【FF12】ファイナルファンタジー12でエロパロ3

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1名無しさん@ピンキー
【FF12】ファイナルファンタジー12でエロパロ3

ファイナルファンタジー12のエロパロSSをwktkして待つスレです。
職人さんも読み専さんもマターリ楽しみましょう。

基本的に男女CPでお願いします。
801、百合は外部板や該当スレがありますのでそちらへどうぞ。

次スレは970くらいで立てる(スレ消費スピードに応じて臨機応変に)

■前スレ
1 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142515572/
2 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1149439798/

■SS保管庫
http://s5.artemisweb.jp/eroparo/index.html
■絵うp板
http://imbbs5.net4u.org/bbs/30881FF12.html

*絵をうpした絵師さんはこのスレで「うpしました」とだけ報告してください。
アドレス貼り付けは必要ありません。
2名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 01:18:42 ID:Y2gwCjXA
何気にスレ立て初挑戦なんだけどちゃんとできてるだろうか…。
ぬかりがあったらほんと申し訳ない。
3名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 01:54:09 ID:H91zMnDt
>>1
乙!

新作はこっちに投下してもらって前スレはリレーで埋めってことでおk?
どっちも楽しみにしてます。
4名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 21:08:49 ID:NCBwBppf
優良有料動画配信サイト比較
http://hp43.0zero.jp/774/yudouga/
5名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 21:11:02 ID:J2k9IIH9
>>1
おっつ〜!!
今夜も眠れないw
6名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:09:43 ID:oF+QCso5
>>1
乙。


前スレで次スレができたらウォス×アー投下するって言ってた
SS職人さん降臨wktk
と、
前スレ埋めリレーSSバル×アーの絵師さん降臨キボン
7名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:31:37 ID:Ies96w9f
>>1
今は前スレのリレーが、どう終るか楽しみだw
ガブドレ続きもwktk
8名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:36:56 ID:oF+QCso5
>>6
間違えたorz
○ガブドレ
×ウォスアー

ダメだ禁断症状が・・・は、早くエロを・・・
9名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:15:29 ID:lB/U3f6B
前スレ、リレー完結する前に埋まっちゃうんじゃないだろうか?
10名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:18:26 ID:oF+QCso5
埋まったら埋まったで、こっちに投下してくれれば(・∀・)イイ!!
11名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:20:03 ID:NyGsR8fP
前スレのリレー完結wktk。
読み専にしようと思ったんだがヴァンネロサイドSS(ってほどでもないか)
こっちに投下ってあり?
待ってる間に書けてしまいそうだ。
12名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:22:10 ID:lB/U3f6B
>>11
ばっちこーい!
13名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:24:53 ID:oF+QCso5
>>11
ヴァンネロwktk
14名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:28:53 ID:YKNbSOJ1
>>11
ヴァンネロ、ひたすら待ってます。wktkー!
15リレー番外編 1/5:2006/09/25(月) 01:39:51 ID:NyGsR8fP
なんか前スレ埋まりそうだが、まいっか。
ではお言葉に甘えてさっさと。

時系列的にまだバルフレアはラバナスタ上空。

-----------------------
「君にも休息が必要だ。睡眠を取った方がいい」
アーシェが病に伏してして以来、側を離れようとしなかったパンネロに
背後から低く声がかけられた。
「・・・小父さま、でも!」
「陛下の為にも君に倒れられては困る。何かあったら必ず使いをよこすから安心しなさい」
「何かって、もう!縁起でもないんだから!」
「・・・すまない」
「でも心配してくれてありがとう。そうね、アーシェ様きっと大丈夫ですよね。」
「ああ、私も信じている」
お互いに言い聞かせるよう頷きあい、寝顔さえも苦しげなアーシェを見遣った。


後をバッシュに任せ、用意された小部屋で夜着に着替えたものの
眠れないパンネロは固く目をつぶって何度も寝返りを打っていた。

ふと、窓からガチャリと不審な音。続いて影がよぎった気がして思わず身を固くする。
(誰・・・?)
かつての旅で身につけた格闘術はまだ忘れていないはず。
迫る侵入者の気配に神経を集中させ間合いを見計らう。
そしてその瞬間、シーツを投げつけたパンネロは立ち上がりサッと身構えた。

「うわ!なにすんだよ!」
王宮の警備を潜り抜けた手練の者にしては間抜けな叫び声に思わず脱力する。
「ちょっとヴァン?何やってんのよこんなとこで!」
「静かにしろよな。誰か来たらどうすんだよ」
「何言ってんの!もうッ!勝手なんだから」
「怒るなって。ヘヘッ、こういうのも空賊らしくていいだろ?」
16リレー番外編 2/5:2006/09/25(月) 01:41:00 ID:NyGsR8fP
「それで、バルフレアさんは・・・?」
ベッドに並んで腰掛けたヴァンが黙って首を横に振る。
「そう・・・」
「でもさ、俺、絶対来ると思う。そりゃいつもスカした奴だけどさ。
バルフレアがあんなに苦しんでるあいつをほっとけるわけないじゃん。
ちゃんと話をすれば分かるさ。オレが連れてきてやるって」
「だからあいつ、いや、アーシェもさ、きっと大丈夫だ。」
「うん」
「だからさ・・・泣くなよ」
「うん・・・」
頬を伝い淡く輝く涙の一筋に、そして震える唇に口付ける。

不意に伊達男からいつか聞いたセリフがヴァンの頭をよぎった。
「いくらお前でもそのうち女の一人や二人ぐらいできるだろ。ならよーく覚えとけ」
「女は寂しいのが苦手な生き物だ。惚れた女にだけはそんな思いをさせるんじゃねえぞ」

(あんただって・・・あんただって分かってるくせに!)

「ヴァン?」
無意識のうちにパンネロを抱きしめていた。
「絶対俺の方がバルフレアよりいい男だよな。好きな女を一人になんかさせないもんな!」
「こんな時に・・・バカ」
「バカじゃねえって」
パンネロは見上げた顔に黙ってキスを落とす。
17リレー番外編 3/5:2006/09/25(月) 01:41:53 ID:NyGsR8fP
と、離れようとした唇をすかさず捕らえられた。
噛み付くような性急なキスにパンネロは驚いたが
それまでとは打って変わった眼差しに出会って、そっと目を閉じる。
追いかけてくる舌に翻弄されあっという間にキスに意識を奪われていく。

やがて糸を引いて離れた唇は首筋を辿って、夜着を落とされ露になった
肩の曲線から華奢な二の腕へ、方向を変えて小ぶりで張りのある乳房へ。
「ん・・・っ」
ツンと上向いた小さな乳首に吸い付きながら暖かい肌の匂いを胸いっぱいに吸い込む。
ふくらみを両手で持ち上げてはその柔らかさを確かめるように何度も何度もこね回す。
色づいた乳首が芯を持って硬く張り詰めてくると、片手は乳房に添えたまま
もう片手を臍から腰に回し、白い体をゆっくりとベッドに横たえた。

「あっあっ・・・んん・・・ッ」
押し殺した声とチュクチュクと粘る音が夜の静けさの中で響く。
「あ、やだ、はずかしいよ・・・」
両手で顔を覆ったパンネロの足の間に顔をうずめて、隠された真珠を舌で突付いたり
蜜の湧き出る場所に唇を押し当てると、欲望が暴走しはじめる。
股間にドクドクと血が流れ込んでいくのを感じる。

(「レディの扱いは丁寧にな。あの時はみんなどっかのお姫さんだと思え」)
(あんたなら絶対・・・)
18リレー番外編 4/5:2006/09/25(月) 01:45:46 ID:NyGsR8fP
「どうしたの?」
「なんでもない。あの、いいか?」
潤んだ目で頷くパンネロの膝を左右に開かせると、すっかり硬く勃ち上がって
先走りに濡れヒクヒクと震えるモノに手を添えそこへあてがう。
2、3度擦り付けて更に潤すとジュクリと音を立てながら秘裂の半ばまで挿入した。
少し抵抗を覚えた所で一度抜いて、今度は根元までゆっくりと押し込む。
「あ、ンーッ!」
ぬめる襞がうごめき雁首から根元までぴったりと締め付け包み込んでくれる。
「パンネ、ロ・・・あったかい」
思わず詰まりそうになった息を整えると腰を前後に動かし始める。
「は、あ、ぁ、んあ・・・あッ・・・ヴァ・・・ンッ・・・」
「ん・・・ン・・・」
繋がった部分から頭の芯まで快感が走り抜け、呼吸が浅くなるとともに
出し入れする動きもどんどん早くなっていく。
淫らな音も激しさを増していったが余裕のないふたりの耳にはもう届かなかった。

「あ、パンネロ、パンネロ・・・」
「ヴァン・・・あ・・・ぁ・・・もう・・・」
限界を訴える声と不規則なリズムの締め付けに体のコントロールが利かない。
パンネロの膝裏を持ち上げると、本能の訴えるまま襞に擦りつけるように腰を動かし
目の前でゆさゆさと揺れる乳房にむしゃぶりついた。
「もう・・・だめぇ・・・ッ」
「俺も・・・う・・・ッ!」
互いがドロドロに溶け合っていくような感覚の後、同時に絶頂を迎えた。
何度か腰を震わせパンネロの中に精液を全て出し終えると
ヴァンはズルリと抜いて荒い息のまま倒れるように覆い被さる。
真っ白になったパンネロの意識は胎内でじわりと広がるあたたかさを感じながら明滅し、
そのまま穏やかな闇へと溶けていった。
19リレー番外編 5/5:2006/09/25(月) 01:51:25 ID:NyGsR8fP
「んがッ、フゴ・・・」
朝の光と奇妙な音に眠りの世界から呼び戻された。
目を擦りながら視線を上げると平和そのものの寝顔がそこにある。
今にもベッドから落ちそうなほど奔放な格好になっているのに
不思議と腕枕だけ外れてはいない。
目が醒めたら腕の痺れにまたひと騒ぎをするのだろう。

そっと身を起こしクスッと笑んだ刹那・・・
重い現実に引き戻される。
それでもこの顔を見ていると、何食わぬ顔でひょっこりバルフレアが現れ
きっとアーシェも・・・おとぎ話のように幸せな結末がきっと。

「信じて、いいんだよね?」
根拠もなくそんな気がした。

-----------------------------

ちと性春バカップルだったかも。失礼。
では本編の続きよろです。
20名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:53:33 ID:lB/U3f6B
GJ!
リレー本編wktk
21名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:54:46 ID:sxcpf+Dp
わっΣ(゚Д゚)前スレから誘導されて来てみればこんなに人がw

とりあえず>>1乙!
そしてサイドSS乙!
22名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:54:58 ID:/EMM3kQI
>>15-19

GJ!!!性春バカップル2人かわいいなぁ。
色んな意味で今夜は眠れないな。
23リレー続き:2006/09/25(月) 01:54:58 ID:Zo10LNHo
気丈な瞳とは裏腹に、弱りきった身体は自らを長く支えられず、ふらりと揺らいだ。
バルフレアの腕が、がっしりとその身体を支える。
「お望みのままに、姫君。……いや、アーシェ、違う。
俺は命令で女王を抱くんじゃない。惚れた女を抱くんだ」
バルフレアはまるでひび割れたガラス細工を扱うようにアーシェを抱き上げ、そっと寝台に降ろした。
横たえたアーシェの髪に、額に、頬に、まぶたに、唇に、くちづけの雨を降らせる。
くちづけの数だけ自らの命を分けられると信じるように、また自分の唇にアーシェのすべてを覚えこませるように。
「バルフレア……バルフレア」
自分を求めて力なく差し伸べられる指の先に、血管が透けて見える手首に、指が回りそうな細い首筋に、バルフレアはくちづけを繰り返す。
「お願い……私を、覚えていて」
乳房の頂に舌を這わせ、指先はウエストから腰、その下の秘められた部分を彷徨う。
そこは既にしっとりと湿りを帯び、アーシェの生を証立てている。
「忘れるわけが……!アーシェ、お前は生きるんだ。こんなところで、俺はお前を失えない……!」
バルフレアはアーシェの中に入ろうとして、その身体への負担にふと躊躇った。
それを敏感に察したのか、アーシェは目を開き、バルフレアの目をまっすぐに見る。
「バルフレア……お願い」
「アーシェ……!」
「……私……今、久しぶりに、生き始めたような気がする……」
バルフレア自身を胎内に感じ、強く抱きしめられ、アーシェは幸せそうに微笑みを浮かべた。
24リレー β-1:2006/09/25(月) 02:10:04 ID:YKNbSOJ1
(前スレ、>998から)

「いえ、抱きなさい、バルフレア」
殷々と、アーシェの声が室に響く。
ふっ、とバルフレアは笑った。
「俺は、下賎な空賊だからよ――」
ふわり、と自分の上着をアーシェにかけると、バルフレアはアーシェの額に口付けた。
「女王様でも、命令は、聞けないな」
刹那、鋭く小さな手刀がアーシェの首の裏に落ちた。
「うぅっ――!」
(アーシェ、すまねえ――)
床に崩れ落ちる前に、その羽のように軽い身体をバルフレアは受け止める。
「お前を、死なせる訳にはいかねえんだよ。俺は、惚れた女には厳しいタチでね」
ぐったりと己に身を預けるアーシェを、痛々しく、バルフレアは見下ろした。
(どんな風でも、生きろ――死ぬなんて、俺は許さねえ――)
身体を持ち上げ、バルフレアは扉を開けた
25リレー β-2:2006/09/25(月) 02:14:24 ID:YKNbSOJ1
「バッ――いや、ジャッジ・ガブラス。お前に、女王は託す」
「私は既に、他国の――」
「馬鹿野郎!!」
バルフレアはバッシュに詰め寄った。
「ガブラス――いや、バッシュ!お前は、『こいつ』と走り回った時を忘れたのかよ!」
「バルフレア――」
「それに大体、ようやく落ち着いてきた世界が、揺らぐような事はラーサー殿も望んで
ないんじゃねえのか?」
バッシュは目を細くしてバルフレアを睨めつける。
「ラバナスタの希望が堕ちる――そんな事はあっちゃ、いけねえんだよ。王ってのは、
希望なんだ。お前が一番わかっているだろう?」
バルフレアはくい、と顎をしゃくってヴァンを呼び寄せた。
「ラーサー殿なら、上手くおさめてくれる。なるべく早く、こっちはアーシェを治す手段
を探す――おい、ヴァン!うろちょろしてねーで、とっととシュトラールに乗り込みや
がれ。お前の飛空艇なんぞで世界を飛んだら百年あっても足りねーよ!パンネロ!
お前もフランをサポートしろ!」
26名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 02:14:39 ID:Zo10LNHo
おお、生きるED!
27リレー続き:2006/09/25(月) 02:20:26 ID:Zo10LNHo
「大丈夫……動いて。もっと貴方を頂戴、バルフレア……私が、貴方をずっと覚えていられるように」
アーシェを気遣いながら、バルフレアが動き出す。指と指をしっかりと絡み合わせ、
もう決して離れないといいたげにくちづけを交わし合う。
アーシェの青白かった頬が、ほんのりと血の色を昇らせている。その色に煽られるように、バルフレアの余裕がなくなっていく。
「アーシェ……アーシェ」
「バルフレア…」
くちづけの合間に、ただひたすらに互いの名を呼び合う。今この瞬間、他の言葉など必要はなかった。
これまで呼べなかった分を取り戻すかのように、ただその名を呼びつづける。
「……くっ」
アーシェの内部がうねり、締め付け、バルフレア自身を頂点に誘おうとする。
アーシェは泣くようなかすれた声で、自らの絶頂が近いことを告げる。
「おね、がい、貴方を……」
アーシェの脚が、バルフレアの腰に絡みついた。
「アーシェ……」
すぐに解けそうなその脚に誘われるように、バルフレアはアーシェの中に自身を解き放つ。
その瞬間アーシェの背が一度弓なりに反り、ぐったりと力を失った。
28名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 02:21:18 ID:lB/U3f6B
ハッピーEDクル━━━(゚∀゚)━━━!?
29名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 02:24:58 ID:oF+QCso5
dkdkwktk(ドキドキワクテカ)
30名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 02:26:51 ID:NyGsR8fP
うはwオラなんかドキワクしてきたぞ。
マルチ展開イイ!
31名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 02:31:44 ID:Ies96w9f
やばい!凄くいい!wktk
32リレー β-3:2006/09/25(月) 02:45:20 ID:YKNbSOJ1
「フラン、飛ぶぞ」
「嫌ね、焦って。若いって、忙しくて大変――」
「バルフレア、何処に飛ぶんだよ!アーシェの病気を癒す何かを探すなら、俺と
別行動の方が良いんじゃないのか?」
「ヴァン!早く、位置に付いてよ。シュトラールの使い方、忘れたの?」
「お前ら、どうでも良いから、『仲間』を救うためなんだから、黙ってさっさと動け!」
バルフレアが叫んだ――船の中は、一瞬沈黙に包まれる。
「貴方こそ、その口を閉じたらどう?」
「バルフレアも熱くなるんだなあ」
「皆、ちょっと待って。左後方に、敵艦!」
緊張がシュトラールに走る。
「今の俺に歯向かうなんて、命知らずだな――ぶっ壊してやる」
「あら、怖いわね」
「アーシェも怖いよ」
「うーん、アーシェさんの方が威厳があったかなあ」
バルフレアは叫んだ。
「お前ら、とっとと動け!」
33リレー β-4:2006/09/25(月) 02:47:25 ID:YKNbSOJ1
貴方に抱かれるなら、死んでも良いの。

細い、身体。

バルフレアは、思い出す。

会いたくて会いたくて会いたくて――アーシェは泣いた。

(アーシェ、一緒だよ。お前に会いたくて会いたくて)

壊そうと思った、お前の身体を。
どんな罰でも受けようと思った。
一つになれるなら、両目を潰れされても良いと思った
両腕を失おうと、それでも良かった。
だが、バルフレアはもっと、もっと欲しかったのだ。

笑うアーシェ、
頬を膨らませ、つんと横を向くアーシェ。
涙ぐんで、己を睨むアーシェ。
お前の未来が――欲しかった。

馬鹿野郎、お前を、死なせられる訳、ないじゃないか――!

お前を抱くために、俺は戦う。
お前に抱かれる為に、俺は飛ぶ。
そして、また飛ぼう。一緒に、飛ぼう。
34リレー β-5:2006/09/25(月) 02:50:24 ID:YKNbSOJ1
お前は、一国の王として収まる器じゃないんだぞ。あんな、冷たい石の都で一人――
病気になって当然だ――羽を奪われた鳥は、鳴かなくなるに決まってるんだ!
「今畜生!」
「フラン――、手ごわいよ。旋回して、逃げよう!」
「馬鹿!ヴァン!行けるわよ――撃って!」
「はいはい、坊や達――ぬるい戦いねえ。バルフレア、目を開いてる?」
「開いてるぜ、フラン」

失うものを得たバルフレアは、その幸福と恐怖に驚愕する。

会いたい、会いたい、会いたい。

アーシェの声が聞こえる。
戦いの最中なのに、その白い肌が、傷一つない身体が目に浮かぶ。

「お前を――抱くからな、アーシェ」

連撃が終わって、敵は去る。
ふう、と息を吐いてバルフレアは耳から、感知装置をはずした。
35前スレ990:2006/09/25(月) 03:43:34 ID:sxcpf+Dp
うぉぉ・・・すごすぎる。
こんな中に漏れのリレー続き落とすなんておこがましいが、投下させて頂きます

今スレ>>23からリレー継続させてもらいます
36前スレ990:2006/09/25(月) 03:47:06 ID:sxcpf+Dp
「あああ・・・っ!」
ゆっくりとした律動を感じると、アーシェは薄く背を仰け反らせた。
バルフレアの身体に震える腕を回し、しっかりとしがみつく。
空を自由に泳ぐその身から振り落とされない様に。
愛しい人の居るこの世界から−我が身が掻き消えてしまわない様に。

「バ・・ルフレア・・・っ」
そしてその愛しい名を幾度と無く叫んだ。
自分自身に聞かせる様に。

「・・・アーシェ・・・」
アーシェの痩せた細い身体を抱いている自分が、酷く醜く思えた。
その罪の重さに押しつぶされそうになりながら、その中を乱していく。
絡みつく内壁がそのもっと奥へと誘う様に蠢き、包み込む。
その熱さにバルフレアは痺れる様な感覚を覚えた。

もう・・・限界だ・・・

きっとこの熱を放てば、アーシェは消えてしまう。
そう思うと喉の奥から唸りが漏れ、頬を涙が伝う。
儚く揺らめくアーシェの身体を捕まえる様に抱き締めた。

「アーシェ・・・アーシェ・・・っ」

涙の伝う頬を優しく両手で挟むと、アーシェはその姿を見つめた。
愛しい人が自分の名を呼び、その熱を体内に感じる事が出来る。
その目の中に納まった、自分の顔はとても安らかで。
身体中に満ちる、正体の知れない何かを感じたアーシェは一つ呟いた。

「バルフレア・・・」

・・・ありがとう

そして、柔らかく微笑んだ。

「・・・・・・アーシェ・・・・・いくな・・・いくなぁぁ!」

そんなアーシェに涙を落としながら、バルフレアが叫んだ。
最後に突き立てた最奥に、己の全てを吐き出しながら。
そして遠のく意識の中、バルフレアはアーシェの身体をきつく抱き締めた。

そこで全ての意識は−飛んだ。
37前スレ990:2006/09/25(月) 03:48:27 ID:sxcpf+Dp
夜が開け始めた空は白み始めていた。
シュトラールに残ったヴァン、フラン、バッシュは扉の開く音を聞き、
一斉にその音のする方へ駆け寄った。

ふらふらと、ジャッジの鎧を身にまとったバルフレアが歩をすすめる。
崩れそうになったその身体を、バッシュが支えた。

その光景に、その場に居た誰もが否定出来ない考えを巡らした。
−最悪の結末を。

唇を噛み締めたヴァンが崩れ落ちて床を殴った。
つと顔を背けたフランの手は小さく震えていた。
バッシュは蒼白の顔でバルフレアの身体を支えた。

どうにか身を立て直したバルフレアが、力無い手で兜を外す。
その下から覗いたのは、虚ろな目のバルフレアだった。
その身体を支えていたバッシュが重い口を開く。

「・・・バルフレア・・・すまない・・・」

「・・・アーシェは・・・」

掠れる声でバルフレアが伝えようとする真実に、
耳を塞ぐ思いでバッシュが叫んだ。

「もういいんだ!」

鎧の肩を掴んだ手がみしみしと軋む。
そのまま俯いたバッシュに、バルフレアは言葉の続きを告げた。

・・・・・・
38名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 04:00:15 ID:lB/U3f6B
dkdk
39前スレ990:2006/09/25(月) 04:02:36 ID:sxcpf+Dp
−その数時間前。

薄く開いた目の先には白い天井が広がっている。
ぼんやりと、緩く瞬きをしながら記憶を反芻していた。

−あれは、夢・・・?

霞む記憶を辿っていく。
愛しい人。
幾度と無く名を呼ぶ声。
その身体の熱が呼び起こされる。
そして・・・互いの熱を放った。
最後に、その目の中に映る自分の姿を見た。
幸せそうに微笑む自分の顔を・・・

・・・・・!
弾かれる様に身を起こすと、側に横たわる身体を見た。
まるで抜け殻の様なその姿。
その肩を掴むと、大きく揺すりその名を叫んだ。

















「・・・・・バルフレア−−−!!?」
40前スレ990:2006/09/25(月) 04:03:31 ID:sxcpf+Dp
それはまるで魂でも吸い取られたかの様なバルフレアだった。

「・・・はは・・ア、アーシェ・・・何だか・・元気になったな・・・」
「えっ?何で?あれ、あたし・・・・??」

ベッドの側の鏡を覗き込めば、すっかり血の気の通った自分の姿が映った。
肌も以前のまま、いやそれ以上にふっくらと潤っている。
血色の良い唇はつやつやと輝き。
一糸まとわぬその身体は桜色に染まり、情交の名残を漂わせていた。

「・・・あ、あたし・・・何で??」

「こっちが聞きてぇよ・・・」

変わりに一晩でげっそりとしたバルフレアが乾いた笑いを漏らす。
おいおい・・・俺、何か吸い取られたんじゃねーのか?・・・

「ごめんなさいっ・・・!何だか悪い事したみたい・・・でも・・・嬉しかった・・・」
頬を染め、バルフレアの胸に顔を埋める。
昨晩の記憶が蘇り、身体中を更に赤く染め上げた。

「・・・バルフレア・・・」
そう言うと、今度は乾いたバルフレアの唇をアーシェが潤す事となった。

−その後、ラーサーからの見舞いのポーションを無理矢理飲まされたバルフレアは、
アーシェの絶え間ない奉仕にまたその精を搾り取られる事となる−
41前スレ990:2006/09/25(月) 04:07:49 ID:sxcpf+Dp
「・・・アーシェは、すっかり元気だよ・・・」

「・・・え?」
バルフレアの言い残した言葉に、一同はぽかんと口を開けたまま固まった。

「・・・ったく・・・冗談・・・きつい・・・ぜ・・・・・」

そう言うと、バルフレアはその場に崩れ落ちた。



−事の真相をパンネロから聞いた一同はその場にへたり込んだ。

そしてフランが溜息混じりに呟いた。

「お医者様でもヤクトの湯でも・・・とは良く言ったものね」
42前スレ990:2006/09/25(月) 04:09:25 ID:sxcpf+Dp
以上・・・

ほんとごめ
43名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 04:11:25 ID:lB/U3f6B
>>42
いやいや、GJでしたよ!
バルフレアーーーーにクソワロタwwwwww
44名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 04:19:11 ID:NyGsR8fP
>>42
GJ!
バルフレアの戦闘不能セリフにワロタw
45名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 04:29:28 ID:sxcpf+Dp
>>43こんな時間までありがトゥー。・゚・(ノД`)・゚・。

シリアスなシチュでエロあり、となるとこの締めしか浮かばなかった
原案者である>>943も正直すまんかた
そして強敵(とも)にも感謝
こんな漏れで良ければまたリレーやろうな
46名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 04:31:42 ID:sxcpf+Dp
>>44おまいもありがトゥー。・゚・(ノД`)・゚・。
ほんと笑ってもらえてほっとしたよ
石でも投げられるかとオモタ・・・
47名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 06:17:21 ID:2uFL3AoG
やっぱり名古屋人はバルフリャーって呼んでる?
48名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 10:44:43 ID:0hISs2i0
>>47
バルフレアを食えるのはアーシェくらいだろ
49名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 15:15:13 ID:M27vbfY8
フラン様のことを忘れるな!
50名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 15:53:11 ID:Ies96w9f
フラン様が最強だ。
51エピローグ 1:2006/09/25(月) 17:37:15 ID:y7hebF6R
そうして―――


ラバナスタの空に鐘が鳴り響く。
しかしそれは重く重く…
そこかしこに民衆の哀しみの声とすすり泣きが絶えない。

「アーシェ・バナルガン・ダルマスカ…
 
 汝をその身を戦乱に晒し、祖国ダルマスカのために飽くことなく戦い、救国の聖女となり

 …そして今とこしえの眠りにつかれん…

 彼の身の安息の永遠に妨げられぬ事を…ファーラム…」

そしてより激しく弔いの鐘はラバナスタの空に鳴り響いた。


幾日か後

ここはダルマスカにある王家の墓所。
そこにはまだ真新しい墓。
その前に背の高い男が猫背気味に墓石を見つめ続けている。
「…アーシェ…バナルガン…ダルマスカ…ダルマスカを救いし覇王最後の末裔……か」
寂しげにつぶやくバルフレアは、少し笑いながら続ける。
「こんな墓碑銘じゃ、お前の事の何十分の1…いや何百分の1もわからないじゃないか
 ……なあ、そうだろう?
 オキューリアの呪縛を断ち切るために天陽の繭さえ砕いたのに…」
砂漠からの風が吹き砂煙がたつ。
バルフレアは墓所から立ち去った…
52エピローグ 2:2006/09/25(月) 17:38:14 ID:y7hebF6R
「何をしていたの?お墓参り?」
その声にバルフレアは答える。
「ああ。ぞっとしないな。生きている女の墓参りなんて」
そこには髪を短くして作業着のようなつなぎを着込んだ少年のような姿の美女がいた。
「なんだその格好は…いくら何でもそこまで髪の毛切ること無かったのに」
バルフレアは大いに不満そうである。
「髪の毛なんてすぐ伸びるわ。ヴァンもパンネロも思い切った方が良いって」
まだ不満を言い継ごうとしてバルフレアは思い直した。
彼にしてはめずらしい笑い顔で目の前のほっそりした美女を抱きしめた。
「……やれやれ……やっとお宝を手に入れたか……」
「一度死ななきゃだめだったしね…」
アーシェはそういって笑った。

再会した夜から計画は始まった。
これにはバルフレアのいささか駄々っ子のような強引さが引き金となった。
王宮からアーシェを連れ出すと行って聞かないバルフレアに弱り切ったパンネロは
仲間達を呼び出しそこからバッシュの提案で計画は開始した。
一度死んでからアーシェを王宮から脱出させる…
しかしこれにはアーシェ当人が大いに迷い躊躇する。王国を捨てることになるからだ。
そしてもちろんレイスウォールの血統の断絶も…
しかも業を煮やしたバルフレアの「女王なんてお前には絶対無理だ。やめてしまえ」
の一言であやうくバルフレアとアーシェの壮絶な大げんかに発展しそうだった。
最終的にアーシェを決意させたのは、やはり断ち切れぬバルフレアへの思いと
珍しく力をこめて説得するバッシュの熱意だった。
「…わたしは救える手段がありながら救えなかった者を見るのはもうこりごりです。
 ですから陛下も後悔しないように決意してください。後は私に全て任せて」
その日からアーシェの容態は、徐々に回復はしていったのだが病人に見せる化粧と
パンネロのいささかオーバー気味の演技で、死に瀕する女王の役は続けられた。

アーシェの病気の原因は思わぬ事でわかることとなる。
バルフレアが熱をだしたのだ。始終側にいたパンネロは何ともなかったのに。
「なんで病気がうつったのかしらね〜珍しいこともあるのね〜」
フランにからかわれてバルフレアは黙るしかなかった。
その1日だけで彼の熱はひいたのだが、アーシェに限っては彼女の体質のためか
劇的な症状になるたぐいの病原菌が原因だったと思われる。
53エピローグ 3:2006/09/25(月) 17:39:00 ID:y7hebF6R
「……わたし…救国どころか…国を滅ぼしたことになるのね…」
「死んでしまったくせに、まだ未練たらたらかよ。大丈夫だって。占領されていても
 ここの国民はたくましくやっていたぜ。女王なんて飾り飾り」
「…なんだかだんだんむかついてきたわ」
デリカシーのかけらもない男の言いぐさにアーシェは腹を立て砂漠へと歩いていく。
しかし勢い余ってつまづきそうになったところでバルフレアに手を取られた。
「……あ……」
「…思い出したか?」
横で笑うバルフレアにアーシェはあの海岸のことを思い描いた。
「また…行きたいな…あそこへ」
「よし決まったな。行き先はフォーン海岸だ」
そのまま手を取られバルフレアとアーシェはシュトラールが駐留する砂漠へと歩いていった。




アルシドは何かに目を奪われたように顔を上げた。
「どうされましたか?」
となりに控えている側近に声をかけられて思いついたようにつぶやく。
「砂漠の花が……」
「は?」
「いや…なんでもない…」
ダルマスカ女王アーシェの死亡はここロザリアとアルケイディアの間に
思わぬ緩和をもたらすことになった。
直系の途絶えたダルマスカ王国の統治は自治にまかせ、ロザリアとアルケイディアは
お互い王国への不可侵の条約を結んだ。
現在傍系にまでレイスウォールの血統を探している最中のダルマスカは一応の平和を保ったと言える。
「薔薇よ…散ったのか…手折られたのか…」
アルシドは再びつぶやく。
「お幸せに。姫」



幾年月かの後にダルマスカは共和制へと移行することになる。
54名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 17:51:32 ID:y7hebF6R
前スレ>>943ですが、没るつもりの中途半端な話に皆さんこんなに
続けてくれてありがとうございます。涙で前が。・゚・(ノД`)・゚・。

いささか都合がよすぎるハッピーエンドにしましたが、このふたりには
ここまでしないとダメでした…面倒なやつらだ。
アーシェの病気は自身の実体験です。
微熱が続き鼻血がとまらず、ある大学病院(白い巨塔のモデル)で
99%白血病だと診断されましたが、なんのことはない「りんご病」
というオチでした(子供がよくかかる病orz)
私の赤血球はひとより潰れやすく、菌によっては劇症になるらしいです。
だからバルフレアも「りんご病」だと思ってくださいw
ですから>>45さんのオチ…まるまるそれでいいんですw
55名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 19:56:18 ID:YTQwj6Gi
リレー第一弾エンディングちょーGJ!
吸いつくされたと思ったらw
実は感染されたバルフレアーにもワロタw
56名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 20:20:24 ID:Zo10LNHo
リレー27からの続きを投下していいだろうか。
皆さんハッピーエンドだったのに、一気に叩き落すようなシボンヌEDだけど…。
もし市にネタはダメだということであれば、やめておいたほうがいい?
57名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 21:06:47 ID:y7hebF6R
私は全然オケですよ〜
マルチエンディングということで、ゲームではよくあるし。
5827からの続き:2006/09/25(月) 22:52:17 ID:Zo10LNHo
うっすらと目を開いたアーシェは、まだ自分が目覚められるという事実のほうに驚いていた。
バルフレアが心配そうに自分の顔を覗き込んでいる。
どんな幸せな夢も、このひとときには決して敵うまい。
「アーシェ……すまない、無理をさせたか」
「いいえ、バルフレア。……嬉しかった。本当に、ありがとう」
「礼なんか言うな。俺がお前に惚れているから、お前に無理をさせただけだ」
アーシェは微笑んだ。その笑みが今にも消えてしまいそうに儚くて、
バルフレアは思わずその細い身体を抱きしめる。誰にも奪われないように。
「このまま……このまま、空賊の女房にならないか。お前の病は、俺が必ず治してやる。
どんな医師でも、どんな薬でも、必ず探して……」
「ありがとう、バルフレア。……そして、ごめんなさい……」
アーシェは微笑みの形の唇のまま、瞳からは涙を溢れさせていた。
「こんなに貴方が好きでたまらないのに、私はあなただけのアーシェになれない。
私はダルマスカの民を捨てられない。
アーシェ・バナルガン・ダルマスカの名を捨てられない」
「アーシェ……」
「……私はもう、そんなに長くは生きられないから。……ああ、そんな顔をしないで頂戴。
自分の命をきちんと見定めるのも、統治者の仕事なのよ?」
そっと、白い指先がバルフレアの頬を撫で、伝う涙を拭き取る。
「私には、もう直系の親族はいない。ダルマスカのレイスウォールの血脈は、ここで絶える。
だから、私は生きているうちに、私の死んだ後のダルマスカのことをきちんとしていかなければならない。
ダルマスカに混乱を招かぬように」
59名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 22:52:31 ID:9QtcB5l+
バッドエンディングもOK!
6027からの続き:2006/09/26(火) 01:17:10 ID:vujKyp5e
ちょ、画像掲示板!神降臨してる!バルアー超美麗!
61名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 01:36:32 ID:11wSElSX
うはっ報告d!
エロ画面じゃないのにエロい…美しい…絵師さんGJGJ!!
ここの話といい鼻血がとまらんw
6227からの続き:2006/09/26(火) 01:44:48 ID:vujKyp5e
「あの時……」
バルフレアは掠れた声で呟いた。
「あの時、もし俺がお前を攫っていたら。……何かは、変わっていたのか……?」
「もし、はなしよ、バルフレア。……それに、きっと何も変わらないのよ。私はあなたについていけなかった。
今もあの時も、私はきっとあなただけを選べなかったわ」
「……まったく、我侭な女王サマだぜ……」
アーシェの額がバルフレアの胸に押し付けられた。
「……ねえ、私、きれいだった?……病でこんなに痩せこけてしまって、
髪もこんなにバサバサで、失望したりはしなかった?」
「ああ、きれいだった。……お前ほどきれいな女を俺は他に知らないさ、アーシェ」
こんなにも堂々とした女王でありながら、ふと洩らす娘らしい本音が愛しくて、
バルフレアはアーシェの髪を撫でる。
「もう、お上手ね、バルフレア」
「本当さ。お前が世界で一番きれいだ」
「もっと言って。きれいだって。愛してるって。……一生分。私が眠るまで。ずっと覚えておくから」
アーシェの瞳が閉じかけている。おそらく、目覚めているための体力すら既に失われているのだろう。
「……いくらでも言ってやる。次に来る時も、その次に来る時も」
「ええ……待って、る、……」
「愛してる、アーシェ。愛してる。……愛してる」
灰色の瞳が完全に閉じられても、バルフレアは呪文のようにその言葉を繰り返し、繰り返しアーシェの耳に囁きつづけていた。

63名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 01:56:58 ID:11wSElSX
続きktkr〜
あーしゃん…。・゚・(ノД`)・゚・。
64名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 02:11:04 ID:KFWoRd8h
涙が止まりません( ´Д⊂ヽ
続きwktk

絵うp板の絵師様。素敵過ぎます。
ネ申絵投下ありがとうございます!
6527からの続き・最後:2006/09/26(火) 02:23:19 ID:vujKyp5e
アーシェ・バナルガン・ダルマスカ、旧ダルマスカ王国最後の女王にして、ダルマスカ共和国の建国の母。
旧ナプラディア王国のラスラ王子と婚姻するが、死別。
アルケイディア帝国に一度は併合されたダルマスカの独立を回復した救国の英雄。
統治期間は3年と短かったが、アルケイディア帝国とロザリア帝国の間で中立を保ち、
両国の協力をうまく引き出す形でどこにも与しない独立国家としてのダルマスカの基礎を築く。
また、都市自治の形での共和制を採択し、王位を廃止・返上、初代国家主席となった。
享年22歳。
(ダルマスカ共和国史 第一章 建国より抜粋)



伝説によれば、彼女の最後を看取ったのは医師でも傍仕えでもなく、どこの誰とも知れぬならず者だったという。
彼女の最後をたったひとり看取ったという者の名は、今の世には伝わっていない。
66名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 02:27:17 ID:vujKyp5e
遅くなりましたが、アナザーエンドでした。
一気にどん底に叩き落すような落ちでほんとすまん。マジごめんなさい。
67名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 02:32:04 ID:11wSElSX
すっげー
>>53の国情とリンクしている〜
どっちのエンディングもよかったよ・゚・(ノД`)・゚・。でもこっちのバルカワイソス
みんなお疲れさんです。本当にありがとう!
68名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 02:33:40 ID:DQTPjvtH
GJGJGJ!!!!!!

リレーはこれで完結かな?
69名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 02:41:28 ID:vujKyp5e
多分完結だと思う。
前スレ943さん、強敵(とも)と呼んでくれた人、
β投下してくれた人、そして自分の駄文で4つのマルチエンディングか。
楽しかった。皆ありがとう。ほんとにありがとう。
70名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 02:55:25 ID:k+DbK7GW
完結乙!
漏れも参加出来て楽しかった!
ネ申絵師様も降臨されたしリレー言い出してよかったよ

強敵(とも)達よ!ありがとう
71名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 03:01:14 ID:KFWoRd8h
前スレでマルチエンディングを提案させていただいた読み専名無しです。

SS職人の皆様、萌えをありがとう。本当にお疲れさまでした。
ああ、いいなぁと久しぶりに感動しました。
ネ申絵師様も激しすぎるくらいGJ!!
72名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 03:02:24 ID:aJs/aaxU
めちゃめちゃ楽しかった〜少しでも参加できてヨカータよ。

リレーすると、ホントに「強敵(とも)達よ!」って叫びたくなるよね。
また、リレー、しよう!
73名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 03:36:32 ID:tfZm4RW5
どのエンディングも燃え。

ところでβはまだ続いているんではないだろうか…保存しながらwktk
一気に読むのもまた幸せ〜

74名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 04:37:23 ID:YrLna4Gi
突然だけど閃いたので投下します。


「バッシュ…」
ただ名前を呼ばれただけなのに、顔も上げられない。
恥ずかしいからではないし、後ろめたいことなど何もないのに。
あぁ…そんな透き通った瞳で見つめないでくれ。
求めてしまいそうになるから。止まらなくなるから。
長い間、見慣れてきたはずの顔なのにどうして…
幼き顔はいつの間にか凛とした美しさを纏ってしまった。
誰よりも見てきたんだ…誰よりも守りたいと…そして…
これが愛だと気が付いたのはいつからだろうか?
忠実な従者としてずっと仕えてきた。
愛しさはあったが胸を突くような痛みは初めてだ。

ー私は貴女を愛しているー

言いたくても言えない想い。
風化できるものではない。忘れるなんてとても…
抱き締められる距離にいるのに触れられないなんて…
常に最優先で尽くしてきた。
笑顔が見たかったのだ。鈴の音のような笑い声も心地よかった。
なぜ私では駄目なのだろうか。誰よりも慈しみ、幸せにするのに!
全てを私のモノにさせてはくれないか?一生大切に守ると誓おう。

あぁ…泣いているのか。これは私の涙なのか?
本当はわかっている。手に入れようなんて無理だ。
もしそれが叶ったとしても出来過ぎた童話に違いないのだ…
狂おしいほど求めても、この想いは果てていくばかりなのだな…
何度、心で愛を叫ぼうが届きはしない。

あぁ…またそんな笑顔で私を見つめないでくれ。
見透かされそうで怖いんだ。真っ直ぐすぎるその瞳に。

ー誰よりも貴女を愛しているー

もう止めよう。叶わぬ想いを馳せるのは。
この暖まりはそっと胸の内にとどめておくよ。
最後に、今の私に精一杯できることをしよう。
あぁ…とても奇麗だ。幸せに満ちあふれて尚も美しい。

「アーシェ殿下。ご成婚おめでとうございます。」

その日溜りのような笑顔を一生忘れない。


意味も分からずスマソ(。´Д⊂)
バッシュの目線ノミでかかせて頂きマスタ。
スルー可です。
75名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 15:43:24 ID:k+DbK7GW
このリレーまとめたのを自サイトにうpしてもいいだろうか?
愛着が湧いてしまったよ。

自分以外の職人さんの了承が頂ければ、の話だが・・・
一人でも許可がもらえなければやらないし、
ここでサイトの宣伝するつもりも全く無い。
76名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 18:41:33 ID:vVW7c0kV
>>74
身を切られるほどの切なさが伝わってくるようだ。・゚・(ノД`)・゚・。
GJ!エロくないがこういうの萌えるんだ。
ゲーム中もバッシュの瞳が哀しげに見える時があるんだなぁ……。
77名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 20:54:51 ID:ulCVvWtG
>>74
心にじーーーーーーーーーーーんと
キタァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)アァ( ゚)ァア( )ァァ(` )アア(Д` )ァア(*´Д`)アァン
バッシュいいよバッシュ切なくて涙が…。
>>76と同意。エロくないけど、こういうのも激しく(・∀・)イイ
切ない系のSSも見てみたくなったなぁ、
SS職人様達、宜しければ切ない系もお願いします。
78名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 21:23:48 ID:vujKyp5e
>>75
前スレ955、958、970、現スレ23、27、58、62、65についてはサイトうp構わんよ
もしよければ、リレー転載がOKになったら、おまいさんのサイト教えておくれ
場合によっては捨てアド晒してもいいから
79名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 22:32:11 ID:Iqvq/OAg
>>75
前スレの後ろの方見逃してしまったから
もしまとめてくれたら自分は嬉しいです。
職人様達のOKが出たら是非お願いします!
80名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 00:42:35 ID:3WeKKltX
>>74
バッシュいいよバッシュ。切なすぎ・゚・(ノД`)・゚・。
こういうの合うんだよね…
>>75
やりだしっぺの943ですが、わたしはかまわないです。まとめてくれたら
すっごい嬉しいです。…ていうか大変。 まとめサイトの管理人さんも
頭かかえているかもw
わたしのはスタート切った前スレは943 と後は…ヴァンがシュトラールに体当たりするのと
バルがアーシェベッド脇で床ぶったたいている話と、ここでは>>51 >>52 >>53です。
81名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 15:16:42 ID:t7Ig0M6H
SS保管庫の更新が止まっているんだが、管理人様はお忙しいのかな?

>>75のサイトうpが実現したとして、ここにURLを貼るのが憚られるのならば、
SS保管庫の方にSS への誘導リンクを貼ってもらえると、ROM専の自分にも
読みに行ける。
……とつぶやいてみる。
8275:2006/09/27(水) 17:17:28 ID:VFOEMO2A
リレーうpに関してレスくれたおまいらdクス
良い方向に持ってけるようがんがるよ

そして職人様>>78
実はサイト今作ってるとこだorz
リレー転載おk出てうp出来たら知らせるよ
>>80
ネタ提供してくれたおまいさんがおkしてくれてほっとしたよ
時間かかるかもしれんが待っててくれ

あとはβの職人様か・・・祈
SS保管庫の管理人様は今までもご好意でまとめてくれてるんだから、
漏れ達は更新をせかしてはいかんとオモ

リレーまとめは皆に読んでほしいと思うし、
どうにかいい形でリンクなり出来ればいいんだが
83名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 18:28:21 ID:wv2nIHyq
>>82
リレーに参加されていた職人さまは、たぶんあと2人はいらっしゃると思います。
βの職人さまと、前スレ990(今スレ>>36,37,39-41)の職人さま。
個人的に保存中に分かるだけまとめてみました。

>>78
前スレ955、958、970今スレ>>23,37,58,62,65

>>80
前スレ951〜953、967、976、今スレ>>51-53

以下IDから分かったのだけ
βの人
前スレ985、988、>>24,25>>32-34

前スレ990の人
前スレ984、今スレ>>36,37,39,40,41

あと957と968、969は前スレ990の人かな?

リレーの番外編もあったけどこれは別の話か。

職人さま方、萌えをありがとうございますた。
84名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 18:33:05 ID:wv2nIHyq
うわ、>>78さまのところのレス番間違えた

×前スレ955、958、970今スレ>>23,37,58,62,65
○前スレ955、958、970今スレ>>23,27,58,62,65

では消えます…
85名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 20:26:29 ID:lFEINH4a
すいません前のログが見れないので、
「珊瑚色だった唇は…」で始まり、「バルフレア、命令よ。抱いて」
で終わるのは私です。うp、問題ないです!お願いします!
8680:2006/09/27(水) 21:08:50 ID:3WeKKltX
肝心なこと言うの忘れた…
アーシェの瞳の色を「ブルーグレイ」としていた箇所を「グレイ」
にできれば訂正しておいてください…orz 忘れてくださっても結構です。
バッシュと間違えてたみたいです。
8782:2006/09/27(水) 21:28:50 ID:VFOEMO2A
>>83
まとめ乙!d!
んで前スレ990は漏れだノシ

職人様全員からおk出た!ウレシス
ではまとめに入るよ、気長に待っててくれ

一応、前スレはリレー形式だから一つの文にまとめて、
出来たら職人様ごとに色分けかなんかするよ
んでEDを4つに分けて編集する、これでおkだろうか?

あと前スレ943氏、今スレ>>51の前はどこだろう?
>>41から続けてもらったと考えていいだろうか

>>86
おkだw
ちなみにおまいさんは前スレの初めの方でウォス×アシェ書いてた人かな?
8880=86=前スレ943:2006/09/27(水) 21:48:22 ID:3WeKKltX
わたしは今回が初めてです。
それとあのエピローグはどこにでもつなげれるようにした…つもりですが
…やっぱり不自然なところもありますね。
>>41さんの後が一番ふさわしそうですが、それではギャグオチの味が
消えてしまいませんか?もし>>41さんが承諾していただけるなら
それは非常にありがたいことですが。
89名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:23:41 ID:jJl28hK2
82さん、まとめ頑張ってくれ。
俺は読み専なので見守ることしかできないが。
9087こと前スレ990:2006/09/27(水) 23:33:30 ID:VFOEMO2A
ああ、なんかもうごちゃってきた;
ここってコテハンおk?この件(リレーまとめ)だけでもいい

「前スレ943」氏、「β」氏、「今スレ65」氏
そしてまとめる漏れが「前スレ990」でヨロ!

つーわけで
>前スレ943氏
初だったか・・・スマソ(´・ω・`)でも初であの美文スバラシス
>>41は漏れだからおk!
ではおまいさんのEDは漏れのEDからの続きって事で完結させとくよ

なんか雑談ばっかで悪いな>読み専さん達
リレーも落ち着いたしそろそろガブ×ドレ投下しようか
91名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:37:33 ID:jJl28hK2
>>90
おk。
まとまるまでコテ名乗ったほうが分かりやすいしな。
俺は読み専なのでマターリ見守ってるよ。

おお、ガブ×ドレ投下するって言ってたのが
前スレ990さんだったのかw
投下お願いします!!
wktk(*´Д`)アァン
92名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:45:25 ID:4kJPSOOJ
>90
ウホ!やっと投下!まっておりました
93名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 00:08:49 ID:8n3F4H/s
前スレで投下したガブ×ドレ完全版です。
今回のは超シリアスです。エロ描写は控えめ?かも知れません。スマソ
全11、エロは7?あたりからです。

前スレ802、825のガブ×ドレ絵に感銘を受けて書かせてもらいました。
あの絵師様、もしよければあの2枚の絵を再び絵板に投下キボン・・・
94ガブ×ドレ1:2006/09/28(木) 00:09:29 ID:8n3F4H/s
長い廊下の途中、つと足を止めたガブラスは窓の外を眺めた。
柔らかく降る日差しと裏腹に、肌を差す様な冷気が鎧の隙間から忍びこみ、
その温度が閉じ込めていた過去の記憶を紐解こうとする。

「ジャッジ・ガブラス。資料室を開けてほしいのだが」

威圧的に響く声に我に返り、ガブラスは振り返った。
つかつかと足音を立てながらドレイスが歩み寄ってくる。

「明日の会議に使う書類に必要だ。今から向かえるか?」

「・・・ああ」

ふと現実に引き戻されたガブラスは虚ろな返事をし、そのまま同道した。
資料の閲覧は限られたジャッジにしか許されておらず、
第9局の管轄であるその部屋はガブラスの担当だった。

「・・・すぐ済む」

資料室のドアが閉まり、外部と遮断されるとドレイスは兜を脱ぎ、
小さく首を振ると柔らかそうな銀色の髪に空気を含ませた。
机の上に兜を置き、そのまま資料の詰まった棚へと向かい合う。
パラパラと紙をめくる音だけが薄暗い資料室に響いた。

ガブラスはその様子を、ドアの前に立ったまま眺めていた。
薄暗がりの中にドレイスの顔が浮かび上がっている。
活字を追うその目はせわしなく動き回り、こちらを気にする風も無い。
日に当たる事も無い肌は健康的とは言い難かったが、抜ける様に白く透き通る。
真一文字に結んだ薄い唇がその意志の強さをも表していた。

ふと我にかえれば、ドレイスを見つめていたと気付き、
何となく居心地の悪さを感じたガブラスは小さな窓の側へ歩み寄った。
先程と変わらず柔らかい日差しに、乾いた木の葉が舞っている。
ゆっくりと兜を脱ぐと、ドレイスの兜の横に置いて窓の外を見やった。

・・・母の逝った日もこんな日だった

その日を境に、心に鎧をまとった。
下げたくも無い頭を下げ、必死で駆け上がったこの数年間。
その結果に得た地位はその身にも硬い鎧をまとわせた。
「・・・ふっ」
皮肉なものだ、と、その鎧に包まれた自分を自傷気味に笑った。
95ガブ×ドレ2:2006/09/28(木) 00:09:59 ID:8n3F4H/s
「・・・卿らしく無いな」

突然響いたドレイスの声に、ガブラスは我にかえった。
振り返るが、声の主は資料に目を落としたままだ。

「何がだ」

見透かされた様に投げかけられた言葉にガブラスは戸惑った。
窓を背に向き直ると、動揺を隠す様に鋭い視線を投げつける。

ぱたん、と閉じた資料を手に、ドレイスがちらりとこちらを見やった。
無言のまま机へ歩み寄り、どさりと紙の束をその上へ置く。

「今・・・笑ったであろう」

射る視線に臆する風も無く、ドレイスは低く呟いた。
その表情がいつもより柔らかく見えたのは気のせいだろうか。
窓からわずかに室内に差し込む日に、銀色の髪が光を跳ね返しながら揺れた。

「・・・笑った訳では無い」

つと目を逸らし、ガブラスは再び窓の外へと視線を逃がした。
横に立つドレイスもその視線の先を追い、静寂が二人を包んだ。
渦巻く風に踊る枯葉を追うドレイスの目もまた、戻らない過去を見ているのだろうか。
そんなドレイスを視界の隅に捕らえたまま、ガブラスは目を閉じた。

耳に痛い程の静寂が続いた。

「・・・何故そんな顔をしている」

ガブラスは閉ざした瞼をゆっくりと開くと、窓から差す暖かい光に再び目を細めた。
そのまま沈黙を破ったドレイスに問いを投げる。

「どんな顔だ」

向けていた視線を窓の外へ戻すと、ドレイスは考えた。
今まで見た事の無いガブラスの表情を表す言葉を思案し、辿り着いた答えを呟く。

「わからんが・・・泣きそうな顔だ」

ふっ、と笑うとガブラスは思う。
−涙など故郷に置いてきた・・・今はもうその故郷も家族も無い
忘却の彼方に霞む記憶をねじ込む様に、言葉を吐き捨てた。

「・・・泣き方などもう忘れた」
96ガブ×ドレ3:2006/09/28(木) 00:11:55 ID:8n3F4H/s
そう呟くと、ふと隣のドレイスに目をやる。
そう言ったドレイスもまた、泣きそうな顔に見えた。
ゆっくりと瞬きをし、霞む記憶を見ているのだろうか。
鏡写しの様に重なるその姿に、ガブラスはまた見とれる。

−似た者同士、か

ふと湧き上がる感情に理由を見出せず、ただその身体だけが動いた。

「・・・ドレイス」

薄暗い資料室の中、呟く声が微かに響いた。
その声に顔を向けたドレイスへ、ゆっくりと短い間合いを更に詰める。
瞬く間に壁に追いやられ、手をついた机の上には二つの兜が所在無げに置かれており、
自分の兜に寄り添う様に置かれた、雄牛型の兜を見つめながらドレイスが言った。

「・・・ジャッジ・ガブラス。公務中だ」

そう言ったドレイスは、顔へ伸びようとした手をそっと払う。
ガブラスはその手をそっと掴むと、その体温にはっとした。

「・・・冷たいのだな」

剣を構えれば勇ましく見える手も、自分と比べればやはり細い。
手の中に納まったドレイスの指をしげしげと眺めた。

「・・・当たり前だ。一体卿は何を考えて・・・」

掴む手に反発を覚えつつも、その手はまるで雛鳥を包む様に柔らかい。
その温かさに強引に振りほどけずドレイスは固まった。

「違う。・・・手が、だ」

そう言うとガブラスは視線を手に落としたまま、ぽつりと呟く。
人の体温に触れるなど、久しく無かった。
病に伏せた母の手を握り、帝国に、兄に復讐を誓ったあの時。

母の手も・・・この手の様に冷たかった

手の内に納まったドレイスの手を包む様に握り締める。
その冷たい手を温める様に。

いつか母の様に・・・消えてしまうのか

ふと伏せた顔を上げると、自分を見るドレイスと目が合う。
訝しげに眉をひそめ、不思議そうにこちらを見ている。

「・・・またそんな目をしている」
97ガブ×ドレ4:2006/09/28(木) 00:17:12 ID:8n3F4H/s
ガブラスはふっ、と目元を緩ませると、ゆっくりと瞬きをする。
そのまま握った手に軽く力を込めた。

「・・・多分、卿の前でだけだ」

嘘では無かった。
それを証拠に、合わせた視線は外れる事無く熱を帯びる。

「・・・人が来る」

視線をつと逸らすと、ドレイスが掠れた声で細く呟いた。

「・・・誰も来ない」

暗号で施錠されているこの部屋の扉を開かせる事が出来るのはガブラスしかいない。
今、二人を邪魔する物は何も無かった。

優しげな眼差しに射られ、再び頬へ伸びた手をドレイスは制止出来なかった。
親指でつつ、と頬の熱を確かめる様に撫でていく。

常に兜に覆われたその肌の、思いがけない柔らかさを。
射る様な鋭い眼光を放つ瞳が、恥じらいながら視線を逸らす様を。
いつも男にも負けず威厳を持って響く声を、懇願めいて掠れさせる姿を。
普段では想像出来ないその姿に、ガブラスは高鳴る胸を抑えて細く溜息をついた。

背けた頬を優しく自分へ向かわせると、柔らかい銀色の前髪を撫でる。
気恥ずかしさに潤む瞳と言葉を交わすと。

そっと、初めて出会う唇を重ねた。

軽く触れ、柔らかく弾む唇はすぐに離れた。
だが、熱を共有した二人の思いは瞬く間に加速し、合わせた額を軸に鼻を擦り合わせる。

「・・・駄目だ・・・ガブラス」

細く漏れた、吐息まじりの声を。
背けた瞳が、潤んで戸惑う様を。
その全てがガブラスを突き動かした。

「・・・ドレイス」

呟いたその名は、その主の中へと消えていき、
再び重なった唇は甘く溶け合い、舌は柔らかく相手を得て踊った。

「・・・っは・・・っ」

次ぐ息もままならず熱く吐息をつけば、それを追う様に。
身体を押しやる手に力がこもれば、それを制圧する様に。
ガブラスは壁と自分の間で足掻くその身体をなだめた。
98ガブ×ドレ5:2006/09/28(木) 00:18:26 ID:8n3F4H/s
「・・・はっ・・・」

どうにか離れた唇からドレイスは息をついた。

「・・・何故だ?卿は・・・」

言いかけてガブラスの顔を見やり、そのまま押し黙った。
俯いたまま眉間にしわを寄せ、複雑な表情を見せるが、
その手はドレイスの腰に添えられたまま、離そうとしない。

・・・まるで叱られた子供だ

そのまま押し黙るガブラスにふと気を緩め、ドレイスは細く息をついた。
ゆっくりと上げた顔には後悔の色が浮かんでいる。

「・・・すまない」

「・・・謝るな」

目を逸らし虚勢を張るが、心臓の音が自分の耳にもうるさい。
抵抗するが為にガブラスの胸を押していた手も、今は大人しくそこへ留まったままで、
そこから伝わる鼓動は自分の手が脈打つ音か、ガブラスの胸の音なのか。
冷静に判断出来ぬまま、時が止まった。

長い沈黙の後、空気が揺れた。

ドレイスの腰を抱く手がその身を優しく引き寄せ、
抗う事無く吸い寄せられた身体はガブラスの厚い胸へ収まった。

恥らう様に逸らしながら潤むドレイスの目を、ガブラスは正面から見据えた。
再び出会った視線は先程と変わり、双方の熱を以って絡む。
そして再び唇が出会おうとした−

−その時、ドアの外で声が響いた。
「ジャッジ・ガブラス、こちらですか?」

我に返り、二人は弾かれる様に身を離した。
火照った顔を隠す様に兜を身に付ける。

「・・・今夜」

そう残すと、ガブラスはドアの外へと歩を進めた。
一歩部屋を踏み出せば、威圧的に部下を統率し指示を与える、
普段のジャッジ・ガブラスがそこに居た。

「なっ・・・」

反論する間も無く、ドレイスはその場に取り残された。
深い溜息をつくと、再び窓の外に目を泳がせる。

−何を望むのだ?

繰り返す自問自答は、窓の外に泳ぐ枯葉に尋ねる他無かった。
99ガブ×ドレ6:2006/09/28(木) 00:19:56 ID:8n3F4H/s
公務を終え、自室での残務も終えたドレイスは一つ溜息をついた。
もう月は高らかに天空を支配し、夜の深さを語る。

長かった一日。

ガブラスの目が脳裏に蘇る。
常に鋭い眼光で、何かに向けた憎悪をその内に潜ませる目を。
己以外に何も信ずる事の無い、強い信念を持った目を。
それが今日・・・遠くの幻でも見る様に目を細め、悲しげな色をまとわせた。
そして残していった言葉。

・・・戯言であろう

浮かぶ姿を追い払う様に熱い湯を浴びる。
肌を滑り降りる水滴の一つ一つに、疑念を流せと命じながら。
そしてベッドに身を滑らせると、また一つ溜息をついた。
そうする事で、自分の見た事や思った事を消せるかの様に。

・・・戯言だ

目を閉じ、意識を浮かせようとした。
その時。

−コンコン

ドレイスは自室のドアが小さくノックされる音を聞いた。

「・・・」

心臓がドクン、と大きく鳴る。
ゆっくりと半身を起こすと、手はベッドの側にある何かを探し彷徨った。

音も無くドアが開くと、夜独特の湿った冷気と共に影が室内に差した。
再び音も無くドアが閉まると、動かない影にドレイスは言った。

「・・・用件は何だ」

影は押し黙ったまま応えない。
その表情が目に浮かぶ様で、ドレイスは細く息をついた。
100ガブ×ドレ7:2006/09/28(木) 00:20:46 ID:8n3F4H/s
ベッド上のドレイスの輪郭が薄暗い部屋の中に浮かび上がる。
寝着をまとったその姿は普通の女と何ら変わりない。
−手に握った短剣を除けば。

同じ帝国の番人として命を削りながら生きるその身。
渦巻く裏切りや欺瞞の中にあって、その確固たる意志を曲げない−鉄の様な女。
そして今、そのちっぽけな刃でその身を守ろうと身を固くしている。
そんな物で守れるはずなど無いのに。

ガブラスはそんなドレイスの姿を自分と重ねた。

形は違えど、強情なまでにその意志を曲げられない自分。
自分の人生を呪い、長い者に巻かれ、その腕でのし上がってきた。
・・・だが俺に守れたものなどあったか?

やはり似た者同士、か・・・

音も無くベッドの側へ歩み寄ってくるガブラスの姿を、ドレイスはようやく目視出来た。
簡素な着衣に身を包んだその姿からは普段の威圧的な様子は伺えない。
それどころか−小さく見えた。
ベッドの側に立ち、虚ろに見下ろすガブラスの目はまた、悲しげな色を灯していた。

ゆっくりとした動作で、ガブラスの手が動いた。
その動きもまた虚ろで、まるで夢の中だとドレイスは思った。
しかしその手が短剣を掴む自分の手を握ると、ふと我に返り身体が強張る。
ガブラスの手はまた柔らかく熱かった。

「・・・これで俺を刺すか」

そして握ったその手を、ガブラスは自分の喉元に導いた。
髭の薄く伸びた喉元に鈍い光を放つ刃を押し当てる。

「何を・・・」

予想も及ばぬ行動に、驚きを隠せずドレイスが固まった。
そんな姿に目を細めると、細く息を吐きガブラスが小さな声で呟いた。

「これで全て終わるなら・・・それも構わん」
101ガブ×ドレ8:2006/09/28(木) 00:21:23 ID:8n3F4H/s
ドレイスは刃の向いた先を見つめた。
鈍い光がガブラスの顔に反射してその輪郭を現す。
意を決した様な落ち着いた目は、真っ直ぐに自分を見つめ返し、
そして自分を通り越して見ている−過去を探す様な目を。
窓の外を眺めていた時の様な−そんな目を、また見た。

「・・・また、そんな目をする」

ドレイスはそう呟いて、握られた手をそっと解き短剣を床に落とすと、
絨毯に跳ね返った短剣は鈍い音を立ててそのまま沈黙した。
得物を失った手をそのまま掌に固めると、ガブラスは低く呟く。

「・・・冷たいな」

そのまま冷たいドレイスの手を自分の喉に押し当てる。
どくどくと脈打つ動脈。
それだけが生きている証。

「・・・このまま首を絞めても構わん」

そのまま腕をなぞり降り、ドレイスの身体を引き寄せると、
鎧をまとわない身体は薄い生地を隔て、熱と鼓動だけを互いに伝えた。
厚い胸に抱かれたドレイスが尋ねる。

「・・・卿は何故、その様に生き急ぐのだ」

悲しげな声が胸元からくぐもって響くと、銀色の髪を一つ撫でてガブラスは呟いた。

「・・・それも卿の前だけだろう」

うなじを撫でるガブラスの手に押され、ドレイスは喉を仰け反らせた。
ゆっくりと視線が絡み合う。

そして、再び唇が出会った。
102ガブ×ドレ9:2006/09/28(木) 00:22:09 ID:8n3F4H/s
すぐさま呼び起こされた熱が互いを支配する。
熱い口内を互いの舌が行き来し、その熱を分かち合うと、
そのうちに歯列をなぞられ、上顎を撫で上げられた。

「・・・んっ」

小さく震えたドレイスの身体は、再びベッドの弾力に身を沈めると、
覆いかぶさる様にガブラスの厚い身体が影を落とした。
ドレイスの寝着を音も無く解くと、肌を滑った薄い生地はシーツに同化し、
闇に浮かび上がった白い肢体は羞恥にほの赤く染まった。

自らの着衣も脱ぎ捨てたガブラスが初めて出会う素肌を重ねると、
鍛え上げられた身体から発する熱に包まれ、ドレイスは固く目を閉じた。
首筋に落とされた唇の感触に、ドレイスは顔を背け声を押し殺す。
しかし、脈打つ動脈を超え、辿り着いた耳を甘噛みされると。

「・・・はっ」

熱い息が耳に流れ込み、ドレイスは押し殺せず声を漏らした。

胸に伸びた手に胸中までもざわつく感覚を覚え、反射的に手を掴んで身をよじり、
肘を立て半身を起こしたドレイスが思わず言葉を発しようとした。

「待っ・・・」

だがそれは最後まで発せられる事無く、ガブラスの唇に飲み込まれた。
−それが返事だった。

探る様に這うガブラスの熱い掌が再び胸をさすり上げると、
子供の様に熱い掌の、その熱が冷えた身体に染み込んでいく。

「・・・っ・・・」

次第に体内に芽生える熱にドレイスは細い息を漏らした。
103ガブ×ドレ10:2006/09/28(木) 00:22:44 ID:8n3F4H/s
シーツの上をドレイスの白い肢体が泳ぐ。
武人らしく鍛え上げられ、余分な物を削ぎ落としたその身体には、
女として十分なしなやかさも兼ね備えていた。

小振りだが形の良い胸は手の中で柔らかく揺れる。
引き締まった腹を撫でると、強張りつつ震える肌。
そして自制心から必死に押し殺す声。
全てにのめり込む様に、ガブラスはその白い肌を愛でた。

胸に顔を埋め、乳房に吸い付くガブラスの姿はまるで子供の様で、
短く刈られた髪を撫でると、見たより柔らかい髪が掌をくすぐった。
転がされる胸の頂から波が疼く様に湧き上がる。

「・・・はっ・・・」

短い髪を撫でていた指が、熱を帯びて肌に爪を立てると、
押し殺した息を薄く反った背が唇から押し出す。

揺れる白い腹をガブラスの手がなぞり下りると、更にその身は固く強張り、
辿り着いた茂みの奥に指を滑らせると、びくりと身体が縮こまる。

「・・・んっ・・・」

だがほころびた入り口は熱い蜜を溢れさせ、その奥へと誘う様に蠢く。
ゆっくりと、ほぐす様にその中を探っていくガブラスの指に慣らされ。
強張ったドレイスの身体はゆっくりとほどけ出した。

「・・・は・・・っ」

堪え切れず、ガブラスの厚い胸にしがみつき、
荒い息を耳元に感じると、ドレイスは小さく震えた。
枕を掴んだ手は耐える様に薄い生地を引っ掻く。
膝を立てた脚は細かく震え、足先はもがく様に彷徨った。

そのうちにガブラスの手が腿を撫で上げ、膝の裏に手を差し入れると。
びくり、とドレイスの脚が緊張を見せた。
104ガブ×ドレ11:2006/09/28(木) 00:23:26 ID:8n3F4H/s
ガブラスは抱えた脚を腕にかけると、先走りの溢れる己を入り口にあてがった。
そのままゆっくりと、それをドレイスの中へと埋没させていく。

「は・・・っ」

進入を拒む様に圧迫する内壁をゆっくりと割りながら進んでいくと、
熱く飲み込まれ、包み込まれる感覚にガブラスは震える息を吐いた。

「・・・・・っ」

その身を裂かれる圧迫感にドレイスは声を押し殺した。
熱く進入してくるガブラスにその身が溶けてしまいそうになる。
隙間無く埋め尽くされ、覆いかぶさるガブラスの胴に震える腕を回した。

最奥の感覚を確かめるとガブラスは一呼吸置くと、自分の影の中に居るドレイスを見た。
潤む光を隠す様に伏せた目、耐える様に噛み締めた唇。
どこまでも気高さを失わないその姿に、どことなく安堵した。

−俺など・・・求めないでくれ

何も抱えられない。
何を守る事も出来ない。
でも今だけ・・・この熱を通わせてくれ

そして一つ前髪を撫でたのを合図に、ゆっくりと律動を始めた。

「は・・・っ」

徐々に蠢き出す内壁に包まれ、その中を探り進めていくと、
ドレイスは突き上げる度に熱い息を漏らし始める。
震えながらしがみ付く身体をしっかりと抱き締めた。
守れないと知りつつも、儚げに揺れるその姿が消えてしまわない様に。
そして呼び止める様にその名を呼んだ。

「・・・ドレイス」

幾度と無く自分の名を耳元に聞きながら、ドレイスは虚ろに目を開いた。
ガブラスの目に灯る熱の色。
普段、何かに向けられた憎しみの色とは違う。
今日、幾度と無く見た悲しみの色とも違う。
その青灰色の瞳に刹那に灯った、温かい熱の色をドレイスは見て思う。

今だけでも良い−そのままで

ガブラスの頬をそっと撫でると、消え入りそうな声で呟いた。
聞こえなくてもいい、と。
105ガブ×ドレ12:2006/09/28(木) 00:24:22 ID:8n3F4H/s
「・・・・・ガブラス」

消えそうな、細い声だったが、
吐息と共に細く吐き出された自分の名を確かに聞いた。

−こんな俺でも・・・求めてくれるのか

猛る血を抑えられず、抱えていたドレイスの脚を高く掲げると、
肌を打つ音と粘る水音が大きく部屋に響いた。

「ああ・・・・・っ」

上壁を擦り上げられ、堪らずにドレイスは声を上げた。
揺すられるままに上がる声を抑える事も出来ずに舌を乾かす。
押し寄せる波に息を荒げたまま銀髪を振り乱し、シーツの上に散らしながら、
うっすらと目の端に涙を浮かべ、訪れようとしている限界を無言で訴える。

「・・・くっ・・・・っ」

律動を早め、限界を抑えながらその中を乱していくと、
蠢く内壁に包まれながら最奥を深く深く突き上げた。

「ああ・・・っ・・・ガブラ・・・ス・・・っ・・・・・」

掠れた声を上げ、ドレイスが絶頂に達した。
痙攣する身体に、急速に収縮する内壁に絞り上げられる。
背に立つ爪の鈍い痛みに導かれ、最後に深くその奥へその身をねじ込むと。

「・・・・・ド・・レイ・・・ス・・・・・・・っ」

その全てをドレイスの中へと吐き出した。

熱く脈打つガブラスを体内に感じながら、ドレイスは脱力したその身体を受け止め、
汗ばむ背を優しく撫で続けた。

息を整え、僅かに身をずらし己を抜き取ると、ドレイスの横へと倒れこんだ。
冷気が火照った肌を冷やしていく。
長い沈黙が流れ、冷静になる思考にドレイスは身体を背けた。

−後悔しているのだろう

居たたまれなくなり、ドレイスは自分の身体を両手で抱いた。
106ガブ×ドレ13:2006/09/28(木) 00:25:18 ID:8n3F4H/s
背を向けたドレイスを、ガブラスは後ろから抱きかかえると、
引ききらぬ熱を帯びたその身体は冷えたドレイスの肌を包み込んだ。

「・・・部屋に戻らぬのか」

絡んでくる腕に、安堵したドレイスが呟いた。
その腕に走る細かな刀傷。
過去を無言で語るその傷跡に、ドレイスはそっと指を触れた。

「・・・戻る」

そう言いつつドレイスの髪に顔を埋め、抱き締める腕に力を込めた。
きっと、この腕の中に居るドレイスも自分は守る事は出来ないだろう。
それだけ強大な中に俺達は居るのだから。

ならば、せめて・・・

「もし・・・何か凶策にこの身が落ちる事があれば」

銀色の髪に頬を擦り付けると、ガブラスが呟いた。

「・・・卿の手で」

そして抱き締める腕に更に力を込めた。



腕にそっと手を添えると、ドレイスは口元をほころばせた。

−自分も今、同じ事を考えた

ふっ、と一つ笑って応えた。

「・・・そうだな」
107名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 00:27:27 ID:8n3F4H/s
以上です・・・
相変わらず長くてスマソ・・・orz

全11とか言っといて全13ありました・・・o.....rz
スマソ
108名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 00:33:03 ID:Vumjfbu9
感動しました!!
リアルタイムの投下でクリックしながら
続きを読んでました。

素晴らしくGJ!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんかもうSS職人さんが投下してくれたのを
全部保管して欲しいもんだ。
いいものを読ませて頂きました。

ちなみに前スレで何を投下してくれたのか
教えて頂けるとありがたい。
過去ログ漁って読み返してみたい。
109名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 00:53:09 ID:I2/9qlfO
感動しすぎて、今生きていることに感謝してしまったよ!
もうものすごい勢いでGJ!!!!!!
11083:2006/09/28(木) 00:53:42 ID:/sCNtI5o
>>90
ID他、おおよその文体から勝手にまとめましたが、ウザがられなくてホッとした。

前スレ990の人かなぁ?とはオモタが、間違っても失礼なもので
何人の職人さまが書かれたものか曖昧にしますた。
まとめがんばってくだされ。

ウザついでに…、もしかしてちょいSバッシュ×ちょいMアーシェの人でせうか?
オチまで含めて萌えで何度も読み返したv
ストーカーじゃないが、保存してまとめてまつ…
間違ってたらスマソ

ガブドレーーすばらしい!
長いなんてまったく気にならないでつ。
いきいに読んでしまったのでまたじっくり読みます。

>>108に同意。
サイトが出来たら知りたいでつ。

あとは静かに見守ります…
111名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 01:04:05 ID:TQpOmHdX
感動しすぎて言葉にならない……

ここの職人さんたちはSS職人も絵師も素晴らしすぐる!!
このスレに出会えたことを感謝したい。
112名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 01:15:28 ID:U1Px8oX/
ガブドレSS職人様
美しいSSをありがとう!
切なく美しいエロを書けるのって凄いとしかいいようがない。
いやなんかホント・・・(言葉が見つからないorz)凄い感動した。
113名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 02:12:22 ID:52Vxm3WF
ウワーン!!SSで泣きそうになったの初めてだよ…
最後の場面、あのシーンとリンクしました。もうGJすぎてヤバイ…ガブドレ…ううぅ
114107:2006/09/28(木) 21:08:01 ID:8n3F4H/s
ありがトゥー。・゚・(ノД`)・゚・。
ホント感想もらえるのって嬉しいんだ・・・
おらに元気をくれたおまいらに多大なる感謝

>>110
ウザがるなんて滅相も無い、とても助かった<まとめ
確かにSバッシュ書かせてもらった者です

>>108変なオチがついたSSは大体漏れですorz
オチ無かったのは今回とバルフラくらいで・・・

そして絵師殿、以前にも増して素晴らしい絵投下してくれて激しく感謝!
前のあの作品がラフってのにも驚いたが、今回はマジびびった
ありゃ本当に絵画だ・・・
115名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 01:14:38 ID:EzzyIjnd
神様バルフラン書いてお願いお願いお願い(´・ω・`)
116名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 17:24:59 ID:qf+golMt
ある人物とオリジナルの組み合わせはいいのかな?
時期的にどうしてもそうなった…というか…しかも長い…
117名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 20:43:08 ID:VbkqxKWq
>>114
やはりそうでしたか、レスありがとうございました。
あれから(ハンディボム)バッシュのまねして後ろから王女を眺めとりますw

とかくこういった場では同定や筆記判定は控えてます、さじかげんがむずかしいもので…
118名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 22:30:46 ID:GqIl9gGT
>>116
それって夢文みたいなものかな?
さわりだけ投下してみて様子見るってのはどうだろうか。
119116:2006/09/29(金) 22:56:48 ID:qf+golMt
帝都出身の男の少年時代の話です…ここまで書いたら誰かわかるかw
いちおう冒頭だけ投下してみます↓

帝都アルケイディスの夜は長い。
上層階級の政民クラスともなると、夜ぴいてのパーティやら舞踏会でなかなか終わらない。
脂粉と香水の入り交じった匂いに辟易もしながらも、その夜会の中をひとりの少年が歩き回っていた。
120名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 23:12:18 ID:wXZanJ2i
完全オリキャラより街にいる人から適当にキャスティングできないかな?
121名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 23:36:56 ID:IHhC5Qo8
完全オリキャラで名前ありをメインに持ってくるのはやめたほうがいいと思うよ。
120みたいにしたらどうかなあ。
122116:2006/09/30(土) 00:00:34 ID:qf+golMt
う〜ん…やっぱりむずかしいみたいですね。
ばらすとファムラン少年×初めての女(高級娼婦)の話なんで
ちょっと街キャラから持ってくるのは無理でした。
投下する前に聞いてよかったです。
123名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:28:41 ID:mbXBTnsN
>>119
バルフレアの少年時代ってことか。
女は名無しなら話によってはよさげじゃね?

例えだが、バル×娼婦みたいな組み合わせは悪くないかも……
他スレでは見かける。

オリキャラをキャラ立ちさせたとしても萌えにつながるかは微妙なんだが、
スレの趣旨に著しく反しないものであればいいんでないか?
相手がオリキャラであることを名前欄とかに入れて、ダメな人がスルー出来るようにすればイイとオモw
124名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:31:47 ID:mbXBTnsN
更新してレスすれば良かったかorz
話がずれたな、スルーしてくれ。
125名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 17:59:13 ID:5wgIEhEa
ただ一つ貴方に言いたい。
ー愛しているー

あの頃の少年はもう居ない。
今目の前に居るのはクールを装った熱い瞳の男だ。
気まぐれなんかじゃないわ。彼をパートナーに選んだのは。
私の容姿は人目を引く。いつだって視線が纏わりつく。
でも…
貴方だけが好奇の目を向けなかった。
一人の女のように扱ってくれた。それが心地よかった。
まだまだ少年だと思っていたのに…
日を追うごとに大人びていくのね。
意地になって空に逃げた貴方だけど私は今も昔も…
いえ、やめておくわ。言っても仕方のないこと。

貴方が私に触れるたびに熱が、鼓動が伝わってくるけど私は応えてあげられない。
いっそ一つになれたら楽になるのかしら。
貴方と何も考えずに夢へと浮かされてみるのも悪くないかもね。
でも出来ない。絶対に…

出会わなければなんて思わないわ。私にとってこの出会いはほんの一時。
だって私は貴方が居なくなってからも恐ろしいほどの長い時間が待っている。
一人が寂しいだなんて、考えたこともなかったのよ。
貴方に会って覚えた感情がどうしようもなく胸の内を締めつける…
この想いはどこにいくっていうの…?
貴方と別れる日が来ても笑っていられるかしら?

きっと貴方は私を受け入れてくれるでしょうね。
だから言えない。口が裂けたって言えないわ。
だって貴方は先に逝ってしまう。私を置いて…

せめて心の中でいいから言わせてちょうだい。
ー愛してるわ…貴方ー
これでいいのよ。もう充分だわ。
私は貴方が望む限り側から離れない。
だから私から貴方に言えるのはこれだけ。

「行きましょう。バルフレア。」

今日も空の眩しさが心を揺らす。



以上です。
乱入りでスマソ(。´Д⊂)
126名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 18:14:46 ID:Lme0u48C
>125
GJ!!
自分バルフラ大好物なのでウレシス
フラン、切ないよフラン…。゚(゚´Д`゚)゚。
一緒にいられる時間、出来る限り幸せであってほしい
127名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 19:03:53 ID:Jd/0MaNU
ありがとうです(o^∇^o)ノ
何か文が下手で恐縮なんですが…
この間のバッシュと似た感じになってしまってなんだかなぁ( ´△`)
たまにはエロ無しもいいかもと思い書いてみました。
他にも本人目線でのがあるけどまだ固まらず…(。´Д⊂)
まとまったら挙げさせて貰いますo((>ω<o))
128名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 19:28:03 ID:E+dhmDMy
>>127
wktkhして待ってるだお
129116:2006/09/30(土) 20:57:08 ID:226l+POd
>>123
名無し…といえばそうなんですが、いわゆる源氏名できっちりついてますから…
どうもいろいろとすみませんでした。

話は変わるんですけど、ある名作を12の配役わりあててパロディ(エロもからめて)
するというのはありなんでしょうか?
130名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 23:36:54 ID:+3NqD3uw
>>125
GJ!セツナス・・・大人なフランに萌え
次回作も期待

>>129
気になるなwさわりキボン

>>リレー関係者各位
前スレ990なんだが、大体まとまった・・・気がする
職人各位に確認を願いたい
詳細は絵板にて。なるべく急いで来てほしい
131名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 18:20:05 ID:bDPM3dV/
>>130
116だけどコテうざいからやめますね。
さわりもなにも1行も書いていないんだけどこんな感じ↓

「忠臣蔵」 BGM「大河ドラマ赤穂浪士のテーマ」

松の廊下で吉良上野介ヴェインに斬りかかる内匠頭ラスラ。それを「殿中でござる」
と止めに入ってふたりに返り討ちにされる梶川ザルガバース(何となく損な役回りなので)

「なぜ殿の仇を討たぬ!」と瑤泉院アーシェに殴られその見返りに肉体を提供され
「え、いいんですか?」と据え膳いただいちゃう内蔵助バッシュ
裏には江戸急進派で瑤泉院の不倫相手の安兵衛バルフレアの影あり(このへんエロ)

吉良邸の前で内蔵助に「門を破る大槌!」と言われS85式炸裂魔砲(だっけ?)
をぶっぱなし門どころか吉良邸を破壊してしまう堀部弥兵衛シド

最後の語りで「風俗デビューよ!」とは言うが「あんたもうしているやん」
と突っ込まれるお軽パンネロ

…一応こんな感じ考えているんですけど、はっきり言って「忠臣蔵」
のこと全然わかっていません。
132名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 18:45:04 ID:CF3eXIBj
>>131
ぶっちゃけパラレルでそ?
別にいいと思うけど…

他スレを参考に言わせてもらうと、ドジンぽくて嫌がる人も居るから、
名前欄に分かるように入れるか、トリ入れるとスルーしてくれるw

自分は面白ろければ読むし、途中で読まないこともあるし、
これは好みの問題だからあまり主張しすぎるのもどうかと思う。
そんなに遠慮するようなもんでもないとオモ!

歴史厨からのキビシイツッコミが入るかもしれんがw
133名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 22:50:24 ID:4MeGrIPl
本人目線第3弾!ヴァン偏出来ましたψ(`∇´)ψ


「もう!ヴァン!」
またそーやって怒る。
いつも俺を監視するように見てるんだ。
俺より危なっかしい子供が廻りにいるのにな。
世話を焼いてもらう年じゃないんだよ。
もっと自分の事に目を向ければいいのに。

女なんだからもっと奇麗に着飾ったりさ…
せっかく可愛い顔しているんだから…
…ってなんで俺は素直に言えないんだろうな。

気が付いたらずっと一緒に居るよな。
いつだってお前は俺の事ばかり気にしてきた。
でもお前以上に俺はお前のことを見てきてる。
気が強くて、正義感いっぱいで、優しくて、そして…
これは俺しか知らないんだ。お前が涙もろいのは。
いつも一生懸命で明るいからみんなが頼る。
だからお前は人前で涙は絶対に見せないんだ。

でも…俺にだけは見せてもいいんだぞ。
もっと信用してくれ、頼りにしてくれよ。
いつもお前を見ているよ。いつだって側にいるから。

ーずっと一緒に居ようー

今は素直に言えないけど、いつかお前の瞳を見て言うよ。
そして絶対に守ると約束するから。
変わらないでくれよな。今のままでいいんだ。
お前に側で見ていて欲しい。
俺が空へと羽ばたくところを…
もちろん連れて行くよ。ずっと一緒だ。
この先も同じ言葉を言うから、お前は付いてくればいい。

「行くぞ!パンネロ。」

夢では終わらない…いや、終わらせない。

以上でつ。
エロなくてスマソ(。´Д⊂) エロパロなのに!
一応パーティーメンバー分話を考えてる…
エロないけどいいでつか!?
134名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 23:03:14 ID:05zIjdCb
いいですとも!(つ∀`)
135名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 23:17:24 ID:4MeGrIPl
ありがとう!!♪( ´▽`)
またまとまったら投下しにきまつ。
136名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 23:21:44 ID:NMCAF98A
>>133
オイヨが大人にw
まだ青い雰囲気出てていいでつ。
137名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 01:05:30 ID:7sdN9mMR
>>133
素晴らしくGJ!!
人数分あるのか!!投下激しくキボーン
純粋な想いが伝わってきますた( ´∀`)σ133さんに萌え
138名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 20:17:39 ID:bEBjFcc5
>>132
同人とかよくわからないのですが、それっぽいみたいですから
避けておきます。いろいろお騒がせしてすみませんm(_ _)m
139名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 23:27:39 ID:ii8bRLzX
気を取り直してw


SS職人さん降臨wktk
140某番組パクリ 1:2006/10/03(火) 01:06:43 ID:wFq0LZN0
SEX系列で放映されているイヴァリース一周恋愛バラエティ、あいのリクサー。
先週はロザリア出身の胸毛ボー男、アルシドがアーシェにチケットを渡して告白するも
玉砕。あいのリクサー史上、最短の告白時間を記録した。
今週も事件が起こる――?

「ラーサー様。ドライバーさん、今日も機嫌が悪くて怖いと思いませんか?」
「パンネロさん、声が大きいですよ」
楽しく隣りあって語るのは踊りで人も殺せるパンネロ(16歳。職業 道具屋店員。ヒュム)と、
あいのリクサー規定のお小遣いではとってもやってられませんよ、とエクスポーションを隠し持つ
ラーサー(12歳。職業 王子。ヒュム)。
ぎろりとドライバーのバルフレア(22歳。自称元空賊。ヒュム)が二人を睨みつけると、急カーブを
切った。
「きゃあっ」
「パンネロさん、僕につかまって下さい。ドライバーさん、少し運転が乱暴ではないですか。
女性も乗っているのですから気をつけてください!」
(ラーサー様……こんなにお若いのに、何て威厳があるのかしら)
(パンネロさん……、やけに短い前髪も可愛らしい。はっ、可愛らしいなど、パンネロさんは年上
なのに、僕はどうしてしまったのだろう。この胸の疼きは何だ?)
完全にお互いの矢印が向き合っている状態である。(ラーサ←→パンネロ)
141某番組パクリ 2:2006/10/03(火) 01:07:33 ID:wFq0LZN0
「ちっ…やってらんねえよ、全く」
ぶつぶつとバルフレアは呟く。
ラバナスタの地下カジノで全財産をスッてしまい、自慢の愛機まで取り上げられそうになったところ
を、「このバイトをするなら」と、条件付で解放されたのだ。
(俺の、俺のシュト…シュトラー……)
「ったく、何がシュト・ラーブワゴンだよ!畜生め!こんなどピンクに俺のシュトラールを塗り替え
やがって!!」
叫ぶと、きゅーぅぅううう、とバルフレアは愛機(どピンク)急降下させた。
「「キャーッ」」
女性陣がキャーキャーと騒ぐ中、ゆっくりと揺れをも気にせずドライバー席に歩み寄る女性が
居た。
「ねえ、ドライバーの坊や」
「っんだよ!操縦してる時に話かけるんじゃね…あ、すいません」
自分に話しかけたのがフラン(?歳。現役空賊。ヴィエラ)だと判るとバルフレアは小さくなって
正常な操縦に即座に戻った。
「やれば出来るじゃない、ぼ・う・や」
耳元で囁かれて、バルフレアは恐怖のせいか興奮のせいか、身体がブルッと震えるのであった。
(くそー、何なんだ。フランにだけ、俺はどうしてこんなに弱いんだ。フランを見ると女も知らない
馬鹿なガキになっちまうんだよなぁ
「……そう、『あいつ』みたいに」
142某番組パクリ 3:2006/10/03(火) 01:08:36 ID:wFq0LZN0
「うひゃー、俺、王様!めーいれーい、バッシュ、アーシェにキス!」
バルフレアの視線の先には、バタバタと足を踏み鳴らし、一人滑舌悪く叫ぶ品の悪い腹筋だけが発達した少年、ヴァン(17歳。ニート。ヒュム)。
キース、キース、と一人手を叩いていているヴァンをアーシェ(19歳。皇女。ヒュム)が冷ややかに見つめる。
「はぁ、頭が痛くなるわ。耳元で叫ばないでくれる?」
「そんな事言って、ホントはドキドキなんじゃないのかぁ?オイヨイヨー!」
「ヴァンさん、悪ふざけが過ぎますよ」
「そうよ、バッシュさんだって困ってるじゃない。ね、バッシュさん?」
バッシュ(36歳。元将軍。ヒュム)は静かにうつむき、静かに呟いた。
(パンネロもラーサー様も黙っててくれよ……こんな機会でもなければアーシェ様に接吻なぞ
出来ぬのだから)


次週予告。
バッシュの恋が動き出す!?
そして、「私、実はバツイチなの……」
衝撃の発言は誰が!?

つづく
(かもしれない。)
143名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:17:33 ID:A+uvRz49
ちょwwwGJ!
フランに敬語なバルフレアワロスwwww
続きwktkして待ってます
144140:2006/10/03(火) 01:19:04 ID:wFq0LZN0
神々の住まうこのスレに、こんなん落とすのは非常に恐縮なのですが……
(元番組を知らないと意味不明だと思いますが、その辺はご寛恕下さい)
145名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:26:36 ID:kjMZeVy1
いや最近こういうノリに飢えてたw
衝撃の発言もよろ
146名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:30:20 ID:eb5tMKVU
ちょwwwおまwwwww
GJ!こんなノリも好きだ!!
ヴァン:ニートテラワロスwwwwwww
147名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:48:52 ID:xstBc012
GJ!かなり吹いた。真夜中なのにwww
空気の読めなさがらしすぎるヴァン(ニート)ワロスw
148名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 02:02:02 ID:4851OULM
GJ!ムンムン気を発してそうなバッシュにワロス
けど折角のエロパロスレだし、もう少し大人な感じでもイイかも
次回に期待wktk!
149名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 08:24:30 ID:3JE0XVlB
このノリかなり好きです〜。
細かい笑いどころがたくさんあってイイ!
バツイチ、確かに彼女はバツイチだw
シリアスは他の職人さんにまかせて、
こういうのもありだと思う。
続き楽しみにしてます。
150名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 16:17:28 ID:MR+FiIOe
続きはぜひ帝国側のキャラもいれてほしい  
ヴェインとかガブラスとかシド・・・・は年齢的に無理があるか。
151名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 17:59:22 ID:wY5t9rWk
シドも入れるのか?w
152名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 18:11:06 ID:5SsqD4Cs
ちょwwwwwあいのり見てないけど吹いたw

グラミスを入れてください
153名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 18:20:29 ID:qiqywRrV
第4弾!アーシェ篇投下します!

「君で良かった…」
あの日の言葉が何度もリフレインする。
固く冷たい城の壁に囲まれていた私を解き放ったあの言葉。
周りの冷ややかな目を気にしない貴方に惹かれたわ。
大きく、暖かく、そして優しく…
穏やかな日差しが世界を照らすように、貴方の言葉は私の心に行き渡る。

何事も真摯に受け止め、決して抗うことない貴方。
私との出会いもそうだったわね。
覚えているかしら?2人が初めて会った時のことを。
こんな世界に生まれた自分を恨んでいた私…
でも貴方は微笑んでくれた。
そして自分の夢を私に打ち明けてくれたわ。
貴方の言葉で目が覚めたようだった。
そして貴方は私との出会いに感謝の念をくれた。

ー私も貴方で良かったー

でも幸せな日々は続かない。
本当にそうだったわ。
望んでいない争いが世界を、国を、人を奪った。
そして貴方までも…

どうしたらいいのかわからないまま、時だけが過ぎていった。
貴方と話したいことがまだたくさんあったのに!
貴方のことも全て知らないうちに離れなければならないなんて…
いくら想っても伝え切れない気持ちがあるなんて知らなかった。
ねぇ…聞こえる?
私、叫んでいるのよ!
二度と伝わることのない言葉と知っても止めるなんて出来ない。

ーもう一度抱きしめてー

えぇ…分かってる。
叶うことのない願いだって…
あの頃の私はもういない。
過去を頼って、すがる自分はもう捨てたわ。
あるのは…貴方の夢であり、私の願い。
それを実現するかのように世界の風向きは変わったわ。
見ていてくれるかしら?
もうすぐ貴方の望んだ事に手が届きそうなのよ。
見ていてほしい。
私が貴方の夢を叶えてみせるから…
少しの時間だったけど本当に幸せだったわ。
忘れないで。
私の気持ちは貴方に捧げたという事を。

「愛しているわ…ラスラ。」
そして世界に陽が射し始めた。


設定としてはラスラが願った世界平和をアーシェが成すってな感じです。
皇族に生まれた自分を嫌っていたけどラスラとの出会いで変わったアーシェ…
自分のイメージの2人を書かせてもらいますた!!
次は…バルフレアの予定です。
154名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 18:36:03 ID:5SsqD4Cs
このシリーズ続くんだよね?
読み専として悪いんだけどどちらかというと「詩」だよね?
自分としては話が読みたいんだけど…
もしエロが書けないというのならここはどうかな?↓

http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1150527327/l50
155名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 18:40:57 ID:6td1YRU+
>ヴァン(17歳。ニート。ヒュム)
この辺ワラタw
こういうネタ系も息が抜けていいでつね。
>>140GJ!!

>>153
はぁ…エロパロ的にはつまらなくなるかもだが、ずーーーっとラスラだけを
愛してたりするアーシェに激しく萌えてるんでイイっす!
GJ!!
156名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 19:12:59 ID:F831i4IB
>>154
そうですね…これは詩ですね。
他のスレを知らなかったんでここに書き続けてました。
エロパロなのにってのは自分も思ってたんで…
エロが書けないわけではないです。実際何回か投下しました。
あとバルフレアとパンネロで終わりだったんですが、辞めたほうがいいですか?
157名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 19:37:15 ID:7Fix+cuP
>>156
あと二人だし投下しておくれよう。
158名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 21:32:00 ID:RfLsP/6c
>>156
うm、投下して欲しいな折角だから
自分もラスラに一途なアーシェが好きなので萌えた

ところでここはsage進行ではないのか?
159名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 22:34:36 ID:ZvPJn3Xb
>>157
>>158
ありがとうございます。嬉しい(。´Д⊂)
数人でもそう言ってくださるなら頑張ります!
あとバルフレアとパンネロで終わりなんで…
近々あげにきます(*≧∇≦)y─┛〜〜〜〜
160某番組パクリ II-1:2006/10/03(火) 22:40:33 ID:wFq0LZN0
SEX系列で放映されているイヴァリース一周恋愛バラエティ、あいのリクサー。
男女6人(+ドライバー1人)のエンドレス&サバイバルな恋愛がシュト・ラーブワゴンを舞台に
今日も繰り広げられる。誰が愛の告白をするのか、果たしてカップルになって帰国出来るのか、
それとも一人さみしく帰国するのか(例 アルシド)――6人は空中都市ビュエルバに降り立とうと
していた。

「ビュエルバは魔石の産地として有名なんですよ、パンネロさん」
「そうなんですか! ああん、ラーサー様は本当に物知りなんですねえ」
今日も座席替えをさりげなく拒否って、二人寄り添いラブトークなラーサーとパンネロ。
「ビュエルバだってよ、バッシュ!ビュエルバ、ビュエルバ〜ビュエルバーッシュ!」
「ヴァン、お前、うるさいぞ。少しは落ち着いたらどうだ……」
最年長(除く フラン)のバッシュはヴァンのハイテンションぶりに頭痛を覚え、そっとこめかみを
押さえた。
(自分でもこうなのだからさぞやアーシェ様はご不快であろう――)
ちらりとバッシュが見やると、どこか物憂げな様子で空に浮かぶ美しいビュエルバをアーシェは
見つめていた。
「アーシェ様――具合でもお悪いのですか?」
心配気なバッシュの声音に少し遅れて気づいたアーシェは小さく微笑んだ。
「いいえ、何でも無いの、バッシュ。気にしないで」
「そうは言っても――」
「そうは言っても?」
「――気になります。心配なのですから、仕方ないでしょう」
むしろ憮然とした様子で言うバッシュの様子を見て、アーシェはバッシュの手をふわりと包んだ。
161某番組パクリ II-2:2006/10/03(火) 22:41:17 ID:wFq0LZN0
「バッシュ。貴方は、優しい人ね」
突然触れられた事にバッシュが驚く間もなく、アーシェのほっそりとした指は触れた時と同様の
唐突さでもって、すぐさまバッシュの手から離れた。
そして、アーシェは再び、空の向こうに瞳を向けた。
(アーシェ様――)
「貴方は、何て気高く、美しい」
バッシュは、誰にも聞こえない小声でそっと呟くと、アーシェに触れられた手の甲にそっと己の
唇を押し付けた。
バッシュの恋が走り出す――

「ほら、お前らぁ。とっとと俺のシュトラールから降りろって」
バルフレアが顎をしゃくって、メンバー達を追い立てる。
「俺はビュエルバ魂が飲みたくって今すぐにでも駆け出したい気分なんだ。おい、そこの腹
出してるお前!キョロキョロお上りさんしてるヒマがあったらそのケツ動かせ!」
「あぁん?」
ヴァンが精一杯の爪先立ちでバルフレアに対峙する。
「あんたさぁ、前々から思ってたんだけど――ドライバーのくせに生意気なんだよ」
「うるせえんだよ。ガキはガンビット屋で『味方一人』でも買ってこい、って」
「ふざけんなよっ! お前、殺られたいのかよ?これでもウニャエッ(くらえ)ってんだ!」
ヴァンは蹴りを繰り出した。
162某番組パクリ II-3:2006/10/03(火) 22:43:51 ID:wFq0LZN0
バルフレアの目にはスローモーションに見える動き、やってられないとばかりに軽くいなして
ヴァンを転ばせようと腕を伸ばそうとしたところを、ヴァンの背後から抱きつき、その動きを止める
一人の女の姿――
「――ヴァン。いい加減になさい。力を持つ人間ほど、その力を隠しておくものよ」
ヴァンはそれでもバルフレアに向かって行こうとしたが、背後からのがっちりとフランの腕に押さえ
込まれ動けず、ちっ、と舌打った。
「フランがそう言うなら」
「ミストを感じなさい――怒りは道を失う一歩よ」
すごすごとヴァンは去っていった。(当然、行き先はガンビット屋。買い物はビギナー向けの
「味方一人」。出来たら「HP<70%の味方」も欲しいと思っている)

「助けたつもりになられちゃ、たまんねえな」
フランはくすりと笑うとバルフレアの腕に自分の腕をからませた。
「ビュエルバ魂、飲みたいんでしょう?付き合うわよ」
「――酒を飲むのに仲間なんて要らねえよ」
フランは声を出して笑った。
「ビュエルバ魂、1000ギルは下らないのに?」
ぎく、とバルフレアはフランを見つめる。
(高っけー!!何だよ、そんなにインフレなのかよ!?)

4.
「……何でも良いわ。面白そうなものや人があれば、人生退屈しないってだけ」
バルフレアは負け惜しみの一歩、フランを睨んで決定的と思える一言を吐いた。
「フラン。お前、番組規定のお小遣いが――」
「所詮、ヒュムの番組でしょう?馬鹿馬鹿しい。第一、私相手に勘定を求める酒場の主人が居ると
思う?」
妖艶に笑うフランの表情にひきずられるように、バルフレアは文字通り引きずられて行った。
163140:2006/10/03(火) 22:45:49 ID:wFq0LZN0
ありゃ、すんません。
変な「4」って表示が上に↑ありますが、次が「4」です。
164某番組パクリ II-4:2006/10/03(火) 22:47:30 ID:wFq0LZN0
夕食は、皆で取るのが暗黙のルールである。
パンネロとルース魔石鉱の奥まで行ってああしたり、こうしたり…と早熟にも妄想しまくっていた
ラーサー(結局はポーションが足りなくて入り口で戻ってきた)、バルフレアを潰して涼しい顔の
フラン(まだ飲酒中。ザル認定)、ガンビット屋でねぎり倒してご満悦のヴァン(実はぼったくられ
ていた)、ちらちらとアーシェを盗み見て落ち着かないバッシュ(今日は一日アーシェのストーカー)
無邪気なパンネロ(ラーサーに気づかれないようにモンスターを倒して5000ギルget!)、
そして物憂げなアーシェ――ある者は賑やかに、ある者は不満気に、ディナーは進んでいく。

「ねえ、アーシェ?どうしたの。食欲、無い?」
心配気にパンネロはアーシェの顔をのぞきこんだ。
「先ほどから見ておりましたが、アーシェさん、全然召し上がってないですよね」
ラーサーが呟く。
「ダイエットか?いやー、俺は好きだよ、アーシェの太もも!」
「少しの間でも黙っておれぬのか、お前は!」
下品なヴァンをバッシュが怒鳴る。
「――何か言いたい事があるみたいね」
一口、酒を含むとフランは呟いた。
アーシェが、震える声で語り始める。
165某番組パクリ II-5:2006/10/03(火) 22:51:00 ID:wFq0LZN0
「私、みんなに隠してた事がある」
一同の視線がアーシェに集中する。(←瞬間視聴率30%)
「――みんな、恋愛しようって、シュト・ラーブワゴンに乗り込んだんだよね?」
「そ、そりゃ、そうよ、アーシェ。今更、何言ってるのよ?」
無邪気にパンネロが遮る。
だが、場は奇妙に静まったまま、止まった。
「そう――そうだよね。でも、私、隠してたの――」
アーシェが、潤んだ瞳で皆を見渡した。

バッシュが唇を噛み締める。
(まさか、貴方が「仕込み」だと言うのか?貴方だけはガチだと思っていた――!)

「バッシュ、血が出てる」
「あ、すまん」
バッシュはヴァンからハンカチを貰うと血が滲む唇を拭いた。
しん、と場が静まる。
「私ね――」
一筋、涙がアーシェの頬を伝った。
「私、結婚してた。バツイチ、なの――」
一同に静かな衝撃が走った。

アーシェは静かに嗚咽した。
「ごめん…なさい。今まで、黙ってて。みんなを見てたら、なかなか、言えなくって」
ひっく、ひっく、とアーシェが肩を震わす。
「ごめんなさ――」
「――謝るなよ」
思いがけない人物の腕が、アーシェの震え細い肩にかかった。
166140:2006/10/03(火) 22:57:33 ID:wFq0LZN0
エロパロ版なので少し大人になろうとしましたが…
「大人になんてなれねえよぉぉぉおおお(号泣)」

どっちつかずになるのもアレなので、次はちょっとエロ入れます。
でも、ヴァンはアホのままです。ヴァンのファンの方、ごめんなさい。
167名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 23:19:30 ID:Jxq6tqwe
いや、ヴァンはおバカでおk

>>166
面白いよ、GJ!
微えろも楽しみにしてまつよ。
168名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 23:32:38 ID:GHuwcQnc
>>160-166
GJです!!
エロ無しでも面白くてイイ(・∀・)!
もちろん次回のエロもwktkでっす
169名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 23:34:57 ID:eb5tMKVU
>>166
GJ!散りばめられた小ネタがワロスwww
瞬間視聴率で吹いたwwwwwwww
是非ガブラス出してくれ

>>159
そのうちエロも書ける様になるって、がんがれ
あと>>158も言ってるがメール欄にsageって入れて書き込みしろな
170名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 01:14:06 ID:2zwHoYqP
>>156
やめてやめてマジやめて
見たい人は該当スレ行けばいいじゃん。
顔文字不快すぎてどうしようもない
171名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 01:56:05 ID:h38q8CW5
>>170
ちょっとモチツケ!
133の顔文字のことか?
他に見たい人がいるんだし、ここは個人的にスルーしておこうよ

>>133も、控えた方がいいと思う
2でその手の顔文字は嫌われがちみたいだから
172名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 02:31:01 ID:JgWSZv91
170の意見は意見で当然だと思うんだが…
>>154がちゃんと誘導してくれているんだし…
みんなここにエロ見たいからきているんだが
書けないなら該当スレ行ってほしい。
173名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 04:09:52 ID:5hMkUAD2
半年ROMってくれマジで
174名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 14:14:49 ID:krYxqbsW
何回か投下したことあるなら、余計わかっているでしょう?
エロがないなら投下はしないべき。
というわけで、半年後に会おうね。もう来なくてもいいよ★
175名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 15:22:06 ID:XGDg9UAj
あと2人分だろ?すげー見てみたいけどな。ここで。
エロかけるんだったら詩にからませてエロ書いたら無問題じゃね?
176sage:2006/10/04(水) 15:37:53 ID:GBLBwXnA
色々な方のご意見を参考に考えました。
不愉快な思いをさせた方に対してはお詫びします。
自分で考えていたこの話は元々エロなしで作っていたものです。
正直、今更エロ入れては書けません。
だからこのシリーズはもう書きません。
そのかわりもし新しい話ができたら挙げに来てもいいですか?
もちろんちゃんとエロありで。
色々とすいませんでした。
177名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 15:40:41 ID:GBLBwXnA
間違いました。
名前欄に入れてしまいました…
初心者でごめんなさい。
178名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 15:40:58 ID:vf33EbaY
ええと

とりあえず「sage」はメール欄に^^;
179名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 16:05:36 ID:lDGqTWHl
>>176
エロありの出来たら、また来てくださいな。
アナタの作品待ってる人もいるからね。
180名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 20:48:56 ID:R1/VPKgt
>>176
このパターンならエロなくてもいいと思うけど。
短いものだし不快じゃないよ。
エロだけじゃなく人物の背景(気持ち)も・・・ってのが読んでておもしろいよ。
いろんな意見があるけど、おいらは有りだとオモ
181名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 21:07:16 ID:PNjZZShk
今回はまだあれとしても、次からはエロ無しはFFDQ板のほうがいいかもな。
182名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 22:20:15 ID:bqH7qzGt
>>176
あと二人だけだから投下してもいいんじゃね?
やな人はスルーすればいいんだし。
183某番組パクリ II−6:2006/10/04(水) 22:29:52 ID:v+yl9C+9
「過去がどーとか、関係ないよ」
ヴァンはアーシェの肩を軽くパシンと叩き、言った。
「アーシェはアーシェだろ?」
「違う――違うの」
アーシェは涙を流しながら、首を振った。
「私、『彼』を本当に愛してた。ラスラが死んだ時、私の一部も死んだわ」
「死」、そして「ラスラ」という言葉に、皆が思わず身体を強張らせる。
「アーシェ様……お辛いのなら、何もおっしゃらなくても」
「いいえ、言わせて、バッシュ。皆も聞いて。私、辛くてさみしくて、とても恋なんて探す気分
じゃなかったわ。ただ、こんな風に旅をする事で気がまぎれるって思っただけなのよ」
アーシェはうなだれると、ふっと苦く笑った。
「旅に参加する資格、ないわね。私、リタイアす――」
「アーシェは、俺達と居て、旅をしていて楽しくないのか?」
さえぎってヴァンが言う。
「……楽しいわ」
「じゃあ、問題ナシ!今、恋なんてする気分じゃなくても、楽しいって感じられるなら第一歩は
踏み出してるんだよ」
アーシェが、潤んだ瞳でヴァンを見つめた。
「もう泣くなって。過去は過去。今、俺たちはお前と一緒に旅をしたいんだよ。な、みんな?」
184某番組パクリ II−7:2006/10/04(水) 22:31:13 ID:v+yl9C+9
「私も、今度ばかりはヴァンに賛成かしらね」
「そうよ、アーシェさん!旅、続けましょ!」
「パンネロさんの言う通りです。アーシェさん、そんな辛い気持ちを抱えている事に気づかなかった
僕達の方がむしろ謝らなきゃいけないんです」
「アーシェ様。共に、旅を続けましょう」
「みんな――」
にいっ、とヴァンは笑って今度はバシッと強くアーシェの背中を叩いた。
「ほら、判ったか?お前はもう仲間なんだ。リタイアなんて軽々しく言うな」
アーシェは苦笑した。
「『お前』は止めて」
はははっ、と笑うと、ヴァンは「ちょっと、トイレ」と、去っていった。
立ち去る寸前、ヴァンが嗚咽を隠すようにうつむき、口を押さえていたのを皆は気づかぬ
振りをする。
(ヴァン――)
アーシェが感謝するように、ヴァンが座っていた席を見つめていた。
「ふ…ふ、うっ……」
ヴァンは小走りでようやくトイレにたどり着いた。バタンと個室のドアを閉めるともう我慢ならない、
とばかりに口元から手をはずした。
「わーはっはっはっ!!俺って天才!!絶対、アーシェのヤツ、感動しまくり!これで恋に落ち
なゃきゃ嘘だよな!?」
ぎゃっはっはっ、とヴァンは品悪く笑い続けた。
185某番組パクリ II−8:2006/10/04(水) 22:33:06 ID:v+yl9C+9
(いやー、しかし未亡人とはなぁ……想定外の大当たり。「未亡人」って右手に書いて何回も
オナったヴァン様のこんな近くに未亡人が居たとは灯台下暗しだぜ)
「弱みに付け込むのは主義じゃないんだけど――」
ヴァンはくっくっくっ、と何か良ろしくない事を思いついたように笑った。

深夜。
(――よし、ラーサーもバッシュも寝たな)
ヴァンはゆっくりと起き上がると、自分の荷物の中からコンドームの箱(新品。未開封)を取り出し、
中から1個を手に取った。そして、思いついたようにもう1つ取り出してポケットに突っ込む。
そうして、そろそろとドアに近づいた。
「何処へ行く」
ぎくっ、と振り向くとバッシュが背後に仁王立っている。
「トトトト、トイレッ!」
「偶然だな。俺もだ」
何の因果か、ヴァンとバッシュの連れションタイム。
(ったく、じじいは眠りが浅いったら無いな!邪魔しやがって!)
「不機嫌そうな顔だが、どうかしたか?」
「いやっ、何でも無イヨイヨッ!」
動揺するヴァン。
動揺を隠すように勢い良くぴっぴっ、とチンコを振ると、ヴァンは何の気無しに隣のバッシュの
下半身に目を遣った。
「!!」
(――で、デカッ!!!何、これ!?チョコボ?)
186某番組パクリ II−9:2006/10/04(水) 22:36:05 ID:v+yl9C+9
視線釘付けのヴァンを挑発するように、バッシュもぴっぴっぴっぴっとイチモツを振った。
衝撃のせいでフラフラとよろめき去ろうとするヴァンの背中にバッシュが声を掛ける。
「おい、ヴァン」
「な、何だよっ」
「手を洗わないと不潔だぞ」
ちっ、とヴァンは舌打ちして大雑把に手を洗った。
「ほら、洗ったぞ。キレイキレイだ。満足だろ?」
ずんずんと歩き出すヴァンの背中にまたもやバッシュが声を掛ける。
「おい、ヴァン」
「だから、何だってんだよっ!」
「2回か…・・・」
「は?」
にやりとバッシュは笑うと、ヴァンの頬に手を置き、まじまじと見つめた。
「いやあ、俺がお前くらいの年齢の時は一晩に5回はこなしたよなあ、と懐かしく思い出して
しまっただけだ」
呆気に取られるヴァンの頬をバンバンといかにも兄貴分らしく親しみをこめ叩くと、バッシュは
「2回かぁ、2回ねえ。くっくっくっ」と呟きながら去っていった。
取り残されたヴァンはポケットを探り、2個のコンドームに目を落とす。
(バッシュ……)
ヴァンは頬に手を触れる。
「お前、手、洗ってないし――」


次週予告
またもやメンバーの衝撃告白!
「私、風俗嬢―-」
そしてドライバー(=バルフレア)の恋が走り出す!?
187140:2006/10/04(水) 22:40:34 ID:v+yl9C+9
お読み頂き、本当に感謝です。コメントを頂く度にPCの前で転げまわって喜んでます。

しかしスレの流れを踏まえて、次回はきっちりエロを入れます。(でも、小エロかも…)
有難うございました!
188名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 22:42:03 ID:QzFye1Jy
将軍さすがだw
アフォな子がどうなるのかwktk!
189名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:49:08 ID:/7Xw0H6h
>>183-186
GJ!
いいヤツだなぁ、ヴァン……と思ったらwww
エロもギャグも楽しみにして待ってます!
190名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 00:17:25 ID:GkrDyeqt
最高!GJ!!
チョコボwwwwwwwwwwwwwwwwww
191某番組パクリ 番外編1:2006/10/05(木) 02:19:39 ID:+xN/P2/s
「くっそ、頭痛ぇ」
久々にビュエルバ魂を飲んだせいか(フランのオゴリ)、悪酔いした
バルフレア(自称元空賊。現在シュト・ラーブワゴンのドライバー)は
ベッドにバタリと横たわった。
「しかし何なんだ、あいつは――優に俺の2倍は飲んでたよな、それなのに
顔色一つ変えない、化け物だ」
バルフレアは目を閉じると、その「化け物」を思い浮かべる。

そばに寄るとふわりと香る、ムスクの香り。
近づくと切られてしまいそうなくらい強い視線。
そして柔らかく甘く低い声。
――何でも良いわ。面白そうな物や人があれば、人生退屈しないってだけ。

「――っくしょう!退屈しないものを見つけるのは俺の方だろ!何をウジウジ
青い事考えてるんだよ、ヴァンかよ、俺は!!」
バルフレアは勢いよく起き上がり、ベッドサイドのテーブルの上にのっていた
酒をグラスに注いだ。

――ふわり、と夜風がバルフレアのうなじを撫ぜる。
(何だ?窓は閉めていたはず)

「飲みすぎよ、坊や」
振り向くと、ヴィエラ族の女が窓枠に腰掛けていた。
192某番組パクリ 番外編2:2006/10/05(木) 02:20:49 ID:+xN/P2/s
「ここは、3階なんだがな」
「そうね、たった3階。イージー過ぎて、眠くなっちゃう」
ふわりと窓枠から降りると、フランはベッドに腰掛けた。
「お前、何者だ?」
「ヴィエラ族のフラン」
「何が目的だ?」
フランはその長く優美な手脚を、ベッドの上でゆるりと伸ばした。
「バルフレア――貴方、私と同じ匂いがするわ」
誘うようにフレアは脚をゆっくりと組みなおした。
「もう一度だけ聞く――『何が目的なんだ』?」
電光石火――バルフレアが持っていたグラスが床に落ちて、ガシャン、と冷たい音を立てた。
フランは変わらずベッドの上でゆらゆらと、その脚を揺らしている。
「愚問は嫌い。次にそんな馬鹿な質問をしたら、壊れるのはグラスじゃないわよ」
バルフレアはたまらずフランに覆いかぶさった。
193某番組パクリ 番外編3:2006/10/05(木) 02:23:19 ID:+xN/P2/s
フランの脚がバルフレアの背中にからみつけられる。
ヒュムよりずっと長い舌が、ずるりとバルフレアの耳を舐めた。
小さな布で覆われていたフランの胸から衣服が取り払われ、ほろりとその柔らかい肉が男の
目の前に差し出される。
「無粋ね――下らない洋服なんて、貴方も脱ぎなさい。それとも脱がして欲しいの?」
くっくっ、とフランは笑うと、バルフレアのベストを取り払い、シャツのボタンを淫靡に一つ一つ
ゆっくりと外していく。一つ外されるごとに、バルフレアの引き締まった腹にフランのキスが
落ちる。
今、二人は生れ落ちたばかりの赤子のように裸になって、互いの腕を足を、相手の身体に
絡ませた。
バルフレアはフランの豊かな胸に自分の顔を埋める。
あたたかく柔らかな房を、揉みしだき、ゆっくりと頂きに舌を這わせる。バルフレアはいつになく、
自分の快楽よりもフランが感じる事だけを考えて、なぶるようにその色づき始めた蕾をちろちろと舐めた。
自分の口の中で、硬く実り始める果実に夢中になって、バルフレアはフランの乳房に
しゃぶりつく。
「坊や、もう一つの蕾も咲かせて」
バルフレアは、乳房から顔を下ろしていき、フランの平らな腹にキスをした。
優美にくぼむ臍に舌をねじ入れる。そうしつつも、指はフランの秘所へとさまよった。
194某番組パクリ 番外編4:2006/10/05(木) 02:25:50 ID:+xN/P2/s
貝にひそんで隠れている「蕾」がこりり、とバルフレアの指に触れる。
とろりと、甘い液を吐き出す貝にバルフレアは唇を移し、指と唇とで蕾を刺激した。
舌と指でこねまわされ、フランの蕾はまるで果実のように赤く色づき、実り始める。
フランの秘貝は、深いムスクの香りがした――バルフレアはその匂いにたまらないかのように、
口づけを襞に重ねながらも我慢できないかのように己の猛った一物を握る。
「坊や――」
「何―-だ、フラン」
「思った通りよ、いいえ、思った以上。さあ、来て」
ほっそりとした冷たい指に掴まれて、フランの深く熱く煮えたぎる井戸へとバルフレアの
肉槍は導かれた。
「――っくう!!」
己の肉棒がおさまった瞬間、ほとんど痛みにも似た快感を覚えてバルフレアは背を反らした。
(何だ、これは?)
はぁはぁ、とバルフレアが荒く息をする。
(千枚の舌で舐められているみたいだ――)
達しそうになる自分をおさえ、バルフレアは懸命に腰を動かした。
動かすたびに、フランの肉環がみっちりとバルフレアの竿を咥え込む。
「フラン、フラン」
フランも今や、息を荒くして瞳を閉じていた。
バルフレアはフランの腰を砕かんばかりに深く深く差し入れた。
「あっ、あっ。坊や――」
「『坊や』じゃねえ、俺の名前を呼べよ、フラン――」
「バルフレア――!!」
刹那、熱い楔でつながった二人は―― 一人は熱い精を放ち、一人をそれを受け止め――
そして、陥ちた。
195某番組パクリ 番外編5:2006/10/05(木) 02:27:27 ID:+xN/P2/s
フランは荒く息をはずませるバルフレアの額にキスをすると、立ち上がって酒を手に取った。
ごく、ごく、と細い喉が揺れる。
バルフレアは苦笑した。
「フラン――飲み過ぎだろ」
ふふっ、とフランは笑う。
「惚れた男と寝た後の酒は美味しいの」
バルフレアは、あきらめたように――そして嬉しそうに――首を振った。
「なあ、フラン?」
「なあに?」
「俺と、同じ匂いがするって、どういう意味だ?」
「欲しいものは奪う。あなた、チンケなドライバーをしてるけど――空賊でしょ?」
バルフレアはばふっ、と枕に顔を埋める。
「正しい。でも、間違いだ。元・空賊。俺は今じゃあ、ガキ達の旅に付き添うドライバーだよ」
くすくすとフランは笑った。
「私は、シュトラールが欲しかった」
バルフレアが一瞬、鋭くフランを睨み付けた。
「凄まじい飛空挺ね。アルケイディアの最先端の技術と潤沢な資金でしか作れない名機――
頭の足りないおぼっちゃまが乗ってるんだと思ったから、盗んでやろうと思ったのよ」
「フラン、お前でもシュトラールは――」
「でも、途中から貴方も欲しくなったの」
196某番組パクリ 番外編6:2006/10/05(木) 02:28:55 ID:+xN/P2/s
「元空賊さん、今までに何を盗んだの?」
「……サビのかたまり」
フランは首を振った。
「もっとマシなものを言いなさい」
「千年亀の甲羅」
「ふうん、なかなかやるじゃない」
フランはベッドにふわりと飛び移ると、バルフレアに覆いかぶさった。
「でも、まだまだ、ね」
バルフレアは銀色の輝くフランの髪の毛を撫ぜた。月光を背後にして、フラン自体が
この世のものならぬ、妖しのように見える。
バルフレアはフランを抱きしめ、口づけた。
「坊や――まだまだ、おしえなきゃいけない事がいっぱいあるみたいね」
フランは濃厚なキスをバルフレアに返した。
「教えてくれよ――でも、シュトラールはやらないぜ」
「その気になれば、いつでも盗めたのよ」
ふふっ、とフランは笑う。
「でも、今は――あの子達を見守りましょう。嫌ね、情がわいてしまったみたい。バカみたいに
ドライバーをしてる貴方も見ていたいし」
「世界の果てまで飛ぼう。お前の欲しいものは何でも差し出す」
「馬鹿ね――私は欲しいものは自分で手に入れるわ。あなたは、傍に居なさい」
二人は再び、一つに重なった。


フランがなかなか部屋に帰ってこないのをアーシェとパンネロが心配していたのは
また別な話。
あいのリクサーの旅は、まだ続く。
197140:2006/10/05(木) 02:31:17 ID:+xN/P2/s
小エロ、でした〜お粗末です!
次はまた、アフォアフォになるかと。
198名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 02:34:03 ID:TdgRxPq+
リアルタイムで見させてもらった
小エロじゃなく充分に大エロだGJ!
一個前のヴァンのアホっぽさもワロタw
199名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 02:35:19 ID:x3DIg1+f
>>196
リアルタイムキタ━━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━━!!!!
GGGGGGJJJJJJJJ!!!
この二人に期待はしてたけど、まさかこんな早く拝めるとは!!!!
バルフラ大好物だからウレシス
しかも想像以上にエロス(*´Д`)ハァハァ
続きもwktkして待ってますwww
200名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 02:37:24 ID:GkrDyeqt
よっしゃあぁぁぁ!!!ktkr!!
エロも最高だ!GJ!!
次のアフォアフォもwktkで待つ
201名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 10:43:36 ID:GXofI86m
やっとエロがきたのか…
いいんだけど一度にあげれないものかね?
はっきり言ってエロ部分以外はいらんと思っている。
スルーするにも毎日これじゃ見ていてつらい。

もうちょっとスレの趣旨とか考えてくれ。
あと住民も、職人も住み分けを考えて欲しい。
この間からちと変。
202名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 11:20:59 ID:3Cc5X9Vo
>>201
こないだからちと変
ってのに同意。
良作続きでテンション上がるのもわかるが、ここは大人板。少し落ち着け。
取り敢えず2~3回ヌイテからカキコすればいいと思うよ。
203名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 14:47:16 ID:ciOB+WUM
>>201
ttp://ff12.gozaru.jp/
俺は昨日ここで二回ぶっぱなしたぜい。
あーしゃんエロイヨ!!続きが読みたいが職人さん忙しいみたいで更新止まってるんだよなー
204便乗してみるが:2006/10/05(木) 18:08:32 ID:4c6HQ2L+
前々からノリが腐女子の弾けたそれと同じだなとは思ってた
205名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 20:00:35 ID:0d24D9Ms
ドライバーがメンバーに食われた!
ワロスww
>>191GJ!!
206名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 20:57:40 ID:TMab61xC
>>203
801じゃねーか・・・・・・・
207名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 22:26:27 ID:1ZzPw736
このあいのリクサーのはまだ続いてるんだよね?
話ができたんだよぉぅ…
208名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 22:54:42 ID:SR/S035D
続きが見たいけど、やっぱエロ無しが主になる作品は>>154の方に書いた方がいいかも?
向こうは[ボケ、ツッコミ、一発ネタも〜]って言ってますし。

>>207
投下ですか?大丈夫だと思いますよー
むしろwktk!
209名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 23:06:00 ID:U52cQ2KX
>>207
投下出来るんならした方が良いかと
wktk
210140:2006/10/05(木) 23:20:17 ID:+xN/P2/s
一度にあげられず、コマ切れ投下でご迷惑をお掛けしております。
あいのリクサーは単発モノですので、どうぞ>>207様、投下して下さい。
wktkして待ってます。
211名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 23:51:49 ID:S8LaTTx3
>>154のスレ読み専だが、こちらでの投下も待ってる。

212名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 01:03:58 ID:HyVVtkqk
あいのリクサー良い!
エロ以外があってこそエロが映える気がする。
嫌な人は黙ってスルー。大人なんだから。

>>207
wktk
213名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 01:27:19 ID:UioSdnWa
「エロパロ」板だから、エロが無いならここで落とすのは勘弁、と思う。
でも同時に、前スレからのリレーと読んでるとエロ以外にも萌えを
見つけちゃう自分も居るのも事実だ。(神々、有難う)
>>201のエロ部分だけしかいらん、って言う意見もアリだと思うがどうなんだろな。
とりあえず>>207、wktk。
214名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 01:32:10 ID:V9CM15RP
なんか最近文句たれるやつ多いな。
ネタ評価すんのはいいけど職人さんを
排斥するようなレスは控えるべき。大人なんだし。
215名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 01:33:21 ID:HJWcSC5S
まあ確にエロ以外にも萌えは感じるけど
エロが全く無かったり相当少なかったりすると
ちょっと違うってのは確かに分かる。読専の私が言うのも何だが
216名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 01:43:19 ID:UioSdnWa
言葉が足りんかった。

ウンコ食ってマ○コ裂いてエロ感じるヤツを居るし、キスだけでエロいと悶絶するヤツもいる。
このスレも1から読んでて「エロ」の定義が他スレと比べてゆるいのにイライラしたが
温泉気分で、この何でもありのごった煮感覚が好きになったのも事実だ。
ただ一つの真実は職人さんが減るのは、嫌だなぁ、ってコト。
君の萎えは俺の萌え。
俺の萎えは君の萎え、だ。
217名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 01:44:47 ID:UioSdnWa
間違った
>君の萎えは俺の萌え
>俺の萌えは君の萎え
だ。
218名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 02:02:00 ID:+RDs4vAp
>>217大丈夫だ、伝わってるぞ。
ちと和んだしw

新たな萌えを感じるられるのもこのスレのいいとこだと思う。
あくまでエロ「パロ」なんだし。
あいのりクサーだって番外編無しにしても立派なエロギャクだと思うんだが。
他スレはコテハンばりばりでサイトの宣伝兼ねてる職人も多い様だし、
それと比べてもここは良心的だとオモ。
219名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 02:02:04 ID:aqk3uPyQ
某所で「隙間産業」wと言われた方が主人公のお話です。↓
それではあんまりにも需要が無いのである男に人身御供になってもらいました。
>>207さん「隙間」だから気にしないで投下してください。
220名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 02:03:05 ID:bgFwPQH/
一瞬ジャイアニズムを感じたwww

まあ突っ込むのがエロスなのか舐めるだけでもエロスなのか
エロ道は深くて暗い道ということでいいじゃんか。
221回顧録「帝都の想い出」 1:2006/10/06(金) 02:06:07 ID:aqk3uPyQ
私はここ最近側近の進言に悩まされ続けている。

「やっぱりお世継ぎが必要ですよ。がんばってこさえてください」

…簡単に言ってくれるな…もう60過ぎの私にどうしろというのだ。しかも…
もちろん自治都市ビュエルバの未来を考えると非常に切実な問題だ。
考えた末に私はある男に頼み事をするために屋敷へ呼んだ。

「…はあ?」
目の前にいる空賊は腕組みしながら間抜けな顔でそう言った。
「二度は言わせて欲しくないんだが…」
後は口ごもるしかない。
「えーと…つまり…子供作らなきゃならんけど、勃たないと…そう言うことだな?」
バルフレアは容赦なく言い放った。この気の利かない男が!
「しーっ!!声が大きい。隣の部屋の側近に聞こえる!」
「あのな、おっさんよ。…なんで俺にそんな相談持ちかけるんだ?」
バルフレアはふてぶてしくうざそうな顔をしてあきれ顔だ。おっさんと言うな。
「いや…側近達に相談したら薬だの医者だので大変な騒ぎになりそうだから…」
「そんで…俺?」
「知り合いで相談できそうなの君ぐらいなもんで…確か噂によると一晩に100人斬り…」
彼は腕組みを崩してずっこけそうになった。
「あほか!いくら俺でも100人も相手してたら腎虚だろうが!…30人ぐらいかな」
とのうのうと言ってのけるスケベ野郎。このスケベスケベスケベ…
「うん?どうした?」
「と、とにかくだね。君の経験から私がどうしたら…その…機能回復するか教えて欲しいのだ」
バルフレアは上を向きこれ見よがしに思いっきりため息をついた。
「60越えているんだろう?50ごろから目に見えて勃たなくなるのは聞いているが…無理すると命が」
「いや、もう解放軍を率いている頃から命は無いものと思っている。この命
 次代オンドール侯爵のために捧げよう!」
「わーかったわかった!今から無理すんな、おっさん」
だからおっさんと言うな。
222回顧録「帝都の想い出」 2:2006/10/06(金) 02:07:04 ID:aqk3uPyQ
「フランとか言う相棒は?」
ここは彼バルフレアの愛機シュトラール。操縦席の横に座りながら私は聞いた。
「ビュエルバで待機していてもらっているよ。…ついてきちゃまずいだろ…こんな頼み事で」
それもそうだ。さすがに女たらし、こういう事に「だけ」は気がつく
「なんだか…さっきから…悪意の電波のようなもの感じてならないんだが」
「気のせいではないのかな?空賊バルフレアに怖いものなど無いだろう。それよりどこへ?」
「色々考えたんだが…やっぱ、女だよな。て言うことはああいう場所しかないだろう」
「娼館か。何年行っていないだろう♪」
「ルンルンかよ…おっさん。目的はお楽しみだけじゃないだろう…」
わかっているのだが、つい心の中は忘れかけた甘酸っぱい思いに満たされてしまった。
「でどこがいいかと言うことで、自分の支配地とかアーシェの国のダルマスカとかじゃまずいだろ?
 ……帝都にあんまり行きたくはなかったんだが…」
「アルケイディスか」
「まあな…まったく何が悲しくてまたあそこへ行かにゃならんのだ…」
とバルフレアはぶつくさ言いながら情けない顔でスピードをあげた。
報酬減らしてやる。

「うわっこれはきらびやかだな。ビュエルバの娼街と全然違う」
わたしは感心しながら帝都アルケイディスの飾り窓の街を歩く。
「…たのむからおのぼりさんはやめてくれ。一応あんた有名人だから面が割れたらどうする」
バルフレアはとある一軒の店の前で止まった。
「ここらが丁度いいか。ほらおっさん、入るぞきょろきょろすんな」
店の中にはいるとむせかえるような香水の匂いが漂ってくる。思わず鼻を押さえてしまった。
「あっら〜お若い方と渋い方〜始めて見る顔ね。いらっしゃい♪」
ここの女主人であろうか、少し小太りの可愛い顔した女である。
「始めて悪いんだが…少し頼みがある」
バルフレアは声を潜めて女将にささやく。
「なにかしら?このお店では大概のサービスは受け付けるわよ〜」
彼はなお一層声をひそめたので、なにを依頼しているのか私からは聞こえなかった。
女将から部屋鍵を受け取り、私たちは店の2階へと上がった。
223回顧録「帝都の想い出」 3:2006/10/06(金) 02:07:55 ID:aqk3uPyQ
「…なんで…俺が一緒にあんたと…」
「いや…ひとりじゃ心許ないんで…」
バルフレアは真っ裸で女を組み敷きながらまた文句をたれている。
口惜しいがさすが引き締まったいい体してやがる。
「だめよ〜お若い方の旦那♪私を楽しませてくれなきゃ♪」
「って…むぐっ」
娼婦に唇ふさがれながら抱きつかれてベッドの上に転がっている。
「まて、ちょっとまて。おいおっさんの方の女の子、ちゃ〜〜〜んとその旦那にご奉仕するんだぞ?
 特別料金払わされるんだから」
「わかっているわ〜♪…フェラで顔射ありよね?ああそうそうごっくんならまた割り増しなんだけど〜?」
「……ちゃんと払ってやるからなんでもやってみてくれ…とにかく勃ちゃいい」
と言うことで女の子は私の股間の物をしごき始めた
「やっぱりだめねぇ…それじゃフェラいきまーす」
そうして私の物をゆっくりとなめ始めた…うわっ…そんなに奥深くいれていいのか?いいのか?
「よっしゃ、がんばってごっくんまで行ってくれ…こら、わかったから」
自分の方の相手に股間を握られながらさすがに手慣れたものだ。
「うふふ、やっぱりこっちの旦那はお若いだけにすぐ勃っちゃった〜」
私はバルフレアの股間に目をやるとすでに起立した物が見える
「いいなあ…」
「…たのむ…そんなに見ないでくれ…初老の親父に見つめられると萎える…」
「だっめぇーしぼんじゃ。それじゃわたしも♪」
と言いながら彼の方の敵娼はバルフレアのモノを口に含み始めた。
「いや…俺はいいから。おいこらやめないと料金払わねーぞ」
「いいのよ。これはサービスサービス♪女将さんには黙っていてあ  げ  る♪」
「そう?それなら思いっきりがんばってくれ。あっ俺は飲まなくても下の口の方がいいから」
彼は空賊とは思えないセコイ要求をしながら女の子と睦み始める。
私の方の女の子もその口で舌でありとあらゆる方法を試してくれるのだが…くすん…
「う〜ん…難しいわねぇ…ちょっとあごが疲れて来ちゃった…ねえ他の子と交代していいかしら?」
バルフレアはすでに女の子の中に侵入をはたして腰を突き上げていた。
「あんっ♪あんっ♪あんっ♪いいわっん…もっと突き上げちゃって〜♪」
「ああ…交代してくれ……ちよっと待て…くっ…」
「ああ〜旦那〜いい〜〜〜〜〜!!」
どうやら発射して逝っちゃったらしい。うらやましいぞ色男。
「いいわねぇ…ねえ若い方の旦那。私も濡れちゃっているの。やってくれない?」
「はぁはぁ…待ってくれ…はぁはぁ…仕方ない、来いよ」
といってわたしの女の子の方もバルフレアに挿入されてしまった。
「凄いなきみ…連続でいけるのか」
彼は再び腰を振り始めている。
「感心していないで、自分が勃つことに専念しろよおっさん」
「あんっ♪あんっ♪いい〜堅いわねえ旦那。いいモノ持っているじゃないあんっ♪」
とかなんとかやっているうちに違う女の子が入ってきた
「はいっ交代でぇ〜す。なお人数増しは一人につき…」
「わかったから。ちゃんと割り増し払ってやる」
「はーい。まいどあり〜♪」
224回顧録「帝都の想い出」 4:2006/10/06(金) 02:08:51 ID:aqk3uPyQ
第2ラウンド。女の子は今度はその豊満な胸で私のモノを挟みしごき始めた。
「う〜む。これが俗に言うパイズリなのか」
「だから…おっさん…感心していないで専念しろって」
二人の女の子を同時に相手しているバルフレアは貫禄がある…ちくしょー
女の子はその豊かな胸でゆさゆさと私のモノをしごいたり口で舐めてくれたりはするのだが…
「はあ……なんでかしらね旦那。奥様とはやらないの?」
「いや…妻は大分前に亡くなったんだ…それ以来…」
「えええええ!?奥さんお亡くなりになってから全然やっていないのー?」
「全然…と言うこともないんだが…色々と解放…いや忙しくてね…ぐすっ」
「そうだったの…やだ…わたし…こういう話に弱いのよ…ぐすっ」
「いや、あんたら身の上話じゃなくて…」
バルフレアは自分の上に女の子をまたがらせてこっちを見る。
腰を突き上げながらもう一人の女の子の乳房をなめ回したり揉んだりしている。器用だな。
「あんっ♪旦那ってテクニシャン♪騎乗位だと奥まで届く〜う♪」
「今度は後背位がいいな。もちろん私が先ね」
女の子にモテモテなのはやはり100人斬り。うらやましいぞ、優男。
「ねえ、こっちの渋い旦那もいい男なんだからもてたでしょう?私を好きな女の人だと思ってよ」
「ありがたいが…妻以外は…」
「身近な抱きたい女の人は?そんな人もいないの?」
「身近な……」
私はそこである女性を思い描いてしまってつい声を…
「アー…」
バルフレアは今度は後ろから女の子を突き上げながら驚いたようにこっちを見た。
「こらおっさん。そいつはいくらなんでもヤバイだろう?自分の娘のような…」
どうやら同じ女性を考えたらしい。そもそも彼女の一件でこのスケベ空賊と知り合ったのだし。
「あっいい調子よ♪渋旦那の方。堅くなってきた堅くなってきた〜」
「あら、こっちの若い旦那の方もいい具合に成長してきた〜♪」
私たちふたりは思わず顔を見合わしてしまった。
「鬼畜だな。娘にも等しいコを」
「人のこと言えないだろうが…しかし…」
「…そうだな…」
「このさい…」
「…仕方ない…知らぬが仏…犠牲になってくれ…アーシェ」
バルフレアは最後の名前を小さくつぶやくと、ふたたび腰の突き上げを開始した。
「あんっ♪あんっ♪ああ〜よすぎちゃう〜もっと突いて突いて〜」
「旦那、いいわよ私の中に入ってきて〜♪」
私はすっかり起き上がったモノを女の子の中へ挿入した。
「そうよ♪もっともっと〜やればできるじゃない〜♪いいわっ凄い」
私は夢中で腰を突き上げた。う 嬉しい…やっとこれで…
「あんあん♪あっあっあっああああ〜」
「いいいいっ♪あ〜〜〜もう…だめぇぇぇぇぇぇ」
女の子達はふたりとも同時にイッてしまった。
神様、アーシェさま、ありがとうございます、超ありがとうございます。発射オーライでした。

「くしゅん!!」
「どうしました?アーシェさま?」
「う〜ん…よくわからないけどいきなり悪寒が…」
225回顧録「帝都の想い出」 5:2006/10/06(金) 02:09:56 ID:aqk3uPyQ
(ここからは三人称になります↓)
バルフレアはオンドール侯を先に店から出させて女将に払いを済ませようと交渉を始める。
「おい……ちょっとぼったくりすぎんじゃねえのか?」
「えーと、フェラ、顔射、ごっくん、中出し、スカ…これはないわね…変態プレイは無かったようだし
 あとは、姫たちが20人、一人につきの割り増しと時間延長と…ええと、幼児プレイは…」
「…ない…」
彼は軽く目眩を覚えながら女将の言葉を聞いていた。
「それじゃあ、これが相場よ。これでもかなりサービスしているのよ?」
「俺は相場を心得ているがこんなに」
そこで女将は顔を近づけ声をひそめてこういった。
「……何かは知らないけど、早めにとっとと払った方がいいんじゃない?あちらのお方の顔も見覚えがあるし
 それに何よりあなたが娼家で料金踏み倒したなんて帝都中に知れ渡ったらどうなるかしら♪ファムランさま?」
バルフレアは不意を突かれて返事も出来なかった。
「…なんで…わかった?」
「蛇の道は蛇と言うでしょう?娼婦の情報網をなめたらだめよ♪」
女将は可愛い顔して不敵な笑いを浮かべる。
「ああ…なめていたよ…はあ…わかった、払う…払いますとも」
より一層の目眩の中、バルフレアは帝都に来たことを大いに後悔した。


「あら、ジュールじゃない?羽振りはどうなの?」
情報屋ジュールに声をかけたのは可愛い顔した小太りのあの娼家の女将だった。
「よう、女将さんあいかわらずきれいだな。いいことでもあったのかい?」
「別にそんなんじゃないけど…そうそうこの間おもしろいことがあったのよ♪」
女将はその顔をほころばせてジュールに語りかける。
「うん?なんだい?」


なお、後にオンドール侯爵に子供が出来たのか
バルフレアがジュールにいくら払ったかなどの記録はない。


end
226名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 02:15:53 ID:2nEqxzCf
隙間産業!!!www
いやほんとに隙間ですよ。やるなぁ。GJ!
227名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 02:19:06 ID:+RDs4vAp
オンドールwすげー隙間だwww
GJ!エロおもろかったwwwwwwwww
228名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 02:19:57 ID:bgFwPQH/
オンドゥル候だったんか
涙ぐましい努力なのに最後はアーシェってw
GJですた
229名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 02:28:09 ID:DW7K5PVv
こういうのが読みたかった
GJ
230名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 02:35:15 ID:xwKTddMZ
ありがとう。
色々直しを入れてたらこんな時間…
でわ投下します。


目が覚めたものの頭が重く、体が思うように動かない。
やっとの思いで目を開けると、仲間のヴィエラが居た。
「君は…どうして…」
バッシュは思い掛けない対面に戸惑う。
「飲み過ぎよ。大変だった。ここまで運ぶのも。」
ベットに腰掛けたフランが上半身を捻り、バッシュの両肩をつかんだ。
「なっ、何を…!」
「あら、お礼を貰うのは当然でしょ?」
フランの柔らかい唇がバッシュの唇に触れる。

意識が定まらないバッシュ。
視線を外さずバッシュの服を脱がせていくフラン。
鍛え上げられた逞しい肢体があらわになる。
胸元を手の平で撫でながら、フランは再びバッシュに口付ける。
バッシュは自分へと重ねられた柔らかい身体に心地よさを感じていた。
もう抵抗する理由はなくなっていた。
目の前にある快感になすがままだ。
ぬるっとした温かい感触がバッシュの口内を撫でていく。
強弱をつけ、舌をすすり上げ、時折歯を立てる。
「はっ…んぅ…」
合間に吐く息に荒さが加わる。
「気持ちいい…?」
「あぁ…」
「イイ子ね…」
そしてフランの手がバッシュの猛った熱棒に触れた。
先端からはバッシュの言葉を示すかのように滴が溢れていた。

231名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 02:35:49 ID:xwKTddMZ
いつの間にか裸になっていたフラン。
惜しみなく柔らかい膨らみをバッシュの身体へ押し付けた。
「さぁ、触って…」
言われるがまま豊かな乳房に触れた。
吸い付くような肌触りに、つい力が入る。
「あン…ダメよ。優しく…ね?」
今度は言われた通りそっと揉みしだく。
自分の腹の上に腰掛けているフランを見上げた。
目を細め、気持ち良さそうにバッシュを見詰めている。
その間もフランの手は休む事なくバッシュの熱を高めていく。
バッシュは快感に呑まれてしまわぬよう、片手をフランの足の間へと滑らせた。
薄い茂みを掻き分け秘部を探り当てた。
「あぅ…ン」
ふいにフランが腰をねじる。
その隙を逃さぬように指を走らせた。
くちゅ…っと音を立てフラン自身の蜜絡めとり潤滑にした。
焦らすようにゆっくりと手を引く。
すると固く小さな突起に当たった。
「あっ…はン…」
フランの声が上擦ったのを確認すると、寸分狂わぬように指を当て擦る。
「あぁ…やあ、はっ」
息が乱れ、肩で呼吸をするフラン。
いつの間にかフランの両手はバッシュの胸元に置かれている。
耐え忍んでいるその表情は快感が見え始めていた。
「イイか…?」
「ええ…ンっ…とても…」
その声を聞きバッシュの指先はせわしなく動く。
フランの膝がかすかに震えたかと思うと一気に全身に痙攣が走る。
「お先に…アァっ…んっ、いいかしら?」
フランがバッシュを見詰め熱く問う。
バッシュはフランの首に手を回し、引き寄せ口付けた。
「あぁ、かまわないさ…」
ふっと笑い、目を閉じたフラン。
そしてバッシュは一層強い愛撫を加えた。
「あっ…!んんっ…イック…!!」
身体をのけ反らせ高く声を上げ、バッシュの胸元に倒れ込んだ。

232名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 02:48:43 ID:xwKTddMZ
少しのあいだ抱きあい軽い口付けを繰り返す。
そしてフランが起き上がりバッシュの足下へ移動する。
「ふふ…次は私の番、お返しよ…」
妖しく微笑み、バッシュの反り立ったモノに口を近づける。
先端の滴を舐めとり、根元を指の腹で擦る。
口を離し、フランは唾液をつぅーっと垂らした。
「我慢できるかしら?」
そう言うと豊かな乳房の間にバッシュの熱棒を挟めた。
フランは自分で乳房を寄せ、ゆっくり動かす。
「あぁ…はっ…」
おもわずバッシュは声を上げた。
そのままフランは先端を口に含んだ。
舌を絶妙に回しながらあらゆる箇所を責める。
褐色の谷間は滴と唾液で濡れていた。
動きを休めないフランにバッシュが制止を掛ける。

「もう…駄目だ…」
「あら、イケナイ子ね…どうしたいの?」
瞳を向け、フランが問うた。
「一緒に…君の、はっ…中で」
バッシュの手がフランの頬を撫でる。
「いいわ。一緒に楽しみましょう…」
233名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 03:00:40 ID:xwKTddMZ
フランがバッシュに跨りゆっくりと腰を落とす。
目を瞑り、浸ろうとしたバッシュにフランが言う。
「ほら…見て…ふふ」
バッシュは言われるがままフランと繋がった部位に目を向けた。
「ゆっくり入っていくのが…ン、分かる…?」
「あぁ…はっ…」
「貴方の意思じゃなく、私次第…」
「早くっ…」
「ダメよ…あン…焦るなんて無粋ね。」
途中まで入りかけたモノをフランが腰を浮かし止める。
バッシュは今にもはち切れそうで、懸命に耐えていた。
そんなバッシュをフランは満足そうに眺めている。
そして再び動き始めた。
「とても、熱いわ…ここー」
「うっ…はあっ…」
「こうして私が動くと…」
フランが一気に腰を沈めた。
「ああ!」
「貴方のを全部…呑込んでしまうのよ」
フランの粘膜がバッシュの猛ったモノを完全に受け入れた。
揺籠のようにフランが腰をくゆらす。
自分の中へ、奥深く仕舞い込むように銜え込む。
バッシュは押し出されそうな抵抗の中に快感を掴む。
「ふぅ…ン」
フランはうっとりと快感をついばんでいた。
瞳はとろんとして、唇は淫靡に濡れている。
234名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 03:21:03 ID:xwKTddMZ
ふとバッシュは、その余裕を崩したい衝動に駆られた。
この細い腰を抱えめちゃくちゃにしたくなった。
そして…
一瞬の隙をつき、足を腕に力を入れ一気にフランを組み敷いた。
「次は、私だ…」
ふっと笑い、バッシュがフランの奥深くに進んだ。
「あっン…ステキよ、将軍さん…」
フランの奥の奥まで責めるように自分の熱を打ち込む。
徐々に激しさを増すバッシュにフランも声を上げる。
「あぁ…イイわ、もっとよ」
バッシュはフランの膝裏を抱え、角度を変えた。
フランの形の良い乳房が波打つように揺れる。
たまらずバッシュは手を伸ばした。
顔を近づけ、舌先を使い、突起を転がす。
「はあっ…あぁ…」
フランの声が甘みを帯びて高く弾む。
視線が絡みそのまま唇を重ねる。
バッシュは腰を掴み、内壁を擦るように突き上げた。
フランがねだるようにバッシュの頬を撫でる。
粘るような水音が、尚更バッシュを熱くさせた。
激しく、しかし確実な律動でフランを追いつめていくバッシュ。
「ふぅ…ン、将軍さん、私…はっ、もうー」
「バッシュだ。そう呼べ…フランー」
「あぁ…バッシュ、バッシュ…」
名前を呼ばれ、肌がぞわりとする。
そこにはいつもの冷静な2人は居なかった。
本能のまま貪りあっている。
もうお互いの体温と吐息しか感じない。
ふいにフランの身体が小刻みに震え出した。
バッシュももう限界だ。
「バッシュ…もっ…イ…あぁぁー!」
「はっ…フラン…ッ!」

バッシュの意識はそこで途切れた。
事が済むとフランはあっという間に支度を整えた。
そしてそのまま窓から出ていってしまった。
「本当に良く効くわーこれ。」
月明かりの下でフランが手にしているものは…
『スリプルの魔片』だったー。
バッシュは担がれたいた…

美しいヴィエラが闇夜に紛れて消えてしまったー。


以上っす。
長くなったのにたいしたものでなく、恐縮です。
一度書いてみたかった組み合わせです。
235名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 03:26:58 ID:xwKTddMZ
あ!
<<207でレスしたものでした。
なんかわかりづらくてごめんなさい。

236名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 03:37:56 ID:V9CM15RP
オンドゥル候もバシュフラもGJ!!!!

エロ分150%充填完了しますた。
237名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 07:48:51 ID:1QcnpATn
スレタイ嫁
238名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 14:14:08 ID:+RDs4vAp
オンドゥルてwwwww

>>235バシュフラGJ!!
このコンビは何だかエロいな〜(*´Д`)
239前スレ女部屋版:2006/10/06(金) 20:19:02 ID:2nEqxzCf
前スレ終わりに書いた、男部屋話の別Ver.です。


とある町の宿屋にて。

「今日も人のお尻只見してたわねあの愚民ども!全く!」
勢いよくベッドに腰を下ろしながら、怒りというよりは呆れに似た語気でアーシェはひとりごちた。
もし男部屋の3人が聞いたならば、見られたくないならあと5センチスカートを長くしろと思うだろうが、
ここには似たような露出度の女性陣しかいない。
「ヴァン、かなりあからさまだよね。ごめんねアーシェ。あの童貞、空気読むとか覚えないから……」
パンネロが少し申し訳なさそうに言った。幼馴染として調教責任を感じているらしい。
「ああ、パンネロが悪いんじゃないわ。ヴァンが猿なだけよ。それに、馬鹿はひとりだけではないと思うし」
アーシェの声が少し穏やかになった。窓際で風に当たっていたフランがこちらを振り向く。
「そうね。全員が馬鹿と言っていいと思うわ。まあ、ヴァンは童貞だけあって特別に馬鹿だけれど」
「童貞か……ラスラもそうだったわ……」
アーシェは少しだけ視線を上げた。
「そっか。アーシェ、結婚してたんだよね」
「そう。ラスラは童貞で、まあ童貞はしょうがないけれど、剥けてもなくて……。
全く、婿に来るんなら自分で剥いて来いと思ったものよ」
左の薬指に視線を落とす。短かった結婚生活に思いを馳せているのかも知れない。
「しょうがないから、初夜に私が剥いたんだけど、痛いのが癖になっちゃったみたいで」
「わかるわかる、いるよね。Mっ気だけやけに高い童貞」
「しかも、早いのよ。信じられる?本当に三こすり半なのよ。30秒ちょっと」
懐かしいものを思い出す目で、アーシェは少し笑った。
「……早いのもどうにもならないけれど、遅いのも面倒なものよ」
フランがしんみりしたムードを和らげるように口を挟んだ。無表情で無愛想ではあるが、
このヴィエラの美女が実は優しいことを、アーシェもパンネロも少しだけだがわかってきている。
「そうだよね。遅いヤツに限って勃ちも悪いし」
「ヒュムは35年を過ぎると、個体差はあっても遅漏になるようね。バッシュがやたらとねちっこいのも多分そのせいでしょう」
「バッシュはだって、2年もあの地下牢で禁欲してたもの。そういえば、私が彼の頬を張り倒したとき、
何だか嬉しそうだったけれど、Mっ気もあるのかしら」
「うん、時々アーシェの脚、踏まれたそうに見てるからそうだと思う。
バルフレアさんはどっちかっていうと私やアーシェの胸ばっかり見てるよね。おっぱい星人なのかな」



男部屋にこの声が聞こえないのは、男部屋の3人にとって幸運なことであろう。漏れ聞いたらトラウマでEDを発症しかねない。
こうして、女部屋の夜は更けてゆくのであった。
240前スレ女部屋版:2006/10/06(金) 20:33:46 ID:2nEqxzCf
氏にネタもいいが、こういうの書くのも楽しい。
しかし、本番なしはエロじゃないのかも…と思うと、最近の流れで
これを投下してよかったのか、今ごろ悩んでしまった。
不愉快だったらごめん。
241名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 21:01:15 ID:+RDs4vAp
>>240いやいやGJですた!!
バルフレアおっぱい星人説なんとなく頷けるw
しかし女部屋版のがえげつないなwwwwwwwww

最近職人様投下ラッシュでウレシス(*´Д`)
242名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 21:33:31 ID:ieMYcTbl
女部屋の会話コワスw
でもリアルで分かる気がするよ…女の会話は聞かぬが花だww
243219:2006/10/06(金) 23:23:36 ID:aqk3uPyQ
皆様、レスありがとうございました。
信じてくれないでしょうけど、私はオンドールおじ様が一番w
その次がグラミス。

>>207
バッシュフラン大人のエロでハァハァハァハァ
なんとなくクールな感じがムードありまくりで引き込まれました。
先にそれこそ隙間のように入ってごめんね。
明日パソの調子が悪いんで点検に来てもらうからそれまでに文章
消しときたくて…残っていたらまずそうw

>>240
女同士の猥談コワスw
しかし…アーシェ…剥いたのかwwwwwwwww
ラスラもナブディスで剥いてから婿入りしろww
244207:2006/10/07(土) 01:50:06 ID:RhnpmFyW
色々、ご感想嬉しいです。
しかし今日になって読み返してみると、文章がおかしな所が…
少しうとうとしてたもので、申し訳ないです。
<<219
隙間だなんてどんでもない!
いいものを読ませていただきました。
ギャグチックに書くのは苦手なので勉強になりますた!
また、楽しみにしています。
245名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 01:56:30 ID:osIfs1wE
>>204
全くだ。何かアレだな、最近。
246名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 01:58:52 ID:NiKiM/JB
>>244
レスアンカーの仕方を
誰も教えてあげてないと思うので
ここでちょっと指摘しますねー。

<<219

これじゃアンカーになってないよw
全くリンクの意味が無い

× <<219  アンカーが逆しかも全角になってる。それと数字も全角
○ >>219    半角アンカーで数字も半角
247名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 02:00:46 ID:NiKiM/JB
というか、素朴な疑問
このアンカー初めてみた
どこかの掲示板ではこれが有効なのかな?
それとも単なる間違い?
248名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 02:26:29 ID:UW5X50Nr
正式にはどーかわかんないけど、チャット等で文末に
付けたりするのはよく見かけるよ<247さん
                ↑こんな風に
249名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 02:31:31 ID:osIfs1wE
ここは腐女子のチャット場所じゃないんだけどな。
アンカーもまともに付けられないなら来なくて良いよ。本当にウザい。
文章の背後からキャーキャー、ワタシスゴーイ、って声が聞こえてきそうだ。
とりあえず、スレタイ嫁って。「エロ」パロ、って書いてるだろーが。
250名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 03:03:02 ID:3dhyN7Vv
ん、もう・・・



251名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 03:07:21 ID:EY9MR4r9
エロあるじゃん。
文句たれる前にどんなネタが読みたいか職人さんにリクすりゃいいのに。
クレクレすぎは……
皆大人だからわかってるか…
252名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 03:20:04 ID:NiKiM/JB
>>248
ああ、チャットかw
にしても
アンカーは通常、左開きの>又は>>だから
< 右開きなのは珍しいと思うけどなーw
そのチャット特有のレスの付け方なのかもなーw

244さんはチャットはするが掲示板に書き込んだことはあまりないのかもな。

253名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 06:43:21 ID:gPccOWxg
>>249
むー…投下内容よりもレスの内容の方が気になっているけどなぁ。
この板全体的に職人の雑談は嫌われる傾向にあるが、自分はそれほど気にしない方。
ただ、
>文章の背後からキャーキャー、ワタシスゴーイ、って声が聞こえてきそうだ。
最近キャピキャピしたようなレスが多いなーとは思う。年齢…?


>漢なら黙って投下汁。
という慣用句もあるがそこまでは思っていない、SSの補足etsのちょっとしたレスにまでもの言うのには却って萎え。




アーシェの初夜キボン。
1スレのラスラ×アーシェの後半はどうなったんだろう。
254名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 08:47:32 ID:LzXL82Es
職人雑談が嫌われるのは分かっているけれど、ひとつだけ。

自分はこのスレだとリレーと239を投下した職人だが、
もうちょっと舌鋒緩めてもらえるわけにはいかんかね?
最近エロが少ない、とか職人レスが多い、というのはわかる。
自分も239を投下するとき、本番ないのは流れ的にやばいかな、とも思った。
申し訳ないとも思ってるし、以降気をつけるようにもする。
でも、職人も人の子なので、>>249のような書き方をされると正直萎える。
それなら来るなと言われそうだが、折角のスレが荒れたり過疎るのはせつない。

では以降名無しに戻る。職人の一意見としてもらえれば幸いだ。
ついでながら自分もアーシェ初夜キボン。
255名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 15:30:58 ID:6PkUrTkE
SS職人さん降臨wktk
絵師さんうp板降臨wktk
256名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 17:44:39 ID:KqTyVKWh
>>243
じじ専ですかいww
257名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 22:37:18 ID:3dhyN7Vv
曖昧なまま流すのもどうかと思うし、ルールでも決めるか?
それで誰もが満足するんなら。
第一、今の状態でSS投下しようと思う職人がいると思うか?
258名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 23:14:08 ID:KqTyVKWh
読み手の一方的な意見でよければ。
あいのりのひともちゃんとエロあるんだしいっぺんに投下すれば
よかったんだけど、あとの職人さんがすごい投下しにくそうだったから
完成させてから投下すればよかったんだよな。
もし長すぎるなら前、後編に分けるとか告知すればいいと思った。

あと一定のカップルネタをクレクレするのもどうかと。
わかっていると思うがバルフレア×フランで大騒ぎしているのが目立っている。
これはやめて欲しい鼻につく。

もうひとつ。なんかここんとこ組み合わせも一巡したみたいだから
12のキャラにオリジナル組み合わせるのも見たいけど、どうだ?
前の方で聞いていた職人さんがいたみたいだけど結局やめたみたいだな。
なんかもったいないなーと思ったが、なんでそれで荒れるのか
俺にはわからなかった。萌えが荒れるとはいうけどだいたい職人さん
萌えでかいているんじゃないのか?オンドール侯はともかくw

まあ以上一方的な俺の考えだが
259名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 23:25:23 ID:R9ORwGD6
世界観にあってるのなら12キャラとオリジナルを組み合わせるのも悪くないと思う
というかむしろ興味ある

あとなんだか無性にパンネロが恋しくなったんだが、どなたか職人さんいらっしゃいませんかw
260名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 23:28:12 ID:gjQ4sy43
来週末まで試験やら夏休みの宿題やらてんこもりなんだけど
リハビリ程度でよかったらパンネロ挑戦してみる。
261名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 23:55:10 ID:3dhyN7Vv
本番無しだったら「エロパロ」では無いのか?
エロギャグも下ネタもエロパロだとオモ。

あと、+オリキャラSSは難しいとオモ・・・
漏れは好きだが、合う合わないがはっきり分かれる気ガス

んで職人レスは今までも1レス程度だったし、
あんまキャーキャーせんように各自気を付ければいいんでわ?
262名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 00:16:39 ID:wZTksLOW
+オリキャラSSは確かに難しいと思う。
ttp://iwatam-server.dyndns.org/column/marysue/index.html
こんなのもある。
合う合わないもあるから、投稿してもらう時は注意書きしてもらったほうがいいかもしれない。
職人レスに関しては、個別レスが続かなきゃ漏れは気にならん。
263140:2006/10/08(日) 01:37:16 ID:lyyVwc38
あいのリクサーを書いたものです。反省する事しきり、です。
投下をしたかった職人さん達に本当にご迷惑をお掛けしたんだと、
とても申し訳なく思ってます。職人さんだけでなく作品投下を待っていた
読み手さん達にも不快な思いをさせてしまいました。ごめんなさい。

エロ無しは、誘導されたように(>>154)該当板へ、そしてエロをこちらに
投下する場合はきっちりまとめてアップします。

神々の投下を心よりお待ちしてます!
264名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 01:57:13 ID:9ZdWsFJs
>>263
また投下してね、がんばって。

>>260
一応リクエスト
パンネロ×トマジ
パンネロ×ハバーロ
後パンネロ×オリジナルキャラでもいい
結局誰でもいいんだけどなw

関係ないんだけど老婆心ながら
261=262ぽいんだけど「漏れ」というのはやめた方がいいよ
とあるスレで腐女子の代名詞のように嫌われていたから
265名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 03:23:44 ID:Gnu/nDO8
下ネタ入ればエロだと思う。
職人レスも読んでて微笑ましくて好きだ。
職人さんの人柄を感じる。
黙って作品読んで騒ぐな、なんて図書館じゃあるまいし。
感想意見があって、それ見ながら自分も共感して楽しいけどな。

厳しいこと言ってる人に合わす必要も無いんでないかと。
だってその人スルーできない人なんだし。それに口の利き方が(ry
と勝手な意見。

素敵なSSがたくさんで楽しい嬉しい。
リクエストはアルシド読みたいです。
266名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 10:44:53 ID:9Gcpbyyv
>>260
楽しみにしてます

個人的にはレックス×パンネロとか見てみたい
267名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 10:55:07 ID:CnBZ4JIX
自分もレクパン読んでみたい
268名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 23:18:21 ID:YeGWT2gi
>>264
261=262では無いが(片方自分なので)、忠告dクス。
気をつけます。

あいのりは長く続けてほしいなぁ。
一気に終わるんじゃなくていろんなキャラ出てきたらおもろいかも。
ちょこちょこ投下される方がおもろいんでは?
その場合、文頭に一言あればおkってのはどうかな。
これでリレーやっても面白そうだw

つーかパンネロの人気に嫉妬w
269名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 03:17:39 ID:oBBL/1RB
一段落した様なので。
絵うp板作成を感謝して(いつの話だ)、バルフラ投下します。
序盤、陵辱風味?なので苦手な方はスルーで。全7です。
270バル×フラ1:2006/10/09(月) 03:18:49 ID:oBBL/1RB
−戸が開く音がする。
コツ、コツ・・・と控えめにヒールを木の床に落としながら、遠ざかっていく足音。
その内にキィ・・・とドアを軋ませ、そして訪れる静寂。

またか・・・

バルフレアはその音を、ベッドに横たわったままいらいらと聞いていた。
窓の外を見下ろせば、闇の中に消えていく優美な長身が微かに視界に入る。
−ラバナスタに宿を取ったこの数日、夜になると何処かへ姿をくらませる。
その行き先は知らない。・・・詮索など野暮だ。

−次の夜もまた、同じ様に宿の裏口を出、人気の無い南門へと進む人影。
夜ともなれば人もまばらで、その門の先に出る者は無い。
−戦闘に長けた者を除けば。
何のためらいも見せずに夜魔の支配する草原へと、そのすらりとした足を踏み出した。
その先の暗がりに−見慣れた影。

「・・・よぉ」

腕を組み、一本の木にもたれた相棒の姿に、フランは細く溜息をついた。
手に持った、何やら液体の入った瓶をさり気なく隠す。

「・・・あら。奇遇ね」

臆する様子も無く微笑むと、そのままバルフレアの前を通り過ぎようとする。
甘い香りがふわりと空に舞った。
その香りごと捕らえる様に、フランの長い腕を掴む。

「・・・えらくご熱心だな」

皮肉を込めて投げかけた台詞。
受け止めたフランは微笑を浮かべたまま言葉を返した。

「ふふ・・・そうね。あなたも馴染みの所へ行ったら?」

当てこすった様な台詞にバルフレアは眉をひそめた。
昨夜抱いた女が脳裏をよぎる。顔は思い出せないが。
271バル×フラ2:2006/10/09(月) 03:20:12 ID:oBBL/1RB
「あいにく身体は一つでね」

そのままフランの手を引き寄せると、しなやかなその身体を腕の中へ収めた。
フランの手に隠していた瓶が落ちて転がり、抜けた栓から液体が流れ出す。
それも目に入らぬ様子で細い腰を密着させる様に抱き寄せ、長い脚の間へと膝を割り込ませた。

「・・・今夜は俺と踊らないか?」

片眉を上げ、その鈍色の瞳から逃すまいと正面から見据える。
そんなバルフレアにフッ、と鼻に抜ける息を吐くと、フランが呟いた。

「・・・ダンスのお誘いかしら?残念ね・・・わたしも身体は一つなの」

諭す様に微笑み、頬を撫でる手はひんやりと肌を伝う。
二人の間に流れる温度差−それがバルフレアを逆上させた。

「・・・新しい玩具でも見つけたか?」

感情を抑える余裕も無く、言葉を吐き捨てる。
秀麗な眉が歪んでその怒りの深さを物語っていた。

「可愛い・・・坊やよ」

薄く笑うと、怒りに震える唇を親指でなぞってたしなめる。
感情を露にしたバルフレアの目を、静まった火の色で見返して囁いた。

「そうね。・・・昔のあなたに似てるかしら」

頭に血が昇るのが自分でもまざまざとわかった。
まだ見ぬ相手の姿が脳裏に浮かぶ。
逆上した気持ちを抑える事も出来ず、薄く微笑む唇を塞ぐ様にバルフレアのそれが荒々しく重なった。
強引に舌を口内にねじ込み、ざらつく舌を弄ぶ。
更に身体を密着させ、抱いた腰に手を這わせるとその身を押さえ付け息も荒く呟いた。

「いつまでも餓鬼扱いしてんじゃねぇよ・・・!」
272バル×フラ3:2006/10/09(月) 03:21:20 ID:oBBL/1RB
腕の中へ捕らえた身体に大きな抵抗は無い。
首筋へ噛み付くようにキスを落とすと、フランの唇から細い息が漏れた。

「・・・は・・・っ」

豊かな胸を鷲掴みにし身にまとう防具を取り去ると、
月の光に照らされた流麗な曲線が闇にその姿を晒した。
その曲線に唇を這わせると、フランの身体が小さく震える。

「ん・・・」

切なげに眉をひそめ、フランは遠くの闇を虚ろに眺める。
−その先に待つ男でも思っているのだろうか。
そう思うと、毛の逆立つ様な怒りと−興奮が押し寄せる。

「・・・畜生・・・」

その方へ背を向けさせ木の肌へ押し付けると、フランの両手はその背に固められた。
その背後から首筋へ舌を這わせ、もう一方の手は胸を撫で上げる。
固く突き立った頂を指で摘みあげると、絶え間なく刺激を送り続けた。

「は・・・っ」

しなるフランの背が細い吐息を押し出して闇を震わせた。
背を這う唇が移動する度に、柔らかく揺らめく褐色の肌と長い白銀の髪。
胸から引き締まった腹へと滑り降りた手は、流れる様に秘部へと向かった。

「あぁっ・・・」

茂みの奥に隠された熱を探り当てられ、フランは思わず高く声を上げた。
落ちそうになる腰を、木にしなだれかかってどうにか支える。

「もう・・・行けねえだろ」

耳元で息も荒く囁くと、その指の動きは更に熱を増した。
熱い蜜を溢れさせるその奥へと乱暴に指を突き立てると、
掻き回す内部がそのまた奥へと誘う様に蠢き出した。
273バル×フラ4:2006/10/09(月) 03:22:43 ID:oBBL/1RB
「・・・待っ・・てるの・・よ・・・」

フランの掠れる声が懇願めいて響く。
だがその懇願は−何に対してだろう。
バルフレアの指に翻弄されるまま、腰は揺らめき始める。
よがる様に木へしな垂れる身体が艶かしいカーブを描き出した。

「これでも・・・か・・・?」

まるで誘う様に揺らめく腰を後ろから抱え上げると、
バルフレアは猛った己を着衣の隙間から一気にその中へと突き立てた。

「はぁ・・・っ!」

身体を刺し貫かれる熱に、フランは喉を仰け反らせながら、
しがみ付く木の肌に立てた爪が樹皮を削げ落としながら震えた。
荒く突き上げる切っ先に体内を掻き乱され、熱を植えつけられる。
抱えられた腰に打ち付ける肌の音と淫らな水音が静かな草原に響いた。

「・・・これ・・でも、行くの・・か・・・?」

己をフランの奥へ奥へと突き立てながらバルフレアが唸る。
−今、繋がって居るのは身体だけなのか・・・?
空しい思いに目元を歪めた。
それに反して押し寄せる快感の波に、噛み締めた唇の端から声が漏れる。

「・・っ・・どこにも・・・行く・・な、フラン・・・っ」

だが、やり切れない欲望が空回りして意識を削がせる。
その身体の動きはゆっくりと速度を遅め、その内に止んだ。
まだ猛ったままの己を抜き取ると、夜の冷気がその熱を奪っていく。

そのままフランの肩を抱き起こすと、木を背にこちらへ向かわせた。
赤く色づいた唇が熱い息を小さく弾ませながら濡れて光る。
それよりも赤く、虚ろに潤む目には火の色が見て取れた。
燃え上がる炎の赤。
274バル×フラ5:2006/10/09(月) 03:24:28 ID:oBBL/1RB
「・・・縛られるのは厭だわ」

バルフレアの頭をそっと引き寄せるフランの長い腕。
そっと重ねた唇は柔らかく弾むと、少し離れて小さく微笑んだ。

「でも・・・たまにはいいものね」

首に腕を絡ませながら、唇を寄せた耳元で小さく囁く。

「・・・わたしの負けよ、バルフレア」

低い声が甘美な響きを以って耳の奥に響いた。
フランの身体を抱き寄せると、ゆっくりと目を閉じて思う。
−いや、負けたのは俺の方だな・・・
長い髪を撫でると、再び出会った唇は深く重なった。

腰から腿へと撫で降ろし、そのまま持ち上げた片膝を腰へ絡ませると、
バルフレアは治まりきらぬ己をゆっくりと埋没させた。

「は・・・っ」

再び訪れたその中はまとわりつく様にバルフレアを包み込み、
腰に絡んだ脚がその動きを助長し、更に深くへと誘う。

「あぁっ・・・」

熱い声を漏らす身体を強く抱き締めると、ゆっくりと突き上げた。
その熱を確かめる様に。
粘る水音と共に滴る蜜が、フランの腿を伝い濡らしていく。

「・・・バルフレア・・・」

求める声に背筋を走る疼きが駆け上がった。
味わう様なゆっくりとした動きが性急な速さに変わる。
揺れる胸の頂を舐めあげると、フランの身体が弓なりに反った。
275バル×フラ6:2006/10/09(月) 03:25:52 ID:oBBL/1RB
「あぁっ・・あっ・・・」

すがりつく様に求めるフランの声。
その唇を一度塞ぐと、絡んだ舌の先から呟いた。

「・・・来いよ」

絡んだ片脚を抱えると、更に深く突き上げた。
木へ押し付ける身体が揺さぶられるまま喉を天に晒す。
背に立てられたフランの長い爪が肌に跡を残し、
その鈍い痛みに駆り立てられる様に、最奥を擦り上げた。

「あぁ・・・・っ、バルフレア・・・っ」

小さく震えながらフランが達した。
揺れながら脱力していく身体をきつく抱き締めると、
さざめく内壁に絞り上げられたバルフレアが唸った。

「・・・フラン、っ・・・」

そして極限まで膨張したバルフレアがフランの中で弾けた。
白く熱い流れがほとばしり、フランの腿を伝ってこぼれ落ちていく。
繋がったまま、二人はその場へ崩れ落ちた。
荒げた息を落ち着かせると、木にもたれて脱力するフランを見る。
ふわりと笑ったその唇に退かぬ熱を重ねた。

「・・・もう、・・・行くなよ」

頬を撫で、呟いたバルフレアの背後に視線を移したフランが返した。

「ふふ。・・・もう来てるわ」
276バル×フラ7:2006/10/09(月) 03:27:35 ID:oBBL/1RB
視線の先へやった目は、小さく動く影を捕らえた。
そこには草むらに転がる瓶。側に在ったのは一匹の子猫。
ふわふわとした栗毛を震わせながら、瓶から流れるミルクを舐めていた。

「・・・猫?」

ぽかんと口を開けたまま子猫を眺めるバルフレアをよそに、
フランは小さく口笛を吹き、子猫を呼んだ。

ニャ--

顔を上げた子猫はその緑色の瞳にフランの姿を認め、親しみを込めて一つ鳴いた。
近寄ってきた子猫をフランがそっと抱き上げると、ごろごろと喉を鳴らして指にまとわりつく。
優しい仕草で頭を撫でながらフランが微笑んだ。

「ふふ。・・・昔のあなたそっくりでしょ?」

子猫がバルフレアに気付き、また一つ鳴いた。−威嚇する様に。
フランの腕に抱かれた恋敵に恨めしさを覚えつつ、溜息交じりに呟いた。

「・・・・ったく・・・お前にはかなわねえな・・・」

そして片眉を上げ、首を傾けてフッ、と笑った。
277名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 03:30:14 ID:oBBL/1RB
以上・・・。

絵うp板の管理人様、感謝です。
278アーシェ×ヴァン1:2006/10/09(月) 04:16:38 ID:J60A0isR
──若い、という事は良い事なのだけど、最近のヴァンを見ていると、
私のせいでこうなってしまったのかしらと反省すべき点も多いわ。

凝り性なのか、好きモノなのか。

毎日の定番の夜ばいもどきに、口付けだけでは寝てくれない
お子様に育ててしまったようね──

「おやすみなさいね」

今日こそシンプルに寝て欲しい、と祈りを込めて惜しげもない程にねっとりとキスをし、
アーシェは目をつぶった。
しかし今夜もヴァンは胸元を撫でながらお決まりの発言をする。

「まだ、寝たくない!」
「え?ほら、もう寝なさいよ」
アーシェは、覆い被さろうとするヴァンの肩をそっと押し戻しながら
頬にキスをした。

「意地悪だな、アーシェ……お預けかよ」

──私もかつて彼ほどに性欲もあった時期もあるのだから解るつもり。
ラスラが死してからは高ぶり続けるあらゆる欲望を押し殺してきたわ。
でも今のヴァンにはラスラも帝国もあまり実感がないようで
危機感もないヴァンは愛の営みに夢中──

庶民のヴァンがアーシェと性に盛んだとは誰が想像するだろう。
今も相変わらず上目遣いでじっと見つめ続けるヴァン。
279アーシェ×ヴァン2:2006/10/09(月) 04:17:27 ID:J60A0isR
──この瞳に見つめられると弱いのよね。
任務疲れであっても出来るだけ愛を与え続けたいと願ってきたけれど、
でも私はセックスだけを与えるつもりで夜ばいを受けたのではなかったのよ。
私も皇族という自覚をしていながらにして盗賊見習いに性欲で溺れるなど
汚らわしいと、自らをセーブしようと努力してみたけれど、
結局愛を抑制する事は出来なかったわ。
考えてももう解らない!とにかくヴァンが私を求めている事は事実なの──

「ん……はぁん」

──最近のヴァンはキスだけで物足りないまでになってしまったの。
ピチャピチャ、クチュッと音を立てて乳首をしゃぶられると私は
声が出てしまう。その声に反応してヴァンの操が凄い事になるのよ──


一度味わった舌の柔らかい感触、快感のきわみを操に感じたヴァンには
今やアーシェの舌無しではいられない体になってしまった。

「あっあっあっ、ん……。もっと……もっとして。あっあっあーん」
ヴァンの髪をわしづかみにし、体をのけぞらせて感じるアーシェ。
かなり長い時間しゃぶり続けても満足する事がなくなっている乳首。

「おかぁさんと呼んでいいのよぉ!!ハァん……」
「ママ!……アーシェママン!あぁ!俺もうたまらないよ!」

お椀型の形の良いハリのある双丘をヴァンは揉みしだきながら叫んだ。

ヴァンは少しずつ体を下腹部の方へずらしながら体を舌で愛撫していく。
そのたびに、アーシェはあえぎ、体を魚のように踊らせた。
「今度は私の番よ」
アーシェは握る手の中からはみ出たそのモノのカリ首をねっとりと執拗に
舐め回しながら軽くしごき始める。
280アーシェ×ヴァン3:2006/10/09(月) 04:18:39 ID:J60A0isR
舐めながらアーシェと目が合ったヴァン。
「ああ!すごいよアーシェ!エロいよ、アーシェ。ああ堪らない!
俺の……俺のすごく大事そうに舐めてる!」
「当たり前じゃない。大事よ……」
「あーアーシェ、裏がっ、裏が、裏がすごいよすごいよ裏、きもちぃよ!」
裏筋を根もとから一気に舌で舐め上げるとヴァンは泣き叫ぶような声で
歓喜を上げた。
「ヴァン静かにしてっ下に聞こえたらまずいわ!」
「だって……だって、すごく気持ちいいからはぁはぁ、もう俺入れたいよアーシェに」
「しょうがないわねぇ」
ヴァンが横たわる上にまたがって馬乗りになるアーシェは、下腹部の辺りに腰を下ろし、
ヴァンのいきり立つその棍棒を指で掴み、自らの窟穴にあてがった。
「いくわよ」
「あー……!!」
アーシェは腰を沈め、暫く上からヴァンを見下ろした。
「アーシェ……。暖かいよ中」
「もう逃さないわよ、覚悟してね」


おわ、、、( ・д・)続きは体力いるから今度です。ネタは投下した。
281名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 11:36:27 ID:Jug42LqV
>>269-277
これは昨夜の月夜にピタリなエロですなw
GJ!!
絵うp板のちょっと嫌そうに顔を背ける色っぽいフランがかなり萌えでつ。
282名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 22:05:01 ID:NsMVp8xf
バルフラ
キタコレ!!!!!!!!!!!!!!!(*´Д`)アァン

>>277
いつぞやのリクエストを覚えていて下さって感謝致します。
もう激しくツボです。そして激しく萌えましたw
こんな萌えSSが書ける>>277さんに激しく萌え(*´Д`)アァン


>>280
アーシェヴァン続きwktk(*´Д`)アァン
283名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 23:37:27 ID:qw42w8d1
バルフラ、ヴァンアシェの職人さん乙!

あいのり職人さんのおかげでラサパン書きたくなったんですけど、
12歳ラーサー×16歳パンネロてネタ的に大丈夫でしょうか?
284名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 23:44:50 ID:scGasFHe
>>283
いいんじゃね?
wktkして待ってる。
285名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 23:47:12 ID:MRcTmZfT
前にあったから大丈夫…と思ったけど
あれは何年後かの話だったね。そう指摘されると
どうなんだろう?と考えてしまった。
286283:2006/10/09(月) 23:52:35 ID:qw42w8d1
パンネロはともかく12歳ラーサーが許容範囲なら
がんがって書かせていただきます。
数年後の二人でもネタはありますが。
287名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 18:32:30 ID:IBTPJ5yU
ラーサーの筆おろしは誰がやったのでしょう?  
A、エロかわいい踊り子パンネロ 
B、ジャッジ第4局美女局長ドレイス
C、未亡人の女王陛下アーシェ
D、アルシドの美人秘書のねーちゃん 
E、超絶セクシーなうさ耳空賊フラン 
F、皇帝宮付女官の皆様 
G、囚われの美少女系ヴィエラミュリン
以上七つの中から当てはまるものをすべて答えなさい 
全部選んでもかまいません 
288名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 20:15:34 ID:yIyeibFA
>>287
じゃぁ全部w
まず筆おろしはいつ頃に設定されているのか?から気になるw
帝国標準はいつ頃なんかな…
身分的にも筆おろしも管理されていて不思議ではないし、成人の議なんてものがあって、側近が様子を覗き穴から監視してたりww
儀式前にいただかれちゃうってのもありだw
289名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 21:02:07 ID:+HLiQcPW
ミュリン・・・
290名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 21:02:32 ID:dUtoZdVO
たぶんアーシェにやられてると思う。
291名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 21:13:12 ID:lM0jw8UZ
高貴の人はその近い血筋の人とかに手ほどきしてもらう
場合が多いそうだから(叔母と甥とか)その点ではドレイスか
確かソリドールに近い家門の出身だそうだから
292名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 22:17:12 ID:2Q4ep6O/
絵板にラサパンうpされてたぞ
293名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 23:14:44 ID:j06xmn+J
>>287
アルシドも加えてやってくれ
294ラサパン 16×12:2006/10/11(水) 00:38:51 ID:qnONhK1a
 ガリフの地、ジャハラ
今宵は珍しくヒュムの客人が滞在している。夜半、皆が寝静まった頃を見計らうように
男女に分かれて張られた二つの天幕から、それぞれ小さな影が這い出してきた。
帝国の王子ラーサーとパンネロである。
二人は手を取り合って人目につかない場所まで来ると、待ちきれないとでも言うように折り重なって倒れこんだ。
「パンネロさん、会いたかった」
「私だって…」
しっかりと抱き合った二人は互いの唇を寄せ合い、貪り合う。
角度を変え、舌を絡めあってお互いの存在を確かめ合うように、二人は長い長い口付けを交わした。
ようやく離れた二人の口元からは銀色の糸が零れ落ちた。
すっかり上がってしまった息を押さえつけながら、ラーサーはパンネロをかき口説く。
「貴女が僕の事を忘れてしまったらどうしようかと思った。貴女の傍にはあの人がいるから…」
「ヴァンにはこんなことさせてません。それより…ラーサー様こそ」
パンネロは頬を膨らませてつんとしてみせた。わざと困らせてみる。
「お国にはキレイな貴族のお姫様が沢山いらっしゃるのでしょう? 私のことなんか。」
「そんな! 僕にはパンネロさんだけです。貴女だけです!」
むきになって言い募る幼い恋人が無性に愛しい。
「じゃあ…したくなったらどうしているんです? …例えば、こんなふうに」
チュニックをたくし上げてすでに高まりつつあるラーサーのその部分に触れる。
服の上からも感じられる程熱を持ったラーサーの雄はすでに年に似合わぬ大きさを示している。
ラーサーは耳まで真っ赤に染めて小さな声で答えた。
「その時は…一人で…」
食べてしまいたい、普段は大人びている年下の王子が頬を染めて快感と羞恥に震える姿に、
パンネロは女の部分が潤んでくるのを感じた。
頬を寄せて耳朶を甘噛みしながら囁いてみる。
「見せてください。ラーサー様が一人でしてるところ。…私も…しますから」


最初の部分書けたんで投下。
自分的にはラーサーたんの筆下ろしはピュエルバでネロたんにされたと思う。
オンドール候にはバレバレとか。
295名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 03:03:36 ID:VJGYC8ox
続きwktk

身分が高いと筆下ろしも早そう。
スレ違いになるけど
ERのカーターは11,2才で親に金掴まされたメイドに下ろしてもらってた。
296名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 10:08:54 ID:B81J0rBU
ラサパンというよりパンラサですね
だ が G J !
続き楽しみに待ってます


ところで、絵板ってどこまでのエロOKなんでしょうか
綺麗なイラスト多いので、なんか恐縮してしまうw
セックス絵もモザ付ければおk?
297名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 17:56:46 ID:5W7fiNfz
>>295
微妙にスレチじゃないのがまたw(カーターの吹き替えは平田さんだしな)
298名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 18:01:25 ID:Tb0+8VTg
>>296
むしろセックス絵推奨だと思う。
どんとこい。がっつりこい。wktk
299名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 18:41:27 ID:Gu7SSeJt
>>295
18禁絵板サイトのだからバッチコーイだよ。
そういやここは21禁でいいのか18禁でいいのか自治で話し合っている
みたいだけど…まあ実質、大義名分だけどさw
300名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 21:46:33 ID:if1bosd3
エロ絵wktk
うpしたらこっちで報告してくだされ
301299:2006/10/11(水) 23:32:19 ID:Gu7SSeJt
アンカーまちがえました…正しくは>>296です…
302名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 01:16:19 ID:u9XubEls
そういやリレーまとまりましたが・・・
doしましょう?
303名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 12:11:56 ID:gCX7mFsz
>>298-301
ご意見ありがとうございます
報告は微妙に気恥ずかしいのでこっそり置いていきますw

まだ描いてないけど
304名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 17:55:39 ID:zVZKV2+U
>>302
保管庫の管理人さんへ連絡してもらってそこであげてもらえばいいかと。
管理人さん…おられます?
305名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 19:09:19 ID:Ya0CNGRB
最近更新が滞っておられるようだから、忙しいのだとオモ。
とりあえず期間限定でも良いのでURLを絵版に告知していただくとかはどうだろう?
306名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 21:52:01 ID:dlQnxywz
絵板に神が降臨している…
307名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 23:13:04 ID:u9XubEls
>>304、305
レスd
管理人さんに直メするのもどうかなと思いここに書いてみた
いらっしゃらないかな・・・
いちお保管庫風に別で作ったからそれを上げてもらおかと思ったんだが

URL上げるのは宣伝みたいで気がひける
doしたものかな・・・

>>306
オイヨwwwwww
308名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 23:38:58 ID:gbtg4i51
絵板管理人ですが・・・
>>307さま

URL告知どうぞ。
というか、みなさんご自由にお使いくだされ。
絵板はここの皆様のものなので。
309名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 08:55:14 ID:seO7O5Pv
絵板削除されてるかも…orz

*利用規約
禁止事項
・アダルトサイト全般での利用。

に引っかかったと思われる。
310名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 11:59:36 ID:ElLANyUb
規約違反が悪い
馬鹿じゃねえの
311名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 13:10:32 ID:ixOuMO6d
アダルトダメだったのかw
312名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 17:30:25 ID:w3fh9J/5
ありゃアダルトの絵板だと思っていた。
313名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 00:10:36 ID:4CQNiiXS
絵板無くなったんは残念だが、管理人さん大丈夫かな?
ペナルティとかあったりしたら大変だ
314名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 00:51:07 ID:FewuGkfU
絵板管理人です。
なんか削除されてしまったようで・・・
うpして下さった絵師様達、SS職人様、見る専の方すみませんでした。

掲示板借り直しましたw
ttp://hp.jpdo.com/ee01/245/joyful.cgi
315名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 01:38:12 ID:4CQNiiXS
仕事が早い!乙ですた。
316名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 01:53:00 ID:/LPAVSWh
何回もすいませんでした、絵板管理人さん。乙です。
なんか警告とかペナルティつきませんでしたか?
317名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 02:07:04 ID:d0agj82+
管理人さん乙
大丈夫だったか心配です。
318名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 19:47:35 ID:7Nxsdqst
>>314
乙です、今回の所は

>局部無修正画像は禁止

とあるだけですね。
モザイク入れればオケ?
319名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 22:59:29 ID:7vQpWRkt
絵板管理人です。
皆様、ご心配おかけしてしまったようで・・・すみません。

全てが跡形もなく消えてビクーリしますた(´Д`;)
借り元から特に何も言われてないので大丈夫です。

エロなんでもおkのところ探したんですが、なかなかないっすね・・・orz
今度の板はモザイク入れればおkだと思います。

320名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 00:55:52 ID:jGTEcVyY
おおヨカタ
321名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 22:36:44 ID:tgJby4Kq
最近、作品投下が急に減ったなあ
322名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 22:43:34 ID:ZQCC8xHM
もうネタ切れでは?
323名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 23:11:28 ID:3TyWJETK
レヴァナントウィングが出たらまた盛り返してホスィ
324名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 23:21:07 ID:knPboKHz
今、ウォス×アー書いてる。
前スレで投下した続きですが・・・近日投下します。
325名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 23:37:49 ID:ZQCC8xHM
>>324
wktkして待ってます
326名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 00:16:27 ID:a9P0Bvgg
>>324
今からハァハァしてます。wktk
327名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 01:12:44 ID:3yJ9uYz9
えと・・・誰も投下しそうにないので、ウォス×アー前半部分投下します。
あと少しで書き終わりそうなので。

前スレで投下したウォス×アーの続きです。
大剣の勝利ポーズが同じって事から萌えて書いたものです。
328ウォス×アー1:2006/10/18(水) 01:17:36 ID:3yJ9uYz9
ダルマスカ解放軍の中に在る一輪の花。
アマリアと呼ばれる、その女の素性を知る者は少ない。
軍の中心を担うその強い意志は誰よりも固く、
その華奢な腕に一国の未来を抱えているとは誰も思いはしないだろう。
それがアーシェ・バナルガン・ダルマスカの命運だとしても。

その側に、常に仕えるが如く在る雄々しい武人。
ダルマスカの猛将・ウォースラ将軍と言えばその名を知らぬ者は居ないだろう。
常にアーシェの背を守る姿からは命も賭さない覚悟が見て取れた。

皆が寝静まる深夜、坑道奥で二人の稽古が始まる。
アーシェが剣術の指南を仰いできたのも随分と前だった。
初めは剣の重さに振り回されていたアーシェだったが、
最近では前線に立ちその剣を振るう。

ウォースラの前でだけ、アーシェは寛いだ表情を見せた。
多大なる信頼を寄せている証拠だろう。
そんなアーシェに優しく微笑むウォースラもまた、普段見せない様な顔を見せた。
忠誠心−そんな言葉を凌駕する思いを抱きながら。

剣の構えを背後から指南するウォースラは、ふとその後姿に見とれる。
以前より細かった身体が、この2年の歳月と苦労からか更に細く削られた。
埃にまみれ、細かな傷が絶える事無く刻まれるその白い肌が痛ましい。
しかしその瞳は光を失わず、意志を以って輝く。

本来であれば美しいドレスをまとい、微笑みだけを浮かべていればよかったお人だ。
それが今、反乱軍の汚名の元にその細く折れそうな腕で懸命に剣を振りかざす。
こんな苦労をする様な境遇ではなかったのに・・・

「・・・ウォースラ?」

気付けばアーシェが、ウォースラの顔を下から見上げていた。
突然考え込んだウォースラを、薄灰色の瞳が不思議そうに見つめる。

「は・・・申し訳ありません、少し考え事を・・」

目をしばたかせたアーシェの瞳はくるくると色を変えた。
その美しさに動揺を隠せないウォースラはつと目を逸らし、握っていた剣を持ち直す。

「・・間合いはその位で。構えは上段で敵の動きを探る様、こう・・」

「・・・こう?」

真剣な眼差しでウォースラの手捌きを真似るアーシェ。
その動きが自分と違わぬ様が、胸の奥を小さく震わせる。

「・・その様な構えでよいかと思います」

その飲み込みの早さには感心するばかりだ、とウォースラは目元を緩めた。
だが、まだ納得のいかないアーシェはしばし考え込み言った。

「一手、お願いしていいかしら?」

ウォースラはその言葉に考え込んだ。
もう夜も更け、他の者達が寝静まって随分経つ。
アーシェの体力も考慮すればもう切り上げるべきだ。
だが、アーシェの目に食い下がられ、ウォースラは観念した。
−言い出したら聞かないお方だ
329ウォス×アー2:2006/10/18(水) 01:18:19 ID:3yJ9uYz9
「・・・では一手だけ」

ウォースラが構えると同時に、アーシェも違わず同じ構えを取る。
一呼吸−空気が止まった。

「・・参ります」

踏み出した脚は瞬く間に間合いを狭め、打ち込んだ切っ先から火花が散る。
その力を受け流したアーシェの剣が下から切り上げるが、ウォースラは鍔元で受け止めた。
思いのほか強いアーシェの打ちつけに、止むを得ずその剣を空に跳ね上げると、
鈍く光る軌跡を描き、アーシェの剣が地に澄んだ音を立てて落ちた。

「・・・くっ」

衝撃に痺れる手を握り締め、アーシェが口惜しげに唸った。
両手を固めたままその場へ立ち尽くす。

「また癖が残っている様です。あの場合は切り上げるのではなく・・・」

ウォースラは落ちた剣を拾い上げ、アーシェの元へ歩み寄ると、
その耳が聞いたのは押し殺す様にすすり泣く声だった。

「!・・・殿下・・申し訳ありません、お怪我を・・?」

顔を伏せたまま震えるアーシェの姿に、ウォースラは取り乱した。
押し黙ったままのアーシェに掛ける言葉を探してうろたえる。

「・・・痛いのでは・・無いのです・・」

絞り出す様に漏らした細い声がどうにかその耳に届く。
震える声は明らかに泣き声のそれだった。

「・・・私は・・いつになっても無力なまま・・」

噛み締める唇が髪の隙間から見え隠れし、頬を伝う涙がその横に光った。
−そうだ。自分は無力だといつも苛まれておられる・・・あの時も−
気丈に振舞う普段と異なるその姿に、ウォースラは胸を掴まれる思いだった。

「・・・殿下は無力などではございません」

アーシェの震える肩に伸びた手は、自分の気持ちの重さに躊躇し空を握り締め留まった。
・・・出来る事なら抱き締めて差し上げたい。
・・・出来る事なら・・・
空しく固められた拳は憤りに震えた。
330ウォス×アー3:2006/10/18(水) 01:19:18 ID:3yJ9uYz9
「・・・あなたにも迷惑をかけてばかり・・」

こぼれ落ちた一筋の涙が光を伴い、床に落ちて染みを作った。
躊躇いながらその震える肩をそっと手を添えると、ウォースラはなだめる様に言った。

「殿下の熱心さに私もつい力が入りましたが、腕の上達振りには目を見張る思いです。
果敢に帝国へ立ち向かう、そのお姿に我々がどれだけ奮い立たされるか・・」

アーシェの震える肩は押し殺す嗚咽に大きく揺れている。

「・・・それに・・殿下をお守りするのは、私の・・望みなのです」

熱に浮かされた様に熱い息を吐き出しながらウォースラが呟いた。
ゆっくりと顔を上げたアーシェの頬には幾筋もの涙が光っている。
無骨な手の甲でそっとその跡を拭くと、
頬の柔らかさに自制心が飛びそうになるのを必死でこらえた。


「・・・お願いがあるの」

潤んだ瞳に映され、ウォースラは息を飲んだ。
そしてふわりと自分の胸へ飛び込んできた、アーシェの細い身体は、
小さく震えて腕の中に納まった。

「・・・今夜だけ・・・弱い私に戻っていい?・・」

ウォースラの胸元にしがみつき、アーシェは小さな声で呟いた。
ふわりと舞った髪の甘い香りが鼻腔をくすぐる。

「・・・殿下・・・」

自分の心音がうるさい。
腕の中に在るのはあのアーシェ殿下だ。
救いを求める様に自分にしがみついている。
それすらも理解出来ない程に思考が麻痺していた。
ウォースラの両腕は震える肩を抱く事も出来ずに空に固まる。
流れる沈黙と時間。
331ウォス×アー4:2006/10/18(水) 01:20:06 ID:3yJ9uYz9
「・・・私の事が嫌い?」

俯いたまま小さく尋ねるアーシェの声が静寂を破る。
思いもよらない言葉に我に返ったウォースラが叫んだ。

「その様な筈が!」

思わず荒げた声にアーシェの身体がびくりと緊張する。
ようやく震える肩へなだめる様に手を添えたウォースラが、
走り出さんとする憤りを抑えながら小声で呟いた。

「・・・お慕いしております」

ゆっくりと顔を上げたアーシェと視線が絡み合う。
潤んだ瞳が自分を映して揺れていた。
ふと自分の口走った言葉に後悔の色を見せ、ウォースラは顔を背けると、
その薄灰色の瞳から逃れた。

俺は一体何を−?
目の前に居るのは一家代々仕えてきた母国の姫だ。
思いを寄せるなど−叶わぬ事だ・・・
向けようの無い思いに唇を噛み締める。

背けたウォースラの頬に、ふわりと白い指が触れた。
整えられた髭がその指の隙間をくすぐる。
突然触れられた驚きを隠せず目を白黒とさせたウォースラに、
訴えかける様に濡れた瞳で囁いた。

「私はアーシェでは無いわ・・・アマリア、よ」

探る様に視線を落とすと、そっと顎に触れる白い指。
見上げた瞳が自分を映し出し、淡い懇願に揺れている。

この瞬間に、ウォースラの募っていた思いが弾けた。
332ウォス×アー5:2006/10/18(水) 01:21:12 ID:3yJ9uYz9
「・・・殿下!」

その細い身体をしっかりと自分の中に収め、折れんばかりに抱き締める。
腕の中に在るその存在を確かめる様に熱い掌が背を這った。

「・・・ウォースラ・・・」

分厚い胴に絡みつく細いアーシェの腕が背を掴むと、
その喉からは熱い息と自分の名が漏れ出した。
その息を盗む様にウォースラの唇が重なる。
甘く溶け合った息は次第に熱を帯び、絡まる舌が濃厚に音を立てた。

「・・・んっ・・・」

首筋へ流れていく熱い舌の感触に、アーシェは小さく震えた。
初めて触れるその白い肌が、自分の動きに合わせて揺れる。
押し殺そうと紡いだ唇から漏れ出す甘い吐息に、
自制の効かない自分自身に恐れを抱きながら、麻痺していく思考。
それでも手はその身体を探っていく事を止められなかった。
薄い生地の隙間から忍び込んだ指が小高い膨らみの頂に触れると、

「・・・あっ・・・」

控えめに漏らした甘い声を耳に受け止めた。
めくり上げた服から覗く、固く主張する突起を舌で転がすと、
その声は荒い息を伴って空気を揺らした。

「・・・はぁっ・・・」

胸に顔を埋めるウォースラの頭を掻き抱きながら、その先を求めた。
疼く様にこみ上げる波に、揺れる身体は脱力していく。
その身体を逞しい腕で支えると、細い身体は難なくその腕の中に納まり、
分厚い胴にしがみ付く様にしなだれた。
333ウォス×アー6:2006/10/18(水) 01:22:41 ID:3yJ9uYz9
脱力したアーシェをそっと床に降ろそうとするが、薄汚れた床板にためらい、
ウォースラはゆっくりと腰を落とし、膝の上に抱えた。
小さく震えるアーシェの肌に夢中でその肌に唇を這わせる。

「・・・殿下・・・」

甘い香りを放つその胸元に顔を埋めたまま囁く。
片手で胸の膨らみをすくい上げると、手の中に収め頬を寄せた。

「あぁっ・・・ウォースラ・・・っ」

髭がくすぐる感触に、胸を突き出して白い喉を仰け反らせた。
しなる背を支えるウォースラの手が脇腹を撫でると、
よじる身が腕の中で揺らめく。
そのまま下腹部へ流れた指が茂みの中へ滑り込むと、
溢れた蜜がその指に絡みついた。

「はぁ・・・っ」

目の前に仰け反る胸の頂を歯と舌で交互に刺激すると、
更に甘さを増した声が耳の奥に響く。
その声に、ウォースラの舌と指は速度を増した。

「・・・ウォースラっ・・・もう・・・」

与えられる熱にアーシェは小さく首を振る。
行き場の無い熱を放出する様に吐き出す息は荒く彩られ、
自分の唇へと導いたそれを貪った。

「・・・お願い・・・」

アーシェの赤く潤んだ瞳に急き立てられ、
ウォースラは猛りきった己を着衣の隙間から取り出した。
熱く脈打つそれは出陣を待つ烈士が如くその刻を待っている。
膝の上に抱えたアーシェの着衣を僅かにずらすと、
その熱い坩堝の真下へあてがい、細い腰を抱き締めた。
334名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 01:24:40 ID:3yJ9uYz9
とりあえずここまで・・・続きはもうちょっと後で投下します。
急いで今から書きますorz
335名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 01:27:45 ID:a9P0Bvgg
GJ!!!!!!!!!!!
急がなくてもいいよー。
ゆっくり書いてください。明日またハァハァしたいので。
336名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 03:02:30 ID:3yJ9uYz9
えと・・・ウォス×アー続き書きあがりました。

>>335
お心遣いd。

では、取り急ぎ投下します。
337ウォス×アー7:2006/10/18(水) 03:03:37 ID:3yJ9uYz9
「殿下・・・本当に・・・」

そう言い掛けた唇にそっと指を触れると、アーシェが囁いた。

「今は・・・アマリア・・・でしょ?」

そう告げると、小さく微笑みふと目元を緩める。
再び重なった唇から上がる熱い息を互いに確かめると、静かにその隙間を埋めて行った。

「・・・あぁっ・・・」

ゆっくりと降ろされていく腰からの身を裂く圧迫感に、
胸を仰け反らせながらアーシェの身体が小さく震えだす。

「・・・くっ」

だが、それ以上に憤りを抑えきれないウォースラが小さく唸った。
蠢くアーシェの内部はウォースラを吸い上げる様に咥え込み、
もう既に達しそうな程、飲み込まれる感覚に飛びそうな意識を寸でで掴まえる。

・・・これは・・・やばいな俺

頭に浮かぶ最悪の事態を、強靭な精神力で跳ね除けると、
深く息をつくと精神を統一し、ゆっくりと腰を突き上げた。

「あぁん・・・っ」

その深い動きに喉を鳴らしてアーシェが甘く鳴く。
反り返る胸元に舌を這わせ意識を避けようとするも、
その刺激によってアーシェの内部は一層締め付けを増した。

・・・やばい。逆効果だ・・・

ウォースラの額には流れる汗が止め処ない。
悟られぬ様に深くゆっくりとその中を探っていくも、
蠢き出す内壁がその身を締め付けた。
338ウォス×アー8:2006/10/18(水) 03:04:41 ID:3yJ9uYz9
「はぁ・・・っ、ウォースラぁ・・・んっ」

膝の上に抱えられたまま、拙い動きで腰を揺らめかせる。
その動きこそがウォースラを追い込んでいくとも知らずに。

「殿下っ・・・!なりませんっ・・・!」

ほとんど叫びにも近いウォースラの声が坑道に響いた。
込み上げる波を抑える事も出来ずにアーシェの動きを制止しようとするが、

「んぅ・・ウォ・・スラぁ・・」

アーシェの漏らす甘い声と潤んだ瞳に捕らえられ、止めを刺された。

「で、殿下ぁぁぁっ・・・!!」

一つ叫ぶと、堪え切れずに熱い流れをアーシェの中に迸らせた。
揺れる腰を締め付け、震える身体を強張らせる。

「・・・あ・・・」

精を出し尽くしたウォースラは肩を上下させ、荒く息を付いている。
何処と無く行き場を無くしたアーシェはその膝の上から滑り降りた。

「ごめんなさいウォースラ・・・疲れてたのよね・・・」

そしてそそくさと身の回りを整え出すアーシェに、
どうにかこの場を取り繕おうとウォースラがしどろもどろに弁明した。

「殿下・・・その、今日は・・・その・・・」

「そうよね・・・疲れてたのよね・・・」

すっかり身支度を整えたアーシェの、固く作った笑顔が胸に突き刺さる。

「・・・先に戻るわね」

ぱたぱたと足音を響かせながら遠ざかるアーシェの後姿を見送る、
ウォースラの両肩には召還獣が乗っているかの様だった。
339ウォス×アーおまけ:2006/10/18(水) 03:06:10 ID:3yJ9uYz9
「将軍、お早いですね」

明くる朝、暖かい飲み物を手に軍兵の一人が声を掛けてきた。
その台詞にびくっと肩を震わせ、振り向いたウォースラの目元にはクマが浮かんでいる。

「?顔色が優れない様ですが・・・」

昨夜の出来事に悶々と自問自答を繰り返していたウォースラは、
覗き込まれた顔を背けると、渡された飲み物を受け取りながら答えた。

「いや、何でも・・・無い」

結局あの後、一睡も出来ず剣を振っていたのだから仕方が無い。
やっぱ俺・・・早かったよな絶対・・・
またも考え込む様子に小首を傾げた兵は、取り繕う様に会話を始める。

それすらも耳に入らぬ様子で、視線の先に居るアーシェの後姿を見つめた。
大剣を片手にその柄の握りを確認している。
正眼の構えから上段へ移る、その切っ先の描く軌道は自分のそれと異なる所が無い。
その様子を見守るウォースラに、軍兵がふと疑問を投げかけた。

「そう言えば・・・アマリアに手解きを?」

ゲフンゲフンゲフン

顔を真っ赤にして咳き込むウォースラの、
その額に滲んだ汗は留まる所無く頬を滑り降りた。

「失礼しました・・・いや、アマリアの構えが将軍と似ていると思ったもので・・・」

その背を擦りながら、恐る恐る尋ねる軍兵を手で制止しつつ、
何とか取り戻した威厳を保ちながらウォースラが答えた。

「・・・ああ、剣の事か。・・・分かるか?」

「ええ、将軍は上段に移る時に腰をひねる癖が。・・・あの様に」

アーシェが上段に構えを移行させるその時、腰をひねった。
その動きに合わせて小振りな尻がくいっと揺れる。

「・・・・・」

「・・・・・」

その様子を見守る二人はしばしその光景に目を釘付ける。
そして感慨深げにウォースラが呟いた。

「・・・俺はダルマスカ解放にこの身を捧げる」

「・・・自分もその所存であります」





その二人が互いに、鼻筋から伝う潮に気付くのはもう少し後の事だった。
340名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 03:07:49 ID:3yJ9uYz9
えっと・・・色々すいませんorz
最近シリアスばかり書いてたので、やらかしてしまいますた。
決してウォースラが嫌いな訳ではありません・・・
341名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 04:57:11 ID:ilrPC9hQ
GJ!!
アーシェのお尻(;´Д`)ハァハァ
342名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 14:14:01 ID:L29ORquN
GJ!
いいもの見させていただきました(*´Д`)
343名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 19:04:14 ID:Hjosg/Dg
GJ!!
アーシェの尻はほんとにヤバいw

バッシュ:「ウォス、お前もか…」
   :「オイヨ!(訳:俺も!)」
344名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 19:46:51 ID:xQo76AwR
>>334
これ、前にどっかで読んだ記憶が。

以前どこかに投下してましたか?
345名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 23:07:25 ID:jcnjWs0X
自分も読んだことある気が。
どこだったか…。
346名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 23:47:23 ID:IXJZRsrp
パクリじゃないの
347名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 00:10:54 ID:HZvgg5Qo
348名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 00:15:32 ID:nXk59Mi7
>>344-346
前スレで投下の時はギャグ落ちだったよ。

>ガチャガチャ
っての覚えてないか?
349名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 01:07:34 ID:y2GAnT3B
あぁ、ガチャガチャ!ありがとう!
350名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 22:34:54 ID:GYl/PkVd
ウォス×アー書いた者です。
説明不足で混乱を招いてしまったようですいません。
前スレで投下したのはエロ無しだったので、続きを書かせてもらいました。
加筆したとはいえ、何度も同じ様な文でお目汚しすいませんでした。

>>347>>348
補足ありがとうございました。
351名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 21:36:39 ID:15SQMilh
>>350
いやいや、良かったですb
前にバッシュとアーシェのを書いた人かな?
エロもオチもGJ!
352名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 22:16:18 ID:twn7lJHQ
オチがよくわからないんだが…
潮って鼻血のこと? それと召喚獣がのっている様?
353名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 02:08:53 ID:K/fb+KJf
ウォス×アーGJ!!
SS職人さんどんどん降臨wktk
絵師さんもwktk
354名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 00:17:20 ID:SSMF6FBL
穴子です。よろしく↓
355Espionage 1:2006/10/22(日) 00:18:25 ID:SSMF6FBL
ロザリアはイヴァリースの西の大国である。
そして首都は「琥珀の谷」。
そこにある屋敷の一室にて艶めいた情報交換が成されていた。

「……で…ラーサー殿下とアーシェ殿下はガリフの里で…ああ…」
暗闇に女の声が喘ぐ。
「多分、彼ならそうするだろうな……」
男の声は女に比べ冷静である。深く静かに何か考えているようだ。
男は膝の上に乗った女の乳房の柔らかさを楽しみながら手の内に弄ぶ。
「…多分…帝都の前に……キルティアの……」
「アナスタシス猊下か…まあ、それがアーシェ殿下にとって順当な手段だな。さて、ご褒美だよ」
いきなり男の手の動きが速くなった。
乳首の先を摘み、こね、また強く揉み…
「あっ……あ…!」
男は女の体を横抱きにしてベッドの上に倒し、その白い乳房を舌で舐める。
緩急自在に舌を操り、間断無く自分の乳房の上で繰り広げられる男の手法に女はシーツを掴みよがる。
「あっ…はああ………」
舌は生きて体の上を這う別の生き物のごとく、様々な動きを女の体の上で演じる。
ねっとりとした生き物はその舞台を女の腹に移動してその茂みの中へ分け入ろうとしている。
女はそれを受け入れるため自分から下肢をゆるりと左右に広げる。
その中心はすでにしっとりと滲み潤っていた。
「…今回は…使ったのかい?」
「いいえ……だって…ガリフですもの…亜人種とはいくらなんでも…」
「それもそうだ…じゃあ寂しかっただろう…」

男の舌は茂みの下の裂け目に沿って丁寧に動き回る。
「あっ…ふう…!」
その裂け目の中に舌は入り込み、中のものを上に押し上げるように何度も動く。
そのたびにあふれ出す女の透明な蜜…
男はそれをすすりつつ女の中心に絶妙な舌の動きを送り続ける。
「……欲しい……アル…シ…」
「指かい?…それとも…」
男は自分のそそり立つ堅い塔を女のその割れ目へとするりと入れてみた。
「ああ……それ…を」
「…やっぱり……」
男は笑ってそのまま女の内壁の奥へと突き進んで行く。
「…!……い…い…ああ!」
悲鳴に近い声を上げて女の手はシーツをかきむしり、その下肢を限界まで広げて男の侵入を受け入れる。
男の下腹部からの激しい突き上げに、女の細い体は揺さぶられ乳房を旋回させる。
女の限界が来ているのはその内側からの締め付けが、急激に自分のものに加えられていることでもわかる。
「…今日は…大丈夫だから…中に…ああっ!」
「わかったよ…いい子だ…」
そうして女の内壁は引き絞られた弓の弦のように張り詰めて男を圧迫し締め上げた。
男は自分の忍耐を解放して女の中に熱い流れを勢いよく放出した。
「ああっ!ああっ…!…アルシド様!」
女は男の名前を叫びそのままベッドの上で果てて沈んだ…
男は静かにその女に上掛けを掛けてやった。
356Espionage 2:2006/10/22(日) 00:19:18 ID:SSMF6FBL
アルシド・マルガラスは帝国の大本営のある一室の扉を叩いた。
「失礼します」
「遅い」
不機嫌に不満を言うのは白髪の交じり始めた50を半分過ぎたぐらいのいかにも軍人風の男。
大きな執務机の向こうにそのいかつい顔と鋭い目でアルシドを睨む。
その厳しい顔は誰かに似たところがあった。
「報告が遅い。遅い情報など我がロザリア軍にはなんの役にも立たない」
「まあまあ、こちらも色々な報告を受けていてまとめるのに手間取りまして…」
じろりとその鋭い目がアルシドを睨め付ける。
「ほほう……それは手間取りもするだろうな。いちいち報告者をベッドに引き入れているのではな」
「あれは“手間賃”ですよ。なんなら長官もわたくしと同じ方法を…」
アルシドの頬のあたりを何かがかすめて入ってきた扉にぶつかる音がした。
「あーあ…あのペン立て、ゴーグ製で高かったでしょうに…」
「報告しろ!」
長官は怒りのあまり肩で息をしているのだが、アルシドはまったく動じず報告を開始する。
「まずアーシェ殿下は現在ラーサー殿下と一緒にガリフの里ジャハラに数名のお供とともに滞在中…」
「お供?…誰だ、アズラス将軍のことか?」
「いえ……彼はいませんでした。報告者によるとどうもあのリヴァイアサンの爆発に巻き込まれたのではないかと」
「では誰のことなんだ?」

アルシドはここで大げさに声を潜めてみた。
「幽霊が…出たみたいですよ」
「な…なんだと?」
峻厳な男だが実は長官は超常的なものに非常に弱い。
それをよく知っているアルシドはより一層声に凄味を加えて話を続ける。
「……ナルビナのあの悲劇とともに汚名を着て闇に消えたはずの男…バッシュ・フォン・ローゼンバーグ将軍…
 彼が一行の中にいたそうですよ」
「ばかな!彼は処刑されたはず。それも2年も前の話だぞ?」
アルシドはここで天を振り仰いで深くため息をついた。
「…してやられたようですな。ヴェインに」
長官は始めはわけがわからなかったが、しだいにアルシドの言わんとするところを理解してきた。
「…ナルビナの国王暗殺は……帝国がしくんだのか?」
「そう考えた方が腑に落ちます。…英雄の突然のご乱心の末の裏切りなんかより…ね」
今度は長官の方が椅子の上で天を向いてため息をつく。
「やれやれ…あんな鋭い男が敵国とは…頭が痛い」
「大丈夫ですよ。まだ『敵国』になっていません。ラーサーは少なくとも」
アルシドはラーサーの秀麗な顔を思い出した…

「神都で彼と落ち合うことになっています。アーシェ殿下と私を会わせるために」
長官は眉をひそめて渋面を作った。
「まて。お前…わたしに報告もなくいつそんな勝手な約束を…」
「ラーサーは友達ですからねえ……そんなものいちいち言う息子は無いでしょうが、父上」
今度は水を飲んでいたコップをアルシドに向かって投げるが、これもよけられ扉に当たって破壊音が響いた
「父と呼ぶなー!ここでは長官だ!それでなくてもお前のような女たらしの息子にどれほど肩身の狭い思いを…」
「ひどいな。たらしていませんよ。向こうから寄ってくるのを拒むことが出来ないだけで」
今度は後ろにある花瓶を息子に向かって投げつける。が、これもよけられ凄まじい音が響き渡る。
「アルケイディス製の花瓶…これも高かったのに…物は大切になさらないと」
父親である長官は自分の執務机を持ち上げようとしてきた。
「ああ…こりゃだめだ。それじゃ退散した方がよろしいようで、失礼します。親愛なる父上」
アルシドはそう言うとそそくさとその部屋を出て行った。
357Espionage 3:2006/10/22(日) 00:20:18 ID:SSMF6FBL
部屋から出るとそこに、盆の上に足の付いた容器を置いたのを持って立つ若い女性がいた。
「あの…お飲み物お持ちしたんですけど…」
「うん?コーヒー持ってきてくれたんだね、ありがとう。いただくよ」
とアルシドはその場でその一つを取り飲み始めた。
「あのー…長官は…」
その時扉に何かぶちあたるこれまで以上の凄まじい音が響いてきた。
「…あの通りだから…これも僕がいただくよ。ごくろうさま」
アルシドは二つの容器を自分がカラにしてその女性に囁く。
「始めて見る顔だね。もしよかったら僕の部屋にいつか遊びにおいで。待っているよ」
「はあ…」
部屋の奥から怒号が聞こえてくる。

「誰でも彼でも手当たり次第に自分のベッドに誘うなーーーー!!」

「ベッドに誘っていませんよ。部屋と言っただけで…」
再び何か投げられて扉に砕ける音がする。
本当に行ってしまわないと今度は長官自身の血圧が危険になってくると思い
アルシドは女性にウィンクを投げて明るい中庭を横切って立ち去った。


しかし神都へ行くまでの予定はもたらされた情報で大幅に狂ってくる。
まずアルケイディアの皇帝グラミスが暗殺されたという。
対立していた元老院の議長グラゴロスに毒殺されたというのだが…
ラーサーはそれを知らずアルシドが告げたところショックで口も聞けない状態だった。
(可哀想なことをした…まだ12歳だというのに…)
ここでアーシェを女王に即位させダルマスカを復活しロザリアもアルケイディアも
戦いの矛を収める計画は潰えた…
そしてあの化け物じみたジャッジ・マスターの暴走…
ブルオミシェイスは帝国軍に襲撃され、アルシドも命が危なかった。
そんな中ジャッジ・マスター、ベルガを討伐したアーシェの一行達の中に気になる顔があった。
ジャッジの体の中に人工破魔石を見つけた男…
「君はよく彼の体の異常がわかったんだな」
アルシドがそう指摘すると、彼――バルフレアは目をそらして言った。
「…誰でも考えりゃわかる…人間が怪物になれば…」
それきりその男は話を打ち切ったのだが、かれの容姿に帝都のある男の面影を見る。
(生きていれば22か…)
アルシドは顛末を報告書に書きながら物思いにふけった。

358Espionage 4:2006/10/22(日) 00:21:10 ID:SSMF6FBL
「人工破魔石…!!夢物語だと思っていたのに、やつらすでに開発していたのか!」
「兵器は国ひとつ簡単に滅ぼし、人間はモンスターになります。わたくしが経験済みです」
アルシドは父である情報局長官に神都であったことを語った。
「ううむ…恐るべし…ドクター・シド…天才となんとかは紙一重とは言うが」
アルシドはかなり以前にドクターの顔を見知っている。
(彼の出奔の理由はその辺か?)
同い年のヴェインも彼と一緒に兵器開発を進めるシドも、アルシドには生き急いでいるように思えてならない。
「で、やっぱり戦争ですか?」
「そうなるだろうな……アルケイディアが大軍を終結させてきたのなら…もはや」
ところがなぜかアルシドはとんでもないことを言い出す。
「無理でしょう。動かないですよ軍は。マルガラスはかなり属庭を失っている…大本営が言うことを聞くとは思えない」
突然の息子の発言に長官はあっけにとられたが、ふと見ると目で合図を送っている。
「?」

アルシドは扉の方へ近づいていくと素早く開け、そこに立っていた人物を中に引き入れた。
「きゃっ!」
そこにいたのは過日アルシド達にコーヒーを運んできた女であった。
「いやぁ〜また会ったね。今日は何も持ってきてくれてないのかい?」
女はしかしその顔を物騒な物に変えアルシドに暴言を吐く。
「およびじゃないのよ、このナルシストのオナニー野郎!」
アルシドは動じない。父親は目をまん丸にして何が起こっているのかを把握しようと努めている。
「それが僕の暗号名かい?」
「違うわよ。あんたは『胸毛』」
「ぶっ」
切迫した状況なのではあるが、父親である長官は思わず吹いた。
「…まだ…オナニー野郎の方がいいかも…ヴェインのネーミングセンスは身も蓋もないな」
「ヴェ、ヴェイン!……ちゅーことはこの子はアルケイディスの間諜か!」
その時女は隠し持っていた短剣をアルシドに向かって振り回してきた。
だが、ふた振りほど空を切った後でその腕は簡単にアルシドに抑えられてしまった。
「離して!この胸毛!殺すんならとっととやっちまいな!」
腕を押さえられ短剣を取り上げられてもアルシドの腕の中、女はなかなか抵抗をやめずあがいている。
「殺すなんて…野暮なことはしないよ」

女の体を羽交い締めにするとアルシドはその顔を自分の方へ向け唇を重ねる。
置いてけぼりの可哀想な彼の父親は持っていた書類をその場にぶちまけた。
「うっうっ…」
アルシドの舌は彼女の舌を探り当て絡め取り、なおも抵抗する彼女から力を奪っていく。
「う……ん…」
女の顔が明らかに上気してきた。それとともに女の方からも舌を絡めだしてくる…
最後に女の力が抜けぐったりとしてきたところを見計らってアルシドはやっと唇を離した。
「ご苦労様…いやごちそうさまか。もういっていいよ」
女はその腕の中から解放されると、ふらふらと扉の方へ歩いていき部屋から出て行った。
「おい、逃がしていいのか?」
「なあに彼女のひとりやふたり。ここには他にもいっぱいいますから」
「なん……!」
「気づきませんでしたか?あっ大丈夫ですよ。ご報告した内容は適当に情報操作して変えていますから
 誰に見られてもいいように。肝心なものは全て頭の中ですよ」
長官はどなるか笑うかどっちにしようかと暫時考えたが…
結局非常な脱力感を感じてため息をつくだけに留めた。
359Espionage 5:2006/10/22(日) 00:23:30 ID:SSMF6FBL
部屋の窓が開いた。夜の冷えた風が吹き込んでくる。
中は暗く手探りで机の引き出しの取っ手を探る。
その時ふと煙草の香りが鼻をついた…同時に白い煙の筋も見えてくる…
「!」
女が振り向くとそこにくわえ煙草でサングラスをかけた背の高い男が立っていた。
「やあ、今晩は。遊びに来てくれたんだね。歓迎するよ」
アルシドは昼間とは様子の違う、少し影を落とした感じで女に話しかける。
薄闇の中で見る彼は少し物騒な禍々しい雰囲気を漂わせていた。
「……見つかるんじゃないかと思っていたわ。甘く見すぎていたわね…私」
「僕の何を知りたい?何でも教えるよ。ただし本当かどうかはそちらの判断だがね」
「…もういいわ。どうせうまくいかないだろうと思っていたし…ヴェインもその辺は心得ているでしょう」
アルシドは女に近寄りその手を取った。その甲にキスをする。
「何もおみやげは…いらないのかい?」
女は自分からアルシドの腕の中に入りその顔を向けた。
彼はそれに答えてやるため彼女を抱き唇に口づけた。
「続きは寝室で」

口づけは煙草の香りがした。差し込まれた舌を絡められ何度も巻き取られながら女は思う。
アルシドの舌はうごめく生き物さながら女の口内を這い回る…
「あなたの…秘書や部下の女の子達が…なんで忠誠心が強いのか…わかった気がする…」
「調べに来たのはそれだけ?」
「違う…け…ど…うっ…」
女の唇はふさがれ絡み合った舌は離れるたび銀色の糸をひく。
そのままアルシドの舌は女の頬を伝い耳朶を舐め穴に入る。
びくりと女が震えるのを無視して耳の裏も舐め上げ首筋に移った。
「あ…あっ…」
女の乳房はアルシドの毛深い胸で先ほどから刺激されその先端が尖る。
「暗号名までがあなたの武器なのね……あっ…!」
アルシドの舌がその突起した乳首に降りてきた。ちろちろと小刻みに動くかと思えば
大胆に下から突き上げるもするその動きは乳房だけでなく彼女の股の間をも大いに刺激する。
そこへ彼は手を伸ばしてその指を2本入れ女の中で泳ぐように動かす。
「あっ……だめ……ずるい…」
喘ぎながらも彼女は自分の間からとろりとした液体を溢れさせてきた…
「ねえ……わたしも…あなたの…を…」
「おや…いいのかい?初めての男でも」
「知り合うには…これが…一番……」
「じゃあ…君のことも知らなきゃな…」
360Espionage 6:2006/10/22(日) 00:24:30 ID:SSMF6FBL
ふたりはお互いに自分たちの秘所を相手に晒し、その舌の愛撫にゆだね始めた。
女の舌づかいは存外にうまくアルシドの逞しく長い男根をその口内で成長させる。
しかしその女の下腹部では彼の絶妙な舌の攻撃が始まっていた。
それは自分の上になった女の割れ目を下から上に向かって舐め上げ
そのなかに尖った舌を押し込むように、こじ開けるように動かし続ける…
「あっ…う…あ…ああ!」
自分がアルシドに行うフェラチオを何度も中断させるほどの快楽…
女の間からしたたる蜜をなめとりながらアルシドは言う。
「……僕の勝ちかな?…もうしてくれないのか…」
「ずるいわ…こんな…」
女は彼の物を何とか口に運ぼうとするが、自分に加えられている愛撫に負けて何度も取りこぼす。
ついにあきらめて彼女はアルシドの舌の動きをたっぷりと味わうことにした。
「あっあっ……あん……ああ!ああ!」
女の限界がきそうなのを秘所をまさぐるその舌の先で感じ取りアルシドは体を移動させた。
女の尻を上げさせ後ろ抱きの形から、彼はその起立した物を女の濡れたところへ突き立て挿入した。
「あっ!はあ!」
そのまま彼は緩やかに突き上げ始めた。
旋回するような動きと突き上げを何度か繰り返し、やがて女の体が揺れるほどの激しい突きになっていく。
体の中で成長する彼の逞しい男根を感じながら、女は自分の中が収縮し始めたのを覚える。
アルシドは自分のものが女から締め上げられるのを感じながら囁く。
「……えらくきつい仕返しだね…」
「…これぐら…い……ああ!」
彼から後ろから羽交い締めにされ激しく突き上げられて、女の思考はだんだん鈍くなる。
背中にアルシドの毛深い胸が触りその感覚にも酔い始める…
突き上げた自分のものが女の収縮によって限界まで締め上げられ彼は聞いた。
「…いいのかい?」
「……ちょうだ…い…お願い!」
アルシドは女の希望通りそのなかに熱い男の精を注ぎ込む。
女の内側はそれを受け取ろうと収縮し……収縮して弛緩し…やがて果てた…
そのまま脱力して倒れ込んだ女をアルシドはその体の中に抱き取ってやった。
361Espionage 7:2006/10/22(日) 00:25:28 ID:SSMF6FBL
衣擦れの音と夜気の肌寒さにアルシドは目が覚めた。
「アルケイディアに帰るのか…?」
「ええ。もう用は済んだし…」
身支度を整えながら女は少し気落ちしたように言う。
「望んだ情報は得られたのかな。……帰ってひどい目にあったりしないか?それならここで…」
女はその言葉に思わず笑う。
「あなたの部下は幸せだわね。でも私は大丈夫。今までも一人でやってきたんだから…
あーあ…また帝都に戻ったら浮気調査かー…」
「また遊びにおいで。窓ならいつでも開けておく」
女はアルシドの元に寄るとその唇にかるく口づけた。
「ありがとう」
そう言って窓を開けて出て行こうとする女にアルシドは聞いた。
「名前は?」
「ジュリーよ。それじゃあね」
そうして明け方の空気の中に女は去っていった。

しばらく彼は開いた窓から外を見続けていた…が何を思ったかいきなりクローゼットに行き
ベッドのシーツを新しい物に取り替える。
その時扉のノックが響いた。
「開いているから入っていいよ」
「失礼します、アルシド様」
そこには彼の部下である秘書兼諜報員の女の子が心持ち頬を上気させて立っていた。
「それじゃあ報告を聞こうかな…おいで…」
女の子は嬉しげに彼の傍らに潜り込んだ…


ヴェインはジュリーからの報告に頭を悩ませていた。
「日に5〜6人?父親が投擲グセとはなんだ?」
深くため息をつきながら彼は長髪の頭を左右に振る。
「……籠絡されたか…まあいい。期待はしていなかったんだ。…しかし…聞きしにまさる…」
彼は笑う。しかし彼には珍しく楽しそうな笑いではあった。


The end
362名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 00:27:53 ID:zSSvVNfL
リアルタイムで読んだーーーーー乙です。
穴子・・・テラモエスGJ!!
363名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 00:53:15 ID:m1ckdNgD
だいぶ前にアナゴさんリクした者だけど、
こんな極上なSSが読めるとは……

GJ!!!!
364名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 02:04:58 ID:qHmvF06/
すげーーーーGJ!!!
絶倫だなアナゴwしかし情勢まで取り込んだSSスバラシス
365名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 08:54:11 ID:ojJBiOVT
暗号名「胸毛」にワロタ
366名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 11:54:34 ID:QBXayrdc
すげ…女の子の気配に敏感な胸毛w
GJ!!
367名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 01:23:53 ID:NyX56Ix2
次の職人さんwktk
368名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 17:51:56 ID:hW9iV5rl
ドレイスって、よくあんなムサイ男だらけの職場で働いてられるな・・・
絶対セクハラの一度や二度されてると思う。
っつーわけでドレイスが他のジャッジマスター共にセクハラされて悩んで、ガブラスに相談したらレイプされちゃうのキボン 
369名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 00:06:03 ID:o7AR1psW
最近ドレイスが熱い
つーかガブ×ドレって公式だったの?
wikiに書いてた
370名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 01:09:30 ID:71NmKbd0
FF12のwikiに書いてあるのは3割方妄想と主観の産物。
裏のノート見ればわかるけど、編集できなくなったせいもあって批難轟々。
あそこに書いてあるからといって信じるようじゃこの先情報社会で生きていけないぜ。


因みに公式とか言われてる理由は、声出してる二人が夫婦ってだけの話。
同人的漫画じゃそこらへんにも言及スルカモシレンケドネー
371名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 09:56:19 ID:y/aXoZhC
>声出してる二人が夫婦

それは知らなかった
そうだったのか
ドレイスの人はよく知らないけど
372名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 17:41:44 ID:OI5pHT6H
まあ、そのお陰で余計妄想も膨らむんだけどな
373名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 21:14:47 ID:5/rXSqqn
取りあえずここまで一通り出てきたかな
アルシドもオンドール侯も出てきたし
後はミゲロさんに…バッガモナンにロマンシッポズか
374名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 21:56:04 ID:2utk6mKK
モーグリとか?
375名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 22:57:02 ID:qostD7ye
ン・モウ族とかガリフの皆さんは?
376名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 23:06:38 ID:3/lYXlq8
ダラン自慰講座は?
377名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 23:24:53 ID:Fi32s/GP
レックスも無かったんじゃまいか?
378名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 00:19:35 ID:txn1jjce
バンガ一味の話は確か過去スレになかったっけ?
リノのやつ。
379名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 00:59:46 ID:A1MndBB3
レクパンをいつまでも待ち続ける俺ガイル
380名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 01:14:01 ID:BW0CBIys
だが、レックスとパンネロの接点ってあったのか?
381名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 01:16:54 ID:dwY5Xm1W
ヴァンとパンネロが幼馴染で、そのヴァンとレックスが兄弟なんだから
ありえるって事では? 自分も読んでみたい
382名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 02:13:39 ID:Akk1sUsc
今見ている某夫人のDVD…
メラーズさんが「あれ?ライバック?」と思いましたがガブラスなんですな
森番ガブラスとして楽しんでいます…しかしなんでもする人だな
383名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 08:45:05 ID:P4FAa8bv
俺もずと昔からレックスとパンネロを待ち続けている
まだパンツは履いてない
384名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 19:00:41 ID:BqrkvXbt
ごめんまだエロまでいってない。
もうしばしお待ちを……
385名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 01:24:48 ID:Xhvnybu5
>>384
職人さん!!
いつまででも待ってるのでのんびり書いてください
386名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 01:25:51 ID:Xhvnybu5
あああ興奮のあまり上げちまったすまん
387名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 20:19:19 ID:XYpLuBV3
バッガモナンとパンネロのエロ
388名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 21:04:09 ID:8rv/mjfE
インタビューかなんかで松野が亜人種とヒュムは生殖器が
違うから交われないとか言ってた気はする
389名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 23:59:24 ID:kJlnOJYP
>>388
それはつまり
交われない=子供はできない→中田氏し放題
てこと?
390名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 03:36:00 ID:4zOKAP7I
交尾不可能ってことじゃないのか?
391名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 03:47:24 ID:Ma2FevNv
>>388
それたまに見かけるけどいつだったか忘れたけど2ちゃんで誰かが作ったネタだぞw



しかし>>389なら密かにウマー
392名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 02:09:49 ID:oJi1exXU
レクxパン、書いてみた…
他に書いてる職人さんもいらっしゃるようなのだが。良いかなあ?
393名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 02:14:05 ID:oJi1exXU
「ごめんな、パンネロ」
水場で泥だらけになった身体を拭いているパンネロに、レックスが声を掛ける。
「レックス?どうしたの?何を謝ってるの?」
「いや、ヴァンの事――あいつは、頭は良いんだろうが、まだまだ子供で」
くすりとパンネロは笑う――店先に立って仕事をしていたパンネロに泥団子を投げ、ぎゃあ
ぎゃあと笑いながら子供達と一緒に駆けていったヴァンを思って、そして神妙に立っている
レックスを見て。
「――見てたなら、止めてくれたら良いのに!泥だらけだよ」
「止めようと思ったら、もうお前が泥にまみれていて」
二人は顔を見合わせて笑う。
「ヴァンはどーでも良いよ、いつもの事だもん。レックス、それよりお茶でも入れるから、
部屋においでよ。今日はもう店に出なくて良いんだ」
「うん、判った」
二人はどちらともなく手をつなぐと、歩き始めた。

手狭だが居心地の良いパンネロの部屋。レックスは、そわそわとあたりを見渡した。
「どうしたの、レックス?何回も来たじゃない。何か珍しいものでもあるの?」
パンネロが熱い茶をレックスの椀に注ぎながら言う。
「いや――あれだよ」
「ん?」
どこか落ち着かないレックスの足元に座って、パンネロはその端正な顔を見上げる。
(ヴァンには似てないんだよねえ――ヴァンの方がずっと顎がとがっていて、頬もこけてる。
でも、レックスの方がずうっと大人っぽい――深い瞳のせいかな?)
394レク X パン 2:2006/10/29(日) 02:15:05 ID:oJi1exXU
「――という訳なんだ」
きょとんとしたパンネロの顔を見つめ、レックスは小さく溜め息をつく。
「パンネロ、聞いてた?」
愛しいため息を受けてパンネロはにこりと無邪気に笑うと、レックスの膝に顔をうずめた。
「レックス、ごめん。もう一回言って?顔を、見てたら聞き逃しちゃって。うふふ」
レックスは愛しそうにパンネロの柔らかい髪を撫ぜた。
「パンネロ」
パンネロは猫のように、ごろごろとレックスの足元に顔をなすりつける。レックスは、辛そうに
口をもう一度開いた。
「義勇軍に、志願したよ――だから、来月にはここに居ない」
「う――うそ」
「ごめん、パンネロ」
悲しげな瞳がパンネロを見下ろした。
「やだやだやだやだ!!」
パンネロがぶるぶると顔を振る。
「レックス、何言ってるの?ヴァンはどうするのよ?これ以上、身寄りがない子供を増やすつもり?」
「ヴァンだって男だ、一人で生きていかなくちゃ――」
「そういう問題じゃない!私が」
パンネロの大きな瞳から、大きな雫がぽろりと零れ落ちた。
「私が辛いんだよ。どうして?誰か他の人が戦えば良いじゃない。レックスが行く必要無いよ。
どうしてだよ、どうして!?」
「パンネロ――」
395レク X パン 3:2006/10/29(日) 02:16:42 ID:oJi1exXU
レックスはパンネロの頬から涙を払った。しかし、払う先から涙が零れ落ち、自分の指を
濡らす。嗚咽が止まらないパンネロの身体を、そっとレックスは抱きしめた。
「止めて!そんなの、要らない!」
パンネロはレックスの抱きしめる腕を邪険に払い、ぐい、と身体を押しのけた。
「そうすれば私が黙るとでも思ってるの?そんなの、要らないよ。バカじゃないの、レックス。
抱きしめるくらいなら、捨ててよ――」
いつもふわふわと笑っているパンネロには相応しくない、激しい慟哭。
「愛された人に置いていかれるくらいなら、刺されて撃たれて嫌われて捨てていかれた方が
ずっとマシだよ!!嫌いって言ってよ。嫌いだから置いて行くんだって言ってよ、レックス!」
震えて、叫ぶパンネロの身体をレックスは抱きしめた。
「愛してるよ、パンネロ」
「バカぁ――」
遠いところで、爆撃の音がした。部屋が、小さく揺れる。
二人は見つめあうと、お互いの唇を求め、そして衣類を急いたように剥ぎ取った。

片手に収まってしまうくらいの小さな乳房。
犯された事を知らない白く輝く肌。
少年のように小さな尻が、ふるんとレックスの手のひらで揺れる。

「レックス、レックス――」
呼ぶ声は、既に女のそれだった。レックスはその声に欲情し、ぐいと猛り立った男性自身を
ぐいとパンネロの身体に押し付ける。
396レク X パン 4:2006/10/29(日) 02:18:28 ID:oJi1exXU
駆け回ったラバナスタの街。二人に追いつこうと駆け、結局二人を見失ったヴァンが名前を
呼びながら泣きじゃくる。それを聞いて、くすくすと笑って建物のかげでこっそりとした
ファーストキス。子猫のようにじゃれあい、日陰で抱きしめあったあの日。小さなモンスターを追い詰めては、
結局パンネロの悲しげな顔を見つめて逃がしてやった昨日。

帰れない、帰らない――それを理解するようにパンネロが熱い身体をレックスに押し付ける。
ぎこちなくパンネロの指がレックスの「それ」に触れた。そして、おずおずと握り締める。
「これ――どうすれば良いの?」
「パンネロがしたいように。触れられているだけで、行ってしまいそうに気持ち良いんだ」
ぎゅう、と握り締め、それではいけないんだっけ、とパンネロは乏しい知識に頼って
上下に動かし始めた。不安げにレックスを見つめると、パンネロは紅潮した愛しい人の顔に
自信を持ったのか、もっと小刻みに熱く硬くなったそれをさすりはじめる。
柔らかく、握り締めて、上下にゆっくりとさする。次第に、握り締める手のひらが湿り始めた。
「レックス、あの――」
とろ、と先端から漏れ始めた液にパンネロは困惑したように首を傾げる。
「何か、出てる…」
「パンネロ、君だって、こうなってるんだよ」
レックスはつつつ、と指をパンネロの肉壁の奥へと這わせた。入り口あたりに触れて、軽く
何かを擦り付けたレックスが、そのぬらぬらと光った指先をパンネロの唇になすりつける。
「ほら――君の蜜」
397レク X パン 5:2006/10/29(日) 02:19:19 ID:oJi1exXU
「やだ、私」
「舐めて」
唇に擦り付けられた己の蜜を舐め、それだけでは足りないようにパンネロはレックスの指を
誘われるままにむしゃぶった。
レックスの手は、パンネロの胸をまさぐり、指先で小さくとがる頂きをじんわりと捏ねる。
腰の奥が熱くなり、おしっこの出る部分がじんじんと痛くなる気がしてパンネロはもぞもぞと
腰を動かした。
「パンネロ、止めないで。僕のをさわって」
「うん――でも、なんか、変なの。あそこが」
「どういう風に?」
「おしっこが、出ちゃいそうで」
恥ずかしそうに、パンネロはうつむいた。
レックスは優しく微笑むと、表情とは相反して、残酷にも指をぐさりとパンネロの中に突き
刺した。
「痛っ――!!」
「こんなに濡れてるのに?痛い?止める?」
レックスは、突き刺した指を少しだけ引いて、第一関節くらいまでもぐらせると、パンネロの
中をくいくいと刺激した。指は天井を刺激する。動かすたびに、とどめなく蜜が溢れ出て、
レックスの指だけではなくシーツまでも濡らした。
「んっ、んっ。何?何なの、これ――ああ、ふわふわする」
「パンネロ、お願い」
「んん――何、レックス?」
「ここに、キスして」
レックスはパンネロの頭を自分の熱く勃っている部分に導いた。
398レク X パン 6:2006/10/29(日) 02:20:57 ID:oJi1exXU
パンネロは口いっぱいにレックスのを頬張った。
どうすればよいのか判らない。ただ、唇に触れたそれは大きくパンパンに張り詰め、
少しでも歯で削ってしまうと破裂してしまいそうだったから、歯を立てないように
ひたすら舌でぺろぺろと舐めた。
根元にぽたん、と冷たく置きざりにされている皴がきらきら光るほっこりとした玉も、
張り詰めた裏の筋も、きのこの傘のように開いている先端も、パンネロは口に含み、
くちゅくちゅと舌の上で転がした。
竿を上下に吸っているときに、ぐぐぐっと喉元まで大きくなって、パンネロは思わず
ゲホゲホと咳き込んだ。
「パンネロ、ごめん!」
「ケホッ、ケホッ」
涙を流して、パンネロが咳き込む。
レックスはそんなパンネロを抱きしめ、熱い男性自身をぐいぐいとパンネロの腹に押し付た。
「あんまり気持ち良いから――」
「レックスのも、気持ち良い」
ぽつり、とパンネロは言うと、レックスの指を自分の秘所に導いた。今やそれはぬらぬらと
濡れ、柔らかい肉はレックスの指を溶かしてしまう程だった。
「ああ、こんなに濡れて!」
レックスは、思い切ってパンネロに言う。
「入れて――良い?」
こくりとパンネロは頷いた。
399レク X パン 7:2006/10/29(日) 02:22:16 ID:oJi1exXU
まだきつい、処女の肉壁にレックスはゆっくりと猛りをおさめる。
ぬぷっ、と音がして、ずるりと奥までレックスのそれが入り込んだ。
痛みをこらえてパンネロが背を反らす。
快感に流されないよう、レックスは動きを止めた。
みっちりと喰らいつく肉。ひくひくと痙攣して、レックスは眩暈を起こしそうな快感を
腰の奥に感じた。
「動いて良いよ」
赤くなった目で見つめながらパンネロが笑う。
「レックスが気持ちよいのが、私も良い。レックスともっともっと一緒になりたい」
「パンネロ――」
「愛してるの、レックス」
パンネロはおのずから腰を持ち上げ、レックスの肉槍に己の肉襞を収めた。
「もっと、来て。もっと入って!」
「ああ、大好きだ、好きだ。パンネロ、お前を愛してる――!!」
二人の接吻は深くなり、舌が複雑に絡み合い、唾液がお互いの顔に飛び散った。
腰は熱く長い楔で結び付けられ、どちらかの身体が動くだけでにちゃにちゃといやらしい音を立て、シーツを体液で汚した。
「あ、レックス。何か、来る。背中に何かが走ってる――」
「パンネロ、俺も。駄目だ、行く」
「あ、あ、あっ。何、やだやだやだやだ。あああああああっ!!!」
「パンネロ――!!」
レックスがパンネロの中に熱い迸りを放つと、がくりと二人はベッドに身体を落とした。

「愛してる」

ささやきが、部屋に小さく、重く響いた。
400レク X パン 8:2006/10/29(日) 02:23:45 ID:oJi1exXU
「パンネローーッ!」
背後で、叫ぶ声。パンネロは手を組み、ゆっくりと何かを呟くと小さく笑って、花束を
冷たい石碑の下に置いた。
「なーによ、ヴァン。叫ばなくても聞こえてるわよ」
「まーた、兄さんの墓参り?お前も、幼馴染だってだけで熱心だなぁ。有難いけど」
首を傾げてパンネロが笑う。
「声、全然似てないね。顔はちょっと、似てる――かもしれないけど」
「おう、俺様はこの世に一人だけだからな!」
えへん、と無意味に胸を張るヴァンにパンネロは呆れたように首を振った。
「お参りするならしなさいよ、待ってるから」
「おう」
ぶつぶつと、呟く舌足らずなヴァンの声。
くす、とパンネロは笑う。
(やっぱり、全然似てない――)

パンネロ、と呼んでくれた涼やかな声。
優しく抱いてくれた、強い腕。
顔をうずめると、懐かしい香りがした胸。

戻らない。
愛した人は、戻らない。

パンネロはヴァンの頭を小突く。
「痛っ、何すんだよ!」
「ぜーんぜん、レックスに似てないんだね」
「兄さんみたいな人がこの世に二人と居てたまるかよ」
誇らしげに言うヴァンを見つめ、パンネロは笑う。
「そだね。居てたまるか、だよね」
つまんねえ事言うなよ、と口を尖らせて駆け出すヴァンを見つめてパンネロも駆け出す。

駆けて、駆けて、息が切れるくらいに駆けたら、少しは辛くないのかな。
泣き虫でごめんね、レックス。
だから、走って、走って、走るよ――何も考えられないくらい。
パンネロは、駆け続ける――愛した人の替わりに、懸命に。

「パンネロ、遅い――!」

「わかってるわよ、ヴァン!」

<FIN>
401名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 02:45:56 ID:+3Yi+Zje
いやー、いいもん見せてもらった。
これしか言うことないだろ、GJ!
402名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 02:53:26 ID:TfH8eMW0
まったくだ…
GJ!!!
403名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 10:38:06 ID:fo2HXVB0
この時を待っていた
GJ!
404名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 11:19:08 ID:vIaZTHci
香×ミック お願いします
405名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 11:21:35 ID:vIaZTHci
ゴバーク orz
406名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 12:20:14 ID:2uEhy2Zk
激しくGJすぎる!!
407名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 13:32:11 ID:rie5JvuI
>>404
どこのスレか瞬時にわかってワロタwww
408名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 00:25:37 ID:S1Ab59ER
レクパン描いてくれる絵師さんいないかな・・・
409名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 00:59:00 ID:dISpqFs6
>>404
この世のものとは思えないもっこりスイーパーのことかw

それにしてもバルフレアといい新宿の種馬といい拳銃使いはたらしがデフォ
410名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 10:48:34 ID:vvrl4kaX
>>408
そろそろ奴が現れそうだw
411名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 23:57:46 ID:NC9i0CPg
レクパンGJ!!!!!!
412名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 00:10:22 ID:ra1UiXsH
他にもレクパン書いてる職人さんが居るはずなのだが…
投下マダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
413名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 02:51:23 ID:P4YfGWXG
今レクパン書いてるけど・・・相当シリアス、つーか暗くなりそう
数日中には投下出来るかも
414名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 10:08:50 ID:yan2U1Uw
>>413
全裸で待機してる
415名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 16:20:47 ID:OctE10eT
今バシュ×パン書いてるけど…
流れ壊しそうだからもう少し待つ。
416名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 17:44:47 ID:S0z0vb4/
別に流れ壊れないと思うよ。同じもの続くよりいいんじゃないか?
ところでパンネロ×ラーサーはもう続きないのかな
417名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 23:00:18 ID:P00jX98/
>>413,415
全裸で座禅組んで待ってる
418413:2006/10/31(火) 23:56:18 ID:P4YfGWXG
>>415
全然待たなくて良いよ
むしろ投下してホスィ
419名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 00:30:06 ID:eU4Vlkqz
wktkしすぎてテッカテカに・・・
420名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 12:22:50 ID:a6BqJBTB
バシュパン大好物です!!!!早く早く!
421名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 13:20:37 ID:A7xFaI0H
アルマニΩが出たらここもまた賑わうだろなv
表紙の吉田絵(*´д`)=3
422名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 16:24:48 ID:AUDtzhqR
表紙の女衆の腰(´д`;)オメガハァハァ
バッシュが今にも草笛を吹きそうですね
423名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 21:49:03 ID:fsNtIkC/
>>413
おうっ、我慢ぢるが・・・お待ちしてます!ハァハァ(*´д`)

>>416
あいのりパロのラー・パンつづきなら、該当スレにあったよ。(FF/DQ板)
424名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 22:14:17 ID:qRqlcRGY
バッシュ……嫌スレにあったように、ついに葉っぱ隊参戦k
425名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 22:42:24 ID:lquEMBz5
そうとう大きな葉っぱでないと隠r(ry
426名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 22:46:51 ID:qRqlcRGY
バッシュ「ィェヤッタ!ィェヤッタ!」
バルフレア「おいおい……」
427名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 00:13:11 ID:ovD+FE4Q
>>423
いや…>>294の続きのこと
428名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 00:58:13 ID:JUh1tLjx
>>423

続きあるよ。
>>294の頭の中にw

ってか、中途半端は生殺しだよなー。
429294:2006/11/02(木) 05:25:46 ID:wc4cymua
ごめんよー
なかなか暇なくて書けなかった
あんな屁タレでよければあとちょっとなんで連休中に書くよ
430名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 13:54:56 ID:fNDM9RfL
ラサパンwktkして待ってる
431バシュ×パン:2006/11/02(木) 22:08:00 ID:3A+dcwzG
>>415です。
遅くなりマスタ…やっと出来たー!!
思いの他、長文ですが。
投下します。バシュ×パンでつ〜


ふと肌寒さを感じ目が覚めた。
月明かりの具合で窓が開いているのが分かった。
(締め忘れたのか…)
窓を閉めようとバッシュは体を起こした。
すると、自分の傍らに温もりがあるのを感じた。
目を向けると一人の少女が寝息を立てていた。
(またか…いつの間に来たんだ?)
バッシュは少女の肩を優しく揺する。
「こら。パンネロー」
「う…ン。あ、小父様ぁ?」
バッシュの姿を確認するとパンネロは跳ね起きた。
「自分の部屋があるだろう。まったく、いつも…」
「だってぇ…小父様と寝たくて。駄目ですか?」
大きな瞳を潤ませ唇を小さく突き出す。
この愛らしい仕草が、バッシュは嫌いではなかった。
「駄目じゃないが、他のメンバーが気付いたら…」
バッシュとしては周りに知られてしまうと対面が悪い。
何せ一回り以上も年の離れた娘が相手なのだから。
「大丈夫ですよ!何の為に隣の部屋にしてもらったと思います?」
「…。ーと、言うと?」
「窓から入るためですよぅ〜」
窓は閉め忘れでなく、パンネロの仕業だった。
「危ない事をするな。ケガでもしたらそうするんだ。」
「平気です。踊りのお陰で身は軽いんですよ!」
(そうじゃないだろう…心配してるんだ。)
432バシュ×パン:2006/11/02(木) 22:08:47 ID:3A+dcwzG
もう口にはしなかった。
この調子でかわされるのは分かっていた。
「とにかく、もう部屋に帰るんだ。」
バッシュは立ち上がりパンネロの腕をとった。
「明日だって何があるか分からない。休める時にー」
「嫌!!ですっ。」
立ち上がる気配すら見せず、バッシュを睨んだ。
「どうしてそんな事言うの?小父様の意地悪!」
思ったよりも大きな声を張るパンネロ。
バッシュは慌てて口を塞ぎ、膝をついた。
「静かにしないか。皆寝ているんだぞ。」
ゆっくりと手を離しパンネロを諭す。
「だって、小父様が、帰れだなんて…」
頬を膨らませ、涙を浮かべバッシュを見詰める。
バッシュは頭を掻いた。
扱いがいまいち分からないのだ。

「どうしても帰れって言うなら…」
急に立ち上がるパンネロ。
「私、小父様との事みんなに言います!」
バッシュは一瞬唖然としたが、すぐに立ち上がった。
「何を…」
「もうコソコソするの嫌だもん」
そう言い残しドアの方へと歩こうとした。
「待つんだー」
声と同時にバッシュがパンネロの腕をつかんだ。
そのまま力を込めパンネロはベットへ投げ出された。
重なるようにバッシュがのし掛かる。
「困らせるな…パンネロー」
バッシュは優しくキスをした。
「ごめんなさい…」
抱きつこうとしたパンネロをバッシュは制した。
そして体を離すと立ち上がってしまった。
「小父様?」
「自分で服を脱ぐんだ。そしたら続きをしてやろう」
豹変したバッシュに戸惑うパンネロ。
バッシュは壁にもたれ傍観している。
泣きそうなパンネロに、バッシュは征服欲を感じ始めていた。
「どうするんだ?大人しく寝てもいいんだぞ。」
「やっぱり…小父様の意地悪…」
433バシュ×パン:2006/11/02(木) 22:09:52 ID:3A+dcwzG
パンネロは背を向け、ローブの紐に手を掛けた。
布一枚のローブはスルリと落ち、白く華奢な背中が露になる。
「こちらを向くんだ。」
パンネロは恥ずかしさに頭を振った。
バッシュは歩み寄ると紐を拾った。
「本意ではないが…仕方ないな」
パンネロの両腕はたちまちに縛り上げられた。
「小父様!?」
振り向き様にパンネロは舌をねじ込まれた。
そのままベットに横倒れになる。
パンネロの一番好むキスの仕方は知っていた。
気が付けば力は抜けされるがままだった。

「お…じさまぁ…」
喘ぐパンネロを平然と見詰める。
「さっきまでの威勢はどうしたんだ?」
軽く乳房を揉みながら問うた。
「あっ…ん。だって、帰れなんて…んっ」
バッシュは手の平で乳首を転がす。
パンネロは自分の頭の下にあるバッシュの腕に口をうずめた。
声を忍んでいるようだが、漏れる吐息は隠せない。
「反抗した罰だ。明日は寝不足だな…」
バッシュはいとも簡単にパンネロをうつぶせにした。
「いやっ…何を!」
応えないままパンネロの足下へ移動した。
腹に腕を回し、腰を上げた。
「小父様!?やめてっ…」
「ここはそうは言っていない…」
薄い茂みの奥は充分に濡れていた。
膣口の上にある肉芽は充血している。
「やだぁ…恥ずかしいよぅ」
434バシュ×パン:2006/11/02(木) 22:11:09 ID:3A+dcwzG
パンネロは想像し得なかった状況に眩暈さえしそうだった。
自分でも見た事のない場所を他人にじっくりと眺められて…
羞恥心からか身体全体が熱くなってきた。
「恥じらいなど、今だけだ…」
そう言うとバッシュは右手を伸ばした。
人差指でゆっくりと蜜を絡めとる。
そして、陰核の周りを指の腹で擦るように動かす。
「あぁっ!んっ…はぁ」
我慢も虚しくパンネロは声を上げた。
悪くない反応を確かめたバッシュは、更に左手を伸ばした。
中指を粘膜の層へ差し込む。
奥深く上壁を押し上げ、くいっと動かした。
「あぁ、やぁっ…だめっ、ん」
「まだだ…」
片方の手は探るように愛撫を続けている。
その中でより固い突起を見つけた。
はち切れてしまいそうな位膨れている。
軽く引っ掻くように擦った。
「ああっ!あんっ…んぅ…」
一段と声が高くなる。
両側からの刺激にパンネロは身を捩り耐える。
すでに意識は白々としてきた。
次々と押し寄せるものがパンネロの脳裏を乱していく。
「どうなんだ?」
溢れ出る滴が止まらず、バッシュの腕を伝う。
「いい…のぉ、気持ちィ…っん」
か細い声でパンネロが答える。
口の端で笑いバッシュは囁く。
「イイ子だ…パンネロー」
そして急に手を止めた。
「やめちゃ、イヤ…」
パンネロが口を開くと同時にバッシュは体勢を変えた。
435バシュ×パン:2006/11/02(木) 22:12:00 ID:3A+dcwzG
下に潜り、自分の顔の位置まで臀部を引き上げた。
パンネロの目の前にはバッシュの猛ったモノがー
「どうするかは知っているだろう?」
「こんなに…あぁ」
感嘆の声を漏らし、パンネロはソレにしゃぶりついた。
小さな口には大きすぎる程である。
なんとか鎌首までを口に含んだ。
「ふぅっ…うン」
苦しそうな声にバッシュはゾクリとした。
バッシュは目の前に咲いた花弁に舌を這わす。
唇を押し付け、優しく解すように舐める。
次々に溢れる蜜がそこを艶めかせていた。
静かな部屋に貪りが奏でられる。
パンネロは角度を変え横から熱棒を加えた。
そのまま先端から根元まで丁寧に舐め上げる。
根元の下にある膨らみへも口付けた。
「小父様…気持ちイイ…?」
うっとりとした顔付きでパンネロが聞く。
「あぁ…上手になったよ」
「ふふ、私も…んっ…気持ちイイ」
「それじゃあご褒美だ…」
そう言うとバッシュは舌先に力を込めた。
弾くように肉芽を舐める。
「あっあんっ、そんな…やぁん!」
パンネロの口の動きが止まり、激しく喘ぎ出した。
バッシュは陰核の皮を引っ張りむき出しにした。
「おじさ…まぁっ…イイ…ああぁぁん!」
パンネロはあっという間に達してしまった。
436名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 22:17:25 ID:3A+dcwzG
とりあえず今日はここまで…明日にでも続き投下します。
まだまだ続くんだけど、いいのかな?
文章下手くそでスマソ…
437名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 22:17:27 ID:BdkLG5zm
「た。」で終わるのが多いね^^
438名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 22:27:16 ID:dNTOIwFR
ーになっちゃってるのを――になおしてほしいかも?
でもでも、脳内で小山ボイスに変換されてパンネロと一緒にイキそうです
439436:2006/11/02(木) 22:38:18 ID:3A+dcwzG
自分でも「た。」が多いなとは…
次からは直しを入れて気をつけます。
>>438さん
その長い「ー」はどうしたら出ますか?
分かんないんです…
440名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 22:40:40 ID:BdkLG5zm
・「ー」を変換
・だっしゅ で変換
・よこ で変換

ー を変換したほうが楽かも^^
441436:2006/11/02(木) 22:54:17 ID:3A+dcwzG
「―」こうですか?
微妙…
442名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 22:56:44 ID:BdkLG5zm
「微妙…」ってw
2つ続けるんだよ
443名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 23:06:20 ID:3A+dcwzG
「――」
444436:2006/11/02(木) 23:08:26 ID:3A+dcwzG
しまった!やってしまいました…
↑これでいいんですね!ありがとうございました。
本当に初心者丸出しですいません。
445名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 23:18:32 ID:MUc6KTU6
マターリ進行でヨロシク!
446名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 23:41:29 ID:8vu7DSAf
初心者さんなら他のSSをたくさん読むか、控え室の過去ログで勉強オススメ
でもイイヨイイヨー 続きwktk
447名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 23:48:34 ID:JUh1tLjx
この初心者さん、すごく伸びそうな気がする。
って、ROM専の自分が何を偉そうに――(ーx2)、と恥じる秋。
でもマジで、続きwktk!
448名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 00:37:46 ID:RbSdUO+y
――GJ!
いいな いいな おじさまって いいな♪
449294:2006/11/03(金) 01:32:43 ID:CwVP5Gk/
バシュ×パン職人様 GJ

お待たせしてたラサパンなんとか書きあがりましたんで。
上げさせていただきます
450ラサパン 16×12:2006/11/03(金) 01:34:07 ID:CwVP5Gk/
パンネロは自分のそれよりも一回り小さい彼の手を取り、白い手袋を脱がせると
少女のそれの様に細くしなやかな指を昂ぶる彼自身に導いていく。
「さあ…」
耳元で促される声に導かれるように、ラーサーは己の雄を握り締め擦りあげた。
先走りの露が草の上に零れて糸を引く。
「パンネロ…さんもっ…見せて…!」
パンネロは彼と向かいあって腰を下ろし、ゆっくりとスーツの前を寛げた。
二つの膨らみがこぼれ出た所で、ラーサーが息を呑んだのが感じられる。
しっかりと見せ付けるように膨らみをつかみ上げその桜色の頂を摘むと、全身を電流のような快感が走った。
何よりも「彼に見られている」事がパンネロを昂ぶらせていく。
しっかりと立ち上がったピンク色の蕾をすりつぶすように擦りあげ、膨らみ全体を柔らかく揉みしだく。
「ラーサー様…ちゃんと、見てくださいね…」
パンネロはわざと最後まで下ろさずにいたスーツの中に手を差し入れ、花弁に指を添わせた。
その部分はすでに潤みきっている。指を動かすとくちゅくちゅと水音が聞こえる。
ゆっくりとすり上げ、溢れかえる愛液を絡ませてその上の小さな突起を捏ねるように指を動かす。
「あぁん」
思わず漏れた声は自分でも驚くほど艶めいて酷く淫らに感じられた。
一方、ラーサーはパンネロの手から目が離せないでいた。
布地の下で誘うように妖しく蠢いている彼女の手が、一層彼を駆り立てて行く。
「ラーサー様…、んっ…どうしました? …御手が、あぁっ…、お留守です…よ」
その声に誘われて己を激しく擦り上げたラーサーは、腰のあたりから背筋を這い登ってくる
快感に耐え切れずに叫んだ。
「パンネロさん、僕っもう…」
次の瞬間、背を仰け反らせて震えるラーサーの稚い雄から白い飛沫が飛び散りパンネロの下腹部を汚した。
「あ! 私もぉぉ!!」
パンネロもその液体を蜜肉に擦り付けるようにしながら、絶頂を迎えた。
451ラサパン 16×12:2006/11/03(金) 01:35:11 ID:CwVP5Gk/
息を整える間も無く、二人は引き千切らんばかりの勢いでお互いの服を脱がせあう。
横たわり、両足を大きく開いたパンネロは待ちきれないとでも言うかのように愛蜜を滴らせる花びらを
指で開いて見せた。濡れきったその部分がひくひくとラーサーを待ち望んでいるのが自分でも感じられるほどだ。
「ラーサー様、ここに、来てください!」
ラーサーは高まりきった自らをパンネロにあてがうと、一気に奥まで突き上げた。
そのまま激しく腰を突き上げ、目の前で揺れる二つの蕾をかわるがわる口に含んで吸いたてる。
「んっ、もっと ゆっくり でないと…あっ あっ」
おかしくなってしまいそう、性急に最奥を突き上げてくる彼の稚い動きにパンネロは翻弄されるばかりだった。
パンネロが高まるに従って彼女の中はラーサーの雄に絡み、包み込むように快楽をもたらしてくる。
「無理です! パンネロさんの、気持ち良すぎます!」
ラーサーは今まで味わったこともない感覚にハァハァと荒く息をつきながら、なお激しくパンネロを攻め立てた。
快感に眉を寄せ汗のにじんだ髪を乱して、ひたすらに自分を求めてくるラーサー
パンネロは胎内を満たす愛しい昂ぶりをきゅんっと締め上げた。
「はぅ! そんなに…きつくっ…」
射精を促すかのようなその動きに耐え切れなくなったラーサーは切なげな声を上げて、最後が近いことを訴えた。
「も、ダメです!…出ちゃいます!」
パンネロは離れようとするラーサーの体に足を絡めて留める。
「大丈夫ですからっ…んっ…このまま、中に…出し…て!」
「…!! もうっ…出ます! 出ちゃいます!!」
最奥に擦りつけるようにラーサーが己を開放すると、
胎内を満たす熱い奔流に身を焦がし、パンネロもまたびくびくと体を震わせて最後の時を迎えた。

ひと時の後、二人は寄り添って快楽の波がゆっくりと引いていくのを感じていた。
「ラーサー様…好き、大好き…」
「僕も…パンネロさんが…大好きです…」
汗ばんで紅潮した頬を寄せ合い、もう一度深く口付けを交わして
「今はまだ無理かも知れませんけど…」
ラーサーは年上の愛しい少女をぎゅっと抱きしめながら囁いた。
「いつか…、貴女を必ず…」
「はい…」
頬を染めたパンネロが愛する少年の瞳をしっかり見つめて答える。
降るような星空の下、二人はきつく抱き合いながら眠りについた。
 
452ラサパン 16×12:2006/11/03(金) 01:37:20 ID:CwVP5Gk/
こんなヘタレを待っていてくださった皆様には
心からの感謝を。

次回はもっと修行して出直したいと思います。
453名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 02:21:57 ID:RbSdUO+y
職人様達、投下ラッス乙です!!

ラサパンGJ!
まとめて投下してくれたらもっとよかった!
どうせなら一気に読みたいし。でもGJでした!!
454バシュ×パン:2006/11/03(金) 18:34:24 ID:Ta0/azeY
遅くなりましたー!
昨日の続き投下します。

「はぁっ…あぁ…」
身体を痙攣させ崩れ掛けたパンネロを
バッシュは起き上がり支えた。
白く汗ばんだ背中を指が滑る。
「あっ…」
ピクリと身をよじる。
「駄目だろう?ちゃんと言わないと…」
そう言い、バッシュはパンネロを抱き上げ
向き合うように膝に座らせた。
「きゃあ!?」
思わず叫んでしまったパンネロ。
「イク時は『イク』って言わないとな…」
バッシュは自分の熱棒をパンネロの秘部に擦り付け、
その先端を充分すぎるほどに蜜に浸す。

パンネロは衝撃を覚悟し、身体を強張らせた。
しかし、バッシュが入ってくる気配はない。
「小父様?」
「またお仕置きだ――」
そう言うとバッシュはあてがっていたモノを、
自分で動かしパンネロの肉芽を摩った。
「やっ…あ、もう私っ…」
「次はちゃんと言うんだぞ?」
腕の自由が効かずに抵抗できないパンネロ。
それを良い事にバッシュは確実に責め立てる。
新たに溢れ出した滴が二人を煽る。
「あっ…んぅっ…はぁっ」
敏感になり過ぎた所為か限界は目の前まで来ていた。
「さぁ、言うんだ…パンネロ――」
「くぅ…ン、あぁ…お…じさまぁ…」
パンネロの頭の中は霞がかった様にボンヤリとし、
そんな中で快感の渦をついばむだけだった。
バッシュはパンネロをしっかりと抱えたまま
寸分の狂いもなく愛撫する。
「ゆ…るしてぇ…」
「言う事を聞けばそうしよう。」
455バシュ×パン:2006/11/03(金) 18:36:09 ID:Ta0/azeY
バッシュはパンネロの乳房の突起を口に含み転がす。
「もっ、もう…だっめぇ…ン」
甘美な痺れがパンネロの身体を襲う。
「イっ…んんっ、はぁっ」
「聞こえない――」
「イクっ…イっちゃうっ…あぁぁん!」
二度目の絶頂はパンネロの全身を激しく駆け巡った。
バッシュは自分の胸元へ倒れ込んだパンネロを、
微笑みを浮かべ満足そうに眺めた。
「良く出来た。こっちを向いて…」
バッシュはパンネロの紐を解いた。
少し赤くなったその部分にキスをする。

「済まなかった。優しくするよ…」
「小父様…好き――」
自ら唇を重ねバッシュを求めた。
少し腰を浮かし、バッシュのモノを膣口に導く。
「ちょうだい。小父様のが欲しいの…」
ゆっくりと腰を落とし、根元まで受け入れ、大きく息を吐く。

「入った…小父様のすごい――」
そう言うと、なじませるように腰をくねらせた。
バッシュは目を瞑り感触を味わう。
粘る水音が一定のリズムの様だ。
「はぁっ…んっ…あぁ」
時折バッシュは自ら動き奥へと猛りを埋めた。
その度パンネロの膣内はヒクつき、うねり、尚も強く銜え込んでくる。
「あぁ…また…イっちゃいそぅ…」
可愛らしく微笑むパンネロに愛しさを感じた様だ。
顔を引き寄せると舌先を触れ合わせ、口内を貪りあった。
唇を離し、パンネロをそっと寝かせ体勢を整える。
456バシュ×パン:2006/11/03(金) 18:37:15 ID:Ta0/azeY
もう一度キスをしてバッシュは低く囁いた。
「私の事だけ考えるんだ。それだけでいい。」
コクリと頷きパンネロは広く逞しい背中に手を回す。
それを合図の様に一気に奥までおし進めた。
「あっ、あん…んんーっ」
「熱いな。溶けてしまいそうだ――」
締付に早まる自分を紛らわす為乳房を掴む。
手で覆うとすっぽりと隠れてしまうが柔らかく張りがある。
押し上げる様に揉みしだいた。
「ああっん、はぅ…ン」
「イイ声だ…もっと鳴いてくれ…」
バッシュが刺激する度に甘い嬌声を上げる。
その声はバッシュを増々興奮させた様だ。
太い腕がパンネロのしなる身体をしっかりと抱き込み、
弾けそうな己を最大限にねじ込む。
「はぁっん、っ…くふぅ…ン」
パンネロの喘ぎが連続したものに変わる。
止めどない痺れがパンネロの身体を震わす。
無意識のうちにバッシュの背中に爪を立てていた。
より一層激しく淫猥な音が響く。
「あぁっ…も、う…あぁんっ…っ」
「はっ…あぁ、私もだ――」
ふとパンネロの中が一段と強く収縮した。
その責めがバッシュ自身をも絞り上げる。
「イック…や…あぁぁぁ――っ!!」
「くぅっ…はっ…!」
同時に果て折り重なる二人。

自分の熱を存分に吐き出したバッシュは深く堕ちた――


457バシュ×パン:2006/11/03(金) 18:39:43 ID:Ta0/azeY
「…シュ!おい、起きろよバッシュ!」
聞きなれた声が頭に響く。
ボンヤリと目を開けると少年が居た。
「あぁ…ヴァンか」
「あぁ、じゃねーよ。もう行く時間だぞ!」
たちまちにバッシュは飛び起きた。
「寝坊なんてらしくないぞ、バッシュ」
「寝坊…?皆は?」
呆れた顔でヴァンは外を指す。
「待ってるぞ。ほらー」
外には談笑している仲間が見えた。
「……済まない。すぐに行く。」
「ったく…急げよ〜!」
ヴァンが部屋から出ていく。
慌てて支度を始めると入り口で声がした。
「小父様!おはようございます?」
クスリと笑いそっと近づいてくる。
「駄目ですよぅ。寝坊しちゃあ。」
「それは君が…」
「昨日の夜――」
パンネロの言葉にギクリとするバッシュ。
バッシュの耳に口を近づけ、声を潜めた。
「とても良かったです…今夜も楽しみにしてます?」
それだけ告げ小走りで去っていくパンネロ。

準備が済むとバッシュはため息と共にポツリと呟いた。
「…『フルケア』の取得を急がねばいかんな…」
歳を感じると共に一人決心を固めたのだった――



終わりです。本当に駄文ですいません。
お読み頂いた方、ありがとうございます。
また機会があればきます。それでわ失礼。
458名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 18:44:25 ID:/KmK7q1b
>それでわ失礼。
それでは失礼。
459名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 19:37:43 ID:Ta0/azeY
すいません。ご指摘ありがとうございます。
今見直したら化けてしまってる部分がありました…
読みづらい分で本当に申し訳ないです。
460名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 22:47:54 ID:q0kT4uZW
>>459
いやいやGJですとも!
次作も期待してるぞ。
461名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 00:08:44 ID:AQoeXRyd
ラサパン職人さん
バシュパン職人さん

共にGJ!!!
パンネロ祭りか!?w
エンディングのパンネロカワユス(*´Д`)
462名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 01:44:19 ID:t6sBL1Nz
ネロネロ祭りじゃー!
職人さん達GJvv
絵師さんの降臨をwktkで待つ俺ガイル

463名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 17:20:06 ID:NkqAWqND
バシュパン職人さんGJ!!!!!最高に萌えましたよ〜!!少しSな将軍にメロメロですよ。
二人が付き合うようになるまでの過程がきになったり
また書いてください(><)
464名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 14:03:30 ID:xxkivOe4
バッシュとパンネロって想像してなかったけど、いいねー!
おじさまいいね。

創作意欲かきたてられるね〜。

ともかく、GJでした!
465TDN:2006/11/06(月) 04:50:56 ID:bhBN7FWo
イグッ ギモヂィ゙ィ゙ アッー
466名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 11:05:26 ID:3PiB/rSg
ttp://s1.artemisweb.jp/hp/mangaman/0920/05_05.html

パンネロスレに落ちてた
467名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:47:07 ID:kg99u9UR
乗り遅れた感が否めませんが、レクパン書けました。
校正終わったら投下します。今晩中に。
468名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:54:19 ID:Tk2XDvI2
>>466
絵も上手いし神だねこりゃ。
パンネロも美味しそう・・・(*´Д`)
469名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:55:08 ID:Tk2XDvI2
>>467
おお、書き込んだらSS職人さん現る!!!!
レクパン正座して待ってます。
470名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 01:12:19 ID:VlhSX5eW
誘い受けの職人多いなここ
住民も使い古された用語のwktk使ってせかすせいか?
471名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 02:45:30 ID:kg99u9UR
レックス×パンネロ、全13です。長いです。そして暗いです。
エロは5〜10です。
472レク×パン1:2006/11/07(火) 02:48:31 ID:kg99u9UR
「いつもすまないね、ありがとう」

そう言ったレックスは受け取った籠の中を覗きこむ。
パンや干し肉、ヴァンの好きな果実などの盛られた籠には、いつも赤い花が一輪差してあった。
東ダルマスカ砂漠、褐色の乾砂の中にその花―ガルバナは逞しく咲き誇る。
その花は観賞用として好まれる事は余り無いが、鮮やかな色に反してその香りは爽やかな甘さをしていた。
控え目にうつ向くその花弁にそっと顔を寄せると、吸い込んだ息は甘い香りで肺を満たす。
レックスは微笑むと、目の前の少女を見た。

「パンネロは本当にこの花が好きだな」
そう問いかけられ、その花に負けじとも劣らない程に顔を赤らめたパンネロは弁解がましく言い訳を並べ立てた。
「そっ、それはっ…ミゲロさんが交易の人からもらうからって…」
恥ずかしそうに体を揺らすパンネロにレックスはまた微笑む。
午後の昼下がり、こうしてレックスと二人で過ごせる時間がパンネロにとって何よりも幸せだった。

「それにしてもヴァンの奴…どこほっつき歩いてんだろうな。せっかくパンネロが来てくれてるのに」
そう呟くとレックスは薄く傾きだした日の差し込んでくる窓へと目をやった。
何の気は無い一言がパンネロの胸をちくりと刺す。

「ごめんなさい…あたしと居てもつまらないよね」
うつ向いたまま呟くパンネロの声は細く、落胆を隠せず弱々しく響いた。

「そんな事無いよ。俺はパンネロと居て楽しいさ。ただヴァンが居ないから退屈してるんじゃないかと思って」
そう言ってまたにこりと笑うレックスに、パンネロは胸の中でひとりごちた。
――もう。全然気付いてくれないんだから…

「多分ヴァンはカイツと居るんだと思うわ。悪い事してなきゃいいんだけど」

それを確認した上で此処に居るのだから多分、では無いのだが、
そうでもしないと、こうしてゆっくりレックスと過ごす事も出来ないのだから。
溜め息混じりに呟くパンネロに、ははっと笑い声を上げたレックスが答えた。

「…まるでパンネロの方がお姉さんみたいだな。俺も見習わないと」
くすくすと笑うレックスに、我に返ったパンネロは再びその頬を上気させた。
「そうだ。話を聞かせてよ。よその国の話を」

商人の娘だったパンネロは、両親について外国へ赴いた事が多々あった。
見た事の無い国の話を、大きな身振り手振りで話すパンネロの様子を、
レックスは微笑みながら小さく頷いて聞いている。
弟よりも年下の幼かった少女は、この数年で瞬く間に成長した。
戦乱の中で家族を失いながらも、懸命に逞しく生きる芯のある強さ。
すっかり大人びた表情を見せるパンネロにしばし見とれる。

「・・・でね、その国ではね・・・」

優しくも熱いレックスの眼差しに、パンネロは思わず黙り込んだ。
銀色の髪が薄く目にかかり、眩しそうに目を細めている。
騒がしいヴァンとは対照的に物静かなレックス。
―レックスに惹かれたのは一体いつからだったろう。
亡くなった兄達に似ているからだろうか。
黙り込んだまま見つめ返す視線を、レックスは受け止める様に小さく首を傾げた。
二人の間に柔らかくも甘い空気が流れる。

その時、けたたましくドアが開いた。
473レク×パン2:2006/11/07(火) 02:49:26 ID:kg99u9UR
「あれー?パンネロ、来てたのかよ」

どかどかと足音を鳴らしてヴァンが部屋に入ってくる。
おもむろに籠の中の果実を取り上げると、がぶりとかじり付いた。

「こら、ヴァン。待っててくれてたんだぞ?」

「だってさ、カイツが水路に面白い物があるって言うからさー」

二人の会話を聞きながら、パンネロはこっそりと溜息をついた。
―折角、ヴァンの居ない時に来れてゆっくり話が出来ると思ったのに・・・

「じゃあ、あたし帰るね。またね」

帰り支度を始めたパンネロに、ヴァンが振り向いて言った。

「何だよ、帰んのかよ?折角俺が帰ってきてやったってのにー」

「おあいにく様。ヴァンが帰って来たから帰るんですよーだ」

ドアの影から顔を覗かせ、ヴァンに向かって短く舌を出すパンネロは、
レックスに笑顔でひらひらと手を振ってからその場を後にした。

「けっ、何だよ!じゃあとっとと帰れっての!」

やれやれと溜息を付いたレックスは、閉じたドアに向かってひとりごちる弟をなだめた。

「ヴァン。そんなじゃパンネロに嫌われちゃうぞ?」

「・・・何だよあいつ」

見透かされた様な気まずさに、ふん、と鼻を鳴らしたヴァンが呟く。
パンネロに上手く接する事の出来ない苛立ちに、ヴァンは鼻を擦りながら口を尖らせた。

「それに何だよ、またガルバナなんか持ってきやがってさ、あいつ・・・」

今度は、睨む様にこちらを向く花弁に怒りの矛先を向ける。

「・・・俺は好きだよ、ガルバナ」

微笑んだレックスが、籠の花をそっと摘みあげて水を張った瓶へと移す。
明るいその外見に反して、控えめな優しさを持つその花を眺めながら、
それにそっくりな、さっきまで目の前に居た少女の事を思った。
474レク×パン3:2006/11/07(火) 02:50:13 ID:kg99u9UR
次の日、いつもの時間になっても現れないパンネロを心配したレックスは、
ミゲロの営む道具屋を訪れた。

「こんにちはミゲロさん。・・・あれ、パンネロは?」

カウンターの中から大きな声が返ってきた。

「やぁレックス。パンネロならもう帰ったよ。なんだか花がどうとか・・」

午後の便で届いたであろう荷物を分けながらミゲロが答える。
不審に思ったレックスが尋ねた。

「ミゲロさん、ガルバナって置いてる?」

「いや?最近見ないなぁ。あの花は売り物にはならないしなぁ・・」

忙しそうに商品を仕分けするミゲロをぼんやりと見ながらレックスは思った。
―じゃあ、いつもガルバナは何処から?

「・・・ありがと、ミゲロさん」

胸騒ぎを覚えたレックスは、おもむろに東門へと走り出す。
門を出ようとしたその時、小さな少年がレックスを呼び止めた。

「パンネロ姉ちゃんが門から出ていって帰ってこないんだ。
今日は天気がいいからエレメント出るよ、って言ったのに・・・」

少年は心配そうに門の外に目を向ける。
その頭をくしゃくしゃと撫で、心配無いよ、と目で伝えた。

「ありがとな、カイツ」

そう言い残すと、日の傾き出した砂漠へと走り出した。

”砂段の丘”と呼ばれる小高い丘の上に立ち周囲を見渡す。
砂の舞い上がる視界の遠くに見慣れた影を認めた。
砂の上に座り込んだパンネロが、目の前に浮かぶエレメントに震えている。
脚を横に投げ出し、動けない所を見ると捻挫でもしたのだろう。
レックスは流砂を滑り降りると、パンネロの元へ駆け寄った。

「パンネロ!」

聞きなれた声に、振り向いたパンネロがレックスの姿を認めると、
その瞳に涙を浮かび上がらせた。
手には―ガルバナの花をしっかりと握り締めている。

「レックスぅぅ・・・」

駆け寄ってきたその身体に泣きながらしがみ付く。

「・・・とにかく戻ろう」

背にパンネロを背負うと、足に絡まる砂を踏みしめながら家路へと急いだ。

「・・・ごめんなさい」

思ったより広い背中に背負われながらパンネロが呟くが、
レックスからの返事は無かった。
475レク×パン4:2006/11/07(火) 02:51:12 ID:kg99u9UR
パンネロの部屋に戻ったレックスは、ベッドにパンネロを座らせると、
無言のまま洗面台に向かい、濡らしたタオルを手に戻ってきた。
注意深くブーツを脱がせ、足首を手に取る。

「・・・いっ・・・」

赤く腫れたパンネロの足首をゆっくりと回してみる。折れてはいない様だ。
そっと濡れたタオルを足首へと当てる。
ひんやりとした感触にパンネロが眉をひそめた。

「・・・どうしてあんな所に行ったんだ?」

なるべく落ち着いた声でレックスが尋ねるが、その胸中はざわついていた。
―あんな危険を冒して、いつもガルバナを?
エレメントだけで無く、物取りだけが目当てでは無い様な賊も多いと聞く。
今まで何も無かったのが不思議な程だ。

「・・・だって、・・・ガルバナが・・・」

消えそうな程に弱々しい声でパンネロが答えるのを最後まで聞かずに、
その顔を正面から見据えたレックスが声を荒げた。

「馬鹿!そんな事でパンネロが怪我したら・・・」

その声にびくりと肩を震わせたパンネロの瞳から、大粒の涙がこぼれ落ちた。

「だって!レックスが・・・あたしみたいだって・・・
だからあたし・・・いつも思い出してほしかったから・・・!」

確かに昔、そう言った事があった。
―それをずっと覚えていて、それでいつも籠に・・・
花に秘められた小さな思いに胸を掴まれたレックスは、
泣きじゃくりながら思いのたけを叫ぶその身体ををきつく抱き締めた。
暖かい胸に抱かれたパンネロが、しがみ付きながら叫ぶ。

「・・・好きだったの・・・レックスの事・・・ずっと・・・!」

柔らかく長い三つ編みが乱れて指に絡まりつく。
首筋に感じる熱い息と細い声。
押し付けられる熱い身体を受け止めながら、レックスは固く目を閉じた。

――ヴァン

不器用な弟は、きっとこの幼馴染の少女が好きなのだろう。
それを上手く表現出来ないだけで。
そしてパンネロもきっとヴァンが好きなのだ―そう自分に言い聞かせてきた。
そうする事で自分の思いを封じ込めてきた・・・つもりだった。

だが今、こうして自分への思いを吐き出したパンネロに、今まで抑え付けていた思いが弾けた。
そっと身を離すと、パンネロの瞳が真っ直ぐに見返している。
必死に訴えかける潤んだ瞳。
476レク×パン5:2006/11/07(火) 02:52:12 ID:kg99u9UR
震えるパンネロの唇に、レックスの唇がそっと重なった。
それは柔らかく弾んで、躊躇いがちにすぐ離れる。
そして額を合わせたまま小さな声で呟いた。

「・・・俺も、好きだ・・・パンネロの事」

見開かれたままだったパンネロの瞳は徐々に細まり、
ぼろぼろと大きな涙の粒がその頬を伝い流れた。

「・・・っく、レックスっ・・・!」

再び抱き締めあった身体は固く重なった。
しがみ付くパンネロの乱れた髪に顔を埋めると、その身体が小さく身震いする。
そっと身を離すと、涙で濡れる頬を優しく撫でた。
薄く開いた唇が震えながら紡ごうとする自分の名を、レックスはそのまま唇で塞ぐ。

何度か軽く触れた唇は、いつしか深く重なり合い、
舌がそっと唇を割ろうとすると、パンネロは驚いて身体を強張らせた。
見開いた瞳がレックスの視線を受け止める。
薄く開いた瞳がゆっくりと瞬きをする−大丈夫、と、なだめる様に。
力を抜いた唇からゆっくりと舌が進入してくる。
熱い舌がパンネロの舌先をつつくと、おずおずとそれに応えるパンネロは、
初めて触れるその熱い感触に、震える身体をレックスに預けた。

「・・・んっ・・・」

絡む舌先から漏れる、自分の声に驚く。
鼻に抜ける自分の声が甘ったるく響き、聞こえた耳を赤く染めた。

脱力するパンネロの身体を受け止めると、そのままベッドに横たわらせた。
見上げる瞳は潤み、身体は小さく震えている。

「・・・怖い?」

パンネロの乱れた髪を撫でながらレックスが囁いた。
こんな時にも優しく気遣ってくれるその気持ちがパンネロには嬉しかった。
”怖い”と言えばきっと無理強いはしないだろう。
怖い―と言えば怖い。
けど・・・通じた気持ちの方が凌駕していた。

パンネロはきゅっ、と唇を結んで首を横に振る。
この人になら・・・覚悟は出来ていた。

胸の前で握り締めた両手はかたかたと震えているのに、
その瞳は真っ直ぐに自分を映して離さない。
そんなパンネロの思いを受け止めると、レックスはゆっくり瞬きをして、愛しそうにその頬を撫でた。

「パンネロ・・・」

震える手を優しく握ると、指と指を絡める。
伝わる熱と脈が互いの緊張を伝え合った。
477レク×パン6:2006/11/07(火) 02:53:06 ID:kg99u9UR
再び重なった唇はさっきよりも深く重なり合う。
離れたレックスの唇が顎先へ移り、強張った首筋を伝っていくと、
パンネロの固く結んだ唇からくぐもったが漏れた。

「・・・んんっ」

レックスの手が、そっと胸の膨らみに触れると、、
くすぐったい様な、うずうずする感触に身をよじった。

「やっ・・・」

初めて身に触れられる戸惑いに、鼓動は割れんばかりに耳に響く。
そんなパンネロを心配そうに見つめるレックスが呟いた。

「・・・やっぱり、怖いかい?」

「ううん、違うの・・・びっくりしただけ・・・」

どこまでも優しいレックス。
その気持ちが嬉しく、おずおずと伸ばした手をレックスの首に絡めると、
ゆっくりと自分へと引き寄せた。

「・・・大好きだよ、レックス」

「俺もだよ、パンネロ・・・」

柔らかい胸に抱かれてレックスが呟く。
その膨らみに頬を寄せると、パンネロの鼓動が耳に届いた。
早鐘の様に打つ鼓動に同調して自分の鼓動も速度を増していく。
抑え切れない衝動に駆られてレックスの手が細い腰を撫で上げた。

「あっ・・・」

堪らず吐き出した吐息が空気を揺らす。
レックスの手が胸を撫で、柔らかく揉み上げると、
喉の奥から疼く様な感覚が這い上がってくる。
固く育った胸の頂が薄い服を持ち上げて主張し始めると、
レックスの指がそれに軽く触れた。

「はぁん・・・」

経験した事の無い感覚に、震える唇から思わず声が漏れ出す。
レックスの頭を抱えていた指が震えて髪を乱した。
その内に服の合わせは解かれ、白い胸元は夜の闇に浮かび上がり、
天を仰ぐ薄桃色の頂は、震えながらも甘い香りを放つ。
レックスは誘われる様にそれにそっと口付けた。

「あぁっ・・・んんっ」

今までよりもっと高い声でパンネロが鳴いた。
その甘い声に促され、唇で挟んだり舌でつついて刺激すると、
身をよじるパンネロの息が荒く弾み出した。
478レク×パン7:2006/11/07(火) 02:55:41 ID:kg99u9UR
「あぁんっ・・・レ、レックスっ・・・」

吐き出す息の熱が上がっていく。
身体の中から疼き上がる火照りに包まれて、
パンネロは惚ける意識を繋ぎ止める様に愛しい人の名を呼ぶ。
開かれた服の合わせから、平らな腹を撫ででその指が降りていくと、
パンネロはその動きを制止しようとレックスの腕を掴んだ。

「ま、待って・・・」
だがもう抑制の効かないその手は進む事を止めない。
閉じようとした脚の間にレックスの身体が滑り込んだ。

「大丈夫だよ、力を抜いて・・・」
優しく囁くレックスの声に、震える身体を預けた。
下着の中へ滑り込んだ指は、熱く湿る茂みへ辿りつくと、
そのまま溝の中へと沈み、触れた突起を柔らかく撫でた。

「きゃ・・・んっ」
弾かれた様にパンネロの身体がしなった。
ぬめりをまとった指がゆっくりと上下し突起を擦ると、
固く強張った脚の力は徐々に抜けていき、緩やかに解けていった。

「やっ・・・やぁっ・・・」
髪を振り乱しながらうわずった声を上げるパンネロに、
それを見るレックスの興奮も頂点に達した。
はちきれそうな己にパンネロの手を導く。

「・・・俺のも触って?」
それは着衣の上からもわかる程に既に熱く、充分な質量を持っていて、
恐る恐る細い指で撫でると、ぴくりと脈打った。
どう扱っていいかもわからず、ゆっくりと撫でていると、
その内にレックスが吐息を漏らし始める。

「あっ・・・パンネロ、気持ちいいよ・・・」

パンネロの胸に顔を埋めたまま、レックスが囁いた。
鼻先で服をかき分けながら、白く柔らかい肌を愛で続ける。

「レックス・・・あたしも・・・気持ちいい・・・」

夢中でレックスのそれを撫でながら、息を弾ませる。
肌蹴た服が、余計にその間から見える肌を艶かしく見せた。

「パンネロ・・・もっと、見たい」

汗ばんだ肌が張り付く着衣を取り去ると、
闇夜の中でその白い肌は陶磁器の様に光っていた。
レックスは一糸まとわぬ姿を惚れ惚れと見下ろす。

「そんな見ないで・・・恥ずかしいよぉ・・・」
腕を胸の前で交差し、脚をよじって恥らうその姿に、
レックスはにこりと微笑んで、短い前髪を撫でながら囁いた。
「・・・綺麗だよ」
頬へ、腕へ流れたレックスの手は、緩やかな腰のカーブを撫で、
それに沿う様に身体をずらしていくと、脱力する腿をそっと持ち上げた。
479レク×パン8:2006/11/07(火) 02:57:01 ID:kg99u9UR
「やだっ・・・そんなトコっ・・・」

閉じようとする太腿を開くと、内腿に唇を這わせながら、
辿り着いた秘部に舌を滑りこませた。

「やっ・・・やぁっ・・・だめぇ・・・」

既に蜜の溢れるそこは、誘う様に濡れて光っていた。
上がる声に反して溢れ出た蜜がシーツを濡らしていく。
突起を舌でつつきながら、蜜の溢れる奥へゆっくりと指を差し入れた。
ぬるりと滑り込んだ指が締め付けられる。
締め出そうとする内壁を慣らそうと、レックスの指が中を探った。

「あっ、いやっ、レックスっ・・・!」

身体の内部で蠢き出した指の感覚に、堪らずパンネロが叫んだ。
羞恥と得体の知れない熱に我を忘れて喘ぐ。
その内に腰の奥を上がってくる疼きに、シーツを握り締め叫んだ。

「あっ、やっ、やっ、やだぁぁぁっっ・・・!!」

喉の奥をくすぐる様な疼きが込み上げて抜けていき、
無意識に呻く声が細く唇から漏れ出す。
目の前にちかちかと星が瞬いては消え、
宙に浮いた様な感覚から呼び戻されると、身体は小さく痙攣していた。

「あ・・・あ・・・」

自分に起こった事の意味がわからずに呆然とするパンネロは、
頬に寄せられたレックスの優しい唇にふと我に返った。

「・・・あたし」

愛しそうにパンネロの頬を撫でるレックスは、優しく微笑んで告げた。

「・・・達したんだよ、パンネロ」

そして震える身体を抱き寄せると、優しく口付けた。
しがみ付くパンネロの腕は小さく震えている。

「パンネロ・・・大丈夫?きついなら・・・」

「・・・大丈夫・・・」

乱れた長い髪を優しく撫でると、額にキスを落とす。
パンネロの瞳は潤んでレックスを見上げていた。
揺ぎ無い気持ちをそのままに伝える強い瞳。

レックスは身体をずらすと、今にもはちきれそうな己に手を添え、
パンネロの入り口へとあてがった。

「・・・いくよ」

無言のまま頷き、唇を噛み締めるパンネロを抱き締めると、
ゆっくりと中へ進んでいった。
480レク×パン9:2006/11/07(火) 03:00:15 ID:kg99u9UR
「んん・・・・・!」

一度達した内部は充分に潤っていたが、進入してくる異物に抵抗する様に身を固くする。
押し込まれるその感覚に、パンネロの結んだ唇の中から呻く声が漏れ出した。

「パンネロ・・・力を・・・抜いて・・・」

身を締め付ける圧迫感にレックスは震えながら堪える。
その額から玉の様な汗が滑り、パンネロの頬に落ちた。
それに気付いたパンネロは、固く閉じていた瞳を開くと、
結んでいた唇を解き、細かく息を吐きながら強張った身体を落ち着かせた。
次第に緩んでくる内壁をゆっくりと進んでいく。
ようやく根元まで納めたレックスは、隙間無く包み込まれる感覚に震えた。

「・・・パンネロ・・・」

腕の中で小さく震えるパンネロの髪に何度もキスを落とすと、
そっとその身体を抱き寄せ、ゆっくりと動き始めた。

「レックスっ・・・」

ゆっくりと動き出したレックスに夢中でしがみ付く。
侵入を拒もうとしている内壁は、その動きに逆らって固く強張っていたが、
徐々に柔らかく馴染んでレックスを包み込んだ。

「っ・・パンネロ・・っ」

その咥え込む感覚にレックスの息は荒く上がっていき、
ゆっくりとした動きが性急な速さへと変わっていく。
その動きに、瓜破の証が体液と混ざって鮮やかにシーツを彩った。

「レックス・・レックスぅっ・・」

動く度に体内に植えつけられる熱の種は、
やがてパンネロの身体を駆け巡る疼きへと変わる。
その目の淵には薄く涙が光り、朦朧とする視界の中で何度もその名を呼んだ。

「パンネロ・・好きだ、パンネロ・・・っ」

腕の中の愛しい存在をきつく抱き締めると、
虚ろな目で見上げるその頬を撫で、重ねた唇から荒い息を漏らした。
動く度に慣らされていくパンネロの中は、次第に奥へと導く様に蠢きだす。
一気に迫る限界に、腰の奥から上がってくる感覚にレックスは溺れた。

「いく・・いくよ、パンネロ・・・」
「レックスぅっ・・」

激しく揺さぶられながら、レックスの腰に手を回す。
その手に助長され、最後に深く深く奥へと己を突き立てた。

「・・パンネロ・・っ・・・っ」

堪え切れずに熱い流れをパンネロの内にほとばしらせる。
全てを吐き出したレックスの身体は痙攣しながら脱力していった。

「んんっ・・、んっ・・・んん」

大きく脈を打ち、熱く溢れ出すレックスの精を体内に感じる。
その激流にパンネロの身体は細かく震えながら、
全てを受け止めた安堵に、その意識は遠のいていった。
481レク×パン10:2006/11/07(火) 03:01:10 ID:kg99u9UR
窓から差し込む朝の日に、パンネロは目を覚ました。
身体の気だるさと共に、隅々まで敏感になった身体が震える。
横へ顔を向けると、眠るレックスの横顔があった。
身を起こすと、その腕の中に包まれて眠っていたと気付く。
昨夜の出来事を余す所無く思い出したパンネロは、
その腕の中からそっと抜けると、服を身に付け始めた。

「・・・おはよう」

服を着終わるとほぼ同時に掛けられたレックスの声にびくりとする。

「・・・おはよう」

振り向いたその顔は真っ赤だった。
レックスはベッドに仰向けに寝そべり、眩しそうにパンネロを見上げた。

「・・・おいで」

微笑みながら手招きをするレックスに、ぎこちない動きでベッドの側に寄ると、
手を引かれて座らされる。
見上げるレックスの表情はいつも通り優しかった。

「・・・好きだよ」

握った手に唇を寄せてレックスが呟いた。
真っ赤な顔を嬉しそうに歪め、無言で頷くパンネロを見ながら、
レックスの瞳がふと影を帯びる。
短い沈黙の後にレックスがぽつりと呟いた。

「・・・ヴァンには俺から話すから」

決意を以てそう呟くレックスに、パンネロはまた無言で頷く。
心配そうに見つめるその頬を撫でながらレックスは思った。

―ヴァンは俺を許さないだろうな

弟の思い人を奪ってしまった背徳感に挫けそうになる。
でも、どんなに時間が掛かっても説得してみせる。
そう決意した。

その時、おざなりなノックが部屋に響いた。
482レク×パン11:2006/11/07(火) 03:02:12 ID:kg99u9UR
「パンネロー?なぁ、兄さんが帰っ・・・」

急に開いたドアの外にはヴァンの姿。
二人の姿を見たヴァンは無言でその場に立ち尽くした。

そして、言葉も無く、打ち付ける様に閉まったドアが大きな音を立てた。

「・・・ヴァン!」

ベッドから飛び起きたレックスがその後を追おうとした。
その動きを制したパンネロが、既にドアを開けながら力強く告げた。

「あたしが行ってくるよ、レックス」

ヴァンの部屋の前まで辿り着いたパンネロは、一つ息を大きく吸い込んだ。
薄く開いたままのドアをノックするが返事は無い。
そっとドアを開けると、ヴァンが背を向け立ち尽くしていた。
その拳は固く握られ、わなわなと震えている。

「――ヴァン」

「・・・何も聞きたくねえ」

吐き捨てる様に呟いたヴァンの声は心なしか震えている。
挫けそうになる気持ちをねじ伏せ、パンネロは必死に訴えた。

「・・・あのね、ヴァン・・・あたし――」

「聞きたくねえって言ってんだろ!!」

振り向きざまにパンネロを壁に追いやる。
目を見開いたパンネロががたがたと震えだした。

「・・・何で兄さんなんだよ!なぁ・・・何で・・・!」

押さえつけられた手首の痛み。
それ以上に胸の中の方がじくじくと痛い。
固く閉ざした瞳の端から涙が滲み出、頬を伝って床に染みを作った。
噛み締めた唇は恐れに震え、嗚咽が漏れる。

「・・・もういい」

固めていた手を離すと、ヴァンはドアの外へ歩を進めた。

「ヴァ・・」

「もういいって言ってんだろ!」

そのまま部屋を出たヴァンは、当分家には帰らず町を彷徨った。
兄に裏切られた―そんな思いを抱きながら。
483レク×パン12:2006/11/07(火) 03:05:33 ID:kg99u9UR
「・・・俺、義勇軍に志願したよ。明日、発つ」
荷物を取りに戻ったヴァンに一言だけそう告げるレックスに、
一瞥もくれる事無く再びドアへ向かった。
「・・・必ず戻るから」
レックスの声を背に聞きながら、ヴァンは扉を閉めた。
収まらない苛立ちを、蹴り上げた道端の樽が受け止める。
「・・・そうやって逃げんのかよ」
そう呟くと、ヴァンは夜の町へと消えていった。
この時が最後になるとも知らずに・・・

そうしてレックスは戦地へ赴いた。
平穏な生活に二度と戻る術の無い道を。
−そして国政は一変する。国王暗殺の最悪の結末を以て−

「・・・兄さんが帰ってきたよ」
パンネロにそう告げるヴァンの声が虚ろに響いた。
レックスが帰ってきたのは確かだ。
ただし・・・”国王暗殺者一味”の汚名を着せられ、
魔法や薬で自白を強要された後に廃人となって。
椅子に腰掛け、虚ろな目のまま窓の外を見るレックスをヴァンは毎日尋ねる。
その手に赤い花−ガルバナを持って。

「兄さんはこの花の色と香りが好きだって・・・いつも言ってたよね」

そう問いかけても返事は無い。
いつも優しかった兄。
レックスが義勇軍に志願した時、既にダルマスカの状況は劣勢だった。
あの時期に軍に志願するなど、ほぼ自殺行為に等しかったのだ。
その代わり−残された家族には今度の保障が約束されるとのお触れだった。
レックスは全部承知の上で戦場に赴いたのだ。
ヴァンの−そしてパンネロの為に。
そして、一年後・・・汚名は晴れぬまま、レックスは逝った。
死と隣り合わせの戦場の中にあっても忘れた事の無い、弟の名を呼ぶ事の無いままに。

「・・・兄さんが・・・」

パンネロの部屋に入ってきたヴァンが虚ろな声で呟く。
その手にはガルバナの花が握られたままだった。
その続きを聞かずにパンネロはヴァンに駆け寄ると、
真っ青な顔で、今にも倒れそうなその身体を細い腕でしっかりと抱き締めた。

「・・・なぁパンネロ・・・兄さんが・・・」
「・・・もういいよヴァン。わかったから」

支えているヴァンの身体にしがみ付くパンネロも、そうする事でやっと立っていられた。
レックスが死んだ−その事実を受け入れる術も無く、二人は抱き合ったままいつまでも泣いていた。

―兄さんの分までパンネロを守るから
―レックスの分までヴァンを支えるから

泣きながら、二人は互いに小さな決意を胸に固めた。

――町の外れにある共同墓地。
ひっそりと立つ墓石に刻まれたレックスの名は、人目を避ける様に苔を浮かべていた。
その前に置かれた二輪の赤い花。
東ダルマスカ砂漠、褐色の乾砂の中にその花―ガルバナは逞しく咲き誇る。
甘い香りを風に乗せて。

その風に乗って、二人が空を駆け巡るのはもう少し後のお話・・・
484名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 03:09:37 ID:kg99u9UR
すいません全12でエロ5〜9でしたorz
エラーが出た為、改行削ったので読みにくくなってしまいました。
自分の詰めの甘さにうんざりです。以後気をつけます。
485名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 03:12:11 ID:PB5+/DMA
リアルタイムktkr
職人さんグッジョブ!!!
キャラクターがらしくてすごく良かったです。待った甲斐がありました。
486名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 10:45:38 ID:1doh56eg
GJ!
じんわり涙腺にきました。
文章綺麗だ
487名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 00:47:43 ID:0PeELyTA
ところでここのまとめサイトの管理人さん…もう更新止まって5ヶ月に
なろうとしているんだけど…いないんじゃないの?
善意でやってくれているからとは思ってきたけどこれじゃあ
あんまりまとめの意味がない気がする…言っちゃいけないと思ってきたけど…
488名無しさん@ピンキー :2006/11/08(水) 13:53:04 ID:YAEqOYa6
全米が泣いた。
489名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 15:06:22 ID:uOqqkvDE
悲しいけど、2chのまとめなんてそんなもんだわなー。
490名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 17:23:03 ID:MbFNhbbP
幻想水滸伝スレ住人の俺からすれば
別に大した問題じゃないと思う
皆リアルの生活のが大事だから

このスレ落ちても回復しないようなら
誰かがまたやればいいさ
491名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 18:26:49 ID:0PeELyTA
うーん…まあそうだろうねえ
誰かがやるにしても、引き継ぎにくいんじゃないかと思って

ところで絵板に神様降臨されてます
492名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 23:07:26 ID:gzsL1UT/
やるんだったら誰でもまとめられるWikiなんてどうだい?
普通のサイトと違って気付いた人がまとめればいいから
管理人の多忙がどうこうの必要はないと思うんだ。

・・・ただ、エロ可なレンタルサーバかレンタルWikiがあれば、だけど・・・
493名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 23:09:17 ID:7ziquwmU
まとめwikiは改変可能だからなぁ…
気に入らないカプネタを消去するカプ厨が現れたらその時点でアウト。
494名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 23:18:54 ID:gzsL1UT/
じゃあ、新規書き込みを見つけた時点で凍結か、バックアップから復元か。
エロ化なレンタルサーバー、あったわ。PukiWikiでいいなら置くけど。
495名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 23:25:00 ID:WmliS1IU
有志を募って複数で管理するってのはどうだ?
496名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 01:51:37 ID:SYbchZmH
複数の中に厨がいたら意味ないな
497名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 23:44:47 ID:neR++GGU
>>494はdoなったんだろ?
498名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 08:19:50 ID:ijLUzlrc
自分も前から気になってた<まとめサイト
引き継いでくれる方がいるなら、現まとめの方にこのスレで新サイト大丈夫か聞いて
一定期間レスがなければ新まとめ作る
でどうかな
499名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 08:55:42 ID:2neYwJZO
オッスオッス
500名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 16:53:26 ID:+Cx4IjY9
自分の力不足で
多大なご迷惑をお掛けして申し訳ないです
まとめサイトの者ですorz

今実生活のほうが混沌状態で
2ちゃんにも月1,2来られればいいくらいなんで
年明けるまでにサイトの更新は無理ぽです…

どなたか引きついで下さる方がいらしたら、メルフォに捨てアド下さいませ。
現行のスレの鍵と一緒にお渡しします。
と言っても多分前スレの途中までしか更新できてないと思うのですが…

専用Wikiか新しいサイトを別に立てるかなさる場合は↑のは不要とは存じますが
>>498の件、よろしくお願い致します。
501名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 16:54:26 ID:+Cx4IjY9
あ、「現行のスレ」じゃなくて「現行のまとめサイト」でした;
502名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 21:01:25 ID:/ueaPLfK
>>500
キタ―――――!

もうちょい早めに連絡くれれば
もっと良かったけど
何人か管理人してくれそうな人がいるんで
安心してガンバッてください

まとめ作ってくれて有難う&乙鰈様でしたー


あとは新しい管理人さんが決まれば一応解決かな?
503名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 21:03:29 ID:gQEuEl7Q
>>500
いえいえ、今までのまとめ乙ですた!
お世話になりますた(性的な意味で)
惜しみないGJを送りたいノシ
504名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 18:09:07 ID:TsJeQhC4
>>500
いままでお世話になりました。
乙です。


自分は過去ログとテンプレの保管庫なら出来ます。
ログ全部持っているし、巡回しているからこれからの取りのがしも無いかと。
ただSSの収集は時間などの都合で出来ないだろうと予想。

全てを管理出来る人がいればその方が良いかもだが、分担でもいいなら引き受けますよ。
505名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 23:45:17 ID:o4c6UZ88
分担するのであれば、職人も自主的に参加するのが良い形かとオモ。
自分はしがないSS職人ですが、自SSは管理してるのでそのまま渡せますし、
微力ながらでもお手伝い出来れば参加させて頂く次第です。
506名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 00:40:54 ID:L1ZHiQud
いやあなんかここの住人はエロくていい人ばっかだ( ´Д⊂ヽ

この流れ素敵すぎる・・・
507名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 00:48:43 ID:8fzoyfhY
〉エロくていい人ばかりw
平和なスレだな
508名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 06:17:51 ID:YZv4WLEF
494です。
Wikiの形でいいのだったら、自分が管理人引き受けますよ。
また、ページの凍結などが出来る管理パスをすみませんが2〜3人
引き受けて下さると、書き込んだSSが消される心配は少なくなると思います。
とりあえず、動き出せば管理人1人に作業が集中することはなくなるので
保管には適しているかと。
職人さんもスレに投下するついでにWikiに保管、ということもできます。

この案でよいのであれば、数日内に作成しますが、どうでしょう?
509名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 21:03:49 ID:Bnq8H0lY
>>508
いいとオモ。
名乗りを上げてくれてありがたい。
自分でよければ管理パス引き受けます。
これでリレーも日の目を見るな・・・
510名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 05:18:58 ID:DwgihWTx
>>494,508
ありがたや〜。

>>504ですが、保管はSSということで解釈したので過去ログと、ついでにテンプレをupしてみた。

ttp://potion.s1.x-beat.com/

ログも全てまとめてくださるなら↑は削除します。
余計かと思ったがとりあえず仮倉庫ということで、今のうちにログを取ってくだされ。
511494:2006/11/14(火) 23:29:49 ID:M4Z0YYEn
>>510
いやいや、こちらこそ有難い。
よかったらまとめ終わるまでしばらくかかると思いますので
削除は延ばしていただけると。

>>509
サイト作ったらそこに管理用メアドさらしますんで
メール送ってくださると有難いっす。


今鯖の登録してきますた。
Wikiの調整やら整えるのやら終わったらここにURLさらしますね。
もうしばしお待ちを。
512名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 15:07:59 ID:boVcLuUD
保守
513名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 22:32:12 ID:tDsmg9EF
ヴァン×アーシェ頼む
514名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 00:38:30 ID:kVUBdEhk
ガブドレキボン
515名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 02:10:20 ID:1VlYp9er
誰か暇な職人様ガブドレお願いします
516名無し@ピンキー:2006/11/20(月) 23:34:53 ID:jkoi1w8z
バル×フランも、よろしくお願いします。
517名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 17:05:49 ID:394OGt9+
保守
518名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 18:44:04 ID:u0RV2Bfy
最近過疎ってるな…12から離れている人が多いいからか?
519名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 19:02:45 ID:0RS1/dbM
次の大型連休まで時間がないわなw
520名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 19:22:08 ID:21Jwy623
>>518
175が多かったってこってすたな
521名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 00:23:22 ID:SatnUySo
もうアルマニΩって出たのか?
出たらまた賑わうかな
522名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:08:07 ID:NwHKpMcP
続編出るまでは過疎かもなー
サミシス(´・ω・`)
523名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:51:27 ID:bWeLV2du
アルマニΩは出たが期待はずれというか萌えはウサ耳レダスだけだったオチ。
特にバシュアシェ好き&ガブドレ好きは悲惨な事になってるかもしれない……;

本編で露出してない設定の載った公式資料集が出る「前後」から
何故かパロスレが一気に過疎るという現象に
去年も別スレで遭遇したんだが、
断言しないように意図してるなら
後付けすんなヴォケと言いたくはなる。
そのスレは確かその後半年で2本くらいしか書かれずに保守塗れの末堕ちたが
このスレはRWもあるし大丈夫だと信じたい。


オナニー見せられて荒れてる俺のロンリーハートを誰か慰めてください(*´Д`)
524名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 08:24:13 ID:km23+uOu
まあ同人やってる職人さんは忙しい時期でもあるんでね?
年末〜正月明けぐらいにはまた戻ってきてくださるといいな
525名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 17:32:34 ID:mVrP94D1
>523
ざっとしか読んでないけど、そんな酷いのあったっけ。
ベニ松の小説?w
526名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 21:08:38 ID:DJ1EjP8r
>525
自分もざっとしか読んでないけどないけどなんとなく分かる。
(具体的にといわれても答えにくいけど)
エロにしかなりように無いネタを思いついて、
ゲーム中に出てくるシーンとは矛盾しないよう話を考えてみたけど
Ωの解説文読んで…スタッフ公認の裏設定・断言が重く頭にのしかかり……どうしよう
本来あまり接点の無いキャラ同士の801つくれる人を本当に尊敬する、マジで。

>523
バシュアシェ:アーシェとバルフリャのからみに関する解説はあるが
(ヴァンとの関係改善も多少解説アリ)バッシュとはあまりない
ガブドレ:悲劇的だ
こんなところですか?

“どう解釈してもらってもかまわない”と開発スタッフさんにおっさられてもな。
527名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 21:14:35 ID:SatnUySo
そんなに酷いのかΩ・・・風邪で本屋に行けず悶々としてたのに。
バシュアシェもガブドレも大好物なんだがorz

確かに公式資料出る前後は書きにくいな。
これで盛り上がるのか下がるのか・・・
528名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 21:41:28 ID:bWeLV2du
>>525
いや、インタビュー全般。

>>526
バシュアシェよりもどっちかってーとバルフラの人のほうが厳しいかもな。
あとガブドレはほら、カップリングってーかドレイスのあれが……(゚Д゚)
529名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 22:21:36 ID:DJ1EjP8r
>>528
あれって?……素顔の事か?
530名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 22:23:34 ID:bWeLV2du
うn
531名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 22:49:20 ID:km23+uOu
ガブドレに関しては一応「特別な」ってなってたよ。
他のカプよりはいいんちゃう?
532名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 00:24:31 ID:+3IXsJVO
なにこれ
妄想否定された職人さんのグチり大会?

始めから無理なカップリングはわかっていたことじゃないんか?
なんか見苦しいから自サイトででもグチっていてくれ
533名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 02:07:10 ID:/JHz7cqm
そんな否定されてもいないような気もするんだが…
それっぽいものを意識した表現もあるよ〜くらいじゃないの?
534名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 02:09:15 ID:+fLGWGiU
職人に限らずショックだったと思うけど
>>532みたいな空気読まない発言で
職人さんの足がまた遠のかないことを祈る
535名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 02:12:58 ID:lEd99YFt
ああ、オメガの内容が気になってしょうがヌェー!
速攻明日買いに行ってやるッ!!
とりあえず表紙だけでも買いだよなw
536名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 02:59:04 ID:mjwO8XdG
オメガ、ガブドレ微妙なのか?!ガブドレ目的だけで買おうとしたけと止めとくか……
537名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 03:54:22 ID:kL/5vyhI
http://ff12ep.s1.x-beat.com/index.php
遅れてすみません。
とりあえず作ってみました新保管庫。
前の保管庫からちまちまと移している最中ですがどうぞ。
連絡先はTopにさらしておきました。
538名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 08:27:59 ID:z6OWINk4
管理人さん、乙
539名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 09:43:12 ID:kp19HXkX
ガブドレって公式だったのか…
創作サイトとかここではよく見かけるけど、公式だったとは知らなんだ

オメガ気になるな、買ってこようww
540名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 13:05:35 ID:fK6xubuV
みんなが見てるΩと自分が見てるΩが
別なもののような気がしてきた・・・

>539
声優が夫婦だったからそう取れるような感じにしてみたそうな
541:2006/11/26(日) 18:02:41 ID:THNOphaW
>>537
乙です
旧サイトTOPにwikiへの誘導つけました

以前のコンテンツは誘導文の下にあります
542名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 23:29:34 ID:lEd99YFt
>>537>>541
ホント乙ですた。惜しみないGJを。ファーラム

543名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 01:07:25 ID:DBSD8aEz
>>573
ありがとうございました。
お忙しいみたいですが、お身体に気をつけて。
544名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 11:21:40 ID:1ce42zf4
オメガ見た
バルアシェが公式みたいだねw
バルアシェが無性に読みたくなりましたw
どなたか職人さん、よろしくお願いします!!!
545名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 11:35:03 ID:HN3IYsuL
>>544
本当に公式?
ベニ松の妄想小説じゃなくて?
546名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 16:12:27 ID:IkuFAO//
てか公式なんて気にする奴エロパロには来ないだろw
職人さんが妄想してくれる世界が俺にとっては公式以上の現実だ。
547名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 19:16:37 ID:GMJgo+wF
>>544
でもここってその組み合わせが極端に少ない…まあリレーという大作はあったけど
職人さん達の好みがどうもバルフラ、バッシュアーシェ、ガブドレ…に固定してきた
ような感じがするけど

いや、職人さん達の良いようにやっていただければいいんだけど
一連の流れの発言見ているとやっぱり好みがあるみたいだね
>>532の意見はきつすぎるけどちょっと私にも感じた
548名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 20:16:07 ID:1M4OmHxZ
バルアシェは本編で嫌と言う程出てくるからじゃないの?
もっと違うカプが見たい人が多いからとか
549名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 21:39:08 ID:knQo4BOz
エロパロって自分の萌えたカプで書くもんだと思っていたw
もちろん公式カポーで萌えればそれでおk

12はまだ曖昧で書きやすいんじゃないか?
両思いで結婚してたり、しっかりカプになっているのもいないわけだし。
「こう見えるようにした。」くらいじゃ分かんねーよ。

とかいう自分はラスラ×アーシェ(これは公式だw)、バッシュ×アーシェがまだ見たいんで、Ωでどう書かれていようが別にいいかって感じだな。
550名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 23:29:30 ID:IkuFAO//
X-2の鳥山が多分RWでヴァンネロ始め「公式」な恋愛話盛りだくさん持ってきそうだが
俺の中じゃレクパンが最強なので無問題だしなぁ
551名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 15:40:45 ID:msilipUG
自分もラサパン最萌えだから問題ない
つうか二次創作に公式も糞もないと思うがなぁ、やっぱ気になるもんなのかね
ラサパン萌えとか言ってるけど、実際ありえねーwって思ってるしなw
気楽に構えていいんじゃないか
552名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 16:46:11 ID:CoCxiUuh
二次創作で人気があるのはいつも公式以外のものだから問題ない。
553名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 17:09:37 ID:6jOLAlDp
やっぱ書く側としても多少なりと設定は気にするけど、
公式じゃないからって創作を自粛しようなんて思ってないし。
特に思わせぶりな設定多かったし、答え合わせみたいなもんだろ。
そこまで目くじら立てる必要も無いとオモ。
まぁ・・・愚痴は程々に?

554名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 17:20:27 ID:fxFBVxpO
まぁーでもスタッフ内でも色々な意見があるっぽかたけど
バル×アシェもアーシェ側はそれっぽかったけど
バル側はどうなのか明言されてないし、むしろバルフレアーッ!に
違和感があった発言もあったしなぁ。

公式も明言ってわけじゃないし、スルースルーでいいんでないの。
555名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 17:28:36 ID:CoCxiUuh
なんにせよRWである程度明らかにされるだろうからそれまで
凹むことはないんじゃないかと思う
公式の組み合わせが支持を受けることなんてめったにないのはいつものことだ
556名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 17:34:52 ID:Y6N8oAWg
明らかになるっていっても
ストーリー作ってるのは別のところから来た人だから
実質あっちも二次創作だと思えばおk。


客をカボチャと思え理論
557名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 17:40:11 ID:JoMTRLfz
しかし血で血を洗う公式論争(このカプこそ公式!他のカプは捏造!氏ね!みたいな貶し合い)も
世の中には存在するからなあ。
ここの人はいい大人だろうと思うからそういうのとは無縁だと信じてるが。
558名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 17:53:45 ID:CoCxiUuh
だからといって公式から目を背けるのは嫌だな
下手すると某信者のようになってしまう
公式を理解しつつ、二次のありえない組み合わせも楽しめるのが一番だと思う

難しいけどな
559名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 18:16:38 ID:msilipUG
>バル×アシェもアーシェ側はそれっぽかったけど
>バル側はどうなのか明言されてないし、

オメガで気になることは書いてあったね
アナゴがアーシェ口説いてるところのバルフレアの不機嫌そうな表情がそれだそうだが、
あの辺自分は単にアルシドのキャラが気に食わないからあんな表情してるんだと思ってたw
個人的にはエロければ公式非公式まったく気にならないので、職人さん達には素直に自分の萌えCP書いて欲しいです
560名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 04:02:09 ID:o5qUtS5t
そこん所はぬっちゃけ
口説かれてるのがアーシェでなく
フランでもパンネロでも
ムッとしてそうな気もするがw
561名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 05:25:08 ID:qZmYz17p
バルフレアにとっちゃ自分以外の男が女を口説いてるのは屈辱的だったろうなw
562名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 08:12:36 ID:LA7CD0qS
それだ!自分より気障な男は許せなさそうだw
563名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 12:51:33 ID:MlQ1jGz1
ガブドレやバルフランに関しても声優さんのインタビューだし
公式として認識しなくていいんじゃないかな。
何か中の人として話してる感じだったから
「ウチの妻とのラブシーンのつもりで」とか言いにくいだろうし。
なんか大塚さん奥さんががドレイス→いつのまにあのシーン盛り込みで
何か困惑がうっすらとw

バルフラに関しても、何か声優さん同士の中の人的力関係wが
アレって感じだったのでコメント的にはあんな感想なのかなー?

まぁ、何だ。
どっちにしろ断言とか確定でなくどれもあいまいだから
自分の妄想の光を信じればいんじゃないかと…?
564名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 13:12:23 ID:aulfYIeL
公式どうこう言い始めたら、801板なんてほぼ非公式だしな
職人さんにも書きたいものを楽しんで書いて欲しい
565名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 13:34:49 ID:5zyXQKx0
っていうか、今更公式うんぬんでギャーギャー騒ぐ必要ある?
公式じゃないと分かってて書いてたんじゃないの?
公式だと思って書いてる人っていたの?
566名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 15:35:17 ID:gRNkGjaH
んだね。エロパロ板で公式気にしてたらなんもできん
好きなカプで好きなように書けばいい。
読みたくないのはスルーしればいいし。
567名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 17:09:07 ID:D8p3NRZn
Ωに対して文句言っている職人さんが数人いるようだからな…
自分の想像あるいは妄想と違うからってそれはないだろーとは思うよ
ここへ来て文句たれる事じゃないとは思う
568名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 17:47:02 ID:V6uzMMEz
ここで交わされてる雑談は、文句って程の物じゃないと思うけどな?
もっと酷い文句を別の場所で見たってもあるが・・・
俺はオメガで妄想広がったがな(性的な意味で)
それをオカズに一SS書いてくるわ
569名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 18:03:11 ID:D8p3NRZn
そうか?どう見ても文句やグチにしか見えなかったけど
俺の感覚おかしいのか
570名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 20:05:03 ID:p+ZZ5mdc
>>569
ちょっとくらい愚痴らせてあげようよ。
>>568さんが書いてくれるSSをwktkで待とうじゃまいか。
571名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:22:00 ID:WjlwxdrZ
愚痴だけでスレが進んでいくのもどうかと

>>568
楽しみにしてる!
572名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 00:13:33 ID:oh7YBDv4
ここんとこ過疎ってたし、保守代わりのオメガ感想だろうと思うけど、
それを愚痴と受け取る人もいるなら慎んだ方がいいかもな。

573名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 23:54:03 ID:3M06r33d
オメガを読んでないので何がなんだか分からないがラサパンを希望しておく
574名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 23:59:08 ID:b4hAA7RT
バルフラやラサパンは個人サイトで結構読めるから、あまり無い組み合わせを見てみたいな
575名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 10:59:33 ID:BmZPSoN/
自分はバルフラもラサパンももっとここで見たいけどな
勿論他のカップリングも!
576名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 12:43:55 ID:pemXbJ0Y
なぜか巷に一番多いのはバルフレア(受けっての?)×♂な件
577名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 13:02:46 ID:EdfInQM/
>>576FF自体801の巣窟と化してるからな…
ちなみに表記は攻め×受けだよ
サーチとか見ても男女物の方が少ない昨今、ここは癒しの地だ
578名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 23:15:45 ID:mqWit27e
ラサパン書きたい。捏造皇帝夫妻ネタとか14歳のパパとか妄想は激しいのだが、
いかんせん文章力がついて来ない。書けたらまた出すよ。
579名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 13:46:22 ID:MShsi/Pa
書いて投稿してくれるというのはありがたいんだけど
なんでみんなわざわざ事前通告してくるんだよ
580名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 19:15:19 ID:NgoY/T6c
気に入らない人はヌルーしてもらい、
楽しみな人は我慢汁をだすため。
581名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 23:14:14 ID:tsUaJkHL
単に保守するよりは通告してもらったほうが嬉しい
582名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 02:05:12 ID:Ex93KGpA
ほすー
583名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 21:55:33 ID:JWB/8M60
保守保守
584名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 23:41:59 ID:+p/eaPha
やっきになって保守せんでもここはめったに落ちないはず

それよりにくが今年いっぱいらしいので新保管庫の話は
タイミングよかったと思う
585名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 00:02:06 ID:EVKT5gy7
職人さん、来なくなっちゃったね。
変にごねる人が居るからかな…。
586名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 00:11:38 ID:TO6d1ySH
悪いがそういう風に、誰々のせいだとか言わない方がいいよ

批判的な意見も意見として受け入れていて
職人さん達も投稿してくれていたんだから
この程度のきつさは2ch(ここは提携だけど)じゃ当たり前なんだし
職人さんにもタイミングてもんがあるだろうから
587名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 00:39:33 ID:kWPsRDGX
今の時期はWiiもPS3も360のコアパックも出て
皆ゲームに夢中なんだろうと思う。

落ちない程度に保守しておけばいいさ。
588名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 09:57:26 ID:QxZdT1gz
以前書いた職人ですが…
自分が書いたのより後の作品が続々とまとめサイトに
入る中自分の書いたやつがスルーされてるのが
かなりつらいです。
589名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 09:58:16 ID:QxZdT1gz
下げるの忘れてました…
590名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 11:29:27 ID:1WYl4OVc
>>588
どんな話を書いた職人さんですか?
591名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 12:54:11 ID:S3uUR2Pw
>>588
たぶん職人さん本人が自分で書いた作品を自分でうpしているんだと思う。
その方が誤字の訂正も遠慮なく出来て良いんじゃないかと思って傍観していたよ。
592名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 13:09:13 ID:VzGf5cFi
自分は別の人がうpしてくれた

>>588
私でよければうpします
どの作品でしょうか?
593名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 15:14:25 ID:h2gq6s/4
>>591
新保管庫は自分でうpした方がいいのかな?
ここでは変なの2つしか投稿していないけど
重要な語句が間違っていたから自分も訂正したいと思っていた。
まだあがっていないけど。
594名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 20:14:08 ID:R2JKKdKw
スレの最初の頃に投下してくださった職人さんの中にはもういらしていない方もいるかもだ。
前の保管庫に収められていた作品なら確認しやすいが、スレのログを見ながらとなるとよほど時間がないとしないかな…。
中には自分で気に入った作品を保管していた人がうpってこともあるんだろうがね。

>>593
まだうpされていない今がチャンスだ!
こっそり訂正して華麗にうpしかないw
ページの凍結後で訂正してもらうとなると、管理人さんのお手を煩わせることにもなるわけだし。
595名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 20:30:59 ID:QxZdT1gz
今回のまとめサイトってそういうものなんですね。
需要がないなら
自分でUPするのも悲しいので
よしとします。
代理UPの申し出ありがとうございました〜。
596名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 00:04:31 ID:4ji6gIJM
あ、すみません、まとめサイト作った人です。
前のまとめサイトにまとめられた分の移動が完了、
あとはスレごとの一覧を作りながらちまちま保管の予定です。
職人さん本人のご意思などがない限りすべての作品をUPするつもりです。
まだ保管されていない方はもう少しお待ちください。
作業遅くてすみません(汗)。

職人さん自身でのUPは大歓迎です。
こちらでUPすると訂正は恐れ多くて入れられないですw

597名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 00:20:10 ID:gjRjWaVg
>>596
管理人さんいつも大変乙です。
先ほど始めて自SSうpさせてもらいましたが、改行のたびに~(チルド)
入れなきゃダメなんですね…こりゃ大変だ。
あとひとつ残っているんですが、これも自分でなるべく上げたいと思います。
598名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 00:38:10 ID:2i41ZnZ3
>>596
新しい管理人さん乙です。
たまに携帯の人とかいるから
そういう職人さんは自己申告してもらうとかもいいかもしれんですね。

>>597
職人さんも乙です。
599名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 00:52:06 ID:caPIyZ1H
職人さま乙です。
HTMLエディタお持ちでしたら、選択した行の末尾に<br>入れるのがあると思いますので
それ使ってから~に置換すると早いですよ。
600名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 17:30:46 ID:gJZMFU+Z
まとめサイトの管理キーを預かる者です。

管理人さん一人に作品うpをお任せするのは心苦しく、
微力ながらお手伝いを申し出たんですが・・・。
手分けしての作業&管理人さんの手際の良さ&俺の手際の悪さがあり、
うp順にばらつきが出てしまいました。
>>588さん、その他の職人さん、住人さんにも誤解を招いてしまってすいません。
スルーなんて気はさらさらありません!ここの作品は全部好きです。
とても勉強になります(性的な意味で)
うp作業がんがりますので、生温かい目で見守ってやってください。

あと、職人さん本人がうpしないで欲しいとの作品も管理人さんから聞きましたが、
いい作品ばかりなのでとても残念です・・・。
色々理由はあると思うんですが、もう一度考え直して頂くとか駄目ですかね・・・?

あと、ラブラゴンネタの職人様、続きを他スレで拝見したんですが、
保管庫に続きも入れるのは駄目でしょうか??
もしよければお返事頂きたいです!
保管庫のメルフォでも結構なので、ご連絡頂ければ幸いです。

長文失礼しますた。
601名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 21:35:51 ID:gjRjWaVg
>>599
アドバイスありがとうございます。しかし…もっていませんです。
なんか自分がごちゃごちゃするより管理人さんおよび有志の方達に
任せた方が良いかと思うので全てゆだねます。
それとチルドじゃなくてチルダですね…冷蔵庫に入ってきます。
602名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 23:11:49 ID:Xw9YlcyA
絵板にネ申降臨しとるがな!!!!!!!!!!!!!!!
603名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 16:45:56 ID:Hv98jBrN
チルドワロタwシューマイ食いたくなった
604名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 10:20:19 ID:pFLOxn0O
>>602
絵板落ちてない?
605名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 15:49:17 ID:FvaLL24J
落ちてるねぇ……;
606名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 16:25:53 ID:1JizuQqF
このスレを ttp で検索したらどうだい
607名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 18:51:29 ID:HxfLxImK
絵版見れるよ?
608名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 01:34:03 ID:zf+5YguY
絵板のURLをまとめサイトにのせていいかい?
609名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 22:48:08 ID:SExSpp4w
絵板管理人です。

絵板、落ちてると聞いてビビリましたが落ちてませんよ。
>>608さん
どうぞ、よろしくお願いします。
610名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 23:02:48 ID:zf+5YguY
>>609
何気に良いIDw
了解です。載せちゃいます。
611名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 23:27:01 ID:0AcBLJqT
>>609
mjdwww



や ら な い か



612名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 16:10:52 ID:WFaiGbmC
何でもありがたいので投下町!
613名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 23:36:58 ID:Vpm6sFZu
mati
614名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 01:43:48 ID:yRmBNw/u
熟女もの書いていい?
615名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 18:17:29 ID:hSMvd66S
よいですよいです。
最近過疎ってるので、ドンドンお願いします。

ところで熟女って誰?フラン??
616名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 04:08:55 ID:ERFUeiWz
バンガやシークの生殖器ってどうなってんのかな
617名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 06:01:54 ID:Rq9MuNnL
カプ+触手とかってこのスレ的にどうなんだろ
618名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 09:37:21 ID:lyJDcs12
それは男の方もケツを掘られるという事かね
619名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 15:24:48 ID:hg00SFLO
>>615
ギーザの長老とかどう?
620名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 20:42:00 ID:6Oo3CRKE
普通に釣りだと思うが…
621名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 00:28:47 ID:2YZQk2dp
>>618
男×女←触手の様な。
ここ意外と健全?だしなぁとかオモって
622名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 09:37:15 ID:SK37jw1H
綺麗系が多いからな

俺は純愛陵辱なんでもイケるからドンと来いだ
男がアンアン喘がなきゃおk
623名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 15:26:48 ID:gIZrBJXa
>>622におなじく。
S女×M男ならアンアン喘いでもいいけどw
624名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 17:30:00 ID:YjOAYAx7
男女カプなら問題ナッシング!
625名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 18:00:52 ID:tabteKZd
俺はスカトロじゃなければなんでもいいやw

>>623
S女×M男で思い浮かんだのが何故かアーシェ×レダスだった
苦難を乗り越えすぎたか・・・
626名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 09:23:17 ID:G7KgriZ5
M男レダスにはうさ耳装備でよろしく
627名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 23:17:28 ID:lox0++sq
触手についての意見d
がんがって書いてみるノシ
628名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 21:23:06 ID:I0MfUMzH
>>616
トカゲ類の生殖器は二股らしいんで、バンガのナニもそれに準じてる
、と勝手に妄想してますんで、バッガモナンの鬼畜物キボン
629名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 22:06:40 ID:ZuX/yRng
>>629
それは2穴同時攻めが可能という事なのか?
詳細が気になるが本物のハ虫類はガチで苦手なんで画像あったらと思うと怖くてググれん
メスの方はどうなってんだろ
っつーかバンガのメスも乳にふくらみあるのかな?
リノの格好じゃよくわからん

あとはモーグリの生殖器も気になる
まぁ妄想だからそんな細かく気にしなくてもいいんだろうがw
630名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 00:56:45 ID:zKDl0Ca3
関係ないけど、
コウモリの生殖器は触手ティンコなんだよ!
631名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 02:49:12 ID:6hSFIF6Z
>>629
実際は片方しか使わないようですがね。形までは知りません。

しかし脳内ならば、バンガは二刀を駆使して女性の前後を同時に犯
せる、と妄想出来る訳です。

バルフレアに思いっきりコケにされたバッガモナンが腹いせにフラ
ンを監禁調教とか、ミゲロさんに犯されてからヒュムじゃ満足出来
なくなったパンネロとか。
632名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 09:21:31 ID:fgIc7pKD
バンガって爬虫類系だから卵生みたいな気がするんだが
633名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 00:42:43 ID:UspnAJjL
卵生と聞くと某大魔王みたいに口から出産するのを想像するんだが
634名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 21:15:55 ID:GUq4UCRL
バンガのレイプて「さあ卵を産め」な展開なのではなかろうかww
635名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 21:17:07 ID:FpHSFq6j
それなんてヌンs
636名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 21:22:53 ID:EdwWy+Og
全てはクリムゾンの手によって明らかに
637名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 02:52:24 ID:c26Icu2y
みんな好きだなwww
キレイ系多かったから、たまには汁塗れもいいな…
638名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 16:01:39 ID:bH+Q1o5t
結構陵辱好きもいるんだな
俺だけじゃなくて安心したわw
639名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 22:04:19 ID:HTU+8zdY
もう3スレ目だしそろそろ総合に合流してもいいんじゃないかと

レヴァナントまでもたない気がするし…
640名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 00:59:04 ID:i+biB2tc
折角保管庫も作ってもらった事だし、合流もうちょい待たないか?
冬コミで忙しかった職人さんが帰ってくるかもしれないし、
年始の慌しさが過ぎ去ったら祭になりそな予感もする
641名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 00:10:53 ID:wGncWcmD
モーニ×カロリーヌが読みたい
唐突に
642名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 00:58:04 ID:t7SGnpvW
保守代わりに。

ええと、保管庫の管理キーを預かる者なんですが、もうすぐ全SS保管完了しそうです。
管理人さんと共に確認したんですが、
もし、もしも「まだ保管されてない・・・」ってSSがあれば、お伝え頂けると嬉しいです。

そして保管庫完成に伴い、記念SS執筆中ですので近日トウカします。
643名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 00:59:48 ID:ROAlkbYd
>>642
乙です!
644名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 19:44:08 ID:YeusjXyn
>>642
お疲れさまです!全裸で待ってます!
645名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 20:19:54 ID:w/ejdK1N
釣り堀
646名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 20:26:52 ID:w/ejdK1N
誤爆った
647名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 00:24:44 ID:ejuJyOdG
投下してくれるという職人さん乙です
しかし…俺もそろそろ合流してもいいと時期かと思っていたところだ
レヴァナントはこことは別にスレ立てた方がいいと思ったし

ちゅーか2ch閉鎖かなりマジっぽいんだけど、ここの提携はどうなるのかな?
ジムさんだっけ、管理人
648名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 19:34:46 ID:3imUNzCw
ええと、2ch閉鎖危機っぽいんですけれども。

保管庫、完成しますた!・・・多分。
もし漏れがあったらご一報ください。

それに伴い、”保管庫完成記念SS”、これからトウカしようかと思うんですが、
・・・いいのかな?;そんな場合じゃない?;;
649バルフレア×パンネロ【1】 ◆uuQZz5h71I :2007/01/13(土) 20:08:18 ID:R47phhs7
>>648
乙です。投下wktk してお待ちしております。

閉鎖しない事を願いつつ自分も投下。

暗がりで白い身体がうねり、かと思うと甘える様に頬を擦り寄せせてくる。
抱いていると、パンネロはよくこの動作をする。
ぎゅっとしがみついて、ぴったりと身体を寄せて来るのだ。
年齢の割にはしっかりしているとよく言われるが、
まだ甘えたい盛りに両親をなくしたせいだろうか。

もっとも初めての頃は不意に抱きしめると身体が逃げようとしていたし、
恥じらいと未知の感覚に怯えて泣きじゃくり、バルフレアを困らせたものだった。
一方バルフレアも何もかもが初めてだというパンネロに戸惑い、
なんだか自分がとてつもない悪者になってしまったような
罪悪感に悩まされたりしたのだが。
(そん時に比べりゃ、大した進歩だ)
バルフレアは感慨深く思う。
時間をかけて宥め、慣らしと頑張った(?)お陰か、
パンネロの反応は今では指先一つで思うがままだし、
この少女の身体で知らない場所なんてない。
なのに、時折どうしようもない焦燥感にかられる。
自分の中のそれとどうにか折り合いを付けて来たが、
(…ったく、ガキじゃあるまいし…)
軽く頭を振って、その考えを追い払うと
身体と身体の間に押しつぶされている乳房に指を滑り込ませ、
その先端を優しく転がす。
650バルフレア×パンネロ【2】 ◆uuQZz5h71I :2007/01/13(土) 20:08:59 ID:R47phhs7
「あっ…あっ…」
動きに合わせてかわいらしい声が漏れる。
身体をずらし、もう片方を口に含み、舌先で突く。
「は…ぁ…っ」
きゅっと眉を寄せ、顎をのけぞらせる。
異なる刺激を一度に与えられ、パンネロはシーツに顔を埋める様にして耐える。
「や…っ…ぁ…バルフレア…そこ…ばっかり……」
「これだけでイッちまいそうか?」
「う…ん、そう…なの…だから………ね?」
潤んだ瞳でねだるようにバルフレアを見上げる。
経験がないだけにお嬢ちゃんの辞書には駆け引きという言葉はない。
反応はいつも素直でストレートだ。
胸に当てられた手を取って、おずおずと下腹部に導く。
「いい子だな、パンネロは。」
「ううん、悪い子だよ。」
いたずらっ子の様にクスクスと笑うその唇に軽くキスしてから、
導かれるままに薄い茂の奥に手を這わすと、
パンネロは緩く足を開いてそれを受け入れる。
そこは充分に潤っていて、バルフレアの手を濡らした。
「本当…だな。」
「う…ん…だって…ぇ…」
バルフレアがいけないんだよ、とパンネロはかわいらしく頬を膨らませる。
今度はその頬にキスをしてやり、割れ目に沿って指を滑らせる。
戯れに指を埋め、溢れた蜜を指に絡めとり、ぷっくりと膨れている芯に触れた。
「ここか?」
「あっ…う…ん、そこ…ああああああっ!」
ゆっくりと指を動かすと、それだけでパンネロは悲鳴を上げ、
身体をのけ反らせる。
バルフレアの首にしがみ付き、息を荒げ、
いやいやと首を振りながら切なげな声を上げる。
しがみついてくるパンネロを受け止めてやりながら、
バルフレアは尚も指を動かし続ける。
「あんっ…んぅ…んっ…は…ぁ」
やがてパンネロの身体が小さく痙攣し始めた。
ふるふると震えては、かくんと力が抜ける。
触れたそこはますます熱く、固くなる。
「バル…フレア…」
途切れ途切れに名前を呼ばれると、ぞくぞくする。
「も…う…来ちゃう…の…お願…い…」
「やっぱりいい子だ、パンネロは。」
バルフレアは満足げにそう言うと、つんと尖った乳首に軽く歯を立ててやる。
「あっ、あっ、だ…めぇ…っあぁぁん!」
甘い痺れが全身を駆け抜け、パンネロは背中をひと際大きくのけ反らせ、
くったりとベットに沈み込んだ。
651バルフレア×パンネロ【3】 ◆uuQZz5h71I :2007/01/13(土) 20:09:54 ID:R47phhs7
「バルフレア…バルフレア…」
小さな子供の様に甘えた声で両手を差し伸べ、バルフレアを招く。
バルフレアが抱きしめると、自ら唇を合わせてくる。
舌を絡め合い、暫く無言で貪り合った。
唇が離れると、バルフレアはパンネロをうつ伏せにし、
白く、たおやかな背中に口づけた。
「…バルフレア?」
バルフレアの意図が分からず、パンネロが問いかける様に名前を呼ぶ。
バルフレアはそれに答えず、唇を下へ、下へと移動させ、
不意にパンネロの細い腰を抱え上げた。
お尻を突き出している様な格好にパンネロは居心地が悪そうにもじもじと腰を動かす。
「やだ…こんな格好…」
バルフレアはお構いなしにパンネロの中に指を突き立てる。
いつもより荒っぽい愛撫にパンネロの背が強ばった。
バルフレアは顔を歪め、パンネロに聞こえない様に舌打ちする。
(なにをイラついてんだ、俺は…)
小さく息を吐き、なんとか気持ちを落ち着かせると、
今度は優しく探る様な動きに変える。
パンネロの身体から力が抜けたのを確認すると、
唇をその部分に寄せ、さっき達したばかりの花芯を舌で愛撫する。
「あっ、そこ…は…」
達したばかりのそこを再び責められ、中を指で弄られ、
強すぎる刺激にパンネロは次第に我を忘れ、あられもない声を上げる。
「あっ……ああ!あん!」
快楽と苦痛とがないまぜになり、無意識に逃げようとするパンネロの足を押さえ
限界が来ているのにお構いなしにバルフレアは愛撫を続ける。
指がきゅっと締め付けられ、舌先に触れる花芯がひくひくと蠢く。
「バルフレア…っ…だめぇっ…」
「ここはそう言ってない。」
「ち…がう…の…すごく…気持ちイイの…でも…」
パンネロは泣き出しそうな顔で振り返る。
「こ…んな格好で…一人で…は…嫌…」
「パンネロ…」
「バルフレアと…一緒でなきゃ嫌な…の…!」
バルフレアの手が止まると、パンネロはくるりと身体の向きを変え、
起立したバルフレア自身にそっと唇を寄せて、先端を優しく口に含んだ。
652バルフレア×パンネロ【4】 ◆uuQZz5h71I :2007/01/13(土) 20:10:56 ID:R47phhs7
くびれた部分や先端を重点的に責められ、バルフレアが小さく呻く。
パンネロは一旦口を離すと、今度は全体を舐め上げる。
「パン…ネロ…」
「気持ちイイ?」
バルフレアは諦めた様にため息を吐くと、パンネロの頭に手を置き、
「あぁ…最高だ。」
「こう?」
「そうだ。そこに手を添えて…」
パンネロは空いた手で根元全体を優しく握ると、ゆっくり上下に動かす。
「そうだ…上手くなった。」
パンネロは答えない。どうやら夢中になっているようだ。
「…と。」
バルフレアはパンネロから慌てて腰を引く。
パンネロが不満げに顔を上げる。汗で張り付いた髪をやさしく耳に掛けてやり、
ついさっきまで自分自身を銜えていた唇にキスをする。
「俺も限界だ。」
パンネロの身体を仰向けに横たえると、恥じらいながらも足を開く。
バルフレアはパンネロの入り口へ自身に手を添え、あてがう。
「ね…早くぅ…」
「それが聞きたかった。」
バルフレアは一気に貫くと、激しく突き上げる。
「あっ…!あっ…ん!バルフレア…っ!」
激しく揺さぶられ、小ぶりな乳房が激しく揺れる。
奥でじんわりとした痺れがどんどん広がっていくのを押さえる事が出来ず、
バルフレア自身をきつく締め上げる。
「わ…たし…また…」
「…パンネロ…」
必死でしがみついて来る少女が愛おしくてたまらなくて、
捻る様な動きを加え、より強く突き上げる。
「あっあっ…!…も…っ…う…イッちゃう…っ…イッちゃう…の…っ!」
「俺もだ。」
快楽に彩られたパンネロの顔が、微笑んだように見えた。
653バルフレア×パンネロ【5】 ◆uuQZz5h71I :2007/01/13(土) 20:11:59 ID:R47phhs7
寝室に二人の荒い息だけが響く。
例によってパンネロはぴったりとバルフレアに寄り添っている。
「…え?」
荒い息の下でパンネロが何か言った様だが聞き取れない。
するとパンネロは身体を起こし、今度はバルフレアの耳元に囁く。
「大好き。」
「そりゃ…光栄の至り、だな。」
にやけそうになるのを必死でこらえ、パンネロを正面から抱きしめる。
と、自分でも思いがけない言葉が溢れた。
「ヴァンより…か?」
パンネロは驚いた様に目を見開いた。
そのままぱちぱちと何度か瞬きをする。
言ってから、しまった!と、バルフレアは顔を背けた。
気まずそうなバルフレアにパンネロは思わず吹き出した。
「何がおかしい?」
知られたくない自分を知られてしまい、バルフレアは不機嫌だ。
「ごめんなさい、だって…」
パンネロはそっぽを向いてしまったバルフレアの顔を
自分の方に向けさせると、両手で頬を包み込む。
「時々思ってたの。こうしてると、バルフレアはいつも優しくて大人だけど、
イライラしている時があるよね?ほんの一瞬だけど、時々…」
居心地が悪そうに目だけ反らせるバルフレアにパンネロは優しくキスをする。
「おかしなバルフレア。私が毎晩ベッドで一緒に眠るのはバルフレアだけなのに。」
そう言うと、バルフレアの胸に頬を寄せ、うれしそうに笑う。
(やれやれ…)
甘やかし放題にしていたお嬢ちゃんから逆に甘やかされ、我ながら情けない。
だが、“一緒に眠るのはバルフレアだけ”というお嬢ちゃんの言葉に、
自分でも呆れる程あっさりと機嫌が直ってしまって。
(こう言うのをホレた弱みって言うんだな)
なんだかものすごく“負けた”感があるのだが。
しかし、いつの間にやら眠ってしまったパンネロを抱きしめていると、
そんな事はどうでもよくなってしまう。
バルフレアはパンネロの額に軽くキスをすると、
「やれやれ。」と声に出して呟くと、目を閉じた。
654名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 21:47:29 ID:92pAbISp
>>649-653
乙です!!純愛イイ!!!
655名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 23:23:40 ID:+dZl7tas
うおおおおGJ!
久しぶりにSS読めて嬉しい。
パンネロ可愛いなぁ。
656名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 00:22:09 ID:86FDuZ6W
久しぶりの投下キタ━(゜∀゜)━!
GJ&乙です!

>>648
wktk!!



2ch閉鎖って釣りじゃないの…?
657名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 00:32:23 ID:hXmk6MJO
まぁどっちにしろ、ピンク板は大丈夫じゃね?
2ちゃんじゃないし
658648:2007/01/14(日) 01:27:37 ID:wl8m6HFw
>>649
GJですた!久々のSSウレシスvv
そしてやっぱパンネロカワユス(*´д`)=3
早速保管庫に入れさせてもらいますた!

とりあえずここは閉鎖大丈夫そうなんで一安心しますた。
なので保管庫完成記念SSトウカします。
659名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 01:28:10 ID:wl8m6HFw
Sバッシュ×Mアーシェ、全15です。無駄に長いです。スマソ・・・
エロは8あたりからです。
660Sバッシュ×Mアーシェ1:2007/01/14(日) 01:30:11 ID:wl8m6HFw
「バッシュさん・・・バッシュさ〜ん!」

宿へ戻ったバッシュは自室に入ろうとした所で、掛けられた声に振り返った。

「ん?どうした・・・パンネロ」
廊下の向こうから駆け寄ってくる姿を認め、笑顔で迎えると、
大事そうに腕の中に抱えた瓶をはい、と差し出された。

「これ、ミゲロさんからもらったんです!極上の品だって言ってました」
そっと瓶を受け取ると、深紅の液体が瓶の中で揺れ、掌に影を落とす。
バッシュは埃に霞むラベルに書かれた文字を指でなぞると、感嘆の溜息をついた。

「ダルマスカ産バロース酒10年物・・・ほう、これは上物じゃないか」
瓶のラベルを惚れ惚れと眺めるバッシュに、
破顔したパンネロが嬉しげにパン、と手を叩き合わせた。

「よかった!バルフレアさんはアルケイディア産しか呑まない、とか言って」
パンネロはすねた様に口を尖らせるとぷう、と頬を膨らませる。
そんな様子にバッシュは目を細めると、優しく微笑んだ。

「すまないな。私で良ければ、有り難く頂こう」
「よかった!バッシュさんならきっと喜んでくれると思って!」

パンネロはにっこりと微笑むと、満足げに体を左右に揺らした。
温かい気持ちにバッシュも頷きながら微笑む。

「それにアーシェもとっても喜んでくれたの!」
 
その言葉に、微笑んだバッシュの顔が途端に固まった。
みるみるその顔からは血の気が失せていく。

「・・・殿下にもこれを?」
「はい、とても喜んでくれたんですけど・・・いけなかったですか?」

不安げな表情で顔を覗き込むパンネロに、取り繕う様に笑顔を作ると、
何も無い風を装いバッシュが弁解した。

「い、いや。お喜びだったならいいんだ・・・じゃあ、これは今晩にでも頂くよ」
 
その言葉に安堵し、手を振りながら去っていくパンネロを見送った。
姿が見えなくなると同時に室内へ入ると、瓶を置いてすぐに部屋の外へと出る。
静かに、だがその歩幅は大きく早くなっていった。

・・・殿下にこの酒を呑ませてはいけない・・・

以前、国宴の席で薦められるままにこの酒を呑んだアーシェは、
瞬く間に”狂戦士”へと変貌した。
ラミナス国王の三つ編みを引っ張るわ、オンドール候にお馬さんをせがむわ、
側に仕えていた精鋭の騎士団もどうにも手の出しようが無く、
ドンアクでもかけられた様に固まっていたものだ。

―無論、その事実は国家機密として秘密裏に処理された。
その工作にあたったのは他でもないバッシュその人だったのだが。

殿下を食い止めるのは・・・私のつとめだ

一路、アーシェの部屋へバッシュは走った。
661Sバッシュ×Mアーシェ2:2007/01/14(日) 01:30:50 ID:wl8m6HFw
―その先刻前、飛空艇ターミナル停泊中のシュトラールでは―

「これ、パンネロに頂いたの。ダルマスカ産のバロース酒よ」

操縦席に横向きに腰を掛け、優雅に組んだ脚を崩さぬままグラスを受け取る。
艇内の明かりにそれをかざすと、バロース酒の深い赤は鈍緑の瞳に美しい影を落とした。
そしてその芳香を楽しむと、ヒュゥ、と細く口笛を吹いてみせる。

「光栄の至り。なるほど・・・こいつは上物だ」

バルフレアは片眉を上げると、グラスを傾けるアーシェを見た。
こくり、と一口喉に通すとその白い頬は仄かに朱を滲ませる。
満足げな溜息の後につと上げた視線が会うと、微笑んだその瞳が潤んで瞬いた。

「うめーな!この酒、何て言うんだっけ?」

「あっ!ヴァン、駄目って言ったでしょ!」

あっという間に飲み干したヴァンのグラスを取り上げるアーシェ。
そんな二人を見ながら頭を振ったバルフレアが盛大に溜息を漏らした。

・・・”子守り”付きでなけりゃ、ねぇ・・・

さっきパンネロが持ってきた時には「ダルマスカ産は呑らない」と見栄を張ったが、
その後「そこで会ったパンネロにもらった」とアーシェがここへ持ってきたのだ。
フランも居ないし、あわよくば・・・強気な女が従順になっていく様を見るのも悪くは無い・・・
などと妄想と股間を膨らませたバルフレアだったが、
酒の行方をつけてきたヴァンの姿を認めるや否やその夢は儚くも散った。

フランは飛空艇ターミナルに着陸するや否や、モグシー屋に飛んでいったのだ。
ああ見えて”可愛いもの”好きだからなぁ・・・。
じたばたするソルベを無言で抱き締めているフランの姿が目に浮かぶ。

・・・よっぽど自分の耳の方が”可愛い”だろうに・・・

悶々とするバルフレアはグラスの酒を一気にあおった。
662Sバッシュ×Mアーシェ3:2007/01/14(日) 01:31:23 ID:wl8m6HFw
バッシュがアーシェの部屋に向かっていると、曲がり角の出会い頭でヴァンとぶつかった。
厚い胸板に弾かれたヴァンが盛大に廊下に転がる。

「ヴァン、大丈夫か?」

「俺、酒なんて呑んでないぜ〜?」

呂律の回らぬ舌で弁解しつつ、足元の覚束ない様子で立ち上がろうとするヴァンに、
不審に思ったバッシュが問い詰めると、その呼気からは酒の匂いがした。
溜息をついたバッシュは、よろめくヴァンの身を支えて部屋へと促す。

「・・・しょうのないやつだな。パンネロには黙っておいてやるから」

「へへっ・・・やっぱばれたか〜。
 シュトラールでアーシェとバルフレアが呑んでたから、うまそうだな〜って思ってさ〜」
 
それを聞いたバッシュの表情が固まった。

「・・・なんだって?フ、フランは一緒なんだろう?」

「フランは何かターミナルの外でモーグリ抱えてたけど・・・ってうわっ」

いきなり駆け出そうとしたバッシュに、支えを失ったヴァンはよろめいた。 

「す、すまない・・・さ、部屋で休むんだ」

アーシェの身を案ずる余り、手荒にヴァンを部屋に押し込めると、
バッシュは一路、飛空挺ターミナルへと駆け出した。

・・・まずい。あれを呑んだ殿下がバルフレアが一緒となると・・・

「俺と夜間飛行なんてどうだい、王女様?」

・・・なんて歯の浮くような台詞で手篭めにされてしまうに違いない。
そしてもし殿下の心まで盗まれようものなら。

「バッシュ。シュトラールを磨いておいて頂戴?バルフレアはこれから・・・忙しいの」
 
なんて頬でも染められた日には、亡きラミナス国王に申し訳が立たない。 
それだけは絶対に阻止しなければならない。

悶々と最悪のシナリオばかりを頭に描きつつ、
ターミナルに着いたバッシュは、シュトラールの格納庫へと向かった。 
663Sバッシュ×Mアーシェ4:2007/01/14(日) 01:32:00 ID:wl8m6HFw
「・・・殿下!!」

キャビンへ駆け上がったバッシュは、通路の向こう、操縦室に居る二人の姿を認める。
助手席に座るアーシェの横顔と、操縦席に座るバルフレアの横顔が見てとれた。

・・・私は何を考えていたんだ。彼は紳士だ・・・

しかし、近づくにつれ、二人の様子がはっきりと見て取れた。
アーシェの両肩に置かれた手と、その顔を覗き込むバルフレアの姿に、
バッシュは帯刀を解こうと柄に手を伸ばした。

・・・安心しろバルフレア。急所は外す・・・多分

鬼気迫る形相で操縦室に乗り込んできたバッシュに気付くと、
意外にもバルフレアは安堵の表情を見せた。
その様子に拍子抜けしたバッシュが訝しげに首を傾げる。

「(バッシュ、どうにかしてくれ)」

口パクでそう伝えるバルフレアの表情は困惑していた。

「・・・おいアーシェ、もうわかったから」

よく見ると、バルフレアは前のめりになるアーシェの体を支えていた。
当のアーシェは必死で手元に握った何かを操作している。
それは”記憶石再生装置”のリモコンだった。
それを奪おうと引っ張るも、アーシェはその手を緩めない。
その目は虚ろに瞬き、シュトラールのフロントガラスを凝視していた。

記憶石再生装置から流れる映像がそこに映し出されている。
イヴァリース全土で放映されている番組を記憶石に保存した物だった。

【その時イヴァリースが動いた―第243回 
               覇王の血脈をその大地に湛えて〜ダルマスカ王国〜】

ダルマスカの建国に至る経緯や、王宮での様子を収めたドキュメンタリーだ。
それを見たバッシュは溜息を付き、額に手を当て頭を抱え込んだ。
アーシェが”あれ”を流し始めたら最後、終わるまでその場を動く事を許されない。
そして画面は、幼いアーシェが一匹のチョコボに抱きついている映像を映し出した。

「ここよ、ここ!ほら、あれがわたし。
 ・・・あの頃は皆が”可愛い可愛い”って言ってくれたのよ。
 わたしだって「お前はやめて」なんて言ったりしてなかったのよ・・・!」
 
その後、チョコボは頚動脈を締められたショックで泡を吹いていたのだが、
秘密裏に揉み消された―勿論その工作に当たったのはバッシュだ。
 
「殿下。何度拝見しても本当に可愛らしく・・・」

すっかり座った目で、バルフレアの腕を掴み揺さぶるアーシェを、
バッシュは後ろから肩に手を添え引き剥がすと、バルフレアに目配せをして逃げる様に促した。
音も無くその場を抜け出すバルフレアを視界の隅に認めると、バッシュは安堵の息を漏らし、
なだめる様にアーシェへ相槌を打った。

幾度と無く見せられた映像を見ながらバッシュは思う。

・・・あの頃から俺は殿下のフォロー役なんだな・・・

感慨深げに目を細めたバッシュだった。
664Sバッシュ×Mアーシェ5:2007/01/14(日) 01:32:37 ID:wl8m6HFw
やっとの思いでその場から逃げ出したバルフレアは、
ターミナルの通路を歩きながら大きく溜息をついた。

・・・ヴァンが帰った後はオイシイ展開だとばかり思ってた俺が馬鹿だった。
しかしアーシェの奴、シュトラールに記憶石再生装置があるなんてよく覚えてたな。
よかった、俺の”記憶石コレクション”(ヴィエラ物多数)と、
家から持って出た【ファムラン成長記録】(父撮影)、エンジンルームに隠しといて・・・

失望と安堵の入り混じる複雑な表情でターミナルを出たバルフレアは、
モグシーの看板前に出来た、黒山の人だかりの中央に佇むフランの姿を認めた。

「あのヴィエラ、さっきからずっとあのままだぞ・・・何をする気なんだ」

「もしかして、弱らせて捕食するんじゃ・・・」

周囲のざわめきにも気付かない様子で、長い耳をぴこぴこと揺らしている。
その腕の中には息も絶え絶えなソルベが白目で泡を吹いていた。

「く、苦し・・い・・・クポ」

必死でフランの腕をタップする手も、じきに力尽きようとしている。
大きな溜息をついたバルフレアは、人の間を掻き分けてフランの側へ歩み寄った。

「・・・おいフラン。宿に戻るぞ」

聞き慣れた相棒の声に、我に返ったフランが腕を緩めると、
その隙に難から逃れたソルベはぐったりと地に落ち、人々の安堵の声が周囲に響き渡った。

「・・・そ、そうね。戻りましょう」

何事も無かったかの様に取り繕い、足早に歩き出すフランの後を追う。
さっきまで揺れていた長い耳を見ながらバルフレアは思った。

・・・触ったらまた怒るんだろうな・・・

行き場の無い憤りを感じたバルフレアだった。
665Sバッシュ×Mアーシェ6:2007/01/14(日) 01:33:59 ID:wl8m6HFw
結局、バルフレアが去った後も映像鑑賞は続き、
バッシュは無理矢理渡されたグラスになみなみと溢れるバロース酒を喉に流した。

「ほら、オンドールおじ様に抱っこしてもらってる私よ!」
背に担がれたアーシェがオンドールの髪を引っ張ってはしゃいでいる。
―そんな過去の負担が後々祟って、足を痛めたと知るのはごく小数だろう。
酒宴の席でそうぼやくオンドール候の愚痴を何度聞かされた事か・・・

「ええ、本当に愛らしい・・・」
そう答えるのを聞いて、アーシェが座った目でバッシュを凝視した。
潤んだ目で見つめられ、その途端に背に汗が吹き出てくる。
取り繕う様に笑みを返すと、グラスの酒を一気に飲み干した。

「・・・本当にそう思ってるの?」

ゲフンゲフンゲフン

喉を詰まらせたバッシュが咳き込むと、アーシェは不満げに頬を膨らませた。

「やっぱり・・・思ってないんだわ!!」
「い、いえ、そんな事は・・・ありません、っ」

咳き込みつつ、声を裏返しながら必死に弁解するバッシュに、
ずい、と詰め寄ったアーシェが上目で見上げてきた。

「じゃあ・・・今でも可愛いと思うの?」
「む、無論です・・・可愛いというより、美しくおなりに・・・」

「そうやってお世辞で誤魔化そうとしないで!!」

綺麗にまとめようとした言葉が逆に仇となり、逆鱗に触れてしまった様だ。
アーシェはふらつく足で席を立つと、キャビンへ向かって歩き出した。

「で、殿下・・・!お待ちください!!」
「もういいの!お世辞なんて聞きたくない・・・!!」

その後を追ってバッシュが駆け寄ろうとするが、
すねて顔を背けるアーシェの姿に、半ば叫ぶように答えた。

「お世辞などと!殿下はすっかり大人になられて・・・!
 幼い頃はとても愛らしく、戦いに疲れた騎士団の心をどれほど癒した事か!
 そして解放軍で鍛えられたそのお姿をリヴァイヤサンで拝見した時、
 ずっと側で仕えていたウォースラに嫉妬すら覚えました・・・!
 地下活動で身を飾る事も無くお過ごしになられても、その美しさに翳りは一切感じられなかった!
 むしろ・・・」

秘めていた積年の思いは止め処なくバッシュの口から溢れ出した。
お世辞を超えた熱の籠もる言葉に、振り向いたアーシェの顔は赤く染まり、
照れ隠しにもじもじと紡ぐ手を見下ろした。

「それに・・・・・はっ」

いつしか自分の思いを吐き出している事に気付いたバッシュが我に返る。
俯くアーシェの姿に気付くと、口を紡いだ。

「・・・・・申し訳ありません」

気付けば艇内には薄暗く闇が降りていた。
静寂の中でどちらの物とも知れぬ鼓動だけが耳に鳴り響く。
666Sバッシュ×Mアーシェ7:2007/01/14(日) 01:34:46 ID:wl8m6HFw
長い沈黙の後でアーシェがぽつりと呟いた。 

「・・・本当に、そう思っているの・・・?」

「・・・は」

「・・・・・・・・・・・」

再び訪れた沈黙に居たたまれなくなり、バッシュは一礼すると踵を返そうとした。
その時すっ、と伸びたアーシェの白い指が無骨な手へ重なると、
突然の出来事に動揺を隠せず、そのままの姿勢でバッシュは固まった。
ゆっくりと見上げるアーシェの瞳が潤んでバッシュを映す。

「・・・じゃあ・・・もっと、言って」

そして細い指に包まれた手はゆっくりと頬へと導かれ、
その手の平にもたれる様にアーシェは僅かに首を傾けた。
触れた頬には朱が差し、すべらかな髪が手の甲をくすぐる。
見上げるアーシェに戸惑いながら視線を交わすと、恐る恐るバッシュの指が細い髪を梳いた。
その刹那、ゆっくりと瞳を閉ざじたアーシェに見とれ、細く溜息を付く。

「・・・この髪も?」

「・・・絹の様にしなやかで」

高鳴っていく鼓動を抑え付ける様に、震える胸から言葉を押し出す。
そしてゆっくりと開くアーシェの瞳に、昂ぶる感情を殺す様に細めた視線を交わした。

「・・・この目も?」

「・・・どんな宝玉よりも」

アーシェの細い指が震えるバッシュの人差し指を唇へと導くと、
強張ったその指はアーシェの唇に触れる寸前で留まった。

「・・・この・・・唇も?」

「・・・・・」

呟いた唇がふわふわと指の腹を弾み、湿った感触を残す。
バッシュが抑え付ける憤りを感じ取り、アーシェはもう一度尋ねた。

「・・・言って」

潤んだ瞳はその答えを待って視線を外さない。
そう呟いた唇にそっと指を触れると、アーシェの小さく震えた唇から吐息が漏れ出した。
導かれた指が更に震え、鼓動が暴れ出すのを痛い程に感じる。

「・・・・・・バッシュ」 

自分の名を呼ぶ声に、唇の柔らかさに、自制心は溶かされていく。
バッシュは夢の中の様に霞む視界の中に見た、懇願に潤む瞳に、
そして赤く色づいた唇に、吸い寄せられる様に唇を重ねた。
667Sバッシュ×Mアーシェ8:2007/01/14(日) 01:35:28 ID:wl8m6HFw
「・・・んっ」

重なった唇からバロース酒の甘美な芳香が漂う。
そこから漏れたくぐもった声に、バッシュは思わず身を離そうとするが、
包まれたままの手に絡むアーシェの指が無言で訴えた。
それに応える様に、何度か弾んだ唇の隙間を舌でなぞると、
進入していく舌は熱く溶けそうなアーシェの中に抱かれた。
伺う様に舌先をつつくと、控えめに応えてくる。

「・・・んふ・・っ」

それに後押しされたバッシュは、細い腰に手を回し引き寄せると、
アーシェは白い喉を仰け反らせて腕の中に納まった。
震えだす身体を厚い胸板に預け、その上を指がすがる様にさまよう。
絡まる舌の先から漏れ出した熱い息が空気を揺らすと、
互いは上がっていく息をその隙間から盗んだ。

「んは・・・っ・・・」

震え出す身体の力が抜けていく。
アーシェはバッシュの胸元に深くすがると、
それに気付いたバッシュがその身をキャビンのソファにそっと座らせた。
未練を残しつつ離れた唇からは口惜しげな溜息が漏れ、
虚ろに開いた唇は濡れて闇の中に鈍い光を灯す。

「・・・バッシュ・・・」

細く呼ぶ声に、求める様に引かれた腕に応え、バッシュは座るアーシェの前に片膝を付いた。
深く溜息を付くと顔を上げ、見つめるアーシェと視線を交わす。

「・・・あなたが口下手なのは知ってる」

ゆっくりと伸びたアーシェの手が、バッシュの頬を包み込んだ。
そのまま自分へと引き寄せ、額の傷に唇を寄せる。

「けど・・・本当に私を可愛い、と思うのなら・・・」

バッシュの顔を覗き込んだアーシェの瞳は懇願する様に潤んで揺れる。

「今日は・・・思ったまま、全部・・・言っ・・・」

バッシュは答える代わりにその唇を塞いだ。
逞しい腕が抱き寄せた細い腰は、それにならって背をしならせ、
絡みつく様に首に巻きついた手は、髪を、肩を滑ってその先を求めた。
668Sバッシュ×Mアーシェ9:2007/01/14(日) 01:36:13 ID:wl8m6HFw
腰に当てた手をそのまま這い上がらせて柔らかい胸をさすりあげた。
音も無く服の合わせを解くと、小高い膨らみをすくい上げ、その頂を摘み上げる。

「んっ・・・はぁ・・っ・・・」

アーシェは塞がれたままの唇の隙間から熱い息を漏らした。
乱れた着衣から覗く薄桃色の頂は、甘く誘う様に震える。
バッシュは首筋へ這わせた唇を降ろしていくと、頂を舌で転がして甘く噛んだ。

「あっ・・・んんっ・・、ぁ・・・っ」

アーシェは愛しそうに抱えた頭を抱き寄せると、髪の中へ指を滑らせる。
動くたびに開いていく胸元に顔を埋めながらバッシュが囁いた。

「そのお声が・・・聞きたかった」

バッシュは膝で立つと、細い腰に回した手を引き寄せ、白く引き締まった腹に唇を這わせた。
その度に小さく震える肌に、何度も口付けを落とす。

「んっ・・・あっ、はぁっ・・・!」

その内に腿を撫でる手が秘部へ向かうと、暖かく湿る茂みの中へと指を滑り込ませた。
その奥は蜜を溢れさせ、進んでいく指に滑りを与えてその先へと促す。
沈み込んだ溝の奥に指を突き立てると、アーシェの身体が震えた。

「ああっ・・・バッシュ・・っ・・・!」

探っていく度に熱く溢れ出す蜜が、指先を伝って手の甲へ流れていく。
その感覚に湧き上がる興奮を抑えきれず、バッシュは荒い息をアーシェの耳に注いだ。

「もう・・・こんなに」

「いやっ・・・、言わ・・・ないで・・・っ!」

その低く響く声が身体中を駆ける感覚に、アーシェは身をよじった。
669Sバッシュ×Mアーシェ10:2007/01/14(日) 01:36:56 ID:wl8m6HFw
「第一、お前が持ってきた酒が原因なんだからな?」
「だって、アーシェがそんな酒乱だったなんて知らなくて・・・」

格納庫にバルフレアとパンネロの声が響く。
こちらに近づいてくる気配に、二人は息を飲んで顔を見合わせた。
こんな状態を見られては弁解の余地が無い。
バッシュは素早くアーシェの身体を抱き上げると、キャビン横のエンジンルームへ駆け込んだ。
ドアの横にある簡素な机にアーシェを下ろすとドアを閉めるが、鍵は見当たらない。
そのうちにバルフレアの声がキャビンに響いた。

「・・・何だ?居ねーじゃねーか・・・」

「何処かで倒れてる、とか・・・!」

パンネロの心配そうな声がその遠くから聞こえる。
アーシェは咄嗟にドアのノブを固く握り締めると、バッシュもその手を上から包むように手中に固めた。
瞳が不安げに揺れてバッシュを見上げる。

ガチャ・・・ガッ

二人の手に伝わる振動に、固めた手に力を込め、祈る様な気持ちで気配を打ち消す。
ドアのすぐ外からパンネロの声が聞こえた。

「バルフレアさん・・・ここ、鍵かけてるんですか?」

「・・・あぁ?エンジンルームに鍵なんて・・・」

ガチャ・・・ガッ

「・・・・・んん?」

短い沈黙の後、バルフレアがパンネロに告げた。

「・・・ああ、忘れてた。この前、ここに鍵つけとけってノノに頼んだんだ」

「なぁんだ。じゃあ、あっち探してみましょうか」

二人の遠ざかる足音が小さく床に響いた。
安堵の溜息を付くと、アーシェはバッシュの胸元に身を摺り寄せた。
緊張に濡れた瞳で見上げるアーシェがいじらしく、
バッシュはその身体を抱き寄せると小さく耳元で囁いた。

「殿下・・・とても可愛らしい」

その言葉に顔を赤らめ、どん、と胸を叩くとアーシェは小さく呟いた。

「・・・馬鹿」
670Sバッシュ×Mアーシェ11:2007/01/14(日) 01:37:39 ID:wl8m6HFw
「・・・もっと私にお見せ下さい・・・可愛い貴方を」

バッシュは再び耳元で囁くと、机に座るアーシェの腰を抱き寄せ、
そのまま猛った己をアーシェの中に突き立てた。

「バッシュ!?・・・まだ、二人が近くに・・・っ!」

バッシュの行動に動揺を隠せずも、身を貫く熱に翻弄され、
アーシェは震える声でバッシュに訴えた。

バルフレアとパンネロはさっきシュトラールを降りていったのだが、
アーシェはそれに気付いていない様だった。
バッシュは最奥まで己を埋めると、一呼吸置いてその事を告げようとした。

「・・・んっ・・・」

頬を染めながら唇を噛み締め、声を押し殺すアーシェの顔を見下ろす。
その表情に魅せられたバッシュは、耳元で小さく囁いた。

「・・・外に聞こえます、殿下」

低く響くバッシュの声に、身震いしたアーシェが口を紡いだ。
バッシュは湧き上がる欲を抑えきれずに、細い腰を固定し深く腰を押し付けると、
その中を乱す様にゆっくりと腰をグラインドさせた。

「・・・んあっ・・・!」

体内をかき回すその動きに思わず声を上げそうになり、
アーシェは自分の口を手で塞いだが、くぐもった声は指の隙間から微かに漏れ出す。
見開かれた瞳は薄く滲む涙に縁取られ、その内に瞼は溺れる様に虚ろに閉じていった。

「んふぅ・・・っ・・・!!」

口を塞いだ手から抑え切れない声を漏らさせる。
バッシュは抑えていた動きを徐々に荒げていった。
671Sバッシュ×Mアーシェ12:2007/01/14(日) 01:38:14 ID:wl8m6HFw
「んんんっ・・・!」

アーシェの見開いた瞳は困惑に揺れるが、それ以上に濡れた瞳が語っている。
深い場所をかき回すその動きに、上がってくる疼きを抑えきれず、
その内壁はみっちりとバッシュを締め上げた。
その抵抗に目を細めたバッシュはふっ、と一つ息を吐き、
硬さを増した自身を更にねじ込んで、アーシェの頬を撫でた。

「・・・こんなに・・・、締め付けて・・・」

そしてゆっくり限界まで引き抜くと、一気に最奥まで貫く。
その衝撃にアーシェの背は反り返り、弾かれた様にしなった。

「・・・・・んくぅ・・・・・・っ!!」

「・・・いけないお方だ」

耳を甘く噛み、囁いたバッシュはゆっくりとしたストロークで再び最奥を攻め立てる。
その衝撃にアーシェの背は薄く反り上がり、白い喉元を晒した。
絶頂が近いのだろうか、細かく震えだす身体が更に赤く染まっていく。

自分で塞いでいたアーシェの手を取り上げると、
バッシュはその上に覆いかぶさり、荒々しく唇を重ねた。

「・・・はぁっ・・・あ・・・っ・・・!!」

角度を変える僅かな隙間から熱い吐息が漏れる。
そして、細い両手首を大きな片手で頭上に固めると、
脱力したアーシェの片脚を腕に掛け、更に奥へと己を突き立てた。

「ふぁっ・・・っ、んあっ・・・!」

塞ぐ術を奪われ、必死で堪えようと噛み締めた唇からは、
その甲斐空しく甘い息が漏れ出し空気を振るわせた。

その虚ろな瞳に薄く涙を光らせ、小さく首を振るアーシェを見下ろしながら、
腕に掛けていた片脚を高く掲げ、深くを探っていくと、
弾かれた様にアーシェの白い胸元が仰け反った。

「んんっ・・・んっ・・・っ・・・・・・・!!」

小さく身体が跳ね上がり、急激に収縮を始める内壁がアーシェの絶頂を知らせた。
痙攣する身体は小さく震えてまどろみに揺れる。
固めていた両手を自由にしても身動ぎもせずに肩で荒い息を吐くアーシェに、
身体を結んだままバッシュがその動きをゆっくりと止めた。
672Sバッシュ×Mアーシェ13:2007/01/14(日) 01:38:57 ID:wl8m6HFw
「・・・もう、外には誰も居ません」

汗の滲むアーシェの額を優しく撫でると、バッシュは薄く微笑んだ。
その言葉に、まだ整わぬ息を弾ませながら呟く。

「・・・ずるいわ、こんな・・・っ」

瞳を潤ませて恥らうアーシェに微笑むと、その乱れた髪をそっと払い、
頬に唇を寄せるとバッシュは諭す様に耳元で囁いた。

「・・・殿下がいけないのです」

その唇へ抗議する様にアーシェの唇が重ねられると、優しい舌がそれに応えた。
余韻を残して離れた僅かな隙間からアーシェが懇願する。

「・・・お願い、バッシュ・・・呼んで」

逞しい首に回した手を引き寄せると、顎先にそっと触れて呟いた。
柔らかい髭の感触が指先をくすぐる。

「・・・アーシェ様、と?」

「・・・もう」

じらす様に笑ってみせたバッシュに、抗議する様に頬をふくらませると、
上目に見上げた瞳が潤んでバッシュを映した。
体内で更に猛るバッシュを感じ、もじもじと身体を揺らすアーシェに、
バッシュは薄く微笑むとその身体を引き寄せて耳元で囁いた。

「もっと欲しいのか?・・・アーシェ」

答えを待たずに、バッシュは猛る己を再びその奥へと突き立てた。
絶頂を迎えた後の内壁がまとわり付く様にねっとりと絡んでくる。

「ああっ・・・お願いバッシュ、もっと・・・!」

今まで抑えていた声は抑制も効かずに、殆ど叫びにも近く部屋に響いた。
厚い胸にすがりつくと、胴に回した手が逞しい背を引っ掻く。
その鈍い痛みにあおられ律動を早めると、軋む机がその激しさを耳に届け、更に扇情をあおった。
673Sバッシュ×Mアーシェ14:2007/01/14(日) 01:39:44 ID:wl8m6HFw
腕に抱えていた片脚を横に倒し、アーシェの身体を横に向かせると、
限界まで反り上がったバッシュ自身が内壁を違う角度から攻め始めた。

「やぁっ・・あっ、あっ・・・!!」

その激しい振動に、揺れる机にしがみつきながら耐えるアーシェは、
小さな体内をくまなく乱していくその動きに翻弄されるままに鳴き続けた。
脱力して机に横たわるアーシェの細い腰を掴むと、上に引き上げてうつ伏せにする。
そして後ろから肌の鳴る音を激しく立てながら深く打ち付けた。

「はぁっ・・・あっ、あっ、あっ・・・!」

うつ伏せのまま机にしがみ付き、腰を抱えられたまま揺さぶられるアーシェは、
熱い息を吐きながら大きく首を振って柔らかい金色の髪を振り乱した。
そして、再び収縮を始めるアーシェの中は扇動を繰り返し、
絡み付く様にバッシュを締め上げた。

「あぁっ・・・バッシュ、だめ・・・もうだめぇっ・・・!!」

机にしがみ付き、しなる背から搾り出す様にアーシェが叫んだ。
激しい振動に揺らめく身体を、後ろから縛る様に抱きすくめると、
アーシェの赤らむ耳を唇でなぶって囁いた。

「・・・何が・・・っ、駄目、なんだ・・・?」

「も・・・うだめっ・・・、もういっ・・ゃうっ・・・!」

背を包むバッシュの燃える様に熱い胸板に、自由を奪う逞しい腕に、
アーシェはぞくぞくと背を走る感覚に身震いした。
そして、その限界を示す様に蠢き出す体内は、
しっかりとバッシュを咥え込み、更に深い場所へと導いた。
絞り上げる様なその動きに、抱き締めた身体を更にきつく締め上げ、
バッシュは更に激しくその奥へ己をぶつけた。

「いやっ・・・!バッシュっ、・・もう、もうっ・・・あああっ!!!」

叫びにも近い嬌声を上げると、アーシェの背は弾かれた様にしなり、
がくがくと震えてその身の絶頂を伝えた。

「く・・っ、ぅうっ・・・・・・っ!!」

収縮する内壁がバッシュを締め上げ、その精を搾り取らんと最後の足掻きを見せると、
バッシュはそれに応える様に一番深い場所へ熱く白い流れを迸らせた。

「・・・んん、んっ・・・んっ・・・はぁっ・・・」

体内に注がれていく熱い流れに、軽く身震いをしてアーシェは大きく息を吐いた。
674Sバッシュ×Mアーシェ15:2007/01/14(日) 01:40:29 ID:wl8m6HFw
「宿に戻りましょう。皆が心配してはいけませんので・・・」

身を整えたバッシュが振り向くと、アーシェが何か言いたげに見上げている。

「・・・やっぱりバッシュは・・・いじわるだわ」

むー、とふくれる様子に、目を細めたバッシュは身を屈めると、
真っ赤になったアーシェの耳元に唇を寄せて囁いた。

「・・・殿下が可愛いからいけないのです」

「・・・もう!」

どん、と背を叩くアーシェに、つい堪えきれずにバッシュは笑った。

「はは・・・癖になってしまいそうですな」


―宿へ戻ると、皆が寝静まった部屋の前を音も無く忍んでいく。
アーシェを部屋に送り、自室の前まで戻ったバッシュは大きく息をついた。

・・・皆には明日、どうにかうまいこと言い訳をしよう・・・

ポン

その時、肩に置かれた手の感触に、息を飲んだバッシュが振り向こうとすると、
背後に感じた気配が囁く声を聞いた。

「・・・早いお帰りだな?将軍様」

そして片眉をくいっ、と上げて通り過ぎるバルフレアの横顔を見ながら、
その場に立ち尽くしたバッシュは、足元から固まっていく様な感覚を覚えた。

・・・やはり、彼は気付いていたのか。エンジンルームに鍵など無いと・・・

その場に固まったまま、バッシュは意を決すると”ある行動”を明日早朝に決行しようと心に決めた。



―当のバルフレアは、部屋に戻りながら小首を傾げていた。

・・・バッシュ、何か石化しかけてたけど、どうしたんだ?

パンネロとシュトラールに探しに行った時にはもう居なかったし。
暴れる王女に恐れをなして逃げ出したってクチか。
こりゃ、明日が見物だな・・・

それよりノノにエンジンルームの鍵付け頼んどいて正解だったぜ。
あそこには俺の”記録石コレクション”が隠してあったからな・・・
でも、まだノノから鍵もらってないだけどな・・・?

意外と鈍いバルフレアだった。
675Sバッシュ×Mアーシェおまけ:2007/01/14(日) 01:41:12 ID:wl8m6HFw
――翌朝。

「忘れてたクポ!バルフレアにエンジンルームに鍵付けろって言われてたクポ!
 今のうちに付けとけばきっとばれないクポ〜!!」

朝一番、飛空艇ターミナルにやってきたノノが見たのは、
必死でシュトラールを磨き上げるバッシュの姿だったとか
676名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 01:43:11 ID:wl8m6HFw
以上です。
すいませんほんと長くてすいませんorz
677名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 01:50:18 ID:810QGfBZ
>>660-675
GJ!
アーシェかわいいよ、アーシェ。
行為の最中と終わってシュトラールを磨く将軍様のギャップに萌え。

自分、649ですが投下されるのを遮った形になってしまって大変失礼致しました。
保管庫を見て来たら自分が書いた物がもう収納されていて感激。
光栄の至りです。


678名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 02:34:29 ID:Qt7TocaE
うおおおおおおおおおGJ!!!!!GJ!!!!!
今夜はなんていい夜なんだ!!
679名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 09:16:52 ID:86FDuZ6W
これまたGJ!!
やっぱSバッシュMアーシェイイ(*´Д`)!!
680名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 12:26:35 ID:/CFw8RoX
>>649
パンネロカワユス!

>>659
GJ!いたす時だけ逆になるギャップがたまらない。

かわいくないのを気にしている殿下もかわいいw
681名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 15:52:31 ID:F+FQYLxx
うおおおおおおおおおおおおおおおお!
GJすぎる!!!!!!!!!!
682名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 22:47:44 ID:bcWXBXw6
キタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
職人さん方激GJ!!

この流れ、次はヴァンフランか!?
683名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 18:02:34 ID:MuNqi0A3
そんな流れない
684名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 21:14:29 ID:lFLQx6j1
アーシェが拗ねたりしてるのが可愛いし、バッシュもいいし、職人様GJです!

自分の下心を棚に上げて、パンネロが持ってきた酒のせいにしているバルフレアに笑った。
フランやノノもなんだか可愛くてツボだ。


685名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 08:38:09 ID:/jfvspkH
そういやあんまりないねヴァン×フラン
どちかっていうとフラン×ヴァンになりそうだが。
686名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 00:25:56 ID:kxepE2XS
荒れそうだけど言わせてくれな

バッシュ×アーシェ、SでもMでもスルーできないぐらいあきたーーーーー!!

他の職人さんきてくれーーーー!!
俺のチソコ萎えっぱなし
687名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 00:58:45 ID:shbkJKwz
よし!みんなスルーしろよ!
688名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 03:11:49 ID:Z0rzra2q
>>686
そんなこと言うよりもどんなのが読みたいのかネタでも提供しろって。
……他のゲームに走っていても書きたくなるようなネタ投下があれば帰って来てくれるとか思わんのか?
そもそも、スレが荒れたら投下を遠慮する職人さんだっているんだ。


自分はアーシェがMでもSでも萌える。
689名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 10:51:43 ID:shbkJKwz
俺カワイソス
690名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 22:27:33 ID:9yoTe0nB
むしろ某ラジオの影響でSバッシュが萌えなんだ!萌えなんだよ!!
691名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 00:58:40 ID:YHZFm80P
ここらへんでラスラ様の出番が欲しいな。
692名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 20:39:20 ID:G8MxLRYf
保管庫にオンドール侯の話…メニューとか見あたらないけどないの?
俺個人的にああいうバカ話好きだったから…
もし書いた職人さんが、入れるなって言ってたのなら余計な話だけど
693名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 03:50:33 ID:/DnEPJI1
スレ3のとこに入ってるよ、回顧録って題名が付いてる
694名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 12:42:39 ID:HG+95bdv
メニューにオンドールを付け足してみたよ。
どうでもいいけど彼は侯爵?公爵?
695名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 01:31:41 ID:2UyiDw4I
侯爵が正解みたいだな。アルマニによると。
696名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 03:23:10 ID:Ik/n9CrI
ガブドレ読みたい・・・職人様お願いします
697名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 01:49:57 ID:Vj1W+tDK
パンネロ分もお願いします
698名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 20:03:53 ID:OeCz050K
>>686のせいで職人が消えた……
699名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 22:02:12 ID:+t9f9HH7
需要があるかどうか…
バルフレア×アーシェです。↓
700Barcarole 1:2007/02/02(金) 22:02:59 ID:+t9f9HH7
海岸の過去の告白を聞いてから彼を見る目が変わったことは事実だ。
それまでは単に空賊としての度胸と機動力を併せ持っている男としてしか見ていなかった。
彼も逃れたい…しかし逃れようとしても追いかけてくる過去を振り払うことが出来ない人間として
自分と共通したものを持っている。
そういう目で見つめ続けているうちにアーシェは彼、バルフレアから目が離せなくなっていく。
その肩に時々無理が見えるような気がする。


「…大丈夫?」
「ん?何がだ?王女様」
アーシェにそう訪ねかけられてバルフレアは不思議そうな顔をする。
「いいえ……なんでもないならいいのよ…」
「なんだかわからないが、心配してくれてんのかい。女性に気にかけてもらうのは嬉しいねえ」
そこへ相棒のフランが茶々を入れる。
「こんな極道を心配しても無駄よ。甲斐がないから」
「お前…俺がガラスの神経持っているってことわかってる?」
とバルフレアは心外だと言わんばかりに抗議する。
それを笑ってみながらアーシェは沈んだ物言いで言う。
「もう部屋で休むわ……おやすみバルフレア、フラン」
ふたりともその様子に顔を見合わせている。
「…ちょっと…また“何か”したんでしょ」
「人聞きの悪いこと言うな。……心当たりがなきにしもあらずだが」
「ほーらごらんなさい。時々フォローがなっていなくてよく女の子から」
「まてって。まだなんにもしていない!」
と猛然と抗議するバルフレア。
「あらまあ…これから“何か”する予定だったのねえ…いいけどちゃんと後腐れ無く紳士的になさいよ
 王女様で未亡人なんて美味しい背景背負っている娘だし、パーティの和を乱すのは感心しないから」
冷静に状況分析してフランは立ち去っていく。
「はい…わかりましたよ…女王様…いつそんな予定になったのやら」
バルフレアは相棒の早合点にため息をつきながらその場を立った。
701Barcarole 2:2007/02/02(金) 22:04:00 ID:+t9f9HH7
アーシェは潮の香りのする風を受けながら部屋の窓に腰をかける、ここは港町バーフォンハイム。
シドを追ってここまで来た…多分近いうちにナルドア海を渡ってそして…
アーシェがそこまで考えているとドアをノックする音が聞こえた。
「王女様、俺だが…起きているか?」
「バルフレア?」
彼女は慌てて部屋の扉を開けに行くと、そこにはいつもの様子と変わらない空賊の姿があった。
「入れてくれる?こんな夜更けだが」
「どうぞ。入って」
何の用で来たのかといぶかるが、やはり軽く心は躍る。
アーシェはそんな自分を戒めるとともに悲しくなってきた。
「おい。大丈夫か?」
「なにそれ。さっき私が言ってた言葉じゃない」
アーシェは先ほどの自分の言葉のオウム返しに思わず吹きそうになる。
「えーと…そう言われれば…いや、そうじゃなくて…お前の決心はついたのかってことだ」
「…決心…」

アーシェはその言葉とともに部屋の隅に立てかけてある契約の剣を見つめる。
天陽の繭から新たな破魔石を切り出して自ら覇王の道を行くのか、それとも砕いて全て脆弱な人間の力で渡るのか。
そうしてそこには多分…
「シドがいる。そこで……何もかも…」
部屋の入り口で腕を組みながらバルフレアはつぶやいた。アーシェの物思いはそこにも行き着く。
「なんとか…説得…」
「だめだ。…あいつはオキューリアの作る歴史に絶望しているんだ。…もう誰が言っても聞くことはない」
それは全てを悟った上での人間が吐く残酷なぐらいきっぱりとした言葉だった。
「お父さん…なのに?」
「親父だからこそ息子が止めなきゃな。6年間逃げ回ってきた報いは俺も受けないと」
バルフレアはもう決めている…自分が巻き込まなければこんなことにはならなかったかも知れない。
「ごめんなさい……始めはシュトラールが欲しくて…」
アーシェのグレイの瞳から涙が落ちる。
バルフレアは歩いてアーシェの前に行きその手で彼女の涙を拭ってやった。
アーシェもバルフレアの顔へと手を伸ばす…その手を彼は唇へともっていき指に舌を這わす…
その細く白い指を全て余すことなくバルフレアはとっくりと味わう。
「………ん……んっ…あ…」
手に男の熱い舌の感触を受けてアーシェの全身の感覚が鋭く尖っていく。
背筋にしびれるほどの刺激を覚え、膝が震えてその場に崩れていきそうになる。
倒れる寸前のところをバルフレアの腕が彼女をとらえ抱き寄せた。
熱に浮かされ喘いだアーシェの唇をバルフレアは塞いだ。
そのまま潮の音楽を聴きながら、ふたりは港町の夜の底へと落ちていく…
702Barcarole 3:2007/02/02(金) 22:05:30 ID:+t9f9HH7
そんなつもりはなかったのにな――
バルフレアは自分に言い訳しながら裸の王女の体を愛撫し続ける。
(これじゃフランの予想通りじゃないか)
連日の戦闘で普通の女性より引き締まっているとはいえ、アーシェの体はやはりしなやかで柔らかい。
後ろから羽交い締めにするように抱きしめて、その長い細い首筋を跡が着くほど強く吸う。
まるで自分の所有物に烙印を押すかの如く。
「ああ……ああ……バル……フレ……」
アーシェの男経験は当然といえるが、死んだ夫ラスラとの短い新婚生活でしかない。
それもあっけなく…あまりに儚く散った花のような一瞬だった。
今自分の肌を触れているのは、夫とは違う男性…やましさを覚えながらも思慕をよせる
この無法者の空賊の腕の中に居ることが彼女には嬉しい。
バルフレアはアーシェの双の乳房を後ろから持ち上げるように揉み始めた。
彼女の唇から空気を引くような、小鳥が高くさえずるような声がもれる。
その顔を斜め後ろの自分の方へ向けて、開いた彼女の唇を塞ぎその中へ自分の舌を差し入れる。
「う…ん……ん…ん…」
強引に絡め取られ喘ぎながら、アーシェは自分の体が空賊の正面に抱き取られていくのを知った。
「うん…あ……」
空賊の唇が彼女の唇から離れ、今度はその舌が首を舐め上げながら王女の胸元へと降りてきた。
柔らかな乳房の周りを回りながら頂点へと舌は進む。
舌先で何度か刺激を与えるとそれは大きく尖ってくる。
「あっ…はっ…!」
痛みとその奥に届くような痺れた感覚にアーシェの喘ぎは大きくなっていった。
喘ぐアーシェの耳元にバルフレアは顔を近づけて低くかすれ気味の声で問うた。

「…欲しかったのは……シュトラール…だけか…?」
少し皮肉なからかい気味の声は、アーシェの体の奥に揺さぶりをかけた。
中心の潤んだ中へ彼の長い指が侵入してくる…
「バルフレア……バル…フレ…」
熱に浮かされているかのように、夢中で自分の名を呼び続けるアーシェに
バルフレアも体の奥に言い難い熱い流れが起こるのを覚える。
それは彼の体の中心へと流れ、彼自身のものを成長させて起立させていく。
それをアーシェの体の中心の入り口へとあてがった…
「…あ……!」
中へ突き進んでくるバルフレアの物は彼女の予想以上に圧倒的な物量と存在を示し
アーシェに恐れさえ抱かせた。
しかしバルフレアは容赦なくそれで彼女の最深部まで進み続ける…
「ああ……バルフレア…ああ…」
夢中で自分にしがみついてくる王女をお返しとばかりに空賊もきつく抱きしめる。
その彼女の限界まで侵入してから、彼はゆっくりと腰を動かし始めた。
「…!…!」
声にならない喘ぎを上げながらしだいに激しくなってくるバルフレアからの突き上げを
下肢を広げながら受け入れる。
バルフレアは自分にしがみつきながら白い首筋を弓なりに反らしているアーシェの腰を
強く引き寄せ密着させて思うがままに突き続ける。
「あっ……あっ…うっ……あ!」
アーシェに限界が来つつある。
彼女がその感覚を自分に解き放とうとしたその時にラスラの顔が浮かんだ…
703Barcarole 4:2007/02/02(金) 22:06:20 ID:+t9f9HH7
「!」
それはいつもの幻ではなく、ただ自分の脳裏に浮かんだ想い出の夫の姿であった。
ラスラはいつも通り優しげにそして寂しげに微笑んでいる。
その夫の姿に白いヴェールがかかったように思えた…しかしそうではなくて
それは彼女自身の瞳に涙の帳がおりただけであった。
急速にバルフレアと分け合っていた官能の焔が遠のいていき彼女の心に
新しい…そして古くもある哀しみが蘇ってきた。
体の奥にバルフレアから放たれた流れが感じられたが…彼女の体は最早冷えていた。
アーシェはやるせなさに忍び泣きを漏らし始める。
「……旦那か……?」
アーシェと体を結びつけていたバルフレアには彼女の体の変化がわかったのだろう。
その言葉を聞いて彼女の嗚咽は激しくなった。
「ごめん……ごめんなさい…」
バルフレアはため息をついて彼女の体を引き寄せてやった。
「…いいって……うまくいかなかっただけなんだ…」
「ごめん…バルフレア…」
バルフレアはアーシェの背中を軽く幼子をあやすようになでながら彼女の瞳に口づけた。
「…今は寝た方がいい…ついててやるから」
彼もアーシェの変化と自分の少し混乱した感情を抱えて疲れていた。
自分も精神を休めたかったのだ。
静かにアーシェの背中をなでているうちに、彼女の中の死んだ夫の存在を掴み出して
消し去りたい衝動が芽生えてきて驚いた。
そういうのは自分には無縁の感情だと思っていたのに…
やがて軽く寝息を立ててきたよるべない王女の顔を見続けながら
バルフレアは孤独な夜を迎えていた。
704Barcarole 5:2007/02/02(金) 22:07:12 ID:+t9f9HH7
耳に波の音とともに悲しげな人の声が流れてきた。
それは一定のゆっりとしたリズムでなぜか眠りを誘うような気がする…
アーシェが瞳を開けて一番始めに目に入ったのは窓の向こうに見える船だった。
まだ朝焼けの海の中、港町の男達の威勢のいいかけ声とともに船はゆっくり出航していく。
窓辺に近寄ろうとして、ふと何かの温みに気づいた。
となりを見ると下半身だけに毛布を掛けた空賊の裸の寝姿が目に入った。
昨晩の苦い記憶が蘇る。
(いてくれたのね…)
もちろん今までバルフレアの眠り顔など見たことのないアーシェは貴重なものを愛でるように
空賊の寝顔と寝姿を空くことなく見続ける。
その時またあのもの悲しげな声が流れてきた。
なぜかそのリズムに心惹かれるアーシェは思わず窓辺に寄った。
それは大勢の船乗りの男達がかけ声のようにオールを漕ぎながら歌っている。
「バルカローレ…舟歌だ」
後ろから声がして思わずアーシェは振り向く。
「こら。裸のまま窓に立つなよ」
肩肘で上半身だけを起き上げたバルフレアが笑いながらこちらを見ていた。
その言葉で我に返ったアーシェは、空賊の瞳に全裸の自分が映っていることにようやく気がついた。
無駄とは知りつつも両腕で自分の裸を隠そうとする。
「…だめ…向こうを…」
赤くなりながらバルフレアに懇願した。
その姿がおかしくもあり、愛らしくもある空賊は笑いながらわざとらしく目隠しをした。
アーシェはそろそろとベッドへ近づき彼の傍らに滑り込みあわてて毛布をかぶった。
バルフレアはとうとう声を立てて笑う。
「……もう……」
憤慨しつつも空賊に昨夜のことに怒っていない様子が見えて彼女は少し安心した。
片肘を突いたまま傍らのアーシェから視線を外そうとしないバルフレアに
だんだん彼女は気恥ずかしくいたたまれなくなってくる。
「あの…もう…行ってもいいんだけど…」
「追い出すつもりか?」
相変わらず自分の顔を眺めているバルフレアにアーシェはなんと話していいのか分からない。
その時外の船乗り達の歌声がひときわ大きくなった。
    
     お前が眠っている間に俺は家から出て行く

     帰ってくるときは抱えられないぐらいの宝石を持って

     帰ってこないときには俺の名前だけを海に向かってつぶやいてくれ

     俺は海の底の墓場でそれを聞いている

「ああいう風に歌ってつらい労役を乗り切っていくんだな…初めて聞いたときはなるほどと思ったよ」
「…それにしても…悲しい内容ね…」

帰ってこないときには…帰ってこない…

「アーシェ?」
船乗り達の歌に心の記憶がシンクロしてしまったアーシェの瞳から涙がこぼれ落ちる。
「あなたは…死なないで…バルフレア…」
手を伸ばしてバルフレアの体にすがりつきながら訳も分からず彼女は空賊に訴える。
「ばかやろう…この俺を誰だと…!」
思いきり裸の王女を抱きしめてその唇を強く塞ぐ。
705Barcarole 6:2007/02/02(金) 22:08:05 ID:+t9f9HH7
開いた唇の隙間から奥にある女の舌をさぐり絡めて引きちぎるかの如く強く巻き付ける。
理性のある一角が崩れたバルフレアには、もはやアーシェへの余裕が無かった。
空賊の激しさと口づけの苦しさに彼女は喘ぎ声もあげれない。
ようやく放されてアーシェは息も絶え絶えに呼吸する。
「あっ…はあ……はあ……」
しかし今度は絞り上げるような乳房への激しい愛撫が開始される。
「く……!」
バルフレアの手はアーシェの豊かとは言えない乳房を掴み上げそれを吸い上げる。
昨夜の愛撫とは比べものにならないほど激しい。
だけどアーシェに抗議する気はないし、何よりその激しさに身をさらしたかった。
彼の頭を抱えその舌技に髪の中をかきむしる。
「あっ……くっ!」
苦しげな王女のうめき声はわかっているのだが、なぜか自分の理不尽さを止めることが出来ない。
女の扱いに関して矜持の高い彼の風上にもおけぬ事なのだが…
アーシェに死ぬなと言われたのが原因だとは思う。
(…嫉妬…か?)
それだけではない気がする。
アーシェの体の中心へと手を伸ばし指を入れるともはやかなり濡れている。
彼女はそれに応えて両肢をゆるやかにバルフレアの前に開く。
「…きて……もう…」
上気し瞳を潤ませた彼女の顔はどうしようもなく空賊の本能をかき乱す。
開かれた下肢の中心へと彼は己の起立した雄の棒をねじり込んでいく…
「あ…あ…あ…」
奥へ奥へと突き進まれるごとに、アーシェの体はのけぞっていき白いのどを男の前に晒す。
まだ自分を受け入れるために柔らかく弛緩している彼女の中は限りなく暖かい。
のけぞった首筋を舐め喘ぐ唇を何度もふさぎお互いの舌と舌を絡め合いながら
バルフレアは腰を動かし始めた。
「あ…ふう…バルフレア!」
擦れ合う自分の内側と男の侵入物の刺激を受けて彼女は悲鳴に似た声を出す。
男はぎりぎりまで腰を引いては女の奥深く自分の男根を突き上げる。
その強すぎる刺激はアーシェの中心からさらに愛液を溢れさせ男の動きの潤滑となる。
彼女の内側が急速に収縮してくるのがわかった。
バルフレアは突き上げの早さを増しながら、王女の体をきつく抱き取った。
アーシェも喘ぎながら空賊の体に強くしがみつく。
彼女の締め付けはバルフレアの成長しきった竿を襲いそれとともに頂点が来た。
「あっ…ああ!」
「!!」
バルフレアから放たれた流れは熱く彼女の体の中を流れていきゆっくりと下降していった。
そのままふたりともベッドへ深く沈んだ…


しばらく抱き合ったままのふたりは外の白みに気づく。
バルフレアはゆっくりと彼女から離れ床にちらばる自分の服を着け始めた。
こちらを見たままのアーシェの頬に軽く自分の手の甲で触れると
そのまま黙って部屋を出て行った。


お前が眠っている間に俺は家から出て行く…


舟歌の一節を頭に繰り返しながら、アーシェは静かに泣いていた。
706Barcarole 7:2007/02/02(金) 22:09:06 ID:+t9f9HH7
女王アーシェ・バルナガン・ダルマスカは戴冠式の後に部屋で休んでいた。
そこへ懐かしい顔がのぞく。
「おじ…オンドール侯爵!」
侯爵は微笑みながら彼女の前にひざまずき手の甲に口づけた。
「陛下、今日という日をわが盟友ラミナスにお見せしたかった…お喜び申し上げます」
「侯爵…ふたりだけの時はおじさまとお呼びしてはいけないかしら?」
オンドール侯は笑いながら手を広げる。
「もちろん、陛下の望むままに…しかしもはやわたくしからアーシェとお呼びすることは出来ません」
それを聞いて女王アーシェは寂しそうにうつむいた。
「…もう…誰もが…陛下なのね…」
オンドール侯はそれへいたずらっぽく笑いながら言う。
「ふむ…しかし、国家のことなど介しない自由人なら呼び方など関係ございませんが?たとえば空賊など」
アーシェはその言葉に赤面する。
あの最後の戦いの時、彼が空中要塞バハムートに残っていると知り
また大事な人を失うかも知れないと思ったあの喪失感…
落下していくバハムートの中にいる彼に向かって思いのたけを叫んだあの絶望…
それらはあの場にいた全ての人間が聞いている。もちろんオンドール侯も。
「生きていたようですな…さすがにしぶとい男だ」
侯爵は小さな頃から可愛がってきたアーシェの思いを理解している。
アーシェは黙って頷いた。
生きてさえいてくれればそれでいい。
ラスラが戦死し父王ラミナスが暗殺され、なにもかも自分の周りから失われていったあの喪失と絶望に
比べればもはや道が分かれてしまったことなど…

「陛下、どうかバルコニーへお出まし下さい。民が待っております」
近衛の兵士の呼び出しに「わかりました」と答えてアーシェは長いドレーンをひいた衣装をひるがえす。
「では陛下、わたくしはこれで。いつまでもお健やかに」
ハルム・オンドール侯爵は最大限の礼を取り頭を垂れた。
「…侯爵も…またいらしてください」
悲しげに、それでも威厳をたたえて女王アーシェはそれに応じた。
その去っていくアーシェの後ろ姿を見守るオンドール侯自身も寂しそうであった。
707Barcarole 8:2007/02/02(金) 22:09:50 ID:+t9f9HH7
城のバルコニーに女王が姿を見せると地鳴りのような大歓声がわき上がった。
ダルマスカの民衆達にアーシェ・バルナガンは微笑みながら手を振る。
来賓者の席に目をやるとそこにはかつての敵国アルケイディアの皇帝ラーサーが穏やかに見つめている。
ラーサーの背後には守護神のように立つジャッジ・マスターガブラスとしてのバッシュ・フォン・ローゼンバーグ。
その近くにロザリア帝国マルガラス家の切れ者のプレイボーイ、アルシドがいた。
彼はアーシェに向かって軽くウィンクを送る。
それを見てアーシェも吹き出しそうになった。
そこから瞳を巡らしてバルコニーの正面の群衆の中に見覚えのある一団が目に入った。
強くなって何倍も成長したヴァンがいる…傍らに心配性だった可憐なパンネロ。
そして目立つ長身の冷静沈着だったヴィエラのフラン。

その隣に彼がいた。

アーシェの瞳はその男の瞳とかち合う。
気持ちに負けて崩れてしまいそうな自分を女王の義務の言葉でムチ打つ。
彼の瞳が和みその口許に笑みが浮かんだ…
アーシェも彼に応えて微笑を浮かべた…
なぜかその時に波の音と船乗りの歌が聞こえたような気がした。
しかしそれは夕刻の風が砂漠の砂の上を吹き渡る音でしかなかった…
ふたたび群衆達の間から大歓声がわき起こり女王を讃える声があちらこちらで叫ぶ。
アーシェは民衆と…かつての仲間達に手を振り、ゆっくり頭を垂れた後に静かにバルコニーから消えていった。

心配げに彼を見つめるヴァンとパンネロをフランが黙って促しながら3人でその場を離れた。
後には彼――バルフレアだけが残る。
いつまでもアーシェが去った後のバルコニーを見続けていた。
足下に戴冠式の時の紙吹雪が風に舞い雪のように散乱する。
民衆達の影も最早まばらで先ほどの喧噪が嘘のように引いていた。
バルフレアはそれを潮にゆっくりと歩き出してその場を離れていく。
バルコニーの下を通るときに、耳に波の音とあのバーフォンハイムの船乗り達の歌が聞こえたような気がした。
それは風が砂漠の砂を飛ばす音にすぎなかった。
バルフレアはその音楽を聴きながら眠ろうと思う。

砂と風と遠い海の波と男達の声が奏でるバルカローレを。



The end
708名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 22:51:43 ID:RYlhtinp
おお!!GJ&乙です!
切ないのがまたイイ(・∀・)!!

職人様、ここで需要のないものなんてウホぐらいなのでどんどん投下して下さいませw
709名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 00:24:14 ID:q7wuXDs4
待っていたよ…バルアー
切なくて泣けてきた。凄くGODJOB!!
バルフレアは実は失恋が似合う男なんだww
710名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 00:39:40 ID:J7x1PKrQ
わ、ちょっと泣けてきちゃった。GJ!!!!
早速保管しちゃうよ(・∀・)!
711名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 00:51:48 ID:3OBI1e6Y
うううう。切なすぎ。泣ける!
泣けるぜGJGJ!
ファイナルファンタジーって悲恋の雰囲気があるよな……。

舟歌がまたいい!
「帰ってこないときには俺の名前だけを海に向かってつぶやいてくれ」だなんて、なんて切ないんだ。チクショー。
712名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 16:04:52 ID:cJsFePDz
おおおおおおおおおおおGJ!GJ!!久々の職人さん復帰!
しかも稀少なバルアー、ゴチですた!
舟歌がまた泣けス・・・!
713名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 23:52:53 ID:eoSh1a8o
素晴らしいの一言しかないです!
714名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 13:39:20 ID:BrYatG6R
これバルフレアがなんだか大人っぽくて凄くいいな
うまくいかないセックルてのも色っぽい
GreatJobでした!!
715名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 21:36:40 ID:pM7xmV0T
素晴らしくエロかったです!!GJGJ!!

ついでにあげときますね〜
716名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 01:01:33 ID:G8b3bbe4
ガブドレ読みたいなー

突然だがジャッジの名前って苗字(ファミリーネーム)なんだよな
エチの時「や、山田・・・!」「田中っ・・・」みたいなもんだよな
それって何だか・・・

萌 え る な
717名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 22:43:18 ID:9dwLolDJ
>>716
御前さん変態思考だなw
私も久々にガブドレ読みたいな
718名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 01:11:42 ID:zWfsYjtq
初心な野球青年がナニしているように聞こえなくもない
ところでガーディたんマダー?
719名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 11:10:06 ID:DSFsiBqz
ヴィエラ族への耳攻めが見たい
720名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 11:10:49 ID:DSFsiBqz
耳攻めじゃなくて耳責めだな
耳攻めだとまるで耳を挿(ry
721名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 20:33:11 ID:1fDKac2r
>>720
それもいいな。
722名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 00:11:12 ID:I9x+DoKv
挿れた方も挿れられた方も嫌がるプレイですね
723名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 03:09:29 ID:/dynNotb
そうとはかぎらない
ヴィエラの耳は敏感そうだし
724名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 16:31:23 ID:Vee3RsDX
光景を想像して吹いた
725名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 08:23:41 ID:LN5MoYwF
じゃあガリフの角攻めもみたい
726名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 19:43:07 ID:mMx18x2D
モーグリのポンポン攻めもあるな
727名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 01:00:12 ID:Ub4852ak
あれ触られるの嫌がるんだよなw
728名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 21:58:05 ID:r7QX4COp
バルフラ激しく読みたいので、自分で書いた。
今から投下します。
729名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 21:58:36 ID:r7QX4COp
エアバイクの後部座席から俺はフランのケツを眺めてる。
褐色の肌に艶やかな双丘を眺めていると、俺の中でフランを味わい尽くしたい
衝動にかられる。男ってな、そんなものだろ?
「バルフレア…?」
俺の心の揺れはフランにはすぐに伝わる。そしてまるで
悪戯を見付けた姉のような顔で、或いは母親のような顔で
とがめるように俺の名を呼ぶが、それさえも堪らない!
「行くか?それとも止めるか?」
王宮の宝物を捕りに行くかと云ったつもりだが、
フランは形の良いぷっくりとした唇を真横に引き結んで「いくわよ」と云った。
云いながら、ゆるゆるとエンジンを落とし、地上に降りる。
場所はちょうど、ラバナスタの西の砂漠。
薄闇の岩影、サボテンの下で、岩肌にフランを押し付け俺達は唇を合わせた。
彼女の顎に手をかけ顔を動かさないで、ただ彼女の舌を求める。
柔らかく温かい感触に、喘ぎながら俺の求めに応じるフランが愛おしかった。
お互いに求めあいながらフランの手が俺の戦闘ベルトにかかる。
730名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 21:59:14 ID:r7QX4COp
俺はフランのボンデージをはずすのももどかしく、胸元を下にずらして
いびつに覗いた褐色の頂きに口付けた。「あああっ」
ハスキーなフランの声がいっそう大きくなる。その声だけで
いってしまいそうになるのを堪えて、彼女のヒップから手をかけて下肢の方に
ボンデージをずらし、隙間からフランの沼地に指を這わせる。
大きく駆り立てた俺のモノを掴み、フランは潤んだ目で俺を見た。
「まさか、最後まで…?」「いけないか?」
フランのトングの中に手を入れ恥丘を腹の方にひっぱりあげ
その可憐な莟を露出させる。指先でローリングしながら愛撫すると
フランは俺のモノを握ったまま、ハスキーな嬌声をあげた。
その唇にまた俺はむしゃぶりつく。
褐色の胸を鷲掴みにして、人さし指と親指で乳首を転がす。
フランが促して俺は彼女の片脚を持ち上げる。
張り詰めた俺のモノをフランはうっとりと見つめながら自分の中へと導く。
柔らかい、熱い、ぬるぬるした感触。
奥まで届くように、腰をぶつけた。フランが叫ぶ。その声で俺はイッた。
731名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 21:59:49 ID:r7QX4COp
以上です。
おそまつでした。
732名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 00:52:01 ID:e2xNut7E
>>731
久々の投下が!GJ!!自分も丁度読みたかったんだ!
二人の熱気が伝わるような、潔くて勢いのある文章だね
733名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 00:38:23 ID:KvsTK/i1
書いたものです。
読んでくれてありがとう!

バルフラ好きだから他の人のも読みたいよ~
734名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 00:52:57 ID:9DKl++UU
>>733
文体がなんか男らしいな
結構好きだ
735名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 22:38:19 ID:KFb0tPMv
フランの倒れる時の声って達してる時の声みたいで









やばいw
736名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 23:07:45 ID:o8I7hYvc
GJですた!!
二人の関係を短文でここまで表現するとは・・・スバラシス
737名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 00:13:53 ID:ETkwV2eg
駄文書いたものです。
好きだって言ってもらえて嬉しい
でもあとで読むと書足したいとこ出てくるね〜

個人的に12はフランを見たいがためにやり込んでる。
また書けたら投下させてもらいます!

738名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 23:32:33 ID:B2KJY7kJ
>>735
ヴァン「アッー!」
739名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 00:00:59 ID:hNyF42iN
>>735
ヴァン「ニ゛ャ---」
740名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 07:58:57 ID:MLKNuDTe
フランの妹のSSとか読みたい
741名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 21:12:46 ID:spVfdpId
ミュリン、ミストに酔って乱れる展開とか見たいかも。
742名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 23:15:53 ID:yi/9/e1K
「何をする?!」一瞬のうちにミュリンは帝国兵を吹き飛ばしていた。
その隙に一目散に逃げようとするが、蝙蝠のモンスターが襲い掛かって来た。
ミストが荒れ狂っている。加減を知らない力がミュリンを猛らせ、これまでに吹き飛ばした
帝国兵は10人や20人ではない。なぜあいつらは、諦めないのだ?
恐ろしい力に魅入られているのは、あいつらじゃないのか?
「ちょうどいい実験体」「ヴィエラなら好都合」とか、訳のワカラナイ事を言って
帝国兵が蹴つまずいたミュリンを大勢で押さえ付け、ミュリンの身体を
開かせた。他の帝国兵は蝙蝠をバーナーで焼き落とし、灰がミュリンの顔に
落ちていた。「いやあぁ!!」何をされるのかわからない恐怖でミュリンは叫んだ。
帝国兵は3人居た。一人は右腕と右足を、一人は左側を蹂躙し、開かせた脚の間に無言の甲冑が
入り込んで来て、手に持ったナイフでミュリンのボンデージを引き裂いた。
「やめろ!!」ふいに、ミストの固まりのようなものがミュリンの身体に
押し付けられる。「ふぅぅぅ!!」ミュリンは自我を失っていた。
大きな甲冑の手で胸を揉まれていた。ミュリンの身体が跳ねると
兵たちは抵抗を止めたミュリンを思い思いに嬲り出す。脚の間の兵が
ミュリンのトングを取り去り、淡い色合いの恥毛の中に指を入れた。
破魔石のカケラを仕込むのは、女のここでないとな…。
自我を失ったミュリンの耳に届く前に声は彼女の叫び声でかき消された。
「あ…あ…あ…」その唇に兜を脱いだ帝国兵が舌を突き出しながらむしゃぶりついた。
ミュリンは泣きながら唇でも感じるのか、体内に入れられたカケラのせいか
高ぶる欲望に自分の手で己を慰めだした。「おお…」男たちが低い歓声をあげる。
「うう…うう…」ミュリンの高ぶりは限界まで近付いていた。

743名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 23:16:36 ID:yi/9/e1K
突つき頼む
744名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 01:49:08 ID:gTywYuWI
乱れたミュリンおながいしますw
745名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 04:39:39 ID:yLyGqPjD
ありがとう。

本当にありがとう!!
746名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 21:01:59 ID:7hxexRS/
保守
747名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 02:29:36 ID:XyVRbXNP
hosu
748名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:08:08 ID:6bCtg017
俺もヴィエラを嫁にしたいんだぜ
749名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:19:54 ID:8RzInuUK
そんなら液晶買え、液晶
750名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 15:20:12 ID:ocKrI5p0
そのヴィエラじゃねぇよwww

ふさふさのウサミミにスタイル抜群の方のヴィエラだよ
751名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 10:41:56 ID:ff/sCJc/
ミュリン、途中で止めてごめん
誰か書いてくれるかなって思ったんだ
遅くなったけど、突つき書きましたw

752名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 10:44:05 ID:ff/sCJc/
「とっ…とっ…おねがい、取って!!」
ミュリンは茫漠たる意識の中で自分を狂わせているのが
帝国兵に無理矢理身体の中に押し込まれたもののせいだと分かっていた。
「おね…が…あぁ!」押し込まれたカケラを取ろうとしても
自分で快感を助長させるだけでミュリンは再び忘我の際にあった。
「自分で触ってよがってやがる」「ヴィエラは[強い]だろう?」
「違い無い」野卑な声で言ってからミュリンの顔を無理矢理向かせて
唇を味わう。味わいながらミュリンの可憐な乳首は野太い帝国兵の指で
乱暴に愛撫され、眉根を寄せてミュリンは堪えた。
「そろそろいいか?」「誰からいく?」「おれが先だ」
口々にミュリンの周りで、甲冑のベルトと腰当てをはずした3人の男が
ミュリンを嬲りながら相談を始める。
「あああ!」ひときわ大きな声でミュリンは叫ぶと
自分で脚を限界まで開き、恥部を自分の2本の指で割って開いた。
「お願い!!ここのを…はやく!!」
ミュリンの痴態に覆いかぶさろうとしていた男は何かが弾けるような音がたてて
自らを迸らせて前のめりになって呻いた。
「う、」「どけよ、俺にゆずれ」
男達は息を荒げながら競うように白濁した意識のミュリンの
身体を裂いた。「取ってぇぇえっ」うわ言のように繰り返すミュリンの
内部に侵入する。「あああ! ああ!!」丸い乳房が上下に揺れた。
2人目の男が果てたとき、3人目の男が自らの怒張を捧げ持ち
白濁液がこびり着いたミュリンの太股の間に入り込んだ。
「ひゃぁああ!」ミュリンの身体が再び跳ね上がる。
753名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 10:45:56 ID:ff/sCJc/
「大人しくしやがれ!」男は挿入すると同時にもう一方の手でミュリンの首を掴んだ。
苦しげな顔に一瞬正気が戻り、男は待っていたように親指で彼女の陰核をぐりぐりと刺激する。
ミュリンは顔を左右に振りながら言葉にならない声をあげて
自分の親指と人さし指で乳首を摘まみ上げた。「はぁはぁ…あん!」
喘ぐミュリンの口に、最初の男が含ませる。「上手に舐めて大きくしろや」
3人目の男が果てて離れると、最初の挿入前に迸らせた男が
ミュリンの顔を支えながら座り込んだ。ミュリンは口から猛ったものを
生やして、片手は自分の恥部を慰めていた。
「やっぱりヴィエラは強いんだな」果てた男が脇から言った。
「上に乗るつもりか」もう一人が応じた通り、ミュリンは仰臥した男の上に跨がり
自分から巨根を納めた。中に納めたまますぐに腰を使い出す。
細い腰が折れそうなほど激しく動かし、大きな声をあげてやがて2人は同時に果てた。
男の身体の上に倒れ込むように果てたミュリンは内部から男が離れた途端
正気の顔つきに戻り、辺りを見渡した。引き抜かれた時に白濁液とともに
カケラが身体の中から流れ出したのだ。
「やばい!」別の帝国兵が叫んだときには遅かった。
甲冑をはずし丸腰状態の3人はミュリンの怒りに弾け飛ばされ
次々と岩肌に叩き付けられた。
754名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 10:47:11 ID:ff/sCJc/
いちお終わりです
755名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 17:34:58 ID:0j8g/D3l
続きGJ!!
待ってた甲斐があった。
756名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:49:45 ID:ujOO9cWk
>>754
GJ!!
俺のミュリンたんがあああああ(*´Д`)ハァハァ
757名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 04:06:02 ID:wIksV2gX
1ヶ月ぶりに来たら美味しいメニューが(*´д`)GJ
758名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 16:02:53 ID:V0E+KVwN
獣姦が普通にある素晴らしい世界、イヴァリース。
759名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 18:35:04 ID:b2VioUlz
モーグリ六人兄弟はいただくぜ
760名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 22:38:04 ID:+A7tWV0v
残念、それはバッガモナン達だ
761名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 23:31:07 ID:PEU+ASZO
バッガナモン達にも一人おにゃのこ居たよな
762名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 23:38:19 ID:ehGrZ8KD
極悪ジャンプ狂のリノたんだな
763名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 23:42:58 ID:PEU+ASZO
バルフレア×リノ だな
萌えるぜ
764名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 11:31:53 ID:dcqjjmoo
取り敢えずマティウスに捕まった氷の女神たん(*´Д`)ハァハァ
765名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 13:50:04 ID:8nnr6vdG
じゃあザルエラに捕まった天使たん(*´д`*)ハァハァ
766名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:25:02 ID:ymKWisfq
ザルエラに掴まってるの天使なのか(*´д`*)ハァハァ
767名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:25:58 ID:ymKWisfq
ていうか 掴まってばっかり??
768名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 03:17:55 ID:5MHb97yF
いきなりですが、ガブ×ドレ投下します。
ものっそい重い話ですので、苦手な方はスルーを。
769名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 03:21:26 ID:5MHb97yF
いきなりさげ忘れスマソorz

全11話(多分)、エロは5あたりからです。
770ガブ×ドレ1:2007/03/30(金) 03:23:45 ID:5MHb97yF

皇帝宮の長い廊下を歩くガブラスは、一つの窓の前に立ち止まった。
其処に見た空は、己を誇示する様にもがく赤と、
それを飲み込まんとするくすんだ群青がせめぎあう。
もうじき世界は夜の闇に包まれようとしていた。

だが、移り行く風景もその心には何も映さない。
在るのは常に闇。
いつしか蔓延ったそれは、永劫の闇として心を支配した。

いっそそれに呑まれてしまいたかった。
だがそれすらも赦されないのは己の抱く罪の仕業か。

グローブに覆われた己の掌を見下ろす。
その手に染み付いたのは”悪魔のやり方”だけ。
―何も掴めない。
その手が細かく震えていたが、気付かないふりをして拳を固める。
ギュウウ・・と、窮屈そうな音を立てて革が鳴った。


昨日、この場所で同じ風景を見ていた時の事を思い出す。
側にはドレイスが居た。
771ガブ×ドレ2:2007/03/30(金) 03:24:22 ID:5MHb97yF

「・・・卿はどう考える」

窓辺に並んで立つドレイスから発せられた声は、押し殺した感情のままに深く籠もって耳に聞こえた。
ゆっくりとそちらへ顔を向けると、声の主は微動だにせず答えを待っている。
その姿から燃え立つ様な怒気の炎が見えるのは気のせいでは無いのだろう。

「結論を急ぐな。じきに明らかになる」

そうは言ったが、その結論とは内情を知る者の中では既に明確に成っている。
だが、公の場では無いとはいえ、それを口にするのは憚られた。
口にしたが最後―認めざるを得なくなる。
認めてしまえば、自ずと二者択一を迫られるだろう。
従属か、死か。

「明らかになる、だと?それは目を塞いでいるのと同じ事だ」

「・・・今、成すべき事は言及では無い」

「貴様も身を担ぐか!」

怒気を孕んだ声が、無機質な廊下の壁に反射して響き渡った。
固く握り締めた拳は憤りに奮え、兜に覆われて見えない筈の眼光に射られる。
今にも抜き身を手に駆け出しそうなドレイスの前に立ち塞がり、真っ向から見据えた。

「・・・急くな」

それしか言えなかった。

「卿も・・・飼い慣らされたか」

苦々しく言葉を吐き、踵を返してその場から歩み去る後姿を見届ける。
背に織ったマントに刻印される忠誠の証は、今やその身に刻まれた呪印にしか見えなかった。
772ガブ×ドレ3:2007/03/30(金) 03:25:33 ID:5MHb97yF

自室に戻り、降り注ぐ熱い湯を浴びながら固く目を閉じた。

あのままではドレイスの身が危うい。
―守れないだろう。
ゆっくりと目を開けば降る湯が瞼を滑って睫から落ち、見下ろした掌を穿つ。
その掌は余りにも頼り無く小さく見えて、何も掴めない己の運命を呪った。

湯浴みを終えた肌に一枚シャツを羽織り、部屋の窓を大きく開く。
室内へと滑り込んでくる湿りを帯びた夜の冷気に肌は冷やされていくが、
体内に籠もった嫌な熱は冷めなかった。

帝都の街並みは普段の活気も無く静まり返り、自粛の趣を見せている。
それを眼下に見下ろしながら窓辺に腰掛け、普段は飲らない酒を杯に注いで一気にあおると、
琥珀色の液体は器官を焼くような熱を以って喉を滑り落ちていく。
ゆっくりと息を吐くと、思いたった様に煙草に手を伸ばした。
久々に吸い込む紫煙は肺にわだかまり、ゆっくりと吐き出されたそれは室内で踊ると窓の外へと逃げ出した。

―コンコン

控えめに自室のドアをノックする音に振り返った。
気付けば、部屋は闇に包まれている。
煙草を揉み消し、ベッドサイドのランプを灯すと柔らかい光が無味な部屋にじんわりと広がっていった。

「・・・私だ」

ドアの外からドレイスの声が響く。
今まで部屋に訪ねてくる事など無かったので少し戸惑ったが、ドアを開いた。
普段着のドレイスが其処に立っている。
甲冑に覆われていないその姿は毛並みの濡れた猫の様に頼りなく無防備で、
小さく俯き目線を逸らす様は何処と無く小さく見えた。

「先程は言い過ぎた・・・少々、気が立っていた様だ」

「・・・気にはしていない」

暫しの沈黙の後にドアを大きく開き、目線で促した。

「入ったらどうだ」
773ガブ×ドレ4:2007/03/30(金) 03:26:25 ID:5MHb97yF

一瞬の躊躇の後、ドレイスは僅かに見上げた視線で返事をすると室内へ歩を進める。
従者以外の人間をこの部屋に招き入れたのは初めての事だった。
後ろ手にドアを閉めながら室内を眺めるドレイスの後姿を見れば、見慣れた風景ですら不意の訪問者に戸惑っている様に見える。
ドレイスも何処と無く所在無げにしていたが、テーブルの上に置かれた酒の瓶を見て言った。

「私にもくれないか」

酒を注いだ杯を渡すと、先程まで居た窓辺へ戻り壁に凭れてドレイスを見た。
促されたソファに浅く腰を下ろし、渡された杯を手の中でゆっくりと回していたが、
一つ息を吐くと、静かに見つめていた揺れる水面を薄く開いた唇の隙間へと流した。
微かに喉が鳴った後、酒で濡れた唇をそっと指の背で押さえる。
何気無い所作が意図せず淑やかで、何故だか視線を逸らして窓の外に逃がした。
眼下に広がる、群青に埋め尽くされた世界には数々の明かりが灯っている。
幸せな家庭の数だけ。

「・・・解ってはいるのだ」

ふと呟いた声に視線を向けると、ドレイスは瞼を伏せて指でこめかみを支えている。
連日の責務の所為だろうか、物憂げな様子を見せるその表情は余りに無防備で、
細めた視線の先にあるその姿をしばし見守った。

こめかみを押さえた指でそのまま髪を撫で付けると、首の後ろを擦る。
涼しげな項に添えられた指の行方を思わず目で追った。
そのうちに伏せていた瞼を上げ、こちらに視線を向けてうっすらと目を細める。
気恥ずかしさに再び窓へ向き直ると、杯を一気に空けた。

「解っていればいい」

深く息を吐き出しながら呟いた言葉は、届いたのだろうか。
774ガブ×ドレ5:2007/03/30(金) 03:27:16 ID:5MHb97yF

「卿は・・・優しいのだな」

コトン、と杯をテーブルに置く音を背に聞く。
立ち上がる気配を感じ肩越しに薄く振り返れば、視界の隅に近づいて来るドレイスの姿を見た。

背後の死角に廻らぬ様、斜め後ろからゆっくりと歩み寄ってくる。
その内にすぐ後ろまで辿り着くと、背中に頭を凭れ掛けてきた。
頬の熱が、薄いシャツ越しにじんわりと伝わってくる。

暫らく微動だにしなかった。
出来なかったという方が正しいのかも知れない。
長い時間そうしていた気がするが、一瞬だったのかも知れない。

背中に伝わる温もりから垣間見た虚像に思わず固く目を閉じた。
掌に落ちた、小やかな幸せの虚像を。
刹那の幻だと解っていてもそれを掴みたくなる自分に畏怖を抱く。
理由も知れず疼く胸を抑えて、何とか言葉を紡いだ。

「・・・お前らしくも無い」

腕を回して、背に凭れるドレイスを絡め取る。
その身体を腕の中に納めると、身体が小さく震えている事にそこで初めて気付いた。
ちりりと喉の奥が焦げる。

「ふ・・・可笑しいか?」

胸に身を預け、くぐもった声を腕の中から漏らす。
髪を撫でた手を項に滑らせると、首の後ろを軽く押して上を向く様に促した。
僅かに上を向いたドレイスの顎を撫で上げると、薄く開く唇に自分のそれを重ねる。
775ガブ×ドレ6:2007/03/30(金) 03:28:07 ID:5MHb97yF

「・・・は・・・っ」

舌を差し込んだ隙間から細く息が漏れ出す。
薄く見下ろしていた視線の先に焦点を合わせると、目の前に広がる狭い視野の中に見惚れた。
閉じた瞼が震え、微かにひそめた眉が次第に下がっていく。

顎を支えていた手で頬を一つ撫で、そのまま項に滑らせた手を支えに更に深く唇を重ねた。
もう一方の手で腰を引き寄せるとそれにならった身体はしなやかに馴染んで隙間無く合わさり、
薄い生地から伝わる熱と柔らかさに次第に理性は溶け出していく。
胸板に添えられたドレイスの手に、激しく鳴り出す鼓動は伝わっただろうか。

「ん・・・っ・・・」

耳を弄って首筋へと唇を落としていくと、震える手が背に回されシャツを掴む。
壁へ追いやり背を預けさせると、支えを得た身体は幾分強張りを解いた。
服の下へ潜り込ませた手を締まった腹から上へと滑らせ、胸の柔肉を持ち上げる。
抑え込む様な小さな息遣いが空気を揺らした。

足の間に膝を割り入れると、身がびくりと緊張を見せる。
身体を重ねても払拭しきれない、他者を拒む薄い壁。
それがドレイスという人間なのだと思うと何故か安堵した。

落ちていく腰を抱き寄せると、息の上がる唇を塞いでベッドへ倒し込んだ。
二人分の体重を抱えるスプリングが微かな軋みを上げる。
片手で解いた着衣の合わせを開くと、白い肌がランプの灯に照らされ温かみのある色に染まった。
胸元を渡る外気に一瞬粟立った肌は結露を浮かべた硝子の様で、掌で一度なぞればすべらかに落ち着く。
そのまま光の織り成す影を辿って手を滑らせていった。
776ガブ×ドレ7:2007/03/30(金) 03:28:57 ID:5MHb97yF

仄赤く染まった頬は灯に照らされた所為では無かったらしい。
視線を外したまま唇を噛む仕草がそれを物語っていた。

「明かりを・・・」

搾り出す様に漏れた声が懇願の響きを以って耳に届く。
その表情を、捩る肢体をこの刻だけでも我が物にと思うのは罪なのだろうか。
シーツを掴む手を握り固めると、耳朶を甘く噛んで言葉を流し込んだ。

「・・・断る」

「く・・・ぁあ・・・・・っ・・・!」

それに身震いした身体が更に捻れる。
腕の中の弱々しい抵抗を胸板で押し殺しながら、仰け反る顎先に唇を落とした。
そのまま、ぴんと張り詰めた首筋で弾けそうに脈打つ動脈を舌で弄る。
この無防備な喉元を食い千切ってしまいたくなる様な衝動に駆られた俺は狂ってしまったのか。

「んはっ、は・・・っ、んん・・・っ・・・」

押し殺す声が荒い息となって胸を上下させる。
この腕に落ちてもその姿を全部見せない気高さをどうしても打ち壊したかった。
今だけでいい。

「・・・堪えるな」

肌蹴た胸元に唇を這わせ、固く突き立った胸の頂を舌で転がしながら呟く。
弄る程に固さを増していくそれに軽く歯を立てると、仰け反った背から押し出される様に甘い息が漏れた。

「あぁぁ・・・っ、ガブラ・・・ス・・・っ!」

解き放たれた声がうわ言の様に俺を呼ぶ。
名を呼ばれた瞬間に、喉の奥に熱が込み上げて何故だか泣きそうになった。
777ガブ×ドレ8:2007/03/30(金) 03:30:02 ID:5MHb97yF

掻き抱かれる頭の、髪の中に突き立つ爪が心地よい痛みをもたらす。
脱ぎ捨てたシャツが所在無げにベッドを滑り落ち、隔ての無くなった肌が汗を共有して密着した。

「はぁあ・・・っ、ああ・・・っ」

緊張に震える締まった腹を撫で降りると、茂みの中へと指を滑らせた。
出迎えた溢れる滑りはその奥へと誘う様に指を包み込み、
膨らんだ突起を円を描く様に撫でれば、腿を摺り合わせて堪える。
それを膝で割って開かせると半身を落とし込んだ。

「・・・くっ」

誇張した己におずおずと手が伸び、やんわりと擦り上げられると、
それに導かれる様に腰の奥が痺れて甘い重さとなりその身を突き動かす。
猛った己を濡れそぼった入り口へ宛がうと、抵抗する身を割ってその中へと押し込めた。

「くぅ・・・・・っ」

暖かく包み込まれる感覚に身の毛がよだつ。
影の中に居るドレイスを見れば、眉根をひそめて固く閉ざした瞼の淵に、睫毛は濡れて震えている。

「・・・俺を見ろ」

「・・・っ、あぁ・・・っ!」

ゆっくりと開いた視線が出合った瞬間、突き立てた己で中を乱した。
それに伴い上がる嬌声に自分の息も上がっていく。

「・・・っ、く・・・っ」

「あっ・・あ・・・、はぁ・・・っ・・・!」

絡んだままの視線が増長させる。
抱えた腿を僅かに捻ると、より深くへと己をぶつけた。

「あぁっ・・・、う・・・っ、・・・く・・・っ!!」

胴に回された手が這い上がり、縋る様に背を彷徨った。
求める様に。
778ガブ×ドレ9:2007/03/30(金) 03:31:17 ID:5MHb97yF

―お前の求めるものは何だ?

何故、求める。
何も与えられないのに。

その身が落とされる位なら。
俺の手で。


―やはり俺は狂っているのかもしれない。


律動を保ったまま、ドレイスの首に手を掛けた。
そのままゆっくりと体重を掛け、気道を押し潰していく。

「・・かはっ・・・ぐ・・・・・っ」

揺さぶられたまま眉が歪み、表情が歪んでいく。
俺の手首を掴もうとする手は弱々しく抵抗しようとした。

その時。

ドレイスの頬に雫が一滴落ちた。
それを見た時、自分の頬を止め処なく流れていたものだと気付く。

俺は・・・泣いているのか?

昂ぶった感情も無い。
醒め切った感情も無い。
そもそも、感情など無くなっていた筈だった。
なのに、静まり返った泉は気付かぬ内に溢れ出していた。
779ガブ×ドレ10:2007/03/30(金) 03:32:17 ID:5MHb97yF

俺を見つめていたドレイスは目を細め、そしてゆっくりと閉ざされた瞼はまるで微笑んでいる様に見えた。
手の甲にそっと添えられた手に拒絶は無い。
まるで助長している様だった。

「・・・・・・・ぐ・・・・・・・」

開かれたままの唇の奥、締め付けた喉から弱々しい唸りが漏れる。
次第に強張っていく身体に、内壁に締め上げられていく。

「・・・・・・・・・!!!」

大きく開かれた口から声にならない叫びを上げると、ドレイスの身体は大きく跳ねてその後何度も波打った。
急激に収縮し、吸い込まれそうなほどに蠕動を繰り返す内壁が、その中に突き立っている己を極限まで締め上げる。
経験した事の無い程の大きな痺れが背筋を駆け抜けた。

「くうぅ・・・・、ドレイ・・・ス、ドレイスっ・・・!!」

気付けば、首に掛けた手を解いていた。
ぐったりと横たわる身体を力の限りに抱き寄せ、何度も名を呼びながら己を突き立てる。

「ひゅ・・・、っは、んはっ、は・・・・」

呼吸を取り戻した気道が奇妙な音を奏でて空気を吸い込んだ。
痙攣する様に上下する胸元に顔を埋めると、その体内に己の精を吐き出す。

「うう・・、う・・・っ、っ・・・」

吐精しながら、ドレイスの胸元に縋り付いていた。
其処は汗と涙で濡れ、ひんやりとした感触を頬に伝える。
それでも涙は止まらなかった。
急激に闇に引き摺り込まれる暗い意識の中、背を、髪を撫でる手を感じた。
落ちる瞬間、寸でで聞こえた言葉は聞き違いだったのだろうか。

「・・・優しいのだな、卿は・・・」

身体を結んだまま、意識は闇に落ちていった。
780ガブ×ドレ11:2007/03/30(金) 03:33:15 ID:5MHb97yF

白む空にふと目覚めると、既にドレイスの姿は無かった。
共に過ごした証に波打つシーツを撫でると一つ溜息を付く。

全てを受け入れる事も、拒む事も無くただ寄り添っていた。
ドレイスはそんな女だった。


―だった。




「ヴェイン・ソリドール!法の番人として、貴殿の身を拘禁させて頂く!」

――何故だ

目の前に繰り広げられる光景に、祈った事も無い神への呪詛を繰り返す。
鼓動はやけに遅く打ち、それが地鳴りの様に耳に響いて煩かった。

昨日、汗を交わしてその肌に朱を灯したというのに。


「ラーサー様を――頼む」


今日、収容されていく青ざめた頬を撫でてやることも出来なかった。

グローブに染み付いた”今まで通りのやり方”。
なのに、切っ先がもたらした鈍い感覚が今でも掌に残っている。
冷たい筈の硬質な鋼の柄は、突き立った身から熱を伝導したかの様に生温かかった。


何故、俺は目を閉じた。
何故、見届けてやれなかった。


何故、あの時・・・




皇帝宮の廊下に鳴り響く、刻を示す鐘の音にふと我に返ると、窓の外に見た空はすっかり深い群青に支配されていた。
其処に血で染まった様な赤はもう無い。

―悪魔のやり方。

ならば、俺も最後までそれを貫こう。
それがせめてもの手向けになるのであれば。

握り締めたままだった掌を解くと、踵を返して歩き始めた。


二度と戻れぬ道へと。
781名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 03:35:12 ID:5MHb97yF

以上です。
長いし重いしで正直すまんかったorz
782名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 03:41:20 ID:0iBslIgN
GJ!
783名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 11:27:37 ID:d5ZdQkYZ
GJ!久しぶりのガブドレ最高
この重さが良い
784名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 20:03:31 ID:846IjJVS
まさに正統派ガブドレ!!
GJ!!
785名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 04:21:37 ID:sc68AHoT
やっぱ俺はガブドレがいっちゃん好きだw
GJ!
786名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 18:50:33 ID:MdT7Zs9G
ドレイスはどうして死んでしまうんだようわあ゙あ゙あぁあぁ・゚・(´д⊂ヽ。あぁうわあ゙ぁあ゙あ゙あぁ
787名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 01:10:32 ID:R4ERFAvi
ドレイスってどんな顔だっけ?
788名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 13:06:55 ID:3WNZ4kBh
ガブドレ、切なくて重たくて良い。
だが・・・・・

このSSを読みながらアルティマニアΩの
ドレイスを思い浮かべてはいけない。
789名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 13:07:22 ID:T80mEYtI
ジャッジにしておくには勿体ないくらい美人なドレイスたん。
790名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 18:52:26 ID:gRDiR7he
ガブドレって意外に人気だな・・・
ここだけ?
791名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 21:01:47 ID:B+26UDPv
いや同人サイトでは結構根強い、ガブドレ
792名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 17:42:15 ID:RziYQBC9
俺も初めて知った、ガブドレって人気あるのか。
793名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 19:11:41 ID:ZOm78kpl
NPCのカップリングでは一ジャンルを築いてるよ、ガブドレ
逆にフラパンとか(このスレじゃ見ないけど)のほうが
どこから妄想が始まったのか不思議
794名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 00:21:02 ID:yAilS8dw
ガブラスとドレイスは恋愛にしちゃうと、つまんなくなる思うんだがなぁ・・・
ええ、CP論争になれば面白いな、という釣りですとも
795名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 00:44:28 ID:lvjjGIdQ
エロパロスレでカプ論争もくそも無いだろ。
そろそろRWの発売も近くなってきたし、4月後半は盛り返すといいな
796名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 10:11:56 ID:VfW2CC5F
ガブドレのプラトニックで悲劇な所が日本人に受けるんだろうな
797名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 10:55:51 ID:EorHVpcs
保管庫の管理キーを預かるものです。

保管庫、更新しときますた。
バル×フラとミュリン陵辱書いてくださった職人様、
更新待ってた住人さんも遅くなってごめ。
798名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 15:24:34 ID:ZKS9r2Gn
>>797
ジャッジ・乙
799名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 23:51:16 ID:aM9LtrP3
バルフラとミュリン書いたものです
管理人たま 更新乙ですw
800名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 19:47:32 ID:b6dENF0I
バンガやシークの超極太で極長のあれがヒュムの女達を…(*´Д`)ハァハァ
801名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 19:52:55 ID:BGkSNg0C
その二種族はアッチ系の人に人気あるよ
802名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 04:31:59 ID:Z+hPgCOD
モーグリっていいオヤジやオヴァになっても
ずっとクポクポ言ってるんだろうなあ。
803名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 12:08:24 ID:K8fzjX0T
それはタルタルとかFFCCのなんかちっこいのも同じでしょ
804名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 22:18:47 ID:1HAOHWua
俺もヴィエラとヤりてぇ(*´Д`)ハァハァ
805名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 23:15:42 ID:CKyJhtjk
俺はバッシュとやりてぇ!
806名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 01:51:04 ID:MdT6/Tof
イェア!
807名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 01:52:29 ID:GbAJalaZ
<805
えええ!!!Σ( ̄□ ̄;)
808名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 16:50:47 ID:DFZRIxMV
じゃあ俺はアルテマたんと…(*´Д`)ハァハァ
809名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 22:25:49 ID:TGU82t4g
俺はガーディーたんと(*´Д`)ハァハァ
810名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 19:33:19 ID:radWK+RH
んじゃヒナドリスと
811名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 03:48:31 ID:wuzJjjtY
獣姦ktkr
812バルフレア×パンネロ【1】 ◆3hspsNyL.Y :2007/04/25(水) 17:20:17 ID:UNeaU6Xi
獣姦の流れをぶった切って投下。
本編終了後くらいのバルフレアとパンネロです。

***************************
ベッドに入ってさっそく組み敷いたパンネロが
か細い腕で必死に自分を押し返し、何やら言っているなと思っていたら、

「…いつもと違う事がしたい…?」

パンネロは漸く攻撃の手を緩めたバルフレアを押しのけると
身体を起こしてその横に座る。
「そうよ。だって…バルフレアって毎晩…それ…ばっかりで…」
あっという間に解かれていた寝間着の胸元のリボンを
結び直しながらパンネロが答える。
“それ”と言った時に声が小さくなって俯いてしまったのがかわいらしく、
バルフレアはちょっとからかってみたい気分になる。
「へぇ…それって…こういう事か?」
正面からパンネロを引き寄せて、そっと耳たぶを噛んでみる。
「きゃ…っ」
パンネロは小さく悲鳴を上げて身体を竦ませると、
慌てて身体を離し、キッとバルフレアを睨む。
「もう…!だから、そういう事よ。」
「なるほど。…で、違う事をして代わりに何をするつもりだ?」
からかう様な物言いを気にするでもなく、パンネロはうれしそうに、
「あのね!お話。」
「お話ぃ〜?」
明らかに不満げなバルフレア。
813バルフレア×パンネロ【2】 ◆3hspsNyL.Y :2007/04/25(水) 17:20:53 ID:UNeaU6Xi
「そうよ。パパとママは私が“おやすみなさい”って言いに行くと、
いつもソファに並んで座って二人でお話していたの。
パパはお酒を飲みながら。ママは編み物をしたり…」
パンネロの目が遠くを見ている物になる。
きっと平和だった頃の家族との団らんを思い出しているのだろう。
パンネロにとって両親は理想的な夫婦だったようだ。
自分もその様になりたい…そんな幼い願いからの提案だろうが、
(…お話…ねぇ…)
未だ蜜月気分のバルフレアとしては出来れば身体でお話したいのだが。
しかし、女性からのお願いは出来るだけ断りたくない。
ましてや、しっかりしているようで、まだまだ夢見がちな幼い恋人の願いだ。
「分かった分かった。」
降参だ、と言わんばかりのバルフレアにパンネロは満足げだ。
安心した様に頭を肩に預けて来る。
その小さな頭を優しく撫でてやると、ほんわりと甘い香りがしてクラクラする。
さて、どうやって主導権を自分に取り戻すか…バルフレアは頭を巡らせる。
思い付いた方法は、パンネロの願いを逆手に取った物だ。
三つ編みをほどいた後で緩やかなウェーブが残る髪を指に絡めながら
さり気なくパンネロの身体を引き寄せる。
バルフレアが邪な考えを持っているとは思いもよらないパンネロは
素直に身体をバルフレアに預けて来る。
「で、何を話すんだ?」
耳元で囁くと、くすぐったいのかパンネロは肩を竦める。
「もう…!だめって言ってるでしょ?」
「悪い悪い。じゃあこれでどうだ?」
バルフレアはパンネロの肩を抱えると、正面を向かせる。
今度は顔が近すぎて、パンネロはもじもじと顔を伏せてしまう。
「うん?どうした?」
「そんな…近くで見つめられたらお話なんて出来ないよ。」
なんだか思っていたのと違うし、今夜は“しない”事になっているはずが
どうしてバルフレアがこんないたずらばかりするのかパンネロには理解出来ない。
814バルフレア×パンネロ【3】 ◆3hspsNyL.Y :2007/04/25(水) 17:23:36 ID:UNeaU6Xi
「じゃあ、これでどうだ?」
今度は反対側を向かせると、背中から覆い被さる様にして抱きしめる。
「バルフレア…」
パンネロは不安げに肩越しにバルフレアを見る。
二人の間にまるでジャッキの様に自己主張しているモノがあるのだ。
「話をするんだろ?どうして黙り込む?」
バルフレアが二人の間にあるモノをパンネロの腰にぐいっと押し付けると、
その塊の熱と硬さにパンネロは思わずきゅっと目を閉じる。
それに気を良くしたバルフレアは首筋にかかる髪を
掻き分けて現れたうなじに唇を付ける。
「だめ…っ!バルフレア…」
逃げようとする身体をしっかりと抱きしめ、
左腕を腰に回し、右手で柔らかい胸をわし掴みにする。
肩越しにパンネロの柔らかい頬にキスをし、そのまま舌は耳朶を舐める。
いつもならすぐに可愛い声が漏れるのだが、
パンネロも意地になっているのだろう、声を出すまいと唇を噛み締めている。
(やれやれ…強情なことで。)
寝間着の薄い生地越しに乳房の先端がつんと立ち上がっているのが分かる。
それを摘み、指先で転がしてやる。
「やぁ…っ…あっ…」
これだけで力が抜けてしまい、パンネロぐったりと身体を預けてくる。
「バルフレア…ずるい…」
肩越しにうらめしげに自分を見上げる瞳がもう潤んでいる。
「やっと口をきいてくれたな。どうしてずるいんだ?」
「だって…ぁ…お話…するって…」
「話なら今している。」
首筋を愛撫する合間にバルフレアは端的に答える。
「違う…の…こんなんじゃ…なくて…」
ともすれば流されてしまいそうになる中、パンネロは漸く気が付いた。
確かに両親は仲良さげに会話をしていたが、
(パパとママは何を話していたのかしら…)
ここに至って漸く自分がその雰囲気に憧れていたのであり、
バルフレアと何を話すかまで考えが及んでいなかった事に気が付いた。
しかし、今更それを言い出す事も出来ず、途方に暮れてしまったパンネロ。
その困り果てた表情に、バルフレアは自分の思惑通りに事が進んでいるのを知る。
パンネロにとっては不本意かもしれないが、ベッドの中でのこうした悪戯で
いつもは涼しげなその瞳が泣き出しそうになり、
抗議する様に自分を見上げる瞬間がバルフレアにはたまらないのだ
815バルフレア×パンネロ【4】 ◆3hspsNyL.Y :2007/04/25(水) 17:24:20 ID:UNeaU6Xi
バルフレアはパンネロの顎を軽く掴んで上を向かせると、
自分の唇をパンネロのそれに重ねる。
「…んんっ」
バルフレアの舌が小さな唇を割り、 歯列をなぞり、更に奥へ、奥へと入っていく。
舌を吸われ、口内を蹂躙され、パンネロはくぐもった悲鳴をあげた。
これ以上余計なお喋りが出来ないようにとパンネロの唇を塞いだまま、
左手は襟元から忍び込ませ、乳首を指で転がしたり、挟んだりして刺激する。
右手は寝間着の裾から中へと潜り込ませ、ゆっくりと内股を伝い、
既にしっとりと濡れている下着越しに指を滑らせる。
そこから淡い疼きが走り、そのタイミングを見計らって唇を解放された
パンネロは小さく“あぁ”と声を漏らす。
異なる場所を同時に責めるバルフレアの指遣いに
パンネロの身体はあっという間に快感に支配され、
声を押さえる事も出来ない。
「は…あぁっ……バルフレア…い…や…こんなの…」
ほんの僅かな指の動きで身体をぴくんと跳ねさせ
息も絶え絶えなパンネロが必死に何かをうったえている。
バルフレアはほんの少しだけ指の動きを緩め、それを聞いてやる。
「…お願い、灯りを消して…」
「ダメだ。」
「それに…着たままって、なんだか…却って恥ずかしい…の…」
「“いつもと違う事がしたい”んだろ?」
パンネロの耳許でからかうような口調で囁く。
「…!い、意地悪っ…!」
真っ赤な顔をプイッと逸らし、恥ずかしそうな口調でパンネロの
表情があまりにも可愛らしくてバルフレアは思わずパンネロの唇にキスをする。
今度のは先ほどのとは違い、優しいものだった。
唇が銀色の糸をひいて離れると、バルフレアはそれを指先で優しく拭ってやる。
「…やっぱり、バルフレア、意地悪。」
唇が離れた途端、怒るパンネロにバルフレアは吹き出しそうになる。
816バルフレア×パンネロ【5】 ◆3hspsNyL.Y :2007/04/25(水) 17:24:53 ID:UNeaU6Xi
「…何の事かな?」
そう言うと、緩めていた動きを再開させる。
「やっ…!だめ…ぇ…っ…!」
薄布の下着をずらし、直接そこに触れたバルフレアは
ぐっしょりとそこを濡らす愛液の量に思わずほくそえむ。
クリトリスの周りの表皮を人差し指と薬指で器用に向いてやると
充血してぷっくりと膨らむ突起が顔を出す。
蜜を中指に絡めとり、優しく上下させて擦ってやる。
乳首のを弄っていた指も先端を強く揉み、より一層強い刺激を与え続ける。
「あっ…っ…あ…ダメ…ぇ…イっちゃ…う…!」
後頭部をバルフレアの胸に擦り付ける様にし
身体を仰け反らせてよがっていたパンネロの全身に痙攣が走る。
程なく感電したかのようなピリピリした刺激が小さな突起から全身に広がり…
やがてパンネロはぐったりと崩れ落ち、
バルフレアはその身体を抱きとめてやる。
が、快楽の余韻に浸り、ひくひくと震えている
パンネロの肉芽をなぶる指は止めない。
痛みと快楽の両方がパンネロを襲う。
それまではなんとか声をひそめていたパンネロだったが、
これには溜まらず悲鳴を上げた。
「バ…バルフレア…っ!そ…そこは…もう…だめぇ…!」
バルフレアは腕の中で暴れ、あられもない声を上げる
パンネロをしっかりと抱え、逃げ出す事を許さない。
「あ…!あ…!お…願い……あぁっ!」
そして、二度目の絶頂がパンネロの身体を駆け巡り…
「やぁっ!も…っ…、あぁっ、あぁぁ――っ!」
バルフレアはあっけなく達してしまい、
ふるふると小刻みに震えるパンネロの身体を正面向きに抱え直した。
817バルフレア×パンネロ【6】 ◆3hspsNyL.Y :2007/04/25(水) 17:28:55 ID:UNeaU6Xi
パンネロは荒い息のまま、バルフレアの首に腕を回し、甘える様に肩に顔を埋める。
すると、形の良い耳がバルフレアの目の前に露になる。
「パンネロ。」
呼ばれて、身体が小さく跳ねる。
「…欲しいか?」
パンネロが小さく頷いた。
「じゃあ、自分で挿れるんだ。」

***************************
RW発売前に完結させたかったのですが、本日はここまででごめんなさいよ。
続きは近い内にまた投下に参ります。
あと、個人的なお願いで申し訳ないのですが、エロ書くのを上手くなりたいです。
「ここはもっとこうした方がエロいよ」みたいな一言を頂けるとうれしいです。
818名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 09:55:41 ID:GFuOSsj4
十分エロいと思いますGJ
続き楽しみに待ってます!
819名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 00:04:17 ID:5+BtlxrB
おおおバルパンGJ!
今のままでいいとオモ、続き待ってる
820名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 00:06:10 ID:Q+1iKJJ5
正にgj
だがしかし次は獣姦を書いてもらう
821名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 03:30:06 ID:PyKBZ4jE
>>817
ネ申キテタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!
GJ!!

エロシーンは表現力が全てだ、いかにセックルの激しさを上手く書き表すか。
敢えて長々と文章ばかりで説明文みたいにする方が、俺はエロを表現する上では良い文章になると思う。
女の人が責められてどんな風に喘いでいるのか、男がどんな風に責めているのか。
どういう体位でセックルしているのか、エロい喘ぎ声、心理状態から結合部の濡れ具合、
服は着ているのか着ていないのか、それとも半脱ぎエッチというけしからん状態なのか。
兎に角、何から何まで全て事細かに書くことがエロのポイント。
それにエロい言葉を覚えておくのも大事だ。
例えば「腟の中に精液を出される」って書くよりも、
「腟の中に熱い精液を注ぎこまれる」って書いた方がエロく感じるよな?(*´Д`)ハァハァ
そういう微妙な違いでセックルをよりエロく表現しようとする、それがいいエロシーンに繋がると俺は思う。
822名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 13:42:03 ID:Ra5/D666
アーシェの中に注ぎこまれる熱い精液…(*´Д`)ハァハァ
823名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 20:09:25 ID:pE621FYc
フランの尻穴に注ぎこまれる俺の熱い精液(*´Д`)ハァハァ
824817:2007/05/02(水) 13:57:17 ID:wK/bfNqp
>>818-820
ありがとうございます。でも、獣姦は勘弁して下さい…

>>821
アドバイスありがとうございます。
説明して頂いた文章が、なんだかすんごくエロく感じてしまいました。

最近、エロ書いてもどれも同じパターンになりがちだし、
まだまだ捨てきれない部分があったりで行き詰まっておりました。
なるほど、微に入り細にわたり…ですね。頑張ってみます。

連休中も仕事の身の為、ちょっとお時間頂くと思います。
もう暫くお待ち下さいませ。
825名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 21:16:05 ID:4mneUdNl
826名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 23:41:22 ID:M0+NpqpT
そのスレにはいい思い出がひとつもないな…
827名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 16:45:39 ID:Ba1pACzd
>>812-817
久し振りにキテタ━━(゚∀゚)━━!!!!!
なんという所でおあずけ・・・待ってますで〜
828バルフレア×パンネロ【7】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/04(金) 18:03:19 ID:hImcx9Ju
その一言で腕の中のパンネロがびくり、と固まる。
「やだ…バルフレア、私…」
「いつもと違う事をしたいんだろ?明るい部屋で、服を着たまま、
このまんま自分で挿れるんだ。でなきゃ、さっきの続きだな。」
“さっきの続き”が何を指するのか…
恥ずかしさのあまり、もじもじと身をよじっていたが、
また怪しく動き出したのにバルフレアの指から慌てて腰を引いて逃れる。
「…やっぱり、バルフレアの意地悪。」
パンネロは小さく呟くと、膝で立ち、少し躊躇ってからバルフレアの膝をまたいだ。
寝間着を着たまま…というのが却って恥ずかしかったのだが、
長い裾のお陰でバルフレアを自ら受け入れる所が
晒されなくて済んだのがせめてもの救いだった。
怒張したバルフレア自身を自らの秘裂にあてがい、ゆっくり腰を落とす。
「…あっ――っ!」
恥じらいを含んだ甘い声が漏れる。
達したばかりで充分に潤っているパンネロの膣内は
硬くて太いバルフレア自身の挿入だけで愛液が溢れ出し、
いくつもの筋を作り太ももを伝って流れて行く。
「…あ…やだっ…」
バルフレアは恥じらいと快楽で震えるパンネロの頬にそっと触れ、撫でる。
「…いいコだ。」
パンネロはまともに視線を合わせる事が出来ず、俯いてしまう。
バルフレアはその仕草にふっと笑みを漏らすと、
「かわいいよ、パンネロ…」
優しい言葉に漸くパンネロが顔を上げた。
そして、なかなか動いてくれないバルフレアを縋る様に見つめる。
「今度は自分で動くんだ。…出来るな?」
パンネロの顔が再び泣き出しそうに歪む。
829バルフレア×パンネロ【8】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/04(金) 18:06:14 ID:hImcx9Ju

バルフレアは華奢な身体の割には肉付きの良い
パンネロの尻をぎゅっと掴むと軽く上下に揺すってやる。
「やぁっ、バルフレアっ……!」
パンネロはバルフレアの首に腕をまわして必死で自分の身体を支える。
「自分で、動くんだ…パンネロが気持ちいい様に…だ。」
パンネロはバルフレアの言葉におずおずと腰を動かし始めた。
最初はどうすればいいのか分からない様で、ぎこちなかったが
「……っ…ぁ…?」
バルフレアの陰毛にクリトリスを擦り付ける様にして伸び上がり、
腰を落とす度にきゅっと内部を締め上げると
その度に全身を絡めとられる様な鈍い痺れが走る。
「んっ、んんっ……」
普段の清楚さがうそのように、パンネロは積極的に腰を振り始めた。
長い髪を振り乱してよがり、バルフレアの胸に顔をすりつけ、パンネロは甘く鳴く。
「あっ…ぁっ…いっ…い…」
更なる快楽を求め、バルフレアの上で身体を弾ませる。
あまりに淫らなその姿は、普段の清楚な様子とはかけ離れていて、
可憐だった少女の身体をここまで作り上げたのは自分なのだと思うと
バルフレアはどうしようもない独占欲に駆られる。
(…俺の女だ…)
この少女はとびきりの声で鳴き、華奢で柔らかな身体は
どこもかしこもバルフレアを受け入れる為に濡れている。
やがてパンネロの呼吸がいちだんと早くなり、体が小刻みに震え出した。
つま先をきゅっと丸めては、がくんと身体が脱力する。
と、また激しく腰を擦り付けて来る…そんな動きを繰り返している。
「…イキそうか?」
息を弾ませ、言葉も出ないパンネロはコクコクと何度も頷く。
830バルフレア×パンネロ【9】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/04(金) 18:08:32 ID:hImcx9Ju

「…だけど、イケないんだな?」
「…ぁ…だめ…なの…動い…て…ぇ…」
バルフレアも、もう耐えられない。
パンネロのほっそりとした腰を強く抱きしめると、激しく突き上げた。
「ああっ!バルフレアっ……」
パンネロは一度大きく背を仰け反らせたが、すぐにバルフレアの首にしがみつく。
「あっ…やぁん…っ…だ、駄目…っ!そ…んな…強く……あぁっ!!」
パンネロはバルフレアにしがみつき、悲鳴を上げるしか出来ない。
「押さえ…切れな…いっ…の…っ…!」
「パンネロ…」
バルフレアも熱に浮かされたかの様に白く、細い首に軽く歯を立てると、
更に激しく腰を打ち付け、より深い所を貫いた。
「あぁぁぁぁ…んんっ!!!」
「…く…っ」
パンネロは体を弓なりに反らして一際高い声を上げた。
バルフレアも小さく呷くと痛い程締め付けるパンネロの膣内に熱い体液を吐き出した。

******

「最初は“お話する”なんて言ってたのにな。」
「そ…それはバルフレアが…」
「話なら、終わってからでも出来るだろ?」
「だって…」
そう言ったきり、パンネロは黙り込んでしまう。
最初はパンネロのこういう子供っぽい部分を
どう扱えばいいか分からなかったバルフレアだが、
今ではそれを楽しむ余裕が出来たので辛抱強く続きを待つ。
そうすると、沈黙に耐えかねて結局はパンネロが自分で話してしまうのだ。
831バルフレア×パンネロ【10】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/04(金) 18:10:15 ID:hImcx9Ju

「だって…終わった後って…眠くなっちゃうんだもん。」
パンネロはあぁん、と小さく欠伸をするとバルフレアの胸に顔を埋める。
やがて、すぅすぅと可愛らしい寝息が聞こえて来た。
「…おい、本当に寝ちまったのか?」
バルフレアが慌てて覗き込むと、パンネロ気持ち良さげに寝息を立てている。
自分がマグロ状態だったので少し物足りないバルフレア、
出来ればもう1回…などと考えていたのだが。
(さっきはあんなにいやらしい顔してたのにねぇ…)
だが、赤ん坊の様に満たされた寝顔のパンネロを見るバルフレアは
誰も見た事がない程優しい表情をしている。
残念ながらいつも先に眠ってしまうパンネロが
その顔を見られる事はないのだが。

おわり。

***************************
間が空いてごめんなさい。
感想やアドバイス頂いた皆様、どうもありがとうございました。
微に入り細に渡りは妄想力焼き付いて目から火が出るかと思いましたが
とても勉強になりました。>>825も読んで精進します。
また何か書いたら参りますねノシ
832名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 18:20:25 ID:+BGDySnG
リアルタイムktkr
パンネロ可愛いすぎるだろGJ!
833名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 00:32:04 ID:8CmtmGOI
あなたの描くバル×パン、非常に好きだ。ファンになってしまいますた。
パンネロが可愛すぎ。
834名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 03:00:29 ID:U72xW+sb
またキテタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
燃えた
835名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 03:09:12 ID:/d5h/DQl
パンネロかわいいよパンネロ
GJ!!!
836名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 04:21:12 ID:ByY7BoSz
いやぁ、いいねぇバルパン。
元はバルフラ好きだがこの雰囲気には浮気しそうだww
837名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 05:43:15 ID:gIDKH1CF
今北
超GJ、バルフレアとパンネロもいいな。
ヴァンとパンネロの初々しさも好きだったけど
もともと可愛い女の子と大人の男ってのはツボなんだ。
838名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 19:07:47 ID:3sj0aBLf
つーかここの住民早起きすぎてワロタw
839名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 20:54:32 ID:Fu8HSz1Y
早起きは三文の得なのさw
てかバルフラの大人カポーもおいしいけど
バルパンの雰囲気もやばい程いい
萌える
840名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 23:07:46 ID:ByY7BoSz
>>838
早起きじゃなくて
書類まとめきれずに徹夜してただk
841名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 08:18:44 ID:WWWB89ju
そんな自分語りイラネ
842名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 18:27:38 ID:N5Fv0mkC
パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ
パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ
パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ
パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ パンネロかわいいよパンネロ
843名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 04:47:25 ID:VGtt7Lk+
落ち着け
844名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22:02:57 ID:+6gQ233U
RWの投下はないかなぁ
845名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 23:06:27 ID:wNWMdYcI
新キャラいるの?
846名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 04:00:03 ID:PQV31CpR
新キャラいるよ男も女も
12でもいいしRWでもいいし何でもいいまた読みたい
847名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 12:46:43 ID:PLz6mtux
カイツ×フィロなんてどうだろうか
新キャラではないが
848名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 20:54:39 ID:NiGaqqas
フィロ、リュドに惚れてるよね 確か
結構美味しいとおもうんだな
849名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 12:20:51 ID:tMmKNFiD
リュド×パンネロも良さそうだな
この昂ぶりは一体…これが心…?パンパンアンアン
850名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 18:49:48 ID:V9blV0Sk
>>849
いいねそれ。読みたい。

>>844-850RW流れトン切りでごめんなさいよ。
バルパンエロの神が降りて来てるのでもう暫くお付き合い下さいませ。
>>812-817 >>829-831の続きみたいなお話。
今回の投下分はエロなしです。(次から)

もう少し眠っていたいのに、何かが身体にまとわりついて、
その重みで目が覚めた。
目を開いて真っ先に飛び込んで来たのは逞しい二の腕。
パンネロが首を横に向けると斜め上にバルフレアの寝顔があった。
ぼんやりとその寝顔を見つめ、今度は反対側を見る。
カーテンが朝の光を蓄えきれず、隙間から明かりが洩れている。
大体の時間と自分が置かれた状況が、ぼんやりと理解出来た。
パンネロはもう一度反対側を向き、自分の身体に腕を巻き付け、
まるで甘えるように首筋に顔を埋めて眠る男の寝顔を見る。
穏やかな寝息がパンネロの丁度こめかみの部分に当たり、
(ちょっと、くすぐったいな…)
今度は自分の身体に注意を移す。
身体には何も身に付けていないが、
昨夜の行為の後だけはきれいに拭き取られていた。
それが誰によって行われたかを考え、パンネロは一人、赤くなる。
(やだ…やっぱり寝ちゃったんだ…)
そして、人の気も知らないで、気持ち良さげに眠る男を上目遣いに睨む。
(いつもそうなんだから…)
852リベンジ!【2】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/14(月) 15:01:56 ID:Y0HR84l3

昨夜だってそうだ。
あんな恥ずかしい事をされ、こんな恥ずかしい言葉を囁かれ。
そして結局はバルフレアの思うがままに
乱された事がなんだか悔しいのだ。
おまけに行為の後始末までされたのも恥ずかしい。
(それに…また自分だけシャワー浴びて…)
きれい好きのバルフレアはセックスの後、大抵シャワーを浴びている。
一方パンネロはと言うと、一晩中海を漂流して漸く期しに打ち上げられた
難破船の船員みたいにぐったりと疲れてしまい、すぐ眠りに落ちてしまう。
その事も余裕を見せつけられた様で、また悔しい。
(もう…知らない!)
パンネロは乱暴にバルフレアの腕を払いのけて起き上がる。
起きるかと思ったバルフレアはそのまま
モゾモゾと寝返りを打ち、また寝入ってしまった。
(やっぱり、知らない!!)
パンネロはバルフレアをベッドに残したままシャワールームに入ると、
それでも眠っているバルフレアを起こさない様にそっと扉を締めた。



(まだ寝てる…)
シャワーを浴びて、中からベッドの様子を伺い見ると、
相変わらずベッドからは安らかな寝息が聞こえてくる。
腹を立てていたせいか、着替えを持って入るのを忘れてしまったので、
バスタオルだけを身体に巻き、抜き足差し足でクロゼットの前に立ち、扉を開く。
と、扉の軋んだ音が予想以上に大きくて、慌ててベッドを見るが
それでもバルフレアは起きる気配がない。
さすがに呆れてしまい、バスタオル姿のままその寝顔を覗き込む。
バルフレアはパンネロが居なくなった代わりに
自分を抱きしめる様に丸くなって眠っている。
いつもはきちんと整えられた前髪が額に降りていて、
その姿と相まって、いつもよりずっと幼く見える。
853リベンジ!【3】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/14(月) 15:02:49 ID:Y0HR84l3

なんだか拍子抜けしてしまい、パンネロはベッドに腰を下ろし、
額にかかった前髪をそっと撫でてみる。
(この方がずっと若く見えるな…)
バルフレアがこんなにあどけない寝顔をしているのはパンネロだけの秘密だ。
バルフレアも知らない秘密に少しだけパンネロの気持ちがおさまる。
それでもやはり理不尽な気がするし、不安にもなる。
(いつも恥ずかしがって、子供みたいで…バルフレア、嫌にならないかしら?)
「私…ちゃんとバルフレアのお相手出来てる?」
小さく声に出してみるが、やはりバルフレアは起きない。
パンネロは小さくため息を吐き、どうすればいいのかと考えを巡らせる。
(やっぱり…経験の差なのかなぁ…)
どうすればそれをカバー出来るのか。
(踊りや剣なら一生懸命練習すればいいけど…)
こんなに困っているのに暢気に寝ている恋人がが恨めしい。
しかし、その寝顔を見つめていて、パンネロにある考えが浮かんだ。
(練習…すればいいのよね。)
854851-853:2007/05/14(月) 15:04:54 ID:Y0HR84l3
>>851のメ欄のおかしな文字が入ってしまいました。
見苦しくてごめんなさいよ。
855名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 20:06:08 ID:c4DkZ32a
>>854
うわー!続きが気になる!パンネロがやばいくらい可愛すぎる!
エロ編も期待しております〜!
856名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 23:35:19 ID:i7cFmMQU
畜生、また全裸待機か!!(*゚∀゚)=3
857名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 23:41:02 ID:/hTAtj6w
RWとここの流れでパンネロ熱が急上昇だ
悩むパンネロ可愛すぎ
続き楽しみに待ってます
858名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 01:41:26 ID:1BL85N9B
待ってます待ってます待ってます!
859名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 17:57:42 ID:WrZS+M+h
しかしここまでヴァンがスルーされてるのが笑えるw
860名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 21:29:01 ID:TEP3qLdL
やばい・・・バルパンまじでツボだ・・・
861名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 03:47:30 ID:M0lg/UM1
パンネロだからいいんだよな。
生まれながらの寝取られ属性でもあるかと思うほどwww
862名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 08:21:28 ID:lux4669c
てかここでは寝取られとかは関係無いっすよw
バルパンは何というかエロス以前に萌える非常に萌える
863名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 21:43:35 ID:XW9/juOT
エロも重要
864名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 23:56:53 ID:KcggP8+K
wktkwktk
865名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 01:58:29 ID:HKqiqzsz
作品期待sage
866名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 23:42:19 ID:PZhIjV8m
        ∧_∧  +
       (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
   +.   (0゚∪ ∪ +
     /ヽと__)__)_/ヽ   +
    (0゙   ・   ∀ ・ ) ワクワクテカテカ
    (0゙     ∪    ∪     +
  /ヽと____)___)_/ヽ   +   +
 ( 0゙     ・    ∀   ・  ) ワクワクデカデカ
 ( 0゙        ∪   ∪     +
 と_______)_____)
867851-853:2007/05/20(日) 13:38:58 ID:LAOc33Gv
気が付けばもう1週間もお待たせしてしまいました。
待っていて下さっている方、本当にごめんなさい。
ただ今書いております。
2~3日以内にイッキにうpしますので、もう少しお待ち下さいませ。

そして、他の職人様の光臨もお待ちしております。
868ラサパン1:2007/05/20(日) 18:48:49 ID:OKXASawR
空気を読まずに投下。
ラサパンです。
今回はエロ成分無しです。すみません。


アルケイディスの皇宮。
豪華な作りの皇帝の私室で、パンネロは踊る。
くるくる、くるくる。
大胆に背中を開けた衣装。アラビアパンツに、薄布のショール。
典型的なダルマスカデザイン。
踊り子姿のパンネロは、踊る。
華麗なステップを踏むたびに、両手足首につけた小さな鈴が可憐なリズムを刻んだ。
南国出身の踊り子の舞いは、眩しく輝く太陽を思い起こさせる。
パンネロは、腰をくねらせ、ショールをなびかせ、そして揺らめく瞳を投げかけた。
彼女を見つめる観客に。
観客はラーサー一人。
夢見るような眼差しで、若い皇帝は踊り子を見つめる。
遠い昔の憧れを、今目の前の現実を。
帝位を継いで5年。
忙しい日々に追われる歳若い皇帝は、彼女と過ごす間だけ、
公務に終れる毎日を忘れることができる。
舞うたびに頬を紅潮させ、白い肌にうっすらと汗を浮かべるパンネロの姿。
踊る時間が長ずるにつれて健康な色香を漂わせた。
踊りの最中、時折投げかけられる眼差しにラーサーの胸は一際、高鳴った。
869ラサパン2:2007/05/20(日) 18:50:49 ID:OKXASawR
しゃらしゃらと鈴が織り成す音楽が止み、パンネロが舞い終える。
彼女がいざなった夢の世界から抜け出せず、
ラーサーは夢見心地のまま、微動だにしなかった。
「ラーサー様?」
舞い終えた踊り子が、両手を胸の前で祈るように組み、
少しばかり不安な眼差しを向ける。
「どうかしましたか?」
「いえ」
その表情に、ラーサーはようやく現実に戻ってきた。
「素晴らしかったです」
そう言って、拍手する。
その言葉と仕草に、パンネロが嬉しそうに微笑んだ。
「良かった」
また、ラーサーの胸が高鳴る。
赤くなる顔を精一杯取り繕いながら、ラーサーはパンネロに歩み寄った。
「パンネロさん、今日は私のためにありがとうございます」
「いいえ、そんな「ラーサー様のお誕生日なのに、
私に出来ることってこれくらいしか思いつかなくて」
「何よりも素晴らしい誕生日プレゼントでした」
「お上手ですね」
「本当ですよ」
それから、ちょっとだけ残念そうにラーサーは零した。
「ラバナスタの人々が羨ましいです」
「どうしてですか?」
「だって、いつでもあなたの舞を見ることができるでしょう?」
空賊稼業やミゲロの手伝いの他に、パンネロの仕事は一つ増えていた。
ラバナスタの名物酒場『砂海亭』で、定期的に踊っているのだ。
最近の砂海亭は、パンネロの舞姿目当ての客でますますごった返しているという話だ。
その話をヴァンから聞いた時、ラーサーは彼女の舞をいつでも見られる人々が羨ましく、
不定期にしか会うことができない自分達の間を寂しく思った。
870ラサパン3:2007/05/20(日) 18:53:02 ID:OKXASawR

「ラーサー様、それは違います」
「え?」
「だって…私は今、ラーサー様のためだけに踊ったんだから」
「それは…」
「砂海亭で踊る時と違って、今日の踊りはラーサー様のためだけのものですから」
自分の台詞に気恥ずかしくなったのか、パンネロは顔を赤らめてうつむいた。
手にしたヴェールで必死に、顔を隠そうとする。
では、こんなに艶やかなパンネロの舞姿を知るのは自分だけなのだろうか?
「パンネロさん…」
ラーサーがパンネロの頬におずおずと手を差し出す。
「ラーサー様…?」
「ありがとう、嬉しいです」
パンネロがはにかみながら顔を上げる。
目の前にはラーサーの顔。
「あ、あのラーサー様…?」
「パンネロさん…」
とまどうパンネロの唇に、ラーサーはそのままそっと口付けを落とす。
そして、無防備にうっすらと開かれた口の中に、自分の舌を入れようとする。
驚いてラーサーの腕を振り解こうとするパンネロを、ラーサーは強く抱き締めた。
出会ってから5年の歳月が過ぎた今、ラーサーの背は伸び、身体も逞しく成長していた。
「僕はもう子供じゃない」
そういうと、ラーサーはそのまま、彼女の舌を絡めとり、強弱をつけて吸い始めた。
「ん…むっ…」
最初は驚きに目を見開いていたパンネロだったが、次第にラーサーの舌の動きに合わせて、
自分の舌も相手のそれに絡め、唾液を交し合った。
くちゅ…くちゅ…。
二人はそのまま互いの唇を甘く噛み、舌を吸い寄せ、吐息を交える。
やがて、二人は名残惜しげに、互いの唇を糸引きながら離した。
濃厚な口付けに、ラーサーとパンネロの呼吸が乱れる。
彼女の首筋に顔を埋めると、花のような甘い香りがする。
ラーサーは、そのままパンネロの耳朶を甘く噛み、囁いた。
「あなたが欲しい」
871ラサパン4:2007/05/20(日) 19:29:23 ID:OKXASawR
ラーサーの言葉に、パンネロの身体が小さく固まった。
「で、でもラーサー様・・・」
「何?」
「私は、そんな・・・そんな身分じゃ・・・」
正妻など夢物語だ。しかし、皇帝の側に侍る女にも、ある程度の身分や素養は求められる。
「私にはそんな資格、無いです」
パンネロが小さく呟いた。今にも泣き出しそうな顔で。
「パンネロさん・・・いや、パンネロ」
ラーサーが再び、パンネロを見据える。
「僕が聞きたいのは貴方の気持ち。それだけです。
周りなんて関係ない。何があっても守ってみせる」
真摯な眼差しと口調に、パンネロの胸が高鳴った。
「僕が・・・」
ラーサーは少し言い淀み、視線を逸らす。
しかし、すぐに意を決したようにパンネロに向かい、言った。
「僕が愛を誓う女性がいるとすれば、それは貴方だけなんです」
「ラーサー様・・・」
長い長い沈黙。
パンネロはそのままラーサーの胸に顔を伏せた。
出会った頃、彼は彼女を見上げながら、
それでもひたむきな眼差しを送ってきていた。
今、彼女の目の前にはラーサーの逞しい胸がある。
彼女の肩を抱く腕は力強く、パンネロはあらためて歳月の流れを実感した。
「私も・・・ラーサー様が好き」
「パンネロ」
ラーサーの顔に喜色が浮かぶ。
「本当は駄目なことだってわかってる。けれど・・・」
口ごもったパンネロは、それでも微笑む。。
「今だけは、素直になることにします」
パンネロがそう言うと、二人は再び長い長い口付けをした。
872名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 09:01:34 ID:kPWYV3l9
乙!
5年後のラーサーか
イケメンになってそうだなw
873名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 21:33:44 ID:q5m5mVW1
エロを待つ
俺はエロを待つぞ
874名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 23:38:28 ID:UEv4MWjc
乙!だがエロ求む
875ラサパン5:2007/05/22(火) 00:39:43 ID:svd4A8IQ
昨日(一昨日?)の続きです。
ようやくエロパートに入ることできました。

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「では…」
「きゃ!」
唇を離すや、ラーサーはパンネロを軽々と横抱きする。
「い、いきなりですか?」
「ええ。十分すぎるほど待ちました」
ラーサーが悪びれずに答える。
「重たいですよ!」
「全然です。軽すぎて物足りないくらいです」
「踊った後で汗臭いし」
「良い香りがします。パンネロさんの香りだ」
そう言って、パンネロの髪に顔を伏せ、軽く息を吸う。
嘘ではない。
うっすらと汗を掻いたパンネロの身体は、花のような、乳のような、
えもいわれぬ柔らかく良い香りを発していた。
「もう!」
パンネロが、子供のわがままに困ったような表情をした。
何を言っても、聞かないし、聞いてももらえない。
そんな表情だ。
ラーサーはくすくす笑いながら、パンネロを寝室へと運ぶ。
皇帝用の寝台を覆うのは細かな刺繍が施されたビロード地と、
幾重ものレースが巡らされた天蓋だった。
それを掻き分けると、そこには、大人が4人も寝ることが
できるような大きさの寝台が、広がっている。
ラーサーはそこにパンネロをそっと横たえると、口といわず
頬といわず、口付けをした。
うなじに舌を這わせると、パンネロの身体が小さくびくりと震える。
もしやと思い、触れるか触れないかというところで指先でなぞると、
固く閉じたパンネロの口から小さな喘ぎが漏れた。
「んっ…」
「ここが弱い?」
ラーサーがいたずらするような顔で微笑む。
パンネロが照れながらも口を尖らせた。
「そんなこと…あんっ!」
くすくすと笑いながら、ラーサーはパンネロの首筋に優しく唇を這わせる。
時折強く吸うと、そこには赤い印が刻まれた。
同時に、ラーサーは服地に覆われたパンネロの胸を揉み始める。
両の掌で優しく包んでは、掬い上げるようにこね回す。
パンネロの白い肌が再び熱を持ち始め、ほんのり赤く色づく。
「ラーサー様…」
パンネロの息が乱れ始めた。
「パンネロさん…」
熱を持った視線が絡み合い、潤んだ眼差しが互いの奥まで見透かそうとする。
隔てる衣服ももどかしく、二人は互いの服を脱がせた。
876ラサパン6:2007/05/22(火) 00:41:14 ID:svd4A8IQ
一糸纏わぬ姿になり、二人は再び寝台に横たわる。
ラーサーの眼下には、パンネロの伸びやかな肢体が広がっていた。
踊り子の身体は艶かしく、恥らいながらも胸を隠そうとする仕草が、
より一層、見る者の劣情をそそった。
「あまり大きくないんですけど…」
パンネロが胸の前で両手を交差させながら、恥ずかしそうに呟く。
「いいえ、そんなことありません」
ラーサーが優しく微笑みながら、ゆっくりと乳房を握った。
そのまま、そのマシュマロのような乳房に舌を這わせる。
「すごく綺麗だ。パンネロ…」
そう言うと、ラーサーは赤子が乳を求めるときにように、
乳房の頂きに吸い付いた。
「んんっ…!」
ぴりりとした甘い疼きが、パンネロの胸先を飾る薄桃の尖りから、
腹の下へと通っていく。
ラーサーが舌を転がすたびに、パンネロの身体は奥から火照った。
「ここはどうです?」
言いながら、ラーサーの手がパンネロの下肢に伸びる。
性急とも呼ぶべきラーサーの動作に、パンネロがうろたえる。
「そ、そこは・・・」
パンネロは僅かに抵抗したものの、パンネロの腿をそっと撫でる
ラーサーの手に、ついつい力が緩んでしまう。
ややもせず、ラーサーの指先はパンネロの中へと潜り込んだ。
「あんっ!」
パンネロの身体がびくりと反応する。
その声に驚き、ラーサーは思わず手を引く。
「痛かったですか?」
心配をあらわにした口調と表情でラーサーが言う。
女性の扱いに慣れていないのが否応無しにわかってしまう問い掛けに、
パンネロの頬が思わず緩んだ。
この誠実で歳若い皇帝は、きっと女性を知らないのだろう。
そう考えれば、先からの性急な動作にも納得がいく。
「あ、いいえ」
真摯な眼差しに気圧され、流されるままだったパンネロの心に余裕が芽生えた。
877ラサパン7:2007/05/22(火) 00:42:07 ID:svd4A8IQ
自分はラーサーよりも年上で、だからこそ彼を導いて上げなければ。
持ち上げられたままのラーサーの手に、パンネロは自分のそれをそっと絡め、頬ずりした。
「ラーサー様の手、すごく気持ちいいです」
ラーサーの手に、彼女はいとおしげに口付けを落とす。
「そ、そうですか?」
「ええ、とても」
ラーサーの手。剣術を嗜むそれは外見に似合わず逞しく鍛え上げられているが、
それでも長くて白い指先は十分に綺麗だった。
パンネロはその指に、手の甲に口付けの雨を降らせ、
やがてそれをそっと自身の下腹部へと導いていく。
すぐにでも襲い掛かかりたい衝動を堪え、必死で自分を保とうとしているラーサーの表情が、
パンネロには可愛らしい。
同時に愛しさがこみ上げてきて、身体の奥が、きゅん、と締まる。
そして、パンネロの奥からは、熱い蜜がじわりと沸いた。
ラーサーの手は、パンネロにされるがままに彼女の肢体を撫で下ろし、
先ほど辿り着いた淡い茂みに再度、宛がわれた。
「そこを・・・そっと掻き分けて。うん、そう・・・濡れてます?」
「ええ・・・」
「ラーサー様の手が気持ちいいからですよ」
パンネロが微笑んだ。
「じゃあ、そのまま中に入ってきて・・・」
パンネロに言われるがままに、ラーサーはその指をパンネロの中へとゆっくり沈める。
潤った媚肉が、それをしっかりと銜え、ゆっくりゆっくり奥へと飲み込んでいく。
ラーサーの長い指先が、パンネロの内奥へと沈んでいく。
指先から伝わる熱と、えもいわれぬ締め付けに、ラーサーが熱い溜め息をつく。
パンネロが、艶っぽく囁いた。
「ラーサー様・・・どんなかんじ?」
「パンネロさんの中は、すごく熱くて・・・指ごと中に溶け込んでしまいそうだ・・・」
ラーサーはうっとりとした表情で呟く。
パンネロの身体。ラーサーはずっと彼女を慕い、そして一つになりたいと願っていた。
彼特有の生真面目さで他の女性を近づけることなく、一途にそれを願い続けていた。
そして、今、それが現実のものとなりつつある。
一つになるその瞬間を想像しただけで、ラーサーの若い滾りは弾けんばかりに怒張した。
878名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 10:22:00 ID:e95WMP22
続く?なら一言あるとさらにGJだよ
二人の初々しさがいいね!
最近ちょっと賑わってきてイイヨイイヨ
879バルフレア×フラン 1/10:2007/05/23(水) 21:19:04 ID:3WQArYD+
視界をふさいだのは見事なヒップだった。
ヴィエラの、それもすこぶるつきのヤツだ。布はついてない。
そいつが鼻先にでんっとあるのは、なかなかの迫力だ。
フランの肌は柔らかい。きめが細かいし、必要以上の筋肉もぜい肉もない。
野生の獣に似たスレンダーな体つき。そいつが黒真珠から生まれたような艶のある体色のせいでさらに高級に見えている。
中でもとびきり綺麗なのがこの尻の部分だ。張りに恵まれて、きゅっと締まっている。神秘を隠す割れ目の線も男の想像力をかきたてる。
その上、今のフランは濡れていた。水浴びの途中だったんだ。 
銀色の髪もしなやかな背も、足の先までしっとりと湿り気をおびている。まるでセックスの後を思わせるような色っぽさだ。
空賊バルフレアとしては見過ごすわけにはいかないお宝だろう?
ゴルモア大森林。エルトの里に近いんだが、王女様とは別行動の最中だ。
理由はフランと俺の利害の一致。あっちは里には入りづらい。こっちは子どものお守りに飽きている。たまには大人の時間が欲しいところさ。
デートコースはフランまかせだった。「汗を流したい」なんて言い出したからには、その気があったんだろう。
それで俺は見張りをかってでたんだが、木の根元に腰掛けてどれぐらい経ったかな。
突然頭上で枝葉を揺さぶるザザザッという音がして、何か大きなものが降ってきた。それがフランだったというわけだ。
驚いたってもんじゃない。
880バルフレア×フラン 2/10:2007/05/23(水) 21:20:01 ID:3WQArYD+
フランは降りてきたときから俺をまたいで立っていた。だから、
「お邪魔だったかしら」
という声がまるで尻が喋ったように見えたんだ。
当然俺は尻に向かって返事をしたね。
「まったくだ、当分眠れそうにない。どうしてくれる?」
「子守歌は苦手なのよ」
「歌う必要なんてないさ」俺は尻を抱き寄せようと手を伸ばす。「こいつで起こしたんだ、こいつで眠らせてくれればいい」
肌に触れるか触れないかってところで、甲に鋭い痛みが走った。
「なにを勘違いしているのかしら、ぼうや」
俺の手をつねりながら、フランが上半身で振り返る。平らな腹の腹筋がしなやかにねじれ、たわわな胸が姿を現す。俺からはご機嫌な眺めだが、フラン自身のご機嫌は悪いらしい。眉間にたっぷり皺を寄せている。
色っぽいジョークの通じる時間じゃないらしい。俺は『お痛』をした両手を軽く挙げた。
「ヴィエラに裸でマラソンする習慣があるなんて知らなかったな」
長い耳がピクリと動いたのが見えた。今度は口が過ぎたってわけだ。
フランは俺をまたぎなおして向き直り、そしてゆっくりと腕を組む。
尻と胸が隠れたのは残念だが、今度はデルタの茂みがアップで登場だ。
「覗かれたのよ。逃げて来なかった?」
881バルフレア×フラン 3/10:2007/05/23(水) 21:21:43 ID:3WQArYD+
覗きだって? こんなところでか? 
妙な話だがフランが裸で降ってくるだけの理由にはなる。
まあ大抵の女なら、そのままの格好で追いかけたりはしないだろうがな。たぶん。
もちろんいらないことは飲み込んで、俺は聞かれたことだけを答えた。
「いいや。静かなものさ」
「あなたはずっとここにいたの?」
フランの目がわずかに細くなる。それだけで何を思ったか大体想像がついた。
「おいおい疑ってるのか? この俺にそんな必要がどこにあるんだ」
「最近、女を抱いたのはいつかしら」
 女という生き物は時に男より残酷なことを言う。言葉を失った俺は、深いため息をついて見せた。
「俺をその辺の腐れバンガと一緒にするんじゃない」
「男はみんな同じよ」
フランは証拠とばかりに視線を、俺の下腹部に向ける。
そこには密かに熱くたぎっているものがあった。すっかり膨らんで、ズボンの前を押し上げている。
やれやれ、反論のしようがないな。俺は肩をすくめて見せるしかなかった。
「じゃあ言い方を代えようか。俺が『覗いた』ぐらいで満足するか?」
フランは虚をつかれたように口をつぐんだ。それからゆっくりと首を振る。
「思わないわ」
「疑いが晴れたようで結構」
「まだよ」
ふわり、と。甘い香りが俺を包んだ。フランが俺の上に覆いかぶさったからだ。
882バルフレア×フラン 4/10:2007/05/23(水) 21:22:52 ID:3WQArYD+
俺の股間に刺激が走った。
フランの細い指が硬くなった肉を服の上からなぞったらしい。大事なところは、フランの指技に期待して、さらに膨らみ始める。
耳に熱い息がかかった。甘い匂いに頭の中がくらりとする。
「あなたがひとりで自分を慰めるなんて想像できない。これ、どうするつもり?」
フランの手は、あっという間に服の中に入り込み、直に俺を握った。
「空賊バルフレアが交尾の『相手』をきらせることがあるのかしらね」
「知らなかったのか? 口笛をふけばダース単位で集まってくるんだぜ」
知り尽くして動く手に、俺は精一杯の虚勢をはる。
「ここで吹いてもよってくるのは魔獣だけよ」
「いいじゃないか、中には美女がいるかもしれないだろ?」
俺はフランを意識しながら、唇だけで笑ってみせた。
「わたしの後で、まだ元気ならやってみせて」
ぬるり、と。
突然俺は暖かく柔らかい感触に包まれる。フランの唇が俺のものを咥えていた。脳がスパークする。とっさに濡れた頭を抑えると、冷たい髪の感触の下で、フランが上目づかいに俺を見た。
883バルフレア×フラン 5/10:2007/05/23(水) 21:25:02 ID:3WQArYD+
クールな瞳に出あって初めて、俺は自分の奥に潜んでいた原始的な感情が揺さぶり起こされるのを感じた。
銃を撃つときとは別の、激しい血の猛りだ。
この女の醒めた顔を乱れさせてやりたい。溜まったものをぶちまけたい。
そんな俺の欲望を感じたのかフランは激しく頭を動かしはじめた。
フランの口は、その辺の女の壷より気が効いていた。暖かくてよく吸いついてくる。
俺は俺を執拗になめまわしているのがただの舌とはだんだ思えなくなった。熱くうごめいて、まるで別の生き物だ。
フランは散々俺をねぶると、気が済んだのかぬっぷりと吸いつきながら俺を解放した。唇から俺の赤黒い肉竿が出てくる。
「おいしいわ」
ぺろり、と舌なめずりをしながらフランは言った。唾液が糸になって亀頭とつながっている。たまらなくなった。
「来いよ、フラン」
 腕をとって引き寄せる。待っていたのかフランは自分から俺の唇に食いついてきた。
つい今しがた肉棒を咥えた口だというのに、俺は構わずに吸った。
尻を両手でわしづかむとフランはうめいて痛みを訴えた。俺は勘弁しなかった。お互い乱暴な方が感じるタチだ。
唇を押しつけあい鼻を鼻で愛撫しながら、これでもかというぐらい激しいキスをする。   
頬の裏や歯ぐきを丹念に愛撫した後で、俺を責め苛んだ舌にたっぷりとお返しをしてやると、さすがに堪えたのかフランは鼻を鳴らした。
その声に煽られて、俺はさらに尻をもみしだく。フランは釣り上げたばかりの魚のように身をよじって、だが逃れようとはしない。ますます俺に身体をすりつけてくる。
肩に爪をたてられた。いい反応だ。蜜壷に指を三本ねじこんでやった。
「ングッ!!!」
フランの身体が一瞬こわばって、やがてゆっくりと弛緩してゆく。中にいる俺の指は痛いほどの締めつけに満足していた。
ようやく唇を解放し、俺は耳元でできるだけクールに聞こえるよう囁いた。
884バルフレア×フラン 6/10:2007/05/23(水) 21:26:35 ID:3WQArYD+
「覗かれた、と言ってたな。感じたのか?」
「まさか」
 フランはキスの余韻で苦しげだった。
「隠すなよ、わかるさ。お前は感じたんだ。なにせ、こんなに感じやすいんだ、仕方がないだろ。それで相手はどんなヤツだ? 見なかったのか?」
「知らないわ、見えなかったの。けど……」
「けど、なんだ」
俺はフランの首に唇で印をつけながら尋問を続ける。
「懐かしい視線だった。わたしはあの視線を知っているわ。でも誰のものなのか思い出せない」
「昔の男じゃないのか?」
からかってみるが、フランは真剣だ。
「違う、そんなんじゃない……そんな……」
フランがふいに顔をあげた。驚いたように目と口を開けて硬直している。長いまつげが小刻みに奮えているのがわかった。俺はなにもしていない。
「見てる……これよ」
密やかなつぶやき。
「いるのか? 今」
いぶかしんだ俺は、とっさに視線の元を探して辺りを見回した。もちろん影も気配もない。
その間フランは白目をむいて「ア……ア……」と声をもらす。口の端から垂れたよだれが顎を伝った。  
「わかったわ。懐かしくて当たり前。森よ。森が見ているの」
「なんだと?」
885バルフレア×フラン 7/10:2007/05/23(水) 21:29:50 ID:3WQArYD+
森――ゴルモア大森林。
この巨大な森が見ているだと?
「聞こえたのか? 声が」
森を出たヴィエラは森の声を聞くことができない。フランの古傷だ。
「いいえ、感じるのよ。森は私が生まれたときからずっと私を見ていたわ。だから知っているの」
ざわざわと木々が騒いだ。強い風に吹かれた枝葉が、フランの声にうなずくように上下に揺れている。
俺はフランを疑わない。だから信じた。
なるほどね。
この森はとんだスケベ野郎だったってわけだ。

気にいらないな。

俺はフランを押し倒した。
抗おうとする四肢を抑えつけ、四つんばいにすると、尻をあげさせる。お預けをくらっていた肉棒がズキズキと痛みを訴えていた。
「見たいんだろ、見せてやれよ」
そして俺は後ろからフランを貫いた。
886バルフレア×フラン 8/10:2007/05/23(水) 21:31:01 ID:3WQArYD+
「ダメッ!」
珍しいフランの拒絶だったが、俺は構わなかった。俺のものはずるりと奥まで入っちまっていたからだ。
「もう遅い」
さすがに声が上ずった。口で責められた以上の刺激に、うっかりすると漏らしそうになる。柔肉がヒクヒクとうごめきながら、俺をねっとりと包んでいた。締めあげられて背筋から脳天が一気に痺れる。たまらずに俺は吼えた。
「フラン!」
呼応するように膣の中がうねる。これは雌の歓喜だ。
数え切れないほどの俺との経験から、フランの中は俺が入ってきたらどんな状況であれ悦ぶようになっている。俺の肉も同じで、長いこと会えなかったお気に入りの感触に狂喜して、さらにどくりと膨れ上がった。
「いいぞ、たまらない」
勢いのまま腰を揺らすと、出入りするたびに充血した花びらがめくれあがる。すぐに白濁した液がしたたりはじめた。そろそろスピードを上げるぜ。ギリギリまで引き抜くと、容赦なく叩き込む。
「ウアッ!」
フランは四肢をつっぱって、俺の動きに耐えた。
まだまだこれからだ。
「アアッ、アアッ、イヤ、見ている、森が! 森が! 」
「だから見せてやれって言ってるだろが」
「イヤッ! アッ! アッ! アッ!」
「いいのかやめても、ここはそんなことを言ってないぜ」
ひどいな、いつも以上に感じてるじゃないか。
887バルフレア×フラン 9/10:2007/05/23(水) 21:32:56 ID:3WQArYD+
尻を突くたびに、フランの胸が前に後ろに大きく揺れた。出てくる声は悲鳴じゃなくて嬌声だ。だから本当はイヤじゃないんだ。わかるさ、俺をなめるな。
森の視線なんて気にならないぐらい感じさせてやる。本当に必要なのは誰の視線なのか刻みつけてやる。
「フラン、お前はなんだ?。誰のパートナーだ?」
まるい肩をとって、上半身を起こす。胸を形が崩れるほど乱暴にもんでやると、フランはますます獣じみた声をあげた。
「アアッ、オオッ! オオ!」
「お前の帰るところはいつだって俺のいる空だ。そいつを忘れるな」
両腿を抱えあげる頃には、拒絶は消えていた。フランは積極的に腰をグラインドさせ、俺を受け入れはじめた。
表情が『視線』に囚われたものから、与えられた快楽に溺れるものに変わってゆく。
俺のリズムとスピードにかきまわされて、息も絶え絶えだ。そのくせ快感を本能の命じるままに口からほとばしらせる。
そうだ、それでいい。
「感じたいんだろ? だったら素直に俺だけを見ろよ。世界の果てまで連れて行ってやる」
夢中になって突っ込んではかきまわした。肉と肉のこすれる感触。俺はフランの残りを食いつくしにかかる。
このまま連れて行ってやるさ。言っただろう、世界の果てまでってな。誰も追いつけない速さで、ふたりきりで、俺たちはこれまでずっとそうしてきた。
「アアアアッ!」
「ッ!」
フランが大きくのけぞった。これまでで最高の締めつけに、俺はたまらず射精する。
飛空挺ごと太陽に突っ込んだようなとんでもない絶頂。視界だけじゃない、頭の中まで白く染まった。
俺は出しながら、腕の中のフランの声を聞いていた。
「出てる。出てるわ、バルフレア、いっぱい、いっぱい出てる……」
888バルフレア×フラン 10/10:2007/05/23(水) 21:34:55 ID:3WQArYD+
「まだ見られてるのか?」
水浴びから戻ってきたばかりのフランに声をかける。振り返ったフランは、今度はすっかり身支度もすませていた。
互いに獣同士のように交ざり合ってから、少し経つ。
こっちはモブと連戦したぐらいに疲れきっているのに、あっちはこれっぽっちもバテてない。さすがヴィエラか?
目が合うとフランは唇をなめた。俺の肉があの舌の感触を思い出してぞくりとうずく。
「そうね……」
フランはしなやかな脚で、音も無く俺との距離を詰める。
「あなたの視線の方が気になってわからないわバルフレア」
伸ばした腕を俺の首に巻きつけてくると、不敵に笑った。
「そう言って欲しいの? わたしに」
ああいい女だ。
俺はフランに包まれながら、もう二、三戦はいけるかなと考えるようになっていた。


889名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 00:44:19 ID:5BLJU+mR
>>888
バルフラキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
GJ!!!!一気に読んじゃったよ!二人の語り口がそれらしくていいね!
890名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 11:59:03 ID:3JyG6uqB
おおどんどんきてるねー!
イイヨイイヨー(・∀・)
891名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 14:17:56 ID:8HKEDHtn
おじさまと少女が萌えるので、どなたかバッシュとパンネロを!バシュアーは正直飽きたし…
バルパンも良かった。
892名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 00:13:14 ID:zPK2LMSl
そこでラスアーもほしい!!
893名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 02:45:23 ID:de8CaF5I
久々にバシュアー見たいなぁ。
894名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 09:31:51 ID:1MXIHoLC
バシュパンはコメディタッチが多かったのでシリアスなのが見たい
バルパンもラスアーもバシュアーもバルフラも待ってる!
リュドパンやリュドフィロとかも見たい
895名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 09:59:20 ID:PbUsLuoX
カップリングはなんでもいいのでエロいの待ってる
バルパンラサパンの続きも待ってる
896名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 10:24:25 ID:m2VoQ6ng
なんかパンネロ人気だなあ
12RWでがんばったから?
897名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 12:55:43 ID:RusmHNMJ
それもあるんでない?
純粋に読んでて萌えたけど
何気に設定とか素材がおいしいパンネロ
898名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 21:58:05 ID:NVbA3dMU
        ∧_∧  +
       (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
   +.   (0゚∪ ∪ +
     /ヽと__)__)_/ヽ   +
    (0゙   ・   ∀ ・ ) ワクワクテカテカ
    (0゙     ∪    ∪     +
  /ヽと____)___)_/ヽ   +   +
 ( 0゙     ・    ∀   ・  ) ワクワクデカデカ
 ( 0゙        ∪   ∪     +
 と_______)_____)
899リベンジ!【4】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/27(日) 18:18:27 ID:zPZ31ea6

※一回で完結するつもりが予想以上に長くなったのでつづきます。ごめんなさいよ。
※長いのでエロだけ読みたい方は以下の流れをご参照下さい。
 パンネロのイタズラ→ピロートーク→フェラチオ→69

>>851-853より続きます。

パンネロはバスタオルが落ちない様にをしっかり留め直すと、
いつもバルフレアがしてくれる手順を思い出す。
(えっと…まずはキスしてくれて…)
バルフレアの寝顔を真上から見下ろす。
ゆっくりと顔を近づけるが、顔が間近に来ると恥ずかしくなって離れる。
これではダメだと自分に言い聞かせるが、
いざ唇が重なりそうになると離れ…を何度も繰り返し…
(だって、ずるいわ…いつもより、なんだかわいい顔してるんだもん。)
パンネロは赤くなった頬を両手で包み、
すぅっと息を吸ってから吐き、気持ちを落ち着かせた。
ぎゅっと硬く目を閉じ――それでも場所を間違えない様に時々薄目を開けながら――
パンネロはやっとバルフレアの唇に自分のを重ねた。
途端にバルフレアが顔を逸らせたのに、きゃあ!と、
叫び出しそうになるのを必死で堪える。
おそるおそる様子を伺うとバルフレアは寝返りを打って壁側を向いてしまっている。
(もう、驚かせないで!)
パンネロは反対側を向いてしまったバルフレアの肩越しに、またキスをする。
キスしても目を覚ます様子のないバルフレアに安心して、
そっと舌を差し入れてみるが、しっかりと閉ざされた歯に阻まれる。
それではと、角度を変えて何度も口付けたり、下唇をそっと含んでみたりする。
次第に大胆になる行為に、今のままの姿勢だとやりにくくなる。
パンネロはバルフレアの肩を静かに引き寄せ、仰向けにする。
あどけない寝顔が愛おしくて、その顔を手で包み込む様にして
額や頬、まぶた、すらりとした鼻梁に口付けた。
900リベンジ!【5】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/27(日) 18:20:05 ID:zPZ31ea6

中でも彫りの深い顔の、まぶたから鼻の根元にかけてに
キスするのがパンネロのお気に入りになった。
(もっと…大人のキスも練習したいんだけどな…)
先ほど拒まれたのをどうやって突破しようかと考え、
試しに鼻を摘んでやると、微かに口が開いた。
パンネロは大喜びでその隙に口づけ、舌を差し入れると
今度はするりと受け入れられたので歯列をなぞり、
自分の舌先で恋人の口内をじっくりと探検する。
歯並びがいいのは知っていたけど、虫歯もないのね、などと
セクシャルな練習とは程遠い感想を抱きながら舌を絡めてみる。
息苦しげに眉が寄せられるのに、
(私のキスで感じてくれてるのかしら…?)
パンネロは気を良くして、無意識に顔を背けようとする
バルフレアを追いかけるが、息苦しさからか、唇を離されてしまう。
(あぁん…動いちゃだめ…)
だが、これ以上するとバルフレアが起きてしまうかもしれない。
パンネロはキスの練習を断念し、横を向いてしまった事で
あらわになった首筋に唇を移動させる。
バルフレアが時折軽く吸い上げたり、歯を立てたりするのを真似ながら
鎖骨から逞しく盛り上がった胸元を伝い、下へ、下へと移動する。
そして引き締まった腰と腹、臍の周りに舌を這わせてみると、
腹筋が引き攣る様に、ひくり、と動いた。
それに驚き、跳ねる様にパンネロは身体を離した。
ここまではいつも自分に施される愛撫を真似て来たが、
(ここからは…)
どうすればいいのかは知っている。
実際に何度もバルフレアの物を教えられるままに
ぎこちなくその部分を愛撫し、口に含んだことさえある。
901リベンジ!【6】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/27(日) 18:21:43 ID:zPZ31ea6

(でも…でも…)
いつもと状況が違う。
バルフレアの下半身はシーツで覆われている。
これは、パンネロが気恥ずかしさで全てを剥ぎ取る事が出来なかったからだ。
今からパンネロが行おうとする事のためには、まずシーツをどけてから、
もしバルフレアが何かを身に付けていたらそれを脱がさなければならない。
(いつもだと…もう脱いでるし…それに…)
そう、いつもだと髪を振り乱すまでよがらされ、さんざイかされた後で、
(頭が空っぽになっちゃってる時…なのよね…)
その時の状況を思い出し、パンネロはまた赤くなる。
そして、さんざん悩み、その“頭を空っぽ”にされないための
練習なのだと言い聞かせ、おずおずとシーツに手を掛けた。
すると、突然肩を掴まれて引き寄せられ、
気が付くと視界が一転してバルフレアの顔が下にあった。
「続きは?」
一瞬何が起こったのか分からず、パンネロは呆然とバルフレアの顔を見る。
そして、その言葉の意味を理解すると、
「…起きてたの?」
バルフレアが肩を竦めてみせる。
ニヤニヤと笑うその顔にパンネロはその白い首まで赤くなる。
「いや…離して!バルフレアの意地悪!」
パンネロは身体を捩ってバルフレアの上から逃れようと暴れるが
細い腰と華奢な背中に腕が回され、しっかりと抱きしめられてそれも出来ない。
パンネロはバルフレアの胸に顔を擦り付け、
まるで子供の様にいやいやと首を振る。
「バルフレアなんて…嫌い!いつもそうやってからかって…」
バルフレアは回した腕の力を緩め、
泣き出さんばかりのパンネロの頭を優しく撫でる。
パンネロが髪を撫でた時に既に目が覚めていた。
902リベンジ!【7】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/27(日) 18:23:36 ID:zPZ31ea6

暫く寝た振りをして“早く起きて”とかなんとか言われたら、
その手を引き寄せて押し倒し、昨日の続きを…などと考えていたら
思いがけないパンネロの行動に、お手並み拝見と寝たフリをしていたのだ。
パンネロのおそるおそる、といった風に少し触れては離れる愛撫や
新鮮な果物の様な瑞々しい唇が身体の上に降って来るのに
バルフレアの寝た振りも限界に来ていた。
ちょっとからかうつもりが、思いがけない拒絶に戸惑ったが
パンネロが落ち着くまで根気よく髪を撫でてやる。
何も話さないバルフレアに焦れて、先に口を開いたのはパンネロだった。
「ねぇ…いつから起きてたの?」
バルフレアはパンネロの身体を少し起こし、正面からその顔を見つめる。
眉を寄せ、目を潤ませ、唇を尖らせて。
(まだ拗ねてるな…)
バルフレアはパンネロの鼻に、ちゅっと音を立ててキスしてやる。
そして、表情が少し緩んだのを確認すると、
「ちょっと触れただけで可愛い声で鳴いて、
俺の名前を呼んでぎゅっとしがみついて。
肌は上物の絹よりも柔らかい。おまけに…」
パンネロが問いかける様にじっと見つめる。
「踊りで鍛えた腰と柔らかな身体でどんな体位も思うがまま、だ。
俺に言わせるとこれで満足しない奴がいたら、そいつは男じゃないな。」
瞳がぱちぱちと瞬き、言葉の意味を反芻しているようだ。
どうやらさっきの独り言を聞かれていた事と、
後半のあまりもの言い方にパンネロは再び怒り出した。
小さな手で拳を作り、ぽかぽかとバルフレアの胸を叩く。
「やっぱり嫌い…!バルフレアなんて大嫌い!」
それが不意にかわいい攻撃が止み、不安げにじっと見つめて来る。
「ねぇ…本当に?」
「何が?」
「…さっき言ったこと…」
903リベンジ!【8】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/27(日) 18:25:24 ID:zPZ31ea6

「どんな体位でもってヤツか?」
「もう!そうじゃなくって…!」
ムキになるパンネロに、バルフレアはとうとう笑い出し、
パンネロを強く抱きしめると無茶苦茶にその頭を撫でる。
「笑わないで!」
もみくちゃにされながらも抗議の声を上げるパンネロに、
バルフレアは男の生理という物をどういう風に伝えようかと頭を巡らせる。
「おまえに満足しなかった事なんて、一度もない。」
まずは不安を取り去ってからと、バルフレアはストレートに答える。
「男ってのはバカな生き物なのさ。可愛い女の子ほど、いじめたくなる。」
いじめてこの掌で握りつぶしたくなる、という心の声は噛み殺して。
「それが惚れた相手だと尚更だ。」
バルフレアの言わんとする事はパンネロにも理解出来た。
悪ガキの見本とも言える幼なじみを持ったせいだろうか。
だが、理解は出来ても納得がいかない。
「…パンネロ?」
バルフレアが怪訝な顔で呼ぶ。
そろそろ続きを…と思った所でパンネロが何かをじっと考え込んでいるのだ。
パンネロはやおら手を伸ばすと、シーツの中に右手を入れた。
バルフレアは下着だけを身に付けており、
そのウエスト部分におずおずと手を潜らせる。
最初にじゃり、とした感触がして陰毛が指先に触れる。
まるで水に潜る前の様に大きく息を吸い込んで止め、
パンネロはその先にある熱い塊に触れる。
一瞬だけ触れては慌てて離し、を繰り返し、少しずつ慣れて来ると
また恐る恐る、全体を優しく撫でる。
パンネロの繊細な手の動きにバルフレアの眉が寄せられる。
ふとパンネロと目が合った。
904リベンジ!【9】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/27(日) 18:28:20 ID:zPZ31ea6

パンネロはバルフレアの表情を見て、何やら頷くと、
今度は撫でていた手を止め、そっと握りしめる。
「熱い…」
パンネロがぽつりと呟く。
頭がクリアーな状態で触れる事など
めったになかったので新鮮な感じがするようだ。
「熱くて…たくさん…」
何かを言いかけて口を噤むと、ゆっくりと手を上下に動かし始めた。
繊細な動きがバルフレアの下半身にますます血液を集め、
パンネロの手が紡ぎ出す疼きに耐えながら平静を装う。
パンネロの一連の行為は子供の頃の父の教育を思い出させた。
鋼材、機械、工具、全てバルフレアの手に持たせて
大きさや重さ、質感を確かめさせられたのだ。
(成る程…お嬢ちゃんはお勉強中なわけか。)
おかしいやら、微笑ましいやら。
「パンネロ。」
パンネロが顔を上げる。相変わらず首まで真っ赤だ。
「それじゃあまだまだだな。直に見て、感じないと。」
バルフレアの意地悪な言葉に泣き出すのではと思ったパンネロだが、
分かっている、と言わんばかりに上目遣いにバルフレアを睨む。
「そんな顔で睨んでも、かわいいだけだぞ。」
パンネロは今度はしかめ面を見せると乱暴にシーツを取り去る。
と、下着のうす布越しにでもはっきりと分かるバルフレアの物が
目に飛び込んで来て、恥ずかしさで再びシーツを掛けてしまう。
しかし、バルフレアの意地悪な視線に気付き、今度はそろそろとシーツを取り、
きゅっと唇を噛み締めると、ゆっくりと下着をずらす。
とっくに外は明るくなっていて、しっかりとカーテンが閉ざされているとはいえ、
薄明かりの下でパンネロには起立したバルフレアの肉棒がはっきりと見えた。
バルフレアな苦笑いをすると、硬まってしまった
パンネロの身体を隠すバスタオルをちょい、っと引っ張る。
905リベンジ!【10】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/27(日) 18:30:51 ID:zPZ31ea6

「きゃあ!」
慌てて両腕で胸を隠すパンネロにバルフレアはくっくと笑うと、
「これでおあいこだ。」
「…もう、バルフレアの…!」
意地悪、と言いかけてパンネロは相手が確信犯だったのを思い出す。
(…負けないんだから…)
パンネロは左腕で胸を隠し、右腕をベッドについて
身体を支えると、顔をゆっくりと下へとずらず。
バルフレアの肉棒を目の前に捉えて、気付かれない様に
こくんと唾を飲み込むとその先端にそっと口付ける。
バルフレアの腹筋がぴくり、と痙攣した。
(これって…“感じてる”のかな?)
ひくひくと蠢くバルフレア自身を唇で追いかける。
バルフレアがふぅ…っと大きく息を吐いた。
(あ…今…“じゅんっ”…って…)
その瞬間に自分でも内部から愛液が分泌されるのがはっきりと分かった。
(どこも…触られてないのに…)
それは初めての感覚だった。
パンネロは胸を隠していた左手を自ら解くと逃がさない様にと
茎の部分を優しく握り、角度を変えて何度も口付ける。
愛おしげに何度も先端にパンネロの唇がふってくるのに、
バルフレアは堪えきれずに息を洩らした。
つるりとした表面の感触と、中に太い芯が通っているかの様な硬い質感に
徐々に慣れてくると、今度は根元の辺りから舌で舐め上げてみる。
バルフレアが感じているのがうれしい。
それに、ちょっと辛そうな表情を見るとゾクゾクする。触れられもしないのに、
(…勝手に…濡れてきちゃうの…)
愛おしさと嗜虐的な気持ちが同時に芽生え、舌の刺激にびくびくと
震えるバルフレア自身を宥める様に先端からゆっくりと飲み込んだ。
906リベンジ!【11】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/27(日) 18:33:00 ID:zPZ31ea6

バルフレアが僅かに身体を起こし、自分の行為を眺めているのが分かったが
気が付くと恥ずかしいという感覚は消えていた。
(だって…してあげたいの。もっと…)
ゆっくりと唇を上下に動かす。
パンネロの小さな口では全てを飲み込む事が出来ないので
含みきれない根元には手を添え、唇の動きに合わせて動かす。
「ん…っ…ん…ぅ…ふっ…」
バルフレアは手を伸ばし、額にかかるパンネロの短い前髪をかき上げた。
行為に没頭しているパンネロはそれにも気付かず、ひたすら唇を動かす。
「……つっ…!」
バルフレアが小さく悲鳴を上げたのでパンネロは驚いて顔を上げる。
「私…痛くした?」
「少し…な。」
根元に塗り込められていた唾液はパンネロの手の動きで乾き、
動かす度に刺激が強過ぎて痛みを伴うらしい。
(そっか…私…の中みたいに…濡れてないから…)
たっぷりと唾液を含ませた舌で全体を舐め上げてから愛撫を再開させる。
今度は唇を上下させる度に唾液を潤滑油の代わりにまぶすようにする。
可憐な薄桃色の唇がじゅぶじゅぶといやらしい音を立て自らを飲み込み、
小さな白い手が自らの唾液でぬらぬらと濡れているのに
バルフレアは我慢できずに声を洩らした。
(もっと…気持ちよくしてあげる…)
口の中で舌を使ってますます硬く張りつめたバルフレアの先端を突いたり、
転がしてみたり、くびれた部分を重点的に舐めたり…
前髪をかき上げていた手が頬に下りて来て、優しく撫でられる。
パンネロはその手を振りほどこうと、いやいやと顔を横に振る。
(やぁん…邪魔しないで…)
お返しとばかりに、頬をすぼめて吸い上げる様な動きを加えてみる。
達するときに無意識に膣内を締め上げている事を思い出したのだ。
907リベンジ!【12】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/27(日) 18:35:15 ID:zPZ31ea6

バルフレアは自分の様に声を張り上げたりはしないが、
(確かに感じているのね…)
時折洩れる小さな吐息や、仰け反る首、うっすらと全身を覆う汗。
愛する男が自分の愛撫で感じているのを見てパンネロは目を細める。
「パン…ネロ…」
押し殺した様な声で呼ばれ、ぞくぞくする。
パンネロにはもう分かっていた。
(あと…少し…)
先端から少しずつ分泌される液は苦くてヘンな味だし、顎がガクガクするし、
長大なモノを飲み込んだせいで息苦しいけど、口の中にあるモノが何故か愛おしい。
(お願い……このまま…イッて…)
パンネロがよりきつく舌で締め上げようとした瞬間、 腰を掴まれ、引き寄せられた。
乱暴ではないが素早い動作で、パンネロは一瞬何が起こったか理解出来なかった。
「悪い子だな、パンネロは。俺のを口に挿れただけで、こんなに濡らしてたのか?」
気が付くと視界が入れ替わっていて、バルフレアの声は足下からした。
パンネロがおそるおそる声の方を向くと、
猫が伸びをする様に四つん這いで尻を突き出し、
そして、最も恥ずかしい部分の真下に恋人の顔があった。
「い…っ…いやああっ!」
バルフレアは慌てて逃げようとするパンネロの足首をがっしりと掴み、
「大人しくするんだ、お嬢ちゃん。続きはもうしてくれないのかな?」
“お嬢ちゃん”に、パンネロの負けん気が反応する。
泣きだしそうに歪められた眉で、それでも気丈にバルフレアを睨むと
さっきとは逆の方向からソレを飲み込もうと唇を開いた。
が、途端に背中を反り返らせ、崩れ落ちた。
「やぁ…だめ…ぇ!」
瑞々しい太腿とむっちりとした尻をバルフレアの手が撫で、
その奥へ、長く節ばった指が差し入れられた。
優しくほぐす度にくちゅ、くちゅと淫美な水音が響く。
908リベンジ!【13】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/27(日) 18:38:13 ID:zPZ31ea6

その部分に顔を寄せられ、ましてや口付けられた事は一度や二度ではない。
(でも…でもっ…こんな格好……)
中に埋められた指が更に二本に増やされる。
「あっ…っ!ぁあっ!いやっ!」
それでもパンネロはバルフレアのモノを口に含もうとするが、
「…バルフレア…ぁ…だめ…それ以上…」
「ここはそう言ってない。」
パンネロから滴る蜜はバルフレアの指を伝い、手首まで濡らす。
「ふっ…ぁ…私が…出来ない…の…」
“お嬢ちゃん”の優等生ぶりに既に限界に来ていたバルフレア、
それを狙っての決死の起死回生だったのだで、願ったり叶ったりだ。
指を濡らす愛液を絡ませて すっかり充血した小さな突起を中指の腹で捏ねる。
もう片方の手でパンネロの最奥を抉る。
「やあっ……あん…ああっ!」
じんじんとした痺れが瞬く間に全身を駆け巡り、目の前が真っ白になってゆく。
パンネロはフェラチオどころではなくなり、バルフレアの身体の上に崩れ落ち、
自らの唾液で濡れたバルフレア自身に顔を擦り付ける様にして喘ぐ。
気付けば、ねだるように指を締め付け、腰を振っていた。
「イキたいか…?」
パンネロがこくこくと頷く。
柔らかい頬がバルフレアの男根を撫でるようだ。
「さっきから、“いや”とか、“だめ”ばかり言ってるな。」
「…………」
「“大嫌い”とか言われた様な気もするなぁ?」
「…いやぁ、違うの…」
もっといじめてやろうかと思ったが、
(本番はこれからだからな。)
この年下の恋人は、ベッドの上でいじめてやればやる程可愛らしく鳴き、
何度でも何度でもイッてしまうのだ。
909リベンジ!【14】 ◆3hspsNyL.Y :2007/05/27(日) 18:39:15 ID:zPZ31ea6
**************************

(俺の指で、唇で、そうなるんだ…)
鉤状に曲げられた指が敏感な最奥を弄ぶ。
「ああっ、あふぁ…ああん!」
膨らんだクリトリスをきゅっ摘み上げる。
「…っぁあっ!あーっ!あ――っ!」
背中をしならせ、高々と掲げられた腰をバルフレアの頭上で
絶頂の波に合わせてぴくん、ぴくんと跳ねさせ…
パンネロはバルフレアの体の上で力がくったりと力が抜け――それでも恋人の顔に
恥ずかしい部分を押し付ける様なお行儀の悪い事はせず――息を弾ませていた。
バルフレアはパンネロの下から身体を起こすと、うつ伏せのまま組み敷く。
ぎしり、トベッドが軋んだ。

つづく。

***************************
2〜3日中にうpなどと大嘘吐いて大変申し訳ございませんでした。
続きはまた1週間くらいかかるかと思います。

引き続き他の職人様の光臨もwktkしてお待ちしております。
910名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 20:36:05 ID:PhgAdCpA
キタ━━━(;´Д`);´Д`);´Д`);´Д`);´Д`)━━━!!!!
911名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 21:33:41 ID:wccfKP0Y
パンネロ可愛いなぁ、エロくて最高です
続きお待ちしてます!
912名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 22:32:14 ID:nn8WpiHM
バルパン職人様キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ッ !!!
パンネロ可愛すぎるよパンネロ(*´Д`*)/lァ/lァ
913名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 23:35:45 ID:UvMix0Vm
ワッフル!ワッフル!
914名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 21:59:13 ID:vq9Vwtjl
ワッフルワッフル!
915名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 23:55:36 ID:xYNWSSxP
ワッフルワッフルワックスわっくすわっしょいわっしょいショイショイショイショイ
916名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 23:56:43 ID:xYNWSSxP
いや、嬉しさと興奮をあらわしたかっただけです。素敵でした!!!!
917名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 23:36:06 ID:c7U+VqKn
上げるなうんこ

続きwktk
918リベンジ!【15】 ◆3hspsNyL.Y :2007/06/01(金) 17:07:47 ID:MuzG78oR

>>851-853 >>899-909より続きます。

顔の真横に置かれた手にパンネロは今から行われる事を思って息を飲んだ。
バルフレアはパンネロの腰を抱えるて引き寄せた。
何が行われようとしているのか瞬時に理解したパンネロは、
「バルフレア…!それ…いやって…あああああっ――!」
熱い塊がぐっと差し入れられ、下から突き上げてくる。
達したばかりの再奥を強く抉られ、パンネロはたまらず悲鳴を上げた。
パンネロは後背位があまり好きではない。
イク時は手を握ってて、とか、ぎゅっとしてくれなくちゃイヤ、などという
可愛らしいわがままからバルフレアが分析するに、パンネロの体位の好き嫌いは
如何に身体同士が密着してるかが大きく関係しているようだ。
後ろから突かれると、目的がそれだけ(そう言われた時、バルフレアは
“それってなんだ”と密かに思ったのだが)の様な気がするし、
「それに…少し痛いの。」
痛いと言われると、バルフレアとしては諦めざるを得ない。
だが、パンネロのぴちぴちとした豊かな尻をぐいと掴んで、その翳りに
猛ったモノを思い切り突き入れて鳴かせてみたいという欲望はいつもあった。
扇情的なパンネロに今朝はとても我慢が出来そうにない。
繋がったままパンネロの身体を引き寄せ、
背中から抱きしめると、そのまま膝で立ち上がる。
引き寄せられた方のパンネロも膝で立たされた形になり、
「…やぁっ!お願い…これ、いや…ぁ…」
構わず、バルフレアはパンネロの尻に腰を押し付ける。
これなら痛くないだろうという配慮と、後ろから抱きしめる事で
甘えん坊な恋人の要望に応えたつもりなのだ。
919リベンジ!【16】 ◆3hspsNyL.Y :2007/06/01(金) 17:10:45 ID:MuzG78oR

赤ん坊の尻の様にすべすべとし柔らかく張りのある肌が触れる。
そのまま突き入れるのではなく、
密着したまま中を抉る様にして動かす。
昨夜、パンネロが上に乗った時の動きをそのまま真似たのだ。
「ふうっ…あ…ふぅんっ……」
途端にパンネロが甘く鳴く。
じゅぶじゅぶと抉るように中をかき回す。
「くっ…あ、あっ!」
「こうすると…気持ちいいんだろ?」
「…あっあっ…ちが…っ。」
「昨日、自分でこうやって動いていた。」
バルフレアはパンネロの肩越しに小振りだが形の良い乳房を掴み、もみしだく。
「あっ…やぁん…っ…だ、だめぇ…っ」
言葉では抵抗するが、身体は素直に悦びを伝えて来ている。
無意識のうちに、尻をバルフレアの腰に押し付ける様にして自らも動く。
バルフレアは空いた手で下腹部の柔らかな毛を撫で、
その先にある赤い肉芽をきゅっと摘む。
「くぅ…っ…!あ、あっ!」
「だめじゃないだろ…パンネロ…こうやって、
中を抉られてから前をいじられるとたまらないんだろ?」
言葉でも攻められ、パンネロは目をきつく瞑る。
「目を閉じるな。」
その言葉にすら感応し、じゅんと蜜を滲ませる。
「目を開けて、下を見るんだ。」
パンネロは慌てて首を横に振る。
「パンネロ。」
苛立ったバルフレアの声におそるおそる目を開けて下を見た。
920リベンジ!【17】 ◆3hspsNyL.Y :2007/06/01(金) 17:13:03 ID:MuzG78oR

そこにあるのは一糸纏わぬ白い身体に纏わり付く二本の太い腕。
小さな乳房は大きな掌で掴まれ、ぐにゃりと歪んでいる。
もう一本は薄い色の茂みの奥をなぶり、更にその奥にはねっとりとした
白濁した液に覆われたバルフレアの物が蠢いているのが見えた。
パンネロは激しく頭を振り、そこから逃れようとする。
「…っ!いやっ!恥ずかしい…!許して…ぇ…」
バルフレアは思わず舌打ちをする。
「だめとか、いやとか…」
口では恥じらいながらも、その細腰をバルフレアの
動きに合わせて淫らに上下しているのに。
「悪いが、それは聞き飽きたな。」
のけ反った細い首筋にも舌を這わせる。汗の味がした。
「本当に嫌なら、今すぐにでも止めてやるさ。どうなんだ、パンネロ?」
バルフレアの息も荒い。限界はすぐそこだ。
パンネロはバルフレアの言葉にはっと息を呑む。
小さくごめんなさいと呟くと、羞恥と快楽に震えながらも、
「い…や……じゃ、ない…の…」
二人が繋がった部分から押し出された愛液が溢れ出し、ぐちゅぐちゅと
いやらしい音を立ててバルフレアの腰とパンネロの太ももを濡らしている。
「じゃあ、なんて言うんだ…?」
バルフレアの、少し苦しげな声。
少し眉根を寄せた顔が肩越しにちらりと見え、
パンネロにはそれがバルフレアが怒っている様に見えた。
“ちゃんとお相手”が目標だったのに、バルフレアを困らせてばかりで。
(私ったら…ちゃんと…言わなきゃ…でも…)
激しく快感を覚えていることをどうやって伝えればいいのだろう。
(…気持ちいい…で…いいの…?)
921リベンジ!【18】 ◆3hspsNyL.Y :2007/06/01(金) 17:14:55 ID:MuzG78oR

ともすれば快楽に流されそうになる中で必死で言葉を探す。
不意にバルフレアが膣内の、その一点を抉った。
じん、とした痺れが身体中を駆け巡る。
「あっ!…そこ……いっ…」
思わず口に出た。
言った途端、頭が真っ白になった。
折れそうなほど抱き締められ、ぐっ、と強く腰を引き寄せられた。
パンネロは長い髪を振り乱す。
「いいのっ!きも…ち…いっ…あっ!あっあっ!ああっ!」
「もっとか?」
「もっと…!あ…っ…バルフレア……!」
噛み付く様にキスをされた。
ねだるように、知らず、腰が浮いた。
膣内のバルフレアの物がぐいと鎌首をもたげ、
熱い液体が体の奥深くに注ぎ込まれる。
激しく身体を痙攣させ、パンネロはそれを受け止めた。

バルフレアは脱力した体をそのまま倒れ込ませ、パンネロの肩口に顔を埋めた。
二人の荒い息が明るくなった室内に響く。
いつもなら行為の後は気だるい心地良さで満たされるのだが、今日は違った。
欲望のままにパンネロを攻めたて、恥ずかしい告白を
無理強いさせたのはバルフレアの美学に反するのだ。
お嬢ちゃんのお勉強をからかうだけだったのに、
いつの間にやら我を忘れていた。
922リベンジ!【19】 ◆3hspsNyL.Y :2007/06/01(金) 17:17:42 ID:MuzG78oR

(全く…なんだってんだ…)
いつもならパンネロを優しく引き寄せてキスの一つでもしてやるのが、
なんとなく気まずくて、声を掛ける事すら出来ない。
とりあえず、このままでは重かろうと自身を引き抜き、身体を横に除ける。
肩で息をしていたパンネロもすり寄って来るが、いつもと違ってどこかぎこちない。
バルフレアも、気の利いた言葉が浮かばない。
気まずい空気が流れた。
不意にパンネロが身体を起こした。
少し気だるそうに何かを探している。
キョロキョロと辺りを見渡し、さっき自分が纏っていたバスタオルが
ベッドの下に落ちているのを見つけると、それを拾い上げる。
(シャワーでも浴びるのか…?)
だが、今は側を離れないで居て欲しい。
気まずいままベッドに残される事を思うと、
バルフレアは柄にもなく不安で溜まらなくなった。
パンネロはぎゅっとタオルを握りしめると、欲望を吐き出した後で
すっかり萎えてしまったバルフレアの男根を手に取り、
バスタオルでそれを優しく拭い、後始末を始めた。
「お…おい…?」
「…全然…だめとか、嫌じゃないの…」
「パンネロ…」
「ごめんなさい…もう言ったりしないから…」
やはり恥ずかしいのだろう、目は伏せられ、声は小さく、震えている。
だが、意を決したかの様に顔を上げ、縋る様な瞳で見つめると、
「お願い…だから…もう1回…して…」
そして、バルフレアの物の先端に優しく唇を落とした。

つづく。
923918-922:2007/06/01(金) 17:20:29 ID:MuzG78oR
たくさんのGJありがとうございます。
PCの前で喜び悶えております。
魂の赴くまま投下させて頂きますので
どうぞもう暫くお付き合い下さいませ。

細切れ投下で他の方が投下しにくくなっていたらごめんなさい。
他の職人様の光臨もwktkしてお待ちしております。
924名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 22:34:41 ID:0gGcjWMl
どうかはわからないけどまとめて投下してくれる方がありがたいかもしれんね
925名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 13:10:43 ID:Ime8XNYV
自分は細切れでも全然OK。
書き手さんのペースで、投下していいんじゃないかな?
子供が次の週刊誌の発売を待つような気分で、待ってるよ。

パンネロ可愛いよ、パンネロ
926名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 13:28:26 ID:fq22yAqP
ワンシーンごとだから、自分も気にならないな。
他の職人さんの投下もしやすいと思うし。

とにかくパンネロに萌ゆった!wwwwww
続きが楽しみだ!!!
927名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 14:22:18 ID:s22oIkE3
そんじゃ俺はまとめてくれた方が
いいと言っておきますね
928918-922:2007/06/02(土) 16:40:07 ID:RmmBcY4W
誘い受けなコメントを付けてしまって大変失礼しました。
一応>>1で投下ルールを確認したのですが、スレの流れを見直していたら
『まとめて投下が良し』となっていますよね。
ご意見して頂いた方もフォローして頂いた方もありがとうございました。
以後気を付けますので、どうぞマターリ進行でお願い致します。

そして、ここで職人様のSSを読むのが生きる悦びとなってますので、
神々の作品投下を心よりお待ちしております。
929名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:14:45 ID:n+gMlwqW
キテタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
続きまた待ってます!
930名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 03:02:20 ID:e4r08Etq
ワッフル!ワッフル!
931名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 22:32:43 ID:+VE8SRNl
        ∧_∧  +
       (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
   +.   (0゚∪ ∪ +
     /ヽと__)__)_/ヽ   +
    (0゙   ・   ∀ ・ ) ワクワクテカテカ
    (0゙     ∪    ∪     +
  /ヽと____)___)_/ヽ   +   +
 ( 0゙     ・    ∀   ・  ) ワクワクデカデカ
 ( 0゙        ∪   ∪     +
 と_______)_____)
932名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 20:24:54 ID:pUVky8+5
現在481KB
933名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 00:00:14 ID:8oX7TuFf
限界は何KBだっけ?
次スレ立てようか?

続き待ってるよおおおおおおおおおおおおおお
934名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 18:35:00 ID:MlRlbGoQ
500kbだったと思う
480は次スレの季節
935名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 22:07:47 ID:VHBaL/BT
次スレ立てました。

【FF12】ファイナルファンタジー12でエロパロ4

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1181307969/
936名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:17:19 ID:/LW8F0xt
長編は新スレに投下した方がいいだろうね

焦らずマイペースでおkなんで
職人さん全裸で待ってますよ〜!!!!
937名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 01:28:26 ID:q9B1FUph
wktkホシュ
938名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 05:19:39 ID:9zyrT0C+
>>922
禿げ萌えた
939名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 21:24:39 ID:OK3S5qKc
        ∧_∧  +
       (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
   +.   (0゚∪ ∪ +
     /ヽと__)__)_/ヽ   +
    (0゙   ・   ∀ ・ ) ワクワクテカテカ
    (0゙     ∪    ∪     +
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 ( 0゙     ・    ∀   ・  ) ワクワクデカデカ
 ( 0゙        ∪   ∪     +
 と_______)_____)
940名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 22:50:55 ID:V+qyYi/n
まとめサイトの管理人様
次スレが立ったので、wiki使って掲載されてない作品を保存しました。
何か不都合があったら仰って下さい。
941名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 08:51:17 ID:E31yx+0f
乙です!
942名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 09:41:36 ID:SENKZD0I
こっち埋めますか
943名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 09:43:20 ID:SENKZD0I
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   +.   (0゚∪ ∪ +
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944名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 09:44:22 ID:SENKZD0I
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945名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 09:45:37 ID:SENKZD0I
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946名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 09:46:54 ID:SENKZD0I
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947名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 09:48:34 ID:SENKZD0I

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948名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 09:49:25 ID:SENKZD0I

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949名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 09:50:13 ID:SENKZD0I

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950名無しさん@ピンキー

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