とりあえず2get
4 :
シャナ:2006/11/15(水) 12:26:11 ID:aVC/nK/m
「姫子には好きな人居る?」
と早乙女マコトは寮の部屋で聞いた、ここは姫子とマコトだけの部屋
2人は乙橘学園の生徒でルームメイトでもあり親友といってもいいくらいの仲良し
が、マコトは可愛い姫子を同級生だが妹とのように子供のように可愛がっていた
「す・・・好きな人・・・わ・・・私は」
もう深夜になっていた、他の子の部屋は静かで皆就寝している様子
女の子同士のお話である、2人ともいつもはそれぞれ別々のベッドで寝る
しかし今日は特別に寒いということで
「姫子・・・風邪引かないように今日は私が温めてあげる、こっちおいで」と誘った
「あら?悩んでるってことは・・・居るのかな!?かな?」
人差し指で姫子の胸を突付く、それにぎょっとした姫子がたまらず抗議してきた
「や!ちょっとやめてよマコちゃんっ!」
「じゃあ・・・来栖川姫子さん、白状しなさい!」
その言葉で姫子の頬が真っ赤に染まった
姫子・・・あんたはほんと可愛いわ、私はニヤリと悪戯っぽく笑うと冗談を口にした
「ふふ・・・まさか・・・この私・・・なんてことはないのかな?かな?お、図星か姫子君?そうか〜私に惚れたか〜」
その時、姫子の頬がさらに激しく赤く染まった
「え・・・?あ・・・う、うん・・・マコちゃんのこと・・・好き、うん・・・私の好きな人って・・・マコちゃんだよ?」
「・・・・・・っ!」
私は言葉を失った
5 :
シャナ:2006/11/15(水) 12:47:08 ID:aVC/nK/m
私は聞き間違いじゃないかと再び聞いた
「え・・・?私!?・・・私のこと好きなの姫子?」
「う・・・うん、マコちゃん優しいし・・・」
私は言葉に詰まったがいつもの悪戯っぽく笑みを浮かべながら聞いた
「ほほう・・・ってことは私の自慢な・・・この胸に惚れたな?」
と身を乗り出して自分の胸を見せ強調した
「ち・・・!違うよ!マコちゃんのいいところ他にもいっぱいある・・・よ」
「ふーん・・・じゃあ私の胸は姫子から見ればそんなに大きくないんだ?」
「え・・・?そ、そういう意味じゃなくて!私はちか・・・じゃなくて・・・!宮様の存在が大きすぎてね、その・・・」
姫子が言う宮様こと姫宮千歌音とは・・・成績優秀、運動神経抜群、容姿端麗という完璧なお嬢様
ピアノ、テニス、弓道と趣味も多彩でなんでもこなせるという器用な一面も持つ
私も宮様信者の1人だが当然ながら学園内全校生徒が慕う憧れの存在、そして胸も物凄く大きい、身体のスタイルも抜群で、文句のつけようがない美少女
「うん、宮様の胸は流石に・・・ありゃ反則だわ」
「でも・・・さっき言った言葉は本当だよ?私ね・・・マコちゃんのこと好きなの・・・女の子に恋するなんておかしな話だけど・・・」
姫子・・・私も・・・私も姫子のこと好きだよ、私は姫子を抱きたい気持ちになった
「姫子・・・・姫子・・・・・・・・・!!」
気持ちが行動に表れた、自然と姫子を自分の胸に抱き締める
「やっ・・・!!ま・・・!マコちゃん!?」
「好きだよ姫子・・・」
6 :
シャナ:2006/11/15(水) 13:31:29 ID:aVC/nK/m
「え?突然どうしたの!?」
マコトの胸が姫子の背中にまともに当たっているため、それに気付いた姫子は顔を真っ赤に染めた
「姫子、私・・・・・姫子のこと好きだよ、たぶん好きって気持ちは・・・姫子以上だと思う」
耳元で囁き、姫子を抱き締めている腕に力が篭った
背後から抱き締められているためマコトの顔は見えないが真意は想像できる
「私、姫子のこと好きだからね」静かにマコトの口から出る言葉
いつもふざけたことばかり言ってからかっているマコトが急に真剣な言葉を発している
(ど・・・どうしちゃったのかな・・・いまのマコちゃんなんだか怖い・・・)
離れようと身体を揺さぶったが両腕で強く抱き締められているためマコトの腕はびくとも動かない
「や!ちょっと・・・マコちゃっあっ・・・」
その時首筋に電撃のような衝撃が走った
マコトが唇を姫子の首筋に当て嘗め回していた
さらに右手を姫子のパジャマの胸元から中に侵入するとふんわりした感触があったのか胸に触れてきた
「や・・・!ま・・・マコちゃん・・・」
突然の事態に動揺が隠せない、なにせ相手はいつもの女友達、早乙女マコトだ・・・
「姫子が言ったんだからね・・・私のこと好きだって・・・」
「やっ!で・・・でも私・・・こんなことしたいって言ったわけじゃっ・・・・・・!」
「私さ・・・知ってるんだよ?姫子が薔薇の園でこっそり宮様とお弁当食べてるの・・・」
「え・・・!?」
「私さ・・・柄にもなく宮様に嫉妬しちゃった」
7 :
シャナ:2006/11/15(水) 14:04:57 ID:aVC/nK/m
「え?マコちゃんあれは違うの・・・」
「いや、それ自体はいいんだ・・・ほら先日さ、私・・・姫子と腕を組んで校内歩いてただろ?」
あっと姫子は思い出した、そう・・・そういえばそんなことあった
「あの時さ・・・姫子は気付いてなかったけど、生徒会室の窓際に居た宮様から私・・・凄い形相で睨まれてた」
「やっ!ちょっと・・・ああっ!」
言葉を発しながらもマコトの行動は休むことなく続いていた
姫子のブラを外し生胸を揉み始める
「ちょっとマコちゃん!ふざけるのもいいかげんに・・・して・・・!」
絶えられなくなり振り向いた姫子・・・!
しかしそれを待ってたかのようにマコトは姫子の唇に自分のを重ねた
慌ててキスから逃れようと少し唇を離した姫子に状態を上ずらせたマコトが再び捕まえると
ベッドの中に押し倒し姫子の懐に状態を覆いかぶさると再び強く唇を押し付けた
必死に離れようと両腕に力を込めるが部活や筋トレで鍛えているマコトの身体はびくとも動かない
その上、唇をがっちり塞がれているため声を発することが出来ない
「あ・・・!んんっ!や・・・あ・・・・」
姫子がキスしているうち・・・それを快感に感じたのか抵抗をやめマコトの背中に両腕を回してきた
一瞬離れた2人はお互い無言でパジャマを自然と脱ぎ捨てる
下着姿になったのを確認した姫子とマコトは再びベッドで抱き合った
「姫子・・・私でいいんだよね?」
「マコちゃん以外いないよ・・・」(千歌音ちゃんは私の届かない・・・憧れの人だもん)
話題にすら上がらないソウマはともかく、2人はお互い見つめ合い自然と唇を重ねあった
お互い舌を口内に入れ合う
「んんっ!いい・・・いいよ姫子・・・!」
8 :
シャナ:2006/11/15(水) 14:07:26 ID:aVC/nK/m
ふう・・・一応今日はここまで投下します、続きは後日また!
言わなきゃ分からんのにソウマを意図的に冷遇する貴方に乾杯!!
GJ!!
11 :
シャナ:2006/11/15(水) 23:11:09 ID:T9GKRbdB
「ああっ!気持ちいいよ・・・マコちゃん・・・もっと深く入れてっ!!!」
姫子の口内を容赦なく嘗め回し舌を奥底まで押し込む
ぺチャっとお互いの唾液が唇から食み出し頬に容赦なく飛び散るが気にしない
いや、それが快感にまで至った
「姫子・・・やっぱり普通のキスよりいいでしょ?まあ私自身経験ないし女の子同士で体験するなんて予想してなかったよ」
「うん、私も始めてだよ・・・キス自身がね?でも・・・気持ちいい・・・」
という言葉をベッドの上で抱き合い、相手の首筋をお互いに舐め合いお互いの胸を揉み合いながら交わしていた
「でもさ〜姫子って宮様に気に入られてるんだって噂なんだけど?あまりちょっかい出すとまずいか〜?」
「ううん・・・宮様は私なんかが手の届くような人じゃないし・・・関係ないよ・・・それに私・・・いまはマコちゃんしか見えない・・・!」
「そう・・・なら姫子は私のもの!頂いちゃおっと!」
マコトが状態を起こすとまるで食い入るように姫子の唇に自分のを重ねた
「んっ・・・んん・・・・」
「姫子・・・あんたの唇柔らかいね・・・とっても甘くて美味しい・・・」
宮様・・・私負けない、姫子は私のものだから・・・
私・・・宮様のことは尊敬してるし敬愛してるし女生徒して憧れてるけど・・・
姫子だけは渡さない!
姫子の下着を乱暴気味に剥がす
「きゃ!!マコちゃんどうしたの・・・?急に積極的になったね?」
「好き・・・好きだよ姫子」
露になった姫子の乳首に遠慮なく唇を食いついた
12 :
シャナ:2006/11/16(木) 10:42:44 ID:WuOy/MJ4
「・・・・・ちゅる・・・・・・・ああっ!!!気持ちいいっ!!」
マコトが姫子の胸に顔を埋めながら叫んでいる
「き・・・気持ちいいけど・・・痛い!・・・少し痛いよマコちゃん・・・」
乳首を唇でいいようにされ悲鳴を上げる姫子がそこに居た
「ちゅっ!・・・ちゅるる・・・・少し我慢して姫子、美味しくて快感なんだから・・・さ!」
「んんっ!・・・」
姫子の乳首を嘗め回し唾液はべとべとになる
少し満足したマコトは唇に狙いを定めた
「もう・・・またキスなの?マコちゃ・・・んんっ!!」
姫子に二の口を言わせないように胸同士を密着させ有無を言わさず唇を強く押し付ける
食い入るような唇が姫子を襲う
姫子も逆らわない・・・いや、それどころか姫子自身も唇を押し付けている
マコトを受け入れるかのように背中に両腕を回した
「ああっ!!!これだよ姫子!まったく!アイスやらゼリーやらムースなんかよりよっぽどこっちのデザートの方が美味しいよ!」
こんな快感なんて他にはあるもんか!
2人はまるで薔薇の園というより秘密の楽園に居るような感覚だった
「はあ・・・すっくりした・・・今日はここまでにしようか、明日も学校あるし、姫子・・・怖くなかった?」
「え・・・?う・・・うん、マコちゃんが側に居てくれたから・・・私、怖くなんてなかったよ」
あれ?いつもの姫子に戻ってる・・・
いつもの消極的な性格で優しくいじめたくなるほど可愛い来栖川姫子だ・・・
私はその姫子を見て寂しさと同時にほっとした・・・姫子はそれが一番だよ
「さ・・・そろそろ就寝時間だよ姫子君!?おやすみ〜」
「うん!マコちゃんおやすみなさい・・・」
私は姫子の額に軽く口付けすると床に就いた
13 :
シャナ:2006/11/16(木) 11:17:49 ID:51obg8bu
「姫子、昨日のことは2人だけの秘密だからね、誰にも言っちゃだめだよ?」
と、制服のスカートを整えながらマコトは登校中姫子に通告した
少し寝るのが遅かったせいか寝不足にはなったものの登校時間はいつも通りだ
「え・・・?う、うん!分かってるよ・・・」
いつも通り学園前の階段に差し掛かったときだった
冷たい印象で清楚正しきお嬢様風・・・その黒長い髪の美少女は遠くからマコトと姫子の方向に真っ直ぐ歩いてきた
「ひ・・・姫子・・・宮様だよ・・・」
「う・・・うん、だ、大丈夫だよ・・・宮様と私達は赤の他人なんだから・・・平穏を装ってればなにもないよ」
明らかに私は動揺していた、本来早朝から宮様にお会いできるなんて光栄なこと、喜ばしきことなのに・・・
逃げようにも体が自然と石のように固まって動けない
その間にも月が似合いそうなほど星のように輝く姫宮千歌音はマコトと姫子目掛けて距離を詰めていた
周りの女生徒数人からの声が千歌音に飛ぶ
「宮様・・・ごきげんよう」「本日もお綺麗でいらっしゃいますわ」「宮様、本日もご機嫌麗しく」
そうだ、私達もなにか言わなきゃ、仮にも私は宮様信者だ
挨拶しないと宮様に対して失礼にあたるし返って不自然に思われる
(ほら姫子!宮様にごきげんようって言うよ)
(あ・・・う・・・うん、言わなきゃ不自然に思われるよね)
「宮様・・・ご・・・ごきげんよう」2人は一斉に頭を少し下げると挨拶した
「あら・・・来栖川さんに早乙女さんだったかしら・・・?相変わらず仲がよろしいご様子ね・・・」
宮様の目に留まったのか声をかけられた
「は・・・はい!」
姫子はマコトの様子を横目で伺って目を疑った
(あ・・・あのマコちゃんが千歌音ちゃんを前にして怯えてる・・・?)
マコトは全身が震えていた、昨日のことがあったから余計に・・・
姫子が宮様の大切な子だという噂はマコトの耳にも届いていた、その姫子を私は女の子でありながら手にかけた
「ごきげんよう・・・」
全校生徒の憧れである長い黒髪を触りながら千歌音は静かにそう呟くと学園内に入って行った
「はあ!はあ・・・」
「ま・・・マコちゃん」
大きく息を吐くとマコトは言葉を発した
「私さ、全身が固まって身動き1つ出来なかったよ、一瞬心臓が止まるかと思った」
宮様はこの世のものとは思えないほど綺麗だけど・・・それが返って怖いときもある・・・
14 :
シャナ:2006/11/16(木) 11:47:34 ID:51obg8bu
昼休み
私は一人寂しくお弁当を食べていた
それも薔薇の園の近くの小さなお庭で
「ふう・・・・・・」
姫子は今頃宮様と少し苛立つ、そう・・・嫉妬、私は完全に宮様に嫉妬していた
ここには誰の生徒も来ることのない、寂しくもあるが誰にも邪魔されないので楽ではある
水筒の中身を飲み干すと弁当を片付けている時だった、それに気付いたのは
背後に誰か立っている、信者である私には分かったこの香りは・・・
「あら・・・こんな場所でお弁当かしら?早乙女マコトさん?」
そう背後から声が飛ぶ、そう・・・宮様が私の背後に立っていた
震えながらも振り返ると長髪の美少女に声を発した
「み・・・宮様、な・・・にかご用でも?あ、私、宮様のお邪魔になるようでしたらすぐ去りますので!」
「そう・・・そんなに私とお話するのが嫌かしら?それにしても珍しいわね、いつも元気活発で熱血漢溢れている貴女のそんな姿を見るのは」
「い、いえそのようなことは!」
逃げようとしたマコトの腕を回り込んだ千歌音が捕まえた
「急ぐ必要はないわ早乙女さん・・・貴女に聞きたいことがあるのだけれど・・・貴女、来栖川さんになにか昨夜なさらなかった?」
自分でも表情が凍りつくのが分かる
「私ね・・・あの子の顔を見ればどういうことを考えてるのかぐらい分かるのよ、くる・・・いえ、姫子にもしなにかしたら・・・貴女を許さないわ・・・!」
腕を摘むとそのまま庭に恐怖に歪んだ表情のマコトを押し倒す
「み・・・宮様!?」
「貴女が姫子をものにしたままなんて贅沢よ・・・姫子の代償を貴女の身体で返していただこうかしら?」
マコトの言葉を遮るかのように唇を無理矢理気味に塞ぐとそのままマコトの制服を乱暴気味に破り捨て悲鳴を上げたマコトの下着に顔を埋めた
「早乙女さん・・・貴女は絶対に許しておけないわ・・・」
後日談、大神ソウマ
ああ・・・その夜から早乙女マコトさんが来栖川姫子さんに手を出すことは金輪際なかったそうだ
ちなみに次の日から早乙女さんの姫宮千歌音さんを見る目が変わったんだとよ
ふう・・・最近の俺の出来事、なぜか意味を分からず生徒会室から俺に弓が飛んでくるし
夜道にツバサ兄さんには襲われるし、来栖川には最近興味すら懐かれることもなくなったし・・・
ついてねえ・・・ツバサ兄さん・・・俺あんたに付いてくよ
15 :
シャナ:2006/11/16(木) 11:50:04 ID:51obg8bu
またネタが出来次第投下します
原作だったら此の時点でハッピーエンド確定やも
「駄目・・・かしら?」
と薔薇の園で姫子は千歌音に問われる
姫宮邸に1日泊まりに来ないかと誘われたのだった
しかし相手は学園全生徒からの憧れの的である宮様
さすがに躊躇われた
月のように輝く美少女、姫宮千歌音・・・
容姿端麗で運動神経抜群(テニスや弓道で実証済み!)成績優秀・・・さらに名家の令嬢というお嬢様
私なんて彼女と親しくできるような資格は持ち合わせていないのに
「で、でもまずくないかな、千歌音ちゃん人気あるし、それに私にはマコちゃんが居るし」
「周りのことなんて気にすることなんてないわ、早乙女さんにもちゃんと説明すれば分かってくださるわ、寮長さんにも外出の許可を取ればいいでしょう?姫子が望むなら私が話を付けてきてあげてもいいけれど」
「それは・・・う・・・うん、で・・・でも」
私は姫子の両腕を自分の胸に包み込んだ
「やっ!ち・・・千歌音ちゃん!?」
「姫子お願い・・・こんなに仲良しなのにこうやってお昼しか逢えないなんて・・・私辛いもの・・・」
千歌音からここまで言われて断るのも失礼に当たるだろう
「そ・・・・・そこまで言われたら私・・・・・」
「なら・・・来て下さるかしら?」
「う・・・うん、1日だけならお世話になろうかな・・・?」
私は思わず姫子自身を胸に抱き締めた
「や・・・ちょ・・・千歌音ちゃん恥ずかしいよ・・・」
「ありがとう・・・姫子、ありがとう」
「あの、せっかくだからマコちゃんも一緒に・・・私だけじゃ心細くて・・・駄目かな?」
私はそこで一瞬言葉を切った、私は姫子と2人だけの時間を過ごしたいのよ・・・
「早乙女さんにまでご迷惑かけるわけにはいかないわ・・・姫子1人で来て頂戴、私だって姫子と2人だけの時間過ごしたいもの」
「う・・・うん、ならいつ頃がいいかな?」
「今夜よ・・・6時頃に・・・邸前でお待ちしてるわ」
「こ、今夜!?そ、そんなこと急に言われても・・・!」
「いいでしょ?姫子・・・私早く姫子と楽しみたいもの」(永遠の夜を・・・早く楽しみたいもの・・・)
姫子は小さく息を付くと言葉を発した
「うん、なら6時頃に千歌音ちゃんの家に行くね」
「ええ・・・お待ちしてるわ」
私は姫子のことが頭から離れず、午後の授業にも集中できないほどだった
姫子との夜、私はそのことをずっと想像していた・・・好きよ姫子・・・
ああ・・・私の可愛い姫子、まだなの?まだ逢えないの・・・?
姫子は私が貴女のことを友達としてじゃなく女として好きだなんて・・・
こんな気持ち知らないだろうし思ってもいないだろう
「私の存在は千歌音ちゃんと違って小さいからマコちゃんは心配してくれるだろうけど他の子は私がいなくなっても気付かないと思う」
なんて言っていたけれど・・・そんな悲しいこと言わないで頂戴
私にとって姫子はかけがえのない存在なのだから、私ね・・・貴女がいないと生きる意欲がなくなるわ
おそらく貴女と2人今夜ベッドの中に居たら、私自身の気持ちを抑えることは出来ないと思う・・・でも・・・
そうよ、姫子は私と一緒に寝るのよ、別々の部屋なんて嫌だわ・・・私が許さないもの
おそらくいま姫子は私とのことよりも授業に集中してるでしょうね
その無邪気な姫子の心が可愛くもあり・・・憎くもあるわ
学校の授業を終えた私は弓道部に休部届けを提出し生徒会の仕事を大急ぎで終えると早足で邸に帰宅を急いだ
途中で「宮様ごきげんよう」「宮様お疲れ様です」「宮様!?そのようなお急ぎでどちらに!?」
などという声が周りの女生徒から飛ぶが私は気にしないで走り続けた
でも邸までの坂道を駆け上がるのはやはり辛いわね、時より長い髪や太い胸が邪魔に覚えたわ
そして運命の午後6時を迎えたのだった
続きは後日にさせていただくわ・・・では失礼するわね
・・・あ!これは失礼、また投下しますので!
GJ!!
ぐっじょぶ
「まだかしら・・・」
姫宮邸門前で姫子が来るのを待つ
早く姫子に逢いたい・・・気持ちが焦ってしまう・・・でも仕方ないわ・・・
早乙女さんに事情を説明したり、荷物をまとめたりしてるのだろう
その上、姫子は体が弱く足が遅いので姫宮邸まで上る坂道に苦労しているのかもしれない
「・・・・・・っ!」
私は考えている内に自然と体が動いた
気付いたときには迷うことなく走り出していた
「姫子・・・!姫子・・・!」
やはり私もなんだかんだ言われてるけど・・・女の子なのね・・・
体が重く息切れが激しい・・・
でも早く姫子に逢いたい・・・
その一心で必死に坂を下り続ける
「・・・・・あ・・・!」
一筋の光が灯った
せっせと・・・ゆっくりと姫宮邸までの坂道を上っている少女が見える
小さなバッグを腕に持ち、必死に坂を上っている、どこにでもいそうな普通の女の子
でも私にとっては・・・かけがえのない姫・・・そう・・・来栖川姫子だった
「姫子・・・・・・?姫子!!!」
その・・・私の大好きな少女目掛けて必死に走り続ける
「ち・・・千歌音ちゃん・・・?」
「姫子・・・?姫子なの?ひ・・・姫子!」
勢いそのまま駆け寄ると姫子を胸に抱き強く締める
「ちょ・・・ちょっと・・・どうしたの?千歌音ちゃん・・・」
「ごめんなさい・・・姫子のことが心配で・・・私・・・取り乱したりしてごめんなさいね」
突然抱き締められたので頬を赤くした姫子が慌てたように声を出した
なによりいつもクールで落ち着いた印象を見せるお嬢様、千歌音のこんな姿は珍しい・・・
「遅れてごめんね・・・うん、マコちゃんに説明するの・・・ちょっと苦労しちゃって・・・」
少し戸惑っている様子
「マコちゃんがね・・・『姫子〜行くな〜!私の姫子!こら!私を1人にする気?』って足にしがみつかれちゃったりして・・・はは、マコちゃんもあんな一面あるんだね」
早乙女さんが私の姫子って言ったところに少しむっとなるが構わず抱き締め続ける
「や・・・っ千歌音ちゃん・・・ちょっと苦しいよ・・・」
思わず強く抱き締めすぎていたのか姫子が顔を歪めた
「あ、ごめんなさい・・・さ・・・姫子・・・邸にご案内するわ・・・」
「お嬢様・・・お帰りなさいませ!」
使用人数人の言葉が姫宮邸内にこだました
(うわぁ・・・こんなとこ来たの初めてだよ・・・ここが千歌音ちゃんの・・・お邸)
姫子はまるで宮殿のようなお邸に圧倒されていた
あきらかに庶民とは違う超豪勢な建物・・・
突っ立ったままの姫子の手を握ると私は乙羽さんの前まで連れて来た
「さ、来栖川さん・・・こちらにいらっしゃい・・・紹介させていただくわ」
「お嬢様・・・お客様でいらっしゃいますか?」
「ええ・・・今日泊まっていただくことになった来栖川姫子さん、私の友人だから扱いはご無礼のないように・・・お願いするわね・・・乙羽さん?」
「かしこまりました」
乙羽と呼ばれたメイドは特に表情を変えることはないまま頭を下げる
そう・・・こういうことはきっちり言っておかないといけないわね
「あの・・・千歌音ちゃん・・・私のことはそんな気遣わなくても・・・」
「いいの・・・ゆっくりしておくといいわ、邸内のものも全て自由に使っていただいて構わないから・・・何かあったらいつでも遠慮なく乙羽さんに尋ねるといいわ、来栖川さん?」
「え・・・?あ・・・う・・・うん」
乙羽が不満そうな顔を装い姫子に冷たい視線を一瞬送ったが・・・千歌音に見られるとすぐさま人形のように無表情になる
(こ・・・このメイド長である・・・わ・・・私がこのような根も葉も分からない小娘の言う事を全て聞けというの・・・?ああ・・・悪夢だわ・・・!あっとお嬢様にばれないように・・・)
「乙羽さん・・・なにかご不満かしら?」
千歌音は観察力は鋭い
「え・・・?い・・・いえ!とんでもございません、お嬢様のご命令通り喜んで来栖川様のお世話をさせていただきます・・・」
「そう・・・それならいいのだけれど・・・」
私は姫子に視線を送った
「さ、来栖川さん・・・私の部屋をご案内するわ、あ・・・乙羽さん・・・来栖川さんのお荷物をお願いしてもよろしいかしら・・・?」
「は・・・はい・・・かしこまりました・・・」(わ・・・私がこの小娘の荷物を・・・少しは遠慮というものを知らないのかしら・・・?あっとお嬢様にお叱りを受けるわ・・・)
「千歌音ちゃん、それくらいのことは私が・・・!」
バッグを持とうとした姫子の手を私は制した
「いいの・・・来栖川さん、貴女はお客様よ?遠慮なんてしなくていいのだから・・・」
千歌音の言葉を聞いた乙羽は静々不満だったが顔には出さずに乙羽は姫子のパジャマや下着類が入ったバッグを抱えた
そして1階にある階段を上り2階へと上がる姫子と千歌音の後を追う
(あんなのは芝居よ芝居!最初から持つ気なんてないくせに・・・きいーーーーー!)
「ここが・・・千歌音ちゃんの・・・」
「そうよ・・・私のお部屋よ、気に入ってくださったかしら?」
姫子は驚いた
これが1人の部屋なのというくらい豪勢な広さだった
姫子が寮で寝ているベッドとは天の地の差ではないかというくらい大きなベッドだ
そして奥にはピアノが置いてある
さらに窓から見た外の眺めが絶景だ
「お嬢様、来栖川様のお荷物をお持ちしました」
「ありがとう、そこに置いてくださるかしら」
「かしこまりました・・・ではごゆっくりおくつろぎください・・・あ、ところでお嬢様、来栖川様のお部屋はどちらになさいましょうか?」
乙羽さんの言葉に私は平然と答えた
「そうね・・・1日だけだから・・・この部屋で構わないわ」
千歌音の言葉に姫子と乙羽が騒然とした
「お、お嬢様!?流石にそれは・・・!」
「あら、私は構わないわよ?いけないことかしら・・・?」
「で、ですがお嬢様・・・それでは・・・」(そ・・・そんな・・・お嬢様とこの小娘が同じ部屋・・・ですって!?そのようなことを許すわけには・・・)
「乙羽さん・・・今日1日くらい私のわがまま聞いて頂戴」
その言葉に乙羽さんはため息を付くと口を震えながら答えた
「っ!・・・い・・・いえ・・・差し出がましいことを言ったりして・・・申し訳ありませんでした」
(く・・・今日1日だけ・・・我慢よ乙羽・・・明日になればこの女は出て行くわ・・・それまでの辛抱だわ・・・)
「失礼します・・・」
乙羽さんが釈然としない表情で部屋を後にする
残った姫子が慌てて聞いてきた
「ち・・・千歌音ちゃん!私ここで寝るの?」
「ええ・・・そうよ姫子、いけなかったかしら・・・?それとも姫子は私と寝るの嫌かしら?」
「え?そ・・・そんなことないけど」
「そう・・・良かった」
私は姫子に微笑んだ
食事を済ませた私と姫子は部屋に戻り雑談した
(ああ・・・さっき乙羽さんから私に嫉妬のような視線が浴びせられてたんだけど・・・)
食事中、千歌音付きメイドの乙羽は千歌音の隣に立っていたが、時より姫子を睨んでいたのだ
「あら・・・もうこんな時間なの・・・長話が過ぎたようね、姫子・・・そろそろお風呂に入らない?」
時計が9時を回っていたのを確認した私は姫子に入浴を勧めた
「うーん・・・ちょっと太ったかも」
姫子は脱衣所で制服を脱ぎながらも緊張した
なにせ人のお風呂に入るのは初めてだからだ
なによりここは、あの・・・学園のアイドル・・・宮様の家だ
マコトが知ったら発狂したに違いない
全裸になると姫子はタオルを胸に巻く・・・
それと同時に脱衣所のドアが開いた
「きゃっ!?・・・ち・・・千歌音ちゃん・・・?」
姫宮千歌音がまったくの無表情で裸の状態からタオルを胸に巻きつけている姫子をじっと形相している
「姫子・・・私も・・・一緒に入るわ」
姫子は耳を疑った
「え・・・?でも」
「姫子・・・今夜はせっかく一緒に泊まるんですもの・・・私、いつでも姫子と一緒にいたいのよ・・・」
「千歌音ちゃん・・・」
「駄目かしら?」
「え・・・私は構わないけれど・・・」
「そう、よかったわ・・・姫子、見ていてね」
というと私は服を脱ぎ始めた
なんの恥らいも見せずに服を脱ぐ千歌音に姫子は驚いた
「千歌音ちゃん・・・恥ずかしくないの?」
「どうしてそう思うのかしら?私・・・姫子の前ならどんなことでも恥らいなんてないわ」
姫子はまったく目の前の光景を凝視できずにいた、なんとあの宮様が全裸だ・・・
私は表情を瞬き1つ変えずに全裸になると姫子に歩み寄った
「姫子・・・タオルを取って頂戴」
胸元を隠している姫子のバスタオルに私は手をかけた
姫子が両手でそれを取られまいと必死に抵抗する
「や!千歌音ちゃんやめて!私・・・恥ずかしいよ・・・」
乙橘寮でルームメイトのマコトには全裸を見せても恥ずかしくはあるがさほどってほどではない
しかし宮様に見せるのはかなりの覚悟が姫子には必要だった
それよりも気になるのは宮様の全裸の姿である
はっきり全裸でも千歌音のプロモーションは抜群だった
なによりあの大きな胸・・・大きくて引き締まっておりかなりの巨乳だ・・・
スタイルも抜群、あちことの体が全てよく締っていてモデルと変わらないような体形をしている
全裸なのに凄く綺麗で一瞬姫子が見とれてしまいそうなほど・・・
「姫子、私達女同士なのよ?なにも恥ずかしがることなんてないわ・・・私に隠すのはやめて頂戴・・・」
千歌音のタオルを取る手に力が入り始める
はっきり力では千歌音に勝てないのは姫子は知っている、姫子は絶望感に包まれた
「ち・・・千歌音ちゃんはタオルもつけないで恥ずかしくないの?」
姫子の非難の声に私は軽く息を吐くと答えた
「さっきも言わなかったかしら・・・?私、姫子になら・・・どんなものだって見せられるわ・・・誤解しないでね、私は姫子が相手だからなんの気にもしないのよ?」
「千歌音ちゃん・・・」
「姫子、おねがいだからタオルを取って・・・ね?」
絶体絶命・・・このままだと力ずくではがされてしまうだろう・・・ついに姫子は決心した
姫子のタオルを引っ張る手の抵抗が弱まったのに気付いた私は・・・
静かにゆっくりと音を立てずに姫子の胸元からバスタオルと取り除いた
そして姫子の小さな胸が私の目の前で露になる、恥ずかしいのか姫子は顔を真っ赤に染めた
姫子・・・素敵よ、これが貴女の・・・
「姫子・・・貴女の身体・・・恥じることなんてないわ・・・可愛いわ」
姫子の胸の乳首・・・私はそれに・・・軽く手を触れた
「やっ!・・・」
「とっても柔らかいわ・・・姫子」
姫子の胸を優しく触り続けた
ああ・・・よくてよ姫子・・・
「やっ・・・・・やめて千歌音ちゃん・・・」
「どうして?女同士だし気にすることなんてないわ」
私は優しく姫子を胸に抱き締めた
「姫子・・・」
「やっ!あ・・・」
千歌音は全裸状態
その全生徒が憧れる大きな生胸に抱き締められ、姫子は顔を真っ赤に紅潮させた
姫子は私より背が低いので顔は見えないが紅潮しているのが分かった
「姫子、私ね・・・貴女のことが・・・」
「あ!・・・千歌音ちゃん・・・」
想いを告げようとしていた私はがくっとする
「・・・?なにかしら」
「千歌音ちゃん、お風呂入ろう?」
あ・・・つい忘れていたわ
「え、ええ・・・そうね」
入浴場を見た姫子は驚愕する
(ひ・・・広すぎ・・・ほとんど銭湯じゃん)
姫宮邸はトイレだけじゃなく入浴場も豪華だ
「あ・・・私が先にシャワー浴びて洗うから千歌音ちゃんは浸かってて」
「姫子、姫子が望むのなら私が洗ってあげてもいいのだけれど・・・」
姫子が慌てて抗議する、宮様から洗ってもらうなんて・・・ありえないよ
「ううん、でもいいよ、千歌音ちゃんはゆっくり浸かってて」
「そう・・・ならそうさせていただこうかしら」
少し残念そうに私はお湯に浸かった
「姫子は・・・その、学園寮では・・・早乙女さんと入浴もご一緒なのかしら?」
「え?うん、たまにだけど・・・マコちゃんとはよく洗いっこしてるの」
私は少し苛立った、女同士とはいえ・・・
早乙女さんはよく・・・姫子の身体を見てるのね・・・
あの子は私の知らない姫子を知ってる
そのことに私は少し面白くなかった
「あ、千歌音ちゃん、交代だよ」
「え?ええ・・・そうね・・・今度は私が浴びようかしら」
いつのまにか体を洗いシャワーも浴び終わった姫子がこちらを不思議そうに見つめている
それが少し可愛くて少し見惚れてしまったわ
「ふう・・・・・・」
シャワーを浴びている私にお湯に浸かっている姫子が唐突な言葉を口にする
「あのね千歌音ちゃん・・・私ね・・・千歌音ちゃんのこと好きだよ」
姫子の言葉に私は嬉しくて一瞬目を大きく開けたが・・・少し考えると再び静かに閉じた・・・
「っ!・・・・・・・・・」
でしょうね・・・姫子は優しいから・・・そう言ってくれてるんでしょう?
姫子にとっては私も早乙女さんと同じ感情なんでしょ・・・?
「そう・・・姫子にそう言ってくれると私も嬉しいわ、ありがとう」
曖昧に返事をする
それにね・・・姫子の好きって言葉は友達としての意味ってことでしょう?
私の好きと姫子の好きとは違うもの・・・
「だって・・・私にとって千歌音ちゃんは大切な人だから・・・これからも一緒にいてね」
姫子の言葉に髪を洗っていた手が止まる
自然と自分の頬が染まるのが実感できた
「姫子・・・私もよ、私にとっても貴女は大切な人よ・・・」
今度は本心が言葉に表れた
そう・・・かけがえのない人よ・・・好き、好きよ姫子・・・
もう私ね、貴女しか見えないもの
あの・・・薔薇の園で貴女に初めて逢ったときから、ずっと・・・ずっと好きだったの・・・
いとうしい・・・星のようにときめく貴女が好き・・・大好きよ姫子
「姫子、そろそろ時間よ」
「あ、うん」
私は姫子を促すと入浴場を出た
「姫子・・・私が着させてあげる」
脱衣所に出た2人
その時、千歌音の言葉に姫子は困惑した
(私もう子供じゃないのに・・・)
それにしても・・・脱衣所に入ると、慌てて姫子は胸元や下半身をタオルで隠したが
いくら姫子と2人だけとはいえ、脱衣所を堂々と全裸で歩き続ける目の前の美少女に呆気に取られた
(千歌音ちゃんには恥って言葉がないのかな・・・?)
あの宮様が大きな胸を露出しながら脱衣所を歩いている・・・
姫子はその場面の直視できないでいた
「姫子・・・じっとしてて」
「い、いいよ・・・それくらい自分でできるから、それより・・・ち・・・千歌音ちゃんはその・・・とりあえず下着くらい着けて・・・」
目の行き場所に困ったかのようにそっぽを向きながら言葉を発す姫子に私は可愛さを覚えた
「そう・・・わかったわ」
表情を変えることなく静かに目を閉じ自分の下着を着け始める千歌音
彼女に絶句しながらも姫子は大きく息を吐き出すと自分の下着を着け始めた
「あの・・・それで、私は千歌音ちゃんの部屋で寝るの・・・?」
「ええ、そうだけど・・・なにかご不満かしら・・・?」
入浴を済ませた私は姫子を部屋に連れて行った
「え?ううん・・・不満ってわけじゃないけど・・・」
「ならいいでしょ・・・一緒に寝ましょう・・・私は姫子と一緒に寝たいの・・・せっかくなんですもの・・・姫子とのひと時を存分に楽しみたいの・・・」
姫子は流石に戸惑った、宮様と同じベッドで寝る・・・学園の皆は宮様に声かけられるだけでも幸せらしいけど
私ばっかり千歌音ちゃんに甘えていいのかな・・・
「それじゃ、私・・・着替えてこようかしら・・・」
いつもは乙羽さんが手伝ってくれるのだけれど・・・今日だけは堅くお断りしたの
姫子との空気に入ってこられるのは嫌だから・・・
(うわあ・・・千歌音ちゃん綺麗・・・それに凄く・・・色っぽい・・・)
姫子はあまりの千歌音の綺麗さに見惚れた
透明な水色のネグりジェ姿で・・・それに付け加え千歌音の超セクシーな美貌・・・
姫子は眩し過ぎて千歌音を見ることばできそうになかった
(わ・・・私と住む世界が全然違うよ・・・千歌音ちゃん)
姫子はといえば寮のときと同じように持参してきたパジャマを下着の上から着ただけ、2人は明らかに対照的な格好をしていた
「ご・・・ごめんね千歌音ちゃん・・・こんな格好千歌音ちゃんの部屋では不釣合いなのに・・・でも私、こんなのしか持ってないから、千歌音ちゃんに借りるのも悪いし・・・」
姫子がお互いの格好を比べてみて泣きそうなくらい悲しそうな顔をする
ベッドから降りた私は姫子に駆け寄り優しく微笑んだ
「姫子・・・そんなことないわ、姫子のパジャマ姿・・・とっても似合ってて可愛いわ」
ほんと可愛いわよ姫子・・・いますぐ抱き締めてキスしたいくらい・・・とっても・・・
私からみて無邪気そうな顔をしているけれども、姫子の格好は・・・はっきり無防備そのもの・・・肌の露出度・・・
その上、姫子がしゃがむたびに見える胸元からの下着・・・それに姫子の手首か足首が丸見えだ
つい私は姫子のパジャマ姿に目が食い入っていた、寮でも着ているということはその無防備な格好をいつも早乙女さんに・・・
私は唇を噛んだ
「ち・・・千歌音ちゃん、あの・・・私やっぱり乙羽さんに頼んで他の部屋に・・・」
「姫子・・・一緒に寝て頂戴・・・私ね、もし姫子が他の部屋で寝てたりしたら気になって眠れなくなると思うわ」
「千歌音ちゃん・・・」
「だからお願い・・・せっかく姫子が泊まるに来れたんだもの・・・まだ姫子との長い夜を終わりにしたくないの、だから・・・一緒に寝ましょう・・・?」
「千歌音ちゃん、でも私が入ると少し窮屈じゃないかな?」と小さく声を出しベッドに居る私の下に駆け寄る「大丈夫よ・・・来て」
「ええと・・・う、うん・・・」
明かりを消した私はベッドに歩み寄ってきた姫子の手を取るとベッドに連れ込んだ
姫子が私と同じベッドに中に居る・・・私は幸せの絶頂だった、姫子・・・私の可愛い姫子・・・
「姫子・・・私の胸の中で寝ない?」
「え・・・?」
「あ・・・ごめんなさい・・・私変なこと言ってるわ・・・」
姫子・・・お人形みたいに小さな体・・・可愛い・・・とても可愛いわ姫子・・・
「ううん、あ・・・なんだか千歌音ちゃんとこうしてると・・・マコちゃんと寝てるみたい」
「早乙女さんがどうかしらの?」
「う・・・うん、マコちゃんともねこうして一緒に良く寝ることがあるの・・・『風邪引きそうな来栖川姫子さんはどこですか〜!おお、ここですね〜!こちらのベッドに来なさい、私が暖めてやるからな〜!』って」
姫子が楽しそうに語りかけてくる、私は
「それでね、ベッドに入った私を後ろから優しく抱き締めてくれて・・・たまにふざけて頬にキスとかしてくれるの、それが習慣になっちゃって・・・マコちゃん今頃どうしてるかな・・・」
早乙女さんの話をしている姫子を見て私はなぜか面白くなかった、姫子の笑顔が私以外の人に向けてる・・・
罪の意識もなく無邪気に女友達とのことについて姫子・・・それに対して私は少し苛立つ、唇を強く噛んだ・・・
なにより姫子が私以外の人と一緒に寝て頬にキスとかされながら寝息を立てているなんて・・・
そんなことが許されるはずがないわ・・・!姫子が私の前で私以外の子にいま関心を懐いている・・・!
早乙女マコトに後ろから抱かれながら眠る姫子・・・想像しただけで苛立ちがこみ上げてくる
私の姫子を・・・私は学園内でほとんど話したことがない姫子の女友達である早乙女マコトに軽い嫉妬心を懐いた・・・
姫子は渡さない・・・!
「それでね千歌音ちゃ・・・っあ!」
私は姫子を後ろから強く抱き締めた
「千歌音ちゃん!?ど、どうしたの・・・?」
「・・・・・・」
強く抱き締めれば折れてしまいそうなくらい細くて小さい姫子の・・・体は私のものよ・・・!
誰にも渡したくなんかないわ・・・!
↑・・・少し誤字が目立ってますね、焦って投下すると駄目だな・・・
やや乱暴気味に抱き締めた、後ろから両手で姫子を胸の中で入れ抱く感じだった
さらに両足を上げ姫子の身体に絡める
「姫子・・・早乙女さんからもこうやっていつも抱き締めてくれてるんでしょう?私にもさせて頂戴・・・」
「え・・・?べ・・・別にいつもってわけじゃないよ?寒いときに『姫子こっちおいでって』言われるんだけど」
「でも・・・たまにこうして抱き締めてくれるんでしょう?」
「う・・・うん・・・でも千歌音ちゃんみたいにここまではしないけど・・・」
「そう・・・」
(わあ・・・千歌音ちゃんの温もりを感じる・・・)
姫子・・・私達の永遠の夜はまだ始まったばかりよ、だから・・・私まだ終わりにしたくないのよ・・・
明日になれば姫子はまた寮に戻るわ・・・また早乙女さんと2人っきり・・・そして私はまた1人ぼっち・・・
姫子・・・もし貴女がよろしければ明日からもずっとここに居てもいいのよ?いえ居てほしいわ、ずっと私の傍に・・・
でも・・・姫子が寮部屋から出てば早乙女さんが悲しくて泣くだろう、早乙女さんが泣くと姫子も悲しむだろう・・・
私は姫宮邸居候の案を姫子に言い出すことは出来なかった・・・!
(千歌音ちゃんいつまで抱き締めているつもりなのかな・・・少し苦しいよ・・・)
「姫子・・・私のこと好き?」
「え・・・?急にどうしたの・・・?」
「好き?どうなの・・・?」
戸惑いながらも必死に声に出して答えた
「す・・・好き・・・」
「そう・・・良かった」
背後から耳元に囁きかけてくる
(ど・・・どうしたのかな・・・なんだか千歌音ちゃん凄く怖い・・・)
体を揺さぶって千歌音の胸の中から逃れようとしたが、思っていたより強く抱き締められており抜け出せなかった
その上・・・千歌音に両足を絡められているため身動き1つ取れない、力の弱い姫子では胸の中から抜け出すことは出来ないだろう・・・
「・・・・・・っ!」
その時・・・姫子の体全体に電流のようなものが流れた、体のあちこちが軋りを浴びている
千歌音が姫子の頬に唇を押し当てながら姫子の胸を優しく揉んでいた
「ち・・・千歌音ちゃん・・・」
姫子は現実を直視できずにいた、あの学園のアイドルである千歌音が姫子を抱き締め胸を揉んでいる
さらに姫子の頬や首筋を千歌音の唇が何度も行き来していた
もはやマコトとの馴れ合いの非ではない
「好き・・・好きよ姫子・・・」
耳元に囁かれる千歌音の言葉に姫子は体全体が石のように固まり動けなくなっていた
好きよ姫子・・・貴女を離したくないの・・・私はもはや姫子を抱き締めているだけでは満足できなかった
普通にパジャマの上から揉んだだけでは満足できないと感じた私は・・・
姫子の胸元の中から手を入り込むと、胸元に着けていた・・・それを無理矢理気味に外し上げると・・・
直接的に胸を揉み始めた
「や・・・やだ・・・ち、千歌音ちゃん・・・」
姫子が胸の感触に対してなんとか声を発するが弱弱しくて小さかった・・・
千歌音は構わずに胸を揉み続けながら姫子の頬や首筋にキスし続けている
姫子は現実としていま起きている事態に直視できないでいた
「好き・・・好き・・・好きよ姫子」
後ろからそう囁かれる度に体全体が熱くなった
そう・・・あの宮様から愛の言葉を囁かれている・・・
さらに背後から強く抱き締められているため千歌音の大きな胸が背中にまともに当たっていた
千歌音が体を動かすたびに・・・むにゅむにゅと胸が間近で揺れるのでその度に顔が真っ赤になる・・・
「千歌音ちゃん・・・だ・・・だめだよ・・・」
姫子の非難めいた声に対して
「・・・・・・」
私は行動を止めることはなかった
ふと私は上半身を起こし姫子をこちらに向かせると顎を掴む
「ちか・・・あっ・・・!んっ・・・!」
姫子が慌てて開いた口を無理矢理遮るように唇を塞ぐ
おそらくお互いにとってのファーストキス
ああ・・・姫子の唇・・・予想通り美味しいわ・・・とっても柔らかくて・・・甘いわよ・・・
姫子は千歌音からの突然のキスに目を大きく開け驚いたまま固まっている
身を離れようと少しは抵抗しているがそれもたいした力ではない
ほんとに戸惑っているようだ
姫子の唇の感触を楽しみながらそのまま・・・私は固まっている姫子をベッドに押し倒した
やっべぇ、最近になって活気付いてきた。
ありがたやありがたや
職人さんいるといないでは活気も有難味もまるで違うね
「やぁっ!千歌音ちゃ・・・んんっ!・・・」
姫子が一瞬唇を離れキスから逃れようとしたが千歌音が逃すまいと姫子の顎を掴むと再び強引に塞ぐ
「ん・・・・」
そこから再び千歌音の熱いキスが姫子を襲った
口を千歌音の唇に完全に塞がれているため声を出すことが出来ない
さらに両腕を両手でがっちり端と端に押さえつけられているため身動きが取れない
腕に力を入れるが千歌音の腕はびくりとも動かない・・・
やはり弓道やピアノで鍛えている千歌音と体の弱い姫子では腕力の差は歴然としていた
上を見上げると・・・千歌音がじっと目を閉じ姫子の唇の感触を味わっている
それを見た姫子は呆然としていた
(なんだろう・・・甘いチョコのようなこの感触・・・なんなのかな?これが千歌音ちゃんの・・・キスの味?)
ごめんなさいね姫子・・・でもいま貴女を手放したくないの・・・
それに姫子の唇とっても甘くて美味しいから・・・
そう・・・まるで蜜のように甘い唇・・・姫子・・・貴女の全てが好きよ
心も体も全てが・・・顔も体も可愛いけれど唇も可愛いのね・・・
「!?」
つい抵抗する力も抜けた姫子は口内に何かを感じた
そう・・・私は姫子の口内に舌を入れ始めた
つまりはディープキス・・・
姫子の口内を長い舌で嘗め回す
キスに夢中になっていた私は
再び姫子のパジャマの胸元の中に手を入れると姫子の胸を揉み始めた
「んっ・・・・・・!」
姫子の口内に進入し容赦なく嘗め回す
さらに姫子の胸を直接揉み回す
姫子が両足をばたばたするが千歌音の身体は微動だにせず行動を続けた
「好き・・・好きよ姫子・・・」
これは夢だろうか?でもこれは夢でも幻でもない・・・信じられなかった
姫子が尊敬し憧れの対象でもあり親友でもある・・・乙橘学園全生徒が憧れる存在で宮様こと姫宮千歌音
その千歌音に愛の言葉を何度も囁かれキスなどをされている・・・それも頬や額ではなく唇に・・・
私は姫子のパジャマを優しくボタンを外しながらゆっくり剥ぎ取ると姫子の両胸を両手で揉み始めた
そしてディープキスをやめる・・・唇を離すと私自身の唾液が姫子に唇に飛び散った
そのまま姫子の乳首を優しく舐め始めた
「好きよ・・・・・・姫子」
ごめんなさいね姫子・・・パジャマを剥ぎ取ったりして・・・
でも貴女が好きなの・・・心から・・・それだけは分かって頂
数分後
「姫子・・・私ね・・・貴女が好きなの・・・ずっと・・・好きだったの・・・」
パジャマを着直した姫子とベッドを上で座ると対峙して話していた
「たぶん・・・私の好きって気持ちは姫子のとは違うと思うわ・・・私の好きってのは友達としてじゃないの・・・さっきの・・・ああいうことだから・・・」
「千歌音ちゃん・・・」
「いまの私、学園内の・・・その・・・姫子達が言う・・・宮様かしら・・・?その私とは全然違うでしょう?」
「ううん・・・いまの千歌音ちゃんも学園内の千歌音ちゃんも同じだよ・・・」
「ありがとう・・・姫子、私ね・・・早乙女さんが姫子を抱きながら寝てるって聞いて・・・私、早乙女マコトさんに嫉妬したわ」
「千歌音ちゃん・・・」
「姫子を独り占めしたい気持ちが溢れて・・・こんなことしたの・・・ごめんなさい、私のこと嫌いになったでしょ・・・?軽蔑してくれて構わないわ・・・女同士でキスして気持ち悪いって・・・思ってる?」
下を向いて暗そうに話す私に姫子は微笑んで呟いた
「千歌音ちゃん、私ね・・・そんなこと思ってないよ・・・私も千歌音ちゃんのこと好きだから・・・大好きだから」
私は涙が出そうなくらい嬉しかったが・・・静かに目を閉じ・・・姫子の方を見上げて微笑むと呟いた
「ありがとう・・・姫子はとっても優しいから・・・そう言ってくれるって思ってたわ・・・」
「違うよ千歌音ちゃん」
姫子が私の手を胸に当てると頬を染めた
「ほら・・・いま私の胸・・・ドキドキしてるでしょ・・・?」
「ひ・・・姫子」
姫子・・・私の方が・・・ドキドキしてるわ・・・
「千歌音ちゃん・・・好きだよ」
「姫子・・・好きよ・・・」
私と姫子はベッドの上で見つめ合った
「千歌音ちゃん・・・」
「姫子・・・」
見つめ合い・・・自然とお互い唇を重ねると・・・
それからお互いの背中に両手を回すと・・・激しいキスに変わった
もう姫子の抵抗も嫌がりも感じない
大好きな姫子とお互いの気持ちが通じ合いながらキスをしている・・・
夢ではないかと思ったくらいだわ・・・
姫子が私の気持ちに応えてくれるなんて思ってなかったから・・・
姫子をゆっくり押し倒すと姫子の上半身に覆いかぶさる
そして・・・パジャマの上からだが姫子の胸を直接的に揉み回す
「千歌音ちゃん・・・脱がなくていいかな・・・?」
姫子が顔を染めると横を向きながらそう呟いた
「そうね・・・姫子が脱ぎたいときに脱げばいいわ」
「う・・・うん」
こんなこと馴れてないくせに・・・可愛い子ね
「もう一度言うわ・・・好きよ・・・姫子」
明日からはどうなるのかな
(千歌音ちゃん・・・ずっと明日からもこうしていたいけど・・・千歌音ちゃんは人気あるからまたお昼だけなのかな)
皆の宮様だもんね・・・私だけ独り占めだんてワガママだよね・・・こんなに好きなのに
なんでこんなに千歌音ちゃんのこと好きなのに学校では仲良くできないのかな・・・私悲しいよ千歌音ちゃん・・・
でもマコちゃんのことも好きだし・・・我慢するしかないのかな
2人だけ時しか許されないのかな・・・やっぱり校内では他人のふりするしかないのかな
でもそうしないと・・・私虐められるかも・・・
やっぱり校内で千歌音ちゃんに話しかけると皆から嫉妬されるし
「姫子?」
姫子が考え事をしているように感じたので私は姫子を上から見上げると告げた
「どうかしたの・・・?姫子、言いたいことがあったらはっきり言っていいのよ・・・?」
「え?ううん、なんでもないよ・・・」
「そう・・・?なら・・・いいのだけれど」
そう言うと・・・再び姫子の唇をゆっくりと塞いだ
38の千歌音ちゃんの台詞で頂戴の戴が抜けてるな・・・
はあ・・・書き忘れか
「千歌音ちゃん寒くないかな?」
と姫子が言葉を発した
「そうかしら・・・?私はそんなに寒さは感じないわ」
「あ、窓閉めてくるね」
ベッドから起き上がるとパジャマを着ける
私は起き上がり両手で姫子を背後から抱き締めるとベッドの中に抱き戻した
姫子は小さくて軽い、簡単に抱き戻せる
「あっ・・・!千歌音ちゃん・・・?」
「姫子、行かないで頂戴」
宮様の大きな胸の中に抱き寄せられる
大きな胸を感じ顔を赤く染めた姫子がなんとか言葉を発す
「う、うん・・・ここにいる」
「そう、ありがとう」
「千歌音ちゃん・・・私達っていま親友なのかな・・・?」
姫子に唐突に聞かれた
「さあ・・・どうなのかしらね・・・」
でも学園内では赤の他人ってことは確かね・・・残念だけれど・・・
そう・・・こんなに仲良しなのに駄目だなんて悲しい性だわ
それに学園内では忙しくて姫子に構ってられないのは確かだわ
取り巻きが必ず私の周りには嫌でも寄ってくる
生徒会の仕事に弓道部活動、それに勉強や姫宮邸主人としての役割
ピアノの演奏・・・趣味だけではなくコンクールも、それにテニスの趣味・・・
姫子との時間を過ごしたいのは山々だけれど・・・ごめんなさいね姫子
姫子のパジャマを外し下着に目をやると・・・
状態を上げ姫子に覆いかぶさる
「好きよ・・・姫子」
胸元に顔を埋めた
「千歌音ちゃん・・・・・・・・・・!」
嫌がる素振りを見せずに姫子は千歌音の背中に軽く両手を回した
「ふふ・・・姫子、私達まだ15歳の女の子なのに・・・おかしな話よね・・・」
でも・・・姫子が好きだから・・・女の子同士だけれどキスとかしたいもの・・・
姫子分かる?私ね・・・貴女の唇をずっと求めてたの
薔薇の園でも何度キスしたいと思ってたことか
姫子が相手だったらなんでもしたいわね・・・キスだろうががなんだろうが・・・
もう私達処女じゃないけれど・・・姫子も同意の上だから満足よ
そう・・・私は今夜姫子を抱いた・・・
「姫子!姫子!朝よ・・・」
「あ・・・・・千歌音ちゃん?おはよう・・・」
朝食を食べ乙羽に挨拶をすると私達は学校に向かった
「あ・・・学園内では私達赤の他人なんだよね・・・」
「ええ・・・そうよ姫子、でもそれは仕方ないことなのよ・・・」
私も姫子と一緒に居たいわ、いつまでも・・・でもそんな簡単じゃないのよ
学園内に入ると2人は別れた、一緒に居ると姫子が非難されるもの・・・
でも、あの1日は永遠に忘れられない夜になるでしょうね
あら・・・姫子に駆け寄っているのは早乙女さんかしらね・・・
「宮様ごきげんよう」「宮様本日もお綺麗ですわ」
すぐ取り巻きがやってきた、姫子の方に目を向けていたが周りの子に目をやると答えた
「ええ・・・ごきげんよう」
〜早乙女マコトと大神ソウマの後日談〜
姫子・・・あんたこの頃どうしたの?私がベッドに誘っても拒否しれてくるけど
え?私付き合ってる子いるからもう一緒に寝ない?ちょっと!それ私の1つの快感だったのに〜!
なんだかもう私のことなんて眼中にないみたいだね
おお〜これは神さま、どうなさいました?え?もうあの2人の仲には入り込める余地がない?
はいはい、お互い頑張りましょう
43 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/21(火) 12:57:34 ID:cMnpFiaJ
乙橘学園内での午前中の出来事
廊下で姫子と早乙女さんの弾む会話を偶然目撃した私は唇を強く噛んだ
2人に気付かれないように角に隠れる
特に何気ない会話なのに胸が熱くなるのは何故だろう?
「ねえ姫子聞いてるの!?」
「え・・・?あ、うん聞いてるよ・・・?」
「はあ・・・あんたは私が付いていないと駄目だね〜」
と姫子の肩をとんとんと叩く
「うう・・・マコちゃん酷い・・・」
「うーん・・・今日も寒いね、この分じゃあ・・・今夜も一緒に寝ることになりそうだわ」
そう言いながら姫子に腕を絡んだり組んだりじゃれ付いたりしてる早乙女さん・・・
ときには後ろから姫子の両胸を揉んだり抱き締めたりしている、本人には悪気はないのだろうけれど
姫子の大親友でもある早乙女さん・・・私は姫子といつも一緒に居る貴女が・・・うう・・・
私は立場上、姫子に馴れ馴れしくできないのが辛かった、話しかける勇気がない
もしいま角から出て話しかけるようなことをすれば私達の関係は終わってしまうだろう
「くっ!・・・・・・」
私はその場に居座るのが嫌になり離れた
そして昼休み、薔薇の園での出来事
「ねえ千歌音ちゃん・・・?どうしてずっと黙っているの?」
「・・・・・・・・」
44 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/21(火) 13:50:54 ID:s0Nnxu0q
昼休み、いつも通りの薔薇の園での出来事
「千歌音ちゃんどうしたの?なに怒ってるの?」
「・・・・・・・・」
姫子が不安そうに千歌音の様子を伺った
「千歌音ちゃんどうしちゃったの・・・?いつも無口だけど・・・今日は変だよ?」
薔薇の園で待っていた私、後から薔薇の園にこそっとやってきた姫子に言葉を開かなかった
「姫子・・・・・・午前中、早乙女さんとの会話を聞かせてもらったわ」
「え・・・・・千歌音ちゃん・・・・・?」
頭の中に誰か分からないが声が入ってきた
姫宮千歌音さん・・・・・・私は貴女の前世・・・・・・・
いいの?貴女は姫子が好きなんでしょ?
ここで・・・姫子をものにしないといけないわ
(貴女は誰なの・・・?私の中に入るのはおやめなさい・・・・!!)
私?私は・・・貴女・・・・よ
貴女と顔も声も貴女とそっくりよ・・・
「はあ・・・・っ!」
私は我に返った
「千歌音ちゃん・・・・・・?」
ものにするんだ・・・姫子を私のものに・・・・・前世の私に導かれるまま・・・
弁当を食べている姫子に近寄った
45 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/21(火) 14:20:50 ID:s0Nnxu0q
私は姫子を威嚇するように鋭く睨みつけた
あまりの迫力に弁当を口に通していた姫子が立ち上がると後ずさりする
「姫子・・・・・貴女は私のものよ・・・・・・!!」
(前世の声、違うわね・・・あれは別の心の中の私の声よ嫉妬心が混じった私の声だわ)
「やだちょっと、どうしたの・・・・・千歌音ちゃん・・・・・・?」
「誰にも・・・・渡さないわ・・・・・!」
弁当すら一切手をつけずに目の前の美少女が突然物凄い形相でぐいっと歩み寄ってきた
恐怖を感じた姫子は慌てて後ずさりする
しかし歩み寄る千歌音の方が動きは速かった
後ずさりしようとした姫子を簡単に捕まえると
呆気に取られた様子の姫子の唇に自分ので強引に塞いだ
「んっ・・・や、やだぁ!千歌音ちゃ・・・・んっ!!」
一度はキスから逃れようと唇を少し離した姫子を(絶対逃すものか!!!)逃すまいと顎を両手で掴み再び強引に唇を塞ぐ
「んんっ・・・・・・」
今度はがっちり両腕で姫子の小さな身体全体を押さえつけられているため姫子がキスから逃れることは出来なかった
(さあ・・・もう逃げられないわよ姫子・・・)
姫子が両手で千歌音の身体を必死に引き離そうとするがびくとも動かない
「んんっ・・・・・・・」
唇をがっちり塞がれているため姫子は声を上げることも出来なかった
両足をばたつくが千歌音の身体は動かない、姫子は絶望感に包まれる
やはり弓道で鍛えている千歌音と身体の弱い姫子では力の差があった
姫子の唇の感触というより味を何度も確認に味わう・・・
(ふふ・・・姫子・・・・貴女の唇・・・とても甘いのね・・・その上、美味しいから何度も食べたくなるわ・・・)
身動きできない姫子の唇を何度も奪い続けた
乙橘学園生徒が通ることのない薔薇の園で・・・その行動は続く
46 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/21(火) 15:35:51 ID:s0Nnxu0q
必死に千歌音のキスから逃れようとあがき苦しむ姫子を嘲笑うかのようにさらに強く身体全体で絡む
そしてついに姫子は千歌音に完全に抑えられ身動き1つ取れなくなった
「!?」
姫子の口内に千歌音の長い舌が進入を開始した
(そうね・・・もうただのキスだけじゃもう子供だもの、もうこんな子供染みたキスは嫌!
もうおままごとのようなキスにはうんざりだわ・・・!)
「んんっ!」
姫子が両目を大きく開け必死に逃れようとするが千歌音の唇や身体、腕はびくりとも動くことはない
(無駄よ姫子・・・そんな非力な力で私から逃れられるとでも思ってるのかしらね・・・・!)
あがきつづける姫子を嘲笑うかのように私の行動は続く
右手を姫子のスカートを捲り上げ中にに進入させると生足をさすり始めた
(あら・・・姫子のお肌・・・唇と一緒で柔らかいのね・・・)
下を見下ろすと目に涙を浮かべこちらを凝視している姫子の姿があった
「・・・・・・・・」
しかし非難の目に構うことなく行動を続ける
長い右腕がスカートの中の生足を通り越して・・・下着まで到達する
(さあて・・・脱がせてしまおうかしらね・・・)
47 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/22(水) 14:31:32 ID:iPV9+yJf
姫子のお尻を何度もさする、柔らかい感触で堪らない快感だった
ああ・・・柔らかいのね・・・姫子
姫子を一度キスから解放する
千歌音の唾液が唇に付着していた、それほどまでに強烈なキスだった
姫子が気付くとハンカチで何度も拭き取りながら千歌音を涙目で睨みつけ非難した
「はあ・・・・千歌音ちゃん・・・どうしてこんなこと・・・・!!」
すぐさま態勢を整えると姫子に歩み寄ると唇を再びふいと寄せた
「姫子・・・・・・」
姫子は慌てて顔を背け恐怖を覚えると足を動かした
「や・・・・やだ!!」
薔薇の園から逃げ出そうとする姫子の腕を捕まえる
「あっ!」
園の緑に押し倒すと胸元に覆いかぶさった
私は再び唇を寄せた「や、やだっ!」
必死にキスから逃れようと唇をかわし続ける姫子
私は姫子の顎を掴むと・・・震えている姫子の唇に自分のを強引に重ねた
「んっ・・・・・・!」
ちゅるると何度も姫子の唇の味に酔いしれた
足をばたつかせているが気にもとめない
一度キスから解放すると涙目の姫子に微笑み告げた
「姫子・・・・・貴女の唇・・・・とても甘いのね」
(どうしちゃったのかな・・・・今日の千歌音ちゃんなんだか凄く怖い)
姫子・・・・貴女が悪いのよ・・・・私に見せ付けるように人との接触を図り続けるから
だから・・・嫉妬の私が目覚めてしまったの・・・・
「やだやだ!やだよう!千歌音ちゃん!やめてよう!もうすぐお昼休み終わっちゃうよ!」
「大丈夫よ姫子、午後の授業ならいくらでも休めるわ、私達出席率いいから・・・・」
両手両足をばたつかせる姫子を平手打ちで黙らせると制服を脱がせ
下着に顔を埋める
「好きよ・・・・・姫子」
その言葉で姫子の体全体が熱くなった・・・
夢ではない、現実にあの憧れの対象でもあった宮様こと姫宮千歌音に抱かれながら愛の言葉を囁かれている
「ああ・・・・・」
姫子は一瞬我を忘れると抵抗を止めるどころか千歌音の背中に両手を自然と回していた
48 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/22(水) 15:24:35 ID:iPV9+yJf
「はあ・・・・・はあ・・・・ああっ!」
姫子の下着を全て剥ぎ取ると乳首に唇を寄せ嘗め回した
(姫子・・・小さいけど・・・美味しいわ)
「んん・・・・気持ちいいよ千歌音ちゃん」
「あら・・・・そう言ってくれて嬉しいわ」
姫子は千歌音の背中に両手を回しながら空を見上げた
ここで・・・千歌音と初めて逢ったこの場所で千歌音にいいように抱かれている自分が居る
あの子犬のお陰で千歌音の仲良くなれた・・・でも自分たちはその薔薇の園を汚そうとしている
姫子は快感を感じながらも心中複雑だった、それも女同士で・・・・
千歌音には罪の意識はないのだろうか?
千歌音は状態を上げ姫子に再びキスをした、それも舌を入れる方だ・・・
「んっ!・・・・・」
千歌音の長い舌が姫子の口内をいい様に嘗め回している
うーん・・・これって気持ちいいのかな・・・・
「うーん・・・千歌音ちゃんってキスは始めてなの?」
「え・・・・?そうよ、姫子が始めてよ・・・・生まれて初めて今日・・・キスしたわ」
「そうなんだ・・・・千歌音ちゃん・・・って人気あるからてっきりキスなんてしてるんじゃないかなって」
その言葉に千歌音が目を閉じ静かに呟いた
「私・・・・・姫子以外の人間とキスだなんて・・・・・考えられないわ、体を交わすことも・・・・私、貴女以外の人間なんて最初から眼中にもないの」
戸惑う姫子に再び唇を重ねた
「好き・・・・・好きよ・・・・・大好きよ姫子」
長い黒髪に手を触れながら部屋の片隅でため息を付く
姫宮邸2階に部屋で窓を一瞬開けた姫宮千歌音は外の空気を静かに吸うと窓をピシャリと閉めた
「ふう・・・・風が強くて寒いわ・・・」
これだけ寒いと・・・・乙橘学園寮では今頃姫子は早乙女さんと同じベッドで胸に抱かれながら眠っているのだろうか
マコトに抱かれながら眠る姫子・・・・・その場面を少し想像し・・・・唇を強く噛み締める
「っ!・・・・・・」
ああ・・・・・・いまのこの想いをだけかにぶつけたい・・・誰かを抱きたい・・・そう・・・あの人を・・・気を紛らわしたい
気付いたときには部屋から出てある人物のベッドの前まで来ていた
時刻はもう夜中の深夜2時になっている
「乙羽さん・・・・・・」
すやすやと静かな寝息を立てながら眠りについている私の使用人・・・
自然とベッド近寄ると乙羽に寄り添い・・・躊躇することなく彼女の唇に自分のを軽く触れた
一度唇を解放し自分の口に手をやると呟いた
「乙羽さん、貴女の唇・・・・・・とても甘ずっぱいのね・・・」
再びその余韻を味わいたいのかベッドに乗り上げ軽くシーツを取り上げ・・・
乙羽の体に覆いかぶさると今度は強く唇を押し付けた
「んっ・・・・・・・」
ちゅるる・・・・・ちゅ・・・・はぁ〜・・・・・
「はあ・・・・はあ・・・・」
名家の令嬢でもある自分の立場にとって・・・このような行動ははっきり異常だろう
乙橘学園で私を宮様と敬愛し溺愛し慕ってくれる生徒にとって見れば私にこんな一面があるなんて想像もしてないだろう
もちろん私に仕えている乙羽さんも・・・・・・
「乙羽さん、ごめんなさいね・・・・・・」
一度ベッドから降りた私は着ていた就寝時専用のネグリジェを脱ぎ捨て再び乙羽さんに状態を覆いかぶさった
さらに彼女の私用のネグリジェも音を立てないように・・・優しく脱がせる・・・
そして彼女に寄り添い顎を掴むと何度も唇を奪い続けた
「んっ・・・・・ちゅ・・・・はあ・・・はあっ・・・・!」
そして回数を続けるごとに普通のキスに飽きた私は彼女の閉じている唇を両手で無理矢理こじ開けると・・・
躊躇することなく強引に舌を押し込む、唾液が乙羽の顔に容赦なく飛び散って行く
「!?」
その時だった・・・「んん・・・・」と乙羽が目をぱちぱちさせる
「うーん・・・・・と、あれ・・・・?この感触は・・・・・」
乙羽は静かに目を覚ました、その時間近で声がする
「あら・・・・・起こしてしまったかしら?」
あ・・・この声は・・・・・・・・・・え!?
ん?この唇の感触は・・・・・自分で唇を手で拭くと目で確かめ驚く
「こ・・・・・この色、この感触・・・・お・・・お嬢様の口紅・・・・」
そこで改めて事態の収拾した
「あ・・・・・あのこれは・・・え?お・・・お嬢様!?」
自分のいまの服装・・・そして自分を正面から覆いかぶさり見下ろしている美少女を見て驚愕する
「お・・・・・お嬢様!?これは一体・・・」
「あら・・・・わからないかしら?私がいま・・・・貴女を犯しているところよ乙羽さん?」
平然と呟いたのは・・・乙羽が何よりも溺愛し尊敬し仕えているお方・・・
「お!お嬢さ・・・・・んっ・・・・・・!」
乙羽の言葉を千歌音のキスに遮られる
「んんっ・・・・・・!」
突然のキスに乙羽自信驚愕する、目を大きく明け驚いている
声を発そうにも強引にがっちりと唇を塞がれておりどうにもならない
数回繰り返されるとようやくキスから解放された
「乙羽さん、貴女の唇・・・・とても柔らかいのね」
「お・・・・・お嬢様・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「な・・・・なぜ?・・・なぜこのようなことを・・・」
それと同時に乙羽の唇を千歌音の指が触れ小さくウインクされる
「静かにして頂戴、使用人が起きてしまうわ、彼女達も疲れてるから静かに寝むらせてあげたいのよ・・・・・・・」
「あ・・・・・・ああ」
「さて・・・・・乙羽さん、大声を上げたり・・・少しでも抵抗すると・・・どうなるかわかってるわね・・・?」
そう・・・乙羽は使用人、主人である千歌音には絶対服従、しかし・・・身分など気にもなさらないお方が・・・
乙羽は信じられなかった・・・乙羽は千歌音お嬢様のことが好きだ・・・
容姿端麗で成績優秀、運動神経抜群でもあるお嬢様が・・・この世に存在するのかどうかわからないほど超が付くほど綺麗な美少女
その上、無口でクール、感情を表に出さない千歌音お嬢様・・・
趣味のピアノには自分も含め多くの村の人達が癒されるという・・・そのお嬢様が・・・なぜ
「乙羽さん・・・・・じっとしててね、貴女のお立場はなに?」
千歌音に冷たい表情で冷たく睨まれ身動きが取れない
「わ・・・・・私の立場はお嬢様に忠実な使用人です、お嬢様の機嫌を取ることが私達の使命です・・・」
「そうね・・・・・さすが乙羽さんだわ、分かればそれでいいの・・・それでは・・・堪能させていただこうかしら」
そう告げると千歌音は乙羽の下着を乱暴気味に引き裂く
私は目に涙を浮かべながらもじっとしていた、お嬢様が望むのなら私はそれを従うだけだから
胸が露になる乙羽を見下ろすと千歌音は妖しく微笑み告げた
「ふふ・・・・乙羽さん、貴女・・・・顔も随分お綺麗な顔立ちをしてるけれど大きくていい胸をお持ちなのね・・・」
「い、いえ!とんでもございません・・・・お嬢様に比べたら・・・・私の胸など・・・・・」
はっきり仕えるお方に全裸を披露するなど恥の一言では片付けることのできない程だ
顔が真っ赤に紅潮し腫れ上がる、相手はこの世で一番溺愛し心より尊敬している千歌音お嬢様
私はお嬢様のお世話を幼少の頃からしてきた・・・お嬢様はずっと月のように輝いていた
なによりお嬢様は胸が大きい・・・私が叶わないほど・・・どうしてこのような完璧なお方が
千歌音は乙羽を楽しむかのそうに胸の乳首を嘗め回すと・・・
自分の下着も脱ぎ払い全裸になるのを確認する
(お・・・・お嬢様が・・・私の前で全裸のお姿を・・・・!)
千歌音にとっては全裸の恥ずかしさなど微塵もないのか感情を変えない
千歌音が上体を上げたので生の胸と胸が重なり合う「あっ!」どちらからともなく声が叫ぶ
そこから乙羽の下半身に顔を寄せていく
「お・・・・お嬢様・・・・」
「ふふ・・・・・気持ちよくてよ乙羽さん・・・・快感だわ」
しかしどの格好をしていても憎たらしいほど千歌音は綺麗だ
こんな綺麗な子がこの世に存在しているなんて・・・
長く月のように綺麗な黒髪・・・それに研ぎ澄まされたクールな顔立ち
千歌音は乙羽の・・・・そこに到達すると躊躇することなく最期の下着を・・・・剥ぎ取った
「っ!・・・・・・」
「お・・・・お嬢様・・・・!」
そ、そこだけはご勘弁を・・・と言いたいが声が出ない
千歌音は乙羽のそれを・・・舐め始めた
「あっ!・・・ああ!」
乙羽は自然と目から涙が零れる
私はいま無理矢理抱かれている・・・15歳の美少女・・・姫宮千歌音に・・・
千歌音は乙羽のそれを何度も嘗め回すと少し満足したのか顔を上げた
「そうね・・・・・キスでも味わいたい気分ね」
そう告げると乙羽の唇に襲い掛かった
下着を着け始める乙羽に軽くキスをした千歌音が囁く
「また・・・・気分になりしだいおねがいしようかしら・・・」
「はい・・・またご堪能くださいませ・・・お嬢様・・・」
乙羽の声を聞き終えるまでもなくネグリジェを着直した千歌音は髪を束ねながら部屋を去って行った
部屋に戻ると私は小さく呟いた
「ごめんなさい乙羽さん、色が似ているから貴女と姫子を少し重ねたのかもしれないわね・・・・・・」
ベッドに入りながら言葉を発す
「好きよ・・・・・・姫子」
乙橘学園寮の方向に目を移すと幾度となく声を自然と発した
「この姫宮邸は男子禁制なの・・・・・・こういう場所よ姫子・・・貴女が宜しければいつでも温かくお迎えさしあげるわ」
(さて・・・・明日からまた学校ね・・・そろそろ寝ようかしら)
また明日からは宮様としての顔を貫かなくてはならないのね・・・・でも好きよ姫子
END
54 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/23(木) 20:44:38 ID:yxw6XMrw
「わ・・・・・・私以外眼中にないって・・・・・・」
「ええ・・・そうよ、貴女以外の人間なんて興味すら沸かないわ・・・姫子、私には貴女さえ居ればいいの」
千歌音は平然と答えた、さもそれば当然かの如く
言葉を失っている姫子を上から覗き込むと胸元に顔に埋めた
「好きよ・・・・・・姫子」
まさか今日の昼休みに人生最初の処女を捧げることになるなんて考えてもいなかった
それも親友で憧れの存在でもあった宮様こと姫宮千歌音に・・・
「・・・・・・」
何故だろう?嫌な気持ちにはならない
こう見上げるとやはり千歌音は綺麗な顔立ち、体の締り具合に大きな胸・・・月のように綺麗な長髪
こういう人のことを美少女って呼ぶんだ・・・
それに千歌音ちゃんは成績も優秀、それにピアノ弾きの天才なので手先も器用だ、さらに名家の令嬢・・・
つまりはっきり言ってしまえば文句のつけようのない完璧な美少女
でも今日理解した・・・姫宮千歌音の唯一の欠点、それは・・・いま自分にしてる行為・・・
それも親友である自分を・・・でも好きよって愛の言葉を囁かれている
それに対して私は・・・千歌音ちゃんの気持ちに答えたかった
姫子はキスをしてきた千歌音に抵抗を見せずにそのまま自分も唇を序所に重ねて行った
職人さん乙
56 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/24(金) 13:31:47 ID:xlM/+9XE
さっきまでは無理矢理気味にキスされたのでよく分からなかったが
落ち着くと千歌音の唇からは甘い薔薇のような味がした
姫子はその味や香りが欲しくなりぐいぐいと唇を押し付けた
「んっ・・・・・・」
・・・・・ああ・・・・・気持ちいい・・・・・
もう姫子は抵抗を完全にやめ自分も乗り気だ
いや、もはや抵抗しても無駄だというのがわかる
姫子に非力な腕や遅い足では運動神経抜群の千歌音から逃げられるわけがない
先程の出来事でもわかることだ
傍から見れば薔薇の園で2人の女の子がこの場に相応しくない行為をしてるようにしか見えない
「ち・・・・・千歌音ちゃん・・・・・」
それにしても薔薇の園で自分が制服を脱ぎ捨てられ犯されている、それも目の前の学園生徒の誰もが慕う美少女に
寮を出た朝では考えられなかった、それも姫子が毎日楽しみにしてるお昼休み
唯一学園内で千歌音と2人だけで話せる時間なのに・・・千歌音がなぜ怒っているのか想像できないでいた
なぜ自分は今日千歌音に襲われたのか・・・?
考える暇もなく千歌音の舌が姫子の口内を踊っていた
・・・・・ちゅるるんと・・・・・千歌音の唾液、香りがもろに刺激された
57 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/24(金) 16:19:24 ID:xlM/+9XE
「あ・・・・・ああ」
なんて快感・・・これは一体・・・
と、千歌音が突然立ち上がる
「ふう・・・・・・ここまでね」
「ち、千歌音ちゃん?」
千歌音は姫子の胸元を食い入るように見つめたが・・・静かに目を閉じ悠然と言った
「姫子、制服を着て頂戴・・・お弁当食べ残しもまだあるでしょう?私も食べようかしら・・・午後の授業の時間も近いもの」
(良かった・・・優しい千歌音ちゃんだ・・・)
自然に微笑んだ姫子は転がっている制服を見つけると静かに着直し、スカートを何度か叩き溝を直すと静かに座った
2人は食べながら無言だった
千歌音が無口でなのはいつものことだが姫子が無口なのは珍しいことだった
当然だろう・・・先程ああいう行為をしたのだ、和やかに会話が弾むほうがおかしいだろう
空気に耐えられなくなって姫子が口を開いた
「あ・・・・・・あの、千歌音ちゃん・・・?そのね・・・その」
弁当箱に目を向いたまま返事が返ってくる
「なにかしら」
「ど、どうしてあんなことしたのかなって・・・」
「・・・・・・・・・」
感情を表に出すことのない千歌音があきらかな憎悪の目を先程姫子に向けていた
そして強引にキスをされた・・・・・・どうしてあんなことをしたのか怖いけど聞いてみた
「ち、千歌音ちゃん?」
「嫉妬・・・・・」
58 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/24(金) 16:53:08 ID:uOEYpzL3
「・・・・貴女が早乙女さんと話したりじゃれついてるとこ見てて・・・楽しそうだったから」
「千歌音ちゃん・・・」
私は姫子を目を合わすことなく、目を下に落とすと話し始めた
「私、友達いないもの・・・この学園では貴女1人だけ、だから貴女が誰かと話してるの見るの辛いの・・・ごめんなさい」
千歌音は目を閉じ静かに呟き続けていた
「貴女が好きなの・・・心から、だから貴女が誰かと話してるの見てると苛立たしくなるの・・・今までは我慢してきたのだけれど・・・今日は感情が高ぶっちゃて・・・ごめんなさいね姫子」
姫子は呆気に取られていた、自分が知らない内に千歌音を傷付けていた・・・?
「それで・・・貴女を取られるのが嫌で、ついあんな行動に・・・ごめんなさい、軽蔑してくれて構わないわ、私のこと嫌いになったでしょ・・・?私、嫉妬深い女なのよ」
「千歌音ちゃん・・・」
「私ね・・・姫子が思ってくれてるような女じゃないの、姫子自身を束縛したいって思ってる、締め付けたいって思ってるの・・・最低だわ・・・」
千歌音ちゃんが苦しんでる、私のせいで・・・ここまで苦しめていたなんて・・・私は・・・私は・・・
弁当そのままに千歌音近寄ると胸に飛び込んだ
「ひ、姫子・・・・?」
千歌音が手にしていた箸が落ちる
「ごめんね千歌音ちゃん、私が駄目だから、私がはっきりしないから・・・私のせいでここまで千歌音ちゃんのこと苦しめていたなんて・・・ごめんね!」
姫子は目に涙を零しながら飛び込んだ
「私好きだよ、千歌音ちゃんのこと好き!だから・・・・・・もう悲しい顔なんてしないで・・・愛してるよ千歌音ちゃん!」
顔を真っ赤に染めながら千歌音は呟いた
「姫子、ありがとう・・・・・とても嬉しいわ」
月のような綺麗な瞳をした姫宮千歌音がそこには居た
「あ・・・あれ?」
乙橘学園寮内、いつも通り部屋で親友の来栖川姫子と雑談していた早乙女マコト・・・
しかし途中で意識がもうろうとなる、なんだろう?眠気かな?時刻はもう夜の9時だ
(なんだろう・・・この感じ、意識が・・・)
「あれ?どうしたのマコちゃん?」
「あ、姫子あの・・・っておい?な・・・・・・なにがおかしいの?」
意識がもうろうとし出したマコトを見て姫子は冷たく微笑んでいる
それと同時に姫子は制服を脱ぎ始めた、目の錯覚かと思ってしまう
「ひ・・・・・・姫子、どういうつもり?」
「ふふ・・・マコちゃん・・・夕飯にちょっと薬を入れておいたの・・・あ、軽い睡眠薬だから気にしないで・・・ね?」
!?私は耳を一瞬疑い驚愕した、いま・・・・・なんて・・・?
「姫子・・・・どういうこと?」
「だって私、マコちゃんより力弱いから、こうすれば・・・マコちゃん抵抗不可能でしょ・・・?私が・・・マコちゃんを抱いてあげるよ」
ああ・・・・・目がくらくらする・・・
「だってマコちゃんいつもキスを拒否してくるんだもん・・・分かるかな・・・?私、マコちゃんが好きなの・・・」
あれ・・・?姫子が近寄ってくる・・・え?下着姿・・・・・・?
「んっ!・・・・・」
気付いたときには姫子にキスされていた・・・・・・!
「な!?ちょ・・・・・やめて姫子・・・!」
一度は姫子を突き放すもの姫子に顎を掴まれ再び唇を塞がれた
「んんっ・・・・・・」
く・・・・・駄目、眠くて力が出ない・・・
なんで?姫子は力が弱くて非力な子なのに今日は強く感じる・・・
抱き付かれている姫子を押し返すことが出来ないでいた
姫子は無理矢理気味に唇を押し付けてくる
(姫子・・・あんたね・・・・も・・・・もう・・・だ、駄目・・・)
ついに・・・睡魔に襲われ我慢できなくなったマコトは眠ってしまった・・・
「マコちゃん・・・・・私ねマコちゃんが好きなの・・・はあ・・・こうでもしないと・・・」
ちゅ・・・ちゅる・・・・るる・・・
何度もマコトの唇を奪い満足した姫子は・・・マコトの・・・
乙橘学園制服を脱がし始めた
「マコちゃん・・・好きだよ」
マコトの制服を脱がしてしまった姫子は胸を揉み始める
「はあ・・・・柔らかいよマコちゃん」
うん・・・・せっかくの機会だもん、楽しまないとね
再びキスすると舌を入れる
ああ・・・・・・!女同士ってこんな感覚なんだね・・・
ちゃあ・・・ちゅる・・・・・・何度も舌を入れる
普通のキスを交互に行った
「はあ・・・・・・はあ・・・・はあ・・・・」
マコトの唇が姫子の液でべとべとになる・・・
それに満足した姫子は顔を上げるとマコトの胸に顔を埋め下着を払い乳首に唇を密集させる
「ああっ!い・・・・い・・・・・・いく・・・・・」
自然と胸から下半身に向いていく、そしてマコトの最後の下着・・・それを取ろうとしたときだった
「う・・・うーんと・・・」
マコトが静かに目を覚ます
そして自分の格好を見て驚愕した!
「ご・・・・・ごめんねマコちゃん、私どうかしてた・・・」
「いいよもう・・・・・・澄んだことだし」
涙を流しながら泣いている姫子を慰める
親友であるマコトを眠らせた上、無理矢理犯したことを悔いていた
「もう二度とあんなふざけたことはしないから」
パジャマに着替えたマコトと姫子は寝支度をする
「そっか・・・・・・そんなに私が好きか姫子」
「え・・・・・・?」
ベッドに向かっていた姫子を呼び止めマコトが発したのだった
「あ・・・・あの、私ほんとどうかしてたんだと思うの・・・・・・もうやんないから」
逃げるようにベッドに登ろうとした姫子の腕を強く掴んできた
「や・・・ま・・・マコちゃん?」
「そんなに・・・私とキスしたいのなら・・・存分にさせてやるよ姫子・・・・・・!!」
(そ・・・・・そんな、私最初はほんの冗談だったのに・・・!)
無理矢理振り向かせられた姫子はマコトにすかさず唇を強引に塞がれた
「ちょ!や、やだ!」
慌てて離れようと唇を少し離れた姫子を逃すまいと顔全体を右手で掴み強引に塞ぐ
「!?」
そのまま床に押し倒した、マコトのキスは容赦なく続く
姫子が少しの言葉も発せないほど唇を完全に塞いでいた
さらに両手両足で姫子の体全体を身動きできなくするためがっちり固めた
(あ・・・・ああ、私がマコちゃんを怒らせたから・・・)
その後姫子がマコトのキスから解放されたのは・・・なんと数十分後のことだったとさ・・・
つまり数十分の間、姫子は早乙女マコトに唇を塞がれ続けていたと・・・
早乙女マコトを怒らすと怖いということを自覚した姫子であった
その後姫子がマコトに逆らった機会はないということらしい
あと姫子がキス恐怖症に陥り千歌音ちゃんを困らせたことは言うまでもない
END
此処は既に良スレですね
63 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/25(土) 22:05:55 ID:CNV+Kev7
午後の授業中でも私は胸の高鳴りが収まらなかった
姫子から・・・好きだって、愛してるって言ってくれた・・・・・・!
周りにはいつも通りクールに装ってはいるけれど、気持ちが紅潮した
今まで胸が苦しかった、でもこれからは苦しむ必要はないわね
(ああ・・・・姫子、まだかしら、まだ逢えないのかしら)
何百年と続く村の名家・・・その姫宮家の1人娘として生まれた私
幼少の頃から使用人付きでお嬢様育ちだった私には・・・友達なんて1人もいなかった
まともな話し相手なんて・・・私のお世話係として雇われたメイド、如月乙羽さんだけだった
乙羽さんとは年が近いということで気が合った
でも・・・私が10歳の頃、乙羽さんに一度「乙羽さん・・・私、貴女のこと友達のように思ってるから、私に対して敬語は今後使わなくてもいいわ」
勇気を振り絞って言った、でも乙羽さんの答えはこうだった
「お嬢様申し訳ありません、私は千歌音お嬢様に仕える使用人です、使用人の分際でそのようなご無礼なことはできません・・・お気遣い感謝します」
「・・・・・・」
姫子・・・私ね、貴女に薔薇の園で初めて逢ったとき・・・一目惚れしちゃったの・・・
貴女は私のこと親しみを込めて「千歌音ちゃん」って言ってくれたわ・・・それが私凄く嬉しかったのよ?
好き・・・好きよ姫子・・・・・・貴女は私にとって掛け替えのない存在なの・・・
64 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/25(土) 22:48:26 ID:CNV+Kev7
ああ姫子・・・はあ・・・はあ・・・早く逢いたいわ・・・貴女に早く
この胸の高鳴りをどう抑えればいいのかしら
頬が赤く染まる・・・姫子と両思いになれたんですもの・・・
恋なんて初めての経験、邸の空気しか知らないから
午後の授業が全て終わると小さく息を吐き出した
ふふ・・・・・・姫子と恋人同士・・・
でも・・・今まで通り姫子と話せる機会は相変わらず限られている
昼休みの薔薇の園での唯一のひと時だけだ
そもそも姫子は寮生だ、それに対して千歌音は自宅通学
会える機会があるはずもない・・・私は自分の立場を改めて憎んだ
名家の令嬢ではなく・・・私が普通の生徒だったら・・・
「宮様ごきげんよう」「宮様本日もお疲れ様です」
自然と廊下を歩いているとどこからともなく声が飛んでくる
「・・・ごきげんよう・・・」
笑顔で微笑み挨拶を返すが・・・はっきり・・・姫子と逢うのに邪魔だった
「!?」
学校の外に出た私は遠くに居た姫子と目が合った
姫子の方は気付いていないようだ・・・
(姫子・・・・姫子・・・・逢いたかったわ姫子・・・・!)
「ひ・・・いえ・・・来栖川さ・・・・・・」
笑顔で微笑み声をかけるつもりで歩み寄ろうとしたら後ろから姫子と腕を組んで歩いている早乙女マコトを見て声を止めた
「!!・・・・・・っ!」
私は心が軋みを上げ・・・唇をぎゅっと強く噛んだ・・・
そうよね・・・・姫子には早乙女さんが付いてるものね・・・いつも1人だと限らないわよね
65 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/25(土) 23:19:28 ID:CNV+Kev7
早乙女さんと手を繋ぎながら歩いている姫子、それを見て私は軽い嫉妬心を懐いた
そうよ・・・姫子は私1人のものじゃないわ、早乙女さんというお友達がいるんですもの
「!?」はっと姫子と一瞬目が合う、姫子があっとした表情で私を・・・見つめた
早乙女さんは2人の目線には気付いていないようだ、もちろん周囲の生徒も・・・
「・・・・・・・・・」
早乙女さんと一緒に居る姫子とは話すことなんてないわ・・・
話しかけると大騒ぎになることも目に見えてるもの
私は姫子から目を逸らすと静かに薔薇の園の方向にゆっくりと足を向けた
「・・・・・・・・・」
弓道部の活動まではまだ時間もあるわ、適当につぶそう・・・
生徒会もお仕事も残ってるけれど・・・いまはそんなことを考えたくなかった
「ふう・・・・・」
薔薇の園に入ると小さく息を吐きながら座った
今日はこの場所で姫子と・・・
「はあ・・・ぜえ・・・はあ・・・・ち・・・・・・千歌音ちゃん?」
!?・・・・・・・姫子?
ぜえぜえと・・・息を大きく吐きながら姫子がやってきた
「待って・・・・!待って千歌音ちゃん・・・」
相当疲れたのか肩で息をしている
姫子は体が弱く体力もないので・・・少し走ると疲れるのは仕方ないだろう
「・・・・・・・なにかしら?」
目を合わせぬまま静かに聞いた
「その・・・千歌音ちゃん・・・・・怒ってる?」
「・・・・どうしてそう思うのかしら」
姫子が呆気に取られたような表情をすると慌てた様子で聞いてきた
「だ・・・だって!千歌音ちゃん私から目を逸らしたから・・・」
「姫子、私ね・・・・貴女と2人だけの時間が欲しいの・・・第三者に介入されるのは嫌なのよ・・・」
それもそうだが違う・・・ほんとは・・・早乙女さんに嫉妬したから・・・・・・・・!!
「え?で・・・でもあれは違うの千歌音ちゃん!ま、マコちゃんと普通に帰っていただけなの・・・」
わかってるわ姫子・・・・早乙女さんと姫子は仲がいいから
66 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/26(日) 11:31:47 ID:h5/kQvME
「ええ、そうよね、ごめんなさいね私・・・」
「千歌音ちゃん・・・」
はっきり女友達相手に嫉妬だなんて異常だろう
「それで姫子、早乙女さんはいいのかしら?」
「あ、うんマコちゃん部活あるからって・・・」
「そう、良かった」
え!?平然と呟く千歌音に戸惑った・・・良かったってなにが・・・?姫子は一瞬戸困惑した
しかし深く考えるのをやめると気を取り直して千歌音に聞いた
あ・・・そうだ、千歌音ちゃんこんな所に居ていいのかな・・・?
「あ、千歌音ちゃんは部活は・・・・・・?弓道部だよね?それに生徒会のお仕事もあるんじゃ・・・」
姫子に顔を向けずに告げた
「いいの」貴女と2人だけの時間をいま過ごせてるんですもの
こんなときに部活だなんて・・・どこにも行く気になんかなれないわ
私は姫子から顔を逸らしたまま・・・瞳を閉じたまま・・・静かに告げた
「ねえ姫子、私・・・寮に一度行ってみたいわ・・・貴女の部屋に案内してくれないかしら・・・?」
67 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/26(日) 17:23:35 ID:h5/kQvME
千歌音の提案に姫子は戸惑った
「え!?私の寮に・・・?」
「ええ・・・いけないかしら?いまは早乙女さんもいないし・・・いいんじゃないかしら?私、姫子の部屋行ってみたいの」
急な展開に姫子は慌てる
「で・・・!でも千歌音ちゃんが来たら寮の皆大騒ぎしちゃうと思う・・・
そりゃそうだろう、宮様が寮に来るなんて、しかも人の部屋に入るだなんて前代未聞の出来事だろう
「構わないわ・・・・・・それに私言わなかったかしら?貴女以外の人間には興味ないって、それに人のいないときに行けば見られる心配もないわ、いまは皆部活で部屋にはいないと思うわ・・・」
「千歌音ちゃん・・・」
千歌音は姫子に寄り添いたかったが姫子が人目を気にして離れて歩くように言った
(千歌音ちゃんもう少し自分のお立場を考えてほしいな・・・)
寮に行く途中の道でも女生徒から
「宮様ごきげんよう」「これからどちらにお行きになるんですか?」「宮様弓道部はいいのですか?道場はあちらですが」
こんなのはまだましな方だろう、早朝などは千歌音の周りには必ず生徒の取り巻きがいる、あれでは話もままならない
なるべく姫子は千歌音から離れて歩いていた、これなら赤の他人に思われるだろう
でないと生徒の心無い嫉妬から何を言われるかわかったものではない
姫子・・・・・・私はできらば貴女と腕を組んで歩きたいのだけれど・・・
駄目でしょうね・・・(ああ・・・姫子とっても可愛くてよ、いますぐ・・・キスしたいくらい)
姫子を横顔を伺いながら私は胸が紅潮していた
68 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/26(日) 17:25:12 ID:h5/kQvME
↑姫子の会話で」が1つ抜けてるな、読み直したつもりなんだが・・・
69 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/26(日) 22:48:16 ID:h5/kQvME
ここが姫子の・・・私は姫子から寮の部屋に案内された
失礼だが姫宮邸の千歌音の部屋の半分もない狭さ
やはり所詮は寮、ベッドが2つと勉強用の机があるくらいだ、テレビもない
「あ、あんまりジロジロ見ないでね・・・・・・」
姫子が恥ずかしそうにたじろぐ、なにせ千歌音は宮殿のような豪華な御邸でいつも暮らしているのだ
このような狭い部屋とは無縁のお嬢様なので、あまりに場違いであることは間違いない
(そう・・・ここでいつも姫子は寝泊りしてるのね、ルームメイトの早乙女さんと2人っきりで)
「あ、左側にあるベッドがマコちゃんの・・・・で、こっちが私の・・・なんだけど・・・」
姫子が顔を赤く染めながら自分がいつも就寝しているベッドを紹介する
「せ、狭いでしょ?それに・・・ちょっと散かしてるから・・・千歌音ちゃんに見せるの恥ずかしいよ・・」
「そんなことないわ・・・姫子、素敵なお部屋よ」
千歌音は少し微笑むと姫子のベッドに駆け寄り・・・ゆっくりと座ると・・・寝転んだ
「や!ち、千歌音ちゃん!」
姫子が顔を真っ赤に染めおどおどする
「ふふ・・・・・姫子の香りがするわ・・・・・とっても気持ちいいわよ・・・」
(ほんと、姫子の香りがするわ・・・ああ・・・堪らないわ)
ベッドに寝転ぶ千歌音に姫子は一瞬見とれた
千歌音のような超美少女は、どのような格好をしててもやはり絵にはなる
あまりに気持ちよさに目を静かに瞑った、このベッドで姫子は・・・
「姫子もいらっしゃい・・・とっても気持ちいいわよ」
私はベッドで寝転びながら姫子を手招きした
70 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/26(日) 23:12:51 ID:h5/kQvME
「え?・・・う・・・うん・・・じゃあ・・・私も寝ようかな」
少し戸惑い気味だったが姫子もベッドに近寄ると横になった
ああ・・・私の間近に姫子の顔が・・・幸せだわ・・・
可愛い、とても可愛いわよ・・・私の愛しい姫子
「ねえ姫子」
ふいと声をかけた
「ん?なに千歌音ちゃん・・・・・・」
「まだ昼休みでのこと怒ってる?」
「え・・・・・?ううん、ただ少しびっくりしたけど・・・」
そりゃ驚くだろう・・・予想もしていなかったはず
今まで親友だと思っていた、そして憧れの存在でもある宮様こと姫宮千歌音に薔薇の園で突然襲われ強引にキスをされた
そしてそのまま・・・姫子は制服を脱がされ千歌音に抱かれてしまった、女同士で・・・
「そう、ごめんなさいね」
「え?ううん、いいの・・・私の気持ち確かめられたから、」
「そう、良かったわ・・・」
貴女には酷いことをしたと思ってるわ、無理矢理キスしたりして・・・でも貴女に嫌われなくて・・・ほんとによかったわ
「ね・・・姫子・・・・・・キスしていい?」
「え!?」千歌音のふいとかけられた言葉に姫子の顔が一気に紅潮した
71 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/27(月) 12:45:15 ID:C0jJh8P7
「いいかしら・・・?姫子」
「あ・・・・え、そ・・・そんなこと言われても・・・」
姫子もそうやすやすとはい、いいですとは言えない
「言ったはずよ?貴女が好きだって、もう女同士とか関係なく貴女が好きなの・・・」
口に手をやりながら姫子が佇む
「それに・・・もう私達ただの関係じゃないでしょ?キスもしたわ・・・それに姫子はもう処女じゃ・・・!」
「やめて!!!!!!!」
千歌音の言葉を遮るように姫子が叫んだ
「あれは・・・千歌音ちゃんが無理矢理・・・私を・・・・・・!力尽くで・・・・・・私を!」
思いもよらなかった昼休みでの千歌音の行動、薔薇の園での出来事が脳裏に甦る
姫子の非難の言葉に千歌音が起き上がり小さく息を付くと声を発した
「そうね・・・・・それは認めるわ、いくら非難されても仕方ないことをしたとは思ってるの・・・でも・・・姫子は私にキスをされた、そして体を私に許した、それは事実でしょう・・・?」
「そ、それは・・・・・・」
「それに最後は姫子からの抵抗を感じなかったわ、それって・・・私の気持ちに応えてくれたってことじゃないかしら・・・?受け入れてくれたんじゃないかしら?」
「!・・・・・・」
「そして初めてのキスの相手も私、初めて体を許した相手も・・・・私、そうよね姫子?」
顔を落としたまま姫子は静かに肯いた
「ごめんなさいね・・・私、今日のお昼は・・・どうしても理性と欲望を抑えられなかったの?でも姫子が好きってことは確かよ、貴女が好きなの・・・!」
「千歌音ちゃん・・・」
「だからお願い・・・キスさせて・・・おねがい姫子・・・好き、好きよ姫子・・・」
その言葉に姫子は優しく微笑んだ「千歌音ちゃん・・・」
こちらを向いた姫子は・・・静かに目を閉じた
「姫子・・・・・・好きよ」
そう囁くと・・・優しく姫子の唇に自分のを重ねた・・・
72 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/28(火) 00:49:41 ID:/30pj1oh
「んっ!・・・ん〜・・・」
千歌音の優しいキスが姫子を襲った
ああ・・・よくってよ姫子・・・いいわ
蜜のような甘い口付けをくれる・・・貴女のキス
姫子、貴女の唇・・・甘くて・・・何度頂いても柔らかくて美味しくてよ
簡単に折れてしまいそうなくらい細い姫子の腰・・・それに私は両腕を静かに回す
そして抱き締めながら再びキスをした
「ん・・・・・・」
驚いているというより戸惑っているのか姫子の瞳は明いたままだ
(ふふ・・・そんなに戸惑っちゃって、私も経験ないのに・・・可愛いわよ姫子)
人形のように小さい姫子、私から見れば子供のように見える
私自身普通の子より大きいし身長も男の子みたいだからそう思うのかもしれないのだけれど・・・
ああ・・・千歌音ちゃん・・・まさか千歌音ちゃんとこういう関係になるなんて
いままでは憧れの存在だったの、親友だなんて思ったら失礼に当たるんじゃないかなって
だって千歌音ちゃんは綺麗だし頭もいいし強いしなんでもできるお嬢様だから、でも・・・
「!?」
ぬるっと・・・千歌音の舌が姫子の口内に侵入を開始した
73 :
宮様は嫉妬魔:2006/11/28(火) 10:33:00 ID:/30pj1oh
「んんっ!・・・ん〜・・・・んん」
千歌音の舌が姫子の口内で踊り続けている
(喉まで届いている・・・?千歌音ちゃんの舌って長すぎ・・・)
そう、本日に二度目のディープキス、普通のキスですら姫子は初めてだったのだが
全てを千歌音に奪われてしまった、キス・・・そして体を・・・処女も千歌音に捧げた
それも女同士だ、そう・・・それほどまでに千歌音は姫子のことが好きだ
女同士など関係ない、来栖川姫子という人間の心と体全てを愛しているから
一度舌を姫子の口内から解放した千歌音は姫子の制服を脱がせ唇を舐めながら耳元で囁く
「好き、好きよ・・・・・・・・・・・・姫子」
そう囁かれるたび胸が鼓動を浴び体全体が熱くなる
こんな感じで好きなどといわれた経験はいままでなかった
早乙女マコトとは親友だし・・・マコトにも好きと言われることもあることはあるのだが
それは友達としての好きであって千歌音の好きとは違う
「姫子・・・私の好きって意味は早乙女さんや貴女の好きって意味とは違うの・・・私の好きってのは・・・こういうことなの」
「千歌音ちゃん・・・」
千歌音は流れるように姫子の胸元に顔を埋めた
74 :
か弱き令嬢:2006/11/29(水) 12:05:25 ID:543eS+PI
姫宮邸の深夜・・・姫宮千歌音の部屋でそれは行われていた
ベッド上にて、学園のアイドル、宮様こと千歌音に覆いかぶさっている来栖川姫子
姫子の容赦ない行為に千歌音が悲鳴を上げる
「や・・・・やだ!や・・・・・め・・・!ひ、姫子・・・・」
「やめて?そんなの千歌音ちゃんらしくないよ〜?私のこと好きだって言ってるくせに、私のファーストキス奪ったのも千歌音ちゃんでしょ?」
「え、ええ・・・・・・貴女が好きだからキスしたわ!で・・・でもこんなことしたいっていったわけじゃ!・・・ああっ!」
「でも体は正直だね、千歌音ちゃん・・・ふふ・・・」
ネグリジェを乱暴気味に剥ぎ取ると下着姿になった千歌音を見下ろす
「姫子・・・やめ!・・・・ん・・・」
千歌音の言葉を遮るように唇を強引気味に塞いだ
「んんっ!・・・・んん・・・・・」
千歌音は姫子を突き放そうとするがなぜか体に力が入らない
姫子は引き離れるどころかぐいぐいと胸や唇を押し付け密着させていく
唇をがっちり塞がれているため悲鳴すら上げられない
小さな体の姫子だが・・・姫子を突き放すことが何故か出来ない
本来、身長、体重、腕力、腕のリーチの長さなど全て千歌音が姫子より上
しかし・・・なぜか力が出ない、姫子を突き放そうとするが躊躇してしまう
75 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 02:30:25 ID:htP/Wbzs
素晴らしい。いつの間にか伸びてて驚いた
76 :
か弱き令嬢:2006/11/30(木) 09:36:11 ID:W4NAvR2k
「んん・・・・・・・」
姫子の小さな体が千歌音に密着してびくとも離れない
とても長いキスが千歌音を襲っている
さらに姫子に短い両腕、両足が千歌音の体全体に絡みつきビクとも離れることを知らない
「!?」
姫子の舌が千歌音の口内にヌルっと入り込んでくるのがわかる
それは千歌音の舌と触れ交じ合い
それから場所を変えると千歌音の口内を嘗め回しながら踊り続ける
両腕で突き放そうとするが姫子の小さな体は千歌音の胸元、唇にガッチリと密着し離れない
どうして?姫子の腕の力などたいしたことはないはずなのに・・・
唇を塞がれているため声を発することが出来ないことが辛かった
77 :
か弱き令嬢:2006/11/30(木) 16:24:52 ID:dTKAAMBm
「好きだよ、千歌音ちゃん・・・」
「っ!・・・・・・・・」
キスに飽きたのか一度唇を解放した姫子は千歌音の首筋に唇を当て優しく舐め始めた
抵抗も忘れ姫子に体を預ける格好になってしまう
思ってもいない展開だった・・・
なぜこうなったのか、いきさつ・・・はまず姫子が部屋に甘えに来たことだった
入浴を済ませた私は乙羽さんにいつも通り邸の見回りを告げ部屋で寝支度をしていた
そんな時だ、姫子が部屋に訪ねてきたのは・・・パジャマ姿の姫子が枕片手に部屋前の立っていた
私は表情を変えずに姫子に聞いた
「姫子、どうかしたの・・・・・・?」
姫子は気難しそうに顔を染め呟いた「あ・・・あのね・・・こ、今夜・・・その・・・」
私は恥ずかしそうにしている姫子に小さく息を付いた
「姫子、言いたいことがあるのなら・・・はっきりおっしゃって・・・」
「あ、あの・・・今日はなんだか寒くて、その・・・・・・千歌音ちゃん、迷惑じゃなければ一緒に・・・」
「一緒に寝たいのね・・・そうでしょ?」
姫子が顔を真っ赤に染めて呟いた、その姫子がやけに可愛らしく思え少し見惚れた
「わかったわ、姫子・・・こちらにいらっしゃい」
「う、うん・・・・・・ありがとね」
ベッドに入った姫子・・・その数分後、積極的になった姫子がそこには居た
78 :
か弱き令嬢:2006/11/30(木) 22:36:20 ID:g2T6fFBb
姫子と同じベッドで寝ている、それも姫子から誘ってきたのだ
正直嬉しかった
「姫子、寒くないかしら?」
「え・・・?う、うん・・・」
「そう、よかった」
かといってなにもするつもりはない
私は・・・こうやって姫子と楽しいひと時を過ごせれば幸せだから
「千歌音ちゃん」
姫子が千歌音の左腕に触れる
「・・・?なにかしら姫子」
「千歌音ちゃんの腕って長いね、やっぱり弓道で鍛えてるから強そう・・・」
「あら、それって女の子に言うセリフ?」
「うん、ごめん・・・」
楽しい雑談、これだけで幸せ・・・
ベッドの中から窓の外を眺めて姫子が言葉を発する
千歌音の部屋から見れる眺めは絶景だ、特に夜は綺麗で最高潮なのだ
「千歌音ちゃん・・・・・・お外・・・綺麗」
「そうね、姫子・・・」
ほんと綺麗ね、それも貴女と一緒・・・今、最高に幸せな瞬間だった
「あ、そうだ千歌音ちゃん・・・あのね、こんなこと聞くの不自然かもしれないけど・・・」
「・・・?なにかしら姫子、言いたいことがあるなら遠慮なくいうといいわ」
姫子は突然ベッドから起き上がると告げた
「千歌音ちゃん、私のこと・・・好き?」
姫子は無表情でそう呟いた
79 :
か弱き令嬢:2006/12/01(金) 00:04:22 ID:61u19LSG
「え・・・?」
「ねえ、どうなの?」
千歌音は戸惑いつつも冷静に答える
「え、ええ・・・好きよ」
「そう・・・良かった・・・ねえ、千歌音ちゃん・・・キスしたことある?」
姫子が甘えた声でそう呟く
「え・・・?ええと、それは・・・」
「ある、あるよね・・・?私と・・・でしょ?」
「!?」千歌音の表情が凍りついた
「この村に初めてオロチが攻めてきたときだよ、私にキスしたでしょ・・・?ね、千歌音ちゃん?」
「ひ、姫子・・・あ、あれは!そ、その・・・」
貴女がとても好きだから・・・とは言えない・・・
「まだ千歌音ちゃんの唇の感触まだ残ってるの・・・また味わいたいな・・・」
姫子が自分の唇に手を触れながら状態をこちらに起こした
「姫子・・・もう今日もところは寝ま!?」
姫子が突然千歌音の顎を掴み強引に口付けを交わしてきた
「んんっ!?・・・・・・んん・・・」
予想外の出来事に驚く千歌音の胸元に覆いかぶさるとそのままベッドに押し倒した
このスレにいてよかった……
81 :
か弱き令嬢:2006/12/01(金) 12:53:45 ID:NCvEGpRt
予想外の展開に千歌音の目が大きく見開いている
姫子からの突然のキス、それも千歌音の言葉を遮るように強引だ
「んんっ!・・・・・・ん・・・」
一度キスから解放した姫子
しかし行動は一瞬たりとも休むことを知らない
突然キスされ、言葉も出ないほど唖然としている千歌音を押し倒すと
姫子の行動に体が満足に動かないほど驚愕している千歌音を見透かすように行為は続く
両腕を姫子の短い両手で端と端にがっちりと押さえつけ、再び唇を塞いだ
それもただ触れるだけの軽いキスではなく、ぐいぐいと押し付ける方だ
舌を入れようかと思うくらい、いや唇を切ってしまいそうなくらい乱暴気味なキス
「んん・・・・・・・」
唇を塞がれ声を発することが出来ない
突き放すにも強引で、姫子の勢いに押されてしまう
本来なら2人の体系の差や腕の力などを考えると千歌音が圧倒的に上
非力な姫子を突き放すことなど簡単に出来そうだが
それ以上に千歌音の戸惑いようは半端ではなかった
82 :
か弱き令嬢:2006/12/01(金) 13:04:20 ID:NCvEGpRt
読んでくれてる人もいる様子ですね
こちらも投下し甲斐があるです
83 :
か弱き令嬢:2006/12/01(金) 17:13:00 ID:NCvEGpRt
千歌音の動揺を見透かすように姫子が見下ろすと告げた
「千歌音ちゃんの唇って・・・・・・柔らかい・・・」
「姫子、もうやめて頂戴」
「なら本気で抵抗しなきゃだめだよ〜」
千歌音の首筋を容赦なく嘗め回す姫子の表情は快感に溢れていた
「・・・・・・・・姫子っ!」
「あっ!」
絶えられなくなった千歌音は腕に力を入れ姫子を突き放した・・・・・!
しかし瞬時に姫子が状態を上げると千歌音の胸元に抱きつき密着する
「っ!・・・・・・・」
態勢を整えた姫子は両腕を千歌音の体に絡ませ身動きが取れなくなった千歌音を嘲笑うように
状態を上げると両手で千歌音の顎を掴んだ
「!?」
両手でがっちり顎を逃さぬように掴むと・・・絶望の表情を浮かべている千歌音の唇に自分のを再び・・・・・・・じっくりと重ねた
「ん・・・・・んんっ!!!!・・・・・・・・」
唇の位置を少し変えるなどしながら姫宮千歌音とのキスの余韻に慕った
そう・・・学園皆が憧れる宮様の唇の感触をじっくりと堪能しながら存分に味わう
もう少しまとめて投下してくれた方がこっちもありがたいんだがね
85 :
か弱き令嬢:2006/12/01(金) 23:10:55 ID:NCvEGpRt
「ん・・・・・・んん・・・」
姫子とのキスはとても甘くて美味しい蜜のような味
しかし、こうも乱暴気味だと・・・
心行くまで千歌音の唇を堪能した姫子は満足したのか顔を上げた
「千歌音ちゃん・・・千歌音ちゃんの唇、柔らかくて堪らないよ・・・ふふ」
口の端で軽く微笑みそう告げる、存分に味わった千歌音の唇の感触に姫子は酔いしれていた・・・
「姫子・・・貴女今日凄く変だわ・・・どうしたというの・・・?」
「変?そんなことないよ・・・私は普通だよ千歌音ちゃん」
千歌音の長い黒髪を掻き揚げ首筋に唇を当て、嘗め回しながらそう告げる
「や、やめて・・・!姫子、おねがいだからやめて頂戴・・・」
両手を振り回すが迫力がない、姫子を突き放そうとするが空振りしてしまう
本来クールで無口、落ち着いた雰囲気のお嬢様である姫宮千歌音
その彼女がやや冷静さを失っていた
「千歌音ちゃん私のこと好きなんでしょ?こういうこと望んでるのは千歌音ちゃんじゃないの?」
平然と言う姫子に私は愕然とした
!・・・好き、姫子のことは好きよ、大好き・・・心から・・・でも
気付いたときにはネグリジェが姫子の手によって乱暴に剥ぎ取られ下着だけの姿になっていた・・・
下着からも僅かにはみ出してるほど大きい千歌音の胸を見つめると・・・姫子は胸元に顔を埋めた
「・・・・・・好きだよ、千歌音ちゃん・・・・・」
姫子からそう囁かれるたび千歌音の体全体が熱くなった
86 :
か弱き令嬢:2006/12/02(土) 09:32:19 ID:80FFCeh+
「ああっ・・・・・・!」
姫子にいいように体を遊ばれながら千歌音は天井を向いた
ネグリジェは姫子に剥ぎ取られ下着一枚になっている
宮様こと暇宮千歌音のチャームポイントの1つでもある大きな胸
それを姫子に両手で容赦なく揉まれ叫びをあげる
「あっ!・・・・・ひ、ひめ・・・・」
はあ・・・はあ・・・はあ・・・
「好き、好きだよ・・・・・・千歌音ちゃん」
「・・・・・・・・」
私は抵抗も忘れ姫子の背中に両手を回した
そうよ、なにを嫌がる必要があるのかしら・・・私の大好きな姫子・・・ああ・・・・幸せだわ
そして私は目を疑う、姫子がパジャマを脱ぎ始めた
あの恥らいな性格の姫子が人前で自ら服を脱ぐだなんて・・・私はその光景を直視できないでいた
そして気付いたときには、「千歌音ちゃん」
下着姿の姫子がこちらを見下ろしている
胸はあまり大きくない、千歌音ほど綺麗な体ではないものの・・・千歌音にとっては絶景だった
ああ・・・姫子・・・つい私は一瞬我を忘れる
「ちか!?きゃあ!」立ち上がると姫子の両腕を掴みそのままベッドに押し倒した
両腕を押さえつけ見下ろした「はあ・・・はあ・・・姫子」
87 :
か弱き令嬢:2006/12/02(土) 09:40:35 ID:80FFCeh+
↑暇宮って・・・誤字です、千歌音ちゃんごめん
88 :
か弱き令嬢:2006/12/02(土) 09:55:56 ID:F8nskOKi
姫子を押し倒し、そのままキスしようとしていたときだった
「!?」
はっとした私は慌てて起き上がった
いまのはなにかしら!?私の欲望?願望?
「千歌音ちゃん・・・・・・」
姫子がベッドからこちらを見上げていた
「ご、ごめんなさい」
「それが千歌音ちゃんのしたいことでしょ?」
「ち、違うわ・・・姫子、今日はもう・・・ね、寝ましょう」
ベッドの中に入り静かに眠りにつこうとした千歌音だが
同じくベッドに入ってきた姫子に揺さぶられる
「千歌音ちゃん、起きて」
「姫子、もうやめて頂戴」
一度ベッドを降り、ネグリジェを掴もうとした千歌音の手を姫子が握った
そのまま押し倒される
「ひ、姫子・・・」
「千歌音ちゃん、好きだよ・・・」
これは姫子の欲望!?そう感じていたときには唇を奪われていた
「んん・・・・・・」
89 :
か弱き令嬢:2006/12/02(土) 23:21:50 ID:NgB9zpYf
「ん・・・・・・・・」
姫子からのキスに目を明けたまま呆然とする
中途半端な体勢に落ち着かなくなった姫子は一度キスから千歌音を解放する
「・・・・・・・・」
そして覆いかぶさりがっしりと千歌音の体を両腕で抱き締める
落ち着いた姫子は表情を変えることなく・・・
改めてしっかりと千歌音の唇に自分のを重ねた
「ん・・・・・・」
もはや今夜何度も重ねられた千歌音と姫子の唇同士
それは再び出会うのを楽しみにしてたかのように綺麗に何度も交じり合う
「!?」
千歌音の体全体がぴくりと反応する
口内に姫子に舌がゆっくりと進入を開始する
一方的気味なディープキス
千歌音の舌と仲良くそれは交じり合った
当然拒否などできない
90 :
か弱き令嬢:2006/12/02(土) 23:47:30 ID:NgB9zpYf
「んっ・・・」
お互い生まれて初めて体験したディープキス
千歌音は姫子の微かな吐息に酔った
「あ・・・・あ・・・・・・・!」
一度口内から舌を出した姫子は行動を止めることなく続ける
状態を下げると・・・千歌音の胸を強く揉み始めた
まるで千歌音の体に食いつくように両手で胸を何度も揉み続ける
「あ・・・・あ・・・・あ・・ん・・・・!」
絶えられなくなった千歌音がお嬢様としてではなく1人の女の子としての叫びを上げる
口が留守になっていたのに気付いた姫子は胸を揉んだまま千歌音の首筋に唇を押し当てる
姫子に体を預けながら千歌音は部屋の天井を見上げた
親友の来栖川姫子に抱かれている姫宮千歌音・・・
もうそこにいまいるのは姫宮家の令嬢でもなく学園のアイドル、宮様でもない・・・
1人の16歳の少女がいまそこにはいた
ああ・・・姫子・・・私は・・・
千歌音は無意識に姫子の背中に両手を廻す・・・
そして状態を上げると体勢を変えるように姫子をベッドに押し倒し立場を逆転する
そのまま休むことなく姫子にキスした
91 :
か弱き令嬢:2006/12/04(月) 12:57:49 ID:C2dmNDll
千歌音は着る途中だったネグリジェを脱ぎ捨て下着状態になる
そして無言でベッドの上で姫子に抱きつき首を嘗め回す
千歌音は姫子の胸元に顔を埋めるとブラを外し乳首を見つめ・・・
一瞬躊躇し・・・乳首に唇を触れ・・・・・・・自然と舐め始めた
「ああ・・・・・・い・・・・い・・・・・・・・よ」
姫子が悲鳴を上げるが気にせず続ける
ちゅるちゅるちゅるるん・・・・・と
乳首が千歌音の唾液でべとべとになるまで嘗め回した
姫子の胸元が汚れたのに達成感を覚える
しかしそれに満足することなく両手で揉みまわしながら顔を上げる
「ああ・・・・っ!・・・・あ・・・・あん」
姫子の瞳から1つの涙が零れ落ちている
それは快感の涙か・・・それとも自分が親友に抱かれていることに対する悲しみの涙か・・・
それを読み取ることはできないが・・・
私はそれに戸惑うことなく顔を近づけると姫子の唇に自分のを押し付け迷うことなく瞬時に舌を入れた
92 :
か弱き令嬢:2006/12/04(月) 13:19:05 ID:C2dmNDll
「んんっ!・・・・・」
姫子の口内でそれは思う存分踊り続ける
さらに喉に届かんというばかりに舌を奥までいれる・・・
当然姫子の胸を両手で揉んだ状態は変えることなくだ
つまり姫子の体全体を思う存分この瞬間堪能しているのだ・・・・!!
はっきり幸せの絶頂に居た
一度舌を出すと小さく息を付き、それは場所を変える・・・
「好き、好きよ・・・・・・・・・姫子」
私は無意識の内にそう呟いていた
「はあ・・・・はあ・・・・・姫子」
そして私の顔は下半身にまで移動し姫子の最後の下着・・・・それに手を延ばした
一瞬の躊躇もなく剥ぎ取る
(こ・・・・・・これが姫子・・・・・の・・・・・・)
ごくっと唾を飲み大きく息をする
気付いたときには姫子は目が死んでおり完全な放心状態となっていた
私は鼻で小さく笑う
「先程までの元気は何処に行ったのかしらね・・・攻められると弱いのね姫子は・・・」
そして・・・・・姫子のそれを優しく私は舐め始めた
93 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 18:41:50 ID:ztWK6e7H
なんて良スレ…
職人さん達GJ!!!!
そして保守
うし、開始百レスを待たずして神スレ確定
自演乙
投下があるのはすごく嬉しいんだが、せめてヒトネタずつくらいでまとめて
投下してくれたらなーと思う。
読みづらいし、どこで感想つけて良いか分からない
でもGJです
97 :
か弱き令嬢:2006/12/05(火) 10:52:37 ID:X7c+8JZM
「はあ・・・・・すう・・・・・あう・・・・ちゅるるる・・・!」
(な・・・・!こ・・・・この味は・・・・!!)
それの欲望に・・・・・いえ願望に・・・・・・
いや違う、誘惑に勝てずに・・・・・・私は何度も嘗め回す
「はあ・・・・・はあ・・・・・・・・・・・・姫子」
来栖川姫子からしてみれば生まれて初めて体を許した相手もファーストキスの相手も姫宮千歌音・・・
優越感に少し浸った、そう・・・まるで姫子を自分のものに出来たような気がして
いえ、まるでじゃないわ・・・私のものになったのよ姫子は・・・・・!!
姫子のアソコを舐めるたびに快感を覚えた
「好き・・・・・好きよ姫子」
無意識のうちに口から零れる愛の言葉が姫子の体全体を熱くした
しかし心には響いて届くものの表向きには感じることはない
放心状態の姫子を見上げた千歌音はつい姫子の唇が欲しくなった
(柔らかい上に甘い貴女の唇・・・キスすると薔薇のように甘い吐息をくれる貴女の唇が・・・欲しいの)
状態を上げた千歌音は姫子の唇に顔を近づけ・・・一瞬の迷いもなく食いつくように自分の唇を重ねた
舌を入れるつもりはない・・・普通のキスを味わいたい、その一心でキスをした
98 :
か弱き令嬢:2006/12/05(火) 11:32:20 ID:X7c+8JZM
「んん・・・」
姫子が目を明けこちらを見上げている
抵抗したり嫌がる素振りはない
でも背中に手を廻したりすることもなく唇を自分から押し付けてくることもない
されるがままが楽だということか・・・
それともただ呆然としているだけか・・・?
私は少し微笑んだ
(ふふ・・・どうしたのかしらね)
私は姫子の表情を確認すると再び小さく笑みを浮かべ・・・静かに瞳を閉じると・・・唇を動かす
それにしてもなんという甘さ・・・これが姫子の唇・・・
千歌音が欲しくなるのも無理はない
(ああ・・・・甘いわ・・・・とても甘くて美味しいわよ・・・・・姫子)
両手でがっちり姫子の体全体を固めて身動き取れなくするとじっくりとキスをした
長いキス・・・それも姫子を押し倒した状態での強引気味の過激さだ・・・
でも口内の舌をいれたりはせず普通のキスを千歌音は放心状態の姫子と交わしていた
99 :
か弱き令嬢:2006/12/05(火) 13:39:55 ID:X7c+8JZM
「んんっ・・・・・・!」
(はあ・・・はあ・・・・・・・)
キスから一度解放したとき・・・
「千歌音ちゃん・・・・・・」
姫子の声がふっと耳に飛んできた
来栖川姫子が私を死んだ目で見上げていた
「あ・・・・・姫子?」
罵倒される・・・・・非難される・・・・・!!
私は覚悟した・・・・・・・!!
(どうしよう・・・・・・女同士で気持ち悪いって言われたらどうしよう・・・!)
私は一度目を閉じて覚悟し姫子の次の言葉を待った・・・・・!
「千歌音ちゃんどうしたの・・・・・?続きしよ・・・・ね?」
(え・・・・・?)
微笑みながらそう告げる姫子・・・
私は耳を疑った
「あ・・・・・・・いいの姫子・・・・?」
「今夜誘ったのは私からだもん、千歌音ちゃんからそこまで好かれるなんて私幸せだよ」
姫子・・・・・私は次の言葉を待つことなく抱き締めた・・・・!!
100get
101 :
か弱き令嬢:2006/12/06(水) 12:08:43 ID:PdK0rOh1
「ふふ・・・好かれるだなんて・・・想われるの間違いじゃないかしら・・・」
微笑みながら私はそう告げた
笑みを消すと静かに姫子に問う
「姫子、いいのかしら?私・・・女よ・・・」
姫子が表情を変えずに静かに肯く
「ほんとにいいの?女の子同士なのに・・・」
「千歌音ちゃんが言ったんでしょ、私のこと好きだって」
(そうね、それはそうだけれど・・・)
姫子は自分がいま全裸状態であることに気付くと千歌音に抱きついた
「ひ、姫子!?」
「私・・・千歌音ちゃんが好き、ほんとに心から好き・・・」
「姫子ありが!?・・・・んん・・・」
千歌音の言葉を遮るように姫子からのキスが襲い掛かる
姫子からの突然のキスに一瞬驚き目を大きく明けた千歌音だが
落ち着き・・・静かに目を閉じる・・・
そのまま二人は抱き締め合いベッドの中に転がって行く
102 :
か弱き令嬢:2006/12/06(水) 12:21:39 ID:PdK0rOh1
ベッド上で姫子に覆いかぶさりながら熱いキスを交わす
もうこれは無理矢理気味ではない、お互いの意思が通った上での行為だ
遠慮することはない
そう、なにも・・・・・遠慮することなどないのだ!!!
「あ・・・・・・・・!」
両胸を揉まれ姫子が悲鳴を上げる
「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」
そして顔を移動し・・・アソコまで到着する
遠慮なく嘗め回し堪能する・・・・・・・
「ああっ!・・・」
姫子が叫びを上げるが行為を続けようとしていたところ・・・
私はふと顔を上げた
「姫子・・・下着着けて?」
「え・・・・・?」
千歌音が小さく息をつくと黒い長髪を掻き揚げながら告げた
「そうね・・・全裸も少し飽きたわ、下着つけたほうがムードあるわよ・・・それに私達まだ高校生だもの・・・」
103 :
か弱き令嬢:2006/12/06(水) 23:42:24 ID:PdK0rOh1
無言でお互いの下着を着け始める
ブラを着け終えた千歌音が先に口を開いた
「姫子・・・・・・寒くない?もし冷えるのなら・・・私の服をお貸しするわ」
もう結構長い時間姫子は全裸でいたのだ、体を気遣った
「ううん、私寒くなんかないよ・・・ありがとう」
姫子が微笑みそう告げた
「そう、ならいいのだけれど」
(姫子・・・私は貴女がいつも心配なのよ・・・)
パジャマとネグリジェをお互い着終えるとベッド上で再び抱き合った
「好き、好きよ・・・・・・姫子」
「私もだよ・・・私も・・・千歌音ちゃんが好き・・・・!!」
お互い愛の言葉を囁きながらお互いの首筋を舐め合う
104 :
か弱き令嬢:2006/12/07(木) 00:08:07 ID:PdK0rOh1
もはや言うことはないだろう、これは親友同士の馴れ合いではない
もう恋人同士のごく普通の行為なのだから
恋人同士はキスをするのは当たり前
いまの二人に女同士などという言葉はもはや通用しない
お互い相手のことが好きなのだから当然だろう
姫子がなぜ千歌音を今夜あそこまで誘惑して襲ったのか
その目的は千歌音の気持ちを確かめたかい一心での行動だったのだ
あのファーストキスがなんだったのか、姫子はそれだけが気がかりだったのだろう
姫子をベッドに押し倒した千歌音の長いキスが始まった
今度は違和感はない、お互い服も着ている
(これは夢かしら・・・姫子と同意の上でキスしている)
あのファーストキスとは意味合いが全然違う
「ん・・・・・」
105 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 02:19:07 ID:w+GeYhOc
いやあ・・・がんばってるなぁ
読み甲斐があるゆ
106 :
か弱き令嬢:2006/12/07(木) 22:52:36 ID:XbaPgM9y
怖かった、私・・・ずっと恐れていた、姫子に嫌われたくなくて・・・
姫子に好きだって言う勇気がなくて・・・
私は姫子が思ってくれるような女じゃない、臆病で・・・
私も姫子と同じ女の子だから、一生叶うことのない、儚い想いなんだってずっとそう思ってた
姫子の好きと私の好きは違う、姫子の好きは友達としての好き
でも私の好きは女として貴女が・・・だからそれが苦しかった・・・
でも姫子のいまの好きは私と同じ好き・・・もう苦しむ必要はないわ・・・
「ん・・・」
随分長いキス、感じる・・・姫子の唇の感触の余韻に酔いしれる
長い・・・でも舌を入れるディープではない・・・ごく普通のキス・・・
蜜のような甘い吐息をくれる姫子の唇・・・私はいまそれを味わっている
幸せの絶頂にいた・・・・・・!!!
「!?」
背中に手の感触がある・・・
姫子は無意識のうち千歌音の背中に手を廻していた
そのまま一度唇を解放すると姫子の首筋に軽く唇を寄せ・・・
姫子のパジャマの中に右手を進入させるとそのまま胸元まで移動させた
107 :
か弱き令嬢:2006/12/08(金) 09:09:38 ID:MxBj9ZMv
抱き合い、勢いそのままに姫子のパジャマの中に手を入れた千歌音
下着そのままに軽く・・・いや、優しく揉み始めた
「や!?ち、千歌音ちゃん・・・」
キスは喜んで受け入れた姫子も、突然胸を揉まれ驚きの声を上げる
胸元に手を入れ千歌音の手を胸から引き離そうとする・・・
しかし千歌音のスラリと伸びた細長い指はびくりとも動かない
幼少の頃からピアノで鍛えてきた千歌音の指は細長くスラリと伸びており堅い、その上千歌音は力が強い
非力な姫子の力ではどうにもならなかった
姫子の軽い抵抗や悲鳴にもやめることはなく・・・いや千歌音の行動はますますエスカレートしていた
むにゅむにゅと・・・強く手の平全体で姫子の胸を揉み始めた
「はあ・・・はあ・・・好きよ・・・・・・姫子」
興奮がおさまらない千歌音は何度も無意識の内に姫子に対して愛の言葉を囁きかける
「あ・・・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・あ・・・ん」
胸を強く揉まれ姫子は甘い声を上げる
108 :
か弱き令嬢:2006/12/08(金) 10:23:36 ID:MxBj9ZMv
「はあ・・・・・・好き・・・好き・・・好きよ・・・・姫子」
姫子は千歌音のいい意味での本性を見た気がした
こんなにまでも千歌音は自分のことを想ってくれているのだ・・・
あの学園のアイドルの宮様がだ・・・・・・・!!
容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群という文句のつけようのない学園皆の憧れの対象・・・
だが姫子に対しては本性を曝け出している
「や・・・・・っ!・・・・・い・・・・・いく・・・・!ふぁ!?・・・あ・・・あん」
何度も胸を強く揉まれ姫子は興奮がおさまらなかった
千歌音の長い指が姫子の胸に容赦なく絡みつく
姫子自身も今夜は信じられない自分の行動に絶句していた
恋愛にはまったく鈍感な来栖川姫子・・・その自分が千歌音の真意を確かめるためとはいえ・・・
(お芝居のつもりだったけど・・・私から千歌音ちゃんにキスしちゃった)
そう・・・今夜姫子は千歌音を誘惑し強引に唇を奪った・・・
いくら千歌音の唇が柔らかくて美味しいからって・・・自分でもびっくりした・・・
でもいまは立場は逆・・・千歌音の抱かれている・・・
「あ・・・・・ああ・・・・・ち・・・ちか・・・」
千歌音から強く胸を揉まれ快感を覚えはじめた
109 :
か弱き令嬢:2006/12/08(金) 10:24:41 ID:MxBj9ZMv
↑のじゃなくて・・・にだな
くそ・・・書き込んで誤字に気付いた
110 :
か弱き令嬢:2006/12/09(土) 16:47:33 ID:iIUkg1Y7
強く揉んでいた手を千歌音は少し緩むと・・・優しく揉み始めた
「!?ん・・・・ああ・・・・・・・き・・・い・・・・い・・・よ」
気持ちいいと言うつもりだったが声にならない
興奮がおさまらないのだ
数分前、全裸で抱き合っていたのが嘘のように緊張する
体全体が固まり動けなくなる
なによりあの宮様にベッド上で覆いかぶさられ正面から胸元に手を入れられ胸を揉まれているのだ
されに首筋を嘗め回されている、千歌音の顔が間近で・・・興奮がおさまらない
千歌音の顔をまともに見ることが出来ないでいた
普段は取り巻きに囲まれ遠くから見ることしかできない千歌音に・・・
いま皆の憧れの的を独り占めにしている・・・いやされているの間違いなのかもしれないが・・・
千歌音の細長い指が姫子の胸に絡みつき何度も悲鳴を上げる
「ああ・・・・・・」
これは・・・夢じゃないよね・・・千歌音ちゃんと私が・・・
ふと千歌音が胸から手を離し首筋から顔を上げると姫子の髪に手をやる
「姫子・・・」
横を向いて直視できないでいる姫子の顎を優しく両手で掴むとこちらを向かせる
「んっ・・・」そして・・・ふいに塞がれた唇・・・
千歌音の甘くて柔らかい唇と優しい薔薇のような甘い吐息が姫子の体全体に広がった
(ああ・・・・・・・・!!こ、こんなにキスって感動するものなのかな・・・?)
まるで姫子は初めてキスしたような感覚に陥った
111get
112 :
か弱き令嬢:2006/12/11(月) 10:05:07 ID:vtemetYo
「んっ・・・・・・・ふ〜ん・・・んん・・・・」
千歌音の舌が姫子の口内を犯しまわした
「はあ・・・・はあ・・・・・」
姫子から唇を解放した千歌音は何度も息をつく
「ち・・・千歌音ちゃん・・・私も千歌音ちゃんの好きと同じ好きだよ」
「そう・・・」
全くの無表情で千歌音は姫子を見下ろしていた
姫子のパジャマは千歌音の激しい行為によって半脱ぎ状態となっていた
そしてくっきりと・・・パジャマの胸元から下着が覗いている・・・
千歌音は鼻息が荒くなり食い入るように姫子の下着を見つめた
「!?」
千歌音の視線に気付いた姫子は慌ててパジャマを直した
瞬時に千歌音が問いかけてくる
「姫子・・・私のこと好き?」
「え?あ・・・うん」
「そう・・・よかったわ」
千歌音はまるで天使のような微笑みを姫子に浮かべる
千歌音の青い目は輝くように綺麗だ・・・と姫子が見つめていたのも一瞬
「なら・・・こういうことも許されるわけよね・・・・・!!!」
その言葉と同時だった
バリリ・・・・・・バリ!!!
千歌音によって姫子のパジャマがばりばりと破り取れ剥ぎ取られてしまった
ぼろぼろに引きちぎったパジャマをベッドの下に放り捨てると千歌音は下着姿が露になった姫子の胸元に顔を埋めた
「はあ・・・・・・はあ・・・・・・・姫子」
「千歌音ちゃ!?」
絶望感に浸っていた姫子は千歌音の瞳から涙が転び落ちるのに戸惑い驚愕した
目に涙を浮かべながら千歌音は呟いた
「姫子・・・・最低でしょ・・・・私こういう最低な女なの・・・」
113 :
か弱き令嬢:2006/12/11(月) 10:17:15 ID:vtemetYo
「千歌音ちゃん・・・」
「こういうふうに、力尽くで姫子をものにしようする最低な女なのよ」
千歌音の目からくっきりと涙が零れていた
その時姫子ははっとした・・・
(私のせいで・・・千歌音ちゃんが苦しんでる、私が言葉だけではっきりしないから)
「千歌音ちゃん」
涙が枯れて呆然としていた千歌音に声をかけた
そして起き上がると千歌音にキスをした
「!?・・・・んん・・・」
戸惑う千歌音に自然と口を開いた
「千歌音ちゃん・・・私のこと・・・抱いて」
「姫子!?」
私は耳を疑った・・・姫子?
「さっきも言った通り、私も心から千歌音ちゃんが好き」
震えている千歌音ちゃんの右手を自分の胸に当てる
「ほら・・・どきどきしてるでしょ?」
「姫子・・・」
「だから・・・いいよ?」
目を疑っている千歌音ちゃんを私ははっきりと見つめた
114 :
か弱き令嬢:2006/12/11(月) 10:28:33 ID:vtemetYo
「そうね・・・と思ったけれど・・・今日はやめておくわ」
「千歌音ちゃん?」
私の上体を起こした千歌音ちゃんが微笑みかけてくる
「私はキスだけで充分よ、もうこんなことはやめましょう」
「え?」
「ごめんなさいね姫子・・・私、貴女が好きだからって欲望に負けてあんなこと・・・」
「ううん、いいの・・・最初に千歌音ちゃんを誘ったのは私だから・・・それに千歌音ちゃんの気持ちを確かめるためとはいえあんなこと・・・ごめんね千歌音ちゃん」
ベッドに腰掛け目を落としながら謝る姫子の髪に千歌音は優しく手で撫でた
「謝るのは私のほうだわ・・・乱暴なことして・・・ごめんなさいね」
引きちぎられたパジャマを見て言う
「ううん・・・いいの」
「なら・・・キスしてもいいかしら?」
そういってこちらを向いた千歌音ちゃんは綺麗だった・・・ほんとに・・・
いつも綺麗だけどいまの千歌音ちゃんはほんとに輝いている
千歌音ちゃんの顔が近づいてくる・・・
私は・・・千歌音ちゃんが好き・・・千歌音ちゃんの唇が欲しい・・・
2人は無言で唇を交わした・・・
115 :
か弱き令嬢:2006/12/11(月) 12:47:01 ID:vtemetYo
「姫子・・・姫子・・・?おきて頂戴、朝よ・・・」
「あ・・・」
部屋の窓際から日差しが飛び出している
(あれ・・・じゃあ・・・昨日あのまま私・・・千歌音ちゃんと・・・)
朝の挨拶を交わす
「千歌音ちゃん、よく状況よめないけど・・・あのあとどうなったの?」
「さあ・・・どうかしらね」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら千歌音ちゃんがこちらを見下ろしている
最後にキスしたあと記憶がない・・・そのまま寝たのかな?
それとも・・・千歌音に抱かれたのかな・・・?
どちらにしてもいまは姫宮千歌音が好きだということだけは確か
姫子は自分の気持ちに嘘をつきたくなかった、それに昨日は親友の千歌音の体を捧げたのだ・・・
ああ・・・千歌音ちゃん
「着替えてくるわ、姫子も来て・・・」
あ・・・制服に着替えないと・・・でもその前に・・・乙羽さんを呼びに行こうと部屋を出ようとした千歌音の駆け寄り声をかけた
「千歌音ちゃん待って」
「!?・・・なにかしら」
「千歌音ちゃん好き・・・」
振り向いた千歌音の唇に姫子の唇が重なった
「んん・・・ちょっ!や、やめて姫子・・・まだ朝よ・・・」
姫子を慌てて突き放す
「え?だって・・・私、千歌音ちゃんのことが好きなんだもん・・・キスしよう?」
「ひ、姫子・・・」
戸惑う千歌音に今度は強引にキスした、その時・・・ドアが開く
「お嬢様おはようございま・・・・・・!?」
入ってきた如月乙羽は目の前の光景に絶句した「も、申し訳ありません!し、失礼致します!!」
「ああ・・・嘘・・・嘘だわ、そうよ夢よ夢・・・お嬢様と小娘が・・・」
お経を唱えるように声を吐き出しながら去っていく乙羽を見て姫子と千歌音は見合わせ絶句したあと・・・お互い噴き出した
END
次こそ黒姫子投下しようかな
>>116 神 再 誕 か!?
黒姫子やってくれ、いえ、どうか書いては頂けないでしょうか!!!
>>116 最後は二人とも幸せそうでよかった
乙羽さんはちと可哀相だがw
何気に結構な長編、お疲れ様でした!
「あ・・・・・・や、やめて・・・くだ・・・」
「なら・・・・・・どうする気なのかな?乙羽さん」
それは姫宮邸内でのある一室にて行われていた
ベッド上で背後から来栖川姫子に腰やお尻など容赦なく触られている如月乙羽が居た
姫子の行為によってネグリジェはぼろぼろに乱れている
一方の姫子は下着状態、パジャマは脱ぎ捨てている
「乙羽さんも・・・いい体してるんだから・・・」
部屋でぐっすりと眠りについていた乙羽は部屋に入ってきた姫子によって・・・突然襲われた
パジャマを脱ぎ捨てた姫子はベッドで眠っていた乙羽に駆け寄るとシーツを剥ぎ取り抱きついた
慌てて目を覚ました乙羽に有無を言わず強引に唇を奪った
その後・・・こうなったのだ
「く、来栖川様・・・・・」
乙羽は体をいいように遊ばれながらも必死に声を吐き出した
「ん?なんですか?」
「どうしてこのような・・・こと・・・・を・・・・・・・・・ああっ!!!」
乙羽のネグリジェを完全に剥ぎ取ると胸元に顔を埋めた
「どうしてって・・・・・・乙羽さんいい体してるんだもん・・・だれだって抱きたいと思うよ・・・・!」
いやこの場合抱くというより犯すというほうが表現としては正しいかもしれないが・・・
「こ・・・・・この・・・・・居候の・・・・分際で・・・・!?」
乙羽の言葉を遮るようにディープキスが襲った
「んんっ!?・・・・・・・んん・・・・・ん〜・・・・」
唇を解放した姫子が冷たく見下ろすと告げた
「乙羽さん・・・・・・あまりそういう態度取らないほうがいいと思うんだけどな〜」
「く・・・・・・ど、どういう意味でしょう・・・・・」
後日また投下します、まだ結構詰まってる所もあるので・・・では!
>>116 内容云々以前にまとめて投下されてないから
めんどくさくていまだに読んでない
自分とこのブログにでも書いた方が向いてるよ
確かにまとまってはいないが・・・それがどーでもよくなるくらい、
貴方の存在は有り難い 投下に期待
せめて1レスずつぶつ切りで投下するのをなんとか・・・
もうちょっとまとめてから投下してくれたら助かるんだが、贅沢というものだろうか
125 :
116:2006/12/13(水) 07:58:09 ID:k7eMVfUw
皆さん感想どうも・・・
>>117 どうも、期待は・・・微妙だけど
>>118 とても神といえるレベルでは・・・でも愛読してくれてありがとう
>>119 はい、投下しますね
>>122 読む読まないそれぞれ自由、読まないのなら読んでいただかなくてもべつに構わない
>>123 ありがとう、期待してくれてどうも・・・
>>124 最低努力はします、まあ1レスづつは直していきたいと思う
126 :
116:2006/12/13(水) 08:40:48 ID:k7eMVfUw
>>119 まあ今回は千歌音ちゃんと姫子優遇ってことで^^;
乙羽さんは当て馬になったが・・・
>>124 贅沢だなんてとんでもない
これからは出来るだけまとめて投下します、まあその分投下自体は遅くなるが・・・
不満があったかと思うがよく115まで愛読してくれて嬉しいです
どうもありがとう
「どういうって・・・なんかあれば千歌音ちゃんに言っちゃうんだから」
「!?」
「うん、貴女が反抗的な態度取ると・・・私叫んじゃう、そして駆けつけてきた千歌音ちゃんに言うの」
「な、なにを・・・?」
恐る恐る乙羽は聞いた
「乙羽さんに無理矢理犯されたってね・・・」
乙羽の顔が一瞬にして凍りつく
「千歌音ちゃん、私の言うことならなんでも信じてくれるよ」
普通に考えて姫宮千歌音が来栖川姫子を疑うなんてありえないだろう
姫子を溺愛しているのだから
「く、来栖川様!・・・どうかお嬢様にだけは・・・!」
乙羽の明らかな動揺に微笑む
「だからそれは乙羽さんの態度次第だって〜わかったなら抵抗なんかしちゃだめですよ?」
と言いながら乙羽の胸に手をやる・・・と乙羽が震え上がった
「ひぃっ!・・・・・・・・」
「大きな声出したら千歌音ちゃんが起きちゃうよ?」
はっとした乙羽は・・・絶望したのち・・・観念したのかゆっくりと瞳を閉じた
「ん♪それでいいの・・・」
大人しくなった乙羽を見下ろすとネグりジェを脱がし始めた
乙羽の肌が下着が露になる
「うん・・・乙羽さんも凄いな・・・ほんと私自身なくしちゃうよ」
といいながらも口元は微笑みベッド上に押し倒し覆いかぶさると乙羽の体全体を嘗め回した
「く・・・・・あ・・・・・・・ああ・・・」
「ん?なに言ってるかわかんないな・・・ええい!これも取っちゃえ!!!」
乙羽が着けていた下着・・・姫子は相手の背中に両手を回しブラのホックを外す
その後状態を戻し・・・姫子はごくりと唾を飲み込んだ
「はあ・・・・・・・・はあ・・・・・・・・・す、凄い・・・・・・」
乙羽の大きな巨乳に興奮した、普段はメイド服に身を包んでいるのでそこまで目立たないが・・・
何度も触り見回す・・・乙羽は赤面し固まった、抵抗は許されないのだ
お風呂場で千歌音の大きな胸に慣れているものの・・・相手が違うとやはり感覚も違う・・・
姫子は何度も息をつく
欲しくなる・・・乙羽の乳首が・・・ああ・・・・・・・
ああ・・・・・・・!!絶えられなくなった姫子は食いつくように・・・いやかぶりつくように乳首を吸った
「ああ・・・・・・・・!イ・・・・・・・いく・・・・・・」
「ん・・・・・・・・・・・・・んんっ!・・・・」
(お・・・・・美味しい・・・とても・・・・)
何度も吸う、そして舐める・・・・・・
「いっ・・・・!いやぁ・・・・・・・・・・・!!」
姫子に舐められるたび小さな声でうめき続ける乙羽がそこにはいた
乙羽の胸が自分の唾液でべとべとになり少し濡れたが気にしない
「やっ!?」
その時、姫子は感じた・・・自分のあれが・・・濡れているのを・・・
(ああ・・・・なんで私ってこんな簡単に感じるのかな・・・下着の替えあったっけ・・・)
少し気持ち悪くなったが・・・自然とそれが気持ちよくなり・・・ついには快感にまで達した
ああ・・・・・・・・・濡れたい・・・・・・・・
何度か乙羽の胸も揉むと言葉を自然と発した
「乙羽さん・・・・・・・・・・いただくね・・・・・・・・」
といったとたん乙羽の下半身まで移動しそれを最後の下着を・・・・・・・・・剥ぎ取った
「っ!はあ・・・・・・・・・はあ・・・・・・」
ん・・・?乙羽さんの・・・・・・・アソコから尿が・・・漏れてる・・・・?
まさかこのメイド女が感じたというのだろうか?
姫子は自分の目を疑い・・・
迷うことなくそれを舐め・・・一瞬の躊躇のあと・・・・・・飲み干した
ごくん・・・・・・・・・・・・!!
こ・・・・・この味は・・・・!?
とりあえず名前欄にトリップつけてはいただけませんか?
「・」大杉
投下はもうやめます、駄作作ったりしてすみません
これで失礼します、いままでありがとうございました
まてぇ!!!メイド話はイマイチではあったが、前作は好きだぞ!?
作家は貴重なんだよ… 行くな〜………(涙
>>132 __ ____________
「,'´,、 ,、ヽ /
く| | l从メルl |〉 .|
| N*゚ ヮ゚ノイ ∠ 待って!
|(「`i_陽)´|) |
| し/永トJ| \
,从く/j|l_〉リ!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
典型的な誘い受けに乗ってやるとはやさしいなあ
>>133-134 もうやめるっていうならやめれば?とフツーに思うが(但し宣言は(゚听)イラネ)
やるもやらないも本人の自由だからね
少し残念ではあるけど
最近結構苦情レスがあったからな
どちらにしろ
>>131のレスはまずいだろ
>>132 お疲れ様でした
一時期かなり廃れていたのを盛り上げてくれていたので、ちょっと残念
形式云々は個人の自由だから、気にしないほうがいいですよ
細切れに投下してくれるのは、スレが毎日動いていて嬉しかったのですが…
まとめて読み流して展開を掴みたい人や、他の投下希望者には
少し迷惑なのかもしれないですね
またよかったら何か書いてください
おいおい職人がいねえじゃねえかよ、SS投下してくれないと寂しいんだが
やっぱり叩きが嫌になったんだろか?
職人の投下の仕方や作品に意見をいうのは構わないが言い過ぎるとこういうことがおきるってことだな
貴重な作者だったのに
言い過ぎって程言われてるわけでもない。
細切れ投下はどこのスレでもあまり好まれないし、普通の注意だったと思うんだけどな。
まあな、注意というよりは意見か、職人もそれくらいは気にしないだろ
その投下の仕方を直せばいいだけだし
決め手は
>>131のレスじゃねえの?憶測かもしれんが俺はそう思う
まてまて決め付けはいかんだろ
>>131だって一応読者としての意見だろうからな
ただ叩きや注意が嫌になったから投下を止めるってのは少し職人さんとして無責任だな
どちらにしろ残念だが
…総合3、誰か持ってませんか!? うっかり消しちまった(泣
>>144 でも
>>131とか注意でやめた可能性大だろ
でなけりゃ突然投下やめますなんて普通言うか?
読むのが楽しみだった人達にとっては投下やめさせる環境を作った奴を叩きたいのは必然だろ
注意っても言い方に問題ありなんじゃない?
意見言うにももっとソフトに言えないものかって事。
楽しみにしている人達も居るのだし、職人さんは気にせずに投下したらいいと思うよ。
正直途中で止めるのはどうかなと思うけれど。
いまの荒れ具合で投下するのはかなり勇気が必要だろうな
もうなんか全部投下してた奴の自演にしか見えなくなってきた俺でした
単発IDばっかの極端に投下擁護の意見とかどうでもいい
ここは議論スレじゃなく神無月の巫女エロ総合スレだろ
そうだお前ら、エロくも無いのに偉そうにするな
だまってショタソウマにハァハァしてる俺を見習え
>>149 そうそう、エロ妄想の神無月作品を投下するのがこのスレの目的だろ
いない奴に対しての議論だなんてスレ違いもいいとこだな
ハアハアできるキャラは千歌音ちゃん、姫子、マコちゃん、乙羽さん、コロナ、レーコだろ
ツバサ兄さん忘れんな
たまにでいいからネココのことも思い出してあげて下さい
いじわる三人組のことも1年に一度でいいから思い出してあげてください
毎日姫千歌を思い出している俺が来ましたよノシ
さてそれでは姫子と千歌音ちゃんについて語ろうか。クリスマスだしな!
みんなはどんなシチュに萌える?
>>158 プレゼントは当然リボンを「着」きの・・・
イブの日、ソウマとマコちゃんの誘いを断る姫子
「今日は千歌音ちゃんと過ごしたいの・・・ごめんね」で2人をKO
姫宮邸
宮様のお部屋で使用人が作ったケーキを食べながら雑談する2人
ケーキを食べた2人、姫子は千歌音ちゃんにプレゼントを手渡す
しかしお金がない姫子が選んだプレゼントは・・・
「千歌音ちゃん・・・プレゼントは・・・・・・わ・た・し・♪」(頬を染めながら恥ずかしそうに呟く姫子)
「・・・・・・!!」
頬を染めながら呟く姫子があまりにも可愛くつい見とれる千歌音ちゃん
そして欲望に耐えられなくなった千歌音ちゃんは突然姫子にキス、そしてそのまま押し倒し・・・2人は・・・
そしてドア越しに・・・涙を流していた乙羽さんが居た
こんな感じか?俺の妄想はこんなもんだ、今日は無理だが明日気分があればクリスマスについて投下するかも
コン、コンッ。
姫子とのクリスマスイヴのため、物凄い勢いで仕事を終わらせて帰ってきた後。
部屋でくつろいでいた私の耳に、遠慮がちなノックの音が聞こえてきた。
「どうしたの、姫子?」
「…………」
呼びかけるけど、返事がない。
いつもの姫子なら、ノックの後すぐに入ってくるのに。
「遠慮しないで入ってきていいのよ?」
気になって、ドアの方に歩いていく。
すると、足音を聞きつけたのか、向こう側から慌てるような気配と、小さな「だめっ」
という声が伝わってきた。
思わずドアノブに伸ばした手を止める私に、姫子は囁くような声で聞いてきた。
「あの、千歌音ちゃん……」
「なあに?」
「今日、クリスマスだから、プレゼント選んでみたんだけど……千歌音ちゃんが気に
入ってくれるか、凄く不安で……」
「姫子からのプレゼントなら、どんなものでも嬉しいわよ」
「ありがとう。でも、嫌だったらごめんね、そしたらすぐに謝るから、だから……あっ」
緊張とか不安とかでがちがちになった言葉に耐え切れず、私はドアを開け……
「姫……!?」
「その、ちかねちゃ……め、メリークリスマスっ!」
そこには、赤いリボンでデコレーションされた姫子が、真っ赤になって固まっていた。
「千歌音ちゃんごめんね、、私そんなにお金もないから千歌音ちゃんに似合うような
いいプレゼントが買えなくて、それで、だから、その……」
「……」
しどろもどろになりながらひたすら言葉を紡ぐ姫子。
とんでもない『プレゼント』を手渡された私もびっくりして、多分姫子と同じくらい顔を
真っ赤にしてると思う。でも、当の姫子はとてもそんなことに気付いている余裕は
なさそうだ。
「でも私、千歌音ちゃんみたいに美人じゃないから、その、む、胸も小さいし、だから
千歌音ちゃんに見られるのが恥ずかしくて、本当に『プレゼント』になるか不安で、
緊張して、こんな私じゃ似合わないかなとか、自信なくて、だから……」
「そんなこと……」
恥ずかしさで小さく震えている、薄桃色に染まった細やかな素肌。私の視線を遮る
ように、形の良い胸を覆う両手。そして、不安げにこちらを伺う綺麗な瞳。
『千歌音ちゃんみたいに美人じゃない』なんて、そんなの大嘘。
見ているだけで、まるでお日様に当てられたように全身が熱く、狂おしくなっていく。
「千歌音ちゃん、そんなに見ないで、恥ずかしいよぉ……」
眼を閉じて、逃げるようにそっぽを向く。
私は誘われるように近寄ると、恥じらう『プレゼント』を後ろからそっと抱きしめた。
(続く?)
>>159 こうですか?わかりません!つーか
>>160氏とかぶった!すまん!
GJ
ありがとうクリスマス!!
最高のサンタさんだよ、あんたら……!
「千歌音ちゃんはどうするの?」
薔薇の園での出来事、いつものように昼食を取っていた2人だが
姫子が今日のイベントについて語ったのだ、今日は12月24日だからだろう
「どうって・・・?」
「ほら、今夜はイブだよ、だからその・・・」
ああ、そういえばそうね・・・でもそのような行事には興味がない
「それで、それがどうかしたの?」
いつもの笑顔で、姫子をいつも見守る姫宮千歌音がそこには居た
「その、千歌音ちゃん・・・今夜、なにか予定ある?」
ドキっとする、誘われているのだろうか?
「いえ、ないわ・・・というよりいつも通りだけれど」その言葉を聞いた途端姫子から歓喜の笑顔が広がった
「な、なら今夜は私と一緒に楽しもう?」
「あら、いいのかしら・・・姫子、大神さんと早乙女さんに誘われてたでしょう?」
その言葉を聞いた瞬間姫子が顔を下げ答える
「私は千歌音ちゃんとじゃなきゃ嫌なの!」
「姫子・・・」
姫子の勢いに圧倒されながらも、姫子の言葉が嬉しかった
「居候の身分で偉そうなことはいえないけど、今夜は千歌音ちゃんと一緒に過ごしたいの、駄目かな?」
貴女に誘われて、断るわけがないでしょう
「そうね、なら・・・一緒に過ごしましょう」
おいおい、みんなして「プレゼントはあ・た・し」作戦かYO!
はげしくいいぞ
>>161-162 「姫子……」
シルクの髪を撫でながら、耳元で囁く。恥じらっている姫子は可愛いけれど、これ
以上放っておくと泣き出してしまいそうだったから。
「ありがとう。『プレゼント』、凄く嬉しいわ」
「ほんとに?」
返事の代わりに、耳朶を軽くついばむ。そのまま唇を滑らせて、キス。
舌を絡め合い、お互いの唾液を交換する頃には、姫子の震えは殆ど収まっていた。
「っはぁっ、千歌音ちゃん……」
甘い声で名前を呼んでくれる姫子。
顔は相変わらず紅葉色だけど、さっきまでのようなぎこちない表情とは違う。
恥ずかしそうな色は変わらないけど、それまであった『不安』が消えて、代わりに
『安堵』と『幸せ』が伝わってくる。
「緊張させてしまってごめんなさい。でも姫子が本当に可愛かったから、うまく言葉が
出てこなくて」
「ううん、そんなの全然いいよ」
そう言いながらも、その表情は花が咲いたように明るくなっている。
まったく、私がどんなに姫子が好きか知ってるはずなんだから、もっと自信持って
くれてもいいのに……。
「でもね姫子、帰って早々にそんな『プレゼント』するのは良くないわ。そんなことされ
たら、姫子のこと、欲しくて堪らなくなっちゃうでしょ」
「えっ、ごめん……ううん、そうじゃなくて、全然嫌じゃないんだよ、そう言ってもらえて、
凄く嬉しくて、私も、千歌音ちゃんと、その……」
「姫子……」
こっちの気持ちも全部分かっているのに、ついあたふたしてしまう姫子が、可愛くて
大好きでしょうがなくなる。最近しばしば『萌え』という言葉を聞くけれど、きっと
あれはこんな感情に使うのだろう。
欲情とか恋心ともちょっと違う、心惹かれて胸苦しいほどの気持ち。
「千歌音ちゃん、えっと……私を食べてっ」
恥ずかしさと格闘しながら、必死にマニュアルに従おうと頑張る。
そんな姫子に、私は……
1:「無理しなくてもいいのよ」と抱き返す
2:「本当に食べて欲しいの?」と聞き返す
3:もうちょっと眺める
もうちょっと続けてみました、途切れ途切れで済みません。
こんな文章でも続き希望して下さる方がいましたら明日以降まとめて落とします。
しかし>159氏に>160氏、あんたらのせいで妄想止まらんぞ。どうしてくれる(笑)
そしてその時はやってきた、乙羽さん(辛いだろうな)が作ってくれたケーキを千歌音の部屋の中に運ぶ
時刻は午後9時、2人きりの聖夜、いや屋敷内には使用人が沢山居るが部屋の中は、いや・・・この空間は2人だけの時間だ
「ち、千歌音ちゃんごめんね、忙しいのにこんな私のわがままで」
千歌音が微笑み首を振る
「そんなことないわ、言ったでしょう?予定はないって、そんなことより姫子、今日は誘ってくれてありがとう」
(大神さんや早乙女さんの誘いを断ってまで私のこと、ありがとう)
今頃早乙女マコトは部活の友達と一緒に居るだろう
ソウマは神社で男三人盛り上がっていることだろう
「これ以上食べきれないよね・・・」
「そうね姫子」
乙羽さんら使用人によって作らされたクリスマスケーキ、味は凄くいいが量が凄い
2人ともあまり食べるほうではないので残ってしまった、仕方ないのでそのままで話を続ける
「それで、プレゼントってなにかしら?」
「う・・・うん」
突然姫子が頬を真っ赤に染めた
「姫子?」
「ご、ごめんね千歌音ちゃん、私お金なんてないから買い物なんてできないし」
「それくらい私が出すわ」
「だ、駄目だよ!プレゼントってのは自分でなんとかしないと、それでね・・・私考えたの」
「考えたってなにを?」
「ちょ、ちょっと待っててね」
そそくさと部屋を出て行く姫子
(ふふ・・・なにを持ってくるつもりかしらね)
部屋を出て行く姫子に対して、まるで子供を見守るように微笑む
クリスマスイブなどというものは興味ないけれど、姫子と一緒に過ごせるのなら・・・悪くないわね
今日のところは感謝しようかしら
「あ、あの・・・」
数分後、ドア越しに声が聞こえた
「姫子?」
「あ、あの・・・わ、笑っちゃだめだよ!?」
ふふ・・・と微笑むとドアの向こうに聞こえるように声を出す
「姫子のプレゼントだもの・・・そんなことしないわ」
「千歌音ちゃん・・・」
「さ、私のお姫様はなにをプレゼントして下さるのかしら?」
「あ、あのね・・・」
恥ずかしいのかゆっくりとドアが開いた、そこには・・・
黄色いリボンを髪に巻き・・・なんと下着姿で体にケーキのクリームもべったりと塗った姫子が居た
「姫子!?はしたなくてよ・・・!な、なんて格好をしてるの・・・・・!?」
「千歌音ちゃん、プレゼントは・・・わ、私じゃだめかな!?」
「姫子・・・」
顔全体を真っ赤に染めた姫子が怒鳴った
「ち、千歌音ちゃん!私をもらって!」
「ひ、姫子・・・わ、わかったわ、わかったから少し落ち着いて頂戴」
「う・・・うん」
下着姿・・・顔や胸にケーキの生クリームがべっとりついている
当然だが胸についているということはブラも外したままだ
「ま、まさかこれがクリスマスプレゼント?」
「う、うん・・・プレゼントは私だよ・・・駄目かな?」
「駄目なんかじゃないわ、それじゃあ」
「ありがと、これ物凄く恥ずかしいんだからね。じゃ、んと・・・た、食べてね?」
「え、ええ・・・」
こ、これを食べろってことかしら?いいの?姫子、食べたいのはやまやまなのだけれど
もう宮様というお立場、姫宮邸お屋敷主人というお立場を完全に忘れていた
いまはただ欲望のままだ、ふふ・・・私ってこんなにはしたなかったかしら?
いえ違うわね、姫子の前だから・・・貴女の前だから本当の私を見せられる
姫子に駆け寄ると、胸元にある生クリームを優しく舐め始めた
「ん・・・んん」
「んんっ・・・」
生クリームの味と・・・姫子の味がするわ
「ふふ・・・美味しいわ、それじゃあ・・・次は唇ね」
「う、うん・・・口付近にも少し塗ったから」
私は状態を上げるとキス、いや姫子の唇についている生クリームを舐め始める
「ん・・・」
姫子の唇と生クリームの甘さが上手くアクセントを踏んでマッチしており、いい味を出している
いやそれよりも・・・生クリームを舐め終わったあとも私はキスを続けた
姫子の・・・唇の美味さはケーキを軽く凌駕していた
舌を入れ嘗め回すと・・・姫子の胸に手をやる・・・
「姫子、いつまでもそんなはしたない格好をするもんじゃないわ、着替えてきて頂戴」
全てを舐め終えた私は姫子を着替えさせ再び部屋に呼ぶ
「そうね、それじゃあ今度は本物を頂こうかしら」
姫子の処女というクリスマスプレゼントを・・・
私に見せて頂戴、貴女の裸を!!
「うん、千歌音ちゃんとならしたいよ」
微笑んだ姫子がベッドの中に入ってくる
「千歌音ちゃん・・・メリークリスマス」
そう言うなり姫子は静かに目を閉じこちらを向いた
私は大胆な姫子に驚いたが・・・落ち着くと微笑んだ
「ええ、メリークリスマス」
そして2人は抱き合い、そのまま唇を重ねあい、胸を揉み合い・・・
あとはご想像にお任せする
ソウマが大神神社でカズキ兄さん、ユキヒトさんと男三人寂しくケーキを食べていた頃
姫千歌はベッドの中で結ばれていた
172 :
159:2006/12/25(月) 00:09:27 ID:k1nkGjkZ
作者が入り乱れて混乱したが、兎に角どれも素敵だー!!!!!!!!
>>171様 そこまでのプレイは交差点再会後orパラレルで既に深い仲
前提が自然やも ともあれ御見事幸せやー! もちっと省いた描写をkwsk
>>167様
2なら言葉攻め 3なら視姦 選べというのか!? 辛い!辛いがここは
2で!
173 :
159:2006/12/25(月) 00:12:48 ID:k1nkGjkZ
あと、
>>167様 妄想がどうとかですが…
止 ま る な
>>171 ユキヒトさんだけはやたら楽しそうだったりして
>>交差点再会後orパラレルで既に深い仲
そうですね、その辺りの設定は少し必要だったとは思う
ただマコちゃんが入院してないことも不自然ということで、まあ妄想というより
神無月外伝って感じかな、再会後はもうやり放題だと思う
>>174 確かに^^;ユキヒトさんはソウマといるのは楽しいでしょうから
まあ姫子に誘いを断られたソウマだけが寂しいクリスマスを送ったと考えていいでしょう
今更
>>167の続きです、遅れまくりごめん
「本当に食べて欲しいの?」
悪戯っぽく聞き返す私に、姫子は赤らんだ頬を更に熱くして、混乱と戸惑いの色を
浮かべた。
「姫子がそう言ってくれるなら、私も遠慮しないわよ」
「えっ……」
少し上ずった声で宣言され、またおろおろし始めた姫子の視線を、押さえ切れない
愛しさと、情欲の混じった視線で絡み取る。
これまでにも何度か繰り返してきた行為を思い出しているのだろうか。
姫子の目しか見ていない筈なのに、また両胸を腕で覆って、太股をぎゅっと閉じて
せわしなく瞳を揺らしている。
「千歌音ちゃん……その、本当に……」
「そう、姫子が想像してるのと同じ。ううん、もっと深いこと……」
「もっと……?」
羞恥か不安か、それとも期待か、潤んだ目で俯く姫子の顔を持ち上げて。
「私ね、姫子と出逢った時から、いつも夢見ていたの。姫子の身体に触れて、姫子の
瞳に映って、姫子の唇を吸う夢。姫子が大好きだったから、薔薇の園で会って、
話をするだけでは足りなくて」
姫子の華奢な身体に指を這わせながら。
「でも、それだけじゃない……可愛い胸も摘みたいし、姫子の体中……綺麗な所も、
恥ずかしい所も、全部撫でて、キスして、姫子の甘い声を聞きたい、切ない顔を
見たい、はっきり焼き付けたいの。明るい、お日様の光の中で……」
「ちか……そんなの、あっ」
そんなの恥ずかしい――そう言おうとした姫子の乳首を、リボンの上から軽く弾く。
「もう何度も身体を重ねてきたけど、姫子が恥じらうから、いつも暗がりの中だった。
本当はずっと、姫子の身体、明るい場所で見てみたかったのだけど」
「駄目だよぉ、私、千歌音ちゃんと違……っ」
いつものセリフを言いかけた姫子を、軽いキスで封じて。
「そんな言葉を口にしては駄目。こんなに大好きな身体なのよ、例え姫子でも、否定
するなんて許せないわ。それに……」
「ふぁっ!」
唇にばかり意識が向いて、無防備になっている秘部へと指を滑らせた。そのまま
潤った花弁に、リボンを押し付ける。衣擦れに紛れた、ちゅく……と、微かな水音。
赤い布地にじわっと染みが広がっていくのが、はっきり見てとれた。
「恥ずかしいのと一緒に、本当は期待もしてるの?リボンの色が、ほら……」
「あっ、やっ」
姫子がこんなに感じてる……その嗜虐感が、自分自身も興奮させていく。言葉で
責めている私の身体も、姫子と同じ位昂っているのが分かる。姫子が反応する
たびに、穢れた情欲が剥き出しになっていくのが止められない。
「好き、大好きよ」
姫子が払いのけようとするのを抑えながら、胸から下腹部へ、跪くように舌を這わ
せる。滑り落ちる湿り気にひくつく姫子を感じながら、私は姫子の愛液で濡れた
リボンに口付ける。だが。
「だめ……」
「どうして?私姫子の……」
「だめぇっ……」
目を閉じてしゃがみ込んでしまった姫子に、私は唇を離した。
「ごめんなさい、嫌な思いさせて」
「違うの、そうじゃなくて……」
半分泣き出しそうな私に、姫子が優しく声をかけてくれる。
あの嵐の夜のことを思い出して打ちひしがれる私を、なだめるようにしながら。
「私、千歌音ちゃんが好きだよ。千歌音ちゃんのためなら、どんなことでもできるよ。
こういうことだって、その……凄い恥ずかしいけど……でも嬉しくて、気持ちよくて、
幸せだよ、ほんとうだよ」
私の手のひらをぎゅうっと握り締めながらの、心からの想いを込めた言葉。
「でも、さっきはその、千歌音ちゃんが汚れちゃうって思って……」
「姫子……」
出逢った時から、ずっとそうだった。
自分のことなら苛められても苦しくても我慢してしまうけど、誰かを傷つけてしまう
には余りにも優しすぎて。
「そこにキスされるたび、辛かったから。綺麗な千歌音ちゃんに、私の汚い所舐めて
もらって、悪いことさせてる気がして、なのにそれが気持ちいいから、もっと千歌音
ちゃんにしてもらいたい自分もいて、それが本当に嫌で……」
「だから、もうやめようと思ったの?」
「うん、でもお陰で悲しい気持ちにしちゃって、ごめんね……」
本当に、この子は……。
「でもどうして嫌なの?姫子だって、私の『汚い所』に、何度もしてくれてるのに」
「だって、それは……千歌音ちゃんはどんな所も綺麗だし、千歌音ちゃんが気持ち
よくなってくれたら、私凄く幸せだから……」
自分の言葉にすら照れている姫子に、顔を近づけて。
「私も姫子と同じ……姫子に嫌なことさせてる気がしても、気持ち良くて、幸せで……
それどころか、姫子にそうして、甘い声を出させるのが大好きで……
御免なさい、言ってて思ったけど、私の方が姫子よりよっぽど歪んでるみたいね」
繊細で、心配性で、でもだからこそ暖かくていとおしい恋人を、慈しむように。
私はそっと微笑んで、唇を重ねるだけの優しいキスをした。
「千歌音ちゃん、ありがとう」
「お礼言われるようなことなんて、何もしてないでしょ。むしろ私こそ、こんな性欲の
塊みたいな私のことを、受け入れてくれたお礼をしないと」
あれからベッドに移って、ひとしきり愛し合って。
心地よい気だるさの中で、私達は穏やかな『お礼のし合い』をしていた。
「でも、その、一つ……聞いてもいいかな」
「なあに?」
姫子が改まった声で質問してくる。
「あの……変な質問だけど、千歌音ちゃんは……その、あそこにキスしたり、明るい
ところで私の身体見たりするの、好き?」
顔が真っ赤になるのが分かる。最も、この質問をした当の本人は、そんな次元じゃ
済まないみたいで、私の胸に恥らう顔を埋めるようにして、ぎゅうっと力いっぱい
抱きついてしまっているけど。
「……ご免なさい、したくないって言ったら、嘘になるわ」
「ううっ、そう言われると、やっぱり恥ずかしいよ……」
姫子に悪いかなと思いながらも、ついこう答えてしまう。巫女だった頃から、ずっと
求め続けた恋人の身体は、やっぱり泣きたい位に大好きだから。
「……千歌音ちゃん、あのね……」
くっついていた姫子が、上目遣いに私を見つめて。
「今晩また、私のこと食べて。もう一回、千歌音ちゃんのしたいこと、何でも……」
小さな声だけど、精一杯頑張って、私を『誘惑』してきた。
さっきのことの埋め合わせか、それとも……。
「もう、そんな無理しなくてもいいのよ。それに、そんなこと言うと、さっき私が
したいって言ったこと、思う存分味わっちゃうわよ?」
「いいよ、千歌音ちゃんになら、されたいから……」
「……馬鹿」
もう一度巡り合えた姫子と過ごす、初めてのクリスマス。私はもう滅茶苦茶にしたい
ほど可愛い『プレゼント』を、ぎゅうっと折れそうなほどに抱きしめた。
>>176-179 ……えーっと、その、なんというのか、千歌音ちゃんの言葉だけで真っ赤になって
絶頂しちゃう位の勢いで妄想しようとしてた筈なんだけど、
いつの間にかもっと恐ろしい姫子可愛いよ姫子の片鱗を味わってたというか……
つーか最後ひでぇ投げ槍。つーかもう既にクリスマス終わってますねごめんなさい。
>>160>>165>>168-171 貴方もGJです。姫子のいい意味での必死さがたまらんです!
笑っちゃだめだよとか物凄く恥ずかしいとか以前に、これ千歌音ちゃんにとっては
必中必殺というか……あー適当な表現がおもいつかんっ。
そしてソウマはご愁傷様(苦)。
でも、ネタ重複してしまうわレス分断するわ、重ね重ね申し訳ありませんでした。
というわけでこの辺で戦略的撤退っ
お二人とも超GJ!
素敵なクリスマスプレゼントをありがとう!
はぁ・・・素晴らしい。
GJ!!
是非またお願いします。
やばい超GJ!このスレにいて、本当に良かった!
素敵なクリスマスプレゼントでした!
〜大神ソウマの後日談〜
来栖川を先に誘ったのは俺だぞ?なんで姫宮と一緒に居るんだ?
くそ〜姫宮め・・・俺の来栖川を横取りしやがって(正確には姫子から宮様を誘ったわけだが)
早乙女もご愁傷様(そりゃ、あんたに言いたい台詞だ)ツバサ兄さんには犯されそうになるし・・・。
>>180 DJ!!!投下お疲れ様です、楽しみにしてたかいがありました、そちらの姫千歌もお幸せそうでなによりです
貴方のSSには見習うべきてんがあります
あ、姫子の必死さですか?彼女なりに千歌音ちゃんになにかしてあげたいという気持ちが強く出てしまったんです
そこを分かってくださると嬉しいですね、実際クールに装っていても宮様の喜びようは最高潮に達してました
このスレにいてよかった…(感涙
186 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 11:16:37 ID:Op5eUAgu
あけおめ
>>160を見て
前スレの
姫子「おっぱいよー!千歌音ちゃん」
千歌音「姫子、その挨拶は何かしら?」
姫子「おっぱいが大きくなる呪文なんだって。マコちゃんが言ってたの」
千歌音「そうなの姫子。でも姫子は・・・今のままでもいいと思うわ」
姫子「あっ、それより今日は千歌音ちゃんの誕生日だよね」
千歌音「姫子・・・覚えていてくれたのね。色々あったからすっかりそんなことも忘れていたわ」
姫子「忘れるわけないよ。だって千歌音ちゃんは……」
千歌音「姫子・・・」
姫子「ハッピーバースデーーうーぬー、千歌音ちゃん♪」
千歌音「姫子・・・もう私・・・」
姫子「どうしたの千歌音ちゃん?・・・・・・・・・・それでもプレゼントは・・・・・・私なの・・・大好き・・・千歌音ちゃん」
千歌音「姫子・・・嬉しいわ・・・私も・・・好きよ」
そう言った途端、既に赤くなりかけていた姫子の顔が真っ赤になった。
その反応があまりにも可愛くて、千歌音はその場で姫子にキスをして押し倒すのであった。
「という夢を見たの、大神君」
語り終えた姫子はニコニコと笑みを浮かべて湯飲みに口を付けた。
「へえ、ところでその千歌音っていう子は見つかったのか?」
その言葉を聴いて少しさびしげな笑みを浮かべ
「ううん、まだ見つかってない。」
と口にした後すぐに
「でも、私には分かるの……いつかまた逢う日がくるって……」
そんなことを口にした。
数年後……
二人は出会い、また、恋に落ちた。
これを思い出した
あけおめ
今年がこのスレにとって充実した一年になりますように
190 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 17:57:19 ID:rqADeM2s
京四郎と永遠の空は神無月のキャラが5キャラぐらいでてんのに過疎ってるなぁ
たとえヒミコ×カオンに萌えてエロパロを書きたかったとしてもここには投下できないから、
まぁ過疎ってても仕方ないんじゃなかろうか
マンセーレス以外は作者に対する攻撃である、とでも考えてるような
作家センセーづらした勘違い野郎でもないと
>ここには投下できない
とは思わないだろうけどなw まぁ、まともな職人は絶えて久しいし
>>191
>>193 いやいやこのスレの雰囲気がどうこうとか投下しづらいとかじゃなくてさ、
神無月スレだから京四郎のSS(ヒミコ×カオン)はスレ違いなんだよね?って話
>>191が京四郎で神無月をまた思い出して神無月SSを書く職人さんが増えるんじゃないか、
って意味だったんなら私の誤読だ。すまん
似たような容姿で似たような設定だけどあくまで別人のふたり、
じゃなくて
神無月の巫女の転生前/後という認識での二人を補完するようなSSならものすごく読みたいぞ
3みるにはビューア買うしか無いのか…!?誰か、助けてください
>>196 ログで良ければUPするけど……形式とか詳しくないのでどの2chブラウザで見られるのかは分からない
Janeのログで良ければ、適当なうpろだ教えてくれ
198 :
196:2007/01/11(木) 22:26:16 ID:jEH2dYhw
お願いします…っていうか、イマイチ2ちゃんに詳しくないんもんで、
よくわかんないっす うpろだ とは…?
見れるんならなんでも構いません!
200get
203 :
198:2007/01/14(日) 02:39:46 ID:GBb399hX
>>201様、
>>202様、有難うございました!
どうにか手に入り… アレ?マトモに開けない…(泣
.datの拡張子…こっからどうすんべぇ…(落涙
>>204 感謝します…が、くっ…間に合わず OTL
うあああ
ジンさま×京四郎の絡み絵描きてええ
でも京四郎のスレねぇうえに需要もなさそうだ(´・ω・`)
まぁ、俺は求めないが、描いてもいいんじゃね?
萌えは自由だ エロには変わるめぇ…
京四郎エロスレ立ったらの話だがな
さびれた
千歌音ちゃんと姫子の甘々ラブラブなの読みてぇぇぇぇ!
神がいない…
千歌音ちゃん攻めだと思ったら、いつの間にか姫子に攻められてるラブラブ姫千歌よみてぇぇぇぇぇ!
>>212 気持ちはわかるが、物凄くわかるが、おちつけ
自演とかって叩かれるぜ
・・・なんで?
215 :
213:2007/01/30(火) 18:24:50 ID:It/++rfn
いや、以前自分のそれっぽい言動で荒れたことがあって警戒しただけだ
悪かった
過疎ったッ…! 誰か!助けて!
「バレンタイン・・・?」
「う、うん・・・」
本日は2月14日・・・バレンタインデーだ
学校も終わり姫宮邸に帰宅した姫子と千歌音
部屋で寛いでいた千歌音、その部屋に姫子が訪ねてくる
「そうね、そういえば昨晩、調理場が騒がしかったようだけど、あれは姫子ね?」
「うん、乙羽さんに貸してほらったの」
「そう・・・それで今日、大神さんには渡せたの?」
学園内での姫子にそんな様子はなかった様子だが、手作りチョコを渡す相手は1人しかいまい
「うん・・・でも大神君人気あるし・・・それに私は心から渡したい相手がいるの」
「相手・・・?」
姫子の言葉に千歌音は戸惑った、その相手ってまさか・・・でもバレンタインは
千歌音の瞳をまじまじを見つめる姫子、そして頬を赤く染めて・・・
「うん、千歌音ちゃんなの・・・千歌音ちゃんのために、私ね、心を込めてチョコを作ったの・・・」
姫子の言葉に戸惑う千歌音
「姫子・・・バレンタインデーというのは・・・!!」
「うん、わかってるよ!!で、でも!!好きな人に渡したいんだからいいよね?性別なんて関係ない・・・」
姫子に告白され・・・姫子に見せないように頬を赤く染める千歌音
「前から想ってた気持ちをはっきり言うね、好きだよ千歌音ちゃん!!愛してるよ・・・だから・・・私の手作りチョコ受け取ってね」
「・・・姫子・・・」
鞄の中からチョコを取り出す姫子、そしてそれを・・・千歌音に渡す
「性別なんて関係ないよ・・・バレンタインなんだもの・・・こういうのもいいよね千歌音ちゃん・・・」
「え・・・ええ・・・そうね、ありがとう・・・とても嬉しいわ」
「ううん、私がしたかっただけだから・・・え、あ、あの千歌音ちゃん!?」
頬を赤く染めたまま目から感激の涙を流す千歌音
「ありがとう・・・とても嬉しいわ・・・ふふ、ごめんなさいね姫子」
そして千歌音の胸に飛び込む姫子
「ううん、愛してるよ・・・千歌音ちゃん」
「姫子・・・私もよ・・・ふふ・・・」
見つめ合った2人、そのままキスを交わす
「ん・・・!!」
ん・・・ちゅっちゅばっ・・・ちゅちゅ・・・
キスしたまま姫子の赤いリボンを左手で外す千歌音、姫子の唇からは甘い蜜の味がする・・・
千歌音の長い黒髪から感じる甘い香り・・・その香りに酔いしれながらキスする姫子
抱き締め合ったまま2人はベッドに飛び込んだ
手作りチョコを握り締めながら、千歌音の前で涙を流す乙羽さん・・・
そしてその頃大神神社では・・・
乙橘学園の女生徒から大量のチョコをもらったジン様ことソウマ君
姫千歌が姫宮邸で互いの愛を確かめ合っていた間、神社の石段で1人空しく呟いていた・・・
「なあ、俺達って一応理想のカップルだって言われてるんだよな、だから姫宮・・・せめて義理チョコの1つくらいくれ・・・」
END
↑千歌音の部屋の前で涙を流す乙羽さんに訂正
バレンタインが近いということで投下してみました
うーん、幸せそうな千歌音ちゃんを書いてるときはやはり嬉しいね
再会後はこういうシーンもあるのかな?姫千歌はどんなときも一緒です
あ、俺自身のバレンタインデーですか?
千歌音ちゃんと一緒ならどんなことがあったって平気・・・頑張れるから
>>220 ソウマに違和感があるが…何故俺は一瞬そんな下らない事を気にしたんだ?
GJ!
姫子からの大量の手作りチョコ(千歌音ちゃん用に包んだ後の残り物、失敗作)を
嬉し涙と鼻血を流しながら貪り食うソウマ、という絵が脳裏に浮かんだ。
大神「来栖川・・・俺にチョコを?(その手元にある大きいのか?来栖川、俺のために)」
姫子「うん、バレンタインだからね、大神君にはこれあげる」
大神「これは・・・?(ポケットから取り出しやがった)」
姫子「うん、近くのお菓子屋さんで買った100円のチョコだよ、これでいいよね?」
大神「・・・!!ああ、ありがとう、とても嬉しいよ来栖川(俺の価値は100円か・・・)」
姫子「うん、呼び出したりしてごめんね、それじゃあね大神君」
大神「なあ来栖川、その手元にある大きなやつはなんだ・・・?」
姫子「う、うん・・・千歌音ちゃんに上げるの・・・昨日の夜ね、心をこもって作った手作りのチョコだから」
大神「姫宮は女だぞ・・・(なんだこの扱いの違いは・・・)」
姫子「う、うん・・・でも心から好きな人だから、性別なんて関係ないよ・・・愛してるの・・・」
大神「あ、ああ・・・そうだな(つまり、俺と姫宮じゃ月とスッポンてか、頬を染めやがって)」
姫子「うん、でも千歌音ちゃん人気あるから、渡せるかな・・・・」
大神「俺が渡してやろうか(くそ、なんで俺がお前等のために・・・)」
姫子「ううん、私自身で渡すの、あ、今夜は千歌音ちゃんと一緒に過ごしたいから電話しないでね・・・」
大神「あ、ああ・・・頑張れよ(2人の領域に入るなってか)」
ワロタwwww
「今夜は電話しないでね」ってソウマカワイソスwwww
>>223 大神「・・・100円チョコか・・・しかも体温で溶けてるし、形が変に曲がってるし・・・」
(チョコをぐねぐね動かしてみる)
大神「・・・・・・待てよ、考えてみればこれって来栖川の体温で・・・しかもまだ温かい・・・
どこの体温で溶けたんだろうな、掌?腰?それとも・・・」
(指先で溶けてる所をなぞり、その後指先を鼻に当てて匂いをかぐ)
大神「くんくん・・・溶けたチョコの匂いに混じって上品な香水みたいな臭いがするぞ。
って、もしかしてこれ、姫子の・・・あいついつの間に香水なんか・・・」
(実は千歌音ちゃんの移り香なんだけどそんなこと夢にも思わない)
大神「確か平安時代とかでは、恋文に香を焚き染めて相手に渡してたんだっけな。
とまあそんなことはともかく、愛しの姫子の匂い・・・ハァハァ」
大蛇T(物陰)「ソウマあああああああああっ」
大蛇N(物陰)「きもーい」
大蛇K(物陰)「バカ筋肉がマトモに見えるわね。何アレ」
大蛇G(物陰)「姫ちゃんのチョコに勝手にハァハァしてんじゃねぇぞゴルァ!」
大蛇R(物陰)「・・・変質者」
大蛇M(物陰)「後で懺悔ね・・・」
知人M(物陰)「姫子、やっぱりあんたが宮様を選んだのは正解だわ・・・キモッ」
巫女T(姫子尾行中)「大神さん・・・貴方を、殺すわね。死体は姫宮所有の山に埋めて
頂戴ね(弓に手を伸ばす)」
侍女O(姫子尾行中)「かしこまりました」
変態K(通りすがり)「・・・逝こう、一緒に」
宮様「この屋敷は男子禁制よ、来栖川さんに用があるのならまたにして頂戴」
大神「姫子はもういい、俺は君自身と話したいんだ、姫宮」
宮様「私と・・・?なにかしら」
大神「好きなんだ姫宮!!」
宮様「・・・なにをいうかと思えば、冗談はよして頂戴、来栖川さんにふられたから私なの?どこまでも意思の弱い男ね」
大神「違う、俺は以前から君のことを想っていたんだ、君のことを守りたいんだ姫宮!!付き合ってくれ」
宮様「貴方に守ってもらうほど弱い女じゃないわ、ふざけないで頂戴」
大神「いや、強がってはいるが君はほんとは怖がりで臆病なはずだ、君が純粋な女の子だということくらい俺にはわかる」
宮様「貴方に私のなにが分かるというの!?勝手なことを言わないで」
大神「頼む姫宮・・・いや千歌音!!」
宮様「な・・・!!ち、ちか・・・貴方馴れ馴れしいわよ、帰って頂戴!!」
大神「好きなんだ千歌音!!」
宮様「それ以上騒ぐと警備員を呼ぶわ、いいかげんにして頂戴」
大神「わかった、すまない、あ、今日はバレンタインデーだ、君も俺にチョコをくれないか」
宮様「貴方にあげるものなんてなに1つないわ、この後来栖川さんと約束があるの、帰って頂戴」
大神「俺はあきらめないぞ姫宮」
>>225 GJ!
しかしこの場合、『巫女T(姫子尾行中)』は
『巫女C(姫子尾行中)』ではなかろうか…と突っ込んでみる
っていうか京四郎混ざってるwwwww
大神「なあ、来栖川、このチョコはなんだ・・・?(まさか、これこそが俗に言う義理チョコか)」
姫子「え?ああ、うん、5円チョコだよ、ついでだから渡しとくね」
大神「え?あ、うん、ありがとう、わざわざすまないな(俺の価値は5円・・・5円・・・どこまでケチなんだよ姫子、天然なふりして)」
姫子「うん、別にいいよ、友達だからね」
大神「うん、友達だから分かち合えないとな、感謝してるよ来栖川、あ、その・・・大きな袋はなんだ?そうはっきりと言わなくてもいいだろ・・・せめて親友とかさ、そりゃ早乙女には勝てんだろうけど)」
姫子「え?あ、あの・・・昨日乙羽さんに調理場を貸してみもらって、千歌音ちゃんのために徹夜したの、千歌音ちゃんのためにね、心を込めて作ったチョコなの・・・愛してるの、千歌音ちゃんのこと」
大神「え?そ、そうだな、あ、姫宮なら生徒会室に居るだろ、俺が渡しといてやるよ、取り巻きにみつかると大変だからな(一度は付き合っていた男の前で言う台詞か!?無邪気に悪ぶれもなく言いやがって・・・)」
姫子「ううん、私自身で渡したいの、屋敷で渡してもいいし、うん・・・好きだよ千歌音ちゃん・・・」
大神「なあ、来栖川、もし暇なら今夜は俺と、その・・・」
姫子「ごめんね、今夜は千歌音ちゃんと過ごしたいの、バレンタインデーだもん、好きな人と過ごしたいから・・・それに約束してるの、ごめんね」
大神「・・・え?い、いいっていいって、お前等、お似合いだよ(鬼だ・・・お前、姫子、姫宮にどことなく似てきたな、俺って女の姫宮に負けるのか・・・ジン様だぞ畜生)」
大神「義理チョコありがとう、ところで今夜はうちの神社に来ないか?どうだ来栖川」
姫子「千歌音ちゃんは?千歌音ちゃんも一緒なら行ってもいいよ」
大神「え・・・?いや、姫宮は来ないが」
姫子「なら、ごめんね・・・私、千歌音ちゃんと一緒がいい、千歌音ちゃんが行かないなら私も行かない」
大神「・・・な!わ、わかった!姫宮も誘おう、姫宮も誘うから(あいつが俺の神社に来るわけないけど)」
姫子「うん、千歌音ちゃんが居るのなら私も行こうかな」
大神「あ、ああ・・・なあ来栖川、お昼休みは暇か?良かったら一緒に弁当でも(くそ・・・デートの計画が台無しだぜ)」
姫子「え?ごめんね、私・・・薔薇の園で千歌音ちゃんと食べるから、大神君は1人で食べて」
大神「わ、わかった・・・なあ、今度の日曜日、どこかへお出かけしないか?(以前はソウマ君、ソウマ君ってお昼誘ってきたの誰だよまったく・・・)」
姫子「千歌音も一緒だといいよ、あ・・・でも千歌音ちゃんと2人きりがいいなあ・・・うーん」
大神「ひ、姫宮も一緒でいいから出かけよう(千歌音ちゃん千歌音ちゃんって・・・姫子、結局お前は姫宮のことしか頭にないんだな・・・俺は眼中なしかよ)」
ちゃん付け忘れしたりしてごめんね!!
もう私のために我慢なんかしないで!!
辛いこと苦しいこと、どんなことでも私にわけて!!
千歌音ちゃんと一緒ならどんなことがあったって平気、頑張れるから・・・
お日様はお月様があるから輝けるんだよ、笑顔になれる、元気になれる
>>229-230 大神「来栖川のやつ、姫宮と再会してから妙に冷たくなったよな。
それまで大神君大神君って懐いてくれてたのは何だったんだよチキショウ・・・」
(義理というか義務でくれた5円チョコを見ながら)
大神「・・・いや、あきらめたら恋愛終了だぞ、考えろ、考えるんだ大神ソウマ。あんなに
仲良かった二人の心と心が今はもう通わなくなったりしてたまるか」
(昔の記憶を引っ張り出しながら都合のいいように介錯初めて数分後)
大神「そうか、そういうことだったのか・・・分かったぞ、来栖川の本当の気持ちが!!
来栖川は以前俺とラブラブに見せかけて実は姫宮と両思いだった。
つまりこれは俺をやきもきさせるための、来栖川の巧妙な作戦だったんだよ!!」
(手をワキワキさせながら勝手に盛り上がるwww)
大神「ということは、きっと日付が変わる頃に来栖川が神社にやってきて・・・」
大神「待って大神君っ」
大神「姫子・・・」
大神「遅れてごめんね、でもやっぱり私、大神君のことが好きだったから」
大神「姫子・・・姫子ぉぉぉっ」
大神「遅れたけど、私の本当のバレンタインチョコ。愛してるよ大神君」
大神「姫子・・・ズキューーーーン」
大神「姫子、俺やっとわかったぞ!今から風呂入って髪をセットしておくからな。
待ってるぞ姫子・・・・・・じゅるり」
夢想家K(投函の帰り)「拝啓、私の王子様・・・ 変態です!猟奇的でキモキモの、
変態さんの妄想ですっ!!」
巫女H(恋人と一緒)「Cちゃん、気持ち悪いよぉっ(泣きそうな目で恋人の影に隠れる)」
愛人H(恋人と一緒)「Kちゃん・・・(心配と嫌悪感で一杯の瞳で)」
巫女C(恋人と一緒)「大丈夫よ、H子は私が守るから(弓に力を込める)」
天使K(恋人と一緒)「絶対殲滅・・・(山ごと吹っ飛ばす勢い)」
義兄K(物陰)「ソウマ・・・・・・」
義兄Y(樹上)「命〜短〜し〜、変せよおのこ〜♪」
・・・こんなソウマは嫌だw
なまじ本来はイイ奴なだけに、心が痛むな…
だがこの扱いこそソウマだがな!!!
234get
姫宮邸
姫子「千歌音ちゃんおやすみのキスは?」
宮様「あとでいいでしょ、姫子・・・今夜は1人で寝させてくれる?私生徒会の仕事で疲れてるの」
姫子「やだぁ!!千歌音ちゃんと一緒がいい!!千歌音ちゃんずっと一緒に居てくれるって約束でしょ、一緒に寝なきゃやだ・・・私達愛し合ってるんだもの」
宮様「・・・わ、わかったわ・・・ところで姫子、最近貴女、私とばかり付き合ってるわ、たまには他の人とお出かけしてみてはいかが?」
姫子「え、でも・・・私、千歌音ちゃんとずっと一緒がいいな」
宮様「ありがとう、そういってもらえてとても嬉しいわ、でも私も1人で過ごしたいときもあるわ、だから行ってらっしゃい、たとえば・・・」
姫子「・・・う、うん、千歌音ちゃんがそこまで言うのなら、マコちゃんと今度約束するね」
宮様「え・・・?え、ええ・・・そうなさい(大神さん、貴方ってほんとにお気の毒な人ね)」
乙橘学園
宮様「力になれなくてごめんなさいね、来栖川さんはもう貴方の名前すら出さないわ・・・」
大神「いや、君が謝る必要はないよ、変なこと頼んだりしてごめん、ところで姫宮、暇なら今度の日曜・・・(同情するなら金をくれ、お前金持ちだろ・・・)」
宮様「はあ・・・哀れだわ、堕ちるとこまで堕ちたわね大神さん」
大神「まったくだ・・・」
大神「チョコくれたのは嬉しいけど、これってクラスの男子と同じものだな(他の女からも貰えたものの、君から貰えると喜びも2倍だ)」
姫子「え?だってクラスの男子全員に同じもの配ってるから、大神君も同じだよ」
大神「そ、そうか・・・(俺もクラスの男子と同じ扱いかよ・・・俺に懐いてたのを忘れたのか?)」
姫子「屋上呼び出したりしてごめんね、じゃまたね大神君」
大神「なあ、来栖川・・・俺個人だけに渡すものがあるんじゃないか?ほら、その手元にあるやつ・・・俺にだろ(来栖川、素直じゃないな、ふ・・・受け取ってやるよ)」
姫子「え?ないよ、だってこれ・・・千歌音ちゃんのために作った手作りのチョコだから・・・(生徒会室の方向を見て頬を赤く染める・・・姫子)」
大神「そ、そうだよな・・・君には姫宮が、まあわかるよ、あいつは美人で頭もよくて強いからな(そうか、そんなに姫宮がいいか、最近はこいつ姫宮の話題しかしないし・・・俺の存在はなんだよ!!)」
姫子「うん、私の運命の人だから・・・大神君もしょうがないな、10円ガムあげるから我慢してよ」
大神「う、運命の人か・・・いいなそういうの、あ、お昼一緒に食べないか?姫宮は忙しいだろ(10円・・・とりあえずなぜ俺がこんな皮肉を言われなきゃならん、まずそこから説明してくれ来栖川)」
姫子「ううん、生徒会のお仕事終わるの待っていたいの、千歌音ちゃんとお昼過ごしたいから、あ、屋敷押しかけるのやめてね、男子禁制だから、私と千歌音ちゃんだけの大切な領域だから・・・そして今夜は千歌音ちゃんと2人だけで・・・うふ」
大神「そ、そうだよな、君には姫宮が大切だよな・・・(姫宮とできてるのなら・・・そう言えよ、ラブラブだってはっきり言えばいいだろ!!はいはい男子禁制ですよ)」
101 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で :2007/02/06(火) 03:03:23 ID:697tbDGE
妄想がみなぎってきた
黒幕ジン様の計画の全容はこうだ
1.高次元存在を人為的に降臨させる器として絶対天使を開発
高次元に近しい存在であるムラクモ関係の月成分だけを絶対天使ムラクモとして固定化させる
カモフラージュ&後述の目的のためにワルテイシアやせつな、たるろって等も作り出す
2.それに伴いカズヤをそそのかす、この際カズヤが何か良からぬ事をたくらむように
誘導する、空はカズヤ製
3.ムラクモの月成分が現世に固定化した事によって対になるヒミコが生まれてくる
4.機動風紀という立場を隠れ蓑にして絶対天使同士のバトルを誘発、もちろん京四郎の利用も忘れない。
真の目的は用済み&障害となったかおんの抹殺
仮に何者かが事のウラに気付いたとしても前もってそそのかしてあるカズヤがスケープゴートになって
ジン様にまで目がいかないだろうという算段
5.「チョコのひとつでも回してやるよ」といってソウジロウを抱き込んで
かおん他邪魔者を排除してとうとうひみこ(σ・∀・)σゲッツ!
あれここうぬぼれソを嘲笑するスレだっけ
七の首「来栖川の奴、俺を一体なんだと思ってるんだ、いくら姫宮のことが好きだからってこの仕打ちはないだろ」
(5円チョコを見つめながら)
七の首「これ、まったく気持ちがこもってないよな、来栖川の気持ちをつかむためには・・・」
七の首「そうだ!!姫宮がしたように俺も来栖川を犯そう、そうすれば俺を振り向いてくれるはずだ、そうだな・・・生意気な姫宮もついでに・・・そうすれば姫宮も俺の女になるはずだ」
親友M「うわ、独り言しゃべってるよ、姫子、あんた縁切っといてほんとよかったね」
陽の巫女「なんであんな人を一度とはいえ好きになったのかな・・・千歌音ちゃん、私怖い・・・」
月の巫女「大丈夫よ姫子、私が付いてるわ、姫子のことは私が守るわ」
陽の巫女「うん、愛してるよ千歌音ちゃん、大好き・・・」
(抱き合う姫千歌)
月の巫女「私もよ姫子・・・続きは屋敷でしましょう、さて、姫子、もう未練はないわね、いいのね姫子」
陽の巫女「うん、私には千歌音ちゃんさえ傍にいてくれればそれでいいの・・・千歌音ちゃん以外なにもいらないから」
月の巫女「そう、わかったわ、では乙羽さん、後の処置は頼むわね」(弓を引く手に力を込める)
メイド長O「かしこまりかした」
月の巫女「ふう・・・これでいいわね、姫子に手を出す者は私が許さないわ、早乙女さん、貴女も気をつけて頂戴ね」
親友M「・・・・・はい、宮様・・・ところでジン様ってほんと変態ですね、憧れていたのに・・・」
機動風紀七番隊の隊長「・・・・・俺と一緒にするな・・・」
ソウマが可哀相すぎるwwwww
だがそれがイイ(・∀・)!!!
ここ、エロパロスレじゃなかったっけ?
>>240 ソウマ・・・堕ちるとこまで堕ちたな、姫千歌から敵視されてるしw
>>241 エロ限定だっけ?神無月関連の妄想SSならエロじゃなくても別によかったような・・・
大神「それで、姫宮には渡せたのか?手作りチョコだったんだろ」
姫子「うん、お屋敷でね渡したの・・・千歌音ちゃん泣いて喜んでくれたよ『ありがとう姫子』って言ってくれたの」
大神「そうか、よかったな、ああ、俺も食べたよ(5円チョコをな・・・)」
姫子「うん、それでね・・・昨日ね、私・・・夜、千歌音ちゃんに抱かれたの」
大神「え・・・?そ、そうか(来栖川が姫宮と寝た・・・)」
姫子「私、千歌音ちゃんになら体捧げてもいいかなって思ったの・・・あの夜とは違って私も同意の上だったから・・・ある意味初体験かな・・・ふふ」
大神「・・・よ、よかったな(それはわかるがなぜそれをわざわざ俺に言う必要があるんだ?嫌がらせか?)」
姫子「でも勘違いしないでね、激しいプレイはしてないの、下着姿でキスし合ったり抱き合ったりしてるだけだからね、でも優しくしてくれたから嬉しかったの・・・」
大神「なるほどね(だからなんで俺に一部始終を伝える必要があるんだ?あきらかに嫌味だろそれ)」
姫子「大神君のときのようにキスしても涙出ないし・・・やっぱり千歌音ちゃんとは気持ちが繋がってるんだね」
大神「なあ、来栖川、今度の休日暇なら俺とその(一番痛いとこを・・・)」
姫子「冗談だよね、私には千歌音ちゃんがいるのに」
大神「もちろん冗談だよ(ツバサ兄さん、やっぱり世界は地獄だよ)」
面白ければな
本日はバレンタインデー、いつも通り部屋で過ごす姫千歌
唇の周りにチョコを塗り捲る姫子
「千歌音ちゃん、私お金ないから・・・なにも買えないけど、乙羽さんにチョコレートを分けてもらったの、こんなのでごめんね」
「いいえ、気にしてないわ、姫子がくれるものならどんなものでも嬉しいもの・・・」
「うん、ありがとう、じゃ、私を食べて・・・ね」
「わかったわ、遠慮なく頂こうかしら、うふ」
「ごめんね、私こんなことしかできな・・・!?んんっ」
姫子の声をキスが遮る
大好きな千歌音のために姫子が選んだチョコは自分自身だった
ん・・・ちゅ・・・ちゅぱ・・・んん・・・ぷはっ。
チョコと姫子の唇の感触が絶妙にアクセントしていた
突然のキスに心の準備さえ整えられなかった姫子の隙をつき瞬時に舌を入れる
そしてそのまま姫子の口内を嘗め回す、姫子も逆らわない、いや自分からも唇を押し付けているほどだ
わっふるわっふる
んん・・・あむ・・・ちゅぷ・・・はあ・・・。
姫子の舌と舌を絡め合う・・・
千歌音は姫子の触れ合った舌の感触にしばらくうっとりししばらく酔いしれていた・・・
(うふ・・・チョコレートってこんなに美味しいものだったかしら、これも姫子のおかげね・・・)
「はあ・・・姫子!!」
我慢できなくなった千歌音はそのまま床に押し倒す
使用人には部屋に来るなと告げてあるから大丈夫だ
ん・・・ちゅぱ・・・じゅるる・・・ぷはっ。
ああ、姫子の唇・・・蜜のような吐息をくれて・・・甘いわ・・・
姫子の唾液・・・おいしい・・・
状態を上げ、姫子の胸元に手を延ばした瞬時、声が飛んでくる
「ち、千歌音ちゃんこれ以上は私・・・・・・」
「そう、わかったわ、ごめんなさいね姫子」
姫子の声に小さく息をつくと姫子の制服を脱がそうとしていた左手を引っ込める
わっふるわっふる
「今日はここまでだね、千歌音ちゃん、私のチョコ美味しかった?」
「ええ、とっても・・・ありがとう、姫子」
「ううん、だって私達愛し合ってるんだもん、当然だよ」
「姫子・・・ありがとう」
学校ではお昼休みしか逢えないけれど・・・
こうして姫子と一緒に過ごせるのなら学校やめてもいいくらいだわ・・・うふふ
「ねえ、姫子、大神さんにはチョコレートあげたの?」
「うん、義理チョコをね、ただの幼馴染だから、近くのお菓子屋さんで買ったのあげたよ」
「そう・・・(大神さんも災難ね)」
「千歌音ちゃん、これからもこうして2人でずっと一緒にいようね、2人の気持ちは繋がってるもの」
ピンクの二枚貝のネックレスを見つめながら呟く姫子
「ええ、好きよ姫子・・・」
「うん、私も・・・千歌音ちゃん、大好き・・・愛してるよ」
千歌音の胸の姫子は飛び込んだ
END
(´・ω・`)
クリスマスイブでもバレンタインデーでも姫千歌はいつも一緒
それにしても幸せそうな千歌音ちゃんは書いてるだけでも嬉しいね
姫子「バレンタインだから乙羽さんに手伝ってもらってチョコを作ったの・・・」
千歌音「ありがとう姫子・・・ではどうしてカーテンに隠れているのか教えてくれない?」
姫子「それがね・・・私の体にチョコを塗すだけの予定だったんだけど・・・」
千歌音「卑猥にすぎるわ姫子、一体この国はどうなってしまうのかしら・・・」
姫子「間違って体全部チョコで固めちゃったの・・・(カーテンをめくる)」
千歌音「嗚呼・・・何て事、姫子・・・こんなテトリスの縦四つみたいになって・・・」
姫子「・・・ごめんね、千歌音ちゃん、せっかくのバレンタインなのに」
千歌音「何を謝る事があるのかしら?とっても嬉しいわ・・・頂 き ま す (二重の意味で)」
姫子「ち、千歌音ちゃん・・・無理しないで、物置に火炎放射器あったから・・・」
千歌音「いいえ、このチョコはいわばあなたから私への愛!腹に収めずしてどこに収まるというの!(鼻血シャバダー)」
姫子「ああっ、千歌音ちゃあんっ!」
大神「二月十四日はにぼしの日・・・あ−カルシウムうめーうめー(泣)」
姫宮邸にて
千歌音の唇を強引に奪う姫子
宮様「・・・んん!?ひ、姫子やめて」
姫子「大好きだよ、千歌音ちゃん・・・うふふ、愛してるよ千歌音ちゃん、どんなことがあっても独りぼっちになんかしないから」
宮様「姫子の気持ちはとても嬉しいけれど、少し落ち着いて頂戴、貴女はそのままでいいのよ」
姫子「どうして?私、千歌音ちゃんにこの気持ちを受け止めてもらいたいだけなの、私達の気持ちは繋がってるんだよ、愛してる・・・大好き」
千歌音の制服を強引に剥ぎ取ると千歌音の下着に顔を埋める姫子
宮様「やぁっ!!」
姫子「うふふ・・・好きだよ千歌音ちゃん、あ、大神君をふってあげたよ、喜んでね千歌音ちゃん」
宮様「うう・・・(可哀相な大神さん、それにしても・・・姫子に好かれのは嬉しいけれど・・・あ、やっ!!)」
大神神社で泣いているソウマ
大神「くそ、最近は来栖川に話しかけても無視される・・・なんでだ」
姫子「ごめんね千歌音ちゃん、バレンタインなのにこんな・・・(お金ないからこんなことしかできないや)」
千歌音「いいえ、そんなことないわ、とっても素敵よ姫子」
全裸にチョコを乙羽さんに塗らせた姫子
その状態で千歌音の部屋を訪ねたのだ
姫子「あ、あの・・・バレンタインのチョコはわ・た・し♪・・・なんてね、あはは」
千歌音「・・・・・・ハアハア・・・じゅるり・・・」
姫子「千歌音ちゃん?」
千歌音「頂くわね、姫子ハアハア」(清楚な宮様と同じ人とは思えないほど鼻息が荒く興奮する千歌音)
姫子「え?ちょ、ちょっとちかねちゃん・・・ここ大事なお部屋・・・んん!?ああ!!やめ!!!!!」
千歌音「この後はベッドインよ姫子!!」
数分後
姫子「お、お許しください宮様・・・あ・・・・あああ!!!」
大神「来栖川からのバレンタンデーのプレゼントは・・・5円チョコと10円ガム、姫宮からはワサビ大量入りチョコか」
「体を求めて」
「・・・ちゃん・・・千歌音ちゃん・・・ちゃん・・・」
愛くるしい声がする
姫子・・・・・・・・。
「どうしたの?来栖川さん・・・いえ、姫子」
出口付近に居た姫子に囁くように、使用人に聞こえないように名前を呼ぶ
「あの、今夜もその・・・一緒に寝よう、私・・・千歌音ちゃんと一緒に・・・」
「・・・・・・」
赤いリボンのその子、恋人に対して声に少し考え言葉を発っする
「姫子、部屋に戻って頂戴、いまとっても私疲れてるの、今夜は1人で寝させて頂戴」
それははっきりとした口調だった、促すような・・・確かな声
「え?千歌音ちゃんどうして・・・」
「姫子、貴女また大神さんの誘いを断ったそうね、乙羽さんから聞いたわ」
「だ、だって私、千歌音ちゃんの傍に居たいんだもん、ずっと・・・どんなときも一緒に」
「・・・・・・それはわかるけれど、貴女最近私とばかり付き合ってるわ」
「どうしてそれがいけないの!?千歌音ちゃんあの時言ったよね、私とずっと一緒に居るって、だから私、千歌音ちゃんの傍を離れたくないの」
姫子の言葉は嬉しい・・・だってこうして姫子と想い合える以前は私、ずっと独りぼっちだったから
「・・・千歌音ちゃん・・・」
姫子が目を閉じ、唇を近づけてくる・・・私は少し考えると体を傾け姫子のキスから逃れた
「千歌音ちゃん!?」
「姫子、部屋に戻って頂戴、これ以上ここに居ると乙羽さんにまた言われるわ」
「どうしてそんなこというの?最近の千歌音ちゃん、変だよ、全然体を求めてこないもん、そんなに私に不満があるの?」
「違うわ、そんなわけないでしょう」
「ならどうして拒否するの?」
「・・・姫子、貴女とはそういうことあまりしたくないのよ、確かに私と貴女はこうして想い合っているわ、でも・・・だからといってそういう行為ばかりする必要はないでしょ」
「私はしたいの、私構わないよ、だって私もう処女じゃないんだから・・・」
「!?・・・やめて、姫子」
「あの夜のこと、もう気にしなくてもいいよ?千歌音ちゃんが私に嫌われるためにしたことなんだから、だから私・・・気にしてないの、ううんそれどころか・・・」
「姫子!!!!!」
「・・・・・!?」
千歌音に怒鳴られ、怯える姫子
「・・・怒鳴ったりしてごめんなさい、でもね姫子、もうあの夜のことは思い出したくないの、貴女に嫌われるためとはいえ、貴女にああいったことをしたのは事実だから・・・あの夜の私は私じゃないわ、もう忘れて頂戴」
「ううん、千歌音ちゃんは千歌音ちゃんだよ、だからね、同意の上で千歌音ちゃんとしたいの、私ね・・・」
あの襲撃の夜・・・おぞましい記憶が蘇る、が・・・私は首を振った
「ほんとは私、貴女とあんなことはしたくないの、だから今夜は部屋に戻って頂戴、おねがい姫子、ああいった行為をすることだけが恋人じゃないでしょう」
「千歌音ちゃん・・・キスしよう、なんでもいいの、だから・・・」
「姫子、もう今夜はよして頂戴、ほんとに私今日は疲れてるの、1人で寝させて頂戴、明日はまた一緒に寝てあげるわ」
「・・・どうしてそんな冷たいこと言うの?最近の千歌音ちゃん、私になにもしてくれないじゃない、ただ微笑んで抱き締めてくれるだけ、だから」
「それで、いけないのかしら」
「だ、駄目じゃないけど・・・でも私あの時決めたの、千歌音ちゃんと別れ際にまた出会ったらずっと一緒に居るって千歌音ちゃんのこと独りぼっちになんてしないって」
姫子の瞳は輝いていた
姫子・・・私は・・・
「千歌音ちゃん!!」
我慢の限界を超えた姫子は千歌音に飛び込む
千歌音を強引に抱き寄せ、無理矢理気味に口付けすると
両手を千歌音の黒長い髪に絡める
姫子の突然の行為に千歌音は目を大きく開くと姫子の体に触れ・・・
「ん・・・!?や、やめて・・・姫子!!」
驚いた私はひ弱な姫子を強引に突き放した
千歌音のリーチの長い両腕で強引に引き離され床にヒザをつく姫子
「や・・・あっ、千歌音ちゃん」
唇を拭うと呟く
「姫子、
↑脱字m(_ _"m)ペコリ
唇を両手で拭うと呟いた
「姫子・・・とにかく今夜は部屋に戻って頂戴」
「千歌音ちゃん私のこと抱いて!!お願い、一度だけでいいの・・・お願いだから」
「姫子・・・やめて」
パジャマを脱ぎ始める姫子を手で止める
そして少し考えた私は小さく息をつくと姫子の耳元に囁いた
「わかったわ・・・姫子・・・でも、今夜はキスだけにして頂戴」
髪に触れながら私はベッドの隅に座った
「千歌音ちゃん・・・え、いいの・・・キスしてくれる?」
「ええ、約束するわ」
ピンクの二枚貝のネックレスを手に取る千歌音
姫子とお揃いの命同じくらい大事な宝物だ・・・
姫子、私は・・・
「千歌音ちゃん・・・?」
「いいえ、なんでもないわ、さて、姫子・・・」
千歌音に顔を近づけ・・・静かに瞳を閉じる姫子
私は・・・すっと唇を近づけ・・・そっと姫子のそれに触れた
「ん・・・」
「んん・・・」
お互い長い髪に両手を絡め抱き合う
「・・・(そう、この蜜のような甘い香りをくれる姫子の唇・・・そう、とても甘いわね)」
姫子の唇の感触を味わう、満足そうに瞳を閉じた千歌音
そのまま姫子の口内に舌を忍び入れる入れるように侵入させる
そして姫子の舌と千歌音の舌がぶつかり・・・絡めあう
そう、神無月の巫女のように
あむっ・・・んん・・・ちゅるる・・・。
口の中に踊る千歌音の舌にうっとりし酔いしれる姫子
はあ・・・んちゅ・・・ちゃむ・・・んん・・・
思う存分舌を絡めあうと・・・ゆっくりと唇を姫子の唇から離した
すると、姫子の唇と千歌音の唇から小さな・・・唾液の糸が引いていた
「これでいいかしら・・・ふふ・・・姫子、貴女は貴女自身のままでいて頂戴ね」
「え、もう終わりなの?もう今夜は一緒に居られないの・・・?こんなに千歌音ちゃんが大好きなのに、こんなに想い合っているのに」
「ええ、約束でしょ、今夜はキスだけだって・・・ふふ、さて、そろそろ寝る時間ね」
「う、うん・・・じゃあおやすみ、千歌音ちゃん」
「ええ、おやすみなさい」
最後に軽くキスすると部屋を出る姫子
「・・・好きよ姫子・・・」
姫子にこれ以上汚れて欲しくない、無理する必要はないものね、私達は永遠に結ばれているのだから
END
実際にSS書いてるときもなぜか心情的に幸せそうな千歌音ちゃんを書いてしまうのは仕方ないことかな
これはエロに限ったことではないけど
姫子攻め、宮様受けもいいと思う、再会後はそんな感じじゃないだろうか
本来千歌音ちゃんは「銀月の嵐」のときのような行為は好んでおられない女の子だろうから
262 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 20:44:24 ID:fR7UUWKX
GJ!!
私もそう思います。
ただ、私の場合姫子も千歌音も攻めっぽく受けっぽくもあると思うので、単に姫子がSで千歌音がMな方が萌ゑるから、という理由からです。(姫子の下着を盗をだり、姫子を盗撮したり、姫子の臭いでオ○二ー、・・・etcの変態プレイならば即決で千歌音に軍配が上がるのですが)
「あの衝撃な思い出」
「・・・千歌音ちゃん・・・」
使用人に見付からないようにそっと部屋に入る
足音を立てずに眠り姫のベッドに寄り添う
シーツをゆっくりと取り除く
傍らにいたのはネグリジェに身を包んだ千歌音だった
神秘的な装いの美少女がそこには居た、学園全生徒の憧れの宮様だ
黒長い髪に大きな胸、体のあちこちもしまっていてまるでモデルのようだ
ほんとにこの世に存在するのかというくらい綺麗な親友の姿だった
静かだ、寝息も聞こえない、きっと眠っているのだろう
「は、入るね・・・」
小さく息をついた姫子はそっと千歌音と同じベッドに入る
「千歌音ちゃん、好きだよ」
背後から千歌音を抱き締める、最近は毎晩千歌音の部屋に来ているのだ
たまにキスしていくこともある、そっと・・・千歌音の首筋に唇を寄せた
そして触れると状態を上げた姫子は千歌音の唇に自分のをそっと触れる寸前
千歌音の美しく心に響くほどの神秘的な・・・声が聞こえた
「姫子」
「!?」
声と同時に千歌音の瞳が開いた
↑あ、タイトルの場所間違った
姫子は心臓が止まりそうになった
「あ・・・あの、千歌音ちゃん!?」
声の主が状態を上げる
「お、起きてたの?」
「ええ、ずっと・・・」
こちらを微笑んでいる千歌音
「ずっとって、いつくらいから?」
「貴女が部屋に入ってくる前からよ」
姫子は焦った、どう誤解されても仕方ない
いやもうこれは誤解とか以前の問題かもしれない
「うふふふ・・・来栖川姫子さんはいまなにをしようとしていたのかしら」
「あ、あの・・・その・・・千歌音ちゃんの全てが愛しくて、全てが欲しくて・・・その、犯そうと・・・」
「・・・・・・」
「ご、ごめんね!!で、でも私ね、千歌音ちゃんのこと大好きなの、だからその・・・ね」
千歌音は微笑んだままだ、表情を一切変えることはない
「千歌音ちゃんは私より力強いから、眠ったときに・・・そ、その・・・ご、ごめんね」
「そうね、貴女の処女を奪ったのは私だものね、どんな理由があっても許されることではないわ、貴女に嫌われるためとはいえ私、オロチになって貴女に最低なことをしたんだもの、だからこれは当然のことよね」
あの悪夢の夜を思い出し表情が曇る千歌音
「千歌音ちゃん、私ね、もう気にしてないの、過去のこと気にしても仕方ないもの、だから私・・・千歌音ちゃんが大好きなの、愛してるの、あの夜のお返しとかじゃないんだよ、ただね・・・」
「いいわ」
「え!?」
「私のこと好きにしていいわよ、姫子」
265 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 15:04:25 ID:7tTv6zZw
姫×千キターーーーーー!!
姫子は耳を疑った
千歌音は寝転ぶとこちらを向いた、全生徒の憧れ・・・
宮様が無防備な体をこちらへ向けている、異様な状況だった
「貴女に犯されるのなら私、嫌なんかじゃないわ」
「ち、違うんだよ千歌音ちゃん、そんなんじゃないの!!」
「違う?どういうことなの姫子」
不思議そうに尋ねてくる千歌音
「あ、あのね、やっぱり同意の上がいいな、私・・・千歌音ちゃんに抱かれたい」
髪についてる赤いリボンを外しながら呟く姫子
無理矢理犯すのは流石に無理があるだろう、いやそれを望んでいる千歌音もどうかとは思うが・・・
「そう・・・したいのね」
「う、うん・・・」
今度は同意の上で、あの夜のように無理矢理気味ではなく
お互いを想った上でやりたいのだ・・・
「そう、いいわ、なら。。。まずはキスからね」
「え・・・?う、うん、いいよ」
この世で一番愛する運命の想い人、千歌音になら体を捧げてもいい、そう思えるから
そっと千歌音の肩を寄り掛かると瞳を静かに閉じそっと唇を差し出しながら寄り添った
一瞬の躊躇の後、すっと微笑みゆっくりと唇を触れる・・・
「ん・・・」
姫子の唇からの甘い蜜の香りを感じるとその味に満足しながら瞳を閉じる
舌を素早く忍び入れそのまま口内を踊らせる
・・・あむっ・・・ちゅ・・・んん・・・ぷはっ・・・
そのまま姫子の舌を絡めあい・・・舐めあう・・・
ぷちゅ・・・はあ・・・んっ・・・ぴちゃ・・・。
舌を吸い・・・思う存分舌と舌を絡めあう・・・
そっと離した唇と唇で唾液の糸を作ると自然とそれが引いていた
「ふふ・・・美味しかったわ、姫子、これで満足かしら?」
「うん、私もだよ千歌音ちゃん、あ、あのね・・・できたらその、脱いで抱き合いたいんだけど、駄目かな?」
と言うとパジャマを過ぎ始める姫子、その仕草をずっと目で追う千歌音
そして唾液を飲み込み・・・口を開く
「ええ、いいけれど、でもちょっとだけよ姫子・・・」
「うん、それでもいいよ、だから・・・その千歌音ちゃんも脱いで・・・ね?」
「わかったわ」
そう答えると着ていた神秘的に輝く(これは千歌音の美貌のせいだろう)水色のネグリジェを脱ぎ始める
下着姿の千歌音は・・・もう目のいき場に困るほど美しくて・・・全生徒が憧れる宮様そのものだった
「千歌音ちゃん、抱いて・・・」
キスを待っている姫子
その無防備な状態は千歌音の欲望をそそった
「姫子・・・」
ゆっくりと姫子を押し倒すと覆いかぶさり・・・キスした
姫子の両腕が千歌音の背中にゆっくりと廻される
その感触に気付くと口元にふっと微笑み姫子の胸元に顔を埋める千歌音
ちゅるる・・・はあ・・・んん・・・ぴちゃっ・・・
「はあはあ・・・千歌音ちゃん・・・」
千歌音の黒長い髪が姫子の顔に容赦なく当たるが姫子は嫌がることなく
いやそれが快感なのか満足そうに瞳を閉じていた
そう、あの千歌音からオロチになったことを告白され無理矢理犯されたあの悪夢の夜・・・
もうあの夜とは違う、想い合って千歌音に抱かれているのだから姫子は心から喜びを感じていた
千歌音の左手が姫子の胸を揉み始めるが・・・抵抗はしなかった
姫子の唇から千歌音の唇は・・・今度は姫子の首筋に移動される
「はあ・・・はあ・・・」
嫌がらない姫子に千歌音も悪気がないので満足そうに微笑む
「千歌音ちゃん・・・(ああ、気持ちいいよ千歌音ちゃん・・・)」
唇の跡がつくど執拗に嘗め回すとそのまま、口元の持っていく
そして再びキスした・・・胸を揉み廻され快感に浸る姫子・・・
口元で囁く千歌音
「はあ・・・姫子・・・好きよ・・・はあ」
「ん・・・私もだよ、私も千歌音ちゃんが好き」
お互い囁き合う、そして千歌音の次の行動に期待していた姫子だが
千歌音は口元にふっと微笑み一度上体を上げると、そのまま姫子を抱きかかえた
「ふふ、姫子、今夜はここまでにしましょう」
「え・・・?私はいいんだよ?千歌音ちゃんにならどんなことされても平気、頑張れるから」
「そう、ありがとう、でもここまでにしときましょう、少し疲れたわ、ふふ・・・私らしくないわね」
「そう・・・?う、うん、わかった、私ね・・・千歌音ちゃんにこうして抱かれてとても嬉しいの、大好きだから」
「私もよ姫子、さて、服を着て頂戴、あと部屋に戻るとき、使用人に見付かっちゃだめよ、特に乙羽さんには気をつけて頂戴ね」
「う、うん・・・」
頬を微笑みそう呟く姫子、その表情には満足感が満ち溢れていた、愛する人に体を捧げたのだから・・・
「それじゃ、おやすみ千歌音ちゃん」
「ええ、おやすみなさい・・・」
千歌音ちゃん、またいつか・・・抱いてね
姫子は心の中でそう願いながら部屋に戻って行った、乙羽さんに見付からないように
そう、もうあの夜とは違うのだから
END
ふう・・・やはり自分のSSは千歌音ちゃんの幸せそうな場面を書いてしまうなあ
切ない千歌音ちゃんを観るのは辛いからね、いやエロ以外も同様だけど
俺の中ではやはり千歌音ちゃんの相手は姫子が一番だな。。。乙羽さんもいいが
271 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 19:45:41 ID:7tTv6zZw
GJです!
乙羽さんには↓
「ほら、千歌音ちゃんはこれがイイのよね?」
「ーーっ! ひっ、ひっ……だ、ちょ…姫っ………ふぁっ!?」
ーーグチャグチャグチャ
千歌音のヴァギナに潜り込ませた指がどんどん勢いを増す
「あぁっ……っ、あっ…あっあっあっあっ…!!」
全く容赦の無い指使いに千歌音は仰け反り、姫子の猛攻のなすがままになる。
股間から溢れる体液を白濁しきらせ秒読みのような嬌声をあげる千歌音に姫子はラストスパートをかける。姫子は空いている左手で勃起しきって包皮の剥けた千歌音の肉芽をつまみ、激しくしごきあげる。
「イッちゃえ♪」
「ふぁっ!?やぁ…あっ、あっ、あっ、………あぁぁぁぁぁぁぁーーーっ!!!」
ブシュゥゥウーーーッ!
達した瞬間、ヴァギナから大量の雌汁が迸る。
姫子はすかさず達している最中のヴァギナにしゃぶりつき千歌音から出た体液を嚥下していく。
「ーーーっ!!!」
達している最中の敏感になっている部分を刺激され、たまらず千歌音は体を何度も大きく、ヒクン、ヒクン、と跳ねさせた。そして、千歌音は焦点の定まらぬ視界で股間に顔を埋める姫子を見ながら意識が遠のいていくのを感じた。
272 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 20:44:51 ID:7tTv6zZw
・
・
・
・
「………あ…わた…し…?」
「目を覚ました?千歌音ちゃん。」
姫子に吐息がかかる程顔を近づけられ、千歌音は急速に意識が引き戻される。
「気持ちよかった?千歌音ちゃん?」
「……………ええ。」
「よかった。」
………
「どうしたの?千歌音ちゃん。」
ボーッとしている千歌音を心配し姫子は訪ねる。
「ごめんなさい。また…、私ばっかり……。」
おずおずと、言葉を紡ぐ千歌音。
再会を果たした二人の関係は以前に比べ少し変化しつつあった。姫子が千歌音も本来はもろく、か弱い女の子の一人であると言う事に気づいたためである。
「き、気にしなくていいよ、千歌音ちゃん!」
「でも…っ」
それでも続けようとした千歌音の唇に姫子の人差し指が添えられる。
「これは、私がしたい事だもん。千歌音ちゃんのこと大好きだから……こんなにしてあげたいんだよ?」
そう言って姫子は千歌音を抱き寄せる。
「姫……子…」
千歌音は幸せそうな表情を浮かべ
「だから、これからもずっといっしょにいようね?千歌音ちゃん。」
そして、愛する人に抱きしめられながら千歌音は静かに眠りに落ちていった。
273 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 21:05:34 ID:7tTv6zZw
この様子を盗聴機ごしに聴き耳をたてていた人物が一人…
しばらくの間、食卓に食欲を誘う、絶品のしいたけ料理が並んだ事は言うまでもない。
的な、オチ担当が似合うと私は思う次第。
たしかに乙羽さんはオチでしいたけ担当が似合うなー
姫千歌が完全に結ばれても諦めないソウマ君
大神「なあ来栖川、村で今夜七夕祭りが開催されるんだ、だからよかったら一緒に・・・」
姫子「え?ごめんね、千歌音ちゃんと行く約束してるの」
またある時は
大神「なあ来栖川、今日はバレンタインデーだよな、その・・・俺に」
姫子「うん、あげるよ、千歌音ちゃんのために作った手作りチョコの余り物だけどね、本物はあげないよ♪」
そしてまたある時は
大神「なあ来栖川、今日はクリスマスイブだ、よかったら俺と・・・その」
姫子「ごめんね大神君・・・私、今夜は千歌音ちゃんと一緒に過ごしたいの、屋敷には来ないで・・・ほんとにごめんね」
そして・・・。
大神「な、なあ・・・来栖川、今度の日曜日暇か?」
姫子「ごめんね、休日は千歌音ちゃんと・・・」
大神「そうか・・・(まだ用件すら言ってないのに・・・)」
千歌音ちゃんと再会後の姫子は頑固としてガードも堅いです
デートなどに誘っても全然OKしてくれません
しかし・・・めげずに頑張る(?)・・・ソウマ君でした
大神「今度は姫宮を誘ってみるか・・・はあ・・・虚しいな俺・・・」
276 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 23:09:23 ID:Jcwk0VJZ
玉砕覚悟!?
本日はバレンタインデー、ソウマ君はわくわくなき持ちで学校に向かいます
大神「くく・・・姫宮に来栖川、わかってるんだ・・・お前達をいつも守ってるのはこの俺だからな、いつでもいいぜ」
しかし・・・。
姫子「うん、千歌音ちゃんに手作りのチョコをあげたいの、あ、大神君もついでだからあげとくね、義理チョコだけど(今夜は千歌音ちゃんと2人で・・・ふふ)」
大神「・・・・・ありがとう(ついでかよ)」
そして・・・。
千歌音「・・・ごめんなさい、用意してなかったわ、それに私・・・貴女にそんな感情はないわ・・・お引取り頂戴ね大神さん」
大神「い、いや、君がそういうのなら別にいいんだ・・・(そう、はっきりと言うなよ)」
さらに・・・。
マコちゃん「え?うーん、私、宮様にあげたいんで・・・それじゃあジン様ごきげんよう」
大神「即答かよ・・・」
そして・・・。
乙羽さん「申し訳ありませんが・・・お嬢様と来栖川様はお留守でござます、お引取り願います・・・チョコ?お嬢様以外の方にはあげません」
大神「い、いえ、失礼します」
ついでに・・・。
コロナ「はぁ!?あげないわよ!!」
レーコ「・・・オロチの裏切り者・・・」
大神「お前等・・・」
で、結局は・・・。
ユキヒトさん「大神さん、僕の気持ちです、どうぞ・・・」
大神「・・・・・(取り巻き以外の女には1つも貰えなかった。。。)」
「一生の絆で結ばれた2人」
「来栖川さん、どうしたの?開いてるわ」
ドアの外に居る姫子に話しかける千歌音
「う、うん・・・は、入るね」
もぞもぞと後ろに両手を廻しながら部屋に入ってくる姫子
「どうしたの・・・姫子」
「う、うん、千歌音ちゃんに渡したいものがあるの」
「渡したいもの?」
「今日はバレンタインデーだからその・・・」
と口にしながら千歌音にケーキ上の大きな箱を手渡す姫子
その箱からはチョコレートの香りが漂ってくる
「これを私に?」
「うん、そうだよ、昨日ね乙羽さんに調理場と材料を貸してもらったの、千歌音ちゃんのために作りたかったから」
「姫子・・・で、でも私・・・女・・・」
「そんなこと関係ないよ、好きな人に手渡したい気持ちは女の子とか関係ないもん」
「姫子・・・・・・ありがとう、とても嬉しいわ、開けてもいいかしら」
「うん、いいよ」
床に座った2人はゆっくりと箱を開けた
まさしくチョコレートケーキだった
円状の形をしており、真ん中に月という字が生クリームにようなもので書かれている
「綺麗なケーキね、とてもいい香りがするわ」
チョコの香りを感じながら瞳を閉じるとそう呟く千歌音
「うん、私ね、昨日・・・千歌音ちゃんが寝たあと1人で作ったの、千歌音ちゃんのために」
「姫子・・・私のために・・・ありがとう、この月という字は、私?」
「千歌音ちゃんはお月様だから・・・少し工夫してみたの・・・へ、変かな?」
「いいえ、とても素敵・・・嬉しいわ」
少し乱れてはいるもののまさしく月だった
姫子の努力の後がうかがえる
「皿も持ってきてるから、ふふ・・・千歌音ちゃん、一緒に食べよう♪」
満面の笑みで千歌音に微笑みかけてくる姫子
「え、ええ・・・ほんとにありがとう(この子はいつもそう・・・どんなに辛いことでもそれを見せようとしない、そしてこの笑顔にいつも励まされてるわ、どんな辛いことがあっても忘れてしまいそうなくらい可愛い笑顔ね、姫子)」
千歌音は少し頬を赤く染め、そう答えた
「それじゃ・・・頂こうかしら」
「うん、わけるね」
包丁でケーキを切ると皿に置きそれを千歌音に手渡す姫子
そして小さなフォークでそれを音を立てずにゆっくりと口に運ぶ・・・。
「・・・・・・とても美味しいわ、姫子・・・(姫子の気持ちがギュっと詰まってるのね・・・ほんとに甘くて美味しいわ、ほんとに私・・・)」
「・・・千歌音ちゃん・・・!?」
瞳から涙を零した千歌音に不思議そうに見つめる姫子
「ごめんなさいね・・・貴女にこんなに想われているなんて・・・それがとても嬉しくて私・・・!?姫子・・・?」
涙を拭こうとする千歌音を胸に抱き締める姫子
「ひ、姫子・・・」
「あの時言ったよね私、私が千歌音ちゃんのハンカチになるからって、だから泣いていいんだよ、そしてこうも言ったよ、どんなことでも私にわけてって、だからね、いいの・・・泣いてもいいんだよ千歌音ちゃん」
「姫子・・・」
本来姫子より背の大きい千歌音を胸に抱いているため中途半端な体勢となるが気にせず抱き締める姫子
そう、千歌音は本来弱い女の子なのだ、宮様という立場上クールで気丈に振舞っているだけ・・・
なにしろ美人で頭がよく運動神経も抜群なため、そう思われても仕方ないことではあるが、本当の千歌音の理解者は姫子だけなのだ・・・。
千歌音が気が弱く、臆病で嘘つきで怖がりということは姫子が一番よく知っている
千歌音を胸の中から優しく引き離した姫子が口を開いた
「千歌音ちゃん、いつでも私の胸の中で泣いてね・・・ふふ・・・立場が逆転しちゃったね・・・テヘ♪」
「姫子・・・(本当なら私が貴女と守らないといけない立場なのに、逆に私が守られてるのね・・・)」
「うん、我ながらよく出来てるかな、うん・・・美味しいね千歌音ちゃん」
「ええ、そうね姫子」
チョコを食べながらそう話す2人
「でもごめんなさいね姫子、さっきはあんなはしたないこと・・・」
「ううん、いいの・・・だって私と千歌音ちゃんは結ばれてるんだもの、2人の気持ちは繋がってるしね、うふふ」
「姫子・・・最近は貴女にしてもらってばかりだわ、私もなにかしてあげたいのだけれど・・・」
「そんな、千歌音ちゃんは気にしなくていいんだよ、私がしたいんだから、それにね・・・私、以前は千歌音ちゃんになんでもしてもらってばかりだったから」
知らない間に千歌音を独りぼっちにしていた
それに気付いた姫子はどうしようもなく悲しかったのだ
「あ、こんな悲しい話はやめよう、あ、千歌音ちゃん・・・」
そう呟いた姫子はわざとらしくチョコを唇に塗った
「あ、汚れちゃった・・・千歌音ちゃん、あ、あのね・・・取ってほしいの」
「え!?く、口移しで?」
「う、うん・・・」
「・・・!・・・っ・・・」
頬を真っ赤に染めながら千歌音が口を開く
「わかったわ」
そういうと姫子の唇に自分のを軽く触れた
チョコの味と姫子の唇の蜜のような甘さが妙にアクセントを取っており合っていた
姫子の唇についてるチョコを嘗め回す・・・
それにしてもほんとに姫子の作った手作りチョコレートケーキは甘くて美味しかった
それは味だけではない・・・姫子の千歌音に対する気持ちも入っているからだろう
千歌音は瞳を閉じ姫子とじっくりキスを交わす
チョコを舐め終わってもキスから解放したりはせずそのまま・・・舌を姫子の口内に忍び入れる
姫子も受け入れるように千歌音の背中にゆっくりと小さくて細い両腕を廻した
「ん・・・」
・・・あむっ・・・ちゅ・・・んん・・・。
舌と舌がお互いに口内で絡め合う
そう、それはいまの姫子と千歌音の関係を表しているかのようだった
ん・・・ちゅっ・・・んんっ・・・ぷはぁ・・・
舌と舌が口内でダンスを踊る
姫子とのキスを存分に味わった千歌音はゆっくりと姫子をキスから解放した
「・・・ごちそうさま・・・とても美味しかったわ」
「うん、ほんとに・・・千歌音ちゃんと心からキスした感じだったね、私幸せだよ千歌音ちゃん」
「ほんとに私幸せだよ、千歌音ちゃんとこうして楽しい夜を迎えられるんだもの」
「私もよ姫子(そうよね、あの悪夢の夜とは違って・・・)」
悪夢の夜・・・千歌音がオロチだということを姫子に打ち明け力尽くで犯したあの悪夢の夜だ
あの夜、千歌音は姫子の処女を奪ってしまった
「千歌音ちゃん、私を・・・抱いて」
「姫子!?」
姫子は千歌音を真剣な眼差しで見つめた
「だ、駄目よ姫子・・・私に貴女を抱く資格なんてないわ、ほんとは愛される資格もないのよ」
「ううん、過去のこと気にしてちゃ駄目だよ千歌音ちゃん、私達の今後を考えよう?私ね、千歌音ちゃんとしたいの、心から・・・だから抱いて」
そういいながらパジャマを脱ぎ始める姫子
「姫子・・・・・・わかったわ、でも、今夜は少しだけね、私苦手だから・・・それでもいいかしら」
「うん、いいよ」
あの夜は姫子に嫌われるために夢中で犯したのだ、本来千歌音はそういう行為は苦手だ
姫子に頷くとピンク色の透明なネグリジェをゆっくりと脱ぎだす千歌音
「姫子、来て頂戴」
「うん、優しくしてね・・・キスくらいで・・・うふふ」
服を脱ぎ捨てると下着一枚でベッドに入った2人・・・
髪飾りの赤いリボンを取り外すと寝転びこちらを見上げる姫子
そして千歌音に向けてゆっくりと瞳を閉じた
そう、それは千歌音に全てを捧げるという意思表示でもある
姫子を見下ろした千歌音は・・・姫子の胸をまじまじと見つめた
「私は千歌音ちゃんのものなんだから・・・好きにしていいんだよ」
そう囁きかける姫子に千歌音は・・・姫子の胸をゆっくりと揉み始めた
それと同時にキスを交わす
抱き合う2人
「はあ・・・はあ・・・好き、好きよ姫子」
欲望のままに姫子の胸を揉み回す
「はあ・・・!!わ、私もだよ千歌音ちゃん・・・私・・・」
巫女の宿命を背負わされ辛い想いをした時とはもう違う
想い合っているのだから
乳首を存分に嘗め回す千歌音を姫子は微笑むと抱き寄せるようにゆっくりと両手で抱き締めた
こんなに想われているのだ、あの宮様に・・・。
「・・・うん、また・・・抱いてね千歌音ちゃん」
「え?え、ええ・・・ごめんなさいね姫子、私、自分の欲望をそのまま貴女にぶちまけてしまったみたいね、貴女のことになるとついムキになるから、ごめんなさいね姫子」
「ううん、いいの、私、千歌音ちゃんに抱かれて幸せだよ、誰よりもずっと・・・」
「でも、女の子同士なのにこんな」
「性別なんて関係ないよ、こんなに愛し合ってるんだもん」
「姫子・・・」
「うん、あ、私もう寝なきゃ・・・」
「そうね、あ、使用人に見付っちゃだめよ、屋敷の見回りをしてる子が居るから」
「大丈夫だよ、おやすみ千歌音ちゃん、愛してるよ・・・ふふ、いいバレンタインデーが過ごせたね・・・」
ほんとに、心から喜んだ千歌音、姫子が出て行くと再び歓喜の涙を流した
今年のバレンタインは千歌音にとって姫子から最高のプレゼントが送られた
それとは別に、千歌音の部屋の行為をドア越しに伺っていた乙羽さん
嫉妬の憎悪が増し、一ヶ月近く、しいたけ定食が食卓に並んだことは言うまでもない
ちなみにその頃ソウマ君は大神神社でため息をついていた
「せっかくのバレンタインなのに、来栖川からも姫宮からもなに1つ・・・貰えなかった、義理チョコもなしか、俺って一応乙橘学園のアイドルだよな・・・怪しいぜ」
END
14日ということで姫千歌のバレンタインでの夜の妄想を投下してみました
千歌音ちゃんにはどんなことがあっても姫子と幸せになってほしい
それだけが俺の願いです、だって千歌音ちゃんが心から大好きだから
だからどうしてもSS作るときは千歌音ちゃん寄りになってしまいます
あ、俺自身がチョコ貰えたかって?
俺は千歌音ちゃんさえいればそれでいい・・・・・・ちくしょう(涙)。
キモ
>>286 GJ!よいバレンタインプレゼントでした
〜侍女乙羽の1日尾行日記〜
週末の日曜日、千歌音お嬢様と来栖川様・・・いいえ!!!小娘がデートにお出かけになられました
ふうう・・・使用人数人にお屋敷を任せると2人を尾行した、お嬢様になにかあれば・・・一生許しませんわ・・・!!
メイド服のまま帽子を深くかぶるとサングラスをかけこっそり後を着ける、車でのお送りを拒否されたのは幸運ですわね
はあ・・・なぜ私がこのような小娘の服を選ばなきゃいけないのか・・・お嬢様、容姿端麗で頭脳明晰、運動神経抜群である貴女がなぜこのような・・・
pm 13:00・・・バスに乗る!?この小娘・・・慣れ慣れしくお嬢様と腕を組むなんて・・・許せないわ・・・はあ
pm 14:30・・・町に着く、ん・・・?ゲームセンター!?来栖川様・・・貴女、お嬢様になにを教えるつもりです!?て、お嬢様、頬を染めながらも流石でございますね、どのようなお遊びも完璧に出来るなんて
pm 16:00・・・ショッピングセンターに入る、2人・・・ふう、千歌音お嬢様、どのような服を着てもお綺麗でらっしゃいますわ、ふふ・・・一番輝いておいでです
ん?小娘にコーディネイト?まさかお嬢様買ってあげるおつもりでは・・・ええ!?高価な物を・・・お嬢様にとって来栖川様は・・・命よりも大事なのですね
pm 18:30・・・ああ、お腹が空いてきたわ、は!!いけません!!尾行しなくては・・・小娘、お嬢様に手を出すことはこの乙羽が許しませんわ!!
pm 19:00・・・え・・・?ラーメン屋!?小娘・・・貴女・・・お嬢様をこのような庶民的なお店に・・・!!え?『千歌音ちゃんあーんして』ですって・・・!?こ、小娘!!お嬢様も食べるんじゃありません、ああ・・・餃子を・・・
pm 21:00・・・姫宮邸に帰宅、ふう疲れましたわ、ん!?お2人とも、屋敷の門前でなにを・・・ま、まさかキス・・・!?
あ、来栖川様、目を閉じてお嬢様をまじまじと・・・あ、ああ。。。お、お嬢様の可憐な唇があああああ!!!
というわけで1日尾行日記終了、お嬢様の唇を奪った小娘には松茸定食一ヶ月分をご用意しますわ
「悪夢の放課後」
「姫子・・・ほんとに来るのかな」
音楽室で来栖川姫子を待つ早乙女マコト
下駄箱に手紙で書いてあったので放課後来てみたのだが姿はない
部活動も終えているので心配はないが、いつまでも待たされるのはしゃくだ
他の部活動も終わっており生徒は皆、下校しているようだ、学校内にも人影は少ない
ガラっとドアの音がして・・・開いたドアの先にいたのは
マコトも信仰する学園のアイドル、宮様こと姫宮千歌音だった
「宮様!?」
「早乙女さん、ごきげんよう」
千歌音はすっと音楽室に入るとマコトとの距離を詰めた
よく考えるとこの時間に学校に残っているのは生徒会室に篭りっきりの千歌音しかいない
千歌音はいつもそのままのお顔だった
きらきら輝く長い黒髪にきめらくような綺麗な瞳
全校生徒が憧れる宮様そのもの
「あら、来てくださったのね、嬉しいわ」
「え?あ、あの、私、姫子に呼ばれて!!」
「だから私が呼んだの、来栖川さんを利用するつもりはなかったのだけれど、ごめんなさい・・・どうしても貴女と2人きりになりたかったの」
口元に笑みを浮かべる千歌音、そしてマコトの手に自分の手をそっと重ねた
相手は容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群な上、名家のお嬢様という完璧な持ち主・・・
密かに信仰している宮様相手に、マコトは手を触れられ頬を染める、緊張どころの騒ぎではない
ただでさえ宮様と2人きりな上、密着しているのだ
それだけでも凄いことなのに。。。
顔は真っ赤に紅潮するとそっと手を離す
「あ、あの・・・私、そろそろ寮に戻らないと・・・御用がないのでしたら失礼します、宮様」
「待って頂戴」
立ち去ろうとするマコトを強引に抱き締める
そのままマコトの脚に手を優しく触り始める
「あ、あの!?」
「うふふふ・・・早乙女さん、可愛い・・・脚」
「や、やめ・・・てください!!」
強引に振り切り立ち去ろうとするが捕まった
本来陸上部に所属しているため脚力には自信があるが相手は・・・宮様だ
「あっ・・・宮様なに・・・んん!?」
早乙女マコトをくるっと振り向かせると強引気味に・・・覆う被さるように唇にキスした
目を大きく明け驚愕しているマコトを逃さぬよう両腕でガッチリ押さえつけ体を密着させる
ん・・・ぷちゅっ・・・んんっ・・・はあはあ・・・
唇を端と端まで塞がれているため悲鳴や声を発することができない
その上、弓道で鍛えられた千歌音のリーチの長い両腕でガッチリ絡められているため身動きが取れないでいた
「・・・(お、おいおい、これ・・・どういうことだよ宮様)」
腕だけではない、ピアノで鍛えられてた千歌音の長く引き締った指
その指に強く絡められては身動きが取れないのは当然だった
さらに千歌音の長い黒髪が容赦なく顔に当たり痒い・・・
あむっ・・・ちゅ・・・んっ・・・ぴちゃっ
「・・・(うふふふふ・・・思った通りだわ、早乙女さん、貴女の唇も柔らかくてとても甘いわ、ふふ)」
「ん!?(ゆ、夢だよな、そうだよな、こんなことあるわけないよな、宮様とキスしているなんて)」
マコトの思考回路などなんのその、ぬるっと・・・千歌音の長い舌がマコトの口内に侵入を開始した
そのまま口内を駆け巡る
ぴちゃっ・・・ちゃぷ・・・んんっ・・・はあ・・・
千歌音の舌に舌を無理矢理絡め合わされる
女の子同士はマコトにとって初体験だった、なにより相手は憧れの宮様だ
一瞬キスから解放されるマコト
「・・・早乙女さん、貴女の唾液、とても美味しいわ、唇も・・・」
そのまま床にゆっくり押し倒される
千歌音がマコトの制服のスカートを捲り・・・そっと脚を触る
「!?」
悲鳴を発っそうとしたが素早くキスに遮られる
生足を触られ体全体が震え上がるマコト
そっとキスから解放した千歌音はそのままマコトの上半身に覆いかぶさると
マコトの制服を強引に引き裂いた、下着が露になる
「あっ・・・い・・・いやぁぁぁ!!」
叫びをあげるマコトを見下ろすと妖しく微笑む千歌音
普段は元気活発なスポーツ少女の女の子らしい一面を見て囁いた
目に涙を浮かべるマコトだが、千歌音は行為をやめない
「んふ・・・早乙女さん、貴女もいい声を出すのね・・・はあはあ・・・好きよ・・・早乙女さん(本当に私が欲しいのは貴女だけよ姫子・・・)」
マコトの下着に顔を埋めると強引に下着を剥ぎ取り、乳首を舐める
もはやマコトは抵抗する気力すら失いかけていた
姫子よりは力があるが、宮様に対抗できるほどの腕力は持ち合わせていないのだ
引き剥がそうとしても千歌音の体はビクとも動かない
マコトの乳首を吸い始める千歌音だが、少し飽きたのか今度はマコトの首筋に顔を寄せる
そのままマコトの首筋に唇を触れた
「早乙女さん、とても綺麗な体をしてらっしゃるわ、ふふ・・・とても可愛いわね」
首筋に跡が付くのを確認すると状態を上げた
「ふう、今日はここまでにしておくわ・・・うふふ、早乙女さん、いまのことは誰にも秘密よ」
「・・・」
「来栖川さんにも内緒にして頂戴、もし話したら・・・どうなるかわかってるわね?」
頷くマコトに千歌音は微笑むと乱れた制服と髪を直す、そして新しい女生徒専用の制服を投げつける
「これを着なさい、ふふ・・・楽しかったわ、では。。。ごきげんよう」
宮様を敵に廻せば乙橘学園では生きてはいけない
全裸で横たわりながらマコトは・・・声を上げて泣き出した、処女を奪われたのだ、宮様に・・・
END
マコちゃんと千歌音ちゃんの絡みって少ない
姫千歌はもちろん健在でいいが、たまには意外性の組み合わせをしてみた
間島の兄貴ではないがマコちゃん(宮様の次に)好きなんで
大神「今日は7月7日の七夕祭りなのに1人かよ。。。仕方ない、1人で行くか(姫子には即答で断れたし)」
大神「ここが祭り会場か・・・ん?あそこにいるのは来栖川!!って姫宮も一緒か・・・(てか姫宮、令嬢のお前が祭りに来るなんて珍しいな)」
大神「なんだ?2人で楽しそうにリンゴ飴なんか食べやがって、金魚すくいしてる・・・くそ羨ましい姫宮」
大神「よし、邪魔してやる、お前等の仲を引き裂いて・・・・・・(姫子のあんな楽しそうな笑顔見たら、邪魔なんてできないな、幸せになれよ)」
祭り会場を跡にするが・・・なぜか姫宮邸前に来ていたソウマ君
大神「ふう・・・ん?あ、姫宮専用車じゃないか(なぜ姫宮の屋敷に、あきらめの悪俺)」
千歌音お抱え運転手に促されて車から降りる姫千歌
大神「ん?2人とも見つめ合ってなにしてんだ?姫子、なに目を閉じて姫宮を見てるんだ?ま、まさかキスか・・・?」
物陰に隠れるソウマ、その無残にもキスを交わす姫千歌、しかも想い合ってなので涙も流さない
大神「く、くそ・・・しかも、姫子、お前、俺のときより長いじゃないか(くそ、兄さん・・・ツバサ兄さあぁぁぁぁあ!!)」
屋敷をこそっと後にするソウマ
姫子「ん・・・あ、千歌音ちゃん、バイクの音がしなかった?」
千歌音「そうかしら、私は気付かなかったけれど、それより姫子、今日は楽しかったわ」
姫子「うん、私もだよ千歌音ちゃん、あ・・・今夜は七夕だからずっと一緒に過ごそうね、愛してるよ千歌音ちゃん」
千歌音「姫子・・・ええ、私もよ」
姫千歌は見つめ合い、再びキスを交わした
これでもまだ、この世が地獄でないと言えるのか?
大神「屋上に呼び出したりしてすまない、来栖川、今夜の花火大会一緒に行かないか?(姫宮は生徒会の用事で今日は居残りだろ、ふふふ・・・完璧だ)」
姫子「花火大会?そうなんだ、ふーん・・・いいよ(千歌音ちゃんいまどうしてるのかな・・・)」
大神「あ、ああ!!じゃあ今夜7時に神社でな(やったぜ俺!!やっと念願が叶うな)」
姫子「・・・・・・うん・・・・いいよ(どうでもいいけど、花火大会か・・・そうだ、千歌音ちゃんを誘っちゃお!!愛してるよ千歌音ちゃん)」
生徒会室
1人室内に居た千歌音に突然抱きつく姫子
姫子「千歌音ちゃん!!好きだよ!!(私達恋人だもん、宮様なんて呼ばないよ)」
千歌音「ひ、姫子・・・いえ来栖川さん、学校ではこんなことはしてはだめよ・・・で、なにかしら」
姫子「うん、今夜村の浜辺で花火大会があるの、だから一緒に行こ?ね、千歌音ちゃん」
千歌音「え・・・あ、ごめんなさいね、私今夜は生徒会のお仕事で離れられないの、大神さんと行ったらどうかしら?」
姫子「あ、そういえばそんな約束してたような・・・別にいいよね、大神君人気あるから、千歌音ちゃん行こ?」
千歌音「え?さっきも言ったでしょ?私は・・・」
姫子「千歌音ちゃんは生徒会のお仕事と私とどっちが大事なの?私どんなことがあっても千歌音ちゃんと一緒に行くんだから」
千歌音「・・・わかったわ(代理の人に頼もうかしら、困ったわね・・・着物の用意も必要・・・)」
千歌音を強引に花火大会に連れて行った姫子
そして・・・夜九時・・・大神神社では
大神「・・・姫子・・・どうしたんだ、いつになったら来るんだよ(こんなことならユキヒトさんとでも・・・)」
姫子「え私、千歌音ちゃんのこと愛してるの、だから大神君とは付き合えないの、ごめんね」
大神「即答」
せつな「京四郎じゃない?違うの?貴方なんて知らない」
大神「即答かよ」
マコちゃん「え?ジン様と?冗談は駄目だよ、あんた姫子のこと好きなんでしょ」
大神「君も姫宮と同じかよ」
大神「そうだよ、俺が君の王子様だ(オロチだけどな・・・)」
空「え・・・?あ、あの、貴方、夢の王子様とは似てないです、す、すみません!!」
千歌音(前世)「え?あ、あの・・・すみません、私には姫子様が・・・」
姫子(前世)「千歌音、惑わされてはだめだよ、この人はオロチ、敵なんだから」
大神「姫宮、いまの君には心を奪われれた」
ムラクモのかおん「誰かしら貴方、出て行って」
ひみこ「す、すみません」
大神「言葉は通じないもんだな」
コロナ「あんた七の首、どの面さげて来たのよ!!」
レーコ「敵・・・発見」
ネココ「にゃーご」
大神「オロチ衆に加わるから付き合ってくれ」
大神「なあ姫宮、日曜日は暇か?(ええい、駄目もとだ、ふられるのは確実だが突撃だ、姫子にはもう告白しない)」
千歌音「え・・・?そうね、暇だから付き合ってあげてもよくてよ」
大神「姫宮・・・姫宮!そう、すまない!(やった・・・やっぱこの世界は地獄じゃないだろ兄さん)」
歓喜の涙を流して千歌音に歩み寄るソウマ、しかし屋敷から姫子が出てきて
姫子「大神君!?千歌音ちゃんになにか用?この家は男子禁制なんだよ、私の千歌音ちゃんに手を出さないで」
千歌音「姫子・・・・・・わかったわ(大神さん、なにを期待したのかしらね、ふふ)」
大神「来栖川・・・(どれだけ俺の人生狂わすんだよ、姫子)」
姫宮邸、夜
夜間の見回りをしている使用人に見付からないようにそっと部屋に入る
今夜は静かな夜だ、窓の外から見える景色も絶景だがそんなことをしにきたわけではない
ベッドの上で静かな寝息を立てている美少女、その親友、いや恋人にそっと姫子は近寄った
「千歌音ちゃん・・・」
綺麗な顔立ちをしている、流石は宮様といったところか、頭もよく運動神経も抜群だ
なぜこんな完璧なお嬢様が自分をここまで想ってくれてるのか、いまでも信じがたいことだろう
姫宮千歌音は学校でも人気がある、そうソウマと同じくらい、いやそれ以上の・・・一番の人気だ
学園内のアイドルといったところか、宮様と呼ばれるほどだから相当だろう
綺麗に整えられた唇、モデルのような美貌、そして・・・月のように輝く白い肌
長い黒髪、黒い瞳、その全てが全生徒の憧れである
「い、いけないことだよね、だ、駄目だよね」
声とは裏腹にパジャマを脱ぎ捨てる
下着姿になったのを確認すると千歌音のベッドに入る
そして千歌音に覆いかぶさる、千歌音は非力な自分とは違い力が強い
弓道で鍛えられたリーチの長い細腕、その力は相当なものだろう
こうして眠っている間に犯さないと・・・自分のものにならない
「好きだよ・・・千歌音ちゃん」
そう囁くと千歌音の唇に自分のをそっと近づける
一瞬の躊躇の後、強く唇を押し付けた
んん・・・あむっ・・・ちゅ・・・はあ・・・
千歌音の顎を両手で摘む
普通のキスでは満足できなくなった姫子は舌を千歌音の口内へ強引に押し込んだ
拒否のできない一方的なディープキス
それは・・・停止したままの千歌音の舌と容赦なく絡み合った
あむっ・・・ん・・・ちゅっ・・・
「はあ・・・はあ・・・千歌音ちゃん、ふふ・・・千歌音ちゃんの唇って柔らかいね、薔薇のような香りがするよ」
何度も交わしたキスだが今夜は格別だった、以前は千歌音からの無理矢理気味ばかりだったのだが
最近は同意の上でのキスが多かった
千歌音の唇が自分の唾液でべとべとになったのを確認し達成感が得る姫子
しかしそれに満足することなく千歌音の着ていた透明なピンクのネグリジェを脱がし始める
姫宮邸の窓から見える村の風景、それは綺麗に聳え立っていた
数分後、千歌音の乱れたネグリジェを整える
そして自分の唾液や口紅で汚れた千歌音の唇をハンカチで綺麗に拭き取る
これで朝起きても千歌音や使用人は気付くことはないだろう
そう、眠っていた間に親友によって犯されたなど知る由もないだろう
でも以前はこの屋敷で千歌音に犯されたこともあるのだ、そう・・・千歌音がオロチになったときのこと
だからこれはお返しなのだ、恨まれる必要のない、これが姫子にとっての愛情表現の一つなのである
犯した千歌音を満足気に見つめた姫子はそっと部屋を出る、もうこの時間だと使用人も見回りはしてないだろう
無事に部屋に着いた、小さく息をつくと部屋に戻ろうとした次の瞬間、声が聞こえた
「来栖川様」
「!?」
それはある意味奇襲だった、心臓が停止しそうになる
ただでさえいまの時間になると姫宮邸内は真っ暗なのだ
そんな時に当然声を掛けられたのだから驚くのも無理はない
ただでさえ姫子は臆病な性格なのだから
それにこうまで暗い屋敷を見るとあの夜が思い出されるのだ
そう、千歌音に力尽くで犯されたあの悪夢の夜が
でも今夜は犯したのは自分だ、千歌音の処女を奪ったのだが
そんな考えに浸る余裕はない、先ほどの声の主がやってきた
暗がりの角からメイド服に身を包んだ女性が現れる
「・・・お、乙羽さん」
そう、如月乙羽、千歌音の侍女だった
姫子はこの人がはっきり苦手だ
しかし考える余裕もなく話しかけてくる
「これは来栖川様、ごきげんよう・・・このようなお時間にどちらへ?」
「え?いえ、どちらって・・・そ、そのトイレに行こうかなーと」
適当にごまかす、見逃してくれるはずだ
そもそも自分はお客様、使用人に口出しされる覚えはない
千歌音の親友であり心が通じ合った恋人なのだから
千歌音と自分はいつも気持ちが繋がっているのだ
だって千歌音は・・・
世界でたった1人私だけのことを待ってくれている人、その人なのだから
胸につけてあるピンク色に染まっている貝のペンダント
千歌音のお揃いの、そう・・・姫子にとっての宝物だ
これこそなによりの証拠、千歌音と運命の赤い糸で結ばれているなによりの・・・
しかし愛する人のことを考えてた時間は次の声に打ち消された
「そうですか、では・・・」
「あ、はい、それではごきげんよう乙羽さん」
これでやっと部屋に戻れる、明日からまた千歌音と何事もなく楽しく過ごせる
そう思いながら部屋に戻ろうとする姫子は呼び止められた
「来栖川様、1つお聞きしたいことがございます」
「はい、なんですか?」
たいしたことではないだろうと言葉を返したのだが。。。悪夢だった
「お嬢様のお部屋でなにをなさってたんですか?」
「え・・・な、なにって」
「ふふ・・・私失礼ながら貴女がお嬢様のお部屋に入っていくのを偶然目撃してしまいました」
乙羽は妖しい笑みを浮かべていた、そう・・・余裕を持った微笑な笑みだ
「あ、すみません、トイレに行くついでに千歌音ちゃんの様子を見てみようかなって、そのお、起きてるかもしれないので」
冷静に答えたつもりだが声が上ずりになる、そして絶望的な答えが返ってきた
「んふふ・・・来栖川様、私・・・貴女がお嬢様にどのようなことをなさったのか知っておりますわ」
「!?」
見られ、いや・・・聞かれていた!?
そういえば、この女はよく千歌音と姫子の一部始終に聞き耳をうつことがあるらしい
今回のことも聞かれている可能性は高い、いや、聞かれているだろう
姫子は絶望感に包まれた
「あ、あの・・・」
「まさか、来栖川様が千歌音お嬢様にあのようなことをなさるとは・・・私、頭にもありませんでしたわ」
「ち、違うんです!!あ、あれはその・・・」
「可愛い顔をして、やることは大胆でございますね、来栖川様・・・うふふふふ」
あ、でも・・・千歌音なら信じてくれるのではないか?そう姫子は思えた
「・・・(私のことを命よりも大切にしてくれた千歌音ちゃんなら)」
「なにを考えてるかご存知ありませんが、証拠はございます・・・ふふ」
と言うと数枚の写真を取り出す乙羽、表情が凍りつく姫子
そこにはおぞましい光景が写りだしていた
そう、眠りについた千歌音のネグリジェを脱がせ乳首を揉み、嘗め回し、そして吸っていた光景が
激しいディープキスの写真もある
「来栖川様がお嬢様になさっていた行為、全て撮らせていただきました」
「あ・・・か、返して!!」
慌てて乙羽から写真を奪おうとしたが簡単に避けられ頭上まで持ち上げられる
「んっ・・・!!あっ!!」
背の低い姫子では乙羽の頭上、それも腕を上げられているので届かない、どうしようもなかった
「うう・・・」
「これを返してほしければ・・・私の部屋にいらしてください」
「え?」
乙羽の信じられない案に姫子は・・・応じるしかなかった
「来栖川様の態度によっては、お嬢様にこれを見せてもよろしいのですよ?」
「・・・わ、わかりました」
「ふふ、いい答えです、ではこちらへ・・・」
と乙羽に誘われ姫子は渋々後を追った
wktkwww
オチ担当だけが能でないところを見せてやるんだ、乙羽さん!
そして、姫子を寝取ってしまえ!!
乙羽の部屋に渋々入る姫子、仕方ない・・・そう思った
姫宮邸内はかなりの広さだ、侍女の部屋まで3分ほどかかった
「来栖川様、こちらへ・・・」
「は、はい、失礼します」
乙羽の部屋に招待される姫子
戸惑いつつも入る、殺風景な部屋だった
「あ、あのそれでなにをすればいいんですか!?」
「そうですね、まずは・・・服を脱いでくださいませ」
使用人の信じられない問いに姫子は戸惑った
「な・・・なにをするつもりなんですか!?私は・・・」
「そうですか、では・・・これをお嬢様に、ついでに・・・椎茸を毎晩夕食のメニューに加えさせていただきますが?」
「う・・・分かりました」
いまの主導権は乙羽だ、そう判断した姫子は大人しく従うことにした
ゆっくりとパジャマを脱ぎ始める
そして下着姿になると恥ずかしいのか乙羽に背中を見せる
「こ、これでいいんですか?」
「ええ、ふふ・・・」
姫子を背後から舐めるように眺め回す乙羽。
「改めてみますが、んふふ・・・これがお嬢様をたぶらかした体ですね・・・」
「な・・・!!そんなんじゃありません!!私と千歌音ちゃんん!?」
踏み向いたと同時に・・・突然乙羽に唇を塞がれされ驚く姫子
「やっやだぁ!!」
慌てて突き放そうとしたがガッチリと両腕で抱き締められ身動きが取れなかった
ぴちゃっ・・・むちゃ・・・はあ・・・んんっ!!
「ん・・・んん」
「ふふ、来栖川様、貴女の唇・・・とっても甘いです・・・ふふ、蜜のようにとても甘い・・・」
「な、なにするんですか・・・?(大神君と千歌音ちゃん以外の人に捧げたことのない唇が〜!!)」
姫子の言葉など耳を貸さず押し倒す乙羽
「おっと、悲鳴を上げてはいけませんわ来栖川様、使用人共が起きてしまいますゆえ」
「!?・・・」
されるがままになる姫子
乙羽に下着を剥がされ乳首を嘗め回される
まさか・・・また・・・犯される・・・!?
「少しでも抵抗したら・・・この写真をお嬢様に・・・」
と囁かれ言い返せない姫子
「わ、私になにをするつもりですか?」
「そうですね、頂きますわ、来栖川様を・・・」
姫子の体全体が固まる
奪われる、また体を・・・しかも今度は愛しい千歌音ではなく屋敷の使用人に
乙羽に胸をまじまじと見つめられ紅潮する姫子
「ふふ、お嬢様や私に比べると随分小さいだこと」
「な・・・!!」
なにか言い返そうとしたが写真が頭に浮かび・・・口を閉ざす姫子
乙羽は一度上体を上げると姫子にキスをした、そして素早く舌を忍び入れる
ぱちゃっ・・・はあ・・・んんっ・・・ちゅぱっ!!
舌を舌が絡め合う、乙羽に口内をいいように舐めまわされる姫子
ゆっくりと離した唇と唇から唾液を糸が引いていた
「来栖川様の唾液、とても美味しい・・・」
まるでデザートを味わったかのように感触を確かめる乙羽
「わ、私を犯すことが目的なんですか!?」
姫子の言葉に乙羽はふっと笑って
「貴女はお嬢様を犯した、だから侍女として貴女を見逃すわけにはいきません、敵討ちでございます、来栖川様・・・」
絶望的な表情を浮かべる姫子に乙羽は・・・
「ふふ、では入れますね」
「え!?」
突然乙羽は姫子の下半身に移動し・・・最後の一枚の下着であるそれを・・・強引に剥ぎ取った
「い・・・いやぁ!!(千歌音ちゃんに脱がされるのならともかく、こ、こんな人に・・・!!まあ大神君にされるよりましだけど)」
「うふふ・・・来栖川様、ここがよろしいのですよね?」
「ひ〜お。。。乙羽さん・・・あっ!!や、やめ・・・」
乙羽の指が・・・姫子のそれの中に・・・容赦なく入り込む
「マッサージも使用人の務めですから」
さらっという乙羽
容赦ない乙羽の行動に姫子は意識がもうろうとしだす
姫子の股間から溢れ出す謎の液体・・・それを舐める乙羽
「ん・・・美味しくございます来栖川様、味は合格ですね♪」
姫子の乳首から小さく液が出る・・・それはまさかミルクか?
すかさずそれを舐める乙羽さん
「うふふ、これも合格ですわ来栖川様、味にうるさい私をここまで満足させるとはなかなか・・・」
そしてまた下半身に移動する乙羽の口
そして・・・乙羽の指が・・・再び姫子のその・・・穴に侵入した、そのままねじくりまわす
「ひぃあ!?・・・あ・・・ああ・・・・あぁぁぁぁぁぁああ・・・」
「感じましたか来栖川様!?」
「はいご主人様・・・(乙羽さん、千歌音ちゃんより優しいね、馴れてるのかな?あの夜は痛かったな・・・千歌音ちゃん下手なんだもん)」
再び股間から溢れ出す謎の液体、そしてそれを舐める乙羽さん。感じる姫子・・・その行為は深夜2時まで続いた・・・
次の日
「来栖川さん、来栖川さん・・・入るわ」
「あ、千歌音ちゃん!?あ・・・おはよう」
部屋に入ってくる千歌音
「姫子、仕度の時間よ・・・さて、朝食に行くわよ」
「う・・・うん(ふふ、乙羽さんにまた逢える、また感じたいな・・・ああ・・・でも夢だよね?あれは夢であってほしい)」
ドアを叩く音と同時に入る乙羽
「お嬢様に来栖川様、おはようございます・・・」
変わらない笑顔で入ってくる乙羽
尚、それ以降姫子を襲うことはなかったという・・・姫千歌を尊重してさしあげたのか?
それとも使用人同士セックスしてるのかは不明である
END
乙羽さん大好きです!!
いや神無月キャラで一番空きなのはもちろん千歌音ちゃんだが
千歌音ちゃんの理解者でもある乙羽さんには好印象だな
姫千歌再会後は千歌音ちゃんの恋人である姫子の姑みたいになるんだろうし
千歌音ちゃんを犯した直後に乙羽さんに敵を打たれ犯される姫子・・・幸せだな
まあ実際千歌音ちゃんにも犯されてるわけだが。。
それは幸せ……なんだろうか。幸せの形はいろいろだと思うけど……
まあとにかく、乙でした
>>まあ大神君にされるよりましだけど
この世は地獄だぁぁぁぁぁぁぁぁ。
>>姫千歌を尊重してあげたのか
いやいや、放置プレイではないかと…
とにかく、GJ!!!
「愛してるよ千歌音ちゃん」
「っ・・・」
姫子の部屋内
千歌音の胸の中でそう囁く姫子に微笑する千歌音
「ふふ、姫子は先ほどそればかりね」
「だ、だってほんとのことなんだもん」
頬を染めながらそう呟く姫子
姫宮千歌音は世界でたった1人、私のことを待っててくれた人その人自身なのだから仕方ないだろうけど
運命の人なのだから、姫子は微笑んだ
「千歌音ちゃん、見せて・・・」
首飾りを見せ合う2人
「貝合わせの話ってほんとなんだよね、だって・・・こうして千歌音ちゃんと逢うことができたんだもの・・・」
「姫子・・・」
そして貝を合わせる2人、ぴったしだ・・・
「だから私、幸せだよ、とても・・・心から・・・」
その後、2人は語り合った
「さて、そろそろ部屋に戻るわ」
ベッドから立ち上がる千歌音。
「それじゃ、おやすみなさい、1人で寝られるわね?」
微笑みなだらそう囁きかける千歌音に姫子は頬を赤面し少し睨んだ
「千歌音ちゃん、私子供じゃないよ・・・もう・・・!!」
「ふふ、ごめんなさい、姫子・・・おやすみなさい」
部屋を出て行こうとする千歌音・・・しかし姫子は呼び止める
「千歌音ちゃん・・・待って」
小さく息をいた千歌音がベッド上の姫子に駆け寄る
「どうしたの・・・」
「あ、あの・・・私、その・・・」
頬を染めた姫子・・・千歌音を見上げ、ゆっくりと目を閉じた
「千歌音ちゃん・・・キスして・・・」
「・・・」
姫子の言葉に千歌音は一瞬戸惑い
「っ・・・わかったわ」
そう告げると・・・唇にではなく姫子の頬に唇を軽く触れた
「!?」
「これでいいかしら?」
「え?私・・・口がいいな」
「・・・っ・・・ふふ、また明日ね」
そう告げると千歌音は黒長い髪に優しく触れながら部屋を出て行った。
「口でしたかったのに・・・そう1人で呟く姫子」
以前(巫女の運命に巻き込まれていた世界でのこと)は千歌音からいつも積極的だった
でもいまは唇にあまりしてくれないのだ、姫子と想い逢えたから安心したのだろうか
「こんなに千歌音ちゃんのこと大好きなのに、心からキスしたいのに」
姫子はベッドでそう呟き続けた、その時、ドアがノックされた
「はい」
「来栖川様、乙羽です、よろしいでしょうか?」
まさしく千歌音の侍女、如月乙羽の声だった
「あ、はい・・・構いませんが」
「失礼します」
メイド服に身を包んだ乙羽がゆっくりと入ってきた
「来栖川様、なにか悩んでおられませんか?私でよろしけでば話だけでも聞いてあげてもよろしいのですが・・・」
「え?」
「ふふ、遠慮することはないのですよ」
最近の乙羽は以前よりも優しい、千歌音と愛し合うようになってからは・・・
嫉妬も少なくなってきた、なにより椎茸を食事に入れる回数が減ってきたのがおおきい
「あ、あの、キスってなんなんでしょうか?」
「キス・・・?」
姫子の言葉に乙羽は不思議そうな顔をした
「はい・・・」
思ったことを全て乙羽に打ち明けた
「そうですか、お嬢様が・・・」
「千歌音ちゃん、最近してくれなくて・・・」
乙羽は姫子の生足をまじまじと見つめ・・・呟いた
「ふふ、この乙羽が教えて差し上げますわ」
「え?」
「キスについて・・・色々と」
そう告げるとベッドに居る姫子の傍までやってきた
「乙羽さん・・・?」
姫子は嫌な予感がした
「あ、あの・・・。」
すっとベッドに腰掛ける乙羽、それに対して姫子は戸惑った
姫宮邸には居候させてもらってる身とはいえ、一応客である自分
その客の部屋のベッドに使用人が腰掛けるものなのか疑問に思ったからである
「来栖川様、普通のキスとディープキス、どちらがお好きですか?」
「え!?」
乙羽の大胆な質問に頬を赤く染める姫子
「えっと・・・普通の・・・です」
千歌音とは普通のキスしかしたことがないからである
千歌音からオロチであることを告げられ襲われた夜(演技だったが)舌を入れられた感覚があるが確かではない
「では、お嬢様以外の・・・そうですね、好きな人以外の人とキスすることはできますか?来栖川様」
「え!?」
姫子は考えた、好きな人・・・愛する人、千歌音ちゃん以外の人とのキス・・・
大神ソウマ、そう彼に一度キスされたことがある(オロチがいた世界での出来事)
それを思い出し・・・表情を曇らせる姫子、彼とキスして泣いた経験を思い出し・・・涙を流したのだ
「ええと・・・(嫌!!絶対に嫌!!千歌音ちゃん以外の人に唇を奪われるなんて嫌だよ、特に大神君とするくらいならマコちゃんとがいいかな)」
「答えられませんか?来栖川様」
顔色を覗き込んでくる乙羽
その積極的な行動に戸惑い、乙羽に背中を向けると小さく声を上げる姫子
千歌音ほどではないが乙羽も相当な美人なので少し照れてしまう
「あ、あの・・・私は」
「ふふ、では試してみましょうか、実戦ですわ」
背後から姫子の耳元に甘く囁く乙羽、その口調はまるで姫子を誘惑するような・・・
乙羽が姫子の肩をとんとんと、つついてきた・・・
「え?なんですか?・・・・・・っ!?」
そして振り向いた姫子の唇と乙羽の唇が重なったのはほぼ同時だった
「ん!?」
慌てて少し唇を離しキスから逃れようとした姫子を乙羽は逃がすまいと両手で姫子の顎を掴み唇を再び塞ぐ
一方、乙羽からの突然のキスに大きく目を明け驚く姫子、逃げようにも顎をガッチリ掴まれていて身動きが取れないでいた
唇を塞がれているため声を上げることができない・・・非力な姫子に脱出など不可能だった
・・・ちゅるる・・・んん・・・ぴちゃ・・・はあ・・・
乙羽にしっかりとキスされ・・・姫子は逃げ場を失った
「ん・・・んん・・・(な、なんでこんなことに!!)」
大人しくなった姫子を見て微笑む乙羽
そして姫子の唇の感触をしっかりと味わうとゆっくりキスから解放した
奪われた唇に慌てて手で隠すと乙羽に非難の声を上げる姫子
「な、なにをするんですか!?急にこんな・・・!!」
「・・・うふふふふ、来栖川様・・・一度貴女とキスしてみたかったんです、申し訳ありません、貴女の唇とても柔らかそうで」
そういうと姫子の唇に手をやり微笑む
「とても甘くて美味しかったですわ、ふふ・・・」
「で、でもこんな・・・強引に・・・(千歌音ちゃん以外の人とはしたくないのに・・・!!でも大神君のときのように涙は出ないね・・・どうしてかな)」
「申し訳ありません、でも来栖川様の唇・・・ほんとにとても甘くございます、蜜のように甘くて美味しい、うふふ・・・」
千歌音以外の人に唇を奪われショックを受ける姫子
「このことはお嬢様にはご内密に願いますね、ふふ・・・では私は屋敷の見回りをしますのでこれで失礼させていただきます、おやすみなさいませ来栖川様」
悲しみにくれる姫子に頭を下げると微笑みながら部屋を出て行く乙羽
1人残された姫子は悲しみにくれていた
千歌音の侍女に強引にキスされた・・・
もちろんいまの出来事を千歌音にいう勇気など姫子にはない
ただでさえ千歌音は忙しい身分、余計な心配はかけたくない
「千歌音ちゃんとキスしたいなあ・・・」
1人でそう呟く姫子、やっぱりキスは好きな人としたいものだ
乙羽やソウマのように想ってもいない相手とキスするのは・・・嫌な気分になる
少し考えた姫子はそっと部屋を出た
出た先に向かったのは千歌音の部屋だった、物音を立てずに千歌音の部屋に入る
いつ見ても宮殿のようなお部屋であるが感情に浸る余裕はない
お嬢様用の大きなベッドで眠りについていると思われる千歌音に駆け寄るとそっと唇に自分のを近づける
そしてそっと触れようとしていた瞬間、千歌音の目が開いた
「・・・姫子・・・?」
「あっ・・・千歌音ちゃん(お、起きてたんだね、心臓止まりそうだったよ)」
「どうしたの、眠れないの?そうなのね?」
「ううん、違うよ・・・あのね、私・・・その、千歌音ちゃんとキスしたくて・・・その」
「・・・」
「ご、ごめんね、以前はほら、あんなにキスしてくれたのに、転生後の・・・ううん、最近の千歌音ちゃんなにもしてくれないから」
「・・・わかったわ、してあげるから、今夜はもう寝ましょ、ね?姫子」
千歌音の言葉に少し喜びを感じ・・・嬉しさが込み上げて来る姫子
「うん♪」
そしてベッドで寝ている千歌音に顔を近づけると目を閉じそっと唇を差し出した
「・・・姫子・・・好きよ」
その言葉と同時に千歌音の唇が触れ・・・2人はキスした
そして姫子をベッドに押し倒しながらキスする千歌音
姫子は千歌音の背中に両腕をゆっくりと回した
・・・ん・・・ちゅっ・・・ぷは・・・はあはあ・・・
そう、これこそが恋人同士のキスである、姫子は心から千歌音と長いキスをした
女の子同士の綺麗な・・・可愛いキスだった
ぬるっと・・・千歌音が長い舌を口内に忍びいれてきた
そして姫子の舌を絡み合い交じり合う・・・離した2人の唇と唇から長い糸を作り出していた
「・・・ふふ、これでいいかしら、姫子・・・」
「うん、愛してるよ千歌音ちゃん」
「ええ、私もよ・・・さてと、今夜は寝ましょう」
「一緒に?」
「いいえ、姫子、今夜は部屋に戻って頂戴、明日からまた学校よ」
少し不満そうだが部屋に戻る姫子
部屋の前で満足そうに微笑むと部屋のドアを開ける
と同時に侍女の声がした
「来栖川様、キスの次は・・・・・・大人の遊びをお教えしますわ・・・うふふ」
姫宮邸、ここは男子禁制、そう・・・女だけの花園
END
なんで転生後の千歌音ちゃんは性欲無いの?
いや、千歌音ちゃんに性欲はあるんだろうが・・・まあ「銀月の嵐」は特別だし
>>307に刺激され乙羽さんのSS書いてみた
キスがテーマです、まあ神無月本編でもキスシーンは結構あるし
あと姫子は受け役として最適、攻め役は乙羽さんと千歌音ちゃん
ちょwwwGJ!!
百合属性寝取られ派にとってはたまらない展開!
続き楽しみにまってます。
そして、ソウマ果てしなくカワイソス……
>>318乙
まあなんだ、とりあえず書き込む前に一度くらいは推敲したほうがいいんじゃないか?
>>319 百合好きです、特に千歌音ちゃんと乙羽さんの絡みは最高
ソはまあ・・・本編の中盤を見てるとこういう役柄になる・・・
>>320 ケチ乙、まあ今後は誤字とかないように見直すよ、すまん
百
合
>>316を続けてみる
「え・・・?」
「うふふ、来栖川様、大人の遊びを教えてさしあげますわ」
千歌音とキスして幸せの絶頂だった姫子は部屋の前で乙羽に声をかけられた
先ほど無理矢理キスをされた使用人、千歌音の専属侍女、如月乙羽だった
メイド服に身を包んでいる乙羽、はっきりかなりの美人だ
「あ、あの・・・私、失礼します」
乙羽に頭を下げ部屋に入るが・・・乙羽も強引に部屋に入り込んできた
「あ、あの!?」
「さあ、来栖川様、この時間になると。。。大人の時間でございます」
微笑みながら部屋のドアを閉める乙羽。
「私になにをするつもりですか?」
「楽しいことです、来栖川様はお嬢様の恋人なんでしょう?この程度のことは体験しておかなければ」
ゆっくりと姫子に駆け寄る
そして突っ立っていた姫子をベッドにゆっくりと押し倒す
「やっ!!」
暴れる姫子に覆いかぶさると両腕をガッチリ押さえつけた
そのまま姫子を見下ろす、姫子の顔全体をまじまじと見つめ妖しく微笑む
「ふふ、こう見ると・・・来栖川様って可愛い・・・赤いリボンがよくお似合いでございます、制服姿もいいのですがパジャマ姿もとても可愛いですわ・・・ふふ」
「あ・・・っ!?」
引き離そうとするが乙羽の体はびくとも動かない、非力の姫子には身動き1つ取れなかった
「うふ、さてと・・・頂きます」
そのまま顔を近づける乙羽、キスから避けようと顔を横に向けた姫子
しかし姫子の顎を両腕で掴むと強引にこちらを向かせ・・・じっくりと唇を押し付けた
「ん・・・」
ちゅ・・・んん・・・はあ・・・ぷはぁっ・・・
「ん・・・」
まさに先ほどと同じ、強引なキスだった、力尽くだ・・・
この光景はあの時と似ていた、そう・・・あの衝撃の夜と
もちろんこの世界にはオロチなどというものは存在しないし陽の巫女でもないが。。
唇の味を乙羽にじっくりと味合わされる姫子
「・・・(うふふ、何度吸ってもほんとに甘いわ、来栖川様の唇、お嬢様が溺愛している方ですもの、流石ね)」
そしてゆっくりと唇を離す乙羽
「ほんとにとっても美味しい・・・」
「な、なんでこんなこと・・・!!」
「来栖川様、申し上げたはずです、体験だと、大人の遊びだと・・・さてと、次はディープキスでございます、舌を入れますね」
絶望的な表情でこちらを見上げる姫子に顔を再び近づける
「ん!?」
キスすると素早く姫子の口内に舌を入れる乙羽
ん・・・ぷちゅ・・・んんっ・・・ぷはぁ
固まったままの姫子の舌と舌が混ざり合う、歯茎を舐めると、唾液を吸う
そして思う存分姫子の舌に自分の下を絡める・・・そして少しうっとりすると
姫子の口内から舌を出し、キスから解放した
「どうでございましょう?来栖川様」
「や、やめてください・・・私」
非難の目で乙羽を睨みつける姫子を見下ろすと挑発するように微笑む
「うふふふ、来栖川様の唇ってほんとに甘くございますわ、とっても・・・」
姫子の唇の感触を確かめるように自分の唇を触る乙羽
姫子は乙羽の口紅によって汚れた唇を手で何度となく拭き取った
「来栖川様、明日からは入浴は私と一緒でございます、私が背中を流させていただきます」
乙羽からの急な申し出に姫子は困惑するが慌てて意見を述べた
「え?私・・・千歌音ちゃんと一緒で構いません・・・千歌音ちゃんと一緒に」
「お嬢様の許可は取ってあります『そうね、貴女なら任せられるわ、来栖川さんをお願いね』と申されました」
「そ、そんな・・・で、でも千歌音ちゃんはいいんですか!?乙羽さんは侍女さんですよね?」
「お嬢様には数人の使用人がついてあります、心配することはないのですよ来栖川様、ふふ・・・明日から入浴時間が楽しみでございますね、2人きりの時間が増えますもの」
笑みを浮かべ姫子を見下ろす乙羽
そしてその手は姫子のパジャマに触れてきた
「うふふ・・・来栖川様、大人の時間でございます、この乙羽が教えてさしあげますわ」
「やっ!!」
強引にパジャマを脱がされ絶望的な表情に変わる姫子
そしてなにを思ったか自分のメイド服を脱ぎ始める乙羽
「な、なにをするつもりですか・・・?」
「うふふふ・・・優しくしてあげますわ・・・来栖川様」
そう囁く乙羽に震える姫子
ま、まさか!?私、乙羽さんに処女を奪われるの・・・?
千歌音に処女を奪われた世界とはまた違うので、姫子は事実上の処女だった
「い、いやです!!」
「大人しく願います来栖川様、お嬢様といつかはなさるんですからいまのうちに私が教えてさしあげますから」
下着姿になるとメイド服を床に投げ捨てる乙羽。
下着姿の乙羽が体を密着してきた
「んん・・・いや、千歌音ちゃん・・・!!」
「うふふふ、来栖川様・・・可愛いお体・・・お嬢様はお休みになっておられます、この部屋からは聞こえませんわ、うふふ」
姫子の下着を取り除くと姫子の乳首をゆっくりと揉み始める乙羽。
それと同時に姫子の首筋を舐め始めた
その行為は・・・千歌音に犯された夜のときと似ていた
「いやぁ!!!・・・・・・うう・・・」
乙羽にいいように体をかき回され泣き出す姫子。
「んふ。。。優しくしてさしあげますから心配ございません」
泣きじゃくる姫子を微笑みながら姫子を犯していく乙羽
その行為の意味に嫉妬心からか、それとも欲望からかは見て取れない
ただ、姫子は・・・いま乙羽に処女を奪われているという事実だけは確かだった
「い・・・いやぁ!!!」
最後の下着・・・その一枚を取られ絶望の如く泣き出す姫子
「来栖川様、このことをお嬢様に報告すればどうなるかわかっておいでですね?貴女の服、着替え、食事、入浴、全ては私のお陰なのですから・・・」
乙羽の忠告に涙を流しながら力なく頷く姫子
「素直でよろしいですわ・・・うふふ、では頂きます」
そう告げると・・・姫子の股間に顔を寄せ・・・穴からでる液を嘗め回し穴に指をつっこみねじりまわした
「あっ・・・ああ・・・・・・・い・・・や・・・(うう・・・気持ち悪いなぁ・・・)」
「うふふ・・・来栖川様のためでございます、いま経験すればいつかお嬢様とするときにやくにたちますから」
「・・・(まあ大神君に奪われるよりはましだけどね、あっ!!)」
その夜、来栖川姫子は如月乙羽に処女を奪われた
「来栖川さん、入るわ・・・」
「あ、千歌音ちゃん・・・うん、おはよう」
次の日の早朝、姫子の部屋に真っ先に訪ねる千歌音。
「姫子・・・?どうかしたの・・・」
「な、なんでもないよ・・・」
「なんでもないようには見えないわ、姫子」
一筋の涙が頬を零れる姫子、それを心配そうに見つめ駆け寄る千歌音
「・・・千歌音ちゃん!!」
千歌音の胸に涙を浮かべて飛び込む姫子、処女を奪われたのがショックだったのだ
「なんでもないの、なんでも・・・うん、こうして千歌音ちゃんが傍に居てくれればそれだけで幸せだから」
「姫子・・・・・好きよ」
心の底から抱き合う姫千歌、千歌音は運命の想い人なのだ・・・一緒にいられるだけで幸せだから
『千歌音ちゃんと一緒ならなにがあったって平気、頑張れるから・・・』この言葉通りである
「ふふ・・・姫子、学校に行く時間ね・・・遅れるわ、早く仕度するわよ」
「千歌音ちゃん・・・うん♪宮様が遅れたら一大事だもんね」
2人の様子をドア越しに伺う乙羽
「うふふふ・・・来栖川様、今度はもっと凄いことをお教えしますわ」
乱れたメイド服を直すと、不気味な笑みを浮かべながら調理場へ向かった
END
乙×姫GJ!!
初話よりも今後が気になる終わり方に!?
個人的には姫子が千歌音ちゃんの事を忘れちゃうぐらいの調教を期待しています(まず、手始めに媚薬を…)
ソウマに対してはもう言う事はありません。あえて言うなら、この世は確かに地獄だったよ兄さん…としか
愛のある姫千歌キボン
愛の無い乙千歌書いてたら心が荒んできた
>>331 確かに、一途で意志の強い千歌音ちゃん(姫子にベタ惚れ)と攻めの乙羽さんとではなかなか愛ははぐくめないかも…。いわばタチ×タチだし。
荒んだ心は第13話のラブラブ姫千歌でも見ましょう。何度見ても癒されます。切なさもこみ上げてきますが…
333 :
黒い乙羽さん:2007/02/23(金) 05:40:32 ID:GixNFhP1
私がお嬢様に初めてお会いしたのは、お嬢様が6歳の時。
お庭の大木の上で幹を背もたれに、燦々と降り注ぐ日差しを浴びて輝くお嬢様を見上げた私は、感動に息を呑んだ。
下界を見下ろす、真っ直ぐで迷いのない瞳。
あの瞳に映りたい――その時から私はお嬢様に焦がれていたのかもしれない。
まるで誰かにその存在を主張するように、お嬢様は常に輝いていた。
当たり前だ。お嬢様以上に努力をする人間を、私は今までに見たことがなかった。
姫宮の娘であるという重圧など、感じているようには見えず。
――私は知りたかった。
お嬢様にそこまで努力させる決意をさせているのは、何であるのか。
いつもお一人で考え、お一人答えを出して、そしてお一人で解決なさるお嬢様が、何を感じ、何を考え、何を必要としているのか。
中学生になっても、千歌音は相変わらず輝いていた。
いや、女性としての魅力が具わって益々魅力的になっていた。
紅を引かずとも艶やかな唇。
憂いを秘めた双眸。
日々の鍛錬で引き締まった肢体。
繊細な音を紡ぐ細くて長い指。
真っ白な首筋。
抱いたら折れてしまいそうな華奢な腰。
着替えを手伝う度、入浴の世話をする度、乙羽は自分の邪な感情を思い知った。
同じ女性であり、一回り以上も年下である千歌音に抱く感情ではない。
ましてや乙羽は千歌音の侍女であり、名前を呼ぶことすら許されていない身である。
しかし、感情は日に日に募っていった。
「お嬢様、お茶をお持ちしました」
ノックからきっちり3秒。
立て付けの良い扉は、軋む音を立てずスッと押し開かれた。
足を一歩踏み入れると、特製紅茶にも劣らない香しさが乙羽を迎える。
窓際の椅子に腰を下ろし、書き物をしていた少女が顔を上げて微笑んだ。
「ありがとう、乙羽さん」
乙羽はテーブルにカップを置き、少女の向かいに腰を下ろす。
少女の指先がカップに絡み、艶やかな口元へと運ぶのを、乙羽はじっと見つめていた。
乙羽さんの入れるお茶はいつもおいしいわね、と少女は満足気に乙羽に笑いかける。
乙羽はハッとして視線を彷徨わせる。
「光栄ですわ、お嬢様」
「千歌音と呼んで欲しいと言ってるのに」
「いいえ、それはできません。なぜなら……」
少女――千歌音は乙羽の主人である姫宮氏のお嬢様であり、そして乙羽は千歌音の侍女なのである。
「またその話?そんな事気にすることないのに」
乙羽と千歌音様の身分の違いについての説明は、うんざり、といった音色にかき消される。
「ですが、お嬢様……」
「2人の時は、問題ないでしょう?」
「ですが……」
「貴女は、私のお姉さんのようだもの。――乙羽さん……ねっ」
真っ直ぐに笑顔を向けられ、頬に熱が集まる。
千歌音の催促するような視線に抗えず、乙羽は少女の名を紡ぐ。
「千歌音。千歌音……」
口に出すのももったいないような、紡ぐだけで幸せになれるような……素敵な響き。
「ふふっ」
嬉しそうに千歌音が笑うから――乙羽も笑った。心から。
――均衡が崩されたのは、2ヶ月後の事。
「ふふっ」
「千歌音、どうかなさいましたか?」
カップを置き、楽しげに笑う千歌音に、乙羽が尋ねた。
「この間、町に行った時に素敵な人と知り合ったの」
乙羽は嫌な予感がした。
こんな顔で笑う千歌音を見たのは初めてだったのだ。
「その方は……男性ですか?」
「いいえ、乙羽さんと同じくらいのお姉さんよ」
写真が生業で、紅茶色の髪をしていて、年上なのに見ていて危なっかしくて、優しく笑う人で、――私と同じネックレスをしていて。
女性であるということを聞いても、乙羽の胸の軋みは減らなかった。
その人物を語る千歌音の表情は幸せに溢れていて、対照的に乙羽の心は黒く染まっていった。
「土曜日に遊園地に行く約束をしているの。何を着ていこうかしら……」
「千歌音」
真剣な声に呼ばれ千歌音はきょとんと乙羽を見つめた。
乙羽は内心の動揺を抑えて言った。
「土曜日までに、お洋服を何着か選んでおきますね」
「ありがとう、よろしくね」
私を待っていてくれる人。
私だけを待っている人。
ずっと、ずっとずっと探していた人。
「千歌音ちゃん……」
姫子は簡素な自室のベッドの上で呟く。
明日が待ち遠しい気持ちと、怖い気持ちが交錯する。
また千歌音と一緒に笑い合える。
また千歌音の傍にいることができる。
でももし、千歌音が記憶を取り戻してくれなかったら……?
もしも、千歌音に拒絶されたら……?
窓の外には白く光る三日月。
姫子は大切な写真が綴じられたアルバムを抱きしめて眠りについた。
夜半。
乙羽は千歌音の寝室にいた。
初めてではない。
眠れない夜に千歌音の寝姿を求めては、何度も忍び込んだ。
「千歌音……」
眠っている千歌音は、穏やかだ。
乙羽は千歌音の寝顔を見ては自分に言い聞かせてきた。
千歌音は女の子で、年下で、こんなに幼い顔をして眠るのだと。
自分は女で、千歌音は姉と言ってくれるが姉にしては年が離れていて、そして自分は千歌音の侍女なのだと。
「愚か者、ですね」
囁くような自嘲に反応したのか、千歌音が身じろぎをする。
ベッドから離れようとしていた乙羽に、切ない響きが届いてしまった。
「ん…ひめ…こ……」
ひめこ。ひめこ。ひめこ、ひめこ、ひめこひめこひめこひめこひめこ
それは明日一緒に遊園地に行くという人物のことだろうか。
千歌音はその人物を呼び捨てで呼んでいるのだろうか。
夢に、見ているのだろうか……。
――いくら私が千歌音と呼んでも、私が千歌音の侍女に過ぎないことには変わらないのに。
私のものには、ならないのに……。
乙羽は固く目を閉じた。
瞼を上げた乙羽は、千歌音の足元からそっとベッドに上がる。
寝乱れた千歌音の髪を掬い上げ、口付ける。
千歌音の頭の両脇に肘を下ろして、耳元で囁く。
「愛しています。お嬢様」
千歌音は眠っている。
人差し指で、千歌音の緩んだ唇を撫ぜる。
「ん…」
くすぐったいのか、千歌音が顔を背けようとする。
乙羽は許さずに、ゆっくりと唇を重ねた。
――柔らかい。
何度も夢想した千歌音の唇。
押し当てるだけでは物足りなくなって、千歌音の唇をちろちろと舐める。
「…?」
千歌音がぼんやりと目を開いた。
何をされているのか、わからないといった表情。
「乙――」
乙羽は舌を潜り込ませて、声を封じた。
寝起きで少し乾いている千歌音の口腔を、濡れた舌でかき混ぜる。
「んっ…!」
振り払おうとする千歌音の腕をつかみ、シーツに押し付ける。
鍛えているといっても、まだ子供。千歌音を押さえ込むのは簡単なことだった。
肘に支えられていた乙羽の体重が被さって、千歌音の身動きを封じる。
「ん……はぁ…お嬢様。貴女は、私のもの……大人しく、なさってくださいね」
「はっ…はぁっ……」
声を出せないでいる千歌音の唇を、再び乙羽が塞ぐ。
奥に引っ込んでいる舌を探り出し、無理矢理絡める。
――熱い。そして、柔らかい。
千歌音を感じて、乙羽の息が乱れる。
千歌音が苦しさに顔を歪める。
押さえつけた手首が、逃れようと力んでいるのを感じる。
今はそれさえも、乙羽の胸を高鳴らせるだけ。
舌を伝った唾液が千歌音の口内で混じり合うのを感じて、乙羽は恍惚とした。
乙羽の膝が千歌音のネグリジェを捲り上げ、太腿の柔らかさを感じた瞬間――
「っ!」
乙羽は跳ね起きた。鉄の味が口に広がる。
「乙羽、さん」
身動きが取れない状況なのに、千歌音の瞳は真っ直ぐに乙羽を見つめて。
「放して。乙羽さん」
何がそこまで、貴女を強くさせるのか。――手折ってしまいたい。
「乙羽さ――」
千歌音の言葉を遮って、乙羽の冷静な声が告げる。
「大声をお出しになられても、誰も気づきません。喉を痛めてしまいます…お静かになさってください」
乙羽は千歌音の両手を左手だけで持ち替えた。
自由になった右手で、千歌音の首筋を撫ぜる。
「や……乙羽さんっ」
ネグリジェの上から弾力のある胸に触れると、千歌音が身を捩ろうとする。
「柔らかい…」
指の中で形を変える感触をしばらく楽しんで、てっぺんのしこりを指の腹で撫でると、千歌音の身動ぎが大きくなった。
「ふふ……ここ、感じやすいのですね」
「やめて…こんなこと……んっ」
布の上からでもわかるほどに硬くなったそれを、乙羽の指が摘むようにこすり上げる。
「ふ…やっ……」
恥じるように顔を背ける千歌音は、乙羽をさらに昂ぶらせる。
「お嬢様……はぁ…脱いでしまいましょうね」
千歌音のネグリジェの肩紐を外そうとするが、両腕を拘束しているせいで腕を抜くことができない。
乙羽は自由な右手と口で肩紐を裂いてしまうことにした。
荒い息が肩口にかかり、千歌音はきつく目を閉じる。
ブチブチという音と、噛み切るような音が響く。
「ふふ、丁度良い」
ちぎった紐で、千歌音の両手を縛り上げてベッドの柱に結びつける。
両手が自由になった乙羽は、ゆっくりとネグリジェを脱がせていった。
「やめて…や……」
羞恥か、恐怖か、それとも嫌悪からか、千歌音の瞳に涙が浮かんだ。
乙羽は呼吸を荒げたまま、ネグリジェを脱がせてベッドの下に放った。
ショーツ1枚の白い肢体が月明かりに晒された。
「お綺麗です……とっても」
乙羽は中学生とは思えない千歌音の美しさに、ため息をついた。
着替えを手伝う度、入浴を手伝う度に、触れたいと思っていたものが目の前にある。
乙羽は千歌音の顎を掴んで千歌音に顔を向けさせると、唇を重ねた。
逃れようとするのを許さず、唇を舐めて舌を受け入れさせようとする。
歯を食いしばって拒絶する千歌音に、乙羽は薄く笑って千歌音の鼻を摘んだ。
「お嬢様、いつまで我慢できますか」
耐え切れずに酸素を求めて開いた千歌音の口に、容赦なく舌が進入する。
歯の裏、頬の裏、歯茎、上顎、全てをねっとりと舐め上げて、怯えた舌に絡む。
「ん…ふぅっ……んっ…」
千歌音が喉を鳴らして唾液を飲み込むのを見て、乙羽は唇を離す。
再び顔を背ける千歌音を放って、乙羽の唇は存在を主張している胸の先端に吸い付く。
ちゅっ…ぴちゃ…とわざと音を立てて攻め立てる。
「ぁっ…んっ……やだっ、乙羽さんっ」
乙羽の左手がもう片方の先端をこね回して、右手は背中からショーツに入り込んで臀肉を弄ぶ。
「お体が、熱くなって参りましたよ。お嬢様」
「っ……」
乙羽の舌が腹部をなぞって降下すると、千歌音の腰が跳ねる。
「ふぁっ…!やっ…!」
閉じようとする千歌音の膝を、乙羽は自分の膝で割って入り込む。
内腿を撫でさすって口付ける。
「お嬢様、下着が湿っておられますわ…」
言いながら鼻先でつつく。
「んっ……うっ…ふ…っく」
ショーツの上から、ねっとりと秘裂を舐め上げる。
「ん…おいしゅうございます……お嬢様…」
「はぁっ…!や、やっ……」
刺激から逃れようと暴れる千歌音の腰を抱えて、乙羽の手がショーツを取り去る。
「あ……」
最後の一枚を奪われて心細くなったのか、千歌音は枕に顔を押し付ける。
「ここも、お綺麗です。お嬢様」
つやつやと光るそこに吸い付けられるように、乙羽の舌が這う。
ぷっくりと膨れた突起を舌でつつくと、千歌音は泣き声のような喘ぎを上げた。
「乙羽さんっ!もうっ…やめて…やっ……!」
「はぁ…もう、我慢できませんっ……」
溢れるぬめりを撫で付けて、乙羽の指が奥へと進む。
「っ……!ぁあっ!」
入り口をかき回すように動かすと、中から愛液が溢れてくる。
舌先でそれを味わいながら、膨らみを舐め上げる。
「ふぁっ…!ああっ……!」
乙羽は指を曲げ、ざらざらとした上壁を引っかくように撫でる。
「くっ…ああっ!ふぅんっ……」
千歌音の高くなる喘ぎ声に答えるように、愛撫を強める。
千歌音が乙羽の指をきゅっきゅっと締め付け――
「ぃっ!…あ――――――――」
乙羽はぐったりとした千歌音に口付けると、にっこりと笑った。
「とても…よかったですわ。お嬢様」
姫子は時計を見て首をかしげる。
千歌音が約束に遅れるなんて、考えられなかったから。
時計台を見て、自分の時計が狂っていないことまで確かめてしまった。
――もしかして何か、あったのかな……。
千歌音の記憶は戻っていない。
もし、なぜ家を知っているのかと聞かれたら…。
しかし、それ以上に胸が騒いだ。
姫子は記憶に残る姫宮邸へと走り出した。
344 :
黒乙:2007/02/23(金) 05:50:44 ID:GixNFhP1
書いちゃった…
千歌音ちゃんごめんね
>>344 GJ!!
このぐらいの作品が食べごろな方も多いのではないでしょうか。
個人的には甘甘姫千歌もいいのですがスパイスが足りません。
あまり香辛料や濃い味になれてくると際限が無くなってしまいますが…
しかし、なんだか修羅場の香りが漂っていますねぇ。嫉妬に燃える姫子も見てみたい気がします。原作では決してそのような子ではありませんが。
では、続きにwktk〜
>>328の続きしてみる
次の日から乙羽と入浴することになった姫子。
不安げな表情で脱衣所に居た
「来栖川様、お嬢様はお上がりになられました、今度は私達の番ですわ」
数人の使用人に連れられ部屋に戻っていく千歌音を見て、そう囁きかける乙羽
「千歌音ちゃん・・・っ・・・は、はい」
千歌音の後ろ姿を不安そうに見つめていた姫子の制服に手をかける乙羽。
「な、なにをするんですか?」
「来栖川様を脱がせようかと、これも使用人の務めでございます」
「い、いえ、これくらいは自分で出来ます・・・」
「いいえ、いけませんわ・・・うふふ、さあっ!!」
「きゃっ!!」
姫子の制服を強引に脱がす乙羽、スカートが落ちる
無理矢理脱がされ悲鳴を上げる姫子
「うふふ・・・」
下着姿にされた姫子は頬を真っ赤に染めた。それを見て微笑む乙羽
「では私も失礼します」
そういうとメイド服を脱ぎ始める乙羽。
「・・・(き、綺麗・・・)」
千歌音には程遠いものの乙羽の美貌に見とれる姫子
ただでさえ乙羽は美人だ、その上、胸も大きい
千歌音には叶わないものの、姫子から見れば羨ましい限りのスタイルだった
自分の小さな胸や体と比べ・・・少し顔をしかめる姫子
全裸になった乙羽は、姫子の下着を見つめた
「では、来栖川様・・・全てお脱ぎになってください」
「は、はい」
見つめられ恥を感じるが・・・ゆっくりと下着を脱ぎ始める姫子
乙羽はそっと姫子に駆け寄ると下着に手をやる
「な、なんですか!?」
「早くお脱ぎください、風邪をひいてしまいますわ」
強引に剥ぎ取られ頬を紅潮させる姫子。
「ふふ・・・来栖川様、可愛いお体・・・」
「・・・あ、あんまり見ないで・・・」
「いいえ、恥ずかしくなんかありませんわ。ほんと可愛い・・・」
そしてゆっくりと入浴場に入る2人、乙羽は脱衣所のドアを閉めた
「では来栖川様、お手伝いしますわ」
「え!?」
浴場に入ろうとする姫子を背後から抱き締める乙羽。
そして肩に軽くちゅっとキスする
「あ、あの・・・?」
姫子は不満げだった
昨日まで入浴時は千歌音と楽しく雑談をしていたからだ
愛する相手と食事もお風呂も一緒というのは姫子にとってかけがえのない幸せのひと時なのである
千歌音は無口なので入浴中も姫子の話を聞いて返事をするだけだ、しかし会話は成立しなくても千歌音と2人でいられる時間は貴重なのだ
この世で一番大好きな千歌音との時間を邪魔されたのだ、姫子は涙したい思いだった
なにより処女を強引に奪われた相手である、気分が悪くなるのも当然ではあった
「では手取り足取り・・・お手伝いしますわ、来栖川様」
そういうと姫子を抱きかかえたまま洗面台へ無理矢理連れて行く
そして石鹸を手に付け姫子の体に塗り始める乙羽
「やぁっ!!ど、どこに塗ってるんですか?」
なんと姫子の股間に塗り始める乙羽
「うふふ・・・感じますか?」
「ふ、ふざけないでください!!私上がります」
と立ち上がった姫子は突然くるっと振り向かされ覆いかぶさるように唇を塞がれた
「ん!?」
引き離そうとする姫子を逃がさないように両腕で姫子の体を絡め固定する乙羽
非力で体も小さい姫子の腕の力などたかがしれている、簡単に押さえつけると再びキスした
「ん・・・」
しっかりと姫子の唇の感触を味わう乙羽。
「い・・・いやぁ!!」
一度は乙羽を突き放す姫子だが、逃げる間もなく唇を再び塞がれる
「んん・・・」
「・・・(ふふ、美味しいわ・・・何度吸っても)」
当然ながらメイド長としてあるまじき行為なのだが・・・。
大人しくなった姫子をキスから解放すると見つめる乙羽
「ふふ、どうでございますか来栖川様、楽しい入浴のお時間は」
「うう・・・(大神君からデートに誘われるくらい悪夢だよ)」
「おふざけはこれくらいにして、普通に背中洗いましょう、なにもしませんから」
「っ・・・はい(あれがおふざけなの!?)」
入浴後、姫子は千歌音に一緒に入るよう強く頼んだ
明日からもこの行為が続いては堪らない、なにより千歌音との時間を大切にしたいからである
千歌音との戯れを終え、1人部屋で佇む姫子
「千歌音ちゃん・・・いまなにしてるのかな」
静かにそう呟いた、相手は屋敷の主人、忙しいのは当然だ
千歌音は生徒会のお仕事、弓道部、お茶会、テニス、ピアノと姫子と違い息つく暇がない
ただでさえ千歌音は宮様と呼ばれ人気があるのだから、姫子と会う時間が限られているのは当然であった
「千歌音ちゃん、愛してるよ、世界が違うとはいえ、以前は私、千歌音ちゃんのこと独りぼっちにしてたから、私ずっと千歌音ちゃんと一緒に居るからね」
1人頬を染め呟く姫子
その姫子をドア越しに見つめる千歌音の侍女、乙羽・・・。
楽しい時間は過ぎるものである
姫子を襲うときをいまかいまかと待ち続ける乙羽だった
千歌音ちゃん、姫子をこういう目に合わせてごめん
でも姫子はキャラとして最適なんで・・・
でも乙羽さんってまじいいキャラだ
あと百合はいいね
>>349 ああ、百合はいい。心が安らぐ。
ところで、最近の乙姫ssは新鮮でいいですね〜。
姫千歌ssは初代スレからたくさんありましたし…
とにかく乙姫GJ!! 今後の展開が気になるところです。
続きにwktk〜
>大神君からデートに誘われるくらい悪夢だよ
(泣)
>>351 もうつっこむな! こっちまで涙があふれてくる…。
ホントハイイヤツナノニナ……
乙姫GJ! 放映当時は何ともなかったけど、今は乙羽さんもいいなって思い始めた
>>352 報われぬのが彼のお家芸。
だけど、そんなソウマ、俺は好きだぜ――
>>348の続き
千歌音の就寝を確認し、部屋の前で頭を下げる乙羽。
「お嬢様、おやすみなさいませ」
頭を上げた乙羽の表情には笑みが浮かんでいた
「・・・ふふ」
千歌音の部屋からきびすを返す
その数分後。
来栖川姫子の部屋に物音を立てないようにこっそりと侵入する
もう深夜だ、使用人も全員就寝している、つまり屋敷内で起きているのは自分1人だ
部屋に入り込むと・・・足音を立てないように姫子のベッドまで駆け寄った
「来栖川様・・・」
姫子は静かな寝息を立てていた、それにしてもこう見ると姫子はほんとに可愛い・・・
とても千歌音と同じ誕生日で同じ年齢とは思えないくらい・・・幼く無邪気で・・・子供っぽい寝顔だ
才色兼備で非の打ち所のなく、全てにおいて完璧な千歌音から恋をされ
なによりも大切に想われているのはこういう所なのだろうか
いや姫子にはまだなにかあるはず、まだ魅力的な一面があるはずだ
あの千歌音の心を動かすほどなのだから・・・。
静かに寝息を立てている姫子のベッドに音を立てずにこっそり入る
そして・・・姫子の髪を少しかきあげると・・・唇に自分のを軽く触れた
ほんとに美味しい、姫子の唇はとても柔らかくて蜜のように甘い口付けをくれる
「美味しい、さて・・・来栖川様、失礼しますわ・・・ふふ」
そう呟くと姫子に覆いかぶさり
姫子の着ているパジャマに手をかけ・・・ボタンを1つ1つ外していく
1つ1つを外していく、その時姫子は反応する。
「・・・ちか・・・ね・・・・・・ちゃん・・・」
「!?」
姫子の寝顔に敏感に反応する乙羽。
「ちかね・・・・ちゃ・・・・ん・・好・・・き」
ちかね・・・ちかね・・・ちかね・・・ちかね・・・
なんの夢を見ているのだろうか
千歌音と薔薇の園での楽しい会話の夢でも見ているのだろうか
いまから犯されようとしているのにのん気なものだ
乙羽はその寝言に構わずパジャマのボタンを外していき・・・
全て外すと、姫子の上体を抱きかかえパジャマを脱がし取った
そしてそっとベッドに姫子を寝かせる
姫子が下着姿になるのを確認すると今度は自分のメイド服を脱ぎ始めた
全て脱ぎ終えると、メイド服を床に置き姫子に向き直す・・・その時だった。
「・・・ん」
パジャマを脱がされ、肌寒く感じたのか姫子が反応を見せ始める
「うーん・・・」
姫子がごしごしと目をこする。
「・・・?」
パジャマを着ていないことに気付き。慌てて目を明ける姫子
「!?」
真正面に見えたのは人物の顔は千歌音の侍女だった。
「え・・・?あ・・・」
姫子の口を左手で塞ぐ乙羽。そして顔を近づけると耳元で囁いた
「来栖川様、大人しく・・・なさってくださいね」
いま自分がなにをされているか冷静に分析しようとする姫子
下着を脱がされ、千歌音の侍女であり美人なメイド長、乙羽が下着姿で自分を見下ろしている
つまり・・・。
姫子が次の声を発っそうとしていたが・・・乙羽はキスで言葉を封じる
「ん・・・」
慌てて乙羽の唇を振り払い、引き離そうとする姫子の左腕
しかしそれを左手で掴むと手首をシーツに押さえつける
さらに姫子の右腕も自分の右腕で掴み同じようにガッチリ手首をシーツに押さえつけた
ちゅ・・・はあ・・・んん・・・ぷちゃっ・・・
乙羽のキスから必死に逃れようと力を入れ暴れる姫子の両腕、しかし乙羽は身動き1つしない
所詮は姫子の腕の力、対して抵抗は感じない、千歌音が相手だと、こうはいかないだろうが・・・
涙目でこちらを見つめる姫子、そして頬からゆっくりと涙を零す姫子。
しかしかまわず唇を奪い続け・・・満足するとゆっくりとキスから解放する
「うふふふふ、来栖川様、楽しい夜をお届けしますわ」
「いやぁ・・・千歌音ちゃん!!!」
両腕を押さえつけられ身動きは出来ないが必死に声をはじけだす姫子。
しかし乙羽の冷たい一言が飛んでくる
「来栖川様、無駄でございますわ、泣いても叫んでも誰も聞くものなどおりません・・・」
絶望的な表情に変わる姫子。
「お嬢様は今しがたお休みになられたところです、使用人も全員見回りも終わり休んでおります」
「いくらここで叫んでも聞くものなどおりませんわ、来栖川様、このお部屋からお嬢様のお部屋までの距離を考えてみてください」
そう、ただでさえ声が小さい姫子、深夜で静かとはいえ眠っている千歌音の部屋まで聞こえるとはとても思えない
あと使用人の部屋は1階だ、千歌音のお部屋よりも距離は遠い、当然無理だ
つまりここでいくら姫子が叫んでも聞くものなど皆無だ・・・
破壊された世界ではソウマが助けてくれただろうがこの世界にはオロチなどというものは存在しない
そもそも乙羽はオロチではないが。。。
それに普段からデートの誘いをことごとく断っているソウマに助けられても姫子も喜ばないだろう
最近の姫子はソウマに冷たい、もはや眼中にすらないといったところか、いまの姫子はもう千歌音しか見えないのである
ずっと待ち続けた運命の想い人なので当然ではあるが、少しソウマが気の毒にも・・・・・・・・・ならない。
当然いまの世界では姫子は陽の巫女でもないのだから無力だ・・・つまり絶体絶命だった
犯されるのは時間の問題である。
「無駄な抵抗はおやめください、来栖川様・・・あまり叫ぶと、お仕置きが必要と判断させていただきます」
乙羽の忠告で体全体が凍りつく姫子
「うふふ・・・好きですわ、来栖川様・・・」
「や、やめてください(千歌音ちゃん、マコちゃん、ユキヒトさん、カズキさん・・・・・・・大神君でも・・・いいから誰か・・・)」
最後に名前が出るところがソウマの辛さが伺える。
乙羽は姫子の下着を力尽くで剥ぎ取ると床に投げ捨てた
そして姫子の胸を両腕で揉み始める
そして姫子の首筋を舐め廻す乙羽。
「ん。。。い、いやぁ!!」
そしてそのまま唇に移動する
悲鳴を上げる姫子の声を遮るようにキスをする
そして素早く舌を口内へ強引に忍び入れる
口内の奥底に隠れていた姫子の舌と無理矢理絡め合う
逃げようと舌を交わす姫子だが強引に絡めると口内で一方的気味なダンスを踊る舌と舌。
・・・ちゅちゅ・・・はあ・・・ちゅぱっ・・・んん・・・
その内、体力が落ちてきたのか両手首の抵抗力がゆるんでいく姫子。
構わず乙羽は姫子の唾液を飲み続けた、そして姫子の口内から舌を脱出する乙羽。
「来栖川様の唾液・・・とても美味しい」
「はあ・・・うう、な、なんでこんなことを・・・(大神君とのキスもこんな感じだったよ)」
「さてと、今夜のキスは終わりですわ・・・では本番に♪」
そう囁くと同時に乳首を舐め始める乙羽。
姫子は抵抗も忘れ・・・感じるだけだった
「やっ・・・・・・やめっ・・・」
「うふ、来栖川様、好きですわ・・・」
「や、やめてください、千歌音ちゃん・・・いやぁ!!」
涙目で叫ぶ姫子・・・に冷静に呟く乙羽。
「来栖川様、貴女は私だけのもの・・・誰にも渡しません、千歌音お嬢様にも渡しません、私だけのものなのです」
絶望的な表情で天井を見上げる姫子
「貴女は私だけのもの、ですから・・・大人しくすればよろしいのです、ふふふ」
乙羽に恐怖感を懐く姫子。
「姫宮邸、この屋敷は男子禁制でございます、ですから・・・私と愛し合いましょう来栖川様、踊りましょう・・・体のワルツを」
「い・・・いやぁ!!・・・お、乙羽さん・・・・・・もう・・・」
「まだですわ来栖川様、ふふ、反応なさっておられるご様子でございますね」
そういうと姫子・・・下半身に目を移す乙羽。
「やっ・・・いや・・・」
姫子の下半身に移動した乙羽の唇は・・・姫子に下着が染みていることに気付く
「おやまあ・・・明日の早朝、着替えが必要にございます、お嬢様の下着をお借りしましょう、さて」
そして最後の一枚を剥ぎ取ると顔を埋める乙羽。
シーツに垂れる姫子の精液を舐める乙羽、そして満足気に笑みを浮かべる
「うふふ、おいしゅうございますわ・・・来栖川様」
「も、もう・・・・・・やめ・・・っ!!いや・・・千歌音ちゃん!!」
ベッドから逃げようとする姫子
しかし端で捕まえると再びベッドに押し倒し再び両腕をガッチリ押さえた
そして再び姫子の精液を舐める乙羽。
「ほんとに美味しい・・・」
「は、恥ずかしい・・・よう・・・はあっ!」
「いいえ、恥ずかしがる必要なんてありませんわ来栖川様、立派なものをお持ちではありませんか」
姫子の股間を眺めながらそう呟く乙羽。そして穴に指を突っ込んだ
「!・・・もうやめて・・乙羽さん!」
「申し訳ありませんが・・・その命令には従えません、来栖川様」
普段の乙羽らしい丁寧な受け答えだが行動は激しい
指で穴の中をねじくり回す、そして奥へと進む
「はあ・・・・はあ・・・」
我慢できなくなったのか穴から吹き出る姫子の愛液
それを乙羽は待ち構えたように飲み干し続けた
「ふふ、お疲れ様でした来栖川様、今夜は疲れましたのでこれでお開きにしますわ、ふふ・・・ではごきげんよう」
最終話にて。
ホウキを片手に木を見上げる乙羽さん
あのシーンの乙羽さんの可愛さが異常すぎる、あれで惚れた。
神無月では千歌音ちゃんの次に好きなキャラ
乙羽さんの攻めも好きだ。
361 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 01:13:12 ID:mKZpMU0N
乙姫GJ!!
フフフ……、乙羽さんもまだまだ甘いですわ。
真に姫子を堕とすのなら…
・姫子の寝込みを襲う
↓
・アメとムチの調教(手マンでGスポ責め、あんまで悶絶、恥辱のおもらしetc…)
↓
・気をやり続ける姫子
↓
・唐突に終わる攻め(姫子じらされた挙げ句、イク寸前)
↓
・「…っ…ぁっ、なん……で?」(焦点のあわぬ瞳ウルウル)
その後、適当に謝って部屋をあとにする乙羽
↓
・姫子は安堵すると共に物足りなさを感じる
↓
・それから数日、姫子は堪らない体の疼きを覚える
「どうしちゃったんだろう? 私の体…」 ↓
・一人で体を慰めるも満足できず
↓
・翌日、千歌音に迫る
↓
・つっぱねられるor千歌音のつたない責めでは満足できず
↓
・連日高まる欲求
↓
・そんなとある日、深夜乙羽の寝室に忍び込む姫子。寝ている乙羽に馬乗りになり…
「…乙羽……さん」(ハァハァ)
「(目を覚まして)有栖川…様?」(ニヤリ)
ぐらいしないと…
sage忘れてしまった。
申し訳ない…
NGwordかトリップつけてくれないか?
>>361 それは凄いというかなんというか・・・
乙羽さんが千歌音ちゃんのことを忘れさせるくらい姫子をやる・・・
それか途中で投げ出すか、激しいこと考えますね
>>363 コテハンでトリップ無しよりはいいだろ
新しいSS書くならともなく
うーん、読む人を選ぶネタはこれまでみたいにNGwordとかで回避しやすいようにしてくれると有り難いんだが
これまでそうだったからって今の職人さんがそれに従う義理はないから、これは単に俺の希望だ
俺も乙×姫苦手だから目欄にでもなんか貝と言って干しいっす
なんかムツカシイよな
俺は乙×姫がむしろ好きだし
確かに難しいよな
以前のの閑古鳥が鳴いていた時期に比べると
職人さんが書いてくれるだけで有り難いというのは事実だし…
まあ、あくまで希望ということで良いんじゃない?
ところで、
>>359の精液と立派なものというのは一体?
間違いだよね???
もし文面の通りならショック!!
投下する際にはトリップとかつけろってことか、了解。
乙×姫が苦手な人もいるだろうから今後投下時に考慮するよ、すまん。
姫千歌がやはり皆いいんだろうか・・・
>>368 乙羽さんが見た立派なものとはずばり姫子のあれだよ、女性なら誰でもついてる・・・もちろん千歌音ちゃんにも
あと精液は・・・やめておこう
千歌音「これは・・・なにかしら?」
早朝、調理場に入った千歌音に飛び込んできたものはおはぎだった
千歌音「乙羽さんが作ったのかしらね、1つ頂くわ」
おはぎを口に入れる千歌音は・・・吐き出しそうになるのを立場とキャラを考え、抑える
千歌音「・・・(な、なんなのこの不味さは・・・吐きそうだわ、誰が作ったの、こんなもの)」
調理場へ入ってきた乙羽と使用人に問い詰める千歌音
千歌音「誰なの!?このようなものを作ったのは!!」
乙羽を少し睨みつける千歌音。
乙羽「お嬢様それは・・・」
調理場に姫子が笑顔で入ってくる
姫子「千歌音ちゃんおはよ〜!!あ〜それ私のだ〜!!」
千歌音「ひめ・・・来栖川さん!?まさか貴女がこれを・・・?」
姫子「うん、千歌音ちゃんのために私徹夜して・・・心を込めて作ったの・・・」
千歌音「え、ええと(姫子のなら別ね・・・はあ)」
姫子「私、千歌音ちゃんのために必死に作ったのに・・・ごめんね、おいしくないかな・・・」
泣きそうになる姫子に慌てる千歌音。
千歌音「いいえ・・・そんなことないわ、とっても美味しかったわ、乙羽さん、お弁当に入れて頂戴ね(大神さんに半分上げれば問題ないわね)」
姫子「ありがとう千歌音ちゃん、お昼楽しみだね、あ、玉子焼きも作ったんだよ」
千歌音「そう・・・とても嬉しいわ(あの激甘も大神さんに分けてあげるわ)」
姫子「他にも千歌音ちゃんのためにたくさん作ったんだよ、愛してるよ千歌音ちゃん♪」
千歌音「く、来栖川さんったら・・・もう(そうね、じゃあそれも全部大神さんに・・・)」
本日ジン様が午後から早退したことは乙橘学園内をどよめかせた
ソウマwww
お嬢様ははたとえまずくたってお一人でお食べになり、お一人で病院に行かれる方です
それでも私は、胃薬が必要だと思います
>>369 あなたの書く文章は好きなので、乙×姫の合間に姫×千も書いてください><
応援してます><
姫千歌に愛のない方が書いても単にやってるだけのSSになりそうで
あんまり読みたくないのが正直なところ
鳥かNGつけてくれたら無問題なんでヨロシクお願いしたい
>>374 なぜそう空気を重くするようなレスするかね・・・。
>>369 姫千歌好きだけど別に他の読みたくないとは思わんがなあ。
まあ、鳥つけた方が無難かもしらんな。
>>374 >姫千歌に愛のない
気に入らんのはよく分かるが、そう決め付けるのはどうかとw
>>370 宮様も姫子もソウマに容赦ないな
>>376 作品によっては読みたくない奴もいるからな
でもどうかと思う、
>>369も姫千歌に冷たい態度取ってるようには見えない
てか
>>374がなぜそこまで意地をはるのか理解不能
必死すぎだろw
>>370 姫子「千歌音ちゃんおはよう、じゃーん!!おはぎまた作ったよ、今度はこの前より美味しいと思うけど」
千歌音「ええ、頂こうかしら(まあこの前よりは美味しいわよね)」
姫子のおはぎと皿に取り食べる千歌音・・・口に入れた瞬間うずくまり腰をガクっと落とす。
乙羽「お・・・お嬢様!!いかがなされました!?」
うずくまる千歌音に駆け寄る乙羽と使用人数人
千歌音「い、いえ・・・なんでもないわ、あまりの絶品に言葉も出ないの、とても美味しいわ来栖川さん(これはさらに酷いわ、格別な酷さね、こんな不味いものを作れるなんてある意味才能よ姫子)」
姫子「ふふ、お昼一緒に食べよう♪」
千歌音「ええ、そうね・・・(大神さん、姫子のためよ、貴方も手伝って頂戴ね・・・貴方も犠牲になりなさい)」
その日、ジン様と宮様が午後から早退したことは乙橘学園全生徒を騒然とさせた、アイドル2人のあいびき説まで飛び出す
オロチSさん「体だけじゃない、意識まで持っていかれそうだった・・・それにしても今朝は姫宮の様子が変だった、キャラが変わってたような、心配だな・・・来栖川・・・お前姫宮になにをしたんだ!?あ・・・また意識が・・・」
月の巫女Cさん「姫子のためなら・・・どんなことがあっても平気よ・・・私あの子の物ならなんでも食べるわ・・・」
以下2人の証言でした。
Sさんは神社でお兄様に看病を、Cさんは屋敷で使用人数人に看病されてるそうです。
すまんかった
俺の場合、アニメ初めて見た時に姫千歌に惚れてその後「乙羽さんもイイじゃん」みたいになって、さらにその後「むしろ乙羽さんがいい」になった
大神「なあ来栖川、今度の日曜日遊園地にでも行かないか?」
姫子「え・・・?ありがとうね、でも千歌音ちゃんをお屋敷に独りぼっちになんてできないよ(こんな暇ないのに、千歌音ちゃんどこにいるのかな・・・いまなにしてるのかな)」
大神「そうか、来栖川は優しいんだな、わかった(最初から断るつもりだっただろお前)」
姫子「大神君、用件はそれだけ?なら私行くね・・・」
大神「え?あ、お昼暇なら・・・その一緒に食べないか?」
姫子「大神君の意地悪・・・お昼は私と千歌音ちゃんが一緒に食べるって知ってるくせに、邪魔は駄目だよ・・・」
大神「・・・意地悪のつもりなんてないんだが・・・あの来栖川その・・・(姫子はあきらめるしかないか)」
姫子「・・・あ!!千歌音ちゃんだ!!千歌音ちゃんがいる!!じゃあまたね大神君!!」
大神「ああ、姫宮によろしくな(お前なんか守ってやるものか・・・はあ)」
薔薇の園にて。
千歌音「姫子、休み時間に大神さんと屋上にいたみたいだけれど・・・」
姫子「え・・・?ち、違うよ!!ただ呼ばれただけだよ、なんでもないの、誤解しないでね千歌音ちゃん!!まったく関係ないの!!」
千歌音「姫子・・・そう(そこまで否定すると可哀相じゃないかしら・・・大神さん・・・ごめんなさいね)」
姫子「そんなことより早く食べよ♪愛してるよ千歌音ちゃん♪」
千歌音「え・・・ええ、私もよ姫子(どうでもいいわね、姫子とこうして一緒にいられればそれだけで幸せよ)」
貝殻のネックレスを見せ合う2人
姫子「ずっと一緒だよ千歌音ちゃん・・・」
そしてお弁当を食べ終えた2人は抱き合い、キスした。
>>280 俺も乙羽さん好きだ、乙×姫のSS作るくらいだから
乙羽さんにまじ惚れたよ
でも千歌音ちゃん一筋は変わらん
千歌音ちゃんは俺の中では次元が違う。
いっそ3Pというのはどうだ?
二人まとめて姫子においしくいただかれる千歌音ちゃんと乙羽さんが見える。
3PはSSにするの難しいよな
まあ乙羽さんに犯された千歌音ちゃんをおいしく頂くのは姫子なわけだが
犯した乙羽さんも姫子がw
>>359の続きしてみる、乙×姫苦手な人のためにトリップ。
「や・・・・・や・・・めっ」
「うふふふふ・・・来栖川様、恥ずかしがることはございませんわ」
微笑みながら姫子の股間から漏れる精液を舐める乙羽。
「ほんとに美味しい・・・来栖川様、甘いのは唇だけじゃありませんのね」
「い、いや。。。」
涙を浮かべながらこちらを見上げる姫子。
屋敷の使用人に2度も犯されたのだ、眠ったところを襲われて・・・
存分に姫子を堪能した乙羽は立ち上がる
「来栖川様、御用があればいつでもお呼びください、また・・・抱いてさしあげますわ」
「うう・・・」
「汚れた液は拭きとってくださいね、ではごきげんよう・・・」
残された姫子を残して乙羽は静かに部屋を後にする。
姫宮邸を暗闇が包んでいた。
部屋の前で千歌音と姫子の様子を確認する乙羽。
「姫子・・・」
眠りについてる姫子を静かに見守る千歌音・・・。
優しく布団をかけたりしているようだ・・・。
そして頬に手を優しく置く
ほんとに我が子のように大切に見守っている。
傍らで静かに寝息を立てている姫子、それを見守る千歌音
絵になっていた
「・・・」
千歌音は姫子にそっと顔を近づけ・・・頬に軽くキスした
それを見つめながらドア越しに微笑む乙羽。
部屋を出た千歌音には・・・侍女の役目、いや使用人の役目として丁寧に頭を下げる。
透明な水色のネグリジェに身を包んで神秘的に輝いている千歌音
だがもうその美貌には侍女としてはもう見慣れていた
「来栖川さんがお休みになられたわ」
「はい・・・」
「さて・・・私も今日はこれで休ませていただくわ、乙羽さん、後はおねがいするわね」
「かしこまりました、おやすみなさいませ・・・お嬢様」
「ええ、ではおやすみなさい」
部屋に戻っていく千歌音の後姿を挑発気味に微笑む乙羽。
千歌音の姿も消え、屋敷を見回りしている使用人を休ませ・・・。
来栖川姫子の部屋にこっそり入った。
「では失礼します・・・来栖川様」
姫子の部屋に足音を立てずに侵入する乙羽。
昨日と一昨日で快感を得た乙羽はこの日も姫子をものにしたいと考えていた
屋敷の掃除をしていたときも、調理場で食事の用意をしていたときも
使用人に指示を出すときも、庭の木を見つめるときも
姫子と千歌音が学校に行っていた間、姫子をものにしたい気持ちでいっぱいだった
もちろん主人である千歌音のことも心配ではあったが・・・。
「来栖川様・・・」
傍らで静かに寝息を立てている姫子。
姫子を見て乙羽は思う、なんて可愛らしい子なんだろうと
そう、千歌音ではないが光をくれるお日様のような・・・。
才色兼備な千歌音に想われて幸せだろう、しかしこの子なら納得できる
この子なら千歌音を任せられる、ずっと思ってきた
そして嫉妬も自然と薄らいできた、意地悪に椎茸を夕食に入れることも少なくしていった
しかし最近は姫子がとても可愛く感じるのだ、もちろん千歌音に対する想いはいまでも変わらないが・・・。
そんな考えを頭に入れながら姫子にそっと駆け寄る、そして身に着けているメイド服に手をかける
「許されないことだとは存じています」
しかし言葉とは正反対に・・・メイド服をそっと脱ぎ捨てた。
そしてベッドに上がると姫子に覆いかぶさる・・・。
「・・・?」
ぼんやりと目を明ける姫子。
そして目をぱちぱちさせる、何事だといった顔だ。
「千歌音ちゃんなの・・・?」
「いいえ、乙羽でございます」
「!?」
目を明け声を発っそうとした姫子の声を遮るように・・・キスで塞いだ
「!?」
乙羽の唇を払い落とそうとした両手首を両手でつかむ
昨晩と同様に姫子の両手首をシーツにガッチリ押し付ける
非力な姫子など昨日同様押さえるのは簡単なことだ
そして落ち着くと再び強く唇を押し付ける
強引なキスに目を大きく見開く姫子、そこへ乙羽の冷たい声が。
「はあ・・・はあ・・・昨日も申し上げた通り来栖川様、貴女は私のもの、大人しくなさってくださいね」
乙羽の忠告に身震いする姫子、それに再びキスした
ちゅ・・・んん・・・はあ・・・ぴちゅっ・・・
「ん・・・(い、いや・・・)」
「・・・(うふふふ・・・)」
唇を塞がれ声を上げられない姫子を嘲笑うように微笑する乙羽。
両足をばたばたを暴れる姫子だが所詮は姫子の力だった
手首に力を入れているようだが乙羽の両手がびくとも動かない
所詮姫子の力などたいしたことはないのだ
そのまま舌を口内へ入れた、姫子の舌と一方的に混ぜ合わせる
姫子の舌は拒否気味だが無理矢理絡ませる
やはり千歌音と比べて姫子を襲うのは簡単で楽だ
逆に弓道で鍛えられたリーチの長い腕を持つ千歌音相手だと犯すのは難しい。
もちろんそれが姫子を襲う理由ではないが
「ん・・・んん」
「ふふ、ご馳走さまでした、貴女の唇、とても甘くございました」
唇を少し離しそう囁く乙羽に姫子は・・・。
「いやぁ!!・・・千歌音ちゃんっ!!」
千歌音ちゃん・・・とそう何度も叫ぶ姫子。
姫子にとって千歌音は掛け替えのない存在。
恋人、いや、もうそれすら次元を超えている
運命の想い人なのだ
そう・・・前世から破壊された世界の頃からずっと想い合ってきた
「やめてください、いやぁ!!千歌音ちゃ・・・っ!?」
姫宮千歌音の名を呼び続ける姫子に対して見下ろした乙羽は冷たく告げた。
「喚いても騒いでも泣いても誰も気付きませんし誰にも聞こえてはおりません、無駄な抵抗などなさらないでくださいませ」
姫宮邸は異常な広さなので声も聞こえにくい、当然聞く者などいない
「お嬢様はお休みになられました、私達の邪魔をする者はいませんわ、では・・・ふふ」
その声と同時にシーツを全て剥ぎ取ると姫子のパジャマを強引に剥ぎ取る
「やっ!?・・・んん」
姫子の悲鳴をキスで遮ると同時にパジャマを脱がす
脱がし終えると下着も全て剥ぎ取り投げ捨てる
「うう・・・(大神君の役立たず・・・)」
急きょだが大神神社
「ん?俺を誰か呼んだか?まあ気のせいだよな・・・」
「さて・・・来栖川様・・・今夜も美味しく頂きますわ、お嬢様と一度やってらっしゃるのでしょう?来栖川様のテク拝見しますわ♪」
「・・・い、いや・・・」
絶望感に浸る姫子に構わず胸を揉み回す、そのまま首筋を嘗め回した
「やっ・・・あん・・・」
姫子の胸は千歌音や自分のに比べると小さいが・・・。
乙羽の唇が首筋から胸に移動し・・・姫子の乳首を嘗め回す・・・
そのまま姫子の下半身に移動していき・・・最後の下着を容赦なく剥ぎ取る
「いやぁ・・・!!あん・・・や・・・やめ・・・・・・い、いや」
「ほお、少し感じたみたいですね」
姫子の股間をまじまじと見つめそう囁く乙羽。
「あ・・・ああっ!!」
姫子の穴に乙羽の指が入り込む・・・。
アソコから姫子のペニスが垂れだした。
乙羽の指に容赦なくかかるがそれを微笑みながら舐めると満足そうに見つめなおす
「ではいれますわ♪」
「い・・・いく・・・・・(千歌音ちゃん。。。ごめんね私・・・また)」
乙羽の指が姫子の穴の奥まで入り込んで姫子の精液が滝のようにシーツに垂れだした、それを飲み干し満足そうに微笑む乙羽。
「ふふ、今夜はここまでにしましょう、お嬢様にはご内密に・・・ふふ、ではごきげんよう来栖川様」
「・・・」
メイド服を着直すと姫子の部屋をそっと立ち去る
残された姫子は・・・3度も侍女に犯され呆然としていた
千歌音ちゃん、姫子と乙羽さんを汚してごめん・・・。
でも腹黒乙羽さんも萌える
トリありがとう
これはふたなりなのか?精液とかペニスとか意味わからん
>>392 一歩間違えれば地獄絵図てか修羅場じゃねえかww
>>395 まあ姫子のおもらしなんだろうが・・・もう意味わからん
「大神さん?」
「うん、千歌音ちゃんって大神君と・・・」
昼休みの薔薇の園にて。
千歌音は小さく息をつく、自分が大神ソウマと付き合ってるのかどうか疑っているのだろう
「ち、千歌音ちゃん。その・・・ち、違うんだよ!!別に嫉妬してるってわけじゃ・・。」
千歌音はふふっと鼻先で笑うと口を開いた
「違うわ」
「え?」
「大神さんとはそんな関係じゃないわ・・・そうね。確かに彼とは付き合いも多いし仲は良いけれど・・・そういう関係じゃないの」
姫子はほっと胸を撫で下ろした、でも質問は続く。
「で、でも皆言ってるよ『宮様とジン様はゴールデンカップル』だって・・・私心配で・・・」
誰がそんな噂をしてるのかしらね。。。千歌音はふっと息を吐くとはっきりと口にした
「姫子、全部ただの噂よ、私は・・・貴女とそういう関係だと思ってるわ、好きよ・・・・・・姫子」
「本当に?」
「ええ、本当よ・・・私がほんとに好きなのは・・・姫子、貴女だけよ」
「千歌音ちゃん・・・良かった、私。。。千歌音ちゃんのこと大好きだから、その・・・」
もぞもぞとしている姫子
まさか姫子からそういう話しをされるとは思わなかったが
姫子から嫉妬されるのは少し嬉しい気分になった。
「だって私と千歌音ちゃんの心は1つなんだもん、千歌音ちゃんは世界でたった一人私のことだけを待ってくれた人、その人だから、だからもう離れたくないの」
二枚貝のネックレスを見せ合うと見つめ合う2人。
姫子は勢いそのままお弁当を置くと千歌音の胸に飛び込む
「・・・姫子・・・」
「どこにも行っちゃやだよ・・・私、千歌音ちゃんのこと大好きだから、その・・・ずっと一緒にいたいから」
姫子の温もりを感じ微笑む。。。貴女を置いて私が何処に行こうというの?変な子ね。
「どこにも行かないわ、姫子・・・私はずっと貴女の傍にいるわ」
「うん・・・大好き」
お互いの気持ちを確かめ合うと・・・見つめ合い・・・どちらからともかく唇を重ねあう
「ん・・・ちゅ・・・はあっ」
舌と舌を絡めあう、そして姫子の舌の感触にうっとりして
そして舌を再び絡めていって激しく舐めあう
ぴちゃっ・・・ちゃぷっ・・・ん・・・ちゅ
唇を少し離すと唾液の糸が引いていく
そしてお互いの唾液を飲み込む
小さな沈黙の後・・・千歌音が口を開いた
「姫子、お昼休みもうすぐ終わりよ、お弁当食べましょ、午後からの授業もあることだし」
「う、うん、あ・・・じゃあ千歌音ちゃん、もう一度だけキスして」
「え?姫子・・・」
「千歌音お願い、キスしたいの」
と姫子は千歌音を見上げそっと目を閉じる。
「・・・わかったわ」
言葉と同時に姫子を抱き締めるとキスした、強くキスした、心から強く・・・。
今度は舌は入れない、普通のキス。。。姫子と心からキスすると千歌音はふっと微笑みそっと姫子を離す
「これでいいかしら?さ、お弁当を食べましょ」
しかし姫子は離れようとしない
「姫子?」
「あ、あの・・・私我慢できない、やろ!!」
「え・・・?姫子・・・」
しかし千歌音の言葉を遮ると制服のスカートから見える千歌音の生足、それに触る
「姫子!?」
千歌音の声を無視しそのまま足から移動しお尻を触る。
「やっ・・・ひ、ひめ」
「千歌音ちゃん、少しだけでいいの、じっとしてて、お願い・・・」
姫子の口調からは強いものを感じる。
「っ・・・」
千歌音に素早くキスするとそのまま、薔薇の園の・・・綺麗なお花畑にゆっくりと千歌音を押し倒す。
そのまま千歌音に覆いかぶさる
「千歌音ちゃん・・・」
千歌音の制服をゆっくりと脱がし始める。
皆の憧れである宮様を押し倒し服を脱がしている、異様な光景だった
「ひ、ひめ・・・」
千歌音の声など無視し脱がし始める・・・すると下着が見え始めた
姫子の目に飛び込んできたのは、まさに美貌だった・・・
白い肌、誰もが憧れる大きく整えられた胸、そして腰のライン
流石は宮様だ、いい美貌をしている、モデルのように引き締まっている
「綺麗だよ・・・千歌音ちゃん」
「・・・」
千歌音はされるがままになっていた、可愛い姫子に手出しは出来ない
千歌音の胸に顔を寄せる姫子、そして下着を外すと胸を優しく揉み始めた
「はあ・・・っひ、姫子・・・っ!!」
「千歌音ちゃんの胸大っきいね、じゃあ・・・舐めるね」
「ひ、姫子・・・私貴女にそんなこと・・・はあっ!!」
獲物に食い入るように千歌音の胸の顔を埋め続ける姫子
「やっ・・・姫子、や、やめ・・・っ!!」
千歌音の乳首は何度も舐められ少し赤くなっている
「千歌音ちゃん・・・噛むね」
と乳首を噛む姫子。しかしその痛みは尋常ではない
「んん!!・・・ああっ・・・そ、そんなに強く・・・!!わ、わかったわ、続きは屋敷でしま・・・はあっ!!」
「・・・はあ・・・ごめんね千歌音ちゃん、もうキスだけでいいから」
と顔を上げると千歌音に被りつくようにキスした
そのまま素早く舌を入れる、抵抗気味の千歌音の舌に無理矢理絡ませた
「んんっ!?」
千歌音の両腕を押さえつけ、押し倒す
千歌音の唇がべとべとに濡れるまでキスした。
ちゅ・・・はあ・・・んん・・・ちゅちゅっ・・・!!
唇の位置を変えるなど色んなキスを楽しみ続けた
「おかしいよね、以前は千歌音ちゃんからばっかりだったのに」
「姫子・・・」
「それにしても、千歌音ちゃん・・・千歌音ちゃんの唇って柔らかいね、ふふ・・・」
「姫子、もうやめましょ?人に見られたら・・・」
「大丈夫だよ、ここには誰も来ないよ、ふふ・・・もう少しキスしよ」
嫌がり気味の千歌音と押し倒すと強引にキスする。
千歌音が自分に手を出してはこないことを利用しているのだ
本来姫子より千歌音の方が断然力は強いのに。。。
んん。。。っ・・・はあ・・・ちゅるる・・・ぴちゃ
唇の端と端までガッチリと塞ぐほど完全なキスだった・・・。
そして満足したのか千歌音をキスから解放する姫子。
「私の唇って甘いんだよね?美味しかった?」
「え、ええ・・・とても甘かったわ、だからね、もうお弁当食べましょ」
「うん、いいよ♪」
下着を着け制服を着るとお弁当を再び食べ始める
その時姫子が口を開く
「千歌音ちゃん・・・あーんして」
と玉子焼きを箸で千歌音の口に差し出す
「は、恥ずかしいわ・・・」
「駄目だよ、食べて」
「わかったわ」
姫子から差し出された玉子焼きを渋々口に入れる千歌音。
「美味しい?」
「ええ、とても美味しいわ」
姫子と再会後。
姫子にこうまで想われるのは嬉しいけれど・・・姫子が姫子じゃない感じがする
オロチも存在せず巫女の運命にとらわれることもないけれど・・・
もちもん不自由もないし平和な村だけれど・・・。
「千歌音ちゃん・・・お屋敷で続きしようね?」
「え、ええ・・・」
そして立ち上がる千歌音。
「姫子、午後が始まるわ、行くわよ・・・」
「う、うん・・・マコちゃんもそろそろ教室に戻ってるころかな・・・」
「ええ、それじゃあごきげんよう・・・」
「あ、そうだ、千歌音ちゃん」
「なにかしら・・・」
振り向いた千歌音の唇に姫子の唇が重なった・・・。
「ん・・・」
引き離そうとするが姫子の両腕がガッチリ絡まっていて引き離すことができない。。。
姫子の甘い香りに酔いしれていく・・・。
なぜこうも・・・姫子が変わってしまったのか、平和な世界でのただ1つの疑問だった
おそらく姫宮邸内でも姫子は迫ってくるだろう
それを考え・・・押し倒されながらも疑問に思った。
もう姫子は大神ソウマにも早乙女マコトにも見向きもしない
でもこれは試練かもしれない、姫子と結ばれても・・・。
「うふふふ・・・千歌音ちゃんの唇・・・とても美味しいね♪」
END
黒姫子っていいよな。
攻める姫子、受けの千歌音ちゃんっていい
黒い乙羽さんもよいがこれもよいDJ!!
GJ!!
黒姫子と黒乙羽に挟まれてオロオロしている千歌音タンが思い浮かんだ俺は末期……orz
一途な黒姫子に完全に篭絡された千歌音ちゃん希望!!
素の姫子が無邪気に迫ってきても拒めないと思うなぁ。
ちゅるる・・・はあ・・・んん・・・。
「んん・・・姫子・・・やめてっ・・・!!」
「ふふ、千歌音ちゃんの唇って、とっても柔らかいんだね」
姫宮邸内のとある一室。
来栖川姫子に押し倒され覆いかぶされ強引にキスをされている
その相手は宮様こと姫宮千歌音だ。
「ん・・・んんっ」
再びの長いキスの後、妖しく微笑みながら見下ろす姫子に声をかける千歌音
「姫子・・・もうやめて頂戴」
「なら本気で抵抗しなきゃだめだよ♪それともなにかな?私だと手出しできないの?」
才色兼備、美人で頭もよく運動神経も抜群な上に趣味も多彩と非の打ち所のないほど完璧なお嬢様の千歌音。
学園内でも宮様と呼ばれるほどの人気を持つ、しかし・・・彼女の唯一の弱点が姫子だった。
普通に考え運動が苦手で非力な姫子よりも弓道などで鍛えられた千歌音の方が腕の力は断然上だが
心から大切に想っている姫子を引き離すなんて千歌音には出来なかった
そんな相手の心を知ってか知らずか、ゆっくりと千歌音の制服をに脱がし始める姫子。
乙橘学園の制服が・・・ゆっくりと脱がされ始める
されるがままになる千歌音、手を出すなんてありえない、命よりも大切な姫子に対して・・・。
そして制服が完全に脱がされ・・・千歌音の下着姿が姫子の目の前で露になる
「うん・・・とても綺麗だよ千歌音ちゃん・・・凄いよ・・・モデルの人みたいだね」
「・・・」
やはり宮様は凄い、胸の大きさも半端じゃない、その上美貌だ・・・。
腰のラインが引き締まっており、その上美人なのだから千歌音の体に関しては文句のつけようのないだろう
ほんとにこの世に存在するのかというくらい千歌音は超美少女だ。
「この体は私のものなんだよね」
「姫子・・・」
「うふふふ、皆の宮様は・・・ううん、千歌音ちゃんは私だけのものなんだから」
姫子にここまで愛され想われる、これほど幸せなことはないけれど。。。
でも私は姫子とこんな形じゃなく、別の形で想い合いたいわ・・・
もはやいまの姫子には乙羽さんでも太刀打ちできない
居候であり同時に姫宮邸の影の支配者である。
最近は大神ソウマにも冷たい、もはや千歌音のことしか頭にないのだ。
最も姫子にとって千歌音は運命の想い人なので比べること自体酷かもしれないが
千歌音の長黒い髪をかきあげると首筋を舐め始める姫子、それと同時に胸を両手で揉む
「やっ・・・ひ、姫子・・・」
「好きだよ・・・千歌音ちゃん・・・愛してる、愛してるよ・・・ふふ」
学園内では無邪気な笑顔の姫子だが、屋敷内では甘えてくるのだ、天然なのは相変わらずだが
千歌音の下着を取り除くと直接胸を揉みだした
「ひ、姫子」
「うん、千歌音ちゃんの胸って大きいだけじゃなくてとても柔らかいんだね、唇みたいだよ」
「やっ・・・やめ」
「だからやめろっていうなら少しは抵抗しなきゃ・・・ね♪あの気丈な宮様はどこに行ったのかな?ふふ」
その言葉と同時に無防備な千歌音の胸を舐め始める。
「やっ・・・!!ああ・・・やっ・・・やめてひめ・・・うう」
「ちゅっ・・・ふふ、千歌音ちゃんもこうみると普通の女の子だよね、普段はクールで気丈なのにね」
頬を赤面し顔を背ける千歌音を見下ろしそう囁きかける姫子。
「うう・・・」
千歌音の乳首を優しく嘗め回していく、乳首全体を舐める
姫子は幸せ者だと悟っている、あの皆、いや村全体の象徴の対象でもある千歌音を
こうして自分のものにできているのだから
千歌音は赤面したままだ、そこがまた可愛らしい・・・。
千歌音の胸を自分の唾液でべとべとに濡らし達成感を得るとそのまま唇へ突進した
流石にまだ姫子も16才(再会後)だ、千歌音のアソコに手出す勇気まではない。
姫子の舌が千歌音の口内に入り込んだ。
んん・・・ちゅはぁっ!!・・・ちゃ・・・ちゅるる・・・
固まったままの千歌音の舌を無理矢理呼び起こすと絡めあう
なぜこうも自分が積極的なのかは姫子にも理解できない
ただ千歌音のことを心から愛している、それだけは神様にも誓える
首にかけているピンクの2枚貝のネックレス、千歌音もつけているが・・・
それこそが千歌音と赤い糸で結ばれ運命の想い人である最もな証拠なのだ
2人にとっては命と同じくらいなネックレスである。
「ん・・・んんっ・・・」
慌てて唇を払い落とそうとした千歌音の腕を掴むと床に押さえつける
流石に千歌音は腕の力が強い
抵抗は相当なものだが上に覆いかぶさっている分姫子が状態は有利だ
あと、やはり姫子を引き離すのを心の何処かで躊躇しているのか加減しているようにみえる。
やはり千歌音は姫子に弱いのだ
一度姫子を犯したときは夢中だったので仕方ないが自分がやられるのは初めての体験なのである
「くっ・・・ひめ・・・やめて・・・っ」
「うう・・・ち、千歌音ちゃんは私のもの・・・私だけのものなの!!大人しくして!!くうっ・・・はあっ!!」
姫子は自分の肘に体重をかけ千歌音の手首をガッチリ押さえつけた
かなりの格闘になるものの・・・なんとか千歌音の両腕を押さえつけると再びキスした
ちゅ・・・はあ・・・んん・・・ぴちゅっ・・・
やはり苦労を乗り越えた先に待つものは大きい、千歌音の唇は薔薇のような甘い香りがした。
熱いキスだ、嫌がる千歌音に無理矢理キスし・・・その香りに酔いしれる姫子・・・。
「んん・・・(姫子・・・)」
「・・・(うんうん♪美味しい♪)」
少し唇を離すと囁く姫子。
「ごめんね千歌音ちゃん、私・・・千歌音ちゃんのこと大好きなの、それだけは偽りじゃないからね」
その時ドア前から声がかかる。
「お嬢様、食事の用意が整いました・・・」
千歌音は頬を染めながらも・・・小さく息をつき、静かにドア先に答えた
「わかったわ・・・来栖川さんにも伝えておくわ、ありがとう乙羽さん」
乙羽がドアから去ったのを確認した姫子は。
「流石お屋敷の主人だね千歌音ちゃん、ふふ。。。千歌音ちゃんの唇美味しい・・・ふふ、今夜は一緒に寝ようね♪」
呆然としている千歌音を見下ろしながら、姫子は妖しく微笑み続けた
END
黒姫子か・・・やはり千歌音ちゃんは姫子には弱いね
姫子から迫られてもされるがままになりそうだ
姫子から犯されるとしても
「姫子がそう望むのなら・・・」って思いそう。
でも黒姫子好きだ
>>413 されるがまま…それがいい
姫子に逆らえない千歌音ちゃんはかわいい…。
注意深く耳を傾けるとわずかに聞こえる程度の振動音と、少女の喘ぎ声が部屋に響く。
窓からは朝日が差し込み、二人の少女の繊細な裸体を明るく照らしていた。
「ぁ…やだ、姫子っ…恥ずかしっ…」
「千歌音ちゃんは機械にもこんなに感じちゃうんだぁ…エッチだね…」
「違っ…ああっ!っ…あっ…ふぁっ!」
「かわいいよっ…千歌音ちゃん…」
手元のリモコンを操作すると、少し遅れて届いた電波によって機械の振動が強まる。
千歌音ちゃんは堪えきれないといった感じで、その場にへたり込んだ。
「姫子の指でっ…指でして、欲しいのっ…」
潤んだ瞳で、上目遣いでおねだりされて。
いつもだったら、とてもではないが断りきれずに。
指と舌で愛して、思う存分に乱れさせて、それから抱き合って、キスをして。
そんな朝になるのだけど。
でも、今日は違った。とっても楽しい計画のためなんだから、我慢我慢。
「っ…?」
機械の振動を止めてじっとしていると、千歌音ちゃんが不安そうに見つめてくる。
「今日はこのまま、学校に行こうね。千歌音ちゃん」
今日は千歌音ちゃんの、高校への入学式。
私は本当はもう社会人なんだけど…千歌音ちゃん(姫宮の力?)にお願いして、一緒
に通えることになっていた。
「っ…」
「どうかなさいましたか?お嬢様」
「…いいえ、なんでもないわ」
乙羽さん、鋭いなぁ…。
椎茸をあまり咀嚼せずに飲み込みながら、左手でリモコンを操作する。
頬を強張らせていた千歌音ちゃんが、小さく息を吐いた。
乙羽さんは千歌音ちゃんの様子を訝しがりながらも、千歌音ちゃんをいじめている機
械の存在には気づかなかったみたい。
さすが、千歌音ちゃんにおねだりして買ってもらった最高級な機械だけある。
まさかそれで自分がいじめられちゃうなんて、思ってもみなかっただろうな…。
「今日もおいしかったわ。ごちそうさま」
「ごちそうさまでした」
乙羽さんににっこりと笑いかけて、千歌音ちゃんの背中を押すようにダイニングを出
る。
なんだか不穏な視線を感じるが、いつものことなので気にしない。
屋敷を出て、二人きりになると千歌音ちゃんに手を握られた。
「姫子、やめましょう…このまま学校へなんて、無茶…ああっ!」
ボタン一つで、肩口にキュッとしがみ付いてくる千歌音ちゃん。
かわいい…。
「ダメだよ、千歌音ちゃん…。もし勝手に取ったりしたら、私…千歌音ちゃんのこと嫌いになっちゃうから」
そんなこと、あるわけがないのだけれど。
こんな言い方は、自分でもずるい、と思う。でも、でも…。
心細そうに。
こくん、と頷く千歌音ちゃんがかわいいから。
愛おしすぎるから、いけないんだ…。
「千歌音ちゃん、ルールを説明するね」
抱き寄せたら千歌音ちゃんが熱くて…
――我慢できなくなりそうっ…。
――ダメ!ダメだよ!自分の計画なんだから!
頭の中で、黒いのと、黒に近い灰色なのが戦って、灰色の方が勝った。
触りたい欲望を抑えて、耳元で囁く。
「今日は一日、入れたままにしておいてね。みんなに気づかれちゃダメだよ…。入学早々なのに、宮様はエッチな子だって、バレちゃうからね」
「っ…」
もう既に耳の後ろまで真っ赤だけど、隠しきれるかな?
千歌音ちゃんが耐え切れるように。
それでも、かわいい姿を見せてくれるように。
…私も調整頑張らないと。
「もし我慢できなくなっちゃったら、休み時間にあの花園に来てね。かわいくおねだりしてくれたら、私がご褒美あげるから…」
スカートのポケットの上から、リモコンを押す。
反応しない千歌音ちゃんに、ちょっとした意地悪だ。
「っ…!あっ…ふあっ、姫子っ!」
「わかった?千歌音ちゃん」
「うんっ、わかった…っ!わかったわ…!っく…」
こくこくと頷く千歌音ちゃんに満足して、弱めてあげる。
「さぁ、行くよ千歌音ちゃん!」
楽しい一日は始まったばかり。
続く?
GodJob
いいもん…魅してもらったぜ……。
感動した。
続き激しく期待
続き期待
姫子は童顔だから年齢ギリギリばれないとか?
童顔っていっても、千歌音ちゃん16歳だと姫子32歳ってことだろ
余りにも無理すぎないかw?
でも実際リアルでも、どうみてもお前二十歳以下だろ!というような30の人もいるからな…
姫子が教師として乙橘学園にくればいいんじゃね?
大学は教育学部に通ってたとかにして
生徒と教師の甘い甘い学園生活ですよ
>>421 千歌音ちゃんが生まれ変わりなんだったら姫子は大学生じゃないの?
美人で頭がよく運動神経抜群、非の打ち所のない完璧長美少女、
学園でも宮様と呼ばれるほどの人気を持つ。
しかし1人の平凡な少女、来栖川姫子には頭が上がらない姫宮千歌音。
今日も姫宮邸内のある一室で姫子に誘惑されていた。
「千歌音ちゃんが・・・宮様がエッチだって知ったら学園の皆はどう思うかな、マコちゃんとかショック受けるかもしれないよ」
挑発気味に千歌音に微笑みかける姫子。
「ひ、姫子・・・でも最近は貴女から・・・」
「だってこの世界での千歌音ちゃんって全然誘ってくれないもん、昨日だって・・・私が全裸で迫ったのに、逃げるように寝たでしょ」
そう、昨晩・・・使用人に見付からないように千歌音の部屋に行き、パジャマを脱ぎ捨て『千歌音ちゃん、抱いて・・・』と迫ったのだ。
しかし、千歌音の反応は『・・・っ!!・・・姫子、風邪引くわ、服を着て頂戴・・・』だったのだ。
「姫子、貴女のことは大好きよ、心から好きよ・・・でも、私は貴女と・・・普通の恋がしたいの」
「私にとってはこれが普通の恋だよ、さてと、千歌音ちゃん服を脱いでほしいの・・・」
「え、ここで?」
「うん、もちろんここで、乙羽さんは忙しそうだし大丈夫だよ、うん、千歌音ちゃんしよ♪」
「姫子・・・やめてっ・・・」
「ふーん、脱がないんだ、じゃあ・・・千歌音ちゃんがほんとはエッチで妄想子で私と犯したことがあるって学園の皆に言いまくるよ♪」
もちろんオロチの存在した世界での出来事だ、しかし・・・噂をされるのは千歌音としてもまずい。
ただでさえ村人の信仰と偶像の対象とされ、祟れられ尊敬される存在だ。
その千歌音に変な噂が立つことは避けたい
ただでさえ千歌音はクールで無口で清楚正しきお嬢様として人々の憧れだと思われているのだから
「な・・・!!姫子・・・」
「私、千歌音ちゃんのことものにするためならなんでもするよ、だから脱いで・・・」
「・・・わかったわ」
千歌音は小さく息をつくと戸惑いつつも目を閉じ静かに制服を脱ぎ始めた。
その行動を無邪気な笑顔でまじまじと見つめる姫子。
千歌音にとって姫子は一番で本当のお姫様で、光で照らしてくれるお日様だ。
その無邪気さと天然であるところはいまも変わらない、しかし。。。
「姫子、これで・・・いいかしら」
制服とスカートを下ろし脱ぎ捨てる千歌音、下着が露になる。
なんとも綺麗な美貌だ・・・胸の大きさ、腰のライン
そして体あちこちの引き締まり、全て完璧でモデルのようなプロモーションだ。
「駄目だよ千歌音ちゃん、下着も脱いで・・・全部脱いで、ね、千歌音ちゃん」
「姫子・・・っ!!・・・わかったわ」
女同士とはいえ、いつも入浴中では全裸同士とはいえ。
ここで全裸となるのは・・・流石に躊躇したが、心から溺愛する姫子の願いを千歌音が断るはずもなく・・・。
顔をやや染め、目を閉じると・・・ゆっくりと胸や下半身についてる下着を外す・・・。
全裸になると紅潮する、全裸になった千歌音の体全体を見つめまわす姫子。
「うん、綺麗だよ千歌音ちゃん、やっぱり千歌音ちゃんはお月様だね、輝いてるもん・・・ふふ」
「・・・」
「このままいいことしたくだよ、うん」
「姫子・・・もういいかしら」
「え?駄目だよ、もっと見させて、千歌音ちゃんの体・・・」
千歌音の生胸、お尻・・・そしてアソコ、全てを眺める姫子。
ほんとに千歌音は綺麗だ、巫女服だろうが乙橘学園制服だろうが
全裸だろうが、どのような格好でも神秘的に輝いている、月のように・・・。
そして長黒い髪に黒い瞳全て神秘的だ、まさしく月である。
「姫子、もういいかしら・・・肌寒いわ」
目を閉じたままだが両腕を体に絡ませる千歌音。
はっきり全裸を堂々と見せれる相手は乙羽などの使用人と姫子だけだ。
そもそも入浴中以外であの宮様が人前で堂々と全裸を晒すなど前代未聞だ。
「ううん、駄目だよ、あ、千歌音ちゃん、明日からもこうして私に千歌音ちゃんの体を見せてね」
「え・・・?」
姫子の言葉に戸惑う千歌音、まさか・・・まさか。
「うん、明日からもこうして・・・うん、毎日、私に見せてね♪」
「な・・・姫子・・・っ!!」
「言ったよね、千歌音ちゃんのエッチなこととか、学園の皆にばらすって・・・それが嫌ならこうして毎日見せて、ね?」
いつから姫子はこんな子悪魔的な子になったのだろうか、しかし姫子の頼みだ。
「・・・わかったわ、好きなようになさい」
「うん・・・」
「千歌音ちゃん・・・好きだよ」
普段は感情を表に出すことのない千歌音、しかし姫子とのひと時だけは別である
「姫子・・・私もよ」
姫子は自分の唇に触ると・・・千歌音の背中に回りこみ、肩をとんとんとつついた
「姫子、なにかしら・・・?」
表情を変えずに振り向いた千歌音の唇にそっとキスした。
「!?」
まさか、千歌音もキスされるとは思ってなかったのだろう・・・目を大きく明け戸惑っている。
姫子は自分より背の高い千歌音に対し、両手を相手の首に絡める。
相手の首に捕まれば背の高い千歌音の唇にも簡単に届くのだ
少し姫子を引き離そうとしたが姫子の両腕も唇もガッチリ千歌音の体と固定していて石のように動かない。
んん・・・ちゅっ・・・はあ・・・はあ・・・
「ん・・・」
普通の軽く触れるだけのキスではない、じっくり押し付ける方だ。
千歌音は姫子からの突然のキスに、ただ呆然としていた
「ふふ、千歌音ちゃん、夕食前の味見だね」
「味見?」
「うん、とっても甘くて・・・柔らかくて美味しかったよ」
「ひ、姫子・・・」
千歌音をキスから解放した姫子は千歌音の胸をやさしく揉み始めた
「ああっ・・・んん・・・姫子・・・やめ・・・っ!!」
「好きだよ、愛してるよ千歌音ちゃん」
いまの千歌音は全裸なので触り放題やり放題なのである。
両手で強く千歌音の胸を揉む。
姫子を体から引き離そうとするものの姫子は千歌音の体に絡まっていて離れなかった。
その胸を揉まれ感じているので、腕に力が入らないのだ。
千歌音を見下ろすと囁く。
「うふふふふ・・・好きだよ・・・・千歌音ちゃん」
「・・・(姫子・・・)」
姫子は胸を揉む行為を休まずに千歌音にキスした、そしてそのまま素早く口内に舌を入れる
千歌音の舌と一方的に絡み合いディープキスのワルツを踊る。
そして千歌音の唾液に触れそれを飲み込む。
「ふう・・・美味しかったね♪」
キスに満足した姫子は千歌音の胸に顔を埋め乳首を優しく舐め始める
「姫子・・・」
自分の体を面白いようになんども駆け巡る姫子に千歌音は抵抗する気分も忘れた
千歌音の乳首を存分に舐め終えた姫子、次の行動に出ようとしたが、ドア越しの乙羽からの声にやめさせられた。
「お嬢様、食事の用意が整いました、お待ちしております」
乙羽の声に千歌音は全裸のまま答える。
「わかったわ」
「では・・・」
乙羽が去ったのを確認し立ち上がる千歌音。
「姫子、食事よ・・・」
「うん、そうだね、今日は服着ていいよ、あ、明日からまたお願いね♪ふふ・・・愛してるよ千歌音ちゃん」
「・・・」
千歌音は次の日から1日1回姫子の前で全裸を晒すことが日課になっていった。
生徒会のお仕事、お茶会、弓道、ピアノ、テニスの他に不名誉な日課が追加された宮様であった。
END
この姫子が時折フツーのおひさまの優しさを見せたら…
千歌音ちゃん完膚無きまでに堕ちるな
あからさまな黒もいいが、計算しつくされてるの黒もいいと思う
正直、イメージとのギャップがたまらん
姫宮邸のとある一室
自室で眠っていた姫子は千歌音から突然キスをされた。
それも軽くするようなおやすみのキスではなくじっくり押し付ける強引のキスだがら堪らない
「ん・・・いやぁ!!」
慌てて起き上がると、なんとか千歌音を引き離し逃げようとするが簡単に捕まると再びベッドに押し倒される
「千歌音ちゃんどうして・・・?なんでこんなこと」
「姫子、私の愛を確かめさせてるのよ、最近ね・・・姫子からの愛が足りない気がするわ」
振り払おうとした姫子の両腕を自分の両腕でシーツにガッチリ押さえつけると姫子に再びキスした。
「んん・・・」
必死に逃れようと体全体をもがく姫子だが、姫子と千歌音の腕の力は歴然
姫子は両手首に力を入れたり両足をばたばたと暴れるが千歌音の体はびくともしない
ただでさえ唇を塞がれているため声を上げることができない、つまり絶対絶命だった
抵抗していた姫子だが、次第に体力が落ちていき、大人しくなる・・・
「ん・・・」
ちゅ・・・はあ・・・んん・・・。
千歌音の長いキスが姫子を襲っていた。
再会後(転生後)付き合いだし恋人同士となった来栖川姫子と姫宮千歌音。
千歌音は世界でたった1人自分のことだけを待ってくれた人、その人だった
2枚貝のネックレスがその証拠だ
ただ本日早乙女マコトと遊びに行き遅くなった姫子は・・・千歌音から猛烈な嫉妬を受けることとなった
帰りがつい遅くなってしまい
姫宮邸に帰宅した頃には辺りは暗く時計も夜8時近くを回っていた
帰宅した姫子を待っていたのは使用人の出迎えと・・・千歌音からの一言だった。
『来栖川さん、随分と遅かったわね、いま何時だと思っているの?』
千歌音ははっきりと怒っていた
ソウマとのデート時(転生前の世界での出来事)には怒らなかった千歌音が
女の子相手だと猛烈に嫉妬したのである。
「んん・・・(いや・・・)」
「・・・(ふふ、姫子の唇は何度吸っても甘くて美味しいわ・・・くせになるわね・・・)」
いまだにキスは続いていた
非力な姫子など押さえるのは簡単だ
そもそも姫子の腕の力などたかが知れている。
姫子からキスを解放した千歌音。
「姫子、わかっていただけたかしら、私がどれほど貴女のことを想っているか」
「・・・酷いよ千歌音ちゃん、こんな・・・無理矢理っ・・・!!」
「ごめんなさい、ただ、早乙女さんとのデート、遅すぎるんじゃないかしら、私に無断で出かけるなんて、許されると思ってるの?」
「千歌音ちゃん・・・デートだなんてそんな、」
「あら、女の子同士でも私から見ればデートだわ」
姫宮千歌音は綺麗で頭もよく運動神経も抜群で非の打ち所のない名家のお嬢様。
学園内でも宮様と呼ばれるほどの人気を持つ、無口でクール、清楚正しきお嬢様である
普段は表情を表に出すこともない、しかし姫子に関しては別である
「私、千歌音ちゃんのこと好きだよ、愛してるよ・・・ずっとだよ」
「そう、ありがとう・・・うふふ」
「千歌音ちゃん・・・?」
「姫子、もう早乙女さんとお会いになるのはやめていただけないかしら」
「え・・・?なんで・・・私とマコちゃんは・・・」
笑顔を消すと再び姫子の言葉を遮るようにキスした
ちゅ・・・はあ・・・んん・・・ちゅっ・・・
突然のキスに驚き暴れる姫子だが結局は大人しくなる
「ん・・・」
いまの千歌音はあの嵐の夜(転生前の出来事)を思い出されるが違う
もうこれは演技でもなんでもない、これは千歌音の本心の行動である
「はあ・・・姫子、貴女は私だけのものなの・・・他の誰のものでもないわ、私だけのものなのよ・・・」
少し唇を離しそう告げる千歌音。
「だから、貴女は誰にも渡すつもりはないの、早乙女さんに会うことなど私が許さないわ・・・」
「千歌音ちゃん・・・」
「姫子ならわかるでしょう?私の気持ちが・・・」
「姫子、明日からは私と一緒に登校しましょう、部屋も一緒にするわね、これでいつでも一緒にいられるわ」
「え・・・?私いいよ、このお部屋で」
普通に答えた姫子だが千歌音に睨みつけられ怯える
「姫子、誰のお陰でこのような裕福な暮らしが出来ると思っているの、わがままは私が許さないわ」
「・・・ごめんね、私居候だから・・・そうだよね」
「そうよ姫子、貴女は私のもの・・・どんなときでも」
「うん、いいよ、私千歌音ちゃんと一緒のお部屋でも」
乙羽さんが聞けば発狂するかもしらない
「そうよ、それでいいのよ姫子、貴女は私に従ってればそれでいいの・・・」
言葉と同時に姫子のパジャマを剥ぎ取る千歌音。
下着を露にした姫子の胸をまじまじと見つめる
「いやぁっ!!」
悲鳴を上げる姫子の唇を人差し指で塞ぐと冷たく告げる
「いくら声を出しても聞く者などいないわ」
「乱暴はやめてよ千歌音ちゃん、私・・・千歌音ちゃんのことは好きだけどこんなの嫌よ・・・」
「言ったでしょ、わがままは許さないって・・・」
言葉と同時に胸に顔を埋めた。
「ああ、幸せね・・・」
姫子の胸に顔を埋めると満足そうに目を閉じる千歌音。
「千歌音ちゃん・・・」
「こうしていると貴女は私のものだって実感がするわね・・・うふふ、さてと・・・」
すっと姫子の下着を剥ぎ取る、そして姫子の生胸を揉み始めた
首筋にキスしながら胸を優しく揉みまわしていく
「ちかね・・・ちゃ・・っ。・・・やだ・・・よ」
「好き、好きよ・・・姫子」
お経を唱えるように囁きながら胸を揉んでいく
「貴女は私のもの・・・私の・・・はあ・・・はあ・・・」
流石にあの夜のようなことはしない。
胸を揉みまわすと、姫子にキスした
「ん・・・」
そしてぬるっと・・・舌を入れる、それは遠慮なく姫子の舌と絡み合った
姫子の舌と踊りあい刺激し合い・・・そっと終わった。
「・・・千歌音ちゃん・・・」
「明日から毎日・・・貴女を犯にしくるわ、なんて快感なのかしらね」
「こんな、こんなこと学校の皆が知ったら・・・」
「そんなことをすれば・・・姫子、貴女のことをずたずたになるまで犯すわ、二度と這い上がれないくらいに・・・ふふ」
「千歌音ちゃん・・・そんな」
怯えだす姫子を見下ろすと告げる
「姫子・・・貴女はもう私から・・・一生逃げられないわ・・・ずっと一緒よ姫子・・・うふふふふ」
その言葉と同時に姫子の唇を奪いそのまま。。。。
その時、2枚貝のネックレスが無残にも輝き続けていた
END
投下しといてどうかと思うが黒姫子のほうが萌える気がする・・・。
どんな黒でも姫子が愛撫したらころっと逆転するようにしか見えないw
乙橘学園放課後の薔薇の園にて
イズミ、ミサキ、キョウコに囲まれている来栖川姫子
そして油断していた姫子は・・・背後からミサキ、キョウコに両腕を取られ押さえつけられる
「!?」
振りほどこうとしても暴れても二人がかりに押さえられては身動きが取れなかった
身動きが取れない姫子に対して、イズミがそっと近寄る・・・。
「あ、あの・・・なにか!?」
イズミは姫子の顔近くまで寄ると微笑み告げた。
「貴女が宮様の恋人として相応しいかどうかテストをさせてもらうわ」
「テスト?」
姫宮千歌音と再会後、付き合うことになった姫子。
運命の想い人だから当然ではあるが・・・
ただ以前(転生前)のように人知れず親友同士というわけにはいかない。
いまは恋人同士なのだ、姫宮邸に居候もしているため・・・学園内にその噂は広まった
「ええ。宮様は我が学園のアイドルよ・・・その宮様から想われている貴女がどんな子なのか・・・テストしたいの、いいわよね来栖川さん?」
「え、ええと・・・(テストってどんなことなのかな・・・)」
不安が積る、この3人には虐められた記憶しかないからだ。
「たいしたことはないわ、そうね・・・まずはキスからよ」
「え・・・?」
姫子はなんのことだろうと思った。
しかし次の瞬間・・・体全体に鮮烈が走った
姫子の唇にイズミのそれが重なった。
そうキスされたのだ、全身が固まる。
目を大きく見開き現実直視する姫子
唇を一瞬避けるが逃げる間もなく再びガッチリ重ねられる
イズミの両腕が姫子の首に絡まる
「ん・・・」
ちゅ・・・んん・・・はあっ・・・ちゅるる・・・
それも軽く触れるのではなく強く押し付けるほうだった
ミサキとキョウコには押さえられたまま、唇を塞がれているため声を上げることも不可能だった
つまり逃げ場なし。
「ん・・・んんっ・・・」
キスを味合わされ現実を逃避したい気分になった。
ここは薔薇の園、放課後なので生徒もいない
イズミの唇から桃のような香りが漂う・・・。
そしてゆっくりと姫子からキスを解放するイズミ。
その表情には満足感が漂っていた。
「流石ですわね、宮様が好意を懐くだけの・・・唇を持ってるわ・・・ふふ」
「な、なにをするんですか・・・!?」
「キスの味は合格ね、甘くて美味しかったですわ・・・」
唇を指差し挑発気味に微笑むイズミ。
そしてその視線は姫子の胸元に向けられた。
「!?」
なにをするつもりなの・・・?姫子は心の中でそう言葉を発した。
そして嫌な予感は見事的中する。
相手の身動きが取れないことを嘲笑うかのように姫子の制服を脱がし始めるイズミ
「い、いや・・・やだ、ちょ・・・や、やめてくださいっ!!!いやぁ!!」
全身で暴れるが2人がかりでガッチリ固定されているため体を揺らすことはできても抜け出すことなど不可能だった
そして、悲鳴気味に叫ぶ姫子にイズミから冷たい声が。
「誰も聞く者はいないわ、来栖川さん」
しかしそうこうしてる間にもイズミの手は進み・・・姫子の制服を脱がせる
姫子の下着がイズミの目の前で露になる・・・。
「やっ・・・!!」
「くすくす・・・可愛い下着を着けてるのね来栖川さん、宮様のお譲りかしら?」
イズミに胸元の下着をまじまじと見つめられ紅潮する姫子。
イズミは姫子の下着を剥ぎ取ると胸を揉み始めた
「い・・・いやぁ!!」
悲鳴を叫ぶが聞く者などいない。
そのまま乳首を嘗め回される
「はあ・・・はあ・・・」
姫子は絶望感に包まれた。
「うふふふ・・・では下を拝借するわね」
とイズミが次に目を付けたのは姫子のスカートだった
「なにをするの・・・?」
しかし姫子の言葉など聞き耳持たずスカートを下ろすイズミ
姫子の下着を見つめ・・・苦笑する。
「これも宮様のお譲りなのですね、なんて羨ましい・・・」
「やだ・・・っ・・・やめ・・・って・・・」
目に涙を浮かべながらイズミを睨みつける姫子
「可愛い顔して・・・でも来栖川さんに睨まれてもね〜」
その言葉と同時に姫子にキスした
「んんっ!?」
油断していたのか唖然とする姫子。
そして気付いたときにはイズミの舌がヌルッと・・・姫子の口内に侵入を開始した。
「ん・・・(こ、こんな・・・千歌音ちゃん以外の人にこんなことをされるなんて・・・)」
拒否などできない強引なディープキス、それは固まったままの姫子の舌と容赦なく絡まった
イズミ等が去った後、残された姫子は・・・泣きながら下着を着けていた
『またいつでも抱いてあげるわよ、来栖川さん・・・うふふ』
と言われた、涙が零れる。
「・・・千歌音ちゃん・・・」
イズミに犯され寸前までされた、ショックは計り知れない・・・しかし。
「私、千歌音ちゃんが傍にいてくれるから平気・・・」
と涙を拭きながら下着、そして乱れた制服を着直す。
なぜこんなことをされたのかは想像したくはない。
「私って・・・襲われやすいのかな」
と自分を疑う、マコトに迷惑をかけるわけにはいかない
早乙女マコトは陸上の部活動真っ最中だろう、ソウマはテニス場だろう
制服を着て立ち上がる。
千歌音の下へ行こう、運命の想い人姫宮千歌音
世界でたった一人、姫子のことを待っていた人、その人だ。
首飾りの貝殻を握り締めると涙を拭いた
いまだと生徒会のお仕事か弓道をしているはず
姫子は歩き出した、愛する千歌音の下へ・・・。
どんなに嫌がらせされようが嫉妬されようが千歌音が好きだ
「愛してるよ・・・千歌音ちゃん」
姫子はそう呟きながら千歌音の居る生徒会室を目指した。
ただイズミの唇の感触にいまだに酔いが覚めないと感じるのは気のせいだろうか
END
酔いが覚めないと感じるのは
本当に単なる気のせいの方が萌えるが、GJ!
乙橘学園寮のある一室。
ベッドである行為をしている2人。
「・・・姫子・・・うん、入れていいよ・・・っ」
「う、うん・・・入れるよマコちゃん」
早乙女マコトの穴に指を突っ込んだ、それが勢いのごとく踊り続ける
「ーーくうっ・・・えー・・・ああっ・・・!!!」
その瞬間マコトの股間からペニスが滝のように流れ出す
それはシーツを汚すほどで・・・それを舐める来栖川姫子。
これが快感なのだ、満足そうに親友のペニスを飲み干す姫子、その表情には達成感がある。
「ごめんねマコちゃん、痛くなかった?強く入れすぎたかな・・・」
「え?ああ、なんともないよ、それより姫子、私と宮様・・・どっちが気持ちいい?」
頬を染めながらそう問うマコト、いつもの元気なスポーツ少女とは違った一面だ。
下着を着けながら姫子は率直な意見を述べた。
「ごめんね・・・マコちゃん、私・・・体の相性はみや・・・ううん、千歌音ちゃんがいいみたい」
「そか、うん・・・仕方ないよ」
マコトもベッドの外に散らばってある下着を着ける
そのまま2人は制服を着るとペニスで汚れたシーツを拭き落ち着いた
「なんか今日は調子でないね」
「うん、でもマコちゃんも上手だよ、私・・・気持ちよかった・・・」
才色兼備、何100年と続く姫宮家のお嬢様。
美人で頭が良く運動神経も抜群だ
さらには学園内では宮様と呼ばれる人気を持つ姫宮千歌音。
そして姫子の正真正銘恋人である、姫子の運命の想い人
世界でたった1人姫子のことだけを待っていてくれた人その人だ。
貝合わせの相手でもある、そう・・・姫子にとってはこの世で一番大切な人であり愛する人だ。
「姫子、宮様にはここに来ることばれてない?大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ、千歌音ちゃんね、私の言うことならなんでも信じてくれるの・・・お屋敷のメイドさんにもばれてないよ」
「まあ、私から見れば声かけれるようなお方じゃないし・・・あんたがほんとに羨ましいよ、それにしても姫子も悪だね〜」
「え・・・?そうかな?そんなことないと思うよ、でも千歌音ちゃんに嘘ついちゃった・・・」
「まあ宮様を欺けるのはあんただけだね、さ、もう帰りな、宮様が心配してるよ」
「うん、そろそろ帰るね・・・またねマコちゃん」
「うん、あ・・・姫子」
「え・・・?あ、うん、そうだね」
玄関前でそっと唇を重ねる2人・・・。
姫子はマコトの背中にゆっくりと両腕を回した
「ん・・・」
ちゅ・・・はあ・・・んんっ・・・ちゃぷ・・・
それは親友同士の長いキスだった。
お互いの舌を口内で絡めあう、そしてお互いの唾液を舐め合う。
そっと唇を離すと唾液の糸が引いていた。
「ふう・・・私、あんたとこういうことしてるって宮様にばれたら学園に居られなくなるよ・・・」
「う、うん・・・でも大丈夫だよ、秘密の関係だから♪ふふ・・・マコちゃん陸上頑張ってね、じゃあまたね〜!!!」
「まったくこの子は・・・まあいまのあんたには宮様がいるから心配ないけどさ、じゃ宮様に無礼のないように接するんだよ、またね」
早乙女マコトと別れ、学園寮を抜け出す姫子。
大丈夫、千歌音はいま生徒会のお仕事、お茶会、弓道、テニス、ピアノ、乗馬と忙しいはず
屋敷に先に帰ろう、大丈夫、ばれない・・・マコトとの逢引はばれてない。
姫子はこそっと誰にも見つからないように学園を飛び出した。
その日の夜、姫宮邸内。
とんとんとドアを叩く音がすると同時に姫宮千歌音の声が。
「来栖川さん、入るわよ、来栖川さん」
ネグリジェ姿の千歌音が入ってきた
お風呂上りでいつもながら黒長い髪が月のように神秘的に輝いている。
「千歌音ちゃん・・・どうかしたの?」
「いいえ、別に用はないのだけれど・・・貴女の顔が見たくて・・・姫子、いけなかったかしら?」
「ううん、いいよ」
ドアを閉めるとベッドで寝ている姫子に駆け寄る。
そして姫子の額を優しく撫でる、まずで熱を出した子供をみるようだ。
いまは平和だ、オロチといないし巫女の運命に巻き込まれることもない
こうして千歌音と愛し合っている。
「姫子・・・いいかしら?」
「うん、いいよ・・・」
姫子は起き上がるとベッドの傍らに寄り添う千歌音に対して目を閉じ見上げた。
そして千歌音の唇が姫子の唇に軽く触れゆっくりと離れた
「姫子、寒くない?もしそうなら用意させるわ」
「ううん、いいよ・・・千歌音ちゃんがこうして傍に居てくれるから、それだけで温かいの・・・」
「姫子・・・」
「私これからもお月様のために、千歌音ちゃんのためにお日様を照らし続けるね、うふふ・・・」
「姫子、ありがとう・・・」
数分後、眠りについた姫子に千歌音は・・・。
「好きよ・・・姫子・・・」
頬に軽くキスすると部屋を出た。
数分後、寝たふりをしていた姫子は姫宮千歌音が出て行くのを確認し、
「良かった、ばれてないよマコちゃん、千歌音ちゃんって騙しやすいね、ふふ・・・浮気ってスリルあるなあ・・・」
しかしその姫子の小さな声をドア越しで如月乙羽が聞いていたことは知る由もなかった。。。
END
フタナリは何故そうなってるのか文中に書くか、
せめて最初に表記しれ
いやー、つーかこれ、ふたなりなのか?
書いてる人はエロい知識が半端なのか間違ってるのかしてるんじゃないか?
とりあえずググってきてはどうだろう
一応ここ21禁なんですが
>>448 これはふたなりなのか?
あと投下してくれるのはありがたいので多少は考慮してあげてもいいかも
あまりケチつけたりすると職人が消えるのが怖い
>>449 だよな、てかトリップつけてるようなので苦手な人は読まないほうがいいかも
エロなのは苦手だと思う。
大神「で、様子はどうでした?すみません、こんなこと頼んだりして」
ユキヒト「いえ、ええと・・・今夜、村のふもとで七夕祭りがあったようですね」
大神「ええ、来栖川を誘ったんですけど、断られまして」
ユキヒト「でしょう、追跡した記憶では・・・姫宮さんは今日は生徒会のお仕事と部活も全て休んだようですね」
大神「そうですか(姫宮が部活を休むなんて珍しいこともあるもんだ)」
ユキヒト「それで姫宮さんも来栖川さんも一度姫宮邸に帰宅したあと浴衣を着てお祭りに参加してようですね、祭り会場で姫宮さんの浴衣姿が一番輝いていたように記憶してます」
大神「はい(姫宮は美人だしな、だが姫子も可愛さなら負けてないはず)」
ユキヒト「で、祭り会場についた2人はまずたこ焼きを食べてます、その後りんご飴、とうもろこしを2人で微笑みながら楽しそうに食べる光景が見られました」
大神「そうですか、楽しそうですね・・・」
ユキヒト「ええ、僕も羨ましいほどでした、その後2人は射撃、その時の金魚すくいを楽しんでます、姫宮さんの射撃の腕・・・村の皆から歓声が上がるほど完璧でした」
大神「そうですか、それでその後は?」
ユキヒト「ええと、姫宮専属運転手からの誘いを断った姫宮さん、来栖川さんと徒歩でお屋敷に戻ってました、その間腕を組みながら親しそうに帰宅しているのを記憶してます」
大神「そうですか・・・(姫子、姫宮の取り巻きによく見付からなかったな)」
ユキヒト「で、姫宮邸についた2人、姫宮邸門前で抱き合い、見つめ合ってました」
大神「え・・・?」
ユキヒト「その後、来栖川さんがゆっくりと瞳を閉じ姫宮さんを見上げる光景がありましたね」
大神「・・・」
ユキヒト「そして姫宮さんの唇が来栖川さんの唇にゆっくりと重なり・・・長いキスをしてるようでした」
大神「・・・」
ユキヒト「長いキスの後『姫子・・・楽しかった?』『うん、千歌音ちゃんと一緒だったから・・・うん』『姫子・・・好きよ』『私もだよ千歌音ちゃん・・・』という会話が・・・続けますかソウマさん」
大神「いえ、いいです・・・ありがとうございました」
ユキヒト「ソウマさん、どちらへ?」
大神「はい・・・兄さんに会いに行ってきます(ツバサ兄さん・・・この世は地獄だ)」
大神「でしょうね」
世界はいつだってこんなハズじゃない事ばかりなんだ
クロノくん・・?
如月乙羽の姫子追跡日記
乙羽「来栖川様はお嬢様の恋人だそうで、認めないわ、絶対に・・・無事済まさないわ・・・うふふ」
乙羽「その夜、小娘がお嬢様の寝室に忍び込もうとしていたので無理矢理阻止、ふう・・・」
乙羽「次の日の朝食、椎茸を味噌汁に入れてやったわ・・・うふふふ・・・」
乙羽「その夜、来栖川様が生意気にもお嬢様と入浴を一緒に入ったのであの娘の部屋に合鍵で侵入し下着を一枚引き裂いて捨ててあげましたわ・・・ふふ」
乙羽「あの小娘はドジ、神聖な姫宮邸内で転ぶなど・・・足を踏みつけてあげました、ふう・・・いい気分ね・・・うふふ」
乙羽「なんでこんな平凡な娘を千歌音お嬢様は・・・この乙羽、不思議でなりませんわ・・・はあ・・・」
乙羽「次の日の夜、夕食に椎茸を入れてやった、ふふ・・・来栖川様の凍りついた表情ときたら、うふふ・・・最高のスリルですわね」
乙羽「その夜、あの女が眠りについたのでファーストキスを奪ってあげましたわ、小娘のファーストキスがお嬢様だなんて許せませんもの・・・でもあの娘、なかなかいい唇してるわ・・・」
乙羽「本日、千歌音お嬢様が生徒会のお仕事で遅くなったので先に帰ったあの女を部屋に呼び出し無理矢理犯して差し上げた・・・ふう『来栖川様、このことをお嬢様に言えばどうなるかわかってますわね?』と忠告もしておく」
乙羽「ふう・・・あの女の処女を奪ったのは快感でしたわ、ふう・・・」
乙羽「次の日の昼、使用人に屋敷を頼むと学園内のイズミというお方に来栖川様をもっと虐めるようにお願いしてまいりました」
乙羽「くう・・部屋であの女とお嬢様のキスを目撃・・・うう・・・この恨みはらさでおくべきか〜」
乙羽「お嬢様が運命の想い人などとわけのわからないことを口にしていたので椎茸をデザート風にして夜届けてやった」
乙羽「ふう、今日はここまでね、明日からはあの女に対してどんな嫌がらせをしようかしら・・・ふう、これからも覚悟して頂戴ね来栖川姫子・・・」
大神ソウマ「最近姫子が俺に冷たいんだけど、なんでだ?皆に聞いてみるか」
ツバサ「ソウマ・・・俺じゃ不満か?」
ミヤコ「神に見放されし者よ」
ギロチ「知るかボケェ!!姫ちゃんは俺の・・・くそ、月のおっぱい女なんかと結ばれやがって・・・」
コロナ「知らないわよ!!あんたに魅力がなかっただけでしょ!!あ、あの2人いまデート中じゃん、諦めた方がいいんじゃない?」
レーコ「キス・・・してる」
ネココ「あ、ほんとにゃーの」
大神ソウマ「お前等の気持ちは良くわかった・・・」
早乙女マコト「ちょっとジン様、もう姫子は放っといてあげて、あの子もう宮様と永遠の愛で結ばれたんだからさ」
如月乙羽「悔しいですが・・・来栖川様とお嬢様の愛は究極でございます・・・」
ユキヒト「ソウマさん、あきらめも肝心」
カズキ「ソウマ・・・」
大神ソウマ「冷たいな・・・」
大神ジン「ふ・・・介錯人気投票で私に負けてる男か」
大神ソウマ「くそ・・・」
前原圭一「誰だお前?俺は魅音を探してんだよ!!姫子?それ誰だ?」
大神「お前こそ誰だ・・・」
来栖川姫子「大神君、私と千歌音ちゃんを応援してね」
大神ソウマ「ああ、お前等のためにこれからもけじめをつけるよ・・・」
姫宮千歌音「姫子・・・行くわよ」
来栖川姫子「うん・・・愛してるよ千歌音ちゃん・・・」
姫宮千歌音「私もよ、姫子・・・」
大神ソウマ「・・・(お前等再会後は俺のこと無視してるだろ)」
456 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 19:47:10 ID:swZ+3gky
保管庫って無いんでしょうか
457 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 19:48:00 ID:swZ+3gky
保管庫って無いんでしょうか
…ソウマ……、こんなハズじゃない事ばっかりの世界でどう生きるかは君の自由だ。
でも、それで姫子をストーカーしていい権利なんて誰ももっていないんだ。
特に君はな………
ソ×マコ派は挙手
ノシ
な、何を言っているんだエ○ミイ!!
い…意外性を出せばイイってもんじゃないぞ。
何?「赤い顔して鼻の下のばして、どもってそんな事言っても説得力が無い。」?
別に僕はソ×マコが乳繰りあってるトコなんか想像してないんだからな!? 本当だぞ!!?
>>459 却下…とまでは言わんが マコちゃんは何か別の人の方が
百合れとは言わないけれど
姫宮邸深夜、こっそりと乙羽の部屋に侵入する千歌音
眠りについてる侍女のベッドに音を立てずに駆け寄る
「ごめんなさい・・・乙羽さん」
しかし言葉とは裏腹にピンク色のネグリジェを脱ぎ捨てるとそのまま下着を脱ぎ始めた
一度は犯したかった、侍女を・・・姫子と結ばれたいまでもその想いが強く残っていた
いつもお嬢様、お嬢様とお世話をしてくれる乙羽、美人でメイド長である彼女・・・
いつか・・・いつか犯したい、ものにしてみたい、そんな願望が強くあったのだ
自分の体を洗ってくれる彼女、夕食を毎晩用意してくれる彼女、自分のことを一番親身になって考えてくれる彼女が・・・欲しいわ
そっと乙羽に覆いかぶさり、そっと顔を近づけ自分に長い黒髪を掻き上げ唇を差し出すと・・・乙羽の乾いた唇に・・・瞳を閉じ強く唇を押し付けた
何度も強く押し付ける、美味しいわ、千歌音の感想はその一言だった
姫子ほどではないが甘い唇を持っている・・・その感触の誘惑に負けなんどもキスする
「・・・?」
その時、目の前が騒がしく感じたのかぼんやりと目を明ける乙羽。。。。
よく見えないが・・・目の前に居たのは侍女として仕えている相手。
「え、お嬢さ・・・んん!?」
乙羽の次の声を遮るように舌を押し込んだ
振り払おうとしてきた侍女の両腕を掴むとシーツに押さえつける
弓道によって鍛えられた千歌音の腕はリーチが長く力がある
メイド長を押さえる程度は造作もない
目を大きく見開きこちらを凝視している乙羽を睨みつけ告げた
「乙羽さん、じっとしてらして・・・」
いまの状況を理解できてない乙羽を嘲笑うように、唇を塞ぐ。
今度は普通のキスではない、舌を入れるほうだ
閉じ込めておいた乙羽のそれに無理矢理絡める、なんて柔らかい舌なのだろうか
一瞬姫子の舌かと疑ったほどだ、そのまま口内を嘗め回した
歯茎、上顎などあらゆる物に当てまくる
乙羽自身戸惑っている様子だ、千歌音は鼻先でくすっと笑った。
当然だろう、今しがた『おやすみなさいませお嬢様』と言った相手
そして毎日仕えている相手にこういった行為をされているのだから
押さえつけた乙羽の手首が力んでいる、そして両足をばらばらとばらつかせる
逃げようと必死の抵抗を見せているが、それが可愛らしく感じる
「!?」
乙羽の鋭い瞳にはっとする千歌音。
その瞳は千歌音をまじまじと見つめていた
ゆっくりとキスから解放すると乙羽が口を開く前に威圧するように囁く
「乙羽さん、無意味な抵抗はやめて頂戴ね、わかってると思うけれど・・・少しでも叫んだり抵抗すれば・・・どうなるか」
「お嬢様・・・」
「乙羽さん、ずっと欲しかったの、貴女との永遠の夜が、私がこうして貴女を奏でる夜が・・・うふふ」
「おやめください・・・」
「いくら叫んでも誰も気付かないし聞く者はいないわ、無駄なことはやめて頂戴ね」
乙羽の両腕を右手1つで押さえると自由になった左腕で乙羽のネグリジェを剥ぎ取る
顔を歪める乙羽を冷たく見下ろすと露になった下着をまじまじと見つめ相手の胸に顔を埋めた
「やっ・・・お嬢様、おやめくだ・・・さっ・・・い」
「誰に意見してるのかしら」
そういうと下着を剥ぎ取り露になった胸を舐め始めた
「うふふ、ここ・・・感じるかしら?」
と乙羽の乳首をつつく
「やっ!!」
普段では想像もつかない侍女の声に満足感を得られる
「貴女も大きいわね・・・」
なんかデジャブが
「やっ・・・こ、こんなこと・・・」
「うふふ・・・」
乙羽の首筋を舐めるとそのまま左手で胸を強く揉み始めた
姫子より大きいため揉み合いがある。
むにゅ・・・むにゅ・・・と音がするのを感じる
胸でこれほどまでに感じるとは。。。姫子とは違うわ
首筋から唇へ移動する、キスから逃れようと唇を避けてきたため
左手で相手の顎を掴み強引にこちらを向かせ押し付ける
幾度となくキスしたかった、ただ立場上できなかった
しかし今夜は襲う覚悟を決めていた
学校で生徒会のお仕事を早めに切り上げたのもそのためだ。
乙羽の唇の感触を何度も味わうと別の位置に目標を定める
「お・・・や・・・めっ・・くださ・・・はうっ!!」
もう乙羽の悲鳴は声すらならないが無視した。
胸元に顔を埋めると自然と唇は乳首へ食いつく
ちゅっ・・・ぴちゃ・・・いい音を立てながら嘗め回していく
「あん・・・やだっ・・・・・・お嬢様・・・やっ」
なにしろ両腕を千歌音の右手1つでガッチリ押さえられているのだ、抵抗は不可能だった
「あら、感じてきたのかしら?」
「やっ・・・」
乙羽の下半身に目をつけた千歌音は乳首をそのままに移動する
慌てて隠そうと股を閉じようとする両膝を強引に膝でこじ明け覗き込む
「お嬢様・・・もうおやめくだ・・・さ・・・いっ・・・」
必死に声を張り裂け出そうとしてる乙羽に千歌音の冷たい言葉が加わる
「黙ってなさいと言ってるでしょう、わからないのかしら?」
言葉だけで威嚇すると乙羽の下着を微笑みながら見つめた。
「うふふ・・・乙羽さん、下着が染みてるわ、早朝取り替えるべきね」
そう言うと指先で乙羽の下着に触れる。
そして顔を埋めると漏れた液を舐め始める。
「乙羽さん、とても甘いわね、ふふ、とても美味しいわ」
「うう・・・っ!!や、やめてくだ・・・っ!!」
「それが主人に対する言葉なのかしらね、教育が必要ね貴女には・・・うふふ」
抵抗を続ける乙羽の腰を起こすと、最後の一枚を取り覗く
「いやぁ!!お嬢様、お願いですからもうおやめください・・・」
「これ以上口答えすると屋敷から出て行ってもらうしかないわね」
全裸の乙羽を見下ろすと・・・微笑し股間を舐めた
「あら、ここも神秘的に輝いてるわ」
お尻から漏れる乙羽の液を千歌音の舌が這いずる
「やっ・・・お嬢様・・・もうおやめくださいっ・・・!!!」
「はあっ・・・ふう・・・もう我慢できないわ」
お尻から向きなおすと乙羽のアソコの穴を目指す
そして穴の周りを優しく触るようにかぐ・・・するとアソコの穴から乙羽の液が滝にようにシーツになだれ込んできた
舌でそれを味わいながら頬釣りする。
「いやぁぁぁぁあああ・・・あああ!!」
悲鳴を張り上げた乙羽は、我慢の限界とばかりに・・・ベッドから倒れこむ
「ふう・・・楽しませて頂いたわ」
「くう・・・うう・・・」
泣き崩れる侍女を見下ろすと下着を付けながら声をかける。
「乙羽さん、私は誰かしら?」
「ぐすっ・・・うう・・・ひっく・・・ち、千歌音お嬢様でございます」
「私の紹介をして頂戴」
「は、はい、お嬢様は強いお方、頭もよく綺麗で優しくて運動神経も素晴らしくピアノの腕も弓道の腕も乗馬の腕も天才の如くだと伺っております・・・ううっ・・・」
「そう、ありがとう・・・わかってるわね?貴女は私の侍女の前に使用人よ」
「うう・・・こ、心得てお出でです」
「そう、よかったわ、またいつかよろしくおねがいするわね」
「か、かしこまりました・・・」
ベッド上で泣き崩れる乙羽をそのままにネグリジェを着ながら侍女の部屋を後にした。
END
GJ!
ただ、乙羽さんはガチです。
お嬢様に襲われたら拒絶なんかしません。
でも、嫌がる乙羽さん俺は嫌いじゃないぜ?
来栖川姫子「大神君、話ってなに?私、千歌音ちゃん探してるんだけど」
大神ソウマ「来栖川、これをやるよ、バイトで貯めた3千円だ、これやるから姫宮を断って俺とデートしてくれ」
来栖川姫子「・・・大神君、お金じゃ人の心は掴めないよ♪・・・ほら皆が非難してるよ」
ツバサ「ソウマ・・・お前どこまで・・・」
ミヤコ「神に見放され者の末路」
ギロチ「俺の姫ちゃんになにしてんだ七の首!!!物で釣ってんじゃねえ!!!」
コロナ「うわキモ・・・陽の巫女も付きまとわれて気の毒だわ」
レーコ「堕ちた七の首・・・」
ネココ「堕ちたにゃーの」
早乙女マコト「ジン様、姫子を金で釣るなんて、乙橘の貴公子としてどうかと思うよ、姫子が宮様選んだ理由よくわかったよ」
如月乙羽「客人を金で釣るのはおやめください、お嬢様のお怒りの相当だと伺っております」
ユキヒト「ソウマ君、君がそこまで追い込まれていたなんて気付かなかったよ」
カズキ「ソウマ・・・神社を出て行け」
大神ジン「こんな奴と似てると言われるのは侵害だな」
大神ソウマ「クールはつらいねえ・・・」
古手梨花「ソウマ、こんなことしてはだめなのですよ・・・にぱー♪」
大神ソウマ「君・・・ありがとう」
来栖川姫子「ね?皆怒ってるでしょ?あ、千歌音ちゃん・・・」
姫宮千歌音「姫子・・・大丈夫?」
来栖川姫子「うん、大好き・・・愛してるよ千歌音ちゃん、ずっと側にいてね・・・」
姫宮千歌音「もちろんよ、大神さん、姫子に変なこと吹き込まないで頂戴ね」
大神ソウマ「来栖川、姫宮、お前等を護ってあげてるのは誰だ(2人の世界に入るなよ、くそ・・・)」
最近のソウマをこき下ろすシナリオ形式文って結局何が言いたいんだろう?
>>470 うーん?よく理解できません
年増姫子と転生千歌の学園生活の続きです。
エロは今回ほぼ無くて長いくて完結してなくてその他色々ごめんなさい。
姫子の年齢とかはあんまり考えてなかったけど、そんなに外見変わってないのでバレないっていう設定です。
あと、姫子を先生にすると、姫子が担当じゃない授業中に姫千歌が離れ離れになっちゃって
(私が)寂しいので今回は生徒になりました。
でも教師姫子は萌える!誰か書け!いや書いてくださいお願いします。
NGはタイトルの「ある日の学園生活」かなんかでお願いします。
◇
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする。
私立乙橘学園。
創立うんぬんはよくわからないが、広大な敷地を持つのんびりとした校風の学校である。
彼女――、姫宮千歌音はそんな平凡な生徒の一人――
のはずがなく。
今日は入学式。
鮮やかな赤を基調とした制服に身を包む、可憐な女子生徒たちも、
明るい紺色に金色をあしらったブレザーに身を包む、男子生徒たちも、
皆、どことなく嬉しそうな表情を浮かべて階段を上って行く。
そんな中に一人、うつむき加減の少女がいた。
◇
「ひ…姫子」
「なぁに?千歌音ちゃん」
「あの、人が…たくさんいるわ」
「そうだね。なんだか懐かしいなぁ!ね、千歌音ちゃん」
千歌音ちゃんの言いたいことはわかっているけど、知らん振りして辺りを見回す。
「ふふ。あの時千歌音ちゃんが助けてくれなかったら私…下まで落ちて死んじゃってたかもしれないね」
「え、ええ…」
「ああっ、そういえば。学園内ではひみこって呼んでね」
「えっ?」
「私、二回目だし。一応、ね」
「なるほど、わかったわ」
「あれ、もうこんな時間だよ。急がないと」
「あ、姫っ」
千歌音ちゃんの手の平を掴んで校舎に駆け出す。
今日は少し汗ばんでいるけれど、私が一番大好きな手。
いつでも私を守ってくれる、優しくて暖かい手。
◇
「わ、もうみんな来てるよ」
「う…」
おじけて後ずさろうとする千歌音ちゃんの背を軽く押して、教室に入る。
私も千歌音ちゃんも初対面のクラスメイトたちの視線が、一斉に集まった。
「ごきげんよう」
私はにこやかに挨拶をした。
引っ込みじあんだった私だけれど、これでも少しは成長したのだ。
「ごきげんよう」
「ごきげんよう…」
千歌音ちゃんはというと。
普段よりも火照っている頬に、潤んだ瞳。
少し不安そうな表情に、微かに震える声。
思わず抱きしめてキスしたくなっちゃうほど、かわいい。
千歌音ちゃんを見つめるクラスメイトの目が熱っぽいのも、仕方がないと思う。
女の子でも、男の子でも。
千歌音ちゃんの魅力に逆らえるはずがないから。
◇
黒板に席順が書かれていて、千歌音ちゃんは窓際の、前から3番目。
私は千歌音ちゃんの隣の列の、前から3番目。
つまり、隣の席。
名前順で偶然そうなったように見えるけれど、その辺はほら、姫…ごにょごにょ。
「なんだか不思議…千歌音ちゃんと同じクラスで、隣の席なんて」
「そうね…でも、嬉しいわ…その…」
この機械がなければもっと嬉しいのに、って千歌音ちゃんの目が言っている。
私は笑顔で応えた。
クラスメイトたちが、チラチラと千歌音ちゃんを見ている。
でも見ているだけで、近寄ってこようとする人はいない。
やっぱり、恐れ多いというか、美しすぎてためらっちゃうよね。
「ねえ、千歌音ちゃん。みんなが見てるよ…」
小さく囁いて、左手でリモコンを操作する。
10段階の6くらいまで振動を上げると、千歌音ちゃんの顔が強張った。
「あ…」
「うん?どうしたの?」
「な、なんでもないわ…」
「ふふ」
唇をキュッと結んで耐える表情を楽しんでいると、ドアが開いた。
名簿を持って、教壇に真っ直ぐ向かう女性。
生徒たちがざわめく。
千歌音ちゃんには敵わないけど、美人…。
スラっとしていて、メガネが良く似合っている。
少し、キツそうにも見えるかな。
「初めまして。担任の綾小路三華だ。これから1年間、よろしく。
さっそくだが、これから講堂で入学式が始まる。廊下に出て名前順に並びなさい」
命令口調だけど、声が艶っぽいせいか、それともその容姿に似合っているからか、生徒たちは素直に頷く。
ちらっと左を向くと、千歌音ちゃんはなんだかそれどころじゃなさそうだった。
リモコンを操作して振動を緩めると、こちらを向いて、むすっとした表情。
めったに見られないこんな顔も、やっぱりかわいい。
◇
廊下に出て並ぶと、後ろから肩を叩かれた。
「ごきげんよう。私、」
「初めまして。来栖川…ひみこです」
「あの、窓際の席の人。えっと、綺麗な人だよね。なんだか憂いを秘めているというか、なんというか…」
憂い…じゃなくて、本当は煩悩と戦っているんだって知ったらどう思うかな。
「千歌音ちゃん?」
「千歌音ちゃんっていうんだ。あれ…どっかで」
「も、もしかして、姫宮家の!?」
耳をそばだてていたらしい男の子が割って入ってくる。
「う…うん。そうだよ、姫宮千歌音ちゃん」
周りからため息が漏れる。
一様に頷いて、納得しているみたい。
千歌音ちゃんはというと、後尾の方で綾小路先生と話をしていて、自分について騒がれているなんて気づいてないみたい。
何を話しているのかは、聞こえないけど…。
綾小路先生が千歌音ちゃんを見る眼差しに、なぜか心がざわついた。
続きますごめんなさいごめんなさい
>>474 2行目 >「ごきげんよう。私、」
>「ごきげんよう。私、田中マキコ。マキって呼んで」
に訂正します。
なんかマコちゃんっぽい名前にしようと思ってて考え忘れてました;
>>475 ミカさまキタコレ!あやまらなくても全然おk
+(0゚・∀・) + ワクテカ +して待ってます。
GJ
その人はいつも姫宮邸お庭の大木を見上げているの
その姿がよくて、様になっていて
私、その乙羽さんを2階の自室からよく覗いているの
そういえば最近千歌音ちゃんがあの木に登るようになってきたんだよ
乙羽さんもそれが嬉しいのかな、私もいつか千歌音ちゃんと2人で登りたいな
うーん、でも私って千歌音ちゃんと違って運動とか苦手だから登れるか不安だけど・・・
あと、いまの千歌音ちゃん、なんだか心から楽しそうにしてる、なんでだろうね
以前(転生前だよ)の千歌音ちゃん、笑っていてもなんだか楽しそうに見えなかったけど
いまの千歌音ちゃん、心の芯から楽しそうなの、いつも輝いていて、これが恋人ってものなのかな・・・?
あの交差点で、千歌音ちゃんと再会後、すぐ姫宮邸に戻り乙羽さんに挨拶した
『ただいま』って、そしたら乙羽さんは温かく私達を迎えてくれたよ
「乙羽さん・・・」
千歌音ちゃんには程じゃないけどとっても美人で
たまに食事に椎茸いれられたりたまに意地悪されるけど
でも最近は優しいんだよ、昨日だってね
いつも寝る前はいつも千歌音ちゃんが側にいてくれるんだけど
昨日だけは千歌音ちゃんが忙しいからって、乙羽さんが私を寝かしつけてくれたんだよ
ずっと側にいてくれて、私それが凄く嬉しかったの
乙羽さんといるとねなんだか胸がどきどきするの。
なんでだろうね、もちろん千歌音ちゃんもどきどきするんだけど・・・。
おかしいよね、私には千歌音ちゃんという運命の人がいるのにね
たまにね、千歌音ちゃんとは別々に入浴するときあるんだけど。
一度乙羽さんから背中流してもらったときあって
そのときもどきどきしたよ、千歌音ちゃんのときのように
乙羽さんは足が細くて胸が大きくてスタイルも良くて・・・
もちろん千歌音ちゃんほどじゃないけど、凄く綺麗なの
千歌音ちゃんのお屋敷には綺麗な人ばっかりだよ
いつもはメイド服に身を包んでいるから気付かなかったけど
「うーん・・・どうしてかな」
千歌音ちゃんは生徒会のお仕事とか忙しいみたいだからまだ学校から帰ってきてない
乙羽さんはその帰りを待ってるのかな?
私の恋人である千歌音ちゃんは凄いんだよ
美人で優しくて頭がよくて運動もできて弓の腕とかお馬さんに乗るときとかピアノを弾くときとか
テニスの試合でも凄く強いの
学校でも皆から人気があって、大神君と同じくらい、ううん、もっと人気があって・・・
でもほんとの千歌音ちゃんはか弱くて・・・そんな人が側にいるのにこうして乙羽さんを見てる、私って贅沢な女なのかな
今晩は・・・乙羽さんと寝たいな、駄目かな?でも千歌音ちゃんとはたまに一緒に寝るときがあるし、大丈夫だよね
うん頼んでみよう、私・・・居候とかいえ一応・・・お客さんだから、ふふ・・・♪
「え・・・?来栖川様、いまなんと申しました?」
「は、はい・・・その、一緒に寝てくれませんか?私、寂しくてその・・・」
ベッドの上で寝支度の用意をしてくれている乙羽に勇気を出して切り出す姫子。
「え、で、ですが来栖川様」
「駄目ですか?私、乙羽さんと一緒に寝たくてその・・・」
「いえ、駄目ではないのですが、私の一存だけでは決めかねます」
「千歌音ちゃんはいいって言ってくれてます、一緒に寝なさいって」
「お、お嬢様がそのようなことをおっしゃったのですか?」
「は、はい」
もちろん嘘だよ、千歌音ちゃんの口からそんな言葉が出るわけないよ
でもこう言えば一緒に寝てくれる、そんな気がしたの
こんなことに利用したりしてごめんね千歌音ちゃん。
乙羽さんの温もりを肌で感じてみたい、そう思ったから
「・・・かしこまりました、では少しお待ちください・・・」
小さく息をつきそう言葉を吐く乙羽、その言葉に喜ぶ姫子。
千歌音の名前を使ったのはやりすぎだと思ったが当初も目的は達成した
乙羽は姫子に小さく頭を下げると、一度部屋を出る。
千歌音に確認しに行くのか?一瞬顔を強張らせる姫子だが数分後、胸を撫で下ろした
メイド服から着替え、ネグりジェに身を包んだ如月乙羽がそこに居たからだ
「では失礼致します」
ベッドの中に入ってくる乙羽さん
私の望んでいたことだよ、うん・・・良かった。
「来栖川様、冷えませんか?」
「え?い、いえ、大丈夫です」
「そうですか、良かった・・・」
こうして寝るときも乙羽さんが私の身を心配してくれてる
嬉しいな、私なんて居候でしかないのに
うん、とっても温かいよ
こうして乙羽さんの温もりを肌で感じて改めてそう思ったの
うん、千歌音ちゃんと同じで私を包んでくれてる、でも千歌音ちゃんとはなんだか違う
そうだよ、お母さんみたいな、そんな温もりなの・・・うーん、表現難しいよ
「そ、その・・・やっぱり少し肌寒いです」
わざと口に出してみる。
「え?かしこまりました」
「!?」
つい表情が真っ赤になる。
それは背後から乙羽に抱き寄せられたからである。
「これでよろしいでしょうか?」
冷静に告げる乙羽に慌てて答える姫子。
「あ、は、はい・・・」
乙羽さんの胸に抱かちゃった、両腕を絡められ体が熱くなる。
温かい・・・とても温かいや、うん、すべすべなの・・・
「どうでしょうか?」
「は、はい、とても気持ちよくて温かいです」
「ありがとうございます、では・・・もっと気持ちいいことしてあげますわ」
「え・・・?」
姫子の言葉と同時に・・・体全体に電気のようなものが走った。
乙羽が姫子の首筋に唇を軽く押し付けていた
姫子自身なにをされているのか気付くのにしばしの時間がかかった。
そう、キスしている、姫子の首筋に・・・。
「あ、あの・・・」
「うふふ・・・」
なんとなく怖くなり乙羽の腕から逃げようと体を揺さぶる
がそれとなく強く抱き寄せられており逃げられなかった。
やがてそれは場所を変えなんども繰り返されるようになる
乙羽の行為に姫子は心臓の鼓動が高鳴るのを感じる。
「あ、あの・・・や、やめっ・・・」
姫子の言葉通り乙羽は唇を離す。
姫子は乙羽に振り向く・・・と同時だった。
唇を塞がれたのは・・・。
「ん・・・」
「!?」
引き離しにかかるが乙羽の体、唇両方びくとも動くことはない。
姫子の脳裏が混乱する、乙羽からのキスに驚くと同時。
塞がれた唇からは薔薇のような香りが立ち込めていた
それは姫子にとってはファーストキスに近い物だった
千歌音転生前ではキスは何度もされた
ソウマにも千歌音にもマコトにもされた
千歌音から無理矢理されたのもあった
が、千歌音転生後
つまり一時期この世界から姫宮千歌音の記憶が消えていた時もキスはされてない
再会後、千歌音とキスしたことはない
もちろんそれに近いことは何度もしてるし千歌音のことは愛しているが
だからこの世界においてはこれがファーストキスのような感じだった。
乙羽に唇を塞がれ声を発することが出来ず姫子は天井を見上げていた。
胸のどきどきが収まらないのだ
「!?」
乙羽の長い舌がヌルッと口内へ侵入を開始してきた
拒否のできない一方的なディープキスは姫子の鼓動をさらに高めさせる
あむっ・・・んんっ・・・ちゅっ・・・
口の中を這いずり回る乙羽の舌の感触にうっとりしたが次の瞬間舌の感触が消えた
気付くとキスからも解放されていた。
「あ、あの・・・どうしてこんな・・・」
「誘ってきたのは来栖川様では?」
「え?わ、私は一緒に寝てほしいって頼んだだけで・・・」
「うふ、申し訳ありません、ですが・・・ここまで来ると引き下がれませんわ」
と姫子のパジャマに手を触れた。
「やっ!!」
「何度も申し上げますが誘ってきたのは来栖川様にございます」
と同時にパジャマを脱がされまいと隠す姫子の手を右手で掴むと押さえつける
そして無防備になったパジャマのボタン1つ1つを外していく。
一度前の世界で千歌音に犯された経験があるが、あの時は恐怖であまり覚えていない
それにあれも千歌音のお芝居だと聞かされたときはもう忘れることにした
そう考えているうちにボタンを全部外されパジャマを取り外されていることに気付く
それと同時に姫子の体に覆いかぶさる乙羽
「優しくしてさしあげますわ、来栖川様」
左手で左胸を、右手で右胸を、そして唇は首筋を舐め始める
「あっ・・・」
首筋に跡がつくくらいまで嘗め回される
さらに両胸を揉まれるが姫子はされるがままになっていた
「うふふふ・・・来栖川様、いい体・・・」
姫子の下着を取り除き、優しく乳首を掴むと唇を押し当て嘗め回す
「はあ・・・はあ・・・」
そして下半身に移動した乙羽の左手は姫子の最後の一枚を優しく脱がす
「うう・・・」
「もう濡れているご様子ですね」
姫子のアソコから漏れている液をゆっくりと舐めると感想を言う
「恥ずかしがらないでくださいね、充分に美味しいですわ、ただ少し足りませんね」
姫子は恥じを感じたのか下半身から目を背けている
「来栖川様は処女とお見受けしますのであまり激しいことはしたくはないのですが、サービスにございます」
と同時にアソコの穴に指をねじ繰り回し入り口をかきまわす
すると姫子の液が滝のように流れ出すのを見た
それをデザートのように飲み干すと満足気に顔を上げた。
「来栖川様・・・よかったですわ、とっても・・・」
下着をつけパジャマを着ると再び抱き寄せらちゃった。
うーん、やっぱり温かいな・・・。
「来栖川様、お嬢様には後内密に願いますね」
「はい・・・」
自然と犯されたという印象はないの。
なんていうか、普通に初体験をしたって感じかなぁ・・・。
「来栖川様、このようなことはこれっきりに・・・」
「はい、すみません、無理に頼んだりして」
ごめんね千歌音ちゃん、でも私・・・胸がいまどきどきしてる
ううん、もちろんこの世で一番は千歌音ちゃんには変わりはないよ
でも乙羽さんのことも好きなの、うん・・・。
そんな時だった・・・心臓が停止しそうになる
「来栖川さん、来栖川さん、入るわよ」
とんとんとドアを叩く音が響いた
千歌音だ・・・姫子の様子を見に来たのだろう
震え上がった姫子を静止させると乙羽がドア越しの相手に冷静に告げた
「お嬢様、来栖川様はいまお休みになったばかりにございます、私が見ておりますからお休みください」
乙羽は姫子に軽くウインクしながら告げた。
流石はメイド、人に対する対応は心得ている。
千歌音も信じた様子だった。
「わかったわ、来栖川さんをお願いするわね、おやすみなさい」
声の主が去ったのを確認し姫子に目で合図を送る。
乙羽に姫子は微笑んだ、屋敷主人を追い出したのだ
その数時間後、こっそり部屋に戻る乙羽
次の日から乙羽の様子は変わらないものだった
椎茸を入れられたり、もちろん一緒に寝ることなどもうない
でも今夜は姫子にとって忘れられない夜となった。
「(愛してるよ千歌音ちゃん・・・でも乙羽さんも好き・・・ふふ)」
END
二股姫子もいいな。
なんというのか新鮮で。 GJ!!
>>475 GJ!
ミカ様ご登場w
続き楽しみに待ってます
>>マコトにもされた
重大発言だろ、やっぱマコちゃんとはしてたんかいwww
二股もいいなDJ!!!
>>千歌音ちゃんが木に登るようになってきたんだよ
乙羽さんの影に隠れてるけど、いいところ考慮したね
千歌音ちゃんがいま幸せだというところをよく伝えようとしてる
レス遅れスマン・・・。
百合三角関係って萌えるものがあるから今回そこに終点あてた
千歌音ちゃんの知らない所で侍女と姫子ができているという・・・。
>>487 姫子はある意味子悪魔、周りの人間の人生狂わせるし
>>489 誰からも愛される姫子は幸せだな、それも綺麗な子ばっか・・・。
>>490 千歌音ちゃんの幸せは俺の幸せ
ん?自演か
493 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 20:42:32 ID:IvE+rYeJ
>>491 いやいや、俺の幸せ……っていうか俺の嫁
七月七日、明日は村のふもとで七夕祭りが開催される。
そして来栖川姫子は前日に早乙女マコトと大神ソウマから祭りへ誘われた
しかし姫宮千歌音に誘われることはなかった。
千歌音は性格上、自分から誘ったりはしない、待ちのタイプである。
それに千歌音は付き合い出したいまでも姫子の幸せを尊重しているのだ。
姫子自身は運命の想い人であり恋人の千歌音と行きたい
あの交差点で再会して以来姫子の心は千歌音でいっぱい
しかし姫子の性格上、2人の誘いを断れず引き受けてしまった
それにマコトやソウマのことも大好きなのでこれは仕方ないことだそう。
しかしこのままでは2人が鉢合わせになってしまうし千歌音とは行けない。
というわけで考えた姫子は・・・1時から3時近くまでマコトと遊ぶ
そして3時から5時までソウマと、そしてその後は・・・愛する千歌音と・・・。
「うん、ごめんねマコちゃん、じゃあ・・・そういうことで」
3時から用事があるとマコトに伝えた。
七夕祭りは1時から7時まで、丁度遊べる・・・。
姫子は笑みを浮かべた。
「うふふ・・・マコちゃんは楽しければいい子、大神君は私のキスに弱い人、千歌音ちゃんは私と一緒にいられさえすれば幸せな子」
3人の性格上や行動など分析しこまめにチェックする。
姫宮邸を出る際、千歌音にはマコトと出かけると伝えて行こう。
ソウマと出かけると伝えると千歌音がまた悲しい表情を何処かで見せるだろうからだ
それにマコトと出かけると言えば大親友同士ということで怪しまれる可能性は低い。
祭り当日の午後、千歌音はマコトと出かけるという姫子に浴衣を用意してくれた
「乙羽さん、これを来栖川さんに・・・」
「かしこまりました、お嬢様」
2人の声は耳に届かない
まずはマコトだ、次はソウマ、そして・・・。
今夜は愛する人と一緒に過ごす・・・胸の鼓動が治まらない
「じゃあ、千歌音ちゃん・・・行ってくるね」
「ええ、行ってらっしゃい」
姫宮邸門前、千歌音に見送られ姫子は屋敷を出る。
千歌音に手配された車に乗り込む。
マコトとは祭り会場で待ち合わせしている。
午後1時だから充分に余裕がある。
姫子は胸を膨らませていた
また千歌音を独りぼっちにしてるような気がする
でも今夜は千歌音と夜のお祭りを楽しむ、いまは我慢・・・。
それに男と行こうとすれば千歌音も寂しい思いをするだろうけど
マコト、つまり女の子と行こうとするなら千歌音はなにも思わないだろう
「・・・(ごめんね千歌音ちゃん)」
姫子がそんな考えに浸ってる間にも祭り会場は近づいていた。
「お〜姫子!!遅いぞ!!」
「え〜時間ピッタリだよ」
「わかってないな〜人と待ち合わせするときは早めの時間に来るのが常識」
マコトはいた、そう・・・そこに。
「天の川・・・見るか?」
「え・・・ううん、私、マコちゃんとこうして一緒に歩くだけでいいの」
そんな悠長な時間はない。
マコトと出店を見て回る
村では滅多にない祭りだけあり賑わっている
夏祭りだけではなく七夕祭りでも出店が並ぶ
マコトと金魚すくい、綿菓子など食べながら楽しい時間を過ごす。
「姫子どした?あんたさっきから時間ばっか気にしてるね」
腕時計ばかり目をやっている姫子に対して怪訝そうに訪ねるマコト。
「う、ううん・・・なんでもない」
3時には大神神社でソウマと待ち合わせしてるのだ。
マコトも思ってもみないだろう、姫子がこの後ジン様と約束してるなどと。
「マコちゃん、もうそろそろいいかな?私用事あるし・・・」
「あ、うん、そうだったね、すっかり忘れてたわ、ごめんごめん」
と、祭り会場を後にした。
マコトは楽しければなんでもいいのだ、姫子は扱いやすい子だと思った。
いつも護ってもらう身でありながらこう思うのも変かと思うが。
以前はルームメイトでもあったが交差点で千歌音と再会して日常が変わった。
マコトが乙橘学園寮に戻っていくのを確認した姫子は大神神社へ急ぐ。
3時近いからだ、まあ祭り会場から神社へはそう遠くない、苦労することなく行けた。
ソウマは大神神社前のそこにいた、特に待ちくたびれた様子はない。
マコトと別れた姫子は大神神社へ直行した。
ここは以前巫女の儀式を行った場所。
アメノムラクモを蘇らせた場所
でもいまは自分の首筋に陽の刻印はない
オロチとかはもう終わったこと、過去の出来事
千歌音の記憶が消えた以前の出来事、もう忘れたい。
いまは千歌音を愛している、それだけ。。。
「大神君、待った?」
「いや、時間ぴったしだ」
とソウマは笑う、この男は扱いやすいと姫子は思った。
なぜなら自分にほれているから、心の中でくすっと笑う。
「じゃ、行くぞ」
「うん」
とソウマの原付バイクにまたがる。
「しっかりつかまってろよ、来栖川」
と猛スピードで大神神社を後にした。
はっきりソウマの背中は温かい、
でも千歌音の胸の中にいるほうが温かい。
姫子はそう感じた。
あと2時間だ、もう少しだ。。。
マコトのときと同じように金魚すくいや綿菓子
やきとりなど食べながら雰囲気を楽しむ
ソウマはこうして自分といれば楽しいのだ、利用価値がある。
とうもろこし、射撃当てなど楽しむ。
お好み焼きをおごらせてやった。
まあ男が女におごるのは当然だ。
ソウマだってそのために小遣い持ってきただろうし。
まあそれなりに楽しい、ソウマも楽しそうだ。
しかし楽しい時間は早く過ぎるものでそうこうしてる内に4時半を回っていた。
このまま歩いていても無駄な時間が過ぎるだけ
姫子は思い切って声をかけた
「あの・・・大神君」
「ん、どうした?」
「あの、大神君、テニスの練習は?」
「え、いやいいんだ、今日は休むよ」
「だ、駄目だよ休んじゃ、私はいいから・・・ね?」
「来栖川・・・なにか予定あるのか?」
「ううん、そんなんじゃないけど、早く帰らないと千歌音ちゃん心配するし、それにね・・・」
「それに?」
「テニスが強い大神君、私好きだよ、頑張ってほしいの、だから・・・今日は・・・ね?」
「・・・あ、ああ、分かった、学校に戻るよ」
「うん♪」
この男はほんとに単純だと姫子は改めて思った。
バイクで姫宮邸まで送ってもらう。
ほんとに利用しやすい男だ。
「今日は楽しかったよ」
「うん、私もだよ、とても楽しかった」
「来栖川、俺やるよ、強くなって、お前がびっくりするくらい」
「うん・・・」
「またな、来栖川」
「うん・・・あ、大神君」
姫子は少し背伸びするとソウマに頬に軽くキスした。
紅潮したソウマに無邪気な笑顔で声をかけた。
「大神君、頑張ってね」
「来栖川・・・ああ!!」
バイクに跨るとソウマは姫子を振り替えった。
「姫宮によろしく・・・また明日学校でな」
「またね〜大神君」
姫宮邸から走り去るソウマのバイク。
彼が通り過ぎるのを待ってから作り笑顔を消す姫子。
そして口の箸で・・・妖しく微笑した。
髪を揺らしきびすを返すと
屋敷の門を開け、一時帰宅だ。
「お帰りなさいませ・・・来栖川様!!」
姫宮邸内入り口で使用人の挨拶される、乙羽も同じように頭を下げていた。
「た、ただいま・・・」
つい笑顔が引きつる、何度してもこの出迎えは苦手だ。
そうこうしていると2階からゆっくりと階段を降り・・・千歌音が姿を表す。
「お帰りなさい、来栖川さん」
「うん、ただいま・・・千歌音ちゃん」
月のお姫様のような優しい笑顔でそう告げる千歌音に姫子はお日様の笑顔で精一杯に返した。
「姫子、お屋敷門前に大神さんがいたけれど・・・大神さんとお祭りに行ってたのかしら?」
姫子の自室でそのことについて問われた
窓から見ていたのだろうしかし、姫子は冷静に答えた。
「うん、マコちゃんとお祭りから帰るときにね、偶然大神君にばったり会っちゃって、送ってもらったの」
「そう・・・」
千歌音が姫子に対して疑いの目を向けることはありえない
心から信じてくれた様子だ。
「今日は疲れたでしょう、ゆっくり休むといいわ」
と告げ部屋を出ようとした千歌音に姫子は声をかけた。
「千歌音ちゃん・・・」
「どうかしたの」
「あの・・・お祭り行こう?」
「え・・・私と?」
姫子の提案に千歌音は戸惑っている様子だ。
まさか誘われるとは思ってもいなかったのだろう。
姫子は祭り会場にいても苦しかった
いまこうして遊んでる間にも千歌音は孤独なんだと
もちろん乙羽や使用人はいるけれどほんとに意味では誰もいないのである。
だからなんとしても誘いたかった。
「うん・・・私ね、千歌音ちゃんと一緒に行きたいの」
「そう・・・でも私は」
「一緒に行こ?ね、千歌音ちゃん、大好きな人とお祭りに行かないだなんて・・・きっと罰が当たるよ」
「姫子・・・わかったわ」
そう告げた千歌音は立ち上がる。
「そうね・・・私も着替えてこようかしら」
その表情はどことなく嬉しそうで・・・それでいて楽しそうで。
うん、これで以前は後悔したかた、同じ過ちは二度と犯さない
もう千歌音に寂しい思いはさせない、姫子は心にそう誓ったのだ
千歌音は一度姫子を部屋を出ると、自室で乙羽に浴衣を用意させた。
一度シャワーを浴びた千歌音は乙羽の手によって浴衣を着せられていた
シャワーを一緒に浴びている間、千歌音が着替えている間。
姫子はその美貌に改めて酔いしれていた
「・・・(いつも観てるけどなんでこんなにドキドキするのかな、肌も白くて胸も大きくてスタイルも良くて・・・女の子同士なのに見とれちゃうよ)」
こんな綺麗な人と愛し合っていることに再び喜びを感じる。
「・・・(うわぁ・・・綺麗)」
千歌音の浴衣姿に見とれてしまう、なんでこんなに不公平なのかと姫子は思う。
なにを着ても千歌音は絵になるのだ、ほんとモデルのよう。。。
千歌音は顔も美人で頭も良くて優しくてピアノも弓道も乗馬もテニスもバイオリンもなんでも凄くて・・・。
でもほんとは気が弱くて怖がりで嘘つきで・・・そんな千歌音が姫子は大好きだ。
「来栖川さん、車の用意ができたわ」
「うん、行こ?」
「ええ、それじゃ乙羽さん、行ってくるわね」
「はい、お気をつけて行ってらっしゃいませ」
乙羽の声と同時に2人はお屋敷を出た。
そして車に乗ると祭り会場へ向かった。
もう夜の6時だ、流石に辺り暗い・・・でもそれが良かった。
千歌音の浴衣姿は祭り会場のどの女性よりも一際目立っていた。
いや、一番輝いていた、流石は宮様。。。
そして一番楽しそうだ、金魚すくいをしてるとき、りんご飴を舐めるとき
綿菓子を食べてるとき、とうもろこしを口にしてるとき
心の芯から楽しんでいる、以前にはなかった光景
姫子はこれが見たかった、千歌音の本当の笑顔。
「千歌音ちゃん・・・楽しめてるかな・・・?」
「ええ、とっても楽しいわ」
「そう、良かった・・・うん」
「でもね・・・それはこの雰囲気だけじゃないの」
「え?」
「姫子が・・・姫子がこうして側に居るから楽しいの・・・」
「千歌音ちゃん・・・」
「姫子、誘ってくれてありがとう、とても嬉しかったわ・・・」
そう囁いた千歌音は月のように輝いていた
「千歌音ちゃんにこんなに喜んで貰えて・・・ほんとに良かった・・・」
姫宮邸門前、夜7時、この時点で姫子の完全トリプルデート計画は成功を迎えた。
七夕祭りもお開きを向かえ帰る2人、
「そうね・・・ほんとに私・・・ありがとう」
「千歌音ちゃん?」
「ごめんなさね、私・・・」
と嬉しさの余り涙を流す千歌音。
「ううん、ずっとだよ、ずっと私が千歌音ちゃんのハンカチになるから・・・ね?」
「ええ、そうね、貴女がお日様のハンカチになってくれるんですもの、平気よ・・・」
「千歌音ちゃん・・・キスして」
お屋敷門前で見つめ合う
立ち止まった姫子は千歌音の側にそっと寄り添い千歌音を見上げると静かに瞳を閉じた。
「姫子・・・いいのかしら?」
「うん、千歌音ちゃんとならしたいよ、お願い・・・」
そっと千歌音の唇が重なる、それから抱き合う
姫子もほっとした、こうして千歌音とキスしていると・・・今日の苦労が全て報われる。
「ごめんなさい・・・」
「どうして謝るの?私がしたいんだから、ね・・・千歌音ちゃん」
「姫子・・・ええ・・・」
再びキスした。
完全計画成功だ、姫子は自室で微笑んでいた。
計画は全て完璧に成功した、1日で3人とデートした。
それも全員に怪しまれることなく。
もう既に入浴し浴衣からパジャマに着替え済みだ。
「ふふ・・・楽しかったよ」
呟く声と同時にドアノブを叩かれる。
「来栖川さん・・・入るわ」
千歌音の声だ、この瞬間姫子の鼓動が再び高まる
「千歌音ちゃん・・・」
ベッドに腰掛けている姫子に寄り添う。
「姫子、今夜は誘ってくれてとても嬉しかったわ」
「ううん、私がしたかったことだもん、千歌音ちゃんはそれに応えてくれただけだよ」
「姫子・・・」
千歌音にゆっくりと押し倒される。
そしてそのままキスしたきた。
姫子は静かに目を閉じると千歌音の背中に両腕を廻す。
千歌音の長い舌が姫子の口内に侵入を開始する。
ちゅ・・・んん・・・はあ・・・はあ・・・・。
姫子はそれに逆らうことなく舌を合わせ絡める。
べとべとになるまで絡めると千歌音の右手が姫子の胸付近を触り始めた。
「ん・・・」
千歌音のリーチの長い細腕が姫子のパジャマを脱がしていく
そして下着が肌蹴た姫子の胸元に顔を埋めた。
「姫子・・・姫子・・・好き、好きよ・・・はあ」
千歌音から発せられる声に姫子は満足そうに目を閉じた。
下着を脱がされ両胸を揉まれ舐められ、首筋を舐められてもされるがまま
「ん・・・」
そしてそのまま千歌音の顔が下半身に移動されるが姫子は目を閉じたまま
愛している人にはなにをされても幸せだと悟っているから
「・・・千歌音ちゃん、優しくしてね」
千歌音の長い黒髪が肌に触れわたるなかそう呟く
「ええ・・・姫子」
姫子のアソコにつっこむ・・・そして液が流れ込み・・・千歌音はそれを舐め続けた。
「・・・(私、いま千歌音ちゃんに抱かれてるんだ)」
天井を見上げる姫子、完全計画は成功、そして運命の想い人に体を捧げる
これ以上ない七夕祭りになったとそう思った。
「・・・(マコちゃんも大神君もありがとうね・・・)」
首につけている二枚貝のネックレス、そう千歌音とお揃いのネックレス
姫子が千歌音に本当の意味での処女を捧げながら握り締めていた
世界でたった1人私のことだけを待ってくれた人
好きな人と一夜を過ごす、それは完全計画成功より嬉しいものだった
END
ほんとは千歌音ちゃんとデート終了時で終わるつもりでしたが
エロスレなので・・・一応。
でも、マコちゃんもソウマも気付いてないだけで幸せに過ごせたと思うますね
ただ姫子の小悪魔ぶりは相変わらず健在ですが
GJ!!
……だがオチ無し、山無し
マコトと遊ぶのは浮気と言うよりも人づきあいだし
姫子よ、浮気するならもっとディープに!
マコトやソウマに奉仕後の上や下の唇で千歌音を犯すくらいの勢いで。
その気になれば乙羽さんだっているぞ。
…文によってはただの淫乱小娘に成り下がってしまうが
姫子「千歌音ちゃん、大神君にカラオケに誘われたの、でも私には千歌音ちゃんがいるし、どうしようかな」
千歌音「あら、私のことは気にしないで行ってみてはどうかしら?私以外の人と接するのも大事なことだわ、ね、姫子?」
姫子「う、うん・・・行ってくる」
千歌音「ええ、服は私に任せて頂戴ね、いいのよ、私達恋人同士ではあるけれど・・・嫉妬なんてしないわ、大神さんに失礼のないようにして頂戴ね」
その数日後。
姫子「千歌音ちゃん、私・・・マコちゃんから映画に誘われたの・・・どうしようかな」
千歌音「行く必要はないわ」
姫子「え・・・?どうして?」
千歌音「駄目よ姫子、私が許さないわ、今日はお屋敷から出ることを許可しないわ」
姫子「なんで!?私行きたい、マコちゃんは大事な友達なの」
千歌音「黙りなさい!!乙羽さん、来栖川さんを部屋へお連れして頂戴」
乙羽「かしこまりました、お嬢様」
姫子「どうして!?大神君と行くんじゃないの、マコちゃんだよ!?どうしていけないの!?」
千歌音「・・・・・・居候風情が・・・乙羽さん、来栖川さんのお部屋に鍵を掛けて頂戴、今日は開ける必要はないわ」
姫子「どうして・・・!?ちか・・・やだ、離して乙羽さん!!」
千歌音「・・・(同じ女に姫子を譲ろうだなんて・・・私のプライドが許さないわ)」
なあ、アニメ見てる?
口調とキャラ名が同じでも、別人としか思えないよ
わざわざケチ付け乙
だから妄想だって言うんだろ
>>510 こいつ本スレの 姫宮千歌音 ◆BlZYBBsz3Y ID:izrOd+ty
荒らしたいだろ多分。
俺は性格が本作と離れていてよいと思う
そちらの方が楽しい
如月乙羽。幼少の頃から私の侍女で、世話人。
どんなときでも私の側に居てくれる。いままでもずっと私を支えてくれていた
幼少の頃、姫宮邸お庭の大木に登っていた私をいつも見上げていた乙羽さん。
一度彼女も登ろうとしたが動けなくなって、転倒しそうになって。
その日以降私は木に登るのをやめた。
乙羽さんには秘密だけれど私は彼女に友達のような感情を懐いている
もちろん屋敷令嬢と侍女という立場上、普段は主人として気丈に振舞うが
一度、2人だけのときはそんなのはなしにしようと言ったことがある。
でも『お嬢様、なりません』と断られた。乙羽さんは身分の違いに敏感なのね
お父様に使用人として雇われているのだからそう思われるのは仕方ないことなのだけれど。
入浴時、私の体の隅々まで洗ってくれる。着替えのときも手取り足取り手伝ってくれる
登校時などは鞄を学校まで持ってくれてくれることもあった。
もちろんそれは高校生になったいまでも変わらない。
私の一番信頼している片腕的存在、それが乙羽さん。
入浴時は乙羽さんも服を脱ぐのだけれど、彼女の美貌に酔いしれる
乙羽さんは普通でも美人でスタイルもよくて胸も大きくて素敵よ。
私も惚れ惚れするわね。そう・・・いますぐにでも抱き締めたい衝動にかられるときがある
当然乙羽さん以外の使用人も私のために必死に働いてくれているけれど。
私のために一番尽くしてくれている人は乙羽さん以外にいない
いまでも私は乙羽さんを侍女としてじゃなく友達として見ている。
もちろん他の使用人の前では侍女として見ているけれども。
でも最近変なのよ、彼女を見てるとドキドキするの。
なんていうのかしらね、彼女が欲しいの
廊下の掃除をしている乙羽さんの行動を私は目で追っていた。
胸、メイド服のスカートから覗く生足を観察する
掃除をしているのは乙羽さんだけではない
他の若い使用人も数人いるけれど。私の目には乙羽さんしか映らない
腕を組んだまま彼女の姿をずっと追っていた
毎日会う人なのに、いま一番身近に居る人なのに。。。
そう、欲しい彼女が、美人で礼儀正しくて私に忠誠を誓っている彼女が
いままでは侍女、いや友達として彼女を見てきた
でもいまは女として、同姓ではあるのだけれど欲望が私を駆り立てていた
「!?」
私の視線に気付いたのか乙羽さんがこちらを向く。
そっと目が合う。
じっと自分を見られていたことに気付いた乙羽さんが声をかけてきた。
「お嬢様、なにか・・・?」
そう答えるだろう、怪訝な顔をしている。
他の使用人は私達には目もくれずロビーを掃除している。
「・・・っ」
こう目が合っては答えようがない。
だからこう答えるしかなかった。
「いえ、なんでもないわ・・・気にしないで頂戴」
私はそう告げると逃げるように自室にこもった。
なぜ乙羽さんの体のあちこちを観察してるのか。
それが欲望だと知っていても。
頭のどこかでごまかしていたのかもしれない。
彼女を好きだということに。
いや、好きではない、これが欲望だ。彼女が欲しいのだ。
そう、正しく直せば如月乙羽の体が・・・。
深夜。
私の自室で寝支度の用意をしてくれている乙羽さんを私は欲望の眼差しで見つめていた。
「・・・」
彼女は私に背を向けてシーツを綺麗に整えている。
私の侍女である乙羽さんは寝支度の用意もしてくれる存在。
他の若い使用人は全て休んでいる。
いま屋敷で起きているのは私と乙羽さん、2人だけ・・・。
「乙羽さん・・・」
私は静かに声をかけた。
「はい」
私に背を向けたまま返事をする乙羽さん。
ドア付近で彼女の後姿を見つめていたが・・・。
私は静かに駆け寄る。彼女はこちらに背を向けているので気付いていない。
私のベッドの前でシーツを整えている乙羽さんを背後から・・・抱き締めた
「!?」
乙羽の仕草が止まることに気付く。
背後から抱き締められ、動揺を隠せないのか動きが止まる。
「お、お嬢様・・・」
「じっとしてらして・・・」
乙羽の声にそう囁いた千歌音は彼女の首筋に唇を押し付けた。
それは場所を変えなんども続けられた。
チュッチュという静かな音、つい息が荒くなる。
興奮するのだ。こういうことを望んでいたから。
身震いをし引き離そうとした乙羽をさらに強く抱き締める。
そしてそのまま床に押し倒した。そのまま乙羽の両腕を両手で押さえつける
「お嬢様・・・」
「好きよ、乙羽さん・・・」
その言葉が嘘か偽りかはともかく。
千歌音が乙羽の唇に口付けしたのにあまり時間はかからなかった。
「貴女は私のもの・・・私のっ・・:
その言葉と同時にキスした。
「んっ・・」
塞いだ唇からは甘い薔薇の香りが漂っていた。
乙羽の目が大きく見開かれている。夢でも見てるのかという様子だ。
千歌音のキスに酔いしれた乙羽は、やがて大きく見開かれていた目を静かに閉じる。
そしてヌルっと千歌音の舌が乙羽の口内に入り込み歯茎を上顎など嘗め回す
tゅ・・・んんっ・・・はあ・・・
千歌音は流れのまま乙羽のメイド服のスカートの中に手を入れようとして・・・はっとする。
「!?」
「・・?」
これが全て自分の欲望だと悟った千歌音は自我に返る。
そして乙羽の口内から唇を解放し立ち上がる。
当然ながらキスされたり乙羽は分からずじまいだ
「ごめんなさい、私どうかしてたわ・・・いまのことは全て忘れて頂戴」
その言葉に乙羽の顔が青ざめたのか分かる。
自室とはいえこの場にいては気まずいと悟った千歌音。
そのまま部屋を出ようとしたが乙羽の声が足を止めた
「お、お待ちくださいお嬢様!!!」
そっと振り向いた千歌音の目に映っていたのは・・・。
メイド服を脱ぎ捨てた侍女の姿だった。
「乙羽さん・・」
「申し訳ありません、お嬢様、私実は・・ずっとお嬢様のことを・・」
乙羽の言葉に千歌音は一瞬固まった。彼女はなにを言っているのだろうか・・・?
「許されないことだとは存じておりました、ですが・・・お嬢様に初めてお会いした当初から貴女のことを・・」
つまりはこういうことだ、乙羽は千歌音のことを好きだと言っているのである。
「侍女である私、お嬢様にこのような感情を懐くなどとんでもないことだとは存じておりました、ですが・・この想いだけは変えられません」
千歌音はまったく予想しなかった展開に戸惑っていた。
「お庭の大木に登り日差しを浴び輝いていた貴女、月のように綺麗な瞳、そして神秘的に輝く長黒い髪、その全てが・・・」
「乙羽さん・・」
「強くて優しくて、そして貴女はなによりも努力家、どんなことにも真剣に取り組む姿勢が・・・学業やスポーツ、そして弓道やピアノなど全てにおいて完璧な貴女が・・・」
乙羽の長い愛の言葉は千歌音の心に強く刻まれていった
「もういいわ、乙羽さん」
「お嬢様、申し訳ありませんでした、先程・・お嬢様からあのような行為をされ、嬉しくなかったといえば嘘になります」
「いえ、いいの・・・ありがとう、とても嬉しいわ」
静かに呟いた千歌音は先程とはうってかわった優しい顔になると乙羽に駆け寄る。
「乙羽さん、ごめんなさいね、気付いてあげられなくて・・」
「いえ、めっそうもございません」
「いいえ、貴女のこと1人になんてしないわ、そうだわ、ねえ・・いいかしら?」
千歌音は乙羽の下着を取り除くと抱き寄せると抱えてそのままベッドに連れ込んだ。
「お嬢様・・・」
乙羽の涙を拭き取り胸に顔を埋める
「夢でした・・」
「構わないのね?」
「はい、お嬢様に抱かれるのでしたら・・この乙羽、一生の幸せにございます」
「そう、良かったわ」
「はあっ・・・」
千歌音の唇の感触を乙羽の胸は直に感じた。
胸を舐められ・・・まともな声は発せないものの。
それが歓喜の上に出た言葉であることは誰にもわかった。
薄暗くて静かな姫宮邸深夜、その屋敷内で静かに響くチュッチュというキスの音と感触。
千歌音の唇が乙羽の胸で何度も踊っていた。
胸の感触、それは千歌音に両手で揉まれるよりも気持ちよい感覚だ、まるで楽園にいるかのような。
「ん・・・はぁっ・・・」
千歌音の顔が胸から下へ、そして下半身へ移動するのに時間はかからなかった。
股から乙羽のショーツを覗いた千歌音の感想はこれだ。
「乙羽さん、染みてるわ」
「も、申し訳ありません・・・」
こういう状況でも身分の違いを表すとはなんともおかしい話である。
「いえ、それは構わないのだけれど・・・」
液を舐め、乙羽の腰を少し抱え上げるとショーツをゆっくり取り除く。
それを隠す物はなくなるが乙羽は恥らいは見せない。
「あら、恥ずかしくないの?」
「は、はいっ・・・お嬢様にでしたら見られても構いません」
「そう・・・いいのね・・・」
神秘的に輝く乙羽のそこに・・・千歌音は舌を這い、顔を埋めると穴に指を入れる
「はぁ・・・っ・・・やっ・・・あ・・・!!」
流石に感じたのか乙羽の悲鳴が、しかしその悲鳴が喜びだということはわかる。
「ごめんなさいね、もう我慢できないわ」
液で濡れながら千歌音の指が再び穴に入りそのままねじくり回す
「っ・・・!!ああっ!!」
乙羽はのだれた・・・もう無理だと感じた千歌音は立ち上がる
「今日はここまでにしておこうかしら、よかったわよ、乙羽さん・・・」
次の日の早朝。
「お嬢様、朝食の準備が整っております」
「わかったわ」
今朝も千歌音は綺麗に輝いている。
弓道の鍛錬をすみやかに終え汗をかいていた千歌音は乙羽と他愛のない話をしていた。
が、乙羽の言い方に機敏に反応する。
「乙羽さん、私達もうこんな関係よ、2人だけのときは身分なんて気にする必要はないわ、千歌音って呼んで頂戴」
「いいえ、それはなりません・・・私は侍女ですから」
「ふふ、貴女と意地っ張りね」
「ふふ・・・」
他愛もない話、だがそれでも2人だけの時間は雰囲気だけでも感じていたいのだ。
「お気をつけて行ってらっしゃいませ、お嬢様」
「ええ、行ってくるわ」
朝食を終え、使用人の呼びかけに答えながら登校する千歌音。
その表情は心から輝いている。
宮様だから?違う、愛する者が帰りを待っているからである。
もちろん黒長い髪に黒い瞳、乙橘学園の制服、大きな胸、スタイルのよい千歌音の体系
全てが完璧にマッチしているのもあるが。
やはり宮様、いや姫宮千歌音はこの世の誰よりも美しい。
「愛してるわ、乙羽さん・・・」
そう独り言を呟く千歌音は月のようにこの世の誰よりも一層輝いていた。
愛する人が屋敷で待っているから、他の使用人の前では言えないけれど。
私の侍女であり、そして恋人である如月乙羽・・・。
END
乙羽の部屋に入っていく千歌音の後をそっとつけた。
姫宮邸深夜、トイレに起きてきた姫子は自室を出て行く千歌音を遠くから目撃した。
恋人の行動に気になり後をつけると・・・千歌音が目指した先には侍女の部屋が待っていた。
なぜこの時間に乙羽の部屋に入る必要があるのか。屋敷内は薄暗く怖いほど静かだ。
「乙羽さん・・」
乙羽の部屋に入った千歌音はベッドの上で静かな寝息を立てている侍女に静かに駆け寄る。
その千歌音をドアを少し開け伺う姫子。
「!?」
姫子は驚愕した、なんと・・千歌音は眠りについてる侍女の前で着ているネグリジェを脱ぎ始めたのだ。
ピンク色の透明なネグリジェを恥ずかしげもなく素早く脱いでいる。
「ごめんなさい・・」
言葉とは裏腹にブラジャーやショーツも脱ぎ捨てまたたくまに全裸になる。
裸だろうが千歌音は綺麗だ、肌が真っ白で胸も大きくスタイルも良い
相変わらずモデルのような美貌だが・・・普段はクールで清楚な千歌音の淫らな行動に姫子は目を疑った。
自分が犯されたときは千歌音は演技だったからだ。
だからこそ納得もした、自分のためにしてくれたことだと聞いていたときは嬉しくもあった。
しかしいまは明らかに違う、この世界にオロチは存在しないし巫女の運命に巻き込まれてもいない
現に巫女の刻印も2人にはない、つまりいま千歌音が行っていることは完全な自分の意思によるもの。
芝居でもなんでもない、乙羽を普通に襲おうとしている、それだけだ。
姫子の前で千歌音は眠りについている乙羽のベッドに駆け上がる。
そして覆いかぶさるとそっと乙羽の唇に自分のを近づける。
そして緩むことなく触れる。乙羽の顎を掴みしっかりとキスしている様子だ。
千歌音の行動に戸惑いながらも、パジャマのポケットに忍ばせておいたミニカメラで撮る。
「はあ・・・乙羽さんっ!!ふふ、貴女の唇・・・とても甘いわね」
千歌音の囁き声はこちらまで聞こえるほどだ。
乙羽の唇をペロペロと舐めたりしていた千歌音。
が、それに飽きたのか再び乙羽の唇を塞ぐ。
閉じたままの乙羽の口を無理矢理あけると素早く舌を口内へ侵入させる。
・・・んんっ・・・はあ・・・ちゅ・・・
眠っているメイドの舌へ無理矢理絡める。歯茎、下顎、上顎など嘗め回す。
そして、乙羽の唾液をそのまま吸い込む。
「はあ・・・美味しいわ」
独り言を呟く千歌音、だがドア先から眺めていた姫子は緩むことなくカメラのシャッターを押し続ける。
メイド長に対してしている恋人の行為に動揺を隠せないが・・・姫子はなぜか口元で笑みを浮かべていた。
千歌音の行動は続いている。乙羽の唇を犯したがそれだけに満足などせず、乙羽のネグリジェに手をかける
そして千歌音は乙羽を抱きかかえネグリジェを脱がし始めた。
「うふふふ・・・いい体してるわね、乙羽さん」
不気味な千歌音の独り言、だが姫子は気にせず運命の想い人の行為を撮り続ける。
美人で頭がよく、運動神経抜群で学園全生徒の憧れの存在だった宮様こと姫宮千歌音。
強くて優しくて、でもほんとは嘘付きで怖がりで・・・そんな千歌音を心から愛している姫子。
しかしいまの千歌音はその面影など微塵も感じさせない・・・千歌音はそっと乙羽からネグリジェを脱がし取る
そして床に投げ捨てた、相変わらず静かに寝息を立てている乙羽。
そのまま乙羽の胸を揉み、舐め、首筋を舐めたりと乙羽に淫らな行為を行っている千歌音。
その行為に対して平然とカメラを取り続けた姫子は千歌音に気付かれないようにそっとその場を離れた。
「千歌音ちゃん」
「どうしたの、姫子」
「うん、これなんだけどね、見てくれるかな」
と昨晩撮った写真を千歌音に見せる姫子。
「なにかしら・・・っ!?」
姫子が見せた数枚の写真に絶句する。そして絶望感に包まれたような表情になる千歌音。
その写真はあまりにもおぞましく目を覆いたくなるような光景だった。
乙羽に一方的な激しいディープキス、胸を揉み、嘗め回し・・・犯した写真だ。
普段はクールで清楚な千歌音のあまりにも激しい動揺に微笑む姫子。
「ひ、姫子・・・これは」
「ふふ、千歌音ちゃんもお嬢様って顔してやることは大胆なんだね」
と千歌音のお尻を触る姫子。
「千歌音ちゃんも顔に似合わずとってもエッチなんだから、ふふ」
「姫子・・・こ、これは違うの!!」
必死に弁解する千歌音に対して妖しく微笑む姫子。
「なにが違うのかな〜?浮気はいけないよ千歌音ちゃん」
「姫子違うわ、違うの・・・」
「言い訳はいいよ、それより乙羽さん、気持ちよかった?私より気持ちよかった?」
いつものお日様の笑顔で無邪気にそう告げる姫子に千歌音は押されっぱなしだった。
「違うわ姫子・・・私・・・」
縮こまる千歌音に微笑みながら駆け寄ると抱き寄せ千歌音の腰を撫でる
「やっ!!・・・やめてっ・・姫子」
「うん、千歌音ちゃん、服を脱いでくれるかな?いいよね?」
「え?」
「服を脱いで、ね、千歌音ちゃん、この写真乙羽さんが見たらどう思うかな?」
「ぬ、脱げばいいのね、ええ・・・わかったわ」
乙羽含めた使用人共に白い目で見られる光景を頭に描き、慌てて首を振る千歌音。
もし乙羽を犯したと知られてば使用人全員から白い目で、いや哀れな目で見られるのは必須だ。
千歌音に嫌気が差し屋敷を出て行くという使用人も出ないとは限らない。
お日様の精一杯に微笑みかける姫子に恐怖を懐きながらも、いそいそと制服を脱ぎ始める千歌音。
いまの姫子には逆らえない、そう直感したから。
静かに姫子の前で制服を脱ぎ捨てる千歌音。姫子の指示通り下着も過ぎ捨てた
「うん♪綺麗だよ千歌音ちゃん・・」
目を閉じたまま全裸で立ち続ける千歌音を眺めながら満足そうに囁く姫子。
「ふふ、胸触ってもいいよね」
「え、ええ・・・構わないわ」
無防備な千歌音の両胸を触る、何度も触る、そして揉む・・・。
「やぁっ・・・あっ・・・んん・・」
「とっても柔らかいよ、ふふ・・」
全裸という最も無防備な状態を晒している千歌音。
胸に飽きた姫子は小さく背伸びし千歌音にキスした。
それも軽く触れるのではなく強く押し付けるほうだ
「ん・・・」
抵抗は許されないものだと悟っているためされるがままを続けている千歌音。
姫子にキスされても、首筋を嘗め回されても
胸をいい様に遊ばれようとされるがままにするしかない千歌音。
「うん、もとはといえば浮気した千歌音ちゃんが悪いんだからね」
「わ、わかってるわ」
昨日の千歌音は少し酔っていた。
乙羽を襲ったのは酔った勢いもあった、最近姫子が冷たく、ストレスが堪っていたのも事実。
あの交差点で姫子と再会してから愛し合いすぎたのだ、それがいまの結果に繋がっている。
しかしどんな理由があろうと使用人を襲うなどあってはならないこと。
千歌音はただ目を閉じ、姫子の行動を我慢し続けた。
いまの千歌音は全裸、つまりあの場所も筒抜けだということだ。
そう、姫子は千歌音の下半身のあの場所をじっくり眺める。
「ひ、姫子・・・」
「うふふ、千歌音ちゃんは私のものなんだよね」
その言葉と同時に姫子は千歌音のそれを舌で優しく舐め始めた。
宮様のあの場所を舐めたものなどこの世では姫子しかいない。
いや、姫子でしか舐められないし許可もされないだろう。
「や、やだっ!!姫子いや・・・やめてっ・・・」
その台詞は千歌音から犯されたときに姫子が叫んだ台詞と似ていた。
「っ・・・あっ!!」
感じているのか立ったまま悲鳴に近い呻き声を上げ続ける千歌音。
「うん、流石は宮様だね、あの場所も美味しいよ、うーん、マコちゃんのより少し甘いかな」
「うう・・・ひ、姫子、まさか貴女早乙女さんとこういうっ・・・ああっ!!」
「うーん、千歌音ちゃんが私にそんなこと追求できる立場なのかな?」
姫子は舐め続けたが少し飽き、今度は穴に指をつっこむ
「やぁっ!!・・・ああ・・・いっ・・・ううっ!!」
そのままねじくりまわし千歌音の声を遮り続けた。
「姫子もうやめて!!・・・あっ!!」
「ごめんね千歌音ちゃん、私・・・もう我慢できないよ」
そのまま穴の奥に指がつっこんで・・・。
その瞬間、千歌音の股間から滝にように液体がなだれこみ・・・千歌音はその場に倒れた。
「浮気は駄目だよ千歌音ちゃん・・・」
「ええ、わかったわ」
力なく呟いた千歌音を背後から抱き寄せると耳元で囁く姫子。
「愛してるよ千歌音ちゃん、ふふ・・・大好き♪」
あんなに欲しかった姫子、でもいざ手に入ると。姫子の怖い一面を知った千歌音であった。
もしソウマを姫子が選んでいたら、ソウマもこんな目に?いや、それは宮様にも月の巫女にもわからないが。。
END
姫子が宮様と親しい関係だということを知っているのは私だけ。
ルームメイトなので姫子のことはなんでも知り尽くしている。
大親友で、姫子の無邪気な笑顔にいつも癒される
護ってあげたい気分にさせる子。光を照らしてくれるお日様のような。
姫子は子犬のように素直で純粋な存在、人懐っこく、それでいて泣き虫。
宮様、何百年とも続く名家のお嬢様で才色兼備で学園内での人気は相当なもの
頭が良く美人で運動神経もよく非の打ち所のない所から宮様と皆から呼ばれている。
なにを隠そう自分も宮様には憧れてる一人だ。
肌も白くて胸も大きくてスタイルもよくて、黒長い髪も黒い瞳も月のように神秘に輝くほど美しくて。
どうしてこんな綺麗な人がこの世に存在するのかというくらい・・・。
その宮様から気に入られている姫子、いや・・・正確には溺愛されている。
2人が陰ながらの親友、いや恋人だというのも知っている。
宮様なんて私からしたら1日で一度お目にかかるだけでも幸せなことなのに。
話しかける勇気なんてとてもじゃないけどない。
あまりの人気で近寄りがたいのだ。
その宮様から愛されるほど姫子にはなにか魅力があるのだろう
そう、目に見えない魅力が。
「姫子・・」
私の気持ちなんて姫子は気付いてもいないだろう。
普通に仲良い友達としか私のことは見てないのかもしれない。
「なあ姫子、お昼一緒に食べようか」
お昼休みに告げる私の声。
親友としてでなく女として私を見て欲しい。
その気持ちは姫子に届くかな。
「ご、ごめんねマコちゃん、私・・その」
もじもじとその場に立ち尽くし申し訳なさそうに下を向く姫子。
「そか、うん・・行っておいで」宮様のところに・・・。
「う、うん・・じゃあまた教室で会おうねマコちゃん」
と私に頭を下げながら薔薇の園へ向かう姫子を遠くから見つめ・・・惨めになる。
勝てるわけないじゃん、相手は宮様だよ!?
容姿じゃとても勝てないし・・・とはいえ相手はなんでもできるお嬢様。
相手が悪すぎる、それにしても姫子、あんたいつから私に冷たくするようになってきたの?
宮様と出会ってから、あんた私に冷たいだろ。
でも宮様に惚れられる気持ち分かる気がする。
あんた可愛いもんね、ほんとに・・宮様好きそうだよね。
私にいつも懐いてたのにね。
いまは宮様に懐いてるんだね、そか、そんなに宮様の胸の中は温かいか。
最近は一緒に寝ようとしても拒否してくる。
抱き枕も断るよね、なんで!?
姫子・・あんたは私のもの。私の・・いままであんたを護ってきたのは私だよ。
憧れの宮様、その宮様を想像するたびなぜか苛立つ。
なんでだろ、姫子が宮様のものになるから?宮様の下へ行ってしまう気がするから?
嫉妬・・・そう、私は宮様に嫉妬していた。
深夜12時。
「なあ姫子、一緒に寝るぞ」
「ええ、でも私・・」
乙橘学園寮内。
2段ベッドの1段で姫子を誘っているマコト。
ベッド内で横になっている姫子に問いかける。
「私、今日は1人で寝れるよ、そんなに寒くないし」
と誤魔化す姫子に苛立ちが積る。
「姫子、私と寝るのがそんなに嫌か」
「え?そ、そういうわけじゃないよ・・」
「そか、だったらいいじゃん」
と強引にベッドに入り込む。
「やっ!!ちょ、ちょっとマコちゃんやめて・・」
と抵抗する姫子に私は・・堪忍袋の尾が切れるのを感じた。
「宮様か・・宮様だろ」
「え?マコちゃん・・ちか・・宮様は関係ないよ」
「宮様だなんて呼ばずにさ、2人のときのようにちゃんと呼べばいいじゃん、『千歌音ちゃん』ってさ」
「マコちゃん・・」
「宮様だってそうだよ、私達の前ではあんたのこと『来栖川さん』だなんて他人行儀で呼んでるけどさ、ほんとは『姫子』って呼ばれてんだろ?違うか姫子」
「え?・・・んんっ!?」
ベッドに乗り込んだ私は姫子に無理矢理キスした。
「や、やだっ!!」
慌てて離そうとした姫子を捕まえるとそのままベッドに押し倒す。
姫子の両手をシーツに押さえつける、肘に体重を乗せ、姫子を身動きを完全に封じた。
姫子は非力で腕の力などたかが知れている。
陸上部に所属し、毎日鉄アレイやダンベルで鍛えているマコトとは力の差は歴然としていた。
「ま、マコちゃん・・」
「姫子、あんたは私のものだよ」
戸惑い声を出せないでいる姫子の唇を、マコトが再び強引に塞ぐ
姫子。私のほんとうのお姫様で光を照らしてくれるお日様。
「お嬢様、屋敷の見回りを全て終えました」
「わかったわ」
乙羽の声に簡単に答えると黒長い髪を窓の外にかざす
「お嬢様、ご友人のことをお考えでいらっしゃいますか?」
「・・」
交差点で再会した幻の想い人、来栖川姫子・・。
千歌音は月が照らす夜空を静かに見上げていた・・。
「姫子・・」
「ん・・」
両腕を押さえつけられ、さらにマコトの体重が加わって身動きが取れず。
さらに唇をガッチリ塞がれているため声を発すことができない様子だ。
マコトは目を閉じ姫子とのキスの感触を味わっていた。
「!?」
姫子の頬を流れる一筋の光に気付いたマコトは姫子をキスから解放する。
「マコちゃん、どうしてこんな・・・」
「姫子、私のこと好きか?」
「え?う、うん・・マコちゃんのことは好きだよ」
「そか、ならなんで泣いてんの?キスは宮様じゃなきゃ嫌か?私とはそんなにキスしたくないってか?」
姫子は頬から涙を流していた。大神ソウマとキスしたときと同じだ。
「姫子、いままでずっとあんたを護ってきたのは私だよ、ジン様でも宮様でもなく私・・」
「マコちゃ・・・んん!?」
姫子の言葉を遮るようにキスした。
唇の端から端までガッチリ塞ぐ。
姫子が声を上げられないほど完璧に塞いだ。
そのまま舌を姫子の口内へ無理矢理押し込む。
固まっている姫子の舌、頬の裏、歯茎など嘗め回す。
「ん・・・」
「姫子・・あんたの唇って甘いね、宮様が好むわけだわ」
「や、やめて・・マコちゃん」
涙を浮かべてマコトを見つめる姫子に冷たく囁く。
「はは、これでわかっただろ姫子、あんたが誰のものかさ」
マコトは押さえつけていた両手を離すと姫子が着けていたパジャマに手をやる。
姫子のパジャマを脱がすのではなく・・乱暴に引きちぎった。
「い・・・いやああぁぁぁぁああ!!!!」
泣きじゃくり悲鳴を上げる姫子に対して笑みを浮かべ微笑む
「あはは・・・そういう泣き虫なところも好きだよ姫子」
引き裂き紙切れのごとくボロボロになった姫子のパジャマをベッドから床に投げ捨てた。
そしてマコトは下着が露になった姫子の胸元に顔を埋める。
親友でルームメイトの早乙女マコトに恐怖を懐く姫子。
その姫子を嘲笑うと下着を剥ぎ取り姫子の乳首に吸い付く。
ぴちゃ・・ちゅっ・・と甘い音と立てながら攻める。
「やっ・・・やだよ・・・マコちゃっ・・・」
乳首では物足らず顔を上げると下半身に移動し姫子のパジャマ用ズボンを脱がす。
そして姫子のショーツを覗き込む。
「やだっ・・見ないでっ・・マコちゃっ・・」
「ほら姫子、あんた濡れちゃってるよ」
ショーツの上から漏れた精液を飲み干す。
「うん・・美味しいよ姫子」
「やっ・・やだっ・・やめて・・マコちゃ・・!!」
姫子の悲鳴など耳を貸さず姫子のきゃしゃな腰を持ち上げると最後の一枚、ショーツをと剥ぎ取る。
全裸にされ、絶望の涙を流す姫子に情けなどかけない
「うん、綺麗だよ姫子」
神秘のごと輝く姫子のあの場所・・当然マコトも女なので持っている
その場所の魅力に引き付けられたのに、マコトは舌を這うと動き出す。
アソコをつつくと姫子が呻き声を上げる。
「マコちゃんっ・・・!!もうやめてっ・・!!」
「ごめんな姫子、でもさ・・私もう我慢できないよ」
その穴に指を差し込む・・物足りなくなってきたマコトの指が奥まで進む
「・・やっ・・(千歌音ちゃん・・)」
一応女子高生の身分でこの行為がどうかと思えるが仕方ない。
穴の入り口を引っかくようにねぎくり回すと我慢できなくなったように姫子の精液が飛び出す。
そしてそれを飲み干したマコトは満足気に顔を上げ呟いた
「はは、姫子・・いいよ、あんた・・はは、私・・あんたの処女、宮様より先に奪ってやる」
そう囁くと姫子のアソコを上から眺め自分のパジャマを脱ぎ始めた
「!?」
ピンクの二枚貝に象られたペンダントが激しく揺れている・・。
姫宮邸内。
千歌音はなにか嫌な予感がした。とてつもなく嫌な予感が・・。
姫子とお揃いの首飾り、交差点で再会できたのもこのペンダントのお陰だ。
ピンク色、二枚貝のペンダントが激しく揺れている
「なにか嫌な予感がするわ・・」
消え行く月・・・その光景を直視していた千歌音は・・。
「姫子・・・・・・姫子!!」
慌てて自室を飛び出す。
ロビーに飛び出した千歌音。
その様子にただならぬことを感じた乙羽が慌てて声をかける。
「お嬢様、いかがなられました・・・?」
「乙羽さん、ごめんなさい、急で悪いけれど・・出かけるわ」
「お嬢様・・・!?このような時間にどちらへ・・・!?危険です」
「私のことは心配ないわ、場所は言えないけれど、なにか嫌な予感がするの・・・」
「・・・かしこまりました、どうかお気をつけて・・」
屋敷を飛び出した千歌音は愛馬の下へ向かった。
「姫子・・・姫子!!」
愛する来栖川姫子の名を呼び続け・・・息を切らしながらも愛馬の下へ急いだ。
千歌音の乗馬の腕なら学園寮まで10分かからずだろうが・・。
END・・・?
マコちゃん好きだ・・・千歌音ちゃんが一番だけど次くらいに好きだ。
ほしゅ
とある、姫宮邸でも出来事。
自室でくつろいでいた姫子はドアをこんこんとノックする音に反応した。
「千歌音ちゃん・・?」
「申し訳ございません、お嬢様は来栖川様がお休みになった間にお出かけになられました」
「そ、そうなんですか」
「はい、私は来栖川様のベッドのシーツを取替えようかと、よろしいでしょうか?」
断る理由はない、自分は居候の身。
「では失礼致します」
しかし、入ってきた乙羽はドアを閉め身動きしなかった。
「乙羽さん・・?」
怪訝そうに顔をしかめ様子を伺う姫子に乙羽は・・。
「来栖川様、以前からお慕いしておりました」
「え?」
「好きでございます、来栖川様」
見つめていた姫子にぐいっと駆け寄った。
「あ、あの・・」
つい一歩下がる姫子。
しかし乙羽はさらにぐいっと詰め寄る。
目の前に居る使用人、千歌音の侍女でもある。
乙羽の迫力に押され一歩づつ下がる姫子。
しかし乙羽の詰め寄る速度のほうが速かった。
後ろ足で下がる姫子に追いつくと突然キスした。
「いやぁっ!!」
乙羽を突き放すと逃げるようにドアに駆け寄る。
しかし姫子の足は遅く簡単に追いつかれると体をくるっと回転させられ床に押し倒される。
そのまま乙羽に覆いかぶされ再び唇をガッチリ塞がれる。
「んっ・・」
両腕は押さえられ、乙羽の体重も加わり身動きが取れなかった。
ちゅるる・・はあ・・んんっ・・・ちゅ・・
乙羽からの強引な長いキスは、姫子を震え上がらせるのには充分だった。
乙羽に甘い唾液を吸われ戸惑う。
はっきり千歌音以外の人とキスするのは嫌だ、拒否している。
「んんっ・・」
姫子をキスから解放し、少し顔を離した乙羽は妖しく微笑んでいた。
「ふう、とても甘くて美味しいですわ、来栖川様の唇・・」
状況すら読めない姫子は混乱していた。
「好きですわ、来栖川様」
「え?そ、その・・」
「やっ!!は、離してください!!、どいてください!!」
抜け出そうとする姫子を嘲笑うかのようにさらに体重をかける乙羽。
乙羽自身相当の美人で体は細そうなのだが意外と腕に力がある。
いや、この場合姫子が非力すぎるだけなのかもしれないが。
「はあっ・・・はあっ・・」
「無駄でございます来栖川様、では・・教えてさしあげます、この乙羽が」
教える?なにを?頭のどこかでその意味には気付いていたが現実逃避していた。
「優しくしてさしあげますわ、来栖川様は初めてでしょうから」
「い、いやですっ!!は、離してくだ・・んんっ!?」
しかし姫子の言葉は乙羽のキスに遮られた。
「ん・・(い・・いやぁっ!!)」
押し倒され唇を塞がれ絶体絶命の姫子であった。
唇を完全に塞がれ、声すらあげられない。
絶望の淵に立たされた姫子の瞳には光るものが照らされた、ぽとりと・・・頬を流れている
姫子をキスから解放した乙羽は姫子の乙橘制服を引きちぎった。
「い・・いやぁ!!!」
下着が露になり、泣き叫ぶ姫子。
しかし乙羽は気にすることなくブラの上から姫子の胸を撫で回した
そして姫子の胸をはだけるようにブラを上にずらす
姫子の小さな、でも可愛らしい胸が乙羽の目の前で露になる。
「いやぁ・・見ないでっ・・・」
「ふふ、来栖川様の胸可愛いわ・・ねえ来栖川様、いえ・・・・・姫子」
姫子のキスに少し飽きた乙羽は姫子の唇から離れ乳首に食いつき吸い始めた
「やっ・・・やめてくだ・・っ」
液を味わいながら、片手でもう1つの胸を愛撫した。
その行為を続けていた乙羽。
しばらくすると姫子のスカートをめくる、そして千歌音のお下がりであるショートを脱がす。
「いや・・・やめてっ!!・・見ないで・・・ちか・・ね・・ちゃん・・」
「お嬢様はお出かけだと申し上げたはずです」
慌ててそこを両手で隠そうとした姫子。
しかし強引に両手をどかし閉めようとした両股を手でこれまた力尽くでどける。
そして舌を這いずりながらそこへ顔を近づけていく乙羽。
そして姫子の匂いを感じると・・・それを舐め始めた。
「いや・・・うう・・」
姫子の秘部は蜜のような香りがした、そう・・唇と同じでとても甘い・・。
「やめてっ!!・・いや」
「申し訳ありませんが聞き入れることはできません」
はっきりそう告げると姫子の両足を押さえつけた。
なんども秘部を嘗め回していくと、穴から姫子の愛液がゆっくりと流れ出しだ
「うう・・」
涙もかれ呆然としている姫子を横目に乙羽の行動は続く。
姫子の秘部はとても甘い、そう、乙羽の秘部を刺激するほどだ。
ぴちゃぴちゃっと・・・秘部を舐める音が部屋全体に静かに響く。
そして姫子のクリトリスに何度も舌を当てると・・・這いずりまわった。
「ふう、ご馳走様でした・・よかったですわ、来栖川様」
「・・・」
呆然とした表情の姫子に軽くキスすると耳元で囁いた
「千歌音お嬢様にはご内密に願いますね、ふふ・・では失礼します」
部屋を出て行く乙羽になど目をくれず・・ボロボロになった姫子は涙も枯れその場にしゃがみこむ
「千歌音ちゃん・・私・・ごめんね」
運命の想い人でなく侍女に処女を奪われたことを改めて実感し・・再び号泣した。
「うう・・千歌音ちゃん・・早く帰ってきて、早く・・」
姫宮邸外の大雨に掻き消えそうな声が静かな屋敷に響いていた。
END
538 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 13:32:01 ID:nNFkiDsg
千歌音ちゃん早く帰って来てあげて
句点があったり無かったりするのはどうにかしてくれ
540 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 23:08:39 ID:OUa48xfv
>>538 傷心した姫子を救えるのは千歌音ちゃんだけです
>>539 そか、ならできるだけ今後は投下を控えるようにするよ
不満な人も多かったかもしれないし、すまん
ageてごめん
>>540 句読点について注意されただけでどうしてそうなる。マンセーレスしか駄目なのか?
まあ良いけどな・・・
投下するもしないも職人さんの勝手
トリップつけてんだから、俺みたいに苦手なヤツはスルーしてるだろ
ここはキレやすい職人さんの多いインターネッツですね
トリップつけて、ふたなりとか直してまだ注意されてんだ
いや、別にマンセーレスしか駄目なことはないだろ
でもあまり注意ばっかされると書き手も嫌気がさしてくる
自分も書き手だけど
投稿前に句読点や意味不明な文章を直すのは基本だろう?
自分がそれを怠ったから読んでくれた人に不快感を与えるわけで、注意されて当然。
それくらいで嫌気がさすなら書くなよ。
だからもう投下しないって言ってんだろが
いちいちお前もうざいな
そもろもトリップつけてんだから読むのが嫌なら無視すればいいだろ
>>542 確かに句読点が中途半端だったみたい、ごめん
でもSSの内容に触れず、ただ注意の一言だけ書かれたから少しムキになったよ
大人気ないと反省してる、いやマンセー以外も結構です、どんどん注意してください
>>545 俺も大人気なかったけどあんたの言い方もなんとかしてくれ
>>それくらいで嫌気がさすなら書くなよ。
これって俺のような書き手にとってはかなり失礼な発言だから
>>547 言っておくが俺は句読点を注意した
>>539じゃないぞ?
読んでないからSS自体にも句読点にもレスしてない。
でも、
>>539や
>>545の言ってることは書き手として正論だと俺は思う。
それを失礼な発言呼ばわりするお前はそんなに書き手として偉いのか?
一度書き手の控え室でも他スレでも覗いてくることをお勧めする
>>548 いや、もういい、俺ハアハアスレ移転するから
>>お前はそんなに書き手として偉いのか?
ならお前自身はどうなんだ?俺に偉いだのなんだの言える程偉い読み手なのか?
トリップつけても無駄みたいだったな、ではm(_ _"m)ペコリ
あとの職人によろしく
荒んでるなぁ…もっと二人…或いはその他に萌えようぜ
ん、それが良いな
ところで皆はどんな千歌音×姫子に萌える?
ここはあえて姫千歌ではなく千歌姫で
千歌姫ね〜
やっぱり「銀月の嵐」の印象が強くて萌えるから
同意よりも無理やりが好きだな〜
千歌音ちゃんが姫子を力尽くでものにする奴とか
お昼寝or眠っている姫子にいたづら ぶぶさま風味
姫千歌は和姦してなんぼだと思う俺参上
姫子が他の娘と歓談しているのを見て、つい嫉妬してしまう宮様。
その夜、戸惑う姫子に強引に抱くものの、一時の激情が過ぎ去って自己嫌悪に陥る宮様。
そんな宮様に「千歌音ちゃん、ごめんね。私、気付かないうちに千歌音ちゃんを傷つけちゃんたんだね。」と謝る姫子。
「そんな事無い!」と頭を振る宮様、そんな宮様に姫子は優しく語りかける。
「わたし、千歌音ちゃんの姫子だから・・・千歌音ちゃんの好きにしていいよ。だけど、痛いのは ちょっと嫌かな・・・」
ちょっと固い笑みを浮かべながら。
そのままちょっとだけSM風味な千歌姫は朝まで続きましたとさ。
>>554 そういう千歌音ちゃんはいいよな、萌えるよ
乙橘学園内でマコちゃんとイチャイチャしたり楽しく雑談している姫子を生徒会室から見て猛烈に嫉妬する宮様。
その夜、お屋敷内で眠っていた姫子を襲う宮様、強引なキスは当然、戸惑う姫子を強引に犯し気味に抱く
「はあ・・姫子、貴女は私のものよ、誰にも渡さないわ」
呪文を唱えるようにそう囁く続ける宮様に姫子は。
「千歌音ちゃん・・うん、「いいよ、私のこと抱きたいのならいいよ、千歌音ちゃんに抱かれるなら幸せだよ、ごめんね私また千歌音ちゃんのこと独りぼっちにしてたんだね」
「姫子・・」
「私は千歌音ちゃんのものなんだから好きにしていいんだよ、じゃ、どうぞ・・・宮様」
「姫子・・・姫子!!!」
一時は理性を取り戻した宮様だが、甘える姫子に欲望が抑えられなくなり
もちろんその映像を監視カメラで見ながら乙羽さんが興奮していたのはガチです。
「姫子。…その今夜は私がその…タチで…」
「え?千歌音ちゃんどうしたの?変な本でも読んだの??」
久々のタチに微妙に緊張しながら始まるちかひめラブエロストーリー
〜今晩、姫子をイかせます〜
>>557 壊れた千歌音ちゃん好き〜
「うーん・・・」
「どうしたの?姫子」
宮様の胸の中に居る姫子。
「今夜はどんなプレイにしようかなって、あまり激しくすると千歌音ちゃんも痛いだろうし」
「あまり深く考える必要はないと思うわ、私は姫子を抱きさえすればそれでいいのよ」
「千歌音ちゃん・・」
興奮気味にそう言う宮様に少し引いた姫子だが。
「うーん・・乙羽さんにでも相談しようかな」
と胸の中から抜け出そうとして姫子だが宮様が強く抱き締め抜け出せない
「千歌音ちゃん?」
「浮気は駄目よ姫子」
と突然キス。
「え?やぁ」
姫子に強引なキスをお見舞いした宮様
そのまま姫子をベッドへ押し倒し制服を脱がし始める
「はあ、姫子、貴女今日は学校で早乙女さんと随分親しくしてたわね」
「え?マコちゃんと私はただの友達だよ、それが浮気になるの?」
「ええ、浮気よ、姫子・・・貴女は私のものなの、誰のものでもないわ、好きよ姫子」
とブラを露にした姫子の胸元に顔を埋めてそのまま
その後、激しいプレイを繰り返した2人だった。
ふぉぉお……!
萌えた勢いでちょっと書いてるんで今夜あたり投下します。
>>554-555あたりの嫉妬ネタ拝借で。
いやしかし皆のレスを見ていると、姫千歌に無限の可能性を感じるな
もう来ないんじゃなかったのかw
>>560 俺別にその書き手じゃないけどさ
なんでそういう風にわざわざ空気重くするようなレスするの?
そういうレスする人が居るから荒れるんだって自覚したら?
まぁまぁまぁ、まったりしようよ
春なんだしさ。縁側で姫千歌を考えながらお茶を飲む午後に至福を感じたり
まったりいいな、まったりしたSSキボン
まったり和姦がいい
>>559 嫉妬深い千歌音ちゃんってかなり萌え逝く
期待してますね
「んっ・・・(や、やだ・・)」
姫宮邸深夜、宮様から強引にキスされている姫子。
部屋を訪ねてきた宮様を迎えた姫子は有無を言わず突然唇を塞がれた。
両腕で体全体をガッチリ固定され身動きが取れなかった。
「千歌音ちゃん・・どうしちゃったの?なんだか怖いよ」
「姫子、今日は何処でなにをしていたの?随分と遅かったようだけれど」
「うん、マコちゃんと遊んでたから」
「そう、早乙女さんと・・」
言葉と同時に姫子をベッドに押し倒し両腕をシーツに押さえつけた。
「千歌音ちゃん!?」
姫子を見下ろす宮様のその目には嫉妬の炎が巻き上がっていた。
「姫子、この際だからはっきり言っておくわね、貴女は私のものよ、誰にも渡すつもりはないわ、私だけのものなの」
言葉と同時に強引にキスをする宮様。
嫌なる姫子を押さえつけ何度もキスをする。
「んっ・・」
少し唇を離した宮様
「そうよ、この蜜のように甘い口付けを頂くのは私だけよ」
「千歌音ちゃん、私だってそうだよ、私だって千歌音ちゃんとキスとかしたいよ、でも・・」
「ごめんなさいね姫子、私我慢できないわ」
と姫子のパジャマを剥ぎ取るとブラを外し胸にかぶりつく
「はあ・・姫子は私のもの・・・私の・・はあ」
「やぁっ・・・う、うん、いいよ・・千歌音ちゃんに抱かれるなら私幸せだよ、うん・・・抱いて」
「姫子・・・姫子!!」
姫子の甘い声に理性を失った宮様は自分のネグリジェも脱がし始めた・・・。
ドア越しにその行為を目の当たりにした乙羽さん興奮のあまり自分のショーツが染みていることを感じた
下の無駄な空白に文体
どう考えてもry
オロチカネちゃんならまだしも、千歌音ちゃんは嫉妬に狂って襲うなんてあるのかぁ?
オロチのときに犯しちゃったことずーっと気に病んでそうだから、なさげだと俺は思った。
うっ、それを言われると確かに……!
ま、ものは書きようと言うことで。とりあえず、投下します。
トリップ付けるんでスルーはそれでヨロシク
窓からの日射しが、あたたかい。
姫子と再会した秋から、数ヶ月が経った。
寒い冬は二人で暖め合って睦まじく過ごして、こうして春を迎えられたことを幸せだと思う。
二人で迎える、初めての春。
千歌音は大学の図書館の二階から、少しずつ芽吹いていく桜を眺めていた。
もう二人の通う大学も春休みに入っているのだが、姫子はなにやら用事があるとのことで
二人して学校に来たのだった。
姫子は一人で行くから良いよと言っていたのだけれど。
とくに用事もなかったし、少しでも姫子と一緒にいたかったから。
「遅いわね……」
うららかな春の陽気の中景色を眺めるのも、本を読むのも悪くないけれど、景色よりずっと
姫子の方が千歌音には気がかりだ。
席を立って、本を棚に戻す。大学の事務課にも行きたいと言っていたから、用事が長引いて
いるのだろう。
――心配して迎えに行ったりなんかしたら、呆れるかしら。過保護だって言われてしまうかも。
でもきっと、姫子は笑ってくれると思うから。
千歌音は図書館を出て、姫子の元へ向かった。
「……もう、マコちゃんったら」
姫子を探しに出た中庭で、曲がり角の向こうから聞こえてきた声に千歌音は足を止めた。
千歌音が聞き違うはずがない。姫子の声だ。
――早乙女さん?
休日の大学に何の用だろう。
「つれないなぁ、姫子ー。最近さ、ちっとも私と遊んでくれないじゃん」
「だ、だって……マコちゃんだって、部活とお勉強で忙しいでしょ?」
部活?それでたまたま姫子と会ったのだろうか。
出て行っても、良いものだろうか。久しぶりに会ったのだったら、会話の邪魔かも知れないし――
「んっ……もう、キスは駄目だってばー」
姫子のくすぐったそうな声。
「!?」
――キス?姫子が、早乙女さんと?まさか!
壁に張り付いて、向こうからこちらが見えないようにして、様子を窺う。
「もうっ、マコちゃんっ」
「あははっ、相変わらずウブだなぁ姫子は。カワイイカワイイ」
最悪の事態は起こっていなかった。姫子は手で早乙女真琴の顔から唇を守っている。
……もしかしたら、もう既にした後なのかも知れないが。
けれど、姫子の様子は決して嫌そうではなくて。むしろ嬉しそうで。
姫子の首に腕をかけ髪をなで回して笑っている早乙女真琴も、とても楽しそうだ。
二人にとっては、これが日常のふれあいなのだろう。
あんな風に、千歌音と姫子がじゃれ合ったことは、無い。
キスこそしていなかったけれど、千歌音にとっては十分に衝撃的な光景だった。
壁の向こうでのじゃれ合いはまだ続く。それを見ている余裕はなくて、そのうち聞いている余裕も
なくなって、千歌音は悄然と図書館に退避した。
姫子が千歌音の元に戻ってきたのは、それから数十分後の事だった。
「待たせちゃってごめんね、千歌音ちゃん」
「姫子……もう、用事は」
「うん、全部済んだよ。ごめんね、思ったより時間掛かっちゃって」
――大半は、早乙女さんとの語らいだったんでしょう?
「そう……」
「千歌音ちゃん?どうしたの、顔色悪いよ?具合…どこか痛いの?気分悪い?」
姫子が心配そうに千歌音を覗き込む。
「……っ」
なぜだか顔をまともに見られなくて、つい視線を逸らしてしまった。
「千歌音ちゃん…?」
「少し、寒かっただけ。――さ、帰りましょうか」
待たせてある車までの距離を、姫子はずっと千歌音に寄り添って風除けになって歩いてくれた。
けれど、千歌音は自分の腕を抱いて歩いた。
寒いと感じているのは、心だったから。
「姫子、夕食とお風呂が終わったら、私の部屋に来てくれる?」
大学から帰る途中も、帰ってからも、千歌音はほとんどずっと無言だった。
やっぱりどこか具合が悪いのかな、なんて姫子は心配していたのだけれど、夕食の時間を
教えに来てくれた千歌音は別に調子が悪い様子でもなく、夕食もきちんと食べていたから、
ほっと一安心。
夕食前に言われていたとおり、姫子は千歌音の部屋を訪れた。
「千歌音ちゃん、今大丈夫?」
「ええ、もちろん。貴女を呼んだのは、私だもの」
「……あの、千歌音ちゃんやっぱり、具合悪いんじゃない?」
なんだか、様子が変だ。
夕食中もずっと無口だったし、ちょっと顔が怖い。
綺麗すぎるくらい綺麗な顔だから、無表情だったり真剣な顔をしているときは、少し迫力が
ありすぎると思う。
「どうして?」
「な…なんか、変だよ?」
「そうかしら。姫子、これから時間はある?」
「え?うん。明日もお休みだし。ちょっと本でも読もうかな、って思ってたくらいだけど……」
千歌音にエスコートされて、部屋の奥へ。
ベッドの横まで来ると、姫子の手を取ったまま千歌音が振り向いて。
「ごめんなさいね。それ、明日にしてちょうだい」
流れるように、唇を塞がれた。
「……!」
いきなりの事に驚いて目を見開く。至近距離で千歌音としっかり目が合って、困惑した。
目の前で、そっと千歌音が目を閉じていく。長いまつげが小さく震えている。その様子は
なんだかちょっと幻想的で。見惚れた姫子の思考を奪う。
そうこうしているうちに千歌音の手が姫子の腰に回ってきた。
「ん、ふっ」
刺激に、身体が跳ねる。姫子の呻きは千歌音の唇に吸い込まれて、明確な音にならない。
鼻に掛かった吐息が漏れるだけだ。
それを飲み込んで、千歌音が喉の奥で笑った。その気配がなんとなく伝わってきて、頬が
熱くなる。恥ずかしい。笑うなんて、意地悪だ。
――どうして?
こんな風に、いきなり。千歌音が熱烈に求めてくることは何度もあったけれど、今回は様子が
違う。
千歌音の肩に手をついて身体を離そうとする。でも、キスが情熱的すぎて。上手すぎて、
身体に力が入らなかった。だんだんと頭もぼうっとしてきて、膝が震える。
――や、だ…っ。立ってられない…!
肩にかけた両手は、今や千歌音にすがりつくのに使われている。千歌音にすがって身体を
支えるのがやっとだ。
しばらくすると、ようやく千歌音の唇が離れて、姫子は大きく息をついた。
力の入らない姫子の身体を、千歌音はベッドに押し倒して、押さえ込む。
「はあっ…!ん、ふぅ……ぁく、ふ…っ」
「姫子……良いでしょう?」
まだ息が上がっていて、返事は出来ないけれど。抗議と疑問を込めて姫子は千歌音を
見上げた。
「まだ、寝るには早いわよね?」
「なん…で、千歌音ちゃ…。どうしてこんな……んんっ!」
言葉の途中で、唇を塞がれた。今度はすぐに舌が入ってきて、先程の愉悦が甦る。
同時に湧き上がる恐怖感に姫子は震えた。
――また、バカになってしまう。駄目。まだ、駄目なのに。
千歌音はキスがとても上手で、すぐに心も身体もふにゃふにゃになってしまう。
それは、とても気持ちいいけれど……でも、やっぱり、無理矢理されるのは嫌。
だって、幸せじゃない。千歌音だって全然嬉しそうな顔をしていない。
それに、こんな風に誤魔化されるのは嫌だったから、姫子は一度離してもらおうと首を
ふって拒絶した。
けれど。
「――!?」
千歌音の手が、姫子の顎をとらえて上向かせる。ぐっと強く、姫子に抵抗を許さないくらいに。
もう片方の手は、姫子の両手を一括りに束ねて、頭上で拘束する。
怖い。
千歌音がこんな手荒なことをしたことは無かった。いつだって、優しく優しく愛してくれたのに。
こんな強引な事は――
「……っ!」
びくっと身体が跳ねる。思い出した。
昔一度だけ、こういう風に千歌音に抱かれたことが、姫子にはあったのだ。
あの時の恐怖が甦ってくる。心臓が縮み上がるような感じがして、全身が震え出す。
怖い。嫌だ。今は、思い出したくない。
大好きだった千歌音に――姫子は、何もかも奪われたのだ。
優しい千歌音の存在を、一番大切なひとを、オロチに奪われてしまった一夜。
そしてその後、今度は千歌音を天叢雲に――世界に奪われた。すべて、あの夜から始まった。
あれは姫子に嫌われるための演技で、姫子を救うためだったと知っているから、あの夜の
行為自体は、姫子にとって何の痛手でもない。
思い出しても、普段ならなんと言うことはない。ただ、千歌音に非道いことをさせてしまったと、
つらい思いをさせてしまったと胸が痛くなるばかりだ。
けれど、千歌音を失ってしまった事は、その恐怖だけは、今も姫子の心に刻み込まれていて――
あの夜の再現みたいなこの行為が、恐ろしくて堪らない。
――いや。もう、絶対に千歌音ちゃんを失いたくない。
それだけは、耐えられない。
千歌音が、どうしてもそういう風にしたいのだったら、それは別に構わなかった。毎日だと
ちょっと大変だけれど、たまにだったら。
それで、明日からも変わらずに側に居てくれるのなら。いなくなる前兆なんかじゃないんだったら。
だから、せめて何か一言欲しい。
何も分からないまま、またあの日のようになるのではないかと怯えたままでは、つらい。
「ぷはっ!……ん、はぁっ、く、ぅん…っ、ちか、…ちゃ…っ」
「ん、ふぅ…。どうしたの姫子、そんなに震えて。寒い?」
唇を解放されても、まだ上手く喋れない。柔らかく蕩かされた舌は姫子の思い通りには
動かなくて、口の端から漏れた唾液が頬を伝った。
それを千歌音の舌が舐め取って、そのまま首筋に唇を這わせていく。
「あっ…!」
快感。ぞくぞくと背中を這い上がってくる。
「大丈夫よ、姫子……すぐに、暖めてあげるから」
胸元に熱い吐息がかかる。それを感じた次の瞬間には、ささやかな胸のふくらみに強く
口付けられていた。
「あ…や、ああっ!」
ピリピリする。胸への少し痛い乱暴なキスに姫子が痺れているうちに、千歌音は着々と
姫子を無防備にしていく。パジャマのボタンは全部外されて、下着を着けていなかった胸は、
電灯の下にさらけ出されている。
ズボンももう膝まで下ろされていて、半端な格好が余計に姫子の羞恥心を煽った。
しかしそこまでで千歌音の手が止まる。
「……えっ?」
姫子がぎゅっと瞑っていた目を開けて千歌音を見上げると、千歌音は小さく笑った。
「なぁに?姫子は、脱がせて欲しいの?物欲しそうな顔、しているわ」
「…いじ、わる……っ!ど…して、こんな」
「姫子は、敏感だものね。とても……こういう事が、大好きな女の子だもの」
千歌音の指が姫子の秘部――ショーツの底布を撫でて、くちゅ、と嫌らしい水音がした。
「ふぁ…、ああっ!」
恥ずかしくなるくらい高い嬌声と同時に、身体が跳ねる。
そして気付いた。脚が、思うとおりに動かせないこと。パジャマのズボンが膝に引っかかって
いて、身動きが取りづらい。
「すごい……」
何が、とは言わない。けれど、何を言っているのか大体分かる。
姫子のショーツに触れた指をぺろりと舐めて、千歌音は淫蕩に笑った。
「姫子の味がする」
「……っ!」
恥ずかしくて、もう目も開けていられない。
否定したい。私はそんなじゃない、淫らでも好き者でもない、って。
でも、もう否定できない。キスだけで体の芯がとろとろに蕩けているのを、知られてしまった。
「はっ……」
千歌音の息が漏れる。一瞬笑われたのかと思った。
けれど、薄目を開けてみると、千歌音の様子が変で。妙に息が上がっている。
「千歌音ちゃん……?」
「どうしたのかしらね、おかしいわよね」
姫子の脚を開かせて、ズボンの上を千歌音の膝が抑える。これで足はベッドに縫いつけ
られたかのように動かせなくなった。
髪紐を取り出して、千歌音は姫子の両手首をくくる。
「やぁっ!な、なんで…」
「どうしても……っ、収まりそうにないわ」
千歌音の深い色の瞳が、欲望に濡れて光る。
「好きよ、姫子……我慢できないくらい」
ぐっ、と口付けられて、また息を奪われる。
「んっ、ふ……」
瞳を潤ませていたのは、果たして欲望だけだっただろうか。
姫子には、何故かその一瞬、千歌音が泣いているように感じられた。
「あ…はっ、もう、だめ…っ千歌音ちゃん、お願い、もうやめてぇ……っ」
どれくらいの時間が経っただろう。
括られた手首を千歌音の首に掛けて、頭を抱く。
動きを止めようとするけれど、かり、と胸の先に歯を立てられて、ささやかな抵抗は封じられた。
「っ!い、たぁ…っ」
「暴れないで、姫子。傷が残ってしまったら、いけないでしょう?」
嘘だ。今、わざと噛んだくせに。
唇を噛んで涙を堪える。痛い。胸の先端、一番敏感なあたりが、ズキズキする。
「素敵よ、姫子。そそられるわ、とてもね――」
吐息を熱く震わせながら、千歌音が囁く。
ちろりと赤い舌が唇の間から覗いて――また、胸を吸われる。
「あっ、く、ぅうっ……んっ!」
痛い。けれど、とても強い快感が胸から全身に広がっていく。
「良い声。姫子のこんな声、聴いたことがあるのはきっと私だけよね?姫子……」
なに、当たり前のことを。けれど、姫子に答える余裕はない。
もうずっと、胸だけを責め続けられていて、気が狂ってしまいそうだった。
あまりに強い快感に。けれど、決して達することが出来ないそれに。
「ど…して、胸ばっかり…っ」
下の方には、決して触れては来ない。まだショーツも穿いたままだ。
「どうして、ってそればかりね、姫子は」
千歌音が笑う。その間にも、両手は姫子の胸をなぶることを忘れていない。摘み上げて、
捻って、指の間で揉み潰して。リズミカルに、しかし複雑に調子を変えて触れてくるから、
いつまで経ってもその刺激に慣れることが出来ない。
ただただ、翻弄される。
「んっ…く、ぅん、んーっ……!」
頭が真っ白になる。でも、本当に欲しい快感とは、刺激の種類が違うのだ。うまく表現
できないけれど。
このままでは、生殺しだ。あとどれだけこの責め苦が続くのかと思うと、気が狂いそう。
胸を指先で摘んで揉みほぐしながら、その先端に舌を当てて、くすぐられる。その合間に
千歌音は言葉を発する。
「私が、は…っ、姫子の胸が好き……んっ、…だからよ」
「んっ、や、やぁあ…っ!」
本当におかしくなりそうで。括られた手を胸元に持ってきて、千歌音の唇を遮ろうとする。
と、千歌音が低く笑った。――怖い。
「まだ、分からない?」
「……いっ――!」
先程噛まれたのとは逆の胸に千歌音が歯を立てて、痛みと快感が姫子の背筋を貫いた。
強く噛まれる前に、慌てて手をどける。
それで千歌音は歯を離してくれたけれど、手をつかまれて頭上に持ち上げられた。
「いけない子ね、姫子。暴れては駄目と言ったのに……私は、姫子の身体に傷なんて付けたく
ないんだから」
言いながら千歌音は自分の襟元を探って、二枚貝のネックレスを外した。
「動かないでね」
それを手首を縛る髪紐に引っかけて、ベッドの枕元に繋ぐ。
「細い鎖だもの。姫子が動けば、すぐに切れてしまうわ」
「えっ…」
それは、拘束する力がないと言うこと。
「私、とても大切なの。姫子と私を繋いでくれた絆……のようなものでしょう?」
「――!ずる、い…っ」
全身を太い鎖で縛られるよりずっと、それは姫子を強力に拘束する。
千歌音との絆を切るようなことは、姫子にはどうしてもできないから。
「……そう、ね。私はずるいの。とてもね。姫子が思っているより、ずっと醜悪だわ」
千歌音の声を聴きながら、姫子は必死で手を伸ばして繋がれている細い柱を掴んだ。
ふとした拍子に激しく手を動かしてしまって、鎖を切ってしまわないとも限らない。
頭の中は、あの嵐の夜のことでいっぱいで。不吉な連想が止まらない。
千歌音との絆を自分から切ってしまえば、千歌音はまたいなくなってしまうのではないか。
また、千歌音を失ってしまうのではないか。
何の根拠もないのにそんな気がして、必死で手に力を込めた。
「良い子ね、姫子……嬉しいわ。私との絆、切りたくないって思ってくれているのね?」
こくこくと頷く。千歌音は嬉しそうに――本当に嬉しそうに、笑う。その笑顔に少しだけ
心が落ち着いた。普段の面影がある笑顔だったから。
「でも、私ももう収まらないの……どうしても。このままじゃ、きっと、もっと酷いことを
姫子にしてしまうわ」
両手を上げて寝そべると、ますますなだらかになってしまう胸を、千歌音の手が包み込む。
「あ……はぁっ、千歌音、ちゃ……んんっ!」
「だから、我慢してね、姫子。私、姫子を目茶苦茶にしたくて、堪らないのよ」
弄る手つきがだんだん激しくなる。噛まれた跡を指先で揉まれると、激しい快感が姫子を
襲って、頭の中がぼうっとしていく。
「赤くなっているわ……可哀想に。傷が残らないと良いけれど……」
依然として千歌音が触れてくるのは、胸と唇だけ。でも、身体がどんどんいやらしくなって
いくのは自分でも分かる。だんだん、この行為に馴らされていく。触れられてもいない身体の
奥が熱く疼いて、勝手にうごめく。もどかしいけれど、深い快感がそこから生まれてきている。
「いけない身体ね、姫子」
千歌音が興奮に上擦った囁きで姫子を責めながら、硬く尖った胸の先を指で弾く。
「あっ!あぁっ」
恥ずかしい。でも、そうさせているのは、千歌音なのに。
「姫子は、敏感すぎるわ。きっと、誰の指でも、誰の唇でも……満足してしまうんでしょう?」
何を言っているんだろう。目を開いて問いかけるけれど、千歌音は答えない。
「ねえ、これまで何人に触れられたの?感じてしまった?私以上に相性のあう人も、居たのではない?」
「なっ…!」
いくらなんでも、ひどい。姫子が首を持ち上げると、千歌音は胸をきつく摘み上げてそれを封じた。
「あぅっ、くぅ……」
「何年も姫子をひとりぼっちにしてしまったのだもの……それも、仕方ないかしらね」
千歌音に、疑われている。千歌音が最初で最後の人だと、姫子は思っているのに。
――仕方ないなんて、言わないで。私を諦めないで。
「そんなの、ひどいよ…ぉ。私……っく、千歌音ちゃんをずっと待ってた、って…言った、のに」
「それにしては、敏感すぎない?私の前に、誰かが姫子の身体を慣らして、感じるように
作りかえたんじゃない?」
もう、涙を我慢することは出来なかった。
嗚咽が止まらない。けれど、千歌音はまだ言葉を続ける。
いつもだったら、姫子が本当に泣くようなことはしないのに。つらくなったら、すぐ手を
止めて慰めてくれるのに。
「そうね、恋人はいないのだったわね。一人で慰めたことも無いんでしょう?」
「な、そんなこと……っ」
千歌音だって無いはずだ。だって、そんな知識誰にも教わる機会はなかった。
あっても、きっと嫌だっただろうと思うけど。
「純情だものね、姫子は。じゃあ、姫子の身体をここまで育てたのは……誰かしらね?」
千歌音に決まっている。
ほとんどこういう行為について知識の無かった姫子に、愛する人と身体を重ねる喜びを
教えてくれたのは、千歌音なのに。
「友達?――早乙女さん、とか」
「マコ、ちゃん…?」
名前を口に出した途端、千歌音の責めが一層激しく、熱くなった。
「や、あっ……、〜〜ッ!」
声にならない。ずっと弄り続けられた胸はヒリヒリして、熱く疼いている。けれどその痛みすら
快感に変える回路が身体の中に出来つつあるようで。
「いやらしい格好。脚を開いて……そんなに、欲しいの?」
「はっ、くぅん……っ」
「犬みたいな声まで出して。可愛いのね、姫子は。魅力的すぎて……いやだわ」
なんで?何が、嫌なの?と、声に出来ないから、視線で問う。
「みんな、姫子を好きになってしまう。こんな顔されたら、誰も我慢なんて出来ないでしょう?
三年間も同じ部屋で寝起きしていたら……尚更ね」
「マコちゃん…とは、友達で…っ、恋人は……愛してるのは、私、千歌音ちゃん、だけ…だよっ…!」
正気を失ってしまう前に、これだけは伝えておかないといけない。
もう、胸への愛撫だけで、姫子は限界を迎えようとしていた。
胸だけでこんな風に昂ぶるなんて、はじめる前は思ってもみなかったのに。
「んっ、あぁ、あっ……!」
上擦った、甘い声が漏れる。千歌音の指と唇と舌が与えてくれる刺激に意識を集中させる。
その声に姫子の限界を知ったのか、千歌音は――
「本当に?」
ぴたり、と愛撫をやめて、姫子から身体を離してしまった。
「――っ!な、あっ……ひどいよ、どうして……っ」
全身が熱く疼いている。どの部分も貪欲に千歌音に与えられる刺激を欲して、疼きが解消される
瞬間を待ち望んでいるのに。
寸前で、やめられてしまった。
「本当のこと言ったら、許してあげる。うんと気持ち良くしてあげるわ」
「本当の、こと……?」
嘘なんて、何一つついていない。
「早乙女さんとは、友達なのよね」
「う…ん、そうだよ……友達だもん。高校の時からずっと仲良しだけど、ともだち、だもん……っ」
早く、欲しくて。焦ってうまく回らない舌がもどかしかった。
答えると、ご褒美だろうか――千歌音が優しいキスを唇にくれた。
「あ…千歌音ちゃん」
激しくて酷い行為の最中なのに、キスだけでふっと楽になって、姫子は少し安心した。
「そう。友達なの、良かったわ。――姫子は、友達とキスしたりしないわよね?」
「しないよ……!キスは、好きな人としか……千歌音ちゃんとしか、しない…っ」
「そうね、キスは駄目だと言っていたものね……」
「えっ?」
千歌音の呟きを聞きとがめて首を傾げると、千歌音は渋面になった。
「なんでもないわ。――じゃあ、キス以外は?女の子同士だもの……スキンシップとか
よくあるんでしょう?」
胸を、腰を、腿を――千歌音の手が、艶めかしく這う。肌の表面を撫でるだけのもどかしい
手つきに、身を捩らせる。
「マコちゃんは、確かによく身体に触ってくるけど……っ」
でも、千歌音がするのとは全然違う。
頭を撫でられたり、抱きつかれたり、もっと健全なスキンシップで。
こういう性的な意味合いは全く感じられない。少なくとも、姫子はそれを感じたことは無い。
「――そう」
「た、ただ、じゃれ合ってるだけで…そんなつもりじゃ……っ」
「姫子はそうかも知れないけれど、早乙女さんはどうかしらね?」
「ん、……え?」
「姫子は純粋で、でも、とても鈍感だから……」
膝から脚の付け根あたりを、千歌音の手はゆっくりと往復して姫子を焦らす。あと数センチの
ところまで近づいても、決して姫子が待ち望んでいる部分には、触れてこない。
「スキンシップとか言われて、女の子同士だからって、ここ――触れられたのではないの?」
「やだ、あっ、ああっ!」
ショーツの上から、ぐいと敏感なところを押し潰される。
焦らされ続けて昂ぶった身体には、それは十分すぎる刺激で。
身体が跳ねる。意識が白む。
ずっと待ち望んでいたはずなのに――悲しくて、涙が流れた。
ごめん、つづく。
あと半分。時間つぶしにでも読んでくれたら幸い。
こういうありそうな心理描写されていると嫉妬攻めもあると思った俺ガイル
〆までの展開にwktk
>569
GJ!
こういうのを待っていたんだよっ!
嫉妬ネタ最高です
>>579 ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
ネタ出した香具師もwktkしながら完結を待ってまつ。
つか、俺が漠然と練ってたプロットよかエロいよ宮様(;´Д`)
>>579 うわ!凄いな!
正しく職人技ですな!
細やかな心理描写に感心しました。
嫉妬と欲望が、ない交ぜになった
悲しげな千歌音ちゃんの心を姫子は救えるのか?
後編に期待します!
無理やりとか苦手だったけどこれはGJ
>>579 もはや完全に祭り上げる勢いのマンセーレス続きだなー…
俺も神輿を担ぐ一人だがな!!!!
上手い、実に上手い!!素敵だ!!!!!
ツバサ「ソウマ、ずっと欲しかったのだ、俺がお前を奏でる永遠の夜がな、あのような小娘よりも俺がいいことを今夜教えてやる」
ソウマ「あっ・・・兄さん・・・」
ソウマ「来栖川、すまない、俺はもう・・・」
姫子「大神君、やつれてどうしたの?」
乙羽「お嬢様、私ずっと欲しくございました、私がお嬢様を奏でる永遠の夜が、まだ終わりにしたくないのです、ですから・・・静かになさってくださいね、ふふ、あのような小娘よりも私が格段にいいということを体に教えて差し上げますわ」
千歌音「やっ!!乙羽さん・・・」
千歌音「ごめんなさいね、姫子、私・・・もう処女じゃないのよ」
姫子「千歌音ちゃん、なにがあったの?」
イズミ「早乙女さん、私ずっと欲しかったの、私達の夜が、私が貴女を奏でる永遠の夜が、来栖川さんより私がいいということを体に教えてさしあげましてよ」
マコト「やッ!!!イズミさん・・・」
マコト「姫子、ごめん、私さ・・・汚されたんだ」
姫子「どうしたのマコちゃん?」
>>579 遅レス、すまん、いやDJ!!!
こんな千歌音ちゃんなら嫉妬ネタ大歓迎です
欲望と嫉妬が混ざり合って完璧です
遅長くなってゴメン
>>570-578 の続き、投下させてください。連騰規制が怖いので、数時間後にまたきます
NGはトリップかIDでヨロシク
「っく、うぅ…、んっく、う、うー……っ」
身体の下で、姫子が泣いている。千歌音は、流れる涙を唇で拭った。
――苦い。
達したのだろう。姫子は腹部を時折波打たせながら、膝をすり合わせるように身悶え
している。
それでも手はしっかりベッドの金具を掴んでいて、白くなるくらいに力を込めている様子は
いじらしくてしょうがない。
そんな健気さに、ますますそそられる。
可哀想な姫子。
――私なんかに愛されたばかりに、ひどい目に遭う。
でも、激情が収まらない。
姫子に自分以外の誰かが触れたと思うと――もしかしたら触れる以上の事を、と思うと、
嫉妬で気が狂ってしまいそう。姫子の身体からそんな感触を消し去るくらいに、姫子を
自分の色に染めて、千歌音なしでは居られないようにしたい。
危険な衝動だと、分かってはいるけれど。
「千歌音…ちゃんっ」
「なあに、姫子」
首筋にキスを落として吐息を吹きかける。下着の底布を指で小さくつつきながら。
すごく敏感になっている今の姫子には、直接的な刺激は耐え難い苦痛のようで、
噛みしめた唇の間から小さな悲鳴が漏れる。
「可愛い声ね、姫子」
「や、やぁ……っ」
「私は嬉しいわ。いつもよりずっと、姫子が素敵な姿を見せてくれるから」
――こんな姫子を知っているのは、きっと私だけ。
甘く掠れる喘ぎ声、恥じらいを含んだ吐息、悦楽に恍惚とした表情。焦らされるのに弱い
ところも、少しの刺激で敏感に反応する胸も、ショーツを肌に張り付かせるほど濡れやすい
女の子の部分も――きっと、こんなに知っているのは、それを引き出せるのは、千歌音だけだ。
その考えに、少しだけ満足する。
それでもまだ千歌音には足りない。このままでは、終われない。
いやいやと首を振りながらも、千歌音の手に姫子は従順に脚を開く。
それに、少しだけ苛立つ。胸の奥がじりじりと疼く。
姫子は素直で従順すぎる。その上こんなに感じやすい身体を持っていては、無理矢理
誰かに何かされても抗えないのではないか。
そもそもあまり自己主張をしない流されやすい姫子だから、余計に心配なのだ。
ぐっしょりと濡れた下着の上から指を押し当てると、姫子の熱い雫が中からまた少し
溢れ出るのが分かった。それは姫子にも伝わっているのだろう。熱い吐息と一緒に
切なげな声を漏らした。
「千歌音……ちゃ、おねがい…一つだけ、教えて……っ」
苦しい息の合間に、姫子が懇願する。
「……なに?」
「千歌音ちゃん……私のこと、好き?」
「……っ」
どんな気持ちで、姫子はそれを訊いているのだろう。
強引に抱かれながら――犯されていると言っても過言ではない暴力に晒されながら。
「あとは、きかないから…どうでも良いから、これだけ、教えて……っ」
こんなひどい事をしながら、それを言うのはとても抵抗があったけれど。
でも、どんな時でも、この気持ちにだけは、嘘をつけない。どうしても。
「……ええ」
「ホント?お願い、ちゃんと言って」
「愛しているわ、姫子」
口に出して言うと、どうした事か、心が少し凪いでいくのを感じる。
「うん……。なら、良いよ……」
「え――?」
姫子は微笑んで頷いて、静かに目を閉じた。
それから後は、もう姫子は千歌音のなすがままだった。
嫌とも言わないし、抵抗もしない。何度も限界を迎えさせられて、疲労しているのだろうに、
それでも千歌音が求めれば、姫子は千歌音の手に応える。
「お願い…少しだけ、休ませてっ……!」
本当に切羽詰まった響きに、千歌音は手を止めた。味わっていた胸から唇を離して顔を
上げる。
まだ、足りない。どうしてもやめる気にならない。
獣のように姫子の身体を貪って、受け入れてもらって――最初の衝動は大分薄らいでいる
のだけれど、その代わりに熱い欲情が湧き上がってきていて、果てが見えなかった。
もう一度、次はもっと。そうして何度も姫子の身体を求めてしまう。姫子はその度に違う
顔を見せてくれる。声も反応も一段と素敵になるから、飽きることがない。
飽きなど無縁なのは、いつもだってそう。でも、普段は二人とも多少なりとも自制している。
けれど今日は、千歌音に自制心が全く働かないから。
そしてそれを姫子も咎めないから――だんだんと行為はエスカレートしていく。
指を触れさせた姫子の秘所は、きつく収縮を繰り返していて、身体は快楽の余韻に
波打っている。
「あ、んぅっ…!」
「あぁ…そうなの」
姫子の身体に溺れて気付かなかったけれど、姫子は今、また達したばかりなのだ。
何度も行為を繰り返すうちにハードルが低くなって、昇り詰めやすくなっていて、とても
辛い様子。
「ぁく…ぅ、も…ちょっと、待って……っ」
「今、中には触れていなかったのに……そんなに、此処をいじられるのは良かった?」
姫子の身体の中で一番敏感なところを軽く指先でつつく。
「や…っ」
千歌音の言葉に、ただでさえ紅潮した顔をより赤く染めて俯く。
胸が苦しくなるほどに、愛らしい。
「――えっ、やだ、うそ…っ」
とっくに一糸纏わぬ姿になった姫子の脚を、ぐいと広げる。姫子の女の子の部分に
顔を近づけると、姫子は泣きそうな声で懇願した。
「やぁ……やっ、千歌音ちゃん、お願い、そんな、見ないで……っ」
今日は、電灯をつけたままだから。こんなに明るい中ですべてを晒すのはさすがに
恥ずかしいのだろう。
瞳がいっそう潤んで、今にも涙がこぼれ落ちそう。
それが、余計に千歌音を煽るのに。
「あら、もう続けても良いの?」
敏感な秘核のすぐ側に、指を触れさせる。
「え、あ…そんなぁ…」
「じゃあ、見せてちょうだい。大丈夫……とても、綺麗よ」
「……っ!」
脚の付け根に両手をおいて、左右に広げる。
昔は硬かった姫子の身体もこうして行為に慣らされていくうち、だんだんと柔らかくなって、
今ではかなり大きく脚を開けるようになった。
はしたない格好に、本人はいつも恥ずかしがるのだけれど。
こんなに淫らな格好を千歌音のために、清純な姫子が我慢して晒しているのだと思うと、
とても嬉しくて、とても興奮する。
「姫子のここ、可愛いわ。自分で見た事はある?」
姫子はぎゅっと目を瞑って、ぶんぶんと左右に首を振る。
「そう、残念。とても綺麗なのにね」
「そんなこと、ない…。千歌音ちゃんの方が――あっ、ああっ!」
ちゅ、と秘核に口付けて、すぐに唇を離す。
「ずる…いっ」
「ここがね、姫子。姫子の一番、敏感なところ」
「言わないで……明かり、消してよぅ…っ」
「もう、ちゃんと顔を出しているわね。そんなに感じているの?」
「……っ」
頭上に上げたままの腕に、頬を押しつけるようにして顔を隠す。そんな姫子を見ながら、
千歌音はかまわず続けた。
「赤くなって、とても可愛いわ。――ああ、姫子の顔もだけど……」
「千歌音ちゃんっ!」
千歌音の言葉を遮って、姫子が顔を上げる。
「恥ずかしくって…本当におかしくなっちゃう、から…」
「でも、それも感じるんでしょう?姫子は。意地悪されると、恥ずかしければ恥ずかしいだけ、
身体が燃えてしまうのよね?」
「そんなこと、ないもん……っ」
「じゃあ、これは何?――ほら、こんなにあふれさせて」
指で唇を左右に押し開くと、姫子の蜜壺からはさらに熱い蜜がとろりとあふれ出てきた。
蜜にまみれてなまめかしい色艶の秘肉が、千歌音をますます昂ぶらせる。
こんなに明るい中で、はっきり、近くで見た事はこれまでに無くて。
キス、したい。姫子に、姫子の唇に――
今日の千歌音は、自制が利かない。
「ん…、あぁっ!千歌音ちゃ…っ、まって、まだ……っ」
甘い蜜を舌で貪欲に舐め取る。味わって飲み干しながら千歌音は首を傾げた。
「もう結構たつし……大丈夫でしょう?」
「だって、千歌音ちゃん全然休ませてくれない……」
「そう?控えているつもりだけれど――姫子がどうしてもというなら、少し我慢するわ」
言って、顔を遠ざける。
代わりに、脚をもっと開かせて、姫子の秘部を両手で左右に広げた。
なかの脈動する様子まで、じわりと少しずつ流れる蜜の震えさえ、千歌音からははっきり見える。
「あっ…」
「大丈夫になったら、教えてちょうだいね、姫子。それまで……私も楽しませてもらうから」
「……っ」
見られているだけで、姫子には十分な刺激のようで。
依然として姫子の女の子の部分は、蜜を滲ませて震えている。
甘いにおいにくらくらする。姫子のそこから生み出されたそれは、とても蠱惑的で、千歌音を
痺れさせる。肌を伝ってシーツに染みてしまうのが惜しくてならなかった。生殺しに近い。
「ねえ……ここを、誰かに見られた事、ある?」
「え……?」
「答えて」
「だって、それは、私…寮生だったし……。お風呂、共同だったから……少しはあるかも」
「そう……」
「あの、でも、部屋ごとだからほとんどマコちゃんだけだし、順番があるからそんなに長い時間
入ってられるわけでもなかったし――あっ」
千歌音は言葉を遮るように、姫子の敏感なところに口付けた。
「っ、ああっ!」
――また、早乙女さん?
目に浮かぶ。二人きりの浴室で、仲睦まじくじゃれ合う様が。
それを払拭するように、あるいは対抗するように。千歌音は姫子の秘部で舌を踊らせた。
「ぃ……あ、ん、んっ、――んんっ!」
びくっ、と大きく腰が跳ねる。浅く舌を差し入れた蜜壺が健気に千歌音の舌を愛撫して
楽しませる。秘核も可哀想なくらい膨らんで、震えて。
「あぁ、――また?」
「んっ、あ……あふ、くぅ、う、ん……」
秘所の様子だけで十分わかっていたけれど。千歌音が身体を離して笑うと、姫子は全身を
不自由に震わせて千歌音から目をそらした。
今の姫子は、悶える事すら千歌音の許し無しには出来ないのだ。
手は、依然としてベッドの金具を強く掴んでいる。背を丸めたくても腰は千歌音に押さえ
られていて、大きく開いたまま宙に浮いて震える脚は――本当は、閉じて震えが収まるのを
待ちたいのだろうに、間には千歌音がいるからそれもままならない。
姫子の脚の間から身体をどけると、姫子は脚を閉じて引き寄せて、身体を丸めた。
横向きに寝て膝を胸につけるようにして、やっと息をつく。
「は、あぁ……」
「満足した?」
頬や首筋に張り付く髪を払って頭をなでながら問う千歌音に、姫子は薄く目を開いて、口をつぐむ。
「……」
しばらく迷って、泣きそうな顔で首を左右に振った。
――満足、していない。
それも、道理だろう。こんな抱かれ方では、たとえ何回達しても、決して心からは満足できまい。
「姫子――少しは、嘘も覚えた方が良いと思うわ」
満足していないと答えれば、どうなるかなんて……千歌音にこれまで以上の事をする口実を
与える事なんて、分かっているはずなのに。
早乙女真琴の事だってそうだ。言わなければ千歌音には分からない事が、たくさんあった。
素直に答えるから、必要以上に喋ってしまうから、無為に千歌音に嫉妬される。
「どう、して……?ちかねちゃんに、嘘なんて――」
「でないと――私に、またこういう事されてしまうわよ」
唐突に指を姫子の蜜壺に差し入れて、かき回した。くちゅくちゅと隠微な水音が響く。
達したばかりで脈打っている其処は、千歌音の指を溢れる蜜で滑らかに受け入れて、動きを
助ける。そしてその分、姫子は苦しむ。
「や、ああぁっ!」
柔らかい内壁は、千歌音の指をきつく締め付け解放する事を繰り返す。千歌音の指に応えて
うねりを変える様子が堪らなく気持ちよくて、病み付きになる。
「とても素敵ね、姫子のここは。――さぁ、続けましょうか」
達したばかりの過敏な性感に怯える姫子は、千歌音の言葉に声にならない様子で震えている。
けれど、抵抗も制止もしない。千歌音ももう止めるつもりはなかった。
どれほどの時間が経ったのだろう。
千歌音はいつからか、怖い、と感じてはじめていた。
濃密な行為に夢中になりすぎて、時間の感覚がない。わざわざ時計を見に行くような余裕も
ない。なぜだか時間を知ってはいけないような気もしていた。
ベッドの頭にすがって、うつぶせで腰を震わせる姫子は、まだ正気を保っているのだろうか。
何度達しても、もう体力の限界のように思えても、姫子は千歌音に応える。
「んっ、あ、あぁ…っ!」
もう、どちらが求めているのか、分からない。
千歌音が求めるから、姫子が身体を開くのか。
姫子が身体を開いて求めるから、千歌音が応えているのか。
どちらが主導権を握っているのかも。
ただお互いに終わりを切り出さない。お互いに満たされてもいない。だから、終われない。
気でも違ったかのような、非現実的な情交は果てなく続く。
姫子が抵抗してくれれば、終われるのに。
もう無理だと、今日はやめようと言えば、千歌音だってなんとか自分を抑えて、身体を鎮めて
――謝る事が出来る気がするのに。
一度謝って心の整理がつけば、その後は優しくしてあげられると思うのに。
「……っ」
姫子に責任転嫁する卑怯な考えに、自分が本当に嫌になる。すべて千歌音の弱さが悪いのだ。
髪をかき分けて、白いうなじに唇を落とす。すぐ下で姫子の唇から熱い吐息が漏れた。
「ちかね…ちゃ」
姫子は身体を捻って、背後の千歌音を潤んだ瞳で見る。
「ん……」
その視線から逃げるように。うなじから、肩、背中、腰……どんどん唇を下げていく。
「キス、して……っ」
「こんなに、しているわ」
なだらかに丸みを帯びた腰の下に、強く口付ける。紅い傷痕――千歌音の徴が、其処に
刻まれる。ショーツで隠れるかどうか、ギリギリのラインだ。
「いじわる……」
諦めたような呟きと一緒にため息をつく。いつもならもっと食い下がるのだろう。けれど、
今日は最初からこんな調子で、姫子の望む事を何もしてあげてないから、諦めも早い。
心の中で謝って、千歌音は口づけを続けた。
もう、まっすぐに姫子の目を見る事は、とても出来そうになかったから。
「足、痛いのではない?」
心のない、気遣いの言葉。
秘所のすぐ近くに口付けながら、後ろから中に入れた指で壁を揉むように擦ると、姫子の
首が反って高く上がった。
声はない。
ただ、荒い呼吸が……沢山空気を取り込もうと喘ぐ息づかいが聞こえるだけだ。
身体を起こすと、ちょっと前傾の正座のような格好。ベッドの頭に取りすがっているから、
多少は体重を分散できていると思うけれど。
「は、あぅ…っ、もぅ……わかんな…」
「腰、上げて」
「んんっ」
左右に首を振る姫子の下腹部とベッドの間に手を差し入れて持ち上げ、膝を立たせる。
「痺れてしまったら、大変だものね」
「やっ、やあっ……!」
獣の交わりのような姿勢に、明るいところで千歌音の眼前に一番恥ずかしい部分を晒す
痴態に、流石に姫子も声を上げた。
「こういうの、新鮮だわ」
すでにぐっしょりと蜜にまみれている其処に、指を増やして差し入れ直す。姫子の中を
いっぱいにする。
中を愛撫する間に、空いた手で蜜をたっぷりと掬って敏感な突起に塗りつけた。転がして、
押しつぶして、そっと表面を撫でるように摩擦して――その度に、姫子の中は素直な反応で
千歌音の指を楽しませる。
「……!」
「ん……声、出しても良いのよ?それとも、もうそんな元気もない?」
もちろん、舌だって休みはしない。溢れ出る蜜を追って、姫子の下の唇を愛撫して、内腿までを
舐め取っていく。
「そこ、いじっちゃ……あっ、だめっ、すご、…いぃ…っ」
「ここ、ね?」
秘核を転がす手の動きはそのままに、姫子が一段と反応を示したところを強く揉み擦った。
「――ッ!」
声も出さずに全身を強ばらせて、震わせて――きゅう、と姫子の中が千歌音の指を締め付ける。
「……っ」
痛いくらいのきつい締め付けに、千歌音は唇を噛んで、眉を寄せた。
「ん……ごめん…ね、千歌音ちゃん……」
しばらくして少し呼吸を整えた姫子が、蚊の鳴くような声で言った。本当に、弱々しい。
普段こんな声を出されたら、間違いなくベッドに寝かしつけて医者を呼ぶような、そんな声だ。
「え……?」
何を謝られたのか、分からなかった。謝るのは、全てにおいて千歌音の方だ。
「ゆび……痛かったん、でしょ……?」
「――!」
瞬間、涙が出そうになった。
「どう、して……っ」
「どうして……?」
どうして、姫子はこんな時にまで千歌音を気遣うのだろう。
「そんなの、どうでも……」
どうして、優しい姫子に、こうして暴力を振るっているのだろう。
どうして、姫子は抵抗しないのだろう。
身体に力がないにしても、細い鎖なんて……簡単にちぎれる程度のものなのに。
髪紐も緩んでいて、抜け出す事だって簡単にできるのに。
「どうでもよく、ない、よ……千歌音ちゃんの指だもん。大切、だよ……。お仕事したり、
お勉強したり、なにより、ピアノを弾く指、だもん……」
姫子は途切れ途切れに言葉を紡ぐ。呼吸は荒くない。ただ、全てが弱々しい。なのに、
全身の力を振り絞って姿勢を変えて、千歌音に向きあう。
うつぶせから横向きになるのに身体を倒したとき、痛そうな顔をしたのを千歌音は
見逃さなかった。もう本当に身体の筋肉に力が入っていないのだ。それを我慢して仰向けに
なった姫子は、力の入らない脚を震わせながら持ち上げて、千歌音の身体をまたぐように広げる。
「姫――」
「わたし、千歌音ちゃんのピアノ、大好き……」
全ての動きが、言葉が、ひどく緩慢で危うい。
姫子は本当に、もう限界だ。頭の中の僅かに冷静な部分が警鐘を鳴らす。
これ以上はとても出来ない。
休ませてあげないと、いけない。
「一番価値のある使い方は、間違いなく姫子を愛する事だわ……」
言葉が震える。こんな事をしながら愛を口にするだなんて、なんておこがましい。
嬉しい、と笑った。そんな姫子が、怖くてたまらなくなった。
「姫子、もう――」
「ね、千歌音ちゃん……わたし、やっぱり、こっちが良い」
「……え?」
終わりにしよう、と。ようやく言えそうだった言葉を遮って、姫子は茫洋とした瞳で笑った。
「うしろから、だと千歌音ちゃんが見えなくて、やだ……。ね、千歌音ちゃん、お願い――来て」
首を左右に振る。
ちゃんと振れていただろうか、分からない。
歯の奥で感じる震えが、姫子の裸体を前にする興奮からなのか、姫子に求められる歓喜から
なのか、それとも優しい姫子への恐怖からきているのかさえも。
「私、このままじゃ、切ないの……お願い、千歌音ちゃん」
「んっ、あ、はぅ……ぅん、んんー…っ」
手と口で胸を愛撫しながら、中に差し入れた指と、秘核に触れさせた指を懸命に動かす。
もう、何度繰り返したかなんて分からないくらい、姫子は何度も限界を迎えている。
けれど、満足しない。また次を求めてくる。そしてそれに千歌音は抗えない。
千歌音では、満足させられない。どんなに技を尽くしても、焦らして執拗に愛撫しても、
姫子を満足させてあげる事が出来ない。
千歌音にはもう嫉妬も、行為を楽しむ気持ちも残ってはいなかった。
ただ、姫子の痴態に反応して身体だけは熱くくすぶる。
焦燥感。抱くたびに、姫子の身体は確実に消耗しているのに。どうして、満足させて
あげられないのだろう。怖い。このままでは、姫子が壊れてしまう。
もう、壊れているから――満足できないのかも知れない。
その原因を作ったのは、間違いなく千歌音だ。
始まり方が、普通ではなかった。だから、いつものようにはいかないのかも知れない。
そもそも最初から間違っていたから、姫子は満足できなくて、夜を終える事が出来ないの
かも知れない。
でも、時間は巻き戻せない。なら、千歌音はどうしたら良いのだろう。
どうしたら――
「……んっ。あっ、ああっ、――ッ!!」
また、姫子が背を反らせて身体を震わせた。声にしそこねたような、嬌声とも呼べない
ような、甲高い悲鳴。
今度こそ、終わりにしなければ。――何度もそう考えたけれど、今度こそ。
「姫……」
「――んっ、ん、っく、けふっ!……ッ!」
尋常でない様子で、姫子が咳き込む。
慌てて姫子から身体を離すと、姫子は背を丸めて苦しげに顔をゆがめた。
「姫子?――姫子!」
ひゅ、と姫子の喉が鳴る。続いて激しく咳き込む。
「あ、あぁ……」
恐ろしくて、歯の根が合わない。
――私が、姫子を壊した。
途中で止めなかったから、欲望に任せて抱いたから、そもそも、嫉妬なんてしてしまったから。
「……ッ!く、ふぅ……っ!」
「姫子…しっかりして……!」
しかし、今は後悔に呆けている場合ではない。こうしている間にも姫子は苦しげに息を
飲んで、背中を震わせている。
「待っていて、姫子。今、人を…医者を――」
「ま、まって…っ」
立ち上がりかけた千歌音の身体を、姫子の膝が挟んで引き留める。
「姫、子……」
正気を取り戻した。姫子はまだ涙目で咳き込んでいるけれど、呼吸はちゃんと出来ている
ようだし、少しずつ収まっても来ているようだった。
「お願い、お水……ちょうだい」
ベッドサイドに常備されている水を姫子に渡そうとするけれど、姫子の手はまだ縛られたままで。
「ちか、ちゃ……はや、く……」
一度水を戻して拘束を解く程度のことさえ、この震える腕では時間が惜しい。
千歌音は水差しから直接口に含んで、姫子に口移しで水を飲ませた。
「ん……」
「んっく、ん、ふ……っ」
「もっと…」
また水を口に含む。口移しで与える。
「ん……っ」
「もっと…っ」
「姫子、待っ――」
まだ、水を口に含んでいないのに。制止の声は、姫子の唇に遮られた。
濃厚な口づけ。退こうとした千歌音の唇を追って、姫子の舌が千歌音のそれに絡む。
抗えず、吸い寄せられる。
そんな場合ではないのに、千歌音の思考がうまく回らなくなるほど熱烈なキスに、千歌音は
ぎゅっと目を瞑った。いけない。舌も、頭も、心も――柔らかく蕩かされてしまいそう。
「あ、は……大きな声、出し過ぎちゃった……」
しばらくして唇を離すと、姫子は弱々しく笑って、腕に額を擦りつけた。
額やほおに張り付いた姫子の髪を、千歌音は手で払って汗をぬぐう。熱い。まるで病人の
ように、熱を持った身体。
「ありがと…。誰にも聞かれてないと、良いんだけど……」
「そんな事っ」
「どうでもよくないよ……やっぱり、恥ずかしいもん……」
「どこか、苦しい?痛いところは?」
「大丈夫だよ。ちょっと、息の仕方、間違えちゃったみたい。喉、すごく乾いちゃってたし…。
…背中、少しさすってくれると嬉しいんだけど……」
「え、ええ……お医者様はいらない?大丈夫?」
「うん……すぐにまた、大丈夫になるから。……千歌音ちゃんの、あわてんぼうさん。
――こんな格好のまま人を呼んだら、大変な事になっちゃうよ」
「あ……でも、それどころじゃ……」
「私の裸、他の人に見られても平気なの……?そんな事、無い……よね?」
姫子の千歌音を見る目は、どこまでも優しい。
こんな目に遭って、それでもまだ千歌音を受け入れてしまう姫子が――怖い。
「どうして、抵抗しないの……っ」
姫子を責めるのは、筋違いだ。千歌音が止めれば済む事だった。分かっているけれど、
言わずには居られなかった。
鎖も髪紐も、拘束の役目をほとんど果たしていない。鎖を切って、手首を抜けば外れてしまう。
――そもそも、それほどしっかり結んでいないのだ。
「どうして、そんなことしなきゃ、いけないの……?」
「どうして、って……」
絶句した。それに対する答えを、千歌音は持ち合わせていなかったから。
「私、嬉しかったんだよ?千歌音ちゃんが、私に……気持ち、ぶつけてくれた事」
「な……?」
「だって、千歌音ちゃんは私に、嫉妬してくれたんでしょう?だから、こういう事するんでしょう?」
「――!」
息を飲む。確かに始まりは、嫉妬からだったけれど。
けれど、それを受け入れる姫子に感じるこの気持ちの――底知れない恐ろしさの原因は。
「ごめ…なさい、ごめんなさい……っ」
「千歌音ちゃん?どうしたの?泣かないで……」
「私、そんな資格ない……姫子を愛する資格なんて、愛される資格なんて、もっと……!」
涙が止まらない。
「そんな事、ないよ。そんな事言わないで……私まで、悲しくなっちゃう」
感じさせたい。千歌音に感じる姫子の顔を見たい。
熱烈に愛して、千歌音の色に染めて、他の誰も姫子に触れられないようにしたい。
そして、そんな横暴な自分を、受け入れてもらいたい。
それは、千歌音の素直な気持ちで、我が儘な欲望。
けれど、それと同じくらい――本当は、抵抗して欲しかったのだ。
千歌音は何より、姫子を傷つけてしまう自分が怖かったから。
他の何からだって、姫子を守ってみせる。そのためになら何でもする。命だって惜しまない。
けれど、自分を抑える自信はない。暴走する千歌音自身からだけは、千歌音は姫子を守れない。
「……千歌音ちゃん、これ、ほどいて」
左右に首を振る。とても今、姫子を自由にする勇気はなかった。
「ごめん、なさい……っ」
「千歌音ちゃんっ!」
拘束する鎖が鳴る音と一緒に、強い姫子の声。千歌音がびくっと身体を竦めると、
「あ――」
姫子の腕に、抱き竦められた。ぐっと、強く。全身の力を振り絞るように抱き寄せられて、
胸に顔を埋めさせられる。
やわらかくて、あたたかな胸。姫子の全てを象徴するような、優しい感触。
とても、安心する。
心が少しずつ鎮まっていくのを感じた。
そんな資格、姫子に救われる資格なんてないのに。でも、どうしようもなく姫子の腕は、
胸は――千歌音を癒した。
涙がこぼれる。
受け入れてもらいたくて、でも拒絶して姫子自身を守って欲しくて。
自制できない自分と、自分を犠牲にしてしまいそうな姫子の優しさが恐ろしいのに、
でも、優しくされるとこんなにも安堵する。
相反する気持ちで、もうどうしたいのか、どうしたら良いのか、千歌音には分からなかった。
長くて本当にスマン。あと同量ある。数時間後にまた来ます。
GJすぎる・・・・!
なんか胸が締め付けられる心理描写続き楽しみに待ってる
ご、ごめん!このスレの容量がもうちょっとしかないのに気づいた。
こういう時どうしたら良いんだろう?投下してはまずいよね?
無駄に長いばかりに、ご迷惑おかけします……
待ってたかいがありました!
GJ!GJ!
続きが楽しみだー
あああ・・・素晴らしい
此のスレにいてよかったッ!!!
>>605 おお、ホント助かりました。スレ立てできないしどうしようかと。
素直にスレ立てお願いすれば良かったんだな。ありがとう、
>>605 それじゃ、次スレ使わせていただきます。
姫子かぁいいよー
ここ最高
ここってまだ書き込めるんだっけ?
次スレたってるけど埋めた方が良いのかな
とりあえず、姫千歌最高ーー
姫千歌姫最高梅。
学園生活マダー?
春ですね。姫子と千歌音ちゃんが出会った、春ですね。
千歌音ちゃんのハァハァ斬りは今見ても強烈
いい意味で
「貴方に姫子は渡さない。だから…大神くん、男の子をやめさせてあげるわ」
(省略されました、続きを読むには三回ハァハァ斬って下さい)
某葱紫の人のようにスライスしちゃうシーンが思い浮かんだ