451         
圭一「いまなら間違いなく魅音と詩音を見分けられるぜ!!!!」
魅&詩「……」
圭一「右のおっぱいの乳首の横にキスマークあるのが魅音だっ!!!!」
詩音、とっさに胸を両腕で隠す。
魅音「…圭ちゃん?」
圭一「あ…あれ詩音の方だったのか…?」
魅&詩「け〜いちゃ〜ん?くけけけけけけけk」
圭一「アッーーーーーーーーーーー!」
468名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 03:30:53 ID:Y/dFnGeO
>467
451だが、とっさに考えた俺の小ネタを使ってくれてびっくりだw
469名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 04:15:33 ID:LFtD24uy
>>468
なぜだか無性にいじってみたくなったんだぜw
こんな感じで園崎姉妹同時攻略しようとする圭ちゃんがみたい
改悪してスマなんだw
470名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 06:10:38 ID:Qu3cwjRw
見分けられてない時点で攻略失敗してんじゃねーかw
471名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 08:49:32 ID:/YO5nuBn
両方攻略すれば結果は同じw
472名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 13:40:39 ID:LFtD24uy
>>470
見分けられてるつもりなのがいいんじゃないか康一くん
夢が膨らむwww
473名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 16:22:29 ID:vA7j93xD
「梨花ちゃん。」
赤坂は眼に涙を浮べて言った。
「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。
私は、途中で一度、悪い夢を見た。
君が若(も)し私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」
 梨花ちゃんは、すべてを察した様子で首肯(うなず)き、
庭一ぱいに鳴り響くほど音高く赤坂の右頬を殴った。殴ってから優しく微笑(ほほえ)み、
「赤坂、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。
私はこの百年の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。
生れて、はじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」
 赤坂は腕に唸(うな)りをつけて、代わりに雲雀13の頬を殴った。
「ありがとう、友よ。」二人同時に言い、ひしと抱き合い、それから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。
 山狗の中からも、歔欷(きょき)の声が聞えた。
小此木は、群衆の背後から二人の様を、まじまじと見つめていたが、やがて静かに二人に近づき、顔をあからめて、こう言った。
「おまえらの望みは叶(かな)ったぞ。おまえらは、俺の心に勝ったのだ。
信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。どうか、俺をも仲間に入れてくれまいか。どうか、俺の願いを聞き入れて、おまえらの仲間の一人にしてほしい。」
 どっと山狗の間に、歓声が起った。
「万歳、梨花ちゃま万歳。」
 梨花ちゃんが、緋(ひ)のマントを赤坂に捧げた。
赤坂は、まごついた。
小此木は、気をきかせて教えてやった。
「赤坂、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。
この可愛い娘さんは、赤坂の、梨花ちゃんを目の前にしてパンパンになったぽーくびっつ☆を、
皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ。」
 勇者は、ひどく赤面した。
474名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 16:34:08 ID:X1kuptlU
>>473
雲雀13かわいそうwww
475名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 18:15:38 ID:XJgHCtDw
高校生くらいのスレンダー美少女に成長した梨花ちゃまと、圭一のエピソードで一つおながいします。
他のメンバー達の、その後の話なども交えて、甘く切ない初恋の物語って感じで。
あと、制服(昭和だから当然セーラー服)への拘りも忘れずにヨロシコ。
476名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 18:18:08 ID:l0EXwCuw
>>459>>473
GJ
雲雀13ワロタ
477名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 21:17:35 ID:Mvy9ra3f
>>473
雲雀13カワイソスw
この辺はさすが梨花ちゃまだな
478名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 00:42:47 ID:Q+cKJdMw
>>473
それでこそ雲雀13ww
かわいそかわいそなのです。

>>475
セーラー服梨花ちゃま……想像したら萌えた。
ひぐらしのほとんどが凝ったコスばかりだったせいか、逆に新鮮な気がする。
479名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 01:04:35 ID:Q+cKJdMw
あれ? でもよく考えたら学校ではレナも魅音もセーラー服なんだよな?
やっぱ、スレンダー美少女なセーラー服梨花ちゃまというのがツボだったみたい。
480名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 01:09:37 ID:MStIOdcy
この流れなら学ラン圭一とブレザー悟史とスーツ大石の3Pを希望しても不思議ではない
481名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 01:20:47 ID:rGs5kwwm
いやいや、不思議でしょうがねーぞww
482名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 01:30:53 ID:UzW6Oedf
魅音の制服はセーラーなのか?
あの東鳩みたいなピンクいエロゲっぽいデザインで惚れたw
483名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 18:21:36 ID:dtWSIb/C
レナや魅音が着ていたところで、ただの制服に過ぎないが、
梨花ちゃまが袖を通すと聖服と化す。それがセーラー服。
484名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 18:39:10 ID:VQS8cLP8
またそういう余計なことを・・・
485 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/16(月) 19:01:14 ID:W14huZFt
何となくまたもや即興。
羽入×梨花の百合(?)。エロ薄め。
多分ほのぼの。
予定レス数7。
さる規制に引っ掛かったら(何分待っても更新されないなら)
残りは明日に回します。
486酔神色鬼 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/16(月) 19:03:01 ID:W14huZFt
「あぅあぅあぅあぅうううぅぅ〜〜〜〜梨ぃ〜〜花ぁ〜〜〜、もお、やめへ……くらはいなのれすううぅぅっ! ひっく」
「うっさいわねええぇっ! ぜぇんぶぅ……あにゃたが……わるいんだからねぇっ!? まったくもう……死ぬかと思ったわよっ!!」
そう、ことの始まりは私が祭具殿を漁っていたら、ちょっと面白げな文献を見付けたことにある。
だって「一口飲ませたら相手はもう自分しか見えない」みたいなことが書いてあったのよ? どう考えても惚れ薬でしょ? 試してみたくなるのが人の性ってもんじゃない。
そんなわけで、羽入に内緒で作ってみることにしたのだ。
材料集めにはなかなか苦労したけど、幸いお金の掛かるようなものはそう無かった。
487酔神色鬼 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/16(月) 19:05:44 ID:W14huZFt

ここで少し時間は遡る――。
その日の夕方。
私は古出神社裏の、雛見沢を一望出来る場所へと圭一を呼び出した。何故なら、そこは私にとってお気に入りの場所でもあり、あまり人目につかないところでもあるからだ。
どうせなら、告白は少しでもロマンチックな方がいいでしょ?
百年生きた魔女とはいえ、それくらいの乙女心はまだ私にも残っている。
「どうしたんだ梨花ちゃん? 急に呼び出して、しかも出来るだけ早くって……」
はぁはぁと息を切らして、圭一がやってくる。……うんうん、いい感じいい感じ☆
そりゃそうよね。圭一の家からここまでは自転車でもそれなりに距離はあるし、あの石段を走って登るのも大変だもの。
「圭一、汗だくなのです。はい、これはジュースなのです」
そう言って私は「惚れ薬」を入れた小瓶を圭一に渡した。
「随分と用意がいいんだな? 梨花ちゃん」
「ここに来る頃には圭一が疲れていることぐらい、お見通しなのですよ。にぱー☆」
「そうなのか? まあ、何にしても助かったぜ。じゃあ、遠慮なく頂くよ」
…………よし、飲んだ。
そのとき、私は勝利を確信した。
「それで梨花ちゃん? 大切な話って何だ?」
「みー、それなのですが……。圭一には何か変わったことがありませんか?」
「変わったこと? ……って、あれ?」
よーしよーし、効いてきた効いてきた。調合も完璧ね。
私はぐっと拳を握りしめた。
「なんだこれ? 梨花ちゃんを見てると……こう……」
「みー? ボクがどうかしたのですか?」
圭一が全身を赤くして、私に近付いてくる。
「圭一?」
「…………梨花ちゃん。ごめんっ!!」
突然、がばっと圭一は私を抱き締めた。
私はあまりの展開の速さに眼を白黒させたけど……嫌なはずがない。私は喜んで圭一の胸に顔を埋めた。
「梨花ちゃん。……俺、梨花ちゃんのことを……」
「……みー?」
圭一の心臓が早鐘のようにどきどきしてる。
もちろん、私もだ。
私の頭の上で、圭一の吐く息が荒い。
「圭一?」
私は顔を上げ、圭一の目を見詰めて……。
………………………………って、あれ?
私の額に冷や汗が流れた。
488酔神色鬼 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/16(月) 19:07:06 ID:W14huZFt
ちょっとおおおおおぉぉぉぉっ!? 圭一の目がイっちゃってるんだけどおおおぉぉっ!? ひょっとして、さっきからの荒い息って……そっちの意味でのハァハァ?
「梨花ちゃん……」
「……な、何? 圭一?」
「俺、俺……もう我慢出来ないっ!」
「みぃいいいいいぃぃぃぃぃっ!?」
ちょっ……ちょっと圭一っ!? どこ触ってるのよ? お尻を撫で回さないでっ! ああっ!? ひょっとしてお腹に当たってるこの固いのって圭一のオットセイ☆? ひぃいいいいっ! そんなの擦り付けないでえええぇぇっ!?
「みぃっ!?」
や……やだ。耳……耳を舐めないで。ってえぇええぇっ!? なんか私の服、脱がし始めてるしっ! 嘘っ? パンツの中にまで手を入れてきたっ!?
…………えーと、ひょっとしてこれ…………かなり、ピンチ??
に……逃げられそうにないし……。
ひょっとしてこのまま、本当にこの場所で私、圭一と……?
恐る恐る、上目遣いで圭一の目をもう一度見てみる。
「け……圭一? その……ボク……」
「何だい梨花ちゃん? 大丈夫だぜ、安心してくれ……優しくするから……」
うわぁ〜〜。めちゃくちゃイイ笑顔っ!? しかも歯が光ったっ!?
「あ、あははははははははははははははは……」
乾いた笑い声が私の口から漏れた。
も…………ダメだわ…………。

ふぉんぐしゃっ!!

「……きゅう」
不意に鈍い音が響き、圭一が倒れる。
「あぅあぅあぅあぅうううううぅぅぅぅっ!! あ……危ないところでしたっ!!」
倒れた圭一の背後に、フライパンを持った羽入が立っていた。
489酔神色鬼 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/16(月) 19:08:41 ID:W14huZFt

――と、まあこんなわけでその場は助かったんだけど……。
ああ、ちなみに薬の効果は圭一が気絶しているうちに、古出神社で解呪しておいた。ま、お約束通り圭一は自分が何したか覚えてないでしょうね。
「どこが惚れ薬よっ!? 超強力な催淫薬じゃないっ!! 何のつもりであんなもの作ったのよっ!?」
こうして夜中、私は沙都子が寝た後にやけ酒を呑んでいるわけだ。
無論、八つ当たりだというのも自覚はしているつもりだけど。
「ひっく……梨花が……悪いのれすぅ。あれは……適度に薄めへちゅかうのれすぅ」
「カルピスじゃにゃいんだからっ!!」
「あ〜〜ううぅ。告白時にはすっごく薄目に使うと成功率アップ、ご無沙汰時には濃い目に使うと新婚当時のほやほやに戻れる、一本で多種多様な使い道が出来るお得な薬なのれふよう?」
「うっひゃいっ!!」
ほんっとーに危ないところだった。
もしあのままだったら、私は圭一にがっつんがっつんオットセイ☆で攻められまくって、本気で壊れてたかもしれない。いくら何でもこの体でそれは無理ってものよ?
「あぅあぅ、梨花……もうこれ以上は……かんれんひてくはひゃいなのれすぅ」
「なーに言ってふのよ? 酔う感覚が嫌とか言いにゃがら、結構気持ちよさそうじゃにゃい」
「でも……でも、本当に辛いのれふぅ」
まあ、確かに羽入の息もあがっている。舌を出してハァハァいっているのを見ると、本当に辛いのかもしれない。
目の焦点も定まっていないし……。
「はぁ……はぁ…………………あぅううぅ」
「ちょっと……羽入?」
不意に羽入がパジャマを脱ぎ始めた。どうやら酔っててよっぽど熱かったらしい。
でもいくら何でもパンツ一枚って………………ええええっ!?
「は……羽入っ!? あんた?」
あろう事か、羽入はパンツまで脱ぎ始めた。
ひょっとして…………羽入って脱ぎ上戸だったの?
それで昔何度もイタイことやってしまって、それ以来お酒が嫌になったとか……?
私は大きく溜め息を吐いて、俯いた。
これ考えるの本当に何回目だろ? つくづく、こんなのが古出家の始祖だなんて、恥ずかしくなってくるわ。
「あ……あぅ……ふぅんっ☆」
へ? ……何? この声?
490酔神色鬼 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/16(月) 19:10:05 ID:W14huZFt
慌てて羽入を見ると………ちょっとあんた何してるのっ!?
「あぅ……ああぅっ。あぅっ」
…………羽入は、素っ裸のまま、私の目の前で……自慰にふけり始めていた。
ごろりと横になって、左手で胸を揉みながら、右手で秘部をまさぐっている。
その目は恍惚の眼差しで……。
「こ……こらっ! 羽入、あんたこんなところで」
やめさせようと、私は急いで羽入の下へと駆け寄る。
せめてお風呂場とか……そういうところでしなさいよ。って、そんな問題でもなくて……。
「うふふふふ☆ 梨ぃ〜〜〜花ぁ〜〜〜〜っ」
「ちょっと? ……羽入っ!?」
横に座った途端、私は羽入に腕を掴まれ、引き寄せられた。
そのまま裸の羽入に抱き締められる。
あ……あの? 羽入?
熱を帯びた羽入に瞳が私に近付いてきて……。
はい? ひょっとしてこの唇に当たっているこのむっちりとした感触って……。
「ん。あぅあぅ」
羽入の唇が私の唇から離れて、ようやく私は状況を理解した。
私のファーストキスが……百年守ってきたのに……よりによってこいつなの?
一瞬、頭が真っ白になって……。
全力で首を横に振り、そんな考えを打ち消す。
そうよそう……こんなのは事故よ事故、全然カウントに入らないんだからっ!!
でも、ああ……何か涙出そう。
「って……こら羽入、放しなさいっ!」
「ヤな……こった……なのですよ? うぃっく」
そう言って、羽入はくすりと笑った。
え? あれ? …………なんだろこの既視感。
するすると羽入の腕が……手が私の背中を撫でて下りていって……私の腰に……そして、パンツごと私のパジャマのズボンを脱がしてくる。
「こ……こら羽入。冗談はやめなさい」
でも羽入はやめてくれない。
私は太股までズボンを下げられてしまった。
お尻とあそこが露出する。
「ちょっ……ちょっとおっ!」
あまつさえ、羽入は太股を私の股に入れてきた。
491酔神色鬼 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/16(月) 19:11:21 ID:W14huZFt
「へっへっへー。ダメですよぅ梨花ぁ? あんまり……さあぐと沙都子が起きちゃいます。……そんれもいいのねすか?」
お……おのれ羽入。どこぞのAVそのままなことを言ってきてええぇぇっ!
羽入は嬉々として私のパジャマの上着を脱がし始めてくる。
私も私で酔っているせいか、思うように体が動かせないし……。
ああ、今度こそもうダメだわ。
「あはははははははははははははははははは」
私はまた、乾いた笑いを漏らした。
「さあ。覚悟するのてふよ梨花? だぁい丈夫れふ。ちゃ〜んと、優しぃくして……ひっく……あげるのれす」
羽入が私のパジャマを脱がし、私の上半身も露わになる。
「あぅあぅ。やっぱ……りぃ。梨花の胸は……可愛いのです」
「ううう……うっさいわね」
ひゃうっ!?
羽入が私の乳首を舐めると、私の背筋にぞくりとしたものがはしった。
私のお腹の上に羽入の胸が当たって……う、結構あるわね、羽入のくせに……。
ちょっ……とおっ!? そんなところ……。
「んんんっ!」
「んふふふふふ。梨花もぅ……ここは……感じるみたいれしゅね?」
そう言って羽入は細やかな指使いで私の秘部を撫で、クリトリスを弄った。
「くぅ……うううっ」
ふ……不覚だわ。
蕩けた瞳のまま、羽入は私の脚に自分の秘部を擦り始め、ぬるぬるとした液体に私の脚はまみれた。
そんな羽入の顔は、本当に気持ちよさそうで……。
羽入の声が高くなっていく。
「あ……はぁ……あぅあうっ……うううっ」
そして羽入は身を震わせ……どうやら達したようだった。
「さあ。……もういいでしょ? 羽入? さっさともう寝るわよ」
そう、こんなのは事故よ事故。
さっさと眠って忘れてやるわ。
「あぅっ? なぁにを言って……るのれしゅか?」
…………はい?
「今夜は…………寝かしませんれすよぉ?」
あの……マジですか?
いや、この目は本気だわね。
あはははははははははははははは……。
も、どーにでもなれ。
ああ、きっと私も酔っている……。
492酔神色鬼 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/16(月) 19:12:47 ID:W14huZFt

翌朝。
あーもう、自己嫌悪ったらないわ。
羽入の奴、発情しまくりで本気で寝かせてくれないし、しつこいし……。
私がシャワーを浴びて戻ってきても、羽入は気持ちよさげに寝息を立てていた。
まったくこいつは、さんざんっぱら人のことを弄んでおいて……。
怒りを堪えながら、羽入の体についた色々な体液をティッシュでふき取り、服を着せて布団の中へと放り込む。
ひょっとして羽入がお酒を飲むのを嫌がっていたのは、酔うと体が疼くとか……そういう理由からだったのだろうか?
もう眠れそうにないけど、私も自分の布団に潜り込む。
とりあえず、起きたら覚悟しときなさいよ? 羽入。


私はこれで酒をやめました。
しかし、代わりに特別辛いキムチの開発を始めました。
あの催淫薬はそのうちまた使うかもしれません。
以上。

―END―


TIPS:お仕置き

「何だか今日の羽入ちゃん、朝からずっと顔が赤いけど、どうしたの?」
「ああ、それにしょっちゅうもじもじしてないか? 羽入に何かあったのか? 梨花ちゃん」
「みー? ボクは知らないのですよ? おトイレでも我慢しているのではないですか?」
そういって私はあくびをし、ちらりと羽入の様子を見た。
(苦しい? 羽入)
(あぅ……あぅあぅあぅあぅ)
ま、そりゃそうよね。朝からずっとローターを仕込んでるんだもの。
(さあ……覚悟しなさいよ羽入? お仕置きはまだまだこれからなんだから)
(あぅあぅあぅあぅううううぅぅぅっ!!)
私にしか聞こえない羽入の悲鳴を聞きながら、私は一人ほくそ笑んだ。
493 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/16(月) 19:15:03 ID:W14huZFt
「オットセイ☆」と「絆」に続き、またもや梨花が不遇テンパリ我が儘です。
いや、何か可愛いのでついまた書きたくなって……。
あのまま圭一が梨花をオットセイ☆でがっつんがっつんやってる
展開の方がお好きな人は、妄想補完計画するか、妄想具現化して
頂けると有り難いです。
今回は以上です。お目汚し失礼いたしました。
494名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 19:26:44 ID:qpHZtMad
おお、なんというナイスタイミング
495 ◆Virgobc36M :2007/04/16(月) 20:31:23 ID:v0G5imlf
圭詩の構想練ってるんだが、ちょっとヘルプ。

圭詩のなれ初めが全く思い付かんので、誰かネタ出しを……このままじゃ、圭魅から派生した3Pモノになってしまうぅぅ。
496名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 20:52:01 ID:eByO0BFh
圭一、悟史くんを意識させるような行動の多発

詩音キレる

圭一なだめる

それって、悟史くんを忘れさせてくれるってこと?

え……ちょ、ど、どういう意味だ?

(以下495)
497名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 21:09:51 ID:WZVd7OtK
>>495
> 圭魅から派生した3P

もうそれでいいよ…
つか、個人的にそれ凄い読みたいんですがw
498名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 21:10:38 ID:UzW6Oedf
>>495>>497
自分もそのシチュ興味あるな。
499名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 21:33:45 ID:XLVwVPlI
ちっ、凡俗どもが・・・:

1.圭一、詩音と魅音、山狗に捕らえられる。

2.三四の”提案”:「貴方のうちどちらかが圭一君とHしたら”もしかしたら”
            解放してあげてもよくってよ?クスクスクス」
  →言うまでもないが、これは三四の遊びに過ぎない。本気のはずがない。

3.魅音「ちょ、う、嘘でしょ・・(どうしようどうしよう圭ちゃんとはHしたいけどこんなのはイヤイヤイヤイヤ・・・)」
  詩音「うるさいです、お姉ぇ。私は生きたい。泥水をすすってでも」

4.詩音「圭ちゃん、不本意かもしれませんが、私とHしてくれませんか?」
  圭一「・・・・・・ごめん、レナ・・」
  魅音「レ、レナなのーっ?!(泣」

5.詩音と圭一ファック:バックで。その最中、三四、自慰にふける。魅音、茫然自失で見守る。

6.フィニッシュ後:
 詩音「圭ちゃん、お尻のマイトに火が点きました。あとは、湿らないのを祈るばかりです」
 圭一「・・・・レナ・・・愛しておりました・・・」

 ジ・・・(画面白黒反転)

〜終わり〜
500名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 21:34:12 ID:RQFa8q7n
>>496
…ゴクリ。
501名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 21:36:05 ID:XLVwVPlI
おっと、修正:

6.フィニッシュ後:
 詩音「圭ちゃん、お姉ぇのお尻のマイトに火が点きました。あとは、湿らないのを祈るばかりです」
 圭一「レナ、お前を愛していたよ、俺の人生はお前と雛見沢で出会ってから、幸せだった」

 魅音「圭ちゃん・・・好きだったよ・・・」

 ジ ・ ・ ・ (画面白黒反転)

〜終わり〜
502名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 21:37:26 ID:C2VtxiDG
何だかなぁ
503 ◆Virgobc36M :2007/04/16(月) 21:42:58 ID:v0G5imlf
みんなネタ出しTHX。

>>501
すまん、凌辱系は俺は書けんorz
504名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 21:45:22 ID:qpHZtMad
小学生にやるように頭なでなで、詩音きゅんきゅん☆でいいんじゃない
505名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 21:45:30 ID:ffnGp/3X
詩音との夫婦生活に疲れた悟史が、圭一に色々相談しているうちに
圭一と悟史が友情を越えた男同士の絆を結んでしまう
それに気付いてしまった詩音が悟史の前で圭一を犯してしまう…


てか、悟史が生きている限り圭詩の自然な馴初めは難しいんで無い?
悟史が死ぬんでフォローに走った圭一と…
とか、看護疲れで精神的にまいった詩音が勢いで圭一とヤルとかそんなとこか?
506名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 21:46:37 ID:C2VtxiDG
みんな幸せになるには?
悟史→魅音→圭一→詩音
これでいいんじゃね
507名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 21:56:43 ID:eByO0BFh
(本文495)

ひっく……うっく……

詩音……やっぱり、やめようぜ?

馬鹿ぁ、ここまで来たら、最後までやってよ……ひっく

だって、俺、無理やりとか……

忘れさせてよ! 優しくしないでよ……

ごめん! 俺、詩音が、詩音が好きだから!

詩音とちゅー

(以下省略)
508名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 22:28:55 ID:bXgx35Nq
ホモは勘弁。魅音がやたら不遇なのも勘弁。
普通の純愛の圭詩でいっちょ頼みますよ
509名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 22:35:03 ID:+/MwZtuM
まあ、でも結局は作者さんが自由にのびのび書いてくれればそれが一番だと思います。
510名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 22:38:58 ID:+eQfoe+n
無理に悟史の事、考える必要も無い気が・・・
告白も出来ずに、唐突にいなくなるから踏ん切りがつかないだけじゃない?
悟詩って。
511名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 22:39:58 ID:KzHxEchU
詩音は男なら誰でもええんちゃう?
512名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 23:30:18 ID:qpHZtMad
餅は餅屋。ネタも考えてないのなら詩音スレに行って聞けばいいじゃない
513名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 23:31:58 ID:XsWLEo0x
( ・3・)
514名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 00:32:08 ID:uE08i8wP
>>508
俺も普通の純愛の圭詩がいいんだが、ここで一つ提案。
詩音が本編どおりに昭和57年に学園脱出、しかしその事がバレてその罰として鹿骨市追放
東京の圭一が通っている中学に転校してくる、そこで圭詩の流れに。
あと純愛物がいいんでルールXYZは一切無視した展開でいいと思います。
515名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 00:46:42 ID:5+5GjaGg
賽の圭一×真詩音が見たい
516名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 01:09:03 ID:RlPT9eZZ
羽入GJです!

ただそれ以下の流れがキモイ
誘い受けな書き込みとかやめた方がいいとオモ
517名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 02:16:20 ID:HARIqCq3
そう?確かに元は誘い受けな感じだったし今後は気を付けた方がいいとは思う
けど、でもそれはそれとして、みんなの妄想力の逞しさとか、ネタ出しは見て
て面白かったと思うけどなあ?
518名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 07:43:48 ID:7xoicw0w
沙都子×雲雀13のヌルヌルローショントラップ逆レイプ地獄後に純愛はまだですかいな?
519名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 12:14:58 ID:cF84CFgC
>>518
ある意味、小此木魅音より難しそうだ……
520名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 12:59:59 ID:j1eaUelc
>>515
俺もそれを切望している
賽の二人見てー
521名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 20:12:19 ID:5+5GjaGg
レ「ハァハァ、魅ぃちゃんのお尻かぁいいよぅうう!」
魅「いっ、いやあぁ、抜かないでぇっ!」
レ「そうは行かないよ。魅ぃちゃんの上に乗ってあんなことやこんなこt
圭「お、お前ら二人だけで楽しそうにしやがって、俺も混ぜろぉおおお!!」

※人気投票実況中継
522名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 20:41:20 ID:6gczzHvw
梨花「ハァハァ、沙都子の上は押さえたわっ! そんでもってあんなことやこんなこt」
詩音「うふふふ。私は沙都子を後ろから攻めさせていただきますっ!」
沙都子「うひいいいいぃぃぃっ!? に、逃げられませんですわあああぁぁっ!!」
羽入「あぅあぅあぅ。二人ともズルイのです。僕も混ぜるのですううぅぅっ!!」

※人気投票実況中継
523名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 20:47:34 ID:MM7cB/tD
>>521-522ワロスwww
524名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 21:10:55 ID:uWUg4Ap+
雲雀13「ああっ奥さんが俺の尻に…クールになれ、雲雀13!」
茜「ほらほらまだまだイクよ!?葛西、ヤっておしまい!」
葛西「ふ…この距離で外すとでも?む、後ろが見えませんね」
みおんw「あるぇ〜?おじさんなんで一位じゃないの?」

※人気投票実況中継
525必要悪の夜 ◆Virgobc36M :2007/04/17(火) 21:17:28 ID:cF84CFgC
「はむ……ん……ちゅ。ほうら、こんなに濡れてるじゃないですか。私が押し倒さなかったら、どうせ後で自分でヤッてたんでしょう?」

ちっちゃくても思春期ですもんねぇ、と淫蕩な笑みを漏らす詩音に、

「あっ……ふ……んんっ。ち、ちが――」
「ふーん。じゃ、確かめてみます?」
「……へ?」

何を、と聞き返す間もなく、詩音はするりと体位を変えると、梨花の下着をするすると剥ぎ取った。足首を縛られているというのに、驚異的な動作の滑らかさである。FPSに直すと85は優に出ていそうなくらいに。

「さてさて、ご開帳〜☆」

そのまま、かぱっ、と梨花の膝を掴んで、M字に股を開く。梨花はといえば、抵抗を諦めたのかぐったりと脱力していた。
ふんふんと当たる詩音の吐息をもどかしげに感じつつ、ワンピース越しに詩音の頭をぎろりと睨む。
ええい、もうどうにでもなれだっ。
詩音はといえば、うわー、と感嘆の言葉を漏らすと、

「ふむふむ、梨花ちゃま"も"生えてないんですねー。沙都子とおんなじ」

さわさわとこちらの恥丘を撫でる詩音に、恥ずかしさのあまり梨花はぷい、とうつむき――

「……って待ちなさい! あんた沙都子に何したのよ!」

思わず猫かぶりも忘れて、がばと身を起こす。

「何したって言われましても……ナニに決まってるでしょ?」
「きぃぃぃぃっ、この泥棒猫めっ! やっぱりでか乳にはロクなのがいないわねっ! もう怒ったわ、あんたみたいなサカッた雌猫なんかこの私にオとされてしまえー!」
「ふっふっふ、上等ですよ梨花ちゃま! 梨花ちゃまのブラックリストにお姉は入ってるのかとかいうツッコミは華麗にスルーしつつ、まあ私は悟史くんと沙都子とお姉さえ手に入れば他は何も要らないんですが、それはそれとして梨花ちゃまも頂いておきましょう!」

ふーっ! と毛を逆立てて威嚇する梨花に、するり、とこれまたあっさりと足首のロープを外して笑みを浮かべる詩音。
ツッコミ禁止。

「百年かけて仕入れたエロ知識なめんなー! かかって来なさいグギャ女!!」
「言ってくれるじゃないのっ! イき倒されてぇかぁぁぁぁっ! ぐげげげげげげげげっ!!」
526名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 22:05:49 ID:tQFWyFSw
GJ。生えてない梨花ちゃまのに萌え☆
梨花ちゃまが百年掛けて仕入れたエロ知識がどんなものか期待大。
あと、それはそれとして詩音が沙都子にしたナニの描写も希望。
527名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 22:14:25 ID:j1eaUelc
>でか乳にはろくなのが

ちょww魅音もwww
528名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 22:28:55 ID:76HNGyFU
やっと魅音の上に乗れたレナが嬉々として一位と魅音の処女をお持ち帰り
529名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 00:03:09 ID:iH/hZ8E7
じゃあこのままいけばレナは圭一のアナル処女をゲットするわけか
530名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 00:11:10 ID:uZQgP2jb
危険! 快感! 鉈挿入!
531名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 00:33:41 ID:D7XdMHVy
魅音と圭一でワンツーフィニッシュを希望。
絵板の支援絵もなかなか萌える設定やセリフがあって困る。
532名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 00:35:09 ID:9fXBpxa9
フィニッシュだの抜いただの抜かれただの、
傍から聞いてるとすごくエロイ人気投票ですねw
533名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 00:58:50 ID:G3tUsh7E
お前ら、入れたいキャラが決まってないなら梨花ちゃまに入れてやれ
死(四)の呪縛から解放してあげたい





俺、きんもー☆
534名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 01:01:58 ID:+BEb1bqO
一回も4位を超えた事のない梨花ちゃまカワイソス…
535名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 01:15:07 ID:fguPrtde
レナ「ねえ、圭一君。なんでそんなとこが盛り上がってるのかな?かな?」
圭一「ぐっ…こ、これは…」レナ「あはははは。ねえねえ、レナのも見てよ。いっぱい垂れてきてる。んっ…みぃちゃんなんかよりい〜っぱい気持ち良くさせてあげるからね?」
騎乗位で三回、圭一はイかされましたとさ。

レナ「圭一くん。今までどこに出かけてたのかな?かな?」
圭「ああ、岡村や富田と街まで遊びに行ってたんだ」
レナ「へぇ〜、じゃあなんで服に緑の髪が何本も着いているのかな?かな?」
圭一「・・・」

レナ「圭一君のがかぁいくなっちゃってるよ〜」
圭一「も、もう無理だ。レナ。俺は絶倫ではないんだぞ?」
レナ「あはははは。圭一君は嘘を付いてるのかな?かな?まだまだできるはずだよね?みぃちゃんとはもっと頑張ってたはずだよ?…だよ?」
圭一「なっ…」
俺は全身に震えが走ったのが分かった。
ただセックスをしているだけであるはずのレナの雰囲気は、先程の絶頂を迎えた時のそれとは明らかに違っていたからだ。
536名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 01:19:09 ID:fguPrtde
「け、圭一君。あれを付けてくれないと、かぁいい赤ちゃんができちゃうよ〜」
「………じゃあやめたぜ。じゃあな」
「あっ…。ご、ごめん。」
「ふぅ…興が削がれたぜ。」
「はぅ…ごめん…いいよ。生で欲しいけど、できちゃったら圭一君嫌がるよね…よね?」
「は?なめられたもんだぜ。このK様もよ。」
「え?」
「だ〜か〜ら〜生でやりてえんだよ当然俺も。」
つい出てしまった。ふいに出てしまったんだが、自分でも後悔はなかった。不思議と。
537名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 12:47:56 ID:Nc8+ejss
246 :名無しくん、、、好きです。。。[sage] :2007/04/18(水) 10:09:03 ID:a/tSogkH
朝っぱらから俺も固有結果フルスロットだ!

全てが終わったかに見えた7月某日 惨劇が幕を開けた

圭一「結局魅音来なかったなぁ・・・詩音何か聞いてるか?」
詩音「なんでお姉の事知ってきゃいけないんですか。あんなのほっときゃいいんですよ」
圭一「ほっとけって、実の姉だろうが・・・・・」
レナ「はぅ〜☆ 圭一君、部活やろ? やろ?」
圭一「ん?俺はいいけど、沙都子に梨花ちゃんは?」
沙都子「をーっほっほっほ!ワタクシはいつでもお相手いたしましてよ〜」
梨花「みぃ、沙都子がやるならボクもやるのです」

まぁたまには魅音抜きでやってもいいか・・・・・
あいつ強いからな〜、ライバルが減るのは俺にとっても有利だ

圭一「そっか、お前も入るだろ詩音?」
詩音「ありがたいですけど今回は見学させていただきます。」
レナ「はぅ・・・・詩ぃちゃんやらないんだ残念。そうだ!圭一君、麻雀はどうかな?」
圭一「麻雀かー!そりゃいい。ちょっと待ってろ」

この四次元ロッカーも今でこそある程度把握できるようになったが
ちょっと前までは命懸けだったからな。
大石さんに見つかったらヤバそうなのもいっぱいあったし・・・・
538名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 12:48:36 ID:Nc8+ejss
・・・・・お? これか?
あったあった、こんな奥にしまいやがって

圭一「あったぞ、さぁやろうぜ!」
梨花「圭一、まずは罰ゲームと牌の確認をしないとダメなのです」
圭一「あ、そうだったな。今日の罰ゲームだがどうする?」
詩音「圭ちゃん、罰ゲームは私が決めちゃっても構いませんか?」
レナ「そうだね、詩ぃちゃんにお願いしようかな? かな?」
圭一「う〜ん、詩音の罰ゲームなんか怖そうなんだよな。ま、いっか」
沙都子「ね、ねーねー。お手柔らかに頼みますわよ」
詩音「くっくっく、そうですねぇ・・・・・・」

ゴクッと固唾を飲み込む音が教室に響く
・・・・・・・・・・・・・・

詩音「敗者には・・・・・脱いでもらうと言うのはどうです?」

「「「ええええええええええええええええええええええええ」」」
539名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 12:49:44 ID:Nc8+ejss
圭一「お、おい!詩音それはさすがにマズイだろ!」
詩音「あれ〜?圭ちゃん、もしかして負けるのが怖いんですかぁ?」
圭一「そうじゃねーだろ!俺はともかく他の面子の事も考えろよ!」
レナ「は、はぅ〜、・・・・レ、レナも恥ずかしいな・・・・」
沙都子「さ、さ、さすがにそれはちょっと遠慮いたしますわ」
詩音「はん、天下の部活メンバーともあろう人達が情けないですねぇ」
梨花「みぃ〜☆ 詩音が言いたい放題なのです」
圭一「ともかく、さすがにそれは・・・」

その時、詩音がぐっと顔を近づけてきた
一瞬その意味がわからず固まってしまう そしてそっと囁いてくる

詩音「(怖いんですか・・?圭ちゃん? 女の子の肌を見ることが?)」

な!?怖くなんかない!ただ俺の大切な仲間であるみんなの・・・

詩音「(じゃあ勝てばいいじゃないですか。勝ってナシにすればいい)」

バカな!・・・・・・・詩音?
俺は気づいた。詩音の瞳は少しずつ淀みを増している事に

詩音「あははははははは!圭ちゃんの臆病者!あははははは!」
540名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 14:30:53 ID:9fXBpxa9
保管庫を見ると結構未完の作品があって完結wktkなのですよ
541名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 17:21:13 ID:vZYorqmx
いつも思うんだけど
罰ゲームだからって脱がしたり
公開オナニーしたりフェラさせたりすることを
許可する部長は流石に頭がイッてる
542名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 18:02:16 ID:9fXBpxa9
ホントの魅音はそんなこと許可しないけど
エロパロでは部活は恰好のシチュ作りだなw
543名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 18:19:44 ID:WBBd0Kz6
格好のシチュ作りではあるが、まさに>>541のパターンで同人で散々使われて
いたようなので、実際にそのネタで書くのは難しそうだけどね。
たとえパクリを気にする読み手はいなくとも、書き手が気にしてブレーキ掛か
るというか……。
544名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 21:00:32 ID:EK+N6xZI
部活の罰ゲームでエロってそんなに多いか?
二人きりで罰ゲームを口実にエロってのはそこそこ見かけるけど
545名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:35:48 ID:sdzYKiFo
私は今、家でお茶を飲みながら休息を取っている。
今日は部活メンバーと遊ぶ約束がないので、体を休める機会にしたわけだ。
沙都子はと言うと、女の子らしいと言うか、少女漫画を読んでいた。
誰しも通る道ではあるが、沙都子は年齢には似つかわしくないページも呼んでいた。
そうだ。少し卑猥だった。
546名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:37:02 ID:sdzYKiFo
私にはまだ経験がないし知識がないことを、沙都子は興味津々で読んでいた。
当然、沙都子にも経験はないだろう。
少しだけ、彼女の探求心を羨ましくも思った。

梨花「さ、沙都子!そのようなとこを見るのは、良い子ではないのですよ?」
沙都子「お〜っほっほっほ。そんな事を申されている割りには、お顔が赤くなってますわよ?梨花。」
梨花「そ‥そんな事はないのです。ボクはいつもどおりなのでしゅ…ですよ。にぱ〜」
沙都子「お〜ほっほっほ。一体何を噛んでいくいらっしゃるのですか?ぷっ」
梨花「うう〜。沙都子がいじめるのですよ〜。」
まったく、相変わらずからかうのが好きなようだ。
普段は私がからかっているのだが、どうやら今日はそう上手くいかないようだ。
547名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:39:28 ID:sdzYKiFo
沙都子「ふむふむ。」
梨花「?一体どうしたのですか?」
不意に、沙都子がニヤつき始めた。
沙都子「お〜ほっほっほ。少女漫画の割には、たくさんの知識が埋め込まれておりますわ。実践あるのみですわ。」
一体なんだと言うのだ。トラップを仕掛けるのとは違う雰囲気があるが…。
沙都子「ここですわね。コチョコチョ〜」
梨花「ひゃあっっ。さ、沙都子!ななな何をしているのですか!?」
私は唐突な行動に驚き、胸を隠し、服の下から伸びてきた手を振り払った。
沙都子「お〜っほっほっほ。梨花は私と違ってぺったんこなのに敏感なのですわね。」
548名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:40:33 ID:sdzYKiFo
「ぺったんこなのに。」
この言葉は少々ダメージがあった。
事実ではあるが、ひどい。確かに沙都子は年齢としておかしい程に豊満ではあるが。
梨花「やっていることも言っていることもひどいのですよ。みぃ〜」
沙都子「お〜っほっほっほ。聞く耳持たずですわよ。」
梨花「きゃああああ。さ、さすがにそこは駄目なのです!汚いのですよ!おしっこ、出るところなのですよ?」
沙都子「駄目ですわよ梨花。この書物には、ここを触れば何やら気持ち良いらしいですわよ。ほれほれ〜〜。」
私の言うことを聞かなくなった沙都子は、最早歯止めが効かない。
梨花「うっ……やめ…てくださ…いなのです…。」
沙都子「ほ〜。何やら本当に気持ち良いらしいですわね?」
549名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:41:51 ID:sdzYKiFo
気持ち良いのかは知らないが、確かに変な気持ちだ。梨花「もう…我慢できないのです!」
私は反転して攻勢に出ることにした。同じ事をすれば沙都子は嫌がってやめてくれるかもしれないと思ったからだ。
沙都子「こ、こら梨花!やめてくださいまし!」
やはり沙都子はびくついている。
よくもまあ私にこんな事をできたものだ。
私は沙都子の乳首に手を伸ばした。
沙都子「あひゃあっ!」
だらしない声を出した。
敏感さも年齢のそれではないようだ。
梨花「変な気分にまりましたか?だからボクにもしないでほしいのですよ。みぃ〜。」
沙都子「………確かに変ですわね。ですが、これはもう少し試してみる価値がありそうですわよ。」
え?何を言っているんだ沙都子は。
550名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:43:35 ID:sdzYKiFo
沙都子「こうなったからには、後には引けませんわよ。書物どおりにとはいきませんが、似せて進行することにいたしますわ。」
梨花「みぃ〜…ボクたちはまだ子供なのです。それに女の子同士なのですよ?」
沙都子「あ〜ら。その口振りからすると、別に行為自体は嫌ではないようですわね〜。」
梨花「み…みぃ…」
確かに、変な気分がするが嫌ではないのかもしれない。はしたいが…。
沙都子「なら話しは早いのですわよ。」
そう言うと沙都子は唐突すぎる程にズボンを脱いだのだ。
驚きを隠せなかったが、それよりも沙都子が平気で脱いだことに感心した。
お風呂は一緒に入っているが、まったく状況が違うのだ。
沙都子「さあ、梨花。逃がしませんわよ。」
551名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:44:33 ID:sdzYKiFo
沙都子「ここはおしっこが出るところじゃありませんわね。それそれ」
梨花「んっ…。」
成る程。確かにこれは気持ち良いのかもしれない。
沙都子「あ〜ら梨花。いつものような冷静な表情は一体何処にいったのでしょうか?お〜〜っほっほっほ。」
私もひますら受け身になっているわけにはいかない。
手段としては、押し倒してみることにした。沙都子より私のほうが力はあるからだ。
沙都子「きゃっ。だ…、大胆ですわね梨花。なら私は、さらに奥の手でいかせていただきますわよ。」
そう言うと、なんと沙都子は舐めたのだ。舐めた…のだ。
梨花「うひゃああっ。い、いくらなんでもやりすぎなのです沙都子!恋人同士なのです!」
552名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:01:52 ID:AdhjZOXh
沙都子「あ〜ら。そんなことを申されましても、関係ありませんわね。」
そう言う間に、沙都子は以前に圭一が持っていた大人の本であったような体勢に私を動かしていた。
これは謀らずしも私にもそうしろと言っているのだろうか。
沙都子「んっ…。成る程。これはなかなか良いものですわね。あっ…」
沙都子の敏感な部分を舌先で触れた。
幼い女の子とは思えないほどにビクっと体が脈打った。
沙都子「あっ…良いですわよ梨花。少し中に入れてくださいまし。」
梨花「んんっ…。ボクは頼んでないのです。ううっ」
私の中に沙都子の舌が侵入してきた。
まるで蛇。スネイクのような素早い侵入行為だ。
体がスネイクに反応する。
553名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:10:34 ID:AdhjZOXh
バタン。
私は急に跳ねとばされた。何が何やらさっぱりだが、沙都子は辞める気にでもなったのだろうか。
沙都子「そういえば、詩音さんの部屋から、こんなものを見つけていたのですわ。」
ウィィイィィイン。
蠢くその物体は、見てはならないものだったのかもしれない。
男性の性器をかたどった物体は、双方に性器が付いていた。双頭だ。
何故こんなものを…。
さすがは詩音だ。
沙都子「さあ。次はこれを試してみますわよ。」
梨花「待つのです。それはきっと、詩音が先に使っているのです。汚いのです。みぃ」
色々と口実を考えたが、真っ先にこれを思いつき、沙都子が辞めるであろうと提案してみた。
ただ単にやめろと言ってもやめないだろうから、言い訳を考えなくては。
沙都子「洗えばいいのですわ。逃がしませんと言いましたわよね?」
554名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:17:55 ID:AdhjZOXh
最早馬の耳に念仏だ。
聞く耳は一切無いようだ。沙都子「ああああっ!こ、これは凄いですわよ梨花!きっと詩音さんは魅音さんとこれを使っているのですわ!まったく、卑怯ですわね!」
よくもまあすんなりと入ったものだ。
梨花「いやあああああ………ああん。………………確かに良いかもなのです。にぱ〜」
妙だ。
本当に快楽が襲ってきた。
沙都子が卑怯と言った理由が分からなくもない。
うねりを続けるその物体に繋がっている私と沙都子は滑稽だろう。
梨花・沙都子「ああああああああん」
二人していやらしい声を出し、それが部屋にこだまする。
555名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:35:33 ID:AdhjZOXh
その音にかき消されるようだが、私と沙都子の局部からは液体が吹き出ていた。
快楽に溺れた人間が出す液体が…。
沙都子「はぁはぁ。こ、これは部活に提案すべきですわね。素晴らしいですわ!ねえ梨花?…梨花?」
私は沙都子の話しが頭に入らなかった。
ただただ体をひくつかせていた。
沙都子「り、梨花?どういたしました?」
梨花「ないで。」
沙都子「え?」
梨花「外さないで!」
こうして私は、あのうねる物体を手放しておけなくなった。
同じ時を過ごしたあの時に、何故これを見つけられなかったのかと後悔した。
私は、雌になってしまったのだ。



ああきっつい。自分で書いてあまりにもキツい。
限界だ。
気持ち悪い。
これはない。
吊ってくるかね。
556名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:39:00 ID:47QHb5dk
セリフの前の人名いらなくない?
なくても読めるよ
557名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:46:35 ID:D3yhjlwE
うん。ちゃんと地の文が書けてるからむしろ無い方が読みやすいと思う。
それはともかく、百合で沙都子攻めって珍しい気がするなあ。GJでした。
558名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:47:00 ID:AdhjZOXh
>>556
ん?そうか?
ちなみに、圭一とレナのを別のスレに書いたんだが、何故かここにもあった。
んで、要望がある方には>>556の意見を踏まえた上で書いてみたい。
下手な文章ですまなかった。
寝る。
559前スレ449:2007/04/19(木) 03:32:45 ID:qotZ5eGk
遅くなりましたが前スレ449からのやつの最終回を投下します。
だいぶ前に完成したのですが、不慮の事故により消されてしまい遅れてしまいました。
それではどうぞ。


沙都子の痴態を見た圭一は詩音の目論見どうり性器をパンパンに勃起させていた。冷ややかな目でそれを見る詩音に圭一は懇願する。

「し、詩音・・・後生だ・・・手を自由にしてくれ・・・頼む・・・」
「何言ってるんですか、圭ちゃん。これはお仕置きなんですからね。そのまま我慢してもらいます。」

そう言うと、詩音は絶頂の余韻に浸ってる沙都子の身体を抱えあげた。

「ふぇっ?何をなさいますの詩音さん?」
「沙都子はおとなしくしててくださいね。ほーら圭ちゃん、イッたばかりの沙都子の濡れ濡れおまんこですよー。」

詩音は楽しそうに言うと沙都子の性器を圭一の顔面に密着させる。圭一の鼻がクリトリスに、唇が膣口に当たり、沙都子が甘い声を
上げる。

「きゃふぅっ!や、け、圭一さんの息が・・・・くすぐった・・・ひゃぁっ!」

沙都子の嬌声と、眼前に広がった沙都子の幼い女性器に興奮した圭一は絶叫に近い叫び声を上げた。

「も、もうダメだー!!頼む詩音、ほどいてくれ!!俺を自由にしてくれ!!」
「詩音さん・・・私が圭一さんのお相手をしてさしあげますわ。」

沙都子の提案に詩音は意外そうな顔をした。

「へ?何言ってるんですか沙都子。圭ちゃんはあなたをレイプしようとした変態ですよ?それをなんで・・・」
「確かに圭一さんは私に散々いやらしい事をしましたわ・・・だけど、私は圭一さんの事が大好きなんですの。」
「でも沙都子・・・よりによってこんな変態に・・・」

詩音が抗議の声を上げると、沙都子は頬を赤らめて恥ずかしそうに語った。

「さっき、圭一さんのおちんちんを踏みつけたり、おしっこをかけたりした時・・・とっても気持ちよかったですわ・・・
 私も圭一さんと同じ、ヘンタイさんなんですのよ。お似合いですわ。だから、詩音さん・・・」
「分かりました・・・じゃあ沙都子、ちょっとどいてください。」

詩音はそう言って圭一の上から沙都子をどかすと、圭一の拘束を解いた。

「あ、ありがとう詩音。助かっ・・・」
「お礼なら沙都子に言って下さい。私はまだ許してないんですからね。」
「詩音さん、それぐらいにしてあげてくださいまし。さ、圭一さん。ずっと我慢して苦しかったでしょう・・・」

そう言いながら、沙都子は足を開いた。圭一はすかさず飛びついて挿入しようとする。しかし・・・
560前スレ449:2007/04/19(木) 03:34:22 ID:qotZ5eGk
「い、痛いですわ!圭一さん、痛い!」
「くそっ、やっぱり入らないのか・・・」
「ふーん。沙都子はアソコがちっちゃいんですねえ。おっぱいは大きいほうなのに。」

詩音は喋りながら沙都子の胸を揉みしだく。沙都子はたまらず声を上げる。

「ひゃっ!し、詩音さん・・・そんなに触ったら・・・きゃうっ!」
「駄目ですよ。こうして気持ちよくさせてよーく濡らして・・・」

そこまで喋って、詩音は手を止めた。そしてなにか閃いた顔で沙都子に話しかけた。

「そうだ!沙都子、お尻に入れてみましょう。」
「ふぇっ!?お尻にですの?それは・・・」

沙都子は顔を真っ赤にして戸惑った表情を浮かべる。そんな沙都子に詩音は尚も語りかける。

「なに言ってるんですか、沙都子自分でお尻いじってたクセに。それにお尻だったらあんまり痛くないそうですよ。」
「へ?本当ですの詩音さん?」
「私も聞いただけですからね。沙都子も痛くないほうがいいでしょう?」
「まあ、それもそうですわね・・・」
「なら決まりですね。圭ちゃんもそれでいいでしょう?」
「ああ、それでいい。だから早く・・・」

圭一は待ちきれないといった表情で喋った。

「じゃあやっちゃいましょうか。圭ちゃん、まずは圭ちゃんのそれよく濡らさないと。」
「ああ。でもどうやって?」
「沙都子のココがいっぱい濡れてるじゃないですか。ここに擦りつけるんですよ。」
「わかった。よーし行くぞ沙都子。」

圭一は沙都子の両足を開いて、性器を擦り付ける。たまらず沙都子が甘い嬌声をあげ始めた。

「ふひゃぁっ、や、いい・・・圭一さんのが・・・ひゃぁっ、当たってますわ・・・」
「ふふ。沙都子、可愛い・・・」
「し、詩音さん!何を、ふわぁっ!」

詩音の唇が沙都子の唇を塞ぐ。沙都子は驚いた表情だったが、しだいにうっとりとした表情になり、詩音にされるがままになって
いた。くちゅくちゅとした音が沙都子の唇と性器から響き、祭具殿は卑猥な空気に包まれていった。しばらくキスを続けていた詩
音と沙都子だったが、ちゅぽっという音を立てると詩音から唇を離した。

「やぁっ、詩音さん・・・もっとぉ・・・」
「ふふ、あんなに嫌がってたクセに。もうおねだり?沙都子ったら嫌らしいですねぇ。」
「やだっ、そんな事いわないでぇ・・・」
「圭ちゃん、そっちはどうですか?」
「ああ、いい感じだぜ。詩音がキスしてからどんどん濡れてきてる・・・」
「ふうん。じゃあもうそろそろですね。圭ちゃん、沙都子から離れてください。」

詩音に言われたとうり、圭一は沙都子から離れた。圭一の性器は沙都子の愛液で十分に濡れており、沙都子の肛門は性器から愛液が
滴り落ちて濡れぼそっていた。それを確認した圭一は沙都子の肛門に性器を当てると、一気に突き入れた。

「ひっ、やぁっ!だ、だめですのぉ・・・」
「沙都子、力を抜いて。ケガしちゃいますよ。」
「わ、わかりましたわ・・・うーん・・・」

沙都子は力を抜こうとするが、自分の身体に異物を挿入するという恐怖心が身体を硬直させていた。それを見た詩音は意外な行動に出た。
561前スレ449:2007/04/19(木) 03:36:55 ID:qotZ5eGk
「きゃっ、し、詩音さん、何をなさいますの?ひゃはっ、く、くすぐったいですわ。」

詩音は沙都子の脇をくすぐり始めた。沙都子はたまらず笑い声を上げ、徐々に身体の緊張が解け始めた。それが詩音の狙いだった。

「圭ちゃん、今ですよ。一気に入れちゃってください。」
「よーし。行くぞ沙都子。」
「え?や、やだ、ちょっと待って・・・ふひゃぁっ!!」

十分に濡れていた為、圭一が一気に挿入すると、性器は沙都子の肛門に根元まで入った。急激な挿入がショックだったのか、沙都子は
目を大きく見開いて、口をパクパクと動かしていた。

「か・・・かはっ・・・やぁぁぁぁ・・・」
「沙都子?大丈夫ですか?お尻どんな感じですか?痛くない?」
「い、痛くないですわ・・・けど・・・お尻が・・・一杯広がってて・・・圭一さんのが熱くって・・・怖い・・・詩音さん・・・」

不安そうな沙都子の手を握り、頭を撫でると、詩音は圭一に問いかけた。

「どうですか、圭ちゃん?沙都子のお尻の穴は?」
「凄い狭いよ・・・それに熱くって・・・ギュウギュウに締め付けてくる・・・なあ動いてもいいか?」
「そうですねえ。ゆっくりとならいいんじゃないですか?ね、沙都子。」
「ええ・・・だんだん慣れてきましたわ・・・さ、圭一さん、どうぞ動いてくださいませ・・・」

沙都子の答えを聞くと、圭一は腰を前後に動かし始めた。すると沙都子が大きな嬌声を上げた。

「ひゃぁぁぁっ!ああっ、だめ、だめですのぉ。お、お尻が擦れて・・・むずむずして・・・ひゃぁっ!いい、いいですわ・・・」
「沙都子のケツ穴すごいぜ・・・暖かくてぬるぬるして・・・凄く締め付ける・・・」
「ふふ沙都子ったらお尻で感じちゃって。エッチですねぇ。こんな沙都子を梨花ちゃまが見たらなんて言いいますかねぇ?」
「やぁっ、そんな・・・イジワル言わないでくだ・・・ひゃふっ!ああ・・・ひゃぁっ!」
「ふふふ・・・沙都子があんまり可愛いから・・・それじゃぁこうしたらどうかな?」

詩音は物欲しそうに濡れぼそっている沙都子の性器に指を出し入れした。

「ああっ!ひゃめぇっ!ひ、ひおんしゃん・・・やぁっ!そこいじっちゃ・・・ひゃっ!らめえぇっ!」
「そんな事言って、沙都子のここ凄くぬれてますよ?ほらほら、もっと激しくしますよ?」
「ひゃぁぁぁぁぁぁっ・・・ひゃはっ!やぁぁぁぁっ・・・ああああっっ!」
「うっ、沙都子のケツ凄く締まってきてる・・・もう駄目だ・・・出すぞ!!」

圭一は絶頂を迎え、沙都子の直腸に射精した。途端に沙都子は絶叫する。
562前スレ449:2007/04/19(木) 03:42:10 ID:qotZ5eGk
「ふひゃぁっ!あ、あひゅい・・・ひゃぁぁぁっっ!熱いんですのぉ・・・熱いのが・・・」
「そろそろですね・・・ほら、沙都子、イッちゃいなさい!」

詩音は精液の熱さに悶える沙都子を絶頂に導く為、指の出し入れを激しくし、性器に顔を近づけると、クリトリスを甘がみした。

「ひゃぁぁぁぁぁっ!ら、らめれすのぉぉぉ・・・・ふひゃぁぁっ!やぁぁぁっ!!」

沙都子は大きく身体を痙攣させ、うつろな目で何かを呟いていた。圭一は放出が終わると、ゆっくりと性器を引き抜いた。
沙都子の肛門は大きく広がって、精液が流れ出していた。

「沙都子、どうでした?気持ちよかった?」

詩音は絶頂に達したばかりの沙都子の性器を愛撫しながら尋ねた。沙都子は頬を赤くしてそれに答える。

「すごく・・・ひゃはっ!・・・よかっ、ひゃぁぁっ、良かったですわ・・・」
「ああ、沙都子のケツ最高だったぜ。」

沙都子に続いて、圭一も感想を漏らす。沙都子はしばらく絶頂に浸っていたが、おもむろに四つん這いになると、両手で尻を開き
肛門を露出させ、艶っぽい声で圭一に語りかけた。

「圭一さん・・・今度はこの格好でして欲しいんですの・・・さ、早く。」
「ええ!?沙都子まだする気なんですか?」
「ええ・・・とっても気持ちよかったから。ちょっと恥ずかしいですけど・・・」
「き、気持ちは嬉しいんだが・・・もう限界なんだ・・・」

そう言った圭一の性器はぐにゃりと垂れ下がっていた。沙都子のいやらしい格好を目にしてるというのに、勃起する気配を見せない。
そんな圭一に、沙都子は不満そうな顔を見せた。

「自分が満足したからって・・・なんだかズルいですわ・・・」
「確かに。元々圭ちゃんのお仕置きだったのに、これじゃあ圭ちゃんがいい目を見すぎですよねぇ。あ、そうだ!」

詩音は何かを閃いたといった表情で、懐からスタンガンを取り出した。それを見た圭一は驚愕の表情を浮かべた。

「な、し、詩音、何をする気だ?」
「ああ、これで圭ちゃんの腐れチンポを勃起させるんですよ。大丈夫。ギリギリの出力にしてありますから☆」
「凄いですわ、詩音さん!こんな方法を思いつくなんて。そうだ!わたくし、圭一さんで色々試してみたい事が沢山ありましてよ。」
「ほーう?それはおもしろそうですねぇ。この際、圭ちゃんには色々と実験台になってもらいましょう。」
「ちょっ、ま、待てよ二人とも・・・や、止めてくれぇぇぇぇぇ!!」

圭一の絶叫も空しく、沙都子と詩音は不敵な笑みを浮かべてにじり寄って来る。こうして圭一は精魂尽き果てるまで二人のおもちゃに
されるのであった・・・・・・
563前スレ449:2007/04/19(木) 03:45:22 ID:qotZ5eGk
以上です。初めてのエロパロだったので色々と、至らぬ部分もあるかと思います。
これ以外にも二つほど完成させてたのですが、内容があまりにアレで投下をためらって
いたところ、前述のトラブル(嫁に見つかって消された・・・orz)により消失してしまいました。
また機会があれば新作を書いてみたいです。
564名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 06:59:50 ID:0qPFq9ri
>>558遅れて申し訳ないっス…GJでした
565名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 07:09:38 ID:AdhjZOXh
>>564
お前はレナ希望の方かな?
じゃあレナを書くことにしようか。
566名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 09:47:50 ID:0qPFq9ri
>>565
本スレ(?)ではすまなかったな…そうあの時の奴が俺だ
567名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 11:22:12 ID:AdhjZOXh
>>566
いや、かまわないよ。
しかしあそこの住人は心が狭いわけじゃあないが、中々恐いのが多いなw
今日はレナのを夜になったら書いてみるから、気分が乗っていればオナネタにしてくれw
568名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 11:52:32 ID:TDNkmHss
>>563
gJー 圭一・詩音の沙都子責めというのも面白いシチュだね
569名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 12:05:28 ID:AdhjZOXh
>>568
別のスレでリクあったから書いてみた。
追い出されてこっちで書いたんだけど、そう言ってもらえればありがたいよ。
570名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 13:09:49 ID:AdhjZOXh
>>568
ごめん。何を間違ったか、数字を見間違えたわ。
すまんかった。俺のレスは無視してくれ。
571名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 13:32:42 ID:0qPFq9ri
>>570気にするなゆ
本日の俺は最初から最後までクライマックスなので今日の執筆を楽しみにしてまふ
572名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 17:24:34 ID:TscDEpCG
本スレに投下したの、勘弁してくれよ…
573名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 17:37:13 ID:TscDEpCG
http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gal/1176634747/

249 :2007/04/18(水) 10:44:54 ID:a/tSogkH
まずい 少し疲れた

250 :2007/04/18(水) 11:12:03 ID:icxTe7T6
いつからここは小説スレになったんだ?

251 :2007/04/18(水) 11:17:20 ID:uIsMJ2b9
続きはエロパロ板のひぐらしスレで書いてくれ。

292 :2007/04/18(水) 21:01:31 ID:cZAQgM/b
>>290 ウザいから止めて。

296 :2007/04/18(水) 21:13:25 ID:SuOUSbTY
エロと長文は遠慮願います

300 :2007/04/18(水) 21:24:52 ID:AO6LFZ70
>>293
ウザがるやつもいるが、暇だから書くか。
私は今、家でお茶を飲みながら休息を取っている。

309 :2007/04/18(水) 22:18:35 ID:AO6LFZ70
>>305
ウザいだろうから、スルーしてくれ。邪魔になってるのは分かってる。本当にスマン。

310 :2007/04/18(水) 22:22:40 ID:arPFJGGC
>>309
スマンと思ってるならやめろよ
話題がないからって、ここに書くことじゃないだろ

311 :2007/04/18(水) 22:24:34 ID:OUC7dp8H
>>305俺の性癖(?)でこうなっちったんだよな…スマン。いや、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんな(ry

314 :2007/04/18(水) 22:31:23 ID:qX7O6DPz
これだけウザがられてるのに続けるのはもはや荒らしだな。

317 :2007/04/18(水) 22:35:25 ID:iZZxEbT6
別に該当スレがあるのに、敢えてここに投下している訳ですからね
話題が無い?スレが過疎? 別に良いんじゃないかな
574名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 17:58:54 ID:AdhjZOXh
>>572
や、すまんかった。
本当に。
575名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 18:02:47 ID:Ak3PM79l
>>573
しつこい
576名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 18:23:35 ID:TDNkmHss
向こうで怒るなら、ともかく
こっちで怒るとか筋違いじゃね。
しかも、そんなコピペ持ってきたり…
577名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 19:00:02 ID:AdhjZOXh
>>576
こっちでは、あっちで叩かれた俺のほうが上に立てるわけだな?w

てかもうやめようぜ。
めんどいし。
夜に話しを書いて投稿するから、みんな至らないけど読んでくれ。
578名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 19:14:21 ID:TDNkmHss
上に立てるて。
大丈夫……?
579名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 19:34:23 ID:8Vtsw8DG
トミーより基地外警報発令
580名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 19:41:20 ID:RnuaRCsT
577ウザイ。
叩かれるのはお前が原因だろうが。
それに他の職人はお前みたいに態度でかくないぞ。
前スレ449はグッジョブ。
嫁さんに消されたという作品の内容が気になるな。
581名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:13:30 ID:AdhjZOXh
>>580
うん。だからこっちに来たんだが。
態度でかいなら改めよう。
582名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:16:51 ID:DFTLXVpa
上に立てるとか、そういう問題じゃないだろ?
態度もやけにでかいし、空気もまるで読めてないし、本スレでもこっちでもうんざりさせるのはやめてくれ。
何ていうか、あれだ、半年間ROMれ。
583名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:26:03 ID:AdhjZOXh
>>582
弁解になるんだけど、そんなつもりで言ったんじゃないんだがな…
なんの意味もなく言ってみたんだが、確かにレスることじゃないな。
悪かった。
四年もやってるのにバカだったよ。
許してくれ。
584名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:27:07 ID:9PICSaBD
ああ、>>581は祭りスレに書いてたのか。本スレの魔根金かと思った。
話が噛み合わないんで何のことかと思った。
そりゃー、こんなことやってりゃ煙たがられるわな。

せめて、職人やるならこの板の「SS書き手の控え室」と「SS読み手の控え室」
ぐらいには行って、最低限のマナーぐらいは身に付けて欲しい。
作品をここで晒してくれるのは全然OKだけど……。

前スレ449氏GJ、俺も嫁さんに消された作品がどんなか気になるわ。
もしまた書けたら、是非とも読ませて欲しい。
585名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:33:52 ID:9PICSaBD
ってえええぇぇっ!?四年やってたの?
まあ、職人としては初だったんだろうから、以後気を付けてくれればいい話
だと思うけど。

ちなみに、控え室のスレは「手」はいらなかったわ。ごめんよ。
586名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:37:44 ID:AdhjZOXh
>>585
ニュース板にかじりついてるだけなんだけどね。
初ってやっぱり分かるんだな。
おk
これからはみんなの邪魔にならないように、投稿するだけにしよう。
余計なレスはやめたほうがいいな。
うん。とりあえず、みんなすまんかった。
587名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:39:29 ID:EWAohQ6E
とりあえず空気読んでの言動をしたらいいよ(・3・)
588名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:44:37 ID:AdhjZOXh
>>587
思ったことを書いてしまうことが多々あるので、控えます。
わざわざ忠告どうも。
589名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:46:31 ID:0qPFq9ri
>>586
まぁ、そんなに気にすることないと思うよ?次から気をつければいいんだし…
便利な脳内変換機能の準備はおkだ。今日の投下、楽しみにしてるぜ…
さぁ、作家として…鳥になってこい!
590名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:52:09 ID:AdhjZOXh
>>589
ありがとう。
気にはしてないけど、邪魔になってるのは事実だからね。
よし。投下開始するわ。
591名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:56:59 ID:DFTLXVpa
ここの住人はまるでレナのように温かい心を持っているな
そんなお前らには、沙都子のように健気で魅音のようにナイスバディで梨花ちゃまのように愛らしく、なおかつ圭一のように萌えに理解のある彼女が出来ることを願っているよ
592名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:02:52 ID:AdhjZOXh
時刻は20:18分。
両親が仕事の関係で家にいないので、俺は大好きなカップラーメンをすすりながら今日の事を振り返った。
散々だった今日という時間は、最後に学校から出るところで大どんでん返しを受けるわけであったのだが………。


朝から昼まではいつもの毎日だった。
レナが朝自宅へやってきて、二人で学校へと向かう。
魅音や梨花ちゃん、沙都子との雑談は、いつもと同じ空気であり、同じ楽しさで満ちていた。
あっという間にやってきた昼休みの給食。
俺はレナ達と机をくっ付け合い、各々の弁当を好き勝手に貪り合う、小さなパーティーを、これまたいつものように行っていた。
日課とか、行事なんていう言葉が当てはまってくるほどに、当たり前の毎日に、時間は過ぎる。
ふと、いつもとは違う彼女の眼差しが、今日これから起こるかもしれないイベントの序曲であったのかもしれないが………。
593名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:04:35 ID:AdhjZOXh
自分は全部、即興で書いておりますので、至らないところへの指摘をしていただくとありがたいです。
594名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:13:25 ID:AdhjZOXh
レナ「ねえ、圭一君。」
俺はレナの、いつもの優しい声に、顔を上げる。魅音の弁当の食材を奪っていた最中だが、得に欲しかったわけでもなかったのでレナの方に向き直ったのだ。
圭一「ん?どうした?」
レナは笑顔だ。
レナ「あのね、良かったら、これを食べてほしいんだけど、いいかな?かな?」
見ると、それは野菜炒めだった。余程この料理に自身があるんだな。そう判断して切り返した。
圭一「いいぞ。美味そうだしな。」
俺はひょいっと、箸でもやしとピーマンを掴むと、口へすぐさま運んだ。
油をほとんど感じない、炒めたとは思えないサッパリした感触が口内に広がる。
はっきり言って、おふくろよりも美味い野菜炒めだ。
圭一「うめえええええ!すげえぞレナ!さすがは嫁候補だ。うんうん。」
俺はいつものようにふざけながら、料理の美味さに加えてレナをからかう。
595名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:23:11 ID:AdhjZOXh
レナ「そ、そうかな!良かったら〜。初めて作ったんだ。みぃちゃん達も、良かったら食べてよ。」
嫁候補という言葉はスルーされたが、顔を赤くしているレナは、俺の言った事がちゃんと耳に入っているようだった。
魅音「いっただきい〜っ!」
魅音は身を乗り出し、レナの弁当箱に箸を伸ばす。
沙都子「お〜っほっほっほ!甘いですわよ魅音さん。独り占めはいけませんことよ。」
沙都子が素早く、「暴君:魅音」を遮る。
梨花「もらったなのです。にぱ〜」
横から梨花ちゃんが素早く野菜炒めを取り、可愛らしい笑顔を振りまく。
レナはそんな様子を嬉しそうに見ながら、笑顔を俺に向けていた。
途端に、足に感触を感じる。誰かに小突かれているのか?
みんなが野菜炒め争奪戦をしている隙に、俺は体を屈めて机の下に頭だけ潜った。
596名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:27:51 ID:/YFn8Dy5
即興はやめたほうがいい。
投下中は他の人書き込みづらくなるし、何よりクオリティが著しく下がる。
誤字脱字は多くなるし文の長さのバランスもおかしくなる。句読点の区切りも。
ただでさえネット小説は読みづらいんだから、読んでもらうための努力に手を抜いてはいけない。

推敲はほんと大事だよ。一文書くごとに前後とのバランスを考慮して、一段落を終えたらその箇所を確認。
通して書き終わったら、伏線の張り方や矛盾を探して訂正。
何より、言い回しがおかしいってのは最初に書いたときには絶対にあるから、それを直さないと確実に珍妙な文になる。
597名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:31:49 ID:AdhjZOXh
手だった。そこには、恐らく――いや、確実であろうレナの手があった。
憶測だが、足で俺を小突いた後に、気付かさせて手を伸ばしたのだろう。
そして、その手には紙が握られていた。
俺は判断よりも早くそれを受けると、中身を開こうとした。
その瞬間、再び足を小突かれる。
レナで間違いない。
レナの顔を見ると、笑顔だったが、首を少しだけ横に振り、目で開くなと合図をしていた。
テレパシーを受け取った俺は、ポケットに手紙を忍ばせると、野菜炒め争奪戦に参加した。
なるほど、俺に最初に野菜炒めを食べさせた後で、みんなに食べさせる。
そうすることで注意を野菜炒めにそらし、もう食べている俺はフリーになるというわけだ。
こうなると、あれほど美味だった野菜炒めを、初めて作ったというあの台詞も、どうやら嘘なのかもしれない。
598名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:39:39 ID:9PICSaBD
うん。実はこれはかなり重大なマナー違反でもある。
大抵のスレではこれやると一発で「氏ね」と言われるぐらいの危険行為。
文章が悪くなるってのもそうだけど、他の読み手や投下待の順番待ちの書き手にと
ってもかなり迷惑が掛かってしまうんだ。はっきり言って全くいいこと無い。

あらかじめ適当なファイルに書いておいて、それをコピペしていくのが一般的。
599名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:43:32 ID:AdhjZOXh
こんなことを考えながら野菜炒め争奪戦に参戦していると、(妨害工作を沙都子と魅音が繰り広げ、横から食べるのが遅い梨花ちゃんだけがつまんでいる野菜炒めは、まだ半分ほどあった。)思いもよらない不幸が俺を襲った。
残り少なくなった沙都子の弁当箱に入っていたカレー風味の炒飯。
僅かではあったが、箸の先に引っかけてぼしてしまったのだ。
レナ「け、圭一君!」
沙都子「あっ…!」
魅音「う…うわバカ!」
梨花「…………みぃ」
俺がこぼしたことに関してはみんな怒らない。
こんな激しい争奪戦をしているのだ。稀にこのような事態だって起こる。
由々しき状況だった。
ありえない。なんて事を…なんて物を作ってきたんだ沙都子は!
責任を沙都子へと転嫁させる。
それぐらいいだろう?
恐らく俺は、これから処刑されるのだから…。



ガターン!
600名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:45:05 ID:AdhjZOXh
>>598
おk
一時中断するわ。
ありがと。
601名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:57:31 ID:0qPFq9ri
>>600
ゆっくり慣れていけばいいと思うよ?とりあえず>>598さんの言った通りに、ネタをじっくり練ったうえでのコピペが最適かと…
別に無理しなくていいんだぞ?今日じゃなくて後日投下してくれても…
602名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 22:16:02 ID:AdhjZOXh
>>601
分かった。
書き溜めるのは苦手だから、一日に一回か二回だけ投下するよ。
それだと邪魔にならないだろうからね。
みんな優しいな。
どうもありがと。
603名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 22:23:34 ID:eYBT01jU
セリフ前の人名は必要なし
台本形式は嫌いな人も多いんじゃないか?
あと書きながらの投下は>>598氏の指摘通りやめたほうがいい
あとは自分でしっかりマナー守ってやってくれ
604前スレ449:2007/04/19(木) 22:39:13 ID:qotZ5eGk
>>580
>>584

感想ありがとうございます。
嫁に消されたのは、梨花×詩音×???のSMもの(スカトロ描写あり)と
梨花と沙都子が行ったバイトが実は・・・という超鬼畜路線ものの二つです。
どっちも投下したらスレが荒れるだろうなと思い、投下をためらってました。
605名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 22:41:50 ID:22UzaRUr
投下前にちゃんと注意書きしてくれれば荒れないよ


前置きなしにいきなり鬼畜モノ投下されたら困るけど
606名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:00:49 ID:AdhjZOXh
>>603
それは前にも言われたんですが、その時は登場人物が二名だったので納得しました。
ですが、増えるに連れて分かりにくくなるのでは?
と思ったんですが如何でしょうか?
>>598の親切なレスに則り、改心いたします。
607名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:03:22 ID:IzriO94z
>>606
キャラの喋り方に特徴があるんだから
多少の書き分けをされてれば台本形式にしなくても分かる。
むしろ名前を書いて見づらくなることのほうが困るんだが。
608名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:13:19 ID:/YFn8Dy5
それ以前に、地の文次第でどうとでもなるはずだけれど。
うまい人のはいちいち字の文で名前出さなくても、流れや動作、口調だけで十分書き分けているよ。
609名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:14:41 ID:AEhvob56
>>606
ほかの人が書いたss読んでみればええ。
台本形式じゃなくても、誰が何を話しているのかわかるもの。
610名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:18:41 ID:AdhjZOXh
なるほど。やっぱり、そこら辺は真似をした方がいいようですね。
参考になりました。
次からは名前は抜きで書いてみます。
611名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:19:58 ID:0SwZFcuo
これから投下します。
(キャラの名前)×(キャラの名前)の**(SMとか百合とか)もの。
消費レス数はNです。

ぐらい書いておけばOK。

既に言われているけど、書きながらの投下は厳禁。
あと、続くか終わるかするなら、投下後にそう書いておくべし。
いつから感想や雑談していいか分かんないから……。

それと、書き手としては辛いかもしれんが「♂♂♂×♀♀♀の**ものって需要
ありますか?」みたいなことも訊かない方がいい。
自分語りもしない方がいいと思う(気を付けても難しいかもしれないけど)。
GJ言ってくれた人への全レス感謝もしない方がいい。

これだけ守っておけば、まずそうそう問題は起こらないと思う。

>>606
あなたの場合、地の文も書いてるからどっちつかずだし、読みやすさより
読み手に違和感を覚えさせてしまう効果の方が大きい気がする。
どこの本やSS読んでもそんな方法で長文書く人っていないだろうし。つー
か俺も見たこと無いし……。
それに、やっぱり名前なんか無くてもちゃんと読めるよ?
嘘だと思うなら次は消してみればいい。
キャラの口調はそれぞれかなり違うしそれでちゃんと書き分けられる。
俺もどうしても、台詞前に名前を書くことによって作品の質を損なってる
気がする。

長文ごめんよ。
612名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:24:39 ID:hsUjIN96
>>606
エロスに限らず上手いSSの真髄は地の文にありだぜ。
613名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:25:50 ID:0SwZFcuo
続けてすまん。前半は>>604へのレスだ。
他の職人さんにも参考になればとは思うけど……。
614名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:45:06 ID:RnuaRCsT
604の超鬼畜ものが気になる・・・
まさか終わらない夏休み級じゃないよな?
615名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:54:05 ID:hPTKAvHk
>>146の続きと山狗強姦ものの続きを果てしなくwktkしながら待ってる
全裸で。
616名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 00:09:25 ID:oqTAk0bn
>>613
そうですか。
職人さんの意見が聞けるとは自分はラッキーです。
統括すると、やはり名前はいらないわけですね。
単語(うん等。)とかを使っても分かるようにする。もしくは他の文でそう理解できように仕向ける。
こんな感じなのではと推察させていただきした。
ご助力感謝いたします。
617名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 00:45:33 ID:Dl/s3WL4
>>608
> それ以前に、地の文次第でどうとでもなるはずだけれど。
> うまい人のはいちいち字の文で名前出さなくても、流れや動作、口調だけで十分書き分けているよ。
618名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 01:29:14 ID:PFefyT1d
前スレ449氏GJ
619名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 02:28:19 ID:8UO3QZTM
>>606
みんな指摘していると思うけど話し方や予測できる行動っていうのはキャラへの
愛情を持って考えればすぐ分かる事だと思うよ。
他の職人さんのSSとか読んでみてみれば分かると思うけど、わざわざ名前をつけなくても
違和感なく文章に入る込むことが出来ているし。
自分なりの書き方があって、それに周りをついてこさせようとするのもいいかもしれないけど
それなりの実力が必要だと思うから、もうちょっと文章を書く事に慣れた方がいいような
気がするな。

書き溜めするの苦手って言ってるけど、書き溜めしてもっと読んでくれる人を楽しませようと
色々と織り込んでいくのも面白いと思うな。
即興で作っていくと後々つじつまが合わなくなったりしてしまうこともあるし、純粋に
誤字とかも生まれてきてしまって世界観がなんとなく崩れてしまう事もある。
それに即興の勢いで投下してしまってから見直すと後悔する事もあるだろうから
何度か見直して出して、それでもらえたGJというのはやっぱり気持ちがいいもの。

長文になって申し訳ないけどある程度落ち着いて考えてみたらいいかなーと思う。
620名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 09:12:06 ID:oqTAk0bn
分かりました。
とりあえず、参考、実行という形で取らせていただきます。
書き留めもできないことはないと思いますのでチャレンジします。
621名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 11:25:23 ID:oqTAk0bn
書き溜めて参りましたので、投下していきたいと思います。
622名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 11:27:00 ID:oqTAk0bn
このクラスの担任、知恵留美子の姿があった。
カレーを神と同等、もしくはそれ以上の存在として崇めているカレー狂だ。

そんなカレー狂の彼女の前では、カレーではなくともカレーの一部が入った物ですら、もはや人間一人とは比べものにならないほどの価値があるのだろう。

人生最後の日は、今や神の使い魔と化した彼女と同じ速さでやってきていた。

「ちちちち知恵先生…いいい、いや………すみませんでしたーーーっ!」

俺はとにかく助かりたいという一心で謝罪をした。
這いつくばってでも助かりたかった。
命の危機が、まさかこのような形で訪れるとは思っていなかった。

はっきり言って、あの山犬との戦いよりも危険な今の彼女だ。
細心の注意を払わなかった自分の愚かしさを呪うほかなかったが、とにかく危機を脱するしかない。

床を舐めてでも助かるんだ――――
623名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 11:28:18 ID:oqTAk0bn
俺は土下座までしていた。後ろで笑っているは魅音。
心配そうなレナと梨花ちゃんがいる。
ああ沙都子はどうやら脱出したようだ。
一体いつそんな暇があったのか分からないが、なんともまあ頭の回る子供だ。

「前原君。」

「ははーっ」

お奉行プレイかよ。

――集中しろ。とにかくくだらないことは考えるな。
「前原君。以前にもお話ししましたが、カレーの素晴らしさは知っていますね?」
笑顔の知恵先生は、今や獰猛な野獣より危険すぎる存在だ。

「はい!命よりも尊き、我が神カレー――。神をも冒涜する行為を犯した我に、どうか罰を!」

口先の魔術師は、ここで許しを請わない。
これは魔術師の戦略だ。

「ふむ。分かっているのであれば、構いません。」

笑顔が満面に変わった。

簡単な事だ。カレーを褒め称えた上で自分をこき下ろす。
そうするだけで良いのだ。
焦っていたのは少々自信が無かったからだ…。

もう慣れてしまったこのパターンに、俺は最後の一言を付け加えて締めた。
624名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 11:30:16 ID:oqTAk0bn
まだまだありますが、今日は皆さんの意見を踏まえてこれだけにします。
マナー違反を犯していた自分にご教授くださりありがとうございました。
625名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 17:36:56 ID:TNU6EQ5e
>>624
うんうん。読みやすくなってるよ〜!その調子で頑張ってくれ!旦那の作品にも期待してるぜ!
626名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 18:18:30 ID:oqTAk0bn
>>625
本当ですかね?
ありがとうございます。

1日2話ずつ投稿しますが、皆さんの意見があればさらに何話か投稿させていただくという方向にいたします。
627名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 20:07:08 ID:bvFjyMGv
>>626
うん、確かに名前外すとよくなってるよ。

ただ、何故2話ずつなのかよく分かんないんだけど?
よっぽどの長編(1万字以上くらいかね?)とか続き物でもないなら、
一気に何レスも使って投下した方がいいと思う。
別にそれやって邪魔にはならないし、一気に完結したものを投下してくれた
方が読み手としても読みやすい。
特にあなたのは名前欄に鳥も題名も無いから、他の職人さんが来て続き物を
投下するとどれが誰のSSだか分からなくなる可能性があるから。

あと、別に何度もレスしなくていいよ?むしろしない方がいいと思う。
律儀なのは分かるんだけど、他の話題で雑談をしたい人が出てきたときに、
流れを変えにくいものがあるし、人によってはあなたがスレを占拠したよ
うに見て不快に思うかもしれない。
こちらの意見には、態度というか作品で示してくれればみんな分かるから……。

ひょっとしたら、このレスにも返事しようと思ってくれるかもしれないけど、
しなくていいからね?別に嫌とかそういう意味じゃなくて……。
628名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 20:58:42 ID:nnmkST/0
>>627
一つ言わせてくれ
でしゃばり過ぎてる上に長文うざい
629名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 21:00:31 ID:OesRYNS5
うざいのは>> ID:oqTAk0bnだろ
630名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 21:10:57 ID:7kjgJ6mi
なんで1日2話なんだろなぁ
さっさとのせたらいいだろうに
あれか、『早く続きを』とか言われたいんかねぇ
取り敢えずNG用に鳥つけてくれよ
631名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 21:12:47 ID:oqTAk0bn
>>627
返さなくていいとありましたので、質問された場合だけにします。


>>627さんも質問があったので返しますが、あまり連投しすぎると邪魔になるような気がしましたので。
そういう結論からです。
632名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 21:13:39 ID:oqTAk0bn
>>627
返さなくていいとありましたので、質問された場合だけにします。


>>627さんも質問があったので返しますが、あまり連投しすぎると邪魔になるような気がしましたので。
そういう結論からです。

あと、名前は手元に紅茶があるので紅茶にすることにします。
633名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 21:18:57 ID:4D2ACYkS
とりあえず落ち着け。
レス乞食は、2chでは好かれない。
634名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 21:47:02 ID:5bnkTZag
本日のNG:oqTAk0bn
635名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 22:01:26 ID:+qZUH75E
どっかのスレで誰かが言ってたが、『言いたい事は全て作品で語れ』
黙って良作を投下してくれる職人こそ神
叩きもあるだろうがガンバレ
その悔しさはマジレスではなく作品にぶつけよう
636名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 22:31:48 ID:c0r52qLr
もはやID:oqTAk0bnは荒らしだな。
ここの住人はお前の文章力を指導するために居るんじゃないんだよ。
たいした作品も書けないくせに態度だけはデカイ。
もう二度と書き込むな。
637名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 22:53:39 ID:BxY5uUkn
ちょっとこないうちに変なのが沸いてるな。
こういうのは甘やかさないでちゃんと叩こうぜ。
叩かれて俺たちは成長してきたんだろ?
638名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 22:57:26 ID:gTK/0AYU
せっかくだから作品が投下されるまで魅音と一緒に風呂に入って
全身あわあわにして洗いっこしてくるぜ
639名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 23:15:38 ID:7Q4h2YTq
荒らし認定ktkr
640必要悪の夜 ◆Virgobc36M :2007/04/20(金) 23:18:17 ID:RKl1pc2Y
「ん……む。はぁ……ちゅ」
「く……んんっ。ぺろ……ちゅぷ」

ぴちゃぴちゃと淫隈な音を響かせて、二人の少女が絡み合う。お互いの髪が動く度に舞踊り、まるでのたくる蛇の群れのようだ。

詩音の上半身に被さった梨花が、詩音の乳首を吸い上げる。むにむにと手の中で暴れる乳房をしっかりと握りしめて、すりすりと乳輪を擦りあげる。
梨花の胸の突起を、詩音がついばむ。そのまま唇と歯でコリコリと転がし、もう一方の乳頭をかりかりと爪で引っ掻いた。

(……んっ。さすがに、はんっ、ヤバいわね。手慣れてそうだとは思ってたけど、まさか、んんっ。これほど、とは)
(……くっ。こ、子供だと思って、甘く、はんっ、見ちゃいました、ね。ていうか、くンッ、お姉より数段巧いじゃないですか、この子っ)

内心で焦りを覚えながらも、互いを責める手は止まらず、むしろ加速していく。
頭に靄がかかったままさらに肉欲に溺れていき、理性が磨り減っていく。回れば回るほどに堕ちていく、正に快楽地獄だ。

やがて胸だけでは満足できなくなったのか、二人は体位を変えると、お互いの股間に顔を埋めて刺激し始めた。

詩音が、梨花の秘所を舌で撫でる。秘裂をちろちろとねぶり回し、奥まで激しく突き入れる。
梨花が、詩音の淫核を口に含む。赤子のように、一心にちゅうちゅうと吸いたてる。

(ええと……なんだっけ。私、何をしにここに来たんだっけ)

なんだろう。なにか大切なことを忘れてるような。
ぼーっと半ば放心したまま、梨花は詩音が自分の膣口をこちらの股間に当てがうのを、他人事のように見ていた。

――――くちゅっ。
641紅茶:2007/04/21(土) 00:01:58 ID:oqTAk0bn
皆様にご迷惑をおかけしてすみません。

完成している作品ですので、投下だけさせていただけば消える予定です。

どのように叩いて頂いてもかまいませんので、投下させてもらってよろしいでしょうか?
642名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 00:04:06 ID:0abXHaVl
>>641
何レス使うか知らんが、それほど長くならないならおk。まだ容量に余裕あるし。
643名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 01:16:21 ID:/FNK72WD
>>642
そうですか…10レスは軽くしてしまうのでやめておきます。

未完成になってしまいましたが、この場を荒らしてしまったことをお詫びします。
以後、ここでは見物だけという形を取りたいと思います。
申し訳ありませんでした。
644 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:31:14 ID:opc1vwmu
これより梨花×沙都子を投下したいと思います。
レス数は15レスほど。
暗いお話なので、お気をつけを……

タイトルは「嘆キノ森」です。
645嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:35:23 ID:opc1vwmu
「嘆キノ森」

私は、必死だった。
とにかくここを抜け出そう。
この村を抜け出そう。
そうして……どうする?
不意に私が立ち止まったからか、
沙都子は驚きの表情を見せた。

あたりはひぐらしの、近くで聞くとけたたましいほどの鳴き声で、静かとは程遠い場所に居たのに……
私は、いや、私たちは……静寂の真ん中に居た。

「ここは……どこですの?」
「どこだっていいのです」
少しきつい言い方だったかもしれない。
沙都子が肩がびくんとはねた。
強い日差しがちらちらとしか突き刺さらないのは、
深い深い森のおかげだ。
谷河内のほうの森は、避暑にぴったりだった。
まだ六月だというのに、真夏日のようなこの日々に、
二人は汗をかいていた。

もしかしたらその汗は、暑さや運動のせいだけではないのかもしれない。
今回は……鉄平が来たのだ。
それで、私は……沙都子を連れ出した。
もう、あんな沙都子を見るのはごめんだった。

「梨……梨花?」
沙都子が、恐る恐る話しかけてきた。
「沙都子、行きましょうです。もうちょっとで資材小屋があるのです。
そこで、お泊りしましょうです」
「あの……梨花、わたくし、お使いを頼まれて」
「沙都子……ごめんなさいです。ボクのわがままを聞いてほしいです」
私は、一呼吸置いて言った。
646嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:35:56 ID:opc1vwmu
「もう一度、一緒に生活しましょうです……ボクのこと、嫌いですか?」
「……梨花、ままごとは……もう、終わりですのよ」
ショックだった。
ままごとだったんだ。
今までやってたことは、全部。
一緒にご飯を食べたこと。
一緒にお風呂に入ったこと。
一緒のお布団で寝たこと。
全部、ままごとだったんだ。

悲しいことなのに。
私は、涙の一粒も出せないでいた。
「終わり、じゃないのです。沙都子はボクと、いま結婚するのです。
だから、新生活なのですよ、にぱー☆」
「……梨花、本当に……やめてほしいんですの……」
私は、沙都子の服のすそを、きゅっと握った。
そして、沙都子を動けなくしてから……

「んむっ! あうっ! な、何しますの? 梨花ぁ!」
「誓いのキスなのです。これでボクと沙都子は夫婦なのです」
ごまかしだった。
沙都子に一度二度拒絶されただけで、見捨てるわけにはいかない。
つらい未来が待っていたとしても、沙都子は行ってしまうから。
こんなときばかりは、悟史が憎かった。
沙都子を守ってくれたのは悟史だけど……こういう時の悟史は、
沙都子に無理をさせてしまうから。
647嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:36:56 ID:opc1vwmu
「……わたくしだって……梨花と居たいですわ……でも、つらいことから逃げてちゃ駄目ですの。
にーにーに笑われますの……梨花、ありがとうございます。
ままごとなんて言ってごめんなさい。
わたくしは梨花と生活して、初めて家族というものが分かった気がしますわ。
だから……わたくしを行かせてくださいませ……」
「沙都子ッ!」
「きゃっ!」

必死だった。
ただ、沙都子を止めるのに必死だった!
腕をつかんで、押し倒して、
私との体重比なら、沙都子の方が有利だったけど、
それを不意打ちでねじ伏せた。
「ちょ、梨っ!」
沙都子にそれ以上喋らせない。
喋らせてなるものか。
私は必死に、沙都子の口に封をした。

何十年も生きていて、人の口の中に、舌を入れるなんて初めてだった。
こうしたら喋られないだろうと思って、必死にそれをやった。
口の中がこそばかった。
沙都子の鼻から、切なそうな声が漏れ出た。
「んひゅ、みゅぅぅ、ぅんー……」
沙都子の顔がみるみるうちに赤くなっていった。
私は、沙都子の口内の、さっき魅音の家でご馳走になったメロン味のカキ氷シロップの味を堪能するように、
しつこく嘗め回した。
648嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:37:35 ID:opc1vwmu
時々、沙都子の舌に触れるたび、私も切ない気持ちになってくる。
なんで沙都子は分かってくれないんだろう。
なんで沙都子は自分を第一に思ってくれないんだろう。
私はずっと、沙都子を一番に思っていたのに。

酸欠になった沙都子の肺が、脳が、空気を欲して口に激しい呼吸を指令する。
「はんっ、ふっ、ンン……梨花、梨花ぁ……」
何とか発音できた沙都子は、私の名前を呼びながらいやいやをした。
そうだ、沙都子は私を嫌いなんだ。
私がいやなんだ。
沙都子をめちゃくちゃにしたい。
私は、さらに沙都子にかぶりついた。
このまま息ができなくなって、死んだっていい。

私は、沙都子の胸の前で閉じた腕を、無理やり引き剥がした。
その間、ずっと沙都子の潤んだ瞳を見てやる。
沙都子、恥ずかしがってる。
今までのじゃれあいとは違うことに、
ずっと前から気がついてる顔。
沙都子を泣かしたい。
あの潤みを、しずくにして落としてやりたい。
「じゅる……ちゅぅ……」
沙都子の唾液を吸った。
メロンの甘さでは無く、もっと感覚器の奥底に訴えるような……
髄までの甘さを私は感じた。
頭がとろけてぼーっとする。
649嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:38:06 ID:opc1vwmu
「ひぃっぃん……ひっく……ひどい、ですわ、り、梨花ぁ……」
沙都子が、両手のひらを顔の前に持っていき、
自分の目を隠した。
それでも口はがら空きだった。
沙都子も……本当は望んでいるんだ。
沙都子のうそつき。
沙都子のウソツキ。
沙都子の嘘つき。
沙都子の嘘吐きッ!

私は、さらに激しい攻撃を加えるため、
背中まで手を回し、沙都子を抱きしめた。
「沙都子、もっとして欲しいですか?」
わざとらしく質問を投げかけた。
「へ?」
突然行為が途切れたことと、
急な質問があったからか、
沙都子は呆けた顔をしていた。
その顔が、また可愛かった。

「お耳が聞こえないですか?」
私は沙都子の耳たぶを、優しくかんだ。
「ひぅっ!」
沙都子の体が跳ねて、顔を隠していた手のひらが空中に投げ出される。
そのまま沙都子は、抵抗をやめて地面に手を付いた。
「あ、り、あっ、りり、かっ、あぅ……」
耳をかじかじ噛みながら、胸に手を這わせていると、
沙都子の体から力が抜けていった。
「沙都子、よく聞こえますですか? もう一度聞きます。
もっと、して欲しいですか?」
650嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:38:47 ID:opc1vwmu
沙都子は息を切らせながら、草むらのベッドに沈んだり、
浮き上がったりしている。
「返事は?」
「は……ぃ……」
「沙都子、ボクと、暮らしますですか?」
「暮らし、ます……」
私は、沙都子の体をむさぼった。

まだまだ桜色のつぼみを、舌で転がす。
沙都子はもう、何も言わなかった。
何か言って欲しいのに、何も言わなかった。
だから、私の行動はだんだんと過激になっていく。
私は、きっと自分でさえもしつこく触れたことの無いであろう部分に、
手をかけた。

「ひぇっ、梨花、そこ、そんなとこ……」
沙都子の顔は、恐怖の色だった。
快感なのか何なのか、分からない感情を抱いて、
困惑していた。

いや、沙都子の頭はしっかりと認識している。
それでも、沙都子自信は否定していた。
そこは不浄の場所。
自分の中で、それほど汚いところはなかなか無いと思っていた。
そんな場所を触られて、キモチイイと思っている自分は……
きっと変態だ。
651嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:39:31 ID:opc1vwmu
そう思っているに違いない。
そんな顔を、愉悦の笑みを浮かべて見る私を、
自分で最低だと思った。
これ以上下がる場所は無いから……
私は、どこまでも堕ちていける。
「あらあら、大変ですね、沙都子。
ボクとキスしたから、子供が産まれそうですよ?」
「ひぅ……こ、ども?」
沙都子だって、子供が生まれるメカニズムを知っている。
キスなんかじゃ生まれないことを知っている。
それなのに、沙都子は分からない素振りをした。

「バレバレですよ、沙都子。そうだ、沙都子。
沙都子が買ってきたものの中に、ティッシュがありましたね。
アレで綺麗にしてあげますですよ。
だから……中に入りましょう?」
私は、立ち上がって沙都子に手を差し伸べた。
もはや何の思考も無く、沙都子は私の手を握る。
私の手は冷たく、沙都子の手は暖かかった。
まるで、私たちの性格のようだった。
本当は……私だって沙都子のようになりたかったけど……
世界の仕組みは残酷だった。

「沙都子、服を脱いでください」
従順になった沙都子は、何も言わずに服を脱いだ。
ぼやっとした表情のまま、
私が事前に用意していたゴザの上に寝転がった。
別に寝転がれと命令したわけではないけど、
それはそれでやりやすいからいい。
「綺麗にしてあげますよ、沙都子……」
652嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:40:30 ID:opc1vwmu
私は、沙都子の大事な部分を、丁寧に丁寧に拭いた。
時折沙都子が震えて、ぴくりと体を上にさせるのが、
たまらなくいとおしい。
拭くのをやめると、沙都子の敏感になった部分は、
ひくひくと蠢いていた。

「沙都子、指を入れたことはありますですか?」
沙都子は、ふるふると首を横に振った。
「入れますですよ……小指から……」
「ふっ……ん……こ、こわい……ですわ……」
「大丈夫なのですよ……沙都子は、これからもっと大きなものも、
ここで受け止めないといけないのですから……」
そんな時のことを考えると、
その人のことがものすごくうらやましく思う。
私は所詮、沙都子と一緒になれる限度は、
限られているのだ。

いつかは……沙都子の一番でなくなる。
今は、今この瞬間はそうであっても、私は沙都子の一番じゃない。
私の中にある、腐ったような独占欲が、
私の心を黒く染めていく。
「沙都子は、一生、ボクのことを思い出すことになるのですよ。
これから誰かが、沙都子のここを触ったとしても、
きっと沙都子はボクのことを思い出すのです……」
私は幼稚にも、沙都子にそう囁きかけた。
それは、自分の欲を納得させるためのものでもあった。
653嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:41:31 ID:opc1vwmu
行為は続く。
最初、きつかった沙都子の湿った部分は、
繰り返し出し入れしている間に、大分ほぐれていた。
ただ、それだけが楽しかった。
新しいおもちゃを手に入れたみたいに、
私はそれをし続ける。
沙都子の声が、だんだんと大きくなる。

「あ、り、ぁ、アッ! 梨花! ああああ! あ……か……り……か……」
沙都子は突然、体を大きく震わせて、
顔を真っ赤にさせながら、大きく息をしている。
もはや肩しか動かないようだ。
沙都子はだらしなく股を開いたまま、
空中を見つめていた。
私は空気が気に入らなかったから、
その間に入って、私しか見えないようにした。
「沙都子……これからも……一緒ですよ?」
沙都子は、こくりと頷いた。

私と沙都子は、沙都子がお使いで買ってきたおかきを食べることにした。
部屋が変わってから初めての食事は、
晩御飯だった。
「沙都子……知ってますか? 夫婦は食べるものを全て、
口移しで食べるのですよ?」
「なっ、そ、そんなの……騙されませんわよ」
赤くなってかわいい。
沙都子は、私が望んだままの表情をくれる。
悟史が関わったとき以外は……

「本当なのですよ……信じてくれませんか?」
「ん……もう、梨花、嘘だったら……承知しませんわよ?」
654嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:45:47 ID:LBxedsqE
沙都子はおかきを歯ではさみ、顔を近づけてきた。
目をつぶって、おかきがぷるぷると震えている。
「違いますですよ、沙都子。ボクがお手本をしてあげるです」
私は、おかきを細かく噛み砕き、唾液にまぜた。

「んんっ!」
突然のことに、沙都子は大きく目を見開いた。
それでも、先ほどの感覚が忘れられないのか、
今度は沙都子から……舌を突き出してきた。
私も、そのことに驚いて思わず離れそうになったが、
沙都子の肩をつかんで、なんとか耐える。
「ぷはっ、沙都子……おかわりは要りますか?」
沙都子はこちらも見ずに、首を縦にふる。
もう目がうつろになって、顔がお風呂に入った後のように上気していた。

「沙都子……あーんして?」
私と沙都子は手をお互いに組合い、
中腰のままお互いのおかきと舌をむさぼった。
この手が邪魔だと思っても、
そのブレーキがまた、私の中の嗜虐性を増長させる。
「沙都子はお行儀が悪いのです……お箸も使わず、
犬食いするのですね……」

私は、沙都子を引き寄せて、そのまま背中から倒れこんだ。
沙都子が無理やり私を押し倒したような体勢だ。
もちろん、私が沙都子に押し倒させたのだが。
「犬さんに……ここを舐めて欲しいのです……」
655嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:46:19 ID:LBxedsqE
私は、自分自身の場所を指し示した。
足を開いて、自ら恥ずかしいポーズをする。
「む……無理ですわ……だって……そこって……」
「みぃ、ボクのはダメですか?」
いつもならここで、悲しそうな顔をして、
同情を誘うところだが、このときばかりは私も顔を愉快にゆがめた。
なんせ、沙都子はすぐそこまで近づいて、それを言ったのだから。

「ティッシュで拭いてくれてもいいのですよ……ほら、沙都子?」
私は、ティッシュを一枚抜き取り沙都子に渡した。
それを見て、沙都子は先ほどの愛撫を思い出したのか、
また恍惚とも呆然とも取れる表情をした。
瞳は潤み、好奇心に突き動かされそうな腕を、
沙都子は理性で押さえ込んでいるのだ。
同じことを梨花にもすると、どうなるのだろうと、
沙都子は思っているに違いない。
結局、誘惑には勝てずに……沙都子は私に触れた。

スカートを履いたまま、ショーツだけをずらし、
沙都子をもぐりこませる。
結局沙都子は、一二度拭いただけで、
すぐに……舐め始めた。
ぴちゃぴちゃといういやらしい音と共に、
私の腰を伝って、快感が脳に抜ける。
ふるえと共に、ノドの奥から、今まで出したことの無い種類の声が出た。
「あぅ……さ、沙都……急すぎっ……ます……あぅ!」

私はスカートを捲り上げたまま、
体を硬直させている。
変態だ。
私は変態だ。
656嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:46:55 ID:LBxedsqE
沙都子に、いやらしいことを強制させてる。
でも……それに従う沙都子も……
いや、沙都子は違う。
沙都子は本能に従っているだけ。
それと、私を気遣ってしてくれているのだ。

でも、私は違った。
沙都子のことなんか、これっぽっちも思ってなかったのだ!
そう思うと、急に悲しくなって、
今まで出なかった涙が、ぽろぽろと零れ落ちてきた。
「沙都子、ダメですッ! やめて、沙都子……もういいのです!」
「はみゅ……ちゅ、梨花ぁ? もう降参ですの?」
しまった……沙都子は、逆に調子付いて、
私を執拗に責め始めたのだ。
もうやめてと、いくら叫んだって、きっと沙都子はやめてくれない。
本気で叫んだら止めてくれるのに。
私はそれを知っていて、叫ばなかった。
ただふるふると震えて、沙都子の行為を受け止めている。

「ふふふ……やっぱり、梨花もおんなじだったのですわね」
沙都子は、まるで猫がミルクを飲むように、
無邪気に舐め続けた。
「んぁ……さぁ、さ、と……子……」
「梨花ぁ……わたくしのが変ですの、梨花のここを舐めてたら、わたくしのも……」
「変じゃないのですよ……沙都子……」
657嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:47:26 ID:LBxedsqE
確かに私たちは、中のよい姉妹のようだったのかもしれない。
でも、私は違った。
私たちではなく、私は……沙都子が、好きだった。
愛してた。
沙都子は……どうなんだろう?
私を愛してる?
うん、確かに愛してる。
私の愛に応えてくれたから、きっと愛してくれている。

家族として。


「はっ……ふっ……梨花……ごめんなさい……」
「しっかりするのです! まだ、あきらめちゃダメです!」
私は、沙都子を背負って森を抜けようとしていた。
一歩、二歩はまだ良かった。
このまま沙都子をどこにでも連れて行けると、
本気で思っていた。
私の体が軋む。
きっと、沙都子と同じ種類の病気にかかっていた。

「かふっ、かふっ! うぇぇえぇ……り、か……がふっ……」
きっと、肺がやられたんだ。
風邪を甘く見すぎた。
確かに、ちゃんとした環境で、ちゃんとしたものを食べて、
ちゃんと看護すれば……風邪なんて無かったのと同じだったのに。

「捨てて行ってくださいまし……梨花、捨てて行ってくださいまし……梨花、捨て」
何度も何度も、沙都子は無理な体で言った。
そのたびにあふれ出るのは、沙都子の願いと……私の懺悔。
「沙都子……私を許してくれますか?」
「何、を? ですの? がふっ!」
「私を……」
658嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:48:01 ID:LBxedsqE




罪の名前を教えてください。
罪の名前は嫉妬ですか?

罪の名前を教えてください。
罪の名前は色欲ですか?

罪の名前が分かりました。
罪の名前は不信です。



659嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:48:38 ID:LBxedsqE
「梨花を? かふっ!」
「沙都子……愛してます」
「わたくしもですわ」
沙都子の声は、珍しくはっきりとしていた。
どのくらい珍しかったかというと、
少なくとも、今日始めて聞いた。
綺麗な声だった。
「梨花、わたくしを許してくださいますか?」
私は、頷いた。
「わたくしは、祭具殿に進入して……物を壊したことがあるんですの。
梨花、その時酷く怒られてましたわよね?」
「そんなことですか?」
「はい」
「かわいそかわいそです」
「はい」
「沙都子」
「はい」
「死なないで」
「はい」
「死なないで」
「はい」
「死なないで」

「沙都子?」
どれくらい経っただろう?
私が、罪を犯してから、どの程度の時間が経っただろう?
私のわがままから、どの程度の時間が。
660嘆キノ森 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:49:11 ID:LBxedsqE
最初のわがままは、もっと皆と一緒に居たいということでした。
それから、沙都子と一緒に暮らす方法を知りました。
沙都子は良き友人で、
良き家族で……
きっと私は、沙都子が一番好きでした。
沙都子が壊れていく世界がありました。
私は戦いましたが、あえなく返り討ちにあいました。
次はこうやって、連れ出してみたのです。

私は戦いました。
戦ったのです。
逃げてはいません。
戦いました。
でも、独りよがりだった。
沙都子のことなんか、全く考えてなかった。
沙都子を信じられなかった。
沙都子はもっと強い人間だということ。
そして、皆も沙都子を愛しているということを。
自分が一番だって?
自惚れだ。

「羽入、羽入……なんで私は生きてるの?
何で沙都子は生きられないの?
なんで私は何度も何度も……ねぇ、羽入?
居るんでしょう?
返事をしてよ!?」

深い森に、深い嘆きがこだました。

嘆キノ森 ―完―
661 ◆DzyKP0eLn6 :2007/04/21(土) 01:51:10 ID:LBxedsqE
以上です。
16レスになってしまった……

久々の投稿でちょっと緊張しました。
662名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 01:54:53 ID:UX60Y6b+
最近リカサト物が多いね
GJ
663名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 05:42:54 ID:FGB6SalG
どうでもいいがここではレナは嫌われ者なのか?
久々のレナもの(?)投下かと思ったら叩かれてるし…
664名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 06:11:21 ID:dvXQgOUJ
そういう問題じゃない
が、昨日は変なのが多かったのは事実
665名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 06:18:54 ID:FGB6SalG
>>664
レス感謝。そういうことか
666名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 06:33:03 ID:AwnHidTH
いや、以前のソフガレノベルズの話題があったときの流れを見るに人気はあると思う。
動かしづらいのかな…?
667名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 07:10:44 ID:FGB6SalG
う〜ん…深い…ねぇ…
668名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 07:45:25 ID:jibgA8F4
>>666
というより、平凡パンチだなあっつー先入観があるんじゃね?
669名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 08:13:07 ID:e9XrmzOq
ここで空気を読まずに圭魅のゴツいエロを希望
670名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 08:31:58 ID:MBwJJnHl
梨花沙都ktkr
671名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 11:05:11 ID:ZnxympEr
眠れぬ夜にmd−?
672名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 13:06:08 ID:e9XrmzOq
山狗×部活メンバーのレナ編、いつまでも待ってます。
そろそろ全裸で風邪を引きそうだとか、そんな我が儘は言いませんから…!!
673 ◆Virgobc36M :2007/04/21(土) 13:38:24 ID:jibgA8F4
必要悪の夜と、リクエストの圭一詩音をWIKIに入れた。
結局圭魅からの派生になってしまたorz
674名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 16:26:01 ID:NxKFjrXg
>>661
切ないな……。GJ。
色々考えたけど、あまり気の利いた感想言えなくてごめんよ。

>>673
必要悪の夜:本当に、梨花はナニしに来たんだろ? つーか詩音はみんな食っ
ちゃってんの? さすがは鬼。
前門の鬼後門の鬼:なんか、ふか〜い〜なげ〜き〜の〜も〜り〜♪で吹いた。
GJ。
675名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 18:09:29 ID:kW3ZcjB4
>>673
読んできた
魅音絡めた3P希望してた身としてはありがたい限りです
ギャグも妙にツボ入って参ったしw
676名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 22:09:45 ID:03LcmRRq
嘆きノ森GJです
鬱入ってる時だったから不覚にもポロっときた・・・

最近、梨花沙都多くて嬉しいな
他の職人さんも頑張ってください
677名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 12:06:09 ID:PTSOc5C8
各自がレポートをアップするゼミの共有ブリーフケースに
なぜか「梨×沙」という文書ファイルが入っているんだが
まさかお前らのうちの誰かなのか
678名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 12:53:05 ID:oNjzcPjo
うはww
679名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 12:58:59 ID:EbPCVhim
>>677
kwsk
普通に笑えるなw
680名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 13:06:32 ID:GBC8y7oc
>>677
まさか提出レポートを間違えるわけなかろう

置いたのは教授だな。間違いない
681名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 14:56:42 ID:ZiS8wUox
>>677
少女の同棲についての研究文章だと思われる。
682名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 17:52:17 ID:lfEOoYX0
>>681
嫌な研究だなw
683 ◆Jx7kndDbOU :2007/04/22(日) 19:04:58 ID:qhO9LcRy
すみません。保管庫に詳しい方、どなたか自分の「そして俺はレナを泣かせた」を削除して頂けないでしょうか?
先日、雛物の方に投稿した「そしてひぐらしはないていく」というSSの一部として収録してあるので、いつまでも被ったままにしておくのはマズイかと思いまして……。
684名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 07:48:01 ID:6psJFXU4
デイブレイク改の体操服沙都子がエロい
バスタオルよりエロくみえるw

そして、罰ゲームのk1メイド服が異様に萌えるww
685名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 10:23:12 ID:IXGZaAUX
女装圭一物か
相手役はやはりかぁいい連呼のレナかね?
それとも、そっち方面では何時も圭一に主導権にぎらてそうな魅音の逆襲のがそそるか?
いや、言葉責めの巧そうな黒梨香も捨てがたいな…
686名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 13:56:49 ID:Ha9xSVxh
>>685
朝はレナ、昼は魅音、夜は黒梨花、寝る前に沙都子。
687名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 15:46:15 ID:fFvYj2gL
くくく!!! レナがここまで上がって来るとはね!
接戦につぐ接戦で楽しかったけど、勝者は常に一人!!!
悪いけど、おじさんが勝たせてもらうよ!!!
圭ちゃん、少し精子を分けてもらうね!

はぅ〜 レナだって負けないんだよ!!!
圭一君の精子をレナがお持ち帰り〜〜〜〜♪

うがぁああぁあああ!!!
お前ら、俺から精子を持っていくの止めろ!!!
クールになれ、前原圭一!
688名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 17:39:43 ID:Ha9xSVxh
いいねw
689名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 00:23:31 ID:rW2YapUs
久しぶりに魅音スレ覗いたら圭魅SSスレになっててワロタ
ttp://nata.mydns.jp/mi/index.php
690名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 00:40:32 ID:03ApOhZi
アルェー(・3・)なんか人減ったね
691名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 00:43:30 ID:tp4HVUmr
>>690
そりゃ減るだろ。
書いてるやつにどうのこうの言うやつばっかだし。
692名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 00:54:27 ID:AFT0q5LR
魅音スレに移民したのでわw
あっちはなんでもGJだからな
693名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 00:55:57 ID:b5c+R68R
つーかほぼ毎日ssが投下されるスレなんて、ほとんどねえから。
ここ最近が異常だっただけのこと。
これくらいのまったり具合が丁度いい。
694名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 01:03:18 ID:wgbYuq8q
読み手のあまりの態度のデカさに書き手が逃げ出したって感じだな
695名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 01:05:07 ID:b5c+R68R
読み手とは限らないけどな。
読み手を装った“書き手”かもしれない。
696名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 01:08:58 ID:dHag5w0X
疑心暗鬼……ひぐらしスレに相応しい
697名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 01:32:53 ID:vrkvJA0d
とりあえず良作を投下してくれる職人さんを信じるか…よしみんな、気長に待とうぜ
698名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 02:39:35 ID:kE909XAb
淋しいけど、オナ禁中だから同時に有難くもあるんだよヌェー(・3・)
699名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 10:15:02 ID:cfNj2vyK
オナ禁中になんでエロパロみにきてんだお前さんはw
700名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 10:16:06 ID:tp4HVUmr
>>694
そうだったよ。
書いてるやつに、荒らし行為だなんて言ってるやつがいたからな。
叩くしかできないのにどっちが荒らしなんだとw
701名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 13:48:16 ID:trPowW2J
そういう話題をいつまでも繰り返して、
職人がss投下しにくい雰囲気を作る奴も荒らしと同じだという事に気づけよ
702名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 13:50:49 ID:tp4HVUmr
>>701
来たら来たで叩くんだろ?
叩かないなら消えるよ俺は。
703名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 13:58:25 ID:trPowW2J
なんでそう決め付けるんだ? 馬鹿?

ss投下されるまで、
住人は黙ってればいいんだよ。



それに、
叩かれて当然の職人もいるだろ? 
この前の奴にしたってそうだし、一人語りうざい人もいたし。
704名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 14:29:11 ID:tp4HVUmr
>>703
ウザいって…w

だからお前みたいな事を言うやつがいるから、投下しにくくなるんだろ?

少し気に入らないから叩く→叩くなよって言う→そういう状況を作って投下しにくくなってるとか言う。
堂々巡りな上に、明らかにお前らの許容の無さで過疎ってるじゃねえか。
ルール無視は確かにダメだが、投下してるやつをことごとく叩いてなんになるんだよw
705名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 16:05:40 ID:J20JrWWw
>>704
お前も十分ウザイ。
とりあえずこの一連の流れは、>>690のレスにお前がレスしたから始まってるんだけどな?

>>投下してるやつをことごとく叩いてなんになるんだよw
ことごとく叩いてないじゃん。 どこを見て言ってるんだよ。
確かに<宣言なしに、いきなり投下>や<書きながら投下>などのルール無視の人に対して、
「注意」はしているけれど。
書き手の<誘い受け>や<全レス返し>も同様、スレの荒れる元だと知っているから注意しているだけ。
お前は勘違いしているようだが、気に入らないから叩いてるわけじゃない。

あと、名無しが必ずしも「読み手」とは限らないからな。
706名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 17:12:07 ID:tp4HVUmr
>>705
誰かが指摘しないと事態が収拾されない。
いつまでも同じ流れで繰り返されだけじゃないか。

収拾できてないから何スレにも渡って叩いてるやつがいる。
注意とかが悪いなんてまったく思ってないよ。
むしろそれは完全にお前のいうとおりだ。
だが、明らかに注意レベルを越えてるのたくさんあるよね。
謝ってるやつとかをいつまでも叩くから、書いてるやつはミスを恐れて書けなくなってるのかもしれないし。
過疎の原因になってるのは明らかにそんな奴らなんじゃないか?
707名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 17:58:37 ID:+7oU1ZCI
(´-`).。oO(一日中スレに貼りついてる ID:tp4HVUmrは、以前このスレで叩かれた職人の誰かなのかなあ…
708名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 18:04:50 ID:tp4HVUmr
>>707
今までは見てただけです。
709名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 18:06:19 ID:+7oU1ZCI
(´-`).。oO(まあ、ふつー認めないよなあ…
710名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 18:17:23 ID:uiaUi1N0
漏れはこの状況を打破する「新しい風」の降臨を待つことにする。
711名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 18:19:11 ID:+7oU1ZCI
(´-`).。oO(おれも待つよ…
712名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 18:46:20 ID:vrkvJA0d
俺が思うにさ、職人さんだって色々考えてるんだと思うんだよ
それこそ、>>706の言うとおりにミスを恐れちゃう職人だっている…
読み手あっての書き手だろ?その読み手は書き手が書かなきゃ成立しないんだ
俺達読み手側の住人はいつ投下されてもいいように、職人さんを温かく迎えてやろうぜ?
温かく迎えるには空気が重要だよな
他愛のない談笑でもして良作の投下を待とうぜ皆!!
713名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 18:48:46 ID:QX0W4m2v
     , -‐―‐-、__
    /       、 `ヽ、     あんたメインのお話もいつか投下されるわよ
   /  / / / ヽ丶 \/ ミ   気長に待ちましょう
   l  / _j___{___ム_>=/⌒ヽ-―-、__
   | |'´! -‐‐  ‐- {/ >-ソ , ヽ `ヽ、
   | l |    r┐ ./ / {  {  lヽ }  i  !_
   | l |トィ⌒v-,イ /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ
   | l | ∧ ./トハ/|;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|  ……あぅあぅ
   | | ! i、.| |   j | {;;;;| {  _, U∠ノ |;;;/
   | l / `V   ´\ヾハ ゝ、 _ , イルノi.イ
714名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 19:32:17 ID:hfJ4uP/8
SS以外の長文書いてるヤツは無視すればいいだけの話
715名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 19:36:46 ID:tp4HVUmr
>>709
事実だが、たぶん認めてもらえないだろうからそれでいいよ。
716名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 19:40:52 ID:T4JR8O7W
>>699
知的好奇心
717名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 19:46:25 ID:T9avZBEz
>>715
必死すぎる
718名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 19:50:40 ID:Tljy9PXA
一日中スレ見てる彼は、その時間を使ってssを書けばいいと思う
719名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 20:56:59 ID:GtKVW+CJ
720名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 20:57:59 ID:Ij6INGMm
こんな時こそ…

「…貴方は信じられますか?」
と言ってみる。
721前門の鬼、後門の鬼 ◆Virgobc36M :2007/04/25(水) 21:46:10 ID:NJ6p5EFg
「……そもそも、なんであんたこんな所にいるのよ?」

むーっと眉間に皺を寄せて、魅音が詩音を睨む。体育座りの上からくるまった毛布(ちなみに柄は鯉の滝登り)が、まるで鎧じみて堅固なように見えるのもそれを手伝っていた。

「そりゃま、昨日圭ちゃんとお姉が世にも珍しく二人っきりと聞きましたので、こりゃとうとうイッたかー? と思って居ても立ってもいられず」

まあ、これでも進展しないようならお姉と圭ちゃん諸共私が押し倒すつもりでしたけどねー、などと危険なことを口走りながら、ちゃはーと笑う。
じっとりとこめかみに嫌な汗をかきながら、魅音は我知らず後ずさった。

(……コイツならやりかねん)

「で、どうでした?」
「だから、どうだったんです? 圭ちゃんの味は」
「なっ――」

ぎくりと身を硬直させる魅音に、ですから、と詩音はさらに追従する。

「上手でしたか下手くそでしたか剥けてましたか太かったですか長かったですか早かったですか?」
「え、えーと、あのー」

質問一つごとにぐいぐいと身を乗り出していく詩音から逃れるように、ずりずりと魅音は後ずさる。
やがて、バランスを崩し、ぽふん、とベッドに倒れこんだ。

「ちゃんと濡らしてくれましたかゴムは着けましたかまさかお尻からなんてやってませんか?」
「ううう」

大の字のまま倒れた魅音に覆いかぶさって、意地でも質問――というか詰問――をやめない詩音に、魅音は涙目を圭一に向けた。
722名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 23:59:21 ID:XM8ym8HZ
西暦換算すると何年だっけ? 1982ぐらい?
723名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 00:00:47 ID:ynUt6uWd
>>721
ハァハァハァハx
続きワクテカしながら待ってる!
全裸で。
724名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 01:00:42 ID:aAfionur
>>721
激しく期待して待ってます。
725名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 05:40:07 ID:97R/ceiR
>>722
キリがいい近い年を挙げると、昭和60年が1985年
首相が中曽根康弘だったりロシアでゴルバチョフが書記長になったり
つくばで万博があったり 『機動戦士Zガンダム』の放映が開始されたり
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』がアメリカで劇場公開されたりした年
726名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 00:30:35 ID:NxPxckLJ
>>725
なぜ阪神が優勝した年と言わない?
727名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 00:33:19 ID:5Jh48p9Y
ぶっちゃけると阪神ファン以外にはどうでも良いことだから・・・
728名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 01:53:21 ID:JLvvmcwR
あわせない オイ、兄はヒクヒク許した
あわせない セイ、甘くしたよポンジュース
729名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 12:35:43 ID:Mq6a8tFg
今まで投下された中でお前らの好きなのってどれ?
俺はホームワークと盥回し壊。
ホームワークの圭一はイイ!そしてまだ慣れてないふたりの初々しさがたまらん。
盥回し壊の魅音は可哀想すぎてみじめすぎて、だからこそかなり興奮した。
730名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 14:33:05 ID:rgsIjOkk
『ホームワーク』いいね。
あと『綿流し後日』もいい。これに絡めてサトシオンを書いてくれることを激しくキボン。
ところで保管庫の、『馬竹だよ竹馬だよフゥハハハーハァー 』ってやつ、内容はともかく、
なんでこんなタイトルなわけ?
731名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 16:09:24 ID:26tK6rPb
保管庫のホームワーク、携帯からだと途中までしか読めないんだよなぁ…
orz
732名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 17:40:17 ID:xOzhOPaC
俺の機種だと読めるけどなぁ…
途中で切れるなら一番下に「次」とかのリンクも出ないの?
733名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 18:04:06 ID:os+1oilm
ページ更新とか? 携帯で見ないからようわからんね
734名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 18:27:48 ID:uoBA/tsw
>途中までしか
ページ分けてみようか?何処までかkwsk
735名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 18:47:52 ID:qQpLPV/s
俺が代わりに見て来てやろうと思ったけど
普通に最後まで読めた
736名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 19:04:52 ID:26tK6rPb
>>732-735
ありがとう。
たぶん半分ずつぐらいに分けてくれたら大丈夫かと思う。
これからHに入るぞ、というあたりで読めないもんで…
「次へ」というコードもなぜか見当たらないし…
737名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 19:12:41 ID:MXJFsKiD
携帯用のブラウザ探せって
738名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 19:18:05 ID:buaQq0Xp
作者氏本人に聞いてみないと分からないな>馬竹の人
でも、「徹夜で書き上げて朦朧とした頭でタイトル付けちゃった」説に一票。
……俺はよくやるんだ、スレを見るたびに改タイトルしたくなるorz
739名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 20:02:02 ID:uoBA/tsw
740名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 21:18:30 ID:Eqg1Q73s
綿流し後日、主軸の二人はいいとして詩音がなぁ…。生理的に受け付けない。
その一点だけを除けば陵辱物でも救いがちゃんとあって素晴らしい。
まだ未完結の山狗輪姦物もwktk
ってか結構未完の傑作が多いよね。
741名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 21:21:21 ID:kF1q5F6K
盥回し壊と綿流し後日と旧保管庫のほうにある罪隠し編が好きな俺
ダークなのばっかだ
742名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 21:49:28 ID:26tK6rPb
>>739
ありがとう、最後まで読めた!!感謝感激だ!!

圭魅は、甘甘が主流かな、と思っていたが、綿流し後日みたいに、ハードなのもかなりいいよな。ラストにちゃんと希望があって。
743名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 23:15:00 ID:gjTXcdVg
詩ぃ魅ぃ百合がたまらなかった
何あの理想の姉妹エロ
744名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 23:21:21 ID:+DimA+j5
他の好きな作品は既に上がってるんで、「夏の終わりに」を推しておく。
特に百合属性はなかったはずなのに、あれですっかりはまったんだぜ。
745名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 23:23:24 ID:+DimA+j5
すまんまちがえた
「夏の終わり」だorz
746名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 23:47:14 ID:2MtKfseR
携帯でも見てみるかな
747名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 07:03:18 ID:VFEHkTtV
成長した梨花と赤坂の話が好きだ
748名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 07:16:40 ID:xhw+hSWZ
>>743と同じく詩音魅音の百合は良かった。
自分も百合属性なかったんだが、目覚めさせてくれて有難うw
749名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 08:52:51 ID:G+C4npt/
魅音スキーな俺だが、百合に目覚めたお前には、ひたすら尊敬の念を抱くよw
同士ってのがなんか駄目な俺…
750名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 09:57:08 ID:AhplnY4V
雛後氏の作品全部

最高だね
751名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 11:17:48 ID:FvuejArz
投稿しようと思ったが、携帯しか持ってなくてセルフ保管が出来ないんだが、止めた方がいい?
752名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 12:18:29 ID:q4p94s8J
wktkでまってるからあんしんしてくれい!
753名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 12:49:55 ID:T865sXz1
754名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 15:21:47 ID:G+C4npt/
投稿してください。
755名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 22:01:10 ID:yIgjFE8g
>>751くんは荒らしじゃないよね?…よね?
このスレではね…荒らしは許さないと風習、土壌がいつのまにか出来てしまったの…一人の馬鹿レスには二人で言い返して、二人の馬鹿レスには四(ry
で、でもここの住人さん達は雛見沢の人達みたいに優しいから安心してくれるといいな…!
756名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:08:50 ID:CUIfTh8x
何でもいいから、誰か悟レナ書いてくれ
757名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 00:12:23 ID:ZOFlVoU4
>>756
賽殺し編だとその組み合わせの可能性も多々あるんだよな
自分も悟レナ興味あります。誰かお願いします
758名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:15:21 ID:cURy4StS
賽の真詩音とKを見るのが今の小さな夢
759名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 02:45:26 ID:tt+s3fBI
ただの圭魅ですね
760名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 02:50:23 ID:DKqG5P6I
賽の真詩音は成績も容姿もいいけど気弱設定の雛物多いね
761名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 03:25:46 ID:B8O4X43P
あわせない オイ、兄はヒクヒク許した
あわせない セイ、甘くしたよポンジュース
762 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/29(日) 17:31:42 ID:HHDqYTy4
遅くなりましたが山狗×部活メンバー レナ編投下します。
陵辱注意。
763山狗×部活メンバー レナ編  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/29(日) 17:34:18 ID:2T5E7GKd
楽しかった日常は、いとも簡単に崩れ去る。…たとえ今日が幸せでも、明日や明後日が幸せとは限らない。
――――――まさにそうだ、とレナは思った。


「恥知らず、外道、卑劣漢!汚らわしい悪党が私に近寄るな、近寄るなぁあっ!!」

近寄ってくる無数の男たちに向かって、私は暴れながら口汚く罵った。
………仲間たちと過ごした毎日は本当に楽しくて、私の数多い宝物の中でも一番大事でかけがえのないもの。…それを壊したアイツらを、絶対に許さない。許せるわけがない。
どいつもこいつも性欲を丸出しにして、知性の欠片も感じさせない奴らだ。…気持ち悪い。
その気持ち悪い手が、私の制服にかかる。
「…なっ、何、やめて、やめろ!私に触るな!!」
「お嬢ちゃん、おとなしくしてな。かわいい顔に傷を付けたくないだろ?」
ぴたぴたと小刀を私の頬に押し付け、片方の手がぞわぞわと私の体を這う。悪寒が全身をかけめぐり、震えた。
「セーラー服って良いよな、なんか禁断の果実って感じでよ…!」
…バカな男。AVの見過ぎだ。頭の中に花でも咲いているんだろうか。…そんな嘲笑も届く事なく、私の制服はビリリと一気に引き裂かれた。
白い下着が露わになる。もう、男たちが何をしようとしているのかは明確だった。
「…ひ、ぁう………!」
男はそれを乱暴に剥ぎ取り、私を一糸纏わぬ姿にした。
「…………うう…っ!」
脇にいた男たちが私の足をぐいと開く。秘部が外気に晒される感覚がしたと思うと、次の瞬間には男の顔が間近に迫っていた。私のソコに、男たちのねっとりとした視線が纏わりつく。
間宮リナ―――私がもしあの女のようだったら、こんな羞恥も感じなかったのかもしれない。でもここにいるのは美人局じゃなく、ただの小娘だ。どうすることも出来ず、ただ恥ずかしさに俯いた。
「や、やぁ…っ!」
「まだ触るなよ?じっくり見とけ!中学生の生マンなんか滅多に見れないからな!」
ぎゃはは、と下品な笑い声が響く。…耐え難い恥辱。私の秘部に男たちの視線が集中する。
――――私、こんな恥ずかしい姿を――――やめて、見ないで―――

じわり。
764山狗×部活メンバー レナ編  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/29(日) 17:36:47 ID:2T5E7GKd

「…お〜?なんも触ってねぇのに何か出てきたぜ。やらしい女だな、見られてるだけで感じちゃったのかよ?」
「ち、違…!」
私が違和感を感じた時は既に手遅れだった。ソコは熱を帯び、うっすらと濡れ始めていく。意思に反して、悔しく思えば思うほど蜜が溢れだしてきた。
股間が疼く。…でも誰も触らない。見ているだけ。これ以上もどかしい拷問は無かった。
「クネクネしちゃって、誘ってんのかね?ぎゃはは!」
「…は、……ひうっ!?」
「ん〜、良い匂いだな〜!」
男が秘部に鼻先を宛て、くんくんと匂いだす。息がかかり、僅かな刺激にも敏感になっていたソコはひくひくと震えた。
「やめ、この…変態!…っぁああっ!!」
男がレナのソコを舐めた。早く触ってほしい、と膨れ上がった肉芽を唇で挟み、甘噛みする。
じゅるるるるっ!
「あぁああああああっ!」
男がわざとらしく音を立てて吸う。周りの男達もいつの間にか参加して、私は全身を貪られていた。男たちの唾液でベタベタになった体が空気に触れてひんやりする。
かり、と乳首を噛まれた。嬉声とも悲鳴とも取れる叫び声が木霊する。レナははぁはぁと荒い息をして、じっと耐えていた。
「そろそろ…いくか?」
「俺が先だぜ!!お前ばっか良い思いしてんじゃねぇよ!」
既に朦朧とした意識の中で、男たちがぼそぼそと話すのが聞こえた。…挿れるつもりだ。
嫌だ、絶対に嫌だ。奴らはゴムなんて着ける気はさらさら無いだろう。あろう事か中に出してしまう奴も絶対にいる。今日は危険日なのだ。絶対に嫌、絶対にダメ……!
もうほとんど体力は残っていないけれど、レナは最後の力を振り絞って地面に這う。
ずりずりと這う背中にどしりと男がのし掛かった。
「なんだ、バックが好みか?」
「いや、いやあ…!お願い、やめ…」
そう言うと男は私の腰を持ち上げ、…ずん、と……何の躊躇もなく貫いた。
「あっ、ゃあああぁあっ!!!痛、嫌ぁあっ、抜いてぇ!」
「嫌だねぇ!こりゃ良いぜ、狭いから締め付けてきやがる!」
男はパンパンと腰を打ち付けながら胸の突起を弄る。
声にならない声が出た。それはひゅ、と情けない音で男たちの野次にかき消される。
もっと激しくやれ、その外野の声に答えるように男の腰が速くなっていく。男が腰を打ち付けるたび、ぐちゅぐちゅと結合部からいやらしい音が聞こえた。
私はというと、もう抵抗する気力も体力もなく―――ただゆさゆさと揺さぶられ、男の欲望を受け止める、それだけ。
765山狗×部活メンバー レナ編  ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/29(日) 17:37:25 ID:2T5E7GKd


「出すっ、中に出すぞっ、出る、ぉぁあああっ!!!」
「や、いやぁああああ!やめてぇえええ!」

どくん。

…何か熱いものがぶちまけられたのを感じた。
男がそれを引き抜くと同時に、つ、と白い液が糸をひいて溢れ出す。

――――お母さん、妊娠してるの。

ふいにその言葉を思い出した。私も、妊娠しちゃったのかな。汚らわしいと思ったあの女と一緒か―――――ああ、皮肉。
どうしてこんなことになっちゃったんだろう。なんでこんなことになっちゃったんだろう。
普通に笑って、普通に遊んで、普通に恋して。幸せになるはずだったのに、なんで―――
そう思っていると、男にがしりと胸を掴まれて現実に引き戻される。
「ひっ、…あぅ…」
「おいおい、まだ終わっちゃねぇぜ?他の奴の相手もしてやんな!」
「い、いやぁああああっ!」


―――恐怖は続く、まだまだ続く。
惨劇は続く、まだまだ……………続く。
766 ◆eRDUfXaGp2 :2007/04/29(日) 17:38:33 ID:2T5E7GKd
以上。お目汚し失礼致しました。
767名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 17:49:14 ID:FGkVDekY
>>766
いやー、レナ編もい〜い仕事してますねぇ〜。むっふっふー。
GJでしたっ!!
我ながら外道と思いつつも、レナの悲鳴ってだけでくるものがありましたよっ!!
768名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 19:04:13 ID:YdC7cmZw
GJ!
レナ編、痛くて辛いけど萌えた。切ない…orz
沙都子編も全裸で待ってる
769名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 22:27:21 ID:Uj4+yynx
>>766
こうなってくると梨花編も見たくなってきた
設定上無理だけどさ…
だが、運命は破れるハズだッ!

そっか山狗反乱で、梨花編と三四編が(ry

とりあえずGJ!
770名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 00:22:03 ID:gHU1Voey
詩魅百合ってもしかして保管庫に入ってない?
771名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 01:04:23 ID:Pvske3Z6
簡単に調べてみたけど詩魅百合の他にも

L3イリーによる梨花の菊門レイプ
圭魅スク水
5スレ目633氏の魅音オナニー
前スレ449氏による沙都子(+詩音の)圭一攻めの完結
ふぁいと―stay hinamizawa―

もまだ入っていない模様。……間違いでなければ、結構あるなあ。
772名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 01:56:54 ID:NQd1v3/c
山狗がヤってる間の三四・梨花・Kの動きに勝手に期待
773名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 08:40:54 ID:jFIGlCaZ
wktk
774名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 16:36:28 ID:ypBhcb3V
圭一が魅音のすく水を着てあそこが濡れてることに気づいておしおき、の続きが楽しみすぎるのですよ。にぱぁ
775名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 20:00:28 ID:cqEzpw/n
>>774
それ自分もスク水いっちょでずっと待ち続けてる
そろそろ違う何かに目覚めてしまいそうだ早く圭魅をたのむ
776圭×魅スク水:4:2007/05/01(火) 20:44:20 ID:ZaP9es2k
>146-148の続きです。1レス分のみでごめんorz


魅音と布団の上で座ったまま向き合う。
「じゃ、じゃあ……ぬ、脱ぐよ……?」
「ああ」
「恥ずかしいから触っちゃダメだよ。見るだけだからね?」
「わかってるって」
しゅる……。ベストを脱ぎ、ネクタイを外し、今にも胸のあたりがはちきれそうなブラウスになる。
ネクタイで押さえられていない合わせ目からチラチラ白い下着が見えて生唾ものだ。
ベストの前ボタンは、止めようとしても止まらないんだろうなあ。
「魅音、スカートからブラウスを出しとくといいぞ。そうしたらスカート脱いでもそんなに恥ずかしくないだろ」
「あ、うん。そうだね……んしょ」
にょきっ、と。脱ぎ捨てた赤いスカートから白くてなんとも艶かしい太ももが現れた。
「えっと、圭ちゃん…これ、ハンガーにかけといてくれるかな?シワになったら帰れなくなっちゃうし」
「ああ、わかった」
羞恥に頬を染め上げながらも、こういうところはマメなんだなあ。
「――ほら、水着。……ちゃんと着てくれよ?見ててやるから」
「う、うん……」
体育座りから横座りの体勢になり、ブラウスの裾から見えないよう上手い具合にショーツを脱いでゆく。
見えないのは残念ではあるが、これはこれでかなり美味しい状態だ。
「……あっ!」
水着を着ようと手にとった魅音が、急に声をあげた。
「な、なんだっ、どうした魅音っ!?」
「しまったー。スカートはいてれば、バスタオル着替えできたのにー」
「バ、バスタオル着替え?……なんだそれ?」
「あ、知らない?……えっとね、巻いた状態にゴムで縫われてるバスタオルがあってね、それがあると外から見られないよう着替えができるんだよ。……あーあ」
「あー、小学生がよくやるアレか……。」
一瞬納得しかけたが、ちょっと待て。
「見られないように着替えたらダメだろうっ?ほら、さくさく着替えるっ!」
「ふぇ……わ、わかったよぅ……」
777名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 22:11:03 ID:EH6ZE3KP
>ベストの前ボタンは、止めようとしても止まらないんだろうなあ。

何というエロ乳ww GJ。
最高だよ魅音っ!! 羞恥に悶える表情を妄想したら……ハァハァ。
圭一に苛められる魅音ってかぁいいわー。
778名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 23:13:40 ID:ypBhcb3V
>>776
待ってました!
なっまきっがえ!なっまきっがえ!
ありそうでなかったシチュにどきdおっきが止まりません
続き楽しみですGJ
779名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 01:20:39 ID:eTfxj5i2
>>766
乙、このシリーズ大好きだ
外道だけどやられる側の心理描写とかが切なくて。

>>776

目の前でスク水に着替えるとかエロすぎだろ…
俺なら我慢できずに着てる途中で(ry
780名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 20:30:09 ID:k0Duk2Sr
不覚にもおっき

342 :魔根金 [sage] 2007/04/17(火) 00:11:11 ID:RB+iiDBG
 沙都子は全身をバタバタと暴れさせ、少しでも詩音の拘束から脱出しようと
試みるが、何年も長く生きている詩音に、それが通用しないということは沙都子自身よくわかっていた。

「あんもう、そんなに甘えないで下さいよ。キャットフードでも欲しいんですか?
 そうですねえ、餌が欲しいんならお手ぐらいしてもらわないと・・・。」

 詩音は夢見心地で言うが、沙都子はとてもそんな気分にはなれなかった。

「ふわぁぁーん!誰か助けてですわー!」

 しばらくすると、沙都子は、詩音につれられ真っ黒な車に乗せられた。
運転席のガタイのいい男は、どうみてもそのスジの男にしか見えなかった。
詩音がその男に「葛西、興宮の実家まで。」と告げると、エンジン音もたてずにその車は動き始めた。
それから数分後、やっと沙都子も落ち着いたようだった。

「なんのつもりなんですの?私と梨花の腕時計なんて、500円くらいの価値しかありませんでしてよ。」

「ずいぶん警戒されてるんですねぇ・・・もし身代金が欲しいんなら
 お姉でも誘拐しますよ。噛み付かれそうですけどね?」

 詩音はクスクスと苦笑する。沙都子は、今自分が置かれている足場さえわからないまま
詩音に山ほどあるうちの一つの質問をした。

「じゃあ、私になんのご用ですの?」

 詩音は、あごに手をあてながらクスクスと笑う。

「そうですね、沙都子をわたし専属のご奉仕メイドに再教育します。」

 入江の口調を真似るように詩音は言う。そんなこんなではぐらかされているうちに、車の外の風景は
立派な大きめのマンションになっていた。

「詩音様、私はここで。」

 葛西という男は車を止め、後部座席の扉をあけた。

「ああ、ありがとう葛西。晩御飯食べてく?今日はうちの専属メイドさんの特製よ?」

 詩音が言うと、葛西は苦笑しながら「遠慮しときます」と言う。

「ちょっと葛西さんとやら、どーゆー意味ですの!」

「葛西は胃腸薬を買う金も惜しいくらい怪しいお店に通いずくめみたいですね。」

 葛西は詩音の言葉を聞いているのか聞いていないのか、横っ面で聞き流し車を出した。

「さて、行きますよー沙都子!」

 言いながら詩音は沙都子の手をにぎり、マンションの階段を上がり始めた。

「なんだか、こうしてると姉妹みたいです。ねー、沙都子!」

 詩音は、握っている手とそうではない手を交互に元気良く振り回しながらマンションの階段を上がっていく。
やがて、一つの部屋に到着し、詩音は懐から鍵を取り出し、その部屋の鍵を開け、開けた。

「まあ、遠慮せず入ってください。」
781名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 21:09:06 ID:ZhLi0eDB
って魔根金かよ
782名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 21:21:01 ID:wOJvB3PN
>>780
つ、続きは!
783名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 21:29:18 ID:k0Duk2Sr
ひぐらしのなく頃に祭 vol.12
http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gal/1174281703/

565 :2007/03/21(水) 12:16:41 ID:Mcpg+Vwt
「・・・こんな恥ずかしいことをするのは僕もはじめてなのです」
「私は神主、いわば神の主、神であろうとも私に従わなくてはなりません」
「あぅあぅ、それは知らなかったのです」
「さあ、恥ずかしがることはありません。すべて私に身をゆだねるのです」
「あぅあぅあぅ・・・、なんだか凄く痛いのです。爪を立ててもいいですか?」
「いけません。私が真っ二つになってしまいますからな。ははは」

「あぅあぅ、最近なんだかお腹が太ってきてしまったのです」
784名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 21:31:54 ID:WeKZ/zvN
そーいやこれの続きってどーなったっけ? 
確か本スレで空気も読まずにこれを延々と投下し続けてえらく叩かれてた気がする。
完結はしてなかった気がするけど……。

コテが魔根金とか痛くなくて、投下先が本スレでなければまだよかったのかもしれんが……。
785名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 21:33:44 ID:2ulhyrbg
魔根金は他のひぐらしスレでも見かけるが…
空気読めないレスしたり、荒らし?っぽい事するから嫌われてるよ。
786名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 21:40:11 ID:WeKZ/zvN
そうなんだ。見かけたら俺も気を付けるよ。
確かに、本スレにやるっていう時点で空気読めてないというか、痛い気がする。
あまり話題にも出さない方がいいかもしれんね。
787名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 21:58:25 ID:k0Duk2Sr
そんな危険人物だったのか。正直すまんかった
788名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 22:00:49 ID:KsgfYkeO
死刑囚が書く名作だってあるさ
789名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 01:17:20 ID:QDfaRmNp
wikiの一覧からSS読んでて気づいた。
Virgobc36M氏って某ヤクザグロ魔術士なラノベのファンだろw
790名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 01:54:45 ID:iQPpchE8
>>789
根拠は?
いや、自分もその某ヤクザ赤貧金貸しグロ魔術士のラノベが好きだから訊いてみたいんだけど。
791名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 03:09:06 ID:1iG7TR0F
>>790
俺も気になる。根拠は…
792名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 03:09:41 ID:1iG7TR0F
アンカーミスっちった。 >>790>>789
793 ◆Virgobc36M :2007/05/03(木) 03:17:00 ID:/da2Ujeo
>>789
あー、圭一レナ看病ものの中で描写が被ったのがあったからか?
圭一が石化したりプッツンしたりするくだりとか。
俺も後から見直して気づいた。……今度直しとかねば。

17日にネットの回線工事があるんで、SS投下はその時に。
794名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 08:05:33 ID:zSUxWlXj
>>793
期待してるぜ!
795名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 13:46:59 ID:yJ9JMLBP
>ぐげほへらうひはひほほふぅ。落ち着いてきた。落ち着いてきたぜぇ
このくだりを無謀編で見たことある気がする
796名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 21:47:14 ID:NgXPJs+a
未完の名作が多くて我慢汁出まくり
797名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 23:52:49 ID:pVtiL2vH
あれから・・・・お父さんは落ち込んだままだった。
でも、間宮リナを殺したことは後悔してはいない、自分が守ろうとしたものはここにあるはずから。

自分が気を利かせてゴミ捨て場に行ってる間にお父さんとリナは勿論男と女の営みを行っていた
のであろう、そのときは子供ではないのだから自分はそういうふうに分別すべきだと思っていた。
今思えば確かに幸せのカタチだったのだ、お父さんにとってその先にある破滅などまだ予想もして
いなかったのだから・・・・。

でも、わたしはそんなお父さんを見ているとその幸せを自分の幸せと引き替えに奪ってしまったの
ではないかという悔悟の念にも似た感情に苛まれる。
これでまた元の毎日に戻れると信じてたのに・・・思った以上にリナはお父さんの身も心も蝕んで
いたのだろう・・・リナの存在を消してしまった以上それは最優先に払拭すべきものだと思う。


だから―――――お父さんが元気になるまでは・・・・。


朝、お弁当と朝食を作るとお父さんを起こしにいく。
お父さんは布団に入ったまま。
「はう〜・・・お味噌汁冷めちゃうよ、お父さん」布団をめくりながら明るく声を掛ける。

「・・・・起きないと・・・レナがお仕置きしちゃうよ・・・・しちゃうよ・・・?」

それは、お父さんが寝たふりをしているのは承知の上での・・・これから行う背徳への免罪の儀式。
そしてお父さんが寝てるふりは無言の要求・・・・。

わたしはお父さんのパジャマのズボンとパンツを少し下げると既に屹立した物を取り出す。
お父さんのそれは既に血管が浮き出て赤黒く充血して脈打っているのがわかる。
わたしはそれを両手でそっと包んで撫でてみる。

ぴくんと動いた。

指で先端から輪郭をなぞるように何度も指でそ出っ張ったを撫で続けていると徐々にお父さんの
呼吸が乱れてくる。
きゅっと動いた瞬間先端に透明な液が出て玉になった。

わたしはそれが出てきたら合図としてお父さんのそれを口に含むことにしている。
お父さんのをそっと咥えてみる。
脈打ってるのが分かる・・・先端の液は少ししょっぱい感じ。
咥えたまま先端の割れ目から徐々に下へと螺旋を描くように舌を動かす。

「ん・・・ん・・・・」
微かに呻く。
お父さん感じてるんだ・・・。
リナさんに同じことをされているときお父さんどんな反応していたのかな?
でも・・・・わたしとお父さんのこれはお父さんは決して目を開かない、そしてわたしは一語も発しない
ことで成立する暗黙の儀式。
そしてお父さんがリナさんを忘れて元気になるまでの間だけ娘として父の慰めにこれは赦されると・・・
決して歪んだ快楽に溺れているわけではないと・・・信じて・・・。

798名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 23:54:13 ID:pVtiL2vH
少し息苦しく・・・どきどきするような感覚を覚えながらわたしは咥えていたお父さんのを今度は舌で
探るように全体を舐めてゆく。
時々お父さんがぴくっと動くとそこを念入りに舐めてあげる。

やがてお父さんの腰がガクガクと動き始めた。
今までの経験からしてどうやらこれが潮時のよう。
わたしは再びお父さんのそれを口に含むとリズミカルかつ規則的に頭を動かす。
・・・・朝日の射す部屋で聞こえるのは水音に似たそれと蝉の声だけ。

不意にビクッとお父さんの身体が一瞬硬直する。
「うッ・・・くぁ・・・ッ・・・・」
直後に痙攣するような動きと共にわたしの口は中に少し青臭いような生ぬるい液体で満たされる。
初めて口の中に出されたときは喉に絡んで少し戸惑った・・・けど今はもう大丈夫。
こくん・・・とそれを飲み込む。

わたしは舌でお父さんのを奇麗に舐め取ってからズボンとパンツを戻した。
それから居間に戻って朝食を摂る。

あ、もういつもの待ち合わせの時間。
わたしはもう一度お父さんの寝室に向かって声を掛ける。
「お父さ〜ん、レナもう出かけちゃうから、ご飯ちゃんと食べておいてね!」

そう言って玄関でスニーカーを履くといつもの圭一くんとの待ち合わせ場所へ駆け出していく。
今日もいつもと変わらないみんなとの楽しい一日が待ってる。
あとはお父さんさえ元気になれば手を汚して守りきった幸せが元通りになる。
そしてそれはもうすぐのはず。


だから―――――お父さんが元気になるまでは・・・・。



祭をクリアしてやることが無くなったのでむしゃくしゃして創作してしまった
今も反省していない
799名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 23:55:14 ID:pVtiL2vH
罪滅ぼし編のコミックのレナの可愛さは異常・・・・
800名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 00:34:06 ID:nvHeeCnd
800なのかな・・・・かな?
801名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 00:47:52 ID:QKe89vNC
唐突だがふたなりやら女体化やらってここではアリか?
どっちかで書こうと思うんだが
802名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 00:52:48 ID:04Eepllp
クララ☆のことかー
803名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 01:10:08 ID:mgX4KZbO
>>776
つ、続きはやくはやくぅ…っ!
804名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 01:41:38 ID:FomkK2B4
久々の(おそらく)普通のレナ物だと思って意気揚々として読み初めたら
まさかの親父登場でレスを飛ばした俺を誰が攻められようか
805名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 02:11:05 ID:5bBGoLs3
>>798
やべぇ・・・新ネタ!
続きヨロ!!
806名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 08:16:55 ID:J7tXM9MW
>>798
これ、絶対続きあるよな…?
いつもの待ち合わせにレナがこないバージョンとか…
807名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 11:03:26 ID:Nh1mI+Ea
>>798
切ないが萌えた
辛いが続きがあったら読みたい
なんと言うジレンマ
808名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 17:19:16 ID:kL8LaObm
何という過疎
それでも圭魅スク水の続きをずっとずっと待ち続けているのですよ
809名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 18:16:57 ID:eBn+MlqU
賽の真魅音×真詩音の百合キボンヌ
810名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 21:05:07 ID:4H6C8n2W
↑こいつ馬鹿?
当事者同士の事に真も糞も関係ないだろ
811名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 21:25:39 ID:0inqM/m0
性格が違うだろうに。
812名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 14:05:15 ID:HgzXwVQu
      , -―‐-、_
    ,/      `ヽ、
  __/V / , iヽ/i ,  、ヽ
  / .iミl .l ,ハl  l/l/i l .|
  | !ミ| レ -‐‐  ‐- l .ハ/  
  | トi、{"   r┐  }/  みおーん
  | | ヘ|ゝ、__ _.,イレ
  | | ./`, `━' `ヽ、
  | | 〈ヘ/     )、〉
  | | | |、  _ ノ. |
 人リ | |/二/ /ニヽ|
813名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 14:49:59 ID:9VmXqoPB
>>812
このAAいいなww
お持ち帰り〜ですんね
814名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 05:30:54 ID:3ZxGnwi5
魅音さん、体は正直ですねえ・・・んっふっふ
815名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 06:10:40 ID:UBemcAWx
      , -―‐-、_
    ,/      `ヽ、
  __/V / , iヽ/i ,  、ヽ
  / .iミl .l ,ハl  l/l/i l .|
  | !ミ| レ -‐‐  ‐- l .ハ/  
  | トi、{"   r┐  }/  
  | | ヘ|ゝ、__ _.,イレ
  | | ./`, `━' `ヽ、
  | | 〈ヘ/     )、〉
  | | | |、   ■ ノ. |
 人リ | |/二/■/ニヽ| ぐぐぐ

    (*・3・) パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
   (ヽっ トっ
  ((((  ィ⌒(;゚д゚)) >>814
   と,と、_入`_,つう))
816名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 13:03:40 ID:kKJKfSI/
有り得そうだから困るwww
817名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 15:46:58 ID:avUkGAC3
あってたまるか!w

と言いつつフタナリねぇ…
個人的には羽入と梨香ちゃまだな
まぁ、理由は言わないでも分かるだろうけど
818名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 19:59:05 ID:7/GyckzP
>>801
梨花のフタナリもの、梨花の男体化もの、クララに入江京子。

過去ではがっつり受け入れられておりました……。
何でもいいので書いて下さいませ。
819名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 20:02:28 ID:0T5KzFdv
>>798
切NEEEEEE

>>808
俺漏れも
820 ◆eRDUfXaGp2 :2007/05/07(月) 20:54:40 ID:4rTOmVdI
山狗×部活メンバー沙都子編投下します。
陵辱注意。
821山狗×部活メンバー 沙都子編 ◆eRDUfXaGp2 :2007/05/07(月) 20:56:41 ID:4rTOmVdI
「にーにーっ、やだあっ、助けてにーにぃぃいいっ!!!」

………もう二度と泣かないって決めたのに。もう二度とにーにーの助けを求めないって、決めたのに。
それでも沙都子は泣き叫んでいた。襲いくる破瓜の痛みに耐えれなかったのだ。
例えばそれが拷問なら。…耐えきれる、耐えてみせる。私はきっと泣かない。自分ひとりの痛みだから。
でもこれは耐えきれなかった。複数の汚らしい男たちに犯されて、圭一さんは撃たれて血がダラダラだし、詩音さtaたちは私のように辱められている。おまけに梨花はもうすぐ………儀式と称して、殺される。
その絶望的な現実に、私はにーにーにすがるしかなかった。

「ひ、おがっ、ぐぅう…!」
「ひゃはははは!さすがガキなだけあってキツキツだぜ!狭すぎて千切れそうだ!」
男は満足そうに腰を振る。そのたびに窒息しそうな痛みが襲った。…それでも最初の方に比べれば、血が潤滑剤の役割を果たしていくらかマシだ。
「痛っ、痛ひっ、ああうあぁあぅ…っ!!」
沙都子の小さな体がガクガクとゆさぶられる。その瞳はどろりと濁り、暗い。
八重歯の似合う、あどけない笑顔を浮かべる普段の沙都子からはとても想像出来ないような姿だった。
それは思わず目を覆いたくなるような痛々しい光景。でも、これは紛れもない現実。
沙都子は歯を食いしばり、痛みに泣き叫ぶしかなかった。
「へ、へへへ…おしっこしましょうねぇ…!」
男はそう言うと挿入していたものをぬぽんと抜き、沙都子の体を持ち上げた。小さな子供がトイレをする時にしてあげるような、あの格好だ。
…小さな沙都子の相手をするのはまともな男がいない。それもそうだ、沙都子はまだ小学生。未発達のその体は情欲をそそらない。
だから普通の――否、普通と言っても良いのか分からないが―――男たちは、詩音や魅音、レナたちの方へ行った。
よって、ここにいるのは幼い肢体に興奮するような特殊な性癖を持つ奴らだった。

「いや、いや、いやぁ…!」
「ほら、おしっこしようねぇ?」
沙都子はいやいやと頭を振り拒否するが、男が執拗に迫る。
屈辱的な格好をさせられて、おまけに排尿しろだと?
「…出ない?なら仕方ないな…」
許してくれるのか。沙都子は顔をわすがに輝かせたが、次の瞬間に甘い期待は打ち砕かれた。
822山狗×部活メンバー 沙都子編 ◆eRDUfXaGp2 :2007/05/07(月) 20:57:28 ID:4rTOmVdI

「あっ、ふぁあああっ!!」
「あふ、…出そうねぇ、おしっこ、んむっ」

男が沙都子のソコに口をつけ、舐め始めたのだ。挿入される痛みしか知らなかった沙都子はその快感に身を捩らせる。
男の舌は肉ビラをかき分けて奥へ奥へと侵入し、別の男は膀胱の辺りをぎゅっぎゅっと押さえつけた。
幼いながらもビンビンに勃った乳首を優しく愛撫される。
そんな事を繰り返されていくうちに、沙都子は男の狙い通り、尿意を催してきてしまった。
「…む、…んぐっ、そろそろ…かぁ…?」
「あぁぅう…だめぇ…嫌ぁ…ふぐぅううっ!!!」
びくんびくんと震える沙都子の身体。もう絶頂は近いと悟った男は舌を出し入れし、吸う。まだ皮をかむった肉芽に舌を這わせ、軽く歯をたてた。
「んぅっ、あっ、も…出…!ふやぁああああっ!!!」
沙都子が絶頂に達したのと同時に男がさっと離れ、先ほどのように抱きかかえる。
ちょろちょろちょろ…
少しずつ沙都子のソコから出てくる黄金色の液体。最初こそ遠慮がちだったものの、それは徐々に勢いを増し、じょぼじょぼと音をたてて地面に染み込んでいった。
「ああああああ…!」
「すげぇ、まだ続いてるよ…。写真撮れ、写真!焼き増ししろよな」
ぱしゃりというシャッター音に瞬くフラッシュ。男たちは沙都子の排尿シーンをしっかりとカメラに収めた。
「ぁう、うぅうう…」
「やっと終わったか〜。おりこうさんでちゅね〜!」
ぱた、ぱた、と垂れる黄金色の雫。沙都子は恥ずかしさと悔しさのあまり涙をポロポロと流していた。彼らに同情なんて感情があるはずもなく、容赦なく追い討ちをかける。
…もう限界だった。肉体的にも身体的にも。
823山狗×部活メンバー 沙都子編 ◆eRDUfXaGp2 :2007/05/07(月) 20:58:02 ID:4rTOmVdI

「にーに、にーにー…あぅ…あ、あ、あぁあ……!あ… あ あ あぁああああああぁぁぁぁあぁああああっ!!!!
もう嫌ぁああああぁぁぁあっ!!!!!こんな痛いのは嫌ぁあああああああああ!!!!」
それは悲痛な叫び。届くはずもない叫び。次第にその叫びは嗚咽と混じり、沙都子は頭をバリバリと掻きむしった。
通常の人間ならば気が触れたと思うだろう。だが彼らは知っている。これがL5患者の症状だ――――と。
「おい、注射持って来い。暴れ出すぞ、手足押さえてろ」
山狗たちはさして動じる事もなく、数人がかりで沙都子を押さえつける。
バタバタと暴れるが、流石に大の男が数人がかりではかなわない。
首にプスリと注射が刺しこまれ、薬が注入される。…みるみる沙都子はおとなしくなり、暴れていた手が空を切ってぱたりと落ちた。
意識がぼうっとなって、何も考えられない。薬の副作用だろうか。

「は……ぁ…う……」

にーにー、ごめんなさい。沙都子はまだまだ弱い子です。これしきの事で泣き喚いてしまうようなダメな子です。
詩音さんも、ごめんなさい。色々と迷惑をかけましたわね。私は詩音さんの事、本当のねーねーみたいと思ってましたのよ。
そして―――――圭一さん。


「…好き……でしたわ…。 最…初は、にーにー、みたいだったから……
だ、けど… いつのまにか、男の…ひと、として…す…好きに、なってましたの……」
「あぁん?こんガキ、何言うちょるん。気持ち悪い」
「そのガキ、もう壊れちまったみたいだな!ぎゃはははは…」

ごめんなさい、ごめんなさい、そして…大好き。
どんなに謝罪しても、どんなに想いを募らせても。
それは届かずに、惨劇という名の深い深い迷路に落ちる。
824 ◆eRDUfXaGp2 :2007/05/07(月) 20:59:23 ID:4rTOmVdI
以上。
梨花ちゃん・圭一・鷹野編も出来たら書きます
825名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 21:29:59 ID:FXury+iO
沙都子編GJ!

たかのん編も全裸でまってる
山狗に集団レイプでも、梨花ちゃまとハァハァ展開でもとにかく全裸でまってる
826名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 00:16:47 ID:ULHo1wrB
>>824
そろそろパンツ下ろして待っててもおk?
827名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 03:22:07 ID:sw+Rk3Kp
週末までになんか書く。
宣言しとかないと、いつまでたっても完成しなそうだ……
828名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 04:14:01 ID:yxbTOcfp
おk。ぱんつ脱いだ。
829名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 08:10:48 ID:yQqhADbV
おk。全裸になった
830名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 11:32:23 ID:x1yUf5DU
おk。なんかきてくれ
831名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 15:53:14 ID:l9AebG2j
山狗×圭一まだぁ?
832名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 16:49:23 ID:yQqhADbV
ここは大穴で、圭一×山狗だろ?常孝

まぁ、おれは鷹野を全裸で待っているがな
833名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 17:28:00 ID:DhpXT9Ct
梨花ちゃまバージョンが楽しみだ。
個人的には山狗×圭一も見てぇw
wktkして待ってるぜ。
834名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 17:30:25 ID:NRIA8a/f
良かった
圭一編と聞いてキュンキュン☆したのは俺だけじゃなかったんだなw
だが、俺は普通に鷹野に逆レイプされる圭一も楽しみだぜ!
835名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 17:52:58 ID:VhPhkk2x
圭一…どうなっちゃうんだろ?
キュンキュンして待ってます
836名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 17:55:48 ID:vUWsT50Y
山狗「ほら!ケツ穴にぶち込んでやるぜ!」
  ヒュッ
山狗「なに!?なぜ入らない!」
圭一「甘いな・・・そんな覚悟じゃ、俺のケツ穴にぶち込むことなんてできねぇぜ!」
フカーイーナゲーキーノーモーリー
837名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 20:03:43 ID:+6Nd9YH4
山狗の設定的にそんな趣味の奴一人位居ても違和感ないしなアッー!
838名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 21:04:13 ID:U84su0pA
よし、お前ら全員数字板来い
や ら な い か
839名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 21:59:14 ID:ULHo1wrB
???「ちょっと待ったぁぁぁああ」

山狗A「だ、誰だ!?」
山狗B「な、なんだ?」
山狗C「こ、この殺気は!?」
山狗D「ど、どこにいる?」
山狗E「あ、あれは!!」

???「はーっはっはっはっは
    ある時はフリーのカメラマン
    またある時は暴走機関車
    時報でお馴染み、富竹次郎とは俺の事だッ!!」


山狗ABCDE「「「や ら な い か ?」」」

富竹「アッーアッーアッッッーーーーーー」
840名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 22:05:32 ID:kr/UU9iA
>>837
番犬「だいたいだな、お前ら……お前らが美幼女と追いかけっこさせてる裏で、俺らにはおっさん狩りさせるクソ仕事させんのかぁっ!!」
梨花「こ、この世界にはロリコンしかおらんのかぁっ」
番犬&山狗&徹甲弾「君は自分の価値がわかってない! 鏡を見て価値観の反省をしたまえ!」

うわ、某ラノベからの引用だが違和感ねえw
841名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 23:18:40 ID:F32i4tlD
・――馬鹿は駆逐される
、と。
どうもお騒がせいたしました。
842名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 02:23:55 ID:f9UNwddK
796 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2007/03/28(水) 23:22:52 ID:wLg2HRpX
「園崎さんは私に呼び出されるために赤点の山を築いてきたのですね」
「圭ちゃんが勉強を教えてくれれば…こんな期末テストなんかで…!」
「よかったじゃないですか 友達のせいにできて」
「んんんんんんんんっ!」
「校長室に行きましょう。ちょっとお話があります」
(耐えなきゃ…! 今は耐えるしかない!)
「園崎さんの生成績表はこれです」
(いけない…! 家庭科だけ異様に点数が高いのを悟られたら…!)
「カレーをごちそうしてもらってもよろしいでしょうか?」
「こんな時に…くやしい…! でも…ごちそうしちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、今はそれどころじゃなかったですね。舌の痺れがいつまでも取れない様です。」
と言って、知恵先生は口からかわいらしい舌を覗かせ、
自分に軽くゲンコツを当てた。
あんたはどこの少女漫画のヒロインだ。
843名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 12:03:04 ID:MbYLMc0z
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そろそろ次スレだな
844名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 16:13:14 ID:3W6bXTcy
>>842
ワロスw
知恵×魅音が見たくなった
845名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 21:08:53 ID:O2fOQXJ9
>>842
wwwwww
846名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 21:28:40 ID:aU52ZYpm
>>842
馬鹿野郎ラスト三行に不覚にも萌えちまったじゃねーか
847名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 23:12:19 ID:vmms+L3/
>>842
ちょwwwそれ、俺が昔に書いたやつwww

まさか今になって見るとは思わなかったw
848名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 04:31:45 ID:Ua9JLC9D
エロパロ書いてたハズなんだけど、いつの間にかまともな話になってたから小説大賞に送っといた
849名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 12:43:19 ID:5M1eSRxn
受賞したら報告にょろ

落ちたら公開にょろ
850名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 19:13:21 ID:+Hd2fWm9
>>847
愛してる
851名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 19:23:26 ID:ULTqMGgV
小説大賞の締め切りが今月末なのに筆が完全にストップしてしまった俺がアホなSSを書いて投下してみる



ある日、時を止める能力に目覚めた圭一。
そして当然の事ながら、若い健康な男子として、至極有り体にこの能力の悪用方法を考え付いた。

詩音「あれ? 一体なんの用事ですか圭ちゃん」
魅音「しかもなにそのラジカセ?」
圭一「ん? いや、なんでもねえよ」

そこで圭一はラジカセのスイッチを押した。
すると、曲が流れ出すのと同時に時間が止まった。

フカーイーナゲーキーノーモーリー
圭一「フハハ! 動けるぞ! 止まった時の空間を俺だけが自由に動くことができる!」

魅音と詩音は目の前でまばたきもせずに硬直している。
圭一は恐る恐るながら魅音の胸の先を突っついた。
そして、全く反応が無いことを確認して、今度はがしっとわしづかみにした。

圭一「うおお! 柔らけー! 父ちゃん、俺は今猛烈に感動しているぜー!!!」

次第にだんだん調子に乗り出した。
なんと圭一は魅音と詩音の胸をサンドイッチ状にくっ付けて、そこに自分の大きくなったかぁいいブツを擦り付けていた。

圭一「ハア……ハア……最高だぜ……」

しかし圭一は痴漢行為に夢中になるあまり、大変なことに気づいていなかった。
時間停止からすでに数分が経過し、流していた曲がもうすぐ終わりそうになっていたのだった。

ヒグラシノーナークー
圭一「うっ、やべっ……出るっ!」

詩音「おや?」
魅音「あれ?」


ドピュッ! ドピュッ!


圭一「あ…………」


しばしの硬直と沈黙、そして。


詩音&魅音「…………し……死ねえええええ!!!!!!」


直後、スタンガンのスパーク音と金づちでクギを打ち込む音が響き渡った。
圭一は命に別状こそ無かったものの、体のある大切な部分に全治2ヶ月の重傷を負った。




852名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 19:47:36 ID:g+4xR4Rb
>>851
二ヶ月で済んでよかったなオイw
853名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 20:16:02 ID:fRZiiQwW
>>848
俺の逆だな
大賞用に書いてたら、いつのまにかに18禁になってたw
854名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 23:05:00 ID:Nbi3VArY
紅茶のカレーの続きが見たい
855名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 23:07:07 ID:uIkZ+Z57
次スレマダァー?( ・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
856名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 00:24:57 ID:aY4bORhq
立てちゃっていいかい?
857名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 00:32:22 ID:aY4bORhq
>>851
今更ながら祭のアレに絡めてることを知ってワロスw
でもやっぱ感じてくれないとなぁ
858名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 01:36:41 ID:QMLt8pYh
>>856
お願いいたす
859名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 05:18:11 ID:ftIp+NBW
(・3・)
860名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 23:58:37 ID:Ht+WtIQZ
悟史きゅんがメインならなんでもいいという
異端な私に誰か提供してはくれませぬか
861名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 01:51:42 ID:KFA2jDv5
なんでもいいだと入江や大石が参戦してくるぞ
862とまとむ:2007/05/12(土) 01:53:25 ID:224+DGFR
はじめまして。今日は寝ますが、これから、投下するかもしれません。

内容 18禁ひぐらし「破滅への暗夜行路」(つまり、ゲームオーバー集)の予定。
 暗いです。 
何かリクエストどうぞ。
 ただし、
私の得意専攻分野 「逆」系
です。
863とまとむ:2007/05/12(土) 01:55:22 ID:224+DGFR
はじめまして。今日は寝ますが、これから、投下するかもしれません。

内容 18禁ひぐらし「破滅への暗夜行路」(つまり、ゲームオーバー集)の予定。
 暗いです。 
何かリクエストどうぞ。
 ただし、
私の得意専攻分野 「逆」系
です。
864名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 08:29:55 ID:muiXEEtG
>>863
よく分かんないけどとりあえず、圭魅をお願いします。
865名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 08:43:54 ID:hPjaU6tc
('A`)
866名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 08:46:34 ID:JzLJ809j
次スレ立ててくる
867名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 08:51:12 ID:JzLJ809j
立った

 ひぐらしのなく頃に Part.9
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178927298/
868名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 12:34:45 ID:DLG8Apw2
乙ー
869名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 14:11:47 ID:lnwIkgM1
                        , -―-、__
                       ,イ /  , ヽ `ヽ、
                     / {  {  lヽ }  i  !_
                     /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ
                     |;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|   あぅ?   
                     {;;;;| {  _, U∠ノ |;;;/    
                     ヾハ ゝ、 _ , イルノi.イ
              ,. -───‐ァ7:ヽ`ー-一' ´/7r-、_
             /:::::::::::::::::::::::/ ./:::::::><::::::::::::::::/ |::::::::::::::`ヽ
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   /       /   ∧-┴ !   j:::::::::::::,.へ/::::」_」-―1
   |      i   /  `┬-ト、 / ̄ ̄(__/ ̄ ̄し'  /--- 、
   |      |  |  ̄ ̄  「 ̄ r─────‐ェニ∠ ̄`ヽ. \
    |      |  |   、    |  |         ̄ ̄ ̄う\ i-┤
   \      |  |   \  |  |_,. -=ニ           Y レ'
      \   |ヽ |    ヽ !  !                | /
870名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 14:12:37 ID:lnwIkgM1
                        , -―-、__
                       ,イ /  , ヽ `ヽ、
                     / {  {  lヽ }  i  !_
                     /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ
                     |;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|  大賞書き終わったら   
                     {;;;;| {  _,  ∠ノ |;;;/   こちらに投下するのですよー
                     ヾハ ゝ、 _ , イルノi.イ    
              ,. -───‐ァ7:ヽ`ー-一' ´/7r-、_
             /:::::::::::::::::::::::/ ./:::::::><::::::::::::::::/ |::::::::::::::`ヽ
             /::::::::::::::::::://|::::,.イ  入:::::::::::::/| |:::::::::::::::::::
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871名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 14:15:50 ID:mJ7EPXZO
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   /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ
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   ヾハ ゝ、 _ , イルノi.イ   大賞に… 
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   J r / / /  / Y 八


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872名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 14:16:58 ID:mJ7EPXZO
竜騎士「レ、…レナひとり…?」レナ「…うん」
竜騎士「何しに来たんだよ…」
レナ「ねぇ竜ちゃん、ちゃんとヒロインとしてお話したいな…。レナは玄関に入っちゃだめなのかな?…かな?」
竜騎士「うち、夜は必ずチェーンかけてるんだよ。気にすんなよ」
レナ「…なら…仕方ないかな」「あのさ、竜ちゃん、…シナリオ書いた?」
竜騎士「…いや、…まだだよ。それがどうかしたよ」
レナ「あははは、じゃあ良かった、これ見て。オリスクとか持ってきてあげたの」「BTとか貸してくれればネタも温めてあげられるよ」
竜騎士「いいよ、そこまでしてくれなくても…」
レナ「でもでも、萌えも燃えもたっぷりなの!竜ちゃん、そういうの嫌いかな?…かな?」

レナ「それからね、それからね!」
竜騎士「あ、…ありがたいんだけどさ…、もう少しでシナリオが出来るみたいなんだよ」
レナ「え…?そうなの?そうなの?」
竜騎士「せっかくで申し訳ないんだけどさ…その」
レナ「でも…ちょっとはTIPSになると思うな。…思うな」
竜騎士「悪いけど…間に合ってるよ。うちの弟ってさ、結構シナリオをいっぱい作るんだよ。だから…。」
レナ「え…?シナリオ、あるの?」「竜ちゃんもCS版のシナリオとか作れるんだね。…何を作ったのかな?」
竜騎士「…い、いやその別に俺が…」
レナ「…本当に作ったの?シナリオ。…竜ちゃんが?」
竜騎士「だ、だから…俺が作ったんじゃないよ。…弟が作った…いや、作ってるんだよ。今!」

竜騎士「だからさ…悪いけど、レナの持ってきてくれたのは使えないんだよ…」
レナ「……竜ちゃんのシナリオ、当ててみようか」
竜騎士「な、…なんだって…いいじゃないか…」
レナ「…うーんとね…そのシナリオ、…名義貸しの監修だけで作れるんじゃないかな…?」
竜騎士「お、おいおい侮るなよ?!うちの弟のスペシャルなシナリオを見くびるなってんだ…!!そりゃもー満貫全席状態で…すごいのなんの…、」
レナ「…竜ちゃん。…本当に弟さん、シナリオ作ってってくれたの…?」
竜騎士「いやだから…くれたんじゃなくて、今作ってるんだよ!もうすぐCSに…!」
レナ「ね、竜ちゃん。弟さん、お家にいるのかな?……かな?」
竜騎士「い、いるよ…、もちろん…!」

レナ「……どうしてさっきから、…嘘をつくのかな?…かな」
竜騎士「…う、…嘘なんか…。」
レナ「…嘘だよね?」
竜騎士「…嘘なんかじゃ…、」
レナ「嘘だよッ!!!」「……竜ちゃんのシナリオ、当てるよ?えっとね」
レナ「アルケミスト。………当たりでしょ」「アルケミストのシナリオだけじゃきっとファン怒ると思うな。オリスクとかも一緒の方がきっと、作品受けいいと思うよ」
レナ「……好きなの?」
竜騎士「アルケミストが…かよ?」
レナ「ううん、――」
竜騎士「…ご、ごめんレナ。…今、なんて?」
レナ「え?何が?」
竜騎士「今さ……何が好きって聞いたんだよ?」
レナ「…叶と宮城」
竜騎士「なんでそこまでわかるんだよッ?!!」
873名無しさん@ピンキー
竜騎士「確かに会った。まとめて会った。俺が丸投げした!それがどうしてわかるんだ?!」
レナ「…なんでかなぁ?不思議だね。だね?」
竜騎士「どうしてわかる?!なぜ知ってる?!答えろッ!!!」
レナ「…会ったのは電撃PSのインタビューの時。…だよね?」
竜騎士「だから…なんでわかるんだよ?!?!」
レナ「……竜ちゃんの後ろ、ずっとくっついてたから」
竜騎士「な、何を言ってんだよ…?!」
レナ「だから。…レナが。竜ちゃんの。後ろに。ずっとくっついてたの。…うふふふ」
レナ「竜ちゃんがいろんなライターを選んでるとこ、後ろからずっと見てたの。いろんな種類を選んでたんだよね。それで弟さんに怒られたの。高いライターばかり選ぶから一種類にしなさいって。」
レナ「それで竜ちゃん、大好きな叶と宮城を選んだんだよね☆レナも好きだよ。ライター。でもこんなまともにプレイもしてないアンチは許せないけどね」
レナ「……だから竜ちゃん。……ここを開けて?レナと一緒にシナリオ作ろ☆きっと面白いから、……ね…?……開けて?……竜ちゃん…?」
竜騎士「か…帰ってくれ…。……頼むから帰ってくれ…!!」
レナ「どうしてそんな意地悪を言うのかな…?…かな?」
竜騎士「帰ってくれ!!帰れよぉッ!!!帰れぇえぇええぇッ!!!!」