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>>1乙、これでお前も晴れてジ○ンの軍人だ
>>1乙!
最近スレ消費が早いな
7スレも随分早いと思ったが8スレはひと月足らずか
ありがとう、両手を突いてうなだれる描写の人。
続きも待ってます。
気力が尽きて横たわるマリアから、ハヤテはペニスを引き抜く。ハヤテの男根と
マリアの秘唇には、破瓜の血が付いていた。
「あ、どうも…」
ハヤテは横から差し出されたティッシュを手に取り、マリアの股間を拭おうとし
「…え?」
ティッシュを差し出していたのは、マリアがコントロールしていたはずのアーム
だった。
「うぁああ!!」
「お嬢さまっ!?」
ナギの悲鳴に振り向くと、二本のアームに足を取られ、逆さまに吊り上げられて
いる。片手は股間を隠し、もう片手はマリアの手を握ったままだった。
「それでもお嬢さまはマリアさんの手を離しませんでした、とさ。」
「咲夜さん!?」
ハヤテは部屋の入り口を振り返る。咲夜が何やらコントローラーを持ち、扉に格好
付けてもたれていた。開いた扉の影から、歩、ヒナギク、伊澄の顔が覗いている。
「ぬおっ、馬鹿サク!?」
「み、皆さん覗いてたんですか!?」
ハヤテがティッシュの箱で股間を隠す。
「え、えーと…」
ヒナギクが顔を赤くして俯く。
「覗いてないよー。『え、マリアさん初めてなんですか』なんて聞いてないよー。」
歩が真面目くさった顔で手を横に振る。
「『ハヤテ君のなら、赤ちゃん、出来たって…』とか、その、俯き合った場面など、
覗いていたわけではないんですよ?」
伊澄がつられて変な弁解になる。
「うむ、えろナギが二人がやっとる横で、枕に口を埋めてオナっとった一部始終を
覗いとったりなんぞは――」
「この出歯亀どもめー!!」
「露出狂の奥さんに言われてもなー?」
咲夜の切り返しに、ナギは言葉に詰まる。
「え、ええと咲夜さん。…お嬢さまを解放して、引き揚げていただくわけには……」
「どこまでや?」
咲夜がハヤテに問い返す。
「…咲夜さん……」
「わかっとるんやろ、自分?状況は変わってしもうとる。そのセリフの意味も…。
ここで帰れっちゅうんが、意味を増やしとることに気付いとるやろ?」
「でも、咲夜さん!!」
「ウチらを巻き込みとうないか?だから、そういうとこが……嫌いや、ない……
ちゅうねん。」
咲夜がそっぽを向く。
「ハヤテ君。ナギちゃん。マリアさん。まずは…よかったね。おめでとう。」
歩が部屋に入って、三人を祝福する。
「ハムスター…」
「ナギちゃん、かっこよかったよ。負けられないと思った。だから…もう少しだけ、
勝負させてね。」
「西沢さん、でも西沢さんは…」
「ハヤテ君、どうかな?もれなくヒナさんがついてくるから……」
「ちょっと歩!!」
ヒナギクがつっこむ。
「えー。ついてきてくれないんですか?」
歩がねだるような視線でヒナギクを振り返る。
「い、いやそうじゃなくて!!私は自分でなんとかするからいいって……」
「「「ほう。」」」
咲夜、伊澄、ナギが一斉につぶやく。
「あ!だ、だからね歩、ハヤテ君、私のことは気にしないでって意味なのよ、そりゃ
嫌じゃないけど、っていうのはああ深い意味はなくて…」
「ヒナギクさん。あとで歩さんに無茶をされる前に、素直になった方がいいと私は
思いますよ。」
マリアが起き上がって忠告した。ナギの体を吊り下げていたアームが、マリアの
上にナギを運んで降ろす。
「それに、桂先生の私への作戦は成功したわけですから、次は本命のヒナギクさん
への作戦が…」
「マ、マリアさん!! さっき三千院が守ってくれるって言ってたじゃないですか!!」
「被害が出ずに済めば、ノーベル平和賞ものですね。」
「まったくだな。」
ナギとマリアの主従の見解に、ヒナギクは反論できずハヤテを涙目で睨む。
「だから八つ当たりは止めてくださいってヒナギクさん!!」
「マリアさん。」
伊澄がマリアに語り掛ける。
「…はやっ。」
「伊澄さん、もうっ…」
マリアが苦笑する。
「勝算はありますか?」
「どうでしょう…結局私は弱い女でしたから。どこまで力が及ぶか…」
「マリアさんの一番の力は、その腕の中に…」
伊澄はマリアの胸で抱かれているナギを示唆して言う。
「そこに、あります。だから、絶対大丈夫ですよ。」
「…そうですね。」
マリアがナギの髪に触れて整える。
「なんだ伊澄、なんかマリアと話をしてたのかよ。」
「ナギが望むなら、もっと隠し事のない関係になってもいいんですよ?」
にこっと伊澄が微笑む。
「微笑ましいですねー。」
「いやハヤテ!他人事のように言うな!逃避するな!」
「そうですね。ハヤテさま、私達の気持ちも、今の状況も、これ以上重ねて語るのは
蛇足というもの… あとは、御三人のお気持ちを待つだけです。」
「ナギ、ハヤテ君。私は拒否権なしということでかまいません。」
「ハヤテ…私も、どんな時もハヤテを愛しているぞ。」
「なら、スキームは私の時と同じということですね。」
とっとと進む話にハヤテが焦る。
「ちょ、お嬢さま!!」
「では、ハヤテ。三千院ナギの執事として嘘偽り無く答えよ!!」
「では、年上からということにしてはどうでしょう。」
「え、もしかして私からかな?」
「まあええんやないか。弾数は心配要らんらしいし。」
「最後になる鷺ノ宮さんが、それでいいなら…」
「ええと。もう法も倫理もどうでもよくなってきましたが。」
ハヤテが迎え入れた少女達に問いかける。
「御家族とかには分かってもらえるんですか?最後に残る家族愛くらいは大事に
しましょうよ。」
「鷺ノ宮家は、問題ありません。血脈を繋ぐ事は継承者の義務であると同時に、
その手段は専権事項であるから、納得した人を選べと、母にも言われています。」
「うわ、産む気まんまんや。」
咲夜があきれた。
「うちはまあ普通の家で、私も普通の女の子だから、両親は普通に結婚して欲しいと
思ってるようだけど…」
「どこが普通の女の子だハムスター!!」
「期待に沿えてないのは今に始まったことじゃないし、孫の顔を見れるんだから、
わかってもらえるんじゃないかな。ヒナさんの子どもも欲しいんだけど…」
「女同士で子どもは出来ないでしょ!!」
「というわけだから、しばらくは難しいんだよ。ヒナさんのおうちは?」
「う、うち?えーその…」
ヒナギクの視線が宙を舞う。
「あ、桂先生はあれですけど、お義母さまや、お義父さまは…」
「…お姉ちゃんだけならまだいいんだけど。恥ずかしながら、お義母さんもどうも
ハヤテ君を諦めてないみたいなのよ。まったくもう……。格闘大会で手に入れ
損ねたのがよほど心残りなのかしら。」
「わんだふるなお義母さんだよねぇ。」
「そ、そういうわけだから、わ、私にハヤテ君の子どもが出来たりしたら、
そ、その、愛し合って出来たのなら、喜んでくれると…ぉ…ぅ」
ヒナギクの声が小さくなっていった。
「なんだか家族は家族でも家族計画の話みたいになってきましたねぇ。」
マリアが感想を述べる。咲夜はハヤテに尋ねた。
「…なあ。自分も、子ども、産んで欲しいか?」
「え?それはまあ、好きな女の人に、自分の子どもを生んで育ててもらえるなら
嬉しいですから、無理にとは言いませんが、そうしたくもあります。というか、
覚悟の上というか…」
「良かったですね、咲夜。」
「うんうん。」
「いや、そやなくて!! あ、別に嫌なんやないんよ。ただ、ちょっと子どもは、
待って欲しいんよ。」
「それは、かまいませんが…」
「話を戻すとな、ウチの家族っちゅうかとーちゃんなんやけどな。ウチがここに
住むにあたってな、ちょっと揉めてきてん。ウチはこんなんなるのも覚悟の上
なんやけど、とーちゃんは反対してきてな。」
「え、それは大変じゃないですか。」
ハヤテは驚くが、咲夜は何でもないという風に手を振った。
「で、最終的に、子ども作るまで行くんは若すぎるから、それは18まで待てと。
そういうことで手打ちして来たんや。」
「それはまた、ツッコミ所のある条件だな…」
「まあ他の反対理由はあまり理由になっとらんかったからな。うちでもよそでも
ぽこぽこ子どもこしらえたとーちゃんが言うても話にならんし、借金執事の
争奪戦の時は許可出しとったんやから、相手の男が気に入らんというわけにも
いかん。しかも三千院は本家や。後は娘惜しさみたいなもんやから、ちょっとだけ
譲歩して、娘の立場でいておくことにしたんよ。」
「咲夜は家族想いね…」
「鷺ノ宮さん、それ本気?」
咲夜は少し俯き加減で顔を赤くしながら、ハヤテに頼む。
「そういうわけやから、ウチを、その、抱いてもええけど、あと一年ちょっとは、
子どもは、待ってくれる?」
「すぐでなくても、咲夜さんの欲しい時でいいんですよ、もちろん。」
「うるわしい話だな。だが、避妊具はないぞ。」
「…なんやて?」
「コンドームとかは、今この屋敷にはないと言ったのだ。」
聞き返してきた咲夜にナギがもう少し明確な表現で答えた。
「あ、そうでした…」
「おいコラ元借金執事!!」
「いやすみません、でもこれはお嬢さまが…」
「結婚後、ナギが避妊禁止令を出して、コンドームを全て処分してしまったんです。
それはもう、念には念を入れて。」
咲夜に押されるハヤテの弁明を、マリアが引き取る。
「だってこの屋敷には避妊具の必要が今ある男はいなかったじゃんか。」
「夫婦になってもふつう持っとるもんやろ!!」
「ええと、クラウスさんとか姫神さんとかは、じゃあ……」
ヒナギクが疑問を示す。
「ええ、私とナギが強制捜索を行いました。結果についてはプライバシー保護の為、
明らかに出来ませんが、それ以降、屋敷に避妊具はないはずです。」
「執事って大変なお仕事だねぇ…」
「『こんなこともあろうかと』とか言って持ってたりせんのかアホ執事!!」
「ごめんなさい、持ってません…」
「ハヤテを責めるのはお門違いだぞ。だいたい覚悟して来たならそれくらい持って
来ておけ。」
「うぬぬ…コンドーム処分して生でサルのようにヤリまくっとる奴に、こんな説教
されるとは、なんたる不覚や…」
「誰がサルだ!!」
「ええと、大変失礼ですが、持ってたりは…」
ハヤテに問いかけられたヒナギクたちは首を振った。
「…買ってきます。」
「…ええよ。これからっちゅう時に、自分にもみんなにも悪いやん。すまん、ウチの
ミスや。ナギがこんな早よに暴走すると見抜けんかった、ウチが甘かったんや…」
「だからせっかく人がいろいろ許してやってるのにちょっとは口を慎め!!」
「まあまあ、ナギ。」
「ウチが街ん出て…」
「女性に行かせるわけにはいきませんよ。」
「でも…」
「あの、ハヤテさま、咲夜…」
伊澄がハヤテと咲夜の言い合いを遮る。
「今夜だけなら、なんとかできます。」
「ほ、ほんまに効くんやろな、それ…」
咲夜が伊澄に念を押す。札を準備する伊澄の前に咲夜が立ち、咲夜の肩を支えて
ハヤテが背後に寄り添って立っていた。
「効きますよ。使えるのが生娘に対してのみで、日光が体に当たるまでしか持続
しないので、常用の避妊法にはならないけど、その分、確実。」
「そりゃいくら確実でもあまり使い道はないな。」
「古い時代にはそれなりに意味があったのよ、ナギ。…ハヤテさま、咲夜の
スカートの前を、めくって下さい。」
「ちょいまち伊澄さん!!」
「…咲夜、避妊術をどこに掛けると思ってたの?」
「そんなんこいつにやらせんでもええやんか!!」
「ちゃんと咲夜が避妊するところを、見てもらった方がいいでしょう?」
「えと、僕なら何も心配してませんから、代わってもらいましょうか?」
「…わかったわい。ぱーっといってくれ、ぱーっと。」
「そう、素直な方が可愛いですよ。」
ハヤテが咲夜のスカートの裾をめくって持ち上げ、下着を晒し出す。伊澄は片手に
札を持ち、発動させた。青い光が札を包む。もう片手の人差し指と中指を揃え、札に
触れると、光がその指先に集まった。
「んっ!!」
伊澄の指が咲夜の下着の上から、秘所の辺りに触れる。そのまま光る指を腹へと
滑らせ、下腹に光の筋を引いた。
「ハヤテさま。」
伊澄は光の衰える札をハヤテに手渡し、その手を咲夜の股間に導く。
「え!?」
「この札でここを、ほぐしてあげてください。」
「んあっ!!」
ハヤテの手を咲夜の下着の股布の上に触れさせ、伊澄は手を戻して新しい札を
取り出した。
「…咲夜さん。」
「あかんっ、あっあんぁぁあっ!!」
咲夜の股間で、ハヤテの指が蠢く。札を下着に押し付け、秘唇の存在を確認する。
「…咲夜さん、柔らかい……」
「んっ、んあ、ああ、あんっ!!」
ハヤテは隠れた秘唇のこすれ方から、内部の様子を想像し、咲夜に問いかけた。
「咲夜さん、もしかして、もう、濡れてます?」
「いやぁ、そんな、いわん、でぇ…」
強気な咲夜が弱々しく首を振る様子に、ハヤテは調子に乗って言葉責めを続ける。
「触っただけで、濡れたんですか?」
「ちゃう、ちゃうんや…」
「じゃあ、覗いてるときから、ここを濡らしてたんでしょうか?」
「これは、そんなちゃうんやっ…」
「ハヤテ君、咲夜さんマジ泣きしちゃいますよー。」
マリアが声を掛けて制止する。ハヤテは指を止めてぐずり始めた咲夜に謝った。
「ごめんなさい咲夜さん。可愛かったから、つい…」
「もうっ、あほっ…」
「いいぞハヤテ、もっとやれー。」
「ええとそういうわけにも… 伊澄さん、いつまでやればいいんですか?」
ハヤテは抱えた咲夜の向こうで札を繰っている伊澄に尋ねる。
「ハヤテさまの、お好きなだけ続けてください。」
「…え?いや、効果が出るまでとか、次の手順が準備できるまでとか…」
「最初の結界術で完成しています。」
「……その札は?」
伊澄は札を青く光らせる。
「私の分です。よく考えると、18未満は条例上問題なので、急いで子どもを作って、
お世話になっている警察関係の方々との付き合いを難しくすることはないかと、
考え直しまして……」
バシィィン!! バシィィン!!
「痛っ!!」
「いたい…」
咲夜がハヤテと伊澄をハリセンでしばいた。
「何のつもりや伊澄さん…」
「咲夜がハヤテさまに可愛がっていただく、ん、良い機会だと…」
「なに自分だけ和服の上から術かけとんのや!!」
「自分の力は通しやすいようにしてあるの。」
バシィィン!!
「いたい…」
「ええと咲夜さん、それくらいで…」
「ハヤテ君ハヤテ君。」
「はい?」
「きゃっ!!」
振り向いたハヤテの向かいで、歩がヒナギクのスカートをめくっていた。
「ほらこっちもほぐしてあげてー。」
「やめなさい歩ーー!!」
「…ぐだぐだだな。」
「えーとみなさん、コンドームでなくピルが使いたい方は、正月明け以降に用意
しますので、後で言ってくださいねー。」
「ふえーん、いたいよー。ヒナさんのばかー。」
脳天をグーで殴られた歩が大げさに泣く。
「ったくもう、油断も隙もないったら…」
「ぐすっ、ハヤテくーん…」
歩は小走りにハヤテに駆け寄って腕に抱き付いた。
「痛かったよー、まだ頭がジンジンするよー。」
「あー、西沢さん、あまりヒナギクさんを怒らせちゃいけませんよ。」
ハヤテは歩の頭に手を置いてさすった。
「ん、ん…」
歩はハヤテの腕をより強く抱き締める。
「西沢さん?」
「ん…」
歩の表情と身構えに緊張を見て取ったハヤテは、頭に乗せた手を離したが、歩に
熱い目で顔を見上げられて、宙に手を止めた。歩はすがり付くように、腕を抱く手に
さらに力を込める。
「西沢さん…」
「ハヤテ君…」
ハヤテは歩の後頭部を抱いて、少し引き寄せて、耳元でささやいた。
「…いいんですか?」
「ちょっと、怖いけど、ハヤテ君になら…」
潤んだ瞳で歩が答える。
「…あ、もう始まってますか。」
「わりと積極的だな、ハムスター。」
ベッドの中央でマリアとナギがヒソヒソと話す。
「…もう。」
ヒナギクはベッドの長い縁の枕近くに腰掛け、腕を組んだ。
「ハヤテさま、私も叩かれた所が…」
「あんさんはこっちや。」
ハヤテの方にふらふらと行きかけた伊澄を、咲夜が襟を掴んで、ヒナギクとは
反対側のベッドの長辺へ引きずっていく。
ハヤテは歩を片手で抱いたまま、抱かれていた腕を巻き変えて腰を引き寄せる。
歩はハヤテの左胸と自分の胸の間に折った腕を挟み、胸元で手を握った。
「顔を、上げて…」
「あ、ハヤテ君…」
歩がハヤテを仰ぎ見て、そっと目を閉じ、僅かに顎を持ち上げる。
「西沢さん、あなたが、好きです。」
「あ…んっ……」
歩の唇を、ハヤテが優しくふさいだ。舞い上がって弛緩した歩の体を腕で支え、
長く食べ尽くすように口付ける。
「…はぅーっ……」
ハヤテに口を味わい尽くされ、ようやく休息を許された歩が、深い息をついた。
「大丈夫ですか?」
「……すごく、ぽーっとしちゃった、かな…」
「素敵でしたよ…」
ハヤテはそう囁いて抱き直す。歩はハヤテの胸板に手を這わせた。
「…あ。ハヤテ君、ドキドキしてる…」
「僕も結構、興奮してます…」
「ん、じゃあ…もう、服脱がせちゃっても、いいよ…」
「一応聞きますが、ここでいいんですか?」
「うん、ここで、安心して、…ハヤテ君と、繋がれるとおもうから…」
ぽすっ…
「あ…」
ハヤテに服を全て剥ぎ取られ、歩は手を引かれてベッドに腰を下ろした。そのまま
ハヤテは歩の胸に手と口を寄せ、女性の膨らみに触れていく。
「あぅ、はぁっ、ん、あ、ああ…」
「ん、綺麗な胸ですね…」
「ああっ、んぁ、んん…」
しゃがみ込んで両手で乳房を揉みしだき、舌で胸の間の辺りを舐める。歩は片手で
ハヤテの頭を抱え、もう片手でベッドのシーツを握り締め、喉を見せながら吐息を
漏らした。
「ん、ふー……」
「ん、は、ふひゃあぅ!?」
「む、ちゅ…」
「あ、ナギってば、よしなさい!!」
歩の背後に忍び寄ったナギが、耳に息を吹きかけ耳たぶを噛んだ。歩が大きな
声を上げ、ヒナギクがナギに近寄って手を掴む。
「れろっ、でも、ちゅ、して欲しがってる…」
「あふっ!! ん!! んはぁ、あぁっ…」
「悪さは止めなさいってば。」
「…ん。こんなに。ヒナギクにも。してもらえ。」
「あっ、あぅ、は、ひゃん!!」
「ああもう離しなさい…」
「ヒナ、さぁん…」
引き離そうとするヒナギクに、ナギが抵抗する。歩の耳を質に取られているので、
無理に剥がすことが出来ない。そこに歩の悩ましい声が響いた。
「んあっ、ヒナ、さん、んぁっ…」
「ヒナギクさんは、後ろ、すぐ側にいますよ、西沢さん?」
「んぁ、ハヤテ君、ホント?」
「ちょ、ハヤテ君!!」
「いい子にしてたら、ヒナギクさんも気持ちいいことしてくれますからね…」
「ハヤテ君まで!!」
「んー、いい子っ、するよぉっ…。んぁあ!!」
ハヤテが歩の乳首を舌先で襲った。
「んぁあ、はう、ハヤテ君っ、ナギちゃん、ヒナさんっ、ああああぁぁぁっ!!」
ハヤテに乳首を吸われ、ナギに耳を責められて、歩が手足を激しくバタつかせる。
後ろで彷徨う手を、ヒナギクが握る。
「歩…」
「あぁあ、ヒナさん、ヒナさん?」
「ヒナギクさん、西沢さん、いい子ですよね?」
「ひ!!あ!!はぁっ!!」
ハヤテはヒナギクに話す間、口の離れた乳首を指先で強めに摘んだ。
「……もう、ナギも、ハヤテ君も…えっちなんだから……」
ヒナギクはそう独り言を呟いて、歩の耳に舌を這わせた。
「あふっ、あ!!」
「歩、ほら、しっかりしなさい。そんなに、ハヤテ君のえっち、気持ちいい?」
「あ、ふ、あん、ヒナさん、だってぇ…」
ヒナギクは歩の耳や首筋を責めながら、喘ぐ歩に淫語を囁く。
「歩の、おっぱい、きゅっきゅっ、って、こね回して……ビンビンに、なった、
先っぽを、パクっ、て、して……ん、ハヤテ君が、歩に、えっちなこと……
たくさん、してる……」
「んはっ、あっあぅっ!! ああ、あ、あんんっ!!」
「ハヤテ君の、手も、お口も、おっきくて、歩の、胸くらい、簡単に、ぜーんぶ、
触って、しゃぶって、まるごと、しちゃうのね……」
「んあ、はう!!あ、うんっ、うんっ…!!」
「乳首を、舐めて、吸って……歩を、いっぱい、欲しがって、いっぱい、悦ばせて、
……それでももっと、ハヤテ君、歩が欲しそうよ……」
「あ、あ、あっあぅああっ!!」
ヒナギクが歩の耳の弱点を責める。歩は乳首を口で転がすハヤテの頭を、腕で
揺すった。それが気になったのか、頃合と思ったのか、ハヤテは身を寄せて、
歩をベッドに押し倒した。
「ん、あっ…」
「お…」
「きゃっ…」
歩の上半身がベッドの上に倒れたので、ナギとヒナギクの、歩の耳への責めが
打ち切られる。ハヤテも一度胸の責めを止め、頭を抱く歩の腕を退かしてから
身を起こした。歩はベッドの横手に足を投げ出した格好で仰向けにされ、ハヤテが
足の間に割り込むのを許してしまった。
「西沢さん…」
「あっ、ハヤテく…んっ…んひゅんんんっ!!」
歩の空いた手を押さえ、唇を奪う。そしてもう片手で、歩の秘裂に指を沿わせた。
「あっ、歩っ…」
ヒナギクは歩のもう片手を握ったまま、歩がハヤテに組み伏せられる様子を、
目に焼き付けていた。ハヤテは腕の力と、熱い口付けと、逞しい体躯の位置取りと、
そして誠実な指使いで、秘所に触れられることを歩に受け入れさせていく。
「ヒナギクさん、夢中で見てますね…」
「あっ、マリア、さんっ…」
ヒナギクの背にマリアがしなだれかかった。
「そうですよね。大好きな二人が、とても幸せに求め合っているんですもの。
そして、それを見て、抱く全ての気持ちが許されているんですもの。」
「マリアさん…」
「幸せなことですから、それでいいんですよ…」
「要するにえろすに目覚めたマリアさんは、ハヤテ×ナギのやり直しを要求しとる
らしいで、そこの奥さんや?」
咲夜が伊澄をいじりながら茶々を入れる。
「いやマリアさっきは悪かったってば。」
「もう、咲夜さん。人のセリフを変な風に取らないでくださいな。」
マリアがふくれてみせた。ヒナギクは少し頷いてハヤテと歩を見詰め続ける。
「あ、ひん、あうん!!んんぅ、ああぁ!!あぅぅんっ!!」
「ん、西沢、さんっ…」
ハヤテが体を起こして、歩の足を抱えて股を開き、秘唇に触れる指の動きをより
熱心な激しいものにする。もうそこは濡れそぼっていて、愛液が指に絡み、動きを
助けた。歩は解放された腕と口で、すでに限界に近付く快楽を訴える。
「うぁ、ん、あ、ふ、あぁ、あんっっ、あんっっっ!!」
「西沢さん、先に、気持ちよくなって、しまってください…!!」
「あ!! あぁああぁ!! ひ!! あんんんぁああああっっっ!!」
ハヤテの指が陰核と膣口に触れ、擦り上げて歩を絶頂へと飛ばした。歩は体を
幾度も痙攣させ、体の奥で弾けたものの余韻に浸る。
「はっ、はぁーっ……あ、ん……」
落ち着くのを待って、ハヤテは歩の手を引く。
「西沢さん、これ、分かりますか…?」
「ん、あ…」
ハヤテの股間に反り返るものに、歩の手が触れた。
「これ、が…」
「そう、これが、西沢さんの、ここに…」
秘唇を指で開き、膣口を晒す。
「ん、んんっ…!!」
「…入ります。心の準備ができたら、手を離してください。」
ハヤテはペニスに触れる歩の手をそのままに、息を整えて答えを待つ。
「あ、ん…」
歩は手を揺り動かしたり、目を何度もつむってみたりして、自分の手の中にある
熱い男性の象徴を確かめた。そして、軽く握ってから、ついに手を離す。
「私の初めて、もらって、ハヤテ君…」
「西沢さん…」
「う、うんっ…」
ハヤテのペニスが歩の膣口に押し当てられる。歩の足を抱え上げて開いた女体の
秘部に、張り詰めた男性器の先端が沈んだ。
「う、ぁあ…!!」
「ん…西沢さん…っ」
少し進んで、狭い膣にさらに男を阻むものと出くわした。ハヤテは静止してから
ゆっくりと力を加えていく。
「う、あ、あぅ、あ、ひぃーーっっ!!」
「んぁっ!! に、西沢さんっ!!」
破った勢いで、一気に関所が突破される。激しい喪失の痛みが一度に駆け巡り、
歩は高い悲鳴を上げた。
「ご、ごめんなさい西沢さん。大丈夫…じゃないですよね…」
「ひ、は、はっ、ふ、うっ、はぁっ、ふ…」
歩は涙をポロポロこぼして首を振る。
「息を整えられますか?」
「ふー、はー、ふぅ、は、ふー、…や、つづけ、ひ、て…!!」
少し落ち着いて来た所で、一度引き抜こうとしたハヤテを、歩が止めた。
「でも、西沢さん…」
「たぶん、今が、一番痛いの、だから、だいじょうぶっ… 痛いのは、ぐすっ、
承知だもんっ…!!」
「…優しくは、上手く出来そうにないんですが……」
マリアに続けて処女を相手にして、処女の扱いという点での技量不足を感じる
ハヤテが、悩み顔で言う。
「いいからっ!! 全部、つながりたいっ…!! ハヤテ君の、全部、受け止めたいっ!!」
「わかりました。とりあえず、奥まで… 初めては貰ったんですから、無理は
しなくていいんですよ。」
「うんっ、うん…!!」
ハヤテは挿入を再開した。引っかかるようなものはもう無いものの、処女の膣は
狭く、きつい。押し広げながら進むたび、歩が苦しげな声を上げる。
「あうっ、んぁあ、ああっ、んんーっっ…」
ハヤテは慎重に進んで、最奥に到達した。脂汗を流す歩に声を掛ける。
「西沢さん、全部、入りましたよ…」
「あ、ほん、と…?」
「ええ。西沢さんの中に、いっぱいに入って…とても、嬉しいです。」
歩は大きく胸を呼吸させる。
「ハヤテ君、ハヤテ君…」
「西沢さん…」
「ね、ゆっくりなら、動いていい、よ…」
「だからもう十分です、無理しないでください。」
歩の気丈さに感心しつつも、ハヤテは言い聞かせた。だが歩は頑固に主張する。
「入ったんだからっ、引いて、また、入って、でしょ?ハヤテ君、あまり、
気持ちよく、なれないかも、しれないけど、わたしの、がまんできるくらいで、
なら、何回でも、動かして…」
「でも…」
「だいじょうぶっ、とまってれば、ほら、そんなに、苦しくないから、やすみ、
やすみ、で、ね?」
歩は自分が苦しいのにもかかわらず、手を伸ばしてハヤテの頬を撫でた。
「ああ、もう、男にそんな甘いこと言って、どうなっても知りませんよ!!」
「あっあっ!!あっあっあっあっあっ!!」
ハヤテはずるずるとペニスを半分ほど引き抜く。そして先の挿入時と同じくらい
ゆっくりと、また奥を目指して突いていった。
「あう、はん、ああ、んっ、はっ、ん、ふくっ…」
当然、歩はまた苦しげな声になる。それでも耐え切って、膣の奥にペニスを
迎え入れた。
「は、は、ふ、はっ…あっあっあっ!!」
またハヤテがペニスを引き抜く。
そしてハヤテが繰り返し歩の中を動くうち、だんだんと動きが変わっていった。
短く、速く引き抜いて、ゆっくりと戻し入れる。どれだけそれに効果があったかは
わからないが、歩はこの動きについて来れており、ハヤテもペニスに性交の刺激を
得ることが出来ていた。
「西沢さんっ、少し、我慢して…!!」
「あっあっ!!はぁっ、んああぁっ!!」
ペニスの性感の波が高まる時をとらえ、出し入れを加速して快感を蓄える。
「ん、気持ちいい、は、んん…!!」
「く、あっああっ!!はぅくんっ、んんぁっ…!!」
幸い、ハヤテの限界が先に訪れた。高まる衝動を、速度に変えてぶつけていく。
「にし、ざわ、さんっ、僕、そろそろっ、出るよ…!!」
「ああはぅ、くああっ、あっんんっ、んんんんっ…!!」
処女の狭穴を今まで以上の切羽詰った動きで突かれ、歩はもうその瞬間がハヤテに
訪れるのを待ちわびて耐えるしかなくなった。
「あふ、ん、んんっ、ふ、んぁ、う、あ…!!」
「う、出る、西沢さんっ、出るっ…」
ペニスが奥で止まり、ハヤテが呻きを上げる。多量の白濁が、精を待つ体内に
続々と注がれていった。
「う、はむ、んっ…」
「んん、んっ」
事の後、ハヤテは歩と口付けを繰り返し、感謝と愛情を表現した。
「ごめんなさい、痛かったでしょう?」
「ううん、いいの、ハヤテ君。女は結構丈夫なんだよ。それに、最後までして
もらえたことの方が、今は嬉しいよ…」
「西沢さん…」
「まあ、最初の痛いのは、びっくりしたけど。あれ凄い悲鳴出ちゃって、自分が一番
驚いたよ…終わってみたら血がいっぱい出てるし…ハヤテ君もみんなもあれには
引いたかもしれないけど、ねぇヒナさん…ヒナさん?」
歩が脇を見て、掴んでいた手を引く。
「は、はいなんでしょう?」
「…なんでマリアさんに抱かれてるの?」
ヒナギクはマリアの胸元に抱きついていた。言われてぱっと身を離す。コホンと
咳をして答える。
「あ、あのね。マリアさんと、愛する人たちが結ばれるのを見守る喜びについて
語り合っていた所なのよ、歩。」
「ヒナさん…」
「つまりホラー映画で犠牲者が上げるよな悲鳴は、ちびりそなほどエンターテイン
メントやったと…」
「だから愛沢さん人のセリフを変な風に取らないでー!!」
「いやさっきまで怯えてたろヒナギク。まったくしょうがないなあ…」
「お嬢さま、伊澄さんのうしろに隠れて言っても、様になりませんよ。」
ハヤテは軽く歩に口付けて、彼女の横に座った。
「えと、ヒナギクさんの番の筈ですので…」
ぽんぽんと自分の横のスペースを叩く。
「う、うん…」
ヒナギクは返事をしたものの動かず、きゅっと歩の手を握った。
「ハヤテ君、そういうときはお姫様だっこだよ。」
「歩ー!!」
ヒナギクが歩を睨む。
「…それもいいかもしれませんね。」
ハヤテは立ち上がってヒナギクに歩み寄った。
「ちょ、ちょっとハヤテ君、心の準備が…きゃっ!!」
ハヤテは軽々とヒナギクを抱き上げる。
「ヒナギクさん…」
「…ハ、ハヤテ君…」
ヒナギクは身をすくめてハヤテを見上げた。
「好きです、ヒナギクさん…」
「あ、んっ…」
ハヤテはヒナギクの頭部を持ち上げて、その口先へ唇を屈めた。きゅっと身を
よじり目を閉じるヒナギクを、柔らかく両手と唇で包み込む。
「は、あんっ…」
唇を離されたヒナギクは、大人しくハヤテを見詰める。ハヤテはベッドの空いた
縁にヒナギクを抱えてゆっくりと移動し、向き直って内向きにあぐらを組んだ。
「は、む、あむっ…」
「ん、は、んんっ…」
ヒナギクを横抱きにして肩を捕まえているハヤテが、情熱的にキスを交わす。
ヒナギクも持てるテクニックを最大限発揮してそれに応えようとする。
「どうですかー解説の伊澄さん。」
「精神的に余裕のあるハヤテさまが一歩優位でしょうか。ヒナギクさんも技術では
一枚上手だと思うのですが、余裕を欠いた中で男性に適応した攻撃を組み立てる
必要があるのは、かなりのハンデだと思います。」
「なるほどー。おーっと挑戦者チャンピオンのスカートん中へ手を伸ばした!!
奇襲攻撃だー!!ゲストのマリアさん!!」
「さっきちらと見せられたショーツが気になっていたのかもしれませんね。あるいは
羞恥責めでいくんでしょうか。いずれにしても、逆上させるか屈服させるか、
ギャンブルですね。」
「はい、大晦日バトル、ペタンコ級タイトルマッチ、実況は愛沢咲夜で三千院ナギ
寝室からお送りして――」
「そこあとでひどいからねーーっ!!」
ヒナギクが自分達の向かいで寝そべって好き勝手言っている連中に吼えた。
「ヒナギクさん…」
「んんぁっ!!だめ、あんっ、ハヤテ君…!!」
ハヤテの手がヒナギクのスカートに潜り込み、指が股間を捕らえる。口付けを
止めた口から可愛い声が抗議と共に漏れ出した。
「あったかくて、柔らかいですよ…」
「あああっ、や、そんな、んあっ、あっあ…」
「気持ち、良くないですか?」
ハヤテは指を秘裂のありそうな所へ回し、縦にこすってみる。
「んはぁ、ぅんっっ!! あ、ん、あぁ、ふんんっ…!!」
ヒナギクは侵入してくる腕を手で拒もうとするが、力ではかなわない。
「ヒナギクさんのここ、こうやって、ほぐして、おかないと…」
「あぅ、やぁ、んあっ、あんっあっああんっ、あああっ!!」
指先で丹念に愛撫を繰り返す。ヒナギクの喘ぎが段々と甲高くなっていった。
「ふ、あっ?」
急にハヤテの手がスカートから抜かれる。急いで手を股間に被せ、視線をそこから
戻したヒナギクの目に、ハヤテの手の次の狙いが映った。
「だ、駄目っ!!」
スカートを脱がそうと伸ばした手を、ハヤテはヒナギクに間一髪阻まれる。
「ヒナギクさん、ほら、手を放して…」
「ハヤテ君のえっち!! すけべ!!」
「そう言われても、僕らはえっちをしてるんですから…」
二人は手を宙で押し合い、力の均衡が生まれる。
「ハヤテ君、ちょっとつかまえててね。」
「え、あはい?」
「な、きゃ、ちょ…!!」
二人とも不意を打たれた。
「おーっとチャンピオンのセコンドが乱入だー!! スカートをてきぱきと脱がして
いくぞー!? これはどうしたことでしょマリアさん?」
「脱げば脱ぐほど強くなるのかもしれませんね。」
「はい!ええボケありがとうございます!! チャンピオンは挑戦者に腕つかまれて
抵抗不能!! チャンピオン、挑戦者のセコンドを挑発する!! しかーし、ペタンコ級
ランキング一位でもあるナギ・サンゼンインは笑い流してそれに乗らなあこら
実況席に物投げんな!!」
「いけませんね……」
「なんやなんかまずいか伊澄さん?」
「この設定だと、レフェリーがいません。」
「……」
「……」
「……」
「歩のばかーっ!!」
「あんっ!!あんん!!はんんっ!!ああんっ!!」
歩にスカートを脱がされ、ショーツをずり下げられて、あらわになったヒナギクの
花園に、ハヤテの指が隅々まで這い回る。
「ヒナギクさん、ここは、素直ですよ。もうこんなに、びっしょりと濡れてます…」
「あああっ!!はあぁああんあん!!」
「もういけそうですか?」
「ふんっ、ふああっ、あああ!!」
「いかせてあげてもいいんですけど…」
「ああぁっ、はぅっ!!」
ハヤテは指を秘所から外して、ヒナギクの心臓の上に手を置いた。
「ヒナギクさんの、胸を、見たいから。」
「んはっ…」
「上の服を、脱がせていいですか?」
「やぅ、恥ずかしい…」
「ヒナギクさんのおっぱい、見せてください…」
「わ、わたしのなんか、見てもおもしろくないわよっ…」
ヒナギクが横を向く。
「きっと可愛いと、思ってるんです。それにヒナギクさんのだから、見て、触れて、
愛してあげたいんです。だから綺麗な体を、どうか今、僕から隠してしまわないで
ください。」
熱を込めてハヤテが囁く。ヒナギクは横を向いたまま、心臓の上のハヤテの手に
手を乗せた。
「ハヤテ君の手、やっぱり、大きいわね…」
「ヒナギクさんの手も、綺麗ですよ…」
「ちっちゃくて悪いけど…歩にしたみたいに、してくれる?」
「…じゃあ、いいんですね?脱がせても…」
ヒナギクはこくんと頷いた。
「ありがとう、ヒナギクさん…」
「んっ、ん…」
ハヤテはヒナギクの背を起こし、そっと口付けた。
まずショーツを引き抜き、ヒナギクを対面座位で座らせる。それから上半身の
衣服を、一枚一枚はがしていった。最後のブラジャーを取り去って、ヒナギクは
生まれたままの姿になる。
「靴下だけ残すなんて、ハヤテ君のヘンタイ。」
ヒナギクは胸を両手で隠しながら意地悪く微笑んだ。
「いや、流れとして特に脱がす必要を感じなかっただけなんですってば…」
ハヤテは苦笑してヒナギクの靴下も脱がせてしまった。ヒナギクは一般的な設定の
生まれたままの姿になる。
「ヒナギクさん、見せて…」
「……うん……」
ヒナギクは胸を隠す手を片方ずつ外して、ハヤテの背と後頭部に伸ばした。
「綺麗ですよ、ヒナギクさん。ここが、ヒナギクさんのおっぱい…」
「あっ!!」
ハヤテが手を薄い乳房の円に沿ってなぞらせる。ヒナギクは軽くハヤテの体に
触れていた手を強くすがり付かせた。
「ヒナギクさん…」
「あ、ひぅっ、いきなりっ、ふぁっ!!」
ヒナギクの体を動かし、引き付けて両乳首に軽くキスをする。ヒナギクがハヤテの
体にしがみ付いたところで、再び手で乳房の愛撫を始めた。
「はぅ、ふうん、んん…」
「ヒナギクさん、乳首も乳房も、敏感ですね。乳首なんか、こすったら痛そうな
くらい、張り詰めてます。ヒナギクさんの胸も、気持ちよさに素直ですよ…」
「や、はんっ、そんなこと、んんぁっ、言わないでっ…!!」
「外から、舐めてあげますね…」
「んはぁああっ!!」
ハヤテの舌が、胸の丘のふもとを舐める。丹念に肌をこすり上げて、ゆっくりと
乳房の愛撫を進めていく。ヒナギクはハヤテの頭を抱え、自分の胸を愛する男の
愛撫に押し付けた。
「んんんんんーーーーっ!!」
「んっ…」
ハヤテがいよいよ胸の突起に唇と舌を絡ませた。狭い空間で乳首に移動した
ハヤテの口は、ヒナギクに予定以上の刺激を与えてしまう。
「んっ!!んっ!!ふぅんっ!!」
ヒナギクはさらに胸を押し、敏感な突起に優しく触れる粘膜が与えてくれる快感を
もっともっと引き出そうとする。
「んんっ、ハヤテ、んん、君っ、乳首、いいのっ!! じゅりじゅり、してっ、あっ!!
二つとも、してぇっ!!」
「ん、んん…っ」
ヒナギクがして欲しいのは舌での愛撫であろうと思ったが、ちょっと動きの難しく
なったハヤテは、もう一方の乳首をそっと指で摘む。
「ああぁああっ!!いいっ!!ちくび、いいの、きもちいいのっ!!う、ひぁあああっ!!」
もはやヒナギクは快楽の虜になって、叫びと律動を繰り返す。ハヤテはこれで
絶頂まで行けるなら行かせてやった方が良いと考え、やりたい愛撫を次々に乳首と
乳房に浴びせてヒナギクを追い込んでいった。
「あふぅ、んぁ!!あぅああっ!!あ、だめぁああ!!いいのがだめっ!!」
ヒナギクはハヤテの肩を掴んでふるふると震え出す。乳首をハヤテの指で捻られ、
歯で軽く押し潰されて、ついにヒナギクは胸で達してしまった。
「だめっ、あああんんんんっっ、ああああああぁぁあぁっぁぁあ!!」
「ん…んん」
「ヒナギクさん、大丈夫ですか?」
ヒナギクは気をやった後、ハヤテの頭に突き伏して荒い息を吐いていた。その息が
治まって来た所で、ハヤテが声を掛ける。
「ヒナギクさ」ぐわし。「んんんんーーー!!」
ハヤテの固くなったペニスがヒナギクの手で握り締められた。
「ふふっ…ありがとうハヤテ君。とっても気持ちよくしてもらったわ…」
「あ、握らないでヒナギクさん!!」
「胸でいかせてくれたお礼に、この三回も出したのに、またすぐこんなパンパンに
してるハヤテ君を、私の女の子で、いかせてあげる…」
「あうぅ、何か怒ってます、ヒナギクさん?」
「なーんにも、怒ってないわよ。ただね、私も、私のここで…」
ヒナギクは身を起こし、もう片手で自分の花園を開く。
「ハヤテ君が気持ちよくなって、えっちなことが止められなくなって、えっちな
声が止まらなくなるのを見ないと、不公平だなーと、思っただけよ…」
「いやヒナギクさん、それは言う通りにしますけど、もうちょっと落ち着いて。
あわてて初体験に突入したら――」
「だーめ。ハヤテ君は堪らなくなって、すぐに私を犯すの。処女を欲望に任せて
突き破って、泣き叫ばれても快楽に負けて、激しく腰を振るの。そして、すぐに
自分だけ気持ちよくなって、どくどくって、止めようもなく中に放つの…」
「いやだから落ち着いて!! もうちょっとロマンチックな話をしましょうよ!!」
「いくじなしは手が掛かるわね。じゃあ、私が入れてあげるわ。上に跨られて、
いってしまいなさい…!!」
ヒナギクは握ったペニスを自分の花芯へと導く。
「ちょ、ヒナギクさん!!」
カカーン
「ここで第五ラウンド終了!! 挑戦者ゴングに救われました!! 一分間の休憩です!!」
ゴングと咲夜の声と共に、ロボットアームがヒナギクをハヤテから引き離す。
「こらーっ!!」
「ハヤテ君、こっち…」
歩がハヤテを振り向かせる。ナギも寄って来ていた。
「いい、ハヤテ君。ヒナさんちょっと負けず嫌いが暴走しちゃったみたいだけど、
要するにハヤテ君に最後まで愛して欲しいってことだから。」
歩が小さな声で囁く。
「うまく丸め込め、ハヤテ。それかやり終えてから弁解するかだ。」
「落ち着くまで待って話し合いましょうよ!!」
「お前なら出来ると信じてるぞ。ほら考えろ、あと30秒だ。」
「あ、ちょっとお嬢さま、西沢さん!!」
ナギはマリアの方へ避難した。歩はヒナギクをなだめている。
「ええと…」
「さあ解説の伊澄さん、次のラウンドが勝負です!!」
「そうですね、優勢に進めていたハヤテさまですが、ヒナギクさんはノーガード
戦法で勝負に来ました。ハヤテさまに打開策はあるのでしょうか。」
ガシュガシュ
「ふぇ?」
ハヤテの上腕がアームに捕まる。
カーン
「さあ、試合再開です!!」
ヒューン「うぁああ!!」ぽいっ
ハヤテはヒナギクの前に放り出された。
「ふふ、ほら、まだ固いわ…」
「あう。」
ハヤテは隙を突かれあっさりとまたペニスを握られた。
「ナギや歩におあずけされて、処女が目の前に転がってるから、こんなに…期待に
満ちているのね。」
「ひ、ヒナギクさん…」
ヒナギクがペニスを強くこする。
「ふふふ、入れる意気地がないなら、このまま…」
「ヒナギクさん!!」
「きゃん!!」
ハヤテはヒナギクを押し倒した。そのまま言葉を畳み掛ける。
「確かに我慢できません。でも、ヒナギクさん、その次は僕の番ですよ。つまり、
ヒナギクさんがいく番です。ヒナギクさんが気持ちよくなって、えっちなことが
止められなくなって、えっちな声が止まらなくなるのを、見せてくれますか?」
「い、いいわよ。」
「じゃあ、僕がいやだって言っても、苦しいって言っても、自分だけでいっちゃって
くださいね。」
「……い、いいわよ。」
ヒナギクは虚勢を張る。そこにすかさずハヤテの評が飛ぶ。
「えっちですね…ヒナギクさん。」
「見たいって言うから…!!」
「ヒナギクさんを気持ちよくさせたいんですよ。その為なら苦しくても構いません。
ヒナギクさん一人だけがいってしまっても、気持ちよくなって貰えたら嬉しい。」
ハヤテは反発するヒナギクの頬を撫でながら告げた。
「……でも、えっちだって…」
すがるようにヒナギクが言う。
「えっちですけど、大好きです。愛してますよ。だから何でも出来る…」
「ハヤテ君…」
ハヤテはヒナギクの足を開き、ペニスをヒナギクの股に押し当てた。
「ヒナギクさん、ヒナギクさんの初めてを、もらいます…いいですか。」
「…うん。」
「苦しくても、構いませんか?」
「……もう。変なこと言って、ごめん…」
ヒナギクは苦笑して、ハヤテを見詰め直した。
「愛してるから、最初から最後まで、思いっきり、して…」
「んんぁあ!!」
ハヤテの、再び欲望をみなぎらせたものが、ヒナギクの処女に突き刺さる。
「ん、ヒナギクさん…!!」
「は、う、ぁあああ!!」
ハヤテはヒナギクの襞を切り裂きながら、膣を広げ、亀頭を埋め込んだ。
「はう、あ、んっんぁっ!!」
ヒナギクはシーツを握り締めて痛みに耐えている。
「もう少し、ですから、しっかり…!!」
「んんっ、う、あう、ぃひんっ!!」
狭い道を拡張しながら、ハヤテはペニスを押し込んでいった。
「はう、ふう、あ、んっ…」
「ヒナギクさん、届きました、奥まで…」
「あふ、ああぁ、ハヤテ、くんっ…!!」
「これが、ヒナギクさんの中なんだって、感じてますよ…」
「あ、ひ、や、うごか、んんっ…」
奥でペニスを壁に当たるようにずらしたり、微細な前後動を試してみたりする。
「まだ、こんなもんじゃありませんよ…」
「あぅっ!!はっ!!んっああっ!!」
ハヤテは奥部での短い静かな往復運動を始め、段々と力強く動いていく。きつい
トンネルを掘っていく要領は身についたが、それと初体験の痛みはまた別の話で、
ヒナギクも苦しげな声を高めていった。
「これが……」
「あひぃっ!!ひんんっ!!」
「思いっきりです!!」
ハヤテは数回、大きな動きの強烈なストロークを打ち込んで、ヒナギクを悶絶
させる。そして休息し、ヒナギクの様子を観察すると共に、激しく突き込んだ感触を
反芻して、攻撃的な気分を高めた。
「こんなふうに、ヒナギクさんを、泣かしてしまいますよ。」
「はう、うんっ、ああっ…」
「とても、気持ちいいです。ヒナギクさんが好きだから、もっとしたくなる…」
「ハヤテくん、ああ、あ…」
「ヒナギクさん、覚悟は…いいですか?」
「う……あぁあ、あ……」
ヒナギクはカクンカクンと頷いて、衝撃に備えて目を瞑る。
「ああぁあっ!!んああ!!っはぁ!!」
ハヤテが再び動き出した。ヒナギクの慣れていない膣道を、興奮した男根が
前後する。ヒナギクの忍耐力の限度を超えないと考える範囲で、性感を求めて
一心不乱に責め立てた。
「ひぃく、ひ!!あ、う、ひんっ、んあ!!」
ヒナギクは涙を流しながら堪える。強烈な痛みを一度経験したため、続けざまでも
それを超えない苦痛ならば、かえって耐える気持ちを強固にした。愛しいから
耐えるのか、耐えるから愛しいのか、感情と行動が作用し合って、決心は揺るがぬ
ものになっていく。
「いいですよ、ヒナギク、さん、気持ちよく、なる…」
「あふ、ん!!あああ、はっ!!あぐ、んんっ!!」
「ほんとに、すぐ、いっちゃいそう…」
ハヤテはヒナギクの泣き顔を見ながら、狭く締まる膣の中で、射精に至る快感を
一刻も早く得ようと、ペニスを深く叩きつける。圧迫と熱でじわじわとリミッターが
溶かされていく感じがした。
「ハヤテ、くん…っ!!」
「う、ふっ…」
ハヤテは張り詰めた自分自身に綻びを感じた。全身の喜びと共に最後の瞬間に
駆け上がる。
「ヒナギクさん、イク、イクよ!!」
「あ!!あ!!ん!!はっ!!」
「出る、もう出る、んんっ、イクよっ!!」
「っああっ!!」
ハヤテはヒナギクの中で精を放ち、無垢な肉襞に男の白をまぶし付けた。
「ハヤテくんっ、すきぃ…」
「ん、ヒナギクさん…」
ハヤテは破瓜の血に濡れたペニスを引き抜いて、ヒナギクを休ませる。
「ヒナギクさんがイクのを見るんじゃないんですか、ハヤテ君?」
マリアがロボットアームをワキワキさせながら聞いた。
「いやマリアさん、おかしな方向にいった話を引っ張らないでください。」
「残念です。『いやぁ、くるしいっ』とか言うハヤテ君も見たかったですけど。」
ロボットアームを引っ込めつつ、マリアががっかりしたふりをして言った。
「そやな。ここまで自分、女責めまくりやから、ええアクセントになるんやがな。」
「そんなアクセントはお断りさせてください。」
「まあ、次は咲夜の番ですから、やってみては?」
伊澄が咲夜に水を向ける。
「お?いやウチはその、えっちやあらへんから、そこの執事と違うて嫌や言うたら
やめたるさかい…」
「僕だってホントに嫌がるなら続けませんよ…」
「やめてくださいと言ったのに…」
「嫌や言うたのに…」
マリアと咲夜が恨めしそうに言った。
「ハヤテはえっちだからな。好きな子には意地悪するんだ。」
「……そういうことでいいです。否定しきれないところがありますし。」
「ほなら、ウチにも、みんなみたいにしたいんや…」
「だからそれはまた別です!! なるべく初体験の望みを叶えたいんですってば!!
ていうかみなさんいじらしいうえに頑固だから…」
ヒナギクをいたわりながら、歩が応じる。
「まあ今日はナギちゃんから始まって、そういう流れがあるんじゃないかな。」
「かもな。ちょい展開が単調なるけど…」
咲夜がハヤテに寄り添って、座ったハヤテの顔を手で振り向かせた。
「咲夜さ…」
「ウチも、あんたの、好きなようにして、ええよ…」
「とりゃ。」
「おっとと…」
咲夜はハヤテの足を跨いで正面に回り、すとんとあぐらを組んだ足の上に尻を
突いた。足をハヤテの胴の両横に投げ出し、手をハヤテの背に回して組む。
「うりゃ、どや、これが、わかるか?」
「さ、咲夜さん…」
ハヤテの胸に、咲夜は自分の胸を押し付ける。年齢に対しても身長に対しても
突出して成長した自慢の膨らみが、二人の胸の間で存在を主張する。
「気持ちええか?ほら、言うてみ、あんた…」
「んっ、はい、気持ちいいです…」
潰れた胸の弾力が、丸みが、咲夜の服の中からでも伝わってくる。
「…きゅってして、もっと、気持ちええように、してええよ…」
「咲夜さん…」
「あ…」
ハヤテは咲夜の背を腕で抱いて、自分の胸に咲夜の体を抱き締めた。
「上、向いて…」
「あ、うん…」
咲夜が顔を上げ、そっと目を閉じる。
「好きです…」
「ん…」
ハヤテの唇が咲夜の口を塞いだ。
「…ずっと塞げられれば静かなのにな。」
「…ハヤテさまをもってしても、それは無理よ。」
「んーーーー……」
怒りにわななく咲夜を、ハヤテが髪を撫でて落ち着かせる。
「んっ、ん…」
背を抱き寄せて、咲夜の胸を胸板で愛撫するように、その感触をもっと味わった。
「んっ、はっ、うっうぅんん…」
口を離された咲夜が悩ましい声を上げる。
「咲夜さん、ここ、可愛いですよ…」
「ん、あんっ…」
「それから、ここも…」
「あ…?や!!そこはだめやっ…あんんっ!!」
ハヤテは片手を咲夜の豊かな尻に沿わせて撫でた。
「どうしてですか?丸くて柔らかくて、気持ちいいのに…」
「やぁ!!そこは、恥ずかしいや、あん、ないかぁっ…!!」
「咲夜さんの体に、恥ずかしいところなんてないですよ…」
「あんっ、こんな初手から、そんなん言うんが、恥ずかしいやろが!!」
身をよじって避けようとするが、ハヤテの腕にしっかりと抱き止められて、尻に
触れる手から逃れることはできない。
「気持ちよくないですか、咲夜さん?」
「だって、こんなん、あっ、えっちやん…」
「僕は気持ちいいですよ。胸もお尻も、可愛くて素敵です。咲夜さんが、こうやって
胸をこすられたり…」
「んぁんっ!!」
「お尻をさすられたりして…」
「んんんっ…!!」
「気持ちよければ、いっぱい、してあげます…僕に、許してくれませんか?」
「んっ…んっ…」
咲夜は胸と尻を愛撫されて、ぎゅっとハヤテにしがみ付いた。
「咲夜さん…」
「……わるはないから…特別に、許したる…」
「あ…」
「はい、手で抱きついて…」
咲夜の服の前がはだけられ、形の良い豊穣な膨らみが溢れ出す。ハヤテは片手を
背に回し、もう片手を捲り上げたスカートの内に潜り込ませて、咲夜を待つ。
「あほ、すけべ…」
咲夜はそう呟いて、幼い子のように抱き付いた。
「ん、すべすべで、気持ちいい…」
「あっ!!熱っ!!んあっ!!」
生肌を胸に受け止めたハヤテは、思わず身じろぐ。乳をこすられた咲夜が声を
漏らした。
「咲夜さん、おっぱい、揉みますね…」
「んぁあっ、ああ、ああ、ああっ!!」
ハヤテは背に回した腕と胸板を揺らして、咲夜の乳房を潰し、捏ね、伸ばし、
乳首を擦り、押さえ、弾いた。弾力のある膨らみと、すでに固くなった突起が、
ハヤテを興奮させる。
「んあ、ひやんっ、あああ、んんっ…!!」
咲夜も敏感な胸を苛められて、性感がどんどん高まっていった。ぎゅっとハヤテの
背を抱いて、もっと胸が押し潰され、擦り立てられるようにする。
「咲夜さん、こっちも…」
「はんんっっ…!!」
ハヤテはスカートの中で今か今かと待っていた手を、ショーツの上から咲夜の尻に
撫で付けた。丸みにそって、いやらしく動かす。
「んっ、あんっ…!!」
僅かな恐怖心をスパイスに、咲夜の体ではぞくぞくするような性の昂りが腰の辺り
から広がっていった。同時に心では、恥ずかしい所を責めているのはハヤテなのに、
しがみ付いているハヤテの体に、頼り付きたい気持ちが膨らんでいく。
「ああぅ、んあ、あんっ!!あん!!」
「咲夜さん、お尻触るの、愉しくて気持ちいいです。震えて、感じてる…」
「や、ああんんっ、ヘンタ、ィイィ…!!」
言葉で辱められ、腰から頭の先まで、ぞわぞわと全身が感じる。
「指と、手のひらと、どっちが気持ちいいですか?」
「あほっ、聞くなっ、あああんっ、そん、なっ!!」
「咲夜さんだけ恥ずかしいのはかわいそうだから、僕のも感じてみてください…」
「ん、あ?」
そう言ってハヤテは背を抱いていた腕を降ろし、腰に回して、咲夜の下腹をずいと
引き寄せた。
「あ!!固っ…」
「おっきくなってるでしょう?咲夜さんの胸やお尻が気持ちいいって、こんなに
しちゃったんですよ…」
「あ…や、あ、熱うて、びくびくしとる…」
下腹の開いた肌に男のものを押し当てられ、咲夜は熱に浮かされたような言葉を
呟いた。
「僕の手、腰に降りちゃいましたから……胸は咲夜さん、自分でやってみて
くれますか?」
「ん……こ、こうか?んっ…」
咲夜は素直に胸の乳輪を含む範囲を、ハヤテの胸にこすりつけた。
「ん、そうです。気持ちいいように、自由にしていいですからね。」
「あんっ、やけど、動くと、ああっ、サオ、擦れてまう…!!」
「咲夜さんのお腹、気持ちいいから平気です。気にしないで…」
「んぁああん!!」
ハヤテは咲夜の腰をきゅっと掴んで、逃れられないようにしてから、尻の愛撫を
再開した。
「はぅ、あんん、んんっ、んあっ…」
咲夜はゆっくりと胸をハヤテに擦り付ける。それは愛撫でもあり、自慰でもあり、
奉仕でもあった。腹と尻を辱められながら、その上体の動きを段々激しくしていく。
「んんぁ、ああ、あっあんっ、ああっ!!」
「咲夜さん、気持ちいいですか?」
「あん、うんっ、いいっ、あああっ…」
「どれどれ…」
「あ、あああっんあんっんああああ!!」
ハヤテの手が尻穴の上を通り過ぎて、ショーツの上から秘唇に触れた。
「ほんとだ、咲夜さん、すっかり濡れてますね…」
「いやぁ、あんっあぅん、やぁっ…!!」
胸にすがり付いて、咲夜は顔をハヤテの肩に隠す。
「ほら、イクまで触って、すぐいかせてあげますから、胸も、続けて…」
ハヤテは咲夜の耳を舐め、囁き、湿った下着の上から秘裂の溝をなぞった。
「ああぁあ!!んあんん!!ああ、んんあっ!!」
咲夜は腰が抜けそうになりながら、敏感になりすぎている乳首を千切るように
擦り続けた。それで何かを許してもらいたいかのように、必死になって動く。
「ん、咲夜さん、胸も、僕のも、この咲夜さんのも、気持ちいいです!!」
「ああぅああっ!!んああぁぁぁ!!んんんんぁっあんぁぁんっ!!」
ハヤテも咲夜に触れる全ての箇所で快感を味わう。
「咲夜さん…!!」
熱い呼吸で語りかけながら、ハヤテはショーツの下に指を滑り込ませ、直に
咲夜の女性の部分を触った。潤んだ粘膜を優しく擦る。それだけで、咲夜には
最後のとどめになった。
「あひぁあんんんんぁんんんんんっっっっ………!!」
「あほぅっ、へんたいっ、ちかんっ…」
咲夜の口から罵倒の言葉が次々出てくる。それを口付けと囁きで受け流しながら、
ハヤテは咲夜の衣服を脱がせ、ショーツ一枚でベッドに横たえた。
「可愛くてすごく興奮しましたよ、咲夜さん…」
「んっ…はっ、意地悪っ、すけべっ、三千院ナギっ…!!」
「なんだとコラ!!」
「ええと、咲夜さんも、ネタが尽きてきたようなので…」
ハヤテはショーツを両手で摘み、ゆっくりと引き抜く。咲夜は抵抗しない。
「…咲夜さん。いいですか?」
「…最初から、ええって言うたやろ。あんたはえっちでやらしいんやから、
ウチが好きなようにさしたらなあかん……」
「咲夜さんのそんなお姉さんらしいところも、大好きですよ。そのうち、えっちに
慣れたら、咲夜さんの好きなように、してくださいね…」
「ん、あほっ…でも、ウチも…あんたのそんな小さいようで大きなとこ、好きや…」
「咲夜さん…」
「ん…」
ハヤテは咲夜の唇に口付け、そのまま胸、腹、太ももとキスをしながら体を引く。
足の間に入り、固いペニスを手で膣口に添えた。
「いきますよ、咲夜さん…!!」
「あああっ…!!」
「ん…」
「んんっ!!んぁ、んんんっ…!!」
ハヤテの逞しいものが、咲夜の花を開いて進んでいく。
「っ、ああっ、ん…」
「ん、咲夜さんっ…!!」
「はっ、ふぅーーーっっっ…!!」
男を初めて受け入れる咲夜の肉体に、愛の傷を付けながら、ハヤテは深く分身を
貫き通していった。
「咲夜さん、きつっ…!!」
「あんんっ、痛いでっ!!」
奥まで挿入しようとしたが、途中から一層きつくなる。力を込めて押し込んで、
ようやく僅かに進むのを繰り返す。
「う、うん、入りました、多分。」
「多分て、なんや…」
ぐったりした感じで咲夜が聞き返した。
「いやちゃんと奥まで…苦しくないですか、咲夜さん?」
「入り口、へんは、ヒリヒリ、する、けどな。まあ、我慢、出来へん、ことも、
ない、で……」
咲夜は涙を浮かべながらもちゃんと答えた。
「ええと、きつくて、これはこれで、気持ちいいんですけど…」
「うご、け。」
「……奥にしましょうか、真ん中にしましょうか、それとも入り口にしましょうか?
正直きつすぎて、全部動かすのはしんどいです……」
「…入り口は、痛いから、奥や。ぎりぎり、締め上げたるから、しゃきしゃき、
うご、け…」
「……はい。」
「あ、んっ…!!」
ハヤテは咲夜の腰を持ち上げて、ペニスを動かしやすい角度にする。
「咲夜さん、いきます…」
「ん、あ、むぅんんっ…!!」
ペニスが狭すぎる処女膣をこすれながら戻っていく。出口のほうへ戻すだけでも
大変なのに、さらに押し込んで広げるのは短い距離とはいえ大仕事だった。幸い、
これだけ狭い所を大きなペニスで肉襞を引き摺りながら動いていることを思えば、
咲夜の苦しみは、表面上は酷すぎることはないように、ハヤテには見えた。
「んんっ、あぅ、んはぁっっ…!!」
「…………咲夜さん、しっかり…!!」
その苦しみの度合いについてのドツキ漫才が脳内で繰り広げられたあと、ハヤテは
咲夜の忍耐を励ました。慎重に前後に動き、咲夜の反応を注意深く観察する。
「はう、あ、んんぁ!!」
「ん、んっ…」
ペニスが押し込まれる度、咲夜の胸がぷるぷると震える。逆に、抱えた尻は、
引き抜かれるペニスに応じて左右に動こうとする。
「ああぅ、はんんっ、ああっ!!」
みっちりとペニスを締め付ける膣は、僅かな動きでも相当の快楽を肉茎に与えた。
それでいてその僅かな動きに多大な時間が掛かったので、おそらくその総回数を
容易に数えられる往復運動の果てに、ハヤテの肉欲は発火点へと突き進む。
「んぁ、咲夜さん、気持ちいいっ…これだけで、いっちゃいそう…」
「あ、んんぁ、ああ…!!」
「咲夜さんっ、いいよ、もう出て、かけちゃう、中に、奥に、精子、かけるよっ!!」
ハヤテは力を溜めずに腰を前後にゆすり、駆け上っていく射精欲に身を任せた。
咲夜がハヤテの言葉に反応し、腰を揺すって何かを誘う。
「あー、ああっ!!うんっっ、ハヤ、テ、あんたのっ、うううっ、きてっ…」
「咲夜さん、咲夜さん、咲夜さんっ…!!」
「あうーっ、う、んんあっ、ああっ…!!」
咲夜に締め付けられたペニスをよじ登って、たくさんの樹液が、男を阻み続けた
処女地に勢い良く注がれた。
「うー、気持ちよう、なってくれた?」
「ええ、咲夜さんが頑張ってくれたおかげで、ほら、こんなに…」
ハヤテは精液と血の溢れた咲夜の秘所を見る。
「あほ!! …あーでも、こんなに出してホントに妊娠せえへんのかな。伊澄さん?」
「大丈夫よ。…せっかくだから、咲夜と私の子、学年合わせて産みます?」
「あー、それもええな。それやとウチが少し子作り遅らせなあかんか?」
咲夜が指折り数えて計算する。
「ふむ。なら私も第三子あたりを投入――」
「お嬢さま。その辺の家族計画はまた後でゆっくりと話し合いましょう。」
ハヤテが遮る。
「最後は伊澄さんですね。伊澄さん、ハヤテ君に何かリクエストありますか?」
マリアが尋ねた。
「そうですね……何をして欲しい、というのは特にないのですが……」
伊澄はハヤテを見詰めて言う。
「ハヤテさまというヒーローに、普通の女の子として、愛されることが…ずっと、
夢でした。」
「伊澄さん…いいんですか?こんな節操のないヒーローで…」
「ハヤテさま…ご存知ですか?100パーセントのヒーローなんて、いないのです。」
伊澄は立ち上がり、微笑んで言った。
「だって、ヒーローは皆、120パーセントですから。その愛と正義の全部を受け取れ
なくても、ヒロインにとって、ヒーローはヒーローです。」
ハヤテに歩み寄り、そっとその手を取る。
「そうやって、アニメ化されてもファンはついていくんですよ……」
「伊澄さん…」
「うう、伊澄ちゃん、伊澄ちゃんは可愛いヒロインだよ。頑張ってね、私の普通の
女の子ポジションが危うくなるけど!!」
「そんなポジションは当の昔に無いから、安心しなさい。」
咲夜も立ち上がり、ポンと伊澄の帯を叩く。
「うむ。ウチも協力したるで。まずは普通の女の子んなる為に…」しゅる
「え?」
「武装解除からやーー!!」くるくるくるくる……
「あ〜れ〜〜〜……」
「うはは、よいではないか、よいではないか!!」
……
「お許しください、ハヤテさま…」
「いや僕は何もしてませんって!!」
「なりませぬ、なりませぬ…」
襦袢だけにされた伊澄が涙目で品を作った。
「いや、ぎょうさん札とかアイテム隠し持っとるなあ。歩く霊術兵器や。」
咲夜が脱がした和服の中を確かめる。
「ええとなんか伊澄さんが変なんですが…」
ハヤテはナギに相談した。二人は伊澄に背を向けて屈み込み、作戦タイムを取る。
「ちょっと混乱してるんだ。ふつうに扱いながらショックを与えてやれば戻る。」
「ふつうとショックって矛盾してませんか?」
「つまり、えっちなことをして、いかせてしまえば良い。」
「もっと他に方法はないんですか!?」
「それが手っ取り早いんだ。ハヤテの犠牲は無駄にはしないぞ。」
「いや正気でない時にえっちするのは……」
「……うっさい!! つべこべ言わずに行け!!」
ガシュガシュ
「あ、ちょちょっとマリアさん!!」
ヒューン「うぁああ!!」ぽいっ
「ああっ、御戯れを…」
ハヤテは伊澄の前に放り出された。
「あんっ…」
「ん…」
ハヤテはひとまず伊澄を抱き締めて、優しく口付ける。
「伊澄さん…ほら、僕は悪代官じゃありませんから。」
「…ん、あ…ハヤテさま…。…それでは、私が御奉公すれば、咲夜につける薬代を、
確かに肩代わりしていただけるのですね……?」
「こら待てや伊澄さん。」
「だから伊澄さん、悪いようにはしないって意味じゃなくてですね…」
「お願いいたします、ハヤテさま…」
伊澄はそっとハヤテの手を取り、自分の胸に押し当てた。
「ええと、伊澄さん…ほら、思い出してください。伊澄さんは借金の形に連れて
来られたんじゃなくて、僕のヒロインになりに来てくれたんでしょう?」
ハヤテは伊澄に問いかける。
「ハヤテさまの、ヒロイン…」
「そうです。僕が大事に守りたい、可愛いヒロインです。だから、こうやって
僕らが抱き合っているのは、ただ愛し合っているから、それだけなんです。」
「ハヤテさま…愛して、くださいますか?」
「ええ。僕こそ、伊澄さんに何の義務でもなく、僕を愛して欲しい。だから、
ヒロインを縛るものは、何も無いんです…」
「……はい。ハヤテさま…」
もう一度、ハヤテが伊澄を抱き締め、二人は求め合う口付けを交わした。
「……心の準備は、いいですか。」
「……はい。ただ…」
「ただ?」
「咲夜につける薬代をどうするか…」
「……それは僕のヒロインになってからまた考えましょう。」
ハヤテは後ろをちらりと覗いて言った。暴れる咲夜をマリアが抱き止め、ナギが
口を塞いでいる。そんな後方の風景をとりあえず無視して、ハヤテは伊澄の胸元を
開いた。
「あっ、ハヤテさま…」
「んっ…」
「んぁっ…」
伊澄の柔らかい胸の谷間に、ハヤテの唇が押し付けられる。ちゅっ、ちゅっと
音を立てて、白い肌にキスを降らせていく。
「ああ、っ…!!」
ハヤテはぐいと伊澄の体を抱えて、ベッドに押し倒した。胸元に口付けながら、
襦袢を完全にはだけてしまう。あらわになった体の正面に被さって、両手で胸の
膨らみを揉みしだいた。
「んん、あ、ん…」
「伊澄さんの胸、綺麗で、柔らかいですよ…」
「んっ、あっ、あんっ…」
「いっぱい、揉んであげます…」
「ああ、あ、あ、んっ!!」
唇と舌をあちこちに付けながら、伊澄の乳房をじっくりと揉み込む。段々と伊澄の
肌の温度が上がり、汗をかいてくる。白い胸にも吐息にも、女の艶やかさが現れた。
「あんっ、ああ、あんんっ…」
「伊澄さん…」
「んんんっ!! あ、ハヤテ、さまっ!!」
ハヤテの指が起きた乳首を摘む。リズミカルで優しい指遣いに、伊澄の声も素直に
反応した。伊澄は両手をハヤテの頭に乗せて、愛撫の衝撃に備える。
「んんっ、んっあ、あっぁんんっ、あんっ!!」
伊澄の乳首を楽器を演奏するように愛撫しながら、ハヤテは目を閉じて視覚以外の
感覚を楽しむ。伊澄の声、体温、触れる肌、ほのかな匂い。喉を鳴らしながら、
女の反応を味わい、自分の興奮を高めていった。
「伊澄さん…」
ハヤテは目を開けて、再びその目に伊澄の裸体を焼き付ける。快感に悩ましく
揺れる胸、喘ぐ喉元、恍惚とした表情が映った。
「ハヤテ、んんんっ、ハヤテ、さま…あんんっ!!」
美しい女体の絵を受け取って、ハヤテの手に力が入る。小さな乳首だけ摘んで
いられず、胸全体を絞り始めた。
「あああっ、んあああっんあっ、ああんっ!!」
「ん、伊澄さん…む…」
「ふあんっ、んんぁ、ああ!!」
さらにハヤテの口が片方の乳首を咥え吸う。温もりと湿りで包み、指の愛撫が
舌と交代する。手のひらで乳房をしごき上げた後、その手を伊澄の下半身に回した。
まず腰の横に手を当て、脇の下近くから太ももまでゆっくりと撫でさする。
「はんんっ、んぁ、あんっ、ふあんっ、んっんんぁっ…!!」
こそばゆいような性感が広がり、伊澄は足をよじった。
「ん、んむ、んっ…」
「ああっ、んあ、はあぁっ、はふっ、あああっ、あんんっ!!」
伊澄の片手がハヤテの頭から落ち、体の横をこする男の手に触れる。
「んぁ、ハヤテさまっ、ハヤテさまっ、あああっ!!」
「む、んん…」
「あ、んんぁ、いい、ハヤテさ、まぁっ!!」
伊澄が媚びた呼び声を立て始めた。体の揺れねじりも何かを伝えたいかのように
繰り替えされる。
「んはっ、伊澄さん…!!」
「んん、あ!! ハヤテ、さまぁ!!」
ハヤテは口を逆の乳首に移し、体を乳房を責めている手のほうにずらした。
前に乗り出して乳房をすっぽりと覆って愛撫し、もう片手は伊澄の腰の辺りを
集中して刺激する。
「んあぁ、ああっ!!」
「ん、ん!!」
「んっ、ふ、ひぁああっっっ!!」
ハヤテの親指が秘裂の横を擦り上げ、伊澄が切なそうな悲鳴を上げる。さらに
連続して撫でられ、手を内股に回されて、呻くような声で鳴いた。
「うんんんぁ、んぅううっっっ!! ひふんっっ、んんぁんっ!!」
ハヤテの指が淫裂の湿りを掬い取りながら、その敏感な花びらを愛撫していく。
次々溢れる愛液を指にからめ、その出口を探っていく。伊澄の淫花は、おずおずと
ハヤテの手で開花させられていった。
「あぅあっ!!あんっ!!ああ!!んううっ!!あっ!!ああっ!!」
伊澄の声が快楽の色を濃くし、甲高くなる。片手でハヤテの頭を抱え、もう片手で
秘所を責めているハヤテの腕を掴み、足をベッドに何度も叩きつける。
「んっ、ん…」
「あはっ、あああ、あ、はああぁっ!!」
ほころんだ伊澄の秘唇の奥、淫水を噴き出す膣口に、ハヤテの指が触れた。穴を
探り、指の腹で圧力をかけ解していく。たちまちその指は愛液のぬかるみに溺れた。
「あっく、あ、んんぁんっ、ああんんぁっあっ、ああ!!」
指が膣口の周囲を円を描いて撫で、指と手のひらは撫で回した秘唇の湿りで
どろどろになる。ハヤテは一瞬、その愛撫を止め、乳首を舐める口を離した。
「あっ!?」
「伊澄さん!!」
「ひ、ああああああぁぁぁ!!」
ハヤテの指が陰核に触れる。興奮した意識で必死に優しくその性感帯を愛撫した。
愛液に濡れた指で敏感すぎる状態の豆を刺激され、伊澄は声と意識が跳ね上がる。
「あああぁぁ!!ああぁぁあぁ!!あ あ ああああ!!」
「伊澄さんっ!!」
「ああああ………!!!!」
伊澄は陰唇から潮を噴き出し、声の枯れる絶頂に達した。
「…伊澄さん、大丈夫ですか。」
「……はぁっ、はぁっ……ハヤテ…さま…」
伊澄が荒い息の中でうなずく。
「伊澄…スイッチ戻ったか?」
ナギが問いかける。伊澄はしばらく息を整えた後、ハヤテにしがみ付いて答えた。
「……とりあえず咲夜は減給。」
「あ!!ひど!!」
「ええと、こういうプライベートを賞罰するのは、職権乱用ですよ。」
ハヤテは上司の暴走を阻止した。
「ふむ…伊澄、気持ちよかった?」
伊澄がこくんとうなずく。
「そう…ハヤテも、ほら…」
「あ、お嬢さま?」
ナギはハヤテの反り返ったペニスを握り、伊澄に教える。
「伊澄に興奮して、こんなにかたくしちゃってるんだよ… 五回も出した後なのに、
まだまだ出したいって、ぜんぜん元気なんだ。」
「う、お嬢さま…」
夫の男根をこすって、ナギがうっとりとした声で続ける。
「これを、伊澄の中に入れたいって。」
「ハヤテさま、の、殿方の、もの…」
「あの、お嬢さま。それくらいで…」
「あん…」
ハヤテは妻を引き剥がして、脇に置いた。
「お嬢さまもあとでしてあげますから、ちょっと待ってて下さい。」
「…七回目宣言かな!?」
「…ほんとにやってるのを見ると、すごいわよね…」
「はいナギ、ちゃんと伊澄さんのを見てましょうね。」
マリアがナギを抱えて、ぽんぽんと叩いてあやす。
「じゃあ、伊澄さん…」
「はいっ…」
ハヤテは伊澄をベッドに横たえ、足を開かせ、股間をまさぐった。
「んんんっ……あっ……」
「ん…」
「んっ…」
「ん…伊澄さん、いいですか?」
ペニスの先で伊澄の秘唇をさぐり、膣口に位置を合わせ、ハヤテは聞く。
「っ、はい…」
伊澄は上気した顔で答える。
「伊澄さんの、初めて、貰います…」
ハヤテは膣口に圧力をかける。手を添えられたペニスが、ゆっくりと伊澄の処女を
犯していった。
「ん…」
「あうっ、あああ、くぁぁっ、あっんんあっ!!」
「んん…」
「あふ、あんんんっ、んんっ、ふううぅんんんん…!!」
「んん…んっ!!」
「あ、ふぁああぁぁあぁぁぁああっっ!!」
「は、ふあ、ふ…」
ハヤテに破瓜を捧げ、伊澄は涙を流す。
「伊澄さん…」
指先でハヤテが涙に触れた。
「ハヤテ、さまっ!! はぅっ、あっ、だい、じょうぶ、です、からっ…」
「伊澄さん、ありがとう。もう少し、頑張って。奥まで、行きますから…」
「う、あ、ああぁっ、ああっんんっ!!」
ハヤテが流血させた場所を越えて、固い男根が奥へ奥へと挿入される。伊澄は
痛みと苦しみに耐えながら、その愛する侵入者を深く受け入れた。
「あう、ふ、んんんっ、ああっ…!!」
「ん、伊澄さんっ、入りました、伊澄さんに、入りましたよ…」
「んんんっ……!!」
伊澄はこくこくとうなずき、腹の上で手を握り締めた。
「伊澄さん、ほら…」
「んんぁっ、あっ、んんっ…!!」
ハヤテはその握った手をそっと掴む。
「伊澄さんの中、きついけど、すごく、体液が、とろとろ…」
「んんんっやっ……!!」
「ん、気持ちいい…」
「はーっ、はーっ……」
「伊澄さん、ほんとに気持ちいいから、ちょっとこのままで、大丈夫ですか?」
「はっ、ふ、わたしは、へいきっ、です、けど、動いてっ、いいの、ですよっ…?」
伊澄はハヤテの手に指を絡ませて言った。
「最後には、動きます、ちょっと、動くと、短すぎそうだから、時間稼ぎ、です…」
「は、はいっ…」
「ん、こうやって…」
「んんっ…」
ハヤテは伊澄の唇に口付け、涙を舐める。
「いろいろ…」
「んあっ、ふ、ん、んっ…」
唇と手で伊澄をあやす。
「ハヤテさまっ、あっ…」
「ん…伊澄さん…」
名を呼び合って相手を求め合う。
「…あっ……」
「…伊澄さん。動きます。中で、終わりまで動きますから、最後、あと少しだけ、
頑張ってください…」
「はいっ…!!」
伊澄の返事を合図に、ハヤテは溜め込んでいた欲望を、ペニスの動きに乗せて
解き放った。絡みつく膣襞と溢れる愛液を、狭い通路にみちみちと押し込んだ肉棒で
練りこそぐ。そして、掻き出し、詰め込み、塗り直した。
「うぁっ、ああっ、あぅ、あぁあっ…」
「んあ、伊澄さんっ、気持ちいいっ…!!」
さすがに傷が付き、押し開かれ、内壁を引きずられる伊澄は、苦痛の声を免れ
なかったが、ハヤテを信頼して、自分の中で成し遂げようとすることを見守った。
ハヤテは予想どおり、動くごとに快楽が膨らんでいき、制御不能の時に近付いた。
「ん、あっ、出そう、いきそう、伊澄さん、気持ちいいの、出そう…!!」
「う、はっ、ハヤテさまっ…!!」
「出るよ、伊澄さん、出るから、伊澄さんっ……!!」
「あうっ、あ、は、ふぁっっ、んぁっ、ぁああ…!!」
欲望を満たす男根から発射された精液が、伊澄の愛液と混ざり合い、処女を失った
蜜壷に性愛のスープを生み出した。
「伊澄さん、とても気持ちよかったですよ…」
「ふ、あ、ハヤテさま…」
「ほんと気持ちよさそうだったな、ハヤテ… 伊澄がそんなによかったのか?」
ペニスを抜いたハヤテに、ナギが這い寄って尋ねる。
「えーと、処女としては体の準備が出来てたというか…」
「ふーん。ハヤテにやるのは勿体なかったかな…」
「はは、お嬢さま…」
「まあ、次は私の番だぞ…」
「あ、お嬢さま!!」
ナギはハヤテの股間に屈み込んだ。血と愛液と精液のついた、萎えかけたペニスに
舌を這わせる。
「はむ、ぺろ、む、ちゅ…」
「ナギったら、おあずけされてたから、もう夢中ね。そんなにハヤテ君の、好き?」
ナギがいとおしそうにペニスを口で愛撫しているのを見て、ヒナギクが言う。
「ナギちゃん色っぽい…」
「しかし伊澄さんで気持ちようなったから、ナギの分は残っとらへんかもな。」
「ハヤテ君、そのナギのお口と、さっきの伊澄さんの女の子の中、どっちが
きもちいいですか?」
「ええと、どっちも気持ちいいですよ。」
ハヤテはマリアの意地悪な質問に、まどろむ伊澄と睨み上げるナギの、両方の
頭を撫でて答えた。
「はっははははふはへほ」
「男はインターバルが要るんですから、気持ちよくてもすぐには立ちません!!」
「わ、ハヤテ君よく分かるね。」
「は・へ・ほ」
「あ、これは分かるよ、多分『立てろ』だね。」
「ですからお嬢さま…」
ピピピ・ピピピ…
「おっと」
咲夜が服から携帯電話を探し出し、アラームを止めた。
「ナギ、ちょいやめ。もうすぐ、新年や――」
ごーーーーーーーーん……
「クラウス、聞きたいか?ワシの眼力が見通す、あ奴らの未来を…」
「ナギお嬢さまにお伝えせよという命令であれば、お聞きいたします。」
「ほ。なら止めじゃ。」
ごーーーーーーーーん……
「オレは紅も白もどうでもいいから……映ったかどうかなんて分かるかよ!?
……変な気回すな!!家空けても何も起こらねーから、早く帰って来い!!
……だからそういうぶっとんだ家族観をなんとかしろってんだよ母さん!!」
ごーーーーーーーーん……
「おらおら私の酒が飲めねーってのか!!」
ごーーーーーーーーん……
「あー、来年はそろそろ恋人とかほしーなー。おさいせんふんぱつしちゃおうか?」
「……そんなのめんどいだけよ。」
「そんなこと言ってる奴が、けっこう先に作ったりする…睨むな、睨むな。」
ごーーーーーーーーん……
「ナギさん、来年も、その先も、きっと幸せに……」
ごーーーーーーーーん……
「時空震収束。観測データ比較…」
「もうすぐ新年なのに、熱心ですねー。何の観測ですか?」
「んー?ちょっと迷子が家に帰るのを、見送っていただけよー、エイト。」
ごーーーーーーーーん……
「すごい人込みだねー。」
「しっかり肩にのっててくださいよ、坊ちゃん。」
ごーーーーーーーーん……
「三千院家女性当主、大晦日の熱愛…」
「わわ!!お、おかえりなさい。ミケも一緒ですか?」
「お、おかえり。どこにいってたんだ?」
ごーーーーーーーーん……
「19年ほど、迷子に…」
「いや16歳だろお前。それに日暮れ前にはいたじゃんか。ハヤテは、多分心配
いりませんとかいってたが…」
ごーーーーーーーーん……
「父さまは、私たちが危なくなれば、助けに来てくれますから。私に危険が起こる
予感がなかったのでしょうね。」
「ふむ。まあもうすぐ新年だ。母さんにお年玉貰いに行こう。」
ごーーーーーーーーん……
金髪ツインテールの少女が言った。黒髪和服の少女が頷いて、執事服の青年に
向かって微笑む。
「では、行きましょうか、兄さま…」
ごーーーーーーーーん……
「3・2・1・」
「「「「「「「あけましておめでとう!!!!!!!」」」」」」」
〜30 Seconds Later〜
「ことしもよろしく。」ぱく。
「あう。」
「ちゅ、む、ふ…」
「お嬢さまっ!! もう少し余韻とかムードとかいうものをですね!!」
「はむ、ちょっと、ちゅ、見ない間に、こんな、む、大きく、したのは、だーれ?」
「あうう〜」
「ふふふ……えっちなハヤテに……おしおきだ〜」
「それじゃ、お嬢さま、マリアさん、皆さんを部屋まで送ってきます。」
「はい、ゆっくりでいいですからね。」
ハヤテが扉を閉めた。
「あうう〜ハヤテ〜……」
「あ、起きました?」
「う〜マリア〜あれ〜みんなは〜?」
枕に倒れていたナギが、けだるげに声を出す。
「今夜は部屋に戻るそうです。七人寝るとなると、このベッドでも小さいですから。
今度大きいベッドを注文しておきますね。」
マリアがその横に添い寝しながら言った。
「あー……って、どんなサイズだよ、それ。」
「直径5メートルくらいでどうでしょう?」
「丸いのかよ!!」
「当然いつもより余計に……」
「回すのかよ!!」
「それだけ突っ込めれば、大丈夫ですね。ハヤテ君が戻ってきたら、十回目を…」
「や!! ほらマリア、もう遅いから寝ようよ!!」
「えー。ハヤテ君が『お嬢さまのやり残した分を責任とってくれよヘッヘッヘッ』
とか襲ってきたら、責任とってもらえますか、奥さま?」
慌てるナギに、マリアが意地悪く微笑む。
「どこのチンピラだよ!!っていうか心配してないって言ってたじゃんかというか、
責任も何ももうありゃしないだろ!!」
「まあ、それはそれとして。ハヤテ君、相当な数出来るんですから、みんなで応えて
あげたいですよね。」
「でもマリア。今日みたいなのはともかく、ハヤテはあれでシャイボーイだから、
こっちから迫ってやらないと…」
「まあ、任せてくださいな。まずナギがみんなと一日四回するとして、その内、
毎晩二回をハヤテ君に優先的に割り当て…」
「毎日四回で計算を立てるな!!」
「それで、私達の方はですね…」
チュンチュン…
「ん、朝…」
ハヤテは目を覚ました。昨夜は確か部屋に戻ってきたあと、三人でたわいない話を
するうちにナギが眠り、マリアに明朝の寝坊を許されて自分も眠りに付いた。そんな
記憶をたどり、外界の現実と照らし合わせる。ナギとマリアと歩が、ベッドの上に
確かにいるのが目に映った。ナギとマリアは安らかな寝息を立てて
「って西沢さん!?」
「んむ、おはよう、ハヤテ君。」
メイド服に身を包み、ハヤテの股間に顔を埋めていた歩が朝の挨拶をした。
「ななななにやってるんですか西沢さん!!」
「何って、ん、私、朝の、む、メニュー、だから…」
歩は説明しつつ、口唇でのハヤテへのたどたどしい奉仕を続ける。
「メニューって何ですかメニューって!!」
「あへ?聞いてないかな?」
「ん…起きてるんですか?」
マリアが目を覚まして起き上がった。
「あ、マリアさん、いえこれはですね…」
「あー、あさごはんですか、いいですねー。」
「…はい?」
弁解しようとしたハヤテだが、マリアが奇妙なことを言うので思わず聞き返す。
「ですからー、ハヤテ君の、今日の朝ごはんは…ふあ。歩さんです。」
「なんですかそれはー!!」
「一昨日、決まったでしょう?日曜執事のハヤテ君の待遇は、三食昼寝付きと…」
「それは無給でいいって意味です!!」
ハヤテはあからさまな曲解につっこみを入れたが、マリアたちは聞き入れない。
「なにを言ってるんですか。賄いや休憩時間の有無は労働条件の一部です。約束した
以上、きちんと守りますとも。ねえ、歩さん?」
「ほーだよ、ひゃんと、のこはふはへてへ。」
「ああっ、西沢さんそんなとこっ…」
「とりあえず、朝ごはんは歩さん。昼がヒナギクさんで、おやつと昼寝が咲夜さんと
伊澄さん――」
マリアは眠っているナギの髪を撫でながら、少女達の名前を並べ上げた。
「それで、夕ごはんが、私ということになりましたので。」
「ちょ、マリアさん!!」
身をよじってマリアに向き直ったハヤテが、顔を乗り出して叫ぶ。マリアは、
くすりと微笑んで、ハヤテの唇をそっと奪った。
「頑張ってくださいね。素敵な執事さん…」
〜Fin〜
1番槍GJ!!
リアルタイムで愉しませてもらった
乙彼様。
よくがんばった!ってとこですね。
本当にご苦労さまでした。そんだけ発射してたら30前には死にそうな生活ですわw
昼寝とおやつに女の子食べる生活してみてぇw
書いてしまったので早朝にコソーリ投下。
タマXハヤテXマリア。
エロ駄文。性質悪し。危険と思った時点で急いでスルーよろ。
「……っ……ああっ!?……あああぁっ………………」
「ウ、ウニャ〜」
「えっと…良い感じです。ハヤテ君。
前4回に比べて挿入されたヤラれやすい女の子の気持ちが表現できてます。
4つんばいで後ろからケダモノに押し潰される様にのしかかられながら
大きいおちんちんを挿入されてその瞬間悲しげな鳴き声を上げる可哀想な涙目の
猫耳もどきカチューシャを付けたメイドエプロンドレス姿のヤラれやすい女の子
といったところでしょうか……
ってそれだと見た目そのまんまですが……」
「……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ、」
「……あっ……あっ……あっ……あっ……」
「あと正面目の前の鏡はきちんと確認するようにして下さいね。
その為の物ですから……
挿入されるときにはきちんとメイド服の背筋を伸ばして、顔を上げて正面から鏡を大きく見つめて
今みたいに背中から押し出される気持ちを表現して顔は少し傾けても良いですから、
とにかくそのタマのを挿入される瞬間の目の色に感情を入れられるようにして下さい。
えっと……そんなに難しく考える必要はないです。
タマに入れられてどんな気持ちがしましたか? ハヤテ君。
そう…そう…そうですよね……そんな目でOKです。正面の鏡で自分の顔を確認して下さい。
それがヤラれやすい女の子のヤラれている最中の顔です。
それから……」
「……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ、」
「……あっ……あ……あっ……あっ……」
「挿入の時には口は半開きに開口しておいた方が良いですね。
タマのおちんちんの挿入してくる感覚に合わせた発声が自然にできますから……
発声と同時に中が見える位まで菱形に近い形で口を開けて唇を意識して……
ああでも口をつぐむようにして大きな目でこちらをそんな風に見ながら
ひたすら後ろから突かれる度に引き結んだ唇から漏れる様にそんな短いあえぎ声を上げるのも
アリかも知れませんね。両耳の上の紐リボンとその周りに切なさを訴えかけるような口をつぐんだ表情が
とっても女の子らしくてかわいいです。その辺はヤラれやすい女の子としての本能を使って
応用して下さいねハヤテ君。それから……」
「……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ、」
「……あっ……あ、……あっ……あ……」
「今みたいに後ろからの突き上げのストロークが短くなってきたらつらいとは思いますが
頑張って突かれてる最中の自分の姿勢の崩れに気を配って下さい。重要ですからね。
サイドにも鏡がありますからそのままちょっと横を向いて今の自分の姿を
確認してもらえますか?そう……ちゃんと見えますよね?
専用足台に前足を載せて腰をヘコヘコしてるのがタマで、その下で潰されそうな感じで
挿入を受けながら一生懸命に四つん這いの姿勢を維持して正面の鏡を見てるメイド服姿の女の子が
ハヤテ君です。猫耳カチューシャと頭の2つの紐リボン、似合ってますよね。ちょっと可哀想で、
でも可愛らしい女の子の雰囲気が良く出てます。タマのおちんちんが出入りするたびリボン揺らしながら
頭を左右に振るのは切ない女の子の気持ちが出ていて良いですが、あんまり首を振ると
目が回っちゃいますよ、ハヤテ君。
でも肘を伸ばした両手をそろえて前に突いて、腰はちゃんとくびれた形で
スカートを腰まで捲りあげて露出させたお尻を高く上げて、今はなんとかちゃんとした四つん這いの
正しいおちんちんを入れられる姿勢になってますね。挿入されながらのこの姿勢をきちんと維持して下さい。
ハヤテ君、ウエストがちゃんとあるのがなんだか変な感じですよね。お尻も丸くて……
でも何回か出されちゃっているので少し汚れてますけど捲くり上げられた黒色のスカートと
剥き出しの脚の黒ストッキングの間の突き上げられた白いお尻と太ももが……見た感じ
悪くないです。こうやってタマのおちんちんを後ろから出し入れされているのを見てると……
ハヤテ君って……身体から何か出てますよね……何か女の子の匂いがしてきそうで……
こうやって見える捲り上げられたお尻と太ももですけど、こういうのも絶対領域って言うんでしょうか……
ハヤテ君ちゃんと立派なヤラれてるメイドさんになってますよね……」
「……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ、」
「……あっ……あ、……あ、……あ」
「あ、ちゃんと鏡を見ていてくださいね。
今そこにタマの赤黒い色のおちんちんが斜め上から刺さるようにして出し入れされてますけど
横から見たときの角度と今ハヤテ君が挿入されている感じの対応を身体で覚えておいて下さい。
言っている事、わかりました?……ああ…大丈夫みたいですね。
じゃあ説明続けると人間の男性相手だと挿入角度がもう少し浅くなるのが普通で、突き上げられる度に
女の子の身体全体が前後に揺すられる前後動が発生します。そうするとハヤテ君は
前に真っ直ぐに突いた両手と前に押され後ろに引かれる肩の動きで挿入されている感を表現する事になります。
周りで見ている人はハヤテ君の顔とその肩の押し出される様子でああ入れられて前後してるんだな〜
って解るって訳です。
メイド服の白いフリルの目立つ肩を押し上げられる動きに併せて前後に揺らして突かれている事を表現する事、
そうしておちんちんで前後に身体を揺すられながら、両手を前に突いて一生懸命に身体を支えている様子、
感覚に耐えている姿を表現する事は、ハヤテ君のようなヤラれやすい女の子にとって相手の射精を早め
身を守るための重要な武器です。そうされながらきちんと顔を上げて前を向き、
ヤラれている感を瞳と全身で表現して下さい。
ヤラれやすい女の子の場合、今挿入されているおちんちんの持ち主だけが相手だと考えてはいけません。
ただヤラれているだけではぜんぜん駄目です。ハヤテ君は今の自分の姿とヤラれている感を
周りの見てる人たちにきちんと見せつける事で次の相手を興奮させ、それが全体の射精時間の短縮、
引いては自分の身を守る事につながるんですから。
ヤラれやすい女の子の心構えとしてハヤテ君もちゃんとそこのところ、押さえておいて下さいね。」
「……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ、」
「……あ、……あ、……あ、……あ」
「それじゃあ……服の上から胸を触りますからその心構えをして下さい。
四つん這いの姿勢を崩さないで下さいね。そのままタマに挿入されながらで良いですから。
わたしが横からこうして両手を脇の下に廻して……
お腹のあたりから上へ両手を上げて……えっと……人差し指と薬指の間で擦る様にして……
乳輪と乳首のふくらみをさわっと……」
「ふぁっ!?」
「リズムを崩さないで下さいね……えっと?……
あー…………
ハヤテ君……あなたちょっと…………
やっぱり女の子の匂いがしてますね。身体から何か出てます。これも呪いの所為なんでしょうか……
髪からリンスの匂いがして、服から私の貸してあげた三千院家メイド御用達の
こういう時用の香水の女の子らしい匂いがするのはまだ解るとして……
これはその、やっぱり……
…………女の子の匂いですね。」
「!?」
「胸もこうしてさわってるとなんだか……柔らかくないですか?まるで小ぶりだけど
乳首がツンと立った丸くてやわらかくて弾力があってふかっとした女の子の胸のような……
ハヤテ君、どんな気持ちがするんですか?タマに激しく後ろから出し入れされながら
おちんちんを出し入れされながら、女の子の自分の胸をまさぐられてるのって?」
「………………………………………………
……あ……あ……あ…………あぁっ……」
「ウニャニャッ!?」
「腰が動きましたね。ハヤテ君。あなた
想像したんじゃないですか?メイド服を着た自分の胸に女の子のやわらかくて
ふかふかしていてすべすべで良い匂いだけどなんだか自分の知らない不思議な、
女の子のHな匂いのするやわらかい胸があるところを?
タマに後ろから出し入れされながらその胸をまさぐられてどうしようもなくて
身体から女の子の匂いをさせながら前後に揺すられてメイド服の下のその胸の
腫らした2つの胸の先っぽをブラウスにこすり付けながらヤラれている真っ最中の女の子の、
そんないやらしい女の子の身体をした自分の姿を……
ハヤテ君、あなた…………」
「……あっ……あっ……あっ……」
「……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ」
「…………変態ですね。」
「!?
…………ひゃうっ……や……あっ……あ……あ…………あぁっ……
………………………………………………」
「ウニャッ!?」
「逝きそうになったんですか?
突かれながらエプロンのリボンを揺らして反り返るのは良いですけどあんまり締めたらタマがもちませんよ。
これで男の子だったら……ますます変態ですよね…………
でも大丈夫ですよ。正面の鏡を見てください。
ほら?
今のハヤテ君はどこからどう見てもヤラれている最中のヤラれやすい女の子ですから。
紐リボンの横の大きな目がなんだか良い感じになってますよ。」
「……あ……あ……あ」
「……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ」
「タマが息切れして止まった時におしりをこすりつけるようにすると良いんですよ、ハヤテ君。
いっぱいいっぱいに後ろからおちんちんを入れた状態だとおしりがタマのお腹に埋まりますよね。
タマのお腹のところの白い毛ってふかふかしていておしりがなんだか気持ち良いんです。
押し付けられてはみ出たタマの毛が、4つんばいの脚の付け根とか内側をさわさわっとなでてくれたりしますよね。
これは経験した女の子じゃないと解らないと思いますけど……」
「……あっ……あっ……あっ……」
「……ウニャッ、……ウニャッ、……ウニャッ」
「えっと…じゃあまた仕上げをしますか?
タマ、ハヤテ君の一番奥で止めて下さい。ハヤテ君は顔を上げて大きな目で横の鏡を見て……
動きが止まると良く見れますよね?タマのが後ろから全部入ってるのが?
タマのおちんちんが全部入れられちゃってます。見えますよね?
その全部入れられちゃってる女の子の自分の姿を見て理解しながらゆっくりと……
目をこちらに見せながらおちんちんを感じてください。締めながら根元から先端までゆっくりと……
自分の中のおちんちんの感じ、わかりますよね?
そのおちんちんは射精したいんです。あなたに。
そういうタマの気持ちがあなたの中のタマのおちんちんから伝わってきますよね?
その気持ちをあなたが身体で感じ取れてるってことを目で周りに伝えてください。出来ますよね?
そう…そう…。そうですよね……そうです。そんな目でOKです。
ちゃんと今出されようとしている女の子の目をしてますよ。
じゃあ応えて下さい。タマはオスですから。おちんちんで女の子に出したくてたまらないんです。
そのタマに今出されようとしててそれをおちんちんから感じ取れるあなたはもう
立派な女の子。ヤラている最中の女の子なんですよ。
そう…そうです…それが解ってる目ですよね。涙目は反則ですけど。
自分でその目と今の姿をもう一度確認して……
出してもらいましょう。女の子だからいいですよね?
きちんとそういう気持ちで応えるんです。自分のしたいようにでいいんですよ?
あ、腰、動いてきましたよね……気持ち良いですか?
タマのおちんちんもちゃんと気持ち良くするんですよ?」
「……あ……あ……あ」
「タマ、ハヤテ君が動いてくれるからってサボらないで下さいね。
もう持たない?……あー、じゃあそろそろ5回目を終わりにしましょうか。
次もあることですし……
そうですね……今回は5回目ですので3人組相手の2順目の2人目が終了という設定で。
いいですね、顔をちゃんと周りに見せて姿勢をちゃんとして下さい。
ハヤテ君の困り顔って逆への字眉なんですね。じゃあその泣き顔で声に出せなくても
良いですから気持ちを出して心の中と目の色で言って下さいね。
2回目、2回目出して下さいって。
女の子として出される心の準備はできてますから、って……ハヤテ君ならできますよね?
ほら、目を見せてください。あー、良い感じですね……それじゃ……
出してあげてください。タマ。」
「……ガ……ガオッ、ガ
…………ウニャッ……ウニャニャ〜〜〜〜〜〜〜」
「……や…………やあっ…やあっ…やあっ…やあっ…や…………
あ……あぁぁぁぁぁぁあ……………………………………………………」
「……………………。
はいお疲れさま。
えっと、二人ともすぐに6回目ですからね。まだ先は長いですから。頑張って下さい。」
「ってマリア、あれで本当に大丈夫なのか?
ハヤテあれから全然ピクとも動かない訳だが……
撮影したビデオ内容は確かに私的にはアリだったが。」
「う〜ん、どうでしょうか……
三千院家メイドとしては初級コースだったんですが……心構えは出来たと思いますよ。
というかヤラれやすい女の子は誰もが通る道ですから……」
「だがなあ……その、
女の子って……そういえばハヤテって元々どっちだったっけ?」
「…………」
「…………」
「大丈夫でしょう。」
「大丈夫だな。ハヤテなら。
よし。ということで心の準備も出来たことだし今日は水曜日か。
あとはヒナ段の主を倒しに街に出るだけだ。本編で何が起こるか楽しみだな。」
「そうですね(笑)」
(終わり)
ということで(笑)。おそまつさまでした。では。
◆oSR6tnNTJMさん、えっと、私的にGJですw
◆Yq1ALrzjmE さんも大GJ!レス数にびっくりしました;
最近長いの書いてないなと、思い知らされていたりして…
というわけで、短文ですが今週ネタです、ネタバレ注意。
「そんな事…したら…僕は…僕は…」
「ゴメンゴメン、ウチが悪かった」
な〜んて、言っとたけどな…
「えい!」
「にゃぁっ!!?」
ドンッ!!ドサァ!
「いたた…何をするんですか、咲夜さん…ひぇぇぇ!!」
「やっぱ気になるんや、かんにんしてな〜」
ヒナ祭り祭りの夜空に、いたいけな女装少年の甲高い悲鳴が響く…
まぁ、そんな声はすぐに祭りの騒ぎ声に、無残にも掻き消されてしまうんやけどな。
そんなわけで、白皇学院の敷地内の人が来ない茂みの中で、
ウチと二人っきりになっていた借金執事を、大胆にも押し倒してましたわ。
「い…いや、やめて下さいってば…そこは駄目ですよぉ!!」
「まぁまぁ、減るもんじゃあらへんし、ワタルは伊澄探して今はおらへんのやからな〜」
「ぼ、僕の男としてのプライドが減るんですってばぁ!!」
そんな物あったんか?コイツに…特に今のコイツは可愛らしいメイド服を着込んで、
恐らく初見の奴なら男とは思わん、そんな姿になっているんやからな。
あ…ちなみに、借金執事の趣味とかやなくて、詳細は(面倒やし…)省くんやけども、
色々あってな〜こいつはそういう呪いをうけてしもうとわけや。
とまぁ、そんなわけで気になるのはやはり…下やろ?
スカートの下の秘境は一体どんな光景になってるのか、
この呪いがどこまで影響しとるのか、一時に気になるとな…
くくく…あかん、一度はこいつの涙目に諦めたんやけど、
こう疼いてもうて、ついに二人っきりになった時に、こうして確認しようと思い立ったねん。
「ほらほら、綺麗な素足が見えてきよるでぇ…すべすべな足やな〜」
倒れた借金執事のスカートをめくっていくウチ、徐々に下から下半身が晒されていくのでしたわ。
「ちょ…や、やめて下さいよ…なんだかスケベなおじさんみたいですよ!」
「OKOK!なんなら、ウチも自分の事をおじさんって言おか」
「…そんな自称を使ったら、空気を読めなくなって、しまいに空気を投げますよ」
それはややな、止めとこ…祭りの後に発症した妹に襲われて入れ替われてもかなわんし。
そんな馬鹿な事を言っとるうちに、ついに目的の箇所が見えてきましたわ。
「お…こ、これは…」
「ひぃ!み…見ないで…あぁ!!」
やはりというか、なんと見事な…その秘所を薄く覆って隠してる、
いや逆に目立たせている布地が、ちゃんとそこにありましたわ。
「純白やな…くく、職人さんもわかっとるんやな〜メイドには清楚な白やって事が」
「そんなこだわりなんてもたなくていいですってば!」
とりあえず分かった事は…ちゃんとそこに女物、しかもかなり可愛らしいのが履かされておったちゅうわけや。
「僕…僕…もう…」
「安心し、ちゃんとウチが責任とってもろたるから…おヨメにな」
またまた涙ぐむので、ちゃんとお姉ちゃんとして慰めるウチですねん、
そう慰めるんや…こうやってな。
ビクゥゥ!!!
「ひゃぁぁぁ!!な…何を…!?」
急に電流が身を走らせたのか、震え悶える借金執事…それもその筈やね、
なんたってウチがこのまま股間に顔を近づけて、この勃起した大きいのに舌を這わせていたんやから。
「ん…ん…はぁ、あいからわずここだけは立派な男やね〜」
「や…あっ、だ…駄目ですってばぁ…にゃあぁ!!」
一舐めする毎に大きく喘ぎながら悶え続けていくメイド執事…
なんやろ、今日は随分と敏感な気がするなぁ〜こんな格好やさかいかな?
「嫌って事はあらへんのちゃうか?だって…ウチがこうする前から、ここはこんなに勃起しとったで」
「そ、それは…あぁ!」
そうや、コイツのここは元々に硬く勃起していたんや、
テントというか薄布が破れてしまうんやないかと思うくらいに、
この可愛らしい下着を内側から伸ばさせていたんやさかいな。
「もしかして自分…興奮しとったんやないか?女物の下着を履かされて…」
「そ、そんなわけないじゃないですかぁ〜〜!!う…あぁ!!」
ジュブッ…チュパァ…!
またウチはその否定する借金執事の口を塞がんとするように、
コイツの起たせたのを口でしゃぶりついていく。
しかも下着込みでな…おかげでウチの唾液を吸って布地がぐっしゃりとなっていきましたわ。
「どや…気持ちええか?」
「あっ!あぁ…そこは…あぁぁ!!」
「あんまり騒ぐと誰か来てまうで、何と言ってもここは外、しかも祭りの真っ最中やさかいな」
まぁ、その状況が更に興奮を高まらせているといっても過言やないんやが…
現にウチも興奮してきてるようやった、こんな場所で一応男のイチモツをしゃぶっているんやから、
他校とはいえ、こんなとこ見られたら互いに身の破滅や。
「ハヤ太…君?」
「え゙…?」
「はい?」
うむ…これは何と言うか…見事なタイミングや、ある意味お約束やで!
危うい状況だと思った瞬間、何処から現れたのか第三者が登場したのでした。
「せ!!瀬川さん!?」
「はへ?こ、こんな場所で何…うわっ!!」
瀬川という借金執事の知り合いのような女の子、その大きな瞳を思いっきり見開かせて、
頬を赤く染めながらにジッと見つめて凝視してましたねん…そう、ウチが舐めていたモノをな。
「不純異性交遊?それとも逆レイプ?」
そして顔全体が真っ赤となって、湯気を出してましたわ…うむ〜、これは過激なとこ見せてもうたかな?
にしても…このまま去らすわけにいかへんな、だが幸運な事に反応ぶりからして、こいつ…
「なぁ、瀬川ちゅうの…あんたも混ざらんか?」
「はへ?」
「さ、咲夜さん!?」
ここは一丁、共犯となってもらおうやないか…な。
「ん…んんっ…ハヤ太君の凄い…熱いし」
「んっ…そやろ、見た目と違って中々の持ってるんやからな、こいつ…」
ジュブ…チャプゥゥッ、レロォ…
卑猥な音をより大きくさせながらに、女の子二人は一人のメイド服の男の子の股間に群がっていましたねん。
両側から同時に舌を這わせ、上下左右に分かれて口での愛撫を続けてましたわ。
「ハヤ太君…いけないよぉ、こんな可愛い下着を着けてるなんて…あっ」
「でも、ええ趣味しとるやろ、似合っておるしな…んっ」
「うん…とっても似合ってるよ〜えへへ、今度は私のを貸してあげるね〜」
「そやな、ウチのもええよ、あ…でも伸ばされてまうかもな〜んっ」
舌先でここが激しく脈打っているのがわかるわ、更に膨張してきとるし…
感じているんやな、ウチらの口使いに…
「だから…あっ!にゃはぁっ!!僕の…あっ…趣味じゃぁ!!」
言葉もまともに続けれないくらいになる借金執事、うわぁ…そんなに真っ赤になって感じてもて、
まったく犯されているのに感じて仕方ない女の子の表情そのものやないか。
「ハヤ太君の震えてるよぉ…んっ…」
「まるで火山の噴火の予兆やね…あっ!」
ドブゥゥゥゥ!!!!!
「うっ…にゃぁぁ───────────────!!!!」
身を反らせながら、激しく悶えながらに放ちおった…
それはまさに火山の噴火やった…
溶岩の代わりに白濁の濃い粘液が、先から噴出されてゆきます。
ただ布切れが天高く放つのを邪魔しとったんやけどな。
「…凄い量…下着の内側からも染み出て溢れてきてるし…」
「んっ…勿体ないな、しゃあない始末してあげるわ…んっ」
「私も私も!ハヤ太君のミルク飲んであげる…んくっ」
「ううっ!そんな…汚いの…あぁぁ!!!」
そしてウチらはまた群がります、口の周りにもベットリ付くのもかまわずに、
この生臭い匂いが充満する中で、野外だというのにまるでミルクを差し出された猫のように、
白く染まったイチモツに舌を這わせ…そして舐め取りながら濃いのを飲みますんや。
「ん…こんなの口にしたら、口で妊娠しそうやわ…」
「妊娠…」
そのキーワードでウチらは同じ事を思ったのか、互いに目が合います…
考えとるのは一緒の事ちゅうわけか。
「はぁはぁ…え?咲夜さん?瀬川さん…?」
そこを綺麗にし、まだ元気よく勃起しとるのを確認すると、
ウチらは前もって打ち合わせしとったように、同じくこの下半身の秘所を晒していたねん。
そう…このぐっしょりとなって疼く秘裂を見せるんや、コイツの…綾崎ハヤテの前でな。
「なぁ…今度はウチの下の口にな、自分の…」
「ハヤ太君のミルク飲ませてよ…」
ちなみに後日、ヒナ祭り祭りの離れで三人の女子が百合あってたという噂があったそうやで。
しかし…思い出を作る祭りで、別のもんを作ってまうとはな〜あはは。
【おしまい】
GJ!
最近神が多くていいのぅw
ちょ、ちょっと待て。
ス レ 立 っ て か ら 二 日 弱 で 1 0 0 K B 消 費 し て な い か ! ?
ありえない・・・てぃぅヵ神多すぎて全部にGJ言えない;w;
前スレ後半からここまで全部まとめて、
GJ
「工場長!生産が追いつきません!」
この板にも高度経済成長期が到来だぞ、と
猫耳紐リボン困り顔涙目メイド……
おんなの子座り……
絶対領域……
…………………………。
一体どうしたら先週に引き続きの
この心のモヤモヤの原因がわかるのか?
つうかどっかに転がってないのか!?そんなSS!!
いや本人なので……
今朝書いたのでもう限界。誰か書いて。お願い。
ということで
ΣΣ(゚д゚;)ズガーン
※前回、何を勘違いしたのかハヤテの借金を九億だと勘違いしてました。
一億五千万円になおしておいてください。
悪い夢だと思った。他に考えられなかった。
しかし、夢だろうと現実だろうと、ハヤテの目の前にあるものは、男性のそれだった。
美しい女性であるマリアには、絶対存在しないはずのものが揺れている。
男性独特の匂いをはなつものに、ハヤテは暫く言葉を失っていたが、
ようやく、一言だけ、
「……そ、それは」
とだけ言った。マリアはにやりと微笑んだ。
「私みたいなただの女性が、三千院家に雇われるには、それなりの理由があるんですよ」
そういってマリアは、興奮した様子でハヤテの青い髪を掴み、それを顔に近づける。
首をふって逃げようとするハヤテをしっかりおさえ、……そして、顔にふれるかふれないかまで、
すでに蜜が先にしたたっている一物を近づける。涙を浮かべる少年に、マリアは喋る。
「お金持ちは狂った趣味の人がおおくて、そういう人たちには玩具が必要なんです
私もほんの少し前までは現役でしたけど、今は玩具をしこむ係りです
……さもなければ、貴方みたいな少年を、一億五千万円で買う訳じゃないじゃないですか
よかったですね、ハヤテ君。貴方の親は最低ですが、貴方を綺麗に産んでくれて」
そこまでいってマリアは、自分の固くなったものを、ハヤテの口の中にいれこんだ。
「☆※◎♂Χ!!!???」
悲鳴をあげようとするが、口は完全に、マリアのもので防がれている。
まるでハヤテの口を、大人の玩具みたいのように扱う、マリアの腰の動き。
「ハヤテ君、貴方がいくら泣こうが喚こうが、これは貴方の運命なんですよ
貴方みたいなかわいい男の子が、この世に生きていくというなら、アイドルかホストしかありませんが
それに女装が趣味になってしまっては、もう、性奴隷しか生きる道はありませんから」
「んーーーー! んぐーーーー!」
「くす……こんな事されても、私のものを噛み切ろうとはしないんですね。優しいですねハヤテ君は
それとも、……美味しいと思い始めたんじゃないですか?」
「!」
「女の格好で、女みたいに責められる事が、嬉しいんじゃないですか?
いいですよ、ハヤテ君は変態なのですから。認めてしまえば楽になれますよ」
首をふって否定しようとするが、マリアがしっかり頭を掴んでいて、首は動かせない。
自分の口の中に、突いて引かれるそそりたつものは、ハヤテの口の中で硬度をまして、
絶頂が近いことを知らせるように、ぶるぶると震えだしていた。
ハヤテにとってそれは、悪魔の宣告のようなものだ。自分の口の中に、精液が放たれる。
何もかもが終わってしまう気がした。だが、体に力が入らない。
女装する前の自分だったら、こんな状況から、すぐ逃げられたはずなのに、
「ん……ん!」
「そんな顔しても、私は許しませんよ? ハヤテ君はもう雌豚です
精液という汚物を喜んで飲み込むようになるまで、しっかり仕込んであげます……ンうっ」
口の中で、マリアのものがふくらむ感触がして、ハヤテは心の中で悲鳴をあげる。
しかしその叫びもむなしく、ドクドク!とハヤテの口の中に、熱い精は放たれた。
「……ハヤテ君に……射精しちゃいました」
目から涙を流して悲しんでいるハヤテとは対照的に、心から幸せそうな顔をするマリア。
口から一物を引き抜くと、ハヤテはすぐに地面に精液を吐き出した。
だが、粘着質のたかい汁は、頬や喉の裏側にしっかり張り付いて、口の中に生臭い味を残している。
嫌悪感につつまれながら、ハヤテは上をむいた。
そそりたつものごしに、マリアの黒い笑顔をみた。
「……ぼ……僕を」
小刻みに震えながら、マリアに聞いた。
「僕をどうする気なんですか……?」
「……これからの一ヶ月、ナギには秘密でハヤテ君を、完全な性奴隷として調教します」
マリアは、それが当然といったような風に言う。
「そしてまずは、一時間十万円の超高級娼婦として働いてもらいます
老若男女問わず、その手の趣味があるかた全てに、ハヤテ君を楽しんでもらいましょう
ある程度ハヤテ君の人気がひろまったら、百人くらい集めてパーティーも行います
ハヤテ君はそこで卑猥な衣装でストリップショーをおこなって、そして、奉仕もしてもらいます」
マリアの言葉をきいて、ハヤテの脳裏にその光景が映し出されてしまう。
自分がそんな目にあう事に対する絶望感が深まっていく。もう、泣く気力もなくなっている。
「そこまできたら、ハヤテ君を買いたいと申し出る人達もでてくるでしょうね
そしたらオークションを行います。……ハヤテ君は、えっちな部分が丸出しのメイド服をきて
首に性奴隷というプラカードをぶらさげた状態で壇上にあがってもらい
皆様に品定めをしてもらったあと、オークションを行います
大丈夫です。一年後には、私がハヤテ君を絶対、一億円五千万円の価値があるように仕上げますから」
「……や、やだ、……助けて、誰か、助けて」
「助けてあげようとしているじゃないですか。……ハヤテ君を、借金地獄から」
マリアはハヤテの襟首をつかみひっぱり、そのままベッドに押し倒した。
ROCOさん相変わらずネタが速い!
今週の読んだら誰もがきになったハーマイオニーのスカートの下
白かー。白はいいね
81 :
シロウトの丘:2006/08/31(木) 03:12:40 ID:+WJ7qXFC
前回の続き投下します。
82 :
シロウトの丘:2006/08/31(木) 03:14:11 ID:+WJ7qXFC
「じゃあ、その薬を使えば使うほど効果は2乗していくんですね?」
「そうじゃ崩条の研究室からは奴がスパイだった形跡が残されている…」
「クラウスさんは崩条博士を追ってください、私はナギの元へ帰ります!」
帝の元にいる3人の会話 もう手遅れ会話 ナギを連れてこなかったミス…
――――――――――――――――伊澄編
一方、三千院家ではナギとの事を終えたハヤテが再びナギに近づく、
「(綺麗なかわいい顔で寝ていますねお嬢様…もっと寝ておいてください)」
シューーーーーー
ハヤテはナギになにかスプレーのような物をかけた、おそらく睡眠系の物だろう、
ハヤテはナギがさらに深い眠りに落ちたのを確認して(+)の香水に手をかけた。
ピトッ
一滴を手に取り体に再び馴染ませる、
「(…和服の…お嬢様…オロ…オロ…助ける…)」
ハヤテの眼が光を無くし機械のように屋敷を出て行った。
ざわ…ざわ…
「(……迷った…ここは…何処?)」
ハヤテの予想通り伊澄は商店街で彷徨っていた。
トンッ…
背中を誰かに叩かれた、
「誰っ!?」
一瞬戦闘モードに変わる。
「大丈夫ですか?」
そこに居たのはハヤテだった、
「見た事のある光景だなと思って近づいてみたら伊澄さんだったんですよ」
いつもの5倍増しくらい魅力的な笑顔で伊澄に問いかける。
「…………………」
伊澄はハヤテに見とれていた、伊澄だけではない周りの人間もハヤテを見ている。
薬の効果はこれほどの物なのか、
「では、一応屋敷の方にいらしたらどうですか?」
ハヤテの言葉にハッと気がついた伊澄はハヤテを追うようについていった。
「ふぅ……」
屋敷に着いた二人、後をつけてきた者がいたことは気にしないでおこう。
「あの…ハヤテ様…ナギは?」
「ちょっと風邪を引いてしまいまして…わざわざ来て頂いたのにすいません」
都合のいい言い訳を言って計画を進めるハヤテ。
「…あぅ…わ、私が勝手に来ただけですから…お気になさらずに…」
83 :
シロウトの丘:2006/08/31(木) 03:15:32 ID:+WJ7qXFC
キュ
ハヤテは伊澄を後ろから抱きしめた、
「!?!?…ハ…ハヤテ様?」
伊澄はオロオロいている、だが嫌がってない。
この事を確認したハヤテはナギと同じ要領つまり耳元で、
「いえ…ここまで連れてきておいてお詫びしない訳にはいきません…」
耳元で囁かれている ハヤテに その事で伊澄はもうほとんど言葉が耳に入らない。
「お…お詫び…とは…なんですか?」
かろうじて聞き取れた声を頼りに伊澄が返す、
「いままで何もできなかった分を取り戻したいですね、優しく…時間をかけて…」
伊澄は何をされるかは想像できなかったが優しくとハヤテが言っているので大丈夫だと思ってしまった。
チュ
ハヤテが優しくキスをした、
伊澄もそれを拒まない。
「伊澄さん…ここでやるのもなんですし、部屋に行きましょうか…」
伊澄が小さく頷く。
「(スローペース…こっちのペース?…満足してもらうためには…速攻)」
ハヤテの中でスケジュールが決まった。
ドアを開きベッドに伊澄を置いた、
「あ…ハヤテ…様…服は自分で…」
その言葉を無視してハヤテは伊澄の優美な着物を脱がしていく。
パフッ
ハヤテが伊澄の胸を触った、
「っ…」
ナギより反応が弱いが少しは感じている。
そう考えたハヤテは(+)の香水の匂いを嗅がせるため伊澄のおでこにキスをした、
その状態で秘所を触っていく。
「くぅ…ふぁぁぁ…はぁぁぁぁ…」
呼吸が荒くなっていく、そのまま指の動きを早めて一気にスパートをかける。
「ふぁぁぁぁぁぁ…ハヤテ…様ぁ…あぁぁぁぁぁぁ」
ビクビクと少し痙攣している香水の効果もあってかイったようだ。
そこから体勢を変えてもうすでに裸の伊澄の秘所に口を持っていく、
「あぁん…きゅうぅぅ〜・・・あぁぁぁぁ…待って…まだぁぁ…残って…」
そんな事も無視してハヤテは伊澄に愛撫し続ける何度も気を失うまで。
84 :
シロウトの丘:2006/08/31(木) 03:17:23 ID:+WJ7qXFC
―――――――――数時間たっただろうか 頭がぼんやりする まだ大切な部分がヒクヒクしてる
横ではハヤテが夕食を用意して待っている。
伊澄はまず自分の服が着せられている事に驚いた、
いつも着せてくれるSPでさえ1時間はかかるのに寝てる体勢でこんなに綺麗に…
「あっ…伊澄さん起きましたか?夕食の御用意ができてますよ」
さっきの笑顔で微笑みかけられたら、もう中毒になりそうなくらい魅力的。
フルフルと首を振りいつもの自分に戻ろうとする、
「夕食いただいたら帰らないといけないんですけど…」
伊澄が落ち着いて状況説明。
「大丈夫です僕がお送りします」
またこの笑顔、なぜか沈没寸前。
そんなうつむいたまま食べる夕食は味がしなかった。
「あっ!お嬢様三千院家の執事の方と一緒に…」
「はい…送って頂きました、後夕食は済ませたので…」
伊澄はいつもの様子で自分の執事に事を告げる。
「では、僕はこれで…」
ハヤテはそう言うとスっと消えていった。
《おいっ、お嬢様の純潔が奪われてないか入浴の時に確認しろ!》
そう崩条の薬の事は三千院家に関係する全ての家に伝えられていた、ただ伊澄が内容を理解しなかっただけである。
『伊澄さん、今日の事は二人の秘密ですからね…』
そうハヤテに言われているので疑いもせず今日のことを伊澄は一生言わないだろう。
「(…情報…ばれるかも…証拠は残さない…いままでの分は…渡したから…僕は満足…)」
伊澄と本番に至らなかったのはこの理由からだ、
五感も働いているのでバレるかバレないかは今のハヤテにとっては手とるようにわかる。
ハヤテは今は何も考えず屋敷に戻って眠りにつく、明日愛すべき者のために… =to be continued…=
なんなんだこの勢いは!?ゴッドレベルだな…
職人が7分!名無しが3分!作品が多すぎてスレが白く見えない!
二週間でスレ使い果たしそうだな…
神様多すぎ。
もうこのままのペースで行ってほしい。
二日やそこらでレスが一気に90近くに!!
誰かキングクリムゾンでも使ったのか?
プッチ「『メイド・イン・ヘブン』スレは加速するッ!」
───
ここまで全員GJ
ここから全員さらにGJ
───
原作者の脳を焼き尽くし、いつか少年サンデーが発禁になるその日まで……
サクの髪色って銀だったんだな。作中だとトーンが使ってあって銀に見えない。
そんな俺は
サクヤスキー、イズミスキー ROCO氏GJ d(´∀`;)
94 :
シロウトの丘:2006/09/02(土) 00:49:17 ID:NBDtwQiW
パチッ
眼が覚める
「(もう朝か…学校行かなきゃ…)」
大きく背伸びをしてベッドから降りる。
「(昨日ハヤテ君、学校来なかったな…サボりなら注意しなくちゃ…ナギも一緒に)」
そう出かける前の朝に考える、
生徒会長だから朝は誰よりも早く登校しなければならない、
という彼女なりのポリシー。
着替えも済ませ学校を出る、
いつもと変わりない朝の風景 もうすでに学校に居る人へ近づいていってる事も知らない人。
―――――――――――――――――ヒナギク編
学校が見えてきた、
ふと校門を見ると起きたとき記憶に出てきた人が居た。
「ハヤテくーーーーーーん」
朝会うとは思わなかったので少し嬉しくなり彼の名を呼ぶ、
走ってハヤテに近づいて行くに連れて異変に気付く。
「(あれ…なんかドキドキする…体も熱い…)」
そして同時に起こる現象でもっとも不可解な事といえばハヤテの顔が見れないことだ。
「お…おはようハヤテ君」
「おはようございますヒナギクさん…朝は早いんですね」
いつもの声がする、だけど顔が見れない。
「(なにやってるのヒナ!…いつものハヤテ君じゃない見れないわけないでしょ!)」
そう自分をいきり立たせてバっとハヤテの顔を見る。
いつもと変わらない いやいつもより2倍、いや3倍、いやそれ以上に魅力的な顔、
ヒナギクは生まれて初めて人を好きになったと実感した、
いままでハヤテを気にしてはいたが気持ちがハッキリした。
95 :
シロウトの丘:2006/09/02(土) 00:51:20 ID:NBDtwQiW
「生徒会室…来る?」
「え!?…なんですか?…僕は特にようも無いんですけど」
ハヤテは困惑した表情をするが計算のうち、
「私が用が…あるの…ハヤテ君に…」
ヒナギクの顔が真っ赤になって校舎の方に向きを変えて早足で歩いていく。
「(…桂ヒナギク…几帳面…逆にロマンチスト…時代のズレ…古風な表現…)」
ハヤテの笑顔が一瞬消え堕天使と呼ぶにふさわしい顔になる。
ゴウン ゴウン
エレベーターが上がっていく。
「ヒナギクさんっていつもこんなに朝早いんですか?」
わかってることだが知らなかったように質問するハヤテ、
「…………………」
返答無し。
「(もう…落ちた…ハヤイ…僕の事好きだったのか…本人自覚無し…なら僕も好きになる…誰よりも…)」
ガラガラガラガラ
ドアが開く、
ヒナギクが椅子に座り机に顔をうつぶせにして寝る体勢をとる、
「ヒナギクさん…?具合でも悪いんですか?」
ハヤテがもっともらしい理由をつけて近寄る。
「近寄らないでっ!!!!」
まさかの罵倒 ハヤテの脳が人間らしい行動をとるように行動の順序を考える、
「…ご…ごめんなさい…そんなに嫌われてるって思わなくって…」
涙も流してみる ここまですれば僕らしい。
「あっ…ダメっ…違うの…泣かないで…私…嫌われたら…」
今度はヒナギクが泣きそうだ。
気付くとヒナギクはハヤテに抱きつこうとしていた、
バッ
あえて避けるハヤテ。
「大丈夫です…嫌われるの慣れてますし…これからは馴れ馴れしくしません…から…」
そう言って帰ろうとするハヤテ。
96 :
シロウトの丘:2006/09/02(土) 00:53:22 ID:NBDtwQiW
「ダメッ!!帰っちゃダメェ…えぐっ…ぅぅ」
ついに泣き出してしまったヒナギク。
「(ここまでくれば…大丈夫…)」
ハヤテがヒナギクに近づく、
「…僕は…ヒナギクさんが好きです…お嬢様よりも…」
ハヤテは返答を煽るように問いかける。
「私も…ハヤテ君の事が好き…誰よりも…」
ヒナギクがハヤテに抱きつこうとするよりも、ハヤテがヒナギクを抱きしめた。
「…静かですね…」
ハヤテが当たり前の事を言う、
「誰もいない…から…」
ヒナギクがハヤテを抱きしめる力を強める。
スッ
ヒナギクが抱きしめているにも関わらず離れるハヤテ、
「えっ…ハヤテ君…」
おもちゃを取られた子供のような表情になるヒナギク。
「ヒナギクさんの気持ちがわかっただけでも僕は嬉しかったです…教室戻りますね…」
エレベーターの方に向かう、
「ここに…居て…お願い」
ハヤテの薬の匂いにあてられたのか立つ事もできないヒナギク。
「(ここまでの効果…眼がもうすでに虚ろ…でも…ゆっくり…)」
ゆっくりヒナギクに近づいていくハヤテ、
「ヒナギクさんを傷つけてしまいそうだったので…」
いつもと違う雰囲気出してみるハヤテ、
「それでもいいから…こっちに来て」
ヒナギクは赤ちゃんのように手出す。
グッ
ハヤテが優しくヒナギクを引き寄せた、
「ハヤテ君…」
ハヤテに収まる形で体の全てを預けてくる。
ハヤテが後ろに倒れていく、そのままヒナギクも倒れてくる。
バタッ
後ろから抱きしめる形になる、
「ぁぁ………」
ヒナギクから甘い声が漏れる。
97 :
シロウトの丘:2006/09/02(土) 00:55:05 ID:NBDtwQiW
「(幸せですかね…じゃあ…本番に…慌てず…ゆっくり…)」
そう考えるとヒナギクの耳元に少し息を吹きかける、
「ふぁぁぁぁ…やめて…息かけないでぇ…」
ハヤテが経験した二人の女性とは比べ物にならないくらい色っぽい声を出すヒナギク。
「ヒナギクさんの体ってすごい柔らかいですね…ずっと抱きしめていたいくらい…」
「ずっと…抱きしめてていいよ…ハヤテ君なら…」
後ろからでも耳が真っ赤になっているのがわかる、
「ヒナギクさん、こっちに顔を向けて頂けますか?」
言われた通りにゆっくり顔をハヤテの方に向ける。
チュ
十分余韻を残しハヤテはキスをした、
「……………………」
ヒナギクはまた唇を伸ばしキスを求める。
チュ
キスでは無いヒナギクの唇とハヤテの指が合わさった、
「ハヤテ君…いじわるしないで…ヒナとキスして…」
いつものヒナギクではない、子供のようにハヤテにお願いする。
「ここ…床ですから、ちゃんとした場所移りませんか?」
ヒナギクは口を半開きでハヤテの顔を見ている、
「(何考えてる?…聞こえてる?…僕が運ぶ…)」
ハヤテは起き上がってヒナギクを持ち上げた。
「(ベッド…右奥…扉の向こう…)」
場所を確認 まぁ誰にも聞かずに場所を特定しそこへ運んでいく、
トスッ
ヒナギクと一緒に倒れこむ、というかヒナギクがハヤテを離さなかった。
それと同時にハヤテからヒナギクにキスをする、
「んっ…んん…んぁ…ん……ちゅる…」
横から唾液が垂れるのも気にせずに舌を絡ませる。
98 :
シロウトの丘:2006/09/02(土) 00:56:17 ID:NBDtwQiW
「ん……んぅぅ…ぷはぁ…」
ハヤテが口を離した、
「はぁ…はぁ…」
ハヤテの方が息が続かない。
ヒナギクが万歳のポーズになってる事に気付く、
様子からして好きにして欲しい感じだ。
チュ チュ チュ チュ
ハヤテがヒナギクの首筋から胸の方へキスをしていく、
「あぁ…はぁ…んぁぁ…」
ヒナギクは虚ろな感じ。
服に差し掛かった所で上着を上げていく、下着も取ったヒナギクの器物が可愛い物があらわになる。
ハヤテは突起物を吸ってみた、
「ひぁぁぁ…あぁぁ…」
甲高い声を上げ背中を少しピンッとする。
「(これだけでイった…本番までいったら…どうなる?)」
ハヤテはヒナギクの状況を無視して胸を愛撫していく。
「あぁぁぁぁぁ…はぁぁぁ…あぁぁん」
ヒナギクが声をあげる、
最高潮に上がったと確認したハヤテは一旦作業をやめる。
「はぁはぁ…!!!ふぁぁぁぁぁぁぁ…」
スパッツ越しに秘所をなぞる、そこはもうお漏らしでもしたように濡れていた。
「くぁぁ…ハヤテ…君…また…イっちゃうよぉ……」
そんな言葉も無視してハヤテはヒナギクの秘所をなぞり続ける。
ビクンッ ビクンッ
イったようださっきよりも反応が大きい。
ハヤテは体勢を変えてヒナギクの秘所に口を近づける、そして下着をずらす。
何か吸う音が聞こえた、その瞬間。
「あぁぁぁぁあぁぁ…はぁぁ…ひぁぁぁぁぁ…」
ヒナギクが再び絶頂を迎える、薬の効果なのか初めてもまだの少女が短い間に3回もイった。
99 :
シロウトの丘:2006/09/02(土) 00:57:48 ID:NBDtwQiW
ハヤテはヒナギクの秘所を掃除するかのように舐め続けた、
その度にヒナギクは体を震わせて声を出している。
――――――――――――――約三十分後
ヒナギクが目を覚ます、横に眠っているのはハヤテ。
…眠っている自分の初めても奪われていない。
「……優しいなぁ……」
そう一言、そしてヒナギクもハヤテの腕枕で再び眠りについた。
しかし、この時ハヤテは起きていた。
「(本番まで…二回連続いけなかった…予想外…貯まってる…)」
だが、ここでヒナギクを起こして無理矢理するという事はハヤテのプライドが許さない。
「(…あなたとの…続きはまた今度…………次の人は…初めて…僕に…好きと言ってくれた人…)」
ハヤテが貯まってるプラス今の全体的美化されたハヤテ、その猛攻にハムスターは耐えられるのか?
=to be continued…=
100 :
シロウトの丘:2006/09/02(土) 01:00:18 ID:NBDtwQiW
一週間という期間設定しましたが思ったよりも長いです…
なので、ヒナギクを残しました。
エロパロ9が果てるまでに完結したいです。
では、また(・ω・)ノシ
GJ!!
エンジン音を聞いただけでブルドーザーのそれとわかるようにこのスレのレベルの高さを肌で実感した…;
このスレ良スレどころか神スレだな
ヒナ可愛いよヒナ(*´Д`)
30分舐め続けたのかと思った
・・舐め続けたのかな?
106 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 18:20:02 ID:ntFlbeio
保管庫に連絡しないと収録前に前スレ落ちるよ
>>100 ケチつけるわけじゃないが、ナギ→伊澄→ヒナ→ハムって
薬が無くたって落とせそうなキャラがあまり連続するのも
どうかと思う。個人的にはサキさんとか雪路とかも
適度に割り込ませていって欲しい。
108 :
シロウトの丘:2006/09/03(日) 23:21:29 ID:PRdRDGe2
ガバッ
ハヤテが目覚めた、
「(今は4時…ヒナギクさんは…まだ寝てる…帰ろ…)」
ガリ ガリ
ハヤテは書置きを残して生徒会室を去った。
一方ここは潮沢高校、一人の少女が勉強していた。
きゅるるる〜〜〜〜
「(はぁ…お腹すいたよ…もう4時か…自習室で勉強もなんだし帰ろう)」
カバンに荷物を詰めて歩は学校を出ていった。
―――――――――――――――――――――西沢歩編
「(どっかに都合よくコックさんとかいないかなぁ…いるわけないか)」
などと妄想をしているがこの事が現実になるなんて思いもしない歩だった。
「(うう…西沢さんは…学校かな?…何処にいるか捜してみよう…)」
少し眼を閉じるハヤテ おもむろに動きだした。
「右…左…直線…………左…」
歩発見。
すごいセンサーである話を都合よく展開させるためにつけたものだが、
「に、西沢さん…」
「は…ハヤテ君」
ハヤテは故意だが歩は偶然なので本当に驚いている、今のハヤテの容姿にヒナギクの時と同様に見とれている。
「学校の帰りですか?」
「う…うん、ハヤテ君も?」
「はい、そうです…」
「あ、あの…三千院ちゃんは?」
「ちょっと風邪で寝込んでて…」
ヒナギクとは違い話が続いていく、その話に終止符を討ったのは…
きゅるる〜〜
歩の空腹を知らせるお腹の音だった、
「はぅぅ…あの…これは…その」
途端に顔が真っ赤になる、好きな人いつも以上に魅力的な人に聞かれたらなおさらだ。
「あ、あの…屋敷が近いので何か食べていきます?」
ハヤテが極上の笑顔で歩を誘う、
「えっ!?いいの…?」
少し戸惑うが本当は行きたい、でもお見舞いでもないのに行くのは不謹慎ではないだろうか歩の頭の中で色んな物が飛び交う。
109 :
シロウトの丘:2006/09/03(日) 23:22:13 ID:PRdRDGe2
「来てくれたら嬉しいんですけど…」
ハヤテが上目遣いで歩を見る、普通の男がこんな事を言えばすれば間違いなく怪しまれるのだが普段ハヤテでもこれは効く、今のハヤテなら歩が落ちるのも無理はない。
「…じゃ…じゃぁ、行かしていただきます…」
ハヤテの元へ近づく歩。
キュ
手を握られた、
「(ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ)」
一気鼓動が早くなる、
「(えっ、これはどういうことかな?…どこのラブストーリーかな?)」
そんな事を考えてる内にハヤテに手を引かれ屋敷の前に着いた。
「西沢さんは何が食べたいですか?」
「はい!?…ええっと…ハヤ…じゃなくて…洋食かな?」
自爆しかけた歩だがなんとか持ちこたえた、
「じゃあ、洋食系のものを作りますね」
そう言い歩とハヤテは屋敷に入っていった。
「入っていっちゃったな…二人」
「ハヤ太君も手がはやい」
「ねぇねぇ、あの二人これからどうなるのかな?」
生徒会の3人に後をつけられてた事をハヤテは知っている。
テーブルに座りハヤテを待つ歩、
「(…うぅ…これからハヤテ君と二人きりで食事か…前はなぜか寝ちゃったけど…今度こそは…)」
そう決心を固める。
サクサク
台所で料理を進める。
一通り作業が終わった所でポケットから(+)を取り出す、
本日二回目の塗りこみ。
「西沢さ〜ん、できましたよ〜」
ハヤテが陽気な様子で歩の元へ向かう、
「あ、ありが………」
開いた口が塞がらない、
ハヤテを見ているが見ていないような感覚に陥った。
110 :
シロウトの丘:2006/09/03(日) 23:22:58 ID:PRdRDGe2
「あの…パスタ…ですけど…置いときますよ?…じゃあちょっとお嬢様の所に…」
そう言ってハヤテは歩の元を去っていく。
「(…効果あり…このまま…いける…かも…後ろから…抱きしめて…お嬢様のように…)」
モグ モグ
ハヤテの作ったパスタを無心に呆然と食べている、
「(さっきの人はハヤテ君?いやいやハヤテ君以外ありえないから…)」
頭の中でさっき見た人の事を整理している。
ガバッ
後ろから誰かに抱きしめられた、
「ハ、ハヤテ君!?…何してるのかな???」
「前に告白を受けてからずっと…西沢さんを思ってました…僕の事を心配してお弁当を作ってきてくれた事も思い出しました…前の高校の時も気になる人ではあったんですよ…?」
歩が一番喜びそうな言葉を言っていく、
「覚えてて、覚えててくれたんだ…」
歩はいままでの努力が報われた気がしてハヤテに抱きついた。
ハヤテは歩を少し離す、
二人の間にスペースを作った。
歩はハヤテに飛びついた時に薬を思いっきり嗅いでしまったのでフラフラしている、
「…んっ…ぁ…」
そんな歩にハヤテはキスをした。
「くちゅ……んぁ……んん…ちゅわぁ…」
いきなり舌を絡ませあう大人のキス、それに元からうまかったのか歩も乗ってくる。
ハヤテが歩の胸を触ってみる、
「んぁ…んん…」
嫌がらないので撫で少し揉んでみる。
111 :
シロウトの丘:2006/09/03(日) 23:23:32 ID:PRdRDGe2
早く歩としたい、その感情がハヤテを加速させる、
チャプ
歩の下着はもうすでに濡れていた、
「あぁ、ハヤテ君…まだ…初めて…わぁ…」
そんな言葉も聞かずにハヤテの指は高速で動く。
「あぁ…ひぁぁ…あぁぁぁぁ…」
ギュっとハヤテを強く抱き締め体を振るわせる。
「…やんっ、ちょっと…待って…」
歩の下着をずらしていく、
「いきますよ西沢さん…」
ズッ
「くぁ、痛っ…うぅ…」
歩の中は思ったよりも狭くその場所からは純潔の証明である血が流れている。
「ふぅ…あぁぁ…くぅぅ…」
苦しそうな声が少しずつ甘くなっていく。
「(もうイきそうだ…でも西沢さんが…イくまでは…)」
そう考え動かすペースを緩めた、
「ふぅ…ふぁぁ…くぅぅぅ…あぁぁぁ…」
歩の声から苦痛が消えていく。
「(そして…再び…)」
「あぁぁぁ……ちょ…ぉぉ…っと…ふぁぁぁ…ゆる…く…ぅ…」
ラストスパートをかけるハヤテ。
「(あぁぁ…)」
ドピュ ドビュルルル
すごい量の分身を、中にではなく外に出す。
「えっ…グスンっ…ぅ…」
歩がイきそびれたので残るのは痛みのみ。
112 :
シロウトの丘:2006/09/03(日) 23:24:48 ID:PRdRDGe2
チュル
「あぁ、止め…て…汚い…あぁぁ」
ハヤテが歩の赤の混じった液体を舐めている。
「あぁぁ…ひぁぁぁ…また…くぁ…ふぁぁぁぁぁ」
―――――――――――――――
「私の初めて強引に奪うなんて酷いんじゃないかな?」
「ご、ごめんなさい…我慢できなくて…」
「すごい痛かったんだからね…後その後あんな風に舐め、舐める…なんて」
ハヤテの顔が罰悪くなる、
「また…できるのかな?」
歩が顔を赤くして口を開く、
「はい…また来てください…キスぐらいはできます…」
ハヤテの顔は赤くならない、言葉だけ恥ずかしそうに言う。
「じゃあ…またねハヤテ君!」
「ええ、さようなら西沢さん」
事が終わった後に後始末を済ませ歩を家まで送ったハヤテなのだった。
「(ふぁ…眠たい…まだ…したいけど…また明日…三人集の誰か…)」
そう考える、帰宅まで時間が長く感じる。
「あぁ!!!危なーーーーーーーーいっ!!!!」
ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
警告空しくハヤテに何かがぶつかった、五感は少し弱まっていたのか何かが来ると感じれなかった。
「(うぅ…僕は…死ぬのか…)」
ハヤテが最後に見た光景は眼鏡をかけた実験服の可愛い女性だった…
=to be continued…=
113 :
シロウトの丘:2006/09/03(日) 23:29:40 ID:PRdRDGe2
>>107さん
からの一言から、確かにそうだなと思いまして
天才先生を入れてみました、
では、また(・ω・)ノシ
GJだけど我が道を行くってのも大切だとオモ
ダイジェストすぎ
とりあえず、食事中にちょっかい出すのはどうかと思った。パスタで汚れる
116 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 19:21:21 ID:sCuMe6Kz
保守
実験服っつーか白衣じゃね?
118 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 06:26:08 ID:Pbeejqxr
ん?何でこんなに過疎ってる? シロウトの丘氏GJ
先週の投下ラッシュが異常だったんじゃないかと。
ひと作品読み終えてGJつけようとしたら既に次のが投下されてるとか、
普通有り得ないw
投下が無くて暇な時はちょっと前のラッシュ時のSSに感想を書くと良い。
今日は彼が来るだろう。
122 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 18:00:44 ID:Z0FZdcBG
保守
神だらけだな
こん中に畑が居たりして
虎鉄に犯される女体化ハヤテまだかな?
125 :
つ「代原」:2006/09/07(木) 05:07:13 ID:VNhbFVfF
「はは…何、言ってるんですか?お嬢…え?男の子?こんあに可愛いのに?え?」
「だったら確かめてみればいいじゃない」
と…言う訳で確かめてみました。
「あ…あっ!そこは…駄目ぇぇ!!」
ハーマイオニーさんの胸を私は失礼ながらに、優しく揉み弄っていく、
ああ…彼女は賓乳なんだな、しかし感度が高いようで良し!
「ほら、こんなに可愛く喘いでますよ?」
「そうだね〜敏感だね〜」
そして更に、お尻も撫で回す…うむ締まったお尻だ。
ついでに太ももにも…なんてスベスベした肌なのだろうか。
「そ、そんなとこ…触っちゃ駄目ですってばぁ!!」
「はは、お尻も弱いんだね〜〜」
「そうですよ、こんな色っぽく反応する方が、男の子なわけないじゃないですか」
「そうだね〜私も自信無くなってきたかな?」
「せ、瀬川さん!!」
「冗談冗談、じゃぁ…一番の特徴的な場所を弄ってみたらいいじゃない」
「そうですね、じゃ…」
「ええええ!!!」
全く、お嬢は素晴らしい事を…いや、彼女にとって失礼な案を言いますね。
でもこれは彼女の名誉の為でもあるし、ここは心を鬼にさせてやらせてもらいます!
「しなくていいですから!!…にゃぁっ!?」
ガシッ…
「こ、これは!!」
彼女の股間を摩ると、そこには何やら大きな膨らみがありました。
何かそう…温かく硬い物が…
「そんあ…あっ!駄目…そこだけは…あぁ…弄らないでぇぇ!!」
あまりにそれが信じられなくて、私は彼女が激しく悶えるのもかまわず、
その膨らみを弄り続けていく…だが、やはりこれは!!
「うふふ…わかったかな?」
「はい…ようやくわかりました…」
私は愕然とした…そうだったのか、だがようやく私は真実を受け入れるのだった。
「…でっかいクリ○リスなんですね」
「虎鉄君…戦わなきゃ、現実と…」
126 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 05:57:41 ID:zxm8HLJm
GJ!!
ワロスw
ウケたw
GJ!
久米田先生の信者ですがこのスレッドを見て明日買ってみようかなと思いました
こんな駄目スレ内容に釣られる久米田先生の信者(推定本人)に絶望した!
こんな明らかなクメシン装いに
というか書いちゃいましたから。また。ということで投下します。
今週ではなく先週ネタ。一部今週ネタばれアリ注意。長め。エロ駄文。
マリア・ナギ解説による女装ハヤテX虎鉄。ただし虎鉄は登場するのはナニだけ。
性質あいかわらず悪し。マズいと思った時点でスルーよろ。
では。
世界でも屈指の財力を誇る三千院家。その一員である
三千院ナギの居城となる都内数万平米に広がる三千院屋敷別院。
今その地下数100mに存在する地下監視センタのメインスクリーンの前で
眼前に展開される綾崎ハヤテの生々しい?メイド姿の拡大映像に一同が息を呑んでいた。
「う……あ〜…………、ハヤテ………
舐めてるな……こんなの教えたっけ?マリア。
これでは先週の備え有れば憂いなし編がまるっきり無駄ではないか!?」
「いえ……教えてないですね……でも……
舐めてますね…………
……………………
これは……結構大きいですよ?色も赤黒くて先っぽがかなり膨らんでいて……
ハヤテ君の舌、ちっちゃくて手に負えないかもしれませんけど……」
「けど?」
「まぁ……これもアリかもしれませんね(笑)」
話は少しさかのぼる。
それは先々週あたりの本編の最後あたりの場面であった。
女装の呪いを受けたハヤテにヤラれやすい女の子としての充分な心の準備をさせ
屋敷から送り出した三千院家の二人。その二人は月の光の差す窓から下界を眺め
これからそこで展開される予定のハヤテの運命にそれぞれの思いを馳せていた。
「ではマリア。そろそろ我々も行くか、ヒナ祭り祭り。」
「ですね。」
「じゃあ地下室だな。」
「へ!?
……何故に地下室なんですか?」
「とか言っている内に着いたな。
ふ……引き篭りを嘗めてはいけない。この私が自分から行くか!なんて
普通に言うと思うか?言わないだろ?だっていきなり外になんか出かけたら危ないじゃないか……」
「あー……、はいはい。
で、此処は一体何なんですか?大きな壁以外なんにもないじゃないですか……」
「うむ。これは多機能全面スクリーンモニターだ。もちろんそれだけじゃあない。
カメラを持った目に見えないサイズの微細なからくり人形が世界中の大気中に
既に大量散布されてある。ここのモニターはそれと連動して下界の
ありとあらゆるものを映し出すのだ。」
「はー……、ナギあなたまたこんなものを……」
「ちょっと前に連載終了した長編漫画を見ていて思いついたのだ。
思ったより金は掛かったがそれだけの価値はある。これさえあれば家に居ながらにして
下界の様子を100分割表示することも、特定対象を360度あらゆる方向から
見ることも拡大全面表示して撮影することもなんだって可能だ。これで調査してから
外に出ればもはやこの三千院ナギに怖いものは無くなるに違いないッ!」
「はいはい。究極の盗撮装置って訳ですね……
で、この人たちは……」
「うむ。本家から借りてきたスタッフメイド達だ。さすがにこの規模になると
数十人規模でないと運営できない。それはそうと説明はもういいな?
オペレータ!
綾崎ハヤテの現在位置は?」
「白皇学院校舎1F入り口、12.5m先。
これは……床の上に座って交戦中の様子です。」
「床の上……?まあいい。
メインスクリーンオン!対象を全画面表示!
綾崎ハヤテの勇姿を我らが眼前に明らかにせよっ!!!」
で、話はいきなり冒頭に戻る。
「というか何でいきなりハヤテが校舎の床に座り込んで見知らぬ男の……アレを
鼻が相手の腹に届くような勢いで丹念に舌で舐めてたりするのだ!?」
「舐めるのは舌でだと思いますが……そうですね……
これはアレです……この男の人がこの場所で一人で自分に浸っていて
『どこかに転がってないのか!?運命!!』とか訳の解らない事を叫びつつ
オーバーアクションしたところに後ろから走ってきたメイド服姿のハヤテ君が
出会い頭にぶつかったんですね。」
「まんまじゃないのか!?」
「それでハヤテ君が例のメイド服姿で床に座りこんでしまった所で
目の前のこの男の人にいきなり自分の持ちモノを突き出されてしまったので
ハヤテ君は仕方なくそれを舐め始めたんです。まあそんなところでしょう。
間違いありません。」
「強引すぎやしないか?
……まあこの作者の場合、良くありそうな話だからそれはいい。
だが聞くがメイドってのはこうやって座ったまま見知らぬ男のその……モノを
舐めたりしなきゃならないモノなのか?」
「ええ。本物のメイドは舐めます(キッパリ)。
というか秋葉原とかでチラシを配ってたりするメイド服を着たニセメイドの女の人とかが
夜、男の人の袖を引いて見通しの悪い横道に入って道の隅っこの方で男の人の持ちモノを
舐めたりできるかどうかは知らないんですが……
三千院家メイドの場合は必須です。お客様はたいてい知らない方ですからね。」
「そうなのか。そういうものなんだな。それはわかった。
だが私は嫌だぞ!なんというかその……グロいじゃないかモノがっ!」
「グロいって……でもさっきも言いましたがこの男の人の持ちモノは私の経験から言っても
標準と比べてかなり立派なモノですよ。どこがって……
そうですね……
普通よりかなり長さがある上に……横から見たとき根元から先端までの間の反りが少なくて
まっすぐじゃないですか。硬そうでしかもその分、間の部分も細いように見えますが実は
表面の肌目が細かくて身が締まっているだけで充分な太さがあります。
先端は充分に膨れていて凶悪そうですし……使ってみないと正確なところは解りませんが
これはたぶん……業物ですね。
猫耳もどきカチューシャと紐リボンを頭に付けて、黒のワンピースのメイド服の上に
ひらひらフリルの白エプロンドレスを着た上で、広がったスカートのせいで直接冷たい床に
おしりが触れる感触で顔を赤くして女の子であることを実感している最中の女の子の顔の前に
あんなまっすぐな棒みたいな男の人の凶悪な持ち物が目の前に突き出されたりしたら……
しかも男の人の匂い付きで……
ハヤテ君でなくても女の子なら怖くなって涙目の上目遣いで舌を使ってその凶悪なモノを
舐め始めてしまうんじゃないでしょうか……」
「ううぅ……なんだか聞きながらハヤテの様子を見ているだけで
匂いと味までしてきそうなんだが……モザイクにしとけば良かったな。
ハヤテは大丈夫なんだろうか……?」
「どうでしょう……先々週教え損ねましたから……
たださすがはハヤテ君です。何と言うか……完璧な御奉仕姿勢ですよね。特に教えなくても。
ハヤテ君のヤラれやすい女の子としての本能がなせる技なんでしょうか。
解説しますと、まず脚を開いた女の子座りが完璧です。開いた脚の間にスカートとエプロンの布地を
落とし込むようにしてその両足の付け根の中心、スカートの下がどうなっているのか相手に想像させるのと
同時にほんの僅かに見える太ももの絶対領域の上をスカートの白フリルが撫でるように曲線を
強調するように見せ付けていますよね。映像は切れていて見えませんが黒ニーソックスを穿いた
開かれて伸ばされた左脚の感じも良い感じにまとまっています。
あとは何と言っても、舐める時に前屈みになったその上体の角度ですね……ハヤテ君、
両腕を微妙にクロスさせた上で両手の指先の微妙な力加減を表現しながら身体の前で
両手を突いていますよね……両肩の緊張と白い肩フリル、首元の襟足とブローチで止めたリボンが
あれで強調されていて……さらにあの微妙な前屈み姿勢が重要なんです。
あの前屈み姿勢だと正面の男の人の持ち物がハヤテ君の顔より上に来ますよね?
ああやって前に両手をそろえて突くと手が使えませんから、上体を相手の足にこすり付けるように
近くに擦り寄った上で顔を上げて相手を見上げるような姿勢のままああして男の人の持ちモノの袋のあたりの
付け根から先っぽの先端までを出したままの舌をずり上げていくような感じで舐め上げていく事に
なります。
舐めるというより口と舌とで唾液を擦りつけて、その唾液の自分の匂いで男の人のモノを自分専用に
マーキングするという感じなんですね。ハヤテ君は猫耳もどきカチューシャを付けていますから
そんないやらしい小動物の雌な感じもばっちりです。いつもどおりあのメイド服姿だと全身からハヤテ君
何か出てますしね……それから……
一生懸命さもポイントが高いです。困り顔で赤面したまま、涙目の目を開けたまま相手を見上げるような
顔を見せたままで舌で懸命に持ちモノを舐め上げるちょっと可哀想な感じの女の子の雰囲気が良く出てます。
というかハヤテ君頑張ってますよ。相手の男の人の持ち物ですが全体的に濡れて赤くなってますよね……
なんか湯気まで上がってるような……あれは袋も含めて先まで相当一生懸命全体的にハヤテ君が舐めたんじゃ
ないでしょうか……男の人のモノの先の方から先走りの液体も出てますよね……
先端から滴る雫が持ちモノを伝わってハヤテ君の涙目の困り顔にも流れて……あれだと
男の人のモノの匂いもずいぶんしてて頭がぼうっとしてくるんじゃないでしょうか。
でも……あれだけじゃあ最終的に……」
「というか上目遣いで一生懸命舐めてるヤラれやすい女の子にしか見えんのだが……
あ……でも、止まったぞ。舐めるのやめて顔を離した。
ていうか……うああ……鼻先にモノを突き出されててまっすぐ水平にモノ突き出されてるとこ
横から見ると……異様だなあ。ハヤテうつむきがちに困り顔で鼻先のそれ見つめてる訳だが……
あ……目を逸らした……。アレはいったい何をしてるのだ?マリア。
先端恐怖症だろうか?」
「また鼻先に持ちモノを水平に突き出されて……あ、また目を逸らしましたね。あれは……
嫌なんでしょう、咥えるのが……。ハヤテ君そんな目をしてます。
むーという表情の目ですね。あれは。」
「って咥えるのか!?アレを?」
「ええ。そうしないと最終的に終わりませんから。
ハヤテ君、顔を赤くしたままあの目は考え込んでる目ですね……
まあさすがにアレでは……無理もないですが……」
「負けるなハヤテ!目を逸らしてる場合じゃない!
戦わなくっちゃ駄目だ!現実と!
あ……!?」
「あ……!?」
「口開けて……舌だした……!?
行くのかハヤテ……そのソレを……
うあ……うあ……うぁぁぁぁぁ…………
………………………………………………」
「…………行きましたね。でも本番はこれから……
あ、でもそのまま行きますね。上向きで困り顔の涙目の目を開けたまま……
先っぽだけ咥えたソレをそのまま……ず〜っと…………
………………………………………………(笑)」
「………………………………………………
うおお……なんか見てるだけで……
……運命が来たな……ぬるりと……
私にはそんな器官は付いて無い訳だが、ハヤテのあの顔と口と舌の感触が画面から伝わってきて……
ぬるりとしていて……」
「ってなんですかナギ、その感想は(笑)。
でも解りますけど……さすがハヤテ君ですね。見ているだけでこの破壊力とは……
かなり一杯一杯な感じですが、男の人の持ち物を根元までほおばったこの表情……
ヤラれやすい女の子の本能はやっぱりあなどれませんね。でも……」
「……でも?」
「これ、そのまま次に進みますね……
射精ってことですけど……」
「え?
……それって普通なのか?それにそんなの見てるだけで解るのか?」
「ええ、普通よりかなり早いですけど……沢山咥えていると自然と解ります。
ハヤテ君ももう気付いてますよ。咥えたままの瞳の色が動いてますよね?
あれは射精される心の準備をしてる目です。
口に出し入れされている男の人の持ちモノの動きがほんの僅かゆっくりになって
その分、ハヤテ君の口の中の舌に押し付けるようにする力が強くなっているのが
見えますよね……そのまま……長いモノがゆっくりと……力強いフルストロークになって……
そしてこのペースを保ってもうすぐ……
それにしても……
……感心しました。
前屈みで身体の前でそろえた両手を突いて、その猫耳もどきカチューシャと
紐リボンを付けた頭を揺らして赤面困り顔涙目の顔を相手の股間に埋めるようにして匂いにむせながら
口にした持ち物を必死に咥えているハヤテ君……その様子、その格好が完璧なことは勿論ですが……
ハヤテ君の目……困り顔なのに……ハヤテ君の目はこれからはじめて男の人に口の中に射精される
女の子の……はじめての口の中への射精を待ち受ける勇敢な女の子の目です……立派です……
こんな目をした女の子の口の中へなら誰でもすぐに……
これなら……そのまま……」
「おお!?これは……」
「射精されてますね。かなり……思いっきり出されてる感じです。
ハヤテ君、やはり実際の初めてはショックみたいですが……でもかなり良い感じです。
こんなに可哀想なそれでいて良い表情で口に射精されるメイドの女の子を私は他に知らないです。
やっぱりハヤテ君はタダの執事にしておくのは勿体ないみたいですね……
あ……でもアレは……マズいですね……」
「今度はいったいどうなったのだ?
口に射精されて終わりじゃないのか?」
「ええ。本当はそれで終わりのハズだったんですが……
あれを見て下さい。ハヤテ君、初めてで口の中に射精された精液をどうしたら良いのか
解らないんですね。男の人のモノを口から離さずそのまま口の中で味わっちゃってる表情をしてます……
あれだと……」
「どうなるのだ?」
「口の中いっぱいに精液の匂いが広がってそれが鼻腔に抜けて頭にまで来ますね……
瞳の色が……完璧に精液を口に出されてその匂いに酔った女の子の顔になっちゃってます……
たぶん相手にも気付かれて……出し終わったままそのまま持ちモノを動かされちゃってますよね……
目があんな目をしてる上……猫耳もどきカチューシャと紐リボンに縁取られた前髪が乱れて……
ほんの少し逆流した精液が唇を濡らして白みがかったそれが濡れた唇をピンク色に見せていて……
その濡れたピンク色の唇の口の奥で……精液の匂いでおかしくなった目をしながら……
たぶん舌を動かして軟らかくなった持ちモノを舐めてますよね、
ハヤテ君……
あんな様子、あんな表情であんな風に見える唇と舌を使ってそんなことをしたら……」
「あ!なんだか……」
「……2回目はじまっちゃいました。
すぐに飲んで口を離すか、そうじゃなかったら顔に掛けてもらうとか、とにかく
一度口から持ちモノを出してしまわないといけなかったんです。
可哀想なハヤテ君……はじめてだったのに……このままだと、3回目とか4回目とかまで
行ってしまうかもしれませんね……」
「まあ起こってしまった事は仕方が無いしな。
それに……ほらアレだ。相手の男もこう言ってはなんだが目つきが悪いなりにそれなりに
紳士的に見えないこともないから3回目位で終わることだってあるわけだろ?
そうすれば、その後二人でヒナ祭り祭り会場の夜店を歩いたりしてだ
カップコーヒーをおごられたりして
『いやしかし……お嬢さんにケガがなくてよかった。』(ケガはな)
『あ…はぁ…。そうですか?』(そうじゃないだろ?)
とか涼しい顔で平気で会話をする仲になったりする事だってあるかもしれんじゃないか?
だろ?」
「えっと……無理があるような気がしますが……」
「いや。そうに決まってる。
どのみちハヤテは伊澄達と呪いを解きに時計台に行かねばならんのだしな。
いつまでもこんなところでハマってる暇はない!」
「そうと決まれば……」
「我々もちゃちゃっと用を済ましにヒナ祭り祭りに出かけて来週の展開を待つ。
これだな。モニターはもう消していいぞ。録画してるから。
それからオペレータはみんな見たものは忘れろ!ハヤテが可哀想だからな。
というか来週は予言するがたぶんパンチラだ。だから私はパンツを穿く。
マリア、出かける前にハヤテに下着を穿かせたか?」
「いえあれは……呪いのオプションだと思うので……
私もハヤテ君が下に何穿いてるのか知りません。何だろうとは思ってますけど……」
「だろう?じゃあ来週だ来週!」
「ということですね(笑)」
「強引だがな(笑)」
(終わり)
ということで。
なんかいろいろ勉強になった
新世界を見た
バカヤロウ…お前グッジョブすぎるよ…
良いんだか悪いんだかw
159 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 11:42:29 ID:qoSbbQJi
ここいらで、
ナギ、サク、伊澄 OR
生徒会四人の百合希望
拉致られて
手足縛られて、身動き取れない状態に
嫌がる女の子(伊澄以外)の胸やマムコを弄るのキボン
そろそろ男はハヤテ以外が良いな
キモピザ系「これがマリアちゃんのオマンコかぁ〜グフフフ」
キモピザはマリアの肉裂を中指でなぞる
そしてさらに奥へ挿入する
「マリアちゃんのマンコヌルヌルしてて暖かいなぁ」
「や、やめてくださいっ!」
なのキボンチョ
じゃあ俺はワタルをキボウワラバ
>>162 うむ、
>>160はまるで分かっちゃいない。
キモピザに陵辱されるのは女装ハヤテきゅん以外ありえな(ドカバキグシャ
うーむ、今週ROCO神はどうしたのだろう。
しかし神がいない今こそ、われわれは立ち上がり、自分で書けばいいのですよ。
というわけでハヤテスレでは初めての作品投下します。
今週モノで、前半はハヤテと虎鉄の絡みなので、男×男が苦手な方はスルーしてください。
綾崎ハヤテの受難
「え?男の子?こんあに可愛いのに?え?」
「だったら確かめてみればいいじゃない」
え? ちょっと瀬川さん、何を……
バッ!
「……!」
瀬川さんに助けを求めようとした瞬間、僕のメイド服の胸元を強引に開けられました。
ぼ、僕の胸が見られてます…いえ、僕は男ですから別に見られても恥ずかしいことはないのですが、僕に告白してきた虎鉄さんの息がどんどん荒くなってきてるのが…怖いです。
「どう? 男の子でしょ?」
「……いえお嬢。男の子並みの貧乳と言う可能性もあります。いえ、もしかしたらハーマイオニーさんはその胸の無さを気にしているのかも! 貧乳を気にするメイド少女、それこそ絶対的な運命の黙示録ではないですか!」
「じゃあどうするのかな?」
「もちろん、下のほうも確かめてみないと」
――嫌な予感。
しかし、逃げ出そうとした僕よりも虎鉄さんの動きの方が早かったです。
「きゃっ!」
あっという間に僕の体は床に押さえつけられました…片手で僕の腰を抑える虎鉄さんの力は強く、とても僕の力では四つんばいにされたこの体勢から逃げ出すことは出来ません。
な、何をする気なんだろう。
「失礼しますハーマイオニーさん。優しくしますからどうかお許しを……!」
ぺろんっ。
「にゃあぁっ!?」
す、スカートがめくられました。僕の下半身を隠すフリフリのスカートが……。
「だ、ダメですっ! 見ないでくださいっ!!」
僕も自分の目で見てはいませんでしたが、感触から自分がどんな下着を履かされていたかはよく分かっています。四つんばいにされた格好で、虎鉄さんと瀬川さんに、女の子物の白い下着を履いた僕のお尻が見られてます……!
「可愛い下着ですね……」
「うわぁ、ハヤ太君似合いすぎ」
「うう……僕は……僕は……」
振りほどこうにも、僕を抑える虎鉄さんの力は一向に緩みません。それとも呪いのせいで僕の力は女の子並みになってしまっているのでしょうか。こんな格好のまま、他の人に恥ずかしい姿を見られるなんて……僕はもうお嫁に…じゃなかった、この学校に通えません。
「では、ごめんなさいハーマイオニーさん。恥ずかしいとは思いますが、脱がして確認させていただきます」
「……え」
脱がす!? そ、それだけは本当にダメです! 瀬川さん、なんとかしてください!
「……うわーうわー」
ヘルプと目で訴えるものの、瀬川さんは目を見開いてこっちに注目してばかりで僕のアイコンタクトがまったく通じません。お願いですからそんな、初めてHな本を見る男子中学生みたいな好奇心に満ちた目で僕を見ないでくださいっ。
するっ…
「やあぁぁぁっ!」
抵抗むなしく、僕の下着……って、元々僕の持ち物じゃないですが……は膝まで下ろされてしまいました。
お尻や……その、僕のアレに夜の廊下の冷たい風が当たってスースーします。けど、それよりも僕の恥ずかしいところが二人に見られてる……ううっ、恥ずかしすぎます。
虎鉄さん、これで僕が男の子だと証明されたんですから、もう許してくださいよぉ……。
「わ、ハヤ太君の見ちゃった……虎鉄君、納得いったかな?」
「ふ……何言ってるんですかお嬢。ここにきちんと穴があるじゃないですか。やはりハーマイオニーさんを選んだのは間違いではありませんでした」
「「……へ?」」
僕も、どうやら瀬川さんも、虎鉄さんの言っている意味がわかりませんでした。
「きゃんっ!?」
……虎鉄さんが、僕のお尻の穴に指先を触れるまでは。
「や…やめて……」
「キレイですよハーマイオニーさん」
男の人の指が、僕のお尻を撫で回す……その恥ずかしさとくすぐったさで、思わず涙が出てきます…。
(瀬川さん、どういうことですかこれ)
(あはは…たぶん、ハヤ太君を男の子だと認めたくない虎鉄君の心が、ハヤ太君のおちんちんを視界から消させてるんじゃないかな)
(なんですかそれっ)
(んー、つまり無理やりにでもハヤ太君を女の子だと思い込もうとしてるんだよ。虎鉄君はずっと彼女がいなかったからねー)
(そんなあぁぁぁぁ……)
瀬川さんとのアイコンタクトに今度は成功しました。しかしこの事態の原因は分かっても、結局虎鉄さんの想像……いえ妄想力にはいかなる説得も無駄だということが分かっただけでした。
「ひゃっ……だ、ダメですよぉ」
僕のお尻の筋にそって、人差し指と中指、二本の指がゆっくりと下っていきます。
まるでもぎ立ての果実の感触を楽しむように……そして、僕の大事なところに触れるか触れないかというところで止まり、また上に戻って……やぁっ、気持ち悪いのに……だんだん気持ちよくなって……。
カチャカチャ……
虎鉄さんたちにお尻を向けたままのこの体勢では、僕には後ろで何をやっているのかは見えません。けど、今の金属が鳴るような音は……もしかしてズボンのベルトのバックルが……まさか……
「すみませんハーマイオニーさん。私はもう我慢できません……ハァハァ」
「うわうわ、虎鉄君。それはさすがにまずいんじゃないかな」
……おーかーさーれーる――――!!
必死に振りほどこうとしますが、やっぱりどうにもなりません。二、三度僕のお尻の穴が指先でほぐす様に弄られ……数秒の沈黙……それが今までの人生で一番恐ろしい沈黙で……
「大丈夫です。優しくしますから」
「イヤだあぁぁっ!!」
そして……僕のお尻の穴の先に……太くて硬い……
「行きます……さらば、童貞だった昨日の私!」
「にゃあぁぁぁぁぁっ!!」
は……入ってくる……! 僕男の子なのに、男の人のアレが……!
「くっ、キツいです、もっと力を抜いてください」
「い、いたっ、む、無理、ですっ」
濡れてないし、下準備だってしてない僕のお尻の穴でしたから、そんなに簡単に虎鉄さんのものは入ってきません。まだ先端がほんの数ミリ入っただけです。
けど、それを強引にこじ開けて進入してくる虎鉄さんは、言葉とは裏腹にすごく乱暴で……。
一ミリ、一ミリ、少しずつ僕の中に入ってくるのが分かります。時間をかけてゆっくりと先端を侵入させようとしてくるのが、逆に今自分がどんなに恥ずかしいことをされているのか実感できて……悔しいというより、本当に恥ずかしくて死んじゃいそうです。
「う……はうっ……」
「ううっ……すごいですハーマイオニーさん。まだ先の方しか入ってないのに、この締め付け……」
実際には、まだほとんど入ってない……掘られたというにはノーカウントに近いほど、まだちょっとしか入ってないようですが、それでも本来出すはずの穴に、逆に入れられるという行為は苦しくて、
しかもほとんど女の子になりかけてる僕の心にとってはさらに恥ずかしさを増して、とにかく子猫のように体を丸めて怯えるしかありません。
「可愛いですよ。涙を浮かべて痛みに耐えるその顔も、初めての感覚に戸惑い震わせているその華奢な体も」
「ダメです……壊れちゃう……」
本来入らないはずの穴を強引に広げて進む虎鉄さんのアレは、1センチほども入られてしまったでしょうか。
まだ、ここで抜いてもらえれば冗談だったで済みます。けれど、もし先端の亀頭の部分が全部入ってしまったら。その後はスムーズに棒の部分が入ってくるでしょう。
僕のお腹の奥まで、太くて長い男の人のアレが。そして一度入ったからには、激しく出し入れされ、何度も何度も突かれて、お腹の中をかき回されて、僕のお尻が男の人のをくわえ込んで、そして、最後は白くて熱い赤ちゃんのもとが僕のお腹の中に大量に――
「だ、ダメですぅぅっ! せ、瀬川さん、た、助けてくださいっ」
「ハァハァ、ハーマイオニーさん。も、もうすぐ先の方が全部入りますから。もう少し我慢をおぼふっ!?」
僕のお尻を広げようとしていた虎鉄さんのモノが一瞬ビクッと痙攣したかと思うと、僕を押さえつけていた手の力が抜けました。そして一瞬後、廊下に響く鈍い音で虎鉄さんが倒れたのだと理解しました。
当然僕のお尻に刺さっていたものも抜け……ひゃんっ、……抜けたときに一瞬変な気分になってしまいましたが、僕は……どうやら助かったようです。
「はぁっ、はぁっ……瀬川、さん」
ビクビクしながらゆっくりと振り向くと……そこには笑顔でバットを構えた瀬川さんがいました。
「えへへ、ゴメンねハヤ太君。途中までドキドキしながら見てたけど、さすがにうちの執事を犯罪者にするわけにはいかないからね♪」
どうやら瀬川さんが虎鉄さんを気絶させてくれたようです。た、助かりました。
「ううっ……それならもう少し早く助けてくださいよぉ……僕……僕……」
それでも、その……先の方だけとはいえ既に僕が男の人に犯されてしまったのは変わりが無いわけで。しかも瀬川さんにその姿を見られて……。
「もー、助けてあげたのにそれはないよ。先っちょの部分だけだったらノーカウントだって。ハヤ太君はまだキレイなまんまだよ♪」
「っく……ひっく……僕は……」
助けてもらったのは確かですけど……僕はどうすればいいんでしょう。
「……!!♪ 分かったよハヤ太君。執事のやっちゃったことは私にも責任があるしね。もちろんこのことは誰にも言わないし、お詫びにハヤ太君が怪我してないか見てあげるね〜」
「ふえ? ……わわっ、瀬川さん!?」
倒れている虎鉄さんを蹴飛ばして、まだ四つんばいで犬のような格好をしたままの僕の後ろ…つまり、さっきまで虎鉄さんがいた僕のお尻の後ろに瀬川さんがやってきました。
そして、かがんだと思いきや僕のお尻に生暖かい吐息が。瀬川さんが顔を近づけてるということです。
「そうだよね、ハヤ太君のお尻が虎鉄君のせいで怪我して、しょーらい痔になっちゃったりしたら大変だもの。どれどれ……」
も、もしかして今度は瀬川さんに至近距離で見られてますか!? ぼ、僕の恥ずかしいところが……。
「うーん……少し赤くなってるね。白くてキレイなお尻なのに、かわいそう」
「ああああのあのあの、いいですから! 大丈夫ですから!」
「血は出てないみたいだね〜。けど、虎鉄君のせいですっかり広がっちゃってるよ。分かるハヤ太君? ハヤ太君のお尻の穴、開いたまま戻らなくてヒクヒクしながら開いてるよ。ちょっと暗くてよく見えないけど、電気があれば中の方まで丸見えなんじゃないかな」
「い、言わなくていいですっ!」
こ、これならある意味さっきの方がマシですよぉ。女の人……それも自分と年の変わらない、知り合いの女の子にこんな恥ずかしいところを間近で見られてしかも解説されるなんて、それなんて羞恥プレイ? ですよ……。
「それにしてもキレイなお尻だねハヤ太君。本当に女の子みたいだよ。これなら虎鉄君が女の子だと思い込んだのも無理はないかな」
「うう……もうやめてくださいよぉ……」
夜の校舎で女装して、しかも広がったお尻の穴を女の子に見られてるなんて、こんなところが見つかったら僕はどうなるんでしょう。
「しかもぜんぜん臭わないし……ハヤ太君、ちゃんとキレイにしてるんだ」
「それは……身だしなみを整えるのは執事として当然ですから」
「執事? メイドさんの間違いじゃないのかな〜♪」
「きゃんっ」
からかうように、瀬川さんが息を吹きかけてきます。お尻の中まで暖かい吐息が入ってきて、すごくくすぐったいような気持ちいいような……。
とにかくこのままの姿勢ではまずいです。けど、体に力が入りません。呪いのせいなのか、それともさっきの虎鉄さんの侵入で体力を消費してしまったせいなのか分かりません。
「と、とにかくっ。大丈夫なんですね? 瀬川さんが気にすることじゃないですから! もう大丈夫です!」
こんなところでこれ以上時間を食うわけにはいきません。僕がここに来た目的はこの呪いを解くことなんですから。
……だというのに、どうして僕はさっきから、いえ虎鉄さんに襲われていたとき以上に、自分がネコに追い詰められたネズミの気分になって仕方が無いのでしょう。
「大丈夫だけど、でもやっぱり虎鉄君が無理やりいじめちゃってハヤ太君のお尻痛そうだからね。私が治してあげるよ」
「……へっ?」
れろっ
「――――にゃあぁぁっ!?」
不意打ちでした。
ぽっかりと開いてしまったお尻の穴の周りを、やわらかくぬるぬるしたものが触れました。この感触、これはまさか――
にょろんっ
「ひゃっはぁっ!!」
せ、瀬川さんの舌が……僕のお尻を……嘗めてるんですかっ?
「だ、ダメです! 汚いですよっ!」
「汚くないよ〜。ハヤ太君は立派なメイドさんだから、キレイにしてるんでしょ?」
「メイドさんっ、じゃっ、なくてっ、あうっ」
ぬるりとした舌が穴の周りを這うたび、全身に電気が流れるような気がします。
「口答えは許さないのだ。ハヤ太君は黙って治療に専念するのだ〜」
「だ、ダメっ。お、女の子がっ、そんなところ嘗めちゃ……ふわぁっ」
さっきまで犯されていたお尻の穴を、今度は瀬川さんが優しく、そしていやらしく嘗めていきます。
こんな……学校でこんなこと……ある意味男の人に犯されるより恥ずかしいです。
「えへへ〜ハヤ太君のお尻、美味しいよ♪」
「――!!」
瀬川さんはやめようとしません。それどころか、開いたままの穴から、舌を中の方まで侵入させてきます。
人に触れられたことなんてない、お腹の中を、瀬川さんの可愛い舌が無邪気に冒険するようにあちこちを嘗めていきます。
「そんな、入れちゃっ、ダメ、ですよっ、んあうっ」
「ん…れろっ…ちゅぱっ…んくっ」
お腹の中を舌が動き回るたびに、体の内部、お尻ではなくヘソのあたりから全身に向けて衝撃が伝わるようです。
頭のてっぺんから指先まで甘い痺れが襲ってきて……もう四つんばいになるのも辛いほどに四肢がガクガクと震えて我慢できません。
もう、恥ずかしさを上回る気持ちよさがはっきりと自覚できます。そして、こんなことをされて興奮している僕自身にも、僕のおちんちんにも……。
「あれ? ……わ♪ ハヤ太君の大きくなってる」
遠慮なしに瀬川さんは勃起した僕のをつかみました。左手で僕のお尻を押さえたまま、右手を伸ばしてそのまま僕のをしごき始めます。前と後ろ、両方からの刺激は体の隅々でぶつかって溶け合って、快感と言う名のフレーズになって細胞の一つ一つまで刺激します。
「ハヤ太君、興奮してるの?」
「は……はいっ。すみません瀬川さん……瀬川さんがっ、厚意で、してくれているのに、僕はっ」
「女の子の格好して、スカートめくられて、女の子の可愛い下着を全部下ろされて、女の子にお尻を見られて嘗められて、それで興奮したんだ?」
「そ、そうですっ。僕は、僕は……最低ですっ」
「そんなことないよ〜。だって、今のハヤ太君すごく可愛いよ。こんな可愛いハヤ太君が最低なわけないじゃない」
瀬川さんの舌はさらに奥へと侵入してきます。虎鉄さんが侵入してきたよりもさらに奥、誰も到達していないお腹の中へ。
そして瀬川さんの右手はさらに速度が上がります。僕のアレの先端からあふれて来た汁が瀬川さんの小さく柔らかい手に貯まって、僕自身から出たものが僕のモノ全体に塗り付けられ、ぬるりとした感触で根元から先端までしごき続けられます。
「あっ……あっ……はぁっ……んんっ……」
もう自分がどんな表情をしているのかも分かりません。何でこんなことになったのかも分かりません。僕に分かることは、前と後ろからの刺激がとても気持ちいいということと、もうすぐ限界だということだけです。
「ダメですっ、僕、もうっ、いっちゃいますっ!」
「そっか、ハヤ太君、女の子の格好したままで、おちんちんから精液出しちゃうんだね? 我慢しなくていいんだよ♪」
「あっ……あっ…………」
とどめとばかりに、瀬川さんの右手は最高速度に達し、丸めて尖らせた舌はお尻の一番奥を突きます。
「うわあぁぁぁぁぁ――っ!!」
下半身が爆発するほどの衝撃を覚えながら、視界が真っ白になりました。
かろうじて残った意識が、僕が今大量に射精していることを理解させます。
瀬川さんはどんな表情で僕を見ているのでしょうか……初めて見る男の人の射精に、恥ずかしながらもドキドキしながらじっくりと観察しているのでしょうか。それとも、恥ずかしさで目をそらしているのでしょうか。
僕にはそれを確かめるすべも無く、その場に崩れ落ちました。最後に覚えた感覚は、自分の出した精液がむき出しの下半身にしみこむ生暖かさでした。
「……あ……れ?」
けだるさを振り払い、目を開けます。そこには薄暗い天井……そして、心配そうな表情の瀬川さんの顔がありました。
「あ、ハヤ太君おはよう♪」
「おはよう……ございます」
ええと……どうなっているんでしょう。頭の下の柔らかい感触からして、どうやら僕は瀬川さんに膝枕をされているようですが……
「って、うわぁっ!!」
おおおおお、思い出しました。ぼ、僕はなんてことを……!!
「はわ、びっくりした。どうしたのハヤ太君」
「せ、瀬川さんごめんなさいっ! 汚してしまいませんでした? 怪我は無いですか!? 本当にすみませんでした!」
瀬川さんはきょとん、としていましたが、どうやら僕がなぜ謝るのか思い至ってくれたようです。
「……ああ、ハヤ太君が謝ることなんてないよ〜。私は全然平気だし。ハヤ太君の服と廊下はちょっと汚れちゃったけどね。私が拭いてきれいにしたからとりあえずは大丈夫だよ」
笑顔でそういってくれると助かります。瀬川さんに嫌な思いをさせなかったようでとりあえず一安心です。
「あれ、虎鉄さんは?」
頭にコブを作って気絶していたはずの虎鉄さんの姿がどこにも見当たりません。
「んっと、ハヤ太君より先に気が付いたんだけど、何かにとりつかれたようにブツブツ言っててね。私にも気付かないみたいでどこかに行っちゃった」
「はぁ……どうしたんでしょう」
このときは、まさか僕も虎鉄さんが僕への復習のためにお嬢様をさらうなどとは想像もしていませんでした。
「……そうだ。あの、瀬川さん。もう少しこのままでいいですか?」
「ん? 私の膝枕気持ちいい?」
瀬川さんの笑顔がいっそう輝きます。よく分かりませんが、嬉しいのでしょうか?
「ええ。それもあるんですが、その、誤解を解いておこうかと」
瀬川さんとあんなことになってしまったのは、もう取り返しの付かないことです。けれどせめて、この原因になった僕の格好のことは……僕が女装している理由ははっきりさせないといけません。
瀬川さんの膝の上で、僕はこうなるきっかけとなった呪いのヒナ人形の話をはじめるのでした。
終わり
あとがき
私はホモでもショタでもないはず。
実際、他のスレでは男装少女とか書いたことはあるけど、実際に男の子を掘ったりいじめたりする話は書いたことはないはず。
けど……女装ハヤテを書いてみて、この胸に湧き上がる達成感はなんだろう。いや、決して私は危ない趣味は無いはずだ。きっと。たぶん。
というわけで読んでくださった方ありがとうございました。
そしてROCO様やシロウト様など、常日頃何作も神作品を書かれている職人様も、毎週ここを楽しく読ませていただいております。
それでは。
初めてリアルタイムで読んでしまった!!GJです!!!
ちょっと遅れて読み始めて今読み終わったGJ
GJ
アナルなめに手コキいいな
妹の友達にでもやってもらうか
>>173 待て待て、おまいさんが軽蔑されるのは勝手だが
妹さんの友人関係まで壊すのはよせ。
175 :
シロウトの丘:2006/09/10(日) 04:04:34 ID:gX1frdy2
続き、久々投下。
176 :
シロウトの丘:2006/09/10(日) 04:05:04 ID:gX1frdy2
チュル チチチチ サーーーー
機械音が聞こえる 何の音かはわからない。
「(うぅ…ここは…ベッドの上?…広い部屋…屋敷…ではない)」
何か大きな物体に飛ばされ意識不明になった後の記憶はもちろん無い。
「あ、気がつきました?」
女性の声がした、とてもキレイな人だった、いや見覚えのある人だ。
「ま、牧村先生?」
「へへ〜、バレちゃった」
そう笑顔で返す目の前の人。
「いや〜エイトを新しい部品で走らせてたら君が飛び出てきて見たことあるなぁ〜って思ったら君だったの」
さきほどの事を説明されてる内に意識がしっかりしてきた。
「(飛ばされたのが8時前後…現在は…11時か…先生一人?…エイトは…)」
周りの状況把握からはじめるハヤテ。
「あ、なんかお腹すいたんならエイトで作るからね?ていうか今作ってるから」
そう言うと牧村さんは台所と思われるほうに歩いていった。
「(やけに僕と距離をとる…顔も赤かった…薬の効果は切れてないな…エイトは動けない可能性高い……)」
これからのプランを考えるハヤテだったがさっきの傷が気になるので打った所を見てみた、
「(傷が消えてる…さっき機械かな…)」
体力も少し眠ったので回復している、1Rぐらいなら軽くできる。
「食べることできる〜?」
牧村さんの声がした、
「あ、いただきます…」
「(食べ終わって…それから…本番…)」
一応プランは決まった教師とするのは不本意だが今のハヤテには関係無い。
「おまたせ〜」
そう言うと牧村さんが持ってきたのは料理と言うにはあまりにも奇妙な形をしたものだった、
「あの…これは…?」
「へへ〜、さっきエイトにインストールしたばっかなんだけどね…おぞうすい!」
そんな馬鹿な、そう言いたいがせっかく作ってもらった(作ったのはエイトだが)物だから食さなければならない。
「い、いただきます…」
パク
…………………………
「味が…しない?…なにか殺しあってるようだ…」
まぁその後なんとか食べきったハヤテ、同時に残る違和感はほっといて計画に移す方に集中した。
177 :
シロウトの丘:2006/09/10(日) 04:06:59 ID:gX1frdy2
「(ポケットに…あった…これをつけて…)」
(+)の薬を再びつける、どうやら寝るとこの薬は弱まってしまうようだ、
「(あと3回分ぐらいしか…ない…慎重に…使う…期限は一週間…)」
「明日学校どうす………」
食器を片付けて戻って来た牧村さんは計画通り放心状態になっている。
「(やるなら今!)」
そう思ったハヤテはベッドから降り牧村先生に抱きついた。
「いやっ…は、ハヤテくん!?」
当然の事ながら抵抗する牧村さん、しかし現在ハヤテの思考回路は『事故を起こした責任はとって欲しい』
というなんとも自己中なものなので止まるわけはない。
「先生、いままで経験は?」
「ないですけど…私には彼氏がいるし…こんなことは…」
「失礼ですが、彼氏というのは…」
「え、エイトです…」
「じゃあ…機械の方はエイト…人間の方は僕って事でいいじゃないですか」
そう言うとハヤテは薬の匂いを嗅がすために牧村さんの顔を自分の首元に持ってきた。
そして胸をほぐすように優しくそれでいて強く揉み始めた、
「やぁぁぁぁ…ダメ…不順異性交遊だからぁぁ…」
わずかな抵抗は甘い快感と不思議な匂いによって深く深く沈んでいく。
「はぁ…あぁぁ…んぁぁぁ…」
ハヤテの手が服をめくっていき下着はがした、
女性らしいふくよかな胸が姿を現した。
「きれいですね…食べちゃいますよ…」
「あんっ…待って…まだ…そこぁぁぁぁ…」
言葉も言えぬまま舌で嘗め回されていく自分の敏感な場所。
「はぁぁぁ…だめぇ…せい…と…と…きょうし…はぁぁぁ」
最後の抵抗で腕を突き出すが快感で力が入らない状態では無に等しい。
スッ
ハヤテは下の方の下着に手を伸ばした、そこはもう十分湿っていた。
「すごい溢れてますね…感じやすいんでしょうか?」
などとハヤテは言ってみる。
178 :
シロウトの丘:2006/09/10(日) 04:09:01 ID:gX1frdy2
「君が…そんな風に…いじめるから…」
「そうですね…でも…そんな風に思うのも今だけですよ…」
そう言うとハヤテは下をまさぐる手に力を込めた。
「はぁぁぁぁぁ…そんな…つよく…したらぁぁぁぁ…」
牧村さんが身をよじる、
「だめぇ…おかしくなる…からぁ…ひゃめて…」
クチュ ピチャ
牧村さんの秘部からはいやらしい音がしたいる。
「大丈夫です、おかしくなっても悪い事ではありませんから…」
ハヤテが豆をギュっと摘む。
「ひぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
ハヤテの腕の中で精一杯体を張る、ドロドロと暖かい蜜がハヤテの指を包んでいく。
「ねぇ、おかしくなっても大丈夫でしょう?」
ハヤテが満面の笑みで尋ねる、小さく頷く自分の担任を見て本番までなら大丈夫そうだなと思い自分のいきり立った物を取り出そうとするが、
ドーーーーーーーンッ
背後から何者かの殺気がしたのでとっさに避けた、
「誰ですか?」
そう聞いてみたものの誰かぐらいハヤテに検討はつく。
「オレノ大切ナ人ニ手ヲ、ダシタノハオマエカ?」
お腹にオーブンを内臓したエイトだった、
「僕にとっても大切な人ですから…」
「ウルサイ、ヘンナクスリデカチトル愛ナンカ無意味ナンダ!」
そう言うとハヤテに殴りかかってきたエイト。
「(くっ…ここはもったいないが引いたほうが…いいですね)」
負傷は避けられないと考えたハヤテは素早く出口に向かって牧村さんの家を後にした。
179 :
シロウトの丘:2006/09/10(日) 04:10:30 ID:gX1frdy2
「フッ、口ホドニモ無イ奴ダゼ」
エイトはハヤテが帰ったのを確認して一言。
カタ カタカタ ピーーー カシャ
「エイト〜〜〜」
PCから何かチップのような物を取り出し牧村さんがフラフラとエイトに近づく、
「ナンデスカ?マキムラッ……!!!」
なにかチップのような物を埋め込まれたようだ。
「ウウウッ…ウウウッ…シャアアアアアアア……!!!!!!」
「あぁぁぁ…やっぱり…人間よりあなたよぉぉぉ…エイト」
ハヤテのせいで、いや、ハヤテのお陰で新たな世界を知った牧村さんとエイト?なのでした。
そしてこちらはなんとか逃げ切りマンションを出て屋敷に帰る途中のハヤテ。
「(なぜか…寸止めが…多い…嫌がらせか…陰謀か?…いや…僕の詰めが甘いのか…)」
今日の出来事を反省しながら明日の学校をどうするか考えるハヤテなのであった。
「(薬で勝ち取る愛は無意味か…)」
「(まぁ…機械の言う事だしどうでもいいか!)」
その考えをもう少し深く考えてたら事態の悪化は避けられてたのかもしれないが、無理だった…
――――――――――――――――――――― 一方ここは飛行機の中
「(ナギ…私が行くまで無事でいてくださいね…)」
自分も狙われることを知らずに住み慣れた屋敷に戻るメイドさん、
ナギがもう手遅れであることも知らずに…
=to be continued…=
180 :
シロウトの丘:2006/09/10(日) 04:12:28 ID:gX1frdy2
ROCO氏が来ない間の繋ぎに読んでもらえたら幸いです(´ー`)
ハヤテ×牧村さんは新鮮だなw
GJ!
182 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 06:31:10 ID:x3axbkRJ
シロウトの丘氏GJ
GJ
ハヤテと同じく俺も寸止め…
>>164-170 ハヤテ「よくかんがえると・・・・・ 掘られてない・・・・・・!僕は・・・・・!
ノーカウント・・・・!ノーカウントなんだっ・・・・!」
185 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 18:27:16 ID:G7Ls5uUr
まとめとか無いのかな
>>170 なんだこれは・・・。たまげたなぁ。
何故、男となんだ
ハヤテがカワイイから。 終り
>>186 答え:やはり女装ハヤテは攻めるよりいじめられるに限るから
>>186 答え:やはりハヤテの場合は男相手でも萌えるから
女装ネタ飽きた
もっとだ…もっと女装ネタを…
女装も純愛も陵辱も飽きた
つまりはこういうことか。
決定的にガンダムが足りない、と。
195 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 06:25:33 ID:hXp2AkSM
さあ、水曜です。
きっと・・・。
ヒナのミーア化に吹いた
今週のあの部分より…特にネタバレでも無い、久々に攻めハヤテのSSを投下いたします。
「万が一、二人きりでパーティ−とかになったら…」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「では、二人だけの誕生日パーティーをはじめましょうか」
3月3日、ヒナの誕生日の日…ヒナとハヤ太君は二人だけで密かに祝ってたわ。
ただ少し変わった祝い方だったのだけども。
「ハ…ハヤテ君、こんな格好でするの?」
「当然じゃないですか、生まれてきた日なんですから、生まれたままの姿で祝うのは当然ですよ」
「だけど…その恥ずかしいわ、裸なんて…」
そう、ヒナは裸の格好にされていたのでした、当然ながらに無駄な抵抗と分かりつつも、
赤くなって恥じらいながらに手足を絡め、なんとか恥部を隠してたわ。
「ここには僕達二人っきりだけで、他には誰も居ませんよ?それに僕はヒナギクさんのを見慣れてますし」
「そ、そうだけど…だけど恥ずかしいの!」
「しょうがありませんね、じゃあ…仮装する事で許してあげます」
渋々とそのハヤ太君の案を受け入れるヒナ、だが彼が用意したコスチュームを身に纏ってから、
またしても不満の声をあげたのでした。
「ちょっと…これ…」
「可愛らしくてお似合いですよ、ヒナギクさん」
「お似合いじゃなくて、何なのよコレ!?裸より恥ずかしいじゃない…というより恥ずかしいとこ見せたままだし…」
それはコスチュームと呼んでいいのか…ヒナは犬の耳飾りを付け、ペット用の首輪を付けられていました、
もちろん身体は裸のままである…あ、何故か白の靴下は履かされてたわよ。
「仕方ないですよ、ヒナギクさんに合わせて、メス犬のコスプレなんですから」
「メス犬って…私…」
「違いますか?ヒナギクさんは僕の忠実なペットのメス犬ですよね」
「あ…」
ハヤ太君の言葉に、ヒナはさっきまで以上に顔を真っ赤に変化させてたわ、
それはもう湯気が出そうな程だったくらいに。
「犬は裸が普通ですし、ほら…この犬耳の飾りも、首輪も素敵です」
「こんな…まるで私…変態みたいじゃないの…もぉ!」
なんとか強気を保とうとするヒナだが、するとハヤ太はわざとらしく、
何かを思い出した素振りをする。
「そうだ、肝心な飾りを忘れてましたよ」
「え?」
「尻尾ですよ、尻尾!やはり動物コスプレに尻尾はかかせません」
戸惑うのは勿論のヒナ、そんなヒナにハヤ太は強引に抱き寄せ、
懐から取り出した残りのパーツを見せるのでした。
「ほら、用意しましたから早速に付けましょ」
「付けるって…ど、何処に付けるのよコレ!」
見せられたのは、確かに犬の尻尾飾りでした、ただし…
その先は妙な凸凹した形の突起物が付いている。
ヒナは本能的にそれに嫌な予感を感じてた、そしてそれは…当たったのだ。
「決まってるじゃないですか、やはり尻尾はお尻から…そしてこの先を銜え込ませれる場所は…」
「え…ま、まさか…嘘でしょ!?ちょ…あっ!」
その突起物とは、アナルバイブと呼ばれる代物だったの、
これをハヤ太の手は慣れた手つきで、暴れ抵抗しようとするヒナを押さえながらに、
その先端を入れる場所へ…お尻の穴へと挿し込んでゆく…
「そんな…大きなの入らない…んっ!」
だが先端が触れたかと思うと、その小さな穴を拡げ…
凸凹の箇所まで次々と埋没させてゆくのでした。
「あっ…いやぁ…こんなのぉ…あぁっ!!」
「おやおや、ちゃんと入っていきますよ…しかも滑らかに入り口が拡がって銜えてゆきます」
「あ…ひぃ!んあぁっ…そんな…入っちゃてる、私の…ここ…!」
お尻の中に次々と異物が入り込み、ヒナは激しく反応してた、
よほど感じているのかしら、ビクビクと下半身を震えさせて、
甲高く卑しい響きで唸っていたの。
「いやらしいですね…ヒナギクさんのお尻は、こんなに喜んで奥まで銜えちゃって」
「馬鹿…ハヤテ君が、いつも弄るから…んっ…拡がっちゃたのよ!あぁ!!」
ちなみに、ヒナがそこで異物を銜え込むのは初めてでは無かった、
これまでも散々に同人物の手で弄られ尽くしてたの。
「可愛い尻尾が生えましたよ〜ほら、こんなに尻尾を振って…喜んでますね」
「違うわよ…こんなとこ弄られて、喜ぶ変態じゃ無いもん!」
必死に弁解するヒナ、しかしそのだらしなくなった赤らめた表情で否定しても、
説得力は皆無だったかもしれない…それに。
「でも、前のココ…さっきから凄い勢いで濡れてきてますよ」
「!?」
ヒナの陰部の秘裂からは、びっしょりと粘液が垂れ流してたの。
その自分の身体の変化に、ようやく気付いたヒナは驚愕してたわ。
「う、嘘…あっ…ちょ…んあぁ!!」
そこに追い討ちをかけるように、ハヤ太君の手は陰部に向かい、
そして指先が濡れた秘裂の内側に入り込んでゆくの。
「ほら…この奥までびっしょり濡れて、なんか噴出してるようですね〜」
「やっ…あぁ…弄っちゃ嫌…そんな奥まで掻き回しちゃ…あぁ!!」
敏感に内部の刺激に反応するヒナ、その反応の仕草が良いのか、
ハヤ太の指はますます激しく動かしてゆく、敏感なそこを苛め続けていくのだった。
「凄いですよね〜熱くなって、中に突っ込んだ指が締めつけられてますよ」
ヒナに自身の身体の状況を口で説明し、より辱めながらにね。
「あ…あぁ!!そんな…あぁ!!指で擦らないで…そこ弱いのぉ!!」
「指は駄目ですか?じゃ…つまり」
するとハヤ太君は待ってましたとばかりに、今度は自分の履いてるズボンを脱ぎ下ろし、
その中身に隠してた勃起した肉棒を晒しました。
「えっ…あ!?」
ヒナの視線は、唐突に現れた物体に集中してしまう、
そして胸の中で心の音色を激しく高めさせてたわ。
「こっちで入れて掻き回してほしいのですよね…ヒナギクさんは」
「ち、違うの…そういう意味で言ったわけじゃ…」
視線を反らせ、いかにも的な恥じらいの仕草をする…
そして胸の中の真意を見抜けられてしまうのでした。
「ヒナギクさん、そんな期待してる瞳で嘘をついても駄目ですよ」
「期待なんて…してない…わ」
だが必死に否定し続ける、そんな素直じゃないヒナに、ハヤ太は囁く…
「本当ですか?本当はいつものように、思いっきり僕のコレを挿入して、掻き回して…」
彼女の心を惑わせる言葉を…
「そして…熱く粘ったのを注いでほしいんじゃありませんか?」
「そ、それは…その…」
そしてそれは効果覿面だった、ヒナの理性の壁は本能的欲求に徐々に陥落されつつあった。
「そうですね、僕の思い違いかもしれませんし、欲しいならヒナギクさんの口から言って下さいね」
「ええ!?」
そしてトドメが与えられる、揺さぶられる心は理性を捨てさせ、卑しい本能を呼び覚ます。
「私…私は…その…あぁ!!」
そして…ついに崩れたのだった、ヒナの本音が口から漏れてくる…
「ハヤテ君の…おちんちんが欲しいの」
とても卑しい、女として…いえメスとしての本性が。
「その大きなので掻き回してほしい、膣の奥まで…子宮口を突く程に犯してほしいの!」
その欲求が…口から次々と懇願するように出てゆく。
「お願い…もう…我慢できないの…」
腰を振り、もはや洪水状態になった陰部を目立つように晒した格好をしながらに。
「そうですね〜じゃあ、メス犬らしく僕の事を呼んだら…してあげます」
「はい…この卑しいメス犬を可愛がって下さい、ご主人様…」
ヒナはこの時、完全な発情したメス犬と変貌してしまったのでした。
「あ…くる、大きなの…あぁぁ!!!!」
四つん這いになったヒナの背後から、ハヤ太の大きくさせた肉棒が突き刺さる。
「これ、これが欲しかった…膣の奥にきてる…一番奥まで!!」
秘裂を大きく拡げ、膣を拡張させ、深部まで挿入させながら出し入れして動かしていたわ。
「凄い勢いでやらしい膣壁を擦って、感じさせてくれてるの!!」
まさしく、これは犬の交尾のようなセックスだった。
「そんな涎まで垂らして、いつもの凛々しいお顔はどうされましたか?」
「だって…だって、今の私はメス犬だもの…あぁ…獣、畜生だから…あぁ!!」
もはやヒナに理性の心は無い、だらしなく快楽を貪る淫乱性が顔を見せている。
自分からも腰を動かし、男の性器を銜え込ませてゆきました。
「すっかり身も心も犬ですね、んっ…こんなに締めつけ絡ませてきて…凄いですよ」
「あんっ!あぁ…気持ちいい…内臓が持ち上がるくらいに下から突き上げられてるのに…」
結合部からは、溢れる愛液を撒き散らさせ、より淫らに交わってゆきます。
「気持ちいい…狂っちゃう、私…あぁ!狂うのぉ!!」
「もう最初から狂ってますよヒナギクさんは…さて、そろそろ出しますよ」
「え…出すって…このまま?」
驚きの声をあげるヒナだが、ハヤ太はかまわず激しく突き入れ犯し続ける、
そして射精感を高めさせてゆく。
「はい、僕からの誕生日プレゼントです…今日は危ない日ですよね」
ギクリとなるヒナ、実は先にハヤ太は調べていたのだ…その一番に命中し易い時期を。
「でもでも…あぁ!!」
「お誕生日…おめでとうございますヒナギクさん、元気な赤ちゃんを産んでくださいね」
ハヤ太はそう囁くと、子宮口に先を密着させるように深く挿入し、
そして…一気に解き放った…
「あ…あぁぁ────────────!!!!」
ゴブゥゥ!!ドクドクドクゥゥゥ!!!
その溜めに溜めた精を、ヒナの胎内に放ったのでした。
瞬く間にヒナの膣内どころか子宮内部にハヤ太の子種が満ちていく。
「熱いの…勢いよく入ってきてる…ハヤテ君の精液が…あぁ…射精されてるの」
胎内を染めるように、熱く濃く粘ったのが隅々にまで入り込ませてた。
「お腹に溜まってきてる…子宮まで満たされていく…気持ちいい…」
その注がれた勢いは、腹部がぷっくらと膨れさすぐらいな代物だったわ。
そしてそんな激しい射精を受け…ヒナは絶頂する、
一瞬失神してしまったくらいに激しくイっちゃたわけ。
「でも、これがプレゼントなんて……だって私…」
ただ…やがてイった余韻に浸りながら、ヒナは小さく呟いた。
「もうとっくに受精…してるのに」
熱くなった腹部を摩り、困った表情で微笑んでいたの。
すでにヒナは生理が来なくなっていた体なのでした。
「ははは、去年はすみませんでした、そんな事とは知りませんでしたから」
あれから一年後…二人は再び密かに会って、そして体を重ねていたわ。
ただ一年前と違うのは、僅かだったヒナの胸の膨らみが少々膨れていて、
そしてその胸のピンク色の突起から、白っぽい液体を放ってたの…
「いいのよ、隠してた私も悪かったし…それよりも」
それは母乳、出産を経験しヒナの身体は母体として変質してしまったの。
今も膣奥に衝撃を加えられると、その先から思いっきり撒き散らしてたわ。
だけど一年経過し変化したのは、その胸だけでは無かった…それは
「今年はちゃんと…プレゼントを用意してきてくれたんでしょうね?見ての通り、もうこのプレゼントは貰い済みよ」
出産した後に、すぐに種を付けられてしまい、ヒナのお腹は少し目立つようになってたのでしたとさ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「ってな事になったら、それこそ問題よ」
「美希…小さくて聞こえなかったけど、また天邪鬼な事を想像しなかった?」
【おしまい】
GJです!
確かに問題だわなw
ROCO氏相変わらず仕事が早いなぁ。
GJ!!
205 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 01:23:08 ID:up206y6u
ハーマイオニーが孕まされるのキボン
それ無理。
ハーマイオニーお前ここ初めてか、力ぬけよ
ウサ耳に鈴……いやそれもうメイド服じゃないから……
胸が無いのにガードルというのも……駄目だな。そそらん。
ハヤテを女体化させて、ヒナ人形にレイプさせるの希望
よし、今週ネタ行きます。
〜畑健二郎劇場〜ハヤテ女装日和
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
全力疾走で人気の無い所へ来たハヤテ。
実は彼、今大問題に直面している。
「パンツ履いて無かった・・・」
スカートの中には、自分の硬直し始めた男性器以外、何も無かった。
「硬いまま歩いたら・・・絶対ばれるって・・・」
だからハヤテはメロスのように爆走しながらこんな所に来た。
―いやらしいな、ハヤテは?―
「えっ・・・?」
ふいにナギの声がした。
辺りを見回すがナギの姿は何処にも無い。
―いや、女装してノーパンで歩き回るから、変態だな―
「えっ、ええっ」
また聞こえた。
「ちょ、お嬢様?お嬢様ですか!?」
―そんな変態、三千院家には置いて置けないな―
「ちょ!ちょっと待ってください!」
事実上のクビ宣告を告げるナギの声に慌てふためく。
「いえ、これは不可抗力ですし、女装したって普通に仕事すれば・・
そうだ!メイドになりますから・・・」
―ハヤテ、今からオナニーをしろ―
「え・・・?」
―そうすればメイドとして再雇用してやる―
「は、はいっ!」
このとき、ハヤテは知らなかった。
人知を超えた恐るべき運命の声によって彼は正常な判断が出来なくなり始めた。
その「運命の声」は雛人形の呪いよりも醜くも美しかった・・・
「はぁっ、はぁっ、はぁっ!」
とにかくハヤテは一心不乱に性器をこすり始めた。
―ハヤテ、お前は本当いやらしいなぁ、そんなにコスって・・・―
「はいぃ・・・お、おちん○ん、すっごく気持ちいいです・・・」
―普段から、私の下着の臭いでも嗅いでオナニーでもしてたのか?―
「はい・・・お嬢様やマリアさんの下着、すっごくいい臭いです・・・」
―学校でも、覗きとか、そんな事してオナニーしてるんだろ?―
「はい、毎日毎日、覗きとかしてます」
―よしハヤテ、さっさと射精しろ、そうしたらお前の痴態を祭りの客に見せ付けろ―
「はいっ!もう限界だから!もうすぐ!もうすぐびゅーってミルク出しますぅ」
―さっさと行け、変態執事―
「あああああああああっ!出る!出る!出るっ!
出ちゃいますうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
ようやく、ナギの声は聞こえなくなったが・・・
「は、ハヤテの・・・ハヤテのえっちな姿・・・見てくださいぃ・・・」
スカートの裾を持ち、今だ硬直した性器を見せつけながら、ハヤテは歩いていた。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・」
何かが聞こえるが、もう耳に入らない。
ハヤテが聞いたナギの声・・・
あれは雛人形の呪いが呼び寄せた別の呪いかも知れない。
ただ1つわかることは、その呪いは麻薬のようなものである。
甘い臭いで身も心も破滅させる。
そしてハヤテはもう戻らない。
あのナギの声はハヤテの快楽回路を刺激させすぎたからだ。
END
僕は・・・僕は・・・!
なんかすごい息が詰まる小説書いてしまった。
妄想を掻き立てたいもんなので、苦情は聞きたくないです。
乙カレ
「苦情は聞きたくない」ってのは思っていても言うのは遺憾よ
しかし女装ハヤテの効果は絶大だな
今までの猫耳っぽいメイドもやばかったが、今週のウサミミ&ミニスカは更なる破壊力を秘めてたからな。
惜しむべきはパンチラがなかった事だな
虎鉄との戦いで必殺技を使ってハヤテ自身のスカートが思いっきりめくれる
という展開のための焦らしプレイだよ
生徒会三人娘の「伽をさせる少女」を書いてくれ〜
219 :
シロウトの丘:2006/09/15(金) 00:10:10 ID:bJxfOHlX
要望とは関係無しの続き投下。
220 :
シロウトの丘:2006/09/15(金) 00:10:46 ID:bJxfOHlX
「あ、美希ちゃーーーーーーーーーーーーーん」
「おはよう泉、今日も元気ね…」
「ねぇねぇ、昨日ハヤ太君は歩ちゃんと何処までいったのかな?」
「まぁ思春期の男子と女子…確率から言って…Cだな!」
「きゃーー早いよ!早いよ!」
朝っぱらから女子高生らしい?会話をしている二人、
今話してるいる事が実際全て正しいなんて少しも思わずに…
―――――――――――――――――――――泉編
一方ここは三千院家
「よしっ、用意ができた…」
ギュルルル〜〜
「(うぅ…お腹がおかしい…)」
昨日牧村さんの家で食べたぞうすいらしき物のせいであることは言うまでも無い。
「(…薬…飲んで…学校…行ったら直るかな?)」
どんな材料かわからない以上手の内ようがない、なので仕方なくそのまま薬を飲んで学校に行く事にした。
リーンゴーン リーンゴーン
「(うぅ…なんだか頭痛もしてきた…本当に何入れたんだ…あの人…)」
ハヤテが言うあの人は今日学校に来ておらず変わりに雪路が担任を勤めていた。
「(……やばい…本当…死ぬかも…)」
ハヤテの意識が途切れていく、視界もぼやけて、
バタッ
倒れた、何も聞こえない、最後に見た人は雪路の笑ってる顔だった。
―――――――――――――――
221 :
シロウトの丘:2006/09/15(金) 00:11:16 ID:bJxfOHlX
ガバッ
目覚めたハヤテ
「つぅ…ここは…?」
周りを見るとそこは保健室だった。そして隣にいるのは、
「せ…瀬川さん?」
「あ〜ハヤ太君やっと起きた」
ベッドにもたれかかり顔によだれの後をつけている泉だった。
「ん〜〜、ハヤ太君が倒れたから…いいんちょさんが運んであげたんだよ…ヒナちゃんと一緒に、お陰で授業出られなかったよ…いいんちょさんの立場も考えなきゃハヤ太君」
寝起き顔でしかも背伸びをしながらそんな事を言っても説得力がないのだが今の二人きりという状況はなんともおいしい。
「途中で男子がハヤ太君の事怖い顔で見てたけど…ハヤ太君なにかしたの?」
それは無理もない学年でTOP10に入る女子二人に運ばれる贅沢な男子がこの世の何処にいるだろうか。
「あの…ヒナギクさんは…それから…」
「ああ、なんかね『泉看病お願いね…あ、なんなら変わってあげようか?』って言ってたんだけど私やる事あったから断っといたよ」
「そのやる事を言うのは?」
ドサッ
ハヤテは泉にのしかかられた。
「あ、あの…瀬川さん!?」
「最近ハヤ太君かっこいいよね、女子の間で噂になってるよ」
ハヤテはその事を知っていたが、あえて知らないフリをしていた。
「それにね、ヒナちゃんが最近ハヤテ君の話するとビクってなっちゃうけど…なにかしちゃった?ハヤ太君?」
泉がハヤテに好奇心でいっぱいの顔を近づける。
「……それは、いえません…」
「ええ〜、私に言ってくれないなんて…ハヤ太君にはおしおきが必要だね」
そう言う泉の顔もうすでに赤かった、ハヤテの近くにいるから薬の効果を受けるのは当然だろう。
プチッ サラッ
泉はハヤテの服を脱がしていく。
222 :
シロウトの丘:2006/09/15(金) 00:11:57 ID:bJxfOHlX
ギュ
ハヤテが泉が強く抱き締めた。
「ちょ…っと、ハヤ太君…今は私のばっ…!!!」
泉の唇はハヤテの唇で防がれていた。
「ん〜〜〜〜、んん…っ…」
泉がハヤテの胸をバンバン叩く、
そろそろ泉の息が限界というところでハヤテが唇を離した。
「ぷはぁ…はぁ…んく…はぁ…」
脳に酸素が回ってないのかハヤテに対して罵倒を言おうともしない泉。
「!!!」
サワッ
泉の摩った、服の上からでもわかるようにもう乳首もピンとしており準備は万端という感じだった。
「ふぁぁ…ダメだよ…んぁぁ…そんな激しく揉んだらぁぁぁ……」
薬の効果だけではない、泉事態感じやすい体なのだろうなハヤテは悟ったので、
ならばと服を上にめくり上げ泉の膨らみがあらわになった。
「んぁ…くあぁあ…んんんぁぁ…あんっ…ひぁぁぁぁあ…」
泉が体を大きくよじるハヤテが胸を余すところ無く吸って舐めて揉んでくる。
「あぁぁぁん…ひゃめぇえぇえぇ……………!!!!!」
泉がイく寸前にハヤテは手を止めた。
「ぁん…くぅ…え?…なんで…ハヤ太くぅ…!!!」
泉はハヤテに掴まれて布団に潜り込まされた。
『保健室誰もいねぇのかよ、さっき声してたのに』
『どうせ仮病なんだから授業で寝たらいいじゃねぇか』
『でもよ数学の…』
生徒が保健室に向かってきた事をハヤテは感じとっていた、
今の状況を見られればまさに大惨事だ。
223 :
シロウトの丘:2006/09/15(金) 00:12:42 ID:bJxfOHlX
「(…いきましたか……)」
ハヤテがフトンから出ようとする。
ガシッ
出られるはずが無い、
泉がハヤテの胴回りに抱きついて離れない。
「…続き…ね?」
上目遣い、ハヤテはこれに弱い、何故か。
「あぁぁぁん…うんっ…ひぁん…ぁぁ…あぁぁぁぁ…」
必死に声を抑えているがやっぱり少し漏れてしまう。
「んぁぁぁぁぁぁ…」
さっき寸止めされた分も合わせて思いっきりイった泉、
ビクビクと体を震わせて遠く見るような感じだ。
ガチャ
保健室の鍵を閉めたハヤテ。
「瀬川さん…大丈夫ですか?」
ハヤテが声をかけるがまだ遠い世界にいるようだ。
チュ
泉の首を持ち上げキスをする、意識を戻すにはこれが一番だ。
「瀬川さん…?」
こっちをボォーとしながら見つめる、
無防備になった泉を見てたら込み上げてくるものは母性本能か?
224 :
シロウトの丘:2006/09/15(金) 00:13:25 ID:bJxfOHlX
「ハヤ太君…H上手なんだね…はじめてじゃ…ないよね?」
「…いえません…」
「さっきからハヤ太君そう言ってばっかり…」
プーと頬を膨らます泉、
「今は瀬川さんだけ見ていたい…です」
雰囲気が悪くなる前にハヤテが先手を討った。
「…うぅ…ごめん…」
「いいんですよ…悪いのは僕なんですから…」
グッ
「ぇ…ほえぇぇ!?」
泉は自分の下半身を覆う物が全て脱がされた事に気付いた。
「ま、まだ…心の準備が…」
「…でも、ここはもうグチョグチョですよ…」
そう言うとハヤテはテラテラ光る人差し指を見せてみた。
「…ふぇぇ、ずるいよ〜……」
「大丈夫ですよ、優しくしますから…」
ハヤテは自分の戦闘状態の物を取り出し泉の秘所に当てている。
「…いれますよ?」
「う、うん…」
ズブッ
「…痛っ、あれ…はぁ…あぁぁぁ…はじ…めて…なの…に…ぃぃぃぃ…」
泉の秘所からは血が出ていたが泉に痛がる様子はない、薬の効果か。
225 :
シロウトの丘:2006/09/15(金) 00:13:56 ID:bJxfOHlX
「(これは好都合だな…この最高潮のペースで………)」
ピチャ ピチャ チャプ
二人の結合部からは甘い水の音が聞こえてくる。
「あぁぁぁぁぁ…あぁぁぁぁぁ…またぁ…またぁ…あぁぁぁぁぁ」
「ひあぁぁぁぁぁぁぁぁ………」
泉が再び激しいピストンで絶頂に向かう。
「とま…っ…はぁぁぁぁ…ひあぁぁぁぁ…んあぁ…ひぁっぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
ハヤテは動きをやめない泉は今まさに快楽地獄だ。
「はぁぁぁ…僕も出ちゃいます…」
「ふぁぁぁぁ…ひゃあめぇぇ…」
泉は聞いていない、もう何も考えられない。
「うぅ…」
ビュ ビュビュ
なぜか少量のハヤテの分身、原因は多々考えられるが今は強い射精感で自分の分身が付いた泉のお腹に倒れ掛かった。
カー カー
カラスが鳴く、あたりが暗くなる、夕方だ、あぁもう帰らなきゃ。
ガバッ
朝のシーンと同じように飛び起きるハヤテ、横では泉が気持ちよさそうに眠っている。
「(とりあえず…頭痛は治った…お腹の調子も…でも…保健室にだれも来なかったのは奇跡か…)」
ハヤテはひとまず安心し泉を起こす。
226 :
シロウトの丘:2006/09/15(金) 00:15:54 ID:bJxfOHlX
「ふぁぁ…あ〜熟睡だよ…」
「もう夕方ですよ、親族の方が心配しませんか?」
「ああ大丈夫だよ…途中で美希ちゃん来たから遅くなるように伝えてって言ったから…」
「そうですか、それはそれ…ええええええええええええええええええ!!???」
ハヤテは眼が飛び出そうになった。
「そ、それで!?花菱さんはなんと?ここここの状況を?」
焦ってうまく喋れないハヤテ。
「あはっ、だいじょうーぶ、美希ちゃんは黙っといてあげるだって」
泉が満面の笑みで理由を述べる。
「(あぁ〜…ミスした…)」
ハヤテはがっくりと肩を落とす。
「まぁ…遅いって言ってもこれはヤバイね帰ろうハヤ太君」
泉が脱いだパンツとスパッツを履いてベッドから降りる。
ハヤテも泉についていくように歩く。
「(んっ…?なんだこのおシミは…)」
それは保健室のドアの前についたシミだった。
「(もしかして…花菱さん……)」
「じゃあね〜バイバ〜イ、ハヤ太君」
校門で泉と別れ屋敷に戻る。
「(花菱さんだったとすれば…明日…一滴使いますか…)」
明日の学校での計画を考えながら帰るハヤテ、
しかし明日は(‐)の薬と書かれている(+)の薬、まぁハヤテにとって救助船のような物を持った
メイドさんが屋敷に帰ってくる日とハヤテはまだ気付いていない…
=to be continued…=
227 :
シロウトの丘:2006/09/15(金) 00:17:25 ID:bJxfOHlX
保健室の鍵が閉まってたのに美希が入ってこれた理由は泉が開けたからです。
228 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 20:26:27 ID:6nKvUBNx
GJ!
女装してないハヤテなんて
230 :
某固体蛇:2006/09/16(土) 13:30:16 ID:Gw7kmIpL
性欲を持て余す
アニメイト特典のウサミミハヤテにつられて単行本買ったが、表紙の水着サクがやばすぎる。
なんだあのけしからん巨乳は。
でかすぎて、かなり違和感がある
うpきぼんう
あれはあるちちにも程があるな
13歳の胸じゃねぇよ・・・
パッドで傘増ししてるとみた
つまり胸が大きくなるような出来事があったということだ
ハヤテとの間にすでに子ど(ry
ロリ巨乳好きをこじらせて処刑された人形職人の呪いなんだよ。
サクだけが水着で相方は執事服だし。
エロパロ8の神作品達は何処へ?
>>238 シロウト氏が連続直後投下で駆逐。
ただここで神神って言ってる作品・・・正直どうだかなあ
そういわずもっと間口広くして誰でもと言っといた方が良いんじゃないの?
>>238 本編でハヤテが女性キャラたちと接触しない展開を続けてるからなぁ。
ま、神様は頼りにするものじゃなくて、自分が全力を尽くしたところへ
ちょっと手を貸してくれる存在、と思っていようよ。
241 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 20:32:29 ID:xLmveMtf
8巻表紙のシュチュで咲夜とのエロパロを
>>238 女性キャラとの絡み以前にハヤテ自身を女体化させたい展開なんだが
あの格好は犯罪だ!
>>242 よし、やれ。
俺が許す。
愛なんて糞喰らえでハヤテを陵辱するようなものを(ジャガッ!
―プロローグ―
「僕は…君が欲しいんだ」
彼は言った、確かにあの時、私が欲しいと言った。
たまに、あの言葉を思い出す時がある。
ただ、今となっては、あの当時の事は全部 夢 だったのではないかと――
ハヤテのごとく! IF 【 True Love Story 】
―1―
初めての出会いは強烈な衝撃で、あれほど情熱的な想いなど後にも先にもこれ一度きりだ。
まるで頭の先から電流を流されたみたいな感じだったのを良く覚えている。
特に目が印象的で―――ああ、この人は本気なのだな、と思った。
その日の内に彼は、私付きの専属執事となった。
そしてまた彼は言った。
「命をかけて…あなたをお守りいたします」
嬉しかった。少し恥ずかしかったが、純粋に嬉しかった。
この人の気持ちが理解できた様な気がして、私は嬉しかった。
とても寒い一日だった。その日はクリスマスの一日前。
私と…彼の、運命の歯車が命の息吹を与えられた日。
ゆっくりと、ゆっくりと、廻り始める筈だった日。
―2―
翌日に私は彼を屋敷から追い出してしまった。
なぜあんな事をしてしまったのかと、後悔するも遅し。
どうにも私は頭に血が上ると突飛な行動に出てしまう癖があるようだ。
彼を追い出さなければ、また違った結末になっていたかも知れない。
ただこれは結果論だ、もうどうにもならない事は理解している。
そうして彼の両親が残した借金は、晴れて彼自身の物となった。
本当は金なんてどうでも良かった。ただ彼の為にと思ってやった事だった。
それになんだか金で縛り付けているみたいで気分的にとても嫌だった。
ただこれも結果論。大丈夫、理解はしている。
―3―
それからしばらく、彼と私の関係は続いた。
一見すると執事と主だが、私の中では違う―――と思っていた。
だが、彼と過ごしてきた時間の中で、私は気付いてしまった。
彼は―――私の執事として―――だけ。
私の事なんて見ていない。
―――いや、見てはいてくれているし、とても大事にされていると実感している。
でも、それだけ。
思えば最初から何かしらの違和感があった筈だ。
本来の私ならば最初に気付くべきだった。
それが出来なかったという事は、やっぱり私にとって彼は―――
私が真実に至ったその日から、世界が反転した。
―4―
彼が借金を完済した。
それは彼が実力で勝ち取った報酬だから私は何も言わない。
―――何も言えない。
おそらく彼はこの屋敷を出て行くだろう。
私には彼を繋ぎ止める理由が無い。
―――何も無い。
私の事など気にしなくて良い、彼の人生だ。
此処で一生を過ごすなんて事は馬鹿げている―――そう思った。
―――何もかも幻。
ならばせめて最後くらいは笑顔で――――
―エピローグ―
私は本宅に戻った。
別にあの屋敷が彼との思い出が沢山だから、とか、そういう事では無い。
単に他の私専属執事を雇う気が無くなったからだ。
本宅で過ごすのも別宅で過ごすのも一緒だろうし、どうでも良くなった。
少し、疲れた。
だけどたまに、あの言葉を思い出す時がある。
「僕は…君が欲しいんだ」
彼は言った、確かにあの時、私が欲しいと言った。
私は今日も空を眺めている。
彼も見ているかもしれない―――この空を。
得ろパロ板なのにポエムっぽい雰囲気の作品が……。
でもなんか良い雰囲気だから良いか。
漏れは結構隙かも。
深いな…。乙。
251 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 02:24:52 ID:P0G/UpSy
深くて何かいいですね
乙です
何かがありそうな感じが出てる
行間に、なにがあったの〜って感じ?w
借金返済…ってハッピーエンドだがバッドエンドだかw
読感複雑でつ
板違い
そろそろいいんちょさんネタが欲しくなってきましたな。
259 :
257:2006/09/19(火) 00:14:00 ID:qaU2y65p
>258
読破済み。
エロパロ板が見れないいいい
8巻表紙ネタで書いてたが、今夜は睡魔との闘いが限界だ。
半分しか出来てないが寝る。明日こそは完成させて見せるぞと、ここで宣言することで自分を追い込んでおやすみ。
>>261 あれ?俺が居る!
やはり対抗馬は多いか、このネタは…
保管庫に入れNeeeeeeeeee!
つまり表紙ネタで少なくとも二作品は読めると。
wktk
サンクス
こんばんは、261です。出来上がったので投下します。
あと前はここに初投下ということで自分をゲストとみなしてトリップだけでしたけど、
今回二回目の投下なので他のスレで使ってるHNも今回から付けさせてもらいます。
8巻表紙(ハヤテと咲夜が水着で海底洞窟に宝探しに来てるワンショット)見て思いついた話。当然ハヤテ×咲夜。
タイトル「ほんとうのたからもの」
みなさんこんばんわ。綾崎ハヤテです。
僕は現在、咲夜さんと二人で洞窟探検に来ています。
「借金執事! うちの蔵から宝の地図が見つかったんや! さっそく探しにいくさかい、分け前はやるから手伝ってや!!」
と、いきなりお嬢様のお屋敷におしかけた咲夜さんに半ば強引に連れて来られ、気が付いたら愛沢家所有の潜水艦で昔海賊がお宝を隠したという伝説の有るこの海底洞窟に宝探しにきたというわけです。
……あれ? 今は三月でヒナ祭り祭りの時期だったはずですが……まぁ記憶違いでしょう。
「ちょっとストップ。地図見せてな。……ふんふん、こっちの道やな」
咲夜さんが僕の持つ地図を覗き込みます。僕は思わず目を逸らしてしまいました。と言うのも、咲夜さんは年頃の女の子が着る様なものじゃない大胆な水着姿でして、その、
近くに来られると水着からこぼれる胸の谷間が見えてしまって、目のやり場に困るんです。とてもお嬢様と同じ13歳とは思えません。
こんな大胆な格好で、仮にも男の人と二人っきりで洞窟探検なんて……咲夜さんにはもう少し女の子としての自覚を持って欲しいものなんですが。
もっとも咲夜さんに言わせれば、水の中に入るんだから水着なのは当たり前やろ! だそうです。確かに正論なんですが、僕はやっぱりいつもの執事服のほうが気合が入りますし。
そしてなんだかんだで、僕たちはついにお宝を発見しました。
洞窟の最深部、頑丈そうな宝箱を開けると、中には金貨や宝石が山のように入っていました。
「っしゃぁ! やったで借金執事! ラ○ュタは本当にあったんや!」
咲夜さん、それは海底じゃなく天空です。
僕も咲夜さんの隣から覗き込みます。咲夜さんの髪のいい匂いが……じゃなくて、そのお宝の凄さにはびっくりしました。金貨も宝石もたぶん全部本物です。
僕なりに低く見積もっても数億……いえ、税金やらなにやらで結局は国にたくさん取られるとは思いますけど、それでも普通の人なら一生遊んで暮らせるだけのお金です。
「おめでとうございます。本物だったんですねこの地図。凄いですよ!」
「ま、当然やな。ウチと借金執事が組めばどんなお宝も逃さへん」
「けど、咲夜さんの家もお金持ちなんですから、このくらいのお宝なんか無くても十分なんじゃないですか?」
スパーン! いきなりハリセンでど突かれました。あれ? 咲夜さんは水着姿だったのにいったいどこに持ってたんでしょう。
「アホゥ! ええか、たしかにウチはこんなお宝が無くても金にはこまっとらん。けど、このお宝はここにあっても何の意味もないんや。
分かるか? せっかくの日本国の財産なのに、数億っちゅう財産が誰にも使われずにここに眠ってるんやで。それがどんなに無駄なことか。
ウチはな、この財宝を世に出すことで、無駄に眠ってる金を少しでも日本経済に流通させて国が豊かになれればそれが一番なんや!」
「そ……そうだったんですか!!」
さすがはお嬢様と同じく、小さな頃から経済学や帝王学を勉強してきた咲夜さんです。
「それに、ウチはともかくあんたにとっては大金やろ? お宝の半分は分け前っちゅうことであんたにやるから、それで借金返せばええんちゃう?」
「は、半分って!?」
このお宝の半分……これだけあれば一億五千万の借金もたしかに返せます。けど、地図を見つけたのも、潜水艦を手配したのも咲夜さんなんですから、
僕は五分の一…いえ十分の一くらいでも多すぎる気がするのですが。
「なんやヒクツやなー自分。ウチがええっていっとるんやからもらっとき。途中のトラップとかその他いろいろ、自分がいなかったらここまで来れなかったんやで?」
バンバンと背中を叩いてくる咲夜さん。ううん……あまり断るのも申し訳ないですし、お嬢様とマリアさんと相談ですね。あと、帰る前に何かお土産も買っていきましょうか。
「けど、どうやって持って帰ります? 金ってけっこう重いですよ」
「んー。とりあえず箱持ち上げてみよか。考える前に行動あるのみや。借金執事。あんたはそっち持って」
二人がかりで宝箱ごと持ち上げる作戦ということで、両側を持って持ち上げ……うん。なんとか持ち上がりました。
「よっしゃ。あとは来た道を戻るか……待てよ、借金執事。その地図に近道とかないんか?」
「小さな通路が書かれてますけど……たぶんあそこの穴ですね。海から入ってくる水をそこからまた外に出しているようです。でも、狭そうですから宝箱抱えたまま通れそうに無いかも」
「そか。難儀やな。ほなその穴どうにかならんか一度見て……」
地面が揺れたのはそのときでした。
立っていられないほどの揺れが僕らを襲います。転びそうになる咲夜さんをあわてて受け止めます。こうして抱いてみると、咲夜さんもやっぱり小さくて、
まだお嬢様と変わらない年の女の子なんだと実感します。
「あ、ありがとな……って揺れが大きくなってへんか? 地震か!?」
「いえ……違います!」
宝箱を置いてあった台の下に、なにやらスイッチのようなものがありました。
それに、揺れだけではありません。天井や、壁が音を立てて崩れ始めてきています。これは、この洞窟が崩れる危険があります。
「――罠です! 宝箱を動かそうとすると、この洞窟が崩れる仕掛けがしてあったんでしょう!」
この財宝が海賊のものだということを忘れていました。他人に渡すくらいなら、宝ごと侵入者を閉じ込めようという海賊の罠があったようです!
「……なぁ、これって、もしかして大ピンチってやつやないか?」
「はい……! 申し訳ありません咲夜さん! トラップが仕掛けられていることくらい見抜くべきでした!」
宝よりも咲夜さんの命が大事です! 出口。やってきた出口は……!
「あかん、もうふさがっとる!」
僕らが入ってきた入り口、つまり僕らにとっての出口は既に岩でふさがっていました。天井からはだいぶ大きな岩も落ちてきます。
このままここにいては二人とも生き埋めです。かといって出口の岩をどかす時間はありませんし、僕の必殺技もこんなとこで使ったら被害が広がるだけです。
「あっちです! この抜け道から出ましょう!」
「しゃあない! お宝は諦めるしかないか!」
出口とは逆方向、行き止まりに見える奥へと走ります。次々と岩が落ちてきて水面にいくつも波紋を作ります。
「抜け道、抜け道……あれか!!」
膝まで溜まっていた海水が、向こうで下へと流れる音がします。そこに行って見ると……
そこは、底の見えない深い穴でした。
「……うわ、冗談きついわ」
中は真っ暗で、どれだけ深いのか分かりません。地図を見る限りでは、真っ直ぐ落ちるのではなく、急斜面……
つまりウォータースライダーのような作りになっているようですからそれを信じるなら墜落死はしないでしょうが、
この地図が間違っていたら? あるいは滑り落ちた先が行き止まりだったら? あるいは、滑り落ちた先にとがった岩があったら?
この穴に飛び込んで死なない保障はどこにもありません。僕の帰りを待っていてくれるお嬢様やマリアさんの顔が頭に浮かんでくると、とたんに死ぬのが怖くなります。
ですが……このままここにいても、僕らを待っているのは確実な生き埋めです。
「行きましょう、咲夜さん!」
「っ……! しゃあない、一かバチかやな!」
「僕のあとについてきてください。どんな危険があっても、咲夜さんだけは僕が命に代えても守りますから!」
「……!! あ、アホ! そんな不吉なこと……言うなや」
すぐ後ろで轟音が聞こえます。本格的に崩れだしたのでしょう。もう行くしかありません。
「咲夜さん! ちょっとの間我慢していてください!」
「え? ひゃあっ!? 何すんねん自分!」
後ろから咲夜さんを抱きかかえて穴のふちに座ると、ちょうど僕が咲夜さんのゆりかごになるような体勢になります。
すっぽりと抱きかかえられたまま、咲夜さんは恥ずかしそうに抗議の声を上げます。
「すみません。けど、この穴を滑るとなると咲夜さんのそのかっこうじゃあちこち傷ついてしまいますから」
僕は男ですし、服を着ているから岩とぶつかってもなんとかなります。けど肌を守るもののない咲夜さんがこんな天然の滑り台を滑ったら、傷だらけになってしまうでしょう。
僕は執事として、咲夜さんを守らなくてはいけません。幸い、咲夜さんは意外なほどにおとなしく僕に身をゆだねてくれたので、暴れられる心配はなさそうです。
「行きます!!」
僕らは、向こうで転がっている宝箱を尻目に穴へと飛び込みました。
穴の中は、そこらの絶叫マシンなんて目じゃないほどに急な落下速度でした。
水が流れているおかげで止まらずに滑っていけますが、そのスピードが速すぎます。しかも道が狭いせいで岩に腕や背中がこすれてきついです。
カーブのたびに、耳や頬がこすれたり、ヒザをぶつけたり、肩に負担がかかります。流れる水がひんやりとつめたいのに、こすれる肌が火傷しそうに熱いです。
「ぐ……」
ほとんど落下に近い速度で岩にぶつかるたびに体が悲鳴を上げます。胸元を必死に掴む咲夜さんの手の感触が、咲夜さんがまだ無事なことを教えてくれて、
守る人がいるからこんなところで負けてはいられない、と思い出させてくれます。
痛みが増してきました。執事服はたぶんあちこち擦り切れて、肌が直接岩と接触してるでしょう。体中にガタが来ているようです。だんだん、意識も朦朧としてきました。
けど、この腕の中にいる咲夜さんだけは何があっても守らなくてはいけません。最悪、出口に何があっても、僕の体がクッションになるようにしなければ。
だんだんと暗くなる視界の向こうにお嬢様やマリアさん、ヒナギクさん、伊澄さん、西沢さんたちの顔が浮かんでは消えていきます。
最後、フリーフォールのように角度の付いた道に落ちていく感覚を覚え、咲夜さんを抱く腕にぎゅっと力を込めながら、僕の意識は闇の中へと引きずり込まれていきました……。
――光が差し込んできます。
まぶしくて、柔らかくて、そして……なんだか温かい。
「……ん……あ……」
目を開けると、目の前にあったのは。
僕の唇に唇を合わせている咲夜さんの泣きそうな顔でした。
「ハヤテ! 生き返ったんやな!!」
目から涙をこぼして、咲夜さんが横になった僕の胸に飛び込んできます。お嬢様すみません。僕はどうやら咲夜さんを泣かせてしまったようです。
「僕は……? 僕たち、生きてるんですか?」
「そや……ハヤテが気を失ってからすぐに終点になってな。流れるプールの出口みたいに、ちょっと深い水たまりがあって、けど近くにはちゃんと陸地があって、そこは崩れてなくて、助かったんや。
けど、あんた全身傷だらけで、全然目さまさへんから……ウチ、ウチもうハヤテが死んだかと……! このアホ、心配かけてからに……」
僕の胸の中で……見なくても分かります。咲夜さんが泣いてるのが。体はまだどこも痛くて動かせません。なら、気を失った僕を咲夜さんが助けてくれたんでしょう。
咲夜さんを心配させて、おまけに咲夜さんに人工呼吸までさせて助けてもらって……僕は本当、情けない男です。
……ところで、何か違和感を二つほど感じるのですが、まだ頭が起きたばかりではっきりしません。
「ところで、咲夜さんは、怪我はありませんか?」
「ああ。おかげさまでなんともあらへん。……み、見てみぃ」
そう言って咲夜さんは僕に乗っけていた体を起こします。ちょうど僕の体に馬乗りになるように。そこにいたのは、見たところ腕にもお腹にも胸にも怪我は無く、元気そうな咲夜さんの姿でした。
……って、胸?
「さ、咲夜さん、その、む、む、胸がっ」
ななななな、なんで咲夜さんは上の水着をつけてないんですかっ。思いっきり見てしまいました。咲夜さんの、大きな二つの膨らみを。それと、水着で隠されていたはずの、まだ小さなピンクの先端を。
違和感その一はこれでした。お腹に当たる咲夜さんの胸の感触がやけに生々しいなと……は、早く隠してください!
「それがなー。ハヤテが守ってくれたはええけど、やっぱりあのスピードやからウチも少しは壁にぶつかってな。そのときの衝撃でブラが脱げてもうたんや。
しかも探しても見つからんかったし、きっとどこかに引っかかったんやな」
あうあうあう……見てはいけないと思いながらも、胸を隠そうともしないトップレスの咲夜さんの体がどうしても視界に入ってしまいます。
……そういえば。違和感その二にようやく気が付きました。
「咲夜さん。どうして僕のこと名前で……?」
いつもの「借金執事」ではなく、ハヤテと呼んでます。僕が咲夜さんに名前で呼ばれたのは初めてじゃないでしょうか。
そう指摘すると、咲夜さんは顔を真っ赤にして、言葉に詰まったように視線をきょろきょろと動かします。
「あー、その、な。目を覚まさないあんたの耳元で何度も呼びかけたんやけど、そん時つい名前で呼んでしまってな。『ハヤテ! 起きんかいハヤテ!』ってな。
そん時、あんまり強く何度も叫んでしまったから癖が抜けんのや。ま、ウチを体張って守ってくれたあんたを男と認めたから、別にウチとしてはこのままで構わんけどな」
微妙に声のトーンが下がる咲夜さん。凄く恥ずかしいのか、顔どころか胸までほんのりピンクに染まってます。……って、だから見るな僕!
「それとも自分はイヤか? ウチに名前で呼ばれるの」
「いいえ。なんだかちょっと嬉しいです」
そういうと、よほど嬉しかったのか咲夜さんの顔が明るく輝きます。もっとも、まだ頬はほんのりと赤いままですが。
「あーそのな? ハヤテ、いちおうウチら助かったとはいえ、この落ちて来たとこから無事に脱出できるとは限らへん。へたすればここに一生閉じ込められるかもしれん」
「そうですね……でも、最後まであきらめなもがもが」
言いかけた口を咲夜さんの手が塞ぎます。
「だから、悔いが無いようウチのホントの気持ち言わせてもらうで。なんかもう、全部出してスッキリしたい気分なんや」
一度目を瞑り、コホンと咳払いをする咲夜さん。気合を入れるように、小さく「よっしゃ」とつぶやいた後、決意を秘めた目で僕の顔を覗き込んできます。
「ウチかてこれでも女の子なんやで。だからやっぱ女の子らしく、白馬の王子様に憧れたりもする」
不意に、まだ自由には動かせない僕の右腕を持ち上げると、自分の胸に導く咲夜さん。右手のひらで触れる胸は、すごく柔らかくて気持ちがいいです。
「その点、あんたは借金抱えとるし、いつもニコニコ笑って凛々しくないし、女装が似合いすぎるし、王子様っちゅう柄やないけど……んっ」
指先に当たる、乳首の硬い感触。触れてしまった瞬間咲夜さんがピクッと体を震わせます。
「それでもな。ハヤテはウチのこと何度も体張って守ってくれたから」
胸を触らせていた僕の手を戻し、体を伸ばす咲夜さん。真っ赤になった顔がすぐ目の前に来ます。こうしてみると、咲夜さんも本当に可愛らしく思います。
「いつの間にかウチはあんたに惚れてもうたんや。責任とってや、ウチの王子様」
……全然気が付きませんでした。咲夜さんが僕なんかを……。そして、ほとんど妹のようなものだと思っていた咲夜さんが、こんなにも可愛い女性だったことにも。
そして、唇に当たる柔らかい感触。
さっきの人工呼吸ではなく、男と女としての初めてのキス……僕らはその味をかみ締めるように、しばらく唇を重ねていました。
それから、咲夜さんは僕の体から降りると、僕の足を開いてその間に割って入るように寝そべります。そして、下着ごと僕のズボンを下ろしました。
「うわ……すご」
うう……見られてます。咲夜さんの胸やキスで既に大きくなってしまった僕のアレが。
「さ、咲夜さん。そんなことまでしなくても……」
「か、勘違いしたらあかん。ハヤテのためやない。ウチがしたいからするんや。せやからウチが勝手にやる以上、ナギに操立てんでもええから、黙って気持ちよくなっとき!」
「あうっ」
熱くなった棒に触れる、柔らかい手の感触。それだけでものすごく気持ちがよくて、つい声が出てしまいます。
「ゆうとくけど、ウチかて普段はこんなことせんからな。吊橋効果っちゅう奴かなー? これが最後かもと思うと、なんやウチもいつもより大胆になれるもんやなぁ」
咲夜さんが、手で、僕のを上下にしごいて……さらに咲夜さんは顔を近づけて頬ずりをしてきました。僕の、あんな汚いものに咲夜さんの可愛い顔が……!
「にゃあぁっ!」
今度は手でも頬でもない、柔らかいけどぬめりのある感触……咲夜さんの下が、下から上へと僕のアレを嘗め上げ、さらに先のほうから、おしっこの出る穴まで嘗めていきます。
「んっ……れろっ……ん、なんか出て来た……」
気持ちよすぎて、もう先走りの液がにじんできました。咲夜さんはそれを舌で掬い取ると、味わうように口の中に含み、唾液とからめて棒の全身にぬりたくってきます。
くすぐったくて、それ以上に気持ちよくて、全身がむずむずと震えます。
「エッチな顔しとるな自分。分かるか? 今の自分、女の子みたいにとろけそうな可愛い顔しとるで」
一度僕の股間から顔を離し、いじわるそうな目で僕の顔と股間を交互に見比べる咲夜さん。恥ずかしさと申し訳なさで、まともに顔を見られません。
「じゃ、次はこれやってみよかな」
「ふぇ……? っはっんっ!!」
敏感になった僕のあれが、ぱふっ、と両側から柔らかいものに包まれました。
マシュマロのように弾力があり、柔らかく包みながら跳ね返そうとする二つの感触が一気に攻めてきて、下半身が大きく震えます。
胸が、咲夜さんの13歳とは思えない胸が、僕を全身余すとこ無く包んでいます。
「どや? こんなんナギや伊澄にはできんやろ?」
「あ、んっ……」
咲夜さんのパイズリは、僕のを挟んで上下に動かしたり、こねるように胸を動かすだけの簡単なものですが、その柔らかさと、
なにより年下の女の子に胸で自分のを責められている背徳感が肉体的にも精神的にも刺激して、一気に限界が近づきます。
「ハヤテの、んっ……熱くて、なんやビクビクと震えて……なぁ、出そうなんか?」
「は、はいっ! は、離れてください咲夜さん! 僕、もうっ!!」
「ええよ。ウチの胸でイって!」
「あ、あ、くああぁぁぁぁぁっ!!」
限界に達したかと思うと、僕は咲夜さんの胸の中で思いっきり射精してしまいました。全身痛んでまだ動かない体のどこにこんな力があったんだってくらい、激しく、大量に。
僕の精液を勢いよく咲夜さんの胸と顔に飛び散らせていきます。それを避けようともせず、全てを胸と顔で受け止めてくれた咲夜さんの上半身は、べとべとの白い液でいっぱいでした。
「ご、ごめんなさい咲夜さん……汚してしまいました」
「構へんわ。ん……精液ってこんな味なんか。さすがにこれ飲んで飢えや渇きをしのぐのはちょっと難儀やな」
なんかとんでもないことを言い始める咲夜さん。こんな状況で言われたら冗談なのか本気なのか分からないですよ。
「でも凄いな。あんだけ出してなんでまだ元気やねん。綾崎ハヤテは元気やでっ! ってか?」
それはその……僕の精液まみれになった咲夜さんの顔や、精液が滴り落ちる胸がすごく興奮しますし、それに咲夜さんが僕なんかのを飲んでくれたのが…
立ち上がって僕の腰のあたりをまたぐように足を開いて立つ咲夜さん。下から見上げると、咲夜さんの胸の形のよさがよりはっきりわかります。
「ほな、お願いや……一度でええから、ウチはハヤテと一つになりたい」
無事だった下のビキニを引っ張ると、右にずらします。ずらした所からは当然、今まで水着で隠されていた咲夜さんのあそこが外部へと晒しだされます。
うっすらと毛が生えている下には、まだ誰も侵入したことがない、ぴったりと閉じた女性の一番大切なところが濡れて光っています。
「……綺麗です」
お嬢様の裸を見てしまったときは、毛の生えていない一本のスジしか見えませんでした。だから女の人の一番大事なところを見るのはこれが初めてです。
それは、あまりにも神秘的で、魅惑的で、口から出た言葉はそんな簡単な言葉だけでした。
でも咲夜さんはそれが嬉しかったのか、恥ずかしそうに笑うと狙いを定めて腰を下ろします。
「咲夜さん、あの、痛かったら無理をしないでくださいね」
僕だって、咲夜さんが初めてなことくらい、緊張で震えている身体と微妙に怯えている口元から分かります。僕が優しくリードしてあげればいいのでしょうけど、まだ満足に僕の身体は動きません。
「気にせんでええ。ウチは初めてをハヤテにあげたいからやっとるだけやから」
水着をもう少しひっぱり、あそこを完全にさらけ出すと、
咲夜さんはそのまま一気に腰を下ろしてきました。
「っんん……!!」
加減を間違えてしまったのか、それとも足を滑らせてしまったのか、僕のは咲夜さんの中に一気に深くまで入ってしまいました。
目に涙を浮かべて咲夜さんは必死に声を出すのを我慢しています。胸は大きくても、身体はやっぱりお嬢様と同じ年の小さな女の子。
僕の方でさえ締め付けられるような痛みがあるのですから、初めて自分の体内を貫かれる咲夜さんはかなりの痛みがあるはずです。
「さ、咲夜さん!」
「だ……大丈夫やから。――はぁ、これくらい、本場大阪のどつき漫才の方がよっぽど痛いわ」
頑張って作った笑顔で答えてくれる咲夜さん。けど、繋がった部分からは痛々しくも赤い血が流れて、僕の身体に何本もの縞模様を刻みます。
僕は――腕に力を込めて、なんとか腕をゆっくりと動かします。上げるのは無理だけど、地面についたままの咲夜さんの手を握るくらいならば。
僕が手を握ってあげると、それに気付いたのか咲夜さんは少し安心したように微笑みます。
「あ…あんがとな。おかげで少し身体の力も抜けたわ」
まだ辛いでしょうに、咲夜さんは腰を自分で上下に動かし始めます。少しずつ、少しずつ。痛みをこらえながら、一つになった僕の存在を確かめるように。
「んっ……ふぁ……」
「はぁ……あっ……」
両手を繋いだまま、僕らは誰もいない洞窟の中で二人っきりでお互いを確かめ合います。
繋いだ手の温もりと、繋がった性器から伝わってくる痛みと快感が、この世界にいる二人だけの人間が一つになっていることの証として感じられます。
少しずつ咲夜さんはペースを上げます。きつく締め付けるだけだった膣内の感触も、少しずつお互いの愛液が混じりあい、すべりをよくしていきます。
「大丈夫、ですか」
「ああ。まだ、やっぱ痛い、けどっ、だいぶ慣れてきたわ」
腰を振る動きも大きくなってきました。最初は恐る恐る動かすだけだったけれど、今では僕のアレの根元まで入れようと深く腰を下ろしてきます。
思い切って深く咲夜さんが腰を下ろすと、僕の先端が一番奥に当たりました。
「ひゃんっ」
身体の奥を突かれた瞬間、咲夜さんはそれまで聞いたこともない可愛い悲鳴を上げて身体をのけぞらせます。
思わず腰を引いて、それからまた恐る恐る腰を深く下ろして、また奥を突かれては悲鳴を上げて腰を引き、それを気に入ったように何度も繰り返します。
腰を下ろすと、咲夜さんの狭くて暖かい膣内を僕の性器全体で感じられて、腰を引くと、性器全体が咲夜さんの中に引っかかりながら引っ張られる感触と、
ずらした水着の布地がこすれる感触が痛くて気持ちよくて、僕の下半身は本当にとろけそうな気持ちです。
「咲夜さん……咲夜さんっ!」
「んぅ……ハヤテ……」
お互い、未知の快感にこれ以上絶えられず、自分がもうすぐイってしまうのが分かります。
だから、一人で行ってしまわないよう、相手の名前を呼んでお互いの存在を確かめ合います。
繋がった部分から聞こえるいやらしい水音は、僕らが相手の名前を呼ぶ声にかきけされます。
狭い洞窟の中で、声が反響しあい、何度も何度も、僕らはお互いの名前を言い合い、聞きあいながら限界を迎えます。
「あかん、ハヤテ、ウチ、もうっ!!」
「ぼ、僕も、またイきます、咲夜さんっ!!」
ラストスパートとばかりに、手を強く繋いで、激しく腰を振る咲夜さん。
「っあぁ――!!」
「――――くうぅっ!!」
目の前が一瞬スパークしたかと思うと、視界が真っ白になりました。
それでも激しく収縮する咲夜さんの中で、僕の子種が激しく噴出しているのが感じられます。体中の力が咲夜さんの中に移っていくような感じでした。
繋いだ手と手は最後まで放れることは無く、僕らは一緒に達して、全ての力を使い果たして一緒に倒れこみました。
そのまま、僕は咲夜さんに乗られたまま、咲夜さんはピクリとも動かず僕の身体の上にうつぶせになったまま、
そして小さくなったぼくのアレも抜けることなく二人つながったまま。僕らは体力が回復するまでしばらく重なったままその場に横になりました。
「なぁ、ハヤテ……」
「なんです?」
僕の上にねそべったまま、咲夜さんがゆっくりと口を開きます。
「もしここから出られなかったらどないする?」
咲夜さんが少し視線を上げ、洞窟内を見渡します。けど、その声に怯えはなく、出られなくても構わない。そう言っているようでした。
「……僕も咲夜さんと同じですよ。出られるまでがんばって見ますけど、もし出られなくても、ここで死んでも、咲夜さんと一緒なら構いません」
そういうと、咲夜さんは満足そうに笑い、首を伸ばしてもう一度キスをしてきました。
「せやな。サンキュやでハヤテ。けど、ウチらがいなくなったらナギが寂しがるから、やれるだけやってみよか」
「そうですね。僕たちがいなくなってしまったら、お嬢様の漫画を正しく批評できる人がマリアさんだけになってしまいますからね」
お嬢様が聞いていたら目を吊り上げて怒りそうな会話に僕らは思わず二人して笑ってしまいます。
しばらくして、僕もどうにか身体が癒えたおかげで立ち上がることが出来ました。咲夜さんも、まだ下は痛むけど動くくらいはなんでもない、とばかりに僕に肩を貸してくれます。
僕の服はあちこちボロボロ。咲夜さんも上のブラは見つからず、お互いほとんど裸に近い状態でしたが、お互い隠すことも恥ずかしがることもせず、二人で協力しながら周囲を調べ始めました。
三十分ほど調べたところで隠し通路が見つかり、その先を進むとそこは最初にここに訪れた際に出た大広間のような空間でした。
おそらく外敵に攻められたとき、あるいは過って海賊自身たちがトラップを作動させてしまったときのためにあの避難通路は作ってあったんでしょう。
洞窟に来るのに使った咲夜さんの潜水艦も無事で、僕らは九死に一生を得て、戻ることが出来ました。
「結局、お宝は手に入りませんでしたね」
潜水艦の艦内、服を着替えて二人でお茶を飲みながら僕は咲夜さんに話しかけます。
「なんや、やっぱり借金が返せなくて残念か?」
「いいえ。僕としてはこれでよかったと思います。やっぱり自分の力で借金を返すことに意味があると思いますから」
「……ふふふ、ハヤテ。ちょっと胸ポケットの中探ってみ?」
「?」
いたずらっぽく言う咲夜さん。言われたとおりに、唯一無事だった執事服のポケットを探ります。その中からは、金貨数枚と小さな宝石が出てきました。言うまでもなく、あの宝箱に入っていたものです。
「これは……? 僕はこんなところに入れた覚えはないのですが」
「もちろんウチや。何も手に入れないで帰るのはしゃくやったからな。揺れたとき自分に抱きとめられたどさくさに、あちこちのポケットにお宝を避難させといたんや。ほとんどは穴の中で零れ落ちてしもたけどな」
なんとまぁ……本当、咲夜さんはちゃっかりしているというか、抜け目がないと言いますか。
でも、このいくつかの金貨と、たった一つの宝石は、僕たちにとって数億円の宝箱よりもずっとずっと価値がある、あの大冒険の記念品となることでしょう。
そして、それからどうなったかと言いますと。
「いやー、あん時はお宝は取り逃してしもたけど、まさかかわりに子宝に恵まれるなんてなぁ♪」
……と、大きくなったお腹を抱えて冗談交じりに咲夜さんが僕の隣で嬉しそうに語るのは、それから8ヵ月後のことでした。咲夜さん……あの宝探しの日はどうやら危ない日だったようです。
けど、責任を取る証として僕が贈った、咲夜さんの指にはめてある指輪。
そこについている宝石は、あの時幸運にも最後まで残ったあの小さな宝石であることは言うまでもありません。
終わり
読んでくださった皆様ありがとうございました。
咲夜を孕ませたのは、まぁこのスレのROCO神様に憧れていたのもありますが、ぶっちゃけ最後の「宝は逃したけど子宝に〜」がやりたかっただけです。
エロより、エロにもっていくまでの話のほうが長くて退屈したかたもいらっしゃるかもしれませんが、私はSSといえど「説得力」が大事だと思っていますので、
エロに持っていくまでの納得のいく展開を作らないと気がすまないたちでして。それでつい話が長くなってしまうのが欠点なので、このスレのSSの分かりやすさは参考にしたいです。
一足先に投下してしまいましたが、262さんの8巻ネタも楽しみに待っています。
それでは。また何かいいネタが思いつきましたら。
>>276乙
しかし聞かれてもいないのにネタばらしするのは引くなぁ
278 :
263:2006/09/19(火) 19:53:05 ID:qaU2y65p
ま、エロパロ板でエロ以外をどれだけ入れるかってのは人によって色々あるでしょうけど、
個人的には面白ければ長いのも大歓迎なわけで。
GJ!
280 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 00:14:20 ID:jly2w70A
GJです
281 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 15:43:39 ID:zcEFv81C
さあ、水曜日。
今週ネタを投下いたします、
136ページから137ページの間の出来事だと思ってください。
「あの…お嬢様?」
「良かった、まだ起きていたか」
白皇のひな祭り祭りからから帰ってきた後、
あの騒ぎで身も心もクタクタとなって、ナギもハヤテも早めに休む事になっていた。
しかしハヤテが寝ようとベッドに横たわろうとした時、扉がノックされ…
ハヤテが開くと、そこにはナギが立っていたのだった。
「あの?こんな夜更けに一体どうされたのですか?」
「眠れないのだ…」
「え?」
ナギは髪をとかしパジャマ姿である、これはいつも彼女が寝る時の姿である。
どうやら一度はマリアに寝かしつけられたようだったが、ナギはすぐに目を覚まして、
こっそりとハヤテの部屋にやって来たのでした。
そしてナギが眠れないわけとは…
「眠ろうとすると、ハヤテがあの変態執事と…オランダに行ってしまう夢を見かけて眠れないんだ!」
そう、あの騒ぎであった出来事が、頭に焼きついてしまったらしい。
その日、ハヤテは求婚されたのである…虎鉄という男の執事に!
「純白ウェディングドレス姿のハヤテの横に、あんなふざけた奴が立つ光景なんて見たくあるか!」
おかげでナギは、とてつもない男同士の結婚式を夢見ようとしてたのだった。
それを聞いてハヤテも、とんだ悪夢だと青ざめてしまう。
「そこに立つのは私だというのに…」
何よりナギが苛立たせたのは、ずっと夢見てたドレス姿の…ハヤテの横のポジションを
奪われた事だった、そこはすでに彼女の中では自分の予約席なのである。
「だから…もう一度ハッキリさせとく必要があるわけだ!」
「ほえ?」
だからそのおぞましい夢を見ない為に、ナギは決意する。
「ハヤテの心も体も全部私のものなのだという証をな…」
悪夢を消し去る為に、ハヤテに抱かれる決意を。
「お嬢様…そ、そこは!うっ!!」
「どうだ、気持ちいいかハヤテ?」
パジャマのズボンを脱がしたハヤテの股間に、ナギの顔が埋まっていた。
そして口から舌を伸ばし…その先にそびえ立つ巨大な塊に、
小さな舌先を付ける…そしてそのまま舐め這わせていく。
この男の性器に心地良い刺激を送る為に。
「はい、お嬢様の可愛い舌先が、僕の…カリに触れて…うっ!あ!!」
「随分と練習したからな…感じてもらわねば、私のプライドが許さんからな!んっ…」
ハヤテは反応してた、ナギの口での愛撫に…感じてたのだ。
荒めの息を吐きながら、自分の性器にとても柔らかな舌先が這われていく感触に、
快感を感じて…細かく痙攣しながらに、悶え恍惚した表情になっていく。
そしてそれはナギも同様だった、彼女も感じている…
愛しい男性の性器の感触と味を舌先で感じ、行為自身にも興奮し、
心から溢れる欲情のままに、口を動かしていく…
舌で這わせるだけでは物足りず、ついにはその小さな口に銜えてゆく程に…
「あ…あぁ!!口の中に…んっ!!」
「ハヤテの…んんっ…美味しい…んっ」
とても全ては口の中に収まらないが、入るだけ銜えて、
その中でまた舌を使い愛撫を続けるナギ。
この銜えた口でも前後に顔を揺らし、唇でそびえ立つのを擦り感じさせてゆきます。
「お嬢様…ぼ、僕!!もう…あぁ!!!」
その行為に段々と性感を高めていくハヤテは、やがて激しい射精感が湧き上がっていく。
益々に股間の勃起させてる物は凄みを増し、まさに火山が噴火する直前状態になっていた。
そして…
ドブゥゥ!!!
「あぁぁぁぁ!!!!」
火山は噴火する…しかもその噴火口は、小さな口内に覆われていたのです。
「んんっ!!んぐぅぅぅ!!!!」
ナギは自分の口の中に粘々し熱い濁流が流れ入ってくるのを感じ、小さな身を震わせてた…
そして必死にそれが外に零れるのを我慢する。
やがて少女の口の中を暴れ駆け巡る粘液らは、彼女の喉の奥へと流れ入っていく…
それはとても強い刺激で、触れる粘膜全てに与えていた。
「んっ…んくっ!!」
ゴックン…
だがそれをナギは飲み込む、粘って飲み難いのだが必死になり、
次々と喉の中に流し込んでいくのだった。
「んんっ!!んっ…まったく、相変わらずに凄い量を出しおって…んっ」
「む、無理して飲まなくても!吐いてかまわないのですよ」
「馬鹿いえ!言ったであろう…ハヤテの全ては私の物だと、だから…」
ゴクッ…
「この精子の一滴すら無駄にできるか…んっ」
それは意地だったのかもしれない、ナギは口の中にあったものを全て飲み込むと、
胃の中が熱くなっていくのを感じた、そしてまた身を震わせる…
恍惚してる目は、こんなに出してもまだ収まる気配の無い物を眺めてた。
「まだ元気だな…それ」
ハヤテの股間にそびえ立たせる代物を…熱い視線でナギは見つめてる。
「あっ、す…すみません!」
「じゃあ…次はこっちでな」
だから益々高まっていくのだ、ナギの中にある女の本能ともいえる淫欲が。
その本能がナギの身体を動かしていく、羞恥心を感じながらもより痴態を晒そうとする。
「え?もしかして…」
男の前で自分の恥部を…すっかり濡れ変貌した秘裂を晒させるのでした。
「ほ、本当にいいのですね、お嬢様?」
「何度も恥ずかしい事を言わすな!主人を待たせるものじゃないぞ」
それはつまり性交への誘い、体を重ねるというセックスの申し出でした。
顔を真っ赤にし、自分から大事な部分を晒す羞恥に耐え、ナギは待った…
「わかりました…それじゃあ、いきます!」
愛しの男性であるハヤテが動く事を…
「んっ!」
「うぐっ!あぁ!」
ジュブゥゥ…
やがてゆっくりと先が入る、この産毛すら無い可愛らしい秘裂を開き、
淫らに歪ませながらに、大きな巨体がずんずんと埋まるように入っていくのだ。
「ハ、ハヤテの…入ってきた!」
入ってくる感触に、ナギの身体は背筋を伸ばしながら反応し大きく揺れる。
そしてまた大きくさせたハヤテの股間のモノに驚かされていくのです。
「まったく…こんな大きくしおって…んっ!ダイエット広告の使用前使用後か!」
「でも…お嬢様のここも、随分と拡がって入れれるようになりましたよ…」
ハヤテも驚く、少し前は先しか入らなかったとこが、今は半分以上も銜え込めるようになってたのだから。
「まだ小さくてキツキツですがね」
「悪かったな…これでも…んあっ!随分とほぐしているのに…」
それは恐らくナギの人知れずの努力のお陰かもしれない、
ナギは結ばれてからは、度々に自分なりの体の開発を試みていたのでした。
最初はペン先、そして今は…
「いえいえ、このキツさが良いんですよ、お嬢様…」
「そ、そうか?んあ…あぁ!!あっ…」
とても恥ずかしく思いながらにも、自分の努力が身を結び喜んでもらえた事に、
こんな状態ながらにナギは胸を熱くさせる…そして更に感じるのだ。
この身体を重ねる快楽を…
「中も小さいから、ほら…わかります?僕の先がお嬢様の子宮口を摩ってるのが?」
「あんっ!な…あぁ…そこ…あう…わかる…当たってるハヤテのが!」
身体の奥で、敏感な箇所を摩られる刺激を感じ、
ナギは悶えていく…凄まじい圧迫感も感じて息苦しい思いもしてるが、
そんな苦痛は快楽が帳消しにしていくのだった。
「じゃあ、このままで体勢を変えて見ましょうか?」
「!?あぁ!!ちょ…動いたら…あぁ!!」
体勢を変える動きで、中を掻き回される刺激を受け、
ナギはまた甲高く喘いでしまう、そして変えられた体位は…
四つん這いになって後ろから入れられる、後背位と呼ばれる体位だったのです。
「どうですか?さっきより明確に感じると思いますが」
「う、うん…感じる、もっとハヤテのが…」
ますます直接的に敏感な箇所を、そして深く入れられていくようで、
ナギは小柄の身体を更に悶え揺らしてた。
「だが、こんな屈辱的な格好にさせおって…あんっ!!」
この格好はまるで獣の交尾のようだと思い、
それが益々にナギの興奮も高めていく…
「それにこれじゃ…あぁ…ハヤテの顔を見れないではないか…あぁ!!」
「そうですね、じゃあ…」
だがナギがハヤテの…好きな人の表情を見れないのが不満らしい。
するとハヤテは懐から手鏡を取り出し、ナギの前に角度を調整して見せる。
「これでどうですか?」
「こ、これは…」
「鏡ですよ、ほら前に置けば…僕の顔を見れますよね」
「うん…だがなんか今のハヤテ…意地悪な顔してるぞ…」
確かにそれにはハヤテが映っていた…少し邪な表情の顔が…
それもその筈だった、最初はナギが攻め側だったのが、段々とハヤテ側が攻めてきてるのだから。
だが特にこれは珍しい光景では無い、この二人は対外がそんな感じだったのである、
このセックスという行為の時は…
気分が盛り上がっていくと、普段強気な少女を弄ぶ事に欲情していくハヤテ、
苛められる事に興奮し心地良くなるナギへと変貌していたのだった。
「そして下に置けば…見えますか?繋がってるところ」
「!?な、何てところを見せるんだ!ば、馬鹿ぁぁ!!」
だがそう言いつつ、その目は自分の下に置かれた鏡に映る、
とても淫らな光景に釘付けになっていく…
「あ…繋がってる…私のに、ハヤテのが…あ、あんなに…」
「根っこまでは無理ですけども、ほら…お嬢様の膣全て分くらいは占めさせて頂いてますからね」
そう言いつつ、中身を押し込むように勃起した股間のを突き入れるハヤテ、
当然にナギは激しく反応し感じていた…
「やっぱり意地悪だ…んっ!あぁ!!!」
「でも、それがお好きですよね、お嬢様は…」
「そんな事…あっ!あぁぁ!!もう…あぁ!!」
やがて何度も何度も挿入を繰り返され、ナギは絶頂への兆しを感じてた。
目の前が白く霞み、頭の中が破裂しそうな感覚だったのである。
「イキそうですか…では僕も、エスコートして差し上げます…んっ!」
「あっ!ハヤテ…あぁぁ!!!!」
まるで手をとるように、優しく…それでいて激しく的確に快感を主人に与える執事、
僅かな胸の膨らみにも手を乗せ揉みほぐし、快感の高みへ導く…そして。
ドクドクドクゥゥゥゥ!!
「ひゃぁぁぁぁ───────────!!!!!」
射精したのだった、この主人の膣に思いっきり…
「あぁ…お腹に…ハヤテの精液が…あぁ…」
そしてナギは感じる、自分の中に熱く粘々したのが放たれてる感触を。
直接的に射精口が子宮口に密着してたせいもあり、
その中に鋭く直に注がれていくのでした…
「うっあ…ハヤテの脈うってる…私の中に注ぎ込んでいるのが見える…んんっ!」
ハヤテも、自分のを全て搾り取ろうとする少女の膣の締り具合に、
また心地良くさせられてた…だから放つのだ、全てを…
「はぁはぁ…もう一滴残さず…中に入ったかな?」
「は、はい…」
自分の胎内が満たされた事に満足するナギ、その表情もまた満ちた笑みを見せていた。
「ふぅ〜!!これでなんとか眠れそうだ…じゃあ、私は寝室に戻るからな」
「あの、寝る前にもう一度体を洗わなくていいのですか?」
ナギは汗とハヤテの出した精液でドロドロ状態になっていた、
生臭い匂いも充満させている…だが少女は応える。
「…このままでいい」
ナギは微笑みながらそのままを望んだ、彼女はハヤテを…
好きな人の温もりと匂いに抱かれたまま寝むりたいのだから…
「ああ…なんか今日はクタクタだな…」
そしてようやく一人になり、ハヤテは自分のベッドに横たわる。
だがこの時のハヤテは知らなかった、
まだ今夜は後一戦しなければならない相手がいる事を…
その相手を思い出すのに、時間はかからなかったのでした。
【おわり】
GJ!
もうね、最高だよ
GOD JOB!!
今週号の話からエロに持っていくのは難しいと思っていたのに…
思いつける人は思いつくものなんだなぁ…
291 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 00:45:40 ID:+pB+gyyU
不可能を可能にする天才神職人ROCO氏。
いい仕事しておりますなぁ〜(´∀`)
gj!
次回はヒナギクさんと本番ですね。
失ってしまった代償は
とてつもなく大きすぎて
294 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 10:25:00 ID:vq5mg8Dz
タマとかシラヌイが本編で出たときに一本お願いします
>>267-275 GJ!朝っぱらから一気に読みましたぜ。
俺的に咲夜モノはやっぱ溜まりませんです。
>ROCO氏
すげぇ…
どんだけエロネタの塊なんですか貴方は!
GJGJ,このまま来週分を追い越しちゃえ!
今週の引きの続きから、そのまま純愛ヒナものをキボンヌ
298 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 21:01:32 ID:lkzRd19o
挫折したやつみると、
初めてのギターのジャックが壊れて、
学校から半田ごてパクってきて自分で直した俺としては
おまえらギターは彼女じゃないの?って聞きたくなるな。
シリーズからずれますが久々投下。
スー スー
「寝ちゃってるな……」
ここは生徒会室、静まりかえった校舎の最上階、
ヒナ祭り祭りも終わり学校にいるのは二人だけ…
「(………かわいいな…ヒナギクさん…)」
前にヒナギクの家に止まった際、あらためてキレイだと言う事は気付いていたが、
寝ている無防備なヒナギクはいつもの数十倍可愛かった。
「(……あ、プレゼント持ってきてない…このまま帰ってる間にヒナギクさん帰っちゃったら…)」
そんな事を考えてるうちに…
「んっ……」
ヒナギクが目を覚ました。
「え?あ…ヒナギク…さん…」
「あ、綾崎君…」
二人の間に静寂が包む、それ破ったのはヒナギクの一言だった。
「大分遅くなったけど…あの時の続きしようか…」
ヒナギクが真剣な表情になってハヤテを見つめる。
「えっ…!?あのっ…続きって…?」
ハヤテは心当たりがないのであたふたしている。
「今日決闘って言い出したのはあなたよ?綾崎君!!」
ヒナギクは少し怒った様子でハヤテにつっかかる。
「あ…決闘の話ですか…その話はもう解決したんで…僕は…」
「解決!?ハヤテ君の方ではしてるかもしれないけど私は一週間以上もやもやして…夢にまであなたが出てくるのよ!」
ヒナギクはハヤテの軽率な発言に怒りに任せて自分の言いたかったことを言った。
301 :
シロウトの丘:2006/09/21(木) 22:32:25 ID:QDljVr0A
名前ミス
302 :
シロウトの丘:2006/09/21(木) 22:33:03 ID:QDljVr0A
「夢…ですか…?」
ヒナギクの失言?ともとれる部分をハヤテはポカンとした表情で聞き返す。
「……!!べ、別に綾崎君が好きだからとかそんなんじゃなくて…吊橋の時にいじめられたからくやしくて…」
ヒナギクの声が小さくなっていく、
「ヒナギクさん…」
ハヤテは全ては察知できないが一週間ヒナギクが悩んでいた事は十分理解できた。
少しずつヒナギクに近づいていく、ヒナギクの目の前まで来た。
ヒナギクはハヤテを、緊張・羞恥・期待・恐怖。色んな物が混ざった目で見てくる。
「正直に言います…今日僕はプレゼントを忘れてしまいました。そこで考えたんですが…」
そう言うとハヤテはヒナギクにさらに近づき、
ギュ
そっと抱き締めた。
「…は、綾崎君…これがプレゼント?」
抱き締められたが何故か落ち着いてる自分を不思議に思うヒナギク。
「いえ、これが準備みたいな物です…僕はヒナギクさんを絶対離しませんからね?」
ハヤテはそう言うとヒナギクと一緒に窓の方向へ歩き出した。
「えっ!?ちょ…綾崎君!?…いやっ…ダメっ…」
ヒナギクの抵抗空しく窓際まで来てしまった、見えるのは絶景の夜景。
だがヒナギクにしてみれば恐怖の対象でしかない。
「いや〜〜〜〜、あ、綾崎君!!後で酷いわよ!?…だからお願い…離して…」
ヒナギクはハヤテの胸に顔を埋めてまったく外を見ない。
「大丈夫です…僕は絶対に離しません…だから…」
ハヤテの言葉を信じヒナギクは少しずつ目を開けた。
303 :
シロウトの丘:2006/09/21(木) 22:34:00 ID:QDljVr0A
「……キレイ…………」
勇気を振り絞って見た物は確かに見る価値のあるものだった。
「もう…高い所は大丈夫ですか?」
そうハヤテは聞いているがヒナギクはハヤテにギュっとすがりついている。
「…ずっと…見たこと無かったなぁ…こんな景色…」
ヒナギクがそう言葉をもらす、
「…良かった…喜んで頂いて幸いです」
ハヤテの顔に笑顔が戻る。
「でも綾崎君…もう誕生日終わってるわよ…」
時計を見るともう12時を回っている。
「あ、じゃあ…今年は何も渡せませんでしたね…」
ハヤテがまた落ち込んだ顔になる。
クスッ
ヒナギクが少し笑ってハヤテの方を見る。
「じゃあ…これで許してあげる」
チュ
短いが甘い二人のファーストキス、
「…!!!…え…あの…僕なんかで…」
「ハヤテ君じゃなきゃダメなの!!二回も私にあんな怖い思いさせたんだから…」
ヒナギクが少し頬を赤くして言う。
「ヒナギクさん…今、呼びか…」
ハヤテが言い終わる前に唇はヒナギクの唇で防がれていた。
「………ヒナギクさん…」
「ん、何…?」
「お誕生日おめでとうございます…」
「……ありがと」
こうして少女の一日遅れの誕生日は続いていく。 =END=
304 :
シロウトの丘:2006/09/21(木) 22:34:58 ID:QDljVr0A
練習的なものです。ブランク酷いからスマソ…
いやいやGJです
これで今週号で溜まった自分のリビドーが
少し解放されますた
GJ。こういうソフトなのもたまにはいい
GJ!!!ヒナギク可愛いよヒナギク(*´Д`)
俺こういうのが一番好きかもシレン。
夜分遅くに失礼します。
ここでは初投下。
今週ネタですが、ちょっと特殊かも。
「アホかお前はああああ!!」
自分でも惚れ惚れするような蹴りを誘拐犯に叩き込みつつ、私は叫んだ。
オランダ? 同姓婚? 何を言っている!
「ハヤテはなぁ!! 心も体も全部私のものなのだ!!! お前なんかに髪の毛一本だってやるものか!! バカタレ!!!」
倒れこむ誘拐犯を最後まで見ることもなく、私は出口へと身体を向ける。
「不愉快だ!! 帰るぞ!! ハヤテ!!」
思わず口走った本音に対する照れ隠しとして、ぶっきらぼうにハヤテへと告げる。
ああ、もう! 本当に不愉快だ!
大体、何で私がこんな目にあわなきゃいけないんだ!
自分でも分かるほどイラつきながら、私はドアへと向かう。
イラつく理由は分かっていた。
誘拐はもう慣れっことはいえ、今回のはいつものソレとは違う。
そう、私が目的じゃない。
誘拐犯の狙いはハヤテ。
それが、余計に私をイラつかせていた。
『ハヤテはなぁ!! 心も体も全部私のものなのだ!!!』
――そう、ハヤテの全ては私のものなんだ。
優しく愛を囁いてくれるその心も。
激しく私を求めてくるその体も。
全て、私のものなんだ。
誰が貴様なんかに渡すか!
「ま、待て……」
ドアノブに手をかけ乱暴に開け放とうとしたその時、私の動きを止める声が聞こえた。
顔だけを動かし、肩越しに声のした方向を伺う。
「今……私のもの、と言ったな」
そこには先ほどの誘拐犯が、片膝を付きながら立ち上がろうとしている所だった。
ほう……私の蹴りを受けて立ち上がるとは。
あまり認めたくは無いが、これも『愛の力』という奴か。
「言ったが……それがどうした?」
「それは……本当なのか?」
その言葉は私に向けられたものではなかった。
男の視線は、私の隣に立つハヤテへと向けられている。
「え、えーと……」
ど、どうしましょう? と私に向かって視線で問いかけてくるハヤテ。
あー、もう、こいつは……
「はっきりと言ってやれ。自分は心も体も私のものだ、とな」
「いや、何かそれって人として駄目な宣言の様な気がするんですが……」
「本当の事だろう?」
「まあ、そうなんですけど……」
まったく……
こういう時にはっきりと言ってくれたら……まあ、ハヤテには無理か。
それがハヤテらしいといえば、ハヤテらしいのだが。
「信じない……信じないぞ……」
男はそう呟きながら、ゆっくりと立ち上がる。
その目にはうっすらと涙が……って、泣くなよ……
「こんなチンチクリンに私の愛が負けるはずが――
「誰がチンチクリンかぁっ!」
――ぐはぁっ!」
あ、思わず足が……
「……まあ、いいか」
「まあ、いいか、って……モロに鳩尾に入ってますけど……」
「気にするな、行くぞ」
「ま、待て……」
地面に這い蹲りながらも、男は私の足首を掴んできた。
……敵ながらいい根性だ。
「ま、まだ私は諦めないぞ……」
「しつこいな……もうハヤテは私のものだと決まっているんだ。潔く諦めろ」
「だったら証拠を見せろ! じゃないと、諦められるかぁ!」
「証拠? ……しょうがない奴だな……ハヤテ、ちょっと来い」
「はい? ……って、お嬢――ムギュゥ」
ハヤテが何かを言う前に、私は無理やりその唇を奪う。
普段の私なら、自分からこういう事はしなかっただろう。
だけど、今はちょっとイラついていた事もあり……ムシャクシャしてやった。だけど後悔は(ry
ま、たまにはこういうのも悪くはないだろう。
いきなりの事に驚き抵抗しようとするハヤテだが、呪いのせいかその力はいつもより弱く、ただ私の胸元をまさぐるだけだ。
私は半開きになっていた唇に舌を割り込ませ、ハヤテの口内へと侵入する。
舌の先で歯の裏、上あご、下あごと、順々に犯して行く。
いつもハヤテにやられている事だ。
やがてハヤテも諦めたのか、自ら舌を絡ませてきた。
甘い唾液を交換し合いながら、お互いの舌を愛おしそうに嘗め回す。
暖かく、柔らかい、ハヤテの舌。それが私の舌へと絡まり、離れ、口内を犯す。
まるで、舌が別の生き物になったかのような激しい動き。
クチュクチュと、淫らな水音が口内から漏れ出し、口の端からは混ざり合った唾液が零れ落ちる。
零れ落ちた唾液が服に染みを作るが、私たちは気にしない。
お互いに夢中になって、口内を貪りあう。
――いつまでそうしていただろうか。
十分にハヤテの口内を堪能した私は、ゆっくりと唇を離した。
まるで名残惜しむかのように、お互いの唇の間にできた唾液の糸が怪しく光る。
ハヤテは羞恥で顔を赤くし、放心状態で荒い息を吐いている。
これも呪いのせいだろうか……思わず可愛いと思ってしまった。
なるほど、ハヤテが執拗にキスを迫ってくる理由がなんとなく分かった気がする。
きっと、私も同じような表情をしていたのだろう。
「……どうだ? これでもまだ諦めきれないか?」
いつの間にか足首を掴んでいた感触は消えていた。
視線を下に向けると、男が涙を流しながら、こちらも放心状態で固まっていた。
いや、だから泣くなよ……
「……っは! い、いや、この程度で諦めるほど私の愛は弱くはない! 大体、キスがどうした! それ位、私にだって出来る!」
「やらないでください!」
貞操の危機を本能で悟ったのか、ハヤテが瞬間的に突っ込みを入れる。
「お、お嬢様もお嬢様です! い、いきなりこんな事……」
「こんな事? お前はもっとひどい事をベッドの上でしているじゃないか」
その台詞に、男二人が固まったのが分かった。
「ふーん、なるほど。ハヤテは自分でも酷い事だって分かっていながら私にあんな事やそんな事をしていたのか」
「ぼ、僕は別に……」
「一昨日もあんなに私の中に出したのに?」
「っ!」
「危ない日だから止めてって言ったのに、ハヤテはまったく気にしないで中に出してたな。
逝ったばかりで敏感になってる私を、休ませる間もなく責め立てて。まだ腰が痛いぞ」
「そ、それは……」
目が泳ぐハヤテ。モジモジするその仕草は、その服装もあいまってかなり破壊力が高い。
そう――苛めたくなるほどに。
私はハヤテに後ろの回りこむと、そっと股間へと手を伸ばした。
「えっ! お、お嬢様!」
「うるさい。ハヤテは黙ってろ……そこの男、見せてやろう。もっと決定的な証拠をな」
すでにハヤテにソレは、ズボン……じゃなかった、スカート越しでも分かるほどに硬く隆起していた。
まあ、あれだけ濃厚なキスをすれば、そうなるのも当たり前だろう。
実際、私のソコもすでにしっとりと濡れているのだから。
湿ったパンツが張り付いて気持ち悪かったが、今はそれ所じゃない。
私はハヤテを焦らす様に、ゆっくりとスカートを脱がせていく。
やがて、衣擦れの音と共にスカートが地面へと落ちた。
華奢な体に、可愛い服。だけど股間からは立派に隆起したペニスがその存在を主張している。
そのギャップにクラクラしながら、私はそっとペニスへと手を伸ばす。
ハヤテは羞恥で赤く染まった顔を俯かせていたが、体は正直だった。
早く触ってくれと言わんばかりに、ヒクヒクとペニスが脈打つ。
「なんだ、ハヤテ? こんな状態でも感じているのか? まるで変態だな」
その言葉に、ハヤテが震えるのが分かった。
ショックを受けたのではない事は、さらに硬く反り返ったペニスを見れば分かる。
ハヤテは――本当に感じているのだ。
「こんな変態を執事に雇うなんて、私もどうかしているな。まったく、こんな汚いものを主人の前に晒して……なあ、変態執事?」
そして私はハヤテのペニスを力任せに両手で握る。
気持ちよくさせようなどとは微塵も思っていない行為だった。
「ひやぁぁあぁぁぁ!」
力任せに握っただけ。
ただそれだけなのに、ハヤテはまるで女の子のように嬌声を上げながら、絶頂へと達した。
ペニスからは勢いよく精液が放たれ、地面を白く汚していく。
……これがいつも私の中に……
予想以上の量の精液に、私は思わずゴクリと唾を飲む。
一昨日、これを何度も注がれた子宮が、キュンと熱を持つ。
パンツの湿り気が増したのは、気のせいじゃないだろう。
「なんだ、この程度でイッたのか? いつもはこんなものじゃないだろう?」
「お、お嬢様……もうやめてください」
「そう言った私に、お前は止めてくれたか?」
「う……」
精液を全て吐き出したハヤテの体から力が抜けた。
ペタリと地面へと座り込むハヤテ。だけどペニスはまだまだ元気に反り返ったままだ。
「まだまだこんなものじゃないだろう? お前が私にした事に比べれば、まだほんの序の口だ」
「……」
ハヤテは何も言わなかった。
ただ、下から私を見上げるだけ。
だけど、私には分かった。
その体から滲み出る苛めてオーラは消えることなく、むしろもっと強くなっている。
そしてその瞳は、期待に満ちた光が宿っていた。
「夜は長いんだ……さあ、もっと見せ付けてやろうじゃないか」
――苛められるのもいいが、たまには苛めるのもいいものだな。
そんな事を思いながら、私はハヤテの前へと回り込んだ。
私を苛める事ができるのは、世界でハヤテだけで――そして、ハヤテを苛める事ができるのは世界で私だけだ。
この心も、体もハヤテのもので……そしてハヤテの心も体も私のものだから――
とりあえず、以上で。
・・・名前消し忘れがorz
松雪 ◆EBmiO0Ld5 φ(.. )メモメモ
まちゅゆき、えろえろ。ちぃ、おぼえた。
ナギ責めエロス、GJ!
是非続きを…って、ちょ、松雪氏じゃんw
久々にあなたのエロいの見た。
317 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 00:20:58 ID:Fu3mAw67
松雪氏GJ!
八巻を読み返して思たんやくど、マリアって十二で卒業したんだろ?
五年前の制服が着られるってよほど早熟だったんだなと思い、十二のマリアを想像したら、萌えた。巨乳。
いや、流石に制服は新規に取り寄せたんだろうと思うが。
>>314 やはりハヤテは受けだなと思いますた。
GJ!
巨乳高校生(12)か…それどこの(
>>317 いちおうマリアさんの身長は設定上は150cm代だし
150cmの13歳なんてザラだろ
321 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 22:04:10 ID:6a/C6AFH
誰かナギとタマの獣姦書いてくれませんか?w
322 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 22:04:43 ID:6a/C6AFH
誰かナギとタマの獣姦書いてくれませんか?w
>>317 このスレに
マリアさんじゅうななさい説
はという概念はないのか?
―プロローグ―
夢を見ている。
夢を見ている私を、私が俯瞰的に見ている。
とても悲しい夢。
――――ただ、その夢は、どんな夢だったのか。
ハヤテのごとく! IF 【 Happy Happy End 〜 Naturally 〜 】
―1―
私が目覚めた時、ベッドには、ぬくもりがあった。
昨夜の出来事は鮮明に覚えていた。
だが、そのぬくもりは次第に熱を奪われ、と、同時に想いも失いかける。
記憶は曖昧で、自分の立ち位置を確保しようとするも、ままならない。
これは現実なのだろうか、それとも架空の事柄なのだろうか。
どうでも良い事だ。
ただ、起こった事は確実。
それだけで良かった。
彼と私だけの時間、それだけは本物なのだから。
―2―
それは、いつか必ず訪れると信じていた。
そう信じて疑わなかった。 疑う余地も無かった。
そうなる事が必然だと、固く信じていた。
そんな私でも不安になる事があった。
私の独りよがりなのではないか、と、思う事があった。
でも彼は私と向き合ってくれた。
私の気持ちと彼の気持ち。
双方に深い溝があったのは事実。
その溝を埋めてくれたのは―――ただ、ひたむきな想い。
同情ではないと思いたい。
だって何時も見ていたから。
彼の事だけを。
―3―
そうして私は彼と結ばれた。
矮躯な身体を恥じた私を、彼は優しく、とても優しくなだめてくれた。
その言葉はとてもありふれた、不変な物だったけど、何より私の心には響いていた。
嬉しくて、切なくて、自然と涙が頬を濡らす。
彼は最初、慌てうろたえていたが、すぐに私の真意を感じ取ってくれた。
まだ流れていた涙を掬い取ってくれた。
彼との絆を身体に刻み付ける。
物凄く痛かったが、二人の為にと、我慢をした。
物凄く恥ずかしかったが、二人の為にと、我慢をした。
物凄く嬉しかったが―――――言葉に出すのは、我慢した。
今、この瞬間を、心に刻み付ける為に。
そんな夢を見た。
―4―
私が目覚めた時、ベッドにはぬくもりがあった。
時計を見ると、まだ少し早い。
私はもう一度瞼を閉じようとして、ふと、気付く。
涙の痕。
何故なのかは分からない、多分、悲しい夢でも見たのだろう。
そう思ってから、また意識をすぅっと薄くさせる。
今度見る夢は楽しいのが良い、彼との楽しい思い出。
二人で過ごしてきた沢山の時間の内の一つ、そんなのが見れたら良い。
それで起きたら彼の作った朝食を食べる。
独りで食事を取る事が多いけど、今日は久しぶりに彼と一緒に食べよう。
そして楽しい夢の話をしよう。
幸いな事に、さっき見た悲しい夢の事は覚えていない。
なら楽しい事だけ語り合おう。
二人きりでゆっくりと贅沢に時間を使おう。
彼と私で過ごす時間。
それが私の全て。
そんな事を考えながら――――眠る。
―エピローグ―
「…お……様……お嬢様…………」
「…………ぅん……」
「お嬢様、お目覚めですか?」
「――――」
「お嬢様?」
「…また……その呼び方……」
「え?……あ、はは…まぁ僕にとっては、いつまでもお嬢様ですから」
「……ふん、ハヤテなんて…………嫌い」
「…困りましたね…………じゃあ……これで機嫌を直してくれますか?」
そう言って、彼はキスをしてくれた。
今までに、何度も繰り返してきた子供がするような軽いキス。
今では少し物足りなくなってしまった物だけど、それでも嬉しいのは幸せな証拠。
ならこの幸せが永遠に続きますようにと、もう一度おねだりする。
「……もっと」
彼は笑ってくれた。
そのあたたかい眼差しは、確かに私にだけ向けられている。
そして笑顔でもう一度。
子供がするような軽いキス。
唇に感じた体温は、夢か現か幻か。
それは私にだけ、分かる事。
(了)
終わらない 夢を見ようか
2度と覚める事のない夢を〜
現世(うつしよ)に帰れないくらい魅惑的な夢を〜
>>323 マリアさんじゅうななさい説は暗黙の了解と言うか事実。
だがそれを言い出すと話が止まってしまうので
皆あえて無視して話を進めているのだよ
久しぶりにきたけど保管庫って全然更新されてないんだな
牧村先生にいれてきました
今日は水曜日だな。
正宗で昂ぶったヒナ攻めSSマダー?
それならP118の2コマ目の後のハヤテの高ぶった正宗を攻めるSSが見たい
あなたは少し早漏すぎる
合言葉はBee・・・・・・
懐かしい言葉だ・・・・・・
346 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 11:05:39 ID:8G0O2ORn
ヒナギクエロパロももうネタギレってとこか
凸ちゃんのSSまだ〜(チンチン)
そういえば某調教スレでも頑張ってますよね、あの人…
kwsk
352 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 21:17:34 ID:pzm7dI45
ほしゅ
353 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 01:03:43 ID:e46t19rG
このスレは俺みたいな素人が書いてもいいんだろうか
>>353 誰でも最初は素人さ。
下手でもいい。その想いを精一杯ぶつけるんだ。
俺たちが受け止めてやるから!
二次元ドリーム文庫で勉強するか・・・・。
ここで誘い受けするヤツって、ひなたのゆめとかの一般サイトと掛け持ちしてるんだろな。
他人の目を過剰に意識してるウザさがなんか似てる。
357 :
便乗犯:2006/09/30(土) 10:56:01 ID:bu1cD7nK
多くの神作品に便乗してSSを投下します。
サイドストーリー
タイトル
「祭りの後で」
夜の11時頃、ワタルと咲夜は白皇の中のとある離れの中にいた。
(その離れとはナギがぽっぽやにサンジキックを喰らわした場所でもある。)
今から約2時間前、店の屋台などが閉まり始めた頃だった。
祭りの終わりが近づいていたのだが伊澄はまだ迷子のまま。
「おい、伊澄まだ迷子だぞ?」
「そうやな。さっき巻田と国枝に伊澄さんの捜索頼んだけどウチらも探そうや。」
そうしてワタルと咲夜は伊澄の捜索を始めたが、数時間たっても見つからなかった。
「ワ、ワタル。少しそこのベンチで休んでもええかな?ウチちょっと疲れて。」
「あ、ああ。何か冷たいもんでも飲むか?もちろんおごってやるよ。」
「あ、ありがとな。じゃあお言葉に甘えて。」
とワタルは飲み物を買いに自販機へと向かった。
「えーと、咲夜は……オレンジジュースでいいか。」
ガチャン
ジュースを買いに行ってから約3分ほど再びベンチへと戻って行くとそこには
「スー、スー。」
疲れてしまったのだろうか、咲夜はベンチに座ったまま熟睡していた。
「ったく。祭りごときであそこまで子供みたいにはしゃぎまくるからだ。」
コクッ
さきほど買った缶コーヒーを一口飲むワタル。
「でも、あんな咲夜も可愛いかったな。」
・・・・・・!!
「わーー!!このバカ!何を考えているんだ!伊澄というものがありながら俺は浮気なんて!!」
実この時祭りでの咲夜との馴れ合いでワタルは咲夜に対しての感情が変わってしまっていたのだ。
「け、けど、こんなの咲夜に悪いだろ。俺が伊澄と一緒に学校行きたい事知ってて咲夜は譲ってくれたんだから。」
「ん、んんっ」
「やべ、独り言聞こえたか?」
「んんっ、スー、スー。」
「はぁー、よかった。寝てるよ。」
ふと時計を見れば11時近くになっていた。
「げ、もうこんな時間かよ。咲夜起き……」
起こそうとした途中で躊躇するワタル
「なんていうか、起こすのが可愛いそうだよな。こんなに気持ちよく寝られちゃな。」
358 :
便乗犯:2006/09/30(土) 10:56:36 ID:bu1cD7nK
ワタルはどうしたものかと考えてるときに奥に明かりの着いている建物を見つけた。
「よし、あそこにひとまず留まるか。こんな所じゃ咲夜が風邪ひいちまうからな。」
とベンチから咲夜の身体を離しお姫様だっこで持ち上げようとした時
「うおっ!?」
あまりの軽さにワタルは驚いてしまった。
「軽っ、こいつちゃんとメシ食ってんのか?」
驚きながらも建物を目指すワタル
バタンッ
「あー、寒かった。ここも暖かくはねーけど、外よりはマシだな。」
そして寝ている咲夜を壁に寄りかけてあげ、身体には自分の着ていた上着を被せていた。
「うわっ、少し寒ぃな。」
手と手で摩擦を起こし寒さを凌ぐ。
「でもな、本当に寒かったのは一年前のこの時期だったな。」
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
一年前のあの日ワタルは白皇の飛び級試験に残念ながら不合格という形で幕を閉じようとした。
ショックで家を飛び出したワタルは公園の片隅のブランコに座り落ち込む事しか出来なかった。
「くそっ、覚悟は出来ていたが、やっぱりだめだったか。」
ワタルは伊澄と一緒に白皇に通いたいという目的もあったが、
もう一つは白皇学院卒業の経歴を活かし財閥を築きあげ、自分の親を見返したいという目的もあった。
「この一年間結構がんばったのにな……」
ワタルがこの夜の闇に吸い込まれそうだった時、一人の少女が光の手を差し伸べてくれた。
そして咲夜となんやかんやあった末、咲夜が俺に席を譲ってくれた。
そして最後に
「ほら、早く家に帰らんとサキさん心配しとるで。」
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「そーいやちゃんとした形でまだ咲夜に礼を言ってなかったな。」
ふと視線を咲夜に戻す。
本当に遊び疲れてしまったのだろう、完全に熟睡している。
一歩一歩寝ている咲夜に近づくワタル。
「咲夜……」
(伊澄には悪いが、分かってしまったみたいだ。俺は誰が好きなのかを)
咲夜の肩に両手を置き、口付けを試みる。
(寝てる奴にキスなんて俺は酷い男だな。けどもう止まれねぇんだ。)
咲夜の唇まで後3センチ
359 :
便乗犯:2006/09/30(土) 10:57:09 ID:bu1cD7nK
「んっ?むにゃ、ワタル?」
その寸前で咲夜が目を覚ましてしまった。
「うわわわっ、咲夜!」
「ひゃっ、何や?顔近いでー!」
唐突のことでお互い顔を真っ赤にさせ後ろを向いてしまう。
「わるい、お前があんまり気持ちよさそうに寝てたもんだから起こすに起こせなかった。」
「そ、そやったの?すまんな、勝手に寝てもーて。」
そして腕時計に視線を向ける咲夜。
「あ、もうこんな時間。はよ伊澄さんを……」
「咲夜!!」
「は、はいっ?何でしょうか?」
いきなりワタルに怒鳴られ普段あまり使わない敬語を喋ってしまう咲夜。
「俺さ、お前に謝らなきゃならない事があるんだ。」
「へっ?な、何を?」
ワタルは頭をポリポリかきながら
「いや、俺が伊澄と一緒に学校通いたいの知ってて咲夜は席を譲ってくれたんだよな。
それなのに俺他に好きな奴ができちまって、その、酷い男だよな俺…」
咲夜はきょとんとした顔で怒ろうとも泣こうともしない。
「こんな事ナギに言ったらぶん殴られる事はまず確実だろうな。でもそれほどの事をしちまったんだから仕方ねーよな。」
咲夜は無言のままその表情を変えようとはしない。
「咲夜?怒らねーのか?」
「へっ、お、怒るも何もそれワタル自身の事やんか。ウチにはそんな事……」
(本当に咲夜は優しいな。)
その後しばらく沈黙が続き、先に口を開いたのは咲夜だった
「その、ワタルが伊澄さんじゃなくて好きになったってのはどんな娘なん?」
「んっ?ああ、実はもうここに来てたりするんだが。」
「えええっ!?ど、何処にぃ!?」
あたふたと周りを見る咲夜。
「その娘の名前は愛沢咲夜っていうんだ。」
「へえぇ、あ、あいざ……はああぁぁ!?」
(お、おもしろいリアクション。)
「えっ?あっ!?その、え?ど、どゆこと?、え?え!?」
顔をトマトのように真っ赤にさせながら滅茶苦茶な言葉を並べていく。
「結果的に俺、咲夜が好きなんだ!俺と恋人から初めてくれないか?」
「あ、ああっ、あああああっ!!」
(ものすごい動揺してるな。咲夜は今まで告白とかされたこと無いのか……ってそんな事ねーよな。)
咲夜は今となっては女子校に通っているものの前の学校の時はほぼ毎日告白をされていたらしい。
聞いた話じゃファンクラブもあったとか。
360 :
便乗犯:2006/09/30(土) 10:57:44 ID:bu1cD7nK
「おい、咲夜。そんなに恥ずかしがる事はねーだろ?」
「せ、せやかてワタルに告白されるなんてウチ、ウチ思いもしなかったんやもん。」
本当に恥ずかしいらしく、ワタルと目が会わせられないでいる。
「咲夜、返事の答えを言ってくれ。」
「えっ、でも、えと…」
「ナギには後で俺が話をつけるよ。だからその今は返事だけを。」
「ワ、ワタルの事は好きやよ。せやからワタルがウチでええなら。」
「じゃ、決まりだな。」
反則的な笑顔で微笑むワタル。
「あっ、もうこんな時間、はよ帰らんと。」
急ぐように建物から出ようとする咲夜をワタルは後ろから抱きしめる。
「うひゃあああぁ!!ワ、ワタルぅ?」
「咲夜、俺はまだ帰りたく無い。このままでいてくれないか?」
「えっ?、あっ!?」
いつものちょっとヘタレなワタルとは思えないぐらい積極的で咲夜はどうしてよいのか分からないでいる。
「咲夜…」
カプッ
そのまま咲夜の耳朶を甘噛みする。
「ひああああぁ!だめええぇ!!」
力が一気に抜け床に座り込む咲夜。
「わっ、咲夜って耳が弱いんだな。覚えておくよ。」
「いやあぁ!すぐ忘れてええ!」
ワタルからでも咲夜の鼓動がドクンドクンと聞こえてきたような気がした。
「咲夜、してもいいか?」
「うえああ!?してもって!?」
「今咲夜が考えてるであろう事さ。」
「だ、だめやああぁ!そんなんウチした事ないんやぁ!」
「俺だって全然経験なんてないよ。だから出来るところまでしないか?」
少し涙目になりながらも咲夜は
「じゃ、じゃあ優しくしてくれる?、ワ、ワタル。」
モジモジと顔を赤らめながら喋る咲夜。ワタル自身も初めて見る咲夜の可愛い仕草に照れながらも
「ああ、俺に任せとけ。」
と彼女の上着に手をかける。
(この場所に暖房機器が備わっていたのは本当にありがたいな。)
「咲夜、脱がすぞ。」
「うん。」
耳をすまさなければ聞こえなかったであろう声で答えた。
361 :
便乗犯:2006/09/30(土) 10:58:30 ID:bu1cD7nK
次々と咲夜の衣服を脱がしていくワタル、そしてふかふかの乳房とブラジャーが姿を現した。
「………!!」
えっとナレーターさん、ちょっといいかな?
今から俺の第一印象を発表したい。
………
(でかっ!)
前々から服の上からでも咲夜の胸はある方だとワタルは思っていたが、ここまでとは思っていなかったようだ。
ワタル的にはストレートかと思いきやフックを喰らった感じ。
「咲夜って意外に胸大きかったんだな。」
「いやあぁ、言わないでぇ!!」
(アレ?てっきり自慢でもしてくるかと……こんなに恥ずかしがるなんて)
「こんな状況でそんなん言わないでぇ!」
「わりぃ、もうちょっと空気読めるようにがんばるよ。」
と咲夜のブラを外し、その柔らかい胸を揉みこむ。
「んんっ!」
「ほんとにでかいよなこれ、咲夜なんかやってる?」
「なんも?にしてもワタル背伸びた?ウチよりあるんやない?」
「まぁ、毎日がんばって牛乳飲んでるからな。170センチくらいにはなりたいからな。」
「ええな、ウチだって身長伸ばしたいから毎日牛乳飲んでるのに全然伸びへん。」
(それだっ!なるほど、咲夜の場合は栄養が全て胸にいくわけか。)
そう考えながら咲夜の胸を揉み続ける。
「んああぁ!!」
「咲夜、乳首綺麗だな。ちょっと触らせてくれ。」
「ちょっ、あっ、あんっ!あああぁ!!」
「おっ、すごい。立ってきた。乳首が。」
「んああぁぁ、あんっ!あああぁぁ!!」
「咲夜って胸敏感だよな。胸でここまでならあっちはどうなんだろうな?」
「あ、あっちって、まさか……」
と気付く頃にはワタルの手は咲夜のスカートの中に進入していた。
「あ、だめ、そこは…」
ワタルはショーツごしに秘部を親指で押し込んでみた。
「んああぁ!ああっ・・・あんっ!・・・あああぁ!!」
そしてその指を咲夜の前に持っていき
「すごい濡れてるな。ほら蜜がこんなに」
「ばかああぁぁ!!」
と咲夜は自分の脱ぎ捨てた衣服をワタルに投げつけた。
「わっぷ、咲夜。」
「ワタルの意地悪!!」
とポロポロ涙を落としながら怒る咲夜。
「ご、ごめん。でも俺なんかのテクで咲夜が感じてくれてるのが嬉しくなって、つい…」
それを聞いてもう一度投げつけようとした衣服を床に置き、テレテレになりながら下を向いてしまう咲夜。
(か、可愛い。)
普段は頭が上がらない相手でもこんな状況に持ち込まれては一人の可愛い女の子でしかない。
362 :
便乗犯:2006/09/30(土) 10:59:26 ID:bu1cD7nK
「咲夜、俺のこれがもう我慢できないんだが、その。」
「え、ええよ。でもウチ初めてやから、や、優しくしてや。」
「ああ、わかった。」
と咲夜のショーツを剥いで自分の物を咲夜の奥に少しずつ入れていく。
「にゃああぁぁ!ワタルがウチの中にぃ・・・」
そして中の奥壁を何度も何度も突いていく。
「あんっ・・・あああぁ・・・激し・・・ああっ・・・」
「咲夜、咲夜!」
「あ、あかん・・・イく・・・イっちゃう・・・あっ・・・イくううぅぅ!!」
体中をガクガクと振るわせる咲夜。しかしワタルはまだ本能のまま突き進む。
「んああああぁぁ!ワタ?、今イったから・・・も・・・やめ・・・ひゃあああぁぁ!!!」
「悪い、咲夜。咲夜がイってるときの締め付けがすごく気持ちよくて癖になる。と、止まれねぇ。」
「ウチも、壊れちゃうぅ!・・・あっ・・・ダメぇ・・・またイく・・・イあああぁぁ!!」
「うっ、俺も出る、で・・・うああああ!!」
ビュクビュクビュク ドクッ
「にゃああああぁぁ!!ワタルが・・・ウチの・・・中・・・」
咲夜は身体を弓なりに仰け反った後、ワタルに倒れこみ、再び眠りについた。
咲夜の中から膨大な量の精液がドプドプと血と混じりながら出てきた。
「咲夜、うれしいよ。」
・・・・・・・・・。
「咲夜、すまん。俺が悪かったよ。」
「やめてって言うたのに無理やり・・・ひどすぎやワタル。」
咲夜はさきほどの行為で不機嫌になっていた。
「いや、咲夜があんな可愛い所見せるからさ〜、やめるにやめられなっかたんだよ。」
「ふんだ、ワタルなんかもう知らへん。」
とぷいっと横を向いてふてくされてしまった。
今の咲夜には「お姉ちゃん」の「お」の字も無い。
「ほんとにゴメン。もう俺も事嫌いになっちまったか?」
「アホ、ウチがワタルの事嫌いになれる訳ないやろ。こんな事されても。」
デレデレになっている咲夜にワタルが近づき、
「な、なに・・・んっ!」
再び口付けを交わす。
少しずつ咲夜の機嫌が直っていくのが手に取るように分かる。
もう俺は迷わない。咲夜とならきっとうまくやっていける。
END
はい、完全に忘れられています私こと伊澄ですが、
このような反発されそうなカップリングは最初に予告しておいたほうがいいですよ。
特に予告無しに「伊澄×神父」が投下されてた日には・・・・・・ごにょごにょ・・・
では今日はここまで、また会いましょう。
読んでないけど台詞の割合多すぎじゃね?
今から読むけど珍しい組み合わせだな
面白くなかったから読まなくても問題ない。
366 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 20:15:18 ID:gW6LMOj4
>365
言い過ぎ
まあイマイチだったが
お前らなんでそんなに辛口なんだw
ワタルの台詞がいやに状況説明的だったというのは確かに感じたけど、
そこまで酷評される出来でもないと思うのだが・・・
>便乗犯氏
めげずに今後も書いてくれ・・・
てかさぁ、
>>362のあとがき読むだけでもう読む気なくすって言うか
総じてキモいんだよね
此処の神々へ質問です
バスタードには興味ありませんか?
お前たち・・・そんなに太ももがいいのか?
>>368みたいな感想でもアドバイスでもないのはチラシの裏に書いとけ
久々の投稿で流れを変えてくれてありがとう。
便乗犯氏久々の投稿で流れを変えてくれてありがとう。
悪いところはこれから直していけばいいと思うよ。
自演乙
なんだ?この荒らしはここに来たのか?
この荒らしがよく使う手で投下された作品を酷評して、スレの空気を悪くし、職人さんが投下をしにくくする。
で、たまに投下された作品にも「読んでないけどキモイ」とか
「作風がキモイけど乙」などと職人さんがやる気をなくすレスをつける。
荒らしよ、こんなことしてる暇があるなら時間を有効に使いなさい。
>>376 レッテル貼り乙
俺はその荒らしとやらは知らん
作者の態度が気持ち悪いと思ったからそう書いただけだ
お前ら殺伐すんなw それとサクワタ投下乙
キモイもんはキモイよな。
だってそれが感想だから。
俺も職人の一人だから、何時間もかけて書き上げた作品を投下していい評価が無かったときの悔しさはよく分かる。
だから今回の投下にはすなおに乙、と言わせていただく。
ただ、やはりセリフの割合が多すぎてリアリティに欠けるし地の分が最初の一文字を空けてないから構成的にも読みづらい。
あと、あとがきは確かに簡潔にしてあまり余計なことは書かないほうがいい。
作者として、言いたいことはいろいろあるだろうが、読み手にとっては作者の自己主張や寒いネタなど読まされてもあまりいい気分はしないから。
>>356にあるサイトに行ってみた。
便乗犯氏のが気にならなくなるくらいキモかった。
彼の不幸は、ここに来てくれる他の職人さんに比べ
明らかにレベルが低かったって事だ。
>便乗犯氏
>>380氏みたいの人の意見を参考にしてこれから頑張ればいいと思う。
最初からうまく書ける人なんていないと思うし。
職人さん来ませんね
もう、ヒナギクは頭の先から足の小指の先まで開発し尽くしちゃったのかな?
そして新たなる食べ所が生まれたり
そろそろ凸ちゃんで・・・・・・・ね!
386 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 08:50:53 ID:4r/oPquY
来週は物凄いエロパロ書きやすい
>>386 うむ、マリアさんの暴言にハヤテがぶちきれる展開の奴な。
kimo.......
来週の内容は知らないけど、
今週の話はナギとマリアさんで謎なオチをつけつつ、
ハヤテとヒナギクの場面は完全に途中で来週に引いちゃってるからなー
書き手の人も本編ネタで話を作るには材料が足りないってところなんじゃ・・・
今週の話はストーリーの進展がほとんど無かったからなぁ
ひなぎくの告白も意外というほどではなかったし
監禁に耐性が無い方はご注意下さい。
―プロローグ―
この恋は必ず報われる。
二人の間には隔てている壁など無い。
最高のハッピーエンド、そんなものすら軽い。
彼への想いが募るほどに実感する。
私の心を彼に傾ければ傾けるほど、更に充実した気分になる。
――――――とても穏やかな日々。
草花は萌え、生命は胎動している。
万物に祝福を、目に映るもの全てに福音を鳴らそう。
この先の未来、これ以上無い程の幸福が待っている。
――――――そう、思っていた。
目に見えるモノには安心感が生まれる。
目に見えぬモノには不安感に苛まれる。
目で見たモノ―――全てを受け入れる。
ハヤテのごとく! IF 【 Love Style so Rare 〜TYPE-ASYMMETRY〜 】
―1―
彼と初めて出会ってから、どれ程の月日が過ぎた頃だろうか。
当時、私は極めて不安定だった。
最初の頃の、あの安堵感は何処吹く風か、微塵も感じられなくなっていた。
彼の気持ちが分からなかった。 いや、少しは分からなくも無かったのかもしれなかったが、でも、やっぱり分からなかった。
私の心は彼にだけ向いているというのに、彼の気持ちは何処に向いているというのか。
とても不安だった。
やがて不安は疑心に変わり、疑心が憎悪に変わり、憎悪が偏愛に変わるまで、それほど時間は掛からなかった。
その後、私は――――――思い出したくも無い記憶。
彼を私だけの――――――思い出すのもおぞましい。
モノにした。――――――想いは儚く、崩れ去った。
彼が屋敷から姿を消したという事実は、暗い闇の中の事。
誰も口に出す事は 一度も なかった
―2―
その頃から私は不登校に拍車を掛け、何かに憑かれたかの様な日々を送っていた。
屋敷から一歩も出る事は無く、また、家人とは、会う事や話をする事も少なくなっていた。
何をしていたかは、はっきりと覚えている。 書斎に篭っていただけ。
ただひたすら書斎で、飽く事無く、ナニカをしていた。
閉塞的な空間の中の残響音、そして微かに零れ落ちる声、秘密のおままごと。
誰にも邪魔されない場所で、誰も入ってこない場所で、誰にも咎められる事も無い。
私だけの場所。 正確には私と彼の場所、空間、縄張り。 二人だけの、場所。
そこでは私は自分に素直になれた。 そこだけで私は感情を露見できた。
彼に想いを叩き付けた。 彼への想いを爆発させた。 彼だけを見ていた。
だけど、彼が応えてくれたものは無かった。
そして、押し付ける形の、ただ一方的な想いだけが残った。
残された私と、私の想いは、二人の場所で、他の誰にも見てもらう事無く、溶けて消えた。
彼は応えない。 私も、もう問わない。
でも、此処で二人、朽ちる前に、するべき事は、まだ在った。
―3―
私は物言わぬ彼の前に立ち、衣服を全て脱ぎ捨てた。
全裸になった私を、彼は ちらり と、一瞥した気がするが、構わない。
私は椅子に座ったままの動かない彼に近付き、そっと顔を撫でた。
曇った目で私を見た様な気がしたが、その真偽は分からない。 どうでも良い。
彼の衣服を脱がそうとしたが、あまり上手くいかなかった。 なので下だけを脱がす。
下半身を露わにした彼は未だ動じず。 私は少し居た堪れない気持ちになったが、すぐに忘れた。
そしておもむろに、荒々しく股間全体を鷲掴んだ。 僅かな反応を感じたが、構わずにそのまま続けた。
一転して今度は優しく、竿の部分を摩る。 右手の親指、人差し指、中指を使ってゆっくりと扱く。
何度も何度も右手を上下させる。 たまに速度を変えて、繰り返し、幾度ともなく、何度も。
段々と股間に血液が集まってくるのが分かる。 怒張の前触れ、その感覚に新鮮さを感じながら、じっくりと観察し続けていた。
彼はうなだれたまま人形と化していた。 が、まだ生きていた。 証拠があった。 固く張り詰めたペニス。
私がそうさせた、彼の為にした、だからきっと彼も嬉しいんだ、と、思った。 自惚れでも何でも無く、ただ自然に、そう思った。
そんな彼のペニスを見ていたら、なんだかとても愛しくなり、そっとキスをした。
反応は無かったが、抵抗も無かった。 私は恐る恐る彼の唇をこじ開けて、舌を絡めようとしたが、案の定彼は応えてはくれなかった。
それでも私から舌を絡ませ、唾液の交換をする。 味なんかしない。 そして咥内をたっぷりと舌で嬲る。
舌、歯茎、歯の裏まで ぞりぞり と、なぞる。 咥内の感触が舌に伝わり、舌から脳へ、脳から脊髄へ、快感となって身体の隅々まで届く。
裸になった時から身体は熱くなっていて、体調の変化にも気付いていた。 なので そろぅっ と、自分の股間へ手を伸ばしてみた。
すると、そこは既に濡れていた。 私は、こんなにも濡れるという事に少しびっくりしたが、思い切って自分の股間を触ってみた。
右手は彼のペニスで塞がっているから左手で。 その中指で、自分の身体の割れている部分を、摩る。
『……っあっ!』
そこを中心にして身体全体へと電流が走った。 今までに感じた事の無い感覚。
うーんっ と、背筋を伸ばすのとは違う。 お風呂に入ってさっぱりするのとも違う。 ただ、純粋な、快感。
『…………きもちいぃ』
思わず口から言葉が漏れていた。
彼のペニスを弄んで、ただキスをしただけなのに、こんなにも気持ち良いなんて思わなかった。
それから少しの間は、彼への愛撫とキスを続けながら、淡々と自愛していた。
最初はゆっくりとただ擦っていただけだったが、段々と物足りなくなり、次第と行為は激しく、快楽を貪る様に、指の動きを速めていった。
随分と長い時間、耽っていた。 気が付いた時には彼の唇、そして目、鼻、耳、首などは、私の唾液でべとべとになってしまっていた。
それでも彼は、無反応だった。 ただペニスだけは硬さを保っていたので、私は次の段階へと進んだ。
―4―
彼の膝に対面から座わる。 両手を首に回してじっと目を見た。 何処を見ているのか分からなかった。
ぎゅぅっ と、抱きしめた。 私の小さな胸が彼の衣服で擦れた。 少し痛かった。
それから再度キスをした。 私の中の確認の意味を込めての行為だった。 そして、意を決した。
ペニスを手に取り、自分に宛がう。 心臓が高鳴っていた。
怖くて自分では見れないから、目は瞑った。 余計に心音が響いて聞こえた。
ペニスの先端が埋もれる。 不安と期待が入り混じった。
更に埋没させていく。 ずっ ずっ と、削がれる感覚の中、段々と意識が薄れていくのを感じていた。
痛みはあった。 けど、もう戻れない。 今、止めても、どうにもならない。
抵抗を感じた所で、腰を落とした。
ぶつり
あの時、何かが破れる音を確かに私は聞いた。 その音が酷く印象的で耳に残った。 痛さよりも音の方が気になった。
だが、それで何とか彼の全てを受け入れる事が出来た。 暫くは動けなかった。 痛みのせいもあったのかも知れない。
ただ、何となく動く気にはなれなかった。 動きたくはなかった。 繋がったままで、いたかった。
胸が熱くなるのが分かる。 切なくて、切なくて、切なくて、恋しくて、愛しくて、愛くるしい。
繋がったままキスをした。 唇が壊れるくらい、繰り返しキスをした。
――――――それでも彼は、無反応だった。
『……ぅっ、うぅっ……うっく…………』
知らず泣いていた。
薄暗い、二人だけの場所。
ようやく彼と一つになれて、嬉しいはずなのに、泣いていた。
嬉しいのだから涙が出るのは当然。 そう考えられれば良かった。
でも、その頃にはもう、気付いてしまっていた。
どうしてあんな事になってしまったのか、分かってしまっていた。
零れ落ちる涙もそのままに、ただただ泣いていた。
―エピローグ―
三千院家の遺産は彼のものになった。
私に遺されたものは殆ど無い。
あるとしても、それは最初から持っていた私の財産。
でも、今は彼もその内の一つ。
結局は全て私のモノ。
でも、そんなものに価値は無い。
彼は何も言わない。
私も何も言わない。
ほんとうに大切なものは
二人だけの場所に残る愛のカタチだけ。
(了)
切ない…
文章は上手いと思うけど・・・ストーリーが分からない。
たぶんわざとあいまいにしてるんだと思うが
乙っす。
こういう書き方ってのも結構いいよな
エロパロ更新されてるよ、なんか嬉しいね久しぶりで
401 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 10:15:04 ID:PUoZZ4fi
俺もヒナに入れてきました
まほろさんに投票した俺は負け組
今週ネタを投下致します、ネタバレにご注意を!
あと昔に投下したSSのネタもありますので…;
「怖くないわ、でも…悪くない気分よ」
ようやく気付いた、この素直な気持ち、私…この人がスキだって事、
それをようやく、この誕生日の夜に認めました。
あんなに怖かった時計台上からの景色を、二人でなら見る事ができている。
ううん、今も怖い、そしてこうしてこの人をスキになる事も…
でも、そう…悪くないわね。
「せっかくだからこれ、頂くわね」
中に戻ると、さっそく私はハヤテ君の作ってくれた、
誕生日プレゼントのクッキーに手をつけます。
うん、いい香りで美味しそう、ハヤテ君らしく妙に凝っているし、あれ?
「あら、黒いクッキーが一つ混じってるわね?」
失敗…じゃなくて、元々こんな色のようね、でも一つだけ入ってるなんて、
何か意味があるのかしら?
そう思い、私は最初にそれを手につけました。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::
黒のクッキー?
あれ?僕はそんな色のクッキーなんて作った覚えないのですが…
思い出しても、そんな色がつく材料は使ってない筈でした、
もしかして包装する時に何かが混じったのだろうか?
「ヒナギクさん、ちょっと待って下さい!その黒いのは…」
「え?」
パキッ
時すでに遅しでしょうか、もうその怪しいクッキーをヒナギクさんは口に付けていたのです。
すると…
「あ…あれ?」
急に全身が痺れるかのように体を震わせていくヒナギクさん…ん?あれ??
何だろう、この光景…どこかで見た事があるような…
ヒナギクさんの顔は上気し赤くなっていく…息も荒い…そうこんな感じだったけ。
これってデジャブという現象なのだろうか、でも確かに見覚えがある…
黒クッキー…そしてヒナギクさんの変貌、これって…え?
ふと何かの光景が浮かんでくる、まるで思い出していくみたいに…な、何だこれ!?
僕が伊澄さんを襲ってる!そして咲夜さんにも…
その上にサキさんにまで!お嬢様やマリアさんにも…って、クラウスさんやタマまで僕を!!?
うわぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!何だこの記憶…
こんな事は今まで体験した事ない筈なのに、
これはいわゆるどこが別の世界の記憶なのか!?
罪滅ぼしの奇跡というのかぁぁ!?
何にせよ、その記憶はこの後に起こる事を僕に知らせていたのです、そう…
それを食べたヒナギクさんが、この後にどんな風になってしまうのかという事を。
「ハ、ハヤテ君…」
「ヒナギクさん…!?あの…大丈夫ですか?」
「全然大丈夫じゃないの…熱くてたまらない、そして切ないのよ!」
「へ?」
この表情…やっぱり見た事がある、瞳を潤ませて切なげに…
そして艶っぽい吐息を吹きかけられ、誘惑してくるのです…男の本能に…
「ねぇ…この疼き止めて…」
「え?」
「抱いてほしいの、ハヤテ君」
耳元で囁かれたヒナギクさんの言葉に、僕の心臓は破裂するかもしれない、
それくらいに激しく胸が鼓動させられてました。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
やだ、どうして私…こんな事を言ってるのよ!
「お願い…このままじゃ私、おかしくなっちゃう!」
もうおかしくなってるわよ、こんな恥ずかしい事を躊躇わず言っちゃうなんて!
しかもこんなにハヤテ君に密着して…恥ずかしくて心臓が飛び出しちゃいそう、
大胆すぎるわ…もぉ〜〜!!
「わかりましたヒナギクさん…僕なんかで良ければ」
へ?何を言ってるの!?本気なのハヤテ君!!
「嬉しい…激しくして、いいからね」
って、私も何を言ってるの!あ…そんな、近づいてきてる…
私の顔にハヤテ君の顔…目と鼻の先にまで、
そして唇が…重なった。
「んっ!んんんん〜〜〜!!」
柔らかく温かな感触が唇に感じてるのよ、
キスしてる…ハヤテ君に、好きな人にキスしちゃった!
そう…したの、顔に…そして唇を近づけたのは、私の方だったから…
「んっ…ハヤテ君、次はこっち…」
「え!ちょ…まさかヒナギクさん!?」
とてつもなく長いようで、実は短かった唇を重ねた時間は終わり、
互いの顔は離されていく…そうキスは終わったのよ。
だけど、今度は私はしゃがんで、彼の下半身の股のとこに顔を近づけてたわ。
何してるの…へ?な…何…このハヤテ君の膨らみは!?
しかも私はその膨らみを解き放とうとしていきます、
そう…膨らみの先を封じてる、このズボンのファスナーを口で下ろしていたのよ。
「だ、駄目ですってば!ヒナギクさん…そこを開けたら!」
わ、私だって自分の破廉恥な行動を止めたいわよ!
でも止めれない…だから開かれるの、そして出てくる…
この中にあった塊が外気に触れてしまったの!
「!?こ…これが…」
ビンッと鼻先に先が触れ、目の前に飛び出てきたのは、
ハヤテ君の…その、おちんちんでした。
そう…これがハヤテ君の…
「凄い…いただきます」
「え゙っ?あっ…あぁぁ──────!!!」
凄く驚いたのは当然よね、でも更に驚く事態が発生しちゃったの、
その勃起してる彼の性器を、まるでアイスキャンディでもしゃぶるように、
この口で…銜えちゃったわ、もちろん私から進んで…。
「んっ…んんん!んんん〜〜〜…」
凄まじい変な味覚と衝撃が、口から走り抜けていく。
こ、これがおちんちんの味なの?男の子の味…
凄い匂い、でもしょうがない…だってここは汚い場所だから。
でもそこを躊躇せずに、私は銜えて舌を這わせていたのよ。
嘘!こんなとこ…根っこや玉袋にまで、丁重に口で銜えちゃうなんて。
ビクビクして…ハヤテ君のおちんちん…凄い。
この感触、そして匂いに味…知ってしまう、こんなとこまで知ってしまっていくの。
この好きになった男の子の事を知り尽くしていくのでした…
「んっ…ハヤテ君…」
「はぁ…あぁ…は、はい?」
「次は…こっちに入れて」
「はい!?」
ちょ、私…何を言ったの?
こっちて…何処を示してるの!
それってまさか…この勝手に動く手が向かってる場所?
そこって…アレじゃないの!アレ…アソコ…私の大切な場所。
「ほら…こんなに濡れて疼いてるわ、お願い…これで貫いて…」
だ〜か〜ら!!こんな凄まじく破廉恥な言葉を言わないで!
しかも…自分からスカートを捲って、下着も下ろして見せちゃうなんて…
その一番恥ずかしい場所を、晒してるのよ私は…男の子に見せる為にね。
「ヒナギクさん…いいのですね?」
「うん…ハヤテ君にしてほしい…一つになりたいわ」
ちょ…待って、ハヤテ君も何やる気になってるの!
何より私自身、何を…え?やだ…嘘!
入れちゃうつもり?その大きいのを…こんな小さな入り口に!
そんなの怖いわ…でも。
「きて…ハヤテ君…」
「ヒナギクさん…んっ」
ニュプッ…って、あ…入っていく…
このぐっしょりと濡れた女性器の入り口に、歪ませ拡げながらに、
大きく硬い、そんな異物が入り込んでいくのを感じていく。
「んっ!あぁぁ!!入ってきた…奥にズブズブきてるわ!」
「うっ!凄い…締めつけですよ!!」
ひっ!感じる…激しい嵐にあったような衝撃感を!
奥に入り込むと同時に沸き上がってくる、この感覚…
私をますますおかしくしていく、そう…快楽感でした。
あ…奥に当たってる。
「もっと!もっと犯して…ハヤテ君!!」
「あっ!あぁぁ!!ヒナギクさん…うっ!!」
エッチしてる…結ばれてる!
こんな卑猥な事を学園の神聖な場所でしてるなんて…生徒会長失格よね。
あ…動いてる、ハヤテ君もだけども…私も腰を激しく動かしているのよ!
しかも…この中、膣内も意識して締めてるし…
「あっ…絡んできますよヒナギクさんの胎内…」
「うふ…気持ちいい?」
「はい、とっても…うっ!」
「私も…あぁ!!だって上手だから…あぁぁ!!イっちゃいそう…」
何度も何度も挿し込まれ、内部を掻き回されていき、
私達は確実に絶頂へと向かってたの…
「あの…今日は大丈夫なんですか?」
すると、唐突にハヤテ君は耳元でそう囁く…
大丈夫って何?何のこと…って、まさか!
そう…絶頂に達するという事は、つまりそういう事よね。
だ、駄目…今日は危ない、すご〜〜く危ない日なの!!
こんな日に膣内で射精されたら、私…きっと!
「ええ…大丈夫、だから出して…」
って分かってるのに、この私の口からはそんな逆の言葉が飛び出てしまう。
そんな事をハヤテ君に言ったら、彼はきっと…
駄目よ駄目!それしたら…まだ学生なのに…
「はぁはぁ…いきます、ヒナギクさん…うっ!!」
「あ…あぁぁ!!イ…イっちゃうぅ───!!!」
ドブゥゥゥゥゥ!!!!!
「あぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!あ、熱い…」
だ、出されちゃった、本当に…私の危ない膣内に、ハヤテ君は射精しちゃったの。
もお〜〜!!…しかもこんなにたくさん出すなんて、
中で激しい激流となって子宮へと流れ込んでいくようでした。
熱い…お腹の中が、でも…気持ちいいわ。
できちゃうのは怖い、でも…悪くない気分よ、
た、多分…
そう思うと、何だかある事を思っていく…もしかしてさっきからの私、
素直になっていたんじゃないの?
身体が勝手にって思ってたけど、実は私の本心が素で肉体を動かしてただけじゃ…
今だからそう思えるかもしれない、だって…こんな風にされたかった、
きっと…そんな欲求が心のどこかに確かにあったもの。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
してしまった…幾ら合意とはいえ、あのヒナギクさんとエッチしちゃったなんて!
しかも出してしまった、ヒナギクさんの中に…
でも平気ですよね、だって…大丈夫って言ってたし。
だけど、別世界の記憶が何か大切な事を告げてるようだった。
そういえば、この黒クッキーに関わうと、必ずあるオチに辿り着いていたような気がする。
「どうしたハヤテ、青ざめた顔をしおって」
ちなみに時間は経過し、今は翌日です。
昨晩の事を思い出してしまい、考え事が表情に出てたようでして…
それをお嬢様は不機嫌そうに察してしまったようです。
「まさか…ヒナギクと何かあったのか?」
「またまたお嬢様ったら…そんな事、あるわけが…」
「あの…おはようございます、ナギ、ハヤテ様」
「あっ、おはようございます伊澄さん…どうかしましたか?」
伊澄さんに出会ったので、朝の挨拶をする僕ですが、
どうやら伊澄さんは時計台の周辺で、何かを探しているご様子でした。
「あの…何かお探しですか?」
「ええ、実は昨晩に、この辺で誰かがとっても恥ずかしい台詞を連発した為に空間が歪み、
別世界から強力な秘術が込められた何かが召喚されたようなのですよ」
「え゙、あれが再登場したのを、そんなファンタジーな理由で説明するつもりですか!?」
「はい?」
ちなみに二ヵ月後…生徒会室にて
「ふぅ…」
「何、ため息ついてるの?」
「いや…やっぱり来ないなって思って…」
【 おわり 】
うわ、懐かしいネタが来た!
別世界の伊澄グッジョブ!ヒナ可愛い!
投下久しぶりだな
GJ!ヒナギクかわいいよヒナギク(*´Д`)
GJがキタ━━(゚∀゚)━━!!
413 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 22:26:41 ID:wRSZE2Og
ひさしぶりだな
んーーGJ
黒クッキーナツカシスw
ROCO氏GJ!
クッキーねた懐かすぃ。
火田さんは短編集なるものは作らないのか?
女神さまで(;´Д`)ハァハァしたいのに。
GJっす!
417 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 17:43:12 ID:7KsM+9Ye
職人さんに期待してage
ハヤテ「イグッ!!!イグゥゥゥゥゥッッッ!!!!」
419 :
はなび:2006/10/07(土) 22:14:52 ID:6rRw/Q45
あの〜まったくの素人なんですけど今ナギ×ハヤテを書いてるんですがいいんでしょうか??
便乗犯氏の二の舞にならないなら頼む
後付け加えるならsageてくれ
422 :
はなび:2006/10/07(土) 22:50:12 ID:6rRw/Q45
自信はあんまりありませんが完成しだい投下します
ハヤテとヒナの子供はきっとアレだ、ラクスだな
ルイズもありえる…か?
ルイズだとミーアになっちゃうな
意外と・・・な伊澄たんキボン(*´Д`)
というわけでハヤテとヒナの妊娠ssたのむ
後日談アリの
―プロローグ―
「ハヤテは……私の事好きか?」
「…世界で一番……大事な人ですよ」
あの時、お前は言ってくれたよな……
私が一番、って、言ってくれたよな……
その言葉は、ほんとに…ほんとに嬉しかった……
あまりにも嬉しくて ふわっ って、身体が浮いちゃって、まるで天にも昇る心持だった。
ほんとだぞ?
だって、今でもあの言葉を思い出すだけで、胸がドキドキする。
ほら、また、身体の全部がふわふわしてきた。
…あの崖の上で…私に言ってくれた言葉……
あの言葉は私にとって、ずっと、大切なものなんだ。
だから……最後に……もう一度だけ、聞いておきたくて…………
ハヤテのごとく! IF 【 Love Style so Rare 〜TYPE-SYMMETRY〜 】
―1―
私の杞憂であれば良い。
もし仮に、そうであったとしても、彼は私の恋人だから何も問題は無い筈。
そう、問題は無い。 絶対に大丈夫。 二人の絆は固い。
―――それを証明してくれるものは?
確証があるし、何より私は愛されている。
彼は、どんな時でも私の傍にいてくれた。
だから、これからも私の傍にいてくれる。
―――これからもって、永遠に?
不確かな根拠など微塵も意味を持たないのは分かっている。
でも、不安定なままでいると、私は潰されてしまう。
だから、私は、押し込めてきたんだ。
つまり――――――欺瞞。
頭に響く声が煩わしい。
これほど苛立ちを覚えた事は、久しく無かった。
考えれば考えるほど、想像するほど、辛く―――苦い。
かといって、また閉じ込もる、というのも間違いの様な気もする。
混乱、そして困惑、または雑念、もしくは単純な単調子。
雑な思考の中、私は至った。
私の根源にあるもの。 それはとても儚くて淡い。
故に酷く脆く、触れれば簡単に砕ける。
薄氷のような―――いや、むしろ雪の結晶にも似た私の心。
それを自ら壊そうというのか――――
―2―
きっかけは単なる思い付きだった。 気まぐれ。
でも、強固な意思も確かにあった。 僅か。
現状に意味を持たせる為に行動を起こした。
そして、私は出会ってしまった。
瞬間。 嫉妬、妬みとは違う、まったく逆の感情が湧き上がった。
そして即座に理解した。 羨望に近いが、また少し違う。
これは―――だと。
それから少しは、努力もしてみた。 が、やはり身に過ぎる。
私とは違うのだ。 価値観、思想、根本的なもの。
今ならまだ間に合う、引き返すのなら今のうち。
でも、嫌だった。 私もあんな風になれたら――――
無理かもしれない、だが、近づく事くらいは出来るかもしれない。
距離を置く事で、客観的にもなれる。
だけど近過ぎず、そして離れ過ぎず。
このスタンスが私には合っていた。
合っていたからこそ、より浮き彫りになる。
知れば知るほど、掛け離れていた。
『ああ、やっぱりこの人には敵わないのかもしれないな』
実感した。
―3―
…私の事……好き……か?
…なんで黙ってるんだ?
だって、お前は、言ってくれたじゃないか
あの崖の上で、言ってくれた
夢に何度も出てきたんだ
その言葉が私の心に光を差してくれたんだ
あたたかい光で私を包み込んでくれたんだ
あの言葉に、嘘は無いんだよな?
間違いなく、ほんとの気持ちなんだよな?
私の勘違いなんかじゃ……ないよな?
お前は私の……こ、恋人、だよな?
どうして何も言ってくれないんだ……
やっぱりヒナギクの事が気になるのか?
…きっとヒナギクは、お前の事が好きなんだと思う
お前でも、態度で程度は分かるだろ?
でも、鈍いのは、私も同じなのかもしれないな……
そんな、今のお前の態度で気が付くなんて……
お前の気持ちは最初から私には向いていなかったのか
はは……馬鹿だな、私……大馬鹿者だ
……でも、似た者同士……相性は良いかもな
だから……見て欲しい
私だけを、見て欲しい
他の誰かを見てないで
私だけを、見て欲しい
我儘なのは十分承知している
でも、抑えが利かないんだ
こんなにもお前の事が好きになって
こんなにもお前に恋をしてしまった
この気持ちは本物だ
だから何度でも言うぞ
私だけを見て欲しい
私に降り注いだ光
その先の永遠と共に
私だけを見て欲しい
―4―
彼は微笑んだ。
その微笑が意味することは私には分からなかった。
一緒に過ごしてきた時間は、決して長くは無かった。
だけど、彼が手を伸ばしてくれた未来は、私にとって最高の選択肢だった。
この人と歩いていける。 ただそれだけで心躍る。
過去とは決別し、未来を紡いでいく。
いや、過去は過去として、そして、未来は未来として。
目の前に無数に分岐している道を、彼と共に歩いていく。
一人では迷う事もある。 二人でも迷うかもしれない。
けど、彼と一緒なら迷っても平気だった。
泣き、笑い、たまには喧嘩して、その全てが楽しかった。
そして、私は今日も、彼の腕の中にいる。
あたたかいぬくもりに包まれている。
まぶしい光が差し込んでくる。
先に目覚めた私は、彼の胸に頭を預ける。
そのまま胸を開けて そろぅっ と、指を這わす。
さらに むにっ と、口付けをする。 ちょっと甘噛みしてみる。
彼が むぅん と、唸る。
反応が楽しい。
こんな些細な事で、幸福感で一杯になれる。
調子に乗ってパンツを脱がそうとしたら、目を覚ました彼に怒られた。
あはは、ごめんなさい
笑って誤魔化す。
彼も笑う。
私も、もう一度、笑った。
暫くして笑いは途切れ、互いに見つめ合い、キスをした。
―エピローグ―
輝かしい日々
いつも二人
ずっと一緒
彼が私の傍にいる
私も彼の傍にいる
過去も未来も
全て見据えて
歩んでいこう
永遠に
「ハヤテ、お茶にしようか」
「はい、お嬢様」
(了)
以上です。
4つ、作品を投下させて頂きましたが、今回で最後です。
お目汚し失礼致しました。
435 :
シロウトの丘:2006/10/08(日) 03:07:15 ID:NbKkclVW
上方の作品に見劣りするかもしれませんが
>>427がベースです、寝る前投下
436 :
シロウトの丘:2006/10/08(日) 03:08:23 ID:NbKkclVW
「(うぅ…雛祭りで浮かれてたけど勉強しないと期末があぶない、でもマリアさんも忙しいし…)」
楽しい祭りも終わり、次は苦しい期末テスト。
雛祭りでのゴタゴタもあってかすっかり忘れていたハヤテに迫るものは危機感だった。
「(…最近優しい感じするし…ヒナギクさんにでも頼もうかな…)」
そう考え僕は生徒会室に足を進めるのでした…
カツ カツ
エレベーターは使ってはいけないと言われてるので階段で生徒会室に行く事にした。
「ふぅ………」
昇りきったところで少しため息をついた、
そして視線の先にはなぜか少し顔の赤いヒナギクが椅子に座っている。
「あ、えっと…ヒナギクさん、いきなりなんですが一つ頼みごとを聞いてくれませんか?」
場の妙な空気をごまかすようにハヤテが口を開いた。
ヒナギクから返答が返ってこない、
何か怒らせてしまったのかと不安になるハヤテ。
少し近寄ろうと歩を進めた瞬間ヒナギクが椅子から立ってハヤテの胸に飛び込んできた。
437 :
シロウトの丘:2006/10/08(日) 03:09:23 ID:NbKkclVW
「…っ、ヒ、ヒナギクさん…!?」
ハヤテの顔は真っ赤だ、しかしヒナギクの方もそれ以上に顔が赤くなっている。
少ししてハヤテはある事に気付いた。
「(…泣いてる?)」
ハヤテの胸で誰にも弱さを見せた事のないヒナギクが泣いていた。
「ヒナギクさん……なんで泣いてるんですか…?」
聞いてはいけない気がした、だけど今自分の胸で泣いてるこの少女を放っておくのはもっといけない気がした。
「…ハ、ハヤテ君…お義母さんに酷いこと言った時…どうすればいいの…?」
涙交じりの声でヒナギクが問いかけてくる、
しかしハヤテに答えを出す事はできない。
「…なにが、あったのか…教えて頂けません?」
「…最近、いつもお義母さんがハヤテ君の話をしてて、その時にお義母さんが
『ヒナちゃんと綾崎君の子供だったらかわいいでしょうね』
それを聞いたとき私…お義母さんに…『本当の親じゃないのにそんなこと』って…」
ハヤテには母からの愛情も、優しい義母もいない、
しかしヒナギクが悲しんでる理由は痛いほどわかった。
「そんなにヒナギクさんの事を思ってるお義母さんなら…
なにも怒って無いと思いますよ…?ヒナギクさんが怒ってしまった原因になった僕が言うのもなんですけど」
ハヤテは少し笑って自分の答えを伝える。
438 :
シロウトの丘:2006/10/08(日) 03:10:56 ID:NbKkclVW
「…違うの!ハヤテ君の事が好きだから、ムキになって怒っちゃって…感情が高ぶって…」
その言葉を聴いたハヤテの顔がさきほどのヒナギクより紅潮する。
「ぼ、僕の事が……ですか?」
ハヤテがおそるおそる確認する。
ヒナギクが小さく頷く、そして涙で濡れた顔を上げる。
ヒナギクは目を瞑っている、そして二人の顔の影が近づいていく。
二人の顔の距離が0になる。
カチッ
歯がぶつかり合う音がした、そんなことも気にせず二人は唇を離さない。
「ふはぁ…はぁ……はぁ……………」
先に唇を離したのはハヤテだった、緊張のせいかイキが続かない。
目の前ではヒナギクがおねだりの目こっちを見つめている。
ピシッ
ハヤテの中のなにかにヒビがはいった。
ガバァ
ヒナギクを強引に抱き寄せる、ハヤテの行動に驚くヒナギク。
「ん…、あんぅ…んあ…んゅ!?」
唇を強引に奪われ口の中に舌が侵入してくる、それを拒みはしない。
439 :
シロウトの丘:2006/10/08(日) 03:12:26 ID:NbKkclVW
「プハァ……」
二人が話した唇からは唾液の橋がかかっている。
「ハヤテ君…このまま私を好きにして…」
ハヤテは小さく頷きそのままソファに押し倒した。
――――――――――――――――………
横では彼女が寝ている、涙で濡れていた顔が再び涙で濡れてしまった。
また苦しい思いをさせてしまった、
だけどその分だけ彼女を幸せにしよう。
そう心に決めてハヤテは生徒会室を後にした。
数ヵ月後
何度も体を求め合った結果、ヒナギクのお腹は徐々に膨らみ始めていた。
「ハヤテ君、次の日曜日挨拶に来てよ」
いつかは言われるとわかっていたハヤテだったがやっぱりいざとなると焦る。
「はい、わかりました失礼の無いようにします…」
そして当日
ヒナママは持ち前の性格からかまだ二人が若いのにも関わらずいつ結婚するのかまで聞いてきた、
そしてヒナパパは…また出張中だそうだ。
そしてそのまた数ヶ月後
二人の子供が生まれた。薄藍色の髪の毛に目が凛としている女の子だ。
この出産は極めて極秘に行われた、もちろんナギには内緒で…
ハヤテにはまだ問題が山積みになっているそれを全て解決するのは容易ではないだろう
だがもしそれを乗り越えたならば、
どんな日々も二人いや三人で笑いながら過ごせる日々が必ず訪れるだろう… =END=
>>436〜GJ!!!
やっぱただエロいだけじゃダメだよね。少しシリアスな感じに仕上がってていいよ!
>>436-439 GJ!!!
なんか職人に文句いうのもなんだけど、個人的にはエロ描写がもうちょいあったらなおGJ
いや、でも十分いいと思います
442 :
シロウトの丘:2006/10/08(日) 22:10:05 ID:wUsFG9Bo
備考ですが「14才の○」と似てると思い。
ミス○ルの曲の歌詞が少し入ってます。
443 :
はなび:2006/10/08(日) 22:21:42 ID:ROyUkUnz
一応途中までできたんで投下します。携帯なんで遅いです。よかったらよんでください。三巻までしか持ってないので多少変なところがあります。
「マリア、何か買ってきてほしい物はあるか?」
「はい?」
マリアの素っ頓狂な声が響く
今は年末、ハヤテもマリアも掃除を片っ端からやっている。ナギはハヤテが全然自分にかまってくれないのである計画を立てたのだ。
買い物に行こう!
@ハヤテは自分の専属執事
A主のナギが行くなら絶対についてくる
Bそうすれば2人っきりに!
という計画だった。
ちょうどお正月に食べるものとかを買わなければいけなかったので、ナギは意気揚々とハヤテをつれて出かけて行った。
「ハヤテ…何でこんなに多いんだ?」
「まぁお正月ですから…。しかたありませんよ」
あはは、と笑いながらハヤテはナギを励ます。
お正月の買い物は普通の家でもかなり多い。まして大金持ちのあの家ならその量は計り知れないだろう。
「ハヤテ、私はここに座っている。買い物がするだら呼びにきてくれ。」
「え、でもお嬢様…」
ナギは歩くことに限界を感じたのだろう。大好きな人この少年と一緒に買い物したかったがそれもできそうになかった。
444 :
ハヤテ:2006/10/08(日) 22:47:16 ID:ROyUkUnz
ハヤテも少女が疲れているだろうとは思っていた。だがこんな所に少女を1人置いていくのは気がひけた。
だがその気遣いも虚しく半強制的にその場からほうりだされてしまった。
ハヤテを1人でいかせて5分たっだろうか、ナギは強力な睡魔に襲われた。
普通の人なら当然である。この少女は人一倍体力がないので眠くなるのも早かった。
睡魔はますます強くなり、あっというまにナギを夢の世界へと誘った。
周囲から見るとナギの顔立ちのせいもあるだろう、今のナギは眠りにおちたお姫様というのが妥当だろう。
しばらくしてハヤテが帰ってきた。その両手には大量の荷物が抱えられている。
「ただいまです。お嬢…」
少年はそこで言葉をきった。目の前で幸せそうに眠るお姫様を起こすのも悪いと思ったから、
「1番大切な荷物が増えましたね。」
そう静かに、だが蔓延の笑みで微笑んだ。
445 :
はなび:2006/10/08(日) 23:10:21 ID:ROyUkUnz
ナギは唐突に目をさました。体がゆれていた。 おしりを触らていた。だが嫌じゃなかった。今の自分の状況を理解するまでにさほど時間はかからなかった。
自分は今大好きな人におぶさっていた。
両手に荷物を持って相当重いだろうに、だがとても心地よかった。
まず感じるのはハヤテの背中の暖かさ。
あんな女の子みたいな顔に似合わず、その背中は大きく、しっかりしていて。
そしてその体からはハヤテの匂いがつまっていて。
少女はその背中に顔をうずめた。
ハヤテの匂いがする…優しいくて、暖かくて、それいてどこかぬけていて…
ハヤテの髪がナギの顔をくすぐる、この髪からも背中みたいにいい匂いがする。
少女はあらためて自分がこの執事をどれだけ大好きなのか理解した。
あと屋敷まではどれくらいだろう、もっと遠くにあればいいのに。
うすれていく意識のなかナギはこう思った。そしてまた夢の世界へ旅だった。
こんどの夢はとても幸せな夢だろう。
446 :
はなび:2006/10/08(日) 23:13:06 ID:ROyUkUnz
とりあえず今日はここまでです。
よかったらアドバイスをくれたらうれしいです
クソだな
>>445 ナギのおしりの手触りについてkwsk
ハヤテ編も読みたいな
誤字の山を何とかしてくれ。
それから、普通の人なら何が当然なんだ。
ほのぼのしてて良い感じでした。
続き期待してます〜
目が滑る。
21禁板とは思えない健全ぶり。イイヨーイイヨー
>>428-433 あなたのSSは独特な味があってなかなか好きでした。
遅ればせながらGJです!
>>シロウト氏
GJですが、
もう少し前の方が投下されてから間を空けた方がよいのではないかと。
>>はなび氏
GJ!
続き楽しみにしてます。
あの便乗犯氏、なんとかならんのか?
456 :
はなび:2006/10/09(月) 18:50:21 ID:PN8Q/ub/
ありがとうございます。
また機会があれば続きとか書いてみたいと思います。
457 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 01:35:10 ID:ZbEPNiFk
保守
458 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 22:13:30 ID:ZbEPNiFk
ヒナとハヤテの純愛ストーリーきぼん。
あと保守
いいんちょマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
>>458 俺もきぼん。
できればべったべたに甘いやつを。
ここで全く期待に添っていないのですが、
以前投下させていただいた黒マリアさんネタの続きを描いてみましたので、
投下させて頂きます。
(保管庫さんに“ 6-216: 黒マリア×ハヤテ”のタイトルで途中まで保管して頂いているヤツの続編です)
ネタとしては伊澄メインになるのですが、
今回投下分はあまり出番なしです。
>>460そうだな。ベタベタしてイチャイチャな感じの
463 :
1/10:2006/10/11(水) 00:16:23 ID:m9CPFPFu
「それではナギ、また後で」
「うむ、ちゃんと迷わずに来るのだぞ?」
「大丈夫、もう道は覚え―――」
「どうか車で来て下さい。 ・・・ほら、その、最近は色々と物騒ですから」
「あ、はい・・・ハヤテ様がそうおっしゃるのでしたら・・・」
下校時刻を迎え、白皇学院の正門は家路につく生徒たちで賑わっている。
いくら名門のお坊ちゃま、お嬢様方とは言えやはり週末の放課後が楽しみなのは変わりないようで、
誰も彼も楽しげに喋ったり笑ったりしているのは同年代の一般人と変わりない。
だが、彼らの多くが校門前にずらりと並んだ高級車へ消えてゆく辺り・・・やはり名門である。
そして、ハヤテにやんわりと釘を刺されつつナギと別れた黒髪の少女―――伊澄もまた、
そのなかの一人であった。
彼女を乗せた黒塗りの高級車が走り去るのを見届けると、
「ではハヤテ、急いで帰るぞ」
「はい、お嬢様・・・でも、別にそう急がなくても、
伊澄さんが来るまでにはそれなりに時間があると思いますよ?」
「バカ! いくら時間があっても足りないものは足りないのだ!」
「へ? 足りない、ですか?」
「だっておまえ・・・! その・・・伊澄は泊まりで遊びにに来るんだぞ?
伊澄がいたら・・・で、出来ないじゃないか・・・」
初めはいつものまくし立てるような口調だったのが、後半は周囲の人に聞かれたくないのか、
それとも単に恥ずかしいのか・・・ぼそぼそと消え入るような声になってしまう。
だがそんな聞き取り難い、主語の欠けた言葉から、執事は主の意図をしっかり汲み取って・・・
「そうでしたね、では急ぎましょうかお嬢様。 さ、乗って下さい」
「う、うむ・・・では、頼むぞ」
「はいお嬢様、では・・・しっかりつかまっていて下さい・・・ねっ♪」
「ひゃうっ!?」
突如上がった悲鳴っぽい声に、下校中の生徒の数人がそちらの方を注目するが、
視線の先にいるのは執事服の少年と、彼の自転車の後部座席に座り、俯いて執事にすがりついている少女。
―――あー、あの子ってたしか運動が筋金入りで苦手の・・・
―――そうだねー、きっと落っこちそうになったんじゃないの?
どう見ても悲鳴が上がるような状況ではなく、誰もがすぐにそんなことなど忘れてしまう。
だが、当人はそれどころではない。
「ひ・・・いぅう! ハヤ・・・テぇ! やめ、こんな、ところで・・・スイッチ、いれちゃ・・・ぁ・・・」
「だってお嬢様、時間が勿体無いですからね。
こうしてお屋敷に着くまでの間に、しっかりほぐしておけば効率が良いと思いませんか?」
「だ、だからって・・・! こ、こんな、みんなの、いる前で・・・」
「大丈夫ですよ、お嬢様が声さえ出さなければ、誰も気付きませんから♪
では、いきますよー? しっかりつかまっていて下さいね!」
「ひぁ、ちょ、ちょっと、ま・・・ぁああっ! あ、っく! うぁ、ハヤテっ!
これ、自転車の、振動が、ぁ、あ、っあぁあ!」
走り出した自転車の後部座席には地面の凹凸を越えるたびに振動が伝わって、
それがナギの後ろの穴に仕込まれたままの“しっぽ”自体の振動と重なって、
彼女が思っていた以上の刺激がすっかり開発されてしまった不浄の穴を責め立てる。
「さぁ、飛ばしますよ〜♪」
「っひ! ぃあ、や、うぁ! ま、待て! お、しり・・・がぁ! ハヤ・・・っ、だめ、やめ・・・っうう!」
徒歩で家路に着く生徒たちを追い抜いて疾走する自転車から、少女の途切れ途切れの喘ぎ声が聞こえた気がして、
生徒たちは思わずその自転車を目で追おうとするが・・・
自転車は一瞬にして視界から消え失せて、誰もが“気のせいだろう”とすぐに忘れてしまうのであった。
464 :
2/10:2006/10/11(水) 00:17:47 ID:m9CPFPFu
「ただいま帰りました〜」
「お帰りなさい、お疲れ様でした・・・って、あらあら?」
普段より心持ち早めに帰宅したハヤテとナギを出迎えたマリアは、
彼の腕の中で息も絶えだえな主の様子にちょっと首をかしげ、それから“ぽん”と手を打って、
「もしかして今日は気分を変えてお庭で・・・でしたか?」
「あはは、それもたまには良さそうですが・・・今日は伊澄さんがいらっしゃるものですから、
それまでの時間を有効に利用したいというお嬢様のご意向に沿わせて頂きまして、
帰り道の間じゅう、これを」
そう言って差し出されたリモコンを見てメイドさんは全てを悟り・・・
「なるほど♪ では接客の準備は私がやっておきますから、
ハヤテ君は引き続きナギのお相手をお願いしますね♪」
普段より機嫌良さげな声でそう言うと、マリアは早速キッチンへ向かう。
伊澄が泊まりに来ると言うことは、今晩はハヤテを独り占めできる・・・
そう思うと、自然と声が弾んでしまうマリアのだ。
「ではお嬢様、あまり時間もありませんし、僕らも急ぎましょうか♪」
ハヤテもまた楽しげに言って、ナギを抱いたまま彼女の部屋へと歩を進めるが・・・
「ひ・・・ぅ、待って・・・ハヤ・・・テぇ、わた・・・っ、もう・・・」
ハヤテにお姫さまだっこされているナギは、別に甘えてそうしている訳ではない。
下校の途上で延々と後ろの穴を玩具で弄ばれ、その上わざとらしいまでの荒い運転による振動まで加わって、
ナギの秘所は触られてもいないのに蜜で溢れ、スカートやニーソックスまで濡らして染みを作ってしまっていた。
結果、感じ過ぎて足腰は立たず・・・要するに腰を抜かしているのだ。
「何を言っているんです、ちゃんとイっておかないと伊澄さんと寝てる時に悶々として、悟られちゃいますよ?」
「ば、バカ! それよりも伊澄がいつ来るかもわからんのに、そんなことしたら・・・!」
「そんなことを先にねだったのはお嬢様ですよ〜?」
「そ、それは! まさか、帰り道にあんなにされるなんて、思わなかったから・・・」
「ま、いいから行きましょう。 早くしないと伊澄さんが来てしまいますからね♪」
「だっ、だから―――」
「あんまり騒ぐとクラウスさんが様子を見に来ちゃいますよ?
そんなに制服を汚した格好、見られちゃってもいいんですか〜?」
「―――――――――っ!」
それ以上何も言えないナギを抱きかかえて、ハヤテは悠々と主の部屋へと向かうのだった。
465 :
3/10:2006/10/11(水) 00:19:17 ID:m9CPFPFu
それから一時間以上も経ってからのこと―――
「あら、ハヤテくん」
お茶の準備は整えたものの出すべき相手は一向に訪れず、
だがそれも相手が伊澄ならばいつものこと故、マリアは大して気にとめた風もなく夕飯のメニューなど考えていた。
「いつものことながら伊澄さん、遅いですねー」
「はい、いつものことながら」
既にナギと一戦、もしくはもっと、交えた後のハズのハヤテにお茶を淹れてあげながら、
「ところでナギはどうしました?」
「はい、どうも帰り道での“前戯”が効きすぎたみたいで、
普段よりかなり盛り上がってしまわれまして・・・今はお休みになられてしまいまして・・・」
「ふ〜ん、ハヤテ君も調子に乗っていつもより力が入っちゃったんじゃないんですか〜?」
マリアはややジト目気味に、悪戯っぽい笑みを浮かべ、
背後からハヤテの肩に身体を預けるようにして・・・
「ナギを可愛がるのもいいですけど・・・
頑張り過ぎて私とする時に元気がでない、なんて言うのはイヤですよ?」
艶めかしく、甘えるような仕草で迫るマリアに振り返ると、ハヤテは彼女の頬に指を這わせ・・・
「心配ですか?」
「少し」
だが、言葉とは裏腹にうっとりとした表情の彼女の前髪を指で梳きながら、
ハヤテもまた薄らと上気した頬を緩めて、吐息がかかる位まで彼女に顔を寄せて・・・
「ふふ、そんな心配はいりませんよ? それこそ、なんでしたら今からでも―――」
「あ・・・ン・・・」
ちゅっ、と軽く、一瞬だけ唇を交わし、互いに視線を絡ませて、すぐにもう一度・・・
「ん・・・む・・・っ、んぅ・・・」
「んん・・・! んっ・・・ん・・・む・・・」
今度は深く・・・開いたままの唇を重ねる。
争うように舌を絡め、混ざり合った二人の唾液を貪るようにすすりあって・・・
「ん・・・っ、ぷぁ・・・ぁ・・・はぁ・・・っ、もう・・・ハヤテくんったら・・・
えっちなキスがお上手なんですから・・・」
「ん・・・む・・・っ、でも、それを教えて下さったのはどなたでしたっけ・・・?」
「さぁ? 存じませんよ?」
濃密なキスを終え、軽口を叩きながらも向け合った表情は互いに蕩けきっていて、
どちらもその先を欲しているのを隠し切れていない。
・・・否、初めから隠すつもりなど毛の先ほどもない、と言うべきか。
ハヤテは座ったままマリアの方に向き直ると、おもむろに彼女の胸のふくらみに手を伸ばして、
エプロンドレスの上から適度な弾力の双丘をふにゅふにゅと揉みしだく。
「ん・・・っふ・・・あ・・・ぅ」
マリアはそんな行為を拒む素振りも見せず、
されるがままにハヤテの愛撫を甘受して上気した表情で切なげな喘ぎを洩らす。
そうしてしばらくの間、ハヤテは両手でマリアの胸の感触を堪能していたが、
不意にマリアにきゅっと抱き締められて、彼女の意図を汲み取ると・・・
466 :
4/10:2006/10/11(水) 00:21:07 ID:m9CPFPFu
「ぁ・・・あっ、んふ・・・っ、ひ・・・ぅ・・・」
胸から離した左手を細い腰に回し・・・スカートの上から、腰から尻にかけてさわさわと撫で上げる。
同時に右手を彼女の足元に伸ばし、ふくらはぎから膝の裏、そしてふとももへと・・・
スカートの裾を捲り上げながらしなやかな脚に指を這わせ、ゆっくりと彼女の中心へと近付けてゆく。
「は・・・ぁ、あ・・・ぅんっ!」
やがて、脚を登りきった指の先が二本の脚の間に触れると、マリアの身体が“きゅっ”とこわばる。
そんな反応を楽しみながら、下着の生地越しに彼女の秘裂に指を擦りつけていると、
次第にハヤテの期待した通りに・・・
「マリアさん、ここ・・・だんだん湿ってきましたよ」
「んっ、もう・・・ハヤテ君、あ・・・っ、そんなこと・・・言わないで・・・」
上質な生地のサラサラした触り心地は、次第に湿り気を帯びて粘つくようになり、
それでも執拗に愛撫を続けると、やがて蜜をたっぷりと吸い込んだ生地は、ぬるぬると滑るような手触りに変わる。
「ひ、ぁ・・・っ、ハヤテ、く・・・ん、もう、私・・・!」
それだけ念入りに愛撫されただけあってマリアの身体はすっかり昂ぶっていて、
息を乱しながら懇願するような声を上げる。
「ふふ・・・じゃあ、今度はこうしてあげます♪」
艶めかしい声にゾクゾクする様な興奮を覚えつつ・・・
ハヤテはじっとりと濡れた下着の端からその内側へと指を潜らせると何の躊躇もなく、つぷ・・・つぷぷ・・・と・・・
「ふぁあっ! あ、っく、んんんっ!」
解れた秘裂に一本、二本と指を挿れると、その中をくちゅくちゅと掻き回す。
「あ・・・ぅく! ひぁ・・・っ、ハヤテく・・・んん! ゆび、い、イイ・・・のっ!」
「喜んでもらえると嬉しいですね〜♪ では、もう一本♪」
「え!? や、ちょ・・・それは―――んぁああっ!?」
既に二本の指でキツくなっているところに、更に秘裂を押し広げるようにしてもう一本の指を挿入する。
三本の指はそれぞれ別々にマリアの中で捻れ、曲がり、媚肉を撫で、擦り、抉り・・・
もともと濡れていた秘所はもはや溢れんばかりに愛液を滴らせ、
ハヤテの手から手首までべっとりと濡らしてしまう程になる。
「んぁ! あひ・・・っひぅう! はや、て、く・・・っ! ゆび、多すぎっ!
そんな、あんっ! 掻き回しちゃ・・・っあぁ!」
マリアの足はガクガク揺れ出し、立っているのが困難になったのかハヤテにしがみついてくる。
椅子に座っているハヤテの顔に丁度マリアの胸が押し付けられる形になって、
―――これはこれで悪くないかも・・・
などと思いながらも、彼女の秘所を弄る指の動きは全く緩むことがない。
「マリアさん、そんなこと言いながら、凄い感じてるじゃないんですか〜?」
「や! そんな、こと・・・」
「マリアさんの蜜で僕の手首までびしょびしょに滴ってるんですからね〜♪ 今更隠せませんよ?」
その事実を突き付けるかのように、さらに指の動きを激しくして・・・
「んぁ! ひゃ、ダメ! ハヤテ君っ、こんな・・・ぁああ!」
「ほら・・・マリアさんの感じてる時の声・・・可愛いですよ?
それに大体、いつもしてることなんですから、もう恥ずかしがることでも無いでしょう?」
467 :
5/10:2006/10/11(水) 00:22:27 ID:m9CPFPFu
くす、と頬を緩めながらも、そんな表情とは裏腹に指での責めはより一層激しさを増し、
ぐちゅぐちゅと音を立ててマリアを悶え、喘がせる
「あ! んぁ! ん、く・・・ぅうぅ! は、恥ずかしいものは、あんっ! 恥ずかしいんですっ!」
マリアとはもう何度も身体を重ねてきたし、ハヤテとしても今更とは思うものだが・・・
「でも、そんな風に恥ずかしがるマリアさん・・・可愛いんですよね♪」
「や、んぁ・・・っ、もうっ! ハヤテ君の・・・ふぁあ! んく・・・っ、いじわるっ!」
上擦るばかりのマリアの声に、責める側のハヤテも昂ぶってゆく自分を意識しつつ―――
「はい、そうですね〜、意地悪ですからこんなこともヤっちゃいます♪」
「ひ、う――――――」
マリアの中で蠢かせていた人指し指、中指、薬指の三本をずぶっと奥まで突き入れて、
同時にぷくっと膨らんだ秘芽を親指でぐにっと捏ねて―――
「――――――っんあぁあああ!?」
それでマリアは一気に上り詰めてしまい、咥え込んだ三本の指をぎゅっと締め付けながらびくんびくんと震え、
そのままへたりとハヤテの膝の上に座り込んでしまう。
「・・・っは、ぁ・・・っ、はぁ・・・っ、は・・・ぁあんっ!」
目の前ではぁはぁと荒い息をつくマリアの中からじゅぽっ、と指を引き抜くと、
マリアは再び身体をびくんと震わせながらも・・・涙ぐんだ目でハヤテをじとっと睨んでいる。
だが、ハヤテは全く悪びれた様子も見せず、
「ふふふ、イってるマリアさんも凄く可愛いですよ♪」
と言ってにぱーっと笑う。
そんなハヤテの眩しい笑顔に、マリアはただ、
「・・・・・・もぉ」
とだけしか言えず、俯いてしまうと仕方なく甘えるように弛緩した身体をハヤテに預け、
カチャカチャとベルトを外し始め・・・
「・・・って、え?」
先ほどのハヤテ以上の躊躇いの無さと手際の良さで、彼のモノを両手で包み込んでいた。
「あ、あの、マリアさん?」
「なんですかハヤテ君? いつもやってること・・・で・す・よ・ね?」
「い、いや、そうなんですが・・・あはは・・・」
余韻に浸る間も与えずに、一気に形勢をひっくり返してしまうマリアさん。
メイドさんは甘くないのだ。
「では、今度はハヤテ君の声を聞かせて頂きましょうかね〜?
ご存知でした? ハヤテ君の感じてる時の声も、なかなか可愛いんですよ♪」
「い、いや〜、それは知りませんでしたが・・・
なんと言いますか、余り需要はないんじゃないかなー、とか・・・あは、あはは・・・」
「それはどうでしょうかね〜? まぁ、やってみればわかることですから。 では、失礼しまして・・・」
「え、う・・・ぅあ・・・!」
と、メイドさんの逆襲が始まりかけた、その矢先―――
468 :
6/10:2006/10/11(水) 00:24:00 ID:m9CPFPFu
リーンゴーン。
「あ・・・」
「マリアさん! お客様です、きっと伊澄さんですよ!」
訪問者の来訪を告げる呼び鈴の音に、ハヤテは好都合とばかりに膝の上のマリアをひょいっと降ろしてしまう。
マリアは明らかに不満げに頬を膨らませつつも、
「もー・・・・・・仕方ありませんわ・・・この続きはまた夜にたっぷりとさせて頂くとしまして・・・
出迎えは私が行きましょうか?」
「いえ、あの・・・お嬢様が、その・・・ぶっちゃけてしまうと、ヤりっぱなしなモノで・・・
身支度とか色々あると思いますが僕はそちらは疎いもので、マリアさんにお願いできればと」
「あー・・・わかりました、ではナギの方は任されましたので、
お客様・・・きっと伊澄さんでしょうけど、宜しくお願いしますね?」
「はい、わかりました! ではまた後ほど!」
「はい、また夜に、ですね♪」
「あ、はは・・・」
そういう意味で言ったつもりは無いのだが、とりあえず彼女はハヤテを見逃してやるつもりは無いらしい。
引き攣った笑みを浮かべながら来客を迎えに玄関へ向かうハヤテであった。
「ハヤテ様・・・遅くなってしまいまして済みません」
「いえ、別に大丈夫ですよ伊澄さん。 お陰で・・・あ、いや、何でもありません、あはは」
予想通りだった訪問者を迎え入れて、ハヤテは彼女にお茶など振舞いつつ雑談に興じている。
「・・・? あの、ところでナギは・・・?」
「あ、えーと、戻られてからちょっとお疲れのご様子で、伊澄さんがいらっしゃるまでお休みになると・・・
今、マリアさんが起こしに行ってますから、すぐに来ますよ」
「そうですか・・・ナギ、今週は一度も休まなかったから、疲れたのかも・・・」
「そ、そうですね、あはは・・・」
いろいろと複雑な思いを抱きつつ、曖昧に相槌を打っていると・・・
「それではまるで私がしょっちゅうズル休みしているようではないか」
「その通りじゃないですか」
「う、うるさいっ! あれにはその、ちゃんとした理由があるのだ!」
「そうですわね〜♪
ゲームの続きが気になるですとか、雨だからですとか、晴れだからですとか・・・
どれも立派な理由ですわね〜♪」
「う、うるさいっ!」
どうやら疲労もとれたらしく、何時もの調子のナギと、続いてマリアが部屋へと入ってくる。
「よく来たな伊澄、遅かったじゃないか」
「それは仕事・・・ううん、ちょっと用事が入ってしまって・・・」
「ふ〜ん・・・そんなこと言って、また迷ったんじゃないのか?」
「べ、別に迷ったわけじゃ・・・それよりナギ、体調はもういいの?」
「む? 体調?」
「えぇ・・・一週間無遅刻無欠席を達成したのはいいけど、
その反動に身体が耐えられなくて、床に臥せっていたのかと・・・」
「いやそこまでは言ってませんが」
保護者代わりのメイドや執事としては非常に複雑な気分である。
469 :
7/10:2006/10/11(水) 00:24:57 ID:m9CPFPFu
「全く・・・本来なら学校など週に一度くらい登校日を設けていればそれで十分なのだがな」
「それじゃあ夏休みですよ・・・」
そう突っ込む執事をじろっと睨んで、
「だが・・・ったく、どこかの誰かを一人で学校に行かせようものなら、
ヒナギクとナニをしでかすかわかったもんじゃないし・・・かといって屋敷に留めておいたら今度はマリアと・・・」
ぶつぶつと、さも不満げに愚痴をこぼすナギに、ハヤテはただただひきつった笑みを浮かべる以外に何も出来ない。
「生徒会長? マリアさん? いったい・・・何のこと?」
「あ、い、いや! 何でもない! 何でもないぞ! な!? ハヤテ!」
「そ、そうですよ! 別に何もやましいことなんかしてませんから!」
「・・・・・・」
そんな主と執事の不自然なやりとりを、伊澄は不思議そうな目で見ているのだった。
「そ、そうですわ、そろそろ夕食の支度にかかりますが、伊澄さんは何かご希望などありますか?」
「いえ、特には・・・」
「わかりました、では時間急いで支度しますので、準備が出来るまで、ゆっくりしててくださいね」
「あ、じゃあ僕も手伝います!」
「あら、それは助かりますわ♪」
そうしてマリアと共に厨房に向かおうとするハヤテだったが―――
「ま、待て! ハヤテはここにいるのだ!」
「へ? でも、僕もお手伝いした方が早く出来ますし、どうせ僕たちの食事も用意しなくちゃいけませんし・・・」
「い、いいから! 今はここで私と伊澄の相手をするのだ! わかったな!?」
「は、はぁ・・・」
「えーと・・・で、では食事の準備に参りますね」
「あ、お願いします、マリアさん・・・」
やや苦笑しながら部屋を後にするマリアに、ハヤテは少し申し訳なさげに声をかける。
ナギはナギで二人の使用人を交互にジト目で睨みつけていて、
そんないつに無く不自然な三人の様子を、伊澄はオロオロするでもなく・・・様子を窺っている。
とは言え、マリアは一流の上に“超”と付けても決して肩書き負けしないハイエンドクラスのメイドさん、
ハヤテの助けが無くとも、さして時間を要する事なくナギと伊澄の食事を作ることくらい訳もない。
「お待たせしました伊澄さん、ナギ、お食事の準備が出来ましたよ」
「あ、はい・・・」「うむ、わかった」
「ではマリアさん、次は僕が厨房を使わせて頂きますね」
「はい、ハヤテ君。 期待していますよ?」
「任せてください!」
「はい♪」
そんな風に楽しげに短く言葉を交わし、マリアと入れ替わりに今度はハヤテが厨房へと向かう。
そんな二人の使用人も、二人のやりとりを気に入らなさげに見やるナギも、
自分達の様子を表情の読めない目でじっと見つめる目があることに気付いてはいなかった。
「さぁマリア、用意をしてくれ!」
「はい、ナギ。 では伊澄さんもこちらに・・・・・・あの、何か?」
伊澄をテーブルへと促そうとしたマリアは、彼女と目があった瞬間、なんとなく違和感を抱いたのだが・・・
「いえ・・・」
「・・・?」
改めて様子を窺ってみても、そこには普段通りのぽやっとした雰囲気しか感じられなかった。
470 :
8/10:2006/10/11(水) 00:26:53 ID:m9CPFPFu
「・・・伊澄さんがヘン、ですか?」
「いえ、なんというか・・・ん〜、気のせい、なのかもしれないのですが・・・」
ナギと伊澄の給仕を終えたマリアは食器を片付けに厨房に戻り、ハヤテの用意した夕食を彼と二人でとっていた。
「なんとなく・・・一瞬、妙に鋭いといいますか・・・そんな視線を感じまして」
「伊澄さんが・・・鋭い?」
「ええ・・・」
そう言われて、ハヤテが想像するのは、キッ、とこちらを睨みつける伊澄―――
「・・・ぷっ」
その、余りの似合わなさに、ハヤテは食事中だというのに思わず吹き出しそうになってしまう。
とは言え、言い出したマリアとしても伊澄に対する認識はハヤテと同様なので、
「まぁ・・・そうですよね、ふふふ、何かの勘違いでしょうね」
「そうだと思いますよ〜?」
そう結論付けると、すぐに話題を移して普段通りの夕食の風景へと戻る。
世間話などしながらの食事とは言え、やはりそこは使用人だけあって手早く食事を済ませると、
二人で後片付けをして、マリアは寝室を整えに、ハヤテは見回りと戸締りなどにそれぞれとりかかる。
それらの仕事も問題無く終了し、ハヤテはナギと伊澄の様子を覗いにナギの部屋向かうと・・・
「失礼します」
「あ、ハヤテさま・・・」
「おおハヤテか、どうだおまえも一緒にやらんか?」
そう言ってナギが誘っているのは格闘モノのゲーム。
当然の如くナギvs伊澄ではナギの圧勝、しかも親友だろうが決して手を抜かないのは相変わらずらしく、
伊澄はふるふると震えて泣きそうになっている。
ここは執事として、ギリギリの闘いを演じつつ惜敗してお客様を満足させるのが勤めであろうと瞬時に判断し、
「そうですね、では失礼して一戦だけ・・・って、お嬢様?」
「どうしたハヤテ? こういうモノは負けたヤツが交代するのが筋だろう?」
「そ、そうでしたか・・・で、では・・・」
心の中で“うわーホントに相変わらず容赦ねー”とツッコミつつも、ここで主をたしなめられるハヤテではなく、
「すみません、伊澄さん・・・よろしいですか?」
「はい、ハヤテさま・・・仇討ちを、おねがいします・・・」
「はは・・・まぁ頑張ってみますよ」
それはそれでかなりムリな注文なのだが、
ムリはムリなりに全力を尽くすのが三千院家の執事のアイデンティティーでもある。
・・・が、それはともかく。
「・・・あの・・・ハヤテさま、何か・・・?」
「え!? あ、い、いえ! なんでもありません!」
先ほどの食卓での話をふっと思い出し、思わず伊澄の顔を見つめてしまったのだが、
もともとふるふる震えて涙ぐんでる上に真っ赤になってしまっていて、
とてもマリアの言った違和感が潜んでいるようには思えない。
やっぱりマリアさんの思い過ごしかな―――と改めて思いつつ、そのまま伊澄の泣き顔を見ていると・・・
「・・・おい、ハヤテ」
「あ、失礼しましたお嬢様、では・・・」
「・・・もしも伊澄にまで手を出してみろ・・・その時は48の殺人技に52のサブミッション、
ついでに魔界777つ道具も使ってお前を必ず殺すからな・・・」
471 :
9/10:2006/10/11(水) 00:28:20 ID:m9CPFPFu
「な、な、何を言ってるんですか! 別に僕はそんな・・・!」
「・・・私に・・・まで?」
「い、いやなんでもありません伊澄さん! ね? お嬢様!?」
「・・・いいから始めるぞ!」
「は、はいっ!」
と、何故か不機嫌なナギに急かされて慌ててゲームを始める。
・・・そのせいで、伊澄がいつに無く険しい―――まさにマリアが言った通りの視線で自分を見つめていることに、
ハヤテが気付く事はなかった。
「ふん! 話にならんぞ!」
「すみません伊澄さん・・・仇、討てませんでした・・・」
「いえ、お気になさらず・・・」
もともとやたらと強い上に、今日はそこに不機嫌まで上乗せされて、
ハヤテはまさに容赦なく叩きのめされてしまうのであった。
「えーいもう一度だ! 今日はとことん叩きのめしてやる!」
「は、はぁ・・・」
どうやら一度や二度叩きのめしたくらいではナギの機嫌は直らないようで、
暴走気味にゲームを続けようとするが、
「もう、ナギったら・・・一人で楽しんでも仕方ないでしょうに・・・」
そんな彼女をたしなめるような絶妙のタイミングでマリアが部屋へと入ってくる。
「何なら私が相手になりましょうか?」
そうなると、ハヤテがどうやってもナギに勝てないように、
ナギもまたマリアには絶対に勝てないことは、当人が一番わかっているから・・・
「え、ええい、ゲームはもういい! 伊澄、マリア、風呂に入るぞ! ハヤテは片付けをしておけ!」
「ええ、ナギ」
「はいはい♪」
ナギはおもむろに立ち上がり、伊澄もそれに倣う。
マリアもナギに返事をしてから、ひょいっとハヤテの耳元に顔を寄せて、
「・・・ところでハヤテ君、また何かナギの機嫌を損ねるようなことを?」
「い、いえ、ただ伊澄さんの顔を見ていたら、伊澄さんにまで手を出したら・・・とか、そんな感じで・・・」
「ははぁ・・・」
「おいマリア! 何してる、早くするのだ!」
「はい、今行きますわ。 ではハヤテ君、また・・・」
ぼそぼそとハヤテと内緒話をする様子が気に入らないと言わんばかりに声を荒げるナギに苦笑しながら、
主の声にしたがって部屋を出るマリアに、
「ハヤテさまと仲がよろしいのですね」
「はい? え、ええ、まぁ・・・同じお屋敷で働く間柄ですから」
「そうでしたね・・・では行きましょう、ナギをこれ以上怒らせてはいけませんから・・・」
「はぁ・・・?」
前を歩く伊澄から背中越しに声がかけられる。
その声がなんとなく普段の伊澄のイメージと違って、先ほど覚えた違和感のことをふっと思い出すが、
結局彼女が振り返ることは無く、どんな目をしていたのかを確かめる術もなかった・・・
そして夜も更けて、屋敷の灯かりが落ちてから―――
「・・・ナギ、今日はお話してくれないのね」
「あ、ああ、スマン・・・ちょっと、な・・・」
伊澄が泊まりに来たときはいつもマリアの変わりに伊澄がナギと一緒のベッドを使い、
どちらかが眠ってしまうまでは、
ナギが嬉々として語るオリジナルストーリーで大いに盛り上がるのが常なのだが・・・
今夜のナギは静かだった。
「ハヤテさまとマリアさんのことが気になっているのね」
「んな・・・!」
いきなり核心を突かれ、やや沈んだ面持ちだったナギの目が驚いて顔を上げる。
「い、伊澄、何故それを・・・!」
「あら、これでもそういうことには鋭いのよ?」
普段ならこれ以上ないくらいのツッコミどころなのだが、
何せ今回ばかりは本当に鋭いので、何も言うに言えない。
「ねぇナギ・・・ハヤテさまは・・・浮気をなされているの?」
「え!? いや、その・・・何と言うかだな、そういうワケじゃない! ハヤテが好きなのは私だけだ!
だが・・・その、マリアがな、ハヤテに変な遊びを覚えさせてしまって、
それで私だけじゃなく、マリアやヒナギクとまで、毎日のように・・・」
「変な、遊び・・・?」
「い、いやいい! 伊澄にはまだ早いことだから!
心配してくれるのは有難いが、これは私とハヤテやマリアとのことだから、伊澄が気にする必要は・・・」
「では、ハヤテさまとマリアさんは、今頃その“遊び”の最中なのかしら・・・」
「伊・・・澄?」
灯かりを落とした部屋ではその表情は読めなかったが、
今の伊澄が纏う雰囲気には、ナギを怯えさせる程の“何か”が込められていた。
「お、おい、伊澄!?」
「マリアさんにはそれとなく伝えたハズだったのですが・・・わかって頂けなかったようね・・・」
「な、何を言っている!? なぁ伊澄?」
「いけませんね・・・ハヤテさまはナギのものなのに・・・」
ナギの声が届いているのかいないのか・・・伊澄はそこで言葉を切ると、ベッドから身体を起こす。
「い、伊澄? どうした、お前まさか―――」
伊澄の雰囲気にただならぬものを察してナギも慌てて身体を起こしかけるが、
その額に伊澄の指が“ちょん”と触れ、何事かを呟くと同時に指先が淡く輝いて―――
ナギの声はそこで途切れ、どさりとベッドに横になって・・・寝息を立てていた。
「ご免なさいナギ・・・でも、目が覚めるまでにはちゃんと・・・ハヤテさまを連れてきてあげるから・・・」
伊澄はベッドから降りると、側に置いてあった荷物に目を留めて、
「ああ、あと・・・」
何かを取り出して袖に忍ばせる。
「マリアさんと・・・ハヤテさまにも、少しお灸を据えて差し上げなくてはいけませんね・・・」
クス、と微かに笑みを洩らし、伊澄は静かに部屋を出てゆくのだった―――
今回投下分は以上です。
しばらくは伊澄が黒化したままお話が進みますので、気に食わない方は飛ばしてやってください。
あと、今回もやたら長文になってしまいましたので、
10〜15レスずつくらいに分けて投下させて頂こうと思っています。
とりあえず他の方と被らなければ、また明日にでも続きを投下する予定です。
では、失礼します。
黒伊澄イイ・・・
投下期待しております。
他の人はナンバー2以下?
>>473 萌えた〜!いい、いいです!
続き待ってます。
黒伊澄を悶えさせたいと思っている自分は、可笑しいですか?
後、♀キャラで一人称がボクで違和感無さそうなのは誰だと思います?
個人的には、咲夜だと思います
はぁ・・・?
ボーイッシュキャラでも一人称はわたし
男まさりキャラでも一人称はわたし
今回は今週分ネタではありません。
いいんちょうさん調教物です、今回アナルネタありで、
なるべくスカを連想させる文体は避けるかボカしましたが、
苦手な方はお気をつけて下さい。
「いや〜この前は大変だったね、ハヤ太くん」
「せ、瀬川さん」
ひな祭り祭りの翌日、私は登校中のハヤ太くんに声をかけていたのでした。
実は昨晩は色々あってね、ハヤ太君がメイドさんになったり、
ウチの執事の虎鉄君が告白したりとかね。
「いやいや、しかしビックリだったよあの時は、ハヤ太君にあんな趣味まであったなんてね」
「だから、趣味ってわけでは…」
ちなみに今日は、いつもの執事服で登校してたの、う〜んメイド服を期待してたのに残念!
是非に美希ちゃん達にも見せたかったのにな〜!
「で、で、どうするの?ウチの虎鉄くんと付き合っちゃうの?」
「付き合いません!」
「それって好きな男性が、他にいるから?」
「いません!というか僕はノーマルですってば!」
「そっかそっか、でもあの服装ならモテモテなのにね〜男の子に!」
ここぞと私はハヤ太君をイジメまくります、
だって恥ずかしがって涙目のハヤ太君って、すっごく可愛いから…
ついついイジメたくなっちゃうのだ。
ん?あれれ…何だかその涙目の表情が変わってきてるような、
なんか…怪しい眼光を放っているって感じだよね。
「瀬川さん…そこまで言って、覚悟はできているのでしょうね?」
「あ、あれ?もしかして…いいんちょうさん、大ピンチ?」
そう、これって…黒化した時の目だ!
今までもこの目になった時に、色々とイジメられちゃった事があったの。
という事は…
ザザザザ!いいんちょうさんは逃げ出した!
ササササッ!!しかしハヤ太君は回りこんでいた、逃げれない!
というわけで…私は黒いオーラを放つハヤ太君に人気の無い場所に連行される事になったのでした。
「うえええ〜ん!!こんな格好、恥ずかしいよぉ〜〜」
「いやいや、いい眺めですよ瀬川さん」
連れていかれたのは、今は誰も使ってない倉庫代わりの準備室、
その密室で二人っきりになった私達なんだけども、今の私は制服を全部脱がされて、
生まれたままの姿にされちゃったのでした。
当然におっぱいもアソコも全部見られちゃってるよ!
「それに裸なら、ちょくちょく見られてるし、今更に恥ずかしがらなくてもいいじゃないですか」
「こういうのは、慣れないものなの!」
もうハヤ太君てば、乙女心がわかってないんだから、
今もとっても恥ずかしくて、心臓がバクバク激しく鳴っているんだからね。
「ま…慣れて羞恥心が無くなっても、つまらないですからね…にしても」
ジロジロと隅々まで観察するように、私の裸を見ていくハヤ太君…
うえ〜ん…この視線がまるで蛇が巻きつかれて這われていくみたいで、何だかこそばゆいよ〜
すると背後からジッと見たままで止まったのでした。
「な、なに…何処を見てるのハヤ太くん?」
「たいしたとこを見てるわけやないですよ、ただ…」
ただ…何だろ、どうしてかわからないけども凄く恥ずかしい…
アソコを見られちゃうよりも、別の意味で恥ずかしくてたまらない!
「瀬川さんって…お尻の穴も可愛らしいですねって、思いまして」
「な、ななな〜!!そ、そんなとこ見ちゃ駄目ぇぇぇ!!!」
何てとこを見てるのハヤ太君ってば!
お尻の穴だなんて…そんな汚いとこを見ちゃ駄目だってば!!
「見ちゃ駄目ですか、なら…」
チュプッ…
「ひゃん!さ…触っちゃ駄目ぇぇ〜!!」
今度はハヤ太君てば、指で触ってきたの!
しかも中に指を入れてる、そこはその…出す場所なのに!
だから汚いってば!綺麗に拭いてるけど汚いの!!
「触っても駄目ですか?こんなに指を締め付けてきてますのに」
「だだだだ、駄目ったら、駄目〜〜〜〜〜!!はぅ…」
ハヤ太君の指を感じる…ここはどの指なのかな、人差し指?
それとも中指…まさか親指とか!?
「じゃぁ…」
そんな事を考えていると、また何か触れる感触が伝わってくるの!
チュ…レロレロ…
え…何、コレ!指じゃないよね…何!?
「にゃぁぁ!!な…何してるの…ハヤ太くん!?」
「んっ…見ても触っても駄目らしいですので、舐めてます」
「な、舐め!?」
絶句しちゃった…だって舐めてるって舌で!?
口を付けてるの、こんな場所に…そんなの変態行為過ぎだってば!?
「はい…んっ…舌先でシワのとこも、窪みの中も…」
「舐めちゃ駄目ぇぇ!!そんなとこ…汚いよ〜〜!!!」
いつしか私の目からは恥ずかしすぎて涙が出ちゃってました、
うわ…まだ感じる、とっても敏感に感じちゃってる!
ヌメヌメした柔らかく濡れたのがお尻の触れてきて、
その内部にまで入り込んでいるみたい!
「ん…カスもありませんし、綺麗ですよ…ちゃんと隅々の奥まで拭いているんですね」
「も〜〜!!そんな場所…あぁ!舐められちゃ…恥ずかしくて、死んじゃうよ!!」
そう死んじゃう!心臓が破裂しちゃいそう…いつのまにか身体が激しく熱いし。
「じゃあ、舐めるのは許してあげますよ…もう結構濡らせましたし」
「濡らせたって…」
それってまるでアソコにおちんちんを入れちゃう時のような言い方でした、
でもアソコにはまだ弄られてないよね?
…まぁ、もうさっきまでの刺激で濡れちゃってるみたいだけども。
「いい物を用意してきてるのですよ瀬川さん」
すると懐から何か取り出したの…あれは何?
棒かな?ちがう…何だか小さなボール状のがたくさん付いた物だったの。
これって何をする物なんだろ…でも、凄く嫌な予感がする、
きっとまともな事をする物じゃないよね、これって。
その予感は正解だったみたい、ハヤ太君は怪しく微笑むと、その先のボール部分を、
この私のお尻に向けたのでした。
「な、何をする気なのかな、ハヤ太君?」
「決まってるじゃないですか、入れるのですよ…コレを」
「にゃ!う…嘘!そんなの入らない!!」
「どうですかね…やってみればわかりますよ」
そう言うなり、本当にボールを近付け触れさせるの!
うわっ!何か入ってくる…大きいのが下から!
お尻の中に入れられちゃっていくよ!!
「ほら、瀬川さんのお尻の穴…こんなに拡がってボールを銜えていきますよ」
「にゃ!あぁ…そ、そんな…あぁ!!」
本当にスブスブって入っていく、お尻の穴を大きく拡げて…
こんなに拡げられた事、今までにないよ!
というか出す事はあっても、ここに何かなんて入れた事…あ、座薬はあったけ。
でもでもこんな大きいのは無いよぉ〜〜!
小さいボールって感じたけど、実際に入れられていくとサッカーボールでも入れられているような感じだったし。
「あんな小さな穴だったのが凄いですね、可愛らしい形だったのに、歪んで拡がって…ほら」
チュポッ!
「きゃう!」
な…何?急に楽になったような…ううん、何か変…おかしいのお腹の中が!
「入っちゃいましたよ〜お尻の中にね」
えええええ!!入ってるの…お尻にあのボールが!!
「だ…駄目ぇ、早く取ってよ〜」
「まだ駄目ですよ、まだ一個目なんですから」
「ま、まだって…」
一個目って…そういえばたくさんボール付いていたっけ、まさか…!?
「次いきますよ〜二個目です」
「う、うそおぉぉ!!」
入れちゃうんだ、次も…次のボールも全部!
無理だって、そんな…そんなに入らない、お腹の中に入らないってば!
「はい、二個目」
ズボォォ!!
「きゃん!あぁ…嘘…入っていく!?」
私のお腹にお尻から入っていくの、二個目…そして三個目!!!
「まだまだ入れていきますよ…全部入るまで我慢して下さいね」
「にゃぁぁぁぁぁ!!!!」
次々入っていく…お尻を拡げて何個も入っていっちゃうの!
このお腹の中に丸々したのが詰まっていってる!
「ふふ…随分と入っちゃいましたね〜お腹の中、大丈夫ですか?」
「う、うぅ…何か変、デコボコしてるみたい…あぁ…」
そう、何だかお腹が膨れているみたい、しかも凸凹してる…
凄く変な感じ…ああ、まだ入れてきてる!
腸が破れちゃう!!!
「はい、これで全部ですよ…」
「え…あぁぁ!!」
そして終わったの、全部入っちゃったみたい。
すると本当に変な感じで膨らませてたの、このお腹が…
「凄いですね瀬川さんのお腹…大丈夫ですか?」
「全然大丈夫じゃないってば!もう〜!!」
意地悪に笑ってるハヤ太君、何だか満足そう…すると。
「この状態で入れてみましょうか?」
「い、入れるって…きゃう!あ…ハヤ太くんのおちんちんが…」
次にお尻に当たっているのは、アレでした…そうおちんちん!
硬くなったハヤ太君の先が、ねじ込むように後ろの方に当たってる。
「そっち違う!入れるなら前だってば…後ろは出す方なの!」
「そうですか、では…こっちに入れますよ」
「え、えええ!?」
ズブゥゥゥ!!!
「あぁぁぁ〜〜〜!!!!」
入ってる…前に!アソコに入れられちゃってる!!
後ろじゃ無かったんだ…でもそうだよね、だって…
後ろは今,、満杯なんだもん!
だけど前もきつかった…後ろので押されているから。
だからかな?いつもより感じてる…膣内でハヤ太君のおちんちんが擦れているのがわかるよ。
「凄いですよ、中がデコボコしてて、僕のを擦って刺激してますし」
「ひゃ…にゃうぅ!!」
やっぱりそうなんだ…ああ、激しく感じちゃうのはハヤ太君も一緒みたい。
だって凄く気持ちいい顔をしてるもん。
「うっ!あぁ…このままだと早めにイっちゃいそうですよね」
「はう!あぁはっ!!イっちゃう…イキまくっちゃう!!」
それは私も一緒…激しく感じるから、一突きが10倍くらい突かれたように感じちゃってる!
だからもうイっちゃうよ〜〜!!!
「うっ!!あぁ!!」
ドビュゥゥ!!ビュクビュクゥゥ!!!
「あはぁぁぁぁ!!!」
そして出されちゃった、またまた膣内射精されまくってるよ!
私の中に熱い激しいのが注がれていき、隅々まで行き届いていくの!
「熱い…ハヤ太くん、またたっぷり出してるんだぁ」
「はぁはぁ…うっ!絞っています…瀬川さんの中が僕のを…」
うん、搾っているよ…一滴残さず飲んであげるからね、ハヤ太君の濃いミルク…えへっ
「ふぅ…さて、そろそろ抜いてあげますね」
「にゃっ…抜いちゃうの?」
このまま、もう一回してくれると思ったのにな〜まだ硬いし…
でも後ろにたくさんボールあるから、中身がキツイ…
「そうですよ、抜いてほしいんでしょ?」
「そ、そうだけど…」
それで、ちょっと勿体無いような…って思ってたわけなのだ。
だけども、ここから私の想定外の出来事が起こりました。それは…
「じゃあ、いきますよ…えい!」
「にゃっ!にゃぁぁぁぁ!!!!」
ハヤ太君が抜くって言ったのは、前じゃなくて後ろ…お尻の方だったの!
それを抜かれていくと後から、まるで大きなアレが出るように…ううん、
こんな大きなのは出した事ない…多分だけど、
そんな感覚で出てきちゃうの、あのボールが…
お尻を内側から大きく広げて出てくる、まるで中身を取り出されるみたいに…
「あぁ…駄目ぇぇぇ!!はぅ…」
あれあれ…目の前が白く霞んでくる、頭もわけわかんなくなちゃっていく!
「ひゃぁぁぁ!!!!」
チュポォォォ!!!
「まず一つ目…」
う、嘘…まだ一つ目なのに、私…イっちゃたよ。
全身がビクビク震えてる…確かにイっちゃた感覚だったの。
でもこれが一つ目だったなんて…それじゃあ残りを抜かれたら!
「今度は連続でいきますね…えいっ!」
「にゃぁぁぁぁ!!!!」
チュポッ!チュポォォォ!!
それは連続して雷が落ちてきたみたいな衝撃でした、
はっきりイって何が何だかわかんない!
頭はおかしくされて…ううん、掻き回された感じ…
「ヒャァエテきゅ〜ん…ひゃぁ…にゃぁ…」
「おやおや、瀬川さん…もうまともに喋れなくなっちゃいましたか?」
「るわっへぇぇ…にゃふ…」
「まだ残り三分の二残っていますのに…ね」
「!?」
う、嘘!まだそんなにあるの…ハア太君はニヤっとほ微笑むと、
その手にしたのを一気に引きます!!
ジュボォォォォォォ!!!!
「ふにゃぁはぁぁぁぁ!!!!!」
もう…死んじゃいそう、頭の中がごちゃ混ぜで、壊れちゃう…
口から泡を出して意識がどっかにイっちゃうかも…
ただ…お腹にまた熱いのが入っていくのはわかったよ。
「うぅ!!はは…もう瀬川さんがお尻からボールを抜き出す毎にキュッて締めるから、また出しちゃいましたよ」
あう…また出されちゃったんだ、でもこれは衝撃強すぎだよハヤ太君…
そしてようやく全部抜けたみたい、その抜けたのが、私の目の前に見せられました。
「結構滑らかに出てきましたね、おやどうしましたか瀬川さん?」
「にゃぅ…あぁ…」
「もしかして…またまたイっちゃいましたか?」
またまたどころじゃないよハヤ太君、もうそのボールの数だけはイっちゃたんだから!
その十数個ある玉と同じ数…うわぁ…変になっちゃうわけだよね。
「ふむ…こんなに激しくイっちゃえるとは、そんなに汚れてませんし、もう一度入れちゃいましょうか」
「ふぇぇぇ!?そ…そんな…また…」
確かにその…汚いのはあまり付いてないけど、それをまた入れるなんて…
今度こそ壊れちゃう!現にお尻の穴だってヒリヒリして、
めくれて広がっているままのような気がするし…
ジュブゥゥゥ!!!
「はにゃぁ!!」
でも入れちゃうのハヤ太君は…それを思いっきり一個ずつじゃなくて、
全部を!!うわぁぁ!!激しいよぉぉ!!!
それにまだ…ハヤ太君は前にもおちんちんを入れてるままだし!
これじゃ今度は後ろがキツイ…なのに入っちゃた…
当然に頭は弾けまくり…イっちゃうよ!
「今度は一気に入れちゃいましたけど、また軽くイきましたね」
「う…うん…あぁ…」
軽くじゃなくて激しくイっちゃた…慣れてきたからか、
程度は低くなってきたけども、その分に激しく責められたから、
同様に感じちゃった…
「じゃぁ、抜いちゃいますね」
「ふあぁぁぁ!!!!」
そしてまた抜かれる…お尻がめくれていく!
またまた狂うほどの衝撃も感じちゃう…壊れる絶対に壊れる!!
それなのに、ううん…だからかハヤ太君は何度もそれを繰り返す…
お尻の中を掻き回していく!内臓がぐちゃぐちゃにされちゃいそう…
「うっ!!前も凄いですよ…はぁはぁ…あぁ!!」
ドビュゥゥ!!ビュクウゥゥ!!!
前も熱いのを出してもらってる、後ろが激しく暴れてるのが、いい刺激に感じてるのかな?
「ふぅ…うっ!はぁ…数回往復してこれですか、凄いイきかたですよね…何回イっちゃたんですか?」
「ひゃ、ひゃぁかんないよぉ〜〜」
そうわからない…何度イっちゃたのだろ?
ただね…ここまでされちゃたのに、変に充実した余韻を今感じてる…
ちなみにあの激しかったのも、今はお休みタイム…じっくりさっきまでの感覚の名残を感じてるよ。
身体はまだ痙攣してる…お尻も拡がってるままかも…中に冷たい空気の刺激を感じるしね。
あううう…元に戻らなかったらどうしよう?お通じはよくなるけどさ…あぁ…
そんな心配を思うと同時に、また触れる感触が…
まさかもう続きしちゃうの!?
「あんなに小さかったお尻の穴も、こんなに緩くなりましたし…これならいけるかな?」
「ふぁ?な…何が…」
でもハヤ太君は新たな興味を示してたのでした、何だろう…あっ嫌な予感…
「コレを入れる事がですよ」
そして的中!それはおちんちん…アソコから抜かれたドロドロになっている硬く大きな棒がありました!
「!?そ、そんな…入らないってば!」
そして察します、それを本当に入れちゃうつもりなんだよ…お尻の穴に!!
「大丈夫ですよ、ここまで拡がってしまてたら…いきます!」
「にゃぅぅ!!あぁ…嘘…」
ボールよりも大きなそれの先が触れる…そして飲み込んでいく!
私のお尻が精液と愛液まみれのおちんちんを銜えていく!!
「入っちゃう、拡がってるよ〜!!」
ますます拡げられるお尻の穴…うぇぇん!
もう…ここ元に戻らないよきっと!
あ…でも感じる、いつもと違う感じでハヤ太君のおちんちん感じてる!!
「瀬川さんのお尻の中も凄く温かくて締まってきてきて、気持ちいいですよ」
「あんっ…あぁ…にゃぁ!!」
そんな恥ずかしい事を囁きながらに、ハヤ太君は腰を動かせながら、
何度も何度も奥へ奥へ挿し込み、中身を掻き回していく…
今度は腸内を擦られてしまってるんだね…あぁ!
「キツイな…あぁ!!でも気持ちいい…前も後も最高ですよ」
「ひゃう…あぁ…にゃぁ!!」
快感が全身を巡っていく…激しい刺激が思考を狂わせながらに、
私の身体を喜ばせていく…イっちゃう!またイっちゃう!!
「見てください、前からさっきまで出したのが、どんどん溢れてきてますよ」
本当だ後ろに圧迫されて出てきてる!だけども、
そんな恥ずかしいの見せちゃ駄目!あぁ…余計に恥ずかしくて感じちゃう!!
「さて、出しますよこっちでも!うっ!!」
ドビュゥゥゥゥゥ!!!!
「にゃはぁぁぁぁ!!!!」
そして中に火傷しちゃう程に熱くドロドロしたのが放たれて、腸内に注がれ溜まっていく…
「あ、熱い!!…こ、こんなに出したら…こっちでも妊娠しちゃうよ〜!!」
そう、こっちでも出来ちゃいそう…それくらいに注がれちゃった。
そして…互いに絶頂し、ようやくおちんちんは抜かれます。
「前と後ろ…二つからドロドロ垂れてきてますよ」
「にゃ…あぁぁ…」
ボトボトと両方から零れてくる精液…凄い光景だよ。
「気持ち良かったですか?」
「う、うん…いんちょさん、もっと変態にされちゃった…」
そう泉ちゃんは、もっと…ハヤ太君の奴隷さんにもされちゃったのでした。
「ふぅ…お尻もいいものですね」
「うん…激しいけど、いいかも…だから教えてあげるねハヤ太君にも今度」
「はい?」
そこまで言ったら青ざめるのはハヤ太君、
私はニヤっと微笑みながらに、このさっきまでお尻の中を苛めてくれた
粘液でドロドロなボールがいっぱい付いた棒を、舌で愛しく舐めながらに囁きました。
「今度は…これをハヤ太君にも使ってあげる」
以上、泉ちゃんの不定期連載調教誌でした〜。
今日のは、ちとマニアックだったけど楽しんでくれたかな、ヒナちゃん?
PS.後で知ったのだけど、お尻プレイする時はローションとかでよく濡らせて、
ほぐしておかないと、中身が傷ついて大変な事になっちゃうらしいから、
ヒナちゃんが初めてする時は気をつけた方がいいよ〜!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
少女はそれが書かれた書類書を読み終えると、それを静かに閉じた、
席を立ち愛用のティーカップに茶を注ぐ…
そして再び椅子に深く腰掛けて一息をついた…そして
「そんな豆知識なんて私には必要な〜〜〜〜い!!」
白皇学院の時計台上から生徒会長の叫びが、学園中に響いたとさ。
ちなみに、この豆知識はその後に生徒会長の役に立ったのだが、それはまた別のお話。
【 おしまい 】
むしろスカの部分を強調してくれ と思うのは
俺だけだな...orz
ROCOさんGJ!
泉たんの笑顔最高!
493 :
はなび:2006/10/11(水) 17:37:55 ID:hKcQKX2A
続きを書いたんで投下してみます。次はエロくなったらいいなぁ
494 :
はなび:2006/10/11(水) 17:39:57 ID:hKcQKX2A
今目の前にあるのは大好きな執事の顔。そしてその目は真っ直ぐに自分を見つめていて…
自分もまたその瞳を見つめている。
その瞳はまっすぐで、やさしい。
「やっぱりハヤテはカッコいい…」
今ナギの心にあるのは大好きな執事を思う気持ちだけ。
不意にハヤテの顔がナギの眼前にせまってくる。だがそれはうれしいこと、大好きな人と初めて口づけできる時が近づく。
さっきまで30センチあった距離が今はもうその半分もない。
ナギはすっとその目をとじる。見えていないのに唇と唇が少しづつ、だが確実に近づいてくるのがわかる。
あともう5センチだろうか、ナギは距離を見ようとふと目をあける。
だがそこにあったのはハヤテではなかった。
かわりに髭をはやし、メガネをかけた執事長クラウスの姿が…。
「☆○◆★$!!???」
声にならない叫びをしながらナギは飛び起きる。運動もしていないのにその息はかなり荒々しい。
「クラウスめ…夢の中でも邪魔しおって…」
あとで死ぬほど髭をひっぱってやろう、と心に誓いながら汗を拭う。
買い物から帰ってからずっと寝ていたねであろうか、外はもう真っ暗だった。時計の針は11時過ぎをさしている。
495 :
はなび:2006/10/11(水) 17:42:17 ID:hKcQKX2A
ナギは部屋に1人だった。マリアはナギが寝たと思い自分の部屋で寝ているのだろう。
ナギは暗い所が好きではない。それはもう夜1人で寝れないというお墨付きである。
だが今ナギは自分の部屋とはいえ1人である。時間がたつにつれ次第に恐怖がわいてくる。
もういっぱいいっぱいになったのか、ナギはベッドから降り廊下へと続くドアへと向かう。
このまま1人でいるよりは少し怖くてもマリアのもとへ行く方がよい、と考えたからだ。このお嬢様にしてみればかなりの冒険である。
だが、いざ廊下にでてみると怖じ気づいてしまう。真っ暗な直線が果てしなく続く廊下…
ナギの鼓動は危ないほど激しくなっている。それはもう今にも張り裂けそうなほどだ。
膝はガクガク震え、体はブルブル震えている。
496 :
はなび:2006/10/11(水) 17:47:10 ID:hKcQKX2A
それでも意を決し一歩を踏み出そうとした瞬間
「お嬢様?どうしたんですか?」
「☆○◆★$!!???」
ハヤテの声が後ろから響く。
ハヤテからしたらそれは普通のことだろう、だが極限状態だったナギにしてみればトドメをさす一言だった。
ナギは腰を抜かし、その場に座りこむ。そしてナギの座った所から徐々に水たまりが形成される。
「お お嬢様?スイマセン…」
「ハ ハヤテェ…」
ナギの瞳は涙であふれ、いつもの自信たっぷりの顔はない。
怯えた1人の少女をハヤテは可愛いと思った。「あの〜お嬢様?なんで僕と一緒に寝るんですか?」
「なんだ?私にあそこまでさせといて1人にさせる気か?」
ナギは今ハヤテと一緒にベッドで寝ている。
自分にあんな恥ずかしい思いをさせたんだから、というナギの命令である。
ナギは強がってみせているが、内心はすごくドキドキしていた。
お漏らししてしまったところを見られたからかもしれないが、何より大好きな人と同じベッドで寝ているのだ。
ふと横を見てみると、すぐそこにハヤテの顔がある。夢の続きを見ているようだった。
497 :
はなび:2006/10/11(水) 17:50:43 ID:hKcQKX2A
「これは夢じゃないよな…?」そう思いつつそってハヤテの頬に触れる。「どうしました?お嬢様?」
ハヤテが顔を向けながら答える。
ハヤテの唇からでる一言一言は安心さしてくれる。
そんなハヤテを見つめているとナギの中の何かがはじけた。
頬を触れていた手をハヤテの首にまわし、もう一方の手も首にまわし抱きしめる。
「お お嬢様!?」
いつものナギには考えられない行動にハヤテは動揺する、だがナギはかまわずその力を強める。
「ハヤテ…1つお願い聞いてくれないか?」
「お願いですか?」
「うん…」
ナギはハヤテにとって世界一大切で、今や愛しい人…。
「いいですよ。何でも言ってください。」
「ハヤテ…私とキスしてくれないか…?」
言葉を口にした瞬間ナギの顔は真っ赤に染まる。そんな少女を見ているととても愛らしくて…
498 :
はなび:2006/10/11(水) 17:52:38 ID:hKcQKX2A
今日はここまでです。
中途半端でスイマセン
寸止め生殺しで氏にそうです
一刻も早く続きを!!
まんこまんこ
Aビーズネタは大好きです、正直
>>463-472の続きを投下させて頂きます。
今回は黒い伊澄がメインなのと、ちょっとオリジナルな力を使っていますので、
そういうのがお嫌いな方はスルーをお願いします。
503 :
1/15:2006/10/12(木) 00:16:02 ID:Ik0yM3Og
ちゅぱ・・・ちゅく、ちゅぷ・・・っ・・・
「っく・・・ぅ、あ・・・っ」
暗い部屋に、切なげな喘ぎ声が響く。
声だけなら、少女の喘ぎかと思ってもおかしくないようなか細い声で・・・ハヤテが悶えているのだ。
にちゅ、ちゅぷ・・・っ
「ふ・・・ぁ・・・っ、くぅ・・・ぅ、ま、マリア・・・さん・・・っ」
そんな彼にはある意味似つかわしくない、硬く膨れ上がった男性の象徴に・・・マリアの指と舌が妖しく絡みつく。
「ん・・・ぷ・・・ぁ、はふ・・・っ、ふふ・・・ハヤテ君ったら・・・本当に、可愛い・・・」
「ん・・・く・・・ぅ、そんな、ぅあ・・・!」
すっかり硬く膨れ上がったソレをきゅっと握られて、ハヤテはびくんと身体を震わせる。
「んふ・・・ぞくぞくしちゃいますわ・・・あむ・・・ん・・・」
「んくっ! ま、マリアさんっ! うぁ、ふ・・・ぅ!」
うっとりと上気したマリアはハヤテのモノを頬張ると、
唾液を擦り込むように舌を絡ませたかと思えば、鈴口を舌の先端でつん、と突付いてみたり、
唇を微妙に動かしてエラの部分を刺激しておいて、急に強く締め付けてちゅぅうっ、としゃぶってみたり、
指で竿の部分を緩やかにしごきながら、時折片方の手を袋に当てて、さわ、と優しく撫でてみたり・・・
多彩な技巧を満遍なく駆使して、ハヤテを際限無く昂ぶらせる。
「ん・・・んむ・・・っ、む・・・・・・ぷ・・・っん・・・」
「うぁ、あ・・・くぅう! だ、ダメです! マリアさんっ! こんな、うぁ、うぅう!」
マリアの口唇愛撫によって注ぎ込まれる悦楽に逆らうことなど出来る筈も無く、
射精感はもはやいつ暴発してもおかしくないレベルを超えて、更に膨張し―――
涙目のハヤテは髪を振り乱して少女のような“嬌声”を上げ続ける。
ちゅぱ・・・ちゅく、ぴちゅっ、ちゅる・・・じゅる、じゅぶぶっ、ちゅぷ・・・ちゅく・・・っ
そんなハヤテの状態を見抜いた上で、マリアの奉仕はひたすらに激しさを増してゆき、
程無くしてハヤテの射精感は限界に達し―――
「っく、うぁ、ううう! マリアさんっ! も、もう・・・僕っ! で、出る、出ちゃいま・・・っあぁ!」
びゅくっ! びゅるるっ! びゅるるるるっ!
「んむっ!? んん! ん―――――――――っ!」
為す術もなく達してしまったハヤテは衝動の赴くままに、マリアの口内にどくどくと精を注ぎ込む。
断続的に爆ぜては、喉の奥まで次々と流し込まれてくる熱い粘液の塊を、
マリアはむせ返りそうになりながらも決してこぼしたりせずに口腔に留めておく。
そしてハヤテが射精を終える寸前・・・口内のモノが最後に脈動する瞬間に敢えて身を引いて、
ハヤテのモノを唇から解放し、そこから放たれた白濁を―――自ら、顔に受ける。
「マリア・・・さん」
極上の射精感に酔いしれかけていたハヤテの目の前で、マリアの端正な顔が白く穢れてゆく―――
白濁した粘液を頬や口許にこびりつかせたまま、彼女は上目遣いにハヤテを見上げて、
“んくっ”と喉を鳴らして口中に溜め込んだ精液を飲み下して見せる。
穢れても尚美しく、いじらしく、そして淫らなマリアの姿の前では、
たった一度の射精からくる満足感など一瞬で過去のものとなり・・・
彼女の姿に呼び起こされた劣情が、ハヤテの心を埋めつくしてゆく。
504 :
2/15:2006/10/12(木) 00:17:35 ID:Ik0yM3Og
―――まるで初めての時のように、逸る気持ちが抑えられない。
―――これまでに何度も彼女を抱いているハズなのに・・・
そんなハヤテの心情が簡単に見抜けてしまうような・・・
たった今まで少女のようだった彼と同じ人物とは思えないような、獣のような劣情を湛えた目で見据えられて・・・
「ハヤテ君・・・そんな目で見つめられたら・・・もう・・・私・・・」
この展開はあくまでマリアのシナリオ通りのもの。
だがそれでも・・・そんな目をしたハヤテがこれから自分にどんなことをするかと思うと、
ゾクゾクと身体が疼いて止まらない。
ごくん、ともう一度喉を鳴らして、ハヤテの足の間から立ち上がると彼に並んで腰かけて・・・
「今夜は時間はたっぷりありますから・・・」
艶やかに、淫蕩に微笑んで・・・
「私のこと・・・好きなだけ、いじめて下さい・・・ね?」
「ま・・・マリアさんっ!」
その一言でハヤテのスイッチは完全に切り替わり、一気にマリアを押し倒す。
マリアは心を躍らせながら、全てをハヤテに委ねるように目を瞑り――――――
「・・・・・・?」
何も、起こらない。
押し倒された自分はすぐさまハヤテによって蹂躙されるハズなのに、
彼は身体に触れてすらくれない。
新手の焦らしかとも思ったが、ここはそういうタイミングではないし、
そんな見当違いな行為で昂ぶった気分を冷めさせるようなヘタを打つハヤテではないハズだ。
「え・・・な・・・?」
そのハヤテの妙な声を聞いて、マリアも思わず目を開いて・・・
「な、なんです・・・それ?」
それまでの雰囲気とはかけ離れた、ハヤテと同類の妙な・・・
僅かに緊張した声を上げて・・・更なる異常に気付く。
「あ、あの、マリアさん・・・」
「もしかして、ハヤテくんも・・・身体が、動かない・・・ですか?」
「はい、それであの、マリアさんの側頭部のあたりに、なんかおかしなものが」
「それはきっとハヤテくんの肩についているそれと、同じモノでしょうね・・・」
「やっぱり・・・僕にもついていますか・・・」
暗闇ではっきりとは見えないが、マリア視点ではハヤテの肩に、ハヤテ視点ではマリアの側頭部に、
紙のようなものが張り付いている。
そんな物はついさっきまで間違いなくなかったし、互いにいつから張り付いていたのかもわからない。
だが、普通に考えてあまりにありえないことだが・・・この紙切れが二人の自由を奪っているとしか考えられない。
「一体・・・何が起こっているのでしょうか・・・」
紙切れと自分たちの身体に起きた異常に関する因果関係は想像できなくもないが、
どうしてそんな事態が起こったのか、となると・・・全くもって不明すぎて、
マリアは呆然としている。
だが、ハヤテは・・・
505 :
3/15:2006/10/12(木) 00:18:59 ID:Ik0yM3Og
「・・・・・・これって・・・もしかして、でも・・・そんな・・・」
「ハヤテ君・・・もしかして、何か心当たりがあるんですか!?」
「いや、でも・・・まさか・・・」
見覚えが、ある。
そう、初めてその少女に出会ったときに、彼女が―――あろうことか―――自動販売機に挿入していたモノ。
地下のトンネルに迷い込んだときに、ネズミの大群を退けてしまった時に、袖から出しかけていたモノ。
そして―――その少女は、今・・・
「まったく・・・ふたりとも、いけませんよ・・・こんなこと」
「伊澄・・・さん?」
「え・・・?」
いつの間にかその部屋にいた第三の人物の姿は、薄闇のなかではシルエット程度しか判別がつかない。
だが、その人物に心あたりがついていれば、声だけでも十分に判断できる。
「い、伊澄さんですよね!? どうしてこちらに・・・というか、これってやっぱり伊澄さんの・・・」
“これ”とは、もちろんハヤテとマリアの身体を縛る紙切れ・・・いや、お札と言うべきか。
だが、伊澄は質問に答えること無くつかつかとベッドの上の二人に歩み寄り・・・
「お仕置きに参りました」
「・・・・・・は?」
「・・・?」
唐突すぎる展開に、ハヤテもマリアもただもう唖然とするばかり。
そんな二人にゆっくりと近づきながら、伊澄はまずハヤテを見て、
「ハヤテさまはナギだけのものなのに・・・他の方とそんなことをなさるなんて・・・浮気はいけませんよ?」
「え・・・? い、いや、確かに僕はお嬢様の執事ですが、それとこそれとは・・・」
伊澄から見れば浮気もいいところの行為だが、
ナギとの誤解を抱えたままこういう状況に陥っているハヤテにとっては余りにも突飛な物言いである。
だが、伊澄の放つプレッシャーはハヤテに釈明する余裕など与えてはくれそうにない。
「ナギをないがしろにしてマリアさんとこんなことをされるなんて・・・
不本意ですが・・・ハヤテさまにはお仕置きをさせて頂かなくてはなりませんね」
「んな! ちょ、何か誤解が・・・!」
紙切れ一枚で他人の身体の自由を奪ってしまうような・・・
およそ常識からかけはなれた力を秘めた少女にそんなことを言われては、流石にうろたえずにはいられない。
だが、ハヤテの引きつった顔を見て伊澄はクスリと笑みを洩らすと―――
「ですが、その前に・・・」
足音も立てずにベッドの傍まで来ていた伊澄の視線が、ハヤテから外れる。
そして・・・ハヤテを見ていたときよりも険しさを増した視線が、マリアを捉える。
「マリアさん・・・以前、それとなく注意したつもりでいたのですが・・・」
「え、えーと・・・あ〜・・・」
「それなのに、ナギのメイドであるだけでなく、姉代わりでもあるあなたが、
ナギの気持ちを知っていながらこんなことをなさるなんて・・・正直、失望しました」
「そ、それは・・・ご期待に添えませんで・・・」
改めて言葉にすると感情が昂ぶってしまうのか、話すにつれて伊澄の目が更に険しくなる。
マリアとしても、ハヤテと違って誤解も何も無く、
二人の関係についても全てわかった上でやっている以上、釈明などしようもない。
506 :
4/15:2006/10/12(木) 00:20:02 ID:Ik0yM3Og
―――うーん・・・私、どうなっちゃうんでしょうねぇ・・・でも・・・
親友を裏切った者への怒りという伊澄のプレッシャーを一身に浴びつづけるマリアだったが、
同時に・・・もしかすると、それだけではないんじゃないか・・・とも思う。
伊澄はハヤテを異性として意識していた節があったハズである。
ならば、ハヤテと同じ行為をしている自分に、彼に対するよりも遥かに強い怒気を向けるということは、つまり・・・
「そういう訳でマリアさん、まずはマリアさんから・・・お仕置きです」
「え・・・あ、い、伊澄さん!? ちょ、え・・・あ・・・」
マリアが考えを巡らせている間に伊澄の手がスカートの下に潜り込み、
つぃ、と太股に触れたかと思うとすぐさま彼女の秘所に触れ、
「っひぁ!? い、伊澄さ・・・んぁ!」
「マリアさん・・・こんなにここを湿らせて・・・それに最初から下着もつけていないなんて・・・
はしたないですよ?」
そのまま、ぼそ・・・と何事かを呟いた、次の瞬間に―――
「っひ! や、伊澄さん!? ゆ、指が・・・は、い・・・っあぁあああぁあ!?」
突如、悲鳴のような叫び声が上がり、マリアの身体が雷に打たれたかのようにのけぞり、跳ねる。
「マリアさんっ!?」
マリアに何か激しい衝撃が与えられたのは一目瞭然で、ハヤテは思わず声を上げるが、
身体の方は相変わらず全く動いてくれない。
「ハヤテさま、慌てないでください・・・大丈夫です。 傷付けたりはしませんから・・・」
ハヤテの心を察してか穏やかな声で伊澄は言うが、
その瞳には普段の彼女からは想像もつかないような嗜虐的な暗い光が宿っているように見える。
「そのかわり・・・しばらくはココを使っていけない遊びをしようだなんて思えないように・・・
少々、刺激的な体験をしていただきますね」
「や・・・伊澄さん・・・待って・・・っあぁ!」
その台詞が、先程の激烈な刺激を再び体験させられるという意味だと瞬時に理解して、
マリアは怯えたように声を上げる。
だが、伊澄の指は欠片ほどの迷いもなく、ずぷぷ・・・と彼女の中へより深く潜り込み、
ぼそ、ぼそ・・・とハヤテには聞き取れない言葉で何事かを呟くと、その途端に―――
「や、やめ―――っうぁああぁあああぁあ! だ、ダメで、っあぁああぁぁぁああっ!
やめ、ほんと! こわ、れぇええぇええっ!」
がくん、がくん、と荒地を走る車のようにマリアの身体が何度も跳ねる。
「んぁああぁあああっ! だ、めぇえ! こわれっ! 伊澄さぁあっ! わたっ、こわれちゃ・・・ぁぁああああ!」
「ま、マリアさんっ!」
声だけなら、ハヤテもマリアに似たような叫び声を上げさせたことはある。
だが、快楽で徐々に昂ぶらせ、乱れ狂わせて喘がせるのと、
強烈なだけの刺激を与えて泣き叫ばせるのでは余りにも違いすぎる。
「ひぁあ・・・ぁああ! たす・・・け、ハヤテ、く・・・ぅああぁああぁ!」
涙をこぼしながらマリアは思わずハヤテの名を呼ぶが、
その言葉に反応したのは身動きのとれないハヤテではなく―――
507 :
5/15:2006/10/12(木) 00:21:30 ID:Ik0yM3Og
「また・・・・・・ダメですよ? ハヤテさまはナギのもの、なんですから・・・ね?」
あくまで言葉遣いは穏やかなまま、うっすらと口許に笑みすら浮かべつつ、
マリアの更に奥まで指を突き入れてぼそぼそ、と聞き取れない言葉を紡ぐ。
そして伊澄の唇が動きを止めると同時にマリアの身体がこれまでより更に激しく跳ねて、
「ひっ―――――――――っあぁああぁあぁあっ!」
絶叫、と言うに相応しい叫び声を上げてガクガクと痙攣した末に―――
どさり、とベッドに倒れ込む。
その拍子に彼女の自由を縛っていたお札が剥がれるが・・・
マリアはひくひくと震えるばかりで動く気配は無く、目は薄く開いてはいるものの・・・焦点は合っていない。
「ま・・・マリア・・・さん・・・?」
ハヤテとの行為では、どれだけ激しく責めたてられようともナギやヒナギクのように失神したりしない彼女だけに、
今のマリアの姿は、何か危険な・・・取り返しのつかないような怖さを連想させる。
「大丈夫です、軽く気を失われているだけですから・・・
本当ならもっと軽くやっただけで終わるかと思っていたのですが・・・やはりハヤテさまとの行為で、
こういう刺激に耐性があった、ということなのでしょう・・・・・・そう思うと、残念です」
「は・・・ま、まぁ・・・マリアさんが無事なら、いいのですが・・・」
「ですが、そのせいでかなり強い刺激を敏感なところに注ぎ込むことになってしまいましたから、
しばらくはココを人に触られたいなどとは・・・思えなくなると思いますよ?」
くすり、と微笑む伊澄の目は酷く冷たくて、ハヤテの背筋を震えが走る。
そう・・・何せマリアの次は、自分の番なのだから。
「さて・・・それではお待たせ致しました・・・ハヤテさま、お仕置きの時間です・・・」
「あ・・・あは・・・お、お手柔らかにお願いします・・・」
「さぁ、どうでしょう?」
「あ、あはは・・・」
引き攣った笑いを浮かべるハヤテに冷たい笑みを浮かべて近づく伊澄だが、
ベッドに腰掛けたまま固まっている彼の前に立ち・・・そこで止まってしまう。
覚悟しつつもやはり恐ろしいものは恐ろしいといった気分のハヤテとしては、
“これは敢えて間を置いて、自分にプレッシャーをかけているに違いない”
等と思ったりもしたのだが・・・それにしても長すぎる。
「あ、あの・・・伊澄さん?」
「え・・・は、はい!?」
「いや、その・・・どうせされるなら、いっそのことひと思いにー、とか思ったりしたのですが・・・あははは・・・」
「は・・・こ、これは失礼しました・・・」
「は、はぁ・・・?」
「で、では・・・」
つい今しがた、マリアを責めたてていた時の冷たい雰囲気とは何か違う・・・
むしろ普段の彼女に近い反応を見せられてハヤテもやや混乱するが、その理由はすぐに明らかになる。
伊澄はハヤテのやや開き気味の両足の間にゆっくりと・・・恐る恐る腰を下ろし、
ハヤテのモノを目の前にして・・・
「こ、これが・・・殿方の・・・いえ、ハヤテさまの・・・・・・
こ、こんなに・・・た、たくましいの、ですね・・・」
「あ・・・もしかして、伊澄さん・・・初めて見ました?」
「そ、それは・・・! まだ・・・13歳ですから・・・」
「あ、そうでした・・・」
そんな普段通りの雰囲気の伊澄に、ついつい張り詰めていた緊張が緩みかけるが―――
508 :
6/15:2006/10/12(木) 00:22:37 ID:Ik0yM3Og
「それでは・・・し、失礼致しまして・・・」
「あ・・・っ!」
つ・・・と、滑らかな指先が己のモノに触れるのを感じて、ハヤテはとっさに歯を食い縛るが、
伊澄の指はいきりたったままのモノを、つ・・・つつ・・・と、撫でるばかりで・・・
きっと電撃のようなものだろうと覚悟していた“刺激”は一向にやってこない。
「あ、あれ・・・?」
ついついハヤテが間の抜けた声を出してしまうと、足許の伊澄がくす、と笑い・・・
「ハヤテさまも、マリアさんのような目に遭われるかと・・・そうお思いでしたか?」
「え、ええ、まぁ・・・ぁうっ!?」
戸惑い気味に返事をするハヤテだが、不意にモノをきゅっと握られて、思わず情けない声を洩らす。
「い・・・伊澄さん!?」
「安心して下さい・・・ハヤテさまのこれは、
これからもナギの為に・・・使っていただかなくてはなりませんから・・・」
言葉の調子は静かなままだが、
先ほどマリアを失神に至らしめた際にも感じた、冷たく・・・嗜虐的な雰囲気を漂わせながら・・・
「ですがこれ以上、浮気でナギを悲しませるようなことがあってはいけませんから・・・
こうして差し上げます・・・」
「え・・・・・・っ!?」
きゅ、と何かがハヤテの、相変わらず張り詰めたままのモノに絡み付いたような感じがして、
短く声をあげる。
「い、伊澄さん、今のは・・・糸?」
「いえ・・・私の髪を一本、結ばせて頂きました」
確かに伊澄の長い髪なら、自分のモノに結び付けることなど訳もないだろう。
だが、その感触はあくまで“そこにある”という程度のもので、
お仕置きらしくキツい結ばれ方をされた訳ではないらしい。
「あの、これだけ・・・ですか?」
もちろん、それだけならそれに越したことはないのだが・・・
マリアへの仕打ちを思えば、到底これだけで済むとは思えないのだ。
「いえ・・・」
何せ不幸であることに関しては右に出るもののないハヤテのこと。
そんな予想が外れるハズもなく・・・
「もちろん・・・これからですよ?」
表情だけはにこやかに答えられて、
“ああやっぱりか・・・”
とため息をつきかけて―――
「・・・っふぁ!?」
さわ・・・、と、これまでとは違う感触で腰のモノを撫で上げられて、情けない声を洩らしてしまう。
伊澄に触られていることには変わりないのだが、
これまでの恐る恐る・・・あるいは確かめるような触れ方ではなく、
撫でる・・・というより、もはや愛撫としか思えないような、指先が絡みついてくるような触れ方で・・・
509 :
7/15:2006/10/12(木) 00:24:51 ID:Ik0yM3Og
「い、伊澄・・・さんっ、何を・・・!」
「もちろん・・・お仕置きですよ?」
「うわ・・・い・・・いす・・・ちょっ!?」
取り乱すハヤテの顔をちらちらと上目使いに覗きながら、伊澄は肉茎に絡ませた十本の指を妖しく蠢かせる。
滑らかな手つきこそおしとやかな伊澄らしくはあるのだが、
白く細い指の中にあるのは膨れ上がった自分のモノで・・・
その異様なコントラストに、ハヤテの背筋がぞくりと震える。
「伊澄さん・・・っ、お、お仕置き・・・って、こ、これじゃあ・・・」
「ハヤテさま・・・気持いいですか?」
「え、は、はい・・・ですが・・・これが、っく・・・あの、お仕置き、なんですか・・・?」
戸惑いながら問いかけてくるハヤテの表情は目に見えて上気しはじめていて、
伊澄は歳に不相応な艶のある笑みを浮かべながら、
「ふふ・・・今は、気持よくなって下さい・・・すぐにわかりますから・・・」
「は、はぁ・・・ぁうっ・・・っく・・・ぅ」
伊澄の触り方はどこまでも優しく丁寧で、しかもハヤテの敏感なところを確実に突いてきて、
こんな状況にも関わらず肉茎は更に膨れ、硬さを増し―――
「あ・・・ハヤテさまの・・・すごい、もっと・・・硬く・・・」
「い、伊澄さんが、お、お上手、だから・・・ですっ、う・・・っく、見たこともなかったのに、なんで、こんな・・・」
「一応・・・女の子ですから・・・殿方の悦ばせ方くらいは知っています・・・」
―――それが鷺ノ宮クオリティーなのか!?
―――ちなみにうちのお嬢様はとっても下手です!
等と場違いな考えが頭をよぎったりするが、それも一瞬。
「っうぁっ! い、っく! 伊澄さ・・・っ、息が・・・!」
敏感な亀頭に“ふっ”と息を吹きかけられて、ハヤテの身体ががくんと揺れる。
自分の意志では首から下は1ミリも動かせない身体だが、意識しない反射的な反応などはできるらしい。
「息がかかっただけでそんな声をあげられるなんて・・・本当に敏感なんですね・・・
では、こうしたら如何でしょうか・・・?」
ハヤテの反応が気に入ったのか、伊澄は目の前でそそり立つモノに更に顔を近寄せて・・・
「へ? い、伊澄さ・・・っぁあっ!? ちょ、それは、ダメですっ! い、あ、ふぁあ!」
「ん・・・ふふ・・・ハヤテさま・・・可愛い声・・・ん・・・む・・・」
「っく! あぅうっ!」
ちろ・・・ちろ・・・と、伊澄が指だけでなく舌までも使い始め、
亀頭を這う舌先の感触に、ハヤテはまたしても少女のような声を上げてしまう。
伊澄の舌使いにはマリアのようなねっとりとした大胆さこそないが、
指と同じく繊細で遠慮がちで、それでいてハヤテの弱いところを的確に突いてきて・・・
急速にこみ上げてくる射精感を必死で抑えようとして、ハヤテの腰ががくがくと震える。
「伊澄さんっ、ダメです・・・! そんな、されたらっ! 僕・・・そろそろ・・・っ!」
「んむ・・・あら・・・大丈夫ですよ? お気になさらず・・・もっと気持ちよくなってください・・・?」
「い、いやでも! このままじゃ、伊澄さんのお顔に・・・!」
「心配して下さるのですね・・・でも、大丈夫ですから・・・我慢なんてなさらないでください・・・ん・・・」
「何が大丈夫・・・って、あぅ! う、くぁ、い、すみさ・・・ぁあっ!」
510 :
8/15:2006/10/12(木) 00:27:16 ID:Ik0yM3Og
柔らかな手つき、舌使いのまま愛撫は少しずつ大胆になり、ハヤテの昂ぶりは臨界へ向けて膨れ上がってゆく。
自分では腰を引くことすら出来ないので、
このままでは間違いなく伊澄の顔を先ほどのマリアのように汚してしまうことになる。
マリアとは互いに同意の元でやっていた行為なのでハヤテもいちいち気に留めたりはしないが、
伊澄はお客様であり、そういう関係でもないし・・・更にナギに釘を刺されたばかりでもある。
例え彼女の方から積極的にしていることだとしても、このまま伊澄の顔に欲望をぶちまけてしまうのは、
執事として正しいことではないハズ・・・
なのだが、そう考えてしまった瞬間に、
伊澄の幼げな顔や美しい黒髪を己の白いモノでどろどろに汚すところを想像してしまい・・・
「っうぁ! や、ば・・・っ! い、伊澄さんっ! ホントに、ダメですっ! も、もうっ! 僕・・・・・・!」
それ以上は何も言えず、ただひたすら歯を食いしばり一秒でも射精を遅らせようとするが、
伊澄の舌は容赦なくハヤテの亀頭を這いずり回る。
「―――――――――っっ!」
その熱く濡れた舌先で射精を促すかのように、鈴口をちろちろとほじくるように舐められて、
ついにハヤテは限界に達し、腰をガクガクと激しく震えさせながら―――
「―――っあ、うぁあ・・・!? え、・・・な・・・んで・・・あく、うぐ・・・ぅう!」
何も、起こらない。
己を抑えることを放棄したはずなのに、そこから何も放たれることはなく、
ハヤテのモノは昂ぶりきった射精感も膨れ上がった肉茎もまったくそのまま、維持されているのだ。
「こ、んな・・・あぐ・・・ぅあ! も、もしか、して・・・い・・・すみ、さん・・・っ!?」
「んむ・・・ん・・・ふふ、お気づきになられましたか?」
ハヤテのモノから口を離して上を向いた伊澄の表情は、すっかり上気して朱に染まり、
その目にはサディスティックな色が浮かんでいる。
「先ほど結ばせていただいた髪には、ちょっとしたまじないが施してありまして・・・
私が念じている限り・・・何もそこを通れません・・・つまりハヤテさま・・・」
「しゃ、射精も、できない・・・?」
「はい・・・」
ハヤテは表情を引き攣らせていやに大量の汗をかいているが、
対する伊澄はにっこりと微笑んで答える。
だが、その笑みは陰惨な、獲物をいたぶる悦び類のそれである。
「言いましたよね・・・我慢する必要はありませんと・・・ハヤテさまが我慢なさらなくてはならないのは、
もっと別のことなのですから・・・」
「っく・・・!」
出したくても、出せない。
昂ぶりきった射精感はまったく衰える素振りも見せず、ハヤテの下腹部でぐるぐると渦を巻いて荒れ狂っている。
発散すべき衝動を、衝動のまま抱え込むということがここまで辛いことだとは、
普通なら知ることも出来ない感覚なのだが・・・まさに今、ハヤテはその感覚に苛まれ始めている。
「こ、これは・・・っ、い・・・伊澄さん、ちょっと・・・辛い、ですが・・・取って頂くわけには・・・」
「これも言ったはずですよ・・・? お仕置き、ですから・・・と」
「・・・・・・やっぱり、そうです・・・よ、ね・・・っうぁあ!?」
引き攣った笑みを浮かべかけたハヤテの声が、悲鳴に変わる。
伊澄の指が肉茎への愛撫を再開したのだ。
511 :
9/15:2006/10/12(木) 00:30:31 ID:Ik0yM3Og
「でも、ご安心ください・・・たっぷりと・・・出すべきものを溜めて頂いたあとには、
ちゃんと出させて差し上げますから・・・ただし、ナギの中に・・・ですが」
「ど、どうして、そんな・・・ぁああぁ!」
「ナギはハヤテさまのことを想って、寂しがっていましたから・・・ハヤテさまは、ナギのモノなのですから・・・」
そしてさらに・・・
「ではハヤテさま、今度はこうして差し上げます・・・ん・・・はむ・・・っ」
「うぁ、や、やめ・・・いすみさ・・・あ、うぁ、あぁあっ! あく・・・ぅうう!」
小さな口を目いっぱいに開いてハヤテの肉茎の先端を頬張ると、口腔の粘膜と舌でねっとりと舐り始める。
既に射精し終えているハズのモノを更に念入りに愛撫されるという本来ならありえない責めに、
ハヤテの衝動は限界を超えて膨らみつづけ、
発散できない衝動がハヤテの意識を焼き焦がし、狂わせる。
「あぐ・・・うぁああ! やめ、やめてくださ・・・あぁあ! いすみ、さ・・・伊澄さんっ! も、もう・・・!」
「んむ・・・はぶ・・・ん・・・っ」
ぬちゅ、ちゅぷ・・・ちゅくっ・・・
涙目になって訴えるハヤテだが、返ってくる答えは伊澄の口の端や鼻から洩れる呼吸音と、くぐもった水音のみ。
伊澄流の“殿方の悦ばせ方”はまったく文句のつけ様もないもので、
ハヤテは全身をガタガタと震わせながら際限無く膨れ上がる射精感に正気が保てるかすら怪しくなってくる。
「あ、あぁああっ! だめ、だめですっ! もうやめ・・・伊澄さんっ! も、許して・・・うぁ、あああああ!」
もはや恥とか外聞とかそんなものに気が回るハズもなく、
ハヤテは自分がいつもナギやヒナギクに上げさせているのと同じような泣き声を上げていることにも気付かない。
そして・・・そんなハヤテの痴態を前にして、伊澄にもあらぬ欲望が湧き出してくる。
―――ハヤテさま・・・女の子みたいに、可愛い・・・ん・・・なんだか・・・わたしまで・・・
ハヤテを悶えさせるにつれて、自分の身体が熱く、疼いてくる。
本当は、このまま指と口だけで済ませる予定だったのだが・・・
いや、そもそもは口だって使うべきではないと思っていたハズではなかったか・・・
今回のことで、伊澄が最も気を付けねばならないと思っていたこと、
それはよくいう“ミイラとりがミイラ”という類のこと。
ハヤテに対する秘めた好意を否定できない自分を認識しているからこそ、
不用意な深入りは避けるべきだという自覚はある。
だが、それでも・・・
―――少しなら・・・そう、これはあくまでハヤテさまにお仕置きするため・・・
―――ハヤテさまにとっては刺激が強い程、お仕置きとして効果的なのですから・・・
そんな峻遵の末に、伊澄は蠢く指と口から悶えあえぐハヤテを解放する。
「っか・・・は・・・ぁ、は・・・ぁ・・・っ」
愛撫されればされるだけ発散出来ない昂りが膨れ上がり、おかしくなりそうだったハヤテにとって、
射精を許されぬ限り、それは解放と呼べるモノでは無い。
だがそれでも・・・そのまま続けられるよりは余程に救いがあった、が・・・
僅かな期待を込めて視線を向けた伊澄の姿に、
ハヤテは失いかけていた理性と、絶望的な予感を呼び起こされる。
「い・・・すみ、さん・・・何を・・・」
ハヤテの足元から立ち上がった伊澄は、少しだけ恥ずかしげにハヤテを見て、
うつむくと腰の帯に手を添えて・・・
512 :
10/15:2006/10/12(木) 00:33:21 ID:Ik0yM3Og
する・・・しゅる・・・
絹擦れの音を立てながら、解いた帯を“ふわ・・・”と無造作に床に落とす。
伊澄の和服を脱ぐ姿は幼い頃から着こなしてきた故か、思わず目を奪われるくらい様になっており、
歳に不相応な艶すら纏っているかのようで、
こんな状況だというのにハヤテは彼女に見入ってしまう。
伊澄も彼の視線を感じつつ、肌蹴た夜着を帯と同様にするり、と床に落とす。
それで・・・ショーツの他に少女の肌を隠すものは失われ、
伊澄はその姿のまま、ハヤテの側へと歩み寄る。
「・・・・・・っ!」
射精させてもらえない苦しみで既にもう精神は限界を感じているというのに、
目の前に立った少女の、暗闇に映える白い肌や儚げな細い腰、薄らと膨らみかけた胸から・・・目が離せない。
そんなハヤテに見せつけるように、伊澄は、今度はややふらふらと優雅さに欠ける動作で腰を曲げて、
最後の一枚―――ショーツを下ろし・・・両足から引き抜いて、完全に生まれたままの姿になる。
「い・・・いっ、伊澄さん!? ま、まさか・・・・・・っ!」
―――もしかして伊澄さんは、このまま一線を越えるつもりでは・・・
とハヤテは危惧するが、だからといって動かない身体が動くようになる訳でもなく・・・
伊澄にとん、と押されただけで、ハヤテはどさりと仰向けに倒されてしまう。
続いて伊澄もベッドに上がりハヤテの身体に跨るように覆い被さってきて、
全くそのまま危惧した通りの展開に、ハヤテは射精欲求でガタガタ震えそうな声を必死に抑えながら、
「い、伊澄さんっ! いけ、いけませんっ! こ、んな・・・!」
懸命に彼女を止めようとする。
だが、伊澄はそんな声に耳を傾ける素振りも見せずゆっくりと腰を下ろし・・・
「伊澄さ、やめ・・・ぁううっ!」
ギチギチに膨れ上がった肉の尖塔は敏感になりすぎていて、
伊澄の剥き出しの秘唇が“ちゅくっ”と軽く触れただけで、
発散されない欲求が身体中を駆け巡りハヤテを悶えさせる。
「伊澄さん・・・いけませっ! やめ、やめて・・・くぅう! くださっ、あぅ!」
彼女には絶対に手を出すなとナギから言われているし、
何より・・・あと少し腰を落とされて・・・もしそのまま伊澄の中に呑み込まれてしまったら、
間違いなくキツいであろう彼女の膣の締め付けによって、自分はきっと狂ってしまうという予感が頭をよぎる。
だから、言葉では“いけません”と諭すように言いながらも、
実質は泣き声のような情けない声でただただ懇願するハヤテだった。
・・・それが逆に伊澄の嗜虐心を焚きつけて、己の欲求に流されそうになるが・・・
ナギを想う一心で、ギリギリの理性を持ち直す。
「大丈夫です、ハヤテさま・・・ナギのものであるハヤテさまと交わるような・・・
そんな真似は決して致しませんから・・・」
「そ・・・そうですか・・・」
相変わらず眉をひそめて伊澄の“お仕置き”に苦しみながらも、
当面の最大の危機だけは乗り切ったとの安堵から、ハヤテは思わず溜め息をつく。
だが・・・自らそうしたにも関わらず、自分と“しない”ことに安堵されたのが、伊澄には微妙に面白くない。
ナギに遠慮して身を引きこそしたが、ハヤテを想っていることは今でも変わらないのだ。
故に、抑圧された嫉妬や欲情の念は無意識に伊澄の言動を歪ませて―――
「ですが・・・お仕置きは、まだ終わった訳ではありませんよ・・・?」
513 :
11/15:2006/10/12(木) 00:34:57 ID:Ik0yM3Og
油断しかけたハヤテの心に釘を刺すように言うと、一気に腰を落とし・・・
「っうぁああ!?」
天を衝くハヤテのモノの裏筋を舐めるように、伊澄の薄らと濡れた秘唇がぬるりと滑り下りる。
舌や指とは比較にならないその質感にハヤテの感じる快感は一気に跳ね上がるが、
発散することの出来ない快感は今やハヤテを責め苛む苦痛と同義であり、
甲高く響く声はもはや悲鳴と化していた。
「・・・っぐぅう! あ、ぅああっ!い、伊澄さんっ! やめ・・・っぐ! あぐ・・・ぅああ!」
そして、その声は更に激しく響くことになる。
伊澄は腰を下ろしきってそそり立つ肉茎の根元まで秘唇を擦りつけると、
今度はその腰を浮かせ、裏筋を先端まで舐め上げる。
そして頂点まで達すると、再び腰を下ろし・・・
悶え苦しむハヤテの姿を、薄らと笑みすら浮かべて見守りながら、伊澄は彼に快楽と苦痛を注ぎつづける。
「ひぎ・・・っ! いす、みさ・・・ぁああ! やめ、やめて・・・くださぁっ! あぐ、うくぅう!」
「ん・・・やめてと言われてやめたのでは、お仕置きになりませんから・・・
今は・・・あ、ぅ・・・こういう、はしたないことをすることの、辛さを・・・思い知ってください・・・
後で、ナギの中で・・・その昂ぶりきったものを・・・っ、解放する悦びも、味わって頂きますから・・・」
口ではそう言いながらも、“はしたないこと”をする伊澄の動きは少しずつ激しさを増し、
頬をますます上気させて、額に汗を浮かべながら息を弾ませている。
「っは・・・あ・・・ん、ハヤテさまの・・・、硬くて、熱くて・・・ん・・・っ、
びくびくって、脈打っていて・・・はぁ・・・っ、これが・・・ナギの中に・・・入るのですね・・・」
ナギよりも白い、透き通るような肌を紅潮させながら、伊澄は鼻にかかったような声を上げる。
乱れた息や潤んだ瞳を見れば、彼女もまた昂ぶっているのは明らかだった。
お仕置きという名目ではあれども、
伊澄は憧れていた想い人と自分の性器を擦り合わせるという擬似的な性交に、
僅かずつ理性の枷を綻ばせながら没頭してゆく。
だが、それは即ち・・・
「あぐ、うぁああぁあ! ひぎ、い、伊澄さぁあっ! やめ、も、ああ! うぐ・・・っあぁあ!
やめて、くださ・・・あ! こわれ、ぼくっ! こわれちゃ・・・あっ!」
望まぬ快楽・・・神経が感受する刺激は“快楽”に分類されるモノであっても、
それに応答してハヤテの心身が感じるのはもはや純粋な苦痛に他ならない。
昂ぶっても昂ぶっても決して放たれることのない欲望の固まりは、
ハヤテの正気すら奪いかねない程に抑圧されて・・・
彼の表情は血の気を失い、上げる声は悶え狂い泣き叫ぶ少女のそれであった。
だがそれでも・・・
どんなに望んでも彼を手に入れることは叶わないと―――
否、友情を重んじるが故に、本来なら望むことすら許されないことを認識しているからこそ・・・
伊澄はこの最初で最後の彼との情事を止めたくなかった。
お仕置きなど今はどうでもよく、想いを寄せるハヤテのことすら案じられなかった。
ただ、欲望の赴くままに彼のモノに切ないところを擦りつけ、
上体を臥せると泣き叫ぶ彼の顔や首筋、薄い胸板に舌を這わせ、唇を寄せる。
「あ! あぐ! うぁああ! やめて、くださぁあ! こわれるっ! これじゃあっ、狂っちゃあああ!」
「ん・・・っあ! あふ・・・ハヤテさま・・・はむ・・・ん、ふ・・・ぅ、ハヤテ・・・さまぁ!」
既に絶頂二回分を越える快楽を注ぎ込まれながら、達することが出来ず全身をガクガクと痙攣させるハヤテの上で、
伊澄もまた貪り続けた悦楽に酔い痴れてふるふると震え、絶頂の高みへ達するべく更に腰を蠢かせる。
514 :
12/15:2006/10/12(木) 00:37:46 ID:Ik0yM3Og
「いっ! 伊澄さっ! 伊澄さぁんっ! もう、出させてくださいっ!
もうっ! ひぎ・・・っああ! んあぁああ!!」
「あ・・・っはぁ、ハヤテさまぁ・・・わたし、もお・・・っ、あ、くぅ・・・んぅう――――――」
そうして、決して登り詰めることの出来ないハヤテと抱き合いながら伊澄は一人、絶頂を迎えようとして―――
「―――――――――っ!」
がば、とおもむろに身体を起こしてハヤテから距離をとる。
「は・・・ぁ、は・・・っ、はぁ・・・っ・・・」
「う・・・うぅ・・・・・・っ?」
伊澄は一歩退いてうつむいたまま、胸に手を当ててはぁはぁと荒い息をつく。
気が変になる一歩手前のハヤテには、己を苛む苦痛が消えた以上のことはわからないが・・・
伊澄はぎゅっと手を握り締め、全身をわなわなと、微かに震えさせていた。
うつむいて隠した表情は切なげで、眉をひそめてハヤテとはまた違う辛さを忍ぶような顔をしていたが、
やがてぎゅっと目を瞑り・・・・・・そして目を開き顔を上げた時には、落ち着いた表情を取り戻していた。
「いけません・・・危うく気をやってしまうところでした・・・
折角の禁術が解けてしまっては・・・片手落ちになってしまいます」
そう呟いて再度ハヤテに歩み寄ると、彼の辛そうな、情けを乞うような顔を覗き込んでクス、と微笑みを浮かべる。
「い・・・すみ、さん・・・僕・・・も、もう・・・」
「どうやらお仕置きはもう十分なようですね・・・これ以上続けてハヤテさまが壊れてしまってはいけませんし・・・
さ・・・ではナギの部屋に行きましょうか・・・
ナギはきっとハヤテさまの堪えられていらっしゃるものを、全て受け入れてくれますから・・・
ナギの中に注いであげて・・・楽になりましょう・・・」
「は・・・い」
今のハヤテには伊澄が執拗にナギにこだわる理由など、もはやどうでもいい。
ただ、出したい。
我が身を焼き尽くさんばかりに滾る衝動を解き放ちたい。
それだけしか考えられなくて、ハヤテはただただ伊澄の言うことに従う。
「ではハヤテさま・・・そうでした、まずはこれを外さなければなりませんでしたね、長い間、失礼しました・・・」
ハヤテに抵抗する意思・・・というよりも余力がないとわかっているので、
伊澄は躊躇うことなくハヤテを縛る符を外―――
「・・・あ、あれ?」
ハヤテへと伸ばしかけた手が、ぴたりと止まる。
それは伊澄に何か思う所があったからかと言うと、決してそういう訳ではなく・・・
「あれ? あれ?」
不測の事態に取り乱したのか、それまでの落ち着きが嘘のようにオロオロと辺りを見回すが―――それだけ。
伊澄の身体はぴくりとも動かない。
「不思議ですわねぇ・・・本当にこんな紙切れ一枚で人間が動けなくなってしまうなんて」
身体はぴくりとも動かないが、伊澄の表情がぴくり、と引き攣る。
更に慌てたように唯一動かせる首をフルにつかってきょろきょろとあたりを見回すが、
真後ろから聞こえた声の主の様子を確認することは出来ない。
出来ないが・・・その、彼女が倒れていたハズの場所には彼女がおらず、
彼女を失神に至らしめた際に剥がれた符も、伊澄の視界からは消えていた。
つまり・・・
515 :
13/15:2006/10/12(木) 00:40:32 ID:Ik0yM3Og
「あ、あの・・・もしかして・・・」
「あら、どうされましたか、伊澄さん?」
「あ、えーとっ、あの・・・ひぁっ!?」
背後からきゅっと抱き締められて、首筋に吐息を感じ、びくんと震えながら慌てて振り向いて・・・
「ま、マリアさん・・・やっぱり・・・でも、どうして・・・?」
「どうして、と言われましても・・・こんな楽しそうなことを傍でされていては、
やはりじっとしているのは惜しいですからね〜
丁度いいところに不思議なお札もありましたし、ちょっとお借りしましたから♪」
「や、やっぱり・・・って、いえ、そうではなく・・・失神されていたハズなのに・・・」
「あー、そうですねぇ、確かに凄い刺激で・・・意識が飛んじゃいましたけど、
最近は毎日ハヤテ君に苛めて頂いていますからね、失神したことは流石にありませんでしたけど、
刺激に慣れてしまっていたせいか・・・すぐに目が覚めてしまいまして♪」
「そ、そんな・・・あぅっ!?」
する・・・とマリアの手が伊澄の左右の胸にあてがわれる。
「あんな刺激的な体験は滅多にできることではありそうにないですから・・・
貴重な体験をさせて頂いた、お礼をせねばなりませんわね〜♪」
「い、いえ、そんな・・・結構ですよ・・・っあ、あふ・・・ふぁあ! あんっ!」
なだらかな膨らみをマッサージするように揉みしだき、
尖った乳首を指先で突付き、擦り、軽くつまむ。
それだけで伊澄は鼻にかかった甘い声を上げて、マリアの腕の中でびくびくと震えてしまう。
「あら・・・伊澄さんったら、すごく感じやすいのですわねぇ・・・ナギ以上かもしれませんね〜」
「ふ、ぁ・・・そ、そんな・・・あ、あんっ、あふ・・・ぅ・・・うんっ!?」
試しにやや強めに乳首をつまんでみても、ややトーンの上がった嬌声には甘い響きしか含まれていない。
「ハヤテ君を責めているときも、とてもお上手なようでしたし・・・
ナギと同い年ではありますが、伊澄さんの方が随分とおませさんのようですわね〜♪」
「そ、そんな! そんなことっ、ありませんよ・・・っふぁ、あぅ・・・んっ! あ、ふ・・・ぅ、くぅんっ!
って・・・マリアさん、そのときはもう、目が覚めて、あん・・・っ、いらしたのですか・・・?」
「はい♪ だって隣でハヤテ君のあんな可愛い泣き声を聞かされたら、眠ってなんかいられませんわ〜♪」
「あふ・・・ぅ、で、では・・・その時点でも、止めようと思えば・・・あ、ぅ・・・っ
止められた、のに・・・止めなかったのは、ハヤテさまの・・・」
「勿論です、あんなハヤテ君も滅多にお目にかかれませんからね♪」
要するに自分は途中からこのメイドさんの掌の上だったと思い知らされて・・・
伊澄の心が、ぐらりと揺らぐ。
「それにしても・・・伊澄さんったら、ハヤテ君はナギのモノだってあんなに繰り返しておきながら、
ご自分はしっかり楽しんじゃうなんて・・・隅に置けませんわねぇ?」
揺らいだところに間髪入れずに追い討ちがかかり、伊澄は目に見えて慌て出し・・・
「い、いえ! そんなことは、その・・・あ、あくまで・・・ハヤテさまに、その・・・
ナギ以外の女性とああいったことをすることへの、恐怖というか、そういうものを植え付けようとしただけで・・・」
「そうなんですか〜?
でも、ハヤテ君はそうだとしても・・・下着まで脱いでハヤテ君に抱きついちゃって、
伊澄さんの方はそれだけじゃなさそうな気がしますけど?」
「ち、違いますっ! ハヤテさまは、ナギのものだから・・・私は、わたしは・・・っ、あ、ふぅ・・・」
「本当に? ハヤテ君のモノにあんなにココを擦りつけておいてですか?」
「それは――――――ひゃうっ!」
いつの間にか胸から離れていたマリアの右手の指先が、伊澄の“ココ”に触れる。
516 :
14/15:2006/10/12(木) 00:42:08 ID:Ik0yM3Og
「伊澄さん・・・やっぱり濡れてますね・・・ハヤテ君のは気持ち良かったでしょう?」
「あ・・・ふぁ! うんっ! し、知りませんっ!」
口ではそう言いながらも、軽く秘裂を撫でるだけで指に絡み付く蜜の量がマリアに何もかも教えてくれる。
単なる嗜虐欲と、併せて先程の“お仕置き”の意趣返しも兼ねて、
マリアは蜜を溢れさせながらもぴっちりと閉じたままの伊澄のソコをちゅくちゅくと弄り回し、
少しずつ指を埋め込んで、解してゆく。
「あ・・・ひゃあっ! ま、マリアさん・・・い、いけません・・・そんな、ぁ・・・」
「あら・・・あらあら・・・ふぅん・・・なるほど・・・」
されるがままに弄られて、びくびくと震え声を洩らすばかりの伊澄だったが、
マリアが耳元で意味ありげに呟くのを聞いて、無意識に身体を固くする。
そんな変化も敏感に察知して、マリアは確証を得たとばかりに妖しい笑みを浮かべ・・・
「伊澄さんのココ・・・思ったより随分とほぐれやすいですねぇ・・・
もしかして伊澄さん・・・おませさんなだけあって、ご自分でココを弄ったり、されてました〜?」
「ひ、あぅ・・・し、しませんっ! そんな、自分で自分を慰めるような、
はしたない・・・あぅう! 真似はぁっ、しませんっ! してませんよっ!?」
着実にほぐれてきている伊澄の秘裂に指を浅く埋め込んで掻き回し、
伊澄の身体が徐々に蕩けつつあるのを確かめながら、マリアは言葉での責め手も緩めない。
「あらあら、本当ですか〜?
こんなに濡れやすいのにそういう経験が無いというのはちょっと信じ難いですわね〜」
「ほんとうですっ! 本当に、あぅ、そんなコト、しませんってば! んぁっ、ひゃうう!」
「ふふ・・・そんなこと言って、毎晩ハヤテ君のことを考えながら、
切ない身体を慰めているんじゃないんですか〜?」
「そ、そんなこと、致しません!
あぅ・・・ひぅんっ・・・だって・・・ハヤテさまは、ナギの・・・
ひぁ、マリアさん、ダメですっ! こんな、あんっ! ひぃうぅ!」
必死で否定しようとする伊澄の言葉を、マリアの愛撫が封じ込める。
すっかりほぐれてしまった秘裂を更に激しく弄り回し、溢れた蜜は伊澄の白い太股をとろとろと垂れ落ちる。
「ふふ・・・もう凄い濡れ方ですよ?
本当は、あんな風に擦りつけるだけじゃなくて・・・ココにハヤテ君のモノ・・・
欲しかったんじゃないんですか・・・?」
そう言いながら、マリアの指は伊澄の処女膜に触れて、
破らない程度の力でぐりぐりと押し、撫でる。
「っひぁ・・・! ち、ちが・・・ぁ、ちがいます・・・は、ぁ・・・あ! あん・・・っ、
ハヤテさまは・・・ナギの、ものなんですから・・・ぁ! だから、私は・・・わたしは・・・」
必死に否定する伊澄の声は今や完全に上擦り、涙声に近い響きすら帯びていた。
それでも、親友を裏切る訳には行かないとの思いが、快楽に溺れそうな心をなんとか繋ぎ止める。
だが――――――
「伊澄さん・・・それは間違いです」
「ひゃ・・・あぁ・・・んっ、あぅ・・・う、え・・・? ま、ちがい・・・って、なに、が・・・あぅうっ」
「伊澄さんが何度も繰り返してる、“ハヤテさまはナギのもの”っていう言葉ですが・・・
それは正しくありません」
「・・・・・・え・・・?」
先程までの、強い心を持っていた伊澄ならなそんな言葉に耳を貸したりはしない。
しかし、ハヤテへの想いや浅ましい行為を続けざまに見抜かれて動転している今の彼女は・・・
「確かに、ハヤテ君の主はナギです。
ですが・・・ナギの小さな身体は、隅から隅までハヤテ君の色に染め上げられて・・・
今はもう、ハヤテ君無しでは生きていけない・・・ハヤテ君には逆らえないのです」
「そこ・・・まで・・・?」
「はい・・・ハヤテ君は立派な執事たろうとしていますから、ナギに求められればいつだって応じてあげます。
ですが、逆にハヤテ君がナギを抱きたいと思ったら・・・
そこがお屋敷だろうが学校だろうが、ナギが頷こうが嫌がろうが、関係ありません。
ハヤテ君が満足するまで、ナギはただただ恥ずかしい声で喘いだり、必死に声を抑えたりしながら、
小さな身体を思うがままに弄ばれるだけなんです」
にわかには、信じられない。
あの、自己中心的で負けず嫌いなナギが、想い人とはいえ・・・それでは、まるで奴隷のような・・・
「それに、ハヤテ君が放課後の生徒会室に用があるときは・・・用件やお相手はご想像にお任せ致しますが・・・」
場所と、昼間にナギが口を滑らせていたことから、すぐに想像がつく。
生徒会室にいるのは、ナギの数少ない友人でもあり、学院の華と名高い・・・
「・・・生徒会長、さん・・・」
呟く伊澄に、マリアは意味ありげな笑みで答え・・・
「その時は車を呼んで、ナギだけ先に屋敷に帰しちゃいますからね。
ナギはいつだって良い顔はしないでしょうし、帰ってきてからも大体機嫌が悪いのですが・・・
それでも、ハヤテ君には逆らえません。
ですから・・・もう、おわかりですよね?
ハヤテ君がナギのモノ、ではないのです」
今になって、思い当たる。
伊澄の思うとおりのナギなら、ハヤテとマリアのことに嫉妬しながら何もせずに居られるだろうか?
否・・・とっくにハヤテを叩き伏せているハズだった。
なのにそれが出来ず、二人を諌めようとした伊澄を制止する素振りすら見せたのは、つまり・・・
「ナギが、ハヤテ君のモノなのですよ・・・」
「ナギが・・・・・・ハヤテさまの・・・」
「はい。 あと、ヒナギクさんも・・・それに勿論、私もハヤテ君のモノ、ですよ♪」
軽く、目眩すら感じる。
親友のためと思い込み、あるいは自分を偽ってしたことはものの見事に失敗した上に、
根本的に前提からして間違っていた・・・ある意味、既に手遅れだったのだ。
そうして・・・揺らいだ心の芯は折れ、強さを失った伊澄を・・・
「っふぁ!? や、あ・・・ふぁあ・・・ま、マリアさ・・・あんっ! ひ、や、あぅ・・・ん・・・
や、はげし・・・すぎ、ます・・・っ、こんな、あ・・・ん・・・!」
いつの間にか動きを止めていたマリアの指が、先程以上の激しさで秘所への責めを再開する。
身体は相変わらず動くこともままならず、抵抗する意思そのものも薄弱し、
伊澄はただただ、マリアのなすがままで・・・
「んぁ・・・はぅ、ん・・・あく! ふわ、あぅう! んふぅ・・・っ、ダメ、です・・・っ、こんな・・・ぁ」
「あらあら、ダメなのは伊澄さんですよ〜?
早とちりの思い込みで私やハヤテ君にあ〜んなお仕置きなんてして下さって・・・
これは、伊澄さんにこそお仕置きが必要ですよね・・・・・・ねぇ、ハヤテ君?」
マリアにされるがままに蕩けかけていた伊澄の心が、どくん、と震える。
背後のマリアと、彼女が語る真実に完全に心を奪われていて―――忘れていた。
その話題の中の人物が、今、目の前にいたということを。
以上で今回の投下分は終了です。
また、続きは明日か明後日あたりに投下させて頂く予定です。
では、失礼します。
519 :
はなび:2006/10/12(木) 01:06:32 ID:i/WnuL2N
ほんとGJです!
やっぱり本当の職人さんは違いますね。
続き楽しみにしてます。
>>518 乙彼
伊澄にはもう少し黒くなってほしかったような気もする
522 :
1/17:2006/10/12(木) 22:45:17 ID:Ik0yM3Og
「ハヤテ・・・さま・・・」
未だに禁を施されたままで、気を失うことも出来ずにただひたすら耐え続けているハヤテには、
伊澄とマリアの会話・・・特に伊澄の耳元で囁くようなマリアの声は全く聞き取れず、
はっきりとしたことは何もわからない。
ただ、マリアが復活して、形勢が逆転したことだけは一目瞭然だから、
すがるような目線でマリアに助けを求めていた。
そしてマリアに心身同時に責められていた伊澄もまた、
ハヤテが今どんな状態なのかほとんど失念している。
それ故に背後のマリアに向けられている視線を自分へのものと思い込んで・・・
「や・・・ハヤテさま・・・見ないで・・・あ、ふゃあ! マリアさん・・・やめ・・・んぅうっ!」
「あら? さっきは自分からあんなに恥ずかしいことをされていたのに・・・こんな風に♪」
ちゅく、と。
マリアは動けない伊澄の身体を背後から抱えあげ、少女の秘所をそそり立つハヤテのモノに擦りつける。
それだけの刺激が、当の二人にとっては・・・
「っふぁう!」
「―――っあぁあああっ!」
声を抑えることも出来ないくらいに、鮮烈過ぎる衝撃となって襲いかかる。
「どうしたんですか〜? ハヤテ君はともかく、伊澄さんはさっきご自分でもなされてたことですよ?」
「そ、そんな・・・あぁ・・・っ、マリアさん・・・やめ、やめて、くださ・・・ぁあ! ふぁ・・・あぅう・・・!」
「つく、うぁ、あぁああ! マリアさ、あぐ! やめ、も、う・・・うぁ、が、あぁああ!」
身動きの取れない二人マリアの容赦ない責めが降り注ぎ、
伊澄は切なげな喘ぎを、ハヤテは苦痛に耐えるあまり獣じみてきた声を上げる。
「ふふ・・・ハヤテ君、ごめんなさいね・・・もう少し我慢して・・・すぐに、気持ちよくさせてあげますから・・・」
「あぐ・・・ぅあああ、マリアさん・・・はやく、お願いします・・・はやく・・・っ!」
「はいはい♪ それではハヤテ君を楽にしてあげる為にも、
伊澄さんへのお仕置きを本格的に開始しましょうかね〜♪」
いかにも楽しげに言いながら、マリアは伊澄の腰を少しだけ持ち上げて彼女の秘所とハヤテのモノを離す。
だが、それで二人が安心するその前に、再び二人の性器が触れ合って、
「んぅう!」
「っくぁああ!」
抑えきれない快楽の喘ぎと、耐えかねる程の辛さの滲む呻きが上がる。
だが・・・そんな喘ぎ声の後に、何かに気づいたのか伊澄の表情がふっと強張り・・・
「や・・・や、マリアさん!? こ、れは・・・い、いけません! こんな、ダメです・・・!」
かろうじて自分の意思で動かせる首を思い切り捻り、
背後で妖しい笑みを浮かべるマリアに必死で訴えかける。
マリアが伊澄の腰を一度浮かせたのは、天を衝いてそそり立つハヤテのモノとの位置を合わせるため。
ただ擦りつけるのではなく、男性のモノと女性のモノを、本来の形で交わらせる為の・・・
「だ、ダメですよ、こんな・・・マリアさん!? だめ・・・本当に、ダメですっ・・・!」
「あら? 伊澄さんは私やハヤテ君がやめてって言ったら止めて下さいましたっけ〜♪」
「そ、それは・・・ですけど、これは、その・・・や、やっぱりダメですよ・・・!」
言っていることが滅茶苦茶なら挙動もまた同じくで、
伊澄は唯一動かせる首を必死に動かしてオロオロと狼狽するばかり。
だが、そんな素振りは当然ながらマリアの嗜虐心を刺激するだけで・・・
523 :
2/17:2006/10/12(木) 22:46:30 ID:Ik0yM3Og
「それに・・・伊澄さん、本当はこうしたかったのでしょう・・・?
さっきだって、擦りつけるだけじゃなくて・・・ハヤテ君ので、貫いて欲しかった・・・
初めてをハヤテ君に捧げたかった・・・違いますか?」
今度はハッキリと、ハヤテにも聞こえる声で伊澄の心を暴いてゆく。
・・・暴きながら少しずつ伊澄の潤みきったソコをハヤテの先端に押し付けて・・・
「ひ・・・や、ま、マリアさん、ダメ、いけませんっ! そんな・・・そんな、あ、あぁ・・・!」
「あぐ・・・っ! マリアさんっ!? 待って、そんな、今挿れたらっ、ぼ、僕っ!
本当に、こわれ・・・っ!」
「ごめんなさいハヤテ君、でも大丈夫・・・あと少しの辛抱ですから・・・
もうちょっとだけ、我慢して下さいね?
お仕置きなら後でいくらでもして下さって構いませんから♪」
「・・・・・・っ」
マリアはにっこりと微笑んでそれ以上ハヤテに何も言わせず、
伊澄を支える腕の力を少しずつ弛め、
ぐ、ぐぐ・・・と、処女の証に伊澄自身の身体の重さをかけてゆき・・・
「ひぁ・・・や、ダメ、です、わたし・・・ナギが・・・ハヤテさまは・・・ナギの・・・」
「もう、さっきから言ってますでしょう? ナギはハヤテ君のモノだって。
・・・そして伊澄さん」
そこで言葉を切り、ちら、とハヤテに目で合図を送る。
ハヤテの引き攣った顔が更に歪み、それから覚悟を決めたように頷いたのを見て・・・
「これで伊澄さんも、ハヤテ君のモノですよ♪」
マリアの手が離れ、伊澄の身体ががくんと沈む。
支えを失った伊澄はそそり立つハヤテの肉槍に身体を預けることとなり、
そして当然ながら・・・薄い膜に過ぎない未通の証では伊澄自身の身体を支えることなど出来る筈はなく、
一瞬の間をおいて、みりっ、と何かが裂ける感触と共に、伊澄の身体はもう一度、がくんと沈み込み―――
「――――――っふぁあああぁあ!」
「―――――――――っ!」
伊澄の甲高い叫びとハヤテの声にならない叫びが重なって、暗い部屋に響きわたる。
ハヤテの肉槍で純潔を散らした伊澄は、肉の凶器を咥え込んだまま重力に従って沈み込み・・・
ずぶずぶと狭い膣道の奥の奥まで貫かれ、ぺたんと彼の腰を跨ぐように座りこんで・・・やっと、止まる。
「か・・・ぁ、は・・・ぁ」
身体の最奥まで一気に貫かれてしまった衝撃は、
痛みすらも麻痺させて、今はただじんじんと痺れるような拡張感だけが下半身を支配して、
他のことは何も感じられす・・・何も考えられない。
「いかがですか、伊澄さん・・・ハヤテ君のモノになった感想は・・・?」
「ぇ・・・あ・・・!」
そんな伊澄のまっさらな頭の中に、マリアの囁きが侵食してくる。
「こ、こんな・・・わたし・・・ハヤテさまと・・・」
「伊澄さんも望んでいたことでしょう・・・?
さっきはあんなにハヤテ君のモノにいやらしいところを擦りつけてたんですからね〜♪
・・・でも物足りなかった・・・違いますか?」
「ち、違いませんっ! ・・・あ、い、いえ! 違いますっ!
は、ハヤテさまは、ナギの・・・だから、私は・・・あぅうっ!?」
524 :
3/17:2006/10/12(木) 22:47:28 ID:Ik0yM3Og
動揺しながらも必死に否定しようとする伊澄の声が、甲高く跳ねる。
背後から身体を寄せてきたマリアの指が、またしても胸と・・・そして秘芽をいじくりだしたのだ。
「んんっ! あ・・・ぅう! ふぁ、やめ・・・っく! マリアさ・・・んぁあ!」
「ふふ、伊澄さんったら、初めてなのに・・・痛がるどころか、こんなに感じちゃって・・・
やっぱりハヤテ君にして欲しくて堪らなかったんですね〜♪」
「ひぅ! ち、ちが、ぁあっ! 違います、違いますよっ! ちゃんと、いた・・・ぁああ!」
マリアの指摘に、顔を真っ赤にして首を横に振る伊澄だが、
やはり否定の言葉は彼女自身の嬌声によって掻き消す羽目になる。
確かに、痛みはある。
だが、自らの秘所をハヤテのモノに擦りつけ、マリアによって念入りに愛撫され、
何より・・・どんなに否定しようとも、
叶えてはならぬと思いながらも、寄せた想いを捨てられなかった人のモノを受けとめた少女の身体が、
悦ばないハズがないのだ。
だが、それでも・・・
「んく・・・はぅう・・・! やめ、マリアさん・・・ハヤテさまは、ぁ、ふわぁあ!
いけませっ! いけま、ぁ、あぁあ! ナギの、ナギの・・・っ!」
「まぁ・・・本当に伊澄さんは強情なんですから・・・
でも伊澄さん、だからこそ・・・私やヒナギクさんにもハヤテ君とすることを許してくれるナギが、
親友の伊澄さんに許さないなんて、そんなハズが無いとは思いませんか?」
「・・・っ、そ、それは・・・あ・・・あふっ!?」
どうしても伊澄が投げ出すことの出来ないナギを想う気持ちを揺さぶっておいて、
一方で指を使って痛みで硬直しかけた少女の身体を解してゆく。
再び背後から抱きついてきたマリアによって乳首と秘芽の二つの突起を同時に捏ねくられて、
震えていた声がまたしても跳ね、上擦り始め・・・
「ひぁ・・・あ、っく・・・っ、いた・・・あ、ひ・・・! や、マリアさんっ、やめて、くださ・・・ぁあ!」
「ふふ・・・ハヤテ君のお話ですと、ナギは初めての時は痛くて泣き叫んでしまったそうですが、
伊澄さんはこんなに気持ちよさそうにして・・・
普段からよっぽどハヤテ君のことを考えながら、ご自分で解されていたってことでしょうかね〜?」
「っあ、ひぅ・・・! そ、それは、ちが・・・! そ、その、はぅ!
ま、マリアさんが、あんなに、いじるから・・・ぁあ、ふぁあ・・・それに、ちゃんと・・・いた・・・っ」
「あらあら、ご自分がえっちなおませさんな所為なのに、それを人の所為にしちゃうなんて・・・
いけないお嬢様ですわね〜♪」
「っひぁあっ! や、いたっ・・・! マリアさんっ、ダメですよっ、そんな・・・ふぁあ!
いけません、そんな、そこっ! つまんじゃ・・・んぁああ! いたぁ・・・いたい、のに・・・ぃ」
マリアの指が乳首や陰核をきゅっと摘むと、伊澄の身体はバネ仕掛けのおもちゃのようにびくんと跳ねて、
それで膣が擦れるのか、上擦った嬌声と引き攣った悲鳴が混ざりあって紡がれる。
「うふふ・・・でもやっぱり、何よりも・・・ハヤテ君と繋がってるのが嬉しくて、
痛みよりも気持ちいい方が強いのかしら・・・ねぇ?」
「っあふ・・・んぁあ・・・っ! ひんっ、ちが・・・ちがいます・・・わ、わたし・・・はぁ・・・っ、
ハヤテさまとは、別に・・・っあぁあ! あく・・・やめ、おねが・・・ぁっ、もう・・・ひぁ、ふわぁ・・・」
「もう、ナギのことは気にする必要なんて無いって言いましたのに、
伊澄さんも何気に強情なんですから・・・
伊澄さんもハヤテ君を受け入れて、ハヤテ君のモノになって・・・ハヤテ君に溺れてしまえばいいんです・・・
素敵ですよ・・・余計なことなんて、すぐに何もかも忘れてしまうくらいに・・・蕩けちゃうんです・・・」
耳元で囁くマリアの声が、文字通りに蕩けて艶を帯びてきたように聞こえる。
「それに・・・優しいのに、激しくて・・・荒々しいのに、繊細で・・・
身体も、頭も、心も・・・ぐずぐずにされちゃうんですよ?
想像できますか・・・あの負けず嫌いのナギが、ハヤテ君にめちゃくちゃに突かれて・・・
“すごい”“気持ちいい”“もっとして”“犯して”“滅茶苦茶にして”って・・・あられもなく泣き叫ぶのを・・・」
525 :
4/17:2006/10/12(木) 22:48:22 ID:Ik0yM3Og
「そんな・・・あ、ひぁ・・・っ、ナギが・・・ぁ・・・っく・・・ふぁあ・・・」
想像してしまう・・・自分の知らない親友の姿を・・・
そして・・・同じように、乱れ、狂わされてしまう自分の姿を・・・
その、感触を・・・
「うぁ・・・んぁあ・・・ひぅ、ハヤテさま・・・ぁ、あ・・・ぁ・・・こんな・・・ぁ、痛いのに・・・」
そして思い出す。
少年と出会ってから毎晩・・・それを想像して、何度自分を慰めてきたか。
何度、乱れ・・・昂ぶり、達してきたか。
「あ・・・んぁ・・・ふぁあ・・・っ、や、あん・・・っ! ハヤテさま・・・ハヤテさまぁ・・・!」
痛みが、蕩けてゆく。
彼の・・・叶わぬハズの想いを寄せた彼のモノを咥え込んだところがきゅんっと疼いて、
痛みが蕩けてむず痒い疼きに変わり、それが子宮に・・・彼のモノの先端が押し付けられた、その先に滲んでゆく。
「想像しちゃいました?」
「―――っ!? ま、マリアさん!? い、いえ、何を・・・そんな、べ、別に何も・・・っふわぁあ!?」
処女を失ったその瞬間には血の気の引いていた顔も、
今はその前より更に赤みを増して火照り、昂ぶりを隠し切れずにいる。
そんな伊澄の耳にふっ、と吐息を吹きかけただけで、身体をびくんと震わせてあられもない声を上げてしまう程に、
少女の心身は蕩けていた。
それを確認したことで、マリアは満面の笑みを浮かべて・・・
「ではハヤテ君、長らくお待たせ致しました♪
いくらハヤテ君と言えど、伊澄さんのキツいトコロに咥え込まれては流石に辛かったと思いますが、
伊澄さんの準備もようやく整いましたので・・・今度はハヤテ君が責める番、ですよ♪」
「・・・え? え!?」
突然のマリアの宣言に伊澄は思わずオロオロとしてしまうが、構うことなくマリアは先を続ける。
「ハヤテ君、もう既に気が触れそうなくらいに辛いでしょうけど、良く聞いてくださいね?
伊澄さんの不思議な力について、先程ご自分でおっしゃっていたのですが・・・
気をやる・・・つまりイっちゃうと、効果が切れちゃうんだそうですよ?」
どくん、と伊澄の鼓動が跳ねる。
「ま、マリアさん・・・!? そ、それ、聞かれて・・・」
「勿論ですよ〜♪ 伊澄さんの初めてをハヤテ君ので頂いちゃう前に効果が切られないように、
伊澄さんの意識を逸らすのにも結構気を使ってたんですよ〜?」
「・・・・・・あ・・・!」
要するに伊澄はあの時、狼狽しきった頭で必死に拒絶しながら、
自分の術で硬くそそり立たせたままの肉槍で処女を散らしているのだ。
術の解除など、完全に失念していた。
そして、今・・・もしもマリアの言う通りにハヤテのモノを咥え込んだままで絶頂を迎えてしまい、
術が解けてしまったら・・・
「ですからハヤテ君、最後のひと頑張りです。
伊澄さんはもう滅茶苦茶にされたいって気分になっちゃってますから、思いっきりイかせちゃって下さい♪
そうすれば伊澄さんの不思議な力は消えて、
ハヤテ君が出したかったモノはぜ〜んぶ伊澄さんの中に流れ込んで、めでたくハヤテ君は楽になれるワケです。
何せ伊澄さんの所為で溜めに溜め込んで、ドロドロに煮詰まったモノですからね〜、
伊澄さんの膣内に思う存分、注ぎ込んであげてくださいね♪」
526 :
5/17:2006/10/12(木) 22:50:03 ID:Ik0yM3Og
「や、だ、ダメです! ハヤテさま! マリアさん! そんな、い、今のハヤテさまの中には・・・その・・・」
「そうですねぇ・・・射精三回分くらいのた〜っぷりの、濃い精液が詰まってるんでしょうねぇ♪
羨ましい気もしますが・・・伊澄さんがハヤテ君のモノになった証ということで、
全て伊澄さんに差し上げますわ♪」
どこまでも楽しげに言い終えると同時に、マリアの手が伸びて・・・
「ではハヤテ君・・・動くのも辛いでしょうけど、お客様を悦ばせるのは三千院の執事の大切なオシゴトです。
一流の執事として、見事やり遂げてくださいね〜♪」
「や、だめ・・・マリアさん、待ってくださ・・・!」
事情を理解した伊澄が慌てて制止しようとするが・・・
何せ、伊澄は彼女自身の符に縛られて、指一本動かせない。
自分の意志ではぴくりとも動けぬまま、ハヤテの肩に伸びたマリアの手が、彼を縛っていた符を剥がすのを、
ただ見届けるしか出来ない。
その、次の刹那。
それまでほとんどぴくぴくと震えるくらいしか動かなかったハヤテの腕が、
ぎゅっ、と伊澄の両腕を掴む。
「は、ハヤテさま!?」
その手に込められた力の強さに、ハヤテの言葉を聞かずとも彼の意図が伝わってくるようだ、と・・・
そう思った時には――――――
「ひぁああっ!?」
ぎし、とベッドのスプリングを軋ませて、ハヤテの腰が跨った伊澄を突き上げる。
ハヤテの力で突き上げられては、伊澄の軽い身体など簡単に跳ね上がり、
ずるる、と膣壁を擦られながらハヤテのモノが抜けて行き、腰が僅かに浮き上がる。
だがすぐに掴まれた両手がぐぃ、と引っ張られ、伊澄の身体は上昇から下降へ転じ、
抜けかけたモノをずぷぷ、と呑み込みながら腰を落としてゆき・・・
「―――っふわぁああぁあ!」
ずんっ、と。
一番奥まで貫かれ、子宮口をこつんと叩かれて、伊澄はあられもない嬌声を上げてしまう。
ハヤテのモノでキツく締まる膣壁を擦られるのも、
勢い任せに沈み込んだ身体の奥までぎしりと響く異物感も、
思わず涙が出るほどの痛みが伴う。
だが、その痛みすらも想い人に貫かれ、抉り、突き上げられる・・・彼と交わっている実感に他ならず・・・
「ひ・・・ぁ・・・ぅ、ハヤテ、さま・・・ぁ・・・」
痛みの波が引いた後には、じくじくと疼くような甘美な熱が伊澄の身体と、そして心を焦がすのだ。
その実感と悦楽に溺れそうになるが、それでも伊澄は頑なにそれを拒み、
彼女の大切な親友を想い・・・
「ハヤテさま・・・いけませ・・・んっ、く・・・ぅ・・・ハヤテさまは・・・ナギの・・・ぉ・・・」
「まぁ・・・ふふ、ナギも幸せですわね・・・こんなに、想ってくれるお友達がいるなんて・・・」
伊澄の健気すぎる言葉に、彼女を背後から抱いたままのマリアが思わずぽつりと呟く。
その声は、皮肉ではなく純粋な伊澄への感心と、僅かに二人の間柄への羨望のようなものが混ざっていたが、
だが・・・やはり、それで手を抜いたりするメイドさんでもないのだ。
何より、状況は既に彼女の手を離れつつあり・・・
「い・・・すみ、さん・・・」
「ハヤテさま!?・・・は、はい・・・」
527 :
6/17:2006/10/12(木) 22:51:29 ID:Ik0yM3Og
ぴくん、と伊澄の身体が震える。
勿論、動けない彼女の意思ではなく、ただ呼ばれただけで身体が無意識にそう反応したのだ。
もうわかりきっていることなのに、声を聞いて自分が誰と交わっているかを更に強く認識させられた、
その次の刹那―――
「っひぁあっ!? っうぁあ! や、あふ・・・ハヤテ、さ、まぁあぁ!?」
ずんっ、ずんっ! と、ハヤテの腰が二度立て続けに跳ねて、
張り詰めた肉茎が伊澄の膣内を“ずちゅ! じゅぶっ!”と突き上げる。
小柄な少女の身体はそれだけでガクガクと揺れ、
ハヤテの動きが止まった後も伊澄は身体中を巡る喜悦の波に震えつづける。
「ひは・・・っ、ハヤテ、さまぁ・・・いけませ・・・んっ、こんなぁ・・・」
「・・・・・・っ、ふ・・・くぅ、伊澄さん・・・気持ちよく、ありませんか・・・?」
一見すれば、そうでないことはわかりきっている。
だが、ハヤテにも事情があるのだ。
「! い、いえ! そ、そんな・・・決して、そんなことは・・・」
「では、僕と、こういうことを・・・するのは、イヤ、ですか・・・?」
「そ、それは、その・・・あの・・・」
ナギのことを想うなら、拒絶すべきなのだ。
そう、わかっていても・・・ハヤテと交わることの味を覚え初めてしまった伊澄の身体が、
それ以上の言葉を続けさせてくれない。
もしここで拒絶してしまったら、もう二度と・・・彼と触れ合えることは、無いのではないかという思いの故に。
「ねぇ、伊澄さん・・・僕は伊澄さんが・・・気持ちよくなってくれると、とっても嬉しいですよ・・・?」
「え・・・! あ、あの・・・それは・・・あ・・・ぁ・・・」
それは単に、自分が昂ぶって気をやってしまえばハヤテに施した禁が解けて、
彼が楽になれる、というだけのこと・・・だとわかってはいる。
だが・・・それでも、もしかするとそれ以上の感情があるのではないかと・・・そう期待してしまって―――
「っふぁああ! ひぁ、や、ハヤテさまぁっ! いけませ、んぁ、ふわぁああ!」
またしても二度、連続して突き上げられた伊澄はハヤテの腰の上で乱れ踊り、
「っ、ひ・・・は・・・っ、ハヤテさまぁ・・・こんな、の・・・っあぁああっ!?」
僅かに間を置いて更にもう一度突き上げられて、あられもなく喜悦の叫びを上げてしまう。
もはや、ハヤテの腰が動こうが止まっていようが伊澄の身体の震えは収まらず、
顔だけでなく肌全体を薄らと紅潮させて、全身にじっとりと汗を浮かべて喘ぐように荒い息をつく。
目尻からは涙を、口元からは涎を垂らし、
本来の伊澄らしいおしとやかさとはかけ離れた・・・年にそぐわぬ色気に満ちた姿になっている。
「伊澄さん・・・感じてくれているんですね、嬉しいですよ」
「そ、そんな、ぁ・・・ハヤテさまぁ・・・言わないで・・・ください・・・恥ずかしいです・・・」
「はは・・・恥ずかしがらなくてもいいですよ、感じてる伊澄さん、すごく・・・可愛いですから」
「――――――っ!」
もともと赤かった伊澄の顔が、さらに真っ赤に染まり、
ハヤテを包み込む秘肉がきゅううっ! と収縮する。
―――――――――っ!
それは今のハヤテにとって苦痛以外の何者でもないのだが、それを今更顔に出したりはしない。
ただ、今は伊澄を極限まで気持ちよくさせて、楽になること・・・そして彼女を満足させることが、
ハヤテの望みであると同時に、執事としての務めでもあると思い込み―――
528 :
7/17:2006/10/12(木) 22:52:46 ID:Ik0yM3Og
「では伊澄さん・・・今度はもっと動きますよ?」
「え、そ、それは・・・や、ハヤテさま、待って・・・」
「ふふ・・・伊澄さんの感じてる時の、可愛い顔や声・・・もっと、見せて・・・聴かせてくださいね?」
「・・・っ! それは、あ、ひぁああぁあっ!」
感じ、乱れた自分を求められている。
そう、ハヤテの声で言われて・・・伊澄の秘所はそれだけで、じゅんっ、と潤み・・・
「や、やめ、ハヤテさまぁああぁ! はぅ、んぁああっ!
ダメ、はげし、ひぁぁあ! ハヤテさま、とめぇええっ! だめですっ! いけませっ、えぁ、はぅううっ!」
もう、ハヤテの腰は止まらなかった。
時に苦痛で顔を歪め、僅かに停止することはあっても、
昂ぶり乱れ続ける伊澄の心身がその僅かな間に冷めるようなことはなかったし、
纏わりついたままのマリアの手指が伊澄にそんな隙など与えなかった。
「ひぁあ・・・はうぅうう! ハヤテさまっ! いけま、ぁ、うぁあっ!
こんな、ダメなのに・・・ぃあぁ! んぅ! ひぁ・・・ハヤテさまっ! ハヤテさまぁああ!」
だがもう、今の伊澄の意識にはハヤテしか映らない。
身体はマリアの愛撫に反応しても、伊澄の心にあるのはハヤテだけ。
与えられる全ての快楽は彼からのもので、そう思うと・・・もはやそれを拒むことは出来なかった。
意識の片隅に、ちらり、ちらり、
ともう一人の人物―――金色の髪をツインテールにした、同い年の少女―――の姿が浮かんでも、
もう・・・彼への想いは・・・抑えられなかった。
「んぁあ! ハヤテさまっ! ハヤテさまぁ! こんなっ! ふわぁっ! はげし、くてぇっ!
もぉ、わたし・・・わた、ぁ! んぁああ! ハヤテさま、もう・・・もうっ!」
「く・・・ぅう・・・い・・・すみさんっ! 伊澄さんっ!」
「ハヤテさま・・・っ! ハヤテさまっ! ハヤテさまぁ!」
伊澄の膣内は狭くキツく、それ故に本当におかしくなりそうな快楽と苦痛に耐えながら、
ハヤテはただひたすら、伊澄に快楽を注ぎ込む。
いつ気絶してもおかしくない自分自身を無理矢理に奮い立たせ、
「い・・・伊澄さんっ!」
最後の気力で伊澄を思いきり跳ね上げて・・・
「ハヤ・・・っあぁああ―――――――――」
浮き上がりかけた伊澄の腕をぎゅっと掴み、
跳ね上げた時以上の勢いで、ぐい! と引き寄せる。
互いの腰を思いきり衝突させると同時に、伊澄を貫く肉の杭は秘肉の奥深くまで突き通し、
その尖端が子宮の入り口を叩き・・・
「――――――――――――っ!」
伊澄の頭の中で光が弾け、意識が真っ白に溶け―――絶頂に達した、その瞬間。
ぷつん、
と・・・何かが切れたような音がして・・・
「・・・っく!? うわ、あ、あぁあ―――――――――」
ハヤテの身体が叫び声と共にガクガクと揺れて、
出口を求めて渦巻いていた煮え滾る熱いモノが、まさに噴火の如く噴き出して―――
「っあぁああっ!? あ、ひぁ、や、ハヤテさ、ま・・・ぁああぁあぁあぁぁ!?」
529 :
8/17:2006/10/12(木) 22:54:20 ID:Ik0yM3Og
びゅっ! びゅくっ! びゅるるるるるるるるるるっ!
戒めを解かれた肉茎はノズルと化して、およそ三回分は溜め込んだであろう精液を一気に吐き出す。
本来なら断続的な脈動と共に吐き出される濁液は、
余りにも多く溜め込まれ過ぎた故か・・・
限界まで捻った蛇口の如く、どくどくと間断無く伊澄の膣内へと注ぎ込まれ・・・
「うく・・・ぅあぁああ!? ハヤっ、さまぁあっ! なかっ、ハヤテさまのが、出てっ、はぅうう!」
伊澄の膣内にほとんど隙間無く納まった肉茎から噴き出す精液は瞬く間に伊澄の小さな胎内を満たし、
激し過ぎる射精の勢いで触れ合う性器と性器の間に無理矢理隙間をこじあけて、
そこを文字通り濁流となって蹂躙する。
「ひぁあああっ! あぅうっ! んぁああぁあっ! 出てっ! はや・・・っ! ハヤテさまのがぁ!
なかにっ、こんな、ふぁああぁあ! なかにっ! 出てますっ! 出されてっ、ひぅうううっ!」
絶頂に達して真っ白に染まった意識が戻った時、伊澄を迎えたのはそんな、
敏感になったままの膣を押し広げ掻き回す、熱い粘液の感触で・・・
「あついのがぁ! ダメですっ、こんな・・・せいえきでぇっ! なかっ、掻き混ぜられたら、
わ、わたしっ! また・・・またぁ! あ、ぅあ・・・あぁあああっ!
もっ、もうだめっ! も・・・ダメですっ! ハヤ・・・ハヤテさまぁあっ! ふぁ、うぁああぁああぁ!」
ハヤテに腕を強く握られたまま逃れることも出来ず、
伊澄は彼女自身が溜め込ませ、濃縮させた精液の奔流によってあられもなく乱れ、狂わされ・・・
やがてハヤテの長い長い射精が終わるまで、何度も登り詰め、達し続けた。
「は・・・はわ・・・ぁ・・・っふ・・・うぁあっ・・・ハヤテ・・・さま・・・ぁ・・・
っん! ふぁ・・・っ、ハヤテさまの・・・あふれ・・・ちゃ・・・ぁ・・・っ」
伊澄の中に注ぎ込まれ狭い胎内を満たし、中を駆け巡った精液はごぽごぽと音を立てて溢れ出してくる。
おびただしい量の泡だった白濁液が逆流する様をちょっと物欲しげに見つめるマリアの腕の中で、
伊澄はぐったりと脱力して・・・繰り返し訪れた絶頂の余韻に浸る。
そして、おかしくなりそうなくらいに溜め込む羽目になったモノをやっと全て解き放つことが出来たハヤテもまた、
伊澄を腰に跨らせたままぐったりと横になり、荒い呼吸で胸を上下させていたが、やがて・・・
「・・・・・・はぁっ」
大きく一つ、ため息をつく。
「ハヤテ君、お疲れ様です。 大丈夫でした?」
「あ、はい、なんとか・・・本当に死ぬかと思いましたけど、どうやら無事なようです、はは・・・」
「まあでもそうですよねぇ、結果としては三回分くらいですし、出してしまえば・・・
たった三回程度でハヤテ君が少しでも疲れるなんてありえませんし♪」
「そ、それは・・・どうですかね・・・あは、ははは・・・」
返答するハヤテの顔が引き攣っている気もするが、
何せマリア自身の実体験に基づいたことなので、彼女はそこに何も疑いなど抱いてはいない。
ともかく、ハヤテの無事を確認したので、次は・・・
「伊澄さん、如何ですか? ハヤテ君のモノになった感想は・・・ステキだったでしょう・・・?」
「え・・・あ、あの・・・・・・」
「ハヤテ君の、あんなにたっぷり注がれちゃって・・・羨ましいくらいですわ♪」
「はぅ・・・ぅ・・・」
あれだけ何度も達してしまった手前、伊澄としてももはや何も言えない。
ただ、頬を真っ赤にそめて恥らう姿で、少女にとってこの体験が心地よいものであったことは、
もはや疑い様もない。
530 :
9/17:2006/10/12(木) 22:56:16 ID:Ik0yM3Og
「でも、これで伊澄さんもナギとお揃いです。
伊澄さんは気にしていらっしゃいましたけど、ナギはきっと、このことを喜ぶと思いますよ?」
「・・・・・・でも、やっぱり・・・ナギは・・・」
親友の名前が出た途端に、伊澄は表情を翳らせてしまう。
溺れてしまうほどの悦楽を体験したその後でも、まだ彼女のことを思うと後ろめたさを感じてしまうのだ。
「んー、伊澄さんは本当に律儀と言いますか・・・
ところで、伊澄さんがこちらにいらっしゃるということはナギは既に眠ってるんですよね?」
「え・・・あ、はい・・・」
「ですがこの時間にあの子が寝付く訳がないですから・・・それも伊澄さんの不思議なお力で?」
「そうです、それくらいなら簡単ですから・・・」
「簡単、ですか・・・ですが、そうなるとハヤテ君を縛ってた髪のと一緒で、
伊澄さんがイっちゃうと効果が切れてしまうのでは?」
「・・・あ! そ、その・・・! すぐに、という訳ではないハズですが、眠りは多分浅くなって・・・」
伊澄は思い出したようにハッとするが、
マリアは既に折込済みなのか特に慌てた節も無く伊澄から手を離し、
「では、あの子が真っ暗な中で目を覚まして泣かないうちに迎えに行って参りますので・・・」
そう言って一歩ベッドから離れてから、
「ハヤテ君、それまでに伊澄さんのこと・・・ナギのことなんか考えてられなくなるくらいに・・・」
「はい、心得ています♪」
「流石ハヤテ君です♪ では、頼みましたよ?」
「・・・え? え、え?」
何か不穏な空気を感じてオロオロする伊澄を置き去りにしてハヤテと方針の確認を行うと、
マリアは主の元に向かうべく、ハヤテの部屋を後にする。
そして、残った二人は―――
「さて、それでは伊澄さん」
「は、はい・・・ぃあっ!?」
仕切り直すようにハヤテに話しかけられて、
思わず姿勢を正しかけた伊澄の身体が不意に持ち上げられて・・・
ハヤテと繋がったままだったソコからは、当然埋め込まれていたモノが引き抜かれ、
思わず上擦った声を上げてしまう。
栓を失った秘所からは、またしてもごぽり、とハヤテの精液が溢れてきて、
「あ・・・ひぁ! はぅう・・・」
膣から逆流し、太股へと垂れ流れる熱い粘液の感触に、伊澄の身体はびくびくと震えてしまう。
「はは・・・流石にあれだけ溜め込むと、凄い量になりますねぇ」
かぁ―――っと耳まで真っ赤になる伊澄に微笑みかけながら、
ハヤテは彼女をベッドに下ろすと優しく仰向けに横たえる。
「伊澄さん、初めてでしたのに随分激しくなってしまいましたが、大丈夫でした?」
ハヤテが体内に残した熱いモノの余韻にふるふると身悶えする伊澄は、
恥ずかしさの余り彼の顔を正視することも出来ずにいたが、
「あ、あの・・・」
「? はい、なんですか?」
「ハヤテさまは・・・私のこと・・・怒ってはいらっしゃらないのですか・・・?」
531 :
10/17:2006/10/12(木) 22:58:51 ID:Ik0yM3Og
一瞬、何のことか考えて、
「あ〜、そのことですか」
心配げにちらちらと顔色を窺ってくる伊澄に、はは、と笑って見せる。
「確にあの時はキツかったですが・・・その分はしっかり伊澄さんにお返ししちゃいましたし」
はぅぅ・・・と改めて恥ずかしそうに顔を覆う伊澄の素振りに、
ハヤテの中でぞくり、と・・・もうすっかり慣れ親しんでしまった感覚が浮かんでくる。
―――僕ももうすっかり幼児性愛(ロリコン)属性持ちになっちゃったなぁ・・・
等と心の端でこぼしつつ、今は湧いて出た欲求を制御して・・・
「それに、三千院の執事はお客様のことを怒ったりは致しませんから♪」
にぱーっ、と極上の笑顔で答える。
ハヤテとしては伊澄を安心させるための笑顔だったのだが、
「―――――――――っ!」
伊澄にとって、彼の笑顔は何よりも強力な惚れ薬であり・・・そして今は媚薬でもある。
一気に鼓動が高鳴りだして何も言えずにいる伊澄の様子が気になって、ハヤテは彼女の顔を覗き込もうとするが、
今の自分のことを知られるのが恥ずかしい伊澄は慌てて顔を覆ってしまう。
だが、指の間からちらちらとこちらを窺う目に期待の色が浮かんでいるのを、ハヤテは目ざとく見抜いて・・・
「ふふ・・・伊澄さんの仕草、如何にもお嬢様って感じで、可愛いいですよ?」
「はぅ・・・か、からかわないで・・・下さい・・・」
消え入りそうな声で答える伊澄は、
先程“お仕置き”と称してハヤテを責め立てていた時の彼女と同一人物とは思えない変わり様で、
そのギャップにある意味感心しながら伊澄へと手を伸ばすと、
つぃ、と彼女が己の顔を覆う手に触れる。
瞬間、伊澄の身体がぴくんと震え、少しだけきゅっと身を固くするが・・・
それ以上、逃げたり抵抗する素振りは見せない。
だが、顔を覆う手も退けることはなく、
ハヤテは少し考えてから耳元に顔を寄せて―――
「まだ、お嬢様のことが気になりますか?」
柔らかく問いかける。
対して、伊澄は何も言わず・・・そして、やはり顔は覆ったまま。
ナギのことを考えるなら、ハヤテに身を任せることに未だ抵抗があるのは事実。
だが・・・彼に身を委ねることが如何に甘美な体験であるかを知ってしまった伊澄は、
ハヤテのことを突き放すことも出来ない。
だから、ただ何も言えず・・・顔を見せることも出来ず・・・
「ふふ・・・でも、ありがとうございます、伊澄さん・・・」
「・・・え?」
その、余りに予想外の言葉に思わず声を出してしまう。
「だって、伊澄さんはそれだけ・・・お嬢様のことを、考えてくれているってことですよね」
「あ、でも、それは・・・ナギは・・・親友ですから・・・」
「そう言って下さると、僕としても嬉しいです・・・ですので・・・」
つぃ、とハヤテの手が太股に触れ、伊澄の身体をびくんと震わせておいて、
その手を、つつ・・・と秘所まで滑らせて、ソコに軽く触れる。
532 :
11/17:2006/10/12(木) 23:01:22 ID:Ik0yM3Og
「ふ・・・ぅあっ! は、ハヤテさま・・・ぁ・・・」
切なくて堪らない、けど身を任せてしまっていいのかもわからない、という葛藤から抜け出せず、
伊澄は甘えるように、懇願するように・・・声をあげる。
少女が何を望んでいるのか、ハヤテにもわかっているから・・・
「・・・ですので、これからのことは全て、僕の独断です。
伊澄さんはお嬢様のことを想って、嫌がって抵抗しようとしましたが、
体力で勝る僕に敵うハズもなく・・・無理矢理にされている・・・ということで、いいですね?」
「あ・・・・・・」
最後に同意を求めるあたり、矛盾も甚だしいが・・・伊澄にとっては、今はそんなことはどうでも良い。
今はただ、そんな風に気を使ってくれる優しい彼のことが・・・ただ、欲しくて―――
「・・・はい」
ますます赤くなる顔を両手で隠したままで、だが声だけははっきりと・・・答える。
「では、足を開いて・・・ってそうか、こんな風に頼んではいけませんでしたね」
自分の言動の矛盾にくす、と笑って、後は何も言わず・・・ハヤテは伊澄の足に手をかけて、
ゆっくりと左右に割り開いてゆく。
抵抗はまったく無く、ハヤテの身体が割って入れるだけの広さまで足を開かせると、覆い被さり、
既に屹立している肉槍の穂先で潤みきった入り口をちょん、ちょん、と突付き、焦らしてみる。
「ひゃっ! はぅ、んぅ・・・ぅく! ひぅ・・・はぅう・・・は、ハヤテさまぁ・・・っ」
ぴくん、ぴくんと触れるたびに少女の身体は震え、
物欲しそうに、もどかしそうに声をあげた末に、伊澄はとうとう顔を覆う手をどかし、
懇願するような目でハヤテのことを見つめてくる。
「あは・・・伊澄さん、真っ赤になって照れちゃって・・・」
「はぅぅ・・・イジワル言わないでください・・・」
「すみません、でも・・・凄く可愛いいですよ?」
「はぅ・・・」
相変わらずの笑顔でそう言って、伊澄をますますオロオロとさせておいて―――
「では・・・失礼しますね」
「ぇ・・・あ! は・・・はぃ・・・ハヤテさま・・・ぁ、あぁ! ふわぁあああぁ!」
それまで先端で触れるだけだった肉槍を、
ずぷ、ぷぷぷ・・・と伊澄の中に埋め込んでゆく。
「っく・・・やっぱ・・・キツいですね・・・」
まだ穿たれて間もない秘所の締め付けは強く、
膣壁を擦りながら挿入してゆくだけでも射精感が高まってくるが、
伊澄もまた同じ刺激に曝されている訳で―――
「ぅあ! あ、ひぁ! んぁあああっ! ハヤテ・・・さまのっ! なかに・・・きて・・・ぇあぁああ!」
びくびくと震えながら嬌声をあげ、
焦らされたせいもあってか、伊澄の悶え方は早くも登り詰めてしまいそうな程である。
それならば・・・とハヤテはほくそ笑むと、敢えてゆっくりと肉茎を挿入いてゆき―――
「ふぁあ! ハヤテさまつ! あぁ・・・すご・・・っです・・・ひぅうう!
ひぁ、まだ・・・入って・・・こんな、おくっ! あは・・・はわぁあっ!」
533 :
12/17:2006/10/12(木) 23:02:55 ID:Ik0yM3Og
狭い膣壁を掻き分けてずぶずぶと異物が身体の奥までせりあがってくる感触に、
伊澄は息の詰まるような圧迫感を覚える。
だが、それは同時に堪らなく心地よくもあり、
荒い息を吐きながらも、彼女の口から洩れる嬌声から、
ハヤテとの行為によっていかに蕩け・・・酔い痴れているのかは容易に推測出来る。
そうして、ゆっくりとした挿入で伊澄をジワジワと絶頂の高みへと導いておいて、
あと少しで彼女の中に全て埋まるというところで―――
ずんっ! と一気に突き入れて、
「っふわぁあ!?」
伊澄の一番奥をこつん、と叩く。
その突然の衝撃と同時に、快楽のパルスが背筋を走り抜け、脳天まで一気に突き抜けて―――
「――――――っひぐぅうううぅううう!」
びくびくびくっ! っと身体を痙攣させて、伊澄は抵抗することも出来ないまま、
再び悦楽の極みへと押し上げられてしまう。
「・・・ひぁ・・・っ、は・・・ぁ・・・」
僅かの間ではあるが、真っ白に染まった意識が色彩を取り戻してゆくにつれて、
目の前に不意打ちで彼女を達させてしまった張本人の笑顔が像を結んできて・・・
「ふふ、伊澄さん、挿れただけでイっちゃいましたね〜♪
さっき何度もイったから、イき癖がついちゃいましたか・・・
それとも・・・マリアさんも言ってましたけど、伊澄さんって意外とおませさんですから、
普段からご自分お一人でも・・・」
「そ・・・そんなこと・・・」
まだ絶頂の余韻も抜けないうちに今度は言葉で辱められて、慌てて否定しようとするが、
今の伊澄に笑顔のハヤテと真っ向から向かい合うことなど出来るハズもなく、
「・・・・・・ハヤテさまの・・・いじわる・・・・・・」
恥ずかしげに目を逸らせて、ぼそり、とそう呟くのが精一杯だった。
一方のハヤテは、それで攻め手を緩めるようなことはなく、そんな伊澄の髪に触れて・・・
「すみません伊澄さん・・・伊澄さんの恥らう姿って、本当に可愛いくて、
ついつい、意地悪したくなっちゃいまして・・・これじゃあ執事失格ですね」
そんなことを言いながらも、少女の黒髪を指で梳いて、更に彼女を照れさせていたりする。
だが今の伊澄は、そんな彼の言葉と態度の乖離など、いちいち気にできるような状況ではなく、
「い、いえ! そんなことありませんよ! ハヤテさまは、その・・・素敵な執事さんですから・・・」
「ありがとうございます、でも・・・伊澄さんがそんなに可愛いと、もっと意地悪しちゃうかもしれませんよ?」
「はぅ・・・は、ハヤテさまが・・・そう、されたいのでしたら・・・か、構いませんよ・・・」
ただでさえ彼女にとっては破壊力のある笑顔で、可愛い可愛いと連発されては、
いかな最強の力を持つ少女とてひとたまりも無く・・・
もはや抵抗する意思を捨てた、ただの女の子に過ぎないのだった。
「では、お言葉に甘えて♪」
「は・・・ひぁ! ひゃあぁあっ!」
534 :
13/17:2006/10/12(木) 23:05:11 ID:Ik0yM3Og
ハヤテの腰が再び動き出し、入ってきた時よりも速いスピードで肉茎をずるずるっと引き抜いてゆく。
引き抜く際に雁首のエラのところが肉襞をぐりぐりと抉ってゆくが、
大量に吐き出されたハヤテの精液と伊澄自身の愛蜜で潤滑は申し分なく、
敏感すぎるところを擦りあげられる強烈な快感に、あられもない嬌声を抑えることが出来ない。
「あふ・・・っくぅう! ふぁ、ひぁああっ! はひ・・・ひぅ、やっ! また、入って・・・ぇあぁ!」
がくがくと震える伊澄の腰を押さえておいて、雁首のあたりまで肉茎を引き抜くと、
今度はまた少し勢いを増しながら、再びソレを秘裂へと埋め込んでゆく。
羞恥で顔を真っ赤に染めながら、同時に溺れそうなほどの悦楽に為す術もなく翻弄されている様が、
伊澄のしとやかな顔立ちに映えて、そのギャップがハヤテの嗜虐欲を刺激して止まない。
「っ・・・伊澄さんの中、すごくキツいですが、なんだか、こう・・・繊細って言いますか、
きめ細かいと言いますか・・・すごい、上品な感じで・・・気持ちいいですよ・・・」
「ひぅううっ! そ、そんな、あぁ・・・こと、言わないでくださぁ・・・っああぁ! ひぁあっ!」
悶えながらも恥らう伊澄の一番奥までじゅぶっ! っと肉槍を突き込んで、
更にスピードを上げながら再び引き抜いて・・・
「ふわぁあっ!? はやっ、ハヤテさまぁ! はぅう!
はげし・・・っ、速すぎてぇ・・・ふぁあ! んぁああっ!」
「あは、ダメですよ〜♪ 激しいって言うのは、もっともっと・・・」
穂先を残して引き抜いた肉槍を、今度は腰をぶつけるようにして・・・ずんっ!
「っひぁああぁあっ!?」
っと、伊澄の奥まで一息に貫いてしまう。
「・・・や、は、は・・・ハヤテ、さまぁ・・・こんな、ぁ・・・っあぁぁあああっ!」
そしてすかさず、同じ勢いで引き抜いて―――
「まだですよ〜? 激しいって言うのはですね・・・」
「や、まって・・・待ってくださ・・・っあぁああっ!? ひぁ、や、あふ! んぁあああぁあ!
ダメ、ハヤテさまぁああぁあっ! ひ、ふぁあ! んぁあ! はぅうっ! ひゃああぁあ!」
もはや引き抜いても突き入れてもそこでハヤテの腰が止まることは無く、
ずちゅっ! じゅぶっ! ずぶぶっ!
・・・っと突いては引いて、挿しては抜いてと、
伊澄に息をつく暇も与えずに彼女の膣をただひたすら責め立てる。
「ひぁああっ! あひぅっ! はげしっ! はや・・・っ、さまぁあっ! こんな、ふわぁあ!
もう、も・・・わた、わたぁあっ! ひぁ、あく・・・っうぅうう! んぁあああっ!」
「ふふ・・・っ、喜んでいただけているようで・・・嬉しいですね♪
こういのが、っ・・・激しいって言うんですよ?
・・・・・・まぁでも、もっと激しくなりますけどね♪」
「―――っ! そんな、ひぁ、あぁあ! もっと・・・だめ、ひぅうっ! ムリですっ! こんな・・・ぁああ!
わた・・・っ! おかし、なっちゃ、あ、あぁあああ! んぁああ! ひゃうううっ!」
ひたすら激しさを増す抽送に伊澄は身を捩じらせて悶え、際限無く注ぎ込まれる快楽に随喜の涙を流す。
それはハヤテを包み込む秘所も同じで、
もともと十分に潤っていたソコは今やシーツに水溜りを作る勢いで蜜を垂れ流し、
肉茎が出入りする度に新たな愛液が泡だってこぼれ出してくる。
「伊澄さん、気持ちよくなってくれているんですね・・・
伊澄さんの中、締め付けがどんどん強くなっていて・・・それに、もの凄い濡れてます・・・わかりますか?」
「ひぅううっ! しらな、しりませんっ! そんな、ひぁ・・・あぁああっ! わた、ひゃあああ!
ハヤテさまぁ、も・・・あ、あぁああっ! わた、わたしぃ・・・また、気を・・・や、ひぁあああ!」
535 :
14/17:2006/10/12(木) 23:06:29 ID:Ik0yM3Og
いよいよ絶頂が近づいてきたのか、伊澄は身体だけでなく首まで振りたくるようになり、
イヤイヤ、としているようでその姿がなんとも愛らしく、自然とハヤテは顔を寄せて―――
「はぅうう! ハヤテさま、ほんと、わた・・・っ!? ――――――――――――んんんっ!?」
不意に近づいてきたハヤテの顔に驚いて、一瞬だけ動きを止めたその瞬間に、
伊澄の唇を唇で塞ぐ。
何が起きたのかを理解するのに刹那の時間を要し、そして理解できた途端に、
「ん、んんんっ! んむ――――――――――――っ!」
一際大きく伊澄の身体が震え、ハヤテのモノを包み込む膣壁がきゅううっ、と収縮して締め付ける。
「――――――っぷぁ・・・は・・・は・・・っ、伊澄さん・・・また、軽くイっちゃいましたね?」
「・・・は・・・ぁ・・・っ、は・・・・・・っ、は・・・ハヤテ・・・さま・・・ぁ・・・」
唇を離し一旦腰の動きを止めると、伊澄はぐったりと仰向けに横たわったままでひくひくと震え、
またしても不意を突いたハヤテの行為に不満を抱いた様子は無く、
むしろ見上げる目は完全に蕩けてしまっている。
「ふふふ、伊澄さんってキスに弱いんですね、軽くしただけなのに、一気にイっちゃうなんて・・・」
「そ・・・そ・・・それは・・・・・・」
仕掛けた当人は気付いていないが、伊澄はキスに弱いのではなく、
ハヤテにされたからこそああも感じてしまったのである。
伊澄だってそのキスに特別な意味など含まれていないことは十分にわかっているのだが、
それでも・・・想い人に唇を奪われるということは、彼女自身ですら思っていた以上の衝撃で・・・
「じゃあ、こんなことしたら、伊澄さん・・・どうなっちゃいますかね〜♪」
「え・・・は、ハヤテさま・・・!? あ、ぁ・・・・・・」
例によってにぱっと笑顔を浮かべてハヤテの顔が迫ってくると、
伊澄は羞恥と、期待と、その先の自分を予想しての不安とで完全に混乱し、
それでも唇が触れ合う寸前にはなんとなく目を閉じて、逆らいも避けもせず、ハヤテに唇を受け入れて―――
「ん・・・む・・・んむっ!? んむ、んんんっ! んん―――――――――っ!?」
今度は唇が触れ合う、だけでは済まされない。
ハヤテの舌が伊澄の唇を割り開き、狭い口腔へと侵入する。
伊澄とて、そういう行為があるということ自体は知らなかった訳ではないが、
見た目よりませている彼女でも、流石に今の状況でそんなことに気が回る事はなく―――
「んむ―――っ! ん、む、んんんっ! ん・・・んん・・・っ」
歯や唇や舌や・・・口腔全体をねっとりと舌で愛撫され、舌を絡めとられ、唾液を吸われ、そして流し込まれ・・・
唇が触れるだけのキスでさえ心が完全に無防備になってしまうような相手からのディープキスは、
それだけで伊澄を絶頂にすら導きかねない程の甘美な刺激となって彼女をぐずぐずに蕩けさせてしまう。
それなのに・・・
「ん・・・・・・んんん!? んっ! んんんっ! ん―――――っ! んんん――――――! んむむ―――っ!」
伊澄の口腔を蹂躙しながら、ハヤテの腰が再び動き出す。
キスのせいで更にキツさを増した秘所を、いきなりハイペースで突き込まれ、
伊澄はキツく瞑っていた目を見開いて、声が出せない分だけ余計に・・・なのか、
がくんがくんと身体を揺らし、余りに過剰な快楽に為す術もなくただひたすら悶え続ける。
そんな、抑えの効かない自分に不安を感じたのか、それとも単に想い人が愛しかったのか・・・
伊澄は身悶えしながらも両腕をハヤテの背に、両足を腰に絡ませて、
自分のことを弄ぶ少年に自らすがりつく。
536 :
15/17:2006/10/12(木) 23:07:43 ID:Ik0yM3Og
「んむ―――っ! んんんっ! っぷぁ・・・あぁあああ!
ハヤテさま! ハヤテさまっ! ハヤテさまぁ! あむ・・・んんん!」
伊澄の秘めたる想いを知らないハヤテも、
彼女のある意味子供っぽい仕草を本心から可愛いと・・・そして、強く求められていると感じ、
さらに激しく伊澄を責めたてて、上下のクチを貪り続ける。
「ん――――――っ! む―――――――――っ! んんん――――――っ!」
にゅるにゅると舌を絡めとられる甘い快楽に心は溺れ、
じゅぶじゅぶと蜜壷を掻き混ぜられる淫らな悦楽に身体は蕩け、
こつこつと一番奥を突付かれる度に頭の中で火花が散り、
いつしか火花は閃光となって伊澄の意識を真っ白に焼き尽くし―――
「っんんんんん――――――――――――っ!」
腕と足と膣と、身体中でハヤテをぎゅっと締め付けて―――伊澄はまた、絶頂に達する。
「・・・ぷは・・・は・・・っ、はぁ・・・ふふ、もう完全にイき癖がついちゃいましたね、
でもぎゅーっと抱きついてくるなんて、本当に可愛いですね〜伊澄さんって♪」
伊澄の身体の震えが収まり、手足の力が抜けて自然に解けるのを待ってから、
ハヤテは唇を離し、硬いままの肉茎を引き抜く。
唇からも秘所からも、離れゆくソレを惜しむように銀色の糸が引いて、
ぷっ、と切れた後は小さな雫となって互いの身体に痕跡を残す。
唇を涎で、太股を蜜でべっとりと汚し、絶頂の余韻でひくひくと震える伊澄の姿には幼さと淫らさが同時に存在し、
“幼さ”に対する倫理観を失ってしまったハヤテのまだ硬いモノをたまらなく疼かせる。
「では伊澄さん、ちょっと失礼しますね」
「え・・・・・・ふぁ!? え? え・・・?」
キスと絶頂の余韻に浸っていた伊澄をひょいっと抱き上げるとその身体をひっくり返し、
子猫を地面に下ろすようにベッドのうえに四つん這いにさせる。
しばらくは何がなんだかわからない、という風の伊澄だったが、
ハヤテに向けて突き出す格好になってしまったずぶ濡れの秘所に、
ちゅくっ、と何かが突きつけられるのを感じて・・・
「え? え!? は、ハヤテさま!? ま、まって、こんな格好は・・・私・・・あの・・・!」
四つん這いで背後から突かれる・・・その行為を想像して浮かんでくる感情は、
好奇心や期待よりも羞恥や恐怖の方が勝り、伊澄は逃げるように身体を前方に運ぼうとするが、
当然ながら腰は既にハヤテによって掴まえられていて、どうにもならない。
だが、ハヤテも伊澄のそんな胸中を察しており、いきなり挿入しようとはせず・・・
「伊澄さん、この格好は怖いですか?」
「あ、あの・・・これは、ちょっと・・・・・・恥ずかしい・・・です・・・」
「あは、そうですか・・・でもお嬢様はこうやって僕にされるのが大好きなんですよ?」
「え・・・・・・ナギ、が・・・?」
あの勝気なナギが、使用人の目の前で四つん這いになってお尻を突き出して、
獣のように抱かれ・・・いや、この格好はほとんど・・・犯されている・・・
親友の普段の姿との余りのギャップに、伊澄の想像は否応なしに掻き立てられる。
「はい、いつも僕に後ろからずぶずぶと犯されて、泣きながらよがり狂っちゃうんです♪
お嬢様って一度イっちゃうと、すぐにイきっぱなしになっちゃうので、
イヤ、とか、ダメ、とか言いながら何度も何度も・・・僕がイくまで子猫みたいな声で泣きじゃくるんです。
可愛いですよ〜♪」
537 :
16/17:2006/10/12(木) 23:09:14 ID:Ik0yM3Og
「は・・・ぁ・・・そんな・・・・・・」
言われるままに、使用人に弄り尽くされる親友の姿を想像する。
普段の二人の関係とは完全に逆転したその秘め事に、伊澄はぞくりとするような淫らな雰囲気を感じ・・・
「それだけだと、なんだか僕が一方的にお嬢様を苛めてるみたいなんですが・・・
いやまぁ、その通りではあるんですが、
でもいつもそんな風にされているのに、僕がどんな風にされたいかって聞くと、
必ずお嬢様自ら四つん這いになってお尻を突き出してくるんです♪
“今日は優しくしろよな”とか、“ちょっとくらい激しくしてもいいからな”な〜んて言いながら♪」
伊澄の中では有り得なかったナギの姿はひどく可愛らしく、被虐的な魅力に溢れているのだろうと思うと、
そんな彼女を見てみたいとも思うし、同時に・・・
「そんな訳で、どんな感じか・・・伊澄さんにも教えて差し上げます・・・ねっ!」
「は・・・はわぁっ!? あ、ひぁ、あはあぁああっ!」
自分もそんな風にされてみたい・・・と思った時には、既に後ろからハヤテの肉槍で貫かれていた。
貫かれ、そして引き抜かれ・・・先程よりも更に激しい抽送が始まる。
「ふぁ! んぁああっ! はやっ! ハヤテさまっ! はげし、ひぁ、あぁあああ!
さっきとっ、ちがぁああっ!? ひゃぅうっ! ちがう、ところがぁっ! んぁあっ!
こすれてっ! あたって・・・ふわぁああ!」
「っは・・・っ、はっ、どうです、この格好ですと、さっきよりも、身体が動かしやすいので・・・
は・・・っ、こんな、風に・・・思い切り・・・できるんですよっ♪」
ずちゅっ! ずぶっ! じゅぶっ! ずちゅっ・・・!
背後からの容赦ない抽送に、伊澄はハヤテにしがみつくことも出来ず、
突き込まれる度にびくんびくんと背を仰け反らせ、黒髪を振り乱して喘ぎ続ける。
ただでさえキツい締め付けに加えて、伊澄の身体の震えがそのまま肉茎に響いてきて、
ハヤテの射精感は着々と高まってくる。
「はぁ・・・っ、伊澄さんの中、本当にキツくて、気持ちよくて・・・そろそろ出ちゃいそうですよ・・・
伊澄さんは気持ちいいですか?」
「ひぅうぅ! はぅ、あぅう! そんな、あぁあっ! き、きかないでぇえっ!
聞かないでくださいっ! そん、んぁああぁあ! ひぁ、ふぁあああ!」
もはや聞くまでもない意地悪な問い掛けをしながら、
ハヤテは昂ぶってきた欲望を解き放つ為に、更に腰の動きを速める。
「っあぁああ! はやぁああっ! ハヤテさまぁっ! はげしっ、ひぐ、うぁあああ!
はげし、すぎますっ! こんな、あひ、っあぁああぁあ! ひあぁ! んぁああ! あぅうううっ!」
抽送のギアを上げ、突き込む度に角度を変え、伊澄の膣壁を満遍なく擦り上げて、
じゅぶじゅぶじゅぶっ! っと卑猥な水音を立てながら・・・少女を滅茶苦茶に悶え喘がせる。
そんな伊澄の姿もまたハヤテを昂ぶらせ、臨界付近まで膨張した射精感を発散すべく、
ハヤテは更に激しく伊澄を責めたてる。
「ひぁ、あぁああっ! ひゃっ! ハヤテさまっ! あぅ、わたぁあっ! も、もお! もうっ!
だめ、らめですっ! わ、わたしっ! ふぁああぁあっ! もうっ! 気が、気・・・やっちゃ・・・あぁあ!」
もはや伊澄はハヤテとの行為に完全に溺れていて、故に特に気遣わなくてはいけないところもない。
耐えることもなく、急ぐこともなく・・・ただただハヤテは己の望むままに責めたて、昂ぶらせ、
そして射精感が臨界を越えたらそのまま―――
「っく! 伊澄さんっ! もう・・・出ますっ! 出しますよ・・・中にっ!」
「ひはっ! はや、え、ひぁああっ! きて、きてくださいっ! わたしもっ! 私ももう、も、ふわぁああっ!
中に、ハヤテさまのっ! 中に、いっぱい・・・くださ、あ、あぁああっ! くださいぃっ!」
ずちゅっ! ぐじゅっ! じゅぶぶっ! っと伊澄の尻に腰を叩き付けるような激しい抽送の末に、
最後に思い切り――――――ずんっ!
っと一番奥まで突き入れて――――――
「はいっ! 中に・・・出します・・・っく、出る・・・っ!」
「っふぁああぁ! あ・・・っあぁああ!? ひぅうっ!
出てる、出て、ハヤテさまの、が・・・あ、ひ・・・ぃああぁあああああ!」
びゅくっ! びゅるっ! びゅくくっ!
根元まで突き込んだ肉茎をどくんどくんと脈動させて、ハヤテは滾る欲望の塊を伊澄の小さな身体へと注ぎ込む。
先ほどあれだけ激しく射精しているにも関わらず、その勢いは衰えておらず、
熱い粘液の塊を胎内に叩きつけられて、伊澄もまた否応なしに絶頂を迎えさせられて・・・
「ぁあぁあああ・・・ぁあ・・・っ、あ・・・ふぁ・・・はぅ・・・ぅ・・・っ」
ハヤテの射精が終わるまで背を仰け反らせてガクガクと身体を痙攣させ続け、
やがて膣内を蹂躙する濁流が収まると、がっくりと脱力して上体をベッドに突っ伏して倒れ込み、
はぁはぁと荒い息を吐いていた。
同じようにぜぇぜぇと息を荒げていたハヤテだが、すぐに回復して一つ息を吐いてから、
にゅるっ、と硬さを失ったモノを伊澄の中から引き抜く。
「っひぅん!」
その刺激に伊澄は思わず声を上げてびくんと跳ね・・・
あとはまたうつ伏せになって、ふるふると震えながら息を整えようとするが、
ごぽり、と栓を失った秘裂から白濁があふれ出してくると、
「っひ・・・ぁあ・・・・・・っ、は・・・ん・・・・・・ぅ・・・っ、ふぁ・・・・・・はぅう・・・」
ハヤテに腰を持ち上げられたままなので、太股を伝って垂れ落ちる精液のじわりと熱い感触に苛まれ、
悩ましげに声を洩らしながらびく、びくんと不規則に大きく身体を揺らすのだった。
以上で今回の投下分は終了です。
延々と長文を続けてしまってすみませんが、
次で終われる予定なので、読んでくださっている方はお付き合い頂ければ幸いです。
では、失礼します。
超GJ!!これ以外言えない自分に腹が立つが超GJです!
へー
伊澄たん処女喪失おめでとう。これだけの量を間をおかず書けるのは本当に凄いです。GJ。
GJ
このスレを上級と初級みたいに分けてくれないですか?
正直、ROCO神の作品と便乗犯氏みたいな駄作が
同じスレのなかにある事自体腹が立ってくるのですが。
心の狭い方だなぁ
こやつめ、はっはっはっ
>>544 ふむ、なるほど。
感想を書くスレッドを初級と上級で分けるのか。
うん、それはいい考えだ。
なんか妙にう便乗犯氏にこだわる人がいるな。
そもそもそんなにこだわるほど投下もされていないだろうに。
なんか恨みでもあるのか?
信者を装って荒らそうとするタイプの荒らしも今じゃもう時代遅れだな。
何だかんだでもう475KBだ。
もうすぐ次スレを立てたほうがいいんでね?
もしくは480kbかな
553 :
はなび:2006/10/13(金) 19:28:30 ID:+1P/N9FD
続きを書いたんで投下します。
一応ナギ×ハヤテは完成したつもりです。
554 :
はなび:2006/10/13(金) 19:35:28 ID:+1P/N9FD
「キスしてくれないか…?」
そう言った時のお嬢様顔はとても可愛らしいくて…。
ハヤテは無言のまま、真っ赤になりうつむいているナギを見つめる。
ナギも少しして、無言のハヤテを見つめる。
「お嬢様…」
沈黙を破ったのはハヤテの言葉、同時にハヤテも腕をナギの首にまわし抱きしめる。
2人の距離はもうあとわずか、それでもゆっくり、ゆっくりとその距離は埋まっていく…
「「んん……」」
ついに唇が触れ合う。その味は何よりも甘くて、何よりもおいしい。
2人の唇が離れる、
ナギの顔はよりいっそう真っ赤に染まっている。その表情は、嬉しさと恥ずかしさが混じりあい、色っぽい。
ハヤテの中の何かもはじけた。
もう止まらない、
もう一度ナギを強く抱きしめ、再びキスをする。
さっきとは違い強く、濃厚なキス…
ナギもそれに応じ、ハヤテの唇をむさぼる。
ナギの口内に何か暖かいものが入ってくる。それは自分の舌、歯、あらゆるところを弄っていく。
ナギもそれに自分の舌を絡ませ、激しく絡みあう。
どれくらい続いたのだろう、ベッドのシーツに大きなシミができるころ2人は唇をはなした。
555 :
はなび:2006/10/13(金) 19:38:48 ID:+1P/N9FD
その唇からは別れを惜しむかのように、糸が繋がっている。
「ハヤテ……」
「お嬢様……」
もう言葉はいらない、ハヤテはそっとナギの服を脱がそうとする。
ナギもハヤテの服を脱がそうとする。
2人は徐々に生まれたままの姿になっていく。
そして今はお互いパンツのみの姿となり、ベッドで座っている。
さすがに恥ずかしいのかナギは下を向き、ハヤテを見ようとしない。
そんなナギをハヤテは後ろから抱きしめ、優しく胸に触れる。
「んっ…」
ナギは嬉しい反面どこか悲しかった。自分の体系を恨んでいた。マリアとまでは言わない、せめて咲夜ぐらいはあってほしかった。
「ハヤテ…ごめん」
「何がですか?」
「いや…その…小さくて…」
こんな心配をするお嬢様をハヤテは微笑ましく思う。
「大丈夫ですよ。大きさなんて関係ありません。僕はお嬢様の胸だから好きなんですから」
「ハヤテ……」
556 :
はなび:2006/10/13(金) 19:42:03 ID:+1P/N9FD
「それに、僕が揉めば大きくなりますよ♪」
「……ハヤテのバカ………///」
いつも言われていることながら、ハヤテは苦笑する。だけど今日はバカと言われたのにうれしい。
ナギの秘部に手をのばす、ナギは少し驚いたようだったが、抵抗はしなかった。
パンツの上からなぞってみる。
「ひぅっ!」
突然の刺激にナギが思わず声をあげる。
「お嬢様?感じてるんですか?」
「な!いや感じてなどいないぞ!?」
お嬢様は負けず嫌い…そういえばそうだったなぁ、とハヤテは思う。
「じゃ、もっと触ってあげます♪」
「えぇ!!!?」
ハヤテは再びパンツの上から指でなぞる。ただしさっきより強く、そして何度も何度も…
「ん……あっ!ハ ハヤテ…やめっ…んっ…ダメェ…」
その声は数を増すにつれだんだん激しくなる。
「お嬢様…パンツの上からでも濡れてるのがわかりますよ」
「バッバカ!そんなこと言うな……あっあぁぁ!」
ナギの下半身はもう大洪水だった。秘部からでる愛液はすでにシーツにシミを作っている。
ハヤテはナギのパンツを脱がす。そこにあるのはまだ毛も生えそろっていない大切なところ…
そっと指でなぞると簡単に指が入ってしまった。
557 :
はなび:2006/10/13(金) 19:48:15 ID:+1P/N9FD
「ひゃあああ!!?」
今まで以上の刺激、ナギは思わず声をだしてしまう。
「お嬢様…動かしますよ」
ハヤテは指で優しく、だが強く指を動かす。
「んん…いやっ!すご……は ハヤ…やめっ…」 ナギはもう言葉もままならない。
「お嬢様?気持ちいいですか?」
ハヤテは手を休めることなく問う。
「ハ…ハヤテェ…す…すごっ…ああぁっ!」
それを聞きハヤテは手の動きを強める、同時にナギの喘ぎ声も強さをまし、ついに…
「ん…あっ…何…くる!…ん…あっ!?…ああああああああ!!!!!!!!!!」
ナギは絶叫を迎える。息はきれ、体も震え、ハヤテにもたれかかる。
ナギにとってこんなに疲れたのに、こんなにうれしいのは初めてだった。
「ハヤテ…最後まで頼む…」
「いいんですか?お嬢様」
「ここまでやっといて何言ってるんだ…。それに……」
「?」
「私はハヤテが大好きだから……////」
「お嬢様……///」
558 :
はなび:2006/10/13(金) 19:51:19 ID:+1P/N9FD
2人は再び強く抱き合い、キスをかわす。強く、激しく、濃厚なキスを……
「いきますよ?お嬢様…」
「うん…ハヤテ、優しく頼む…」
「はい、でも僕も初めてなものですから保証はできかねますが」
ハヤテの肉棒はもうすでにかなり大きくなっている、これがナギの小さな穴に入るかどうか…
チュプ…
「ん…」
肉棒の先端がナギの秘部に触れる、
少しずつ、優しく、痛くないように腰を押し込んでいく
「ん!あっあぁぁ!!」
深く入れるにつれナギの声が大きくなる。
そしてハヤテの肉棒がナギの処女膜にとどく
「お嬢様?おそらく今から痛いと思いますが大丈夫ですか?」
「そ、そんなに痛いのか?」
「僕にはよくわかりませんが…そうらしいです。」
「大丈夫だ…ハヤテ…きて…」
痛みなんか怖くない。今から大好きな人と一つになれるんだから、ハヤテと一つになれるのだから…
ハヤテの腰に力が入る
メリッ
「あっあぁぁーー!!!んっふ…ふっ!」
予想以上の痛みだナギを襲う、ハヤテはとっさにキスをする。ただお嬢様の苦しそうな声は聞きたくなかったから、
ナギが落ち着くまでそのキスは続いた。ナギの顔はまだ少し苦しそうなのに…
559 :
はなび:2006/10/13(金) 19:54:29 ID:+1P/N9FD
「ハヤテ…もう大丈夫だから、な?」
「本当に大丈夫ですか?…動きますよ?」
ハヤテはゆっくり腰を前後に動かす、かなりキツいが、それが気持ちよかった。
ナギは痛みと戦っていた。処女喪失の痛みもあるが、何より自分には大きすぎるハヤテの肉棒…
だが決して悲鳴は上げない、
一つになれたんだから、ハヤテと結ばれたんだから
「お嬢様…気持ちいいですか…?」
ハヤテの言葉にも少し余裕は無くなっている
「うん…ハヤテェ…」
その言葉は半分はウソで、半分はホント
さっきからナギの体の中を駆け回っていた痛みではない何かが、少しずつ強くなっていく。
しだいにハヤテの動きが激しくなる、そして深く差し込まれた瞬間
「ひっ!ひゃあぁぁぁ!!!」
ナギが初めて声を上げる、
それは痛みでなく、快楽からくるもの…
560 :
はなび:2006/10/13(金) 19:57:36 ID:+1P/N9FD
「おっお嬢様!?」
「大丈夫…ハヤテェ…もっときて…」
もう痛みは全くない、ただ気持ちいい、ナギは快楽にひたっていた。
「いきますよ、お嬢様」
「ひっ!ひゃあぁぁ!!ハヤテ…あっ……すごす…ぎ!」
ナギは自らもハヤテと合わせ腰をふる、その刺激は両者にとってすさまじいもの。
「おっお嬢様…!そうされたら…僕…もう…!!」
「いい!きてくれ!!私の中にきてくれ!!!」
両者ともスパートをかけ、動きは格段に激しさを増す、
「うわっ…!あっ…もうお嬢様ぁ!」
「ハッハヤテェ…!わっ私も…!」
「「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!……」」
ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ…
2人は同時に頂点にたっした。
ナギの中にハヤテの精子が流れこむ、
「あっあっあぁぁ…すごい…あつい…」
しばらくしてハヤテはナギから肉棒をぬいた。ナギの秘部から、白い精子があふれでてしまう。
そして2人は無言でキスをかわす、
長く、長く…ナギが疲れ、寝付くまでキスは続いた。
561 :
はなび:2006/10/13(金) 20:00:04 ID:+1P/N9FD
太陽の光が窓から差し込む、ハヤテはその光で目をさました。
いつもと同じすがすがしい朝、今日もいつもの執事としての仕事が始まる。
ただ違うのは、自分の横で大切なお嬢様が幸せそうに寝ていること、
その腕はハヤテの腕をつかんで離さない。
だがもう起きなければ…クラウスに見つかっからクビになるかもしれない。
ハヤテはナギの耳元に顔を近づける。
「おはようございます、お嬢様。大好きです♪」
そう言って頬に軽くキスをする、するとハヤテをつかんでいた腕の力は少し弱まった。
ナギを起こさないようにベッドから抜け出し、自分の部屋に向かう。
これからもよろしくお願いします、お嬢様。
そう思いながら
562 :
はなび:2006/10/13(金) 20:01:41 ID:+1P/N9FD
太陽が真上にくるころナギは目をさました。
だが、自分の横にハヤテの姿はなかった。
「あれは夢だったんだろうか…」
だが痛みのある夢なんかあるだろうか、
疑問をかかえつつナギはベッドから降りる。
だがその疑問はベッドを降りた瞬間解消された。
無数のシミ、数々のシワ、何より処女を喪失した時の血痕がシーツにまじまじと残っている。
ナギの顔は一気にに真っ赤になる。
ナギはきびすを返し、服を着替え駆け出した。
ハヤテはどこだろう
今は考えるのはそれだけ、ご飯なんかどうだっていい。
「ハヤテ〜ちょっと来てくれ〜」
今日は何をしよう?
いつもより楽しくなるような気がする。
563 :
はなび:2006/10/13(金) 20:04:21 ID:+1P/N9FD
以上です。
最後はハヤテ視点とナギ視点で書いてみました。
駄作!!!
お疲れ様でした。
最近見てない、王道的な話だと思います。
どうでもいいといえばどうでもいいのですが、1つ気になった点を。
>ナギの秘部から、白い精子があふれでてしまう
この表現だと、精子より精液の方が自然な表現かと。
乱暴な意見だが、
「〜///」
が入っている作品は読む気が起きないし、大体面白くない。
ざっと見ただけでも誤字がわかるし・・・
もう少しがんばりましょう。
読んでもないのにケチ付けるのはあんまりだろ
はなびは全部携帯なの?
もし携帯で文章打ってるとしたらPCのテキストエディタ使うのを薦めるよ
そうすればもっといいSSが書けると思う
もし今までのがPC使って書いた文章だったとしたら精進しろとしか言いようがない
もっとずっと遠い場所だと思っていた
手の届かない夢物語
どんなちいさなひかりも見逃さずにいた
少しでもあなたに近づくために
闇を切り裂く胸の奥の勇気
迷いを断ち切る白い翼
立ち止まりそうになっても
今ここにある笑顔胸に閉じ込めて
571 :
はなび:2006/10/13(金) 23:46:02 ID:+1P/N9FD
>>567 すいません、以後気をつけます。
>>569 はい、自分は全部携帯です。PCはよくわからないので…テキストエディタって何ですか?
容量がもうあと15kbも残ってないな
立ててみる
立てられなかった。誰か頼む。
贅沢を言うなら……ずいぶん歴史が増えてきたから、過去スレ群を>2に移した方がいいかも。
すまぬ。ありがとう。
なんか本当に21歳以上なのか怪しくなるような職人多いよな。
雪豹とか、文章レベル的にもリア厨みたいなやつが職人って言われるくらいだからな。
ROCO氏の爪の垢でもせんじて飲めよあいつは
581 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 20:30:15 ID:rm+451a0
ついでにage
次スレも立ってるし埋めるか
, .:: ´ ̄ ̄ ̄ ` 丶
/ ::\
/ ヽ
./ : ',
./ l l :l :l l l l ',
i :l l :l :l :.:l:l :.l :l :.:l ::i
.ll :l:.l.l:.:l: l{:{ .:.l.:.:.:.:l:.:.:l\:l l ::l
.l i .:.:i.:.{ヽ,.:.:l 'iヽ. :.:.l__:l:.:l―:l l l
l i :.:.:.ハrt 、l ',. ヽ:.:.:.l.:.:.:.:l:l lrヽ l l
lヽ__:ハ V:j √| ̄{ヽ, l :lj} / :l l
.l ::l :.ハ ゝ' i:::し`/l :lノ:l ll: l
l :li :.::|\' __ ` ´ l :/| ll :l l:l
.l::lヽ::|ヽ/ヽヽ._ ノ. ィ´l :/ヽ,l レ lj
l l { `ヽ l/ ` ヽ
.l ヽ, ヽ,
i 、 ,-ーー }
.i } /
i / / ./
i/ / / /i
. {:: / / ./ i
ヽ .l / ./ i
.l ヽ ._ 入 / / j、
. l .lヽ  ̄/ / `ヽ
. l i. ヽ ./ / `ヽ,
. l .l . / ./ \
.l l. / /j i ヽ
. l .l ./ / / .j
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`''ヽ /ゝ== / / 丶、 ./ ./
/ .ィ j / .j `/i /
{{////./ / /. i /
L/ イ////`'' ,,, / i ./
L/ `'''/< .i /
583 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 06:40:32 ID:sCn4P4bo
梅産め埋め膿め
584 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 16:08:15 ID:alu/iU7a
ワタルとサキの関係が萌えた
ハヤテ関連スレのなかで、落ち着ける場所ってありますか?
ここ
埋め埋め即興ナギソロ〜釣りの回の夜ってことでー
「え?」
きょとんとするマリア。
「だから今日は添い寝はいいと言っている」
憮然としたナギの顔は少しだけ赤かったがマリアはその事を察知できなかった。
「そ、そうですか。それでは……なにかあったら呼んでくださいね」
「うむ」
「それじゃナギおやすみなさい」
「ああ。おやすみ」
多少不信感を抱かせつつもマリアを部屋から追い出すことに成功した。
そして昼間の事を思い出す。
(しかしハヤテめ……大胆にもほどがあろうに……)
池の中で二人切りになった途端レクチャーとも見せかけて体をすり寄せてきた挙げ句、
後ろから胸をわしづかみにしてきたのだ。
(いくら相思相愛といえ心の準備というモノが……)
胸に残るハヤテの手の感触。
(大きくて温かくて……しかも……そのなんというか指が……明らかに……)
触られた箇所に手を置く。昼間擦るように触れられた部分に指をそわせると布地が
擦れる感触が心地よかった。
(大きな声出してしまった……)
ハヤテに乳首をさすられてしまい電流が流れてしまったかのような感触で
声をあげてしまった。今も触ってはいるが昼間ほどの刺激ではなかった。
(やっぱりハヤテにさすられたから……ん……)
それでも緩やかな刺激がパジャマ越しからそのその小さな胸の上にのる
乳首を隆起させてきているのが分かる。
(小さいとバカにしながら触っていたが……ひょっとしてハヤテ小さいのが
好きなのだろうか……)
「ん……」
触ってるうちに体が熱くなり、ついには吐息が漏れる。また二人きりになったら
触ってくれるだろうか。
(今度は……恥ずかしがらずにハヤテに……)
「あっ……んふ……んっ」
手はいつしか胸だけでなくそっと下腹部の熱く濡れ始めた秘唇に手を添わせていた。
マリアの目を盗んではおこなっていた手淫だがハヤテが来てから回数が多くなっていた。
「ん……んふ……んっ……んっ……」
声を悟られるのを恐れ枕に顔を埋めていた。吐息の熱さが枕の布地から顔に伝わる。
(ハヤテ……ハヤテ……ここも……ここも……んぁ!)
秘唇をなぞる指に意識が集中する。まるでこういう風にしてくれとハヤテに懇願してる
ように思われて羞恥心が体をより熱くさせた。指にまとわりつく液を固くなっている肉芽に
ぬりたくるようにこねる。未だに包皮は剥いたことがないがその上からでも十分心地よかった。
(あっ……来るっ……今日はなんか……早…あぁっ!)
昼間の出来事の興奮がいつも以上の刺激を送っていたのか思いのほか早い到達に
戸惑いながらも全身を硬直させた。
(あ……ハヤテ……)
心地よい微睡みがナギを迎えていた。
いつか…。いつか本当にハヤテに触られることを夢見ながら少女は徐々に淫らな願望を
大きくさせていくのであった。
以上です(´・ω・`)ノシ
GJ!
lヽ _.. -‐- .._へ _________r‐'"彡 走
_ry'ヽ Y Y / _____ ノ る
(0○ノ i ̄ ▽  ̄ i / / ̄ ̄ ̄  ̄ 速
\ \ キ _人_.ノ ノ / / r‐ 、 さ
\ \ ヽ _. イ/ く ヽ ヽ は
\ \ >'"\ r'" ヽ } }
\ \_ .. -‐ '" \ / /
\ _ ......_ ヽ ` .._ / /
 ̄ ̄ ̄ ヽ .._  ̄ ‐- .._
マ ‐- .._ ヽ ` 、
. ッ >- _ ` 、
ハ r‐ '''''  ̄ __/ ` .._ ` 、
5 \ ヾ ̄ ̄ ̄ ‐- .._ ` 、
\ \ - .._ ` 、
\ \ ‐ .._ ` .._
\ \ ヽ- ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━(_i_i_ノ━━━━━━━━━━━━━━(_i_i__ノ━━
次回の人気投票一位はファーザーだな
うめー
` ヽ _
\`ヽ
\ ヽ
プ 私 ヽ ', __
リ の ,ゝi' ´ __ ` ‐ 、
ト 名 /ーリ ' ´ ` ‐、 \
ニ 前 / \ ,ゝ..、
「', l は /ヽ _ / ヽ ,ゝ:;;;:人
r、',ヽ l i ,┐ / / / l ',、::;;ノ \
ヽヾ ヽ.l ', l l ヽ、 ヽ ,' l ト、,イ l ', l リ \ \
r、\ヽ ソ l_ l/  ̄ l l l l', ',ト、ト lリヽ l⌒', l ヽ ヽ
ヽ 丶 l /:ヽ、_ l i l l ',ヽ ',!ヽトリ==l l i / , -',ヽ ',
\__/:::::::/ \ l l l '.,r..、ヽl 〃 l l l_.ノ/:::::::::::', ', i
`ヽ::::::::::::/ヽ、 \- 、 ',l ', l ',ヾ', Ζlノ lイ./:::::::::::::::i::::i:',ヽリ` ー-- ‐/
i ̄ ̄ \ ` ‐ 、.__ヽ\ ト、 l,,┘ , -、 ノl ',l` ‐ 、:::::::ノ::::!:::::::::::::::::::::::/
└ー 、 ヽ \  ̄ ` ‐ ヾ` ー< _ノイヽ ヾ、ィ:::::';::::::::::::::::::::::::::::::/
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` ‐ 、 // ヽ l:::::::::::::/、__ /', ):::::::::::::; - <
` ー - 、._ / ', l::::::::::::l::::::::::/:::::::リ:::::::// \ , へ
 ̄ ̄ ̄ ヽ';:::::::::l::::/::::::::::::::::::::/ / / ヽ
/ヽ::::;:Ll::::::::::::::::::::::/ l /
/l ̄ ̄プ;;;;',ー----‐'´ / /
-ー/ーl / L;::;ノト、 l
 ̄ ̄l ̄ ,イ / l /7 ̄ ̄ ̄ ̄` ‐ 、
, -──l --‐' l/ / ヽ、 //
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/ ,L-イ \ \
l\___/ ヽ _ゝ ,.ゝ、
/.,ゝ/:::::::/ i  ̄ ヽ_/, く::ヽ
<:::::::::::::/ l / ̄ ̄ヽ、_ノ /` ‐!、
` - / l / ` /:::;::ィ'´:ヽ::::` ‐ 、
,' lイ::::l /::::/ヽ:::ヽ::::::\::::::::::` ‐
i 」::l::::l /::;::イ:::';::::::ヽ::::\:::::::`‐
l, -‐ '´:::::l::::「:::;:イ::';::::';::::ヽ:::::::\:::::\
ヽ、::::::/ l:::::l:イ::::l::::';:::::':;:::::\:::::ヽ
 ̄  ̄ l::l:::::';:::ヽ:::::\::::l:::
l:::l:::::i:::::く::::::/:::
l:/:/::::/:::::/:::
/:::::::::/::::::/::
すげえ。かわゆす・・・・。
まだ500kBいってないのか
,.. ィゝ-r,、.. _
/ r 、./ l -、 `ヽ
/ ー' ! ! ー' ヽ
/ ! ! ゝ、
(ヽ、 f ヽ!| | f ヽ ‐' ィ、
(1`‐ 、 ニ ノ⌒ヽ ニ _ - '´ノィ
l `ヽ、. lヘ.フ7 ̄ _,.. - ´ !
ヽ、 ` `ー´  ̄ ノ
/`ヽ- _/ ! ヽ_ ィ ´_ゝ
_ ,.、 / ̄ヽ 'ー ^ ー' /´ l _
l 7 l\| ,. --ヽr‐ ⌒ー〒/== 、 j ィ´ l「 l
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| |l _ヽ ! _ ヽー/ | jノ ! l
! ! 〃ヽ| , イ-、 7トlニレ 7=,- 、 j |〃ヽ. | |
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