1 :
高見沢ハルカ:
2 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 22:41:36 ID:W67sdFyv
笑乙!
4 :
タザ:2006/10/19(木) 00:48:58 ID:nFetPkoW
>>1 乙。
新しいのができましたので投下させていただきます。
非エロで前と同じような展開なので退屈かとも思われますが、ご了承いただければ幸いです。
5 :
おつかれさま。:2006/10/19(木) 00:49:29 ID:nFetPkoW
喫茶エトワールは、はっきりいって繁盛しているとは到底いえない店である。
ジャズのかわりにかかるのはオルゴールサウンドのアニメソング。
最初こそなんじゃこりゃとも思ったものの、いい加減聴き慣れたのかウェイトレスの桃瀬くるみは
何も言わない。
店員とマスコットのネコしかいない閑散とした店の中で、くるみはカウンターにつっぷして眠そうに口を開いた。
「…ヒマだねー、店長」
「うーん。まあ、いつものことだけどさ。たまには仕事らしい仕事、したいもんだよねー」
「そんニャこと言ってアニメ見てるのはどうかと思うニャ」
「私はラクでいいけどね」
くるみはうーんと伸びをすると、そのまま小さく欠伸をした。
はあ、とため息をついて店の中をあらためて見回してみる。
ブラウンを基調としたシンプルな内装。普段ヒマでやることがなく、せめてもの時間つぶしに掃除
しまくっているので床もテーブルも椅子もぴかぴかだ。
高い天井と明るいライトのおかげで開放感もある。
空気の入れ替えに少しあけた窓から入ってくる肌寒い季節の風が、効きすぎではない
暖房の温度に暖められていく。くるみの提案で取り付けたクリーム色のカーテンが少し揺れた。
うーん、我ながら見事としか言いようのないコーディネートだわ。
「ねー、店長」
「ん?」
「この店さー、結構いいセンいってるとは思うのよ。結構ね。…なんでお客さん来ないんだろうね」
「なんでだろうねえ」
「とりあえず萌えを前面に押し出すのはヤメたほうがいいと思うニャ」
「それは無理」
即答である。正直な話、くるみはこの店長の趣味がなければもっと繁盛しているのではといつも思う。
なんで来ないんだろうね、とは気の利いた皮肉のつもりだったのに全然通じている気配もない。
つーか、店に入って最初に目に入るのが店長イチオシの魔女ッコアニメの大画面っての、どうよ。
モニターに目をやって、くるみは小さく苦笑した。
6 :
おつかれさま。:2006/10/19(木) 00:50:01 ID:nFetPkoW
しかし、実際ヒマだ。
確かにラクでいいことはいいのだが、どうにもくるみは退屈が苦手だった。
足をばたばたさせてみた。少しむなしくなった。
「はぁーあ…」
体をひねると背骨がぽきぽきと大きな音を立てた。
あー、マジで誰かこないかなあ。この際知り合いでもいいからさー。
だらしなく大口をあけてまた欠伸をすると、ちょうどからんからんとレトロなベルが音を鳴らした。
「! あ、い、いらっしゃ…あれ」
「ウイーッス。ちゃんと仕事してるか?」
願い(?)が届いたのか入ってきたお客は入ってきたのはくるみにとって見慣れすぎた顔。
相変わらず妙にへらへらしてるというか、気が抜けてるというか。
双子の兄、桃瀬修だった。
「あー、兄貴。どうしたのさ、店来るなんて珍しい」
「ちょっとな。ここ座っていいかな」
「うん。どこも空いてるし、好きなトコ座りなよ」
くるみに言われるや、一番近い席に腰を下ろす。やたらぱんぱんの鞄を下ろして、
大きくため息をついた。
「修君、久しぶりだねー。コーヒーいれる?サービスするよ」
「お、ありがとうございます、店長」
「いいのー?ただでさえ儲かってないのにさ」
「いいのいいの。半分は趣味でやってる店なんだから」
軽口を叩きながらも、くるみも店長も長いことここで仕事をしているだけあって
『お客様』のお迎え準備をてきぱきと済ませていく。
「お手拭ですニャ」
「ああ。どうも」
「はい、コーヒーおまちどう」
ちょうど修が手を拭き終わったところでくるみが白い湯気を立たせるカップを運んでくる。
かたん、とテーブルにカップを置くとそのまま修の隣に腰掛けた。
本当はいけないことだったのだが、他に客もいないし店長も特にとがめなかった。
7 :
おつかれさま。:2006/10/19(木) 00:51:55 ID:nFetPkoW
「で、どうしたのさ、ホント。普段全然来ないじゃない、この店」
女の子にしてはお行儀悪く椅子に胡坐をかいてくるみが聞く。
本当に珍しいことだった。妹がバイトしてる職場に行くのが恥ずかしいと思っているのかは
わからなかったが、修がエトワールに来るなんて月に一度あるかないかだ。それも、今日は遅くなる、とかいった事務的な連絡だけ。いつもだったら入り口のドアから顔だけのぞかせてさっさと帰ってしまうのに。
「ああ。いやさ、生徒会の連中に仕事まかされた」
「仕事って…うっわ」
コーヒーをすすりながら鞄を開けると異様な量の紙束。くるみが適当に何枚か手に取ってみると全部
生徒会の資料だった。
「なに、まーた押し付けられたわけ?毎度毎度大変なのによくやるね」
「ん、見せて…うわあ、こりゃすごいな。『毎度』って、修君いつもこんなのやってんの?」
「あはは…断るの、苦手なんスよ」
目を丸くした店長に見詰められて、修は困ったような苦笑を浮かべた。
「そう。兄貴ったら断るのマジで苦手だからさ。頼まれた仕事片っ端から引き受けるせいで大変なのよ。
主に私が」
「手伝わされるんだ?」
「うんっざりするほどね。あれはいくらなんでもひどすぎると思いますよ、お兄様」
くるみは恨めしげに修を睨みながら、つい先週の出来事を思い出す。
五十嵐先生の仕事なんか安請け合いしてくれたおかげで、あの時は結局徹夜になったのだ。
「ぐ…だから何度も謝っただろ。さすがにアレは悪かった。ごめんってばさ」
修が苦笑しながら謝るが、くるみはまだ睨むのをやめない。
「今度は手伝わないからね。ぜーったい手伝ってなんかやんない」
「そんなつもりじゃねえよ。場所だけ貸してくれ。学校じゃ集中できねえし、家でやると絶対マンガとか読んじゃうし」
「いいよ。どうせお客さんなんて来ないし、ゆっくりやっていってよ」
「ありがとうございます、店長」
修はほっとした顔でコーヒーをもう一口すする。
こりゃ閉店時間までに終わんないな、と要塞のようにすら見える紙の山をあらためて凝視して、
くるみは直感した。なんだかんだで結局なし崩し的に手伝わされるに決まってる。
ヒマなのは確かだけど面倒な仕事はイヤだった。
数十分後にはひぃひぃ言いながら手伝ってるだろう自分を想像するとげんなりしてしまった。
8 :
おつかれさま。:2006/10/19(木) 00:53:40 ID:nFetPkoW
「それにしても、修君は本当にしっかりしてるねえ」
既にぴかぴかな皿をきゅっきゅと拭きながら、店長は感慨深げにつぶやいた。
することがないのはわかるけど、もっと生産的なことはできないのかと思う。って、そりゃ私もか。
「しっかりなんかしてないって。もしそうなら、要領よく断ってくるもんでしょ」
「いやいや。今時あんだけマジメな高校生はそうはいないよ」
店長は修のことを結構気に入ってるらしい。
プリントと真顔でにらめっこしてる修の顔を見てニヤニヤしてるのはちょっとアブナイ感じがした。
「頭いいしカッコいいし、理想のお兄ちゃんニャ」
「お兄ちゃんとか言うな、気持ち悪い」
ネコの頭に軽くでこぴんを食らわせて(泣きそうな顔で睨んできたが無視した)、くるみはカウンターに頬杖をついて
修の横顔を見詰めた。がりがりとペンを走らせるのに夢中なせいか、こちらの会話は耳に入っていないようだった。
くるみから見れば修は本当にそんなにはしっかりしていない。アバウトだし、色々鈍いところもあるし。
頼まれたら断れないのだって単に優柔不断なだけで、『せっかくだからやるか』くらいの意識だと思う。
それに『カッコいい』、ねえ。いっつも一緒にいるとよくわかんないや。
「んー…んー」
「うん?なに唸ってんの?」
「いやね。くるみちゃんが修君好き好きのブラコンキャラだったらかなり萌えるんじゃないかなってね」
「真顔で何ホザいてんのよ、バカ店長」
目線は修に向けたままのくるみの遠慮のない辛辣な一言に店長はちょっとヘコんだようだった。
油断するとすぐに萌え話に持っていこうとする店長を諌めるのも自分の役割だとくるみは勝手に思っていた。
まあ、それくらいでやめてくれたら苦労はしないんだけど。
9 :
おつかれさま。:2006/10/19(木) 00:54:15 ID:nFetPkoW
「そうかなあ。うーん…あれ」
「ん?」
「あらら。コーヒー切れちゃったよ」
なおも唸りながら戸棚の整理をしていた店長が黒い瓶を覗き込みながら言った。
「参ったな。くるみちゃん、修君。俺ちょっとコーヒー豆買ってくるからさ、店番頼むよ」
「えェ!?」
突然の店長の頼みに、くるみがあからさまに嫌そうな声をあげた。
「頼むよー。喫茶店がコーヒーありませんじゃ話にならないでしょ?お願い!」
「いいじゃん。やってやれよ、くるみ」
修が顔を上げて軽い調子で言う。
「兄貴まで。うーん…」
今日のシフトは実はもう終わっている。修が来たから少し残っていただけで。
仕事が終わったらさっさとかえってシャワーでも浴びたいと思っていた。
「な?」
「うー…」
修があの気の抜ける笑顔を向けると、くるみは少しだけ目をそらした。
しばらく頬を膨らませていたが、そのうち肩をすくめて投げやり気味に外を指差した。
「はぁーあ。さっさと行って来なよ。その代わり、今日の給料ちょっとイロつけてよね」
「わーかってるって。ありがと!三十分くらいで戻ってくるから。ほら、行くよ」
「ニャー」
コートを羽織り、ネコを肩に乗せてベルを鳴らしながら出て行った。
まだ寒いのか、入り口を出たすぐのところで小さく震えていた。
10 :
おつかれさま。:2006/10/19(木) 00:54:51 ID:nFetPkoW
「ホンットに常識ないよなあ、店長。普通バイトと客に店番頼む?」
「信用されてるんだろ。よかったじゃんか。給料だっていつもよりもらえるんだし」
「そーだけどさあ。私、今日のシフトもう終わってるんだよなあ。兄貴が店長の肩持つから
いけないんだ」
カウンターにつっぷしたまま不満げにいうくるみに目をやって修は苦笑した。
こういうところ、俺に似てる。文句言ってても、頼まれるとイヤだって言わないところが。
多分、俺が何も言わなくても結局店番しただろうな。
もっと断ることを覚えたほうがいい、と言う割には自分もそうだということに気づいていない
らしいのが修にはおかしかった。
「ま、どうせお客さんなんて来る訳ないし、いいけどさあ。マンガでも読もっと」
「いいのかよ。いくら残業だって一応仕事中だろ」
「いいのいいの。なんで営業できてんのかわかんないくらいホンットに誰も来ないんだから。
兄貴こそ、さっさと仕事終わらせちゃいなよ」
「お、そうだったそうだった、と」
大きく一つ伸びをして、修はまたプリントの細かい字と格闘を始める。
なんつーか、損な性格だよな。俺ら二人とも。そう思うと少し苦笑した。
さて、今度は会計報告だ。目が痛くなってきそうなほどの細かい数字の波がやる気を削ぐが、
修は引き受けた仕事はやらなきゃいけないという確かに店長が感心するほどの心構えを持っていた。
不意に、くるみが自分を見つめているのに気がついた。
「ん?なんか用か?」
「ううん、別に。気にしないでいいよ」
「そうか」
オルゴールが終わった。急に店の中を静寂が支配する。
時計の音とペンを走らせる音だけが響いていた。
「どう、兄貴。終わりそ?」
「全然だな。今日中に終わるかわからん」
顔を上げないまま率直に答えた。まだ半分が終わる見通しも立たない。
「ふうん…ね、手伝ってあげよっか?」
「へ?」
「もーさ、ほんっとヒマでヒマで。せっかくだから、たまにはお手伝いさせてくださいよ」
11 :
おつかれさま。:2006/10/19(木) 00:55:50 ID:nFetPkoW
修はためらった。今日こそはくるみに悪いから頼むまいと思っていた。
しかし、くるみはあっけらかんとした顔をしている。最初から手伝う気だったような、そんな感じ。
それにさっきは絶対手伝わないって言ってたのに。
「俺はありがたいけど…なんで突然?」
「だからヒマだから。それに、また徹夜すんの嫌でしょ?女の子から手伝ってあげる、なんて言われる
機会そうそうないんだしさ。好意はありがたく受け取っておきなって」
言いながら、修の向かいの席に腰掛ける。プリントの山から数枚手に取るとさっさかペンを走らせ始めた。
「あー…その。ありがとな」
「うわ。普段お礼とか言わないのに、気持ちわるー」
「お前こそお礼くらい素直に受け取れよ」
「あはは、そうだね」
修の突っ込みに小さく笑いながら、文面を指で追っていく。一通り指示を飲み込んだのか、またペンを動かす。
修はくるみの好意をありがたいと思いながら、ちょっとだけこの妹が誇らしくなった。
自分だったら、自分から手伝いを申し出るなんてことは多分しないからだ。に、しても。
「うー、ん」
「ん?どうしたのさ、肩ぐるんぐるんまわしちゃって」
「ちょっとなー。肩凝ったみたいだ」
「はあ?ジジイじゃあるまいし、何言ってんのよ」
「ひでえ言い様だな」
くるみがあきれたような顔で言うので少しムっとした。
いいじゃんか。疲れるときは誰だって疲れるんだよ。
なんとなく悔しくてそのまま作業に戻るがどうもはかどらない。頭が少しぼうっとする。最近忙しかったし、
疲れているのかもしれない。指を止めて少し頭を抱えた格好の修を見て、くるみは小さくため息をついた。
「しょうがないなあ、ホントにもう!いい?今日は特別サービスだからね!」
「え?な、なんだ?」
突然腕まくりをして立ち上がるくるみに少したじろぐ。
すたすたと自分の後ろに回ると、肩をむんずとつかまれた。
12 :
おつかれさま。:2006/10/19(木) 00:56:40 ID:nFetPkoW
ぎゅうっと、首の付け根あたりに加わる強すぎず、弱すぎずな絶妙な力。マッサージだ。
「うお!くるみ、なんだよ!」
「疲れてんでしょ?そういう時はね、ちょっと休憩したほうがいいの。長丁場になるんだし、今からぶっ倒れられたら
私にお鉢が回ってきて迷惑なのよ」
「だからってさ」
「さっき言ったでしょ?ヒトの好意はちゃんと受け取りなさい」
「いててて!」
肩の真ん中に強烈な圧力。少し睨むと、くるみは悪戯が成功した子供のように笑っていた。
小さくため息をついて、半ば仕方なく修はくるみに体を預けた。
肩から腕へ、腕から手のひらへ。また肩に戻って今度は首から頭に手が伸びる。
両手の指で頭をホールドされる感じで指に少しずつ力が加わる。
頭を揉んでもらうというのはなかなかない機会だが、これが存外気持ちいい。
それにくるみの手のひらはいい感じに小さくて、指はふにふにと柔らかくて理想のマッサージになっている。
「どーよ?気持ちいい?」
「ああ、かなり。あ、もうちょい右。…そうそう、そのあたり」
「なんかほんとにおじいちゃんって感じだね、兄貴」
こめかみを中指でぐりぐりされると、本当に気持ちよくてなんだか眠ってしまいそうだ。
そういえば、最近寝不足気味なのを忘れていた。
店の中のアロマも手伝い、ますます頭がぼうっとしてきて少し舟をこいでしまった。
「兄貴ー?寝ちゃだめだよ。仕事まだたっくさん残ってんだから」
「んー…わかってるー…」
「大丈夫なのか…?」
言いながらも今度は背中に指を伸ばし、背骨に沿って力を加える。
あー。すっげえきもちいい。…あれ。なんだか、本当に眠くなってきたぞ。
「おわ。ちょっと兄貴?寝ちゃダメだってばさ」
「んー…大丈夫、だって…」
これだけ眠そうにしてても律儀にマッサージを続けてくれるくるみは偉いなあ、と頭のまだギリギリ働いてる
部分で少しだけ考えていた。
指が肩に戻ってきて、軽くこね回す感じにも揉まれると、修は完全に意識を手放した。
13 :
おつかれさま。:2006/10/19(木) 00:57:15 ID:nFetPkoW
「ちょっとー?兄貴ー?…ありゃ、やっぱり寝ちゃったか」
椅子に背中を預けたまま静かに寝息を立てる修を見て、くるみは小さく肩をすくめた。
起こさないようにそうっと修の体を倒し、テーブルに頭を乗せる。
ハンガーから自分のコートを持ってくると彼の肩にかけてあげた。
「バッカだよなー。軽い気持ちでホイホイ引き受けるからどんどん仕事増えるんだよなー」
返事はない。小さく肩を上下させている。
「手伝うほうの気持ちにもなれっての。まったく」
そっと修の肩に手を置くと、また少し肩を揉み始めた。起こさないように、殆ど力は入れないで。
カーテンからまた少し冷たい風が入り込んだ。くるみの髪の先が小さくたなびいた。
…私、なんで手伝ったんだろ。
自分から手伝おうか、とか言っておいて自分の気持ちがよくわからなかった。
ただ、懸命にプリントと格闘する修を見ているとどうしても手伝いたくなったのだ。
「なんでだろうね」
自分以外には聞こえない本当に小さいささやくような声で修に語りかけてみる。
ぐっすり、という言葉がぴったりな様子で眠るその横顔を見ると、何故だか少し安心した。
「生徒会も大事だけどさ。一番大事なのは自分の体なんだからね」
14 :
おつかれさま。:2006/10/19(木) 00:58:49 ID:nFetPkoW
自分の言葉にくるみははっとした。
何だ、今の台詞。何も考えてなかった。ううん、考えるまでもない意識の浅いところから勝手に出てきた。
そして急に、妙に納得してしまった。
自分は、修が心配だったのだ。それがやるつもりじゃなかった仕事を手伝った理由だったってことに気づいた。
いっつも無理して仕事を引き受ける修。毎晩毎晩、遅くまでこなしてる。
最近は特にその時間が多かった気がするし、疲れている顔を見ることも多かった。
それを見るたびにちょっと引っかかってたのも、それが原因だったんだ。
それは要するに。
「兄貴が、好き?」
普段から冗談めかして言っているけど、今は心の底からそう思った。急に気恥ずかしくなった。
それはもちろん恋愛感情なんかじゃ全然ない。
なんていうのかな。…うーん、よくわかんないや。兄妹愛っていうのかな。
「たは…何考えてるんだ、私」
とんでもなく恥ずかしいことを考えてるのに気づいて自分の頭を小突く。
でもこれだけはわかるよ。私はこれからも兄貴と楽しく過ごしたい。一緒にバカやりたい。
困ったときは傍にいて欲しいし、傍にいてあげたい。
「もしかして」
ぽつりとつぶやく。それは修に、というより自分に言っているようだった。
「もしかして私ってさ。私が思ってるより、兄貴のことが好きなのかもしれない ね」
肩に手を置いたまま、そっと修の顔に自分の顔を近づけた。
昔はよくやってたし、これも特別サービスだ。
「おつかれさま」
小さく笑って、修のほっぺたに軽くキスをした。
15 :
おつかれさま。:2006/10/19(木) 00:59:30 ID:nFetPkoW
がたがたっ
「ん?…… げ!!」
窓の外の物音に目をやると、『ちょうど』帰ってきたんだろう店長とネコがいた。
しかもよく見ると二人(一人と一匹)とも首からカメラなんか下げていた。
なんだかものすごく嫌な予感がして本日最高のキツい視線を送ってみた。
「あ、あはは」
「逃げるニャ、店長!鬼が、鬼が追いかけてくるニャー!!」
「じゃ、じゃあ、そういうことで!!」
カメラとコーヒー豆が入ってるんだろう袋を後生大事に抱えたまま走り出す。
見るからに犯罪者が逃げるときのソレである。
「…あんのクソバカどもがーーーーーーーーー!!」
くるみは修が寝ていることなどもう頭からすっかり抜け落ちて、エプロンのまま店を飛び出した。
妹の大声でも起きることがなかった兄は、窓から入る冷たい風と喫茶店独特のなんとなくいい匂いの
中で、静かに眠っていた。
余談だが、その日くるみがどこからか持ってきたカメラのフィルムは、今も彼女の机の中に大事に
しまわれている。
16 :
タザ:2006/10/19(木) 01:00:35 ID:nFetPkoW
ご静読ありがとうございました。
次は犬神×芹沢でエロありを考えています。
それでは失礼いたします。
微笑ましいッス
乙
激しくGJ
くるみの最後の「好き」は兄妹愛と恋愛感情とどっちなんだろう?
GJだ
まったりいいよまったり
21 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 13:22:31 ID:5Yt9cf6w
イイネイイネー
23 :
遊星からの:2006/10/23(月) 08:05:01 ID:AD9mrWV6
前スレまでのあらすじ
淫獣Xという寄生型のエイリアンが桃月学園にやってきた。
いろいろな女生徒に寄生しては淫猥な事を繰り広げ、現在は乙女、晶、くるみの体を乗っ取っている。
弱点はカフェインやニコチンといった脳にやさしくない物質であり、
それを経験則的に知った修と五十嵐が現在淫獣Xを倒そうと追っている。
また、姫子、鈴音も響を連れて学園の危機を救おうと行動している。
「ま、速攻で捕まって寄生されちゃったんだけどね……」
姫子(X)が自嘲的に言う。
姫子は、俗に言うワンターンキルくらいあっさりと捕まり、淫獣Xに寄生されていた。
しかし、響と鈴音は俊敏に逃げ去ってしまった。
姫子に淫獣Xが寄生する過程の映像を響のデジカメに押さえられてしまったため、今は必死になって響と鈴音を追っている。
「響さんと鈴音さん、どこまで逃げちゃったんでしょうか?」
「さあな。あいつら神出鬼没すぎ……」
乙女(X)がぼやきながら晶(X)と走る。
くるみ(X)は、3人と別れて単独で響と鈴音を探していた。
くるみ(X)の身体能力ならば、響くらいになら取っ組み合いで勝てるからだ。
「よっ、元気か」
そんなとき、誰かが声をかけてきた。
(ちっ……)
くるみ(X)は心中で舌打ちした。忙しいときには構っていられないような相手だった。
だが、次の瞬間―
「先生! お願いします!」
くるみの双子の兄である修が、くるみ(X)を羽交い絞めにしてきた。そして―
五十嵐が、くるみ(X)に、タバコの煙を吹きかけた。
「……えっ!? あwせsdrftgyふじこlp!?」
くるみ(X)は、次に息を吸った瞬間、目の前が真っ暗になり、頭の中は真っ白になった。
何かが、おかしい。厄介な毒物を体内に入れてしまったらしい。
淫獣Xは混乱し、とてもくるみの肉体の支配を続けていられる状況ではなくなり、くるみの口中から逃れ出た。
ぐったりとしたくるみの体を修が支え、そして―
「そらよっと……たぶんこれで死ぬだろ」
五十嵐は、直接触れてはいけない類の薬品を、淫獣Xにスプレーで吹きかけた。
淫獣Xは、殺虫剤を浴びた羽虫のようにのた打ち回り、そう時間はかからずに絶命した。
死体は、置き忘れた雑巾のような形にとどまった。
「まずは、一匹ですね」
「う〜ん、でも、あと何匹いるかはわからないし……
乗り換えられたらわかりっこないし……
それこそゴキブリ退治並みに、きりがないんじゃない?」
「先生……」
五十嵐は、行動を起こす前に散々どれだけ手間がかかるかを考えて、
ため息を出し尽くしてから動き出すタイプで、こういう地道な活動にはあまり向いていない人間だった。
「そうですね……。こっちの有利な点といえば、タバコの煙で寄生が解除されることに
相手が気づいていないってことくらい、ですからね。
相手が何匹いるか?繁殖のスピードは?目的は?寿命は?後遺症は?どれひとつわかってませんしね」
修はそこまで言って、自分の腕の中で寝息を立てているくるみの顔を覗き込んだ。
(……最悪、くるみだけじゃなく、あの双子や上原、白鳥ともお別れってわけか)
実際深刻な後遺症の類はないのだが、それを知らない修の心配は深刻だった。胃が痛んだ。
24 :
遊星からの:2006/10/23(月) 08:18:34 ID:AD9mrWV6
「ベッキー、お姉ちゃんと、ステキフルな世界へ旅しようよぉ〜」
淫獣Xに寄生されていようが姫子は姫子だった。
淫獣Xの種を守ることよりも、自分の欲望を優先させた。
乙女(X)たちの目を盗んで別行動を取り、ベッキーの研究室を襲撃していた。
「よ、よせ……。だ、誰かー!」
ベッキーは、姫子(X)の顔にジャンキーが浮かべるような狂気を読み取り、
冗談でやっているわけではないことと、自分の手に負える相手では無いと察し、助けを求めた。
だが、その間にも、姫子(X)の指がベッキーの感じる箇所を求めて服の中に入り込んでくる。
「う……うきゃ……、やめろよぅ……」
ベッキーの服のボタンが次々と外されてゆく。
姉に着せられた、着付けが面倒なタイプの服であり、朝は面倒だったが、今はそれを感謝していた。
ワンピース系の着やすく脱ぎやすい服だったならば、もう自分の貞操は冒されていると感じていた。
「んもぅ、じれったい服だなあ……。こんなにじらされちゃ、たまらないよ」
姫子(X)は頬を赤らめながら、あせらず急いでベッキーの服を脱がせにかかった。
その後、どんなプレイでベッキーをいぢめてやろうかと考えるたび、彼女の興奮は高まる。
「あ、気づいちゃったかも!」
姫子(X)はふと手を止めた。
「いったんベッキーに移って、自分で服を脱がせればいいんじゃね?
あ、でもそれじゃ、脱がす楽しみがなくなっちゃうね! ハイ却下〜!」
ハイテンションにそこまで言うと、姫子(X)は、再び手を動かし始めた。
(……ぅくぅ、こ、こわいよぉ)
ベッキーは、もう大声を出すことが出来なくなってしまった。
狂ってる。何の脈絡もない事を急に言い出して自己解決、
淫獣Xの存在を未だ知らないベッキーからすると、この姫子の発言は常軌を逸して天まで届きそうだった。
抵抗がやみ、姫子がベッキーを脱がすスピードは倍になった。
ついに、上着は脱げきった。
「ンフー! ベッキーのおへそかわいいなー! おらおらー」
姫子(X)は、ベッキーのへそのあたりをなで回し、くすぐりも入れた。
「…・・・……っ!?」
もう言葉にならない。
自分はこれから、取り返しのつかない目にあうのだ。
ベッキーは心の中で十字を切り、何度も何度も神様に助けを陳情した。
GJ!
だが「続きはまた後で」とか言ってくれないと
レスもできないし次の人も投下できないから気をつけて。
26 :
遊星からの:2006/10/23(月) 22:47:50 ID:AD9mrWV6
>>25 すみませんでした
以後気をつけます
続きはまた後で
書き込んだ時刻を見ればわかるんじゃね?
埋め立て完了age
ネコ神
くるみ「レス伸びないね〜」
ベッキー「伸びたところで作品が投下されなきゃ意味ないけどな」
くるみ「ね〜べきえもん、なんとかしてよ〜」
ベッキー「殴るぞお前」
近くにあった袋の中を探りながら
ベッキー「んもー、仕方ないなー」
くるみ「え、ウソ!何かあるの?」
ベッキー「ほれ」
つ 悪魔のイジワール
くるみ「……つまりアレをやれと?」
前スレの最初の方で言われていた犬神×乙女を書いてみました。
エロなしですが興味のある方は見てください。
32 :
ツン×クール:2006/10/28(土) 17:48:05 ID:ywB4ZEtL
ピーンポーン
秋山家に鳴り響くインターホンの音。
乙女がドアを開けるとそこには意外な人物がいた。
「犬神?」
「久しぶりだな、勇気は居るか?」
「ああ、あいつなら部活が長引いて少し遅れるってさ」
「ではもうしばらくしてからまた来ることにするか」
「待てよ、もうちょっとで帰ってくると思うから上がって待ってろよ」
そう言って乙女は犬神を客間へと案内した。
「ほらよ」
乙女はそう言って犬神の席にお茶を置いた。
「ああ、どうも」
犬神は礼を言うとしばらくその湯のみを眺めていた。
「ん?どうした?」
「……お前が淹れたのか?」
「何だよ、何か問題でもあるのか?」
「いや、なんでもない」
このとき犬神の脳内では調理実習の惨劇がフラッシュバックしていた。
しかし、当の乙女が何事も無くお茶をすすっているのを見ると、
犬神はようやく湯飲みに口をつけた。普通に美味しかった。
33 :
ツン×クール:2006/10/28(土) 17:48:44 ID:ywB4ZEtL
しばらく沈黙が続いたが、その沈黙を乙女が破った。
「ところで勇気に何の用だ?」
「うちのクラスのメディアが助けてもらったお礼がしたいと言うのでな、
私は両者の橋渡しを頼まれたんだ」
「へー、要はキューピットと言うわけだな」
「……まあそういうことになるかもしれんな」
犬神はそういうとお茶をすすった。
「ところで――」
今度は犬神が口を開いた。
「髪、切ったんだな」
「……まー運動するには不向きだったしそれに――
『見た目だけ』は女の子らしいとか何度も言われたしな」
乙女は少し自虐気味に答えた。
「私はそうは思わないな」
「何でだよ」
「少なくとも客人の為に美味しいお茶を淹れられるじゃないか」
犬神の突然の言葉に乙女は顔を赤らめた。
「バッ……バカヤロー!そ、そんなこと言っても何もでねぇぞ」
乙女はそう言い放つと犬神から視線を逸らした。
34 :
ツン×クール:2006/10/28(土) 17:49:20 ID:ywB4ZEtL
と、そのとき
「ただいまー」
玄関から勇気の声が聞こえた。
そしてドタドタという足音とともに勇気は客間にやってきた。
「犬神さんすみません、待たせてしまって」
「いや、気にするな」
「今から部屋片付けますんでちょっと待っててください」
そう言って勇気は自分の部屋へと向かっていった。
「さて、私も行くとするか。お茶、ありがとうな」
「どういたしまして」
「そういえばこれだけ長く会話したのは初めてじゃないか?」
「そうだな、お前B組に来ないし」
くるみや都のいるC組、修のいるA組と違い、特に親しい人間のいないB組を
犬神が訪れることは今までなかった。
「ではたまにはB組にも顔を出すことにするか」
「ああ、暇だったら相手してやるよ」
「じゃ、私はもう行くから」
そういって犬神は勇気の部屋へと向かっていった。
お互いの呼び方が一番迷いました。
原作でほとんど(全く?)会話のない2人なので呼称一覧にも
載ってないし。
こういうふいんき(なぜかryいいよな
百合嫌いな人はスルーよろです。
まだエロの部分書いてませんが一応、一区切りついたので投下します。
38 :
ストーカー:2006/10/29(日) 00:15:18 ID:Pr0MnILM
[1]来栖柚子の視点
17日
――――やっぱり。
誰かに後をツケラレテル。
誰なんだろう・・・?
ストーカーされるような覚えは無い・・・と、思うんだけどなぁ。
校門を出ると同時に・・・ううん。その前から違和感はあったような気がする。
多分、昼食を取っている時からだったと思う。妙に視線を感じたのはそのせいかな・・・。
となると犯人は学校に出入りできて、学園内にいて何の問題も無い人間・・・。つまり生徒か先生・・・?
うーん・・・。ますますわかんないなぁー。
こうして自分の家の前に来てもまだ視線を感じる。
家の中に入ると視線は消えて家の中まで監視していることは無いみたい。
はーっ・・・。本当に怖いなぁ・・・。
どうしようかな・・・。警察とか学園に申し出てもいいんだけど。
ただの勘違いだったらかっこ悪いしなぁ・・・。
とりあえずギリギリまで――――せめてちゃんとした証拠があがるまで我慢しようかな。
18日
通学の準備をして学園へ向かう。
なぜか、ストーカーはついてきていない様だった。
ただ、学園に近づいていくと自然と学生の姿も増えるし通勤・通学時だけあって人通りは激しい。
この中にいないとも限らないんだよねー・・・。
人通りがあるってことは簡単には手出しできないだろうからそこの所は安心なんだけど。
門のところまで来ると―――
「おはよ〜来栖ちゃん」
突然、後ろから大きな声を掛けられたせいか体がびくっと震える。
「おはようございます、芹沢さん」
芹沢さん、今日もとってもかっこいいです。
39 :
ストーカー:2006/10/29(日) 00:17:35 ID:Pr0MnILM
私は芹沢さんの事が大好きです。
女の子同士でこんな感情はいけないと思うけど・・・。
それでも私はこの想いを伝えたいと思う。
でも、今のまま想いを伝えても・・・望む答えは返ってこない・・・。
芹沢さんは私の事を「友達」という風にしか見ていないと思うんです。
いえ・・・!それが不満と言うわけではありません。でも・・・私の気持ちはもっと親しくなりたいと思ってる・・・。
もっともっと親しくなったらいつか。きっと、伝える・・・!。
「いきなり大声出されたのでびっくりしちゃいましたよー」
えへへ〜?、と笑う芹沢さん。とてもかわいいです・・・。
「あ、そうそう、昨日のドラマ観た〜?」
「はい、観ましたよ〜」
こんなやり取りを何度かしている間ストーカーの事なんて忘れていた。
でもそれもすぐに思い出された。
授業中、休み時間、ましてや昼食を取っている今も。
ありとあらゆる時間、場所、で視線を感じる。
違和感を感じては周りを見渡し。他の人が見たらたぶん、いや。かなり挙動不審だ。
なるべくなら人のいる所の方が良いと思って学食で昼食を取っているっていうのに。
ぜんぜん安心できない・・・。
ガタガタと、隣で椅子を動かす音がした。
それだけだというのに私はビクビク震えていた。
「来栖・・・ちゃん?」
声の主は芹沢さんだった。
「どうしたの・・・?顔色悪いよ?大丈夫〜?」
大好きな人に心配はかけたくない・・・私は出来る限り、無理にでも笑った。
「大丈夫ですよ〜、それよりどうしたんですか?」
「いやぁー、一緒にご飯食べようかなーと思ってね〜」
こういう時にこう言ってもらうととっても嬉しい。
その後は雑談に花を咲かせながら一緒に食べた。
でもさっきまでしていた周囲を見渡す事が何回かあって変な子と思われちゃったかも・・・。
「本当に何でもないの?さっきから様子がおかしいけど」
芹沢さんが急にそんな事を聞いてくる。
おもいっきり心配されてる。
どうしよう・・・ストーカーの事を話してみようかな・・・?
「あっ!・・・あのっ!芹沢さ――」
そうすると昼休みの終わりのチャイムが鳴った。
「そういえば次の時間体育だった〜!、ゴメン、来栖ちゃん、急いで着替えないとー」
そう言うと芹沢さんは走って行ってしまった。
・・・・・・・・・・・・私も・・・急がないと。
40 :
ストーカー:2006/10/29(日) 00:22:15 ID:Pr0MnILM
今は放課後。
相変わらず午後の授業でも視線がありました。
でも、先生が犯人ではないという事が分かりました。
窓から覗いてるわけでもなく、ましてや授業をしてる間にこちらを見ているという事が全く見受けられなかったからです。
いつも温厚な私でも流石にここまでやられると怖いというモノが怒りに変わってきます。
絶対に私が捕まえて自首させてあげます・・・!
授業をしてる間少しでも気を紛らわせる為に犯人を捕まえる作戦を考えました。
少し、考えを整理するとします。
学園にいるときに感じる視線はどこから来るのか分からないので捕まえようがありません。
しかし、学園の外だと必ず、決まって後ろから尾行してきています。
ここ、桃月の町には変わった形で商店やビルが並んでいる事が多く。
一つの大きな通りの中にある曲がり角を曲がり10歩も歩くと右に小道、そしてそこから15歩も歩けばまた左に小道。
それを利用して、大きな通りから曲がった瞬間に走って奥の方の小道に曲がり、様子を見ます。
犯人はきっと大きな通りを曲がると私の姿を見失い多分手前の小道から探すと思うのです。
探してこなかったのならそれはそれで良いですが。
探している人を確認して、知っている人だったら話を聞きます。でもそれ以外の人は問答無用でこの鞄で殴ります。自業自得です!
ギュっと鞄を持つ手に力が入る。
うーん、これってかなり諸刃の剣だなぁー・・・。
でも、相手は大人じゃないし・・・でも、男子だったりしたら危ないしなぁ・・・。
でも多分、夕方だから人通りが全く無い訳じゃないからそんなに考えなくてもいいか。
学校の門の外に出る。
やはり後ろからついてきてるようだった。でも昨日とは何か違う・・・数が増えているような・・・?
きっと気のせいだよね・・・。
夕方だけあって町は買い物客や主婦で結構賑わっている。これなら最悪の事態は免れるかなぁー。
ストーカーはちゃんと後ろからついてきているようだった。もうすぐ作戦決行の曲がり角だ。
確かここだったかなー・・・。
あんまり立ち止まっていると不審に思われる。
曲がった瞬間に走り出す・・・!
25歩ほどで奥の曲がり角に着きピタッと建物の壁に張り付く。気分は某潜入アクションだ。
大きな通りほど・・・というか全く人影が無かった。一本、道をそれるだけでこれだけ変わるものかな?
これでは万が一、最悪の事態になった時助けを呼んでも誰も来ないかもしれない・・・。
大きな通りの方を少し覗く。
あ!・・・あちゃー・・・。建物の影がいい具合に暗くて曲がってきても誰だか分からないかも・・・。
対照的に大きな通りは明るい。さっきから見ているが桃月学園の生徒は1人も通っていない。
一分ほどあちらを覗いていたのだろうか。
―――――――――!!
顔は確認できなかったけど、確かに桃月の制服を着た女子がこちらに向かってくる。
作戦通りに手前の曲がり角の所で立ち止まり私の姿を探しているようだ。
――――――今がチャンス!
私は全力疾走でストーカの元へ向かった。
しかし、その全力疾走もすぐにやめた。
もう、警戒する必要は無い。
それは・・・良く知った人・・・・・・だった。
「な・・・なんで・・・」
ただ、「なんで」という言葉しか浮かばなかった。
私は訳も分からず。
その残酷な真実というモノを受け入れられず・・・。
フラフラと音も無くその人に近づき。
ただ・・・その人を羽交い絞めにして動けないようにしていた。
[1]来栖柚子の視点 【終】
誤字とか脱字は脳内で補完してください。
最後の羽交い絞めの使い方があってるかどうか心配^^;
続きは2週間後位に・・・
そもそもここの住人かつ百合嫌いの人間なんてレア中のレアだと思う。
とりあえず続きに期待。
相手は芹だよな。芹しか考えられないよな。芹沢茜芹沢茜芹沢茜芹沢茜芹(ry
玲「姫子の机…あいかわらずきったないわね――しかもマンガばっか…
あーあノートも出しっぱなしじゃないの…
んも――ちゃんと勉強してるのかしら…(ノートをめくりながら)」
「大天使事件簿」
昨日の夢にミカエルが出た
ミカエルがシャワーをかけてくれた
起きたらおもらししちゃってた・・・
玲「………」
パタン(ノートを閉じる)
42 :穏健派無職 :2006/10/29(日) 21:14:13 ID:nqB6Hoo60 ?
俺「そのクセ毛、可愛いね」
芹「なっ…う、うるさい!私はこのクセ毛気にしてんだよ!
どーせお前もそんなこと言っといて
本当は『変な髪だ』とか思ってバカにしてんだろ!」
俺「違ーよ、本当に可愛いって。何も気にすることなんてないじゃん。」
芹「…ホントか?ホントに…そう思ってんのか…?」
俺「もちろん。」
芹「で、でも…他にこんな髪の人なんていないし…
やっぱ、どー見ても変だろ?こんなクセ毛…。」
俺「そんな事ないよ。個性的だし、似合ってて可愛いし、そのままが一番だと思うよ。」
芹「そう…なのかな…。」
俺「そうだよ。」
芹「…えへへっ、ありがとな。
なんか…ちょっとだけこのクセ毛が好きになれた気がするよ。」
そして頬を少し染めながらクセ毛の先をちょっとつまんでみる芹沢
リアル姫子スゲェ
「あー今日も暇だねー。都ちゃん何か盛り上げてよ」
「うーん、じゃ、これなんかどう?」
「何それ?」
都が取り出だしたるは、埴輪と土偶を足して2で割ったような面妖なブツであつた。
「中央コンゴの山中で見つけたの。資料的価値はゼロだからお土産に持ってきた。
私は嫌な感じがするんだけど……、退屈しのぎにはなるでしょ?」
「ツマンネ」
ガシャーン
姫子は床にブツを叩きつけて割ってしまった。
「もっと面白そうなのだしてよ?」
「うわマジこいつ最悪」
都は呆れて、姫子にほうきとちり取りを手渡すと、その場から立ち去った。
「別に惜しいもんでもないけど、あの態度は何よ? 全く頭にくるわ!」
都はぼやきながら歩いた。
「あ、あの、都さん?」
ふと、6号が顔を真っ赤にして声をかけてきた。
「何よ6号?」
都には全く心当たりがないので問い返した。
「そ、その……」
「はっきり言いなさいよ?」
「ひゃうん!? や、やめてください……。私まで触らないでくださいっ!」
「?」
都は少し意識を集中させてみた。そして気づいた。
何のことはない。気がつくと都は、自分の胸を両手で揉みまくりながら歩いていたのだ。
そして今、6号のスカートの中に手を突っ込もうとして、6号のお尻を撫で回していた。
すべて、無意識のうちにやっていたらしい。
「なっ!? なによこれは〜〜〜〜!?」
「……とにかく、エッチなことはやめてくださ……うっ!」
6号が急にぐったりとし、その場にうずくまった。
「どうしたの? しっかりしてよ6号」
「――――――!?」
6号は、何か重要なことに気づいたような顔をして、全身をぺたぺたと触り始めた。
「あー、あー、まーりーあー、あー」
そして、発声練習のような声を出し、その後は落ち着いたようだった。
「大丈夫?」
「ん……、ああ、なんでもない。気に、するな。大丈夫だよ」
「あ、ならいいんだけど」
少し違和感があったが、6号も今時の女の子なんだから素が出ると敬語を使わないんだろうと納得した。
「じゃ、私はもう行くから、それじゃあね」
都は、さっきまで自分が何か変なことをしていた気がしたが、不思議と思い出せなかった。
そして、都が去った後の6号――
「ふふふ、ようやく封印から解き放たれたってわけか。これで自由に欲求を満たせるな。
どれだけあの神像に閉じ込められていたかは今となってはどうでもいい。
それにしてもさっきのデコの広い娘、霊気があるのかな? 意識までを支配することができなかった。
それも今はこの体、鈴木さやか、仲間内では6号と呼ばれている、の体を手に入れたからいいが」
そして6号の体を支配した悪霊は、周囲を見渡し、ベホイミに目をつけた。
「ひさしぶりだからな。あいつをド淫乱にすることから始めよう。
それくらいなら今の俺にもできるだろ」
そう言うと、6号(悪霊)は、ベホイミの方へと手をかざし、何か霊的なパワーを送り込んだ。
ちょうど宮田晶とちょっとした話をしていたベホイミだが、ふと自分の体に起きた異変に気づいた。
「……催淫剤!?」
とっさにそう思った。何もしていないのに体が熱くなり、自分の秘所からいやらしい液体があふれ出したからだ。
しかも感情、液体ともにとどまるところを知らず、心は乱れ、遠からず狂ってしまいそうだった。
「……んっ、んっ、んっ」
ベホイミは、気づかれないようにオナニーを始めた。
胸を揉まなくても自然と快楽の波は押し寄せてくるので、ひたすら股間を刺激するのに専念した。
幸い、目の前にいる宮田晶ははっきり言っておバカなので気づかれる心配はない。
「……っんむっ、ん、んん、あぁぁあっ!」
ようやくベホイミは絶頂に達し、快感の波も落ち着いてきた。
「ベホちゃん、具合悪いの?」
やはり宮田は気づいていなかった。エロい体をしていても心は純潔か。
もしかして体もいまだ純潔なままかもしれない。そう考えるだけでまた体はうずく。辱めてやりたい。
(……何を考えているんだ私は! 宮田さんは女だぞ!?
女の私がどうして女の体に欲情する?)
「ベホちゃん、保健室に行こう? ね? 本当に顔色悪いよ?」
そのとき、ベホイミの中で何かがはじけた。
「行こう。晶さん、肩、貸して」
快く肩を貸してくれた宮田の肌の感触を、ベホイミは完全に欲望のはけ口とした。
保健室に近づくにつれ、偶然を装うことすらせず、宮田の胸を、尻を、腰を触った。
(ベホちゃん……本当につらいんだ)
宮田は、そんな性欲に理性を飲み込まれたベホイミを、少しも疑うことなく真剣に心配していた。
↓一条さん
「これでは怪談ではなく猥談ですか? 猥談かもしれません」
猥談、今回はここまで
エロイな
ベッキー「この地味ッ子が。えっ?お前は誰からも相手にされない地味な奴だ!」
くるみ「ひぃやあぁぁぁーーー!!!」
規制ネタが流行っているのか?
いいぞいいぞもっとやれ
アクセス規制終わりました
55 :
遊星からの:2006/10/31(火) 19:37:32 ID:VyLAhh1V
「宮本先生〜、お元気ですか〜」
姫子(X)がベッキーのショーツの中に手を突っ込んでかき回したり何なりしようと思ったら、
ちょうどメディアがやってきた。
「ちっ、いいとこだったのに……」
「はぁ、はぁ……、た、助かった」
ベッキーは安堵して、ため息をついた。
「まーいいかー。これからベッキーをRYOUJOKUするけど邪魔しないでね」
姫子は引き続きベッキーレイプに取り掛かった。
ベッキーのまだ膨らんでもいない乳房を乳頭から口に含み、下で突起物を刺激した。
「きゃっ!?」
ベッキーは思わず可愛い声をあげる。
「もしかして……お楽しみ中でしたか?」
メディアは首をかしげてベッキーにたずねた。
「メディアッ!」
ベッキーは押し寄せる変な快感から自分を取り戻し、メディアに助けを求めた。
メディア決して急がずされど迅速に私を助けて姫子にも傷を負わせないで
メディアはその声で、こう把握した。
「わかりました〜。では……」
メディアは一歩踏み込んできた。
「メディアちゃん、邪魔するんなら容赦しな……えっ!?」
姫子(X)は見た。見開かれたメディアの目を。
「抵抗するな。死にたいか?」
メディアは英語でそれだけ言うと、ゆっくり姫子(X)へと歩み寄ってきた。目は合わせたままだった。
「あ……あ……」
そして、姫子(X)は決壊した。ただの女子学生の神経系統には耐えられなかった。この恐怖が。
「ん!? なんだこの生暖かいのは? 姫子?」
ベッキーは気づいた。姫子(X)が失禁していた。
ちょうど馬乗りにされていたベッキーの下腹部に、姫子(X)の小便が流れてゆく。
そして、メディアが姫子(X)の首を右手で握る。
殺される、そう判断した淫獣Xは、姫子の体を捨て逃げようとした。しかし―
「逃がすかよ。クソ蟲が!」
メディアは英語でそう言うと、ぬるりとした淫獣Xを何のためらいもなく掴み、そのまま―
「きゃあああああああ!」
ベッキーが怖がるのにもかまわず、そのままアルミホイルか何かのように握りつぶした。
メディアの手袋から赤紫の液体が滴り落ちた。淫獣Xの体液と消化物だった。
そしてメディアは笑った。その笑みは、「C組の魔女」と名高い玲と比べて、
プロとアマチュアの差を感じるほどに邪悪なものだった。
56 :
遊星からの:2006/10/31(火) 19:38:44 ID:VyLAhh1V
「これでよし、と」
その後、ベッキーはシャワーを浴びて姫子の小便を洗い流した。
その間にメディアは、血に濡れた手袋や、淫獣Xの残骸の始末を終え、
姫子をベッドに寝かせ、自分は新しい手袋といつもの笑顔で待機していた。
「あの、メディア?」
「何でしょうか?」
メディアが答えると、ベッキーは少し後ずさりして、カーテンの陰に隠れた。
「はうー、はううー、お前何なんだよ。助けてもらった上で失礼だけど、怖いよ……」
「はい、今回は珍しく本来任務を果たせました」
「本来任務?」
「はい『レベッカを守れ』それが教授からの指示ですから」
「そ、そう? で、あの顔は?」
「お好みとあらば仕事時の顔で接するのも私としては構わないが……」
メディアはしばらく目を見開いてこう話し、
「やっぱり笑顔が一番ですよね?」
すぐに笑顔に戻った。
ベッキーは、深く追求しても何もいい事はないだろうと判断し、メディアには笑顔のままでいてくれるよう頼んだ。
「ところで、さっきのあの蟲はいったい何なんだ? 生物学は専門じゃないが、
人間に寄生するタイプであんなのは見たことがないぞ。寡聞にして知らない」
「エイリアンナンバーX、です。教授に何体かレクチャーを受けたうちの一匹ですね」
「エイリアンだぁ?」
ベッキーはかなり胡散臭そうな顔になった。
「アメリカのある田舎町がこれのせいで壊滅状態に陥ったことがあります。
何せ、女性がレズセックスに溺れて社会的な役割が期待できなくなるんですから。
田舎町にとっては死活問題です。もう少しでパニック状態が周囲へも広がるところでした。
ミスカトニック大学から特別対策班が派遣されるとすぐ解決しましたがね」
「ミスカ大じゃしかたないな」
ベッキーも少し納得したようだった。専門外なのでコメントできず、恥をかくのを恐れたのだ。
「人間の女性に好んで寄生し、月経前の卵子に卵を産み付けて無性生殖。
原則的には同じ生命体が増殖しているのと同じ。だから弱点を突けばすぐ駆逐できます」
メディアは黒板にいろいろと書き始めた。
「弱点はタバコやアルコール、その他脳に良かれ悪しかれ刺激を与える化学物質の類です。
脳に足が生えて歩いているような生き物ですから、ちょっとの刺激でもすぐに全身に回って、
最悪、死に至ります。むろん、私たち人間には大した後遺症は残りません」
「よし把握した。化学物質だな? 人間にはなるべく無害で一過性の。今すぐ準備するよ」
「では、私は交通封鎖を行ってきます。外に逃げられたら厄介ですし……。
あ、出入り口にはタバコの煙を噴射するトラップを仕掛けておきますね」
メディアはそう言うと、研究室を立ち去っていった。
それからしばらくして、ある程度の化学物質の選別を終えたベッキーは、ベッドに横たわる姫子を見つめた。
「……まだ胸がどきどきするよ。でもな! 気持ちよくなんかなかったからな! 私はノーマルだ!」
誰も聞いていないのに、ベッキーはそう言った。
57 :
遊星からの:2006/10/31(火) 19:40:16 ID:VyLAhh1V
遅筆なので今日はここまで
メディアさんは正直性愛の対象にならない
くそ!
>>遅漏なので今日はここまで
って読んじまった・・・
折角だから全員一通り寄生されて欲しいが
一条さんは淫獣が乗り移っても逆に取り込んで栄養にしてしまいそうなイメージがある
でも強敵を落として仲間にするのは寄生モノの醍醐味だと思う
相手の立場に立って見ると頼れる仲間が強敵になって襲ってくるのがそそる
>>61 それさえもひねり潰しそうな雰囲気が一条さんの醍醐味だと思う
一条さんは淫獣が進化した新生物
ぶっちゃけ淫乱な一条さんは見たい
一条さんは戦国ドキュンのビデオを見せてやるから淫獣飲めって言われたら素直に寄生されそうな気がする
(うぅっ……、何だというのだ?)
犬神は、何もないのに勃起してしまい、困惑していた。
クソ真面目な犬神は、齢15にしてオナニーも知らないため、湧き上がる衝動の意味を知らなかった。
「どうしたの? 犬神くん。顔色が悪くてよ」
南条が声をかけてきた。
「ああ、なんでもないんだ。気にするな……えっ!?」
犬神は驚いた。南条がいつになく色っぽく見え、犬神が普段考えもしないような性欲の対象として申し分ないほどだった。
これも性欲を持て余しているがための+α的錯覚である。
(……なんだ? 心拍数が上がって、くそっ、南条の顔がまともに見られん! どういうことだ?)
犬神はこと性欲や恋愛面に関してはダメな男だった。
「?」
南条は、犬神の異変には気づいていないものの、とりあえずきょとんとした顔をしていた。
そして、そういう無防備な顔が、犬神の性欲にいっそうの火を灯した。
「な、南条……」
無意識のうちに犬神は南条の肩に手をかけていた。
「え? い、犬神、くん?」
今度は南条も赤面した。
2人は、どこからどう見てもいい雰囲気のカップルに見えた。
「ふん、性欲を最大値付近まで高めてやったのに、あの男精神的にインポか?
南条、だったかな? あの女にも発破をかけてやるか。性的な意味で」
都のアフリカ土産、謎のオブジェに幽閉されていた悪霊は、姫子に憑代のオブジェ本体を破壊されたため、
都の体へと転移、今は6号の体を乗っ取って、霊的な力で性的な悪戯をして楽しんでいた。
元々はコンゴ土着の豊穣の神で、現地人が増えるのを促進したが、人口が増えすぎて、
食料や土地をめぐる部族間抗争の遠因となったため、シャーマンによって封印されていた。
豊穣の神なのに同性愛も促進させるのは、封印されている間に、欧米列強による植民地支配が進み、
奴隷とされた人々の怨念や悪意の影響を受けてしまったがゆえに、根本が曲がってしまったからだ。
「さっきもなかなか面白かったな。ベホイミにレイプされているとき、最初は抵抗していたものの、
快感原則を変更してやったら、宮田の方がむしろ積極的になっていった。
宮田晶、もともとエロい体つきをしているから、当然といえば当然のことか。
いつぞやの宣教師の言葉だったか、『健全なる精神は健全なる肉体に宿れかし』、
ああいうエロい体の娘は、すべからく心もエロくあるべきだ」
そう言った6号(悪霊)は、ふと自分の体を見下ろして、ため息をついた。
「この体は全然エロくないな。あの南条には細身のエロさがあるが、この鈴木さやかの体は、
幼児体型なだけで全く健康的な情欲を駆り立てられない。この体に性欲をかきたてられる奴は、
幼児趣味の変態だろう。ベホイミか宮田に乗り換えていればよかったか? いや……」
そこまで言って6号(悪霊)は、犬神と南条の方へと目をやった。
「あ……あ……」
犬神は、既に一回射精していた。性的な体験を全く経ていない犬神は、南条と見つめあうだけで達してしまった。
南条は、少しずつ臭ってくるザーメン臭に困惑していた。知識はないが、本能的に察するものがあったようだ。
「せっかくだから……、うん、それがいいな。そうしよう」
(……やってしまった。南条が目の前にいるのに射精なんかをしてしまった。
一体どうする? どう切り抜ける? せdrftgyふじこlp……)
犬神は、人生最大の危機を感じていた。
クラスメートの前で射精して、イカ臭さを感づかれた\(^o^)/
不登校になってもいいくらいの危機だった。
「南条、これはだな……」
こういうときは弁解するよりも、空気を読んで相手がフォローするのを待つか、
もしくは完全に知らぬ存ぜぬを通すのがよい選択肢なのだが、無駄に一本気のある犬神は、
そういった逃げ腰な選択肢を想像できなかった。秀才の限界だった。
「南条……?」
ふと犬神が気づくと、南条はうつろな目をしていた。目の焦点が合っていない。
(まさか、ショックで気が動転した?)
犬神はこう思った。南条は急展開に弱いのだ。それは彼も知っている。
「……あ、あーあ、うん、成功か」
「南条?」
犬神は再び南条に呼びかけた。少し間抜けな顔になっていた。
「……よぉ。甲斐性なし。チンポコがビンビンになって抑え切れなかったんだろ?
情けねえヤローだな。目の前に女がいるんだから、ウジウジ悩むより先にヤるコトヤっちまえよ?」
南条は言った。しかし、いやらしく笑い、猥雑な言葉を使うその姿は、とても南条操とは思えなかった。
無論、南条本人が言った言葉ではない。
「ベホイミと宮田のおかげだな。あの2人のセックスエネルギーを拾えたおかげで、
直接触らなくても体を移れるようになったぜ。そして、こうなったんならやる事はひとつ、だよなぁ?」
南条(悪霊)は、少し手間取りながらも犬神のジッパーを下ろした。
「あーあ、もったいない」
犬神の下着の中にぶちまけられた大量の精液を前に、南条(悪霊)はそう言った。
そして――
「――!?」
犬神は、南条が卑猥な言葉を口にし、かつ表情まで下品になったショックで、呆然としていた。
が、今、南条(犬神は南条の体が悪霊に使われているとは知らない)が自分のモノを掴み、かつ、
口に含もうとしているのを見て、ショック療法で意識を取り戻した。
「やめろ、南条! 何をしているのかわかっているのか!?」
「それはお前こそだろ? お前が無駄撃ちした精液を、なめ取ってやってるんじゃないか。
見てわかれよ、それくらいさ。おっと、次の分が用意できたみたいだなぁ?」
犬神は、再び勃起し始めていた。チンコの周りを女の舌が這い回っているのだから、無理はない。
「入るかな? こっちは……もう準備万端か。あー、この女、お前に惚れてたみたいだな。
特に淫術を使わなくても、使えるようにしっかりと濡れちゃってる」
(これは――夢、なのか?)
犬神はそう思い始めていた。何かが、おかしい。狂っている。自分もまた、狂いそうだ。
「じゃ、入れるぜ。あ、別に暴れてもいいぜ? そっちの方が気持ちよさそうだし……。
んっく、ぉ……あぅ……いぃ、うぅうっく……あ……おぅ……」
特に問題もなく、南条(悪霊)は、犬神のモノを自分の中へと入れていった。
ズブズブと入ってゆくにつれて、いやらしい声が辺りに響いた。
「あっ♪ あぅあっ♪ 気持ちいいなぁ……。おぅ! おっ! と」
南条(悪霊)は、根元まで挿入させ切ると、腰を振り始めた。騎乗位だった。
「あ……? あ……」
もはや犬神は、抵抗らしい抵抗すら見せず、全身を駆け抜ける快感に身を委ねていた。
顔も次第と緩み、妹の前ですら見せないような無防備な顔で、あえぎ声を出していた。
「おい……。お前も腰使えよ? 何、女にされるがままになってるんだよ?
もしかして初めてか? けっこう整った顔してて女を囲ってそうなのに……」
悪霊は、前近代どころか中世前のアフリカの感覚しか持っていないので、性的モラルを知らなかった。
いい男は、日課のごとく代わる代わる女とセックスするものだと思い込んでいた。
「ああ……気持ちいい! こんな感覚は初めてだ!」
「そうそう、その意気だ。きゃぅううん! いいよ、いい!」
犬神は、快楽に飲まれ、相手が南条だとかゴムつけてないとかの社会的要因を一切忘れ、
南条の体から得られる快感をより多く味わおうと、自分なりの攻勢を仕掛け始めた。
「南条……。南条……!」
犬神は、南条(悪霊)の右乳房に指を這わせた。
「ひゅぅううん!」
犬神の指が南条の乳首を弾いたとき、南条(悪霊)が嬌声をあげた。
「気持ちいいのか? ここが!?」
犬神は餌を食べることを許された飼い犬のように、南条の体をむさぼり始めた。
いつのまにか、体位は犬神が上になり、腕力で南条(悪霊)を圧倒し、南条の体を欲しいままにした。
(ククク……、理性がぶっ壊れたか。後は俺が指導しなくても問題はないな……だとすれば)
「……おい、そこのお前、……ゃん! 見て、いる、ゅんだろ? 来いよ? あ、あん♪ 今なら仲間に入れてやるぜ?」
南条(悪霊)は、犬神の愛撫にあえぎながら、2人の情景に出くわした少女に声をかけた。
「……南条さん、犬神くん、何を、して、いらっしゃるのですか?」
一条だった。
一条は今、生まれて初めて動揺していた。
昔から、不思議な子だと言われてきた。親にすら理解されなかった。
自分はただ、ごく普通にし、ごく普通に話しているつもりだったのだが。
だからか、妹たちが生まれたときはうれしかった。彼女たちは、先入観無しに姉に接してくれた。
その少し変わった彼女ですら、今のこの光景には動揺せずにおれなかった。
性の知識はある。姫子にエロビデオを見せられたこともある。
だが、こんな身近な人が、それも、学園内でセックスをするなどとは、想像だにできなかった。
「ほらほらぁ、早く来なよぉ? 犬神、枯れちゃうよ? そうなったら、お前は抱いてもらえなくなっちゃうよ?」
そう言いながら、南条(悪霊)は、一条へと性的な力を注ぎ込んでいた。
「……!? えっ?」
一条は、自分の股の間に生暖かいものがあるのを感じた。愛液が染み出していた。
今日はここまででござる。
乙女×犬神の続きが楽しみでならぬ。
すまん、あれで終わりなんだ。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
なかなかの良文、興奮致し申した
拙者としては淫乱な小娘へと豹変一条さんが見とうござる
>拙者としては淫乱な小娘へと豹変一条さんが見とうござる
俺も見たい
74 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 11:59:09 ID:TV4or0sU
続きマダー?
捕囚
76 :
遊星からの:2006/11/09(木) 03:47:20 ID:K7cucde8
宮本研究室を出て、淫獣X退治に乗り出したメディアは、晶が倒れているのを見た。
唾液が口から垂れていて、恐らくはXが抜け出た後だとメディアは推測した。
周囲を探る。物音が聞こえる方へと急ぐ。
そこでは、乙女がぐったりと倒れ、響が、ベホイミ(X)と鈴音(X)を追い詰めていた。
「鈴音にはそれは破壊できないわよ! さんざん普段から諜報部部室を荒らすから、
対策として作っておいた物が役に立つなんてね」
鈴音(X)は足に特製の手錠をかけられ、立ち上がれなくなっていた。
ベホイミ(X)は、そんな鈴音(X)をかばい、攻めあぐねていた。
「ベホイミちゃん!」
「メディア!? 来るな!」
二つの意味でベホイミ(X)は言った。響だけなら倒せなくもないが、メディアを敵に回すと厄介だ。
「メディアちゃん、怖いんだよー。ひびきが〜」
「だまされないで! そいつらはエイリアンに乗っ取られてるの! いつもの2人じゃないの!」
「エイリアン? ずいぶんと突飛な話をされますね?」
メディアは口元を緩ませる。
「……!? そ、それは……」
響は、「鈴音が電波を受信して面白そうだから乗ったら本当だった」とは言えないので、
一瞬口ごもった。だが、響にとっての一瞬は、メディアにとっては十分すぎる時間だった。
「あなた、Xに寄生されてますね?」
響の助言は完全に裏目に出た。
ここまでの流れでは、乙女(X)が鈴音を、晶(X)がベホイミをそれぞれおびき寄せて乗り移っていたのだが、
本来淫獣Xのような地球外生命体の存在こそありえないので、それを平然と口に出す響の方が相対的に怪しく見え、
メディアは響こそ淫獣Xに寄生されていると思い込んだ。こうなってはその場での言い逃れはむしろ逆効果だった。
「違う! 違うのよ!」
「隙あり!」
メディアはうろたえる響を尻目に、鈴音(X)の元へと駆け、抱き起こした。
「ありがと〜メディアちゃん! お礼に、メディアちゃんの体、もらってあげるね。ちゅっ!」
メディアは躊躇した。いかにメディアとはいえ、とっさにキスをされると動揺する。
そして、鈴音(X)の腕力は、メディアに乗り移るまで拘束しておくには十分だった。
鈴音が崩れ落ち、メディア(X)が口元をハンカチで拭って立ち上がった。
「さ〜て、続きと行きましょう。予定は変わっていませんけどね♪」
「鈴音さんの足の拘束を解いてやってくれ。後で仲間に入れる」
「は〜い」
メディア(X)は苦もなく鈴音用手錠の鎖を引きちぎった。
「う……い、いや……」
抵抗は無意味だった。瞬く間に響は捕獲され、そして――
77 :
遊星からの:2006/11/09(木) 03:48:55 ID:K7cucde8
「な、何よ! どうする気?」
「ご存じないかと思いますけど……。紛争地帯ではざらにあることです。
れ・い・ぷ、ですよ。捕虜を犯すんです。私も一度やってみたかったんで♪」
メディア(X)は手早く響のエプロン上の制服を脱がせ、上半身をあらわにさせた。
「では、私も〜」
そして、メディアも上半身をはだけて、自分の胸を響の胸へと押し当てた。
「え……? え……?」
響は生まれて初めての感触に困惑した。
お互い体脂肪は多い方で、胸の感触は一味違った。ましてやそれを互いに押し当て合うなどは初めてのことだ。
「大丈夫……やさしくしてあげますから。うふふ」
「いやぁ……。初めてが、女に持っていかれるなんて、なんて、やだぁ……」
響は子供のように泣き始めた。
「ふふふ……、泣きを入れましたか。むしろ燃えますんで、悪しからず〜」
構わずメディア(X)は響の陵辱を続けた。響の胸が、唇が、あんなところが、メディアに侵略されていった。
「……ほどほどにしておけよ。私は乙女さんや晶さんを仲間に戻してくる」
ベホイミ(X)は、少しだけ後ろ髪を引かれつつも、仲間の淫獣Xを呼び起こしに向かった。
「ん……ぐぅ……」
「あ……ぁんむぅ……」
淫獣Xが、気絶したままの乙女、鈴音、晶の口へと入って行き、体の主導権を奪った。
続いて響の体も乗っ取った。これにより、メディア(X)の一方的な攻勢は破綻した。
「よくもいいようにしてくれたわね! 今度は私の番!」
「あ〜れ〜」
メディア(X)はおとなしく響に押し倒され、されるがままになった。
「ベホちゃんは、いいの?」
「いや……私は……」
「いいじゃないですかぁ〜。私たちはもう仲間なんだから……」
晶(X)は、目覚めて間もないのにベホイミに指を絡めて、いい雰囲気になっていた。
「乙女〜、私たちも!」
「うるせー、響とメディアとでも絡んでろ」
「そんなぁ〜」
「私とお前とじゃ体格が違いすぎんだよ! 死んだらどうする!?」
「私に抱かれて死ぬなら、それはそれで幸せな生涯だったと思うよ?」
「殺すんじゃねぇ!」
乙女(X)の抵抗もむなしく、鈴音(X)は乙女(X)をさっさと脱がせ、お楽しみタイムに入った。
「う〜ん、さすがに小一時間でできるもんじゃないな。
せめて化学薬品を扱ってる人……五十嵐先生でもいればなあ」
ベッキーは、メディアが失敗して次は自分の番かもしれないことを知らずに、
じっくりと淫獣X撃退用の薬品を調合していた。姫子はまだ寝てる。
「呼んだ?」
「五十嵐先生!?」
「奇遇ねぇ。たまたま通りかかったのよ」
すごいご都合主義だが、あんまり回りくどく長引かせると遅筆の作者が困るのでそうなった。
「先生、タバコの吸殻を拾ってきましたよ……」
修もいた。
「よっしゃ、それを校舎のあちこちで蚊取り線香式に焚いて来なさい。
たぶん、ちょっとやそっとじゃ火事にはならんでしょ?」
「責任取ってくれよ……」
修はぼやきながら宮本研究室を出て行く。
「桃瀬くん、はっけ〜ん!」
それを、柏木姉妹(X)が見ていた。
78 :
遊星からの:2006/11/09(木) 03:49:28 ID:K7cucde8
続きはまた来週予定
冨樫よりは早く戻ります
ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ
戦況が渾沌として面白くなってきたな
「や、やだ……何、これ……?」
生まれて初めて押し寄せる感情の波に、一条の心は乱れた。
湧き上がる性欲、愛液がぬるっとしての不快感……
(もう一押しか)
南条(悪霊)は、ほくそ笑みながら、次の手を模索した。
「どこまで力が戻っているのかな? 試すか」
そう言うと南条(悪霊)は犬神の股間へと手を伸ばし、犬神のチンポを握り締めた。
「うおおおっ!?」
犬神はひとたび叫ぶと、意識を失った。そして、その体に異変が起こる。
全身が脈打ち、体の至る所から上記が吹き出し、犬神の体は少しずつ縮んでいった。
「よし、成功か」
南条(悪霊)の手の中には、犬神のチンポがあった。性的なスピリチュアル力でもぎ取ったのだ。
そして、股間から犬神の発射した精液を垂らしたまま、一条の元へと向かい、そして――
「いや……こ、来ないで……」
一条の叫びもむなしく、南条(悪霊)は眼前まで来て、一条の股間に手を伸ばす。
「あーあー、こんなに濡れちゃって、かわいそうに。
でも、今から当分は濡れる心配はいらないな……だって――」
「いやああああああああああああ!?」
一条の股間には、いつの間にか犬神のチンポがそそり立っていた。
体は女性のままで、いわゆるフタナリという物に、一条さんはなっていた。
男性の象徴を奪われた犬神は、妹の雅ちゃんが少しだけ成長したようなロリ少女へと肉体が変質していた。
それもこれもゴルゴムもびっくりするほど悪霊の仕業である。
「さあ、一条……私の股間をキレイキレイしてネ!」
南条(悪霊)がそう言うと、一条は素直に従った。
「んぅ……ぅっく……」
南条(悪霊)のあえぎ声と、一条がクンニをする音だけがしていた。
南条(悪霊)のマンコに付着した犬神の精液をひたすらに舐め取る。
一条は、股間につけられた物をビンビンにおっ立てつつ、性的な奉仕をしていた。
「そろそろ、入れてくれない?」
「……ぅう……それは、ダメ……」
一条は、とてつもない自体が連続したせいか、目の焦点が合っていなかった。
すっかり混乱しきり、性欲の奴隷とするにはもう一押しだった。
「仕方ねえなあ」
「――――!?」
一条は衝撃と快感が全身を駆け巡るのを感じた。南条(悪霊)の舌が、チンポへと絡まってきた。
「はぁああああああ!?」
素っ頓狂な声が上がった。女性の一条に、フェラを受ける快感は耐えがたかった。
刻一刻と精神の破綻の時は近づいていた。
「あぅ……、ごめんね妹たち……、お姉ちゃん、ダメになっちゃったみたいだよぅ……」
焦点の合わない目で、一条はそれだけ言った。とうとう、性欲に負けたのだ。
「ああ、気持ちいいよお! ちょうだい! もっと気持ちよくしてぇー!」
南条(悪霊)が一条を射精させてすぐ、一条の心は完全に悦楽に飲まれた。
「ほら、あそこに美味しそうな体が転がってるぞ? 好きにしろ」
「うん!」
一条は、射精してすぐのおぼつかない足取りで、犬神(ロリ化)の元へと追いすがり、
その幼い胸に舌を這わせ、その秘所が濡れるのも待たずに挿入した。
犬神(ロリ)は意識がなかったが、それは幸福だった。
いつもは不思議系とはいえ、貞淑な印象を持った一条が、チンポを生やして自分を犯しに来ているのだ。
しかもその一条が生やしているチンポは自分のもので、今まさにロリ化させられた自分に挿入されんとしている。
精神の崩壊は免れまい。今意識のないことは、犬神の心の健康を考えると幸福だった。
「うわ〜、あ〜、気持ちいいよぉ〜♪」
一条は、姫子のように表情を崩して、犬神(ロリ)に跨っていた。
「キツキツおまんこだよぉ〜♪ 気持ちいいなぁ〜♪」
ロリ少女に挿入するという背徳感すら覚えず、一心不乱により大きな性的興奮を求めていた。
「くくく……、せいぜいお楽しみになってくれよ。じゃ、俺は行くからな。
犬神、お前の注いでくれた精気のおかげで、けっこう無茶ができるようになった。ありがとよ〜ん」
南条(悪霊)は、服装を整えると、フタナリ化して心が壊れた一条とロリ化した犬神のセックスを止めないまま、その場を立ち去った。
「あれ、南条さんじゃない? どうしたの? 今日はいつもと雰囲気が違うね」
「どうしたんですか? もしかして何か変なことでも?」
南条(悪霊)は、あの場を去ってすぐに柏木姉妹と出会った。
適当に話を終えると、南条(悪霊)はいったんその場を離れて、物陰から成り行きを見守ることにした。
既に優麻、優奈、いずれにも淫術をしかけてあった。
「ふわぁあああ」
そこへ通りかかったのは修だった。犬神に続く第2の男性の被害者だ。
修の姿を認めると、優麻は身もだえし始めた。
「ん……、い、いや……、この体は私の、私だけのモノなのにぃ……」
優麻の身もだえが激化すると、修の体にも異変が起こり始めた。
もっとも、修は鈍いのかまだ気づいていない。そのまま男子トイレへと入っていった。
「な、なんなんだこれは!」
修は、用を足そうとしてようやく驚いた。チンポがない。さらには制服のズボンが異常に下がっていた。
「え……?」
一気に修は青ざめた。腰周りが細くなっている。胸もある。尻や太ももには十分すぎるほど柔らかい肉がついている。
あわてて洗面所の鏡に映る。首から上は問題ないが、首から下が大変なことになっていた。
彼はまだ気づいていないが、首から下は優麻に、優麻の体をコピーペーストされていた。
胸はそこそこ、体の締まりも良い、健康な男子の性欲を駆り立てるには十分な体で、
修はそれほど男らしい顔ではないので、知らない者が見れば、ボーイッシュな女の子に見えただろう。
それでも、脳は男性なので、何か湧き上がる感情があった。
「柔らかい、よな?」
修(胴体優麻)は、優麻からコピペされた胸を揉んだ。
「ん……! 桃瀬、くん……」
男子トイレの外では優麻が再び身もだえしていた。
コピペされた人間がその体を触ると、コピペ主にもその感触が伝わるようになっているのだ。
それなりに好意を抱いている修が自分の胸を愛撫している。
優麻にとっては願ったり叶ったりな事態だった。
そして、優奈は――
「……あれ、俺は確かトイレにはいったはずなのに?」
優奈は、修の心を自分へとコピーペーストしていた。
「お、おい。柏木姉、大丈夫か?」
トイレの中で本物の自分が胸を揉んでいるからとは知らず、優奈(修)は優麻の心配をした。
「って、俺が何で女子の制服を?」
ようやく優奈(修)は、自分が女子になっていることに気がついた。
「さて、桃瀬くんは優麻の首から下の体をコピーして感覚も共有、
優麻は桃瀬と感覚を共有ともうひとつ、優奈は桃瀬くんの人格をコピーして……と、この後どうするかな……?」
物陰で、南条(悪霊)が笑っていた。
今日は電波が絶好調なので犬神がロリ化したうえ修が女体化した。
後悔はしていない今後も突っ走る予定。
遊星さん乙です
こんな時間に起きたと思ったら…GJ!
いいもの見させていただきました。
一条さん・・・・
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/ 〃 i .::| /:.:.| |::l::|:.:.:.:.:.:.:.:|::::::
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! ,' ! ::| ::::|!. ,ィ|≧ゝl、_.;|::ィ|/_:._/ィllヘ 嘘だッ!
l ,' │ ::|:.. ::::|く/ {ひlll|::|ヾ|:.N:.::´〃ひlllリ::
ヾ '、 |\ ::::|:.\\こソ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、、\こソ
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ヾ、/.::>:、:;ヽ、__ /ーァ''"´ ̄ ヽ
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/...::::::::::::::::::::::::::\ V j}
>遊星氏
乙です。続きを楽しみにしています。
しかし少々気になることが。
逃走したはずの鈴音がいつの間にか寄生されている件。
メディアに問い詰められたとき寄生の瞬間をデジカメでとらえてある
にも関わらず、綿貫が口ごもった件。
上記2点をどう解釈したらよろしいでしょうか?
そういうことは気にせずにノリと勢いで突っ走る作品だったかと。
誰の卵子で殖えて現在何匹いるのかもはっきりしないし。
88 :
遊星からの:2006/11/11(土) 01:14:25 ID:7mflesp1
>>86 > 逃走したはずの鈴音がいつの間にか寄生されている件。
乙女(X)の罠に引っかかったという設定、メディア主観だったとはいえ説明不足だった
> メディアに問い詰められたとき寄生の瞬間をデジカメでとらえてある
> にも関わらず、綿貫が口ごもった件。
強引に解釈:響は肝心なときに抜けてる子だから
マジレス:俺が忘れてた
設定の穴が大きくなってきたんでちょっと紙にでも書いて整理しようかと思う
Xは口からしか乗り移れないのか?
膣から入ったらエロくていいんだけど。
孕めってか
91 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 17:44:43 ID:Lvl/FHdl
みなさん そろって制作中なのかな?そろそろ続きが気になる
全裸で待っててくれ
全裸の上に桃月学園の女子制服を着て待ってる
とりあえず皮も脱いで待ってます
オナホール装着して待ってる
96 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 12:57:47 ID:ay5vnoBr
北欧神話絡みの6号さん処女受胎SS(スレの都合上エロあり)を希望します。
>>96 まず北欧神話がわからん。
それと希望するくらいなら自分で書いてみては?
設定くらいは思いついてるんだろ?
もういいよ〜
みんなで全裸待機しよーぜー
全裸はだめだ。
もし風邪でもひいて職人さんに移したら悪いだろ。
保温の為にスク水くらい着なさい。
体操服は駄目?
一応つっこむが、保管されてる小説に欠けてる文がちらほら見えるが・・・・
104 :
遊星からの:2006/11/17(金) 01:43:45 ID:y6dQsnmn
「では私たちは宮本先生を捕まえに行きますね」
「本当にお前らだけでいいのか?」
メディア(X)とベホイミ(X)だけでベッキーを捕獲しに行くと聞いて、乙女(X)は引き止めた。
「ええ、宮本先生は子供ながら手ごわいでしょうから、数で攻めても無駄でしょう。
それに、いざとなったら自分の身を守るためにどんな手を使うかわかりませんし」
「それは……確かにそうかもな」
乙女(X)は、短い付き合いながらベッキーの頭の回転の速さくらいは理解していた。
それに、あの年で大学を出ているんだから、本気を出したら洒落にならない手を使うというのも本当だろうと思った。
「では、宮本先生以外にも私たちの存在を勘付いている人がいるかもしれないんで、気をつけて下さいっス」
ベホイミ(X)とメディア(X)は立ち去っていった。
「ちわーっす」
「何だくるみかよ……」
2人が立ち去ってすぐ、くるみが現れた。
「ねえねえ、何か進展はあったの?」
くるみは言った。
「ああ、ベホイミとメディア、ああ、メディアは今仲間に入ったんだ。鈴音と同時期にな。
それでメディアとベホイミはベキ子を捕まえに行ってる。要注意なんだとさ」
「……へー、そうなんだ。じゃあさ、あの2人なら大丈夫だろうから、私のバイト先で一服しない?」
「別にいいけど、おごるよな?」
「ああ、最高においしいコーヒーをごちそうしてやるよ……」
くるみは、修、五十嵐によって淫獣Xの寄生を解かれ、元に戻っていた。
しかし、乙女(X)たちはそのことに気づいていない。
喫茶エトワールにて―
「オゲー」
いっせいに淫獣Xの宿主たちはコーヒーを噴出し、気絶した。
くるみは、目覚めた後、修から淫獣Xの弱点を聞いていたのだ。
はじめは半信半疑だったが、修が真剣なのを見て、とりあえずは信じることにしたのだった。
その後乙女たちの体を捨てて出てきた淫獣Xは、くるみによってSATSUGAIされた。
こうして、鈴音、乙女、響、晶の4人は、無事元に戻った。
「ふふーん、宇宙人? 私にかかればざっとこんなもんよ!」
「いやー、くるみちゃん、かっこよかったよ。またお客さんが減っちゃったけど」
「チャーラー♪ ヘッタラーっと」
突如来店した女子高生たちが、いっせいにコーヒーを吹くさまを見て、
店長が少しだけ嘆き、棟梁は動ぜずに某ナッパアニメのOPを歌っていた。
105 :
遊星からの:2006/11/17(金) 01:47:50 ID:y6dQsnmn
「ボディ・スナッチャーズは2回目のが一番面白いよね」
唐突に店長が寄生・変身系エイリアン洋画の話題を振ってきた。
「3回目のはヌードが見られてエロいだけだしね」
「この手の宇宙人ならヒドゥンを思い浮かべるべきではニャ?」
魔法少女猫も話題に乗る。
「あれは2が糞すぎ」
「木曜洋画劇場ですらやらないレベルだからねえ……。
でもくるみちゃん、くるみちゃんの活躍に水を差すようだけど、何か盛り上がりに欠けるね」
「何が?」
「ほら……、こういうエイリアンに寄生される系の映画はさ、どんどんピンチになっていってこそ盛り上がるじゃない?
それなのに、喫茶店まで案内してコーヒー飲ませて一網打尽って、ありえないでしょ?
イライジャ・ウッドの出てるアレみたいに、一番の弱虫が追い詰められて、
起死回生の一撃で親玉を倒しちゃうような展開でこそ盛り上がらない?」
店長は言った。
すると、くるみはなにやら考え始めた。
「……弱虫の子が追い詰められて起死回生? ……ベッキー!?
って、私、ベッキーのこと忘れてた! メディアとベホイミ、一番厄介なのが敵に回っててるじゃんか!
あと、兄貴に鈴音たちは元に戻したって、成功の報告のメールするのも忘れてた!」
「ふだん活躍してないのに無理するから……、ほかのところまで頭が回らなかったのニャ……」
魔法少女猫がかわいそうな子を見る目をしていた。
桃月学園衣装部部室――
「くそ……油断した」
修は、柏木姉妹(X)につかまり、軟禁されていた。
くるみにだまし討ち作戦を教えて、成功してもしなくてもメールをよこすように言っていたが、
当のくるみがすっかり忘れてしまっていたので、くるみの安否が心配で少し注意力散漫になっていたのだ。
「じゃ、楽しませてね……桃瀬くん!」
優麻(X)と優奈(X)はレズプレイに飽きたのか、体が求める相手だった修を捕獲した。
次々と修に性的刺激を加え、修の男根の反応を待った。
「どうして? どうして勃起しないの!?」
優麻(X)は、自分がフェラしたり優奈(X)がキスしたりしても、修が一向に勃起しないのを怪しんだ。
(そういえば一条さんが……)
ふと修は一条さんの言葉を思い出していた。一条の妙技によって当分は勃起すら出来ないとか。
「……なんなの? 何があったっていうの!?」
優麻(X)は次第にヒステリックになっていた。
(まずいな……、このままじゃ)
何かまずいことが起きる、そう修が思ったときだった。
「そんなはしたない声を出しては、よいお母さんになれませんよ?」
「あなたは……一条さん!」
優麻(X)、優奈(X)は、ともに後ずさりをした。
106 :
遊星からの:2006/11/17(金) 01:50:25 ID:y6dQsnmn
「幼稚園くらいの子で、私の妹を探しているのですが、見かけませんでしたか?」
「えええ? どういうことですか?」
優麻(X)と優奈(X)は、少し拍子抜けしたのか、聞き返した。
「妹を探しているのですが……ここにはいないようですね。お邪魔しました」
一条は、いったん家に帰ったが、末の妹がいなかったため、桃月学園にまた行ったのかと、
引き返してきたのだった。
「ちょ! 一条さん! 助けてくれ! すまないけど!」
修もけっこう動揺していたので、助けを求める調子がおかしくなった。
「そういうプレイではなかったのですか?」
「こんなプレイがあるか!」
「そうですか。私はいくつか知っていますけど……」
一条はさらりとすごい事を言ってのけた。
「じゃあさ、一条さんも遊んでいかない?」
一条に敵対する意思が無いのを悟ると、優麻(X)は笑みを浮かべて一条を誘い始めた。
「今なら、手品もあるよ?」
「手品ですか」
明らかに一条の反応が違った。一条は手品好きなのだ。
「ほーら、この箱の中をのぞいて見て〜」
いつの間にか、優奈がぐったりとその場に倒れていた。
「どれどれ」
「一条さんよせーーーーーー!」
修は一条を止めたが、優麻(X)のいう手品に興味深々の一条は止まらなかった。
「何も……、いえ、何か生き物が入っていますね……? ぁれ?」
一条が気づいたときにはもう遅く、優奈から抜け出していた淫獣Xは一条の口の中に入っていた。
「あはは、一時はどうなるかと思ったけど、一条さん、けっこう乗ってくれるほうなのね!」
優麻(X)は、一条をはめることに成功して得意げだった。
一方、これで一条さんも淫獣Xに寄生され、性的な意味で絶体絶命のはずの修は、意外と冷静で、
彼自身、自分がまったく危機感のひとつも覚えないことを不思議がっていた。
(一条さんなら……何とかしてくれる気がする。根拠はないけどなんとなく)
107 :
遊星からの:2006/11/17(金) 02:29:50 ID:y6dQsnmn
果たして、一条さん(X)は何とかしてしまった。
どういうわけか淫獣Xに寄生されても、若干性欲をもてあます程度で、
意識も体の主導権も、依然として一条さん本来のものだった。
こうなっては分が悪いのは優麻(X)の方で、たちまち捕らえられ、淫獣Xを吐かされた。
「そこまではよかったんだよな」
くるみ?らしき少女がそうつぶやく。
「申し訳ありません。私が手を滑らせたばかりに……」
「いや、俺も甘かったんだ。捕まえるんじゃなくてとっとと退治しておくべきだった」
くるみ?らしき少女は一条さんの謝罪の言葉にこう返した。
「彼女」は、つい一時間前までは、「彼」だった。
淫獣Xを吐き出させたものの、すぐ殺すには一条と修は血の気が少なすぎ、
とりあえずカゴが何かに捕まえておけばいいか程度の危機感で接していたところ、
淫獣Xが悪あがきをして、修の口へと滑り込んでいった。
その後修(X)は小一時間もがき苦しみ、ようやく苦しみが治まると、体が女の子になってしまっていた。
淫獣Xは本来女性にのみ寄生してエロいことをするのだが、今回、くるみの双子の兄である修に寄生したことによって、
一種のサプライズ効果が起き、結果修(X)の肉体がくるみの双子の「兄」から「姉」へと変わってしまったようだ。
修が苦痛から我を取り戻すと、一条さん(X)が、「修さんですか? くるみさんかもしれませんけど」と声をかけてきた。
修(X)は、声から容姿、スタイルまで、ほぼくるみと同一の肉体へと変質していた。
違うところといえば、相変わらずデコの広い髪型だというくらいだった。
「しかし……自分の意識がしっかりしているとはいえ、これは困ったな……」
修(くるみ化)は、胸をもみ、股間に指を這わせ、軽いオナニーをしていた。
「ごめんくるみ、でも、指が止まらないんだ……」
修(くるみ化)は、一条さん(X)の眼前で、しかも妹と同一の体になった自分に欲情していることを恥じた。
しかし、沸き起こる女の性欲に元々男だった修は成すすべも無く飲まれてゆく。
一条さん(X)は、そんな修(くるみ化)を黙って見つめ、何か思うところがあるようだった。
(……くそ、情けない。情けないけど気持ちいい……)
修(くるみ化)は、むしろ自分が変態的行為に及んでいること自体に興奮し、愛撫する指はいっそう激しさを増した。
「……お手伝いしましょうか?」
「え?」
一条の思いがけない言葉に修(くるみ化)は戸惑った。
「性欲をもてあますのは恥ずかしいことではありません。このような異常な状況ではなおさら。
ですから、私が性欲解消をお手伝いします。そうでもしないと次へ進めないでしょう?」
「……お願いしますぅ」
修(くるみ化)は、宮田でも出さないような情けなく怯えた声で一条(X)に答えた。
「それでは」
「ひゃう!?」
一条(X)が修(くるみ化)の体に触れると、修(くるみ化)に今まで感じたことも無いような快感が押し寄せ、
思わずのけぞってしまった。一条(X)はかまわず修(くるみ化)の体に触れるので、そのたびに修(くるみ化)は乱れた。
「アッー!」
修(くるみ化)は、何度も何度も絶頂を味わい、人格崩壊一歩手前でようやく性欲が鎮まった。
「これで汗をお拭きください」
「……何から何までありがとう」
修(くるみ化)は全身が汗と愛液にまみれ、男子の制服から着替えねばならないほどだった。
(……うん、これはくるみと同じ、だな)
修(くるみ化)は、くるみの風呂上りでだらしない格好と今の自分の姿を比べ、
やはり自分の体は淫獣Xに寄生された影響で双子の妹のくるみに極めて近く変質してしまったのだと再認識した。
「ところで、どれを着られますか?」
「はっ!」
一条(X)に声をかけられるまで、今の自分の裸身に見とれていた。
恥ずかしいと思いつつ、衣装部の備品である衣装のどれに着替えようかと目を通すと、
そのいずれも女性用で、もし元に戻ったらさらし者確定の物ばかりなのに仰天した。
それでいて、今の自分なら似合うかも、と思ってしまうあたり、修(くるみ化)の精神は危険水域一歩手前だった。
(巫女服に、メイド服に、か)
結局、修(くるみ化)は、某魔法少女の服を着ることにした。
着替えのさなか、心なしか一条さんが呆れているような気もしたが、生まれて初めてスカートに足を通し、
鏡に向かって「ボク」と言って興奮するくらい達してしまった修(くるみ化)には、どうでもいいことに過ぎなかった。
書いているうちに修が女体化(くるみ化)した上に変態化してしまった件について
今日はここまで
次回こそまじめにベッキー対ベホイミ(X)&メディア(X)を書いてみせる
アッー!
マッー!
しかしこれだと修の中の淫獣が退治されたとき
修は「女装趣味の変態」の烙印を押されるな。
>>110 姫子が後ろをやられたらそんな声を発するんだろうか
突かれるたびに「マホ!マホ!」って言うのかな。
C組のなかでは結構早く経験しそう。
最も遅いのは都。
一番早いのは玲だろ
そこら辺の男に2000円くらいで売ってそう
「いったい何が起こっているんだ?」
それが三者三様に同じく抱いた疑問だった。
修は優麻の体をコピーペーストされ、優奈は修の心をコピーペーストされ、
そして、優麻は……。
「やめろ! 柏木姉ッ! 早まるな!」
優奈(修)は抵抗した。優麻に襲われているのだ。
「うふふふふ……、だって、こんなに大きくなっちゃって、収まりがつかないんだもん」
優麻は、一条さん同様に、フタナリにされ、性欲をもてあまし、妹の体を求めた。
当初は修との感覚共有のみだったが、修がオナって絶頂したときに解除された。
「やめろ……。やめ、て……」
抵抗は空しかった。優奈(修)は、自分が修の体のつもりで力で抵抗していたが、
優麻と比べて優奈の体は体力に劣るので無意味だった。
「んぁ! ひゃう! やめて……、やめろぅ……」
服を脱がされ、下着をめくられ、唇に、首筋に熱いキスを受けて、優奈(修)は次第に抵抗を弱めていった。
男の感情で味わう女性の犯されてゆく感覚は、倒錯的な快感をもたらし、そう悪いものでもないと思い始めた。
「いく……いっちゃうよぉ……ッ!!」
優麻は初めてなので意外と早く果てた。そして、射精と同時に優麻に生えた男根は縮み、消えていった。
「後はチンポなしでもレズるくらいできるだろう」
気配を消して姉妹の情事を覗いていた南条(悪霊)が言った。
「さて、こいつは胸が小さすぎて男根を弄ぶには足りないな。そろそろ別の体を乗っ取るか」
そして周囲の他の憑依対象を探り、吟味した。
「よし、こいつにしよう。まずは罠にハメて気力を殺いでからの方がいいな」
「……今日は何だかいやな予感がするわ」
風紀委員長、朝比奈英理子が校内を巡回していた。
「最近寒いわね」
たまたま廊下で会った桃瀬修に挨拶をする。
「……え、はい」
修は、もう呪いを解かれて元に戻っていたが、優麻の体でオナった後だったので、
風紀委員の英理子に出会って少し気まずい思いだった。
「じゃ、私は瀬奈さんに呼ばれてるから」
「ああ、なぜか俺も呼ばれてるんですよ」
そして2人は瀬奈雪絵の元へ着いた。
「最近は学生の身分でセックスするような輩が増えて嘆かわしいわよね?」
雪絵(悪霊)はそう切り出した。
すでに悪霊は南条の体から雪絵の体へと移っていた。
「え、ええ……」
相変わらず素っ頓狂なことをさらりと言ってのけるな、と英理子は聞き流した。
「だから、英理子、あなた、男の気分になって、風紀委員としてのスキルを磨きなさい」
「どういうこと?」
「桃瀬くんからチンポを借りなさいよ」
「うっ!?」
雪絵(悪霊)がそう言うと、修はその場で前かがみになった。
「え、え……、え? 嘘……!」
英理子は自分の身に起こっていることが信じられなかった。
見る間にチンポが生え、そそり立ち始めた。
修は泡を吹いてその場に倒れた。
「じゃあ、俺が刺激を与えてやるよ」
雪絵(悪霊)は、早くも雪絵のふりをやめて、素で話し始めた。
腰を抜かしている英理子のスカートをまくり、下着を下ろし、ビンビンになっているチンポをつまみ出した。
「さて、どう料理しようかな? よし、今回はこうしよう!」
雪絵(悪霊)は靴を脱ぎ、靴下をも脱ぎ、素足になった。
そして、足の指をまるで手の指かのように動かし始め――
「や……あ、ぁぅううううん!?」
そのまま、英理子の股間に生えた男根を弄び始めた。
「知ってるか? これが足コキって奴だ」
「あ、あ……」
「足コキだよ、あ・し・こ・き」
ぐいぐいとつま先で押し、英理子のチンポを英理子の腹に擦り付ける。
そのたびに英理子のチンポはビクビクと反応し、英理子自身も言いようの無い声を出した。
「ぁぅ……。うぅうう……」
目がうつろだった。急にチンポを生やされ、足コキをされては正常な女子の精神は耐えられない。
現に、一条さんですらチンポをフェラチオされたがために、ロリ化犬神を狂ったように犯すようになってしまった。
「あ、そろそろいっちゃうのか? 気持ちいいだろう?」
雪絵(悪霊)は、今度は地べたに腰をすえ、両足で英理子のチンポを刺激し始めた。
その勢いは激しく、もはや英理子は白目をむき、よだれと涙で顔を汚し、快楽のままに踊っていた。
「ぁう……あ、ああああ……♪」
これが女体に対するレイプならばまだしも、チンポを刺激するレイプ行為であり、
男性はホモかブスにでも犯されない限りは快感を感じてしまう悲しい生き物なので、
チンポから来る刺激もまた、全て快感で、英理子は始めての快感に心を汚されてしまったのだ。
「ゆ、ゆきえ、ゆきぃぇ♪」
こうなればもう雪絵(悪霊)のてほどきは不要だ。
英理子は射精をし、それを出し切ってもすぐに再勃起し、次は雪絵(悪霊)に挿入しようとしてきた。
「おお、ついに目覚めたか。でも、その快感を味わうのは、俺だよ♪」
雪絵(悪霊)がウインクすると、瞬時に悪霊は雪絵の体を離れ、英理子の体に入り込んだ。
性欲によって自我を破壊された英理子の体は、たやすく乗っ取られた。
「くくく、じゃ、楽しませてもらうぜ。雪絵ちゃん」
「……はっ?」
英理子(悪霊)がだらしない顔をやめ、邪悪に微笑むと、雪絵が意識を取り戻した。
「なんなの……これは?」
さすがの雪絵も、今の状況を完全に理解はできなかった。
ただ、自分の貞操が今まさに危機であることは理解できた。そして、それを狙っているのは、親友の英理子だとも。
「何よ何なの? 英理子?」
雪絵は動揺していた。おそらく彼女の動揺する姿を見るのは、悪霊が初めてであろう。
「何って、セックスタイムだよ? ご休憩って言った方がいいか?」
「っ!? なに、いってるの?」
おそらく誰も、本物の英理子ですら見たことが無いであろうか弱い少女の顔を雪絵は見せた。
「かわいいよ雪絵、女の子らしくって。でも、今から女にしてあげるけどね♪」
英理子(悪霊)は、チンポを雪絵に1センチほど挿入した。雪絵は悪霊によって既に濡らされており、すんなりと入る。
「英理子やめて! 何しようとしてるのかわからない英理子じゃないよね!? お願い!」
雪絵は半べそをかいていた。
「せ・っく・す・だよ?」
ずぼっと、一気に英理子(悪霊)は雪絵の中へとチンポを入れてしまった。
雪絵のピンク色の部分が、英理子(悪霊)の亀頭に絡み、目くるめく快感が押しよせた。
「ぃあぁぁぁっぁっぁぁっぁああああああああああああ!?」
雪絵は一思いに処女膜を破られた。その痛みは誰にも想像できないほどだった。
「ぁ……」
もはや涙は流しつくした。声も出ない。
あれから何分たったか。誰にも分からないが、雪絵が英理子(悪霊)によって完全に陵辱されたことは間違いなかった。
雪絵は、意味も無く連立方程式の解き方についてなど、意識を向けていた。
ぶつぶつと声を漏らし、精液まみれになった股間や顔も放置している。
喉にはまだ、強制フェラチオをされて発射された精液が絡まっている。
何かつぶやくたび、喉の震えにあわせて精液も垂れた。
「あー、こりゃ、ぶっ壊れちまったかな?」
英理子(悪霊)がどうしたものかと思案していると、2人が現れた。
「な、な、何をしてるんですかぁ?」
「ちょ……ユカ、これ、まずいよ!」
「ふん」
英理子(悪霊)はユカチカに力を送り込んだ。瞬時に2人は悪霊の下僕となった。
「こいつらをきれいにしておいてくれ」
そう命じると、悪霊は英理子の体を離れた。それに合わせて英理子のチンポは気絶中の修に返却された。
予定では英理子の体でもう少し楽しむ予定だったが、ユカチカの登場で興ざめしたのだった。
(それに、乗っ取るだけならいつでもできるしな)
ユカチカが甲斐甲斐しく英理子と雪絵の体をきれいに拭いているのを見ながら、悪霊はしばしの休息を取りに行った。
「ん……」
修は目を覚ました。
「「お目覚めですか、ご主人様」」
ユカチカの声がハモる。
どうやら、悪霊の命令が少し残ってしまったらしく、一番近くにいた男性の修を主人だと認定したらしい。
「…………う、あははは」
「……何か、あったの?」
後は、薄ら笑いを浮かべてあさっての方向に何か話しかけている雪絵と、
廊下で修に会ってからの記憶をなくした英理子が残された。
寝てしまった…
今日はここまでです
アッー!
マッー!
ユカチカメイドktkr
122 :
遊星からの:2006/11/22(水) 02:42:44 ID:OQMdqgEH
「宮本先生の研究室はこっちじゃないだろ?」
「いえね、私が罠を仕掛けているんですよ。Xに憑かれた人間が来たときに寄生をはがせるようにって。
それをいちいち解除していたら、『私もXに寄生されました』と宣伝しているのと同じです。
軽いアルコールとカフェインの噴霧器のトラップですから、人間への殺傷能力は皆無、一般人には無効で、
本来の私ならそのまま通り抜けたっていい程度の代物ですからね」
かくして、メディア(X)とベホイミ(X)は、裏手を回って、窓から宮本研究室へと侵入することにした。
「窓、開いてるな」
「空気の入れ替えでしょう。化学物質の調合などをされているらしいですから。でも、これで小細工をする手間が省けましたね」
そう言ってメディア(X)はガムテープやカナヅチをスカートの中へしまった。
「はっ!」
ベホイミ(X)は気合を入れて叫び、メディア(X)は無言で窓から研究室に飛びこんだ。
そして、部屋にいた小さな影をすぐさま捕らえてしまった。
「す、すみませ〜ん」
それは白衣を着せられたメソウサだった。
「読まれていた、ということか」
「ええ、彼女は感情の起伏こそ激しいながら、本来はクールな現実主義者ですから。
私が負けたことも考慮して行動しているのでしょう」
「なら、こいつに聞くのも無駄だろうな」
ベホイミ(X)は、流しに落ちたイモの皮を見るようなどうでもいい目でメソウサを見た。
「あぁ〜、どうでもいいキャラでよかった〜」
メソウサは、珍しく自分の存在意義の低さで得をした。
「Shit! もうすぐ冬だからまだマシだけど、排気口を進むのはむわっとして嫌なもんだな」
ベッキーは、天井と上の階の間にある排気口の中に潜んでいた。
ちなみに五十嵐には化学物質の選別を終えた段階で帰ってもらっている。
彼女は最初こそベッキーだけに危ない目をさせるのは悪いと渋ったが、
「いざとなればくるみの兄貴に体を張ってもらえばいいし」とベッキーが言うと、納得したのか帰っていった。
今頃は、今日の晩酌のメニューでもスーパーで吟味しているだろう。
「さて、Xを全滅させるための薬品……たぶんこれでいいと思うんだけど」
ベッキーは、懐に入れた検尿用みたいなフタ付き試験管を見た。
「これを全学に行き渡る暖房温風器からばら撒けば、少なくとも学園の中ではXは宿主に寄生し続けられないし、
まともに行動することすらできないはずだ。もし桃月区に広まっていたら? とも疑わしいけど、
そのときはメディアとベホイミに何とかしてもらおう」
そこまで言ってベッキーは少しその場にとどまり、考えた。
(メディアがミイラ取りがミイラになる可能性を考えて一人で薬を散布する作戦に出たけど、
もしそうなってるなら何か手を打たれてる可能性が高いよな。あいつはバカじゃないんだ)
123 :
遊星からの:2006/11/22(水) 02:44:34 ID:OQMdqgEH
ベッキーの予想は的中した。
「……ここまで先読みするなんてな」
排気口の出口のほとんどが何かで固められていた。南京錠や針金などだった。
「詰んだ、かもな。私じゃ力技であいつらを出し抜くのは不可能だ」
ベッキーは今も冷静だったが、冷静になればなるほど自分の勝ち目の薄さを思い知った。
「宮本せんせ〜い♪」
「……!?」
不意に聞こえてきたメディア(X)の声にベッキーは動揺した。
「ああ、そこでしたか。集音機でネズミが歩く程度の小さな音でも拾ってますからわかります。
出口がないのでしょう? 私がふさぎましたから当然ですが」
「目的は何だ?」
「話が早いですね。薬を渡してください。私たちの害になるものは排除しなければなりませんので」
(もう、ダメかもしんない。危険を覚悟で五十嵐先生に渡しておけば勝ち目はあったかも……)
「五十嵐先生でしたら、ベホイミちゃんが今頃捕まえているはずです。
彼女の普段行く店などは知っていますから。ほら私、あなたを守るために教授に派遣されているでしょう?
だから他の人たちのこともある程度は調べています。工作員と摩り替わられたら困りますからねえ?」
「う……」
ベッキーは考えた。降参するなら早い方がいいだろうか、と。
メディア(X)は玲よりも悪質な相手だと理解している。暴力の行使にためらいがないからだ。
話しても分からない相手には殴ってでも聞いてもらい、殴ってもダメならいつまでも殴り続けろ。
拷問のやり口は徐々に過激化してゆく。勝ち目の無い戦いははじめからやらないほうがいいのだ。
「メディア、寄生されてお前は何か変わったのか? 今でもお前はお前なのか?」
ベッキーは言った。
「ん〜、Xに寄生されて、性的倫理観が著しく低下して、
Xの行動理念を物事の第一義に考えるようになった以外は、大して変わってはいないと思いますよ?」
「……嘘じゃなさそうだな。じゃ、降伏する。これが私の調合した薬だ。
後は私の体に寄生するなり何なりして確かめればいいさ」
「う〜ん、私はそれでもいいんですけど……。ベホイミちゃんが戻って来てからですね」
(ちっ、引っかからないか)
メディア1人相手なら何とかなるかと考えたが、いよいよベッキーは観念した。
「もう捕まえたのか」
ドクロ仮面のコスチュームを着たベホイミ(X)が、五十嵐を小脇に抱えて戻ってきた。
「あー、それなら人をさらっても通報されなさそうだもんな……」
ベッキーは半ば呆れた顔でそう言った。
「うう……」
ベホイミ(X)は、やり切れないようなか細い声でうめいた。
(本当に、寄生されても性格は変わらないんだな。姫子もアホのままだったし)
そして、ベッキーはた易く捕獲された。
124 :
遊星からの:2006/11/22(水) 02:47:28 ID:OQMdqgEH
「どうしようか? 一条さん」
修(くるみ化)が言った。淫獣Xに寄生された影響で女性化して姿はくるみ、服装は諸事情で癒し系魔法少女だったが。
「……私は妹を探しに来たのですが、先生がピンチのようですから助けなくてはなりませんね」
一条(X)が言う。一条は淫獣Xに寄生されても一条のままだった。
「でも、あの2人、相当強いみたいだぞ? 下手に出たらこっちがやられる……」
「……ではこうしましょう」
一条(X)は修(くるみ化)に抱きつき、衣服をずらし、胸をもみ始めた。
「い、一条さん?」
「ん? 誰かいるのか?」
ベホイミが気づいた。
「やれやれ、見つかってしまいましたか」
「なんだ。一条さんと、くるみさんっスか。 って、くるみさん、何で私の服を着てるっスか!?」
(なるほど、敵だと思わせなければ、奴らの同類だと思わせれば、隙をつけるってことか。
こんなエロい事を堂々とやるのはこいつらくらいで、今俺はくるみにそっくりだしな)
「悪い悪い、ちょっとドジ踏んじゃってさ。着替えが他に無かったから借りたんだよ」
修(くるみ化)は、とっさにくるみのフリをして答えた。
「GJです」
一条さんが親指を立てた。演技とは思えないほど自然だったからだ。
「ところでさー、今はみやも……、ベッキーを捕まえたのか? ベッキーはそんなにエロくないだろ?」
「ああ、くるみさんたちはまだ知らないんですね。これは……事情が」
「ベホイミちゃん、それよりも一汗かいたところでコーヒーでも飲みましょう」
メディア(X)がベホイミ(X)の言葉をさえぎった。
「え……?」
メディア(X)の一言に、修(くるみ化)は動揺した。Xにコーヒーは飲めないはずなのに、と。
「何を動揺なさっているのですか?」
メディア(X)が詰め寄る。
(く、もしかして……)
「私はまだ、ベホイミちゃん以外には話していないのに。不思議ですね……」
「い、いや、これはだな……」
修(くるみ化)は動揺の色を隠せない。
「クスクス……宮本研究室のコーヒー豆が切れてるって事が、そんなにショックなんですか?」
メディア(X)が、ある種の確信を持った目で修(くるみ化)を見ていた。
「もしものためにカマをかけましたが、正解だったようですね♪
あなた、いえ、あなた達は、私たちの仲間では、ない」
メディアがスカートの中から取り出したのは――
「ぷいー」
一条妹だった。
「一条さんは失礼ながら厄介な方ですからね。おとなしくして貰いましょうか」
「……くそ」
修(くるみ化)は背筋が寒くなった。
自分たちは淫獣Xに寄生されてなお本来の自我を保てる変り種なのだ。
ここで捕まってはどんな目に合わされるかわかったものではない。
だが、彼の感じている背筋の寒さは、メディア(X)からのものではなかった。
「――離してください。妹を」
「―――――――!?」
一条(X)が目を見開いている。視線をメディアへ向けてそらさない。
「はい、離しますよーっ、と」
メディア(X)は一条妹を持つ方の腕を大きく横に振り、一条妹を壁に向けて跳ね飛ばした。
125 :
遊星からの:2006/11/22(水) 02:51:45 ID:OQMdqgEH
一条(X)がタッチの差でかばう事に成功したため、一条妹は無事だったが、一条(X)は背中をしたたかに打ち付けて咳き込んだ。
「……けほ、ケホケホ」
「一条さん!?」
「……だ、大丈夫、です」
「すまない、俺が引っかかってしまったばっかりに」
「いえ、どの道妹を押さえられていた以上、こうなる定めだったのです」
「はーい、お喋りはそこまで。あなた方も捕まえさせていただきますよ」
一条(X)を心配する修(くるみ化)だが、メディア(X)は2人を容赦なく捕らえに来た。
「一条!」
「だからお喋りはそこまでですって……え?」
「えー!?」
メディア(X)とベホイミ(X)が声の主に大いに驚いた。
「くるみ!?」
「……くるみ、さん」
本物のくるみだった。兄の音信不通を気にかけて駆けつけてきたのだ。
「え? え? くるみさんが、2人?」
「分身の術?」
ありえない事態に2人は動揺した。
「今だ!」
すかさず修(くるみ化)はベホイミ(X)の足にタックルをした。
ドクロ仮面の着ぐるみを着ているためか対応の遅れたベホイミ(X)は派手に転んだ。
「くっ……」
メディア(X)はベホイミ(X)を助けるべく走ったが、何かぐにゃりとした物を踏んでこれまた転んだ。
「いっぺん死んでみますか?」
一条がにじり寄ってくる。背中を打ったときに淫獣Xが吐き出され、それをメディア(X)の足元へと投げつけたのだ。
「きゃ……ごぼっ!」
メディア(X)が一条の怒気を前にして叫ぶ前に、メディア(X)の首があらぬ方向へと曲がった。
「安心してください。峰打ちですから」
何はともかく、メディアは気絶するだけで済んだ。淫獣Xはショックで吐き出された。
「一条、大丈夫?」
ベホイミ(X)を気絶させてすぐ、くるみが一条のもとへと駆けつけてきた。
(まずいな……。なんて言えば)
くるみそっくり、双子の姉状態になっている上に魔法少女のコスプレ…冷静に考えると自分は今恐ろしい状態になっているのだ。
修(くるみ化)が今の事態への言い訳を考えていると――
「兄貴も、無事か?」
「お前……わかるのか?」
女性化している自分を兄と認識しているくるみに修(くるみ化)は聞いた。
「当然。だって兄貴は兄貴じゃん。私は妹だよ?
こんなわけの分からない生き物だもん。兄貴を女にするくらい朝飯前でしょ?」
「くるみ……」
異常事態でも妙に落ち着いている妹を、誇りに思うべきかどっかおかしいなと悩むべきか修(くるみ化)は迷った。
「お前ら、助けてくれ〜」
簀巻きにされたベッキーが助けを求めていた。五十嵐もすぐ近くに寝かされていた。
126 :
遊星からの:2006/11/22(水) 02:55:19 ID:OQMdqgEH
「これで、終わりなのかな? 一応、ベッキーの薬、まく?」
「その必要はありませんよ」
ベッキーがくるみにそう言っていると、誰かの声がした。
「お前は、確か綿貫の知り合いの――」
「神原宙です。Xは修さんに寄生している物で最後です。私がちゃんと調べましたから大丈夫ですよ。」
「そりゃもう、私は諜報部ですから……」
神原が人が話をごまかすときの笑みを浮かべたので、ベッキーはそれ以上聞くのをやめた。
「あとは――俺だけか」
「元がくるみの兄ちゃんだとはいえ、ここまでそっくりになるんだな。
ほら、薬。どういうわけか没収されずに済んだ」
修(くるみ化)は渡された薬を一息に飲み干した。
「う……く、苦しい」
修(くるみ化)は、胸を押さえてもがき苦しんだ。
「巨乳になったな」
「うん、玲並みになったよ」
思わぬ作用だった。男に戻れないうえ、くるみよりも巨乳になってしまった。
「ベキ子ちゃん、調合間違ったんじゃないの〜?」
「人肌で暖め続けたり振ったりしたから組成が変わったのかもしれないな。
よし、今度はこれで薬学博士号でも取ろう」
「う〜ん、兄貴の方がおっぱい大きいのは妹としてきついものがあるわね」
「お前ら……マジで何とかしてくれ。神原さん、何とかできません?」
「う〜ん、ひとまず淫獣Xの生体サンプルの採取と現状を艦長に報告しておこう。
皆さんの記憶を消すのはそれからでもいいかな」
「今、さらっとすごい事言わなかったか?」
こうして、淫獣Xをめぐる戦いは幕を閉じた。
この後、ベッキーが宇宙人協力の下、性転換解除薬を作るまで、修(くるみ化)は、
柏木姉妹はじめ多くの女子たちに弄ばれ、本人もまんざらではないような雰囲気だった。
(ふむ、後はこれでエンドだな)
神原は、懐から何かデジカメのようなものを取り出した。
「では、皆さん、最後に記念写真を撮りますんでこちらへどうぞ」
神原が手を振り、関係者を誘導する。
「はい、チーズ」
フラッシュがたかれると、その場にいる全員の淫獣X、宇宙人に関する記憶はきれいに消えた。
オワタ\(^o^)/
127 :
遊星からの:2006/11/22(水) 02:56:53 ID:OQMdqgEH
これ以上話を長引かせるとどうにもならなくなりそうだったので無理やりに終わらせました。
途中で設定がおかしくなるような作品を批評つきでまともに読んでいただき、
まことにありがとうございます。
GJ!最後めっちゃ吹いたw
GJです。
(*´Д`)ハァハァ
終わったと見せかけて学校の隅で死にかけの生き残りを動物大好きお嬢様が発見して……
という終わり方になるんじゃないかと開始時から思ってた。
ところで未受精卵で繁殖するという事は鶏卵でも殖えられるのだろうか。
いつでも誰でもすぐ買える鶏卵で殖えられるなら鼠算式に殖えそうだが。
6号ォオ!!!
6号さんってこのスレだと寄生されてばっかのイメージが
134 :
41:2006/11/25(土) 08:25:01 ID:QsBGfFcs
続きです。
大変遅くなり申し訳ありません。
135 :
41:2006/11/25(土) 08:26:16 ID:QsBGfFcs
[2]芹沢茜の視点
18日
私にしては珍しく目覚まし時計の鳴る前に目を覚ましていた。
今日も学校かー・・・。
早く起きたって言っても二度寝できるほど時間ないし大人しく支度するかなぁ。
テレビをつけて用意された朝食をとる。
ニュースでは私たちのいる町が映し出されていた。何か事件でもあったのかなぁ・・・。
ストーカーの被害に頻繁に遭うと言ったニュースだった。
うん、私も気をつけなくっちゃな。
そして私はいつもより少し早く家を出た。
門の近くで妙にきょろきょろしている来栖ちゃんが見えた。
声かけてみようかな。
「おはよ〜来栖ちゃん」
後ろから突然に声をかけたせいか来栖ちゃんがびくっと震える。
「おはようございます、芹沢さん」
「いきなり大声出されたのでびっくりしちゃいましたよー」
あれ?そんなに大声だったかな?
私は曖昧に笑った。
いつもの来栖ちゃんとは違うような・・・?
いつものと言っても頻繁に会っているという訳じゃないから、わかんないけど。
一瞬、今朝見たニュースが脳をよぎる。
まさか、来栖ちゃんが被害にあってるとか・・・?
いやいや、そう考えるのはちょっと早いかもねー。
あれれ、来栖ちゃんが私の顔を覗き込んでる。ちょっと考えすぎだな私。
午前中の授業。
私は今朝の来栖ちゃんの事が気がかりで上の空だった。
今朝のニュースの事もあるし。昼ご飯の時に一緒にいて様子を見てみよう。
一緒のクラスなら便利なんだけどな。
136 :
41:2006/11/25(土) 08:26:59 ID:QsBGfFcs
あっという間に昼休みになっていた。
と、思ったらどうやら午前中最後の授業で寝ちゃったのかー。
あれ?来栖ちゃんの所に行かなきゃならないんじゃなかったっけ・・・。
10分程度過ぎていた。どこかへ行くならとっくに移動を終えているはずだ。
早く起きたツケがまわって来たかぁ・・・。
急いでB組に向かった。ひょっとしたらまだいるかもしれない。
B組に着いたが一足遅く来栖ちゃんの姿は無かった。
見知った人は誰もいなくて。どこへ行ったか聞けそうになさそう。
次は有力候補の学食へ向かった。
学食では無難にきつねうどんを頼み、来栖ちゃんの姿を探した。
すぐに見つけ。隣の席の椅子を動かしそこへ座る。
そんな音にも敏感に反応してビクビク震えている来栖ちゃん。何かあったのかな・・・。
私は慎重に声を掛けた。
「来栖・・・ちゃん?」
ハッとした顔でこちらを向く。
私は言葉を続けた。
「どうしたの・・・?顔色悪いよ?大丈夫〜?」
「大丈夫ですよ〜、それよりどうしたんですか?」
そうは言っているけど、とても大丈夫には見えない。無理してる感じだ。
どうしてだろう・・・。話してくれればいいのに・・・。
「いやぁー、一緒にご飯食べようかなーと思ってね〜」
私がそう言うと来栖ちゃんはとても嬉しそうな顔をした。
そのあとは他愛の無い話をした。
でも時々きょろきょろと周りを見渡していて私は心配するばかりだった。
「本当に何でもないの?さっきから様子がおかしいけど」
少しの間が空く。
「あっ!・・・あのっ!芹沢さ――」
来栖ちゃんが何か言ったようだったがその時私は周りの騒音と突然のチャイムで掻き消され全く聞き取れず。
次の授業で体育の準備係になっていることを思い出した。
来栖ちゃんの事はとても気になるがさっきも聞いて話してくれなかったし多分もう聞けそうになさそうだ。
「そういえば次の時間体育だった〜!、ゴメン、来栖ちゃん、急いで着替えないとー」
その時、来栖ちゃんの顔がとても悲しいものになっていた事に気付けずに私は走り去ってしまった。
もう、聞いても答えてくれそうにないなー・・・。
もう放課後だし。今日は、もう帰ろうかな・・・。
話さなかったっていうのは自分で解決できるからだろうと勝手に思い込むことにして私は帰路についた。
偶然にも来栖ちゃんが前を通って帰っていた。
おかしいな・・・。こっちじゃないと思うんだけど。
大きな通りに入り。
来栖ちゃんが突然、途中で曲がった。
あんな方曲がっても何も無いのに・・・。
少し考えた後、やっぱり今朝のニュースが気になって後を追う事にした。
あんな暗くて狭いところじゃ人通りも少ないだろうし。何かあったら・・・!
曲がると来栖ちゃんの姿が見えなかった。
手前の方に曲がる道があるしそっちに曲がったのかも。
姿が見当たらない・・・。
すると後ろから何者かに羽交い絞めにされた。
137 :
41:2006/11/25(土) 08:28:04 ID:QsBGfFcs
「だ、誰なの・・・?」
私は恐る恐る声を出す。
「まさか、芹沢さんがストーカーの犯人だったとは思いませんでしたよ・・・」
この声は、間違いなく来栖ちゃんだった。
・・・・・・・・・・・・ストーカー・・・?
「え・・・?ストーカーってどういう事・・・?」
「ここまで来てしらばっくれないでください!芹沢さんは昨日から私の事をストーカーしてますね?」
今日はまだしも、昨日なんて知らない。
完全に誤解され、一筋縄では解けそうにない・・・。
「どうして?私が来栖ちゃんを・・・、今日だって心配で声も掛けていたのに・・・」
「どうせ味方のフリをして私の怖がる姿を見て楽しんでいたんでしょう・・・?」
ぅ・・・もう・・・ダメかもしれない。
どんなに心配していても・・・それを言われたらおしまいだ・・・。
「このまま然るべき所に突き出してもいいんですけど・・・」
耳にくすぐったい感覚。
予想だにしない刺激で体に電撃が走ったようにびくびく震える。
「・・・・・・ひうっ!」
来栖ちゃんが私の耳を甘噛みしていた。
「んふふふ」
どういう事・・・?
「ちょ・・・ちょっと、来栖ちゃん・・・い、いきなり何するの?」
甘噛みが中断される。
「芹沢さんが望んだ事じゃないんですか?こういう事がしたかったんですよね?」
「な、なに言ってるの・・・?最初から私はストーカーなんて――――わっ!」
言葉を言い終える前に私の胸がつかまれる。
「来栖ちゃん・・・?本気なの・・・?」
「芹沢さんは自分の望みが叶うんですから少し黙っててください」
来栖ちゃんはそう言うとポケットから何かを取り出した。
それはタオルだった。そのタオルで私の頭の後ろで縛って輪を作り、口にそれをはめられる。
「んんっ・・・!」
「はぁ、芹沢さんのおっぱいやわらかいです・・・」
服の上から胸を揉まれる。
どうしてこんな事になったんだっけ。
私の変なお節介がなければ・・・。
私はこのまま友達に誤解されたまま良い様にされてしまうのだろうか・・・。
暴れれば振り払う事も出来そうだけど・・・。どうしよう・・・。
「・・・・・・好きだったんですよ・・・・・・芹沢さんの事、本当に・・・でも・・・こんな、こんな事になるなんて・・・」
・・・・・・・・・
いつの間にか来栖ちゃんの声に嗚咽が交じり始めていた。
誤解だったとしても、好きだった人からストーカーを受けるというのは一体どういう気分だったんだろう。
嬉しい。
何か違う。
嫌だ。
これも違うような気がする。
どっちでも無く。どっち「も」だったんだろうな。
その複雑な気持ちのまま、こういう事をしてしまったんだ。
・・・・・・・・・・・・最悪だ。
私は自分の身の潔白しか考えてなかった。友達なのに。
声を出そうと思ったがタオルで全く声が出せなかった。
私は胸に当てられている来栖ちゃんの手を優しく握り、私から離す。
そして、来栖ちゃんの体から離れ、タオルの取った。来栖ちゃんは特に何もしなかった。
来栖ちゃんは静かに涙を流していた。
不謹慎だけどそんな来栖ちゃんを私は可愛いと思ってしまった。
138 :
41:2006/11/25(土) 08:29:55 ID:QsBGfFcs
「・・・来栖ちゃんをストーカーしていたのは私だよ」
「え!?」
来栖ちゃんはびっくりしたような表情だったけど妙に納得していた。
「だってね・・・?かわいいんだもん、私なんか足元にも及ばないほど」
これでいいんだ。嘘だけど少しの間はどこから襲ってくるか分からない恐怖からは逃れる事が出来る。
「・・・・・・でも・・・でもっ!・・・芹沢さんは私の気持ちを・・・裏切りました・・・」
「じゃあ、私の事・・・もう嫌いなの?」
来栖ちゃんは答えに困り考え始めてしまった。
自分でも意地悪な質問だと思った。
でも、来栖ちゃんはすぐに答えた。
「・・・・・・・・・・・・す、好きです!大好きです!・・・・・・どんな事されてもそれは変わりません・・・」
そこまで私の事を・・・。
私は来栖ちゃんの事・・・。好きなんだろうか。
ここまで友達に世話を焼いたのは初めてだった。
・・・確かに可愛いとは思っていたけど・・・。
最初から恋愛感情なんて無かったと思う。同性だったから。
でも、こんなにも私の事を好いている来栖ちゃんを蔑ろにしてもいいのだろうか・・・。
・・・・・・そんな事、私には出来ない・・・
「私も来栖ちゃんの事好きだったんだと思う、だからストーカーなんて事しちゃったんだよね。
本当に、ごめんっ!だから・・・責任取らせてよ・・・」
自分でもなにを言っているか分からないほど恥ずかしい台詞だった・・・。
が、まるで最初からこう言う事が決められてるみたいにスラスラと言えた。
「責任・・・?」
本当は私が犯人じゃないけど、犯人は来栖ちゃんと何らかの行為に及ぼうとしていた事は確かだ。
「ここじゃあれだし、私の家に来ない・・・?」
来栖ちゃんはとっさにその言葉の意味を読み取り。はい、と顔を俯かせて言った。
少なくとも私の「初めて」な訳だから少しくらい心の準備が必要だ。
[2]芹沢茜の視点【終】
139 :
41:2006/11/25(土) 08:32:44 ID:QsBGfFcs
まだまだ続きます。
誤字脱字は(ry
展開が強引なのは許してください('A`)
それではまたいつか。
真犯人は誰だ?!
犯人はヤス
/: __ ヽ
/.::::.../ ` ⌒ヽ 、ヽ ',
/./,'. 〃 ' // ' ! ヽi :i l i
iイ::i::::|ト、! lイ ! !i l :l l | 犯人は……
l|::|!:i!‐rfぃl |i_,.斗. |::| |:.:.. l ……犯人はこの中にいる……
`^^い vリ^ーヾ{i:t.}vリイYィ,ハ! 友人として私にその名を口にさせないでくれ
|{ ' ‘ー' '「!: j〃′ どうか名乗り出てほしい
!:i\ こ) __,,. リ /}
!:く:::`丁,.-‐ //ノハ._ i´ヽ r'ヽ
/:`:::}::辷j /' / /`i l lヽ V⌒!
ハ, 〈r‐┘´ ,ク {! l、} ~ i {
// ,タ / { l´| |l ! !
ノ/ /' l ! l_| !′ | j
ハ:{.... 〃 ヽ| ! } }./
く::^ヘ:::::{{:........... ! ヽ ' ′ ,ハ
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
最近百瀬兄妹の様子がおかしい…。
修はネトゲにはまり、全てを取り戻すだの喰い殺すだの叫んだり、毎日病院に誰かを見舞いに行っている。
くるみはくるみで、食欲旺盛になって、変な男と一緒に探偵事務所開いたりしている。
その話は崩壊スレ向きじゃないか?
食欲旺盛、ってのはネウロか
.hackだな。
修=イレギュラーハンター
通常、合宿中の夜間の単独行動は認めらない。
それは演劇部でも同じであるが、宿から出てゆく陰が一つあった。
芹沢茜である。彼女は宿の近くにある松林の中に入り、辺りを見回したのち腰を下ろした。
これで三度目であるにもかかわらず、誰も呼び止めもしないのは、
彼女の目的をおぼろげながら感付いているからなのだろうか。
彼女はスパッツを膝まで下げ、背中を丸めて顔を股間に近付けると、自分の秘部をなめはじめた。
寝室や便所とは違い、松のかすかに揺れる音が、愛液をなめとる音と重なりあっていっそう淫美さを増す。
多くの人が一度は試すことではあるが、それを現実に行なうとは、
どれほど長い舌と、柔らかい身体をもっているのだろうか。
続いてる・・・よな?
割れ目に舌を出し入れし、または激しくなめまわす。服の汚れも気にしない。時も動きを止めていた。
なぜ指でなく舌なのか。一つには、指は奥までまさぐれるものの、
三つの関節では舌のような精密かつ乱暴な動きができないということにあった。
154 :
携帯にて失礼:2006/11/28(火) 23:38:29 ID:MQxft1Xy
二つ目には、いつしか彼女がこの行為を、接吻と重ね合わせるようになったことにある。
はたから見れば一人の少女がうずくまっているだけなのだが、
彼女の妄想の中では、自分の股に愛しい来栖の顔があるのだ。
沙汰のかぎりであるが、快楽に飲まれるうちに夢か現つかも分からなくなってゆく。
ひだの全てが、思い人の歯であり、舌であり、また愛液は唾液であった。
それ故に、舌はさらに深くへもぐりこみ、動きの激しさを増してゆく。
目を開けば、そこに柚子がいた。現実には見ることもできないほどの妖しい笑みを浮かべていた。
そして、二人同時にはてた。
それを見守るのは月と減量諜報員のみであった。好意か悪意か、やがて来栖にもこのことが伝わるのだろうか。
そのとき芹沢は股間の来栖を忘れることができるのだるうか。
桃も月もそれを知ることはない。
(*´Д`)
159 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 13:58:50 ID:5IhpMGBi
>>150-156 ちゅぱっ
ちゅぱっ
芹沢茜が時折このような妄想にふけるのを
見て見ぬふりをする情が諜報部にも存在した。
>>150 最初3行だけ見てウランだと思った俺ガイル……
高瀬×ハルカ姉さんが好きなのは
俺だけですか?
篠原と高瀬が時々ごっちゃになる俺はまだまだだな
新スレが立ち、長編モノもひと段落着いた今日この頃。
今がチャンスとばかりにウランの投下に来ました。
苦手な人はタイトルをNG登録orスルーしてください。
>>160 はて?呼ばれたような……気のせいか。
CASE7
「うおぉぉおぉぉ、トイレトイレ」
――今、トイレを求めて全力疾走している私は桃月学園1年のごく一般的な女子生徒。
しいて違うところを挙げると身長が低いってとこカナー、名前は秋山乙女。
そんなわけでそこの曲がり角にある女子トイレにやってきたのだ。
「って誰だ!ヘンなこと言うな!」
乙女が声のする方を振り返ると、自分とは対称的な背の高い、頭の良さそうな
メガネの女子生徒がいた。彼女は満足したのか鼻歌を歌いながらどこかへと去ってしまった。
「ってそんなことしてる場合じゃない、トイレトイレ」
ビュンッッッ!!
乙女がツッコミを入れている隙に、乙女の側を誰かが追い抜いていった。
「あっ、てめえ!」
「あは――、甘いぜ――」
それは姫子だった。
乙女がその姿を確認した時、姫子はトイレの個室のドアに手をかけようとしていた。
「させるか!」
乙女は持ち前の運動神経を生かし、姫子に追いつき、姫子の入室を阻む。
「乙女ちゃん、順番は守らないといけないカナー」
「うっさい!こっちは限界が近いんだ!先にさせろ!」
「それは私も同じダヨ」
乙女と姫子、両者互いに譲らずドアの前での攻防が続く。
その間に隣が空いたことなど二人は知る由もなかった。
「このおっ!」
「おおおあぉぉ」
〜十分後〜
「おしっこって……どうして出ちゃうんだろうね……」
「そうだな……」
桃月学園の屋上。
両成敗となった二人は空を眺めていた。
どうみてもまんがサイエンスです。
本当にありがとうございました。
ウラン系のスレが立ったけどどうしようかな……
次からはそっちに投下するべきか……
ハルカ……w
友情w
>>165 いや、今後もぜひこのスレに投下してください
流れを読まず中編物を投下させていただきます
〉〉165
GJww
私立高校の設備を侮ることなかれ。桃月学園のシャワー室はほぼ生徒全員に開放されている。
多くの生徒が汗を流し、諜報部員のカメラに豊かな肢体をさらす場である。
ご多分にもれず、芹沢もここを利用する。 少女として、きぐるみ女優てして、あせもは大敵なのだ。
白過ぎず黒過ぎず、少しスパッツの跡がついたしかし滑らかな肌を、水滴がつたって落ちる。
「あ、芹沢さん!」
聞き慣れた級友の声に反応して、再度シャンプーのびんに手を伸ばし、乾きかけたくせ毛をぬらす。
「全国的に放課後〜!」人もまばらの校庭に愛らしい声がひびきわたる。
金属的装甲とハチュウ類のウロコをもちあわせる人類が英知、
『メカドジラ』なるきぐるみを華麗に着こなすその名は来栖柚子。
夕日に照らされかすかに覗くゆれる金髪が、その光景が静止画でないことを物語っている。
三十秒ほどポールの上で静止したのち、ひらりと(と見せかけてズルズルと)降りたのち、
ぶるりと身体をふるわせたのは、何も夕日に圧倒されたからではない。
(すこし、寒いかも)
摩擦によってきぐるみの中の温度は体温をはるかにこえる。
(上気した表情がたまらなく色っぽいという人も多いが、ここでは置いておく。)
冬はまだまだ先のこととはいえ、汗で風邪をひくというのは珍しいことではない。
さらに部室に戻った来栖は消臭剤が切れていたことに気づく。
(家まで我慢するのはつらいし……シャワー室、まだ開いているかな……)
鍵をしめ、タオル等一式をひきずり出し、早歩きで体育館へと向かう。
ここで場面は冒頭にもどる。
「あ、来栖ちゃん。私も今来たところなんだ」
「本当ですかー? よかった!」
幸運なことに、ほかには誰もいない。二人は互いのすぐ隣でシャワーをあびながら、たあいもない雑談をはじめる。
しかし、来栖はしだいにうわの空になっていく。
(芹沢さんの裸体がこんな近くに……)
薄い体毛、細くしなやかで、生命力にあふれた身体、今はたれているくせ毛。
それら全てが、乙女脳と乙女回路がぐるぐると回りだす。
石鹸に向かう二人の手が、重なり合った時にそれは起こった。
突然芹沢の右手を握り締める。
「芹沢さん、この前南条さんを抱いていましたよね?」
「え? それは」
「私も抱いてください!」
突然来栖がのしかかる。頭を打たなかったのは幸いだろう。慌てたのは芹沢だ。
「ち、ちょっとまって!」
「なら私から行きます!」芹沢が南条に盗られる。そうでなくても、いつかは誰かに。
来栖はそれを憎んだ。未来を憎んだ。時間の進みを憎んだ。同時に老いすらも。
同性。所詮は結ばれぬ運命である。
(それならいっそのこと私が芹沢さんを……。)
乱暴に唇を奪う。すでに人の目ではなかった。
くちゅくちゅと淫らな音が響く。手が動くたびに芹沢の身体には赤い跡が増えてゆく。
「芹沢さんの初めて……いただきます!」
「ちょ……きゃん!」
獣の指が秘部にはいりこんでゆくと同時に、ぶちぶちと音がする。
芹沢の顔がこわばるのは、快楽のためか、痛みのためか、果たして、彼女は絶頂を迎える。
「ひひゃううっ!」
芹沢の上で時間を過ごすたびに、しだいに正気に戻ってゆく。顔が青くなる。
「……ごめんなさい」
「……来栖ちゃん……?」
「ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!ごめ」
「来栖ちゃん!」
血に濡れた手と、死人のように青い顔が震えを止めた。
「私にも来栖ちゃんの……ちょうだい……?」
体勢が逆転する。あくまで優しく、慰めるように、全身を舐め、手を這わせる。
親猫が我が仔にするようでもある。柔らかい身体が、恋しい者を包むのだ。
「私も好きだっんだ、来栖ちゃんのこと」
「え……?」
暖かい快楽に飲まれながらも、喜びははっきりと感じられた。
「でも、言い出せなかった。来栖ちゃんのおかげだよ。ありがとう」
涙がとめどもなくこぼれる。
「泣かないで、来栖ちゃん」
「違います……嬉しいんです、とても」
二人とも涙を止められない。
「そろそろゆくよ……」
切なく響く音とともに、タイルの上で二人の血が混じった。
それ後二人は着替えて、できるかぎりの痕跡を取りのぞいた。
「へぷしゅっ、へへ……風邪引いちゃったかな……」
見てみると来栖の顔色も良くない。
しかし、どうもそうではないようだ。
「見てください、これ……」
壁には、巧妙な隠しカメラがあった。偶然でなければ、素人に発見することはできないだろう。
「もしかして、見られてたんじゃ……」
その通りだろう。そうでなければ、邪魔が入らないわけがない。そんなお節介やきは、一人だけだ。
……でも、ちょっと憎たらしい。
「見せつけてやろう……」
「……!?」
困惑したような顔がたまらなく可愛らしい。
「これからもちょくちょく……ね?」
「……素敵です」
もう一度、カメラの前で深い接吻をする。
ありがとう、綿貫。
夜明けの桃月通りを歩く二人。
冷たい風が頬を刺す。
いずれ裂かれる運命もいとわずに、
確信できる今だけ重ねて――
携帯ライター乙。
God Job!
保守
183 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 19:10:36 ID:XUWOtCJC
保守&age
184 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 07:09:04 ID:4+teHX5G
一週間近く経ったのに投稿が・・・
作家陣がそろって製作中であることを祈ろう
hosyu
186 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 02:35:02 ID:uslkkkuQ
ほ
し
ゅ
451 :女医さんと初詣 :2006/12/12(火) 15:57:50.95 ID:Tba3FSK90
ドジラと戦ったあと、ロボ子を脱いで汗だくになってる芹沢
そのスポブラとスパッツのみになってる芹沢を抱きしめる俺
芹沢「なんだいきなり〜。汗かいてるから服汚れるぞー?」
俺「いやいいんだ。」
芹沢「それ今汗臭いし・・・(小声)」
俺「いーや茜はいっつも良い匂いだよ」とクンカクンカした後首筋の汗を舐める
芹沢「ひゃっ!!そんなとこで舐めるなよーしかもこんなとこでー」
俺「よいではないかーよいではないかー」
となしくずし的にセクロスするのがささやかですが私の夢です
VIPからきますた
捕手
190 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 22:55:17 ID:scWVhxXg
続きマダー?
191 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 11:21:36 ID:Eu3jjJJB
ほす
192 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 16:11:11 ID:T6Xt4tKO
>>192 _、_
( ,_ノ` ) n
 ̄ \ ( E) グッジョブ!!
フ /ヽ ヽ_//
塗り絵?
>>192 まさか絵になるとは夢にも思わなかった。
激しくGJ!!
最近プライベートの方で色々忙しくなってるので
なかなか執筆できませんがやめたわけではないです。
年内にもう一つくらい投下できればいいなあ……
196 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 02:17:22 ID:lEsTOSnN
>>195 文章の良さは改めて感じました。
良いssあればまた勝手に絵にさせて貰います。
ありがとうございました
>>192 _∩ Good Job!!
Good Job!! /( ⌒) ̄\ ∩ -― 、,_
/ ̄ ̄ ̄\_,.i"/,. ノ|_|i_トil_| / .)E):::::::::::::::ヽ Good Job!!
i'___{_ノl|_|i_トil_|i.l/ /┃ ┃{.i| / /:トx::_::::|X::::::::i
_n i|,彡 ┃ ┃{.i|i/ /''' ヮ''丿li/ /::{ |:::|ー|::::|ソ:/
( l 》|il(_, ''' ヮ''丿|/ ,ク ム"/ /::::ハ! ー' ー':::ヽ
\\リ i `フ l´il l|( ヽー、- く l, -、>ォ―,、:/ n
ヽ二二,,⌒ヽノリゞヽ .:o:. Y ..:oヽ二⌒ \_レ( E)
c':. ! :c:: }ノ ヽ、__人 ノ Y .::o:ヽ ..:p/
`ー'`ー‐く ) ハ ! !、_ ノ、_ノ
} ハ ヽ ,.' j イ ) ハ!
/ ` ! { `Y 〈 / , !
! Y´ / ヽ ヽ \ { `Y ノ
306 :おせつ :2006/12/17(日) 20:25:19.77 ID:N68MN33lO
望「今日は雅ちゃん家でクリスマスパーティーだ!」
雅「あっ…これ飲み物…」
ベッキー「へー。雅ちゃん家っておっきいねー」
犬神「…それはそうと」
ベッキー「(うおっ!犬神!)」
望「ん?どうしたの?雅ちゃんのお兄ちゃん」
犬神「なんで一条さんまでいるんだ?」一条さん「妹の付き添いです(ケロリ)」
321 :おせつ :2006/12/17(日) 20:54:16.84 ID:N68MN33lO
望「おー、お姉ちゃんサンタさんだよ!」
一条さん「サンタさんですね」
犬神サンタ「(まさか一条さんが来るとは…
学校のみんなに言われたら困るな)」
雅「宮本さん、一緒にサンタさんからプレゼント貰わない?」
ベッキー「あ、うーん…」
犬神「!?」
ベッキー「・・・・・・(じ〜)」
犬神「・・・・・
何か言って下さい(泣)」
誰か続き考えてみてくれないか?
とりあえず一条さんが犬神を狙ってるのは分かった。
『憧れの姿』
ここ数日で急激に気温が下がり、朝晩の白い息が今年の冬の訪れを告げていた。
外では北風が寒々と木々の葉を揺らし、しかし屋内の陽のあたる場所では
柔らかな太陽の暖かさを感じる事が出来る。――そんな午後。
何でも臨時の職員会議だそうで、今日の授業は午前中で終わり。
図書館も午前中でいっぱいで閉館となり、居場所をなくした私は荷物を取りに自分の教室へと向かって歩いていた。
――たまには自分の部屋でのんびりと過ごすのも悪くは無い、か。
そんな事を考えているうちにD組の前に辿り着く。既に誰も居ない教室に入り、鞄を取ろうと自分の机に目を向けると……
「ん?」
そこには透明な包装に包まれた、綺麗な色のキャンディーが置かれていた。
「誰だ? こんなところに飴なんか」
――南条が置き忘れたのか? いや、ひょっとしたら芹沢辺りなのかもしれないな。
持ち主について思いを馳せつつ、制服のポケットに仕舞う。
――今日は天気もいいし、これくらいの事をしても罰は当たるまい。
そして私は鞄を手に帰路に着いた。
冬の空は良い物だ。特に身が引き締まる様な寒さの中で見上げる、澄んだ空の青さは格別ではないだろうか。
そんな事を思いながら歩いている、そんな時だった。
「犬神さん!」
後ろから声を掛けられる。振り返ってみるとそこに居たのは一条だった。
「珍しいですね。こんなところでお会いするなんて」
「たまにはご一緒してもいいですか?」
「別に構わないが、珍しいな。そんなことを言うなんて」
「ええ、今はなんとなくそんな気分なんです」
微笑みながらそう言うと、一条は私の横に並んで歩き始めた。
何だかんだいって私と一条には接点が多い。が、最近は委員会やバイトでお互いに忙しく、余り顔をあわせる事も無かった。
思えばこうして肩を並べて歩くのも久しぶりだ。変わり者の多い同級生達や同い年の妹の事など話題は尽きず、
会話が途切れる事は無かった。
ふとポケットに手を入れた時、中のカサカサとした感触に気づく。
「そうだ。飴があるんだが、要るか?」
「頂いてよろしいんですか?」
「ああ。貰ったものだしな」
――出所がはっきりしないというのは気にかかるが、毒が入っているわけでもあるまい。
「それではお言葉に甘えてさせてもらいます」
そういうと一条は私から飴を受け取り、器用に包装を開けるとそのまま放り込んだ。
「あ、けっこう美味しいですよ? このキャンディー」
……まさかこれがあんな大事件のきっかけになるとは、このときは思いもしなかった。
まもなく私の家に着こうかという頃、私はふと違和感を感じた。
――さっきから一条の口数が少ない。話す話題が尽きたという感じでも無いのに……
私は不審に思い視線を横に振る。すると――!
「大丈夫か一条!?」
思わず大声を上げてしまう。仕方ないだろう、横を歩く一条の息は絶え絶えで、顔を赤くして苦しそうにしていたのだから。
「ちょっと、体が熱くて……ふらふらします」
こちらを向いた一条が潤んだ瞳で私を見つめる。
「――っ!」
見るからに辛そうで一刻も早く休ませたほうが良い、そんな状態だった。
「ここから私の家の方が近い。家ですこし休んでいけ。」
一条がうなずくのを見て、今にも倒れそうな一条を支えつつ我が家へと向かった。
――見つめられた時に心臓が大きく波打った事は秘密にしておきたいな。
家の中へと入り、少し迷った挙句に自分の部屋へと運びベッドの上に寝かせる。暖房の電源を入れ、
「何か冷たい物取ってくるから、そこで休んでいてくれ」
そう言い残して私は一階へ飲み物を取りに行った。
「確かスポーツドリンクの買い置きがあったはずだが……」
冷蔵庫の中を見ると幸いな事に青いラベルのペットボトルが何本か入っていた。
そのうちの二三本を取り出し自分の部屋のある二階へと向かう。
――最近急に冷えだしたし、風邪だろうか。だとしたら氷枕を用意しなければ……
ドアを開けた私は茫然自失となった。いや、この状況で驚くなと言う方が無理な注文だ。
自分のベッドの上に見知らぬ美しい少女が座っていたのだから。
その姿が目に入った瞬間、私は『C組の魔女』の事を思い浮かべていた。
彼女の体型が良い事は皆が認める所だし、目の前の少女ほどのスタイルを誇る人物は他に心当たりが無かった。
しかし、目の前の少女は軽くウェーブのかかった茶髪を三つ編みにしているし、メガネも掛けていない。
――変装して入れ替わる悪戯か?
だが、冷静になりつつある頭脳がその考えを否定する。
――いや、そんなはずは無い。
悪戯にしては手が込みすぎているし、そもそも彼女にはこんな事をする理由が無い。
だとすれば、導き出される結論は一つだけだ。
大体、私がこの部屋を出る前に此処に居た人物といえば一人しか居ないのだ。
――尤も、私がその結論を信じられるかは別の問題なのだがな。
「一条、なのか?」
私が尋ねると、目の前の少女は赤い顔でうなずいた。
「横になっていたら、ふっ……と意識が無くなって、気がついたらこの姿でした」
ベッドに腰掛けて話すその声は確かに一条の物だ。
確かに、良く見てみれば顔などに面影が残っている事もわかる。
しかし首から下は『理想の体型』と言ってもいい程に抜群のスタイルになっていて、
座っているから良くはわからないが、おそらく背も高くなっている。
自分が橘に例えたのも案外的外れではないように思える様な、美しい姿だ。
親しい仲の者でさえ、今の姿を見て一条だと判別できる人はほとんどいないだろう。
「いったいなにがどうなってしまったのでしょう。」
一条曰く、外見の大変化とは裏腹に痛みなどの異常は無いらしい。
「何か心当たりとか無いのか? 宮本先生の実験に付き合ったとか」
「――!」
「?」
「いえ、特に思い当たるような事は、ありません」
―― 一瞬動揺したように見えたのは気のせいだろうか。
「……どうしたらいいんでしょうか」
と言われてもこちらには対処の仕様が無い。こんな小説の様な展開は想定の範囲外だ。こんな時は……
「とりあえず宮本先生に相談してみよう。子供とはいえ天才だ。何か解決策を考えてくれるかもしれない」
そう言ってベッドから立ち上がろうとすると……
「……行かないでください」
振り返ると一条が私の制服の袖を掴んでいた。俯いてしまっていて、その表情を窺うことは出来ない
「不安なんです。何故だか判らないけど心細くてどうしようもないんです。だから、お願いです。側に居てくれませんか」
言い終えた一条が私の事を見つめる。その瞳には涙が浮かんでいた。
艶かしさまで感じる体に不釣合いな弱気な表情。こんな事を考えるのもどうかと思うが、
――庇護欲をそそられるような、そんな態度だった。
現状のままで居るのも不安だったが、不安定な一条を放置していく方がより危険だと判断し、再びベッドに腰掛ける。
すると、一条が私に寄りかかってきた。
「しばらくこうしていてもかまいませんか?」
私は戸惑う。私も男だし、別にこういう事に慣れている訳でもない。
だが、一条の表情が次第に安らいでいくのを見ると、断る事など出来はしなかった。
無言を肯定と受け取ったのか、一条は更に身を寄せてくる。
私は、その暖かく柔らかな感触に心臓が高鳴るのを感じた。
その姿勢のままどれほどの時間経っただろうか。
気づくとまた一条の息が荒い。またあの発作が来たのかと思い声を掛けようとする。
「どうした、一じょ……」
言い終える前に体に軽い衝撃を感じた。次の瞬間には後頭部を包む布の感触。
目の前には瞳を閉じた一条の顔。
重なる唇。
胸元には大きく柔らかな二つの感触。
止まる思考。
――私は、自分が押し倒されたのだと理解するまでに数秒を要した。
一瞬の後、状況を認識した私は驚いて一条を軽く突き飛ばしてしまう。
冷静になろうと努めるが、頭の中は触れ合った唇の柔らかな感触で一杯だった。
「やめてくれ一条。いったいどうしたんだ!?」
回らない頭でどうにか言葉を発した。体を起こした一条は俯きながら絶え絶えに言葉を紡ぐ。
「ずっと好きだったんです」
「――――!」
「犬神さんの事、ずっと前から好きだったんです」
「でもその気持ちは心の中にしまっておいたんです。私は、普段の会話とか、そういう物だけで十分幸せだって感じられましたから」
「でもこんな状況になって、犬神さんの事を考えれば考えるほど体が熱くなって」
「……そして、自分の想いを押さえられなくなってしました」
「突然こんな事をしてしまって、すみません」
―― 一条が、私の事を?
急激すぎる展開に混乱する頭で必死に考える。一条の不安げな表情を見て何を思ったのか。
一条のの口付けに嫌悪感を覚えたのか。
そして、私は一条の事をどう思っているのかを。
その答えは……
犬神×一条、景気付けに途中までですが投下しました。
初SSなので至らない点があると思いますがご容赦ください。
ミスや気が付いた点などあったらレスしてくれるとうれしいです。
続きの展開は考えてありますが、投下には少し時間がかかるかもしれません。
>一条のの口付けに嫌悪感を覚えたのか。
残念、「の」が一つ多かった。
それはともかく続きを楽しみにしています。
>>208 GJ 期待
>>199 ベッキー「ああ…プレゼントは何かな」
犬神「……プレゼントはですね」
犬神がプレゼントを入れていた白い袋を探すと、中のものを出してそこには望が入って顔を出していた。
望「この袋大きいよほら」
雅「望ちゃーん、だめだよ、望ちゃんがプレゼントになっちゃうよ」
一条「望は誰のプレゼントになりたいんでしょうね」
望「この中で男の人って…」
雅「え?え?だめー」
望「雅ちゃん交代!」
雅「え?ええ」
強引に交代させられて袋に入る雅
その光景をなすすべもなく見つめるだけの犬神とベッキー
ベッキー「………」
犬神「……何か言ってやって下さい」
一条「今度は雅さんですか、誰のプレゼントになりたいのでしょうね」
雅「あう(真っ赤)」
望「雅ちゃん、困ってるよお姉ちゃん。雅ちゃんのお兄さん助けてあげて」
視線が犬神に集まる
ベッキー「出番だぞ…犬神」
犬神「な……」
袋の縁をもって顔を半分隠れるまでしゃがむ雅
望「あー、目と目があって恥ずかしがった。これも計算なだろうけどねプヒヒヒヒ」
雅「望ちゃんひどーい」
一条「プレゼントだそうですよ、犬神さん」
袋に向かってさあどうぞと手で示す一条。
犬神「まて、おかしいだろ」
望「次、お姉ちゃん!」
雅と交代して袋の中で体育座りする一条
一条「プレゼントになってしまいました」
犬神「先生…なんとかしてください」
ベッキー「いや、だって…お前の家だろ…」
望「ほら、宮ちゃんもそこで見てないでほらほら」
望に手を引っ張られて、袋を頭からかぶせられてしまう
ベッキー「うわぁ」
ごそごそと動いてやっと顔を出す
ベッキー「ぷはぁ」
雅「宮本さんかわいい」
望「これで全員入ったね(ウインク)」
一条「さあ、プレゼントですよ」
ベッキー「………………」
犬神「……………………」
ベッキー「何か言ってくれ」
犬神「メ、メリークリスマス」
恥ずかしくなって袋の中に隠れるベッキー
ベッキー「はうぅ……」
一条「入りましたね」
雅「お、お兄ちゃん…」
どうにかしてと犬神の服を掴んで目で訴える雅
犬神「……」
入った袋をの入り口を持って広げる犬神
犬神「先生…出てきてください…」
望「サンタが袋を開けたから、出てきた宮ちゃんがプレゼントだね!サンタさんは誰にあげるのかな」
ベッキー「え?!私プレゼントなの?なんで?誰に?」
『最大のピンチ、決断を迫られた犬神!!
プレゼントになった少女の運命は?!
刮目 して次回を待て!』
(ドーーン)
ぱーにレンジャー♪ぽーにレンジャー♪
なんで私がブラックなんだ、腹黒いだとか空耳が聞こえたようだなあ覚悟しておけ ぱにブラック
蟹はうまいな美味しいな、ぱにレッド!
ここなら最後まで言えるのよ!眩しいって言うなあ! ぱにイエロー
……6号です…ぱにブルーです
やっぱり可愛さを見抜ける人がいたのね、ゴージャスなぱにp
(ブチッ)
……続かないよ
おつ
今日は冬至だから柚子湯にでも入るか。
「せ、芹沢さーん・・・ いつまでお風呂に入っていれば印ですかぁ〜?のぼせちゃいますよ〜///」
「柚子汁が出るまで」
「そ、そんな〜///」
ゆずこじるとな
「あなた、ウランの人がまたウランの投下にいらしたわよ」
「おお、ウランの人か」
「チョット、うらんノ人ッテ失礼ジャナイデスカ?」
「そうは言うがあの人は来るたびにウランを投下してくれるんだよ。
そんな人を君はなんていうのかね?」
「………うらんノ人………」
「ほら、やっぱりそうだろう」
というわけでウランの投下に来ました。
苦手な人はタイトルをNG登録orスルーよろ。
番外編
喫茶エトワール。
桃月西口商店街に位置するこの店は人通りのわりには客が来ない。
そんなわけで店長は皿を何度も磨きながら時間をつぶしていた。
「はぁーっ、今日も客がこないな……」
店長は独り言のようにつぶやくと、自分用のコーヒーを淹れに行った。
そしてコーヒーを入れてカウンターに戻ると、店内に見知らぬ少女の姿があった。
――いつの間に入ってきたんだ?
店長は驚いた。音もなく彼女が入店してきたことよりも、その彼女の格好に。
少女は頭に猫耳をつけ、しっぽのついたレオタードみたいなものをまとっていた。
「い……いらっしゃい……」
店長はとりあえず彼女を客として迎え入れた。
「………」
少女はどうすることもなく、ただ店長の方を上目遣いで何かを訴えかけるように見つめている。
店長はどうしていいか分からず、とりあえず
「何か、飲むかい?」
そう彼女に聞いた。
その瞬間だった。少女の身体がプルプルと震えだしそして…
「んっ……」
ジョロロロロ……
少女が声をあげたと同時に薄黄色の液体が脚を伝って流れ出し、
足元で水溜りを形成していく。
店長は固まったかのように呆然とそれを見つめていた。
「ん……はぁっ」
すべてを出し終えた少女は、軽くため息をつき、そしてこう言った。
「ブルーマウンテンください」
………
……
…
「とまあこういう風にすればアタシも結構イケるんじゃないかと」
「うるせぇ、泥水でも飲んでろ」
今回は正規のキャラじゃない(擬人化)ので番外扱いです。
前回言ったウラン系のスレ、やっぱり落ちました。
そしてデスノートのパロっぽい奴にチョット期待。
マスター、お冷を一つ貰おうか
誰か犬神×南条か高瀬×ハルカを
書いてくれ・・できたら両方
うがー!人に頼む前に自分でやれー!
…ってベッキーが言ってた
223 :
ウェッキー:2006/12/23(土) 18:37:52 ID:1VIUUMhd
『早る乙女のクリスマス』
ジングルベール、ジングルベール
街中にシャンシャンシャンと軽快なリズムが鳴り響き。
サンタの格好をした人がウロウロしている。
電飾や飾りがひときわ派手にそして綺麗になり、クリスマス本番前で人が皆浮き足立っている。
本番までに用事を終わらそうと忙しそうにしていた。
「クリスマスで浮かれてるなあ」
「そうだね乙女〜」
「だー!頭を突くな!このデカ女」
「機嫌よくないね〜、冬休みに入って愛しのあの人に会えないからかな〜」
頭の上からなんだか嬉しそうにこっちを見てくる
「ば、バカヤロウ。そ、そんなわけあるわけないだろ!」
「あー、赤くなった〜」
「だー!お前はどうなんだよ」
「えー、私?私はねえ」
さっきとは瞳の色が変ったような…気がする。
「乙女がここに居るから寂しくないよ〜」
「抱きしめるな、胸が!ぷはっ苦しい、このお〜デカ女!」
人の気も知らないで街中で抱き上げられて抱きしめられた。く、苦しい…
そんな鈴音との買い物が終わって家に帰り着く。
「ただいまー、誰かいないのかー」
奥の方から反応があった。
「なんだ勇気いるじゃん、ちゃんと返事しろよー、土産に肉まん買ってきたぞー」
物音のする方に行って扉を開ける。
そこは脱衣所で腰にバスタオル一枚の姿で鏡に向かい髪を整えている勇気が居た。
「今頃から何してるんだ?」
勇気は恥ずかしいのか慌てている。いつの間にか弟も色気づくようになったんだと感心した。
「な、なんでもない」
「あー、買い物途中でメディアにあったぞ。サンタのバイトをベホイミとしてたけど、
これがさあ、メイド服のままサンタの帽子や赤いブーツ姿で袋背負ってるんだよー。おかしいだろ」
「え、どこで?」
詳しく場所を聞きだしてくる。ははーん、後で行くつもりだな。単純な奴だぜ。
慌てすぎたようで洗面所から出る時にバスタオルが解けて落ちた。
勇気は声にならない声を出して一目散に部屋に飛んでいった。
意外に大きいんだなと小学校の頃の勇気と比べて思う。それが平均的に大きいのかどうかは良くわからないのだけれど。
男の平均って…何名か学校で会う男の顔を浮かべたが、どだい裸なんて見たこともないから、想像はそれ以上膨らまなかった。
肉まんを一個口にくわえながら、自分の部屋で少女漫画を読み出す。
クリスマスだよなー、世間じゃ浮かれやがって……
肉まんうまいなー
………
早乙女の顔が浮かんだ、何だか慌てて肉まんを一気食いした。
…………
「よし!どうせアイツは寂しく一人だろうから、いっちょヒヤカシに行ってやるか」
胡坐をかいて膝を叩いて調子をつけると立ち上がり、土産の肉まんを取りに向かった。
224 :
ウェッキー:2006/12/23(土) 18:38:34 ID:1VIUUMhd
なんだか楽しいことが起る予感をしながらアイツの家の側まで来たとき、ハッとして隠れてしまった。
ジャージ姿が見えたのだ。
日頃からあの格好じゃ何時までも独り身なんだよなと思いつつ声をかけようかと思ったときにその横に人影。
あのノッポとチビの体格差。
見間違うことなく、早乙女とベキ子だ。
なんでわざわざ休日まで一緒に行動してるんだよ?
いや、それよりも何で私は隠れてしまったんだろう。
こっそり覗くと、早乙女は楽しそうに会話しながら、時折、苦笑している。
でもまんざら嫌という顔ではない…
今の後ろをつけている私の姿って、まるで不審者そのものだよな。
こんなところを鈴音に見つかったら、大声で声をかけられてしまう!それはマズイ
さき程よりもキョロキョロしながら後をつけると、二人はそのまま早乙女の部屋へ入っていった。
近くの電柱の影からぽかーんと見つめるしかなかった。
私は何をしに来たんだ?気づけば走り出し公園でブランコを漕いでいた。
ちくしょー、涙が出そうだぜ。なんでベキ子なんだ?ガキ過ぎるだろ、犯罪だぞ。
もっと鈴音くらいのボディの持ち主ならわかるけど、あういうのがいいのなら私だってかするくらいするだろうが
「やべっ」
本当に涙が出てきたので慌てて服で涙を拭う、そして怒りに満ちた足で早足で早乙女の部屋に向う。
きっと二人で楽しんでるんだろうけど、一言だけでも言ってやる!
それがガキっぽい行動だって思うけど、もう今はそんな事どうでもいい!
早乙女の部屋の扉を勢いに任せてバンっと開けた。
「早乙女のバカヤロウ!!」
いきなり怒鳴られた早乙女がビックリして振り返る。
「いくらなんでもそれは犯罪だぞ!」
あれ?何か変だ。
早乙女一人??
「担任に向かってバカ野郎とは何だ秋山」
「あれ?早乙女…ベキ子は?」
「きつねにつままれたような顔してどうしたんだ、宮本先生ならもう帰ったぞ」
「え、なんでそんなに早く…フラレタのか」
「話が見えないんだが……宮本先生は貸してもらったゲームを回収しに来ていてすぐに帰ったんだ」
「おお!」
話が繋がった。まずい。
「それで、何がどうだって」
気づけば早乙女が目の前にいる。上から見下ろしてくる。なんだかやべえ
「あーー、そうだ!肉まん!一人で寂しいだろうから持ってきてやったぜ!」
……あれ、気をそらせなかった?まだこっち見てるよ。
汗が浮かぶ。
ふーとため息が聞こえた。
「そうか、ありがとう。お茶を入れるからそこに座ってまっていてくれ」
225 :
ウェッキー:2006/12/23(土) 18:39:41 ID:1VIUUMhd
微妙に片付いているようで雑な、男の部屋でございますって感じだ。
中央にあるちゃぶ台に向かって座る。
暖房ストーブだし、エアコンくらい買えよな。
「おまたせ食べようか」
気まずくて無言で食べ始めた。
早乙女は何かと話しかけてくるが、さっきの事があって顔がまっすぐ見れない。
肉まんに手を出したときに早乙女も手を出していて手が重なった。
顔が赤くなるのがわかる。
「うわーー!」
やばい、大げさすぎた!バレる?
必死に目を瞑ってしまう。
「そんなに大声ださなくても、ほら最後の一個は秋山が食べていいよ」
「ば、ばか、そんな事じゃねえ」
「なら、どうしたんだ」
私の行動が怪しいからか、心配した顔が覗きこんできた。
ぎゃーー、顔が!顔が近すぎる!
「うるせー!早乙女が悪いんだぞ!一人だと思ってたのにベキ子に手をだして!」
あーもう!支離滅裂になってるじゃん、嘘、涙まで出てきた??
「秋山?落ち着け、な」
「ベキ子を選ぶくらいなら私の方を選べ!」
なんでそこで鳩が豆鉄砲くらったような顔してるんだよ。
「このバカ野郎」
くやしくて早乙女にキスしてやった
気づけば早乙女の腕が私を包んでいた、キスも…早乙女の方が唇を押し付けてきていた。
「ん………んっ…」
唇が離れる。泣いたし顔が赤いのがわかるし目が合わさって、私はやばい逃げ出したいと思った。
だけど、早乙女の力強い腕があって逃げれない。
しかたがないから早乙女の胸に顔をくっつけて見られないようにする。胸板も厚いなあ。
「秋山……後悔してないよな」
「うるせぇ、ここまでさせておいて何を…言ってるんだ…よ」
くそぉ、声が震えてる、格好悪い。
「クリスマスプレゼントは秋山が欲しいと言ったらどうする」
早乙女の腕の力が強まる。
「……そういう時は……名前で言うもんだろ」
「こほん……乙女が欲しい」
「よ…し…」
結局顔は上げれないままでOKの返事をした。
226 :
ウェッキー:2006/12/23(土) 18:40:34 ID:1VIUUMhd
翌日、イブだ。
「早乙女……風呂かしてくれ…途中でこけた…」
気合いれつつ、どうしても顔が赤くなってロマンチックな妄想にはまって歩いていたのがまずかった。
見事にこけて水溜りにべしゃ。せっかくの服が…
タオルをかけてくれて風呂を用意してくれる。
タオルか、そういえば弟のタオルが取れて見たなあ。
疑問が直結し、ふと言葉がでた、
「なー、早乙女のってデカイのか?」
昨日からの急展開を思い出していてよく眠れなかったのが悪影響したらしい。
不注意にもそんな事を言ってしまったのだ。
早乙女は面くらいながらも意味はわかったようで
「気になるのか?そうだなー、デカイと思うぞ」
妙に自信あるな、この間見た弟のよりは大きいのだろうけど…
そんな大きいのでできるのだろうか?
「心配か?」
「な、これでも十分体は大人だー」
頭に手をぽんと乗せて早乙女が言ってくる
「お風呂一緒に入るか乙女」
やけくそ気味で服を脱ぐと振り返らずにさっさと先に入る。湯舟につかった頃に早乙女も入ってきた。
「あー、タオルつけてる」
ずるい、私は何もつけてないのにさ
「親しき仲にも礼儀ありだ」
よくわからない礼儀だと思った。
「背中流してもらえるかな」
早乙女が背を向けてくる、裸を直接見られないわけだからこっちも少しは気が楽になって不承不承従う。
背中広くて…たくましいよな
「そうだ、前も洗ってやるよ」
背中から腕を伸ばして前も洗い出した。肩から顔をだして見ると
「早乙女…さっきより盛り上がってる」
「背中に秋山があたってるんだからしょうがないだろ」
「クケケケケ…素直だな」
どうも私の中の悪魔が目覚めたようだ。スポンジを持った手をそこへと伸ばす。
「秋山、ちょっと待て、そこはいいから」
「だめだってば、ちょっとくらいいいだろう、それにまた名前戻ってる」
もみ合ってるうちにタオルがずれて見えてくる。もうすごしで届きそうな手が止まってしまう。
その手を早乙女の大きな手が覆って導いていく。
「ほら、洗うんだろ」
「さ、早乙女〜」
立場逆転、あっと言うまだった。
早乙女が洗い終わると今度は私が洗われる番。イスに座ってスポンジを渡す。
ちくしょお、見られてる見られてるんだよ裸!早乙女の手が背中を…あ、わきは弱いんだよ
「女の子は小さいなあ、どうした乙女、息が乱れてるぞ」
お腹あたりを洗われている。その手が…上がってきて胸を……恥ずかしすぎるぜ…
「さすがにこの後は無理だから自分でな」
「あ、うん…」
残りを洗っていく、早乙女の視線を感じる。お湯で泡を流す。見られてる。
「狭いけど一緒に入ろう」
早乙女が入って、その上に乗るような形で入る。
体がくっつく。恥ずかしすぎて俯きがちだった私に、早乙女の手が伸びて顔を向かせ、
そこにキスが飛び込んできた。長い長いキス…やばい、のぼせそうだ…
それが終わって抱きしめられると、落ち着いてきた。
これで早乙女のアレが当たってなけりゃなあ、完璧にロマンティックなんだが…
「さ、早乙女…そろそろ出て…その…」
「……そうしよう」
ザバーとお湯を溢れる。お姫様だっこで湯舟から出た。
227 :
ウェッキー:2006/12/23(土) 18:41:38 ID:1VIUUMhd
早乙女の日頃休んでいる布団まで移動してきた。
早乙女のは元気にでかさを主張している。まじで出来るのか心配になってきた。
再びキスされて、布団の上で横になる。
早乙女が胸を触って、そこにもキスをしてくる。
あーもー、気持ちいいのか恥ずかしいのかよくわからねー
いたるところを触ってくる早乙女の手に、いつしか体が熱くなって、
「さ、早乙女ー」
「乙女…」
足を少し広げたと思うと、ワレメをまさぐるように男のごつごつした手が動いている。
早乙女に私のアソコ…触られている…感じちゃう……ああ…
いつしか汗ばみ、甘い声が漏れ出るようになっていた。
「そろそろな…乙女…」
早乙女のアレが、今まで我慢していただけに脈打つほどにいきり立っている。
それが当たって、なんかぬくい棒を押し付けられてる感じだ。でも微妙にやわらかいような…
ツッ!!
早乙女の荒い息が当たってるよ、それよりもやっぱり痛ええ!!
声を抑えるだけでいっぱいいっぱいだ。
抱きついて痛みに爪をたてるけど、早乙女は動き続けて、何か言ってくれてるみたいだけど…
それどころじゃ…体の中に大きなものがあって…動いてて…熱すぎるぜ…
いつのまにか、お腹に何かかかった気がした、目をあけると早乙女が握って扱いていた。
あ、終わったのか……あれが入ってたんだよな…すげー。気持ち良さそうな顔しやがって…
「いたた…早乙女……」
「乙女…頑張ったな…かわいかったぞ」
くー…抱きしめられて、まだずっと痛いけど…嬉しいから
「お前のために頑張ったんだぞー」
そう言って抱きついた。
「なー、早乙女、なんでサンタの格好があるんだ?」
「いやー、ちょっと昔のバイト先で貰ってな、とっておいたんだ」
嘘だろ、それ。スカートタイプのサンタ衣装だぞ。
早乙女が嬉しそうだから我慢して今日は着ていよう。
今は、こうして二人のクリスマスイブのお祝いをしている。
料理できないから出来合いのものを買ったパーティーセットだけどな。
「メリー・クリスマス」
来年のクリスマスは…早乙女のプレゼント、期待してるぜ!
だからそれまで仲良くしていこうな早乙女。
チィン
乾杯の、グラスを合わせた音が部屋に響いた。
Fin
乙!
いいねいいねー。
乙女の「女の子」がうまく表現されてるよね。
…こんなコメント書いてる漏れは一人きりの来栖マスだがなOTL
>>222
文才が無いから
書けないんだぞ!
ってベッキーが言ってたヨ
ウソジャナイヨ
>>229 だからって人頼みにするのはどうかと思います
って一条さんが言ってたよ
いやけっこう真面目に
>221
犬神×南条なら漫サロの学級崩壊スレ7にあるよ。
あんまエロくないけど。
232 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 00:17:22 ID:has8/pYv
穢れたクリスマスをブチ壊すため、もてない男たちの希望、しっとマスク参上!
/し, / _>.
/ { \レ/,二^ニ′,ハ
|'>`ー',' ヽ._,ノ ヽ|
|^ー'⌒l^へ〜っ_と',
__ ! u' | /
/´ ̄ `! ヽ | u' , イ
| `にこ匸'_ノ |\_!__.. -'/ /|
ノ u { _.. -―| :{ ,/ / \
. / l | __ / ̄ ̄`>'´ ノ' ´ {、 \
/ |/ {'´ `ヽ. " ̄\ U `ヽ. __,,.. -‐丶 u ヽ
| / ヾ、.. } u' 〉、 } `ー''´ /´ ̄ `ヽ '" ̄\
! :} )「` ノ、 ノ l\"´_,,ニ=-― <´ ヽ{ ノ( `、 |
l 、_,/j `ー一''" }, ノ , '''''"" \ ヽ ⌒ヾ v |
ヽ _ / } {. { l ┌n‐く ヽ/ ``\ ノ
`¨´ `¨¨¨¨´ ̄`{ 0 `'^┴'ー┘|ヾ }、 u' ` --‐r'′
>>1 男がしっとに燃えるとき
>>2 しっとマスクを呼ぶ合図
>>3 素顔は誰だか知らないが
>>4 しっとの心を仮面に隠し
>>5 しっとパワーに炸裂だ!
>>6 しっとビームでアベック倒し!
>>7 しっとガイヤーはアベック焦がす!
>>8 行くぞ我らのしっとマスク
>>9 もてない男の希望の戦士
>>10 しっとマスクはしっとの王者
Shit!
234 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 22:33:21 ID:ReEQgje2
なんとなく保守
犬神×くるみって純愛系としては絵になるな。
南条さんに恐ろしい嫉妬を買いそうだが・・・。
犬神×くるみ←修←柏木姉妹・五十嵐先生
↑
南条
姫子←TANAKA
みたいになりそうじゃないか
>>236 一 条 さ ん が 黙 っ て ね え ぜ ?
純愛なら犬神×南条でいいじゃないか
>>236 修からくるみに矢印が伸びているのに誰もつっこまない件
社会通念と萌えカプは両立できないのか…
>>237
そのとおりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
↑レスアンカー間違えた
238だった
>>239 俺は大好物だぜ近親愛
クリスマスにくる修SSが読みたかった・・・
>>242 「兄貴ー」
「ん? どしたー?」
「えへー、ほら、クリスマスプレゼント」
「お、悪いな。って、うわ、なんだこの毛玉………………………」
「毛玉じゃないもん………一生懸命、編ん、だ、毛糸の、帽子、だもっ、ん………ぅ、く………ひっく………」
「アッー!悪いくるみ!俺が悪かったから、ほら、泣くな泣くな泣かないでください!」
みたいな、ね。萌える、ね。ね!
244 :
236:2006/12/26(火) 23:11:53 ID:vKohpfKb
カップリングになると急にレスが伸びるなw
だから犬×南も修×くるみも、漫サロ学級崩壊スレにあるってば。
犬×南なんて、間違ってこのスレ開いたかと思うくらいの
純愛Hだったもんねw
犬×修だろ
犬×修だな。
修は誘い受けというか、何となくノリで修が誘うけどそのうち怖くなってきて泣いたりしそう。
逆に犬神は最初は修に流されてるけどそのうち力強く修を愛しそうだ。
ウホッなどいらぬわたわけが
修→犬×南だろぉぉぉ!
南条と恋人同士の犬神を修が
無理やりヤるんだよ
一条→犬神×くるみ←修←柏木姉妹・五十嵐先生・都
↑
南条←芹沢←来栖
カニ←姫子←TANAKA
↓
玲ちゃん
これおk?
妙子 神原
↑ ↑
宮田 店長 柏木姉妹 綿貫
↓ ↓ ↓ ↓
一条 → 犬神×くるみ ← 修 ← 五十嵐先生→早乙女先生 ← 乙女
↑ ↑ ↑
芹沢 → 南条 教授 ← 都 ← 6号さん ベキ子
↑ ↓ ↑ ↑
来栖 勇気 →メディア ヤンキー カニ ← 姫子 ← TANAKA
↑ ↓
ベホイミ 玲ちゃん
↑
オオサンショウウオ
一部人外がいるがキニシナイ
犬神っ・・・お尻にそんなの入れないでって・・
店長・・・・汚いの口に近づけないでよ・・・!
アニキィ・・・中にいっぱい出してええええっっっ・・!!!
「こんなに早く起きてシーツを干すなんて、オネショでもしたのか?」
「うるさいっ!」
>>251 犬神×くるみじゃなくて
犬神×南条だろうがぁぁぁぁぁ!
妙子 神原
↑ ↑
宮田 店長 柏木姉妹 綿貫
↓ ↓ ↓ ↓
一条 → 犬神 くるみ × 修 ← 五十嵐先生→早乙女先生 ← 乙女
× ↑ ↑
芹沢 → 南条 教授 ← 都 ← 6号さん ベキ子
↑ ↓ ↑ ↑
来栖 勇気 →メディア ヤンキー カニ ← 姫子 ← TANAKA
↑ ↓
ベホイミ 玲ちゃん
↑
オオサンショウウオ
犬神×南条は何か普通すぎてつまらんにゃあ
普通であることのすばらしさを享受しようではないか
妙子 神原
↑ ↑
宮田 店長 柏木姉妹 綿貫
↓ ↓ ↓ ↓
一条 → 犬神 くるみ × 修 ← 五十嵐先生→早乙女先生 ← 乙女
× ↑ ↑ ↑
芹沢 → 南条 教授 ← 都 ← 6号さん ベキ子 ← 雅ちゃん
↑ ↓ ↑ ↑
来栖 勇気 →メディア ヤンキー カニ ← 姫子 ← TANAKA
↑ ↓
ベホイミ ← 礒辺 大森先輩 ← 玲ちゃん
↑
オオサンショウウオ
馬鹿猫← 妙子←棟梁 神原
↑ ↑
宮田 店長 柏木姉妹 綿貫
↓ ↓ ↓ ↓
一条 → 犬神×くるみ ×修 ← 五十嵐先生→早乙女先生 ← 乙女
× ↑ ↑ ↑
芹沢 → 南条 教授 ← 都 ← 6号さん ベキ子 ← 雅ちゃん
↑ ↓ ↑ ↑
来栖 勇気 →メディア ヤンキー カニ ← 姫子 ← TANAKA
↑↓ ↓
ベホイミ ← 礒辺 ← 大森先輩 ← 玲ちゃん
↑
オオサンショウウオ
麻生→藤宮×馬鹿キザ←高見沢
前に修×姫子の「桃姫」(だっけ?)の続きが読みたい。
だめカナ?カナ?マッホ〜!
261 :
議論の議題:2006/12/28(木) 00:33:00 ID:3a8X0bV+
桃月学園って女子の割合が以上に高い件
メソウサの性別についての件
生徒がことごとく超人的な件
地味なあの子の件、はいいや。
姫子でも入れる桃月学園の偏差値について
そして、一条さんが何者なのk「呼びましたか?」
いえ何もありません。
「そうですか、それでは。」 スタスタ
ふぅ、一時はどうなるかt「あっ、それと」
(ビクゥ!)な、なんですか
「よけいな詮索はやめた方がいいですよ。あなたのためにも。」
はっ、はい!(敬礼
「それだけです。それでは」
はっ、はぁ
「あっ、それから」
(ビクビクゥ)な、なんですか?
「これからも学級委員の一条をお願いします。」
くるみ:
いま>256がいいこと言った!
>>258 ちょっ犬神ぃぃぃナニシテンノォォォォォ!?
あと藤宮×高瀬じゃなく高瀬×高見沢だから!
香 ば し く な っ て ま い り ま し た
ベホイミ ← 礒辺 ← 大森先輩 ← 玲ちゃん
↑
ねえよ!
鈴音がいない
正直最モテキャラは早乙女だろ
ベキ子にはおんぶしろとせがまれ
乙女には足くじいたからちょっと見てくれとせがまれ
鈴音は乙女に譲ろうとして身を引いてるけど基本的にラブ
五十嵐先生にはお酒飲もうと誘われて
綿貫にはどうしたらやせられますかとマンツーマンで指導する
全部俺の妄想だがなんかむかついてきたぞ
原作見てない身としては
一条さんにフラグがたつ理屈が今ひとつわからない。
南条に「手品に興味があるのか一条さんに興味があるのか」って言われたり
雅ちゃんにわざと見せ付けるかような抱き付き方を一条さんにされたり。
>>263 高瀬×高見沢は…なさそうだなぁ…
すでに篠原×高見沢でフラ立ちしてそうだし…
272 :
桃姫:2006/12/29(金) 06:46:36 ID:xXCiGJHz
書いてほしいという方がいらしたので、再び書くことを決めましたw
だいぶ間が空いて申し訳ないです。
あと前回「次は試験編」と書きましたがそれ書いちゃうと終わっちゃうので
ほかの書きます。わがままでごめんなさい。重ねて申し訳ないw
273 :
桃姫:2006/12/29(金) 06:47:12 ID:xXCiGJHz
桃姫3
「・・・・・俺、今日一日でいろいろ経験しちゃったよ・・・」
自宅に着いてからずっとこの調子で惚けてる修。
まあそれも無理もないことだ。つい先ほどまで姫子と「アンナコト」していたのだから。
「しかし付き合った初日であんなことしていいのかな・・・でもしちゃったし・・・
てゆうかさっきもこれ考えてなかったっけ?・・・まぁいいか・・・」
居間の机にぐったりとうつ伏せて、半分口を開いたままポケーっとしている修。傍から見たら変態だ!大変だ!
すると突然、
「何を経験したの兄貴?」
「わあああああ!?なんだ!?・・・あ・・くるみか・・・」
突然のくるみ登場に驚いた修は奇声を上げながら机から飛びのく。
「何だとはなによ!さっきからそこに居たじゃない!で、ボーっとしてどうしたの?」
しまった。聞かれたか!?修はしどろもどろになりながら答えた。
「ん?・・いやぁ・・・その。なんでもない! うん!なんでもないぞー!」
明らかに変な修に首をかしげながら半分あきれたようにその場を立ち去るくるみ。
それを見届けた修はホっ、と胸をなでおろした。
(あぶないあぶない・・・くるみにばれたらどうなる・・・あれ?どうなるんだ?
別にばれてもいいんじゃないか?)
(別に俺が誰と付き合おうがあいつには関係ないし、そもそもこういうの言っといたほうが良い様な気がするな。よし!)
そんな事はごく当たり前だと思うが、如何せん修の恋愛経験は乏しい。それとも何かくるみとは後ろめたい関係があるというのか!?
274 :
桃姫:2006/12/29(金) 06:48:03 ID:xXCiGJHz
「おーい。くるみー」
修は隣の部屋でくつろいでいたくるみを呼び出した。
「なーに?兄貴」
「ちょっと話があるんだ。」
「え?やっぱり何かあったの?」
少し心配そうな顔で聞いてくるくるみに苦笑いしながら修はくるみを座らせた。
そしてくるみの目をじっ、と見つめ話し出した。
「あのな」
「うん」
「俺な」
「うん」
「お前のクラスのな」
「うん」
「片桐さん・・・姫子と付き合うことになったんだ。」
「うん・・・?姫子?」
「ああ。姫子だ。」
「あーそうなんだー。」
(あれ?反応鈍いな?)
修はオーバーなリアクションを期待していたわけではないが少し以外だった。
しかし次の瞬間
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」
耳を劈くくるみの声。家中、いや桃月全体に響き渡るまでの勢いだ。
当然それを間近で聞いた修は耳を押さえて悶絶していた。
275 :
桃姫:2006/12/29(金) 06:48:35 ID:xXCiGJHz
やっと耳が回復したと思えば今度は質問攻め。
「いつ!?いつなの!?いつからなの!?」
「きょ・・・今日だよ・・・とにかく落ちけ・・・」
「どっちから!?兄貴から!?姫子から!?」
「そんなのどっちでも良いだろ!わかったから落ち着けって!」
「へえ〜♪あの姫小がね〜よくやるよっ!コノコノッ!」
(おっさんか!)
一人興奮するくるみをなんとかなだめた修は、逃げるように自分の部屋に転がり込んだ。
それでもくるみは一人でぶつぶつ何か言っていた。
(言うんじゃなかったか!?)
付き合い初日はドタバタに過ぎていった。
そして次の日。
「兄貴・・・今日姫子来るんでしょ?」
「なっ!?」
(言ってないのに!?何でわかるんだ!?)
バイトの支度をしているくるみに突然問いかけられた。
「変なことしちゃ駄目よ〜♪まだ学生なんだからっ♪」
「ばっ、バカ!勉強しにくるんだよ!誰が変なこと・・・」
「ああー!やっぱり来るんだ!ほどほどにねー♪じゃあいってきマース!」
修、君はバカにされてるぞ!
「まったく。あいつは何考えてんだか・・・おっと!それどころじゃない。早くしないと姫子が来るぞ。」
修は時計を見て掃除に取り掛かる。
やはり初めて女の子を家に上がらせるのだから、なんとなくかしこまってしまう修。
「大丈夫。時間はたっぷりある。その間にいろいろ片付けておかないと・・・あ!」
修が見つけたもの、それは以前くるみが勝手に持ち出して姫子に見せたHなポンである。
「やばいやばい!これは隠しておかないと!なんとなくバカにされそうな気がする!」
そのとき
276 :
桃姫3:2006/12/29(金) 06:49:24 ID:xXCiGJHz
「ピンポーン」
(え?・・・)
まさかと思い部屋の窓から覗いてみる。
揺れるアホ毛。
ひめこがあらわれた!
(なにぃぃぃぃぃ!?)
いくらなんでも早すぎる。
約束したのが11時。今は10時10分。
修の計算では時間にルーズな姫子が遅刻して11時に起床。それで急いで家を出るが体力が続かず徒歩で桃瀬家に到着。
だから修は11時半ぐらいに来ると勝手に思っていた。・・・失礼なやつだ!
(しまった!まだ片付いてないぞ!そりゃ早く会いたかったけど・・・いま状況が悪い!)
普段はルーズな姫子も修に会いたいがために早起きをしたようだ。愛の前には修の計算はあまりにも無力だった。
(この本どうする!?よし!ここに隠せば・・・これでよし!)
修も姫子に早く会いたかったのか、Hなポンを枕に下に隠すだけという「灯台下暗し大作戦」を敢行した。とうより半分動揺していた。
廊下を早足で歩いている最中、何回チャイムを聞いたことか。
(壊れるって・・・)
そして玄関の鍵を開けたとたん、
「修ちゃああああああん!」
「おわっ!」
姫子がいきなり抱きついてきた。そして有無を言わさずにキス。
「ちゅっ・・・んんっ修ちゃ・・んっ・・・」
「ひめ・・・ちゅっ、ちゅりゅっ!・・・ちょっとまてって・・!」
いきなりの好撃にたじろぐ修だが、姫この頭を優しくなでてやり、真っ赤な顔でこう呟いた。
「い・・・いらっしゃいぐらい言わせてくれよな・・・」
恥ずかしがりながらそう言う修を見て、姫子もはにかみながらそれに答える。
「お邪魔しますカナ。修ちゃん♪」
277 :
桃姫3:2006/12/29(金) 06:50:03 ID:xXCiGJHz
時間はお昼少し前。修の部屋からは勉強を教える声が聞こえる。そしてもうひとつ、勉強とは掛離れた卑猥な音も時折聞こえる。
「修ちゃん!できたよ!どう?」
「よし・・・・・正解だ、姫子。」
「やったー!ご褒美!ごほおび!」
「ああ・・・」
「ん・・・ちゅっ・・・ちゅうっ」
「姫子っ・・・ちゅちゅぅっ・・・!」
修の部屋にご褒美、キスの音が艶かしく響き渡る。これのお陰でかなり勉強ははかどっている。
が、ついつい夢中になりすぎてしまうこともある。
それは大概の場合は姫子が夢中になってしまうのだが今回は修だった。
(・・・あれ?長いナー?どうしちゃったの修ちゃん?)
「ちゅうっ!ちゅっちゅ・・・んっぷあっ・・」
(それにいつもより激しい・・・でも・・・それもイイカナー!)
いつもの自分の部屋に今日は姫子がいて、そしてキスをしている。
修が興奮しないわけない。修は勉強を忘れて姫子の唇に夢中になっていた。
(やばい・・・めちゃくちゃ興奮してる・・・このままずっとキスしてたいよ・・・
でも勉強しなきゃいけないし・・・そうだ。姫子が離れるまでキスしとこ・・・離れたらまた勉強再開・・・
ああ・・・このまま時間が止まればいいのに・・・柄にもないけどこんなこと思っちゃうな。)
しかし、そういうのは長く続かないのが定説というもの。
突然の「音」がこのひと時を終わらせた。
「ぐうううううううううううううう」
地鳴りのような、おなかの虫。
ある意味時間が止まったように固まった二人は眼を合わせ、しばらくして大笑いした。
「あははははっ!ごめん修ちゃん!オナカすいちゃったー!」
「お前なー!一応女の子なんだからもう少しおしとやかに鳴らさないとさー!」
「ああー!修ちゃんひどい!一応って何さ!一応って!!」
いうだけあって姫子は顔を真っ赤に染めている。一応」女の子だ。うん。
「うそうそ!冗談だってwよし!なんか作ってやるよ。カニチャーハンでいいか?」
「マホッ!ホントに!?やったー!修ちゃん大好きー!!」
以前にくるみに姫子は蟹が死ぬほど好きと聞いたことがある。
それでもこんなに喜んでくれるとは思っていなかったので朝早く近くの魚市場に行った苦労が報われるというもの。
「じゃあすぐ作るからな。それまで休憩してていいぞ。」
「うん!楽しみにしてるよ!だんなさま!」
「こらこらからかうな!あ、あとジュースも適当に持ってくるから。何でもいいか?」
「ぜんぜんOkダヨー!」
278 :
桃姫3:2006/12/29(金) 06:50:34 ID:xXCiGJHz
そういうと修は足早にキッチンの方へ歩いていった。
(くるみの言うとおりだ。あそこまで蟹で喜んでくれるとは・・・それより
あそこで姫子のオナカが鳴ってよかったよ・・・あのままだと・・・)
残された姫子は蟹を頭の中に思い浮かべよだれを垂らして妄想していた。
(ポン酢も良いけどカニチャーハンもいいんだよネー!しかも修ちゃんが作ってくれるんだから味も格別なはず!ああー楽しみカナー)
妄想にふけっている姫子だが、ふと机が目に付いた。
さっきまで二人で勉強していた机。
(あそこで私と修ちゃんは・・・キャー!エッチかなー!)
今度は違うことで妄想しだした姫子は勢い余って修のベットに倒れこんだ。
(マホ・・・・修ちゃんのにおいがする・・・・やさしいにおい・・・これすきカナー・・・」
今度は妄想じゃなく、リラックスしている姫子。だが次第にいけない気持ちになるが何とか我慢する。
そのときふと枕に違和感を感じた。そっと枕をどかしてみると・・・
「あっ!このこの前のやつだ!修ちゃんたら・・・もうw可愛いんだから♪」
隠した修のことを思い浮かべなんともいとおしい気持ちになる姫子。そして姫子はおもむろに正座になり、
枕の上に本を置いて一礼した。
「あの時はお世話になりました!」
おまえあほだろ!
顔を上げた姫子は本の変な折り目に気づく。いわゆるドッグイヤーというやつだ。
(何かな?これ・・・)
おもむろに折れた箇所をめくってみる姫子。そこには、
279 :
桃姫3:2006/12/29(金) 06:51:14 ID:xXCiGJHz
「・・・・・増刊号特別企画!フェラチオ百選!〜これであなたも尺八名人〜・・・・・・」
笑っちゃいけない。笑ったら負けカナと思っている。
必死に笑いをこらえる姫子。ここをドッグイヤーする修を想像して噴出しそうになってしまった。
しかし更なる追い討ちが!
ページの片隅に赤丸でしるしがついていた。その内容は
「コーラフェラチオ〜炭酸がヤバめ!〜」」
しかも同じく赤ペンで
「これ大事!」
と書いている!達筆で!
もうだめだった。姫子は声を大にして笑い出した。
「あははははは!ひいいい!そりゃないよ!ソリャナイヨ!soryanaiyo!!オナカ痛いカナー!」
(なんだ?姫子のやつ何やってんだ?)
そんなこと露知らずの修。お前こそなにやってんだよ!
ひとしきり大笑いした姫子は何とか落ち着きを取り戻し、Hなポンを元の場所に戻した。
(ごめんね修ちゃん・・・修ちゃん可愛いすぎだよ・・・w)
しばらくして修の足音が聞こえてきたので、部屋のドアを開ける姫子。
「お待たせ!いっぱい食べて良いぞ!」
「やったー!!カニカニー!イタダキマッホ〜イ!」
よほど腹が減っていたのか、夢中でほおばる姫子。
「それだけおいしそうに食べてくれたらこっちも作った甲斐があったよ。」
「らっふえほんほうにほいひいんはもん!」
口の周りにご飯粒をいっぱいつけて、スプーンも子供が持つような持ち方でどんどん口に運んでいkつ姫子。
そんな姫子に修はやはり愛おしさを感じてしまう。
「そんなにあわてるなって・・・一杯あるからな」
(ほんっと無邪気だなー・・・まあ、そこがたまらなくいいんだけど・・・)
のほほんとそんなことを考えてた修だが、突然姫子が胸の辺りを叩き出した。どうやら詰まらせたようだ。
「!!おい!姫子!!」
修はすかさず持ってきたジュースを姫子に差し出した。グイっと一気に飲み干した姫子は何とか落ち着きを取り戻した。
「大丈夫か?まったく言ってるそばから・・・」
「えへへーごめんヨ修ちゃん。あまりにおいしくてつい・・・。」
何事もなかったようにスプーンを進めだす姫子。
そして互いに食べ終わり、寄り添うようにベットにもたれかかっていた。
その間、昨日のくるみの話をして大いに盛り上がった。
地味だ地味だと言われているがなんだかんだで結構面白いくるみ。
いいポジション・・・なのか!?
280 :
桃姫3:2006/12/29(金) 07:02:42 ID:xXCiGJHz
しばらく話していると姫子が、
「ふう。いっぱい笑ったからのどか沸いちゃった。修ちゃんジュースちょうだい。」
「ああ、そういえば忘れてた。コーラだけどいいか?」
「もちろんOkだよ・・てコーラ!?」
「ん?コーラ嫌いだったか?なら他のを・・・」
「い、いやいや!全然大丈夫ダヨー!」
(危ないカナー笑っちゃうところだったw・・・もしかして修ちゃん・・・してほしくてわざとコーラを?
もしそうだとしたら修ちゃん、オメガ可愛いカモー!・・・よーし!)
「はい、姫子。」
「あ、ありがとう修ちゃん・・・ねえ?修ちゃん・・・?」
「ん?なん・・んん!?」
コップを受け取った瞬間、修にキスをした。
コーラをこぼしそうになったが何とか踏ん張る修。
姫子に「危ないじゃないか!」と言おうとしたが姫子の人差し指にさえぎられた。
(????どうしたんだ!?姫子?なんだか目がトロンとしてる・・・あっ!あのときの目だ。俺のモノを姫子が咥えているときの、淫猥な目だ!)
姫子の普段見せないような表情に魅了されながらも修は
「姫子・・・「それ」は勉強が終わってからだ・・そうだろ?」
平静を装いつつも胸の鼓動は高鳴るばかり。
(く・・・!この目はヤバイ!)
「修ちゃんにご褒美あげたいの・・・ごほーび・・・」
姫子はすでにスイッチが入っていた。
「だからソレは終わってから・・・」
「違うよ修ちゃん。おいしいカニチャーハンを作ってくれたお礼だよ・・・だからごほーびあげる・・・!)
「んんっ!」
いい終わるや否や修をベットに押し倒す姫子先ほどのキスとは違い、今度は激しく貪り合うようなキス。
こうなれば修も男、否、漢!
281 :
桃姫3:2006/12/29(金) 07:03:19 ID:xXCiGJHz
「んっちゅじゅばっ!じゅるるっ!プ八・・・姫子ぉ!」
「ああっ修ちゃん!しゅきいっ!んっんんんぅっ!!」
再び部屋に卑猥な音が響き渡る。そうしているうちに姫子のお腹あたりに硬いものが当たりだした。
姫子はそれを優しくなでて、すばやくチャックを下ろした。そしてパンツのチャックも一気にひらいて
修のカチカチにペニスが飛び出した。
「修ちゃん・・・堅い・・・ヨ?」
それをまたやさしく握る姫子。
「ひっ、姫子!フェラチオ・・・してくれ・・・っ」
「マホ・・・修ちゃんったら可愛い声・・・でも普通のフェラどいいのカナ?」
「えっ?どういうことだ・・・あっ!あう!」
質問の最中も姫子はしごきをとめない。たまらず修は声が漏れてしまう。
やがて姫子が傍に置いてあるコーラを見つめ、にっこりと微笑んだ。
「あっ!ああああっ!まさか・・・!」
「修ちゃん・・・わかった?「これ重要!」ダッタカナ〜?」
やっと理解した修は
見る見るうちに顔を耳まで真っ赤にしていた。
「ああ、あのっあれは、その・・ごめん姫子!」
「大丈夫だよ修ちゃん。私は怒ってないし、軽蔑もしてないカナ・・・むしろもっと好きになっちゃったカモ」
自分の考えが見透かされているようで、さらに恥ずかしくなったがそれと同時にたまらなくうれしくなった修。
「修ちゃん?して ほ し い?」
上目使いで聞いてくる姫子。手にはもうコーラの入ったコップを持っている。修はもううなずくしかなかった。
「じゃあ修ちゃん!イタダキマッホ〜イ!」
コーラを口に含んだ姫子はいきなりペニスをくわえ込んだ。
「あああっ!うあああっ!ちょ・・・ひめ・・ああ!すごく気持ちい!!やばいやばいやばい!ああっ!」
じゅぼっ!ぐぽっ!じゅりゅっ!という音が口隙間から漏れている。
炭酸の細かい泡と、姫子の小さな口内、舌、すべてが修のペニスに絡みつき、修を快楽に突き落とす。
(うわー!修ちゃんがあんなに感じてるヨ!これはやりがいがあるカナー!)
姫子のほうも無我夢中にペニスをほうばる。
282 :
桃姫3:2006/12/29(金) 07:03:50 ID:xXCiGJHz
絶え間ない快楽の連続に修は絶頂寸前だった。
「あああぁ!でる!姫子!ひめこぉ!!離れて!このままだと口に・・・あああ!」
しかし姫子は離れない。それどころか絶頂にあわせてスピードを上げていく。
それを見た修はこのまま出していいものと判断し、姫子の動きに腰をあわせる。
(修ちゃん!飲ませて!修ちゃんの、熱いのを!!)
「ひめこ!あああ!好きっ好きっああっ・・・ああああっ!!!」
びゅるううう!と大量の精液が姫子の口に広がり、コーラと混ざり合う。
姫子はそれを一気にのどを鳴らして飲み込んだ。
そしてだらり、とコーラとよだれまみれのペニスが口から離れた。
「どうだった?修ちゃん?」
修の胸に飛びついてニコニコ笑顔で聞いてくる姫子。それを見てたまらず修は強く抱きしめた。
「サイッコーだった・・・ありがとう姫子・・・」
「どういたしましてカナ。」
「なあ」
「なぁに?修ちゃん」
「いやじゃなかったか?俺の飲んで・・・」
心配そうに姫子の顔を見るがそんな心配は姫子の笑顔で吹き飛んだ。
「マホ!変なこと聞くね修ちゃんは!修ちゃんのだから全然良いに決まってるジャン!むしろもっと飲みたいかな!」
ああ本当にこの子は俺を愛してくれている。そう思うと抱きしめる力がさらに強くなる。
そして修は姫子の耳元でささやいた。
「なあ姫子」
「マホ?」
「このあと勉強終わったらさ」
「うん」
「今度は姫子を気持ちよくしてあげたい。なんか俺ばっかだしさ・・・嫌じゃない?」
「えっ!も・・・もちろんいいよ!嫌じゃないよ!」
突然の修の言葉に驚く姫子。恥ずかしいのか修の胸に顔をうずめる。でもそうしてもうれしそうな笑顔ははっきりと見える。
しばらく抱きしめあったあと、再び机に二人で腰をかけた。
だが姫子が勉強に上の空だったことは言うまでも無い。
283 :
桃姫3:2006/12/29(金) 07:04:21 ID:xXCiGJHz
以上です!
いろいろ変なところもたくさんあると思いますが、大目に見てくれてもいいジャナイカ!
次回は桃瀬家勉強会その2です!
来年ぐらいに書くと思うので、皆さんよいお年を!
GJ!!!!
大いに笑わせていただいた。
( ;∀;) イイハナシダナー
286 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 21:28:15 ID:1Wi5oDDI
ガンガッテクレ(/-;)=b
/.::::.../ ` ⌒ヽ 、ヽ ',
/./,'. 〃 ' // ' ! ヽi :i l i
iイ::i::::|ト、! lイ ! !i l :l l | ぱにぽには……
l|::|!:i!‐rfぃl |i_,.斗. |::| |:.:.. l ……永久に不滅だ!!
`^^い vリ^ーヾ{i:t.}vリイYィ,ハ!
|{ ' ‘ー' '「!: j〃′
!:i\ こ) __,,. リ /}
!:く:::`丁,.-‐ //ノハ._ i´ヽ r'ヽ
/:`:::}::辷j /' / /`i l lヽ V⌒!
ハ, 〈r‐┘´ ,ク {! l、} ~ i {
// ,タ / { l´| |l ! !
ノ/ /' l ! l_| !′ | j
ハ:{.... 〃 ヽ| ! } }./
く::^ヘ:::::{{:........... ! ヽ ' ′ ,ハ
174 :黒豆(六粒) :2006/12/28(木) 15:14:19.55 ID:a6afxXNrO
私は神原宙。諜報部所属の桃月学園の生徒です。
…と言うのは肩書きで、本当は地球を監視・調査するために派遣された宇宙人なのです。
さて、今日の調査は…
ここはあまり人が立ち寄らない旧校舎のとある教室
綿貫「なによー神原くん。こんな所に呼び出して」
神原「いや、今日ここで諜報活動をしようと思って」
綿貫「何なに?なんかいる訳?」
神原「響さん・・・」
綿貫「ん?」
神原「あなたのカラダを諜報させていただきます」
綿貫「えっ・・・ちょっと神原くん・・・」
今日の調査は…人間の生殖行動の調査である!
(省略されました・・続きはみんなで考えて下さい)
245 :黒豆(十粒) :2006/12/28(木) 19:36:26.65 ID:a6afxXNrO
>>174 綿貫「やだっ、体がう・ご・か・な・い…!」
神原「これが宇宙の科学力です。抵抗しようとしても無駄ですよ?」
綿貫「くっ・・・」
神原「にしても響さん、いいカラダしてますね。ムチムチだ。」
綿貫「ちょっと!触らないでよ!」
神原「!?この感触…いったい体脂肪率はどのくらいなんでしょうか?(汗)
ちょっとこの装置で測って…」
綿貫「ほっとけ!!」
(省略されました・・続きはエロパロで)
ちょっと、ナニそれ?
お父さんは許しませんよ!(爆
響にチョメチョメしていいのは俺だけだ!!
あと、芹沢と6号と姫子もだ!!!
結婚式にはみんな呼ぶんで予定あけといてね('-^*)
よろしく(^-^)/
/.::::.../ ` ⌒ヽ 、ヽ ',
/./,'. 〃 ' // ' ! ヽi :i l i
iイ::i::::|ト、! lイ ! !i l :l l | 諜報部員募集中
l|::|!:i!‐rfぃl |i_,.斗. |::| |:.:.. l 今ならシャワー室の盗撮映像
`^^い vリ^ーヾ{i:t.}vリイYィ,ハ! 盗撮映像プレゼント!
|{ ' ‘ー' '「!: j〃′
!:i\ こ) __,,. リ /}
!:く:::`丁,.-‐ //ノハ._ i´ヽ r'ヽ
/:`:::}::辷j /' / /`i l lヽ V⌒!
ハ, 〈r‐┘´ ,ク {! l、} ~ i {
// ,タ / { l´| |l ! !
ノ/ /' l ! l_| !′ | j
ハ:{.... 〃 ヽ| ! } }./
く::^ヘ:::::{{:........... ! ヽ ' ′ ,ハ
> シャワー室の盗撮映像
> 盗撮映像プレゼント!
つまりシャワー室を盗撮しようと換気口に潜んでいる響を背後から盗撮した映像 (パンモロ)ということだな
>>291 そんなのお父さんは許しません!
没収だ。全部没収だ!よこせ!!
>>293 入ってくれるならあげるよ。
今なら特典映像に響のオナニー映像が入ってるかも……
スイマセン、入りますんでください。
お願いしますm(_ _)m
296 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 00:19:35 ID:vYJeErM+
鈴音のシャワー動画ください
諜
報
部
乗
っ
取
り
特
別
大
作
戦
二
三
0
0
時
始
動
前スレで案が出てた「修×都」マダー?
302 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:22:41 ID:7dejn/qN
新年来る前には拝みたいものです
よし!無謀に挑戦してみるぜ!
期待すんなよ!
>303ガンガレ!
WKTK
そういえば今まで修×都って出たっけ?
306 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 22:23:26 ID:7dejn/qN
修×都は初物思いますけど期待大ですなぁ
308 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 23:05:53 ID:7dejn/qN
今年もあと1時間ですなぁ
来年もまたいい小説に出会いたいものですね
三時間も無い間にゼロからエロパロを書くことがどれだけ無謀か痛感したのであります。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんな(ry
>>309 まぁまぁ、気にしないで下さい。
みなさん今年もよろしくお願いします
311 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 00:46:09 ID:7tuJeOZt
まだまだ始まったばかりですから、これからいい小説と出会っていけると自分は嬉しい思いますね。
宜しくお願いします
五十嵐美由紀:
「>309、それ冬休みの宿題ね。
やってこなかったら…わかってるよね?」
313 :
間の悪い女:2007/01/01(月) 02:39:53 ID:+YK/x/Ek
>>309氏が挫折してしまったようなので、これは自分がやるしかないと一念発起。
ニ時間ちょいで仕上げた小品なのでアラは見逃してください。
修×都、ソフト版。ハードエロは勘弁してください。
314 :
間の悪い女:2007/01/01(月) 02:43:22 ID:+YK/x/Ek
「ハァ、出ないや……」
私は間の悪い女。携帯を片手に暗闇の中に佇んでいる。
年は明けたというのに、背後ではまだ除夜の鐘を打ち鳴らす物好きがいる。
寒さが身に沁みる暗闇の中で、私の顔を照らす携帯電話の明かりが自動的に落ちた。
私は真っ暗の中に突っ立っていた。寒さが身に沁みる。去年の流行の型のカジュアル・トレンチの襟を立て、寒さの中に立っていた。
一緒に来ていた友人たちとはぐれてしまった。ちょっと気を逸らした隙に、私は暗闇の雑踏の中に彼女達を見失った。
姫子、玲、くるみ……私の間の悪さはついに年を跨いでしまった。
さっきから連絡もつかない。寒い。悴む指先に感覚が無い。もう電話のボタンを押すのも億劫だ。
私は死んだように冷たくなった携帯電話をそっとポケットに仕舞い落とした。
私は迷子だ。孤独な難船だ。
道を行く人々は、私とすれ違っていくあの人たちは、新年への期待、そしてそれを祝うことの喜びを感じているに違いない。
そして、それを分かち合う人と一緒に。
見れば仲睦まじげに寒風の中を寄り添う二人組みの姿もいくらか。
彼らはその二人にしか見えない不思議な力によって、私の覚えているような孤独の不安と悲しみから解き放たれている。
彼らはこの寒空の下にいて、私とは違う世界にいる。
私は打ちのめされ、叩きつけられ、ありとあらゆる苦痛、恥辱に顔を引きつらせ、俯いた。
そして歩き出す。当てもなく、仲間も見えず、一人漕ぎ出す孤独の航海。
カミソリの刃の様な寒さ。私の頬を無造作に撫で、悲しみという血がそこから溢れ出す。
間の悪い女だよ、私って。
カミソリは私の瞳も容赦なく切り裂く。そして血が溢れる。涙という血が。私の頬をゆっくりと伝う。熱い熱い、何かが。
「上原さん?」
不意に後ろから声をかけられる。私の耳は確かにそれを聞いた。しかし、私は振り向かなかった。
「上原さん、こっちこっち!」
私は足を止めた。振り向いて、声の主の方を見遣る。暗闇の中で、月明かりに照らされてぼぅっと浮かび上がるにやけ面。
「……あ、桃瀬くん」
桃瀬くんはいつものあの笑顔を更に蕩けさせ、ゆっくり私の方に歩み寄ってきた。
人の波の中を、ひょいひょいと進むその身軽さに、私はしばし茫然としていた。
「明けましておめでとう、上原さん」
桃瀬くんは私のすぐ前までやってきた。私は不器用に眼鏡を持ち上げて目をこする仕草をしながら、そっとそこに滲み出た水気を拭った。
桃瀬くんは人の良さそうな笑顔を浮かべながら、一度照れくさそうに鼻をこすり、その後私を穏やかな瞳で見下ろしていた。
「あ、明けまして……おめでとう……桃瀬くん。どうしたの、ひとり?」
私は彼の顔を見上げながら、自分でも意外なくらい泡を食ったような口調になっていた。
桃瀬くんは辺りの暗闇よりもよほど黒いダッフルコートのポケットに両の手を突っ込み、それから人の列の方を遠めに見ながら言った。
「いや、犬神兄妹と、一条さんの三姉妹と一緒にね。だけど、ちょっと油断してたらはぐれちゃったんだよね。上原さんこそ、くるみたちと一緒だったんじゃないの?」
「私もはぐれたのよ」
私たちは静かに見つめあった。孤独の悲しみは途端に薄らいでいった。こうして、もう一つの孤独と出会うことによって。
315 :
間の悪い女:2007/01/01(月) 02:46:12 ID:+YK/x/Ek
「今来たの?」
私は続けざまに問いたてた。
「うん、これからお参りに行く所だったんだけど」
桃瀬くんは辺りを見回すような仕草を見せ、それからため息をついてしまった。
「犬神たちが見当たらないんじゃしょうがないや。上原さんはお参りは?」
「まだよ」
嘘。何を言っているの、私?お参りはもうとっくに済んだじゃない。
これから帰ろうってところで姫子たちとはぐれたんでしょ?
「そうか……いやはや、困ったね」
「うん。困ったね」
私、何を期待しているの?
「上原さん」
「な、何?」
「このままではどうしようもないし、それじゃあ、一緒にお参りしようか?」
「え?二人で?」
「うん。ちょうど都合がいいしね。それに、はぐれたんじゃ、夜道、ひとりでしょ?女の子の一人歩きは危ないよ」
やだ、私、赤くなっている。
「え、あ……うん。桃瀬くんがいいなら」
桃瀬くんは微笑んだ。軽薄な笑み。中学のときからそう。
彼の笑顔は軽くて、腹立たしいくらい爽やか。
こんな寒い夜には、似つかわしくない。でも……。
「行こう。今度ははぐれないように、しっかりついてきて……」
「あのさ」
私は何が言いたかったんだろう。火照るような熱さが顔を真っ赤に染めているのが分かる。
何か、恥ずかしい事を言おうとしているの、この私は?
「何だい、上原さん?」
「えっと、その……」
私は俯いて、それから挙げかけた手を、どうしようもなくなって眼鏡の所へやった。
本当はそんなつもりじゃなかった。
その手を、あそこに持っていきたかった。
「ほら」
桃瀬くんは手をポケットの仲に突っ込んだまま、その右腕を軽く上げた。
いや、‘上げてくれた’。
憎い。この男のこの配慮と優しさがとても憎い。そして、とても嬉しい。
彼は訳知り顔を見せるわけでもなく、文句を言う訳でもなく、そっと腕を私に差し伸べてくれた。
私は恥ずかしさで目を伏せてしまったが、彼をそのままにしておくなどとは当然のことながらできるはずも無く、その手に冷たい指をかけた。
その直後には、私は彼の腕にしっかりとしがみついていた。
「離れないでよ」
私は強がって言った。強がりだけど、間違いなく本心。
「ああ、わかっているよ」
暗闇をじっと見詰めたまま、彼は呟くように言った。
月の光に照らされた彼の横顔に、私は胸の内で熱くなるものを感じざるを得なかった。
私はそっと重心をずらし、彼の方に身体を寄せるように歩いた。
いつしか、私の顔は彼の腕に凭れ掛っていた。
私も彼も何も言わず、ただ、人の列の中を歩いていた。
この気持ちが何なのかは分かっている。
認めたくない自分がいることも分かっている。
でも、それと同時に認めてしまうことで幸せになれることもわかっている。
ただ少し、もう少しだけこのままでいたい。
私は月を見上げた。無慈悲な夜の女王は年が変わってもやはり冷たい微笑を溢していた。
ただ、どういうわけか、私はもう、この夜が寒いとは思わなかった。
<完>
エロくないけどGJ
あけおめ〜
とりあえず高瀬×高見沢をリクエストしてみる…
はたしてこの無謀なカードは実現するのか!?(K-○ナレーション風)
>>313-315 なかなかGJ
GoodJob!
319 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 16:07:01 ID:H3dOsXaa
321 :
桃姫3の人:2007/01/01(月) 18:48:19 ID:C76vza7R
自分の駄文のためにこんなすばらしい絵を・・・・
感無量!感謝です!
ガンダム種観て、遭難して洞窟内で一夜を過ごした男女はベストカップルになる、というジンクスを発見した。
つまり、修鈴は永遠のカップルなんだよ!
Ω ΩΩ <ナ ナンダッテー!!
問題はその洞窟内の情事のSSがひとつもないことなんだがな。
しかし修は女難でおでこでとことんアレにそっくりだな。
つまりアホ毛とツインテールと誰かに似てて且つ巨乳なキャラに好かれるのか。
とりあえず修は友達としても
恋愛対象としてもモテモテなんだな(羨ましい…)
ところで、「ぱにぽに」に出ている
性別が♂のキャラはどれだけいるんだ?
犬神、修、磯部、判、ヤンキー、ジジイ、早乙女、セガール、神原、高瀬、大滝、篠原、北川と
あとはヤンキー連合の皆さんと小学校の同級生、強盗ヤクザに宇宙人(?)あたりかな
>>325 修
犬神
早乙女
店長
秋山勇気
<<<ここからSS不向き組>>>
磯部
伴
ヤンキー
<<<ここからマイナー>>>
高瀬和也
篠原雅人
大滝鉄矢
棟梁
岡本誠
北川高志
安藤和樹
陶芸部の人と模型部の人も
>>327 異議あり!
高瀬と篠原は演劇部映研部関連のSSなら十分主役を張れる!
330 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 00:28:13 ID:PwgM6PxQ
高瀬は機動戦艦ナデシコにも出てたしな
詳しく
あれ?ズーラっておとk(ウワヤメロナニヲスル
それなりの登場頻度なのに、誰にも名前を出してもらえないかわいそうな教授。
>>325 凸で手先が器用なやつもそうだが、櫻井キャラは女にも男にもモテモテ傾向がある。証拠に某死の恐怖を見れば分かる。
かく言う俺も惹かれてる
>>334 そんなヘソ出しで腰がエロくツンデレでヘタレなギルドマスターなんか知らねぇぜ。
男相手なら犬神は総受けだ
犬神は誰なら攻めになれるんだろう(^-^;)
姫子かなあ
芹沢に挑発されて
だから王道の犬南だって
芹沢と犬神の純愛が読みたいキガス
あとロボ子とドジラも
芹沢が来栖とお揃いのペンダントを無くしている事に気付く
↓
必死で捜索している所に犬神登場
↓
一緒になって探すも見つからない
↓
途方にくれる芹沢。そのとき一条さんがたまたま通りかかり、アドバイスをする
↓
一条さんのアドバイスによりペンダントが見つかる(最終的に見つけたのは犬神)
↓
芹沢喜びのあまり犬神に飛び掛かる
↓
その際に犬神が足を負傷する
↓
芹沢が保健室まで連れて行く
↓
そして感謝と御詫びの意味を含めてフェラ
↓
さらに激しくなる情事
↓
それをたまたま保健室に来た来栖に目撃される
↓
第二話へ
>342
フェラのあたりから強引すぎジャマイカ?
かなり説得力のある文が書けるヤシじゃないと難しそうだ。
犬神「ちょっとまて、なぜそうなる」
芹沢「男の人はこうすると喜ぶってばっちゃが言ってた」
こうですかわかりません
そもそも芹沢と犬神の接点自体少ないからなぁ…同じクラスなのに。
何か気のあるそぶりをどちらかが示してれば、話も作りやすいが。
南条が粉かけてるから言い出せないけれど、芹沢もホントは
犬神が好きだった、って路線くらいしか思いつかん。
南条をからかうのも、犬神を渡したくないからとか。
リアリズムにこだわりすぎ?
>>344 wwwwちょwwwwwwアリカwwwww
347 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 16:40:39 ID:miBBSrbA
犬神に芹沢が取られてしまうのではないかと悩む来栖。
↓
放課後、偶然犬神と来栖が出会う
↓
来栖が犬神に芹沢との情事を激しく問い詰める
↓
来栖に突然言いつめられたじろぐ犬神。
↓
来栖「芹沢さんとキスしたんですよね」
↓
そして来栖がおもむろに犬神の唇を奪う
↓
来栖暴走。犬神はそのまま物影で逆レイプされる破目に
↓
そこに芹沢がたまたま通りかかる
↓
芹沢「来栖ちゃん…なにやっているの…」
↓
〜中略〜
↓
芹沢も加わり3人でアッー!
↓
最終話へ
犬神のクラスの生徒全員の性別を反転させて
犬神の総受けを読んで見たい俺がいるかもしれません
???「私は反対です。」
なぜにですか、学級委員の一条さん?
一条「犬神さんは私だけのものです」
犬神「いや、私はだれのものでもn「私のものです」」
犬神の受難(幸せ?)は続くのだった。
次回もカツモクして、見るのだぞ。
349 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 22:46:23 ID:zVCTzHxb
それはそれでハードな中身になりそぅな予感が
それはさすがにハードすぎだろ
学校ではいろんな人に、家に帰ったら妹とか
犬神壊れちゃうだろ
犬神(女)「イァッ、ハアアァァァァ!壊れちゃう!私、壊れちゃうよぉぉぉぉ」
いろんな意味でスンマセン
毎日がうっひょうだな
>>351 「がっ…だっ…壊っ、れ…あうっ!?」
の方が良いかと
「南条の…いい匂い…ケ…ケロ…」
「い……犬神くん……?」
というのを想像した
もしも犬神家の兄妹が入れ替わってしまったら編だな
ならば犬神(姉)と雅(弟)のからみがみたい
>>356 弟がウブで恥ずかしがりでたまに壊れるっつーなんか変な使用になるんだがどうだろう
壊れた勢いで犬神のバージンを奪っちゃう
ということで
お前天才だな
>>358 その光景をなぜか(本当になぜか)芹沢に撮られていて
「この映像をネットに流されたくなかったら、
おとなしくワタシの言うことを聞くことだ、ピコ」とまぁこんな風に脅され
あんな事やこんな事させられる犬神・・・・・・・・
「艦長!鼻血が止まりません!!」
「なにぃ!実は、ワタシも止まらんのだ。」
「たいおんですにゃ」
勇気「先輩!何で剣道やめたんですか!(本当は先輩のことがすきだったのに…///)」
勇気「先輩・・・竹刀はそんなものに使うんじゃ・・・ぅっっ!!」
やおい書いていいの?
百合がよくてやおいがよくないなんて事がある訳ないだろ
修×犬神カナ?それとも店長×棟梁カナ?
6号さん分が足りない
6号さんには
芹沢と来栖のレズシーン(を録画したDVD)を贈呈します。
6号さんにはメイド服をプレゼント。
6号さんは設定上、ものすごく肉便器キャラにしやすい。
でも、なぜかものすごく書きにくい。
都は?
都分が足りないんだけど・・・番長連合×都が読みたいでしゅ
教授×都の和姦キボン
>>372 そのテの展開にしやすい→そうなると書く人も多くなる
→同じようなものが出来上がるのを嫌い、一ひねりしようと考える
→そうすると今度は各方面でつじつまが合わなくなり、話が成り立たない
おおかたこんな感じだろう。
デフォ扱いされてる設定はエロにしろ何にしろ使いにくいしな。
逆にスルーされている設定は使いやすい。くるみがいい例である。
>>375 修×くるみのことかー!!
久しぶりに兄妹物希望
もちろん原作のキャラで
>372
肉便器にするには、相手をそれなりに鬼畜化が必要。
キャラの場合、それがうまく出来ない。
名も無い野郎の場合、鬱ぽに化しやすい
ぱにぽには男性キャラが少ないからなあ
まて、おまえら発想を逆転するんだ。
つまり、修が肉便器ないし公衆便所になれば良いんだ。
くるみをはじめ、玲とか都とか柏木姉妹とか五十嵐先生、六号、ベッキーその他諸々から
毎日毎日、恥辱の限りをうけ公衆便所化する修
あれ?でも男の場合は、公衆便所っていわない?かなかな?
381 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 17:12:49 ID:K03xLdTd
その案えぇですな
と言うもののどのような流れでいくか・・
色々案出してみたらどです?
>>380 一瞬だけ修が種馬に思えてしまった・・・・・・orz
修「またくるみは服散らかしたままどっかいきやがって」
↓
修「下着も散らかしっぱなしにして・・・ん?」
↓
修「・・・あいつこんな派手な下着持ってたのか・・・」
↓
修がくるみの下着で抜いてしまう
↓
それをくるみに見つかる
↓
「兄貴、ばらされたくなかったら(ry」といわれ色々と脅迫されたり
↓
しかし、結局、玲とか都とか柏木姉妹とか五十嵐先生、六号、ベッキーその他諸々にばらされる
↓
紆余曲折を経て、最終的には毎日毎日、恥辱の限りをうけ公衆便所化する修
>383
姫子:「よしっ!!! その作戦で是非いきましょう!」
修ウラヤマシス
おめーらたまには早乙女先生のことも思い出しやがれください
体育倉庫に呼び出された修
そこに待っていたのは早乙女だった
アッ――――!!
体育倉庫で待っていた早乙女は、おもむろにジャージのチャックをゆっくりと開け始めた。
「さ、早乙女先生……?」
修は動揺を隠せないのか、声が震えている。
「実は私は以前からお前のことを」
ジャージを脱ぎ捨て、修に近づく早乙女
修は動くことができなかった
目の前で起こっていることをただただ見つめることしかできなかった
393 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 23:17:56 ID:Itel3t/A
“ぬめっ…”
首筋に走る異様な感覚で正気を取り戻すとそこには
「あ、あのー……すみません……」
メソウサがいた。
「あーここに居たか、探したんだぞ」
ベッキーも出てきた。
>>383 素晴らしいシチュエーションだ。
だがしかしひとつだけ問題がある・・・・。
くるみは派手な下着なんてはかない。
397 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 00:37:52 ID:k8M1utAA
内側から目立ちたい! っつう設定なら行けるのでは と言ってみる
地味を脱出するためにいろいろするけどやっぱり地味、というキャラなんだから、派手な下着は当然持ってる。でも地味
だがそれがいい
原作のキャラ付けだったらもう目立とうとしてないだろ
原作好きとしては
都とくるみって、アニメだと結構仲が良いよな。百合ネタになるか?
都がくるみの家に遊びに来たとて、雑談しているうちにお互いの胸の大きさの話になって
そしたらくるみが触りあいっこしようとか言い出して触りあいしているうちに
くるみのスイッチが入って
>>402 すでにいくつかの同人誌で取り上げられてるネタだぜ
>>403 そこに修とたまたま遊びに来ていた犬神が・・・
百合ネタなので男の介入は無いほうが望ましい
最近メソウサが可愛くてしょうがない
だきしめてぇ・・・
擬人化物見てぇ・・・
たしかどこかの同人であったような
408 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 22:09:22 ID:jTyTH36q
性別不明だから
えらく中性的な人間にになりそうだなぁおい(^−^;)
>>404 まじか。ドキドキ課外授業でしか見たことがない・・・。
アニマル横町のイヨに恋した漏れが来ましたよ
>>313-315 いまさらながらGJ!!
>修×都、ソフト版。ハードエロは勘弁してください。
ハードエロが苦手なら、ソフトラブラブエチーを書けばいいじゃないッッ!!!
修は姫子を背後から抱きしめると、乱暴に胸を掴んだ。
突然のことに、姫子は何が起きているのか分からなかったが、
とにかく、この状況は危険で官能的だということだけは察知した。
姫子の尻には、何か熱く硬いものが押し付けられている。
「あ……誰か……っ! んぅっ!」
修は力を込めて姫子の口を押さえる。
「助けが来たら……、恥ずかしい格好、見られちゃうぜ?」
修に優しくゆっくりと太ももを撫で上げられると、
姫子の身体の奥から、何か熱い物が溢れそうになる。
「あっ、だめよ修くん……っ、そんなことされたら、私……!」
(省略されました・・全てを読むには世界を平和にして下さい)
玲×鈴音
原作くるみ×アニメくるみ
415 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 03:41:20 ID:8Jg9OD9P
くるみたんがボクっ娘化した姫子に…てのは?
原作くるみ×妙子
結構好きな組み合わせ
417 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 11:18:38 ID:bg9i63kS
ぼんちage
>412
世界が平和になることは人間が存在している限りまずないだろうが、
続きが読みたいな。
ダメカナ?
419 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 09:43:53 ID:Jhr6b+25
鈴音×俺
南条×犬神←芹沢←柚子
↑
↑←べホイミ
↑
宮田
ヒロスケ←よしっぺ
↓
鈴音→乙女→早乙女
↓
勇気→メディア→ベホイミ←宇宙人
↑ ↑ ↓
判 磯部 柏木優麻→桃瀬修
優奈←近所の小学生
考えてみればいろいろ大変だな
くるみ→俺←修←優麻&優奈
↑
鈴音
だろ?
>423
「俺」ってなんね?
つかバイの人ですか?
そろそろ桃姫の続きが気になる所(・∀・)
426 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 23:35:24 ID:0xKJfQ78
鈴音まだ?
乙女と勇気
しかし、中学時代は「御嬢様系」と「剣道少年」で
これなんて剣道一直線
ここは犬神と南条のラブラブエチーだろ。
で、翌日雅ちゃんが…
「お兄ちゃんのベッドから香水の匂いがする…ケロ…」
犬南は得意分野だぜ!
〉430
SSよろ
学級崩壊スレでSS書いてる者ですが、エロパロにも挑戦したく
思ってます。
何か書いて欲しいネタとかありませんか?
そなたの自由に書きたいもの書いてくれ
それが一番
>>432 姫子×6号さんをお願いしますm(_ _)m
早乙女×響で本格的にえろいのが読みたいってベッキーが言ってた
とろけるほどに甘々かつ濃厚な犬神×南条さんを…
あるいは熱々で愛情たっぷりの犬神ハーレムを…
437 :
432:2007/01/19(金) 20:59:14 ID:Mb3HRZfN
甘甘な犬南の初体験なら、犬南話を細々と書いてた流れで
適度に描写を抑えつつ学級崩壊スレで書いたことがあるんですが、
その後の二人をハードバージョンで描くのはいけそうですよ。
姫子と6号は…レズセックスは想像しかできないんで書けるかなぁ?
鬱な中で友情が百合風味にシフトしていく流れなら、時間はかかる
かもしれませんがいけるかも。
早乙女×綿貫は…うーん、想定外のカップリングだw
ちょっと原作コミック読み直して、もう少しイメージ高めてきます。
438 :
436:2007/01/19(金) 21:18:29 ID:Sx5PNTa+
お願いして書いてもらう分際で色々口出すのも申し訳ないのですが、
「濃厚」と「ハード」とのニュアンスの違いを汲み取っていただければありがたい所存でございます。
ハードというか、激しさより重厚さを、というかなんというか…難しい注文ですいません。
とはいえ、愛があればもうそれでOKです(`・ω・´)
439 :
432:2007/01/20(土) 00:11:26 ID:V0hfu6Hb
じゃ犬南ラブラブエチーでいきますか。
純愛路線ノーマルカップリングが好きなので、その線で書いてみます。
おお、wktkしながら待ってます。
冒頭だけ書いてみました。
学級崩壊スレの南条と犬神の独白、もうひとつのエンディングの
続きです。
442 :
441:2007/01/20(土) 09:57:21 ID:V0hfu6Hb
〈南条操の独白・X-rated:1〉
CTSのボンネットを、色とりどりの光の川が流れていた。
私はサイドウィンドウを開け、夜の冷たい空気を胸いっぱいに吸い込んだ。
肺に流れ込む冷気に、私は体を震わせた。
でもそれは、心地よい震えだった。
犬神くんとのお付き合いが始まってから、もう一月が過ぎようとしていた。
でもあの晩、叔父に見ず知らずの相手との政略結婚を申し付けられた日の晩、
犬神くんに処女を捧げたのが、はるか遠い昔のように思えた。
今の私は、もう犬神くんなしでは生きられなくなっていた。
私を強く抱きしめる犬神くんの腕の感触、「操」と私を呼ぶ声、
あの一見冷たいようで裏に情熱を秘めた眼差し、そして甘い口づけ。
犬神くんを思えば思うほど、私の胸の鼓動は早くなるのがわかった。
一月もたつのに、まだ私の心臓はこんなにも早鐘を打った。
なんだか、顔が熱くなった。
私は膝に載せたオロビアンコのコンビボストンからアップルのケータイを
取り出すと、時間を確認した。
「「18:37」」
犬神くんとの待ち合わせには、まだ20分ほどあった。
443 :
441:2007/01/20(土) 09:59:30 ID:V0hfu6Hb
だがCTSはもう、待ち合わせ場所―無人カフェVOID―の間近まで
たどり着いていた。
私は、胸の高鳴りを静かに感じていた。
学校の外で、二人きりで会うのはこれが初めてではなかった。
だが、処女を捧げたあの晩以来…その、あっちの方は全くなかった。
小学生の恋愛ゴッコから、せいぜい中学生のプラトニックラブに
なった程度かもしれない。
でも今日は、覚悟を決めてきた。
散々からかわれながらも、芹沢さんにピーチジョンで見立ててもらった、
可愛いピンクと黒の下着。
犬神くんに、見てもらいたかった。
冬だけど、ちゃんとムダ毛もキレイにしてきた。
恥ずかしいけど、こんなことしかできなかった。
でも、肝心のことが言えるか不安だった。
私に、そんな大胆なことができるか不安だった。
CTSが止まり、運転手は無言でドアを開けた。
私は、外へ一歩目を踏み出した。
足が、震えていた。
決して、寒さのせいではなかった。
心配そうに声をかける運転手に会釈すると、私はVOIDに向けて歩き出した。
一歩一歩、震えながらも着実に歩き出した。
444 :
441:2007/01/20(土) 10:02:26 ID:V0hfu6Hb
今回は以上です。
今後、南条→犬神→南条→犬神→…という形で進めていきます。
まだエロくないですが、段々エロくしていきますので宜しくお願いします。
GJ!
独白の人ですね!やっぱり
GJです!
これからが楽しみだ!
空気読まずに
軽薄な兄×天下無敵のケロケロ娘ギボン
447 :
姫子とバイブ:2007/01/21(日) 03:53:20 ID:uySKy8xG
何かできたので投下します。
ちょっとSM的なスメルが強くなった感があるので苦手な方はスルーよろ。
448 :
姫子とバイブ:2007/01/21(日) 03:56:50 ID:uySKy8xG
バイブを拾った。安っぽいピンク色の、大人のオモチャ。
つるつるとした人差し指の長さほどもある楕円球体状の先端部が、稲妻みたいに折れ撚れている長いコードによって単純なレバー式のリモコンと繋がっている。
まぁ、あれだ、有線式魚雷のような形と言えばいいのカナ?ゴメン、ちょっとマニアックだったね。
レバーを前に押し出せば「ブーン」と騒々しい音を立てながら先っぽが激しく振動する。押せば押すほどに強くなって、最大パワーにしたときの様子はちょっとびっくりするくらい。
携帯のバイブなんかメじゃないね。さすがプロは一味違う、ってとこカナ?
さて、私がこれを手に入れた経緯というのはウヨキョクセツがあっていちいちここに説明するのはメンドくさいし、大体、ここで私の話を聞こうって言うスケベさんたちはそんなものには興味がないと思うから省略させてもらうね。
とにかく、私は学校のあるところで、このハイパワーなバイブを拾ったわけなのさ。もちろん、これが誰のものかはわからない。何故に学校に落ちていたのかなんてのも気にしたって仕方がない。
落ちていたものは落ちていたんだし、それを私がたまたま拾ってしまったというのが今の状況設定なんだから。ヤボなことは言いっこなしね、OK?
はてさて、私はヒメコードなんてネタをやって以来すっかりこういうのが板についてしまった感があるんだけどさ、でもさすがにこれはちょっとためらったわけなのよ。
ほら、先っぽが明らかに“挿せる”形状だし、結構大きいし。その上このヤバイ出力。おまけに誰が使ったものなのか(使った人がいるなら、の話だけどね)わかったものじゃない。
いくら私がエロ要員、変態要員としてアグレッシブにネタに走っても、これを自分のアソコに持っていこうという勇気はまだなかったのさ。もちろん、エロいのは皆と同じく私も大好物だから、いつかは試してみようとは思っていたわけ。
でも、実験なしにいきなり使うのには抵抗があったのよ。
放課後になってしばらく誰もいない教室の片隅で、宙ぶらりんにした魚雷を空中で振動させてその音にゾクゾクしていたりしたわけだけれども、
やっぱり道具ってのは本来の使途に則って使われてナンボって話だし、私としてもこんなに面白いものを手に入れたんだから、是非盛大に使ってみたかったわけなのさ。
モチロン、自分で気持ちいいことをするために使いたかったけど、だけどやっぱりまずは実験だよね。見た目は確かにモノスゴイけど、これがどのくらいの威力なのかは実際に誰かが使っているのをこの目で見て確かめなくちゃいけないと思ったわけなのよ。
それで、その晩はバイブを手の中で遊ばせながら、誰で試してみようか考えていたわけさ。家で布団に入りながらレバーを引いたり押したりしつつそれを考えていたの。実のところ今すぐ自分に使いたいという誘惑を必死に振り払いながらね。
まず頭に浮かんだのは玲ちゃんさ。これが最強。たぶん誰も異論はないよね。私も玲ちゃんが気持ちイイと証明してくれたら、心置きなく使えると思う。でもさ、普通に考えて無理だよね。
取り上げられて、逆に私が実験台にされて……あ、いや、それも悪くないカナ?でもきっと玲ちゃんのことだから彼女も私もそれを使うことなく終わっちゃうんだろうな、と思うと、まことにイカンながら玲ちゃんは除外せねばならなかったのよ。
ウー……私に玲ちゃんを襲えるだけの腕力があれば。
で、他にも色々考えてみたのよ。ベッキー?さすがに小学生にそこまで露骨な性的いたずらをしたらいけないでしょ?いくら私でも、それは理性によって阻止されました。児ポ法とか以前にね、それはちょっと。
一条さんは?学級委員だし、意外とエロネタが通用しそうなんだけどね。しそうなんだけど……実験して反応を見るのが目的だから、あんまり常識外れな感じになるのは避けたいのよ、こっちとしては。
そういえば一条さんが喘ぐところってちょっと想像できないから、少し見てみたい気持ちもあるけどね。いかんせん不思議過ぎてちょっと、ね。
で、本命は6号さん。あの子は何でも言うこと聞いてくれるからちょっとそそのかしてその気にさせれば絶対うまくいくって。間違いねーよ!
……でもさ、同時にあまりにも従順すぎるから少し気が咎めるのよ。私が言えばたぶんスカートを上げてくれるとは思うけどさ、きっとイヤイヤなのを無理して、で、私が気持ちイイかどうか聞いても、きっと「はい、気持ちイイです」って言うんだろうし。カワイソすぎるよ。
大体、いい子ちゃんじゃ実験の意味ないじゃん。きっと体の方は正直なんだろうけどさ、仮にもし、無理をさせちゃうんじゃこっちとしても気まずいよ。
449 :
姫子とバイブ:2007/01/21(日) 04:00:46 ID:uySKy8xG
私としては「口ではイヤと言っていても、体の方は正直だぜ……」というあの名セリフをちょっと言ってみたいわけなのよ。そういうシチュエーション、嫌いじゃないでしょ?
となると、ツンデレしかないじゃん。ツンデレといえば南条さんが有名だけど、よく考えてみればもっと手近にいい子がいるじゃん、と私は思いついたわけなのよ。
その子は普段強がっているけど意外とウブだし、押しに弱いから結構言うこと聞かせられる自信がある。6号さんみたいにホイホイと従わせられるタイプじゃないけどね。
まぁ、ここまでくれば私が誰を実験台に選定したかってのは、もう大方わかってくる頃だと思うけど、私はとにかく、次の日を楽しみにしてその晩は眠りについたんダヨ。
それで、翌日。次の時間は体育ということなんで、私は丁度いい頃合だと思ってトイレに隠れていたのよ。もちろん、バイブはバッチリ、電池も新品のオキシライド!
そして、狙った獲物が来るまでじっと待つ。
やがて予想通り、彼女はのこのことやってきた。私は自分の見立ての正しさに我ながら感心したよ。
「姫子?」
「あ、都ちゃん」
そう、私はこの子を実験台にしようと思ったのね。やって来た都ちゃんは既に体操服に着替えてメガネを外していた。これも計算どおり。
もし仮に争うことになったり、実験のために服を汚したりするのもまずいから、まぁこうしてくれるのが都合がいいのよ。
「姫子、次体育でしょ?着替えなくていいの?」
「都ちゃん、ちょっとこっち来て」
私は彼女をトイレの一番奥の個室に招き入れた。そこで開口一番「気持ちいいことしてみたくない?」から始めて、彼女の怒り顔、呆れ顔、説得、腕に抱きついて逃がさない、ちょっと乱暴に壁に叩きつけ、
彼女が怯えて表情を青くしたり、優しい声でなおも説得、都ちゃんパニック、耳真っ赤、半べそ、しまいには手を合わせて命乞い……まぁ、色んな過程を手早く経ることになったわけさ。私は強気と撫で声で彼女をじわじわと追い詰めていく。
手には魚雷をぶら下げながら。
……で、今現在の状況はというと、鍵をかけた個室の中で、立てひざをついた都ちゃんの震える肩に左手を置き、右手にはリモコンを持っているという具合。
レバーを少し前へ押すと、彼女のビクビクっという肩の震えは強まり、動物みたいな小さな鳴き声を上げる。私はいとおしげに彼女の頭を撫でてあげる。赤茶けたさらさらの髪の毛のさわり心地が何とも気持ちいい。
でも、私はこの子がもっと気持ちイイはずであることを知っている。
結局、私の目論見どおり都ちゃんはいつもの「んもーしょうがないわね」の一声でしぶしぶ私の実験への参加を承諾してくれ「ちょっとだけよ」という約束で私が彼女の股間にオモチャをセットすることを承知してくれた。
私は感謝しつつ、約束をした以上はこっちのものだと言わんばかりに態度を大きく出ることにした。さっそく都ちゃんを壁向きにさせ、お尻をこちらに突き出すよう命令した。
都ちゃんは顔を真っ赤にして泣き出しそうな表情をしていたけど、私が強気に出ているので怖気づいたのか、黙ってそれに従った。私は都ちゃんのブルマと下着をずらし、バイブの先っぽを“ヒラヒラ”に挟み込んだ。
が、すぐに考え直してそれを再び取ると、彼女の方を盗み見してみた。都ちゃんは恥ずかしさのためか、不安のためか、壁に手をついたままじっと俯いていた。私は彼女に気がつかれないように和式便器の中に先っぽ部分をたぽんと落とし、水をつけて滑りをよくした。
そうして、何食わぬ顔で再び彼女のブルマをずらし、今度はゆっくりと穴の中にそれを挿入した。
都ちゃん、痛かったのかな、それともビックリしちゃったのカナ?モノを入れた瞬間「あっ!」って声を出して私の方に振り向いたの。その目の鋭くて非難がましかったこと!
でも、同時に目じりに一杯に涙を浮かべていて、そんなに怖いとは思わなかったな。私がちょっといたずらに睨み返すと、彼女は涙だけを残して目をつむっちゃった。それで、震えながらまた前に向き直ったのよ。
私は不用意に抜けないようにしっかりとモノを固定して(言うまでもなく彼女はそこにモノが入ったことがないと見え、あの瑞々しいチツ圧でしっかりそれをくわえ込んだ)、さらに彼女の下着とブルマをぐっと上にまで上げて完全にそれを埋め込んだ。
食い込むくらいに上げられたブルマの端から下向きににょろにょろっと出ているコードが、巡り巡って私の右手にあるリモコンに向っている。
この時点でこの子は完全に私の鎖に繋がれたわけだ。私は満たされた支配欲のためにちょっと嬉しくなっちゃったんだ。
450 :
姫子とバイブ:2007/01/21(日) 04:03:57 ID:uySKy8xG
私は立ち上がると、彼女の肩に手をかけた。そして一言「しゃがみな」。これはいかにも命令口調で。
私って意外とSの役目もいけるんだよね。いやぁ、それにしてもシチュエーションというのは恐ろしい。
彼女は黙って言うことを聞いたよ。無理もないでしょ、この状況じゃあもう主従関係が完全に決しっちゃっているんだから。
トイレの冷たいタイル床に膝をつき、彼女は震えていた。既にあの大きな瞳に保て切れなくなった涙が粒になって落ちていた。
何で泣いていたのかは分からない。でもまぁ、泣こうが喚こうがもうどうしようもなかったんだけどね。
私がレバーを押すと、彼女の股間に挿入されたモノの振動がじかに伝わって肩に置かれた私の手にまで伝わってきた。
スゴイね。この子を選んで正解だったよ。身体はとっても正直だし、口の方は余計なことを言わないし。私は楽しみながら、少しずつレバーを上げていった。
それと同時に、彼女の肩の震えも面白いように強まっていく。
「ねぇ、都ちゃん。気持ちイイ?」
都ちゃんは声にならなかった。私は彼女の頭を撫でながら、斜め横からその表情を覗き込んでみた。
だらしなく口を開け、涙を一杯に浮かべた目はどっか別の世界を見ているみたいだった。あの表情を見た瞬間、私はドキンとくるものがあったね。この子、本当にカワイイなぁ、てさ。
私はどんどん出力を上げていった。しまいには、振動音が彼女のブルマの中から私の耳に聞こえてくるくらいだった。
もうその時には都ちゃんは完全に崩壊していたんだけどさ、でも、イっちゃってもなお責め続けられるんだからもうどうにでもなれって様子だったよ。
もう何回くらいイかされたのカナ?都ちゃんのブルマの股間の辺りが濡れたようにシミを作り出していたのに気がついたのさ。
驚いたね。私はてっきり彼女が漏らしちゃったのかと思って心配したけど、まぁあれだけ責められ続けたら大洪水なのは当たり前さ。
この時点で私は十分な実験データを得られたってわけ。
だけど、一度Sの火がついた私はもうちょっとこの子にイジワルしたくなっちゃってさ。ほら、普段私のことをバカ扱いしているウサ晴らしみたいなの?
実際、今現在の都ちゃんの方がよっぽどバカみたいになっちゃっているんだけど。
「ほら、立って」
私は彼女の腕を掴んで持ち上げた。都ちゃんは完全に人形みたいになっちゃって、無理に立ち上がらせると生まれたばかりの馬の赤ちゃんみたいに足を内股にピクピクさせてようやく安定した。
私はレバーを全開にして彼女のぶるぶる震える両の手にそれをしっかり握らせた。もちろんそこで彼女がそのレバーを戻せばこの凌辱も終わるんだけど、もう何度も壊れちゃって頭がぼぅっとしている都ちゃんはそんなことにすら気がつかなかったみたい。
股間で暴れる馬の手綱を彼女に握らせて、私はその前に回りこんだ。
皮肉な、あられもない格好を強いられた彼女は、内股のまま、そしてピンクのリモコンを握り締めたまま、必死に下唇を噛んで私の凝視に耐えていた。
私はびっしょりに濡れた彼女のブルマの股間のところに指を押し当てて、つんつんとやってみた。生あたたかい、ねばっとした汁気が私の指先に感じられ、私も思わず感じてきたよ。
それを彼女の真っ白な体操服に塗りつけてやって、いよいよいたずら開始。
451 :
姫子とバイブ:2007/01/21(日) 04:06:08 ID:uySKy8xG
私は彼女の後ろに回りこみ、両脇の下から手を伸ばして、平たい胸をわしづかみにしてやったんだ。で、モミモミ。
そりゃあ、玲ちゃんの胸を触りなれた私からすれば揉み甲斐のないものではあったけど、彼女の方はまた気持ちよさそうだった。
少し喘ぎ声がした気もしたけど、あれは単に胸を圧したから息が漏れただけなのかもしれない。とにかく、都ちゃんは完全になされるがままだったんだよ。
「どう、気持ちイイ?」
私はイジワルに訊いてみた。都ちゃんは相変わらず何も言わなかったけれど、ただ、今回はちょっと首を縦に振って頷いた……ように思える。
ま、その顔見れば気持ちイイだろうというのは疑いようがなかったけどね。
さて、しばらく彼女を色々にオモチャにして弄んだけど、ふと時計を見て私は潮時を覚えたわけさ。いつまでも遊んでいるわけにもいかないしね。もう実験は完了したことだし。
次の時間は数学、ベッキーの授業。何だかんだいって体育サボっちゃったよ。
私は震えたまま立ちすくむ都ちゃんの手からリモコンを取り上げ、ブルマをずらしてモノを引き抜いた。きゅっと音がしてねばねばの糸を引いた先っぽと再会、ご対面。
途端、空気が抜けた風船みたいに力の抜けた都ちゃん、足をもつれさせてその場に尻餅をついちゃった。もうすっかりびしょびしょの股間をだらしなくMの字に開脚させたまま、天井の方を虚ろに見ている。
まるで抜け殻みたいで、私はバイブと一緒に彼女の中身まで抜けちゃったんじゃないかと思ったよ。
「都ちゃん、次はベッキーの授業だよ。遅れないようにね」
都ちゃんは静かに泣き出した。声を立てずに、涙をボロボロと流しながら。
「あ、教室に戻る前にちゃんと制服に着替えてきなよね。濡れたままじゃ恥ずかしいでしょ」
私はバイブをしまって、個室の扉を開けた。外の光が差し込んできて、両足を開け広げたままの都ちゃんの恥ずかしい姿を照らし出す。
私は彼女を置いてトイレを後にした。
もうじきに休み時間になる。それまでに彼女が正気を戻して立ち上がらないとアウトだな、と思った。そのままじゃ恥ずかしい格好が誰かに見られちゃうよ。
おまけに、突き出された彼女のブルマの股間の上は、一目で分かるシミが広がっている。バレたらおしまいだよ。
と、いうわけだからがんばれ、都ちゃん、立て、立つんだ、上原都!
マホ、おそまつ。
読み辛ッ!
………………………なんだこれは?
おかしいな、確かに読み辛いが………ちょっと好きかもしれん。
千発抜いた
姫子ひでえw
抜いた
ゴルァ!姫子、なにやってんだ!!
俺もまぜろ
独白の人です。
続きです。
まだまだエロくならなくてすいません。
458 :
457:2007/01/21(日) 10:52:17 ID:YRKaA9IJ
〈犬神つるぎの独白・X-rated:1〉
18:57。
駅の出口を走り抜けるときに、最後に見た時刻。
南条との待ち合わせの時間には、最大限努力しても数分の遅れは
免れられそうになかった。
私はビルの階段を一気に駆け上がると、息も付かずにVOIDのドアを開けた。
鼻腔をくすぐる、コーヒーの香り。
静かに流れる、セルジオ・メンデスのマシュケナダ。
カウンターを恐る恐る見ると、むくれ顔の南条がいた。
「犬神くん!
これはどういうことですの!?
あなたって人は、私を何分待たせたら気が済みますの!?」
ターコイズのニットにスキニー、ウエスタンブーツに黒のエプロン姿の
南条は、いきなり私にかみついた。
「南条、悪かった!
バイトの、片付けが、長引いて!」
息を切らしながらも答える私に、南条は続けた。
459 :
457:2007/01/21(日) 10:54:11 ID:YRKaA9IJ
「…全く、犬神くんじゃなかったら、うちのクマゴロウに思い切り
一噛みしてもらうところですわ。
勿論その分、今から取り返してくださいますわよね?」
南条操という人間を一番よく表しているのは、こういうときの
顔に違いないだろう。
素っ気なさを装って、でも頬はかすかに赤くて。
愛おしかった。
素直じゃない、素直になれない南条が愛おしかった。
いつまでたっても、こんな南条でいてほしかった。
それが、私のよく知っている南条操だった。
見た目に似合わず家庭的な南条の入れたカフェアイリッシュは、
熱く、ほろ苦く、そして甘かった。
アイリッシュクリームの香りが、湯気とともに広がっていた。
460 :
457:2007/01/21(日) 10:58:11 ID:YRKaA9IJ
Hシーンを期待されてる方、ほのらぶ続きですいません。
次からHに突入する予定ですので、イメージを高めてもうちょっと
お待ちください。
期待
独白の人です。
続きです。
463 :
462:2007/01/21(日) 14:29:44 ID:YRKaA9IJ
〈南条操の独白・X-rated:2〉
と、バツッ、といきなり電気が消えた。
CDプレーヤーも、エスプレッソメーカーも、その動きを止めていた。
「きゃっ!」
突然の暗闇に驚いた私は、とっさに立ち上がった犬神くんにしがみついた。
「お、おい、南条!」
犬神くんの体温を感じながら、私は灯りを求め目をキョロキョロさせた。
窓の外にも、光も音もなかった。
停電?
「な、南条?
あの…非常に言いにくいんだが…。
さっきからな、お前の胸がな、その…。」
え…?
えっ…?
「きゃぁぁぁぁ!」
でも犬神くんは、私を抱える腕を離そうとはしなかった。
がっちりと、暖かく私を包み込む犬神くんの腕。
そして、エプロンとジーンズごしに下腹部に感じる、固い、暖かい感触。
あのときと一緒だった。
初めて犬神くんが私を抱いてくれたときと一緒だった。
464 :
462:2007/01/21(日) 14:31:11 ID:YRKaA9IJ
とっさに腕を離した私は、自分の胸を思い切り犬神くんの胸に
押し付けていたことに今更ながら気付いた。
もし薄明かりでもついていたら、私の顔が真っ赤に染まっているのが
犬神くんにもよくわかっただろう。
犬神くん…。
私は、一度離した手を再び犬神くんの腰に回していた。
「南…、操…。
その、よかったらな、また…。」
私は答えの代わりに、犬神くんの唇にそっと口付けた。
犬神くんは、普段の冷静さが嘘のように、私に何度も口付けを返してきた。
犬神くんの舌が私の口に入ってくるまでには、そう時間はかからなかった。
犬神くんの舌とともに香る、甘い、アイリッシュクリームの味。
そして私を抱いた腕が、背中から腰、お腹、胸へと、私の体の
あちこちを弄り始めた。
もう、止まらなかった。
465 :
462:2007/01/21(日) 14:34:08 ID:YRKaA9IJ
今回は以上です。
寸止めになってしまったでしょうかw
夕方までには続きをうpしますので、もう少々お付き合い下さい。
期待
独白の人です。
続きいきたいと思います。
468 :
467:2007/01/21(日) 18:34:18 ID:YRKaA9IJ
〈犬神つるぎの独白・X-rated:2〉
くちゅ、ぺちゃ、というかすかな水音、そして私と南条の荒い息遣いが、
VOIDの店内に響きわたっていた。
私にしがみつく南条とキスを交わしながら、私は南条の全身に
指を這わせた。
私の目も、次第にこの暗闇に慣れてきたようだ。
窓から差し込む、赤みをおびた月明かりに照らされた南条の顔は、
儚く、そして美しかった。
私は、キスを続けながら南条の背中のエプロンの紐を解いた。
ぱさっ、とエプロンが床に落ちた。
私は南条のニットの下に手をのばした。
柔らかく暖かい、南条の肌。
その手触りは滑らかで、きめ細かいものだった。
「んッ!」
南条は、声にならない声を上げた。
私は、南条のニットを一気にたくしあげた。
その間、南条は子供のように、黙って私にされるがままになっていた。
私は次に、唇から首筋へと舌を這わせながら、可愛いピンクと黒の
ブラのホックを外しにかかった。
469 :
467:2007/01/21(日) 18:38:14 ID:YRKaA9IJ
「…あれ?
外れないぞ?」
悪戦苦闘の末、小振りだが、形のよい南条の乳房が露わになった。
そこに優しく、丁寧に指を這わすと、南条の熱い、切ない吐息が
かすかに漏れ始める。
両乳首を重点的に攻めると、南条の甘い吐息は、私の息遣いと
テンポを合わせたかのようにますます荒くなってきた。
と、南条は息も絶え絶えにこう言った。
「ぅン…犬神くん、このままじゃ…あン…下着、汚れちゃいますわ…。」
それがまた、私の激情を煽った。
私は南条をソファに横にすると、南条の柔らかな腹の下にある
スタッズベルトに手を伸ばした。
470 :
467:2007/01/21(日) 18:39:42 ID:YRKaA9IJ
まだ続きます。
今日中にはうpしますので、宜しくお願いします。
小出しにしすぎじゃないかな?
( ;∀;) イイハナシダナー
>>470 乙です。
じゅ、純愛のくせに、2回目なのに自分の部屋じゃないところでするなんてーハハハ
474 :
470:2007/01/21(日) 20:32:48 ID:YRKaA9IJ
皆さん、レスありがとうございます。
>471
完結してからまとめて投稿した方がいいでしょうか?
一気に書けるほどのスタミナがないため、読者の方々の反応を見ながら
ちょっとづつ書いていこうと思っていたのですが、その方がよければそうします。
>472
私の南条への愛情と皆さんのレスが私のエネルギーですw
愛だけは負けませんw
>473
ま、若い2人の勢いということでw
1回目は犬神の部屋だったので許してくださいw
>>474 完結してから投下しないと
途中で書き手が失踪した時困るからでは。
最後まで描いてくれるなら少しずつの投下でも問題ないと思う。
まぁその辺は書き手の自由だけどね。
>途中で書き手が失踪した時困るからでは。
それって正に学級崩壊スレで問題になってる事だな。
小出しにするのがあのスレの作風なのかも知れないけど未完のまま放置された作品多すぎ。
きっちり終わらせてほしいってことね
まあ、このスレも崩壊スレも投下あるだけマシだと思うが
478 :
474:2007/01/21(日) 23:21:20 ID:YRKaA9IJ
私、学級崩壊スレでずっと活動しているもので、あちらの流儀しか
わからないんですが、確かにそういう意味では全部書いてから
投稿した方がいいかもしれませんね。
でも、この犬南は小出しになろうともきっちり終わらせますとも。
それはお約束します。
もし、こっちを中途半端にして学級崩壊スレで私が何か書いてるのを
見たりしたら、遠慮なく突っ込んでください。
では独白の続きです。
細切れですみません。
〈南条操の独白・X-rated:3〉
犬神くんの手が、ためらいがちに私のベルトのバックルを外した。
続いてボタンフライが、一つ一つずらされていく。
真ん中に指を挟んで引っ張れば一気に外れるのに、犬神くんは
ボタンフライのジーンズを履いたことがないのか、時間をかけて
一つ一つ外していった。
…焦らされているようでもあった。
「操、脱がすぞ。」
ついにブーツとジーンズが脱がされた。
犬神くんは、私の姿をじっと見すえていた。
暗くてあまり見えないはずだけれど、恥ずかしかった。
私の心の奥底まで見透かされているようで、本当に恥ずかしかった。次の瞬間、ショーツに手がかかった。
急に外気に晒されたあの部分は、既に湿ってしまっているせいか、
妙にスースーした。
そして、そこに伸びる犬神くんの右手。
「あッ…」
指が触れた瞬間、思わず声が漏れた。
そして、立ち膝をついた犬神くんの左手は、私の胸へと伸びる。
淫猥な水音は、次第に激しさを増していく。
犬神くんの息も。
私の吐息も。
抑えていても、声は止まらなかった。
犬神くんが私の乳首と、その…クリトリスを優しく、ゆったり擦り、
同時に穴の中で指を回す度、私の腰が浮きそうになるのも、
止まりそうになかった。
そうしていると、段々、何も考えられなくなってきた。
襲ってくる快感に、頭が真っ白になってきた。
気持ちよすぎて、怖かった。
と、一際高い快感が、私を襲った。
「…っッ!」
一気に空高く舞い上がるような、そんな気持ちだった。
今まで体験したことなどないような、そんな気持ちだった。
何もかも、世の中の全てを投げ出してもよくなるような、そんな
快感だった。
今回は以上です。
次回はまた犬神視点で。
月曜の晩に投稿…できたらいいなぁw
でかした
>448-451
食い入るように読んだ。
読みづらいとか読みづらくないとか問題じゃなかった。 とにかくGJ!
独白の人です。
予告通り、続きいきます。
487 :
486:2007/01/23(火) 01:43:59 ID:kSqq23CJ
〈犬神つるぎの独白・X-rated:3〉
息も荒く、快感の余韻にとろんと浸る操の顔。
上気した肌に、固く立った乳首。
私の指にべっとりまとわり付く、白濁した粘液。
私の興奮も、限界に達していた。
カーゴとボクサーに締め付けられる股間が、痛かった。
たまらずカーゴを脱ぐと、ボクサーの膨らみには小さな染みが
できていた。
だがそれは、精液とは明らかに違っていた。
そして、普段体験したこともないくらい、アレが熱く、固くなって
いるのがわかった。
「操…もう我慢できないよ!」
目と目が合い、操は黙って頷いた。
私はボクサーを脱ぐと、財布に忍ばせていたコンドームを付けた。
初めてのときのように、何も付けないわけにはいかなかった。
操に、妊娠の不安は与えたくなかった。
488 :
486:2007/01/23(火) 01:46:56 ID:kSqq23CJ
私は、まだ余韻に浸る操の足を開き、その間に膝をついた。
操の腰を、そっと持ち上げる。
そして、開きかかった、粘液にまみれた操の膣口に、そっとアレを
押し当てる。
「…いくぞ。」
目と目が合い、操は黙って頷いた。
その目に映るのは、期待と不安。
私は、少しずつ腰を差し込んだ。
「あッんッ!」
キツい。
初めてのとき程ではないが、薄いゴムの膜越しに触れた熱い粘膜に、
アレが締め付けられ、押し戻されるような感覚。
後ろ手に、ソファのカバーをぎゅっと掴む操。
私は下半身を差し込んだまま、上半身を倒し、操の唇に口付ける。
「ふッ、ン!」
緊張がとけてきたせいか、操のアソコも少しほぐれてきたようだ。私は、少しずつ腰を動かし始めた。
操が痛みを感じないように、ゆっくりと動かし始めた。
489 :
486:2007/01/23(火) 01:48:47 ID:kSqq23CJ
細切りで申し訳ありませんが、今日は以上です。
ではまた火曜の晩に、南条の独白で。
OK
この男…手馴れている…!?
独白の人です。
続きを投稿させていただきます。
493 :
492:2007/01/24(水) 00:21:06 ID:gw3pAENE
〈南条操の独白・X-rated:4〉
犬神くんのアレが、私の奥までゆっくりと入っては戻っていた。
コンドームごしでもわかるほど熱く、固いアレが。
初めてのときとは、明らかに違う感覚だった。
痛くて仕方なかったあのときとは、明らかに違っていた。
でも、犬神くんにはそんなことは言えなかった。
言えるはずもなかった。
「…っン!」
必死に声を抑える私の耳元で、犬神くんは囁く。
「操、声、我慢しなくていいんだぞ。」
でも私は、何も言えなかった。
口を開いても、言葉になる自信がなかったのだ。
犬神くんの腰のスピードが、次第に早まる。
二人の、荒い息遣い。
抑えていても、漏れてしまう声。
私の奥に、ちょうど子宮口のあたりに当たり、軽く引っかかりながら
戻っていく犬神くんの先。
ごりごりと壁を内側から擦られる快感に、私は酔った。
494 :
492:2007/01/24(水) 00:23:31 ID:gw3pAENE
そしてまた、あの真っ白な感覚が私の中に広がっていく。
一層固く、熱くなる犬神くんのアレと、それを包み込む私から
少しづつ湧き出す熱い液体。
絶頂は、急に訪れた。
真っ白な感覚の中で、コンドームに放たれる犬神くんの精の勢いを
私は感じていた。
私の奥の壁に叩きつけられてはいても、前回の染み込むような
感覚とは違う、不思議な感触だった。
コトが終わっても、私たちは二人寄り添って、しばらくソファに
長まっていた。
荒い息は、まだ落ち着きそうもなかった。
犬神くんが、余韻に浸る私の髪を無言で撫でた。
優しく、壊れものに触るように撫でた。
それが、妙に嬉しかった。
嬉しくて、たまらなかった。
495 :
492:2007/01/24(水) 00:24:37 ID:gw3pAENE
以上です。
あと1〜2回続きますので、宜しくお願いします。
(;´Д`)ハァハァ
この男…大きい…!?
姫子の太もも揉みたい
芹沢の頭なでなでしたい
独白の人です。
続きいきたいと思います。
今回の犬南はこれで一応完結となります。
501 :
500:2007/01/25(木) 04:48:13 ID:A76rsqIV
〈犬神つるぎの独白・X-rated:4〉
何分くらい、操と二人、ソファにいただろうか。
私たちの安らかな時は、鈍いブーンという音とともに、突如付いた
灯りによって打ち消された。
急な刺激に、真っ白になる視界。
でも、次第に世界は光を取り戻していく。
夢うつつから、現実へと戻っていくように。
現実…そういえば、ここの予約、何時まで取っていただろうか。
7時から2時間だから…9時?
左腕のセイコー5は、既に8時46分を示している。
マズい。
非常にマズい。
スタッフに見られても恥ずかしくないくらいの状態には片付けなくては。
「操!
そろそろ片付けなきゃマズいぞ!」
大急ぎで…情事とコーヒーの後始末をする私たち。
全く、今日は時間に縛られっぱなしだ。
502 :
500:2007/01/25(木) 04:52:42 ID:A76rsqIV
さっきまでの、ゆったりとした時の流れが、嘘みたいだった。
さっきまでのあれは、夢だったのではないか、そんな風にも思えた。
でも、あれは紛れもなく事実だった。
あの、南条の身体の生々しい感覚は、私の肌に残るあの温もりは、
紛れもなく事実だったことを如実に示していた。
やってきたスタッフに鍵を返し、料金を支払うと、私たちは店を出た。
手を繋ぎ、ビルの階段を降りながら、南条は言った。
頬を赤らめながら言った。
「今日は本当に楽しかったですわ。
…気持ちよかったですし。
時が…止まればいいと思いましたわ。」
私まで、なんだか頬が熱くなった。
何も言えなかったけれど、私も南条と同じ気持ちだった。
503 :
500:2007/01/25(木) 04:54:22 ID:A76rsqIV
ビルの外の桃月の街は、既にいつもの平静を取り戻していた。
いつもの、決して賑わってはいないけれど、この時間でも人気が
決してないわけでもない、あの桃月だった。
迎えの、いつものCTSに乗り、遠ざかっていく南条。
その姿を、私はいつまでも目で追っていた。
いつまでも、いつまでも見つめていた。
504 :
500:2007/01/25(木) 05:05:11 ID:A76rsqIV
以上です。
お付き合いいただきありがとうございました。
反省点としては…
1)書き上がった分から細切りに投稿したため、全体のリズムが
一貫していない。
2)犬神のキャラが不安定。
3)エロパロとしての本題のラブシーンに入るまでのテンポが冗長。
4)ラブシーンも、犬神の攻めで南条が喘ぐだけの一方通行。
5)ラブシーンが終わった後、急に話も終わって尻切れトンボ。
6)しかも、ストーリーにオチがない。
こんなところでしょうか。
宜しければ、皆様からのコメント、戴ければ幸いです。
( ;∀;) イイハナシダナー
>>504 とりあえずGJ。面白かった。
が、投下して一晩経って読み返してみたら、とかじゃなく
投下直後に欠点をそんだけ理解してるんなら、
もうちょい推敲したほうが良かったんじゃないの、とは思う。
よかったおー
GJ!
姫子可愛いよ姫子俺の姫子ハアハア
>>509 こらこら姫子でいけないこと妄想しようとするんじゃない。
ほら、あそこに見えるC組のみなさんがこの世のものとは思えない声で
うなりながら赤鬼すら真っ青になりそうなすごい形相で睨んでるぞ。
視線がまるで「姫子を汚すな」と物語っている気すらしてくるぞ。
(あぁ、視線で人が殺せたら・・・)
今、心なしかすごいことが聞こえたような・・・・・・
まっ、俺は巻き込まれる前に逃げるわ。じゃなっ!
自分たちが汚されるのはいいのかw
C組じゃないが、綿貫なんかアニキャラ個別板でもさんざん
セクハラ書き込みに晒されてるのになw
綿貫もたいへんだなぁ(←戻ってきた)。
でもおもしろいから問題無s「おもしろくないっ!」ごめんなさい。
ところで、どちらにいらっしゃったんですか?
「ずっと後をつけてた。」(うわぁ、まるっきりストーカーじゃねぇか)
「何か言ったか」いえいえめっそうもございません。
一つきいていいか?
「なに?プロフィール関係以外ならいいよ。」
そ、そうか(^-^;)
では改めて、なぜ諜報部に入ったんですか?
「それは・・・・・」
それは?
「おもしろそうだったからだ!」
Σ( ̄□ ̄)なっ!
「嘘だよ」
なんだ、びっくりしたぁ〜
「それじゃあね」
狽っ、まだ聞いてない・・・ってもういないし
綿貫の諜報活動は続くのであった
面白いから無問題。
くるみも6号も、髪コキしてくれとか、不二家ネクター買って来れなかったお仕置きに
スカートたくしあげろとかさんざん言われてるんだし、姫子も同じような目に合っても
誰も文句言わんだろw
つか姫子スレも父親との近親相姦ネタとか、めっさセクハラ書き込みあるなw
これなら問題あるまいw
じゃ次の人、姫子ネタよろw
先生、宮本先生。
「・・・・・・」
お〜い、ちびっk「ちびっ子言うな!」
あ、聞こえてたんですか。
「何のようだ。つまらないことなら聞かないぞ。私はお前達のような
凡人と違って忙しいんだ。天才だからな。」
(ちびっ子のくせに)
「なんかムカつくこと考えなかったか?」
狽「え、そんなことは(す、するどい(゚-゚;))
あ、そうでした。聞きたいことがあります。
「なんだ?」
姫子さんのについてなんですか、
「(ギロッ)」
・・・そんな魔王でさえも裸足でスタコラサッサと逃げたくなるような
すごい目つきで睨まないでください。なぜかあなたの後ろに黒いオーラが見えます。
「・・・で、姫子の何が聞きたいんだ?ってゆうか本人に聞けよ。」
その場合、会話が成り立ちません。
「まぁ、確かにな」
あ、そうそう。姫子さんの好きな物を教えてください。
「はぁ?そんなもの聞いて何する気だ?」
いえね今度、姫子さんにプレゼントしようと思いましてね。
「・・・・・・まぁいい。あいつの好きなものか。やっぱカニだな。」
そうですか。それではプレゼントはやめてカニ鍋をしましょう。
「なんでだよ(-_-;)」
いつものC組メンバーも呼んでやりましょうよ。「ほんとにやるんだったら私も呼べよな」
わかってますよ。そうだ。先生の研究室でやりましょうよ。
「ん?う〜ん。うん!やろう(ニカッ)!」
そうと決まれば明日の放課後、ということで。
「おう!あっ。材料はお前が買っておけよ。言い出しっぺなんだからな」
わかってますよ。それじゃあ先生は鍋とガスコンロをお願いしますね。
「おう、任せとけ!」
それじゃあ、また明日に。
「あぁ、また明日な。」
翌日、盛大なカニ鍋パーティが開かれたそうな
やべぇ、姫子主役で書くつもりが、ベッキー主役になっちまった!
まぁ、いいや。
大丈夫だ、盛大なカニ鍋パーティの様子を姫子視点で書けばよい。
だから、続きを書くのだ。
なんか姫子のSS書け的なふいんき(何故かryですが
ここで修×くるみを投下します。
この日、風邪による欠席者が生徒全体の8割を超えたため、
桃月学園は学級閉鎖となった。
そして桃瀬くるみもまた、それによって寝込んでいた。
トントン
ノックの音がくるみの部屋に響く。
「くるみー、入るぞー」
そう言って修が部屋の中に入ってきた。
「どうだ?具合は」
修はくるみの枕元に来ると、自分とくるみの額に手を当てた。
「んー、まだ熱があるな、薬は飲んだのか?」
修がそういうとくるみは力なく頷いた。
市販の風邪薬では学級閉鎖を起こすほどの風邪を治すには至らなかったようだ。
と、そのとき
ピーンポーン
インターホンの音が家中に響いた。
修はあわてて玄関に行き、ドアをあけた。
「犬神?」
「修、くるみの様子はどうだ?」
「え?ああ、薬が効かなくてな、まだ熱が高いんだ」
「余計なお世話かも知れんが薬を持ってきた。高熱によく効く薬だ」
犬神はそう言うと薬の入った袋を差し出した。
「助かるよ、しかしなんでまた?」
修の問いかけに犬神はこう答えた。
「お前にはいつも弁当をもらっているからな、せめてもの礼だ」
「そうか、じゃあありがたく受け取らせてもらうよ」
「じゃ、私はこれからバイトだから」
犬神はそう言うとそそくさと立ち去っていった。
「あ、おい!お茶くらい飲んで……って行ってしまったか」
修は犬神の行動を変に思いながらもくるみの部屋へと戻った。
「くるみー、犬神が薬を持ってきてくれたぞ、何でも高熱に効くらしい」
そして袋の中から薬を取り出した瞬間、二人は固まってしまった。
「これは……座薬?」
鉄砲の弾のような形状をしたそれは紛れもなく座薬だった。
「……………」
「……………」
しばらく二人の間に沈黙が続く。
「……どうする?熱には効くらしいが……」
修がようやく口を開くと、くるみはしばらくしてからこう答えた。
「……する」
「…そうか、じゃ、俺は部屋に戻るから」
「待って」
修が立ち上がろうとするとくるみは修の腕をつかんだ。
「……兄貴が……して」
「え?」
「……兄貴に……入れてほしいの……」
「お、おい、お前、自分で何言ってるかわかってるのか!?」
修は戸惑った。
それも当然、妹に「座薬を入れてくれ」なんて言われるとは到底思っていなかったからだ。
「……兄貴……お願い……」
くるみに上目遣いで懇願され、修はついに折れた。
「……わかった……反対、向け」
修にそういわれるとくるみは修の方に背中を向けた。しかし、
「やっぱり待って、こっちのほうがいい」
そういってベッドにひざを立てて修に抱きついた。
「この形で…入れてほしいの…」
「わかった…」
修はくるみのパジャマのズボンに手をかけるとそれを太ももの辺りまで下ろし、
続いて下着も同様に同じ位置まで下ろす。
そしてくるみの肉付きのいい尻肉があらわになると、今度は手探りでアナルの位置を確かめた。
「…ここでいいんだな?」
「…うん、いいよ」
「じゃ、入れるぞ」
修はそう言うと座薬をくるみのアナルに当てた。そして…
……つぷっ
座薬の先端がくるみの中へと入っていった。
「ひゃんっ」
冷たかったらしくくるみが声をあげた。
「大丈夫か?」
「いいよ…続けて…」
ずぶぶ……
座薬をさらに奥へと押し込んでいく。
「やああぁ……あああ…」
お尻の中へ異物が入っていく感触に耐え切れず、声をあげるくるみ。
そして座薬は全部くるみの中へ入っていった。
「…全部…入ったぞ…」
修はくるみのお尻から手を離し、座薬が出てこないことを確認すると、
くるみの下着とパジャマのズボンを元に戻した。
「ありがとう……ところで兄貴」
「ん、どうした?」
「……さっきから……その……お腹に硬いものが当たってるんだけど……」
胸元に当たる二つのやわらかい感触、左手に感じるお尻の弾力、鼻孔をくすぐる髪の匂い、
いろいろなものが重なり合った末、修のモノは自己主張をしていた。
「仕方ないだろ、お前が……その……あんなことさせるから……」
「やっぱり私のせいなんだよね……」
そういってくるみはテントを張っている修の下半身に目をやる。
「……ねえ……兄貴がしたかったら……その……してもいいよ……」
「バカ、病人に慰めてもらうほどでもねーよ」
「でも……」
気にするくるみをよそに、修は部屋から出ようとする。
「……風邪が治ったら……そのときは頼むぞ……」
「何が?」
ゴンッ!!
くるみの言葉に拍子抜けしてしまい、修はドアに額をぶつけた。
「……つッッ……このっ、自分から言っておいて……早く寝ろよ!」
「ねえ兄貴」
「何だ」
「この次も…兄貴にいれてほしいなー」
おまけ
「なあ犬神、あの薬、どうしたんだ?」
「私の親戚の知り合いに薬剤師居て、その人からもらったんだ」
「そうか……で、お前の親戚って何してる人だ?」
「雑貨屋だが……それがどうかしたか?」
「いや……なんでもない……」
ニコニコ動画でとあるムービーを見てたら思いつきました。
おまけのネタは犬神によく似た人が居る異世界のお話から引用しました。
GJ!
しおらしいけどやっぱりくるみな、くるみに萌えたw
「これで今日の授業は終了だ。気をつけてかえるように」
「はーい(C組一同)」
「あ、そうそう。都、姫子、6号、令、くるみ、
あと・・・一条の六名は後で研究室まで来るように。」
「え〜、なんでかな?ベッキー」
「ほんとよ!何で私たちだけよばれるのよ!」
「いいじゃないか都。私は別にかまわないけど。」
「宮本先生、なぜなんですか?」
「ベッキー、あたしバイトがあるんだけど・・・」
「宮本先生は私たちを使って実験をするきなんですね。」
「何でそうなるんだよ(-_-;)」
「まぁ、とにかく来るように」
ガラッ
「あっ、行っちゃった。」「あたしの意見、無視された〜(T-T)」
「気にするなくるみ。」
「ところで、ベッキーは何する気なのかな?まさか、
一条さんの言ったとうり、あたしたちで実験するのかな?マッホ〜」
「まぁ何であれ、行けばわかることだがな。」
研究室にて
(ガラッ)「おーい、準備はできてるか?」
あ、宮本先生。準備はできてますよ。あとは来るのを待つだけですよ。
「そうかそうか。早くあいつらの喜ぶ顔がみたいよ」
そうですね。
一方C組メンバーは、旧校舎前にいた
「マホッ!」
「ん?どうしたんだ姫子。」
「ほのかにカニのにおいがしたマホ〜」
「カニ?なんでカニのにおいなんかが・・・」
「カニー!」(ダダダダ)
「あ、姫子さんスタートダッシュオブジイヤーです」
「と、とにかく早くベッキーのところまで行きましょ。」
「だな。」
研究室前
「マホ〜。いいにおい。」
「姫子、よだれ垂れてるぞ」
「早く入りましょうよ」
「そうだな」
ガラッ
「おぉお前ら、遅かったな」
待ちくたびれちゃいましたよ。
「ベッキーこれはいっt「マッホ〜!やっぱりカニだ!カニ鍋だ!」
「ほら早く座れよ。」
「あ、うん」
「へぇー、用事ってカニ鍋だったんだ。」
「まぁ、考えたのはこいつだけどな」
いや〜、どうも(^-^ゞ
「早く食べようよベッキー!」
「まてまてあわてるな。ちゃんと煮えてからだぞ」
そろそろ煮えてきたみたいですね。
それではみなさん、
「いっただきま〜す(一同)」
「マッホ〜、いっただき〜!」
「あっ!それあたしが目を付けてた奴!」
「早いもん勝ちだもーん」まぁまぁ、まだカニはありますから。
ところで一条さん。
「なんでしょう?」
後ろのとても言い表せないえげつない色をしたどろどろの物体は何ですか?
なんか時折ガスみたいな物がでてるんですが・・・
「・・・・・・カニですよ」
なんですか、その不安感をあおる間は。ってかカニだったんですかそれ?
「・・・・・・・・・」
秤スで答えないんですか!
「一条、いますぐそれを捨ててこい。」
「隊長の命令では仕方ありません。」
「誰が隊長だ」
そんなこんなでカニ鍋パーティは夜更けまでつづいたとさ
「艦長、私たちも久しぶりにやりましょうか、鍋」
「そうだな。今日は乗組員(クルー)全員で鍋パーティだ」
「わかりました」
こうしてここでも新たな鍋パーティが始まるのであった
一方そのころウサギ小屋では
「みんなボクのこと忘れてる(シクシク)」
「元気を出すケロ」
「私たちがついてますニャ」
「あ、ありがとうございます。」
「ボクたちも鍋をするケロ」
「そうですね。あ、でも材料が・・・」
「それならここにありますニャ」
「ほんとですか?」
((ジー))
「あ、あの。何で二人してボクを見てるんですか?」
「今日のお鍋の中身、知りたいですかニャ?」
「ま、まさか((((゜д゜;))))」
「ウサギ鍋だケロ」
いーやぁーーー
いやはや、携帯からので少し疲れました。
またしても姫子視点失敗です。すいませんでしたm(_ _)m
それでもなかなかの物ができたと思います。悔いはありません。
姫子と蟹鍋食べたい
姫子とカニプレイw
>>532 ほらよ、30分で出来た
「姫子、なんだそれは?」
「カニスーツだよ、一条さんが貸してくれたのー」
「……(赤い全身タイツの胴に足みたいなのがついただけじゃないか)…よかったな」
「でしょう、これで身も心もカニ気分、幸せカモー」
「カニって、泡をふくよな、姫子カニもふくのかな?」
「泡?どこからふくのカナ?」
「ふくのは足があって…こう、その間の下の方の口だから…ここらか」
股の部分を触る
「ひゃっ」
さらにそこを擦る
「あ…あ…なんだか…変な感じカモー」
「……湿ってきたな…」
さらにさらに擦る
「マホー…カニって気持ちいいから…泡をふいちゃうんだよ…きっとー…カニとより一緒になれて…オメガ幸せー」
くちゅくちゅと音がなって
「うわっ…水分が…もっと激しくしたら白濁して泡立ちそうだな」
「お願い…もっと…もっとカニの気持ちを知りたいのー」
「そ、そうか、わかった」
今までにないくらい激しくそこを擦って
「マ!マ゛!マ゛ーー!!」
「うわー、ほんとにふいた」
「わ、私は…カニ……カニ…マホホ…」
手についたのを舐めて
「…ほのかにしょっぱい」
勃たなかったけど姫子らしかったんでGJ
535 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 21:35:23 ID:NWRFAOKb
玲「ん?姫子どうした」
姫「玲ちゃん・・・私もうダメェ」
玲「うわ、や、やめろぉ」
姫「チュパチュパ 玲ちゃんのおっぱいおいしいカモ〜」
玲「ひ、あ・・ああ・・ダ、ダメェ」
姫「うふ、玲ちゃんかわいい ハムゥ」
玲「ひぎぃ、か、噛むなぁ」
姫「はぁ、乳首ビンビンだよ」
玲「あああ・・・ダ、ダメ イ、イクゥゥゥゥ」
姫「あれれ、もうイッちゃったのカナ?」
玲「ハアハア・・・後で覚えてろよぉ」
GJ…こういう軽いのもいいな。
勃たないけどなw
天井の染みが、無数の染みが、私に見える全てだった。
淫猥な水音が、絶え間なく続く水音が、私に聞こえる全てだった。
何時間こうしているのか、私にはもうわからなくなっていた。
あるのは、絶望だけだった。
真っ黒な、ただただ真っ黒な、絶望だけだった。
早く、家に帰りたかった。
夕方の、体育倉庫。
私のカラダに群がる、数え切れない男たち。
口に、手に、アソコに、次々とねじ込まれる、肉欲の棒。
ドロドロの白濁液にまみれ、私はいつしか、考えることをやめていた。
ほら、また、口の中に放たれる熱い精。
ドクッ、ビュクッと、喉を打つ苦い液体。
その瞬間に一層怒張した固い棒が、口の中で次第に、少しずつ
柔らかくなっていく。
口をすぼめて先っぽを吸うと、その男は腰を震わせた。
再び襲ってきた快感に、腰を震わせた。
蜜と精液にまみれたアソコに出入りする、別の肉棒。
子宮の壁は、子宮口は、幾人もの男性自身に叩かれすぎて、
既に感覚すら麻痺しはじめていた。
あまりに何度も襲いかかる快感に、私の感覚はすっかり麻痺していた。
でも男の側は、そんなことには構わず、ひたすら腰を動かしていた。
まるで、私を使ってマスターベーションにふけっているようだった。
この責め苦は、いつまで続くのだろう。
泣き叫ぶ元気は、とうになくなっていた。
反抗する力も、もうなくなっていた。
私にできるのは、男たちの差し出す肉棒に、男たちの体力がなくなるまで、
私の体力が尽きるまで、ただ奉仕し続けることだけだった。
「諜報部員も、こうなったら形無しだな。」
「俺達のことをこそこそ嗅ぎ回ったりするからだよ。
ホント、バカな女だ。」
遠ざかる意識の中、私に最後まで手を出さなかった学ラン姿の二人の
そんな会話が聞こえた。
膣内に放たれた精液が徐々に染み込む感覚の中、私の意識は
次第に遠くなっていった。
気が付くと、私は一人、体育倉庫のマットの上に寝かされていた。
ブルーのスポーツタオルをかけられただけの一糸まとわぬ姿で、
精液と愛液、唾液にまみれて、ただ転がっていた。
せめて、初めては好きな人にあげたかった。
こんな形で、失いたくはなかった。
もう、涙は出なかった。
私にあるのは、どうしようもない虚無感だけだった。
真っ暗な、虚無感だけだった。
538 :
537:2007/01/31(水) 23:48:43 ID:oBWwsBda
以上、綿貫スレの住人に捧ぐ綿貫ネタでしたw
( ;∀;) イイハナシダナー
GJ!
綿貫らしさが出てていいですね(;´Д`)ハァハァ
綿貫らしさ、って何よ?
どうせなら和姦がよかったなぁw
この流れで思い付いた
>>268 亀だけどカロリーと糖分、夜食を控えて運動しろという
早乙女から返って来た有り来たりな答えに期待を裏切られた綿貫は自力で手軽かつ
効率的に痩せられる方法を調べ、ある方法を発見する
次の日の放課後
「早乙女先生!私とセックスして下さい!」
全米が泣いた
全綿貫ファンが手伝った。
ここも綿貫スレ化したらギガワロスw
芹沢大好き姉ちゃんがやってきた!
芹沢を守れ!!
流れと関係なく都ネタいきます。
今回は前半だけ。
548 :
547:2007/02/03(土) 00:26:33 ID:vde5gp7e
それは、上原と付き合い始めて一月目、5回目のデートの晩。
いつものように桃月駅前のスタバでダベって、ピーチメルバでショップ
冷やかして、その後ゲーセンとカラオケ行って。
もうかなり暗いし、上原も疲れてるみたいだし、そろそろ帰ろうかと思ってた矢先。
「もう遅いし、帰ろうか」
って俺が言って、二人で駅に向かって歩き始めて少しした頃。
「つ…疲れたし、あんたが休みたいなら、少しは付き合ってやっても…。」
俺の別珍のジャケットの裾をつかんで、いつもからは想像できないくらい
小さな声で、上原は言った。
駅の近く、ホテル街に続く路地の入り口で。
その顔は、耳から広めのおでこまで、本当に真っ赤で。
怒ってばっかりでいつも素直になれない上原の、精一杯のアピール
のようだった。
上原って可愛い、いや、いつも可愛いんだけど、いつも以上にホントに
そう思った。
いつもの赤い髪留めとセルフレームのメガネに、緑と白のジャージ、
サファリブラウンのカーゴに、これまた緑と白のスニーカーの上原。
その上原が、今、俺と二人でラブホの一室にいる。
その事実が、俺を興奮させていた。
安っぽいとか、天井が鏡張りなんて悪趣味だとか、さんざん文句ばっか
言いながら、上原のその目は緊張と初めて見るラブホへの興味を
隠せないように、俺には見えた。
これから…上原と…。
胸が、ドキドキした。
ホントに好きな相手だから、入学式で初めて見たときから一目惚れで、
こないだやっと告白できた相手だから、本当にドキドキした。
俺自身の心臓の鼓動が、俺にははっきり聞こえた。
「シャワー、浴びてくるね。」
上原のその台詞が、沈黙を破った。
でも、俺のドキドキは止まらなかった。
決して、止まりそうになかった。
549 :
547:2007/02/03(土) 00:28:09 ID:vde5gp7e
さて、次回はいよいよエッチに突入です。
明日の今頃、また書き込みに来ますね。
早くしろ!間に合わなくなっても知らんぞ!(AAry
都ネタの続きです。
シャワーから上がった俺を、上原はバスタオルを巻いただけの姿で、ベッドに腰掛けて待っていた。
上原の顔は、うつむいたその顔は、風呂上がりなせいもあったろうけれど、
ただ赤かった。
その赤い顔で、隣に座る俺を、上原はじっと見た。
上原の心臓の鼓動が、聞こえるような気がした。
俺のドキドキも、最高潮に達していた。
「上原…その…いいのか?」
上原は、ためらう俺の問いに、無言で頷いた。
上気した顔で、そっと頷いた。
もう、止められなかった。
俺は、上原をぎゅっと抱き締めた。
上原のドキドキが、二枚のバスタオル越しに伝わってきた。
俺のそれも、同じように上原に伝わっているはずだ。
合わさる唇と唇。
その水音が、俺を一層興奮させた。
上原の濡れた唇からは、フルーティーなアロマの香り。
上原のドキドキも、俺のドキドキも、どんどん強くなっていく。
息も、荒くなっていく。
上原の肩から背中、腰へと伸びる俺の掌。
バスタオルの柔らかい感触と、その下の上原の温かい肌。
バスタオルの隙間からそっと指を差し込むと、上原の口からは
熱い吐息が漏れた。
バスタオルから見え隠れする薄い胸も、細い腰も、ただ愛おしかった。
そこを芋虫のように這い回る俺の指は、こんな上原には似つかわしく
ないような気がした。
でも、俺の指は止まらなくて。
俺からはよく見えないまま、指は小さめの乳輪に、そして乳首に触れ、
身悶えする上原の顔はやたら艶めいていた。
俺のアレは、もう爆発寸前だった。
俺に密着する上原にも、それは伝わっているようだった。
俺は意を決して、上原の薄い胸にもう一度指を伸ばした。
まだ続きます。
お楽しみに。
きたあああああ!!!!!
またいきます。
細切れなのは勘弁w
上原の胸に優しく触れるだけだった俺の手は、いつしかその強さを
少しずつ増していた。
上原の吐息も、激しさを増していた。
上原のカラダに巻かれたバスタオルを、俺は少しずつ開いた。
次第に露わになった、上原の胸。
柔らかい、でも決してラインは崩れていない腹。
そして、薄い、しっかり手入れされた毛に覆われた恥丘。
上原は、一層上気した顔を、素早く手で覆った。
太ももにあたる俺のアレの感触も、上原の羞恥心を更に煽っていたかもしれない。
もう一方の太ももに俺が手を置くと、上原はビクっとカラダを震わせた。
太ももから、徐々に三角地帯へと指を這わす。
柔らかい毛の感触。
そして、湿り気を帯びたワレメと、その間にあるぷっくりした襞。
「…っ!」
更に身悶えする上原。
襞の間の突起に、指が触れる。
刹那、とろっと溢れ出る蜜。
ベッドに滴り落ちる、上原の愛液。
「もう、とろとろだな。」
そう言うと、俺は襞の間の指を優しく動かした。
声にならない声で、呻く上原。
くちゅ、という音とともに、穴に入る俺の指。
背筋をびっと張る上原。
その手が、俺のタオルに伸びる。
「…な、何よ、自分だってこんなにカチカチにしちゃって…。」
タオル越しに俺のアレに触れる、上原の細い指。
その指が、タオルの間に入ってくる。
亀頭の粘膜に感じる、その指の感触。
いつしか上原の指は、俺の指が上原の穴に出入りするのに合わせるように、
俺のアレをしごき始めていた。
二人の息は、いよいよ荒くなっていた。
俺たちは、互いの息を感じとるように、そっとキスを交わした。
また続きが上がり次第投下します。
宜しくお願いします。
独白さん?
続きが書けたのでまた投下します。
あと一回で終わるハズw
上原の穴は蜜にまみれ、その口径をだんだん広くしていた。
上原の細い、白い指に擦られ、そろそろ俺のアレも限界だった。
俺は、上原の脚を開いて、カラダを横にさせた。
上原は、抵抗しなかった。
俺は枕元のコンドームを付けると、カラダの向きを変え、アレを
上原の膣口にあてがった。
「いくよ…。」
「…優しくしてくれないと、一生恨むわよ。」
すごく上原らしい台詞だ、そう思った。
同時に、上原がますます愛おしかった。
俺は、少しずつ腰を差し込んだ。
ぐぷっと音がして、俺のアレを上原は少しずつ飲み込んでいった。
「あれ…あまり…痛…くない? 初めてなのに…どうして?」
「おいおい、自分でしまくって少しユルくなったんじゃないのか?」
「そ、そんな…た、確かに、たまには一人でしちゃってたけど…」
そんなことを言っていたけれど、さっきまでの上原のアソコの
濡れ具合からは、俺のアレがすっと入ったのも無理はなかった。
でも、やっぱり処女だし、無理は禁物だろう。
俺は、ゆっくり、ゆっくりと腰を動かし始めた
アレが全体的に締め付けられる感触に力が抜けるのを必死に耐えながら、
ゆっくり動かし始めた。
上原も俺も、自然と声が出始めていた。
特に、俺のアレが上原の奥のちょっとコリコリした所を擦る度に、
上原の声は激しさを増した。
薄い胸も、俺の腰の動きに合わせて、かすかに揺れていた。
吐息をあげる艶やかな口元、潤んだ瞳、勃起した小ぶりな乳首、
上原の全てが愛おしかった。
俺は、上原の温もりを全身に感じながら、腰をゆっくり動かし続けた。
いつしか俺は、真っ白な快感に包まれた。
全身の力が、すっと抜けた。
以上です。
>558
いやー、バレちゃいましたねw
あっちで書いてる都ネタとあまりに内容が違いますが、都への思いは
一緒なので許してくださいw
GGJJJJJJJJJ
都ネタの続きです。
今回はこれで完結なので、宜しくお願いします。
精を放出した後も、俺のアレは収まりそうになかった。
余韻に浸る上原の中で、さっきのままの硬さを維持していた。
でも、このまままた動かすのは危険だった。
コンドームが破れたら、上原を妊娠させてしまうかもしれなかった。
俺は、勃起したままのアレを、上原の中からそっと抜き出した。
コンドームの先の精液溜めは、もうはちきれそうだった。
ヤバかった。
「ちょ…あんなに出しといて、まだそんなになってるの?
ホントに、仕方ないんだから…。」
我に帰った上原は、そうこぼした。
でもその顔は、オモチャを前にした猫のようだった。
何か企んでいる、そんな顔だった。
上原は俺のコンドームを取ると、ぬらぬらした液にまみれたアレを
いきなり口に含んだ。
「にが…。なんか変な匂いするし…。」
なんて言いつつも、俺の亀頭をアイスキャンディのようにペロペロ
舐め始める上原に、俺は驚いた。
同時に、そこまでしてくれることに、ちょっと感動していた。
「男の人ってこういうの好きなんでしょ? ちゃんと予習してるんだから。」
さすが、ガリ勉の上原だった。
初めてのハズなのに、適切な場所に、適切な刺激がきていた。
俺は早くも、二度目の絶頂に達しそうになっていた。
たまに歯が当たる初々しい感じも、余計に俺の激情を煽った。
「ごめん…口の中に出す!」
刹那、硬さを増した俺のアレから、熱い精がほとばしった。
我ながら、すごい勢いだった。
その瞬間の、上原のちょっとびっくりした顔が、俺の目に焼き付いた。
今、俺たちは二人、ベッドに横になり、余韻に浸っている。
手を握りあい、仰向けに隣り合って、息が落ち着くのを待っている。
ふと目が合い、上原は恥ずかしそうな顔をした。
あんなことした後だってのに、いや、だからこそ恥ずかしいのだろうか。
こんな時間が、ずっと続けばいいと思った。
上原を、返したくなかった。
「好きだよ…都…。」
俺は、そっと呟いた。
「あんたがそう言うなら、しばらくは付き合ったげる。
でも、大事にしてくれなかったら酷いんだから。」
顔を赤くした上原は、舌をペロッと出した。
その顔は、俺が知ってる上原のどんな顔よりも、輝いて見えた。
一番、美しく見えた。
以上です。
お付き合いありがとうございました。
さて、今回の話、相手役のモデルとかは特にありません。
都とそういう状況になりそうなキャラクターは見あたりませんし、
各自が感情移入できるよう、一人称が「俺」の男子生徒とだけ
設定させていただきました。
前回の南条の反省を踏まえて書いたつもりでしたが、いかがでしょうか。
感想など、いただければ幸いです。
GJ
ところで
>私の南条への愛情と皆さんのレスが私のエネルギーですw
>愛だけは負けませんw
>都への思いは
>一緒なので許してくださいw
君は南条と都どっちが好きなのかねwww
たぶんみんなだろう(男を含め)
568 :
565:2007/02/04(日) 23:25:25 ID:tUztKG0g
>566
どっちもですがいけませんかw
浮気者ですいませんw
というか、ある程度好きなキャラクターのSSを基本的には書いてますが、
書いてるうちにますますそのキャラクターが好きになってきますね。
稚拙ではありますが、学級崩壊スレで内面描写を書いた後だと、
特にくるものがあります。
言わばキャラに恋しながら書いてるのかも…ってハズカシイこと
我ながら言ってますねw
なら、芹沢のSSも書いてください!
570 :
568:2007/02/05(月) 00:53:49 ID:A76rsqIV
芹沢モノ、確かにあっちにもこっちにもまだ書いてませんね。
芹沢も好きなんですが、ネタがないなぁ…w
原作のセリフからは芹沢本人はノーマルカップリング派のようだけど、
来栖か南条以外との絡みは想像しにくい…。
難しそうなので、少し考えさせてもらってもいいですか?
じゃあ伊藤さんで
伊藤さんとかズーラとかは無理w
573 :
570:2007/02/05(月) 17:07:40 ID:A76rsqIV
あ、「考えさせて」って言ったのは、「ネタ考えるから待ってね」
って意味ですからね。
芹沢ネタ書かないって意味じゃないので、誤解あったらすいません。
ロボ子の逆襲と称してベッキーをちちくりまわすってのはdo?
それはもうすでにあったりする
芹沢だったら都と絡めるとか
578 :
573:2007/02/06(火) 00:02:59 ID:A76rsqIV
芹沢ネタ書いてみましたので投稿します。
くるみ&修も友情出演ですw
579 :
573:2007/02/06(火) 00:04:54 ID:55wwjkbi
〈芹沢茜の独白・X-rated〉
私は、ただ立ち尽くしていた。
それしか、私にできることはなかった。
それは、夕方の旧校舎。
日もすっかり暗くなった、体育倉庫に面した廊下。
半開きの扉の向こうから聞こえる、卑猥な水音と、男女の愛の囁き。
荒い息と、生々しい音。
「くるみ、綺麗だよ!」
「兄貴、愛してる!」
仲がいい兄妹、としか思っていなかった桃瀬兄妹。
その二人が、扉の向こう側で愛し合っていた。
その光景は、あまりに淫靡で、刺激的で。
「兄貴、もう、我慢できない!」
「じゃ入れるぞ、くるみ!」
壁に手を突いた、しとどに濡れた妹が、後ろから覆い被さる、怒張した
兄自身をゆっくり呑み込むその情景に、私は釘付けだった。
矯声をあげる妹と、呻く兄、その声に、釘付けだった。
股間が、むずがゆかった。
ブラに擦れる勃起した乳首が、切なかった。
切なくて、仕方なかった。
私はいつしか、自分の胸に手を伸ばしていた。
体操服の下の私の乳首は、いつになく敏感になっていた。
指で挟む度、撫でる度、背筋に衝撃が走った。
とめどなく流れる快楽の波に、私は魅了された。
声を必死に抑えながら、魅了されていた。
580 :
573:2007/02/06(火) 00:06:42 ID:55wwjkbi
股間が、むずがゆかった。
ブラに擦れる勃起した乳首が、切なかった。
切なくて、仕方なかった。
私はいつしか、自分の胸に手を伸ばしていた。
体操服の下の私の乳首は、いつになく敏感になっていた。
指で挟む度、撫でる度、背筋に衝撃が走った。
とめどなく流れる快楽の波に、私は魅了された。
声を必死に抑えながら、魅了されていた。
目前の、兄妹の愛の営みは、ますます激しさを増していた。
それにシンクロするように、私の指の動きもエスカレートしていた。
ワレメに半分埋まった、細かい襞に包まれた、豆状の突起。
それが今、ありえない固さで、大きさで、私の指の下にあった。
股間のぬめぬめは、いつしかショー帰った私は、逃げるように慌ててその場を後にした。
あの二人があの後どうなったか、それはわからない。
でも私には、あのときのことが今でも忘れられない。
それは、着ぐるみを着て演技していても、来栖ちゃんと遊んでいても、
いつも心のどこかにあった。
いつも、心のどこかにありつづけた。
581 :
573:2007/02/06(火) 00:09:26 ID:55wwjkbi
以上です。
結局相手役は思い付きませんでしたので、こういう形にしてみました。
いろいろ不満のある方もいらっしゃるでしょうが、一日で考えた
限界ですので許してくださいw
582 :
573:2007/02/06(火) 00:13:23 ID:55wwjkbi
すいません、コピペミスして一部重なってしまってましたね。
今気づきましたw
申し訳ありませんが、そこは心の目を薄目にして見てくださいw
コピペミスよりこれ
>股間のぬめぬめは、いつしかショー帰った私は、逃げるように慌ててその場を後にした。
584 :
573:2007/02/06(火) 00:25:27 ID:55wwjkbi
すいません、後半もう一度投下します。
585 :
573:2007/02/06(火) 00:27:04 ID:55wwjkbi
目前の、兄妹の愛の営みは、ますます激しさを増していた。
それにシンクロするように、私の指の動きもエスカレートしていた。
ワレメに半分埋まった、細かい襞に包まれた、豆状の突起。
それが今、ありえない固さで、大きさで、私の指の下にあった。
股間のぬめぬめは、いつしかショーツに大きな染みを作っていた。
ブルマの隙間から差し込んだ指には、ありありとその感触があふれていた。
ここは、学校なのに…。
と、一層激しい快感の波に、私は包まれた。
絶頂の中、私の瞳の中の二人も、同じように快感の渦に巻き込まれていくのが見えた。
我に帰った私は、逃げるように慌ててその場を後にした。
あの二人があの後どうなったか、それはわからない。
でも私には、あのときのことが今でも忘れられない。
それは、着ぐるみを着て演技していても、来栖ちゃんと遊んでいても、
いつも心のどこかにあった。
いつも、心のどこかにありつづけた。
586 :
573:2007/02/06(火) 00:28:14 ID:55wwjkbi
これで正しくコピペできているはずです。
どうもお見苦しいところをお見せしましたw
いやいやども
そうきたかGJ
589 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 02:44:05 ID:wWGqO+xR
桃月学園よりwktkをこめて
桃月学園よりウランをこめて
もれるの?
スカトロは勘弁。
カストロならOKw
ゲバラも可。
ただし毛沢東や金日成は却下だ。
バティスタを倒しに行くワケだなwww
ズーラ×修
ツマンネ
じゃ何か投稿汁
修×玲のガチンコセックスが読みたいです
血が出そうだな・・・いろいろと
未完だがかなり前にあったぞ。
バレンタインなのに何のネタもないのはさびしいので
ささやかですが投下させていただきます。
「♪〜〜」
厨房から鼻歌が聞こえる。
それと同時に独特の甘い香りが広がってくる。
今日は2月13日
今、奥の厨房ではくるみちゃんがチョコを作っている。
家よりも必要な調理器具がそろっているうえ、家族に見られない
という理由でここの厨房を使わせてほしいと頼まれたのだ。
俺としてはバレンタインに向けて一生懸命チョコを作る女の子ってのも
いいシチュエーションだと思うし、ほとんど客も来ないので反対する理由もない。
というわけでその申し出を快諾したのである。
「できたぁ〜」
昼の料理番組のようなセリフが厨房から聞こえてきた。
そしてきれいにラッピングされた包みを大事そうに抱えた
くるみちゃんが厨房から出てきた。
「店長、厨房使わせてくれてありがと」
「くるみちゃん、顔、顔」
「へ?」
ベタではあるがくるみちゃんの顔には飛び散ったチョコが
頬や鼻の頭に付いていた。
俺は温蔵庫からおしぼりを取り出すとくるみちゃんに手渡した。
くるみちゃんはそれを受け取ると顔についていたチョコを拭い始めた。
「ねえ、店長」
「何?」
「明日の朝取りに来るからこれ、ここで保存させてね」
「ああ、いいよ」
俺がそう言うとくるみちゃんは冷蔵庫の中にチョコの入った包みを入れ、
更衣室へ着替えに行った。
そして数分後、帰り支度を済ませたくるみちゃんが現れた。
「あ、そうだ、これ厨房を貸してくれたお礼」
そう言ってくるみちゃんは小さな包みを俺に手渡した。
「じゃ、お疲れ様でーす」
「え、ああ、お疲れ様……」
くるみちゃんが去った後、俺はその包みを開けた。
中には形の崩れたチョコがいくつか入っていた。
えーと……つまり……これはくるみちゃんが俺にチョコをくれたってことだよね?
初めて家族以外の女の子からチョコ(しかも手作り)をもらったんだよね?
一日早いけどそういうことでいいよね?いや、そういうことにしよう。
「……っっっっぃやったああああぁああぁぁ!!!!」
俺は手放しで喜んだ。しかし、その瞬間…
バラバラ………
中に入っていたチョコが全部床に落ちてしまった。
「不幸ですか?」
いつの間にか店内に居た妙子ちゃんが俺に問いかける。返事はもちろんYesだ。
昨日に投下したほうがしっくりくるんだろうけど
思いついたのが今日の夕方だったりする。
誰も投下してないしせっかくだからということで書かせていただきました。
GJ。
いんじゃないか?
エロくないけど。
606 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 18:29:35 ID:4nh2R4Q8
ちびっこ先生再来の予感!
乙
女
608 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 00:49:09 ID:go6fhIlU
乙女「はぁ〜だりぃなぁ〜早乙女の奴、居残りとかふざけんなよ」
ズーラ「乙女、先生を呼び捨てにしてはダメ」
乙女「あんな奴、呼び捨てでいいんだよ」
ズーラ「乙女・・・言って分からない子にはお仕置きが必要!」
乙女「ひゃぁぁ ズ、ズーラ何すんだよう」
ズーラ乙女の上着を引きちぎる
ズーラ「あなたには、お仕置きが必要、大丈夫痛くはしない」
乙女「お仕置きって、あう、なんで胸を揉むんだぁ」
ズーラ「マンガで見たから、確かなはず」
乙女「何のマンガだぁ、はぅ、んん、あ、ああ、や、やめろ女同士でこんな事」
ズーラ「大丈夫、乙女、私はふたなりだ」
乙女「えええ、そんな、あ、あああああああああ」
面 白 く な っ て ま い り ま し た
だっしゅのドラマCD、二人で枯れすすき。南条さんがアニメ仕様じゃなくて原作仕様だったらそこはかとなく萌えるのになあ
612 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 22:41:50 ID:pCHCBahV
姫子・・・アホ毛、マホ娘
都・・・凸、虫
6号・・・よい子、百合キャラ
令・・・ツッコミ、料理上手(主に中華)、意外に博識
一条さん・・・常識が通用しない超人類
くるみ・・・地味、味音痴(好みがズレてる?)
メソウサ・・・非常食
C組って、なにげに大物ぞろい
くるみは味音痴ってどこから出た話だ?
もしかしてあれか?青汁のんでたときか?
喫茶店でバイトしてるのにな〜
あっこのマスターは萌え喫茶にする気だったんだろ?
くるみにも十分萌えはある!・・・と思う。
617 :
小ネタ:2007/02/24(土) 19:49:47 ID:jqrUZB8Y
一般にゴールデンウィークと呼ばれる五月頭。
今年はうまく祝日が重なったおかげで四連休だったのにもかかわらず、
そんなときに限って居座る不安定な低気圧のせいで空のご機嫌がよろしくなく、
どことなくしらけた連休になってしまった。
連休の後半の間、ここ桃月町でも、厚い雲は休みが明けてもまだ居座り、
季節外れの冷たい雨を降らせて春の暖かな光に慣れた身をすくませるのだった。
「……結局、どこにも行けなかったな」
「そうですね」
早乙女の部屋の窓から空を見上げたまま、ベッキーはぼうっとした声で言った。
体育教師とは思えないほど綺麗に片付いた部屋で、洋式のリビングは米国育ちの
ベッキーには嬉しかった。
床にあぐらをかいたままコーヒーをすすった。
「いっぱい予定立てたのにな」
「……まあしょうがないですよね」
テーブルに肘を置いて、早乙女もコーヒーを一口飲んだ。二人で見上げる空は
灰色の雲がずっと遠くまで見えて、明日も雨に違いないことを想像させた。
本当なら、今日は朝から二人でピクニックに行くつもりだった。
昨日は水族館でイルカショーを見るつもりだった。
一昨日は大きな市営公園を気ままに散歩するつもりだった。
それが一つの低気圧のせいで全部ダメになってしまって、ベッキーはこの空と同じように
少しご機嫌ななめだった。
さらに言えば今日はちょっと熱っぽくて、着たくもないちゃんちゃんこにジャージという
変てこな格好がベッキーの不機嫌に拍車をかけた。
618 :
小ネタ:2007/02/24(土) 19:50:19 ID:jqrUZB8Y
「宮本先生、そろそろお布団に入りませんか」
「やだよ、せっかくの休日なのにさ。寝て過ごしたら損した気分になるだろ」
「そりゃそうですけど。明日は学校なんですから」
「むー……」
早乙女のやんわりとした言葉の中に有無を言わさない何かを感じて、ベッキーはしぶしぶ
コーヒーを一気に飲み干して、隣の部屋に足を向けた。
綺麗に二つ並べられた布団の片方に入って、ふん、と鼻を鳴らした。
「不公平だよな。なんで私だけ風邪引くんだよ」
「おなか出して寝てるからですよ。おかゆ、作りましょうか?」
「いらね」
布団を頭までかぶって、小さくため息をついた。
早乙女が席を立った音がした。
窓のほうからまだぱらぱらという雨の音が聞えてくる。でも本当に小さくしか聞えない。
かすかに聞える音が静寂をもっと静かなものにしている気がする。
もう一度ふうっと息をつくといらいらしていた気分が少しやわらいだ。
あれ。なんだか、すごく落ち着く。
そっか。静かなのって、こんなに落ち着くんだ。
……たまには、こういうのもいいかもな。
いつも、論文やら授業やら……それにC組の連中は忙しいやつばっかりだから。
だからたまには、こういう静かな時間に身を任せてみるのもいいかもしれない。
小さく呼吸を繰り返しているとなんだか眠くなってきた。
ぱらぱらという雨の音が小さくなってきた。
やむのかな。それだったら、今からでもピクニックに行きたいな。
曇りでもサオトメと二人でお弁当つついたら、楽しいだろうな……。
だんだん遠くなる意識の中で、そんなことを考えていた。
619 :
小ネタ:2007/02/24(土) 19:50:59 ID:jqrUZB8Y
「……ん、あれ」
ゆっくり目を開けると、窓の外はもう真っ暗だった。
「……寝ちまったのか……うお」
妙に体があったかくて隣を見ると早乙女がいた。子供みたいな寝顔で、ベッキーと同じ布団に入って、
小さく寝息を立てていた。
「一緒に寝てたのか……」
私と一緒にいたかったのか、それともこいつなりの気遣いか。
たまにびっくりすることもあるけど、それが嬉しい。軽くキスをして、体を起こした。随分楽になっていた。
おなかがすいたのでキッチンに入ると、おなべにおかゆが作ってあった。
……いらないって言ったのに。
そうは思っても、勝手に頬がゆるんだ。火をつけて、テレビのリモコンに手を伸ばした。
早乙女が起きるといけないので、音は極力小さくした。
『……では今週のお天気です。今週はずっと快晴が続きそうです。ゴールデンウィークに遊びにいけなかった方、
日曜日にお出かけなさってはいかがでしょうか……』
そっか。来週は、晴れか。
……じゃあ、今度こそピクニックに行こう。二人してリュックしょって、電車に乗って、小さい山を登って、
空と地平線を見ながら一緒にお弁当をつつこう。
そう思うと、急に楽しくなってきた。
おかゆがちょうどいい感じに温まってきた。火を消して、二人分のお茶碗に盛った。
早乙女の眠る布団に近寄って、そっと肩を揺らした。
「サオトメ。起きて。起きて。ごはんだよ」
おわり
( ;∀;) イイハナシダナー
蛇足かも知れないが
ベッキーの性格から察するに「起きて」じゃなくて「起きろ」だと思う
相手が寝てるから、こっそり甘えた口調になってるんだろう
GJ、萌えた。
でもやっぱ「起きて」はヘンかな。
独白の人です。
6号さんスレで要望のあった6号のオナニーネタです。
625 :
624:2007/02/25(日) 00:55:37 ID:Z68x7BbL
<鈴木さやかの独白・X-rated:1>
私は、無心になろうとしていた。
必死に、心を無にしようとしていた。
指先に、全神経を集中しようとしていた。
目の前の快楽だけに、心を向けたかった。
でも、できなかった。
放課後の旧校舎。
その中の、ある教室。
私は、人目を忍んで、そこで自慰にふけっていた。
目の前に浮かんでくるあれやこれを必死に忘れようとしながら、
指を動かし続けていた。
何も忘れることはできなくても、指は、止まらなかった。
溢れる蜜で指がぐちゃぐちゃになっても、決して止まらなかった。
「あんたは姫子のこと親友だと思ってるかもしれないけど、
姫子はあんたのことなんか大勢の中の一人としか思ってないぞ。」
「お前は何も考えず、言われたとおりのことだけやってりゃいいんだ。
どうせお前のことなんか誰も信じてないんだから。」
「メガネ外してツインテールなんかにしやがって、私はかわいい
いい子でござい、ってか、おめでてーな。」
「カマトトぶりやがって、本当は学校でオ×ニーするのが大好きな
エロガキなんだろ?」
「処女のくせにそんなにビラビラがはみ出たマ○コなのかよ、この変態!」
誰に言われたわけでもないのに、そんな声たちが絶え間なく私を襲った。
そんな、みんなの声で心の中に自動再生される罵倒たちと、私は戦っていた。
でも、私の愛液にまみれた蕾を撫でる指は、もう一本の指を飲み込む
ぬるぬるの膣口は、指を締め付けたり緩めたりする襞は、決して止まらなくて。
私の意志を離れて、ずっと動き続けて。
もう、私の意志が生きているのは、抑えられた声だけで。
こうなったら、どうしようもなかった。
このカラダの火照りがおさまるまで、私には他にできることはなかった。
だから、ドアの窓から私を見ている視線があることに、私はちっとも気付かなかった。
それが誰のものかも、私には知る由もなかった。
後日、あんなことになることも、私には全く想像もつかなかった。
全身が、性器と指になっていた。
それ以外の感覚は、もう麻痺していた。
襲い来る快感に、私は溺れていった…。
626 :
624:2007/02/25(日) 00:57:06 ID:Z68x7BbL
今回は以上です。
6号さんファンの方、殴らないでくださいw
明日あたり続きを投稿します。
宜しくお願いします。
( ;∀;) イイハナシダナー
628 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 01:44:13 ID:WoAQjqun
ありがたやありがたや
>>626 てめぇ!ぶっ飛ばすぞ!早く続きを書いてくれ!
お待たせしました、独白の人です。
続き、行かせていただきます。
631 :
630:2007/02/26(月) 00:30:11 ID:dAn9ZnTn
<鈴木さやかの独白・X-rated:2>
あれから一週間たった今日も、また同じだった。
やっとの思いで放課後まで教室での時間を耐え、私はあの旧校舎の部屋に
そっと逃げ込んでいた。
いつもの、私を責める声。
どこに逃げても、それは追ってきた。
忘れよう、聞こえないんだ、そう思おうとしても、私には何もできなかった。
ただ、指を胸に、股間に這わせること以外、何もできなかった。
いつものように、指は水気を含み始め、むわっとした匂いが立ち込め始めた。
ただ、いつもと違うことが一つだけあった。
「鈴木さん、その辺にしときなよ。
一人で、そんなことしてるなんて、寂しすぎるよ。」
それは、本当に突然だった。
声とともに、掃除用具箱から現れた人影に、私は目を疑った。
茶色の、無造作にワックスでウルフに固めた髪。
広めのおでこ。
切れ長だけど、タレ気味な目。
指定のパンツの上は、黒のパーカー。
修さんだった。
くるみさんのお兄さんで、A組の学級委員だ、ってことしか知らないけれど、
その顔には、よく見覚えがあった。
「えっ、どうして…!
い、いつから見てたんですか!?」
632 :
630:2007/02/26(月) 00:32:37 ID:dAn9ZnTn
慌てて立ち上がり、スカートを抑える私。
顔色一つ変えず、答える修さん。
「最初に見たのは…1週間くらい前かな。
君のこと、ずっと、見てたんだ。
…もう、やめようぜ、こんなこと。」
「修さんに、何がわかるんですか ?
何もかも嫌になった私の、誰も信じられない私の、何がわかるって言うんですか?
私のことなんか、こんな私なんか、放っておいてください!」
「君みたいな子を、放っておくことなんかできないね。
…俺も、同じだから。
誰のことも信じられなくて、表面上だけ『いい奴』を演じて。
そんな毎日に嫌気がさして。
…鈴木さん、君も『よい子』で通ってるんだろ?
でも、その君が、逃げ込むように、こんなところで、一人で…。
自分に、耐えられないんじゃないのか?
嘘をつき続けることが、我慢できなくなってるんじゃないのか?」
「そ、それは…。」
図星だった。
反論は、できなかった。
「俺もそうさ。
生徒会の連中、汚い手も平気で使いやがるし、バイト先の連中は
進学校から来た学生バイトだからって逆差別みたいな真似しやがるし。
でも、外じゃそんな連中に散々いい顔し続けて、家に帰ったら今度は
くるみの機嫌を一生懸命取って。
もう、おかしくなりそうだ。」
「…。」
633 :
630:2007/02/26(月) 00:36:00 ID:dAn9ZnTn
「一人でそうし続けることが、苦しくてたまらないんだ。
犬神にも、もちろん俺を苦しめる一人のくるみにも、言えなかった。
そんなとき、ここにいる君を見たんだ。
お互い分かり合えそうな、同じ匂いのする君を見つけたんだ。」
「え…?」
いきなり間合いをつめた修さんに、私は唇を奪われた。
熱い、でも決して不快ではない吐息。
唇を分け入り、入ってくる長い舌。
修さんのキスは、既に自分の手で盛り上がってしまっていた私を、
キスなんて初めてだったのに、あっさりと酔わせた。
「鈴木さん、二人なら、きっと耐えられるよ。
俺が君を受け止めるから、君も、俺を受け止めてくれないか?」
「…私なんかで、いいんですか?」
やっとの思いで声を絞り出した私の顔は、真っ赤だった。
自分では見えなかったけれど、頬の熱さはしっかりと感じられた。
私と同じように苦しんでいる、修さんの叫び。
私の気持ちも、この人なら分かってくれるのだろうか。
一筋の光が、見えた気がした。
暗闇の中、その光が私を導いていく先はわからないけれど、少なくとも
ここではないどこかへ連れていってくれる気がした。
私は、修さんの胸に、顔を埋めた。
甘い、でもスパイシーな、そんな香りがした。
私は修さんの胸で、それをいつまでも反芻していた。
いつまでも、いつまでも反芻していた。
634 :
630:2007/02/26(月) 00:37:44 ID:dAn9ZnTn
以上で完結です。
結局えっちにはなだれ込めませんでしたが、許してくださいw
ではまたそのうちに。
崩壊スレに帰ったら?
独白の人です。
多分えっちに突入できなかったことへのクレームがつくだろうと
思ったので追加です。
637 :
636:2007/02/26(月) 02:06:53 ID:dAn9ZnTn
<芹沢茜の独白・X-rated:2>
使われていないはずの、旧校舎の二階の教室。
部活帰りにそこからの物音に気付いた私は、扉の窓から、にわかには
信じられないものを見た。
目の前の光景は、私の想像をはるかに越えていた。
こないだは体育倉庫で妹と交わっていた桃瀬兄が、今度は6号さんこと
C組の鈴木さやかと教室でイタしちゃっていた。
「…どうなってんだ?」
私は、訳がわからなかった。
でも、桃瀬兄の怒張したアレをくわえる、6号さんの恍惚とした表情と、
快感をこらえる桃瀬兄の漏らす声、その指が伸びて6号さんの乳首に触れ、
6号さんの背筋がビクンとなる様子は、私の興奮を誘うのに十分だった。
私の息は、荒く、湿ったものになっていた。
スパッツごしでも、アソコが濡れはじめているのがわかった。
スポーツブラに擦れる乳首が、すっかり立っているのがよくわかった。
私はいつしか、二人の動きにシンクロするように、指を動かしていた。
すっかり湿ったスパッツは、割れ目の形をはっきりと示していた。
たくし上げたTシャツとスポーツブラの下の胸には、私の指の跡が
くっきりとついてしまっていた。
638 :
636:2007/02/26(月) 02:07:38 ID:dAn9ZnTn
理性は、もう働かなくて。
誰かに見られたら、なんてことは、心から抜け落ちてしまっていて。
私は、ロボ子スーツを脱いでいても、一個の機械だった。
自らの敏感な場所を弄り続ける、一個の機械になっていた。
太い眉から汗が滴り落ちても、稼働は止まらなかった。
窓の中の二人は、私と関係なく、愛の営みを続けていた。
濡れそぼった6号さんを貫く、桃瀬兄自身。
桃瀬兄の腰の動きに合わせ、痛さと快感の混ざったような声を立てる6号さん。
二人に釘付けになりながらも、私の指は止まらない。
膣口に差し込んだ指を、気持ちよいところに当たるように折り曲げた瞬間、
それは、突然に訪れた。
真っ白な、もやに包まれるあの感覚。
全てを投げ出してもいいような、あの感覚。
我に返った私は、この前と同じように、二人に気づかれないよう
そそくさとその場を後にした。
でも、あの二人のその後が、どうしても気になった。
気になって、仕方なかった。
今日も私は、部活帰りに旧校舎に来てしまっている。
あの二人のその後が見られるのでは、という甘い期待とともに。
何とも言えない、興奮とともに。
639 :
636:2007/02/26(月) 02:09:04 ID:dAn9ZnTn
以上です。
こんなもんで許してくださいw
( ;∀;) イイハナシダナー
641 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 03:15:22 ID:Q8eV5w+b
ありがたやありがたや
過疎ってるなぁ。
実際このスレ住人何人いるのよ?
ノシ
しかし最近あまり2ch見る暇なくてだな・・・
ノ
ネタは浮かぶがうまいこと文章化できない……
ノ
同じく
こういうシーン入れたいっていうのはあっても
文章化できない
646 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 00:26:43 ID:9WrIPMJx
適当に書いてみたら?
書いていくうちにコツがつかめるかもしれんぞ
ぱにぽにってエロパロスレと鬱スレはあるのにノーマルがないよね。
!
649 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 10:35:00 ID:v2+CIrGQ
誰か都で書いてよ
できれば陵辱系
都ネタ、和姦なら少し前、姫子に陵辱される奴ならその更に前に
あるはずだが。
もっと欲しいのだろう
自分で書く、というのはどうだろう?
俺はこないだ投稿して以来、鬱がひどくて何も書けないけど。
6号のおもらしネタをぜひ
654 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 15:27:31 ID:NvH5i7fx
うんこ?おしっこ?
くるみは今でもおもらししてそうだな
スカトロは止めてください…OTL
スカ、陵辱等の有無を最初に書いておくと、いろいろな性癖の人が
楽しめるかも。
で、おもらししちゃったベキ子はダレに拭いてもらうんですか?
さっきから一部の性癖の人しか居ない件について
うんことかおしっことか経血とかおりものは嫌だけど、
潮なら舐めてみたい俺ガイルw
>>656 それやるとますます学級崩壊スレ化ってあんた…。
でも、見たくないものは見たくないジャマイカ!
>>661 お前はそういうのが好きな人の権利を奪うのか?
>663
だから、見たい人は見ればいいし、見たくない人は見なくていいんだって。
ただ、心にダメージを受ける人もいるから、嗜好性の強い作品を投稿するときは
どういう属性の作品か前もって書けばいいんじゃないかと思った、ってだけ。
ま、それもそうだな。
俺も以前ここでアブノーマルなものを投下したときは
事前に伝えたし投下の許可も取ったしな。
過疎ってるな…。
ここらでハルカ×神原の濃厚なのきたりしたら神。
女の子2人か
ベッキー×白鳥×宮田をお願い!
どういう流れ!?
ひたすら職人光臨を待ちわびるスレと化してるな。
今度は、○○スレにカエレ!とか言わないようにしないと、また来なくなっちゃうぞw
玲のおっぱい揉んで待とうぜ
研究室にて
ベッキー「来てもらったのは他でもない、お前らにひとつ聞きたいことがある」
鈴音「何?」
宮田「何ですか?」
ベッキー「どうしたら……その……そんなに大きくなるんだ?」(胸元を見つめながら)
こうですか、わかりません><
とりあえず俺は、「一条さんの謎な呪いのせいで玲ちゃんが
ロリっ子になっちゃったー!!」編キボンw
>>673 確かに、一条さんならやりかねないな(^_^;)
連投してすまんが、書くならロリなのに
ボインプリンな令ちゃんで書いてくださいm(_ _)m
で、やっぱり誰も書かない訳ねw
オレモナw
「で、これは一体どういうことなんだ?」
「私にもわかりません、私の仕業ならよかったのですが……」
二人の視線の先には幼稚園児ぐらいまで退化してしまった玲の姿があった。
「マホー!!玲ちゃんかわいいっ!!」
「あうううぅぅ……」
「おい、姫子やめとけ、怖がってるだろ」
「だってー、かわいいんだもーん」
「やれやれ……どうしてこんなことになったんだ?ついでにくるみも」
「ついでって言うなー!」
ある日の昼休み、突然まばゆい光が桃月学園を包み込み、その結果
玲とくるみはちびっこになってしまった。
―――同刻、エイリアンの宇宙船内
「艦長、調査結果が出ました」
「うむ、言ってみろ」
「先ほど誤って投下してしまったロストテクノロジーですが、あれは
A−72星雲のヒンヌー星のものと断定されました」
「で、影響のほうはどうなっている」
「それが……バストの値が一定の数値を超えた女性に対して幼稚園児ぐらいまで
成長を退化させる効果が確認されています」
「そうか……それはマズいな……」
続きはwebで!
∧ ∧ どーすんの?どーすんの俺?!どーすんのよ!
; ´д`)「「/>
つ ∧
/ ̄ ̄ ̄` ´ ̄ ̄ ̄ ̄\
┌─┐┌─┐┌─┐
|柚||乙||姫|
|子||女||子|
└─┘└─┘└─┘
>>677 いろいろ突っ込みたいが、GJ!
しかし、ヒンヌー星ってwww
>677
エロくないがGJ!
円とベッキーと鈴音の区別がつかなくなってそうだw
朝比奈委員長とかもどうなったか気になるな。
六号×修で書きたいのだが、オラにおまえらの文才を分けてくれ
つ文才
つ 俺の文才
三泊四日レンタルなら
つ 俺の文才
>681
まずは書く。
三日待って読み直す。
orzしながら書き直してうp。
どんなに('A`)でも捨てないこと。
そうすれば住民に暖かく迎えてもらえるはず。
少なくとも俺が温かく迎えるぜ!
むしろ書きあがったら勢いでそのまま投稿して後で後悔する方が、
長い目で見たら一発で割と満足できるのが書けるようになると思うお。
いや、ヒトそれぞれだからゆっくり自分のやり方を見つけてくれれば
いいと思うけど。
687 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 19:14:59 ID:4tG0oe9f
文才なんかなくてもいい、よく分からないトコは俺らの妄想力でなんとかする!!
「おっとめー」
教室のドアを豪快に開け、気の抜けたような声が教室に響く。
「あれー。乙女いないのお?」
予想と違った事に首を傾げ、唇に指をあてて思案する。
「こういう場合は、そうだ、あそこかなー?」
何かを閃いた鈴音は、ウキウキと教室を出て行った。
「すみませーん、乙女いますかー」
大声を発しながらガラっと体育教官室の扉を開ける。
「白鳥、、、秋山ならここには居ないぞ」
「あれー、ここだと思ったのになあ、おっかしいなー、乙女ー隠れてないで出ておいでー」
鈴音は早乙女の言ったことを意に介せずに部屋の中を探し出す。
「だからだな、、、、」
「小さいからここに隠れてるのかなー?」
「いくら秋山でもゴミ箱の中には入らないだろ」
「むー、私からかくれんぼしてるのなら、ここだと思ったのに、、、先生、共謀して隠してない?」
むーっとして、頬を膨らませた鈴音の顔が早乙女の顔に近づく。
「白鳥、、、、人の話を聞きなさい」
「じーー、怪しい」
「な、なにがだ」
早乙女は思わず冷や汗をかいてたじろいでしまった。
「あーやっぱり、隠してるんだー、さあ吐け、どこだーここかー?」
鈴音が早乙女の服を捲る、筋肉のついた腹部が露になるが、なぜか早乙女は顔を赤くしている。
「服の中にいるわけないだろ!」
「乙女を私から隠して、二人で何かするつもりでしょお」
「ば、ばか!生徒と先生だぞ。そんなわけあるか!」
「あー、赤くなってるー!やっぱり私の乙女とー、のけ者にしようとしてもダメー」
乱暴に引っ張る鈴音に逃げようとした早乙女の動きが重なった。
逃がさないように掴んだズボンがずれ、下半身丸出しで早乙女は床に顔面を叩きつけた。
「逃げようとするから、、、大丈夫、先生?」
痛さで返事もままならない早乙女。乙女は露出しているお尻と脚の間にぶら下がるものを見て、
「これか、これだなー、乙女に悪さするものはーー」
むんずと肉棒を掴む、その刺激で徐々に固くなり半立ちになった。
「ま、まひぇ、落ち着け白鳥」
急所を握られ、情けない格好のまま動きを封じられた早乙女。
「悪いおちんちんが乙女に手を出さないようにします」
ぎゅっと力が入り早乙女は潰される恐怖を感じた。
「でええーーー」
掛け声とともに鈴音は扱きだし、恐怖に萎えるはずの早乙女の分身は逆に固さを持ち大きくなる。
「む、むー、こんなに大きなので乙女を苦しめたのかー?こら、こら、こらぁ。おしおきー」
容赦のない鈴音の攻撃にピクピクと分身が身悶える。
「さあ、白状しなさい先生!」
「や、やめてくれー、言うこと聞くから」
勝ちを感じた鈴音は、ニッと笑い、
「これ証拠として体に焼き付けてね」
ズプッ菊門に指を突っ込んだ。
その衝撃に止めの一撃を受けた早乙女は勢いよく床に射精した。
絞り続ける鈴音の手によって根こそぎ。
涙目で色んな意味で終わったと感じた早乙女は白く燃え尽きようとしていた。
「乙女に欲情する余裕もないくらい出さないとね、先生」
そう悪魔の声が背中から聞こえてくる。
気が抜けていたせいで簡単にズボンを全部とられ、仰向けに転がされる早乙女。
「、、、白鳥、、なにを」
視界に入った鈴音は上半身裸になっており、巨乳をあらわして大きなリボンがこっちに覆いかぶさってくる。
次の瞬間、早乙女の分身は鈴音の肉感たっぷりのおっぱいに挟まれた。
そして鈴音の体が揺れる、射精の残りをおっぱいに絡ませながらパイズリしている。
さっきとは雲泥の感触に萎えかけた分身はすぐにカチコチとなり、
「まだまだ元気なんて悪い子はーー」
れろっと鈴音の赤い舌が分身を舐める。
「ああ、よせ、、、うぁ、、、、、はぁ、、、」
口の中に分身の先が飲み込まれ、部屋の中にはいやらしい音が響く。
「先生、諦めて、、、全部出しちゃって、、、」
執拗に攻め立てる鈴音に早乙女は二度目の白旗を上げるしかなかった。
「もう出ない、、、」
燃え尽きて仰向けになったままの早乙女に、鈴音の声が届く。
「先生にしてたら、こんなになっちゃった。責任とってねー」
スカートを持ち上げてシミがはっきりと判るパンティを見せて仁王立ちの鈴音がそこに居た。
するするとパンティを脱ぎ捨てると、早乙女にまたがり、手で早乙女の分身を扱きだす
「ほら、また立たせて、立たせないと鈴音チョップだぞー」
「む、、、むりだ、、、」
「むー、半立ちでもいいから、えいっ」
分身は楽々と飲み込まれ早乙女の上で鈴音が跳ねる。
「わーい、固くなったあ、まだまだ奥に余裕を隠しておくなんてひどーい」
燃え尽きたままの早乙女は翻弄されるがままに鈴音が満足するまで絞り取られた。
「ふースッキリしたー、、、それにしても乙女はどこにいったのかなー」
鈴音は身支度を整えると、燃え尽きたままの早乙女を残して、ピシャリと扉を閉めて出て行った。
GJ!
前半が濃厚な分、後半ちょっと薄かったが、とにかくGJ!
「おーい早乙女ー、言われた通りに買ってきたぜ、約束通りデザートを買っていただいたからなー」
乙女が頼まれた買出しから戻ってくると、魂の抜けた早乙女があられもない姿で転がっていた。
「!」
バサッと買い物袋を床に落とす。
「な、なにがあったんだ、それより早乙女!早く隠せ」
目に付いた早乙女のズボンを掴んで放り投げる。
上手い具合に股間が隠れたので、恐る恐る早乙女の状況を再び確認した。
「こ、これは、、、、」
尋常ならざる事が起ったのだけはわかる、部屋にはなんとも言えない残り香が漂い、非常事態に乙女は混乱した。
「うーーん、、、、、白鳥、、、、」
「はぁ?!鈴音がどうかしたのか?おい、返事をしろ」
早乙女の上着を掴んで揺さぶる。
「、、、う、、、うーん、、、」
ようやく気がついた早乙女が乙女を確認する。
「うわあーーー!!」
早乙女はいきなり目を開いたとたんに大声をあげて逃げた。
さっきの白鳥の言葉が残っており乙女と一緒に居たら何をされるかわからないから怖がって壁まで一目散に逃げたのだ。
せっかく隠した下半身は丸見えに戻り、分身は足の間でかわいそうなほど縮こまっている。
「な、なに?」
理由もわからない乙女は、見えるソレに顔を真っ赤にし、同時に大の大人の不可思議な行動に目を点にして。
「早乙女、、、、おちつけ、、」
「、、、、、白鳥」
「、、、鈴音?、、、、鈴音ならいないぞー」
「そうか、、、、」
その場で体育座りし、顔を膝にくっつけ伏せる。
埒の明かないので、乙女は近寄って慰めようとした。
「もう、大丈夫だ。落ち着けよ」
「、、、、、白鳥に、、、襲われた、、、」
この状況で襲われた。それが普通の暴力をふるわれた程度でないのは、この異臭と床にある半液体なものから、
考えたくなくても頭に浮かんでしまう。
色々な事がショックで乙女の心に空白を作った。
シクシクと泣く早乙女の姿に、母性本能のようなガラにもない気持ちが沸き起こる。
そのころ帰り道の鈴音が「乙女はじっとしていられなくなるー」とかくれんぼから早く出てくるように毒電波を出していた。
乙女に出来た心の空白にそれが丁度忍び込む。
なんでこんな気持ちが出てくるんだ?
自分でも疑問に思いながらも早乙女を抱きしめ泣いてるその顔を自分の胸に押し付ける。
「大型犬に襲われたんだ、気にするな忘れろ」
そう言いながらも、鈴音に襲われる早乙女の状況を想像してしまう。とにかく行為があって、早乙女が出したものが床に飛んで、まだ匂う。
母性的なものだけでなく、違う疼きが体の中に起ってくるのを感じていた。
「忘れられないなら、、、私が忘れさせてやる、、、」
だんだん誰かに操られでもいるかのように変な気分になっていく。
「鈴音みたいには無理だけど、私だってな、、、、」
気づけば、服に手をかけて脱ぎだしていた。ブラジャーに包まれた小柄な胸をあらわにしていた。
「ほら、早乙女」
早乙女の手を取って胸に触れさせる。
「男なんだろ、な、」、、怖がらなくていいから、、、、私と、、、」
それでも顔を伏せ、手は震えている。
スカートも脱ぎ下着姿になると、乙女は早乙女に抱きついて体を重ねた
そのままじっと抱きついたままで時間を過ごす。
肌越しに息遣いや震えが恐怖だけでなくなっていったのが伝わる。
「ほら、早乙女よりも私の方が小さいんだぜ、私は怖くないだろ。鈴音が何か言っても私は、、私は、、、」
鈴音はその頃「出ろー、早く出ろー」と念じていた。
それは早乙女の方にも影響し、奥底から出したい欲がこみ上げる。
早乙女は乙女の唇と重ねた。
それがスイッチのように、早乙女は乙女の体を撫でまわし、下着を取っていく。
腕の中に乙女をすっぽりと抱きしめながら、体中に接吻をしていく。
乙女の体は汗ばみ大事な場所が濡れそぼり、
「乙女、俺を男に戻らせてくれ」
それに乙女は素直に応じた。
早乙女の分身が乙女の狭い中をこじ開けて進んでいく。
「くっ、、、大きい、、、早乙女の、、すごい、、、、」
「乙女、乙女、、、乙女、、、」
腰を打ちつけ男の全能感を取り戻していく。
そして毒電波に突き動かされるまま、早乙女と乙女は頂点を迎えた。
「早乙女ー、、、、変だ、、、まだ、、まだぁ、、、」
「私もだ、乙女、、、」
そう、鈴音が毒電波を止めるまで二人の行為は終わらなかった。
翌日
「あれー、今日は乙女も先生もお休みなんだねー」
のほほんとした鈴音の声が教室に響いたのだった。
693 :
690:2007/03/11(日) 23:07:23 ID:MdIOhes0
あ、途中だったんだな、スマソ。
改めてGJ!
乙女と早乙女の心の絆、感じさせてもらいますた。
ふむ、GJ。
ただ、ちょっと言わせて貰いたいことがいくつか。
「、、、」じゃなくて「…」の方が読みやすいと思う。
「ーー」は「ー」「ー…」「ー!」にした方がわかりやすいはず。
喘ぎ声は「くぅぅっ…大きいぃ…早乙女、のぉ…っ!凄い…っ!」とかのように子音を多く入れるのがエロい。
入れすぎには注意だが。
それを抜けば話は普通に良作。強引な鈴音が見られて良かった。
鈴音はMP吸い取るのが得意だな
あきらかにHPも吸い取られてるだろ
このスレってかなり勢い重視だな。
SSが投下すると連続するけど一度とまれば過疎りまくる。
時は動き出す
だが俺が止める
カプ話になると伸びる法則。
そういや早乙女をめぐってベキvs乙女とか犬神をめぐって南条vs一条さんとかは
割と語られてる気がするけど修をめぐってくるみvs都ってあんまなくねえ?
すげえ萌えると思うんだけど
修には五十嵐先生と柏木姉妹だろうが。
修は犬神か早乙女だろ
修は芹沢に気があるんじゃないかな。
ふつー脱がしたりしないだろアレ
>>677の続き
時を同じくして1−A教室
「きゃははは、いっけ―――!!」
「はいはい……」
謎の光の影響で幼女と化した五十嵐(幼)、そしてその彼女の下で修は馬になっていた。
「優麻ちゃん、私、大人になっても絶対お酒なんか飲まな〜い(泣」
「いや、あれはお酒のせいでなったんじゃないでしょ」
「ああっ……どうしてこんなことに……」
事態が飲み込めずうろたえる3人、そして…
「五十嵐先生……かわいい……」
その様子を窓の外から見守るツインテール少女の姿があった。
1−B教室
「およ〜、乙女がおっきくなっちゃった」
「ちげーよ、お前が小さくなったんだろうが」
「うりゃ〜、乙女登り〜」
「うわっ、やめろ〜、よじ登るな〜!」
乙女の体をよじ登ろうとする鈴音(幼)。そして
「わーい、おもしろーい」
「ナノヨ!」
早乙女の両腕には綿貫(幼)とズーラ(幼)がぶら下がっていた。
「乙女サン、ちょっといいッスか?」
その様子を眺めていたヤンキーが乙女に話しかける。
「何だよ」
「こうやって見ると、乙女サンと先生って…」
「な、何だよ、何が言いたいんだ?」
ヤンキーの思わしげな言葉に顔が赤くなる乙女。
「保母さんと保父さんみたいッスね」
「え?あ、ああ……そうか、そうだよな……」
乙女はほっとしたような残念なようなそんな表情を見せた。
1−D教室
ズシャァッッ!
教室内に宮田(幼)が転んだ音が響き渡る。
彼女は幼女化したせいでさらに転びやすくなっていた。
「あうぅ〜、痛いですぅぅ〜」
「あらあら大変、痛いの痛いの飛んでけ〜」
「まったく、最近おかしなことが多すぎないか?」
「そういえば芹沢さんはどちらへ?」
「さっきロボ子の姿でその辺を歩いていたのを見かけたッス」
「とりあえずいろいろ調べてみる必要がありますね」
宮田(幼)の手当てを終えたメディアが言う。
「そうだな、行くぞメディア」
「犬神さん、南条さん、彼女を頼みます」
そう言って二人は教室から出て行った。
――参ったな……しかしどうしたらよいものか……
犬神が一人考え事をしていると、宮田(幼)が犬神のズボンのすそを引っ張ってきた。
「ん?どうした?」
「あの……お……おしっこ……」
しかし時すでに遅く、彼女が言葉を発したときにはその行動はすでに始まっていた。
「バ、バカ、そういうことはする前に言え!……おい、南条!」
犬神が南条に呼びかける、が、しかし…
――犬神君がパパで私がママでそしてこの子が二人の……
このとき南条は妄想にも似た脳内会議の真っ最中だった。
「ぐ……芹沢は、芹沢はどうした!?」
予期せぬ事態にうろたえる犬神。
そのころ芹沢はB組の教室前で無数の伊藤さん(幼)にまとわりつかれていた。
クラスごとに内容に偏りがあるがキニシナイ!!
っつーことでお願いします。
五十嵐先生は6号とよろしく
>706
GJ!
もっとエロくしてくれたら神w
しかし過疎ってるなぁ…。
709 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 22:25:34 ID:T0g1GhvW
保守
6号さんにペニバンで掘られたい
ふたなりじゃダメかい?
モノホンの6号さんのモノだぞ?
職人が不足してる・・・
氷川へきるに書いてもらうしかない
職人が居ないのなら自分がなればイイジャナイ。
って病気の人が言ってた。
ダーク綿貫誕生秘話キボンヌ
716 :
タザ:2007/03/23(金) 00:42:19 ID:pRnkWYxz
お久しぶりです。新しいのができたので投下させていただきます。
717 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:42:50 ID:pRnkWYxz
「……寒い」
上に四枚も着込んで言うセリフではないとは思ったが、それでも思わず言ってしまった。
十二月末日、午後十一時半。予報によれば気温は一度。桃月神社境内前。
初詣に来たひとたちがぎゅうぎゅうに押し合いへし合い、おしくら饅頭の状態だ。
そんな状態でもひどく寒くて、小さくくしゃみをした。
そもそも人間も動物の一種である以上寒いのに動こうとするのが間違いだ。
クマだとか他の哺乳類はもう冬眠してる時期だっつーのに。
あー、もう。頭痛くなってきた。深いため息をつくと眼鏡が真っ白に曇った。
ちらりと腕時計を見るともう午後十一時四十分を指していた。
はやく帰ってきなさいよ、あのバカ……いつまで待たせるつもりなのよ!
「ふえ……っくしょん!」
今度は大きなくしゃみをすると隣のおじさんが少しだけ迷惑そうな顔をした。
しょうがないじゃない、寒いんだから。そんな顔されたって生理現象なんだし、
どうしようもないでしょ?
ごまかす意味で手袋越しの手に息を吹きつけた。かじかんだ手がじんわり温かくなった。
「うーえはーらさーん……」
「ん」
はるか後方から人ごみを押し分け押し分け、待ち人が帰ってくる。
背が高いしぴんぴんしたヘンな髪型をしてるからすぐにわかった。
ビニール袋を両手にぶらさげて帰ってきた彼の顔には、いつも通り憎らしいくらいのさわやかな笑顔が
浮かんでいた。
「あー、つっかれたぁ。おまたせ、上原さん」
「おーそーいッ!一時間も待たせるなんて常識ないんじゃないの!?」
「ご、ごめん。屋台がすっげえ混んでてさ……」
「言い訳は聞きたくないわね。バツとしてこれ……えーと……甘酒にたこ焼きにじゃがバターに、
たいやきと焼きそばとベビーカステラ?随分買ったわね……うん、これ全部あんたのオゴリってことで」
「うえ!?マジかよ!?」
「マジよ」
「ちっくしょー……」
718 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:43:27 ID:pRnkWYxz
少しキツく言ってやるとすぐ困った顔をするのもコイツの特徴だ。
ざまあみろ。自分でもわからないくらい、ほんの少しだけ笑った。
一年A組、桃瀬修。非常に不愉快なことだが、私……上原都とは、彼氏彼女という
関係におさまっている。ことになっている。
まだ熱い甘酒を喉に流し込むと、体全体がぽわっとあったかくなった。
「上原さん、ちょっとちょっと」
「ん…… ………何のつもり?」
「いや、待ってるの。オゴったんだしこれくらいサービスしてくれてもいいと思わない?」
あーん、と間抜けな顔で大口を開いてさも当然のように言った。
これはアレですか?今まさに私が食べようとしてた、このたこ焼きを食べさせてくれと?
「……」
「ねえ、早く」
「ふんっ!」
「あっふ!!」
まだ湯気の立つたこ焼きを思いっきり口に突っ込んだ。
「あふ!あち、あふ!ふ、ふえはらはん!」
「食べさせてやったのに文句言うワケ?」
「ひや、ほれはひょっと……あふ!」
派手にもだえる桃瀬君を見てちょっと楽しい気分。ふんだ、いい気味よ。
なんとか飲み込んだらしく、苦しそうにむせていた。
「は、はー……ひっでえな。俺としてはふーふーしてから『はい、あーん♪』っての期待したんだけど」
「期待する相手が間違ってるわよ」
いっつもこうだ。いまどき少女漫画でもやらないアクションを要求してきては返り討ちにしてやっている。
恥ずかしいっていう以前にあまりにバカらしくて付き合ってられない。
ぶっちゃけた話、なんでこんなアホっぽい人間に付き合ってやっているのか、たまに
自分が不思議になることもある。いっつもヘラヘラしてるし、何も考えてなさそうだし。
どっちかというとむしろムカつくことの方が多い。私より少し……ほんっの少しだけど!成績いいし、
私っていう彼女がいるのに他の女に平気で声かけ……
……お、おほん。う、うん。まあ、こんなダメ人間は私みたいなしっかりした人間がついててやらないと
ダメなのが相場よね。ボランティアね、ボランティア。
719 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:44:01 ID:pRnkWYxz
まだむせている桃瀬君を無視して甘酒を一口飲んだ。それでも何が楽しいのか桃瀬君は笑ったままだった。
「げほ、げほ……いやー、嬉しいな。ひっさしぶりにまともなデートできて」
「ぶっ!!で、デートだぁ!?」
「違うかな。うら若き男女のカップルが初詣に来るとか立派なデートでしょ」
こ、こいつはぁ……。思わず甘酒噴出しちゃったじゃないか!
ああー、すぐ前のおにーさんのコートにかかっちゃったよ……気づいてないみたいだし黙っとこう。
そんな私を見てなのか、桃瀬君は相変わらず菩薩のような笑顔を浮かべてらっしゃる。
手玉に取られてるみたいですっごく腹立つ。
「本当、嬉しいんだよ。ほら、上原さんて普段すげえツンツンしてるじゃん。
だから年末デートとか絶対断られると思ってた」
何ホザいてんのよ、このバカ!!
デートだなんて冗談じゃないわよ。もともと寒いのにもっと背中が寒く……はならないけど。
そもそもこいつとそんなことをしてやった記憶なんか全然ない。箒の先のホコリほどもない。
せいぜい学校帰りに喫茶店でパフェおごらせたり、一緒に参考書見に本屋に行ったり、
映画行ってポップコーン食べて、夏の終わりごろには海に遊びにも行ったりして。
どれもこれも、そう今日だって、子供みたいなこいつの保護者としてついてってやっただけだ。
……そ、そりゃ。たまーに、本当にごくたまーに、その、『お出かけ』の帰り道でキスくらいはしてるけどさ。
それだってこいつがモノ欲しそうな顔してるからやっぱり仕方なしに…… ……
「? 上原さん、顔赤くなってる」
「うえ!?」
「どしたの?カゼひいた?甘酒で酔った?」
「な、何でもないわよ!!こっち見ないでよ!!」
「いたたた!わ、わかったよ!わかったからやめて!!」
ほっぺたをひっつかんで無理矢理向こう側を向かせた。なんでだか、桃瀬君に見られるのが急に恥ずかしくなった。
はぁはぁ。あんまりヘンなこと言わないでよ。顔が赤くなってる?それはその、アレよ、ほら。
すっごく寒くて頬がぴりぴりしちゃってるからよ。そうじゃなきゃ、本当に甘酒でちょっとほろ酔いなだけ。
うん。別に一緒に『お出かけ』してるときちょっと楽しかったこととか、キスのことを思い出したからじゃない。
そうだ。私がそうだっていったら絶対そうだ。
720 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:44:32 ID:pRnkWYxz
「みなさーん、お待たせしました!まもなく十二時でーす!
それじゃあ、新年のカウントダウンはじめまーす!十からいきますよー!」
「お。開くみたいだよ、上原さん……ところで、そろそろ本当に離してもらえると」
「……え?あ、うん」
頭の中はなんでだかぐるぐるしていたが、桃瀬君の声で我に帰った。
ほっぺたから手を離したらばちん、っていう景気のいい音がした。
ちょっと痛そうにしてた。
見れば道幅いっぱいの人の波の横を、年末のアルバイトなんだろう巫女さん(そういえばあの服って素肌の上から着るって
聞いたことがある。なんでこの寒いのに平気なんだろう)がメガホンを持って大声をあげている。
「じゅー、きゅー、はーち……」
まわりのひとたちが興奮をおさえきれない顔でカウントダウンを始めた。桃瀬君もノリノリで声をあげている。
「上原さんも、ほら!もう新年だよ!」
「え、えェ?恥ずかしいわよ」
「いいからいいから。ほら、さーん、にーい、……」
「い、いーち……」
ひときわ大きく、鐘が鳴った。年が明けた。
行進のような人の波が異様な熱気に包まれた。ちっちゃい子供もおじいさんもテンション高く、両手をあげて
新年をむかえた喜びをあらわしている。
……西暦の数字が一つ増えただけでなんでこんなに嬉しがるのかしら。
「あけましておめでとう、上原さん」
「やっとかあ。まあ、おめでとう」
「ノリ悪いな。こういうときくらい笑顔で『おめでとう、桃瀬君♪』くらい言えない?」
「あんた……私がそんなキャラに見えるわけ?」
へら、と笑う桃瀬君をまたにらみつけた。いい加減慣れたのか小さく笑って「そだな」とだけ言っていた。
721 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:45:18 ID:pRnkWYxz
「お、列動き出したな。お賽銭用意しとこう」
「気が早いわね。……ま、私も用意しとこ」
「上原さんは何をお願いするの?」
「……あんたのバカが治るようにかな」
「ひでえな」
何がひどいもんか。あんたがバカだから、私がいつもついててやんなきゃいけないんじゃないか。
『彼女』ってのも大変なのよ、本当。今日だってこの人ごみで迷子になってないのが不思議なくらいで……。
……。…………。
「わ。何?」
「あ、あんたが迷子にならないようによ」
手袋をはずして桃瀬君の手を思いっきり握った。
「珍しいね。上原さんから手ぇ繋いでくるの初めてじゃない?」
「う、うるさい!迷子にならないようにって言ったでしょ!それ以外の意味なんてないわよ!勘違いすんな!」
「でもそれだったら別に手袋はずさなくても」
「寒いからよ!あんた体温高いんだから直に触ったほうがあったかいの!」
「……ははーん。うん、わかった」
「ちょ、何が『ははーん』なのよ!?あんたやっぱり勘違いしてんじゃないの!?」
出来る限り怖い顔をしてやったのに、なんだか含みのある笑いを浮かべていた。
ヒトが折角親切にしてやってんのに!ちょっとだけむかついたが、手がじんわり暖かくなってくると
不思議とそれもおさまった。
……いや、本当に、それ以外の意味なんてない、わよね?
722 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:45:50 ID:pRnkWYxz
ぱん、ぱん。がらがら。
「…………」
「…………」
賽銭箱の前で二人してお祈り。百円も入れたんだから、それなりにわがままを言ってもいいと思う。
おほん。……えー、神様、神様。隣にいるのは私の彼氏です。いきなりぶっちゃけますが、どうしようもないバカです。
アホです。正真正銘のアンポンタンです。更に言っちゃえば表裏がかなり激しいです。
普段学校では、生徒会に入ってたりボランティアやったりして評判もよく、成績もいい優等生です。
運動もバッチリで、……まあ顔もかっこいいし、結構優しいトコもあるからみんなに好かれてるように思います。
そんな彼ですが、私と二人だけになると途端に子供になります。
一緒に出かけると遊園地に行ったみたいにはしゃぎます。ハンバーガー食べたら私が口拭いて上げないと
そのままにしてます。一個のソフトクリームを二人で一緒に食べてあげないと拗ねます。おまけに私に何を
期待してるのか、さっきみたいな恥ずかしい要求もしょっちゅうです。
こないだなんか、こんなことがありました。私、図書室で勉強してたんです。期末試験の勉強です。疲れて
寝ちゃったんですが、起きたら桃瀬君が後ろから抱きついてるんです。しかも寝てるんです、その体勢で。
問いただしたら『上原さんがあんまりかわいいからついやっちゃったよーあははー』とか言ってました。信じられない
ドアホウです。かわいいから、って言われてほんのちょっと嬉しかったりもしましたけどやっぱりどうかと思います。
私の前でももう少しカッコイイところ見せて欲しいです。……べ、別に、私が見たいわけじゃないんです。
ただ、男なんだからしっかりして欲しいっていうか。私に甘えっぱなしなのはよくないと思うんです。
要するに、もっと桃瀬君が自立してくれますように。それで、ええっと。できればたまにはマジメな顔で『好きだよ、都』とか
言ってくれるようになると……い、いや、それはいいです。とにかく、お願いします!
「……ふぅ」
なんだったんだ、最後のは。唐突に頭に浮かんだ言葉をやっぱり頭の中で無理矢理打ち消した。
私は別に、桃瀬君がもう少ししっかりしてくれればいい。うん。それでカッコイイところが『たまたま』見られたとしても
それはおまけだ。それが欲しい、なんてことはない。ぜーったい、ない。うん。
ちらりと桃瀬君の顔を見た。まだお願いの途中みたいで、やたら真剣な顔をしていた。
「……ね、まだ?もう行きましょうよ」
「もうちょい待って。まだお願いの途中……」
「さっさとしなさいよ」
何をお願いしてるんだろう。私も結構長い時間手を合わせていたと思うが、それにしても長い。
たっぷり二十秒くらいして、やっと顔をあげた。
723 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:46:54 ID:pRnkWYxz
「ふう、お待たせ。行こう」
「ん」
出口に向かって歩き出した。何しろ人が多いから出るまでにもまた時間がかかる。
周りの人にぎゅうぎゅうに押しつぶされる。ちょっと痛い。
人ごみの中を無理矢理かきわけるようにしてようやく外に出ると、さすがに体は少し温まっていた。
「お待たせー。ココア買って来たよ」
「うん、サンキュ。これもあんたのオゴリね」
「んが!?」
まだ熱い紙コップをふうふうしながら一口すすった。猫舌だからちょっとしびれた。
「あー、まだまだ行列は長いな。一番後ろの人明け方まで並ぶんじゃないか?」
「いくらなんでもそりゃないでしょ。せいぜい三時間待ちってとこじゃない?」
桃瀬君がそういうのもムリないほど行列は長い。信じられないくらい長い。
列のすぐ横のベンチに二人並んで腰掛けて、そのまま神社の反対側に目をやった。
並木道の遥か向こう、視界が届かないところまで並んでいる。何人いるのか、見当もつかない。
この人たち、みんな新年のお参りに来てるのよね。みんな、何をお願いするのかしら。
あのコは、新しいゲームでも欲しいのかな。
あのおじいちゃんは、おばあちゃんと一緒に今年も元気に過ごせますようにってところかな。
あの目に悪いイチャつきカップルは、……いや、いい。考えるまでもない。
自分のための欲求にしろ、誰かのための祈りにしろ、みんなが神様にお参りに来るのって、なんだか不思議。
少し眠いからかそんなことを考えていた。
「……そういや、あんたは何をお願いしたの」
「ん?俺?」
「そう。随分長かったじゃないの、お願いの時間」
「大したことじゃないよ」
「いいじゃない。教えなさいよ」
「上原さんが教えてくれたら教えるけど?」
「……あんたが教えてくれたら教えるけど?」
「ずっるいな」
そこまで言って、桃瀬君は楽しそうに指を折り始めた。
724 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:47:28 ID:pRnkWYxz
「んー。そんな面白いもんじゃないよ。家族が元気に過ごせますように。くるみがもう少し派手になれますように。
柏木姉妹に振り回されませんように。五十嵐先生に雑用押し付けられませんように。あと生徒会の仕事は
俺以外のヒトに仕事が回るようになりますように。それと…… ……あれ、上原さん、何か怒ってない?」
「別に怒ってないわよ」
嘘だ。本当はちょっと怒ってた。
これだけお世話してやってんのに、私の名前が出ないとは何事だ。
「そう?あと二つお願いしてさ。えーっと、今年のプロ野球は桃月ラビッツが勝ちますように。で、最後が」
「おうおうおう、若いっていいなあ、ご両人!」
「うお!?」
「きゃ!」
突然、私と桃瀬君の肩に細い、その割にやたら力強い腕がまわされた。
「いたた!い、五十嵐先生!痛い、痛いです!」
「うへへへー、なーによ桃瀬ェ、新年早々かわいい彼女と乳繰り合ってんのかぁ?」
「ち、ちちくり……」
「おう、上原!謹賀新年、一ふじニたか三なすび!いやめでたいめでたい」
顔を真っ赤にしてべろべろの五十嵐先生だった。すでに相当飲んでいるらしく、異常にテンションが高い。
学校でも見せたことのない、満面の笑みだ。
「上原もさー、マジメな顔して結構やるじゃん。正直、あんたにカレシができるなんて思ってなかったわー。
なになに?この後こいつのウチでお泊り?やるねえやるねえ、ヒュウヒュウ!」
「ちちちち、違います!!そんなことしません!!」
「えー、しないのぉ?なーんだ、つまんね。そんなの健全なカレシカノジョじゃないわよ〜」
「そんな健全いりません!だ、大体……私、こいつのことバカだとしか思ってないし、そんなこと
しません!」
「あの……そのコメントちょっとヘコむんですけど」
桃瀬君が苦笑するが、そんなことは知らない。……っていうか、こういうワルい大人にからかわれて
はいそうです、なんて言えるわけないじゃない!
五十嵐先生をにらみつけると、なんだかにやあっていうイヤな笑みを浮かべた。
725 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:48:03 ID:pRnkWYxz
「ふうん?そんじゃ、こいつのことそんなに好きじゃないんだ?」
「な……す、好きっていうか、その。こいつのわがままに付き合ってやってるだけで、
特別そうってわけじゃ」
「ほぅほぅ。ほぅほぅほぅ。それじゃ、まだ私にもチャンスはあるわけだ」
「……チャンス?」
五十嵐先生の綺麗な唇が、桃瀬君の頬に触れた。
「……んなッ!!」
「わ」
「うっへへへ、チューしちゃったチューしちゃった、桃瀬とチューしちゃったー!」
五十嵐先生は更にテンションを上げ、恥ずかしげもなくバンザイした。
一番気に入らなかったのは、桃瀬君が嫌そうな顔をしてないことだった。
「うーわ!びっくりしたあ。いっきなり何すんですか、先生」
「ん?ほら、優等生クンにはね、サービスしてあげなきゃね。あんたのおかげで私もひどい
評価受けないですんでるし、パシリもしてくれるしー。ね、ところでさあ、あんたたち。もう
ベッドインはしちゃったのかなあ?」
「うえ!?……あー、その。恥ずかしながら、まだ」
「だと思ったわ。ねえ桃瀬ぇ、あんたさえよければ、私が相手してやってもいいんだけどなあ。
上原みたく若くないけど、意外と尽くすタイプよお、私」
ちょっと。ちょっとちょっとちょっと!!人を無視して何盛り上がってんの!!
「五十嵐先生!!」
「んー、もう。何よう、上原。いいでしょお、別に。こいつのことバカだとしか思ってないんでしょー?」
「そ、そりゃそうだけど……そうだけど、ダメです!大体、先生には早乙女先生がいるでしょうが!!」
「たまには火遊びだってしたくなるわよー。あいつもカタすぎてあんまりデートもしてくんないしー。
あ、カタいってアレのことじゃないわよ。あははは」
「下品なこと言わないでください!!あんたもよ、桃瀬君!!何プライベートを暴露してんの!!」
「い、いや、何もしてないし暴露も何も」
気に入らんぞ。気に入らんぞ!
なんで迷惑そうな顔しないの!なんで私がいるのにそんな笑ってられるの!!
726 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:48:40 ID:pRnkWYxz
「もーもーせー。どうよ、これから一杯やってかない?おごっちゃうよん」
「ああ、それはありがたいんですけどね。今日はちょっとダメです」
「む、やっぱり上原のほうがいいわけ?悔しいなあ、妬けちゃうなあ」
「五十嵐先生!」
「ねーえ、桃瀬ってばあ。上原も結構いい体してるみたいだけどさあ、私だってスタイルには自信あんのよー?」
なんであなたが知ってるんですか!
「いい加減に……」
「ん、もー。ねえ上原、こいつ一日貸してよ。既成事実つくってメロメロにしちゃうもーん」
ぷち、と頭の中で何かが切れた。
「い・い・か・げ・んに………しなさああああああああああああああい!!」
自分でもびっくりする声だった。
桃瀬君も五十嵐先生も、固まっていた。
「五十嵐先生、いいですか!?こいつは、修君は、私の、私の!彼氏です!!
ベタベタさわんないでください!!」
「…………わお。なんだ、やっぱお前、本当はこいつのこと好きなんだ?」
「ええ、ええ、好きですよ!文句あります!?」
右手を振り上げ、喉がつぶれるくらいの大きい声で言ってやった。
参列者の人たちが驚いてこっちを見た。
「私は、こいつが好きです!学校で何かしてたらいちいち目で追っちゃうし、二人で出かけたとき
甘えてくるのが嬉しいし!絶対誰にも渡したくない!五十嵐先生にだって!!今だってイヤそうな
顔してないのがすっごくムカつく!私の前で他の女とイチャついてんじゃないわよ、バカ!!」
まだまだあふれる言葉が止まらない。にわかにまわりに人が集まってきた。五十嵐先生はなんだか
ニヤニヤしてるし、桃瀬君は驚いた顔で固まってた。でも、そんなことを気にしてる余裕なんて全然まったく
からっきし、なかった。
「大体なんなのよ、あんた!いっつも二人で出かけたと思ったらさ、ふざけてばっかりで、甘えてばっかりで、
全ッ然私の気持ちに気づいてくれないし!そりゃ、甘えてくれんのは嬉しいわよ!でも、私だって、私だってねえ!
あんたにマジメな顔で好きだって言って欲しいわよ!触るだけじゃなくて、ドラマみたいなキスしてほしいわよ!
もっとちゃんと彼氏彼女っぽいことしたいって思ってるわよ!!文句ある!?」
はあ。はあ。……あー、すっきりした。
727 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:49:15 ID:pRnkWYxz
…………
……………………
あれ。あれれ。ちょっと、うわ!!今私、何言った!?
ふと我に帰り、まわりを見た。さっきまで並んでた人たちが今は私たちのまわりで驚いた顔しながら、
笑いながら、拍手してた。気がついたら、すごい大喝采だ。
「いよッ!いいぜ、姉ちゃん!!もっと言えー!!イヤッホウ!!」
「やだ、何よあの恥ずかしいセリフ。……でもちょっと、言ってみたいかも……」
「なになに?あの眼鏡と美人と三角関係なワケ?くー、ムッカつくな、あいつ」
「ドラマみたいなキスしてもらえー!今ここでー!!」
みんなが私たちのこと見てる。
うそ。うそ。やだ!ほんとに、ほんとに、みんなに聞かれてた!?
あんな大声を出してればそりゃ当たり前だとも思ったけど、あんまりといえばあんまりな状況にもう
何がなんだかわからなくなってきた。
「うそ、うそよぉ……もう、やだ!!信ッじらんない!!」
頭を抱えて膝から崩れた。
頭がぐるぐるしてる中、五十嵐先生が何か満足そうに笑ったのが見えた。
桃瀬君から手を離してお手上げのポーズをした。
「はーいはい、私の負け負け。参りました。やっぱり若いコの情熱には勝てませんわ」
「五十嵐先生?」
「からかって悪かったわね。ちょっといい気分だったからさ。いや、いいもん見せてもらったわ。ごちそうさま」
に、と笑って、先生は大きく伸びをした。
「じゃあ私は行くわ。早乙女君待たせてるし」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!この状況どうしろってんですか!」
「んー、上原とキスでもしてやりゃおさまるんじゃない?感謝してよね、これで理想的なバカップルに一歩近づいたじゃない。
はーい、みなさーん!敗残兵は去りまーす!あとは若い二人のラブコメをお楽しみくださーい!」
「五十嵐先生、ちょっと!置いてかないで下さいよ!!」
にこやかに手を振りながら、桃瀬君が叫ぶのなんか聞えてないみたいに堂々と、五十嵐先生は去っていった。
人の数はどんどん増えて、みんながみんな、何か言いながら私たちを見てた。
728 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:49:44 ID:pRnkWYxz
「あ、あうあう……」
「上原さん、上原さん!」
「え……あ、桃瀬君?」
「しっかりしろ!ほら、行くよ!こんな状況耐えられん!!」
まだ頭がぐるぐる、ぐちゃぐちゃしてる中、桃瀬君に手を引かれた。
体温が高い彼の手の温度に、遠くに行っていた意識が不意に戻ってくる。
気づいたら、桃瀬君に手を引かれて、人を押し分け、押しのけ、どこかを全力で走っていた。
「こらああ!逃がすか!」
「あそこまで見せられてあとはおあずけとかさすがにナシよ!ちゃんとキスしなさい!!」
「うらあああああああ、色男ぉおおおおおおおお!!あんな美人ふっといてそのままホテル
でも行く気かああああああああ!?」
うわ、うわ、うわわわ!
な、なんだかみんなすっごくエキサイトしちゃってる!!
あそこで見てたほとんど全員が、私たち二人を追いかけてきてる。うわああ、怖い!
「上原さん、こっち!」
「う、うん!」
林を抜けて、公民館の壁を飛び越えた。東口から外へ出て、アーケードを全力で突っ走った。
さすがにここは通りなれた道だ。裏道を、表道を、右へ左へ走り回って、桃月学園の
裏門に飛び込んだ。
こっち、と指だけで指示する桃瀬君についていく。西門の方に進むと、家庭科室前の窓をそっと開けた。
驚いた。ここ、鍵かかってないんだ。
桃瀬君に肩車してもらって先に校舎に飛び込んだ。すぐ桃瀬君も入ってきて、外をうかがうと
そっと窓を元に戻した。
「は、はあ、はあ……どう、いた?」
「いや、こっちはダメだった。くっそー、ちゃんと見せてくれねーと今年が始まんない気がしてきた」
「私も。もー、恥ずかしいなら最初っから言うなよなあ……。あー、もう!あの二人がキスしてるとこ
見たーい!ドラマよりずっとおもしろーい!」
余計なお世話だ!!
人がキスしてるとこ見たいだなんて、趣味悪いんじゃないの!?
「しっ……上原さん、声出てる、出てる……」
729 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:50:16 ID:pRnkWYxz
おっとと。いけないいけない。
口に手を当てて静かに、静かに。しばらくすると諦めたのか、ようやく足音が遠くになっていった。
「…………」
「……オッケーみたいだよ」
「……つかれた」
はああ、と壁に背をあずけて、ずるずると崩れ落ちた。こんなに走ったの、久しぶりだ。
心臓がばくばくいって、肩で息をする。喉の奥がチリチリした。
「しばらくここにいたほうがいいかも。まだ後ろからいっぱい来ると思うし」
「そうねえ。いくらなんでも、みんなヒマすぎじゃない?」
「パっと見だけど、三十人くらいはいたよな。……よく逃げ切れたな……」
みんなお酒が入ってハイになってたのかもしれないけど、もしつかまってたらと思うとぞっとする。
キスだけならまだしも、それ以上のこともさせられたかも。
それもこれも五十嵐先生のせいだ。今度会ったら皮肉の一つも言ってやる。
「何か飲む?家庭科室なら何かあるかも」
「そ、そうね……。悪いけど、もらっちゃいましょ」
なんで持ってるのか、財布からカギを取り出すと、桃瀬君は家庭科室のドアを開けた。
生徒会の人間はマスターキーを持たされてるらしい。セキュリティ大丈夫か、この学校……。
電気をつけた。ついでに暖房の電源も入れた。
誰もいない夜の学校っていうのは、ちょっと苦手。昼間がにぎやかな分、寂しいしちょっと怖い気もする。
「お、ラッキー。お茶に牛乳に……コーラだ。どれにする?」
「お茶にして」
「りょーかい」
耳鳴りがしそうなほど静かな空間に、冷蔵庫の電子音とお茶をそそぐ音だけが聞えた。
よく冷えた緑茶がおいしかった。いつもは警備員さんが飲んでるのかな。
「いやー、疲れたな」
「本当……。しばらくマラソンはしたくないわ……」
桃瀬君は缶のコーラを飲んでいた。二人してテーブルに座ってマナー違反だとは思ったけど
今くらいはいいと思う。
730 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:50:48 ID:pRnkWYxz
ごく。ごく。ごく。コップを逆さにしてお茶を喉に流し込むと、ようやく落ち着いてきた。
「……ぷあ」
ああああ、もう。新年早々とんだ災難だわ。
「まったくぅ。ねえ、桃瀬君。どうすんのよ、これから。まさかここで初日の出を拝むわけ?」
「へ?」
「何間抜けな顔してんのよ。これからどうすんのって聞いてんの」
「あ、ああ、うん……。そ、そうだな」
何よ、こいつ。さっきまであんなにヘラヘラしてたのに妙にキンチョーしちゃって。
…………。
ん?んんん?
……うわ、そうだ。落ち着いてられるわけないじゃないか。ついさっき、さっきよ。
私、こいつに、この世で一番恥ずかしい大絶叫の愛の告白しちゃったんだ。
追われてて忘れてたけど、そりゃ言われたほうは恥ずかしいに決まってる。
でもそれと同じかそれ以上に、言ったほうも恥ずかしい。思い出したら、みるみる顔が赤くなっていくのがわかった。
わー。わー。ど、どうしよう。
「上原さん」
「はひ!?」
思わずうわずった声を出した。
「えーと、あの。さっきのことなんだけど」
「あああああ、アレはね、アレは……そう、言葉のアヤってやつよ!ほら、あんた一応さ、私の彼氏なわけじゃない?
それなのに他の女の人に迫られてさ、浮気ってのはやっぱりマズいと思うのよ、世間的に。それにほら、五十嵐先生
には早乙女先生がいるじゃない。だからその、五十嵐先生には悪いと思ったけど、早乙女先生がかわいそうだから、
そう、早乙女先生のためによ!ちょっとキツく言って……」
「俺さ、言いたいことあるんだ」
思わず言葉が喉につかえた。
そう言う桃瀬君の顔は真剣でかっこよくて、そう、さっきちょうど、私に向けて欲しいと思った顔だった。
「言いたいこと、っつーか、言わなきゃいけないこと。聞いてくれる?」
何もいえなかった。多分今の私、間抜けな顔してる。
気づいていたけど、動いちゃいけない気がして、そのまま彼のことばを待った。
731 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:51:20 ID:pRnkWYxz
「……あー、ごほ、ごほん。なあ、すっごい恥ずかしい話だけど、ちゃんと聞いてくれな」
こくり。小さく頷いた。
「俺たちって、一応付き合ってるわけだ。いや一応って言い方はよくないよな。俺たちは付き合ってる。OK?」
こくり。
「でさ、その俺たちの付き合い方って、ちょっとヘンっつーか、特殊なんだよな。いつも軽いノリでしか好きって言わない
彼氏と、その彼氏をバカって言って好きって言わない彼女。でもそれでいいと思ってたんだ。
自惚れてるわけじゃないけど、上原さんは多分俺のこと好きでいてくれてると思ってたし、俺だって本当は真剣に
上原さんのこと好きだから。好きって、口に出して言うのはそんなに大事じゃないと思ってた。
照れくさいけど、心で通じ合ってるって思ってたから」
うん、そう。私も、そう思ってた。わざわざ言わなくたって、……ううん、わかってることをあえて言うのって、照れくさい。
「でもそれ、言い訳なんだよな。えっと、ほら俺、バカだからさ。恥ずかしがって、言うべき言い方で言えないんだよ。
さっき五十嵐先生に言い寄られて何も言わなかったのだって、変に突き放してからかわれるのが恥ずかしかった
からでさ。なのに上原さんがキレちゃって、俺のこと好きって言っちゃって、すごくびっくりした。
でもさ、ああいうふうにすげえ真剣に好きだって、そういう気持ちぶつけられてさ、思ったよ。
ああこれが、『好き』って言う、ってことなんだなって。本当に好きなんだったら、恥ずかしがらずに言っちゃえよってさ。
あのときは本当に、本当に、恥ずかしかったけど、どうしようもないくらい嬉しかった。それで……えっとな、上原さんが
……ああ、くそ。俺、何言ってんだよ……」
恥ずかしそうに頭をかく桃瀬君を見て、思わず自分の緊張の糸がゆるんだのがわかった。
「あ、なんだよ、笑うなよ!」
「ん、く……ご、ごめん……く、あ、あはは」
頬を膨らませて拗ねちゃった桃瀬君。悪いとは思ったけど、どうしても笑ってしまった。
だって、すごく一生懸命なんだもん。
うん、言いたいことはわかる。それでこう、自分の中にある感覚をうまく言葉にできなくて、頭がぐるぐるしてるのがわかる。
そっか。なんだ。つまり、そういうことか。
好きって言うこと自体……うん、もうこの際だから認めちゃう。好きって言うこと自体恥ずかしがってた私と、
好きって言うことを真剣に言うのを恥ずかしがってたこいつ。似たもの同志じゃん。
要するにだ。私もこいつもお互いにお互いが好きで、今までそれを言わなくてもなんとなーく上手くいっちゃってた。
でもこれからは、もっとハッキリした関係になりましょう、彼氏彼女なんだから気兼ねなく好きって言っちゃいましょうって
ことを言いたいんだと思う。もっとお互い素直になって、堂々といちゃついちゃおうって。
だって私もこいつも、本当に一番したいのは、そういうことだから。だよね?
732 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:51:51 ID:pRnkWYxz
「ああ、だから……あー、もう!だからつまりだな!」
「うん」
今度はあんたが言う番、ってこと。そう、さっきの私みたいにね。
もう桃瀬君の顔も真っ赤だ。笑って誤魔化してるけど、多分私もそう。一つ、深呼吸をして、私の目を真正面から見詰めてきた。
「俺は、上原さんが好きだ。……これからも、俺と付き合ってくれる?」
使い古された言い方をすると、捨てられた子犬みたいな顔。
小さく笑って、胸を張って、私は言った。
「しょうがない、わね。まあいいわよ。あんたがどうしてもって言うんなら……なんてのはね、冗談。
この際だから言っちゃうわよ。私もね、上原都もね、桃瀬修君が好き。
好きっていう気持ちなら、あんたにも負けないわ。『学校で何かしてたらいちいち目で追っちゃうし、二人で出かけたとき
甘えてくるのが嬉しいし、絶対誰にも渡したくない』。五十嵐先生にだって、優麻と優奈にも。それに、くるみにだってね。
一個だけ言っとくけど、意地張らないで正直になった私、結構嫉妬深いわよ。学校でも堂々と腕組んじゃうかも。
人前でキスはさすがにないとしても、恥ずかしい思いするかもしれないわね。それでもいい?」
「もち。大歓迎」
即答だった。
「うん。それじゃ、これからもよろしくね。好きよ、桃瀬君」
ごち、とおでことおでこをくっつけた。しゃあしゃあと言ったつもりだったけど、本当はすごく恥ずかしい。
これからなんとかお互いの顔見えないし。今桃瀬君の顔見たら興奮してヘンなことしちゃいそう。
「ありがとう。……大好きだよ、えーと、その、み……都」
733 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:52:22 ID:pRnkWYxz
「……」
「……」
「みや……ん、んん。都。都。聞えてる?」
「い、いきなり……」
「へ?」
「いきなり名前で呼ばないでよ!!びっくりすんでしょーが!!」
「痛ってえええ!!」
思いっきり頭をげんこつしてやった。
「い、いきなり、し、し、下の名前なんて!ちょっと、ちょっと聞きなさい!いい?年頃の男の子がよ、女の子を
下の名前で呼ぶのって、すっごく重大なことよ?それを」
なんて不意打ちだ!
でも、ぶつけられた言葉の衝撃は……嬉しさは、驚きよりずっと強くて。
家族から、友達から呼ばれるのとは全然違うその感覚は、すごく心地よかった。
なんとなくそれを認めるのが恥ずかしくて、思わず桃瀬君の頭をはたいた。
「い、いや。都だってさっき俺のこと名前で呼んだじゃん」
「へ?」
「五十嵐先生にからかわれてたときだよ。言ってたよ、『修君』って」
うそ。まさか。
……うわ、なんか……言ったような気がするぞ。
「な?じゃあ、ほら。都も言ってよ。一回言ってるんだし、平気でしょ?」
734 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:52:56 ID:pRnkWYxz
「言うって……名前で?」
「うん」
「今ここで?」
「うん」
「どうしても?」
「うん。どうせ呼ぶんだったら、名前のほうがいいと思う」
こ、こいつは……。見ればもういつものへらへら顔で、でも目だけがさっきのまま本気の本気で。
そんな顔されたら、言うしかないじゃない。……だって、好きなんだから。
「う、うん。その。ちょっと待って、心の準備……」
「うん、待つ」
「……す…」
「す?」
「……好き、です。……しゅう、くん」
自分でも聞えないくらいの小さい声だったと思う。それでも修君はにっこり笑ってくれて、
「うん。俺も」
そう言ってくれた。
……やっぱり恥ずかしい。恥ずかしすぎる。
っていうか、なんで丁寧語になっちゃってますか、私。
「なあ、しようか?」
「なにを?」
「ドラマみたいなキス」
ぶは。
「あんた……やっぱりバカね」
「したくない?」
「……………………したい」
「じゃあ」
735 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:53:35 ID:pRnkWYxz
修君の手が頬に添えられた。おでこを離すと目の前に顔があった。
短い距離がだんだん近づいてくるのが、なんだかすごくゆっくりに感じた。
そっと目を閉じて、唇を重ねた。
軽く触れるだけじゃわからなかった、修君のあったかさがじんわり伝わってくる。
修君が私の肩を押さえた。気づいたら私、震えてたみたい。
「んむ……」
「ん、んん……ちょっと、くすぐったい……」
私が言うのにも耳を貸さず、修君が私の唇を舌でなぞる。
負けじと私も修君の口内に舌をのばした。
ぴちゃぴちゃ、っていう恥ずかしい音。だんだん頭がぼけっとしてくる。
きもちいい……。
口の中いっぱいに広がる、修君のよだれの味。
味なんてほとんどわからなかったけど、おいしい、って思った。
うわ、ヘンタイっぽいな、私。
「ん、んー……」
混濁してきた意識の中で、思った。
これドラマみたいなキスじゃなくて、エッチビデオみたいなキスだ。
……一応言っておくけどそういうの見たことあるわけじゃないわよ。
とにかく、そう思ったらにわかに下着の中が水っぽくなってきた。
「んむ、む〜!」
顔を離そうとしたら、修君の手が私の頭をおさえつけた。
息苦しくなってきたのもあったと思う。だんだん意識が遠くなってきて、何も考えられなくなってく。
736 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:54:21 ID:pRnkWYxz
「……ぷあ」
「……」
やっと口を離してくれた修君の顔は、笑ってはいたけどちょっと申し訳なさそうで、恥ずかしそうだった。
私がどんな顔してたかはわからないけど、あごの辺りに何かが流れた感覚がした。
馬鹿みたいに口あけて、よだれ垂らしてたんだと思う。
少しの沈黙。静寂。帳。
もう二人とも、これから何するのかわかってたんだ、多分。
どちらともなく体を寄せて、またおでことおでこをくっつけた。
「……しよっか」
「うん」
初めての場所が学校の家庭科室っていうのが、なんだかいけないことしてるみたいでドキドキする。
でもそんなことを気にしてる余裕はなくて、もう頭の中は修君でいっぱいだった。
「……あの、俺さ、はじめてなんだ。ヘタクソでも許してくれな」
「そ、そんなの。私だって初めてだし、上手い下手なんてわかんないわよ」
真っ白なテーブルに押し倒されて、なんとなく目があわせられなかった。
そりゃ、そうだ。自分と親以外には殆ど見せたことない体、初めて異性に見せるんだもん。
「はぷ……」
もう一度キス。修君の手が私のコートの上から胸をまさぐる。最初は手のひらでまさぐるみたいに。
そのうち、コートに手を差し込んでシャツの上から胸に刺激を走らせた。
指先で胸のてっぺんあたりをこするみたいな指使いに。
「ん、ん……!」
思わず体が跳ねた。自分でするのとは全然違う。どう動いてくるかわからない分、
体が硬くなっちゃってますます感度が強まってる。
「気持ちいい?」
「ん、ばか……恥ずかしいこと、あぅ……聞かないでよ……」
「気持ちいいんだ」
見れば修君だって笑ってはいるけど緊張してるみたいで、顔が赤い。指もなんとなくぎこちない。
……違う違う。触ってほしいの、そこじゃない。
はしたないことだと思ったけど、どんどん溢れてくるエッチな気持ちに逆らえず、修君の手に
私の手を重ねてブラの内側に導いた。
737 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:55:07 ID:pRnkWYxz
「う、わあ……」
新しい何かを見つけた子供みたいな声を出して、修君は私の胸を揉みしだく。
「んん!」
「うわ、ごめん!痛かった!?」
「い、痛くはないけど。う、うん。ちょっとびっくりしただけ」
突然、乳首をつまむんだもん。背中がゾクゾクってして、電気が走ったみたいだった。
「そっか。……ねえ、もうちょい、触ってていいかな」
「もう触ってんじゃない……気の済むようにしたら?」
言ってる私のほうが本当は触って欲しかった。
だってこれ、すごく変な感じ。今の今までよくわからない感覚だったのに、今は気持ちいいって思ってる。
もっと、もっと、いっぱい触って欲しい。
修君も落ち着いたのかさっきより少しリラックスした感じ。
全体を撫で回したり、横のあたりのお肉をぷにぷにしたり。息が荒くなってるのがわかった。
……よかった。私の体で、こーふんしてくれてるんだ。……
そう思ったらなんだかもっと、もっと気持ちよくなってきちゃって、思わず変なため息が出た。
「み、都。ブラ、はずしたい」
「え?……い、いいわよ」
我慢しきれなくなったのか、切羽詰った様子で言う修君がすごくかわいく見えた。
無理矢理シャツをたくし上げてすぐ前ホックに手をやるが、なかなかはずれない。
「あれ、この……」
「もう、何してんのよ。こうよ、こう」
修君の手をどかして自分で前をはずした。ぱら、と前掛けの部分が開けると、途端に
ひどく恥ずかしくなってきた。修君が唾を飲み込んだのがわかった。
「す、げえ……綺麗……」
「いちいち実況すんな!」
「い、いや、でもさ。その、真っ白で、乳首だけ薄いピンク色で……」
「言うなっつってんでしょ!!つーか、あんたも脱ぎなさいよ、不公平じゃない」
「あ、ああ。そっか、ごめん」
あせった様子でぱっぱと上を脱ぎ捨てた修君の体はやたらがっしりしてて、大人の男って感じがした。
一瞬だけ見とれたけど、修君はいきなり私のあらわになった胸に手を伸ばした。
738 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:55:41 ID:pRnkWYxz
「んん…!」
恥ずかしさで感覚が鋭くなったみたい。さわられただけで、さっきよりよっぽど強い快感が私を襲った。
「都って……胸、大きかったんだな」
「う、うぅん……何よぅ…はう!ち、ちっさいとでも思ってたわけ?」
「そ、そうじゃなくて。いやそうだけど……ああ、その、着やせするタイプなんだな」
それは褒められてるのか?自慢じゃないけど、こう見えてもCなのよ、私。
そう言おうと思った私の口は、いやらしいあえぎに取って代わられた。
「……おいしそう」
「え?ちょ、やだ!何してんの!……はぁん!」
唐突に修君が私の胸にむしゃぶりついた。
こんなおっきい赤ん坊、持った覚えない!そう思うのが精一杯だった。
何かを言おうとしても、信じられない快感が頭を走って、声にならない声をあげることしかできない。
「ん、ちゅ、ちゅ……じゅるる……」
「は、はふん……やだ、そ、そんなに強く、吸わないでよぉ……」
「んちゅ、んなこと、言われても……ず、ちゅ……甘くて、おいしい……おっぱい、出そう」
「出ないわよ、バカァ!!」
そう言いながら、私はこいつを引き離そうとはしなかった。
こんな褒め方でも、こいつが言ってくれたと思うと、すごく嬉しい。私は、こいつが求めてるものに
応えられてる。そう思うだけで体の力が抜けてふにゃふにゃになっちゃう。
「こっちも……」
「ひゃん!」
胸を吸い上げられながら、ズボンごしに下腹部をまさぐられた。
「こっちも見たいんだけど……いい?」
「いちいち聞くなって言ったでしょ……す、好きにしなさいよ……」
「うん……」
修君の興奮もいよいよ高まってきてるみたいで、ブラをはずすよりよっぽどたどたどしく、
私のベルトをはずした。
739 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:56:21 ID:pRnkWYxz
「ん、この……」
ズボンをたぐりおろされると、もういい加減恥ずかしさがマヒしてきた。
……こ、ここまで見せるの、こいつだけだけど。
「うわ……都、すごい濡れてる。……ぬ、脱がすよ」
「う、うん」
腰の辺りからパンツがずりおろされ、私は修君の前に生まれたままの姿をさらした。
生まれてこの方、ここまで恥ずかしい経験はしたことがないって断言しちゃう。
半ば無意識で手を足で体を隠した。
「ちょちょちょ、ちょっと待って!や、やっぱり恥ずかしい!」
「え。こ、ここまで来て?」
「う、うん。……だ、ダメってわけじゃないから、その。ちょっと待って……」
「……ごめん、もう我慢できね」
「あ、ちょっと!きゃあ!」
私が止めるのも聞かずに、無理矢理足を開かせた。
……きゃあああああああ!!やだ、やだ、もう!!
「……」
だ、黙ってないで何か言いなさいよ!!ああああ、恥ずかしい。死んじゃいたい!
気づいたら両手で顔を覆っていた。
「……」
「……」
「……都」
「何……?」
「悪い。俺、もう本当ダメだ」
「え。え、ええ!」
言いながら、修君も下をさっさと脱いでしまった。
話に聞いてただけだけど、アレは小さいころに見たお父さんのよりずっと大きくて、ずっと
力強くそそり立っていた。
う、うわ、うわあ!あ、ああなってるんだ……個人差があるのね……。
じゃ、なくて。アレ、入れるわけ?……だ、ダメダメ!入るワケない!
740 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:56:59 ID:pRnkWYxz
「ちょ、待ちなさい!入らないわよ、そんなの!」
「大丈夫。入る」
「なーんーでー、そんなことわかんのよ!ちょっと……んんんん!!」
何かに憑りつかれたみたいになった修君は、そのまま私の中に突き入れた。
「あ、やああああああああ!」
「んく……きつい……!」
「や、やだ!痛い痛い痛い!!」
信じられない痛み。そこから、何か流れ出している感覚がした。操が破られた。
「うわ……血?……ご、ごご、ごめん!だ、大丈夫!?」
我に帰った修君が平謝りした。女の子の初めてを奪ったらどうなるか、知らなかったのだろうか。
「いた……痛いぃ……」
「す、すぐ抜くから……」
「だ、ダメ!抜いちゃダメ!」
「え?」
「痛い……けど、だいじょぶよ……だいじょぶだから、だから抜かなくていい……!」
「ダメって……そんなに痛がってるじゃんか!」
「わ、わかんないの!?あんたと一緒になれて嬉しいって言ってんのよ!
だいじょぶだから、しばらくこのまま……」
ここまで言わせないとわからないあたり、やっぱりこいつは鈍感だと思った。
それにしても本当に全身が激しく痛む気がして、しばらく動けそうも無い。
そのとき、修君が私の体をそっと抱きしめた。
「……ありがと」
「なによ。別に謝らなくたっていいわよ。私がしてほしくて言ったんだから……あぅっ」
……あったかい。私も修君の体を抱きしめ返した。
お互い裸で、体中で相手を感じる。すごく幸せな感じ。痛いのに、幸せ。
矛盾してるみたいだけど、言葉にできないくらい、そう感じる。
同時に、修君に申し訳ない気もした。もっと気持ちよくなってもらいたい。はやく、はやく。
・
741 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:57:35 ID:pRnkWYxz
「もう、いいよ。動いて」
「もう?まだそんなに経ってないよ」
「い、いいから。大丈夫よ。私はつよーい女の子なんです」
なんとか笑顔をつくって言った。
修君は納得いってなかったみたいだったけど、腰のあたりがさっきから微妙に動いている。
もっと激しく動かしたいって思ってる。それくらい、初めてでもわかるわよ。
「わかった。痛かったら、ちゃんと言ってくれよ?」
「うん……そうする」
言うや、修君の腰が激しく動いた。つながってる部分から小さい水音がする。
やっぱり……痛い。かなり痛い。
「ん、ふ、はぁ、ん……!」
「み、都……やっぱり、痛いのか?」
「違うって、は、はぁん!あんたはあ、自分が、気持ちよくなること、考えてりゃいいの!」
強がりにしか聞えないと思ったけど、これでいい。
私のことを心配してくれてるのはわかる。だって、すごく気持ちよさそうな顔してた。
私の体で喜んでくれてるのが、嬉しかった。
「ん、は、はあ、や、……」
「は、はあ、はあ、はあ……ん、ぬるぬるして……!」
修君の腰の動きはますます早くなっていって、私もいつの間にか痛いっていう感覚が薄れていった。
ううん、痛くなくなったっていうか、気持ちいい。
つながってるところがすごく熱い。頭がぼうっとして、快楽神経がフル稼働して……。
「あ、やぁ、き、きもちいいよぉ……!」
「く!俺も……!はあ、はあ、はあ……」
水音と二人の息がどんどん激しくなっていく。終わりが近いのがわかる。
気づいたら涙を流していた。
「い、いっちゃう……わたし、いっちゃう、いっちゃうよぉ!」
「俺も……もうダメ…」
「あぁ、な、中は、中はダメ、よ……!そと、にぃ……」
「く、出る……!」
742 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:58:13 ID:pRnkWYxz
修君の体がひときわ大きく跳ねた。一瞬だけ体が動きを止めて、すぐにつながったところから
熱いものが私の中に注ぎ込まれた。
「あ、ああああああああああああああああ!!」
「く、あ……ッ!」
意識が、とんだ。頭が真っ白になった。
何も考えられなくなって、快感だけがあとからあとから押し寄せてきた。
いっちゃった。
「は、はあ、はあ……」
「……あ、ああ」
ずるり。私の中から修君が抜け落ちたのが分かった。注ぎ込まれたものが、体の中で
暴れてる。まだ熱くて、体中がびりびりした。
「……」
「……は、はあ」
何もしゃべれなかった。二人とも全力で走りぬけたみたいに荒い息だけついていた。
「はあ、み、みやこ……」
「う、うぅん……」
ちゅって、修君が小さくキスしてくれた。え、えへへ。恥ずかしいな。
しばらくしてようやく私も落ち着いてきた。
本当に、痛かったのは最初だけ。ああ、こんなに、好きな人とエッチするのって、こんなに
気持ちよくて、嬉しいことなんだな。
けだるい感覚。学校で、しかもお料理つくるところでこんなことしちゃってすっごい悪い気はする。
でも、もうなんかどうでもよくなっちゃった。しょうがないじゃない。
今の私は学校より、修君のほうが大事なんだもん。……えへへ。
「えーっと……都?」
「ん……?」
「その……すまん」
「え、なにが?」
「ダメっつったのに、我慢できなかった」
「何を……」
743 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:58:45 ID:pRnkWYxz
………………ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
「ちょちょちょちょちょちょっと、あんたああああああああ!!中に出すなっつったでしょおがああああああああ!!」
言われてやっと思い出した。さっきまで修君のアレが入ってたところを見たら、白い液体がどろりと流れ出していた。
半ば反射的に、机に寝転がる修君を思い切り蹴り上げた。
「いたたたたた!!ご、ごめん!ごめんなさい!!」
「な・に・を・考えてんの!!一時の快楽で人生フイにするつもり!?」
げしげし。げしげしげしげし!
何度も踏みつけた。本当に何を考えてるんだ、こいつは!!
まだ完全に裸ですごく間抜けな格好だったけど、そんなこと気にしてられなかった。
「ご、ごめんってば!!ほんと、もう!二度としないから!!」
ぴた。足を止めた。
「……に、二度としないのは、困るけど」
「え?」
「じゅ、十年くらいしたら、その。もしかしたら、そうしてくれた方がいいかもしれないこともあるかも……」
「都?」
「……な、なんでもないわよ!!とにかく、今日は安全な日だったからいいけどね、しばらくはちゃんと
ゴムつけること!!いいわね!?」
げしげし!げしげしげしげし!
「は、は、はい!わ、わかりました!!」
気づかなかったみたいだけど、今また私、恥ずかしいこと言った。
しばらくはちゃんとゴムつけること。
それってつまり、その、またしたい、ってわけで……。
ま、まあ、気づいてないみたいだしいいや。今は思いっきり蹴っ飛ばしとこう。主導権を握っとけば後々便利そうだし。
そのあとおよそ五分、徹底的に主従関係をはっきりさせる教育を施しておいた。
744 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:59:22 ID:pRnkWYxz
「……そういえば」
「ん?」
「結局、何をお願いしたのよ」
コトが終わって、はや一時間くらい。なんだか眠かったのがどこかに吹き飛んでしまって、まだ
テーブルの上でなんとなく背中合わせに座って、おしゃべりしていた。いや、もちろん服はちゃんと着てるわよ。
もう外に出ても大丈夫だとは思ったけど、なんでか動きたくなかった。
「お願い?」
「さっきお参りしたとき。あんた、いろいろお願いしてたみたいじゃない。途中で五十嵐先生きちゃって
聞きそびれちゃったけど」
「それ、今聞くこと?」
「せっかくだし、聞いときたいな」
「……わかったよ。えーと、家族が元気に過ごせますように。くるみがもっと派手になれますように。
柏木姉妹に振り回されませんように。五十嵐先生に雑用押し付けられませんように。生徒会の仕事は
俺以外のヒトに仕事が回るようになりますように。桃月ラビッツが勝ちますように」
「うん。そこまでは聞いた。あと一個、あるんでしょ?」
なんとなくわかってる。最後の一個。でも、修君の口から聞きたかった。言って欲しかった。
言葉を濁して、恥ずかしがってるのがわかった。でも、ほら。言ってよ。
「都とずっと一緒にいられますように、だよ」
「……思ったとおりね。逆につまんない」
我ながらひどいコメントだと思ったけど、それもまた照れ隠しだったと思う。
背中あわせでよかった。顔真っ赤にしてたら、バレバレだもんね。
「ひっでえな。……で、みやこは?」
「へ?」
「俺のを教えたら教えてくれんだろ?」
「ああー……」
そういえばそんな約束したっけなー。うーん。……でもなあ。
「みーやこ?」
「……やっぱりね、やっぱり」
「ん?」
「やっぱり、ないしょ!」
745 :
神様へ。:2007/03/23(金) 00:59:54 ID:pRnkWYxz
「うわ、なんだよそれ。本当にずるいぞ」
「えっへへ、女の子の秘密はそうそう安くないわよ」
修君の目を見ないまま、ごまかすみたいに言った。気づいたら、窓の外で日が昇りかけていた。
「……本当に初日の出、ここで見ることになっちゃったな」
「あ、そういやそうね。まあ、いんじゃない?たまには学校でってのも」
「たまにはってほど機会ないけどな。で、どうする?このまま徹夜明けでどこか遊び行く?」
「それもいいかもね」
どちらともなく立ち上がった。修君に手を引かれて、誰もいないのを確認して外に出た。廊下を歩きながら、窓から太陽を見た。
さっきのお願い、早速叶っちゃったけど今ならまだお願いの追加ってオッケーかしら?……オッケーってことにしとこう。
それじゃあ、こいつには内緒で、新しいお願い。
神様、神様。修君のかっこいいところ見せてくださって、ありがとうございます。
ずうずうしいと思いますけど、私のお願い、新しいの追加していいでしょうか?
「…………」
「都?どうかした?黙っちゃって」
「あ、うん。なんでもないわ」
「そう?んじゃ、どこ行こうか。別の神社に初詣でも行く?」
「あんた、全然信心深くないわね。一日で別の神様にお参りってどうなのよ」
「それもそっか。じゃあ、どこか行きたいところある?」
「そうねえ。……私の家、来る?親戚まわりで親、いないし」
「いいの?」
「いやなの?」
「……御邪魔します」
「素直でよろしい」
また照れて頭を掻く修君が、今度はとってもかわいく見えた。
さあ、新しい年が始まった。何があるだろう。何が起こるだろう。先のことはわからないけど、とりあえずわかってることは、
桃瀬修君ていう人間が、多分私の横にいてくれるってことだ。お互い、前よりずっと素直な気持ちで。
それはすごく嬉しい。それはすごく楽しい。そしてそれは、すごく幸せなことだ。
神様、神様。私の新しいお願いを聞いてください。できるなら、ずっとずっと、修君と一緒にいられますように。
おしまい。
746 :
神様へ。:2007/03/23(金) 01:00:27 ID:pRnkWYxz
おまけ
「……ん、んー?」
「五十嵐先生、起きました?」
「ん〜……早乙女君?私、なんでおんぶされてるの?」
「覚えてないんですか。飲み会でぶっつぶれちゃったんですよ。ビールに日本酒にウィスキーまで
飲んで。ちゃんぽんは体に毒ですよ」
「ああ〜、いちいちうるさいにゃ〜。だーいじょうぶよ。私、頑丈だし」
「もう学生じゃないんですから、あんまりムリしないでください」
「む、何さ。私が若くないって言いたいわけ?」
「あいたたた!あ、頭たたかないでくださいよ!そういうこと言ってるんじゃないんですって!
心配なだけです!」
「むむう。腑に落ちないところはあるが、まあ見逃してあげよう」
「はあ……」
「んで?どこに向かっとるのかね、キミの足は」
「五十嵐先生の家ですよ。頭痛ひどいでしょう?今日は一日寝てなさい」
「えー。まだまだいけるよー」
「だーめーです」
「ちぇ。お堅いんだから……」
「……」
「……」
「……」
「……ねえ、早乙女君」
「はい?」
「私たち、付き合ってどれくらいになるっけ?」
「え?ええと……学生のときのを付き合いに入れるなら……うわ、もう十年近いんじゃないですか?」
「そうだねえ。長いよねえ。……ヘンなこと聞くけどさ、キミって私のこと好き?」
「はあ?好きに決まってるじゃないですか。大好きですよ、誰より」
747 :
神様へ。:2007/03/23(金) 01:01:04 ID:pRnkWYxz
「……そっか。ごめんね」
「え?何がです?」
「実はね、さっきちょっと浮気しそうになっちった」
「ええええ!?」
「し、静かに!……しそうになっただけだよ。ねえ、私さあ、もっと早乙女君といっぱい
デートしたい。もっとキスもしたいし、エッチだって全然足りないなあ」
ぎゅっ。
「……」
「キミみたいな朴念仁と付き合ってると、ちょっと欲求不満にもなってきちゃうなあ。
もっと激しく私を求めてくれる人、探したくなっちゃうのもしょうがないよなあ」
「……」
「え?ちょ、ちょっと。なんで下ろすの。まだ私の家じゃ」
ちゅ。
「……わ。どしたの、急に」
「遠まわしに要求してくりゃわかりますよ。……もっかい、します?」
「あはは、バレたか。うん、もっかい、して」
ちゅ。
「ぷは。んー、ちょっとビールの匂いするね」
「先生もですよ。……五十嵐先生」
「ん?」
「今日は、先生の家で過ごしていいですか?一日」
「一日?」
「ええ、一日」
「……えへへ、もちろん。ちゃーんと、私のこと愛してね」
本当におしまい。
748 :
タザ:2007/03/23(金) 01:01:36 ID:pRnkWYxz
ご静読ありがとうございました。
( ;∀;) イイハナシダナー
GJ!&乙
GJ!
GGGGGJJJJJ!!!!!
久しぶりに超大作が来たな
Great Job
うん、GJだ
6号、GJ
まさに
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: lllllllli
,,,,,,,,,,,,,,,: llllllllll:
:゙!llllllllllliiiii,,,: .lllllllll|:
: ゙l!!!!lllllllll・ lllllllll|:
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: illllllllllllllllllllllll: :llllll! :  ̄^lllllll::
.,lllllllllll!!゙.,lllllllll: .゙゙′ ;lllllll:
.゙lllllll!゙` ::lllllllll|: :;llllll|
゙゙゜ : illllllllll: : llllll′
.:lllllllllll_ :llllll:
.llllllllllll゙ : lllll|
.:lllllllll!″ : llll|:
゚゙゙゙゙° lll゙
ですね
アルデンテとか難しそうだね、マッホ〜
授業が終わり、家へと帰宅する鈴音。たまには違う道から帰ろうと思い、路地へと入っていく。
ふと、気付くと、なにやら騒がしい。なんだろう、と思い鈴音は早足で路地を抜けていった。
そして、路地を抜けた先で鈴音が見たものとは、体格のいい大人5人を相手に殴り合いをするメディアであった。
正確には、メディアが一方的に蹴りやパンチを打ち込んでいたのであった。
次々と倒れる大人たち。最後の一人が倒れ、メディアは「もうあんなことはしないでね」と、笑顔で言った。
あまりの凄さに圧倒される鈴音。見てはいけないものを見てしまった鈴音は、その場から立ち去ろうとする。
だがしかし、鈴音は凍りついてしまった。「鈴音さん、そこを動かないでね」
メディアはそう言い放つと、鈴音に近寄っていき、鈴音の肩に手を乗せ「見られたからには口封じをしないと、ね?」
鈴音は恐怖に慄いた。消される、と。メディアが正面にまわり、「じゃあ、誰にも喋らないようにしますね」 鈴音は恐怖で目を閉じた。
しかし、次の瞬間、あろうことか鈴音の口腔内にメディアの舌が入り込んでくるではないか。
鈴音は驚いて目を開けた。そして思った。[そのままじゃん!] だが鈴音は、メディアの執拗な舌攻めに何も考えられなくなっていた。
(省略されました・・全てを読むには一人ひとつネタを考えてください)
わっふるわっふる
鈴音とメディアとか斬新だな
つーかこの展開だとベホ以外のほとんどのキャラがいけるな。
764 :
タザ:2007/04/02(月) 02:36:51 ID:2NvF/PyP
ぶしつけだとは思いますが、皆様のご意見をお聞かせください。
くるみに本気で好意を持ちそうなキャラは、修以外に誰がいると思いますか。
また、そのキャラはくるみのどんなところに惹かれていると思いますか。
ばかな質問をして申し訳ありません。お答えいただければ幸いです。
やっぱ店長じゃね?
長い間、一緒にいるわけだし、くるみがバイト先で生き生きしてるとこみると
やはり店長に惚れてるんじゃないか、とか思っちゃったりするわけだ。
>>764 犬神(昔からの付き合いなので地味なりに長所があることを知ってる)
店長(地味だと思ってたけど何かのきっかけで可愛いことに気付く)
棟梁(ハッピ+ブルマがプリティでキュアキュア)
勇気×くるみ
というのを思いついた
では、私は勇気×妙子を思いついた
769 :
タザ:2007/04/02(月) 22:45:11 ID:2NvF/PyP
ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
くるみ×まじかるニャンニャン(爆
俺×くるみ しかないだろw
保守
ほ
教室でぱにぽに(初版、アニメ化するからもってた)を読んでたら
「なぁ、それぱにぽにじゃね?」と後ろの席のやつにいわれた。
ちょっと怖い煙草とかすってるやつだったから
「うん、ぱにぽに。それの一巻」って説明したら
「○○って6号さんに似てるよな」とクラスの女子のことを指さした。
大人しくていつもお手伝いしている小柄で可愛いこだった。
たしかにそっくりだったし、6号さんにも彼女にも好意を抱いていたので最高の笑顔で「うん」と賛同したところ
おもむろに携帯で○○さんのハメ撮りを見せてくれました。
誰かベッキーのいる世界に連れて行ってください
鬱過ぎる
心の底からフィクションだと思うことにするからここまでにしましょう(´・ω・`)
それコピペ改変だよ
ほああああああ!!1
802 : 国連職員(大阪府):2007/04/08(日) 21:04:57.18 ID:9BsJc1+I0
誰も居ない放課後の教室
犬神君は私に執拗に舌を絡めてくる。
そして左手は胸を愛撫し、右手はスカートの中をまさぐっている
そしえついにその手は下着の中に差し込まれた。
声を出したら誰かに見つかってしまう。
しかし、あまりの快楽に私の口から我慢できずあえぎ声がこぼれた。
「ぷぃ〜・・・」
まあ1●年後と考えるのが普通だよな。
781 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 13:55:02 ID:e7YzXgFg
保守age
だけじゃあれだからなにか書こうかと思ったがそんな文才なかったぜ!
782 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 01:03:36 ID:/0J9Ouba
ほしゅ
いま早乙女×乙女を書いてるんですが、どこでHさせようか迷ってます。
ホテル?
学内?
早乙女の家?
クルマの中?
アドバイス求む
>>783 過去の早乙女乙女作品を見てみて、
まだ書かれてないシチュエーションが良いのではないか
786 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 08:55:49 ID:+mnuy2iK
早乙女の家
車の窓ガラスをマジックミラーにして通行人に見せつけながらする、というのを思いついた
そりゃマゾい
789 :
783:2007/04/22(日) 00:34:14 ID:gpaj556y
皆さまありがとうございました。
デートからの流れのシチュで書き始めてますので、出来上がり次第
ここに晒させて戴きます。
宜しくお願いします。
790 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 02:38:10 ID:ZRr7pmOU
期待してるぜ!
791 :
789:2007/04/23(月) 18:26:01 ID:h//lQCx/
早乙女×乙女を書いていた者です。
一回で終わらせられるボリュームじゃなくなってしまったので
何度かに分けて掲載します。
まず1回目。
<1>
土曜日。
いつもの私と、ちょっと違う私に変われる日。
今日は起きたときから、胸の鼓動が止まらなかった。
早乙女との、久しぶりのデートの日。
いつもと違うポニーテールに、ピンクのリップ、気づいてくれるかな?
黒のクロップドパンツに白いシャツ、紺とピンクのレジメンタルのナロータイ、
ガキっぽいって言われちゃうかな?
いつも通り、桃月駅前での待ち合わせ。
今日はクルマで来る、って言ってたけど、早乙女のヤツよりによって
真っ赤なスポーツカーなんかで乗りつけやがって。
見た目派手だしすげえ音出すから、皆こっち見てんじゃん。
『F430』って書いてあるけど、何馬力くらいあるんだろう?
『わ』ナンバーだからレンタカーなんだろうな。
でも、料金けっこう高かったのかな?
それにしても早乙女、セレブっぽいデニムとか白いデッキシューズとか
履くのはいいけど、その上はやっぱりジャージかよ。
いつものよりは高そうなやつだけどさ。
別に、無理してカッコつけなくてもいいのに。
そのままの早乙女で、いや、そのままの早乙女が、私はいいのに。
薄昏の横羽線を、スポーツカーはひた走る。
どんどん上がる、スピードメーターの数字。
甲高いエンジン音。
あっという間に見えなくなっていく、周りのクルマ。
なんだよ早乙女、けっこう運転上手いじゃん。
元町の中華街で食事して、みなとみらいをちょっと散歩して、
ストリートパフォーマンスを見たりして。
ひとしきりぶらついたけれどまだまだ夜はこれからって時間、
港の見える坂道に早乙女はクルマを停めた。
でも、ふたりっきりで何を話せばいいんだろう?
意識すればするほど、顔が赤くなっちゃうよ。
こんな状況でマジな話できるほど、私度胸ないぞ。
そうだ、ちょっと早乙女をからかってみても面白いかもしれない。
「なあ早乙女…前に、私の色仕掛けが楽しみだ、って言ってたよな」
「バカ、あれはお前をからかっただけだ。
だいたい、生徒にそんな軽い気持ちで手を出すほど、俺、
ダメ教師じゃないつもりだぞ。」
あ、顔が赤くなった。
なんか早乙女、ちょっと可愛いかも。
「そんなこと言って、けっこう本気で期待してたんじゃないのか?
私はいいんだぜ、別に。」
「おいおい、まだ子供のくせにそんなこと言ってんじゃないっての。
あと10センチ背が伸びてからまた言ってくれ。」
その一言で、ぷっちーん、と来た。
何だよ、また子供扱いかよ!
「何だよ!
私だってな、それなりの経験はあるんだぞ!
チビだからってバカにすんなよな!」
手探りで、早乙女のジーンズのジッパーを下ろす。
「おい、バカな真似はよせ、秋山!」
痛っ!
早乙女のヤツ、本気で突き飛ばしやがった!
こうなったらとことんやってやる!
「なんだよ早乙女、そんなこと言っといてこんな硬くしやがって。」
暗くてよくわからないけれど、うっすら見えるそれらしい突起に手を伸ばす。
「お、おい秋山!
やめろって!」
「私だって、もうガキじゃないんだ!
大事にしてくれるのはいいけど、子供扱いすんなよ!」
「だから、そういうことじゃなくて!」
「って、こんなカチコチになってるのは誰だよ?」
初めて触ったそこは、ほんのり暖かくって、意外と先の方まで
厚い皮に覆われていて、でもゴツゴツしてて、じっとり湿ってもいて。
私のドキドキは、最高潮に達していた。
皮に半分包まれた、先っぽの硬い部分に、私は指を伸ばした。
「おい、そこは…。」
「先っぽがいいんだろ?
こないだ読んだ本に書いてあったぞ?」
「だから、それは…サイドブレーキだ!」
「…え!?」
ポチッ、という音とともに、今まで弄んでいた棒が下がる。
次の瞬間、クルマはものすごい勢いで後ろ向きに坂を下り始めた。
「お、おい、止めろよ早乙女!」
どんどん加速していくクルマ。
でも、運転席の早乙女は半ば放心状態で。
「早乙女っ!!」
刹那、ものすごいスキール音とともに、クルマが急停止した。
あと少しで、交通量の多い通りに出る直前だった。
「バカヤロー!
俺たち、二人とも死ぬとこだったんだぞ!」
「何だよ、もっと早く言えよな!
私の気も知らないで、文句ばっかり言いやがって!
だいたいな…」
その言葉を最後まで言い終わる前に、私の頭を、早乙女は優しく撫ぜた。
その手つきは、普段の力強さとは打って変わって、本当に穏やかで
限りなく優しいものだった。
私は、されるがままに早乙女に抱きとめられていた。
胸いっぱいに、早乙女の匂い。
父親のものとも弟のものとも違うその匂いに、私は安心感を覚えた。
やっぱり、早乙女の腕の中が、私の場所なんだ。
「なあ秋山、子供扱いして悪かったよ。
でもな、物事には順序ってものがある。
焦るのはわかるよ。
でも、お前は急ぎすぎなんだ。
俺は教師、お前は生徒。
社会的に、それがどういうことだかわかるだろ?
だから最後の一線を、こんな軽々しく踏み越えちゃダメなんだ。
でも、お前にその覚悟があるなら、俺はもう止めない。
その代わり、俺もお前を最後まで受け止める。
…お前に、それだけの覚悟はあるか?」
私の目を見ながら早乙女が言った言葉に、私は、無言で頷いた。
覚悟は、とっくの昔にできていたんだ。
足りなかったのは、ほんのちょっとの勇気だけだったんだ。
素直になる、この胸に飛び込む、勇気だけだったんだ。
早乙女のキスを、私は受け入れた。
ちょっとタバコの味のする、大人のキス。
早乙女の舌とからむ、私の舌。
中学の頃、同級生と遊び半分でしたのとは違う、大人のキス。
嬉しかった。
チビチビってバカにされる私を、ガキっぽいって自分でも思ったりもする私を、
早乙女が一人の女の子として、独立した個人として見てくれるのが嬉しかった。
なんだかちょっとだけ、大人になれた気がした。
今回は以上です。
また続きを投下しますのでよろしくお願いします。
797 :
796:2007/04/24(火) 03:06:38 ID:RUBqB0Gf
続きです。
あと1〜2回行きそう。
<2>
オレンジの街灯に薄く照らされた、クルマの中。
二人の息で、すっかり白く曇ったウィンドウ。
一番後ろまでスライドさせた隣のシートから私のカラダをまさぐる、早乙女の指。
「私の胸、ちっちゃくてゴメンな。」
「いや秋山、お前らしくて可愛いぞ。」
「何だよ早乙女、お前ロリコンか?
ベキ子を見る顔が、なんか怪しかったもんな。」
「お前まで、そんな目で俺を…。」
荒い息で交わす、バカな会話。
でも、それが妙に嬉しかった。
ずっと、こんな時間が続いてほしいと思った。
でも、そんな会話は、早乙女の指がショーツの隙間から
割れ目に入ってきたときに私がたてた声で一旦ストップした。
「…んっッ、いきなりはッ、ズルいッ!」
「んー、それなりの経験はあるんじゃなかったのか、秋山?」
私の返事を意地悪そうな顔で待つ早乙女。
でも、声を出せるはずもなかった。
自分以外の手にそこを触れさせるという初めての刺激に、
カラダが反応して仕方がなかったからだ。
執拗に、乳首と割れ目の周辺を攻める早乙女。
じれったいような、くすぐったいような、物足りないような、
不思議な感触。
気持ちいい場所に指が当たるたびに、自然に出てしまう声。
入り口をクルクルされるたびに、震えてしまう背中。
いつの間にか私のクロップドパンツは脱がされ、ショーツも
片方の足首に引っかけられただけになっていた。
「背はあまり高くないのに、こっちはもう大人だな。
毛はまだまだ薄いけど、太ももまですっかりヌルヌルになってるぞ。」
「…はっ、恥ずかしいことッ、さらっと言うなよッ!
ッていうか、んぁッ、そこッ、あまりじろじろ見んなよッ!
そんなにッ、ハぁッん、ひ、広げるなよッ!」
「あれっ、覚悟できてたんじゃなかったのか?」
「それとッ、これとはッ、別問題で…って、おい、急に持ち上げるなよ!!」
早乙女は私を軽々と抱えあげると、自分の膝の上にそっと乗せた。
お尻に感じる、硬い感触。
さっきのサイドブレーキよりも熱く、ビクビクと震える感触。
これが、早乙女のアレなんだ…。
これが、私の中に入っちゃうのかな?
こんな大きくて硬いの、ホントに入るのかな?
ちょっと怖いぞこれ…。
「秋山、お前、初めてだろ?」
「なッ、何でそんなこと!?」
「カラダ硬くしてるもんな、わかるってそれくらい。」
「…っ!」
バレてたんだ…。
そっか、やっぱりわかっちゃうか…。
なんか自分が子供だって言われたような気がして、ちょっと悲しい。
「…って、おい!」
下半身から流れ込んでくる、新たな快感。
早乙女が、私の腰を押さえたまま、アレを私のアソコに擦り付けてる!
早乙女のアレの先が、窪みの部分が、私の襞に、クリに当たるたびに、出てしまう声。
ぬちゃ、ぬちゃ、と、車内に響く水音。
肉と肉のぶつかりあう、ぱん、ぱん、という響き。
このまま、入れられちゃうのかな…。
「なあ、俺はこのまま擦り付けてるだけでもいいけど、どうする?
痛いの嫌だろ?」
「んッ…わ、私はァ、どっちでも…いいぜ…ッ!
早乙女のッ…したいようにィ…はァン!」
「怖いよな。
いきなり入れられるのは、辛いよな。」
「…アソコがッ、んハぁ!
せ、切ないんだよッ!
どうにかァ、なっちゃいそうなんだよッ!」
息も絶え絶えで私がそう言った瞬間、ビクンって、早乙女のアレが跳ねた。
早乙女のアレの先から、ビュクっ、どぷっと、溢れ出る白い粘液。
それは、既にヌルヌルだった私のアソコを更にぐちゃぐちゃにして、
滴るくらいぐちゃぐちゃにして、やっと止まった。
だんだん緩んでいく、二人の荒い息。
背後の道を走り抜けていく、別のクルマの音。
遠くから聞こえる、救急車のサイレン。
…早乙女も、限界だったんだ。
私にあれだけ恥ずかしいセリフを吐いておいて、自分だってギリギリだったんだ。
中に入れて欲しいって、言わせたかったんだろうな。
そう思うと、なんだか可笑しかった。
「…秋山、途中でイっちゃって、悪かった。」
「…まさか、このまま終わる、って言わないよな?」
「…ホテル行くか?」
「…うん。」
二人とも、顔は真っ赤で。
早乙女も心なしか、ちょっと恥ずかしそうで。
私たちは、お互いの顔を見合わせて、思いっきり笑った。
今の今まで、あんなエッチなことしてたなんて思えないくらい、思い切り笑った。
久しぶりの、心からの笑いだった。
なんだか、懐かしかった。
今回は以上です。
最後の書き込みに、タイトル入れ忘れましたw
次はホテルでの2人です。
お楽しみに。
( ;∀;) イイハナシダナー
何隠したんだ?
何もかくしてないです。
その手をどけろー
そんなやりとり数分後
…で、これのどこが秘密なんだ?
いえ、これはオープンにできないでしょ
まー、実は包茎だなんて大きな声では言えないよな
それもそうですが、こうやって見せている状況自体が…ここ校内ですし…
あー、確かに誰かに見られたら、まずいかな?姫子ならオメガマズイとか言うくらいに
わかってるなら、もう…手早くお願いします
手早くって……これを私がするのか?
なんのために恥を忍んで出したと…
あー、でもさあ、皮冠りって…汚くね?
………我慢の限界がありますよ
あーー、うーー、えい!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃芹沢用おしり 彡 , - ‐ ´ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄``ー- 、 ヽ, ノ // 、 `ヽ .┃ /|_
┃ , -‐< ::::::::::/ ̄`ヽ \ 〈 .ソ く. } ┃ / __/
┃ - ´ `ヽ. ......::::::::/ `ヽ ヽ ヽ / る ┃ ( ( ̄
┃ / \:... .... ::::::::::::::::/ u `ヽ \、 、 ,' ,す }┃ /)
┃ / ヽ::::::::::::::::::::::::::, ´ |ヽ ノノ | / /C<ニン
┃λ ム `、:::;;;;;:::::::::/ ' \ )}、_ノ___,' ┃
┃ | キ ,:;; ;;;;;:::ノ u ヽ一'、IIIIIIII II} ┃
┃ l u ュ |;; ;;;;::/ キ `Y / ┃
┃ .| ッ |; l;;;,' ュ ヽ ノ ┃
┃ l |;;|.|.l ッ u 、 ./ ┃
┃ 、 ノl;| l;'、 Υ ┃
┃ ゝ ノ{;;;;|l;;;.ゝー ' l ┃
┃ ` ー-- ´/`ー '´` ヽ l ┃
┃ U / せ、せりざわさん・・・この格好恥ずかしいです・・・///┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
806 :
801:2007/05/03(木) 13:38:28 ID:aTJFb4cq
続きです。
遅くなってすみません。
<3>
早乙女が浴びるシャワーの音が、私のいるベッドまで聞こえていた。
私の少し濡れた髪が、ホテルのエアコンから噴き出す温風に揺れているのが、
壁の一面に張られた鏡越しに見えていた。
鏡の中の私は、ちょっぴり不安気で。
でも、ほんのり頬は赤くなっていて。
ついに、早乙女としちゃうんだ…。
さっきの続き、しちゃうんだ…。
アレ、入れられちゃうんだよな…。
あんな硬くて大きいモノを、私のアソコに入れられちゃうんだよな…。
腰にタオルを巻いた早乙女が、シャワー室から上がってくる。
反射的に立ち上がる私。
「秋山、覚悟はいいか?」
「あったり前だろッ!
怖がってるなんて思ってるんだろうけど、私は全然平気なんだからな!」
「ははは、ホントにそういうのお前らしいよな。
痛くしないように努力するから、痛かったら言ってくれよ。」
「望むところだよ!
ほら、いつでもかかってこい!」
「おいおい、少しはムードってものもあるだろよ…。
なあ秋山、キスしていいか?」
「あ、ああ…。」
30分ぶりの、早乙女のキス。
私の口の中をまさぐる、早乙女の舌。
くちゅ、という水音。
歯は磨いてたみたいだけれど、ほんのり香るタバコの味。
早乙女の広い、厚い胸に抱かれて、なすがままにされる私。
「ずっと、お前とこうしたかったんだ。
生徒に手を出す問題教師ってヤツかもしれないけど、俺、お前のことは
絶対本気だからな。
遊びなんかじゃない、それだけははっきり言っとくからな。」
「…そんなこと言っても、カラダは正直だよな。
さっきから私のお腹に、お前のアレ当たってるんだぜ。」
「だから、ムードが…。
ホントバカだよ、お前ってヤツは。」
そう言いながらも、早乙女の手は私のカラダをタオル越しにまさぐり続ける。
片方の手は背中から首筋へ、そして耳たぶへ。
もう一方は、私の薄い胸へと伸び続ける。
「はァっツん!」
電気のように背筋を流れる、自分でするのとは全然違う快感。
タオルの隙間から、そっと差し込まれる早乙女の指。
乳輪の周りをゆっくりと撫で、勃ち始めた乳首へと伸びる指。
ストッと落ちて早乙女のアレのあたりに引っかかって止まる、私のバスタオル。
ヤバい、段々立ってられなくなってきた。
でも、そんなこととはお構いなしに、私のカラダを這い続ける早乙女の指は
その動きを止めることはなくて。
「可愛いぞ、秋山。
そういう声も出せるんじゃないか。」
「バっ、あアッ、バカァっ!
ムードォ、ないのはッ、どっちだよっツ!
お前ッ、んっ、本当にっ、意地悪だよなァっ!」
言葉とは裏腹に、段々充血してくる私の顔。
赤みを帯び始める、私の胸。
カラダが熱くなり始めているのが、はっきりわかった。
早乙女にされるがままにされて、私、興奮しちゃってるんだ。
なんか、悔しかった。
早乙女に何もしてあげられない、息も絶え絶えに快感に溺れるだけの自分が、
悔しかった。
「お前のっ、それもッ、ヤバイッ、ことにッ、んッ、なってんじゃないかァ?」
早乙女のアレに、私も手を伸ばす。
タオルごしに伝わる、硬い、熱いアレの感触。
いっそう荒くなる、早乙女の息。
「秋山、お前!」
「私だけッ、お前に触られっぱなしって、はァっ、なんかズルいよなッ!」
早乙女のタオルが、バサっと落ちる。
わっ、アレってこんな形してるんだ!
反り返る早乙女のアレは、グロいような、可愛いような、何か不思議な感じだった。
汗なのか、それとも別のものなのか、じとっと湿っていて、先っぽの方が
反射した光のせいかなんかちょっぴりピカピカしていて。
私の腹に直に当たる、早乙女のアレ。
それに、恐る恐る指を伸ばす。
熱くて硬い、でもやっぱりカラダの一部だけあってちょっと弾力のある独特の感触。
そして、強い牡の匂い。
軽く呻く早乙女の顔を見ていると、なんだか背中がゾクゾクする。
「…っ!」
私のアソコの周辺を、そっと攻め始める早乙女。
気持ちいい場所の近くまできて、また戻っていくじれったさ。
なんだかムズムズしてきたぞ。
ヤバイって、このままだったらホントにヤバイって!
「何だ?
まだ肝心のところに触ってないのに、もうトロトロし始めてるぞ、お前のアソコ。
こう見えて結構スケベなんだな、秋山。」
「そんな…ことッ…ないッ…はァっ!」
クリに触れる、早乙女の指。
脊髄に、脳に、一気に流れ込んでくる快感。
思わず私は、早乙女のアレから手を離す。
「んあッ、ちょ、ちょっとッ、ヤバイって!」
クリを刺激しつつ、割れ目の間に入ってくる、早乙女の指。
クチュクチュと、優しく入り口をかき回されて、何か段々何も考えられなくなってくる。
…あれ?
ちょっと、どうしていきなりやめるんだよ、早乙女!
気持ちよかったのに、何で…。
「秋山、ちょっとベッドの端に尻を向けて四つんばいになってくれないか?」
「あ、ああ…これでいいか?」
「上出来だ。
後ろからの方が痛くないそうだから、その方がいいだろ?」
いよいよか…。
早乙女のアレが、私の中に…。
でも、鏡に映る、自分でコンドームを付けてる早乙女の姿は、なんだかマヌケで。
思わずちょっと笑っちゃったけど、気づかれてないよな。
「じゃ、行くぞ。」
その声とともに、早乙女が、後ろからのしかかってくる。
私の腰を掴み、腰を動かす早乙女。
早乙女のアレが、卑猥な水音を立てながら、私のアソコを外側から擦る。
ボコボコした窪みが、私の襞に、クリに引っかかりながら、行ったり来たりして。
「ハァっ…あんッ…んんッ!」
「秋山っ、そろそろ入れるぞっ!」
腰の動きを一旦止め、既に開きはじめてる私のアソコを指で広げる早乙女。
入り口にぴたっと触れる、早乙女のアレ。
早乙女は私の腰を掴むと、一気に自分の腰を差し込んだ!
「…ッ…あァッ!」
差し込んでくるような、刺されるような痛み。
ブチッ、という音。
アソコに流れ込んでくる、熱い、硬い感触。
アソコの壁に当たってる、早乙女のアレの先端。
やっと、やっと早乙女とひとつになれたんだ。
ちょっぴり痛いけれど、それがなんだかすごく嬉しかった。
ちょっぴり、涙が出た。
「大丈夫か、秋山?」
「…ッ、へ、平気だよッ!
ちょっと痛いけどッ、全然大丈夫だっ!」
「こんなキツかったら、まだ動かないほうがいいよな。
無理すんなよ。」
「ん…う、動いていいぜッ!
お前の、好きなようにッ!」
それを聞いてか、そーっと腰を動かす早乙女。
やっぱり痛いけど、だんだん慣れてきた。
「ふぁ…あンっ!」
たまに、気持ちいいところに当たる早乙女のアレ。
その頻度も、だんだん増してきて。
いつしか早乙女の腰の動きも、最初とは比べ物にならないくらい激しくなっていて。
毎回微妙に角度をずらして入ってくる早乙女のアレの動きに合わせて、私の声も
いつのまにか激しくなっていて。
「あンあンあン…っ、はァッ…ん…あァっ!」
コツッ、コツッと、アソコの奥に当たる早乙女のアレの先。
たまに、すごく気持ちいいところがあって。
そのたびに、すごく声が漏れてしまって。
初めてなのに、痛いはずなのに、こんなに…。
「んッ…ハぁッ…あンあンあンあッ…あァん!」
段々真っ白になっていく、私の意識。
二人の立てる、荒い息。
だんだん早くなるテンポ。
だめだ、もう何も考えられない!
「イクぞ、秋山っ!」
早乙女の声が、どこか遠くから聞こえてくる。
真っ白になる意識。
ホワイトアウトする視界。
「あァっん…んッ!!」
コンドームごしに、早乙女のアレの先から放たれる熱い精の感触だけが、
私の感覚のすべてだった。
お腹の中のすべてが、別の生き物のように動いていた。
今まで経験したことのない、不思議な感覚だった。
次第に落ち着いてくる息を感じながら、私はその感覚に溺れていた。
そっと、溺れていた。
今回は以上ですが、もう一回くらい続きます。
よろしくお願いします。
GJ!
怠惰なGWのさなかにいいものを見せてもらいました。
独白先生乙
学級崩壊もよろしく
「玲ちゃん大変だよ」
「なんだ」
「チンコ生えちゃった」
「げっ」
姫子がスカートをまくると、そこには立派なチンコが。
「朝起きたら生えてたの。どうしよう」
「……こればっかりはベッキーに相談しても無意味だしなあ」
「……ベッキー?」
ベッキーの名を耳にした姫子の目の色が変わる。
眼光鋭く、とても姫子のする目ではなかった。
「おい姫子! どこへ行く!?」
宮本研究室
「やめろ〜! やめて〜!」
ベッキーは半泣きで逃げ回っていた。
突然姫子がチンコ丸出しで駆け込んできて、「貞操GET処女もらい委員会ですけど」
などど意味不明の発言をしつつ、にじり寄って来るので怖い。
「はみ出るくらいLOVEです! 私の愛、受け取れー!」
「うるさい! 帰れ〜!」
「硬化ベークライトはコンクリートです。それはもう鉄筋で鉄琴が木琴の郵便馬車だ」
「帰れー!」
玲到着
「無事かベッキー!?」
「遅いよ……」
そこには顔面から下腹部まで白濁した液体にまみれたベッキーがいた。
姫子は満足しきった顔でうつ伏していた。
「……え!? 痛い痛い痛い!」
「ベッキー!?」
状況が状況なのでお互いに呆然としていた2人だが、ベッキーが均衡を破った。
「痛い! 股が、痛い……!」
「……ええ!?」
玲は信じられないという顔をして、それを見守っていた。
なんと、ベッキーの股間からチンコが生えてきているのであった。
「……あはは」
「ベ、ベッキー?」
「望ちゃん、雅ちゃん、ああ、あは、今は玲でもいいかな……」
ベッキーは、先ほどまでの姫子によく似た、大変いやらしい顔で、玲ににじり寄り始めた。
「ちょ、ちょっと……?」
玲は状況が把握できないでいた。
ビクッ、ビクッ、と、ベッキーが歩を進めるたびに、その股間のチンコは脈打った。
(これはまずい!)
玲は、混乱しつつもそれだけは確かに感じていた。
>>150-156 亀だがAAあったよー\(^o^)/
存 虎 見 妄 時 九
在 眼 て. 想 折 郎
し 流 見 に 右
た 剣 ぬ ふ こ 衛
士 ふ け の. 門
た り る よ が
ち を の う ち
に す. を な ゅ
も る ぱ
情 っ
が _,, - ――- 、、、__
,r''":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄`丶、、
l:.:.:.:.:.:.:.r'':":~: ̄`ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`丶、
ち ,lNjl:.:.:.〈rrt‐y-i 、:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶
ゅ ,r`''‐-ミtiゝ!`Y l l,:::::li:ト=、、:.:.:t、:ト、、:.:.:.:.:..:.:\
ぱ /::::,rッ''''"^>tェ'-、 ::ハ:::::ヽ:.:ヾヽ:.:.:`ぃヾヾi川:.ィッ:.ヽ
っ /:::::/::ノ::::/ィノノノ彡Y::ゝ-‐ト‐-、、::.:.:ヾソ:::ノツ:::Z::::ノ
/::::::/::ヽィ"〃ム彡彡/^l::::::::,l:::::::::::`丶、:,に"´.:ィツ':::/
/::::::/:::::(;;;;{l;三三彡7:::l::::::::l::::::::::::::::fヽ:7:.`''":.:.:.:.:.:.:l
/::::::/:::::::::ヾ;;;f~``ヾミ/:::l:::::::::l:::::::::::::::::l:::V::::::::::::.:.:.:.:.:.l、
,/::::::/::::::::::::ハ:;;ヽ,_,/::::l:::::::::l::::::::::::::::::ヽ::ヽ:::::::::.:.:.:.:.:.l::l
/:::::::/:::::::::::〃:;`'‐'´;;;/:::::l:::::::::l::::;:;:;:;::::::::::::ヽ::〉-r―一'ヾ>
ノ::::::/:;:::::::::::/i;:;:;:;:;:;/;;;/:::::リ::::::::l::::;:;:;:;:;:::::::l::l:::ヾ:.:(ヽゝ、:.:.:〉
:::::::/:;:;::::::::::/f:;:;:;:;:;:;:l;;/:::::/::::::::/::::;:;:;:;:;:;:;::::iN:::::〉ニフ `''′
`ヾL:;l:::::::::/;;l:;:;:;:;:;:;ノ7:::::/:::::;:;/:;ri:::;:;:;:;:;:;:;;::ヾ::ノ
rヾ::::::f::r'ー--{ /::::/:::::;:;/::::l::l::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::〉
ヾLlエlシ′ く::::/::::;:;:/::::::l:;:;ヾヽ:;:;:;:;:;:;/
`ゝ―-L:__:::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/
`===^``ー- 、__,,ノ
今まで書かれていないキャラって誰がいた?
>816
ズーラ
磯部
伴
伊藤さん
伊藤は…
「伊藤さんは見た」
そういう題名だけは閃いた
ズーラ×乙女
礒部×ベホイミ
判×メディア
伊藤さん×
学級崩壊の方だとあるんだけどな、磯部×ベホイミ。
あと、ダイエットした磯部×玲、ってネタもあったw
規制解除長かった
701 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/06(日) 13:08:25.92 ID:+WVIvAxcO
わちゃにゅきに嫁入りした来栖
来栖「芹沢さん……わたし……綿貫さんと結婚します」
芹沢「へ?けっ……こん?」
来栖「はい」
芹沢「へ、へぇ……そう…なんだ」
来栖「ですから、最後にお話したいことがあるんです」
芹沢「………」
来栖「わたし……芹沢さんのことが!」
芹沢「うん、わかってる」
芹沢「でもそれは、私に言うことじゃないと思うんだ」
来栖「え?」
芹沢「それは綿貫に言いな」
来栖(芹沢さん……泣いてる……)
芹沢「綿貫と、幸せにね」
来栖「……」
710 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/06(日) 13:30:45.22 ID:+WVIvAxcO
芹沢「来栖ちゃん」
来栖「……」
芹沢「大好きだよ」
来栖「え?」
芹沢「へへっ、なんか、恥ずかしいな」
来栖「芹沢さん!」
来栖「わたしやっぱり、結婚するの……」
芹沢「ダメだよ、来栖ちゃん」
来栖「だって、芹沢さんも私のこと好きって……」
芹沢「確かに好きって言ったさ」
来栖「だったらどうして?」
芹沢「もう来栖ちゃんは綿貫のものだから」
芹沢「だから、私は温かく見守ることにするよ」
芹沢「もし困ったことがあったら、相談に乗ったりはするからさ」
来栖「芹沢さん……」
713 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/06(日) 13:46:36.43 ID:+WVIvAxcO
>>704 最後の急展開にご期待くださいな
芹沢「それじゃ、私はこれで……」
来栖「芹沢さん!」
芹沢「ん?なに?」
来栖「あの……ありがとうございます!」
芹沢「お礼なんていいよ」
芹沢「お幸せに、来栖ちゃん」
来栖「はい!」
そのやりとりを見ていた綿貫
綿貫(あちゃー……あの娘ったら真に受けちゃったのね)
綿貫(ただA・B組合同の劇で私と新婚の役をやるって話をしただけなのに)
綿貫(さて……この誤解をどうやって解こうかしら?)
オチのためにここまで長くなっちゃったよ
ごぬんね?
>>814 ふたなりは大好物だけに
ネタっぽくなったのが残念。
もうちょっとエロシーンを
クローズアップして欲しかった。
827 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 23:20:08 ID:OXZQD+yE
ぱ
に
ぽ
に
X
が
833 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 17:13:58 ID:EY6IG0L7
強
い
の
は
836 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 19:44:42 ID:PD2futup
姫
子
の
鎌
オナニーでイった時
6号さん「な、//なんかへんだよぉぉぉ///////」
姫子「オナニーサイコー!!!!!」
くるみ「あん//らめぇぇ//もうイっちゃうよぉぉぉ///////」
都「あっ//あっ///あっ////…う゛/////////」
姫子自重しろwwwwwwwwww
男のオナニー事情
磯部:ベホイミ一筋 ただし、地味ベホとコスプレベホイミを使い分ける
伴:A&B対C組の野球勝負のベストセレクションをオカズにする
犬神:未だにオナニーを知らず、夢精のみ
修:黙っていても部屋に女が押しかけて来るのでオナニーする必要がない
早乙女:五十嵐に酒をおごると一発やらせてくれるので必要ない
セガール:バイト先のビデオで
店長:二次元専門
ペム:くるみに変身して
アイドルオタのメガネ:まだ精液が出ない
ジジイ:もう精液が出ない
なんか5巻みてたら
もしかしたら篠原ってハルカ姉さんに
「映研に行け」って言われたんじゃないか?と思った。
揉め事の不祥事の後始末とか愚痴や文句を言う役割として
高瀬と同じクラスで顔見知りという理由で。
そういえばハル姉のSSが無いな
相手はセオリー通り篠原か?それとも裏をかいて高瀬か?
つ爺さん
篠原とハル姉は趣味も同じのあるしな。
そういや学級崩壊にはあるけどこっちにはないな、高見沢ネタ
誰か書いてくれないものだろうか
学級崩壊のハルカの人気は異常
ほとんど独白氏一人で書いてるような印象もあるがw>高見沢人気
喫煙者って設定になってる支那
ハルカと付き合いたい
TAKAMIZAWA
もし高見沢ネタがあるとすれば…自慰ネタか?
相手が想像つかんしな
…いや、まあ、あるっちゃーあるんだけど…
高見沢×来栖
委員長’s×高見沢
高見沢×芹沢
高瀬×高見沢
>>856>>857 やっぱ百合ネタが圧倒だな
男だとやっぱり高瀬か…篠原だと微妙につりあわなそーだもんな
てか委員長'sネタ噴いたwww
向精神薬に冒されて夢と現の区別がつかなくなったハルカの幻想変態倒錯世界
五十嵐先生がたまたま桃瀬家の近くを通る
↓
「よっ!修、宿題ちゃんとやってるか!」
↓
ヨネスケばりのお宅訪問で家に上がりこむ
↓
家には修一人しかおらず、二人きりで勉強したりだらだら過ごす
↓
突然の大雨。しかも、翌朝にならないと止まないらしい
↓
「(ノ∀`)アチャーどうしよっかな」と先生
↓
修が先生泊まっていったら?と提案
↓
流石の先生もこれには賛成
↓
ゲームなどして夜も深けていく
↓
「さて、そろそろ勉強するぞ」
↓
そして夜のレッスンへ
ある日、修は教室の中で朝日を受けて目を覚ました
「何でこんなところで…確か昨日…」
まだハッキリしない頭で思い出そうとする
そう、昨日はサイフを教室に忘れたのだった。
昨日は自分のクラス以外の他所も寄ったからとか思いながら
深夜の桃月学園、やや不気味にも思えるが気楽に口笛を吹きながら歩いていた。
コツコツコツと廊下に足音が響いた
自分のクラスの中ではいくら探しても出てこなかった
「他のクラスかな…」
そして、一つの教室の前でその音は止まり鈍い音をたててドアを開いた
ドデン!!!
あまりの衝撃に修は気を失って転倒した
オバケよりも怖いその存在
それは 深夜の伊藤さん だった!!!
思い出した瞬間、再び気絶しそうになったのをなんとか堪えた修は
違和感に気づく
「なんだ……これ……」
声が震える…
なにせ、目に入ったものは下半身裸の自分
近くにトランクスとズボンもあったがそれよりも
射精した後拭きとらなかった時の臭いと居心地の悪さ
それどころか、ソレとは別の粘液がついて陰部が乾燥した跡
自分以外の陰毛
修の思考は停止した
知らない間に腕を動かしていた修の手先に何かあたり
意識が引き戻された
それは忘れたサイフ
昨日、この場所にこなければいけなかった理由だった
サイフを拾い中身を確認する
ドウテンしている修はなぜか札の枚数を数えだした
ひーふーみー…??…よー?……
自覚できなかったが恐怖に修は顔が引き攣り笑いになっていた
おかしい、札が増えている!
昨日、記憶の中のサイフは3枚しか札はなかった、それは確実だ
なのに4マイ、フエテイル!
しかも増えていた札だけ5千円だ!!!!
ア リ エ ナ イ
???!!!!?????!!!!!????!!!!!
修は声にならない絶叫を上げていた
その時、廊下に足音がしていた
教室のドアが開いた
修は目を見開いたまま、そっちを見た
奴が来た!!!!!
!?
「モモセサン、何をシテイルんですカ?」
とてつもなく高い位置から声が降りてくる
こうして、修は恐ろしい形相で口にできない状態で、
当番で朝早く来たズーラに発見され慰められながら救助された。
口の堅いズーラのおかげでこの出来事は広まらなかったが、
修は頭が上がらない相手が増えたのだった。
伊藤さんエロです。
さて、皆さんは不思議に気づいたでしょうか?
彼の……相手となった少年S、彼の陰部についていた液の乾いた跡
そこには血液はありませんでした
それはどういう事を指し示しているのでしょうか
そう
伊藤さんは少年Sが始めてではなかったと言う事なのです!!!
あなたはが一番衝撃を感じたのは、一体どこだったのでしょうか
考えれば考えるほど……
おや?
ほら、あなたの近くのその扉
その向こうに……伊藤さんが立っているかもしれませんよ
いやああああああああああああ
ズーラいい人だなー
ちょwwww吹いたwwww
伊藤さんwwwww
レベッカ宮本と教授(教え子と恩師)
上原都と教授(助手として世界中を共に旅した)
メディアと教授(元助手兼メイド)
藤宮円と高瀬和也(部活の先輩と後輩、主人と下僕?)
高見沢ハルカと篠原雅人(違う部活の先輩と後輩)
綿貫響と神原宙(部活仲間、クラスメイト)
五十嵐先生と早乙女先生(同僚、元同級生)
「まろまゆ」のくるみと店長(バイト店員と店長)
そこそこ親しい男女関係はこんな感じらしい
>871
都とくるみと修と犬神(中学からの友達)
こういう説もある↓
桃瀬兄妹、都、犬神が同じ中学。これは確定。
雅のいる小学校のOGという事は柏木姉妹は犬神とは同じ小学校?
て事は、犬神、柏木姉妹、桃瀬兄妹、都は同じ中学という事になる。
独白の人です。
早朝に失礼します。
874 :
873:2007/05/28(月) 04:16:45 ID:N8PXIJrW
<高見沢ハルカの独白:X-rated>
段々と明るくなる空を、私は見つめていた。
カーテンの隙間から、ただ見つめていた。
黄砂で薄汚れた窓から、一人、見つめていた。
休学してから、2ヶ月ほどたった月曜日の早朝。
休日明けの世間はまた普通に動き始めるのに、私の生活は今日も変わらないのだろうか。
本の山に埋もれ、2chとミクシィを行ったり来たりしながら、また今日も一日が
終わるのだろうか。
何かから逃げるように文章を書き続ける私は、社会という日差しを避け続けている私は、
このままどうなってしまうのだろうか。
切なかった。
全てが切なかった。
誰かの胸で、声を上げて泣きたかった。
どうしようもなく、私は孤独だった。
いつの間にかエスカレートした、ねちっこい性表現。
誰も幸せにならない、鬱な展開。
語りつくされた、陳腐でステレオタイプな人物描写。
自分の、マニアックで根暗な趣味丸出しの設定。
そんな自分に酔っているような、厭らしいワンパターンな文体。
そんな文章しか書けなかった。
今の私からは、そんな文章しか生み出されなかった。
その切なさが、私の胸を締め付けた。
どうしようもなく、ただ締め付けた。
でもその切なさと裏腹に、カラダは、私のカラダは何かを求めていて。
切なさを埋める何かを、ずっと求め続けていて。
カラダが、切なかった。
胸が、切なかった。
寝巻代わりのTシャツごしにうっすら見える乳首は、いつしかすっかり固くなっていて。
そこを弄ぶ指は、もう止まらなくなっていて。
私の息も、いつの間にかこんなに荒くなっていて。
875 :
873:2007/05/28(月) 04:18:10 ID:N8PXIJrW
エッチな文章を考えながら、匿名とはいえそれをネットに晒すことを考えながら
自慰にふけるなんて、私はいつからこんな人間になってしまったのだろう。
そんな文章が誰かの目に触れることを考えながら、こんな行為に浸るなんて、
いつから私はそんな変態になってしまったのだろう。
理性は、それをやめろと言っているのに。
いつか背徳感に歯止めが利かなくなるだろうことも、わかっているのに。
それでも、指は止まらなくて。
自然と、だんだんカラダの下のほうへと下りていっていて。
「んッ…ふぁ…んン!」
抑えていても、勝手に出てしまう声。
もう、酷く湿ってしまっているショーツ。
その下でヒクヒクと蠢いている、私の襞。
ショーツと皮ごしに指先に感じる、すっかり固くなった突起。
こんな私を見たら、円は、麻里亜はどんな顔をするだろうか。
篠原君は、私を軽蔑するだろうか。
芹ちゃんは、どんな目で私を見るだろうか。
だけど、指はショーツの隙間からどんどん私の中に入っていって。
その小刻みな動きを止めることは、どうしてもできなくて。
その動作にあわせて私の奥底から出てしまう声も、止めることができなくて。
「あッあン…っ、はァッ…ん!」
何も、考えられなかった。
理性なんか、どこかに飛んでいってしまっていた。
私はただ、自分の指の動きに身を任せていた。
溢れ出る液体にまみれた指が、私の全てだった。
「あァっン…んッ…!」
オルガスムスの波が、不安定な波が、その頂点を迎えるのにさほど時間はかからなかった。
白いもやのような意識の中、溢れ出る快感の余韻に、私は浸っていた。
遠くから聞こえてくる小鳥の声の中、ただ、浸り続けていた。
いつの間にか空は、もう、すっかり明るくなっていた。
窓越しに見える朝の空は、昨日のもやが嘘のように、すっかり澄み渡っていた。
私のぼんやりした意識と対照的に、ただ、澄み渡っていた。
876 :
873:2007/05/28(月) 04:19:38 ID:N8PXIJrW
以上です。
なお、この文章はフィクションですw
実際の高見沢ハルカおよび筆者の人格・趣味・性癖等とは何の関係もありませんw
(´;ω;`)ウッ…
>>873-876 GJ!
…でもエロ文書いてる人には誰でも有り得るコトなのでは?
そして思い禄に高瀬が出てないのはもうすでに高瀬がこのこと知っていてすで高見沢は高瀬n(ry
と言う事を勝手に深読み妄想プロフェシー
879 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 21:37:29 ID:+cmEKOyr
やっぱり自慰ネタだったか…
だがGJ!
独白さんもう少しネタの引き出し増やした方がいんじゃないの?
純愛か鬱しかないじゃんw
それもノーマルカップリングかソロプレイばっかw
エロパロスレ的にはエロけりゃいんだからもっと冒険してくれよw
じゃないと飽きられちゃうぜw
>>880 ケチつけるなら、まず手本を見せてからにしろ。
俺は純愛しか書けないぜ
>>880 つかこの板にいる大体のSS職人の人ってジャンル固定だと思うよ
暗いんだよw
学級崩壊スレでやってろw
それか鬱の治療に専念しろよw
885 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 23:45:51 ID:8sVcuddj
玲ちゃんのおっぱいss
独白さんリスパダールやるよw
いつ終わってもおかしくない・・
―――いや
もう終わっていて当然なんだ
どうして飽きないんだこのSSは
飽きるどころかさらにハマるような・・
独白マジック・・だ
これぞ独白マジックといわれた全盛時の鬱SSだ
独白は統失じゃなくて鬱かボダじゃねーの?
独白氏はエロい。これはガチ。
ヤニ中みたいだしセン妄だろ
鬱鬼畜展開でも甘ーい百合物でもバッチコーイ
>891
じゃ姫子×玲で甘いのをひとつ
893 :
スプレー物語:2007/06/03(日) 06:01:47 ID:2/drEM9+
姫子は激怒した。
「最近玲ちゃんもベッキーも私に冷たいの! 抱きついたり後ろから乳首こねくり回したりしても
軽いリアクションしか返してくれないし、最悪なかったことにすらされちゃうんだから!
ちょっと前まで(猫神、山椒魚の出番があったころ)なら、殴って怒って、黄色い声を上げたり
濡れたりしてくれたのに! これは一種の階級的差別だと思うヨ!」
そんなわけで対策を練るためにググったりヤフったりタイキックを食らうなどした。
そんなとき、ヤOオクでとあるものを発見した。
「これは、いける」
確信した姫子は、即入札し、なぜか誰もアクセスしないので、すぐに落札できた。
惚れ薬である。1200円だった。
「これでまた地球人のデータが取れますね」
暇をもてあました宇宙人からの差し金であり、彼らは姫子が何をやらかしても取り返しのつくように、
スパロボ式ソフトリセットも用意していた。
「うぉっしゃあ! やっちゃうぞー!」
分岐1
A.即使う
B.自分で試す
C.誰かで試す
894 :
スプレー物語:2007/06/03(日) 06:02:32 ID:2/drEM9+
A.即使う
即使えるように、惚れ薬を消臭スプレー缶に仕込んできた。
準備は万端、使うぞ!
「ああ、お前の持ってきた消臭スプレー、くるみが借りてくってさ」
玲が言った。
「うそーん」
姫子はアホなので管理不行き届きで無断で借りられてしまった。
体育館
「あー終わった終わった」
くるみはちょうどB組とのバスケ勝負を終わらせたところだった。
襟元を引っ張って、姫子から借りたスプレーを胸に直接吹き付ける。
「くるみー、私にも貸してくれよ」
「響から借りたらいいじゃん…って?!」
くるみは不意に胸の高鳴りを覚えた。
乙女の声を聞いたとたん、心拍数の上昇、顔が赤くなることなどを抑えられなくなった。
(あれ? 何この感じ胸がドキドキして何も考えられないよぉ……。
あぁ、乙女かわいいなぁ……見てるだけで幸せになっちゃうよぉ……)
「は? お前そんなに動いてねーじゃん。何顔真っ赤にしてんの?借りるよスプレー」
「はい、どぉぞ……ひゃぅうん?!」
くるみは素っ頓狂な声をあげた。
「……どうしたのくるみさーん、具合悪いのー?」
響が心配して声をかけた。
(キャー、乙女の手を触っちゃったよぉ!何かわかんないけどうれしいよぅ!
キャーどうしようどうしようマジで! たまんねー!)
くるみは、乙女にスプレーを手渡す際に触れた手の部分をもう片方の手で押さえると、
その場にしゃがみ込んで感動に打ち震えた。
「変なくるみさん……きゃあ!」
響は驚いた。乙女がスプレーを響の頭に発射したのだ。
「このスプレー、だっせえ柄だけど気持ちいいぜ? お前も使えよ……え?」
乙女も不意に胸の高鳴りを覚えた。
(響の体……柔らかそうでいいなぁ…。って何がいいんだよ私!
完全にエロ親父じゃないか!発想が。ああ、触りたいなー触っちゃおっかなー)
「おっとめー!」
「ぁああああああああああん?!」
乙女は全身に信じられないほどの快感が駆け巡るのを感じた。
鈴音が急に抱きついてきたのだ。
急に抱きつかれること自体はB組ではよくあることだが、スプレーの作用で全身性感帯のようになっているので、
鈴音のエロ肉体に密着されるのはたまらなかった。
895 :
スプレー物語:2007/06/03(日) 06:03:22 ID:2/drEM9+
説明書その1
「登録ユーザ(今は姫子)以外の方が使用された場合、自分に使った場合は、
最初に意識した対象への好意、肉欲が上がってしまいます。
他人に使った場合は、相手を自分に惚れさせることが可能です」
体育館
「どしたの乙女ー? 気持ちいいのかー。いいのんかー? ほれほれー」
「あぁ、あっ、ゃめぇえええええ!!」
鈴音の太もも、胸、ほっぺたが連続かつ刺激的に乙女に触れる。
それは3日以上ストックしてる成年男子なら発射しかねないほどの快楽だったので、
スプレーの効果にかかっている乙女はひとたまりもなかった。
「ぁああ! ぁああ! ぁあ、ぁ! らめぇぇぇええ!」
乙女はビクビクと体を震わせ、黙っていれば和風お嬢様である顔も大変なことになってしまった。
「おい、鈴音! なれなれしいぞ!」
くるみはスプレー使用後、最初に話しかけてきた乙女に惚れてしまった。
「そうよ! いつも馴れ馴れしいんだから!」
響は乙女にスプレーされたので、くるみよりもより重症だった。
そのまま鈴音とサンドイッチする形で、乙女に抱きついてしまった。
「ぁあああああああああああ!!!」
総合的に見て玲の次にエロい体つきの鈴音、けしからんムチムチぶりの響、
この2人に挟まれ、正に肉と脂肪のゆりかごに乗せられた乙女は、絶叫をあげ、失神した。
「「乙女?!」」
乙女LOVE状態のくるみと響は、失神した乙女に駆け寄る。
「……ペロ」
最初に事を起こしたのは響だった。
乙女の顔を犬のようになめ出し、先ほどまでの性的絶頂で漏れ出した唾液を吸い取り始めた。
「はぁ……ん! ぁあ……」
舌を動かすたびに、響の顔の紅潮は増していった。
「あんたがそうするんならこっちだって!」
くるみはわけのわからない力に引きづられて、乙女の上着を脱がし始めた。
そして響が顔をなめるのに対抗したのか、乙女の乳房をなめ始めた。
「あぅふん、お、おいいしい……乙女の汗、おいしいよぉ……」
896 :
スプレー物語:2007/06/03(日) 06:04:54 ID:2/drEM9+
「……ちょ、ちょっと、やめなさーい!」
意外と空気を読めるタイプの鈴音は、何とか落ち着かせないとと思い、
くるみ持参のスプレーに目を留めた。最悪のチョイスだった。
「こらー! イタズラじゃ済まないぞー?! 同姓不純交遊禁止!」
プシュー!
鈴音が思いっきり力をこめたので、ものすごい量の中身が噴出された。
「「「………?」」」
失神した乙女以外は、しばし体の感覚が消え、きょとんとしていた、が―――
「「ぁああああああああああああああああああっ?!」」
ジュクジュクジュク……
「あぁ、あ、兄貴、助けて……」
まず、くるみがその場に崩れ落ちた。
「……ぁん、た、立ってられないよぉっ!」
続いて響が。
「ぇええええええええええ?! 何これぇっ?!」
鈴音も女の子座りをして、股間を押さえようとしたが、手は虚空を空しくさまよう。
とても、そんなことは出来ない。
気絶している乙女こそ幼児体型だが、くるみも結構魅力的な女子であるし、
鈴音と響のエロい体つきは今日も多数の男子生徒を惑わせるほど。
多量のスプレー効果で性欲が爆発した今、お互いがお互いを意識するだけで、
いや、自分の肉体を意識するだけで、性の絶頂に達せざるを得ないのだ。
「マホ! くるみちゃーん!」
姫子が駆けつけたときには、その場は女子特有のフェロモン臭が立ち込める百合空間で、
かすかな寝息が聞こえるばかりであった。
BADEND
キター!!
いいねいいね。
響のエロさもよく理解していらっしゃるw
898 :
スプレー物語:2007/06/03(日) 14:46:07 ID:2/drEM9+
C.誰かで試す
「やっぱ、どれくらい効くのか試さなくっちゃまずいよね〜」
姫子は慎重に行くことにした。
映像研究会部室
「ふー、今日もいい勝負だった」
ロボ子との定例決闘を終えたドジラ、来栖柚子が着替えに来ていた。
「半端な時間だから、学食にでも寄って行こうかな? でも太っちゃうかなぁ」
柚子は減量に励む綿貫響の姿を思い起こしつつ、鏡を見た。
「――――むぅ」
スカ、スカ
響なら脂肪の溜まり場となっているところに、自分は何も持ち合わせていない。
ぽっちゃりしていない代わりに、胸もないし太ももにも肉がない。
日ごろドジラとして一日の大半を汗にまみれて過ごしている柚子には、
余分な脂肪がほとんどなく、二次性徴前のものと大差なかった。
「悲しくなっちゃうよぅ、早く行こう」
柚子は、自前の消臭・制汗スプレーを使うと、制服に袖を通し始めた。
もう慣れたもので、あっという間に着替え終えた。
部室を出、A組へと向かおうとした柚子だが、何か自分の体に違和感を感じていた。
「はぁ、はぁ…、おかしいなぁ、何だか、変……」
柚子は、歩くにつれて、乳首が立ち、股間が熱を持ち、肌も敏感になり始めていた。
そう、姫子が事前に柚子の制服にスプレーを噴射しておいたので、
時間経過と共にじょじょに成分が柚子の皮膚から吸収され、効果が現れてきたのだ。
899 :
スプレー物語:2007/06/03(日) 14:47:01 ID:2/drEM9+
「ん、んんんん、んぅ……ぁ」
だいぶ効能が出てきたのか、柚子の顔はすっかり赤く染まり、足元はふらつき、
切なげな吐息が漏れていた。
おそらく、今芹沢茜と遭遇したなら、見ただけで絶頂し、理性を失い、本能のままに襲ってしまうだろう。
「大丈夫か?来栖」
(誰かなぁ…こんなときに、あぁん?!)
同じクラスの桃瀬修だった。
来栖は百合の気が強いので、あまり意識することはなかったが、
今目の前にいる桃瀬修は、顔もよく性格もよく大体のことが出来るスーパー男子なので、
少なくとも女性としての体が求めるには十分な対象だった。
「芹沢さん、柚子はもう耐えられません! ごめんなさーい!
せめてもの操を立てる証として、心までは明け渡したりしません!」
「おいおい何を言って…ぶ!」
修は殴られた。殴られたそばからまた殴られ、ボディブローも受けた。
柚子からの不意打ちで、結構いい筋してるパンチだったので、8発目くらいで気を失った。
柚子は、映研の中でも、自分を含めて誰も入らないような暗室Cへ修を運び込んだ。
ふだん、ワイヤーなしで着ぐるみを着こなし、大道具も運ぶ柚子にとって、
多少鍛えてはいるものの、15歳男子の修を運ぶくらいは軽いことだった。
運び込むと、柚子は修を脱がせ、性交スタンバイに入った。
以前高見沢ハルカにエロ同人誌を見せられたことがあるので、男子の扱いも少しは知っていた。
性的な意味で興奮状態になっているので、男子の裸を見てもなんとも思わない。
修のチンコを握り、右手で刺激し始めたが、なかなか大きくならない。
そこで、自分の体を擦り付けて、勃起させることを試みた。
10分ほどして、ようやく修は勃起した。
これは、柚子の体の感触に修の体が反応したのではなく、
柚子の制服からにじみ出る惚れ薬スプレーの効果が、修にも浸透したためである。
ぶっちゃけ、柚子の体の感触は、同年代の男子と差がなく、アッー!でもないと勃起不能だった。
しかし、立ってしまえばこっちのもので、すっかり濡れきったというか漏れ出しそうな柚子は、
修にまたがり、交合を開始した。
「あ、あぁぁあああああああああああ?!」
入れた瞬間、柚子は絶頂し、体を反らせ、腰を中心にしてゆれ始めた。
修は変わらず気絶したままだが、柚子の腰の振りが豪快なので、一緒に動いているかのように見えた。
すでに若干、柚子の中に射精してもいた。
「こいつは効くみたいだね。柚子ちゃん、男の子に興味なさそうなのにコレだもん」
影から柚子の挙動を見守っていた姫子は「効く」ことは間違いないのだと確信し、
チェックの第一段階を終えた。
900 :
スプレー物語:2007/06/03(日) 14:47:47 ID:2/drEM9+
「さあて、効くことは間違いない、つっても、修くんなら当然かな。
もともと好かれててもおかしくないもんね。
私はもしかしたら玲ちゃん、ベッキーに飽きられてるかもだから、
もっと魅力のない人で試さなくちゃ!」
「嫌、嫌、嫌だけど、もう我慢できないっス!」
「べ、ベホイミちゃん!」
「いやだけど、ンギモヂイッ! アッ! あおおーーーーーーー!」
「べほ、べほっちゃーーん、ほ、ほあ、ホマズーーーーーーーン!」
前略、ベホイミに噴射したり、磯部に噴射したりしたらこうなった。
「うん、こりゃあ、間違いないね。優麻ちゃんくらい淫乱でも磯部くんとはやらないだろうし、
ベホイミちゃん、明らかに嫌ってたのにやりまくりだもんね、磯部と」
2人の情事を見、これなら自分でも使いこなせようと安心した姫子―――が
「あれをやったのは、あなたでしたか」
気がつくと、近くにメディアが立っていた。
確かにさっきまで視界に入っていたはずの場所に不意に、今現れたとしか思えなかった。
「メディアちゃん……?」
「スプレーですよ。あれでベホイミちゃんを惑わして、磯部さんのような
豚野郎とでもファックしてしまう状況に追い込んだのでしょう?」
メディアは、挨拶もなしに、本題に入った。
「そんなまさか、そんなわけないじゃなーい?」
「性欲を活性させ、たとえ同性でも効果を及ぼす催淫剤、ステイツで作られていると聞いたことがあります。
状況証拠から察するに、あなたがその手のものを使用したとしか考えられない!
それに、私の勘、外れたことないんですよ? そうでもなきゃ、とっくに天国にいます」
「………さすがだねー」
姫子は、もはや言い逃れは不可能と、素直な感想を述べた。
「……いっぺん死んでみますか?」
メディアの目が見開かれ、そして――――
BADEND
>以前高見沢ハルカにエロ同人誌を見せられたことがあるので
むしろ二階堂ヒカルに見せられている気がするんだが。
>900
乙
エロ小説じゃね?>ハルカ
>903
独白のことかー!!w
来栖が小説の描写だけで扱いを理解できるとは思えないんだが。
つヒント:挿絵
篠原雅人とハルカ姐の話が読みたい俺は異端ですか?
篠原雅人とハルカ姐の話が読みたい俺は異端ですね
うん異端w
俺はハルカと柚子の百合が見たいw
んじゃ俺はハルカと高瀬が見たいwww
ハルカと合法ロリで(ry
高見沢大人気だな
読んでてこっちまで暗くなる独白以外に高見沢ネタ書いてくれるヤシいないのか
俺が書くと薬で洗脳したりエイリアンが寄生したり悪霊が憑依したりになるから自重する
じゃあ間を取って
ハルカと来栖で
いや、ここは掛値なしのハルカ×高瀬でおk
んじゃ何となくで>>916-
>>946までハルカ姉と誰のがいいか投票してみるか?
ハルカ×芹沢・来栖
ハルカの大虐殺
生首を繋げて首飾りにする
>917
学級崩壊スレ池
芹来の逆襲→ハルカ
ハルカ×高瀬
またはハルカ×高瀬&篠原のサンドウィッチファック
ハルカ×篠原
初代の過去ログでも何か話題にあったし。
ハルカって誰だ
高見沢ハルカ
もたもたしてると独白さんが続きを書き始めちゃうぜ
いや、もう書き上がってるかも
このハルカ人気だ、見逃すとは思えん
鬱で死んでなければw
あえて高瀬×篠原の薔薇展開でw
好きしょみたいな感じでw
ハルカ×高瀬
高瀬が責めで、ハルカが受けのヤツ
926 :
最悪の脚本:2007/06/09(土) 23:34:36 ID:q6aN+fJs
映像研究会カメラ担当、篠原雅人の朝は早い――
「朝早くでもないと落ち着いて現像もできないからな」
思い込み激しく何しでかすかわからない後輩、体感温度を上げるデブ、危なっかしい部長がいると、
神経質な篠原は精密作業ができないのだった。
「仕事は終わったが、デブの仕業か…? 机の上のものが落ちて、部室がやけに散らかってやがる」
作者がぱにwikiで調べるのが面倒なので、映研の太い男の名前はデブで統一します。
「ん? 珍しいな、なにかの脚本か?」
床には、実際の映画で使うような装丁の脚本が落ちていた。
高見沢ハルカの影響を受け、演劇にも少々興味を持っていた篠原は、ぱらぱらとめくって見た。
「真っ白……? というか、何ページまであるんだ、これは」
めくれどもめくれども脚本は最終ページに到達しない上に全ページ白紙だった。
「注意書きが最初のページにあるな。この脚本に書いたことは現実に起こります、だと。
ただし、これは舞台演劇用の脚本なので、特撮のような表現、効果の再現は不可能です。
役者の人が知的かつ身体能力的に実現できるアクションでなければ無効になります。
大ざっぱに設定のみを書いた場合は、その規定路線を外れない範囲で劇は進行します。
時間を特に指定しない場合、状況は24時間で終了します。
直接他人を死に追いやるような行為は実行不可能です。
演劇部の部長のイタズラか? いや、あのアホそうなチビは草書体では書かないだろうな。
だとすると本物なのか? いや、わからんな…」
部長の麻里亜ほど純真ではない篠原なら本来はもっと疑ってもよさそうなものだが、
不思議と字を追うごとに信憑性を感じ、とりあえず試して見ることにした。
「とりあえず腹が減ったな。篠原が外へ出ると、誰かが篠原にお菓子を分けてくれる、と」
篠原は書き終えると部屋を出た。
すると、具合よく、綿貫響に出くわした。
彼女とは来栖を通しての知り合いというだけで、あまり面識もないのだが、
なぜだか今日に限って篠原の下へと駆け寄ってきた。
「し、篠原先輩、クッキー食べてくれませんか? 私、ダイエット中なんで…」
綿貫はそう言って袋を手渡したが、声は震えていたし、名残惜しそうだった。
「そ、それじゃ!」
廊下の向こうへと走り去るまでにも、3回ほどこっちを振り向いていた。
「…一応もう少し、誰かで試してみるか」
クッキーを食べながら、篠原はエロい事に使う前に、効力の信頼度テストをすることにした。
927 :
最悪の脚本:2007/06/09(土) 23:36:27 ID:q6aN+fJs
「明らかにそいつがやらないような事をやらせればいいんだよな。
では、2つ3つ書いてみるか」
時間は進み、大多数の生徒が登校してくる時間帯になった。
「来栖ちゃん、おはよう」
芹沢茜が、校門の前で来栖柚子に声をかけた。
「……は?」
それに対し、来栖は、信じられないような不快な顔をして応じた。
「来栖ちゃん?」
芹沢が心配して声をかけ直したのだが、来栖は一呼吸と距離をおいてから答えた。
「……あのー、気色悪いんでちゃんづけとかやめてくれません?
つーかさ、何で声かけるの? 朝から気分悪くなっちゃったよ」
「え?」
今度は芹沢が唖然とした顔になったが、来栖は無視して立ち去ってしまった。
芹沢は、しばらく呆然とした後に、こうつぶやいた。
「そうだった。私は、来栖ちゃんにすごく『嫌われてた』んだった…。
なんで、声なんかかけたんだろう…?」
「1つ目、来栖は芹沢のことが大嫌いである。成功だな」
物陰から篠原は見ていた。
芹沢は、気を取り直して自分の教室であるD組へと向かった。
「おはよー、ベホちゃん」
「おはよっス〜」
ベホイミは、魔法少女の服装をし、とても明るかった。
「今日は元気がいいね。イメチェン?」
「え? 今日は…て、『いつも』こうじゃないっスか?」
「ああ、ごめんごめん。『そうだった』ね」
芹沢は一瞬目の焦点が合わなくなってから、答えた。
「2つ目、やけに暗いD組のベホイミさんが活発になる。これも成功だな。
1つ目もそうだが、これはまずありえないことだ。このノートの効力を信じてもいいだろう。
そろそろ本気で悪用してもいいかな?」
篠原は、どんな悪用をすれば面白いか考え始めた。
このスレッドがどこに立っているかを思えば、エロ目的以外は考えられない。
大滝鉄也な
>>926>>927 GJ!!!
スクライドのマッドスプリクトとデスノートのコンビネーションはキタね
続きに期待DIE!!!
930 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 17:54:30 ID:AYjxRhE3
新作期待age
よかったらこの台詞使ってください
↓
よっこらセックス
R-20エロゲ 「ぱにぽに。」攻略法
6/17│教室へ行く │喫茶店へ行く │研究室へ行く
│ │ │
6/18│当然、声をかける │当然、声をかける │なんかかけづらいかも…
│ │ │
6/19│貧乳 │凄く目立ってますよ . │実はおれ、ポニーテール萌えなんだ
│だが断る。 │もちろん。 │うーん、できれば…
│ │ │
6/20│当たり前田のクラッカー │当たり前田のクラッカー .. │当たり前田のクラッカー
│ │ │
6/21│まさちゅーせっつ │よし、お金を貸してやろう ...│よし、お金を貸してやろう
│ │ │
6/22│何が何でも姫子を守る │何が何でもくるみを守る │何が何でもベッキーを守る
│ │ │
6/24│行ってみる │ │(自由)
│姫子とふたりきりがいいな │ │……自分で食べます
│ │ │ ■■ここで分岐■■
6/25│待て、これは孔明の罠だ . │考えるまでもなくくるみ優先 │先生大丈夫? .....│6号さんについていく
│やっぱりカニでしょう │ │研究室に行く.. │6号さんお願いします
│ │ │ ..│
6/26│ │くるみが気になるから断る │ベッキーが好き . │6号さんが好き
│ │ │ .│話を聞いてみる
6/27│とにかく姫子と屋上へ行こう │ │ .|
│ │ │ベッキールート......│6号さんルート
6/28│ │くるみに内緒でエッチはできない . │
│ │ │
6/29│一条さんに聞いてみよう ....│くるみと屋上にいく .│
│ │
│姫子ルート .│くるみルート
933 :
最悪の脚本:2007/06/17(日) 15:35:13 ID:a9WwjTeb
「なるべくライトに行こう。念のためだ。取り返しのつかないことは避けたい」
ラストダンジョンでもエリクサーを温存するタイプの篠原は、
脚本になにやら書き込むと、事の推移を見守った。
「それでですわねー。道で出会った猫さんとー」
「ああ…そうか」
「犬神くん、さっきから落ち着きがありませんわよ? 気分が優れなくて?」
「いや、なんでもない…」
犬神はなぜか目のやり場に困り、ついには軽く勃起していた。
南条は何らいやらしい格好をしているわけではなく、ただ暑いので制服を脱ぎ捨て、
下着姿になっているだけのことである。他の女子も同様、いや、メディアとベホイミだけは、
魔法少女とメイドとしての嗜むべき一線があるため、脱いでいなくて汗臭かったが磯部にはご褒美だった。
篠原が『最近暑いので、女子は校内では下着姿で過ごす』と書いた結果である。
「きゃあ! また転んじゃったぁ…」
宮田などはブラごと胸を揺らしまくり、転んだ拍子に先っちょやら女の子の穴やらをチラ見せするので、
D組の男はフル勃起状態だった。ジジイは性機能が失われて久しいので問題なかった。
「犬神くん? 聞いてますの?」
「ああ、聞いてるが…あまり近づくな。暑い…」
犬神はこう言うが、それは嘘であり、真実は、南条が顔を覗き込んでくると、
南条の乏しい胸でも谷間が現れるほど胸が強調され、犬神の性欲が持て余されて仕方がないためである。
脚本の効果により、女子が下着姿で校内を闊歩し、はしゃぎ、語らうことを誰もが不思議には思っていないのだが、
男の体は正直でm女子の下着姿を見ればゲイでもない限りは勃起してしまうのであった。
「ごくり…」
「…?」
犬神の理性が第一段階外れてしまったが、南条も犬神自身も、全く意識できないでいた。
「ところでベホちゃん、本当にいいの? 暑くない?」
芹沢が言った。
「だ、大丈夫っスよ。こいつがピンピンとしてるのにへばっちゃあ、
魔法少女失格っス。私の倍以上厚着してるようなもんっスからね…」
「教授と巡る遺跡の旅は、南米やマレー半島など、熱帯が多いので、これくらいは何でもありませーん」
メディアは、余裕の笑顔をたたえていた。
934 :
最悪の脚本:2007/06/17(日) 15:39:32 ID:a9WwjTeb
他の教室、差し当たっては1年C組―
「都ちゃんの緑色の下着、カワユイ〜」
「ちょっと、触んないでよ! 暑いじゃない!」
姫子は普段からエロトークをするタイプの人間なので、下着姿でいるのが普通のエロゲ空間でも、
場に飲まれることなく、そのエロスを思う存分鳴り響かせていた。
「一条さんはサラシなのかな? 下着も古風だね〜。でも、似合っちゃってるよぅん!」
「おほめ頂き光栄です」
「くるみちゃんさぁ、下着の色上下違っても、目立てるわけじゃないんだよ?
見苦しく目立ったって、格好よくないよ? 人様に見せるなら、上下の色そろえよう、ね?」
「うるせーうるせー、今日はたまたまなんだからさー!」
ついさっきまでは『最近暑いので、女子は校内では下着姿で過ごす』などという新常識を誰も知らなかったので、
くるみの不平は最もな話である。
「…………」
玲はそういった話の輪に加わることなく、図書館で借りてきた本を読んでいた。
玲の下着類は、手洗い、しかも1日交代しているのが丸わかりなくらい損耗しており、
シミなどが若干固定化されているので、さすがの姫子もコメント不可能、
ましてや他の女子にいたっては、いるけど見えてない扱いをしていた、
しかし、だからといって1人だけ制服を脱がずに過ごすことは、貧乏丸出しの下着姿をさらすことよりも
玲にとって屈辱的であるらしく、彼女は半ばハブ状態でも屈することなく下着姿で過ごしていた、
「さ、授業はじめるぞー」
ベッキーが、Yシャツ一枚で教室に入ってきた。教師とはいえ女の子である。
A組
「暴君ハバネロの新作が出たんだけど、食べると暑くなるのは相変わらずなのよ〜」
「いいから降りろ」
修は優麻が下着姿で自分の机に乗っているのにチンコが反応していなかった。
よく訓練されたチンコなのかゲイなのかは不明。
「いいじゃない、私だって暑いんだから」
「おはよー、あんた達、暑いのに元気ねー」
「ちょ…先生?!」
優麻はじめ、来栖からジャイ子まで仰天した。
五十嵐が下着姿で入ってきたからである。
女子にとっては常識なのだが、教師の五十嵐がそうするのは、
女子高生の間でブームのものに手を出すくらい空気が読めてなく思えたのだ。
「ちょっとー、どうかしたのー?」
五十嵐は、自分に向けられる痛い子を見るような視線に気づいた。
どうやら五十嵐は、自分のことを「女の子」だと思っているらしかった。20代半ばなのに。
そこはラストバトルの方がよかったかもな
給料日前で金と酒が切れてイライラする
こんなときは早乙女君をいじめようと思う
とりあえずベキ子ちゃんに「あいつのパソコン、金髪ロリのエロ画像しかない」と吹き込む
次に秋山に「あいつは背の低い女子高生もののエロビデオばっかりみてる」と吹き込む
次に白鳥に「あいつが高身長の女とかいうマニアAVを買ってた」と吹き込む
次に綿貫に「あいつは酔った時スレンダーな女より多少むっちりしてたほうがいいと豪語してた」と吹き込む
これで早乙女君はみんなに変な目で見られて凹むだろう。早く結果が見たい
あああと百瀬に「あいつ実はホモ」とも吹き込んだんだ…まぁいいか
>936
どっちかといや学級崩壊スレ向けのネタだなw
>>936 そしてそんなもの見てるくらいだったら私が・・・とみんなが早乙女に体を差し出すわけですね
乙女→早乙女←鈴音で3PもののSSは読んでみたいな。
>>932 一条さん・ベホイミ(魔法少女・地味分岐あり)&メディアさんルートも追加で!
942 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 01:33:44 ID:zZpt7Vem
高瀬×ハルカはまだかね?
ボカァ待ちくたびれたのだよ!
メディアとべろちゅーして待ってるよ
944 :
最悪の脚本:2007/06/25(月) 04:08:01 ID:F0tYkKCx
「…これはいよいよ、本物なのか? 信用してもいいのか?」
篠原はいよいよ自分の欲求が自在に満たせることを確信すると、むしろ怖気づいた。
「自由に何でも書いていいよ!」と作文の題を出されると何も書けないし、
いつも来栖やハルカにぼやいている、麻生麻里亜の優柔不断のくせに無茶をさせる気質も、
むしろご褒美だと内心思っている典型的奴隷労働民族日本人だからである。
他人の思惑に流されて重労働を強いられているときが一番心が安らぐのだ。
「ふう、落ち着け。これは孔明の罠だ。
取りあえず、他のメンバーに破廉恥な行動を取らせて落ち着こう。
高瀬は藤宮円にチンコの長さを測らせられる、
デブは麻生部長とバストサイズを競わされる、と、これでよし」
「…ん?!」
「どうしたんですか部長、また変な事でも思いついたんですか?」
藤宮円が不意にビクッと動いたので、高瀬は心配になって声をかけた。
「違うわよ!大切なことよ!
ねえ、あんたが女みたいな顔なのが心配だからチンコの長さ測ってあげるわ!」
「……………?」
もはや、絶句だった。
どこをどうすればそんな事が思いつかれるのか、高瀬には理解できなかった。
理解できなかったが、ぼうっとしているこの間にも、
円はつたない手つきで高瀬のファスナーを下ろし、チンコをポロリさせようとしていた。
「待ってください部長…待て、待てって、おい、いくら見た目が子供だってこれはまずいっしょ!」
「うっさいオカマ!マジでついてないんじゃないの〜?モロッコ帰りの男?」
「意味わかんねーよ!いいからやめてって!」
高瀬は普段のクールさをかなぐり捨てて必死だった。
「ねえ大滝くん、私たちおっぱい大きいわよね? 今から比べっこしません?」
「ハア?」
大滝(大道具担当のデブ、出番少ない)は聞き返した。
「比べっこですよ〜。ほらっ!」
言葉とともに麻生はブラをめくっておっぱいをポロリさせた。
さっき篠原の書いた脚本の効果が持続しっぱなしなので、
校内の女子生徒は下着姿のままである。
「ちょ、先輩?!麻生先輩!勘弁してちぇつぁいよ〜!」
大滝の短い人生のうち、女に関する経験の多くが不毛なゆえ、
瞬時にドッキリか何らかの罠と思い、できるだけ恥をかかない締めにしようと、
とりあえずそこらにあったカーテンの余りを麻里亜にかぶせる。
「巻尺使いましょーか?定規は、厳しいですよねぇ〜」
麻里亜は我関せずと、カーテンをかけられようがマイペースで行動していた。
「測ろう? 測りましょう? ね?」
「わかりましたからぁ〜、取りあえず、上着ましょう、なにか!」
大滝は自分で自分の胸囲を測った。1mオーバーだった。
「うぅ〜ん? 私、1m以上あるかなぁ?」
「ないでしょ?グラドルでも1m超えは気色悪いくらいの巨乳じゃないといませんし」
「よ〜し、いち、に、さん、し…」
「何を?」
「バストアップ体操、負けたままなのはいけないと思うのですよ」
「はあ」
脚本に「バストサイズを競え」とあったので、負けた麻里亜は勝つために努力することにした。
たぶん、多少ぽっちゃり程度の女子が、デブ男子の胸囲を上回ることは不可能だろうが。
ハルカ姉さんにノート奪われるフラグが立ってる気がする
そして不注意で芹沢の手に渡ってしまう、と
高瀬×高見沢か高見沢×高瀬か、それが問題だ
どっちで書こうかな
そしてどうエチーに持ち込もうかな
高見沢が受けのやつがいいな
高瀬が受けってさ、なんか面白みが無くて詰まらなそう
高見沢が受けだったら自分の脚本に夢中になりすぎて…自慰?
でそれを見た高瀬に脅され…
…あー、やっぱり良い案が出ないな…
950 :
947:2007/06/28(木) 23:39:24 ID:pKOOqKeO
あ、ちなみに俺『最悪の脚本』の人とは別人だからw
ボダ風味の高見沢ハルカと共依存の高瀬和也のネタを考えたが
自分の過去を思い出してあまりに痛いのでどうしようか迷い中w
鬱展開なら学級崩壊へ、ハードエロならココで、な?
とりあえず姫子の処女膜破ろうぜ
姫子の処女膜は玲を思っての双頭バイブオナニーで貫通済みw
で?高瀬×高見沢はまだカナー?(マホ
カズ&ハル期待age
956 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:04:52 ID:xJ1Hctdg
最悪脚本と高瀬×高見沢age
957 :
950:2007/07/08(日) 01:35:56 ID:QbqKP50/
結局、高瀬×高見沢は学級崩壊スレ向けで書かせてもらいました。
もし要望が多いようでしたら、オミットしたラブシーンを改めてこちらで
書かせてもらいますので宜しくお願いします。
>>957 ココ向けな高瀬×高見沢
是非お願いします
959 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 01:21:13 ID:/iIs+xgw
もしかして…高瀬×高見沢のエロパロSSってあんまり人気ナイ?
書いた人の人気が…wwwww
さようなら、独白さんwwwww
次スレはまだええか
高瀬と部長のが多かったからな…
そもそも1年以外のでやるのが少ないし
つ 委員長委員会のレズプレイ
高瀬の場合、エロフラグに入る時にもっとも確率が高い順に並べると…
@藤宮部長
A高見沢副部長
B芹沢茜
C来栖柚子
@はもう流れに任せればoけ
Aは高瀬が高見沢目当てに動きば可能性は十分アリ
Bは…芹沢の心に「変動」が起きればあるいは…
Cは1番可能性が乏しい。ほとんど来栖が芹沢目当てで、高瀬に「こうすれば芹沢と上手くイク」と騙されてエロイ目に…みたいな感じ
本番に入ってもお尻プレイだと思うw
>>964 あえて同じクラスのドMいいんちょは除外ですかそうですか
>>964 ちょっと待て、逆に女子陣が高瀬にアプローチするというのもアリじゃ?
独白氏が学級崩壊スレで書いたアレのように、誰かが何かの理由で高瀬を
ロックオンする可能性は十分ありえると思うぞ
ナルシストくさいけど一応クールキャラだし
>>965 くまったああああ!!!
素で忘れてた…orz
あ、でも余りにデカパイは高瀬は興味がない思われ(ry
>>966 それだ!
確かに高瀬はイケメンっぽい(背低いけど)からなあ…しかしそれと同時にヘタレ臭もするが…
誰かが高瀬ネタのエロパロを書いてくれること星に願いながら、カズ&ドMを妄想しながら今日は寝ゆw
>>965 あれってボダのハルカに高瀬がロックオンされてボロボロになって逃げ出したのを
ハルカが逆恨みしてるって話だろ?
ボダの実態考えたらありうる話だが、ハルカじゃなく円をボダにした方がリアルだったw
969 :
968:2007/07/11(水) 01:20:56 ID:lkO7ZdAK
果たして次スレの前に高瀬×高見沢or円部長以外のナオン共のエロSSは投稿されるのか!?
今、高瀬の"漢"が試される・・・
>>970 このスレも残り少ないしなぁ。
俺は次スレでうpされる方に一票w
972 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 02:03:53 ID:1LmyLpyF
高瀬×高見沢もそうだが、最悪のシナリオ…じゃなかった最悪の脚本はどうしたんだろう…
あ、因みに高瀬×高見沢は現スレでも新スレでも桶に五票w
次スレ立ってる?
>>972 お前ちゃんと
>>970読めよ。
「高瀬×高見沢or円部長『以外』のナオン共のエロSS」って書かれてるだろ
>>974 それは望み薄だった高瀬×麻生や高瀬×朝比奈や
完全に絶望的な高瀬×芹沢に期待しても良いという事でつか?
ん、じゃ高瀬×ハルカはいらんってこと?
もう書き始めちゃったですよ…w
いらんとはいわないが。
ただ単に
>>972が勘違いしていたことを指摘しただけ。
まー、ちゃばげ漏れのカンチなんてどーだって良いんだけどね…
それとも謝ったらよか?カンチガーイして剛面ナサイヨー
…とにかく問題は高瀬のスケコマシぶりが見れるかということなんだが
ていうか鬼見たす
(;´Д`)ハァハァ
独白の人です。
高瀬×ハルカ投下します。
981 :
980:2007/07/14(土) 23:01:10 ID:YYY9KaQg
<高瀬和也の独白:X-rated 1>
いつの間にか、俺はもう昔みたいに無邪気ではいられなくなっていた。
クールを気取りながら世の中を斜に眺めて、ネタに生きる人生なんてものは、
いつの間にか俺の前から消えてなくなっていた。
遠まわしな要求を、いつでも裏読みする洞察力。
どんなに疲れていても、忙しくても、長い愚痴や鬱話、演技にも見える体調不良の
介抱に付き合えるだけの忍耐力。
特別扱いを、決してそうとは気づかせないための演技力。
そんなものが身に付いても、俺の心の隙間は次第に広がっていった。
ハルカ先輩との小さな秘密と、弱者への奉仕をする博愛精神に溢れた自分という
自己満足を得るために、俺が失ったのはあまりにも大きい代償だった。
俺が初めてそれに気づいたのは、いつもあれだけ俺を顎で使い、バカにする部長が、
ある日、真剣な顔でこう言ってきたときだった。
「バカキザ、あんた最近ホントに目が笑ってないよ。
眉間に皺もできてるしさ、いつも。
何か、自分にウソついてるんじゃない?
いくら演劇部って言っても、そういう演技は感心できないと思うの。
それとも、ハルカの次はあんたまでおかしくなっちゃったってわけ?」
あのとき俺の受けた衝撃は、頭を棒で殴られたような、そんな感じのものだった。
俺の心のどこかにくすぶっていた不全感を、部長はそんな言葉で見事に言い当てたのだ。
でもハルカ先輩は、明らかに俺の中の不全感を分かっていて俺を振り回していた。
次第に疲れゆく俺にどこまでもしがみつき、もう俺に頼れないかもと思うと、
それまで俺に与えていた餌を少しずつ減らし始めたのだ。
青い顔をしながら辛い思い出を語るハルカ先輩を抱きしめ、「俺が、先輩を傷つける
全てから、先輩をずっと守ります!」なんて部室で言った俺。
そう言った俺にキスして、「何よ、私より身長低いクセに。」なんて、力なく笑った先輩。
夜中、先輩から突然かかってきた電話。
「今、手首切ってるの、また切っちゃったの。」という、今にも消えいりそうな
ケータイ越しの先輩の声。
朝日が上るまで、先輩の気を紛らわそうととりとめのない話を続けた俺。
ゆっくり上ってきた黄色い太陽と、欠伸をしながら朦朧とした意識で受けた授業。
初めてのデートで行った動物園。
いつもの制服の憂鬱そうな表情でなく、ターコイズのチュニックに黒いスキニーで
子供みたいにはしゃぐ先輩。
二人で食べたタイ料理に入ってた、赤いピッキーヌの辛さと、それを紛らわすペプシの炭酸。
食後に先輩が飲んでいた、白や黄色のよくわからない大量の錠剤。
観覧車から見た、ビル街を染めて沈む夕日。
赤い先輩の顔と、次第に紫に変わりゆく空。
982 :
980:2007/07/14(土) 23:02:02 ID:YYY9KaQg
初めて入ったラブホテルの、ガラスの壁で丸見えの風呂。
先輩の、いつの間にかガリガリになってしまっていたけれど、白く、暖かい肌。
キレイな白い肌なのに痛々しい切り傷だらけの、先輩の左腕。
そこを癒やすように、清めるように、ゆっくり舌を這わす俺。
次第に腕の付け根に移り、首筋に、胸に、腹に下りていく俺の舌。
だめだ、どうしても先輩との思い出ばっかりが甦ってくる。
思い出せば痛くなるだけなのに、どうしても何度もそればっかりが再生されてくる。
どこに入れればいいかよくわからない俺に、積極的に俺自身を掴んで先輩自身に導き入れる先輩。
そうだよな、もう18なんだし、そりゃ先輩は初めてじゃないよな、という、ちょっとした衝撃。
腰を動かす度に段々激しくなる先輩の甘い声と、流れ込んでくる快感。
互いの唾液が混ざり合う、激しいキス。
「私を、んンっ、私を見て…ッ…ずっと、私ッだけを見てッ…」と、うわ言のように呟く先輩。
突然訪れた絶頂と、初めて付けたゴムの中に吐き出された、俺の白い欲望。
ビクッと震える、半分白目になった先輩の背筋。
快楽の余韻の中、ティッシュで始末をする俺の鼻腔に香った、先輩の吸うソブラニーの
煙に感じた、「オトナの女」。
2本目のアメリカンスピリットに火を付けながら、俺は先輩との情事のことばかりを
いつしか考えていた。
あんなに俺を束縛し、セックスという餌で俺を釣り続けた、ハルカ先輩との情事に俺は
今でも振り回され続けているんだろうか。
セックスだけが男女の全てではないことは、もちろん頭では理解しているのに。
このままでは俺も潰れると思って、必死で逃げ出したっていうのに。
先輩の影響で吸い始めたタバコ以外は、もう俺から先輩の痕跡は消え去ろうとしていると、
ずっとそう思っていたのに。
ラジオから流れる長渕の「女よ、GOMEN」が、やけに目に染みた。
「頑張れば頑張るほど、やけに苛付いていた」というフレーズが、俺の心の中にずっと
渦巻いていた。
俺の生き方とは全然違うのに、なぜか、染み付いていた。
983 :
980:2007/07/14(土) 23:03:24 ID:YYY9KaQg
今回は以上です。
タイトルにもある通り、まだ続きます。
ハルカ以外の女子とのセックスも入る予定ですので、そちらの方面を期待されている方、
お楽しみに。
しゃーーーーんなろーーー!!!!!
待った甲斐があったぜ!
まだ続くって?いいよ!どんどんヤッちゃって!
全裸待機
次スレUPされてますか?
いんや。まだだよ
よっしゃ
…今思うと高瀬がSchool Daysの伊藤誠に見えてきた
…期待とともに不吉な予感がする
世界ィィィィイイイイイイイ!!!!!
あんなヘタレじゃないって
そろそろ次スレ準備した方がいいんジャマイカ?
そろそろ
次の人頼むわ。
そろそろ一年生も恋しくなってきた…
996 :
最悪の脚本:2007/07/15(日) 23:57:27 ID:2kpg0dnT
さて、ここもそろそろ終わらせないと
999
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。