妄想的時代小説part2

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1名無しさん@ピンキー
前スレが知らぬ間に消えていたので立てました。

「壇ノ浦夜合戦記」「源氏物語」、戦国乱世、七国、革命などなど歴史
に題材をとったSSはここへどうぞ
2名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 06:00:00 ID:3kBXqChM
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!

.         ,:::-、       __     >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
    ,,r   〈:::::::::)    ィ::::::ヽ    >3 >>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
  〃   ,::::;r‐'´       ヽ::ノ     >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
  ,'::;'   /::/  __            >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
.  l:::l   l::::l /:::::)   ,:::::、  ji     >6 いまさら>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
  |::::ヽ j::::l、ゝ‐′  ゙:;;:ノ ,j:l     >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
  }:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;!     >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
.  {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/      >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
  ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/      >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
.   `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ       >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
        `ー-"
3名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 00:05:30 ID:hlNcKev5
>>2
パンダは大好物だぁ。いただきますぷぅ〜
4名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 12:45:51 ID:+UousH8f
ほす
5名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:21:46 ID:EnIDIp4a
>>1の人乙
時代小説がいっぱい増えて欲しい
6名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:03:31 ID:wjRAJmyF
>>1さん乙
前のが消えていたから尚更嬉しい
7名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 20:05:19 ID:mkPsmmpn
とりあえず落ち防止も兼ねて神が降臨するまで好きな題材を挙げていくか
クレオパトラがシーザーの所へ行くのに絨毯にくるまれて行った話が好きだ
って初っ端からエロネタじゃなくてすまん
8名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 09:09:17 ID:6yw4CuZq
壇ノ浦夜合戦記、かなぁ・・・?
9名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 22:08:22 ID:87CrsfTE
>>7全裸だったそうですよ
10名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:13:51 ID:WYbcptd3
前スレ読んだ事が無い
世界史でも日本史でもいいのか?
11名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 21:02:47 ID:OBbMc81s
>>10
おけです
12名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 02:26:53 ID:d6VP3ufN
前スレといえばSS保管庫でたまたま読んだ
イングランド名誉革命の国王女王夫妻初夜モノが凄く良かったよ

ちょっとスレ違いだけど作者さんGJ
メアリも可愛かったけどウィレムのツンツンぶりに萌えたよ
13名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 23:40:23 ID:qH9hML47
>>12
今日読んできたよ。面白かった。他にも良作がありそう!
現行スレに投下が無いのが惜しいね。
14名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 02:09:11 ID:7ddfwJKE
保守保守
15名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 02:03:40 ID:gFJj/JrW
新・壇ノ浦夜合戦記〜第一夜〜

文治元年3月、夕刻。防長2州と九州を繋ぐ壇ノ浦に勝ちどきが響いた。
源義経率いる源氏の軍勢はこの日、ついに平家を滅ぼした。総大将の
義経は兵船を馬関(下関)に停泊させた。義経は下関から関門海峡を
望み、5年前から先ほどまで続いた源平合戦に思いを馳せていた。

自らの腹心の一人であり、奥州以来の戦友でもあった佐藤継信を射殺した上
ほんの一時前まで自身を狙い続けた能登守教経・・・。落ち目の平軍を指揮し、全てを
見届けた上で最期を遂げた新中納言知盛・・・といった敵将たちの雄姿や、
先陣争いを演じた梶原景季と佐々木高綱、心ならずも平敦盛を討ってしまった
熊谷次郎直実など、味方の猛者たちの武勇などが思い出された。
しかし、彼の意識は先ほど見た一人の女へと移っていった。その女とは------------。
建礼門院徳子。安徳帝の生母にして、先の高倉帝の皇后である。
16名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 02:24:27 ID:gFJj/JrW
徳子は入水に失敗して助け出されたのちに、一部の女官とともに、臨時の
御座船に収容されていた。義経は夜半に謁見したものの、徳子は悲しみに
うちひしがれているようで、義経の慰めの言葉にも答えられなかった。
我が子や一族の最期を目の前でみた挙げ句助け出されたのだ。無理も無いだろう。
「女院さま、お悲しみは尤もと存じておりまするどうかお気を強くお持ち下さいませ」
と言い、懐から数粒の丸薬を取り出すと、徳子に差し出した。義経曰く、気付け薬で
あるという。初め徳子は俯いたままだったが、義経が強く進めるので、結局全ての
丸薬を飲んだ。これを見届けると義経は御座船を居り将兵がいる下関の浜へ下りた。
17名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 02:48:16 ID:gFJj/JrW
そして、しばらく時間が経った。相変わらず浜では将兵たちが宴を開いていた。
「判官義経、女院さまの御身を案じて参上つかまつった」
義経は再び徳子のいる御座船へと入っていった。そして、女官たちにも浜の宴に
加わるように告げた。役目があるゆえ、と女官たちは言ったが、義経は「船は
宿直の兵が廻りを固めているから安心せよ、其方らも今まで辛かったであろう」などと
うまく言いくるめて船外へ出した。外へ出れば兵が警護しているものの、御座船の
中は義経と徳子の2人きりとなった。義経は徳子のためあてがわれた船内の一室へ入った。
徳子は相変わらず俯いたまま無言であったが、先ほどよりも顔色が良くなっていた。
それどころか、頬は桃色に染まっているようだった。
「判官義経、女院さまをお慰め仕らんと思い参上仕りました」
義経は一通りの挨拶を終えると浜辺の喧噪を鼓の代わりにして舞をし始めた。
さすが、身のこなしは御曹司というだけあって中々優美なものだった。
初めは俯いていた徳子だったが、しばらくすると少し顔を上げてやや上目使いで
舞を見ていた。心なしか目が潤んでいるような感じだ。
「あっ」
義経が突如躓いた。そして、徳子に覆いかぶさるように倒れてきたのだ。突然の
ハプニングに徳子は逃れられず、義経の下になってしまった。
18名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 03:13:49 ID:gFJj/JrW
「これは失礼つかまつった」
義経はすぐに詫びたが、徳子を押し倒し、上に乗ったままであるのには変わらない。
それどころか義経はなんと、これに乗じて左手で衣服の上から徳子の尻を掴み、
もう片方の手で胸元を撫で回していた。普段ならば、また普通の状況ならば抵抗するなり
声を上げるなりするはずだったが、このときの徳子はただ目を潤ませてもじもじ
するばかりだった。義経は先の丸薬が十分に徳子の体に回っている事を確かめた。
さっきの薬は所謂かなり強い媚薬だったのだ。徳子の美しさを目の当たりにした義経は
とっさの判断で、普段は女郎や側女にこっそり仕込む薬を気付け薬と偽って飲ませたのだ。
そうとは知らない徳子、なにやら体の奥が熱い気がしていましたが、突然の義経の乱入に
すっかり春情が刺激されてしまったようだ。しかし、徳子にも女院としての自覚がある。
「そ、そのような無体なことを、し、しても良いと思っているのですか?」
徳子にしてみれば精いっぱいの抵抗だった。しかし、義経は先ほどより強く徳子の尻と
乳房をもみしだきながら耳元で囁いた。
「されど、先ほどから春情をかき立てられておいでのようですが?」
徳子は俯いてしまった。図星だったのだ。すると、義経は俄に徳子の唇を
吸った。「むぅ」と小さく呻き、抵抗しようとする徳子。しかし、義経の
舌と唇が徳子の口内をなぶり始めると、徳子は抵抗をやめて義経の舌に
自分の舌を合わせ始めた。理性が春情に敗れた瞬間だった。
19名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 03:33:06 ID:gFJj/JrW
義経は徳子の口内に舌を絡ませながら、上に羽織っていた単衣を脱がせ、肌着
一枚の姿にした。おそらく帝以外の男衆にこんな姿見せた事も無いだろう。
「ぷはぁ」
義経と徳子の唇が離れた。徳子の可愛らしい口から涎が垂れていた。すると、義経は
徳子を四つん這いの姿にさせた。言われるがまま四つん這いになった徳子だが、義経が
前から自分を覗き込むに至り、かなり恥ずかしいポーズであることに気付かされた。
まず、前。肌着の隙間から胸の谷間が丸見えである。下手をしたら乳首まで見えて
いるかもしれない。そして、股。肌着一枚しか今の徳子は身にまとっていないので、
或いは股間が、股の恥毛が見えてしまうかもしれない。そして、尻。肌着一枚しか着てない
ため、四つん這いになるとこれでもかというほど尻が強調されてしまうのだ。
義経は徳子の後ろに回り、肌着を間に挟んでいるものの、徳子の豊かな尻に頬ずりして
いる。頬ずりしながら両手で尻を掴んでみたり、太腿へ手を這わせたりしながら、徳子の
尻を楽しんでいる。
「あ、ふぅ・・・・ぁはあぁ・・・・・はあぁ・・・」
徳子は義経に尻を弄ばれながら、ねっとりした吐息まじりの声をあげる。発情させられた
せいか、尻と太腿のみを攻められているのにも関わらず、かなり敏感に感じているようだ。

続く
20名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:05:26 ID:EwzVhovT
いいところで続くなんて・・・
21名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 03:01:24 ID:9XyefSvo
義経は四つん這いの徳子を押し倒すと、徳子の肌着を大きく開けさせた。
すると、たわわに実った乳房が露になった。先っぽは既に立ち上がっていた。
「ふふふ、女院さま。乳首なんぞ勃たたせて、随分とお悦びのようですな」
義経の言葉攻めに、目をさらに潤ませる徳子。次の瞬間には義経は徳子の
乳に吸い付いた。「あああ、あっ、あっ・・・」徳子は声を上げる。義経は
吸いながら右手を徳子のヘソ下にやり、股間をまさぐっった。陰毛の
感触があった。だが、徳子は股を開こうとはしなかった。
「あああ・・・お願いです・・・。これ以上は・・・お許しを・・・
そんな、恥ずかしい事・・・・・わらわには・・・・・」
喘ぎ喘ぎ徳子が言う。しかし、義経はならばとばかりに徳子の陰毛をまさ
ぐっていた右手を動かし、太腿、尻、脇腹、ヘソ廻りを撫でまくる。さらに
乳首を一層激しく攻め立てた。たまらず徳子、力が抜けて少し股が緩んだ。
そこへ、義経の手が容赦なく割り込み、ついに徳子の桃源境へ到達した。
その間も、あちこちの愛撫に徳子は身悶えしながら
「あ、あああ・・・」とか「はぁぅ、ああん、くぅ・・・」などと声を上げていた。
22名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 02:17:17 ID:bc1kVT6w
義経は徳子の秘部へと手を進めた。そして、下の口の周囲をじっくりと撫で
回した。すでに愛液で溢れ、たっぷりと濡れていた。
「ひ・・・ひはあぁ、はあぁ・・・!」
義経の愛撫に声をあげるしかない徳子。そして、義経の指が大きめの
クリトリスに触れると、「ひあああん!」と快感に悶えながら叫び、
「あああ・・・ひやぁ・・・。そこだけは、耐えられませ・・、ひいぃっ」
と、半泣きで訴えた。しかし義経、徳子に陰核攻めが有効とみるや、徳子の
訴えなど軽く無視し、さらにクリトリスを攻めまくった。
「あああ・・・ひいぃ・・・、お、お許し・・・を・・・い、嫌あ・・・
ひ、は、ひあああああん!」
その度に徳子は感じまくり、愛液を溢れさせた。陰核はさらに勃起していく。
「ふふふ、女院さま。嫌よといいながらも、お声と溢れでる下の口は正直ですなあ」
「はあ、先の帝は、このように意地悪な事、ひいぃ・・、なさりませぬぅ・・・・」
「しかし、意地悪といいながらも、女院さまはお喜びだ」
義経の言葉攻めによがる徳子。すると義経は、唐突に手をひいた。
そして、徳子の両足を持ち上げ、所謂「まんぐり返し」の状態にした。
全てが見られてしまう。徳子は恥ずかしさでいっぱいになった。帝にもこんな
ことはされなかった。もっとも、若くして没したので無理も無いが。
ともあれ、こうなれば全てが丸見えである。隠しようが無い。
23名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 12:17:31 ID:aG2QuTPj
いいところで〜!続き待ってます
24名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 03:23:02 ID:0arUEx5H
狼狽える徳子。義経は丸見えになった徳子の秘部をじっくりと見る事が出来た。
薄めの陰毛に、使い込んだ様子が殆ど無い、美しい秘穴。クリトリスはすっかり
勃起し、徳子の秘部からは愛液が溢れ、雫は近くにある可愛らしい菊門はもとより
腿にも滴り落ちていた。まさかこんな露骨に自分の秘部を見られるなど思いも
しなかった徳子は、「いや・・・恥ずかしい・・・・」と訴えた。自力で腿を
閉じようにも、義経に押さえられており、とうてい自力で隠すことなどできない。
「ふふふ・・・この可愛らしいサネと菊門。これだけでも今まで戦ってきた
甲斐があるというものよ」
義経はさらに顔を近づける。何が始まるのか、全く読めない徳子は、羞恥に
染まった顔をやや不安げにしたが、次の瞬間には快感の波が押し寄せてきた。
「!?な、何を・・・・ヒッ、ひあああっ!・・・はああ、あああ〜ん!」
徳子は今まで経験したこともない事態に、快感を示す声を発した。義経は
徳子の秘部に口をつけ、さらに舌と指で弄び始めたのだ。陰唇を、クリトリス
を、容赦なく舌と唇が蹂躙する。さらに、菊門も愛液が滴ったため濡れてるのを
幸いに指で攻められている。
25名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 08:59:02 ID:r6/ENVBi
朝からいいものを読んだ
続きを端座して待つ
26名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 21:00:08 ID:NCBwBppf
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27名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 18:35:48 ID:lSQspnQd
「あああ・・・はあぁぁ・・・ひあああ・・・!」
義経の猛攻に、徳子は快感に咽び泣いていた。ヒクヒクと陰唇や陰核を
震わせながら愛液を滴らせており、今までに無い快感に、もうどうしようも
ないといった風情だ。さらに、指が陰門の中へと入れ、かき回してやった。
その間も舌と唇の攻撃は続行である。「はぁ・・・、ひぃ・・・ひはああ!」
徳子は一度目の絶頂を迎えた。義経は徳子の体勢を元に戻してやった。
「女院さま。今までは私が女院さまを慰め奉ったが、今度は女院さまがそれがしに
お仕えいたす番でございますぞ」
義経は徳子にも自分を歓ばせるようにせよと、言葉は穏やかながらも命じた。
「そ、そんな・・・。女院、国母と呼ばれた妾に命令を・・・・何と言う事・・・」
動揺する徳子。しかし、義経はそれに構わず言葉を続けた。
「ではお聞き致すが、先ほどまでの振る舞いも、女院としての振る舞いですかな?」
「そ、それは・・・・・その・・・」
「ふふっ。先ほどの振る舞いは男と女の間のこと。その時点で其方は女院ではなく、
一人の女子(おなご)として振る舞われたも同じよ。身分など関係あるまい」
その場で考えた理由ながら、筋は通っている。そう思った義経、自信たっぷりに
徳子に告げた。言葉遣いまで改めている。徳子はどう反論してよいかも分からず、
頬を赤くしておろおろするばかり。すると、義経は徳子を無理矢理座らせた。そして
髪を掴むや、自分の肌着の裾をあけて一物を出し、徳子の目の前にくるように
顔をたぐり寄せた。
28名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 14:58:50 ID:+/0Q7y0v
徳子に義経の一物が突きつけられた。すでに屹立している。到底逆らう事など
できなかった。義経もそうだが、何よりすっかり火照った自分の体が行為を
求めていたからだ。羞恥と、たかだか判官の地位でしかない義経に命令される
という屈辱が、徳子の発情をさらに助長していた。徳子は義経の一物を口内に入れた。
「ふふふ・・・・貴い御身ゆえか?あまりしたことがないようだなぁ?」
義経は徳子に声をかける。そして、頃は良しと思った義経、徳子に口取りを
止めさせた。そして、徳子の完全に開けていた肌着を一気にはぎ取った。
もはや徳子は一糸纏わぬ全裸である。義経は徳子を押し倒し、秘部に指を這わせた。
「ひはぁ、あぅう」と声を上げる徳子。すっかり濡れている。頃合いは良し。
義経は徳子に股を開かせると、ぬめりに任せて一気に一物を入れる。
「ひ、ひあ、んああぁっ!」徳子の声が響く。義経は徳子に抱きついて、徳子に囁いた。
「ふふ、これでもう女院と臣下の関係ではござらん。義経とその愛妾・徳子よ。
たっぷり可愛がってやろう」
29名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 15:17:48 ID:+/0Q7y0v
義経は徳子を攻め立てた。彼は別段激しい交合をしているわけでは無かったが、
経験数の少ない徳子からすれば、かつて無い快感だった。徳子はあまりの気持ち
良さに涙を流していた。まさか、平家が滅びたその夜に、敵将に弄ばれて歓喜に
咽ぶとは誰が予想し得ただろうか。しかし、今の彼女にそんな事を考えるだけの
余裕はない。義経から与えられる快感に、翻弄されるしか無かった。
「んはぁぁ、あはぁぁ・・・・、ひ、ひはあ・・・・」喘ぐ徳子。
30名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 00:49:41 ID:E8GrYEOb
義経は徳子の陰核を触り、弄んだ。ここは特に感じるらしく、徳子は
ヒイヒイと歓喜の泣き声をあげている。ここでふと義経に悪戯心が浮かんだ。
義経は指をずらし、徳子の尿穴の付近を攻め出したのだ。もちろん、徳子の
淫穴には義経の一物が入っており、乳なども義経のしたい放題にされている。
「ああ、そ、そこはぁ・・・・、いやぁ・・はああん!!ひあああ〜」
徳子は声を上げながらよがることしかできなかった。容赦なく義経の攻めが
徳子の体を蹂躙する。義経の指は巧みに尿穴を刺激する。そして、ついに・・・
快感のあまり、徳子の意志とは無関係に、ついに尿が溢れ出た。義経は
我が意を得たりとばかりに徳子の耳元で囁いた。
「ふふ、赤子でもないのにお漏らしとは、仕方の無い徳子よなあ」
言葉攻めに徳子のほうは快感と羞恥をさらにかき立てられいる。
「くうぅ、そ、そのような、意地悪な、はあ、ヒィ〜ん」
泣きながら歓び悶える徳子。義経はさらに言葉で攻める。
「帝の母君ともあろう其方が東夷のわしに弄ばれ、抱かれて
かように嬉しいか?ふふん、徳子ほどの助平はそうはおらぬぞ」
「はああ〜、ヒッ、言わない・・・・でぇ、あふうぅ〜」
浴びせられる言葉の一つ一つがさらに徳子を発情させていく。義経にこねられ
撫でられした乳房の突起はこれでもかというほど立ち上がり、一物をくわえた
淫穴は濡れに濡れ、クリトリスはヒクヒクしながら勃起といった具合だ。全裸の
徳子は義経によって確実に調教されていく。
31名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 01:32:53 ID:E8GrYEOb
義経の腰の動きが次第に激しくなっていった。それにともなって、徳子の腰も
ピクピクと動き出していた。歓喜の波は更に激しく攻め寄せてくる。
義経は徳子と正面に向かいあうと再び口を吸い、そして徳子に命令した。
「気持ちいいと言ってみよ」しかし、徳子は応じない。そこで義経はにわかに
動きを止めて、一物を徳子から抜くそぶりを見せた。そして、クリトリスや秘部を
指で撫で回しながら言う。
「ならば、まぐわいは止めだな」
今更止められるのも、完全に発情しきった徳子に耐えられることではなかった。
「・・・・き、気持ち、いい・・・」徳子は消え入るような声で言った。
「よく言うたぞ、徳子」義経は再び腰を激しく動かし始めた。だんだん絶頂へと
向かう徳子。歓喜に咽び泣きながら義経にすがりつくように抱きついている。
「ああっ、ああっ、妾、もう・・・、もう・・・はあああ〜」
徳子、そろそろ絶頂とみるや義経もとどめを刺さんと大攻勢に出ている。
「ひはああ!こ、これが、本当のまぐわい・・・、ああ、ああ、い、いきまするぅ〜!」
徳子が絶頂に達した。今だとばかりに義経も仕上げにかかった。
「お・・・お願い・・・。中だけは、お許し・・・・」
徳子は哀願した。だが、今更そんなことを顧みる義経ではない。
「ひいいい、はあ、や、やや子ができまするぅ、や、ひ、ひあああん!」
哀願を無視した義経は、勢いよく徳子の膣内に精を放出した。そして、
耳元で囁いた。
「ややが出来たら出来たで源氏の棟梁にしてやるわ。事ここに至っては最早
其方は女院さまなどでは無い。わしの妾だ。京につくまでたっぷり可愛がっ
てやる。女の歓びを堪能するがよい」
しかし徳子は、義経に対しあまり悪い感情を持たなかった。どころか、義経と
情交する前と後では、義経に弄ばれることへの抵抗も小さくなっていた。調教は
確実に効果を示していた。

第一夜おしまい
32名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 01:35:06 ID:PfEJ2XSf
age
33名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 02:05:48 ID:4tLQh7dC
保守
34名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 01:57:17 ID:nhcDa3aO
あげ
35名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 20:46:57 ID:MJKPcxNT
皇女裏伝説のエピローグを投下します。

注意:
ロリコン要素・陵辱や強姦的描写も含まれますので、苦手な方は
このIDをNGワード指定してください。
36皇女裏伝説:2006/11/11(土) 20:48:21 ID:MJKPcxNT
皇女裏伝説

「……んっ……んっ……んはぁっ……! もっと……もっと激しくして! お兄様!」
 豪奢な屋敷の庭で、まだ年端も行かぬあどけない少女が青年に両の足を絡ませ、愉悦の
声を隠そうともせず快楽に耽っていた。
 白く小柄な裸体が青年の股間に跨り、溢れる愛液を散らしながらも深々と貫かれ続ける。
「ふふ……。困った奴よ……。こんなにも淫らに濡らしておいて、まだ足りぬと申すか。
 それ! どうじゃ!? これが良いのか?」
 もっと激しくとねだる少女に応え、青年は少女を貫く律動を早める。
 淫猥な肌と肌とがぶつかり合う音が庭内に鳴り響き、少女は歓喜の喘ぎを放ち続けた。
 自らも青年を更に受け入れようと、貪欲に腰を動かしている。
「……い、いいっ……! いいのぉっ〜!」
 少女が達する叫びをあげると共に、青年は少女の蜜壷の中に白濁した欲望を放った。

 初秋の夕日が紅葉と共に二人の裸体を赤く染めてゆく。
 一瞬意識が朦朧とした少女は、汗まみれの体に衣を羽織ろうとする青年に抱きつき、
甘え声で囁いた。
「……お兄様の意地悪! 宮をこんな風になさったのは他ならぬお兄様でしょう?
 宮がまだ10歳の頃から、宮のここにお兄様のものをお入れになられてきたのですから。
 もう、あれから4年もの間ですのよ?」
「ふふふ……。そうであったな。あの頃から其方は華奢で我が身の欲望を煽ったものよ。
 待ち焦がれた破瓜の折には、其方は『痛い、怖い』と泣いておったものだが。
 体を重ねた年月は、よくぞここ迄『皇女』から『女』へと変貌を遂げさせたものだ。
 ……尤も、処女ではあったが、其方の躯は既に愛撫される事には慣らされておったな」
 青年は高貴そうな衣を纏いながら、少女を見下ろし薄ら笑いをする。
「あ、あれは兄上様が……。物心つく前から宮を可愛がって下さっていたのですもの……」
「其方の異母兄である現帝殿か……。やはり好色の血は争えぬな。さ、其方も衣を羽織ら
ないと風邪を引いてしまうぞ。元々紅葉を見に来ただけの筈であろ? 和宮よ」
 青年は笑ってはいるが、さして会話に興味も示さぬ様子で少女に内掛けを手渡した。

 自らを『宮』と呼ぶこの少女は、仁孝天皇第八皇女 和宮親子内親王である。
 仁孝天皇は和宮が生誕前に崩御しており、現在は彼女の異母兄が帝になっていた。
 後世では『孝明天皇』と呼ばれる和宮の名付け親であり、この異母妹を溺愛していた事
は宮中でも密やかな噂だった。

 そして今迄和宮と交わっていた青年は、有栖川宮家の長男熾仁(たるひと)親王という。
 和宮6歳 熾仁19歳の折に帝の勧めで婚約が成立し、以後和宮は有栖川宮家で教育を受
けるために通い続けて14歳になる。
 何不自由なく育まれた皇女としての教養や自尊心、そして淫欲はこうして培われてきた。

 手渡された内掛けを肩にだけ羽織り、和宮は妖しく瞳の奥を光らせると熾仁にまたもし
な垂れかかった。
「お兄様、お寒くてらっしゃるの? お風邪がご心配なら、宮が温ためて差し上げてよ?」
 はだけた肌を熾仁に密着させ、素足で熾仁の下半身に絡ませようとする。
 先刻までとは打って変わった冷静な表情で熾仁は和宮を見下ろした。
「やめなさい。もう日も暮れている。妖かしの者に魅入られてしまうではないか。
 そんなに欲しくば、室に戻って夕餉を済ませてから待つがよい」
 廻された腕を振り解くと、和宮の腕ごと内掛けの中に包んだ。

 熾仁は有栖川宮家の長男である。前途を約束された血気盛んな若者であり、いくら皇女
といえど、一人の女に縛られる事には満足できないでいた。
 しかし、皇室という籠で育った和宮には、そんな熾仁の心情は未だ理解できていない。
「まぁ、つまらない事。宮は妖かし等怖くありませんわ。お兄様を守って差し上げる事も
できましてよ?」
 不満そうに唇をすぼめる和宮に苦笑しながら、熾仁は背中を押しつつ室に向かって歩き
始めた。
37皇女裏伝説:2006/11/11(土) 20:49:45 ID:MJKPcxNT
>>36
 室に向かい始めると、後方で何かが落ちる音と共に 庭内がにわかにざわめき始める。
「誰かある! 一体何事が起こったというのだ!?」
 熾仁の呼びかけに、植え込みの影から警護を兼ねる庭師の一人が現れ跪く。
「お騒がせいたしまして申し訳ございませぬ。どうやら浮浪児が一人、庭の塀から紛れ込
んできた様です。御庭を汚す訳には参りませぬ故、ただいま取り押さえましてございます」

「離せよっ! 塀から出てる柿をお父にも持って行ってやろうとして滑っただけだっ!」
「こらっ! 高貴なお方々のおわす御庭内で騒ぐでない! 本来なら斬られても文句は言
えぬのだぞ!」

 薄暗闇でわからないが、どうやら迷い込んだのはやや甲高い声を持つ女子の様であった。
「ふむ。その侵入者とやらを、ここに連れて参ってみよ」
 熾仁はやや興味を示し、庭番にそう申し伝えた。
 程なく縄で括られた侵入者が二人の前に引き出されてくる。

 和宮と年の端も変わらぬ少女が粗末な着物に身を包み、ふて腐れた様に睨みつけてきた。
「まぁぁ……。随分と薄汚れた妖かしの者ですこと。……それになんだか臭いわ」
 和宮は感じたままにそう言うと、内掛けで顔を背けるようにして嫌悪を表した。
 囚われた少女は和宮の言葉を聞くと、かっとなったように叫んだ。
「く、臭くなんかないやいっ! ちゃんと毎日川で体も洗ってるんだ!
 あんたこそ綺麗な着物を羽織ってる癖に、なんだか生臭い臭いがしてるじゃないかっ!」
 言い返す少女の言葉に和宮の顔色が赤く染まり、体が小刻みに震えた。
「なっ……! 不潔な上に、なんて無礼な浮浪児なの!」

 確かに和宮の体からは、先程まで抽送されていた熾仁の精液の臭いが微かに漂っている。
 しかし、それを口に出す者は この館の中には誰一人としている筈もなかった。
「こ、こやつ! 皇女様に直に言葉を発しただけでも無礼というのに! 事もあろうに、
なんと恐れ多い事をほざきおるのか! ええい、黙らぬと命の保障はせぬぞ!」
 庭師は和宮の顔色の変化に慌てながら、縛られた少女を引きずり上げた。
「痛いってばっ! あたいはほんとの事を言っただけだ!」
「こ、この無礼者っ……! お兄様、この乞食娘にきつい罰を与えてやって下さいませ!」
 悔しさと怒りで縋り付いてくる和宮を余所に、熾仁は可笑しそうに笑ってしまった。
「まぁ、たまには珍事を見逃しても構わぬ。見ればまだ子供だ。
 花盗人は罪にならぬとも言うではないか。この庭内の柿位ならば、いくら与えてやって
も困らぬであろう。……娘、名はなんと言うのだ?」
「……」

 またも庭師に引きずり上げられ、少女は苦しげに視線を伏せながらぼそりと言った。
「……たき。あたいの名前はタキだよっ……」
「タキ……多岐だな。なかなか良い名だ。そこの者、多岐の戒めを解いて柿をくれてやれ」
 庶民には漢字名がつけられる風習はまだ少ない。熾仁は勝手にタキを多岐と呼び直した。
「お、お兄様っ!? 何故……っ!?」
 自分の命が通らなかった和宮は驚いて熾仁に詰め寄るが、熾仁は耳を貸そうともない。
38皇女裏伝説:2006/11/11(土) 20:51:36 ID:MJKPcxNT
>>37
 今まで、和宮は何一つ自分の要求が満たされなかった事がない。
 和宮の怒りの矛先は、この小汚く無礼な浮浪児を処罰してくれない熾仁へと変わった。
「お兄様ったらっ!宮はこの者に罰を願っているのです! なのに何故……」
「もうお黙り。和宮。皇女が物もわからぬ下々の言葉に、そうも動揺するのは宜しくない。
 慈悲の気持ちを施してやる事も皇女の務めだと思いなさい。さあ、夕餉に向かうぞ?」
「だって……!」
「いいから。来ぬなら先に行ってしまうぞ。
 ……そのご様子を通すつもりならば今宵は会えぬやも知れぬが、宜しいかな?」
 熾仁の言葉にぐっと詰まると、和宮は唇を噛みながら室へと踵を返した。
 ――お兄様の馬鹿っ! 心の中で精一杯悪態をつきながら室へと早足で戻ってゆく。

 まだその場に残っていた熾仁は、和宮が室に入るのを見届けると、庭師に多岐を風呂に
入れ、衣装一式を揃えてやるよう命じた。
「な、なんで着物までくれるの……? あ、あたいは柿を2個も貰えれば満足なんだ!」
 熾仁は好奇の目で多岐を見下ろしながら、微笑んだ。
「気にするな。ただの気まぐれだ。それに、磨けば其方は美しかろうぞ? 多岐よ」
「えっ……?」
 思わず赤面する自分にたきは戸惑う。
 いきなり何を言い出すのかわからない熾仁に対する不安感と、装いを凝らした自分の姿
を想像して湧き上がる、生まれて初めての期待感だった。
「其方が支度をする間に、柿は家に届けてやろうぞ。……そのように計らえ」
「……は、ははっ! 直ちに!」
 庭師の一人が即座に反応する。
「これも何かの縁だ。家の事は気にせず、しばしこの館に滞在を許す。――連れてゆけ」
「な、なんで……!? あ、あたい、わけがわかんないよ! ねぇってば!」
 戸惑いつつ庭師に連れてゆかれる多岐を微笑みながら見送ると、熾仁は室へと歩を進め
始めた。

「さて……。早々に癇気を起こされた皇女様のご機嫌を、取りなしてやらねばの」
 今宵は予定していた女の元に行く事は無理だろう。
 熾仁はもう和宮の扱いにすっかり慣れていたつもりだが、熾仁自身に癇癪を起こす和宮
を見るのはあれが初めてであった。
 十歳で熾仁によって性を目覚めさせられた和宮は、精をねだるとき以外は従順であり、
学問や雅楽に秀でた理想的な皇女に育ちつつある。
 その気高い皇女を思うがまま性に溺れさせ、淫楽の世界に誘う事は、熾仁にとって新鮮
であり、優越感に浸れる楽しい秘め事でもあった。
 先程の癇癪も、元はといえば熾仁の多岐への扱いに嫉妬しての事であろう。
 すっかり自分に溺れている和宮を意のままに扱う事は、熾仁に愉悦感をもたらした。


「今宵はもう、お兄様とはお話したくありません!」
 夕餉の時にそう宣告すると、和宮は寝屋に入っても寝具の隅に正座して黙り込んでいた。
「いい加減、もう少し大人の振る舞いができぬのか。家人達にも体裁が悪かろう?」
 言い聞かせても拗ねて黙り込んでいる和宮の横顔が、ほの暗い行灯に映し出される。
 つんと取り澄ました横顔は、逆に熾仁の征服欲を掻き立てた。
 夜具の袖をつかみ、初夜の時の様に乱暴に押し倒すと、驚いている和宮の夜具の裾を捲
り上げる。
 和宮は小さく悲鳴をあげようとしたが、強情に口をつぐみ、意地でも声を出すまいとし
ていた。
39皇女裏伝説:2006/11/11(土) 20:52:31 ID:MJKPcxNT
>>38
 その様子が熾仁の欲望を更に煽り立てる事を、和宮が自覚しているのか否なのか。
 捲り上げた裾から両足を肩に担ぐと、熾仁自らの一物を取り出して和宮の股間にあてが
う。
「そら、和宮。其方がさっき『もっと』と欲しがっていたものだ。存分に味わうがよい!」
 熾仁は前戯もそこそこに、猛る一物を皇女の中に埋め貫くと抽送を開始した。
「い、嫌よっ! お兄様なんか嫌い! ……んぁっ!……い、嫌……やめ……ああっ!」
 突き上げながら腰紐を解き、胸元をこじ開けると顕わになった乳房を鷲づかみにする。
 既に乳房の先端にある小さな突起は尖り立ち、咥えられるのを待っていたかの様だった。
 欲望のままに齧り付くと、一物を咥えこんでいる蜜壷がきゅぅっと絞まり、愛液を際限
なく溢れさせてくる。

 四年間もの間、熾仁に性儀を教え込まれて来た和宮には、言葉とは裏腹に秘壷を突き上
げてくる熱い塊が与える刺激に陥落するしか術がなかった。
「今宵は喋らないのではなかったのか? 其方は上の口も下の口も嘘つきな様だな?」
「ひ、ひどい……! そんな風に仰るなんて! い、意地悪……んあぅっ!……」
 自ら腰を浮かせて熾仁を受け入れている事に、和宮はまだ気づいていない。
「そらっ!……どうした、和宮。ここでやめて欲しいか? やめてよいのか?」
 熾仁は和宮を突き上げながら、意地悪く問い詰める。
 もう、和宮は口を閉ざす事も耐えられなくなり刹那そうに叫んだ。
「……いや……! ……や、やめ……止めちゃいやぁっ! お兄様っ、お願い……」
 体が無意識に開き反応しただけではなく、快楽に屈して意地を張る事も放棄した和宮は、
熾仁の動きに併せて腰を律動し始めた。
 夕刻の様に悦淫を狂おしく欲しては、与えられる快楽に歓喜をあげて呼応する。
 その姿は和宮自身全く自覚していないが、とても皇女のそれではなく、まるで性を売る
事を生業とする遊郭の女のようだ、と熾仁は思った。
 世にも高貴なる娼婦の作出が、熾仁によって成されたのだ。
 乱れては遂に潮を吹き、幾度となく達しては失神を繰り返す和宮を、熾仁はまだ果てる
事無く貫き続ける。
 ようやく多量の精を和宮の蜜壷内部に打ち放ち終えると、熾仁は満足そうに自分の作出
した芸術作品を見つめた。
 高貴なる娼婦の寝顔はまだあどけなく、未だ聖女のようであった。


 ――それからしばらくの間、和宮は機嫌もよろしく有栖川宮家に留まり暮らしていた。
 そこに絶望的な知らせが届いたのは、万延元年(1860年)4月のある日の事であった。
 尊王攘夷を旗印として倒幕を目指す連中の力を殺ぐ為に提案された、公武合体。
 ……すなわち皇女和宮に対する徳川 第十四代将軍家茂への、降嫁の出令が出されたの
である。
40皇女裏伝説:2006/11/11(土) 20:54:46 ID:MJKPcxNT
>>39
プロローグはここで終了です。

今後本編に入ってゆきます
41名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 17:22:16 ID:6AOoxFYY
素晴らしい!
淫らで気高い和宮タンが降嫁されてどう変化していくか
ワクテカでお待ちしてます。
42名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 19:30:17 ID:YH0DzF/y
こ、これはGJだっ!
淫らな期待感をwktkさせる新作降臨。
本編待っておりますぞ!!
43名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 23:18:57 ID:6yFZ85Ax
続きマダー?wktktk
44皇女裏伝説(前書き):2006/11/20(月) 23:57:54 ID:9IzZvk0Q
皇女裏伝説の続きを投下します。

(注意1)陵辱描写とNTR要素を含みますので、苦手な方はNG指定をお願いします。

(注意2)続きはまだ時間がかかりそうなので、他の職人様方は
      かまわず投下なさってください。
45皇女裏伝説:2006/11/20(月) 23:59:09 ID:9IzZvk0Q
 初めは何を言われているのか、全く理解できないでいた。
 ――宮を徳川幕府に降嫁……? この者は、一体何の話をしているの?
 読み上げられている書状は、和宮にとってまるで舞台芝居の口上を聞いている様な、現
実味から程遠い内容であった。
 「お兄様。この者達は何を言っているの? 書状のあて先を間違えているのではなくて?
 宮には意味がわかりませんわ」
 和宮は黙って聞いている熾仁の傍に擦り寄ると、袖を掴んで不思議そうに聞き返した。

「……つまりは、この婚約を解消し、和宮内親王を徳川に下げ渡すから返せ、という事で
あるようだな」
 熾仁はあまり驚いた様子もなく、和宮だけではなく書状を携えた使者にも聞こえる様に、
抑揚の無い声で言い放った。
 御簾の向こう側では、書状を漆塗りの箱にしまった使者が正座し直し、無言で頭を下げ
る事で『御意』という肯定の意を示す。
 和宮は混乱し、熾仁の袖を掴んだまま誰にともなく叫んだ。
「嘘よ! 宮はもうこの有栖川宮家に嫁ぐものと、九年も前から決まっているのです!
 お決めになったのは現帝である兄上様だわ! 兄上様が今更そのような事を仰る筈はあ
りません!」

 しん、と静まり返る室内では 誰もが俯いたまま口を開こうともしない。
 重苦しい沈黙の刻を、和宮の悲壮な声が打ち破った。
「嘘よ……。そんなお話、兄上様とてお許しになられる筈が無いわ……。お兄様だって、
承諾などなさらないでしょう? ねっ!? そうだと仰って!? お兄様!」
 縋り付く和宮に居住まいを正させると、熾仁は漆塗りの文櫃を御簾越しから受け取った。
 文櫃の御紋も、書状に記された印も、確かに帝のものである。

 しばらく書状に目を通した後、黙ってそれを和宮に渡した。
「嫌っ! 宮は信じませぬ! 書状も見ませぬ! 兄上様に……今上帝に直接お会いして
確かめます!」
「和宮よ、それは余りに無礼であろう。落ち着きなさい。この書状も使者も正式なものだ」
 和宮は頭を振って文櫃を床に投げ捨てると、御簾の向こうで平伏する使者を見据えて立
ち上がり、声高に告げた。
「御上に和宮がお会いしたいとお伝えなさい! 急いで戻って伝えるのです! 宮はこの
書状等だけでは、御上のお言葉とは信じかねますと!」
 使者はしばらく平伏したまま無言で佇んでいたが、一呼吸おくと静かに答えた。
「では、そのお言葉を御書面にお書き添えください。某では陛下に口伝などできる身分で
はありませぬ故」
「な、なんと愚鈍なのっ! ……わかりました。書いてあげましょう。その代わり、必ず
きちんとお返事を頂いて来る事を、任として命じますよ!?」
「――御意に」
 半ば癇癪を起していた和宮は女官に筆を用意させると、震える手で意を書き連ねた。
 香を焚き染めた和紙を数枚失敗し、やっと書き上げた書状を女官から使者に手渡させる。
「確かに承りまして御座います。それでは、本日はこれにて失礼仕ります、後無礼をば」


 使者が立ち去ると、和宮は熾仁に縋って泣き始めた。
「お兄様っ! 宮を、宮を離さないで下さりませ! 宮はお兄様以外に嫁ぐ気はございま
せぬ! 宮は『皇女』です! 粗雑な武将への降嫁など、恐ろしくて考えたくもございま
せんわ!」
「和宮。落ち着け。これは『政』なのだ。我らが一存のみでどうにかできるものではない」
「嫌っ! そんな風に仰らないで! お兄様は宮を手放してもいいと仰るの? 宮は……、
宮は……っ!」
 泣きじゃくりながら縋りつく和宮の長く豊かな髪を、熾仁はあやす様に撫で付けた。
 いつもの様に抱きしめてはくれない熾仁に、和宮は自ら衣装を紐解き肌を重ね始める。
「やめなさい、和宮。出礼が下された今、其方はもう慎まなくてはならぬ」
 その瞳に情欲を映す和宮を、熾仁は言葉では制するが強固に振り払おうとはしなかった。
 自分の物ではなくなろうとしているこの少女に、熾仁は名残惜しさと情欲が湧き上がっ
ていた。
46皇女裏伝説:2006/11/20(月) 23:59:50 ID:9IzZvk0Q
>>45
 人目も構わず肌も顕わにして絡みつく誘惑に熾仁は程なく陥落し、誘導されるまま慣れ
親しんだ肌を弄り、組み敷き始める。
 和宮の泣き声は悦楽の喘ぎと変わり、か弱く保護者に保護を求める少女から色欲を求め
る『女』へと表情を変化させていった。
 室に侍っていた者達は、毎度ながら憚りもせずに睦み始める二人の視界から姿を隠そう
と、足音を忍ばせつつ退室して行く。
 溢れる蜜壷を刺し貫かれると、和宮は歓喜の声を放ちつつ、熾仁に四肢を絡ませ、抱き
縋った。

 ――こんなにも激しく求めてくるお兄様が、宮を手離すものですか!
 淫らに腰を動かし自らの秘部で貪欲に熾仁を欲する和宮は、そう自分に言い聞かせつつ、
より激しい快楽を求める事で、先程の不快な出来事を忘れ去ろうとしていた。

「……其方は”喜怒哀楽”の感情が全て淫欲に結びついておるようだな……」
 熾仁は愉悦の笑みを浮かべると、一瞬苦痛そうな表情で濡れ光る一物を蜜壷から引き抜
き、和宮の華奢なうなじから胸にと、白濁した精を飛散させた。
「お兄様……?」
 平素とは違う熾仁の行為に、和宮は達しながらも霞のかかった瞳で見つめ返す。
 和宮の内部ではなく体外に精を放った熾仁は、それを掌で和宮の肌に塗り広げていった。
「美しいぞ……。和宮。其方には淫美な姿がよく似合う」
 塗り広げられた己の精が、乱れた呼吸でうっとりした様に胸を上下させる和宮の体を、
艶やかに濡れ光らせている。
 熾仁は自らの作品に、微笑みを浮かべて見入っていた。

 その後和宮の元へ今上帝から『三日後に会う』との返事が届く間、和宮は事あるごとに
熾仁を求め、熾仁も口先では拒みながら、激しい淫行を溺れるように楽しんだ。

 指定期日に御所に向かうと、幕府側からは老中 久世広周、 安藤信正らが参内していた。
 共に今上帝に和宮降嫁を願い出ていた者達の筆頭重臣達である。

 和宮は御簾越しに幕府の者らを見据えると、その無骨そうな外見に眉をしかめた。
 談義が始まると、しかめた眉間が頭痛がする程強く歪んでくる事に気を滅入らせる。
 「尊王攘夷」だの「倒幕」だの「暗殺」だのと、今迄の生活とは馴染み無い言葉が行き
交い、和宮を困惑させ、憤怒させていた。
 ――それが宮と、どんな関わりがあるというの? そんな血生臭いお話はもう沢山。
 挙句が「公武合体」の為の降嫁願い。皇女である和宮に「和平交渉の為、幕府の人質と
なれ」等と不遜な願い出をしてくる、この者達は一体自分を何様だと思っているの!?
 和宮には老中らの言葉が、神聖なる皇家の血を世俗の毒に交わらせようとする陰謀にし
か聞こえなかった。

 喩え異義叱咤と言えど、このように下賎な者達に等、語る言葉は持ち合わせてはおらぬ!
 彼らの口上に閉口している帝の背後に無理を言って参列していた和宮だったが、自らの
自尊心が口を開く事を拒否し、抑えきれぬ怒りに体を震わせていた。

 手にしていた扇をはらりと落とし、癇気で失いそうになる意識を辛うじて保とうとして
いる和宮の様子に、女官が無言で駆け寄り上申する。
「皇女様は御気分が優れぬ御様子にございます」
「うむ。やはり女姓に聞かせるべき話ではなかったの。委細は相わかった故、此度はこれ
にて半刻程閉会と致す。皇女は奥の間に下がらせ休ませるが、一同の者、よろしいかな?」
「……御意」
 帝は和宮を下がらせると、老中や公達らに一旦解散を命じた。

 奥の宮に運ばれた和宮は女官に豪奢な衣装を緩めてもらうと、徐々に顔色に血の気が戻
った。そして、今迄抑えていた癇気を身近の者達の前で爆発させた。
「誰も来ないで! 皇女の涙を見る事は何人たりとも許しませぬ! 皆、出てお行き!」
 乱れた髪を整えようとする女房の手を振り払い、部屋の化粧箱に収められた小道具を室
内に投げ散らかして狼狽する女官達を下がらせると、溢れる涙を寝具に押し付け嗚咽する。
47皇女裏伝説:2006/11/21(火) 00:02:20 ID:9IzZvk0Q
>>46
 しばらく感情の赴くままに泣き続けていると、戸板の外から足音と話し声が響いてくる。
 今上帝らと幕府方の談義が終わり、帝が臥せっている異母妹の様子を見に来たのだ。
「和宮。まだ泣いておるのか。余だ、入るぞ?」
 入り口で伴を下がらせると、今上帝が泣き濡れる和宮の元に歩み寄ってきた。
 和宮は幼き頃より兄であり、父親代わりであった今上帝を見上げると、瞳から大粒の涙
をはらはらと落とし、帝にしがみ付く。
「御上! ……いいえ、兄上様! 宮は嫌ですわ! あのような恐ろしいお話はお断りく
ださるのでしょう? 兄上様は宮に降嫁等という惨い真似は、おさせになりませんよね?」
 先程の談義の場で抑え付けていた感情が、堰を切ったように溢れだした。

 腕の中で女の童の様に泣きじゃくる和宮を、帝は困った表情で抱きしめる。
「和宮……。哀れな異母妹よ、私とて真実、其方を政の道具になど使いとうは無いのだ。
 しかし、今の情勢ではもう断る事も引き伸ばす事もあい成らぬ。……察してはくれぬか」
「そんな! 兄上様はこの世で一番尊いお方ではありませんか! お兄様のお言葉は絶対
の筈です! どうかきっぱりとお断りしてくださいませ!」
「……許せ。和宮。余とて辛いのだ……」
 幼い頃から自分を愛しんできた兄の帝が、自分を皇室から捨て去ろうと決め惑っている。
 何としてでも帝の気持ちを変えさせなければ! 和宮は内心の動揺を隠しつつ懇願した。
「……兄上様は宮をあんなにも可愛がって下さったではございませんか。宮は今もよく
覚えております。ほら、兄上様はこうして宮をいつもお膝にお寄せくださって……」
 和宮は幼少時の頃の様に今上帝の膝に座ると、ほっそりした腕を帝の首に絡み付けた。
 本来なら皇女と言えど無礼な振る舞いであったのだが、和宮は自分がこうして甘える事
が、帝を喜ばせる術と昔から心得ていた。

 もうすぐ15になる和宮の体は未だ身の丈は華奢であり、帝の膝の間にすっぽりと納まる。
「愛しい異母妹よ。こうして抱くと、其方を初めて膝に抱き上げた頃を思い出す。初々し
かった童が、かくも美しく成長するとは。儚くなられた我らが父君もさぞお喜びであろう」
 和宮を見つめる帝の瞳が妖しく光り、膝に抱えたまま和宮の両肩を握り締める。
「――其方は余の気持ちを知っておったか? 本来ならば、有栖川宮家にも預けたくなど
は無かった。こうしていつまでも我が腕の中で愛でていたい大事な花であったのだ」

 衣装の襟元から先程緩められた鎖骨や胸元がはだけており、和宮は今上帝の視線がそこ
に釘付けになっていることに気づいた。
 肩から廻した腕で和宮の襟元を開くと、帝は異母妹の首筋に口を近づけてくる。
「あ、兄上様……!」
「こうしてやると、其方はあどけなく笑って喜んだものだ……。覚えておるか?」
 帝は和宮の襟元を開き肩まで顕わにすると、首筋から鎖骨へと舌を這わせ始める。
 熾仁が与えてくれる激しい情感とは違う、懐かしくも甘美な快感に和宮の体は震えた。
「……ああ……! あ、兄上様……い、いけませぬ……っ……」
 和宮の肌を異母兄の舌がねっとりと吸い付き這い回ると、懐かしい疼きが蘇ってくる。
 思わず帝の愛撫に切ない吐息を漏らしたが、その時ふと熾仁の端正な顔が和宮の脳裏を横切ってゆく。
 ――お兄様……!

 今更ながら帝に抗おうと試みるが、力が湧き上がってこない自分に和宮は困惑した。
 幼い頃から帝に施されてきた快楽の記憶は、それ程強固に和宮の体に染み込んでいた。
 和宮は快楽と熾仁への貞節に葛藤したが、抗いきれない欲情を『帝に降嫁を思い留ませ
る為』という大義名分に摩り替えてしまう事で、遂にはその葛藤さえも放棄した。
 元々熾仁とて、和宮と帝のこうした関係を知っているのだ。今またこうなったとて、責
められる事もあるまい。
 全てはお兄様の元に帰る為なのだ……と、和宮は自分に言い聞かせた。

 いつの間にか帯紐は解き放たれ、両の乳房から腹部まで顕わにされた和宮の肌を 帝は
確かめるように見入り、細く長い指先と掌で愛で始める。
 既に和宮は抗う事もせず、帝のなすがままに体を預けていた。
「おお……。背丈は童の様に小さくとも、中身は立派に成長し始めておる。この、吸い付
くような肌の感触、前にも増して鋭敏な反応! 余の可愛い和宮よ!」
 帝は小さく吐息を漏らす和宮の口に吸い付き、その口内を味わいながら和宮の体を覆い
隠す残りの布を取り除く作業にとりかかった。
 開いた衣の袖から腕を抜き去り、寝具の上に重ねると そこに和宮を横たえる。
48皇女裏伝説:2006/11/21(火) 00:04:48 ID:1O/gm7+4
>>47
 和宮の裸体を隠すものは、その豊かな黒髪と足袋だけになっていた。
 帝は和宮の首筋に両の掌をあてると、首筋から顎に向かってなぞる様に撫で上げる。
「……はぁ……っ……!」
 うなじを撫で上げられ、和宮の体は思わず反り返った。
 帝が手の甲で和宮の首筋にかかる髪を掻き分けるように左右に広げると、和宮の素肌に
纏わりつく髪の一筋もが振り払われ、さらりと伝い落ちた。
 反射的に胸を隠そうとする和宮の腕を掴むと、帝はその腕を広げて床に置かせる。
「隠してはならぬ。和宮よ、余に全てを見せておくれ」
 帝が言葉を発すると、仰向けに横たわる和宮は力を吸い取とられ、言霊によって封じら
れた人形の様に動きが止まり、なすがままの姿勢とされてしまう。
「あ、兄上様……っ!」
 目には見えぬ縛めに囚われた和宮は、切なそうに体をよじろうとするが自由になれない。
 視界を遮る様に帝の体躯がのしかかり、指が、唇が、舌が、和宮の体を這い回り始める。


 帝によって開花され、熾仁によって開設されてきた和宮の性感は、触れられる部位全て
に悦楽の反応し、甘い声を解き放つ。
「其方の体はまるで良くできた楽器の様だの、和宮。――奏でる程にいい音を発する」
 まだ熟しきっていない乳房に吸い付きながら、帝は楽しむように指先で和宮の背中を下
方から上部へと奏でるようになぞり上げる。呼応するように、和宮も官能の声を発した。


 またも和宮の脳裏に熾仁の顔が浮かんでくる。その顔は、寝屋で見た愉悦の笑顔だ。
 『……其方は”喜怒哀楽”の感情が全て淫欲に結びついておるようだな……』
 あの時熾仁が囁いた言葉が今の帝の言葉と重なる事を、和宮は頭の隅で遠く感じ取った。


 華奢な体の曲線を指で奏でながら、帝の舌は別の生物の様に和宮の腹部へと降りてゆく。
 時間をかけた丹念な帝の愛撫は、和宮の知る粗暴ともいえる激しい熾仁の愛撫とは異な
る淫楽を和宮に与えていた。
 一糸纏わぬ和宮の蜜壷から愛液が濡れそぼりつつ、伝い落ちてくる。
「もうここが蕩けておるのか、和宮。可愛い奴よ……」
 和宮の愛液滴る股間に帝の舌が到達すると、帝は笑いながら光る蜜を指ですくい上げた。
「あ、兄上様……! ……あぁ……っ……!」
 拘束が解けたように、和宮の足が帝の指一筋の刺激でびくりと持ち上がった。
 和宮の期待を焦らすかの様に、帝の舌はその中心部から離れ、持ち上がった脚の内股へ
と移動してゆく。
 和宮は切なさに自分の指を咥えて首を振り、中心部への愛撫を待ち焦がれた。

 濡れそぼる和宮の中心部を見つめながら、帝の舌は和宮の内股から膝裏へと伝い上がり、
足先へと向かった。やがて足首の先にある淡雪のように白い足袋に到達する。
 帝はその足袋の淵を噛み、獲物に喰らい付く獣のように、和宮から足袋をも剥ぎ取った。
 剥ぎ取られた足袋の内側より、白く小さな踵から足先までもが顕わになる。
 帝は瞼を閉じている和宮の踵を甘噛みすると、土踏まずから足指へと舌を絡め始めた。

 股間への刺激を待ち侘びていた和宮は、びくりと激しく反応し、帝が未知の感覚を与え
始めたその部位に眼差しを向けて驚愕した。
「あ、兄上様っ! ……み、帝で在らせられる兄上様が……その様なご行為を……はぅ!」
 帝ともあろう御方が、皇女とはいえ自分の足袋内部の足指迄を口に含んでいる事に、さ
すがの和宮も抵抗感に慄き逃れようとする。
「其方の体に厭わしい場所などあるものか。余は其方の全てが愛おしく、味わいたいのだ」
 そう言い放つと帝は和宮の足指を一本づつ咥え、足指の間にも舌を這わせ続けた。
 幼子が乳を含む様に足指にしゃぶりつき、ぴちゃぴちゃと音を立てて指股を舐め上げる。
 それは熾仁でさえしてくれた事の無い行為であり、予想外に強烈な快楽を和宮に与えた。
 帝は目を細めて和宮の濡れた秘部を見つめつつ、執拗に足指を舐り続ける。
「……ぁはぁっ……! あ、兄上様っ……! ……あ……あぁっ……!」
 新たなる淫戯に戸惑いつつも、和宮はその絶え間ない刺激に翻弄され、達してしまった。
 帝の口内で足指がつっと張り詰めると、突如糸の切れた様に脱力してゆく。
49皇女裏伝説:2006/11/21(火) 00:05:44 ID:1O/gm7+4
>>48
「ふふ……可愛いやつめ。達してしもうたのか。まだ余は肝心な部分を愛でておらぬぞ?
 おお、こんなにも濡らしおって……。困った皇女だ。余が綺麗にしてやらねばならぬの」
 放心した和宮の足指から口を離すと、帝はゆっくりと和宮の股間に顔を埋めていった。
 途切れかかった意識から、和宮は淫らな水音と共に、再び現実へと引き戻される。
「はぅっ……! ……あ、あぁ……! あ、兄上様……! ……ひぅっ!」
 濡れ光る花弁を押し広げ、帝の舌が達して弛緩しかかっていた和宮の秘肉を貪り侵す。
 呼応し、和宮の秘部の突起は再び痛い程に肥大し、硬直してくる。

 和宮の蜜壷からは尽きる事のない泉のように、愛液が滲み出していた。
「やれやれ。いくら拭い清めてもきりがないではないか。源を封じてみてはどうかな。
 ほれ、この様に掻き出してしまえばどうか」
 帝は指を二本、和宮の蜜壷に差し込んだ。和宮は小さく悲鳴をあげ背中を反り返らせる。
 指の根元まで蜜壷に埋め込むと、和宮の内部で二本の指を蠢かし始める。
「……ひゃうっ! ……ふぁ……っ! ……そ、そんな風になさったら……ぁんっ……!」
 最も鋭敏な内部の一部分を探られると、和宮は無意識に腰を浮かして反応してしまう。
「おお、痛かったのか? 和宮。どれ、どこが辛いのだ? ここか? 申してみよ」
 痛みや辛さで和宮が反応したのではないことは、帝は元より承知している。
 帝は言戯れでも和宮の反応を愉しみながら、蜜壷へと指を出し入れしつつ、鋭敏な突起
を舐めしゃぶった。
 和宮の浮き上がった腰が、がくがくと揺れ動き『もっと』というように股間を帝の顔に
押し付ける。さすがに熾仁との時のように、帝に対しては頭に足を絡める事は憚られた。
 素足にされた足指が絹を掴みながら、もどかしそうに腰を動かし仰け反らせる。

 帝は執拗に和宮の秘部を舐り続けるが、熾仁の様に、猛る一物を挿入しては来ない。
 何度達しても飽く事も無く、帝の舌は容赦なく攻め立てて、和宮の意識を引き戻した。
 翻弄され、開花された『女』の芯が火照りを御し切れず、和宮は狂おしくも喘ぎ放った。
 ――その一言が、これから自分に何をもたらすかも知らずに。
「あ、兄上様……! 宮は……宮は……あぁっ! ……お願いです……っ! 宮の……。
 宮のここに……あ、兄上様をくださりませっ……! ……も、もう……どうか……っ」


 ――和宮の放った言葉で、蜜壷を蠢いていた帝の指と舌の動きが止まった。
「……今、何と申した? 和宮よ。其方は何を欲したのか、今一度余に申してみよ!」
 好色そうに笑んでいた帝の表情が、すっと能面のように変化していた。
 和宮は帝の急激な態度の硬化に驚き、表情を読もうと汗で張り付いた乱れ髪を頬から払
いつつ、脅えながら帝の顔色を伺った。
「……あ、兄上様……? み、宮が今何か御気に触る事を申しましたでしょうか……?」
 いつも和宮を愛で甘やかした異母兄の表情ではない、冷めた瞳が見下ろしていた。

 ゆらりと行灯の薄明かりに、和宮の体の上から起き上がる帝の影が映し出される。
 和宮は直感的に、その帝の変化した容貌に恐怖を覚え、身を竦ませた。
「……其方のここに、余の何を欲したか聞いておる。和宮。……何故、欲しがる? まだ
其方は裳着の儀も済ませてはおらぬのに、もはやここは、男を欲しておるというのか?」
 蜜壷に埋められた帝の指が、和宮の愛液に塗れながら ぬるり、と引き抜かれる。

「……んぁっ! あ、兄上様……!?」
 幼き頃から異母兄に体中を愛でられ、快楽の芽を育まれてきた和宮には、何が兄を不快
にさせているのか理解できないでいた。
「余が愛でつつ熟すのを待ち望んできた花を、勝手に手折ったのは有栖川の熾仁であるな?
 ……あ奴め、基より夜渡りの名手であった故、よもやまだ幼き皇女には手を付けまいと
油断しておったに……。余を差し置いて高貴なる花に食指を伸ばすとは! 何たる不遜!」
 帝はまだ愛液の滴る指を拳に握り締め、怒りにわなわなと震えつつ呟いた。
「お、恐れながら申し上げます……。
 み、宮と有栖川宮家の熾仁殿下との婚約をお決めになられたのは、兄上様でございま
す。宮は、宮は兄上様の命に従いましたのに、なぜその様にお怒りになられますの……?」
 帝は脅えながらも聞き返す和宮を見下ろし、その表情が偽り無く不思議がっている事を
知ると、再び和宮を組み伏せた。
50皇女裏伝説:2006/11/21(火) 00:06:36 ID:1O/gm7+4
>>49
 帝の瞳に宿るのは欲望なのか怒りなのか、まだ俗世を知らぬ和宮には計り知れなかった。
 先程までの甘やかな声音と違った帝の声が、組み敷かれている和宮に発せられる。
「其方には余と熾仁の想いの違いがわからぬのか、和宮! 其方はここに熾仁を受け入れ
る事で、純潔を失ったのだ! 其方との婚儀も済ませぬうちから、あ奴はそこいらの女房
らと其方を同等に扱っておったのだぞ!? 余が大事に愛で慈しんできた其方をだ!」

 和宮はその言葉に当惑し、相手が異母兄の帝である事も忘れて抗い、叫んだ。
「――お兄様が他の女と宮を……!? 嘘、嘘です! だ、だってお兄様は宮を……っ!」
 つい先程まで大事な花を愛でる様に優しかった帝の腕が、和宮の言葉を遮る様に粗雑に
両足を抱え上げ、押し開げた。急に変貌した帝は、どこか熾仁にも似た力強さと淫放さを
発しており、和宮は当惑しつつ芽生えた恐怖感から、小さく悲鳴をあげて逃れようとする。
「真に愛しむ心算ならば、内儀も婚儀も済ませておらぬ幼い其方の純潔を散らす真似を致
す筈もないであろう! 熾仁とて既に元服を済ませた25の成人ぞ。普通の公達どもより
他の女子は味わいつくしておるわ! ほれ、其方が先程余にねだった物と同じ物を用い
てな!」
 帝は感情が激するままに自ら腰紐を落とすと、猛る一物をまだ愛液の乾かぬ蜜壷にあて
がい、抗おうとする和宮を躊躇うことなく刺し貫いた。
 火照りから急速に冷めつつあった和宮の体が、貫かれた衝撃で弾ける様に反り返る。
「はぅ……っ! お、お待ちを! 兄上様……っ! やっ……ぁ……っい、嫌ぁっ!」
 和宮の搾り出すような懇願は、もはや帝には届かなかった。
 体が軋む程開かれた脚が、床につくまで折り曲げられ、抽送に合わせて揺さぶられる。
 乱暴に腰を引かれると、和宮の豊かな黒髪が背部の絹の上に波打つように乱れ解けた。
 散り広がりゆく髪は、そのまま和宮の心情を表現するが如く、波紋を描いてゆく。
「う、嘘です……っ! お兄様が他の女達ともなんて……っ! ……ああっ……!」

 熾仁への疑惑と思慕と、帝に与えられる刺激が、和宮の芯に引火し、悩み悶えせた。
 交差する戸惑いが、更に和宮の愛液を溢れさせ、白い肌を桜色に染め上げてゆく。
 いつも物静かで穏やかであった帝も、今は呼吸も荒ぶらせ、額に汗を浮かばせている。
「嘘なものか。婚約の折よりあ奴は様々な女官達との浮名を馳せておった。今もこれ幸い
と新たな姫をこうして侍らせておるかも知れぬぞ? 和宮よ。何も知らぬは其方だけだ。
……口惜しい事よ! こうも淫らに体を慣れさせおって! 其方は余のものであったに!」
 和宮の淫靡な反応に怒りを覚えながらも、帝は久しくなかった程に怒張した一物で和宮
の蜜壷を攻め立て続ける。
 恐れ戦きながらも途中で止められていた欲情が満たされ、和宮は再び淫楽の波に抗う術
も無く飲み込まれていった。
51皇女裏伝説:2006/11/21(火) 00:08:29 ID:9IzZvk0Q
>>50
 咽び泣く様な喘ぎ声が、悦楽の喘ぎへと変わってゆく。
 和宮の喘ぎに応えるが如く、帝の呼吸が早まり、脚を押さえる腕に力が込もった。
「図らずも世を裏切り、純潔を捨てた和宮よ! これが余から其方への降嫁の手向けだ!
 先程其方が余にねだった物を、とくと心して受け止めるがよい!」
 言葉と共に、帝は『くっ……』と硬直し、白濁した欲望を和宮の中に吐き出した。

「……あ、兄上様っ……。こ、降嫁の手向けとは……!? み、宮を手放されると……?」
 霞のかかった意識の中で、和宮は熱を帯びた様に喘ぎつつ、帝の言葉を反芻する。
「抗うではない! 和宮。熾仁めに汚された其方を、今、余が清めてやっておるのだ!」
 『清め』と称した帝の精が、和宮の内部に深く注ぎ込まれてゆく。
 思いの外、多量に放たれた精は和宮の蜜壷の中を満たし尽くし、結合部の結界の僅かな
隙間から股間を伝い落ちていた。

 灯篭の灯火が再び揺れ、重なっていたひとつの影が上部からゆっくりと浮き離れてゆく。
 抱えた和宮の脚を手放すと、帝は絹を拾い上げ、濡れ滴っている己の一物を拭き清めた。
 己の裃を調えると、傍らに放心したまま横たわる和宮の髪を指に絡め捕り、口寄せる。
 自ら放ち終えた精が、全裸のまま横たわっている和宮の内股で濡れ滴っているのを満足
げに眺めると、そっと和宮に囁いた。それは、嘗て和宮の聞き馴染んだ穏やかな声だった。
「哀れな可愛い異母妹よ。乱雑な扱いに驚きつつも感じておったであろう? 次からはも
っと優しく愛でてやろう。其方の穢れは余がしっかりと降嫁迄に清めてやる故、安心致せ。
 純潔を失のうておった其方は、今後余に償う為にも降嫁し、国家安泰に尽力するのだ」
 朦朧とした意識で、和宮は異母兄である帝の言葉を遠く聞いていた。

 ――宮とお兄様は、いけない事をしていたの……? 純潔……償いのための降嫁……?
 何故……? 宮には……宮にはわかりませぬ。
 帝が室を遠のく足音を聞きながら、和宮は虚ろに見開いた瞳から、一筋の涙を流した。


 その後、帝は日中和宮の室に訪れては、『清め』と称して和宮の体を貪った。
 夜間は正室や側室の室を訪れる為、帝の和宮への訪室は日を重ねる度に減ってきていた。
 帝の行為は前戯が長く和宮を疼かせたが、熾仁が和宮に施してきた行為と一体どこがど
う違い、『清め』であるのか、和宮にはわからなかった。
 ひとつ違うのは、帝の男性自身は若々しい熾仁に比べ、既に衰え始めており、和宮
は切ない火照りで満たされない日々を送るようになったという事だけだ。
 ――帝が去った後、和宮は疼く体を持て余しては悶え苦しみ、『お兄様に会いたい』と
いう思慕を日に日に強く募らせていた。

 物心つく頃には帝によって性的愛撫を受け続け、10歳では熾仁によって女にされた和宮
は自慰を覚える必要も無かったし、性については何一つ教えられる事も無く無知であった。
 心身への快楽は己の庇護者が与えてくれるものであり、求めれば与えられてきた。
 少女として花開き始める15歳になった和宮は性的知識には無垢のまま、男二人に快楽を
教え込まれ、高貴な殿方に愛でられている事が幸福なのだと認識してきた。
 そして今は満たされぬ空虚な気持ちと、降嫁への絶望で日々を過ごしている。
 渇望し、疼く体に苛まれる和宮は、この枯渇した気持ちを埋めてくれるのは熾仁をおい
て他にいないと思い込んでいった。

 宮中に帰して一ヶ月も過ぎた頃、お抱えの神官が帝に『物忌みの日』を告げた。
 『物忌みの日』は、定められるとその日1日、宮廷の一室に奥深く籠もる事になる。
 和宮は、その日を置いて熾仁に会える機会は無いと決断し、お偲びで外出の手筈を整え
ると、熾仁に親書を送って期日を待った。
52皇女裏伝説:2006/11/21(火) 00:09:26 ID:1O/gm7+4
>>51
 そして待ちに待った当日、和宮は懐かしい有栖川宮家へと戻ってきた。
 和宮の降嫁が具体的に決まり、有栖川宮家との婚約は正式に解消されていた為、和宮の
突然の来訪に家人は驚いた。しかし婚約は解消しても、皇女には変わりない。
 平素の如く振舞う和宮は、一ヶ月前と同じく丁重に扱われた。
 接客の間に案内されると、落ち着かぬ様子で御簾越しに声をかける。
「ねぇ、お兄様は? お兄様はどこ!? 文で本日伺う事は伝えてあります。お出かけに
はなられていないわよね。定刻には早いけれど和宮が参りました、と早くお伝えして頂戴」
 程なく有栖川宮家で顔馴染みであった女房が茶具を掲げて和宮の前に跪いた。
 女房はつつ、と後ろに下がると、三つ指をつき和宮に平頭する。
「恐れながら、熾仁の君様は、和宮親子内親王様に、しばしこの間にてお待ち頂く様にと
の仰せに御座います。宮様のお好きなお菓子も御用意して御座いますので、しばし御辛抱
願えますでしょうか」

 和宮はすっと立ち上がると、笑いながら女房に声をかけてやった。
「なぁに? 随分と大仰です事。少しお館から遠ざかっておりましたが、宮はここで育っ
たも同然なのですよ? お兄様がいらっしゃるのなら案内は不要です。お兄様は室で身支
度をなさっておられるのね? そっと伺って驚かせて差し上げたいわ」
 久しぶりの自由に、和宮は上機嫌だった。
 女房が困惑した表情で和宮を制しようとするが、和宮は気にも留めず慣れた足取りで、
熾仁の居室へと向かう。

 室の前では庭師が二人、廊下の外の庭に控えているのが見える。彼らも和宮に気づくと、
御簾越しに控えながら駆け寄ってくる。
「……和宮様、その先へ進む事はお待ちください! 熾仁様は程なくお見えになります故」
「……? 何を言うの? この先はお兄様の私室でしょう。あなた達がいるという事は、
お兄様がいらっしゃるという証。宮に指図は許しませんよ!」
 和宮はやや不興を抱きつつ、庭師をも制して熾仁の居室へと歩を進めた。

「お兄様! 和宮です。……入りますわよ?」
 室に入ると書物の置かれた間には熾仁はいなかった。その奥の寝間から、かすかな物音
とくぐもった声が聞こえてくる。
「まぁ、お兄様ったら。まだお休みでしたの? お寝坊さんね。お兄様! もう、お目覚
めになって! ああ、お兄様の香りに包まれるとほっとするわ……」
 和宮は微笑みながら寝屋へと向かい、書室と区切る帳から寝間へと顔を覗かせた。

 会いたかった熾仁を見出すと、和宮は満面の笑顔を浮かばせたまま、凍りついた。
 初めて見る光景に驚き、絶句したまま膝の力が抜け、腰を落としてしまう。
 ようやく気配に気づいた熾仁が、さして驚く様子もなく、和宮を振り返った。
 汗を浮かばせながら行為に耽る熾仁は、和宮に言い捨てるように言葉をかける。
「……和宮か。しばし待てと女房に申し付けておいた筈だが、相変わらずだな……。
 見ての通り……今手が離せぬのだ。しばしそこで待つが良い。……くっ……!」

 和宮は目の前で繰り広げられている狂態に、声も出ず唖然と見入ってしまった。
53皇女裏伝説:2006/11/21(火) 00:11:43 ID:1O/gm7+4
>>52
 ――若い女生が家畜の様に四つ這いになり、高々と熾仁に向けて腰を上げている。
 そして熾仁はその女の腰を掴み、背後から激しく貫いていた。
 貫く度に女の唇から嬌声が漏れ、乱れ絡む黒髪から覗く乳房が上下に揺れ動く。
 快楽の喘ぎを放っていた女が、熾仁が和宮にかけた声に反応を示した。
「か……ずの……みや……? はぁんっ! ……あ、ああ……『ミヤサマ』か。
 んぁっ……! ……ぁん! ぁん! ……も、戻って……来たの……んっ!」
 和宮は熾仁に貫かれている見知らぬ女が、自分の名を口にした事にまたも驚く。
 自分にこの様な口をきく女房は、かつて出会った覚えも無い。
 驚愕で凍り付いていた和宮は、この無礼な女への怒りで我に返った。

「お、お兄様っ! 何をなさっていますの! そ、そのような下賎な格好をなさるなんて!
 まるで獣のようですわ! ど、どうか、はしたない真似はおやめくださりませっ!
 そ、それに、その無礼な女は一体何者なのですっ!?」
 怒りで混乱し、搾り出すように叫びながら立ち上がろうとしている和宮に、熾仁は嘲る
様な笑いを返す。
 そして、和宮に女の顔が見える様、腰を掴み貫いたまま向きを変えた。
「見せる事に躊躇いは無くとも、見るのは初めての様だな。和宮。……ほれ、この顔に見
覚えはないか?」
 刺し貫く女の背後から、熾仁が笑う。
 貫かれている女は喘ぎながらも和宮に視線を交わし、にやりと勝ち誇るように笑った。

「だ、誰……!? お前は誰なのっ!?」
 和宮は女の視線に射すくめられ、気圧された様に強張る。
 熾仁は和宮に見られている事に興奮し、達しようとしていた。激しく腰を揺さぶり出す。
「……まぁ、待て。これではこの者も話し難かろう。……出すぞ! 多岐!」
「んぁぁぁっ!」
 熾仁は女の中に精を放つと、掴んでいた腰を離しその場に座り込む。
 離された女はそのまま崩れ落ち、しばし痙攣したように震えるとゆっくり起き上がった。
 そのまま慣れた仕草で和宮に尻を向けると、自らに放ち終えた熾仁の一物を口に含み、
ぴちゃぴちゃと舐め始める。
 和宮に向けられた股間からは、熾仁の放った精液が伝い落ちており、それをも和宮に見
せつけている様に思われた。
 室内に熾仁と女が馬鍬っていた性交の臭気が漂い、和宮は袂で顔を庇いながら叫んだ。
「ぶ、無礼者っ! み、宮にその様な汚れた部位を見せるなんてっ! お、お前は誰っ!」
 熾仁の股間に顔を埋めていた女は、気だるそうに一旦熾仁から口を離す。
「まあ、ちょっと待ちなよ。ミヤサマ。終わったら綺麗にしてさしあげるのもお勤めだろ。
 ……そうそう。あの時は『生臭い』なんて言って悪かったよ。今じゃあたいもお仲間さ」
 女はくすりと笑ってそう言うと、再び熾仁の一物に舌を這わせ始めた。
「……何の事です……」
 和宮は背筋に冷たい悪寒を走らせつつ、聞きたくない気持ちと裏腹に尋ねた。
 女に一物を舐め清めさせながら、肩に衣を羽織った熾仁が可笑しそうに笑い、応えた。

「覚えてはおらぬか。この者は初秋に其方が罰を願った少女、多岐だ」

「たき……? 初秋って……。 あ、あのときの浮浪児!?」
 和宮は熾仁の股間で振り返り笑う女を、凍りついたまま見つめていた。

                   承−1 終 

           
54名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 01:00:28 ID:P9+YJUQd
素晴らしかったです。
構成力と文章力とエロ力に圧倒された感じ。
続きもものすごく期待してます。
55名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 01:00:47 ID:uDbFATDM
いやエロい、もとい凄い!
細かく描写されたエロスと堕ちてゆく宮サマ。
そこにタキちゃん乱入!

展開が待ち遠しいです。命削っても頑張っていただきたいw
GJ!
56名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 09:26:12 ID:D9sv171M
朝一で読んだら勃っちまった・・・・
立てねーぞ!オイw
なんちゅーもん書いてくれるんだ!
GJだぜ畜生!
57名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 12:14:51 ID:XVZdpMRL
GJage

文章構成の巧みさに思わず読みふけりました。
静的な文面につめ込まれたエロとストーリー展開、
序盤に張られた伏線が見事に生かされて、もう
何といえばいいのやら‥

>其方は”喜怒哀楽”の感情が全て淫欲に結びついておるようだな

このセリフがいい!
続きが気になってたまりませぬ!w
wktkしてお待ちしています
58名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 14:31:22 ID:uJnZRrub
俺も和宮を悶えよがらせてみてぇぇ!
エロもだが続きも気になる
期待して待ってますぜ!
59名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 22:18:50 ID:7pY+3WaC
GJです!!!久し振りに読み応えのある話を読ませていただきました。
続きが気になりますwktk
60名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 23:10:08 ID:AsxFbBW+
GJとしか言い表せない自分が悲しいっす
61名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 13:37:12 ID:SDMq7FI8
歴史上の人物を強制女性化する小説のスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1143438666/l50

相互リンク。よろしく。
62名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 15:27:21 ID:1G7/UPP6
気位の高い淫らな皇女という設定に萌え

骨組みのある話なので大変そうだが、
いくらでも待つので完走してください。
wktkして待っています!
63名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 23:53:52 ID:OvmKhacb
続きをwktkしつつ死守!
64名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 23:01:32 ID:9nTP1S0D
急かしてるんじゃないんだ。
大変だろうとは思ってる。


だけど続きが気になってつい見に来てしまう俺が保守する!

頑張ってください!
65名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 17:12:59 ID:4Z1V7Di+
「武士の一分」の加世がエロかったのだが、島田に手篭めにされる加世でお願いしたい
つーか、スレちがい??
66皇女裏伝説(前置き):2006/12/09(土) 10:52:15 ID:EoEGl7jn
皇女裏伝説の続きを投下します。 

(注意1)陵辱描写とNTR要素を含みますので、苦手な方はNG指定をお願いします。
     今回は百合描写も含みます。 

(注意2)続きはまだ時間がかかりそうなので、他の職人様方は 
      かまわず投下なさってください。 
67皇女裏伝説:2006/12/09(土) 10:54:28 ID:EoEGl7jn
>>53
 ――何故、あのときの浮浪児が今ここにいるの?
 お兄様の寝屋に自由に入れるのは宮だけだった筈……。この様な下賎な者が何故……?

 和宮は体を強張らせながら、多岐に奉仕させている熾仁を凝視していた。
 多岐は見せ付けるように熾仁の一物を舐めしゃぶり続けている。
 淫猥な水音が熾仁の股間から聞こえてくる。まざまざと見せ付けられた和宮の胸内に怒
りが込み上げて来た。
 嫌! お兄様に愛でられるのは宮だけよ! 身分もない卑しい身でお兄様を穢さないで!
 声にはならない多岐への罵倒が、和宮の胸中を駆け巡っていた。
 股間の獣を宥めるように顔を埋めている多岐を見下ろし、熾仁は言う。
「……これ、多岐。もうよいぞ。さて和宮、おいで。そろそろ待ちくたびれたであろう?」
 多岐は頬に張り付いた髪を払いながら、熾仁の股間から顔を上げる。
 その唇から光る細い糸が伸び、ぷつりと切れた。
 多岐に奉仕させていた熾仁の一物は、多岐の唾液で濡れ光りつつ、再び猛り勃っている。

 ゆっくりと和宮に手を差し伸べる。和宮はその一物に魅入られていた自分に気付き、困
惑しつつも己を精一杯奮い立たせて叫んだ。
「い、嫌です! お兄様! そ、その様な女の後に、この宮に触れるおつもり!?
 どうか、穢れを落とし、場所も清めてその下賎な女を下がらせてくださいませ!」

 熾仁はやや肩を竦めると、静かな笑いを浮かべた。
「やれやれ。待てと申したのを聞かずに押しかけたのは其方の方であろう? 和宮よ。
 待ちきれずに参ったのではないのか? 相変わらず我が侭な事ばかり申すものよ」
 図星を衝かれ、頬を高潮させた和宮は、切り札とばかりに言い放った。
「あ、兄上様……いえ。今上帝は、お兄様が他の女とも懇ろであると宮に仰せられました。
 で、でも宮は、ずっとお兄様を信じてまいりました! そんな宮にこの様な仕打ちをな
さろうなんて……! あ、兄上様とて、きっと知ればお怒りになられますわっ!」

 熾仁の笑顔が静けさから酷薄なものへと変貌し、抑揚もなく和宮に話しかけてくる。
「その帝に黙ってここを訪れたのは、何方であるかな? すぐに引き返して帝に訴え出れ
る立場におありなのか、考えてもみるがよい。まだ其方には腹芸という物ができぬ。
 ……其方、宮中に戻ってから、帝に抱かれたのであろう? 帝の睦言を聞いたのだな。
 和宮よ。この多岐等は其方と年の端も変わらぬが、よほど世間を知っておるぞ?」
 熾仁の傍らに座し、手の甲で口を拭っていた多岐が、無言で和宮に微笑む。

 熾仁は再び、言葉に窮している和宮に手を差し伸べた。
「さぁ、もう駄々をこねるのはおやめ。和宮。これが欲しくて参ったのであろう?
 帝ももう御年だ。満足できぬ体を持て余して、我が元に参ったのではないのか?
 ――ここ迄ご自分でおいで。存分に満たして差しあげよう程に……」

 ……い、嫌……。……お兄様は穢れていらっしゃる……宮はそんなお兄様は嫌よ……。
 和宮の理性はそう警鐘を鳴らし続けるが、体は操られる様に立ち上がり、ふらふらと頼
りない足取りで、熾仁の座る寝具の元へと吸い寄せられていった。

 差し伸べられた熾仁の手の平に、そっと指先を落とす。それだけでぞくりと、言い様も
ない感覚が和宮を襲った。
「ふふ……。和宮よ。其方、先程の光景と今の怒りで既にもう濡れておるのではないか?
 其方の口は情がないが、躯は実に正直に反応するからな。どれ、脱いでご覧。見て差し
あげよう」
 熾仁の発する言葉が呪縛の様に、和宮を意のままに操る。
 和宮は放心した表情で、自らの腰紐を解き解した。
 乾いた衣擦れの音と共に、和宮の体から衣装が滑り落ちる。
68皇女裏伝説:2006/12/09(土) 10:55:53 ID:EoEGl7jn
>>67
 やや浅黒く、肉感的な肢体の多岐とは対照的な、白く華奢な裸体が顕わとなった。
「……やはりな。悪態をつきつつも、躯はしっかり欲情しておるではないか。和宮よ」
 熾仁が悦にいった様に微笑みながら、和宮の乳房の先端で既に屹立している蕾に触れる。
 びくりと反応し、和宮の意思がかろうじて我に返った。
「そ、その様な事っ……! い、嫌っ! 穢れた手で、宮に触れないでくださいませ!」
 熾仁の手を振り払い、和宮は刹那的に自らの腕で胸を覆い隠そうとして後退った。
 後退る足袋の踵が先程脱ぎ落とした衣にかかり、蹌踉《よろ》めいてしまう。

「……あっ……!」
 熾仁の為に念入りに梳ってきた髪が蹌踉めく反動で乱れつつ、宙を舞う様に流れた。
 その髪の一筋と共に、熾仁の手が和宮の肘を掴み支える。
「やれやれ。せっかちな皇女だ。まだ床に伏すのは早かろう? 我が手のどこが穢れと申
すのか、其方の口で答えてみよ」
 熾仁は和宮の腕を掴んだまま、己の座している正面に引き戻した。
 両腕を抑えられ、身を翻す事も叶わずに和宮の肢体は熾仁の目に犯される。
 こうして視姦される事は過去多くあった。だが今の和宮は、自尊心と欲望の狭間で葛藤
し、抵抗していた。抗う程に掴まれた腕に力が籠もり、和宮は小さく悲鳴をあげる。
「い、痛っ……! お放しになって! お兄様!」
「まだ質問に答えてなかろう? 我が手のどこが穢れと申すのだ。答えてみよ、和宮」
 今迄と違い、甘えを許さぬ言葉に、和宮は思わず癇気をもって熾仁を罵る。
「あ、兄上様は仰りました! お兄様はそうして、宮を穢されたのだと!
 下賎な女と宮を……宮を同じく扱い、穢したのだと! 兄上様の仰る通りだわ!
 だから……だから宮は兄上様に『清め』を受けねばならなかったのです!
 お、お兄様のせいよっ! なのに、なのにどうしてこんな仕打ちをなさるの!?」
 泣きながら抗議をする和宮に、熾仁は含みのある表情で笑った。

「ほう……。では今の其方は穢れが落ちているわけだな。さぞかし帝は念入りに其方を払
い清めたであろうよ。……なのに再びこうして来たのは何故だ? 自ら衣を脱いだのは?」
「……そっ……!」
 反論しようとする和宮の体が仰け反った。熾仁の舌が、和宮の秘肉を分け入り、奥へと
分け入ってきたのだ。
「……こうして帝に清めてもらったか? しかし清められたここが、濡れているのは解せ
ぬ。我が穢れた舌に蜜を滴らせ、柔肉をひくつかせておるのは何故だろうな?」
 荒々しく秘肉を貪る熾仁の舌が、和宮の唇から途切れがちな呻き声を導き出してゆく。
「……い、嫌……っ……! ……い、いやぁ……ぁあっ……!」

 淫猥な水音が、絶え間なく和宮の中心を襲う。熾仁に貪られる部位が疼く様に火照り、
立っている事もままならぬ程、和宮の膝はがくがくと震え、崩れ落ち始める。
 掴まれていた腕が開放されると、そのまま寝具に膝を落とし、床に手をついてしまう。
 熾仁の腕は和宮の腰へと移動し、床についた腰を軽々と持ち上げた。
「まだ床に伏すのは早いと申したであろう、和宮。帝御自らに清めて頂いたという『ここ』
を、もっとよく、穢れた我に見せるのだ」
 皮肉混じりに言い放ち、腰を持ち上げると、和宮の体を背後に向けさせる。
 ゆっくり仰向けに横たわる熾仁は、背後に向けさせた和宮の足を抱え上げると、自身の
目前に和宮の秘部が見える様、跨らせた。
69皇女裏伝説:2006/12/09(土) 11:01:24 ID:EoEGl7jn
>>68
 和宮の脳裏に、先程迄背部から馬鍬《まぐわ》っていた熾仁と多岐の姿が疎ましくも浮
かび上がる。
「……い、嫌……! こ、この様な格好、宮は嫌です……っ! ……んぁっ……!」
 陶磁器の如く白く滑らかな曲線を描く和宮の尻に、熾仁の無骨な指が鍵爪の様に埋まり、
眼前から離れようとしている体を制した。
 尻の肉を掻き分け顕わにした和宮の秘肉に、再び熾仁の顔が近づき、火照る部分を責め
始める。
「おかしな奴よ。普段、仰向けならば人前でも抗わぬに、向きを変えただけで何を慌てる
のだ? よく見えるぞ、和宮……。淫らに濡れ滴っている、其方自身がな……」
「……! ……くぅ……っ! ……はぁっ……!」
 熾仁の口が和宮の秘部に吸い付き、舌が蠢く。秘部の突起は痛い程に固く、鋭敏になっ
ていた。
 堪えようとしても、忍び声が漏れ出でてしまう。
「どうした。先程我らを『獣の様』と蔑んだ其方が、今同じ姿で獣のように吠えるのか?
 高貴な皇女殿であろうとも、其方は淫楽には抗えぬ。その様に育ってきたのだからな」
 熾仁の無骨な指が、和宮の秘部をかき分け、ぐっと和宮の内部に侵入する。
 指に絡みつく内部の襞を弄りつつ、溢れる和宮の秘液を押し出す様に蠢《うごめ》く。
 悲鳴とも、快楽の叫びともわからぬまま、和宮の喘ぎ声は高まってゆく。

 容赦ない局所の責めに、自尊心と理性は崩され、屈辱的な体位で与えられる悦淫に支配
されてゆく己を自覚しつつ、和宮には抗う術はなかった。
 崩れ落ちそうになる体を熾仁の腕で再び掴まれ、倒れ伏す事もままならず翻弄される。
 全裸で熾仁に騎乗位のまま局所を攻められ、反り返る体と共に豊かな髪が波打っていた。

「へぇ……。いい『顔』と『声』を持ってたんだね、ミヤサマ。それに染み一つない綺麗
な体だ。女のあたいでも、妙な気分になりそうだよ」
 傍らで、衣も纏わず膝を抱えていた多岐は、好奇心に駆られて立ち上がると、和宮と熾
仁に近づいて来ていた。
「……すごいな。さっきあたいの中にいっぱい出した若様のここも、まるで腹に食込みそ
うな程に猛り立ってるよ」
 多岐の手が和宮の視界に入る。その手が熾仁の一物に触れようとした時、和宮は咄嗟に
叫んでいた。
「無礼者っ! ……お、お兄様に触れる事は許しません! ……く……っ! お下がり!」

 多岐の瞳が挑む様に光ると、可笑しそうに笑い声を発した。
「股ぐらをしゃぶられながら言っても威厳がないよ、ミヤサマ。邪魔をするなってかい?
 そんな野暮はしないさ。あたいが今興味があるのはあんただよ。ミヤサマ」
 多岐が発音する『ミヤサマ』には、明らかに侮蔑が含まれている、と和宮は感じていた。

 その多岐の手が、熾仁の猛る物から離れる。そのまま手は素通りして和宮へと向かった。
 首筋から汗で肌に纏わりつく和宮の髪を、ゆっくりその手で払いのける。
「……お、お止め! 無礼者! み、宮に触れる事も許しませぬ……っ! 出てお行き!」
 熾仁は和宮に触れる多岐を見上げながらも和宮の腕を戒め、秘肉を嬲《むさぼ》る行為
を続けている。
 和宮は体を捩《よじ》りながらも、精一杯の虚勢を張って多岐を威嚇しようとしていた。

70皇女裏伝説:2006/12/09(土) 11:02:23 ID:EoEGl7jn
>>69
 思わぬ刺激に体が弾ける様に反り返る。
 多岐の手が和宮の両乳房を掴み上げ、そそり立つ乳首を人差し指でなぞっていた。
「……へえ……。すべすべしてるのに、吸い付くような肌だね。こんな肌はあたいの知っ
てる誰も持ってないよ、ミヤサマ。若様の抱いてた他の女達にもいなかったなあ……」
「な……っ!? ……はぅ……っ! い、今何と……?」
 和宮の問いかけに多岐は答えない。代わりに鷲掴みして突起している、和宮の乳房の先
端に唇を近寄せた。
「……んぁっ……! お、おやめなさ……あぁっ……!」
 熾仁とも異母兄の帝とも違う、細く紅い舌先が、和宮の乳房の先端をちろちろと、まる
で蛇の舌の様な敏捷さで甚振《いたぶ》り始める。
 秘部二箇所を同時に二人の人間に攻められ、和宮は否応も無く官能の渦に巻き込まれた。
「い、いやぁぁぁぁ……っ! ……」
 びくり! と体が一瞬痙攣を起し、全身の力が抜けてゆく。
 熾仁が手を離すと、和宮は力無く多岐の胸に覆いかぶさるように倒れこんだ。
「下賎な人間に触られても気をいかせちゃうんだ? ミヤサマ。随分感度がいいんだね」
 多岐が皮肉混じりに言うのを、和宮はかすれた意識でぼんやりと聞いていた。
 平素であれば、決してその様な暴言は許さない。しかし今の和宮に叱責する余力は無か
った。

「まだこれからであろう? 和宮よ。まだ其方が求めたものは与えてはおらぬぞ?」

 上体を起した熾仁が、力無く持たれかかっている和宮の腰を背後から持ち上げる。
 多岐にすがり付いていた和宮の上体が床へとずり落ち、うつ伏せのまま腰だけが抱え上
げられた。
 糸の切れた操り人形の様になっている和宮を見下ろしながら、多岐が呆れた様に言う。
「若様もせっかちだねえ……。せっかく天国にいるミヤサマを、少し休ませてやれば?」
「其方には解らぬだろう、多岐よ。躯は華奢でも、快楽には貪欲な皇女殿なのだからな」
 熾仁は事もなく言い放つと、ぼんやりしたまま腰を上げられた和宮に一物をあてがう。
 唾液と自らの秘液で濡れ光る和宮の蜜壷を、猛る熾仁が躊躇なく刺し貫いた。
「……ひぁ……っ! ……ぁ、ぁあ……っ……!」
 朦朧としていた和宮が、熱でうかされた様に力無く声を発する。
 未だ視点も定まらぬ瞳が見開かれ、熾仁の抽送によって唇端から透明な液が伝い落ちた。

 鈍い水音と、肌と肌とが頻繁に接触する度に生じる音が、寝屋で淫猥に鳴り響いていた。
 次第にその音を掻き消すかのごとく、か細い喘ぎが悦楽の喘ぎ声へと変わってゆく。
「……帝にたっぷりと穢れを祓うてもろうたのであろう? ……和宮よ。
 ならば清められた其方の『ここ』で、其方が我が穢れも清め与えてくれるであろうな?
 元許婚であった我らだ。慈悲深い帝がまた其方を念入りに清めて下さる事であろうよ!」
 若く猛々しい熾仁自身が、蜜を迸らせつつも脱力していた和宮の、奥深くまで刺し貫く。
 宙から引き戻され、またも快楽のうねりに巻き込まれた和宮の掠れた喘ぎが、激しい抽
送に悦楽で応えるかのごとく、寝屋に響き渡った。
71皇女裏伝説:2006/12/09(土) 11:03:30 ID:EoEGl7jn
>>70

「どっちもどっちだね……。あたいら平民より、よっぽど好き者じゃないか。やれやれだ」
 部屋の隅で衣を肩に羽織りながら、多岐は溜め息をつきつつ、密かに独りごちた。
 和宮は再び達しようとしている。その和宮を貫きながら、熾仁が急に叫んだ。
「多岐! 何をしている!? まだ其方の勤めは残っておるぞ! ……近こう参れ……!」
「あ……あい! 若様!」
 不意に呼ばれた多岐は、驚きながらも四つ這いのまま、絡み合う二人の元へ戻る。

 同じく四つ這いで熾仁に貫かれている和宮は、歓喜の喘ぎで満ち、多岐には気付かない。
 激しく和宮を打ち付けていた熾仁は、多岐が足元迄来たのを確認すると、愛液に塗れた
一物を、和宮の中から引き抜いた。
 二人の局部から、繋った光る透明な糸が伸び、自らの重みでぷつりと切れて床に落ちる。
 それを見定めると同時に、多岐の尻を押さえた熾仁がいきなり多岐を背後から貫いた。
「……んぁっ! ……な、なんで……!? ……若様……あぅっ!」
 既に乾き始めていた多岐の肉壷を熾仁の一物が貫き、激しく内部に打ちつけ始める。
 今まさに達しようとして、急に振り払われた和宮はしばし放心していた。
 そして事態の急変に気がつくと、怒りと驚きで悲鳴をあげる。
「お、お兄様っ!? な、何故ですっ!? ……い、嫌! お止めください!」
「……っ!」
 熾仁はものも言わずに多岐を激しく貫き続け、多岐の中に精を打ち放った。

 それを見せ付けられた和宮は悲痛に泣き叫び、素肌のまま床に泣き伏せった。
「い……嫌ぁぁっ! 酷い! お兄様、あんまりです!」
 精を多岐に放ち終えた熾仁は、先程と同じく寝具の上に胡坐をかく。
 そして、表情も変えずに和宮に言った。
「何ゆえ嘆くのだ、和宮。其方は最早我との婚約を解消し、降嫁なさると決まったであろ?
 大事前の其方を万が一にも孕ます訳にもいくまいよ。それ位は我もわきまえておる」


 精を放つと同時にやはり捨て放たれた多岐は、そんな熾仁の横顔を無言で見つめていた。
 ふっ、と一瞬諦めの表情を見せたが、何時もの様に奉仕すべく、のろのろと身を起した。
 しかし熾仁はそれを制した。そして泣き伏せる和宮に向かって声をかけた。
「和宮よ。我が憎いか?」
 ――泣き伏していた和宮がぴくりと反応する。
「我が其方を苦しめているのはわかっておる。其方を哀れとは、我とて思ってはおるのだ」
 熾仁の甘い言葉に、和宮は泣き伏していた顔を上げた。涙を溜めたまま熾仁を見つめる。
「お兄様……」

 しかし、次の熾仁の言葉で和宮の瞳からは涙さえも消え失せた。
72皇女裏伝説:2006/12/09(土) 11:04:31 ID:EoEGl7jn
>>71

「……せっかく其方に清めて頂いたが、またも欲望に負けてしまった。我は我が身が辛い。
 そこで頼みだ、和宮……。今一度、我を清めてはくれぬか? 今度は其方の、その清ら
かなる口と舌を用いてな」

 熾仁の思いもかけぬ提案に和宮は驚き、罵倒さえも口に出せずに強張っていた。
 ――この方は誰……? この方は、宮の知っている、あの優しかったお兄様なの……!?
 和宮は宮中に参内した日、異母兄が睦み事の最中に急に態度が変わった事を思い出した。

 ……兄上様も、宮が『純潔』を失ったとお知りになられてから急にお変わりになられた。
 宮をお人形の様に愛でてくれた兄上様が、穢れ物を清めると仰っては、乱暴に宮を引き
裂き、御心のままに宮の体中を蹂躙なされた。

 それから『清め』と室にお出でになる兄上様は、もう宮の知る昔の兄上様ではなかった。
 慈しむ瞳は失われ、好色な瞳で御自分の興味の赴くままに宮を貪り、お一人でお果てに
なられると、素っ気無く退室なさっておしまいになる。
 その都度、どんなに宮が寂しく惨めであるかを思い知らされてきた事か。
 兄上様にはもう宮の気持ちを御分かり頂けないのだという事は、理解できていた。
 だからこそ、お兄様が恋しくて。宮を抱きしめてくれるお兄様に逢いたくて、宮は今日
という日を待ち侘びてきたのだ。それなのに……!

 ――そうだ。今のお兄様の瞳は兄上様と同じなのだわ……。
 兄上様は、宮がお兄様に純潔を捧げたとお怒りになられた。では、お兄様は何故?
 何故宮にこの様な仕打ちをなさるというの……? ……わからない!


「……若様。それはさすがに酷いんじゃない? ミヤサマはさっき迄、何も知らなかった
んだろ? あたいの事も、他の女の事さえもさ……」
 ――つい口を出してしまった、と多岐は後悔した。この女に好感など持ってないのに。
 自分に戸惑っている多岐を冷ややかに横目で見ると、聞こえなかった様に熾仁は続ける。
「其方もまだ達せずにおるのであろう? 其方次第では、欲求も叶うやも知れぬぞ?」

 和宮は無言で熾仁を凝視していた。熾仁の気持ちが、考えが、和宮にはわからなかった。
 無言でいる和宮に、熾仁は ふう、と溜め息をつくと独り言のように呟いた。
「……いや、勝手な申し出であった。それは余りにも身勝手な、我の願望でしかなかった
な。忘れてくれ。そして其方はもう、帰り支度をするがよい。我が愛しい和宮よ」
 声色は寂しそうであったが、まるで賭博を楽しむ様な瞳の色が見えたのは、多岐にだけ
であっただろう。

 世間知らずの和宮には、到底見抜ける筈もない。和宮の表情が哀れみと慈愛に変わる。
 その慈愛が誰に向けられるものなのか、己自身であるものなのか、其処迄は和宮には理
解できずにいた。
 ――お兄様は、まだ宮を愛しむお気持ちを持ってくださっている……?
 淡い希望が和宮を動かす糧となった。
 よろよろと立ち上がり、熾仁の前に正座すると、消え入るような声で囁く。
「お兄様も、宮の降嫁を悲しんでくださってるの? 今でも宮を手放したくないと思って
いらっしゃる?」
「勿論だとも、和宮よ。我が伴侶として暮らした九年は、永久に続く筈であったのだ……」
 ――その言葉で、和宮の表情は再び輝きを取り戻した。
 どうやら熾仁は賭けに勝ったらしい。和宮はおずおずと、濡れ光る熾仁の一物を手に取
り、躊躇いがちに唇を近づけた。
73皇女裏伝説:2006/12/09(土) 11:05:41 ID:EoEGl7jn
>>72
 いざ熾仁自身が目前に迫ると、和宮は濡れ光る一物から発する匂いに困惑してしまう。
 ……これは宮のお兄様。だけどあの下賎な女の臭いも混じっている。
 厭わしさは湧き上るが、視線は外すまいと決めていた。
 ――お兄様は宮の口で、穢れを清めて欲しいと仰ったわ。下賎な香りがしようとも、宮
はお兄様の願いに応えなくては……!

「……先程、初めて見ただけですから……。お兄様をお楽に出来るかわかりませんが……」
 意を決した様に、和宮は熾仁に前もって断りを入れ、濡れる一物を口にした。
 拙い舌が熾仁の一物を舐め始める。熾仁のそれはやや猛りが収まっていたが、華奢な和
宮の口にはやはり大きく見受けられた。事実、熾仁の全てを口に含む事はできないでいた。
 それでも熾仁は満足そうに顔にかかる髪を掻き上げ、己に奉仕する和宮を見下ろした。

「お、お兄様……。こ、こんな大きなものが宮の中に入っていたのですね……」
 小さな水音を立てながら、一心に奉仕する和宮をしばらく見つめた後、熾仁は多岐に目
配せをして見せた。
 多岐はすぐにそれが何を指示するものかわかったが、今や無知でしかないと思える和宮
に”それ”をする事は何やら躊躇われていた。
 しかし、熾仁は『早くせぬか』と言いたげに顎を動かし、無言で多岐に命令する。
 多岐はまた諦めの表情をすると、和宮の背後に移動した。

 和宮は一心に、熾仁自身を自らの舌で舐め清めていた。忌々しいが、あの下賎の女がし
ていた行為を思い起こしつつ、それに習って舌と唇を動かしていた。
 徐々に熾仁の一物が猛り肥大し、上向きになってくる。
 それを咥え奉仕するには、自らの膝を立てねばならなくなった。まるで家畜が水を飲む
様な姿勢を取らざるを得ない。
 皇女としては屈辱的な体位であるし、己の髪が口元に垂れ絡んで奉仕に邪魔でもあった。

 ふと、熾仁の掌が和宮の頬に触れ、邪魔な髪を掻き揚げてくれた。
 掌はそのまま両耳朶の上で固定され、髪を押さえてくれている。和宮は熾仁を口に含ん
だまま、微笑む様に目線を上にあげた。
 ――熾仁は穏やかに微笑んで自分を見つめている。和宮は己が猛らせた熾仁の一物が誇
らしくもあり、甘い疼きさえ感じさせた。
「……上手いぞ、和宮……。其方の口で、我は拭い清められ、この様になっておる。
 ……くれぐれも、歯だけは立てずに頼むぞ……」
 熾仁の囁きに、和宮が頷こうとした時だった。

 火照る局部に、暖かくぬめるような感触が与えられ、和宮はびくり、と仰け反る。
 思わず含んでいた一物を濡れた口唇から離し、振り向こうとする。
 だが、熾仁が耳朶の上に当てた掌がそれを阻んだ。
「お、お兄様……!? な……何者かが宮の……背部に……んぁ……っ!?」
 和宮は自らの秘部を、多岐に舐められているとわかり、驚愕する。
「ごめんよ、ミヤサマ。……これもあたいのお努めなんだ……」
「……ま……また、お……前なの……!? た……たき……! ……ぁああっ!」
 多岐が和宮の秘肉をかき分け、指と舌を蠢かしていた。
 敏感な小粒が甘噛みされ、和宮はまたも仰け反り反応してしまう。
「お……お兄様っ! ……や……やめさせて……ください……ませっ! はぅ……っ!」
 頭を抑えられている和宮は、今度も多岐に抵抗できないでいた。
74皇女裏伝説:2006/12/09(土) 11:08:50 ID:EoEGl7jn
>>73
 熾仁が優しい声音で和宮に囁く。
「気を散らすでない、和宮。我は先程、多岐の方に放出したが、かなり際どかったのだ。
気付かず其方の中にも精を放ったやも知れぬ。万が一があってはならぬ故、多岐に其方の
内部を清めさせておかねばの。……さあ、其方は我を清めておくれ……」
 熾仁の手が、和宮の顔を猛る一物に押し付ける。
 だが女同士、敏感な部分を探り当てられ攻めたてられる和宮に奉仕の余裕はない。
「……で……できませぬ……! お兄様……っ! やめさせてくださらないと……!
 宮は……宮は……集中が……ひぁ……っ!」
 心ならずも多岐によって翻弄され、火照った蜜壺が湛えていた愛液がとろりと太股を伝
い、床に糸を引いて滴り落ちていく。
 熾仁は笑顔を崩さぬまま、和宮の頭部を押さえていた。
「やれやれ……。困ったものだ。其方が達した後でないと『清め』はしてもらえぬ様だな。
 ――多岐。”あれ”を使っておやり」
「……あい。若様。……ミヤサマ、今いかせてあげるよ」
 背部で多岐が何かを持ち出そうとしている気配がした。
「……な、なに……? 何をするつもりなのです!?」
 見えないという恐怖心が、和宮を竦ませた。背後で多岐が何かに舌を絡ませ、微かに淫
らな音を響かせている。
「ミヤサマは、こんな物には縁が無かっただろ? これはね、『張子』っていうのさ。
 女同士でも『あれ』が出来る張り型なのさ。……んん……っ!」
 多岐が悩ましい声を発する。
「……な……何をしているの……? お、お兄様っ! こ、怖い……!」
「案ずるな。張子とは我が一物に似せて作った紛い物だ。あれは二人の女が繋がれる仕組
みになっておる。多岐が今、それを自らに入れたのだ。其方と繋がる為にな」

 ――な、なに……? どういう事!? 張子? 紛い物? それをどうするというの!?
 和宮は青ざめ、必死に抵抗しようとした。
 熾仁は和宮の頭だけでは抑え切れなくなり、華奢な肩を床に抑え付けて自由を奪った。
「……もう充分濡れてるから怖くないさ。ミヤサマ……いくよ」
「い、嫌……! お止め! ……お願い! やめてぇぇ! ……ぁうっ!」
 和宮の蜜壷に、固く太い異物が侵入を開始する。和宮の陰裂は熱い蜜を湛え、
異物である筈の張子の進入を易々と許してしまった。

 『それ』はまるで生き物のように和宮の蜜壺の壁をかき分け、奥底を目指してゆっくり
と捻り進んで行く。
「…っ!! んっ…あっ!」
 奥まで当たると和宮と同じくして、多岐が喘ぎ声を発した。ゆっくりと引き抜かれたか
と思うと、再び貫いてくる。
「……くぅ……っ! ミヤサマ……。……あんたの中の襞がすごく絡みつくよ……!
 あたいの方が抜けちまいそうだ……。……んっ! あんた、『名器』って奴なんだ」
 多岐は刹那そうに喘ぎながらも、和宮の蜜壷を貫いてくる。

 和宮は抗い続けたが、中央内部を熾仁のものの様に貫く、固く太い『それ』に反応し始
めてしまう。
 下半身から未体験の感覚が和宮の後頭部を幾度も貫く度、彼女の喘ぎ声が多岐の秘部を
滾らせる。
 いつしか抗う事も忘れ、より深い快楽を欲するようになっていた。
「んぁっ……ミヤサ……マ……ま、まだ奥まで……」
 最後の一突き、多岐が力を込めた瞬間……二人の蜜壺の奥底に張子が辿り着いた。
「ああっ!!」
 二人の女の喘ぎが、寝屋に響き渡る。二人の少女が繋がり喘ぐ様を見ていた熾仁の一物
は、もうはちきれそうな程猛り立っていた。
75皇女裏伝説:2006/12/09(土) 11:10:17 ID:EoEGl7jn
>>74
 官能に喘ぐ和宮の頭を抑えつけ、自らの股間にあてがう。
「和宮。『清め』を再開しておくれ。我ももう耐え切れなくなりそうだ……!」
 熾仁の手で、和宮は猛り立つ一物を咥えさせられる。
 全身を駆け巡る快楽に喘ぐ和宮は、熾仁の茎に舌を何度も巻き付けようとする。
 しかし、茎へ舌を沿わせた瞬間、彼女の技を殺ぐように更なる快楽が身体の芯を貫く。
 多岐に翻弄される和宮は、うまく熾仁をしゃぶる事ができなかった。
 熾仁は自身の腕で、一物を咥えた和宮を上下に動かした。
「……んっ……んぐっ……! お、お兄様……く、苦しい……! ……も、もう……!」
「……わ、若様……っ! ……あ、あたいも……もう……! ……ぁあっ……!」
「……うむ……! 我も……もう、そろそろだ……。 和宮よ、我を受け止めよ!」
 和宮と多岐が達した直後、熾仁も自らを解放した。
 抑えつけられていた和宮の口内に、濃度の濃いねばねばした液体が放たれる。
 その液体は咽頭の奥深くに当たったが、飲み下すには量も多く、喉に絡みついた。
 飲み切れなかった白濁した液体が和宮の口端から溢れ出し、和宮はそれを指で拭った。
「……あ、ああ……。……これがお兄様の……?」
 気だるげに精のついた指を見つめる和宮に、熾仁は息を弾ませながら頷いた。
「美味とは言えぬだろうが……。やはり其方の中に出したかったのだ。……許せ、和宮」

 ……これがいつも宮の中に放たれていたお兄様なの……?
 もう兄上様以外からは、宮の中には頂けないものと思っていたのに、この様にお口から
頂ける方法も可能だったなんて知らなかったわ……。
「……お兄様。宮は今日驚くことばかりでしたが、お兄様のお気持ちは嬉しく頂きました」
 和宮は、さすがに疲れて休息を取っている熾仁に抱きつくと、甘える様に頬を当てた。

 多岐は気だるい体を起して張子を始末していたが、和宮の世間知らずな反応に肩をすく
め、溜め息をついた。
 ――貴族ってのは、おつむの中はからっぽなんだな……。まあ、あたいには関係ないさ。

「お兄様は宮がいなくなると思って、たき達を身代わりになさってらしたのでしょう?」
 熾仁に絡みつきながら、和宮は甘えるような声で尋ねた。
 熾仁は和宮の出した都合のよい結論に苦笑したが、あえて否定はしなかった。

 和宮は多岐に向かって、初めて自分から優しげに笑って見せた。
「下賎の身とはいえ、宮の代わりを勤めてくれた事には礼を言います。たき」
 二人の会話を空々しく聞いていた多岐は、驚いて振り返った。
 何か言い返してやろうかとも思ったが、和宮の世間への無知さにその気力もなくした。
「……あ、あたいは、別に……。ここは雨風も凌げるし、お飯も『おアシ』も貰えるしね」
「……? 『おアシ』って?」
 不思議そうに聞いてくる和宮に、多岐はやや面倒臭そうに答える。
「お給金の事さ。あたいはここで、三食昼寝付きで雇ってもらってるんだ。全部お勤めさ」
 和宮は『そうなの?』と無邪気そうに微笑むと、熾仁に振り返った。

「お兄様。宮は皆が幸福になれる方法を思いつきましたわ。たき、お前もよ!」
76皇女裏伝説:2006/12/09(土) 11:16:44 ID:EoEGl7jn
>>75
 熾仁も多岐も和宮の話を半分程に、いや、それよりまともに聞いていなかったのだが、
突飛な提案には視線を傾けた。
「たき、お前は生活が保障されればいいのでしょう?」
「……あ、ああ。まあ、そーだね……」
「そして宮はお兄様の元から離れたくないのです。こうして考えてみたら簡単でしたわ!
 降嫁の行列の祭、たきが宮に代わればよいのです。徳川家の正室ですよ、其方には望む
べくもない光栄ではありませぬか?」

 ――多岐は開いた口が塞がらなかった。
 よりによって、あたいが将軍様の正室だって!? このミヤサマって、やはりおつむが
足りないんじゃないか!?

「あのね……、ミヤサマ。公家どころか貴族でもない、教養もないあたいがだよ!?
 どうやって天下の将軍様の正室になれるっていうのさ!? 無理に決まってるだろ!」
「まだ降嫁迄には半年以上あるわ! 皇女としての嗜みならば、この宮が、なんとか其方
に体裁を整えさせてあげます。
 お前は徳川に、宮はお兄様の元に戻って元通りお兄様に輿入れするのです。
 賢明な考えだとは思いませんか?」

 熾仁はしばらく黙って聞いていたが、悪戯そうな笑いを浮かべ始めた。
「……面白いかも知れぬな。我々が作り上げた皇女が徳川家に嫁ぐわけか。
 期限はまだある事であるし、うまく行けば奴らの鼻もあかしてやれる。
 どうだ? 多岐。試しては見ぬか? なに、駄目で元々だ。生活の苦労は一切無いぞ?」
 和宮はすっかりと上機嫌になって、はしゃいでいた。
「お兄様もそう思われるでしょう? 大体、武家風情が皇女を娶るなんて不遜ですもの!
 今までの無礼は忘れてあげます。たき、いいえ、多岐。お前は宮になれるのですよ。
 今日から宮の元で暮らしながら作法を覚えるのです。わかりましたね?」

 和宮の最後の言葉に、熾仁は急に冴えない表情となる。熾仁にとって多岐は色々と便利
な玩具であるのだ。
「……教育は我が有栖川宮家でも出来るのではないか? 連れて行く程ではあるまい?」

 二人の馬鹿げた話を聞いていた多岐は、ふっと溜め息をついて答えた。
「いいよ。ミヤサマの所に行くよ。その代り、お給金は前よりはずんでおくれよ!
 それと、どうなったって命の補償だけはしてくれるんだろうね!?」

「お金なら、お前が欲しいだけあげるわ。警備もしっかりしてるから危険もないわ。
 それではお話は成立ですね。お前は今日から多岐という、宮付きの女御とします。
 お兄様、兄上様が物忌みの時にまた参ります。多岐は宮に頂けますわね?」
 熾仁は不満そうであるが、宮中に行けば多岐では遊べるのだと思い至った。
 代わりの玩具は多岐に連れてきてもらえばいいのだ。
「……多岐。それでよいか?」

77皇女裏伝説:2006/12/09(土) 11:17:36 ID:EoEGl7jn
>>76

 人間一人をまるで物のように扱う奴等に、多岐は改めて嫌悪を抱いた。
 ――最初からわかってた筈だろ、たき。金さえ貰えば別にもう、どうだっていいのさ。
 自嘲気味に笑うと、多岐は衣を纏い始めた。

「ああ。いいよ。あたいがミヤサマなんかになれるとは思えないけどね」
 和宮はやや不愉快そうな表情をしたが、すぐに気持ちを切り替えた。
「何を当たり前の事を。お前がこの宮そのものになどなれるわけはないでしょう。
 ただ、その余計なおしゃべりは今後お止めなさい。いっそ話さない方がいいわ。
 ――では、お兄様。そろそろ支度をして宮中に戻ります。
 前程にはお会いできないけれど、出来る限り参りますわ。
 さあ、多岐。お前も来るのですよ。では、湯浴みをさせて頂いて失礼します。
 また次の日まで、御機嫌よくお過ごしくださいませ。お兄様」

 こうして和宮は多岐という少女を共なって宮中へと戻っていった。

 歴史の一つの歯車が、軋みながらゆっくりと動き出す。

      〜承 了――転――
78名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 11:36:13 ID:XybBYnB8
リアルタイム遭遇!!
・・・神降臨だ!
ずっしり詰込まれた構成の巧みさと
濃いエロスをこんな時間から堪能させてもらえるとは
素晴らしいです!
今後の展開を楽しみにお待ちします!
79名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 13:12:55 ID:ItOiHYz7
私もっ、リアルタイムで読んでました、GJ!
引越し途中なのに、引越し屋さんに呼ばれるぎりぎりまで読みふけってますた……。
高貴な人々の思惑におもちゃにされる多岐と将軍に期待!!
80名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 21:53:41 ID:RBgiAs2s
続き来てたー!w
相変わらずGJです!
加速されたエロと、話の展開がお見事・・・・

もういくらでも待ちます!
続き期待しています!!
81名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 01:06:12 ID:scYhcqEq
続編お疲れ様です。そしてGJ!

前置きで時間がかかると書いてありましたが、
中途で投げ出さずにずっしりとした文章構成とエロ力、
感服しました。

二人の少女もキャラが立っててすごくいい!
続きをwktkしています!
82名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 05:04:00 ID:TZ6Am7xC
寝る前に立寄ったら…

続編ktkr!
思わず読み耽ってしまいました……

素晴らしいです。GJです!

和宮の別人説は、小説やTVでもありましたね。
どんな展開と顛末を迎えるか、
期待が膨らみます。
83名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 11:54:02 ID:PMIH4aGO
ネタバレ予想など野暮は言いません。GJ!
続きの投下をwktkでお待ちしています。
84名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 21:53:59 ID:1N2naehL
すごい!素晴らしいですGJ!!!
続きをwktkしながらお待ちしてます。
構成、文書、エロさでこれ程の神級にお目にかかれるとは思いませんでした。
85名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 16:44:37 ID:h0zUc/el
規制で亀レスですが…GJ!!!
年末に向かって大河連載お疲れ様です。
いやもう頭が下がるほど素晴らしいっす!
頑張ってください!!!
86名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 07:12:04 ID:HP15M45B
頭は下がるが下半身はもたげたw
GJ!!
87ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/12/16(土) 22:54:28 ID:jzodNrQg
中国史ものですがいってみます。
88ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/12/16(土) 22:55:05 ID:jzodNrQg
呂后伝

漢の第二代皇帝・恵帝劉盈が死んだとき、その母親・呂后は涙ひとつ見せなかったという。
呂后は、漢帝国の初代・高祖劉邦の正妻であり、恵帝の実母であるから、
廷臣たちは、ただ無表情に座っているだけの皇太后を見て不思議がった。

「――これはまずい」
そう呟いたのは、丞相(宰相)の陳平であった。
陳平は謀将である。
かつて劉邦が、天下を争ったライバルの項羽に包囲されて絶体絶命であったとき、
項羽のうたぐりぶかい性格を利用して、その諸将とのあいだに離間の策をかけ、
劉邦の身代わりを立ててこれを逃がしたことや、
帝国樹立後、匈奴の冒頓単于を討とうとして逆に囲まれた劉邦を救うために、
虚偽の援軍の報と、単于の愛妻の買収によってその包囲を解かしめたことなど、その功績は枚挙に暇がない。
人の心理を読みとり、それに対する策を立てることにおいては、
漢帝国にあまた集まった人間の中でも屈指の才能を持っている。
その陳平が見るところ、今の呂后は危険な状態にあった。
「――呂后は、不安で爆発寸前だ」
この策士は、そう見てとった。
夫・劉邦の死後、呂后は二代目皇帝の母として宮中に専横を振るった。
性質温厚、ともすれば政治に無気力な息子を補佐した彼女は、
実家である呂氏の勢力拡大に非常に熱心であった。
──高祖が天下を取ったのは、呂氏の後ろ盾があったからだ。
呂后はじめ呂家の人々はそう考えている。
たしかに、劉邦が沛から出でて兵を起こしたとき、呂氏の援助は大きかった。
初期の劉邦は、妻の実家の資金や名声でさまざまなものを調えたといってよい。
だが名家であると言っても、呂家は、天下に名だたる、というほどのものではない。
せいぜいが地方の資産家であるに過ぎず、そうした意味での「名家」は天下にいくらでもいた。
劉邦が楚の一将として軍功をあげるころから、すでにその配下に集まった人間は、
呂家の名声などよりも、劉邦その人の魅力に惹かれた者の集団であった。
呂家の名望を過剰評価しているのは、呂后をはじめ呂氏の人間だけである。
──しかし、その呂后が、劉邦の死後に天下の実権を握った。
89ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/12/16(土) 22:55:48 ID:jzodNrQg
呂氏を漢帝国の最大の功労者であると思っている呂后が、二代皇帝の母后として実権を掌握したことは、
当然、呂氏重用政策につながった。
呂氏は、粛清されつつある建国の功臣たちに代わって広大な食邑や高位の官職を占有した。
その権力の源は、いうまでもなく、呂后である。
この婦人は、恐るべき政治的手腕と感覚を持っていた。
一代の──いや、中国の文字や民族を「漢」と呼ぶ風習があることを考えるに、
今日に至るまでの中国史の中で最大級といっていい──英雄の死にもかかわらず、
それを継いだ凡庸な二代目時代に、漢帝国がゆるぎなく基礎を固めたのは、呂后の政治力に負うところが大きい。
司馬遷でさえも、呂后の取った政策を大いに認めている。

だがこの婦人は、その性、酷薄であった。
夫に寵愛された戚夫人を「人豚」にしてしまった話ひとつとってもその残虐性はわかる。
建国の功臣たちの粛清にも熱心な呂后の力と性格を、諸将は恐れた。
丞相位にある陳平も、彼女を恐れていた。
もっとも、この策士は自分の保身には自信があったから、恐れたのは、
自分の生命や財産ではなく、彼女の暴走によって帝国が崩壊することのほうである。
「呂后は、帝国を安定させるだけの力がある。それゆえに、滅ぼすことさえできる」
陳平は、そう見ている。
実際、彼女が心の平穏を失えば、とんでもない政策を行う懸念があった。
「まずは、あの婦人を落ち着かせよう」
御簾の向こう側で無言無表情に座る女性の内部に渦巻く不安や恐怖心が、
狂気――それも、今この帝国で最大最悪の狂気――にかわる前に、それを解消してやらなければならない。
そう考えた陳平は、自分を上回る智者の力を借りることにした。

──項羽や冒頓単于すら詐術にかけた策士が及ばぬ賢者は、天下広しといえど、ただ一人しかいない。
劉邦に天下を取らしめた大軍師、張良である。
90ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/12/16(土) 22:56:20 ID:jzodNrQg
「――お久しぶりです」
部屋に入ってきた張辟彊がうやうやしく挨拶をする。
「――父上は、ご壮健か?」
「はい。――もっとも政務の場には出られぬ健康状態ではありますが」
「あの方にご出馬していただかねばならん事態なのだがな」
陳平はごちた。
表舞台に出てきてしまったら、自分の強力な政敵──どころか到底かなわない相手──になることはわかっていたが、
そんなことを言っていられない状況にあることをこの策士は悟っていた。
「父は、出てきませんよ」
辟彊は、小さく笑った。
この歳、十五歳の侍従が天下の丞相に呼ばれるのは、彼の聡明さのためではない。
その父・張良との連絡役であるからだ。
陳平が奇策をもって高祖を救った策士ならば、張良は高祖に天下を取る戦略を与えた大軍師である。
その智も、策も、陳平の及ぶところでない。
そして、天下の一大事に関わることには、張良の智こそが解決策であった。
だが、張良は劉邦の死後、俗世から身を引いた。
もともとからだの弱い彼は、劉邦の生前からなかば隠居していたが、あるじの死後、それは徹底的になった。
それでも彼の知恵を借りたがる人間は多かった──呂后さえ、恵帝の即位に関して彼の知恵を借りた──が、
張良は、近年、子の辟彊を通じて天下のために必要最低限の助言を与えるにとどめている。
その「最低限」が必要な事態が来てしまったことに、陳平はため息をついた。

「呂氏に思い切って実権を譲るべきです」
辟彊は、そう語った。
「今でもだいぶ譲歩しているつもりだが──」
現実派の彼は、呂后に迎合した政策を採っていた。
それは、実直な彼の前任者、王陵が詰問するくらいの迎合であった。
「それでも足りません。――呂氏の王を立てるくらいでなければ」
辟彊はさらりと言い、陳平は、愕然とした。
彼とてその策を考えなかったわけではない。
だが、劉邦は、「劉氏以外の姓の王はすべて滅ぼせ」と遺言していた。
それを破るほどの勇気は、さすがにこの男にもなかった。
だが、辟彊は、父譲りの澄んだ瞳で、この老策士の目をのぞきこんだ。
陳平は、うなずく他に方法がなかった。
91ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/12/16(土) 22:57:00 ID:jzodNrQg
陳平の部屋を去った辟彊は、その足で後宮に向かった。
途中で与えられた部屋に入り、衣装を脱いで素裸になる。
化粧をし、女官の装束を身にまとった。
女装では、ない。
十五歳の侍従が、実は男装の美少女であることを知る人間は、
親である張良と、もう一人の人物しか知らない。
「――太后さまにご拝謁ねがいたい」
後宮の奥深くを守る呂氏の女衛兵は、軽やかな足取りでやってきた少女に扉を開けた。
彼女たちの主人は、いついかなるときでも、この少女の謁見だけは許している。
たとえ、今、このとき、この後宮の主が、最大級の怒りと不機嫌に見舞われているこの瞬間でさえ──。
いや、だからこそこの少女が現れたのだ。
女衛兵たちは、そう思った。
涼やかな美少女が呂后のもとに現れるときは、天下の一大事の場合に限った。
音もなく呂后の私室に入る辟彊は、まるで神仙のたぐいのようであった。
彼女の父がそう呼ばれたように──。

「……」
辟彊は、広間の半ばで立ち止まった。
あらゆるものが破壊されている。御簾も、装飾品も、壁すらも。
それは、怒りにまかせて引きちぎられ、投げ出され、叩き壊されていた。
破壊物が散乱する部屋の中央に、ぺたりと座り込んだ人影がある。
童女のようにすすり泣く声を、美少女は耳にした。
「呂后様……」
その人影に、辟彊は声をかける。
返事はない。
だが、辟彊は動かず、沈黙を守った。
この相手にどう振舞えば良いのか、彼女はよく知っていた。
──やがて。
のろのろと顔を上げた人影は、当時の基準から言えば、もう老齢と言っていいほどの年齢のはずだ。
だが、その美貌は衰えることなく瑞々しい。その泣き濡れた瞳が辟彊を認識した。
──そして。
「……辟彊……。劉邦が、劉邦が死んじゃったよぉ……」
か細い声で、また泣きはじめた。
92ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/12/16(土) 22:57:35 ID:jzodNrQg
「……劉邦がね、……劉邦がね、死んじゃったの……。最後に残った半分までっ……!!」
呂后は、呟きながら泣き続ける。
その口から出ることばは、とりとめもない。
彼女の夫、高祖劉邦は、七年前にこの世を去っている。
だから、「劉邦が死んだ」という呂后のことばは不可解なものであった。
だが、辟彊は、その意味するところを知っていた。
七年前、今のように茫然自失していた目の前の女に、
「劉邦」が「半分」生きていることを教え、立ち直らせたのは当時八歳の彼女であったから。
「……言ったよね、言ったよね、辟彊。「盈が生きているうちは、劉邦は半分生きてる」って……。
盈は劉邦と私のあいだの子供だから、盈の中には私の劉邦が半分いるんだ、って……」
べそべそと泣き崩れる女が、歴戦の諸将が悪鬼邪神のごとく畏れる皇太后と誰が信じようか。
──いや。
「……だから、私、頑張ったんだ。ずっとずっと七年もっ!
劉邦が死んで七年もっ! ……頑張ったんだっ!!」
一言ごとに昂ぶる感情が、部屋の中心で、気の渦を巻きはじめた姿を見れば、あるいは納得するかもしれない。
辟彊は、その渦に「引き込まれ」そうになる自分を、ぐっと抑えた。
仙道の素養のある美少女は、目の前の途方もない感情のうねりを物理的に感じてさえいた。
「――でも、その盈まで死んじゃったっ!! 劉邦、全部死んじゃったっ!!!」
不意に、百万の大軍が吹き飛ぶような爆発が起こった。
辟彊は、数歩よろめき下がって、その幻覚から逃れた。
──彼女以外の人間なら、おそらくは気死、運が悪ければ本当に死んでいたかもしれない。
中国史上最高の英雄の妻の感情の爆発は、それだけの力を持っていた。
「……」
めまいと耳鳴りに耐えながら、萎えた足を引きずるようにして呂后のそばに近寄る。
「劉邦が死んじゃったよぉ……。劉邦、全部、死んじゃったよぉ……」
呂后は、弱弱しく、だが終わることなく泣き続けている。
十五歳の少女よりもはるか年下の童女のように泣く美貌の婦人を、辟彊はその胸に抱きしめた。
赤子をあやすようにことばをかけ、抱きしめ続ける。
辟彊よりはるかに豊満で妖艶な肢体を持つ美女は、大軍師の娘の胸の中で、
えんえんと泣き続けたが、やがて泣きつかれたかのように眠りはじめた。
廃墟と見まがう後宮の奥部屋で──。
93ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/12/16(土) 22:58:06 ID:jzodNrQg
「――私の娘に、箒と塵取りを持たせていただきたい」
呂后の父、呂公(呂文)は、劉邦にそう言った。
劉邦とはじめて会った日のことである。

単父の有力者であった呂公は、その地元で人を殺す事件を起こし、
後難をさけるため、沛に一家そろって移転してきた。
沛の人々は、この資産家の移住を喜び、歓迎した。
彼を迎える宴席に出席をした人間は数え切れないほどであったという。
その中で、呂公がもっとも歓待したのは、劉邦である。
この、沛のごろつきあがりで、最近ようやく下級官職についたばかりの長身の男を、
呂公は一目見て、手を押しいただいて奥に引き入れた。
最上席を与えただけでなく、私室に案内して自分の妻に会わせ、
ついでもっとも可愛がっている娘を呼び寄せて劉邦に会わせた。
その時に言ったことばが、「箒と塵取りを……」である。
これには、呂公の妻だけでなく、劉邦も大いに驚いた。
「箒と塵取りを持つ」とは、家の掃除のことを指す。
妾や卑女の仕事であるが、家事全体の意味にもつながる。
それはすなわち、「妻にしてほしい」ということの謙遜表現であった。
「――なにを言うのですか」
呂公の妻は、気でも違ったかといわんばかりに噛み付いた。
「この娘は高貴な相を持っている、よほどの大人物にしか嫁がせまいぞ、
あなたはそうおっしゃっていたではないですか」
──それをこのようなごろつきに──とまでは言わなかったが、
老妻の目は、雄弁にそう語っていた。
(当然の反応だ)
劉邦本人でさえ、呂公の妻の言うことにうなずいた。
このとき劉邦の身分は、亭長、すなわち郷里の官舎管理者兼駐在、という程度にすぎない。
とうてい大富豪の娘を妻に迎えるほどの収入ではなかった。だが、呂公は、
「その大人物がここにおられる。ぜひ娘を娶っていただきたい」
とこともなげに言い放った。
人相を見ることに長けていた呂公が劉邦を見初めたとも言われるし、
動乱の時代に、転居先の一番の暴れ者とつながっておこうという保身、とも言われる。
だが、どちらにしても、この時点で誰もこの劉邦が天下を取るなどとは考えていなかったであろう。
94ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/12/16(土) 22:58:36 ID:jzodNrQg
──こうして呂雉、後の呂后は劉邦の妻になった。

「……」
その初夜。
劉邦は、この男らしくないことに、戸惑っていた。
正確には、二人きりになったとたん、抱きついてきた呂后に対して、である。
「劉邦、劉邦、劉邦!」
子猫ですらこれほどじゃれ付くまい、と言うくらいに身体を摺り寄せてくる小娘を、
劉邦は、唖然として眺めた。
さきほど──つまり、婚礼の儀の間、他の者がいるとき──までの、
いかにも富豪の娘、といった木で鼻をくくったような小面にくさはどこにもない。
「――劉邦!」
自分の額を、相手のそれにくっつけるようにして劉邦の顔を覗き込んだ呂雉の瞳は、
夜の帳の中でさえ、きらきらと輝いていた。
「私を、劉邦のものにして──」
妻になった少女のことばは、ひどく直接的だった。
「――私、わかっちゃった。劉邦を一目見た時から──。
私のつがいは、劉邦、あなただって。私は、劉邦の嫁になるんだって。
──だから、まぐわおう、劉邦! 私を、今すぐあなたのものにして!」
それは、巫女が宣託を受けたかのように、激しく熱っぽいことばの本流であった。
劉邦、このときすでに中年にさしかかってきたごろつきの親分は、
いかにも小娘らしい、勘違いにも似た情熱にひそかに苦笑したが、
この男は、それが何よりも強い意味を持ったことばということを、身をもって知ることになる。
しかし、今夜の劉邦は、この誰よりも強力な巫女が、誰よりも強い龍に吸い寄せられて
ここに来たということを知る由もない。
人変りしたように無邪気に抱きついてくる娘を、板張りの上に転がし、自分の女にするだけであった。
呂雉は、小さな嬌声を上げて、それを受け入れた。

──呂雉は、むろん生娘である。
昼間見せた毅然とした態度や、今見せた純情で情熱的な態度を見せても、身体は男を知らない。
女遊びをさんざんし尽くした中年男にかかっては、
運命への期待にわななく処女は、罠にかかった仔兎よりも簡単な獲物だった。
呂雉の破瓜の痛みは、すぐに甘い官能に蕩けた。
95ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/12/16(土) 22:59:07 ID:jzodNrQg
「……」
追憶の優しいまどろみの中で、呂后は微笑を浮かべた。
歳を取らぬかと思われるくらいに衰えの少ない美貌は、誰のために捧げられたのか。
「――私、劉邦のいいお嫁さんになるね!
心も身体もこれからずうっと磨きをかけて、うんと美人に、
──劉邦にふさわしい女になるから!」
夢の中、遠い過去、初夜のふしどで言ったことばであろう、そのつぶやきを聞いて、
張辟彊はやるせない思いを抱いた。
英雄が去り、それにふさわしい女だけが残ってしまった。
──ただ英雄が築いた帝国を守らせるがためだけに。
「……今は、夢の中で亡き陛下とお戯れください。
仙術にて、太后様の望む夢を見させてさしあげます……」

──そして目覚めれば、残酷な現実が待っている。
だが、龍が去った大地には、それに次ぐ力を持つ女傑がまだまだ必要であった。
──穏やかに眠るこの女性は、陳平が推測するような呂氏の優遇など望んでいない。
辟彊たちがすれをすすめるのは、ただ、呂后が動きやすいように「場」を整えるだけの意味しかなく、
もっとも重要なことは、呂后に愛する夫の幻影を見続けさせ、政務を取らせることにあった。
だが──劉邦との間に出来た恵帝すら世を去った今、
呂后を絶望させることなく、帝国の確立までもたせることができるのか。
暗澹たる思いを抱きながら、美少女は仙術を練りはじめた。
眠れる美女に、あらたな追憶の甘みを与えるために──。
その一挙一動が、漢帝国の礎そのものであった。


──史書に云う。
則天武后、西太后とならぶ中国三大悪女の一人は、高祖劉邦の妻・呂后であると。
だが、この女性には、則天武后のような男妾飼いの逸話もなければ、
西太后のような国力を衰退させるほどの贅沢と亡国政策の罪もない。
そして、彼女をどれほど悪し様に記した史書でも、
彼女──呂后が夫・劉邦その人のことを憎んだという記述は見受けられない。
読み取れるのは、英雄の死後、現実的な政策を取り続けて漢帝国を安定させ、
夫の寵を奪った女に激しい嫉妬を燃やした、情が深く濃い、一人の女性がいたことである。
96ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/12/16(土) 23:02:32 ID:jzodNrQg
嫌われ、畏れられる呂后タンですが、
嫉妬深くて気が強いだけで、実はデレデレなお方だったのではないかと思いますw
夫の死後に見せたその政策能力は則天武后に勝るとも劣らないし、
未亡人になっても、彼女のように男遊びとか全くしていないし、
意外にかーわいい女性だったんじゃないかと……w
97名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 23:17:40 ID:J/6U28DD
GJ!!!リアルタイムで読ませていただきました。
面白い解釈ですね。呂后の別の話も読んでみたいです。
98名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 22:30:53 ID:mA0oZeUj
GJでした。
でも、則天武后や西太后も好きなので
最後で二人を貶めた書き方になっていたのがちょっと辛かった。すまん。
99名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 03:15:42 ID:N41fh1LF
ちょ…w何このスレ!?

過疎スレだと思ってたのにゲーパロ氏は来てるし!w
皇女裏伝説の中の人はもう神だし!!
あー!なんでもっと早く見に来なかったんだ俺のバカーー
お二人ともGJすわ!
100名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 03:37:36 ID:N41fh1LF
僭越ながら少しだけ…

ゲーパロ氏どの、
呂后の科白はできれば后風にしていただけたらとそこだけが残念でありました。
いや、作品自体は萌えなんです!
その前の裏皇女がなんとももうすごすぎて
ミクロの単位なんですが引っかかりを感じるんすよ…
さしでた感想ですいませんっす

年内に続編は読めるのでしょうか?裏皇女の作者様!

101名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 17:19:33 ID:AUvDd2eT
>>96
史実の説明が大半でストーリー部分がほとんどないのが惜しい
まだ序説なのでしょうか?
続きがあるならwktkでお待ちします!

>>100
セリフについては同感
現代風の言葉使いがせっかくの中華の歴史的雰囲気を損なってるように思える

>年内に続編は読めるのでしょうか?
急がしちゃだめだ!
皇女裏伝説の作者様はじっくりと書き上げて欲しい
保守しつつお待ちしております!
102名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 12:01:18 ID:uzt6uSRf
ここのSSは、なんか重みがあってぐっと来るな。

今更だが、初めのほうに紹介されていた保管庫の作品を読んできた。

萌え死んだ。
103名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 00:21:58 ID:U9j6TNRW
はじめて覗いてみたらこんな神SSが!?
すげーよかったです
じゃ、今度は保管庫へいって萌えてきます
104名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 13:27:00 ID:ieoaVf1x
>>66神作品…GGGJ!!
NG指定などいらないのではないですか?
何気なく通りかかったスレにこんな逸材が埋もれていようとは…

ずっしりと巧みな文章構成とエロスの中の人間模様。
もう、すごすぎです
思わずageてしまいます!!
105名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 19:16:18 ID:5k/HaDH8
前スレがいつの間にか沈んで凹んでましたが、次スレが立っていて嬉しいです。
エビチリさんの「少尉殿!」、再開してくれないかなぁ……。
106名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 15:22:52 ID:Bmh0nUkI
正直前スレ落ちたのは氏のマンネリズムに辟易して住人が離れたからだと思う。
エビチリ氏イラネ

軍隊スレでも立ててやってもらえば?
107名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 15:02:44 ID:YmADXDyB
まぁ、なんだ。
前のスレがdat落ちしちまったのは残念だが
立て直してくれた>>1には感謝だな
GJ!!
おかげで神SSは投下されるし
これからも職人さんが着てくれるといいと思う
108名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 15:05:13 ID:YmADXDyB
着て ×
来て ○

                 スマソ
109名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 00:45:01 ID:0P8+PnyX
ちゅ、ちゅうごくの歴史をパロディにすると
当局に怒られちゃうって、ホントなのかな、ホントなのかな?
110名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 21:44:34 ID:bwOQIDSY
保守
111名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 22:06:32 ID:lp5gwx+W
保守
112名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 11:34:17 ID:izLJ2o0T
保守
113名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 17:45:07 ID:NA/DRhlr
保管庫はどこにありますか?
にくの墓場を探したけどわからない。
114名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 19:05:44 ID:NA/DRhlr
ゴメ・・・自己解決
115名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 01:01:51 ID:19NRBMNV
>>109
大丈夫じゃないか?そんな事云ったら三国無双とか確実にアウトやんw
116名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 02:02:47 ID:E7tcoLCx
三国志パロのエロゲあるぐらいだから大丈夫だろ
……訴えていいような内容な気がするけどな
117名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 02:20:38 ID:1N68W/Dr
海賊版を野放しにしてる連中にだけは言われたくないなw
118名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 13:50:57 ID:hFfa2Q4r
保守
119名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 14:21:43 ID:samAn02Y
保守
120名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 22:22:39 ID:iMJF4c4q
>>65
こっそり同意しておく
121名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 17:25:38 ID:obPkrhV9
真説忠臣蔵

 赤穂四十七士の討ち入りは忠義の鑑と讃えられ、芝居や小説となって人々の喝采を受けてきたが、
その真相が淫靡なホモ事件とは気付かぬ脚色なのが残念だ。
 浅野の家中は戦国の気風を残し男色が盛んで、男は一人残らずホモ関係で結ばれ、
その筆頭が殿様の浅野内匠頭と家老の大石内蔵助の恋愛だった。
幼い頃から念友の二人は人も羨むカップルで寸暇を惜しんでホモ行為に耽り、
殿様の江戸出仕の日が来ると特に激しいプレイで別れの名残とした。
 恋男と相思相愛でも性欲が多情なのがホモの特徴だ。
江戸に着いた浅野はさっそくホモ遊びの浮気を始めるが、その頃江戸は軟弱文化がはびこり優男タイプがもてたから、
美男でも田舎出で芋臭い浅野は相手が少なく、無骨なプレイが陰間茶屋でも嫌われて欲求不満が溜まる一方だった。
 他方、幕府の重役の吉良上野介はホモ通人として名を馳せていたもののマンネリを感じていたところに浅野に目を着けた。
女形タイプに飽きた吉良には毛深いガッチリ型の浅野が新鮮な魅力だ。浅野が仕事の相談に来たのを幸い、
誘惑すると吉良のダンディーさに浅野もOKしてたちまち関係が結ばれた。
 ホモの世界は情報が速い。吉良と浅野のホモ関係の噂はすぐに赤穂に伝わり留守番の大石は嫉妬の涙だった。
 浅野は吉良の性的魅力に夢中になったが、吉良は一時の遊びの積りだったから、しつこい浅野が鬱陶しく、邪険に扱うようになった。
冷たくされるとますます燃え上がるのが田舎者のホモだ。
浅野は性欲が頂点に達し、ある日、御殿で勃起を振り立てて背後から吉良に迫った。
強引な誘惑に吉良もその気になりかけたところ、その場面を他の大名が発見し浅野は取り押さえられて、
殿中のSEXは御法度ゆえ切腹申し渡された。
 SMマニアの浅野には切腹は苦にならぬが、二度と大石と寝られなくなる浮気心を悔いつつ腹に刀を突き立て絶頂を味わった。
 浅野家は取り潰され、恋男を奪われた大石は悲嘆の涙に暮れ、大石程でなくても家来の多くが殿様のお手付きだったから、
このままでは魔羅の虫が納まらぬ。
大石を頭に四十七人が徒党を組み、殿様が最後に果たせなかった吉良を代りに犯ることで意見が一致し、互いを慰めつつ機会を狙った。
 浅野の件で自重していた吉良は美少年を集めて憂さを晴らしていたところ、赤穂浪士が強姦に来るとの噂に狂喜し勃起し乍ら待ち焦がれた。
やがて浪士達は吉良邸に乱入し屋敷の美少年を片端から犯すが肝心の吉良が見当たらぬ。
吉良はすぐに見つかっては詰らぬと秘密のプレイ室で待っていた訳で、そこに踏み込んだ大石達は吉良をさんざんにSM責めし、
被虐の快感で全身が痺れる歓喜の涙の吉良は、興奮で血気の余り昇天してしまった。
 浪士達は切腹処分を受けたが、強烈な暴力SEXを堪能したから思い残すことなく切腹の味に酔った。
122名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 19:03:30 ID:lVQ2orF6
保守
123名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 00:01:53 ID:F4ctq9Es
徹底的に保守。
124名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 21:26:59 ID:CS/wNm+/
絶対的に保守。
125名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 04:42:11 ID:LNcRYxOi
よしながふみの大奥のパロはこの板的にあり?なし?
126名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 08:51:48 ID:MxI1rgBh
>>125
俺的にはアリ
127名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 11:04:10 ID:Oyd09AHP
歴史上の人物を強制女性化する小説のスレの♀秀吉をもう一度読みたい
128名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 19:01:25 ID:KL+3m7ov
女性化スレって立てたほうがいい?
住人に抵抗がないなら合流しちゃったほうがいいとは思うんだけど。
129名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 22:58:54 ID:1TiF8lB1
圧倒的に保守。
130名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 19:40:02 ID:YjfrPd5U
立体的に保守。
131名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 16:54:36 ID:SifBcOQZ
衝動的に保守。
132名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 22:04:41 ID:pQS8Ph+0
結果的に保守。
133名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 22:09:31 ID:wPD2bTlM
「皇女裏伝説」の続きを激しく待ってます!
その為だけに絶対的保守!
134名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 00:14:28 ID:2HcDleSB
自分も待ってる。>皇女裏伝説
135名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 23:13:31 ID:KOdtGqTC
刹那的に保守。
136名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 01:55:42 ID:LAZBDHIs
倒錯的に保守
137名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 05:50:01 ID:dLaiuS6m
皇女裏伝説の続きを正座して待つ
138名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 15:17:13 ID:e9ivC4Vq
>>133-134 >>137
皇女裏伝説自演乙
139名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 15:24:31 ID:LAZBDHIs
自演かどうか問うのは不毛だが、
あまり特定SSだけ推しすぎるのも新規が投下しづらい状況になると思う。
140名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 15:27:48 ID:h1umTrvP
エビチリ神職人様の復活期待age
141名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 22:45:37 ID:Q6ErRMrA
盲目的に保守。
142名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 23:35:36 ID:YDLKFvdm
過去ログ倉庫でエビチリ氏を読んだ。
結構面白かった。
皇女裏伝説も待ってるけど、新規もよろしく。
143名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 01:17:40 ID:ZPJWCO4U
高圧的に保守
144名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 17:27:01 ID:/gUirk8i
>>139
単に一人が言い出したから思い出した状態じゃね?
いいとこで終ってるし気持ちはわかる。
145名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 18:45:33 ID:lBYA82ha
戦国武将の女体化って投下しておK?
女体化スレに行った方が良いですか。
146名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 18:57:55 ID:ZPJWCO4U
どうする?
新しいスレ立てようか?
147145:2007/02/08(木) 23:47:17 ID:lBYA82ha
女体化スレに、「各スレでTS系SSの気配を感じたら、荒れる前にここに誘導
TS専用スレが立てられたらここに誘導 」とありました。
女体化スレに行った方が良さそうですか。
148名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 00:24:33 ID:OQ4wScJD
歴史上の人物を強制女性化する小説のスレでやってたような、
とりとめもない雑談がやりたいんだよなー
誰か立ててくんない?失敗したんだが


歴史上の人物を女性化するスレ2

・歴史上の人物が何らかの理由で女性化したのを萌える
・歴史上の人物が女性だったと解釈(妄想)して萌える
どっちもアリ。
細かい事は忘れて地味に萌えよう。

前スレ
歴史上の人物を強制女性化する小説のスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1143438666/

関連スレ
妄想時代小説part3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155751291/
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】4話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163930291/
149名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 00:33:23 ID:npK+hWYA
>>148
立ててみた

歴史上の人物を女性化するスレ 2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1170948672/
150名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 00:36:14 ID:PtkHqptM
妄想時代小説はpart2じゃないの?
151名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 01:45:18 ID:OQ4wScJD
ゴメン。
>>149d
152名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 22:36:37 ID:LROF5sgH
永久的に保守。
153名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 15:50:01 ID:GxkaOfQR
>>138-151までは

>>145-149の為の伏線って事でFA?

変な流れといえば
>>121からもうグダグダだが
自分のところが落ちたからってわざわざこのスレに乗り込んでくる図々しさがわからない
歴史上の人物を強制女性化する小説のスレ 

そして>>145
いいですかいいですか聞く前にここの過去ログ嫁。。。。

女体化希望レスは全部スルーしてたのを、全部台無しにしてくれてありがとう。
これでうちに職人さんが戻ってきてくれたなら奇跡だ

>>145 >>147お前さんの事は以後忘れないよ。達者でな











154名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 16:44:57 ID:m4A+TMjX
>>106 >>138 >>140
ここでGJいわれた職人さんを狙い撃ちしてないか

それとなぜ必要もないのに毎日変な保守ageしてんの?

新規どころか連載中や元いた職人さんだってこの雰囲気じゃ引くだろ普通
わざとやってるのかと聞きたい
155名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 16:48:04 ID:zAwwC3uj
投下無くて暇

暇すぎて保守

職人引く

再び(ry

悪循環だな
156名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 17:25:30 ID:EUfjtNXQ
>>153

だから>>128で聞いたじゃん。
嫌なら聞いたときに嫌味にスルーなんてしないで
「女体化はスレ分けて」って言えばよかったじゃん。

そもそも女体化はこのスレの1から住人だったんなら知ってると思うが、
最初は「妄想時代小説」のほうでやってて、
後に「〜強制女体化するスレ」が重複で立った形だったんだよ。
それで自然に住人が空気読んで別れたの。

だけど元々両方とも過疎ぎみなところがあるから、
合流したほうがいいのか、嫌なら別スレたてようかって聞いたのに。
157名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 17:49:26 ID:bag9liij
>>156
それでリンクも合流も嫌だといえば、そういって反論してくるわけだろ

見苦しいからスルーされてたとは思わないわけ?
だから女体化は腐女子のスクツとして忌み嫌う奴もいるんだって
かなり前からこれは討論されてるけどな
控え室まとめサイトにあるから見てみなよ

返事がないのが返事だと空気嫁。

現にあっちのスレのレス、腐女子ばっかりじゃないか
158名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 17:59:52 ID:bag9liij
>>156
>合流したほうがいいのか、嫌なら別スレたてようかって聞いたのに。 

聞く前に、ここから分離した経緯を考えてみろって。

言ってる事が矛盾してるのに気がついてないのな
>それで自然に住人が空気読んで別れたの。
これだろ?

だからスルーしてたんだよ
日本語通じない相手に何言っても無駄だろ

お前ら荒らしにしか見えないんだよ

わかったらもう引っ込め、相手するのもウザいのを我慢して出てきてやったんだ
159名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 18:39:54 ID:EUfjtNXQ
>>158-159

だから、一番重要なところ読めって言ってんの。

>だけど元々両方とも過疎ぎみなところがあるから、
>合流したほうがいいのか、嫌なら別スレたてようかって聞いたのに。

ここ読めよ。現に落ちただろうが、part1。
意見聞いてるだけなのに話通じないって決め付けて全拒否してる時点でお前こそがおかしいんだよ。
リンクも合流も嫌だと言えば別にスレ立てたよ。
自分たちの気に入っているものがいかに異質かなんて分かってるから、当たり前だろ。

お前が女体化嫌うのも、腐女子くさいとか思うのも、
もともと荒れ気味なのを全部そっちのスレの住人のせいだと思うのも勝手だけど、
そもそも、お前が結局一番スレの雰囲気悪くしてるんじゃないか。
スルーすべきところでしないで、すべきじゃないところでするってどういう事だ。
お前みたいな奴がいたら職人さん引くのも分かる気がするよ。お前こそ消えてくれ。
160名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 19:07:51 ID:FOctNabo
>>159
やくざみたいな恫喝しなくても落ち着きなよ・・・

随分汚い言葉使いだね。
そうやって興奮したレス見てるだけでも>>157-158じゃないけど
話が通じないってのはわかるな
嫌だと理由を言えばこの勢いじゃなぁ

確かに前スレは落ちたよ
そっちと同様にね。

でもだから合流しようとか相互リンクしようとかは言った覚えはないんだけど、
それはどうなのかな?

>自分たちの気に入っているものがいかに異質かなんて分かってるから、当たり前だろ。 

当たり前ならもっと控えめに行動した方がいいんじゃない?
自分のレス、冷静になって読み返したほうがいいよ

この一連のやり取りで
自分も今までここの人がスルーしてた気持ちがようやくわかった。
161名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 22:34:57 ID:FOctNabo
>そもそも、お前が結局一番スレの雰囲気悪くしてるんじゃないか。 
>お前みたいな奴がいたら職人さん引くのも分かる気がするよ。お前こそ消えてくれ。

それもあなたがいう事ではないのでは? 
あなたのその発言で不愉快になってるROMの方は少なくはないと思いますがいかがですか。
意見が違う立場の場合、相手を決め付けることもおかしいですね

向こうの1の人も違う考え(もっと穏便)のようだし、これ以上は話し合っても無駄みたいですね

互いに不可侵で、dat落ちや過疎落ちしても需要があればまた復活しますから。
返答のない拒否もあることだけは知っておいてください。



こうした言い争いをしたく無いからこそのスルーだと察してください。
以上、お節介ですが代弁させていただきます
162名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 01:15:21 ID:w0oa6zi1
>>161
事情は知らんが失せろ。
163名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 01:27:06 ID:DNqICd34
>>ID:FOctNabo
あんたあっちのスレに乗り込んでいって何言ってんの?
乗り込んだ当人が不可侵なんてどの口がほざきやがる

自分、静観してたここの住人だけどいい加減にしてくれよ
あっちに合う人はあっちに行けばいいし
こっちの空気が馴染む奴はここに留まる、ただそれだけの事だろ
164名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 01:33:59 ID:O+GmsA2h
前から気になってたんだけど

時代小説って、どの程度まで史実に基づいてた方が良いのかな?
歴史的に有名な人物を主題に取るのは当然良しとして
例えば「江戸時代」ってことだけに基づいてて人物とかは全部創作ってのでも良いんだろか?

ここの住民がどの辺まで厳密な時代小説を望んでるのかちょっと気になった
165名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 01:42:13 ID:4fBMB2ea
>>164
歴史小説ではなく、あくまで時代小説、特に市井物ならあまり史実に厳密にこだわる必要はないだろうけど
現実みにはこだわって欲しい。
忠臣蔵と幕末の登場人物が同時に存在してるようなのは萎えるし。

ただ面白ければ何でも良いというのが本音だ。
166名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 02:01:57 ID:KA/FAS/G
>>159>>161>>163

>自分、静観してたここの住人だけどいい加減にしてくれよ 

言い訳がましい自演乙

元からいたんならずっと続いてた保守egeも静観してたわけか
暇つぶしに職人引かせてりゃ世話ねーや
こういうときになると〜だけど、とか言い出すんだよな

だったら静観せずに雑談でも女体化合流に賛成・反対でもレスしとけ
後からウダウダほざいてんじゃねえ
鬱陶しい
167名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 02:11:58 ID:TjGA+fHt
>>164
現実みには拘って欲しいと自分も思うね。
たとえば、SF的手法などはいれて欲しくないね。
市井物でも歴史物でもいい。面白い話が読みたいとの意見には同意。
168名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 04:17:38 ID:O+GmsA2h
>>165,167
クス
なるほど
大体どういう物が求められてるのか理解した
全員に聞いた訳じゃないけど

戦国時代くらいで国を攻め滅ぼされた姫が・・・とかって話はどうなるんか気になったんだ
実在しない国作ったら時代小説じゃないし、国は実在の物使ってもその主役が創造の人物だったらなんか気持ち悪いし、と思って
あくまで自分がそう思うだけなんだけど

なんとなく趣旨は分かった
スレ汚しスマソ
169名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 06:13:24 ID:hskg4/Ws
思ったんだが、>>157-158>>160-161>>166

って感じに自演ぽいな。
改行の具合とか、2スレ使ってレスするところとか。
まあ、日付変わった時にこんな事言っても意味ないんだが。
170名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 08:29:53 ID:W/TXaYxX
>>162-163
も水増しID臭いけどな。

>>157-158>>160-161>>162-163>>166 
必死なマッチポンプ自演でいいよもう。

とりあえず時代物で面白ければ歓迎。
パラレル時代物はちょっとモニョるけど、江戸くらいまでの戦国時代には改易された国や
取り潰された国とかで実在しない国があってもいいかなと思う。
ホモは数板でやって欲しい。

171名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 08:51:52 ID:Ce7n6DXA
>>168
時代小説で架空の国や地域が舞台なのは結構あるよ。
有名所だと藤沢周平氏の海原藩とか。
作者創造の人物が歴史上の偉人と違和感なく一緒に活躍するのも珍しくはない。

世界観さえしっかりと作りこめばお話自体の内容はかなり自由度が高くなる。
172名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 14:04:45 ID:ghWCNm2D
舞台は中国だが蒼穹の昴とか珍妃の井戸とかも
言ってしまえば妄想時代小説ってことになるな
史実史実とは言ってもそこへ記述されない
行間や隙間みたいなのはいつの時代でも存在したろうし
そういうのをうまく使っていけばいいかもな
173名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 14:43:48 ID:GzRo4V7h
注意事項書けばいいじゃないか。
いやなものが出てもスルーしろ。
いったい何歳なんだ。
スレ分けなんかしても両方さびれるのは目にみえている。
ただでさえ寂れてて投下しづらい雰囲気あるし。
174名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 22:12:52 ID:DtAiZePZ
質問です。
このスレには過去の時代を取り扱っていれば、
オリキャラのみしか登場しないと言うのは構わないのですか?
175名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 23:07:52 ID:Y/BMyMtc
それは中世ファンタジースレ行った方がいいかも知れない
ただ、実在してる時代(鎌倉時代とか)の話である程度史実に沿ってやるならここでもいいのかな、とは思うが
176174=ぽぽ者:2007/02/12(月) 23:09:26 ID:DKwXTth2
はじめまして。>>174こと、ぽぽ者と申します。
時代モノの小説を書いたのですが、このスレに投下して良いか
今一判断に迷うので、一応事前に詳細を報告させて頂きます。


小説の詳細

・日本の中世(戦国期頃)が時代背景。
・正し、登場人物は全てオリキャラ。
・やたらと長い(容量にして200KB近い)。
・純粋なエロ小説と言うわけではなく、
 普通の小説の所々にエロが入っているというもの。


もしこれで構わないと仰るのであれば、投下致します。
177名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 23:26:17 ID:l54SFIXa
あえて保守。
178名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 20:46:37 ID:Wjny2W2S
>>176
投下するのは全く構わないが、どっかのロダに上げてURLだけ書いた方がいいな
179名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 21:00:23 ID:F5Z4uT0y
保守
180うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
181名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 12:54:23 ID:62aKIdY+
うぜえ。氏ね
182名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 22:45:32 ID:pVnWceI1
ほしゅ
183名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 15:09:44 ID:R+rvBMJk
ほす
184名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 21:14:51 ID:QM2JKWKC
ほしゅ
185名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 17:24:14 ID:xfk5WyE1
毎晩夫に抱かれて、でも最後までイケないマリー・アントワネットってシチュがエロくね?

周囲にやいのやいの言われてようやくその気になったルイ16世だが
××であるため自分もイケない、妻も満足させられない。
毎晩身体をいじくられるだけのマリーは欲求不満が高まってついに・・・
というような話を書きてーw
186名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:23:02 ID:BcK8y8R5
かきたまえよ
187名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 20:05:29 ID:hH6miAIe
保守
188名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 15:50:15 ID:zpocqxL7
【ゴールデンレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
189名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 22:21:23 ID:EONi47Er
天武×持統を投下します。
初投下の上、携帯からなので読みにくかったらすみません。

・長文の割にエロ少なめ
・一応初夜ですが、途中まで
・持統→讃良、天武→大海人で書いてます
190天武×持統 1:2007/03/16(金) 22:23:24 ID:EONi47Er
婚礼の話で邸内は華やいでいたが、当の本人である讃良の心は冷めていた。
年が十以上離れていて複数の妻や子がすでにいる叔父との結婚。しかも姉も同じ男と結婚する、父の政略の手駒として。
確かに、親子以上に年の離れた夫婦や近親婚は珍しくないし、男が複数の妻を持つのは当たり前のことだ。
讃良の母がそうであるように、姉妹で一人の男と結婚することや、父親が政略のために娘の結婚を利用することはおかしなことではない。
世間から見ればごくごく普通のこと。
それがわからないわけではないけれど、讃良は喜ぶ気にはなれなかった。
父に対して不信と嫌悪を抱いていなければ、ここまで反発はしなかっただろう。
そう、讃良は父――中大兄を憎んでいた。
讃良の母方の祖父は中大兄によって破滅させられ、そのことを悲しんだ母は精神を病み衰弱してこの世を去った。
讃良にとって中大兄とは祖父母と母の仇も同然であった。
『我が弟ながら大海人は頼りになる奴だ。そなたらを任せるのにこれ以上の男はいないだろうよ』
中大兄が言った言葉を思い出し讃良の瞳はますます冷たくなる。
普段は讃良の元など訪れない父の言葉は讃良に何の感銘も与えなかった。
(私達と結婚させてつなぎ
191天武×持統 2:2007/03/16(金) 22:25:03 ID:EONi47Er
ある朝、讃良は大田に違和感を覚えた。
姉は相変わらず優しく儚げであったが、かすかに「女」の香りをまとっていた。
昨夜大田に起こった「それ」が近いうちに自分にもやってくることを考えると吐き気がした。

――数日後
「今宵いらっしゃいますよ」
乳母にそう耳打ちされ、讃良の体はこわばった。
冷や汗がたらりと流れる。
「大丈夫、女なら誰でも一度は通る道なのですから。最初は少し痛うございますけど、我慢なさいませね」
僅かに青ざめた讃良の顔を見て心得顔で乳母は微笑む。
「緊張なさることはありません。何事も殿方にまかせておけばよいのですよ」
逃げ出すことは許されない。讃良は唇をきりりと噛み締めた。

真新しい夜着に着替えさせられた讃良はじっと身を固くして座っていた。
やがて木のきしむ音が大海人の訪れを告げたが、讃良はそちらを見ようとはしなかった。
ふいに顎をつかまれ顔をあげさせられる。
叔父姪の間柄ではあるがこの時まで二人は互いの顔を知らずにいた。
理知的で神経質な中大兄とは逆に快活で親しみやすい雰囲気の大海人に讃良は少し驚き、
儚げでたおやかな大田とは違い氷のような視線をぶつけてきた讃良に大海人は戸惑いを覚えた。
192天武×持統 3:2007/03/16(金) 22:27:12 ID:EONi47Er
そのまま大海人が唇をよせると、讃良はびくりと肩を震わせたが、突き刺すような視線はそのままだった。
まるで体は自由にされても心は奪われないと宣言するような目。
大海人は内心ため息をこぼす。
自身の妻を兄に奪われた代わりに押し付けられた幼い皇女を素直に愛せるほどお人好しではないとは言え、
優しく微笑みながら涙をほろりとこぼした大田を何とも思わないほど薄情でもない。
だが、その相手がこうでは抱く気も失せるというものだ。
口付け以上のことをしようとはせずに大海人はごろりと讃良に背を向けて横たわった。
そんな大海人に讃良は安堵を感じると同時に胸に刃が刺さるような錯覚を覚えた。
男に抱かれるなどまっぴらだと思っていたのに、父の手駒としての結婚など嫌だったはずなのに、
こんな風に大海人に拒否されるとなぜか悲しさがこみあげてきた。
「私を抱かないのですか?」
胸の奥底に芽生えた悲しさを感じさせない冷たい声音で讃良が問う。
「……抱かれたいなど思っていないくせによく言う」
「そんなことは……」
無いとは言えなかった。
拒まれることに悲しさと悔しさを感じたが、大海人が手を出してきていたら拒絶の目を向けてしまうだろうから。
「気が変わったとでも?」
ぐいと大海人は身を起こし讃良に眼差しを向ける。
強さと冷たさの入り混じった大海人の視線が讃良の体を舐めまわす。
ぞくりと震えが体に走り、その恐怖心に負けまいと讃良は大海人を睨みつけた。
(ここで泣き出せばまだ可愛げがあるというのに)
ふいに大海人はこの少女を壊してみたいという衝動にかられた。
この氷のような視線を屈服させてみたいと。
193天武×持統 4:2007/03/16(金) 22:28:49 ID:EONi47Er
再び大海人の唇が讃良の唇に重なる。
しかし、それは最初のものとは異なり荒々しいものだった。
「んっ」
唐突に舌がさしこまれ、讃良の口内を侵略していく。
唾液の絡まる音の中で讃良はただ身を固くする以外になにもできなかった。
大海人が動きを止め身を離すと唇と唇の間にねっとりとした橋があらわれた。
口付けが終わったことに安堵する間もなく、讃良は肩をつかまれ褥に押し倒される。
これから何をされるのかを讃良は朧げにしかわかっていなかった。
侍女たちのそれとない噂話を漏れ聞いた程度の知識しかなく、未知の恐怖が讃良の瞳を染めはじめる。
「あっ」
大海人の手が讃良の夜着を剥き、幼く固い肌が夜の空気に晒された。
嫌だと叫ぶ前に讃良の唇は三度塞がれ、固く白い胸にごつごつとした手が這う。
初めての体験に讃良の頭は真っ白になった。
「ひゃ」
讃良の唇をむさぼっていた唇が耳たぶ、首筋へと移動していきぞくりとした感覚を讃良に与える。
嫌悪感の中に甘い痺れが混ざりこんだ。
ふいに大海人の胸への愛撫がやみ、その掌は腰をなぞり尻を軽く触れた後、讃良の秘部へたどりついた。
「い、嫌ぁ、やめて」
閉じた足の間にねじこまれた手が乱暴に秘部を擦りあげた時、初めて讃良の口から拒絶の言葉が溢れた。
大海人の体をどかそうと手で押しても男はびくともせず、体をねじって逃げることもかなわなかった。
「嫌、お願い、やめて、やめてください」
今まで耐えていたものが崩れ、涙がぼろぼろと溢れてくる。
194天武×持統 5:2007/03/16(金) 22:30:59 ID:EONi47Er
ぴたりと大海人の動きがやむ。
(俺は……)
讃良の瞳から溢れる涙を見てはっと我にかえった。
衝動にまかせて触れたのはまだ13才の少女なのだ。
「すまない」
大海人は讃良の涙を拭い、乱れた衣をそっと直すとその幼い体を優しく抱きしめた。
大海人の腕の中で讃良は何故か暖かい気分になった。
こんな気持ちになるのは初めてだった。
このまま抱きしめていてほしいと讃良は思ったが、大海人はすぐに身を離してしまった。
「……私を抱かないのですか?」
それはさっきと同じ台詞だが、弱々しくすがりついてくるような声音であった。
(嫌がって泣いたくせに何を……。いや、俺も悪いのだが)
「……私が嫌がったからですか?それとも……」
「それとも?」
問い返され言いにくそうに讃良が続きを口にする。
「私が父さまに似ているからですか?姉さまみたいに女らしくないからですか?」
泣きそうな目の讃良を見て思わず大海人は笑ってしまう。
「な……!」
「そんなことを気にして?」
「……だって」
ぽつりと讃良は言葉を溢す。
「私のことを好きな人なんて誰もいないのだもの」
「そんなことないだろう」
「いいえ、父さまも叔母さまも死んだ母さまも私なんか可愛いと思ってないのだわ。姉さまは皆に愛されているのに私は……」
讃良の瞳がうるみはじめる。
「あなただって、そうなのでしょう?」
氷の瞳から子犬の瞳へと変貌した讃良。大海人はそのすがりつくような眼差しが急に愛しくなった。
この少女は自分が愛されないと思い込んで、傷付かないように氷の仮面をかぶっていたのだ。
愛されていないなんてことはないのに。
195天武×持統 6:2007/03/16(金) 22:32:50 ID:EONi47Er
大海人はぎゅっと讃良を抱きしめた。
「嫌いなものか」
驚きで讃良の目がひらく。安堵と喜びの涙が溢れ、大海人の衣を濡らした。
「愛しいと思っている」
抱きしめる力を強め髪に顔を埋めてそう囁く。
そのまま大海人が体温が混じりあうのを心地よく思っていると、いつの間にか讃良は寝てしまっていた。
讃良の寝息に苦笑を浮かべ、大海人は讃良の頭をなでた。まるで子守りだな、と呟きながら。

大海人は知っていた。
中大兄が讃良のことを嫌っているどころかとても愛していることを。
讃良と向き合えないのは、讃良の祖父を謀反の濡衣で自害に追い込んだことを今でも悔いているからだ。
そして自分に似ている讃良のことを大田以上に気にかけている。
この結婚も大海人が謀反をおこさないと判断したから。娘の夫や子を殺す羽目にならないように。
大海人から額田を引き離したのも、下心のためよりも姉妹が額田の才の陰に隠れないようにするため。
中大兄も讃良も互いの愛を欲しがっている。讃良の中大兄への憎しみの深さは愛情の裏返しだ。
無器用で素直になれない父親と、勘違いと思い込みの激しい娘。時間が経つほど溝は深くなっていった。
なまじ讃良がしっかりしているから周囲の者の目が少し頼りない大田に向くのもそれを悪化させたのだろう。
そのことを讃良に告げるつもりは大海人にはなかった。
自分だけを見つめてくる瞳を手放したくないと思ってしまったから。
「俺も病んでいるかな」
もう一度讃良の頭をなで、大海人も眠りの神に身をゆだねた。

おわり
196名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 22:58:35 ID:pe3Hgznj
>>195
GJ!(・∀・)イイ!!
初投稿とは思えない、よく纏まっていると思います。
頑張って書き続けて欲しいね。
197天武×持統:2007/03/17(土) 01:25:51 ID:LOsDyWfQ
すみません。今見直したら1の途中が切れてました。



普段は讃良の元など訪れない父の言葉は讃良に何の感銘も与えなかった。
(私達と結婚させてつなぎとめておきたい、裏を返せばそれだけの危険人物だということ。
時期が来れば私達ごと切り捨ててしまうつもりなのだわ)
そんな父の思惑に気付いていないのか頬をほんのり染めて嬉しそうにしている姉の大田さえ恨めしい。
讃良はぎゅっと唇を噛んだ。
「同じ姉妹だというのに讃良さまは可愛げの無いこと。婚礼が近付けば普通は恥じらったりそわそわしたりするものよね」
「本当に。大田さまとは大違い。一体誰に似たのかしら」
「どちらかと言えば中大兄さま似よね。いっそ皇子としてお産まになればよかったのかもしれないわ」
部屋の外からかすかに聞こえた侍女たちの他愛もないお喋りが讃良の胸をちくりと痛めた。
父に似ていると言われることも姉と比べられることもうんざりだった。
198名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 14:34:18 ID:xnU5bbsT
>>186
よし、書くぜ。ありがと。
199名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 01:31:42 ID:I4L1W/TE
保守
200名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 14:58:17 ID:KECe3buL
一瞬でも讃良が護良(親王)にみえた俺は・・・・・
201名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:36:24 ID:guQWO1zv
今、参考文献読んでるから保守
202名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 01:03:08 ID:6S8BdT9e
保守
203名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 00:54:21 ID:Qg0AFKgN
保守がわりにネタメモ(ごめんw)

ピョートル2世
1730年、天然痘のため在位僅か3年余で死亡。15歳。
死の床で、ピョートルはその日結婚したばかりの妻エカチェリーナ・ドルゴルコヴァに
子孫を残そうと、狂おしく絶望的な努力を行った。

うまく書くとエロくなりそうなんだけどなぁ。
204名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 01:19:47 ID:O2WaGucl
すまん、保守だ
205名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 00:54:45 ID:IY77+T6X
落ちそうなんで保守
206名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 00:16:53 ID:KmSt4Jok
ほしゅ
207名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 01:45:40 ID:RnjTBoGi
SS待ち保守
208名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:12:10 ID:2VSrA7DM
世界史系よみたい。

保守。
209名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 03:02:10 ID:LnqB8OJ7
その日、行者は御所へと召されていた。
なんでも、帝の后が憑き物に悩まされており、その祈祷をすべく、大和は
金剛山で久しく修行を積み、霊験並ぶものなしと言われた彼は都へと上り、
加持祈祷を行っていたのだ。帝の后の名は明子といい、染殿の后と呼ばれ、
容色は誠に麗しい、絶世の美女として知られていた。しかし、これまで修行
一筋に行きてきた彼にとって、そのようなことはさしたる問題では無かった。
それどころか、興味すら無かった事だ。彼女の顔を見るまでは・・・・。

その日行者は、祈祷の末、遂に狐を祓うのに成功した。狐は行者の祓いに散々
打ち据えられ、ついには一陣の風となって消え失せてしまった。しかし、その
風は御簾をふわりと持ち上げたために、行者は后の顔を見てしまった。
(・・・・なんと、美しい・・・。・・・まさに絶世・・・・)
たちまち行者は今までに感じた事の無い、胸の高鳴りを感じていた。
(・・・なんだ、この感覚は。いかん、私は一体どうしたというのだ?)
自身の変化に戸惑う行者。その後数日、后の父良房大臣は娘の回復を喜び、
行者を滞在させていたが、その間にも行者の胸中の后への想いはますます
膨らんでいった。その間、行者は毎晩のように后を思いながら自分を慰める
ようになっていった。それを情けなく思いながらも、自分でも対処の
しようの無い行者は、明日大和へ帰ろうと決心した。しかし、その日の
夜だった。その日は満月で、行者は月を眺め物思いにふけっていたが、
そのうちに全身にあふれた后への思いが、狂おしいばかりに一点に集中していた。
それから少しした夜半、行者は自分の寝所を抜け出した。
210名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 03:23:45 ID:LnqB8OJ7
行者は密やかに、后が眠っている部屋へと忍び足で向かった。長年霊験を積んだ
ため、おのれの気配を殺す事などわけなかった。難なく后の寝所へと忍びこむ
ことができた。后の寝顔が月光に照らされていた。この世のものとも思えぬ、
美しさだった。行者は后の寝ているすぐ横へ近づいたが、もともと物の怪の
つき易い性質だったため、后も気づき目を覚ましてしまった。
「・・・・!」
驚く后。しかし、行者はもはや迷いは無い。后の上に重なると、夢中で后の
唇を吸った。そして、両手で后の寝間着の裾を押し広げ、その美しく熟れた
乳房を撫で始めた。
「・・・・ん、んんんっ・・・」
突然の出来事に狼狽する后。口を塞がれているため声も出せず、もがきながら
乳房と唇を行者のされるままになっている。が、さすがにこの異変には宿直の者や
侍女達が気づき、屋敷は大騒ぎになった。結局行者は当間鴨継という男によって
捕縛され、行者は獄に入れられた。
獄中の行者は后への思いを呻く。獄の司はこれを聞いて大臣に報告した。結局行者は
山に返すことになった。
211名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 03:48:22 ID:LnqB8OJ7
行者は山へ帰ったはいいが、后への思いをどうにかする事などできようはずは
無かった。結局行者は思い煩い病み衰えていき、とうとう死んでしまった。
そして、その身は天狗へと姿を変えてしまった。憑き物祓いの名人としてその名を
しられたはずの行者が今やその憑き物、妖かしへと姿を変えてしまったのだ。
そして行者あらため天狗はまっしぐらに都へと向かっていった。
后はその日庭先で侍女たちと花を愛でていた。空は青く澄んでいる。しかし、にわかに
暗雲が立ちこめると、件の天狗が姿を現した。天狗は后と目を合わせるや、青白く
おぼろげな光を発した。すると、后の様子がにわかに変わってきた。なにやら頬を桃色に
染め、息づかいが荒くなり、もじもじとし始めたのだ。それを見越した天狗が后の手を引く。
すると、后はためらう事無く、導かれるがままに寝所へと消えていった。
女房たちはある者は気を失い,あるものは呆然自失の態。なんとか気を強く持った女房が
后たちの後を追う。そして、寝所へと近づくにつれて、衣擦れの音が聞こえてきた。

212名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 04:10:11 ID:LnqB8OJ7
寝所の中では、天狗のなすがまま、后のその身にまとっていた着物が一枚ずつ
脱がされていた。きらびやかの装束、緋色の袴なども脱がされ、残るは肌着
一枚となっていた。それも引き剥がそうとすると、
「・・・・あ・・・これ以上は・・・お許しを・・・・恥ずかしい」
と言ったが,その目はとろんとした、天狗への媚びの色が見られ、体の震えも
羞恥というよりかは、これから与えられるであろう快感への期待と妄想からくるものだ。
天狗はそれに構わず最後の一枚も引き剥がし、后を全裸にした。
「・・・・おおおお・・・」
思わず嘆息をするほど后の体は美しかった。なめらかで美しく白い肌に、たわわに実った
乳房。その先端はいやらしく色づき、すでに立ち上がっていた。腹はすこしもたるまず、その
下の陰阜も見事で、股間の若草が萌え出るが如しといった風情だ。
天狗は早速后を床に寝かせると、その胸を吸い始めた。
「ああっ、ふうぅ、あっ、あっ、ああ・・・」早くも声を漏らす后。さらに天狗は乳のみならず、
両手を使って后の部位の様々を愛撫する。白い背中を指で撫で回し、豊かな尻をぎゅっと掴む。
「・・・・ひッ!・・・んんぁ・・・ああ、あっ、んあぁ〜」
その度に后は激しく悶え、今自分を弄んでいる天狗にしがみつく。そのうちに
天狗は后の股間へ指を動かし、后の恥部の感触を楽しんでいた。その指が勃起した陰核にふれると
思わず后は体をひくつかせ、快楽にのめり込んでいく。后の恥部は天狗の指で撫で回され、体中に
与えられる快感によって、その淫液を溢れさせていた。
213名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 07:56:38 ID:GlBZqaec
投下はいいけどsageしてくれまいか
214名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 08:06:50 ID:GlBZqaec
それと>>1参照。
題材はマイナーなものなら明記を。
オリジナルならオリジナル時代物と、後は投下前に属性を表記した方が
スレが荒れないのでよろしく。
215名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 17:20:04 ID:EPGyJaEE
>209-211
しかしなんというGJであることよ。
216名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 02:41:22 ID:KwLtsWOi
なにもいわずに保守。
217名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 14:07:18 ID:sMGcAlP/
今昔物語だっけ。
出典ははっきりさせた方がいいと思うよ
218名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 11:19:07 ID:KIAPPFQ+
ともかく保守しておく
219今昔物語より:2007/06/01(金) 21:11:42 ID:VDh85j+M
「あ・・・あああ・・・ああ」
后は天狗に攻められるがままに、声を上げて悶えていた。
天狗の方は后の股間やら胸やらを弄び、后の肢体を堪能している。頃合いを
見た天狗は、后の陰唇を撫でながら、耳元で囁いた。
「・・・ふふふ姫よ、そろそろ、ではないのか?」
后は天狗から与えられる快感に全身をひくつかせながら、切れ切れに答えた。
「・・・は、はい、・・・・はあぁ・・ぎょ、行者、様・・・妾と・・・
ま、ああ・・・まぐわって・・・下さりませ・・・」
その答えを聞くや天狗は自身の一物を后の中へつき入れた。
「ああ、んああ〜・・・」
后が声を上げ、天狗の一物を締め付ける。天狗が本願を達した瞬間でもあった。
天狗が腰を動かし、一物が后の産道を行き来する。たまらず后は歓喜の声を洩らす。
「んああ・・・・ひああ・・んんん・・あああ」
天狗は腰の動きや早さを変えながら、巧みに后を攻め続けた。女性とは無縁だった行者の
頃からは考えられない事であった。后は天狗の背中に手を回し、しがみついている。
そして、天狗の攻めがエスカレートするごとに、后の喘ぎも、腰の動きも激しいものになっていった。
「ひっ・・あっ・・あっ、あっ、あうう・・・」
天狗はいよいよ仕上げにかかっていった。后の首筋に吸い付きながら、腰の動きを一層激しいものにしていった。
「あ・・も、もう・・ンあ・・ヒッ、い、いきまする、イ、い、いくぅ・・・っ」
后は一度目の絶頂に達していた。
220名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 00:26:16 ID:4eL+RRJ2
221名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 15:15:34 ID:LqCRmDIr
222名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 13:03:51 ID:v3wl1MV7
初めての書き込みです。

早速ですが、他の方が書かれている途中に物語を書き込んでも良いのでしょうか?
223名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 13:09:15 ID:DSejUj/V
良いんですよ
224名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 13:59:47 ID:v3wl1MV7
では構想ねってきまーす

古今著聞集か、それとも海外か…
225名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 01:56:22 ID:yHHBsJba
>>224
構想練るっていいんだけどさ・・・
待ってるんだから、書きあがらないなら保守位しようぜ
226224:2007/06/16(土) 18:10:06 ID:wIQc6R0H
>>225
いま今昔物語集探してるとこ…

初めは古今著聞集の話で書こうと思ってたんだが、相当無理があるのでやめた
227名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 10:53:41 ID:/yvyU0Nv
>>226
さすがに今昔物語は>>219がやってるから避けたほうがいい
滑ってるけど。
それとも>>219の自演誘い受けかという気もしないでもなくはない
228名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 11:26:03 ID:WBGyVto6
せっかく書いてくれるっていうんだからいいじゃん別に。
229名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 13:58:57 ID:p3lMmk+5
>>227
同意
GJつけるのは躊躇してるがとりあえず>>219の連載が終わったのか、まだ続いてるのかも不明だしな

連載中にネタ被りSS投下されたらいい気分はしないだろ
まだセレクト中なら海外ものか…とも言ってるんだし、スレ容量は残ってるし
その辺の配慮はしてやった方がいい

>>213-214も読んで貰いたい

230224:2007/06/19(火) 17:58:50 ID:cBv34bIN
すいません、少し寝込んでて…

テーマは千夜一夜物語、ということで。時間かかりまくりですが許してください。
231名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 08:35:29 ID:LUvsqAEA
>>230
えーと…
千夜一夜物語はこっち向けでは?
逸話や童話世界でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1162899865/l50

いくらでも待つからさ
できれば書きあがってから名乗り出て欲しい
232名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 08:44:34 ID:LUvsqAEA
きつい事言うようで気は引けるんだが…
書き手の自己語りはどこのスレでもあまり歓迎されないし荒れる元になる

初めての書き込みなら、ここの過去ログや書き手控え室なども見ておくといい
最近は休暇や四季を問わず、粘着荒らしが徘徊してるので気をつけてな
どこで何に粘着されるかわからないし

書くぜ!といってそのまま消える人も過去多かったんで
あまり投下前に番号やコテつきで語らない方がいい
233名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 08:49:31 ID:LUvsqAEA
追記
読み手の感想や受け止め方を知りたいなら、こちらも参考に

SS読みの控え室 2号室
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178186619/l50

レス見てると危なっかしい感じがするので気分害したらすまん
234名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 16:34:59 ID:1yjjpAxJ
(SS書きの控え室のログまとめ)
http://knoria.free100.tv/

個人的には、こっちのほうがまとまってていいと思う。
235名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 07:47:29 ID:NNpH0DrQ
静かに保守
236名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:35:37 ID:HSB+dYU9
保守
237名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 04:13:57 ID:Dap5ipdW
「沙石集」などに見られる、和泉式部が夫との復縁を願い
貴船神社へ参詣した際の逸話をもとにしました。
もとにしたといっても、かなり蛇足を加えてますが。
長文&駄文すいませんが・・・


近頃、夫と妻の距離はすっかり離れていた。
もともと妻は多くの貴公子たちと浮き名を流したことで知られる
才女であり、それだけの女だという自尊心もあった。それゆえに、
道長公が薦めただけの男であるとはいえ、現在の夫に対して、
どうにも強気に出がちであった。しかし、夫も当代随一の武人と讃え
られ、また文武に通じた男である。当然ながら面白いわけがなく、次第に
妻を疎んじるようになって、他の若い女へと気がむくようになって行った。
夫の名を藤原保昌、その妻を和泉式部といった。

いかに自分がもう既に娘もいる姥桜であるとはいえ、かつて幾人
もの貴公子たちが式部を求めてきたし、また彼女もそれに値する
だけの容姿と才知、情熱を持っていた女である。その高嶺の花を、
少し武芸にすぐれ、文才もあるだけの男が幸運にも我が物としな
がら疎んじている。それは、式部にとって自尊心を傷付けられるに
充分だった。しかしながら、今更どうするという手も思いつかな
かったので、式部は有る時、男女の仲については様々な霊験
のあるという貴船神社へと一人こっそりと足を運んだ。
238名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 04:14:48 ID:Dap5ipdW
神社には男女の仲に関する術や祈願に精通した巫女がいた。式部は
早速その巫女に、保昌の心を取り戻す「敬愛の祭り」なる祈祷を
行わせたが、巫女が様々な怪しげな作法のあと、なんと式部に
裾をめくって陰部を出すように要求してきたのだ。
「な、なにゆえそのような・・・」
あまりの要求に、流石の式部も顔を赤面させる。そして

「ちはやふる神の見るめもはずかしや身を思とて身をやすつべき」

と詠んで拒絶の意を示した。しかし巫女は
「よいですか、そこ(陰部)を叩くことで、この秘術は意味をなすのです」
平然と言い放つ。そしてさらに
「天下に多くの浮き名を流した和泉式部様ともあろうお人が、たかが
保昌様ごときお方に疎まれた挙げ句に、他の女子に逃げられてしまうとは、
さぞや泉下の親王様方も嘆いておられましょうなァ」
と、式部の自尊心や過去の恋人たちの事に触れてくる。そして、
それに従わねば祈祷の霊験など現れぬとまで言い、式部に迫った。

式部にしても、夫の心をこのまま失うのは嫌だしまた癪でもある。
そして、なんだかんだ言いつつも保昌のことは悪しからず思っていた。
そこでやむなく巫女の言う通り、式部は頬を染め、うつむきながらも
裾をめくり上げ、巫女に自らの女陰を見せた。すると巫女はけったいな
舞を披露したかと思うと、にわかに式部の開かれた股へと顔をよせ、
小さな采配のような神具で式部の陰部を叩く・・・というより撫でこすり始めた。
昔の様々な男と逢瀬を重ねていたころの式部ならともかく、近頃は保昌との
仲が離れつつあったために、陰部はこの僅かな刺激にも激しく反応し始めた。
239名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 04:17:30 ID:Dap5ipdW
「・・・・っ、あぁ・・・」
式部の口から艶かしい吐息が漏れる。すると、巫女は
神具ではなく自分の指で式部の陰部をいじりはじめた。
陰唇のあたりを指が滑り、陰核を捻る。
「くぅっ・・・あぁ、な、何を・・・」
想定外の事態に動揺しつつも声をあげる式部。すると巫女は
「これが祈祷でございます」
と嘯いてさらに指の動きを激しくした。それに呼応して式部の
喘ぎも激しくなる。
「・・・・あっ、はぁっ・・・・あふぅ、・・・はぁ・・」
巫女はさらに式部を攻め立てる。そして、巫女の手は上半身
にも及び、式部の胸元をまさぐり、裾を開かせた。すると、
豊かに実り熟れた乳房が姿を見せた。巫女はそちらには
口をつけ股間のみならず、体のあちことを愛撫していった。
そしてついには男女が睦みあっている形を模した張形
が用いられた。
「・・・あっ、あっ、・・・んん・・・、はうぅ、はあぁ、ああ、あっ」
式部の反応もますます激しく、より淫らになっていった。
そして数分の後、
「・・・んん、・・んああぁっ!」
式部が絶頂に達し、巫女からも「敬愛の祭り」が済んだ事を告げた。

しばらくは夢心地でぼうっとしていた式部であったが、巫女に
揺り動かされ正気に返ると、巫女の前での乱れぶりや、女に
肌をゆるして悶えてしまった己の痴態に焦り、早々に神社を
出て帰ろうとした。外は夕方になっていた。本宮から降りる
石階段の途中で何者かが彼女を呼び止めた。
240名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 04:18:26 ID:Dap5ipdW
「おく山にたぞりて落つる滝つ瀬の玉ちるばかりものな思ひ」

「誰?」
式部はその歌を詠んだ声の方に問うた。すると木陰から一人の男が現れた。
「そなたが密かに出て行ったようなので、すこし探らせてもらったのよ」
声の主は、見るからに頼もしげな風情の男だった。それは式部の夫・保昌だった。
「全て見させてもらったが、そなたにも斯様な、いじらしいところがあったとはな。
 俺はてっきりまた、新しい男とでも逢瀬を楽しむかと思うたわ」
「もし、私がそのようになさったら?」
「さあて・・・」
保昌はそういうと弓を射つポーズを真似てみせた。そして、次には式部の腕を
つかみ引き寄せた。
「可愛らしいことよ・・・」
そして、式部を抱きかかえると、神社の外で待たせておいた
自分の牛車へと向かって行った。

そしてその夜・・・・。
「・・・ああっ、はぁっ・・・ふぅ・・」
久々に式部と保昌は夫婦の営みを行っていた。
保昌は顔を妻の胸元に埋め、指は体のあちこち敏感な箇所を這っていた。
式部は式部で両手両足を保昌に絡め、悩ましげな嬌声を響かせていた。

これが霊験かどうかは分からないが、ともかく式部夫妻の仲は
一応の落ち着きを取り戻すのだった。

終わり

不覚にも下げ忘れたorz
241名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 14:14:57 ID:uAzN7OZZ
…えーと、肝心のエロは?
それと>>232-234読んだ?

ともかく投下乙。
242名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 14:31:36 ID:cPKkHP1l
このスレがお世話になってる保管庫
ttp://red.ribbon.to/~eroparo/
エロパロ保管庫サイトのその他(分類不可)の部屋
ttp://red.ribbon.to/~eroparo/other.html

前スレから収納してくれてるので参考までに
243名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 02:44:59 ID:SGhyRJKE
今日古本屋で「大東閨語」の原文、書き下し、意訳が掲載された
本があったんで買った。
奈良〜鎌倉時代らへんの有名な歴史上の男女の
夜の営みの様子を書いた江戸時代の艶本で、このスレ的には
かなりのネタになると思うのだが・・・・
いくつかのカップリングをちょっと紹介

称徳天皇と道鏡
大江匡衡と赤染衛門
二条天皇と藤原多子
清盛と常磐御前
義仲と巴
平宗盛と建礼門院
藤原定家と式子内親王
九条頼経と竹御所
などなど
244名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 13:19:43 ID:7ijN5rIa
うわ、読みてえなそれ。
ちょっと図書館いってくるわノシ
245名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 13:52:01 ID:W4PhDMDq
>>243
宗盛と建礼門院かよ・・・w
246名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 00:23:40 ID:0/sc2zlz
>>245
しかも宗盛は、大東閨語の作中では
「俺の妹がこんなすばらしい女体だとは知らんかった!
この秘宝を父上に薦めなんだことは最大の親不孝であり、
残念なことじゃあ!」
と、とんでもない事をラストで口走るw

また、大江匡衡と赤染衛門は(おそらく)騎乗位やバックの
起源(由来)について話し合ったりと、すさまじいバカップルぶりを
発揮したりしている。


良い意味でお馬鹿な一品
247名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 00:53:51 ID:CYFjLLJ8
>>246
なんか面白そうだなw
248名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:31:53 ID:8S9HcOMW
>>247
ちなみに、こういう事。
ある夜、大江匡衡が仰向けで寝転んで、騎乗位で妻の赤染衛門を
抱いた。で、歓ばせられた後、その由来を匡衡に聞く。匡衡曰く
「中国の舜王は貧しき百姓の出ながら、貴い堯帝の娘を妻に迎えたので
、つねにこれを敬い尊んでいた。従って褥の中でもへりくだり、いや
しくも下克上の振る舞いに及ぶことなど無かったというわけなのじゃ」

で、また別の夜に、匡衡がうつぶせで妻が寝ているのを見て、後ろ
から彼女を攻めた。で、これはいい!ということに気づいて、
こんな習わしはいつからやってたのか!と言い出す。
で、妻の赤染衛門曰く
「(殷の)紂王の愛したもうた妲妃は姿こそ人間の形をしていても、
その本性は年を経た野ギツネの化身だったと聞き及んでおります。
狐とあらば、いかに神通力を備えておりましょうとも、所詮は
獣でございます。それゆえ、紂王との夜の語らいにおいても、
かくのごとく獣の習わしに従うのが道理ではございませんか」

だそうだ。
249名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:56:36 ID:PyqH61kI
俺らはこんな天才の血を引いていたのか……
250名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:26:14 ID:a0+igy6z
定期age
ところで、
貧乏武家の奥方が借金のカタに悪徳商人にその体を・・・
という、時代劇にいかにもありそうだけど、善いよね
251名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:31:01 ID:YaT260JX
善くはないけど良いな
252名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 13:39:47 ID:voqkrLBa
253名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 19:54:41 ID:JPVGv+Fs
煽る気はないけど、どうしてこの板でやってるの?
254名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:43:28 ID:8QszjvJd
>>253
時代物のエロパロはここへって・・・板違いか?
255名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 11:31:04 ID:K19Hdac6
保守
256名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 17:52:05 ID:20bQFQ2B
257名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 22:49:16 ID:x3ceGI6F
>>254
マジ誤爆でした。ごめんなさい。
258名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 14:53:59 ID:ea7DdVSB
ほs
259名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:10:24 ID:McXou9ea
保守
260名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:57:55 ID:51Os0Mgb
>>241
そのコメントは、すぐ上のSSに対してですか?
エロ…あったと思うけど、女同士の絡み合いはエロに含まれないのかな。
私はこういうシンプルにまとまったのが好きだ。
261名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 02:34:31 ID:iytSxWCf
金瓶梅の様なエロスな話が読みたい
262名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 11:45:07 ID:WocyxIiX
hosyu
263名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 00:55:56 ID:K9WskG9p
すみません。エロイのいっちょう・・・・
264名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 01:57:38 ID:Jj3q3RZ1
 慶長8年のこと。徳川家康が征夷大将軍になったという知らせは
全国を揺るがした。それまでは一応は豊臣家が天下の主で、家康は
その家臣筆頭として天下の采配を握っているという建前だったが、
今やそれすらも完全に崩壊し、家康=天下へと変わったのだ。
そしてその知らせは直ちに大坂にももたらされた。

「なんということ・・・。これでは秀頼君の立場はどうなる!?」
怒りに満ちた声をあげたのは大坂の幼主・秀頼の母淀殿であった。
彼女は浅井長政とお市の方夫妻の長女にして、太閤の側室だった
女である。かつての覇者・織田信長は伯父にあたる。
「これは君臣の道を外した所行、断じて許すまじ!江戸征伐を!」
吠えたのは大野主馬。淀君の乳母の子である。
「されど・・・蜂須賀、細川、黒田らも江戸へ参勤したといいますぞ。今江戸と事を構えるは剣呑。とりあえず秀頼君が
成人するまで待ち、その折に改めて将軍位について話を切り出せば・・あるいは秀頼公に譲位いたすやも知れませぬ」
慎重な意見を述べたのは片桐且元であり、結局その場は片桐の慎重論で収まった。だが、無論淀君の家康への疑念と、何よりも天下は我がものとばかりに振る舞う家康への怒りは消えなかった。
そしてその日の夜のこと。一人の男が淀君の寝所を訪ねていた。
・・・・大野修理亮治長。主馬の弟にして、淀君の乳母子にあたる、
豊臣家第一の側近であった。


265名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 02:38:35 ID:Jj3q3RZ1
「修理亮でござる。ご母堂様のご無念をいくばくかでもお鎮めできる
かと思い、かねてより取り寄せていた名酒をお持ちいたした」
修理は酒を持って来ていた。入るがよい、という淀君の声を聞いて
のち、修理は寝所へと足を踏み入れた。
 そこには白い小袖に打ち掛け姿の淀君が机の上に書状を広げて、
何やら文章を綴っていたが、どうにもうかくいかず、丸めた紙が2、
3枚見られた。
「おお、修理か。わざわざ妾のために酒を持って来てくれたのか」
「ははっ。関東の所行に、心中穏やかならぬご様子でしたので」
この修理という人は、淀君にとっては幼馴染みとでも言うべき存在で、
なかなかに気の利く所がある美男であった。
「これは、書状・・?」
「うむ。気を紛らわそうと、若狭におる妹(お初の方)夫婦に
文などしたためようと思うたが、やはりそうもいかぬ」
淀君は相好を崩しながら筆を置いて修理と向かい合った。本来ならば
淀君は既に眠りについている頃であり、すでに布団が敷かれている。
淀君は布団の上に座り、修理と杯を交わた。
「しかしそなた、何故妾がまだ起きてるとわかった?」
「あなた様が童のころから我が母ともどもお仕えしているのです。
‘いつものこと’でございます。心中、お察しいたしまする」
修理は淀君がお茶々と言われた頃からの縁である。ゆえに、彼女の
気持ちはすぐにわかった。今夜も、専横極まった家康の所行にきっと
憤っているであろう事は容易に想像がついた。
「そうじゃ。わが秀頼君こそが天下の采配を握るお方じゃ。それを
大老の分際で天下を弄び、挙げ句忠義をつくした治部(三成)を誅し、
挙げ句の果ては公方と?あの狸め・・・許せぬ・・・・」
淀君はやがて酒もあってか修理に己の心情を吐露していた。これも
毎度の事である。修理はそれを酒を交わしながら聞き手に徹する。
「・・・・妾は悔しい」
やがて淀君はそういいながら修理の胸元にもたれ掛かっていた。
「・・・修理。お願いじゃ。妾を慰めてたも・・・」
修理は無言のまま、淀君を布団の上に横たえた。
266名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 03:25:53 ID:Jj3q3RZ1
修理は淀君の打ち掛けを引き下ろし、白無垢の小袖姿にした上で、
淀君の唇を吸った。すると淀君はその舌をするりとのばし、修理の
舌と絡め合わせた。そして、修理の手は淀君の懐にあり、その豊かに
実った乳房を揉み始めた。
「ん・・・んむぅ・・・・」
やがて淀は甘い声をあげ始め、息も荒くなってきた。修理は唇を話し、
今度は淀の耳元に口を近づけ囁いた。
「なに、あの狸めも、そう易々と手は出せまい。ご案じなさり
ますな。時がくるのを待つが上策。・・・・いまは某との閨を
お楽しみくださいませ」
「さ、されど修理・・・関東はこのま・・あっ、ああ・・・・」
淀はなにか言おうとしたが、修理は彼女の耳に舌を這わせた。
「いまは、何も考えず、某にお身体を預けなされませ」
修理はさらに、淀の胸元に這わせた両手を彼女の下腹部に回した。そし
て、彼女の背中や腰、尻を撫で始めた。なめらかな、何とも言いがた
い魅力を持つ肢体であった。淀はたまらず声をあげた。
「・・・あっ、ああっ。しゅ、修理・・・んんあぁ・・・・」
修理は白無垢も脱がせて、淀を全裸にした。行灯に彼女の美しい
裸体が露になった。肌はなめらかで美しく、白い肌が行為の予兆に
よって興奮し、色づき始めていた。乳房も大きく豊かで、生前の太閤
に抱かれていたためか、適度に熟れている。尻も豊かでたるみもなく、
美しい事で知られた母を彷彿とさせた。だからこそ太閤も彼女を
求めたのであろう。
修理はその裸身に酔いしれながら、右手で胸を揉みしだき、左手で
腰を撫で尻を掴んだ。そして、首筋を吸っていた。淀はというと、
与えられる快感の波に悶えながら、修理を強く抱きしめていた。
「あっ・・・・はあぁ・・ひあぁ・・・・ん、んんぁ」
女の嬌声が閨に響く。

267名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 03:59:48 ID:Jj3q3RZ1
「ふふ、どうですご母堂様?」
修理が淀の乳房をもみ、内股に指を這わせながら囁く。
「・・・・ああ。堪りませぬ。気持ちようて、妾・・・あッ」
修理の指は内股から這い上がり淀の股間を
押さえていた。恥毛はは揃えられ、大切な部分の周囲は綺麗に手入れ
されている。そして、その秘所に堂々と、天下を睥睨するがごとく
勃起している陰核を指で挟んでしごくと、たまらず声が大きくなる。
「・・・ああッ、そ、そこ、あああ、ああ、んひぃ、ヒっ」
「ふっ。いつもながら可愛らしいお声。無き殿下の閨でもかような
声をあげられていたのですかな?」
修理がいたずらっぽく囁いた。
「そ、そんなこと・・・ああ・・・い、意地悪ぅ」
息をますます荒くさせる淀であったが、確かに太閤によってある程
度は仕込まれていた。しかし太閤は秀頼が生まれた頃には体力も落ち、
あまり閨へは上がらなくなっていた。そして、その寂しさを埋めるが
如く、このころから修理と関係を持つようになっており、実際に
彼女の身体を「女体」として育てたのは彼である。
修理は彼女がどうすると歓ぶかを知っている。再び接吻すると、今度は
陰核を指で扱きつつ、さらに淫穴に指を入れて責め立てた。
「ああっ、ああ・・・ヒっ、おおお・・・」
身体を震わせ、淀は快感に酔いしれた。そろそろと判断した修理、
「そろそろですかな?ご母堂さま」
「・・・・・はぁ・・い、入れて・・・。妾を、抱いてたも・・・」
淀の哀願を聞き届けた修理は己の屹立した一物を突き立てた。
268名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 04:01:26 ID:Jj3q3RZ1
とりあえずここまで投下いたしました。つたない文章ですが・・・。
題材は淀君と大野修理です。実際にそういう憶測があり、秀頼の
実父は太閤じゃなくてこの人と言う噂もあるそうで・・・
269名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 11:31:11 ID:zhKE+EaX
GJ!!
270名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 02:40:10 ID:fIPMZy/9
続き

修理は己の槍を突き立てると、たくみに腰を動かし、自分の快感
云々よりも、自分に身体を預け、手足を絡めている女主人のことを
念頭において行為を進めて行った。
腰の動きに加えて、左手で淀の乳房をこね、右手を彼女の腰や尻に
まわして、たくみに愛撫を加えた。淀は動きがあるたびに修理の
うでの中で甘い声をあげている。修理は右手をさらに動かし、淀の
美しく張りのある尻の谷間に手を滑り込ませ、菊門を押さえた。
そこは彼女の流した淫液によって濡れ、丁度修理からは死角になって
いるものの、行灯の光を受けて卑猥な雰囲気を放っていた。
そこへ修理は指を這わせ、菊門の上から愛撫を加えた。
「・・・っ、ヒっ、はぁっ・・・!」
さすがの淀もこれは予想していなかったらしく、思わず身体をビク
つかせ、荒い息を漏らし、甲高い声をあげた。
「・・・いかがです?それがしの槍働きは」
再び修理が耳元で囁く。
「ああ・・・!た、たまらぬ・・・・しゅ、修理・・・そなたが・・・
妾を・・・・抱いて・・・あああ・・・嬉しい・・・」
「ご母堂さま・・・ありがたきお言葉・・・」
修理の動きや愛撫も一段と気のこもったものになる。
「母堂・・・などと・・・のう、二人だけなのじゃ、茶々と・・・
あああ・・・・呼んで・・・たも・・・」
切れ切れに淀が訴えてくる。
「お茶々さま・・・!」
修理はその昔、まだ淀たち姉妹が幼い頃、修理たちの母が乳母であった
ころのように彼女をその名で呼んだ。普段から淀は太閤遺児の母と
して、また大坂の実質的な主として常に神経を張りつめ、誰にも弱みを
みせることなく振る舞っていた。今回もその前も、家康の専横や兵乱に
対して毅然とした態度であたり、家臣たちの前でも凛とした姿を見せ
ていた。そのことを修理は案じ、また憐れに思って来た。
しかし、彼女は自分の腕の中でだけは女として振る舞い、弱さや甘えも
ありのままに吐露してくれている。それだけに、修理の淀への愛情は
深まって行くものがあった。
271名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 03:14:41 ID:fIPMZy/9
「茶々様・・・それがしの前でだけは、泣いても甘えても
よいのですぞ・・・」
「あああ・・・・しゅ、修理・・・」
大坂方の当主からひとりの女へと戻った淀は、修理の腕の中益々
息を荒くしていった。修理が愛撫を加えていた菊門に指をすっと
押し込んだ。秘部から溢れ出て来た液体にのおかげで、すんなりと
指は入った。
「ああ、あヒぃぃッ」
女の声がさらに響く。あとは一気に上りつめて行くだけである。
修理も腰の動きや愛撫を一層盛んにし、また色っぽいうなじの
ある首筋や、豊かに実った胸元に唇を這わせた。
「あっ・・・あっ・・・あっ・・おおお・・」
身体の殆どの敏感な箇所を同時に攻められてはさしもの淀もたまら
ない。目を潤ませ、涎をたらしながら修理に抱きつくしかない。そう
しているうちに、淀は絶頂に達そうとしていた。
「・・しゅ、修理・・・妾・・・もはや、我慢できぬぅ・・・・
い、いきそう・・・・あああ・・・はああぁ・・」
修理は最後の仕上げにかかり、一気に攻め立てた。
「あああ・・・あああ!わ、妾・・・いけり・・・・ああ、ああ、
あひいぃぃ〜っ!!」
淀が絶頂に達したのを見届けると、修理もまた、絶頂に達した。
しばらくは荒く息を切らせていた淀であっらが、修理の胸に頬をよせ
しばらくすると、うとうととし出し、ようやく眠りについたのだった。
修理は妖艶さとあどけなさを兼ね備えたその寝顔を見とどけて、
ようやく下城していったのだった。


そして翌日
「家康の将軍就任は断じて許せぬ・・・許せぬが、しばらくは様子を
みるしかないであろう。しかし、もし関東が秀頼君に害意これ
あるときは・・・・修理!そなたが将兵を集め、指揮するのじゃ。
・・・・よいな!」
「御意」
淀のこの一言で当面の対応がきまった。評定に集まっていた速水甲斐、
織田有楽、片桐市正ら諸将も、その毅然とした態度に、腹の存念は
ともかく、威儀を正した。しかし、このとき淀と修理の交わされた
視線が一瞬だけ男女のものとなったのに気づいた者はいなかった。

おわり
272名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 19:35:57 ID:b3d32yc3
273名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 00:52:06 ID:aZzI05aG
末期みたいだけど保守
274名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 02:40:43 ID:43ZHHJrL
ほっしゅ
275名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 03:30:53 ID:L2h6TUch
保守しておくか
276名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 15:54:18 ID:tkHpi31I
万葉集系のものでもおk?
277名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 16:04:43 ID:BHu4feaw
よいではないか
278名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 22:29:20 ID:tUtfmNLN
今構想段階なのでうまく話できたら投下します
279名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 02:40:26 ID:/7cnLozt
上杉謙信女性説で一つ書いてみようと思う。
280名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 13:15:30 ID:GeN5fS6K
>>279
琵琶をかき鳴らしつつ待ってます。
281名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 21:48:27 ID:50cSvPQC
女体化は専用スレにょろ。
tuka
過去ログ閲覧位してから誘い受けヨロヨロ
282名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 17:54:59 ID:MPdecmlG
こんな過疎ってるんだから何が投下されてもいいだろ
283名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 04:01:51 ID:lD0rMfZG
保守する気も失せスレ潰したいなら勝手にすりゃいいさ
現に大騒ぎして立てた女体化スレあっというまに潰れただろが。
特殊シチュやシナリオはいらん。
過疎でも神が降りるのを待つ
厨はイラネ
284名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 22:19:08 ID:/453W0fB
緊急保守
285名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 22:24:12 ID:agjPM1c0
そんなのは受け付けないとか騒ぎ出すやつがいると、末期のかほりがするよね。
286名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 23:19:53 ID:ETIKi0cl
女体化は専用スレ立ててやるかTS総合に投下に同位
女体化スレ立て騒ぎをここでやらかしてくれてからまともな職人さんが総撤退して厨しかこなくなってるのは事実

女体化読みたくて今迄保守してきたんじゃない

女体化スレが潰れたからと再々ここに便乗しようといういじましさは不愉快

潰したのは需要なかったからだろ
今更また蒸し返すのは反対!!
やりたきゃまたスレ立てろ
287名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 05:48:50 ID:xvjgFrkg
限りなく同意
糞スレよりは過疎スレを選ぶ

腐女子は専用スレ立てて篭って欲しい

前回みたいな基地外逆上レスの応酬される方がよっぽど末期だよな
ヒステリックな腐女子にありがち。

腐やキモヲタは他スレに迷惑とは思わないんだろう。
巣を作って篭ってるかROMってて欲しい
スレ立て相談も専用スレがあると知らない初心者が
死語のにちゃん用語使って空気嫁ない作文投下するから末期臭漂うんだよ
誘い受けもやめて欲しい。
きちんと嫁る物書き上げてから投下予告なりしてほしい
前置き見ただけでつまらないとわかる書き手が増えて来てるのも末期。

あんたらの為に過疎スレ保守してるんじゃないぞっとry
288名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:38:55 ID:py1hpkJF
>>285
宝塚好きな腐女子とスルーされた書き手の負け惜しみにか見えないな。

自演乙と言っておこう。
289名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 10:34:04 ID:yQ1ijjpT
あれだろ、TS(女体化)スレあるのにわざわざこういうとこに投下したがる奴
TSスレに投下しても目立てない=面白くないから注目してもらえない
毛色が違うスレなら歓迎してもらえるかもと幻想抱いてる甘ちゃん

とんだお門違いだよ
290名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 21:27:09 ID:ysilMcA8
前は良スレだったのにな。
過疎だとみんな殺気立つのか、大人しく誘導でもすりゃいいものを、なんでそう過度に叩きたがるかな?
楽しくみんなでカプとか考えればいいじゃん。
291名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 21:54:39 ID:Iv3f5GJS
>>290
そりゃ前回女体化騒ぎで空気読まない腐女子が散々掻き回してくれたからだろ
過度の叩きととるは被害妄想
炎上しないうちに消火活動してるだけと思えばいい

誘いうけもしない良作品が投下されれば良スレにもなるさ
今は佳作とさえいえない作文しか投下されてないんだ
出直して鯉といいたくなる気持ちはわかる

楽しくみんなでとか言うならまずあんたがネタふれよ
保守さえしないやつらに言われてもなー
292名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 21:56:49 ID:TpeRjx7d
文句ばかり言って雑談も保守もしないから女体化スレ潰れたんだろが
293名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:15:21 ID:ysilMcA8
じゃあんたは俺がネタ振ればまぜっかえさずレスするのかい?

保守かー。
書き込みあるのに保守とか言って偉そうにされても困るんだけどな。
294名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:21:50 ID:ysilMcA8
>>291
じゃあんたは俺がネタ振ればまぜっかえさずレスするのかい?
俺が気に入らないならだったら自分で素直にネタ振りゃいいじゃん、保守だ何だ言って変に古株住人ぶらずにさ。
295名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:43:11 ID:9bX8UvxP
過疎過疎いってる奴は自分がたまにしか見てないだけじゃないの?
スレがひっそりしてるのはコメントつける程でもないと保守してるだけで
毎日見には来ているぞ?
過疎って見えるのは賑わえるだけの良作が投下されてないのもある

良作が投下されればGJや感想はきっちり書くさ
現時点では変な誘いうけばかりだから生暖かく見てただけだ

空気読もうぜ
296名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:50:12 ID:9bX8UvxP
>>294
291でなくて悪いが、レスしたい話題ならレスはする
しょーもないネタならスルーする
当たり前の事だな。うん。
297名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 23:00:27 ID:py1hpkJF
>>296に同意
別に ID:ysilMcA8が困ろうがわめこうが俺らにゃ関係ない
SSにいちいちお情けGJつけて調子に乗られたら俺も困る
同様にくだらないネタにいちいちレスつける義務もない
保守だけでもスレは存続できるんだ
298名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 00:25:50 ID:e5cSsh/k
もう>>279は黙って出て行ったみたいだから、あまりカリカリするな。
普段から「俺達の目は厳しい」みたいな態度をとってると、まともな職人さんを追い返してしまうぞ。

だいたい、前スレで散々かき回してくれた腐女子とやらは、
この程度の拒否反応で空気読んでスレを立ち去るような奴なのか?
もしそんな殊勝な奴だったなら、居たところでたいした迷惑には成るまいよ。
299名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 01:31:32 ID:jl7hmFyu
なんか知らんが盛り上がってるな
とろで謙信女体説は昔からあるから別にいいんじゃね
そりゃ秀吉女体とか言われたらさすがに引くかもしれないけど、ありそうな人なら許容範囲ってことでどうよ
ありそうな人っていっても、女性説があるのって謙信くらいしか思い浮かばないけど
300名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 09:30:06 ID:1RYCJ6HQ
前スレじゃなくこのスレでやらかしてるだろ=女性化騒動
>>121あたりから変なのが沸いて
>>145で女体化いいですかいいですかと誘いうけが来て女体化支持者がこのスレで騒ぎ立てた挙句分離
結局たいした作品じゃなくてその新女体化スレでもろくに感想つかず

その後唯一の新作は初心者のモニョる作品で向こうでも突っ込まれ雑談したいから分離とか言いながら
それさえもなく保守もされず5月ごろ3ヶ月くらいで圧縮落ちしたじゃないか
その時の逆切れ腐女子にしか見えない応酬見て俺は女体化支持者を嫌悪するようになった

ひとつ許せばまたぞろ騒ぎ出すに決まってる
現にまだ潜伏しているようで女体化説というと飛びつくレスがついたしな
あの騒ぎ見てた頃の住人はもううんざりしてる
だから空気を読もうぜという言葉が出てくるんだろ
過去ログ読もうぜ
301名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 09:52:07 ID:1RYCJ6HQ
前スレでも騒ぎやらかして分離しただろ
ここの前スレが落ちた事をざまあみろみたいなレスまでつけて結局その女体化スレも落ちたんで
このスレに最初は相互リンクしてやるという上から目線
スレが落ちたら合流しようぜ・・・・はぁ?と思ったね
まったく腐女子は害虫でしかない

エロパロにスレは数多にあるんだ
やりたきゃ自分でスレ立てろとは俺もいいたい
過疎過疎いわれても変なのが来ればこうしてレスがつくのを見ればわかるように
見てない過疎スレじゃなく見てるがレスするほどじゃないネタやSSはスルーしてただけ
SSのスルーだって>>294が余計なレスで逆なでしなきゃコメントするまでもないから保守。
とまでは言われなかっただろう
302名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 10:56:39 ID:XAZ7N3c8
>>279にカリカリしたんじゃなく、その後の厨臭い擁護レスが起爆剤になったと思うぞ

下手な擁護は火に油を注ぐだけといういい見本だな
303名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 11:08:00 ID:mIouVdT8
どうでもいいが、この下らん騒動でスレが400番後半から100番後半に上がってるな
304名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 11:29:22 ID:tI93TaK7
ほんとにどうでもいいな
ageしてるレスがあればあがるのは当たり前
にちゃんねるのしくみやらお約束くらい読んでこい

全くやれやれだ
305名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 11:39:03 ID:bQjsyhAZ
>>302で一応結論でてるのにくだらないレスでまた逆撫でしてる馬鹿がいる件について
もういい加減に黙ってりゃいいのに負けず嫌いなんだな・・・
306名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 11:44:11 ID:s4Jh4fcc
ちょっと吹いたw

結構このスレ注目されてるじゃないか
307名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 11:53:47 ID:+PZ1C7eo
吹いたら負けだぞwww
さてまた保守の日々に戻ろうぜ

また陳腐なレス出るか楽しみだ
荒らしになって出戻るかもな

所詮厨レベルだろうが。
308名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 13:13:52 ID:Sxq3A0Ms
>>301
まともな職人で腐女子兼任の人もいるから、あんまり余計なことは書くな。
厨は厨として駆逐されるべきだが、そのためにスレが廃れたら本末転倒。
309名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 13:29:17 ID:MrXCPrW7
んじゃ今回の騒動についてまとめて置く

【このスレで嫌がられること】

・女体化SSの投下もしくは投下予告
・それを支持するレス(リンクも不要)
・書きあがってもいないのに誘いうけやら投下予告はウザイのでしない方がいい
・題材はマイナーなものなら明記を。
・オリジナルならオリジナル時代物と、後は投下前に属性を表記

普通に投下する分には過大な賛辞の期待はできないがスルーもしくは保守で見逃している
初心者はまず半年ROMとスレを1から読んで空気を読むこと
自信たっぷりのSSでもsage推奨

見直せば全部当たり前の事だけなんだけどな


ちなみに過去ログはエロパロ保管庫さんがしてくれてるのでそちらを参照
ttp://red.ribbon.to/~eroparo/ 
エロパロ保管庫サイトのその他(分類不可)の部屋 
ttp://red.ribbon.to/~eroparo/other.html 

前スレから収納してくれてるのでこれからSS書くなら参考になると思う(女体化除く

ついでにSS書きの参考サイト
(SS書きの控え室のログまとめ) 
http://knoria.free100.tv/ 

こんなもんか


310名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 13:31:16 ID:MrXCPrW7
補足

>普通に投下する分には過大な賛辞の期待はできないがスルーもしくは保守で見逃している 

これは感想つけるのにも微妙なSSの場合
面白ければ当然GJや感想は惜しみなく贈らせてもらう
311名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 13:34:10 ID:MrXCPrW7
>>308
まともな職人さんならきちんと空気を読んで投下してくれるもんだ
312名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 13:43:54 ID:MrXCPrW7
補足2

どうしても女体化が書きたいんだよ!という人は
下記スレによろしく
歴史ものも投下されている

【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】5話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182867370/l50
313名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 14:23:09 ID:+PZ1C7eo
>>309
まとめ乙!

>>308
まだよくわかってないようだね、明智君。
>厨は厨として駆逐されるべきだが、そのためにスレが廃れたら本末転倒。

厨がスレ占拠して厨レス見せ付けられるくらいなら廃れていても過疎スレでいい
無理に盛り上げる必要は感じない
そうやってて1年以上存続してるんだ、なにを今更と思う

過疎っていても見てる奴は見てる
時代劇が本当に好きなら妙な変化球技を使わないでも良作はできるさ
スレ初期の作品郡がいい例だ
314名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 14:52:56 ID:mIouVdT8
この惨状を目の当たりにした職人さんが短編を…とかないものかねえ

殺伐としすぎ
315名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 15:02:18 ID:MrXCPrW7
溜まった膿を搾り出すには時として殺伐となることも必要
これで自重するような輩ばかりとは断言できないけどな

今迄黙って我慢してきたのが今回一気に噴出したんだろ
316名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 15:06:16 ID:Fp3WPkwu
>>315
だな。
俺もまだ言いたい事は一杯あるが自重している

>>314
ちょっとしつこい
317名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 15:15:51 ID:G5sA7pqX
>>314
言いたかないが、あまり粘ると女体化支持者の自演乙と言われるぞ
いや実際そう見えるんだがね
318名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 15:19:12 ID:aU26izAf
>>317
それは言っちゃダメだろw


たとえそう思っててもな
319名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 15:28:00 ID:EbpUR7mJ
まあさ、各自言いたいことはあらかた言い終えただろ?
後はまったりと保守しつつ、まともな職人さんが降臨してくれるのを待てばいいじゃないか
焦ってもろくな事はないぞ
つーわけで保守
320名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 18:52:47 ID:P++P7JIq
たまには好きな歴史上の女性についてでも雑談して
のびてるのを投下と勘違いしたスレ住人をがっかりさせようぜ
ところで馬皇后(朱元璋の奥さん)が若い頃獄中の夫に
差し入れしようとこっそり肉まんを胸元に隠して届けたことで胸をやけどした
エピソードが気になるところだが
321名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 21:10:52 ID:ppZfI8Ob
何で自分は卒論の中間発表の最中に馬皇后の胸のやけどのあとを
朱元璋がひたすら舌で攻める妄想をしているのだろう
322名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 17:58:35 ID:7wnPXfLI
>>321
いっしょに酒でも飲みに行かないか
323名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 10:41:51 ID:29MKS2rW
保守。
324名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 22:23:55 ID:aaMuA0Mg
保守
325名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 19:24:16 ID:mh1Ian6d
ほしゅ
326名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 21:13:34 ID:y3Pb05wt
保守しよう
327名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 19:14:05 ID:z7Pn4xAw
保守だな
328名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 12:51:59 ID:mxt1i37t
なんだこれ。フジョシフジョシ言うだけで何も…
329名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 22:36:08 ID:GgBE53Hm
少し早いけど保守
330名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:54:45 ID:y93G7Y00
保守
331名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 21:09:49 ID:VaS0jf1c
保守
332名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 22:08:06 ID:GaRWghD7
保守
333名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 07:18:06 ID:oY/6uRsN
ほっしゅー
334名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 13:38:50 ID:nwYJz4Qq
hosyu
335名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 00:24:27 ID:XgZ7ty3h
336名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 20:12:56 ID:NxwcVfr4
保守
337名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 21:27:58 ID:v6a2OUnU
まだこの糞スレのこってたか
338名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 23:45:47 ID:NeLieg+p
保守
339名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 21:07:05 ID:/pPFOS9L
ほしゅ
340名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 00:18:09 ID:GChaIOy9
このスレは、歴史上の人物(有名な方々)を扱ったSSじゃないとだめでしょうか。
時代小説風のSSはNG?
時代背景くらいの描き方でしか有名人は出てこず、登場人物は一般市民……というような。
江戸の町人や役人などが登場する創作ものは、スレ違いでしょうか。
この板に時代小説、とういうくくりのスレが無いものですから……。
341名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 00:52:11 ID:5pvFp4a+
>>164
>>165
>>167

>>340
上のレスは参考にならないかな?
342名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 01:16:23 ID:GChaIOy9
>>341
レスありがとうございます。
そういや、この書き込み、読んだのを思い出しました。
すみません。

でも、投下された神職人さまのSSを読むと、どうも怖じ気てしまいまして……。
当たり前ですけど、住人さんが「納得」の面白い話ならおk、ですね。
343名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 01:19:16 ID:5pvFp4a+
>>342
誰もが初めから神職人と言う訳ではないから、
がんばってほしいね。
偉そうだけどさ、自分の思う通りに書けば良いんでないの?
344名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 14:47:40 ID:7CzOEpM5
>>342
個人的にはオリジナル時代劇でもよほど時代考証が変なのやら性転換ネタじゃなければいいと思う。

ただシンプルというよりただの相撲やプロレスの実況中継みたいなエロシーン描写は萎える。
入れてアヘアヘ喘がせるだけでエロと言い切る書き手は、勘違いしてるとしか思えない。
脱がせて喘がせればエロシーンなんだと極解してるんじゃなかろうか。
言わせてもらえば迫力のない格闘技実況読まされてるようなもんで、それくらいなら過疎を選ぶ。

何様かといわれるだろうがちゃんとした作品を読みたいから保守し続けていることを理解して欲しい。

ストーリーが面白かったり、マジ抜けると思えば応援させてもらうので頑張ってください。

それとまだ>>337みたいなのがうろついてるから気をつけてな。
345名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 17:48:09 ID:oTukEl23
ちゃんとした時代小説でなおかつエロも優れてるべき、みたいのって敷居高すぎくね?
てゆか住人の注文がここまで厳しいパロ系スレを初めて見た。。
346名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 20:51:04 ID:SuMk/QOd
>>345
脊髄反射乙w
誤爆スレや読み手スレ見てみるがいい
本スレでこそレスで表現していないが同じことを言っている
誰をと名指してるわけじゃなし読み手としての要望としては当たり前だと思うが

それにこのスレを完全にパロスレと思ってるわけではない
時代小説とエロの両方に完全を求めているわけでもない
言いがかりをつけるのはやめてもらおう

つーか、いい加減粘着やめて自分でスレ立てたらどうだ?
347名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 02:48:19 ID:QRWxJ/ih
>>346
妄想に基づく言いがかり乙。俺はこのスレには昨日来たばかりだよ。某spike時代劇ゲームの
パロがないかと思ってさ。なんつか、懐ゲー関連パロを探してくるヤシなんて求める
ところはさほど多くないわけよ。贅沢言える立場でもなし。もうすぐデジタルあの世に
旅立つだろうゲーム世界や登場人物といささか旧交を暖めようか、ぐらいのさ。
で、ちょちょっと何か転がってればいいなと思って覗いたら何やら緊縛師みたいのがいて
いろんな縛りを振りかざしとるな、と。これじゃ気軽な投下もできんしツマンネくね?、と
感ずるところを書いたまでだ。脊髄反射してんのはどっちよ
348名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 03:06:40 ID:tLpoOjsE
>>346
いちいちかまうのはやめとけ。

そして保守。
349名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 20:09:13 ID:0jNIXut6
まぁずっと投下もないスレだから、どんな主張の奴がいてもどうせそのうち落ちると思うよ…。
使用されないなら消えるのが2chのスレとしては正しいわけだし。
350名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 23:20:55 ID:tWpR6fQT
乾いた笑いをありがとうw
351名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 11:25:59 ID:3hf83F+f
必要とされてないから分離した女体化スレ落ちたんだろ
そしてここは残っている―つまりそういうこと

マルチ荒らしレスに対して
>>181みたいなバカもいるわ
荒らしかと疑いたくなるような作文しか投下されないは
書いてもいないのに誘いうけばかりされるはじゃ
身がまえてかたくなになっちまうのも無理はない

女体化や投下作文を否定されたひがみ根性でこのスレ潰したいやつが暴れてるとしか(ry
痛々しい事この上ない負け犬の遠吠えに反応するのもアホみたいだけどな・・・
352名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 13:08:34 ID:47cRo3ei
雨や台風で汚濁した水面が元の透明さを取り戻すのを静かに見守っている所へ

空気を読まない厨がひょいと通りかかり

「俺のしょんべんは飛ぶんだぜ!」とはしゃいで汚物を垂れ流し

やっと透明度を取り戻しつつある湖面をばちゃばちゃとかき混ぜ再び混濁させる

澄み切った湖面に映るであろう四季折々の美しい景色を待ち望む者らが怒って注意すると

「うるせーよ。こんな糞池汚しちまえばいいんだ。俺が汚してやるよオラオラ!」

と涙鼻水垂れ流しながら
必死な形相で湖面に小石を投げ込んだりゴミを投げ散らかしているシーンに似ている今の痛い状況







気に入らないなら見にこなけりゃいいのにそれでも自然破壊しないと気がすまない

自分でスレ立ててそこで盛り上げていこうともしない

本来過疎で静かなスレに固執していないで別館立てて勝手にやっていけばいいのに
存続させる自信がないから因縁つけては波紋を起こしたいだけと違うのかと

エロパロスレのスレタイに著作権なんかないんだぜ?

本家はこっちだと思わせるくらいの意気込みで別スレ立てて盛り上げていけよ

奥山の秘湯みたいなスレが存続していたって誰に迷惑かかるわけでもあるまい
353名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 13:12:37 ID:47cRo3ei
書き忘れ

別スレ立ててもこのスレで宣伝せず、ちゃんと宣伝用のスレでやってくれ
リンクなんかしなくていいから
354名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 03:23:03 ID:kmY3oVcD
今時まだヤシだの香具師だの全盛期の遺物用語使う奴に空気読めと注文するほうが無理だろ
自分の事を漏れとかモレとかorz使う奴さえ減ってきてるのにな

ここは確かに時代劇スレだがレスにまで歴史を求めてはいないんだけどなー






>>352
誰がうまい事言えと(ry
355名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 17:04:55 ID:speAIuqM
ho
356名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:25:53 ID:qhhH1/Yk
支援age
357名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:32:41 ID:qhhH1/Yk
あがってなかった
358名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 02:56:52 ID:edKzURnt
保守
359名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 19:13:55 ID:XIRchHeF
保守
360名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 19:21:46 ID:XIRchHeF
あ、ageといた方がいいか再ほしゅ
361名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 21:55:23 ID:wOrw9MEg
短期間で何回もageんな
362名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 04:34:56 ID:HdV0fw0x
武士の一分見て夫婦に萌えたんだが、あれって時代劇?
ここに落としていいのか教えてくれ
363 【1861円】 :2008/01/01(火) 04:36:37 ID:6xXvSJUv
俺は読みたいな。
364名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 23:59:52 ID:sHHQWEC5
保守
365名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 10:12:57 ID:C3WAIXTH
三が日に保守。箱根が熱い
366名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 01:48:20 ID:lTZRFu0T
>>362
いいと思うよ。時代物ということで
367名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 23:59:52 ID:6FDlEfSK
保守
368名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 03:28:10 ID:IHgSM/cZ
壇ノ浦夜合戦記や大東閨語ネタを希望したいなあ、age
369名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 10:46:19 ID:9Nfk4HHr
むう、サッコ・ディ・ローマやスペインのネーデルラントやアステカ・インカでの異端審問と収奪で
壮絶なレイプ大会をキボンヌする俺は異端なのか
370名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 10:47:59 ID:9Nfk4HHr
と、思ったらsenkaスレあるじゃん、そっち行ってくるわ

ヨーロッパだったらハプスブルクとかおいしそうだな
371名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 07:15:57 ID:nDdKX9v+
「戦争は他国にまかせよ。ハプスブルクよ、汝は結婚せよ。」か
372名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 21:59:42 ID:YX8MaHul
新規さんの投下には勇気が要りそうだからな
せめて職人さんがまた来てくれればいいけど
373名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 22:27:49 ID:q3qlbAQB
スペインハプスブルク家のほの暗い感じで一つ書けないかなぁと思って早半年www
374名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 18:31:27 ID:mcnwoC0C
保守
375名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 23:28:08 ID:fyFLQEmO
「天地人」やることだし直江兼続関係のネタで考えているが・・
376名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 01:49:58 ID:jBydLTHJ
10世紀くらいのカタルーニャでなにか書けないかな
377名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 23:51:18 ID:442x5yk3
保守してやるか
378名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 14:46:58 ID:cwNxKCt4
ヴェネチアの高級娼婦が海賊にとっ捕まってレイプ…が逆に海賊おやびんのイロになった挙句海賊行為でヒャッホウ
さるぐつわ噛まされて自害もできないヨハネ騎士団の六尺ガチムチ髭面修道騎士様の性欲に悶絶する様を
鑑賞しつつ逆レイプ(ついでに後ろの穴もおいしくいただきます)、平海賊のハシムさん(33)も大喜び!
やりたい放題やった後は最後はスペインの異端審問にかけられて(ry

…とかヨーロッパユニバーサリスUやりながら妄想した
379名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 17:08:52 ID:qcnM5Xyr
>平海賊のハシムさん(33)
これに奇妙なリアリティがあるw
380名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 21:14:01 ID:1gdufSx9
「自害」は宗教上の大罪だからさるぐつわ意味ねぇよ

といってみる
381名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 01:41:21 ID:gohmDoy3
>>378
似たようなシチュで、深層の姫様が夜盗にかどわかされて、夜盗どもの酒の肴に
犯されるが、逆に夜盗の頭目を手玉にとって頭目になってヤッホイ!
382名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 11:54:38 ID:vWixWeGJ
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
383名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 01:14:48 ID:hsw9gTEK
>>381昔そんなレディコミ読んだ…
384名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 21:03:21 ID:zY34ZkfL
保守すると雑談始まるのはなんでだろー?
と苦笑いしつつ…
385名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 20:10:46 ID:k0KDT+mQ
保守
386名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 23:41:58 ID:IRavLj+m
ほしゅ
387名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 00:23:37 ID:n83nQSs9
さすがに保守。
388名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 12:11:55 ID:tf2U0Ez1
略奪婚なのに子沢山な夫婦の関係が気になる……。伊達晴宗が婚礼に向かう花嫁を泥棒
して子供は男女合わせて十人くらい出来たという話をどこかで聞いた記憶がある。
389名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 02:46:49 ID:g1JGsqMM
>>388
伊達晴宗と久保姫の話か

奥州岩城家から白川結城家へ嫁ぐ久保姫一行を伊達晴宗が襲撃、姫を誘拐

結局姫の実家も「ことここにいたっては」とこの婚姻を承諾

晴宗・久保姫夫婦には10人くらい子が

うち一人が子供のいなかった岩城家の跡取りになる

という流れだったよね、たしか
390名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 13:02:16 ID:OKHsbyZA
かなり萌える
391名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:56:13 ID:ubPwhUgs
保守
392名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 00:57:57 ID:vSH3vZm1
保っ守
393名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 18:58:13 ID:356fu2ku
保守age
394名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 22:47:38 ID:otxw/PMM
ここって、「妄想的歴史小説」なんだね
上のほうにもあったけど、どっちかってーと、
時代小説系オリジナルはスレ違いっぽいかな。
…時代劇二次スレはあるけど、一次スレはないんだよな
395名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 07:07:26 ID:5l5qrYes
いや全然受け付けてますが
396名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 02:58:28 ID:UVm6XsqL
保守
397名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 03:43:04 ID:4UniOlM7
保守
398名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 01:24:28 ID:cu4SxjLQ
保守
399名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 01:53:58 ID:T72FsFCR
保守
400名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 01:18:10 ID:XmE3pHPh
保守
401名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 22:53:18 ID:1lydE7SD
突然ですが、お伺いします。
断続的に長い規制に巻き込まれたため、規制中に 時代劇二次スレが落ちてしまいました。
投下予定だった時代劇ドラマ(原作時代小説寄りですが)二次SSを、こちらに投下させていただいてもよろしいでしょうか。
ドラマ総合スレも考えたのですが、空気が違いすぎで抵抗があったので、こちらに参りました。
402名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 01:00:02 ID:5EnQcAYw
>>401
自分が答えていいものかどうか解らないので、一応無難と思われるスレを先に推薦しておくよ。

スレから追い出されたSSを投下するスレPart2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1208076450/

上記はうpろーだ代わりで何を投下しても良いそうです。
二次もオリジナルのおkです。
先にここへ行ってみて決めたらどうかな。

403名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 01:02:03 ID:5EnQcAYw
×オリジナルのおk
○オリジナルもおk
404名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 23:58:02 ID:YrgkkXLE
>>401
>断続的に長い規制に巻き込まれたため、規制中に 時代劇二次スレが落ちてしまいました。 

落ちたなら立てればいいじゃなーい(アントワネット弁
落ちたなら諦めちまえホトトギス
落ちたなら立ててしまえホトトギス
落ちたなら立つまで待とうホトトギス

405401です:2008/05/08(木) 01:53:17 ID:jC29iJsD
402-403さん
レスどうもありがとうございました。
相応のスレに落としてきます。
406名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 19:02:03 ID:Kk1aKCoF
保守
407名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 23:58:10 ID:2nd7j2Lg
ほしゅ
408名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 22:57:17 ID:YwFCf8eo
保守age
409名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 15:27:30 ID:ENro3fMF
age
410名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:48:35 ID:zY3jaE2O
オリジナルもいいんですよね…?

よくわからないですが投下。




「全て見せよ」
初めて掛けられた声の意味がわからず、有君は顔を上げ声の主を見た。
その人は色が白いと褒めそやされた有君と同じ…いや、それよりも白いのでは?と思うほどの白い肌で、小柄ではあるけれど端正な顔をしていた。

「並ばれるとお雛さんのようですなあ」
お付きの者が思わず言ったのもなるほどと、有君は思った。
しかし、そんな有君の気持ちとはうらはらに再び…
「全て見せよといっておる」
若干苛立ちを含んだ言葉が、再び発せられた。
有君は戸惑っていた。


「上…様。あの………」
「全てと言ったら全てじゃ!速く!」
「あ……」
屏風の影で控える宿居の者たちも、どうするべきか様子を伺っている。

「全て…でございますか?」
「そうじゃ、早くせぬか」

有君は、乳母に見せられた枕絵を思い出す。
絵物語の男女は裸で抱き合っていたではないか。

ぎゅっと目を閉じると、有君は白い絹の帯に細い指をかけ、震える手をゆっくりと引いて行った…。



411名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:49:52 ID:zY3jaE2O

ハラリとはだけた衣。
有君の肌は羞恥で赤く染まっていたが、意に介さぬように不躾な言葉が降り注ぐ。
「そうではない。それでは分からぬ」
「あ、あの…」
「こうじゃ!」
上はそう言うと、有君の肩をトンと押した。反動で身体はのけ反るようになる。
「膝を立てて見よ」
「…?」
「膝じゃ!」
「は………い」
有無を言わさぬ物云いに有君はのけ反ったまま投げ出した膝を立ててゆく。
あと数年で二十歳を迎えるとはいえ、まだ大人の身体とは言い難い有君である。
肉付きも薄い脚に、上はひんやりとした手をかけて思いもかけぬ力でぐいと押した。

「あっ…」
有君の脚は、大きく開かれる。
「よろしいですか?閨で上様にされる事に 否 と言ってはあきませんえ」
乳母の言葉を思いだし、有君は震え、叫びだしそうな衝動を必至で抑えていた。

白い内腿の中心に開く…淡い花弁。

「ふむ…」
上はつぶやくと躊躇う事なく手を伸ばす。
「ぅっ…!」
白く、細い指は桜色の花弁をつっと撫でた。
ピクリ…と有君の身体が跳ねる。

指は何度かぴっちりと閉じた花弁をすりぬける。
「よく見えぬ」
有君は耳を疑った。 これ以上どうしたらいいと言うのだろう。






と言うわけでここまでです。
続きは…考えてはいますがまだ文章にはしていません。



412名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 22:47:33 ID:S48ew5q/

413名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 18:21:54 ID:KIsoRQ3x
保守
414名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:37:36 ID:gIrHUGaL
保守。ただその一言がスレを救う
415女五代 真希-極子&廣子-塩原四姉妹-(未定)-(未定):2008/06/21(土) 00:16:57 ID:bBub6Pf5
○○08年、高級別荘地に1人の女性がひっそりと暮らしていた。
名は塩原優子、29歳。優子は資産家で有名な塩原忠篤侯爵と宇宙クラスの美貌を持つ極子夫人の長女として生まれ
16歳の時に塩原家よりもさらに資産家の熊谷俊尚侯爵と結婚して真子、佳子、奈子の三人の娘が生まれたが
優子が19歳の時に俊尚は25歳の若さで急死してしまった。
熊谷家は俊尚の弟が跡を継ぐことになり優子は三人の娘とともに塩原家に帰っていた。
ところが忠篤は公然と女中を妊娠させて子供を産ませたり極子は極子で一度集団レイプされて以来男狂いになっており
家庭崩壊していて妹二人が執事の家に居候する事態になっていた。
困った優子は昔塩原家が治めていたの領地の別荘で三人の娘を育てていたが教育のために娘を熊谷家に復帰させていた。
塩原家は裕福なのでお金には困らないしこの頃になると地元住民に完全に溶け込んでいて幸せだった。
しかし将来のためとはいえ娘たちを手放したりまた夫が死んでから悲しみは癒えることは無かった。
そして気がついたら優子は自分を慰めていた。
中学校の頃男の先輩たちとイケない関係になったり
高校の時先輩に大学のサークルに連れられて俊尚と再会し(俊尚の異母妹は優子の同級生)
両親の反対を押し切り(優子は四人姉妹の長女だった)当時では珍しい恋愛結婚を果たしたり
妊娠中だろうが出産直後だろうが病気だろうが俊尚が死ぬその日まで殆どセックス三昧だったり
挙句の果てにはある日忠篤が酔っ払って帰宅した時忠篤は優子を押し倒し近親相姦になったり
優子は自分を犯す父親から恐怖、そして快感を感じていた。
父親が自分に中出しした時本当は屈辱的なのに思わず感じてしまいそれを思い出し優子は絶頂を迎えた。
ある時実家にひっそりと帰ったとき母親の極子と妹の愛子の夫が男女の関係になっていた。
美女で聡明で理知的な極子と紳士的でエリート軍人の義弟(優子より年上だが)が
獣さながらにセックスをしてさらに乱れて汗を吹き出し
顔を真っ赤にしながら大声で絶頂を迎えるのを見ていると優子も興奮してきた。
一度妻子持ちの知り合いと肉体関係になったが本当に一度だけだった。
女五代
〜第一章〜真希編〜
女主人&婿殿、そして真希の奇妙な三角関係・・・

〜第二章〜極子編(その一)〜
絶世の美女で有名な塩原極子。だがある日侯爵の夫がデブスの女中と男女の関係になっているのを見て・・・
〜慎子編(その一)〜
夫と離婚後実家に戻っていた静子はある日中年子爵に犯され遂には・・・
〜廣子編(その一)〜
兄によって破れた一度目の結婚。夫が突然殺された二度目の結婚。そして叶わなかった三度目の結婚・・・
〜極子編(その二)〜
ある日買い物途中に集団レイプにあった極子は公園のゴミ箱に捨てられて・・・
〜慎子編(その二)〜
夫の死後出会い系で若い男性と会うことになった慎子。
だがそこにいたのはなんと前夫との間の長男・・・
さらに行為の最中になぜか次男が現れ・・・
〜廣子編(その二)〜
ある人の手引きで最初の夫との長男と再会することになった廣子。
だが実母の廣子に歪んだ感情を持ってしまった長男はその場で廣子を押し倒し・・・

〜第三章〜優子編〜
わずか10代で未亡人になった優子。女の悦びを知ってしまった優子は我慢できず・・・
〜愛子編〜
紳士的な夫に女の悦びを教えられた愛子。
だが紳士的だが遊び人の夫は愛子という妻がいながら他の女に手を出し
さらに愛子の母親の極子にも手を出し遂には・・・
〜曜子編〜
夫の単身赴任中夫の実家に身を寄せることになった曜子。
だが曜子を昔極子に思いを寄せていた義父は見逃すことは無かった・・・
〜英子編〜
幼い頃両親の不倫(?)現場を目撃した英子は成長して両親に嫌悪感を持ちながらも右手は勝手に動いていきさらに・・・
〜極子編(その一)〜
○○59年11月25日、その女は誕生した。名は大東極子。
父親は大東具実、母親は側室の野口真希。
極子には三人の兄と一人の姉がいた。うちすぐ上の兄が同腹であとは正室の子供だった。
しかしそんなことは関係なく毎日兄弟と遊んで幸せに暮らしていた。
極子は類稀な美少女で幼稚園のときから既に有名人だった。
ところが小学校に入る頃、父親が時の政府に反逆したとして逮捕された。
父親は釈放されたものの蟄居を言い渡されて、子供達と田舎に引きこもることになり
もともと厳しかった生活はさらに厳しくなり実母の真希は工場に働きに出て
父の正室と父親が蟄居したので婿を迎えた異母姉は都に残り内職をして
兄たちは畑を耕したり漁師の手伝いをしたりしていて
残った極子と妹の晴子と慎子は父親の世話をしていた。
そんな中真希は廣子を出産する。真希が仕事をやめて収入が減りますます困窮して
一方異母姉の益子も鏡子を出産したので支出は増大した。
そんななか晴子が病に倒れた。しかし生活にやっとで病院に行く事もできない。
そして遂に晴子は6歳の短い生涯を終える。
しかししばらくして時代の流れもあり父親は許されて極子も都に戻ることが出来た。
そしてこの頃から極子の美貌が本格的に知れ渡れはじめるのである。
間もなく極子は名門の女子中高一貫校に入学したのだが女性さえ魅了することになり極子は困惑する。
その頃から極子に対しての縁談が急増して両親はうれしい悲鳴を上げるぐらいだった。
そして極子は中学を卒業すると塩原忠篤侯爵と結婚する。
貴族の中でもあまり高い位置にはいなかった大東家から超名門塩原家に嫁ぐことは前代未聞だった。
これには極子の美貌の賜物といわれた。しかし極子との結婚に熱心だったのは養父母であり兄(とその正室)の忠秀で忠篤はそんなに乗り気ではなかった。
そして忠篤は海外に留学してしまう。一方極子は名門女子高を中退して悶々と日々を過ごしていた。
そして忠篤は帰国するが夫婦仲は進展せず、間もなく長女優子を産むも極子に対してのねぎらい全く無かった。
夫婦仲は冷えかけていてさらに四人の子供全員が娘ということも理由であった。
そして極子は5人目の子供を妊娠するが流産してしまう。このことで二人の仲は徹底的に離れていった。
ある日なにやら物音がすると倉庫に入るとなんと夫が女中とエッチしていた。
〜極子編(その一)続き〜
その女中は塩原家の執事がお笑い芸人がデリヘル嬢に産ませた愛人に産ませた娘であり
学力的な理由で高校に進学できず執事が塩原家の女中にしたものであった。
女中は顔も頭も性格もものすごく悪くいいところなしだったがなぜか忠篤を魅了した。
間もなく女中は娘を産んだ。娘は赤子にもかかわらず母親に似て
大変醜く優子と愛子は手切れ金を払って塩原家から追い出そうとしたが無理だった。
その後女中は三人の娘を産み遂には極子が叶わなかった男児出産を果たしたのだった。
子供達は皆母親に似てブサイクで美貌の極子たちとは対照的だった。
忠篤は長男を跡取りにしようとしたが優子と愛子の反対に遭い叶わなくて
優子の長女が北川侯爵の弟を婿に迎えて跡を継ぐということになった。
極子はほっとしたが塩原家は完全に26歳の女中に牛耳られていた。
そして曜子と英子は旧家臣の家に逃亡してしまう。
家では夫と女中は毎日のようにセックスをしていて女中の子供達は全くいいところが無く極子は最悪な日々を過ごしていた。
419名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 13:44:18 ID:kcjoUthi
スレ潰しコピペうざ。
420名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 20:08:12 ID:pFK6i9gR
無駄にスレを食いつぶす【女五代 真希-極子&慎子&廣子-塩原四姉妹-(未定)-(未定)】必死な荒らし工作晒しage
421名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 22:16:35 ID:psFKlmSG
林廣子は17歳の時平侯爵に嫁ぎ長女貞子と長男頼安を産んだが21歳の時に兄によって強制的に実家の大東家に戻されてそのまま離縁になった。
その後林伯爵の後妻になり次男(林にしたら三男)章と次女(林にしても次女)由美を出産したが27歳の時に夫は反逆勢力の青年に銃殺された。
その後安木子爵と婚約したが子爵も急死して三度目の結婚は叶わなかった。
その時廣子は安木の子供を妊娠していて三男(安木にしたら七男)を出産した。
しかし三男は安木の長男の籍に入ることになり廣子は失意のうちに林家に戻った。
一方頼安は物心つく前に父が再婚して弟妹が生まれその弟妹より自分と姉の扱いが悪いのでだんだんすさんでいった。
それを不安に思った宮家出身の祖母は頼安を正すには由緒正しい家から美少女の姫君を嫁に迎えることがいいと思い
老身をおして頼安の嫁探しに奔走してやはり宮家出身の英照宮禎子と結婚させて長男が生まれた。
頼安には心を許せる肉親が祖母と既に嫁いだ貞子しかいないためその祖母を満足させるためおとなしくなったが心はまだ荒れていた。
そんな中頼安は同じ大学の先輩に突然呼び出された(頼安は大学1年禎子は高校1年で親になった)。その先輩は大東通具という先輩を連れてきた。
頼安「大東・・・?まさか!」
先輩「そう。この人は頼安を産んだ母上様、現在は林廣子さんというのだけど、その廣子さんの弟さんなんだよ」
通具「弟といっても母親が違う上歳も離れているけどね」
頼安は顔すらも見たことの無い母親にいまさらと思いながら会うことにした。
一方廣子のもとにも通具がきて頼安との再会を伝えられた。
廣子は頼安と会えることを心待ちにしたがやがて不安のほうがだんだん大きくなった。
当時生後八ヶ月だったのが19歳になっており既に妻子がいる身でまた元夫に頼安と貞子が冷遇されていることも最近まで跡取り争いが熾烈だったことも
それにより頼安が荒れていたことも知っておりまた今回は貞子には会えないのでなんかすっきりしなかった。
そうして二人は18年ぶりに再会した。
廣子「(頼安・・・)」
廣子は思わず無言になってしまった。
ところが頼安は
「(この人が俺の本当の母上・・・?噂に違わず綺麗な人だ・・・)」
と歪んだ感情を持ち続けたあまり思わずあるまじきことを思い始めた。
さらに禎子の妊娠が判明して以来セックスをしていないので無理やり鎮めていた性欲が急激に湧き上がってきた。
422名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:37:53 ID:dP9YX+m8
必死だな
423名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 06:52:43 ID:oR3B5/Dp
>>421
急激に湧き上がってきたスレへの私怨乙。
スレ違いな荒らし行為に粘着しているお前の人生それで楽しいか?
悪いこたいわないからもう巣に帰れ。
424名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 19:08:46 ID:71f1A0dV
夕夏は>>419-420>>422-423を50階に呼び出しそして突き落とした。
その後地上に降りた夕夏はぐちゃぐちゃになった四人を見ながら
夕夏「夕夏タソにさからうとこうなるんだよ!!」
と周辺にオイルをばらまき吸っていた煙草を投げ捨てた。
425名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:14:24 ID:DfaKRVsy
夕夏「こういう書き方が悪い手本なんだよ!!」

シナリオ形式駄文乙。
うわっ! はずかしー!









              消えろ。 
426名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:27:51 ID:FbXRtJRs
かまってちゃんはどうしょもないな…
嗚呼、夏のかほりがかぐわしいぜ

荒らしに来てキレるな
お前の辞書には「余裕」という文字はないのか>>424
427名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 17:16:23 ID:3uJclKzT
428名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 21:03:38 ID:63XO31RM
隆慶一郎作品で大抵悪役やってる秀忠だけど、同氏の作品で正室の小督が
高飛車だけど体毛が濃いのがひそかなコンプレックス+夫が他の女と子を作るとすぐ始末しようとする
+姉さん女房と微妙に萌える設定なのにひそかに嫉妬。
429名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 20:21:33 ID:V0WCFSZU
>>428
しかも、秀忠との婚姻は三度目の結婚なので、童貞(もしくはそれに近い)
秀忠と、ある程度は男の体を知っている小督という構図がなりたつのです
430名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 17:51:42 ID:Zr7BYRMk
431名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 19:16:06 ID:vARCR0+5
俺は小督よりその娘たちに萌える
432名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 22:34:50 ID:i/iGpb3P
433名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 20:17:18 ID:UYLJRKuE
434名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 18:21:22 ID:cI7bSfZz
435名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 20:25:33 ID:xNSFbASz
保守代わり。
NHKの「ハプスブルク帝国」第2夜で、若きマリア・テレジアが周りの国に寄ってたかって
ドレス脱がされてるオーストリア継承戦争の風刺画がエロかったよ、(;´Д`)ハァハァ
436名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 00:53:43 ID:hdwq0bOF
オリンピックやっていることだし、中国歴史ものの作品が読みたいと思ったり
437名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 01:23:45 ID:qYDe8JLa
匈奴に嫁いだ王昭君がボロボロに凌辱される…とか誰か書いて!
438名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 01:57:43 ID:ZjkPLO3x
昔李陸って言う武将が捕われたけど李陸を気に入った王が娘の婿にしたな
439名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 14:19:59 ID:pHWynkFg
李陵だろ?
440名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 13:23:08 ID:RnlIyd0n
 蘇 峻(そ しゅん、生年不詳 - 329年)は、中国の東晋の武将。字を子高といい、父の蘇模は安楽相であった。長広郡掖県
の人で、西晋末期に育つ。若くして書生となり、才能を認められて郡の主簿となっていたという。

 折しも当時は、八王の乱とそれに続く永嘉の乱によって、江南を除く中原一帯が異民族の蹂躙するところとなり、混乱の
中で虐殺や飢饉が頻発していた。こうした中、多量の難民が発生し、またそうした集団や、村々の中には自衛のために
集団で武装するところも多数あった。蘇峻もそのうちの一つを形成し、数千家をまとめて、当時の豪族の中で最強を謳われ
るほどであった。盗賊行為を働き、山東から江蘇にかけてを荒らし回りながら、次第に大規模な武装集団へと発展させた。

 その後、江南で東晋が成立すると、仮の安集将軍に任じられ、次第に官位を上げていった。王敦の乱が起きると、東晋の
首都建康近郊の国境地帯にいた蘇峻は、反乱軍鎮圧で活躍して、朝廷からその功績を認められ、更に官位は上がってい
った。最終的には使持節・冠軍将軍・歴陽内史・加散騎常侍に昇り、邵陵公に封ぜられ、食邑として一千八百戸が与えられ
ている。

 しかし、蘇峻はその功績に驕るようになり始めた。そして327年12月、当時外戚として政権を握っていた庾亮が、有力軍閥
となっていた蘇峻の兵権を削ろうと図ったことがきっかけで、反乱を起こした。

 庾亮の討伐を名目に挙兵した蘇峻は、翌328年2月、長江を渡って東晋の国都建康を包囲、火攻めによって陥落させた。
庾亮は逃亡し、まだ幼かった成帝以下、当時建康にいた朝廷の関係者全員が捕らえられた。幼帝を擁して驃騎将軍を称し
た蘇峻は、配下の兵士たちに激しい掠奪を行わせたばかりか、朝廷の百官や、宮中に仕える宮女らの衣服を剥ぎ取って
裸にし、官吏には苦役を強要し、王侯大臣であっても破れ筵や草で身を隠し、草もない者は地に座って土で身を覆い、裸
を隠す有様だったとされる。

 数ヶ月後、陶侃らの義軍に敗北し、その年のうちに蘇峻は戦死している。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%98%87%E5%B3%BB
441名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 14:43:14 ID:PHEKKRnu
保守ついでに

晋の皇女には、八王の乱のドサクサのさなかで没落し奴隷にされてしまった
人がいるらしい。後年、南で再興した晋の皇帝によって助けられたらしいが
442名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 19:42:57 ID:tVxC8W7f
保守ついでにこんな話があるそうな
ある人が道端の骸骨を供養してあげたら、それが楊貴妃で
夜になって楊貴妃の魂がきて、恩返しにいろいろしてくれた

それを聞いた男が、真似して道端の骸骨を供養したら、そのよるに
来たのは美女でなく三国志の張飛で、あわれ男は掘られたそうな。
443名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 07:44:22 ID:TXX0CRZh
>>441
臨海公主だったかな

都が陥落して、落ち延びる途中に侍従たちとはぐれてしまい、
農民の田吾作に捕まって売り飛ばされたとか
444滝島牡丹絵巻:2008/09/09(火) 01:17:21 ID:I1cmnjZk
舞台は大奥の中ですが
時代設定や登場人物はすべて架空の者です。
H描写や凌辱シーンが苦手な方はご遠慮下さい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
445滝島牡丹絵巻〜序章〜:2008/09/09(火) 01:18:13 ID:I1cmnjZk
「あ、ああ〜!上様!。
 お辞め下さいませ!ああー!!」

白い寝間着を胸元から大きくはだけた女が
その豊な白い胸を更に大きく揺らしていた。
それは足を大きく開かれ背面騎乗位の体位だった。

美しい黒髪は激しく乱れ
下からの突き上げごとになびいていた。
女の両腕は後ろから下の男に繋がれ引っ張られていて自由を失っていた。

「ああーー!あっ!あっ!上様。
 もう、もうお許し下さいませ!!」

女はすでに息も絶え絶えに狂おしい声で懇願した。

「なんじゃ、滝島。そなたはそれでも大奥取締役を
 仰せつかった女子か?
 世はまだまだじゃあ。まだ満足しておらぬぞ!」
 
そう言うと下で大の字になって腰を動かし
滝島の腕を押さえている手を激しく前後させた。

「ああーー!あっあっ!うっ上様!
 はっ激しすぎまする!ああ、あああ、ああ〜」

男の方はまだまだ余裕だった。

(なんぼ大奥一の才女とも女傑とも言われた滝島とて所詮は女子よのう。
 それも世以外には誰にも抱いてもらえぬ女子だ。
 こうして久しぶりの男根にもだえておるわ)

男の方は別の違う意味で今の行為を楽しんでいた。

「あっ、ああ〜上様〜!!」

滝島は大きく背中をのけぞらしそのまま果てた。

446滝島牡丹絵巻〜1〜:2008/09/09(火) 01:19:23 ID:I1cmnjZk
ちゅぱちゅぱ。。ちゅぱちゅぱ。

薄明かりのろうそくの明かりの中、将軍であるその男は
絹の布団の上で横になっていた。
下の着物をはだけては先ほどまで上になって果てた滝島が
愛しいそうに一物も口に含んで奉仕していた。

「ほんに上様はいつの間に女子を喜ばす技を覚えたのですか?
 つい先日までかわいいお稚児様のような方でしたのに。」

滝島の赤い紅をさした唇がにっこりと微笑んだ。
右手にはまだまだ果てる事の無い男根を握っているその姿は
淫美以外の何ものでも無かった。

「毎晩、夜ごとに生娘ばかり抱いておったらもう飽きてしもうたわい。
 己ばかりどんどん身体が良くなって行くが世の方は
 毎回同じ事じゃあ。」

上様は実につまらそうにつぶやいた。

69代将軍 徳川家々は歴代の将軍の中でも身長も高く
体格だけでなく非常に顔立ちも整っていた為大奥中の女人達からは
熱い視線を送られ、かなり早い時期から女子の味を知り尽くしていた。

「それも若いだけの、床に寝転がっているだけのまるで人形ばかり。
 じっと目をつぶって女子の方は世のされるがままで、声ひとつあげぬ」

「ほほ、、上様。それは武家や公家の身分のしっかりした女子のたしなみでございまする。
 床の中で声を出したり乱れたりするのははしたき無き事。
 ましてや将軍職の上様の前でそのような。。
 ですから事が終わるまでじっと目をつぶって、上様に身を任せるのでございます。」

滝島はそう真面目に答えながらも手の中でしっかりと堅く大きくなている上様の
一物をリズミカルに動かしていた。

447滝島牡丹絵巻〜2〜:2008/09/09(火) 01:20:24 ID:I1cmnjZk
「それでは世がつまらぬでは無いか。
 だからわしは若い貧相な生娘よりも油ののったそなたを。。。」

「まあー!上様それでは私がかなりの年増のようではありませぬか!
 私は上様とは八つしか年が変わりませぬ!」

滝嶋は少し悔しいような怒った口調で手の中の物に力を入れた。

「痛たた!こら!乱暴にするでないぞ!そこは大事な世継ぎを作る道具じゃあ!
 それにさっきまでこれでそなたも良い気持ちになっただろう」

家々はそういって身体を起こして滝島の豊満な尻をなで回すかのようにさわっていった。

「あっあん。上様またそのような。。。先ほどあんなに激しく私を求めたばかり。。」

すでに滝島の目は潤んでいた。

「何なに、まだ世は果ててはおらぬぞ。滝島。
 そなたの肌や胸はまるで吸い付くような。まさにこれが熟れた女の盛りを迎えた身体よのう。」
「うッ。ああ、、、上様」
家々は後ろから滝島の胸元へと脇から着物を滑らすように手を
 差し入れてゆっくりと両手で揉み出した。

「このような大きな乳をしていて今まで世が抱くまでは誰にも
 触れられなかったとは不憫じゃったのう。それも、それまで生娘だったとは、、、」
「いや、、上様そのような事」

滝島の白桃のような胸の乳首が堅くなっていくのが家々の手のひらでようくわかっていた。
着物の中に手をいれ大きく揉みしだいていく姿はとても卑猥だった。

「世の初めての女子はわしの乳母だったのだ。それが手取り足取り世を男にしてくれた。
 乳母だったので当然その前に亭主がいて、大奥にあがる時に乳母の役目だけでなく
 将来の夜ごとの指南をする役目の為にありとあらゆる体位や技を身につけておった。」

「ああ、あっあっ上様はそれでこのような。。。」

「そうじゃあ滝島。このような事もな。」

448滝島牡丹絵巻〜3〜:2008/09/09(火) 01:21:29 ID:I1cmnjZk
家々はそう言うと後ろから滝島の胸を揉んでいた手を片方緩めたかと思うと
すばやく寝着の白い帯をほどき前をはだけさせた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あっ!」

滝島の声はそこまでだった。

家々はそのまま滝島の着物を肘の所まで降ろしすばやく前に周り押し倒した。
「滝島、そなたはその時の乳母によう似てる。
 この肌、この乳も尻も。。そして」

家々は滝島の女の花芯の部分に顔を埋めた。

「あああああーー!上様そのような!!お辞め下さいませ!」

家々は滝島の叫びにもにた声に聞こえないかのように激しく敏感の部分に舌を入れ吸いなめましていた。

「あっあん!あっ、あっ、上様、もう気がおかしくなりそう。。。」

滝島は狂おしいように一度おこした上半身を床に戻した。
滝島の足は家々の肩に乗り、家々はしっかりと滝島の太ももを押さえて一心不乱に
責め立ていた。あまりの激しさに寝所にはいやらしい音だけが響いていた。

ぴちゃぴちゃ. ずずずうーぴちゃぴちゃ。

「ああ。あんああっ上様、私はもう、我を忘れそうです。。。」

「よいよいそれで、よいのだ。
 わしのこの舌でそなたを存分によがらせてやろうぞ。」

家々の舌先はまるで生き物のように蠢き、上様に抱かれるまで男を知らないでいた
滝島にはこれ以上に無い快感だった。
道筋を舐めるだけでなく中心部分を細かく舌を差し入れ
敏感な部分を転がすように自由自在に家々は滝島の身体を弄んでいた。

449滝島牡丹絵巻〜4〜:2008/09/09(火) 01:22:47 ID:I1cmnjZk
「はっ、は、あっあああ〜上様!」
滝島は床に敷かれた絹の布団を握り締めながら首を左右に振りながら天井を見つめた。

(もう、、、私の身体は上様無しでは。。。)

滝島の崩れていく様子を家々は見逃さなかった。

「いくぞ、滝島!世の太刀で今宵は存分に女子の華を散らすがよい!」

「ああ〜上様!」

家々はそういうと充分に濡れそぼった滝島の女の密つぼに深く挿入した。

「あっああ〜あっあっ!!」滝島は同時に大きく弓なりにのけぞった。

「滝島もっともっと声を出せ。どうじゃあ。久しぶりの世の太刀の具合は。
 女子は激しく男の性を受けてこそ、美しくなるのじゃ、どうじゃ滝島。ほれ!」

家々はわざと言葉を卑猥にしながら正常位で滝島を激しく突きながら
上からじっと眺めてみた。

「上様〜。あっあっこれ以上激しくされると、もう、もう私は
 声を、声を大きく出してしまいまする、、、!」

滝島はそう言うと右手を口元に押付けて声を漏らさぬよう口を塞いだ。

「ならぬ!滝島!」家々はすぐさま滝島の両手首を押さえてつけた。
「ひっ!!」
「もっと声を聞かすのじゃ。女子の喘ぎ声は男根を刺激するのじゃあ
 わかぬか、この堅さ、この動き、これはそなたの中で今そなたの中で
 動いておるのじゃあ」

家々の腰の動きは凄まじく高速に上下し、すでに滝島との間には
じゅぼじゅぼと卑猥な音を立てていた。

「滝島、もっと素直になれ。今宵はたっぷりとそなたの女子の部分を
 かわいがってやるからのう。これが本当の男と女子の夜ごとの秘め事じゃ。」

家々はそういって両手を押さえつけたまま滝島の胸元に顔を埋めて
堅く尖った乳首を左右万遍なく吸い始めた。

450滝島牡丹絵巻〜5〜:2008/09/09(火) 01:23:33 ID:I1cmnjZk
「あああーーーー!!あっ!あん!あっん!上様。そっそんな」

もう家々は何も答えなかった。

ただ腰の激しいグラインドを無言で繰り返していた。

「ああ!!!!あん!あっ!ああ〜!! 」
滝島はすでに我を忘れたかのように声を出しつづけ自らも腰を降り続けた

「上様!もっと、もっと、あっあっ!」

「そうじゃあ滝島。それで良い。そなたの身体は世にだけこのように乱れるのじゃ。
男知らずだったそなたのこの熟れた身体は今本当に女子になった!
さあー滝島。世の情けを受け取るが良い!」

家々はそういうと更に滝島に挿入している男根を膨らませ
腰の動きを加速させていた。

「はっはい!上様〜!!お情けを!お情けを頂戴下さいまし!!!」

滝島の声は最後は涙声になっていた。

「滝島〜!!」

家々の熱い白い情けがどくどくと滝嶋の密壷に注がれていった。

451滝島牡丹絵巻〜6〜:2008/09/09(火) 01:24:26 ID:I1cmnjZk
一夜明けた大奥の朝は女達の様々な城中の行事に慌ただしかった。

それは朝の支度だけで無くその日に行われる習い事から、
外部からの謁見での段取りから仏間での祈りまで実に多種多様なもようしが行われていた。

女達の多くは身の回りの世話をする下働きであったが身分や位が高くなるほど
その女達の品位や美貌は際立っていた。
この大奥取締役の滝嶋はまさにその頂点に立つ、頭脳と美貌全てを整えた女人であった。

大きな目鼻立ちに化粧を施し、品のあるお香を焚きこめたきらびやかな打ち掛けを
羽織った姿はまさに天女とも絶世の美女とはこう言う者かと
周囲はささやきあい、女達は羨望のまなざしで見とれていた。

【滝島様がもう少し身分が高ければ。。】
【後少し上様より年齢が近ければ。御台所になられても決して遜色しないものを。。】

これが大奥では家々にはまだ正式な正室がおらぬ状態だった為
城中では滝島が実質の御台所のようでもあった。

(昨晩のなんと上様の激しい事。。。)

そんな周囲の羨望の視線にはまったく眼中に入らないかのように滝島は
昨日の家々との繰り広げた夜ごとの事を思い出していた。

(一度私を果てさせた後、もう一度果てさせてお情けを頂戴し、
 その後も朝方まで3回も。。。何度も何度も私の中で
あの上様のあのたくましくも力強い男根で突かれてしまった。)

滝島の身体の中で再び熱い物がこみ上げてきた。

(上様は御年25歳。私は33歳。
 普通なら30を過ぎた女子は大奥でも寝所ではおいとまをして
 ご側室は上様の夜ごとの御相手を自ら辞退すると言うのに。。。)

452滝島牡丹絵巻〜7〜:2008/09/09(火) 01:25:28 ID:I1cmnjZk

【ねえーねえー、最近の滝島様は前にもましておきれいになられてない?】
【まあーあなたもそう思われて!?実は私もそれを思っていたのよ。
 もともと目鼻立ちのしっかりした美人なんだけど最近は内面から
 色がついた見たいにふっくらやさしいと言うかお肌なんかもつやつやですもの】

大奥の女達が庭先で咲き誇る花を眺めて座っている滝島を眺めながらささやいていた。
 
 (私はこの年で大奥取締役と言う立場でありながら
  今から女子の喜びを上様から教え込まれてしまった。)

【ねえ、皆さんご存知?最近滝島様のお部屋から夜中に殿方が忍んで
 行くのを見た者がいるのだそうよ】
【え?!滝島様のお部屋に殿方が!?】
【そう、そしてそこからは何とも言えない甘い声や滝島様の歓喜なお声が延々と
 朝まで漏れ聞こえて来たそうな。。。】
【きゃあー!いやだわ!はしたない事を!】
【でもこの大奥にそれも取締役の滝島様のお部屋に夜ばいに行くなんてどこの殿方かしら?】
【あの美貌ですもの、老中でも滝島様のお姿を拝見するのを楽しみにして
 前なんか滝島様がお話中の時にある老中の着物の前が異常に盛り上がって。。。】
【きゃああ!】

日頃、男とのかかわり合いの無い世界に暮らす女達にとって
このような噂話や人の色恋の話は興味津々であり、非常に感心の高い事だった。
しかしそんな女達の噂話も自分の美貌をたたえる声も今の滝島には届きはしなかった。

 (まだまだ上様の若い肉体は年下のおぼこい姫や、経験の浅い女子では飽きたのであろう。
  上様にとっては私はただの目新しい年増女。
  少し触れられただけで自分が押さえる事も出来ないでよがり狂う上様の
  新しいおもちゃにすぎぬ。
  嗚呼〜しかし私の身体は上様に火をつけられてどのように消せと言うのじゃ。)

「滝島様!」

はっと自らの名前を呼ばれて滝島は我に返った。

453滝島牡丹絵巻〜休憩〜:2008/09/09(火) 01:28:17 ID:I1cmnjZk
すみません。
初めて書いて見たのですが難しい実際の歴史時代背景よりも
何と無くありそうな自分なりのイメージで展開してみました
また続きは後日に書ければと思います。
454名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 01:29:53 ID:cePGPsNg
久々の投稿乙
455名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 01:34:27 ID:O0wv95yG
なかなかよかったです、おつっす

こうしてこのすれも盛り上がってくれるといいんだが
456名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 19:17:56 ID:iqaKlLKG
初投稿乙でした。
いいんじゃないですか、なかなか。
スレタイにも「妄想的」とあるわけだから、
妄想膨らませて書いちゃって下さい。

457名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:03:01 ID:OMLe46Fr
さすがに保守しとくか・・・
458名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 10:38:42 ID:tNiDioPO
保守
459名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 12:14:07 ID:7cP2AhiG
保守
460名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 22:53:57 ID:5ZsEDV/t
漢の衛青なんか皇帝の姉の奴隷だったのが自分の姉が皇帝の寵姫になった縁で登用され、
自身の才覚で軍のトップになってかつての主人である皇帝の姉の結婚相手になるという萌える設定なんだけど、
中国史関係のサイトいくと大抵(は大げさだけど)婆と結婚させられてカワイソスって書かれてるんだよなあ……。
461名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 00:42:36 ID:jKJXctUl
平陽公主だっけ
妄想で補完するならかなりおいしい境遇だよなあ
奴隷時代に筆下ろししたのも公主とかw

後衛皇后の曾孫で平民として育てられてた宣帝とか
昔からの妻を殺されても確実な復讐の為に我慢するけど
霍皇后についつい鬼畜気味に扱っちゃうとか
462名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 03:29:18 ID:CGTs13co
>>461
武帝も晩年は結構もうろく気味だったようだし、宣帝の境遇を
考えるとなかなかに屈折した絵になりそう。

足利義満なども結構凄いな。
正室の母親を側室にして子ども生ませたり、弟の妻を側室にしたり、
はたまた公卿の妻を見初めて、差し出させたりとまさに
やりたい放題
463名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 19:30:52 ID:/IyuF6k3
そういや玄宗と楊貴妃なんか、楊貴妃元は息子の妻だったね
さすが中国w
464名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 19:40:40 ID:E8m31aVo
武則天なんか太宗の後宮にいて彼の死後道教の寺院で出家?してたのに高宗の後宮へw
未亡人義母尼僧萌えって高宗超越者過ぎ。
465名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 02:14:48 ID:tPsZOn4o
マリア・テレジアとフリードリヒだっけ?の関係に萌えた
466名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 02:30:01 ID:/HE1omMR
>>465
な、なんで?
後に天敵同士になる二人に、一度は結婚話が出たことがあるところとか?
467名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 01:38:59 ID:VwTakn+i
>>466
そう。どこでだったか忘れたけどフリードリヒの初恋の人が、マリア・テレジアっていうのを見てついうっかり。多分違うんだろうけど…
468名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 16:40:49 ID:EFVGi1Zs
こういった男女関係の方が下手な近親間の恋愛とかより燃える気がする

>>464
中国の儒教的に高宗の方が玄宗より不道徳なんだっけ?
義理の娘より義母のほうが罪深いつーか
余談だが楊貴妃も後宮入りする前に出家して俗世の縁を清めてから入ったらしい
ファンタジーなら絶対玄宗は処女膜回復薬を使ってると思う
469名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 02:08:05 ID:cMDzYMGO
>>462
中山親雅の妻・加賀局
弟の足利満詮の妻・藤原誠子
日野資康の妻・池尻殿

これらが義満の側室にされているんだよね(夫の生前)。
しかも、資康と池尻殿の娘が義満の正室なので、いわゆる母娘丼と
いうやつだ。
さらに、噂ではあるが、後円融天皇の妃とも噂があったらしく
天皇が、義満からのプレッシャーにノイローゼになってしまった
という話もある。
470名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 00:02:32 ID:XWfWIK9R
親父の病気を見計らって親父の側室に手を出す煬帝がいいね。
結局楊素と組んで殺しちまうんだが。
471名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 04:41:07 ID:2l7VY3aD
父親の文帝(だっけ?)は随分恐妻家だったらしいね
そういや文帝皇后の血縁として唐の李淵と煬帝は従兄弟かなんかだっけ?
472名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 00:34:58 ID:vJB2pHVD
あげますね。
473名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 22:40:01 ID:/ks/VTLg
この流れなら小ネタ投下

***

初,文獻皇后既崩,宣華夫人陳氏、容華夫人察氏皆有寵。
陳氏,陳高宗之女;蔡氏,丹楊人也。
   隋の文帝は妻の独孤皇后が亡くなってから、陳氏である宣華夫人と蔡氏である
   容華夫人を寵愛した。宣華夫人は南朝陳の第四代皇帝である高宗の娘であり、
   容華夫人は丹楊の出身である。

上寢疾於仁壽宮,尚書左僕射楊素、兵部尚書柳述、黄門侍郎元巖皆入閣侍疾,
召皇太子入居大寶殿。
   文帝が病気のため仁寿宮で寝込むと、尚書左僕射の楊素、兵部尚書の柳述、
   黄門侍朗の元厳は宮中に上がり、文帝の病床に侍した。また文帝は皇太子で
   ある煬帝を召して、大宝殿に待機させた。

太子慮上有不諱,須預防擬,手自為書,封出問素;素條録事状以報太子。
宮人誤送上所,上覽而大恚。
   煬帝は文帝が亡くなった後あらかじめ備えておくべきことについて思い巡らせ、
   自分で手紙を書いて、楊素に宛てて聞いた。楊素はその返事を箇条書きに
   したためて答えた。だが、宮廷に仕える女官が誤ってそれを文帝のところに送り、
   何が書いてあったのか、文帝はその中身を見て激怒した。

陳夫人平旦出更衣,為太子所逼,拒之,得免,歸於上所;上怪其神色有異,問其故。
   夜明けごろ、宣華夫人は便所に行き、煬帝に襲われそうになった。宣華夫人は
   煬帝を拒んで危ういところをまぬがれて、文帝の寝所に帰った。
   文帝は宣華夫人の様子が尋常でないのを不思議に思って、その理由を聞いた。
474名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 22:41:06 ID:/ks/VTLg
夫人●然曰:「太子無禮!」   (●=ゲン。さんずいに玄)
   宣華夫人は涙をはらはらとこぼし、「太子が無礼なことをしました!」と訴えた。
            ____
         __,,/  _, ----`ヽ  :.
     :.  / _     ___   、\
       / /   i      \   \\ :.
     :. ,'./       i  ヽ:.   ヽ:.:.. ヽ.ヽ 
      ,'/    / .ハ ヽ ヽ:.:.:.:. ヽ::.. ヽヽ :.
     :. |i .i i  .i /  ヽ ト 、 \、:.:.:. ',:.',:.:.lヽ}
       |i .i l  :N_, -弋 \弌弋ナ:}:.:}
    :. |i∧ ', :{ ,ィjモト \  イjミトイイV :. 
       .|  :メヽ.', `ozZ}      izN。ハ::{    >太子無礼
      :. |  :ヾ_! ゝ "゙゙    '  `゙ ハ.:', :.   
      |  :.:_イ .:.ヽ.   (二フ , イ :.:.:!:.ヽ   
   :.  / rィイ | :.:.ヽ: >r/`<ノ .:.::.}ヽ、\:. 
      / ∧l;l ! :.:.:.://{二 ̄ .} ..:..::リ//ハ.:\
 :.  / .{. ',ヾ、ヽi .:.:.{ /(^`  |.:.:.:.//: : :.}: . ヽ.:.
   / /  ) ヽ ヾ、ヽ:.ハ ヤ{   ∧/.-‐'": : |:.:. i ',
  ./ .,イ .:..} : :\ヾレ'ハ ∧__ノノハヾ、  : : : l:.:.: .ハ ',

上恚,抵床曰:「畜生何足付大事!獨孤誤我!」
   文帝は怒り、寝床を叩いて「畜生! どうしてあいつに大事を任せられようか。いや、
   任せられない。独孤皇后が我を誤らせたのだ!」と叫んだ。
   (煬帝は次男で立太子出来たのは、長男が独孤皇后によって廃嫡されたため)

  __,冖__ ,、  __冖__   / //      ,. - ―- 、
 `,-. -、'ヽ' └ァ --'、 〔/ /   _/        ヽ
 ヽ_'_ノ)_ノ    `r=_ノ    / /      ,.フ^''''ー- j
  __,冖__ ,、   ,へ    /  ,ィ     /      \
 `,-. -、'ヽ'   く <´   7_//     /     _/^  、`、
 ヽ_'_ノ)_ノ    \>     /       /   /  _ 、,.;j ヽ|
   n     「 |      /.      |     -'''" =-{_ヽ{
   ll     || .,ヘ   /   ,-、  |   ,r' / ̄''''‐-..,フ!
   ll     ヽ二ノ__  {  / ハ `l/   i' i    _   `ヽ
   l|         _| ゙っ  ̄フ.rソ     i' l  r' ,..二''ァ ,ノ
   |l        (,・_,゙>  / { ' ノ     l  /''"´ 〈/ /
   ll     __,冖__ ,、  >  >-'     ;: |  !    i {
   l|     `,-. -、'ヽ'  \ l   l     ;. l |     | !
   |l     ヽ_'_ノ)_ノ   トー-.   !.    ; |. | ,. -、,...、| :l
   ll     __,冖__ ,、 |\/    l    ; l i   i  | l
   ll     `,-. -、'ヽ' iヾ  l     l   ;: l |  { j {
   |l     ヽ_'_ノ)_ノ  {   |.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
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  |!  |!  |!         l  |    ::.     `ー-`ニ''ブ
  o  o  o      ,へ l      :.         |
           /   ヽ      :
475名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 22:42:07 ID:/ks/VTLg
乃呼柳述、元巖曰:「召我兒!」述等將呼太子,上曰:「勇也。」
述、巖出閣為敕書。
   そして、文帝は柳述と元厳に「我が子を呼べ」と言いつけた。柳述らが煬帝を
   呼ぼうとすると、文帝は「勇を呼ぶのだ」と命じた。(勇は廃嫡された長男の名)
   柳述と元厳は寝所を去って、そのための勅書を作成した。

楊素聞之,以白太子,矯詔執述、巖,系大理獄;
追東宮兵士帖上台宿衛,門禁出入,並取宇文述、郭衍節度;
令右庶子張衡入寢殿侍疾,盡遣後宮出就別室;俄而上崩。
故中外頗有異論。
   楊素はこれを聞いて煬帝に報告し、勅書と偽って柳述と元厳を捕らえさせ、監獄に
   繋いだ。太子の兵士使い文帝の寝所を囲ませて出入りを禁止し、宇文述と郭衍に
   指図させ、右庶子の張衡を宮殿に入らせて、文帝の病床に侍らせ、後宮の女たちを
   別室に追い払った。そうしてまもなく文帝は崩御したのだった。
   だから張衡は文帝を弑逆したのではないかと思われる。

陳夫人與後宮聞變,相顧戰慄失色。●後,太子遣使者繼小金合,   (●=ホ。日へんに甫)
帖紙於際,親署封字,以賜夫人。夫人見之,惶懼,以為鴆毒,不敢發。
   宣華夫人と後宮の女たちは変事を聞き、お互いの顔を見合って戦慄し、顔色を失った。
   日暮れごろ、煬帝は使者を使わし、黄金製のふたのある小さな入れ物で、合わせ目に
   煬帝自身が自ら書いた「封」の字のある紙を貼ったものを、宣華夫人に賜った。
   宣華夫人はこれを見て、おそれおののき、自殺用の鴆毒(鴆の羽根を酒に浸して
   出来る毒)だと思い、開けられなかった。

使者促之,乃發,合中有同心結數枚,宮人鹹ス,相謂曰:「得免死矣!」
陳氏恚而卻坐,不肯致謝;諸宮人共逼之,乃拜使者。
   使者が宣華夫人を促して、やっとこれを開けると、中にはラブレターが数枚入って
   いたので、仕える女官たちは喜んで、「これは死を免れたのだ!」と言い合った。
   宣華夫人は怒って引き下がって座り、感謝の気持ちを示さなかったので、女官たちが
   こぞって宣華夫人に迫り、使者に頭を下げさせた。

其夜,太子蒸焉。
   その夜、煬帝は宣華夫人とした。

(司馬光『資治通鑑』 巻180)
476名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 01:08:37 ID:5Cvbp8mI
引用、乙

>その夜、煬帝は宣華夫人とした
なんともそっけないなー。
エロスを淡々と書こうとするのは、ふざけて書くより根気が要る気もするが
477名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 08:18:40 ID:OP01AQnz
>466-467
初恋に振られて憎さ100倍、女嫌いの(後には)人嫌いになったという説があるな…
一応、結婚相手の有力(最有力?)候補ではあった。
マリア・テレジアは結局はまさかの恋愛結婚しちゃう訳だがw

なお、対プロイセン戦争のたびに妙にテレジアの動きが鈍い
(別に遅くは無いのだが、普段が優秀なだけに)という話がある。
これは当時、「テレジアが常時妊娠状態だったから」という説が強い。

フリードリヒがどう思ったかは色々妄想できるなw
478名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 23:20:37 ID:brOuVCxx
>>476
『資冶通鑑』はその名の通り、もともと政治のための資料的・教科書的に書かれた
第一級の史料で、中身は皇帝がどうしたとか事件が起こったとか、そういう真面目な
歴史書なのです。
なので「太子蒸焉」には、国語辞典をめくっていて「性交」や「おっぱい」みたいな語句を
見つけてしまった時のような、そんな輝きがあるのです。
479名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 19:29:36 ID:eHXsQwfU
元は「通史」とかいう題だったけど
皇帝辺りから「政治の資となる」というみことのりもらってかわったんだっけ?
480名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 06:03:59 ID:ydzywH/W
>>477
フリードリヒの方は妻とあんまり仲良くはないんだよな。
wiki見た印象だと妻→フリードリヒって感じだった気がする。
481名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 21:11:32 ID:T3hXYCmc
仲良くないっていうか、どーでもいいって感じ?
何年ぶりかに顔あわせた王妃に「少し太ったんじゃありませんか、マダム」と言ったとかw

そんなフリードリヒに熱烈片思いのお妃……と妄想してみた…が、あんまり萌えないな
482名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 15:01:26 ID:IiQr7I6Q
保守っとくか
483名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 01:33:14 ID:eFs2eLVj
久しく新しい書き手さんも現れませんので
以前こちらで書かせていただきました物ですが
お目汚しですがしばらく書かせていただればと思います、
484滝島牡丹絵巻〜上様の婚礼話〜:2009/01/07(水) 01:35:22 ID:eFs2eLVj
「どうなされたのですか?
 何かお加減でも?
 先ほどからいくほどなくお声をおかけしておりましたのに。」

女官の1人である五月が少し心配そうな瞳で滝島を見つめていた。

「いや、なんでも無い。
 少し庭の植木を見て考え事にふけっておったのじゃ。すまぬ、で?何用じゃ。」

滝島ははっとした瞬間からいつもの凛とした空気を
はり五月の方を見返した。
もう滝島は夜の顔では無い昼の何事にも
侵す事の出来ない気品に満ちた女人になった。

「はい、先ほど老中家老より
 家々様の御正室に京の公家の有梨本宮様の
 第一皇女の姫様に決められたと御伝言がございました。

「家々様に御正室?!!」
485滝島牡丹絵巻〜上様の婚礼話2〜:2009/01/07(水) 01:36:02 ID:eFs2eLVj

滝島は一瞬目の前から光を失ったような顔になったが
すかさず顔色を戻し五月に問うた。

「で、ご婚礼の日時は?」

「はいこれより1ヶ月後にて。」

「その京の有梨本宮様の姫君のお名前は?」

「百合姫様ともうされるそうでございます。
 その名の通り、百合の華のごとく清楚可憐な
 姫様と噂をお聞きしております。」

「百合姫様のお年はいくつになられるのじゃ?」

「御年17歳になられるそうです。」

「そうか上様も今までの御正室様や側室はすべて
 流行病などで早世してしまわれてしばし御正室もいない状態が
 続いたので今度こそはご立派な世継ぎを設けなくてはならぬ。

 さらに徳川安泰の為にも公家との縁組みは何よりの吉報!
 それでは今宵から残り1ヶ月まで上様の為にも徳川の為にも
 全身全霊にて支度に取りかかねばな。」

滝島はすくっと立ち上がり華麗に鮮やかな打ち掛けを翻しては
五月に指示を下した。
まさにほれぼれとする美しさであった。

「はい!滝島様。五月はこれから命にかけて御勤めさせていただきます。」

「婚礼家具や衣装や部屋の装備や備品に関わるすべての事に
 金子を惜しんではならぬ、贅の限りを尽くし江戸はもとより
 京に限らず金沢、九州にとありとあらゆる職人の匠の細工を施した
 道具や着物をこしらえせせるのじゃ。」

「はい!」
五月は深々と頭を下げた。


486滝島牡丹絵巻〜滝島の心〜:2009/01/07(水) 01:37:15 ID:eFs2eLVj
(上様がご婚礼をあげる。。。)

滝島は広い大奥の中を縦横無尽に歩きながあそれぞれの
管轄である部屋の女官や侍女に渡るまでさまざまな指示をしながら
足早に歩く。

後ろにはそれぞれに女官をしたがえながらのその
移動は大奥の大輪の華の移動のような艶やかさであった。

(京の公家の姫君は御年17歳か。。。)

滝島は今自分の心のあらゆる動揺を動く事
皆に指示を与える事でごまかすように
また落ちつけるように必死で取り繕っていた。

(確かに上様はまだ25歳であり8つ下の御正室ならばつり合いも悪くは無い。
 またお世継ぎもおらぬゆえここは是非
 御正室を迎えられお世継ぎを作ってもらわねば。。)

滝島の仕事は実に早かった。
わずか半日にて大奥中の侍女や女人達に婚礼までの
約1ヶ月間の役回りを申し付け
台所の支度まで準備万端用意の指示を出していた。

(しかし。。。)
487滝島牡丹絵巻〜滝島の心2〜:2009/01/07(水) 01:37:54 ID:eFs2eLVj

滝島にとって将軍家々のご婚礼の準備を取りかかるのはこれが
初めてでは無い。また側室と言われる家々御手つきの姫の
お世話をした事も何度かあった。

現在家々には決まった正室も側室も正式には大奥には存在していない。
皆、病気などで嫁いで間もなく亡くなってしまったのと
無類の女好きの家々なので手当たり次第身分に関係無く
女人に手を出してしまう為、正式に大奥に席を設けるより
金銀の金子を宛てがう方が事は簡単であった。

また女達もむしろ気楽な身分のまま上様に抱かれる方が
気が楽でありその後、良家の縁談で嫁ぐ方が満足とされていた。

(上様が御正室を迎えれば世継ぎを作るためにその姫を夜ごと抱かねばならぬ。)

当たり前の事である事が滝島の心の中をかき乱していた。

(その間は私は上様に抱かれる事は無い。。)

これが今までの滝島には無い感情でもあり、どうすればこの
気持ちが静まり納める事が出来ようかと考えていた。

(あの日以来、あの日初めて上様に抱かれた夜さえなければ。。
 私はあれからただの女子になってしもうた。。。)

滝島の中では初めて将軍家々に抱かれたあの夜の事が
走馬灯のように頭と身体を駆け巡っていた。

それは今から3ヶ月程前の春の花見の宴の夜。。。
488滝島牡丹絵巻〜花見の夜1〜:2009/01/07(水) 01:39:06 ID:eFs2eLVj
「ささっ上様もう夜は遅うございまする。
 いくら夜桜が見事でもお体が冷えてお風邪をひかれます。」

3月の花見の席にてここ大奥では
滝島を初め将軍家々を囲みながら女官や侍女達が
庭で桜を眺め、お琴や踊りなど様々な余興をもようしていた。

「そうじゃあのう。酒も回ってきたのでそろそろ
 わしは横になるとするか。。滝島あないせよ」

「はい。上様」にっこりと滝島はうなずいた。

 滝島と家々はそう立ち上がると席を立ち、
 家々を見送る為に数人の侍女をしたがえて宴の席を後にした。

「上様、今宵は皆の者もみな楽しませていただけました。
 上様がおられると言うだけで皆、歌や踊りにも力が入り
 あんなに生き生きと楽しげな時を過ごせました。」

「うん、それはよかった。余も中々楽しかったわ。
 それと滝島。そなた◯◯◯物語の書を持っておったな。」

「はい、◯◯◯物語の書物でしたら南蛮渡来より取り寄せまして
 私が只今、拝読しておりますが。。」

「どれ、余にもその書物見せてみよ」

「上様がですか?」一瞬滝島が不思議な顔で戸惑った。

「なんじゃあ滝島、余が書物を読んではならぬのか?」家々は不機嫌そうに言う。

「いっいえ、今まで上様は一度も書物についてお話になった事が
 無かった故に、、、少々驚きまして」

 「よいでは無いか。別に。これよりわしは滝島の所によってから城に戻るゆえ
  後の者はここまでで良いぞ。下がれ」

家々はそういうと後ろに控えついて来た侍女を返し滝島と二人で、滝島の部屋に入った。

489滝島牡丹絵巻〜花見の夜1〜:2009/01/07(水) 01:40:22 ID:eFs2eLVj
「ささっ上様もう夜は遅うございまする。
 いくら夜桜が見事でもお体が冷えてお風邪をひかれます。」

3月の花見の席にてここ大奥では
滝島を初め将軍家々を囲みながら女官や侍女達が
庭で桜を眺め、お琴や踊りなど様々な余興をもようしていた。

「そうじゃあのう。酒も回ってきたのでそろそろ
 わしは横になるとするか。。滝島あないせよ」

「はい。上様」にっこりと滝島はうなずいた。

 滝島と家々はそう立ち上がると席を立ち、
 家々を見送る為に数人の侍女をしたがえて宴の席を後にした。

「上様、今宵は皆の者もみな楽しませていただけました。
 上様がおられると言うだけで皆、歌や踊りにも力が入り
 あんなに生き生きと楽しげな時を過ごせました。」

「うん、それはよかった。余も中々楽しかったわ。
 それと滝島。そなた◯◯◯物語の書を持っておったな。」

「はい、◯◯◯物語の書物でしたら南蛮渡来より取り寄せまして
 私が只今、拝読しておりますが。。」

「どれ、余にもその書物見せてみよ」

「上様がですか?」一瞬滝島が不思議な顔で戸惑った。

「なんじゃあ滝島、余が書物を読んではならぬのか?」家々は不機嫌そうに言う。

「いっいえ、今まで上様は一度も書物についてお話になった事が
 無かった故に、、、少々驚きまして」

 「よいでは無いか。別に。これよりわしは滝島の所によってから城に戻るゆえ
  後の者はここまでで良いぞ。下がれ」

家々はそういうと後ろに控えついて来た侍女を返し滝島と二人で、滝島の部屋に入った。

490滝島牡丹絵巻〜花見の夜2〜:2009/01/07(水) 01:42:08 ID:eFs2eLVj
「ふう〜今宵はちと飲み過ぎたかのう。しかし滝島そなたの部屋は
 そっけない限りじゃのう。」部屋に入るなりあぐらをかいて座る
家々は滝島の部屋を見渡していた。

「ほほ、上様。そんな大奥総取締役が派手な着物や化粧道具ばかり並べてはどういたしますか?
 私のお役目はこの大奥を取り仕切り、上様にお使えする事。
 ◯◯◯物語でございますね。。えっとそれはこちらに。。」

滝島は薄あかりの行灯をつけた部屋で家々に背を向けた時。

「滝島。」
「え…?うっ上様」

家々は後ろから滝島を抱きすくめて半場強引滝島の唇を重ねていた。

「おっおやめくださいまし!何を何をなされますか!?」
滝島は必死になって家々の腕から離れようともがきだしていたがその腕からは
逃れる事は出来ずにそのまま押し倒された。

「滝島何をもうすか。ふん!…生意気な口を聞くでない。そなた余に逆らうのか?!」
「上様!私は大奥の取締役、このような事。。。!」
 滝島は必死になりながら身体をよじっていた。

「こっちを向くのだ滝島。余は何度もこの日を思うておった。今宵の花見の席でも
 そなたに釈を進められるたびにそなたの口を吸う事を願っておったわ!」
 家々はそう耳元でささやくと無理矢理滝島の顔を引き寄せ、更に強引に唇を押しつけた。
「うっ…!」
 家々の激しい舌先は滝島の歯茎や歯を執拗に舐め回し手首を押さえつけ
 それを滝島は必死になって抵抗を塞ぐかのようにぎゅっと目をつぶっていた。

「滝島覚悟せよ。。。」

更に家々は滝島の乱れた着物の胸元に手をのばしその豊に実った
やわらかな膨らみを揉みしだいていた。
「ああ!上様、お辞め下さいませ、人を人をよびまする!」
滝島の泣きそうな声にも家々は容赦なかった。

「ほう、人を呼びたければ呼べば良い。
 この将軍家々恥をかかすのか?それともこの乱れた大奥総取締役の滝島の
 姿を侍女達にさらすのか?気位の高いそなたにそれが出来るのか?」
答えはどれも滝島には出来ない事だった。
家々は更に滝島の着物の帯に手をかけてほどきながら抱きしめ胸を愛撫していた。
「滝島、ああ、なんとやわらかな。。。」
滝島の身体もふっと我を忘れるかのように気が遠くなりそうになっていた。

「あっ上様、んっ…んんっ!はあっ…!」自分でも信じられないような声が出た。
その一瞬の気のゆるみを家々は見逃さなかった。

491滝島牡丹絵巻〜花見の夜3〜:2009/01/07(水) 01:44:31 ID:EfMCTIog

「滝島、そなた何だ。このように嫌嫌と言いながらも乳首が立っておるぞ」
「え?そのような、、、」
滝島には、始めその意味が分からなかった。
「これはのう、早く余に抱いてもらいたくて感じている証拠じゃあ、うれしいか滝島。
そう言うと家々は白い桃のような胸にうっすらぴんく色の乳首に唇をはわせた。

「あっあん!上様!はっはあん、、いや!」

滝島はすでに着物の前がはだけた状態になっていた、片方の乳首を家々の口で吸われ
片方の胸は指で乳首を摘まれていた。

「さて、滝島のこちらの方はどのようになっておるのか?…」
家々のその手はさらに滝島の密所である下肢に伸びていった。
家々のあつい吐息とねっとりとした視線が滝島の白いむっちりとした太ももに注がれる。
その手はさらに太ももを押し上げ、脚をM字に大きく広げていった。
「あっ!上様おやっ…め!」
滝島は必死になって上半身をおこしてその密所を手で隠そうとしていた。
「滝島。。うん?濡れてるな。すでにしっぽりと濡れておるぞ」
「え。。。?」
滝島は、幼き頃より使えて来た家々に自分がそんな事言われている事が現実の事とは思えなかった。
「なんと淫乱な。女子よのう。ふ…こんなに強引されてもこのように濡れるとは。」
嬉しそうな声でしげしげと家々は滝島の密所を見つめては目を輝かしていた。

「違いまするっ…あっ!」
今まで誰にも見せたことのない、女の花芯である部分があらわになり
成熟した丘と薄く生えた茂みが割れ目と供にぬらぬらと白く光っていた。

じゅる、、じゅん。
家々はその滝島の密所に指を押し当てた。
ぬるぬるしていたがその上、次から次へと汁はあふれでて来ていた。
「んっ…ああ…上様〜」
滝島は身をよじらせ、突然の侵入した指と慣れない感覚に意識を失いそうだった。
「どうじゃあ?滝島。余の指先の動きは。。。」
そう言うと、家々の指は探るように指を動かし、人差し指1本からそれは中指の2本になり
目的の場所を見つけると指を沈めた。 「ここだな」
「はっはあんんっ…!」
滝島の表情はすっかり女の顔になっているのを見て、家々はニヤリと微笑んだ。
家々の指先はわざと淫美な音を立て、ゆっくりと宴を楽しむように
滝島の肉壁を時には狂ったように擦った。
492滝島牡丹絵巻〜花見の夜4〜:2009/01/07(水) 01:46:43 ID:EfMCTIog
「ああ…、上様!そ、そこは!あっ、あふっ、んんっ」

滝島は必死に理性を守るべく歯を食いしばるように声を押し殺した。
ほどなくすると家々の指先がぴたりととまった。

「滝島。自分で動いてみよ。余の指は今そなたの中にある。自ら腰をつかって動かしてみるのだ。」
「え?上様、、そんな」
「余のいいつけに背くのか?」すでに滝島は家々の言葉が呪文のように耳に入り抵抗が
出来ないでいた。滝島は自分からゆっくりと腰を動かした。
「そうじゃあそうじゃあゆっくりでよい。自ら腰を動かして余に伝えよ。
 どうしてほしいのか訴えるのじゃ。

「んっ…」
(ゆ…指が入って…)
今まで感じたことのない、窒に異物を差し込まれる感覚に滝島は驚き戸惑う。
(うぅ…なんと、なんという音がやらしい…の、ああ、、恥ずかしいっ)

ぐちゃっ…にちゅっ…くちゅくちゅ…
家々の手が上下するのに合わせ、滝島からの女の中心の蜜は次から次へとあふれ出てくる。
「凄い濡れようではないか。そんなにこの指が気持ちいいのか?」
「んはぁっ…そ、そんな…ことっ」
「なんだ?余の指よりもっと太いものがいいのか?そなたなんとはしたなき
 いやらしい奴よのう。。。」 家々の目は好奇の目でうるんでいた。
 幼き頃より何かと自分の世話を焼き指示をしていた滝島が今
 あられの無い姿で自分の指1本で思いのまま乱れていては
 面白くない訳は無く、男の独占欲が増していた。
「んん…んーっ!」
滝島はなんどもそれは違いますると言わんばかりに何度も首を左右に振った。
目をぎゅっとつむり、歯を食いしばって耐えてい るが今宵
あまりに強すぎる刺激に、目の端に時折涙がにじむかのようであった。
「滝島ほれ声だすのじゃ。楽になるぞ」
家々はそんな滝島の様子をにやにやしながら観察していた。

滝島の白い頬は上気し、紅く染まり意識が遠のくようにもなっていた。
悩ましげに眉をひそめ、大きな瞳に涙をためている滝島は豊満な身体とは
対照的に可愛らしくもいとうしい姿にも見えた。
だが、そんなおぼこな表情とは裏腹に、滝島のその身体は実にいやらしかった。
たわわに実る乳房は攻めたてる手の動きに合わせて揺れ動き、
その先端も薄く桃色ではあるが固く卑猥に尖っている。
はだけた帯紐から見える腰のラインは丸みを帯びてなだらかで、
欲情をかきたてる白くむっちりとした太もも、蜜を滴らせた秘部も
何もかもが家々を興奮させた。

このように熟れている身体でまだ男知らずとは。。。!
493滝島牡丹絵巻〜花見の夜5〜:2009/01/07(水) 01:48:45 ID:EfMCTIog
「あぁっ!そこは…上様ーー!!」
家々の指が偶然滝島の豆のクリトリスに当たったらしい。
「うん何?ここか?」
家々は手の向きを変え、わざと手のひらが滝島の秘部をこするように
容赦なく秘所を攻めたてた。

「んっ…んんんーっ!ああーー!」
滝島の腰ががくがくとし、身体全体がビクン、と背中が黒髪と共に後にそる。
くちゅくちゅくちゅくちゅ…
もはや、家々がわざと音を立てなくても自然に淫美な音が
薄明かりのついた部屋の中で響いていた。
「あっ…イヤ!嫌っ!あぁぁぁんっ!ダメっ!ああんっ!」
滝島は、もはや理性の押さえがきかなくなり、何も考えられなくなっていた。

「あっ、あっ、んっ、上様ーー!もう私は!」
滝島は、ビクビクと身体を震わせながら身をよじる。
「はぅっ、ひっ…ああ…あぁぁぁん!!」
更にビクン、と、滝島の脚が大きくはずみ身体が崩れるかのように果てた。

「滝島、、逝ったか?」
達したことにより、ぐったりとした滝島の密壷から、家々は指を引き抜いた。
だらり、と透明な液体が指先から畳の床にこぼれ落ちた。
「余の指…この指が気持ち良かったんだな、滝島」

「はあっ…はあっ…」
滝島の窒からは、なおもとろとろと透明な液体が溢れ出ていた。

(なんと言う姿を私は殿の前でさらしてしまったのであろうか。)
はげしい後悔と疲労が滝島に降り掛かってきたが
その間もあけずに

「滝島。。」
滝島は、ぼうっとした頭で声の方を見やった。
今己の部屋の中で家々は生まれたままの姿で立ちはだかり
滝島を見下ろしていた。
その目の前の光景に、ある一点の部分で一気に目が覚めた。
「う…上様、お辞め下さいまし!、や、やめて」

それは家々の腰にそそり立つ赤黒い肉棒を見て、滝島は
恐れおののきショックをうけたのだった。
今まで何度か絵巻物として目にし数々の姫達に男との交わりも
指南してきたが現物を初めて見るのはこの時初めてだった。

494滝島牡丹絵巻〜花見の夜6〜:2009/01/07(水) 01:51:17 ID:EfMCTIog
「滝島やっとこの日がきたのよ。
 今まで何度余はそなたを女子にしてやりたいと思うた事か。。」
「う…嘘。そのようなお戯れを!」
「嘘ではない。幼き頃より余に使えしそなたのような美しい女子に余が何とも思わないとでも?
 数々の姫君を宛てがわれても大奥一の美女を何故,余が抱けぬ!」

家々は、そう言い終わると滝島の脚を持ち上げ、真ん中に割って入るや滝島の上に被さると、
固くなった自身をぐっ、と押し当てた。
そのまだ指しか入れられていない未開発な密所は、家々を初めは押し返し
抵抗をしてみたが、容赦無く家々は無理矢理腰を押しこんだ。

「あああっ…上様!」
さんざん先ほどまで濡れそぼった場所は、にゅるり、と先端が入った。
「滝島、、入ったぞ」 家々はわざと滝島の耳元でつぶやいた。
「嫌〜!上様!お許しを!もうそこまでにて、抜いて下さりませ!」

だが、その滝島の懇願する声を無視して、家々は欲望のままに
ゆっくりと自身を押し進めていく。
「く…滝島よ。そなたこんなに濡れてるのに、かなりきついな」

家々は、激しく輸送運動を滝島の到達地点まで開始した。

「ああっ!なっなりませぬ!痛い…!おやめ下さいまし!上様!」
めりめりと何かが崩れそうな滝島の身体は叫んだ。
しかし家々は、さらに乱暴に腰を打ち付けた。
普段は静かな滝島の部屋ではパンパン、という卑猥な音が響いていた。

滝島の熟れた身体とは対照的に肉壁がきつく、侵入する異物を
ぐいぐいと締め付けてくる。
少し痛かったが、狭い胎内は、この上もなく気持ち良かった。
「滝島、そなたなんと言う名器じゃあ。これは余が今までためした中で
 一番の物かもしれぬ。さすがは滝島じゃあ」
家々は嬉々として腰を降り続けた。
「痛っ…上様!いや!やめっ…もうおやめ下さいまし!」

「今更やめられるか!滝島!!」家々はさらに強く腰を押し込んだ。

「はぁっ…はぁ」
家々の動きが一旦止まった。ようやく滝島の奥まで入ったようだ。
「どうだ?滝島、完全に奥まで繋がったぞ!どうじゃあ余の太刀の具合は?」

そう言いながら、ぐいぐいと家々は腰を動かした。


495滝島牡丹絵巻〜花見の夜7〜:2009/01/07(水) 01:54:56 ID:Ze2+ehoX
痛っ…上様!もうそのように激しく動かさないでくださいまし!
 お願いです。滝島は、私はもう。。。」

「滝島悪いがそれは無理だ。そなたの中は気持ちが良いっ…!
 もう余も止まらぬわ!」

「ああぅ…上様。。。」
滝島は天井をぼんやりと見つめていた。
いつもの見慣れた天井のはずがそこには上様である家々がおり
今の自分はその上様に激しく上の乗られて突かれていた。
しかもその身体は、次第に痛みになれてもきていたのだった。
それどころか、段々と家々のモノを受け入れはじめていた。
「んぁっ…!上様の…熱い!…はあんっ…」
「滝島、余の交わりがそんなに気持ちいいのか?やっぱりそなたは淫乱だな」
「違いまするっ!私は、そのような…あんっ!」
違うといいつつも、吸い付いてくるようなその窒の動きに、
家々は思わずニヤリとする。どうやら滝島の身体は正直というやつらしい。

そして家々も、自らの限界が近いのを感じはじめていた。

「少し名残惜しいが余も久しぶりだからのう。滝島そろそろ中に出すぞ」
いくら性知識があまりない滝島でもそれが危険であり何を意味することは分かる。
「い、嫌!なりませぬ!それだけは!」
「余は将軍じゃあ指図は受けぬぞ!はっはっ!滝島存分に受け取るが良い!」
家々は、そう答えて更に腰に加速をかけた。

「いやあー!上様!お願い!中には…嫌!やめてーっ!!」

情け容赦無く滝島の中でビクン、と、家々の体が震えた。
「うっ…ああ」
既に達した家々であったが、滝島の子宮に子種を確実に届けようとでもするかのように
グッ、グッと何度も体を震わせ、自身を奥へと突き立てていた。
そして、なごり惜しそうに、家々はようやく滝島から離れた。
その瞬間つい先程まで男に触れられる事もなかった身体からどろり、と白い液体がこぼれ落ちた。
496滝島牡丹絵巻〜花見の夜8〜:2009/01/07(水) 01:58:15 ID:KxkLuOGQ
事がすんだ滝島はまるで今宵の満開の桜の華が
散り行くようにはかなげに美しく横たわっていた。

滝島は家々に背中を向けて乱れた着物をつかんでいたが、しかしどこかでほっとしていた。
これで、終わったのだ。

(上様の欲望は達しされた。。。。
これも上様にお使えする身とあらばお役に立てたと言う事。)

滝島はこれも上様に使える大奥の総取締役としてのおつとめの一つとして
考えようと心に決めていた。それが滝島の女としてまた大奥の華と言われた自分自身の
プライドであった。

上様の前で淫らな姿が出来まいとして滝島は急いで身支度を整えようとした。
と、その時、家々は後ろから言い放った。
「滝島、まだだ」
見ると、先程出したばかりだというのに、家々のものはもう固くそびえ立っている。
「えっ?」

家々は後ろから滝島の腰に手を回し、そのまま男根を貫き先ほど出したばかりの
お情けをさらに押し込めるようにぎゅっと抱き締めながら滝島を激しく突き上げた。

「やんっ!やぁっ!う、上様お願いいたします、もうお許しを…」

熱い家々の体温と息遣いを背中に強く感じ
気が遠くなりながら、滝島は懇願した。
だが、腰使いはますます激しくなるばかりだ。
「あっ、んぁ、ああぁん!」
滝島は、激しく体をくねらせ、畳に手をつきながら絶頂に達した。

滝島がすでに自らの肉棒で絶頂に達したという事実は、
家々を大いに満足させた。
しかし、この日の家々の攻めはまだ終わらない。
「滝島、まだ余は果ててはおらぬぞ!」
再び滝島の腰をつかんでは滝島を無理矢理起こし、
更に激しい輸送を繰り返していた。
497滝島牡丹絵巻〜花見の夜9〜:2009/01/07(水) 02:00:43 ID:KxkLuOGQ
「はぁっ…もう、もうやめて…下さいませ上様、これ以上なされるとややが。。」

「だめだ。滝島、もう一回は中で出さないと余はおさまらん」

「私がもし上様のお子を授かったら。。。」

滝島にとってそれは今の自分の地位と身分をすべて失うと言う
事になりそれだけは避けたかった。
(身分の卑しい私が。。大奥の取締ともあろう私がこのような
事になれば。。。仮に上様のお子ではないと言っても
男子禁制の大奥で身ごもったとなれば。。。)

さすがは滝島だった快楽に溺れながらでも頭の中では冷静に
今後の事を受け止めていた。

その答えには、家々は腰を振りながらあっさりと答えた。
「滝島、子を産みたくなければそなた大奥の総取締役として
 奥女中用にも子殺しの薬を持っておろう。
 また生みたければどこぞの寺にでも養子に出して後日
 わしが召し抱えてやるでは無いか。案ずるがよい。」

「た、確かに…」

家々の言う事はもっともだった。
どちらにしても自分や上様の立場が悪くなる事はなかった。

「滝島。もっと淫らになれ。淫らになって余を楽しませてくれい。
 そなたも難しい事を考えるな。今のこの快楽の事だけ考えれば良いのだ」
家々は後ろから滝島の胸を揉みしだきながらつぶやいていた。

そしてそのまま再び問答無用で、家々は滝島の中に白い情け吐き出した。

その晩、家々はこの日夜が明けるまで5回ほど滝島の中に出したのだった。
飽きる事なく家々と滝島の夜の花見の宴は続いていたのだった。

498名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 02:02:15 ID:KxkLuOGQ
すんません。
書き込みをしては改行でエラーとかに
なって非常に読みづらい文面だったと思います。
誤字脱字などどうぞお笑い下さいませ。
499名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 01:15:54 ID:Fu44SABi
久々なんであげますね。
500名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 03:52:44 ID:92DgVTDo
おおう年越しで来てみれば新作が
しかも上様結婚で

しかし徳川家で正室から産まれたのって家光と慶喜だけだったような
あんまり正室から嫡子誕生って想像しにくい
501名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 05:40:48 ID:yxIm/4uX
上様ご成婚ですか

家康辺りが公家や皇室出身の正室から次代の将軍を出さぬ様
お庭番とかに無言のお触れを出した
という話をどこかで読んだ
502名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 21:03:27 ID:EL5U9uIG
まあ、世界最大級のハーレム持ってた訳で確率論でいえば順当、とも取れる。
これじゃ面白くないけど…
503名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 19:01:45 ID:GKLzDO6q
>>502
世界最大級・・・と聞いて大奥について
ウィキ見たら最盛期には女中千人以上・・・
しかし家斉の正室すら女子のみとか考えるとなあ
504名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 10:23:49 ID:zBOkvEXN
司馬炎の後宮10000人に比べれば…。
505名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 21:54:33 ID:NIGfxl7n
呉の後宮をそのまま併呑したんだっけ
しかし当時の中国の人口状況鑑みるにもったいねーな
506名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 21:43:13 ID:SdnjD7lv
最近日本古代史の本読んでるんだけどさ
関祐二さんの考えてる天智天皇像とかすごいな
弟の妻寝取るわ
舅の首を塩漬けにするわ
当時でも禁忌とされる同母妹と不倫する可能性有るわ
しかもマザコンっぽいわ
今で言えば、ゴシップ疑惑の総合商社だ
507名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 22:40:40 ID:+RJOriIi
天智ってのは
殷の受王のが最期まで手放さなかったアクセサリーらしいしな
ようするにそれだけの暗君って意味
ちなみに天武は周の武王ってことになるけど
508名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 19:31:04 ID:YOWc0td4
じつは天武は天智の弟じゃなくて遠縁の政敵だかなんだかで、
つまり実質的な王朝交代が壬申の乱のとき行われたんだって説があったな。

簒奪の事実をすこしでもやわらげるために、天智は暗君だったってことにして
天武は天武の弟だったから天皇家を継いでも問題なしってことにしたとか。
509名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 19:48:10 ID:YOWc0td4
まちがえた
天武は天武の弟→×
天武は天智の弟→○
510名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 00:05:37 ID:miWYeYbX
万世一系にこだわるからな
記紀は
511名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 23:41:41 ID:gJn97knt
エロパロ的な話としては
天武は皇極天皇の前夫との間の子たる漢皇子で
とかの方が面白い気もするけどな
豊田有恒とかの小説には
天武の前半生が不明なのは、忍者として要人暗殺とかに天智に扱き使われてたから
とかいう話があったな
・・・それ何てタバサ?って気もしてくるが
512名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 23:39:46 ID:Gl+PhG3N
普通に
特技:忍術
とかある所なんかもっとネタになって良いと思うんだがなあ
正確には遁甲と表記されてるが
513名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:31:06 ID:naqwGsFM
今、ルクレティア・ボルジアの小説を構想しているんだけど、需要ある?
514名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 22:26:59 ID:BZ4m+lIB
カモン!全力で待ってるぜ
515名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 22:28:36 ID:BZ4m+lIB
>>513
あ、ルクレティアじゃなくてルクレツィアだよ。Lucreziaだから。
516名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 21:27:32 ID:9dnX2RNJ
期待
517名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 04:32:39 ID:oLXReZqP
>>513さん
まだー?
518名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 01:02:31 ID:0l593Bq9
好きなスレなのに
519名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 21:31:28 ID:UkRvl16x
たまにはage
520名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 11:20:05 ID:aYWBiJ18
紹介していただいてまいりました。折角なので投下させてください。

フランス革命期元帥、ジャン・ランヌとその妻ルイーズ・アントワネットの一夜です。
漫画「ナポレオン」のランヌの影響が強いです。
521絹の糸1:2009/04/02(木) 11:22:55 ID:aYWBiJ18
 青天は徐々に赤が蝕み、古代紫のヴェールをまとい、やがて濃紺の素肌をさらした。街中に点々と焚かれた
篝火が石畳を妙に幻想的に見せている。
"彼"は、まだ戻っていなかった。結婚して一週間と数日を過ごし、彼は戦場へ帰っていった。初めて送り出した
そのときは、婚礼のときよりも美しく整っていたように思われた。
 ルイーズ・アントワネットは徐々に強まる夜風から逃れるように、窓を閉じた。眼が乾く。僅かに走った痛みに
瞼をおろしてみると、涙が溢れてきた。思い切り沁みる。その感覚に慣れた頃、ルイーズはようやく目を開けることができた。
だがその涙が必ずしも肉体の反応でだけ流しているものでないことを、彼女はよく理解していた。それだけではない。
幼い頃から周囲はよく見えていた子供であったし、何処かで背伸びをしているときにはそんな自分にも気づいていた。それを人は澄ましているだとか、聡明だとか、大人びているとか評価する。或いは伯爵家令嬢という枠組みは
十八になったばかりの彼女を少女ではなく一人の女性として映し出すのだ。自意識とのずれを感じたことはない。
ルイーズはさめた、己の白い頬を撫でた。少し乾いている。あとでオイルを与えるべきかもしれない。
既に彼のいないベッドで眠り、数週が過ぎている。
"彼"の姿が、瞼の闇に過ぎった。初めて出会ったときの姿がそこにはある。他の元帥も場にはいたが、ルイーズは
ぴたりと彼に目を留めていた。革命時代によく似合う、三つ編みにされた後ろ髪。厳しげにつりあがった眉の下、
まるで樫の樹のような深い色の眼が並んでいる。力強く、まるで睨み返すようにルイーズと目を合わせたその男は、
じきに口元だけを歪めて手を伸べてきた。
――ジャン・ランヌです
 名乗った男の顔はよく灼けていて、傷にまみれていた。足などまだ完治していなかったために、びっこをひいていたのを
おぼえている。不潔そうな感じや、陰険そうな感じはしなかった。ただ、少年らしい青臭さを残しているのに、
どこかでは自分を投げ捨てているような印象が不思議な男だった。ルイーズは直感的に、この男が求婚してくることを悟った。
そしてそれは現実となった。結果、ルイーズは妙に広い二人部屋で、今をもてあましている。既に針子には
飽きてしまったし、編めるものも縫えるものも終えてしまっていた。先ほど使用人を呼び出して湯をすすったものの、
今では冷め切っている。新しいものを遣すよう、頼む元気もなかった。
ルイーズはベッドまで、ふらふらと足を運んだ。よく洗われ、干されたシーツの上に倒れこむ。布団が柔らかく
ルイーズを抱きとめた。深く呼吸すると、陽光のにおいが鼻腔に流れ込む。ルイーズはシーツの海に身を進めながら、
突っかけていた靴を散らした。普段ならばまずしない行為であるが、なぜかこのときだけは投げ出したくなったのだ。
仰向けになり、ルイーズは額に手の甲を預けた。天井からぶら下がる明かりに目を閉じ、再び"彼"を想起する。
初夜のことだ。あまり語らず、しかし黙し続けているわけでもなく、時折体の痛みを気遣いながら、彼はルイーズの中に
入ってきた。破瓜の痛みは徐々に失われたものの、まだ達するには至っていない。少しずつではあるものの、
その感覚に近づきつつはある。しかしその矢先、夫は遠征へと出てしまった。
ルイーズは枕元に手を伸べ、その下にあるものをつかみ出した。リボンだ。彼が眠る前にほどいたものだろう、
置き忘れられているのを昨夜発見した。
 少し嗅いでみると、彼のオーデコロンが香った。ずっと布の下にあったから、においは揮発していない。
血は見当たらなかった。
そっと唇を近づけ、ルイーズはリボンをいとおしんだ。瞼を開く。真っ青な、国旗にも用いられているその色は、
彼がいつか語っていた海の色だった。それを拾い上げる自分の指は、波を受け止める砂浜だ。そしてそれを見つめる
ルイーズの眼は、彼の駆る馬の毛色に違いなかった。彼女は仰向けになったまま、リボンをそっと首元、胸元へとのせた。
522絹の糸2:2009/04/02(木) 11:24:12 ID:aYWBiJ18
しばしそうしていると、じわりとそこだけが暖かくなるような心地があった。ルイーズはぴくりと眉をひそめ、
続けて現れた彼の姿を見つめていた。瞼の奥、記憶の彼は表情を引き締めている。真剣な眼差しは、男が兵士であることを
嫌でも思い出させた。戦場では自分が、どうあるべきなのか。多くを語ったわけではない。ただ、どんな兵士こそが
真の兵士たるかを、彼は教えてくれた。ルイーズにとって必要のない知識ではあるかもしれない。だが彼女にとっては
それが、夫を知る手段のひとつであった。彼の過去も、考えも、深くは知らぬうちに結ばれてしまった。その事実が
余計に、若妻の心を苛んでいる。
この楔のように打ち込まれた寂寞が何故起きるのか、ルイーズは既に気づいていた。体の火照りが日に日に、
増している。その焼けつくような痛みは肉体があるからこそ訪れるものなのか、それとも心の中に巣食う何かなのか、
そこまでは特定できなかった。いや、恐らく両方だろう。ルイーズはリボンをつまみあげ、中空に浮かせて見つめた。
リボンの穂先が、大きく開いた胸元をなぞった。くすぐったさに目を細めながら身を起こすと、窓がかすかに
開いていた。蝶番の鳴る音がする。ルイーズはぶらさげたリボンと窓を見比べ、やがて背中のほうに体重を預けた。
肌が徐々に粟立っていることに、ルイーズはすぐ気づいた。リボンが踊り、ゆれるたび、妖しい感覚が表面を
なぞっていく。しばらくそうして遊んでいると、ルイーズの肉体はしかし次の要求を抱いていることに気づいた。
開いた胸が、期待に震えている。恐る恐る、あいている手を膨らみに伸ばした。横になっている分多少流れはしているが、
十分な山がそこにはあった。やわらかく持ち上げてやる。その中心に、服のしわに混じってひときわ高い部分が
見られた。ルイーズは指を伸ばしかけ、しかしそのはしたなさに躊躇った。リボンをきゅうと握り締めると、
彼のにおいが流れてくる。彼の、裸の胸が、ふっと呼び覚まされた。
――気分は、悪くないか
 ああ、そうだ。具合を確認する言葉もあった。ルイーズは羞恥のあまり忘れていた彼の台詞を、改めてひとつ
思い出した。答えることができない彼女を彼は決して責めず、ただ慈しむように愛撫を施してくれた。うまい下手は
よくわからないが、できる限り丁寧に扱ってくれているらしいことだけはわかった。そしてそれが、普段
慣れない所作なのだろうことまでは想像がつく手つきだった。たしかに力のある人だから、相当加減がいるのかもしれない。
しかし当のルイーズはただ瞼を硬く閉じ、夫婦ならば誰もが結ぶ"契約"が無事終わることを望み続けるばかりだったのをおぼえている。
今の自分にルイーズは、問いかけてみた。それでいいのか。本当に、ただその行為を享受すればそれで良いのだろうか。
本当に、望んでいるものはないのか。
踊っていたリボンを掌に巻き、唇にあてがった。再び、彼のにおいが訪れる。気づけば、乳房を包んでいた掌に
力がこもっていた。
「……っ……あ……」
体が、反応している。ルイーズはビスチェのほうまで、布をじりじりと下ろした。彼の指づかいを、彼の手つきを、
彼の息遣いを、体が覚えている。記憶の彼は丁寧にリボンやボタンをくつろげ、少しばかり頬を引き攣らせ、
まじまじとルイーズの肌を目でなぞった。それだけで、かすかな刺激に踊らされたルイーズの官能はかっと燃え上がった。
はじめこそ確かめるように遠慮がちだった手つきは、自身でその丸みを楽しむかのような撫で回し方になっている。
今までのルイーズからは、考えられないような技巧がそこにはあった。
 ルイーズは決して、もともと好色ではなかった。自身を慰めるなど、経験どころか手を伸べてみたこともない。
知識として全くなかったとはいわないが、触れて確かめてみようと思わなかったこともまた事実だ。
更にいえばルイーズは前述のとおりの賢さで、社交に長けてはいた。が、こと男性関係となると妙なところ晩熟なのだ。
さらりとあしらうところまではいくらでも返せるのだが、本気で好意を持った相手には極端に口数が減る。
相手を退屈させぬよう、強がって喋りはするものの、彼女自身ではいまひとつ調子が乗らないような心地がするのだった。
そしてそれは、"彼"に対してもまた例外ではないのだ。
523絹の糸3:2009/04/02(木) 11:24:51 ID:aYWBiJ18
「くっ、あ……あ、ああ」
簡単に纏め上げた髪が邪魔で、ルイーズは首を振りながらいやいやをするようにシーツへと髪を預けた。ほろほろと
崩れていく。緩やかなウェーブのかかったセミロングが、押しつぶされるように広がった。
 だがルイーズは、もう一歩至りきれない自分に気づいていた。快感はあるのだが、違う。彼に触れられた
あの記憶より、もう数段も劣るような鈍い感触なのだ。かといってただ触れている、わけでもない。中途半端な、
どうしようもない歯がゆさにルイーズは唇を開いた。
「……あなた……」
いうと、掌の中で乳首が心地よさを訴えてきた。ぞくぞくと背筋を這い登ってくる感覚。
「あなた……あなた」
ルイーズは鼻を鳴らしながら、むずかるように繰り返した。きいきいと蝶番が啼いている。背筋が自然と反り、
掌に押し付けるような格好になった。
 硬く閉じた瞼が、不意に熱くなる。彼の手がほしかった。こんなにも頼りなく、若く、幼い手ではない。
あたたかく、強く、逞しく、すべてを預けても惜しいとは思わなかったあの掌。彼には前妻がいたというが、
ルイーズの純真では到底理解の及ばない感情だった。あの掌以外に身を開くなど、考えただけでも寒気が走る。
ルイーズはここにきてようやく、灼けつくような思いを飲み干した。気づいてはいたのだ。だが、受け入れられなかった。
これだけ苛烈に、誰かを想うのははじめてだった。そしてそれゆえに浅ましい目で相手を見てしまうことも、
初めてだったのだ。ルイーズにとりそれは、伯爵家令嬢としてもマダム・ランヌとしても、存在を認めること自体、
許されることのないものなのだ。
「ジャン……ジャン」
指先は正直だった。こりこりと硬くしこった乳首を単調にこすってみる。はじめは痺れるような快楽があったが、
じきに失せてしまった。ルイーズが半泣きになりながら首だけ寝返りをうつと、ベッドからリボンが滑り落ちていく。
あっと声を上げて拾おうと身を起こした。
 しかしその瞬間、ルイーズのすべてが停止した。
 伸ばした指の先、もう一つの指がリボンを拾い上げている。触れた瞬間、寒気に似た感覚が走った。ごつごつとした、
骨っぽい大きな手。見紛うはずもなかった。何しろ部屋に入れるのはこの男と、自分と、呼び出した場合の侍女や使いだけなのだから。
 ジャン・ランヌはかける言葉も特に浮かばないのか、顔色ひとつ変えずにルイーズと目を合わせていた。
彼が持つと可憐とはいえないリボンが、丸まった両指の隙間から垂れ下がっている。ルイーズはようやく手を引っ込め、
身を縮こまらせながら布団を翻した。
「お、おかえりなさい」
ルイーズは激しい動悸に呼吸を乱されながら、寝具に声を吸わせた。彼が今どんな顔をしているのか、確認する術はない。
 寝台の膝あたりが軋むのを感じた。どうやら彼もまた、上がったらしい。近づいてくる気配がある。ルイーズは
息を殺し、膝を抱えるように逃れた。
「ただいま」
ふさがれた聴覚では、それだけ聞き取るのが精一杯だった。布同士のこすれあうがさがさと鳴る音が耳にうるさい。
 ルイーズは慌てて服の胸元を持ち上げると、寝具の際からそっと目までをさらけだした。十三歳年上の夫は、
顔色ひとつ変えずに自分を見下ろしている。涙で視界は潤み、顔から火が出ているのではないかと錯覚するほど熱かった。
「ど、何処からごらんになりまして」
どうにかそれだけを震える声でいうと、ルイーズは掌に爪を立てた。いつからかわからぬほどに、彼が入ってきていることに
気づかぬほどに、夢中になっていた事実がどうしようもなく恥ずかしくてたまらなかった。今彼が腰にさげたままの
サーベルを引き抜き、自分の咽喉を突きたいほどだ。
 夫はなんと答えるべきか、悩んでいる様子だった。それはつまるところ、かなりはじめのほうから彼がいたことの
証明に他ならない。嫁にもらったとはいえ、女に対する礼儀は弁えているのだろう。
「……ごめんなさい」
あまりのことに、ルイーズはついに涙を止められなかった。大粒の雫は彼女の目尻を伝い、耳のほうへと流れ落ちる。
さすがのジャンもこれには参ったようで、微動だにしなかったはずの眼を見開いていた。
「ごめんなさい! 申し訳ありません……あなたさまの装飾品で、このような、破廉恥な」
幾度も繰り返し、ルイーズは唇を噛んだ。
「恋しいあまりとはいえ、許される行為ではありませんわよね」
混乱で舌が滑った。次々にこぼれる響きに、夫は眉をひそめている。これ以上困らせてはいけないとわかっているのに、
ルイーズは強張った指先を震わす以外何もできなかった。
524絹の糸4:2009/04/02(木) 11:25:38 ID:aYWBiJ18
 身を焼かれるような羞恥に、ルイーズはいやいやと首を振って瞼を閉じた。以前この無骨な夫は、別の女性と
結ばれていた。その女性は妻であったけれども、彼がエジプトに遠征している頃、密通した上に子を孕んだそうだ。
だからこそ彼はそういった、性的なことに対し敏感なのではないだろうかとルイーズは感じていたのだ。
こんな淫らな女とは思わなかった、離縁する! そう突きつけられたとて、何ひとつ不思議はなかった。ルイーズにとり
ジャン・ランヌとは、そういう人物に映っていたのだ。
しかし訪れたのはあたたかい、少し乾いた感触だった。じわりと熱が伝わってくる。瞳を恐る恐る開くと、
ルイーズの額には彼の掌が乗っていた。
「……私の前でしてみなさい」
妙にかしこまった調子でジャンはいった。普段は自身を俺と呼ぶ人だから、ルイーズにとりそれはひどく珍しいことである。
しかしそれ以上に、驚きが勝っていた。ルイーズは確かめるように唇を開きかけたが、ジャンの言葉はそれを押さえ込んだ。
「それとも、もっと乱暴な言われ方でないと安心できないか」
部下の前、或いは舞踏会で見られるか否か程度の口調の次は、随分と極端な意見だった。勇猛果敢な歴戦の将軍は、
紳士としての立ち振る舞いは見事だが、女の扱いに疎いらしい。無理もない。元々、染物工になるはずだった
平民である。この革命の時代でなければ、ルイーズと出会うこともなかったであろう男だ。そもそもそういったものを、
期待するほうが無粋かもしれない。
 だがルイーズはその、無骨な気概に惹かれていた。十以上も年の離れた、しかしどこか子供じみた彼を、
どうしようもなく愛してしまっていたのだ。
ルイーズは指先でそっと涙を拭い、ゆっくりと布団をずらした。まだぐずり続ける鼻をすすって、おずおずと
彼を見上げる。
「……許してくださるの」
語尾を上げ、できるだけ品よく聞こえるようにルイーズは尋ねた。額にあったジャンの手がすべり、髪をゆっくりと
梳きはじめる。
「許すも何も」
夫の目は穏やかだった。そして、静謐だった。まだ彼女の知らない、大人の男が持つ色香だ。
 ルイーズは自分の背筋に、かつて彼に抱かれた興奮がよみがえっていることに気づいた。彼の目が、見ている。
そらされることなく、優しく、壊れ物にでも触れるようにだ。その事実だけでルイーズの胸はすぐに満ち、溢れかえってしまった。
気づけば彼女の腕は身を起こすよう力をかけており、その指先はジャンのうなじに伸ばされていた。
「ジャン」
細く華奢な腕がしたたかに、兵士の太い首筋へ絡む。浅く灼けた彼の頬にルイーズは濡れた頬をすり合わせた。
傷痕を湿らせる感触に、ジャンが目を細める。時に一師団を、時にサーベルを、時に銃剣を抱き締めるその腕は、
しかし今は新妻を受け止めていた。
「ジャン……ああ、どうしたらいいのですか、私」
ほどけきったブルネットはやわらかく、ジャンの鼻腔へラベンダーの芳香を運んだ。
 それが切欠としか思われなかった。ジャンはことさらに強くルイーズの身を、恐らく呼吸も苦しいほどに
抱き寄せた。ただ目の前の震えた娘が、愛しくてならないようだった。
「どうしたいんだ、おまえは」
感情を滲ませぬようにしながら、ジャンはできるだけ穏やかに口にした。傷だらけで愛想もない顔は戦友からこそ
この上ない信頼を勝ち取るが、女にとっては恐怖の対象でしかないことをよく理解しているのだ。勿論ルイーズは
外見ひとつで評価を変えるような女ではないことも知っている。
 だがジャンは、この硝子細工のような女がかわいくて仕方ないのだった。だからこそ、扱いが思い切り
不器用になっているという自覚もあった。
「……いたいです」
ジャンの胸を少しばかり離れ、しがんだままルイーズは目を細めた。
「あなたといたいです、ジャン。心からお慕いしているのです。どうか、どうかご寛恕くださいまし……」
鳶色の眼がゆれるたび、締め付けられる感覚がジャンをざわつかせた。穏やかを決め込もうとしていたはずの
彼の目に、一筋の欲望が走る。
 ルイーズはようやく、夫の眼差しを満たすものが理知だけでないことに気づいた。
それからはあっという間だった。ジャンの唇がルイーズのそれを蓋をするように塞ぎ、舌を挿し込み、執拗に
絡めだした。溢れていた唾液を蜜であるかのように彼は次々と吸い上げ、飲み干し、歯列を割って幾度も口内を
抉った。鼻から甘い声を漏らすルイーズの身をベッドへ再び返しながら、ジャンはその上へ跨っていく。まだ
口は離していない。
525絹の糸5:2009/04/02(木) 11:26:28 ID:aYWBiJ18
ぬめぬめとした内壁、頬のかすかな襞をジャンは丁寧になぞった。抑えていたものが彼を、強く突き動かしている。
"何処でも闘える兵士"は、初めてその貪欲な様をさらした。
ようやくルイーズの唇を解放したジャンは、うっとりと飲みきれなかった唾液をこぼす彼女を撫でた。はじめ
この女と、結婚できるとは思わなかった。求婚はしたものの、いくら将であるとはいえ、まだ身分はあちらが
上だったからだ。最終的に結婚を是非と受け入れたのはルイーズ本人だったという。
「ルイーズ」
ジャンの呼びかけに、ルイーズは掌で返した。先ほど彼自身がしたのと同じように頬を撫でたあと、指先で頬の傷を
なぞっている。その手はゆっくりと、ジャンの首筋へ移動していった。そこでとまる。その先を望んでいるのだと、
ルイーズの目は訴えていた。ジャンは自ら制服の前をくつろげ、着やせする厚い胸板をさらした。
「ああ」
半ば陶酔的に、ルイーズは吐息を漏らした。首筋でとまっていた手はジャンの肩へ進み、ふくらみにある銃創へ
触れる。くるくると幾度か形を確かめたあと、胸に走る細かな切り傷を撫でた。
「……怒らないのですね」
その手つき、眼差しにはまだおびえが見られる。遠慮がちで、本当にそんなことが許されるのだろうかと
問うているようだ。ジャンは吐息とも笑みともつかぬ声をふっと漏らし、乳首に到達しようとしていたルイーズの
手を軽く掴んだ。
「くすぐったい」
出会ったときと同じような、口元と頬をゆがめた笑みだった。あのときもそうだったが、下品で野卑な印象が
ないことは本当に不思議でしかない。もし他の男が同じ顔をしたなら、恐らくなんと陰険で気味の悪い男だと
思っただろう。ジャンは取り立てて見目の麗しい部類ではなかったが、ルイーズに不快を抱かせたことは一度も
なかった。髪粉もちゃんとふっているようだし、癖の強い髪を下ろすのはベッド以外で見たことがない。
「ジャン、これは夢なのですか」
ルイーズはまじめに尋ねたのだが、その質問はジャンの硬い表情をついに崩した。破顔するさまを見たのは
初めてかもしれない。
「貴族の夢には温度があるのか」
気持ちのよい、まさしく"笑顔"でジャンは返した。それは何より無邪気で、ルイーズの胸にあった不安や恐怖を
簡単に一掃してしまった。
 続けて、嵐のような激情が体中をめぐった。瞬間的に、炎へ油を浴びせかけたように、ルイーズの全身をそれは
走り抜けた。この男がほしい。この男に、触れたい。ルイーズは直感にも似た本能の囁きに、もはや抗おうとはしなかった。
再び訪れた接吻には自らも舌を差し出し、彼から流れてくる唾液を飲み干し、あいた手は懸命に彼の背を撫でた。
少しでも彼が心地よいと感じてくれるように、少しでも彼が離れたがらないように。媚びていると思われるかもしれない。
ただここに幸福があるのだと伝えたかった。ルイーズの幸福をどうか少しでも、夫に与えたかったのだ。
ジャンの手はそれに応じるように、ルイーズの体へふれた。肌掛けを邪魔そうにどけ、白くさらけた乳房を
乱暴に鷲掴みにする。ルイーズが身を捩じらすと僅かに力が緩んで、やわやわともったいぶる手つきへ変化した。
ようやく口が離れると、粘ついた糸が二人の舌をつないだ。
ルイーズはあれほどに待ち望んだ彼の掌へ押し付けるように体をゆすった。少しばかり顔を傾け、視線だけは
しっかりとジャンをとらえたまま、浅ましい欲求を仄かに差し出している。夫は妻の媚態に目を細め、首筋へ頭を
沈めた。白くくぼんだ鎖骨の陰を強く吸い、そこをかわいがるように舌先でつついては嘗め回す。快楽に直結する
愛撫ではなかったが、ルイーズはぞくぞくと這い登る背徳的なよろこびに目を細めた。
「ジャ……ン」
うつろな目で追いかけた夫の姿は、豊かに上下する乳房の前へ降りていた。妻の声にジャンはまたかすかな笑みを
浮かべ、度重なる蹂躙ですっかり勃ち上がっていた乳首へ指をかけた。
「あっ、あ」
ジャンの股座の下、ルイーズの身が跳ねた。きゅっと小刻みにひねりあげるたび、甘い悲鳴が上がる。今までより
力加減は巧みになっている。慣れたのか、無遠慮になっただけかはわからない。ジャンは妻の狂態を観賞するかのように
指をおどらせた。
「さっきこうしていたな」
彼の問いに、再びルイーズは激しく紅潮した。それまでジャンを支えていた白い小さな手は顔を覆い、唇を
かみ締めていやいやと首を振る。否定ではない。まださほど長くはない夫婦生活だが、そのくらいは把握できた。
526絹の糸6:2009/04/02(木) 11:27:04 ID:aYWBiJ18
「俺のを見て、おぼえたのか」
あくまでジャンの問いかけはやわらかいものだった。血気盛んで喧嘩っ早い、あの男と同一人物と誰が思うだろう。
「他に、誰がいるのですか」
ルイーズは夫のする細かな意地悪にようやく反論した。返す言葉を失ったジャンは彼女の胸に顔をうずめ、
頬を摺り寄せてから乳首をひねりあげた。
「それもそうだ。悪かった」
詫びのかわりに、と口にしたわけではない。ジャンはつまみあげた蕾を含むと、乳暈までを吸い上げて弄んだ。
舌先で小さな穴を抉りながら、口づけと同じように幾度も食みなおす。今までルイーズに披露したことのなかった
性技は見事に彼女を堕落させた。背をのけぞらし、鼻を鳴らして彼女は快楽に打ち震えている。彼と比べれば
ずっと小さな手がシーツを切なげに掴んだ。
 ジャンは乳房から離れると、そのままへそへ指を伝わせ、肌着をこじ開けてルイーズを探り出す。ぷっくりと
肉のついた恥丘には立派な茂みが呼吸のたびそよいでいる。わざとこすり、音をたててやった。
「や、やめてくだ……」
「駄目だ」
身を縮こめて逃れようとするルイーズの太ももを強引に押し広げ、ジャンはついに彼女の左脚を裸にした。
揺れる灯篭のあかりに女肉が浮き彫りになる。既にしっとりと濡れたそこはまだ閉じているが、ジャンを待ち望んで
赤く染まっていた。
 半分だけ着衣の乱れた妻はどうしようもなくいやらしかった。まだ花びらに触れてもいないのに膚は上気し、
薔薇色にその頬や体を染めている。少しウェーブのかかった黒髪は乱れ、その中で小さなかわいらしい顔が恥らっていた。
しかし先程の、ただ泣いていた乙女とはわけが違う。
その上、ジャンからすれば暫時であった会えない時間の切なさがそこへ加わり、ルイーズはまるで色気を
もう五年分は足したような魅力を放っていた。抱けば抱くほど、いい女になる。ジャンは己の熱が、力が増していくのを感じた。
ジャンの変化に気づき、ルイーズは目を見張った。恥ずかしいといって一度も見ようとしてこなかった夫の股間が、
布をきつそうに押し上げている。やはり一度は目を泳がせてしまったものの、二度目に視界へみとめたときは
はずせなくなっていた。
ルイーズはシーツを掴んでいた手をほどくと、ジャンの膝へ乗せた。意図がわからないのだろう夫はその手を
ちらと見やり、もぞもぞと身を動かした。
「……重いか」
かけられていたジャンの体重が少し軽くなる。ルイーズは慌てて、彼を呼び止めた。
「あっいえ、そうでは……なくて」
鳶色の眼が誘っていることに、彼女自身でさえ気づいていなかった。しかしルイーズの真意といえばまさしく
その通りであったし、肝心なところで鈍感さを発揮したジャンにでも感づけるほどである。驚きに強張った顔が
徐々に険しくなり、厳しく大きな目が細められた。
「……何をするか、わかっているのか」
その声は諭す響きを含んでいた。ルイーズはその姿にはっとして、指を噛んで顔を背ける。嫌われてしまっただろうか、
はしたない女だと思われただろうか。だが、ここで目を背けては以前と何も変わらない。ルイーズは頼りなく
丸まっていた指をぎゅっと握り締めた。
「わかりません、でも」
続けたまま、ジャンを振り返る。
「教えてくだされば、できます」
少女の面影がまだ浅く残ったその貌は、彼が思っていたよりずっと成長が早いようだった。ジャンの肌蹴た制服の
すそを掴み、うっとりと顔を上げている。唇はぽってりと熱を持って紅く主張し、頬は涙と汗で艶めいて美しかった。
 ジャンは咽喉を鳴らしそうになり、童貞のようだと自身に苦笑した。その笑みをルイーズがどう受け取ったかは
わからないが、様子をうかがうように覗き込んだ眼差しは前と違って感じられる。それは彼女が一線を取り払った
証であり、ジャンが本当の意味で妻を抱ける日が訪れたということだった。
 早速というべきか、ジャンは完全に自身をさらけだした。他の場所はあまり目立たないが、ここだけは際立って
濃い体毛がびっしりと股間を覆っている。太ももに向かって不自然に薄くなっているのは行軍のため、擦り切れて
しまったのだろう。
それはルイーズの知る限り、何にも似ていなかった。どうしても何かにたとえろといわれたなら、砲筒と
答えるだろう。色はそこまで黒くはないが、ジャンの素肌よりも濃いのは確かだ。直線的な形を成したそれは、
根元からすると九十度ほどまで屹立している。彼の大きな掌くらい長さのあるそれが大きいのかルイーズに判断は
つかなかったが、それが自分の中に入ってきていたのだと思うと胸が妙に熱くなった。
527絹の糸7:2009/04/02(木) 11:27:59 ID:aYWBiJ18
「やめるか」
怖気づいたように見えたのか、ジャンはそのままの声音で尋ねた。ルイーズはしかしふるふると首を振って、
まるで熱に浮かされたように指先を伸ばしている。
 ジャンはその手首をとって、自らの武器へ導いてやった。熱く脈打ったそれはルイーズに鼓動を伝え、彼の唇から
溜息を誘い出す。
血管の這い回る一物はある意味グロテスクですらあったが、今の彼女にはそう思われなかった。愛する夫の、
力そのもの。自ら触れたのは初めてであったが、幾度もこれに貫かれた記憶は残っている。反射のように媚肉が
濡れるのを感じた。
「少しずつ、擦るんだ」
ルイーズがそれをどう扱ってよいものかと考えあぐねていると、じきにランヌが口を開いた。若妻の無知を
よくわかっているらしい。たしかにルイーズが幼い頃から受けてきた教育の中に、性に関するものはない。
男性に触れること自体そうそう許される身分でも、機会もなかった。
 彼の言葉に従い、ルイーズの白い手が上下した。くすぐるかのように生やさしいその刺激は、ランヌの目に
情熱を燃やす。勃ちあがりきっていたと思われた男根はもう少しその首をルイーズの顔に近づけた。
ルイーズははしたないことだと知りながら、その様を観察せずにいられなかった。濃いピンク色をした先端には
小さな、かわいらしいとすらいえる穴が開いている。親指でそのくぼみにそって少し擦ると、ランヌの太ももに
かすかな緊張が走った。思わず心配そうに見上げたルイーズに、彼は苦笑して呼吸を整えている。
「痛いわけじゃない」
たしかにその頬を引き攣らせているのは痛みではないようだ。ルイーズは指の腹を相変わらず慎重に夫の鈴穴へ
這わせ、くるくると円を描き、時折キスするようにつついた。ジャンの目に切なさがちらつく。確かで、深い思いを
感じさせるその眼差しに、ルイーズは少しずつ手の動きを変えていく。
 砲身を握った手を丁寧にスライドさせると、ジャンの反応はまた違った色を映した。どうやら、擦るのは気持ちが
いいようだ。ルイーズはついに身の位置をあらため、両手を使って愛撫しはじめた。
 ふっくらと包み込むように、自分の頬を洗うときのように、砲身の側面を撫でていく。その緩慢でしかない動作に
ジャンが焦れているのを感じ、ルイーズは顔だけを起こした。彼の呼吸に合わせ、徐々に手の動きを早めていく。
どのようにすれば"それ"がよろこぶのか、実感し始めていた。
だがルイーズの愛撫が速度を増そうとしたそのとき、手首が不意に掴まれた。ジャンの目はすっかり熱を帯びて、
戦場とも日常ともつかぬ色に染まっている。呼吸は幾分か、荒い。
「……もっと、いい方法を、教えてやる」
ジャンはそれだけいってルイーズの手を離した。そのまま自分は彼女の開いた股間へと手を伸ばし、上半身までもを
そこへずらして、茂みの向こうから目を合わせる。夫にさせるがままとなっている自身が急にまた恥ずかしく
思われて、ルイーズは赤面しながら唇を噛んだ。
「や、そんなところで……」
彼は答えなかった。ルイーズの濡れそぼった花弁へと遠慮なくその指を引っ掛けていく。ぐっとこじ開け、
抉るような視線を与えた。彼の眼差しに女肉はとろとろと蜜を垂らす。ジャンの指は次々と溢れるその蜜を充血した
陰核へ塗りまぶしはじめた。パールピンクのそれへ力を軽くこめるたび、激しくルイーズの体がのけぞる。
「あっ、は、やっ」
太ももが閉じそうになるが、許しはしなかった。ジャンは肘を使って股を開かせたまま、面白がるように肉芽を
いたぶり続ける。ぐりぐりと指先で押しつぶし、くるくると周辺をなぞりあげ、愛液の分泌を促した。ルイーズは
小刻みに、しかし大きな悲鳴に似た嬌声をあげ、やがてぐずりだした。
「あっ、あん、あぁ、そこ、いやあ」
子犬のように妻は息を荒げ、必死にシーツを掴んで耐えている様子だった。薄っすら桃色に上気した頬が美しい。
ジャンは口角をわずかに吊り上げ、ついにルイーズの秘所へと顔を落とした。
 チーズのようなにおいとはよくいったものだが、若妻のそれはあまりそう感じられなかった。勿論これだろうかと
思われる部分はある。こんな比べ方をするのはなんだが、彼の前妻とは全く違っていた。
528絹の糸8:2009/04/02(木) 11:28:56 ID:aYWBiJ18
ジャンは尻を抱えるように支えながら、尖りきった陰芯に口付けた。続けて舌でねぶりあげる。
「くひいっ」
こらえようとして抗いきれなかった、ルイーズの声がした。甘い悲鳴はジャンの舌の動きによって断続的に起こり、
肉体はぶるぶると快美に震えている。幾度かこじあけた女穴へも舌を差し込んでみると、うねっているのがわかった。
引き抜いてからまた、陰核へと戻っていく。水音が立つほど吸い上げると、ルイーズからひときわ強い声が上がった。
 ジャンはしかし、そろそろ自身の欲望を抑えきれなくなっていた。剛直の勢いに自分で気づいている。秘所から
顔を上げ、口内にあった唾液を飲み干してから、ルイーズを抱き起こした。
彼女の眼差しは既にとろけきっていて、ジャンと男根を交互に見比べていた。白く細い指先が、ジャンの股間へと
伸びる。触ることに躊躇いやおびえは、もう感じられなかった。
「怒らないでくださいね……」
声が艶を帯びている。ルイーズはそれだけいって、頭をゆっくりと下げた。だらりと長いブルネットが落ちる。
そのまま彼女はジャンの、屹立したそこへ顔を近づけた。
「おい」
「こうするのが気持ちいい、ということでしょう」
呼びかけに妻はそういった。ジャンは思わぬ申し出を制止しようと試みたが、ルイーズが雁首へ口付けるほうが早かった。
「……嫌だろう、に」
ぽつりとジャンはいった。前妻とするとき、相手は知識があるようだったが、オーラル・セックスは一度も
しなかった記憶がある。ジャンが施すことはあったが、遊び好きであった前妻には物足りなかったらしい。また、
ぶちあけた話、彼は雰囲気を作るのが下手だ。いわゆる"俗っぽさ"を持った前妻とは、そこが合わなかったのかもしれない。
「何故ですか、夫のものでしょう」
口を離したルイーズがいった。彼女にとっては問題にならないらしい。彼女はすっかりジャンに夢中な様子で、
熱心に愛撫らしきものを施している。慣れこそないが、懸命なことだけはひしひしと伝わってきた。啄ばむように、
先端をちろちろと含んでは形にそって丁寧になぞっていく。その口がちゅっと音を立て、再び離れた。
「あなただって……してくださったのに」
もじもじといじらしくルイーズはいい、その羞恥を打ち消すかのように股間へと顔をうずめた。ジャンはじわじわと
こみあげてくる感情を言葉にすることもできず、ただ、ルイーズから送られてくるたどたどしい快楽に拳を
握ることしかできなかった。
 もしこの女を取り上げられたら、自分はどうなるのだろうか。
今まで、どの女といたときも考えたことはなかった。だがもしもこの女がいなくなってしまったら、他の誰かに
とられてしまったら。そう思うと急に、わけもない怒りと悲しみが溢れてくる。存在を確かめるようにルイーズの髪を撫でた。
彼女は両手でジャン自身を支えながら、半分ほどまでを口に含んでいる。長すぎて全部は入りきらないようだ。
後ろの袋も、きちんと撫で転がしていた。決してうまい奉仕ではないが、様子をうかがうようにちらちらと上目遣いに
見上げてくるのがかわいらしい。ジャンはまた少しだけほほ笑んで、心地よいことを伝えた。
きゅう、と音が鳴った。強く吸い上げ始めたのだ。さすがにジャンもこれには呻き、ルイーズの髪をやわく掴んだ。
「そろそろ、いい」
呼吸が一方向で止まっていたのだろう、合図で離れたルイーズは大きく息を荒げている。笑いながらも、ジャンは
彼女の身を引き寄せた。深く腰掛けなおし、ルイーズの尻を持ち上げて引き寄せる。膝をつかせ、またがる格好にさせた。
「入れるぞ」
ジャンはできるだけやさしくいって、ルイーズの薔薇色に染まった頬を撫でた。飲みきれずにいたらしい
唾液をたらしている。まっすぐに見つめる瞳はしかし白痴などではなく、夫に対する愛に満ちていた。
「あっ、あ、ああ」
何かいいたいらしい。慣れない動作に顎が痛んだのかもしれない。背中をさすってやり、落ち着くのを待った。
ルイーズはジャンの逞しい両肩に手をそえて、ぎゅっと身を寄せた。
「こ、この格好で、大丈夫なんですか」
肌蹴た衣服がはらりと落ち、言葉とともにジャンへかぶさった。肩から滑ってきた手は後ろで落ち着き、布が
彼の大きな背中を隠した。座位でするのは初めてだ。不安なのかもしれない。
「好きなんだ」
ルイーズは少し顔を離し、ジャンと目を合わせた。つぶやくようにいった言葉に首を傾げる。
「この格好も、おまえも」
こぼすようにいったジャンはしかし、ルイーズの返事を待たなかった。腰骨にそわせた手に力をこめ、一気に貫く。
529絹の糸9:2009/04/02(木) 11:29:27 ID:aYWBiJ18
よく濡らしてあったために痛みと、抵抗はない。だがルイーズの秘所はジャンの一物を待ち焦がれていたようだ。
「あ、あああっ」
悲鳴と同時にぎゅうっと締め付けが起こり、続けて搾りあげるようにうねりだす。呻かずにいられないほど、
ルイーズのそこはよく動いた。ジャンはしばらくその感触を楽しみ、ぴくぴくと緊張する彼女の唇を深く貪った。
 予告もなく腰を動かしはじめる。寝台のばねを利用しながら、ルイーズの支えてある腰を上下させた。塞いだままの
唇からくぐもった嬌声が漏れる。はじめこそゆったりとした調子であったが、やがてジャンは制御を忘れた。
後方へ妻を押し倒し、赴くままに腰をゆすりだす。
「ルイーズ」
半ばうわごとのように名を呼び、ジャンは奥を奥をと彼女を犯した。今までに一度もしたことがない、強く、
深いストロークでだ。汗ばんだ肌がぶつかりあうたびに乾いた音をたて、枕に後頭部をすりつけながらルイーズは
女の悲鳴を上げた。
「ジャン、あ、い、いっ」
彼女の眼からは次々と涙が溢れていたが、それが決して苦痛や恐怖からのものでないと心から悟ることができた。
それは彼女自身も実感しているもので、ただ目の前の夫がいとおしくてならなかった。自分を心から、愛してくれている。
自分だけを、見つめてくれている。鳶色の眼と鷹色の眼が交錯していた。より奥底で溶け合い、交わりながら、
二人は激しく愛し合った。
 意識が白みはじめる。ルイーズはジャンのおさげを頼った。弱々しく掴まれたリボンが片方、ほどける。
癖の強い、根元からくくられていた硬い髪がふわりとボリュームを増した。湿った体にへばりつき、ジャンの背中を改めて覆う。
「ああ、ルイーズ、出るぞ」
それが箍であったかのように彼はいった。腰からこみ上げてくる感覚はルイーズも同じで、幾度も首を振ってジャンを望んだ。
「き、きて、きてっ、ジャン、きて」
ついにそのときは訪れた。ルイーズは真っ白な、すべての情景が失せる場所を見た。瞬間、ジャンの熱が奥深くまで
挿さってくる。すべてなくなったそこでも、愛する夫はそこにいた。
「ルイー……ズ、ああっ」
ジャンはより深く妻へかぶさり、迸る白濁を奥へ与えた。どくどくと音がしそうな量だと、体で感じる。彼女の
肉体は決してそれをこぼさぬよう、媚肉を縮めて受け入れた。
 二人の呼吸だけがしばし、空間を渡った。傍らにおいてあった蝋燭のあかりが弱くなっている。そろそろ消えそうだ。
ジャンは指先でその火を叩き消し、煤を吹いて妻から起き上がった。絡みついた粘膜の力はまだ少し残って感じるが、
引き抜けないほどではない。ルイーズの体はまだ弛緩しつづけている。
ひゅうひゅうと咽喉が鳴っていた。目は霞んでいるように見える。ジャンは燭台の乗った引き出しから布を取り出し、
まずルイーズの秘所へあてがった。清潔なものだ。続いて自分のものを拭う。それから倒れたままの彼女の傍らへ
移動すると、身を乗り出すように腕で頭を支えた。
「大丈夫か」
ルイーズの目がようやく動き、ジャンを見てゆっくりとまばたきした。無事を伝えているのだ。それからゆっくりと
手が伸び、ジャンの頬を撫でる。傷をなぞり、首筋を辿って、ぱたりと落ちた。
「無理するな」
ジャンが問うと、ルイーズは少し悪戯っぽい笑みを浮かべた。どうやら体力の問題らしい。肩を支え、胸板へ
抱き寄せる。ジャンの太い指先はルイーズの髪を引っ掛け、耳へ預けた。
 彼女の額は汗でしっとりとしてはいたものの、まだ熱を持っていた。髪は冷えている。風邪をひいてはならないとばかりに、
ジャンは首筋をあたためた。
「ありが、とう」
瞼を閉じるルイーズ。眠ったのだろうか。ジャンが枕へ寝かせてやろうかと思ったとき、不意に腕が絡みついてくる。
耳元にルイーズの唇があった。
「私も、好きです、ジャン」
戒めをほどいた妻は、満足げに微笑んでいた。ジャンに身を任せ、今度こそ力を抜ききった。
 眠ってくれてよかった、とジャンは思った。囁かれた耳が熱い。大きな右手でも隠し切れない、思わず緩む頬を
見られずに済みそうだったからだ。
530520:2009/04/02(木) 11:30:12 ID:aYWBiJ18
以上で終了です。
お目汚し、失礼いたしました。
531名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 21:35:49 ID:P6Ay+wjv
凄く好みの作品でした
532名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 23:53:32 ID:dOhsnviR
普通にファンになりそうだよ
GJ
素晴らしかった
533名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 00:17:52 ID:dtJPq2Y4
よかったよ
登場人物にも興味が湧いたぜ
534名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 03:35:33 ID:Ru6SBOrf
GJGJ!!
よかったです。

個人的にナポレオン期が好きなのでうれしかったw
535名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 04:09:04 ID:uUoNMCGo
登場人物の色気が凄いな
536名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 10:50:34 ID:zORcaXoH
GJ
文章が綺麗だね、上品だし
とても官能的だった
537520:2009/04/03(金) 12:32:39 ID:+ENos6MK
レスくださったかた、コメントありがとうございます。
フランス革命期〜ナポレオン帝政期がとても好きなので、
ご意見がいただけてとてもうれしいです。

別な人物を題材にした小説がもう一本あるのですが、
連続で投下して良いものか迷い……
もしよろしければ、投下させていただけないでしょうか。
ご意見をお聞かせいただければ幸いです。(誘い受けに見えたら申し訳ない)
538名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 12:39:02 ID:zir+v0i9
読ませて貰えると嬉しい
ぜひお願いします
楽しみに待ってる
539名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 13:58:17 ID:S93uww9b
>もしよろしければ、投下させていただけないでしょうか。
勿論おk
wktk
540名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 15:47:05 ID:0J1/itIQ
引き込まれるものがある
もっと読みたい
連投は気にせず投下してくれw過疎スレだから
541520:2009/04/03(金) 21:09:55 ID:+ENos6MK
うれしいレスをたくさん、ありがとうございます。
お言葉に甘えて、投下させていただきますね。

今度は、フランス革命期〜エジプト遠征まで活躍した海軍軍人、ブリュイ提督と
その奥様のお話です。

彼は家族関係の資料・家の資料が少ないもので(軍事的資料はあり)、
奥様のお名前は私が勝手に考えましたが、そういうのがお嫌いな方は申し訳ありません。
542真珠の囁き1:2009/04/03(金) 21:12:06 ID:+ENos6MK
 燭台に照らされた料理は湯気こそたっていないが、まだ作られたばかりだった。ようやく食卓へとたどり着いた
ブリュイ=デゲリエ伯爵は、早々にナプキンを広げ祈り、銀器をとった。
「すまん、遅くなった」
テーブルの向かい、妻が涼しい顔で澄ましている。濃いこげ茶の髪をきちんと結い、纏め上げていた。表に出るわけでなし、
流行も嫌いだといって、おかしくない程度にだけ取り繕われている。ブリュイからすれば十分身奇麗だと思うが、
女性には色々あるらしい。
 ブリュイが彼女を娶ったのは、三十を過ぎてからだった。晩婚だと自分でもわかっているが、友人には結婚しない
とまで宣言している者もあるくらいだし、あまり気にしてもいなかった。無論それが変わり者であることは
知っていたが、躍起になって気に入らない嫁をもらうこともないだろうと考えていたのだ。
少尉に昇進した頃、母が縁談を持ってきた。二十歳すぎの、この時代としては少々『嫁き遅れ』な娘だ。それでも
ブリュイとは十歳以上の年齢差がある。若く、賢く、笑顔のさわやかなところが眩しい。名をマルグリットという。
新たに国から与えられた屋敷は、二人で住んでもやはり広かった。使用人は互いの家から古参の者を連れてきて
置いた。それでも屋敷はブリュイの実家、またマルグリットの実家よりも、まだ広く思われる。
その天井には鮮やかな絵が彩られていた。聖母が穏やかな笑みを浮かべ、キリストを抱いているものだった。
正直なところブリュイは取り立てて宗教に熱を上げていたわけではないが、神や自然には一定の信仰があった。
また、絵そのものの価値はわからないが、あの画の筆致をブリュイは気に入ってもいた。
「あなた」
肉を切り分ける音だけが響いていた食卓に、妻の声が挟まる。はっとして、ブリュイは天井から彼女へと目を向けた。
「よく首が疲れませんこと」
呆れた様子で彼女がいった。どこか不機嫌そうな物言いだ。ブリュイは少し困ってしまって、皿へ目を落とした。
「すまん」
「何故謝るんですか」
問われ、またブリュイは言葉を詰まらせてしまった。何と答えるべきかあぐねている彼を無視して、彼女はスープを
口に運ぶ。
「理由もなく謝らないでくださいな」
「……すまん」
結局出てきた言葉がそれで、ブリュイは自分の語彙のなさを責めた。彼女のいうことはいちいちもっともで、
まともに口論になどなったことがない。自分の顔を潰すようなことをいう女ではないが、はっきりした性格ではある。
その点も気に入っているのではあるが、今のように窮することもないわけではなかった。
「冷めますよ」
着々と食べ進めている彼女はもうワインすらあけそうになっている。よく食べるが、肥らない。じっと彼女を
見据えていると、視線に気づいたらしく首を傾げられた。
「何ですか」
「いや」
ブリュイはそれだけ返して、食事を再開した。肉が少し冷えて、硬くなり始めている。たっぷりとソースをつけて、
くさみをかき消しながら咀嚼した。旨い。
 マルグリットの大きな瞳が、じっとそれを眺めてくる。肘をついて、頬杖にしながら、観察するようにだ。
ブリュイはまるで監視されている気分になって、ちらちらと彼女に目を返した。品がないぞと口にするのもはばかられる。
彼女は十三の頃から海しか知らない自分とは違い、いわゆる『お嬢様学校』に通ってきたはずなのだ。
「……顔に、何かついているか」
ブリュイはただ疑問を返すことしかできず、そこに批難をにおわせるしかなかった。
「いいえ。量は召し上がる割に、一口は小さいのねと思って」
頬杖をやめ、妻はいった。大きなお世話だ、と罵る男もいるかもしれない。しかしブリュイはそれでどうこう
騒ぐほど子供ではなかった。もう三十も半ばのほうに近いのだ。いちいち怒っていたら日が暮れる。
「そうか」
その淡白な返答が気に入らなかったのか、マルグリットは露骨に椅子へとかけなおした。彼女が嫁いできて
まだ数週だが、そのうちの半分からずっとこうだ。わけもない苛立った態度をぶつけてくる。理由が見えていれば
まだ対処のしようもあるのだが、そうでないようだからブリュイは結局黙って頷くか謝るしかなかった。
543真珠の囁き2:2009/04/03(金) 21:12:50 ID:+ENos6MK
 プロポーズのときの彼女からは、考えられない態度だった。ブリュイは月明かりの階段、踊り場で、彼女の腕を
掴んだ。帰ろうとする彼女を引き止めたときのことだ。柔らかな体を思い切り抱き寄せ、想いを伝えた。熱に
浮かされたような心持で、なんといったかあまり記憶にないが、とにかく彼女が他の男の手に触れるのを嫌だと
感じた。ブリュイの人生の中で、こと男女関係においては初めての強い衝動だった。
その夜はじめて、マルグリットを抱いた。性格からすると遊んでいておかしくもなかったが、彼女の肉体は
清らかなままだった。できるだけ丁寧にブリュイは愛撫を施し、痛みも極力減らそうと力を緩めた。海軍の職務について
彼は誰より優秀であったが、女性の扱いとなると幼い甥に負けるほどの晩熟だった。
何度かそうして抱いているうち、マルグリットの態度が変化した。まずあまりブリュイと目を合わせなくなった。そして
今のように、追い詰めるように言及することが増えた。何か自分が気に入らないことでもしただろうかと思っては
いるものの、原因はやはりわからない。ただ時折、妙に寂しげな目をしてブリュイを見つめるようになった。それに
胸をちくりと刺される。考えながらブリュイはどうにか、食後の葡萄酒に辿りついた。
「……フランソワ=ポール」
名を呼ばれ、ブリュイは口をつけていた酒をおろした。それにあわせたようにマルグリットが立ち上がり、
背を向ける。
「先に、寝室で休ませていただきます。よろしいですかしら」
白く細い顎先だけが見えた。ブリュイはワインの残りを干し、立ち上がった。
「気分が悪いのか」
マルグリットの顔が、ようやく目元まで見えるほど振り返った。
「構わないでください」
彼女の頬は赤く、眉がたわんでいた。拗ねた子供のような顔をする。何かを我慢しているようでもあった。ブリュイは
さすがにかっときて、眉をたわめて口を開いた。
「妻を心配しない夫が何処にいる」
ブリュイにしては珍しい、きつめの語気だ。しかしそれがおとなげなかった、と気づいたときには遅かった。妻は
まるで今にも泣き出しそうな顔をして、廊下を駆けだした。
 ブリュイはまだ首にさがっていたナプキンを脱ぎ捨てると、慌てて彼女を追いかけた。


 すんでのところで、妻は部屋に滑り込んでしまった。鍵はあけてもらえそうにない。幾度扉を叩いても
返事はない。名を呼んでも、何をしようと、かわらなかった。ブリュイは扉に額を預け、唇を噛んだ。沈黙する。
目をかたく閉じ、意を決したように瞼を上げた。
「マルグリット、悪かった」
歯列から押し出すように彼はいった。怒りはない。あるとすれば、もっと冷静に話してやればよかったという
後悔だけだ。いくら二十歳を過ぎているとはいえ、まだマルグリットは自分に比べて子供なのだ。爛漫な性格だし、
奔放でもある。
「謝らないでといってるんです」
涙声だった。しゃくりあげている声がする。
「……フランソワ=ポール。私、おかしいの。おかしいのよ」
細い声だった。歌のうまい、弾んだあの声音ではない。
「何がおかしいんだ? 君は君だ」
先ほどまで抱いていた疑問は何処へいったのだろうかと、自分で思うほどの言葉だった。次の瞬間、勢いよく
扉が開かれる。涙に眼をぬらしたマルグリットが、彼の腕を掴んで部屋に引っ張り込んだ。不意打ちだったために、
よろけながら彼は従った。
 そこから間もなく、彼女の身が胸の中へ飛び込んできた。薄っすらと脂肪のついた――でなければ海で
浮かないからだ――胸板に、マルグリットの熱い涙が沁みていく。あまりの流れの唐突さに、ブリュイは戸惑った。
どうしていいものか迷い、腰に手をやる。髪を撫でて、彼女が落ち着くのを待った。
「どうして何もいってくださらないの」
マルグリットがようやく顔を上げた。その質問の意図を察することができずに、ブリュイは首を傾げた。
「……たしかに私はあまりその、喋るのは得意でないが」
「違います」
首を振り、マルグリットは少し身を離した。
「私が何も知らないと思っているのね」
やましいことがなくとも、こういう言われ方をするとどきりとするものだ。ブリュイはしかし自分が彼女に対して
偽りなどないことを信じて、言葉を待った。
544真珠の囁き3:2009/04/03(金) 21:13:25 ID:+ENos6MK
「……腕を見せてください」
僅かな沈黙の中に呼吸が混じり、それが落ち着いた頃に彼女はいった。ブリュイはやはりわけがわからなかったが、
いわれるがまま上着を脱いだ。シャツの袖を捲り上げる。数ヶ月前、ようやく糸の抜けた傷痕があった。海賊相手に
サーベルを振り上げたところで、二方向から切りかかられてしまったのだ。身を翻してかわしたが、
縫う必要のある怪我がふたつできた。それが、これだった。
「一緒に、劇場へいったことがありましたわね」
よくおぼえている。結婚前、女性を何処に誘ってよいものかわからず、華やかそうだからという理由で連れて行った。
ブリュイの記憶ではそれをいたく気に入ったように見えていたが、あれと腕がどう関係するのだろうか。
「あなたはまだ、この傷が癒えていなかった」
たしかにそうだ。普通に服を着られるほどには回復していたが、包帯は巻いていたし傷も痛かった。膿むことは
なかったが、しばらく傷がふさがらず糸がとれなかったのだ。
「あのとき、あなた」
ぐっ、とマルグリットの呼吸が詰まった。涙が次々とこぼれおちる。
「その腕で、私をお連れになったのよ。お忘れではないでしょう」
いわれてようやく、そのときのことを思い返した。そうだ。ブリュイは当然のこととして折り曲げた腕を差し出し、
彼女の掌を受け入れた。だが思わず、痛みに呻いてしまったのだ。一度、ほんの一瞬ではあったが、それが
顔に出た。何でもありませんと彼女の遠慮を振りほどいたのをおぼえている。
「後から、お医者様に聞きましたわ。傷がふさがるまでに時間がかかった、とも」
「それは」
「私のせいです」
「それは違う」
ブリュイは首を振り、俯く妻の両肩を掴んだ。
「ちょうど、傷は……ほら、この曲がるところにあるだろう。だからなかなかふさがらなかったんだ。化膿もしなかったし、
きれいに治ったろう」
実際、傷はもうだいぶ白くなりはじめている。中に残っていた血の塊が、徐々に流れて消えていっている証拠だった。
「……あなたの」
ようやくマルグリットの顔が、少々持ち上がった。
「あなたの足手まといになるくらいなら、私、離縁していただいたほうがいいと思いましたの」
化粧らしい化粧をする女ではないが、顔に塗っていた粉が多少落ちているのがわかった。涙の筋ですっかり
くしゃくしゃになって、元の健康的な白さが見えている。紅はさしていないようだ。ブリュイはじっと返事を待った。
「私はあなたの妻です。あなたのつらいとき、苦しいとき、支えるために結婚しました。喜びは二人で、より沢山
かみ締めるためにここにいるのです。それなのにあなたは、私に何も言ってくださらない。きっと口にされると
もっとつらくなるから、そういうこともあるのでしょう。けれど、私は、もっとあなたに頼ってほしい」
彼女は自分の両頬に手をやり、更に続けた。
「私が若くて幼くて、頼りないからだと思いました。だからもっと毅然として、強く、冷静に振舞えばいいと。
けれどあなたの顔が、私の心を揺さぶるのです」
唇をふるわせ、妻はどうにか言葉を発している。ブリュイは目をそらさず、深く何度も頷いた。
「ねえ、本当はどうすればいいのですか。あなたの笑顔が私は好きです。でも、あなたが一人で苦しんでいるのを、
ただ我慢させるのは嫌」
細々と搾り出した彼女は、ついに顔を覆って泣き出してしまった。
 ここまで考えさせていたのか、とブリュイは思った。勝手にとはいえ、彼女は思いつめている。そしてそれは、
自分への思いやりがそうさせたのだ。自分を愛する思いをコントロールできずに、そうなっていってしまったのだ。
ブリュイは失いかけていた熱が、再びじわじわとこみ上げてくるのを感じていた。
「それに」
ひとしきり泣いたあと、彼女が顔を上げた。自嘲的な笑みが浮かんでいる。
「あなたにとって、私は魅力的でないようだから」
それが何をさしているのか、じきにぴんときた。上気した頬、どこか体に落ち着きがない。
だがここで強引に手をかける、ことには躊躇いがあった。相手は弱りきっている。本当は口付けて、このまま
めちゃくちゃに犯してしまいたいほどの衝動があった。何度でも、好きだと囁きたかった。しかしそれをとどめて
いるのは、彼女がまだブリュイにとって『清らかな娘』であるからだ。彼女が、ブリュイを遠ざけようとして
いるからだ。だからこそ、おっかなびっくり、壊れ物を扱うように抱くことしかできなかった。
 いいわけだ。ブリュイは自分を叱咤した。本当は、怖いのだ。妻が自分の手から離れてしまうことが、
恐ろしくてならない。
545真珠の囁き4:2009/04/03(金) 21:14:24 ID:+ENos6MK
「それとも、あなたの勇猛さは海だけなのかしら」
マルグリットにとっては、ただの冗談だったのだろう。当然ブリュイはそれもわかっている。しかし気づけば、
腕に力をこめていた。髪の毛に指をさしいれ、深々と口付けをおとした。逃れようとする彼女の身をしたたかに
固定したまま、抉るように口付けを繰り返す。息継ぎの必要はなかった。慣れている。長い接吻で軽い酸欠になった
彼女の体から力が抜けた。そのまま寝台へ導き、押し倒す。
「君は、私のものだ」
前あわせの彼女の服に手をかけ、左右に引っ張った。ボタンがはじけとび、シルクの下着が飛び込んでくる。
うっすらとすける彼女の乳房は、ブリュイの掌でも余るほど大きい。
「他の、他の誰にも渡さない」
声が今にも上ずりそうだった。それでも力で抑えつける。彼女の瞳にうつった自分の目は、欲望に満ちていた。
わかっていても、もはや遅い。誰にも止めることなどできなかった。ブリュイは抵抗する力を失った妻の両腕を
簡単に片手でおさえつけ、乱暴に下着を剥いた。豊かな乳房の中心で、乳首が尖りたっている。すくうように掴むと、
指の先でぐりぐりとひねりつぶすようにこねた。腕が跳ねる。悲鳴のような声が上がった。
「我慢しろ」
昏い欲望が、すっかりブリュイを変えていた。戦で血が滾っているとき、ちょうどこの錯覚を得る。ただ、
征服すべき対象が敵でも海でもなく、愛しくてかわいくてならない妻だというだけだ。まるで脳が沸騰して
しまっているような熱が、ブリュイを突き動かしていた。
 妻の腕から徐々に力が抜けていくのを感じる。ようやく手を離してはやったものの、乳房をいたぶる手が増えた
だけの話だ。乱暴にもみこまれるたび形を変える乳房は、これまで見たこともない赤みを持ち始めていた。まるで
おもちゃのように、乳首も奔放に遊ぶ。あえて陥没させてもすぐに飛び出してくるそれをあざ笑うように、先端を
爪で軽く引っかきまわしてやった。腰を浮かせ、激しく首をくねらせながらマルグリットは踊った。何度も嬌声を上げ、
髪を振り乱し、喜悦とも苦痛ともとれる涙を散らせている。
いやだ、という言葉はない。抵抗もない。なんだ、こうすればよかったのか。どこかに一抹の理性を残していたが、
ブリュイは妙に頭がさえていくのを感じた。戦も、女も同じだ。恐る恐る進んでは踏み込まれる。一気に攻め入って、
陥落させればいい。ブリュイはふっと、自分の迷いが断ち切れるのを感じた。
「君を、ずっとこうしたかった」
ブリュイはようやく、今自分がどんな顔をしているのか気づいた。
 笑っている。
今、自分は笑っているのだ。
 彼女は子供ではない。
 女なのだ。
そんなごく当たり前のことに、今まで気がつかなかった。
ブリュイは涙を滲ませる彼女の首元をまたいだ。下布をくつろげる。ぼろりと一物がまろびでた。半勃ちになった
それは長く、マルグリットの口におさめるには少々大きさが過ぎる。においも、先日まで生娘だったような女には
きついかもしれない。それでもブリュイは、それを基準にしようとしていた。
「嫌なのか」
問いかけると、びくんと体が震えた。どれだけ残酷なことを強いているか、彼女の顔を見ればわかる。その顔すら
いやらしく、美しい。それだけでブリュイの剛直は勃ち上がっていく。
 海軍の訓練は、陸軍の訓練とは違う。力は勿論、持久力、柔軟さ、精神力も桁違いに求められる。走る、泳ぐ、
漕ぐ、戦う、すべての動作ができなければならない。また、海という自然を相手にするため、眼も養う必要がある。それには
知識と、経験と、何より努力が必要だった。
 彼は海兵だ。今もなおその職務に明け暮れている以上、そのすべてを兼ね備えていることになる。そんな人間に、
何も知らない箱入りで育った令嬢がかなうはずもなかった。
「あな、た……」
弱々しく彼女はいった。乳房をすっかり蹂躙され、求められるがまま唇を差し出し、ブリュイの突き出てきた欲望を
受け入れる。不慣れな様子ではあるが、先端を啄ばむ粘着質な愛撫は心地よかった。
 不意にマルグリットの口が離れた。ブリュイは眉根を寄せ、彼女の口を楽しんでいたが、なくなった感覚にはたと
意識を向けた。
「フランソワ、ポール」
息継ぎがうまくいかないのか、彼女は息を切らしていった。
「素敵よ、とても素敵……」
うつろな目をした妻は、それだけいって再びブリュイの男根に顔を沈めた。少ない経験の割に色の濃いそこは刺激に
抗うように力をたくわえ、目の前の獲物を食らってやろうと鎌首を擡げている。今にも射精したい衝動をこらえ、
ブリュイは彼女から自身を引き抜いた。
546真珠の囁き5:2009/04/03(金) 21:16:08 ID:+ENos6MK
 物欲しげなマルグリットの瞳が愛しくて、ブリュイは両手をその頬にやった。体を後退させ、額に額をあわせる。
「マルグリット。私を愛しているか」
瞼を硬く閉じ、ブリュイは尋ねた。こくん、と妻が唾を飲む音がする。再び彼が目を開くと、潤んだ栗色の瞳が見つめていた。
「ええ。世界中の誰よりも」
あたたかな感触があった。彼女の手が、彼がしているのと同じように、頬を支えていた。
「あなたは世界で一番、勇敢な人。世界で一番、逞しい人。世界で一番、愛しい人よ。だから……」
マルグリットの腕がブリュイの首に絡んだ。耳元に唇が寄せられる。
「もっと、好きにしていいのよ」
ようやくブリュイは、自分の彼女に対する『遠慮』に気がついた。昔から女性の扱いは苦手で、紳士としての
振る舞いと誠実さを己に問うことだけで精一杯だった。それは裏を返せば自分のことで手一杯になっていたということだし、
自己を抑えてばかりで面白みがないと思われても仕方ないだろう。
 だがマルグリットは、そんなブリュイの不満にも至らない小さなささくれを、ずっと見抜いていたのだろう。しかしそれを正面から伝えたところで恐らく彼はぴんとこないだろうし、かといって強引に直させる類のものでもない
と思っていたに違いない。ブリュイは心底から湧き上がるじわじわとした温もりと、下半身に直接刺激を与える
彼女の淫靡な表情で気が狂いそうだった。
――このまま、狂ってしまってもいい
彼女を抱いていると、そういう気分にすらなった。
ブリュイはマルグリットの体を起こし、自分がかわりに横たわった。首を傾けて彼女を見やり、重なるよう指示する。
よろよろとマルグリットは従い、ブリュイの肉体へと覆いかぶさった。軽く口付ける。
「顔をそちらに向けなさい」
尻を見せろといっているのだ。今度は台詞がすべることも、上ずることもなかった。ただ、弾けるような興奮は
変わらない。じき、マルグリットの尻が顔の上に訪れた。白い二つの山は、乳房とはまた違った魅力をたたえている。
若い頃は谷間を見ただけでも興奮したものだが――無論、いまだに好きではある――、今は尻のほうが好みだった。
 ブリュイはあえて何も命じなかった。ただ、自分は彼女のまるく弧を描く白い尻肉へ、その両手を這わせた。
体が跳ねそうになり、マルグリットの腰がくねる。甘い声があがった。自分の一物に、熱を感じる。口に含もうと
しているのだろう、指がそれをつまむ感触があった。
「だめだ」
だがブリュイは彼女の奉仕を蹴った。蜜の詰まった桃のような、しかし掌に十分な弾力を返してくる尻をもみこみながら、
太ももの内側を舐める。
「指示していないことはするな」
「で、でも」
「好きにしていいんだろう」
彼女の声は熱っぽく、今にも泣き出しそうな色を含んでいた。だが今のブリュイは残酷だった。できる限りこの女を、
陵辱してやりたい。汚しぬいてやりたい。自分の色に染め上げて、他の男になど二度と触れられぬようにしてやりたかった。
 ブリュイの視線は喘ぐ彼女の下半身を辿り始めた。尻溝、その谷間の菊座までびっしりと生えた陰毛。ふっと
鼻で笑う声だけがマルグリットに伝わる。拒否する言葉はなかった。ただ、鼻を鳴らす声と、肉棒にかかる熱い吐息が、
彼女の恥じらいと欲情を示していた。
 更にその下、きゅっと閉じた花弁へと視線は到達した。かなり色濃く充血したそこは、指で軽く開いただけで
どろりと蜜を垂らした。指で表面をしばらくなぞり、彼女の震える体を楽しむ。ちょうど谷底にあたる部分では
ぱんぱんに膨れた陰核が愛撫を待ち望んでいた。割れ目からの露をたっぷりと塗りこんでやると、マルグリットの
唇からとめどない悲鳴がこぼれた。
「ひいっ、あ、あ、ああ」
彼女の上半身が崩れ、乳房が竿を覆う感覚があった。柔らかなそれをすりつけ、勃ち上がったそれを倒そうと
するかのように身悶えている。奉仕が目的というよりは、腕をついていられなくなったといった風だ。
「身を起こしていろ。やめるぞ」
厳しくブリュイはいった。海で部下に指示を出しているとき、そして自分に対して何かを強いているとき、
ちょうどこのような物言いをしているかもしれない。マルグリットはおびえたような泣き声で、はい、とこたえた。
 よくできた、という誉め言葉のかわりに、無遠慮に彼女の秘所へ指をねじ込んだ。どろどろに溶けたそこは熱く、
掻き出しても掻き出しても愛液が尽きることはない。むしろそれは量を増やし、ブリュイの激しい指の抽挿に耐えていた。
547真珠の囁き6:2009/04/03(金) 21:16:41 ID:+ENos6MK
「あっ、あ、フランソワ、あっ、ひっ」
ブリュイの股間に、ぼたぼたとぬるい水が落ちてきた。涎だ。涙もまじっているかもしれない。鼻声になっているあたり、
かなりぐずっているのだろう。顔は見えなくとも、わかる。それだけ自分は彼女を見つめてきたのだ。だからこそ
それが、決して悲しみや裏切りを感じているものでないことも悟ることができた。常日頃鈍感と罵られるブリュイにとって
それは、本当に珍しいことだった。
 飢えていた。ブリュイはまだ使い込んでいない花弁を、片手で押し広げた。指を引き抜き、空洞を見据える。
「よく見える」
言葉責めができるほど多弁ではない彼は、とろとろと蜜をこぼす洞穴をじっと見据えることにした。それだけで
マルグリットは身を焼くような恥辱に襲われる。
 しばらくそうして彼女の震えを楽しんでいると、その首がブリュイを振り返った。
「あ、あなた、おね、おねがい」
たどたどしく彼女はいった。指を女穴へ差し込み、軽く指を曲げる。がくん、と崩れそうになりながらも彼女は
必死にブリュイを見つめた。
「さ、触らせてください。ご奉仕、させて、ください」
舌が痺れてしまったような調子で続けるマルグリット。ブリュイが先ほど触るなと命じたのは、彼女の口淫の様子からして、
不慣れで味もいいものではないからだろうと考えたせいもあった。しかしそれはかえって、彼女にとって残酷だったらしい。
「……そんなに触りたいのか」
ブリュイは少し考えて、尻溝を撫でながら答えた。
「では、手を使わないでやってみろ。そのくらい、してくれるな」
彼女の経験は、決して多くはない。それは手つきや態度でわかる。しかし、どうにかしてブリュイは彼女に意地悪が
したかった。一度だけでも構わないから、彼女が必死に自分を求めてくる様を見たかった。まるで蝶々のように
ひらひらと、華やかに、自由に舞う彼女を、まるでその羽をむしりとるように堕落させてやりたかったのだ。
 マルグリットは意のままに動いた。自慢にもなるだろう大きな乳房でブリュイのものをはさむと、緩慢に
上下させ始める。ブリュイはようやく自分にも訪れた肉体の刺激に、少しばかり目を細めた。
「どんな風に、しているか、説明するんだ」
予想よりも激しく、マルグリットは彼を求めてきた。もうだいぶ『壊れて』きているのかもしれない。ブリュイは
蜜壷をいたぶりながら、彼女の返答を待った。
「あっ、あ……、……おっぱい、で……おっぱいではさんで、います」
「何を」
「あっ、ひ……あなたの……その……おおきくて、かたい」
言葉を詰まらせた。指を差し入れたまま、あいたほうの親指で陰核をぐりりとひねってやる。ひときわ激しい嬌声が
上がった。
「なんというか、知らないわけじゃないだろう」
ぶるぶると麻痺したようにのけぞる彼女を無視して、ブリュイはパールピンクの肉芽をひたすらいたぶりだした。
周囲をくるくると辿っては、中心の丸みをねちねちとつつく。そのたびにマルグリットは獣のような声を上げ、
ブリュイの肉体へしがんだ。
「……ああ、そんなこと、いわせないで……。……おちんちん、です」
これがあの、勝気で、はねっかえりにすら見える、マルグリットなのだろうか。普段の自分――いや、以前の
自分ならば、恐らく疑っただろう。そしてその媚態に生まれるほの暗い欲求も、何を考えているのだと振り払っていたに
違いない。彼女を貶める肉欲など、きっと叩き潰してしまえた。
 しかし妻の愛は、彼の欲望を許した。だからこそブリュイは、箍を失ったように彼女を苛んでいるのだ。
マルグリットは恐らく今にも達しそうなのだろう、ブリュイの愛撫に小刻みに痙攣を繰り返しながら、しかし
必死に腕を突っ張って抗っている。乳房をゆらゆらとすりあわせ、突き出た先端を舌先でねぶりあげ、手を使わずに
首を動かす。中ほどまでくわえ込んでは離し、頬ずりをしては吐息をかけた。
不思議なことに、ブリュイへの奉仕が過熱するたびマルグリットの秘所は濡れそぼった。何も手を加えずとも、
だらだらといやらしい愛液をこぼし続ける。
ブリュイはどうにも彼女の顔が見たくなって、体を起こすよういった。顔を向けさせる。腕を引っ張り、抱き寄せた。
乳房と胸板が触れ合う。重いと思ったのか、身を浮かせようとする彼女を引き止めた。心臓の音がする。かなりの
早鐘だ。汗ばんだ肌に、髪の毛がへばりついている。
ブリュイは愛しげに、妻の額に何度も口づけた。髪を指で梳き、撫で、かわいがった。
548真珠の囁き7:2009/04/03(金) 21:17:41 ID:+ENos6MK
「股を開くんだ」
マルグリットはまるで生まれたばかりの馬や牛のように脚をふるわせ、彼の声に従った。
「いい子だ」
囁いてやると、マルグリットはうれしそうに目を細めた。切なげに体をゆすり、ブリュイの次の言葉を待っている。
 彼はマルグリットの尻を抱え、自分のものを反り返らせた上から割れ目を重ね合わせた。陰毛が時折すれ、
くすぐったさがやってくる。粘着質な音は彼女の女陰が原因だった。
「あっ、ああ、そこお」
いやいやをするようにブリュイの胸へ頬をすりつけ、彼女は媚びた。無論そのようなつもりはないのかもしれないが、
それがブリュイにとってはかわいくてならなかった。
 マルグリットの陰核が、彼のものをぬらしていく。無尽蔵なのかと思われるほどに分泌される牝の汁は、
彼女の瞳を淫蕩としたものに変化させた。
「ああ、フランソワ、すきよ、すき、すき」
名前のすべても呼べぬほど、彼女の崩壊は進んでいた。ブリュイはそれでもマルグリットを起き上がらせ、膝を
つかせた。天井に向かってすらりと伸びた体へ、重たげな乳房が従う。下から見上げると、改めて色気のある体だと思われた。
 ブリュイのほうも、そろそろ限界だった。少し遅漏の気がある彼にしては珍しい。また、我慢することも慣れている。
だが、今彼の脳裏にあるのは、目の前にいる女を犯したいという原初的な欲求だけだった。犯して、狂わせ、
孕ませて、自分のものにしたい。支配欲と嗜虐欲だけが、彼を突き動かしていた。
「君が、悪いんだ」
ぽつりと彼はいった。そのままマルグリットの尻を掴み、ぐんと引き寄せる。一気に貫いた。それを反動にして、
ブリュイは起き上がった。そのまま後方へ押し倒す。
「君が私を壊したんだ」
それは決して、彼女を批難する言葉ではなかった。ただ、事実としていった。それだけのことだ。マルグリットは
薄っすらと笑みを浮かべ、ぴくぴくと唇を震わせている。口の中から、は、は、と短く呼吸が漏れていた。どうやら、
一突きで達してしまったらしい。
「フラン、ソワ、ポー……ル」
彼女のがくがくと揺れる指先が、ブリュイの乳首をきゅっととらえた。反対の手は首筋に絡みつき、荒い呼吸とともに
耳たぶへと言葉がかかる。
「いっしょ、ね」
意図を察することができず、ブリュイは間近に妻の瞳を見つめた。
「わた、しも、あなたに、壊れちゃってる、の」
呼吸のたびにうねる女肉に、彼女の愛しげな声色に、ブリュイの中でまた何かが砕けた。制御する力も心も、
残っていない。まるで錨索を下ろした艦がそうするように、幾度もブリュイは彼女の中へと突き入った。
 まだ達して間もない彼女の肉体は度重なる蹂躙に熱を帯び、更なる絶頂へとのぼっていく。ブリュイの背中に
縋るように腕をまわし、自らも腰を揺り動かした。肉のぶつかりあう乾いた、しかし激しい音がする。
嵐のような交合だった。尻に赤く痣を残したいがためにするかのようなストロークに、マルグリットはすっかり
『壊れて』いた。膝を抱え上げられ、何度達しても決して許されることはない。彼が満足するまで、彼がいいというまで、
彼女はただ踊らされる。
それでいい、と思っていたのは互いだった。媚肉は彼の怒張を幾度も受け入れ、液体でその要求にこたえる。
「あ、あ、やっ、だめ」
何度達したのだろうか、ブリュイにはわからなかったが、彼女が突然否定の言葉を吐いた。うわごとのようなそれは
ブリュイに発せられたものではないらしい。構わず体を揺り動かした。
「あっ、あ、でちゃう、もれちゃう、もれちゃうっ」
ひときわ強く腰を打ちつけたとき、それは起きた。ぶしゅっと短い音がして、股間に生暖かい感触が広がる。
「やっ、変、あ、こんな、ごめん、なさい」
潮だった。ブリュイは快楽の度合いを示すそれに、深いよろこびを感じた。この女がすっかり、自分の肉体を
気に入っている証拠だった。ブリュイは深々と、彼女の唇を貪った。
 それに伴って、彼の臨界点も訪れた。ぐずぐずとなぶっていた腰を再び、直線的な運動へと戻す。喜悦に踊る
彼女の身もまた、その運動を返す。互いの体が、心が、まじわっていた。
549真珠の囁き8:2009/04/03(金) 21:18:13 ID:+ENos6MK
「ああ、マルグリッ、ト、っく、ぞ」
ブリュイはようやく、己の楔に開放を命じた。一番奥深く、子宮近くまで届くのではないかと思われるほどの場所で、
白濁を吐き出す。歯を軋らせ、瞬間的に全身を駆け巡る快楽に身をゆだねた。
 同時にマルグリットが、長く甘い悲鳴を上げた。両脚を腰に絡め、内部の震えと同じように肉体をわななかせる。
顎をそらし、飲みきれなかった唾液を溢れかえらせた。
しばらくそのまま、二人は崩れて動けなかった。荒い呼吸が合っている。男と女の、情交のにおいだけが残った。
先に力を取り戻したブリュイは、妻から己を引き抜いた。
ぐったりと横たわる彼女の股間はぽっかりと口を開いていたが、ブリュイを失うと放屁のような音をたてた。
恥ずかしそうに、マルグリットが腕で目元を覆う。空気が入ったのだろう。息もつかせぬ勢いで彼は犯していた。
当然といえば当然だ。
――や、やってしまった
 ようやく本当の意味で冷静になり、ブリュイは我に返った。妻の潤んだ瞳が自分を見上げてくる。水に長く
さらされた藁のようにしなだれたその体を、そっと抱き寄せた。
「……その」
頬をかき、ブリュイは疲弊した体を鼓舞した。
「すまない」
また謝ってしまった、と気づいたときには遅かった。しかし妻はただ、弱々しくくすりと笑うばかりだ。まだ十分に
力が入らないらしい指先が伸びてくる。ブリュイの頬を、愛しげになぞった。
「また、謝る、のね」
それは先ほどきいた言葉とは、まったく意味が異なっていた。マルグリットは額をブリュイの首筋にすりつけ、
瞼を閉じた。
「ずっと」
彼女の髪を撫でていると、不意に言葉が返ってきた。
「ずっと私といてください」
ブリュイはしばし沈黙し、顔を覗き込んだ。様子をうかがうような目をしていたのだろう、マルグリットが呆れたように
眉をたわめる。
「……疑うんですか」
「いや、その」
「じゃあ何です」
会話のうち、彼女は徐々に力を取り戻しはじめたようだ。呼吸は落ち着いている。
「……私もそうあればいいと、思っている」
ブリュイはいって、マルグリットの体を抱き寄せた。瞳を交わす。唇を重ねた。欲望よりも緩慢に、愛着よりも
性急に、貪りあう。指を絡め、互いを確かめあった。
 今宵からは、天井画を見なくて済みそうだ。ブリュイは瞼を閉じ、彼女と共に横たわった。


550520:2009/04/03(金) 21:20:59 ID:+ENos6MK
以上で終了です。
愛あるセックスではありますが、「絹の糸」よりはハードめなので、
苦手な方がいらっしゃいましたら申し訳ありませんorz

他にもフランス革命期、ナポレオン帝政期には好きな軍人(夫婦単位)が多いので、
是非またの機会には、投下させていただけたらなと思います。

お読みくださった方、ありがとうございました。
551520:2009/04/03(金) 21:24:12 ID:+ENos6MK
申し訳ありません、補足です。

絹の糸→エジプト遠征よりちょっとあと
真珠の囁き→フランス革命前

です。
「なんで貴族同士がこんな悠々と暮らしてるんだ」と思われた方、
時代がわかりにくくて申しわけありませんでした。
552名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 00:11:03 ID:bUzU0zBy
GOODJOB!!
……これはエロい
読後に余韻が残る
大変面白かったです
553名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 14:24:26 ID:DPMb0hud
神が降臨しているとは
GJ
554名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 17:04:05 ID:PYsFmNu/
GJ!
読み応えあるな
ご馳走さま
555名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 03:31:16 ID:fDWRByRC
2作ともよかった
貪るように読んでしまったよ
556名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 04:38:56 ID:udo6Iemv
GJ!
ただ欲をいうと
文章が詰まってきつい気がする
557名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 11:29:27 ID:HkLLPhMa
素敵な作品でした
558名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 13:34:28 ID:PG34HptS
う、うめぇ…。
559520:2009/04/07(火) 00:37:41 ID:nWIe6g9O
わああレスがこんなにも……すごくうれしいです。ありがとうございます。
また新たに執筆しておりますので、恐らく今しばらくの時間を頂戴しますが、
いずれ投下させていただけたらと思っています。

>>556
参考にさせていただきたいのですが、具体的にどのようにしたら読みやすいですか?
一文章をもう少し早めに改行するとかでしょうか。よろしければご助言お願いします。
560名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 03:12:26 ID:uVLKWC+H
多弁な職人は反感を持たれ易い傾向がありますよ。
感想にレスを返す等の行為は、
自衛の為に控えられた方が良いかも知れません。


創作上の相談事、読み手と交流したい場合は以下のスレへどうぞ。
SS書きの控え室92号室
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1238363419/
エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙2枚目(批評スレ)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1223998603/
■ エロパロ板総合雑談スレッド・3■
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1133789127/
【Q&A】エロパロ板総合質問スレッド【案内】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1215100657/
書き手⇔読み手 ちょっと聞きたいことがある5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1236691964/

次回作も楽しみにお待ちしています。
561名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 01:59:37 ID:IncBKf4G
過疎スレが賑わっていてうれしいw

>>559
よかったです。
次回作もwktkで待ってます!
562名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 04:46:26 ID:8MVMAWDC
>>559
563名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 13:23:56 ID:q8Q1yVYW
賑わってるな
564名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 22:51:27 ID:g/e6le7K
保守
565名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 22:19:34 ID:tg9/HE6O
圧縮に備えて
566名無しさん@ピンキー
やっべ、EU2でオナニーMOD作るために登場人物の年齢調べてたら
史上結婚した連中よりもそれっぽい妄想が湧いてきて困るwwwww