のだめカンタービレ11

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1名無しさん@ピンキー
ここは、のだめカンタービレのエロパロです。
職人も住民もローカルルールを守りながら、まったりsage進行で行きましょう。

前スレ
のだめカンタービレ10
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164532030/

のだめカンタービレエロパロ保管庫
http://un1travail2de3dieux.web.fc2.com/index.html

※容量が500KBを超えたら書き込みできなくなるので、そのまえに次スレを立てましょう。

過去スレ、ローカルルールは>>2-10を参照。
2ローカルルール:2007/01/01(月) 01:52:15 ID:K+Vtgwbp

◆職人向けローカルルール◆
・投下は完成してから一気に
・他の書き手の投下中に投下しない
・固定ハンドル&トリップ推奨(タイトル入れると最強)
・全レス返し・感想キボンは鬼門
・長編は自サイト・自ブログで
・パクリは逝ってよし
・カップルや内容の傾向は明記

◆住人向けローカルルール◆
・過剰マンセーは×、感想は簡潔に
・萌シチュのリクはOK、ただしスルーされても泣かない
3過去スレ:2007/01/01(月) 01:54:05 ID:K+Vtgwbp
4関連スレ:2007/01/01(月) 01:59:19 ID:K+Vtgwbp
【のだめカンタービレ】二ノ宮知子 第67楽章(少女漫画板)
http://comic7.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1166284845/
【3日目ですが】のだめネタバレ26【害はないです】(難民板)
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1166962108/
のだめカンタービレ 17th Auftakt(クラシック板)
http://music6.2ch.net/test/read.cgi/classical/1167166502/
のだめカンタービレ♪2(新作アニメ板)
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime3/1164523617/
【のだめ】千秋真一に萌える奥様6【原作もオススメ】(既女板)
http://human6.2ch.net/test/read.cgi/ms/1165261123/
5名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 02:02:45 ID:K+Vtgwbp
ではあけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしマス。
6名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 12:41:52 ID:MbAu4Y9x
あけおめ。
乙!
7 【凶】 【1800円】 :2007/01/01(月) 13:56:55 ID:tMZa5RWL
>>1さん乙です。
8 【大吉】 【1904円】 :2007/01/01(月) 17:31:13 ID:8rAs33J1
あけおめ。
>>1乙華麗。
9名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 19:47:11 ID:lIZJi4zM
あけましておめでと
>>1さん乙
10名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 22:39:50 ID:Dmi9vWNX
ここって即死判定ないんだっけ?
>>1さん乙でした
11名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 00:41:10 ID:eYzCNlDf

作品お待ちしてます
12のだめカンタービレエロパロ保管庫 :2007/01/03(水) 00:42:47 ID:de0QSpEQ
13名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 01:25:05 ID:7zsbT0Nw
携帯で保管庫を見たい方へ。
↓のアドレスを介せば、なんとか閲覧可能。
http://fileseek.net/proxy.html
14969:2007/01/03(水) 02:44:29 ID:0sdogI1V
10と11、どちらに投下するか悩んだのですが…
キモノ編です。時系列がおかしいところがあるかもしれませんが。
パリに来て、2度の目冬の或る日。

「せんぱ〜い!」
カウチに座り、指揮の勉強をしている千秋の部屋をドアを開け、
のだめがやってくる。
(今日は静かだと思っていたのに。もう飯の時間か…?ん?…パタパタ?)
いつもとは違う足音に、楽譜から目を上げた千秋の目に映ったのは、
紺地に淡い花を描いた着物を着たのだめだった。

「…おまえ、それ…どうしたんだ?」
「ヨーコが送ってきたんデス。成人式用に作ったらしいですけど、
のだめが帰省しなかったので、渡しそびれてたのが出てきたんだそう
デス。ムキャ!」
「ふ〜ん…」
「どですか?着物姿もなかなか色っぽいデショ?」
唐突な展開にうろたえる千秋の前でのだめがくるりと回ってみせる。

「…おい。帯結べてないじゃないか!」
千秋の指摘にバツが悪そうにのだめが笑っている。
「実は…ヨーコが着付けのビデオも送ってくれたんですけど…なかなか
上手くいかなくて…」
「まったくしょーがねーな」
「先輩、結べマスか?でも、いくら先輩でも出来ない事もありマスよね…」
のだめがわざとらしくため息をつく。
「…ビデオ、持ってこいよ…」
「ありがとうございマース!」
のだめはパタパタとビデオを取りに部屋に戻っていった。
(…またしても、あいつのペースに飲まれてるな…俺)
千秋は小さなため息をついた。


15969:2007/01/03(水) 02:45:15 ID:0sdogI1V
着付け用のビデオを見ていた千秋は、のだめとビデオの映像をまじまじと
見比べている。
「なんデスか、先輩?モデルの子よりのだめの方が魅力的ですか〜?」
「違う…」
「ぎゃぼん…。そんなにあっさり否定しなくても…」
唇を尖らせ、うつむくのだめ。そんなのだめを無視して、やはり千秋は
映像とのだめを見比べている。
「おまえ、間違ってるぞ?」
「…何がデスか?」
唇を尖らせたままののだめの袂に、千秋の手が伸びる。
「せ、先輩…なんデスか急に!帯を結んでって言ってるんですよ!」
「ばか!違う!!」
のだめの言葉を理解して思わず赤くなりながら、千秋はのだめの袂から
パッと手を離した。
「よく見てみろよ!この部分の合わせ目が逆じゃないか!」
「ぎゃぼ…。ほんとデス……」
「ここからやり直しじゃねーか。とりあえず、脱げ!」
「むきゃー!恥ずかしいデス…」
「恥ずかしいのはおまえの着方だ!」
そういうと、千秋は帯締めに手をかけおかしな縛り方をしてあるその紐を
ほどいていく。

しゅるり…。
帯締めが外れると、かろうじてのだめの身体に巻きついていた長い帯が
するすると落ちていく。
千秋は、突然の展開に呆然としているのだめの腰紐に手をかけると、さっさと
ほどいていってしまう。
「せんぱい…待って……」
のだめは真っ赤になっているが、すでに腰紐も解かれ、紺色の着物がはらりと
はだけた。
(あ…)
落ちついた紺色の着物の下から、濃い目のピンク色の長襦袢がのぞいた。
(…なんか、ちょっと…いいかも……)
思わずそのまま脱がしてしまいたい衝動を抑えつつ、床に落ちた着物を拾い
のだめに再び着せてやる。
ビデオでやっているようにのだめの後ろに回り、おはしょりを整えようと
身八つ口に手を入れた。
「むきゃー!先輩、何するんですか!!」
脇の下から伸びてくる手に、のだめは慌てている。
「何言ってるんだよ。こういう風にしろって言ってるだろ?」
低く耳元で囁いてやると、のだめはびくりと身体を震わせた。
その、敏感な反応が楽しくて、千秋は思わず細いうなじに唇を這わせた。
「ひゃっ、ダメですよ…」
「おまえ、何かんがえてんだよ?ちょっとぶつかっただけだろ?」
「………」
千秋の真意をはかりかねて、のだめは赤くなったり青くなったりしている。
わざとゆっくりおはしょりを整え、帯をしめてやる。
そのたびに、千秋の腕が身体に回され、息遣いを感じる。のだめも千秋も
だんだん身体が熱くなっていくのを感じていた。

16969:2007/01/03(水) 02:45:55 ID:0sdogI1V
「ほら、出来たぞ」
ビデオを見ながらなんとか帯らしいものを結び上げ、千秋がのだめの肩を
ポンと叩く。
「ふぉおおお…。真一くんはやっぱり凄いデスね」
「まあな」
なかなかの出来栄えに満足そうな千秋が、のだめの髪に目をやる。
「せっかくの着物に、この髪型はな…」
千秋は自分の整髪料を持ってくると、のだめの跳ねた薄茶の髪に撫でつける。
サイドの髪を耳にかけ、後ろ髪も無理矢理上げて、荷物の中にあった髪留めで
留めてやる。
「先輩、ほんとに何でも出来るんデスね…」
(…………)
鏡を見つめ、うなじに手をやるのだめの姿はドキッとするほど綺麗だった。
紺色の着物も、白い肌を十分に引き立てている。

「あ、そだ!ヨーコが先輩の分も送ってくれてるんです。ちょっと持って
来ます!」
そういって、振り返った瞬間…慣れない着物に足をとられ、のだめがバタリ
と倒れた。
「おい、大丈夫か?」
「だ、だいじょぶデス…」
座り込んで千秋を見上げているのだめは…裾をはだけ、ピンクの長じゅばんが
のぞいている。さらに、足袋を履いた白いふくらはぎが…。
思わず、千秋はのだめに口付けていた。
白いうなじに手をのばし、もう片方の手が裾からでているふくらはぎを
撫で上げていく。
「あ、せんぱい…ダメですよ…」
けれど、千秋の手はゆっくりとふくらはぎから膝、内腿へと伸びる。
激しく唇を吸われ、咥内をもてあそばれる。遠慮がちにしている舌をからめとる。
「うんん…ぅふう…」
その間も、千秋の片手は内腿からゆっくりとその部分へと進み、薄い布地に
たどりつく。
「…おまえ」
「なん、デスか…?」
息を荒くしてやっとのだめが答えた。
「着物着るときは、下着はつけないんじゃないのか?」
「むきゃ!そんなこと……できまセン…」
「でも、紐が外から見えるぞ…」
「………でも…」
うろたえているのだめを横目に、千秋はゆっくりと指を差し入れ、細い紐を
解いていく。
「ああ、いやあ…」
羞恥で真っ赤になっているのだめを見ながら、ショーツを引き抜いていく。
「恥ずかしいデス…」
「でも、これが本来の形だろ…?」
意地悪に囁く千秋の胸にのだめは顔をうずめたままだ。
床に座り込んだのだめの膝は適度に開いていて、その隙間から千秋の長い指が
のびる。
17969:2007/01/03(水) 02:46:36 ID:0sdogI1V
くちゅり…。
千秋の耳にいやらしい水音が聞こえる。
「おまえ…もう濡れてる…」
「…」
のだめは何も言えず、赤くなり、千秋にされるままだ。
長い指は、くちゅくちゅと音を立てながら、のだめの襞を優しくなでてていく。
「あ…ぁ。ダメ…で…す…」
千秋はそのまま、襞の奥の、敏感な入り口にそっと指を忍び込ませる。
くぷ…。
のだめの入り口は簡単に千秋の指を飲み込んでいく。
「ああ…ん!」
のだめの反応を確かめながら、浅く出し入れを繰り返す。
さらに指を2本にし、ぐっと奥までつきたててやる。
「ああ!!はあぁ!」
一際大きなあえぎ声をあげ、のだめの身体がのけぞる。
思わず逃げようとするのだめのうなじを支え、奥までかき回しながら親指で敏感な
突起を刺激する。すでにそこは大きく膨らんでいる。
敏感になった突起と中を責められ、のだめの息遣いがどんどん荒くなっていく。
「いや、ぁあああん!」
のだめの嬌声と共に、のだめ自身が千秋の指をぐいぐいと締め付ける。

すでに着物の裾は大きくはだけて、足袋を履いた白い足は太ももまで露になっている。
(すげーいやらしいな…)
普段とは全く違うその姿に、千秋の欲情は十分に高まっていた。
いつもなら、体全部を愛撫するのに今日はそれが出来ないことの不自由さも、逆に
気持ちを煽っていた。
「のだめ、入れるぞ…」
「えっ、でも…」
驚いて千秋を見つめるのだめをそのままに、手早く準備をすると着物の裾をまくり、
のだめを千秋の上にまたがらせる。
「あ、あの…」
のだめはどうしていいかわからず、おろおろしている。
「このまま…」
「え…?」
「このまま、腰を落として…」
千秋は自身を支えると、のだめの入り口にあてがう。
熱く、潤った部分が先端に触れた。
「あ…」
千秋自身を感じ、のだめが熱いため息を洩らす。
「ほら、早く…」
耳元でささやかれ、耳たぶをやさしくかまれる。
「はぅう」
びくりと身体を震わせ、おずおずとのだめのからだが沈んでいく。
「く…」
「っあ、はぁあああ」
あつくて、きついのだめ自身に包まれぞくぞくとする快感が千秋を包む。
ようやく、根元まで飲み込むとのだめは千秋の背中に腕を回した。
18名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 02:46:48 ID:NIglzrPX
保管庫に、fileseekへのリンクをつけておきました
19969:2007/01/03(水) 02:51:52 ID:0sdogI1V
荒い息遣いが収まると、のだめから自身を引き抜く。
潤んだ瞳でぼんやりとしているのだめを抱き起こし、乱れた髪を直してやる。
「せっかく着せてもらったのに…」
すっかり乱れた着物と千秋をのだめは見比べている。
「…また着せてやるよ」
「…」
「…おまえさ、着物着てるとき、上はなにつけてんの?」
「…しんいちくんの…ムッツリ…」
「なっ、そういうんじゃなくて…。下は普通に履いてたしと…」
「…そこらへんがムッツリだって言うんデスよ…」
赤くなって黙り込んでいる千秋を見て、くすりと笑うとのだめは得意げになって
答える。
「着物用のブラがあるんデス!ちょっと抑え目になるんですよ」
「それでか…」
いつもよりボリュームのない胸元を千秋が見ている。
「せっかくだし…」
「え…?」
千秋の指は少し前に自分が結んだ帯締めを解いている。あっという間に帯締め、帯…
と解いていく千秋にのだめが抵抗を見せる。
「ちゃんと触らせろよ…」
低く、耳元で囁かれると身体の力が抜けたようになる。そんなのだめを見越して
千秋が囁いた。
「でも…」
「後でちゃんと着せてやるよ…」
「ハイ…」
うなずくのだめを抱きかかえて、千秋はベッドルームのドアを開ける。
それでも一応、着物がこれ以上傷まないように脱がせると、椅子にかけた。
20969:2007/01/03(水) 02:52:57 ID:0sdogI1V
長じゅばんの袂を開くと、“着物用”のブラがのぞく。
ホックを外していくと、ふくよかな胸が姿を現した。
両手で救い上げるようにしてもみしだくと敏感な突起がかたくとがってくる。
突起を口に含み、転がしてやる。
「っん…しんいち…くん」
千秋はのだめの柔らかなふくらみをじっくり楽しんでいる。
「…やっぱり…」
「なに?」
胸元にうずめていた顔をあげ、千秋がのだめを見つめる。
「しんいちくんは、おっぱい星人デスね…」
「なっ…」
思わず真っ赤になっている千秋にのだめは唇を寄せた。


数時間後…

再びのだめに着付けをし、自分もヨーコが送ってくれた着物を着てみた。
「センパイ、似合いますね〜。素敵です〜」
のだめがうっとりと見つめている。
「さあ、はやくターニャ達に見せにいきましょー!」
千秋の腕を取り、のだめが促す。

ピンポーン!
「あ、のだめと千秋!凄い、それ!?キモノっていうの?かわいい!」
ターニャはのだめと千秋を大絶賛している。
「千秋センパイに着せてもらったんですヨ!」
得意げにのだめがくるりと回ってみせる。
と、ターニャの視線が、のだめの首筋でぴたりととまる。
(?)
千秋がターニャの視線の先をたどると、そこにはつけたばかりの赤い痣が…。
はっとしてターニャを見ると、目が合った。
「千秋…」
「の、のだめ、帰るぞ!」
何か言おうとするターニャをさえぎり、千秋がのだめの手をひっぱる。
「え、でも、まだフランクにもユンロンにも見せてないのに…」
「いいから!」
(こんな姿、見せられるわけ無い!)
「むきゃ〜、カズオー!!」
耳まで真っ赤になっている千秋と、嬌声を上げているのだめを見送りターニャは
深いため息をつくのだった。


21969:2007/01/03(水) 02:56:35 ID:0sdogI1V
おしまいデス。
シツレイイタシマス。
22名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 02:59:39 ID:NIglzrPX
ムッツリな千秋、キスマークで焦る千秋・・・
そしてもちろん着物姿ののだめ・・・
最高ですよ

途中ぶった切りスマンかった
23名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 03:01:52 ID:PkSXUueE
GJ!
前半のやり取りが非常にこの二人らしくて爆笑。
のだめのうなじが個人的にツボ。色っぽいですねー。
千秋の気分になってドキドキしました。
24名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 03:05:10 ID:2OXv24/i
新春ぽくて いい感じでした!
25名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 03:26:14 ID:3JD3lPm5
GJGJ!!年明けからいいもん読ませてもらった〜
ところで、>>17>>19の間がいまいち繋がらないような気がするんだけど、これでおkなのでしょうか。
何となく>>18のレスが「ただいま画像が乱れております…しばらくこのままでお待ち下さい」って感じでワロタw
26前スレ981:2007/01/03(水) 09:50:59 ID:b2XDn9cL
969様!ありがとうございました!
リクにお応えいただいて感謝です。
すごく読みやすいし、千秋とのだめが本当に原作に近い感じがして
自分的には969さんの作品はすごくツボです。
またまた、ぜひ書いて下さいね〜!
27名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 10:09:52 ID:eYzCNlDf
着物プレイ(´Д`)ハァハァ
28名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 15:26:22 ID:QPklNkqy
あけましておめでとうございます。
投下します。
のだめカンタービレ10 870でかいた続編です!

二人はそれぞれ練習と学校に行き、夕方です!
291:2007/01/03(水) 15:28:24 ID:QPklNkqy
オケの練習が終わり、千秋は家路を急いでいた。
千秋はその日右手に夕食の買い物、左手に小包を抱えていた。
小包はシュトレーゼマンからのもので、エリーゼから連絡を受け事務所にとりに行ったのだった。
(すっかり遅くなったな…ご飯炊かないと)
千秋は自分がパンなのに、のだめのために白米を炊いてやるつもりだった。
(あいつもう帰ってるだろうか?)
302:2007/01/03(水) 15:30:14 ID:QPklNkqy
玄関の戸をあけたがのだめはいなかった。千秋は米を洗いセットし、野菜と肉を切り
煮込み料理のなべを火にかけた。
練習で汗かいたので、煮込んでいる間にシャワーを浴びる。
シャワーを浴びて出てきた時にはだいぶ水分がとんで煮えてきていた。
(もう少し、だな)
鍋に白ワインを足し、塩を入れてかき混ぜた。
”ピンポーン”
と同時にガチャっとドアが開いて、のだめが入ってきた。
313:2007/01/03(水) 15:30:50 ID:QPklNkqy
「センパーイ!ただいまデスー」
のだめは千秋に駆け寄り腰に手を回して抱きついた。
千秋がおかえりという間もなかった。
「あーセンパイいいにおい・・・ごはんもいいにおい。今日は何デスか?」
「牛と野菜の煮込み。あ、白飯炊いてあるから」
「さすがセンパイ。疲れてるのに…」
のだめはふとテーブルの隅においてある小包を見た。
「?これ何デスか?」
「あ、これエロじじいが…何かわからないから、開けて見てくれ」
324:2007/01/03(水) 15:31:33 ID:QPklNkqy
ガサガサと紙包みを開けたらまた中を包んであった。
「TO NODAME て書いてありますよ」
「お前にか!何だろう」
「服かな?」
のだめが開けてみたら、透明のビニールに入った服のようなものが7つ
入っていた。
「なんかレースいっぱいついててかわいらしいデスね…てこれ」
鍋の味見をしていた千秋は悪い予感がし、あわてて包みのところへやってきた。
(…やっぱり!)
下着、しかもセクシーランジェリーだ。
335:2007/01/03(水) 15:32:27 ID:QPklNkqy
「スケスケデスねー。でも色も薄ピンクや薄水色やデザインもかわいいのばっかデスね。
のだめのイメージにあわせて選んでくれたんデスかね。」
のだめは中のひとつを袋から出し、自分にあててみる。
「わ、待て、これはジジイに返すぞ!」
千秋はあわてて袋にきれいに戻した。
「え?なんで」
「何でって…それの感想、絶対聞いてくるだろうよ。
使いましたっていえるか?あのエロジジイ、お前が着てるとこ想像して喜ぶに
決まってるだろ?」
346:2007/01/03(水) 15:33:00 ID:QPklNkqy
「えー?でも自分じゃ買えないし、ミルヒーきっとこれ買うときにさんざん妄想してますよ?
聞かれたら全部使ったよ、ていってやればいいじゃないデスかー」
「え、っそん…」
「センパイが突っ返すというのもミルヒーは計算済みだと思うんデス。
それを裏切ってやるんデスよ」
(…そ、それでいいのか?!)
「それよりセンパイ。まずはごはんデス。お腹すきました」
のだめはうろたえる千秋をよそに平然と料理を皿によそうのだった。
357:2007/01/03(水) 15:35:30 ID:QPklNkqy
夕食をとった後、のだめはシャワーを浴びに行った。
千秋は洗い物を前に頭を抱えていた。心配事は二つあった。
あれを使ってミルヒーに後々からかわれるネタになってしまうことと、アブノーマルな
セックスを自分とのだめが経験することだ。
(あんなの、刺激が強すぎる…俺は普通でいいのに、普通ののだめで十分なのに…)
千秋はおそるおそるランジェリーの数々を開けてみた。たしかにかわいい系で
のだめには全部似合うだろう。
368:2007/01/03(水) 15:36:25 ID:QPklNkqy
ただ、パンティーもやっぱり大事なところに穴が開いているか
ひもになっていたりする。
1つ1つ開けて見てはきれいにたたんでしまう、ということを六回繰り返した。そこで気がついた。
7つあったのに1つ足りない。
(…あいつ風呂からあれ着て出てくる気じゃ!?)
バタン、と音がしたので千秋は袋をあわてて包みに戻す。振り返るとのだめがバスルームから
出てきたところだった。
のだめは頭にタオルを巻き、薄手のカーディガンを着ていた。白い足はほぼ付け根から出ている。
379:2007/01/03(水) 15:37:44 ID:QPklNkqy
(カーディガンの下はあれ着てるのか!)
千秋の落ち着かない様子を感じ取ったのか、のだめは、千秋に近づいて顔をじいーっと
見つめた。
そして流しの洗い物がすんでいないことに気づいた。
のだめはそのことには触れず、少し顔の赤い千秋の腕をつかんで言った。
「センパイ、のだめあれ着たんです。見ますか?」
のだめの甘えるような上目遣いがたまらなかった。
「ベッドに行っとけ!」
3810:2007/01/03(水) 15:39:41 ID:QPklNkqy
「…洗い物してからデスか?」
「そっそうだ!すぐいくから」
のだめは髪を乾かそうと思い、バスルームに行った。
ドライヤーをして、化粧水を肌にひたひたした。髪をきれいに梳いた。
そしてベッドに向かうと、ちょうど千秋がベッドにやってきた。
千秋は少し怒ったようにエプロンや服をポイポイと脱ぎ捨てる。
(もうどうにでもなれだ)
千秋の理性などとうにプツンと切れていた。
3911:2007/01/03(水) 15:41:12 ID:QPklNkqy
千秋がズボンに手をかけた時、のだめが言った。
「のだめが脱がせます!」
のだめは千秋の前にひざまずき、ズボンを下ろし、半分臨戦体勢になった
千秋のものをぱくと咥えた。
「うわっ」
千秋は抵抗する間もなく、思わず前かがみになった。
(よりによってそんなプロみたいなカッコの時に…カーディガンきたままでまだよかった…)
そーっと動きながらベットの上に移動した。
4012:2007/01/03(水) 15:42:42 ID:QPklNkqy
のだめは根元に手を添えて先のほうをちろちろ舐めている。
時々手を上下に動かしたり左手で袋を揉んだりする。
「う…」
千秋は小さなうめき声を上げた。
のだめは完全に硬くなった千秋のものを舌でペロペロと舐めまわした。
「センパイ、気持ちいいですか?」
「ん…」
のだめはのどの奥までくわえ込んだ。そして千秋の表情を伺う。
4113:2007/01/03(水) 15:43:32 ID:QPklNkqy
「気持ひいいほひも、眉間にひわがよるんれふれ・・・」
「黙ってろ・・・」
「ふぁい。」
のだめは必死で頭を上下している。このままイっても気持ちいいことは千秋は
わかっていたがそれではのだめを喜ばせることができない。
のだめの頭をつかみ、離れさせた。
「もういい。つぎはのだめの番」
「あんまりでしたか?のだめ勉強したんデスよ」
「いや、イキそうだから。それはまた今度」
4214:2007/01/03(水) 15:44:34 ID:QPklNkqy
「…はあい。でも実はのだめ、ほっぺたつりそうでした…」
のだめが話している間に千秋はのだめのカーディガンのボタンをはずしていった。
薄い水色のオーガンジーのベビードールは思いのほか似合っていた。
ピンクの小さな乳首がもちろんスケスケで、のだめの童顔ノーメークとのアンバランスさが
逆に千秋にはいやらしく感じた。
「かわいいデスか?」
「…うん」
のだめは嬉しそうに微笑んだ。
「後ろ、Tバックなんですよ。似合ってますか?」
4315:2007/01/03(水) 15:45:20 ID:QPklNkqy
立てひざで千秋に背を向けた。
華奢なわりにヒップの肉つきがよいのでこれもよく似合っていた。
「…やらしいな…」
ベビードールをめくり、ゆで卵の殻をむいたようなつるつるのヒップに手をやり、
Tバックを引っ張った。
「うきゃっ、そこヒモだけなんデス…引っ張られると」
「なに?」
「く、くいこみます…」
千秋はのだめの背中をポンと押した。
4416:2007/01/03(水) 15:46:02 ID:QPklNkqy
「やんっ」
前に倒れたのだめの腰をぐいと引き上げると、のだめのヒモ一本の秘所が丸見えになった。
「やだあセンパイ!見ちゃだめデスー」
じたばたしようとするのだめの腰をぐっと抱え込み、突起に吸い付く。
「や…ん…あ…ん」
のだめはすぐおとなしくなった。
「センパイ、電気消して…ああん」
「今朝さんざんみたじゃねーか!なにを今更…」
4517:2007/01/03(水) 15:46:34 ID:QPklNkqy
「むきゃあ…いじわるデス…」
千秋はそのまま体をずらして寝そべって、
「のだめ、しゃぶって」
と、まんまと69の体勢にもっていった。
のだめは素直に、見事に反りたった千秋のものを咥えた。
裏筋を舌が何度も往復する。
千秋は秘所にひっかかったヒモをよけて、濡れて光ったそこを指で押し広げ、
突起をペロペロ舐めている。左中指を入り口にゆっくりとさし入れ、かき混ぜる。
4618:2007/01/03(水) 15:49:12 ID:QPklNkqy
「はああん…」
のだめは千秋のものを舐めながら、時々吐息がもれる。そのたびに動きが止まる。
「のだめ…すごい濡れてる、湧き出てるぞ…」
溢れる愛液を千秋は丁寧に舐めてやる。
「ヤダあ…はじゅかしいい・・・」
(この下着のせいか?いつもより凄いような…)
まあのだめは普通に変態なのでこういうプレイに萌えるのも仕方がないだろうと千秋は思った。
「あん…」
4719:2007/01/03(水) 15:52:52 ID:QPklNkqy
千秋の指はGスポットを捉えてこすり続ける。舌で両側の襞を舐めまわし、
右手の人差し指がぱんぱんに膨らんだ突起を刺激し続ける。
「センパイ…やだ…すごいデス…」
快感のあまりのだめが体をよじらせる。
「あっ、あっ、いっちゃう…」
千秋の指が締め付けられ、滝のように愛液が流れ出た。
のだめは千秋のものを握ったまま、ぱたっと倒れこんだ。
「はあ…もう動けません…」
4820:2007/01/03(水) 15:53:50 ID:QPklNkqy
力の抜けているのだめの体を抱えて起こす。
千秋はのだめの頬にキスして耳元でささやく。
「よかった?」
のだめは千秋に抱きついて、息を切らせながら耳を噛んだ。
「しんいちくんの、バカぁ…」
「だれがバカだ…」
(変態のくせに!)
ゴムを装着し座位で、自分のものをのだめ握らせて、入れさせた。
くちゅっという音がして、ずぶずぶと奥に入っていく。
4921:2007/01/03(水) 15:54:41 ID:QPklNkqy
二人は見つめあい、キスをした。
左手で前合わせのベビードールを開いてのだめの乳房に直に触れる。
白くて肌理の細かい柔らかい乳房は、ずっと触っていたいくらい心地いい。
のだめは千秋の髪を撫でながら、気持ちよさそうに目をつぶっている。
挿入したままゆっくり体を倒し、正常位になる。
千秋は腰を動かしながら、じっとのだめの顔を見つめた。紅潮して、
うっすら涙を浮かべている。幸せな女の顔をしている。
5022:2007/01/03(水) 15:55:26 ID:QPklNkqy
大きな乳房が動きに合わせてぷるぷる揺れている。
「のだめ…ああ」
千秋はのだめの足をぐっと広げて動きを早める。
小さなうめき声をあげ、千秋は絶頂に達した。
のだめは自分の中で千秋のものが脈打っているのを冷静に感じとっていた。
そして今朝と同じように千秋のイク時の顔も冷静に伺っていた。
「やっぱりデジカメ持ってきておくべきだった…」
「…殺すぞ?」
5123:2007/01/03(水) 15:56:08 ID:QPklNkqy
千秋が後始末をしていると、のだめが叫んだ。
「あっ、のだめ着替えがない!持って来るの忘れた!」
「今日着てた服は・・・」
「さっき洗濯機に入れちゃいました。乾くまで時間かかっちゃいます…あっそうだ、
とりあえずミルヒーにもらったのでいちばんまともなやつに着替えて…」
「まともなやつなんてあるかー!」
 
結局白くてレースいっぱいのベビードールのセットに着替えてそのまま寝てしまい、
翌朝、じつはけっこう変態なしんいちくんにまたやられてしまうのだめでした。
END
52名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 15:57:11 ID:QPklNkqy
終わりです。
今年も宜しくお願いします。
53名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 17:18:29 ID:Rrd5l0Wb
GJ!
新年から萌えさせて頂きました。
今年も宜しくお願いしますm(__)m
54名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 18:48:45 ID:AFDGKShI
なんか、小間切れで読みにくいんですが…
一回何行まで書き込めるのか正確にはわからんけど、6〜8回で済むのでは?
レス数のムダにも思える。
55名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:13:19 ID:0kThCIHZ
年明け早々、お年玉が二つも!
ありがたや、ありがたや〜。

職人様方、昨年は萌えをありがとうございました。
今年も新たな萌えをよろしくお願いします。
56名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:43:10 ID:oXJALcE9
GJ!ちょっと小間切れですが、面白かったですよ。
また書いてくださいね。

正月で暇なんで、ビデオに撮っておいたのだめのドラマ観てるんだけど…
4話のコタツの回、ベッドで寝てるのだめを起こして
引きずり下ろそうとするシーン、
嫌がるのだめを背後から、千秋が羽交い絞めみたいな感じで引きずり下ろそうと
するんだけど、なんだかエロい。
原作のだめと千秋でも結構日常的にありそうな構図なんだけどね。

職人様方、今年も萌えをよろしくお願いいたします。
57名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:57:36 ID:QPklNkqy
こま切れ投下した者です

たくさん書くと書き込みできなくなるんです。
なんでほかの職人さんのように長文が書きこみできないのか
一回何行まで(何文字)書けるのかも
わからないので2ちゃん初心者用のとこで探したりしたんですが
さっぱりわからなくて…
きっと読みにくいって言われると思ってたんです。
解決してから投下すべきでした。
ほんとレス数の無駄ですよね。
ごめんなさい。



58名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 20:04:26 ID:pAhn9fkU
新年新スレのお年玉、ありがとうございます。

>>57
あまり、気になさらずに〜。
また作品できたら投下して下さいな、お待ちしてます。


59名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 20:09:33 ID:QBmpNt4G
>>57
GJ!面白かったですよ!
ムッツリ千秋がツボでしたね。
あとエロパロ板基本ルールは以下の通り。

・一度のレスで書き込み可能なのは、全角2048文字以下、かつ60行以下まで。(2005/09/17日現在)
・一度書き込むと、30秒間次の書き込み(連投)が不可能。続けて投稿する場合は注意。
・容量が500KBを超えたら書き込みできなくなるので、そのまえに次スレを立てよう。

初心者には下のようなスレもあるので、ぜひ読んで参考にしてみてね。
また次作も待ってるよ。

読みやすいSSを書くために
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5301/1126975768/
60名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 20:40:02 ID:PkSXUueE
>57さん
GJ連発のところ恐縮だけど、自分はちょっと読みにくかった。
地の分に「千秋が」「千秋が」って主語が何度も続くのは説明的というか、
小説というよりト書きみたいで違和感があった。
会話部分など見ると、ものを書くセンスはある方だと思うので、
もう少し推敲されるともっと良くなるのではないかとオモ。

えらそうでスマソ。次回作楽しみにしてます。
61名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 21:16:35 ID:QPklNkqy
57です
みなさんありがとうございます。
これからもっと勉強して
よいもの書けるようにがんばります。
62名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 21:19:18 ID:eYzCNlDf
乙デス
63名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 21:22:13 ID:fUDhTekL
でも前のよりは読みやすくなってるよ。
自分前スレでいろいろ指摘した者だけど、がんばってるなあって思った。
それに投下してくれるだけで相当嬉しい。
>>57
のだめが積極的でかわいくて面白かったですよv
ただ前も書いたけど、この場合も最初にいつのシーンからなどの説明はいらない。
「キモノ編」みたいなシチュエーション説明とあなたのシーン説明はなんかちょっと違うんだなあ。

細かくてごめんね。でも期待してない人には言わないから!
ほかの方々の投稿の仕方もよく読んでみてくださいね。
64名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 21:51:17 ID:dzo9gJ/9
ちあのだの69はじめて見たかも!GJでした!
65969:2007/01/04(木) 00:03:49 ID:a+Qu5Gtz
969です。
皆様、レスありがトンです。

>>57さん
改行していない長文(見た目3行分くらい)があると、エラーでるみたいです。
自分は、「この辺で折り返しかな」と思う文字数まできたら改行する部分で
なくても改行して次の行に打ちます。それをしてからはエラーでませんよ。
66969:2007/01/04(木) 00:26:59 ID:a+Qu5Gtz
>>25さんの指摘を受け、自分の書き込んだSS読み返してみました。
確かに…抜けてます。しかも肝心なところ。
コピペを失敗したらしいです。スミマセン。17と19の間に以下の部分が入ります。
補完してクダサイ。

「ほら、動けよ…」
千秋がくいと突き上げる。
「ひゃっ!」
「ほら…」
「ああ…ん」
再び千秋に突き上げられ、のだめが嬌声を上げる。
「動かないのか…?」
「……頑張り マス…」
ゆっくりと腰をあげ、静めていく。その緩慢な動作がゆるゆると快感を
たかめていく。
「は…ああ、あ…」
頬も首筋も赤く染めたのだめの息遣いが千秋の耳元をくすぐる。
だんだん高まっていく欲情に、千秋は激しくのだめを突き上げた。
「ゃ、ああ!?」
奥まで貫かれ、さらに入り口をかき回され…のだめはただ、千秋の動きに身を
まかせ、とぎれとぎれの吐息を洩らしている。背中に回された手に力が
なくなり、なんとか身体を支えているのだめから自身を引き抜き、のだめの
からだを前のめりにさせる。

「…しんいちくん……?」
不安そうに振り返るのだめの身体を、千秋は後ろから突き上げる。
「あ、ああああん」
ぐちゅ、ずちゅ、ずちゅ…
千秋の激しい動きに、のだめの声が一層高くなる。その声と千秋の動きに
あわせて、いやらしい水音が部屋に響く。
「あああん、ああ、あ、ああっ、は…あ、あ…」
甘い声が途切れ途切れになり、一際千秋自身を締め付けた。
びくびくと千秋を刺激する感覚に、千秋も欲望を開放させた。

67969:2007/01/04(木) 00:33:49 ID:a+Qu5Gtz
以上デス。
ほんと、肝心なところ抜けてて申し訳ないです。
68名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 08:05:34 ID:HvyumS/E
969さま、ありがとうございます!
「ほら、動けよ…」ってS千秋〜!この台詞にやられちゃいましたw
また書いて下さいね!お待ちしております。
69名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 20:09:35 ID:EV5CTvv5
969さんすごくいいです。
また書いてください。
楽しみに待ってます
70名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 00:36:41 ID:WJlyt4vt
>>65 >>57
もしかして↓これに引っ掛ったのかな。

1行は全角128字まで、但し改行1つで6バイト(3文字)使う。
71969:2007/01/05(金) 01:15:26 ID:Zw4J7qje
>>70

自分の場合はたぶんそれだと思います。
連投してはじかれたこともありました…。
72名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 07:08:42 ID:aBoQYfvL
ちあのだのアナルも見たいですね。
73名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 08:08:39 ID:jpw0rqtq
のだめが開発されるのか
千秋が開発されるのか
どっちだ?
74名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 08:37:26 ID:yXzVHlJK
千秋開拓に1票。
75名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 09:01:01 ID:bSWrEVSq
フェラ中にのだめの好奇心が爆発して千秋のアナルをぺロリ。
うっかり感じた千秋が照れ隠しにちょっと強引にのだめを開発・・・なんてな。
76名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 10:34:37 ID:gxjm2v3f
保管庫見れなくない?
77名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 10:39:32 ID:8fQh3svS
アナルとかアブノーマルはいやだ。
78名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 11:14:03 ID:w9g2FgpI
79名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 12:14:16 ID:w32P20yR
>>77
趣味に合わない時はスルーデスヨ
80名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 12:20:11 ID:C9d4JiAN
自分もアナルとかスカトロとかのアブノーマルはちょっと……。
なんというか黒王子千秋と変態だけど純情のだめのイメージじゃないんだよね。
文句多くてスマソ。
81名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 12:27:25 ID:SDa2ITZF
えっと、半年のROMと過去ログ読破したんだけど、投稿して大丈夫かな?
ちあのだでさらっとしたやつなんだけど…。
82名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 12:34:47 ID:C9d4JiAN
おk
83名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 12:39:20 ID:yB/cMxrj
お待ちしております。
84セツ:2007/01/06(土) 12:50:09 ID:SDa2ITZF
千秋×のだめ タイトル『充電時間』
糖度高いかもしれませんが。

ベッドの中で女を翻弄する男はいつもより情熱的で、女はとろけそうになる感覚の中でその魅力に渦巻く心の闇を見た。

「はう!今日…どしちゃったん…デスカ?」

吐息混じりの甘い声に、男は何も答えず淡々と行為を繰り返し、女を暗い暗い闇の向こうへと押し上げる。簡単に本をパラパラと捲るように愛撫されて、それでも感じる女は訝しむ顔をするものの、男から教えられた体は素直に反応した。

「んあ!」

暗い闇の辿り着く場所は明るく光り弾ける場所。何度もそこへ連れて連れて行かれているのに、この道への過程は慣れないらしい女は、もどかしい感覚に体を捩っている。

「せ、せんぱい…」
「名前で呼べ」

女はやっと聞けた声に何となく安堵したようで、一つ吐息とは違う緩い息を吐き、その声に答えるように「しんいちくん」といつものように呼ぶ。そこから風の音が叩く窓の揺れる音が一層激しくなると同時に、女から漏れる声も激しくなった。
「んもう…どしちゃ…ふや!」
喋ろうとしていた言葉は消えて、ただ一瞬に起こった体の反応が強く、思考回路はもっていかれる。

丹念に舐め上げられる。
同時に部屋の密度がグッと濃くなって、女が光弾ける場所へ行き着いた。ガクガクと揺れる体と、ヒクヒクと窄まる場所。そして耐えぬいた声をそっと開放した。薄っすらと開けた瞳がそんな自分を冷たい目で見届けている男の姿を映した。

「…真一君」
85セツ/2:2007/01/06(土) 12:51:11 ID:SDa2ITZF
男は女の呼びかけに答えない。ただ少しだけ落ち着いたのを見届けて事務的に次の行為へと行動を移す。

「はぁ…も、や…」
もうちょっと待ってなんて言葉は聞き届けられなかった。
男は無言で女の足を持ちそのまま蠢いている女の中へ突き進む。

「ん〜〜〜」
今日は指で慣らされてもいないせいか、少しだけの痛みが走る。女は目じりに涙を溜めてその痛みと戦っている。それでも我慢できない裂けるような痛みに耐えかねてパンパンと男の背に回した手を叩いて抗議しても、男はそのまま突き進んだ。

「いった…い」
やっと入った時に、微かに「嘘をつけ」という声が部屋に響いた。
実際無理やりこじ開けられたので少しだけ鈍い痛みが走ったのは事実。でもすぐに慣れてしまうのは、いつも受け入れている証拠。潤滑液が溢れてすぐに彼自身を包み込むと、鈍い痛みは消えてスグによくなる。その事実を二人は理解しているが、今日は違う。

ただ男が女にその思いの捌け口として行為で発散しているだけだ。
女はいつもなら感じない恐怖を感じているせいか、鈍い痛みはずくずくと残っている。それでもポイントによっては感じる部分もあって、どちらの感覚に合わせればよいのかわからず、ただ吐息を吐くだけだった。

「ほらな…よがるくせに」
女のそんな心情を知らず、今だ冷たい声と冷たい瞳をしているくせに酷く情熱的な男は、そのまま乱暴に体を組み敷いた。
いつもならしないこの体制は、上から男が覆いかぶさるように突いてくるような、もう女の中は先に進めないというのに、奥へ奥へ進むようにズンズンと打ちつけた。
呼吸は下から突かれるたびに肺も圧迫されて、男の行為と同じリズムで吐き出される。少しだけ早くなると呼吸もままならない。

苦しい。そう女が呟いた。
86セツ/3:2007/01/06(土) 12:51:47 ID:SDa2ITZF
女は今までシーツに絡めていた二本の腕をどうにか自分の胸元にもってくる。そして、意を決したような面持ちで二本の腕が伸ばし男を抱き寄せるようにくっついた。男はその行為に対して逆らわず、女の導かれるように豊満な胸へ顔を押し付けた。
そして、男の黒髪に沢山のキスを落とし、先ほどのように「しんいちくん」と呼び、顔を持ち上げさせると、今度は女が男の胸へ顔を摺り寄せる。

お互いの心音には大きな違いがあった。
バクバクと煩いくらいに激しく動く心音と、静かに包み込むような音をたてていた心音。

男の激しい心音に耳を傾けて、少し落ち着いたのを見計らってから擦り付けた顔を離した。

そうして…女はピアノを弾くには最適な大きな手を思い切り振り上げて男の顔にヒットさせた。


打った女は、のだめ。
打たれた男は、千秋。
お互い視線を外さずにそのまま見詰め合っていた。

ゆっくりと口を開いたのはのだめだった。



「いいデス。ぶつけていいデス。のだめを捌け口にしてもいいデス。
そのかわり…
 それをぶつけている相手がのだめだって事、忘れないでください。
 忘れないでくれるなら、真一君になら何をされてもいいデス」


一瞬動きを止めて男は女の顔を覗きこむ。
こんな最中に見せる色香を漂わせる顔ではなくて、純粋な乙女のような顔。何か心に巣くっていた黒い感情は浄化されたようで体の動きは止まったままだ。
87セツ/4:2007/01/06(土) 12:53:09 ID:SDa2ITZF
「のだめ…」
「はい」

「ごめん」
「いいデス。真一君だから、いいデス」

「お前を抱いているって忘れないから、動いていいか?」
「勿論デス。ここでお預けなんてしたら吊るして揺らして殺しマス」

やっと見せた顔は今までのような冷たさは無く、野田恵を愛する千秋真一の顔。のだめの言葉に「それはごめんだな」と軽く笑い、抱き寄せてのだめの豊満な胸へ顔を埋めた。
(あったかい・・・)
千秋のくぐもった声が胸を振動させたので、のだめは軽くくすぐったいデスと身を捩らせたが、千秋の好きなようにさせていた。
二人は小さな声で会話を続ける。

「出来た…妻…でしょ?」
「アホか」
「出来た…彼女だろ?」
「そう…デスネ」

「のだめは出来た彼女デスから…真一君の事なら何でも受け止めマス。
だから…暴走してもいいですよ?」
「なんだそれ」
「絶倫ドンと来いキャンペン実施中デス!」
「そんなキャンペーン終わらせてしまえ」
「むきゃ!終わらせていいんデスか?今晩限りのキャンペンですよ?」

「あー…じゃあ実施してれば?」
「可愛くない夫です」

「お前…さっきの言葉に嘘は無いな?」
「なんですか?」
「暴走とか、キャンペーンとか」
「むきゃ!女に二言はありません。もちろんデス」

「学校」
「送ってください」

「それが物を頼む態度か!…寝るなんて甘っちょろい事考えるなよ」
「セックス完徹上等!」
「下品」
88セツ/5:2007/01/06(土) 12:54:53 ID:SDa2ITZF
話をする事で二人の繋がった部分が落ち着くのを待っている。
二人ともそうだという事は言わなかったが、それが感じ取れた。

「もう大丈夫ですよ」
「うん」

じゃあ、そう言ってゆっくりとした動きで千秋は律動を開始させた。
ぴったりとくっ付いている部分がのだめから出される潤滑液でツルリと入るようになった。
それと同時に、のだめの口から吐息と喘声が漏れくる。
のだめの顔には先ほどまでの苦痛の表情はない。
ただ好きな男に抱かれている喜びと快感への高揚した面持ち。

千秋もまた先ほどのような冷たい顔は消えうせている。
ただ好きな女を抱いている温かさと快感への昂揚した面持ち。

もうそこからは言葉なんて無い。
体全部でぶつかる千秋と体全部で受け止めるのだめの耐久レースだった。

「ん…ああああ!」
「俺も…イッ…」

ぶるぶると震える体をもっともっと押し込めて、一瞬だけ星を散らせる。

「好きデス…よ」
「うん。知ってる」

だから、もっともっとのだめにだけその憤りをぶつけてイイですから…苦しそうな顔を止めて、そうやって微笑んでくださいね。
「アホ」
「むきゃ!アホって失礼デスね」
「さっきのリベンジ…するぞ」
「ああ、前戯すっ飛ばしたからですか?」
「そう言う事をハッキリ言うな!!」パシ!
「ぎゃぼ〜!」いたいです。お尻ぶたないでくださいよ!

「もう奇声発するなよ」
「が、頑張りマス!」

二人のボディートークはまだ終わらない。
でもここからは、ただの愛の睦言。

どうしようもない女とどうしようもない男の充電時間がスタートした。


終わり。
89セツ:2007/01/06(土) 12:56:23 ID:SDa2ITZF
エロ少なくてスマソ。さらっと流してくださるとこれ幸い。
では名無しに戻ります。
90名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 13:26:40 ID:C9d4JiAN
GJ!2人の掛け合いが夫婦漫才ぽくてよかったです。
なんで千秋が最初のだめをはけ口にしたのか
その理由を含めて続きもぜひ読んでみたいですね。
また次作も期待しています。
91名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 13:33:39 ID:nkIPleln
乙です!!
最後、再び「男」「女」って表現に戻るのは何か意味を持たせてるんですか?
92名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 21:51:54 ID:MDHmJdxg
掘り下げれば深くなりそうな話ですね。
適度な緊張感があってよかった。
93969:2007/01/06(土) 23:20:24 ID:brkTQeKM

この間は2度目のお正月(前)だったので、今回はパリに来て最初のお正月編。
投下イタシマス…。
94969:2007/01/06(土) 23:21:44 ID:brkTQeKM
パリ1年目の冬

ノエルの日から数日、千秋は自室でニューイヤーの計画を練っていた。
(シャンパンとワインはあるから、あいつの喜ぶものでも作って…
コンサートに誘うのもいいか…?)
あの夜から数日、のだめの態度はよそよそしく、千秋の部屋に来ても
すぐに自宅へ引き上げていく。
(やっぱり、急ぎすぎたのか…?)
思いをめぐらせると同時に、あの時ののだめの感触や声や表情や…
いろいろなものが鮮明によみがえって来て、千秋は、身体がカッと
熱くなるのを感じた。
(オレは、やりたい盛りのガキか…)
千秋は、思わず大きなため息をついていた。

気分転換にコーヒーをいれ、ぼんやりと窓の外を見ていたとき、玄関の
ドアがガチャリと開いた。
「せんぱーい!」
以前と変わらない(気がする)のだめの声にホッとしながら、振り返る。
のだめは、手に何か小さな包みを抱えていた。
「あの…さっき先輩がお留守のときに、黒木君が来たんデス。それで、
実家から送ってきたものをお裾分けにって」
やはり少しぎこちない表情で、のだめは千秋に包みを差し出した。
「何?」
「栗きんとんだって言ってマシタ」
「栗きんとん…?」
「お正月のおせち料理デスよ?先輩のお家は食べないんデスか?」
「ああ…」
肯定とも否定ともつかない微妙な返事に、のだめの表情はいよいよぎこちない。
差し出された手に、包みを渡すとき指と指が少しだけ重なった。
  


95969:2007/01/06(土) 23:22:44 ID:brkTQeKM
たったそれだけのことなのに、千秋が驚くくらいのだめはビクリと身体を
震わせ、慌てて部屋を出て行こうとする。
「おい、ちょっと待てよ…」
離れていこうとする手をつかみなおし、ぐいと引き寄せた。
それでものだめは千秋を見ようとしない。
「…どうしたんだよ」
「何でもないデスよ…」
「それがなんでもない態度かよ」
「…」
「怒ってるのか?」
「そんなことないデスよ」
「じゃあなんだよ?」
「………」
千秋の手の中で、のだめの手はかわいそうなくらい冷たくなっている。
千秋はひとつ息を吸った。小さく尋ねる。
「嫌だった?」
「…違いマスよ……」
「じゃあ、なんで避けてるんだよ…」
「………」
のだめは答えない。
「…なにか言えよ…」
「………だって」
のだめがやっと、小さな震える声で話し始める。
「せ、先輩は慣れてるかもしれないデスけど、
のだめは初めてだったし、すごく痛くて…。それに途中からいっぱいいっぱいに
なっててなんだかよく憶えていなくて、だから…
何か変な事したんじゃないかとか、がっかりしたんじゃないかとか…
それに、よく考えると凄く恥ずかしいし……それに…」
やっと満足に話し始めたと思うと、今度は一気にまくしたてる。しかも、
言っていることは支離滅裂で。
96969:2007/01/06(土) 23:23:26 ID:brkTQeKM
「のだめ…」
自分でも驚くくらい優しい声だった。
のだめもはっとして顔を上げた。瞳いっぱいに浮かんだ涙が、一滴落ちた。
千秋の長い指が、頬に伝う涙をぬぐう。
「よかった…」
「何がデスか…?」
のだめの目は、“ちっともよくないデスよ”と訴えているようだ。
思わず、くすりと笑みがもれる。
「1回目で嫌われたのかと思って…」
「そんなこと…ないデス…」
「うん…」
頬に置かれたままの手が熱をおびてくる。
(こいつに触れるのは、あの日以来だな…)
まだ少し膨れ気味の唇に千秋がそっと唇をよせる。
「せ、先輩…」
「何…?」
「あの、のだめ、頑張って掃除をしたんです」
「…?うん」
「それで、あの、お正月…のだめの部屋でどうですか?」
「うん…」
のだめの頭に回された手に、力がこもり、千秋の唇がさらに近づく。
「そ、それから…」
「今度は何?」
「じつは、掃除が大変で3日お風呂に入ってないんですけど…。いいデスか?」
「…………いいわけ無いだろ!」
「ぎゃぼん…愛があれば、お風呂入って無くても大丈夫とか…?」
「そんなわけあるかー!」
97969:2007/01/06(土) 23:24:16 ID:brkTQeKM
“それじゃ、あとから来てくださいね”
のだめがそう言って部屋に戻ってから子一時間。
(そろそろいいかな…)
千秋は片手にシャンパンとワインを抱えて、のだめの部屋に向かう。
実際、パリに来てからのだめの部屋に入ることはほとんど無く、少し緊張
するくらいだ。
呼び鈴を鳴らし、ドアを開けた。
「ハーイ!」
ニットのワンピースにカーディガンを羽織ってのだめが出迎える。
「へえ…」
「頑張って掃除しました!」
得意げになっているのだめの髪からは、甘いシャンプーの香りがする。
そして、のだめ部屋には大学時代と変らないコタツも。
「えへ、輸入しちゃいました…」
魔のコタツ…と思いつつ、板張りの部屋でのだめとコタツに入りながら
鍋をつつく。
ほんの少し前までの、ぎこちない雰囲気がウソのようだった。

「はう〜のだめはもう飲めません」
のだめが先に根をあげた。
「なんだ、もう飲まないのか?せっかく持ってきたのに」
千秋がさらにワインを注ぐ。
「のだめはもうフラフラです。おやすみなさいデス…」
「おい…」
コタツにうずもれていくのだめに思わず千秋は手を伸ばす。
「もう、なんデスか〜。のだめ、眠いです〜」
「…」
コタツに深くもぐりこんだのだめの足が、千秋の足に触れる。
千秋はついついのだめの足に手を伸ばしていた。
「ひゃ…。もう、しんいちくん……」
酔っ払っているのだめの反応は緩慢だ。
千秋自身もすでにかなりのワインを飲んでいて、その態度はかなり大胆になっていた。
のだめの柔らかな太ももをゆっくりとなでさすってみる。
「ん…んん…」
のだめはくすぐったそうにしているが、瞳は閉じたままだ。
千秋の手は、徐々に大胆に動き始める。
太ももから少しずつ足の付け根へ進んでいく。
98969:2007/01/06(土) 23:25:04 ID:brkTQeKM
「っ!だめ…デスよ…」
びっくりした顔でやっとのだめが千秋を見た。
すでに千秋の指はやわらかなのだめの、一番柔らかい部分をショーツの上からゆっくり
なぞっている。
「ん…んんん…」
のだめはコタツ布団に顔をうずめて、声を押し殺しているようだ。
薄い布越しでも、のだめの潤みを感じることが出来た。…敏感な突起はすでに大きく
膨らんでいる。
「気持ちいい…?」
「っや…」
ワインと羞恥でのだめは真っ赤になっている。
「ここ…気持ちよくない…?」
千秋の指はショーツの上から敏感な突起をやわやわと撫で上げる。
「ぁあ、あん…」
のだめの唇からは甘い吐息が漏れる。
千秋は空いた手でのだめの頭を自分に引き寄せ、口付ける。下唇も上唇も、存分に
味わうと今度は舌を咥内に割りいれ、歯列をなぞる。
与えられる感覚に思わず身をよじるのだめを逃さず、千秋の舌はのだめの咥内を
蹂躙していく。唾液を飲み干し舌を絡めとる。
「んんん、ううんんっ…」
千秋に出口を奪われた声は、くぐもったあえぎだけを発していた。

のだめの咥内を味わいながら千秋の指は絶え間なくのだめの敏感な突起を刺激してる。
円を描くように、すくいあげるように…ショーツの上から、ゆっくりゆっくりと
愛撫を続けていた。
すでにその部分は、溢れた潤みを受けていて、熱く、ひくついている。
与えられる快感に息を荒くしているのだめの様子を伺いながら、千秋の指が
ゆっくりと…ショーツの隙間からのだめ自身に触れた。
「ひゃ!」
思わず、のだめの唇から小さな声があがる。
「…嫌…?」
のだめは答えず、小さく首を横に振った。
くちゅ……
千秋の指が襞の間を動くと水音が漏れる。
「…気持ち、イイ?」
「……」
あいかわらず、のだめは答えない。ただ、耳まで赤くなって声を押し殺している。
(十分だ…)
千秋の指は、襞をやわやわともてあそんでいたが、のだめの入り口の蜜をすくいとると
敏感な突起になでつけるように愛撫を始める。
「ゃ…あ、あああ…ん。はぅぅ…」
千秋の指が突起を撫で上げ、刺激するたびにのだめの唇から甘いあえぎがもれる。
千秋はその声に煽られるように、執拗に愛撫を繰り返す。
「ゃ、もう…せんぱい…もう…のだめ、おかしくなっちゃいマス…もう…だめです…」
消え入りそうな喘ぎ声が漏れるたび、千秋は自分自身も高まっていくのを感じていた。
「のだめ…」
千秋は、こたつにもぐりこんだのだめを抱きかかえると、ベッドに降ろした。
のだめは、不安そうに千秋を見つめている。
99969:2007/01/06(土) 23:25:55 ID:brkTQeKM
千秋は、のだめのワンピースをゆっくりと脱がしていく。
ワンピースの下から、淡いピンク色のブラとショーツが姿を現した。
「今日も、紐なんだ…」
「ソデスヨ…。のだめはいつも紐って決めてるんです…」
何時かも聞いたセリフをのだめが言っている。
「あの、先輩…」
「なに…?」
「電気、消してください…」
「この部屋、どこにスイッチあるのか分からないしな…」
「…むきゃ…こんなときもカズオですか…?」
「…」
千秋は答えず、ふっくらとした胸に手を伸ばす。
唇で耳たぶに、首筋にキスの雨を降らせながら。
しばらくはブラの上を行き来していた手が、するりと入り込みこぼれそうになっていた
胸に直に触れた。
「っや…」
「嫌…?」
千秋はわざと、手を止めてのだめの表情を伺う。
見つめられ、ふいと目おそらすと、ほんとうに小さな声でのだめは答える。
「…いやじゃ、ない デス」
「よくできました」
ごぼうび代わりの軽いキスをすると、のだめの頬が緩む。

千秋がブラを外すと、きれいな丸みを帯びたふくらみが姿を現した。
「恥ずかしい…デス」
明かりの下で身をよじり千秋の視線から逃げようとするのだめをさえぎり、
両手ですくい上げ、やわやわとこねてみる。時折、先端を指ではさみもてあそぶ。
千秋の愛撫を受けるたび、のだめの唇からは遠慮がちな吐息がもれる。
敏感な突起はすぐに、硬くとがり主張を始めた。
それを待っていたかのように口に含むと舌先で転がしたり、根元から唇で
締め上げてみたり思いつく限りの方法で、愛撫していく。
「ん…ぅんん…」
のだめの唇からは、絶え間なく小さな吐息がもれている。
白い胸に、たくさんの赤い痣を残し、存分に味わいながら千秋の指は新たな場所を目指して
のだめの身体を移動していく。
ベッドの上で、千秋に上半身を預けるようにして座り込んでいるのだめの太ももから、
足の付け根までゆっくりと撫で上げる。
100969:2007/01/06(土) 23:26:44 ID:brkTQeKM
「あ…」
一番敏感なところに触れるのか…と思うと離れていく…そんな動きを千秋の指は
繰り返している。
「あ…あの…」
何度目かの往復の後、思わずのだめが声をあげる。
「…なに?」
「………」
「どうかした…?」
「……なんでも ありまセン…」
「…ちゃんと言えよ」
「なんでも ないデス」
「ほんとに…?」
「ほんとデス…」
「……ふ〜ん。でも、言わないとこのまま放置だな」
そんなことできるはずもないけれど。
「むきゃ、またカズオですか…?」
すがるような目で見つめられて、憎まれ口を叩く唇をさえぎると、細い紐をほどき、
引き抜く。すでに十分に潤っている場所に指を這わせていく。

くちゅっくちゅ…
お互いの耳にはっきりと届くほどの水音がその部分から聞こえてくる。
千秋の胸に顔をうずめているのだめを、そっと横たえると、左腕でだきかかえるように
しながら右手で刺激を繰り返す。
潤みをすくい取り、すでに大きく膨らんでいる突起にぬりつけるようにしてやると
のだめのからだがびくんと跳ねる。
「ここ、気持ちいいんだ…?」
相変わらず、のだめは答えられない。硬く目を閉じ、吐息をもらすだけだ。
千秋は円を描くように撫で上げ、突起をこねてやる。
「はぅ、はぁあああん」
のだめの吐息がはっきりとしたあえぎ声に変る。艶を帯びたその声はふだんの
のだめからは想像がつかない甘い声だ。
「せんぱい、そんな…もう…や、め…」
荒い息をしながら千秋に翻弄されているのだめをだきしめながら、刺激を繰り返す。
すでに、のだめ自身から溢れる蜜はシーツまで濡らしていた。
「ね、せんぱ…い。のだめ、変になり…マス…だから、もう…あ、ああん、あっ…」
それでも、千秋は刺激を繰り返す。
「はぅ、あ、やぁ…あ、ああああぁあんん」
執拗な刺激をうけて、のだめの身体はびくびくと震え、ゆっくりと弛緩していく。
荒い息の下、はじめての感覚に驚いたようにのだめは千秋を見ていた。
「…どう?」
「………なんだか、よく分かりマセン…」
「………」
「…びっくり しました…」
「気持ち、良かった?」
のだめは、恥ずかしそうに目をそらし小さくうなずいた。
101969:2007/01/06(土) 23:27:27 ID:brkTQeKM
千秋は、のだめの息が整うのを待つと、すっかり潤んだその場所に長い指を差し入れていく。
「うっ…」
のだめの表情が曇る。
細い肩を抱きかかえるようにしながら、やさしく唇を食み、舌をとらえつつ、
やわやわと指を動かし、内壁を刺激してみる。
のだめの表情は曇ったままで、千秋の動きに合わせ吐息をもらすだけだ。
中に入った指の動きを続けながら、親指で突起を刺激する。
「はぅ…う」
甘い声と共に、刺激を受けるとのだめ自身が千秋の指を締め付けてくる。
新たな潤いが生まれて、中をまさぐる指もスムーズに動くようになる。
千秋は、そっと、指を増やしていく。
「んんっ…」
のだめの声は、苦痛を訴えている。それを裏付けるように、千秋の指は驚
くほどの強さで圧迫されている。
(きついな…)
初めてのとき、自分自身がここに入っていたことが信じられないくらいの締め付けを感じ、
苦しそうに表情を歪めるのだめが、とてつもなく愛しいものに思えた。
“ダイジョブ です。のだめ、先輩と ひとつになりたい…デス”
あの時、のだめは何度もそう言って、今日はもうやめようという千秋を抱きしめた。
(よく憶えていないらしいけどな…)
のだめの意識からは飛んでいるが、千秋にとっては忘れられない時間だ。
(この様子じゃ、あの日の再現になるんじゃないか…?)
一抹の不安を感じ、のだめの中をまさぐっている指の動きも鈍くなる。
「…ダイジョブ ですよ。そんなに…痛くない…ですから」
ふいにのだめが千秋に囁きかける。
(…痛いんじゃねーか)
千秋の返答が無いことに不安を感じるのか、のだめが続けて囁く。
「のだめ、先輩と ひとつになりたいん デス ヨ…」
千秋はまだ、躊躇している。
「ヘーキ です」
のだめは千秋の頭に腕を回し、ゆっくりと囁く。
「先輩は…のだめを感じたくない、ですか?のだめは、千秋先輩を身体全部で、
感じたい、デス。だから、痛くたって、いいんデス…」
「だから…早く、のだめをイッパイに、して下さい…」
102969:2007/01/06(土) 23:28:14 ID:brkTQeKM
甘い声と息遣いが千秋の耳元をくすぐり、欲情をたかめていく。
快感を感じるだけが、この行為の目的ではなくて、ぬくもりを感じて、誰よりも深く
つながっていることが、千秋を満足させる。
他の、誰にも見せたことの無い表情を、声を、身体すべてを独占している瞬間が、
たまらないものだと…。
…のだめもまた、それを感じているのだろうか?

千秋は、のだめの中でうごめいていた指をゆっくりと引き抜いた。
そして、自分の衣服を剥ぎ取るように脱ぐと、手早く準備をし自身をのだめ自身に押し当てる。
「ん…」
ほんの少し、先端が入りこんだだけでのだめの表情が曇る。けれど。
千秋の理性を総動員しても、これ以上我慢はできなかった。
熱く潤んだのだめの中へもっと入りたい…。それでも、精一杯気持ちを抑え
ゆっくりと、のだめの中へ入っていく。
のだめ自身は十分な潤いがあるとはいえ、まだまだきつく、千秋自身を締め付けている。
「あ、うぅ…」
「大丈夫か…?」
「……ハイ…」
(全然、大丈夫じゃなさそうだな…)
痛みと圧迫感できつく目を閉じているのだめにそっと口付ける。
「はぁ…」
唇を、敏感な耳を柔らかくかまれ、のだめの唇から甘い吐息がもれた。
とたんに、中の潤いが増すのが分かる気がして、そっと自身を動かしてみる。
ぐちゅっ…ぐちゅっ
ゆっくり、ゆっくりと動き始める千秋にあわせ、いやらしい水音とのだめの吐息が
重なる。高まる快感を抑えながら、千秋はゆっくりと動いている。
そんな時…
「ゃ…あん」
少し前とは明らかに違う声がもれた。
千秋も、のだめ自身も驚いているようだった。
「…おまえ…」
のだめの中は、明らかに先ほどよりも熱さを増している気がした。
遠慮がちにしていた動きを、少し強めてみる。
「っはぁ…」
千秋自身がのだめの内壁をこするたびに、のだめの唇からは甘い吐息がもれる。
「や…せんぱ…い。変…です…」
「大丈夫…だから」
かすれた声で囁くと、千秋は動きを早めていった。
103969:2007/01/06(土) 23:29:00 ID:brkTQeKM
つながる部分から、蜜が溢れ出す。まだ残る痛みと、快感にのだめは翻弄されている
ようだった。
「ひゃぁ、ああ!!」
ふいに、敏感な突起に指を這わせると、そこはすでにはちきれそうになっていて、
千秋が軽く触れるだけで、のだめは千秋自身をきつく締め付けた。
(やば…)
なんとか保っていたものが、一気に高まっていくのを感じた。
千秋は、のだめの足を両腕にかけ、激しくのだめの中へつきたてていく。
「ぁ、あああああああん」
のだめの声も、一際高くなる。その声に煽られるように千秋は強く、深く突き上げていく。
千秋の腕の下で、のだめの身体が揺れ、動きに合わせて甘い声が、細く、高く…
途切れることなく発せられる。
千秋は、自身の快感にまかせて激しい動きを繰り返し…。
「っ…」
鋭い快感に、自身を解放し、ゆっくりとのだめから引き抜いた。
「あ…っ」
千秋が離れていくのを名残惜しむかのように、のだめの唇から吐息がもれた。

「大丈夫か…?」
いたわるようにのだめを抱きしめながら、千秋が囁く。
「ハイ…」
のだめは、この間と同じように千秋の胸に顔をうずめている。
「…千秋先輩の、においがしマス…」
「お、おまえ…!」
思わず身体を離そうとする千秋に、のだめは抱きついてはなれない。
「幸せ…デス」
満足そうに微笑んでいるのだめを見て、抵抗を止めのだめの好きなようにさせることにした。
のだめはただ、胸に顔をうずめているだけだ。
「…先輩…キモチよかったデスか?」
「な…何を急に…」
「キモチよく、無いんですか…?やっぱりのだめじゃ…」
「……」
「ダメですか…?」
上目遣いでのだめが見つめる。
「いや…。十分…」
ようやくそれだけ答えると、千秋はのだめの頭に手を回し、腕枕をしてやる。
「はぅ〜、腕枕〜」
のだめは幸せそうに微笑んでいる。
まぶたにそっと口付けると、千秋もゆっくりと目を閉じた。

104969:2007/01/06(土) 23:29:44 ID:brkTQeKM
翌朝

「の、のだめ…?」
目覚めると、のだめの姿が無い。ワンルームの部屋に他にいる場所があるはずも無い。
「どうしたんだ…あいつ?」
とりあえず、服を着て自分の部屋のドアを開けてみる。
そこには、千秋のベッドの半分ですやすやと眠るのだめの姿があった。
「おまえ、何してんだ…?」
思わず尋ねると、のだめが目を覚ました。
「むきゃ、先輩…おはようございマス…」
「おはようって、何でおまえ、ここで寝てるんだよ!」
「…先輩、覚えてないんですか…?」
不機嫌そうなのだめの顔を見て、心当たりのない千秋は必死に昨夜の記憶をたどるが、
どうしてもあの後のことは思い出せない。
「オレ…何かしたわけ?」
おそるおそる尋ねると、のだめは膨れ顔でちろりと千秋を見た。
「昨日、あの後…」
千秋は思わずごくりと唾を飲んだ。
(一体オレが、何をしたっていうんだ!)
「先輩、のだめを羽交い絞めにして、離さなかったんデス。それで、やっと離してくれて
眠れるかなと思ったら、今度は肘鉄と膝蹴りが…」
「なっ」
「それだけですむかと思ったら、のだめを蹴飛ばして。のだめ、ベッドから追い出され
たんデスよ!」
「………」
「のだめ、もう自分の部屋に先輩招待するのは…やめマス」
「ごめん…」
ベッドの上でふてくされているのだめの頭をなで、抱き寄せる。
「蹴ったの…どこ?」
「ここです…」
のだめは身をよじり、小ぶりだけれどまるいヒップを突き出す。
千秋はだまって、のだめの指差す場所をそっとさすってやる。
「他は…?」
「あとは…」
答えようとするのだめの口は、千秋によってふさがれてしまっていた。
105969:2007/01/06(土) 23:30:38 ID:brkTQeKM


千秋の部屋のベッドは、のだめの部屋のベッドよりも大きい。
かろうじて追い出されずにすんだのだめと千秋は安らかな眠りの中だ。
“ピンポーン”
来客を告げる合図に、千秋はのろのろと服を着るとドアを開けた。
ドアの向こうには、アパートの面々が…
「何…?」
「いや、ニューイヤーの挨拶に……来たんだけれど」
フランクが赤くなって口篭もる。ターニャも、目が点になっている。
「なんだ、一体…」
と口に出してから、ようやく千秋は置かれている状況を把握した。
「あ、後で挨拶にいくよ…」
千秋がようやく答える。
「そ、そうだね…うん。お邪魔しました……」
「じゃ…ね…」
フランクとターニャの視線をさえぎるようにドアを閉め、千秋はため息をついた。
のだめはまだ、眠りの中だ。
(布団、掛かっててよかったな…)
最悪の事態は免れたものの、この後どうするかを考えると新年早々、憂鬱になる
千秋なのだった。

END

106969:2007/01/06(土) 23:32:07 ID:brkTQeKM


以上デス。
それではシツレイイタシマス。
107名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 23:45:26 ID:5sJb9Gwo
さすが969さん
萌えをありがとう
108名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 00:05:48 ID:8HQhEdWZ
GJGJ!!
いつも素敵な話で萌えですよ〜!
ストーリー性も感情描写もエロも十分でオチも効いてる
またよろしくです〜!
109名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 00:10:47 ID:Uuj/zn6G
GJ!
のだめが可愛くってよかったよ〜。
110名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 00:41:51 ID:ypxq5A+0
神続々キタ━(゚∀゚)━!!

あの、この話の前の、初エッチは投下されてるのですか?
111969:2007/01/07(日) 00:48:09 ID:v0jvqOFJ
皆様、レスありがトンです。

>>110さま
いえいえ。初はかつて神がすでにSS創っているので、とてもとても…かけません。
初めてじゃなくて、2回目っていうのも…なんていうか、微妙な感じでいいかな?
とか思ったりもして。
2回目で、コタツの中で手をのばすか、千秋?みたいなつっこみも自分でしつつ、
それはまあ、ワインのせいにしてます。
112969:2007/01/07(日) 00:55:02 ID:v0jvqOFJ
…ちなみに、投下するとき「人大杉」になったらどうしようかとか、
投下中はレスがないのはわかっているものの、無反応だったらどうしようとか…
いろいろ不安になりつつ投下してるので、見ててくださる人たちの反応があると
ホッとします。

それでは…また。
113名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 01:06:12 ID:Q72b5RRD
GJ!
のだめがのだめらしくて自然な仕上がり。乙
114名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 01:23:11 ID:2OMWQ+fl
969さん GJ!・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

いつもありがとうございます。
手が触れただけでびくっとなる純情のだめとお尻をさすってあげる千秋に
萌えました。 そうそう、千秋は寝相が悪いんでしたねw
また書かれたらよろしくお願いします。
115名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 01:26:52 ID:3Fzfgrlg
ぐはーーー!一番萌えた。おれこゆのスキー―!GJでーっす。
116セツ:2007/01/07(日) 01:56:58 ID:J6trFRJ0
うおー!仕事終わって戻ってきたら神の光臨が…!!
969さんのだめが可愛くて萌えました〜!新年挨拶部分が気になります。

私の駄作にレスしてくださった方、ありがとうございました。
続きをやると長くなりそうですので、雰囲気で流してくださいませ。

>>91さま
何となく千秋が凹んだ後、のだめが助ける〜みたいなものが
書きたかっただけので特に深い意味は持っておりません。
ただ行為部分は男と女だよな〜なんて思っただけでございます。
117名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 03:10:47 ID:xwjVRItn
969さんもセツさんも上手いなぁ〜!GJ!!
私もSS書いたけど、プロバイダが規制受けてて書き込めなかった orz
早く投下して自パソから消さないと、家族に見つかるのが怖い…
118名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 12:16:41 ID:FAdCyLjU
セツさん、969さんGJです!
セツさんの前半のS千秋、漏れ的にはツボですた
「男・女」ていう表現、イイですね
好きです、こーいうのもw
119名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 17:18:18 ID:xjkcAHN/
969さん、のだめのウブさと千秋の優しさ、GJ!デス。
120名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:10:08 ID:pk6SaE1t
過去ログ保管庫見れなくなってませんか?私だけ?
121名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:24:11 ID:6zqXvE8z
122名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:30:26 ID:7ea97NS2
セツさん、969さんGJ!です。

セツさんの文章、新鮮な感じでかつ読みやすかったです。
また書いて下さいね!
969さん、毎回萌えさせていただいてます。
今回の話のちょっと後…ってのも読んでみたいです。
慣れてきた「変態だけど純情な」のだめがちょっと冒険…みたいな。
いかがでしょう?
123名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 21:41:51 ID:ypxq5A+0
ぜひこの話の前の初も書いてくだされ
124名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 22:16:47 ID:YDQSDQ2L
969さん超GJだけど、オチがわかんない・・・。
説明キボン・・・
125名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 22:50:14 ID:iC+HjpAd
>>124
玄関開けたらベッドな間取りってことで

セツさん969さんGJです!
セツさんの話ののだめと千秋の立場逆バージョンが読んでみたいと思った
のだめが切羽詰って千秋を求めまくる でも千秋結構嬉しいみたいな
126124:2007/01/08(月) 00:09:25 ID:r1ws+od6
>>125
d、そゆ事かw
127名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 01:44:49 ID:l/AdtjG7
117さんもお待ちしております。
128名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 08:18:15 ID:OzflhINX
>>124=126
>>1にsage進行って書いてあるのに
何故sageない。
129名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 09:27:57 ID:OPH95oe4
>>125
立場逆バージョン書いてみます。マッタリしてる時にでも

しかし本誌無いと寂しいな。
130名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 21:11:19 ID:uV0qp2yV
969です。
皆さまレスありがdです。実はあれからPCがクラッシュしてしまい…当分投下できなくなりました。
しばらくは読み手専門になります。投下まっております。
131名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 21:52:20 ID:Eyf5b/Dv
>>130
ぎゃぼー!
それは残念、PCでネットできる環境になったら
またおながいします。
132名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 14:14:35 ID:+84/38gF
Kissに載ってるのだめのアニメインフォメーション…
のだめかわいい!コスプレだよね、これ。
千秋、白目だけどw
133名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 17:13:22 ID:pKdcRJss
胸が…でかいなww萌える。

のだめ妊娠疑惑でヘタレ千秋が慌てるのを見てみたいが、
所長はそんなエピ描かないだろうなあ。

134名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 18:53:51 ID:78FSMx0Z
すっげーみたい!
135117です:2007/01/09(火) 19:34:29 ID:xG46+s1Q
ようやく規制解除されたので、投下しますー。

大川弁を話すのだめちゃんがスキだ!!という趣味丸出しです。
「デス・マス口調」じゃないのだめちゃんには萌えねえぜ!!という方はスルーよろしこ。
当方単行本派なので、二人はまだ同じアパートです。たいして話には関係ないですが。
ちんたら書いてる間に他の職人様のSSとかぶった点もあります…。ご容赦ください。
136千秋×のだめ 大川弁プレイ:2007/01/09(火) 19:36:15 ID:xG46+s1Q

「風呂入ってくる。のぞくなよ」
「のぞきませんよ〜……毎回そんなこと言って、ホントはのぞいてほしいんデスか?」
「んな訳あるか!もう部屋に帰ってろ!」

お決まりのやりとりを交わして千秋はバスルームに向かった。
のだめは先にひとっ風呂浴びて、今は千秋のベッドに寝そべって譜読みをしている。
実際、のだめの変態行為は相変わらずだ。
一緒に居るとき千秋が風呂に入ると、8割の確率で覗いてくる。
もう深い関係になってずいぶん経つというのに……
毎回あきれる千秋だが、相手の体に見飽きないのはお互い同じだった。
のだめは人の裸を見たがる割に、自分の裸は恥ずかしがって見せないんだよな。それもまぁ、可愛いか…

そんな事を考えながら風呂をすませる。のだめは覗いてこなかった。
「あいつ、本当に帰ったのか?」
呟いてバスルームの扉を開けると、寝室から元気なバカ笑いが聞こえてきた。
「ぎゃはははは!ヨーコひどかやん!」
どうやら、国際電話でのだめの母・ヨーコと会話しているようだ。
「そげんこと言われたくなか〜」
髪を拭きながら千秋が近付くと、のだめは気付いてガバッと起き上がった。

「あ、千秋先輩あがってきたけん喋るね?」
にこにこと振り返ってくるのだめに、千秋は全身でNO!NO!と拒否を示し後ずさる。
「…恥ずかしがっとうごたんw」
のだめはあっさりと引き下がると枕を押しつぶしてベッドに寝っころがった。
恋人の親と話すのはハッキリ言って苦手だ…
しかもヨーロッパに連れ出したあげく処女を奪ったとあっては、きちんとするまで顔向けできない。
137名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:36:32 ID:o/9d7gMC
>>133
過去スレ2か3くらいにのだめが産婦人科へ入るのを見て
慌てるのがあったよ。
138千秋×のだめ 大川弁プレイ:2007/01/09(火) 19:37:24 ID:xG46+s1Q

千秋は逃げるようにキッチンに行き水を飲みながら、何ともなしにのだめの話し声を聞いていた。

「なんよそれ〜のだめでっちゃ頑張りようとばい!」
「よっくんは?おると?」
「それがたいね、千秋先輩がすごかとよ〜」

延々と続くお喋り。家族と話すのも久しぶりだし嬉しいのだろう。それにしても…
のだめの福岡弁をじっくり聞くのは初めてかもしれない。
大川に行った時もオレにだけは敬語を使っていたし、ケンカの時はじっくり聞く余裕もなかったし。
いつしか千秋は新鮮な気持ちで聞き入っていた。

「それじゃヨーコも頑張りいよ!またねー」
ようやく電話を切ったようだ。
「ずいぶん長かったな。なに話してたんだ?」
千秋が寝室に入ると、のだめは寝そべったままで機嫌よく会話に応じる。
「色々です。ガッコのこととか、リサイタルのこととか、千秋先輩とのラブラブぶりとか!ぎゃは♪」
いきなりいつもの『のだめ語』になった。なんだかおかしくて千秋は笑ってしまう。
「先輩?なんで笑うんデスか〜」
「いや……ころっと言語が変わるもんだから。やっぱお前、日本語のバイリンガルだな」
「えー、そですか?そんなに変えてるつもりはナイんですけど…」
思いっきり違うって。まるで違う人間みたいに。
心の中でツッコミながら、千秋は少し面白くない気もした。
「お前さ、オレと話す時にも大川弁で話してみろよ」
「へ…どしてですか?」
そう聞き返され考え込む。自分といる時に、完全に素のままののだめでいてほしいから……か?
139千秋×のだめ 大川弁プレイ:2007/01/09(火) 19:38:23 ID:xG46+s1Q

「……理由なんて別にいいだろ」
急にムスッとした千秋の表情を見て、のだめが困ったように覗き込む。
「真一く〜ん?なに怒ってるんデスか?」
「怒ってない」
そう言いながら視線を逸らしてベッドに寝転がる千秋は、完全にご機嫌ナナメだ。
怒っているというより、拗ねている?
直感的にそんな気がしたのだめは、自分が上機嫌なのも手伝って、千秋のお願いを聞いてやる事にしたのだった。

「真一くん、そげん怒らんでコッチ見いよ」
唐突に聞こえてきた穏やかな訛りに、千秋はちらっと横目でのだめの方を見る。
「聞きたかとやったら大川弁しゃべっちゃあけん、機嫌ば直さんね」
「……だから、別に怒ってないって」
まるで幼子をあやすような物言いに毒気を抜かれたものの、すぐには素直に向き直れない。
「なんか照れるやんね」
もう一度のだめの方を窺うと、はにかむように笑っている。千秋相手に敬語抜きで喋るのは照れくさいらしい。
大川弁で話すのだめは地方の純朴な女性…に見えなくもない。やっぱり、新鮮だ。

「もっと聞かせろよ」
千秋は少しだけ微笑むと、のだめを隣に引き寄せて目を見つめた。
「そげんコト言うても…なんば話すと?先輩が喋りやすかごと、してくれんと」
「喋りやすくか」
少し考え込んでから、おもむろに腕をついて上半身を起こし、のだめにのしかかる体勢になる。
「じゃあ、アノ時の声でも聞かせてもらうかな」
のだめは一瞬にして『アノ時』がどんな時かを察知し青ざめた。
「むぎゃ!?なんでそうなると!!?」
「オレの明日の仕事、午後からだし」
「のだめは朝からガッコばい!?譜読み、譜読みせないかんのに…」
「ま、早起き頑張れ」
「う…ううぅ〜〜〜……ひどかやん…」
がくりと項垂れたのだめは、それでも千秋に口付けられると、どこか嬉しそうに目を閉じた。
140千秋×のだめ 大川弁プレイ:2007/01/09(火) 19:39:19 ID:xG46+s1Q

ちゅっ、ちゅっ、と音を立てて繰り返されるキス。
千秋はそっと目を開けて、夢見るようなのだめの表情を窺った。
真上からその細い体を抱き込むと、意外なほどの胸の弾力に押し返される。
「ん…千秋先輩、電気ば消して」
「ああ」
さっと体を離すと部屋の明かりを消しに立つ。その際にデスクの引き出しから避妊具を取り出すのも忘れない。

明かりが消えた寝室に、キッチンからの光が差し込んできた。
消すのを忘れていたな……そう今さら気付いたが、これも好都合か。
薄暗いがしっかり相手の顔も体もよく見える。ちょうどいい間接照明だった。
うっとりとキスの余韻に身をゆだねるのだめが目に映る。
「お前、色気ねー」
千秋はつい苦笑してしまう。のだめは完全に部屋着用のTシャツとジャージ。
「ばってん、エッチするつもりげな無かったとやもん!」
ぷぅとふくれて尖らせた唇をすかさず奪い、千秋は行為を再開した。

ゆったりした白いTシャツを捲り上げると、乙女チックな小花柄のブラジャーが現れる。
「これ初めて見るな」
千秋が目ざとく観察すると、のだめは妙に嬉しそうだ。
「可愛かろ?これ着けとう日にエッチするとは初めてやったもんね」
「ん、結構好き」
呟いてブラの上から乳房に口付け、ついばむ。
硬い生地越しではたいした感触もないはずなのに、自然とのだめの息が上がっていく。

「はぅぅ……先輩〜…直接がよか…」
身悶えながらおねだりする様子が可愛くて、千秋の顔に笑みが浮かんだ。
「じゃあ脱いだら?」
わざと意地悪く言って身を引くと、のだめが恨めしそうな視線を向けてきた。
「先輩が脱がしてくれるんじゃなかとね…」
「オレも自分の服脱ぐから忙しい」
白々しく言い捨てて千秋は着ていたシャツをベッドの端に放り投げる。
むくれたままのだめもそれに倣い、のろのろと衣服を脱ぎ始めた。
141千秋×のだめ 大川弁プレイ:2007/01/09(火) 19:40:01 ID:xG46+s1Q

のだめがようやく全ての衣服を脱ぎ終わったとき、千秋は既に避妊具の装着さえ済ませていた。
向かい合って座ったまま、二人はもう一度じっくりと口付け合った。

千秋はのだめの口内に舌を差し入れながら、柔らかな乳房を手で包み込む。
向かい合う体勢だと、どうしても鷲掴みすることになってしまう。
ぐにぐにと全体を押しつぶすように揉み、先端はあくまで優しくつまみ上げた。
「んんっ……むぐ…」
のだめは胸への愛撫に身をよじりながらも、決して離れまいと千秋の唇に吸い付いてくる。
健気な様子に千秋は自身の昂りを感じ、腕を伸ばしてのだめの背中を抱き寄せる。
口付けたまま引き寄せられ、のだめは千秋のあぐらの上にまたいで座る形になっていた。

「ぷは……先輩、もうこげん硬くしとうと♪」
内腿に当たる硬い感触に、のだめはキスを中断してにやけ顔になる。
「おい、つついてないで乗っかれよ」
呆れながら千秋が言うと、のだめはこくりと頷いて腰を浮かした。
のだめが腰を下ろすと先端がわずかに入ったが、そこからなかなか進まない。
「あの…のだめのば慣らしとらんけん、よう入らん…」
いつもは指でしてくれる前戯がないことを非難するように睨んでくる。
「仕方ないな」
のだめの非難も意に介さず、千秋はやれやれといった感じで腰を揺すり上げ始めた。

ぐっ…ぐっ…優しい上下運動によって潤いが増し、二人の結合が深くなる。
「ひゃぁん、はぅぅ」
のだめは目を瞑って千秋にしがみつく。
目を閉じていると、自分の中で千秋のものが動く感覚が、より強く感じられる。
「のだめ……気持ちいい?」
動きを止めずに耳元で囁かれた質問に、のだめはガクガクと首を縦に振る。
「よかっ…すごか…!えらい深かごたん…」
千秋は思わずくすりと笑ってしまう。
言っている内容はとてもいやらしいのに、大川弁だとなんだか色気がなくて面白い。
142千秋×のだめ 大川弁プレイ:2007/01/09(火) 19:40:43 ID:xG46+s1Q

「真一くん〜!笑わんどってよ」
またも唇を尖らせたのだめに苦笑しつつ、千秋はその背を抱えると繋がったまま押し倒した。
正常位になると、両手をついて目を合わせる。
「やっぱりこの方が動きやすいし…、もっと聞かせてくれよ」
言うや否や、動きづらかった鬱憤を晴らすように激しく突き入れ始める。
「あっ!やあっ…あん!」
のだめが眉根を寄せて喘ぐ。苦しそうにも、嬉しそうにも見える顔。
角度を変えて浅い出し入れを繰り返すと「物足りない」と言わんばかりに締め付けてきた。

「真一、くん…」
「なに?」
「…もっと、奥まで欲しか…」
じっと目を逸らさずにおねだりする表情は、間違いなく、今まで幾度となく抱いてきたのだめのそれだ。
その濡れた瞳に見据えられると、千秋はいつも愛しさがこみあげてしまう。
「……のだめ…!」
唇をふさぐと同時に、一番奥まで突き入れる。
「んんっ」
熱いキスをしながら、汗ばんだ背中を抱きしめながら、繋がった部分を激しく揺する。
これ以上できないくらい全身で求め合った。

「んむ…んん………はぁーっ」
声も出せずに千秋にしがみ付いていたのだめは、唇が離された瞬間大きく息をついた。
止まない突き上げに甘い声を漏らしながらも、千秋に語り掛ける。
「あっ…真一くん、のだめが敬語やめたっちゃけん…」
千秋は視線で先を促した。
「真一くんも…はぅん…のだめのこと名前で呼ばんと不公平やんね」
「…不公平って、何が…」
「敬語も、あだ名も、使わんで話すとが…夫婦やけん」
143千秋×のだめ 大川弁プレイ:2007/01/09(火) 19:41:19 ID:xG46+s1Q

いきなりな発言に、千秋は思わず動きを止めて呆れ顔になる。
「あのな、お前…」
言いかけて、のだめの優しげな表情に見入ってしまった。
「だって真一くんがホントの夫婦になりたがっとうのが分かったけん」
「………」

千秋は胸を突かれる思いがした。
かなり的外れだが、こいつはこいつなりに、オレが気にした事を察知したのか……
恋人になってだいぶ経つのに、常にのだめが敬語を使っていること。
正確には『敬語』ではなく『のだめ語』ではあるが。
でも、完全に素のままのこいつを見せてくれているのか、不安になったんだ……

「夫婦になりたい、ってのは違うけどな」
「ぎゃぼん!?」
「でも、まぁ……もっと近付きたい、とはいつも思ってる」
「のだめもばい」

「…恵」

呼ぶと、本当に嬉しそうな笑顔になった。
軽くキスをして、額に張り付いた髪を撫ぜてやると、千秋はゆっくりと動き出す。
「あ…んっ!ああっ」
再びのだめが眉を寄せる。だけど、本当に嬉しそうな表情だ。
脚を肩にかかげ上げると、一層奥まで押し込んでいく。
「やぁぁ!深か…!」
千秋は膝立ちになりピストン運動を加速させる。
「恵…、気持ち、いい…?」
二度目の問いかけに、のだめはにこっと笑みを浮かべ頷いた。
「ん、気持ちよか…。あっ、真一くん、は?」
「…すごくいい」
千秋も微笑みかけて、強くなる締め付けに自身の限界を知る。
「う……もう、いく…!」
できる限り奥まで進めると、そのまま想いの丈を注ぎ込んだ。
144千秋×のだめ 大川弁プレイ:2007/01/09(火) 19:42:06 ID:xG46+s1Q

「はうぅぅんっ……!」
のだめはぎゅっと目を閉じて、千秋のものが中で熱を放っているのを感じた。
と同時に、頭が真っ白になるような快感に襲われる。
「ん…はぁっ…」
千秋がゆっくりと自身を引き抜きゴムをはずす。
のだめが脱力して息を整えている間、千秋は後始末をしながらその幸せそうな顔を見ていた。
千秋が一方的にわだかまりを感じて意地悪な態度をとったのに、のだめは優しく包み込んでくれた。

どんな口調だって、のだめはのだめなんだよな…

「…のだめ、その…ちょっと冷たくして悪かった」
千秋の唐突な謝罪にのだめは少し驚いたようだったが、すぐに笑顔になる。
「いいデスよ、別に。先輩の意地悪は慣れっこですから♪」
聞きなれた『のだめ語』がのだめの口から出てくると、千秋はなんとなくホッとした。
「あ、もう大川弁やめたんだ?」
「んー…やっぱりコッチの方がしっぽりきます」
「しっくりくる、だろ!」
「まぁまぁ。先輩だって呼び方が『のだめ』に戻ってるじゃないですか」
「……この方がしっくりくるからな」

千秋が服を着終えてベッドに寝そべりながら聞いてくる。
「お前さ……オレがあだ名で呼んでるからって、距離を感じたりする?」
のだめはTシャツと紐ショーツだけを身に着けると、千秋の横にもぐり込んだ。
「感じませんよ〜。だって…」
「だって?」
「のだめが大川弁で話したって標準語で話したって、千秋先輩への距離は変わりまセンから」
にっこりと笑うのだめの瞳に、千秋が悩んだ答えは出ていたのだ。
千秋もふわりと微笑んで羽枕を構えると、口を開いた。

「お前の口調は『標準語』じゃねぇーーー!!!」
「ぎゃぼーーー!!」

                            ・・end・・
145千秋×のだめ 大川弁プレイ:2007/01/09(火) 19:43:21 ID:xG46+s1Q
ぐだぐだなオチで申し訳ないです… orz
当方一応福岡県人ですが博多なので、リアル大川人いましたら添削・ダメ出しお願いします。
しかし方言でエロ書くのは本当に楽しかったですw
146名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:44:25 ID:YGCV2SN9
うわぁ〜リアルタイムで投下に遭遇出来たの初めて!
大川弁ののだめ、新鮮で面白かったです。
職人さん、地元の方ですか?
147名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 20:15:22 ID:o/9d7gMC
大川弁の職人さま GJ!
なんかいつもと違うのでドキドキしました。

それから途中で割り込みレス入れちゃってすみませんでした・・・orz
148名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 20:40:21 ID:BJmoZlSv
いやーすばらしい出来です。
新鮮。
149名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 20:45:57 ID:RQYT9T12
よかとよかとー。(使い方合ってる?)
大川弁も2人の仲の良さも堪能さして頂きました〜。
150名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 20:51:12 ID:OSpgRNs9
GJ!!!ありだよあり!大川弁新鮮!
151名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 21:16:37 ID:aotxFJdm
GJ
普段とのギャップが良かった。
152名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 21:41:13 ID:yinlE20T
GJ!GJ!
大川弁ののだめ可愛か〜

とハリセン府住人が言ってみる。
153名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 23:19:25 ID:78FSMx0Z
このスレは神がすごか!
乙です。萌えた





誰かパイズリ書いてくれないかなー
154名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 23:31:23 ID:PikUnxIo
大川弁いいですね!ごちそうさまでした。

>>129
125ですが、ありがとうございます。楽しみに待ちます。
155名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 23:56:03 ID:wpuDK4GV
和みました〜。GJ!
千秋と同じ県出身なので、好きな人の方言聞きたい気持ちがわかる……
156名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 02:40:51 ID:PRg0JzbP
はじめてレスります、福岡の親戚の会話からすると、
「しんいちくん」のアクセントの位置が標準語と違うと推測されます、
それってたぶんエロさ倍増かも。
どげんとが正しいっじゃろね?うちげ田舎は九州の南んほうじゃっで、
また違ごう感じやろもんで教えたもんせって・・・おれの標準語はどこへいったオイ
157名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 07:58:34 ID:4W1AVtxj
福岡の親戚の口調を脳内リプレイした感じでは
「し」と「いち」にアクセントがかかる感じかな?
158名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 08:54:24 ID:hEV0APSX
いいねー。GJ!
私も田舎者だからなんか共感もちました。
でも、相手が標準語で、こっちだけ方言使うのって、本当は難しいのよねw

こういう自然な感じで、千秋が「恵」って呼ぶのっていいなぁ。
ごちそうさまでした♪
159大川弁プレイ書いた人:2007/01/10(水) 11:55:02 ID:Gz0vd4IJ
趣味丸出しで書いたものに沢山GJ頂けて、非情に嬉しいです。
皆様、ありがとうございますー。

>>147さん
割り込みナイスでしたよ。
「恋人の親と話すのは苦手だ…」
「のだめが産婦人科に入るのを見て慌てるのがあったよ」て。
そりゃ親御さんに顔向けできんわなww
160名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 16:47:52 ID:LSBLFg0q
正直千秋が「恵」って言うと
恵?あぁのだめの事かって思ってしまう。
161名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 19:19:38 ID:1IwEKv+c
大川弁パート2キボン
162名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 20:24:32 ID:gKAvY1KL
保管庫見れないんだけど自分だけ…?
皆さん見れますか?
163名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 20:40:49 ID:wDtdhKI8
164名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 20:44:51 ID:gKAvY1KL
163様、ありがとうございました!
165名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:59:49 ID:Jo8WOZLH
大川弁プレイ、GJでした!
ちなみに「しんいちくん」の発音は「すんいちぐん」で脳内変換したけど
合ってますか?東北だけ?
166名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 23:31:53 ID:Cqn84VNw
本誌休みで欠乏中。甘でもSでもいい!充電キボン
167名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 00:02:46 ID:G57s6NE/
165>>
微妙だが、すんいちぐんと言うより、すんいぢぐんって感じだなっす
@とうほぐ生まれ
168大川弁プレイ書いた人:2007/01/11(木) 00:48:18 ID:YXp/WBxD
のだめちゃんの大川弁講座

  ↑ ↑↑↓
の「しんいちくん」
千「…しんいちくん」(棒読み)

  ↓ → ↑↑
の「好いとっとよw」
千「………」

  → ↑↓
の「とおりもん」
千「…とおりもん…?」


大川人じゃないんで少し違うかも。博多はこんな感じです。
パート2キボンしてくれる方もいますが、完全に単発ネタなんで無理ぽ…です。
前にしたレス誤字あるし恥ずかしいし、そろそろ消えますー ノシ
169名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 00:51:00 ID:hf4T9/ly
>>166
それはやっぱ東北じゃない?
普通に、しんいちくんだと思う。@九州人
170名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 02:33:11 ID:hLV9lINq
168さんのを見ると、
しんいちくん=>そーそそみ↓って感じか?
標準てゆーか東京在住だと、みふぁふぁふぁふぁって感じだが。
171名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 03:42:33 ID:ayEia47V
>>170
とてもわかりやすく、のだめらしい例えだw
172名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 16:40:38 ID:gAEgTk2M
やりたいだけ
173名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 20:47:43 ID:jMWEJGz5
ドラマで「キヨラ」の発音が思ってたのと違っててショック受けたんだけどさ。
ドラマでは「サザエ・ワカメ」の発音だったけど、
「カツオ・マスオ」だと思ってたんだよorz
174名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 21:44:44 ID:pcCov6LC
>>173
それはちょっと変だと思うw
175名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 21:52:47 ID:n94xe3/L
>>173
それ、あの、なまってるw
176名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 23:33:10 ID:LBMiK38d
>>173
その例えw
そして、うん、なまってるw
177名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 23:53:03 ID:jMWEJGz5
がぼーーーーん。。やっぱ間違いなんだorz
「シンイチ」は「ナミヘイ」でおkだよね??
178名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 23:58:22 ID:pcCov6LC
>>177
それはおKだと思うw
179名無しさん@ピンキー :2007/01/12(金) 00:32:07 ID:/cGEmtoZ
「しんいちく」まで上がって「ん」で急降下って感じでない?
説明が難しいけど…大川の近所ですが。
よっくんの「兄さん」はわかりやすいんだけどなぁー

>>173=177 うちに言われとうなかやろばってんワロウタ
180名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 02:05:39 ID:XNbIyXCc
自分は何よりクロキンの発音に衝撃を受けた。
普通に黒木+ン、の発音だとばっかり……
181名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 02:29:43 ID:dhcjqilu
てことは180はたまきんもそっちの発音なの?
なんかへんなかんじー
182名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 02:38:09 ID:XNbIyXCc
そもそもタマキンとか言わない。それって玉木宏?
自分の周りにそういう呼ばれ方をする人がいなくて耐性なかっただけかも。
183名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 02:42:03 ID:dhcjqilu
いや、普通に下ネタのほう。
184名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 02:48:14 ID:XNbIyXCc
>>183
それは確かにその発音だよね。ごめん、納得した。
185名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 02:48:27 ID:RIJFW+m7
↓↑↑↑
タマキン

↑↑↑↓
キンタマ

だな
186名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 07:30:48 ID:36rTaLPQ
くろきん=タマキン派デス。
クロキン⇒ビートルズ↓の人いるの?って字数合わない…
ちなみに真澄ちゃんはかつおちゃん。
峰はフネでございます。
高橋くんはノリスケさん。
なんて便利な例えだ。
関東圏です。
187名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 07:58:03 ID:wJJYQpFC
ここでもこの話題ループかw
188名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 08:02:38 ID:OXbUZBEQ
大川弁プレイはGJだったし方言講座も面白いんだけど……





そろそろこのスレの本道に戻らないか?
189名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 12:42:25 ID:Pnlgov92
シンイチは、コナンの蘭の発音で。
190名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 12:46:57 ID:R/OGpQo2
のだめ部屋で千秋が目を覚ました時、
初めから顔に縦線入ってるのが凄く気になった。
最初はのだめのピアノに夢中で、周りに気付かないでうっとり・・・
で、ハエの応酬で我にかえるんじゃなかったっけ?
191190:2007/01/12(金) 12:48:40 ID:R/OGpQo2
すまん、すごい誤爆した。
192名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 13:49:00 ID:dNZOWRxQ
このスレ、連載みたいのはだめ?
193そんな日もある:2007/01/12(金) 14:10:41 ID:dNZOWRxQ
まとまった時間ないんで、ぽつぽつ投下させて下さい。
のだちあ・エロあり・時期はマルレオケ演奏会前くらい。


RRRRRRRRRRR----------

[アロー?]
[オレだけど]
[ムキャ、千秋先輩!どしたんデスか?]
[定期演奏会の話で、テオとコンマスにつかまった]
[あ・・・じゃあ今日は]
[悪い、やっぱ帰り遅くなると思う]
[そデスか・・・。了解デス、頑張って下さいね]
[・・・・・・お前今、金多めにある?]
[え?ありマスけど?]
[オレ晩飯食えなさそうだから、サンタルチアでピザ買っといて]
[・・・!マルガリータとシュリンプですよね?]
[うん、9時頃には帰れるから。用意して待ってて]
[待って・・・アヘ〜]
[じゃ]

通話を終えた千秋は、ため息をついた。
ここ最近演奏会のリハが押していて、帰るのはいつも遅い時間。
(でも今日はリハもスムーズで、早く帰れそうだったから、つい・・・)
つい、メールをしてしまった。
二人でゆっくり会うことが、もう随分となかったから。

のだめは忙しい自分を理解してくれるから、すねたりはしない。
大事な時だとわかっているから、余計な干渉もしてこない。でも。
(メールの返事は嬉しそうだった・・・)
遅くなることを告げたのだめの声は、隠そうとはしていたけれど
明らかに落胆していた。楽しみに待っていたのだろう、自分の帰りを。
しばらくしたら、学校も始まってしまう。
今以上に、すれ違うことが多くなるだろう。

(絶対9時までに帰ってやる、あのクソコンマス!)
電話を握りしめると、千秋は二人の待つ事務所へ向かった。



194名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 14:48:21 ID:ChyK1O0b
>2のローカルルール読め
作品の投下は嬉しいけど、全部書いてからココに来て下さい。
195名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 15:13:00 ID:fS3omtM/
自分は特にかまわないな。
でもなるべく、何話かまとめてお願いします。
196名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 16:37:24 ID:W3smHYri
ある程度書き上げて、分割して数レスずつ投下、ならあり。
暇なときにここでつらつら書く、というのはルール違反。
それなら自分でブログ立ち上げるなどして、連載してください。
なかなか終わらないような長編の連載は嫌われるだけ。
簡潔に、スマートに投下できる人が歓迎されます。
197名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 17:17:03 ID:rvPtfSFK
あんまりダラダラはいやかも。
やるなら出来るだけ素早くコンスタントに落として欲しい
198名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 18:46:50 ID:YBj7X8gJ
    ,, -−'" ̄`"'ソノ、
  /彡::::::ミ::::::::::::::::彡
 /:::::::::,r'"~`ヾ)゙`ヾヽ)::ヽ
. i:::::::::シ:::..        l::|
 l:::::イ:: "'==、ハ,=="ソ
 {`V::  `=・=` ':-・=' 〈
 ヽ_:::::    , ヽ   |      ____________
.. ヽl::::::     `ー´   .'    /
   |: 、:::  , -−-、 /   <  のだめは樹里、千秋は玉木の声に聞こえてしまうのぅ・・・。
 ,,-|::::::ヽ、.. ''"'' __/     \
'" (ヽ、_   ̄´ ̄,ノ)ヽ'ー、_    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   `ー、_ ̄`''" ̄ノ      ̄ヽ
     `'ー、,ノ´       i  \
       ::|         ヾ   ヽ
  ,r',ニヽ  :::|      ,-,_   }:     ヽ
  //  '´ __,、cー-7 / 0 )   l::     /ヽ
 i. l  _,( 0 (ノ/7ι//'"´))   |:::     /  ,}
  '、ー',ノ`ニ゙ニ´-~イ_/=='´  イ::   /  __)
    ̄,r'" ,r'"~´  ∠~|    ノヾ,,/_,-´/
    ⌒ー' ::|     ||   i / ̄    /
        :::|     r__コ  く l/      /
199名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 18:48:10 ID:Undigx/2
>>193さん
とりあえず続きも気になるので早めにまとめての投下をお願いしますー
待ってます!
200名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 22:42:35 ID:3lmzYoVv
他の職人の方々も、お待ちしております。
201名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 22:57:22 ID:QfozEP/q
2ちゃん閉鎖
202名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 23:09:20 ID:TPpCerSf
このスレもどうなるんだ?
203名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 00:05:14 ID:w7wQSVjc
PINKちゃんねるって、2chと別じゃなかったっけ・・・?
それでもダメなのかな?
204名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 00:56:41 ID:800KwweC
ここは2ちゃんじゃないだろ。
205名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 16:23:33 ID:oTAxNGcs
    ,, -−'" ̄`"'ソノ、
  /彡::::::ミ::::::::::::::::彡
 /:::::::::,r'"~`ヾ)゙`ヾヽ)::ヽ
. i:::::::::シ:::..        l::|
 l:::::イ:: "'==、ハ,=="ソ
 {`V::  `=・=` ':-・=' 〈
 ヽ_:::::    , ヽ   |      ____________
.. ヽl::::::     `ー´   .'    /
   |: 、:::  , -−-、 /   <  お前に言われんでも、PINKと2chの区別はついとる。
 ,,-|::::::ヽ、.. ''"'' __/     \
'" (ヽ、_   ̄´ ̄,ノ)ヽ'ー、_    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   `ー、_ ̄`''" ̄ノ      ̄ヽ
     `'ー、,ノ´       i  \
       ::|         ヾ   ヽ
  ,r',ニヽ  :::|      ,-,_   }:     ヽ
  //  '´ __,、cー-7 / 0 )   l::     /ヽ
 i. l  _,( 0 (ノ/7ι//'"´))   |:::     /  ,}
  '、ー',ノ`ニ゙ニ´-~イ_/=='´  イ::   /  __)
    ̄,r'" ,r'"~´  ∠~|    ノヾ,,/_,-´/
    ⌒ー' ::|     ||   i / ̄    /
        :::|     r__コ  く l/      /
206名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 01:04:51 ID:rrUtz40o
方言やらアクセントの雑談が終わったら急に過疎ったね。
ここ何のスレなのさ〜エロが足りないよ〜
207名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 02:38:03 ID:HeKAZxOM
仕方ないので過去ログ読んで自家発電してるよ…
208名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 08:10:26 ID:VIfRW7Gi
台詞の括弧は[(・∀・)]じゃなく「(・∀・)」だお。
209名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 13:31:27 ID:h/xN6HTW
>>208
電話だからじゃない?
210名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 14:49:58 ID:hA9a4pCU
投下と投下の間はのだめ関連の話題でオケ?過去SSの話題とかもありなのかな。
211名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 19:03:16 ID:jdkijEhb
>>210
>過去SSの話題とかもありなのかな。
それはやめて。
職人さん達への非難に繋がりやすいし、自分も嫌だ。
ただ、のだめへの萌え話はいいSSを生む土壌になりやすいのでOK.
212名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 19:09:10 ID:7lOysVf1
待機お待ちしてます
213名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 19:56:16 ID:hA9a4pCU
萌え話はおけということで…のだめのいいところは、はっきりした描写が無い所では?と思ってます。
その分妄想が膨らむ…
214名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 22:49:03 ID:a55WWIhT
L100のパンチラ千秋
私だったら迷わず寝込みを襲う
のだめはえらいよ
215名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 23:41:56 ID:n5aUjuch
のだめ、前は唇だけで欲情してたのにね。彼女の余裕だわ。
216名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 23:33:51 ID:Fq6McPwg
>>193さんがいらっしゃらない様なので、繋ぎに投下させていただきます

「ちあ×のだ」でリュカも出てきますが、リュカとはエロなしです。
ちょっと長くて千秋が乱暴ですので苦手な方はスルーでヨロシコ!

タイトルは「ジェラシック千秋」

駄洒落です、すいません。
217ジュラシック千秋/その1:2007/01/15(月) 23:36:20 ID:Fq6McPwg
「のだめ待ってー!」
名前を呼ばれて立ち止まり、
振り返ると、リュカが息を切らして走ってやってくるのが見えた。
「リュカ〜、どうしたんデスか?そんなに慌てて」
「もう帰っちゃうの?僕、今日、お小遣いをもらったから、
のだめにカフェでお茶をごちそうしたいと思って!」
ハーハーと、乱れた息も整えずサラサラとした髪を金色に輝かせて
リュカは一息に言った。

今日はこれから千秋の新居を訪れる予定だった。
明日は多忙な二人が時間のやり繰りをしてやっと合わせた休み。
久しぶりに味わう千秋の作る食事と、甘い時間を心待ちにしていた。
のだめは車で学校まで迎えに来ると言う千秋と待ち合わせる為に
近くの大通りまでやって来た所だった。

「のだめは今から大事な用があるんデス。お茶は今度ごちそうしてくだサイ、ゲハッ」
のだめはハートを飛ばしながらそう答える。
10も年下の少年にごちそうされる事には何の抵抗もない。
頭の中は千秋一色でリュカのムッとした表情に気を配る余裕はなかった。

「大事な用ってもしかして千秋??千秋とは別れたんじゃないの!?」
「ムッキャーー!いったい誰がそんなデマを!!」
「ターニャとフランクが千秋の引っ越しパーティーをやったって言ってたよ!」
別れたから引っ越したんでしょう?と、リュカは詰め寄る。

「引っ越しパーティーは事実デスけど……」
引っ越しを初めて知らされた時の衝撃を思い出してのだめは鬱になった。
その表情をリュカは勘違いしたのか、のだめの両手を取り

「恋人を置いて引っ越しなんて普通する?僕だったら考えられないよ!」
「そ、それは…、千秋先輩が勉強に集中したいってい……」
「僕だったら!」
リュカはのだめの言葉を遮り、ぎゅうっとハグをする。
「僕だったらもっと恋人を大事にするよ!」

才能溢れる早熟なこの少年をのだめはとても好きだった
もちろんその気持ちが恋に変わる事はないけれど。
身長が自分とそう変わらなく成長した今もリュカは幼くかわいいままのリュカで、
少し過剰なスキンシップもついつい許してしまうのだ。
218ジュラシック千秋/その2:2007/01/15(月) 23:38:40 ID:Fq6McPwg
「リュカ……」
「だからさ、今日は僕とカフェへ行こうよ」
僕にのだめを大事にする権利を与えて欲しい
のだめを抱く腕の力にそんな気持ちを込める。
のだめも笑顔でリュカの背に手を回し
「リュカ……、よっぽど喉が乾いているんデスね」
と、まるで母親が子供をあやす時の様にポンポンと背中を叩く。
「でもまあ、とにかく今日は千秋先輩が……」
当然リュカは面白くない。鈍感なのにも程がある!
おまけにサラリと親愛のハグを返され、ついカっとなって声を荒げてしまう。
「千秋、千秋って!!千秋なんてもうオッサンじゃん!!」


「……オイ、誰がオッサンだ」
「!」
「あ、千秋センパーイ」

見覚えのあるルノーに寄りかかり千秋が腕を組んで立っていた。
いつからそこにいたのだろう、リュカとの会話に夢中で
千秋の到着に気が付かなかった。
一瞬背中に炎を背負ってる様に見えたのは目の錯覚だろうか。

千秋は質問の答えを待たずに、助手席側へ周りのだめの為にドアを開けてやる。
「いつまでもひっついてないで、乗るのか乗らないのかハッキリしろ!」
「ギャボッ!乗りマス!乗りマス!」
のだめは慌ててリュカを引き剥がし
「リュカ!お茶はまた今度ごちそうになりマス」
笑顔で敬礼した。そして乗り込もうとしたその時……
「!」
ドアの脇に立っていた千秋が、のだめの肩を抱き寄せいきなり唇を奪う。
噛みつく様なキス。
「アヘー」
千秋は放心状態ののだめを放り込む様に助手席へ座らせると
大きな音を立ててドアを閉めた。
運転席側へつかつかと歩き、ドアを開ける手を止め、
背後でこれまた呆然と立ちすくむリュカに、地を這う様な低い声で
「別れてないから」と一言呟き、車に乗り込んだ。

「ま、負けないからなーーーーー!!」
リュカは風の様に走り去る車に向かって叫んだ。
子供にさえ容赦ないあの男に、いつの日かリベンジできる事を願いながら。
219ジュラシック千秋/その3:2007/01/15(月) 23:40:17 ID:Fq6McPwg
部屋に入るなり千秋はドサっとのだめをベッドに放り投げる
スプリングが軋んで大きな音を立てたがかまわなかった。
「ムキャーー 先輩! なにする……んっ」
千秋は着ていたジャケットをソファーへ放ると、のだめの上に覆い被さり
のだめの苦情と唇を奪った。
「んんっ……」
お互いの歯と歯がカチリと音を立てる程、激しく口づけ舌をからませる。
首を振って逃れようとするのだめの後頭部を片手で押さえ
歯列を割って更にキスを深めて行く。
角度を変えては逃げる舌を追いかけ、無理矢理絡め取る。千秋らしくない乱暴なキス。
けれど……、乱暴ではあるけれど、のだめの呼吸は段々甘く色づいて行く。

「はぁっ……、せんぱ……ん、んむっ…」
何度も離れては深まり、千秋も時折熱い吐息を漏らした。
いつの間にかのだめは千秋の肩に腕を回し、千秋の甘い吐息を全て飲み込もうと
激しいキスに夢中で答えていた。
求められてる……?こんなに激しく……。
そう考えるだけで身体の奥から熱いものが溢れるのを感じた。


キスに応えるのに精一杯でのだめは自分の服がはだけている事に気が付かなかった。
耳や首筋に舌を這わせながら千秋が器用にボタンやブラジャーを外して行く。

プルっと零れ落ちる胸を千秋はいきなり握りしめた。
「んっ……」
跡さえ付きそうなその激しさにのだめは息を呑んだ。
指の間から覗くのだめの乳房は、透けそうな程真っ白な肌に
幾筋もの青い静脈が走っていて、
決して傷を付けてはいけないと千秋をいつも恐れさせたはずだったのに。

胸の頂きを舌で湿らせ強く歯を立てると、のだめが短い悲鳴を上げた。
苦しいからなのか、それとも悦び故か判断はつかなかったけれど
千秋はかまわず先を急いだ。
220ジュラシック千秋/その4:2007/01/15(月) 23:41:46 ID:Fq6McPwg
「んっ、あぁ……っ いやっ…」
のだめは片手で枕を抱き締めそこへ顔を埋め悲鳴を殺した。
それは壁が薄い部屋で愛し合う時の二人の知恵だったが
この部屋なら、のだめの嬌声を誰かに盗まれる心配はない。
「声、出していいから……」
千秋は枕を取り上げてしまう。

何かに掴まっていなければこのまま深く沈んでしまいそうになる。
たとえそれが、ただの柔らかい羽の塊だったとしても。
のだめは必死に枕を取り返そうとしたが、千秋がそれを許さなかった。

両方の乳房を鷲掴みにして、手繰り寄せ二つの先端を一度に口に含む。
そこが赤く染まる程吸い続けると、のだめは彷徨わせていた腕を
千秋の背中に回すしかなかった。
「センパ……、イ……、今日は激しすぎ…るっ…んんっ!」
「そう?…いつもと同じだろ」
言葉こそ冷静だったが、荒い息と額から顎へとすべる汗が
普段の千秋とは違う事を証明している。

「同じじゃないデスよ!いつもよりカズオですよ!」
「いつもと違うのはオマエだろ?…ほら、これ」
……まだ触わってもいないのに、もうこんなに感じてんの?
と、千秋は泉の入り口を指でかき混ぜ、わざと大きな音を立てる。
くちゅくちゅと響く卑猥な水音にのだめの羞恥心が煽られる。
「しらな…いっ、ずるいっ、先輩はイジワルですっ」
「なら、やめる?」
「ムキャー、ムッツリカズオ!」

止めて欲しい訳じゃない。
それどころか指じゃない違う物が欲しいと言ってしまいそうになる。
けれどちっとも優しくない、強引で自分勝手な千秋にすら
愛おしい、と反応してしまった自分が恥ずかしい。
こんなに千秋が欲しいのに、千秋は冷淡に自分を見下ろしている。
どんなに頑張っても勝てない。音楽だけじゃない、この想いさえ。
こんな風に無理に身体を開かされても拒む事ができない。
千秋が好きだから……
自分ばかり千秋を欲している気がしてのだめは切なくなる。
221ジュラシック千秋/その5:2007/01/15(月) 23:43:13 ID:Fq6McPwg
「……だって言えよっ」
「え?」
「オレを好きだって100回言えよ……、そしたら入れてやる」
そう言ってのだめを強く抱き寄せたから千秋の表情は見えなかった。
けれど、催促された筈が、実はとんでもない愛の告白をされた気がして
のだめはまた溢れてしまう。
100回言い終わるまでにどれだけ焦らされるのか……
気が遠くなる思いだったがのだめは覚悟を決めた。
千秋の肩に頭を押しつけ縋る様に口を開く。
「……好きデス、好きっ、……デスっ」

のだめを抱きしめながら、千秋はもう片方の手でベッドサイドのチェストを漁る。
慌てたのかCDや小物が落ち、床で大きな音を立てたが今は構っている余裕はない。
目的の物を手探りで見つけだすと口で封を切って手早く装着する。

「す、好きデスっ、好きデスっ、好きっ、好きっ、んあっ、あっ、ああんっ!」
100回どころか10回も聞き終わらない内に千秋はのだめの入り口へ昂りを突き立て
奥へ向かって一気に腰を進めた。

「せんぱっ…、100回…、まだ、あん、んんっ!」
「…そんなに待てるか」
「ムキャっ!なんてカ…」
「カズオなんだろ…どうせっ」

いつもの様なネチネチとした執拗な前戯もないまま、激しい抽送を始めた。
のだめは身体をガクガクとおもちゃの様に揺さぶられ、たまらず声をあげた。
千秋はのだめの片足を抱え上げ、自分の肩に乗せ更に奥を責め続ける。

「やぁっ、だめっ、センパイ、のだめこわれちゃいマスっ……!!」
のだめの訴えは切実だった。
骨が軋む程の律動に必死に抵抗したが、反面そこは千秋を誘うように収縮し続ける。
溢れ出す蜜が白く泡立ち潤滑油になり、より奥への侵入を許してしまう。

「ん……っ、壊れるとこ、みせてっ」
千秋も眉間にきつくシワを寄せ苦しげな息の下でのだめを急かす。
弓なりに反ったのだめの肩をきつく抱き締め、
熱く尖った肉芽を擦り上げる様に激しく腰を打ち付ける。
「んあっ!だめっ、せんぱ…いっ、もうっ、いっちゃうっ!いっちゃう!いっちゃう!」
「くっ……、オレもっ、……イクっ!」
「んあぁっっ!……あんっ、あぁぁっ!!」
ビクビクと痙攣するのだめの肉壁に締め上げられ、
千秋は真っ白になりながら全てを解き放った……
222ジュラシック千秋/その6:2007/01/15(月) 23:44:44 ID:Fq6McPwg
「オイ……、のだめ……」
あれから、一度だけでは足りず更に回数を重ね、
数回目の絶頂後、のだめは意識を手放してしまった。
……悪かったな、乱暴にして。
簡単な部屋着を身につけベッドに腰掛けながら、
千秋はぐったりと横たわるのだめの頬を指でそっと撫でた。
乱暴に扱った自覚はある。けれど傷つけたかった訳じゃない。

煩わしい雑音から開放される為に選んだこの部屋は、
夜になると一層静けさに包まれる。
望んでいたはずの静寂に千秋は少し戸惑っていた。
誰かが訪れる予定の無い静寂、それを孤独と呼ぶのだと気付いた時、
のだめの存在が自分に取ってどれだけ大きかったか思い知らされた。

……結局、ホームシックならぬ、のだめシックだったって事か。
日常のたわいもない会話を交わす、そんな些細な事ができなくなって
気付かぬ内に自分の心は脆くなっていたのかもしれない。

そんな時、自分以外の人間と楽しそうに笑うのだめの姿を見て、
コールタールの様なドロドロとどす黒い嫉妬心が芽生えてしまった。
オレがいなくてもあいつは平気なのか……

挙げ句、激しくのだめを奪って、何度も何度も自分を欲しいと言わせたら
さっきまでの心の闇は嘘のように晴れてしまった。
なんて現金なんだ……、千秋は自嘲する様にふっと微笑む。
これがこいつの言う、充電なのかもしれないな……
223ジュラシック千秋/その7:2007/01/15(月) 23:45:53 ID:Fq6McPwg
「なに、笑ってるんデスかー、カズオー」
いつの間に目を覚ましていたのか、のだめが掠れた声で千秋を責める。
「起きてたのか……」
「先輩は鬼デス!のだめはあちこち痛くて身体が動かせマセン!ムキー」

「……悪かったな、乱暴にして」
思っていた言葉を口にする。
奪ってばかりではいつか本当に傷つけてしまうから。
会わなくても大丈夫なんて間違ってる。言わなくても分かり合える、なんて嘘だ。
たまには素直になる事も必要だと気が付いたから……

そんな千秋にのだめは驚いた様に目を丸くして、そしてにっこり微笑む。
「……もう、いいんデスよ。……先輩、よっぽどしたかったんデスよね?」
「はぁ!?」
「男の人はそういう生き物だって知ってマス!」
夫の欲望を満たすのも妻の役目デスから!フーン!と鼻息も荒い。
「夫じゃねえっ!……って言うか、違うっ!変な妄想ばっかすんな!変態!」
「獣の真一くんに壊れる位責められるのも、たまになら素敵デス。ムキャ!」

……やっぱりこいつとは分かり合えなくていい!
寂しさからあんな子供に嫉妬したあげく、理性を失ったなんて事を知られたら
こいつをますますつけ上がらせるだけだ……
同じ過ちを犯さない為にも、これからはもう少し頻繁に充電とやらをしなければ。
……こいつはオレの天使らしいから、壊したらさすがに罰が当たるだろ。

千秋は天使の顔に枕を投げつけると、
空腹を充たしてやる食事を用意する為に立ち上がった。


おしまい
224名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 23:46:52 ID:Fq6McPwg
以上です!

お邪魔しました〜
225名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 23:50:07 ID:Fq6McPwg
ヒィ、タイトル間違ってました!

×ジュラシック千秋
○ジェラシック千秋

脳内変換おねがいします...onz
226名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 23:53:48 ID:TZvWrq55
おおおぉぉぉ!GJ!
リアルタイムで読んだぜ!
大人げない・孔雀期全開千秋イイ!のだめ壊さないでねw
227名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 00:01:45 ID:q94ExJLv
GJ!
リュカかわいそうw
だが嫉妬する千秋がすきなので萌えた!

激しい=恐竜=ジュラシックと勝手に脳内補完してたがジェラシックかw
228名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 00:03:45 ID:c1I1SuHe
GJ!
「オレを好きだって100回言えよ」にはやられました。
そんなこと言われたら、多少乱暴でも許せちゃうよなあ、のだめ。

千秋の心情の描写もいいですね。222のあたりとかすごい好き。

229名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 00:55:02 ID:L9HLYT9T
GJ!
「そしたら入れてやる」にやられました!

230名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 00:58:36 ID:y2PVZjP5
嫉妬千秋萌え(;゚∀゚)=3ムッハー!!!
GJ!良かったです。リュカも可愛い!
ある意味「ジュラシック」千秋でも間違いないかもw
231名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 01:05:48 ID:Mt7LsZkb
GJです!
枕で声を抑えようとしたとこがツボった…あのアパートじゃ大変だろうと思ってたからw
232名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 01:15:39 ID:v+IN8+zs
神サマーヽ(・∀・)ノ

「壊れるとこ、みせてっ」に(*´д`*)ハァハァ
千秋の背中に孔雀の羽が舞っているのが見えたw

また投下お願いしマス!
233名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 01:28:06 ID:CqtCFlIi
GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!
嫉妬千秋!好きです
久しぶりに充電できました
234名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 02:42:23 ID:A/WuKKW3
……こいつはオレの天使らしいから、壊したらさすがに罰が当たるだろ

萌えーー。超GJ!ですww
235名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 03:46:15 ID:QN7zY/zG
GJGJGJGJ

ある意味ジュラシック千秋
236名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 04:52:00 ID:iaJuP6Oq
キタ━(゚∀゚)━!!
こういうの大好物
職人GJ
237名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 06:22:12 ID:rA0wL7iT
>>231
>あのアパートじゃ大変だろうと思ってたからw
同じこと考えてた。三善アパルトマンよりモダンで防音しっかりしてそう
だよね>ステューディオ。職人さんありがとう。GJでした。

238名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 09:24:44 ID:ebNyp52T
キタ━(゚∀゚)━!!
職人乙です!
239名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 10:15:20 ID:pW3aFy6o
やばいやばい!激萌え!!GJ!

>笑顔で敬礼した。そして乗り込もうとしたその時……
「!」
ドアの脇に立っていた千秋が、のだめの肩を抱き寄せいきなり唇を奪う。
噛みつく様なキス。

ここが最高!最新の本誌に絡んでるのもいい!!2号休載分が充電できました。
240ジェラシック千秋書き:2007/01/16(火) 12:39:24 ID:WPeE2Mmn
たくさんのGJと暖かいお言葉を、ありがとうございました。
処女作でしたので、酷評もらったら……とガクブルしておりましたw

次を書く力になります。
ここは優しいインターネッツですね(つд`)

また暫くの間は、皆さんと一緒に神々の光臨をwktkします!
ありがとうございました!
241名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 22:48:55 ID:3Y7Lno1A
ジェラシック様感動です。しゅてき
242名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 00:34:03 ID:NUJMHszH
GJ!!!
余裕の無い千秋に激萌えデス!
漏れ的萌え箇所がイパーイww
休載期間だけどジェラシックさんのSSで
しっかり充電させていただきやしたw
243名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 02:56:41 ID:tp784mej
やばwww萌えたwww
千秋はもちろんのことリュカかわいいよリュカwwwwwwww
GJGJGJ!!乙です!!!!!!

セっかく寝ようと
オもったのに寝れないーww萌えたーwww
244名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 11:42:57 ID:E94xkDvh
これをネタに寝るんだよぅ
ってか、寝られたのかな?

>>240
ジュラシックでも違和感なかったですヨ
恐竜千秋もどんとこいです。GJ

次回作をおまちしておりますー。
245名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 16:54:45 ID:aFXhRNAB
どんどん来い
休載をフォローしてくれ
246名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:08:19 ID:s3RxcEGv
ジェラシックさん
超GJ!!!!
最高に萌えたwww

リュカにみせつけるようなチッス
その後の「別れないから」ですでに萌え死に!
「好きだって100回言えよ」で昇天………はうん

また書いて下さいねー
247名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:31:20 ID:HjPuwa1c
100回言えよって言っておいて100回なんて待てない千秋に萌え!!
248名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 23:47:54 ID:aFXhRNAB
「千秋さんは恋人とかいらっしゃるんですか?」
「居るには居ます」

「一般人ですか?」
「たぶん一般人ではないです。変態です」
249名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 00:09:19 ID:2W8j0G1h
「センパイ!なにしてるんデスか?」

「来るなっ!」

「千秋さん。そちらの方は?」

「妻デス。主人がいつも・・
250名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 01:07:29 ID:XFAwGUyI
玉木宏の記者会見じゃん(笑)
そーぞーしちゃった…。

ジュラシック千秋(←あえてこう呼びたい)よかったデス〜!
冒頭から、「絵が頭に浮かぶ」書き方に感動!ジュラシックな千秋先輩←実は寂しかったみたいな感じが好き〜(>_<)
ありがとうございました。ごちそうさまでした
251名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 13:33:02 ID:wLqvE5yk
ジェラシックな千秋、激萌えです〜。
子供にも容赦ない……www

早くリュカに大人になってもらって、本気で千秋を焦らせて
もらいたい派なんで、神〜!!
誰かが、のだめ部屋をリュカにみせて、それでも引かないリュカを
千秋が「こいつ、この変態についていけるのか?!」
焦らせてほしいんですよねーww

私も千秋の心理フォローの222がツボりました。いいですね。
またの降臨を楽しみにしています。
252名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 21:44:01 ID:gNIjbE9E
みんなが問答無用でジェラシックさんと呼んでるのワロタw
253名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 00:22:42 ID:DTyMTwWs
ジェラシックさん、また投下お待ちしてます!
254名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 01:37:26 ID:5ivCu1zY
わかっていてもジュラシックさんと呼びたくなるw
子供にも容赦ない俺様千秋萌えました。
次回作楽しみにしてます。

ところで自分仕事柄一日に
何千という数のAVのケースを見るんだけど
分類「部分フェチ」でタイトルずばり「正座」てのがあって
見た瞬間「これいかがですか千秋様」と思った。

まあ「のだめの正座」以外には反応薄いとは思うが。
255名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 01:37:58 ID:Ai8J6SBv
千秋とのだめで読んでみたい萌えシチュってなんかない?
256名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 02:15:25 ID:cRdG9A0I
>>255
ま…松田様を……!
257名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 02:41:05 ID:KpMc5fCd
>254

そんなあなたの仕事が何なのか気になる私。
258名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 04:52:55 ID:5ivCu1zY
>>255
福岡帰省に千秋が付き合わされて
父辰夫の前でのだめに天然で自分の野獣ぶり暴露されて
白目になっちゃうとか。

>>257
レンタル屋関連だよ。
259名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 19:51:31 ID:wQ2+28Fh
我慢できずに寒空の下で盛る千秋
のだめに触るだけで、千秋の方はオナでフィニッシュ
そのまま自宅へ


自分が暖めてたが無理だ誰かおねがい
260名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 21:14:26 ID:yVKB0IRT
今さらですが、二人の甘々な初めての夜が読みたい。
自分は、この二人の初夜はブノア家リサイタル後→マルレオケまでの間の夏だと思ってる。
普通、付き合い始めて何ヵ月もたってるのに「まだ」ってのはないんだろうけど
長く友人関係だった、もしくは「友達以上恋人未満の関係」から恋人に発展すると
なかなか体の関係に踏み込めないこともある、というパターンを知っているので
この二人の場合もありかなと。

同じように考える方(少ないと思いますが)
誰かこのシチュ書いてください…お願いします。
261名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 21:16:26 ID:cRdG9A0I
>>255
のだめの事を「恵」呼びする男登場
実は元彼でのだめ動揺
千秋イライラ
262名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 22:08:37 ID:8L01tzhU
甘々&初モノ、見たい…
263名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 22:17:14 ID:5rcD/u/H
>>260
それ、わかる。この二人ならありえる。
しかも相手は変態のだめ。
「コイツと普通にセックスできるのか!?」と実は怖かった千秋がw
ついに変態の森の奥へ進むことを決意。
いざその状況になってみると、変態行為どころかひたすら純情で初々しい反応を
示すのだめに驚きつつ…みたいなのが良いですな。
自分から触れるのは平気なのに、触れられると「あへー」となっちゃうのだめだから
初夜はさぞかし「あへー」状態だったに違いないw
264名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 22:32:47 ID:wQ2+28Fh
(´Д`)ハァハァ
かなり萌える
265名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 22:56:45 ID:DTyMTwWs
>>261さんに1ヤキトリ。
266名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 23:35:12 ID:YC9a1RwF
>>260
>>263
同志!!そっくり同じこと考えてたー!
267名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 00:54:47 ID:6dkJe3Wp
>>259
寒空の下〜てのは過去あったね。
あの作品、すごく好きで今でも時々読み返すよ。

>>260>>263
私はお初はノエルから空白の数ヶ月の間派ですがそれ以外は同じ。
風呂場で千秋のシャツを脱がそうとしたり、ネット上の有料エロサイトを
見てたり(耳年増ならぬ目年増?)するくせに、いざ千秋から何か
されそうになると途端に…なんだろうなあと。
268名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 02:12:46 ID:sHgXDzUE
お初ってやたら痛がるのが多いが、あんなに痛いか?
269名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 02:19:54 ID:+CzcW0wd
リアルに女は個人差あるし男がうまけりゃ痛みは軽減される
相まって全然痛くない人やすげえ痛い人がいるんでしょ
270名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 04:30:16 ID:H/o4muTA
>>261
甲子園の土の存在がずっと気になってる。
これを絡めて誰か書いて下さい。
271名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 09:25:13 ID:p56/TWZd
>>270
だいぶ前のスレだったと思うけど、たしかあったよ
そのシチュ。甲子園の土も絡んでたような…
元彼が登場したわけじゃないけど、写真に見つけて、千秋嫉妬…ってやつ。
うろ覚えでスマソ
272名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 10:39:40 ID:aKXFR7RS
痛くない、血は出る。
男うまくなくても、女ヌレヌレだったら大丈夫。

って昨日性について話し合った結論
大多数

273名無しさん@ピンキー :2007/01/20(土) 11:10:48 ID:Uz0Yabm4
私血出なかった…誰にも言えなかった
タンポン使ってると多少は違うんですかね

甘々で、でも原作に近いキャラ読みたいな
274名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 13:31:18 ID:p56/TWZd
ちゃんと濡れてたけど、血もかなり出たし痛かったよ!
…っていうかあまりにも痛くて実際最後まで出来たのは
5回目のチャレンジだった。
気長に待ってくれた彼氏に感謝したよ。
275名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 14:58:20 ID:JHfjSuZL
私なんてびびりまくってたもんで20回くらいかかった…
指で慣らして2本入ったとこで「あれ?平気かも」ってw
でも私も血でなかったよ。

つーか、SSでいろんなお初パターンがあるの読むたびに
みんな自分の体験なんだろうなって思ってたw
初めては誰でも一回だけだもんな。
276名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 15:13:26 ID:JHfjSuZL
つかそろそろチラ裏うざいって言われる(´・ω・`)ゴメン
職人さん、痛くない初夜をお願いしますノシ
277名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 19:45:28 ID:oKCH3Qgy
>>271
ありましたっけ?なんか色々読みすぎて記憶が…
しかもエロ以外の部分などSSと本編が時々混同してしまったり。
278名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 19:49:52 ID:+d7ULpVQ
279名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 20:38:03 ID:p56/TWZd
↑おーう、ここのスレだったか。懐かしい…

職人さん、降臨お待ちしております。
リサイタル以降派の自分ですが(経験済みなら正座くらいであんなに赤面・期待しないだろうし
添い寝状態で地獄ってほどにはならないのではと…)
時期はもういつでもいいので、甘々な二人のお初が読みたいです。
280名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 21:14:34 ID:qLzo61X/
妊婦のだめが見たい
想像するだけでエロいぞ
マニアック?
281名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 21:34:55 ID:APw8DRV3
妊婦はエロくない。しあわせの象徴。いつかは見たいワァ…
282名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 21:36:19 ID:oKCH3Qgy
いいね、妊婦
コンヴァト在籍中設定はやだけど
それ以外でなら読んでみたい
283名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 21:38:18 ID:oKCH3Qgy
途中送信しちゃった

メルシー>>278
284名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 22:12:03 ID:3Ej8vaP/
>>261
3日前にキャラBook見たばっかのせいか
のだめに元彼がいたとは考えられなくなってしまった今日この頃…
285名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 22:19:46 ID:imdPv66T
元彼より、『仲が良すぎる男友達』のが萌える自分。
286名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 22:23:49 ID:qLzo61X/
言葉が足りなかった
妊婦プレイ…だな
のだめを気遣うも、モンモン千秋とか
欲求不満な感じで
287名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 22:24:28 ID:EqOP0YxR
>>261です
確かに元彼はないかー
仲が良すぎる男友達ってのはいいですね!
想像したら萌えた
職人さまが書いてくれるといいな
288名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 22:27:39 ID:yUbfd7qs
元彼までいかなくても幼なじみとか…って思ったが、のだめ東京育ちなんだった。
女子高生のだめ可愛いからなんかネタにしたいのに。
289名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 23:29:12 ID:9Pm9xwx3
実はのだめ妊婦モノ書こうと思ってた
だがまったく逆で妊婦になったのだめが
妊娠すると性欲が増すタイプだったらしく
千秋におねだりする話
だが意外とセックスに制約があり
ちあきがおそるおそる…になってしまう
コレ需要ありますか
290名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 23:51:28 ID:JBVrjySz
>>289
リアルだな〜実体験ですか?
私も妊娠中、それと全く同じ状況だったから懐かしいww
ぜひ読んでみたいです。
291名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 23:57:55 ID:qLzo61X/
激しく読みたい
292名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 01:02:21 ID:0UH7UOoP
エロ無し寸止め初夜話投下します。
当方、初はクリスマスからの空白の時間派です。
293初夜寸止め:2007/01/21(日) 01:04:29 ID:0UH7UOoP
悪夢のクリスマスから三日。
年の瀬もさしせまったある夜、千秋真一はもう何度目かの溜め息をついた。

(のだめのやつ…何やってんだ?)

時をさかのぼること1時間前。いつものように食後のピアノをひきおえて、
クラシックのCDを聞き、気がつくと時計の針は十時をまわろうとしていた。
「それじゃ先輩、そろそろおいとましマス!」
と部屋に戻ろうとするのだめの腕を、千秋は咄嗟に掴んだ。
「ふぉっ?…なんですか?」
「あ…」
きょとんとした顔ののだめに、ハッとしたような顔の千秋。
思わずのだめの腕を掴んでしまったものの、うまい理由がおもい浮かばない。
…なぜ彼女の手を掴んでしまったのか、千秋自身はよくわかっているのだが。

「なんだ…その…お前明日学校は?」
「へ?ないですよ?さっき言ったじゃないデスか」
「…ふーん」
「…?のだめ、もう眠いので帰りマス」
「眠いって、まだこんな時間じゃねーか」
「だって先輩があんまり夜中までいるなっていったんじゃないですカ!」
のだめの言うとおり、千秋はいつものだめを早く帰すようにしていた。
夜遅くまで、好きな女が隣りにいたのでは
千秋の強固な理性も持ちそうになかったからだ。
ましてや相手はのだめである。天然無防備な彼女が、ソファの上で白い足を投げ出してくつろいでいる様は
昼間でも攻撃力が高いのだ…

のだめを女として見てしまう自分に、まだ慣れない千秋だったのだが…
ノエルのあの夜、のだめを抱きたいとはっきり感じてしまった。
いつも軽々と理解の範疇をこえてゆく彼女。
のだめが帰ってこないだけで不安になってしまう自分。
その時のだめを早く自分のものにしてしまいたいという気持ちにきづいてしまった。

もっとも、ノエルの夜はお互い体中にあざをつくったので
仲良く湿布をはって、別々の部屋で寝たのだが…

あの夜から、日増しに強くなっていく気持ちをもういい加減に無視できなくなったこの夜。
千秋はのだめの手を掴んでしまった。

「せんぱい…?どしたんですか…?」
自分の手を掴んだまま黙り込む千秋にのだめがたずねる。
その覗きこむ大きな瞳に、ますます高鳴る心拍数を必死に隠して、彼はいった。

「今日、泊まっていけよ」
294初夜寸止め3:2007/01/21(日) 01:09:23 ID:0UH7UOoP
****

「お風呂、お借りします…」
そういってバスルームに向かったのだめは、
耳まで真っ赤になってふらふらとしていた。
(千秋も負けないくらい赤い顔をしていたのだが)

もっと、
ムキャーだのあへーだのといった反応を予想していた千秋にとって、そんなのだめの反応は新鮮で。
エロサイトとか見てるくせに、あいつもちゃんと女なんだなぁと妙に関心した。

「ぎゃぼっ」
バスルームのドアにでもつまづいたのだろう、
いつもの奇声が聞こえてきて、なんとなく安心してクスりと笑ってしまう千秋だった。

のだめが風呂からあがるのをまつ間、
これから変態…恋人を初めて抱くのだと思うと緊張する千秋だった。
だが、そのドキドキは、やがてイライラにかわる。

(遅い…。あいつ、いつまで俺様をまたせるんだ)
ふと時計をみると、のだめがバスルームに入ってから、1時間をこしている。
女なら、いろいろと準備があるのかもしれないが、それにしたって…

さっきからシャワーの音ひとつしない。
バスタブに湯をためてつかっているのだろうか。

その時嫌な想像が頭をかすめた。
(のだめのやつ…のぼせてんのか?)
あの変態のことだ。あへーとか言いながら湯船に沈んでるかも。
いつだったか、キスをしただけで失神してしまったことを思い出す。
(のだめ…溺死!?)
ひぃぃいいと真っ青になった千秋はいてもたってもいられなくなり、バスルームの扉をあけ、シャワーカーテンをひいた。

295名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 01:11:22 ID:nNxxzJZp
職人さん、2がぬけてマスよ
296名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 01:16:18 ID:0UH7UOoP
↑すみません
ナンバリングミスった…内容は繋がってます。
↑は正しくは2です。
携帯からなんで投下おそくてすまそ。続き。
297名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 01:19:26 ID:TRCCatbC
リアルタイムキソウ―――(・∀・)!
ゆっくりでいいから頑張ってくださいね
298初夜寸止め3:2007/01/21(日) 01:19:37 ID:0UH7UOoP
「のだめ!?」
「ぎゃ、ぎゃぼーーっ!!」

ビッシャァァアア

「ぶへっ!何やってんだーー!」
「せ、先輩がいきなり開けるから!!」

突然のことに戸惑ったのだめは浴槽にためたお湯を千秋にぶっかけたのだ。

「あーあ…お前、トイレのマットにまでみずが飛んでる」
「うぅ…ごめんなサイ…
ムキャ!水も滴る良い先輩!」
「ふざけんじゃねー!!っくしゅ!」
上半身にまともにお湯を被った千秋は、すぐに冬の冷えた空気にひやされてしまった。
「はぅん…シャツが透けてお色気3割ましです…」
「おまえ…はぁ…心配して損した」
こんな会話を続けている間のだめはバスタブにぎゅっと体を押しつけて、顔と手だけをだしている。
(隠したって、どうせ後で見るのに…)
そんなことを千秋は心の中で思っていた。

「お前なんでこんな遅かったんだよ」
のだめのふぉぉ…という奇声を無視しながら、千秋は濡れたシャツを脱いでゆく。
「んと…その…デスね」
「お前、俺とセックスしたくないの?」
「ぎゃぼっ…」
セックスという単語に顔を真っ赤して口をパクパクさせるのだめ。
「…先輩の部屋に泊まるって…やぱ、そゆことデスよね…」
「…お前が嫌なら、待つよ」
ほんとうは、湯気にほてるのだめの白い背中や、
甘い香りに理性が決壊しそうなのを必死に堪えている千秋なのだが、
余裕があるようなことをいう。
今すぐにでも襲ってしまいたいのだが、
嫌がる女を無理矢理やるような性癖はもっていないし、
何よりのだめを大切にしてやりたいと思っていた。
エロサイトばっか見ているくせに、うぶな反応をするこいつはもしかしたら…

「その…おはずしながら、のだめ初めてなんデス。
初めてってやっぱめんどくさいデスよね…。
この年になって、おかしいデスかね…。
のだめ…先輩が大好きです…
先輩と…しんいちくんと一つになりたいです…。
でも…何か粗相があったら…
先輩に嫌われたくないし…」

のだめはそう一気にまくしたてた。
大きな瞳は今にも泣きそうに潤んでいる。

299初夜寸止め4:2007/01/21(日) 01:21:26 ID:0UH7UOoP

「バーカ」
「うぎっ…へんぱい、いたひ…」

照れ隠しの為に、のだめの頬をつねった。
その柔らかい感触にますます歯止めがきかなくなって、

「んっ…」
のだめの唇を奪った。
「…ぁ…んぅ…」
口内を蹂躙していくたびに漏れる甘い声が
バスルームに反響する。
力が抜けて、されるままになっているのだめは、
自分の体を隠すことすら忘れていて。
ふと目線を下にやると
真っ白な双丘が目にはいり、千秋は自分の血流が一点にむかっていくのを感じていた。


初めて?最高じゃないか。
こいつの最初の男になれるなんて。
…もう俺以外のやつに触らせる気はないが。
千秋は、まだ誰もふれたことのない柔らかい場所にてをのばした。
二人の夜は、まだはじまったばかり。

END
300名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 01:24:38 ID:4KTThRs0
GJ!
301名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 01:31:47 ID:0UH7UOoP
エロ無し寸止めの上によみずらくてすみません。
携帯で衝動的に打ったので
推敲もされてないし改行もよくわからないことに…


エロ無しはブログ作ってやれ!とか言われたらそれまでなんですが
自分にはこれが限界ですた…。
このあとシャツ脱いだ千秋は一緒に湯船にはいるにちがいない笑とか
いろいろ妄想は膨らむんですが妄想に文章がついてゆかないという…

おめよごし失礼しました
もし続き書いてくれる職人さんがいたら泣いて喜ぶ…なんていう甘ったれですまそ
302名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 01:51:51 ID:knZmbNo+
恥らうのだめにきゅんきゅんしました
303名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 02:19:22 ID:ufpt3V27
よかったですよー!
風呂でそのまま最後まで…はないだろうけどw
その後の様子を妄想しただけで萌えまつ。
続き読みたい…
304名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 03:27:58 ID:bhLPZzzU
いんじゃないかちら、このくらいまで書いてくれれば。
と個人的には思う。
でもぜひ続きを・・・。
305名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 03:35:19 ID:iD2Vev58
流れに便乗して。。結局エロなしで初夜ならずという感じです。
リサイタル以降派ですが、初夜バリエーションの一つとでも思っていただければ。

 * * *

城でのパーティがお開きになって、のだめが部屋に戻ってきた。
オレは一足先に帰ってくつろいでいたところだが、
のだめはまだ余韻に浸っているようで、半分夢の中にいるような表情だ。

「あの、先輩、のだめお願いがあるんですけど」
「断る」
「ぎゃぼ!まだ言ってないですヨ!!」
「モーツァルトならもうやだ。帰ってから自分で読めよ」
「うう…。それも読んで欲しいですケド〜。そうじゃなくて」
「なんだよ」

「のだめ初めてなので、やさしくしてくださいネ」

オレは飲んでいたワインを盛大に噴いた。


 * * *
3062:2007/01/21(日) 03:37:07 ID:iD2Vev58
あれは忘れもしないノエルの夕暮れ時、あの時オレはようやく悟った。
こいつに世間一般の常識は通用しない。
いや、そんなことはとうの昔からわかっている。
でも、こいつを自分の恋人として受け入れた…というか諦めたばかりのころは
まだオレはありきたりな恋愛のカタチにとらわれていた。

たとえば…、会えない日は声を聞きたくて用もないのに電話してしまうものだとか、
クリスマスは恋人同士で甘い夜を過ごすものだとか。
あとは――
1,2ヶ月…いや、人によっては何日かすれば、
自然とお互いに体を重ねたくなるものだとか……?

そういう感覚をこいつだって(変態と言えども一応女なんだから)
持ち合わせているはず…と思ったオレがどうかしていた。
恋人になったからって、のだめはのだめだ。
普通の女じゃないこいつと普通の恋愛なんてありえない。
オレのつまらない固定概念は、あの日ポン・ヌフで宙に舞い石畳に砕け散った。
考えてみればオレだって四六時中いちゃいちゃベタベタするタイプでもないんだし、
今までどおりに、オレたちらしく付き合っていけばそれでいい。
深い仲になるのは……まあそのうち、奇跡でも起きればそんな機会もあるだろう。

で、オレたちは熟年夫婦のように一緒にメシを食い、
中学生カップルのように時々手をつないで歩く、実に清らかな付き合いをしてきた。
こいつはいつもマイペースで、いまだに何考えてるのか読めない時もあるけど、
オレはこいつのピアノを毎日聴いていれば満ち足りた気分になれたし、
あとは、他の男がこいつにベタベタ触らなければ、それで満足だ。

それなのに……


「じゃ、のだめシャワーを浴びてきますので、待っててくだサイね♪」


ほんとに読めねぇ。こいつだけは――


「……えぇ!?」
オレは数秒固まっていたらしい。
かろうじて出てきた裏返った声は、のだめには届かなかった。
ドアの向こうからは水音と脳天気な鼻歌が返ってくるばかり…。

……うそだろ!?


3073:2007/01/21(日) 03:38:26 ID:iD2Vev58
 * * *

……まず、落ち着こう。
タバコに火を付け、テラスに出て外の空気にあたる。
ヤバい。なにから考えればいいのかわかんねー…

……欲しくないわけじゃ、ない。
もっとしっかり自分のものにしてしまいたいと思うことだってある。
さっきも…庭でキスした時は、唇の柔らかさとか、睫毛が小さく震えていたのとか、
手のひらから伝わる体温が上がっていったのとか……全部、かわいいと思った。
だけど昨日のことが頭をよぎってすぐにブレーキがかかった。
昨夜、ベッドの上に正座でオレを待っていたのだめを見て、
不覚にも、一瞬『まさか!?』と思ってしまったが、
結局は仲良く一つのベッドで色気とは無縁の読書をするはめになった。
あいつの頭の中がモーツァルトでいっぱいいっぱいなことぐらい、わかってたのに……。
オレは、途中で眠ってしまったのだめの安心しきった寝顔を見て、あらためて決意を固めた。
セオリー通りの展開は期待しない。
それが変態の森で生きていくための秘訣だ。

…だけど、忘れてた。
なにが起こるか予想できないのも、変態の森だった。

のだめがシャワールームから出てきたら、どうすればいい?
まさかこんなに突然この時がやってくるなんて。
今夜、これから…あいつと――?

思わずシャワールームのドアを振り返る。
シャワーの音は、まだ聞こえている。
……ていうか、長いな。
そう言えばさっきまでの鼻歌は聞こえない。
そんな真剣に磨き上げてるのか? にしたって長すぎるだろ。
さすがに……心配になってきた。
ドアの前まで来て、しばし迷う――
とりあえず、声かけるか。

「…のだめ?お前、どうかしたか?」
「ふぎゃっ!だいじょぶデス。もう出ます!」
……?
なにしてたんだ?

3084:2007/01/21(日) 03:39:53 ID:iD2Vev58

「お待たせしました〜。ほわあ…」
シャワールームから出てきたのだめは、すっかりのぼせている様子だった。
昨夜と同じネグリジェの広めに開いた胸元がほてって色っぽくて……。
う…、目のやり場が……いや、見てもいいんだよな…って、そうじゃなくて!

「お前、大丈夫か?ふらついてるぞ…」
支えようと肩に手をのばした途端――

「ムキャ―――!!」
……ものすごい奇声をあげられた。


「ぎゃ、ぎゃぼ……」
なんだ? このリアクション…
「お前…」
ひょっとして、ちょっとわかりにくいけど――
「えーと…もしかして、緊張してる…?」
「はう、だから初めてだって言ったじゃないデスか!」
……自分から言い出しておいて逆ギレかよ。

「…あの、やさしく…してくれマスよね?
 いつものDVみたいなのはナシでお願いしマス」
「…オイ、人をなんだと――」
つっこみ終わる前に、気が抜けた。

誰だ?こいつを変態だの普通の女じゃないだの言ってたのは……
今目の前にいるのだめは、真っ赤な顔してうつむいて、ごく普通の女の子に見えた。
緊張のあまり、ネグリジェの裾をつかんだまま硬直している。
普段ののだめからは想像も出来ないくらい不安げな顔で…。

「先輩、のだめどうしたらいいのかわからないんですケド…」
そんなの、オレだってわからない。
変態の森で人間の女に出会った時の対処法なんて。

まいった……。


けど、ここはとりあえず、変態の森の作法に従って――
本能にまかせて、抱きしめることにした。

「むきゃっ、先輩そんなイキナリ!のだめまだココロの準備が…」
ばーか。それはこっちのセリフなんだよ。
薄い布越しにのだめの心臓が破裂しそうに飛び跳ねているのが伝わってくる。
けど、それは――
「ふあ……? 先輩の心臓もばくばくしてマス」

「昨日海を見てから胸が高鳴りっぱなしなんだよ」
「……しんいちくん、目…そらしてませんか?」
「うるせ…」
「のだめ、もう死んじゃいそうデスよ。心臓壊れマス」
「……うん」
オレも同じだ。こんな自分は初めてで、どうしていいのかわからない。

「真一くん、大好きデス……」
「……うん」
それも、同じ。

3095:2007/01/21(日) 03:40:47 ID:iD2Vev58
「のだめ」
「は、ハイ」
「あのさ……モーツァルトの書簡集、読んでやろうか」
「え? なんで…さっき先輩やだって……」
「なんか、そういう気分。またお前が寝るまで読んでやるよ」
そう言うと、顔を上げたのだめは、コロッと表情を変えうれしそうに笑った。

ったく……お前、それ反則。


気がついたら、森の出口はとっくに見えなくなってる。
いつのまにこんな奥まで入り込んでいたのか……
まあ、今さら出口を探そうとも思わないけどな。



 * * *

「……九月十日 ヴィーン」
「あ!のだめの…」
「誕生日。だな」
「ふおお、さすが彼氏デスね〜v」

……調子のいいやつ。
さっきまであんなにガチガチだったくせに。

「のだめ。パリに帰ったら…」
「?」
「さっきの続き、な」
「………!!!」


――明日、パリに帰ったら。
心の準備期間には、十分だろ。



---------------
以上です。
>>260さんのおっしゃるような「なかなか体の関係に踏み込めない状態」からの
踏み込み方を私なりに想像した結果なのですが…おあずけになりましたorz
まあ、旅先じゃ用意するものもしてなかっただろうってことで…
それでは、エロなしでの投下で大変失礼しました。
310名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 04:07:44 ID:5nxhFLWN
GJ!いい!なんかこういうの続くのもたまにいいね!なんか清らかになってきちゃったなあ。
でもお願い。
続き書いて下さい〜。リレーでも良いけど、出来たら同じ人の同じ文体がいいなあ。
2人の神様。お願いしまつ。
311名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 08:07:02 ID:KOB1dJu8
続き欲しい!
お願いします
312260:2007/01/21(日) 08:10:16 ID:ufpt3V27
305さん!ふぉ〜GJGJ!
自分が妄想してたのは、まさにこんな感じ。
帰ってからの二人の「続き」…もぜひ読みたいです。
帰宅したその日にはまた出来ず、数日後…って感じですかねw
ターニャにいろいろ突っ込まれて、焦るのだめとか?

ぜひ書いてくださーい!
313:2007/01/21(日) 10:34:52 ID:0UH7UOoP
GJくれたかたありがとうございました!
職人なんて、神なんてとんでもない、未熟ものですが、楽しんでいただけてうれしいです。

そして誤字がありました…
×はずしながら
○はずかしながら

です…

350さん楽しませてもらいました!
原作っぽくて素敵です!
初夜は初夜でも人によって色んなパターンが想像できるんだなーと
おもしろかったです。

それじゃあ名無しに戻ります。
続き、もしよければリレーにでもしてくださいwww
314305:2007/01/21(日) 15:21:44 ID:iD2Vev58
服も脱がない甘っちょろい作品を容認して頂いて感謝です(つД`)
昨夜投下してすぐ寝たんですが、めっちゃ叩かれてる夢を見ました…小心者。。
やっぱ続きのエロまで書かなきゃ未完成だよなあとは思うんですが、
自分すごい遅筆なので、ていうかそれ以前にエロが書けるテクがないのでorz
いつかお目にかけられたら、と思います。がんばって修行します。

>>293さま勝手に便乗して申し訳ありませんでした。。
冷静に考えたらのだめの風呂が長いあたりかぶってるし!
続きがぜひ読みたいです!と言いたいトコロですが、
それ言われるとつらいの今すごくわかるのでw

それでは、また読み手に戻ります( ・∀・)ノ
ありがとうございました。
315トラコ:2007/01/21(日) 22:01:40 ID:JnKcbnTL
場違いかとは思いますが、タイミングを逃して投下できずにいたものです。よかったら読んでください。

(1)
――年末。
この街も新たな年の幕開けに向け、どこかそわそわしている。
「年末特別警戒中!空き巣にはご注意を」
パトロール中の警官が呼び掛けていた。
千秋も年越しの買い物を終え、家に着いた。今日は夜中からのだめと一緒に初日の出を見にいく約束だ。のだめの希望(?)でもあった待ち合わせデート…めんどくさがる素振りを見せつつ、千秋も実は楽しみにしていた。
(…先にシャワーでもあびとくか)
千秋はシャツをその場で脱ぎ捨て、バスルームに入った。
――ジャアアアアア――――――            2へ
316トラコ:2007/01/21(日) 22:05:03 ID:JnKcbnTL
(2)

(あいつとこんなとこで初日の出を見るなんてな…) 千秋は今年一年の、たくさんの出来事を振り返っていた、その時…
――ガタガタッ!ガターンッ!!!!―「な、なな、なんだ!?」(もしかして、空き巣!?…だとしたら俺、ヤバくない!?)
千秋の心拍数急上昇。
(あ〜もうここまできたら、やけくそだ!)
―バターンッ!!!――――― 千秋はバスルームのドアを勢い良く開け放った。
もちろん全裸で。
317トラコ:2007/01/21(日) 22:11:59 ID:JnKcbnTL
(3)

「……。」
そこに居たのは紛れもない、変体の森の住人…
「のだめ!何してんだーっ!!!」
――バシィーッ!!!!――――
「ギャぼーっ!!!」
のだめがひさしぶりに部屋の端から端まですっ飛ぶ。
「約束は夜の11:30だろ!今まだ昼だろが!勝手に人の部屋に入り込んで何してたんだっ?!」
「――だって、先輩が引っ越してから……」
潤んだ目でこちらを見つめるのだめ。
(どきっ…)
「…シャツを盗む機会が減ったんデスよ〜っ!」
「日本へ帰れーっ!!!」

終わりです。ありがとうございました。
318お洗濯:2007/01/21(日) 22:24:37 ID:s9obDcZ7
キラクターブック3ページ目のしゃぼん玉飛ばすのだめを元に作りました。
携帯からなので、誤字脱字などあるかもですが…。


319お洗濯:2007/01/21(日) 22:26:45 ID:s9obDcZ7
(遅い…)
千秋は何本目かの煙草を灰皿に押し付け、のだめの部屋へ向かった。
今日はのだめの休日。久しぶりにでかけようと決めていたのに、のだめは一向に現れないのだ。

チャイムを鳴らすが応答はない。ドアノブに手をかけると、鍵はかかっていないようだ。
(まだ寝てるのか…。いや、鍵は開いてるし…)
「おい、入るぞ」
一声かけてドアを開けた。
「な…おまえ、何やってるんだ!」

のだめは、ノースリーブにお揃いのショートパンツ姿で床に座り込んでいる。
「ぎゃぼ!なんデスか急に」
「お、おまえこそなんだよ。その格好は」
「むきゃ…。洗濯物が溜まってて、着る物がないんデス」
「せ、洗濯ならうちでやればいいだろ!」
「朝行ったんデスけど、先輩まだ寝てて。うるさいかと思って…」
「…と、とにかくうちで洗ってやるからこっちに貸せ!」
「の、のだめ自分で持って行きますよ!」
「い、いい!そんな格好でうろつくな!」
千秋は、のだめの手元にあった洗濯物を抱え、自室に戻り、洗濯の終わったものは乾燥機、途中のものは洗濯機に放り込み、のだめの部屋に向かう。手には、のだめが置いて行ったのだめの服(千秋洗濯済み)を抱えている。

「おまえ、今度は何を…」
ドアを開けた千秋は再び絶句している。のだめはびしょぬれになっているのだ。
「洗面機の水を捨てようと思ったら手が滑って…」
「まったく…。とりあえずコレを着とけ!」
溜息をつきながらも千秋は服を差し出し、のだめにわたそうとしていた…が…のだめの姿を間近で見て、動きが止まる。

のだめのキャミソールは水に濡れて、素肌にぴったりと張り付いている。コットンのキャミソールの下には何も付けていないから、のだめのふっくらとした胸は、色も形もあらわになっていた。
「先輩、どしたんですか?」
怪訝そうなのだめだったが、千秋の視線が胸元で止まっている事に気付き、自分も胸元を見た。
「ムギャ!!」
慌てて胸元を隠しながら、千秋から服を奪おうとする。千秋はそれをかわすと、濡れたキャミソールの上からのだめのふくらみに手を伸ばした。
「冷たいな…」
「そ、そですヨ…。だから、早く着替えないと…」
「手伝ってやるよ」
「い、いいデス…のだめ自分で…あっ!」
千秋はのだめの服をベッドに放り投げ、両手で左右の胸をもてあそびはじめる。


320お洗濯:2007/01/21(日) 22:29:33 ID:s9obDcZ7
「やだ…あん」
濡れた服ごしに感じる千秋の手は熱く、大きなふくらみをつかんでは離し、時折先端を刺激する。
敏感な突起はすぐに主張をはじめ、硬くとがりはじめる。のだめも、目を閉じ甘い吐息をもらしている。
手を離してみると、透けた布をピンク色の突起が押し上げていた。
(すご…)
千秋は、自分の欲情が高まっていくのを感じていた。
その時。
くしゅん!
のだめがくしゃみをしたのだ。
「早く、脱がないとだったな…」
「ち、違いますよヨ。着替えデス!」
「…どっちにしろ、まだ洗濯終わらないだろ」
「で、でも、先輩が持ってきてくれたのが…」
「ああ、あれか?でも、下着はないぞ?」
「ぎゃぼ…」
青くなるのだめをベッドへ誘う。

自分はベッドに腰掛け、のだめは立たせたままでキャミソールを脱がせていく。素肌に張り付いた布がはなれると、大きな胸がプルンと揺れた。
千秋は目の前のその部分を口に含む。
「あっ、ん」
のだめの甘い声と膨らみを味わいつつ、ショートパンツに手をのばす。
「あっ…」
「えっ?」
二人同時に声が上がる。
千秋は思わずのだめの顔を見上げた。
「おまえ…この下、何もつけてないのか…?」
「そ、そデスよ…」
のだめは真っ赤になっている。
予想外の展開に内心ドキドキしつつ、千秋は止まっていた指をさらに滑りこませた。


321お洗濯:2007/01/21(日) 22:32:52 ID:s9obDcZ7
くちゅ…
「んっ…」
すでにその部分は潤っている。ゆっくり指を前後させ、蜜をすくいとり、突起になでつけ円を描くようにしていく。

「ひゃ、ああん」
千秋の指が動くたび、水音と甘い声が響く。
くぷ…
さらにうるみを増した部分に指を差し入れ、中を掻き交ぜ、時折親指で突起を押し上げる。

ぐちゅぐちゅという音と共に、千秋の掌は蜜で一杯になっていた。のだめは千秋の肩に手を置き、必死に身体を支えている。
そんなのだめをかかえあげ、ベッドに仰向けにし、ショートパンツを剥ぎ取る。
「やっ、まっ…」
のだめが抵抗を見せるが、構わずに足を割開いた。
「やっ、いゃあ…」
のだめは両手で顔を覆っている。
そう、こんなに明るい部屋で身体をさらすことは、今までなかったのだ。

午前の明るい光りの中で、千秋の前に隠しようもなく全てをさらけだしているのだめは、全身を羞恥で赤く染め、震えている。
「かわいい…」
千秋は屈み込み、さらにその部分を指で開く…
「やっ、だめぇ」
のだめの震える声と同時に、トロリと新たな蜜がシーツに滴り落ちる。そこは、白い内股の奥で、赤く色づき蜜で光っている。
千秋はその部分に舌を伸ばした。
「ひゃう!あっ、ああ、ああん、はぁ、」
のだめの声が艶をおび、息が荒くなる。千秋はピチャピチャと音を立てながら、敏感な突起を、入口を、ひだを舐めていく。蜜を溢れさせた入口に指を差し入れ、出し入れする。千秋が長い指を奥まで差し入れ、突き立てると、のだめがびくりと身体を反らせる。
「やっ、はぁん、うっ、ああ…」
のだめの声にあわせ、千秋は指の動きを早め、舌で突起を揺らす。
「あっ、あぁぁ!あっ…」
じゅぷじゅぷという激しい水音と共にのだめの声が一際高くなり、千秋の指をびくびくと締め付けた。


322お洗濯:2007/01/21(日) 22:35:43 ID:s9obDcZ7
荒い息遣いをしているのだめに口づけ、自分も衣服を脱いでから千秋はハッとした。

ここはのだめの部屋。いつもの場所にゴムがあるはずもない。
「先輩、どしたんですか?」
動きの止まった千秋をのだめが見詰めている。
「…おまえ、持ってないよな…」
「何が、デスか?」
「…いや、あの…」
口ごもる千秋にのだめはハッとして、顔を赤くし
「持ってマセンよ…」
とつぶやくと、起き上がり、今度は千秋の側で屈み込む。
「ちょっ、まて…」
「お返し、デス」
すでに硬く反り返るモノをのだめは口に含んだ。

先端を舌でなぞり、チロチロとなめていたかと思うと、ぐっとくわえ込み、顔を上下させる。口に入らない部分は手で握り、そこも上下させる。
口でしてもらうのは初めてではないが、明るい部屋でのだめの身体が揺れている姿を見るのは初めてで、そのことが千秋の欲情を高めていく。

「んっ、むふぅ…」
のだめは激しく顔を上下させ、刺激を続ける。
「っ!くぅ…、ま…て…」
千秋は自身が限界に近づいている事を感じ、慌ててのだめの口から自身を引き抜く。

「あっ…」
千秋が引き抜くのと同時に、白い液がほとばしり、のだめの頬や胸元に飛び散った。
「ご、ごめ…」
千秋は慌てて、側にあったタオルで拭ってやる。
「いっぱい出ましたね」
「バカ…おまえ!」
のだめの発言に、千秋は赤くなっている。
「…おまえの部屋のシャワー貸せ!」
「ハイ…」
「タオルはあるのか?」
「それはダイジョブです。この前ヨーコが送って…あっ!そだ!!」
のだめは椅子にかけてあるカーディガンを羽織り、チェストを開け、何か探している。
「あっ!あった」
嬉しそうに千秋を見たのだめは小さな包みを持っている。
「この前、峰くんが送ってきたんデスヨ」
のだめが包みをベッドの上でばらまく。

323お洗濯:2007/01/21(日) 22:37:36 ID:s9obDcZ7
そこには、色々な種類のゴムが…。
「マンネリ防止だそうですヨ。光るのとか匂いつきとか、あるみたいデス。これにしますか?」
さっきまでの恥じらいはどこにやったのか、のだめは小さな包みをつまんだ。
「あいつ、また…。それに、マンネリって、別に…」
そうは言ってみるが、興味がないわけでもなく、身体も素直に反応する。
のだめは目ざとく見つけると、そっと手を這わせてくる。
のだめの手の中で再び硬さを取り戻した自身にかぶせるため、袋をやぶる。
「あ…」
二人の目に飛び込んだそれは、黒く色が付いている。
一瞬躊躇したが、自身に被せていく。
「なんだか…すごいデス…」
「バカ!おまえ!そんなに見るな!!」
「むきゃ!さっきのだめが嫌って言ったときは無理矢理したくせに!」
「うるさい!」
のだめのカーディガンを剥ぎ取り、身体を突き飛ばすように仰向けにした。
そして、まだ潤いの残る部分に自身を押し込む。
「あっ、そんないきなり…」
のだめの訴えを無視して、千秋は突き上げを開始する。ほんの少し前まで千秋の愛撫を受けていたのだめは、すぐに甘い声を漏らした。
千秋は思い付いたように、のだめの足首を掴み高く持ち上げた。
「ひゃ!先輩、何…」
普段と違う体制にのだめは慌てている。
「のだめ…」
「なん…デスか…」
「…繋がってる所、まる見え…」
「やだ、真一くん…ヒドイ…デス。やめっ、あん!あっ!」
ぐちゅぐちゅといやらしい音がして、千秋を飲み込んでいる部分を見られているなんて…。
のだめは羞恥と快感で、逃げ出したいようなたまらない気持ちになっていた。
けれど、千秋は動きを止めず、更にのだめの身体を起こし、後ろから抱きすくめるようにした。
そして…。
「のだめ、目を開けて…」
「え…?」
のだめがうっすら目を開けた。
324お洗濯:2007/01/21(日) 22:39:58 ID:s9obDcZ7
「やっ!やだ…」
「ほら、つながってる…」
「やっ、やん」
クローゼットに付けられた鏡にはつながった千秋とのだめが映っている。
千秋は恥ずかしがって身体をくねらせるのだめにしっかりと腕をまわし、突き上げを続ける。
「やっ、もう、ぁあんっ」
熱く、蜜を溢れさせ、次第に身体を支えられなくなり、崩れそうになるのだめをそのままうつぶせにし、千秋は動きを強めていく。

「あっ、ああん!はぁ!」
のだめの吐息と、千秋が動くたびに起こる水音。
千秋の動きも、それにあわせて加速していく。
「あっ!あぁ!のだめ…もぅ…、はぁ、あああああっ」
「っ、くっ…」
のだめのしめつけと共に、千秋も自身を開放した。

荒い息遣いをがおさまると、のだめはぷいと横を向いた。
「もう、先輩…カズオです」
「ははは、ごめん。でも…」
「でも、何デスか?」
「ちゃんと感じてるみたいだし、いいかなと思って」
「むきゃー!そこがカズオなんですよ!」
「まぁ、今度こそシャワーだ」
「のだめ一人で使いマス」
千秋はふくれているのだめを抱きかかえ、バスルームへ向かう。
(マンネリとか、あるのか…)
いつもいつも、新鮮な驚きを与えてくれるのだめを見て、千秋は思っていた。


そして…再び二人はベッドの上にいた。
「先輩、洗濯もう、終わってマスよね…」
「うん…」
「どこか、出掛けますか?」
「とりあえず、メシか…」
「そデスね… 」
日は、すでに高く昇っている。
今回の休日もこうして終わっていくのかと、千秋は軽くため息をつくのだった。


END
325名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 22:45:19 ID:s9obDcZ7
以上です。
ネタがまとまったし、携帯から投下してる方もいたので、携帯で投下にチャレンジしてみました!

では〜。
326名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 22:46:24 ID:JqU6pjZC
すてきえろでしたーGJ
327名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 22:48:19 ID:wnBsq9im
あへー!
リアルタイムGJ!
328名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 00:05:17 ID:VzdN9035
キタ━(゚∀゚)━!!
329のだめと楽器:2007/01/22(月) 03:04:40 ID:HZTVnXnG
初めて投稿です。エロありシリアスもの?、のだめ初体験ものです。最初はのだめ目線、後半は千秋目線。

あハア、なんか今になって恥ずかしさが込み上げてきた。
昨日の夜初めての先輩と一緒になった。先輩はびっくりするほど優しく、
丁寧に扱ってくれた。ほんの一時間前、裸で一緒のベッドに抱き合って
いた時には、羞恥心なんて微塵もなかったのに、
一人になったとたん、行為に自分が追いついていないことを感じ
焦ってきた。 気持ちを振り払うようにピアノを弾く。
タターン、だめだ、逆効果だ。
ピアノを引く指が千秋の愛撫を思い起こさせる。 
ピアニッシモに弾いてもフォルテでひいても体に指が絡みついてくる。
千秋の恍惚とした表情は指揮をしている時とは違う。
それでも彼は私を奏でようと必死だった。
体中を唇が這い、指が、のだめのすべてを知り尽くそうとする。
いま自分のピアノを引いている指も千秋の生身の体にすがり続けていた。 
そのとき自分も千秋と溶けてしまいたいと願ったのは
正直な気持ちだった。
 
「いい?」と聞かれ、無言で頷いた。
不意に両足が不自然に開かされ男の体が入り込む、
この未知の感覚にまず圧迫感を感じる。
そして千秋が突いて来る。優しくしていても、初めてなのだから
当然入らない。力を持って突いて来る。痛い。 自分も力を入れてしまう。
さっきまでの夢から覚めさせられるような痛さ。二人とも必死。
「痛い!」
思わず声を上げてしまう。不意に先輩が動きを止める。
もしかして
「終わったの?」
と聞いてみる。先輩は首を振る。
「焦らなくていいから、又リラックスした時にやってみよう。」
といって千秋は静かにのだめの胸に頭を埋め目を閉じた。 
体の芯が中途半端に熱せられているのを感じながら千秋の頭をなでる。
自分の上げた声のせい? 
千秋の自分を大事にしてくれる気持ちが嬉しかった。
千秋のパソコンでみたエロサイトにはそんな優しい人はいなかった。 
なにより先輩とこうなるのを夢に見ていたのは自分のはずなのだ。 
330のだめと楽器-2:2007/01/22(月) 03:08:03 ID:HZTVnXnG

「先輩、も一度やってみて、のだめがんばってみる。」
と言って自分から軽く口付けしてみる。
柔らかく触れたくちびるが感じやすくなっている。 
もとより不完全燃焼の千秋は確かめるように、のだめの顔を覗き込む。
軽い口付けでは許さず、舌が絡みだす。息ができない。
千秋のキスは下方へとおりてゆき、尖った乳首を弄び、
さらに下腹部へと進んだ。のだめの花弁を開き口寄せる。
舌がさっき鈍痛を感じたところを這う。中に入ったり出たりする。
頭の中は真っ白だ。
「ああっ、先輩お願い、もうだめ」、
その声を合図に千秋はまた彼の張り切ったもので鈍痛を与え始める。
痛い痛い痛い。声にしなくても、顔が歪んでいる筈だ。
けれど千秋は今度は待たなかった。丁寧、極力痛みを与えないように、
けれど突き続けた。のだめは千秋が入ってきたのを感じた。
一つになったあとは千秋は動かず、しばらく、のだめに形を覚えさせ、
そっと引き抜いた。 
腹に千秋の生暖かい液体を感じながら、抱き合い、
けだるく心地よい眠りへと落ちてしまった。
331のだめと楽器-3:2007/01/22(月) 03:11:20 ID:HZTVnXnG
朝はエリーゼからの電話で起こされ、千秋は余韻を楽しむ間もなく、
朝食も取らずに出て行った。溶けるようなキスをして。
こんな日に呼び出しがかかるなんて。仕事が入るのは嬉しいけれど、
間の悪いときもあるのだ。 
ありがたいことに、エリーゼも とっとと仕事からの解放を願っていた。
今週末はじじいをどっかの温泉所に行かせたらしい。
緊急の仕事のサインだけさせられ書類に目を通し、3時間後には放免となった。
早くのだめの元に戻りたかった。頭の中は今は仕事よりも、のだめだった。
アパートに戻るとのだめの部屋からピアノが聞こえてきた。 
何弾いているんだ? モーツアルトの「レクイエム」?! 
千秋の心は凍り付いてしまった。 しかものっそりと弾いている。
どうしたんだ? とても愛を交し合ったばかりの恋人たちの奏でる演奏
とは思えない。ドアは開いている。
「のだめ!」
ピアノの前にはうろたえた表情ののだめがいた。
「やけに重い曲弾いているな」
後ろから抱きしめる。
「あっ、そうですよね、もっと明るい曲、春?」
昔、峰の伴奏で見晴らすかぎりのお花畑を広げた曲。しかし弾き出した物は
稲妻なんてものではなく、ひょうの降る花畑と化していた。
「お前どうしたんだ。」
と聞きながらも、答えはわかっている。 昨日の初体験がピアノに端的に
出てしまったのだ。 こんなことではプロのピアニストにはなれない。
思わず座り込んでしまった。
332のだめと楽器-4:2007/01/22(月) 03:15:23 ID:HZTVnXnG
「先輩?」
座っている俺の膝に乗ってきた。ちょっとほっとする。
この様子では指一本触れないでくれと言われる事も覚悟していた。
「心配させてごめんなさい。一人になってから、急に恥ずかしくなっちゃって……」
のだめはうつむいてしまう。
「恥ずかしいことじゃないだろう、自然なことだろ、男がいて女がいて
愛し合う。そこからもいろんな音楽が生まれている。」 
うん、とのだめが頷く。
「けど先輩、のだめ、あれは、ものすごく気持ちの良いものだと
思っていたんです。あんなに苦しい思いをしないといけないとは
思わなかったんです。べトベンもモツアルトもあんなつらいこと、
いっぱいの女の人にして、そこから美しい曲書くなんて、わからなくなりました。」
まあ痛かったのはお前のほうだけだろうけどな。
遠まわしに俺は下手だといわれてるんだろうか? 
そこに傷つくのは置いておいて、まずはこいつのケアだ。 
「のだめ、肉体の愛も受け入れないと、ほとんどの作曲家を理解するのは
難しいぞ。みんな自然に愛し合い、セックスをし、心と肉体で喜びを得たり、
悲しみを得て芸術へと昇華させている、それが特別な出来事ではなく誰しもが
共感できるトピックだから愛される作品となる。どこかでみんな具体的には
わからなくても感じているんだよ。」
柄にもなく愛について語ってしまった。
「よく楽器を女性の体にたとえる話を聞くだろ? 菊池なんか見てみろ、
チェロを抱いているか、女を抱いているかどっちかだろ、女性をあれだけ
愛しているからチェロを愛おしく思い最高の音を奏でている。」
話している俺も少し混乱しているが、とりあえずのだめは納得してきた。
「ふぉー、先輩、愛について語るなんて予想外です。」
俺だって予想外だ。変態め。
333のだめと楽器-5:2007/01/22(月) 03:19:35 ID:HZTVnXnG
「ともあれ、何かあったことをネガティブに演奏に出すなんて論外だ。
黒木君を見ろよ、(お前は知らないけれど)女に振られて、コンクールに失敗しても、
その経験を自分に残して進化した演奏をしたじゃないか?」
「へっ?黒木君にそんなことがあったんですか? 彼の場合はオーボエですから
素晴らしくキスが上手いんでしょうかね?」
「うっ、ううん、どうだろう、あれだけ使っているから唇は不感症かもしれない。」
ちょっと苦しいけれど、牽制しておこう。のだめが首に手を回してくる。
「真一くん、だいすき。」
俺の理性も飛んでしまった。俺も夢中で押し倒したかったが、如何せん、
のだめの部屋は散らかりすぎて、倒すスペースがなかった。
「昼飯買ってきたから、俺の部屋で食うか?」
のだめは色々ありすぎて、朝から何も食べていない事に気づいた。
「ぎゃぼーん、先輩、食欲は大人の女になっても変わりません。」
大人の女って…….。
「その後はまた、“練習”だぞ、誰が聞いても今愛し合ったばかりです、
なんて事がわかる演奏をされてたまるか。」
「うをっほ、けど先輩よく、昨日のことが演奏に響いていること、
すぐにわかりましたね。」
「それは、誰だって、最初は、俺も童貞….っつ、 なんでもない。 
お前は、分かり易いんだよ。」
のだめは何か聞きたそうだったが、食い物に釣られて、質問を押し殺した。
馬鹿なやつ、二回目だってまだ痛いだろうけどな。我慢しろよ。

END

334名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 11:22:18 ID:dH/INe4E
>>325
GJ(゚∀゚)
なんか「また窓全開で丸聞こえなんじゃ…」まで想像できる感じですた。
335325です:2007/01/22(月) 12:44:39 ID:us+eBsbd
皆さま、レスありがdです。
どうしても携帯で打つのが面倒で流れが淡泊になってまい、自分で読み返して、やっぱりここはもっとネットリしつこくすればと後悔する点もあったのでほっとしました!
336名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 15:01:01 ID:CuHXHfE0
>>325
GJ。のだめの部屋でって言うのが新鮮でしたw
337名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 17:55:41 ID:Pi82ccsM
職人の方々、GJ!
本誌再開までが長い日々、萌えをありがとう!
338名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 18:12:40 ID:bgddKbag
kiss今月号のアニメ紹介
のだめの服装がエロいw
339名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 18:32:47 ID:us+eBsbd
>338
確かに。そして魔法の効かない千秋に萌え。
340名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 18:50:04 ID:KEzyDe7X
職人さんラッシュ乙。
萌えました。お疲れ様です。

誰かのだめを縛ったり目隠ししたりなSS書いてーとリクしてみる
341名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 19:28:09 ID:Pi82ccsM
>>340
目隠しも縛るやつも今までにあったよ。
たしか前スレとその前のスレだったかな。
342名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 19:57:10 ID:us+eBsbd
拘束程度のしばりなら確か前スレに。
千秋の動機付けが必要だし、あんまり酷いことはしないだろな…というのもあって、ハードな感じにはなりにくいですね。
343名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 20:39:06 ID:SwpjFU7U
>>329が華麗にスルーされてるのがカワイソス。
でも面白くなかったから仕方ナスwww
344名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 21:07:56 ID:+tm6IXKt
>>329ののだめは、のだめと言う名の別キャラだからな
345名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 22:17:34 ID:96T+uEeR
>>392ってまさかネトヲチ板の哀弗「不穏様」か?
ニセモノってぷりといい、文章の目の滑り加減や会話が成り立っていない辺りが
そっくりなんだが。
346名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 22:18:47 ID:96T+uEeR
すまん
>>392でなくて>>329な。orz
347名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 22:20:58 ID:96T+uEeR
×ニセモノってぷり
〇ニセモノっぷり

ボボンになってる…orz ケーブルで首吊ってくる。
348340:2007/01/22(月) 22:57:29 ID:KEzyDe7X
>341
>342
トンクス。
結構飛ばして読んでたから見逃したかも。
千秋目隠しはみたような。
349名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 12:22:29 ID:0IFHt44g
のだめ縛られてましたか?
投下した本人もうろ覚え。

需要あるなら千秋妄想編にしてつくってみよかな
350名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 12:28:37 ID:7nuzool1
最近自慰モノも少ないよね
電話も良いし、自慰→見つかる→エチ の流れも好き
351名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 15:54:05 ID:NKZ9rd4q
>>349
ぜひ!お待ちしております
352名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 17:59:54 ID:dLiiiJmy
どなたかDAT落ちした部分の 「のだめ記憶喪失編」の保管場所を
ご存じの方いらっしゃいますか?
353名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 20:29:12 ID:IMLWYf7o
>>352
http://eroparolog.h.fc2.com/
ここで見れます
354352:2007/01/23(火) 21:05:13 ID:dLiiiJmy
>>353
添付有難うございます。
もう少し教えて頂ければ幸なのですが
この超長い小説のDAT落ち部分(1〜70数話)が
当方は出てこないのですが そちらは出てきますか? 
355名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 21:22:34 ID:vfN2Cr45
なんでもいいからカモン
356名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 22:05:45 ID:0IFHt44g
妄想が膨らまなくて…
357名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 22:09:21 ID:nv4xTZnL
>>354
保管庫を作った者ですが、見えないスレとレス範囲を教えて下さい。
358名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 22:30:58 ID:07Gx7Dz9
うちからは見えたけど。
3スレ目の678〜4スレ目50くらいですね。
359名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 22:37:58 ID:rzFyy6Tr
私も普通に見れるけど
360名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 22:45:26 ID:vfN2Cr45
やっぱり休載のせいなのか?!
みんな妄想してください!お待ちしております
妄想のお手伝いは出来ます
361352:2007/01/23(火) 23:18:20 ID:dLiiiJmy
>>357 >>358 >>359
お騒がせ致しました。
先程は3スレ目が途中からめくることが出来なかったのですが
只今めくることが出来ました。
有難うございます。
362名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 23:24:12 ID:nv4xTZnL
>>361
fc2サーバの調子が悪かったのかな
とりあえず何もしていませんが大丈夫そうですね
363名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 00:39:25 ID:dJ+JfEPl
リクにおこたえして。
短めですが。


「先輩っ!もう…許してくだサイ…」
のだめが涙声で訴えている。のだめは、目隠しをされたうえに後ろ手を縛られて、ただ顔を左右に降るだけだ。
何でこんなことになったのか…
千秋にははっきりと思い出せない。だが、目の前ののだめはいつもとは違うが…だからこそ、千秋の欲情をそそる。

千秋は、のだめの白い脚を強引に開き、のだめをあらわにする。
「やだっ!いやデス…!」
のだめが嫌がっている。なのに、千秋の動きは止まらない。目隠しをされ、千秋の動きが読めないのだめは、恐怖さえ感じてるいるようだ。
…その証拠に、いつもなら蜜が溢れている場所に潤いがない。
そう、いつもならこんな風にはしない。もっと優しく、労るように、のだめがより快感を得られるように、触れていくのだ。
けれど、今日は違った。
開いた場所が濡れていない事が分かっているのに、千秋はのだめに自身をあてがう。

のだめの身体がびくっと震えた。きっと、快感のためではないはずだ。
けれど、千秋は身を押し込んでいく。
「あぅ!いやっ…いや…デス…」
軋むような感覚がある。千秋はかまわず、動きを続ける。ただ、身体を左右に揺するしかないのだめの膝裏に腕をさし入れ、のだめの身体を折り畳んだ。

大きな手で、のだめの柔らかな乳房を激しくもみしだく…。
「あぅ、あっ、うう…」
のだめの声が苦痛だけを訴えているのか、快感をあらわしているのか。けれど、軋むようだったのだめの中が、少しずつ熱く潤って来ている気がする。

千秋は折り畳んだのだめの身体を、激しく突き上げていく。
「ぁあ!いやぁ…あ…」
千秋が深くのだめの奥をえぐるたび、のだめが悲鳴を上げる。
(なんでオレ、こんな事してるのに…)
千秋は、自分の快感を認めたくない…けれど…。



ガバッ!!
目覚めと同時に千秋は身体を起こした。
思わずまわりをみまわす。そして、大きなため息をついた。
(夢か…)
ソファーのまわりには楽譜が散らばり、灰皿には煙草が山になっていた。
そして、千秋自身も…。
自分の身体が反応している事に気付き、千秋は顔をあからめる。
(確かに、最近…けど、あんな夢…)
千秋は再びため息をついた。

最近、のだめは課題だとか室内楽の試験だとかで、あまり千秋と過ごしていない。いや…食事はしているが泊まっていかない…。
(だからって…)
千秋は気分転換を兼ねてバスルームに向かい、熱いシャワーを浴びていた。
夢の中とはいえ、のだめをあんな風に扱うなんて。
(いや、でも。あれが深層心理か?…どんな心理だよ…)
千秋の頭の中はぐるぐるまわっている。それなのに、千秋自身は鎮まらない…。

再びため息をつき、千秋は自身に手をのばす。
自分でするのは久しぶりだ。あのノエル以降はほとんどなかった行為…。
…千秋の手がゆっくりと前後に動く、と同時に、脳裏にはのだめの肢体が浮かぶ。
夢の中で、身体を拘束され震えていたのだめを無理矢理突き上げていた自分を思い出した。
と、同時に自身がピクリと反応する。
(深層心理かよ…)
自己嫌悪と快感が交錯する、千秋の心とは裏腹に動きは加速していく。

364名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 00:46:24 ID:dJ+JfEPl
ガバッ!!
目覚めと同時に千秋は身体を起こした。
思わずまわりをみまわし、大きなため息をついた。
(夢か…)
ソファーのまわりには楽譜が散らばり、灰皿には煙草が山になっていた。
そして、千秋自身も…。
自分の身体が反応している事に気付き、千秋は顔をあからめる。
(確かに、最近…けど、あんな夢…)
千秋は再びため息をついた。

最近、のだめは課題だとか室内楽の試験だとかで、あまり千秋と過ごしていない。いや…食事はしているが泊まっていかない…。
(だからって…)
千秋は気分転換を兼ねてバスルームに向かい、熱いシャワーを浴びていた。
夢の中とはいえ、のだめをあんな風に扱うなんて。
(いや、でも。あれが深層心理か?…どんな心理だよ…)
千秋の頭の中はぐるぐるまわっている。それなのに、千秋自身は鎮まらない…。
再びため息をつき、千秋は自身に手をのばす。
自分でするのは久しぶりだ。あのノエル以降はほとんどなかった行為…。
…千秋の手がゆっくりと前後に動く、と同時に、脳裏にはのだめの肢体が浮かぶ。
夢の中で、身体を拘束され震えていたのだめを無理矢理突き上げていた自分を思い出した。
と、同時に自身がピクリと反応する。
(深層心理かよ…)
自己嫌悪と快感が交錯する、千秋の心とは裏腹に動きは加速していく。

その時。
「千秋先輩!」
玄関が開き、のだめの声がした。びくっとして、千秋は手をはなした。
「せんぱ〜い、いないんデスか?」
のだめが探している。
「あ〜、お風呂ですね〜」
(やばい!)
千秋は焦っていた。のだめは変態の森の住人だ。
風呂に入っていようがなんだろうが、いや…そんな展開こそ喜ぶのだ。そして、案の定…。

「ちあきせんぱい〜」
のだめが楽しそうにそっとドアを開けた。
「むはぁ〜昼風呂…?むきゃ!!」
ドアを開けたのだめは、千秋自身に目をとめ、真っ赤になっている。
「…先輩、のだめより自分の手がお気に入りですか?」
のだめは不本意そうにそう言った。
「はぁ?」
「だって、のだめは隣にいるのに…自分で…」
「バカ!おまえっ!」
予想外なのだめの反応に、千秋はとんでもない所を見られたという羞恥心が薄れていた。

「…じゃあ、おまえはどうなんだよ!」
「な、何がデスか」
バスルームに引き込まれ、のだめが慌てている。
「…自分でするコト、ないのかよ」
「そ、それは…」
「どうなんだよ」
言いながら、千秋はシャワーで濡れていくのだめのワンピースの上から、胸をまさぐる。
365名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 00:50:19 ID:dJ+JfEPl
「のだめは…。で、でも、自分でしても…」
「自分でしても、何…?」
千秋が耳元で低く囁く。そして、耳たぶを甘がみし首筋を舌でなぞる。
「はぅぅ…!だって、自分で触っても…気持ち良く、ない、デス…」
途切れ途切れの震える声でのだめが言う。
「えっ?先輩!?はっ!ああ!」
千秋の指は濡れたワンピースの裾をまくり、のだめ自身に触れていた。
「濡れてる…」
「…やっ!だっ…て、先輩に触れられるの…ひさし…ぶ…ああっ!」
千秋の指が動くたび、のだめが甘い吐息をもらす。千秋は、それを確かめながら器用な指の動きを駆使して、のだめを追い詰めていく。
(…この方が、いいな)
夢の中ののだめを思い出し、あの時の行為を否定しながらも、今日の千秋は性急だった。
熱く蜜に溢れた場所から指をひきぬくと、ショーツを寄せ、のだめの方膝を上げさせた。
「っや!真一くん…まって…あぁ!」
のだめの訴えを聞かずに、千秋はぐいと自身を押し込んだ。
「はぁ!」
奥まで突き上げられ、のだめは身体をびくりと反らせる。
「こんな、ダメ…デ…ス」
のだめはワンピースをびしょ濡れにして、千秋の動きに翻弄されていた。
千秋の首に腕をまわし、細く高い悲鳴をあげている。千秋に濡れた衣服が絡み付き、もどかしい。

「はっ!あぁ!?」
千秋は自身をひきぬくと、今度はのだめを壁際に向かせ、ショーツを引き下げた。そして、腰を引き寄せると再び更に激しく突き上げる。
「っあ!はぁ!あぁん、ああ」
千秋の動きに合わせ、のだめの声も高く、激しくなっていく。
シャワーの音と、二人の結合部から起こる水音…のだめの甘い吐息がバスルームに響く。

「やっ!のだ…め、も…う…」
のだめがびくびくと震え、千秋をしめつける。痺れるような快感を感じながら、千秋は突き上げを強め、限界に達する直前で自身を引き抜いた。


「せんぱい、も、もういいデス」
バスタブにすわらされたのだめが顔を真っ赤にしている。
千秋のボディソープにまみれた手は、何度となくのだめ自身をさすり、時には指まで忍び込む。
その度に、のだめは息を荒くして快感に震えていた。
「…生だったし。よく洗っておかないと」
「そ、そうなんデスか…?はぅ!でも、もう…十分…あぁっ!」
(まぁ、のだめの周期から言って、まず大丈夫だろうな…)
千秋はそう思いつつも、すでに裸にしてしまったのだめを離しがたくて行為を続けていた。
(後で、大丈夫だって言っておかないとな…)
膨れっ面ののだめが思い浮かぶ。
(もう少し…)
千秋はバスタブに腰掛けているのだめの脚を開き、敏感な部分に舌を這わせていた。


End
366名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 01:02:40 ID:m9P2qpm2
寝落ち前にのぞいたら…
リアルで読めてしあわせですた。
この続きも読みたいでつ。
ぜひ。
367名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 01:18:57 ID:xqJMknxl
ふおおー!
やらしかー!GJ!
368名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 04:12:47 ID:/XWRvcjk
GJGJ!
369名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 04:37:40 ID:LRNmlOb5
早起きしてよかったGJ
370名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 05:46:14 ID:OMxU/si+
乙!救世主!
371名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 10:17:29 ID:18dhK4lw
GJデス!
覗いたのだめを引っ張りこんでエチー ←リクしようと思ってましたw
ぜひ2回戦もお願いします!
372名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 12:09:40 ID:dJ+JfEPl
皆さまレスありがトンです。
縛ってるしゴムつけないしで、非難轟々?と思ってたので良かったです〜。
373名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 17:02:39 ID:HlISmBo3
突然ですが、投下します。
エロパロスレにはそぐわないかもしれませんが・・。
しかも、>>363さんの後だと、妙にリアルかもw

のだめ妊娠疑惑ネタです。エロなしです。すんません。


************************
「はうー、美味しかったです〜。ごちそうさまデシタ」
朝食を食べ終わったのだめが、箸を持ったまま、胸の前で手を合わせて言った。
「飯食ったなら、早く支度して行けよ。今日は朝からレッスンだろ?」
「はうーん、もうちょっと。お腹パンパンで動けないデスよ・・」
「おまえ、食いすぎ!ったく、それでなくても今日はいつもより遅くなったのに」
「それは、真一君がなかなか寝かせてくれないから・・・」
「なんの話だ!」
・・・まったくこいつはいつもいつも・・・
どうせこれからもずっと変わらないんだろうな・・ずっと・・・
千秋が空いた皿をキッチンに運びながらぼんやりそんな事を考えていると、
「先輩? あの・・・」
とのだめが声をかけてきた。
「ん?」
「先輩・・・こども好きデスか?」
「はぁ!?」
あまりに唐突な質問だったので、千秋は危うく皿を落としそうになった。
「なんで急にそんな・・・」
「・・・」
「子どもかー。由依子はかわいいよな」
「・・・先輩、顔がニヤけてマス・・・」
「っ・・。でもなんでそんなこと、おまえ・・・」
千秋ははっと気が付いた
「まさか、えっと・・・お、遅れてる?」
驚いてのだめの方を振り返ると、彼女は少しうつむき加減にうなずいた。
「1週間くらい・・・」
永遠に続くかと思われる気まずい雰囲気を破ったのは
「・・・ぷ・・・うきゅきゅ・・・」
いつもの能天気なのだめの奇声だった。
「なっ・・、お前、冗談にもほどがあるっ!」
「冗談じゃありませんよー。でも、のだめ、もともと生理不順ですし、
このくらいの遅れはヘでも無いデス。先輩ったら慌てちゃって、凄い顔。ぷぷぷ・・」
「おまえ、ひでー!!今日の夕飯抜き!もうこの部屋にくんな!」
「またまた、そんな事言って。またすぐ会いたくなっちゃうくせに」
「お前、そんなに死にたいのか・・・」
「むきゃー! あ、のだめもうガッコ行かなきゃ。じゃ、いってきまーす」
・・・逃げられた・・・。
374名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 17:03:28 ID:HlISmBo3
朝食の片付けを終え、洗濯物を干す段階に入っても、千秋のイライラは消えなかった。
「くそ、のだめのやつ、人をおちょくりやがって・・・」
だいたい、この俺様が避妊を失敗するわけない。ゴムだって、こっちのは劣悪だから、わざわざ日本から輸入してるって言うのに。

洗濯が終わり、掃除をしていても、のだめが散らかしたものを見るたびに、今朝の怒りがこみ上げてくる。
まったくあいつはいつも嘘ばっかりつきやがる。態度に出るからすぐ解るっつーの。
ふと千秋は掃除機を動かす手を止めた。
「まてよ・・・?」
今朝の会話を思い出してみる。
「1週間くらい」の時ののだめは、目をそらしてはいたが、嘘をついてるからって感じじゃなかった。
「もともと生理不順・・」って時は、俺の目を見て話してた。
・・・でも、「遅れはヘでもない」って時は?視線が宙を舞ってた?
あいつ、本気で相談したかったんじゃねーか?
「遅れてる」と聞いて、俺、そんなに酷い顔したのか?
あいつの全てを拒否するような顔になってたかもしれない。
もう終わりだと、あいつに思わせたのかもしれない・・

なんだか気が抜けて、千秋は掃除機を放り出してソファにもたれるように座り込んだ。
 コンドームをしていても、妊娠する時はある
そんな事は解っていたはずだ。
だいたい、子どもを作るための行為をしているのは最初から解ってたじゃないか。
いつかはこういうことだってあるってことも。

どうすればいいんだ?俺・・・

とりあえず病院、だよな?産婦人科?そんなのどこにある?総合病院行けばいいのか?
・・・俺も行くのか?
だいたい、産むのか?あいつ。
せっかくここまでピアノに本気になってるのに、子どもを産むとなると、それどころじゃないだろ。
あいつのことだから、自分の子どもの為なら、ピアノなんて簡単に捨てるだろうし。
どうすればいい?俺はどうしたい?
俺は・・・・産んで欲しい・・・

千秋はそう思ってしまった自分に驚いた。
産んで欲しい?俺は、のだめと俺の子どもが欲しいのか?
父親になりたいのか?
だって、俺の父親は、家族より音楽をとる男だったじゃないか。
俺の中にはあの人の血が半分流れてる。
俺だって、音楽をやめるつもりはないし、あの人と同じ道を辿る可能性だって・・・

そこまで考えて、千秋は首を横に大きく振った。
そんなこと無い。あの人の様にはならない。
あの人は、結局、ジジイが言うように「分ける」事ができなかったんだ。
俺は・・・もう大丈夫。ちゃんと分ける事を覚えた。
千秋は思わず「ふっ」と笑みを漏らした。
結局・・・師匠の言う事は絶対って事か・・・。

375名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 17:04:10 ID:HlISmBo3
****
いつの間にか、太陽が真上を通り越して、下降しつつあった。
もうそろそろ、のだめが帰ってくる時間だ。
千秋は、のだめが好きなようにさせよう、と思っていた。
産みたいなら産めばいい。でも、のだめ自身がそれを望まないなら、
今回は運が無かったと思って諦めよう。
それでのだめが受けた傷も一緒に俺が引き受ければいい。
けじめをつけないと・・・結婚しよう・・・。
どうせ、これからもずっと一緒にいるんだ。
紙切れを提出するかしないかなんて、本当に些細な事だ。
それでのだめが安心するのなら。そんなの簡単な事じゃないか・・・
あ、もし、結婚したら、あいつ、もう『のだめ』じゃなくなるな。
俺はやっぱり名前で呼ぶべきか?「恵」?うわ・・・

千秋が変態の森の袋小路にはまっていると、隣の部屋のドアが開く音がした。
「のだめ?なんで自分の部屋に?」
いつもは、千秋が部屋にいると解っていると、必ず自分の部屋ではなく、千秋の部屋に直接来るのに。
やっぱ、落ち込んでるのかな?
千秋は、のだめに自分の決意を伝えようと、のだめの部屋のドアをノックした。
「のだめ?」
中から返事がない。
「のだめ?どうした? ちょっと話が・・・その、今朝のことなんだけど・・」
しばらくすると、のだめの部屋のドアがゆっくりと開いて、中からボーっとした青白い顔ののだめが出てきた。
(ひ・・・ホタル化してる・・・!)
「の、のだめ?どうした??あ、あの、今朝のことなんだけど、俺、悪かったよ、凄い変な顔したよな。お前、本気で不安だったんだろ?俺は、なんていうか、その、心の準備が出来てなくて・・
でも、1日考えてたんだけど・・・」
「せんぱ・・い・・・」
「・・・え?」
「先輩、の、のだめ、生理痛で、、、つ、辛いんです。今回なんか酷くて・・。
だから、今晩夕飯いりません。で、もう、寝たいんですが、用が無いなら、帰ってもらえマスか?」
「いや、用が無い訳じゃ・・・って、え?生理痛!?」
「・・はい、だから先輩の相手も出来なくて、すみません・・じゃ、また・・・」
呆然としている千秋の前で、ドアは静かに閉まった。
「・・・今日の俺っていったい・・・」
ふらふらと自室に戻り、そのままベッドに倒れこんだ千秋であった。

<おわり>
376名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 17:06:18 ID:HlISmBo3
お目汚し失礼しました。
どっかに妊娠疑惑リクがあったので触発されました。

全然なんだかどーでも良かったですね・・失礼しました
377名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 17:30:18 ID:w90CoxF9
GJです!

悶々と考える千秋に萌え。
のだめは学校行ってる間に来ちゃったのかな?
378名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 18:06:27 ID:x6QHwupc
最初の展開で千秋おいおいと思わされたけど
あとで思いなおす所がリアルですごくよかったです
やられましたねー
GJ
379名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 18:46:45 ID:7iuGH5El
妊娠疑惑リクの中の人です!
ありがとうありがとう(泣)
そう、千秋のそのへたれっぷりが見たかったんデス!

380名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 22:39:11 ID:bDC14leE
GJ!妊娠疑惑にヘタレな千秋。美味しくいただきました
381名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 23:04:46 ID:Fl3rt9fy
GJ!GJです!
千秋のモノローグでうるっときて、
のだめの「…先輩の相手もできなくて…」で笑った。

遅れて来たとき整理痛ひどいの辛いよね<のだめ
382名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 23:32:16 ID:OMxU/si+
うめぇ!GJ
383名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 00:17:24 ID:/vrWn8JC
うん、うまいね。ひきこまれた
384名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 00:19:52 ID:6Q1p2Eb1
GJ!良かったですよ!
こういうの!こういうのが読みたかったんだぁぁぁ!
と思わず力こぶです。
いいねえ、へたれ千秋w
385名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 01:10:45 ID:uZMNhDCH
☆⌒v⌒v⌒ヾ(・∀・)ノヒャッホーィ♪
神様、GJデスヨ!!

>どうせ、これからもずっと一緒にいるんだ。
>千秋は、のだめが好きなようにさせよう、と思っていた。

こういうフレーズに千秋がのだめを本当に好きだということが
伝わってきて  (∀///)モエ〜 ですた。
また 楽しませて下さいヽ(・∀・)ノ




386名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 11:21:35 ID:O0Srved8
ハリセン夫婦リクしてもいいですか?
時期はのだめのコンクール合宿特訓の頃。
熱くなったハリセンにみとれるカオリちゃん。
カオリちゃんにボヤきながらも甘えてるハリセン。
エロなしでも結構です。自分に文才があればなぁ。
387名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 16:59:20 ID:zlC6zq3g
「耕造さん、なんだかのだめちゃんのことになると、熱心ね〜。」
「何や急に…どないしたん?」
「一生懸命な耕造さん、かっこいいな〜♪と思って。」
「はぁ〜?」
「それに…最近ご無沙汰だったから…」
「なに言うかと思ったら…、同じ家に生徒が寝てるんやぞ、今は我慢しろ…。」
「…うん。」

そしてのだめコンクール終了後、失踪したのだめを心配しつつも
夜は燃えてしまう二人だったり…。
スマン、遊びでやったんだ、文才なくてゴメン。
388名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 19:16:26 ID:mqw2X9h4
>>387
親のいちゃいちゃ現場を見たような気分になったがGJ
嫌いじゃないぜ。
389名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 20:43:09 ID:yMrw+mvJ
>親のいちゃいちゃ現場を見たような気分
ワロタw
でもかおりちゃんかわいくてGJ!
390386:2007/01/25(木) 21:16:52 ID:O0Srved8
難しいリクに応えて下さってありがとう。GJ!です。

ハリセン思い浮かべて新しい服買い込んだり、
焼きもちやかせようと、千秋の名前だしてポーズとったり、
案外千秋あたりが、ぽぉぉっとしたカオリちゃんみて
「ふぅぅぅん。」とハリセンに突っ込みいれてそうw

楽しませていただきました。
391名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 22:57:01 ID:b3s/hFMh
今夜も待ちます
392名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 23:02:02 ID:wOCJE4/9
亀レスだけど
縛る&目隠しリクしたものです。
あへぇーなりましたw
ありがとうございます!GJです。

最近書き手さんがいっぱいいてうれしいー

そいえば2ちゃんねる閉鎖するのかな
393名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 00:18:12 ID:zFZMsnNC
こちらも亀ですが
自慰ネタ振ったものです。
やはりあへぇ〜なりましたw GJ!!
394名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 01:58:33 ID:qNZ8oz7o
ようつべにあったC-Dash
消されてたね…
休載の間あれで充電してたのに
395名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 02:33:00 ID:ZStLEnpk
誰のせいだ。志ねやゴラふざけんな。どれだけ潰せば気がすむんだよ。虹のヴァカボンども。
396名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 03:29:20 ID:STkGhDJf
C-Dash……。本当に悲しいよね。
みんなで微笑ましく楽しんでいたのに……。残念だわ。
製作者さまご苦労様でした!
397名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 06:08:36 ID:AGp5/IwF
微笑ましく楽しんでいる程度なら良かったんだろうが
大々的に宣伝しちゃったのが不味かったんじゃなかろうか・・・。
398名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 06:34:46 ID:imQVGDbm
正直C-dashの良さが全くわからん。
399名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 08:49:14 ID:edLbR6aq
微笑ましく楽しんでいたのを、調子にのって
自ら壊したのだから、全く同情の余地もない。

替え歌→フラッシュ作成の時点で、自分としては萎え……だったけど。
400名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 08:52:14 ID:pTjMwAhh
C-Dash、ようつべ以外で見れるとこなんてないですよね?
401名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 10:59:07 ID:uSdZKCwT
>>373書いたものです。
初投稿で、投下後、怖くて怖くてこのスレ覗けなかったんですが、
今やっと勇気を持って覗いたら、GJいただけたので感激しました。
このスレの皆さん、優しくて大好きです。
改行とか、情景描写とか、もっとしたかったんですが、力不足で・・

エロは頑張ったんだけど無理ぽなので、また何かに触発されたら
投下するかもしれません。その時はご笑納ください。
本当にありがとうございました。
402名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 11:16:13 ID:KKDs9TO8
萎えっていってるのに微笑ましく楽しんでたの?

頃合いをみてまたようつべにあがるんじゃない?

過ぎ去ったことより、新しい作品にGJを!!>>401 いい仕事でした!


ミスドの新CMの玉木をみて
ヨーコがあたらしいどてらをのだめとお揃いで作ったってのを考えましたが
どてらでエロにはもっていけないので断念!

403名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 14:10:04 ID:crX6ou4R
>>402
作成した人が微笑ましく楽しんでいたってことでしょ。
たぶん。
404名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 18:04:24 ID:Zcshg0ZD
>>402
騎乗位の時寒いからどてら羽織るとか。
二人羽織プレイとか。
405名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 18:22:12 ID:imQVGDbm
>二人羽織りプレイ
禿ワロタ
どんなプレイだよwwww
406名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 18:50:53 ID:ycuJ6Ug7
そりゃ焼きそば食ったりおでん食ったりだろw
407名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 19:09:20 ID:Q+L3Kb55
千秋が後ろにいていじってるんだけど、のだめオナヌーに見えるとかw
408名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 20:19:55 ID:2jvm2MwI
千秋が自分の着てるロングコートの中に
後ろからのだめをスッポリと包んで……
409名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 20:37:53 ID:LqWwV0rp
それで某マンガのように挿入したままパリの街をねり歩く訳か。
410名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 21:12:48 ID:ycuJ6Ug7
>>409
kwsk
411名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:04:30 ID:fwehi9vd
あれかよ…www
412名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:04:49 ID:71b5rXMT
まさかここで頭がフットーが出てくるとはwww
413名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:07:43 ID:NThE8LLD
>>408の時点でどてら使ってないしw
414名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:57:09 ID:uvWT6Ax5
あんまり読みたくないかもよ…
415名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 23:07:39 ID:LqWwV0rp
>>410
頭がフットーしそうだよおっっ
でググれば出る。

>>414
ネタのネタだからw
416名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 00:17:04 ID:golocGfh
Σ(゚Д゚;≡;゚Д゚)!? C-Dash 消されてるんですか!?
il||li _| ̄|○ il||li

もっかい投降してくれるとかないですかね…
417名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 01:09:47 ID:Zttvh724
おもしろいか、あれ?
カナーリ寒かったんだけど・・・<C-DASH
418名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 02:23:14 ID:giqq3hAx
バイブプレイが見たい。入れたままピアノ弾かせて虐めたり。
千秋ってこういうの興味ないと思うがなんらかの経緯で手に入れたとかで。
419名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 02:38:53 ID:VaE2pay5
リモコンバイブ入れてリサイタルとかw
420名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 03:11:04 ID:KvZ1Ca9I
>>415
d探してくるノシ
421名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 06:42:11 ID:dboPDrZ9
>>419
ふたりの部屋でバイブプレイならいいけど
そこまで音楽を冒涜する千秋は萎え
422名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 06:49:27 ID:njaTC6K+
フットー知らなかったけどググったらかなり有名みたいだね


投下お待ちしてます
423名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 21:13:46 ID:B8uenwlw
神が降りてくるのをまってます
萌えを!
424名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 21:19:18 ID:QaFCgB2+
反抗期のだめが読みたい。
あまりにも雅之のこととかオケのこととかを話してくれない千秋に、ムッとするのだめ。別々に暮らすようになって、本当は会った時にいろいろ話してほしいのに
相変わらず打ち明けてくれない千秋にイライラ。
で、ベッドに入ってもずっと「イヤ」「ダメ」を繰り返すのだめに、ワケがわからず
同じようにイライラし始める千秋。甘い声聞きたさにどんどん荒くなっていく…
みたいなの。

誰か書いてくれませんかー?
職人さん、お願いします!
425名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 21:51:50 ID:QaFCgB2+
補足すると、のだめが反抗的なのは口だけで
体の反応はいつもより敏感…しかも久しぶりだから、本当は甘えたいのに…
って感じかな。

実際のところのだめって、あんまり「甘えたい」タイプじゃないのかもしれないけどねw

萌えをお願いします。
426名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 23:45:31 ID:ayvmrZyx
↑のシチュ萌えー
誰か書いてー

あと寝ぼけた千秋にベットにひきこまれて
でも千秋寝ちゃったとかどうですかw

のだめはムラムラドキドキして眠れないけど
千秋は疲れてるから起こせない
で、翌日しかえしするのだめ笑
427名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 15:51:11 ID:v1YRJHr0
うお。
寝ぼけた千秋にベッドに引き込まれるっていうの
今まさに執筆中でした・・・
でも、まだ全然完成しないので、
あとのだめのノリがちょっと違うかもなので
どなたか先にお願いします。。
428名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 16:32:50 ID:E6RdJlp5
497さん
よみたいなー!

誰か投下してくれ…
429名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 18:20:44 ID:oKdNz2ys
ここってどれ位書き手さんいるんですかね?
出入りはあるとして。
430名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 21:58:54 ID:ncUEBDdN
充電…萌えを〜!
431名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 22:04:24 ID:Sm1UyWLN
やたら揚げ足取りの文句つける奴がいるから殆ど流出。
432名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 22:43:24 ID:ydFAA+W8
一切文句つけないから誰か投下を・・・
433名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 22:58:48 ID:lAf0VBdi
今一生懸命書いてるんですが・・・エロって難しいですね。
これまで読ませてくれた職人さん達に心から敬意を表したい気分です。
434名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 23:19:23 ID:v1YRJHr0
確かに一時期すごく投下しづらい雰囲気だったけど、ここ最近はいい流れだと思う。
新しい職人さんも増えて投下が頻繁にあるし。
ドラマ中に職人さん総入れ替えになった気がするけど、
この流れで以前の職人さんもまた戻ってきてくれるといいなー。

>>433
胴衣。自分も普段はほとんど読み手だけど、たまに自分で書くと
あらためて職人さんたちすげーと思ってしまう。
特にリクにさらっと応えられる人。ほんと尊敬!です。
435名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 01:25:39 ID:gQhOSQ33
>>426
実際あるよなーそういうこと(w、もんもんとしてむかつくんだよね。
職人さんお願いしますぅ。
436名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 01:32:00 ID:HnmXAUHG
充電切れでつ……
甘いのが読みたいー!
437名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 01:46:46 ID:iF2Om6/l
がんばれ書き手のみなさん
438名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 01:47:57 ID:ZwkQuFr1
「ほゎ…千秋先輩の寝顔…しゅてきー」
「……」
「寝顔まで完璧なんですね…なんか悔しいデス…」

ちゅっ

「うきゅきゅ…寝耳にキスです」
「…ん…のだめ…?」
「むきゃっ」

ガシッ ばたんっ ボフッ

「ぎゃぼ!びっくりしたぁ!!
先輩おきてるんですか?」
「……すぅ…」
「…って!寝ないでください!
先輩おもいです!どいてください!」
「……」

完璧に見えた千秋の寝顔だったが、
目のしたにクマをみつけるのだめ。

「…千秋先輩…つかれてるんですね…」

「のだめ、明日がこなんですけど…
そんなにガッシリだきしめられたら出られないじゃないですか…」

みたいなね。
439名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 04:58:55 ID:s2J31dlC
>>438
GJ!頭ん中で絵が浮かんだよ
440名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 05:26:39 ID:md0/73UA
みたいなねってあーた、思わず新作かとひき込まれちゃったじゃないか。
で、ついGJあげたくたってしまうじゃないか。
441名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 07:38:52 ID:LNhpimbX
GJ。
甘〜い、好きデス!
次回作に期待してますよw
442名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 08:31:23 ID:0IYHj33r
温かさを感じて、ふと目が覚める。
「…のだめ?」
なぜかのだめが自分の腕の中で眠っている。
(…なんでコイツ、俺のベッドで寝てるんだ?)
乱れた髪が顔を隠している。そっとかき上げてやると、すうすうと寝息をたてているのだめの顔が現れた。
(…だらしねー顔だな。口開いてる。)
笑いがこみあげてきて、思わずおでこに小さなキスを落とす。
「ん…」
「…のだめ?」
うっすら開いた目が千秋を見上げる。
震える睫毛、寝惚けまなこ、ピンク色の頬。そして…
「…し…んいち…くん?」
自分を呼ぶのだめの声がなんだか甘く、くすぐったく感じて
髪を撫でてギュっと抱きしめる。

(…起きたかな?)
千秋はすっかり目が覚めてしまい、抱きしめたままのだめの様子を窺っていたのだが…
「すぅ…」
「のだめ?」
「…ん…ガコ遅刻しちゃいマ…スよ…」
そう言って、またすやすやと寝息をたて始める。
(…はぁ。)
なんだかお預けを食らった気分だなと思いつつ、なかなか眠りにつけないであろう自分を心配しながら
腕の中の可愛い眠り姫にそっと呟いた…
「お前も俺も…明日たぶん寝過ごすぞ…」



勝手に続けちゃいました。
こんな感じ?
443名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 08:50:18 ID:6m50Z4K3
ふおおお!GJ!萌えました〜
これで今日も元気に働けますぞ!ありがとう!!
444名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 12:46:53 ID:HnmXAUHG
甘いー!
誰か続いてー
445名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 13:13:27 ID:0IYHj33r
んじゃ、もうちょっとだけ勝手に続き書きます。
438さん、気分を害されたらごめんなさい…


「もう!先輩なんでちゃんと起こしてくれなかったんデスか!のだめ遅刻しちゃいそうだったんですヨー」
ふてくされた顔でのだめが部屋に入ってきた。
446442:2007/01/29(月) 13:38:14 ID:0IYHj33r
「俺のせいかよ…っていうか何で俺のベッドで寝てるんだよ」
「それはデスね…うっかり先輩の寝顔を盗み見たばっかりに、無理矢理寝惚けた先輩に羽交い締めにされて…」
「…もういい。わかった」
今までにも度々、寝相の悪い自分がのだめを羽交い締めにしたり、きつく抱きしめたりしてることは知ってる。
しかし…
「お前…危険だなと思ったら近付くなよ」
「えーでも先輩の寝顔があんまりにも魅力的で…あへー。」
なにやら思い出してニヤけている。
「とにかくのだめ、ムラムラのモンモンだったんデスよ!」
…ならなんで眠ってしまったんだ?
そのまま起きていてくれれば良かったのに…
「…お前、今すぐ目覚ましかけろ」
「えっ、なんデスか?」
ふいに千秋がそばに立つ。
みるみるうちに頬が赤くなるのだめの耳もとで、千秋が小さく囁く。
「また一緒に起きれなくなると困るだろ」
「や…でものだめ、今日は自分の部屋で…」
「どうせまた寝顔見に来るんだろ?」
「…あぅー」
「ならずっとここにいろよ。今日はお互いに『おあずけ』はナシな」
「な、なに言ってんデスか…んっ…」

唇をふさがれてすっかり力の抜けてしまったのだめは、目覚ましのことなど忘れてしまって…。


結局また同じ朝を繰り返すことになる二人。ってのはいかがですかね?
あとageちゃってごめんなさい。メル欄名前と間違っちゃった…スマソ
447442:2007/01/29(月) 13:49:08 ID:0IYHj33r
エロ書ける職人さま、もし良かったらこの夜の二人、書いて下さい。
自分にはエロはどうも無理です…
448名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 15:14:15 ID:HnmXAUHG
>>444デス
>442さま素敵です!
甘いよー萌えたよー!
GJ!
449名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 15:49:36 ID:xIb3vwQ4
>>438 >>442
素敵〜wwwww!GJ。
甘くてキュン!となりました。
萌え萌えです〜〜何度も読み返してしまいます。
 
450名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 20:40:55 ID:ehxXPxtB
萌え欠乏症
誰かたすけて…
451438:2007/01/29(月) 21:01:57 ID:ZwkQuFr1
おぉ!
ただの萌えたれながしレスだったのに
ステキな続きをありがとう!
自分の萌えが昇華された気分ですw

時間軸ずれるけど
438後の
のだめのムラムラぶりも考えてたんで
せっかくなんでおとします。

例のごとくSS未満だけどw

452名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 21:05:31 ID:ZwkQuFr1
>>438のあと↓

千秋の腕からの脱出を諦めたのだめは、黙って一緒に寝てしまうことにした。
千秋が寝返りをうったため下敷き状態は脱することができ、
いまは抱き締められたまま横に寝ている。

「はぅぅ…千秋先輩の寝顔をこんな至近距離で…
こんなことならカメラもってくればよかった…」

安らかな寝息をたてている千秋の顔をおもうぞんぶんみつめるのだめだった。
だが事態はおもわぬ方向へ…。

「はぅっ…
しんいちくん…さすがムッツリです…」
千秋がのだめの胸に顔をすりよせてきたのだ。

千秋の寝息が服ごしにのだめの胸にあたる。
それはあの時を彷彿とさせて…

「な、なんかのだめ…変な気持ちになってきました…」

のだめはそんな気持ちを振り払うように頭をぶんぶんふった。
そして目をとじた。

(早く寝てしまおう)

「……すー…」
「……」


寝息だけが響く寝室。
千秋の熱い体温にドキドキしていたのだめも、
ようやくウトウトしてきたころ。

「ひゃぅ!!?」

いきなり千秋の膝がのだめの足をわって入ってきた。
しかし千秋の寝息は熟睡しているもののそれだ。
「ふぉぉ…!」
誰も見ていないのに真っ赤になってしまう。
下着ごしに、千秋の膝が動くのをかんじる。

「…寝相悪すぎデス……ちょっ…やんっ…」
千秋の膝が、まるでそこを擦るように動くので、
のだめは下腹部がじんじん疼くような変な感じがした…

離れたくてもきつく拘束されているので身動きがとれない。

そして千秋の片手がのだめの胸に触れる。

「ちょっ…しんいちくん!
ほんとにねてるんですか!おっぱい星人!」
(…なんか濡れてきちゃったかも…)

453名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 21:09:03 ID:ZwkQuFr1
体の奥があつい。
もっとふれてほしくてうずうずするのに、
千秋の体はぴったりと密着したまま、もう動かないのだ。

「はう…これがほんとのムラムラなんですね…
千秋先輩…寝てる時までお色気ムンムン…罪な男デス…」

千秋にじらされながらも、
なんとか眠りにつくのだめなのだった。


>>442氏 へ続くw

お粗末さまでした。


エロ萌えかけなくてごめん
454名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 21:15:22 ID:jTYgYNk/
>>451-453さん  >>442さん
GJGJ!萌えをアリガd(*´Д`)

大変だったね、のだめw
455438:2007/01/29(月) 21:21:23 ID:ZwkQuFr1
442氏後の
千秋ムラムラver(w
も書こうか迷ったんだけど
いい加減しつこいですよねwww
エロパロ的には翌日のリベンジのほうが読みたいだろうし
個人的にもそうなんだけど
漏れにはかけそうもない…

チラ裏にレスありがトンでした。
456442:2007/01/29(月) 21:41:48 ID:0IYHj33r
うわっ、GJくださった方々、ありがとうございました!
そして438さま、のだめ続きもGJです!
千秋バージョンも自分は読みたいですよ。
どなたかその夜もお願いします…。

自分もエロ、チャレンジしようかな〜と思っているのですが
書いてみたいシチュがあるので、先にそれを完成させてみたいなーと…
書けたら投下させていただきます。
読んでくださった方々、ありがとうございました!
457名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 22:04:04 ID:lPUqk2+P
438さん、自分も千秋バージョン読みたいです。
458名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 22:53:11 ID:ty50b1/M
ホント最近いい流れですね。
うれしいです・・・グスン。
459名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 22:57:37 ID:iF2Om6/l
職人さんがんばれー たのしみ
460名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 23:08:09 ID:RIAhHtnG
確かに流れはよい。でも、時々シビアな突っ込みを入れてくれる読み手さんもいたままでいいと思う。
あんまりキツイとションボリだけどね。
461名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 23:34:11 ID:NntMDNV4
救世主イパーイ!
ガンガン続けてください
462じゅうでん:2007/01/30(火) 12:58:33 ID:qZBASQb4
流れ無視してスミマセンが、初めて投下させていただきます。

この1ヶ月間ミルヒーに振り回され、身も心もへとへとに疲れきっていた。
変態の森に足を踏み入れた俺は、この1ヶ月間と言うもの
すっかり『のだめ不足』になっている。
今日だって、のだめに会いたくて逸る気持ちで帰ってきた。
帰ったら2人でゆっくり食事して、
ピアノを弾いて、話をして、なんて思っていたのに。
あいつときたら、まだ9時だっていうのに俺のベッドで爆睡していた。


眠っているのだめを起こさないように、風呂に入り
長い旅行の埃を落とした。
ソファーに座り、ビールを飲みながらタバコに火をつける。
ああ疲れた・・・・・・
風呂上りの体が冷え切って、クション、くしゃみが出た。
俺ももうそろそろ寝なくちゃな。
立ち上がってタバコの火を消し、飲み干したビールの缶をゴミ箱に投げ入れた。
カラン
静まり返った部屋に、缶を投げ入れた音がやけに響く。
おぉ、寒い。
ぶるっと身震いをすると、電気を消し寝室へ行った。

463じゅうでん:2007/01/30(火) 12:59:33 ID:qZBASQb4
すうすうと規則正しいのだめの寝息が聞こえる。
のだめの体で暖を取ろうと、ベッドにもぐりこんだ。
のだめ風に言うと、じゅうでーんって感じか、
なんだコイツ、この寒いのにTシャツと下着だけで寝てやがる。
白いTシャツにブラをつけていない胸が透けて見える、下はいつもどおりのヒモパンだ。
・・・・・・誘ってんのか?
本人にその気があるのかどうかはわからないが、のだめの無防備な姿に十分誘われている俺がいる。
俺に背中を向け寝ているのだめの体に覆いかぶさると、冷たかったのかピクりと体が動いた。
起こしちゃったか?
「のだめ?」
背中越しに声をかけてみるが、のだめはまだ夢の中のようだ。
まあ、起きてしまってもいいだろう。

Tシャツの中に手を入れ、柔らかい胸の感触を楽しむ。
「むきゃっ・・・・・?」
のだめは眼を覚ましたのか、戸惑ったように身じろぎした。
のだめのベビーフェイスには似合わない大き目の胸を、さらにさわさわと愛撫すると
突起が硬く主張を始め、悩ましげな甘い声を出す。
「んふん・・・・」
なんでそんなにかわいい声出すんだよ・・・・・・
猛烈に欲情してしまっている俺がいた。

464じゅうでん:2007/01/30(火) 13:00:26 ID:qZBASQb4
抱いていた体を離すと、猛スピードでスエットを脱ぎベッドの横に放り投げ、のだめのTシャツとヒモパンを剥ぎ取った。
乱暴にするつもりはないが、欲情しきっている俺をもう止められない。
背中を向けているのだめの腰を引き寄せ、片足を開くように持ち上げる。
無意識のうちに閉じようとする足の間に膝を入れ、開かれたそこに手を伸ばした。
花弁に指を差し入れると
『くちゅ・・・』いやらしい水音が響く。
もうこんなに濡らしているじゃないか。

1ヶ月間のブランクを埋めるべく、たまらず指を進めていくと、
「あぁっ・・・・・、いやっ・・・・」
ようやく目を覚ましたらしい。
「なにするんデスカ、あっ・・・・やだ・・・・・」
のだめは身をよじらせ、そこに侵入している手を離そうと、俺の手首をつかみ足を閉じようとする。
抵抗する手を押しのけ、耳たぶを甘噛みすると、
「あっ・・・・」
一瞬のだめの体が跳ね、ふっと力が抜けた。

そのタイミングで花弁をまさぐっていた指を抜き、誇張しきっている俺自身を埋め込もうとすると、
「いやぁ・・・」
濡れていても、よくほぐされていない体が俺の侵入を拒む。
「のだめ、体の力抜いて」
なおも侵入を試みると、
「やぁ・・・あっ・・・センパイ・・・・・・」
のだめの白い喉元がのけぞり、深く奥まで入り込んだ。
「はぁ・・・・・・・・・ん」
のだめの甘い声がいとおしく、つながったまま抱き締める。

首筋に口付け胸の突起をつまみあげると、のだめの体が陸に上げられた魚のように跳ね、俺を締め付けた。
「ああ・・・もう・・・、シンイチくんの・・・・・ドヘンタイ」
・・・・バァカ、変態はお前だろう。
「俺、ド変態でもいいよ」
そう言って激しく腰を動かすと、
「ああっ、あっあっあっ・・・・」
のだめの中が俺を一層強く締め付ける。
「のだめっ・・・・・・!!」
限界に近い自分を解放しようと、更に激しく腰を動かし精を放った。
465じゅうでん:2007/01/30(火) 13:02:42 ID:qZBASQb4
「もう、いきなり帰ってきてなにするんデスか。のだめ、寝込みを襲えとは一言も言ってマセンヨ!」
終わった後の甘い余韻もなく、のだめはかなりご立腹の様子で俺の胸をグーで叩いた。
「そうしてほしかったんじゃないの?あんな無防備なカッコで寝やがって」
のだめの肩に腕を回し、胸に引き寄せながら耳元で囁くと、
「むきゃ、カズオ!」
憤ったつもりなのか、のだめは俺の胸から逃れるようにベッドから体を起こす。

胸をぷるんと揺らし、怒った様子をみせるのだめはとてもセクシーだ。
このまま朝まで襲って、『じゅうでん』してやる。
そう思う俺の心を知ってか知らぬか、恥らう事もなく裸のまま俺を見つめて言う。
「のだめ忙しくて、洗濯物がたまってて、パジャマがなかったんデスヨ」
ハァ・・・・?ったく、色気もなにもねぇ。
せっかく帰ってきたって言うのに、明日は洗濯の山と格闘か?

「バカ・・・・・・」
もう、しょーがねーな。
口を尖らせて横を向くのだめを、引き寄せ口をふさぐ。
はっと身を硬くするのだめに、ゆっくり体重をかけ体を組み敷いた。
「や・・デス・・・・」
のだめの戸惑う声。
まだまだ夜は長い、明日の洗濯にそなえ、じっくり『じゅうでーん』させてもらうとしよう。

おわり
466じゅうでん:2007/01/30(火) 13:05:42 ID:qZBASQb4
お目汚しスミマセン。
改行と、文章をどの辺で区切っていいかがつかめなくて
見づらい文章で申し訳ありません。
467名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 15:00:25 ID:T4ZGMsh7
>>466タソ、とりあえず GJ! でした。
おっしゃるとおり、なところはありましたが、
最近のほかの方の作品を思い返してみて、
気にする程度ではないかも、です。
漏れは内容に満足ww
これからも投下お待ちしておりますよ〜。
充電、ありがとうw
468名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 15:12:10 ID:r6xs2KEQ
GJ!

でも、『 おぉ、寒い。』が何故かやけにツボに入ってしまったw
469名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 17:09:23 ID:IzjoOViI
GJ!
そして千秋、缶は洗ってリサイクルに出しましょう。w
470名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 17:28:46 ID:2vAVdvdm
おお、寒い。と
クション、くしゃみが出た。で
どうしても吹いてしまう、こういう千秋もいいね、GJでした。
ネ申の卵であることを祈っています。
471462:2007/01/30(火) 18:14:23 ID:qZBASQb4
462を書いた者です。
初投下のつたない文章に、GJ下さった方ありがとうございます。
神職人になれるように、精進しますのでまた投下させてください。
ありがとうございました。
472名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 19:09:53 ID:NcLFFSqK
GJ!寝込みに襲われても感じてしまうのだめがいい!
473名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 19:36:52 ID:m5ntJeYW
>>462
出だしの「ミルヒー」の部分を「シュトレーゼマン」or「ジジィ」と書いてくれるともっとGJだと思う。
(千秋はミルヒーとは言わないから)
細かくてスマソ。
474名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 20:34:00 ID:xj2L6AKu
「あ!ターニャ!おはようございマス」
「おはようってあんた…、今起きてきたの?もう昼間なのに。
は〜。盛りのついた孔雀がいると大変ね!」
「孔雀って何だよ…」
角から現れた千秋を指差して
「わたし、この人にレイプされました!」(いつかのフランス語の例文)

「……」

「ば、おま、なにいってんだ!レイプじゃねぇ!」

「でものだめ眠いっていったのに〜
先輩が無理矢理…」


「いい加減にしなさいよ」

(おわり)
475名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 20:36:43 ID:v+cZAJt5
>>462
GJ!じゅうでんさせてもらいました。
476名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 20:55:54 ID:v5XccZBD
>>462
ありがとう!またお願いしまス

>>474
「……」で皆が固まってる1コマ(斜め上からの俯瞰で)が浮かんだw
477477:2007/01/30(火) 23:26:02 ID:s3V0XdYu


「せんぱい、ただいまデス…」
いつもは思いきりドアを開けて入ってくるのだめだが、きょうは大人しい。
(何だ、一体…)
千秋がリビングのドアを開けると、いつもとは違うのだめが立っている。
ワンピースなのは相変わらずだが、いつもより身体のラインが綺麗にでているし、髪もハネていない。うっすら化粧もされた肌はいつもより艶やかだ。

「…」
思わず見とれている千秋に、のだめが言う。
「うきゅ〜。先輩見とれてマスね!」
「ば、ばか!おまえ…」
千秋は赤くなりうろたえていた。
「どーしたんだよ、ソレ」
「ムハ〜、実はですねターニャに連れられてエステに行ってきたんデス。マッサージとかしてもらって、お化粧までしてもらって。そしたらターニャがせっかく綺麗になったし服も買おうって」
「ふ〜ん」
(どうりでツヤツヤしてるわけだ…)
「千秋先輩のお気に召しませんか…?黒木くんとポールは似合うって言ってくれマシタよ?」
「なっ、わざわざ見せに行ったのかよ」
「違いますよ〜。偶然会ったんデス。楽譜買いにきてたみたいデスよ?」
「ふ〜ん…」
(…なら、まあいいか…それにしても…)
千秋は再びのだめを見ていた。いつものゆったりしたワンピースとは違う。豊かな胸とほっそりしたウエストが強調されつつ、清楚な雰囲気も漂う。
「自分で選んだの、ソレ?」
「コレですか?ターニャとお店の人がコレがいいって。どですか?」
「うん、まあ…なかなか…」
(ターニャ、自分の事は分かってないのに、人の事は分かるんだな)
「ムキャー、せっかくオシャレしてるのに!もういいデス!」
のだめは千秋の態度が煮え切らなくて膨れている。いつもと違うけれど、いつもと変わらない表情が愛おしい。
「よく似合ってる」
「…ホントですか?」
「うん…もっとよく見せて」
千秋はカウチにのだめを誘う。
カウチに座り、二人の目線が同じになった。千秋はのだめの首筋にそっと手をおくと、唇を寄せた。
「ん…」
やわやわと唇を噛み、千秋の舌がすべりこむ。手は、首筋から背中へ回り両腕でのだめを包みこんでいた。
「んっ、ふぅ…」
千秋の舌に咥内をまさぐられ、のだめは熱い吐息を漏らす。唇を離し、再び千秋はのだめをみつめていた。頬は赤くそまり、潤んだ瞳でのだめも千秋を見ている。
(いつもと変わらないのに、やっぱり違うか…?ていうか、ちゃんとしてるとやっぱりかわいいよな…)
そんな事を思いながら、千秋は背中にまわした腕を動かしていく…が、いつもとは勝手が違っているようだ。
のだめのワンピースはいつもは背中にファスナーが付いている。けれど、今日のワンピースにはないのだ。
千秋は改めて身体を離してみた。どうやら前で止められているボタンを外すらしい。しかも、ボタンはやたら狭い感覚で着いていた。
(また、ターニャに何かいわれるな…)
そうは思うけれど、今の千秋には行為を止めるほどの理由でもなく。

478477:2007/01/30(火) 23:27:58 ID:s3V0XdYu
千秋は、焦らすように止まっている胸元のボタンを外していく。
「あ…」
いくつめかのボタンを外した時、思わず千秋はつぶやいた。のだめの胸元を覆っているブラは千秋が始めてみるものだった。
(ここがおニューということは…)
真っ白なコットンのレースのブラジャーとお揃いのショーツをはいているはず…。千秋はそう考えると、思わずスカートの裾に手を伸ばしていた。
「あっ!まってくだサイ…」
のだめが急に慌てた声を上げているが、千秋はかまわずふとももに置いた手をゆっくりと脚の付け根へと進めていく。
(珍しい…ストッキング…)
すべすべとした感触を楽しみながら、千秋の手は進んでいく。
「あっ…」
のだめがちいさな声をあげた。
「!」
千秋は驚いてのだめを見詰め、スカートを捲くり上げていた。
「だ、ダメですよ…」
のだめは千秋の行動に慌ててスカートを押さえている。けれど、すでにのだめは脚の付け根までがあらわになっていた。
「これも…?」
「のだめ、ストッキング苦手だって言ったら、お店の人もターニャもコレがいいって…」
のだめは真っ赤になっている。ブラとショーツと…お揃いの白いガーターベルト。それはダークカラーのワンピースと対象的で。
「あっ!先輩、まっ…」
のだめの声を聞かず、千秋は性急に残りのボタンを外しワンピースを抜き取った。
夕暮れの部屋の中で、薄く化粧をし羞恥でほほを染めているのだめは、ほんとうに綺麗だった。
「のだめ、恥ずかしいデスよ…」
「でも、似合ってるし…」
「うきゅっ!先輩のムッツリ」
「なっ!」
「だって服の時より嬉しそうデス」
「おっおまえ!」
のだめの鋭い突っ込みに動揺していることを悟られたくなくて、千秋はのだめの身体に手を伸ばす。
479477:2007/01/30(火) 23:31:09 ID:s3V0XdYu
「やっ…あん」
千秋の手がブラの上からのだめの胸をまさぐると布越しからでも敏感な突起が主張を始めるのがわかる。
(…相変わらず、感度良好…)
千秋は大きな手の平と長く繊細な指でのだめの両の膨らみを楽しんでいる。甘い吐息を漏らすのだめの唇を吸い、ブラの隙間に手をのばす。
(柔らかい…)
何度触れても飽きないのだめの二つの膨らみは張りはあるのに柔らかで、けれどピンク色の突起は誘うように硬く尖っていて…。

千秋の指が突起をつまみくりくりと刺激する。
「あっ、あぁ…んっ」
それに合わせてのだめは身体をくねらせ、吐息を漏らす。
千秋は片腕をのだめの腰にまわし、もう片方の手を脚の付け根へと進めた。薄い布越しに指を這わせゆっくりゆっくりと上下させる。

「あっ…はぅん…あっ」
千秋の指が動くたび、のだめの身体がのけぞる。
「ひゃっ、はあぁ…ん」
千秋の指が直に触れて、のだめは一際高い声をもらした。
くちゅり…ちゅぷ…
指が動くたびいやらしい音とのだめの声が重なる。
「ここ、気持ち…いい?」
「だ…め、デス」
千秋が耳元で囁くと、のだめはふるふると首を振る。
「ほんとに…?」
「ひゃっ!あんっ!」
千秋の指は敏感な突起を撫であげる。
「もぅ、真一くん…カズオ…はぅっ」
憎まれ口を叩くのだめを尻目に千秋の指はのだめの入口と蕾を刺激していた。
(うわ…とろとろ…)
のだめの熱い潤みに今すぐ入り込みたい気持ちを抑えながら、千秋は指を動かし続け、更には千秋の胸に顔を埋めているのだめの耳たぶを柔らかく噛んだ。
「やんっ!あっ…しんいちくん…のだめ、もう…」
「もう…なに?」
千秋の動きは止まず、耳元で囁く。
「あっ、はうっ…も…う」
「…ちゃんと言って」
「ほ……しい…デ…ス」
のだめはやっとそれだけ言うと真っ赤になり俯く。汗ばんだ白い身体は夕日に照らされ色付いている。
「欲しい…?」
千秋に尋ねられ、のだめはコクリと頷く。千秋は衣服をぬぎすて準備をして、のだめの腰で結ばれた紐を引く。
480477:2007/01/30(火) 23:38:09 ID:s3V0XdYu
するりとショーツを抜き取り、そしてそのまま、のだめの中へ入っていった。
「やだ、あんっ」
ショーツ以外の下着は付けたままだというのが、のだめの羞恥心を煽るようだった。けれどそれが、千秋の欲情を高めてもいた。
それでも、ずり落ちかけているブラだけは外してテーブルにほうり投げた。
あらわになった突起を口に含み、千秋は突き上げを開始する。
「あ…あんっ!あぁっ」
千秋の動きに合わせ、のだめの身体が揺れる。
けれど、狭いカウチの上では動きも制約される。
「のだめ…自分で動いて…」
「えっ…」
「ほら…」
千秋はくいと腰を突き上げる。
「はうっ…」
千秋はそのまま動きを止めた。
「ほら、早く…」
千秋に再び促され、のだめはゆっくりと身体を浮かし、沈めていく。
「あっ、あんっ…やっ、はずかし…」
自分が動くことで甘い疼きが身体の奥で起こる。いつもとは違う快感だった。そして千秋も、目の前で赤く染まり、上下するのだめの身体と、自分が動いて得るのではない快感を感じていた。

ぐちゅ、ずちゅ、じゅぷ…
繋がった所からはいやらしい水音がもれている。千秋は指を伸ばし、敏感な突起を刺激していく。
「はぅぅ!しん…いち、くん…のだめ、もう…も…あっ」
のだめの中が千秋自身をびくびくと締め付ける。
千秋にもたれるようにしているのだめから一旦離れると、カウチに手を付かせ再びのだめの中へ入っていく。
「はぁん!やっ、あん、あっ、あぁぁ!」
ずっ、ずちゅっ、じゅぷっ…
先程までとは違う激しい動きを千秋は繰り返す。そしてのだめは、それに合わせて一気に昇りつめようとしていた。

「あっ、あぁああん!しんいち…くん、も、だめ、だ…め…あぁぁっ!」
のだめの締め付けを感じながら、千秋は強く深くのだめの中を蹂躙する。
「やっ!しんいちくんっ…のだめ…もぅ、変になりマス…はぅっ、あぁ、また…ああっ」
のだめが何度めかの絶頂を迎えた時、千秋もまた、のだめの中で昇りつめていた。

481477:2007/01/30(火) 23:58:52 ID:s3V0XdYu


「はぅ〜のだめフラフラです…」
千秋のシャツを被ってのだめが呟いた。
「悪かったな」
コーヒーをいれていた千秋が、ふて腐れたように言いながらカウチに座った。
「ちょっと寒くなってきましたね…」
よれよれになってしまったガーターとストッキングしか付けていないのだめが言う。
「…もう、夜だしな」
「お腹、空きマシタ…」
「コーヒー飲んで、シャワー浴びたら、どこかに食べに行くか?」
「そですね…あっ!」
のだめは青くなっている。


その頃…
「やっぱり来なかったわね…」
ターニャはため息をついた。
「ま、まあ、いいんじゃない?三人でも」
「そうそう」
「まあ…ね…」
ターニャは半ば諦め顔のヤスとポールを見て言った。
のだめと二人でエステと買い物に行き、ヤスが楽譜を見に来るらしいというのだめ情報に合わせて(もちろんのだめに自覚はないけれど)店に入り、食事の約束を取り付けた所までは予定通り…。けれど、のだめは千秋を呼びにいったまま戻って来ないのだった。
「まあ…それも予想通りか…」
ターニャは小さく呟くと言っていた。
「ね!のだめたちの分頼んじゃったし、ユンロンとかもよぼっか?」
(あたしの方は、なかなか思い通りにはいかないか…)


千秋はのだめとターニャの約束を聞いて絶句していた。
(今度あったら、また何か言われるな…。でも、ま、いいか…)
「ところでおまえ、エステは顔だけ?」
「全身デスヨ!気持ちよかったデス!」
のだめはなぜか得意げだ。
「ふ〜ん、どんな風に…?」
千秋はシャツを被ったのだめの胸元へ手をのばす。
「むきゃっ!だめデスヨ。ターニャが待ってマス」
「もう、待ってねーよ」
「でも、のだめ、お腹すきまし…んっ」
のだめの唇はあっという間に塞がれていた。胸元を覆っていたシャツももうない。

夜は、はじまったばかり…


End
482名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 00:02:12 ID:8V2oZrkC
以上です。
久しぶりに投下してみました。誤字脱字…等々あったらゴメンナサイ。
それではシツレイイタシマス…。
483名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 00:05:18 ID:aa5BExON
リアルタイムキター!うまエロ〜(´Д`*)
GJですた。
484名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 00:23:27 ID:ubDFav1L
>>477さん GJです!ご馳走さまでした!
最後もしっかり笑わせていただきました。
この後、>>474さんの話に続けて読んでもおもしろいかも…
ターニャも大変よね…
と、勝手に楽しませていただきました。
485名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 00:43:00 ID:kxdl9Xdl
442です。自分も投下させてください。
実は>>424のシチュをリクしたのも自分なんですが
妄想しているうちに書けるかも?という気分になり、頑張ってみました。
442を書いた時は、行間・改行のことなど考えてなかったので
今回は気をつけたつもりですが…
読み辛かったらスマソ。
486485:2007/01/31(水) 00:46:15 ID:kxdl9Xdl
…何か違う…

「…や…だ…っ」
「…何が…いや?」
抽出を繰り返しながら、千秋はのだめの表情を窺う。

今日ののだめはいつもと違う…。
そう、千秋は感じていた。
明日は久しぶりに二人揃っての休日。
千秋の部屋で夕食を取り、たわいない話をして入浴した後、当たり前のようにベッドに入ったのだが…

「だ…め…デス…っ…やんっ…」

…そうだ…やたらイヤとかダメとか…
体は素直に反応していると確信している。
現にのだめの中はとても熱く、それを証明する蜜が溢れ出ている。

…なんだ?俺がなにかいつもと違うのか?
久しぶりだから、もしかすると無意識のうちに少し乱暴になってるのか…

「…のだめ…」
「…っ…」

目も合わせない…
487485:2007/01/31(水) 00:49:37 ID:kxdl9Xdl
******************

…先輩…今日も話してくれなかった…

千秋の熱い吐息を耳元で感じながら、のだめは言い表せない切なさを隠せずにいた。

千秋が引っ越して、いつも隣にいた愛しい人になかなか会えなくなってしまった。
たわいない話も、聞いてほしいことも、こんなふうに会える時にしか話せない。

…だけど。
のだめ、話したいことばかりじゃないんデスよ…
…なんで…先輩はのだめに…

話してくれないことが、こんなに不安になる。
自分が千秋を、飛行機のトラウマから解放できた時のように
もっとこの人を解放してあげたい…と思う。
…だけど…

今までこの人と一緒にいた女の人たちは、みんな聞いたことあるのカナ…
のだめは…どうすれば…

「…せ…んぱ…い」
「…なに?」
絡めた指に力が入り、千秋が強く深く、のだめの中を突き上げる。

「やっ…ちが…ぁ…う…っ」
「…なにが…違うんだよ…」

…聞きたいことがあるんデス…
でも…聞けない。
先輩から…話してほしい…
488485:2007/01/31(水) 00:52:46 ID:kxdl9Xdl
******************

千秋は動きを止めて、のだめの耳元で囁く。
「…どうして?」
「…な…にが…デス…か」

目を合わせずに、のだめがくぐもった声で返事をする。
それには答えず、千秋はゆっくり自身を引き抜く。

「…あ…んっ」
甘い声が漏れる。

ようやく目を合わせたのだめは、やっぱりいつもと違う表情に見えて…

「…今日…お前…何か変…」
「…のだめは…いつも変…デスよ」
…その答えすら…いつもと何か違うぞ…

千秋は絡めていた指をそっとほぐし、その長い指をのだめのしなやかな体に這わせていく。
また、ふい…と目をそらしてしまったのだめの耳たぶを、そっと甘噛みしながら
長い指を太股に這わせて、ゆっくりとのだめが一番感じるところへ移動させる。

「…あっ…や」
のだめのそこから溢れ出ている蜜をすくいとり、膨らんだ突起に指を擦りつける。

「だっ…めぇ…っや…あぁ…」
声を洩らすまいと、必死に顔を背けて枕に口元を押し付けている。
耳に熱い息を吹きかけ舌を差し込み、指はその動きを早めていく…。
激しく、強く…。

「あっ…だめ…デ…ス!…んっ…はぁ…あぁぁあんっ!」
489485:2007/01/31(水) 01:11:21 ID:kxdl9Xdl
******************

「イ…ジワル…」
荒い息で肩を震わせている。

…どっちがだよ…

「…言えよ」
「え…?」
「言いたいことがあるなら言えよ…」

今日、もう何度目かわからないくらい繰り返している
目をそらすその仕草をじっと見つめながら、のだめの言葉を待つ。

「…言いたいんじゃなくて…聞きたいんデス…」
「…何を」
「先輩の…」

そう言うと、黙り込んでしまう。
のだめの瞳にはうっすらと涙が見えた。
その切ない表情から、なんとなく、ようやく千秋にのだめの心情が読み取れた
…ような気がした。

…なんだ…そんなことだったのか…
いや、「そんなこと」ですまされる話ではないことは、自分が一番よくわかっている。
でも、自分の心の中で、まだちゃんと整理されておらず
何の成長も、解決も見えていないことを…
まだ、話せない。
感情的になって、八つ当たりのようになってしまうかもしれない。

はけ口にしたくないんだよ…お前を…

でも、今こうしている間にも、きっとのだめは…
そう思うと、千秋にも切なさが込み上げてくる。

どうすれば…

いま話したいこと…彼女に一番伝えたいことは…

「…のだめ」
そっと、やさしく両手でやわらかい頬を包み込み
しっかり目を合わせて…言った。

「…好きだ」

「…のだめ
490名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 01:11:30 ID:DOS9tsM6
477さん、485さん

過去に何度も言われていることかと思いますが
投下は「すべて書きあがってから一気に」お願いします。
491485:2007/01/31(水) 01:14:38 ID:kxdl9Xdl
**********

きっと、かなり驚いた表情をしてしまったに違いない。

のだめは正直なところ本当にびっくり…してしまった。
「せ…んぱい?」
ゆっくりと耳元にその唇が移動して、そしてまた囁く…
「…好きだ」

聞いたこともないような甘い甘い声で、いつもは絶対に口にしないその言葉を
先輩が自分に囁いている。
聞きたかった話ではない。今日話したかったことじゃない。

でも…だけど…

きっと一番欲しい言葉…

「ズ…ルイです…よ」
「好きだ」
「せん…ぱ…」
「好きだ」
「…んっ」
「好きだ…」

…のだめ、頭が痺れちゃいそうデス…
耳元で囁かれる甘い囁きにクラクラしてしまう。
両手を千秋の首にまわして、きつく抱きしめる。

「…のだめも、好き…デスよ…」

また目を合わせて、激しい口づけを繰り返す。
ゆっくり…入ってくる千秋を感じながら、目を閉じて思った。

のだめ…やっぱり待つことにします…
492485:2007/01/31(水) 01:16:14 ID:kxdl9Xdl
******************
******************

甘い時間の余韻に浸りながら、のだめの髪をそっと撫でて言った。
「あのさ…その…俺と親父の…」
「しんいちくん」
のだめが遮る。
「いいですよ。やっぱり、ゆっくりでいいデス。のだめ、待ちマス。」
そして可愛くいつもの笑顔で、いつものセリフを言った。
「妻デスから。」
「…ばーか」

「それに今日は、めったに聞けない愛の告白をいっぱい聞けた…ぎゃぼっ!」
「…いいからもう寝ろ」
思い出して恥ずかしくなって…
のだめの頭を布団の中に押し込む。

「…カズオ…おやすみなさい…デス」
「…おやすみ」
そのおでこに小さくキスをして、ゆっくり…ゆっくり眠りに落ちていった。


    −END−
493485:2007/01/31(水) 01:21:53 ID:kxdl9Xdl
以上です。お目汚しスミマセンでした。
誤字脱字もあるかと思いますが、お許しを!

>>490さま
すみませんでした。
家人に所用で呼ばれてしまい、PCからすぐに離れないといけなかったので…
言い訳スマソ。

それでは、失礼いたしました。
494名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 01:28:25 ID:AQ3bbpRX
ふぉ〜、久々に来てみたら神々の落とし物がこんなに!!
職人の皆様ありがとうございます。
美味しく頂きました。

495名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 01:31:00 ID:eQFTW7kE
GJ!!
「好きだ」連呼のところがキュンキュンでした
萌えー(*´Д')
496477:2007/01/31(水) 01:39:52 ID:8V2oZrkC
>>490

結構頑張ったのですが、携帯からではコピペがうまくいかなくて…。

すみません…。
497名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 02:01:13 ID:ZxuYy7PU
神の連続投下にびびりつつ、漏れも投下します。
ちあのだで、千秋引越し後。
最初のだめモノローグ。その後千秋モノローグ。微エロ。
498名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 02:03:41 ID:ZxuYy7PU
おなかの中が熱かった。
ううんそれどころか、足の間に、灼熱の物体が穿たれていて、私はそれをより深く迎え入れるべく、身体を大きく開いて全身でうけとめていた。
自分の獣じみた叫びが信じられない。
下腹の内蔵が、強い摩擦を受けて、悲鳴をあげているのに、全身が快感でよじきれそうだ。
私の身体を当然の権利を以ってえぐっている、彼の名を呼ぶ。
「し…しんいちくん…!し……!!」
真一くんの背中をにしがみつこうと、腕を持ちあげたつもりだったが、どういう訳か、いくら腕をのばしてもむなしく手ごたえがない。
「真一くん?!」


夢だった。目がさめた。
ベッドに寝ているのは自分一人。
「ぎゃぼ…ウソ。」
ヒーターががすでに切れた室内はパリの夜気に冷えきって、タイマーで作動始めるにはまだ早い時間。
夢だったのに、その感触はなまなましく身体に感覚が残り、自分の下着がしとどに濡れているのがわかった。
「はうん…ちゅごい事に…。」
499名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 02:05:33 ID:ZxuYy7PU
おなかの中が熱かった。
ううんそれどころか、足の間に、灼熱の物体が穿たれていて、私はそれをより深く迎え入れるべく、身体を大きく開いて全身でうけとめていた。
自分の獣じみた叫びが信じられない。
下腹の内蔵が、強い摩擦を受けて、悲鳴をあげているのに、全身が快感でよじきれそうだ。
私の身体を当然の権利を以ってえぐっている、彼の名を呼ぶ。
「し…しんいちくん…!し……!!」
真一くんの背中をにしがみつこうと、腕を持ちあげたつもりだったが、どういう訳か、いくら腕をのばしてもむなしく手ごたえがない。
「真一くん?!」


夢だった。目がさめた。
ベッドに寝ているのは自分一人。
「ぎゃぼ…ウソ。」
ヒーターががすでに切れた室内はパリの夜気に冷えきって、タイマーで作動始めるにはまだ早い時間。
夢だったのに、その感触はなまなましく身体に感覚が残り、自分の下着がしとどに濡れているのがわかった。
「はうん…ちゅごい事に…。」
毛布の中でそうっと、そこに手を這わせてみた。
けれど感じるのは冷えた自分の指先と、少しばかりの痒さをしのぐ程度にしか感じられない未熟な手淫。
べとついて、ぬるぬるしていたはずのそこも、すぐに乾いてくる。
「ふう…。」
起き上がって、シャワーをあびて流す事にした。
汚れた所だけ軽く流して、下着を換え、別のパジャマを着込む。
冷えない様に、またベッドにもぐった。
まだ身体に、さっきの淫夢の余韻が残っていた。
普段の自分とは別人のような、乱れに乱れた自分の所作が思い出せれて、頭もカーーッと熱くなってくる。
500名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 02:09:47 ID:ZxuYy7PU
おなかの中が熱かった。
ううんそれどころか、足の間に、灼熱の物体が穿たれていて、私はそれをより深く迎え入れるべく、身体を大きく開いて全身でうけとめていた。
自分の獣じみた叫びが信じられない。
下腹の内蔵が、強い摩擦を受けて、悲鳴をあげているのに、全身が快感でよじきれそうだ。
私の身体を、当然の権利を以ってえぐっている、彼の名を呼ぶ。
「し…しんいちくん…!し……!!」
真一くんの背中をにしがみつこうと、腕を持ちあげたつもりだったが、どういう訳か、いくら腕をのばしてもむなしく手ごたえがない。
「真一くん?!」


夢だった。目がさめた。
ベッドに寝ているのは自分一人。
「ぎゃぼ…ウソ。」
ヒーターがすでに切れた室内は、パリの夜気に冷えきって、タイマーが作動始めるにはまだ早い時間。
夢だったのに、その感触はなまなましく身体に感覚が残り、自分の下着がしとどに濡れているのがわかった。
「はうん…ちゅごい事に…。」
毛布の中でそうっと、そこに手を這わせてみた。
けれど感じるのは冷えた自分の指先と、少しばかりの痒さをしのぐ程度にしか感じられない未熟な手淫。
べとついて、ぬるぬるしていたはずのそこも、すぐに乾いてくる。
「ふう…。」
起き上がって、シャワーをあびて流す事にした。
汚れた所だけ軽く流して、下着を換え、別のパジャマを着込む。
冷えない様に、またベッドにもぐった。
まだ身体に、さっきの淫夢の余韻が残っていた。
普段の自分とは別人のような、乱れに乱れた自分の所作が思い出せれて、頭もカーーッと熱くなってくる。
冷静に考えれば、あと1週間もしないうちに生理がくる予定なんだ。
だから今は排卵期だから、こんな夢をみちゃうのだろうか。いくら先輩が引越ししちゃって、まえほど身近にいないからって。
…先輩に会いたいな…。
もう寝ちゃってるかな。
時間は深夜1時。
……先輩の部屋まで、歩いても1時間かからないよね。
しばらく考え、私は起き上がった。
パジャマを脱いで、昨日脱いだワンピースをそのまま着込む。
厚いタイツを下にはいてブーツを履いた。
クロゼットから、ダウンコートを出して羽織ると、学校の支度を軽く揃えて、鍵盤アプリケのかばんだけを持つ。
夜の空気が刺すように冷たい中、アパルトマンの中庭を突っ切って、赤い木の門の取っ手を降ろした。
澄んだ空気にガシャンという金属音が響き渡る。
501名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 02:14:03 ID:ZxuYy7PU
静かに後ろ手で扉を閉めて、ゆっくりと電子ロックが作動するのを確認すると、私は走り出した。
真一くんの新居まで、息が続く訳もないのに。
無性に走り出したくて、走れるところまで、走りたくて。
火照った頬が、氷点下の空気にぴりぴりと刺激される。
時折走り去る自動車のヘッドライトのほかは、通行人はまばら。
真一くんの所につくころには朝になっちゃうかも。
でもどうしても、お部屋にいきたい。
私はひゅうひゅういう喉を保護して、口を手で覆いながら、できるだけ小走りに、車で憶えた道順を逆にたどった。

*************


深夜も2時半になろうとしていた。
スコアを読んでいるとつい、眠るのが億劫になる。
次の日寝不足感が残るのがわかっているのに、1日の残りが少なくなっていくのを惜しんで、ついつい夜更かししてしまう。
やばいな。このままじゃ本当にいざって時に支障がでる。
セルフコントロールをやりなおして、睡眠時間を規則正しくしなくてはまずい。
俺は冷蔵庫から牛乳を出すと、マグカップに注いで、レンジの中にいれてスイッチを入れた。

コンコン

「?」
何かいま玄関が叩かれたような?まさかこんな夜中に。
来客ならブザーがあるし。
ところが続いて、玄関の鍵のシリンダーがカチャ・ピンと勝手に作動する音がした。
「誰だ?ピッキング強盗か?」
俺はキッチンの手近にあった卵用のフライパンを背に隠して、玄関に向かった。
以前の部屋よりもせまいこの部屋では、玄関までいかなくても、その扉が今、勝手にゆっくりと開いて、侵入者が頭を差入れて来るのが視認できる。

「のだめ?」
「ぎゃびっ!先輩なんで起きてるんですかっ?」
のだめが真っ白な吐息をまとわせて、頬を赤く染めて扉に立っていた。
「何やってんだ!早く入れ!」
「ぎゃぼ。」
掴んだ腕が、コートの布地が、冷えきっていて、外気の冷感を物語っている。
「いったいどうしたんだ?タクシーで来たのか?なんかあったのか?アパルトマンの誰かにでも何か…?」
「は…は…はうう。」
のだめはコートの裾を掴んだり、離したり、目線をそらして、体を揺らし、挙動不審だ。だいたい今は深夜2時半をまわってるんだぞ。
「…まさか歩いてきたのか…デプレから?」
夜気に当たっての事以上に、みるみるのだめの顔が赤くなる。
…何考えているのか、さっぱりわからん。
「ばかなんじゃないか?何か用にしても時間ってものがあるだろー!だいたい若い女がパリの夜道を…!!!」
「せっ…!」
俺がのどなり声を制して、のだめが顔をあげて何かを言いかけた。
ひゅっと息を吸う音が必死な調子で、のだめが何か俺に伝えたがっているのが感じられて、俺は黙る。
「せんぱいの……お情けを…ちょうだいしに…キマ…シタ…。」
「は?」
「だからそのっ!あの!…はう。」

チン

のだめの言動に固まっていた俺は、キッチンのレンジが切れる音に、我に返る。
「…ちょっと、来い、奥に。」
「あへぇ…」
手を繋いで奥のキッチンまで連れていき、イスに座らせる。
502名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 02:22:58 ID:ZxuYy7PU
コートを着たままののだめは、急に思い出したようにガタガタ震えだした。
「はううううう寒かった…。」
「ほんっとに何考えてんだこのバカ。ほれ飲め!」
俺は自分が飲むために温めた牛乳をのだめの前に置くと、目の前で角砂糖を放りこんだ。
ブランデーを適当にドボンと注いだ。スプーンをつっこんで、ぐるぐるかきまぜて放す。
ちりりりり、とマグの端でスプーンが鳴った。
「あ…ありがとうございます…。」
マグカップをおしいだく様に握り、すすり始めたのだめを見ながら、俺もとなりに座った。
「……はああ。」
「どうだ…。」
「あったかいデス…。」
新居に引っ越してからひと月ほどになっていた。
俺はマルレの定期公演を順調にこなし、のだめのサロンデビューもつつがなくとはいえないまでも過ぎた事となった。
のだめはあれからまた、課題と練習にあけくれていると、週に2、3度会うデートで報告してくる。
つい2日前にも会ったばかりなのに。
その時はお互いスケジュールの都合で、何もせずに別れた。
だけど別れのキスが、ふだんよりも濃厚で、俺はここがパリだからって、日本人の慎みを忘れてしまったように、のだめの唇をむさぼっていた。
唇が離れた時、のだめは涙目で、まっかな顔で、走り去った。
それからの俺は時々、スコアのページを見つめながら、マルレのライブラリの雑用をしながら、のだめの唇の厚み、やわらかさ、見つめ返してきた潤んだ瞳、後姿がちらちらと思い浮かべた。
肩のあたりがほんわりと暖かくなるのを、不思議と感じていた。
近くにすんでいた時は、のだめを思い出してこんな風にうっとりとするなんていままで皆無だった。

ふいにのだめの茶色の頭が、横に座る俺の肩にぽすんと当たってきた。
「あの…夢…見たんデス。」
「夢…?」
「先輩とエッチしてる…夢デス。」
「……!!」
「イエ多分先輩だろと思うんですけど。
ええ先輩に間違いないんですケド。
それで先輩が夜這いにきたのかと思たら、目が覚めてものだめひとりで…。
それでもんもんとして眠れないし。
そしたらこんな時間だけど、どうしても先輩のところに行きたくなっちゃって。
先輩寝てても、鍵があるから勝手に入っちゃえと思って。
でも電車は怖いし、それで走って…ゲホンゲホン!」
「バ…ばかか?」
のだめは支離滅裂な事を勝手にまくしたてて、夜気に荒れた喉をくるしそうに咳き込んだ。
コートを着たままののだめの背を優しくなでて、おちつかせようとした。
そのままゆっくり座ったまま抱き寄せる。
「はうん…。」
「それで…会いにきたんか。」
「ハイ…。」
「お情けを頂戴しにって、ナンだそれ。」
「は…はぐれ雲…。」
「しらねー…。」
「ええと…エッチしてって意味ですヨ。」
503名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 02:25:42 ID:ZxuYy7PU
俺はもうたまらなくなって、のだめの顎を下からすくいあげるように持ち上げると、強引に唇を合わせた。
「んんっ…」
のだめはくぐもった声を喉からもらすと、それっきり俺のリードにあわせ、唇を開き、舌をからみ合わせてくる。
「はう…真一くん…」
くびすじに舌を移動させると、のだめの肩がびくりと痙攣する。
そうなりながらも、のだめは自らコートを脱いで、俺にすがり付き、イスに座ったままの上に跨いで乗ってきた。
こんな積極的な事、これまであったか?
いくらこいつ変態でも、いままでベッドの中では以外とウブで、はじらいまくった末に最後は痴態をみせるのが、いつもかわいいこいつのスタイルなのに。
俺は抱きよせながら、ワンピースの背中のジッパーを下ろし、肩口をおろして腕を抜いてやるのももどかしく、肌着を持ち上げてのだめの豊かな胸にしゃぶりついた。
「アア…んっ…んん…。」
大きく広げたのだめの足に自分の足もひっかけてさらに限界まで広げさせる。そうして、前と後ろから両手で指をすべりこませ、その花芯を弄んだ。
「あっ、真一くんッ…あの…あんん…」
「なんだ。」
「あっ…やああ、まって、アアアアっ」
「なんだよ。」
のだめの身体を持ち上げて、テーブルに寝かした。
頭に当たりそうになった灰皿と調味料瓶を指先で押しやる。
手早く自分のベルトをはずし、おろしにかかると
「ま、…まッテ、まってくだサイっ…ああん。」
哀願してるのか、あえいでるのか分からないが、のだめが俺の服をひっぱって大声をだしたので、俺は動きをとめた。
「…何…さっきから…。」
「あの…真一くん…アレ…持ってますか?」
「アレ?」
ああ、そうか、財布か、ベッドの所までいかないと無いな。取りにいってこなきゃ。
「のだめ、持ってマス!!」
「は?」
目が点になっている俺をよそ目に、半裸ののだめがテーブルから置きあがると、イスにひっかかった自分のダウンコートをとり、ポケットをさぐりだした。
「ハイ!!!」
と取り出した手には、例の四角いビニールの包み。
「お…お前…そんなに…シタかったのか…。」
すこしばかり引きながら、おれはそれを受け取った。
「……。」
再び真っ赤になって、下を向くのだめは、急に初々しい恥じらいをみせて、足を閉じ、こぼれそうな胸を両手で隠しながらゆっくりテーブルに横たわった。
そのかわいらしさに、俺はふたたび興奮を覚えると、装着をすませ、のだめの片足をあげて覆い被さった。
「しんいちくん…。」
「なんだ…。」
「ツケテくれましタ?」
「ついてるよ。(ナンなんだ…)」
「よかった。あの、のだめ、危険日だったんでス。」

「は?」

その後のスリルといったらなくて、だが俺は、男って一旦はじまると止まらないって本当にそうだなあという事を実証した。
事後の焦燥感は普段以上のものだったが…。


おわり。
504名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 02:27:32 ID:ZxuYy7PU
ご、ごめんなさいーー!最初のところ、投下失敗したかと思って何回もいれちゃった―――!よみにくくなって申し訳ありませんン
ロムにもどりますうう。
505名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 02:55:33 ID:gQJUUhJq
>>446
肝心のトコぼかす貴女が大好きだ!!
たまらんムッハー!
506名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 03:18:13 ID:ZxuYy7PU
500からが最初です
507名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 09:06:29 ID:DOS9tsM6
肝心なところ書いてクレー
こっちももんもんしてきたー
508名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 12:43:55 ID:8V2oZrkC
でも、最近のここの書き手さんは割とエロ書かないよね。ちあのだ甘々ならいいみたいな所あるよな。
509名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 13:26:12 ID:k1brUEvY
>>508
ならばエロエロな話をおまいさんが書いてくれ!

俺はSSなんて書けないから、エロなしだろうが初投下だろうが書いてくれる人に感謝してる。
510名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 13:42:12 ID:S9olXpCc
ここにあるSS良質なものばかりで非常に満足
のんびり過去ログも見てくるよ

スレチだがエロ絵スレってあるの?見たいし描きたいんだが・・・
511名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 14:20:48 ID:Zo2l+6I7
本気で個人的な嗜好の話なんですけど…

例文)千秋は一層強くなる締め付けに限界を感じると、再奥まで進め自身を解放した。
   −間−
   「もう、先輩ったらムッツリ過ぎデスよ〜w」

↑みたいな、行為の絶頂で途切れて、間を置いて次の行はすでに行為は終わったあと。
っていう描写にモンモンしてしまうのは私だけでしょうか…?
のだめと千秋がどんなふうに絶頂を感じるか、とか後始末してる雰囲気、とかに萌えるんです。

例文)千秋は一層強くなる締め付けに限界を感じると、再奥まで進め自身を解放した。
   「や、ああぁっ……!」
   のだめは中でドクドクと脈打つ熱に、体中が熱くなる程の快感を覚える。
   律動を止めてもなお締め続けられ、千秋のものは硬さを保ったままだ。
   「…くっ」
   2回戦に入りたがる気持ちを押し殺し引き抜く。
   ベッドボードのティッシュを引き寄せると、避妊具を外して紙に包む。
   まだ息が荒いのだめの秘部を優しく拭いてやると、くすぐったそうに身じろいだ。
   「…もう、先輩ったらムッツリ過ぎデスよ〜w」
   「仕方ないだろ。今日はするつもりなかったんだから」

↑みたいな、ねちっこいえろい描写が大好きです。
分かる分かるアタイもだよ!!って方いますかね?
512名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 14:29:03 ID:8V2oZrkC
>>509

いや、なんていうか…甘>エロをみんな求めてるのかなと思っただけで。
513名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 14:43:41 ID:tw6wWz0G
>>511
おまいの気持ちは激しく解るが、
そういうのが書けない人の気持ちも激しく解るw
つーか、>>511タンにちゃんと書いて欲しいですww
514名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 15:49:49 ID:fYggRcgK
エロを待ってる人が多いのに、期待に添えなさそうですが、投下させてください。

・ちあのだ(パリ編引越し前)
・本番は無いけど、極微エロ?
・どてら(という言葉がなんとなく使いづらかったので「はんてん」にしました)
・二人羽織プレイ(プレイとは言わないかも・・)

ということで、>>402さんからの流れにインスパイアされますた。
でもグダグダ。スマソ。昼間だから許してw
515512−1:2007/01/31(水) 15:50:41 ID:fYggRcgK
昼下がりの三善のアパルトメント。
学生たちは皆学校に行き、静かなひとときの中、千秋は一人、ピアノを弾いていた。
「今日早く終るって言ってたし、そろそろ帰ってくる時間かな・・」
のだめと出会ってから、バタバタと落ち着かない日々を過ごす千秋にとって、
こういう一人の時間はとても貴重で楽しいものではあるが、
その反面、なんだか物足りないと思ってしまうのも事実だった。
千秋がふと時計を見た時、パタパタと階段を駆け上がってくる音が聞こえた。
しかし、足音はそのまま、隣の部屋に入って行った。
「あれ? 珍しいな。」
最近ののだめは千秋の部屋を居住用、自分自身の部屋を物置のように活用していたので
学校帰りには、いつも直接千秋の部屋に来るのが普通になっていた。
「ま、たまにはいいか」
千秋は弾き続けていた曲の世界に、再び入り込むのだった。

「せんぱーい、みてみてー!」
ノックもせずに勢いよくドアを開けて入ってきたのだめに、千秋はいきなり現実に引き戻された。
そして、のだめのあまりに予想外な格好に、千秋は危うく椅子からずり落ちそうになった。
「なんだ、お前、そのカッコ・・」
「ヨーコが送ってくれたんです。新作のはんてん♪ どデスかー?」
のだめは、いつものワンピース姿の上に、赤地の麻の葉模様のはんてんを羽織っていた。
その格好があまりにものだめらしくて、千秋は思わず噴出した。
「・・・お前、そういうカッコ、本当に似合うよな。『まんが日本昔ばなし』に出てきそう。」
「え?昔ばなしですか??『浦島太郎』の乙姫様?それともかぐや姫??」
「いや、『舌きりスズメ』の舌切られたスズメ・・・」
「むぎゃ。人じゃないじゃないデスかー!!」
「ハハハ、洗濯ノリを舐めちゃうなんてお前っぽいじゃん。」
「ムキーー!!!」

(でも、ほんと可愛いよな・・)
千秋は心の中でそう思って、そんな自分に赤面した。
516512−2:2007/01/31(水) 15:51:31 ID:fYggRcgK
「のだめがスズメなら、千秋先輩は、おじいさんデスね」
「はぁ?なんで俺がじいさんなんだよ!」
「・・・いや、どっちかっていうと、いじわるばあさん?」
「おい、けんか売ってんのか?」
「まあ、いいからいいから。先輩もこれ着てくだサイ。」
のだめがそう言いながら「はい」と千秋に紙袋を差し出した。
「え?なに?」
そう言いながら紙袋を受け取り中を確認すると、
そこにはのだめが着ているのと同じ柄の紺地のはんてんが入っていた。
「・・・こ、これって・・・」
「先輩のですよー。のだめとおそろいデス。先輩、絶対似合うと思いますよ。
 早く着てみてくだサイ!」
「着るかーーーー!俺は仮装は大嫌いなんだ!!」
「仮装じゃないデスよー。れっきとした日本の民族衣装じゃないデスか。」
「民族衣装って・・・。とにかく、俺はこんなもっさりとした服は嫌いなんだ!」
「ぷぷぷ。先輩ってば、コタツの時もそんな事言ってたくせに、
 結局愛用してたじゃないデスか。これだって、着てみれば気に入りますよ。
 ぬくぬくのホカホカです〜」
千秋は、初めてのだめが自室にコタツを持ち込んできた日の事を思い出した。
あのコタツ・・・。
あれのせいで俺は危うく人生転落しかけたんだ。同じ過ちは2度と繰り返さないぞ!
千秋は鼻息荒く、「いらねぇよ!俺は絶対に着ないぞ!!」と叫んで、
紙袋ごとはんてんを床に叩きつけた。

のだめは、千秋を寂しそうに見上げながら紙袋を拾い上げ、
「そデスか・・・。先輩が着ないなら、仕方ないデスね。
 でも、せっかくヨーコが作ってくれたし・・
 あ、黒木君なら着てくれるかな。リュカにはまだちょっと大きめデスね。
 そだ!ポールは喜んでくれそうデス。
 じゃ、ちょっとのだめは出かけてきます・・・」
と、元気よく部屋を出て行こうとした。
「・・・ちょっと待て・・・(黒木君やポールはともかく、リュカって誰だよ?)」
千秋はのだめの言葉を聞いて、妙に落ち着きがなくなっている自分に気付いた。
「なにそれ、他のヤツに上げるの?」
「だって、先輩着てくれないんじゃ、もったいないじゃないデスか。
 ヨーコだって、せっかく作ってくれたんだし、誰かに着てもらわないと・・・」
「・・・・・」
517512−3:2007/01/31(水) 15:52:24 ID:fYggRcgK
こいつ、解って言ってるのか?
絶句して、その場に立ち尽くす千秋を残し、
「じゃ、ちょっと行ってきます!」
のだめが再び千秋の部屋から出て行こうとしたその瞬間、
「おい、待てよ!」
千秋に紙袋を持っている方の腕を強引に掴まれ、のだめは後ろによろめいた。
そのまま千秋はのだめに後ろから抱きついた。
「お前っ! なんで俺以外の男に渡すなんて言うんだよっ!」
「え、だって、先輩が着ないって言うから・・」
「俺が使わないって言ったら、お前、全部他の男にあげちゃうわけ?」
「先輩、ち、ちょっと待って。何言ってるんデスか?」
「俺以外の男と、おそろいの服着て、お前本当に嬉しいわけ??」
「せんぱい? ・・・!」
のだめは、なんとか顔だけで千秋の方を向くと、千秋はその唇を、
すかさず自分の唇で覆い、また更に腕の力を強めた。
はんてんの上から抱きしめるのだめはいつも以上に柔らかくて、
まるでぬいぐるみを抱いているような感触だった。
「・・・俺以外の男にプレゼントなんてするなよ・・・」
唇はかろうじて開放されたが、身体は拘束されたままののだめは
半分気を失ったようにがくんと首を振り下ろし、うつむいたまま、
「プレゼントなんかじゃないデスよ。先輩、考えすぎ・・・」
とつぶやいた。
その後、自分を抱きしめている千秋の腕をギュッと握りながら、
「真一クンは、やきもちやきやさんデスね」
と言いながらふっと笑ったようだった。

(こいつ、もしかしてわざと・・・?)
千秋は、のだめに何もかも見透かされたような気がして、
頭の中で恥ずかしさと苛立たしさが絡まり、何かがはじけたのを感じた。
そして、のだめを引きずりながら後ろに1−2歩下がり、
そのままさっきまで座っていたピアノ椅子に腰掛け、膝の上にのだめを座らせた。
「ギャボ、なんデスか、このかっこ!」
「お前って・・・ほんと酷いヤツだよな」
「えー、のだめが酷いんですか?酷いのは、先輩の方じゃなかですか。
 せっかくのおソロいのはんてん、着たくないって言われて、のだめも傷ついたとデスよ」
「おまえさぁ・・・、ほんとに俺があんなの着ると思ったの?」
「だって〜、絶対先輩好きだと思いますヨ。ね、着てみてください、おじいさん!」
のだめは紙袋をぶんぶん振り回した。
「おじいさんじゃないっ! ・・・でも、まあ・・・、じゃあ試してみる!」

千秋は紙袋をのだめの手から奪い、それを椅子の脇に放り投げた。
そして、のだめの着ている赤いはんてんの裾を思いっきり上にたくしあげ、
のだめの背中と、着ているはんてんの中に頭を突っ込んだ。
「ちょ・・、先輩、何シテるんデスかーーー!!!」
「だから試着だよっ!」
千秋はそのまま、のだめの両手を後ろに引っ張り、はんてんの袖から抜いて、
その空いた袖口に自分の手を入れて、のだめごと抱きしめ、そのまま首筋にキスをした。
「きゃっ・・」
のだめは突然のことに驚き、千秋から身体を逃がそうと努力したが、
はんてんと千秋に縛られた状態になり、身動きが取れない。
千秋は、ゆっくりと首筋を舐めあげながら、襟口から顔を出し、
そのまま耳元までキスの雨を降らせた。
「せんぱっ・・く、くるし・・・。 はんてんの着方、間違って、マス・・・」
「そう?これでいいはずだけど?」
518512−4:2007/01/31(水) 15:53:03 ID:fYggRcgK
千秋はのだめの耳を軽く噛んでからささやくように言った。
「ほら、二人羽織。はんてんってこうやって使うんじゃないの?」
「そういう使い方も確かにありますけど、・・・なんかちがくないデスか?」
「いいんだよ、ほら・・」
千秋は、長い間のだめを拘束してた、その2本の腕を、今度はピアノに伸ばした。
   〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜
「ふおぉぉぉ!もじゃもじゃ!!」
「な、お前が弾いてるみたいだろ」
「先輩凄いです。っていうか、この曲弾けたんですね。」
「・・・。お前がよく弾いてるからイヤでも耳に入ってくるんだよ!」
「でも、先輩、二人羽織って、後ろの人は顔出しちゃダメでしょー」
「細かい事言うな。」
「じゃあ、このまま組曲12曲全部おねがいしマス。のだめが歌いますから」
「調子に乗るなーーーー!」
俺がやりたかったのはそんなんじゃないんだよっ!
千秋はピアノを弾くのをやめ、突然のだめの胸を鷲掴みにした。
「ぎゃぼ!突然なにするんデスかー!」
のだめは反射的に千秋から逃げようとしたが、無駄な努力だった。
「せ、先輩、なんか、手元がミルヒーそっくり・・・」
「ちょっと黙ってろ」
片手でのだめを胸を揉みながら、もう片方の手で、
ワンピースの胸の下のボタンを1つだけはずし、
千秋はすばやくその中に手を滑り込ませた。
その手は器用にブラジャーの中にまで潜り込み、柔らかなふくらみを直接掴んだ。
「やっ、せんぱ・・・やめ・・・」
「やだ、やめない。」
二人羽織のせいで、二人とも身動きが取りにくい。
のだめは後ろに回された手を動かす事が出来ず、ただ、千秋のシャツを握り締めるしかできない。
千秋はのだめの耳をそっと噛んで、
「ねえ、俺が居ない時、こうやって一人でシたりするの?」
と囁いた。

「し、してまセン・・・ あぁ・・っ」
千秋の指が既に充分に硬くなった突起をつまむと、のだめの身体がビクンと跳ねた。
「うそつけ。お前、今、目をそらしたじゃん」
「そ、そらしたんじゃないデスよ。目、開けて、らんない・・・はぅっ」
千秋のもう1つの手が、ワンピースの上から、のだめの中心をつつくと
のだめの息はさらに荒くなった。
そんなのだめが愛しくて、千秋はそのままもっと苛めたくなる。
今のこの状態、のだめは完全に俺の手中にある。
もっと好きなようにしたい、もっと縛りたい、もっとめちゃくちゃにしたい・・
「のだめ、・・・ベッド行こう?」
519名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 15:54:01 ID:4naYHflp
自分はどれも美味しく読ませてもらってますよ。
どちらかというと、しつこいエロ描写より
甘々で、エロもあるけど露骨でないのが好きだ。
会話に萌えるタイプかな…

いずれにせよ、職人の方々GJでした!
連続投下に驚いたw
520512−5:2007/01/31(水) 15:54:16 ID:fYggRcgK
そんな千秋の要求に、普段なら素直に応じるのだめが今日に限っては首を横に振った。
「だ、ダメですヨ、のだめ・・約束が・・」
「え?約束?」
予想外の返事に千秋の手が止まったその瞬間、「バタン」とドアが開く音が響いた。
「ちょっとー、のだめ、いつまで待たせるのよ!!・・・ってあんたたちなにしてんの?」
「あへー、ターニャ・・・。これはですねー、『二人羽織』と言って、日本の伝統芸能なんですよ」
「はぁ?何それ?」
「だから、こうして、ほら、この袖から出てるのが先輩の手なんですけど、
 こうやって、この手でソバとか食べたり・・・」
「へー、とにかく早くでかけましょうよ。フランクも待ちくたびれてるわよ」
「ターニャ、お前、そのかっこ・・・」
放心状態だった千秋が我に帰って改めてターニャを見ると、なんと、ターニャもはんてんを着ている。
「どう?似合う?のだめにもらったのよ。キモノって初めて着たわ。」
「いや、それ、着物じゃないし・・」
「フランクもね、大はしゃぎよー。で、これからみんなでこの格好でパリの街を練り歩くの!
 千秋も行きましょうよ。似合ってるじゃない。」
「いや、俺は・・・勉強があるから・・・ってえ?似合ってる?」
のだめは、千秋の膝の上からぴょこんと立ち上がって、千秋を振り向いた
「ほんとだ。やっぱり似合いますよ、千秋先輩。」
のだめが膝から降りると、ちょうど千秋が赤いはんてんを着ているだけの状態になったのだ。
「先輩って赤も似合うんですね。意外でした。きゃは。やっぱりいじわるばあさん・・・」
「誰がばあさんだ!」
千秋は急いでそれを脱ぎ、のだめに向かって投げつけた。
「ぎゃぼ!」
「行くなら早く行け。お、俺は本当に勉強があるから。」
「そデスかー。せっかく4人でパリジャンの心を鷲掴みにしようと思ったのに」
「・・・」
「じゃ、ちょっと行ってきまーす。夕飯には戻りますから、
 美味しい洗濯ノリ用意しておいてくださいね。」
のだめははんてんを羽織り、「チュンチュン」と口を尖らせながら言ってから
ターニャと逃げるように出て行った。

「くそ!ばかのだめ!!」
部屋に一人になった千秋は、足元にあった紙袋を思いっきり蹴飛ばした。
「人がせっかく・・・ハックシュン!」
はんてんも脱ぎ、のだめも抱いてない自分の身体が、とても冷え切っている事に千秋は気付いた。
とぼとぼと先ほど蹴飛ばした紙袋を取りに行き、その中から紺のはんてんを取り出し、
黙ってそれを羽織った。誰も見てないのに顔が赤くなるのを感じた。
「あいつ・・・帰ったら、捕まえて舌引っこ抜いてやる、覚悟しとけよ・・・」

〜おわり〜
521名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 16:54:32 ID:BRHEZo1b
挟まるなんておそろしい子>>519!!!
522519:2007/01/31(水) 17:21:18 ID:4naYHflp
ゴメン…携帯でたらたら打ってたらこんなことに…
512さま、ほんとすみません。
523名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 17:31:28 ID:8V2oZrkC
二人羽織りをこう持ってきたか!って感じです
。日本むかし話に詳しい千秋?て思ったりもしましたが、オチも効いてて面白かったよ〜。
524名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 17:59:06 ID:8V2oZrkC
連投ですが
一個前の500さんののだめも可愛かった。折角なので続きを是非!

あと511さんの言ってるようなのも見たい!…ていうか、是非書いて〜。自分でも頑張って書いてますが、その辺まではなかなか書けなくて。いろんな人のちあのだを見たいです。
525名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 18:14:27 ID:abLWRrja
つーか、読み手の需要が甘々とエロエロで定期的にローテしてるんだよ。
今は甘党が多めだけど、そろそろエロ党の人が物足りなくなって
流れを変えて来るんじゃないかと思ってた。
私はへなちょこ甘味職人なんで、濃厚なエロ需要の高いときは、
読み手に徹して神の作品を楽しんでます。
526名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 18:32:32 ID:FXe3Bj1N
>>512さんGJです。
やきもちやきやさんの千秋に萌えた
527名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 19:00:37 ID:4naYHflp
>>525
甘党とエロ党がローテ…すごいわかる。
自分はやっぱり甘党なので、>>485さんのちあのだみたいな
微エロと甘々な会話がツボ。
ここエロパロだし、自分みたいな甘党のほうが少ないかな?と
思ってるんだけど、どうなんだろ?
528名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 19:52:56 ID:WsKwlF2I
鼻血が出そうな汁分多めの濃厚エロ描写は難しいだろうし…
ちょっとした心情描写で萌えを表現するのも難しいだろうし…
投下される作品がエロ多めだろうが、甘味成分のみだろうが、やっぱ職人さんは凄いよな。

ちなみにエロエロでも、エロなしでも、ぐっとくる”萌え”描写があると、俺の中では神作品。
529名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 20:09:18 ID:L83hHmJI
時々、すごいエロ神が登場するよね。
リレーで。

正直濡れ(ry
530名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 20:29:06 ID:lzefc7BW
久々にリレーもいいね〜
誰かトップバッターよろ
531名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 21:08:49 ID:R4iqn1DS
>>523
5巻の子千秋番外編で、ベッドで【まんが 日本はなし】読んでたじゃんw
実はむかしばなしマニアな千秋だったりww
532名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:13:01 ID:8V2oZrkC
>>531

うおっ!しまった…。
533名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:19:20 ID:SgEnFGcZ
過去スレ読み返してたら、「千秋とのだめのイニシャルがSM」という書き込み発見して目から鱗だたよ
名は体を表す…か?w
534名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:22:38 ID:aa5BExON
SMはスレイブ(奴隷)とミストレス(女主人)の略でもある。
535名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:52:30 ID:fsJAuhUt
えろ萌え欠乏のため、
過去スレをループで充電、完了。
ろむ専なので、だされたものはなんでも食べますが
漏れはこいめのえろありがよいです。
あまあまもきらいぢゃないよ、でもね、
そろそろ虫歯になりそうかもです…
536眠れぬ夜-1:2007/02/01(木) 00:12:57 ID:1Upp/LJJ
こんなに良作続いてるとこアレですが、初投下させて頂きます。
千秋Xのだめ別居後。エロがちょっとぎこちない・・・テンポはゆっくりしっとりで。

―眠れぬ夜―

正午前、三善のアパルトマン前にルノー・メガーヌが停まる。

アパルトマンの扉を開けながら部屋を見上げる俺は旅支度のままだ。
"別居"してから初めての演奏旅行。自分の部屋へは車と郵便物を取りに行っただけで、そのままのだめの部屋に"帰って"来た。
合鍵を持っているのに留守の部屋に入るのがちょっとだけ後ろめたいのはなぜなんだろう。思った以上にというか、かなり
片付いた部屋を見てあの日の動揺がよみがえる。
後ろめたさや動揺は、のだめをこの部屋に一人残して引っ越してしまったことへの後悔のせいなんだろうか。
この部屋で待ち続けるのが辛かった俺なのに、自分は・・・。
ベッドの上に体を投げ出し、目を閉じているとのだめの匂いがするような気がする。
―・・・いや、臭いんじゃなくて・・・。

影が長くなる頃、帰ってきたのだめが車を見つけて奇声をあげた。チャイムを押すのをやめ、そっと部屋に滑り込むと、
次の瞬間ぎょっとしたように立ち止まった。
「むーん。驚かせようと思ったのにー・・・。逆ドッキリでスよ、真一クン」
ベッドの上にはスヤスヤと寝息を立てている千秋。
のだめは足音を忍ばせて近寄り、千秋の髪に鼻の頭を埋めるようにキスをしてキッチンへ向かった。

--------------------------
―ここはどこ?海辺の町?なんで俺がそんなところに?!ひぃぃぃっ!海っっ・・・のだめ?!
しがみつこうとした腕は空を掴む。
―あれ、さっきまで隣にいたのに
ふと前を見るとビキニ姿ののだめが、誰かと腕を組んで歩いて行く。のだめは悲しそうな顔で千秋を振り返るが・・・
―行ってしまう?
『おいっ、のだめ?(誰だその男は!)』
-------------------------
537眠れぬ夜-2:2007/02/01(木) 00:14:29 ID:1Upp/LJJ
(う〜ん・・・。ピアノ・・・?・・・あいつ帰って・・・)

俺はおぼつかない意識から徐々に目覚めた。ひと月の演奏旅行の間あれほど不眠気味だったというのに、このベッドに横たわった
途端苦もなく眠りについていたらしい。
気づけば体の上にはブランケットが掛けられ、ドアの向こうからはのだめのピアノが聞こえてくる。
あれはドビュッシーの『喜びの島』・・・。コンクールの予選で弾いたと言っていたけど聞くのは初めてだった。

―妻を捨てて新しい恋人とバカンスに出かけた島で書いたと言われる曲・・・。
 ちゃんと表現できてるじゃねーか。あ・・・?、島だからあんな夢。
 おいおい・・・。 ってゆーか、"新しい恋人"って・・・。

俺はそっと立ちあがると、わずかに開いたピアノ部屋の扉から中を伺った。
曲が終わり、のだめの指が止まる。
ふっと顔を上げてふりかえったのだめが、入り口に立つ俺を見つけてにっこり笑った。
「おかえりなサイ・・・真一クン!」
「たっ・・・ただいま・・・」反射的に赤面してしまう。

「起こしちゃいまシタか?」
「いや、よく眠ったから・・・」

「そだ!お腹空きませんか?のだめ、最近ターニャに教わって料理の腕上げたんでス。今日のは・・・この前みんなで
食べたけど誰もお腹壊さなかったし。味だってちゃんとターニャからトレビアンもらったから大丈夫デスよ。」
「・・・それともお風呂にします?・・・それかピアノ、もっと?」

弾かれたように立ち上がってベラベラとまくしたてるのだめをいぶかしんで一歩部屋に踏み出すと、のだめは
後ずさろうとしてピアノの椅子にぶつかった。

「お前、何かヘンだぞ」
―いつもだったら『じゅうでーん」なんて俺に飛びついて来るのに。・・・え、まさかさっきの正夢?!

―また突き飛ばされるか?
恐る恐るのだめの肩に腕を伸ばして胸元に引き寄せると、のだめの目からポロっと涙が落ちた。
「おい、また何かあったのか?」
「何も・・・ないデスよ。だって・・・のだめ、ちゃんと・・・ちゃんと・・・」

―のだめのくせに、頑張りすぎだ。いつもこいつは極端なんだから・・・。
「わかった、わかったから・・・・。」
苦笑しながら肩を抱く。とりあえず一番悪い想像だけは外れたが、愛想を尽かして他の男に心を移したんじゃないかなんて
想像してしまうのは、やっぱり罪悪感があるせいなんだろうか。
頬の涙をぬぐってやって強く抱きしめると、胸元でのだめがつぶやいた。いつものようにちょっと口を尖らせながら。
「のだめホントは、寂しかったんでス。・・・ちょっとだけ」
「ちょっとかよ・・・」
ボケだか本気だかわからないのだめの言葉に何となく安心して、のだめの髪に顔をうずめる。髪はまだ湿っていてシャンプーの
香りが鼻腔いっぱいに広がった。
「また・・・ちゃんと乾かさない・・・」
のだめは放っておくといつもちゃんと髪を乾かさない。この部屋にいたときはしょっちゅうつかまえては髪を乾かしてやっていた。
そんな事、絶対人には言えないけど。
538眠れぬ夜-3:2007/02/01(木) 00:15:23 ID:1Upp/LJJ
うつむいた顔を起こして、帰ってきて初めてのキスをする。
「せんぱ・・・」
何か問いかけようとしたところへもう一度唇をかぶせた。舌を忍び込ませると、のだめの舌を捕らえてじっくりと愛撫する。
舌先をつつくように、そしてなでさするように、やがてねっとりと絡めとるように。
くちびるを離すと、俺の右手に頭を預けたままちょっとほうけたような顔つきで俺を見つめるのだめ。
その耳元へ唇が触れるほどに近づけて囁く。
「メシ?風呂?ピアノ?・・・他にもっと大事なものあるんだけど・・・?」
「ほわ・・・」
とぼけた声で聞き返しながらも俺の言う意味を理解したのか、耳まで上気させる。その赤く染まった耳たぶを唇で優しくはさむ
ようにキスをしてもう一度囁く。
「ん・・・お前・・・」
それでなくとも敏感な耳を、言葉でも刺激されたのだめはぴくんと肩を震わせる。そして、俺の首に手を回しながら顔を上げると、
「急にどうしたんデスか?のだめと会えなかったから溜まってました?」
照れているのか恥ずかしい憎まれ口を叩く。

「うるさい!そのまま、つかまってろ」
「エヘ、お姫様抱っこ・・・」
「コラ、暴れたら放り投げるぞ。」

ベッドの上に言葉とは裏腹に静かに横たえたのだめを、傍らに膝をついて見下ろす。
「めぐみ・・・」
「せんぱい?」
珍しく本名で呼ぶ俺の顔がよほど切羽詰まってるのか、のだめが心配そうな顔で見上げながら手を伸ばしてきた。
「先輩、じゃなくて・・・名前で呼べよ・・・」
俺の頬に触れている手を取ってくちづけ、指を口に含んで一本ずつ舌で丁寧に愛撫する。
「・・・しんいちく・・・ん?」
眉根を寄せながら目を閉じた、快感とも羞恥とも取れるのだめの切なげな表情。

−この顔がずっと・・・
「俺も・・・ちょっと寂しかった・・・かも」
何だかたまらない気持ちになってのだめの胸に顔を埋めると、のだめの手が俺の髪をかき回す。
「・・・しんいちくんたら甘えんぼさんデスね〜」
「何が甘えんぼだ、コラ。さっきまで泣いてたくせに!」
わざと乱暴に、浮き出ている鎖骨の下あたりに吸い付いて・・・

−ちゅっ− 赤いしるしを刻む。
「んっ・・・・。これって、俺の・・・女・・・ってことデスよネ?」
顔を見るといたずらっ子のような目で見上げてやがる。

−ああ、そうだよ。
口には出さず、髪に、ひたいに、顔中にキスを降らせた。

初めての夜。俺の手で女になったばかりののだめの胸元にしるしを刻んだ時、のだめが「今の、何デスか?」と聞いた。
一瞬あきれたが、何だかのだめらしい気もして「"俺の女"っていう印だよ」と答えてやった。
淡白で、女に対しても独占欲なんてないと自分では思っていた。キスマークなんて子供じみた真似、と試したこともなかったのに。
体の奥に残る痛みと違和感に耐えながら、それでも俺とひとつになれたことがうれしいと言うのだめが、この上なく愛おしくて、
つい、生まれて初めてのキスマークをつけてしまっていた。
539眠れぬ夜-4:2007/02/01(木) 00:16:30 ID:1Upp/LJJ
そんなことを思い出しながらまた唇をふさぎ、のだめを生まれたままの姿にした。
自分も全部脱いで直にのだめを抱きしめると、ぬくもりと、しっとりと吸い付くような感触・・・。
両手でふたつの乳房を包むように触れ、指先でそっと輪郭をなぞる。そんな静かな愛撫を繰り返す。
全身に指を這わせていくと、のだめがモジモジするように身を捩る。ウォーミングアップも終了したようだ。
乳房の真ん中にある小さいピンク色の蕾を口に含み、舌先で転がしたり甘咬みしてやると、のだめの口から漏れる声も甘くなる。
「ぁあ・・・ん・・・ぁんっ」
片方の指で胸の蕾を弄びながら唇は下の方へと滑らせて、のだめの足元に移動して脚の付け根の外側から内側へと何往復も
舌を這わせていく。
−そろそろいいかな・・・

両方の膝を曲げてぐっと割り広げると、
「ゃ・・・っ!し・・・んいちくん・・・そこ、ダメっ・・・」俺の髪に触れてほんの少し抵抗をみせるけれど。
いやじゃない証拠に、思った以上に泉は潤い、次の刺激を待ちわびるようにひくひくと蠢いていた。
その潤みをすくうよう舌を這わせ、泉の上にある敏感な芽が顔をのぞかせたところをそっと舐め上げる。
「はぅっ・・・ん」
繰り返し舌でなぶり、時には吸いあげるようにして敏感な芽への刺激を続けながら、指を泉の入り口に差し入れた。

くちゅ・・・ちゅぷ・・・ぴちゅ・・・
湿った音がはっきりと聞こえる。いつもなら恥ずかしそうにするのだめだが、今日はそんな余裕もないらしい。
そのまま指を抜き差しする速度を上げると、
「んっ!ぁっ・・・あぁっ・・・ふ・・・ぁ・・・はっ・・ぁあっ?!」
シーツを握り締めながら喘いでいたのだめが短い叫び声をあげ、あっさりと一回目の絶頂を迎えてしまった。

−いつもより早くないか?もしかしてこいつも俺を欲しがってた?
そう思ったらもう抑えきれない。手早く準備を済ませ、まだ息が整わないのだめの中に俺自身を挿入する。
「んぅっ!・・・」
息を呑むようにのだめが呻いた。
「痛かったか?」
「違・・・、ちょっとびっくりしただけデス・・・」
「じゃ・・・いい?」
こくんと肯くのを確認して、俺はのだめの中で動き始めた。喘ぎ声が高まるのに合わせて深く速くのだめを貫いていく。
のだめの腰も、俺に合わせてゆっくりと動いている。突き上げる度に白い胸が揺れ、のだめの表情はもう恍惚に
近づいているようだ。
キツく締めつけられて、俺自身もすぐに限界を迎えてしまいそうだ。もっと味わいたいのに・・・。

「ぁっ、ぁあっん、ぁっあっ!・・・あぁっ!あぁぁっ・・・あーーっ・・・!」

声にならない悲鳴をあげながら、のだめは俺の腕をぎゅっとつかみ、背中をのけぞらせるようにして昇りつめた。
「俺も、もう・・・」
絶頂に達したのだめの襞にきゅうきゅうと締め付けられた俺も堪らず自分自身を解き放った。

息を弾ませながらのだめにおおいかぶさり、胸の上に今日二つ目のしるしを刻む。
まだ弛緩しているのだめが、ゆっくり目を開き、俺の首に腕を回した。
「しんいちくん・・・キスも・・・」
キスくらいいくらでもしてやるとも。何で俺はこうものだめに夢中なんだろう?
「うん・・・」
540眠れぬ夜-5:2007/02/01(木) 00:17:31 ID:1Upp/LJJ
「おまえなー、寂しいがるくらいなら電話しろよ」
「だって・・・そんなコトでせんぱいを邪魔したくないんデスよ」
「・・・おまえが寂しいのは、俺にとって"そんなこと"じゃないんだけど?」
「ほゎぁ・・・。でも、声聞いたら余計寂しくなっちゃうし・・・それに、電話じゃ匂いがっ」
「匂いじゃなきゃだめなのかよっ!相変わらずおまえは・・・」
いや、そうじゃない。今なら俺にも何となくわかる。このベッドに寝転がったときのだめの匂いを感じて。その途端、すごくリラックス
してぐっすり眠ってしまったんだ。匂いっていうかぬくもりっていうか・・・。でも・・・。

「あのさ、声聞くだけでも俺は少し安心できるけど」
「のだめの声、聞くと・・・?」
「うん・・・。」
「じゃぁ、用がなくても電話しマス」
「うん・・・。俺も電話するから」

「そいえば、お腹空きませんか」
「ん・・・。しかしほんとに大丈夫なんだろうな、おまえの料理。」
「むきゃー、失礼デスね!」
「ハハハ。しょうがないから食ってやるか。腹が減っては戦はできぬって言うしな」
「え・・・"いくさ"って真一君・・・?」
「さ、風呂だ、風呂」
俺は質問には答えずにバスルームに向かう。ピンク色のモーツァルトを口笛で吹きながら。

・・・のだめと二人なら眠れない夜でもいい・・・。

−おわり−
541名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:20:24 ID:X7RUx7rI
いつものパターンだと、誰かが「こーいうシチュ希望」と言い出して
それに「漏れも漏れも!」「読みたい」という声が上がるとそっちの流れに変わる。
具体的な案だすよろし。
ここ最近の流れをスルーしてた人たちもいるだろうから。
542名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:22:15 ID:X7RUx7rI
ぎゃぼ。>>541>>535あてです。
543名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:32:33 ID:2RhGo4lV
>>536さん 良かったです!充電させてもらいました。
メシ、風呂、ピアノ、千秋さま…(*´Д`)
別居後の二人はどんな感じになるのやら。
ここでもたくさんの職人さん達が料理して下さるのを期待。

自分はエロ無しで甘いのも、エロエロも両方好きです。
544眠れぬ夜-5:2007/02/01(木) 00:43:48 ID:1Upp/LJJ
>>543
ふぉぉぉ、読んで頂いただけでも感激なのに、ちゃんと萌えポイントまで。
投下するのにごっつい緊張しましたw
マジで一ヶ月かかりました。エロって難しいですね。

リクに応えて二人羽織@昔話みたいなの書けちゃう人ってほんとすごい。
545名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 01:05:53 ID:gzIVVwDE
GJ!!!!!!!
原作っぽくてイイよ〜
546ある夜1:2007/02/01(木) 01:57:54 ID:yruweSUY
エロのみですみません。

「やんっ」
バスルームから出てくるのだめを待っていたかのように、千秋は彼女の腕をつかみ、
ベッドへ引っ張っていく。
「ど、どうしたんデスか?…」
ベッドにポンとのだめを突き飛ばし、すぐさま、のだめに覆いかぶさる。
雰囲気も作らない、キスもしない、電気も消さない、
そんな千秋は、初めてだ。
のだめの髪は、まだ濡れたまま。
キャミをまくりあげ、あらわになった二つの乳房にしゃぶりつく。
「せ、せんぱい…?」
抵抗しようとは思わなかったが、ふと見る千秋の表情は怖いような、さびしいような、
そんな顔をしている。
のだめが「洗濯機とお風呂貸してくださーい」と言って来た時、
確かにいつもより元気がなかったかもしれない。
千秋の舌はのだめの乳首を捕らえて執拗に愛撫を続ける。
「…」
547ある夜2:2007/02/01(木) 01:58:47 ID:yruweSUY
羞恥心と快感が混ざり合ってのだめの頭が真っ白になった。
喘ぎ声も声にならない。
そういう関係になってまだ日が浅いので、のだめはまだ愛されることに慣れていない。
明るいところで裸を見られることは、恥ずかしいのに、
千秋は容赦なくのだめの下半身に手を伸ばす。
「センパイ、電気電気…」
言い終わらないうちに、のだめはショートパンツごと下着を脱がされた。
もちろん電気など消すはずもなく、かたく閉じようとするのだめの足を
ぐっと開く。
「やんっ、やだ…やだ」
のだめは唇をかみしめ、まくらで顔をかくした。
ちゅっ、ちゅっ…
すでに濡れたのだめのそこに顔をうずめた千秋は、いつものように優しく丁寧に、舐める。
ただ明るいせいかのだめの足の緊張がなかなか解けない。
内ももを撫で、ゆっくりと足を広げていく。
548ある夜3:2007/02/01(木) 01:59:28 ID:yruweSUY
「のだめ…大丈夫…力抜いて」
千秋がやっと言葉を発した。
のだめは覗き込むようにまくらのかげから顔を出す。
力を抜くと自分の足がぐっと開かれ、再び千秋が顔をうずめるのが見えた。
「はあん…」
指がのだめの中に入り込み、ぐちゅぐちゅと音を立ててゆっくり動いている。
それはのだめが一番感じるところを探して、少しづつ位置をかえている。
そのたびにのだめの息が荒くなったり、止まったりする。
初めての夜からいつもいつも、この長い前戯があり、回数を重ねるごとに
のだめの女の部分が研ぎ澄まされていった。
千秋の右手の中指が膨れた突起を刺激し続けると、のだめが声を上げた。
「センパイ!センパイ、あ…」
のだめの体が少しのけぞった。
のだめの中は激しく脈打ち、千秋の指を締め付ける。
「センパイ、センパイ…」
のだめが絶頂に達してからも千秋はのだめの中の指を動かし続ける。
泉のように蜜が湧き出て、シーツは濡れてぐしょぐしょになっている。
千秋はティッシュをとり、指とのだめのそこを拭った。
549ある夜4:2007/02/01(木) 02:00:23 ID:yruweSUY
まだ枕で顔を隠すのだめの耳元で、ちいさく
「イッたな…」
とささやいた。
のだめは耳まで真っ赤になっている。
「ひどい、電気消してっていったのに…いじわるデス」
「ごめん…どうしてもしたくなって…」
のだめのおでこにちゅっとキスをした。
「のだめ…大人の女になりましたネ」
千秋は、はははっと笑った。
「大人の女になった記念に…」
自分の着ていた服を脱ぎ捨てると、のだめの体を抱き上げた。
「お前がやってみる…?」
仰向けに寝ると、のだめの顔を自分の股間に導いた。
「…ハイ」

今日はここまでです
週末に続きを!
550名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 03:36:54 ID:qaprsoOW
ええええええ!
ごらーーーー!漏れのこの昂ぶったナニをどうしてくれるんだああ

ひいい放置プレイでつか。
できるだけ早く投下してください。
でなきゃ誰も待ちませんよ。
551名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 03:54:13 ID:qaprsoOW
だいぶまえにも、途中まで書いてそれっきりの人いたしな。
この投下ラッシュですから、作品は書き上げてから投下したほうがいいですよ。
552名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 07:26:06 ID:b/qcNs6D
>>550
激同
553名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 07:45:58 ID:yuFwUYk4
>>ローカルルール、読んだのかな。
536タソ、ごちそうさまでした。
 −…いや、臭いんじゃなくて… ワロタw
ありがとでした。
554名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 07:48:17 ID:yuFwUYk4
↑ローカルルール云ぬんは
>>546 タソのことですた…
ごめん
555名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 14:42:01 ID:0WchHkfm
眠れる夜の人GJ!!!!
またなんか投下してください
お待ちしてます
556名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 19:54:36 ID:5bcOoBJT
眠れぬ夜の中の人(?)です。
こんな拙い作品にGJのお言葉まで(励まし?)頂いてしまい、
黒木君にほめられた千秋のような気持ちです
<すげーうれしい
エロ以外は出来てるのが何本かあり(ストーリー的には続き)、
本誌発売までの萌え燃料になるのなら、微力ながら精進して
また投稿させて頂きたいと思います。
557名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 20:17:28 ID:B8R59HVw
536さん、GJです〜!
本誌発売まではもちろん以降もずっと楽しみにしてますよ!

558名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 20:33:32 ID:olGe195Q
536
559名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 20:34:23 ID:olGe195Q
536さんGJ!
560名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 20:36:36 ID:u8Xle34Q
485です。
遅くなりましたが、感想をくださった方々ありがとうございました!
荒くなっていく千秋を書くつもりが、甘くなってしまいました…。
もっと勉強して、次回は「肝心なとこ」も書いてみたいと思います。
561ある夜5:2007/02/02(金) 02:32:11 ID:yVL5EeNn
のだめは以前観たエロサイトの女優の動きを思い出す。
それを口に含み、懸命に舌を動かしてみる。
いままで千秋から求められたことが一度もなかったのだが、
のだめ自身は望まれればいつでもする気があった。
だからどきどきはしても、抵抗は無い。
気持ちよくさせてあげたい、という純粋な思いと、行為に対する興味。
上手くできているのかわからないが、必死だった。
千秋の表情が気になってみてみると案の定、しゃぶるのだめを
じっと見つめていた。だがあまりに無表情だった。
「?」
さっきはいつもの千秋に戻っていたのに、またなんか様子が変だ。
「気持ちよくないですか?下手ですか?」
「…」
「何か言ってくだサイ…のだめ…はじゅかしいデスよ…」
のだめも千秋を見つめながら、わざと淫靡に見えるように舐めた。
「のだめ…本当は、こういうことするのは嫌なのか?」
千秋は小さな声でのだめに訊いた。
「無理してるのか?」
のだめは千秋のモノを握ったまま、首を横に振った。
562ある夜6:2007/02/02(金) 02:33:13 ID:yVL5EeNn
「おまえいつでも恥ずかしいとか電気消せとかヤダとか痛いとかばっかり言うし、
おとといも昨日もフランツの実家に遊びに行ったかと思えば帰ってきてもうちには来ないし、
来ても洗濯だとか風呂だとか…」
「…」
「俺ばっかりが、盛り上がってるみたいな…」
「…センパイ」
のだめは仰向けになっている千秋の上に乗り、頬ずりをした。
「わ、重…」
「いやんセンパイ、それで今日なんだか変だったんデスね!」
そっと千秋にキスをした。何度も何度も。
「のだめ・・・」
「今日はおひげが痛いデスよ…あとでのだめが剃ってあげます。
お風呂いっしょに入りまショ。今日はお初、づくしデスね」
「…恥ずかしいんじゃないのか」
「さっきもさんざんみたんでショ?いいですよ、もう、のだめのハダカいっぱい見てくだサイ」
胸の上までずり上げていたキャミもポイ、と脱ぎ捨てた。
「センパイ、大好きデスよ…」
言い終わらないうちに、千秋の唇がのだめの唇を塞いでしまった。
千秋の舌がのだめの中に入って行き、のだめもそれに応えた。
563ある夜7:2007/02/02(金) 02:34:39 ID:yVL5EeNn
千秋の上に乗っているのだめの体を起こし、ゆっくりと膣に指を入れた。
さっきの名残でまだ十分潤っている。
「…入れるぞ?」
「ハイ…」
のだめの腰をぐいと持ち上げ、反りたったモノにゆっくりと沈める。
「あっ…あ」
明るいところで下から見たのだめは、凄まじい程の色気があった。
肌理の細かい真っ白な肌。細い体に似合わない大きな胸の、ピンク色の乳首。
ウエストは細くは無いがわりと腰が張っている。一番女の美しい頃の、瑞瑞しさに溢れた体。
千秋が腰を揺らすたび、形のいいたわわな乳房がふるふる揺れる。
あたたかい肉が絡む下半身の刺激もさることながら、
視覚の刺激は想像以上だった。
「あん、あん、あん」
動きと同じリズムでのだめの声が漏れる。
千秋は親指でのだめの固く膨らんだ芽を刺激してやる。
のだめは羞恥心と快感の間をさまよっていたが、明らかに快感のほうが
強くなってきた。
同時に千秋が生の刺激に耐えられなくなっていったん引き抜いた。
564ある夜8:2007/02/02(金) 02:36:23 ID:yVL5EeNn
今度はのだめをうつぶせに寝させて、後ろから突いた。
「あ…あああん」
体のぶつかる音と、喘ぎ声とが混ざって部屋にこんこんと響いている。
のだめの背筋にスーッと指を這わせたり、アナルに触れたりすると、
中がぐっと締まる。そんなのだめの体の反応を楽しんでみた。
「…気持ちいいか?」
「はい…」
後ろからのばした腕で、のだめの乳房を揉みしだく。
「はあ…ん」
蜜が溢れてシーツにぽたぽたと落ちている。
千秋のモノは燃えるように熱く、限界が近かった。
再び引き抜いていったんゴムをつけ、正常位になる。
のだめが抱えていた枕をとりあげ、のだめの腰の下に入れた。
ひざを割ってぐっとのだめの足を押し広げる。
茂みの中からパンパンに膨らんだ突起が顔をだし、入り口は濡れててらてらに光っている。
565ある夜9:2007/02/02(金) 02:37:24 ID:yVL5EeNn
ぐっと奥までねじ込んで、一気に突く。
突きながらも、のだめの突起を刺激つづけた。
「あっ…あ、センパイ…もうだめ」
程なくのだめに、そこが溶けているかのような大きな快感が突きぬけた。
痙攣するその中で、一気に千秋も果てた。


「お風呂に入ろうって約束したのに…」
千秋はのだめの胸に顔をうずめて眠ってしまった。
「ごめんね、しんいちくん…さびしい思いしたんデスね…」
髪をやさしくなでてやる。
(俺、のだめなしで生きていけなくなってしまった…どうしよう)
深い眠りに落ちようとする時、千秋に、そんな思いがよぎったのだった…。

END



566ある夜書いたヤツ:2007/02/02(金) 02:40:07 ID:yVL5EeNn
ローカルルール無視してすみませんでした。
つーかそういうことに気の回らない自分を反省しております。
昨日非難ゴウゴウだったので今日投下しました。
許してください。
567名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 03:34:33 ID:YQ/NR761
GJ!ちょっとあっさりだけど、エロい様で描写軽めだけど、速攻反応してくれて感謝です。
千秋じつは子犬系なところがイイし、のだめかわいいよ。
うっきゅう。
568名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 03:35:04 ID:TDSN2PR4
怒濤の投稿ラッシュですね。雰囲気が投下しやすい感じだからかな?

私的に「眠れぬ夜」の方GJでした!
“・・・のだめと二人なら眠れない夜でもいい・・・”にやられましたww


>>529
亀レスですが、確かにリレーになるとエロ描写がもの凄い神が現れますよねー。
お二人くらいいらっしゃる気がするwwあれは、本当に萌えますww
569名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 04:44:05 ID:fuSgLfZE
リレーだとどんなのがあったっけ…。
570ある夜書いたヤツ:2007/02/02(金) 05:55:43 ID:yVL5EeNn
×フランツ
○フランク
今みて自分でびっくりした
アホですみません

GJくれた方ホントにありがとう
あっさりがオイラの個性だと思ってください
571名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 07:11:33 ID:ksnmC4Ze
肝心なところありがとーGJ
572名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 07:40:49 ID:7Us8Hd9m
怒涛の投下ラッシュで書き手さんへレスつけそびれてる気がするよ。
みんな休載で 萌え切れ→自家発電…?
573名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 08:52:17 ID:GAJvIiKl
去年の夏くらいにやった
のだめとフランクを千秋が誤解して…
みたいなリレーが面白かったなwww
どS千秋(*´Д`)
574名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 10:35:11 ID:p0Sxx9Jp
過去ログ見て、一番頭に残って離れないのは峰の裏試験。
575名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 11:08:00 ID:G/WHp+O+
>>536さんGJ!
喜びの島と夢のリンク上手い〜
「それか、ピアノ、もっと?」に萌えました。
髪乾かさず注意されるのもなんかリアルにありそうw
576名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 16:22:44 ID:7S8dsYfT
>>573
ヤキモ千秋だねw
良かったよねえ〜あれ。はぅん…
577名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 18:42:27 ID:EqhTlT8B
遅くなったがある夜タソGJ!
エロかったよ
578ぷりごろたVS千秋1:2007/02/02(金) 20:43:27 ID:x1/nXlA5
初投稿です
微エロです。
携帯からなので改行がおかしいと思います。スマソ



コンサートがおわり2ヶ月ぶりに家に帰ってきた千秋をみつけたのだめ。
『むっきゃぁ!!!
先輩がソファーで無防備にねてるのはめったに見られまセン。シャッターチャンスデス!』
ねむった千秋にレンズを向け何回もシャッターを切る。
『むほぉ…ボタンをはずして色気を出してみマス!』
のだめは千秋のシャツのボタンをはずしまたシャッターをきる
『ムラムラのモンモンデスっ!!!』
のだめはデジカメをもったまま叫んでいた。
「おぃ…何やってるのだめ?」
千秋は前がはだけたまま怒鳴った
『ぎゃぼ!先輩起きたんデスか!?…寝苦しそう…だったので…ボタンをはずしてたのデス!!』
「んなわけあるかー!!帰ってきて早々変態か!」
千秋はのだめをソファーにいきなりひっぱったため、
のだめの手からデジカメはなはれ鈍い音をたて床におちた。
『しんいち君おかえりなさい。』
のだめは千秋にぎゅっとだきついた
579ぷりごろたVS千秋2:2007/02/02(金) 20:44:35 ID:x1/nXlA5
「ただいま。」
しばらくそうしているとのだめは千秋の背中をピアノの鍵盤にして指でリズムよくトントントンとたたく。
「ソナタ…か?」
『そうデス。しんいち君の為に後で弾いてあげマス。のだめコンサートです』
千秋は顔をほころばせのだめにたくさんのキスをふらせた。
のだめは顔を赤くして甘い吐息をもらす。女のわりに大きな手で千秋のシャツをにぎった。
離れていたせいかのだめのしぐさが新鮮に感じられ、千秋はいつもよりいとおしく感じた。
「めぐみ…」
千秋はそうなんどものだめの耳元で囁いた。
千秋はソファーにそっと押し倒し頭をなで指に絡めた髪にキスをする。
のだめは赤くなり横をむいた。
千秋はうなじから鎖骨にかけて赤い花をさかせ、何度も指をそわせた。
「めぐみに会いくて早く帰ってきた。愛してるよ」
千秋がそういいのだめのやわらかい唇に重ねようとすると
『のだめもしんいち君を愛してマス』
のだめはにこりと笑って千秋に唇を近づけた

がその時のだめは叫んだ
『むきゃー!!!!ぷりごろたの時間デス!』
のだめは千秋からぬけだしデジカメを持ち、ベッドに寝転びテレビの前を陣取った。
ブリザードの中にいる千秋……
580ぷりごろたVS千秋3:2007/02/02(金) 20:45:38 ID:x1/nXlA5
「ぷりごろたに負けたのか……」
『先輩早く〜!一緒にみますよ!』
のだめの呼ぶ声がきこえ千秋はボタンをとめ、寝転ぶのだめの横に腰をおろした。
横で目をかがやかせながらごろたをみつめていた。
(心の声:俺様を見ろよ!!)
そしてCMになりのだめはさっき撮った千秋の写真をみていた。
(心の声:写真じゃなく本物がいるじゃねえか!くそのだめ!)
のだめが奇声をあげた
『げふっ!さっきデジカメが落ちた時ムービーになってたみたいデス!先輩がのだめに愛を囁いてます!!むきゃぁ〜』
画面をみると千秋がのだめに愛してると言ったところだった。
千秋は無言でデジカメを取り上げムービーと写真を消去した。
『先輩の鬼ー!!悪魔!』
「お前も鬼だろ!あんなとこでぷりごろたとか言うのかよ!」
千秋がそう突っ込むとのだめはホホを膨らませ消されたとぼやいていた。
「そんなもんに録画しとかなくてもいいだろ。何度でも言ってやるから」
のだめは頬を赤くして目を細めて笑った。
千秋がのだめに抱きつくとCMが終わり再びぷりごろたがはじまった。
千秋はぷりごろたが終わるまでおわずけをくらったのはいうまでもない。
end

すれ汚しスマソ

エロは難しくてかけない…orz
581名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 21:29:41 ID:YQ/NR761
たしかにエロじゃなかったけど、これほど展開テンポが速くて、スッパリ短いのは小ネタとしてグッドだと思いますよ。
おもしろかたです。
落としたデジカメがムービーになっちゃってたところの千秋の焦り怒りをもちょっとかいて欲しかった!
「ぎゃぼ!いわなきゃ良かったデス!」とか。
582名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 22:56:54 ID:8joKkRr+
>>578-580
すみません…素朴な疑問なんですけど、いくつかいいですか。

なぜ、のだめのセリフは『』の括弧なの?
普通に漢字変換するべき箇所が、かなりひらがなのままですけど…これはわざと?
句読点がなかったり、誤字脱字があったりですけど、校正はされました?

改行は変な所もなかったし、夫婦漫才のノリも面白かったです。
ただ、エロパロとして投下するにはもう少し勉強された方が良いかと思います。偉そうでスマソ…
583名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 00:26:38 ID:hx3+hnad
私も偉そうで申し訳ないけど、確かに>>582さんに同意。
ストーリーはエロなしでもGJでしたが、「おわずけを」とかちょっと気になりました。
584名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 01:30:15 ID:2TngDeJA
>>576 そうそうw
実はあれちょっと参加したんだけど、
すごい人がいっぱいいて萌えまくったよ。
またリレーあったら参加したいなぁ〜
冒頭書いてみよっかな

>>プリごろたVS千秋
散々我慢させられた千秋がどうなるのか
その後が楽しみですw
585名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 02:03:38 ID:o6BXA878
>>578-580
途中からつけたら避妊の意味ないよー。
586リレー:2007/02/03(土) 02:50:49 ID:2TngDeJA
リレー冒頭書いてみた。
長いかも?
もしよければ続けてくださいな。

****

明日は学校が休みだと言うので、のだめは今晩俺の家に泊まることになった。
引っ越してから暫くはお互い忙しく、
こうしてゆっくり会うのは久しぶりだ。
冬だというのにやけに露出の高いワンピースを着ているのだめを、何となく直視できない。

そんな俺の気持ちを知ってか知らずか
のだめはソファに横になり、無防備にあしをパタパタさせている。

「おい、珍獣。食べてすぐ横になると牛になるぞ」
「ぎゃぼ!珍獣とはなんデスか!
…牛…しゃぶしゃぶが食べたくなってきました…」
「おまえあんだけ食べといてまだ食うきかよ」
「アハハ〜冗談ですよ。
確かにのだめ食べ過ぎちゃったかもデス…
久々の呪文料理だったから…つい」

呪文料理といっても、軽めにサーモンのクリームパスタを作っただけだ。
大目につくって正解だった。3杯もおかわりしたのはさすがにひいたけど。
やっぱりこいつが美味しそうに食べてくれるのは嬉しい。
口のまわりにクリームをいっぱいつけて、子供みたいに、ほんとに美味そうに食べるのだ。

俺はふと、引っ越したての頃に
夕食を大量につくってしまったことを思い出した。
もう二人分つくる必要なんて無いのに。
今にもドアをあけて、ごはんクダサーイなんてひょっこり顔を出すんじゃないかと考えて、
馬鹿らしい、と自嘲ぎみに笑った。

そういえば、あれからあまりキッチンにたったおぼえがない。

だめだな…美しい音楽は美しい生活からだ。体力をつけるためにも自炊しなければ…。

そんなことをぼんやり考えていたら、いつのまにかのだめはソファにきちんと座り直し、
何だか泣きそうな表情でこちらを見ていた。
587リレー:2007/02/03(土) 02:58:25 ID:2TngDeJA

「どうした?」
「先輩…のだめと別居したからって愛が冷めたりしないデスよね…?」
「はぁ?(別居って…)なにいってんだ」
「だって、さっきから先輩黙りこんでたし…
それに、今日ターニャに言われたんデス!」
「なんて?」

のだめによれば、ターニャが
「あんたたち、大丈夫なの〜?のだめ、ちゃんと会いに行かなきゃだめよ。
男はハンターなんだから!つねに獲物をおってるのよ。
ちゃんと見張ってないと別の女に夢中になっちゃうわよ!」
だいたいこんな意味の事をいったという。

「ハンターって…」

俺の獲物はお前だけなんだけど。
今だって早く腕の中で抱き締めたいし…とは口が裂けてもいわないオレだった。

そんなことを考えて、また黙りこんだ俺をみて、のだめは不安そうに瞳をチラつかせた。
やめろよ、その上目使い…俺の理性を試してるのか?

食後のピアノを聞くまでは我慢しようと思ってたのに。
メラメラと燃えあがる加虐心に煽られて、俺はのだめの肩に手をかけ…

ようとして肩すかしをくらった。
一瞬早くのだめがソファから立ち上がったからだ。

「そだ!ターニャで思い出しました!今日ターニャに飴もらったんですヨ!
残念ながら先輩の分は無いですが…うきゅきゅ〜♪」
そういって部屋のすみに置いた、鍵盤バッグのもとへ飛んでゆくのだめ。
すぐに戻ってきた、その手の平には、コロンとまるい飴玉がのっている。
透明な包み紙からすけてみえるそれは、ちょっと毒々しいピンク色だ。

「すげー色…体に悪そうな飴だな」
「何でも今パリではやってるらしいデスよ?
めずらしいから先輩にも見せてから食べたら?っていってマシタ」
流行ってるのにめずらしいってどういうことだよ…
そんな矛盾に気付いてないのだめは、大きな口を開けて飴玉をほおりこんだ。

*******
そのころターニャは…
(ふふ、のだめ今頃舐めてるかしら?
あの即効性と噂の媚薬、ほんとかどうか試してみたかったのよね〜
悪友のジェシーにもらったけど、アタシが試しても相手がいないし…。
千秋をからかうのが楽しみだわ〜)
*******

「あ、桃の味です!
美味しい♪
…ふぉ?なんか、体があつくなってきたような」
「え?」
「…はぅ?…なんか、おかしいデス…」

続きヨロ
588名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 03:00:40 ID:2TngDeJA
携帯からだから改行相当おかしいわ…スマソ
へヴォ文しつれいしました。
589名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 04:21:38 ID:rw7IMKAp
わー、リレー楽しみにしてます。wktk
リレーがアヘーとなった頃には眠れぬ夜の翌朝編を投下できそうです。
590リレー2:2007/02/03(土) 08:09:20 ID:qEZFP5Nm

「…の、のだめ?」
何か変だ。
トロ…ンとした目が宙をさまよっている。
熱いという言葉どおり、こんなに薄着なのに頬は赤く染まっていて…

ふと、目が合う。
潤んだ瞳、蒸気した肌、少し開いた艶やかな唇…。

「のだめ…お前…」
何か変といいかけると同時に、お互いが腕を伸ばす。
指を絡ませて、少し安心したようにのだめが微笑む。
「よかった…せんぱい…ふふ…」
そう言うとゆったりした動作で、俺に体を預ける。
ふと、先ほどの飴の匂いが鼻につく。
…すげー甘い匂いだけど、これ何か違うんじゃ…?

「せんぱい…のだめ、なんだかクラクラ…します…」
「ん…」
俺はのだめを抱え上げて、ベッドへ運ぶ。
ゆっくりとのだめを下ろし、体を離そうとした俺の首にのだめが腕をまわしてきた。

「…せんぱい…はうん」
「…どうした?」
「…とても気持ちいい…デス」



続き、お願いします。
591名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 09:26:55 ID:TfHIK9FT
イイネイイネ―
ジェシーワロスw
592名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 11:36:54 ID:3biIjSk8
「先輩…」
「どうした?」
千秋はいつもと違うのだめにとまどっていた。
「なんだか、変デス…体が…熱いデス」
のだめは身体にまわした腕に力をこめ、自ら千秋に口づけ、唇を吸う。
ぴったりと千秋に密着したのだめの身体は、確かに熱く、そして柔らかだ。
(ターニャに一体、何をもらってきたんだ…)

酔っ払っている時よりも大胆なのだめに、千秋はまだとまどっていて、自分からのだめに触れられずにいた。

「…のだめ、ガマンできまセン」
のだめはそう言うと、千秋のベルトに手をかけた。
593名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 17:51:17 ID:ax+m/N4e
>536

なんか涙でてきた
すっごい良かった
また読みたいです。マジで。
594リレー4:2007/02/03(土) 20:45:53 ID:RScLnxmP
「ま、待てっ」
のだめの手を止めようとしたが、ふと、このままどうなるんだろう、という好奇心が湧いて、
抗わずに身をまかせることにした。
ベルトを外し、ズボンを脱がせようとするのだめ。
俺にさんざん愛撫された後にやっと見せるような、熱っぽく潤んだ目をしている。
ボクサーショーツに手をかけ、ついに俺の分身をむき出しにしてしまった。
のだめに脱がされて興奮しているのか、俺自身は既に硬直を始めてしまっている。
思わずごくり、と喉が鳴る。

とろんとした目でそれを眺めると、のだめは頭を沈めて…、
ぱくっ、と先端を咥えた。

「うっ…何する…」
思わず呻き声を漏らしてしまう。

のだめは俺自身を含んだまま、先端やカリの裏側に舌を這わせ、
そうしながら、自分のワンピースのボタンを外し始めた。
「脱がせてやるから…」
この体勢では全部脱がすことはできない。それを口実に一旦のだめの舌による愛撫を
逃れようとしたのだが、のだめは首を振って、自分の衣服を脱ぎ続け、
すでにブラジャーのホックを外そうと背中に手をまわしている。

「一体どうしたっていうんだ?」
「だめデスか?」
俺自身を咥えたまま、のだめが上目遣いで聞いてくる。
「だ、ダメじゃないけど」
「じゃ、ブラ外してくだサイ…」
こうなったら成り行きに任せるしかないのか。
背中にそっと手を伸ばしてプチンと留め金を外す。

それにしても、あぁ。
のだめの温かい口の中で、チロチロと舌で愛撫され続け、俺のそれはもうすっかり張りつめている。

「!」
のだめが、あらわになった両の乳房で俺の屹立したものをはさむように包んだ。

*********
何か方向性違ってたらすんまそん、初参加してみました。
595名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 21:21:21 ID:3biIjSk8
>>594

イイ!大胆のだめもたまにはイイ!
596名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 21:56:07 ID:zlOyBR7F
594さんいいよー
ツボだよ
597名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 22:15:42 ID:a58ODoH1
神キター!
598名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 23:33:54 ID:oSOURvMA
パイズリクル━(゚∀゚)━!!
寝ないで待ってる
好きだろうなーしんいちくん
599リレー5:2007/02/04(日) 00:46:34 ID:ApTTtswT
騒ぐほどではないかもしれないが(鈴木姉妹とかと比べれば)、普通よりは大きいのだろう。
俺が、のだめの体の中でもとりわけ気に入っている場所。

両手で乳房を寄せて俺のモノを包みながら、のだめが体をゆっくりと上下させる。
張りつめた俺のモノの周囲で、むにゅ、と変形するのだめの乳房。
そのしっとりと柔らかい感触に、背骨までぞくぞくと快感が這いのぼり、思わず身震いした。
鈴口からカリまではのだめの口にすっぽりと包まれたままで、まさに金縛り状態だ。
「お…まえ、そんなのどこで…、またエロサイト…」
「わかりまふぇん…。でも…、こうしたくてたまらなくなって…」
あ…、頼むから咥えたまま喋るのやめてくれ。妙な具合に舌が当たって…

「ん…、気持ち、いい…」
喘ぐようにつぶやくと、のだめが上目遣いにうれしそうな顔をする。
顔を紅潮させ、はぁ、はぁ、と息を乱している。
「じゃ、もっと、してあげマス」
乳房ではさみつけたまま、今度はすぼめた口をすばやく上下させ始めた。
一杯にほおばった口元から唾液がこぼれ、ぷっくりしたかわいらしいのだめの唇が、
いやらしい音を立てて俺のモノをこすり立てている。
じゅぷ…じゅる・・・じゅぽ…
刺激を受けている場所だけでなく、頭の芯まで痺れてきた。
―このままじゃもう…

「なぁ、上は脱がせてくれないの?」
このまま昇りつめてしまいたい誘惑にも駆られるけれど、こんなに大胆でムンムンしてるのだめに
何もしないうちに果てるなんて勿体ない。
とにかくこの体勢を立て直さないと…。
「あ…、そいえば…」
愛撫のスピードをさらにアップしようとしていたのだめが、ふっと顔をあげた。

俺は、のだめの両腋に手をかけると、ぐいっと引き上げ、体を起こしてのだめを下に組み敷く格好になった。

**********************
もしかして、こういう展開になったのでみなさん困惑(白目)して続かなかったのでしょうか。
形勢逆転させてみました。後ヨロです。
600リレー6:2007/02/04(日) 04:15:41 ID:yH4EVB4J
のだめは玩具を取り上げられた子供のように、不機嫌な顔になった。
「もう……したいのに、もっと」
でも抵抗はしない。
ゆっくりさまよう視線がオレの体の中心でとまると、大きく溜息をついて腰をくねらせた。
最近はセックスに対して成長著しいのだめだけれど、これはちょっと……。
明らかに尋常じゃない。
「せんぱい、お願い……なんか、体が熱いんデス……」

考えられるのは……あの飴か。
まったく、あいつろくな事をしない────

「やらしい気持ちが止まんないんです……あぅん」
少し耳に挟んだ事がある。
女をその気にさせ、体を火照らせるキャンディがあるって事を。

「わかった……あせるなよ、付き合うから」
そういいながらシャツのボタンをいそいで外していく。
それから、そこだけをあらわにしているのもなんだか間抜けなので、
下半身に身に着けているものもすべて取り去ってしまう。
のだめはうっとりと上気した顔で、オレを見上げながら赤い唇をぺろりとなめた。
横たわったのだめに再び覆いかぶさるように組み敷く。
息はもう既にはあはあ乱れていて、右手がそっと伸び、オレを包み込んできた。

「せんぱいの……たい」
「なに?」
「おちんちん、食べ、たい……」
一瞬甘い香りがのだめから強く香ってきて、その言葉と共に頭の芯がくらりと揺らいだ。
めまいのようなその一瞬から我に返ったとき、オレは既に体を前進させていた。
のだめが自分の唾液を指ですくう。
それをたらりと足らしたその場所……胸の間に引き寄せられるように自分の欲望を乗せた。
そして。
601リレー7:2007/02/04(日) 04:17:15 ID:yH4EVB4J
「あ、んむ」
「っ……う、あ」
再びのだめの唇に先端が優しく包み込まれる。
熱い舌が絡み、それだけで十分なのに、のだめは自分の胸を持ち上げて
オレの竿をはさんで擦りたててきた。

普段ならこんな事しない。させない。
道具のように女を扱う事はしたくない。
でも……。
願望がなかったわけではなくて……だから、正直さっきはびっくりしたけれど嬉しかった。
……だから、この状況に抗えない。

「のだめのおっぱい、どですか……」
「こんなこと……でも、すげー、いい」
嬉しそうなのだめが、サービスとばかりにオレの鈴口をつついて吸い上げた。
たまらずに腰が前後に揺れてしまう。
のだめをまたぐ格好で、のだめに舐められている、オレ。
豊かな白い乳房の間に挟まれて……
その視覚的な刺激と、少しの罪悪感が、オレを急速度で駆け上がらせる。

「あ、もう……ヤバイ」
「ひってくらはい……このまま」
「ちょ、待て……おい、のだ……め!」

腕がオレの腿に絡みつき、身動きできない。

「う、あ……っっ!!」
「ん……んんーー!!」

吐精した故の快楽と開放感が全身に回る。

やばい……やってしまった……。
のだめの口の中に、出してしまった……。

----------------------------
ごめんwww
また変な風に戻してシマタwwwwww
つ、続きどうぞ。


602名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 05:30:02 ID:q3GS8H1U
キター
神!
603名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 05:37:21 ID:/JNpBYMN
このまま突っ走って下サイ!
604名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 06:00:39 ID:5l55e1dG
すばらしいインターネットです
ワクテカワクテカ
605536:2007/02/04(日) 08:59:45 ID:Pd8XBo8/
シンイチくんが1回イってしまったようなので、1個投下させて頂きます
豚切っておいてなんですが、エロのだめリレーの続き読みてー!

606母来たる―1:2007/02/04(日) 09:10:57 ID:Pd8XBo8/
―母来たる―

演奏旅行から帰った千秋がのだめの部屋に泊まった翌朝。
夕方だけでなく、夜更け過ぎまで何度も愛し合ったせいでぐっすりと眠っている二人。
半分開いたピアノ部屋のドアから、ベッドルームにもやんわりと朝の光がこぼれている。

ベッドサイドの小さなテーブルの上でモーツァルトの着メロが響く。
テーブルに近いほうに寝ていた千秋がねぼけながら手を伸ばした。
「アロー?」
「もしもし、…これ、のだめちゃんの携帯じゃ…?」
「げ…母さん?!(ったく…あいつが着メロ同じにするから!)」
「あら、真一なのね?よかった。のだめちゃんは?」
「まだ眠って…、いや、そのっ…」
ふと隣に目をやると、そこには裸のまま眠っているのだめがいて、自分の言葉の意味を、たぶん母親が捉えるのよりも過剰に意識して
しまって千秋は狼狽する。
「そう…。で、そっち真一の部屋?」
「いや、のだめの方、三善のアパルトマンだけど。なんで?」
「のだめちゃんにお話があって。午後にでも行こうと思ってたんだけど、…お邪魔かしら。
 真一にも聞いてもらいたかったから、あなたがそこにいてくれて、こちらとしては好都合なんだけど。」
「邪魔って別に…。っていうか本人に聞いてくれよ。」
「だからのだめちゃんに電話したんだけど…」
「う…。のだめ、のだめ!起きろって。お前に電話。」
「ほぁぉ?おはようございまス〜、電話って誰からデスかぁ?」
「…母さん」
「誰のママン?」
「…俺の…」
「ふぇっ?お義母様っ?!」

「おはようございます、のだめデス!」
のだめは飛び起きると、正座というか女の子座りとでもいうのか、内股でペタンと座って話し始めた。
607母来たる―2:2007/02/04(日) 09:12:01 ID:Pd8XBo8/
―あ、やべ…
その首筋には夕べの名残の花びらが散っていた。
征子からはとっくに公認で、むしろ奨励されている仲ではあるが、母親にその手の雰囲気を悟られるのはこの上もなく照れくさい。
というか、これではあまりにも露骨だ。

―しかし、それよりも…。
視線がのだめに釘付けになる。生まれたままの姿を隠そうともせずに座っているのだ。
―まぁ、確かに。今さら取り繕っても仕方ないよな…うん。
ごくり、と生唾を飲み込み、半ばヤケ気味に自己弁護しながら体を起こすと、そっとのだめの背後に回った。
のだめは能天気に話し続け、俺の気配にも気づかない。
いつもいつも、俺ばかりあたふたさせられているようで何となくおもしろくない。

―ちょっといたずらしてやるか…
のだめの背中に、ツーっ…と舌を這わせる。
「ぎゃぼ………。あ、いえっ、何でもないデス」
振り向いて目を丸くするのだめ。
俺は知らん顔をして、背後から両方の胸をつかむ。やんわりと揉みしだき、今度は首筋に舌を滑らせた。
のだめはみるみる間に顔を紅潮させていく。

乳房の真ん中の蕾を、指の間に挟んだり摘み上げたりして弄び、体を傾けて、のだめの腋から腰まで唇でなぞる。
身をよじり、その手から、唇から、逃れようとするのを、後ろから抱きかかえるようにして動きを封じた。
唇をかみしめながら肩で息をしているのだめ。
「そう、デスか…。ええ、ハイ…」
電話を握る手も全身もかすかにわななき、それでもかろうじて喘ぎだけは堪えている。

―これ以上はヤバいか、でも…
声を封じられ、それでも愛撫に抗うこともできず身悶えているのだめの肢体が、とてつもなく刺激的で手を止められない。
片手を腰の真ん中辺りに移動して、背骨から尾骨、つまりヒップの割れ目に向かって滑らせてみる。
もう片方は、胸からそのまま太ももまで滑らせ、指先で内腿を探るようになぶる。もちろん、肝心なところに触れるのは
避けているが、今にも俺の指がそこに辿りついてしまうのではないかと、のだめがどれだけおののいていることか。
それを思うと俺の息も乱れてしまう。その呼吸の荒さも、のだめに伝わっているに違いない。

「…っっ!…」
必死になって耐えていたのだめが、声をかみ殺しながらぴくん、と跳ね上がった。
あまりにも悩ましげなのだめの姿と少しサディスティックな気分のせいで、いつのまにか俺自身がむくむくと勃ちあがり、
のだめのヒップをこすりあげたのだ。
もちろん、のだめにも何の感触かはわかっているはずだ。
のだめはもう涙目で、やっとのことで返事をしている。
「…ハイ、3時に。…お待ち、してマス。」
ちょっと掠れ気味の声とおかしなタイミングの受け答えを、電話の向こうでは、「寝起きのせい」だと思って…
…くれればいいのだが。
608母来たる―3:2007/02/04(日) 09:13:14 ID:Pd8XBo8/
電話が終わるやいなや、内股をさまよっていた指先で、花びらをかきわけるようにして敏感な花芯までこすり上げた。
「あっ…ぁああっん!!」
解放された反動か、普大きな声を上げながら、のだめは少し腰を浮かせるようにして千秋にもたれかかった。
はぁはぁと肩で息をしながら、顔を後ろに向けて抗議する。
「はぅっ…、何てこと…、するんデスかぁっ、真一クンっ」
そして、奇声をあげながら今さら両手で胸と内腿のあたりを隠そうとしている。

「バーカ、今ごろ隠しても遅いんだよ」
「お義母サマと、電話してたのに…、ひどっ…」
「うるさい、お前が悪い」
「何でのだめがっ…んんっ…」
なおも抗議しようとするその唇を乱暴にふさぐ。
自分の格好が、仕草が、どれだけ俺を煽ってるか。本当にわかってないのか?それともわかっててボケてンのか?
小悪魔みたいに自分を溺れさせるのだめに仕返ししてやりたくて。
唇を離すと、体をひねるようにしてのだめの乳房の先端をついばんだ。
「んっ…ぁん。し…んいち…くんってば…、ダメ、ですよぉ。これからお義母サマが来るのにぃ…」
逆らいながら漏らす甘い声にますますそそられる。
「まだ8時…」
「だって…、掃除して、洗濯して、ピアノも…れんしゅ…ぁっあんっ!」
「十分片付いてるって、おまえにしては」
「もぉっ…」
「じゃ、お前がピアノ練習してる間に俺がやっといてやるから。」
「…ゴハンもお願いしマス」
「ぶ……」

―やっぱり、こいつとつき合えるのはオレ様ぐらいだ…
609母来たる―4:2007/02/04(日) 09:14:02 ID:Pd8XBo8/
「なぁのだめ、いたずら者のティルは最後にどうなるんだっけ?」
まだ少しサディスティックな気分が残っているらしい。
腰のあたりを掴み、膝立ちになりながらのだめの体を前へ倒した。もう抗うこともせず、体を折るようにしてのだめはうつぶせる。
腰は支えられたまま、俺に向かって突き出されているので、持ち上げたヒップの割れ目の奥までもが露わになった。
「はぅっ…ティル…、捕まえられて、こ、殺される?」
「まぁ、俺のティルにはお仕置きくらいで勘弁してやるよ」
「おしおき?……っあっ!…ぁあっん…、ぁ、ぁあ…ん」
左手は腰を抱え、右手の指で花芯をまさぐる。
さんざん体を弄られ、しかも快感を堪えていたせいで、もうどこに触れられてもピリピリするほど感じやすくなっているのに、
一番敏感なところを責められてはのだめも堪るまい。
「しん…いちく…ん、ぁ…はぁ…、ゆるして、くだサイ…」
「ダメ、まだまだこんなもんじゃないだろ?」
花芯をこね上げていた指を、とっくの昔にたっぷりと蜜を溢れさせているその入り口に差し入れて、動かすと、
くちゅっ…ちゅぷ…
朝の光には似つかわしくない淫靡な音が響いた。
「んぅっ…ぁあっ!のだめ…も…、ダメ…」
「…そっか」
ぷちゅん…
「ぁっ…はぅん……しんいち…くん?」
昇りつめる寸前で指を引き抜かれ、のだめは何とも言えない声を漏らす。
「ダメなんだろ?」
「…何だか、いつも以上にイジワルですヨ?」
「どーせカズオだからな」
「はぅぅ…」
セックスの最中にアニメキャラの名前を平気で口に出す自分も、相当のだめ菌に毒されてるよな、とつくづく思う。
このやり取りで萎えないのだから、慣れというものは恐ろしい。
610母来たる―5:2007/02/04(日) 09:14:54 ID:Pd8XBo8/
もちろん、ヒップを高々をあげて濡れた秘所を晒している、そんな姿ののだめを前にこれで止められるわけはない。
俺はのだめの腰の下にもぐりこみ、割れ目を仰ぎ見るように寝転がった。
指を突き入れていた入り口も、その周りの花びらも、ぷくっと膨らんだ花芯も、何もかもがぬらぬらと蜜にまみれて光っている。
「ん…、いい眺め」
「なっ…!なにやってンですか?!」
慌てて逃れようとしたヒップを、がっしりと両手で捕えて顔の間近まで引き下げた。
「ぁっ、やんっ!」
「何って、お仕置きの続き。…して、ほしいんだろ?」
頭をもたげ、蜜に濡れた花園の中心に舌を差し込んだ。
「あぅっ…!」
花びらを、花弁を、硬くコリコリとしている芯を、こぼれた蜜を味わうように舌で愛撫し、唇をつけて吸い上げると、
「ふ…ぁあっ、ぁあああっ…!」
伏せた体がびくんと跳ねて、ふにゃっと力が抜け落ちてしまった。
のだめの腰を支えながらその下から抜け出すと、はちきれそうに昂ぶった自分自身に準備をした。

「のだめ…、大丈夫?」
背中にキスしながら聞くと、半ば意識を飛ばしていたのだめが、くぐもった声で大丈夫と答えた。
もう一度腰を引き上げ、後ろから蜜口に向かって、硬く張りつめたものをぐいっと押し込む。
「ん、ん…っ・・・はぁっ」
のだめの体はとろけきっているが、中はちっとも弛緩していない。
―んっ…。さんざんいたぶったバチが当たったかな。これじゃこっちがもたない。

奥深く差し込むと、のだめがびくんと背を反らし、その度に腰が千秋の方に押しつけられる。倍増して与えられる快感に、
千秋の方もクラクラと頭の芯まで痺れてくるようだ。
ヒップを抱え込み、激しく突き上げながらその速度を上げて攻め立てると、だめが顔を上げて身をよじり、ほとんど意味をなさない
叫び声をあげる。
「…しん…い…、のだめ、も、…、んぁぁあっ、あっ、……っ!」
声が途切れると同時に、のだめの入り口で強烈な収縮に襲われ、思わず呻き声をもらしながら己自身を解放する。
「くぅっ…!」

ばったりとうつぶせるのだめを抱き起こして仰向かせ、頬にキスをした。
―ちょっとやり過ぎたか…
「のだめ…?」
「…」
「大丈夫か?」
「だいじょぶ、デスけど…」
「けど…?」
「ずっと後ろからなんてヒキョーじゃないデスか?」
「あ…」
―背後からだったからあんなにサディスティックになれたのか?
正面から顔を見ながらだったら、愛おしさに負けて確かにこんなやり方はできないかもしれない。もちろん、いたぶられて顔を
歪めるのだめの表情にもそそられるけれど、そしたら今度は、のだめが達する前に自分自身がギブアップしてしまうに違いない。
「ごめん…」
―あれ?お仕置きだったのに、何で俺が謝るんだ…?

「ぎゃぼっ!もう10時ですヨ、お腹空きました…」
―これだからこいつは…
「先にフロ入って来いっ!」
611母来たる―6:2007/02/04(日) 09:17:27 ID:Pd8XBo8/
約束の時間に征子がやって来た。
「のだめちゃんの好きなケーキ、買ってきたわよ♪」
「ほわぉ…、のだめ、お茶入れますね」
パタパタとキッチンへ向かうのだめ。

「ねぇ真一、のだめちゃん少しやつれてない?あなたも顔色悪いし。やっぱり別居がよくないんじゃないかしら」
「……(白目)」
―いや、たぶん、それは別居のせいじゃなくて…。

「あら、虫刺され?のだめちゃん。」
「あ…、ハイ。のだめフランスにも蚊がいるなんて知りませんでしたー」
「いるわよ〜、パリにだって。きっと大きな蚊がね」
「ふぉ…、大きな蚊、見たいデス」
「ぶほっ…」
思わず茶を吹いた俺が顔を上げると、母の目が俺を見て笑っている。
―この人は、まったく…。

「ぎゃぼー!のだめ、苺のケーキにすればよかったデス」
「しょうがないやつだなー。ほら、俺のやるから」
いつものようにのだめを甘やかしていると、再び母の視線が突き刺さる…。
今度は『あらあら』とでも言っているようだ。

「…」
―くそっ、のだめのやつ。絶対またお仕置きしてやる。

『母来たる
 また俺だけが生き地獄』―千秋真一桃色百句 より


―おわり―
612536:2007/02/04(日) 09:24:46 ID:Pd8XBo8/
豚切ってしまったお詫びにリレーレスまとめました。
続きwktkしながら待ってます

>>586 >>587 >>590 >>592 >>594 >>599 >>600 
>>601(リレー7)←今ココ
613名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 09:40:10 ID:f6Y8NhMH
>>606(536)さん
GJGJ!リアルタイムで読ませてもらいました。
寝ぼけて携帯に出ちゃうのはいつかの逆でありそう。
征子ママ、なんでもお見通しw

最中のSな千秋もイチゴあげてる千秋もすごく良かったです。
また投下して下さるのをwktkしながら期待!


あ、キャンディ・パイズリ・リレーも楽しみw 神様達に感謝!
614名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 09:44:12 ID:NhbhpccJ
>>606さま
超GJ!
やはりエロと甘さが絶妙ですばらしく良かったです!ぜひぜひまた書いてくださいねー待ってます!
615名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 09:52:20 ID:FX7JyChO
>>536
いやいやGJでしたよ。
征子ママが良かったわ〜w
母の電話にうろたえる千秋スキー。
616名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 10:03:13 ID:vavNm7YY
リレー神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
617名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 10:14:13 ID:X/bMsIoT
>>606さん
GJ!
征子ママの「やっぱり別居がよくないんじゃないかしら」
…きっとそうだ。
618名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 11:39:35 ID:WHvJ7yk4
>>606
GJ〜〜w!!
甘さと うろたえ千秋、そして征子ママの絶妙なバランス!
素敵デス。
619名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 13:24:00 ID:cBCoAc7/
>>617
私もそう思うww
620リレー:2007/02/04(日) 14:48:34 ID:qP2u+SPZ
視点変えてみた。
**********

口の中に苦味が広がる。でも、嫌じゃない。

「ご、ごめん…」
先輩が慌てていった。でも表情は、まだ快楽に支配された余韻をのこしている。

そんな先輩が何だかすごく愛しくなった。

「きもち…よかったデスか?」
ふにゃりと笑っていう。
「うん…
ごめんな、顔にもかかっちゃって」

そういいながら、先輩はのだめを見て固まった。

「お前…その顔でその表情は…」
「ふぇ?」

もしかして、口の中に先輩のものが溜まったまま、はんびらきだからですかね?
それで笑ったから、あほっぽいって事ですか…!!
だらしなく開いたままだった口を閉じて、
そのまま舌の上の熱いものをのみこむ。

ごくっ

「…っ…のだめ…」

先輩はそんなのだめをみている。
なんか視線がじっとりと熱いデスよ…

あ、また…

体の中央から何かがわきでるような感じがした。
さっきからのだめ変なんです。
体の奥が熱くて熱くて溜まらなくて…
先輩の表情をみてるだけで…

ふと目線を落とすと
さっき出したばっかなのに、もう先輩は硬さをとりもどしていた。

「先輩…のだめ、もう限界…」

621リレー:2007/02/04(日) 15:00:14 ID:qP2u+SPZ
普段なら恥ずかしくて絶対できないのに…

先輩の腰の上にまたがって、ゆっくりと腰を沈めていく。

あ、しんいちくんが入ってくる…
身体が歓喜で震えてしまう。
これが欲しかったんデス…その証拠にのだめ…

「お前…こんなに濡らして…」

キツいみたいだけど、
充分に濡れているそこが、先輩を呑みこんでいく。

「あっ…はぅっ…」
「…っく…」

そのとき、恍惚とした表情だった先輩が急に青ざめた。

「!!っおい!だめだ…」

すぐに何の事か理解して、のだめもドキッとした。
先端までしか入ってなかったのに、抜ける瞬間が切ない。

「はぅ…」

先輩は枕の下に隠していたそれを手早く開封した。

準備してたんデスか…さすがムッツリです。

先輩は息を荒くしながら、ゴムを慌ててつけようとしている。

のだめのことちゃんとおもってくれて、すごい嬉しいです…

行為の度にその姿をみて胸が熱くなる

「先輩…のだめがつけます」

先輩の手からゴムを奪った。
こうしている間にも、体が疼いて疼いてしかたない。
早く…早く…


つづきよろ
622名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 15:06:50 ID:qP2u+SPZ
ヒモパンはすごい速さで脱いだんですきっと…



すみません
623リレー:2007/02/04(日) 18:56:25 ID:Aa9OAAAz
「…のだめ…?」

こいつ…なんでこんなに焦ってんだ?
もちろん、それはつまり
それだけ俺様を求めてるってことなわけで
それだけ俺様のものになりたいってことなわけで
それはそれで、悪くないが…

「…のだめ?む…無理してないか…?」
「はきゃ?」
「いつもはそんなことしないから…」

それに応えるように
のだめはいつものように笑った

「のだめは…うれしかったんデス」
「?」
「先輩が…しんいちくんが
 のだめのことを大事に想ってくれてるのが」

そういってのだめはまた笑った

そういうことか…
のだめもそんな風に想ってくれたってことが
俺をこんなにも喜ばせているなんて、
こいつ、わかってないだろなぁ…

「先輩?何笑ってるんですかぁ??…じゃぁ続き、お願いしマス」



つづきよろしこ
624リレー:2007/02/04(日) 21:18:56 ID:/JNpBYMN
のだめは自身に千秋を宛てがうと、腰を沈めていく。
「はぅぅ…」
と、同時に甘い吐息が洩れる。いつもなら、例え上になっていてもぎこちなく腰を揺すっているのだめだが、今日は違っていた。
貪欲に、より自分が快感を得られる場所を探すように千秋の上で腰をくねらせている。
ぐちゅ、ずちゅ…
のだめの中は驚くほど熱く、千秋に絡み付いてくる。重なった部分からはいやらしい音と蜜が溢れている。
「はっ、あん、気持ち…いい…デス」
いつもより大胆なのだめ…
そんなのだめを見ていて、千秋はほんの少しだが疎外感のような物を感じていた。
(一人で楽しんでないか…?)



千秋に主導権移してみました。
625名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 22:32:09 ID:5l55e1dG
リレーすげぇぇぇぇ!

母来たる良かった!
次回作お待ちしてます
626リレー:2007/02/04(日) 22:48:54 ID:/JNpBYMN
千秋はのだめの背中に腕をまわすと、繋がったまま、のだめを仰向けにした。大胆でいやらしいのだめもいいけれど、自分の腕の中で追い詰められていくのだめが見たくて。
「真一くん…?」
「もっと気持ち良くしてやるよ…」
のだめは潤んだ瞳で千秋を見つめている。
「ハイ…のだめ、もう…熱くて、たまらないんデス…気持ち良く…してくだサイ…」



627リレー:2007/02/04(日) 23:45:37 ID:yH4EVB4J
「もっと気持ち良くしてやる」

千秋はそう言った筈なのに、のだめの中に沈められていた塊が、抜け出ようと動く。
それを逃したくなくて、のだめは自然とそこをぎゅっときつく締め上げた。
「いやっ、いやぁん……」
それでも、その塊はずるずるとのだめの中を擦りながら滑り、抜け出ていってしまった。
快楽を取り上げられ、切なさだけを残されたのだめは泣きそうな顔で抗議する。
「ひどいです、先輩……」
「ひどいのはどっちだ……」

体に溜まっていくもどかしさに腰をうねらせて、のだめは千秋のそれを握ろうとしてきた。
が。
その体を翻し、千秋はのだめをベッドにうつぶせに押し付けた。

「オレにも楽しませろよ……」
「あ、あふ……」
「足開いて、尻を高く上げて」
「あ、ああ……」
のだめは言われるままに上半身はベッドに押し付けたまま、腰をしならせてヒップを高く掲げた。
それはまるで発情期の猫のようにしなやかだ。
いつもだったら、暗い中でしかしないこの格好も、今ののだめは抵抗もしない。
言われるまま体を開き、それだけでなく誘うようにその白いヒップを左右に振る。
むっちりと肉付きのいい、それでいてきゅっと締まった柔肉の間に、赤く充血した秘裂が見え隠れしている。
むせるほどの女のにおいを振りまいて、雄である千秋を誘い込んでいる。

「おまえがどれだけいやらしくなってるか、チェックしてやる」
「あ、やだぁぁ」

一方的に射精させられて、そのまま黙っていられるわけがない。
そっちがその気なら……こっちだって十分に楽しませてもらう。
一旦達した千秋には、のだめよりも余裕があった。

千秋は柔らかな肉を左右に開き、まずはそこを視姦した。
628リレー:2007/02/04(日) 23:48:21 ID:yH4EVB4J
「のだめ、すごい事になってるぞ、おまえのここ」
「言っちゃ、いやデス……」
「真っ赤になって、ぴくぴく動いてる」
「……う、うう、あん……」
普段ならぴったりと閉じているそこが花開くように襞はほころび、その間で入り口が息づいていた。
薄く小作りな襞はかわいそうなほどに赤く充血し、当然ながら肉芽は大きく膨らんでいる。

「いっぱい塗れて、光ってる。やらしい」
「やっ、やぁん」
一旦千秋のもので開かれたその口は、ぱくぱくと開いたり閉じたりして、都度奥から愛液が滲んでいる。
ふうっと息を吹き付けるとぎゅっと入り口が閉じ、またじんわりとのだめは自分を塗らす。
そして、また開いたところで息を吹きつける……繰り返し。

心の中ですごく恥ずかしい気持ちを抱えながら、のだめはどうにも身動き取れない。
見られている、自分の恥ずかしい部分を。
とてもとても恥ずかしいのに、でも……。
のだめは不思議な感覚を覚えていた。
見て、欲しい?
見られて、嬉しい?
恥ずかしいところを、感じているのを、見られたい、見て欲しい。
なぜかそんな風に思い、それを受け入れてしまうと、自分の奥がさらに熱くなるのを感じた。

「ここも、こんなに膨らませて……」
「はうっ!!あああ!!!」

頭が吹っ飛びそうな強い快感が、小さな突端から全身に電流を流す。
千秋はあくまでもソフトに指の腹を添えているだけなのに、のだめは体全体をびくんと揺らした。
「そこは……ああう!」
「ここ、いじられるの好きだよな、おまえ」
「はう、はうぅぅ、あん」
「……指?口?」

突然の質問に、のだめはぐるぐると回る頭の中で考える。
どっちでもいい。
気持ちよくなりたい……いきたい。
いかせて欲しい。
でも、どうせなら、恥ずかしい方法で……。

「お口で……して、欲しい……デス」
消え入りそうな声で、のだめが懇願する。
千秋は黙ってそこへ吸い付き、のだめのクリトリスを舌でくるんだ。
629名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 01:47:18 ID:iP8egnIc
573
去年の夏くらいにやった
のだめとフランクを千秋が誤解して…
みたいなリレー
って保管庫の何番??
630リレー:2007/02/05(月) 01:48:33 ID:JCput4aZ

「……あ……っ!」

舌が触れた瞬間に大きく跳ねようとするのだめの体を押さえながら、
普段は密やかに隠れているその部分を、千秋は唇で挟んだ。
そして口に含んだまま刺激する。
飴玉を舐めるように執拗に舌先で追いまわし、時折唇を離しては
わざと音をたてながら吸い付いてはまた離れる。舌先を固くして、
溢れ出す熱い液体の中を、掻き混ぜるように奥へ侵入させる。
それは、熟しきった果物を、汁を零さず食べ尽くそうとするような、
そんな感覚だった。

「あ!あ……っ!……や……ぁ!……っん!!」

大きな声が……出てしまう。
のだめは自分の声の大きさに驚き、あわてて手の甲を口にあてた。
でも当たり前だ、我慢なんてできっこない。だって、先輩がのだめに
こんなことをしているのだから……。
快感が次々と押し寄せて、頭の中は沸騰しそうだった。
何も考えられない、それなのに、千秋の舌が生み出す水音は、
のだめの耳にとても大きな音で届いていた。
くちゅり。ぴちゃ、ぴちゃ。
そんな、自分の……を、舐めている音。
その刺激のせいでさらに濡れてきているのが自分でもわかる。
こんな、いやらしいこと。
目を閉じているけれど、自分がどんな姿なのか想像できる。
恥ずかしい、
恥ずかしいのに、もっと……もっと先輩に気持ち良くしてほしいと思う
自分がいる、それがまた恥ずかしくて……。

「のだめ……すごい、どんどん溢れてる」
「や……だ、いやデス……」
「……いやなの?」
「……やめないで、くだサイ……」

やめないで。
素直に快楽を欲するのだめの姿に千秋は内心少しだけ驚きつつ、
存分に叶えてやろうと思った。

631名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 01:51:51 ID:SA0ABBaT
すみません。
今日このエロパロスレにはじめて来たんですが、
過去ログ読むのにお金かかったりしませんよね?
……お恥ずかしい質問すみません。
632名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 02:17:13 ID:b3s/hFMh
エロパロ板自体が有料サイトとなっており、過去ログも観覧すると
さらに課金されますのですみやかに移動されることをお勧めいたします
633名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 02:36:28 ID:8VkFU5lY
ありがとうございます
過去ログ逝ってきます ノシ
634名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 02:51:27 ID:Z7blhOxB
>>629
8番388〜
635リレー:2007/02/05(月) 18:58:23 ID:Q/mnQRtS
そのときだった――

「せ…先輩…?む…むきゃぁ!!!」
「なんだよ…お前がもっとしろっていうからやってやってんだ…」
「先輩の変態!カズオォォォ!!」

(さっきまでと明らかに様子が違う…)
「…のだめ…?」
「先輩今日は大胆デス…」

そうか…
あの薬の効き目が切れたのか!
俺様がせっかく…

ここでやめるか…?いや…
636名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 23:29:11 ID:mgiXMXDr
豚ぎりごめん
16巻のレッスン93の最後から2ページの下
千秋が「ここは俺の部屋だ!お前も何か返せ!」っていうところ。

「じゃあのだめが体で返しマス!」
のだめはそう言い終ると俺様に抱きついてきた。正確には飛びついてきただが…
Dカップを思い出し赤くなってしまった。
のだめは気づいてないのかニコニコとしながら俺様に抱きついたまま。
皆はもう帰ってしまい俺様とのだめだけ。
ワインを飲んだせいか体が少し熱い。
これはのだめのせいなのか、アルコールのせいなのかはわからない。
「じゃあ体で返してもらうよ」
のだめにそう言い唇を奪った。右手はのだめの細い腰に回し左手はショーツの中に入れ蕾をつねった。
のだめはいきなりの事に驚き肩をピクリとした。


みたいなの書いてくれる神いませんか?
お願いしまつ(・∀・)
637リレー:2007/02/05(月) 23:45:29 ID:wOCJE4/9
さっきまで自分がすごく恥ずかしいことをしていたのが夢みたいだ。
なんであんなに大胆になれたんだろう?
急に恥ずかしさがこみあげてきた。

「…こんだけ俺様を煽っといて今更なにいってんだ」
「ぎゃひ…!」
後ろから急に貫かれる。
頭の中にかかっていた甘い霞みのようなものは途切れたけど
体はまだ敏感なままだった。
相変わらず体の芯が疼いてしょうがない。
普段ではありえないほど、ぐっしょり濡れているそこは、あっけなく先輩をまたのみこんだ。

そのまま体を起こされて…いれたまま体をぐるっと回転させられた。
中を擦られるような感じに甘い声がもれてしまう。
先輩と向かいあって座ったまま、抱きあっている状態になった。

「あぅ…先輩…電気消しませんか?」
「何をいまさら。さっきまであんなに乱れてたじゃねーか」
「ぎゃぼ!…」

先輩と目があう。
潤んだ瞳にすいこまれそうだ。
「さっきみたいに自分で動いてみろよ」
目をそらせない。彼のものが、ドクンと脈うつのを感じた。

恥ずかしい…いつもみたいに突いてほしい。
でも恥ずかしくて恥ずかしくて…黙っていると、
「いつもののだめに戻ったんだな」と先輩が溜め息と共に呟いた。
「…もどらないほうがよかったデスか…?」
ふてくされて、なんか悲しくてそんなことをいってしまう。

「いや…
淫乱のだめもいいけどさ。やっぱお前は初々しいのがいいっていうか…」
「インランって…ぁっあああっ!」
酷いデス、といおうとしたのに、急な下からの衝撃に電撃のような快感がはしる。
そのままズンッズンッと何回もついてくる。
「あぁっ!やぁあっ!」
両手を拘束されていて、口を押さえられない。

つづきよろしく
638リレー:2007/02/05(月) 23:55:12 ID:Q/mnQRtS
ひ・・・ひど…」
「お前が悪いんだ…俺様をこんなにさせて…」
「あ・・・あ・・・・あぅっっ…!!!」

淫乱だろうがウブだろうが
もうどうだっていい…
とにかく俺はこいつじゃなきゃだめなんだ

「せ・・・先輩ぃぃ・・・・」
「・・・なんだ・・・?」

息があがって
途切れ途切れだが
のだめは微笑んで言った

「…の・・・のだめ・・・うれ…嬉しいデス・・・
 あぁん・・・あっ・・
 しぇ…先輩のコト…大好きだ・・・からぁぁ・・
 あっ…ああああああっっ!!!」

俺はそこまで聞いて
…不覚にもあまりにも嬉しくて
一層深く突いた



つづきよろ
639りれ:2007/02/06(火) 00:25:38 ID:GRynX8r6
ビクンッとのだめの体が跳ね上がった。
きつい収縮と痙攣に達しそうになるのを堪えて、
貪欲に体をむさぼり続ける。
一瞬意識を手放したのだめも、またすぐに快感の渦にひきもどされた。
焦点の定まらない目でもはや訳がわからないようだ。
「あぁぁっ!…やぁっ!いっ、イっちゃいます!またぁ!ぁあ!まって!…はぁん!激し…」
悲鳴のような声をあげるのだめの唇を塞いだ。

口内をまさぐると、舌の先に何かがあたり、甘い果物の香りが鼻をぬけた。

…それが何かにきづかないほど夢中だった。

苦しそうなのだめの口を解放すると、
のだめはまた切ない声で鳴きはじめた。
訴えるようなその声を無視して、壊れそうなほど突きつづける。
結合部からは蜜がとびちり、卑猥な音をだしている。
パンパンっと乾いた音が室内に響く。

のだめは口をとじることもできず、だらしなく涎をこぼしていた。
狂ったように快楽によっているその表情にますます興奮が高まる…

「はぁっ…しんいちくん…のだめもう…」
耳朶を甘噛みしながら「…いけよ…」と低い声でささやいた。

何度も交わったからしっている、奥のほうにある、ひときわ高く鳴く場所を何度もついてやる。
ほどなくしてのだめは何度目かの絶頂を迎えた。のだめに続いてこんどこそ俺も絶頂を迎えた。


640りれ:2007/02/06(火) 00:39:36 ID:GRynX8r6

一瞬頭が真っ白になって…

荒い息を整えて体を起こし、意識を手放しているのだめの体から自身をひきぬく。
後始末をしていると、のだめがむくりとおきあがった。

「はぅう……激しすぎです…のだめ壊れるかとおもいました」
と疲れきった顔でいってきた。
無理をさせすぎたか?
ぼんやりとした視線を俺にむけたのだめが、固まる。

「…あの、のだめもうだめです。限界です。眠いです」
急に何をいってるんだ?
「俺だってもうクタクタだよ」
といいながら、ゴムを捨てようとして、俺は絶句した。

既に俺のそこは準備万端、またガチガチになっていたのだ。

「なっ…!」
「先輩…絶倫…?」
のだめが青ざめた顔で聞いてくる。

そういえば、まだ体が熱をもったままだ…
なんで…。あ…!

思い当たるふしに、俺はハッとした。

まだ口内に残る甘い果物の香り…

あのキャンディか!!

「先輩?のだめもう寝ます…
ひとりでがんばって下サイ♪」

ガシッとのだめの腕を掴む。
「恵…たのむよ」

のだめの顔が一瞬にして赤くなった。
我ながら卑怯な手だとはおもうが。

「先輩…鬼…カズオ…悪魔デス」

「…なんとでもいえ」

(END)

ひとまず勝手に終わらせてみたけど
ターニャがその後二人を問い詰めるのとかみたいかもw

おつかれさまでした
641名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 00:51:32 ID:7s017T0v
リレー面白かった!皆さんありがd!!(*´Д`)

最後のオチも良かったです「先輩…絶倫…?」と「恵」ワロタ
この続きも読みたいなw
642名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 00:53:25 ID:MLAZu4+m
なんか、落ちはこれでいい様な気がするけど、もーちょっと読みたかったな。
リレーでいつも思うんだけど、いろいろな人が入り交じって長く、且つエロく
して欲しいと思うのに、毎回と言っていいほど入れてあっさり終わってる様な気がする。

今回、催淫キャンデーというアイテムが出て、長く楽しめるかなぁ、
読みたいなぁと思っていたのに、やっぱりあっさり終了。
リレーだし、文句言うな、なんだろうけど、終わられるとスルーも出来ないし
続けることも出来ないし、すごく不完全燃焼です。
643名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 01:09:07 ID:hnwwx6bW
リレー、よかったですよ〜!
職人のみなさまGJ!
自分はとても満足な内容でした。

>>642
続き書いてもいいんじゃないですか?
今回のオチでは二人はまだ続きやりそうだし、モノ足りないならご自分で書かれてはいかがでしょうか。
644名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 01:20:19 ID:28SeF19+
千秋早漏でつね
645名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 02:15:01 ID:VL6fTHyp
>>642
じゃあ貴方が書いてみたらいかが?
646名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 02:16:57 ID:KLUUmH6I
>>642
では投下をお待ちしてます
647名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 07:59:17 ID:GImWHi/S
つーか>>640のあと、まだ続けられそうな気が。
とりあえず第一楽章終了って事で、第二楽章もヨロシコw
書けない自分がもどかしい…
648640:2007/02/06(火) 10:32:20 ID:GRynX8r6
ごめん空気よめてなかった…

千秋はまだ元気みたいだからどうぞ続けてくださいw
649名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 10:50:01 ID:ONIekVTS
>>642の人気に嫉妬。

>>640さん、GJでしたよ。私は長く続くと疲れるから、
このくらいのリズムで小休止してくれた方が嬉しい。

でも、第二楽章を続けてくれる職人さんも待ってます。
千秋のソロでもいいよww
650名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 12:41:54 ID:z5b64msC
SS…入れてる時の描写は難しい。ひっくり返したりとかすればいいのか…
…音声のみにしてみるかw
651リレー第二楽章:2007/02/06(火) 13:02:39 ID:xCf9fkHB
「じゃセンパイ、のだめのゆーコト聞いてくれますか?」 

なんだ?珍しく積極的じゃねーか、
嬉しくなって思わず口元が歪む

「いいよ、言ってみろよ」

どんなおねだりだろーか?
一緒に風呂か?それともコスプレ?イメージプレイもいいか…でもカズオじゃ変わんねーし…

妄想するだけで、興奮が止まらない。今か今かと待っているのに、のだめの奴もじもじして言えないでいる
あーちくしょう可愛いじゃねーか! 

「なんだ、早く言えよ」 

「でも…きっとダメって言われるに決まってマス…」

「大丈夫だから言ってみろよ」

「えっ本当にいいんデスか!後からダメって言わないでくださいよ」

「しつこいと襲うぞ!」

「じゃ約束デスよ」

とたんにのだめの表情が明るくなった

「センパイが…一人でするとこ見てみたいんです!」

えっ?一人でするとこ?もしかして、もしかして?

「男の人はみんな溜まると一人でするってターニャが言ってました。のだめもう疲れてシンイチくんの相手できません。だから、のだめがシンイチくんがイクまで見ててアゲマス!」

ちょっとまてー


携帯からすまん
652のだちあ:2007/02/06(火) 14:53:29 ID:4nP6WHXE
必死にここのSSまとめサイト作ってみたんだが

UP禁止?
653名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 15:02:25 ID:9e9P5ivk
第2楽章キター!

>>652
まとめサイトはもうあるよ。
「作品のみを抽出」したまとめならば禁止でしょ。
職人さんたちの意向で作らないことになってるはずです。
654のだちあ:2007/02/06(火) 15:16:26 ID:4nP6WHXE
>653サンクス
個人の楽しみようにとっておくかのぉ
655名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 15:49:31 ID:vu/ps0l7
定期的にいるねぇ<まとめ
ローカルルールのどこかに入れておくか?
656名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 15:54:11 ID:hg8ZGr90
第二楽章ワクテカ
657名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 17:34:33 ID:z5b64msC
>>654

そうして下さい。SSだけのまとめはナシです。
658名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 17:47:02 ID:o9mvKmAl
>>655

Q:SSのまとめサイトはないの?
A:ありません。過去ログの保管庫はあります。
ttp://eroparolog.h.fc2.com/

まとめサイトの案は今まで何度もありましたが
2006年年末に29chの閉鎖問題で過去スレの保管について
当時の住人が話し合いました。
今までの「作品を抽出したまとめ」は困るが
「スレの保管庫であればいい」と職人さんから意見がありましたので
作品ごとのまとめは作らないようになりました。

みたいな感じ?
ながいね… 誰かこれもまとめてくれ
659名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 18:05:11 ID:z5b64msC
>>651

続き続き〜
660第2の2:2007/02/06(火) 19:38:26 ID:v1eqzNnk
「却下!」
「むきゃっ」
「ぜってーええヤダ!」
俺は胸を張って言いきった。
のだめは眠いというくせに半身を起こして抗議の表情になる。
「真一くん、ズルイですーー!いつも、いつものだめのばっかり真一くんが見てて、のだめすごいはずかしいんですよ!それを我慢して真一くんに見せてあげてるのに!なんで真一くんだけみせてくれないんですカ!」
「ガマンしてるわりには気持ち良さそうだぞいつも。」
のだめは今更なのにまっかになって怒る。
「ぎゃーーー!もう!信じられない!自分ダケ安全圏にいるつもりですね!もうイイデスもん。のだめほんとに寝ちゃいます。」
そう言って毛布を引き上げた。
こちらに背を向けて静かになる。
残された俺のほうは、ベッドの上であぐらをかいて、その足の間には身勝手にそそり立ったままの俺のイチモツ。
ナンというか…のだめの口に残ってたキャンデーの成分のせいだろうが、エッチな気分でもないのに、元気になってるというのは、ちょっと朝立ちに似ている。
ちょっぴり情けない気持ちになりながら軽く握ると、自分の手でありながら、なにやらぞくぞくと感じ易くなっている。
ふう、と溜息がでた。
のだめを見ると布団の端から茶色髪を覗かせて、微動だにしない。
どうせ狸寝入りだろう。
そっと布団をめくってのだめの背中をを抱く様にしてもぐりこんだ。
661第2の3:2007/02/06(火) 19:39:41 ID:v1eqzNnk
股間のモノをのだめに尻に押し付ける様にして、ぴったりと身体をくっつけた。
のだめは無反応だ。
うなじにそうっと唇をはわす。
上になっているほうの手で、俺の好きな乳房をまさぐった。
何度触っても飽きない、その感触と張りを手の中で楽しんでいると、俺の息子の方も、薬が薄れてくるどころか徐々に脈動が強くなってくる。
「のだめ。」
嘘寝と思って声を掛けてみるが、のだめはまったく返答しなかった。
「ひょっとしてマジで寝てんの?」
自分の身体を起こして、のだめの横向きになっている身体を返した。
にだめは目を開けなかった。
少し眉根をよせ、唇をわずかにゆるませて、熟睡している。
「嘘だろ、おい。」
のだめの顔を見ながら、乳首の先を少し強めにつねった。
乳首は赤くなり、そのままぷくりと勃起をはじめてぴんと立ったが、のだめはまったく無反応だった。
呼吸が静かに規則正しく聞える。
そういやこいつ、いつも俺より先に寝るんだっけ。
俺が事後の余韻に浸って、煙草をくゆらしているときも、のだめはすーかすーか寝ていることが多い。
「…………。」
ふと、寝ているところにいれるとどんな感じなんだろう、という考えが頭に浮かんだ。
でもそれってレイプとかわんないんじゃ。
えっとー、準暴行罪。
しかし思考の否定とはうらはらに、胸をいじっていた手を、もう一度のだめの股間の方へのばしていった。
さっきまでだらだらと湧きあがっていた泉は、まだ潤いを残し、熱く、柔らかく、俺の指を飲みこんだ。
「眠っていても身体って反応できるのかな…。」


どですか、続けられますか?よろ!
また来ます!
662名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 19:42:51 ID:v1eqzNnk
はう。読み返したつもりが「にだめ」になってる。煮豆かい。
663名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 20:11:05 ID:7s017T0v
wktk(;゚∀゚)=3ムッハー!!!

「にだめ」最高w   またよろしくお願いします
664名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 22:17:56 ID:z5b64msC
ドーナツの宣伝でたまきんハンテン着てたね。あれで二人羽織りがインスパイアされたのか!?
665名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 23:27:34 ID:gwvxb4eR
つい、探してしまったよ「にだめ」
なんか、カワイイゾw
あ、みなさん、乙です&GJです
つづきを楽しみ待ってます


666チアノダ:2007/02/07(水) 00:16:13 ID:3UhdTdm2
金曜日夜の9時
のだめの帰りが遅い。俺はベッドに仰向けに転がり、のだめ帰りを待っている。

この部屋で帰ってこない父親を待っていた幼い俺を思い出した。
待ち続け睡魔に負け新しい朝をむかえる。父親のベッドを見るが綺麗なまま。
そんな光景が当たり前になり、“寂しい”という気持を心の奥底にしまいこんだ。
しかしのだめがいて当たり前となった今、
帰りが遅いだけで不安になり、またあの寂しさに襲われる。
早く帰ってこないかな…そんな事を考えながら俺は眠りの世界へと落ちてしまった。

「ん…い…せ…ぱい!先輩!」
目を開けるとのだめはベッドに座り、俺の顔を覗きこんでいた。
「遅かったな……」
俺はそっけなくのだめに告げ、またまぶたを閉じた。
「うきゅきゅ!先輩寂しかったんデスか?」そうだと答えてのだめを調子づかせる訳にはいかない。
「殺すぞ…」
「カズオ…です」俺の腕はのだめの腰にまわす。
「先輩赤ちゃんみたいデス」
のだめはクスリと笑い俺の頭をなでた。
赤ちゃんにさせたのはお前のせいだと、心の中で毒づいた。
「のだめは寂しくないのかよ?」
俺が質問するとのだめは顔を明るくし、笑顔で答えた。
「寂しくないデス!」
667チアノダ:2007/02/07(水) 00:18:24 ID:3UhdTdm2

そう答えたのだめに苛立ちを覚え、ベッドに引きずりこんだ。
「むきゃ!!」
寂しいのは俺だけだ…また振り回される…嫌だ…嫌だ!!!
理性は崩れさり、のだめを優しく扱う気持が俺にはない。
のだめの全てを奪ってしまいたい。俺はのだめの自由を奪うため、頭の上で両手を拘束した。
「先輩どしたんデスか!」
のだめは恐怖のためか顔を歪めた。
いつもの優しい愛撫はぜず下着を脱がせ、自身を入れた。
まだ潤っていないため、のだめは何度も痛いと叫んだ。
往復を繰り返すうちに、泉から沢山の愛液があふれだした。
「やらしいやつだな。なんで濡れてるんだ?」

「あっ…んっ…先輩……やめて下さい…」
のだめは甘い吐息をもらす。
「お前が悪いんだ」
俺は往復をやめ入れたまま、のだめの胸をわし掴み乱暴に扱った。
胸の頂きに触らぬようにして両胸を揉み、陶器のような肌に手を滑らした。
「っ……先輩…触ってくださ…い」
のだめはジラされているせいか胸を俺に近づけてくる
「何を触ってほしいんだよ?」
俺はのだめに真顔でいった。
「カズオ……やっぱり先輩はカズオです」
のだめは潤んだ瞳で俺をにらんだ。その表情が俺を余計に興奮させる。
「どこだよ?」
668チアノダ:2007/02/07(水) 00:19:43 ID:3UhdTdm2
「ち…くび…デス」
そういうとのだめは肩を上下し、呼吸を整えようとした。
その隙を与えないためすぐさま頂きに吸い付いた。
舌で転がす度にのだめは背中をのけぞらし、俺の背中に爪をたてる。その痛みですら心地よく感じる。
胸に赤い花をいくつか咲かせ、首にも咲かせる。こいつは俺のだと見せつけるためにだ。
のだめは息をする暇もないせいか、真っ赤になっていた。
そしてのだめの中は、何度もヒクヒクとし自身を締め付けてきた。
「のだめ次はどうしてほしい?」
俺は舌で転がすのをやめ首筋を舐めた。
「ひゃ…言え…まセン…。そんな事…」
のだめはついに涙をこぼす。俺はのだめの涙を舐め自身をいれたまま向かいあわせに座らせた。
「じゃぁ動けよ。」
のだめの腰に手を置き、目の前にある胸の膨らみに顔を埋める。
のだめは俺の肩に手を置き、泣きながらゆっくりと腰を上下しだした。
卑猥な音をたてながら、のだめの息は段々と荒くなる。
「真一く…ん…好き…デス」
のだめはポロポロと涙をこぼしながら言う。
その顔を見ると罪悪感が押し寄せてきた。のだめをベッドに倒し奥を突いた。
「はぅ……あっ…」
「めぐみ…愛してる…俺の物だ…」
669チアノダ:2007/02/07(水) 00:20:25 ID:3UhdTdm2
のだめのプックリとした唇を吸い、絶頂をむかえた。



「先輩いきなりなんて酷すぎマス!もう知りマセン!」
「お前が寂しくないって、可愛くねぇ事言うからだろ…」
ベッドの中で背中を向けあいながら、喧嘩をする俺とのだめ。
「寂しくないデスよ!」
その言葉に俺はまた傷付いた。一人よがりの恋愛…
「だって先輩はいつものだめの前にいるんデス!けどちゃんと待っててくれるんデス…。」

俺は嬉しくなりのだめの白い小さな背中をみつめた。
「だから寂しくないんデスよ。のだめは先輩とコンサトするために頑張って追いつこうと…」
のだめが言い終わらないうちに、後ろから抱きしめた。
「無理矢理してゴメンな…。」
俺はのだめを強く抱きしめた。
まだ言ってなかった言葉をかけた。
「それとおかえり」
のだめはこっちをむきただいまと答えた
「もう乱暴なことしないから」
「許しまセン!のだめは傷付きました…」
俺はどうしていいかわからず、のだめの首に顔をしずめた。
「けど今度のぷりごろたフェスティバルに一緒に行ってくれたら、許してあげマス!」
のだめのキラキラとした顔をみると、断ることも出来ず首を縦にふった。
670チアノダ:2007/02/07(水) 00:22:28 ID:3UhdTdm2
「わかったよ…」
俺はシャツをはおり、のだめにご飯を作ろうとキッチンにむかった。
その後のだめは料理を見ると俺にこう言った
「何か良いことあったんデスか?」
「別に…」
俺は目をそらすと、のだめはすぐに料理を食べ始めた。
「お前…雰囲気もないのか…まぁいいか」
俺は笑ってコーヒーを口に含んだ。

良いことは、お前が寂しくない理由がわかったからだよ。
俺はもう寂しくないよ。いつまでも待っててやる。
遅かったら引っ張りあげてやるから。
いつかコンチェルトしような…のだめ。
fin

誤字脱字改行等変なところあったらすんません
671名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 01:24:14 ID:9jmjcQjW
GJと言いたい所だが、流れ豚切りはヨクナイ。
672名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 01:54:09 ID:QsvDzhSK
>>666
GJ!面白かったです。
寂しがる千秋に萌えたよー。

自分はリレーに限っては豚切りしてもいいと思う。
個人的に好きじゃないし、結構ダラダラ続くし。
その間に職人さんが投下を諦めてるとしたらもったいない!
673名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 02:12:51 ID:vDwkM+F4
前振りもなくいきなり投下したのが宜しくないと言ってるんじゃない?
「リレー中だけど投下します」って一言があるのと無いのとで印象違ってくるよ。
これまでもリレー中に投下あったけど、そういう前振りをちゃんとしてくれる
職人さんが多かった。そういう点では残念。

>672
>個人的に好きじゃないし、結構ダラダラ続くし。
大人げないね、あなた。

674536:2007/02/07(水) 02:56:54 ID:aEgZNzyv
「母来たる」にGJ下さった皆様本当にありがとうございました。
調子に乗ってまた書いてみました。

リレーは、確かに続いてる時に5時間くらい開いてるとちょっと迷います。
自分も楽しみにしてるしw
でも最近リレーの参加者がちょっと少なめで、結構同じ人が続けて
書いてたりするので、それだと書いてる方も辛いのかも。

ということで中休みしてるようなので私も投下させて頂くことに。
ストーリーの方は、あんなこといいな、できたらいいな(ドラえもん?)
という新展開です。
ひそかに人気者のM氏も登場します。
675のだめ危機一髪-1:2007/02/07(水) 02:58:58 ID:aEgZNzyv
―のだめ危機一髪?!―

母がのだめに持ってきたのはとんでもない話だった。
コンヴァトの学生を対象に、パリ市内のプロオケでコンチェルトを弾くためのオーディションがあるというのだ。
それは市内のオケが学生の育成・支援を目的として行う企画公演で、プロ活動をしていない者という条件があるために、
のだめも上位に押し出されるようにして推薦されたらしい。市内のオケとはもちろんマルレではない。
「のだめちゃん、どうする?オクレール先生もいい機会だとおっしゃってたし、私も賛成よ。」
「と、トレビアンです!」
のだめは敬礼しながら背筋を伸ばした。意味不明だが、どうやら是非やりたいと言っているらしい。

母が帰った後、俺はちょっと複雑な気分になっていた。
のだめが俺以外の指揮者と初めてのピアノコンチェルトを演奏するかもしれない。寂しい気もするがそれは仕方がない。
チャンスは生かすべきだ。のだめの中に音楽への貪欲さが出てきたのはむしろ喜ぶべきことだし。しかし…。

―あいつがオケとコンチェルト、弾けるのか?
昔からあいつを知っている俺は正直期待よりも不安、というか恐怖すら感じる。
特別な才能があるのは間違いないし、パリに来てからは目を見張る成長を見せた。しかし、それはあくまでソリストと
してであって…。

ぼーっと考え込んだ俺の耳に突然のだめの声が響く。
「先輩、オーディションって…、水着新調した方がいいですかね?」
「んなもんいるかっ。何のオーディションだっ!」
―いや…、水着、でも受かるか…
つい視線がのだめの胸のあたりをさまよう。
やっぱり母の言う通り別居がいけないんだろうか…。

オーディションは、受ければ受かるだろう、という俺と母の予想通り、あっさり通ってしまった。
担当指揮者のツルのひと声もあったらしいと聞いたのは後の事だ。

―よりによってあの人であの曲かよ。
オケはルセール管で、指揮者は首席客演指揮者の松田幸久。そして曲はラフマニノフのピアノコンチェルト第二番。
何だか悪寒がして俺はこめかみを抑えた。

―松田さん…、今度はあなたが痛い目に合わないといいんですが…。
676のだめ危機一髪-2:2007/02/07(水) 02:59:37 ID:aEgZNzyv
R管のスタジオでの初練習はピアノだけの個別練習だった。
「ようこそ、変態ちゃん。俺は千秋みたいに甘やかさないからな。」
「ムキャ、『のだめ』デス。先輩は甘くなんかないデスよ。いっつもどつかれてマスから。」
「ぶ…、まぁとにかく弾いてみろよ。」

―これは…、とんでもない掘り出し物かもしれない。千秋がこの変態を選んだのもそれが理由なのか?

しかし第1楽章が佳境に入ると、緊張がほぐれてきたのだめが、いつものように跳んだりはねたりし始めた。
―げっ…やっぱりピアノも変態か…。だが、なぜかこのまま聞いていたいような…

「ムッハー!」
「おいっ、何がムハーだ!1楽章のココ、音が多いっ。それから3楽章のココとココっ!」
「ア、アレ?この光景どかで…、デジャヴ?」
「お前ちゃんと楽譜見てんのかーっ、このフレーズもう1回っ!」
「ぎゃぼーっ!」
ゼイゼイと肩で息をする松田。
―年のせいか?運動不足か?いや、コンサート1回振ってもこんなには疲れたことはないぞ。

テクニックも音色も申し分ないし勘もいい。悪い癖さえ出なければ、後はどう料理するか…
初めてのピアノコンチェルト、いわばヴァージン・ステージの機会を千秋から奪うのが、実は愉快で仕方がない。
あいつが嫉妬に狂うほど、ねっとりこってり色っぽい演奏に仕上げてやるか。まぁ、ラフマニノフだし。

オケとのリハを何度かこなし、すっかり打ち解けた団員達の誰もが「のだめ」と呼んでいる。
「のだめ、『オニギリパーティ』またやろうよ!」「のだめ、ウチに遊びに来て!娘が一緒にピアノ弾きたいって。」
松田だけは相変わらず「変態ちゃん」と呼ぶが、のだめの天然っぷりは松田にも少し変化をもたらしていた。
677のだめ危機一髪-3:2007/02/07(水) 03:00:37 ID:aEgZNzyv
ある日の夜、練習をみてやると言って、したたかに酔った松田がのだめの部屋を訪れた。
さすがにのだめもちょっとだけ躊躇したが、「いいか、指揮者の言うことはちゃんと聞けよ!(たとえそれが松田さんでも)」
という千秋の言葉を思い出して招き入れた。

「色気が足りねー!こう…、なんつーかムンムンしないんだよ。」
のだめにピアノを弾かせながら、後ろに立った松田が言う。

―いや、色気はともかくホントはゾクゾクするほど…、こいつホントに日本人か?

変態のくせによく見ると結構かわいいし、ピアノ上手いし、胸も…。
心の壁なんてハナっからなかったかのようにぶち抜いてまっすぐ向かってきやがって。
その屈託のなさにいつの間にか俺は――――――救われている?

突然松田は、得がたいものへの渇きを強く感じて、酔いにまかせて理性をかなぐり捨てた。
「彼氏が色っぽいこと教えてくれないんなら俺が教えてやるよ」
背後から両腕を回し、のだめの胸を鷲づかみにする。

…むにゅ…

「ぼへーっ!何するんデスかっ!」
松田が立ち上がったのだめの肩をつかんで無理やり唇を奪おうとした。
―そう、お前のものは俺のもの、だ…

その刹那。
「ムキャーッ!」(ボカッ、バキッ)
「ぎゃーっ!」(ドタッ)

ちょどその時、のだめの練習が気になった千秋がアパルトマンに到着したところだった。
悲鳴(咆哮?)を聞いて部屋に飛び込んだ俺が目にした光景は…、、
大の字になって伸びた松田と、仁王立ちで拳を突き出したままののだめ。
「のだめっ?!」
「…まっ、松田さんがっ、練習してたら、胸…ミルヒーみたいに…。それから無理やりキス…」
「さっ、されたのか?」
「…しようとしたから…」
拳がぷるぷると震えていた。

音と悲鳴(咆哮)を聞きつけて集まってきた住人達を帰し、のだめをターニャに預けた。
松田をカウチに寝かせると、のだめの拳がめりこんだ目から鼻梁のあたりに、冷たいタオルを乗せてやる。
―こっちの痛い目かよ…。
微妙に幸せそうな顔で気絶しているのは、意識の最後にのだめの胸の感触が残ってるからか?
―…気がつく前にもう一発殴ってやろうか。

「あれ?ここはまたしてもヴェヌスブルクの洞窟か…、ハッ!何でキミが?!」
「松田さん、なんか悪い夢見てたみたいで…。ってゆーか、そういうことにしといてもらえませんか?」
「……、いや、悪かったな。悪酔いして…、どうかしてた。」
「大人も、ストレス溜めすぎるとよくないですよ。」
「む…。しかし…、キミも嘘ばっかだな。何が普通だよ、胸だって…E?」
「……D」
「はぁ?!」
「ってゆーか、反省してませんね?」
「ぶっ…、いや、スマン。」

「……今夜の事はともかく、のだめをよろしく頼みます。」
「当たり前だ。失敗したら変態ちゃんの前途どころか俺の首が飛ぶからな…。」
―アマチュアの学生とピアノコンチェルト…。だから常任じゃなくて「首席客演指揮者」。やっぱりこの人も大変なのか…。
「(…俺だって、…救われたいんだよ)」
「え?」
「ふん、よろしく頼むなんて亭主気取りするくらいなら、とっとと結婚でもしちまえってんだ。じゃぁな。」
「……」
678のだめ危機一髪-4:2007/02/07(水) 03:01:13 ID:aEgZNzyv
「ターニャ、急に悪かったな。」
「ううん。でも、千秋が帰っちゃうなら今晩のだめウチに泊めてもいいけど?」
「いや、朝まではいるから。ありがとう。」

部屋に戻ったらまず説教だ。
「大体、おまえは警戒心がなさ過ぎる。」
「ハイ…」
「ったく…、これ以上俺を心配させないでくれ。死ぬかと思った。」
ついきつい言い方をするが、しょんぼりしているのだめがかわいそうになって胸に引き寄せた。
―俺がそばにいれば、こんなこともなかったのかもしれない。
ぎゅっと抱きついたのだめを抱え上げ、ベッドに連れて行く。
「今日はもう、休め。眠るまでここにいるから」
「一緒に居てくだサイ」
灯りを消して隣に寝転び、腕枕をしてやりながら話しかける。
「今日のことは悪い夢だったと思え。あの人は大人だから大丈夫。明日もリハ、行けるな?」

胸元に抱き寄せて髪を撫でていると、のだめが話しかけてきた。
「先輩、のだめのピアノ色っぽくないって松田さんが…。よくわかりまセン…。」
「……色気といえば…そうだな、たとえばターニャのピアノとか?でも、お前はお前のピアノを弾けばいいんじゃないか?
 人の真似したってしょうがないし。」
「そですね…」
「でも、オケの呼吸というか息遣いをちゃんと感じ取って…」
「呼吸…」
「そう、自分ひとりで弾こうとしないで、オケの音に身を委ねてみれば?」
「……こーゆーこと…デスか?」
のだめが俺の胸にぴったりと頬を押し付けてきた。頬だけでなく体ごと預けてくる。
「まぁ…、たとえて言うならそう…だけど」
のだめはじっと俺の心臓の音を聞いているようだった。

しばらくそうしていると服のままなのに、体の芯がじんわりと熱くなってくるような気がする。

―いや、まずいだろ。ヘコんでるし。今日はそういうの…。

体が密着しているからその高まりは隠しようもない。のだめがふと俺の胸から顔を離す。
「のだめ…、俺…。今日はイヤだろ?我慢できるから…大丈夫。」
観念して言うと、のだめは俺の胸に顔を押しあてて、首を振った。
「のだめも真一クンと…」
679のだめ危機一髪-5:2007/02/07(水) 03:01:54 ID:aEgZNzyv
のだめの顔を俺の顔の位置まで引き上げると、横向きになって静かに唇を覆う。
上唇と下唇をやさしくついばみながら、指先で髪を梳くように撫でてやる。
唇を重ねたまま、のだめがしがみつくように俺の背中に腕を回し、俺ものだめの背中を抱きしめた。
「のだめ……」
唇を離すと、ワンピースのボタンを一つずつ外していった。
のだめが俺のシャツのボタン手をかけたので、好きなようにさせながら髪を撫でてやる。
「あと、自分でやるから…」
ショーツだけになると、のだめの背中に手を回してブラの留め金を外した。
カップからこぼれた乳房の輪郭を、壊れ物を扱うようになぞり、そっと蕾にくちづける。
「ん……」
いつものようには声を上げないけれど、唇に触れた蕾がピンと張りつめてくるので、感じていることはわかる。
腰に向かって滑らせた指で、細い紐を解くと、のだめが「あ…」と声をあげる。
「のだめ、まだおフロに入ってないデス…だから…」
「いいよ、俺もだし。大丈夫だから」
いつもは舌でも愛撫するその場所を今夜はしてくれるな、ということか。いつもよりも静かに抱くつもりだから、
のだめがイヤだと言うなら無理強いをする気はない。

乳房の先端の硬くなった蕾を、舌で丁寧に愛撫しながら、指先は柔らかい下生えをかき分けて秘所を探る。
のだめの太ももを少しだけ割って、そこに指をひそませた。
両側の襞をそっとなぞり、まだ包まれている芽の部分に触れると、のだめの全身がかすかにわななき、
花びらの中心に触れるとそこはしっとりと潤んでいて、少しだけ安心する。
「指、入れてもいい?」
触れられて、白い喉をのけぞらせていたのだめが、静かに頷く。
中も十分に潤い、俺の指は吸い込まれるようにのだめの中に沈んでいった。
「ん…ふ…」
指を抜き差し、内部でこねるようにして動かすと、のだめの呼吸が徐々に荒くなり胸が上下する。
「あっ…はぁ………」
眉根を寄せて目を閉じたのだめの白い肌が薄赤く染まり、腰のあたりが微かにくねる。
「のだめ…、お前、十分色っぽい…」
「え…」
鼻の頭にキスしながらつぶやくと、のだめは、耳まで真っ赤になった。
―でも、この姿を見られるのは俺だけだけど…
680のだめ危機一髪-6:2007/02/07(水) 03:02:39 ID:aEgZNzyv
いつもならば何度か達するまで指や舌で愛撫を続けるが、今夜は早くつながりたい、そんな気がした。
「もう、大丈夫?」
「ハイ…」
準備を済ませると、のだめの膝を曲げて、俺自身を静かに花弁の中心へと沈めていく。
「っふぅ…っ」
のだめが背中を反らし、息を深く吐き出しながら俺を迎え入れた。
普段よりもゆっくりと、しかし一回ごとに深く挿し込む。
「ぁ…は…ぁん」
奥深い場所を突く度に、遠慮がちな喘ぎが漏れる。

「のだめ、脚、閉じてみて」
挿入したまま、のだめの脚をぴったりと閉じさせる。そうしておいて腰をこすりつけるようにして挿し込むと、
腹のあたりから結合部にかけてより密着し、動くたびにのだめの敏感な部分も刺激するはずだ。
「ぁ、ぁ…ぁん…」
いつものような嬌声はなくても、しっとりと汗ばむ肌、きつく閉じられた目、それとは対照的に少し緩む口元、
そして何よりも、ざわめくように俺自身に絡みつく膣中(なか)やきつく締め付けるその入り口で、
のだめが高まっていくのがわかる。
内側と外側に、普段とは違う形で与えられる刺激に、のだめはもうすぐ達してしまいそうだった。
―今日はあまり無理させたくない…

俺は体を起こし、閉じさせたのだめの脚をもう一度割り、立てさせた膝を抱えるようにして大きく開くと、
腰の動きを速め、深く突き入れ始めた。
「んっ、んっぁっ……、しん…いち…くんっ…、あぁっっ…!」
今日一番大きな声を上げ、のだめが喉をのけぞらせた後、反らせていた背をぐったりとシーツに沈めた。
俺自身を包むのだめの入り口がじわじわと締め付けてきて、俺はその快感に素直に応え、欲望を解放した。

そっと、のだめの中から自身を引き抜き、ベッドの端に腰掛けて片付けながら、のだめを見ると、
まだ荒い息のまま、恍惚中にたゆたうような表情をしていた。
乱れて頬に張り付いた髪をそっと払い、額にキスをすると、スースーと寝息を立てている。
―オケでの練習も、こいつなりに気を遣ってたんだろう…もっと早く来てやれば良かったな。
681のだめ危機一髪-7:2007/02/07(水) 03:03:20 ID:aEgZNzyv
―――翌朝―――
「じゃぁ先輩、ガコ行ってきま〜す!」
「待て、大事なもの忘れてるぞ」
千秋がのだめの腕をつかんで引き止める。
「あ、でもー…」
「いいよ、ちゃんとお茶で流したんだろ(納豆)?」
「そうじゃなく………んんっ」

「のっだめーっ、遅刻するわよー!」
いきなりドアが開き、ターニャとフランクが顔をのぞかせる。
そこには充電中の千秋とのだめが。

「あ…、…ごめ〜ん」
「ばっ…、お前ら、ノックくらい…」
「だってー、千秋はもう帰ったと思ったんだもーん」
「だからのだめは、ターニャ達が迎えにきますって言おうとしたのに」
「いいからもう学校行け!」

―この調子なら、きっとのだめは大丈夫。
朝食の片付けをしながらふとほほえむ千秋であった。

―おわり―
682536:2007/02/07(水) 03:09:45 ID:aEgZNzyv
お目汚し失礼しました。リレーの合間につまんで頂けたら…

リレー第二楽章レス番です↓楽しみにしてますー
やっぱり第二楽章はロマンチックですかねw
>>651 >>660 >>661
683名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 03:54:43 ID:GnQWtJsD
<<681
GJGJGJ〜〜〜!!!!
こういうの好きだ〜。
腕枕で「明日もリハ、行けるな?」とのだめを気遣う優しい真一くん萌!!でした。
眠れなくて覗いたらとんだ収穫。
次回作もお待ちしてますw


リレー豚切りは雰囲気見て、投下予兆ないならいいと思う。続きにヤキモキする間の箸休めにもなるしね。
684名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 03:59:12 ID:ETSFSeAL
>>536
GJです!すごい面白かった―!
まさか長期連載でもはじまるのかと思いましたが、小気味の良いテンポ展開で、飽きずに楽しく、また松田さん魅力全開ですっごく読みやすかったです。
エロパロでこういうの久しぶりで、すっごくうれしかった!
また宜しく!
685名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 04:24:33 ID:mZp78het
>>536 さん最高です!GJ!
前作に引き続き楽しませていただきました。
千秋の心の描き方がリアルで上手い!と思います。

また、ぜひ書いて下さい!楽しみにしています。
686名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 04:24:58 ID:GsQ+qKbg
>>675
GJGJGJ!!!
松田も出てきてホントあんなこといいな、できたらいいなの展開でした。

687名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 05:13:44 ID:ETSFSeAL
660、661です。
続かないようなので、継続してみました。でももはやリレーじゃなくてssになっちゃいました。リレーをとってしまってゴメンナサイ。
688名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 05:52:57 ID:ETSFSeAL
俺はのだめを起こさない様に、慎重に足の間に入りこんだ。
俺の入った体の幅だけ、のだめの真っ直ぐな足が開いている。
毛の薄いその翳りが、ややほころんでのぞいているのが妙に興奮をさそった。
まるで人形を抱こうとしているような、倒錯した感じに、頭の芯がくらくらとした。
のだめの身体は熱がひき、まっしろな素肌を空気にさらし、本当にリアルな人形か、死体のようにみえなくもない。
さっきの行為の疲労が、本当はよほどこたえていたのか。
こんなシチュエーションにもかかわらす、俺はなぜか中学生のようにドキドキしていた。
周りより少し色素が強いその場所の中心に、縦に走るやわらかいピンクのひだ。
そこは未だに女の芳香を発散させていた。
俺はふたたび新しいコンドームを装着すると、そっと身体を前に進めた。
起こさないように太ももを持ち上げて、俺は前戯なしで自身をさしいれた。
肉ひだが、やわやわと俺を奥に奥にと引っ張り込んでいく。
「くふう…。」
のだめは一向に目を覚ます様子もなく、だが身体の方はやはり勝手に反応をはじめた。
停まっていた蜜がふたたびあふれだし、俺にはやく動けと促している様だ。
「あ…こいつ中が動いてやがる…。」
挿入したひだのの奥が、のだめが無意識なのにも係わらずぴくり、ぴくりとうごめいている。
それが俺の芯をやわやわと締めつけくすぐり、なにやらソフトなマッサージを受けている様だ。
689名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 05:54:33 ID:ETSFSeAL
こんな風に静かに挿入したのは、のだめの処女をはじめて奪ったころ以来だ。
のだめは相変わらず表情は変わらない。
ぐったりと弛緩したまま、静かに寝息をたてて、本当に人形としているみたいに思える。
背徳感が逆にぞくぞくとした興奮に変わってしまい、俺って変態なのかも。
それでものだめの身体はじょじょにピンク色に紅潮し、うっすらと発汗を始めた。
俺はゆっくり、抽挿を繰り返した。
蜜はあふれ、ぐちっぐちっと音を立て、抜き差しの度に陰唇が俺に巻き付いて、生き物の口の様によだれを出しながら俺のほうが食われているようだ。
「ふ…アア……。」
のだめの口から急に声が漏れ、俺はどきーーん!と心臓が飛びあがった。
だが、目を覚ました訳ではなく、寝言のようなものだった。
のだめは眠ったままで、だが身体は玉のように汗をかき、胸の間にきらきらとした汗の谷間を再び作っていた。
「完全に寝ていても、ここまで反応するんだ…本当に寝ているのか…でも今目が覚めたら、なんて言い訳しようか…。俺こそ変態とか言われそう…。」
内心ビクビクとしたへたれ感とはうらはらに、俺は動き続けた。
固さは未だに継続し、のだめの身体はいつまでも俺をやさしく受け入れ続けた。
眠っているはずののだめの呼吸も、無意識ながら早くなり、吐き出す度に細く声を漏らしている。
「アン…アン…アン…あ…あ…しんいちくん…。」
あ…ついに目を覚ましたか。
のだめは目を瞑ったまま、小さく何かしゃべっていた。
ね…寝言?
俺は覆い被さっていた身体を低くして、のだめの口元に耳を寄せてみる。
「せんぱい…のだめせっかく可愛く見せようと思って、ミニのワンピ着て行ったのに…せんぱい…のだめに飽きちゃったのかと思った…。」
690名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 05:56:24 ID:ETSFSeAL
「…!」
俺は動きをとめて耳をそばだてる。
「いやです…離れてても…忘れないで…変わらないで…他のひと好きになっちゃヤダ…ターニャのばか…せんぱい…せんぱい…いやん…そんな…あ…あ…う…」
どうやら夢を見ているらしい。
腕がいつのまにか俺にしがみついていて、足も腰に絡み付くようにしている。
「いやあん…」
のだめの中がきゅううっと収縮しはじめた。
「うっ…つっ…つ…」
あわてて腰だけあげてのだめから引き抜いた。うっかりイキそうになった。
いや、キャンディの効果だったんだから、いいかげんイッテも良かったんだけど、のだめの寝言があまりに可愛くて。
「いや…いや…行っちゃ…ウゾ…センパイ…」
夢を見ているのだめが、ぽろぽろと涙をこぼし始めた。
俺は胸の中がきゅううとせつなくなって、これは…愛しさか?情にほだされたのか?
ある言葉を言わずにおれなくなってきた。
いいか…コイツ寝てるし。
「のだめ…愛している。俺はお前を愛している…。」
のだめの涙がすうっと止まった。
言った俺のほうがドカーンと赤面してきて、胸がドキドキしてくる。
「どこにも行かない。お前こそ、勝手に俺から離れて行くな。」
泣いた顔が、たちまちしあわせそうにほころんでいく。
「あはあん…せんぱい…のだめも…しゅき…。」
俺は再びのだめの中にもぐった。
のだめは変わらずおれをやわやわと、しかし引きこむ様に俺を納めていく。
「あ…あ…せんぱいっ…。」
ぐっと強めに奥まで入れて、のだめの腰を持ち上げるようにして中をついた。
「アッ、あうん、にゃん、ああん。」
愛しさから、今度は俺のエゴではなく、のだめの感じるポイントをついて挿しこんでやる。
俺ってば、コイツのこんな本音を知っていれば、ふだんからこうしてやればいいのに。
「ああん、あっ…あああん。せんぱいっ。」
のだめは俺にすがりついて、可愛らしく鳴く。
おれの方もだんだん余裕がなくなってきた。
「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ、ふっ…」
「あん、あん、あん、きもち、い、い、イ、アっあああっ」
「ふクっ…のだめっ…」
どくん…
今度こそ本当にイッた。
691名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 05:57:37 ID:ETSFSeAL
俺はのだめの上にくずれおちる。
はあはあと呼吸を整えていると、のだめがせなかをつつつとなでてきた。
「せんぱい…」
「あ…お前起きてたの…(やべ、どこから聞いてた?…)」
「はう…こわい夢見てて…でもいつのまにか先輩がしてて…なんか今のすごい気持ちよかったあー…はうん…。」
のだめはもうすっかりもとののだめで、俺と同じように呼吸を整えながら、頭をこすり付けてくる。
俺は誤魔化すことにした。
「お前寝ぼけて泣きながら抱き着いてきたんだよ。それで可愛くて、ついしちゃった。ごめん。」
「ぎゃぼ?!もしかして夢の中で聞いた「愛の告白」もホントですかっ?」
ぎくー。
「…な、何の事だ(目そらし)」
「ホントなんですか。ホントに、のだめのこと愛してます?」
「夢だろ。」
「むきゃー!ぜったいのだめだって離れません!あいしてますう!」
俺はのだめに背を向けて毛布にもぐりこんだ。
のだめは背中にすりついてくる。
今度は俺こそ狸寝入りをする番だった。
「うふふーこんな幸せな夜はありません。ターニャに感謝しよー。」
…こいつ…ほんとは最初から分かってキャンディ舐めたんじゃ…。
とにかく明日起きたら、口止めしよう。ターニャに「飴はぜんぜん効果無い」って言ったらまたデートしてやるとか、いや、それじゃ試してみたってモロバレだから、ううくそ、なんでこんなに振りまわされなきゃならんのか。

*****
結局朝になるとのだめは先に起きて学校に行ったのか、いなくなっていた。
俺に以前のようにお握りを皿に盛って残し、「お米もらっておべんとにしました。センパイ食べてね。のだめもあいしてマス。」と置手紙があった。
言われるなー…ぜったいターニャに伝わるな―…くそ。しばらくデプレに戻るのはよそう。クソ…。
俺は朝食にそのおにぎりをパクついた。


fin
692名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 07:09:18 ID:OADDbIQF
松田がいい味出してて超GJ
また投下してください
693名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 07:12:37 ID:ETSFSeAL
リレー勝手にssにした上オチつけました。ごめんなさい。
次のリレー開始、おまちしてまっす。
チアノダの人と危機一発の人も、改めてGJでした!
また次回作もたのしみにしてます。
ほんとにみなさん最近すごいーーー。
694名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 07:33:09 ID:Fh/ynzHt
GJGJ!のだめの可愛い寝言にほだされてつい本音をもらす千秋萌え
695名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 09:47:26 ID:6xDtjnh6
>>675
ムハー
大好物のまっ松田様が!
GJGJGJ!
696名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 10:38:10 ID:6xDtjnh6
ゴメン
松田さまに興奮しちゃってあげちゃいました
スイマセン
697名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 11:32:32 ID:0THi4req
>>536さん
ホントGJ〜〜〜w★
優しさと甘さがあり 萌〜。
松田氏とのからみ、なんかもしかしたら本編に出てきそうな。。
ミルヒーかな。また楽しみにしています。
698名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 14:17:06 ID:vnVt5Y+j
>>675
うわー続きが読みたいー
松田氏とのだめのコンチェルトを聴いて激しく嫉妬にかられる千秋とか
また書いてくださいー
699名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 15:17:57 ID:fc7cVKXb
>>675
GJ!

>オケの音に身を委ねてみれば?
某レイパー@囁きボイスの「ゆだねてごらん」を思い出してしまったw
700名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 16:38:38 ID:3UhdTdm2
>>666です
いきなりとんぎりすみませんでした…
気分を害されたかた深くお詫びします。
GJ下さったかたありがとうございました。
701名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 17:19:39 ID:3UhdTdm2
>>700
下さった→くださった

重ね重ね申し訳ありません…
702名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 23:08:49 ID:y5x3Y/BQ
ストーリーや背景、描写が書き込まれてるSSってやっぱ、イイ!
なんだか、久しぶりに満足です。

リレーもそれぞれ個性があって楽しいですよ。
書き手さんたちがリレーを楽しんでやってるの見て、
(うらやましいですが)漏れも楽しませてもらってます。
それにリレーから入って、神職人になっていく人もいるのでは?
と密かに期待w
初投下とかリレー初参加っていいながら、結構萌えるSSを
書いてくれる人もいるし。腕のいい職人さんが増えるのは
読み手としてはすごくうれしいことですよね。
703名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 23:33:31 ID:OADDbIQF
じゃんじゃんお願いします
ラブホとかどうですか?あと前少し上がってた妊婦のだめ見たい
704名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 23:59:42 ID:itsMrM4Q
>>652
まとめサイトの作業しかけてたのでしたら、
ついでに過去SSリストアンカー付きで落としてくれたら泣いて悦ぶ。
初期のころはあったじゃん。アレあると読み返すの便利。
705名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 21:07:21 ID:sDlysT33
>>704
じゃあ隗より始めよというし、君が作ってくれ。
706536:2007/02/08(木) 23:11:27 ID:XgTXa63l
遅くなりましたが、GJや感想下さった皆様本当にありがとうございました。
のだめにオーボエの音が好きといわれた時のクロキンのような気持ちです。
でも松田の人気にちょっと嫉妬w
いじり甲斐があるので、そのうちまた松田さんで遊べたらと思ってます。
最後には幸せにしてあげたいですが。
707名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 09:24:05 ID:4uUtVNF1
>>706
乙!でした
松田スキなので続編を書いて頂けたら幸せです
アヘー
708名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 16:17:19 ID:U7/tT0IK
最近投下ラッシュで嬉しすぎる
アヘー
709名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 00:00:59 ID:++I4fgxP
何度かリクが出てる妊婦もの、書いてみたいなぁ。
でも結婚後の二人の呼び合い方が想像できん…
「恵」「真一くん」になるんだろうか?
それとも結婚しても「のだめ」「先輩」のまま?
710名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 00:09:18 ID:kP1Mu7U8
「のだめ」「先輩」がいいな。
そこへ、ごくたまに「恵」「真一くん」が出るとニンマリ度UP
711名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 00:18:42 ID:hYQVKpE2
千秋先輩とのだめだと夫婦別姓か
712名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 00:52:12 ID:9chI0F5k
母はここの新作wktk待ち。
過去ログで充電。

小1娘はトイレ大時のお供はのだめ単行本。
そんな娘が学校の自由帳に描いていたマンガ

登場人物、女の子とおけつまん
女の子がおけつまんに「ち○こだしてんじゃねーよ」
おけつまんにはご丁寧にも、ち○こが描いてあったよ・・・orz
713名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 01:12:00 ID:LnEMjDDa
妊婦まちワクテカテカ
714名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 06:05:49 ID:EjwcHQQT
妊婦のだめ 前に話に出してた者ですが
ずっとちょこちょこ書いてて そのうち投下しようと思ってんですが

期待度大きくて怖くて投下できん
715名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 08:05:45 ID:FEUQ8sJ6
ここの千秋は激しく突く派が多い
(つーかエロパロってそんな感じになるのかな)けど、
マターリ長時間挿入で何度も沸点に達するのだめも
ちょっと見てみたいです。
716名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 10:15:52 ID:kFzWVYDq
>715
ポリネシアン、ってやつですか
717名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 11:58:43 ID:jhukGwk+
若いうちは激しくつけばいいじゃない(w
年とればそうもいかなくなってテクを・・・
718名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 12:53:03 ID:QzYwWuEE
ポリネシアンはムッツリネッチリ粘着質千秋らしいとも思う。
まああくまで愛を持ってな。
719名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 12:56:42 ID:LnEMjDDa
妊婦ウェルカム
期待度は大きいかもしれんが私は凄く待っている
ぜひ投下してくれ
頼みます(土下座)
720名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 12:57:22 ID:2AMgRqHc
>>712
そりゃもう、きっと素敵な娘さんに成長されるでしょうねw
721名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 14:11:31 ID:CI2J4z6o
本誌読んだらジェラッシックさん!とオモタよ
千秋その場にいなかったけどw
722名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 19:32:34 ID:NSFaKEKT
毎週木曜から日曜くらいって投下がへるなあ。
まあ今はひと月半ぶりの本誌にみんな集中してるんだろーけど。
723名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 22:14:30 ID:fcgxhmvg
>>721
次号で、料理を作り終えた千秋が
車でのだめを迎えに来たら
ジェラッシックさんSSの様になるかも♪
724名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 22:57:17 ID:2CJ1sYtB
S桶祭りの予感…!!!
725名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 22:59:46 ID:p2sbrp9N
SオケのSはスペシャルのSなんですよ!
スペシャルなんですよ!きっとw
726名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:01:57 ID:pld7+Sga
S桶がわからない私が来ましたよ。
足の上はどーなってんだ?なんなんだ!?
727名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:05:06 ID:/VqQDKaS
自分もよくわからん。
桶ってなんだ?!
728名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:08:08 ID:sz6P65Z9
急に活気づいてきたなw
足の上、局部を桶で隠してて、それがSサイズで隠せる…?
とか思ったが違う?
もっと素敵な解釈があるなら教えてくれww
729名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:12:08 ID:pld7+Sga
>>728

やっぱ、それでオケ?
千秋の顔がみたいよ!所長!!
730名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:16:52 ID:6NDL4LPt
スペシャルですばらしい真一くんのSですよ!w
731名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:26:11 ID:oeShE50T
真一くん、しゅてきしゅてき〜!…のSですな。
732名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:30:11 ID:/VqQDKaS
なあ、正直な話千秋のサイズってどれくらいなんだろうな。
自分としては標準よりそこそこ大きいけれど、持久力・持続性に富んで
テクニシャンという脳内設定だったんだけどな。
生みの親の所長の脳内設定ではSなのか?そうなのか?
733名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:41:01 ID:AG+FRYR/
え?なんがS桶なの?
本誌にそんなんでてきたっけ
734名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:42:02 ID:/VqQDKaS
所長の公式ブログに今すぐgo!
735名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:43:19 ID:z1EMZguf
所長…!あなたという人は…!(妄想中)
736名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:44:51 ID:psZAHcAl
Sサイズな千秋wwそれはそれで萌えww
テクニックでカバーですヨ!
737名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:46:47 ID:6NDL4LPt
>>732
ここに落とす時は好きに設定すればいいんじゃないの。
所長お得意の千秋イジメ冗談かも知れぬし。
ヴァイオリンとピアノが出来るのだから
指使い上手いテクニシャンでもおかしくないよ!w
738名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:49:17 ID:9chI0F5k
s桶・・・もうちと上が見たいのう・・・
でも千秋sサイズだったんだ・・・
739名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:50:43 ID:AG+FRYR/
734<
ありがとう!即いってきた。
上半分がないのは…携帯だからじゃないよね?

ちょ、ニヤニヤがとまらない
740名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:52:04 ID:QzYwWuEE
落ち着いて舐めるように見たら、結構ギリギリな位置だww
つーか千秋足ほっせぇwwwwバランスよく筋肉がfぁg

裏山
741名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:53:59 ID:9chI0F5k
sサイズ
指の長さで
カバーかな
742名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:55:34 ID:sz6P65Z9
千秋の美脚を拝めただけで良しとしとくw

いやいや、桶がsサイズでも立体的に前に出てるかもしれん…悶々
743名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:56:43 ID:EjwcHQQT
所長は

千秋セックス下手設定だと思う今日この頃
744名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:58:11 ID:EjwcHQQT
つーか急にレス伸びてきた

オモロイ
745名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:02:59 ID:8arG3aYr
自分の脳内では、千秋とのだめの身体の相性は完璧という設定。
だから今までの彼女とは淡白、のだめに対してだけ粘着の絶倫、これ最強!
746名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:04:08 ID:ddbatQSb
立体的に…でもS桶に入っちゃうんじゃ…
747名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:05:34 ID:8arG3aYr
しかしS桶かー。
トリックネタを思い出しちゃったよw
748名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:07:23 ID:WkINia9Y
スペシャルで素晴らしいサドなSサイズの真一くんしゅてきしゅてき〜、のSですよ☆
749名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:08:44 ID:/Nns9qVE
>>747
そうか。
上田のナニ的な発想で行ったらまぁスペシャルでいい訳だ。桶を押し上げるかの如く。
750名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:09:28 ID:ic/7WWTu
立派なモノが立体的に前に突き出て、桶を支えているんだと思われ……。
流石、常任指揮者!オケを支えるのはお手の物デスねww
751名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:10:26 ID:vGfDfexR
>>746
でもほら、直径が桶内に収まれば無問題…後は長さでカバー
752名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:12:00 ID:/Nns9qVE
>>750
誰がうまいこt(ry
753名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:18:07 ID:wZ4RTmQw
所長のBBS まさにチャット状態
S桶ネタで異常になってます

所長もいらっしゃってましたよ
あしたトピ削除するっておっしゃってました
754名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:19:45 ID:ddbatQSb
>>751

桶に納まる長さじゃ…ShortのSに…
755名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:22:36 ID:8arG3aYr
普段はSだけど、起動時はLサイズになるんだよ、きっと!
756名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:26:30 ID:ZJHmWCiy
手を放しても桶は落ちない位なんだよ!!
757名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:29:55 ID:ddbatQSb
いやあの、起動時に桶被せて足りるんじゃ…と思ったり。
手はどうなってるか気になる…
まっすぐ下ろしたら画面の中に入るよね?
758名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:34:56 ID:jRz+wAVH
>>757
やっぱ指揮棒もってるんだよ!
759名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:35:02 ID:dqepz6CS
sを支点にして桶をグルングルン振り回してたらどうしよ
760名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:43:37 ID:8arG3aYr
>>759
それじゃあシティハンターか特命係長只野仁の世界だよwww
761名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:47:25 ID:/Nns9qVE
>>760
ちょwイメージがより鮮明にww
762名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:48:01 ID:O0Z5ipiL
BBSクソワロタw
763名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:48:18 ID:WkINia9Y
桶かぶせたままダンベル筋トレしてるんだなw
764名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:51:52 ID:8arG3aYr
のだめとフン!フン!フン!する千秋……なんか嫌だなww
765名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:57:45 ID:ddbatQSb
>>758
そっか、指揮棒か。
美術館行った時、ダビデ像?みたいの見てたよね。あれを思い出しました。
766マシマロ:2007/02/11(日) 02:12:39 ID:04O+EjiT
こんばんわ。
そろそろS桶ネタもおさまった頃でしょうか。

突然ですがひとつ投下させていただきます。
自慰行為含みますので、苦手な方回避を。
また、本誌ネタバレも含みます。
ネタバレ回避されてる方は御注意ください。
767マシマロ:2007/02/11(日) 02:13:28 ID:04O+EjiT
1──

用事があって近くまで来ていたので、三善のアパルトマンに寄ってみる事にした。
特に連絡をしていないけれど、あいつもう家にいるだろうか。
夕飯まだだったら外に連れ出してやるか。
ゲートをくぐると、部屋の明かりはついている。
それを確認してから階段を上がり、ドアの前に立った。

チャイムを鳴らそうとしたところで、何故かいたずら心が働いた。
こっそり入って、驚かしてやろう。
鍵を取り出し、静かに差し入れて回す。
かちゃり、と鍵のあく音がして、オレは音を立てないようにゆっくりドアを開けた。

……。
まあ……努力はしているようだ。
衣服やタオルがベッドのパイプに引っかかってはいるが、散乱しているといった状況ではない。
この部屋はアパルトマンの奴らがサロンにしている事もあるというから、きっとおせっかいなターニャあたりが、のだめに文句言いながら片づけを手伝っているのだろう。
メシはターニャが作っているようだし……。
どっちが姉さんなんだか、まったく。

静かに足を進めて、隣の書斎へと近づく。
なんとなく気配を感じる。
のだめがそこにいる、という気配を。
ピアノの音は聞こえないけれど、譜読みでもしているんだろうか?
耳をそばだててみた。

……。
え、うそ。
まさか……。
「……ぁ、ぁ」
これって……。
「……っ、あ」
のだめ、おまえ……。
押し殺したような細い声は聞き覚えがある。
甘ったるい吐息……。

まずいところに来た、と思う反面、踵を返すことも出来ない。
ちょっとビックリさせてやろうと思っただけなのに。
その驚きが嬉しい顔になったら……ってちょっとしたいたずら心だったのに。
……こんな場面に出くわすなんて。
768マシマロ:2007/02/11(日) 02:14:33 ID:04O+EjiT
2──

書斎へ続くドアは完全に閉まっておらず、向こう側の明るい光が漏れている事に今初めて気がついた。
覗きたい。
覗いちゃいけない。
正反対の理性と願望が反発しあう。

覗きなんて、のだめがオレにしてきた変態行為と一緒じゃねーか。
でも、今まで覗かれてきた分、おかえしに見てやればいいんじゃねーか。
いや、そういう問題じゃねーだろ。
だったら、ここから黙って立ち去るのか?
だって声かけるわけにもいかないだろう?

こんな甘い声を聞くのが久しぶりだったから……。
そんな言い訳で自分の中の理性をなだめて、オレはそっとドアを押した。
口に溜まった唾を飲み込んで、さらに広くなった隙間から向こう側を覗き込んだ。

こちらへ足を向けて、赤いソファの上にのだめはいた。
立てられた膝はゆるく開いて、陰になっている中心部に手が触れているのが見え、吐息とともにくちゅくちゅという音が聞こえている。
シャツワンピースの胸元は乱れて、ブラのカップを押し下げて二つの丸い山はこぼれ出ていた。
その突端は赤く尖って、もう片方の指が自分の乳房をこね回している。
その向こうに……のだめの顔が見えた。
切なそうな、泣きそうな顔で、でも上気して感じている顔。
「ゃぁ……いち、くん」
オレを求めて、オレとの事を想像して……のだめが自分を慰めている。
「……ん、いち、く……ぁぁ」
どくん、と心臓が揺れ、背筋に何か走った気がした。

のだめは膝をぐっと開き、ソファの背もたれに足をかけた。
露になったそこは雫で溢れかえり、照明の光を受けてきらきらと輝いている。
ピンク色の襞は充血して赤く、のだめがどれほど感じているかがわかる。
「は……あ……!」
尖った蕾を、のだめの白い指先がこねる。
柔らかく口をあけた膣口から、じわりと愛液がにじむ。
……舐めてあげたい。その、丸く小さな蕾を。とめどなく溢れる甘い雫を。

「……ひゃっ!?」
う……しまった。
思わず手が伸びて、ドアに手がぶつかってしまった。
物音に飛び起きて、のだめは、怯えたように体をちぢこませている。
やばい。逃げも隠れも……もうできねーな。
仕方なく、潔くドアを開けた。
顔を出したオレに一瞬かっと目を見開いて、のだめは一体何が起きたのかと放心状態の顔をする。

「……ごめん、覗くつもりは…………」
769マシマロ:2007/02/11(日) 02:15:55 ID:04O+EjiT
3──

間が、あく。
そして次の瞬間、のだめがやっと事を理解したのか顔色を変えた。
恐怖と羞恥を持った、複雑な見た事もない表情をする……。

「…………いやっ、いやーーっっ!!」
逃げようとしたんだろうが……。
足のもつれたのだめは立ち上がれずにオレに背を向けて床へへたり込み、慌てて露な肌を隠そうとする。
「おい、のだめ……」
「やーっ、いやーー!!」
そっと近寄るが、体はプルプルと震え、小さく丸まってしまっている。
「落ち着けって」
「なんでー!?なんでーー!?いや、いやあ」
手を伸ばすオレに向かって腕を振り回し、顔はもうぐしゃぐしゃの泣き顔だった。
「大丈夫だから」
「やだっ、やっ、んんっ」
暴れる体を無理やり抱きしめて、キスで口をふさいだ。
のだめの息苦しそうな嗚咽がこちらへ入り込んでくる。

「うっ、ううっ」
「ごめん……驚かそうと思って黙って入ってきたら……」
「……ひっく……」
「……まさかおまえが……ごめん」
「……した?」
「え?」
「軽蔑しました? ヤラシイ子だ、って……」
「……」
「一人でこんなことする女の子、イヤですよね……」
ぼろぼろと涙を溢れさせて、のだめはもうこの世が終わったかのような絶望的な静かな声でそんな事を言う。
「情けかけてくれるなら黙って出て行ってください……もう、さよなら、デス」
抱きしめたのだめの体が強く抵抗する。けれど、オレは少しも腕を緩めなかった。
「恥ずかしいし……惨めデス……お願い、出てってくだ……」

ぐちゃぐちゃになったのだめの顔を無理やり上げさせて、覆いかぶさるようにキスをする。
オレを思ってした行為も、それをオレに見つかってあまりの羞恥に狼狽し、泣きじゃくっているのだめも。
オレにとってはもう、ただただ愛しい。
「覗いたのは謝る……ごめん。でも、目が離せなくて」
「……ひっく……恥ずかしくて、のだめ死んじゃいたい……」
「かわいかった……うれしかったし」
それを示すために、のだめの手を自分の中心に導いた。
「あ……」
770マシマロ:2007/02/11(日) 02:16:36 ID:04O+EjiT
4──

そのまま再び唇を求めた。
優しくゆっくり、強張った体を解きほぐすようにキスをして、のだめをなだめる。
次第に嗚咽は収まり、違う声が上がり始めた。腰の辺りをなぞると、ふるっと揺れる。

「そのままじゃつらいだろ。続きは?」
「つ、続きって……!」
「見せて……すごく、かわいかったから」
のだめを抱え上げ、ソファに座らせる。
「キライにならない、デスか?」
「ならねーよ……。言ったろ。嬉しかったって」
頬にキスををしながら内股を探ると、のだめは素直に足を開いた。
その付け根にのだめはおそるおそる指を這わせ、再び少しずつ甘い声を上げ始めた。
途中で快楽を取り上げられた体は少しの刺激で再び反応して、粘性の音を増やしていく。
頬は真っ赤で心底恥ずかしそうで、でもそれがかわいくて……。
そっとベルトを緩め、窮屈になりすぎた自分を外へ引っ張り出した。

「あ、あぅん……」
もどかしそうに足が開くので、膝を持ち上げて踵をソファにかけてやる。
「そこしか触らないの?」
「んふ……ハイ……いつも、ここだけ」
いつも……定期的に、してるって事か。
指の間にこすれて見え隠れする陰核が、大きく膨らんでいる。
そうだな。おまえ、ここいじられるの好きだもんな。

「気持ちいいか?」
「……ハイ」
「何を想像してる?」
「……先輩と……してるとこ……」
「おまえの頭の中で、オレ、今何してる?」
「……のだめの……えっちなところ、なめて、マス……」
ふーん……好きなのか、なめられるの。
だったら、いつも素直にそう言えばいいのに。
後ろ手で、背もたれと腰掛の境目を探る。
たしかここに……あ、あった。
小さなパッケージを取り出し、片手で自分につけていく。
「あ、や、せんぱい……」
「いきそう?」
こくこく、とのだめが頷く。
オレは髪をすき、頬に触れ、時々恥ずかしそうに震える睫毛にキスをしながら、のだめが高まっていくのを見届ける。
指先のタッチが早まり、体がぴくぴくと震え始めた。
はあはあと吐く息は切なそうだ。

「あ、ああん、だめっ、ダメ……ぇ」
喉元をのけぞらせ、控えめな喘ぎをもらして、のだめは登りつめた。
771マシマロ:2007/02/11(日) 02:17:29 ID:04O+EjiT
5──

そして。
「……え、あ、ちょっ……せんぱ、あんっ」
その震えるのだめの中に自分を沈めていった。
今まさに絶頂を迎えている状態ののだめの中は、規則的なリズムをもって収縮を繰り返していて、そのきつさにめまいを覚えるほどだ。
意識して推し進めないと、押し出されそうで……。
「っく……あ……」
「や、やあん、はうっ……」
「……あ、……すげ……」

のだめの目尻から涙がぽろぽろとこぼれていく。
それを唇で拭い、額どうしをつけた。
快楽を我慢するような、苦しそうな顔。でも気持ちよさそうな声が半開きの唇から漏れている。
腰を揺らしながら名前を呼ぶと、大きな濡れた目が開かれて、オレを見つめる。
「のだめ……」
「はうっ、はい……んん」
「なんで、中は自分でしない?」
「え、や、やだ……そんなこと……」
「指でも、オレのでもこんなに気持ちよくなるくせに……」

のだめは、何か言おうとして、でもやめる。
困ったような顔。
白い乳房を両手で包み、親指で張り詰めた乳首を弾くと、きゅうっと戦慄いてオレを締め付ける。
「ほら、こんなに」
「……ふ、うっ……先輩じゃないと」
「ん?」
「先輩じゃないと、中、ぜんぜん……きもちよくない、から……」

ぎゅうっとこみ上げる何かがあって、オレは唇をかんだ。
たまらなく……たまらなくこいつをかわいいと思う。
離れてわかった。
日々、ふとした事で考えるのは、いつもこいつの事。
ひとりになる事を選んだけれど、ひとりになるとなおわかる。
繋がっていたい。
のだめ、おまえと。

「やっぱ、生身のおまえのほうが気持ちいい……」
「え……」
そのまま唇をふさいで、抱きしめて再奥を目指した。
のだめの腕が背中に回り、オレを抱きしめてくれる。
柔らかなこの体は、いつも優しく、愛しげにオレを迎え入れてくれる。
心まで、満たされて……温かい。
あとは抱きしめあって、息が苦しいのにさらに苦しくなるキスを繰り返す。

「やあっ、しんいちくんっ……あ、ああ!!」
再び絶頂を迎えたのだめの中で、オレはすべてをぶちまけた。
772マシマロ:2007/02/11(日) 02:18:33 ID:04O+EjiT
6──

「せんぱい……先輩も自分でしたりしますか?」
「え……」
「……生身のおまえのほうが気持ちいい、って……あれってどういう……」
……しっかり覚えてたのか。
少し迷って、でも自分が覗いてしまったという罪悪感も手伝って、正直に話す事にした。

「……するよ」
「のだめの事、考えて、デスか……?」
「ほかに何考えろっていうんだよ……」
「……えへ、うれしいかも……」
「バーカ……」
腕の中で首を伸ばし、のだめの丸い瞳がオレを見上げている。
目をそらすようにしてつぶり、赤くなっていく顔を見られないように、のだめを自分の胸に押し付けるように抱きしめた。

「こんどは先輩がしてるとこ、のだめに見せてくださいね」
「なっ……バカおまえ何言って」
「だって不公平ですよー。のだめばっかりはじゅかしい……」

そうだ、こいつはこういう奴だった……。

「あーもう、変態!!」
「むきっ、人の事言えるんデスかっ!」

ひどく恥ずかしがる部分と、無駄に好奇心旺盛なところと、ギャップが激しすぎて時々ついていけない。
いや……それを楽しんでいる自分ってどーなんだ。
大丈夫か、オレ。

「こっそり覗きに行きますから」
「ぜってーくんな」
「うふん、なんだったらおかずに写真でも?」
「おかず言うなーーー!!」


----------------------------------------------


──「あのさ」
──「何デスかー?」
──「おまえこっそりこっちに来たりとかしてないよな?」
──「行ってませんよ?」
──「……」
──「ほへ?どうかしました?」
──「離れてててもおまえに覗かれてる気がする」
──「えー?」
──「怖い」


------- End ------

773マシマロ:2007/02/11(日) 02:19:35 ID:04O+EjiT
取ってつけたように、本誌に繋げてしまいました。
すみません。
前回はGJありがとうございました。
お礼のタイミングを逃しまして、こちらもすみませんでした。

では。
774名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 02:29:08 ID:ic/7WWTu
マシマロさんGJです!
リアル投下に感激しました!恥じらうのだめがとても自然で可愛らしくって、悪いと思いながらも喜ぶ千秋の気持ちが伝わってきましたww

また是非投下してくださいねー!
775名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 02:34:12 ID:QDd+UGAB
マシマロさんGJ!
投下直後に拝見出来て幸せだーーー!
776名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 04:12:25 ID:kM2qpp/8
マシマロさんキタ━(゚∀゚)━!!
のだめがかわいくてヤバい
乙です
777sage
GJ! 設定も展開もよかったです。のだめかわいい。
そしてマシマロさん文章力が素晴らしい。読みやすいし描写がわかりやすくてきれいです。
次作も期待してます!