【総合】女神転生・ペルソナのエロパロ6【ALL】
1 :
名無しさん@ピンキー:
龍王 >1乙姫
こっちでいいんだよな?
とりあえず
>>1乙 &保守
出来れば歴代スレのように「メガテンペルソナの」ってしてくれたらもっと嬉し・・・いや、なんでもない。
>>1乙
6 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 00:12:05 ID:Ams21MFT
完全制圧完成記念age
ようやくロッポンギに辿り着いたわけだが、確かに評判通り、この街には悪魔の姿がない。
まるでオザワの支配下にあったシンジュクのようだが、ここはそういう圧政下にあるという話も聞かない。
本当に平和な街だ。ワルオのことがあって落ち込んでいた様子のヨシオも、
心なしか表情が和んでいるように見える。メシア教がはびこっているシブヤに行かずに
こちらに来て、本当によかった。ここならヨシオの気分も晴れるだろう。
「本当に……ここは平和なところですね」
ヨシオが久々に笑顔を見せた。ワルオがいなくなってからずっと陰鬱な顔をされていて、
いい加減うんざりしてきたところだったから、僕の顔にも自然と笑顔が浮かんだ。
「うん。見なよ。あんな女の子が普通に街を歩いているよ。本当に平和だ」
視線を転じれば、そこには濃紺のワンピースを着た、西洋人形めいた金髪碧眼の美少女が
佇む姿が見えた。その子は十歳を少し過ぎたくらいの年の頃で、大破壊前の上流階級を
思わせる上品な身なりをしていた。もしかしたらこの街の有力者の子供かもしれない。
「ねえ、お兄ちゃん達」
そう思って眺めていたら、視線に気づかれたのか、その女の子が近寄ってきた。
「何だい?」
子供と上手く打ち解けるには同じ目線で話すのが重要だと言われている。
僕は個人的にこの子と仲良くなりたいと思うので、実践することにした。
腰を落とし、目線の高さを合わせて女の子に応える。
横を見ると、ヨシオも僕と同じく腰を落とし、子供に好かれそうな笑顔を浮かべているのが見えた。
僕が打算に基づいてこの態度を取っているのに対して、ヨシオは自然体なのだから恐れ入る。
「あのね、アリス、お願いがあるの」
アリスというのはこの子の名前らしい。アリスは胸元で手を組んでもじもじさせている。
典型的なおねだりポーズである意味あざといが、この子がやると、あまりにも可愛いものだから、
どうしても不快感や嫌悪感のようなものを抱くことができない。
「何かな」
「アリスね、ヒランヤが欲しいの」
全く悪びれた様子もなく、小悪魔的な笑顔を浮かべて僕を見ている。
つまり買ってこいということなのだろう。子供というのは無邪気なもので、好き勝手なことを望み、
それを必ず誰かが自分の願いを叶えてくれるということを疑わない。大人になってもそれでは
問題を通り越して、人間失格、社会人失格だが、このくらいの年頃にはむしろそれくらいの
我侭さがあった方がいい。
だが、この殺伐としたトウキョウで我侭が何の代償もなく通ると思わせるのも、教育上よろしくない。
それに、僕自身がこの子に対して欲望を抱いていることも合わせて、ここは取引という形にするべきだ。
僕はアリスに微笑みかけた。
「じゃあ、その代わりにお兄ちゃんと遊んでくれるかな」
「フツオくん、それは……」
僕が何を望んでいるか、これまでのことを知っているだけに悟ったヨシオが何かを言おうとするが、それを制す。
「ヨシオ。君だってシンジュクでは結構楽しい思いをしただろう。黙っていてくれないか」
これだけのことで、ヨシオは黙らざるを得ない。この男も僕と同じ穴の狢だ。シンジュクで
欲望に負け、年端もいかない少女を一個のパンで買ってしまったことがあるのだ。
「何して遊べばいいの?」
アリスが可愛らしく小首を傾げる。この純真無垢な立ち居振る舞いが堪らない。
「セックスして遊んで欲しいんだ」
僕はこの年頃の女の子が、性的嗜好としての意味で大好きだ。大破壊前はそういう画像や漫画を
蒐集するに留まらざるを得ず、実物に手を出すことができなかったが、全く今はいい時代だった。
法の一撃は既存の法を破壊して混沌をもたらした。初めに光あり、なれど光去りし後は闇残れり。
今は食料や金で女を堂々と買える、無法の法に支配された時代なのだ。
「せっくす……どんな遊びなの?」
過酷な現実に触れることのない温室の花のようだからもしかしたらと思っていたが、本当に何も知らないらしい。
何も知らない純真無垢な少女にあれこれと教え込んで汚すというのは、ある種の理想と言える。
「じゃあ教えてあげる」
僕はアリスの両脇に手を差し込み、抱き上げた。少女特有の高い体温が伝わってくるかと思っていたら、
その真逆で、アリスの身体は酷く冷たかった。驚きのあまり、思わず問いかけてしまった。
「身体冷たいけど、どうしたの?寒かったの?」
「ううん。アリス、最初からこうなの。赤おじさんや黒おじさんは普通だって言うけど、アリス、変なのかなぁ」
アリスは無邪気に輝いていた顔を曇らせた。赤おじさんと黒おじさんというのは、アリスの保護者で、
たぶんここの有力者だろう。だが、アリスを抱いてすぐに立ち去るつもりの僕にはあまり関係がない。
さりげなく物陰に移動しながら、僕は優しい笑顔を意識的に浮かべ、答えた。
「別に変じゃないよ。安心して」
世の中には悪魔と混血して生まれたミュータントというのがいるらしく、それらは普通の人間とは
大小様々に違っているのだという。だからアリスの体温も別に不思議なことではない。
「大丈夫だよ」
僕はアリスを抱き締めた。冬の冷えきった手のような冷たさに身体が一瞬強張るが、慣れれば大したことがない。
「よかった!」
再び無邪気な笑顔を浮かべたアリスが、抱きつくようにして僕にしがみついてくる。
子供が自分の身体がおかしいのではないかと悩んでいる場合、躊躇いを見せずにそこに触れて
「大丈夫だよ」と言ってやるのが悩みを解消する最良の手段の一つだというのは本当のことだ。
アリスはすっかり僕に打ち解けた様子で僕の服を掴んでいる。
「ねえ、せっくすってどんな遊びなの?」
「ちょっと目を瞑ってじっとしていてね」
「うん」
アリスは素直に頷き、大人しく僕の指示に従った。その顔にはこれから何が起こるのかという好奇心が浮かんでいた。
僕はアリスの後頭部に手を回して威圧感を与えない程度に押さえ、そっと唇を合わせた。
アリスが驚きに目を見開いて身じろぎしたのがわかったが、意に介さずに冷たい唇を啄ばむ。
顔を動かして逃げようとしていたようだが、しばらく同じことを続けていると別に怖いことではない
というのがわかったらしく、アリスは悪戯っぽく瞳を輝かせて同じことをしてきた。生意気にも僕の頭に
手を添えて、自ら顔を寄せてきているのだ。
しばらくそうして唇を啄ばみ合って警戒心をなくさせてから、僕は次の段階に進んだ。
僕の唇を啄ばもうとアリスが唇を開いたところを狙い、その隙間に舌先を潜り込ませた。
いきなり口内を舐め回すようなことをしてはこれまで少しずつ堀を埋めてきたことが無駄になるので、
やはり警戒心を煽らないように舌先で唇の間を舐める程度に留める。
アリスはほとんど気づいていないようで僕の舌先を啄ばんでいる。少しだけ舌を進め、前歯に
舌先を当てると流石に気づいたようだったが、特に気にした様子を見せなかった。
何度か上下の歯列の隙間に舌先を押し付けていると、中に潜り込みたいという意志に
気づいてくれたのか、アリスが軽く口を開けてくれた。僕はその好意を無にすることなく、舌を潜り込ませた。
口内はやはり冷たかったが、もうその冷たさにも慣れた。小さな舌が躊躇いがちに、僕の舌先を
確認するかのように触れてくるのを優しく絡め取り、驚かせない程度の動きで控え目に舐め上げた。
アリスの口から微かな吐息と共に舌が触れ合う音が漏れているのが酷く扇情的だった。
僕の頭を抱くアリスの腕に力が篭もるのがわかった。それに応えて僕も舌を本格的に送り込んだ。
アリスの小さく冷たい舌先が遠慮がちに僕を出迎え、触れ、絡み付いてくる。
僕とアリスはそうして十分近い時間、唇を合わせ、舌を触れ合わせて過ごした。
そろそろ場所を移すべきかと思って舌を抜こうとすると、アリスの舌が名残惜しげに追いかけてきた。
それを数十秒ほどかけて舐め回すことでなだめ、遂に舌を抜いた。
僕の熱い唾液とアリスの冷たい唾液の架け橋が出来上がり、すぐに途切れた。
念のためにアリスの表情を確認すると、上気した頬に潤んだ瞳と、完全にその気になっているのがわかった。
「ねえ……お兄ちゃん」
もじもじと僕の服を弄っているアリスは、隠れるようにして僕の胸に顔を埋め、ちらちらと上目遣いに顔を見上げてくる。
「何かな」
折角好意的な態度を示してきているのを不意にするわけにはいかないので、さらさらの金髪を撫でながら答える。
アリスはとても恥ずかしそうな様子で言ってきた。
「今の……キス……って言うんだよね」
「そうだよ」
「……お兄ちゃんは、アリスのこと……好きなの?」
アリスの知識では、キスは好きな人とするもの、という愛らしい認識なのだろう。それでも拒絶しなかった
ということは、アリスは僕のことをそういう意味で好きになりつつあると期待してもいいのだろうか。
「そうだね。好きだよ、アリスのこと。アリスは?」
僕はそう答えて、柔らかそうな頬を撫でた。全てを語ったわけではないが、一応嘘はついていない。
「アリスも、お兄ちゃんのこと……好きぃ」
頬を撫でる手にくすぐったそうに笑いながら答え、アリスはすっかり僕に体重を預けてきた。
「アリスのお部屋に行きたいな。行って、誰にも邪魔されないでこの続きをしたい」
ここでいただいてしまってもいいが、この治安のよさそうな街ではいつ邪魔が入るかわからない。
「……抱っこして連れて行ってくれるなら……いいよ。お兄ちゃんだけ特別ね」
可愛らしく出された許可に、僕は一も二もなく頷いてアリスの頬にキスの雨を降らせた。
「じゃあ、ヨシオ。そういうことだから、悪いんだけどどこかで時間を潰しててくれるかな」
一部始終を苦々しい表情で眺めていたヨシオにそう告げ、僕はアリスの案内に従って歩き始めた。
* * *
「可愛いお部屋だね」
「いいでしょ、赤おじさんと黒おじさんがくれたの」
アリスの部屋は一体どこのお嬢様かというくらいに豪奢なものだった。足が沈み込むような毛足の長い
赤絨毯に、絹の黒カーテン、以前アメリカ大使館で見たような重厚な木製家具、人間と同じくらいに
大きな赤と黒それぞれ一体ずつのテディ・ベアなど、物資に乏しい大破壊後はおろか大破壊前でも
そうそうは存在しないほど豪華に飾り立てられた部屋だった。
「じゃ、アリス、さっきの続きしようか」
「……うん」
名残惜しげに服にしがみついてくるのをキスでなだめてアリスを下ろし、僕はバスルームを指差した。
この部屋には贅沢にも専用のバスルームがあるのだ。丁度いいので、汗を流しておくことにした。
「まずは一緒にシャワーを浴びよう」
互いの身体に触れ合っておくのは、親密度と信頼度を高める上で効果的だ。
「どうして?」
アリスはまた可愛らしく小首を傾げた。何も知らない少女というのは、初々しくて実にそそられる。
「セックスはね、まず身体を綺麗にしてからするものなんだ。すぐにシャワーを浴びられる時はね」
「そうなの。じゃあ一緒に浴びよ。待ってね。今、お洋服脱ぐから」
そう言うとアリスは、僕がすぐ目の前にいるというのに、全く恥ずかしげもなく服のボタンに手をかけた。
異性に肌を晒すということの意味を理解していないのだろう。その意味をこれから教えるのだと思うと、
アリスを抱き締めた時から張り詰めている陰茎が、今すぐ自慰に耽りたいくらいに疼き出す。
ちょっと予想の範疇を超えていたアリスの行動に、僕は黙ってその一部始終を見ていることしかできなかった。
アリスの身体はとても綺麗だった。アンティークドールのような白磁の肌には染み一つなく、体型は幼女から
少女への過渡期とでも言うべき精妙な流線型で、邪魔な体毛はほとんど見えない細かな産毛しかない。
時間の経過を忘れて見入ってしまう、美しい、魔性の少女だった。
「お兄ちゃん、一緒に入るんじゃないの?アリス先に行ってるから、お兄ちゃんもちゃんと来てね」
じっと見ていたら、アリスは不思議そうに首を傾げてバスルームに行ってしまった。もっと見ていたかったが、
どうせすぐに見られるし、その後は余す所なく触れるつもりなのだから、ここは我慢しよう。
手早く服を脱ぎ、アリスに愛想を尽かされる前にバスルームに向かうことにした。
「あ、お兄ちゃん……」
どうせこれから見せ合うことになるのだからと、特にタオルも巻かずにバスルームに入ったところ、
丁度、髪の毛を濡らしているアリスがいた。僕の近づこうとして、アリスが硬直した。
顔を見ると、視線が僕の股間の辺りに釘付けになっているのがわかった。
「何見てるんだい?」
言わずもがなだが言わせたかった。年端もいかない少女の口からその言葉が出るのを聞きたかった。
じっと僕の股間を凝視するアリスは、見事に期待に応えてくれた。
「……おちんちん」
「どうしてそんなにじっと見るんだい?」
「とってもおっきいから……それに毛が生えてる……大人の人のおちんちんって、みんなそんな風なの?」
アリスは余程、この高々と鎌首をもたげる陰茎が気になるらしく、僕との会話もそこそこに凝視している。
「毛は大人になれば生えてくるよ。これはね、可愛い女の子を見るとね、男の人はみんなこうなっちゃうんだよ」
「ねえねえ、アリス、触ってみたい」
瞳を輝かせたアリスは、興味津々といった表情で僕の股間に視線を注いでいる。
「うーん……シャワーを浴びてからね」
「やだやだ!今触りたい!」
後にするように言うと、やはり我侭一杯のアリスは駄々を捏ね始めた。
「ベッドで好きなだけ触らせてあげるから」
「でも今触りたいの!」
「しょうがないな……じゃあ、優しく触るんだよ。乱暴にしちゃ駄目だよ?」
「うん!」
アリスは嬉々として頷き、白い繊手を僕の陰茎に伸ばしてきた。
「わ……熱い……」
幹の部分に冷たい手を触れさせての第一声がこれだった。触れては手を離し、また触れるというのを
何度も何度も繰り返し、そのたびに僕の陰茎の温度を確認するかのように「熱い熱い」と言うのだ。
僕からしてみればアリスの手が冷たすぎるだけのように思えるのだが、言うとアリスがむくれてしまうかも
しれないので思うだけに留めておく。それに、冷たい手で何度も触れるというのは、慣れるとこれが
癖になりそうな心地よさなのだ。何も文句はない。
「……硬いんだね、おちんちんって……あ、先っぽはやらかい……」
熱の確認はもういいのか、今度は幹の部分を僕の言い付け通り優しく握り、アリスは感嘆の声を上げている。
まるで弾力や硬さを確認するかのように何度も揉まれると、少女の小さな手がそれをしているという
視覚的事実、すべすべとした肌や低い体温という触覚的事実に、陰茎の付け根辺りが激しく疼く。
「あっ、動いた!ねえねえ、おちんちんがびくびくしてるけど、痛かったの?」
心配そうな声音で問いかけながら、労わるように幹を撫で回してくるアリスの手は酷く気持ちよかった。
「大丈夫だよ、気持ちいいと、こうなるんだ。アリスは、触るの、上手だね」
「そうなんだ。じゃ、もっとしてあげるね!」
頭を撫でて褒めてやると気をよくしたらしく、アリスは嬉しそうに笑いながら僕の陰茎を撫で回してきた。
計算や技巧のない無邪気な愛撫はそれはそれは気持ちのいいもので、思わず吐息を漏らしてしまう。
「あ……何か出てきた……おしっこ?」
アリスが手を止め、陰茎の先端を見つめている。あまりに気持ちよすぎて、先走りが出てしまったようだ。
全く自覚がなかった。他の感覚がなくなるくらいに気持ちよかったのだ。
「それは先走りとか我慢汁とかカウパー氏腺液って言って、気持ちいいと出てくるんだ。おしっこじゃないよ」
「ふうん、そうなんだ……」
「アリスが撫でるの上手だからだよ」
そこで僕は、正直、少し切り出すのが早すぎるのではないかと思いはしたが、賭けに出ることにした。
「ねえ、アリス」
「なぁに?」
撫でる手をそのまま、アリスが上目遣いに僕を見る。
「僕のおちんちんにキスしてくれないかな」
「え……でも……おちんちんって……汚くないの?」
やはり少し早すぎたかもしれない。だが後には退けない。僕は何とか言い包めようとした。
「汚くなんかないよ。大丈夫。好きな人の身体にはキスをするものなんだよ」
そう告げてもまだ躊躇いが消えないようなので、僕は、大破壊前と違って非常に貴重な湯水を惜しげもなく、
本来の意味での湯水のように吐き出し続けるシャワーノズルを手に取り、手早く陰茎を洗った。
湯に濡れて湯気を立てる陰茎をアリスの前に突き出し、僕はアリスの頬を撫でた。
「それにほら、もし汚かったとしてもこれで綺麗になったよ」
「……うん。キスしてあげるね。お兄ちゃんのこと好きだから……」
アリスは躊躇いがちに顔を寄せ、意を決したように目を閉じ、触れるだけの、掠めるようなキスをしてきた。
さらさらとした冷たい唇が亀頭に触れ、すぐに離れていった。額面通りに受け取ったらしい。
「アリス、もっとキスして。さっき、僕としたみたいに舌も使って……」
「え……うん、わかった。舌も使うね」
頷き、アリスは再び顔を寄せてきた。一度陰茎にキスをしていて抵抗感も消えたのか、今度は
何の躊躇も見せずに唇を触れさせてきた。亀頭を唇で啄ばみ、冷たい舌先を触れさせてくる。
「どんな味がする?」
「ん……変な、味……でも、嫌いじゃ、ないよ……」
たどたどしい舌遣いだが、それがまた興奮をそそる。僕は思わずアリスの頭に手を置いた。
撫でられたと思ったのか嬉しそうに微笑み、「キス」を激しいものにしてきた。
稚拙な舌遣いは、しかし技巧的な娼婦のそれよりも遥かに心地よく、立っているのが困難になってきた。
「アリス、ちょっと待って。ストップストップ!」
「どうしたの、お兄ちゃん」
唾液以外の体液でも濡れた亀頭から口を離し、アリスが不思議そうに見上げてくる。
「ちょっと気持ちよすぎて立っていられなくなっちゃった。椅子に座るから、ちょっと待ってて」
僕はバスルームの隅に置いてある風呂椅子に腰掛けて軽く脚を開き、その間に来るよう、アリスを手招きした。
「今度は、先っぽ以外の所にもキスしたり舐めたりしてくれると嬉しいな」
脚の間に這い蹲るようにして陰茎に顔を寄せるアリスの頭を撫でながら、次の段階を要求してみる。
「うん……やってみるね」
頭を撫でてやったのが効いたのか、嫌な顔一つせず、アリスが頷く。先端に当てていた唇と舌が
そのまま離れずに滑り、幹の部分を啄ばみ、舐め回していく。陰茎を両手で握って幹を舐め上げる様は、
さながら陰茎に頬擦りでもしているような、ある種、堪らない情景となって僕の網膜を刺激した。
二歩進んで一歩下がるとでも言うような風に、アリスの唇と舌は根元までの道筋を進んでいった。
ひんやりとした感触が根元で停まった。どうしたのかと思ってアリスの視線の先を辿ると、陰嚢があった。
「どうしたの?」
「たまたまもおっきいね……触っちゃ駄目?」
何も知らない純真無垢なアリスは、陰茎の次は陰嚢に興味を引かれたらしい。
「いいよ。でも、優しくね」
「うん!」
僕の許可に元気よく頷いて、アリスは陰嚢へと手を伸ばした。もう陰茎への「キス」など頭から
消えているらしいが、今度はこちらを愛撫して貰うのだと思えばそれはそれでよかった。
興味津々とばかりに瞳を輝かせ、アリスが僕の陰嚢を撫でた。触れられた瞬間、だらしなく垂れ下がっていた
陰嚢が収縮を始めた。冷たい手に触れられて萎縮したのか、それとも与えられた快感で緊張したのか、
その境は曖昧だったが、とにかくそこに快楽があったことは間違いなかった。
「わっ、ちっちゃくなった……痛かったの?」
「気持ちよかったんだ……続けて?」
「うん」
驚いて手を止めたアリスに続けるように促し、僕は深い吐息を漏らした。堪らなく気持ちいいのだ。
それも叩きつけ、翻弄するような激しい快感ではなく、じっくりと絡みつき、焦らすように高め上げるような快感だ。
「たまたまって柔らかいんだね。あ、中に何かある」
手に握って転がすような愛撫を加えてきたアリスのその言動に、一瞬、握り潰されるのではないかという
恐怖が心を支配して背中が冷たくなったが、「優しく」と言っておいたのが効いたのか、形を確かめる以上のことはされなかった。
「ねえ、この中、何が入ってるの?」
優しい手つきで、マッサージをするように陰嚢を揉みながら、アリスが可愛らしく問いかけてきた。
何と答えたものか、少し迷う。精巣や睾丸と言ってわかるのだろうか。取り敢えず言ってみることにする。
「この中には精巣があるんだよ」
「なあに、それ?」
やはりわからなかったらしく、アリスは好奇心一杯の瞳で先を促してきた。
「この中には精子が入っているんだ。精子っていうのは赤ちゃんの元で、
ここから女の人の中に入って赤ちゃんになるんだよ」
「どうやって入れるの?」
股間の割れ目を指差すと、アリスは自分の未熟な女陰に視線を注ぎ、また問いかけてきた。
子供特有の「なぜ?」で、自分の中で折り合いがつくまでこれは続く。だが遮るのはよくない。
遮ってしまうと、大人は子供からの信頼をなくすことになってしまう。できる限り答えなくてはならない。
「精子はおちんちんから出るんだ。だから、おちんちんをアリスのそこに入れて、そこで精子を出すんだよ。
で、それがセックスなんだ」
「……そんなにおっきなのが入っちゃうの?」
僕の股間と自分の股間とで視線を往復させて、アリスが信じられないといった風に呟く。
「うーん……アリスはまだ子供だから無理かな。怪我するだけだよ。もうちょっと大きくなってからだね」
少女の未熟な性器を引き裂いて喜ぶような、変態的な趣味はない。僕は愛でたいのだ。
「でも……お兄ちゃんはアリスとセックスしたいんでしょ?アリスは痛くてもいいよ。お兄ちゃんと赤ちゃん作りたいもん」
はにかんだような笑顔を浮かべているアリスが愛らしくて堪らない。痛くても構わないと言ってくれる
健気さが堪らない。これが愛情かどうかはわからないが、とても温かい感情が心の中に生まれた。
「でもね、子供を作らないセックスもあるんだよ」
そもそも、これが僕の目的だった。この流れならば、そろそろそれを告げても平気だろう。
「そうなの?それ、アリスにもできる?」
「できるできる。お尻の穴を使うんだ。そこにおちんちんを入れるんだよ」
僕は小さな女の子の肛門が大好物だった。奥行きも充分で、しかもきつく締め付けてくる、
もう一つの魅惑の穴を拡張して征服するのが大好きなのだ。
「えー、だって、お尻って……」
「ちゃんと入るよ。あそこは出すだけの場所じゃないんだ」
「……痛くない?」
肛門を使うというのが余程衝撃的だったのか、アリスは少し怖がっているようだった。
「大丈夫大丈夫。最初はちょっと痛いかもしれないけど、すぐに物凄く気持ちよくなるよ」
危険を最小限に伝え、利益を最大限に伝えるという詐欺の常套手段を使うと、
純真無垢で人を疑うことを知らないらしいアリスは簡単に信じてくれた。
アリスはにっこり笑って頷き、僕の陰茎を撫でてきた。
「うん。じゃあアリス頑張る。アリスのお尻の穴にお兄ちゃんのおちんちん入れてね」
小さな女の子の淫語というのは、どうしてこうも卑猥に聞こえるのだろう。
僕の陰茎がまた疼き出し、刺激を求め始めた。
「ベッドでね。その前に、僕のおちんちんを舐めて欲しいな」
アリスが陰嚢に興味を持ったことで中断していたが、まだ陰茎への「キス」が途中だったのだ。
「キスするんじゃないの?」
這い蹲って陰茎を片手に握って顔を近づけたところで、アリスが僕の言葉の変化に気づいて僕を見上げた。
「おちんちんにキスしたり舐めたりするのをフェラチオって言うんだ」
「お兄ちゃんはアリスにふぇらちおして欲しいの?」
「うん。普通はフェラって略して言うんだよ。言ってご覧」
女の子にこういう言葉を言わせるのが楽しくて仕方がない
「うん……ふぇら、ふぇら……アリス、お兄ちゃんのおちんちんにフェラしてあげるね」
「ありがとう」
アリスは微笑み、ゆっくりと僕の陰茎に唇を近づけてきた。大きく口を開けて舌を突き出し、
頬擦りするようにして冷たい舌を這わせ始めた。冷たい唾液と冷たい舌の感触が
非常に気持ちよく、股間の奥の方がむず痒くなるような快感を覚えた。
じっくりと高め上げるような快楽だったが、僕もそろそろ限界を迎えそうだった。先ほど、
中途半端にやめておいたのが今となって効いたのか、急激に射精感が込み上げてきた。
「アリス……先っぽを銜えてみて」
やはり舐められるだけで達するというのは格好いいものではないし、それにアリスの口内も
堪能してから達したい。それが人情というものだ。アリスの小さな口では亀頭だけで精一杯だろうが、
それはそれで初々しくていいから構わない、というよりはそれこそが幼い女の子のよさだろう。
アリスは陰茎に唇をつけたまま頷き、そのまま上へ上へと舌を這わせていった。舌先が先端に
達したところで一度割れ目をなぞり、それから一瞬の躊躇いを経てから思い切ったように口を開けて
亀頭の先端を頬張った。少し歯が当たって痛かったが、アリスが口の端から唾液を零しながら銜えていると
思えばそれも苦にならず、むしろ快感に転化してすらいた。
それにしてもアリスは健気というか素直というか、とにかく可愛らしかった。
僕がアリスのさらさらの金髪を撫でながら「銜えたまま舌を絡めてみて」とか「吸ってみて」とか
「銜えたまま頭を動かして」とかのようにあれこれと注文をつけると、嫌な顔一つせずにその通りにしてくれたのだ。
真心の篭もった拙いフェラは、ビジネスと割り切った技巧的なフェラに比べて遥かに気持ちよく、
ほんの数分足らずで射精にまで導かれてしまいそうになった。
「アリス、アリス……精子出るから、そのまま飲んで……!」
冷たい口内に含まれた陰茎の先端が焼けるように熱くなり、溶けてしまったような錯覚する覚える
凄まじい快感の中、僕はアリスの頭に手を添えて逃げられないように固定した。
アリスが微かに頷くのを確認しながら――微かに頷いた動きが呼び水となって、僕はアリスの口内を汚した。
先ほど中途半端なところで中断して我慢したためか、普段よりも出る量が多かった。一度、二度と陰茎が震え、
そのたびに濃厚な精液が口内に吐き出されていく。
苦しげな表情を浮かべて眉根を寄せるアリスは、陰茎が脈打つたびに喉を鳴らして粘塊を飲み下している。
シンジュクからここに至るまでに強いられたしばしの禁欲生活で大分溜まっていたせいか、
なかなか治まってくれる気配がなかった。ようやく治まり、腰から何かが引き抜かれたような快感に
身悶えしながら見れば、アリスの瞳からは涙が零れ、唇の端からは唾液混じりの精液が零れていた。
それでも健気に陰茎を銜えていてくれたアリスの頭を撫でながら、陰茎を引き抜いた。
「アリス、大丈夫?」
「に、にがぁい……変な臭いがするぅ……」
涙目でそう言いながらも吐き出そうとはせず、きちんと口内に残っている分も嚥下してくれるアリスは、
許されるのならばこのまま当てもない旅に連れ出してしまいたくなるくらいに可愛らしかった。
「ごめんね、こんなの飲ませちゃって。ほら、これで洗いな」
僕が頭を撫でながら謝り、シャワーで口をゆすがせてやると、アリスは淡い笑みを浮かべて首を振った。
「ううん……いいの。お兄ちゃんのだから……」
僅かに頬を赤らめて恥らうような様子を見せるアリスの様子が脳髄と股間を直撃し、
射精直後で多少力を失っていた陰茎が勢いを取り戻した。
「わぁ……凄いね、お兄ちゃん……ねえ、これってそこから出たんだよね?」
僕の陰茎が突然勢いを取り戻したことに驚いたアリスだったが、そこはそれ、移り気な子供のことだった。
その関心は瞬く間に別のものに移ったようだった。今、アリスの興味を独占しているのは、
アリスの唇の端から垂れた精液だった。指先でそれを拭ったアリスが興味津々の表情でそれを眺めている。
「そうだよ。アリスが上手だから、たくさん出ちゃったよ」
冗談めかして答えてやると、アリスがとんでもないことを言い出した。
「アリスね、それが出るとこ見たい」
「え……出すところを見たいの?」
好奇心旺盛な子供は何でも知りたがるものだが、まさかアリスがここまで知りたがりだとは思わなかった。
「うん。ねえ、見せて見せて。いいでしょ?」
断られることなど想像もしていないに違いない、期待に満ちた眼差しでアリスが見上げてくる。
「……しょうがないな。じゃあ、アリスが出させてね」
「うん。またフェラしてあげる!」
そう言って、先ほどあれほど不味いものを飲まされたのにも関らず、アリスが陰茎に顔を寄せてきた。
一瞬だけ、そのまま再び冷たい口内に含まれてしまおうかと思いはしたが、寸でのところで押し留める。
「どうしたの、お兄ちゃん」
「今度は手でして欲しいな」
「手?」
「そう。アリスにね、こうやっておちんちんを握って貰って、優しくさすって欲しいんだ」
ひんやりとしたアリスの手を取り、陰茎を握らせ、上下させる。ろくに性知識もない少女の手を取って
自分の陰茎を扱かせているという光景は、自分のしていることの変態性が強調されて酷く昂ぶらされる。
「あとね、たまたまも揉んでくれると嬉しいな」
「こう?」
「ん……そうそう、いいよ……アリス。上手だよ……」
年端もいかない少女のひんやりした手で熱い陰嚢を揉み解され、いきり立った陰茎を扱かれる快感というのは物凄い。
まだ中に残っていた精液が先走りと共に漏れ出してアリスの指に絡みつき、ローション代わりになっている点も、
快感の増加に大きく繋がっていた。ただ握られ、単調な周期で扱かれているだけだというのに、
情けないことに、僕は今この瞬間にでも射精してしまいそうだった。
射精を堪えて長い間快感を堪能するというのもあったが、それはアリスの肛門を征服する時にすればいい。
今は手早く射精を迎えてアリスを納得させておき、可及的速やかにアリスをベッドに連れていくべきだった。
僕はアリスにあれこれと注文をつけ、射精を急ぐことにした。
「アリス、アリス、もっと速く……もっと速く手を動かして……たまたまはもうちょっと力入れても平気だよ……そう、いいよ……
それから、先っぽを掌で強めに撫でたりしてくれても……上手、上手だよ……」
アリスの物覚えは決して悪くなく、むしろ優秀と言ってよかった。先ほどのフェラの時もそうだが、
僕が指示した通りのことを、僕が求める水準を遥かに超えて実行してくれる。
「アリス、出るよ、もうすぐ出るから、よく見てるんだよ……!」
程なくして、僕は達した。
「わっ……凄い、こんな風に出るんだ……」
扱き上げる手を止めて、アリスが射精の様子に見入っている。
「ふぅん……こんなに飛ぶんだ……」
アリスは精液を無駄に吐き出し続ける陰茎を見つめている。驚いているようにも面白がっているようにも見えた。
「……もう、いいかな?」
「うん。見せてくれてありがとう、お兄ちゃん」
アリスが笑顔で頷いた。我侭ではあってもきちんと礼を言える点は、やはりいい子だと思う。
「じゃあ身体を洗おうか」
「お兄ちゃん、洗って?」
これでもうここにいる必要もなくなったので贅沢品とも言えるボディソープとスポンジを指差したところ、
アリスはそれが当然のことのように僕を見上げてきた。まさに世間知らずのお嬢様といったところだ。
「いいよ。おいで。ここに座って」
金髪碧眼の美少女の身体に触れられるのだから、断る理由などあるはずもない。僕は風呂椅子から退いた。
アリスを座らせて背後に跪き、下僕が主の身体を洗うような入念さで華奢な矮躯を磨いた。
* * *
アリスの身体を洗い終え、僕も身体を洗い、背中を流して貰った後、僕らはすぐにバスルームを出た。
身体を拭くのもそこそこに僕はアリスを抱きかかえ、高価そうな、子供には不釣合いなキングサイズの
ベッドに向かった。身体だけが目当てだと思われると困るので、露骨に急ぐことはせずにゆっくりと歩いた。
キスや軽い愛撫を交えて雰囲気を作り、アリスが不安がらないように自制するよう努めた。
ベッドに到着した。子供というのは些細な扱いの変化に敏感だから、扱いがぞんざいにならないように
気をつけ、大事なものを安置するようにベッドに下ろした。仰向けに寝転がったアリスの長い金髪が
ベッドに広がり、さながら童話のお姫様を見ているような神秘的な光景が出来上がった。
「じゃあ始めようか」
「うん……」
髪の上に手を突かないように気をつけながら、極力威圧感を与えないようにゆっくりと覆い被さる。
アリスの冷たい肌と僕の熱い肌が合わさり、風呂上りの火照った肉体には非常に気持ちいい。
「お兄ちゃん、あったかい……」
アリスが抱きついてくるのを、身体を密着させるようにして抱き締め返す。
優しく、とにかく優しく。それが鉄則だ。いきなり身体を弄くり回すようでは、嫌ってくれと言っているようなものだ。
抱き合ったまま、互いの顔を唾液まみれにして、何度も情熱的なキスを交わした。
自ら進んでキスをせがんでくるアリスの唇を躱し、少しずつキスを加える場所をずらしていった。
アリスがそれを拒む様子はなかった。くすぐったそうにしながら受け容れてくれている。バスルームで、
「好きな人の身体にはキスをするもの」と教えておいたのが効いたのかもしれない。
最初は顎の辺りに、次第に首筋、鎖骨、肩口などと位置を下げていき、第一の砦である胸元に到達する。
いきなり淡い膨らみに挑んでもよかったが、あまり急ぎすぎて嫌がられては元も子もない。
アリスの反応を窺いながら、慎重に膨らみの周辺部に触れるだけのキスを加えた。拒む様子がないことを
確認し、少しずつ少しずつ、キスを加える位置を中心部に近づけていく。鎮座する愛らしい乳首に
近ければ近いほど感度がいいのか、唇の端が乳首を掠めた途端、アリスの身体が小さく震えた。
不快感に震えたというわけではなさそうだった。アリスは僕の頭を胸元に抱きかかえるようにして
しがみつき、華奢な身体を押し付けてきた。続けるように促されたと見ていいはずだ。
僕の唇はいよいよ、その桜色の乳首に到達した。
最初は唇で啄ばむようにして刺激を与えた。アリスが微かな吐息を漏らすのを耳にして、
自分の判断が間違っていなかったことを確信する。
両方の乳首が刺激に反応して勃起するまでそれを続けた。ある程度アリスの気分が
高まってきたことを確認してから、今度は啄ばんだ乳首を舌先でくすぐってみた。
「お兄ちゃん……気持ちいい、それ……」
舌先を押し当てながら吸ってみると、アリスはこれが大分気に入ったようだった。続けるように求め、
僕の頭を抱える手に力を込めてきた。期待に応えて少し強めに吸ってやると、アリスはいっぱしに
喘ぎ声を上げて身を捩った。
ともあれ、いつまでもここで停まっていてもどうしようもない。アリスの力が緩んだ瞬間を見計らって、
僕は頭を更に下方へと移動させた。今、目の前にあるのは、歳相応に丸みを帯びた柔らかそうな
腹部だった。呼吸に合わせて動くすべすべした白い肌と、中央に慎ましやかに佇む臍が欲情をそそる。
蛞蝓が跡を残して這うように舌先を滑らせ、白磁の肌に唾液の跡をいくつも残していく。
初めの内は例の如く、いきなり臍を目指すようなことはせずに、周辺にキスを加え、舌先を触れさせるだけに留めた。
まだ感覚が未熟なためかアリスはくすぐったそうにしているだけだったが、少なくとも嫌がってはいない。
僕は段々と舌の動きを大胆なものにしていき、遂には臍の縁に舌先を這わせた。
「お兄ちゃん……そんな所も……?」
「そうだよ。嫌?」
「ううん……結構好き……」
アリスはその瞬間だけ驚いたように身を竦ませたが、すぐに力を抜き、僕の舌先を受け容れた。
小さな臍を押し広げ、穿るように舌先を蠢かせると、アリスが低く喘ぎながら時折身悶えするようになった。
その動きによって白く滑らかで冷たい腹部が顔に擦り付けられることとなった。快感とはまた一味違うその感覚に、
僕は幸せな気分になった。頬を擦り付けることでそれに応える。並行して、そろそろ本丸を責めるべく、
先ほどからもぞもぞと動いている柔らかい太腿に手を這わせ、未熟な女陰に至るまでを何度も撫で回し始める。
「ん……お兄ちゃん、赤ちゃん作るセックス、するの……?」
太腿に手を置き、付け根までを撫で上げると、アリスが期待と不安の入り混じった表情を浮かべた。
「違うよ。でも、ここも気持ちいいから弄っておこうね」
閉じ合わされた太腿の間に指を差し込んだ。絶対に男の侵入を許さないだろう、固く閉ざされた
未熟な女陰に指を触れさせる。冷たいそこは、粘り気のある液体で僅かに湿っていた。
裂け目に沿って指で軽く摩擦すると、それは少しずつ量を増した。
アリスが愛撫で快感を得ていたことは明白だ。しかし僕は、臍への愛撫を終了し、敢えて問いかけた。
「アリス、お股の間、どういう感じがする?」
「……んぅ……何だか、変なの……じんじんしてて……むずむずするの……」
僕の指を挟み込んだまま、アリスは股間を擦り合わせるような動作を始めた。
「嫌な感じ?」
濡れているのだからそんなはずはないと承知しつつ、僕は閉じ合わされた股間から指を抜こうとした。
閉ざされたアリスの股間が、更に強い力で閉ざされ、指が押さえ込まれた。
「そんなこと、ない……気持ちいいよ……やめちゃやぁ……」
指を挟んだまま股間を動かし、湿った女陰を擦りつけてくる。快楽を求める本能のまま、身体が
勝手に動いてしまっているのだろう。
愛液のぬめりを利用し、僕は指を引き抜いた。
「あ……」
残念そうな表情を浮かべたアリスが何かを言うよりも早く、僕は白く華奢な腿に手をかけた。
「じゃあ、もっといいことしてあげる。脚開いて、そこをよく見せて」
「……気持ちいい?」
「とっても気持ちいいよ」
「じゃあ見せてあげるね……こうでいいの?」
気持ちいいという部分に反応したのか、アリスがゆっくりと脚を開いた。仰向けに横たわっていたのが
大の字になっただけだが、僕にはそれで充分だった。
「うん、いいよ。じゃあ、じっとしててね。力を抜いて横になっていればいいから」
「気持ちよくしてね、お兄ちゃん」
期待と信頼と少しの不安の含まれたアリスの声を聞きながら、開かれた股間に顔を近づけた。
今度は産毛しか生えていない、ぴっちりと閉じ合わされた未熟な女陰が視界一杯に広がっている。
ふっくらと盛り上がった薄桃色の裂け目からは、透明で粘り気のある液体が零れ落ちている。
僕はゆっくりと無言で口を近づけ、舌を伸ばして軽く割れ目をつついた。
華奢な身体が驚いたように震え、反射的になのだろうか脚が閉じられ、僕の頭を挟み込んできた。
「そ、そんなとこ、舐めちゃうの?」
視線を上げると、アリスが困惑の表情を浮かべているのが見えた。
両腿を抱えるようにして撫で回しながら、僕は優しい口調で答えた。
「アリスも僕のおちんちんにキスして――フェラしてくれたでしょ。だから僕もしてあげる」
「う、うん……」
まだ半分程度しか納得できていない様子だったが、承諾は得たので舌の動きを再開することにした。
舌先で割れ目に触れ、冷たい、水飴のような愛液を舐め取っていく。身悶えしながら腰を逃がそうと
するのを怖がらせない程度に押さえて、少しずつ舌の動きを速めていく。
アリスの抵抗は段々と治まっていった。吐息は荒く艶かしいものへと変わり、逃げようとしていた腰は
逆に押し付けられてきて、今では僕の唇と女陰が密着しているような状態だった。
顔に股間を擦りつけられているような状態となり、アリスの味と匂いが僕の口と鼻一杯に広がった。
味、匂い共に非常に薄かった。清潔感があると同時に、生物としての印象が薄いようにも思えた。
低い体温や非常な愛らしさなどと相まり、美しい西洋人形を抱き締めているような感すらあった。
「あっ、熱いのが、入ってくるぅ……!」
狭い戸口を押し広げるようにして舌先を差し込むと、冷たい肉襞が侵入を阻むように締め上げてきた。
両腿を抱えて顔を押し付けて舌を動かし続けていると、アリスが急に身を仰け反らせ、全身を痙攣させた。
直後、全身を脱力させたアリスが、荒い呼吸の中、夢見心地のような口調で呟いた。
「ふぁ……何か、びりびりって……凄いの、きたよぉ……アリスぅ、これ、好きぃ……」
どうやら絶頂に達したらしい。初めての体験で力が入らなくなっているのだろう身体を懸命に動かし、
僕の顔に女陰を押し当てようとしている。
僕はそれを軽く手を置いて押し留め、柔らかな腹部を撫で回しながら魔法の言葉を囁いた。
「次はもっといいことしてあげるから、これはまた今度ね」
「……うん。気持ちいいことしてね……」
僕の言葉を信頼しきっているアリスは期待に満ちた眼差しを向けてくる。
「じゃあ、今度は俯せになって力を抜いてね」
アリスは微かに頷くと、初めての絶頂の余韻で上手く力の入らないだろう身体をゆっくりと裏返した。
僕の心臓が期待に高鳴り、陰茎が痛いくらいに猛り始めるのを自覚した。
いよいよ、最後の砦に攻め込み、メインディッシュに食指を向ける時が来たのだ。
いきなりではアリスも驚くだろうから、まずは尻に掌を置き、ゆっくりと撫で回す。
初めの内は微かな緊張が尻肉にあったが、それもすぐに解れた。マッサージをするように
撫で回し、揉み解す内に、アリスの口から心地よさげな吐息が微かに漏れ出した。
前戯の前の前戯とでも言うべき愛撫を終え、今度は尻の谷間に親指を差し入れ、左右に押し広げた。
露わになった肛門が恥ずかしげに収縮し、同時に、アリスが身を捩った。
「お、お尻……恥ずかしいよぉ……」
女陰を晒すことには何も抵抗がなく、肛門を晒すことには抵抗がある。性知識のない子供らしい
可愛らしい恥じらいだった。
「我慢して。気持ちよくしてあげるから」
尻肉を緊張させて肛門を隠そうとするのを押さえながら、僕は何度もアリスの尻から腿にかけてを撫でた。
くすぐったそうに小さな尻を動かしていたアリスだったが、やがて根負けしたらしい。大きな枕を抱え、
恥ずかしそうに顔を埋めながら抵抗をやめた。
「……恥ずかしいから、あんまり見ちゃやだよ……?」
そう言われて本当に言う通りにするような者がいるはずもない。僕は尻たぶを割り開き、
その奥に控える、色素の沈着など微塵も見られない綺麗な肛門を思う存分視姦した。
尻たぶを左右に押し広げる手に力を加えると慌てたように収縮し、力を緩めると安心したように
弛緩する様子を見て、これからここを征服するのだという思いを昂ぶらせた。
「アリスのお尻の穴、とっても可愛いね」
「み、見ちゃやだって言ったのにぃ……」
少し顔を上げてちらりと僕を見たアリスは、再び枕に顔を埋めてしまった。
「ごめんごめん。アリスが可愛いから、つい。気持ちよくしてあげるから許して」
そう言いつつ、僕は割り開いた谷間に顔を埋めた。ひんやりとした柔らかい尻肉が頬を圧迫してくるのが心地いい。
鼻先に肛門があるわけだが、そこも女陰と同じく人間味を感じさせないほどに清潔な様子だった。
どれだけ洗っても普通は消えない、粘膜と肉と皮膚そのものに染み付いた排泄物の臭いもなく、
そういったものを排出している痕跡もなく、よく出来た人形のそれのように綺麗だった。
舌先を押し当てても、排泄物を連想させるような苦味はない。これほど清潔な肛門は見たことがない。
「あっ、お兄ちゃん、そんなとこ、舐めちゃ駄目だよぉ……」
「アリスのは綺麗だから大丈夫。美味しいよ」
「ぬるぬるするぅ……何か変だよぉ……」
窄まった入り口を何度も舌先でつつき、皺の一筋一筋を舐め回し、穴を穿ってやると、
アリスは尻を震わせて吐息を漏らした。嫌がっているというよりは戸惑っている様子だった。
緊張し、窄まっていた肛門が次第に解れてきた。尻たぶを押し広げながら舌を当てると、
舌先が何の抵抗もなく潜り込むまでになっている。少し尚早かと思いつつ、舌を尖らせて小さな穴に差し入れた。
非常に冷たい肛内に舌を侵入させると、アリスの身体が悪寒を堪えるように震えた。
侵入者を撃退しようとでも言うかのように、幼い筋肉が舌を締め付けてくる。ここを陰茎で貫くことを
想像するとそれだけで先走りが垂れてくるほど素晴らしい締め付けだった。しつこく注入してきた唾液が
潤滑液代わりとなり、肛門の収縮によって僕の舌は追い返された。
「ふぁ……出ちゃった……」
舌を押し出した瞬間、アリスが甘い吐息と共に漏らした一言が酷く扇情的だった。
舌を抜いた後の肛門は大分緩んでいて、そろそろ指を入れてもよさそうな頃合だった。
僕はベッドの横に転がしておいた鞄からローションを取り出して人差し指に塗りつけた。指先を弛緩した
入り口に押し当て、苦痛や恐怖を与えないよう慎重に侵入していく。
僕の人差し指を銜えたまま、肛門が窄まった。舌で充分に慣らしてあるから多少の余裕があり、
収縮する力に負けて指が追い出されるというようなことはなかったが、それでも喰い千切られそうな締め付けだ。
敏感な反応を示して震える小さな白い尻を撫でながら、指を浅く抜き差しする。最も締め付けが強く、
最も感覚の鋭い部分を摩擦してやると、堪えるような喘ぎを漏らして尻を緊張させる。
「お尻……むずむずするよぉ」
「気持ちいいでしょ?」
「……うん……もっと……」
敏感な部分を擦り、少しずつ閉ざされた肛内を押し広げていくと、アリスは気持ちよさそうに力を抜いた。
人差し指が楽に根元まで入るようになってからは、中で曲げ伸ばしし、刺激を加えてやった。
その後、中指、薬指と指を増やしていき、三本の指を余裕をもって受け容れられるようになるまで、
念入りに幼い肛門を解し、拡げていった。アリスは指が増えるたびに苦しげな吐息を漏らしたが、
それぞれすぐに適応し、すぐに快楽を導き出すことができるようになった。
「アリス、そろそろおちんちんを入れるからね」
そろそろ頃合だ。僕はローションを手に取り、先走りで濡れた陰茎を念入りに湿らせた。
既にアリスの肛門は指と唾液とローションで充分に潤い、拡がっていたが、念には念を入れておく。
軽く脚を開かせたアリスに覆い被さるようにして四つん這いになった。冷たい肌の感触が心地よい。
手を添えて狙いを定めた陰茎を不安げに揺れる愛らしい谷間に潜り込ませる。
「……そんなにおっきいの……入るかなぁ……」
肩越しに僕を顧みて、アリスが不安げに言う。心なしか、亀頭を挟む尻の谷間に緊張が感じられる。
「大丈夫だよ。指でたくさん解したからね。入る入る」
緊張を取り戻し始めた肛門を穿るように亀頭を押し当てながら、僕はアリスの尻たぶを割り広げた。
「さ、力を抜いて、息を吐いて、楽にして。最初は苦しいかもしれないけど、すぐに気持ちよくなるよ」
「……うん……そっとだよ?そっとしてね?」
「大丈夫大丈夫」
ゆっくりと息を吐き出しながらアリスが力を抜き、肛門が弛緩し始めた。少し開いた感触が、
ぴったりと押し当てている亀頭を通じて伝わってくる。僕は硬く昂ぶった陰茎を押し当てたまま、
ゆっくりと腰を落としていった。若干の抵抗をしてくる肉の環を貫き、少しずつ侵略していく。
傷つけないように、壊してしまわないように、苦痛を与えないように、少し進んで掻き混ぜては戻り、
また少し進んで掻き混ぜては戻り、という具合に進攻していった。ある種の理想とも言える色素の薄い
幼い肛門の肉を巻き込んで、赤黒い亀頭がめり込んでいく様というのは、堪らなく股間を刺激する情景だ。
冷たい肛内にまだ半分も埋めていないというのに、噛み付くように絡み付いてくる肉に早くも達しそうだった。
苦しげに深呼吸をしながらも、アリスもまた、肛門を拡張され、肛内を征服される快楽を感じているようだった。
背後から抱き締めるようにして回した僕の腕をしっかりと掴みながら、官能的な吐息を漏らしている。
アリスへの配慮というよりは、より長く深く楽しむために、僕は極力大きな動きを避けて、着実に腰を沈めていった。
たっぷりと時間をかけて幼い抵抗とそれを征服していく過程を堪能し、僕は遂に根元までをアリスの肛内に
沈め込んだ。もう今すぐにでも達してしまいそうな快感の波濤に晒されている。
僕は小刻みに震えるアリスを羽交い絞めにするように抱き締め、耳元に顔を寄せて囁いた。
「お尻……痛い?」
「ちょっと苦しい、けどぉ……平気ぃ……お尻がじんじんしてぇ……お腹一杯でぇ……気持ちいいのぉ……」
アリスは僕に甘えるように頬を擦り付けながら、幸せそうな笑顔を浮かべてくれた。
「動かしても、いいかな?」
正直なところを言えば、今動いたらそう長くは持たないに違いなかったが、このまま生殺しを味わい続けるには
この快楽は強すぎた。このまま、今すぐにでも射精してしまいそうな快楽の中で腰を振ったとしたら、
どれほどの快楽に襲われるだろうかという夢想は、あまりにも蠱惑的に過ぎた。
「そっとね……そっとならいいよ……」
アリスの承諾を得た以上、もう躊躇う必要はなかった。僕は乱暴に腰を叩きつけたい衝動を必死に
抑制し、ゆっくりと小さく腰をくねらせ始めた。前後の動きはなしで、ただ掻き回すだけだ。
僕の腕を掴む手に力を込めたアリスの口から、甘い吐息と声が漏れ出す。同時に、肛内が異物を
排出しようとして収縮し、結果的に心地よい肉圧を作り出して蠢動する。
僕はそれを堪能しながら、今度は少しずつ縦方向に動きの幅を大きくし、速度を上げていった。
すっぽりと覆い隠せてしまうほど華奢な少女の肛門を犯し、快楽の喘ぎを上げさせているという
事実が興奮を高めていく。隙間なく張り付き、締め上げてくる肛肉の冷たい感触がもたらす、
股間が蕩け、脳髄が貫かれるような目くるめく快楽に、僕も堪らず声を上げ続けた。
僕が大きく腰を浮かせて再び沈め、縦横を抉り回すような激しい動きを始める頃には、
アリスも僕も、意味をなさない嬌声を上げて互いの連結部をくねらせる快楽の虜と化していた。
僕は腰を深く沈めて陰茎を根元まで埋め込み、犬の交尾のような速度で小刻みに腰を突き出した。
高まり、沸点に達しようとしている射精感を堪え切れず、堪らず叫んだ。
「アリス、出る……出すよ……!」
「ふぁぁっ、いいっ、いいよぉ!お兄ちゃん、精子……出していいよぉっ……!」
連続した怒涛の突きに上がるアリスの嬌声を聞きながら、僕は自分の全てが流れ出していくような
甘美極まる快楽と共に煮え滾った精液を吐き出した。吐き出されたものの熱にアリスが高らかな
声を上げて背を反らし、身体を痙攣させながら一際強力な締め付けに襲われながら、
二度、三度と陰茎を痙攣させて、冷たく狭く幼い肛内を熱い粘液で汚していく。
全てを出し切り、僕はアリスに覆い被さった。魂を引き抜かれたような虚脱感に襲われながら、
押し潰してしまわないように注意してアリスの矮躯を抱き締める。
背筋が凍るような快感が走った。一瞬遅れて、その原因が、すっかり力を失った陰茎が、
あれだけ掻き混ぜたにも関らず緩んだ様子を見せない肛門から押し出されたことに気づく。
「ふぁっ……」
排泄に近い快感を覚えたのか、卑猥な音を立てて陰茎を吐き出した瞬間、アリスは身体を震わせて
甘い吐息を漏らした。
「気持ちよかったよ、アリス」
僕は小さな耳に啄ばむようなキスをしながら囁いた。突っ込んで出してそれでおしまい、というのは
駄目で、こういう相手への気遣いも重要なのだ。
「アリス、もぉ……精子がびゅるびゅるって出た時に、何も考えられなくなっちゃった……」
僕にキスをねだるように顔を近づけ、アリスが当然とした表情を浮かべる。
それに応えて何度か熱烈なキスを交わしていたら、アリスが唐突に言った。
「お兄ちゃん……アリスの、お願い、聞いてくれる……?」
そういえば、もともとがそういう話だった。つまりはこれは売春で買春なのだった。
少しばかりの興醒めを味わいながら、僕は頷いた。
「ヒランヤだったよね?」
「ううん……それはもういいの……」
だがアリスは首を振った。もっと他に欲しいものを思いついたらしい。
アリスは僕の手を取って、切なげな眼差しを向けてきた。
「お兄ちゃんのおちんちんで……アリスのお尻、もっとずぼずぼして精子びゅるってして欲しいの……」
アリスは僕の手を小さく震える白い尻に導き、もう片方の手ですっかり萎えた僕の陰茎をさすり始めた。
「もっと、もっとして欲しいの……」
アリスは愛撫を促すように尻を押し付け、勃起を促すように陰茎をさすり続けている。
だが、短時間の内に三回も射精してしまった陰茎はなかなか力を取り戻さない。アリスは、
自分の愛撫の下手さを悲しむような顔をしているが、これは僕の体力の問題だからどうしようもない。
しかしここまでされて断るような真似ができようはずもない。僕はアリスから身を離し、立ち上がった。
残念そうな、悲しそうな顔で僕を見上げるアリスに向かって言う。
「……じゃあ、ちょっと待ってね」
荷物から取り出したのはマッスルドリンコだ。飲みすぎると危ないらしいが、こういう時には非常に頼りになる薬だ。
お世辞にも美味とは言えないそれを一息に飲み干すと、全身に活力がみなぎってきた。
「わぁ……おっきくなった!」
アリスが歓声を上げて僕の股間に見入っている。僕の陰茎にも活力がみなぎり、むしろ、ドーピングの結果、
最初の時よりも更に逞しい姿をアリスに見せつけていた。これでまた、アリスの身体を貪ることができる。
「アリス、おいで。自分で入れてご覧」
僕はベッドの上に胡坐を掻き、禍々しく猛った陰茎を突き出すようにしながらアリスを手招きした。
「ここに座って、自分でお尻の穴におちんちんを入れてみるんだ」
アリスは嬉しそうに駆け寄ってきた。僕の腹とアリスの腹で陰茎を挟み込むようにして、膝の上に腰掛ける。
「あのね、あのね……怖いから、アリスのこと支えててね、絶対に離しちゃ駄目だからね」
僕の首に縋りつくようにして腕を絡めたアリスが、いっそ滑稽なくらいに真剣な表情を浮かべる。
僕は頷き、アリスの背中と尻に手を回して、しっかりと抱き締めた。
アリスは安堵の表情を浮かべた。僕の胸に顔を埋めながら腰を浮かせ、陰茎に手を添える。
恐々と腰を下ろし、期待に収縮する肛門と亀頭を接触させるが、手馴れていないせいでなかなか入らない。
ローションと精液に塗れた亀頭が柔らかく閉ざされた肛門を滑り、淡い快楽を伝えてくる。
このままでは素股で達してしまいそうだったのに、さり気なく腰を動かし、アリスの動きを助けてやった。
「ふぁ、ん……は、入ったよぉ……おちんちん、入ったよ、お兄ちゃん……」
僕が上手く角度を変えたことで猛った亀頭が小さな肛門に潜り込んだ。だが、まだ頭が入っただけだ。
もっと腰を落として奥まで呑み込んで貰わねばならない。
「上手だね、アリス。さあ、そのままゆっくり腰を下ろして」
「む、無理だよぉ、怖い、よぉ……気持ちよすぎて、できないよぉ……」
尻を撫でて促すと、アリスは目に涙を浮かべて僕に抱きついてきた。どうやら、これが限界らしかった。
「じゃあ、ここからは僕がしてあげるから、掴まってるんだよ」
「ありがとう、お兄ちゃん……」
アリスが僕の背中に腕と脚を絡め、しっかりと身体を固定するのを確認してから、僕はゆっくりと動いた。
腕で支えたアリスの身体をゆっくりと下に下ろしていき、少しずつ陰茎を埋め込んでいく。
最初の時のような頑なさが取れた、こなれた感じの柔らかい肛門を押し広げていく感触が堪らなかった。
「ふぁ、ふぁぁぁぁ……」
全身で快楽を味わっているような心地よさげな吐息を漏らし、アリスが尻をくねらせる。
ともすればそれだけで射精に導かれてしまいかねないその動きに耐えながら、遂に僕は根元までを
埋め込むことに成功した。この対面座位という体位のおかげで、先ほどよりも遥かに深い挿入感があった。
肛内の底の底までを貫いているような錯覚を覚えた。余す所なく呑み込まれ、もう陰茎が蕩けているのでは
ないかというくらいの快感が背筋を駆け抜けていった。
射精を堪えるために腰を動かさず、アリスの尻を押さえつけていたら、胸元にむず痒い感覚が生まれた。
何かと思って視線を向ければ、そこではアリスが僕の胸板に顔を埋めて何かをしていた。
「アリス、何してるの?」
「ん……キスしてるの。お兄ちゃんは、アリスの好きな人だから……」
そういえばフェラを教える時に、好きな人の身体にはキスをするものだ、などと言ったような記憶がある。
純真無垢なアリスはそれを素直に信じて、だから、それを僕に対して実践してくれたのだろう。
その可愛らしさ、いじらしさ、愛しさに、僕の理性は完全に崩壊した。
乱暴にアリスの唇を奪い、口内を蹂躙し、唾液を啜り、或いは啜らせた。乱暴なのはキスだけではない。
逃げられないようにしっかりと抱えた尻を全力で突き上げ、赤黒い陰茎で肛内を蹂躙した。
欲望の赴くままに行動する僕を、しかしアリスは受け容れてくれた。これだけ乱暴に犯されながら、
アリスは幸せそうな表情を浮かべてキスを返し、尻を揺すり、手足を絡めてきた。
それから後の僕達は、それ以外のことを頭から消し去った肉欲の獣でしかなかった。
僕はアリスの中で射精することだけを考えて腰を振り、アリスはそれを受け容れながらも更に多くを求めた。
互いに互いの身体を貪り尽くすことだけを考えて何度も交わり合った。僕の体力が尽きればマッスルドリンコを
飲み、アリスの中が一杯になれば僕の目の前で精液を扇情的な仕草で排出し、再び身体を繋げた。
あらゆる体位で繰り返されるその淫欲の時間は、永遠に続くかと――まるで時間が循環しているような
錯覚すら覚えたが、少しずつ増えていくマッスルドリンコの空き瓶と、アリスが排出した精液の水溜りが、
着々と時間が進み、甘美な時間の終わりが近づいていることを伝えていた。
* * *
一体何十回交わったかもわからない頃、ようやく僕らの交わりは終わった。マッスルドリンコの品切れと、
快楽のあまりのアリスの失神によって、淫欲の時間は終わりを告げた。
まだ僕の陰茎を肛内に受け容れたままのアリスは、僕に覆い被さるようにして眠っている。
僕はアリスのさらさらとした金髪を撫でながら、この愛しい少女を抱いて眠る幸せを甘受していた。
「……お兄……ずっとアリス……一緒……いてね」
アリスが何かを言ったようだった。目覚めたかと思って様子を窺うが、僕の胸に涎を垂らし、
幸せそうにしがみついてきているアリスは明らかに寝ていた。今のは寝言らしかった。「お兄ちゃん、
ずっとアリスと一緒にいてね」とでも言ったのかもしれない。もしそうだとしたら、これほど嬉しいことはない。
どうやら僕は、この少女に惚れてしまったらしい。アリスさえ承知するなら、このままさらっていきたいくらいだった。
ロッポンギの有力者の子供だろうと関係ない。今の僕にはそれだけの力があるのだ。絶対にアリスをさらっていく。
或いは、このままロッポンギに留まってアリスと愛欲の日々を送るのも悪くない。
そうして、毎日身体を重ねて愛を育み、いつか、平和が訪れた時に――アリスが大人になった時に、
その処女を奪い、僕の子供を産んで貰うのだ。それでそのまま生涯連れ添い、幸福と平穏に満ちた一生を送るのだ。
そう決意した途端――アリスを奪う決意を固めた途端、我知らずの内にアリスを抱き締める手に力がこもった。
アリスが身じろぎした。起こしてしまったかと心配になったが、その様子はなかった。
アリスはただ、しがみついてきただけだった。
まるで、僕の決意に応えるかのように、胸元に頬を寄せてきただけった。
この荒廃したトウキョウでたった一つの幸せを見つけ、手に入れた、これがその瞬間だった。
いつまでもこの無上の幸福が続くことを願いながら、僕はアリスの背中を撫で続けた。
(完)
ノシ
26 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 00:40:31 ID:o918dFln
>>25 P3ネタ以外は大歓迎っすw
P3厨がむかつくんでP3ネタはc潰しますけどw
>>25 アリスか・・・ゾンビって・・・・エッチできんのか?
>>26 いや、お前さんの許可云々よりも作品の感想いうのが礼儀だよ?
29 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 00:54:24 ID:3cYTBkfH
P3厨完全制圧完成記念age
30 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 02:10:51 ID:cANoK3/n
完全制圧完成記念age
神ゲーということがわからないのかw
>>25 俺も屍系我侭美少女大好きだよ!
GJ!!
PS版真・女神転生2じゃないのかな?
あ、なるほど
ドミネーターは神の一撃だよな。
37 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 02:18:13 ID:TtBZRLdK
腐女子ってきもいおw
こう見ると、旬のネタを潰された…と、言う項目でアトラス的にも大打撃だろうね…
なんか同人屋さんのサイトつらつら見て回ってると
ヤバいくらい盛り上がってるけどなw
ペルソナ3が盛り上がってないっていうのはライドウ厨の負け惜しみw
荒れたのはP3厨を装ったアンチの仕業ということでよろしいか
人修羅厨こと伽耶厨の仕業かと
>>40はライドウ厨っていうよりライドウのヒロイン厨って意味で…
43 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 00:01:23 ID:QBuoiVSW
完全制圧完成記念age
>>38 こういう2chだけが全てっていう可哀想な人
完全制圧くん以外にもいるんだな…
アトラスに打撃とかwww超笑えるんだけどwwww
打撃とかそう思ってるのはライドウ伽耶厨だけだからw
今、全女性キャラのコミュコンプしてきたんだが…
今回エロ杉ない?
48 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 19:47:59 ID:JDR6MNdQ
完全制圧完成記念age
>>49 どのキャラクターのコミュも最終的には色っぽい展開になるし、
千尋は両親の留守を狙って部屋に呼んでるw
色々妄想出来そうです。
P3オタうざ杉
少しは自重しろ
>>47 会長しかMAXにしてない俺だが他キャラも手出してみるか
P3ネタも投下されるまでだらだら待ってみるかな
53 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 23:55:50 ID:LF/DUlwU
>>52 死ね
P3ネタは専用スレがあるだろうが
そっちでやれ
P3厨がウザいのはガチ
だが荒らのはよせ
一々絡んでるお前らが一番うざいということに気づけ
総合ALLとスレタイに書いてある時点でP3を期待する奴も出るんじゃないか?
でも
>>55が示すようにP3専用があるみたいだから
そっちでP3はハァハァしてたほうが俺らみたいな懐古にも新規にも優しいってことだ
完全制圧さんと出ていくばいいのにさんはもう消えましたか?
そろそろ前スレで言ってた伽耶SSを…
完全制圧くんは基本的にスクリプト並に同じことしか言わないから放置で良いよ
千晶&勇の続きマダー?
62 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 13:58:48 ID:bJL5qVRV
そして誰もいなくなった…
もうゴウトが犯されるヤツでいいよ
猫じゃらしとまたたびであふんあふんになったゴウトを誰が…
はっ!まさか女体化か?
巨乳きぼん
ネコマタに(*´Д`)'`ァ'`ァしてるライドウにゴウトが嫉妬してだな
るるるー
「お前の猫はちゃんとここにいるだろう!」
三毛猫が好きなんだ…
「俺ではだめなのか、ライドウ…!」
悲しげな瞳でゴウトがこちらを見ている。
ようやくだっ!ようやく漏れの悲願!ティターニアタソとハァハァが!
合体に告ぐ合体の末!遂に!
誘惑挑発おねだりわがまま肉体の解放マリンカリン持ちのティターニアタソがッ!!ハァハァ
邪教のオヤジ「では、始めるぞ」
ガガシャーンデュルリューン!!!!
すごい光だーーーッ!これは期待できるぞー!ハァハァ
外道スライムはざわざわt(省略されました。つづきを読みたい方はめがっさざわざわとかきこんでも続きません
そりゃあ邪教の「オヤジ」じゃあ失敗率高いよなw
五島は既婚者で子持ちなんだよな。
で・・・ふんどし一丁で突っ立てると
そんな漢に惚れたんだよ、嫁さんは
めがっさざわざわ
…わかってるよフランキー、君と俺はいつまでもトモダチさ
…そんな目で見るなよ、ネコマタだった頃は愛していたよ('A`)
立ってから一ヶ月も経っててSSは冒頭の一つだけか……
77 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 23:49:25 ID:y/Kc4SoQ
age
78 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 22:26:00 ID:0r1QDqZR
P3のスレはもうすぐ1000なのにココは酷い過疎化ですね
アンチが荒らしてP3を追い出さなきゃ、このスレにも活気があったんだけどなぁ。
ずっとP3ネタばっかり続くわけでも無かったんだから、わざわざ追い出す必要も無かったんだよ。
スレに活気さえあれば、P3以外のネタを書いてくれる職人さんも現れたろうに。
分けたせいで、こっちは過疎り、向こうは荒れた。
ほんに荒らしとかアンチってのはロクなコトしねーな。
何が楽しくて生きてんだろーね? 市ねばいいのに。
萌えネタで活性化
「私は速き者オキュペテ」
とかで
ウラベとリャナンシーいいよね。
いいよね……
デビサマでは『若者(♀)』だったリャナンシーの口調が
ハッカーズでは『大人の女』になってたとかたまらんね
(このネタは同人で読んだ)
しかしこのスレ的には的外れで申し訳ないが
プラトニックの方が萌えるなあ
レイホゥとエリー(明日)おたおめ記念小説を希望してみる
今更だがおめ!
幾つになったかを聞くのは無謀ですか
レイホゥが1970年
エリーたんが1979年
だから…
こ、この話はやめようorz
ゲームキャラは年をとらないのさ。
俺やお前は違うがな。
西暦を考えるとおっぱいヵャャやプニタエなんてdでもないことになるぞ
なんか投下ぜんぜんないね
ライタエでよければ書く気はあるけど荒れるかな?
>>89 頑張ってくれ…!
個人的に滅茶苦茶見たいのでお願いします。
そろそろ大丈夫じゃね?
>>89 ライタヱだなんて有り難過ぎて最早エロなしギャグネタでも構わない勢いです
93 :
89:2006/09/27(水) 06:21:10 ID:pFjggAVA
おk、じゃあ就活の合間に頑張って書きます。
ただ書くのがもの凄く遅いからハロウィンくらいになるかも。
>>92 ライタエ短編ならエロ無しシリアス風味で二万字くらいのあるよ。
サイトにでも上げようか? って、リップサービスだったらごめん。
執筆も就活もがんばれ━━(cレ*゚∀゚レ人(ι*'ヮ')━━!!
92さんじゃないけど、ライタヱ短編すごく読みたい…
95 :
92:2006/09/28(木) 01:56:27 ID:m5xLqzmr
>>93 本心ですとも。
タヱ好きなんだけど本編中の気絶放置ぶりから中々脳内でライタヱに繋がらないw
上げてくれたら読みながらハロウィンまでwktk出来てうれしい。がんばれ。
べるの風フツオ(ザ・ヒーロー)のエロパロを見てみたい
ロリコン一色だとおもうけどw
>>96 いただきました。超力GJです!
本編でのタヱ不足及びライタヱ不足をたんまりと補給させていただきました。
しかし巧くて羨ましい限り…。自分にも96さんのような才能があったらなぁ。
>>96 GGGGJ!!普通に小説として楽しんだよ
そしてライタヱからゴウトにおばちゃんまで隈なく萌えた。ツボを心得てますな。
エロにも期待が高まります。
この高クオリティでエロとか神様ありがとう状態なんですが
タヱたんぷにりたい(*´Д`)ハァハァ
101 :
96:2006/09/29(金) 12:29:04 ID:eVRrlIzL
>>98-100 ありがとう! 知人以外から感想貰えた事ないから幸せ過ぎて目と鼻から変な汁出てきた。
それにライタエ萌えの人がこんなにたくさんだなんて萌え過ぎる(*´д`*)
それでは、ハロウィンあたりにノシ
はろうぃんていつ(・∀・)?
普通は10月31日
丁度小説版葛葉ライドウが出る美味しい食べ頃ですね
小説版ではタエたんがちゃんと出番もらえるといいな
小説版ではタヱちゃんの胸が大きくな…
(ι#'ヮ')φ
葵鳥さんはそれでいいの
柔らかいからそれでいいの
1920年代の西欧ではあーゆう直線的なスタイルが流行ってたらしいから
タヱさんもわざわざ下着でまっすぐな体型に補正してる可能性あると思うんですよ。
1930年代になるとまた変わるようで、大正20年だともう1930年代になってるけど、
日本ではちょっと遅れて流行したってことで…。
もしかしたら(ι*'ヮ')φ「私、脱いだらすごいんです」って可能性もあるかもしれないのか!?
蓋を開けてみたら内面がお子様どころか、しっかり年相応にオトナだったように!!
ぺたんこでも大歓迎だが、ちょっとタエがエロ眩しく見えてきた
110 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 21:15:01 ID:aSoeFyFO
童顔のくせに身長160センチと「……よくてよ」と「好きなタイプは物静かな人」に欲情した>タヱ
でもあんなぷにっ子が酒飲んでたらなんか心配だよ
sage忘れごめん・・・・
112 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 23:42:03 ID:16+5bJ+t
5の時彼女の家で夕方やってた「らんま1/2」を一緒に見てて
シャンプーのオッパイ丸見えのシーンでギンギンに勃起してしまったんだ。
あんまり見ちゃダメだと目をそらしてふと彼女の方を見ると
ブラジャーをしていないTシャツの隙間から豊かなオッパイが丸見えだったんだ。
俺は初めて見る生のオッパイに釘付けになった。
見つめられているのに気づいた彼女は
「どこ見てんの?エッチ・・・触りたい?」とTシャツをめくりながら言ってきた。
「う、うん」とツバを飲み込み、まだ膨らみかけの大きなオッパイにしゃぶりついた
そして・・・
そして…
夢精して目が覚めた。
俺は「夢か…」とため息をつき着替える。
…今日は定年で最後の出勤日だから頑張ろうと思う。
113 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 23:55:31 ID:16+5bJ+t
5の時彼女の家で夕方やってた「らんま1/2」を一緒に見てて
シャンプーのオッパイ丸見えのシーンでギンギンに勃起してしまったんだ。
あんまり見ちゃダメだと目をそらしてふと彼女の方を見ると
ブラジャーをしていないTシャツの隙間から豊かなオッパイが丸見えだったんだ。
俺は初めて見る生のオッパイに釘付けになった。
見つめられているのに気づいた彼女は
「どこ見てんの?エッチ・・・触りたい?」とTシャツをめくりながら言ってきた。
「う、うん」とツバを飲み込み、まだ膨らみかけの大きなオッパイにしゃぶりついた
そして・・・
そして…
夢精して目が覚めた。
俺は「夢か…」とため息をつき着替える。
…今日は定年で最後の出勤日だから頑張ろうと思う。
そんじゃsageついでに、
胸の小さいことを気にしてるタヱたんが可愛いんだと言ってみる。
>「……よくてよ」
エロいな
タヱちゃんもとい葵鳥さんの名刺が欲しい。
遊びに来たらなんでもご馳走したい。
あんなカワイイ子に対して珈琲をケチり、早く帰れといわんばかりのニヰト鳴海はバチが当たると思う。
ライドウ話もいいけど他のネタ投下しにくくなってない?
P3の次はライドウが的か…
文句をいうのが仕事なんだからしょうがないだろ
別のネタ振ればそれに皆答えるだろうに。
場の空気をいちいち悪くして何が楽しいんだろう。
そもそもP3追い出した意味もわからん。マンセーはうざいが職人まで追い出す必要ないだろ
過疎りすぎw
今北。
>>1に
>女神転生・ペルソナ関連のエロSSスレです。
ってあるの見て、初代にハマった小学生時代からメガテニストな俺は
さっそく浮かれつつログ読んでたんだけど、P3だけは追い出されてるわけね。
あやうく顰蹙な書き込みするところだったぜ。
総合だから気にしないでいんじゃない。やっかむ人もいるけどそこはスルーで語り、作品投下を楽しむが吉成
そろそろほとぼりも冷めたろうし俺もいいと思うけどな。
新作の虹投下が多いのなんてどこのゲームスレだって一緒だろうし、過疎るよりはいいんじゃないの?
というわけで待ってますщ(゚Д゚щ)
前にここ専属だった慶応出身の書き手さんは、あっちに荒らしに出張してるうちに
訳の分からない行き掛かりから、すっかり向こうに取り込まれちゃったみたいだなw
恐るべきはP3ヲタ
507 :名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 23:25:44 ID:OAEY7FSd
同意
あとあっちのスレにそろそろ戻りたい
ほんと、姑息な工作だよな
またP3ヲタをこっちに引き込んで大暴れさせるつもりだな
いったい何がやりたいのやら
どうしてもP3を隔離させたいみたいだな
この過疎スレは何を望んでるんだか
>>127 もういいんじゃね?こんなとこ放っておけよ、そのうち消滅するだろうし
荒らす奴を追い出して何も悪い事は無いと思った
お〜い、諸般の理由でこっちに書き手を一人帰すぞ〜
多分イイ奴だから、せいぜい大事にしてやってくれや
こっちで萌えを叫んだっていいじゃないか
かやや萌えー
134 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 23:00:32 ID:s3vfhEV/
保守
魔神読みたいなぁ
(cレ ゚∀゚レ<保守
137 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 22:54:01 ID:0m8UdbiG
ペルソナ3の続編を祝ってペルソナ3ネタ解禁にしないか?
そうすればこの過疎も終わると思うんだが
P3派としては余計な話だな
こっちは追い出された先で、荒れながらもそれなりに楽しくやってるんだ
合流したけりゃ、そちらから頭を下げて頼んできなよ
そしたら次からは、【ついでに】ペルソナ3のエロパロ【メガテンも】ってスレタイにしてあげるよ
そこまでして合流したくないってのならそれまでのことさ
勝手に過疎ってろや
追い出されたはずではなかったのか
はいはいわざわざこっちまで来て荒らし厨乙
俺は統合して欲しい派だが、荒れるからもうちょい時間置いた方がいいと思う。
じゃ俺もあっち帰るわ
λ...
P3の公式で何かやるっぽいからまだまだ荒れると思う
いま原稿中だからもうちょっと待っててね!
投下予告ウザス
145 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 22:19:50 ID:+3eLW03P
素に帰れ
( ゚д゚)ハッ!
こっそりライドウとタヱちゃん待ち
こっそりケルト師弟待ち
ニヰトとタヱちゃん!
こっそりノクタンとピクシーちゃん!
真1で母親が悪魔に食われるわけだが、性的な意味で
メガテン系列なら何でもいいわ
顔酢ヒーローがオザワたちに掘られるようなのでもか?
お久しぶりです。ハロウィンには少し早いですが投下しに来ました。
ホラー風味になったので
>>96のアドレス先にアップしておきます。
また荒れる原因になったらすいませんorz
がんがれ
もうキテタ(略)━!!
態度に色気がないタヱさんかわいいよタヱさん
この長さでミステリ風要素まで折り込むのが流石。GJ。
「今朝気になった」原因と思しきエロ夢タヱさんサイドや現実でのエロも読みたいNA
…と言うだけ言ってみる。
>>154 お待ちしてましたー。
前回のもありがたく頂きましたが、今回のもまた良いですね。
何か余韻が残る心憎い終わり方で…。
そして、前回同様、自分が同化してる主人公は
まさにこんな感じでタヱさんを好きな気がしました。
158 :
154:2006/10/28(土) 21:59:35 ID:mX3xsqs+
>>156 そろそろ学会でもう書いてる余裕ないんです御免……。
タヱさんは極度の照れ屋だといいと思います。
>>157 思い切り主人公=自分のノリで書いていたので、
そう言って頂けて嬉しいです。タヱさん大好きですタヱさん。
所でタヱさん好きな方は、死人駅使は読まない方が良いと思います。
……早く忘れようorz
全レス返しはスレが荒れる元なのに
何の進歩もしていないね、この人は
小学校の先生かっつーの
巛彡彡ミミミミミ彡彡
巛巛巛巛巛巛巛彡彡
r、r.r 、|::::: |
r |_,|_,|_,||:::::: ⌒ ⌒|
|_,|_,|_,|/⌒ -="- (-="
|_,|_,|_人そ(^i '"" ) ・ ・)""ヽ
| ) ヽノ |. ┃`ー-ニ-イ`┃
| `".`´ ノ ┃ ⌒ ┃|
人 入_ノ´ ┃ ┃ノ\
/ \_/\\ ┗━━┛/ \\
/ \ ト ───イ/ ヽヽ
こいつ、学会とか余計な言って、人を見下したような態度がモロに出てるなw
バカだなw
学会は学会でも草加だよ
ヲチ板で自演失敗乙
kwsk
あれ、もう読めない?
ライタヱエロ期待してたんだが…orz
マジかよ……今来た身としてはツラス
総合が結合に見えた…絶望した!
絶望先生乙
170 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 00:30:37 ID:g+pkDMet
バイバイ(´・ω・`)
171 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 23:40:01 ID:SQBdHDe2
ハロウィンライタヱが…orzorzorz
あれ、読めるよ?
羞恥心と自己顕示欲では、羞恥心の方が勝ったか
最初から腰を低くしていれば恥をかかずに済んだのに
ライドウ小説のドアマースが恋する忠犬な件について
そうなんかー
小説欲しいな
売り切れなので仕事帰りにでかい本屋行くよ
個人的に小説の初代キョウジで書いてみたい…
めっちゃ鬼畜になっちゃうけど…
小説ネタは不味いすか?
あと悪魔相手でもおk?
何の問題があるというのだ?
鬼畜やグロなら注意書きとかあれば嬉しい人もいると思うけど
それならまずあの小説にグロ注意入れるべきだな。
錠平マジ怖ぇ
179 :
176:2006/11/07(火) 13:47:18 ID:hLMlhi6t
どうも。小説キャラおkなら書いちゃおうかと。
でも思ったより鬼畜にはならなそう。DVくらいか。
ありんす口調の悪魔も標準語にしちゃうつもりですが…。
ログ削除♪
181 :
176:2006/11/10(金) 19:13:21 ID:+pFX5sYV
どうもです。一応初代キョウジ×ネコマタ(?)出来ました。
何故(?)なのかは読んでいただければ分かるかと。
グロはないですが痛い系+言葉攻めの鬼畜になったかな。
流血はありません。ではどうぞ。
182 :
罪業1:2006/11/10(金) 19:16:33 ID:+pFX5sYV
葛葉のサマナー達は、原則的に個人で動く事は許されていない。
だが、あの男にはどのような目付け役を就けたら良いのか。ヤタガラスも悩んでいた。
この度、初代葛葉キョウジの名を授かった男。確かにサマナーとしての能力は凄まじいまでのものを持っている。
だがその気性においては大いに問題が見受けられた。
あの男を一人で行動させるのは、ある意味悪魔を野放しにしておくよりも危険な事だ。
だがそんな男が目付け役の存在など甘んじて受け入れるのだろうか。
適当に選んだ者では、少しでもキョウジの機嫌を損ねたりしたら即命を落としかねない。
だからといって、簡単に死なない者なら誰でもいいという訳でもないだろう。
ヤタガラスは非常に困難な課題を抱えていた。
初代葛葉キョウジがその名を授かってから数日の後、ヤタガラスから召集がかけられた。
闇深い深夜、寂れた神社の前にキョウジが気だるそうな足取りで現れた。
今日は仕事の呼び出しではない、という事だったので棺桶は持ってきていない。
「よォ、今日は一体何の用だってんだ?」
だしゃあ、と息をつき、いつの間にかその場に立っていたヤタガラスの使者に問い掛ける。
「お待ちしていました、初代葛葉キョウジ。今日は貴方にお渡ししたいものがあります」
「…渡したいもの?」
キョウジが怪訝そうに眉を顰めた。
「ええ…来なさい」
使者が、キョウジから見て右の奥――神社を覆う闇に向かって声をかけた。
闇の奥から何者かの気配を感じ、キョウジは首を捻ってそちらに目をやった。
現れたのは、薄紫の着物に身を包んだ美しい女だった。
生気を感じさせない程の白い肌に、艶やかな長い黒髪がよく映えている。
女はキョウジの姿を見つけると、うやうやしく頭を下げた。
183 :
罪業2:2006/11/10(金) 19:19:01 ID:+pFX5sYV
「――悪魔じゃねえか」
「ほう、よくぞ見抜きましたね」
「ざけんな、こんな人の皮被った悪魔なんざ管にも入れられねえじゃねーか。どうしろってんだ」
女に目をやったまま、キョウジは使者に悪態をついた。
目の前の女は確かに肉体≠持っている。
それは通常マグネタイトを得て実体化する必要がある悪魔とは明らかに違う事だった。
その事自体は疑問にも思ったが、その悪魔が使えるかどうかの方がキョウジにとっては重要な事だった。
「彼女を管に収める必然性はありませんよ」
「…ああ?」
「彼女はマグネタイトも必要とせず、半永久的に貴方に仕える者。如何様に使おうとも貴方の自由です」
キョウジは一度使者に送った目線を、また女に戻した。
女は今度は軽く頭を下げた。
「…どうやって作った?」
「神降ろしと反魂の術の応用です。一度死んだ人間の肉体に実体化していない悪魔を吹き込みました」
「なんだ、屍鬼と大して変わらねーのかよ」
「単に死体を操る術とは違いますよ。彼女はいわば肉体を持った悪魔、いつでも本来の能力を発揮する事ができるのです」
「ふん…」キョウジは鼻を鳴らした。
「信じられませんか?ならば見せておあげなさい」
使者が女に言葉をかけると、女は小さく頷いた。
次の瞬間、女の姿が消えた。
「――っ」
キョウジが上に視線を走らせたのと、頭上に茂る枝が音を立てて葉を飛び散らせたのはほぼ同時だった。
漆黒の空高く舞い散る葉の中に、しなやかな影が躍っていた。
影は両手で空を斬る動きを見せると、身を回転させ、しゃがむように着地した。
その周りに、針のように細かくなった葉が降り注いだ。
「…猫か」
「その通りです」
着地した影には、鋭い爪と瞳、髪の合い間から覗く尖った耳があった。
ゆっくりと立ち上がると、その姿はもう人のものに戻っていた。
女はまた会釈すると、今度はうっすらと微笑んでみせた。
「さあ、今度は貴女からも挨拶なさい」
使者の言葉に、女はまた深々と頭を下げた。
「なんだ、喋れんのかよ」
「ご挨拶が遅れました…初代葛葉キョウジ様」
ゆっくりと頭を上げ、柔らかく微笑む。
「これより貴方様の手となり足となり務めさせていただきます。どうぞ御自由にお使い下さいませ」
「……」
キョウジは黙って女を見つめていた。
184 :
罪業3:2006/11/10(金) 19:20:58 ID:+pFX5sYV
「…?」女がやや不安そうな顔をする。
「…もう一回言ってみろ」
「え…?」
「もう一回言ってみろって言ってんだ。聞いてないのかよ」
キョウジの顔に怒りが見え隠れする。
「あ…こ…これより、貴方様の手となり足となり…」
「その前だ」
「…ご挨拶が遅れました…」
「その次だ!」
「…初代葛葉キョウジ様…」
キョウジの口に笑みが浮かんだ。
「まあいいだろ、使ってやるぜ」
「……!?」
女は目を丸くした。
「これで用は終わりか?じゃあ帰るぜ」
そう言うと、キョウジは元来た方向に身を反した。
女が思わず使者に目をやると、使者は小さく頷き、小声で囁いた。
「よろしく頼みますよ」
「…はい」
「何してんだ、来ねーのか!?」
「あ…今参ります!」
使者に一礼すると、女はキョウジを追って駆け出した。
彼女の後ろ姿を見送り、使者は内心安堵していた。
とりあえず第一段階は突破した。
簡単に殺されないだけの力を持ち、なおかつ従順な気質の持ち主である彼女がキョウジの目付け役に選ばれた。
まず自分に大人しく従う相手ならば、そうそう邪険に扱う事もないだろうと考えられたのだ。
「…何故こんなに気を使う必要があるのか…」
使者は微かに溜息をついた。
185 :
罪業4:2006/11/10(金) 19:23:20 ID:+pFX5sYV
緑深い中の道を進むキョウジの後ろを、付き従うように女が歩いていた。
「…そういや、お前みてーなのは他にもいるのか?」
「はい。多くはありませんが」
「なんで沢山作らねーんだ?」
「一つには、高度な技術と手間が必要だという事があるようです。私の後には作られていないと聞きました」
答えて話をしていると、ふいにキョウジが歩を止めた。
「…?」
何事かと共に足を止めると、軽く身を返したキョウジが突然手を伸ばし、女の腕を捕えて引き寄せた。
「きゃ…!」
不意をつかれ、キョウジの肩に額をぶつけてしまった。
「も…申し訳ありません…!」
「見えない所で喋るな」
「え…」
「俺様はコソコソ話されんのは好きじゃねーんだ。ちゃんと見える所にいろ」
「あ…はい…」
従者としては、常に主の後ろにある事が普通だと思っていただけに少々驚いたが、主の命なのでそのまま従う事にした。
女がキョウジの横に並ぶ形で、会話は続けられた。
「私も他の者に会った事はありません。数が少ないので選ばれた任に就いているようで…」
ふとキョウジを見上げると、じっとこちらを見つめているのに気がついた。
目が合うと、またキョウジが立ち止まる。
「…お前…」
「…はい…」
軽く身を屈め、急にキョウジが顔を近づけてきた。
「…!?」
キョウジの右手が細い左肩を捕え、そのまま彼女の首筋に顔を埋めた。
「……っ!」
186 :
罪業5:2006/11/10(金) 19:25:17 ID:+pFX5sYV
思わず身を固くしてしまう。使われる∴ネ上、こういう事になるのは百も承知のつもりだったが、あまりに突然の事に心の準備をする間もなかった。
鼻先と唇が触れ、息遣いと長い前髪に喉が擽られる。
「っん…!」
無意識に息を詰める。
「死体だから臭せーかと思ったが」
キョウジの唇が動く。
「良い匂いだな」
「はぃ……っ!!」
反射的に返事をしようとして、上擦った声を上げてしまった。
キョウジがどういうつもりだったか分かっただけに、余計顔が赤くなってしまう。
「なんだお前…」
唇が笑みの形に動く。
「感じてんのか?」
肩が揺れている。息遣いにも笑いが感じられた。
恥ずかしい。
空いている右手で顔を隠そうとした時。
「んあ…っ!」
突然キョウジの左手が白い喉に回され、首筋に舌を這わせてきた。
「猫だもんなあ、やっぱ喉がいいのか?」
舌だけでなく、左手の親指でも喉を擽る。
「は…っあ…!」
声を抑える事ができない。
キョウジの動きに合わせるように喉を反らせると、僅かに足元がふらついた。
「動くなよ」
「すいま…っせ…んぅ…」
何とか謝罪をしようとするが、まともに言葉を紡ぐ事が出来なかった。
「それとも…もう足腰ヤバいか?」
「え……あっ!」
187 :
罪業6:2006/11/10(金) 19:27:18 ID:+pFX5sYV
荒々しく身体を押され、背後の木に背中を押し付けられた。
「丁度いい、ちゃんと人間の身体してるか確かめてやるよ」
言い終わるのとほぼ同時に、襟元から強引に着物の中に右手を突っ込んできた。
「痛…!」
力任せに胸を鷲掴みにされた上、腕に仕込まれた管が肌に喰い込んでくる。
「なんだ、色気のねえ反応だな。もっといい声出せよ」
不機嫌そうに呟くと、左手で襦袢ごと引き剥がすように着物を開かせた。
ふいに喉から顔も離し、半分晒させた肌に寄せる。
「あ……!」
大きな手が豊かな膨らみを捕え、先端に舌を寄せた。
「ふ…っん…あぁ…っあん…!」
与えられる刺激に耐えきれず、思わずキョウジの髪に指を絡ませた。
喰らいつくように、キョウジも行為を深くする。
一際声が高くなり、全身に力が入る。
「んや……うっ!?」
突然息が詰まった。腹部に強烈な圧迫感と痛みが走る。
「が…はっ…!!」
キョウジの拳が鳩尾に入ったのだと気づいたのは、そのすぐ後だった。
苦しくなった呼吸に喘いでいると、キョウジの左手に首を締め上げられ、そのまま地面に叩きつけられた。
「ぐ…っ!!」
「痛えだろうが」
ようやくキョウジの手が離れた次の瞬間、乱暴に前髪を掴まれて頭を持ち上げられる。
「誰が髪引っ張っていいって言ったよ、痛えだろ、痛えよな」
「…っすい…ません…!」
掠れた声で懸命に謝罪の言葉を絞り出す。
だがキョウジは、掴んでいた頭を投げつけるようにして彼女を地面に倒した。
そのまま力無く横たわっていると、下腹部に激痛が走った。
「くあ……っ!!」
キョウジの雪駄が股間を踏み付けているのが分かった。そのままぐりぐりと乱暴に磨り潰してくる。
「っあ…キョう…ジさ…まあ!!」
「なんだよ、言いたい事があるなら言ってみろ」
「……!!」
そう言われたら、口を噤むしかない。
ただ痛みに耐えるしかなかった。
やがて、ようやく雪駄が離れたのとほぼ同時、着物の裾が荒々しく開かれた。
188 :
罪業7:2006/11/10(金) 19:29:26 ID:+pFX5sYV
「へえ…」
今まで上から降ってきていたキョウジの声が、脚の下から聞こえた。
「こんな所までちゃんと人間そっくりなんだな」
愉しそうな言葉に、また頬が紅潮していく。
手の甲で顔を覆うようにしていると、突然目の前にキョウジの手が突き出された。
その手の中には管が数本握られている。
「何本がいい?」
「――っ!!」
思わず息を呑んだ。
「選ばせてやるって言ってんだ。何本欲しいか言ってみろ」
答えられない。
「なんだよ、選ばねえのか?だったら片っ端から突っ込むぜ。何本入るか試してみるか?」
どうすればいい。
恐怖に支配された頭で必死に考える。
思わず管から目を逸らすと、片膝を着く状態でしゃがみ込んでいるキョウジの姿が目に入った。
「……あ……」
「ん?」
「……キョウジさま……の……」
「なんだ、はっきり言えよ」
「キョウジさまの……が……ほしい……です……」
キョウジが口角を吊り上げた。
「それじゃ分からねえよ、俺様の何が欲しいって?ちゃんと言ってみな」
顔を覗き込むようにしてキョウジが囁いてくる。
「……」
少しの間目を逸らした後、ゆっくり口を開いた。
「……キョウジ様……の……い……陰茎が……欲しいです……」
「…陰茎ときたか」
くっくっと笑う声が聞こえてきた。
「まったく、大した淫乱だなてめーは。そんなに欲しいのか?」
ゆっくりと頷く。
少なくとも管よりは普通の行為だ。
ふいにキョウジが空いた手を伸ばしてくると、まだ彼女の左肩にかかっていた着物の襟を掴んで、力任せに半身を起こさせた。
「だったら、その気にさせてみろ」
言いながら、キョウジは己の褌を緩めた。
すでに頭を起こしかけているものが顔を出す。
彼女の頭を捕え、ぐいと引き寄せてくる。
189 :
罪業8:2006/11/10(金) 19:30:58 ID:+pFX5sYV
「……」
ほんの少しの間の後、手を伸ばしてそれを口に含んだ。
「ん…っく…ふ…」
キョウジをその気にさせなければ。その一念で懸命に奉仕を続ける。
「…っ…」
キョウジが息を詰める。
「お前…いつこんな事…覚えたんだ…?」
面白がっているような、不満なような呟きを漏らしながら、節くれだった指を柔らかい髪に絡ませた。
返事の代わりに、指で裏筋を撫で上げ、割れ目を舌先で擽る。
「…っく…!」
頂点が近付いたのを感じ、キョウジはぐいと彼女の頭を引き離した。
「本当にいやらしい女だな…どれだけしゃぶる気だよ…」
口の端から唾液を漏らす顔と間近で目を合わせた後、肩を押さえて組み伏せた。
「褒美くれてやるよ。嬉しいだろ?」
両脚が持ち上げられる。
「…ん…」
ろくに慣らされていない状態だけに緊張を覚えるが、少しでも楽にする為に力を抜こうと努める。
間も無く、入り口に熱いものがあてられた。
「おら、しっかりくわえ込め…!」
言いながら、ぐいと脚を押し、全身の体重ごと沈み込んだ。
「ああ……!!」
悲鳴とも喘ぎ声ともつかない声が上がる。
舐めておいた分キョウジ自身は湿ってはいるが、やはり身体の準備が足りない。
加えてキョウジの乱暴な動きが、快感よりも苦痛を誘う。
明らかに相手よりも自分の快楽を優先させている。
「い…っあ…く…ぅあ…!!」
興奮が高まったキョウジが益々動きを荒げていき、脚が自分の肩に着く程押し曲げられる。
堪らず、背後の地面に爪を立てた。
キョウジに爪を立てる訳にはいかない。土に長い引っ掻き傷を作りながら懸命に耐える。
「…っあぁ…!?」
突然、腰の下に奇妙な異物感と痛みが走った。
「どうだ、二ヶ所同時に突っ込まれる感想は…?」
管が尻の穴に突き立てられたのだと分かり、思わず腰を退いてしまう。
「なに逃げてんだよ」
押さえ込むように体重をかけると、キョウジは遊ぶように管をぐりぐりと動かしてくる。
「っく…あああ…!!」
思わず着流しの袖を掴んだ。
耐え切れずにゆったりした袖を引っ張ると、逆に力任せに管を押し込まれる。
「んああ…!!」
「抵抗してんじゃねえよ。お前は俺様の何だ?」
はっとして目を見開いた。
キョウジが不機嫌そうな目で見下ろしている。
「……手であり……足であり……」
「それで、穴だ」
言い放つと、挿入した二本を一気に突き立てた。
190 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 19:33:42 ID:kme5tisd
つまらない
191 :
罪業9:2006/11/10(金) 19:38:11 ID:+pFX5sYV
だしゃあ、と深く息をつきながら、キョウジは緩めた褌を締め直した。
着流しも所々汚れたが気にはしていない。
足元の地面には、乱れた着物のまま女がぐったりと倒れ込んでいた。
「おい、さっさと行くぞ」
それだけ言うと、キョウジはさっさと歩き出した。
鈍痛に支配された身体を引きずるように、女はゆっくりと起き上がった。
地面に座った状態で着衣を直しながら、女は決意を固めていた。
これは当分自分が相手をするしかないだろう。
悪魔の自分でさえこうなのだから、もし人間の女を相手にしたら殺してしまいかねない、あの主は。
「……」
頭の中にまで痛みが湧いてくるのを感じながら、女は立ち上がると、よたよたと主の後を追った。
キョウジひでえ(lll゚Д゚)
段々エロから只の痛い話になってしまった気もしないでもない…
一応東京駅では何で彼女がいなかったのか&小説の後日談も考えてはいますが…
そっちの方が救いはあるけどエロ分は減りそうな予感。
もう書かなくていいよ
何故急に単発IDで叩く輩が出て来るのか
P3スレから出張してきたんだろ。
>>181 キョウジ、ヒドス
でも、そこがイイ!
後日談、楽しみにしてるよ。
初代キョウジは
本当に
DQN
だな
GJ!!
GGGGGGGJJJJJJJ!!!!!
キョウジ酷いなあ。でもそこがらしくて本当にイイ!
このキョウジだと色々なプレイが楽しめそうですなw
自演対自演か
出張お疲れ様
さっさと帰れ
200
201 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 21:38:55 ID:T2akXI5C
P3の方が面白い
はいはい巣に帰れ
さすがに釣りだろ
204 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 17:15:00 ID:3Zzob5Cc
答えはどっちも面白くない
ペルソナ2って需要ないかな?
ある
関係ないが、パオフゥってDTか?
P3厨は合流しないでくれ。
終わり間際の流れ見るとそうとしか言えない。
荒れるより過疎の方がマシ。
お前はダチョウ倶楽部で、ホントは合流して貰いたいんじゃねぇの?
誰がするか
なんというクマー
DTって何と聞こうとして意味に気付いた
美樹さんが本命で一途ならDTもありだし
台湾での五年間でやくざな暮らししてたらDTじゃないんじゃマイカ
テレッテ×チドリ投下していい?
っていうか需要あるのかな
P3スレ落ちたのか
新しく立てれば?
>>214 投下されるものを叩かずにはいられないような連中は
そういう連中だけで隔離されていてくれ。
頼むから。
必要なら新スレ立ててそっちに投下して欲しい。
まーあの状況はカワイソスとしか言いようがないな……
GJって言うだけで自演乙とか馬鹿じゃねーのって話です><;
叩かれてたライドウネタの人が可哀想だった。どの層の腐が叩いてるのかバレバレ
立てようとしたが弾かれたw
嫌ならここの住民が新スレ立ててくれませんか?
じゃないとテレッテ×チドリの陵辱ものここに投下するよ
ゴメンねw
いいから巣に帰ってくれ
真上のレスも見えないのかと
だからその巣を作ってくれって言ってるだろ
もっともここを乗っ取られたくなかったらの話だが
人的物的資源の差から、君たちが閉め出されることになるのは明らかなんだよw
済みません、取り乱してしまいました
こちらはお願いする立場でした
リロードした際、フレームの外に消えていたようです
お騒がせしました
……まあ、なんつか……作者も含めてもうだめぽだな
……いや、一部だけだと思うがなあ。つーかただの荒らしだろコイツ。
P3スレの最後の荒れっぷりもID変えてせっせとレスってた奴が一人いるだけじゃまいか。
初代キョウジ話、面白かったよ
サイト回ってもキョウジのSSってないしね
いかにもって感じで良かった初代キョウジ。
かわいそうだけどラブラブってわけにはいかんよなぁ
233 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 10:23:05 ID:MTtRmbTM
うん
234 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 02:54:10 ID:PfnwoV8l
初代キョウジでゲーム出ないかなあ
RPGがいいけど倫理的にダメなら
なんならシューティングでもいいよ
シューティングだけはやめてくれ
運動神経なくてもできるのにしてくれ頼む
ADVで
RPGがいい
このスレほぼSSとは関係ないレスばっかじゃん
アホカ
>>235 お前はヴァルキリープロファイルヲタを怒らせた
>>239 既に発売元に続編で怒らせられたから今更なんでもない
前の書込みが一週間前か…
そろそろSSが読みたいな〜
242 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 15:43:18 ID:Cp8/a7/E
P3と合流して生き延びるくらいならこのまま落ちた方がいい保守
保守
魔神もの読みたいなぁと思いつつ保守
246 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 22:08:17 ID:ZqgNSa/G
性夜age。
保守
ほしゅ
249 :
176:2007/01/04(木) 18:50:09 ID:Kcw4krYL
お久しぶりです。
昨年は有難うございました。
先日何故か、サラシほどいたり巻き直すのが面倒だと言って
風呂に入りたがらない初代キョウジが、困り顔のネコマタ(投下したやつの)に
「お前が隅から隅まで洗うなら入るぜ」とか言ってる夢を見ました。
ネタにしてみてもいいですか?
やはり鬼畜キョウジは間違いなさそうですが。
読みたいでありんす!
251 :
176:2007/01/05(金) 16:20:11 ID:0GQJz2kI
>250
有難うございます。書いてみますね。
…しかしよく考えてみると、あのキョウジは
まともな風呂場のある家に住んでるんだろうか…orz
その辺はご愛嬌でお願いします。
注)コテハン語り、誘いウケは荒らしの格好の餌
マダー?チンチン
ゆりこネタも
>254
本職(?)だしなあ。
メガテンてネタ元はいっぱいあるんだけどなあ。
思いついたので投下。
揺れる視界に閉ざされている空間。
俺はいつかの夢の中を彷徨っていた。
「…懐かしいな。」
この夢の中で人の顔を持つ扉に名乗り、十字架に架けられた少年と悪魔に踏みつけられていた少年にめぐり合った。
皆、目的こそバラバラだったが、かけがえの無い仲間になれた。
…もうあの二人は居ない。俺がこの手で殺してしまったのだから。
そしてこの夢の最後に現れた女も…。
歩を進めている内に終着点となる泉にたどり着く。
ここでゆりこと名乗ったリリスという名の悪魔に出会った。
ちょうど目の前の光景の様に、彼女は水浴びをしていた。
「久し振りね。」
「そうだな。また会うとは思わなかったが…。これはお前の仕業か?」
ゆりこが少し寂しげに微笑む。
「これでも夢魔達の母なのよ?現世に出てくるには当分無理だけど、あなたの夢に干渉できるくらいの力が戻ってきたわ。」
「…目的は何だ?」
ミカエルもアスラ王も倒した今、俺を倒したところで時代の趨勢は大きくは変わらないだろう。
となると、俺に対する復讐心が動機だろうか…。
「…あなたにもう一度だけでも会いたかった。それだけよ。」
…彼女の想いは、彼女を看取った時に聞いている。おそらく嘘はないだろう。
「この夢が覚めれば、今度こそあなたに会うことは無くなるわ。でも一つお願いがあるの。時々、本当にたまにで良いから私の事を思い出して欲しいの。」
「…それだけで思い残す事なく逝けるのか?」
もうゆりこの表情から微笑みの欠片すら見出す事ができない。必死に溢れそうな涙を堪えている。
この儚げな姿を見たとき、思わず彼女を抱き寄せていた。
「!?急に何をす…」
そして唇を強引に奪う。舌を噛まれる位の覚悟はしていたが、案外ゆりこは抵抗しなかった。
しばらくお互いの唇をむさぼり、唾液を飲みあった後におもむろに顔を離す。
「一度限りの浮気だ。…アイツには黙っててくれよ。」
「…バカ。こんな時に他の女の名前を出さないでよ。…彼女にばらしちゃうわよ。」
自分の服を脱ぎ地面に敷いて、その上にゆりこを横たえさせる。
この段階である事を思い出す。彼女はアダムの下にいることを拒み、エデンの園を出たという話があった。
「下でいいのか?」
「何でもいいわよ。…あなたと一つになれるなら。」
「そうか。」
彼女の濡れた髪を撫でつつ、再び口付けを交わす。そして百合すら及ばないような白い肌に手を滑らせる。
美しく豊かな乳房を揉みしだき、多くの悪魔を育てたと思えないような色素の薄い乳首を口に含む。
「ふふ。アダムとの間に子供が出来ていれば、こんな子だったかもね。」
今度は俺が撫でられる側だった。赤子を撫でる母のように優しい手つきで俺の頭を胸に抱き、髪を撫で梳いている。
彼女がアダムの妻の座を捨てなければ、そんな歴史が紡がれたかもしれない。…だが。
「…自分の先祖のバアさんをハメてるって想像すると萎えるものがあるな。なにより他の男を口にするのはルール違反じゃないのか?」
クレバスに手を沿わせて指を入れて、蠢かせる。
柔らかく、しかし狭い彼女への通り道は十分に愛液で潤っておいた。
「ぁああ!」
母親の顔から女の顔になり、艶を含んだ音色を奏でるゆりこ。
そろそろ俺の方も我慢できそうにない。
「いくぞ。」
「ええ。来て。」
肉襞を掻き分けひたすら奥まで進ませる。
「くぅ…!。…ふぅああん。」
「くっ。」
この中から多くの悪魔を産み落とされた…。しかしこのキツさからは、全くそんなことが想像できない。
ひたすら突いている内に自分の高まりの限界を感じる。
「…出すぞ。」
「ええ。来て!あなたが…あなたが欲しい!!」
自分の子種を放った瞬間、ゆりこの中が更に狭まる。そして快楽に身体を痙攣させる彼女。
・・・・・・・・・・・・
別れは淡々としたものだった。
服を着る俺を切なげに見つめるだけのゆりこ。
刃を交え、殺しあった。それ以上に一途に俺を愛してくれた。もう彼女とは会えない。
身だしなみは整った。あとは別れの挨拶をしたら、この夢は覚める…、妙な確信があった。
「じゃあ、な。お前の事は忘れない。」
「ええ。さよなら。」
最後にゆりこを抱き寄せ、口付けを交わす。
やがて視界がぼやけ始める。おそらく夢から覚め始めたのだろう。
薄れゆく意識の中で見えたゆりこの表情は、涙を流しながらも翳りの無い喜びに満ちていた。
・・・・・・・・・・・・
「よく寝ていたわね。」
「…ああ。」
東京に人の住処をして唯一残されたカテドラル。
その安宿のベッドの上で目を覚ます。
腕の中はゆりこではなく、俺の選んだパートナー。
「長い夢を見ててな。」
「…そう。…ねぇそれよりも。」
「どうした?」
めずらしく口ごもっている彼女。少し顔も赤らめている。
「…最近、来ないの。…子供、できちゃったみたい。」
「!そうか。」
破壊によって全てを奪われた俺達。
そして友を倒し、その屍の先の光を探してきた。
だがこれからは、産み、増やし、そして築いていくだけだ。
彼女を抱きしめ、ようやく見えてきた幸福をかみ締める。
「あいつ達の分も幸せになろう。子供も一緒にな。」
「ええ。…ねぇ。名前、どうしようかしら?」
ゆりこ。「忘れるな」って約束だからな。お前の名前、借りていいか?
「そうだな。男だったらあいつらから貰うか。女だったら…」
以上お目汚し失礼
260 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 00:58:44 ID:TNvIu/3v
達ギンと南エリと主マキと克まやがすきな漏れは負け組?
王道じゃまいか!
ゆりこおおおおおおおおおおおおおおお
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
GJ!夢でしか絡めないなんて切なくていいね。俺もゆりこ大好きだ。
ありがとう職人!いいもの読ませてもらった。
>>260 負け組だがまったく同じ趣味だよ同志。
さらに淳ギンが加わる自分。
>260
俺も好きだよ同志。
負け組に加わる事が多いだけによく分かる。
>252さん、失礼致しましたorz
今回は少々難産でした…何とか初代キョウジその2出来ました。
今回は思ったより鬼畜にはならなかったかな。暴力はありません。
でもエロ分は多くなったかも。ではどうぞ。
悪魔の女が初代葛葉キョウジに仕えるようになって、もう数日が過ぎた。
仕事のない時はキョウジの身の回りの世話をし、気まぐれに抱かれ、時に命の危機に遭いながらも、主の怒りのツボを覚えつつなんとかやってきた。
だが一つ、どうしても気にかかる事があった。
最初キョウジの家に来た時は、とても人が住んでいるなど信じられない位埃や蜘蛛の巣にまみれていて、どこから掃除しようか悩んだ程だったが、そんな中でも最も埃を被っていた場所があった。
それが風呂場である。
湯垢やカビならまだ分かるがこびり付いていたのは埃の層だった。
明らかに、この場所は長い事使われていない。
そういえば、キョウジの着流しや褌は洗濯したが、曝布を替えている所は見た事がない。
幾度も抱かれはしたが、キョウジが裸になった所も、なったと思われる状況も見た事はない。
それにキョウジに抱かれた時、まだ若いのに随分すえた臭いがすると不思議に思ったものだ。
考えただけで身体が痒くなってきた。
目眩もしそうになったが、倒れる前にある事を思い出した。
キョウジは腹減ったとは言うものの、掃除しろとも洗濯しろとも言った事はない。
家事は殆ど自分が自発的にやっている状態だ。
ひょっとして、今までは自分で風呂の準備をするのが面倒だっただけで、こちらで準備さえすれば入浴するのではないだろうか。
頑張って掃除もした事だし、今夜は風呂を焚いてみようと思い、女はさっそく水汲みに出かけた。
夕飯も終えて横になっていたキョウジに、なんとなく意を決して話し掛けてみた。
「キョウジ様…お風呂場も綺麗にしましたのでお風呂を沸かしました。よろしかったら」
「いい、面倒くせえ」
一言の元に却下されてしまった。
だが何とか食い下がってみる。
「…丁度いい温度に沸かしてありますし、水もありますから何も面倒な事はありませんよ?ですから」
「阿房か、よく見ろ」
片肘をつく姿勢で横になっていたキョウジは、身を起こすと着流しの片方を肌蹴た。
「こんだけぐるぐる巻いてんだぜ?いちいち取ったり巻き直したりするなんざ面倒だろうが、分かんねえのかよ」
それが理由か。
曝布の巻かれた胸や腕をぱんぱん叩きながら説明するキョウジを見て、なんだか急激に疲れを覚えた。
「…ひょっとして、曝布は替えが無いんでしょうか?」
「ねえ訳ねえだろ、面倒だって言ってんだよ」
「でしたら、偶には替えた方が良いですよ。同じ布をずっと身につけていたら皮膚の病気になるかもしれません」
「…そういう事言うんじゃねえよ。余計痒くなってくるだろ」
やはり痒いのか。そっちは何故我慢しようとするのだろう。
「痒いのでしたらやはりお風呂に入って、曝布も替えた方が。私も手伝いますので…」
どのみち一人で全て取ったり巻いたりするのは大変だろうし、始めから手伝おうとは思っていた。
「手伝うか」
確認するようにキョウジが繰り返した。
「…はい」
なんだか少し不安を覚えたが、頷きながら答えた。
キョウジが口角を上げた。
「だったら、お前が隅から隅まで洗ってくれるんだな?そういう事なら入ってやるぜ」
しまった。
強烈に後悔したが、既に取り消しなど利く筈もなかった。
269 :
倍返し3:2007/01/09(火) 19:04:31 ID:IRwC0LhP
結局キョウジは、曝布を取るのが面倒だったらしく全てビリビリに破いて肌から取り除いてしまった。
まあ、どのみちこの曝布では、煮沸でもしない限り再度身体に巻こうなどとは思えそうにないので別に良かったかもしれない。
切れ端の山になってしまった曝布を片付けながら、女はなんだかいたたまれない気持ちになった。
「おい、何やってんだ、早く来い!」
風呂場からキョウジの声が聞こえた。
「あ、はい!今襷を…」
「んな面倒くせえ事してんじゃねえ!お前も脱げばいいだろ!」
やっぱりか。
一応の抵抗を試みてはみたものの、やはりと諦めて風呂場へ向かった。
一枚ずつ着物を解きながら、女は溜息をついた。
元々は猫であるので、肌を晒す事自体に抵抗はない。むしろ着物というのは窮屈だと思っているくらいだ。
だが、人間の雄は、人間の雌が何も身に付けていない所を見ると、それだけで欲情する傾向にある。
だから人間の雄の前で着物を脱ぐのは気が進まなかった。
「おい、早くしろ!」
「…はい」
襦袢を解き全て脱いでしまうと、簡単に畳んでから風呂場の戸を開けた。
「ったく、遅えぞ。風邪ひかせる気かよ」
戸を開けると、腕を組んで全裸のまま大股開きで風呂桶の淵に腰掛けているキョウジの姿が目に飛び込んできた。
やっぱりか。
大体想像はできたものの、流石に脱力を覚えてしまう。
僅かにふらつきながらも、キョウジの前で膝を付く姿勢で腰を下ろした。
こうなったらさっさと済ませてしまおう。
桶に湯を汲むと、手拭いを浸し軽く絞ってから畳み直し、窺うようにキョウジを見上げた。
「さっさと洗えよ」
文句を言いつつもどこか愉しそうなキョウジに促され、失礼します、と言ってその胸元に手を伸ばした。
270 :
倍返し4:2007/01/09(火) 19:07:26 ID:IRwC0LhP
鍛え上げられた胸板から腹筋をなぞるように拭いていると、何故か微かに溜息が漏れた。先程までの重い気を吐き出したものとは違う。
やはり自分は元々獣だから、雄の逞しさを見せつけられると反応してしまうのだろうか。
なんだか自分を浅ましく感じつつ、太い腕から脇の下まで拭いていき、また脇腹へと下りていく。
そのまま大腿へと伝い、逞しい脚周りを拭いていた時。
「おい、ちゃんと洗えよ」
突然キョウジが声をかけてきた。
「なんで肝心のとこ避けんだよ。ちゃんと隅々まで洗えよ」
隅から隅までと言われた以上、そこも洗わなければいけないだろうとは思っていたが、なんとなく後回しにしていたら急かされる事になるとまでは思わなかった。
「…はい、只今」
改めて手拭いを湯に浸し、軽くすすいでからまた顔を上げた。
――布で擦ったりして痛くはないのだろうか。もし痛い思いなどさせたら何倍にもなって返ってきてしまう。
内心緊張しつつ、また失礼します、と言ってそっとキョウジのものに触れた。
持ち上げたキョウジ自身は、今まで触れてもいないのにやや熱を帯び、持ちやすい程度の固さを持っていた。
今のうちに拭いてしまったほうが痛くもなさそうだと思い、手拭いを持った手をその部分に寄せた。
かろうじて触れる程の位置で触れ、そっと撫でるように極力ゆっくりと手を動かしてみる。
「…っん!」
「あ…痛かったですか…!?」
慌てて手を引いて、キョウジの顔を見上げた。
すると突然キョウジが風呂桶についていた手を上げ、彼女の頭を捕えるように掴んだ。
「…い…っ!」
突然の痛みに思わず身を固くすると、キョウジは掴んだ頭をうつむかせるようにぐいと下げさせた。
「…痛くねえから続けろ…いちいち気にすんな…」
それだけ言うと、頭から手を離した。
「…はい…」
気にはなったがあえて気にするのをやめる事にして、また手拭いを寄せる。
271 :
倍返し5:2007/01/09(火) 19:08:31 ID:IRwC0LhP
あれ位なら痛くはない、と判断すると、同じ位の力加減でそろりと撫で上げた。
「っく…ん…!」
まだキョウジの息を詰める声が聞こえるが、気にしないふりをして続ける。
手の中のものが、少しずつ熱を上げていっているような気もする。心なしか大きくもなっているようだ。
別の意味で不安がよぎったが、だからといって止める訳にもいかない。
全体を拭き上げると、一番汚れているであろう先端に手拭いを当て、割れ目をそっと擦る。
「ん…っ!」
キョウジの脚が僅かに持ち上がった。
一しきり洗ったので、もういいだろうとようやく手を離して手拭いを桶に戻した。
だが、キョウジ自身は手を離しても戻る事はなかった。
また手拭いをすすいでいると、突然キョウジの手が伸びてきて、彼女の手から手拭いをもぎ取った。
桶から上がった飛沫に一瞬ひるんだ間に、キョウジに腕を捕られて強引に壁に押し付けられた。
「ご苦労だったな。褒美に今度は俺様がお前を洗ってやるよ」
言いながら片膝を着き、顔を覗き込んでくる。
「っそんな…お手を汚させる訳には…!」
「俺様がしてやるって言ってんだ、遠慮すんじゃねえよ」
「でも…まだ洗っていない所が…」
「馬鹿にしてんのか?自分で洗えるに決まってんだろ。大体、お前だって風呂入ってなかったじゃねーか」
「私は猫ですから…身体は舐めて綺麗に…」
そこまで言って、はっと口を噤んだ。
恐る恐るキョウジの顔を見ると、口元に意味ありげな笑みが浮かんでいた。
「そうか、そういやそうだよなあ」
口から出た言葉はもう取り消せない。覚悟を決めるしかなかった。
「きゃ…!」
突然両脚を持ち上げられ、体勢を崩されてしまう。
「よしよし、じゃあ隅から隅まで舐めて綺麗にしてやるよ」
言い終わる前に、開かせた脚の間に顔を埋めた。
272 :
倍返し6:2007/01/09(火) 19:09:39 ID:IRwC0LhP
「あ…っ!」
敏感な部分に舌が触れ、じっくりと味わうように這い回る。
「んあ…っは…や…あん!」
思わず身を捩り、床板や壁に爪を立ててしまう。
「どうした、イイのか?」
愉しそうに呟くと、キョウジがわざと音を立てるように舐め上げてくる。
「ゆっくり毛づくろいしてやるよ」
舌先が突起を捕え、長い前髪が周囲を擽る。
「や…っああ…!」
一度大きく声が上がると、突然キョウジが顔を離した。
「……っ?」
「やりにくいな…」
そう呟くと、何か考える顔をして動きを止めた。
キョウジの様子を見つめていると、突然腰を捕えられ、身体を横にひっくり返された。
「あ…っ!?」
四つん這いのような姿勢でうつ伏せになっていると、首の後ろを押さえ付けられ、同時に腰を持ち上げられる。
「……!!」
自分がどういう体勢をとらされているのか、理解したと同時に強い羞恥に襲われる。
「こうすりゃ良かったんだよなあ」
尻を掴んで開かせると、秘部に指を突っ込んできた。
「くあ……っ!!」
「ちゃんと奥までやんねえとな」
つぷつぷとかき回しながら、淵に舌を這わせる。
「ん…っうぁ…あ…っ!!」
あまりに無造作な動きに苦痛の声を上げるが、キョウジは全く意に介する様子もなく内壁を弄り続ける。
273 :
倍返し7:2007/01/09(火) 19:11:25 ID:IRwC0LhP
「…っは…ぁ!?」
突然、女が一際高い声を上げた。
キョウジの指が、彼女の良い所を偶然掠めていた。
だが、キョウジは気づいていないのか無視しているのか、何もなかったかのようにその箇所を通り過ぎて変わらず指を動かしていた。
「っん…!」
次第にもどかしさを感じ始める。
幾度か掠りはするものの、キョウジはそこを攻めてはくれない。
半端に与えられる快感に耐え切れなくなり、思わず自分から腰を動かした。
「ん…?なんだ、いきなりケツ振りやがって」
「も…少し…手前の…右に…っ!」
「……あ?」
「お願…しま…す…!」
キョウジは一瞬呆気に取られた。今まで女には嫌とかやめてとか言われた事はあったが、言わせた訳でもなくここが良いとかこうして欲しいとか言われた事は一度も無かった。
「…ったく…そんなにいやらしかったのかよお前…」
顎を引く姿勢で笑い声を漏らす。
やがて、ゆっくりと指が引き戻された。
「この辺か…?」
言われた通りの方向を探り始める。
「もう…少しだけ…奥に…」
「なんだ?今度は奥かよ、面倒くせえな…」
「あ……っ!!」
また高い声が上がる。
「なんだ、ここか?」
「あ…っは…はい…っああん…!」
今度は変化に気づいたキョウジが確認すると、切れ切れの言葉でなんとか返事が返ってきた。
「んで、ここをどうして欲しいんだ?ちゃんと言ってみろよ」
「…っその…まま…あっ!…指で…して…くださ…あん!」
「ったく、しょうがねえ女だな…」
笑みを浮かべながらその箇所を弄り続ける。
「は…んや…っんはぁ…!」
甘い声を漏らし続ける女の中が、指の感触で見る見る濡れていくのが分かる。
次第に、収まりきらなくなった熱が漏れ出て脚を濡らしていった。
「おいおい、綺麗にしてやるって言ってんのに汚してどうすんだよ」
指に伝わる感触に、キョウジは思わず喉を鳴らしていた。
「指だけじゃ足りねえだろ?もっと奥までやってやるよ」
274 :
倍返し8:2007/01/09(火) 19:13:05 ID:IRwC0LhP
「っあ…!」
言いながら指を引き抜くと、女の切なげな声が上がる。
「そんな声出すな…もっと良くしてほしいだろ?くれてやるって言ってんだ」
彼女の腰を捕え、己のいきり立ったものを当てると一気に突き立てた。
「ああ…っ!!」
突然の質量と熱に、思わず声を張り上げた。
「…っく…凄えな…お前…」
思わず感嘆の声を漏らす。今まで自分の気持ち良さしか気にした事がなかったキョウジは、こんなに濡れて熱を持った所に挿入したのは始めてだった。
「ん…っうぅ…!」
だがいざ挿入すると、やはり自分の気持ち良さを優先させる動き方には変わらず、女の方には苦痛ともどかしさが募っていった。
やがて荒々しい動きが速さを増していき、キョウジは己の欲望を彼女の中に吐き出した。
「…っはあ…」
一度息をつくと、キョウジは自身をずるりと抜き取った。
「……!!」
女が思わず切なそうな目を向けたが、キョウジはそのまま湯船の中に入っていった。
「だしゃ〜」
溢れた湯が伏せたままの女の髪や顔を濡らす。
「…ん?お前、何やってんだ」
「ふ…っん…うぅ…」
湯の中でくつろいでいたキョウジの目の前で、彼女が自らの指を秘部に挿し入れ、濡れた音を立てながら探っていた。
「なんだ…もしかして足りねえのか?」
呆れたように呟くと、軽く前髪をかき上げた。
指では足りないのか、腰も動かしながら懸命に弄り続けている。
「俺様はもうしねえぞ、風呂入った後汗かいたら意味ねえだろ」
湯船から上がると、キョウジは女の横を通り過ぎて風呂場の戸を開けた。
着流しを手にとり、彼女に背を向けたまま褌も締めずに袖を通す。
「俺様は動かねえからな。使いたかったらてめえで動け」
女がはっとして顔を上げた。
遠ざかっていく白い背中が、やがてごろりと寝転がったのが見えた。
褌もベルトも着けずに、仰向けになって頭の後ろで手を組む。
275 :
倍返し9:2007/01/09(火) 19:15:52 ID:IRwC0LhP
主の姿を目の中に収めたまま、女は髪や肌から雫を滴らせながらゆっくりと起き上がった。
心なしかふらつく足取りで、足元を濡らしながら真っ直ぐ歩いていくと、キョウジ自身に覆い被さるようにして両手で捕え、そのまま口に銜え込んだ。
キョウジの良い所は散々させられてよく覚えている。確実に突き性急に高めていく。
「んん…」
充分な固さを持ったのを確認すると、失礼します、と呟いて主の上に跨った。
薄ら笑いを浮かべるキョウジの視線も気にせず、ゆっくりとそれを自分の中に収めていった。
「ん……あああ……!!」
待ち焦がれた質量を受け入れると、彼女は少しずつ腰を動かし始めた。
「んっ、あっ、は…ああん!!」
もはや羞恥などという言葉は頭から消え、ただ快楽を求めて動きを速めていった。
「…ん?」
彼女の動くままに任せていたキョウジは、普段の自分の動き方と微妙に違う事に気づき始めた。
これが彼女の一番良い動きなのだろうか。動きで何がそんなに違うのかは分からなかったが、彼女が今まで見た事のないような乱れ方をしているのは確かだった。
長い髪を振り乱し、白い肌を仄かに染め上げ、眉根を寄せてはいるがその顔に浮かんでいるのは苦痛ではない。
キョウジは唇を舐めると、彼女の動きに合わせて腰を突き上げた。
「ああっ!!」
思わず歓喜の声が上がる。
「随分気持ち良さそうだな…俺様に脚開いた後も、そんな風に一人でやってたのか?」
「あ…んんっ!!」
懸命に首を横に振る。
「まあいい、もっと動いてみろ。ちゃんと俺様もイかせろよ?」
余裕のある態度は崩さないが、キョウジの方も限界が近かった。
ふいに長い髪がキョウジの胸にかかった。キョウジの両脇に手を突く姿勢になった女が一層動きを速め、締めつける力も強くなる。
「っ…く…」
「ふっ、んっ、ああんっ!!」
屈むような姿勢になっていた女の身体がびくんと痙攣し、直後キョウジも己の熱を放った。
ようやく達すると、女は繋がったままキョウジの身体の上に倒れ込んだ。
珍しくキョウジも何も言わず、自分の胸の上で乱れた息を漏らす彼女を黙って見つめていた。
湯や汗で濡れた柔らかい肌の奥から、激しく脈打つ鼓動が伝わってくる。
「…やっぱり、脱いでするのもいいな」
独り言のように呟くと、乱れた長い髪に指を絡ませた。
その後、我に帰った女のうろたえ様は凄まじいもので、その様子を見ていたキョウジが呼吸困難に陥るほど笑い転げるくらいだった。
それ以来、キョウジはよく「風呂に入る」と言うようになった。
だが女の方はその言葉を聞くたび溜息をつくようになったという。
最初タイトル入れ忘れた…orz
>>267-275 GJです!初めてリアルタイムで投下を見ました。
お風呂ネタ大好きなので、実にツボりました。
ありがとう〜
キョウジもネコマタもカワユス
猫だからなー猫だもんなー(*´Д`)
ねこかわええ
た ま ら n (;´д`)GJ!GJ!
「隅から隅まで舐めて綺麗にしてやるよ」に激しく萌えたw
GJ!
>>260 公式なくせに需要が全くなさそうなもの書いてみた俺は負け犬以下w
「な、何で…。君がどうしてこんな所に…。それに…その姿は…。」
僕たちが金剛神界に転送され、戻ってくるまでに30年の月日を要していた。
この歳月を経たにも関わらず、あの時のままの彼女の姿。
「えへへ。びっくりするよね。…だって私、あの時死んじゃってるから。」
・・・・・・・・・・・・
悪魔と融合した友と別れ、メシアと呼ばれていた少女を救出した僕たちは六本木に来ていた。
悪魔の出没しない、治安の守られた場所。安全を求め多くの人々が集まっていたという。
しかし、実態は二匹の悪魔が屍を操り作り出した幻。
屍鬼たちは自分たちが生きていると信じているが、自分の死に気付いている少女は邪魔な存在だった。
死ぬことも出来ないまま牢の中で無為に時を過ごしていたところで僕と再会できたという。
・・・・・・・・・・・・
「ねぇ。お願いがあるの。反魂香…。あれを使って欲しいの。…お願い。人として私を死なせて。」
「……………………」
僕も、彼女の幼馴染も、そして元メシアの少女も言葉を紡げない。
あんまりだ…。彼女を助ける為、僕はかつて悪魔と戦ってきた。
金剛神界で彼女の姿を見たときに薄々気付いており、そしてこの時代に帰ってきた時には、もう彼女は居ないとせっかく諦めたのに…。
重苦しい沈黙が続く中、悪魔使いの彼が僕にある物を差し出した。
反魂香…。僕たちは瀕死がら蘇生するために使う道具だが、彼女にとっては永久の眠りへと導くもの。
「…決心がついたら使え。俺達は席を外す。」
・・・・・・・・・・・・
「そういえばあの時、デートの約束してたんだよね。…30年なんてありえないレベルの大遅刻だよ。」
「…ごめん。」
「…謝らないでよ。私、あの時にあなたも死んじゃってて、自分は死ねなくて…、…もう会えないと思ってたから。」
すすり泣く彼女を見て、僕はもう何も言えなかった。彼女を抱きしめることしかできなかった。
柔らかく、でも冷たい彼女の身体。悪魔の結界のお陰か、死臭どころか彼女が生前漂わせていた香りは変らぬままだった。
「…ふふふ。私が生きてた時は半年も付き合ってたのに手を繋いでくれただけだったよね…。」
「そうだね。…すごく後悔してるよ。」
「…ねぇ。最後に私を抱いてくれないかしら?」
「!?抱くって…。今やってるコレじゃなくて、アレを…。」
「…やっぱり嫌だよね。私はもう人じゃない化け物だし…。」
「そんな事無い!!どんな姿でも君は君だ!!」
そして少し強引に唇を奪う。あの日、彼女にするつもりだったファーストキス…。
舌も絡ませる深い口付けを交わし柔らかい彼女の髪を撫でる。
「何だか積極的になったわね…。アイツの影響かしら?」
「そうかもね。…でも、君だから歯止めが利かなくなったんだよ。…本当にいいのかい?」
「女の子に何度も恥ずかしいこと、言わせないでよ。」
・・・・・・・・・・・・
生まれたままの姿の彼女はこの上なく美しいと思った。
血の通った健康的な肌、小ぶりな乳房と薄めの陰毛。
幼さを少し残した未完成な美しさ。
あの時、自分と彼女が引き離される事無く、共に年を重ねていけたらどんな姿に変っていったのだろうか。
「…あまりジロジロ見ないでよ。…恥ずかしい。」
「ごめん。見惚れてた。」
謝罪を口にしつつ、首筋にキスを降らせる。
やっぱり冷たい身体。でも彼女の魂までこれ以上凍えさせる訳には行かない。
彼女の身体を引き寄せ密着し、乳首を口に含み、秘裂に指を這わせる。
「っくふぅうん。」
乳房を揉みしだき、指を深く押し入れる。
「…っふあぁぁ。」
親指で隠核を弄ぶ。湿度を感じたからそろそろ頃合なのだろうか…。
悪魔と合体した友による「映画鑑賞」と「武勇伝」がまさかこの場で役立つとは思わなかった。
彼とは最後まで馬が合わなかったのに、こんな形で感謝するとは…。
昂ぶる自分の分身を構え、今ひとたび確認する。
「…いくよ?」
「ええ。お願い。」
そして一息に貫く。狭く、冷たく、そして柔らかい感触。
進めている内に障壁を感じるが、更に押し進め突き破る。
「…痛く、ないかい?」
「…ん。大丈夫。…不思議よね。快楽は感じるんだけど、痛みだけは大丈夫みたい。…暖かくて気持ち良い。」
誘惑に駆られ、少し強めに動いてみる。
「ぁああん。」
大丈夫のようだ。彼女を強く抱きしめ、挿入を繰り返す。
やがて高まる分身のボルテージ。
「くっ。いくよ!!」
「っええ!来て!!お願い!!」
そして放たれる僕の子種。決して子を宿すことのない彼女の胎内に放出する。
少し心拍数の上がった身体に、冷ややかな彼女の温度が心地良い。
「…こんな形で私の処女をあげる事になるなんて、思ってもいなかったわ。」
「僕もあんなにあっさり別れる事になると思ってなかったからね。…もっと君を愛してあげれば良かった。」
「いいのよ、もう。これで思い残すことは何一つ無いわ。…あっちで待ってるけど、すぐに着ちゃ駄目よ。」
「…うん。いつか言ってたように、僕はきっとこの世界でやらないといけない事があるからね。」
「…じゃ、さよなら。」
そう言って彼女は反魂香に火を灯した。
立ち込める香の匂い。この香りが部屋を包む頃、僕の腕の中の彼女は砂のように崩れてゆき、風に流されていった。
そして残された磁器の欠片。いつか二人でつかったカップの欠片…。
止まらない涙に僕は誓った。力が無い人が生きられない混沌なんて間違っている。
もう罪の無い人を殺させない。平和と秩序を取り戻すことこそ、きっと僕が探していた使命なのだろう。
以上、お目汚し失礼
>>281,282
…ありがとう!あの二人でこんないい話が読めるとは…
ヨシオktkr
GJ!!!!
GJ!感動した!
すげえいい!
よしおの行く末を知ってると余計切ないですね…
すまないだれか4スレ目のdatでもHTML形式でもいいからうpしてくれないか?
3.1スレ目って647レスまで?違うのならば3.1スレ目もお願いしたい
>>288 はいよ。
hajime8241
パス「megaten」
>>289 ありがとう
3.1は1000近くまでいってたんだな
保管庫管理人です
>>289氏のおかげでとりあえずココまで保管できました。
ばーっとみて文章が多いのを拾ってるので漏らしあったらすみません。
保管庫ってドコ?
地味に進んでるんだな
住人達に少し聞きたいんだけど
このスレ的には性別変更ってオk?
いやね、女版ノクタン(悪魔化と同時に女化したとかじゃなくて、元々人間の時から女だったって設定で)が
最初のガキかマントラ軍のオニ達で処女喪失
各地で犯されまくり、凌辱により肉体開発されながら旅を続けるってのを書こうと思ったんだけど
やっぱりこういうのはスレ違いになる?
もしくは、手頃な女悪魔か千晶に変えて書いた方が良いのかな?
保管庫には人修羅×女体化勇ってのがあったが
個人的にはエロければ問題ないと思うものの
駄目な人向けに前もって注意書きとか
NG指定できるように名前欄に何か書くとかすればいいんじゃないか
300get
きもいSSは潰すんで覚悟しろ
TSとかそっち系のスレでやれよ馬鹿が
性転換ってどこまで痛いんだよスラ厨
腐女子板で勝手にやってろ
TS(性転換)はTSによって生じる当事者たちのジレンマとかが描写のキモになるから
最初から女・本人達もそういうものと思ってる設定ならTSスレもスレ違いだろ
えろければ桶だとは思うけれど
>>298のネタは投稿系サイトも潰しかねない
非常に危険なネタなので
>>301の反応も分からなくはない
一番は自分のサイト作ってそこでやる事じゃなかろうか
まあ投下したいならNGワード指定+うpろだで外部にうpしてここにはろだと番号・パス表示がいいんでない?
それだったら見たくない人もスルーできるし
>>304があまりにもアレなので晒しage。
自分の思い通りにならないレスは荒らし、神経質呼ばわりって…。
大体スレ違いどころか、
>>298は最早設定だけを一部借りたオリキャラの域だと思うんだが。
いずれにしろ、どうしてもやりたいならこの板のTS系小説総合スレあたりでやってくれ。
女体化や801を好むのは大半が腐マンコだよ。304みたいな
作品投下はありがたいけれど、別で投下してほしい感が
801は大抵女子だろうが女体化はそうとも言い切れんぞ
ま、TSスレに投下して誘導貼れば解決じゃないか?
白川由美のエロが見たい
巨乳で
まとめ読んでておもったが
アバチュのエロパロって1個も無いんだな
書きたいんだけどアバチュは難しいんだよなあ
1も2もやれそうな時間がないし1では感情がないから
淡々とやってそうで面白くなさそう
>>311 俺もユミネタマジでみたい
この子の場合検索しても同姓同名の女優だらけで…
ついでにアバチュではアルジラネタがみたい
>>313 淡々かー
でも本能のままヤリまくってそうなイメージが。1は羞恥心とかなさそうだしw
そんな余計なものプログラムされてねぇよといわれたら終わりだが
>>314 >この子の場合検索しても同姓同名の女優だらけで…
それどころかif自体あまりひっかからないような気がする。
おねえさま系早熟同級生の由美たんや、
兄思いの清純めがねっ子年下お嬢様の玲子たん。
良い物件は揃ってるんだけどな。
確かにif女子は人数少ないけど揃えてると思ったw
ボーイッシュ貧乳たまきたん、巨乳由美たん、成長期待な玲子たん…
_ ∩ _ ∩
( ゚∀゚)彡 ∬゜皿゜∬彡 おっぱい! おっぱい!
⊂彡 ⊂彡
自分も由美ネタがマジよみたいです
魔神皇になる前のハザマ×ユミがみたい
あと男主人公でユミちんに起こされると幼なじみぽくて萌える
_ ∩ _ ∩
( ゚∀゚)彡 ∬゜皿゜∬彡←ハザマ!ハザマなのかい!
⊂彡 ⊂彡
久しぶりにifの話題が出てて感動した
嫉妬界はいろいろと妄想させられるね
まじんのうとよべえええええええええええええええええええ
レイコは兄のことをイデオと呼んでたな。
「お兄ちゃん」とか「お兄様」とか呼んでやれよ……。
もしかして、if...主要ヒロインって全員処女?
由美もバージンなのか?なんとなく非処女っぽいが
デコだしメガテンヒロインはおっぱいでかいの法則
由美、アヤセ、舞耶、千晶…ベスも入るかな
>デコだしメガテンヒロインはおっぱいでかいの法則
ショートヘアヒロインは胸が小さい法則も追加で。
たまきとかゆきのとかセラとかタヱとか。レイホゥはどうかな。
個人的には伽耶とレイコの発育を楽しみにしている。
たまきが胸小さいってよく言われるけどそれ公式か何かなの?
イラストみる限りだとブレザーの上から膨らみ分かるし別に小さくないと思うが
>>322 由美は内面は古風な大和なでしこだと思うんだ
>>324 スーファミ版の公式イラと、三日月おじさんに会った後の女の子のセリフかな
女の子「あなたも三日月おじさんにハイレグアーマーもらったんだ。でもこれ胸のサイズ小さくて入らなくない?」
↑
こんな感じ
>>325 そんな大和撫子と二人旅できる主人公が羨ましい
>>326 あったねw
たまきはリメイク版で胸が大きくなった気がする
ところで聞きたいんだがレイコは巨乳?それとも貧乳?
高校時代→普通、でその後あちこち成長してたらいい
他キャラENDの場合になるけど
再会時、背やムネのでかさがレイコたんに追い越されて凹むたまきが見たい。
たまきもレイコも背は他メガテンヒロインに比べて小さめ(150cm台)な印象が。
というか、150cm台ヒロイン少ないな。
既に追い越されてたりして…
身長150cm台ってマキ(155)、アヤセ(155)、伽耶(155)ぐらいか
ちっちゃいことはいいことです
ついでに333
>>330 再会はこんな感じか?
レイコの胸の方が大きいようだ
確認しますか?
=>はい
いいえ
どうやって 確認しますか?
目測する サイズを聞く
=>ムネをさわる 脱がす
リリスは正常位が嫌いだと聞いたが何故?
男性上位の体位だからとか。
リリスはキリスト教以前の(キリスト教から見れば)
土着の女神だったと聞いたことがある。
キリスト教が牧師の体位として推奨してたのが
正常位だから、それ以前は
リリスとその夫のアダム(だったか?
最初の男神)は正常位以外、
後背位とかでしてたってことらしい。
一説には、するときにどっちが上になるかでもめてケンカ別れしたとか
それはゲーム上の公式設定ですか?
いいえ。創世神話上の公式設定です。
昔もそんなに賑わっていたとは言いにくいが・・・保守
誰もいない…SS投下するなら今のうち
・エロなし寸止め(脱いですらいない)
・エセ関西弁
なんで嫌な方はNG指定推奨
ライドウベースのサティ×オオクニヌシです
他の方々の力作エロまでの場繋ぎにドゾー
「オオクニヌシ」
お前、僕の本をどこかに遣らなかったか。
「知らぬ」
と、彼は主たる少年にそっけなく返した。鳴海某は麻雀もせず、どこかへ出かけていた。
高等師範学校とやらに通う学徒であるにも関わらず、昼は日がな一日市中をそぞろ歩く少年は、不良学生の呼び名を恣にしている。その少年と目付けの猫と、管の朋輩しか探偵社にはおらず、午後の長閑な空気が探偵社には流れている。
「ようやく学業に戻る気になったのか?」
揶揄すれば、いいや、と、子供はあちこちを掻き回しながらかぶりを振った。
「悪魔を使役する男の話なんだ。興味深かったから借りたのだが」
詞が美しいんだ、と学校にほとんど行かぬ彼には珍しい科白を吐いたので、オオクニヌシは首を傾げる。
「大和の噺か」
「いや、独逸のだ」
「キサマ、外つ国の語も解るのか」
流石は十四代目、と傲慢の気のある国津神は契約主を見直す気になったのだが、あっさりと子供は和訳だ、と首を振った。
「――なんだ、浅学な。キサマ仮にも学徒なら、」
「訳本でも馬鹿にしたものではないのさ。文学の大家の手に成るものだから」
そこに鋭く電話のベルが鳴った。見るともなく見ていれば、二回で受けて、何事か話す。どうも朝倉という女記者から呼び出されたらしい。
ああ、駄目だ、と学帽の上から頭をかきむしって――その仕草がいやに鳴海と似ていた――ライドウは捜索を諦めた。
「オオクニヌシ、見かけたらでいいから、教えてくれないか」
「――何故我だけが」
「他の奴にも伝えてくれ」
慌しく管を選別し、回転拳銃の弾倉を検め、弾を選別し、外套を羽織る。腰に佩いた刀を一度収まり良く正して、そうするともうどこにでもいる弓月高師の生徒の姿だった。
「上品な銅色の、絹の装丁の本だ――あまり厚くはない」
自分の管は取り上げられない。という事は留守番だ。ととととっ、と軽い四足の足音と、こつこつと急ぐ足音。
戦装束の美丈夫の姿をした悪魔は気のない様子で問う。
「題は」
「――」
ドアが開閉し、答えは軋みとドアベルの音に半ば掻き消された。それでも優れた聴覚は、正確に主の発音を拾い上げた。
純国産の悪魔でも分かる、悪魔へ魂を売った男の冒険譚である。
伝統ある家の最高のサマナーが、それをわざわざ読まねばならぬという現状に、オオクニヌシは眩暈がした。
どうして自分は、こうも知性のない小童におめおめと使役されているのだろうか。
「――ライドウちゃん、行きはったん?」
痛む頭を抱えているところに、鈴を振るようなまろやかな声が、虚空から降ってきた。
彼は振り向かない。オオクニヌシが見上げるまでもなく、そこには海老茶と金の衣を纏った異国の女妖がいるはずだった。
名はサティ。印度の神妃だという。見事に脂の乗った、妙齢のおんなの姿をしているが、彼は好ましく思わない。
というのも、自らその身を火にくべた女の全身は、国津神の最も苦手とする焔に包まれているからだ。サティは紅蓮属で、オオクニヌシは銀氷属である。
互いに相手の弱点を得意とするもの同士だが、向こうはいっこう気にした様子がなく、オオクニヌシにも馴れ馴れしく話しかけてくる。全くもって彼には理解の出来ぬ相手であった。
「あーあー、つまらんなぁ。うちらまーた、お留守番やのん?」
ライドウちゃんたらこの頃ちぃとも構てくれんようなって、なんやおばちゃん、寂しいなあ。なあ?
なりに似合わず老けた口調で聞こえよがしに女は慨嘆する。それに黙り込んだのは彼もまた、ここの所ライドウからのお呼びがとんと掛からなくなった身であるからだ。
市井を調べ回っているのならば、捜査に有効な技能持ちではない自分達の出番はない。だがライドウは新入りの管も持って行った。そこが気に掛かる。
下した悪魔は一度徹底的に使ってみなくては気が済まないという、些か厄介な主の気性に由来するといえばそれまでなのだが、それでもお払い箱になるかもしれないという恐怖は消えない。
――そろそろ合体の贄にされる頃合なのだろうか。
「あらあら、なんやクニさん黙りはって。本気にしたん?」
舶来の悪魔のくせにえらく流暢なこちらの方言を使って、相手は国津神をからかってきた。
「そんな筈があるか」
「ならええんやけど」
ころころ笑って首に絡めてくる手を、オオクニヌシは慌てて払った。火は毒だ――もっとも彼女もそれを分かってか、腕の焔は消えていたのだが。
「いけずやなあ」
ほな本でも読もか、と離れる気配がある。ふと彼は振り返った。
「――キサマ、その本は」
わざわざ宣言するから何かと思えば、案の定。
虚空で炎の女妖が広げていたのは、銅色の装丁で、巻数まで箔押しされた、全集のうちの一冊だった。少年の探していたのに間違いない。
「なあに? あんさんから話しかけてくるなんて珍しなあ」
「ライドウが探していたぞ」
ライドウちゃんなんて知らん。つんとそっぽを向いた女妖はくちびるを尖らせたようだった。
ようだ、というのは海老茶の薄絹が顔の下半分を覆っているためである。表情を伺えるのは眉と目からのみであった。
「うちらのことほかして遊んどる不良なんてよぅ知らんわ」
「返してやれ。あれでも仮にも我等がサマナーだ」
機嫌を損ねてマグネタイトを得られなくなってしまっては、困るのはこちらである。
「嫌やわ、なんでうちらがあの子の言う事聞かなあかんの?」
言っている事が支離滅裂で、オオクニヌシは眉を顰めた。
「くだらん事を。奴が召還主だからだろう」
「……つまらんわあ」
本を手にした繊手から赤々と炎が上がる。な、と声を上げた悪魔の前で、悠然と焔は本を包む。
包むが、全く燃えていない。焦げ一つなく元の姿を保ったままサティの手によって、象牙色をした上質な紙の頁は繰られている。
「燃えた、思たやろ? 触ってみ、熱うないさかい」
「――触らずとも分かるわ」
憤然とオオクニヌシは息をついた。銀氷属の彼は熱に敏感だが、その熱を全く感じないのである。
見せ掛けだけの炎なのだ――とは言え、今回のこれはまた別で、常の彼女は本物の燃え盛る炎で全身を包んでいる。
「でも、手ぇが滑ったら焼けてしまうかもしれんなあ」
今だけなのだ、と気付いた時に、甘い声が脅迫してのける。
思わず見上げた先で、愛嬌をいっぱいに湛えた黒い目がこちらを見下ろしていた。
「なあ、オオクニヌシはん。ライドウちゃんもおらん事やし、仲良うせえへん?」
嫌とは言わさへんで。
殊更に本を持ち替える仕草に、言外の脅しを感じて、国津神は溜め息をついた。往生際悪く、
「――何故、我が」
「あらあら。そないがっかりせんといてや」
言いますやろ。小さく女は微笑んだ。
「絶望しとる悪魔ほど、この世の中にざんないものはあらへんのやぁ、て」
というわけでお粗末。
因みに持っているのは鴎外訳のファウストです。
おばちゃん乙!この文体でエロも読みたい。
しかし稀に見る駄目ライドウだなw
GJ!!
ってゆうか不良なライドウワロスwww
オバチャン口調はなんかこう抗いがたいものがあるな。
乙っす。
しかし「ざんない」の意味がわからなくて、調べてしまった。w
みっともないとかって意味なのね。
無慚(無残)=残無い=ざんない かぁ、勉強になるなぁ。
hosyu