1 :
名無しさん@ピンキー:
./ ィ √~-〜|: ハ: : : |: : : : : i: : : : : : .i
./ /.i : i |: : : : :|: .ハ: : : .ハ: : |: : : : : |: : : : : : .|
/ ./ .i i l: i |: : : .|: ./: .i: : :ハ: :|: : : :i: : .|: : : : : : : .|
i /. .i | |: :| .|: : |: ./_,,...+----l: |: : : : |: : :|: : : : : : : : |
.i / .| i : : ハ_.|:. l: .r~ .|:/: .i:.|: : .i: : :ト: : :|: : : : : : : : : .|
.i/ i : i -Tヽ l ^ |:./: リ: .リ: : i: : : :ト: : :|: : : : : : : : : |
. i | .: : .i: : :|: ヽ .l l/: : :_:.ニニ____ル: : :/: : : :|:.i: :.|: : : : : : : : . |
.i . i .: : : ト: :.l: ,,ゝ_: 、 彡=----ィ/: : /: : : : |:.イ: |: : : : : : : : |
.i : : : : ト: i: .ィr==ミ,, " ./: :/: : : : : |/: i:|: : : : : : : : |
i .: : ハ: ト:i: "" /: :/: : : : : :j: : : : : : : : : : : |
i : :|: :\ \:. , /: イ: : : : : : i: : : : : : : : : : : .|
.i : l|: : : :\ \. __ - フ //:|: : : : : :/: : : : : : : : : : : .i
>>1乙☆
.ハ :ハ: : : : : : :トx. ヽ / : :.|: : : /: :イ: : : : : : : : : : : .|
.ハ ハ: : : : : : :.| .\. ./: : |: : :イ: /|: : : : : : : : : : : .|
ハ ハ: : : : : :.|. .__..ィ; ; ;.ィ-.y: : イ:./ |: : : : : : : : : : : |
ヾ リl: : : :.i /~iiik-iii .|: : ハ/ |: : : : : : : : : : : .|
i : : :.| i | iii | iiii |: :イリヽ,|: : : : : : : : : : : .|
3 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 22:13:01 ID:zf0QijR5
4 :
Sunder :2007/01/23(火) 23:35:34 ID:zf0QijR5
☆地下拷問編☆
目の前で鞭を構える魅音の目は血走っていた
「やめてくれよ魅音!」
必死になって叫ぶが魅音は狂ったように鞭を打ちつけてきた
「あはははははは」
何回も打ちつけられるうちに周りの景色がぼやけてきた
やばい!気を失いそうだ!
次の瞬間、頭を打ちつけられ圭一は気を失った・・・
今日の昼休みに家にこない?と言われたときは正直嬉しかった
続き見たい人いる?
>>1乙。
>>4 その後、エロに発展するなら読みたいが・・・
ありそうで同人でも見たことないシチュ
檻の中の魅音を助け出してセクロス、な展開が読みたいです><
夜犯し編までつなぐぜ
からけ「きゃ〜圭ちゃんやめて〜」
圭一「ぐへへ」
続き読みたい人いる?
―圭一サイド―
(魅音…どうして…?魅音だって、それを望んでいたんじゃないのかよ!?)
すっかり湯気が消えた風呂場で俺は立ち尽くしていた。
背中についた水滴はすでに乾いていて、それに伴いゆっくりと体温が下がっていくが、頭の中はそれどころじゃなかった。
(結局、俺の勇み足だったってことなのか?
まぁ、あとで一応謝っておくか…このままじゃ学校で何言いふらされるかわからねぇし!)
温度差が激しい脱衣場で浴衣に着替えてから、部屋に戻る途中で居間の電気がついていることに気がついた。きっと魅音だ。
「魅音…いるのか?」
おそるおそる手を伸ばし、襖を開け、中に入る。
ストーブが付いていたので寒くはないが、さっきの後ろめたさも手伝って少し鳥肌が立っていた。
「…っく…ひっぐ…」
暗がりの中こっちに背中を向け、同じく浴衣姿の魅音がすすり泣いているのが見える。少し、ショックだな…。
魅音はドアの音でこっちに気付いたのか、袖で顔を強く擦り、立ち上がる。
「あっ…圭ちゃん、お風呂上がったんだね!今布団ひくから待ってて!」
「え?あ、あぁ頼む。それより、魅…」
魅音が俺の言葉にすばやく反応し振り返る。
「ん?なに?もしかしてさっきの事??お、おじさんあんなの全然気にしてないから!むしろ、おじさんが変な事言ってたしね!あはははは」
…ウソだな。あんな魅音、今まで見たことないぜ。
当の魅音はそんなことはもう忘れた、といわんばかりにドタドタと俺の部屋へ行って押入れから布団を出し、勢いよく広げる。
「さぁさ、圭ちゃん!どうぞ横になってごらんよ!
コレね、結構高価な布団なんだよー!お客さんが来たときにはこれを出すのが園崎家のしきたりってわけ!」
なんだかすっかりいつもの魅音だな。もしかして、お気遣いは無用ってことか?それは俺にとって、願ったりかなったりだが。
なぜなら、あれから俺の頭はずっと魅音と一夜を共にすることだけになってしまっているし、
それにもしあれがなかったことになるなら、さらに親密になるために考えがないわけでもない!
そう思い、さっそく軽いジャブから打ち込む。
「ふぅん…で、魅音は俺と一緒に寝ないのか?」
プシュ〜!と湯気が出ると同時に、魅音の顔が少しづつ赤くなっていった。ホント、面白いくらいこっち方面には弱いな!
「け、圭ちゃん…そ、それはおじさんと一緒に寝たいってこと?でっ、でもお、おじさんね、寝相が悪いから迷惑かけちゃうとおもうけどなー!あはは」
はは、照れてる照れてる!もういっちょダメ押しに…
「いや、俺はいつも魅音と一緒に寝たいと思ってた!そして今日こそ、長年の夢がかなうと信じてるんだぁっ!だから、今日だけ一緒に寝ようぜ?
それに…もし、魅音が泥棒に襲われても、すぐに助けてやれるだろ?」
俺はそういいながら魅音の頭に手をかけ、なでなでしてやった。
そのとき、ぼん!という音が俺には聞こえた気がした。
「ふぇ…うん、いいよ…」
魅音の口から聞かされるOKの言葉。
よし!まず第一段階!これでトロンとした目つきの、すっかり乙女モードに入った魅音の完成だ!
俺は敷いてあった布団をたたみ、新たに押入れから一段階上のサイズの布団を出す。
「って、圭ちゃん!?一緒にって…同じ布団ってことだったの!?」
今更というべきか、理解の甘さか、魅音はシングルということに驚く。
「当たり前だろ?ちゃんとそう言ったぞ?」
本当は微妙にごまかしてたが。
「圭ちゃんと同じ布団…けいちゃんとおなじふとん…ケイチャントオナジフトン…」
魅音は敷かれた布団を前に、経文のように同じ言葉を繰り返す。
どうやら、ウブな魅音は俺と同じ布団というだけで妄想の世界に入っちまったようだ。
それでこそ、ヤリがい…じゃない、可愛がいがあるってもんだ。
「ささ、早いトコ布団に入ろうぜ〜!暖まった体が冷えちまう!」
えと、一応これで今日の分はおわりですーw
次からいよいよエチパート。ただし、エロ描写は得意ではないんでご了承くださいー
>>8 かーっ、相変わらず焦らし上手でございますこと!
これぐらい強気で前向きな圭一なら見てて安心できるなw
乙女魅音の作り方テラモエス(*´Д`)
10 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 00:25:37 ID:VpeWNLqi
>>8 うまぃ〜尊敬に値するGJだけでは言い切れない!
>>8 はぅ〜☆ぐっじょぶなんだよぅ〜
魅音かわいいよ魅音
K1もう魅音を泣かせちゃだめだぞ〜
12 :
sunder:2007/01/24(水) 00:33:41 ID:VpeWNLqi
茜さんは意外と不人気ですね…
今さらだが、前スレの昼罰し編の人GJ!!
圭魅好きとしては(´Д`;)ハアハア
続き楽しみにしてる。
不人気というより、旦那さんなイメージがあるからね
>>6 詩音が魅音に、圭ちゃんを助けたきゃオナニーしな!と命令。
見たら余計イラついたので詩音は圭一を押し倒し…
って同人誌ならあったなぁ
>>15 そんなはずあるまい
あるわけない!ママン再臨熱望
>>15 確かに茜さんは頭首の責任云々を娘たちに押し付けてる所は如何なものかという意見はある
レナママや沙都子母がアレだから影に隠れるけど子供にとっては同レベルの無責任さだと
ちなみに藍子さんと梨花ママは前者に比べて良いお母さんと評判
圭レナ純愛やら裸エプロンやらはどこ行っちゃったのおおおおお
知らない
(´;ω;`)ブワッ
>>16 圭魅好きがどういう話を望んでいるか、垣間見た気がする。
魅音、沙都子は軽く陵辱されるパターンが多いなw
だがそれがいい
25 :
sunder:2007/01/24(水) 15:30:59 ID:VpeWNLqi
圭魅の尻叩きエロ話が書きたいんだけど、需要はあるでしょうか。
29 :
sander:2007/01/24(水) 19:31:21 ID:VpeWNLqi
☆地下拷問編☆
>>4の続き
そのせいで授業に集中できなかった
今まで女の子から家に来る?なんて、妖しい響きのある会話なんてしたこともなかったし、想像していなかったから色々考えてしまった
「もしかして・・・今日が貞操記念日になるかもなぁ」
「ねぇ圭一君、貞操って何?」
いつの間にか口走っていたらしい
やばい!この状況はやばすぎる!
30 :
sunder:2007/01/24(水) 19:37:08 ID:VpeWNLqi
ごめん・・・下手で・・orz
31 :
sunder:2007/01/24(水) 19:39:26 ID:VpeWNLqi
っていうかPSPでかいてるんよ
だから長いの投稿できないしw
>>30 乙。
完成させてから一気に投下した方が吉と思われ。
PSPかよ!
紙に下書きとかしたほうがいいんじゃあるまいか?
ふと再プレイしてて思った、雛見沢にいる限り圭一って園崎フラグ立ちまくりじゃね?
なんたって茜とツンデレお魎の2人のハートをがっちりゲットしちゃってるし・・・
親と祖母OKなのに本人のフラグ立ってないみおんワロスww
35 :
sunder:2007/01/24(水) 19:51:28 ID:VpeWNLqi
>>33 下書きは完成しているんだよ〜
でも10行前後しか打てね〜(ry
>>34 いぃと思うんだがなぁ魅音もw
>>34 ちょっとほぐして殻を剥いてしまえば人一倍ウブなお嬢様だからなぁw
だ が そ れ が い い
37 :
sunder:2007/01/24(水) 19:58:48 ID:VpeWNLqi
>>36 sageてくれ。
あと、本当に18以上なんだろうか……
少なくとも俺は18歳。
41 :
sunder:2007/01/24(水) 22:37:39 ID:VpeWNLqi
>>39 失礼だなw俺は23だからねw
pc壊れたからpsp使ってるだけだよ〜(−ω−*)
(・З・)42ゲット!
43 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 23:08:41 ID:/gZi8Ecl
それではL5沙都子×圭一を投下します。携帯からなのでかなり遅いですが、そこらへんはごかんべんを。
44 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 23:25:01 ID:/gZi8Ecl
沙都子の叔父を殺してから世界がおかしくなった。仲間達の奇妙な言動。俺が望むと次の日には死ぬ力。そして殺したはずの叔父が生きていること。「いいさ。生きてるなら生きてるで……何度でも殺してやる。」俺は家の倉庫から鉈を取り出し、新聞紙に包み家を出た……。
沙都子の家の前から様子を伺うが、叔父のバイクがない。
出かけてるのか?
家の前まで行き施錠の有無を確かめる。……開いてる。まあいい。中でまつか。
家の中を歩いていると、妙な音が聞こえてきた。……風呂場から聞こえる。
風呂場の前まで行くと、沙都子の服があった。
45 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 23:35:49 ID:/gZi8Ecl
こんな朝早くから風呂に入るわけがない。
まさか……昨日から入っているのか!
「沙、沙都子!大丈夫か!返事をしろ!」返事はない。くそ……!
「は、入るからな!」
ドアをこじ開けると中には沙都子がいた。ぐったりとして動かない沙都子が!
「沙、沙都子!早く風呂から……あつっ!」
こんな風呂に一晩中入っていたら死んでしまう!
は、早く診療所に連れていかなければ……!
「け……けいい…ちさ…ん?」「沙都子!大丈夫か!今、監督の所に連れてってやるからな!」
沙都子にバスタオルをかけ、背負いながら診療所に向かった。
46 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 23:48:33 ID:/gZi8Ecl
そして診療所では監督の死を知り、叔父を殺したことを打ち明け、梨花ちゃんの死体を見つけてしまった。
逃げ出す沙都子を追い掛けながら吊橋までやって来た。
鉈を捨てても、俺に警戒心剥き出しの目で睨む沙都子。
そして、そのドロドロに濁った目でこんなことを言ってきた。
「圭一さん。あなたが監督や梨花を殺した犯人でないのなら、私に今すぐに犯されなさいですわ。」
「は、はぁ?沙都子お前なにを言ってるんだ!」
「年下の子供に辱められるのは屈辱なはず。犯人なら私を殺しますわ。」
もう、めちゃくちゃだった。何を言ってるんだ!
47 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 00:02:04 ID:/gZi8Ecl
「圭一さん………私も監督や梨花を殺したのが圭一さんだなんて信じたくないですのよ。だから、受けてほしいですわ。」「沙、沙都子……。」
沙都子は、まだほんの少しだが、俺を信じている。いや、俺が犯人じゃないと信じたくないだけかもしれないが……だが、今ここでそれを断れば、沙都子は本当に壊れてしまう……。
俺も、にーにーとして信じるべきなのだ。沙都子を……!
「わかったよ。沙都子。俺はいうとおりにする。さあっ、好きなようにしろ。」
「では、まずは下を全部脱いでくださいまし…。」
言われたとおりに全て脱いだ。
48 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 00:17:02 ID:PT4ZnP/d
「では、いきますわよ。……ペロ…チュッ……チュッパァ…。」にちゃ くちゅ竿を根本から先端に向けて舐めあげる動作を繰り返す。
「んっ…あ…沙、沙都子…くぁっ。」 気持ちいい。こんなに気持ちいいものとは知らなかった。
「チュッパッ……、ん…くちゅ…れろれろ。」
カリ首を丁寧に舐めている。「圭一さん……はむっ、ん……。」
沙都子は俺のオットセイを口の中に含み始めた。
「んむっ…ん、れろ…くちゅ。」
もう駄目だった。沙都子の口の中はぬるぬるで、あったかくて何も考えられなかった。「沙、沙都子!もう出るから……。」
49 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 00:31:31 ID:PT4ZnP/d
頭を激しくふり始めた沙都子にいったが、きこえていないのか、ふりはいっそう激しくなる。 ずちゅ ずちゅ にちゃ にちゃ
もう、駄目だ!で、でる!「沙、沙都子!もう、俺……!」
その直後、沙都子がペニスの先端をくわえ、激しく吸いたてた!
「うあああぁあぁあ!あぐっ!」俺のオットセイから白い物が飛び出した。
口にくわえていた沙都子の顔にも、はりつきべとべとになる沙都子。
「圭一さんたら……そんなに気持ちよかったんですの?」
顔に付いた精液を指で口に運ぶ沙都子。その姿を見て圭一の物はまた首をもたげる。
50 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 00:45:20 ID:PT4ZnP/d
「どうやら圭一さんはまだできるようですわね。次は私を気持ちよくしてくださいまし。」
沙都子は身につけていたバスタオルを取り除く。
「ああ、わかった。」沙都子の秘所はもう濡れていた。「いくぞ、沙都子……。」腰を掴み、ペニスを挿入する!
「んっ!んあああっあっ!け、圭一さん…!」
ここにきて気付く。沙都子を救いたいのは、建前だったことに。
「ふああっ、あっ、あんっ…圭一さん…やあっ!」
俺が腰を動かすと、沙都子が、嬌声をあげる。
俺はもう腰をふる事しか出来なかった。
ずぶっ……ずぶ…ずぶっ!ぺちゃ!ぺちゃ!
51 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 00:57:36 ID:PT4ZnP/d
「あ、ああっ!圭一さん、私……もう、もう…!」
梨花ちゃんが死んでいたのに、俺はなにをしているんだ?ただ、快感に従うだけだった。
「沙都子…俺も、もう…!」「圭一さん!圭一さん!圭一さん!」
もう駄目だ……!
「沙、沙都子!うっ、あああっあっ!」「んうっ!ふ、ふあああっーー!」
びゅっ!びゅっびゅっびゅるる!
俺と沙都子は同時に逝った。沙都子の膣内の中で最高の快感のはてに意識を失った。
「はあっ…はあっ…はあっ!……圭一さん?…気絶してますわ……。」
この人はにーにーだった。梨花を殺してなんかいない。
52 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 01:05:30 ID:PT4ZnP/d
「大丈夫ですわ、梨花。私は殺されたりしない。絶対に奴らには負けたりしない………!」私はバスタオルを体に付けてから、圭一さんの頭にひざ枕をしてあげる。「にーにー……、これからは私も守られるだけじゃない。私も一緒に守っていきますわ。私も、一緒に……。」
彼女は言った。もうすぐ終わる。全部終わる。そう、ひぐらしのなく頃に
終わり
53 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 01:07:58 ID:PT4ZnP/d
以上で終わりです。なんか途中からL5じゃなくなってるぽいですけど、本当に稚拙な文章ですいません。では。
54 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 01:08:03 ID:aLnMnysu
もうちょっと詳しくその場を描写するとよかったかも
とにもかくにもお疲れだぜ
とりあえず、みんなsageよう?
56 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 01:21:15 ID:m584aEH+
>>41 携帯は?
長文もコピペして投下できると思うけど・・・
保管庫更新してくれた方乙!
前スレのSSが一気に読めてお腹イパーイ
ところで、名前欄に副題など特に重要なことが書かれてなければ、
安価、名前欄、日時、IDは消してもいい?
いくつかないのもあるけど、その方が読みやすい気がする
と、とりあえず茜さん分が足りないからがんばって自給自足してもよろしいでしょうか!
>>59 メモ帳とかで一気に置換すると便利だよ
[sage] 投稿日:
名前:
↓
:みたいに
(´・ω・`)
やけに静かだな
真夏のオニでも読んで圭魅に萌えるか
どなたかウブなお嬢様な真詩音と圭一のエロを…
>>61 親切にありがとう
がんばってみます
ところで、
844 名前:ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて[sage] 投稿日:2007/01/24(水) 23:30:25 ID:ksQIdf6p
>>827 >サトミオン
沙都魅音かと思った
サトコゥーのトラップにかかって色々される魅音とかいいね
このシチュエーションを誰かっ!(*´Д`)
どなたかウブな悟史と圭一のエロを…
801スレでドゾー
どなたかウブな公由×お魎を……
過去スレにあったヤングお魎で我慢しとくんなされ。
70 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 02:26:29 ID:JpfdBYFE
どなたかウブなてっぺい☆×リナを…
皆、誰かに書いてくれって頼むんじゃなくて、自分で書いてみるっていうのも悪くないと思うぞ。
このカプの話が読みたい!という強い気持ちによって名作が生まれる可能性もある。
それに案外、自分で書いたものが自分にとっては一番萌えたりする。
まあそういう自分も圭魅小説を作成中なワケだがw
前スレ
>>968氏
わーんお願いだから怒らないでよう〜(;3;)
おじさんが代わりに謝るから許して〜
待ってろ、前スレ968ではないが悟魅なら今自分も書いてる
もしかしたら今日の夜に投下出来ないこともないかもしれない
>>73 ままままじでー!
うわーっ、ありがとう!嬉し過ぎて言葉に出来ないくぁwせdrftgyふじこlp;@
全裸で待ってる!
中学の頃カッコいいと思って、怪我もして無いのに腕に包帯巻いて、突然腕を押さえて
「っぐわ!・・・くそ!・・・また暴れだしやがった・・・」とか言いながら息をを荒げて
「奴等がまた近づいて来たみたいだな・・・」なんて言ってた
クラスメイトに「何してんの?」と聞かれると
「っふ・・・・邪気眼(自分で作った設定で俺の持ってる第三の目)を持たぬ物にはわからんだろう・・・」
と言いながら人気の無いところに消えていく
テスト中、静まり返った教室の中で「うっ・・・こんな時にまで・・・しつこい奴等だ」
と言って教室飛び出した時のこと思い返すと死にたくなる
柔道の授業で試合してて腕を痛そうに押さえ相手に
「が・・・あ・・・離れろ・・・死にたくなかったら早く俺から離れろ!!」
とかもやった体育の先生も俺がどういう生徒が知ってたらしくその試合はノーコンテストで終了
毎日こんな感じだった
でもやっぱりそんな痛いキャラだとヤンキーグループに
「邪気眼見せろよ!邪気眼!」とか言われても
「・・・ふん・・・小うるさい奴等だ・・・失せな」とか言ってヤンキー逆上させて
スリーパーホールドくらったりしてた、そういう時は何時も腕を痛がる動作で
「貴様ら・・・許さん・・・」って一瞬何かが取り付いたふりして
「っは・・・し、静まれ・・・俺の腕よ・・・怒りを静めろ!!」と言って腕を思いっきり押さえてた
そうやって時間稼ぎして休み時間が終わるのを待った
授業と授業の間の短い休み時間ならともかく、昼休みに絡まれると悪夢だった
これのひぐらし版なかったっけ?
小学校の頃カッコいいと思って、家にある小難しい本を持ち出して
「どうしたら元の世界に戻れるのかしら・・・」とか言いながら息を荒げて
「水晶の光もだいぶ弱まってきたわね・・・」なんて言ってた
クラスメイトに「何してんの?」と聞かれると
「くすくす・・・・オヤシロ様(自分で作った設定で私の持ってる神様)を知らぬ物にはわからんだろう・・・」
と言いながら人気の無いところに消えていく
テスト中、静まり返った教室の中で「こんなくだらない事をするなら祭具殿を漁ったほうがいいわ」
と言って教室飛び出した時のこと思い返すと死にたくなる
でもやっぱりそんな痛いキャラだとわんぱくグループに
「根暗な顔してなに読んでるのーッ!」とか言われても
「・・・ふん・・・小うるさい奴ね・・・失せな」
とか言って逆上させてみんなでパス回しの刑くらったりしてた
授業と授業の間の短い休み時間ならともかく、
昼休みに絡まれると悪夢だった
何その階段で踊る
……読んだことないけどね。
リアルでやってた俺乙。
俺も読んだことないが。
>>77 邪気眼の梨花ちゃまバージョン初めて見たw
今から激しくwktk
いつかの圭レナ裸エプロンプレイを待ち続けはや2ヶ月くらい……
待つのは辛いよな
俺も昼罰し編と夜犯し編を裸で待ってたら風邪引いた
やべぇ
>>73が待ちきれない
まぁ、なんだ
お尻叩き、楽しみにしてるぞ
86 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 04:11:29 ID:ChhySkFW
鬼ばあ「あああらめえええええええ!」
圭一「うっイクウウウウウウウウウウ!」
ごめん…悟魅投下できなかった…orz
いつとは言えないが必ず投下するんで、とりあえず全裸の人は服着てくれ。
本当ごめん…
91 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 12:50:33 ID:RlrDKsq+
>>90 みんなが若返った場合
テレビで・・・
「いま緊急ニュースがはいりました!」
「雛見沢にすんでいた住民約2000人が若返り乱交パーティが行われているとの情報が入りました」
なんてことは・・・ないかw
魅音スレより転載
宙出版のアンソロ7巻読んだ
「う、嘘、……や、やめッ」に悲しい補完がされてる
夜の古手神社で圭×魅が指きり
魅「私ずっと圭ちゃんに言いたいことがあったんだ。全部終わったら
それを聞いてくれるって、約束」
圭「ついでに他にも約束しておくか。終わったら魅音が猫耳メイドになる
猫耳スク水になる猫耳ブルマになる」
魅「嫌だよ!ならないよ、ならないからね!」
圭「俺達は絶対に死なない。俺達はまた学校に行く。部活をする。何回でもする。
毎日楽しく過ごす。俺達は必ず幸せになる」
魅「・・必ず?」
圭「ああ、約束だ」
すべて終わったら 必ず・・
ジャキッ
え
何これ
嘘 嘘嘘嘘
だって圭ちゃんは絶対に死なないもの
約束したんだもの
言いたい事があるんだもの
私たちは幸せになるんだもの
「う、嘘、……や、やめッ」
パカン
>>92 俺も読んだ…
ってか、もともとそういう感じだろうなって予想はしてた。
だから魅音のヘタレ疑惑は悲しいぜ
>>91 ちょwww雛見沢大災害ならぬ雛見沢大乱交かよwww
>>94 AVの元ネタの予感がwww
まぁそうなったら、魅×詩のレズプレイは譲りませんがね。
雛見沢大乱交。もしそれをネタに書いたらおそらく超大作となるだろうし、
書き上げたらそいつは伝説の職人として永く語り継がれることになるん
だろうな。
まあ、ある意味このスレこそがそんな状態かもしんないけど……。
いやもう、見てると若返るわ。
公由「お魎さん!ワシはもう……!」
お魎「いいわ!ワシの中に思いっきり出して!」
公由「うあああぁっ……」
富田「駄目だよッ!僕は北条が……」
岡村「いやだ!俺、ずっと古手じゃなくて……富田が……」
富田「岡村……」
校長「私も参加させてもらおう」
「ダメだ、レナ、不幸になったとか考えちゃいけない。」
圭一と魅音を応援しつつも、ダム工事跡にある車の中で、
押さえきれずにオナニーしてしまうレナの頑張りオナニー物語を。
レナさんが鉈を持って
>>98の後ろに現れました。
聞こえないかい? ぺたぺた…ぺたぺたぺた…
ついでに「あはははははははははははははははははははははははは」とか…
なんというバッド・・・・・・
>>98を見ただけで悲しい結末を想像してしまった。
これは間違いなく魅音死亡
/ ̄\
| ^o^|
\_/
>>96 >>94 じゃあ書くよ!ちなみに登場キャラ募集!
ちなみにお妙がピチピチってことはさ・・・
圭一とか死んでたほうがいいのか?
登場キャラ? 自分としては名前が出たキャラ全員を出して欲しいっすね。
ピチピチおりょうと茜と魅音、詩音の親子三代丼……ぷぷっ。鼻血出そう…。
おっと、クララ☆だけはかんべんな……。
あと、別に圭一が死んでないといけない理由が分からない。
自分としては
おりょう「これより、綿流し祭り恒例、雛見沢大乱交を開始するっ!!」
住人『うおおおおおおっ!!』
ぐらいのノリで、圭一も悟史も鷹野も雲雀13も混ざってようが気にしな
くていんじゃね?というか……。
まあ、あくまでも自分の好きなように書いてくれ。期待してるよ。
しかし保管庫の圭一梨花は最高に良かったぜ・・・
赤坂は、生理的に受け付けないとか言っちゃいけないな。
しかし保管庫の蔵×圭は最高に良かったぜ・・・
こうですか?わかりません><
小ネタですまんが
りか「は はにゅう!」
はにゅう「まにあったのです! このままでばんがなかったら いらない子のままで おわっちゃうところだったのです!」
たかの「くすくす……なにをごちゃごちゃと……あなたからしまつしてあげる!」
はにゅう「じょうとうなのです! かみであるこのボクが……たおせるのですか!? ……さとこ! あなたのにーにー……強かったのです!」
さとこ「にーにー……」
はにゅう「りか! シュークリームでもたべて すこしはあまとうになるのです!」
りか「…………」
はにゅう「レナ! いつまでもみんなをいたわるやさしさをわすれないでなのです!」
レナ「…………」
はにゅう「けいいち! あなたとは一度……1対1で勝負したかったのです!」
けいいち「……はにゅう……」
たかの「死ね!」
はにゅう「それは! こっちのセリフなのです!」
-じばく-
(・3・)「MPがたりない!」
ちょwwwwwwwwみおんスルーかよwwwwwwww
>>87 無理せず、暇な時にでも投下してやって下さい。
いつでも脱げるような服を着て悟魅楽しみに待ってます。
だから…必ず私の所に帰ってきてよ。ぜ、絶対だからね!ずっと待ってるからね!
自由選択式寝台型拷問台ってどっかで聞いた覚えがあるんだが
なんとなく沙都子を縛り付けたくなる響きだ…
誰か、元ネタ知らない?
ちょっと、それで書いてみたくなった
たかの「お前は見つけたのですか?
この死に絶えようとしている雛見沢で…
『見つけた!
入江「愛するメイド!
圭一「守るべき人。
赤坂「心の中の妻と子。
レナ「圭一くんと……みんなと……
きみよし「秩序を持った村をつくる使命がある。
詩音「私の事を可愛がってくれる姉貴だ! くけけけけけけ!
梨花「私を受け止めてくれる人がいる。
お魎「かわいいマゴがおるぞい。
茜「にくらしいけど放っておけないばばあがいるヨ!
富竹「僕のカメラ!
( ・3・)「仲間なんて幻想だと思うよ
羽入「ここにいるみんな!ここにいるみんな!!あう!
魅音ワロタ
駄文投下。しかもコネタです。
かすかな吐息で私は目覚めた。見ると、沙都子がうなされている。「にーにー、
にーにー」額には汗。夢を見ているのだろう。それも悪夢。
慰めるすべを私は知らない。沙都子には何度も慰められたというのに。
幾千の夜を一緒にすごした。ああ、けど、知らない。いや、知っている。
沙都子の苦悩を。私はよく知っている。だけど、癒す方法は知らない。
近くにあるタオルで沙都子の汗を拭く。心なしか表情が和らいで見える。
どうしたらいいのだろう。私は沙都子を家族のように思っている。でも、
沙都子はどうなんだろう。不安になる。
だから、キスをする。ついばむように。まずは額。流れる汗を小さな舌で
すくう。ぺろり。沙都子の味がする。
頬にキスをする。柔らかくて張りがある。少し冷たい。冷えてるのか。
可哀想に。
「ひゃん」
危ない危ない。耳にキスをしたら沙都子がいこし大きな声を上げてきた。
敏感なのかな。
唇にはキスをしない。それは沙都子の大切な人のもの。いつか、悟史より
大切に思える人のためにとっておく。
でも、それ以外ならキスしてもいい。首筋をぺろり。「うぅん」と唸る。
かすかに熱が帯びている。
……沙都子。
純白な雪を真っ赤に汚したくなる。だけど、がまんがまん。
最後のキスでもう寝るとしよう。おやすみ、沙都子。いい夢見てね。
んっ!
ああ、どうしよう。急に沙都子が顔を動かすから唇にキスをしてしまった。
ああ、やばいやばい。我慢しているのに抑えきれなくなる。
──そんな、鎖骨を見せて誘わないでよ。ああ、沙都子沙都子ーー。
二つの影が一つになろうとしたとき、後ろから羽入がぽかりと空の一升瓶で
梨花の頭を叩いた。
「あぅあぅあぅあぅ、これ以上は危険なのです。もう少し大きくなってからなのです」
ここから先を読みたいという方は居られるかなー。
不遇なスジ
122 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 23:42:42 ID:ojPv/eA+
突然だが、沙都子の陵辱物を書いてみた。
悟史が黒いので、苦手な人はスルーしてほしい。
ではどうぞ
123 :
夜狂編:2007/01/28(日) 23:43:36 ID:ojPv/eA+
また沙都子が叔母と喧嘩してる。もうすぐ「にーにー」と泣きながら来るだろう。
鬱陶しい…毎日毎日にーに にーに いい加減にしてくれ。僕の身にもなって欲しい。僕がどれだけ疲れているか…
「にーに、助けてぇ!」
沙都子が泣きついてくる。
思い切り弾き飛ばして僕に構うなと言おうとしたが、ちょっと待て、そうだ良いことを考えた。
沙都子を自分の部屋に招き入れて鍵を閉める。これで誰も入って来れない。
いきなり沙都子の頬を叩く。叩かれた沙都子は理解出来ない。
「にーに…?」
沙都子に向かって
「もう僕に近づかないでくれ。もう疲れた。お前の面倒なんか見てられない」
沙都子はいきなりの事で理解出来ない。
「もし嫌われたくなかったら、僕の言うこと聞くかい?」
その言葉の意味を沙都子は理解出来ないが、ここで兄に見捨てられたら自分は生きていけない…だから首を縦に振ってしまった。
「良い子だ」
そう良いながら自身を取り出す。どうせ説明した所で沙都子には理解出来ないだろうから、無理やり沙都子の口に押し込んだ。
沙都子の頭を掴み前後に動かす。喉の奥に当たって気持ち悪いのか、沙都子は
「オェ゛」
と、何度も繰り返す。沙都子の口からは涎がダラダラと流れ畳に染みをつくっていく。
更に舌で舐めるように指示し、激しく前後に動かした。それを続けているうちに我慢の限界に達し、沙都子の口の中に射精した。
「ちゃんと飲み込めよ」
そう言って沙都子の口から自身を抜く。
飲めと言ったが喉の奥での射精の為、器官に詰まり胃の内容物まで精液と一緒に吐き出してしまった。
「沙都子飲めっていったよね?」
沙都子の腹を思い切り蹴り上げる。
謝る沙都子に対し、もし次飲まなかったら見捨てるからと言い、また自身を沙都子の口に押し込んだ。
気持ち悪さと吐き気のため、唾液の分泌量が半端ではない。見捨てられたくない気持ちから舌で一生懸命に舐めた。
先程と同様に喉の奥での射精の為、吐き出しそうになるがその衝動を必死に堪えている。
咳き込み、鼻水やら唾液やらで凄い顔になっている。
124 :
夜狂編:2007/01/28(日) 23:44:41 ID:ojPv/eA+
とりあえず次に何をするか考える間、沙都子に自身を綺麗に舐めるように指示した。
沙都子の体を全身舐め回すように見つめる。こいつ、小学生の割に発育が良いな。
上着を脱ぐように命令する。沙都子は年齢の割に発育が良いだけなので、ブラなどはしていない。
だから上着を脱ぐと必然的に半裸状態になる。自身を舐めさせるのを止め、自分の前に座るように命令する。
そして少し膨らみを持った沙都子の胸を強く揉む。痛いと叫ぶが、そんな事はお構いなしに指先で乳首を抓ったり弄んだりする。
抓る度に泣き声をあげる沙都子に、うるさいと更に思い切り抓った。泣けば更に痛くすると脅しをかける。
一通り楽しんだので、次はスカートを脱ぐように命令する。
しかし沙都子が嫌がるので頬を殴った。いくら僕が文化系だろうと、その威力は小学生である沙都子に耐えられるはずがない。
沙都子の頬は腫れ、ゆっくりとスカートを下ろした。その目には涙が溜まっていた。
パンツの上からワレメをなぞる。上下にゆっくり動かしたり、速く動かす。
小学生である沙都子が濡れるはずもなく、何の変化もない。
仕方無くパンツを脱がした。やはり濡れていない。だが構わず沙都子の秘部に自身をあてがい、突き刺した。
「ぃい゛だぁー痛イ゛タイぃ…」
濡れていない秘部に無理やり突き刺したのだ。その痛みは想像を絶するだろう。
動く度に秘部から血が滴り落ちていく。ドンドン速く動いていく。その動きに合わせ沙都子が痙攣する。
ぎちぎちに狭い秘部で何度動こうと、気持ちよくなることはない。イラつき、沙都子の腹部を殴る。
沙都子は何度目かわからないぐらいの悲鳴をあげる。
どうやって沙都子の秘部を広げるか考え、最も恐ろしいであろう方法を取ることにした。
部屋にあった箒の柄を持ち、沙都子の秘部へ突き刺した。
125 :
夜狂編:2007/01/28(日) 23:45:35 ID:ojPv/eA+
ミリッ
っと、嫌な音と悲鳴が響く。沙都子の秘部が裂けた音である。裂けた秘部からは血が流れ続けている。
ようやく広がったとばかりに自身を突き入れる。裂けた秘部はすんなりと自身を受け入れた。
前後の動きだけなら沙都子は悲鳴を堪える事が出来ただろう。だが上下に動かれると裂けた秘部が更に広がり、激痛のあまり漏らしてしまった。
漏らしてしまうのは仕方無い。秘部が裂けているから膀胱に力を入れられず、そのまま出してしまったのであろう。
僕は気にせず続けた。無理やりの挿入だったため、普段より長くイクまでに時間がかかってしまった。
もし沙都子がもう少し年を取っていたら、こんな苦しい思いをしないですんだかもしれない。
膣に出され放心状態の沙都子だが、今度は四つん這いになるように命令する。
動くだけでも激痛が走るらしく、体にうまく力が入らず結果的にお尻を突き上げるような格好になっている。
再び秘部に自身をあてがい挿入する。さっきまでは上下の動きがあったりしたが今は前後の動きしかないので幾らかマシになった。
その後二回ほど射精し、沙都子を解放してやった。
血と精液の匂いの混じる部屋で、もう自分は二度と幸せになれないと思いながら目をとじた。
END
126 :
夜狂編:2007/01/28(日) 23:46:49 ID:ojPv/eA+
お目汚し失礼しました。
それではまたいつか。
>>126 GJ
次も期待してるよ
以下愚痴
あー、見つからない!自由選択式寝台型拷問台の元ネタが!!
GJ
それにしても最近のスジ子は踏んだり蹴ったりだな。色んな意味で。
>>126GJ。
読んで思ったが、やっぱり俺は陵辱モノ苦手みたいだわ。すまない。
でも細かく状況が描写されてる良いSSなのはちゃんと評価しますよ〜。
あとsageてくれるとありがたかった。
「ねーねー、沙都子。今度焼き鳥食べに行かない?」
「いやぁぁぁぁぁぁ!」
「魅音…沙都子は今日、悟史が買ってくれた十姉妹をもずに食べられちゃったのです…」
「魅音は俺の彼女だぜ!」
「ありがとう圭ちゃん。そういえばレナって好きな子いるの?」
「魅ぃちゃん、首掻っ切られたいかな。かな。」
「小さい子を好きになる人って確かロリコンっていうんですよね、入江先生。」
「…あの、魅音さん。私はともかく…」
「梨花ちゃーん!」
「悟史きゅーん…何でもできて素敵な人です…」
「でも悟史っていざってときに押しが弱いよね。おじさんそういう人は情けないって思うんだよね〜」
「くけけけけけけけけけけけけ!」
「さぁ魅音。覚悟はいいな?」
圭ちゃんが嬉しそうに私ににじりよる。
「うぅ…」
約束は守らなければならない。私は観念して、その場に跪いた。
きっかけは、圭ちゃんの筆箱がなくなったことだった。
「魅音!」
「おじさんじゃないよ!」
「嘘だっ!」
「嘘じゃない!犯人がおじさんだったら犬の真似でもなんでもするよ!」
そんな約束をした。
家に帰って鞄をみると、中には圭ちゃんの筆箱があったというわけ。
…入れた覚えはないのに。
「犬の真似でもなんでもするんだよな?」
「そうだよ!圭ちゃんの犬になったげるよ!」
覚悟は決まった。四つん這いになって圭ちゃんをにらみ付ける。
「これでいい?」
「おや?犬って日本語話したっけな?」
「うぅ…」
屈辱だ。身に覚えのないことで、こんな…
「首輪もつけないとな」
圭ちゃんはどこからともなく、昔沙都子につけたような首輪をとりだした。
名札がついており、そこには「みおん」と書いてある。しかも引紐までついている。
「ちょ、圭ちゃん…」
「さぁ魅音!これからお散歩に行こうな!」
圭ちゃんは私の首に首輪をとりつけた。…つけるときにおっぱいをさわられた。
くそっ…この屈辱、絶対に晴らしてやる!
まさか本当に雛見沢村をあるかされるとは思わなかった。
四つん這いで、圭ちゃんに引っ張られて…擦れ違う人には異様な目で見られる。
恥ずかしさで死んでしまいそうだった。
「魅音、どうだ?楽しいか?」
「わん…」
楽しいわけがない。ああ、手のひらと膝がいたい…
「圭ちゃぁ〜ん!」
…しかもこのタイミングで、一番会いたくない人に遭ってしまった。
「お、詩音」
「あら?…これは?」
双子の妹は、不思議そうに私を見つめる。
「犬だ」
詩音は最初、怪訝な表情を浮かべていたが、やがて嫌な微笑みを浮かべた。
「へぇ…犬ですかぁ。」
「ああ、犬だぜ。」
「お手!」
詩音は私に手を出した。…噛み付いてやりたい気持ちを抑えながら、私は詩音に手を乗せた。
「わぁ、犬ですねぇ!」
「犬だぜ」
「あれ…そういえば圭ちゃん。尻尾はどうしたんです?」
「尻尾?」
「この犬、尻尾がありませんよ?」
「そういえばそうだな…」
圭ちゃんがお尻をなでて来る。…変態親父か、こいつは!
「よかったら…えーっと。これ。使いませんか?」
詩音は、手に提げていたバッグから動物の尻尾…を模したものをとりだした。
上半分はふさふさとした尻尾だが、下はビーズが数珠つなぎになっているようだ。
なんとなく、使い方が分かってしまった。なんでこうもピンポイントなものばかり…!
とにかく、これだけは阻止しないと…!
「け、圭ちゃん!おじさん怒るよ!」
「犬はしゃべっちゃだめですよ?」
詩音が頭をなでてくる。
「さぁ圭ちゃん、これをこの子にとりつけちゃいましょう!使い方わかりますよね?」
「ああ。…さぁ魅音!」
スカートをまくりあげられる。ここは野外だ。人通りが少ないとはいえ、野外なのだ。
外でお尻丸出しなんて…!
「へぇ…ピンクなのか。意外と似合ってるぜ。」
ああ…圭ちゃん、見ないでよ…
「さぁ圭ちゃん!」
「ああ…ご開帳!」
私の下半身を守る要の布が、ずるりと引き下ろされた。
外気に、素肌がさらされているのが、嫌でも分かった。
お尻を突き出したような格好で、道端にいる自分を想像した。…もういや…
「さぁ魅音…」
「や、やめてよぉ…」
「泣いちゃダメですよ、ご主人様が困っちゃうでしょ?」
詩音がまた頭をなでてくる。
「魅音…力を抜いてくれ。」
「いや!絶対やだ!」
「…圭ちゃん。」
詩音が圭ちゃんにアイコンタクトを送った。次の瞬間。
「くすぐりっ!」
「わひゃひゃひゃひゃひゃ!」
詩音が突然、脇をくすぐりだした!
無防備になったお尻の穴に、異物が挿入される。
「…うぅっ…」
最悪だ。お尻から尻尾生やして、わんわん鳴いている自分を想像する。…祟ってやる!
「これでパンツはくのはちょっと無理ですねぇ…」
「だな。預かるか。」
膝辺りで止まっていた下着を、圭ちゃんは嬉しそうにはぎとっていった。
「じゃあ圭ちゃん、お散歩頑張ってくださいね!」
「おう!任せとけ!」
圭ちゃんは手を振った。
「さぁ魅音…」
「嫌だよぉ…」
「ほら、犬はなんて鳴くんだ?」
「わん!」
はぁ、早く終わってよ…
圭ちゃんの家の近くまできた。圭ちゃんは私のパンツを嗅いだり裏返したりしている。
嫌だ…気持ち悪いというより、なんか汚い部分を凝視されているみたいで。
お尻の異物感は相変わらず。しかもパンツはいてない。
擦れ違う人は私をにやにやと見つめて来る。
なんだかもう…恥ずかしくて死にそうだ。
「魅音、ご苦労様だったな。」
圭ちゃんもにやにや笑っている。うぅ…こっちは顔から火が出る思いだよ!
「これで許してやるよ」
「ほんと!?」
「ただし…最後に。犬の真似をしてこの木に小便するんだ」
え?
「圭ちゃん。あれは縄張り云々で、雌犬は木におしっこかけないよ。」
「じゃあ雄犬の真似だ。これをしたら終わりにするし、明日レナや沙都子にも言わない。」
「ほんとに…?」
「ああ。約束は守るぜ。」
これで終わりなんだ。でもこの木におしっこかけるなんて…
「ほら、早くしないと人が来ちゃうぜ?」
そうだ、早くしないと…こんなところを誰かに見られたら私もう生きていけないよ…
スカートをめくりあげる。空気に触れてすぅすぅする。
四つん這いになり、右足をあげて木にひっかけた。
圭ちゃんはしゃがんで、私の女性器に視線の高さを合わせた。
…恥ずかしすぎる。もう形容できる言葉が見つからない。
でも、これが終われば…!
「…うんっ…」
下腹部に力を入れ、力一杯におしっこを出そうとする。しかし…
「…圭ちゃん、出ない」
どうしても出なかった。尿意は確かにあるの。羞恥心が邪魔をするのか?
「昼にあんなに水飲んだのにか?」
「うん…」
「仕方ないな…」
圭ちゃんが立ち上がった。
やった、終わりだ!
「手伝ってやるよ」
と思ったのも束の間。圭ちゃんは私の下腹部を、両手でマッサージしはじめたのだ。
「ううっ!圭ちゃん、やめてよ!」
「ほら、我慢は体に毒だぜ?」
ぎゅっ、ぎゅっと、力強い衝撃が私の下腹部を襲う。いけない、出ちゃいそう…
「さぁ、早く…!」
出る、出ちゃうよ…嫌だよぉ、お外でなんて嫌だ…!
ついに我慢の限界がおとずれた。
嫌な痛みとともに、私の膀胱が決壊を起こした。
「いやぁぁっ!」
ぷしゃぁぁぁ…と勢いよく、おしっこが木を濡らしていく。
圭ちゃんは間近な距離で、夢中になって私の排泄を見つめている。
跳ねる飛沫が、圭ちゃんの顔にわずかにひっかかった。汚いよ…
「嫌だぁ…見ないで…」
涙が出てきた。早く終われ。これ以上こんなことしたくない…
だが、私の意思に反して、おしっこはまだ続く。
「勢いいいなぁ…」
圭ちゃんがそう言いながら、私の揺れる尻尾を引っ掴んだ。
「ふぇ?」
右足をあげておしっこを出したまま、私は間抜けな声をあげた。
「それっ!」
何かを考える間もなく、私の尻尾は一気に引き抜かれた。
「ふぁぁん!」
嫌な感じだったが、何か気持ち良かった。
おしっこの勢いも、やっとおさまってきたようだ…
「ううっ…ひぐっ…」
なんてところを見られたんだろう…
汚いところを凝視されて、その前でおしっこ漏らして…最低だよ、私…
いくら罰ゲーム(に似たもの)とはいえ、これはあんまりだ。
私のプライドはすでに粉々だった。もう生きていくのも嫌だ。
パンツも穿かないまま、私は四つん這いのままですすり泣き続けた。
ふと、女性器に変な感覚を覚えた。
「け、圭ちゃん!」
「ちゃんと拭き拭きしないとな。」
圭ちゃんはハンカチを出して、私のおしっこを拭き始めた。
もう、死にたい…恥ずかしすぎて…お母さん、どうすればいいの?
このあと、私は泣きながら家に帰った。
圭ちゃんに仕返しをすることすら考えられなかった。
とにかく、自分が嫌だった。
責任、取って貰おう。
「はぁ、はぁ…」
俺は今、自室にいる。
魅音には悪いことをした、と俺は思っている。
あそこで詩音がアナルプラグつきの尻尾なんか出さなければ、部活の罰ゲームのノリで終わったはずなんだ。
あそこから俺は、情欲に任せて、魅音に最低なことを要求してしまったのだ。
魅音が好きだった。だからこそ俺は、もっともらしいをもって魅音をいじめたかった。
だから、魅音の鞄に筆箱を入れ、マッチポンプを仕掛けたのだ。
あそこまでうまくいくだなんて、微塵も思ってなかった…
「はぁっ…魅音…」
あのまま、魅音は下着も穿かず、しゃくりあげながら帰ってしまった。
おそらく俺は嫌われるだろう。だが…俺は最低な男だ。
その下着と、魅音の小便を拭いたハンカチを嗅ぎながら、
カチカチに堅くした自分のチン○しごいてる、最低な男だ。
魅音の匂い。きつい匂いだが、今の俺にはいい匂い。
ああ…魅音…あのまま俺のペットにしたいくらいだった…かわいかった…!
きつい魅音の匂いをいっぱいに嗅ぎながら…
「魅音、出すぞ!」
俺は魅音の下着をブツにあてがい、そのまましごいた。
魅音の女性器があたっている部分に、亀頭が当たるようにして、そのまま…
「出る!魅音…!」
白濁液まみれになった女物の下着をみて、俺は激しい後悔の念に襲われた。
最低だ。最悪だ。ちくしょう。俺なんか地獄に落ちろ!
明日、真実を話そう。そのあとは野となれ、山となれ。
嫌われるだろう。軽蔑されるだろう。でもいい。
俺のしでかした行為は、最低なものなのだから…
一週間後
「じゃあね、魅ぃちゃん!」
「ごきげんようですわ!」
「にぱー☆」
3人と別れ、私と圭ちゃんの2人だけになる。
「圭ちゃん、おじさんたちも帰ろうか」
「あ、ああ…」
圭ちゃんは虚ろな表情で頷いた。
園崎家地下祭具殿。そこが圭ちゃんの、もう一つの家。
圭ちゃんは、夜までそこで過ごすんだ。私のペットだから。
圭ちゃんの自白を聞いたあと。私は圭ちゃんにビンタをした。
圭ちゃんは土下座して謝った。許す気にはなれなかった。
普通なら軽蔑してそれでおしまいなのだが…私の場合は違った。
私も圭ちゃんが好きだったから。
圭ちゃんには、私の私有品になってもらう。
それで許してあげることにした。私も圭ちゃんが好きだし、圭ちゃんも私が好き。
圭ちゃんも反省しているようだ。…まさか私のパンツを精液まみれにするとは。
けじめをつけてもらいたかったが、園崎にけじめをつけさせたら二度と圭ちゃんにはあえなくなるだろうし。
複雑な利害が組合わさった末の結果だった。
「圭ちゃん…」
「はい、魅音様…」
「おしっこしたいなぁ。」
「は、はい!」
圭ちゃんは正座し、狛犬のような姿勢になった。
私はその場でスカートを脱ぎ、下着を脱ぎ捨てる。
「圭ちゃん、あれ貸したげるよ」
「あ、ありがとうございます魅音様ぁ!」
圭ちゃんは地面に頭をつけて土下座する。
…情けないなぁ、下着ごときにこんなになって。なんでこんなの好きになったんだろう。
まぁ、でも…それでも、私の好きな男なんだけど。
「それより早く口開けて。」
「はい!」
圭ちゃんは私を見上げて口を開けた。私はその口をめがけて…
勢いのいい水流が、圭ちゃんの顔を汚していく。
「ごめん、はずれちゃったわ〜」
「あ、ああ…」
圭ちゃんは嫌がりもせず、私の下の口から直接尿を飲み始めた。
本当に、無様。
「圭ちゃん、無様で気持ち悪いね。」
「んぐっ、…はぁ…ごめんなさい魅音様…どうか、この下僕めを見捨てないで…」
「見捨てないよ…一生…」
圭ちゃんの汚れた顔を、ハンカチで拭いてあげた。
圭ちゃんは極度の下半身フェチで私の下僕。
このことは、2人だけの秘密。
ひぐらしでさえも、知ることはないだろう。
終わりかな?
GJ!
恥ずかしいことをさせられて羞恥のあまり泣く魅音にすごく萌えたよ(´Д`;)ハアハア
変態で容赦の無い圭一もなかなかいいな。
ただ、次からはメモ帳に全部書いておいてから一気に投下してくれ。
おしまい
一睡もせずに朝になってた。なんか情けない。
>>137 携帯のコピペ機能がひどすぎるくらいしょぼくて時間かかっちゃうんですよ…
あと途中でたまに校正加えてたら時間がひどいことになってました
ごめんなさいごめんなさい
ってまだ続いてたかorz
遮ってごめん
終わり方も良かった。
S魅音とは…斬新だ。
というか、読んだ自分までスカに目覚めそうだ。
FFVネタに続きまたも小ネタですまん
「ふふふ、礼も出た事だし、今回こそ人気投票で私が勝利するチャンス! そういうわけでいくわよ羽入!
平穏に生きたい少女の願い!」
「そ……それを邪魔する悪い奴……」
「たとえポリがしょっ引けなくとも!」
「わ、私はあなたを見逃さない……なのです」
「マサシロヤーオ☆フレデ・リカ! お呼びとあらば即参上!」
ノ _, ,_
(゚∀゚) :.(;゚д゚):.
( (7 :.レV):.
く ヽ :.<<:.
「……ちょっと。何やってるのよ羽入。さっき練習したでしょ? ほら、決めポーズ決めポーズ」
「……あぅ。敵か味方か謎の人物。誰が呼んだか雛見沢の女神、ここに参上……なのですか?」
「気合いが入ってなーい! せっかく全裸で待機中のお兄やん達から票をかき集めるチャンスなのに、あんたがそんなんでどうするのよ! せっかく死ぬほど苦労して神社の鳥居まで登ったんだから、見上げ&パンチラ効果も考える! ほらもう一回もう一回!」
「て……天に紫電、地に旋風」
「闇夜を切り裂く、青き稲妻! 容姿で身体も萌えつくす! ファンの心もしっかりゲッチュー!
人呼んで『見た目は○歳、頭脳は100歳』 マサシロヤーオ☆フレデ・リカ! ここに見・参……ッ!」
ノ _, ,_
(゚∀゚) (;゚д゚)
( (7 レV)
く ヽ <<
「……って何してるのよ羽入」
「……ごめんなさい梨花。キャラ的にボクにはここが限界なのです……」
「今更何を言ってるのよ羽入! いい? もし人気投票で1位を取れたなら毎日シュークリーム100個お供えさせるとかやりたい放題よ? それでもやめるっついうの!?」
「……!! 梨花、ボクが間違っていたのです!」
「よしそうと決まれば話は早いわ! 今回こそあの迷惑姉妹を破るときよ!
他の誰より!」
「私がヒロイン!」
「今日もあなたを!」
「L5にするよ☆」
「「マサシロヤーオ☆フレデ・リカ!!」」
ノ ノ
(・3・) (・ε・)
( (7 ( (7
く ヽ く ヽ
それにしてもこの梨花、のりのりである
べ、ベルンカステルじゃないのか?
あえてマサシロヤーオにするところに漢を感じたw
15 :これも貼らねばなるまいw[sage] :2007/01/25(木) 21:24:38 ID:qBcgbWan
梨花に、とても重要なことを、極めて短時間で説明し、かつ理解させて反論を許さないには、この方法が手っ取り早いと思った。
「私」のキスを梨花の唇にくれてやる。口の先端が梨花の、無防備に開かれた唇に吸い付けられ、一生消えないだろうファーストキスの刻印をくれてやった。
すぐさま肩を鷲掴みにして布団へ押し倒すと、近くの梨花の衣服を掴み、それで二度か三度、腕を縛り付けてやった。
何が起こったか理解できない梨花は、突然の暴力に混乱し、亀のように縮こまった。
こういう状態のところで腕を引っ張ってやったって、ちょっと迫力があるだけで、そうそう怪我をするもんじゃない。
寝転がった梨花の前に立ち、その上半身を跨ぐような形で圧し掛かる。それはちょうど、布団に転がる梨花を拘束するかのよう。
「私」は梨花の頭の真横に手を振り上げて、布団をまるで杭を打ちつけるように叩きつけた。
「・・・梨花あなた少しエロ杉。私の親友と思ってちょっと大目に見てきましたけど。いい加減、あなたのその猫被った声にもムラムラしてきましたわ。
以後、私の半径1m以内に入ろうが入るまいが、ていうか今からいい訳なしで即犯しますからそのつもりでよろしく。・・・・・・聞いてまして?!」
そこでもう一度強く唇を吸ってやると、ようやく梨花が怯えた表情を浮かべているのが見えた。
梨花ちゃんにとってはウェルカムな状態じゃないのか
賽殺し編の改変だからだろwとマジレスは置いといて
沙都子がそんな技術をいつ誰に教わったのかが怖くなったんじゃないか?
あぁ〜
雛見沢乱交パーティ編の構成とそこにいたるまでは書けたが
エロが難しい・・・
>>136 神が!神がここにおるぞ!!
魅音は何から何までエロイなぁ・・・
圭一もエロゲ主人公みたいなのに嫌味がないし、
魅音がやられっぱなしじゃないのが新鮮でいいなw
おかげさまで新たな境地に目覚めたのですよ、にぱー☆
>>136 陵辱とかSMとか放尿とかアナルとか獣姦とか……人を選ぶものは、出来れば
出す前に一言断ってくれると有り難いなあ……。
正直そっち系は苦手なんで心の準備が欲しい。
そう言っておきながら最後まできっちり興奮しながら読んだけど……。
>>148 富田岡村知恵校長園崎一族公由一家入江診療所の面々と山狗達に期待
俺はとあるSSを待っている。
風邪引いたって知るもんか。
ずっとずっと正座して、とあるカプを待っている。
これを見るまで死ぬもんか。
>>148 部活メンバー+詩音に逆リンカーンされる圭一と悟史
トミーと小此木にサンドイッチファックされるたかのん
もできればひとつ…
でも職人さんの気の向くままに書いちゃって下さい
多数の男にヤられまくりながらも返り討ちにする
性豪茜ママン
俺もとあるSSを待っている。
いつもしっかりしている女の子が病に倒れ
家は一人だけで、寂しい彼女に愛しい人が見舞いに来るというもの。
あとは彼女が裸エプロン着てウハウハなやつも2ヶ月ほど待ってるでやんす。
>>155 >いつもしっかりしている女の子が病に倒れ
>家は一人だけで、寂しい彼女に愛しい人が見舞いに来るというもの。
あれ? 何でこのスレにいたり先輩の事が書いてあるんだろう。
TIPS:びしょびしょの日記
クラスに巨乳の同級生がいる。
普段は活発で面倒見がいいのだが、
僕しか握れない弱みのせいで遠慮がちなところがある。
このところ、泣き虫妹の沙都子と癇癪玉の叔母との板ばさみで特に疲れていた。
…ここはいっそ、魅音に慰めてもらおうか。
僕たちがこうなったのは園崎家のせいだろと脅せば何でもやってくれそうだ。
明日、頼みがあるといって放課後にでも校舎裏に誘おう。
バイトの斡旋をお願いしたいとでも言えばいいだろう。ちょうど金も必要だったし。
夜、一人で洗面所に立つ鏡の中の僕の顔に、
いつもの疲労や心労ではない、邪な笑みが浮かんだ。
そうだな…魅音にはどんなのが似合うだろうか。
部活の罰ゲーム用に衣装や道具を色々持ってるみたいだから、
やっぱり(省略されました…悟魅分の補給が必要です)
ぎゃあああああああGJだけど生殺しィイイイ!!!!!
うわーん悟魅見たいよぉ自己生産じゃない、誰かの書いた悟魅が見たいんだよぉ
>>155 俺がいる
はいはい宇宙人宇宙人ひゃああああああ
レナ×魅音の続きを今か今かと待っている
前から思ってたんだが、ここって厳しいよな?
リクが多い割に、いざ小説投下しても、それについての反応のレスが1、2しかなかったりする。
もうちょっと反応くれれば、投下のしがいもあるんだが…
こういうふうにスレが雑談モードのときに、
今日初めてこのスレに来た人や久しぶりに見に来た人が、
( 例 え ば )
>>53のssにGJ言うのも何かためらわれるというか、そういう空気じゃないっつーか…
「今更言ってもなあ…」みたいな部分が読み手にはあるんじゃね?
や、職人からすれば、どれだけ亀でも感想や反応レスがもらえたら嬉しいだろうけど…
「まあ前スレ、前々スレと、職人も読み手も増えてるみたいだし、
感想レスが極端に少ないとは思えないけどなあ…」って魅音が言ってたよ。
>>162 作品投下して活気付くと直後にネタが投下されたりもするからね
ネタ自体は大いに結構wむしろどんどん投下して欲しい
むしろ最近は魅音物のリクや続き期待が目立つから他カプが投下しにくい空気なのかも
個人的に前スレの圭レナ純愛には大いに期待してる
>>162 個人的にはあの作品はよかたが、流れがアレだったんでいいそびれた
けど作者乙っていわれるからやめた方が良いよ?>>ミオン
圭レナ圭梨どんとこい
この板の他スレと比べると、ここはまったりしてて良い方だと思うけどな
ここ以外にも幾つかROMっているけど、特定のカプ叩いたり、
職人や住人を腐女子やペド呼ばわりするような荒らしが最低1〜2人はいる
明らかにレベルの高いSSが投下されてても、完全スルーか叩きレスしかついてなかったり
とにかく自分はなるべく感想を書くようにしているので、投下お待ちしております
自分は園崎萌えだが、圭レナと悟レナの続きも楽しみにしてる
確かに。のどかきむしって死ね、ロリ坂、おはぎなげんぞ
とか叩かれてるんだろうなとびくびくしつつ来たら、殺伐としてなくて安心した
というか、クララ☆ てっぺい☆までもが否定されず、むしろ暖かく許容するおまいらの包容力に感動すら覚える俺がいる。
他スレじゃありえないと思うぜ。
圭詩をお願いできませんでしょうか
すべてを受け入れる姿勢があるからこそ、奇妙なカプも書けます
その点、このスレは自由にのびのびと書けるから嬉しい
ただ、やっぱり投下する人間からすれば反応は欲しいかもしれません
げふげふ 前スレの968です
サトミオン必死こいて書いてます。
gdgdですが出来たら投下しようと思ってますorz
>>171 待ってますですよ…シュークリームを欲する羽入の如く…
一、二度書いたことあるけど、反応なんて一つか二つでもあれば万々歳だな。
できるだけ感想をもらえるクオリティのものを書けるようになりたいとは思うけど、
人のに感想レスするのも同じくらい好きなもんで、数の多い少ないは気にならない。
それより最近投下が増えたことが嬉しい。
夜犯し編、ONE STEP×STEPシリーズ、昼罰し編の他にも、前スレの
黒悟史vsレナなんかも待ってるんだけどな、俺……。
悟魅と雛見沢大乱交、あと
>>115もきっと続きを書いてくれると信じて……。
ああ……待つのが楽しいような辛いような……複雑な気分だ。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 よおかし!さとみお!
⊂彡
_ ∩
( ゚∀゚)彡 レナ見舞い!
⊂彡 裸エプロン!
圭一×羽入はないのか!?
マイナーですかそうですかorz
大乱交編の キャスト要望可
〜悟・魅・圭・レ・誌・妙・茜・佐・先生・富・理・住人〜
これ以外で出したい人募集
はにゅーが激しく腰降ってる誰かのとこに訪れて眺めながら一人自分を慰める
そんなシーンを期待しております故羽生を希望したい
183 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 23:19:07 ID:+QfZPHVO
184 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 23:29:45 ID:scFfD9xb
羽生・校長でいい?
締め切るよw
小此木を忘れてもらったら困るw
186 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 23:32:45 ID:scFfD9xb
+小で終わるぞ
富田岡村公由お魎をスルーされては困る
>>177 いま圭一×羽入を執筆中。あともう少しでえっちに入れそうだ。
>>186 大石と熊谷もいれてくれ。あと先生て入江?知恵?両方入れてよ。
いつか宵越し魅音の切な悲しいSSが読みたいなぁ…
190 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 01:15:13 ID:YoyLXOnA
「悟史君、好きな動物ってなんです?」
「詩音が一番好きかな」
「嬉しくなること言わないで下さいよ!」
「むぅ…とりあえず猫かな?」
すべてはこのやり取りから始まった気がする。
「にーにー、今日は梨花のうちでご飯食べますわ」
最近、沙都子はよく古手家に行く。
何故かはわからないが、おそらく梨花ちゃんが気を利かせているのだろう。
「むぅ、気をつけるんだよ?夜も遅いんだから」
「わかってますわよ!ご飯は作っておきましたわ!」
沙都子はそう言って、家を出ていった。
おそらく泊まるんだろうな…
その数分後、家の呼び鈴が鳴った。
「はい!どちら様で…」
「詩音です!」
引き戸を開けると、詩音がいた。バッグいっぱいの荷物を持ってきている。
「悟史君、今日もお世話になっちゃいます☆」
ほんのりとした香水の匂い。
普段より上品な服装。
ちょっとだけ上気した頬。
「…いらっしゃい、詩音」
「今日もお料理作っちゃいます!」
にっこりとほほ笑んだ顔に、僕の鼓動はペースを早めた。
なんて女の子らしいんだろう…
いますぐにでも抱き締めてしまいたい。
今の僕は、詩音に骨抜きにされてしまっている。
続きはまた今度
純愛の予定ですよ
施設での鷹野さんレイプ物とかないかなあ、と言ってみるテスト
*****で***とか、
**に**と***を**られて泣く鷹野さん・・・萌える
トイレには不釣合いな*****とかも気になるし
鶏小屋で****で****なことを、とかも妄想するのですよ
レナ看病もの、前半できたんだが、長すぎたのでカサマツさん1MBの72777にうpした。
解PASSは07k1
ぶっちゃけどっちに押し倒させるか決められん……
>>198読んだ。良い展開。GJ。
K1バカだなーわざわざ目ぇ隠すなよ。
続き待ってるよ
まぁなんだ、どっちが押し倒しても自然だよなぁ…
俺はK1がレナを押し倒す方向を希望。
>>198 圭レナ待ってたよGJ
看病ものなら看病するほうが押し倒すべきと思うが
レナけっこう余裕あるし逆もいけるな
俺も圭一の理性がぶっ飛び押し倒す方に一票
携帯だから家に帰ってDLするまで読めないや……
展開としては押し倒すっていうか圭一がつまずいて転んだ先にはレナがいて
レナが圭一の頭を抱えてキスみたいなのを考えてみたが
つまり俺としてはレナが押し倒し希望
ちくしょう。レナに不覚にも萌えちまったじゃないか。
流れぶった切って悪いのだが
なんか俺がエロパロ書くと圭一がキモくなるのですがどうすればいいんでしょう。
>>202 それは…かなり上手に書けてるってことじゃないか?
だって、圭一ってキモ(ry
>>195 金網に入れてドボンはちょっとプレイにならないんじゃ…
>>198 サイコー。GJ。萌え狂いました。
圭一の理性が吹っ飛ぶのも時間の問題だと思うので、そっちに俺も一票。
あーっ!!ホントはもっと賞賛の言葉を贈りたいのに、どう書けばいい
のか分かんねぇぇぇっ!!
>>189 ここで乙部×魅音を推す
「魅音さんが俺の傷を吐き出させて癒してくれたように、
俺も魅音さんの傷を癒したいんです!」
てな具合で(ry
>>198 レナに一票
>>205(・3・)人(・ε・)ヌァカーマ
俺もいつもコメントする時そういう気分になる。
俺って文才というか表現力ないんだな〜って思うよ。
下手に美辞麗句重ねるより、直球でコメントした方がいい
そう考える俺は表現力欠落者
ここで投下したことないが個人的にはどこでどんな文を落とそうとGJの一言が1個だけでもあればそれで十分だ
>>206 やべえ、それ激しく萌えた。
乙部と魅音って何だかんだで合うんだよなぁ。
普段は年下らしく頼りないけど、それ故に真っ直ぐに魅音を愛してくれそうだ。
やっと魅音にも王子様が来たと思ったが、今後の展開が心配だなー
乙部の一人称は「僕」じゃなかったか?
読んでわかった。
こりゃあレナが「攻めてこいやぁ!」的なことして
圭一が「いったらぁ淫乱女ぁ!」みたいな感じだ。
つまりレナ攻め希望
さそい受けってやつですね。
215 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:26:30 ID:YYI2fINi
今日は、気が向いたので圭一にいたずらすることにした。
圭一の膝の上に座ってみるのだ。
ノーパンで。
「あの、梨花ちゃ…おし…あた…」
「当ててんのですw圭一こそ硬い棒当てるななのです、にぱー☆」
「うぁ…あ、ああああああ!!!?」
ここで力尽きた
助けて
罪編の罰ゲームのやりとりに萌えたので、亀田×魅音でひとつ
「沙都子ちゃんのメイド服姿。…おお、なんという至高…!」
「いやイリー。露出度が高い服を着て恥らう魅音…これが究極ってやつだろ!」
「どちらが上か勝負する必要がありそうですね、K」
「望むところだ!」
「梨花ちゃん!君のメイド服姿を見に来た!」
「東京に帰れ」
ところで魅音の下着って何色だっけ
いつもは白、時々ピンク、たまに水色
下着のエロさは詩音>>>>>>>>レナ>>>>魅音(猫殺し)
縞ぱん最高じゃないか。派手すぎより清楚なのがいい
茜さんは下着をつけているのだろうか。
個人的に黒とかピンクとかそのあたりのイメージがあるのだが。
>>222 目が覚めたよ…
俺は、なんてとんでもない間違いをしていたんだ…
ばっちゃはふんどし
>>224 想像してしまったじゃないか!バカヤロー
>>224 アンタを*して俺も*ぬ!
オェェェエエエ
10代の頃のばっちゃもふんどし
ひデブではレナのパンツ赤だったな…
白か縞だと思ってたから、あまりにも鮮やかな赤に一瞬目を疑ったよ…
マジレスするのも無粋ではあるが
あれはブルマだろ
そ、そうだったのか!!
あれ、でも詩音は白だったぞ?白いブルマなんてあるのか?
レナ→ブルマ(罪滅ぼしからか?)
茜→ノーパン(下着の部分が描き込まれていないだけかも)
その他→少なくとも双子はぱんつ(迷惑双子のストーリー参照)
個人的に圭一にはボクサーパンツを履いていて欲しいという願望がある
にーにーの日に向けて何か書かないと…
悟史君ハーレムとか
>>215 圭梨こそが至高と思ってる俺がいる
白梨花ちゃまを存分に使うんだ!!
保管庫はどこ〜?
>>230 目明し編発売前に部活メンバーの頭身比較図を公式日記に載せたことがあって
その時竜騎士が「レナは制服時はブルマー着用」と言ってるw
他には「沙都子はニーソではなくタイツ」「魅音は黄色いゴムバンドで髪を束ねてる」
等の設定もこの時決めたとか
レナがスカートの下にブルマは鬼隠しの罰ゲームで確認済みだからな
>>236 ひデブでも忠実に再現されてるからなw
ところで、茜のダンナ(園崎姉妹の親父)ってなんて名前だっけか?
>>236 ていうかその時体育着も着てなかったっけ?
暑くないのかw
>>237 名前は出てきてなかったはず
風貌は如何にもヤクザの親玉らしい迫力があるとか
>>238 例年より暑めの6月って設定なのに
暑そうな格好してる奴おるしなぁw
>>239 まあ真夏のまっただ中に学ラン着てる某絶倫超人を見たらそこら辺わりとどうでもよくなるけどなw
>>219 確か魅音詩音は下着も一緒じゃなかったか
>>243 ほんとだwwwwちょーサンクスwwww
こういうのって示し合わせんのかな
それとも自然に選ぶだけでかぶっちゃうとか
>>244 原作でも下着一緒って言ってるしね。
おそらく詩音がまとめて買ってる?
二人とも基本考え方や好みは同じだし、
魅音のあの反応からいって示し合わせてはいないなw
ああ双子の神秘!
247 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 20:05:58 ID:SU5n3202
若干どころじゃなく気分悪いのを考え付いてしまったのだが
書いて良いものかどうかわからんので聞いてみる
…沙都子が詩音に達磨にされる
その上で詩音に脅されたK1に孕まされてーーーーー
…という…俺は最低かもしれないがどうだろうか
しまた、あげてしまった
>>248 そっか、じゃぁならやめる
他にも沙都子が叔母とテッペー☆を鬼隠しにした世界で
梨花が大変なことになる話とか考え付いたが
どう考えても陵辱&グロでございましたとさ
これもやめとくわ…orz
>>247 ひぐらしだから許されるシチュかも・・・
俺は構わないよ
>>250 なるほど…いいのか
オチが最低だと思うが、それでも良いかな?
ぐげげ、生まれてきてごめんなさい
>>247も
>>249も最初に詳しい注意書きをすればいいんじゃないだろうか。
名前欄にわかりやすいタイトルつけておけばNGワードで対応できるし。
あと達磨は改造スレ、陵辱は陵辱スレなど、探せば専用スレもあったりする。
このスレでは行き過ぎた内容だと思うなら、別スレに投下し誘導してくれても良し。
ここが躊躇われるなら鬼畜陵辱スレとかに落として
ここに知らせるとかでもいいんじゃね
>>251 もしくはテキストファイルでうpしておく手もあるぞ。
その場合PASSつきで圧縮せにゃならんが。
258 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 22:15:59 ID:so7XRMoF
大乱交編☆完成☆
でも26スレ分ぐらいあるんだよね
それでも読みたい人〜挙手ノ
テキストにしてうpしたほうがいいんじゃぁないかな
260 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 22:20:00 ID:GOPzRtGN
個人的にはテキストではなくスレでよみたい
>>257 確かにグロくなかったよ、GJ!
続き期待してます
>>258 凄く・・・読みたいです
レスかテキストかはそちらに任せます
俺は、レナのを握り締めた。
「はぅぅ……痛いよ、圭一くん……もう少し、やさしくしてくれないかな? かな?」
「そんなこと言っても……レナのが、やわらかいから……」
力を調整し、ややゆるめにする。
手のひらにやっと収まるぐらいのやわらかい肉が、
俺の両手を支配した。
「なぁ、レナ……俺、もう我慢できないんだ、いいだろ?」
「ダメだよぉ、圭一くん、だってこれ、罰ゲームなんだから……五分だけって、言ったでしょ?」
「ちょっとレナばっかりずるいよ、私だって……」
「わたくしもですわ」
「ボクもなのです」
皆が俺の周りを囲みこんだ。
どうやら逃げられないようだ。
「はぅ、圭一くん、上手だよぉ……キモチイイ……」
「そ、そうか?」
「うん、昨日宝探しでこった肩もスッキリだよ」
「俺、そのせいで昨日から筋肉痛なんだよ……」
「ちょっとぉ、圭ちゃん、私まだだよ」
「わたくしもですわ」
「ボクもなのです」
ちゃんちゃん☆
26”スレ”とは恐ろしい…
265 :
263:2007/02/01(木) 22:34:01 ID:nQyUAUkF
ごめん、すさまじいタイミングでネタを投下してしまった。
書き込んだときには257までしか表示されてなかったんだ。
>>258 挙手ノです。
同一シチュエーションで部活ヒロインのマルチルートものを
書いてるんだけど、俺はどうしたらいいかな?
一ルートにつき7〜9分スレぐらい?
出来れば一つのルートが書き上がる度に出していきたいんだけど……。
>>268 それで良いんじゃないかい?
…例の沙都子ダルマ、詰まったので明日にするは
さよなら
>>269 ういっす。言われてみればそれでよかった気がします。お答えどうもです。
>>263 面白かったよ。GJ。
>>87です。
悟魅小説やっと完成しました。
けど大乱交編が投下されそうですね…どうしよう。
>>263 あるあるあるあるwwwwwwwwwwwwwwww
>>271 いつ投下するとは具体的に決まってないみたいだし
個人的には入れ食い大いに結構
ははは早くくくとととと投下してくださささ
>>271 うおおおお、ついに!ついにこの日が!
見たいよー見たいよー。はははは早く早くぅ!
今日は投下されまくりですね
スレッドの活性化はよいことです
まぁ何はともあれ期待しています
テキストファイルより、ここに貼ってもらった方が見やすいから
ここに貼っちゃって・・・っていうのはさすがに我がまま過ぎかな。
二十レスもあるっていうし。
277 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:31:40 ID:HFcCGsa1
それではお言葉に甘えて投下します。
悟魅で、4年目の綿流し前日の設定です。
>>271 待ってた甲斐があったってもんだぜ!
詩音は純愛でも陵辱(するされる両方)でも
イケてる万能キャラだね
279 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:33:15 ID:HFcCGsa1
私は教室で、授業中沙都子に算数を丁寧に教えている悟史の背中を見ていた。
色素の薄い髪が、窓からいっぱいに入り込んでくる陽の光に照らされて、もともと静かで儚い悟史の印象を、更に希薄なものにしている。
不意に詩音の言葉が脳裏に蘇る。
『お姉には分かるまい、この気持ち』
私は目を伏せた。
「魅ぃちゃん、このプリント宿題だって」
視界にぬっと白い手が伸びる。掴んでいるのは数式が並んでいる紙切れだ。私はそれを顔を上げずに受け取った。
「さっきからずっと、悟史くんの方を気にしてるね」
そこで私は初めて顔を上げた。レナが穏やかな微笑みを浮かべて私を見ていた。
「悟史くんが心配?」
「……うん」
私は素直に頷いた。
悟史の周囲を取り巻く空気は、普段なら穏やかなものだったはずなのに、最近のそれはひどくぴりぴりしていて、緊張感を孕んでいる。
原因は知ってる。沙都子の誕生日プレゼントのために最近始めたアルバイトだ。
時給は良いが、仕事内容はとてもハードなバイト。今日も悟史はそれに行くのだろう。
「でも、しょうがないよね」
レナの唇から、まるで吐息のように、その一言が零れた。悲しいけれど、その通りだ。
疲労が悟史の目の下にクマを作り、表情を暗いものにしている。
けれど私には悟史の疲労を取り除くことは出来ない。出来るのは、親戚のツテでバイトを紹介するぐらいだ。
私は無力だ。
友だちの心を楽にしてあげることすら、出来ない。
280 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:34:36 ID:HFcCGsa1
明日は綿流しのお祭りだ。
ここ数年、この時期になるとひとりが死に、ひとりが行方不明になるという事件が続いている。
それを村人たちは『オヤシロさまの祟り』と呼ぶ。
私は思った。
今年も『オヤシロさまの祟り』は起こるのだろうか。
私は渡されたプリントを折り畳んで、教科書にしまいながら、窓の外を見つめた。
空が青い。日差しが強い。
セミはひどく切羽詰った声で、鳴き続ける。それはまるで、誰かに何かを警告するかのようだった。
281 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:36:14 ID:HFcCGsa1
その日の夕方、私は綿流しのお祭りの打ち合わせを終えて、家までの道のりを歩いていた。
夕暮れの中でひぐらしが鳴いている。昼間のセミとは違って、それはとても穏やかで優しくて、だからこそ、嵐の前の静けさのように思えた。
不意に、声が聞こえた。
振り返ると道の向こうに悟史の姿があった。息を切らせながら、こちらに手を振って走ってくる。
悟史は私に追いつくと、疲労を滲ませた血色の悪い顔をしながらも、穏やかに微笑んだ。
息が切れて、肩が上下に動いている。苦しそうだ。
「悟史、どうしたの?バイトは?」
「今日の分は終わったんだ。よかった、魅音に会えて」
「え……」
私と会えたことを喜ぶその言葉に温もりを感じて、私は言葉を失った。悟史はそれに気付かず続けた。
「遠くから魅音が見えたから、急いで走ってきたんだ。言いたいことがあって…」
「言いたいこと?」
「そう。実は沙都子を綿流しのお祭りに連れて行ってあげてほしいんだ」
「沙都子を?」
私は少し黙った。以前、詩音が私のふりをして登校した時、沙都子に相当ひどい暴行を加えたらしい。
そのこともあって、最近は沙都子とも悟史とも、私は疎遠になっていた。
そんな私に沙都子のことを頼んでいいのだろうか。そう思いながら、悟史を見つめた。
すると悟史は、とても苦しそうな表情で口を開いた。
「……この前はごめん。僕たちを苛めるのは、魅音の限りなく近くにいる人たちだけど、それは決して魅音じゃなかったんだ。
なのに、あんなにひどいことをして…ごめん」
私は首を振った。
「ううん、私こそ、何も出来なくてごめん。それにこの前のことは、私が…」
そこで、悟史の様子がおかしいことに気付いた。
最初は私への申し訳なさで、苦しげな顔をしているのかと思った。けれど違う。
血色はますます悪くなっているし、額には汗がじっとりと浮かんでいる。息も荒い。
寄せられた眉根は、はっきりと、苦痛を訴えている。もう立っているのも辛そうだ。
「悟史、どうしたの?だいじょう――」
悟史に手を伸ばそうとした瞬間、悟史の身体が、まるで人形か何かのように、崩れ落ちた。
282 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:37:46 ID:HFcCGsa1
とりあえず、傍のバス停に緊急避難した。
私の家まで運ぶには悟史は重いし、この辺りには民家も無かった。人気も無いから助けを求めることも出来ない。
けれど、近くにあるバス停なら、ベンチもあるし屋根もある。とりあえず悟史をそこまで運んで寝かせた。
ぐったりと、悟史はベンチに横になった。シャツが汗で身体に張り付き、胸が苦しげな呼吸で上下している。表情も辛そうだ。
私はハンカチを近くにあった水道で水に濡らし、ベンチに跪いて、悟史の額に当てた。
ぴちゃ、という微かな水音が響き、その冷たさに悟史が微かに震えた。
私はそのハンカチを、悟史の頬にも当てた。
青白い顔に浮かぶ苦痛が、微かに和らぐ。
私はハンカチを持っていない方の手で、そっと悟史の頬を撫でた。
私の友だち。沙都子の兄。そして、詩音の想い人。
そうだ。彼は、詩音が一生懸命好きな人なんだ。
それじゃあ、この胸の痛みは何?
私は悟史を見つめた。かつて、ずっとそうしていたように。
バイトで働き続け、家では沙都子を叔母から守り、村全体からも冷たい視線を受け、十分な睡眠も取れず、栄養不足でこけた頬。
そして疲れ果てた、悟史の心。
283 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:38:55 ID:HFcCGsa1
「……ごめんなさい」
不意に、唇から謝罪が零れた。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
涙が溢れる。声が掠れる。私はこの人を救えない。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
ぽたり、ぽたりと涙が落ちる。視界が歪む、その中でも、悟史の肌の蒼白さははっきりと読み取れる。
閉じられた瞼はあまりにも無垢だ。誰がこの人を傷つけていいと言うのか。
私は悟史に寄り添って、顔を伏せながら謝り続ける。
「ごめん、悟史。ごめんなさい…」
「魅音」
何度目か分からない謝罪を呟いたその瞬間、声が聞こえた。
「魅音、もういいよ」
顔を上げると悟史が微笑んでいた。顔色は悪いままだったが、先ほどよりは呼吸も落ち着いている。
「もういいから、泣かないで」
このうえなく優しい声が降る。私は首を振った。
「ううん、よくない。悟史はこんなにいっぱい苦しんで、倒れちゃうほど疲れ果てて…」
「魅音のせいじゃないよ」
悟史の手が、私の頬を撫でる。悟史の笑顔が、私の目の前にある。
救いたい。救えない。その思いが胸を交互に抉る。
「いいんだよ、魅音。自分を責めなくていい。魅音は何も悪くないんだから」
どうしてそんなに優しいんだろう。
こんなにぼろぼろになっているのに、どうして。
私は涙を拭った。
「それより……あの…魅音」
悟史が言いにくそうに、戸惑った表情で私を見た。
「えーと、その…む、胸が当たってる」
「え…あっ」
私が悟史に寄り添っているせいで、胸が悟史の肩に押し付ける形になっていた。
ばっ、と身体を離して、急いで謝った。
「ごめん!嫌だったよね…」
「いや、別に嫌ってわけじゃ…むしろ嬉しいというか」
「へ?」
「あっ、いや、ごめん!何言ってるんだろ僕…」
悟史が照れ臭そうに笑ってごまかす。
けれど私は、その言葉を聞いた瞬間、自分の中で何かがぱちんと弾けたのを聞いた。
「私…私は、悟史にならいいよ」
そう言葉を放った瞬間、悟史が大きく目を見開き、そしてひぐらしの声がいっそう大きくなったのを感じた。
284 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:39:42 ID:HFcCGsa1
「え…えぇ?」
悟史がいくらか間の抜けた声を出す。私はどうにでもなれと思って言った。
「ほら、悟史がこんなにぼろぼろになったのは、私にも責任は無いとは思えないし!
それなら悟史の、何ていうか、そういう方面のお手伝いを、おじさんがしてあげるのも責任のうちかなぁ、なんて……」
悟史の頬に朱が差している。動揺しているのがはっきりと見て取れた。
「え、あれ、魅音…じょ、冗談だよね?」
「冗談じゃない。悟史が冗談にしたいって言うなら、しょうがないけど」
心臓が口から飛び出そうなのをこらえて、私はきっぱりそう言い切った。自分の顔が赤くなっているのが分かる。
そして悟史の手を取って、自分の胸に押し当てる。
自分の胸が、くにゅ、と揺れるのが分かる。
「み、魅音…」
「私、悟史が好きなの」
不意に、涙声が戻ってきた。
そうだ、私は悟史が好きなんだ。
ずっと前から、ずっと悟史を見つめていた。恋心だなんて気付かなかった。けれど、ずっと好きだった。
「好き。好きなんだよ、悟史」
涙が頬を伝う。苦しい。心が張り裂けそう。
だってこの人は、詩音の好きな人なのに。
「どうしよう、私、悟史のことが好きだよ」
でも私は、こんなにもはっきりと、悟史を好きだと気付いてしまった。
詩音のものになってほしくないと、こんなにもはっきりと思ってしまった。
「ごめんね、どうしようもないの。好きなの。ほんとにごめん」
「魅音」
悟史が微笑む。
「どうして謝るの?僕は嬉しいよ」
悟史が私を抱きしめる。触れた腕の温もりに、胸がますます苦しくなる。
「好きだよ、魅音」
そして、唇が触れた。
285 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:40:57 ID:HFcCGsa1
私は悟史の膝の上に乗って、キスを続けていた。
触れた唇が唾液で濡れる。ひどく熱くて、それだけで酔ってしまいそうになる。
舌がまるで溶けてしまうみたいに、それは甘い感覚だった。
「んぅ…ふぇ…」
ぴちゃり、と音を立てて唇が離れる。唾液がふたりの間で糸を引いている。
「魅音、顔まっかだよ」
「ん…悟史こそ」
ふたりとも火照ったように肌が赤い。やがて、悟史の手が私の胸を撫でた。
それは緊張しているかのように、大人しい、抑えた様子だった。
「いいよ、もっと……ちゃんと触って」
そう言うと、悟史の手に力が込められたのが分かった。
くにゅ、ぐに、と胸が揉まれる。悟史の手が触れていると思うだけで、私は吐息が震えるのが分かった。
「魅音…」
悟史の手が服の中に入ってくる。ブラがぐい、と上に押しのけられ、シャツの中で乳首がツンと上を向くのが分かった。
「あ…あぁ…」
胸が揉みしだかれる。ただ触れているだけで、どうしてこんなに切なくなってしまうんだろう。
びりびりと、感じたことの無い感覚が身体の軸に走る。
「魅音、みお…ん」
悟史がシャツ越しに、私の乳首をかぷっ、とくわえる。
布越しの濡れた刺激に、私は思わず仰け反った。
「やぁっ……」
悟史の舌がちろちろと動き、私の乳首をなぶる。その行為がとても恥ずかしくて、私はぎゅっと目をつぶった。
不意に、悟史の膝が私の脚の間で動いた。
「んあっ」
胸は揉まれて、舌でなぶられたまま。
同時にジーンズ越しに股間をぐりぐりと膝で押される。圧迫するような、じんわりと沸き起こる感覚に背筋が痺れる。
「あぁ…悟史…さ、とし…」
これじゃダメだ。私はぼんやりと思った。
私ばっかり触ってもらって、悟史は全然気持ちよくなっていない。
286 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:42:30 ID:HFcCGsa1
私は悟史の脚の間に手を伸ばした。ひどく硬い感触がそこにあった。
「うわっ…魅音?」
悟史の戸惑った声が聞こえた。私はベンチに座っている悟史の膝から降りて、悟史の足元に跪く体勢になる。
そして、悟史の学生服のズボンのチャックを下ろした。
「魅音、何するんだよ」
悟史の顔を見た。紅潮した頬。戸惑いがちに寄せられた眉根。そして、どこか期待の色が浮かんだ瞳。
乱れた息を整えて、その期待に応えるように微笑む。
「お…おじさん、口でしてあげるよ。あんまり慣れてないから、上手く出来るかどうか分かんないけどね」
悟史が目を見開いて驚くのを確認してから、私は向き直って、下着から悟史のあれを取り出した。
初めて見るものだ。硬直して、膨張していて、色は赤黒い。
悟史の普段穏やかな人柄とは不釣合いな、そのグロデスクで凶暴なそれに、緊張すると共に興奮している自分を感じた。
とりあえず、両手を添えて、口を開けてぱくっとくわえる。
「うあっ…」
悟史が微かに呻いた。甘い響きの声だ。
私は目を伏せて思い返す。いつだったか、そういう雑誌を雛見沢の外れにある空き家で見つけたことがある。幼かった、けれどもそういう行為に興味が無いわけでは無かった私は、じっくりとそれを熟読したものだった。
そこに書いてあったことを思い出しながら、添えた両手を動かす。そして歯を立てないように気をつけて、唇を動かし、舌を動かす。
じゅぷじゅぷと音がする。手と唇を動かして、舌で包み、舐める。唾液の量を増やす。
「魅音……あぁ…」
悟史が気持ち良さそうに声を上げる。
287 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:43:37 ID:HFcCGsa1
懸命に手や口を動かしながら、頬がひどく熱いのが分かる。苦くて青臭い味と匂いが、つんと鼻を刺激する。そういうものもひっくるめて、自分が興奮しているのが分かる。
私はふと思い付いてシャツを上げた。そして胸を持ち上げ、胸の間にそれを挟んだ。
そのまま胸ごとしごき、上の部分は口で刺激する。ぶるんぶるんと胸が揺れた。
「ああぁ……っ…駄目だ、魅音っ!」
切羽詰った声が聞こえて、頭をぐっと押さえつけられた。悟史のそれが喉の奥に入り込み、むせそうになる。けれどそれよりも先に、口の中にびゅっと液が放たれるのが分かった。
苦味が広がる。苦しい。涙が溢れて、私は顔を離そうとした。すると顔にもその液は飛び散った。
精液が、口、顎、シャツそれから剥き出しになった胸を白く汚した。ぽたぽたと肌を伝って精液が下に落ちる。
口に入った分はどうにか飲み込んだ。あまり美味しいものじゃないが、どうしても飲んでみせたかった。
顔を上げると、悟史は呆けたような表情で、顔を上気させてぼうっとしていた。私は思わずにやりと笑って身体を起こす。
「あっれえ、気持ち良すぎて魂抜かれちゃったぁ?おじさん、結構こういうの得意かも」
そう言いかけたところで、悟史の手が、剥き出しになったままの胸の片方をがしっと掴んだ。思わず肩が竦む。
「……魅音こそ、気持ち良さそうだったじゃないか」
「へ?」
いつになく悟史の声が低い。口元も笑みの形に歪んでいて、何やら不敵だ。
そう思った瞬間、悟史のもう片方の手が伸びて、私の股間に触れた。
「魅音、脱がすね」
「は?う、わぁっ!!」
悟史の片手がジーンズのボタンとチャックをあっという間に外し、膝までずり下ろす。私はたちまちショーツのみという格好になった。
「ちょ、ちょっと悟史……あぁっ」
悟史の指が、ショーツ越しにその部分をつねった。先ほどの行為で濡れて湿っていたそこは、くちゅりと水音を立てる。
「魅音、これは何だよ?濡れてるじゃないか。魅音こそ、僕のをくわえながら、感じてたんだろ?」
「ち…ちが…」
「嘘つき」
ショーツを引っ張って、指が中に入ってくる。誰にも触られたことの無いその部分を、悟史の指がぐりぐりと刺激する。
「ふぁ、ああぁっ!や、悟史…」
悟史は指を容赦なく突っ込む。ピンポイントに直接刺激されるその感覚に、脚ががくがくと震えるのを感じた。
「魅音のここはトロトロだよ?すごく気持ち良さそう…」
「やだっ…あぁあっ…」
288 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:46:12 ID:HFcCGsa1
駄目。もう立ってられない。
力が抜けて、崩れ落ちる私を、悟史が抱きとめる。
「ほら、魅音倒れちゃ駄目だろ。まだこれからなんだから」
私はベンチの上に寝転がされた。そして足に引っかかっていたジーンズと下着を抜き取られる。
悟史の指は、ぐちゅぐちゅと音を立てながら私の脚の間で動き続けている。
「は…あぁ…やああっ…」
「魅音、可愛いよ」
悟史が身体を動かす気配がした。ふっと影が落ちる。悟史が私に覆いかぶさったのだ。
悟史の顔が、私の左肩の上に来る。耳が熱くなるのを感じた。
「魅音」
息が耳にかかる。それに身を竦ませると、耳の中までねっとりと舐められた。
「魅音…入れていい?」
「え…」
太ももに、硬く膨張したものが当たっているのを感じた。
そしてその瞬間、身体の奥の熱が、それを欲しがっていることに、はっきりと気付く。
欲しい。あの硬くて大きいのを、私のあそこに入れて欲しい。
私は悟史の背中に手を回して、ぎゅっと抱きしめる。
「いいよ、悟史」
そう囁き返した瞬間、とても大きな衝撃が、私の下半身を襲った。
289 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:48:43 ID:HFcCGsa1
「う…うああああぁぁあっ……!!」
「魅音、魅音…!」
私は悟史の身体に縋るようにしがみつきながら、大きく喘いだ。
悟史の肩越しに、バス停の古びて黒ずんだ木の屋根が見える。とても暗いそれを見ながら、私はぶるぶると震えた。
苦しくて痛い。けれど、熱くてとても気持ちいい。
悟史が硬くて大きい全てを、私の中に押し込む。私は深く息を吐いた。
あまりにも強すぎるその感覚に、自分のどこかが吹っ飛んでいってしまいそうだった。
けれど悟史は小さく呻いて、言った。
「魅音、ごめん、動くよっ…」
「ふぇっ、ちょっとまっ…あああっ!」
悟史が腰を強く動かした。どすん、という衝撃に思わず目を見開く。
びしょびしょに濡れた下半身に、大きく揺さぶりをかけられる。
「やあああっ、悟史、さとしいぃぃぃっ!!」
「魅音、魅音、魅音……!!」
悟史が動く。木製のベンチに肌が擦れる。身体ががくがくと震えて、唾液が唇の端から零れ落ちる。
私は悟史の身体にしがみつく手に力を込める。まるで縋るように。
繋がっているその部分から、足のつまさき、それに頭のてっぺんまで、びりびりと快感が走り抜ける。
「好きだよ、魅音…魅音っ…!!」
「わ、わたしもぉっ、悟史…悟史のことが…んあぁあっ!!」
悟史が私を真っ直ぐ見つめる。悟史の汗が私の頬に飛び散る。
暗い、苦しい、痛い、熱い。悲しい、嬉しい、恐い、切ない。たくさんの感情がぐちゃぐちゃに絡み合って、脳みそがどろどろになる。
「魅音、出すよ…!」
「さとし、さとしぃ、あああぁああぁああっ!!」
熱いものが、私の内側に広がるのが分かった。
悟史の精液が、私の奥に注ぎ込まれる。私はびくびくと震えて、それでも悟史を掴む手は離さずに、それを受け取った。
「魅音……」
不意に、唇に柔らかい感触が降りた。
それは、触れるだけの、とても温かいキスだった。
悟史は微笑んでいた。私も一緒に微笑んだ。
290 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:50:24 ID:HFcCGsa1
射精が終わると、悟史はずるりと私の中から抜き取った。
気だるい感覚が、じっとりと身体全体を襲う。中に残された精液が、どろりと落ちてきそうになるのを感じる。
もうとうに夕暮れは終わり、辺りは暗くなっていた。月が白く昇っているのが見える。
服を着るためにベンチを降りようとすると、悟史が私をそっと抱き寄せた。私はそのまま悟史の肩に頬を当てて、身体をゆだねる。
「……魅音が好きだよ」
「…うん、私も」
まだ息が微かに荒い、掠れた声で囁きあう。私も悟史も、ぼんやりとしていた。
「好きになった。興宮のスーパーで買い物に付き合ってくれた時も、野球チームのマネージャーになって世話してくれた時も」
身体が硬くなる。緩んでいた頬が強張る。
静かに、身体の中の温度が下がってゆく。
「僕のことを、あんなに魅音が気にかけてくれるなんて思わなかった。すごく嬉しかった」
悟史が私の身体に回した手に力を込める。けれど私はその悟史の手に自分の手を添えることが出来ない。
だって違う。悟史が言っているのは、私のことじゃない。園崎魅音じゃない。
「明日、僕はやらなきゃならないことがある。けれどそれが終わったら、またチームに戻るから。そうしたら……魅音?」
私は泣いていた。
291 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:52:29 ID:HFcCGsa1
知ってしまった。知りたくなかった。いや、うっすらとは勘付いていた。
悟史が私を、別の人と勘違いしていることに、本当は気付いていた。
「どうしたの魅音?僕、何か魅音を傷つけた……?」
私は涙を手の甲で拭いながら、首を振った。
あなたは何も悪くない。ただ、私が事実から目を背けていただけ。
そう、私は知っていた。悟史が本当に好きなのは、詩音だってことを。
「魅音、大丈夫?魅音……」
涙が溢れる。私はそれを止めることが出来ない。
ただ、悲しいだけ。切ないだけ。悟史をどうしようもなく好きで、大好きで、あがいていただけ。途方に暮れているだけ。
月が白い。まるで能面のような顔で、無慈悲に私を眺めている。歪んだ視界の中、その凛とした姿を見て、私は気付いた。
そうか、これは罰なんだね。大切な妹に、好きな人に、そして自分自身にさえも嘘をついた、私への罰なんだね。
ごめんなさい。
「大丈夫だよ、悟史。ちゃんと明日、沙都子をお祭りに連れて行くから」
私は微笑んで言った。正直、上手に笑顔を作れているか自信は無い。きっと下手くそに歪んでいることだろう。
けれど悟史は、安堵したような表情を見せた。
ひとつだけ、悟史の不安を取り除けた。私にはこれが精一杯。
きっと、近いうちに悟史は知るだろう。
自分が本当に好きだったのは詩音だということに。
そして詩音と悟史は、心から愛し合うだろう。
私みたいに、まるで相手も自分も騙すようなやり方ではなく。
292 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:56:10 ID:HFcCGsa1
ごめんね、詩音。
悟史は詩音のものだから。どうせずっと詩音のものだから。
だから、少しだけ。今だけでいいから夢を見させて。
私は悟史の肩に頬を当てたまま、悟史の背中に手を回した。
悟史も私の背中に、手を回す。
悟史の温もりを身体全体に感じる。あまりにも幸せすぎて、脆すぎて、切なくて苦しい。
「魅音、本当に大丈夫?」
悟史の戸惑いがちな言葉に、私は明るい声音で返す。
「うん、大丈夫だよ、悟史」
すぐに、大丈夫になるから。そう心の中で呟いて、私は静かに目を伏せた。
そしてそれが、悟史との最後の思い出。
[終]
293 :
綿流し前日:2007/02/01(木) 23:57:36 ID:HFcCGsa1
終わりです。
綿流し前日、悟史が電話じゃなくて直接魅音に沙都子を頼みに行ったとしたら…と思って書きました。
結局悲恋になってしまってすいませんorz
>>293 マジお疲れでしたぁ!!
うーむ、良い、マジで良い
最後の思い出ってのがまた悲しいですな…
残酷だけど切なくてGJ。
この話好きだ
>>293 GGGGGGGGJJJJJJ!!!
凄く良かったです。
ずっと悟史を好いていた魅音の気持ちにホロッとき、
最後のオチに泣いてしました。
素晴らしい悟魅をありがとう!!
>>293 GJ×∞っ!!!!!
上手いっ!上手いっ!上手すぎるうううぅぅぅっ!!
エロいだけじゃない。魅音が切ねえええぇぇぇぇぇぇっ!!
悟魅ってどうするのか想像もつかなかったっていうのもあるけど、
すげぇよかったよ。
>>293 乙。
だめだ…切なすぎてエロい以前に泣ける…。
何で魅音は…こんなに難しい生き方をしなきゃいけないんだろう…
何でも我慢が基本で一人で抱え込む二人だからこその、
プラトニックで儚すぎる触れ合いに泣いた。
ひぐらしファイトというMADを見たが
題名だけ見ると赤坂と知恵先生が
梨花をめぐって血みどろの死闘をしてる隙に
圭一が梨花を奪って逃げていくような
そんな話しが思い浮かぶ…
302 :
968:2007/02/02(金) 02:16:20 ID:ykIgFoXn
前スレ968です
にーにーの日に間に合わせて書いたんですが
凄い量になったのでカサマツさんにうpしました
ichi73035.txt
>>293の方となんだかものすごく被ってるような気がして申し訳ないですorz
み…見れ…ない…
GJ。魅音も苦労人だったんだよね…
ところで
>>302氏のものを、まことに勝手ながら保管庫に保管してしまいましたが、
よろしかったでしょうか?
「おやおや…どうしたんだい?」
「おばさん…沙都子が起きちゃいます…」
今まとめ見て思ったけどレナホース振り回してそれがかかって風邪ひいたんだな
やべぇかわいいすぎだぜ!
でも
>>293も
>>302もあの後、悟史って詩音がいるのに気付くんだよな……。
悟史「じゃあ、僕があの時抱いたのは魅音? それとも詩音?僕が好きになったのはどっちなんだ? もし僕があの時二人を間違えていたなら、僕はどうすればいいんだ?」
真面目な分、悩んだら心的負担が高そうだなあ……病気が一気に悪化しそうだ。
あと、もし魅音と詩音が悟史と再会出来てたらどうなってたんだろ?
@:魅音があれは詩音だと言う→悟史と詩音が付き合う。
魅音「ふぇ? 私と悟史が……したの? それ、詩音だよきっと」
↓
悟史「いくよ詩音。……むぅ? 詩音って処女?」
詩音「それ、どういうことです?」
悟史「だってあのとき……」
詩音「あのとき? あのときって何ですか? それって(略)」
→グギャリオン覚醒BAD END(つーかもっと上手い嘘吐け魅音)
A:悟史が少しだけ要領いいというか地雷回避能力がある場合
悟史「いくよ詩音。(あれ? 何で血が……)」
詩音「どうしたんですか悟史君?」
悟史「ううん。何でもないよ(そうか、あれは魅音……君だったんだね……)」
詩音「悟史君? ……泣かないで下さい。私変な事しました?」
悟史「ごめん。ちょっと……胸がいっぱいになっただけだよ」
→魅音だけじゃなく、悟史にとってもちょいほろ苦いEND
B:悟史に地雷回避能力があり、かつ少し黒い(?)場合
悟史「魅音。……あのとき僕としたのは君だったんだね」
魅音「……そっか……気付いちゃったんだね」
悟史「魅音も、僕のこと好きなのかい?」
魅音「……うん。でも悟史には詩音が……」
悟史「付き合わないか? 魅音」
魅音「そ……そんな。詩音はどうするのさ? 私、あの娘が悲しむような真似出来ないよ」
悟史「当分、詩音には隠れて付き合うよ」
魅音「二股? だめっ! 駄目だよ悟史……あうぅっ」
悟史・魅音『ちゅっ くちゅっ ちゅっ』
魅音「や……止めてよ。悟史……私、そんな……」
悟史「でも、魅音の唇は止めてとは言わなかった。僕は魅音の言葉と唇、どっちを信じればいいのかな? むぅ」
→そして二股へ?
なんか、考えてたら他にもキレイなのからドロドロの修羅場まで色々な可能性がありそうな気がしてきた……。
あ、302は相手が魅音だって分かってるんだっけ。ちょっと勘違いした。
>>302 乙
重いけど幾分すっきりした感じでいいな
重いけど…
>>308 恋愛は自由意志が大切…ってことで
小生、Bしか頭に浮かばないですんね
むしろ続きキボンヌ
実際悟史が健在さえしてればその辺は何とでもなったと思う。
>>302 >>308 共々GJ!
やっぱ魅音物はレスも白熱するなぁw
このような流れだがあえて言いたい
他の未完作品にも激しく期待してます!
特に大乱交編など既に完成している物は遠慮せず投下して欲しい
逆にこんなのはどうだ。
悟史とのほろ苦い思い出を胸に秘めて、圭一と新しい恋を育む魅音。
付き合いだしたはいいが、なかなか魅音に手を出せない圭一。
が、悟史が帰って来て、いろいろバレてしまう。
圭「魅音、お前悟史と寝たのかよ!」
魅「………」
圭「くそっ!どうしてだよ魅音、どうしてだよぉぉぉ!」
魅「ご、ごめん圭ちゃん!私…昔、悟史が好きだったの。でも今は圭ちゃんだけだよ!本当だよ!」
圭「信じらんねえよ…魅音、どうやって悟史に抱かれたんだよ!こうか!?こうか!?」
魅「きゃあっ!やめて圭ちゃん!」
圭「どうしてだよ?悟史はよくても俺は駄目なのか?ほら、ここは触ってもらったか?ここは?」
魅「ああっ…!圭ちゃん…!」
そして圭魅尻叩きエロに繋がるのですよにぱー☆
ちょっと遅レスだけど
>>293GJです!
エロ入ってるのに泣けた…
>>302もGJです!
悟史だとどうしてもハッピーエンドが考えらんないな。
316 :
968:2007/02/02(金) 19:09:10 ID:ykIgFoXn
最初は悟史と魅音が再会→昔を思い出してえちな流れだったんだけど
再会がどうにも思いつかなくて過去話になった
なんか見れない人もいるみたいでごめんなさいごめんなさいごめんなさい
あと保管庫は収納は有難いですー
悟史が魅音も好きで、詩音が寛容で、魅音が少しでも自分の想いに正直に慣れた場合
悟史「魅音。僕が抱いたのは魅音なのかい? それとも詩音?」
魅音「悟史としたのは……私。悟史が好きだったのが詩音だったっていうのはあのとき……知ったの。ごめんね。詩音のふりなんかしちゃって……」
悟史「そんな……謝らないでくれ。僕の方こそ……その」
魅音「いいんだよ。私も……悟史のこと、好きだったから。でなかったら、あんなこと……しなかった」
悟史「でも、それじゃ魅音が……」
魅音「ううん。……もういいの。だから、悟史は私の分まで、詩音を愛して」
悟史「駄目だっ!! 俺、こんな気持ちのまま、何知らぬ顔で詩音と付き合っていくことなんて出来ないっ!!」
魅音「ちょっ……悟史? 駄目だよ。抱きついちゃ、こんなとこ詩音に見られたら……」
悟史「分かってる。俺、詩音が好きだ。……けど、魅音の気持ちにも応えたいんだ。同情とかそんなんじゃなくて、魅音も好きなんだ」
魅音「………………悟史……」
詩音「へぇ〜? 二人して校舎裏で何話してるのかと思ったら、こんなことしてるんだ?」
悟史・魅音『し……詩音。あの……これは……』
詩音「悟史君……。どうしても、お姉への想いは、捨てられませんか?」
悟史「…………うん。ごめん詩音。裏切るつもりはないんだ。本当の本当に僕は、詩音を愛している。けれどっ……!!」
詩音「じゃあどうします? いっそのことお姉と私、二人一緒に付き合っちゃいます? 私はOKですけど?」
悟史「え……でも、詩音。そんなのって……」
詩音「そうでもしないと、悟史君がいつまでもお姉への想いを引きずっちゃうじゃないですか。そんな中途半端な愛されの方が、私は嫌です。どうせなら、私を見るときだけでも私だけを全力で見て貰いたいです」
悟史「詩音……ありがとう」
詩音「いいんですよ。私は、悟史君が望むなら何でも叶えてあげたいんですから……」
悟史「魅音は……どうかな?」
魅音「う……うん。私も……構わないよ。あの、悟史……」
悟史「何? 魅音」
魅音「大好きっ!!」
→両手に花ルートへ
でも、書いておいて何だが、こんな可能性凄く低い気がしてきた。正直、キャラに違和感が……。
Bのあとに鬼畜系エロゲっぽく詩音を調教しまくって、悟史から離れられない体にしたところに魅音を出して、なし崩し的に両方と付き合うのを認めさせる方がよかったかも?
>>313 いいなそれ。
レナが圭一を調教する話を思いついて、
仕事中に笑ってしまった。
形にして投下していい?
ただ、細かいところを固めるうちに俺ってこんなに変態さんだったんだ……
とか思ってしまうような話なんですが。
というか、もし書いたら初エロパロどころか、
初エロ小説になるんですけど……
263の罪滅ぼしもかねて、というより、このスレの熱気にやられた。
むしろ投下してくれ
じゃあ風呂入ってから書くから待ってくんろ。
今日で書ききれずに明日とかに持ち越したら俺は発狂するかもしれない。
もちろん、感覚的な明日であって、たぶん完成は十二時を回ると思われますが。
普段エロどころかパロディもあんまり書かないから、(一次創作系の人間です)
ちょっと微妙かもしれませんが。
エロなしコメディを書いてみたので投下
エロイ部分は自分で保管してくれ
羽入「沙都子と一緒にお料理するのは夢だったのですよ。
夢が叶って良かったです」
沙都子「大げさすぎますわ。でもそう言ってくださるのは嬉しいですわ」
羽入「ところで梨花はどこに行ったんですか?」
沙都子「何でも圭一さんに用があるとかで20分ほど前に出掛けましたわよ」
羽入「圭一に?あぅあぅあぅ、嫌な予感がするのですよ」
沙都子「それで梨花ったらもしかすると帰るのが遅くなるかもとか・・・」
羽入(あぅあぅあぅ!何か変な味が口一杯に広がってきたのです!
この生臭い味はもしかして!!)
羽入「すいません沙都子。梨花に用事ができたので大至急探してます!」
沙都子「羽入さん!・・・あんなに慌ててどうしましたのでしょうか」
羽入(梨花にはそういうことはまだ早いのですよー!)
羽入「あぅあぅあぅ、遅かったのですよ・・・」
梨花「ただいまなのですよ〜」
沙都子「ちょっと梨花!いくらなんでも帰るのが遅すぎますわ!
ご飯も冷めてしまいましたわ!
羽入さんも急に出掛けるから晩御飯を作るのが大変でしたのよ。
ところで羽入さん、何をそんなに落ち込んでいらっしゃるの?」
梨花「帰ってくるのが遅れたのは別に私のせいじゃないですよ。
最後は羽入が自分から腰を振っていましたですよ〜。」
羽入「そっそれは圭一と梨花が二人がかりであんなことをするから!
それに、その、ご無沙汰だったから色々と溜まっていて・・・あぅあぅあぅ」
梨花(黒)「結局自分だってしっかり楽しんでいたんじゃない」
羽入「あぅあぅあぅ・・・」
沙都子「腰を振ってって三人で踊りでも踊っていたんですの?」
梨花(黒)「まぁ似たようなものね」
沙都子「ズルイですわ、私に料理させておいて二人だけで楽しんでくるなんて。
仲間はずれは嫌ですわ!」
梨花「それもそうね。沙都子だけ仲間はずれは可愛そ可愛そなのです。
さっそく明日にでも3人で圭一の家に行くです。」
羽入「そ、それはっ」
梨花「激辛キムチ(ボソっと)」
羽入「!?」
羽入(沙都子、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・)
沙都子「明日が楽しみですわ♪」
梨花「それではご飯を温めなおして食べましょう」
茜さん輪姦ものを考えているんだが、茜ママの弱点ってシイタケ以外に何があったっけ?
食事中にその味はカンベンだなwwww
しかもサトコゥが目の前にいるばっかりに消えることもできず…
GJ
325 :
322:2007/02/02(金) 22:04:07 ID:IwrOQLXg
>>324 5分程で即興で作ったんだが気に入ってもらえたようで何より
保管庫に登録を誰かお願いします
題名は考えてないんで無題でおk
>>302 見れました!念願のサトミオンが拝めて本当に感激してます。
ありがとうございます。
魅音を思うと切なくて、萌えると同時に胸が締め付けられました。
GJ!!
もうちょっとで約束の品があがりそうなんですけど、
やっぱりスレに書き込んだほうがいいのかな?
鉈スパンキングとか、手足拘束ローションバイブ責めとか、
俺、死んだ方がいいかもしんないレベルのこと書いちゃったんですけど。
なんで初なのにこんなハードコアなもの書いたんだろう……
字面だけみたらえらい楽しそうですが。
ちなみに、責めてるのはレナです。
ああだめだ、やっぱり笑ってしまう。
鉈スパンキング。
今確認したところ、
スパンキングといっても描写的には四回ぐらいしか叩いてないような感じでした。
ああ、俺何行ってんだ。
生まれてきてごめんなさい。
じゃあもう、スレに直接投下しますよ?
いいんですか?
こんなもの誰にも彼にも晒したら、
精神崩壊する人が一人ぐらい要るかもしれませんよ?
一時までに返事が無かったら、投下します。
って、えらい短期間だね
警告はしっかりしたんだからいいんじゃないか?
あと何レスくらいになりそうかということをあらかじめ表記しておけば完璧
早く来てくれええええぇぇぇぇぇっ!!
ちなみに、自分はレナによる鉈プレイ流血ものを書いたことがある。
そのときは叩かれなかったから、きっとあなたも大丈夫。
一レスって何文字ぐらいがいいんですかね?
ちなみに全6816文字で、
原稿用紙換算21枚です。(改行や空白も入れて)
>>331 お前があの作者だったのか!
あんたの鉈プレイシリーズには世話になったぜ・・・
よし、大体わかったぜ。
10レスぐらいだ。
これで最後だから。
これを投下すれば忘れてしまうのだから。
君たちに送る、……………俺からの、最初で最後のエロパロ。
ひょっとすると、…俺は自分の事が、
…………………………………好きだった。
タイトル「すてきななまえ」
鈍い痛みと共に、目が覚めた。どうやら手足は拘束されているようで、俺は膝をついて車の天井あたりに手を吊り下げられているらしい。
革と金属で出来たその手製の手錠は、俺の力では到底千切れそうにない。しばらくもがいていると、人の気配が動いた。
真っ暗で周りがどうなっているのか確認できなかったが、俺が来ようとしていた目的地であることは想像できた。
人の気配はレナだ。
「目が覚めたのかな? 圭一くん?」
突然、電気ランタンの光が俺の目に飛び込んで、
俺は目をかばおうとしたが、手が拘束されているからもがくことしか出来なかった。
強く閉じていた目から、次第に光が遠ざかっていくのを感じる。
「まぶしかったかな? かな?」
俺が何とか目を開けると、すぐ前にレナが居た。
そう、俺はレナを説得しに、レナが別荘のようにしているこの車を探していたのだ。
「う、レ、レナ? レナ!」
「こんなところに何しに来たの?」
「お前を助けに来たんだ、レナ……ところで、何で俺縛られてんだ?」
「ああ、ごめんごめん。突然暴れられると困るから。少し緩めるね」
「解いて……くれないのか?」
俺は薄々感じていたのに、わざわざそれを確認する。
「解いたら、何されるかわからないじゃない? 圭一くんだって……もしかしたら、”敵”なのかもしれないし」
「なんだよ? ”敵”って?」
そう言うレナは、首筋を引っ掻いていた。その首筋からは赤いしずくが流れ落ちて、一筋の線を作り、服に赤い模様を作っていた。
「お前、その首……」
手を出そうとして、じゃら、と鎖が邪魔をするのに気付く。
「ごめんね、圭一君が味方かどうかわかるまで、私はその鎖を外せないから」
「……そうか」
レナは今、心に風邪を引いている。短期間に人を二人も殺して、バラバラにして……
「大石さんから聞いたんだ」
血が流れているというのに、まだレナはかきむしっていた。
「圭一くん、転校前に色々してきたんだって? オモチャの銃で……」
「レ……レナ?」
俺は……確かにした。いろいろ、なんてもんじゃない。子供の目を撃って、失明させかけた。
「全部言わなくてもわかるよね? そんな人、信じれると思う? この犯罪者!」
「レナだって」
俺は、一瞬で失言だと思った。俺は説得をしに来たというのに、
レナが知っていたという事実を遠ざけるために、とんでもないことを言おうとしたと。いや、もう言ったも同じだ。
「うん、そうだね。レナは人を殺した。ううん、置いてきた。
礼奈と一緒にあそこにおいてきたの。皆と一緒にね。
それなのに、魅ぃちゃん、動かしたんだよねぇ?」
「ち、違う!」
「違うもんか! 確かに埋めた場所に、死体は無かったんだから!」
「だから、違うんだって、それは魅音がレナをかばうために……営林署があそこら一体を掘り返すっていう話があって」
「嘘だッ!」
レナは、いつのまにか手に持っていた鉈を振り回した。乱暴な音が車内に響き渡り、窓ガラスを破壊した。
「それで、圭一くん……いや、前原、お前は何をしに来たんだ?」
レナのその言葉は、今までのどんな暴言より暴力的に聞こえた。
お前、前原……レナが俺の名前を呼んでくれない。
「”礼奈”を、助けに来た」
「その名前で呼んで良いって誰が言ったぁぁあぁぁああ!!!」
今度は二度、鉈を振り回した。割れるべき窓ガラスはもう無く、
天井やら内壁やらにぶつかり、その反動で俺の鼻先を掠れたが、俺は”礼奈”を見つめていた。
「なぁ、俺は、悪いことをしたさ。でもな、圭一っていう名前は、捨てなかったぜ?」
「うるさいよ、前原」
突然、レナが俺の股間を握ってきた。
「所詮、お前だってここで動く人間なんだ。男なんて皆一緒、一時的に快感さえ得られれば、それでいいんだ」
「な、レ……礼奈!」
「何? それ? 私を挑発してるつもり? 自分の立場が分かってる? 私、人を二人も殺してるんだよ?
もう何だって出来るよ。今、この場でお前の首を飛ばすことも出来るんだ……あれあれ? ここが硬くなってるよ?」
喋ってる間も俺の股間を触っていた礼奈は、俺の体の異変を感じ取っていた。
「それは……礼奈が、触ってるからだよ」
「ふーん、それって、愛の告白のつもりなのかなぁ? 私、そういうの嫌いだな。気持ちよくなったら、ハイさよならーでしょ?」
「違う……俺のは……礼奈だから、硬くなったんだよ」
礼奈はそんなことを気にもかけず、ジッパーに手をかけた。
俺の股間が露にされるのは、それほど時間の掛からないことだった。なぜなら、俺のものが限界まで張り詰めていたからだ。
「こんな状態でも勃っちゃうんだ。あはははは、しかも、皮かむってるんだね?」
「……くっ」
礼奈は、硬くなった俺のものを軽くつついた。それだけで、何ともいえない感覚が俺の脊髄まで駆け抜けた。
「ほら、やっぱり。こんな状況でも反応するなんて、変態だなぁ……」
「なぁ、礼奈」
「後ろを向け、前原」
「礼」
「向けッ!」
首筋に、鉈を当てて、礼奈は俺を脅迫した。ここで逆らったところで、
何ら解決の方向には向かない。俺は仕方なく、後ろを向くことにした。
どうやら、回転はできるらしく、俺は膝をついたまま礼奈に背中を見せる。
「これが見えるかな? いや、見なくてもいいよ」
スイッチを切り替えるような音がして、続いて何かが振動するような、くぐもった音が聞こえた。
少ししてから、俺のズボンのベルトが外され、ズボンをずり下げられる。
その間ものたうつ何かの音を、俺は聞いていた。
まだいいね、という礼奈の声と共に、その振動音は無くなる。
続いて、何か液体のようなものが、俺の尻に塗りたくられた。ひんやりとしたそれは、同時にぬるぬるとしている。
礼奈の手は、俺の尻の穴にまで及んだ。
「あ、あう……」
普段触られないようなところを触られ、俺は思わず前かがみになってしまう。
結果、尻を礼奈のほうに突き出す形になった。
「あははははは、変態だ、変態だ」
完全に、面白がっている。
「入れるよ?」
何、何を入れるんだ?
「ゴミ置き場で拾ってきたものだけど、ちゃんと洗ってるから大丈夫だよ」
俺は、座薬を入れられたときのような感覚を、尻に感じた。
すぐにそれを排出しようとする力が掛かる。
「ガムテープでとめちゃえ」
「ああ、う……」
びりびりという音と、俺の尻に感じた礼奈の手の感触と、粘着質のテープが貼られる感触が、俺の前の敏感な部分に届いた。
「これでも感じるんだね、ぴくぴくしてるよ……レナなら、かぁいいなって言ってたかもね。私は礼奈だもんね?」
「そ、そうだよ、礼奈……」
「まだ言うの?」
ごとり、という重いものを動かす音がした。
ぺち、ぺち、と、金属のひやりとしたものが俺の後ろに何度もうちつけられる。
「分からない子には、お尻ぺんぺんだよ?」
べちっ、べちっ、だんだん強くなってきた。
「あははははははは、こんな状況でも、キモチ良くなりたいんだねぇ?
やっぱり、お前も醜い男の一人だったんだ。レナはそこに居てろ。礼奈がやるよ」
礼奈のほうが見えない俺には、本当にその場にレナと礼奈という二人の人物がいるかのような錯覚があった。
「礼奈、もう、やめてくれ……」
「何言ってんの? 尻叩かれて感じてる変態さん?」
そういって、礼奈は俺の腰に手を回してきた。片方の手は、俺の左腿を掴んでいる。
そして、もう片方の手は、俺の前へと回ってきた。その手はべとべとした液体で包まれている。
「これね、ローションっていうんだよ? お前の尻が気持ちよくなるように、さっき塗りたくったのもそう。
ああそうだ、電源を入れるのを忘れてた」
かち、という音と共に、例の振動音が……俺の中から聞こえてくる。
それと同時に、俺が今まで感じたことの無い種類の快感が、体を駆け巡った、
拘束されているから、俺はひざをついたまま、のた打ち回る。
「ああ、あううあああ、や、やめ、やめてくれ、れ、礼奈、礼奈!」
「これからだよ、圭一」
礼奈が、圭一と呼んでくれた。そのことで、一瞬意識がそっちに向かったが、
それが飛ぶぐらいの快感が、また、俺の体を駆け巡った。
「あぁあううあ……」
礼奈の手が、俺のものに触れたからだ。
「へぇ、触っただけでこうなるんだ。じゃあ、握ってしごいたらどうなるかな?」
礼奈は俺のものを強く握り締め、ゆっくりとしごきはじめた。
「はぁっ、はぁっ、れ、礼奈、止めて、止めてくれ、その、振動を!」
「あはははは、圭一くんのここ、すごいよ。何か溢れ出てるよ? それ、剥いちゃえ!」
一気に礼奈は俺の包皮を剥いた。赤い色の先っぽが露出した瞬間、俺は体をのけぞらせた。
「あぁぁあがっあああぁあ!」
何度も何度も、体ごと波打たせて、俺は白い液体を飛ばす。
「あ……ああ……あ、あ」
やがてそれも収束するが、まだまだ俺のものは硬いままだった。さらに、振動も止まらないままだ。
「あーあ、手が汚れちゃった。そうだ、いいものをあげよう」
「もう、もう終わりにしてくれよ……」
「でも、圭一くんのここ、まだ収まってないよ? 出したいんなら出したいだけ出したらいい。それが、最後の手向けだから」
圭一、くん……そうか、俺を、殺すんだな。そうは思っても、まだ俺の尻の中で暴れる振動に、俺は流されてしまった。
「ほら、これを使うんだ。」
礼奈が手にしたそれは、ゴムのかたまりのようなものだった。
その管状のゴムには穴が開いていて、そこからは先ほどの透明の液体があふれ出ている。
「これが、圭一くんの始めての相手だよ、あははは、惨めだねぇ、変態は」
そっと、その塊を、俺のいきり立ったものに近づける。
「ほら、腰は動かせるでしょう? 自分で動いてみたらどう?」
刺激するように、礼奈はそれを俺の先端に近づけては放した、
俺はそのたび、その管の方向へと腰を動かしてしまう。そのうち、礼奈は動きを止めた。
俺は、そのままの勢いで、その穴へと挿入してしまう。
「はああぁうあ、礼奈、礼奈ぁぁ、礼奈、礼奈……」
「まだ言うの? それとも気がおかしくなっちゃったのかな? あはははは、もうそろそろ死んどく?」
礼奈は、左手に鉈を持った。音で分かる。先ほどと同じ音だから。
「礼奈、礼奈礼奈……」
俺の腰の動きは、止まらなくなっていた。壊れた再生機のように、何度も何度も礼奈と言い続けた。
何度か突いたあと、俺はまた絶頂を迎える。もう手がだらんとしてきて、足も震えてきている。
腰がパンパンでも、まだ、その管はおれのものについたままだった。
もう礼奈は手を放しているのに。つるんと、それが抜け落ちて、また、俺は体を震わせた。
「すごいね、四回も出したのに、まだ硬いよ?」
「れ、礼奈……礼奈……」
まだ俺は、うわごとのように繰り返す。それは、気付いて欲しかったから。
信じてた。いや、信じてる。今この瞬間も信じてる。信じてるのは、認めたくないから?
いや、違う。認めたいから。俺は悪いことをした。礼奈も悪いことをした。それを、認めてほしかった。
でも、それは、俺の独りよがりな発想だった。なんせ、俺はこうやってもてあそばれている。
認めてほしいなんて、罪を押し付けている。
「解いてあげるよ、圭一くん。もう、襲い掛かってくるような力も無いようだしね」
振動が止まり、俺は完全に自由な状態になった。それにもかかわらず、俺はその場にへたりこんでしまう。
叫ばなければならないのに。
「あはははははは、無様なもんだね、もう黙った。ねぇ? 圭一くん?」
圭一くん。そうだ、俺を圭一くんと呼んでくれる奴が居た。名前はレナ。
いや、礼奈。竜宮礼奈。ずっとレナって名乗ってた子。本当の名前を捨てて、ずっとずっと。
「なぁ、”レナ”なんで、”い”を捨てたんだ?」
壊れたように笑っていた礼奈の動きが止まった。
「レナ? 礼奈だよ。こんな汚れた仕事をするのはね。”い”やなことを捨てて、私はレナになったっていうのに、
圭一くんは悪い子。礼奈を思い出させた。こんな暴力的で最低で、そのくせ大事なものも守れない、弱い女をね」
「そうだったのか……あはは、俺さ、”い”を取ったら、ケチな男になっちまうんだよ。
わかるか? けいいちから、いを取るんだ」
「そうだね、ケチな圭一くん。だって、レナのこと、礼奈って呼ぶんだもん」
「だって、礼奈って……綺麗な名前じゃないか。
それを名乗らない……レナのほうが、ケチだぜ……でも、レナって呼ぶよ。
レナは、そっちのほうがいいんだろ?」
「……礼奈って、呼んで」
「え?」
俺が、振り向いた瞬間、レナ、いや、礼奈は俺に唇を重ねた。
「ほら、礼奈の、ここ触ってみて?」
レナが俺の手をひっぱり、自分の股間に手を当てさせた。
「湿ってるでしょう? 私、圭一くんの姿見てて、こんなになっちゃったの。
変態、圭一くんだけじゃないよ、私も変態。人を傷つけて、こんなになってるんだから」
「レ……礼奈?」
「ねぇ、圭一くん、私、帰る場所が無いの。家に帰れない。圭一くんの家にも、魅ぃちゃんの家にも行けない……私、自首するよ。
間違ってたの、私、礼奈なんだって。汚い汚い、礼奈なんだって」
「間違ってたのは……俺だよ。礼奈を、嫌なことから無理やり遠ざけてた。それが解決になるわけ、無いのに」
レナは、ぎゅっと俺の手を握り締めた。
「卑怯だよね、知ってた? 魅ぃちゃんも、圭一くんのこと好きなの。でも、私はもっと好きなんだ!
もっともっと! 何で、何で、こんなことになっちゃったんだろう! 礼奈の馬鹿、礼奈の馬鹿!」
「礼奈! 礼奈はお前だ、礼奈! その名前を捨てないでくれ! 犯した罪を捨てないでくれ!
俺たちを……捨てないでくれ……俺は、レナとしてお前と会ったから忘れてた。
ずっとずっと生まれてから死ぬまで礼奈だってこと、礼奈は、礼奈だってこと!」
「うっぅ、うう、つらいよ、圭一くん、胸が痛いの!」
「俺が、抱きしめててやるから、泣いてくれ。ずっと、頑張ってたんだな、礼奈。ずっとレナを押し付けて悪かった」
「圭一くん……あのね……やっぱり、ダメ。犯罪者の娘や息子なんて、迫害されるだけだもんね……」
「ああ、そうか、俺が言うべきだな。俺、礼奈の子供が欲しい。俺と、礼奈の子供が欲しい」
「……ありがと」
俺と礼奈は、激しく交じり合った。お互いのだいじな名前を呼び合いながら。
「ねえ、圭一くん、痛かったよ」
「え、あ、ご、ごめん……」
「でも、うれしかった。あのね、その、また出てこられたら……」
「ずっと待ってる。何年でも、俺は待ってるから。だから……その時は、結婚しよう、礼奈。前原礼奈に、なってくれ」
「ふふ、子供が生まれたら、礼一くんかな?それとも圭奈ちゃん?
どっちも素敵な名前だね。私と、圭一くんの名前が入っているんだから」
「そうだな、二人目が生まれたらどうする?」
「あはは、圭一くん、気が早いよ」
礼奈は、大粒の涙を流した。俺も、きっと流していた。これで、お別れなんだ。
いや、お別れはもっと先かもしれないけど、いつもの日々とは、これで。
「みっ、みぃーー……レ、レナがボクの注射を拒否したのに、圭一にお注射されたのです……」
「り、梨花ちゃん?」
俺は動揺した。まさか、こんなところで会うとは思わなかったから。礼奈との関係を知られたからじゃない。
「あはは、梨花ちゃん、聞いてた? 私、もう自首するから……お別れだね?」
「それでいいのですか?」
「……うん」
「レナが……いや、礼奈がそれでいいというのなら、ボクは何も言わないのです。
惨劇がはじめから無かったなんて、ボクは思っていません。
起きた後に、それを受け止めなければいけない人たちのことを、ボクは考えたことが無いのですよ」
俺には、梨花ちゃんの言っている意味が、少しわからなかった。
でも、梨花ちゃんが礼奈を認めてくれたことは、俺にも分かった。
翌日、礼奈は警察に出頭した。
なぜか大石という刑事は、礼奈を見て驚いてはいたが、すぐに礼奈に色々な質問をはじめた
。死体はどこにあるのかだとか、凶器はなんであるか……証拠が無い限りは、それが事実であったとしても、
警察は捕まえられない。確かに、リナと鉄平という人物が行方不明になっているが、もともとよく行方不明になりそうな人間だったから、
捜査は最小の人員で行われていた。誰も、居なくなったことを気にかける様子が無かったからだ。
調査の結果、礼奈の証言は、嘘の証言であることを認定された。大石はひどく落胆し、
何か色々とつぶやいていたが、もうこんなところに来ることは無いようにと、俺たちに念を押していた。
「ねぇ、圭一くん?」
「なんだ? 礼奈?」
そう言うと、礼奈はうれしそうに言った。
「すてきな、なまえだね」
―END―
ごめんね、礼奈を穢して。
本当、俺ってやつぁ……
このほかに「私、前原圭一は」の改変文による、
恥ずかしい文章の朗読を圭一にさせるとか、
レナのブーツで蹴られておっきする圭一とか、
色々考えてましたがこれで限界です。
もし書いてたらS号関連から流出した中国製ヘイシンで頭を撃ち抜いていたことでしょう。
ああ、これで呪いから解き放たれた……
というか、二時間で二十ページとか自己ベストを塗り替えた気がする……
たしか、十四ページだったから。
>>345 GJっ!!!! いいですねええええぇぇぇぇっ!!!!
最初で最後なんて、悲しいこと言うなよ。
そのネタでまた別の話を書いて出してくれよ……。
つーか、執筆ペース恐ろしく早いっすね……。
人と比べたこと無いんだけど、俺最速でもその三倍はかかるよ。
>>333 うわ、まだ覚えてくれてる人がいたのか。なんだか照れくさいな。
>>345 GJ!だがあえて言わせてもらおう
肝心の部分が省略されてて少々残念だったと・・・!!
肝心な部分っていうのはアレですね、
最後のアレ。
いや、もう力尽きたんですよ。
やっぱり私には263みたいなのがお似合いなのですよ。
もう圭一のかっこよさに惚れてしまったわ
GJってレベルじゃねーぞ!!
ラストが素晴らしい。
>レナがボクの注射を拒否したのに、圭一にお注射されたのです
ww
GJ! 圭一が漢だな。
GJ
も圭一かっこいいよな…
お尻叩かれていてもかっこいいよな…
何で俺が書くとキモくなるのかな…
一つ聞きたいのだが、エロくなくても
ギャグとか一発ネタもここで良いんだっけ?
今までに非エロもあったし……駄目ってわけじゃないんじゃね?
さすがに赤坂×圭一とかは勘弁だが。801ならちゃんと専用のスレあるしな。
>>345GJ。
前にもギャグっぽいのあった気もするし、投下してくれ。
サトシオンin節分ネタ
詩「悟史くん、どうぞ」
悟「むぅ、…これは、煎り豆?」
詩「ハイ、今日は節分ですから。
節分に年の数だけ豆を食べるとですね、今年一年病気をしないという言い伝えがあるんですよ。
悟史くんには、ずっと元気でいて欲しいですから」
悟「そうなんだ…。ありがとう、詩音。…あれ?この豆、僕の年の数には一つ足りない様な…?」
詩「あの…最後の一粒は…、ここに…あります」
そう言いながら自分のスカートを捲り上げる詩音
悟「そ、それは…むぅ…」
詩「…ちゃんと、全部食べてくださいね…」
悟「…!もちろんだよ、詩音!!」
詩「あっ!?さっ悟史くん、そんな、急に…あん」
悟「うん、美味しいよ。詩音のお豆さん」
突然思い付いたので
スレ汚し編スマソ
>>356 俺はこういう小ネタ好きだ
なんか書きたくなってきた
358 :
夢十夜?:2007/02/03(土) 17:54:47 ID:6Coei/Dv
こんな、夢を見た
…その部屋は地獄だった。
脳漿と、血と、撒き散らされた肉で。
人を信じた結果がこれか、友を信じた結果がこれか。
それは美しくあれども、哀れで滑稽だ。
だけど、それゆえに彼はその光景に感動した。
だからこそ、彼はこうしたのだ。
「私は命を二つ持ってきた」
以上
部活ヒロインのマルチルートもの、レナルートが書き上がったんで出します。
明朝4:00に48時間作戦が開始される。
梨花ちゃんの命を狙う……いや、そうじゃない、雛見沢の命を狙っている鷹野さん達との戦いが始まる。
俺達は戦いに備えて、魅音の家に寝泊まりすることにした。
朝は早い。それまでに少しでも睡眠を取っておくというのが魅音の指示だった。
それは分かっている。……しかし、俺はなかなか寝付けないでいた。
時計の針は夜の11:00をまわったところ。
いつもならまだ起きている時間なのだから当然だといえば当然なのだろうが……。
畜生。最高のコンディションを整えなくちゃいけないってのに、こんなんじゃ明日になってみんなの足を引っ張りかねない。
寝返りを打って、目を開ける。
あれ? 障子の向こうに誰かいないか?
月明かりに照らされて、人影が映っている。
誰だろう……こんな時間にやってくるっていったら、それは――
1,レナかもしれない
2,魅音かもしれない
3,沙都子かもしれない
4,梨花ちゃんかもしれない
5,羽入かもしれない
rァ レナかもしれない
俺以外にまだ眠れない奴がいるのかと思い。そっと布団から抜け出し、障子へと移動する。
「レナ? ……どうしたんだよ? こんな時間に」
戸を開けると、そこにはレナが立っていた。
「あ…………その。ゴメンね圭一君。起こしちゃった?」
「いや……別に構わないぜ? 俺は寝付けなかったから、まだ起きてた」
「そうだったの? 圭一君も眠れなかったんだ……」
そう言うとレナは照れくさそうに笑った。
「っていうことはレナもか? じゃあ、ひょっとしてみんなも……?」
「ううん。みんなはもう寝ちゃったよ。布団に入ってすぐだった。魅ぃちゃんと沙都子ちゃんなんて凄いいびきなんだよ?」
俺は苦笑した。なんとなく容易にその様子が想像できたからだ。
同時に、彼女らの強さを少し羨ましくも思った。
「……そりゃ確かに眠れないよな。それでレナは部屋を抜け出してきたっていう訳か」
レナは頷いた。
「出来たら圭一君とお話し出来ないかなってここまできたけど、よく考えたら圭一君だって休んでるんだから邪魔しちゃ悪いよねって……」
「仕方ないから部屋の外に突っ立ってたっていうわけか? なら、取り敢えず部屋に入れよ? いくら夏だからって、いつまでも夜風に当たっていると風邪引いちまうぞ? 魅音の言葉を忘れたのかよ?」
そう言うと、レナはくすくすと笑った。
「そうだね。……それじゃ、お言葉に甘えてそうさせてもらうね」
レナが部屋に入って、俺は障子を閉めた。
二人して布団の上に座る。
でも話す切っ掛けが見付け出せなくて、俺達は互いに無言だった。
庭園に流れる水の音しか聞こえない静寂。
月明かりしかない暗がりで、レナがどんな顔をしているのかよく見えない。
でも、俺の隣にレナがいる。それだけで、なんだか少しほっとする。
「レナ。……話ってなんだよ?」
「ん? ……何だっけ。もう忘れちゃった」
「おいおい。なんだよそれは。……別にいいけどさ」
わしわしとレナの頭を撫でてやる。
「でも俺は、レナが来てくれてよかったと思う」
「え……?」
「……あっ」
慌てて口を押さえたがもう遅い。頭の中だけで言うつもりだった……かなり恥ずかしい台詞を、俺は既に口にしてしまっていた。畜生、俺の馬鹿、俺の馬鹿……。
きっと、この暗闇の中でも俺が顔を真っ赤にしているのはレナに丸見えだったと思う。
でも……そうだよな。ここまで言ってしまったんだから、もう隠す必要も無い。
「ホント言うとさ……俺、ずっと考え事してしまってて……それで眠れなかったんだ」
「…………うん」
「みんなと一緒なら絶対に勝てるって分かっているし信じてる。さっきみんなの前で言ったように燃えていて、興奮しているから寝付けないっていうのもある。
……けど、みんなと別れて一人っきりになると……不安も湧いてきてしまって……。男のくせに情けないって思うけどさ」
「……圭一君…………」
「怖いんだよ。レナも魅音も沙都子も梨花ちゃんも羽入も、みんな俺の大切な、かけがえのない仲間なんだ。誰一人だって欠けるのはイヤだ。……俺達部活メンバーがそんなことになるはずがないことは分かってる。……けれど…………」
そんな考えたくもないイメージが次から次へと湧いてきてしまう。
レナがいない世界。魅音がいない世界。沙都子が、梨花ちゃんがいない世界。羽入がいない世界。そんな世界は……駄目だ、想像しただけで涙が出てくる。何故だか分からないけど……どうしようもなくリアルにイメージ出来てしまう。
「…………レナ?」
いつの間にか、俺は俯いていて……レナが俺の両肩に手を置いていた。
「大丈夫だよ。……レナは死なない」
俺は顔を上げて、右手をレナの頬に添えた。
「ああ、分かってる。……レナは死なない」
何故なら、俺が絶対に守ってみせるからだ……。
「私もね。……圭一君と同じこと考えてた」
「レナ……?」
「私の大切な仲間達が……私の大好きな圭一君がもしもいなくなっちゃったらって……そしたら、胸が痛くて……」
そっ とレナは俺の右手を掴み……自分の胸に押し当てた。
「レナっ?」
「ほら……分かるでしょ? 私の胸もドキドキしてる。……そして私も、そんな風に悩んでいたのが私だけじゃないって知って、少しほっとしたの」
俺は静かに目をつむって、レナの鼓動に集中した。
レナの温かみ。レナが生きているという確かな証拠。
「どうしても眠れなくって……そうしたらどうしても圭一君と会いたくなって……」
俺は閉じていた目を開けた。
そして……何も考えないうちに、いつの間にかレナの顔へと自分の顔を寄せていた。
レナも……目を閉じていた。
俺は再び目を閉じて……レナと唇を重ねた。
互いに互いの唇を押し付け合い、存在を確認する。
どれくらい……ひょっとして一分ぐらいか? 長いキスをして、唇を離す。
右手の中のレナの鼓動は、より強く激しいものとなっていた。
俺の息も激しいものとなっていた。
プツリと上着のボタンを外す。ゆっくりと右手をずらし、レナのパジャマの中へと差し込んでいく。
レナは……抵抗しなかった。
レナの胸に直接触れる。そこは柔らかく、そして温かかった。優しく揉みしだくと、その分優しく手を押し返してきた。……そして、その乳首は固く尖っていた。
「んんっ はぁっ」
レナの甘い吐息。
レナは目を閉じたまま、俺の愛撫を黙って受けていて……ときおりそのまぶたがぴくぴくと震えていた。
ごくりっ
生唾を飲む。
俺の頭の中は、既に沸騰していた。
右手をレナの胸から離し、余った左手をレナへと伸ばすと、気配を感じたのかレナが目を開けた。
「……圭一君? …………きゃっ」
俺はレナの両肩を掴んで、力いっぱい引き寄せ……そして、布団へと押し倒した。
俺はレナの上で四つんばいになっていた。
はあ〜っ はあ〜っ はあ〜っ はあ〜っ
俺の息が荒い。レナの息も荒い。
二人の呼吸が、月明かりに照らされた部屋に響く。
そして、ただそうして見つめ合っていて……。
「…………いいよ。圭一君となら……」
その言葉を聞いた瞬間、俺はレナに覆い被さっていた。
夢中でレナの唇を貪る。レナもまた俺の首に腕をまわして、舌を絡めてくる。
左手をレナの胸の上に置いて、中指と人差し指の間で乳首を軽く押さえる。
右手をレナの下着の中に突っ込んで、柔らかい恥毛とその中にある秘部を撫で回す。そこは既に熱を帯びていて、仄かに潤っていた。
レナは軽く喘いで、俺の首から右腕を離し……俺のズボンの中へと手を入れた。俺の胸を撫でて……、その手は徐々に下半身へと移動していく。そして、するすると俺の下着の中にその手を入れて……俺のものに添えた。
互いに互いの性器を刺激し合う。
それは決して激しいものじゃないけれど、それでも俺のものはこれ以上ないほどに固くなっていった。
レナもまた同じらしい。レナの秘部の潤いもまた、俺の手の動きに応じて増していった。
俺はレナから唇を離し、上半身を起こした。
「…………圭一君?」
とろんとしたレナの瞳。
「レナ……脱がすぞ?」
そう言いつつも、レナの返事を聞く前に脱がしていく。
レナの秘部を覆うものが無くなると、そこから濃密に淫蕩な……俺の雄としての本能を刺激する匂いが立ちこめてくる。どこかすえたような、それでいて甘いようなレナの匂い。
俺は無言のまま、下着から自分のものを取り出した。
「レナ……もう、いいか?」
レナが俺を見つめ返す。その時間が、途方もなく長く感じる。
「うん。……来て、圭一君」
俺は頷くと、レナの秘部に俺のものをあてがった。亀頭にレナの愛液をまとわりつかせながら、膣道を探す。
「……はうっ」
レナが軽く身悶えする。この刺激で感じたらしい。俺も、正直言ってこれだけでイってしまいそうだった。
やがて亀頭の先が手で触っていたときと同じようにくぼんだ位置にくる。ほっそりとしたレナの入り口。
「レナ…………いくぞ?」
レナは何も言わず、ただ頷いた。
俺はレナの腰を掴んで、一気に自分のものをレナの中へと挿入した。
「んっ …………んんん〜っ」
レナの処女膜を破り、その奥まで突き入れる。
結合部に愛液とは違う温かいものが流れた。
俺のものを押し出すように、レナの中は固くきつく締め上げてくる。
と、俺の下でレナが目を閉じて小刻みに震えている。
「レナ。大丈夫か?」
しかしレナは答えない。パジャマの袖を噛んで、黙って痛みに耐えている。
「レナ。……ごめん。無理ならすぐに抜くから」
畜生。何やっているんだ俺は……いくら頭に血が上っていたからって、これはないだろ。
「…………えっ?」
レナは俺の腰に両脚をまわして、首を横に振った。
「私は……大丈夫だから。痛いけど……もっと、圭一君を感じていたいの」
その上……ゆっくりと、レナは腰を上下した。
「レナ……」
「お願い。……圭一君が気持ちよくなってくれないと、私はヤダよ?」
レナは泣いていた。痛みよりも、俺との繋がりが無くなることを恐れて泣いていた。
俺の目からも、一筋の涙が流れた。レナのその想いが胸にいたいほど伝わったから。
「じゃあレナ。……俺、ゆっくり動くからな」
「うん」
俺がそう言うと、レナは嬉しそうに微笑んだ。
くちゅ くちゅ くちゅ
宣言通りに、ゆっくりとピストン運動を開始する。レナもまた、俺の腰に脚をまわしたまま、俺の腰の動きに応じて腰を振る。
くちゅ くちゅ くちゅ
その動きはとても遅いけれど、それでも互いの想いが伝わる、優しい営みだった。
互いが互いの温もりを伝え合い、互いを包み込みそして包まれる幸福感を味わう。
俺は文字通り身も心もレナと一つになっているということを実感していた。
「…………圭一君」
「なんだよ? レナ」
「あのね。……レナ、ちょっとだけ気持ちよくなってきた☆」
レナは幸せそうに呟いた。
「レナ……」
「何? 圭一君」
「俺も……レナの中、温かくて気持ちいいぜ」
そう言うとレナは、満面の笑顔を浮かべた。
「じゃあ、……もっと気持ちよくなろ?」
「ああ、そうだなっ」
もう少しだけ腰の動きを速くする。
レナの中を入り口からその奥まで満遍なく出し入れして、その奥を小突く。
俺が出し入れするたびに、レナは軽く呻いた。
「レナ?」
レナは再び袖を噛んでいた。
「……ゴメン。こうしてないと声が……出ちゃうの。……はうっ」
それは俺も同じだった。
レナの中にあるひだが締め付けて、俺の男性器にある性感帯のすべてをあますところなく、しかも休み無く刺激し続けているのだ。
何度となく俺も呻き声を漏らしていた。
でも、お互いに腰の動きを止めることが出来ない。快楽を貪ることを止められない。
あともう少し……あともう少しと、限界まで登り詰めていく。
「ごめん。レナ、俺……もうイク」
だめだ……もう腰が言うことを聞いてくれない。
レナもいつまでもしがみついて離れてくれない。
「私も……私ももうイっちゃうからっ……」
がくがくと腰が震える。ダメだ……もう、限界だ……。
「あっ ああああああぁぁぁぁぁっ!!!!」
「うああああああああああああっ!!!!」
レナがイクのとほとんど同時に、俺はレナの中に精液を流し込んでいた。
どろどろの精液がレナの中を満たしていく。
レナは力無く大の字になったまま、それを受け止めていた。
俺はその様子を見ながら……いつのまにか自分から不安が消えていることを自覚した。
翌日。
「おっ持ち帰り〜っ☆」
ドッゴオオオオオオオオオオオオオンンッ!!
レナの萌える拳によって山狗が吹き飛ばされてくる。
そして、その落下地点には俺が一本足打法で待ち構えていた。
「うおおおおおっ! バスターホームランッ!!!」
カキイイイイイイイイイィィィィィィィンンッ!!!
寸分のタイミングのズレもなくジャストミートした山狗は再びレナの方向へと飛んでいき、挙げ句レナの頭上を飛び越えて落下していった。
「よっしゃあっ! 次行くぞレナあっ!」
「うん。ガンガン行くよ圭一君っ!」
威勢よくハイタッチを交わす俺とレナ。
結局あの後、後先考えずに汚してしまったシーツやパジャマやらを誤魔化すために色々と大変ではあったけれど……別れ際にレナともう一度キスをして、それぞれの部屋に戻ってからは、短い時間だったけれどよく眠れた。コンディションは最高だ。
「なんだか、今日の圭一さんとレナさんは見ていて震えが来ますわね。コンビネーションがもう芸術的でしてよ?」
「……まったくだね。おじさんちょっと嫉妬しちゃうよ」
指揮官としてコンビネーションには参加していない魅音が口を尖らせる。
「まったく、あの二人に何があったのやら…………。知ってる? 羽入?」
「さあ? 僕は何も知らないのですよ? きっと愛の力なのです。あぅあぅあぅあぅ☆」
そう、互いの絆をより深いものにした俺とレナのコンビはもはや無敵だった。レナと一緒なら怖いものなんかありはしない。俺達のいる部活メンバーに敗北なんてありはしない。
魅音から次の指令が下る。
どうやらまた俺達のコンビネーションに出番が来たらしい。
俺はレナと目を合わせて、一緒に次の標的へと駆け出した。
―レナEND―
初えっちであんだけ痛がってたくせにれなぱん打てるわけねぇだろみたいな
ツッコミは無しでお願いします。
魅音ルートは、アクシデントがなければ来週末あたりに出せると思います。
GJ!!
初々しいふたりがエロくて最高だ!(´Д`;)ハアハア
魅音ルートも全身全霊全裸で待ってるぜ!
夜犯し書いてたものだけど、テスト終わったんで今日か明日あたりから投下開始します。
留年決定な感じなんではっちゃけるぜwwww
>>367 GJ!
お互いの不安を支えあうってシチュがらしくてイイ!
>>367 GJ。
ぬぅん、俺も負けてられんぜ、レナ看病ものの続きを書かねば。
でもまだキスシーンまでしか話が固まらない……。・゚・(ノД`)・゚・。
>>367 魅音だけでなくその次もどんどんかいてくれると嬉しいんだぜ!
373 :
345:2007/02/03(土) 20:33:21 ID:g9SzPhIq
空気読めてませんけど、
昨日の作品にGJと言ってくれた人に感謝。
鉈スパンキングはもっとしつこい描写にしようとしましたけど、
アレ以上やるともう自決しそうだったので、
無理でした。
最初、圭一に「ひぎぃ」とか「ら、らめぇ」とか言わせようとしてたんですけど、
なんとか理性でおしとどめました。
もっと軽めのやつ、
また出来たら書き込みたいと思います。
いや、もしかしたらまた黒い欲望が渦巻いてきてああいうのが書きたくなるかもしれませんが。
名前伏せてかけるっていうのはいいですね。
というか、初めてなんだったらもっと普通なの書けよ俺……
>369
イ`
夜犯し楽しみにしてるぜw
何だかイライラするのは俺だけか。
>>313 初めては悟史と…な魅音と圭一の恋か。
圭一はちょっとショックなんだろうなー
激しく萌えた。
>>367GJ!
残りの選択肢wktkしながら待ってます!
>>377もGJ!
魅音の仕返しが割に合ってない気がしたな。こんな展開になるとは思わなかった。
ついに魅音もL5発症してしまったか?
>>360 GJ!なんか凄く久しぶりに普通の圭×レナ物を見た気がする
>>377 lzhだから少し警戒してしまった・・・GJ!
相変わらずMの圭一は輝いてるなw
空気読まずに聴きたいんだけど
ばっしーばっ♪ばっしー♪ばっしーばっ♪
って何?
マジで返すなら松田勇作の探偵物語。
Fat City Bad♪ Bad City♪ Fat City Bad♪
だと思われる。イメージで言ってるから歌詞が
ホントに合ってるか危ういが……。
>>377 確かにこんな圭一はキモいな……上手く書けたが故の悲劇というか。
むしろ魅音と圭一をここまで変えるのに何があったのか興味が湧くわ。
マジで返してくれてありがとう。
本当に知らなかったんだ。
ちょっと目を離したスキにえらい空気になってるな
>>377 うう…GJ…?
け、圭ちゃんキモすぎるよ…
面白いんだけど、興奮するんだけど、でも少しショックだったorz
そして魅音変貌しすぎww
母の監視の下で、私は受験勉強をしていた。
知恵先生は「このままでは興宮の高校にギリギリ受かるかどうかです」というが、
人生なんとかなるもんだと思うんだけどなぁ…
「ほら、ぼさっとしてんじゃないよ!まだ5問しかといてないだろ?」
お母さんがノートを覗きこんでくる。…わからないくせに。
大体こんなつまらないことじゃやる気がでるわけないよ。圭ちゃんに教えて欲しいなぁ…
「はぁ…圭ちゃんがメイドさんならなぁ…」
「なんだいそのめいどさんって。地獄の鬼かい?」
お母さんが見当違いなことを言っている。
「イギリスの女中さんだよ。場合によっては家庭教師とかもするって」
「はぁ、何を言い出すかと思えば情けな…」
お母さんの手が止まった。次の瞬間。
「いいねぇ魅音!それはおもしろそうじゃないかい!」
「でしょ!私の成績もあがると思うんだ!」
かくして、監督の立ち会いのもと、園崎家に一人の一日メイド(男)が誕生した。
「…前原さんの家にはちゃんと謝礼を払います」
葛西がそんなことをいった。
「なんでこの格好なんだよ!」
「女装メイド…いいですね、服従心がありありとあらわれてます。
K、外見は百点満点です!」
「嬉しくねぇ!」
「こりゃまた珍妙な服だね…」
お母さんがまじまじと見つめている。
ああ…かわいいよ圭ちゃん…こんな人にお勉強を教えてもらえたら…
「K、その服を着るなら言動を完璧にしないとダメですよ。
相手のことはご主人様と呼ばなければなりません。
そして何を言われても無抵抗で、きっちり言うことを聞くのです」
「そうなのかい?」
「はい、そういうものなのです。」
「へぇ…まぁ圭一君、今日一日頼むよ!」
お母さんが圭ちゃんの肩を叩いた。
もっとおしとやかにしてほしいなぁ…
「もうお婿に行けない…」
「うちがもらってあげるよ!さぁ、今日はご馳走だ!」
「おや魅音さん。どうかされました?」
「い、いや…メイドの圭ちゃん、かわいいなぁって」
ああ…レナがお持ち帰りしたくなる理由もわかるよ…
上に同じ
>>377 うわー、これはすごいwwww
けど、S魅音が保管庫に乗ってねーので見れねえorz
個人的にはM原を救おうとして逆に調教されるレナを見てみたか(フォングシャ
393 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 21:38:38 ID:NGedCVpk
なんで・・・?
394 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 21:41:01 ID:NGedCVpk
なんで・・・?
395 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 23:19:14 ID:ZdsWGZVL
ハ,,ハ
('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
/ヽ 〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
/| ̄ ̄ ̄|.\/
| .モツ煮..|/
 ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ・ライター・コーヒーーー・ブラックブラック・枕・ケータイ電話
聖教新聞 ・ダッチワイフ・外付けRIGEL340MHDD・ドエット・寄生虫キムチ
虫食い付きウールセーター・アヒル隊長・最高級黒酢・ナニカの生首・デスノート
LANケーブル・シャープペンシル・リラックマ・マリモ・六法全書・単三電池・単語帳・マスターボール
スカトロ写真集・(・3・)←
>>392 当初の予定では
S魅音がレナに殺されて「圭一くんはずっと私がマモッテアゲルネ」
ってな終わり方でしたが
どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
「ねぇ圭ちゃぁん、わかんないよぉー」
「なんだ魅音、こんなのも…」
「言葉遣い」
「…お嬢様、いかがなされましたか?」
うん、圭ちゃんメイドはやっぱりいいなぁ…
気兼ねなく質問できるし、教え方は上手だし。
「内接円は受験に出やすい部分ですよ。重点的に学習しないといけません。」
「圭ちゃん…もっと詳しく教えて欲しいなぁ」
何より、いたずらのしがいがある。メイド服のスカート部分をまくりあげて…
「あっ、お嬢様…」
「よいではないか、よいではないか!」
顔を赤らめてうろたえる圭ちゃん…抱き締めたいなぁ!
「魅音!」
ちょうどそこに、お茶と羊羹をお盆に乗せて、お母さんが現れた。
ちぇ、いいところだったのに…
「圭一君が来たら来たで甘ったれて!あんたは…」
「ご主人様、お嬢様はよく頑張っていらっしゃいます…」
圭ちゃんがお母さんの前に跪いた。あれ?もしかしてかばって…
「先ほども内接円の定理をよく理解してくださいました。お嬢様は本当に…」
「…」
あ、お母さんの顔がゆるんだ。
「かぁわい〜!」
「うわっ!」
行動は一瞬だった。お母さんはぎゅっ、と圭ちゃんを抱き締め…
「もううちに住み込みで働いてもらっちゃおうかねぇ!」
「あっ、おば…ご主人様、おやめください…」
頬擦りしはじめた。圭ちゃん困ってるけど顔が真赤だよ。
「あー!ずるいー!私もやるー!」
「外接円わかったらいくらでもやりな!ああ、かわいいねぇ圭一君!」
「…」
恥ずかしがる圭ちゃん…くぅ〜っ、かわいすぎる!
「あーん…もきゅもきゅ…」
「ほら、おばさんにも頼むよ」
私とお母さんは今、羊羹を圭ちゃんに食べさせてもらっている。
開けた口におずおずと、楊子にさした羊羹をいれる圭ちゃん…
ああ、いつもより羊羹が美味しく感じられる!
「究極の味だよ圭ちゃん!」
「う〜ん、至高とはまさにこのことだねぇ!」
お母さんも私も大喜び。
「…私が作ったわけじゃないんですが…」
「それでもだよ、圭一君!おばさん惚れ直したよ!」
素早く圭ちゃんの左腕に抱き付くお母さん。
「あー!だめー!圭ちゃんは私のなのー!」
私も負けじと圭ちゃんの右腕に抱き付く。
「あんたは勉強しな!」
「家庭教師がいなきゃできないよ!」
「とかなんとかいってあそんでるじゃないかい!」
「息抜きだよ!」
「いたたたたた!」
両側から引っ張られて、圭ちゃんは痛がっている。
ごめん、圭ちゃん…ここは負けられないんだ。
>>397 親娘だなぁ〜。なんだかほのぼのしてくるよ……。
女装メイドKの引っ張り合いを想像してほのぼのする自分の脳って腐ってると思うが。
>>396 そりゃ、圭一があそこまで堕ちてあんなことで悦んでたらなぁ。
さすがにレナも引くよな。圭一に同じ台詞言わせても、悦びさえしなければまだ
救いはあったろうに……。
レナ「圭一君そんなことしたんだ。でも、いくらなんでもこんなのってないよ。
圭一君は魅ぃちゃんに謝ったんだよ? こんなにもボロボロになって苦しんでる
んだよ? ほら……そんなにも哀れっぽく許しを請いて……はぁはぁ……子犬み
たいな瞳でかぁいい☆ きゅんきゅん泣いてるんだよ? そんなかぁいい圭一君
にそんな酷い事するなんて……はぁはぁ、許せないんだよ。だよ。圭一君は私が
マモラナキャ。待っててね圭一君。今すぐ圭一君を助けて、かぁいがってあげる
ルから☆」
空気読んでないかもしれないが、叫びたい。
雛見沢大乱交と夜犯し編まだかよおおおぉぉぉぉっ!?
早く読みたいよーっ!!
399 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 14:01:28 ID:hAMPj5ZE
葛西×詩音の話誰かキボンヌ
もきゅもきゅに萌えた
>>367 GJ!緊迫感のあるエロスだ
魅音ルート楽しみです
>>377 乙!発症したっぽいS魅音が新鮮でいいw
いつも攻める側の圭一がえっちな仕返しされるのもたまらない
でも魅音も被害者なので殺さないで救ってあげてほしいのです
どうかハッピーエンドで…
>>397 今更気づいたけど魅音祭りキタコレ?
このままエロエロな展開にならないかな〜w
GJ!
>>313 >圭「くそっ!どうしてだよ魅音、どうしてだよぉぉぉ!」
譲ったとしか言えねえw
その後圭一が来るまでは一人で鬱屈してただろうな・・・
圭一だけは譲れないってなるのも分かる
>>403 悟史が帰ってきて色々バレてしまう〜
って、悟史が何をポカしたのか気になるなw
「悟史…」
「一夜の間違い、だったのかもしれないよ。でも言っておかなくちゃいけない。
僕は詩音と魅音を間違えていた」
「…2人とも食っちまったってわけか…」
「…2人を品物のように扱う失礼なことだけど…ごめん。」
「いいさ…悟史…」
「むぐっ…」
「ちゅぱっ…んっ…ふっ…ふぅ…」
「け、圭一!何するんだ!」
「悟史…お前の初めては、俺がもらうぜ…」
アッー!
行っちゃって下さい<(_ _)>
激しく期待しています!!
>405
ワッフルワッフル
>407
おk、全裸で待機します。
魅音って暇潰し除く公式の話だと、すべて被害者なんじゃ
一番悲惨な人?
一番悲惨なのはどう考えても富竹
あかさか「もうひといきです パワーをたたりに!
おおいし「いいですとも!
とみたけ「使うがいい すべての力を
>>魔法 レベル5デス
とみたけ「この体ほろびても・・・・ たましいは ふ・・・・め・・・・つ・・・・
おおいし「たおした・・・・
あかさか「おろかな・・・・ すばらしい力を持ちながら邪悪な鷹野におどらされて・・・・
みおん「ヒャッホー!!
あかさか「おお きみたちも!
みおん「ひとあし遅かったねー! おじさんにかかればあんなの一撃だけどね!
けいいち「・・・・
レナ「けいいちくん・・・・
413 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 20:32:09 ID:oO7ALb6p
たかのみよ「われは・・・・たかのみよ・・・・ひふみのにくしみが増大せしもの・・・・
わが名はたかのみよ・・・・ すべてを・・・・にくむ・・・・!!
おおいし「・・・・死してなお にくしみを増幅させるとは・・・・
あかさか「たかのみよ・・・・ いや・・・・東京!
今度こそわたしの手で消し去ってやる・・・・!
おおいし「・・・・消え去れいたかのみよ!
おおいし「んっふっふ! やつにレベル5はきかぬ! ゴルベーザ てっこうだんを使う時じゃっ!
たかの「温泉に入っていたおまえが てっこうだんを使おうが私は倒せぬ
ただ温泉の香りがするのみだ! 死ねっ!! >>全滅
たかの「・・・・苦しむがいい・・・・ ほろびるがいい・・・・
すべてを消滅させるまで・・・・ わが計画は続く・・・・
今度はおまえたちのばんだ・・・・ 来るがいい・・・・ 雛見沢の中へ・・・・!
>>413 たかの「温泉に入っていたおまえが てっこうだんを使おうが私は倒せぬ
ただ温泉の香りがするのみだ! 死ねっ!! >>全滅
ワラタ。てかゴルベーザが直ってないwww
416 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 23:08:49 ID:b6jMDhds
本編後のラブラブ圭レナを見たいです。
エロ非エロ問わずで………
>>410 悟史と富竹と、樽男が愛した現場監督のこと忘れないでください
>>417 あとてっぺい兄。義理の娘に歩み寄ろうと努力し始めたのにあの結末。
最初何でレベル5デス?と思ったが症候群のL5とかけてたのかww
>>407 , - ,----、
(U( )
| |∨T∨ お願いします
(__)_)
も・・・もう駄目だ・・・ 夜犯し編の続き・・・を・・・
ガクリ
「富竹ジロウの買収は作戦にとってリスク以外に得るものは無いと思います」
「おっしゃる通りですわね。……それでは、当初の予定通りに」
「それがよろしいでしょう。それではまた連絡します。失礼します」
鷹野は受話器を置き、もう覚えてしまった電話番号を押した。
「1・1・7……と」
一分ほど受話器から聞こえる声を聞いたものの、富竹がいつ外出から帰るのか
聞くことが出来ない。鷹野は受話器を置いた。
これで三度電話を掛けた。連絡が欲しいと伝言を頼んでいるのに連絡が無い。
どうしてだろう。
>>423 必ず来る、きっとすぐに夜犯し編は来てくれる。だからそれまで、信じて待と
うじゃないか。だから……しっかりするんだ。423っ!!
メタルギアかと思った……
>>423 俺もレナがてっぺいにレイプされた奴の続きを待ってるんだ!
諦めるな!
魅音ってアスペルガー症候群?
だめじゃないです
じゃあラブラブ悟入を
大災害後に死体処理に来た自衛隊が部活メンバーを死姦したりする話
が読んでみたいのは恐らく俺だけだな
悟史×魅音があったんだから圭一×詩音があっても良いはず
・・・ていうか以外にこの組み合わせ見た事ないね
>>728 みおんじゃレナ様の代わりにはならん。
だが! ラブラブ圭梨は許可するゥゥゥゥ――!
葬式というのは一種のセレモニーだ。
それを通じて、人は大切な存在が二度と戻ってこないことを確認する。まぁ、一種のけじめである。
卒業式は印象に残っても、最後の授業はまったく覚えていないという現象は、セレモニーがないからだ。
そして俺は、魅音の死に対して実感がわかなかった。
あまりにも、唐突すぎたから。セレモニーなんて、存在しなかったから。
レナの学校放火騒動の際、魅音はレナに何度も殴られた。
それの打ち所が悪かったらしく、魅音は急に容態を崩し、そして何も言い残さずに逝ってしまった。
ぽっかりと空いてしまった空席を、俺と沙都子は見つめることしかできない。
あまりにもリアルさに欠ける、あいつの死。仲間としての結束はもう、二度と戻ってくることはない。
実を言うと俺は、魅音が好きだった。魅音も俺が好きなようだった。
だからいつかの放課後に、あいつを抱きしめたとき、抵抗しないどころかむしろ抱き返してくれた、ような気がする。
キスすら交わしたことのない、お互いの気持ちに気づかなかった、そんな片思い同士の関係。
あいつの気持ちに気づくのは、あまりにも遅すぎた。
「…ホントさ。頑丈そうに見えて全然頑丈じゃなかったな。」
「ホントですわね。あれよりひどそうなレナさんの乱舞を受けておきながらぴんぴんしていたのに。」
俺と沙都子は、つぶやくように話す。
『あっはっは!なんでもありだよー!』
「…ああいう楽しかった日々は、もう、戻ってこない。魅音さんもレナさんもいない。」
「ああ。」
痛いほどわかっていることなのに、どうして…わからないのだろう。
またひょっこり、どこかから出てきてくれる。俺たちは心のどこかでそう信じているんだ。もう、戻ってこないというのに。
どうしてあの時俺はぼさっとしているだけだったんだ!
「…圭ちゃん。沙都子。」
よく知っている声が、後ろから聞こえた。
振り向けばそこには。
「魅音さん!?」
「魅音!?」
「…残念ですが、私は詩音ですよ。ごめんなさい、紛らわしい存在で。」
園崎詩音が、悲しそうな顔で自嘲っていた。
「詩音。」
「…レナさんに殴られて。お姉は逝ってしまった。…まだ実感がわきませんよね。」
詩音の顔を見ると思い出す。
『おじさんのとっておきーっ!』
『罰ゲーム!』
『まさかここで逆転してくるとはねぇ…』
いけね。涙が出てきちまった。
『圭ちゃんは泣き虫だねー。』
うるさいなぁ…!
「…詩音、園崎はどうするんだ?」
「私という予備がいますから、これからは私が魅音になるのでしょうね。」
「…紛らわしいことこの上ないな。」
「まぁ予備ですしね。ところで沙都子。」
「はい?」
詩音は突然、沙都子に話を振った。
「梨花ちゃまがご飯作ってくれているんじゃないんですか?」
「あら、いけない!ごめんなさい圭一さん、私はこれでおいとまさせていただきますわ!」
沙都子はとてとてと駆け出していってしまった。
「…梨花ちゃん、か。よく小学生2人で暮らせるよな。」
「周りの大人の協力あってこそ、でしょうね。それに梨花ちゃまは意外としっかりしている。私たちも支えてあげなきゃ。」
詩音は言う。
その目は何を見ているのか。
目の前に飛んでいるトンボか。その先にある夕日か。さらに先か。
「…本来なら、沙都子に最初に告げなければいけないことだと思いますが。聞いてください。」
「…ああ。」
「北条悟史君が今日の3時ごろ、死亡しました。」
何かが崩れたような音がした。
「悟史って、あの、沙都子の…」
「ある病気を患っていて、監督が隔離保護していたようです。治療に全力を尽くしたけれど…でも…」
詩音の顔をよく見ると、涙を拭いたあとがある。
「…詩音。」
「もう、涙も枯れちゃった。明るかった姉も、生きる希望だった人も、みんな突然、死んじゃうんだもの。」
悲しそうな微笑。
何もいえない。
それにこんなこと、沙都子にはいえない。
大事なにーにーが帰ってくることを信じている、沙都子にはいえない…
くそっ!
「…もう、生きる理由もないなぁなんて思っちゃいます。」
「詩音…」
「私が生きていてくれなきゃ困る人はつまり、園崎家の存続云々ということでしょう。
園崎という存在ではなく、ある少女という存在として、私を必要としてくれている人はいない。
もともとそんな人、ほとんどいませんけどね。」
「そんな、悲しいこと言うなよ。悟史だって、お前には生きていて欲しいと…」
「そうですね。園崎"魅音"に生きていてほしいと思っていたのでしょうね。」
「…」
「魅音に成り代わって、悟史君に接していた。
悟史君の中の私は、園崎魅音の一部としてしか見られていない。冷静に考えればすぐにわかることです。
そう考えるとね。もう、なんか…すべてがふっきれちゃいました。
私、裏方ですから。予備ですから。」
「…詩音…!」
はげましてやりたいけど。はげますことができない。
「圭ちゃんって、悟史君に似ているんです。…よわっちいくせに正義感が強かったりするところとかね。」
「よわっちいって…」
「…でも。圭ちゃんは圭ちゃんだし、悟史君は悟史君です。違う人間なんですよね。」
「…じゃあお前は園崎詩音だ。詩音は詩音だし、魅音は魅音だ。
外見がそっくりでも、空気がちょっと読めない、なーんかいっつも元気いっぱいな女と、
ちょっと腹黒くておっかない女じゃ、似ても似つかないな。」
「ひどいですね、圭ちゃんも。」
「いや、魅音がそういってたんだよ。」
「圭ちゃん…」
「…どっちもさ。生き甲斐のような人間を失っちまったんだよな。」
好きだった人間を失って、満足に悲しむことも、できない。
「圭ちゃん。夕食、作りましょうか?今日ご両親はいらっしゃらないんでしょ?」
「…なんで知ってるんだ。」
「お姉の日記に書いてあったんですよ。」
「…そっか。じゃ、頼もうかな。」
(わたしは ここで ちからつきた
442 :
2chミステリー旧シャア編:2007/02/08(木) 04:32:42 ID:aTDSA6fN
★★ゼロから語る機動戦士ΖガンダムPart47★☆
1 :総統 ◆BuXXlhWVCU :2007/02/02(金) 22:37:40 ID:ZuNVPEXk
Zガンダム無しでは生きていけない人が
Zガンダム、カミーユ、シャア等の解釈、解析をしつつ
ゼータ的に自己の人生、他者の人生を考えるスレです。
ですからテレビのゼータ全話を見通していることが必要です。
映画しか知らない人はテレビ原作をきちんと見ましょう。
当たり前ですが、1stガンダムのテレビ版を
きちんと理解している必要があります。
361 :軍曹 ◆WBTXk32P02 :2007/02/06(火) 00:09:32 ID:OTABS/iO
355
本当ならこんなつまらん事に返したりはしないが私の下の者に失礼なので返してやろう…これでも一応不動産社長です。
過去スレ読んでこい めげ野郎
500 :軍曹 ◆WBTXk32P02 :2007/02/08(木) 00:38:25 ID:???
>>494 なんか色々な種類があるみたいですな。
名無し共は生身の女とできないんだろ…だからオナホールで妄想漬けの毎日……………
結果、社会に溶け込めず犯罪者……………
結果、捕まり晴れてブタ箱行き……………
結果、廃人決定!
が、名無し共の末路…
>>424 「みよさん、時計合わせるなら時報じゃなきゃだめだよ」
「わかったわ。えーっと、2,6,0…」
>>439 ちょw凄いヘビーな話だなw
しかも罪滅しルートで圭×魅設定かよw
圭詩の部分は激しくGJでした、是非続きを
これはかつてない鬱
期待
北条悟史の死は、私にショックを与えた。
彼に再び会えることを望んでいたのに。彼の笑顔を見たかったのに。
私の思いなんて届くはずもなく、悟史君は死んでしまった。
だが、これでよかったのかもしれない。
彼は生前、疲労と不幸の中で戦っていた。
おそらく生きていても、叔父が強請りにきて結局心労が溜まるだろう。
もう彼は、十分に頑張り抜いたのだ。
お姉が昔、悟史君に恋焦がれていたことも知っている。
そして悟史君は、本当はお姉が好きだったということも。
…そして。お姉は私に気を遣い、自らの初恋に終止符を打ったということも。
…結局、私なんかにつけいる隙はなかったじゃないか。
もういっそ、狂いたかった。
もともと予備の忌子の私に、幸せに生きる権利も資格もない。
これから私は、あの姉の辿るはずだった道を背負って生きていく。
本当、なんで生まれてきちゃったんだろうなぁ…
「…い、詩音!詩音!」
乱暴に揺すられてはっと我にかえると、目の前には底が真黒に焦げた鍋があった。
「…あれ?」
「…休め。ベッドならある。それに家を燃やされちゃたまったもんじゃないしな。」
「圭ちゃん?…私、何していたんですか?」
隣には、圭ちゃんが蒼白な顔で立っていた。
「…俺が来た時、空っぽの鍋をくるくるかきまぜている詩音がいた。」
「え…」
「何度呼び掛けても返事がなくてさ…とりあえず火はとめたぜ。
…疲れているなら休め…お前が倒れたらさ、俺…」
…姉に申し訳が立たない、か。
なーんだ。
いつもうじうじしてる割には、モテモテじゃない。
「…そうですね!ちょっと熱あるみたいですから、休ませてもらいます。」
「飯なら俺が作る。沙都子に教わったからな。」
「信頼度が限り無く低いですが、期待してます。ごめんね圭ちゃん!」
私はそう言って、台所から駆けて出て行った。
その後私は、枕に埋まって、泣いた。
気がついたときに時計を見たら、すでに11時をまわっていた。
…泣き疲れて眠っていたのか。これじゃ駄々っ子と変わらないな。
部屋のドアの近くには、お惣菜らしき魚のフライ。
「これをよんだあなた、食べて元気だしてください
それだけが私の望みです
前原圭一」
優しさや、体に染み入る蝉の声。
フライは脂っこかった。
すいません
今度こそ力尽きました
携帯だと推敲もできません
これを読んだあなた、ここからベッドシーンに持っていくべきかどうかを判断してください
それだけが私の望みです
このままシリアス展開のままでも良いかもしれん。ともあれGJ
ここでエロ入ると悪い方向で雰囲気崩れる気がするからこのままシリアスにいって欲しい。
GJ。待ってます。
GJ。
もしエロを入れるとしても切なくてシリアスな雰囲気さえ保てればそれでいい気がする。
どっちに進んでも、きっと良作になると思うよ?
ただ、エロ無しでも、何にも無しというのも寂しいので抱擁くらいは欲しいかも……。
ともあれ、職人さんの決断に従って好きなように書いて下さいとしか、自分には言えない。
>おそらく生きていても、叔父が強請りにきて結局心労が溜まるだろう。
_△_
(・3・)<レナが学校占拠してるなら、てっぺい☆はあぼーんしてるんじゃないのー?
ところでこれは罪編の世界でルールYを打ち破ったって設定でいいの?
大災害起こってないからそうなのか・・・?
もしくは梨花が山の中でキャンプ中
>>454 鷹野が事故って終末作戦中止になったって設定は駄目?
ふぇっ? 終末作戦が日程調整中で、放火未遂事件から滅菌までの短い平穏
の間の話じゃなかったの? これから滅菌かと考えるとますます鬱になるけど。
流れをぶった切って悪いですが、
圭魅の需要が低いようなので、圭レナ明日あたりいってみます。
いや、仕事で疲れてたらできませんが。
鉈スパンキングのリベンジで今度こそラブラブで普通なのを。
滅菌は罪滅しの翌日の2時〜4時にかけて実行されたんだから、つかの間の平穏すら無いような気がする。
個人的には滅菌作戦までの時間が少し長い世界ってことで納得してるなぁ。
んで圭一と詩音はお互いに少し恋愛感情を抱くけど圭一滅菌、詩音は病院で自殺ああだめだ鬱鬱
>>446 GJ!良い感じ!
>>457 激しく期待しています
正直エロパロに関しては滅菌なんて「なかった」の方向でも良いと思う
梨花が一度も出てきてないので、ゴミ山でレナに注射しようとして、
返り討ちにあったという事に俺はしておきます、罪滅しのif世界
しかしそうなると沙都子は完全に救われないか・・・
圭一がなんとかしてくれればいいけどやっぱ鬱だ
463 :
462:2007/02/08(木) 21:06:53 ID:brcVXdT6
スマン・・・
よく考えたら、さっきの考えの展開は正直無理だ。
>>460の言う通り滅菌なんて「なかった」の方向のほうが良いな。
まあ落ち着け
よく本文を読め。詩音の梨花ちゃまが食事を作って待ってるっていうセリフがあるだろ
>>464 うむ・・・すまない・・・
ちゃんと読みました
>>457 圭魅を渇望してる俺が通りますよ
でも圭レナも楽しみなのです
467 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 23:04:19 ID:7nJRteva
>>457 おお!神よ!あなたをお待ちしていました!
圭魅の需要低くないよな!?低くないと言ってくれ!
じゃないと
>>313を三分の一ほど書き上げた自分はどうすればorz
誰がいつ圭魅の需要が低いと言ったんだと小一時間(ry
>>468 餌をおあずけされた犬の如く待ってますよ!
全裸で。
圭魅の需要は一番高いはず
なぜなら魅音が一番エロいから
474 :
457:2007/02/08(木) 23:26:16 ID:3lpOLW/Z
ごめん、こんな熱狂状態になるとは思わなかったw
根性で二作書いてみます。
最初に圭レナって言ってたんで、
まずはそっちからいってみます。
ああ、最近二次創作ばっかりしてる……
しかも、エロ初書きして一週間でこんなに書くことになるとは。
でも、二次創作の楽しさを知ってしまったのに、
いまさら引けません。
ちょっと濃度が薄くなるかもしれませんけど、
明日から明後日にかけての深夜で勝負かけてみます。
>>475 ああそういうことか。すまん。
圭魅の需要が低いなんてことは「なかった」
477 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 23:59:39 ID:7nJRteva
俺も魅音は嫌いじゃない。
ただ…圭レナが大好きなだけだ!
自分も圭レナが割と好きだ。
ただ……エロかったり面白ければどんな組み合わせでもOKだ。
ただし、ホモはマジで勘弁。クララ☆と特殊性癖だけは警告して欲しいが……。
ならあえて俺は古泉×一二三おじいちゃんを推薦するッ!
部活メンバーを性別逆転させてエロ入れてみたら、圭一がカワイソウな事になった。
普通に圭×詩を頑張って書いてみるか。
諸君 私は園崎家を 乙女の様なS号関連を望んでいる
諸君 スレに付き従うエロパロ筆者諸君 君達は一体 何を望んでいる?
更なる圭魅小説を望むか? 情け容赦のない 砂糖菓子の様な悟詩を望むか?
豊満肉体の限りを尽くし 雛見沢の少年を魅了す サキュバスの様な茜を望むか?
圭レナと鷹レナを望んでます
葛詩を望んでます
鷹野さんから借りたノートには、不思議なことがたくさん書いてあった。
その中でも一際興味を引かれたのが…この記事。
「あるカトリックの女学院
その女学院は宗教色が非常に強いが、同時に独特の制度を持つ変わった学校である
年上の者が年下の者にロザリオを渡すことで、スール(姉妹・仏語)というものに認定することができる
スールに認定された年下の者は、認定した年上の者を「お姉様」と呼ぶのが通例である
(中略)
この制度は本来、下級生の育成・交流に用いられるものである
しかし、特別な感情を抱くものに渡すことが多いため、そこから恋愛に発展することもある…
女性同士の恋愛。
鷹野さんは素敵な人だ。男を楽々手玉に取る(※ 富竹)
スタイルだっていいし、美人だし、何より飄々としたかっこいい魅力がある。
喩えるなら、そう。憧れの先輩…
「あらあらレナちゃん、どうしたの?」
「…鷹野さん。」
翌日、私は入江診療所を尋ねた。
「このノート、お返ししますね。」
「え?」
意外そうな顔をする鷹野さん。
「…あの、ところで…」
「なぁに?」
「…またここにきてもかまいませんか?お姉様…」
鷹野さんは最初、怪訝な顔をしていたが、そのうちそれは微笑みへと変化した。
「レナちゃん、あとで…私のところにいらっしゃい?姉妹の契、結んであげるわ…」
487 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 07:03:22 ID:O3+iaLHY
>481
幸せな圭魅を望んでいます。
>空っぽの鍋をくるくるかきまぜている
黒い楓様かと思った・・・
眠れない。
眠ることができない。
そりゃそうだ、泣き疲れて何時間も眠ってしまったのだ。
昼寝をして眠れなくなるのと同じ。本当に駄々っ子と変わらない。
せっかく圭ちゃんがベッドを貸してくれているんだ、眠らなければ失礼じゃないか。
部屋は小綺麗で、男の部屋という印象を受けない。
姉の漫画部屋の如く、もっと混沌としていると思ったのだが。
床には、ぐちゃぐちゃになったタオルが置き捨てられていた。
…とりあえずちょっと、部屋の外に出てみよう。
トイレの前に、人影があった。
一瞬悟史君だと思ってしまったが、すぐに圭ちゃんだとわかった。
彼はもういない。いや、いたとしてもこんな他人の家にいるわけがない。
「…圭ちゃん。」
「詩音…トイレか?」
「いえ、そういうわけじゃないんですけど。」
答えながら、圭ちゃんの声に覇気がないことがわかった。
「…そうか。じゃあ、俺は寝…」
「圭ちゃんこそ何してたんですか?」
暗がりの中でも圭ちゃんが戸惑うのがわかった。本当に、隠し事や嘘が下手な男だ。
「…トイレだよ」
「嘘。圭ちゃんの家は水洗式でしょ?水音してなかった。」
「…なんだっていいだろ!」
「…私の寝ているところに、タオル…おいてありましたね。」
圭ちゃんの表情が驚きのそれになる。本当にわかりやすいなぁ…
「…わかってるんだよ。」
「…え」
「魅音じゃないってわかってるんだよ。
でもさ…ちゃんと眠れているかどうか見にいったときにさ…」
ああ、わかった。姉のこと思い出して泣いたんだ。…いや、抜いたのか?
「…悪い」
「圭ちゃんは…悪くないです。私だってさっき、圭ちゃんと悟史君を間違えましたから。」
「それなら…お互い様だけどさ。」
「…ごめんね、圭ちゃん。今日は料理作れなくて…」
話題を強引にそらす。これ以上、沈鬱なことを思い出したくなかった。
姉はいつも、私に対して恋愛相談を持ち込んで来た。
悟史君に惹かれたのも、姉の話が少なからず関係していた。
圭ちゃん、と呼んでいるのも、姉の影響だ。
その両人は、姉に惹かれている。私なんか、ただのお飾り…
また私は、届かぬものに手を伸ばそうとしているのか。
>>481 背徳の限りを尽くした大石魅音を望む俺は罰当たりですか
>>481 レナ圭がみたいです。
L5で狂ってるとかじゃなく普通に幸せな感じのあれで
>>481 悟詩をお願いします。
それだけが俺の願いです。
>>491圭詩の続きか。GJ。
良い感じでシリアスだな。続いてくれ。
496 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 17:56:56 ID:O3+iaLHY
>>491 シリアス感がいいなぁ。GJ。
魅音ルートなんだけど、魅音の寝間着って浴衣でいいんだっけ?漫画で確認し
てみたんだけど、毛布被っててよく分かんない。朝に詩音がしていた格好で寝
ていたんだろうと思って、浴衣で書いちゃったんだけど(でも半脱ぎ感が薄く
しか書けなかった)。
あと、他のルートも一応、大雑把なプロットというかメモ書きは全部揃えてい
るので、時間は掛かっても、ちゃんと全ルート攻略出来ると思います。
魅音ルート書いてたら、つい浮気して祭編後の圭一×レナの非エロを即興で書
いてしまった。あんましラブくは無いけど、これから出します。
ちなみに、魅音ルートは明日の夜あたりにいけると思うです。
「なんだかレナも、本当にクラスのお母さんって感じが板に付いてきたなあ……」
休み時間になり、俺はなんとなしにレナを眺めていた。
下級生の面倒をよく見るレナは、小さな子達からも慕われ、今も彼女らと一緒におしゃべりしている。
「なんですの圭一さん。さっきからずっとレナさんの方ばかり見て……。いやらしいですわね」
「ばっ、馬鹿。沙都子……そんなんじゃねぇよ。つーか、急に話し掛けるんじゃねぇ。びっくりするだろうが」
俺は慌てて振り向き、いつの間にか横に立っていた沙都子に抗議する。
「何言ってるんですの。私、さっきからずっとここに立っていましたわよ? 全然気付かないほどレナさんに見とれていたんですの?」
「みみみ……見とれてただあ? 違うって、レナがあの子をお持ち帰りしないか気になっただけだって……」
「そういう圭一はレナをお持ち帰りしようと考えていたのです。不潔なのです」
「梨花ちゃんまで……。なぁおい羽入。お前もこいつらに何とか言ってやってくれよ……」
いつの間にか梨花ちゃんと羽入まで寄ってきた。
「あぅあぅ☆ 梨花も沙都子もそんなこと言っては駄目なのです。男の子なら仕方のないことなのですよ☆」
「だあああぁぁぁっ! おーまーえーらーはああぁぁぁっ!」
俺は天井を見上げ、があーっと吼えた。
そんな俺を見ながら、沙都子達はきゃいきゃいと笑っている。
「どうしたの圭一君? さっきから騒いで……。何か面白いことでもあったの?」
突然背後から掛けられたレナの声に、びくりと俺の体は跳ね上がった。きっと心拍数も凄いことになっていたに違いない。
「あっレナさん? 実は圭一さんがですね……もがっ! もがもが……」
俺は慌てて沙都子の口を塞いだ。こいつ、なんつー事をレナに口走ろうとしやがる。
「圭一君がどうしたの?」
「いや別に何でもないんだ。レナは気にしないでくれ」
俺はあくまでもレナには振り向かないまま、梨花ちゃんと羽入に念入りに睨みをきかせ、釘を刺しておいた。
それなのに……。
「圭ちゃんがねー。さっきからずっとじっとりねっとりとレナの体を舐め回すように見てたの。で、レナの胸って綺麗な形してるよなーとか、お尻が柔らかそうだなーとか、今日はどんなパンツ穿いてるんだろハァハァ☆ とか妄想してたんだよね? 圭ちゃん」
「え? そうなの圭一君? ……そうだったの?」
何だかショックを受けたようなレナの声。
でも、本当にショックを受けたのは俺の方で……。
「だあああっ!! 魅音、アホかあああぁぁぁぁっ!! 最近ちょっと綺麗になったなって思ってたんだよっ!!」
だから、気が付けばそんなことを大声で叫んでしまっていた。
シン と静まりかえる教室。
凍り付く空気。
俺の顔が……耳まで真っ赤になるのがこの上無く自覚出来た。
恥ずかしさで、顔を上げることが出来ない。
逃げ出したい。今すぐここから立ち去りたい。
「あっ……。ちょっ、レナっ!!」
魅音が叫ぶ声で、我に返る。
振り返ると、レナが猛ダッシュで教室を出て行くところだった。
扉を開け、廊下を走っていく……。
俺はただ、それを呆然と見送ることしかできない。
力の抜けた俺の手を振り解き、沙都子が口を開いた。
「…………圭一さん。何をしているんですの?」
「……………………え?」
「『え?』じゃありませんですわ。こういうとき追いかけるのは殿方の役目でしてよ?」
「で……でも俺……」
「でもじゃないのです。さっさと追いかけるのです。でないとレナが可哀想なのです」
「圭ちゃん。ごめん、レナを頼むよ」
「あ、ああ。……分かった」
そうだよ。俺が恥ずかしかったように、レナだって……いや、レナの方がずっと恥ずかしかったに違いない。
なら、謝るのは俺の責任だ。
レナに続いて、俺も教室の外へと駆け出していく。
「圭一」
教室の外に出る直前、不意に羽入から呼び止められた。
俺は振り返って彼女を見る。
「きっと、大丈夫なのですよ。レナはちょっとビックリしただけなのですから……。だから、頑張って下さいなのです」
俺は頷き、教室を出て行った。
校舎を出て、レナの姿を探す。
校庭には……いない。
それじゃあ、いったいどこに……? 校舎裏の物置あたりに隠れてるのか? それとも……。
見付けたっ! あの馬鹿、学校の敷地から外に出て、道路を走っていやがるっ! まだ学校の時間だってのにどうするつもりなんだよ。
どうする前原圭一。クールになれ、クールになって考えるんだ。今ここでレナを追いかけたら、俺まで知恵先生に叱られることになる。
決意するまでの所要時間は1秒。
学校? 知恵先生? そんなこと知るものかっ! 校長先生に殴られたって構わない。今の俺にとって、レナを追いかけることの方がよっぽど大切だ。こんなときにクールさなんて必要ないじゃねぇか馬鹿野郎っ!!
答えは最初から出ていた。だから俺はほとんど迷うことなく、レナを追うことを選択した。
俺も出来る限りの全速力で走っていく。
……それにしてもつくづく、なんていうスピードだよ。どんどん学校から遠ざかっていくぞおい。
「レ〜〜ナ〜〜っ。待ってくれーっ!!」
俺は叫んで、レナを止めようとした。
声が届いたのか、レナがこっちに振り返ってくれたような気がした。
……げっ。マジかよ? あいつ更にスピード上げやがった。
引き離されそうなレナの背中を必死で追いかける。
くそっ。何でこういうときに限って誰も通りかかってくれないんだよっ!
「俺が悪かったーっ! 謝るからーっ!」
学校はもう遙か遠く。俺達は二人であぜ道を疾走していた。
一体レナはどこに向かおうとしているんだか……。いや、ひょっとしたらそれはレナにも分かってないのかもしれない。
その証拠に、さっきからずっと、ほとんど一直線に走っているのだ。これだけ距離が空いていれば、脇道に入るなどすれば俺をまくことだって出来たはずなのに。
でも、どんどん周囲の風景が変わっていって……。
「頼むっ! せめて話だけでも聞いてくれーっ!!」
俺はさっきからもう汗だくで、足はもうガクガク痛いし、のどは粘っこいものがやたらと絡んで気持ち悪いし、心臓も破裂しそうだった。
そういえばここ……どこだよ? 俺もレナを追いかけることしか考えてなかった。
俺の目の前に、見覚えのある石段が見えてくる。
ひょっとしてここ……古出神社?
レナは石段を一気に駆け上がっていく。それは、学校からあれだけの距離を走ってきたとは思えないほどのスピードだった。
くそっ。負けるものかあああぁぁぁぁっ!!
俺も、2段とばしで階段を上っていく。足への負担がかなり大きいが、ここで追いつかないと、俺の体力ももう限界だ。
「はうっ!!」
「レナっ!!」
最後のところでレナが石段を踏み外し、前に転ぶ。
急いで俺もそれに続いて、一番上のところへと辿り着くと……レナはよろよろと立ち上がろうとしていた。
「レナっ!!」
「きゃふっ!!!!」
俺は背後からレナを抱き締めた。
俺の腕の中でじたばたと藻掻くレナ。
「放してっ! 放してよ圭一君っ!」
「あっ!! ごご……ごめんレナ」
俺は慌ててレナを放した。
でももうレナは、逃げようとはしなかった。
無我夢中でやってしまった行為とはいえ、抱き締めたときのレナの柔らかさとかが今さらながらに蘇って……、俺の顔が赤くなる。
レナもまた、俯いて顔を赤くしている。
「あの…………レナっ! その……ごめんっ!!」
俺は頭を下げた。
「悪かった。レナの気持ちも考えずに……。しかも教室であんなこと言って……。本当の本当にごめん。頼むから許してくれ、俺に出来ることなら何でもする」
でも、もうきっとまったくの元通りの関係には戻れない。……それがとても、寂しかった。
涼やかな風が、俺とレナの間を通り抜けた。
レナが、小さく口を開いた。
「あの……ね。圭一君が私のこと……見てたのって本当?」
「………………ああ、沙都子に言われるまで気付かなかった。つい……見とれていた」
俺も、恥ずかしさでレナの顔をまともに見ることが出来ない。
「わわ……私のこと……、綺麗になったって……本当?」
「ああ、どこがどう変わったなんて……俺には上手く言えないけど、何だか……前も可愛かったけど、最近になって……なんていうかこう、温かいっていうか、柔らかい雰囲気が増したっていうか……」
ぼむっ
俺とレナの頭から蒸気が噴き出す。
そこで、自分で言っていてようやく気付いた。沙都子の言う通り、確かに俺は竜宮レナに見とれていた。何故なら、とても綺麗になったと思ったから……。
こんなしんどい思いをしてまでレナを追いかけたのも、コイツのことが好きだからだ。
「けっ……けけ……、圭一君」
「あっ……ああ…………何だ……よ?」
もう、まともに話すことも出来ない。俺の唇も舌も、情けないほど震えていた。
「圭一君は……私のこと…………その……」
「好きだっ!! 大好きだっ!!」
もはや自暴自棄だった。そして、他に何も上手いことの言えない、心の底からの叫びだった。
ひぐらしのなく声が、妙によく聞こえた。
「ぅっ…………うぅっ」
レナの声が聞こえた。しかもそれは…………泣き声で……。
「レナ?」
俺はそこでようやく、顔を上げた。
レナは真っ赤な顔のまま、ぽろぽろと涙を流していた。
「私も……私も圭一君のことが……大好き」
「…………レナ」
「圭一君っ!!」
レナは突然、俺の胸の中に飛び込んできた。
「本当だよね? 夢じゃないんだよね? 嘘じゃないんだよね?」
「ああ……全部、本当だ」
「うっ……うううっ。うわあああぁぁぁんっ!! ふああああああああぁぁぁっ!!」
レナは俺の胸の中で泣いた。
俺も、いつのまにか涙がこぼれていた。レナのように、叫びはしなかったけれど……。
俺は、レナの頭を優しく撫でてやった。
「ごめんレナ……。今まで気付けなくて……」
俺がそう言うと、レナは首を横に振った。
そして、俺の胸に顔を埋めたまま……嗚咽を漏らしたまま、俺に言ってきた。
「圭一君……ひっく……、お願いが……あるの。さっき……っく、何でもするって……言ったよね?」
「ああ。言った」
「約束して……。朝は私におはようって言って、夜は私におやすみって言って……いっぱい私に優しくして、いっぱい私を楽しくさせて……そして……ずっと、ずっと……一緒にいてくれるって」
「ああ……分かった。約束する。絶対、絶対に守ってみせるよ」
「…………うん。ありがと、圭一君」
レナの嗚咽は続く。
そして俺は、レナを固く抱き締めた。
「知恵先生。怒ってるよな。やっぱり……」
「はぅ……。ごめんね圭一君。圭一君にまで迷惑掛けて……」
「いいんだよ。……俺が好きでやったことなんだから」
「は……はうっ☆」
学校に戻り、俺達は教室の目の前に立っていた。
二人、固く手を握り合って……。
「じゃあ、いくぞ? レナ」
「う……うん」
俺達は一緒に頷き、俺は扉に手を掛けた。
「へっ?」
扉に妙な手応え。そう……いつも沙都子のトラップが発動するときのような……。じゃない、トラップだっ!?
思わず体を強ばらせる俺達。
そして…………頭上から舞い落ちてくる紙吹雪。
パチパチパチパチパチパチ
教室中から拍手と歓声があがる。
「おめでとう。レナ、圭ちゃん」
「ええっ? ちょっと待てよ? なんで……」
「お二人は分かり易すぎですわ。帰るときにはこうなるっていうことぐらい。簡単に予測出来ましてよ?」
「端から見ていて、ずっとやきもきしっぱなしだったのです」
「圭一は、自分の気持ちにも鈍すぎなのですよ。あぅあぅ☆」
俺達はまた……この短時間の内に何度目だ? 顔を真っ赤にして俯いた。
「前原君。竜宮さん」
『はっ…………はいっ!!』
教壇から知恵先生の声が聞こえる。
「おめでとう。……二人とも仲良くね」
俺達はもう、ただ真っ赤になって、何度も何度も頷いた。
そしてそんな俺達に、みんなはいつまでも拍手を送ってくれた……そう、いつまでも……。
―END―
最初は、レナのクラスのお母さんと圭一のクラスのお父さんネタで
いちゃいちゃバカップルもの
レナ「はい。あ〜ん」
圭一「もぐもぐ。うん、美味しいよレナ」
沙都子「ちょっと、教育上よろしくないんじゃありませんこと?」
もしくは
レナ「圭一く〜ん。私を捕まえてごらんなさーい。うふふ」
圭一「待て待て〜っ。あははははは」
みたいなのを書きたかったんですが、何故かこうなりました。
ラブ度が低くて、ホント、色々すみません。
(・3・)「あれれー私ってもしかして2回連続で失恋してる?」
>>505 GJ!
そっちのバカップルぶりもちょっと見てみたかったですw
508 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 20:06:37 ID:O3+iaLHY
>>505 もうGJの嵐ですよ!
圭一はかっこいいわ、レナはすごくかわいいわで最高です!
迷惑かもしれませんが、また圭レナを期待してます。
今度はこの続きみたいな感じでエロ有りとかだったら
とか妄想して待ってます!
>>506 まあまあ、いつかちゃんした相手が現れるさ。
多分だけど。
>>486 鷹レナキタコレ
続きのエロいのを期待せざるを得ない
>>505 圭レナはバカップルが似合うよな!
でもこれはこれでとてもよかったよ
クラス公認になったんでバカップルはこれからだ
乙
レナかあいいよレナ
>>505 レナだけじゃなく、裏で魅音も泣かせてるだろうな
罪な男だぜ、我等がKは。乙ッ!
私、前原圭一は貞操を狙われています。
なぜ、誰に、貞操を狙われているのかはわかりません。
ただひとつ判る事は、俺の振る舞い方と関係があるということです。
レナと魅音は俺に恋する乙女の一人。
他にも少女が3人。全員が危なっかしい武器を所有。
魅音の部屋をもう一度よく調べてください。俺の写真でいっぱいです。
レナの料理は真の愛情によるもの。
証拠の卵焼きはこれです。
どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、その時、私は殺されているでしょう。
…殺したのが園崎組か、ケンタ君かの違いはあるでしょうが。
これを読んだあなた。どうか全員を同時にハッピーにさせる方法を考えてください。
それだけが私の望みです。
前原圭一
…お、俺も、最初は…魅音は単なる友達だと、思ってまし……ぅぇぅ…、
だけど…やっぱり…ゴホッゴホッ…不器用な女の子ってのは…いるんだと思います…
今… ぐはっ…ずうっとお弁当作ってきてくれるんですよ…
遠慮しても遠慮しても遠慮しても遠慮しても、料理店の水みたいに何度も持ってきてくれて、
少しずつ…、少しずつ、俺の昼飯を、増やしているんです…っ!
前原さん、あんた喉に梅の種を詰まらせてはいませんよね!?
何だこの流れwwwwww
流れ切ってもう一回
>>505GJ!
他のシナリオも期待してますよ〜
>>514 なぜかカイジ思い出したわwwwwwwww
520 :
407:2007/02/09(金) 23:33:37 ID:fpJUO2qa
明日あたり、
>>313の圭魅を途中まで投下するつもりです。
それから保管庫更新してくださった方、ありがとうございました!
「はい、魅ぃちゃん。お茶。」
「ありがとう。…やっぱりレナの料理にはかなわないなぁ…」
「そんなことない、魅ぃちゃんも上手だよ。
…魅ぃちゃん、今日の部活で負けた方の罰ゲーム、どうする?」
「これでどうかな。明日の朝から昼までこれを挿れっぱなし」
「…はぅ…えっちだよ魅ぃちゃん…」
えらいものをみてしまった。
まさかあの2人が…女同士でそういう関係だっただなんて。
はっはっは、何をいまさら
梨花ちゃんと沙都子ちゃんなんてもっと凄いk(鍬直撃
>>520 今から全裸で待機してます!
楽しみ過ぎて仕事が手に付かない
そわそわ
そわそわ
「…朝だ…起きなきゃ。…あれ、服がない」
「悟史君、おはようございます」
「詩音…え!?ちょ、あれ…」
「覚えていないんですか?昨日の夜に…」
「…」
「すっごく乱暴だったんですよ?意外でした、悟史君がまさかあんな…」
「…詩音、その、責任は取るから!ごめん!」
「何のですか?」
「いや、ほらその…け、結婚とか」
「悟史君の寝相の話なんですけど」
「むぅ?」
「寝相。」
「…寝相…」
「悟史君…結婚なんて…きゅんきゅん☆」
「むぅ…」
「…朝だ、起きるか。」
「むぎゅ」
「むぎゅ?…レナ?どうして俺のベッドの中に。しかも下着姿で。」
「覚えてないの?昨日の夜に…」
「…え?」
「意外だったなぁ、圭一くんがまさかあんなに乱暴だったなんて」
「…レナ、もう一発いこうぜ」
「寝相の…え?」
「さぁレナ、俺と一緒に天国を見て来るぞ!」
「ちょ、圭一くんだめだよ!」
「…朝だ。…誰もいないや。僕は富竹、フリーのカメラマン…」
>>527 うわ〜っ。圭ちゃんたら鬼畜ぅ☆ GJ。
魅音ルートなんだけど、あと1,2時間ぐらいでいけそーです。
でも圭魅とか鉈スパンキングの人の圭レナも来られるみたいなんですよね?
いつぐらいのタイミングで出したらいいですかね自分?
あと、今さらですけど、GJ言ってくれた方、保管庫更新してくれた方、
ありがとうございました。とても嬉しいです。
「…朝か、そろそろ起きよう」
「ん…おはよう圭ちゃん」
「うわっ、なんで俺のベッドの中に魅音が居るんだよ!?」
「覚えてないの〜?昨日の夜の・こ・と」
「…へ?」
「おじさん意外だったなぁ〜、圭ちゃんがまさかあんなに乱暴だったなんて」
「…魅音」
「ふぇ!?だ、だめだよ圭ちゃん、朝からなんて…」
「へ〜?ここはすでに臨戦態勢だけどな」
「ひゃっ!」
ガラッ
「お姉ぇ〜?ご飯できましたよ…一人で何やってるんですか?」
(・3・)「あれれ〜?」
>>528 どうぞ投下しちゃってください!
早く読みたい!!
>>527 下着姿だったらどう考えてもヤッてるだろ……
それでは書き上がってチェックしたり準備が整い次第出すことにします。
もうしばらくお待ち下さい。
もしマズければ自分、待ちますのでそのときは言って下さい。
rァ 魅音かもしれない
俺以外にまだ眠れない奴がいるのかと思い。そっと布団から抜け出し、障子へと移動する。
「魅音? ……どうしたんだよ? こんな時間に」
戸を開けると、そこには魅音が立っていた。
「あ……うん。別になんでもないよ圭ちゃん、何となく眠れなくってさ。ちょっと夜風に当たってたところ」
ばつが悪そうに、魅音は笑った。
「おいおい……。各自明日に備えて万全のコンディションを整えとけーなんて言っていたくせにそれかよ。まったく……」
自分も人のことは言えないと知りつつも、半ば呆れながら俺は苦笑した。
「でもまあ、魅音のことだから風邪引くような真似はしないか。……もう少ししたら寝られるんだろ?」
「え……? あ……うん…………」
「じゃあ、俺ももう寝ることにする。お休み、魅音」
そう言って、俺は障子を閉めようとして――。
「あ……圭ちゃん」
「?」
魅音に呼び止められた。
「…………どうしたんだよ? 魅音」
でも、魅音は何も答えなかった。無言で俯いていた。
いや……そうじゃない。とぼとぼと、無言で俺の方へと近づいてきた。
あまりにゆっくりとしたスピードだったため、ついぼんやりとしている内に、魅音は本当に目の前まで近づいて来ていた。
「……お…………おい? 魅音?」
魅音は俺のパジャマを掴み、そして顔を俺の胸に埋めた。
「ねぇ……ごめん。圭ちゃん。ほんの少しだけでいいから……こうさせてくれない?」
そう言って震える魅音は……普段の魅音からは信じられないほど、小さく感じた。
「圭ちゃんは知ってるよね? 一年前まで、雛見沢には悟史っていう男の子がいたって……」
「ああ。……沙都子の兄貴だろ?」
こくりと魅音は頷いた。
「私ね。詩音が帰ってくるまで気付かなかったけど、悟史のことが…………好きだった」
きゅっ とパジャマを握る手に力が入る。
「…………でも、一年前の綿流しの日から突然、帰ってこなくなっちゃった…………」
魅音は泣いていた。涙は流していないけれど……声に抑揚が無いだけだけれど……それでも俺は、そう思った。
「きっと……私が悪いの。詩音の言う通り、もっと悟史のことを考えていれば……きっと手は打てていたはず。
私は、悟史を好きだった女の子として失格で……大切な仲間を守れなかった部長として失格で……そして、雛見沢の歪さを直すことの出来なかった園崎家次期党首としても失格なんだよ」
「魅音……」
俺は、魅音の背中を撫でてやることしか出来ない。
「明日は、雛身沢にとっても部活メンバーにとっても大切な日で……、でもこのままじゃまた私……失敗して……でも、そうしたらもう……」
虚ろな笑い声。
「本当なら……、部長ならこんなこと言っちゃダメなんだって分かってる。圭ちゃんを不安にしてしまうだけだって……。でもまた……ほら……私は……」
きっと、魅音にとってこの夜風は凍えるほど寒いものだった……。
だから魅音は震えている。ふと、そんな気がした。
「恐いの。……もしも圭ちゃんがいなくなっちゃったらって。また私のせいでみんなが傷ついたらって……、そう考えたら眠れなくって……」
「俺も魅音と同じ気持ちだ。……明日のこと考えたら、どういうわけか嫌な想像が消えなくってさ……。それで、眠れなかった」
魅音を寒さから守りたくて……、俺は魅音を抱きしめた。
「そう……、圭ちゃんもなんだ……」
「でもさ。……俺は思うんだよ。俺は部活メンバーみんなを信じてる。みんなも魅音を信じてる。だから、絶対大丈夫だって。……魅音も、俺達のことを信じてくれてるんだろ?」
「うん。……そうだね」
「魅音一人が抱え込む事なんかじゃないんだ。……だから、そんなに自分を追い詰める必要なんか無いんだ」
魅音は小さく頷いた。
そして、顔を上げて……俺を見上げる。
その瞳は潤んでいた。
「…………………ねぇ…………圭ちゃん……。もう一つだけ……頼みを聞いてくれる?」
「ああ。何でもいいぜ」
でも、魅音はその後の台詞をなかなか続けてはくれなかった。
何度も……何かを言いかけて、それでも口ごもって…………。そして、何度目になったか忘れかけた頃、ようやく魅音は意を決した。
「……私を…………抱いてくれない?」
その頼み事は、正直言って俺は全く心の準備が出来ていなくて……。俺は情けないことにただ口をパクパクさせるだけだった。
「女の子は……、その……すると変わるっていうから…………なら、私も変われるかなって……、そしたら……もうこんな私じゃ……」
魅音は寂しげに笑って、俺の胸から離れた。
「そっか……。そうだよね。おじさん、レナみたく女の子っぽくもないし、可愛くもないし、甲斐甲斐しくも……ないもんね」
にこっ と見た目だけは明るい笑顔を魅音は浮かべた。
「ありがとっ、圭ちゃん。気が楽になったよ。それじゃ、おやすみ」
そう言って、魅音は振り返って――。
「待てよっ!」
俺はとっさに、立ち去ろうとする魅音の左手首を掴んでいた。
「…………圭ちゃん?」
振り返る魅音を見つめて……、その直後にはもう俺は覚悟を決めていた。
魅音を引き寄せて、そして肩を抱いて…………顔を寄せる。
「ん? んんっ?」
俺にとってのファーストキスで……上手くいったかどうか何てのは分からない。ただ、俺の想いが魅音に伝わってくれることだけを望んで、努めて優しく唇を押し付ける。
きっかり十数えて、俺は唇を離した。
「あ……ああああ、あのっ……あのあの……、圭ちゃん……?」
魅音は唇に右手を当てながら、顔を真っ赤にする。
俺はそんな魅音の手首を掴んだまま、彼女を寝室へと引っ張っていった。
障子を閉めて、魅音を布団の上に押し倒す。
「ちょ……ねぇ……あの? ふぇっ?」
「魅音……嫌か?」
魅音はぶんぶんと首を横に振った。
俺はそれを見て安堵の息を吐いた。
「で……でもでも、圭ちゃんの方が…………嫌……なんじゃ…………ないの?」
恐る恐る、魅音が訊いてくる。
「そんなわけないだろ? 真剣な……女の子の頼みを断れる男なんていないし、ましてや魅音だぞ? 俺が嫌に思うわけ無いだろ?」
「えっ? それって……」
一瞬だけ、俺は口ごもる。
顔面が火照るのを自覚する。
「魅音は……俺にとって大事な女の子だ。それで……そんな女の子が俺を……たとえどんな理由だったとしてもその、そういう相手に選んでくれるっていうのは、俺だって嬉しいし……」
クソっ 俺の馬鹿。なんでここではっきりと、俺は魅音が好きだって言えないんだよっ!
自分のふがいなさに腹が立つ。
「圭ちゃん……ありがとう」
でも、魅音は俺のこんな言葉でも喜んでくれた。それだけが、俺の救いで……そして何よりも嬉しかった。
胸の鼓動が収まらない。
静寂の中で、俺達は見つめ合う。
しかし、いつまでもそうして固まっているわけにもいかない。
「あ……それじゃ、脱がすぞ?」
「え? うん……そうだね」
俺の声も、そして魅音の声も震えていた。
どこか現実味のない思考回路のまま、魅音の浴衣の帯を解いていく。
そして、左右に開いていって……魅音の上半身が露わになる。
「あっ。……圭ちゃん、そんなに見ないでよ。恥ずかしい……」
慌てて乳房を両手で隠す魅音。
しかし俺はその手でも隠しきれない魅音の胸の部分に手を添えた。押し上げるようにして魅音の柔らかな乳房に手を押し込み、強引に魅音の手と乳房の間に手を入れる。
「ひゃっ……ううっ」
結果、俺の両手が魅音の胸を鷲掴みにした形となり、魅音は恥ずかしさで目を瞑った。
「魅音の胸……大きくて、柔らかくて、温かくて、すげー気持ちいいぜ」
「そ……そんなこと……」
もにゅもにゅと、そのまま魅音の胸を揉みしだく。
「あふっん」
「すごくすべすべしていてさ……、でもって張りがあって……」
人差し指で乳首をつつき、そして擦る。
「あくっ……うんっ」
「乳首も敏感なんだな……、最高の胸だよ」
「あ……あうぅ」
魅音はぴくりと身震いして……手の力を緩めた。
もっと触って欲しいということだろう。
俺はさわさわと魅音の胸を優しく撫でまわし、乳首を転がした。
魅音の口から漏れる甘い吐息に、脳髄が痺れてくる。
「魅音っ!」
「きゃうあうん」
俺はとうとう我慢出来ず、魅音の胸にむしゃぶりついた。
「やだ……やだ……、圭ちゃんそんな急に……ああっ、吸っちゃイヤ……ダメ……私……」
そんな魅音の言葉に耳を貸さず、俺はちうちうと魅音の乳首を吸い続ける。
それだけじゃない。舌で舐め回し、軽く噛み、そして転がす。
「お願い……圭ちゃ……変になっちゃうから……」
馬鹿……魅音。それを聞いてやめられるわけないだろ?
「ヤダぁ……やめてって言ってるのにぃ〜っ」
俺はより強く魅音の胸を責める。
「あぐぅっ」
反射的に、魅音はきゅっと両腿を強く合わせた。
「ううっ……うううっ」
抑えた喘ぎ声を出しながら、もじもじと小刻みに太股を動かしている。
そんな魅音が……たまらなく可愛く思えた。
魅音の胸から顔を離す。
「………………圭ちゃん?」
「魅音……俺ももう我慢出来ない。挿れてもいいか?」
「えう? う……………………………………うん……」
魅音は目を瞑ったまま、小さく頷いた。
俺は膝立で起きあがり、パジャマのズボンとパンツを脱いだ。
そして、魅音の下着に手を伸ばす。
「あ……あのっ」
しかし、魅音はとっさに下着の上に右手を置いた。
左腕で胸を抱え込む。
それは……拒絶の証。
「魅音。……やっぱり、俺じゃ嫌だったか?」
びくりと、魅音は体を震わせた。
「違う。……そうじゃないの。恥ずかしくて……初めてだから……、恐くて……もう、後戻りが出来ないって思って……ごめん……」
「そっか……、そうだよな。心の準備とか……いるよな……」
俺は、努めて明るく笑った。
「圭ちゃんの……触ってもいい?」
「え? そりゃ…………俺は構わないけどさ……」
でも、いいのか? 恐くないのか?
魅音は顔をこちらに向けて、おずおずと……でもまっすぐに俺のものへと両手を伸ばしてきた。
さわっ
ビクッ と、魅音の手が触れた瞬間、俺のものと魅音の手は震えたが、魅音は包み込むように俺のものに手を添えた。
「あははっ。……これが圭ちゃんのオットセイ☆なんだね。熱くて……固くて、とっても力強いよ」
「……魅音」
魅音は手を震わせながら……それでも優しく、俺のものを撫でた。
その手がとても温かくて心地よく……まるで俺の心すべてを受け止めてるようで……満たされるものを感じる。
「そして…………そうだね。圭ちゃんは、私を……私と……」
優しい口調で、魅音が呟く。
「ああ、そうさ……俺は魅音と一つになりたい」
「うん……そうなんだね…………」
感慨深げに、魅音は微笑んだ。
「圭ちゃん……。ごめんね。もう大丈夫」
「分かった。……じゃあ、下着……」
「うん。……脱がして?」
俺は魅音の言葉に従い、下着を下ろしていく。今度は抵抗しなかった。
魅音の長い脚から下着を抜く。
顔を上げると、魅音の秘部とそれを覆う茂みが露わになっていた。
抱き寄せるように、両手をこちらに伸ばしてくる。
「圭ちゃん…………来て?」
俺は無言で頷いて、魅音の秘部に自分のものを当てた。
「うん……そこ……。そのまま、奥まで突いて………………あっ……ぐっ……んっ」
魅音がそうであるように、当然俺も初めてなわけで……こういう事の要領なんかは分からない。だから、強引にこじ開けるようにして、自分のものを魅音の中へと埋め込むような真似しか出来ない。
きゅうっ と魅音の中が俺のものを締め付ける。
一瞬、俺はその締め付けに顔を歪めたけれど……。じんわりと……ぬめりのある液体がそれを和らげる。
はぁ はぁ はぁ はぁ
魅音の息が荒く響く。
その目蓋から、涙がこぼれ落ちていた。
「圭ちゃん…………」
「お……おう」
魅音は涙をこぼしながら……、でも力強い笑みを浮かべた。
「これで……一つになれたんだよね?」
「ああっ。そうだな」
俺も、魅音に笑みを返した。
そして、魅音に覆い被さって抱きしめ合う。
肌の温もりを伝え合って……互いが一つであることを確認する。
俺は、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「んっ…………」
ちゅっ
結合部が小さく音を立てる。
締め付けがきつくて思うように腰が動かせないっていうのもあるけど、あまり魅音に負担をかけたくなくて……、なるべく小刻みに出し入れする。
ぎゅっ と俺の背中にまわる魅音の腕に力が入る。
魅音もまた、俺の動きに応えるように、小刻みに腰を動かしていた。
徐々に結合部の滑りがよくなってきている気がする。
そこはもう、俺のものを受け入れつつあった。
「魅音。……あのさ、もう少し大きく動いていいか?」
「うん。いいよ。圭ちゃんの好きにして欲しい。圭ちゃんが感じてくれると、私も嬉しいから……」
「ああ。……ありがとう、魅音」
今度は、もう少し大きく、そして早めにピストン運動を行う。
包み込まれるだけだった俺のものが、より貪欲に……快楽を貪ろうと、そして快感を与えようと、魅音の中を掻き回す。
ぐちゅぐちゅとした粘っこい音が静かな寝室に、妙に響く気がする。
絡み合う肉と肉の感触。
でも……、俺には不思議とそれが不潔なものには思えなかった。
「魅音……気持ちいいよ」
「よかった……そう言ってくれて……」
魅音もまた貪欲に俺のものを求めていた。奥へ奥へと俺のものを飲み込もうと蠢いている。
俺はそれに逆らうことが出来ず、ただただ腰を打ち付ける。
ダメだ……、やめることが出来ない。
「魅音……。ごめん。俺……もうイクっ」
魅音は応えない。体を弓なりに反らして喘いでいた。
精液が俺のものを駆け上ってくる。
「……………くっ……………ううううあああああっ!!」
「はっ……あああああああぁぁぁぁっ!!」
俺の精液を膣内で受け止めながら、魅音は嬉しそうに体を震わせた。
脱力して、俺は魅音の胸に倒れ込む。
「ねぇ……圭ちゃん?」
俺の頭に手を置きながら、魅音は囁いた。
「私ね……変わるっていう意味が少し分かった気がした」
俺は魅音の顔を見上げることはしなかった。
――それはね。きっと、私を変える……無限にある選択肢を恐れずに選ぶことなんじゃないかなって――
ぼやけた頭の俺には、本当に魅音がそう言ったのかどうかもよく分からない。そして、その真意も分からない。
でも魅音がどういう顔で笑っているのか、何故かそれは分かった気がした。
翌日。
「梨花ちゃん。接近してくる敵はいる?」
「みー♪ 三時の方向に4人。七時の方向から3人。どちらもあと50mほどの距離なのですよ」
「よし。……なら三時の方から片づけようか。沙都子はトラップA-47の発動準備。圭ちゃんとレナは七時の方向を警戒。全員三時方向へ移動するよ。羽入は先行して沙都子のサポートと囮をお願い。片づいたらQ地区へ転進するよ」
魅音は迷い無く俺達を指揮し、そして俺達も魅音の指揮に従って着実に戦果を挙げている。
「まったく。魅音の奴……頼もしいったらありゃしないぜ」
「うふふ。そうだね。……さすがは部長さんだよね☆」
「流石としか言いようがありませんわ。ここまでわたくしのトラップを有効に使ってくれるなんて。トラップ使い冥利に尽きましてよー☆」
朗らかに笑い合う俺達。
「というより、私には何か吹っ切れたような感じがするんだけど……。何か知ってる? 羽入?」
「さあ? 僕は何も知らないのですよ? きっと愛の力なのです。あぅあぅあぅあぅ☆」
そう、確かに園崎魅音はどこかが今までより強くなった。そんな気がした。
「ほら、みんないつまでも固まってないで持ち場へ散った散った。先はまだまだ長いんだからねーっ?」
魅音の叱咤がとんで、俺達はそれぞれの役割に就いた。
そう、部長園崎魅音と俺達部活メンバーに敵なんかいやしない。
勝てる。……俺達は間違いなく勝つことが出来る。惨劇は打ち破れる。
魅音に背を向けながら、俺は笑みを浮かべてバットを構えた。
―魅音END―
今週は以上です。それでは、来週末に沙都子ルートでお会い出来ればと思います。
なお、女の子がすると変わる云々はマジ適当に書いているので、実態と違っていて
もくすくす笑って流してくれるとありがたいです。
GJ!!魅音可愛いよ魅音
最後の「変わるっていう意味が少し分かった気がした」の魅音がすごくリアルに女の子っぽくて最高。
沙都子や梨花ルートもあるのか?期待!
グッジョオォォォォォォォォブ!!!!
アンタ最高だ!魅音スキーの俺にはたまらん展開だ!
また別ルートも頑張って書いてくれ!
乙ー
>>543 あなたが神か?
魅音に望んでいたのはこういう葛藤なんだ!
初々しいエロさもたまらん。特におっぱい。腹ァ・・・いっぱいだ・・・
女子部活メンバーは全員好きなので続きも楽しみです
魅音ルートキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
>>543 GJ!!やべぇ魅音可愛いいいいい!!!!ハァハァ
さて、他の作品もそろそろだろうか…
圭魅マダー?wktkが止まらない
551 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:06:13 ID:zVrQ3Gj7
>>407です。
投下します。圭魅で、ちょっと悟詩あり。
設定としては、
>>279の一年後。
祭囃し編の世界だと思ってください。
エロなしで、途中までです。すいませんorz
552 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:07:34 ID:zVrQ3Gj7
どうしてだろう、五年目の夏も、私は恋をしていた。
この恋がどうして生まれたものなのか、私には分からない。
けれどとにかく、気付くと私は彼に向かって手を伸ばし、そして彼はその手を掴んでくれていた。
四年目の夏が無ければ生まれなかった恋かもしれないと、時折後ろめたく思う。
けれどこの五年目の夏は、四年目の夏とはあまりにも違うと思った。
悲しみとは無縁で、ただ毎日、騒いだり、からかい合ったり、笑ったりしていればそれでいい。
あまりにも幸せでひどく眩しい夏だと、そう思っていた。
ただ、時折罪の意識が疼く以外は。
553 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:09:26 ID:zVrQ3Gj7
どさ、という音と共に、私はマットの上に倒れこんだ。
狭く暗い体育倉庫の小さな窓から、光が差し込み、その中で埃がきらきらと浮かび上がる。
外で鳴くセミの声を聞きながら、その舞う埃を見た。
「……ねえ圭ちゃん」
私は覆い被さっている圭ちゃんの肩をやんわりと押しながら、なるべく穏やかな声を出した。
「何だよ魅音」
圭ちゃんも落ち着いた声で返す。しかしその割には、いやに汗ばんだ余裕の無い手が、私の体操着のシャツやブルマーのあたりで止まっている。
圭ちゃんがこれから何をしようとしているのか、想像するのは難しくない。
「ここ、体育倉庫だって知ってる?それからね、もう体育の授業は終わったから、用具を片付けて、とっとと教室に戻らなきゃいけないってことも」
「知りたくないって言ったらどうする?」
「考えたくないね」
笑みを含んだ声でそう言い返すと、私を見下ろす圭ちゃんの顔が微かに動いた。
賢そうな目に、どこか切羽詰った色が浮かんでいる。この体勢でここに長居するのはまずそうだ。
「圭ちゃんどいてよ。早く教室戻らなきゃ、皆が探しに来るよ」
「魅音は嫌なのかよ?」
私は少し黙った。するとその沈黙を狙うかのように、圭ちゃんの手が私の腰に回り、ぎゅうっと抱き締める。そして圭ちゃんは私の肩に顔を寄せ、呟いた。
「俺たち付き合い始めてもう一ヶ月だぜ」
「うん、知ってるよ」
私は平静を装ってそう返す。すると圭ちゃんの、熱を孕んだ囁き声は耳元で続く。
「もうそろそろ、許してくれてもいいんじゃねえの」
圭ちゃんの指がそっと動き、私のシャツの中に侵入を果たす。脇腹の部分をするっと撫でられて、私はびくっと震えた。
緊張と恐怖に、身体の奥が冷たくなる。私は動揺していた。
「圭ちゃん、いい加減にしないとおじさん怒るよ」
低い声で呟くと、圭ちゃんが不穏な空気を感じ取って、指を引っ込めた。
「魅音……」
圭ちゃんが残念そうな声を上げる。私は畳み掛けるように言った。
「ねえ聞いて。私ね、圭ちゃんとそういうことする勇気がまだ出ないの。心の整理が着くのを圭ちゃんに待っててほしい。それじゃ駄目?」
「……分かったよ」
私の上から圭ちゃんが渋々身体を退かした。私は安堵して息を吐き、マットから立ち上がった。そして倉庫のドアの方に向かう。
554 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:11:25 ID:zVrQ3Gj7
まだ座り込んでいる圭ちゃんが口を開いた。
「ごめんな、魅音。無理言って悪かった」
「いいよもう。早く教室戻ろ!」
そう言いながら、私は圭ちゃんが閉めた体育倉庫のドアを開いた。セミの声が大きくなる。淀んでいた空気が抜け、薄暗かった室内に、一気に昼下がりの太陽の光が入り込む。そのあまりの眩しさに、私は目を細めた。
「ああ、分かってる。……なあ魅音」
「ん?」
私はくるりと振り返る。そして、差し込んだ光に照らし出される圭ちゃんの顔を見た。少し緊張した面持ちだ。
「魅音は、その……初めてなんだよな?」
「え?」
「俺以外の奴とは、付き合ったことないんだよな?だからすげえ慎重になってるんだろ?」
セミがぴたりと鳴き止んだ。
胸の奥をさまざまな感情が、一瞬にして通り抜ける。息が喉の奥でひゅっと詰まる。
私は開け放ったドアの前に立っている。おそらく逆光で、私の表情は窺えない。喉の奥で詰まった息も、圭ちゃんには聞こえない。大丈夫。自分にそう言い聞かせる。
「何言ってるの圭ちゃん!あったりまえじゃない!」
明るい声でそう言うと、圭ちゃんはほっとした表情を浮かべた。
「だよな。まあ、俺もそうなんだけどさ」
圭ちゃんは立ち上がって、私の方へ歩いてくる。
私と圭ちゃんは、なるべく近い位置で並んで、外に歩き出す。
「レナたちが待ってる。早く行かなきゃね」
「分かってるって。あーあ、早く部活の時間にならねえかなぁ」
「おっ、圭ちゃんやる気だね!今日の罰ゲームはどんなのがいいかなぁ!」
後ろ手で閉めたドアが、ばたん、と音を立てて閉まる。暗く、湿っぽく、埃だらけの汚い倉庫は、再び密閉される。
圭ちゃんについた嘘が、胸の内側でじんじんと痛みを伝えている。私はそれを無視することに努めた。
555 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:13:13 ID:zVrQ3Gj7
私は圭ちゃんが好きだ。
明るいところも、口が上手いところも、正義感が強いところも、熱血なところも、変なところも、全部好きだ。
圭ちゃんは私だけの人だ。初めて手に入れた、大好きで大切な人だ。私は絶対に圭ちゃんを失いたくない。
だから、私は圭ちゃんとするのが恐かった。
かつて悟史とそういう行為に及んだ時、私を待っていたのは、落胆と絶望と罪悪感、そして悟史の失踪だった。
そのせいか、つい思ってしまう。そういう行為に及んだら、また私は何かに裏切られるのではないかと。
そして私は、必要以上に慎重になるのと同時に、こうも考えた。
悟史のことを圭ちゃんに知られたくない。私が犯した過ちを知られて、軽蔑されるのは絶対に嫌だ。
いつの間にか鳴くのを再開したセミの声が、遠く吸い込まれていく空を見上げる。
澄み切った青空の中で、まるで傷痕のように、飛行機雲が細く長く伸びている。
圭ちゃんに嫌われたくない。圭ちゃんの前では一番きれいな自分でいたい。
そう思えば思うほど、私は汚い、嘘だらけの人間になっている気がする。
「魅音、行くぞ」
圭ちゃんが校舎に入る足を止めて、立ち止まった私を振り返る。
「うん!」
私は笑って、圭ちゃんの後を追った。
今年の綿流しのお祭りは、ついこの前終わった。
私がほんの一度卑怯にも悟史に抱かれたあの日、そして悟史が失踪した日から、一年が経っていた。
556 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:21:53 ID:zVrQ3Gj7
その日、私、園崎詩音はいつものように、入江診療所に向かった。もちろん目的は悟史くんだ。
地下の悟史くん専用の病室に入る。ベッドでは相変わらず悟史くんが横になって目を閉じていた。
水色の患者用のパジャマ。痩せた白い肌。一年前よりも伸びた髪が、私の目に映る。
それはとても寂しい様子だけど、以前の悟史くんの行方も消息も分からない状況よりは何百倍もマシだった。
たとえ眠り続けているとしても、悟史くんはここに居る。悟史くんの頬をそっと撫でた。青白い、けれどちゃんと生きている。
監督はこの前、悟史くんの身体は順調に回復していると嬉しそうに報告してくれた。悟史くんが目を覚まして私に微笑みかけてくれるのは、そう遠くはないだろう。
私は鼻歌を歌いながら、傍らに置いてある花瓶の水を取り替え、花を取り替えようと手を伸ばした。花は今日新しく花屋で買ってきたものだ。黄色い花びらが、悟史くんの髪の色に似ていて、とてもきれいだった。
花瓶の横には大きなクマのぬいぐるみがある。沙都子宛てのものだ。
そうだ、今日は帰ったら沙都子に何を作ってあげよう。カボチャフルコースは昨日やり終えたから、今日は沙都子の好物ばかりで統一してみてもいいかもしれない。沙都子の嫌がる顔は可愛いが、喜ぶ顔はもっと可愛い。
悟史くんがいつか目を覚まして、沙都子と私の元に帰ってきた時、偏食の直った、頼もしい沙都子の姿を見せてあげるのが、今のところの私の夢だ。
私は口元を綻ばせながら、花瓶を持って備え付けの洗面所に向かった。
花瓶の水を捨て、水道の蛇口を捻る。そして古い花を捨て、新しい花を生けようとした、その瞬間。
「……詩音?」
柔らかく、温かく、穏やかで、何度も夢見たその声が、鼓膜を優しく叩いた。それはまるで、風がそよぐかのように。
生けようとした花が、硬直した私の手から、はらりと落ちる。
世界中の何もかもが呼吸を止めたかような、そして何もかもが呼吸を取り戻したかのような、不思議な強い感覚が、私を麻痺させる。
けれど私は、力を振り絞って、振り向いた。
そこにはいた。目を開いて、身体を私の方へ傾けて、不思議そうな表情を浮かべる、あの悟史くんが。
「……悟史くん」
「詩音。ここは一体……」
「悟史くん……悟史くん、悟史くんっ!!」
涙が溢れた。身体が震えた。身体中の全ての血液が、悟史くんを求めて叫び声を上げた。私は込み上げるたくさんの感情に押し出されるかのように、悟史くんに手を伸ばし、駆け寄った。
「悟史くん…!!会いたかった、会いたかったよ、悟史くん……!!」
「詩音、何で……」
私は戸惑う悟史くんのベッドに突っ伏して、その身体を毛布越しに抱き締めて、泣きじゃくった。
「ずっと待ってたんですよ!沙都子とふたりで…絶対に、また逢えるって信じて…待ってたんです」
「詩音、僕、よく分からないけど…」
温もりが、私の頭の上に降りた。
そしてそれは、穏やかに、ふわふわと、私を撫でる。
あまりにも懐かしく愛しい、悟史くんの手の感触に、胸が熱くなる。
「僕がいない間、沙都子の面倒見てくれたんだね。ありがとう」
悟史くんが微笑む。
どうしよう。嬉しすぎて、幸せすぎて、涙が止まらない。
557 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:23:31 ID:zVrQ3Gj7
『はろろーん、お姉、元気ですか?最近圭ちゃんとはどうなんです?エッチのひとつやふたつはしましたかぁ?』
やけにテンションの高い、詩音からの電話を受け取り、私はうろたえた。
「し、してないよそんなの!」
『ふふ、そりゃそうでしょう。お姉は奥手ですからね。圭ちゃんもそういう色恋に関しては、押し切るタイプじゃなさそうだし』
どうやらかなり機嫌が良いらしい。声も軽やかだし、揶揄する言葉もどこか優しさを含んでいる。
「えーと、詩音、何の用?」
『用が無いと電話しちゃいけないんですか?私たち仲良し姉妹に、そんなルールは不要ですよ!』
私は思わず苦笑した。普段ならこんなこと絶対に言わないはずだ。余程いいことがあったらしい。
「何か嬉しいことでもあったの?すごく気分良さそうだね」
『ふふー、ありましたよ。すっごく素敵なこと』
「へえ、何?」
『秘密です。お姉に言ったら部活の皆さんにも話しちゃうでしょ』
「何じゃそりゃ。てっきりその素敵なことを話したくて、電話してきたのかと思ったよ」
『んー、確かに話したいんですが、やっぱまだ駄目です。でもそのうち分かりますよ』
何だろう。私は思いを巡らせる。沙都子がカボチャを大好きになったとか。沙都子が「ねーねー」って呼んでくれたとか。
「詩音、それは沙都子絡みのこと?」
『ふふ、どうでしょう。あ、私もう用があるんで切りますね。じゃ、さよならっ』
電話はあっさりと切れた。私は受話器をまじまじと見つめる。
一体何があったのだろう。沙都子絡み、と聞かれて否定はしなかったから、そうなのかもしれない。
……もしくは悟史絡みとか。
それを思い浮かべた瞬間、胸がざわざわと波立つのを感じた。
もし悟史が帰ってきて、詩音と会ったら、あの時のことが知られてしまうかもしれない。
受話器を置きながら、私は息を吐いた。
園崎の人間に悟史の捜索は頼んである。手がかりが掴めたら、真っ先に私のところに連絡が来るはずだ。
私は悟史が見つかったら、すぐに事情を説明して、黙っていてもらうつもりだった。
一年前の私の罪。大切な妹である、詩音への裏切り。
卑怯なのは分かっている。許されないのも分かっている。けれど、知られたくない。知られるのが恐い。
私は背中が粟立つのを感じながら、自分のエプロンを強く握り締めた。
その時、婆っちゃが私を呼んだ。私は夕飯を作っていた途中だったのを思い出し、慌てて台所に戻る。
そして、私は詩音の素敵なこととやらを、すっかり忘れてしまった。
558 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:24:29 ID:zVrQ3Gj7
私はお姉との電話を切って、自分の口元を撫でた。
唇が笑みの形に緩んでいるのがよく分かる。私の顔は悟史くんが目を覚ました昨日から、緩みっぱなしだった。
私がこうなるのも仕方ない。なんてったって、悟史くんが目を覚ましたのだ。
あの後すぐに私は監督を呼んだ。診察の結果、もう暫く入院をさせて様子を見ることを決めたらしい。
正直すぐにでも連れて帰って、沙都子に会わせてあげたかったが、仕方ない。悟史くんの病気の完治のためだ。
『素晴らしいですよ、詩音さん』
監督は笑顔でそう言った。
『数値も驚くほど下がっています。もう暫く様子を見る予定ですが、これならそう遠くないうちに退院できますよ。詩音さんのおかげです』
私は何もしていない。ただ毎日お見舞いに来ていただけだ。そう言うと、監督はにこにこしながら首を振った。
『いいえ、おそらく毎日そうやって、来ては話しかけていたのが、悟史くんの心の支えになり、回復を早めたのだと思います。これは詩音さんの努力の成果でもありますよ』
その監督の言葉はとても嬉しかった。私が毎日悟史くんに会いに来ていたことは、ちゃんと伝わっていたのだろうか。
だとしたら、こんなに幸せなことはない。
「詩音さん、出発の用意が出来ました。車に乗ってください」
「はいはーい」
私は明るい口調でそう返事して、身を翻す。
すると葛西の口元が微かに綻んだのが見えた。
「何?」
「いえいえ……こんなに嬉しそうな詩音さんは久しぶりだと思って」
「そりゃあねえ。念願の悟史くんの目が覚めたんだもん。当然でしょ」
葛西が車のドアを開く。私はそれに促されるように、車に乗り込む。するとドアが閉まり、車は走り出す。
興宮の町並みが通り過ぎてゆく。不意に葛西が呟いた。
「詩音さん」
「ん?」
窓からバックミラーに視線を移すと、葛西のサングラスが見えた。
「おめでとうございます」
「……ありがとう」
サングラスは暗すぎて、その向こうの目がよく見えない。
けれど今、葛西の目はきっと優しい色を浮かべているんだろうなと、そう思った。
559 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:26:15 ID:zVrQ3Gj7
「詩音、来てくれたんだ」
悟史くんが穏やかな声で迎えてくれた。白い笑顔が眩しい。私も笑いながら、悟史くんのベッドに近付く。
「もちろんですよ。悟史くんが居るところなら、どこにでも行っちゃいます」
「嬉しいこと言ってくれるなぁ、みお…詩音」
私は思わず笑顔を強張らせた。するとすぐにそれを感じ取って、悟史くんが謝る。
「ごめん、詩音。なかなか慣れなくて…」
「いいんですよ。しょうがないですもん」
一年前のあの日、私は悟史くんに、自分が魅音じゃなくて詩音だということを暴露した。
そして悟史くんが発症して意識を失ったのがそのすぐ後。目覚めたのは昨日。
まだ私が詩音だという実感が湧かず、魅音と間違えてしまうのも無理はない。
むしろ昨日、目覚めた瞬間、私を詩音と呼んでくれたことが奇跡だ。
「沙都子は元気?」
「すごく元気ですよ。家事も出来るようになったし。今クラスに前原圭一っていう転校生がいて、その人と楽しく遊んでます」
「えっ、転校生?」
「はい。トラップを教室に仕掛けまくって、それでその圭ちゃんが見事に引っかかってくれるので、とても楽しそうです」
悟史くんはそれを聞くと、心配そうに眉根を寄せた。
「むぅ……沙都子が迷惑かけてなきゃいいけど…」
「大丈夫です。圭ちゃんはそんなことで怒りませんよ。沙都子も圭ちゃんがすごく気に入ってるみたいですし」
「そっか。会ってみたいな僕も…その前原圭一っていう人と、あと沙都子に……」
悟史くんの病気は秘密裏で調査されているものなので、悟史くんが入江診療所に入院していることは公には出来ない。
つまり、沙都子は悟史くんの行方をまだ知らないのだ。
悟史くんも沙都子の顔を早く見たがっている。監督に今度、沙都子をこっそり連れてきては駄目か相談してみよう。
私は少しでも悟史くんの寂しさを紛らわせてあげたくて、口を開いた。
「沙都子、偏食が直ってきたんですよ。カボチャもちょっとなら食べられるようになりました」
「本当に?」
「はい。にーにーが帰ってきたら立派になった自分を見せたいって、すごく頑張ってます」
私はたくさんのことを話した。悟史くんはそれを聞いて、驚いたり、喜んだりした。悟史くんの表情がくるくると変わるのを見て、私はとろけそうに幸せな時間を感じていた。
不意に、悟史くんが目を手の甲で擦った。
「どうしました?眠いんですか?」
「……うん、さっき飲んだ薬の副作用が効いてきたみたい。眠くなってきた…」
「あれま。じゃあ寝ちゃってください」
「うん、ありがとう詩音。詩音のおかげで、全然退屈じゃなくて、楽しくて…」
悟史くんは毛布を引き寄せながら、むにゃむにゃと呟く。私は温かい気持ちでそれを聞く。
560 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:28:35 ID:zVrQ3Gj7
「でも、詩音もあの時ぐらい教えてくれればよかったのに…」
「え?」
悟史くんが眠そうな表情で微笑んで、呟いた。
「ほら、あの日バス停で、魅音に沙都子をお祭りに連れて行くよう頼んだ時」
何のことだろう。身に覚えが無い。多分それは私じゃなくて、本当の魅音のことじゃないだろうか。
そう思って口を開こうとした時、悟史くんが掠れた声で言った。
「嬉しかったよ。みお…詩音が、僕になら抱かれてもいいって言ってくれて……」
声が喉に貼り付くのを感じた。
聞き慣れないその言葉が、頭の中に不自然に残る。
抱かれてもいい?何だそれ?
「今思うと、僕たちも大胆だよね。あんなバス停なんかで、しちゃうなんて…」
バス停?バス停で何をしたの?
「月が…とても、きれいで…魅音の身体も、とてもきれいで…お互い初めてで、嬉しくて…」
悟史くんの眠そうな、とろとろとした声が、妙な歪みを持って私の鼓膜を刺す。
何これ…何それ……?
身体がどうしてか震えた。気味の悪い寒気が背筋を這う。
「魅音…ああだめだ、詩音、だよね?つい間違えちゃうや…ごめん……しっかりしなきゃ」
悟史くんが、その時のことを思い出したのか、くすぐったそうに小さく笑って、言葉を続ける。
「僕は詩音を抱いたんだよね。あの夜、あのバス停で。」
その言葉を唇から零して、悟史くんは眠りに落ちた。
今はただ、安らかな寝息が、病室に響いている。
561 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:34:51 ID:zVrQ3Gj7
魅音が私を裏切った。
それに気付いた瞬間、私の脳天を突き抜けたあの怒りを、私は上手く表現出来ない。
とにかくそれは強烈な憎悪と共に、私の脳みそをぐちゃぐちゃに乱した。
一年前、魅音は私を裏切って、悟史くんに抱かれた。
多分、私が魅音ではなく詩音だと悟史くんに暴露する前だ。
私も薄々、魅音が悟史くんを好きなことには勘付いていた。でもまさか、魅音が私を出し抜くなんて。
身体が震える。血液が沸騰する。
魅音は野球部のマネージャーをしたことも、買い物に付き合ったことも、おそらく全てを自分のものにして、のうのうと悟史くんと寝たのだ。
私が悟史くんをとても好きだと知っていたくせに。あの馬鹿、馬鹿のくせに、こんなところばかりは妙にずる賢くて、卑怯で、劣悪で、神経を疑う。
あの刺青の時だってそうだ。鯛を自分も食べてみたいと、あの日はやけにしつこく絡んできた。
そうだ、あいつはそういう奴だ。なのに私はあいつを信頼して、気を許してしまった。くそ!
悟史くんが眠ってしまったのは幸いだった。
事実を知って、平静を装える自信はない。悟史くんがもし起きていたら、私は悟史くんをも罵倒したかもしれない。それを考えるとぞっとする。
そして悟史くんが、自分が抱いたのは実は詩音だったと、勝手に解釈してくれたことも幸いだった。
当然私は、これを悟史くんにバラすつもりはない。私は悟史くんに最も近い人間で居続ける。これからもずっと。
だからと言って、魅音を許す気には到底ならない。たとえ悟史くんが結果的に私のものになったとしても、魅音が私を裏切っていたのは事実。
私を差し置いて、悟史くんと寝たのは事実なのだ。これを許すはずがない。
562 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:36:59 ID:zVrQ3Gj7
私は居ても立ってもいられず、悟史くんが眠りに落ちてすぐに病室を出た。
そして診療所を出て、診療所に横付けしておいた車の窓を叩いた。
運転席で雑誌を読んでいた葛西が、驚いたように顔を上げた。私は「開けて」と怒鳴る。
ドアが開くと、私は勢い良く車に乗り込んだ。
「随分と早いお帰りでしたね」
「まあね。車早く出して」
葛西が怪訝そうな表情で、エンジンを入れた。車は走り出す。
「どこに向かいますか」
「園崎本家」
私は短く答えて、窓の外を睨みつけた。雛見沢の静かな田んぼの並びが、私の心をなぜか苛立たせる。
魅音は今本家にいるはず。問い詰めて、土下座して謝らせてやろう。
あの馬鹿のことだから、すぐに白状するはずだ。そうだ、爪の一枚でも剥いでやるのもいいかもしれない。
そこまで考えて、ふと別の考えが脳裏をよぎった。
……そうだ、もっと効果的な方法があるじゃないか。
突如思い浮かんだアイディアに、思わず笑みが零れる。あははは、すごくいいよそれ。最高。
私は運転席に向かって言った。
「葛西、やっぱり行き先を変えて」
「分かりました。どこにします?」
私は口元を歪めて、言い放つ。
「前原屋敷」
563 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:42:26 ID:zVrQ3Gj7
俺は自分の部屋で、ぼんやりと布団に寝転がって天井を見ていた。
考えていたのは、もちろん魅音のことだ。というか、最近魅音のことしか考えられなくて困る。自分でも呆れるほどだ。
付き合い始めてもうすぐ一ヶ月。
最初は楽しい親友って感じだったのに、付き合うようになると、意外と女の子らしいところとか、恥かしがりやなところとか、涙もろいところとか、そういうか弱いところばかりが目に付くようになって、正直参っている。
俺は深くため息を吐いた。相当いかれてるぜ、俺。
この前の体育の時は、本当にやばかった。
魅音のシャツ越しに透けるブラジャーの色とか、ブルマーにぴっちりと覆われた尻のラインとか、太ももの白さや、風にそよぐ長い髪や、唇とか瞳とか、太陽みたいな笑顔とか。
そういった魅音の身体のありとあらゆる部分が、視線を惹きつけて離さなかった。
だから、体育倉庫に用具を片付けるために入った瞬間、暗く狭いその隔離された空間で、魅音の存在を至近距離に感じてることをはっきりと意識してしまい、我慢出来ずに押し倒してしまった。
正直、理性で何とか押し止まったことを褒めてほしいぐらいだぜ。でも魅音はそうは思わねえんだろうなぁ。
ああ、やりたい。
そう呟いて、ひとり自己嫌悪に陥る。下半身に脳内を占領されるなんて、情けないぞ俺。そう叱咤すると、別の声が反論する。
しょうがないだろ。魅音があんなに可愛くて、更に言えば発育が良いのが悪い。
確かにそうだ。魅音が魅力的なのが悪い。いや、もちろん嬉しいんだけど。
布団に仰向けになったまま、ちらりと目を動かす。布団のすぐ傍らの机に置いてある、ティッシュボックス。
身体を布団から起こして、俺は唇を舐めた。
一時ぐらいなら、下半身に脳内を占拠されても、責める人間はいないだろう。むしろこれは魅音のためでもある。
有り余った欲望で、魅音を傷つけてしまわないための、まあいわば惨劇を回避する方法ってやつだ。どっかで聞いたことのある言葉だな。何だっけ、思い出せん。まあいいや。
右手が下半身に伸びる。左手はティッシュボックスの方へ。ズボンのチャックに手をかけ、既に硬くなり始めているそれを取り出そうとした瞬間、
「圭一、詩音ちゃんが遊びに来てくれたわよ!」
まさにオカズにしようとしていたその人と瓜二つであり、その人の妹である人物の名前が聞こえた。
そしてその声を追いかけるかのように、足音が近付き、部屋の襖が開く。
「はろろーん、圭ちゃん……って何ですか、そんなに慌てて」
「い、いや。何でもない」
危機一髪。危ねえ危ねえ。
襖を開けたまま、怪訝そうな顔で突っ立っている詩音を身ながら、俺は苦笑いした。
564 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:44:47 ID:zVrQ3Gj7
「何だ詩音。遊びに来るなんて珍しいな」
「ふふ。圭ちゃんに会いたくなっちゃって」
詩音が微笑む。何だか魅音の笑顔を見たような気になってしまうから困る。
ふと、詩音が俺の机に目を止めた。
「それ……」
「ん?」
詩音が指差したのは花瓶に差してある花だった。
派手すぎず地味すぎず、大きすぎず小さすぎず、絶妙なバランスで咲いている黄色い花。
「ああ、これか?昨日お袋が買ってきたんだよ」
「へえ…私も昨日、同じ花買いました。きれいですよね、これ」
詩音は指先で花びらに触れた。優しく目を細めているその表情は、穏やかなものだった。
詩音はしばらくそうしていたが、手を花から離すと、何かを振り払うかのように勢い良く俺の方に向き直った。
「圭ちゃん、今日はこれから用あります?」
「いや、ないけど、どうして……」
不意に、視界がフッと暗くなった。
詩音の白い腕が俺の肩に伸びて、詩音の胸が俺の顔に、ぱふっ、と……
「う…あ…っわあああああっ!!」
赤面して動揺した俺は、詩音を突き飛ばした。
突き飛ばされた詩音は、「いったあーい」と言いながら俺を睨んだ。
「圭ちゃん、何するんですかあ?」
「それは俺のセリフだろ!どういうつもりだよ、詩音!」
詩音は悪びれる様子もなく、にやりと笑って言う。よく俺や沙都子や魅音をからかう時に浮かべる笑みだ。それだけで、冗談だとはっきり分かる。
「べっつにー。圭ちゃんがお姉とそっくりの私に誘惑されたらどうするのか、試してみたかっただけです」
床に座ったまま詩音は脚を動かす。太ももの間から、下着がちらちらと見える。くそ、しっかりしろ前原圭一。
「んなこと試すんじゃねえ!」
俺は怒鳴ってそっぽを向いた。すると詩音の、魅音によく似ているけど違う声が耳に届く。
「そんなにお姉が好きですか?」
「当たり前だろ!俺は魅音以外とはそういうことはしねえって決めてんだ!」
きっぱりと言い切ってやる。我ながら恥ずかしいセリフだが、本心なので仕方ない。
565 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:47:35 ID:zVrQ3Gj7
「お姉が圭ちゃん以外の男と、そういうことしてるとしても?」
詩音の声が、ひんやりと鼓膜を刺した。部屋の温度が急に下がった気がする。
俺は目を見開いて、詩音を振り返った。詩音はもう、笑っていなかった。
「詩音、それ、冗談だよな?」
「北条悟史くんって知ってますか。沙都子の兄で、一年前の綿流しの日の失踪者です」
北条悟史。会ったことはないが、名前は知っている。
確か叔母から虐待を受けていた沙都子をかばい、身も心もぼろぼろに痛めつけられていたと聞いた。
沙都子は未だに悟史の帰りを待ちわびていると、梨花ちゃんが言っていた。
いつか、強くなった自分を悟史に見せてあげるのだと、日々自分を鍛えているらしい。
「会ったことはないけど、名前だけなら」
「じゃあ、その悟史くんがお姉と付き合っていたっていうのは?」
………え?
………何だ、それ。
思わず、俺は口元を笑みの形に歪めた。信じられない、突然の事態に遭遇した瞬間、人は笑って精神の平静を保とうとする。まさにそれだ。
笑いながら、からからに渇いた喉から声を絞り出す。
「嘘だろ?」
「嘘じゃありません。悟史くんはお姉の恋人です。失踪当時、お姉は随分落ち込んでいました」
嘘だ。
だって魅音は言っていた。
誰かと付き合うのは、俺が初めてだと、そう言っていた。
「馬鹿ですねえ圭ちゃん。それはお姉の嘘ですよ。圭ちゃんはお姉に騙されてるんです」
詩音の甘ったるい声が、俺の身体に毒を落とす。聞きたくなくて、顔を俯ける。
信じたくない。けれど、詩音がこんな嘘をわざわざ俺につくはずがない。
ということは、魅音が俺に嘘をついていたのだ。
悲しみとも怒りともつかない、奇妙な感情が、胸のあたりを抉る。苦しくて、俺はとっさに胸のシャツを片手で掴んだ。
掌が汗でじっとりと湿り、それがシャツに伝わるのが分かる。
566 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:49:43 ID:zVrQ3Gj7
「そして、その悟史くんが、もうすぐ戻ってきます」
俺は顔を上げた。詩音のふたつの目が、じいっと俺を観察している。まるで底の無い、どろりとした沼のような目だ。
「悟史くんは今まで、事情があって姿を見せることも、居場所を知らせることも出来ませんでした。
だから悟史くんがもうすぐ戻ってくることを知っているのは、偶然それを知ることが出来た私と、圭ちゃんだけです。お姉も沙都子も知りません」
感情がまるで読めない冷たい声が、詩音の唇からすらすらと出てくる。俺はただそれを聞くしか出来ない。
「お姉は悟史くんがいなくなり、そのせいで心に開いた穴を埋めるように、圭ちゃんに恋をしました。
けれど、かつて恋人だった悟史くんが帰ってきても、果たしてお姉の圭ちゃんへの気持ちは変わらないままでいられるでしょうか。
私はそうは思いません。悟史くんの面影を、圭ちゃんに見出しているところがあるぐらいです。きっと本物が帰ってきたら、代役なんていらなくなります」
背中が粟立つ。腹の底が急激に冷える。俺が好きだと、そうはにかんで言った魅音の笑顔が、まるで幻のように浮かんで消えた。
「お姉はきっと圭ちゃんを捨てる。悟史くんの代用品はもう必要ないと、容赦なく切り捨てる」
「やめろよ…」
「お姉はそういう女です。自分に甘くて、馬鹿で、目先のことにしか頭がいかない。
悟史くんを好きだったくせに、圭ちゃんが現れたらすぐにそちらに行ってしまったように、悟史くんが戻ってきたら、すぐに飛びつきます。お姉はそういう人間なんです」
「やめろって言ってるだろ!」
俺は怒鳴った。割れるような声が部屋に響き、やがて静寂が訪れた。
詩音は口を閉じ、じっと黙っている。顔を少し下げているせいで、前髪が詩音の目元を隠し、その表情はよく窺えない。
「魅音のことを悪く言うな。魅音はそんな奴じゃない。たとえかつて悟史を好きだったとしても、今はきっと俺を選んでくれる。俺はそう信じる」
胸の奥に残る負の感情を振り払って、俺はそう言い放った。
そうだ、俺は魅音を信じる。魅音はそんな奴じゃない。
すると詩音は微かに口元を歪めて笑った。
「ご立派ですね。でも、これを聞いてもまだそんな口が叩けるんでしょうか」
「……何だよ」
やけに自信のありそうなその口調に、俺はたじろぐ。
詩音は顔を上げて、にっこりした。妙な表情だった。顔の全てのパーツは笑うことを選び、その仕事を全うしてるのに、それは笑顔とは全然違うものに見えた。負の感情が凝縮された、負の表情。
詩音は口を開いた。
567 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 00:53:53 ID:zVrQ3Gj7
「私ね、お姉に悟史くんの子どもが出来たかもしれないって、相談されたこともあるんですよ」
「……え?」
「結局それは誤解だったけど。でも、そういうことになる可能性のある行為を、ふたりはしていたってわけです」
その時、俺の頭の中では、あの体育倉庫での映像が再生されていた。
『ねえ聞いて。私ね、圭ちゃんとそういうことする勇気がまだ出ないの。心の整理が着くのを圭ちゃんに待っててほしい』
そう真剣な表情で言った魅音の声は、どこか強張っていて。押し倒した身体は、微かに緊張で震えていて。
俺は思ったんだ。ああ、初めてなんだな、と。
そして、誰よりも大切にしてやりたい、優しくしてやりたいって、心からそう思ったんだ。
けれど詩音は言う。
「お姉ってね、結構大胆なんですよ。悟史くんとそういう行為に及んだのって、付き合い始めてまだ一週間経ってなかったんじゃないかなぁ。
あっさりやっちゃうなんて、お姉、すごく悟史くんが好きなんだなって思いました。
だからもう圭ちゃんとも済ませてるかと、てっきりそう思ってたんですけど……」
詩音が笑みを含んだ声で続けた。
やめろ、もうやめてくれ。
心臓がぎりぎりと針金で締め付けられるかのように痛む。苦しい。考えたくない。
「違うんですよね。それってつまり、お姉はまだ圭ちゃんを完全に受け入れてないってことじゃないですか?
もしくはまだ、心のどこかで悟史くんに義理立てして、悟史くんが帰ってくるのを待ってるとか……」
俺は衝動的に、机の上の花瓶を掴み、机に振り下ろした。
がしゃあああん、という音と共に、花瓶が割れ、破片が飛び散る。
詩音はようやく黙った。
「お前、何がしたいんだよ」
低い声でそう言って、俺は詩音を睨みつけた。詩音は感情の無い目で俺を見返す。
「私は妨害がしたいんです」
「妨害?」
「私、悟史くんが好きなんです。だからもう、お姉に悟史くんを近付けたくないんです」
詩音は真剣な目で俺を見て、そうきっぱりと言った。
先ほどの無表情ではなくなったことに、俺は少し安堵する。
「なるほどな。でもこれじゃ逆効果だろ?俺と魅音が別れたら、お前にとっては都合が悪くなるんじゃないのか?」
「圭ちゃんはお姉と別れません」
「は?」
余裕に満ちた声で、詩音は言い放つ。
「圭ちゃんはお姉が好きでしょう?悟史くんに奪われたくないでしょう?違いますか?」
俺は唇を噛んだ。
その通りだ。俺は魅音が好きだ。たとえ嘘をつかれていたとしても、俺は魅音を失いたくない。
魅音が悟史にとられるかもしれない。考えただけで、行き場の無い痛みが胸の内で疼きだす。
嫌だ、別れたくない。魅音、魅音……
568 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 01:05:18 ID:zVrQ3Gj7
「どうすればいいか、分かりますか」
詩音がゆっくりと俺に近付く。
俺は何故か動くことが出来ず、じっと詩音が近付いてくるのを見ていた。
やがて、魅音によく似た白い手が、俺の肩に触れる。
「圭ちゃんが、お姉をめちゃくちゃにしちゃえばいいんですよ」
「え……」
詩音が笑う。魅音と同じ長い髪が、目の前でふわりと揺れる。
「閉じ込めて、押し倒して、力ずくで犯すんです」
魅音の声のトーンを少し高くしたような声が、耳の中に流れ込む。
それは俺の脳みそを麻痺させる、優しく、甘ったるく、凶悪な言葉。俺は熱に浮かされたように、ぼんやりと詩音の言葉を繰り返す。
「犯す………」
「そうです。犯すんです。泣き叫ぶお姉の服を引き裂いて、腕を押さえつけて、好きなように蹂躙するんです。
それこそ、もう二度と悟史くんのところになんて戻れないぐらいに」
魅音と瓜二つの顔が、息がかかるぐらい近くに来る。それは俺の心をかき乱すのには十分な距離だ。
「どうですか圭ちゃん。お姉のあの身体に、自分の汗と唾と精液の匂いを、染み付けたいとは思いませんか?」
魅音、魅音。
魅音が泣いている。泣いて、縋って、俺にやめてくれと懇願する。けれど俺はやめない。嘘をついた罰だ。
俺は魅音の体内を押し開き、精液をあの白い肌にぶちまけ、蹂躙する。
魅音が駄目になるまで、延々と、徹底的に犯し続ける。
やがて魅音は気付くだろう。悟史のところになど行けないぐらいに、めちゃくちゃにされた自分に。
うつろな目をして、精液にまみれた自分の身体を見つめながら、俺のものになってしまった自分の運命を泣き、絶望するだろう。
そして受け入れる。諦める。俺だけを見つめ、俺だけと手を繋ぎ、俺だけのことを考える。
そうすれば、魅音はもうどこにも行けなくなる。俺だけのものになる。
身体が興奮で震える。ズボンの中の性器が痛いほどに勃起しているのが分かる。血が脈を打っているのが腰に伝わる。
そうだ、そうすればいいんじゃないか。世界がぐるりと反転する。あまりにも単純な解決法に、脳みそのどこかが音を立てて弾け飛ぶ。
魅音を征服する。俺だけのものにする。悟史なんかに渡すものか。魅音は俺だけのものだ。誰にも譲らない。あいつを誰にも渡さない。
569 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 01:07:25 ID:zVrQ3Gj7
もちろんこれは独り言ですけど、と前置きして、詩音が口を開く。
「明日、鬼婆は会合で深夜まで帰らないそうです。お手伝いさんもいません。部活をしないですぐ帰れば、それなりに時間はありますね」
明日。そうだ、明日だ。
明日なら俺の両親も仕事で東京に行く。帰りが遅くなっても誰にも咎められない。
「私もう帰りますね。まだ用があるんです」
詩音はまるで何もなかったかのように、平然と笑顔でそう言った。
「ああ、分かった。またな」
「ええ、また」
詩音はくるりと身を翻して、部屋を出て行った。その背中を俺は複雑な気分で見つめる。
詩音。腹は立つけど、感謝するぜ。お前が教えてくれなければ、俺は何も出来ずに魅音を失っていたかもしれない。
俺はふと机を見た。
花瓶の破片が散らばっていると同時に、机から水滴がぽたぽたと畳に落ちている。
そしてその水が滴る先では、先ほどまでぴんと背筋を伸ばして咲いていた黄色い花が、水浸しになって、だらりと横たわっていた。
それは俺に、ぐったりと横たわる魅音の姿を連想させた。
下半身が熱い。俺は先ほど手を伸ばしかけたティッシュボックスに向かって、もう一度手を伸ばし、ズボンのチャックに手をかけた。
今度はもう、遮るものは何もなかった。
570 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 01:10:50 ID:zVrQ3Gj7
前原屋敷から出ると、私はまっすぐ車が停めてある場所に向かった。
「葛西、開けてください」
車のドアが開いた。私は再度車に乗り込む。
運転席の葛西がバックミラー越しに私を見たのが分かった。
「どうしますか?」
「もう一度、診療所に向かって」
「了解です」
車が動き出す。私は窓の外の雛見沢の景色を見ながら考えていた。
先ほどまで、私は怒りで興奮していた。お姉へのあてつけに、圭ちゃんと寝てやろうとまで思っていた。
けれど実際会って、部屋のあの花を見て、考えが変わった。
私は悟史くん以外の人とは寝たくない。でも、お姉への復讐はしたい。
そう思った結果、私は圭ちゃんにやや脚色して捻じ曲げた事実を話し、お姉に酷いことをするよう仕向けることに成功した。
「詩音さん、落ち着きましたか」
「え?」
私は窓から葛西へ視線を移す。
「先ほどまでは、随分興奮していらしたようだったので。どうです、気は済みましたか」
「ふふ、どうでしょう。それは圭ちゃんのこれからの行動しだいかな」
私は笑って言った。確かに怒りは大分薄らいでいた。我ながら、本当に性格が悪いと思う。
まあいいさ。私は悟史くんのお見舞いでもしながら、外側からふたりの様子を窺うとしよう。
せいぜい上手くやってくれ、前原圭一。
「着きましたよ」
気付くと、既に私は診療所の前に来ていた。
私は車を降りて、診療所へと走った。
悟史くん、もう目は覚めたかな。何も言わないで出てきちゃったから、心配してるかもしれない。
私は軽やかに地面を蹴る。風が吹き、森がざわめいている。ああ、ひぐらしがどこかで鳴いてる、とぼんやり思う。
診療所のドアを開けながら、私は背中で、ひぐらしの鳴く声がいっそう大きくなるのを聞いた。
続く
571 :
綿流し後日:2007/02/11(日) 01:11:36 ID:zVrQ3Gj7
以上です。次はエロしっかり書きます。
圭魅とか言ってるくせに、まだふたりの絡み最初の部分しかなくてすまんorz
( ゚∀゚)乙です!
自分のペースで続けてください!!
乙!
うわああああGGGGGGJJJJ!!!!!!!
描写も展開の広げ方もまじ上手ぇえぇえ!!
泥沼の続き、めちゃくちゃ楽しみにしてます。
神に出会えて良かった
GJ!
詩音の心理描写が凄く詩音っぽかった。
続きが楽しみです!
凄い凄い凄い、凄すぎるよおおおぉぉぉぉっ!!
続きがマジ楽しみですっ!!
あなた神だよ。
>>571 クオリティ高すぎて鼻血吹いた
次回が待ちきれねぇ!
超グッジョブ!
え なに 今日はもしかして祭?もしかして乗り遅れた!?
ともあれ筆者の方々、GJ。
自分も多分バレンタインまでには一作品投下したいなぁとか考えてます
調べてみたところ、義理チョコという言葉が流行したのがちょうど昭和58年だそうです
579 :
263:2007/02/11(日) 02:03:19 ID:QcgKG7Pe
圭レナ、ようやく完成しました。
今回は……4時間で30p。
ちょっと低速になってしまったかな。
14、5レス分の投下です。
では、鉈スパンキングのリベンジでw
――生まれ変わったら普通の恋をしよう
私が大好きな、罪滅し編の台詞ですが、
私が書く圭レナはちょっと異常でした。
580 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:05:36 ID:QcgKG7Pe
夕昏
俺は、一日中呆けていた。
今日は魅音が居なくなってはじめての登校だった。
そう、魅音は今、高校生になるための準備をしている。
高校に本家から登校するために、原付の免許を取るんだとか。
ヘリの操縦も出来るようなやつが今から原付かよ、と突っ込みたいところだが、
その相手が今は居ない。
「圭一くん、さびしいね」
「ああ」
お互い、気の抜けた炭酸飲料みたいになっていた俺たち。
梨花ちゃんも、沙都子も同じだった。
部活が無い、魅音が居ない一日が、こんなにも寂しくて退屈なものだったとは、
思いもしなかった。昔、馬鹿みたいに勉強していた自分を、ちょっと尊敬する。
「でも、ずっとこんなのじゃダメだよね?魅ぃちゃんい笑われちゃうよね?」
「ああ」
俺に精一杯元気を出してもらおうと、
精一杯の笑顔を、レナは俺にくれた。
それでも俺は、それに返事さえ出来ない俺は、
気まずさで一杯で、生意気にもため息までついてしまった。
「レナは……すごいな」
「なんで?」
「いや、俺……なんつーか、笑ってたんじゃなくて、笑わせてもらってたんだなって、
今思ったんだ。俺さ、昔……本当、笑い方も知らねえんじゃねえかっていうような奴だったから。
笑う意味を考えてたんだぜ?」
はは、と苦笑いをする俺に、あ、圭一くんも笑った、とレナはつぶやいた。
「レナも、圭一くんすごいなって思う時があるよ。勉強だって一番だし、
面白いこと一杯言うし。圭一くんだったら、村ごと操れそうな気がするよ」
「俺が村ごと? はは、いいなそれ、俺園崎家の次期頭首にでもなってみるか?」
「はぅ、それって、魅ぃちゃんのところに、お婿さんに行くってことなのかな? かな?」
581 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:07:18 ID:QcgKG7Pe
俺の冗談でレナを笑わせるのも、ほぼ一日ぶりだった。
「……圭一くん、レナが、もし……もしね、お嫁さんに行くなら、
どんな人のところかな? 私が決めることなんだろうけど」
「レナがお嫁さんに行くところ? そりゃあ、レナが望めばどこにだっていけるだろ。
家事全般うまいし、いざって時は男の俺だって負けちまうその戦闘力。
レナの旦那さんは、安心して働きにいけるだろうよ」
「戦闘力って、圭一くんひどい」
一緒に笑って、ずっといたかった。でも、一呼吸でそれは止まってしまった。
息を止めてその時間が得られるなら、死ぬ直前まで止めてやる。そう思っていたのに。
「あのね、レナは……皆を引っ張ってくれる人がいいかな」
「魅音みたいにか?」
「ううん。魅ぃちゃんとはちょっと違うかなぁ。魅ぃちゃんはね、
すでに出来上がってる大きな人の集まりの中だったら、
いいリーダーになると思うけど……
そんなのじゃなくて、自分の周りだけでもいいから、引っ張ってくれる人。
火をつけるための火種みたいな人。そんな人が……いいかな」
「ふーん、お、俺と正反対みたいなやつだな。どっちかという、レナみたいな。」
「レナと圭一くん、正反対かな? かな?」
レナが、少しだけうつむいた。その顔を上げるために、とっておきの冗談を言う。
「レナ、顔を上げてくれよ。」
ここで、芝居がかった声に。
「お前の笑顔が好きなんだ、だから、顔をあげて笑ってくれよ、あははは」
さすがに最後は恥ずかしくなって、思わず自分で笑ってしまう。
「それは、冗談なの? 圭一くん?」
「んー、ごめん、つまらなかったか」
「そうじゃなくて……その、レナの笑顔が好きだっていうのは、本当なのかな?」
582 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:08:51 ID:QcgKG7Pe
もう一度、かな? と言わずに、レナは俺の顔を見て……
自分の顔を赤くしていた。それは、西日の赤のせいじゃない。
レナの中の血が、レナの顔を赤くしている。
「ああ、それは本当だぜ」
俺も、顔に血液が集まって、じんじんとしてきた。
鏡を見たらレナみたいに赤くなっているのが見れたのかもしれない。
こんな冗談言うんじゃなかった。
気まずい。
「よかった。冗談じゃなかったんだね」
「レナのこと、好き?」
「き、嫌いじゃないな」
しまった、嫌いじゃないとか、すげえ微妙なことを言ってしまった。
「嫌いじゃない……かぁ」
「あ、ああ、いや、好きだぜ」
「本当に?」
ああ、なんでこんな会話になっちまったんだ。
と、今さら後悔しても遅い。俺だって……レナは異性として好きだ。
むしろ、大好きだ。それでもいえない。言ったら……
言って相手が自分ほど好きじゃなかったら、どうなる? 嫌いとは言わないかもしれない。
でも、ごめんなさいなんていわれたら……俺はどうなってしまうだろう。
もうレナどころか、皆とも顔を合わせられない。
そうなれば昔に逆戻りだ。
あんなこの世の地獄に、もう一度戻ってしまうなんて、俺は絶対嫌だった。
「あ、あのさ、レナ……まだ日没まで時間があるだろ? ちょっとだけ宝探しに行かないか?」
苦肉の策だ。俺はレナを自分から宝探しに誘ってみることにした。
「うん、いいよ」
レナは案外普通に、宝探しに行くことを承諾してくれた。
話を逸らされて機嫌が悪くなってしまうんじゃないかと、ヒヤヒヤしたが。
583 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:10:27 ID:QcgKG7Pe
俺たちはそれぞれの家にいったん帰って、いつもの場所で待ち合わせすることにした。
レナは……いつもと違う、体操服に身を包んでいた。動きやすいように、ということらしい。
「ちょっと……変かな?」
「え……お、俺はいいと思うな、はは」
とりあえず誤魔化しておく。
なんとか日が傾く前に、俺たちはゴミ捨て場にたどり着いた。
レナは早速、ゴミ山を登っていっている。
さっきの話なんかは、まるで覚えていないように。
「よーし、俺もいっちょやるか」
俺が自前のスコップを肩にやり、ゴミ山を登ろうとしたときに、レナの声が聞こえた。
「圭一くーん、ちょっと重いものがあったから、こっちに来てー」
「おーう、ちょっと待ってくれ」
ゴミ山の向こう側、丁度谷になっているところから、レナの声が聞こえる。
崩れる山をなんとか登り、
レナがどこにいるかわからないから、山を必要以上崩さないように慎重に降りていく。
あまり急に動くと、崩れたものがレナにぶつかるかもしれない。
「圭一くーん、こっちこっちー」
レナの姿は見えないのに、確かに声が聞こえてきた。
谷の底にはゴミしか見えない。
でも、確かにそこから聞こえてきた。
とにかく俺は、谷を降りることにした。
「どこだ? レナ? 俺からは見えないんだけど……」
「ここだよ、圭一くん」
ゴミの中から、レナの手が伸びてくる。
「うぉ、びっくりした……」
良く見るとそれは、ゴミでコーティングされた車だった。
ゴミといっても、あんまり汚くないものが選別されていた。
それでも迷彩としては立派なもので、一目見たぐらいじゃ……
いや、近づいたってなかなかわからないだろう。
584 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:12:02 ID:QcgKG7Pe
俺が入った後に、スライド式のドアがレナによって閉められた。
中は車である必要はないからか、車として必要でも、中に居るには邪魔なもの……
ハンドルなどは取り払われていた。
そのせいか、ここは車の中ということを感じさせない。
一つの部屋のようだった。
「で、レナ、一体どこにその重い物があるんだ?」
「嘘、だよ。だよ……」
「嘘? 何でそんな」
「さっきの話の続き、いいかな?」
「さっきって……何の話だよ?」
「その……圭一くんが、私のこと、好きかどうかって……そういうこと」
レナの怖いくらいの真剣な目で、冗談でもなんでもないことはすぐに分かった。
「ああ……その事か」
俺は、言ってはいけない冗談を言ってしまったんだろう。
本当に俺は馬鹿な奴だ。
「ごめん……レナは、卑怯だよね?
こんなところに、圭一くんを追い込んで。
この服だって、動きやすいからじゃないんだよ?
圭一くんが……こんな服のほうが好きだとか、そんなことを思って……
着たんだよ? それに、私は……魅ぃちゃんが居なくなったから、落ち込んでたんじゃないの。
圭一くんが、魅ぃちゃんのことばっかり考えてたから……
今こんなこと話してるのも、きっと打算の上。
こうしたら嘘の罪がすこしでも薄れるんじゃないかって。
嘘だって圭一くんが気付いたときに、少しでも嫌われないようにって……」
「好きだよ」
俺は、腹を決めることにした。
もう関係が壊れるとか、壊れないとか、そんな段階じゃない。
「きっと」レナが俺のことを好きなら、それだけでいい。
俺だってつらかった。
レナのことを考えるのが、つらかったんだ。
好きな人を、本気で好きな人のことを考えるのが、
こんなにつらかったなんて、思いもしなかった。
585 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:13:15 ID:QcgKG7Pe
「それは、愛してる……って取ってもいいのかな?
友達として、じゃなくて、その、あの……恋人……として、取っていいのかな?」
「……ああ、俺は、レナが好きだ。その、恋人として」
「じゃあ、その証……くれるかな?」
「あ、証?」
心臓が鼓動する音が、自分にも聞こえる。
どくん、どくん。そのたびに、俺の顔が赤くなっていくのが、自分でもはっきりわかった。
「証……だよ。新郎新婦が、神父様の前でする……証、だよ」
「レ、レナ、その、そういうのは、ちょっと早いんじゃないかな? かな?」
俺はちょっと混乱していた。
まさか、いきなりキスを要求されとは、思ってもいなかった。
突然、レナの顔だけではなく、今の状況の全てを意識してしまう。
こんな密閉された空間で、体操服姿のレナと一緒で、キスを要求されている。
「あ、レ、レナ、ぱんつはみ出してる」
「え? え?」
レナが下を見た隙に、俺はドアに手をかけた。
が、空かない。
「ムダだよ、圭一くん。中からは開かないの。
レナがちょっと細工をしたんだよ……用意周到でしょう?
こんな女の子でも……圭一くん、好きって言ってくれるかな?」
レナは、じゃらじゃらと鎖を掴みあげた。
その鎖は天井から下がっており、おそらく外に貫通してこの車を一周ぐるりと取り囲んで、
レナの手元の南京錠で結束されている。
つまり、鎖を切断するか南京錠を開けない限り、この車からは出られない。
「レナ……本当に、いいのか?」
「圭一くんも……いいの?」
レナが少し怖い。
でも、俺はうれしかった。
レナは、それだけ俺のことが好きだったから。
俺も、それぐらいレナが好きだったから。
「俺だって、レナが好きだった。
こんなこと出来たなら、俺だってやってたよ。
本当にやるところがレナらしいけどな」
586 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:14:29 ID:QcgKG7Pe
俺は笑って、レナは赤面する。
よかった、いつものレナだ。
「どういう意味かな? かな?」
「レナ、俺に勇気をくれてありがとう。
じゃ、じゃあ、その、歯磨きとか、してないけど……いいか?」
「いいよ。圭一くん……して」
俺は、どうしていいかわからず、とりあえずレナの両肩をつかんだ。
それと同時に、レナは目をつぶり、唇を差し出した。
少しずつ、レナの唇に近づいていく。
心音がうるさすぎて、雪解けしたばかりの雛見沢の空気の音が、聞こえなくなった。
ここは雛見沢じゃないどこかで、そこにはレナと俺しか居ない。
唇がさらに、近づいてくる。まだ化粧も知らないレナの、自然のままのピンク色の唇が。
俺は意を決し、目をつぶった。
そして、唇を重ねようと、首を傾ける。
……唇が触れた。俺の胸は、中からの圧力で今にも破裂しそうだった。
レナのやわらかい唇が、俺の唇と触れ合っている。いつまでこうしていればいいのだろう。
一体何秒時間がたったのだろう。レナの甘い鼻息が、俺の唇をくすぐった。
「ぷはっ」
俺は思わず、口を離した。
「け、圭一くん、キスのやり方、知らないのかな? かな?」
レナは震えていた。俺は車の床にへたりこんで、床に手をついている。
その顔を、レナは覗き込んだ。
「ほ、本当の、キス、キスの仕方を、レ、レナが教えてあげる」
かたかたと震えたレナは、きっと恐怖で震えていた。俺だって怖かった。
さっきのキスでさえ、一体これから何が起こるんだろうと、終着点のはずのキスが、
何かの開始点のような気がして。
俺の恐怖はレナの恐怖だった。
いや、レナにはそれ以上の恐怖があった。
587 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:16:13 ID:QcgKG7Pe
知ってるだろう? 前原圭一。
関係が壊れそうで怖かったのは、俺だけじゃないんだ。
レナが俺と同じぐらい……いや、俺がレナを好きな以上に、俺を好きでいてくれたんだから。
お前は、キスしてなんていえたのか? 言えなかっただろう?
じゃあ、お前のすることは、ただ一つなんだよ!
「レナ、怖がらないで」
俺は、レナを抱きしめた。
震えが直接伝わってくる。
その震えを、何とか俺は押し込めた。
「す、好きだから。俺、レナが、レナが誰よりも好きだから!
だから、もう、もういいんだよ!」
「ダメだよ、ダメなんだよ、圭一くん! 私怖いの! 私しってるもん!
幸せなんて長く続かない。続くもんか!
幸せのほうが、長く続かないんだ。
この世は不幸に満ち溢れてるんだ……明日世界は破滅するかもしれない。
だから、幸せを精一杯今日集めてるの。今日じゃないと……ダメなの……」
レナは、泣き出してしまった。
俺は、レナの顔を自分の胸にうずめてやる。
「レナ、幸せが長く続かないって? 不幸の方が多いって?
レナ、俺の大好きなレナ、じゃあ教えてくれよ。
今までいくつの不幸があった? 今までいくつの幸せがあった?
きっと知らないだろうさ。だってレナは数えてない。知ってるか?
この世に生を受ける人は、この世から去る人より多いんだ。
俺は、幸せだぜ。だって、レナと会えた。この世界に居たから、
俺はレナと会えたんだ。だから、レナ……俺の大好きなレナ。
泣かないでくれ。震えないでくれ。
俺はレナの笑顔から、元気を貰ってるんだ」
「だって……だって!」
俺はもっと強く、レナを抱きしめた。
震えはなくなっていた。
俺が抱きしめて消した。
「魅ぃちゃんが……居なくなったもん」
本当は、レナも魅音が居なくなったのを、悲しく思っていた。
588 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:17:36 ID:QcgKG7Pe
「私……卑怯だもん。魅ぃちゃんが、圭一くんのこと好きなの……知ってたんだもん……」
「レナは、俺が好きか?」
「……うん」
「じゃあ、卑怯じゃない。それに……俺は居なくならない。ずっとレナのそばにいる」
「嘘だッッ!!!」
「嘘なんかじゃないッ!!」
俺は一瞬たりとも動じなかった。もう迷わない。
「……さっきのキスじゃ満足できないっていうんなら、してくれよ。
本当のキスってやつを。いや、頼む。してくれ。」
「うん……私も、本で見ただけなのに、笑っちゃうよね、こんな偉そうに」
ふふっと、レナは少し笑った。
泣き顔を体操服のすそで払って、レナは再び目をつぶった。
俺も、目をつぶる。
今度のキスは、唇まで一瞬だった。
俺は、レナに押し倒される格好で、レナの唇を受け止める。
と、突然レナの舌が、俺の唇にふれた。
こじ開けるように動く舌に俺は意味を理解した。
俺は唇をあけ、舌を受け入れる。
レナはその舌で器用に俺の舌を探り当て、絡めとった。
くちゅくちゅと淫靡な音が響き渡る。
うるさい心音は遠くなって、先ほどまでと違って妙に落ち着いていた。
「ん、ぷは」
レナは、唇を離した。
息は荒く、とろけそうな顔をしていた。
俺もきっと、そういう顔をしている。
思いっきり運動して、最後の最後にぶっ倒れたみたいで……
さっきまでの舌の感触がまだ残っていて、心地よかった。
「あっ……」
レナの足が、俺の充血して起立したものに当たった。
589 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:18:35 ID:QcgKG7Pe
「んぅ」
変な声を上げてしまう。
「け、圭一くん? どうだった?」
「……キモチ……良かった」
「そう……良かったぁ、私も気持ちよかったよ……圭一くんよりよっぽど、レナのほうがえっちだね」
「はは、俺のほうがえろいよ」
俺は、なんとかして充血を納めようとする。
バレたら大変……というか、さっき足が当たった時に確実にばれている気がするが、
そんなことを言ったらムードぶちこわしだ。
「ごめんね……レナのわがまま、聞いてくれて」
「はは、これからもっと聞かないとダメだからな。
金かかるのは勘弁してくれよ。俺の国の国家予算知ってるだろ?」
「あははは、圭一くんにそんなの期待しないよ」
一通り笑った後、俺は何とか落ち着きを取り戻しつつあった。
「な、なぁ、レナ、ちょっと、そろそろ動いてくれないか?」
肩に手をあて、押そうと思ったときに、レナはのけぞり、俺の上から動こうとした。
タイミングが悪かった。レナの胸に、俺の手のひらが当たる。
「ひゃっ」
「ごめっ」
「けぃ、いちくん、ちょ、手……」
なぜか俺は、思いっきりレナの胸を握り締めていた。
慌てて手をどける。
「はっ、はぁ、はっあ……ご、ごめんね、圭一くん、私が早くどかないから……」
「いや、お、俺もちょっとラッキーだったかなー? って、はは」
「もう、圭一くん……」
レナが後ろに手を付き、立ち上がろう……としたのだろう。
その手は、俺の股間の上だった。
すぐにずれて、俺のふとももを触る。
「ふぅっ!」
また、ヘンな声を上げてしまう。
590 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:20:02 ID:QcgKG7Pe
「きゃ、ご、ごめん……さっきから、変だよね? あはは」
「うん、変だよな、はは」
沈黙が、あたりを支配した。もう日が傾きはじめて、夏だったらひぐらしが鳴いているころだろう。
「……あの、あのね、圭一くん。あの、レナ、その……お詫びに……
なんて言ったらいいのかな、その……す、すっきり、すっきりさせてあげようか?
その、け、圭一くんの、その、あのー……こ、ここ、ここを」
また、レナは震えた。さっき俺が感じた、キスの先の何かを、レナも感じていた。
ずっとさっきから、感じていた。
「あ、え、お、俺……その、すっきり、したい……です」
なぜか敬語になってしまう。
「ふふ、じゃ、じゃあ、すっきりさせてあげるね、うんしょ」
じじ、とズボンのファスナーが下ろされる音がした。
俺の血液は、めまいを感じるほどに急激な移動を開始していた。
また俺は、レナのことを思って充血させてしまう。
「あは、あはは、その、はじめて、かな、レナ、見るの、はじめて……」
俺の起立したものは、パンツの穴から出ようと、必死に入り口に張り付いていた。
ボタンがひとつかけてあって、それが出るのを邪魔していた。
「ボタン、外すね」
レナがボタンに手をかける。
それだけで、レナの手の感触が伝わってきて、俺は気が狂いそうなほどの感覚を覚える。
「はぅ……圭一くんの……でてきたよ。高いウィンナーみたい」
高いウィンナー……レナらしい例えだ。
「肌色なんだね……圭一くんの、ここ」
ちょんと、レナは指先で触れた。
今まで味わったことのない感覚が、再度襲い掛かってくる。
591 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:21:15 ID:QcgKG7Pe
「本に書いてたのと、ちょっと違うかな」
「そ、そうなのか?」
「うん、なんか先がピンク色っていうか……そんな感じだったから」
「あ、な、中身はそんな感じかも」
「中身?」
レナは、俺のに手をかけた。
「はぁっっぅ……」
触られただけでこんなことになるのに、これでこすられたりしたら、俺は一体どうなってしまうのだろう。
「ど、どうすればいいのかな?」
「その、掴んだまま、上下に……」
「こ、こうかな?」
レナは言われたとおり、掴んだまま上下にしようと、とりあえず下に下ろした……
勝手がわからないから、俺が今まで下ろしたことも無いぐらい下に……下に。
突然、皮が突っ張る。
それでもレナは関係なく、とりあえず下に下ろすもんだと、強引に下ろしていった。
「あぅっ、レ、レナ……レナァッ!」
俺のものが、はじけた。
皮が下にずり落ちて、今まで空気の触れたことの無かった俺の中身が、外に顔を出した。
「はぅっ!」
俺のものが、驚いたように何度も何度もはねる。
最初の跳ねたときには何も出なかったのに、二度、三度はねると、白い液が勢い良く飛び出した。
本当の射精というものを、俺は初めて味わう。
「ひゃうぅ、これ、男の人の?」
レナがそういってても、手を離さないからか、鼓動の度に俺のものは精を吐き続けた。
それがようやく収まったころに、また二度三度、小さく震えるように跳ねる。
「なんだか、圭一くんの……かぁいいよ」
「ご、ごめん、汚しちまった……」
「圭一くんの、出したり無いんじゃないかな? かな?
さっきだって、最後何も出ないのに跳ねてたし……いまも、勃起してる」
592 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:22:21 ID:QcgKG7Pe
レナの、勃起という言葉に、俺は反応してしまった。
それに、レナの顔にかかった精液と、体操服にかかった精液が、俺の変態的な感覚を刺激した。
「こ、こういうの、どうかな?」
レナは、俺の上に跨った。そして、レナは体操服を着たまま、自分の股間と俺の股間を刷り合わせる。
ブルマの感触が、俺のさっきまで子供のものだったものに、すりつけられる。
「レ、レナ……俺、狂っちまうよ……レナ、レナ……」
「あはは、圭一くん、かぁいい。女の子みたい……レ、レナに犯されて……感じてるのかな?」
まさに、そういう感じだった。
レナが腰をゆするごとに、俺もつられて腰を動かす。
まるで別の生き物かのように、まったく言うことを聞いてくれない。
「あうぅ、レ、レナ……俺、また、また出そう……」
「ダメだよ、圭一くん、圭一くんがまた出しちゃっても、レナ、止めないから」
レナのふとももが、俺のものに当たった。
その柔らかい感触が伝わったその瞬間、俺のものはまた爆ぜた。
「あ、あ、ああ……あ……」
レナがこすりつけるたび、俺は声を上げた。
でも、その声はレナに届かない。
「け、圭一くん、さっき出したのに、また出すの? 圭一くん、変態だなぁ」
そういいながら、レナは腰の動きを止めてくれなかった。
次第にその動きが加速していく。
また、俺のものからにじみ始めた液が、レナのブルマを汚していく。
もう染みだらけで、一回洗濯したぐらいじゃ落ちそうにも無い。
「レ、レナ、止めて、止めてくれ、これ以上やったら、
俺、どうなるかわからない……レ、レナぁ、な、やめてください……」
593 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:23:51 ID:QcgKG7Pe
「圭一く、んのに、り、リボンつけちゃおうかな、
もう、出ないように、縛っちゃうの、かぁいいだろうな、あはは」
レナの動きが変わる。
俺のものをふとももで挟んで、こすりあげる形になった。
俺のものはもう皮が自由に動くようになっていて、一つの苦痛も与えてはくれなかった。
ただ快感の波だけが俺に襲い掛かってきた。
真空中のように密着したレナのやわらかい太ももは、俺の四度目の射精を受け止めて、
なおすべりを良くしただけで止まってくれない。
「ふぅんん……レナ、レナ……はぁん、止めて、止めてください」
もう俺に恥なんてものは無かった。
丁寧に謝罪する自分からにも、快楽を得られるようになってしまった。
「も、もうちょっとだから、レナ、もうちょっとで……はうぅッ!」
レナが大きく震えて、俺の上に倒れ掛かってくる。
ずるんと外れた俺のものが跳ねて、レナのお尻を何度か叩いた。
お互い息を切らし、落ち着いたあと、俺はやっと下半身の寒さを感じた。
ああ、ズボンがすごい汚れてる。母さんに見つかったら、一体なんていわれるだろうか。
「ちょっと……待ってね……ティッシュ、持ってくるから……」
レナは這ったまま、車の後部からティッシュの箱を持ってきた。
倒れたままの俺の、汚れた下半身を、そのティッシュでふき取ってくれる。
また、そのときぴくぴくと跳ねてしまう自分のものを、ちょっと不気味に感じた。
「はぅ、かぁいいよ」
「も、勘弁、してくれ……」
「冗談だよ? だよ?」
俺とレナは、力なく笑った。
594 :
夕昏:2007/02/11(日) 02:25:10 ID:QcgKG7Pe
日没の赤が、ゴミの山を染める。その頂上に、俺たちは居た。
「ねぇ、圭一くん?」
「なんだ?」
「圭一くん、何歳まで生きるかな?」
「さぁ……それは分からないな」
「もし、レナが八十歳まで生きたら、圭一くん何歳まで生きたい?」
「んー、八十と一日かな」
「あっはっは、なんで?」
レナが、いつもと違って大口を開けてわらった。よほどおかしかったらしい。
「なんでって……そりゃあ、レナ、寂しいだろ? 俺が、七十で死んじまったらよ?」
「寂しいよ」
「だったら、俺はレナより後に死ぬのがいい。
レナが死ぬときに、今までの人生幸せだったって、誰が言うんだよ? 俺だろ?」
「そうだよね、そうだよね……だったら、レナも八十と一日まで生きる!」
「何だって、じゃあ俺は二日だ!」
「じゃあレナは三日!」
「四日!」
「五日!」
「うぉお、俺は那由他(なゆた)日だ!」
「甘いよ、圭一くん、レナなんか不可思議日なんだから」
「じゃあ」
「「永遠」」
俺たちは二人同時に言って、笑った。
俺たちは手をつないで、家の道を歩いていく。
ずっと、ずっと、これからも。
俺とレナは決意した。
夏だったら……そう、ひぐらしのなく頃に
595 :
263:2007/02/11(日) 02:29:12 ID:QcgKG7Pe
あ、
―完―
とか入れるの忘れてしまった orz
またもやレナに責められ、
連続で射精してしまう圭一くん。
ああ、俺はこんなのしか書けないのか……
圭魅は今日は無理でした、すんません。
金曜日予想外の仕事量で、くたばって土曜の昼まで寝てたもんで……
俺はどうやら、鬼(魅音派)と人間(レナ派)を取り持つオヤシロ様にはなれないようだ。
>>595 むしろここまでエロイ圭レナを描けて、圭魅まで描こうとしてくれた優しさに感動
こちらはいつでも準備万端なので、お体を労わってやってくださいな。
「あぅあぅ、これは人の時間を巻き戻す巻物なのです」
「何に使えるのよ。」
「この文章を読むと効果が発動し、3歳くらいの子供になっちゃうのです。
記憶も3歳当時のものになるのです。ここに鮮烈な記憶を植え付ければ、
嗜好、トラウマなどにつながるかもしれないのです。
効果は1〜2日で切れるのです。」
「ホント役に立たないわね」
「あぅあぅ!ひどいのです!」
「なんだこのボロっちいもの…」
学校の机の上に、ボロボロの巻物が乗っかっている。…レナがやったのか?
「…えーっと…何々。ハニュウサマバンザイ…なんだこれ。」
次の瞬間、眩しい光が俺をつつみこんだ。
ここはどこだろう。おかあさんはどこ?
「あれ?この子誰かな、かな…」
「小憎たらしい顔が圭ちゃんに似てるね。隠し子かな。あれ、そういえば圭ちゃんは?」
変なお姉ちゃん。
「…」
長い髪のお姉ちゃんが、わさびを食べている。あれはおいしくないのに。
それよりここはどこだろう。
「ごめんなのです…古手神社の呪いグッズの効果なのです…カクカクシカジカなのです…」
わさびのお姉ちゃんがあやまってる。ノロイグッズ…わるいやつかな。やっつけなきゃ!
「…つまりこの子は圭ちゃん!?かわいいなぁ!ねぇ、おじさんと遊ぼう?」
「はぅ!かぁいいよぅ…お持ち帰りぃ!」
2人のお姉ちゃんが僕の手をひっぱった。いたい。
「をーっほっほ!いじめかえしてさしあげますわ!」
このお姉ちゃん怖い。花火は人に向けちゃいけないのに。
「ごめんなのです、圭一…」
わさびのお姉ちゃんは、今度はからしを食べている。おいしくないのに。
おじさんの話だと、お父さんとお母さんは今日家にいないので、
お姉ちゃんたちがお母さんの代わりをしてくれるそうだ。
おなかへった。何か食べたい。
「おじさん、おなかへった」
「だぁーかぁーらぁー!私は魅音!おじさんじゃないの!」
「魅ぃちゃん、仕方ないよ…」
レナお姉ちゃんが言った。このお姉ちゃんは優しい。サトコっていう悪者から僕を守ってくれた。
「…そうだねぇ…アイスでも買おっか。ついてきな、圭ちゃん。」
みおんはそういって、僕の手をひっぱった。
「アイスかってあげる。」
「ありがとうみおんw!」
「魅音お姉ちゃん、って呼んでよ!」
「みおんお姉ちゃん!ありがとう!」
このお姉ちゃん、かっこいいなぁ…
「あぅあぅ!もうやめてください!」
「五月蠅い!今度は七味唐辛子よ!」
「もう辛いものは嫌です!あぅあぅ!」
「大体なんで圭一の机にあの巻物置くのよ!」
「ボクの力を見せてやりたかったのです!今は反省して…やめてぇぇ!」
夜ご飯は2人のお姉ちゃんが作ってくれた。
「どう?おいしいかな、かな…」
レナお姉ちゃんが作ってくれたのはハンバーグだった。
お母さんのよりおいしいかな、かな。
「うん!おいしいよ!」
「圭ちゃん、今度はこっちも食べてみてよ」
みおんお姉ちゃんはマーボードーフを作ってくれた。ちょっと辛いけどこっちもおいしい。ごちそうだ。
「…はい、圭一くん、あーんして」
「あーん」
「圭ちゃん、こっちも」
「あーん」
ああ、お姉ちゃん優しいなぁ…しあわせだなぁ…
「…圭ちゃぁん…」
「みおんお姉ちゃん、寝れないよ…」
「かぁいいよぅ…」
「レナお姉ちゃん、苦しいよ…」
大きなお布団に、3人で寝る。お姉ちゃんたちがくっついてきてねむれない。
「圭ちゃぁん…」
たまにほっぺをすりすりしてくるから、ねむれない。
…おしっこしたくなった。
「…お姉ちゃん、お姉ちゃん…」
「…ん…どうしたの?」
「おしっこ」
「…トイレね、わかった。ついてきて」
「ちゃんとできた?」
みおんお姉ちゃんが頭をなでなでしてくる。
「うん!」
「よしよし、えらいえらい」
もっとなでなでされたいなぁ…みおんお姉ちゃんは優しいなぁ…
「…ねぇ、圭ちゃん。お姉ちゃんといいことしようか。」
「いいこと?」
「うん。」
お姉ちゃんがなでなでしてくれる。もっとなでなでしてもらえるのかな。
「いいことする!」
「そ、そう…よし。じゃあまずはズボンを…」
「魅ぃちゃん、なにやってるのかな、かな。」
そのとき、うしろからおばけがでてきた。
「わぁぁぁ!」
「レナ!?」
「だめだよ魅ぃちゃん。今日の圭一くんは2人のものなんだよ?」
おばけはレナお姉ちゃんだった。レナお姉ちゃんはみおんお姉ちゃんの頭を押さえ付ける。
「約束したよね?」
「あ、うん…しました」
「じゃあ決まりだね。圭一くん、お部屋に戻ってからいいことしよ?ね?」
まっくらなお空には、まんまるなお月様が出てる。
お姉ちゃんたちはすっぽんぽんだ。僕も服を脱いですっぽんぽんだ。
「圭一くんのオットセイ☆さん…かぁいいよぅ…」
「…皮かぶったミニサイズだね。」
お姉ちゃんたちの手が、のびてくる。