孕ませ/種付/受精/妊娠/妊婦/出産/HRネタ総合【2】

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1名無しさん@ピンキー
子宮口から子種を注ぎ込んで孕ませ、出産させる等、
種付け、妊娠、出産、HR(孕ませ)ネタを総合で扱うスレッドです。

和姦・強姦、人間・異種姦など、内容は自由です。
作品投稿前に、属性の説明があると幸せです。
例)【和姦/強姦】【人間/異種姦】【出産ネタ】等

職人さんには敬意を。
自分の好みに合わない作品を見ても怒らない。
スレサイズの限界は500KBです。

前スレやまとめサイトの情報は>>2-以降を参照のこと。
2名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 11:57:46 ID:7tvU9u5g
【関連スレッド】
−前スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1140428047/l50
−「中はダメ!赤ちゃんできちゃう!」HRネタスレ4
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1143796184/l50
−美少女、中出し孕ませ・妊婦・妊娠・出産 (3)
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1114876377/l50
−「中はダメ!赤ちゃんできちゃう!」HRスレッド#29
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1151399059/l50

【まとめサイト】
−HRスレッド保管庫(SS)
http://hokan.s8.x-beat.com/HR/
−HRゲーム難民スレッド(情報)
http://hrgame.nobody.jp/hr_index.htm

(HRとは?)
主にエロゲ板で使われている「孕ませ」の略称です。
この一言で種付けから出産まで、まとめて表せるので
孕ませネタを総合で言う場合に良く使われます。
3名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 13:56:14 ID:YSWWF/tJ
【孕ませ】■ 孕ませ・種付け・出産 ■【種付け】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1140428047/
4名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 19:45:04 ID:9u03pjmV
>>1
5名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 20:54:41 ID:BQMYKFmP
出産乙
6名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 22:11:18 ID:gOs9HHVu
>>1
乙!
まぁ妥当なスレタイだ
7名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 00:11:12 ID:z9HUawgF
検索でかかりやすいのね
8名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 00:29:49 ID:ZCYlOdxE
とりあえず保守カキコ
9名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 00:41:09 ID:YkSkH16X
産みカキコ
10名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 01:53:51 ID:500aWOr9
母子ともに元気でありますように
11名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 03:06:48 ID:ZCYlOdxE
良い子が生まれた
12名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 03:21:41 ID:ZCYlOdxE
保守age
13名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 03:31:10 ID:291bx/dY
ややが授かりますように
14名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 04:02:22 ID:ZCYlOdxE
レスいくつで安全圏?
15名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 10:12:40 ID:JlgsF1Pp
現在は即死判定がゆるゆるになってるから、よほど過疎ってないかぎり即死はしないよ。
それよりそろそろ圧縮が来るから、3日ぐらい放置されてたら保守するって感じでおk
16名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 16:27:03 ID:4WHDHTeA
>>15
いくら妊娠スレだからとはいえユルユルはよくないな
17名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 21:27:10 ID:15dEFsvd
出産したらユルユルじゃね?
18名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 22:59:31 ID:REWSaxnc
>17
一回出産したらちょうど良い位のしまりになるんだよ
19名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 23:04:33 ID:cupkqMUT
しばらく放っときゃ、処女並みとはいかずとも結構戻るらしいよ
20名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 02:30:10 ID:w0XOvyGS
爪先立ちして背滑筋やら肛門筋?を鍛えれば戻るらしい
21名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 02:34:23 ID:L0VeW7UP
>>20
それ、どざむらのエロマンガで書かれてたなぁ。
ナントカ先生のシリーズ。
22名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 08:15:59 ID:KrZVHHUH
http://sukumizu.livedoor.biz/
スク水妊婦の日常
スクール水着が大好きで、現在妊婦の現役女子大生が日常生活を報告するブログ
23名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 17:01:26 ID:tjy8+Fxi
シーフードヌードルの汁にシーチキンとマヨとごはん入れて食ったら
まじうまくて驚愕
24名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 01:14:34 ID:vy7ykY3u
かなりのカロリーじゃね?
25名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 04:00:15 ID:ezCJfEt3
保守
26名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 13:21:57 ID:dylAkfka
>>23
見てたら吐き気が……つわり?
27名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 19:30:18 ID:AZbiktDn
>>26
もしかして・・・・あの時の・・・・
28名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 20:18:51 ID:hxfjkwjK
まさか・・・そんな筈は・・・
29名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 21:59:52 ID:+RamDMc1
排卵誘発剤使った上にあんだけの人数で注ぎこみゃ孕むだろw
30名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 03:17:52 ID:GXm+W/W0
31ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:00:52 ID:qltJYQ45
<僕の夏休み> 長女:美月 後編

星華ねえの部屋は、離れにある。
もとは、お祖母ちゃんの機織(はたおり)部屋だ。
意外におばあちゃんっ子だった星華ねえは、形見分けのときも裁縫道具とかを全部受け継いだ。
さすがに機織は出来ないので機械は処分したけど、機織部屋は改造して自分の部屋にした。
お祖父さんが渡り廊下をつないで作ってくれたので、雨の日でも母屋から部屋に行くことができる。
僕は、バスタオル一丁の姿でその星華ねえの部屋に入った。

「……」
全面改築された内側は、もとが機織部屋とはちょっと思えない。
女の子の部屋にしては、物が少なくてちょっと殺風景だけど、なぜかほっとする。
机の上の最新パソコン(星華ねえの自作だ!)と、
お祖母ちゃんの嫁入り道具だったという桐の箪笥のアンバランスさのせいだろうか。
化学(ばけがく)一筋のバリバリ理系少女なのに、星華ねえは渋い趣味をしている。
僕は、すすめられるまま椅子に腰をかけた。
バスタオルを巻いただけの下半身が、すうすうする。
「……短パン、着る?」
落ち着かない感じの僕を見て、星華ねえが桐箪笥を指差しながら言った。
「えええっ……、い、いいよ……」
僕はふるふると首を振った。
お風呂にも入っていない裸で、星華ねえの服を着たら汚れてしまう、と思ったからだ。
「……」
星華ねえは、ちょっと考えていたけど、つ、と立ち上がって、壁にかけてある白衣を取ってきた。
「羽織って。これなら、いいでしょ」
星華ねえの白衣は、糊がぴっちりときいていて、白衣なのになんだかいい匂いがした。
「あとで、彰の部屋に行って着替えとって着てあげるから、それまでそれで我慢して……」
僕は、ひんやりとして、でもなんだか落ち着く白衣を借りることにした。
32ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:01:23 ID:qltJYQ45
「……!」
「……」
「…………!!」
「……」
「………………!!!」
「……」
美月ねえとのことはものすごく言い辛かったんだけど、星華ねえが相手だと隠し事なく言うことができた。
いつも冷静で、質問も直接的な星華ねえだからかも知れない。
志津留(しづる)家のお定めの話も、避けて通ったりせずに言うことができた。
星華ねえは、最後まで話しを聞くと、
「……美月ねえは、私なんかよりもずっと不器用だから……」
と一言だけ、言った。
その意味がわからなかった僕は、聞き返そうと思ったけど、星華ねえはすぐに立ち上がって、
「彰の部屋を見てくる。――取れたら、着替えも取ってくる」
と部屋を出て行ってしまった。

しばらくして、星華ねえは僕のTシャツとパンツ、それにズボンを取ってきてくれた。
美月ねえは、もう僕の部屋には居ないらしい。
でも、着替えた僕は、部屋に戻る気にはなれなかった。
部屋に戻ったら、また「あの美月ねえ」に会うことになるかもしれないからだ。
あの、綺麗で、恐くて、生々しい牝の匂いがする、見知らぬ人のような美月ねえに。

星華ねえが、部屋の大きなソファと毛布を貸してくれたので、
僕は星華ねえの部屋で眠ることにした。
あんなことがあって、とても眠れるとは思わなかったけど、
何か考え事をしている星華ねえに話しかけることも出来ずに、ひっそりと息をこらしているうちに、
僕はいつの間にか、眠りについてしまった……。
33ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:01:54 ID:qltJYQ45
翌朝。
星華ねえに肩を押されるようにして、朝食に行く。

──美月ねえは、いつもの美月ねえだった。

「おはよう、彰ちゃん、星華」
「おっ、おはようっございますっ……」
普段と何一つかわらない美月ねえの笑顔と挨拶に、僕は、慌てて返事をした。
「……」
星華ねえは、こちらも、いつものように静かに会釈をするだけの挨拶だ。
「おっはよっ! ──ん、何、どうしたの?」
遅れてきた陽子は、固まっている僕に訝しげな顔になったが、すぐに席に着いた。
そのまま普段どおりの朝食。
食事中、僕は何度も美月ねえを盗み見たけど、
美月ねえは、昨晩のことが嘘のように普通だった。
僕は、昨日のことが僕だけが見た悪い夢だったのかと思ったけれど、
そう思い込むには記憶ははっきりとしすぎたものだった。
「……」
星華ねえは、そんな僕をじっと見つめていたけど、何も言わなかった。

「ごちそうさま……」
食べたのか、食べなかったんだか、全然分からない朝食が終わった。
美月ねえが作った朝ごはんは、それはもう美味しいものなんだけど、
今朝だけは、味なんか全然分からない。
美月ねえと星華ねえがお膳を片付け始める。
「彰。釣りに行こう!」
陽子が、声を掛けてきた。
近所を流れる小川は、僕と陽子の釣り勝負の舞台だ。
小さな頃から双子の「兄弟」のように競い合って遊んできた僕と陽子にとって、
大きくなって男女の差が出てきた今、釣りはゲームなどと同様に体力のハンデなしに楽しめる勝負だ。
──だけど。
「……ごめん、今日はちょっと……」
僕は、陽子の誘いに首を振った。
34ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:02:25 ID:qltJYQ45
「そっか……」
陽子は、僕の顔を見て素直にうなずいた。
普段は悪口のオンパレードだけど、赤ん坊の頃からいっしょに育った仲だ。
何かあったときはすぐにわかる。
そして、今は一人になりたい時だということも。
「ちょっと……散歩に行ってくる」
「んー。あ、そうだ。彰、土間の冷蔵庫に麦茶のペットボトル冷えてるから、持ってきなよ」
居間の脇に、廊下を挟んで土間があり、そこには冷蔵庫が置いてあった。
もちろん、お手伝いさんたちが正式な料理を作る本館の厨房や、
美月ねえが家族の分の普段の料理をする台所にもちゃんとした冷蔵庫があるんだけど、
ここにもなぜか一台、旧式の冷蔵庫があった。
土間から外に出ることもできるので、星華ねえや陽子は、
この冷蔵庫で飲み物を冷やしておいて、出掛けに持って出かけたりする。
僕はありがたく一本頂戴することにした。
なにしろ、お屋敷から出たら、バス停の辺りまでは自販機一台ない山の中だ。
「さーて、じゃ、あたしは宿題でもやりますかねぇ」
陽子は立ち上がってうーんと伸びをしながら言った。
「げっ、僕がこれから散歩に行くのに、雨を降らせるような事を言うなよ」
──げしっ!
返事は、ほれぼれするようなチョップ──脳天唐竹割りだった。
……陽子は、<ギガント木場>が率いる<善日本プロレス>のファンだ。
絶対に女子高生の趣味じゃない……。

目の前でチカチカまたたくお星様と戯れている間に、陽子は自分の部屋に行ってしまったらしい。
美月ねえと星華ねえは台所で片付けをしている。
目立たぬように外に出るのにちょうどいい。
僕は土間に下りて靴を履いた。
冷蔵庫を開けて、麦茶を一本取ろうとする。
「……あれ……」
冷蔵庫の中を覗き込んだ僕の動きが止まった。
35ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:02:56 ID:qltJYQ45
冷蔵庫の一番手前にあったのは、――僕のチョコレート。
昨日、僕が食べかけて放り出して、溶けかけさせてしまったやつだ。
あんなことがあって、僕は部屋を飛び出してしまったから、僕が入れたわけではない。
星華ねえが、着替えをもってきてくれた時に入れてくれたのだろうか。
……いや。
銀紙と包装紙を丁寧に包みなおしてきちんと置いてあるそれを、誰が入れたのか、僕はわかっていた。

(――あらあら、食べかけのチョコ、溶けちゃってるわよ。
後で冷蔵庫にしまっておくから、もう一度固まってから食べてね──)

昨晩の、美月ねえのことば。
──美月ねえは、あの後で、このチョコを冷蔵庫に入れておいてくれたんだ。
僕は、しばらく躊躇していたが、それを手にとってポケットにねじこんだ。

お屋敷を出た僕は、あてもなく歩いていった。
足を動かすと、色々なことが頭の中に浮かぶけど、
次の一歩を踏み出すとそれが消えて、別なことがとりとめなく浮かぶ。
……ふと気がつくと、僕は、いつの間にか見慣れた場所にやって来ていた。
水田の中の、あぜ道。
ため池の前。
僕は、土手に腰を下ろしてぼんやりと水面を眺めた。
ホテイアオイの、薄青の花があちらこちらに咲いている水面を。
「……」
ポケットを探ってチョコレートを取り出し、かじる。
ほろ苦さと甘みが口の中に広がった。

志津留家の「お定め」――。
美月ねえは、どう考えているのだろう。
従兄弟の僕と交わること、その子供を宿すことをどう考えているのだろう。
昨日の夜の美月ねえを思い出すと、わけがわからなくなってくる。
ぼくは、ぐらぐらする頭を何度も振った。
36ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:03:33 ID:qltJYQ45
「――彰」
声を掛けられたとき、太陽は、もう空のてっぺんにあった。
「星華ねえ……」
YシャツとGパンに白衣を羽織った星華ねえがあぜ道に立っていた。
「やっぱり、ここだった。――屋敷に婆さまが来てる」
星華ねえは、ため池をちらっと見て、僕にそう言った。
「え……?」
婆さま、とは、お祖母さんのことではない。
お祖父さんの姉にあたる人で、僕にとっては大伯母さんだ。
だけど、みんな婆さま、と呼ぶ。
本家のほうにはめったに来ない人だけど、それがなんで──。
「――美月ねえが、結婚する。他の支族の男の人と。
婆さまが、それの手配を頼まれた……」
星華ねえはわずかに眉を寄せて言った。
「……え?」
「すぐに、婚礼が行なわれるそうだ。――この夏のうちに」
結婚するって、――美月ねえが!?
僕は、頭の中が真っ白になった。
──美月ねえは、子供を作るために、他の支族の男の人と交わるつもりだ。
僕は、足元がぐらぐらと崩れだしたようなショックを受けた。
美月ねえが、結婚する。――誰か知らない人と。
昨日、僕が美月ねえを拒んだから?
(──そんなに「お定め」とは急で、残酷なものなの?)
(──美月ねえにとって、それはそんなに重要なの?)
(──美月ねえは、相手は誰でもいいの?)
僕の頭は、混乱しきってわけがわからなくなっていた。
「……」
ぴしゃっ!
僕は、びっくりして我にかえった。
右頬に、焼け付くような痛み。
星華ねえが、僕に平手打ちをしたのだ。
37ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:04:05 ID:qltJYQ45
「……落ち着いた?」
星華ねえは、呆然としている僕を真正面から見据えた。
この女(ひと)はいつもそうだ。真正面を、最短距離で進む。
「――美月ねえにとっては、相手は誰でも同じなんだ。――彰以外の男なら」
星華ねえが、僕の心の中を読んだように、ぽつりと言った。
「え……?」
「ばか……」
星華ねえは、僕をちらっと睨んだ。
それは、星華ねえの最大級の怒りと呆れの表現だ。
「美月ねえは、彰のことが好きなんだ。……「弟」じゃなく、男として」
わずかに眉をひそめたのは、言わなきゃわからないのか、という表情。
「えええっ……?」
僕は狼狽した。
美月ねえが僕を好きと言うのは、僕が美月ねえが好きだというのと同じように
姉弟、家族としての「好き」だと思っていた。
昨晩のあれにしたって、それは「お定め」のための行為であり、
そして、美月ねえにとっては──。
「でも、美月ねえは、昨日のあれで、彰に嫌われたと思いこんでいる」
「え……」
「美月ねえは、あの後、私にこう言ったんだ。
<彰ちゃんには、他の好きな娘と結ばれてほしい。「お定め」は私が守るから>
大好きな彰をあきらめる。彰が自分を拒むなら他の娘と結婚できるように、自分は「お定め」に従う。
――美月ねえはそういう人だって、彰だって知っているはずだ」
「……あ……」
僕はがくがくと震えた。
美月ねえ……。
僕は美月ねえを嫌いになんかなっていない。
ただ、いつもの美月ねえじゃない美月ねえが……知らない人のように恐かっただけだ。
僕の知らない、母と姉の中間のような神聖な存在ではなく、
綺麗で淫らで恐い、生々しい一人の女性としての美月ねえが……。
だけど、美月ねえは、よそに行ってしまう。
僕は目の前がぐるぐるとまわるのを感じた。
38ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:04:37 ID:qltJYQ45
「――しっかりしろ、彰。
彰は、美月ねえをどう思っているか、もうずっと前に答えを出しているはずだ」
星華ねえは、ため池の水面を指さした。
その水面には──ホテイアオイの花がたくさん咲いている。
「……あっ……」
僕は、今までずっと忘れていたことを思い出した。

──あれは、美月ねえが大学に入った年だから、僕が小学五年生の夏。

その年の夏休みに、美月ねえは、お屋敷に「大学のお友達」を連れてきたんだ。
美月ねえは、志津留本家を継ぐ長女、しかもものすごい美人、とあって、
地元では知らない人が居ないくらいの有名人だった。
周りの人たちは、もちろん良くしてくれたけど、やっぱり近寄りがたいところもあって、
高校を出るまで美月ねえには、ずっと「家に呼べるような親しい友達」がいなかった。
「彰ちゃんや、星華や、陽子がいるからさみしくないよ」
美月ねえは、そう言って笑っていたけど、やっぱりさびしいんだということは、
僕たち三人にはわかっていた。
だから、美月ねえが県庁所在地にある大学に入って、一人暮らしをするようになり、
そこで知り合った「お友達」をはじめてお屋敷に連れてきたとき、
僕たちまでなんだか嬉しくなったのを、よく覚えている。
中学生の頃から家にいるときは和服だった美月ねえが、
お客さんに合わせて久しぶりに着ていた洋服が目新しくって、
僕と陽子は、何度も美月ねえを見に行ったのを覚えている。

でも、美月ねえが連れてきた二人のお友達──同じ大学の女子大生は、あんまりいい人ではなかった。
茶髪と金髪──今風の化粧と香水の匂いがぷんぷんするそのお姉さんたちは、
最初は、お屋敷のすごさや、家の中の物に興味津々の様子だったけど、
そのうちに、美月ねえに嫌味を言ったり、けなしたりするようになった。
彼女たちは彼女たちで、けっこうなお嬢様らしかったんだけど、
志津留みたいな素封家というわけではなかったらしい。
二人は、だんだんと嫉妬の感情をむき出しにして美月ねえに噛み付いていった。
39ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:05:37 ID:qltJYQ45
(――こんな古臭い家なんて何の価値もないわね)
(――ここ、駅から何分かかるのよ)
(――美月って、センス悪いわね、あんまり美人じゃないし)
二人が次々に吐き出すひどいことばに、美月ねえの顔はどんどん曇っていった。
中でも美月ねえにとって一番こたえたのは、恋人の話だった。
(――美月って、恋人いるの?)
(――いるわけないよね、あなたみたいな野暮ったい子に)
(――ふうん、じゃ、男の子にプレゼントも貰ったこともないんじゃない)
(――あたしらなんか、バッグも服もみんな彼氏に買ってもらったわよ)
(――そうそう。こーゆーのって、お金じゃないよね)
(――あはは、美月は花束一つ貰ったことないんじゃないの?)
(――好きな花の花束を差し出されながら「結婚しよう」とか言われるの、
美月には、一生縁のないシチェーションかもね)
黙ってうつむく美月ねえと、調子に乗って罵詈雑言を浴びせる二人に、
「美月ねえのお友達のお姉さん」を興味津々で覗き見していた僕と陽子は憤慨した。

(……彰、弓とってこよう。あの二人の頭をぶち抜いてやる!)
(……陽子は左の茶髪な! 僕は右の金髪!)
怒りにわなわなと震えるお子様二人がそれを実行する前に、ことが動いたのは幸いだった。
──小学生とはいえ、オムツの頃から弓に触れて育った僕らは、
まともな弓道をやっていれば、県大会だのインターハイだののお話ではない。
……僕らが殺人犯にならずに済んだのは、星華ねえのおかげだった。
(お帰りくださいませんか、お客様。――志津留は卑しい成り上がり者を好みません)
普段の白衣姿ではなく、きっちりと和服で正装──美月ねえと同じく、どこかのお姫様のような──して出てきた
星華ねえが、絶対零度よりさらに冷たそうな瞳で睨みつけると、二人の女子大生はたじたじになった。
あいさつもそこそこに、送りの車に逃げ込んだふたりを見送ることもなく、
僕たちは美月ねえのまわりに集まった。
「……大丈夫よ、なんでもないから。――ごめんね、心配かけて」
テラスで、先ほどまで二人が座っていた椅子と、手付かずの紅茶をみつめていた美月ねえは、
僕たち三人を見ると、それを視界の外に追いやって、微笑んで謝った。
その優しい微笑の影のさびしさに気がついたのは、子供の観察力だったのかもしれない。
子供は、「母親」のことをいつも見ているから、ちょっとの様子の違いにもすぐに気がつく。
──いや、たぶん、それは、「それ以外」――「異性を見る眼」が気付かせたものだった。
40ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:09:21 ID:qltJYQ45
「……陽子。――美月ねえが一番好きな花って何?」
「え? ……水芭蕉……かな? 美月ねえ、『夏の思い出』が大好きでよく歌ってるもん」
「よしっ! ため池に取りに行こう!」
「え? え? ええっ!?」
勢い良く駆け出した僕は、水芭蕉とホテイアオイの区別も付かないお馬鹿さんだった。
陽子はさすがに知っていたけど、「あの時の彰は、何か言って止められる勢いじゃなかった」そうだ。
実際、普段は往復一時間もかかる道を、僕と陽子は、池に飛び込んで花を集めるのも含めて三十分で戻ってきた
まだテラスでたたずんでいた美月ねえたちは、泥だらけの僕たちを見てびっくりした。
「はい。――美月ねえ、水芭蕉!」
大いばりで薄青の花束を差し出す僕に、星華ねえは口をぱくぱくさせていたけど、何も言わなかった。
(……無口なだけど、言いたいことはずばりと言う星華ねえを「絶句」させるのは至難の業だ)
僕が、
「美月ねえ、大好きです。――結婚してください!!」
と言ったから。
「……彰ちゃん……」
「――ほら、あのお姉さんたちが言ったことはウソだよね。
僕がこうして花束持って「結婚してください」って言ったんだもん!」
「……彰ちゃん……」
「だから、あのお姉さんたちの言ったこと、他も全部ウソだよ!
美月ねえは美人だし、野暮ったくなんかないし、お屋敷も古臭くなんかないし、
彼氏だって、お婿さんだって、すぐに見つかるよ!!」
「――彰ちゃん」
顔を真っ赤にして言い立てる僕を、美月ねえはぎゅっと抱きしめた。

──その抱擁は、それまでの何百回も経験した美月ねえの抱擁とはどこか違っていた。
「嬉しい……」
その違いがどこにあるのか、わからないまま、僕は美月ねえに抱きしめられ続けた。
甘くていい匂いのする美月ねえ。
その美月ねえが、ためらいがちにささやいた一言──。
「――彰ちゃん……いつか、……私のお婿さんになってくれる?」
「うんっ!!」
何も考えず、間髪いれずに、答えた一言。
でも、それは、美月ねえにとって大事な約束だったんだ。――そして僕にとっても。
41ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:09:53 ID:qltJYQ45
「……あれからずっと、美月ねえにとって「特別な男性」は、彰だったんだ……」
ああ、それを僕は全然わかっていなかった。
美月ねえは、「長女だから」って、志津留の家を一人で背負い込んじゃう人だ。
親戚や、お手伝いさんや、まわりの人が思うような「志津留の跡取り娘」であろうとしている。
星華ねえや、陽子や、僕にさえも、自分を抑えて接してしまう。
でも、それは永遠に続くものではない。
昨日の晩に見せた、あの美月ねえ──。
あれを受け入れてくれる人が、美月ねえには、きっと必要なんだ。
……そして、それをするべき人間は──。
僕は、靴と靴下をまとめて脱いだ。
何をすればいいのかは分かっていた。
僕は、ため池の中にじゃぶじゃぶと分け入っていった。
夏場で水の量も少ないため池は、端のあたりは、そんなに深くない。
あの時も、こういう風にして集めたんだ──ホテイアオイの薄青い花を。
「……」
星華ねえが、無言で集めた花を持っていた糸で(星華ねえは、裁縫道具をいつも身につけている)束ねてくれた。
僕は、靴を履きなおすのももどかしく、その花束を持って駆け出した。

「――美月ねえっ!!」
息せき切って飛び込んできた僕に、美月ねえはびっくりして振り返った。
あの時は、ため池から戻るのに、全力で走っても十分以上かかった。
でも、今日は五分もかかってない──五年間で、僕はそれだけ大きくなっていた。
だから、あの時と同じことばも、全然ちがった意味と覚悟で言える。
「――美月ねえ……大好きです、結婚してくださいっ!!」
「あ…きら…ちゃん……」
美月ねえは、口元に手を当てて、眼を大きく見開いた。
42ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:19:10 ID:qltJYQ45
「――他の男の人と結婚しちゃ、嫌だっ! 僕のお嫁さんになってくださいっ!」
「彰ちゃん……」
「――僕の、僕の赤ちゃんを産んでくださいっ!!」
「……彰ちゃんっ……!!」
美月ねえの瞳がたちまち潤んで、すっと、涙が流れる。
……でも、美月ねえは、涙を流したまま、微笑んでうなずいてくれた。
僕ががくがくと震えながら差し出した花束を受け取る。
「ありがとう……この花、あの日から、私が世界で一番好きな花なのよ。
水芭蕉よりもずっとずっと……。いつか、彰ちゃんがもう一度この花束もって、
今のことばを言ってくれるのを、ずっと夢見てたの……」
もう一度泣きそうな笑顔を浮かべた美月ねえは、これも僕が「今まで見たことがない」美月ねえだった。
でも、僕は、その美月ねえも──大好きになった。
僕は、美月ねえをぎゅっと抱きしめた。
あの日とは逆に、僕のほうから。
そして唇を重ねて──僕たちは初めての口付けを交わした。

「……彰ちゃん、私で、本当にいいの?」
ため池に入って泥だらけの僕はお風呂に入ることになった。
僕が抱きついたので、こちらも泥だらけの美月ねえは、いっしょに入ると言ってついてきた。
美月ねえと二人でお風呂──ものすごく恥ずかしくて、昨日までの僕だったらきっと逃げ出しただろうけど、
今日の僕は、今日からの僕は、恥ずかしいけど逃げ出さない。
母親と一緒に入るんじゃないんだから。
お姉さんと一緒に入るんじゃないんだから。
──この世で一番好きな、異性と入るのだから。
でも、美月ねえは、まだちょっとためらいがあるようだった。
「あのね、彰ちゃん。さっきは勢いでキスしちゃったけど、まだ間に合うのよ。
私、彰ちゃんより八つも年上だし、世間知らずだし、それに……。
……私、彰ちゃんが思ってきたような女じゃない、って自分でも思うもの」
服を脱ぎかけて手が止まった美月ねえは、視線を反らしながら言った。
43ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:19:45 ID:qltJYQ45
「――私、本当は、子供っぽいし、性欲強いし、嫉妬深いし、すごくすごくいやらしい女なのよ……」
「……」
「昨日の晩、あんなふうに彰ちゃんにせまった、はしたない女が本当の私なのよ。
彰ちゃんがほしくて、彰ちゃんと赤ちゃん作りたくて、あんなになっちゃう女が、美月なのよ」
「……」
「彰ちゃんのこと考えて、毎日オナニーしていたことだってあるんだからっ……!」
「……美月ねえ……」
「彰ちゃんが、お母さんやお姉さんのように思っていた女なんかじゃ、全然ないのよ……」
「美月ねえ、ううん、美月さん――「彰」って、呼んで」
「……え?」
僕は、はじめての呼び名――美月さんと彼女を呼んだ。
この先、「美月ねえ」にかわって、ずっとずっと彼女をそう呼ぶことを確信しながら。
「僕は、もう、美月さんのこと、お母さん代わりや、お姉さんだと思ってないよ。
美月さんは、僕の、一番大好きな女の人。――お嫁さんで、恋人。
だから、美月さんが、どんなに子供っぽくても、嫉妬深くても、いやらしくても、大丈夫。
僕は、美月さんの全部が好きだから。好きになるから。――だから、美月さんの全部、僕に見せて」
僕は、勢い良く服を脱いだ。
これから、奥さんになってもらう女(ひと)相手なら、裸になったって平気だ。
「彰……さん……」
美月さんは、ためらいがちに僕のことを呼んだあと、今度はもっとはっきりとことばを発した。
「彰さん……」
そうして美月さんは、止めかけてた手を動かして服を脱ぎ、僕に生まれたままの姿を晒した。

それから、僕らは、お風呂場で、お互いの身体を洗いっこした。
子供のころ、「美月ねえ」と入った時のように、一方的に身体を洗われるんじゃなくて、
僕も「美月さん」の身体を洗う。
これから交わって子供を作る「つがい」の身体をお互いの手と肌で確かめるように、
美月さんは、僕の胸板や、太ももや、おち×ちんを丁寧になでさすり、
僕は、美月さんのおっぱいや、お尻や、あそこを撫で回した。
「……美月さんのここ、濡れてる……」
「……彰さんだって、おち×ちんこんなじゃない……」
真っ赤になって言い合うのも、二人の間では、はじめての経験だった。
──僕たちは、そのままバスタオルだけをまとって、美月さんの部屋に入った。
44ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:20:17 ID:qltJYQ45
「美月さんの部屋、奥のほうに入るの、はじめてだ」
「あんまり見ないでね、恥ずかしいわ……」
美月ねえの部屋は、二部屋ある。
手前の机などがある部屋には何度も遊びに行ったことがあるけど、
その奥の短い廊下を挟んだ奥の寝室には入ったことがない。
ベッドに並んで腰掛けた美月さんの言うとおり、部屋にはなかなか「恥ずかしい」ものが満ち溢れていた。
日本の青少年なら誰でも一度はお世話になったことがあるという、
「巴里書院」のエロ小説の黒い表紙がずらりと並んだ本棚。
なまめかしい下着がディスプレイしてある箪笥。
セーラー服やらチャイナドレスやらから始まって、名前も知らないエッチな衣装がつるされたクローゼット。
「わ、私、本当に変態さんで、二十四にもなって男の人も知らないのに、こんなもの集めちゃって……」
話してて、分かった。
美月さんは、エッチなことでしか、自分を解放したり、ストレスを解消できない人間だ。
それも一番好きな相手との遠慮のないセックスでしか、全部を解き放てない。
でも根が真面目すぎる美月さんが、セックスできる相手は、結婚の相手のお婿さんしかない。
でもそのお婿さんが、一番好きな相手でなければ、遠慮のないセックスが出来る相手じゃなければ、
──美月さんは永遠に満たされない。
満たされないまま、「志津留本家の跡取り娘」の仮面をかぶり続けて生きていってしまう。
そして、いつか壊れてしまうにちがいない。
……なんだ。
美月さんが幸せになるには、ひとつしかないじゃないか。
僕が──美月さんが一番好きな相手──が、お婿さんになって、美月さんの性癖を受け入れる。
たった一つしかない、その選択肢は、僕にしか選べない。そして今の僕にはたやすいものだった。
真っ赤になってうつむく美月さんを抱き寄せて、唇を重ねる。
いつもおっとりと、悠然としている才色兼備のお嬢様が見せない、焦りととまどいの表情。
──これは、美月さんが「自分の男」にしか見せない表情だ。
僕は、僕が知らない美月さんが、もう全然恐くなかった。
だって、それは、世界中で僕一人しか知らない美月さんだから。
僕だけが独占する美月さんだから。
「んあっ……そんな、いきなり……」
唇を割って舌を差し入れると、美月さんは抗議の声を上げた。
でもそれは、すぐに甘くとろけた。
45ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:20:50 ID:qltJYQ45
「……彰さんは……エッチな女……嫌い?」
「……わからないけど、――エッチな美月さんは大好き!」
「――!!」
キスを続けながら美月さんの手を取って、僕の性器を握らせる。
「ほら、美月さんと一緒にいて、僕のおち×ちん、こんなになっているよ……」
もちろんこんな台詞、生まれてこの方言ったことなんかないけど、なぜかすらすらと出てきた。
こうすると、美月さんが喜ぶ──美月さんの「つがい」は、それが分かるから。
「ああっ……彰さんったら……」
好きなように、心のままに振舞っていいと、「夫」から促された美月さんは、
心の檻に閉じ込めていたものを解き放った。
淫らで、積極的で、生々しい、美しい牝を──。

「ふわあぁ……美味しいよぉ……彰さんのおち×ちん、すっごく美味しい……」
僕の股間に顔をうずめた美月さんは、夢中でそれを吸いたてながらささやき続ける。
「うわっ、そんなにされたら、すぐにイっちゃうよ……」
「いいのぉっ! いっぱいイッちゃっていいのよぉ……!
美月のお口に、彰さんの精液、いっぱいドピュドピュしてえっ……!
彰さんの美味しいザーメン、美月、一滴残らず全部飲んじゃうからぁ……」
隠語を並べてうっとりとした表情になる美月ねえは、
ことば責めをするのも、されるのも、大好きな性癖の持ち主だ。
なら、そのお婿さんも、それが大好きになればいい。
「ふうん、美月さんったら、処女のくせに、精子大好きなんだ」
「はいっ、美月、彰さんのザーメン、大好きですっ……すごく、すごく欲しいのぉっ……!
「昨日のは、美味しかった?」
「はいぃっ! とってもとっても美味しかった……。
彰さんの精液、濃くって、量も多くて、すごくすごく良かったです……」
瞳をとろかせて熱にうなされたようにささやく美月さんは、
他の人が見たら別人か、気が違ったかと思うことだろう。
でも、僕は、僕だけは、これも美月さんだと理解できる。
「……後でたっぷりあげるよ、美月さん。でも、今日は、先に「お定め」をしよう」
「あ……はいっ……お、「お定め」っ……しましょうっ!
彰さんの赤ちゃん、作りましょうっ……!!」
美月さんの瞳がさらに熱っぽい興奮を浮かべて輝いた。
46ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:21:20 ID:qltJYQ45
「うわ、美月さんのここ、もうとろとろ……」
ベッドの上で下肢を大きく開いた美月さんは、さすがに恥ずかしいのか、両手で顔を覆った。
僕の言う通り、美月さんのあそこはとろけきっていた。
憧れの人の女性器が、目の前にある。
そしてそれは、僕を受け入れたくて蜜を吐いて待っていた。
僕の男性器は、それを見て、限界までカチカチになった。
「来て……、彰さん。ここ、ここよ。
彰さんがおち×ちんを入れて、子種さんを出すのは、美月のここ。美月のここにちょうだい……」
美月さんが、熱っぽい目で僕を見る。
「うん。……美月さん、僕、今、美月さんのお婿さんに、美月さんの男になるよ……」
僕はまだ結婚は出来ない年齢だけど、美月さんと交わるということは、子供を為そうとすることは、
原初の昔から言うところの「つがいの儀式」、婚姻以外の何者でもなかった。
「はい……。美月を、彰さんのお嫁さん、彰さんの女にしてください……」
美月さんも、同じ事を考えていたのだろう、大きく太ももを開いた動きに、ためらいはなかった。
「……いくよ……」
「はい……」
痛いくらいに張り詰めた僕の性器は、とろけだしそうなくらいに濡れそぼった美月さんのあそこに沈んでいった。
つぶつぶ……。
ちゅくちゅく……。
「んっ──!」
美月さんは、わずかに眉をひそめた。
「あ──」
僕は、美月さんが、まだ処女だったということに今更ながら気がついたけど、
僕のおち×ちんは、つるり、という感じで美月さんの中に入りこんでしまった。
「い、痛い? 美月さん……」
「ううん、大丈夫。あなたのお嫁さんは、全然平気よ」
美月さんは、腕を伸ばして、僕の首を抱いた。
くいっと引き寄せて、口付けを誘う。
それは、美月さんなりの痛みのまぎらわし方だったかもしれない。
僕たちは、繋がった場所は動かさずに、無言で激しいディープキスを続けた。
二枚の舌が、貪欲な蛇の交尾のように絡み合う。
やがて、唇と唇を唾液を繋がらせながら離れた美月さんは、にっこり笑った。
「うん、これで、もう全然痛くなくなりました。――彰さん、美月をたくさん犯して……」
47ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:21:52 ID:qltJYQ45
美月さんが、再び妖しい牝の雰囲気をにじませ、僕はそれに興奮した。
「くふっ……んあっ……すごい、すごいの、彰さんっ……。彰さんのおち×ちんがすごいのっ……」
交わる動きを再開すると、美月さんの淫らなことばも再開した。
本棚に並ぶ「巴里書房」の影響か、
美月さんは、セックスとはそういうことを言いながらするものだと思っているらしい。
最初――昨日の晩は「美月ねえ」とのギャップにびっくりして恐くなったけど、
僕は、僕のお嫁さんになった「美月さん」には、そうした違和感は感じなかった。
「僕の女」は、こういう人で、――それがとっても魅力的。
僕は、美月さんのことばに応えて耳元でささやいた。
「美月さんのおま×こも、すごいよっ……。僕をきゅうきゅう締め上げて離さないもん」
「それはっ……。彰さんの、子種さん、欲しいしっ……」
「あなたのお婿さんは、今日まで童貞だったんだよ。――そんなにしたら、すぐイっちゃうってば」
「!! いいのぉ! イっちゃってもいいの! 彰さんは、美月のおま×こでイっちゃっていいのっ!
彰さんの童貞ちょうだいっ、美月のおま×こに彰さんの童貞精子さん、ちょうだいっ……!!」
美月さんは、僕のささやきに激しく反応した。
「んん……、でも美月さん、僕たち、今、コンドーム使ってないから、
僕が美月さんのおま×この中でイっちゃったら、赤ちゃんできちゃうよ……」
「!!!」
美月さんは、ぎゅっと僕に抱きついてきた。
腕を回して僕の頭を引き寄せ、足で僕の腰の辺りを挟み込む。
仔を孕みたがっている牝が、射精しようとする牡を逃すまいと取る姿勢──。
「いいの……。彰さんは、美月相手に避妊なんかしちゃだめっ……。
美月にたくさん種付けして、彰さんの子供をいっぱい産ませてっ……!!」
それは、子作りのための交接のものにしては、淫ら過ぎることばと交わりだったけど、
僕ら夫婦はそれでよかった。
「あっ……もう、イっちゃうよ、美月さん! 僕、美月さんの中に精子出しちゃうっ!!」
「ふあぁっ! 来て、来てぇっ、彰さんっ!!」
びゅくっ、びゅくっ。
どくん、どくん。
頭の芯まで響くような律動と心臓の音をたてて、僕は美月さんの中に射精した。
それを一滴もこぼすまいとでもするように、美月さんは僕にぎゅうっとしがみついた。
「んふぅ……っ!」
絶頂を迎えたのは僕が先だったけど、それを受け止めた美月さんはもっと大きな絶頂を迎えたようだった。
48ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:22:24 ID:qltJYQ45
「――うわあ、すごいや。美月さんのあそこ、僕の精子でぬるぬる……」
セックスを終えたあと、僕は好奇心にかられて、
僕に射精されたばかりの美月さんの女性器を覗き込んだ。
美月さんのあそこは、綺麗に整った形をしていて、ピンクの粘膜が汗と蜜液でてらてらと輝いていた。
「も、もうっ……彰さんったら……。恥ずかしいこと言わないで……」
美月さんは、真っ赤になった頬を自分の手を覆いながら、抗議の声を上げた。
「ええー。美月さんは、僕におま×こ見られるの、嫌いなの?」
僕は、意地悪くささやいた。
「……大好きです。彰さんに、美月のおっぱいや、おま×こや、お尻の穴、全部見られたいです」
美月さんは、さらに真っ赤になりながら、はっきり答えた。
「じゃあ、僕がもっとよく美月さんのおま×こを見えるようにしてよ」
「はい……」
美月さんは、足を大きく広げ、右手を自分の性器に這わせた。
白魚のような指が、ためらいもなく自分の生殖器を割って広げる。
僕に──自分のお婿さんに、女の子の一番恥ずかしいところをよく見せるために。
「見てください、美月のおま×こを。今、彰さんが子種さんをくれた私のおま×こを」
美月さんのあそこの中は、美月さんの透明な蜜液と、僕の白い精液の入り混じった粘液でいっぱいだった。
破瓜の血は、蜜液に薄まって、わかるかわからないかくらいのピンク色になっている。
「これ以上はダメ。……あんまり広げると、彰さんの子種さんが私の中からこぼれちゃう……」
「大丈夫だよ、僕の精子、こんなにねっとり美月さんの中に絡みついているもん」
実際、僕が射精した白濁の汁は、自分でもびっくりするくらいにどろどろに濃くって、美月さんの膣壁にこびり付いていた。
蜜液といり混じっている分も、固まりかけたゼリーのような粘り気を保ったまま美月さんの性器の中にとどまっている。
多分、半分以上はもう、今見えているところよりももっと奥のほうに流れ込んでいて、
美月さんの子宮の中に入り込もうとしているところだろう。
僕は、自分の牡としての力を再認識したような気持ちになって、いい気分になった。
その自信と、美月さんの女性器を間近でみた興奮とで、僕のおち×ちんは、またむくむくと大きくなってしまった。
「まあ……」
僕のお嫁さんが、驚いたように僕のおち×ちんを見つめる。
「美月さん、僕、もう一回したい。今度は、その──後ろからして、いい?」
「ふふふ、いいですわよ。今美月の中にあるのと同じくらい、いい子種さんをいっぱい下さい」
僕は、美月さんの白くて綺麗なお尻を抱えて、二回目のセックスを始めた。
後ろから犯される後背位は、美月さんの好みに合っていたらしく、僕のお嫁さんはたちまち絶頂を迎え、
僕は美月さんの中に、さっきに負けないくらい濃くて量のある精液を放った。
49ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:22:55 ID:qltJYQ45
「……言ったかもしれないけど、私ね、すごく嫉妬深くて、いやらしい女なの……」
二人の記念すべき最初の交わり──立て続けに四回もしてしまったけど──の後、
僕たちは、汗にまみれた裸身をベッドに並べて横たえていた。
濃密な、でも長い長い「夫婦のはじめてのセックス」の間に、いつの間にか当たりは夕方になっていた。
遠くで鳴き始めたヒグラシの声を聞きながら、僕たちは天井を見つめて語らっていた。
「ずっと、彰さんとこうなることを夢見ていた。
――ううん、今でもそう思っている。結ばれる前よりもずっと強く……」
「美月さん……」
「彰さんを独占したい。彰さんをずぅーっと私のものにしたい。
毎日こうして彰さんのおち×ちんおしゃぶりして、おま×こにおち×ちん入れてもらって、
彰さんの精液飲んだり、いっぱい私の中に射精してもらいたい……。
この部屋にあるエッチな本以上のことを、彰さんが私にしてほしいし、私も彰さんにしたい……。
──こんな女は、嫌……?」
「――大好き!!」
僕は、天井を見つめたまま、傍らに添い寝する美月さんの手をぎゅっと握った。
指を絡めあうようにしてつなぐと、美月さんは、ほぅっと安堵のため息をついた。
「……だから、いいんだよ、美月さん。僕の前ではどんなにエッチになっても。
志津留の娘だからだとか、三姉妹の長女だからだとか、そういうのは他の人の前だけでいいの。
僕は、美月さんの「男」だから、美月さんの「女」の面を全部見せていいから。
僕は、美月さんの全部が大好きだから……」
ウソじゃない。
僕は、先ほど僕の身体の下であさましいまでに乱れた女性が大好きだった。
僕を相手に一切の隠し事なしに心と身体を開いてくれた「美月さん」は、
母親的な、姉的な存在としての「美月ねえ」よりもずっとずっと愛おしかった。
「彰さん……」
「……美月さん、泣いてるの……?」
「うん……すっごく嬉しいの……。一番好きな人が、ありのままの私を受け入れてくれて……」
「美月さん、言っておくけど、僕も、すっごくいやらしくて嫉妬深いよ。
美月さんをずーっと独占したい。志津留の「お定め」のためじゃなくて、僕がそうしたいから、
美月さんといっぱいセックスして、何人でも僕の子供を産ませたい……」
「嬉しい……。美月は、一生、彰さんのものになるから、彰さんも、一生、私のものになってね」
「うん! 絶対に!」
「私、毎年、あなたの赤ちゃん産むわ。この広いお屋敷が狭くなるくらい、たくさんあなたと私の子供を産むの……」
「美月さん……」
「彰さん……」
僕たちは、示し合わせたように身体を半身に起こして互いに見つめ合っていた。
どちらともなく、お互いの手が伸びて、互いの性器に触れ合う。
僕の指は、僕のお嫁さんのあそこをなぞり、
美月さんは、美月さんのお婿さんのおち×ちんをきゅっと握った。
似たもの同士の夫婦は、自分たちの無意識の動きに気がついて、照れたように笑いあって、
──もう一度、セックスすることにした。
50ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:31:03 ID:qltJYQ45





「――んんっ、彰さんったら、おいたをしたらダメですよ……」
──僕に乗っかっている美月さんが抗議の声をあげた。
僕の顔を見て、ではない。
僕のおち×ちんを愛撫しながらだ。
「ええー? 美月さん、ここ舐められるの、好きでしょ?」
僕は、上になってお尻をこちらに向けている美月さんの女性器から口を離していった。
僕と美月さんは、俗に言うシックスナインの形になっている。
「……んんっ、大好きっ……だけど、今は朝のお勤めの時間ですよ」
美月さんは、ちゅるちゅると僕の性器を舐めたてながら言った。
「彰さんの精液は、お腹の中の赤ちゃんと同じ材料ですもの、
赤ちゃんが丈夫に育つのに、一番いい栄養なんです。
だから、彰さんの朝一番の取れたての精液、たくさん美月に飲ませてください」
おち×ちんの先っぽを咥えた美月さんは、茎の根元に這わせた指でくりくりとしごきたて、
僕を射精させようと責めたてる。
「うわ、もう出そうだ──美月さんもイかせてあげる」
僕は美月さんのあそこにむしゃぶりついた。
「ああっ、ダメです、彰さん。この体勢で私がイったら、お腹の赤ちゃんがつぶれちゃいますっ」
美月さんは身をよじって悶えた。
僕の胸の上には、大きく膨らんだ美月さんのお腹がある。
妊娠八ヶ月の、大きなお腹が。
「大丈夫、僕が支えてるから、美月さんは、いっぱいイっていいよ!」
「ああっ……彰さんっ……!!」
僕と美月さんが達するのは、今日も一緒だった。
51ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:31:36 ID:qltJYQ45
「――彰、はやく行かないと遅刻するよっ!」
陽子が靴を履きながら、僕を急きたてる。
二学期から、僕は、こっちのほうの高校に転入した。
正式に結婚できる年齢になるまでの間も、美月さんと離れたくないからだ。
それに、お腹の中にいる父親として、美月さんの側でやれることは全部したいから。
陽子と同級生と言うのはちょっと不思議だけど、
まあガキの頃から「兄弟」みたいなものだから、新しい高校にもすぐに慣れた。
美月さんが僕の子供を孕んだので、もちろん、よその支族の男の人との婚礼の話もなしになった。
無駄足を踏まされた婆さまは、おこるかと思ったけど、にやりと笑っただけだった。
まるで、そうなることはお見通しだった、と言わんばかりに。
まあ──その、星華ねえや、陽子も含めて、僕と美月さん以外の全員が
「こうなる」と思っていたらしいんだけど……。
「陽子、お弁当は持った?」
美月さんが、台所から手を拭きながら出てくる。
さきほどベッドの中で僕に見せた痴態が嘘のような、穏やかなで清浄な雰囲気──「美月ねえ」だ。
美月さんは、僕と二人きりの時以外、決してあの「美月さん」の顔を見せない。
誰もが彼女に求める「志津留の跡取り娘」の姿は、より強固に、理想的に美月さんを覆っている。
でも、今の美月さんは、もうそれを全然負担に思っていないようだった。
本当の自分──「美月さん」を全部さらけだす相手がいるから。

「――あっ、忘れてた」
「うふふ、陽子はほんとあわてんぼうさんねえ」
「まったくだ」
「……あ、彰と美月ねえは、のんびりしすぎだいっ! ──もうっ、先にバス停に行っているよ!」
陽子はぱたぱたと駆け出した。
52ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 05:32:16 ID:qltJYQ45
「うふふ」
──玄関で、一瞬だけ、二人きりになった。
それを見逃さず、「美月ねえ」は、「美月さん」に戻った。
「……彰さん、早く帰ってきてくださいね。
今日は、美月を縛ってお浣腸してください……」
「……お腹の子供に障るからダメ!」
「ええっ? この本には全然大丈夫だって書いてありますわよ」
美月さんは、『HRスレッド保管庫・文庫版』というエロ文庫を取り出して言った。
エロ小説集めとそこに書いてあるプレイの実践は、美月さんのライフワークだ。
でも、小説ならではの過激でエロエロすぎることもやりたがるので、嬉しいけど、ハラハラもする。
とりあえず、今はあんまり過激なことはできない。
──もっとも毎日十分すぎるほど激しくセックスしちゃっているけど。
「とにかく、それはダメ!」
「……じゃ、彰さんを縛ってお浣腸……」
「も、もっとダメ!」
「意地悪……」
拗ねたように、甘えるように上目遣いで僕を見る美月さんのこの表情は、
世界中で僕だけが見ることができるものだ。
「うーん、じゃ、帰ってきてから、何か考えよう!」
そのことに感謝しながら、僕は美月さんにキスをした。
よくわからないけど、本家のある御山の具合も、最近はぐっとよくなったらしい。
十分に志津留の血が濃い、力を持った、新しい当主が生まれようとしているから。
当分は、志津留が「お定め」に振り回されることもないだろう。
新しい世代は、自分が一番好きな人と結ばれればいい。
──僕と美月さんのように。

季節はもうすぐ桜の咲くころ。
五月晴れの頃には、僕と美月さんのはじめての子どもが生まれる。
長女になるのか、長男になるのかは調べてないけど、
どちらにせよ、弟や妹が何十人もいる子になることはまちがいない。

                               <美月編>FIN
53名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 05:41:30 ID:u1RI4hgP
GJ
朝早く起きて本当によかった。
54ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 06:00:19 ID:qltJYQ45
というわけで、美月編後半です。
基本コンセプトは、
「旦那とのセックス以外にストレス解消ができない聖女(性欲めちゃ強)」さんw
オナヌも一時しのぎにしかならないお嬢様でございます。

旧スレのほうに、前半部で削ったシーンを穴埋めしてみました。
プロレスゲーム好きな方はどうぞー。
55名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 06:35:00 ID:BERS93rI
萌える嫉妬GJ!
何気に彰男らしいような。雄らしいような。

ビミョーにずらしますが、
>「……美月ねえは、私なんかよりもずっと不器用だから……」

この一言、結構深いよなあ・・・好みだ。
実に星華編が楽しみになってきました。
56名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 06:42:50 ID:hM/W0GRQ
>>54
GJ
美月ねえエロいエロ過ぎです

他の二人もキャラが立ってきて、二人共魅力的です
それぞれの分岐も期待しまくりですよ

他ルートで、美月ねえが今回の星華ねえみたいな活躍をする事にもこっそり期待
57名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 07:07:34 ID:AgEogAH9
お姉さま系なんだけど実はオクテ、
さらには歳の差カップル(しかも片方はまだ結婚できない年齢)と
好きなシチュがたくさんあってよかった

過去の話もかなり良く書けていると思う
あとメインである孕ませの表現が相変わらず素晴らしいな
あと
58名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 08:10:47 ID:z20eYs7K
あーもーGJGJGJ!だコンチキショーめ。
ゲーパロ専用氏素薔薇しいです。
夜勤帰りの電車の中で超絶おっきしますた。
59名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 08:47:01 ID:88KdMust
GJ以外に言葉が思いつかない
60ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/09(日) 09:04:19 ID:qltJYQ45
感想ありがとうございます。
>>57さんの、「あと」の後が気になるうううーっw

日曜の朝なのに、もう保管庫が穴埋め分も含めてもう完璧に入っている!
SUGEEEEEEーーーーー!
管理人様、超高速の保管&見やすい加工いつもありがとうございます。

このスレは朝方人間が多い、健康的なHRスレッドですねw
61名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 09:17:16 ID:lrGdFFtK
GJ!!正真正銘神だ貴方は。
>当分は、志津留が「お定め」に振り回されることもないだろう。
>新しい世代は、自分が一番好きな人と結ばれればいい。
>──僕と美月さんのように。
このくだりに心底感動した。
62名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 11:39:11 ID:m3TcanU5
ゲーパロ専用さんに孕まされた 気分、
63名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 18:20:47 ID:oH6O4d8u
本編の素晴らしさもさりながら、
>『HRスレッド保管庫・文庫版』というエロ文庫を取り出して言った。
大いに爆笑させていただきました。

ゲーパロ大将、ネ申と呼ばせてください。
64名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 23:50:05 ID:/JspYY1o
んー、何か感想を書きたいのだけど陳腐な言葉しか浮かんでこない…
とりあえずゲーパロさんGJです!
65名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 04:41:22 ID:JIxJP0L+
ゲーパロさんGJです!


エロも素晴らしかったですがアオイホテイのくだりが個人的には神がかってると思いますた
もう自分はゲーパロさんのファンみたいなものなんで次回も期待しています!

それとお疲れ様でした
66名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 10:50:44 ID:M7iWJgbu
ゲーパロ氏GJ!

ところでエロゲー化はまだですか
67名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 03:51:52 ID:sNVosSLo
「子種さん」「精子さん」
何この本能直撃おっとり暖かエロエロ愛ワード。
(*´Д`)ハァハァGHR
68名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 09:39:35 ID:xhgs3lRG
HR系小説が大好きだと言う事が最近自覚された中年毒男です。


ゲーパロ専用氏は神様です、美月さんは自分の求めてるキャラそのもの過ぎて
感動しまくってます。

星華編期待しております、がんばってください。
69名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 13:18:31 ID:ynGQvjGZ
本能レベルで相手を求めてエロくなる。完璧です!!
70名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 13:42:11 ID:xyk26eR/
星華ねえ!星華ねえ!
   _  ∩
 ( ゚∀゚)彡
 (  ⊂彡
 |  |
 し⌒J
クールな星華ねえが一番乱れるとみた!
おっきして待ってますお(^ω^)


AAずれたらごめんなさいorz
71名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 15:16:41 ID:Weaf916u
……くそぅ、ゲーパロ専用氏め… 何てものを投下してくれたんだ。
病院の待ち時間潰しに読みながら、うっかり涙ぐんじゃったじゃないのさ。感動で。
(/_;)
72名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 16:29:17 ID:x4sXxnx9
どっちかというと病院で勃起するほうが問題だと思うのだが・・
7371:2006/07/11(火) 20:13:00 ID:Weaf916u
>>72 ごめん、女なんだ……
74名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 22:59:36 ID:UIua6/v0
>>73
そういうのは言わんでいい。
何故黙ってスルーが出来んのだ。
75名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 23:10:36 ID:bmOplEeP
勃起は男だけの物じゃないけどな
76名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 23:17:10 ID:SZUmtZWq
孕ませれねぇ奴に用はねぇ
ふたなりにでもなって出直して来い
77名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 23:23:41 ID:8a9vEHm8
だったら俺が>>73を孕ましてくるぜ!!
78名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 23:43:41 ID:Weaf916u
ごめんみんな
回線切ってハラんでくる…
79名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 00:00:44 ID:UIua6/v0
無言で消えろ。
80名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 00:41:42 ID:UnZjh10+
まさかこのスレに女がいるとは・・・
81名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 00:47:18 ID:LatApNO9
エロゲスレとかで定期的に女だ女だと言ってる人かな?
何でこんなところに居るのか経緯が知りたい('ー`)
82名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 02:53:34 ID:In863Um4
そか?
男性向けエロゲを買い漁る女なら結構居るもんだが。
83名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 07:38:32 ID:MJYZ3hIT
アホみたいにエロの嗜好が合う女友達とか居るぞ。
何処ぞのシナリオの人の如く、心のちんちん所持な奴。
84名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 07:38:46 ID:jyTXXPt0
>>80-82
スルーたのむ
85名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 11:28:37 ID:ddzjBZgE
確かに、俺の知り合いにも心のちんちんを持つ女はいるな。
86名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 13:11:41 ID:4z3ePlM7
妊婦以外の女は哀れな存在
87名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 13:45:57 ID:tHBSeJxb
ここに女がいても、心のちんこを持つ女がいてもいい。
ただこのスレで女だということを主張しないで、ただの一読者でいてくれ。
88名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 14:24:29 ID:UNIDvv6m
>>87
同意




ともかく!

早くネ申々の新作来ないかなぁ
wktk
89名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 15:40:24 ID:sU4cls6Z
「ぼくのなつやすみ」といえば8月32日を思い出すよな…
90名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 15:45:22 ID:X0uiPV1b
>>89
kwsk
91名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 21:23:15 ID:sU4cls6Z
>>90
PS版「ぼくのなつやすみ」のバグでちょっとした伝説となっている。
ゲーム関連のスレばかりかオカ板でも話題になるほどの酷いバグ。
やりかたは……

やり方

一度ゲームをクリアする

クリアデータの日記を開く

「もどる」にカーソルを合わせて上を押す

何もない所にカーソルが移動する

そこでボタンを押す

下半身だけの姉ちゃんや上半身しかないおじさんが登場する8月32日がプレイできる

となるがこの他にも様々な怪現象(家族全員が上半身だけで朝食等)が多発し
34日で(それ以上いけるという噂もある)主人公自身が原型を留めなくなって
フリーズする。あまりに酷いので見た人は軽くトラウマになるか爆笑するかどちらか。
エンディングの切なくほろ苦い雰囲気をぶち壊したくないのなら見ない事をお勧めする。
92名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 21:35:56 ID:X0uiPV1b
>>91
トン。「ぼくのなつやすみ」はやったことないが、それはまたシュールだなw
93名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 21:47:49 ID:bY9HkTwP
>>91
デバッグしてないのかw
94名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:01:20 ID:iEbK0J3m
テスト仕様書の書き様がないしw
95名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 12:03:45 ID:H4XfBLav
>>87
同意。
そして連中がドン引きするような、凌辱孕ませ希望。

……あ、でもレイプスレとかでも、女だとしつこく自己主張し始める馬鹿や
それにしつこく食いついてちやほやする馬鹿が沸くことあるなあ。
96名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 12:12:14 ID:kRyEYKLE
孕ませられるならどんなシチュエーションがお望みか、というアンケートは取りたい気もするな。
97ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/14(金) 01:35:50 ID:wZQ/K0BG
>>91

「<下半身だけお姉ちゃん>ってトラウマ級に恐いよな……」
僕はかぶりついていたスイカから口を離して、ぽつりと呟いた。
「なーに神妙な声出してるのさ、彰。ゲームの話でしょ、ゲーム」
対面でこちらも豪快にスイカにかぶりついている陽子は、あのゲームをやったことはない。
都会育ちの僕と違って、陽子はああいうことは実生活でいやと言うほど経験しているから、
カタルシスをモニターの中に求める必要はない。
だが、僕が言っている<恐いこと>は、あのゲームのことじゃない。
「……忘れたのか、あれを……」
「……え?」
「あの時も、こうやってスイカ食ってたとこから始まったんだよな……」
スイカを食べる手を止め、訝しげに僕を見つめた陽子の顔が、見る見るこわばった。
思い出したのだ──陽子も。
<下半身だけお姉ちゃん>の、恐ろしい記憶を……。

─。
──。
──―。
あれは、僕らが小学校に上がる前の話。
その日、僕たちは、おやつに出たスイカを食べながら、真剣に議論していた。
「スイカのタネを飲み込みすぎると、盲腸になるんだよ!」
「嘘だい、そんなの迷信だってば!」
僕の主張する<スイカのタネが盲腸の原因>説を、陽子は頑として受け入れなかった。
小さなときからせっかちで、スイカやメロンなどは、
けっこう種ごと飲み込んでしまう陽子にしてみれば、それは認められないものだったのだろう。
だけど、僕の通う幼稚園で信じられていた噂を否定するには僕は幼すぎたので、
僕と陽子は、食べかけのスイカを前に喧々諤々の議論をする羽目になった。
「――じゃあ、陽子は、スイカのタネを飲み込んだらどうなるって言うんだよ?」
僕は、陽子をにらみつけた。
陽子は、済ました顔で言った。
あの恐怖の「始まり」となった一言を。
「――決まってるさ、スイカのタネを飲み込むと、あそこの毛になるんだい!」
98ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/14(金) 01:36:21 ID:wZQ/K0BG
「うっそだー!」
僕は大声で反論したが、陽子は固い信念をもって譲らなかった。
「スイカのタネって黒いだろ。飲み込みすぎると、あそこの皮膚の下にたまって黒い芽を出すんだ」
筋が通っているようで、通っていない説明は、
だがしかし、幼稚園児には不思議な説得力があった。
それでも僕は、都会っ子の誇りにかけて自説を曲げず、陽子に「証拠」を求めた。
「え? えーと、えーと……、あっ、あるよ! 証拠っ!」
陽子は、隣の部屋でお昼寝をしている美月ねえを指差した。

中学生の美月ねえは、幼稚園の僕らと違って、まだ学校がある時期だった。
下校してきて、僕らのオヤツにスイカを切ってくれた美月ねえは、たぶんとっても疲れていたのだと思う。
普段はすぐに和服に着替えるのだけど、この日は、制服のままタオルケットをかぶって隣の部屋でお昼寝をしていたのだ。
「――美月ねえって、そそっかしいから、けっこうスイカのタネ、飲み込んじゃってるよね?」
「……うん」
僕は不承ぶしょう、うなずいた。
確かに美月ねえは、意外にぶきっちょで、先割れスプーンでタネをほじくり返せず、
果肉といっしょに頬張ったスイカのタネを、後からこっそり吐き出そうとしたり、
口の中をもぐもぐさせていたと思ったら、ふと眉をひそめて、
「あらら、飲んじゃった……」
と呟いているのを、何度も見たことがある。
「……美月ねえ、あそこに毛が生え始めてるんだ。
こないだお風呂で見たけど、――肌の下にスイカのタネが埋まっているよ」
陽子は、自信たっぷりに言った。
──それほど言うのなら、確認してみよう。
──美月ねえの、毛が生えかけたというあそこの様子を見て。
……天地にかけて誓うが、僕はその時、決していやらしい意図などなかった。
陽子に言い負けまいとする意地と、純粋な好奇心が、同意を選ばせた。
「んーと、スカート、邪魔だね」
「まくっちゃうの?」
「うーん……こうしたほうがいいかな?」
陽子は、すうすう寝息を立てている美月ねえ(一たん寝入ったら、美月ねえは耳元で怒鳴ったって起きない)に近づくと、
スカートを上手い具合にひっぱってまくりあげ、美月ねえの頭の上のほうで端っこを縛った。
俗に言う「茶巾縛り」という形にしたのだ。
99ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/14(金) 01:36:52 ID:wZQ/K0BG
「いい、パンツ下ろすよ。彰はそっち側を引っ張って……」
「うん……」
陽子は、美月ねえの白い下着に手をかけて言った。
たくし上げたスカートが、美月ねえの顔を隠しているせいか、
不思議と罪悪感とかは感じなかった。
好奇心の塊と化した幼稚園児二人は、純白のショーツを引っ張って……。
一瞬だけ、白い肌と、黒いもやもやが見えたような気がして──
「――きゃあ、何、何、これっ!?」
美月ねえが金切り声を上げて飛び起きた。
「うわあっ!」
びっくりして飛び下がった僕たちの前で、
白いお腹と、白い下着と、白い足から成る不思議な生物が、もがきながら立ち上がった。
上半身──紺色のセーラー服のスカートに包まれている──は、
電気を消した薄暗い部屋の空気に溶け込んで見えない。
──白くて、美しい、下半身だけのお化け──。
「そ、その声は彰ちゃんと、陽子ね! なんてことするの!」
「うわわ、美月ねえ、怒ってる!!」
陽子が、真っ青になった。
むろん、僕も。
美月ねえはすごく優しくて、めったに怒らない人だけど、それだけに怒るとものすごく恐い。
そして今、「茶巾縛り」の向こう側で、美月ねえは、激怒していた。
「に、逃げろーっ!!」
陽子が不意に走り出した。
「あ、待って──」
僕も逃げ出す。
「ちょっと、これ、ほどいて……」
怒りながら美月ねえが追いかけてくる。
今にしてみれば、スカートは夏服のセーラー服のものだったから、
美月ねえは布地越しにある程度の影や動くものは見えていたということなのだろうが、
怯えきった僕たちには、目が見えない怪物が不思議な力で追ってくる様に思えた。
「うわあああああーーーー」
──僕たちは混乱しきったまま逃げ回り、
──やがて自力で「茶巾縛り」から脱出した美月ねえに捕まった。
100ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/14(金) 01:37:24 ID:wZQ/K0BG
「あ・き・ら・ちゃ〜ん?」
「ひいいいいーーーーっ!」
「よ・お・こ〜?」
「ひええええーーーーっ!」
「お・い・た・が・す・ぎ・た・わ・ね〜〜っ?!」
スカートの向こうから現れた、
「にこやかに笑いながらこめかみをひくつかせてる美月ねえ」は、
その前の「下半身だけで追いかけてくる美月ねえ」とともに、しばらく僕たちのトラウマだった。

「……思い出した……」
陽子が、食べかけのスイカ──そのタネを見ながら青ざめた。
「うぷ……」
スイカを見ながら、僕は、こみ上げる恐怖の記憶をやっとの思いで飲み込んだ。
二人はそうして、赤いスイカと青い顔を、お互い見比べていたけど、
やがて二人して苦笑いを浮かべた。
──それからひとしきり、楽しい昔話をして、残ったスイカを平らげ、台所に片付けようとしたとき、
陽子が、ぽつりっと言ったんだ。

「……ねえ、彰……。彰は、もうあそこに毛が生えた?」
「え……、ああ、ま、まあ一応……」
「私も……。ね、ちょっと見せっこしてみない? 二人が飲み込んじゃったスイカのタネがどれくらい成長したかって……」
「ええええええっ!?」
101ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/14(金) 01:38:31 ID:wZQ/K0BG
>>91
トラウマを思い出させていただいたので、即興でひとつ。
陽子の本編とは関係ありません、多分w
102名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 01:42:12 ID:/mvvTYfD
ワロスw 常々思ってたが、その懐深いサービス精神に感服する。
103名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 01:49:44 ID:6BNEWwfU
大ワロタw ネタもまたGJ!
104名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 06:44:04 ID:TOt98eK5
陽子www
GJ!
105名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 07:04:42 ID:GDlOD7G+
陽子っつーとどっかの女王を思い出すのは俺だけでいい
106名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 09:02:13 ID:kzcyaBNL
ちょwwwおまwww
会社でこっそりハァハァしようと思って読んでたらフイタじゃねーか!
107名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 09:31:48 ID:0A8X4ySK
>>105
新刊マダー?
108名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 22:04:38 ID:nlj1Oe10
あんなにハァハァさせてくれた美月ねえが火星人刑事に w
109名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 22:45:35 ID:Voc2CWZ4
>>105
主上乙。
110名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 02:25:33 ID:M/vfJ/GK
>>101
ワロタwwwやはりゲーパロ氏は漢だwww

そういえば、ゲーパロ氏はかなり広範囲で活動しているみたいですが、個人サイトなどお持ちですか?他の作品も読んでみたいので。
111名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 02:36:44 ID:YpDxpubY
昇仙したら、やっぱ生理も止まるのかねえ
112名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 03:33:02 ID:n1B9uOWW
>>105
あの世界は

「お母さん、赤ちゃんってどうやったら生まれてくるの?」
「お父さんとお母さんが、一生懸命、心を込めて里木にお祈りをすると、枝に卵果が実って、そこから産まれてくるのよ」

といった世界であり、このスレとは何の関係も無い話である。
113名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 09:23:49 ID:E7U49vsw
あの話、続きがでないのってやっぱり作者が自分の設定の無理に気づいたからかなぁ。
生娘の頃はあの設定で納得できたけど今となってはもうできないとか。
#だってねぇ、遊郭はあるのに生殖行為が生殖にならないなんてねぇw
114名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 09:32:46 ID:vjFB8BtY
オンラインゲームみたいな設定だと思ってた
115名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 09:41:03 ID:4NExckoy
>>112
どうやって「心を込めてお祈りする」のかよく考えるんだ
116ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/15(土) 09:44:34 ID:Ju1wUwbX
>>110
ありがとうございます。
個人サイトはいつかは作りたいと思うときもありますが、まだまだ先のことになりそうです。
こちらの保管庫をはじめ、いろいろな保管庫管理人様にお世話になっております。

今まで書いたもので、<僕の夏休み>にこっそり関係するものは、

「俺の屍を越えてゆけ」のエロパロシリーズ。(2chエロパロ板SS保管庫)
(七篠家とか、弓の家とか、はここからつながっていたりします)
ttp://red.ribbon.to/~eroparo/game1.html
(真ん中下辺り)

『年上妻・美佐子』(女性上位で優しく愛撫される小説の保管庫)
ttp://hokan.s8.x-beat.com/josei/ss.htm
(七篠の名前と、美佐子の友人の耳年増処女(美月の原型イメージの一部になった)がちらっと出てきますw)

<僕の夏休み>の大筋にかかわるほどの深いつながりではありませんが、……どちらも孕ませモノですw
117名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 13:49:16 ID:m7v65x2J
>>115
お百度参り

自作の綺麗な紐(布だっけ?)を枝に巻きつける、そして祈る。
しばらくするとその枝に卵果が実る。紐を巻きつけた枝でないと産まれないので自分の子供を間違うことは無い。
ちなみに卵果とは遺伝情報なんか関係ないので、親に似ない子や半獣が生まれるのは日常茶飯事。
118名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 16:40:16 ID:F6uFdOHG
里木って明らかに『上』に存在する何者かが下界の人口操作の為に設置しただろ。
勝手に増えないようにって感じで。
119名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 17:29:47 ID:4NExckoy
>>117
こうのとりを呼ぶのだって特別なやり方があるんだ
お百度参りの後に子供には秘密のお祈りがあるに違いないよ
120名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 22:03:44 ID:omNlGX0L
そういう話は該当スレでやってください><
121名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 01:22:27 ID:ZmnyQxw6
?
122名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 01:50:29 ID:jCegNZKq
神様、
実近親もので、
実姉か実妹孕ませものが
このスレに投下されますように、
とお祈りしてみるテストのようなものな感じ
123名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 06:02:50 ID:hpnKGL/d
ついでに実母もあるといいなー、
と便乗してお祈りしてみるテストらしきもののようなそんなもの
124名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 07:22:44 ID:DM1ePMuZ
>>123
実質要望に聞こえるがw
125保守屋:2006/07/16(日) 13:14:27 ID:x+RGo9bT
>>122
一応、今書いてますが「お前が書いた物などいらん」と思った方は遠慮なく言ってください。

 
126名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 13:21:09 ID:z7iRiblf
>>125
しばらく何も書き込まれないと思います
127名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 13:46:19 ID:DYcV4u6l
職人様は神様です。
128名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 14:24:36 ID:PuBK6ihN
ビジュアルは男根崇拝チックな神様です。
129保守屋:2006/07/16(日) 18:02:53 ID:wY8TSJXP
現在の進行状況

やっと前戯にたどり着いた・・・・orz
今回前振り長いです。すんません。
コンセプトは「姉と妹を犯した暴力義父を抹殺してラブラブ孕ませ」です。
130名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 20:20:16 ID:QqDa38MW
うわっ・・・前半うつになりそうだな・・・
でも後半に期待(*´Д`*)
131名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 09:41:19 ID:mPGVtIhy
ゲーパロ氏も連休なのかな・・・
132名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 12:35:25 ID:v/sDYeht
【和姦】【異種姦】【出産ネタ】
資料FF7ポーランサリタ・スノウ・ジェミニスミー
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d90360.jpg
人間とモンスターの設定でお願いします職人様(*´Д`*)
133保守屋:2006/07/17(月) 15:24:05 ID:by0JL6bc
書き終わりました!!

残虐描写が嫌いな人のために、後半からうpします。
134保守屋:2006/07/17(月) 15:26:48 ID:by0JL6bc
「やっと・・・・もとの生活に戻れたんだね・・・・」
「ああ、これで母さんも変な男に引っかからなくなるだろ」
「おにーちゃん、おかーさんは?やくざのおじちゃんといっしょにどこいったの?」
「あ〜〜・・・・お説教だよ」
「ふぅん、じゃああしたになればかえってくるよね?」
「ああ、必ずな。さ、今日はもう遅いから寝な」
「ん・・・・・でもね、おにーちゃん。おねがいがあるの」
「あ?」
「・・・・・みうとね、えっちして」
・・・・・・は?
『えっちして』?
「あ、あんた何言ってんのよ!ほら、早く寝ないと学校遅刻しちゃうわよ!」
「あしたはどようびだよ?」
「お休みでも夜更かしは駄目!早く寝なさい!」
「やだぁ・・・・ぐす・・・やだよぅ・・・・」
「え?み、みう?」
「みうね、ゆうべ、あのおじちゃんにおちんちんいれられて、おなかのおくにあかちゃんのもとだされちゃったの。
みうがやだやだっていうと、『はらめ〜〜!!』とかいってなんかいもぴゅっぴゅするの・・・・。
みう、あんなおじちゃんのあかちゃんなんていらない!
どーせできちゃうなら、おにーちゃんのあかちゃんのほうがいいよぅ・・・・・」

「・・・・・わかった」
「悠!?」
「姉貴、俺だってあんな奴の子供をみうに産ませたくないんだ。
だから・・・・今から俺の手でみうを孕ませる」
「やったぁ!おにーちゃんだーいすき!
じゃ、おねーちゃんもいっしょにしよーよ!」
「え!?あ、あたしも!?」
「だっておねーちゃん、あかちゃんができると『もうあかちゃんころしたくないよぅ』ってないてたもん。
だから『あかちゃんできてうれし〜』っておもったことないでしょ?」
「そ、そりゃそうだけど・・・・」
「おねーちゃん、みんなでしあわせになろ?
かわいいあかちゃんいっぱいうんでしあわせになろ?ね?」
「も、もう・・・・みうったら・・・・わかったわよ・・・・」
「わぁい!おにーちゃん、みうとおねーちゃんのおなかにいっぱいぴゅっぴゅしてね♪」
「ぜ、絶対・・・・孕ませなさいよ・・・?
あ、あたし・・・もう、赤ちゃん出来ないかもって・・・・言わ、いわ・・・・
ひっく・・・・うぅ・・・うぇぇぇぇぇん!!!」
「・・・・姉貴!!みう!!絶対に・・・・絶対に孕ませてやるからな!!」
「うん・・・うみたい・・・みう、おにーちゃんのあかちゃんうみたい・・・・」
「ずっと・・・・可愛がってね・・・・悠・・・・」

135保守屋:2006/07/17(月) 15:30:31 ID:by0JL6bc
「ちゅ・・・・みゅう・・・むぅ・・・あむ・・・・」
「ちょっと、みう!おちんちん咥えるのはまだ早すぎるわよ!
アゴ外れちゃったらどうするの?それはお姉ちゃんのお仕事!」
「ん〜・・・・じゃあ、かわりばんこね〜」
「もう、この子ったら・・・・はむぅ・・・・んぐ・・・・んんぅ・・・・むぅ・・・・んっ、んぐ、む〜〜〜・・・・・
ぷぁ・・・・な、何か変だよ・・・・フェラなんか大っ嫌いだったのに・・・・」
「あむぅ・・・・おちんちん・・・・おにーちゃんのおちんちんだいしゅき〜・・・・」
「も、もお!悠!そこに寝なさい!おまんこなめさせてあげるから・・・・」
俺の顔に跨った姉貴は腰をくねらせ、俺の舌をねだってくる。
「うぶ・・・あ、あねきぃ・・・・体重かけひゅぎ・・・息、いき・・・・」
「我慢しなさいよ!ほら、もっと舌伸ばして!ひぅっ・・・そぉそぉ・・・」
「ああ・・・・あねき・・・・」
「な〜に?悠♪」
「俺、もう、もう・・・・むぶぅ!?」
「ん〜?聞こえな〜い♪ほらほら、もっとなめなさいよ〜」
「おねーちゃんのいじわる・・・・おちんちんかわいそーだよぉ」
そう言うと、みうは自らのメス穴にチンポをあてがい、ずぶずぶと腰を沈めてきた。

「ふやっ!?あ、あ、あ・・・・はいっちゃう・・・・はいっちゃうよぅ・・・・・ああああああぁあっっっ!!!!」
「だ、大丈夫か!?」
「う、うん・・・・ちょっといたかったけど・・・・おにーちゃんのおちんちんだから・・・・とってもうれしい・・・・」
「み、みう・・・」
目尻に涙を浮かばせながらも、俺を悦ばせる為に根元までずっぽりと咥え込んで、ぐり・・・ぐり・・・と懸命に腰を使ってくれる。
そんなみうが、たまらなく愛しい。
「みう、おまじないかけてあげるね・・・おちんちんが気持ちよくなるおまじない・・・・」
「あぁ・・・・おねーちゃん、もっとちゅーしてぇ・・・・
あ、やぁん!ぐりぐりだいすき、おにーちゃん、もっとぐりぐりぃ〜〜〜♪」
「悠・・・・指入れて・・・・うぅ・・・・そう、そこぉ・・・・」
「はあ・・・・はあ・・・・姉貴・・・・みう・・・・」
「とけちゃう・・・・みうのおにゃんことけちゃうぅ〜〜♪」
「みうのえっちぃ・・・こんなにおいしそうに飲み込んじゃって・・・・
お腹の一番奥にある赤ちゃんのお部屋まで届いてるんでしょ?」
「みゅう・・・そーなのぉ・・・おにーちゃんのおちんちんが、おへやのいりぐちこんこんしてるの・・・・」
「うあ・・・・みう、んなこと言ったら出ちまうって・・・・」
「ん・・・いーよ・・・・がまんしないで・・・・おにーちゃん、はやくちょーだい!
みうのおなかにあかちゃんみるくびゅびゅってだしてぇ!」
「悠、早く出してあげて。みうの気持ちに応えてあげて・・・・」
「ああ・・・・みう!出すぞ!腰落とせ!!」
「にゃあああん!!おくにごりごりきてるぅぅ!!いっしょに、いっしょに・・・・!!にゃあああああああああああああっ!!!!」
びゅるっ!!びゅびゅるるるるるるるるるるるる!!!!
みうの太腿を押さえつけ、奥の奥へと放つ。
・・・・・受胎完了!
136名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 15:31:09 ID:NZgZrWSv
姉は何回●ろして…orz
137保守屋:2006/07/17(月) 15:32:12 ID:by0JL6bc
「みゅう・・・・・おなかたぷたぷぅ・・・・あかちゃんみるく、いっぱいもらっちゃった・・・・・」
「いいなぁ・・・・・ね、悠ぅ〜〜、今度はあたしにちょーだい♪
こっちのおまんこはぬるぬるしてて気持ちいいよ・・・・」
姉貴は俺の顔に跨ったまま、くぱぁ・・・とメス穴を指で広げて見せてくれた。
・・・・こんなの見せられて我慢できるわけ無い。
「ごめん、みう・・・いったん抜くからな・・・・」
「うん・・・・おねーちゃんをはらませて、しあわせにしてあげよ♪」
「毎日ヤリまくって、お腹大きくしてね・・・・」
そうして、四つん這いになった姉貴は尻を振って俺を誘う。
「俺だって、もう姉貴とみう無しじゃ生きられねーよ。
姉貴、もっとケツ上げて・・・・そう・・・入れるよ・・・」

「んぅ・・・・来た来たぁ・・・・」
(うぁ・・・・すげぇ・・・・マジでぬるぬるだ・・・・)
「あぁ・・・・姉貴・・・・姉貴ぃっ!!」
「やぁ!?そ、そんなにバンバンしたら、すぐイっちゃうってばぁ!!」
「無理だよ・・・・姉貴があんな事するから、もう我慢出来ねぇよ!!」
「も、もぅ・・・おまんこ見ただけでこんなになるなんてぇ・・・・」
「おねーちゃん、きれい・・・・みうにいくとこみせて♪
あかちゃんはらまされちゃうとこみせて〜〜〜♪」
「そ、そんなの・・・・あぁぁ!?こ、こら悠!腰・・・・止め・・・・・」
「なんで?子供いらねーの?」
「ほ、欲しい・・・・欲しいけど・・・・恥ずかしいからそんなにバンバンしちゃ・・・
んぁぁぁぁ!!グリグリも駄目!駄目だってば!!」
「はぁ・・・・はぁ・・・・腹一杯になっても種付けしてやるよ・・・・」
びくっ・・・・
『種付け』
その言葉が姉貴の全身を震わせる。
「ああ・・・・種付け・・・・あたし・・・弟に種付けされちゃうんだ・・・・・
満腹になっても・・・・許してもらえないくらい・・・・・」
「そ−だよ、おねーちゃんもこーなっちゃうんだよ・・・・」
そう言って、みうは姉貴の前に座って精液まみれのメス穴を見せ付けた。
「す、凄い・・・・凄いよ・・・・こんなにいっぱい・・・・」
「あ、いまのもーとおもったでしょ?だめだよ!せっかくおにーちゃんがくれたんだから!」
「そ、そんな事考えるわけ・・・・んぁぁぁ!?ゆ、悠!?」
「姉貴・・・・・俺、もう、もう・・・・ッ!!!」
「あぁぁぁぁぁぁ!!!あたしも!あたしもイクぅ!!!
弟に孕まされながらイっちゃうぅぅぅぅぅぅ!!!!」
ど、ばぁぁぁぁ・・・・・・びゅ・・・びゅ・・・びゅ・・・びゅ・・・・・ぴゅっ・・・・・・ぴゅっ・・・・・・・
2回目にも関わらず、大量の精液が姉貴の子宮で渦を巻く。
俺にガッチリとケツを掴まれた姉貴は、目を閉じて最高の絶頂を味わった。
138保守屋:2006/07/17(月) 15:35:34 ID:by0JL6bc

「はぁ・・・・はぁ・・・・最高だったよ・・・・姉貴・・・・・」
「・・・・嘘つき」
「え?」
「お腹いっぱいになっても許してくれないんじゃなかったの?」
「で、でもすぐには立た・・・くぁぁ!?」
「約束破る悪い子は、こうだっ♪」
ああ・・・・姉貴の中が・・・・うにゅうにゅぬるぬる・・・・・
すげぇ・・・・もっと・・・もっとしてぇ!!
「あはっ♪硬くなったぁ♪よしよし、お姉ちゃんがもっともっと気持ちよくしてあげるからね♪」
「ずるいよぉ!つぎはみうのばん!おにーちゃん、みうのあなもよかったよね?」
姉貴に負けじと横に並んだみうがケツを振る。
「あたしだよね、悠?またあたしに種付けしてくれるよね?」
「おねーちゃん、おにーちゃんってちっちゃいこもだいすきなんだよ。
こないだ、おにーちゃんのおふとんのしたに・・・・」
「み、みう!!今入れてやるからな!!」
「あぁん!おにーちゃん、もっとぉ〜!!」
「ふ〜ん、あんたにそんな趣味があったなんてね・・・・・
どーせあたしはデカ乳のヴァヴァアですよーだ」
「あ、姉貴ぃ・・・・ああっ!!もうこうなったら二人いっぺんにヤってやる!!」
「ひぁっ・・・!か、かわりばんこにするの?」
「このまま・・・・あさまでしよ・・・・」
「朝まで?明日も一日中、でしょ?」
「まいにち・・・かわいがってね・・・・・」
(こりゃ・・・いつかぶっ倒れるな・・・・ま、いっか。何度でも倒れてやるさ・・・・)
139保守屋:2006/07/17(月) 15:36:36 ID:by0JL6bc
3年後・・・・・・

みうはあの後すぐに孕んで一児の母になったけど、
堕ろしすぎて不妊症になった凛(姉貴)はなかなか子供が出来なかった。
みうもそんな凛を気遣って、二人目を作ろうとしなかった。

でも・・・・

ついに・・・・・

「はあ、はあ・・・・子供は・・・・俺たちの子供は・・・・!?」
「・・・・まだ産まれてないわ。難産みたい・・・・」
「頑張れ・・・凛・・・頑張ってくれ・・・・!!」
「あなた・・・・」
母さん、みう、そして娘のみな。
俺たちは家族全員で、新しい命の誕生を祈った。

「うう・・・あ、あ、あああああああああああああああっっっ!!!!」

ふぎゃああ・・・ふぎゃあ・・・・・・・

「う、産まれた・・・・産まれたんだ!」
分娩室のドアが開け放たれ、保育室へと向かう担架の中で、凛は健気に笑ってVサインを作った。
「う、ううう・・・・よかった・・・・よかったね、みな・・・・お前の弟が産まれたよ・・・・」
「あ〜う?ま〜ま?ま〜ま〜?」
突然泣き始めた母に困惑しているみなを抱き上げ、頭を撫でてやる。
「ところで、三人目は・・・・」
「まだ・・・・だめ」
「へいへい、俺が高校卒業するまでは無理ってことか・・・・」
「もう・・・・パパのえっち」
こつん、とみうに叩かれた。

これから本当の生活・・・・・愛と幸せに満ちた暮らしが待っているんだ・・・・・・・・



140保守屋:2006/07/17(月) 15:39:55 ID:by0JL6bc
「後半から」と言いましたが、ここは孕ませ板なのでやはり義父殺害シーンはうpしない方向で・・・

異種孕にも興味はあるんですが、どんな妖獣がお好みかによりますね。
141名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 16:32:04 ID:EI0npoiE
一番槍GJ
142名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 17:24:11 ID:hisRlikj
ちょーGJ!
異種孕なら個人的に触手が…と言いたいけどスレ違いになりそう
異種孕なら個人的に無理矢理いやいや孕まされるのがつぼです
143名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 19:06:26 ID:2Q129uEE
異種とのやつならこの板にスレが立ってるよ
孕まされるのがあるかはしらないけど
144名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:44:47 ID:RjwSs34J
触手スレも独立してたと思う

それはそうとGJ!
前半がないため少し話とか年齢とか分からない部分があったけど
とりあえずエロくて最高でした
姉貴には今まで堕ろした分もどんどん産んでほしい
145名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 23:55:29 ID:Ob8sMpRI
>>140
GJだとは思うのだけど、やっぱり前半部分も無きゃちょっと感情移入し辛い感が……。
バックグラウンドがあった方がキャラの関係性とか把握しやすいと思うので。
どうしても投下したくないなら仕方ありませんが、テキストファイルなり何なりの形でUPしていただけませんか?
146名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 23:57:48 ID:Ob8sMpRI
なんか日本語おかしくなった気がするけど、俺が言いたい事はみんなのソウルに届いたと信じてる。
147名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 00:28:58 ID:YWxRfGEJ
>>145-146
言いたいことはバッチリ伝わったぜ。
で、同じく前半読みたいです。スレに投下できないなら、うpろだとか使ってでも。
148名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 02:41:20 ID:gdqTJO70
ボクのおちむちむが腫れて痛いです
149名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 02:45:42 ID:IpfRmSG5
>>148
優しくさすってやれ
150名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 04:04:04 ID:asb98awC
保守屋氏GJです

悠は中学生だと推測して、
自分の脳内設定では凛は高校生と決められました
高校生で脳内補完が一番ハァハァ出来ました

自分も前半部の公開を希望します
公開する場合は、保管庫の管理人さんにも
前半部にはしっかりと警告文を明記して頂く必要がありますが

異種姦孕ませは個人的には何でもござれです
異・触・獣ばっち来いですよ


---
職人さんに提案です
SSにはタイトルを付けて投下してはいかがでしょうか?
目的は「保管庫の管理人さんの負担軽減」です
他人の作品に勝手にタイトルを付けるのって気疲れが多そうなので

スレ内検索に便利だったりもしますし
151ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/18(火) 06:33:41 ID:nHFQtYhs
>>140
GJ!!
相変わらず淫語会話がエロいですね!


<僕の夏休み>がまだ仕上がらないので
チャット中に湧き上がった妄想から短編を……。

医療モノ? ちょいホラー?
病気と屍体の描写がちょいあるので、苦手な人はスルーしてください。
152ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/18(火) 06:34:12 ID:nHFQtYhs
<孕ませ集中治療室>

「先生、僕はもうダメなんですか……?」
僕の質問に対して、主治医は目をそらし、回答を濁すことで雄弁に答えていた。
転移を繰り返した僕の病巣は、もはや臓器どころか、血液の一滴にまで根付いていた。
もう長く生きられないということは、分かっていたけど、僕は、――それでも死が怖かった。
「……医者として、こんなものにすがるのはよくない、と思うのだが──」
重苦しい沈黙のあと、主治医は奇妙な事を言いながら一枚のカードを僕に手渡した。
「その場所にある病院。――もし、そこに行くことができたら、君は助かるかもしれない……」
紹介状もなし。
電話番号もなし。
住所もなし。
ただ、分かりづらい地図だけが書かれたカード一枚を抱えて、
僕が暑苦しい夜の街を、苦しい息をつきながら歩き回っているのは、そのためだった。

(民間治療か、何かか)
主治医の──いや、サジを投げられたので、もう僕の主治医ではない──の様子に、
僕はそんな予想を立てていた。
怪しげな民間療法や、宗教の類でも、この際かまわない。
ちょっとでも、延命が出来るのなら、この苦しさが薄らぐなら……。
くそ、この地図ときたら、見づらいったらありゃしない。
多分、この角を曲がって……。
「……!?」
不意に、僕は、その目的地に着いてしまっていることを悟った。
石造りの大きな病院の前に立っている自分に気がついて。

<七篠再生科病院>

僕がそう書かれた看板を読むのと、大きな鉄扉が音もなく開いたのは同時だった。
153ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/18(火) 06:34:43 ID:nHFQtYhs
「新来の方ですね。少々お待ちを──」
受付嬢は、無機質な眼を僕にむけて答えた。
その瞳に映った、病み衰えた自分の姿に、僕は眼を背けた。
夜中の病院──中に入れたということも、この時間にちゃんと受付がいたということも不思議だ。
「どうぞ。――貴方の新しい主治医がお待ちかねです」
病状を詳しく説明する前に、女の看護士さんがあらわれて誘導されたのも。

……長い廊下を歩いていくうちに、僕は、ここが普通の病院でないことを確信した。
その証拠に、この東京のど真ん中にあるはずの病院の廊下は、
白い電灯の下……何百メートルもまっすぐに続いていた。

「……ここは、産婦人科もあるんですか?」
どのくらい廊下を歩いたか分からないが、いつの間にか左手に広がっている中庭を見ながら、
僕は先導の女看護士さんに聞いた。
受付譲と同じで、どこまでも整った無機質な美貌がこちらを振り向いた。
「いいえ。当病院は、<再生科>のみの開業になっております」
「だって、あそこに……」
僕は、夜の中庭でたたずんでいる女の人たちを指差した。
ベンチや、芝生の中の小道で涼んでいる彼女たちのお腹は大きく盛り上がっていて
──どうみても妊婦さんだった。
「いいえ。あの方たちは、患者さまではございません」
「――え?」
意外な返答に、僕は聞き返そうとしたが、女看護士さんはまた前を向いて歩き始めてしまった。
やがて──。
「こちらが施術室でございます」
白い扉の前で女の看護士さんは立ち止まり、僕をその部屋の中にいざなった。

<再生科・集中治療室>

そう書いてある部屋に。
154ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/18(火) 06:35:14 ID:nHFQtYhs
「こんにちは。○○君」
集中治療室と言う名のわりに、部屋の中は──ごく普通の診察室だった。
中にいるのが、とてつもない美人の女医さんだったということを除けば。
「あ、あの──」
「わかっています。この病院に来れた、と言うことは、
──あなたの病状はすでに末期、ということですね。
でも大丈夫。この<再生科>は、世界最高の治療法を持っております」
僕の差し出したカルテをちらりと眺めた女医さんは、にっこりと笑って言った。
──日本の最高学府の付属病院がサジを投げた病状が克明に書かれたカルテを見て。
「ではさっそく治療に入りましょう。主治医は私でよろしいですか?
今なら、他にもこんな女医が<空いて>いるのですが」
女医さんは、写真入りのカードを何枚か示して言った。
「え……?」
僕は、そのカードを覗き込んで絶句した。
そこには、顔写真と名前のほかに、一切のデータがなかった。
専攻とか、得意療法とかも。
医者を顔写真で選ぶなんて聞いたことがない。
「え、あ、あの……」
「ふふふ。施術は、どの女医をお選びになっても大丈夫ですわ。みな、──は確かですもの」
「……」
僕は、女医さんが言った単語を一つ聞きもらした。
話の前後からすれば、彼女は「腕は確かですもの」と言ったはずだが、僕の耳はそれをとらえ損ねた。
いや。
僕の耳が確かに別の単語を聞いていたのだが、まさかそんなはずはあるまい。
「――シキュウハ確カデスモノ」
僕の聞きまちがいに決まっている。
「え、ええと、あなたで……いいですか?」
カードにあった女医さんも美人だけど、こうして実物と喋っている分、
僕はこの女医さんの治療を受けたいと思った。
優しそうなこの女(ひと)の声や雰囲気は、僕の好みでもあったからだ。
どこかで見たことがあるような、懐かしい姿。
誰だろう、と考えたが、答えにいたる前に女医さんから話しかけられたので
僕はあわててそちらのほうに集中した。
155ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/18(火) 06:35:45 ID:nHFQtYhs
「ふふふ、うれしいですわ。では、今後、私が貴方の主治医となります。よろしくね」
女医さんは、優しそうな笑顔をさらに深めながら言った。
「は、はい。こちらこそ……」
「では、検査をしましょうね」
「は、はい。じゃ上半身脱ぎますね……」
「あ、服を脱ぐのは後でいいですよ」
「……え?」
僕が驚いて顔を上げると、そこには女医さんの美貌が間近にあった。
「――!?」
声を上げる前に、女医さんのかぐわしい息がかかって、唇が、重なった。
「むぐうっ!?」
驚きの声は、女医さんの口の中に吸い込まれた。
女医さんの舌が僕の唇を割って差し込まれる。
ぬるぬるとした粘膜の肉塊が、僕の舌と口腔を弄ぶ。
いや──それは、僕のもっと深いところにゆっくりと入り込んだ。
「!!!???」
どこかで、肉の隙間を、骨の隙間を縫って何かが侵入していく感触。
それが繊細さと優しさをもって隅々までを探る感触。
──それが、僕の頭蓋骨と、心臓と、どこか奥深くの内臓で感じられたのは幻だったろうか。
気がつけば、僕は呆然と患者用の椅子に腰掛けたまま、
カルテに何かを書き込む女医さんを眺めているところだった。
「……あ、あの……」
「はい、検査は終わりましたわ」
カルテを書き終えた女医さんは、眼を上げて、にっこりと微笑んだ。
「……僕の身体は、治るんでしょうか?」
先ほどの不可思議な口付けよりも、死への恐怖が勝った。
僕は、この新しい主治医に質問した。
答えは──。
「いいえ。あなたの身体はもうボロボロすぎて、治すことができません」
前の病院と同じく、無慈悲なものだった。
しかし──。
「……ということで、完治までの入院は、十ヶ月と十日間ということになります」
女医さんの答えには、不思議な続きがあった。
156ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/18(火) 06:36:16 ID:nHFQtYhs
「十ヶ月って、入院って、……助かるんですか、僕?」
「ええ、ここは<再生科>ですわ。どんな患者さまでも再生いたします」
「でも、さっき治すことができないって……」
「ふふふ、治療を受ければすぐにわかります。こちらへ──」
女医さんは、僕を診療台の上にいざなった。
「あ、服は脱いでください。――下着も脱いで全裸で……」
「はい?」
「施術ですもの」
「あ、ああ、はい、そ、そうですね」
全身に転移した病巣から考えればおかしな指示ではない。
そう思った僕は、言われたとおりに裸になったが、
こういうとき、横たわるまでは与えられるバスタオルの類もあたりには見当たらなかった。
「あ、あの……」
「はい、では横になって。あ、手は身体の横に」
「……」
いやらしい意図などない、ここは病院なんだ。
まわりの、見たこともない医療器具の群れを見渡し、僕はそう自分に言い聞かせた。
次の瞬間、それが簡単に破られるとは──。
「うふふ、まだここだけは元気ですわね」
むき出しになった僕の性器を手に取った女医さんに、僕は唖然となった。
「あ、あの──」
「大丈夫。男の子は、ここさえ元気ならいくらでも<再生>できるから」
そういった女医さんは、優しく、そして妖しく微笑んで──。
僕の生殖器に、朱色の唇を近づけた。

ぬめり、という感触。
「うわっ……」
物心ついたころから病魔と闘う青春時代を過ごした僕が、
心の底の暗い部分で憧れ、しかし叶わなかった妄想が、
今、想像以上の快感とともに現実となった。
女医さんが、僕のあれに唇と舌を這わせる姿を、僕はただ呆然と見守った。
157ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/18(火) 06:37:16 ID:nHFQtYhs
「うふふ、準備は十分なようね。あなたのおち×ちん、こんなにビンビン」
唾液の糸を引きながら唇を離した女医さんに、僕は眼を白黒とさせた。
「あ、あの──」
「うふっ、私のお口で最後までいきたかった?」
「!!」
図星を指されて、僕は絶句する。
命の瀬戸際のこんなときだというのに、今日会ったばかりの女医さんの口で果てられなかったことが、
今の僕の最大の関心ごとだった。
「でも、ダメよ。最初の濃い精子は、<治療>に使わないと」
女医さんはくすり、と笑うと自分の白衣に手をかけた。
「あ……」
見る間に白い裸身をさらした女医さんに、僕の破れかけた心臓が高鳴る。
昔、どこかで見た美しい姿──。
「ふふふ、さっき<カルテ>を作った時にわかったけど、あなた、まだ童貞なのでしょう?」
「え、あ──はい」
破廉恥な質問に、診断に対するもののように自然と答えたのは、
女医さんに過去に会った記憶があるか、必死で考えていたからかもしれない。
「<はじめて>が、こんな<再生治療>で申し訳ないけど、我慢してね」
「え……?」
我に返った瞬間、女医さんは治療台の僕の上にのしかかった。
ぬぷり。
たっぷりと濡れた粘膜が、僕の硬く立ち上がった性器を包み込む感触。
「元気ね。もう死にそうな身体だというのに。――だから男の子って好き」
女医さんが妖しく笑った。
「うわわっ……」
押し寄せてくるはじめての快楽に、僕は我を忘れた。
上に乗る女体を突き上げるように腰が自然と動く。
「うふふ、本能ってすごいわね。こんな<はじめて>でも、ちゃんと目的は分かっているもの。
ね、今、あなたの身体、何をしようとしているのか、わかる?」
女医さんは、僕の耳元に唇を寄せた。
「あなた、私を妊娠させようとしているのよ……」
その瞬間、僕は大きく膨れ上がり、女医さんの中に射精した。
同時に、僕の病み衰えた身体は、あちこちで限界に達し──心臓が停止した。
158ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/18(火) 06:37:47 ID:nHFQtYhs
どくん、どくん……。
びゅるっ、びゅるっ……。
もう呼吸さえ出来ずにいる僕の身体の中で、性器と陰嚢とだけが最後の生命活動を行なっていた。
精液を──精子を、今接している女体に注ぎ込め。
それだけが、最後の希望だった。
僕は、急速に霞み始めた目に映る女医さんを見て気がついた。
(コノヒトハ──)
見たことがある気がしたのは当たり前だ。懐かしいのも当たり前だ。

優しい笑みを浮かべた黒髪の美女は──僕が生まれてすぐに死んだ、母さん……。

ふっと、意識が遠くなる。
いや、これは気絶ではなくて、根絶。
僕の意識は、生命とともに消え去った。
159ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/18(火) 06:47:54 ID:nHFQtYhs
「……<施術>完了。患者の経過は、きわめて順調」
歌うように言いながら、診療台の上から女医は身を起こした。
心停止し、横たわる患者の屍体の上から。
「あらあら、抜け殻さんはまだ元気」
ずるりと音を立てて自分の内部から抜け出した患者の性器を見て頬を染める。
こぼれた余分な精液と、自分の蜜液にまみれた男性器は、
「母親」となった女医にとってはちょっと破廉恥なものかもしれなかった。
「――処置を行ないます」
「お願いね。私はこれから<継続治療>に入るから」
いつの間にか診療室に控えていた女看護士たちに指示を出すと、
女医は裸のままの自分の腹をなでた。
──今さっき受精したばかりだというのに、すでにかなりの大きさに膨らんでいる腹を。
「さて、これからが大変ね。十八歳の患者さんを十月十日で<再生>しなきゃならないのですもの」
女看護士たちが、きわめて事務的に運び去っていった屍体
患者の抜け殻と同じ姿の患者を<産みなおす>のは、至難の業だが、女医には自信があった。
彼女は腕のいい──否、子宮のいい女医だったから。

「さあ、私の可愛い患者さん。これからいっしょに頑張りましょうね。
病気のない、新しい健康な身体を<作りなおし>しましょう。――私のお腹の中で」
女医は、彼女の中で小さく動き始めた胎児に呼びかけた。
「うふふ、気にいったかしら、その<病室>。あなた専用の個室だから遠慮なく使ってね。
──さてと、では手始めに、月光をたっぷり浴びに行きましょうか。
潮の満ち干きは、生命を左右させる不思議な力よ。
これから、いろいろなことをしなければならないけど、――母子(おやこ)で力を合わせて頑張りましょう」
女医は、廊下に出ると、向かい側の扉から中庭に出た。
彼女と同じく、大きな腹をした妊婦──女医たちが思い思いに月の光を浴びている。
幸せそうに笑った女医は、愛しい息子──患者の宿った腹をそっとなでると、その群れに加わった。

                            FIN
160ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/18(火) 06:48:53 ID:nHFQtYhs
というわけで、<産み直し>ネタです。
私もこのダメダメな身体を産み直ししてもらって、パワフリャな肉体が欲しい……。
161名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 07:17:29 ID:IpfRmSG5
エロい。エロいっす…
こういう妖しい雰囲気と孕みは本当に相性がいいですね。朝からいいものを見せてもらいました。
162名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 07:31:14 ID:qTgBAb6E
GJ! 女医さんの雰囲気と台詞回しがエロかった。
163名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 20:47:21 ID:nR1BYCw+
あぁ、ゲーパロの御大は…!
もう、溜息しか出てこないぐらいお腹イパーイですよ(´Д`*)


女医マンセーGJ!!
164名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 21:56:56 ID:UfrnEuuX
>>160
ゲーパロ氏GJ!!
なんだかトライガンのナイヴズを思い出したなァ。
アレもどうしようもなくなったボロボロの身体を捨てて、生まれ直すって手段を取ったからなぁ。
165名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 22:28:46 ID:bil+qEPE
えっと・・・・どこにあるのこの病院?俺行きたいのだが。
166名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 22:29:52 ID:nqBch1nR
>>164
俺は魔界転生を思い出した。
厨房の頃に読んで軽くトラウマったんだが
あれってある種究極の孕ませなのかもしれないな
完全に自分の遺伝子を残してるわけだし



女医GJ
167名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:13:22 ID:d8npvOfN
えろすぎる
あやうく触れずとも達する境地に至るところだった
168名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:53:16 ID:ehmkdxbW
>>167
それは自分の命を削る禁断の奥義じゃないか!
169名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 00:50:19 ID:HFGG1MZt
軽いネタと思って読み流してたらいつの間にか握ってました
どう見ても突発自慰です、本当にry

ゲーパロさんGJすわ。。。。
170名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 00:17:04 ID:mivs1AuC
質問でございます
寝取られ孕ませはこのスレ的には有りですか、無しですか?
171名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 00:58:59 ID:NHC8MEKH
>>170
孕ませ要素を含むのなら何でもありなんじゃないの?
ただ、寝取られやら陵辱やらは、投下前に何らかの注意書きをしないと
後でギャーギャー騒ぐ人が居るから気をつけて
172名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 01:07:21 ID:BonArcLc
オギャーオギャー
173名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 07:21:31 ID:k8BbW1pp
>>171
投下前に何らかの注意書きをしても、
後でギャーギャー騒ぐ奴もたまにいるけどな。
174名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 08:05:38 ID:aDR3zBN3
正直、寝取られは必ず荒れを呼ぶからね。寝取られスレでやって欲しいな。
175名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 08:27:47 ID:rpmPis38
別に俺はかまわないと思うが、とりあえず・・・

>孕ませスレで寝取られ孕ませを投下
寝取られがいやな人に叩かれる。

>寝取られスレで寝取られ孕ませを投下
孕ませがいやな人に叩かれ・・・るような状況になるとはちょっと思えない。

寝取られスレに投下したほうが無難じゃないかな。
176名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 11:48:29 ID:j+fKftpb
向こうのスレに投下するのなら、こっちでも報告してもらえると嬉しいです
男視点での寝取られ属性は特に無いけど、孕ませ要素があるなら読みたいので
177名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 14:00:58 ID:Np8GsWl6
そういや触手スレに孕みSSあったな、虫相手に卵植付けじゃなくて、
ちゃんと異種間受胎して出産までしてたのが。
178名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 14:53:20 ID:eaY2Jpqf
>>177
IDがNp…!

寝とられスレに投下するなら同じく報告欲しいです。
179名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 23:47:54 ID:mivs1AuC
うわっ、何気ない書き込みにこんなにレスが
NTR、恐ろしい子w

NTRつか、せつない系の話で、
姉弟相姦が親ばれして、両親が婚約者に
「はやくこの娘を孕ませて目を覚まさせてやってくれ」
みたいな話を、弟視点でっつー感じですわ
180名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 14:33:26 ID:qW/Bsh3q
作者さん?まあ、とにかく実際に寝取られるんなら
寝取られスレに行った方が良いと思うね。
匂わせただけで、見た通りのレス数がくるんだからさ。
この状態で下手にガチのNTR投下すると荒らし認定されちゃうかもなー。
181名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 14:38:22 ID:FEnkgI+g
>>179を読む限り、メインは寝取られのほうみたいだし、
寝取られスレのほうがいいと思う。
182名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 16:29:55 ID:oGMDFWtq
他の荒れ易い要素が強い場合は該当スレに投下して、こっちで報告ってのが無難やね
本当はちゃんと警告を見てスルーできる住人だけなら、警告だけでもいいと思うけどね
183名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 16:37:23 ID:Xv9UbeOP
そんな良質な住民を持つスレは
2ちゃんねる全体を見渡しても10あるかないか・・・
184名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 18:41:43 ID:+Q1vjtj4
星華ねえ編に wktk
185名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 18:58:15 ID:RZV1kcLp
美月ねえ編を思い出して tktk
186名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 22:26:08 ID:OllDO0Fi
帝国花鳥タンの続きマダー?
187名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 02:01:27 ID:FoW6IA8j
星華って名前を見ると真っ先に聖闘士星矢を思い出してしまう俺ガイル
188名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 17:59:46 ID:keQUL8B8
小ネタ

「すっかりでかくなったなー。こんなかに本当に入ってるのか…」
「ふふっ、どうしたの? お腹撫でて。めっずらしー」
「…だってよ、子供ができるのは嬉しいんだけど、ご無沙汰だからさぁ…」
「ムラムラしてるの? でも、こればっかりは仕方無いし…」
「……」
「……ねぇ」
「なんだよ」
「…口でしてあげる」
「口で…ってマジで!? した事無いだろ?」
「だからするの!」


ゴメン、エロを書く才能はないや…orz
ROM専におとなしく戻ります。
189名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 18:24:20 ID:LYIEqYi6
三姉妹の末っ娘マダー?
190名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 18:37:38 ID:2yj6Aw3Q
>>188
お腹なでたい
「妊娠中の浮気が多い」などの事前情報があると
より妻の行動が自然になっていいんじゃないかな
191名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 20:20:27 ID:T2oTc736
星華ねえは・・・
192名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 20:24:55 ID:F35/9yFF
少し落ち着け早漏
193名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 21:04:34 ID:uOIybU5A
>>192が「落ち着け星矢」に見えた俺はガチ連載世代
194ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/22(土) 21:35:45 ID:pYTcYa0r
>>187
魔鈴さんが星華姉さんだと思っていました。
しかし魔鈴さんより星華姉さんより、シャイナさんの告白シチュにやられてしまいましたw

シャイナ「素顔を見られたら、その男を殺すか、その男の子供を産むしかない」
星矢「ちょっwww」


>>188
GJ!
「妊娠中の奥さんが旦那の欲求不満をお口で……」はエロいです。
私も何度もSSのネタにしました。
奥さんがガンガッテはじめてのフェラに朝鮮というのもいいなあ……。
こういうシチュは思いつかなかった。


>>190
「……姉さん、知ってる?」
「なあに?」
「──男の人って、奥さんが妊娠しているときに一番浮気しやすいんだって。
妊娠中は、旦那さんのことをあんまり構ってあげられなくなるから、寂しくなっちゃうそうよ」
「ふぅん。──気をつけないとね」
「──女と違って、男の人って子供が産まれるまで父親の自覚が生まれないんだって。
おなかの中で赤ちゃん育ててる母親と、ちょっと自覚の時期がズレるそうよ。だから喧嘩も多くなっちゃうんだって」
「ふぅん。恐いわね」

* * * * * 

私は夫の前にひざまずいた。昨日あれほど射精したのに、朝になるとまた元気になっている。
「わわ、何を──」
「んふふ、けー君、セーシ飲ませて」
「ええ?!」
「セーシって、とっても良質なたんぱく質なんだって。おなかの赤ちゃんの身体作るのに最適なのよ。
だから、私、これから毎日けー君のセーシ飲むわね。──おなかが大きくなってもフェラチオはできるし」
私は、わざとらしくおなかをさすった。まだ細胞分裂前の精子と卵子にむかって。
「ね。パパが毎日栄養くれるから、キミは丈夫な身体を作るんだよ。ママも頑張るから、元気で生まれてきてね。
──とりあえず、今日の分、パパから貰おうね」
私は目を白黒させている夫の男根を口に含んだ。
これから毎日こうやって、夫婦二人の共同作業と言う事を刷り込んでいけば、父親の自覚も浮気の防止にもなるだろう。


こうですか!? わかりません!!

195名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 21:52:04 ID:0E2wucJg
>>194
わかってるくせに何を言う!?
あなたにはGJを受けまくる資格しかないと自覚したほうがいい!!

    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡  
  (  ⊂彡  GJ!GJ!
   |   |      
   し ⌒J
196188:2006/07/22(土) 21:54:20 ID:keQUL8B8
ゲーパロ氏にGJ貰えるなんて…ガクガクブルブル

是非、そのネタで…!!と書いてみるテスト
197ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/22(土) 21:59:15 ID:pYTcYa0r
イ、イエ、これは新作SSではなくて
>>116でも乗せてる「年上妻・美佐子」という旧作で使ったシーンなのです。

だから、GJの資格なし! なのです……。
198名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 22:12:27 ID:JTWdPYHN
>セーシって、とっても良質なたんぱく質なんだって
んなわけねぇだろ!と何故夫は突っ込まない
199名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 22:14:42 ID:4ryPYvfk
>>198
正しい知識を与えることで行為に及んでもらえなくなってもいいというのか?
200名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 23:48:15 ID:z23EJp8G
姉弟近親孕ませでネタ書いてるけど、
シチュエーション考えるって難しいねえ
別に特殊な環境下とかでなくて、流されるままに・・・
って感じに持ってイキたいんだけどね
201保守屋:2006/07/23(日) 07:10:02 ID:W9bY5GDV
小ネタ どこかの姉弟

「ねーちゃん、一緒に寝よー」
「あんた、もう中学生でしょ?一人で寝なさいよ!」
「えー、いーじゃん!寝よーよー!」
姉の腕を掴んで頬擦りする弟。
「しょ、しょうがないわね・・・・今日で最後よ?」

就寝後・・・・

「う〜ん・・・・ねーちゃん、だいすきぃ・・・・」
寝ぼけてぎゅうっと抱きつく弟。
「馬鹿・・・・変な気起こしたらどうすんのよ・・・・」

翌朝・・・・・

ほっぺにちゅうされて起きる弟。
「ね、ねーちゃん?」
「起きた?早くご飯食べないと遅刻するよ!」
「う、うん・・・・」
「ああ、それと・・・」
「え?」
「今日も・・・・一緒に寝てあげてもいいよ」

こうですか!?わかりません!!
202名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 11:39:26 ID:ArUIreFj
そういえばゲーパロの旦那、売春神殿に ひとり人妻が残っておりましたな。彼女のSSは予定無しでつか?
夫ある身で他の男の子を孕む(しかも旦那承知で!)もかなり燃えるシチュだと思いまつが・・・?
203名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 14:15:15 ID:JAJ7qgJV
イイ!
204名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 14:39:07 ID:KScyQbnU
姉弟お願いしますッ!
(*´Д`*)ハァーーーーーーーーーーーーンッ!!
205ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:20:42 ID:+QYHExMw
>>200
私もセックルに持ち込むまでの描写がものすごく長くなる……。
現代を舞台にすると、「後ろめたさがない子作りセックル」のための環境ってすごくむずかしいですね。

>>201
ソレだっ!
その普段着な生活がたまらないっ……!

>>202
う、うーん。
ちょっとまあ、今のところは……orz
ちょうど今回、軽いNTR要素(ネトリのほうか?)のあるシーンを書いて見ましたのでこれで勘弁?!


<僕の夏休み> 陽子編・前編です。

後半部に、バツ1妻の軽い擬似NTR的描写(前の旦那と比べたり……)あり。
(最後はハッピーエンドなセックルです)
バツ1とかが苦手な方はスルーしてください。
206ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:21:14 ID:+QYHExMw
日傘をさした和服姿の美女が
 スーツ姿の上に白衣を羽織った美女が
⇒大きなバッグを担いだセーラー服の美少女が
207ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:21:44 ID:+QYHExMw
「……陽子……」
バスから降りた僕が声を掛けると、そいつはにやりと笑った。
僕の母方の従姉妹――美月、星華、陽子の三姉妹の三女、陽子(ようこ)だ。
「おっす、生きてたか、彰!」
挨拶もそこそこに、いきなりの憎まれ口。
「お前こそ!」
今年高校に入ったばかり、同い年の従姉妹との会話は、ちっとも「いとこ同士」らしくない。
一緒に暮らしている兄妹──というよりは、まるっきり兄弟だ。
あながち、まちがってはいない。
僕に双子の弟が居たとしたら、多分それは、陽子みたいな存在になるんじゃないだろうか。
二卵性で見た目はちょっと似てないし、性格も得意なこともちがうけど、だれよりも近しい兄弟。
それが、僕が陽子に抱いているイメージだ。

──僕は、毎年夏休みの最初の日にここにやってきて、最後の日に帰る。
冬休みも、春休みも、ゴールデンウィークも。
そのことを不思議には思わなかった。物心ついた時からの習慣だったからだ。
そして陽子を実の兄妹――こいつはお転婆だから兄弟か──のように接していることにも。
陽子も、同じような気持ちで僕に接しているということにも。
……だけど。
だけど、今年の夏、僕はじめてそのことを意識した。
志津留(しづる)家の「お定め」を知った夏に──。
僕が当たり前に生きてきた世界が揺らいだ夏に──。

「……」
僕が何を言っていいかわからないまま立ち尽くしていると、
陽子は、ちょっと首を傾げてこちらを見ていたが、
やがて思い出したように手に持っていたものを僕に差し出した。
「はい、これ」
差し出されたものは──僕の麦わら帽子。
見慣れたそれを目にして、僕のなじんだ世界がすっと戻ってきた。
──今は。そう……今だけは。
208ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:23:05 ID:+QYHExMw
「うん、彰は、それがなきゃはじまらないよな!」
陽子は、麦わら帽子をかぶった僕を見て、嬉しそうに笑った。
その笑顔につられて、僕も自然に笑顔が出た。
「毎年かぶってるからな」
「そうだなあ、こっちは、夏、暑いしね……」
「あっちだって夏は暑いよ。アスファルトの照り返しはきついし。
なんだか暑さの質がちがう……っていうか。こっちの暑さのほうがよっぽどいい」
「あはは」
陽子は屈託なく笑った。
ぱちり、と指を鳴らす──機嫌のいい時の陽子の癖。
「彰、どうする? 車、呼ぶ?」
「本家」のお屋敷は、バス停からさらに相当な距離がある。
バス停は山のふもとで、「本家」の本宅は山の中腹に建っているからだ。
というより、この山と、その背後に広がる森と、つまりこの辺一帯全部が志津留家のものだ。
あんまり広いので、携帯電話──ちょっと前まではバス停の横にある公衆電話から
お屋敷に電話をかけて、お手伝いのだれかに車をまわしてもらうかどうか、聞いているのだ。
ちなみに、駅まで車を回してもらうことはもちろんできるけど、僕はそうしたことは一度もない。
さっきまで乗ってきた、くたびれたバスにゆられてこのバス停に降り立つことこそが
「夏休みのはじまり」のような気がしてならないからだ。
そして、バスから降りた後の行動も決まっている。
「うーん。歩いていこうかな――まだ陽が強くないし」
朝早くに出発したおかげで、まだ昼までにはだいぶ時間がある。
エアコン熱やらビル熱やらがない自然の中にあっては、午前中はけっこう涼しい。
僕はその空気がとても好きだった。
「あははっ! そう言うと思った」
陽子は、もう一度指をならした。
209ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:24:30 ID:+QYHExMw
「つーか、お前、重くない、そのバッグ?」
お屋敷に至る道すがら、僕は、陽子が肩から下げている大きなスポーツバッグが気になって聞いた。
「んー。毎日担いでるから全然気にならないよ」
「何入ってるんだ?」
「え……ユニフォームとか、タオルとか。色々」
「あー、お前、ソフトボール部に入った、とか言ってたな」
「おう! 今日も練習だったんだぜ」
陽子は日に焼けた顔をゆるめて、にしし、と笑った。
「あ、それで夏休みなのに学校の制服着ているのか……僕はてっきり……」
「てっきり?」
「――成績悪いんで、補習受けてたのかと思った。」
──ガツン。
「……いってえ! グーで殴りましたよ、グーで!」
「源龍天一郎直伝、鉄拳制裁グーパンチだ!」
陽子は大ファンになっているプロレスラーの名前を挙げた。
<漢の中の漢>といわれるそのレスラーは、まったくもって、この男女の趣味に似つかわしい。
──ドスッ!
「……い、いってえ! ゲホゲホッ……喉元に逆水平チョップはやめろ!」
「源龍チョップ! ふん、今、心の中であたしの悪口考えてたろ?」
す、鋭い。
なんでこいつは僕の頭の中を読めるんだろう?
「ぐっ、──だいたいなあ、ツッコミの逆水平というのは、胸板にやるのが基本だぞ。
源龍だって、タイトル戦とか、潰しあいとか、新人を鍛える試合しか、喉元ヴァージョンは使わないだろーが!」
「あ、あれっ?! そ、そうだったっけ?」
僕も陽子以上のプロレスファンだ。
「つーか、お前は全然プロレスというものが分かってない。説教してやる、ちょっとそこに正座しなさい!」
「い、いや、ここ、坂道だし……」
結局、僕は歩きながら陽子にプロレスのチョップについて熱く説明し始めた。
210ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:25:23 ID:+QYHExMw
「――逆水平、つーかバックハンドチョップというのはだな、
斜めから入って、小指の面を当てた瞬間に、すぐに手首を返して手のひら全体をぶつけるんだ。
同時に踏み込んだ足でマットに大きな音を響かせて、会場を沸かせる。これが作法つーもんだ。
やってみろ!」

「こ、こうか?」
ぱん!
「ちがう! 最初から手のひら全体当てたんじゃ、痛みが客に伝わらない!」

「――こうか?」
ばん!
「踏み込みが甘い!」

「――こうか!」
バーン!
「それだ!」

合格を出すと同時に、僕は胸板を抑えてしゃがみこんだ。
「いてて……」
陽子の渾身のチョップを三発。いかに胸板とはいえ、これは効く。
……というか、道端で何やってるんだ、僕たちは?
「だ、大丈夫か、彰?」
陽子が慌ててのぞきこんできた。
お転婆で、口より先に手が出るタイプだが、こういうところは可愛い。
「だ、大丈夫だ。――今のタイミングを忘れるな!」
「おう! ……本当に大丈夫か? ごめん、調子に乗ってやりすぎた。
お返しに、彰も、三発チョップしていいから、さ……」
立ち上がった僕に、陽子はぐっと胸を突き出して言った。
「え゛!?」
予想外のことばに、僕は目を白黒させた。
211ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:25:54 ID:+QYHExMw
(やりすぎたから、やりかえしていいよ)
──僕と陽子との間では、よくある会話だ。
美月ねえや星華ねえ相手とは違って、同い歳の僕たちの遊びは、いつも全力だし、本気だった。
何回もぶつかり合って、二人の間で自然に出来上がった決め事。
(やられすぎたら、やりかえす。やりすぎたら、やりかえされる)
(一方のやり逃げ、やり得は、許さない)
(二人の間が「ちょうど同じくらい」になるまで、物ごとを終わりにしない)
小学校入学の頃に取り決められたその不文律は、
ハンムラビ法典の太古から「最高の法律」とされるルールだ。
その不文律ができてから、僕と陽子の仲は以前にまして緊密になった。
(こいつは、逃げないし、ずるもしない奴だ)
子供心に、そうした信頼関係が生まれ、堅固になるのと、
僕たちのじゃれあいが一層激しくなるのとは同じ過程だった。

……でも、今回は……
「どうした、彰、やり返せよ」
陽子はぐっと胸板を押し出した。
いや、お前さんのそれは──胸板じゃない。
セーラー服の夏服を「むにっ」と押し上げている塊は、男には絶対にないものだ。
「い、いや、いいよ」
「なあに、遠慮してるんだ。――「やられすぎたら、やりかえす」のが、あたしたちのルールじゃん」
陽子は無造作に言ったけど、言ったけど……
「〜〜〜!!」
女性の身体にも、乳房の上、鎖骨の下辺りに、いわゆる胸元と呼ばれる部位がある。
そのあたりに手加減してチョップすればいいだけの話なのかもしれないけど、
──一度意識してしまった僕は、とても陽子に触れられない。
いわゆる「おっぱい」に手があたってしまったら……。
「なーにをまごついてるん……!?」
煮え切らない僕に詰め寄りかけた陽子の動きが止まった。
自分の胸元と、僕の顔を交互に見る。
「……」
「……」
何かを理解したような表情になった陽子は、顔を真っ赤にした。
212ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:26:46 ID:+QYHExMw
──ここ数年、こんな感じだ。
まったくの五分の「兄弟」分として育ってきた僕たちは、
お互い成長し、身体が男女の差を見せるようになってきてから、時折こういう風になる。
小学生の頃、会うたびに比べあっていた身長は、
もう、それまでのようなデッドヒートを繰り返すことがなくなった。
僕のほうが、十センチ近く背が高くなってしまったから。
泥んこになって遊んだ後に、一緒にお風呂に入ることもなくなった。
陽子の胸はどんどん大きくなって、いつのまにか、スタイルも女らしくなってしまったから。
二人のじゃれあいも、口げんかで終わることが多くなってきた。
でも、僕も陽子も、そんな二人の関係に、正直戸惑っている。
もどかしい。
もっと近づきたい、昔のように屈託なく遊びたい、と思う気持ちはお互いが持っているだろう。
だけど、もうそれは、永遠に叶わないことなのかもしれない。

……それに、今年は──。

「……え、えーと、その、あははっ、い、行こうか……」
「あ、ああ、そうだな。道端で逆水平チョップ合戦に興じるところを警察に通報されても困る」
「彰がノリすぎるから、悪い」
「お前だってノリノリだったじゃないか」
「あ、あはは」
なんとなくぎこちない会話を続けながら、僕らは坂を上ろうとした。
213ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:27:23 ID:+QYHExMw
坂が折れたところが、ちょっとした広場になっている。
お屋敷の車が道の途中ですれ違ったり、何かあった時に停車するのに使うスペースだ。
何箇所も作ってあるけど、坂の最初のそこは、
今通ってきた道や山の上のほうにも見晴らしがよい、僕らのお気に入りの場所だ。
陽子は、そこでふと足を止めた。
視線をちょっと上げて、向こうのほうを見つめる。――今登っている山の、七合目くらいを。
「……なあ、彰……」
「何だ、陽子……?」
「今年は、<上の神社>に行く?」
──僕の心臓はどきりとした。

「本家」がある山の七合目くらいには、神社がある。
街中にある神社と区別をつけるために<上の神社>と呼ばれているけど、
志津留の私有地の中にあって、「本家」が宮司を勤めていることになっている、誰も参拝に来ない神社だ。
ずっと昔は、陽子と何度も遊びに行ったものなんだけど、
あるとき、二人で夜中まで遊んで帰ってきたとき、お爺さんや美月ねえにものすごく怒られて以来、
僕たちはそこに行く事を禁止されていた。
もう十年近く前の話だから、今なら別に行っても怒られはしないだろうけど、
めちゃくちゃ優しい美月ねえが、涙をぽろぽろ流しながら激しく怒る姿を見て、
僕らは、子供心に、そこへ行く事を封印した。

「――いつか大人になって、美月ねえたちに心配かけないで済むようになったら、もう一回行こうな」
それは陽子との約束だったが、この数年、それを口にすることもなくなっていた。
だけど陽子は、ふいに、ほんとうにふいに、その話をした。
今年、僕に知らされた、僕と従姉妹が「やらなきゃならない」ことを知った今、
陽子があの神社のことを口に出したことに、――僕はちょっと大きな衝撃を受けた。

……なぜなら、僕らがあの日、神社に夜遅くまでいたのは……
……あの日、僕たちが見たものは……。
214ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:28:28 ID:+QYHExMw
「――ふう」
それからは特に何があったわけでもなく、僕たちはお屋敷に着いた。
美月ねえは、さっき街のお祖父さんのところへ行った。
ここからちょっと離れた大学に行くのに独り暮らししている星華ねえは今日の夕方に帰ってくる予定だから、
僕は陽子とふたりで昼食を食べた。
──陽子がお肉をたっぷり入れた野菜炒めを作り、
──僕が冷蔵庫のあまり物を刻んでぶち込んだチャーハンを作る。
シンプルかつ、大雑把かつ、脂っぽい組み合わせだけど、
高校生の若い胃袋的には、ものすごくうまい。
はっきり言って、お手伝いさんの誰かが作ってくれる料理よりも。
本当なら、陽子は志津留「本家」のお嬢様だから、そんなことをする必要はない。
でも、こいつは、「お手伝いさんの手をわずらわすのもなんだから」と言って、
自分や僕――家族の分の食事は極力自分で作ろうとする。
そんな陽子を見て、僕も手伝うようになり、二人の時はお互い一品ずつ作って食べる習慣になった。
……まあ、白状すると、二人して料理を作るようになったのは、小学生の時に、
<マスター味っ娘>と言うアニメでやっていた料理対決をまねっこしようとしたのがきっかけだけど。
あの時、僕らの作ったカレーを食べた美月ねえと星華ねえは悶絶したけど、
その後で、徹底的に料理の基本を僕らに叩き込んでくれた。
おかげで、今の陽子と僕は、高校生にしてはかなり料理が上手いと思う。

チャーハンと野菜炒めをお腹一杯食べた後、僕は、客用の部屋──というと陽子は、怒る。
訂正──「僕の部屋」に荷物を入れ、昼寝をすることにした。
朝からの移動や、ここまで歩いたこと、それにこの間から気に掛かって仕方のない問題とか、
いろいろなことが重なって、涼しい風が入る部屋の中で、僕はすぐに寝入ってしまった。
そして、夢の中で、僕は数日前の事を思い出して、ひどくうなされた。
215ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:29:15 ID:+QYHExMw
……。
……。
「――子供を作る?! ――陽子と、僕が?!」
夏休みに入る直前に、母さんから言いわたされたその話は、僕にとって青天の霹靂だった。

志津留(しづる)家は、平安から続く名門の支族で、この家自体も千年続いた名家だ。
公家侍の出で神官の家系と称して、お屋敷の近くの神社の宮司も兼ねているけど、
その本質は──もっと秘された存在。
それは、門外不出の「弓」の技を学んだ一族の人間には肌で感じ取れる。
……でも、その繁栄が、その総本家から分かれて以来連なる「血」の為せる業と言うのは、
「知っていた」けども、「理解していなかった」のかもしれない。
──平安の闇から生まれた七篠家と、その七つの支族は、
たった十数人の一族郎党で、強大な「敵」と戦うために、
一族を増やし、無理やりに「血」を重ねて強化することで力を得てきた。
怨敵を滅ぼした後もその「血」の力で、「ものの流れ」を感じ取り、操ることで一族は繁栄した。
志津留家の事業が成功してきたのも、その力によるところが大きい。
「力」を「血」に秘めた一族は、子供に血をつないでいくことでしか繁栄を得られない。
だからこそ、「本家」は薄まりつつある一族の「血」を再度結集することを決めたのだ。

──もっとも志津留の「血」を色濃く引き、そして一族の中で唯一の若い男である僕と、
現在の「本家」の三姉妹、その中でも僕と一番相性が良い、と判断された陽子とを交わらせることを。

「――志津留家の「血」は、他の六支族に比べて、だいぶ薄まっています。
本来、最も志津留の「血」が濃く出ていて、当主となる子を産むはずだった私が、
あなたのお父さんと結ばれるために家の外に出たせいで、本家に残った「血」は弱まってしまったのです」
目を伏せ、申し訳なさそうに説明した母さんは、いつもの母さんではなかった。
父さんと母さんが結婚するのに、「本家」との間でなにか揉め事があったのは、
子供心にも気付いていた。
夏休みや冬休みといった長期の休みの間中、僕が本家に行くようになっていたのも、
最初の一、二年以外は、両親がそれに付き添うことがなくなっていたのも、
何か理由があることなのだろうとは思っていた。
だけど、それがこんな荒唐無稽な話だったなんて……。
216ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:29:46 ID:+QYHExMw
……だけど、僕は、そんな家のしがらみをすんなりと理解することが出来ていた。
なんとなく、志津留の家が普通とは「ちがう」ことはもうずっと前から気がついている。
それがどうやら、婚姻と血縁関係、つまり「血」の中にあるものだということも。
僕は──そして陽子たちも、見えないものが見えたり、見えてはいけないものが見えたりする。
感じ取れるはずのないものを感じ取り、時々、それを操ることさえできる。
それは、日常生活に差し支えのあるものではないから、気にしていないけれど、
もっと大きな「力」――一族の繁栄とかそういうものを含めて──に直結しているのは容易に想像がついた。
母さんから詳しく聞くまでもなく、その「力」のある人間が、当主として志津留の本拠地にいない限りは、
一族は衰退し、滅ぶしかないぎりぎりのところまで来てしまっている、ということも。

そして、その「力」のある当主とは、老いて衰えたお祖父さんではもうだめだし、
僕の母さんでも「力」が足りないし、陽子たち姉妹でも、僕でも「血」が薄い。
──僕と陽子との間に生まれた子供、ではじめて十分な「血」の濃さと「力」をもつことができる、ということも。

けれど、頭で理解していても、それが逃れられない宿命だとわかってしまっていても、
僕の心の中は複雑だった。
……陽子と、子供を作る?
生まれてからずっと兄妹のように育ち、仲良く遊んできた子と?
僕は、その話を聞かされたとき、足元の地面が崩れるような衝撃を受けた。
家族──実の妹と交われ。
そう命令された人間のように、僕はショックと本能的な嫌悪感を抱いた。

陽子。
僕は、こいつのことが大好きだ。
でも、それは、双子の妹とか、弟のような存在という意味で、であって、
夫婦だとか、子作りの相手とか、そういう生々しい行為の対象としてではない。
陽子。
いつでもいっしょに転げまわって遊んで、なんでも一緒にやって、
毎日喧嘩して、毎日仲直りして、こいつと二人なら何でもやれると思っていた親友以上の親友。
そんなそんな思い出ばかりがある相手。
僕にとって、もう一人の僕のような存在。
そんな奴と、獣のように交わって子供を作るだなんて、
──それは僕が今まで生きてきて築いた「良い思い出」を、すべてぶち壊してしまうようなものだ。
217ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:30:17 ID:+QYHExMw
だけど、僕はその「お定め」から逃れられない自分を一瞬で悟ってしまっていた。
目を伏せた母さんが、ぽつぽつと語る、志津留家の話が本当のことだというのにも。
いままで漠然と感じていた不思議が、ジグソーパズルがぴたりとあてはまって完成したように
すべての答えに導かれたことで。
……けれど、頭で理解したって、心が納得しない。
納得しないまま、僕はここまで来てしまった。

……。
……。
僕が目を覚ましたとき、外はもうオレンジ色にそまりかけていた。
いつの間にか、夕方近くまで眠っていたらしい。
「彰、起きたか?」
しばらくして、ふすまの外から陽子の声がした。
「あ、うん」
「そう。疲れているみたいだから起こさなかったけど、……起きたんなら魚釣りにでも行かない?」
「ああ!」
僕はお腹にかけていたタオルケットを跳ね除けて立ち上がった。
魚釣りは、陽子との最高のゲームだ。
夕方の一時間は、朝釣りとはまた違った面白さがある。
汗で濡れたTシャツを着替えて、部屋の外に出た。

「にしし、今日は負けないぜ、彰」
僕とお揃いの麦藁帽子をかぶった陽子は、いつもの魚釣り道具を持って走り出した。
行き先は、近所の小川。
軽やかに走り出す陽子を追って、同じ格好の僕が駆け出す。
オレンジ色が濃くなり始めた光の中で、
それは、ずっと昔から変わらない風景だった。
ずっと、ずっと変わらない風景だった。

……これからもずっと……?
218ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:30:48 ID:+QYHExMw
「……二人してボウズって、珍しいよね……」
「うーん、どっちかは一匹は釣ったもんなあ……」
一時間後、まだ夕日が沈みきらないうちに僕らは釣りを切り上げた。
なんとなく気がそぞろで、一匹も釣れなかったせいもあるけど、
夕焼けの中を帰るのは──けっこう好きだ。
昔、小学校の頃、陽子と遊ぶときは、いつもこれくらいに帰っていたので、
最初から夜まで遊ぶぞ、と決めていないときは、自然に今頃に足が屋敷を向く。
陽子と僕は、林の中の道を戻って、バス停のある公道まで戻った。
「……あれ?」
バス停に、誰かいる。
「――!」
「――!!」
「――――!!」
「――――――!!!」
なにやら声を強めて言い争っているのは、小学校の中学年くらいの男の子と、女の子だ。
男の子のほうには見覚えがある。
「ケン坊じゃないか……?」
それは、このバス停のあたりに家がある、お屋敷のお手伝いさんの子どもだった。
「あ、女の子の方も見たことあるなあ。
たしか街の方の子で、ときどきケン坊のところに遊びに来ている」
ピンクのポシェットを肩から下げた女の子は、大きな声でケン坊と言い争っているけど、
僕らは、そんな二人を止めようとは思わなかった。
あれは──仲がいい者同士のコミュニケーションだからだ。
気の強そうな女の子に、ちょっとケン坊が押され気味に見えるけど、ケン坊はもともとが優しい子だ。
結局は、女の子はそうしたところに惹かれてケン坊の家まで遊びについてきているのだろう。
ちょっとしたいさかいごとは──この子たちにとって空気と水とオヤツくらいの普通の出来事だ。
「……しかし、ケン坊も、なかなか隅に置けませんな!」
「置けませんな!」
「……これは、ちょっと詳細を知りたいものですな、ウヒヒ」
「知りたいものですな、ウヒヒ」
<ご近所の噂大好き奥様>モードに入った僕らは、こっそりバス停に近寄ろうとした。
219ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:31:18 ID:+QYHExMw
「あ……お姉ちゃん、お兄ちゃん……!」
しかし、幼い痴話喧嘩の内容を聞き取る前にケン坊がこちらに気付いた。
正確に言うと、女の子の剣幕に押されてたじたじになって左右を見渡したところに僕らがいたのだ。
「よう、ケン坊!」
何食わぬ顔をして挨拶をする。
休みの間しかこっちに来ないとはいえ、お手伝いさんの子供のこの子とは僕も顔見知りで、
「末っ子」の陽子と僕にとっては(僕は一人っ子だけど)弟分のような感じで、しょっちゅう一緒に遊んでいる。
「〜〜〜!」
ケン坊に噛み付きそうな勢いだった女の子が、後ろの僕たちに気が付いてケン坊からぱっと離れる。
真っ赤になった顔が可愛い──というよりかなり美少女系の女の子だ。
こりゃ、大人になったら美人になるぞ。
ケン坊、隅に置けないどころか、大威張りでど真ん中に座ってていいぞ。
「何してたの?」
陽子が笑いながら(本人はニコニコのつもりだろうけど、傍からだとどう見てもニヤニヤだ)笑いながら声を掛ける。
「う……」
「な、なんでもないですっ……ねっ、ケンちゃん!」
「う、うん、あ、そうだ、バス! バスを待ってたんです!」
「そ、そう! バス待ってたの!」
ケン坊とそのガールフレンドは真っ赤なほっぺをさらに真っ赤にして答えた。
「んふー、バス待ちー? の、割にはぁ〜〜」
陽子が何か追求の一言を言おうとしたところで──。
ブオー。
バスが間抜けなクラクションの音を上げながら走ってきた。
「あっ、来た! 紗紀(さき)ちゃん、またねっ!」
「うん、ケンちゃん、またねっ!」
ぴったりと呼吸の合った、有無を言わせない勢いで二人は言い立てると、
紗紀ちゃんはダッシュでバスに乗り込んだ。
「……気をつけて帰るんだよ!」
50年をともにした夫婦もかくや、という阿吽の呼吸のコンビネーションの前には、
さしもの陽子もそういうのが精一杯だった。
「はぁい! ──ケンちゃん、また明日ねー!」
「うん、また明日ぁー!! お兄ちゃん、お姉ちゃん、バイバイっ!」
見送りが終わるやいなや、追及を避けてケン坊は駆け出し、僕らはバス停に取り残された。
220ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:32:01 ID:+QYHExMw
「……若い者は、元気が良いですな」
「良いですな」
「何を話してたんだろうね?」
「……なんだろうねー?」
僕らは、くすくす笑いながら歩き出した。
「――そういや、ケン坊ってさ……」
僕は、何かを言おうとして、ことばを失った。
道は曲がり角に来ていて、ちょうど向こうの林の切れ目から、
「上の神社」の屋根がちょっと見えるところだった。
「――ケン坊がどうしたって? ……!!」
押し黙った僕を不思議そうに見た陽子が、僕と同じものを見て同じくことばを飲む。

……「上の神社」とケン坊。
誰にも言えない秘密だけど、陽子と僕にとっては、それは一つに重なった記憶だ。

──僕らが、「上の神社」に夜遅くまでいて怒られたのは、実は遊んでいて遅くなったのではない。
あの日、僕たちは、神社で<大人の逢引>を見てしまったんだ。

──その日、神社の裏のほうにある沢で、沢ガニを取っていた僕たちは、いつもより遅くなった。
暗くなり始めた時点で帰ろうとはしていたんだけど、
陽子が岩穴に引っ込んだ大物をどうしても取るんだと言い張って、
もう一度出てくるまで待っていたので、気がついたときには日は暮れてしまっていた。
「げ、早く帰らないと、美月ねえに怒られるよ」
「……怒られたら、陽子のせいだぞ!」
「うー。彰だって止めなかったじゃないかぁ。早く帰ろっ!」
それでも、狙った獲物をみごと捕獲した陽子は上機嫌で、
今にもスキップしそうな勢いで駆け出し──立ち止まった。
「お堂の前に、誰かいる」
僕たちは、顔を見合わせて反射的に隠れた。
221ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:32:31 ID:+QYHExMw
「あれ――千穂さん?!」
「あっちは吉岡さんだ」
神社の前で、向かい合っている二人には見覚えがあった。
どちらも志津留に代々仕えるお手伝いさん──僕たちは「使用人」という言い方が好きでない──で、
千穂さんはお屋敷で御飯を作ったり、お掃除をしたりしていて、
吉岡さんは、街にあるお祖父さんの会社で働いている人だった。
僕たちにとって、どっちも見慣れた人たちだったけど、
千穂さんがいつもの割烹着ではなく浴衣、吉岡さんがいつものスーツではなく私服、というのは、
まるで見知らぬ人のように思えた。
──話している内容も。

「……どうしても、結婚のお話を受けてもらえないんですか」
「わ、私はあなたより五つも年上ですし、……それに一度離婚している身です」
「そんなことは関係ありません!」
「吉岡さんのご家族は、やっぱり反対されるでしょう」
「いいえ、親父やお袋は僕が説得します。たとえ勘当されても」
「いけません。私は、勝手に東京に出て、出戻ってきたところを
志津留の御前(ごぜん)様に世話していただいる身ですが、
あなたは、ずっと御前様にお仕えして、目をかけていただいてる方ではありませんか。
私のような女と関われば、御前様やお嬢様方はお気にされなくても、
家中から後ろ指をさされて、きっと出世にも響きます……」

千穂さんは、ここにある実家から出て東京に行って、そこで結婚したんだけど、
その旦那さんがひどい人で、離婚して戻ってきたという話を聞いたことがある。
離婚の前は、家にいることも出来ずに、旅館の住込み仲居をしていたというので、
お屋敷での仕事もてきぱきとしていて、皆に評判が良かった。
でも、美人で、都会戻りで、……おっぱいがすごく大きくて目立つ人だから、
女のお手伝いさんの中には、あれこれ言う人たちも何人かいた。
吉岡さんは、ずっと地元にいて、大学だけ東京に出て戻ってきた。
とっても頭がいい人で、お祖父さんから可愛がられ、卒業後は秘書のような仕事をしている。
「ゆくゆくは、会社のひとつくらい任せたい」
というのが、お祖父さんの口癖で、志津留家中ではいわばエリートだった。
二人がくっつけば、なるほど何か言われるかもしれない──というのは後で気がついたことだ。
222ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:33:02 ID:+QYHExMw
貴方が心配していることにはならないでしょうし、また、なっても覚悟は出来ています。
……それとも……貴女は、やっぱり、元の旦那さんのことが忘れられないのですか……?」
「!!」
千穂さんは、息を飲んだ。
それから、地面に視線を落としてぽつりぽつりと答えた。
「……もう忘れた、と言ったら嘘になるかもしれません。……あんな男でも、私の夫だった人間ですから。
憎しみもありますし、恨みもありますし、……愛し合っていた記憶も残っています。
……あれは、遊び人でしたから、私の女の身体に忘れられないものをいくつも刻んでしまいました。
ですから、そういうものも含めて、……私は吉岡さんにふさわしい女ではありません」
いつも陽気な感じの千穂さんからは、想像がつかない憂い顔だった。
だけど、吉岡さんのほうも、いつもの物静かで真面目一辺倒の吉岡さんではなかった。
「千穂さんっ!!」
吉岡さんは、普段とはまるで別人のように、情熱的に千穂さんに抱きついた。
「それでも──僕は貴女が欲しい!」
吉岡さんは、抱きすくめた千穂さんに口付けした。
「んんっ!」
千穂さんは目を大きく見開いたけど、やがてそれを閉じた。

「――うわあ、キスだ……」
陽子が、かすれた声でささやいた。
「だまって……見つかっちゃうよ」
僕らは、石造りの狛犬の陰に隠れて、その様子をうかがっていたんだけど、
想像もつかなかった展開を目の当たりにして、身体も頭も働かずに、
ただそれを食い入るように見ているだけだった。

「ふわ……だめです、いけません。
……吉岡さんはお若いですから、きっと欲情と愛情をごちゃまぜにしているだけです……」
「そ、そんなこと、……ありま……せん」
キスを終えたところに、千穂さんからそう言われて、吉岡さんは傍から見ても分かるくらいに戸惑った。
浮いた話ひとつない生真面目な社長秘書さんには、我を忘れた情熱の経験が少ないので、
言われたことに自信を持って反論できなかったのかもしれない。
「……でも、それは……私も同じかもしれません……」
目を伏せていた千穂さんは、もう一度目を上げて吉岡さんの顔を見つめたあと、ゆっくりとひざまずいた。
223ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:33:52 ID:+QYHExMw
「ち、千穂さん……?」
「あなたに誘われたとき、私はとっても嬉しかった。
こっちに戻ってきてから、一番嬉しいできごとでした。
でも、きっと、私の抱いている感情も、欲情と愛情をごちゃまぜにした衝動です。
前の夫が開発していった、私の牝の身体がうずいているだけ……」
「千穂さん……」
「……だから、今はこうして慰めあいましょう。
ことが終わって冷静になれば、きっと考えも変わりますから……」
千穂さんは、持ってきた手ぬぐいを、自分の膝の下に敷いた。
それから、絶句している吉岡さんのズボンに手をかけると、馴れた手つきでそれを引き下ろした。
「……まあ、ご立派……」
薄暗がりの中でもはっきり分かるくらいに、大きなものが、ぶるんと勢い良く跳ね出した。
「ふふふ、前の夫のよりも、大きいですわよ、吉岡さん……」
舌なめずりした千穂さんは、普段の明るく小気味いい感じとはまるで別人だった。
「ち、千穂さん、そんなこと……」
「こんなことをするのが、私です。あの男は、セックスの前に必ず口でさせました」
「……!!」
絶句する吉岡さんの性器を掴んだ千穂さんは、それをためらいもなく口に含んだ。
ちゅるちゅる、ちゅう。
ぴちゃぴちゃ、ぺろり。
何メートルも離れているのに、粘液質な小さな音ははっきり僕たちの耳元に届いた。
「うわっ……千穂さんっ……」
「ふふふ、いいでしょう、これ。仕込んだ夫も私のフェラチオにはぞっこんでしたから。
──おかげで執着されて、離婚するのに時間がかかってしまいましたけれど……」
「……」
返事を待たずに、また咥えなおした千穂さんが、さらに唇と舌を使ったのだろう、
吉岡さんはことばを封じられて身もだえするだけだった。
やがて──。
「あ、駄目です。千穂さん、離してくださいっっ!」
吉岡さんががくがく震えながら小さく叫んだ。
千穂さんは、妖しく微笑んで、その声を無視してフェラチオを続けた。
そして、最後の瞬間に、ちゅるんと吉岡さんのおち×ちんから口を離したから、
吉岡さんの勢いの良い射精は、みんな千穂さんの顔にかかった。
224ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:34:23 ID:+QYHExMw
「あ、ああっ、千穂さんっ……!」
吉岡さんのおち×ちんから、夜目にもあざやかな白い汁が噴き出した。
それは、千穂さんの顔にかかり、髪の毛までを汚した。
「ふわ……熱ぅい……。顔がやけどしちゃいそう……」
千穂さんは、うっとりとした表情で、射精したばかりの男性器に頬を寄せた。
ぬるぬるとした精液を擦り付けるように、吉岡さんのおち×ちんに頬ずりする。
「ち、千穂さん……」
「ふふふ、気持ちよかったでしょう? あの男もよく私の顔に精液をかけましたわ。
離婚の話がでたあと、それはいっそうひどくなりましたわ
こうすることで、私を自分の縄張りの中に縛るんだって……。離れた心までは縛れっこないのにね」
「……ち、ち──」
「ふふふ、吉岡さんったら、まだこんなにおち×ちんカチカチ。
でも若い男の人が、もう三十路のおばさんにこんなに欲情してはダメよ。
今日だけは、うんとさせてあげるから、帰ったら忘れなさいね……」
吉岡さんの顔を見ず、千穂さんはそう言い、持ってきた小さなバッグから何かを取り出した。
「あ……」
「ふふふ、こんなもの持ってきちゃいました。やっぱり私もこういうのを期待してここに来たのでしょうね。
……だったら、お互い後腐れのないセックスを楽しみましょう」
その時は分からなかったけど、千穂さんが取り出したのはコンドームだった。
いま出した精液がこびり付いているおち×ちんをぺろぺろと舐めて綺麗にした千穂さんは、
魔法のような器用さでそれを吉岡さんに付けてあげた。
「お堂の中に入りましょう、いいものがあるんですよ」
千穂さんは、半ば呆然としている吉岡さんの手を引いた。
志津留の家の関係者ならみな知っているけど、カギはお賽銭箱の下に収めてある小箱の中にある。
誰も参拝に来ない神社だし、大切な神具などはぜんぶお屋敷のほうにあって、
必要なときだけ運んでくるものだから、そうしておいたほうが便利なのだ。
千穂さんは、そのカギを使ってお堂の中に入った。

「……?」
「……!」
僕は陽子と目と目の会話をした。
意見が一致した僕らは、そおっとお堂のほうへ近づいた。
225ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:34:54 ID:+QYHExMw
格子になっているお堂の扉から中を覗くと、千穂さんが奥の物入れから何かを運んでくるところだった。
「――ほら、お布団」
千穂さんがくすくす笑いながらそれを敷く。
「……なんでそんなものがここに……?」
吉岡さんの疑問は、僕らの疑問でもあった。
「ふふふ、昔から、ここは志津留の者たちの逢引場所なのですよ。
代々お布団を隠してて、古くなったら入れ替えると、私の母から聞きました」
たしかに、千穂さんが敷いたお布団はまだ新しかった。
「シーツは、使った人間が買い足しておくのがマナーですから、明日、補充しておきましょう」
千穂さんは、これも物入れから取り出してきた新品のシーツの包装を破りながらそう言い、
てきぱきと夜具の用意を整えた。
「それじゃ、──しましょうか。吉岡さん……」
千穂さんは、浴衣をはだけてお布団の上に座った。
「千穂さん……」
「……千穂って呼んでください。夫にそう呼ばれてましたから。――セックスの時は特に」
「ち、千穂……」
もじもじしている吉岡さんに、千穂さんは、さりげない動きで浴衣を自分からさらにはだけた。
──今の美月ねえもすごいけれど、千穂さんは当時も今もそれ以上だ。
お手伝いさんたちのなかでも群を抜いて大きい。
半ば露出した巨乳に、吉岡さんがごくりと唾を飲み込みながら手を出す。
ためらいがちなその手を掴んだ千穂さんが、それを自分の胸にぐいぐいと押し当てた。
「ふふふ、お乳を吸って……」
ことばに操られるように吉岡さんは千穂さんのおっぱいにむしゃぶりつき、
先ほどまでの勢いをすっかり取り戻した。
「ふわ……そうよ。そう。――そしたら、片手はこっち……」
千穂さんは吉岡さんの右手をどこかに導いたようだった。
「ほら、濡れているでしょう? いじってごらんなさい……」
「あ、ああっ……」
吉岡さんが手を動くたびに、千穂さんは熱い吐息をつき、二人の動きはどんどん積極的になってきた。
やがて、
「いいわ。――私の中にいらっしゃい」
千穂さんが吉岡さんの頭を抱きながら、耳元でささやいた。
226ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:35:33 ID:+QYHExMw
「……こ、こう?」
「ううん、もうちょっと下。……ここ……」
「ああっ、は、入った……!」
月光が差し込むお堂の中で、白い千穂さんの身体の上に、吉岡さんの身体が重なった。
真新しいシーツの上に横たわって大きく足を広げた千穂さんの中に
吉岡さんの腰が沈み込んで行く。
「くっ……ん……」
「うん……くふっ……」
吉岡さんがあえぎ声をあげると、千穂さんが呼応したように吐息をつく。
青白い月の光の中で、二人はたちまちに高みに上った。
「ち、千穂っ……」
「いいわ。出して──」
吉岡さんが裸の上半身をのけぞらせる。
千穂さんは、目を閉じてそれを受け入れた。
やがて、吉岡さんは横に崩れるようにぐったりと布団に沈み込んだ。
千穂さんは、添い寝するような感じで、その頭をなでる。
「……吉岡さん、気持ちよかった?」
「……はい……」
「ふふふ、いっぱい出したのね。……コンドームの中、こんないっぱいよ」
「……」
志穂さんは、自分の中から抜け出した肉の先端を握りながら言った。
吉岡さんのおち×ちんをきゅっとしごくようにしてから避妊具を外す。
「ほら、こんなにたくさん……」
「……」
「ふふふ、前の夫も、絶倫で精子いっぱい出す人だったけど、吉岡さんのもすごく濃いのね。
スキン越しでも、ゼリーみたいにたぷたぷしてるのがわかるもの……」
「……」
「すっきりしたでしょ? ……もう一度する? 今夜だけは、何度でもしてあげるわよ」
「千穂さん……」
──答えは、抱き寄せての優しいキスだった。
227ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:36:03 ID:+QYHExMw
「……よ、吉岡さん?!」
「――駄目ですよ、千穂……いいえ、千穂さん。下手な演技は……」
「!?」
「貴女は優しい人だから、僕が貴女をあきらめやすいように
わざと前の旦那の話を持ち出しているんでしょう……。
前の男に開発され尽くした女だって、僕に見せ付けてあきらめさせようとしているのでしょう」
「……!!」
「でも、僕は、そんな貴女が好きだから、それは全然意味がないんです。
貴女が僕のことを好きになっていてくれるのなら、それだけで十分なんです。
年の差とか、離婚暦とか、前の旦那のこととか、全部関係ないんです」
「……吉岡……さん……」
吉岡さんは、千穂さんのことを優しく抱きしめた。
吉岡さんの腕の中で、千穂さんのすすり泣く声が聞こえた。
しばらくして、千穂さんは、顔を上げた。
「……吉岡さん……私のお腹に何か当たってます……」
「ええと……その……千穂さんが、可愛くて……」
「まあ……」
千穂さんは真っ赤になって吉岡さんをぶつ真似をした。
「――千穂さん……その……もう一度いいですか……?」
「は、はい──きゃっ!」
吉岡さんは、千穂さんの承諾の返事を聞くや、ぱっとその身体を抱きかかえた。
普段や、ここまでの吉岡さんとは全く違った勢いだった。
逆に、今まで吉岡さんをリードしていた千穂さんが受身にまわっている。
「よ、吉岡さん、コンドームを……」
「要りません」
「で、でも私、今日は大丈夫な日じゃないんです……」
「かまいません。親父やお袋も、孫ができればあきらめるでしょう」
「そんな……」
「子供を盾にするんじゃありません。……千穂さんに、僕の子供を産んでもらいたいのです」
「ああっ……」
吉岡さんにしがみついた千穂さんは、どんなことばよりもはっきりと答えを示していた。
吉岡さんは、そんな千穂さんにもう一度キスをして、――もう一度千穂さんと?がった。
228ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:36:47 ID:+QYHExMw
「ふわあっ! ……吉岡さん、すごいです、すごいですぅっ……!」
「ち、千穂さんもっ……!」
避妊具なしに交わり始めた二人は、先ほどの何倍も乱れて燃え上がっていた。
息を潜めて見つめ続ける僕らの前で、二人の神聖な痴態は長く長く続いた。
やがて……。
「ああっ、千穂さんっ、僕はもうっ……」
「来てっ、吉岡さんっ。私に、私にあなたをくださいっ……」
「――くうっ!」
「──ああっ……!!」
感極まったように二人が震え、お布団の上に崩れ落ちた。
薄暗がりの中、しばらく、はぁはぁと言う二人の荒い息だけが続いた。
「――ふふ、私の中、吉岡さんの精液でいっぱい……」
「――千穂さん……」
「吉岡さん、私、とっても気持ちよかった。――前の夫とした何百回のセックスより、ずっとずっと」
「千穂さん……!」
「だから、もう、あの人のことなんか、今夜で全部忘れました。
今から、千穂は全部丸ごと、吉岡さんの女――そう思っていいですか……?」
「もちろん!!」
吉岡さんはもう一度千穂さんの上に重なった。
「あ……また、してくれるのですか?」
「もっともっと、貴女が僕の子供を孕むまで、何度でも……!」
「うれしいっ!!」

結局、吉岡さんと千穂さんは、そのあと五回も交わって、
暗闇の中で息を殺して最後までそれを見つめていた僕たちは、
すっかり帰りが遅くなって美月ねえたちからさんざん叱られる羽目になった。

千穂さんは、その何ヶ月か後に妊娠したことがわかって、
ちょっとした騒動にはなったけれど、吉岡さんと再婚した。
すぐに子供──ケン坊が生まれたんだけど、
計算してみると、どう考えても、あの神社での一夜がもとだ。
ケン坊にはないしょだけど、陽子と僕は、ケン坊が「出来た」ところを目撃したのだ。
229ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:37:42 ID:+QYHExMw
「……」
「……」
僕らは、同じことを思い出していたのだろう、顔を真っ赤にしていた。
あのときは、はっきりいってよくわからなかった
──ただ二人が何かいやらしくて真剣なことをしていたことだけはわかる──けれど、
幼い網膜に焼きついたものは鮮明で、「そういうこと」の知識が備わるにつれ、
僕たちの中でものすごい経験に変わった。
今でも、心の準備なしに吉岡さんや千穂さんに出くわすと、陽子と僕はどぎまぎする。
僕らにとって、「上の神社」は、そうした記憶の象徴だった。

そして、今年、子作りを命じられた僕らにとっては──それは生々しい「お手本」でもあった。

「あたしらも──これから、ああいうこと、するんだよね……」
不意に、陽子が呟いた。
「こ、子供……ケン坊みたいな……?」
ついさっき別れたばかりの小学生と、その誕生の記憶は、
ものすごいリアルな現実としてのしかかってきた。
従姉妹とのまじわりに、まだ心の準備のつかない僕の上に、ずっしりと。
「……陽子……」
「あのさっ……。いつまでも考えても、らちがあかないだろうから、今夜、しちゃわない?」
「えっ……!?」
陽子の意外な提案に、僕は絶句した。
「あははっ、こういうのは勢いだって、千穂さんたちも見せてくれたじゃん」
そっぽを向きながら、陽子はくすくすと笑った。
男の子みたいにさばけているとは思っていたけど、これほどまでとは──。
「彰は、嫌なの?」
「い、いや、そういうことでは──」
「じゃ、決まりね。お風呂は入ったら、彰の部屋に行くからっ──!!」
陽子は、言うだけ言って、不意に駆け出した。
──僕はその背中を呆然と見送るだけしか出来なかった。
230ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/23(日) 21:38:42 ID:+QYHExMw
というわけで、今回陽子編前編です。
星華ねえ編をお待ちいただいてた方、すいません。
同時進行で書いていたのですが、陽子のほうが先にエロSSの女神様の目に止まったようです。
というか、ケン坊の両親が強引に呼び寄せたのですがw
田舎で子供がお兄さんやお姉さんの野合を覗き見するというのは、
夜這いと並んで美しい日本の伝統文化だと思いますw

>>227のラスト、文字化けが出てますね。

――もう一度千穂さんとつながった。

です。
231名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 21:48:18 ID:M1rKq4qY
>>230
リアルタイムGJ!!

悶えさせる気かぁぁぁぁ!!
232名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 21:49:48 ID:pXh8Zwo0
GJ
233名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 23:30:26 ID:BQuqR5O+
GJ!!
234名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 23:52:14 ID:R2vZ9Vu2
ぐっっっっじょぉぉぉぉぉぶっっ!!
235名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 00:01:50 ID:IJOs69T4
ゲーパロ氏 GJ!
ゴムが発見されるイベントまでwktk
236名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 00:16:56 ID:cXpe7pfS
gj
237名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 01:05:56 ID:1dU7t9Oa
なにこれ……陽子期待してwktkしてたら・……
超GJ!
良いなーこういう孕ませ。しかも,「出来た」ことを見たとか
まじでツボですよ
238名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 03:40:01 ID:uLnAlF7g
ちょっとお!!
オレのチムチム、腫れてきちゃったよ!
どうすりゃいいの?
何の病気コレ?
239名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 04:03:36 ID:vLYypWHV
初めてここに来たのですが・・・・

EXGJ!!
なSS書きの方がいらっしゃるじゃありませんか!

続きがすごく楽しみでしょうがないです
240名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 09:27:48 ID:4+hnsY6j
千穂さんエロいよ千穂さんハァハァ
ゲーパロ専用氏の孕みネタは股間の孕ませ本能にぎゅんぎゅん来ます。超GJ!
241名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 12:13:53 ID:i6kmsvlb
最初は美月さんのほうがいいかな?と思ってたけど陽子のほうが断然好みだわw
ゲーパロ氏GJ!
242名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 15:27:12 ID:Kl4APQcz
よっしゃキタキタキタキター ( ゜∀ ゜) !!
my 最燃え娘・陽子ちゃんバージョン始動!!

……始動したばっかなのになんでこんなにエロっちいのですかorz
もしや、ハアハアさせまくって自分を過呼吸にでもさせようかという企み(´Д`;)?

しかし、自分を諦めさせるために悪女のように振る舞う千穂さんも、
その演技を見抜いた吉岡さんもイイ(・∀・)!

まあなんだ、ゲーパロ氏GJ。
243名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 15:27:32 ID:N30uL1e1
俺ゲーパロさんになら抱かれてもいい
244名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 15:37:12 ID:1iboHg3E
ゲーパロさんになら孕まされてもいい
245名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 15:54:35 ID:mCAlqiLW
>>243-244
脳内女性乙
246名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 16:02:52 ID:cXpe7pfS
>>245
きんもーっ☆
247名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 22:26:14 ID:OT9s43Qo
>>230
ゲーパロ氏蝶乙!!!俺もエロ小説またやろうかな・・・

手始めに、ブログに載せてたけど潰したSS修正して持ってきて良い?
248名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 22:34:07 ID:PsQZeZJu
新作でよろ
249名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 23:06:50 ID:ZAxX+Qba
>>247
wktk
250名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 01:26:13 ID:drUQ2fLX
>>247
щ(●д゚ )щキャモーン!
251フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg :2006/07/25(火) 02:30:02 ID:5kknv1AZ
おうけい修正オワタ・・・ちょっと長いので深夜うp。そしてIDは昔使ってたのを一応サルベージ。
姉弟モノです。前戯すっ飛ばしております。そして行為描写が変に濃いので注意。
252名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 02:30:35 ID:5kknv1AZ
深夜のファミレス、日付が変わったところ。
「はぁあぁ・・・」
俺は突っ伏して、意識は寝る方向だった。
ずるずるずるずる、ストローで飲み物をすする音がする。
席の向かい側に居るのは俺の姉だ。
俺がこんなところでうだうだする原因を作った人物だ。
2つ年上、天然バカ、俺を振り回す、以上説明終わり。
そう、いつも俺を無意味に引っ張りまわす。
・・・やっぱり腹が立ってきた。布団で寝たい。
「修ちゃんって自分がシスコンって思う?」
そんな俺の気分を知らずか、姉貴はストローを止めて唐突聞いてきた。
「なんだそりゃ。」
姉貴はこう、たまに意味不明だ。皮肉か?
「だって一緒に来たじゃん」
「いや、そりゃ姉貴が無理矢理引っ張ってきたようなもんだろ」
ほぼウソになる。家から逃げ出したい、という点で姉貴と意見が一致したからだ。
親父とお袋がまた喧嘩してうるさくて寝れなくて、姉貴がもぉ出るよっ!と手を引くので付いて来た、これが本日の流れ。
本人はその責任をどう思ってるでもなく、ストローをぐるぐる回しはじめた。
そうして俺はまた、しばらく何もせずぼんやりする。
意味ありげな言葉の後の沈黙は居心地が悪い。どうせ思いつきなんだろうが。
「それからさ、"ちゃん"づけをやめれって。イトコとかじゃないんだからさ」
こう添えてやったが、姉貴は全然聞かずにジュースの氷と格闘している。
姉貴が就職して家を出て、ほぼ1年。
思えばこんな風に2人で時間を潰していくのは久しぶりだった。
「・・・・あーシスコンかもしんないな、一種の強制的なやつな。」
次に俺がそう言うと姉貴が少し反応した。が、やはり無言のままだ。
こうしてまた無駄な時間が過ぎていく。

長い沈黙を破ったのは姉貴の方だった。
「修ちゃん出よ出よ」
「ああ?」
答えた時には姉貴はもう席を立っていた。
「ポテト、まだ来てないよ」
姉貴はレジで財布を開ける。
「もう食べました!」
そうだっけ?俺はこのまま夜を明かすつもりだった。
いまは、半分眠っている感じだ。姉貴の声が遠い。
「どーでもいいから行くの!」
なんだよ、さっきおなかすいたって姉貴言ったじゃんか。
手を引かれるまま外へ出る。
こんな時間なのに、大通りをでかいトラックが何台も走っている。
そのせいで姉貴の言葉が良く聞こえない。
「修ちゃ・・・・じかも・・・」
「ええ?」
聞き返す間もなく車に押し込まれる。
「なんて言った?」
「一回しか言いません!」
姉貴は突然、突っぱねた。やや乱暴に車が出る。
めんどくせぇ。早く寝たい・・
253名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 02:31:35 ID:5kknv1AZ
天井の模様が見慣れない。
そうか、田舎に帰ったんだっけ、いやそうじゃないだろ。
事態が飲み込めない。・・・なにがあった?
そっと上体を起こして辺りを見回す。
ちょっと小ぶりなワンルーム。
淡い色のカーテンから、朝日が差し込んでいる。
「だだーん!マイ・ルームでーす!」
突然、背後から声がした。
振り向くとバスローブ姿の姉貴が背後に立っていた。
なんとなく色っぽい白の、いやそんなことどうでもいい
「あねきんち?」
はぁ?


行き当たりばったりにもほどがある。
姉貴はあの後実家に戻らず自分のアパートに直行したらしい。
どうしてか、俺は車から二階まで歩いてきた記憶が無い。
姉貴いわく夢遊チックな挙動だったらしいが、そういう夢の記憶もない。
パンを食べながら、何とか頭の中を整理しようとした。
くそ、夜どうだったのか・・・シラフなのに・・・
そこで突然ひとつの疑惑が思い浮かんでしまった。
「ぶっ!」
いやいやいや!?
姉貴は「?」としている。
ムセるな、落ち着け。
朝、ベッドには枕の隣にクッションがあってそっちに頭を乗せてて・・・・
「・・・寝顔はかわいいのよね。」
姉貴が言う。こういうときだけ勘が鋭い。
「ちょっ、ばっ・・・まっ!」
姉貴は俺の頬をつつこうとしたが、その指を反射的に弾いた。
それを受けてムッとする姉貴。
俺はどっかに隠れたい気分だ。
「・・・・・。」
避けられたのが頭に来たのか、姉貴は机をバンと叩いた。
「まっ、とにかくおねーちゃんは出勤時間ですからね!」
姉貴は吐き捨てるようにしてそういうと、鞄を引っつかんで玄関に向かった。
「いやいや、俺は?」
われながらわけの分からない事を口走る。
「しらなーいっ!」
姉貴は戸口でいいーだ、の顔をしてドアを閉めてしまった。
コッチの都合を何も考えていないんだろうな。
くそ、そんなことより添い寝された・・・・
254名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 02:33:07 ID:5kknv1AZ
「・・・・。」
無言の圧力で目が覚める。
俺はテーブルに突っ伏した頭を上げた。
「修ちゃんずっと居たの?」
「いや、鍵持ってないのに出られるわけないだろ」
半分ウソ。帰るのがだるかっただけだ。
何をするでもなく寝たり起きたり、テレビを見たり、寝たり起きたり。
時計を見る。今は7時前。外は薄暗い。
「姉貴を心配した、てな風に解釈しない方がいいからな」
慎重に言葉を付け加える。
姉貴は困惑表情。どんだけポジティブなブラコンなんだ。
コッチの行動をやたらと好意的に取る傾向はいつになったら直るのか。
「ああそう。」
姉貴はとりあえずふん、と鼻を鳴らす。
そして、わざと思い出したようにスーパーの弁当を俺の前においた。
「安かったからストック用に買ったんだけど、食べていいよ」
「姉貴?」
声を掛けたが、姉貴は答えずキッチンに立った。
・・・この弁当については本当にそうなのか照れ隠しなのか分かりかねる。
「あねきー?」
俺は一日中みかんしか食べていない。選択肢なし。
「じゃあ、いただきます。」
弁当を手に取る。確かに表示価格の50%オフ。しかし具は鳥南蛮。
やっぱり俺のためだ。好きな食い物は純粋に嬉しい。
ふと姉貴を見ると、冷凍ご飯をレンジで解凍させていた。


夕食は思いのほか楽しいものになった。
最近の事情を話すだけなのにいつの間にか笑い話になっている。
こうして姉貴とバカ話で盛り上がるのは久々だった。
思えば姉貴が居なくなってから、俺の家から笑いがほとんど途絶えていた。
なんでだろう、こうも楽しいのは。


俺はかれこれ5分はシャワーを浴び続けている。
このあとどうすりゃいい?
そりゃ、普通に考えれば家に帰るんだが、それはいやだ。
ここに泊まるかって言うと、姉貴に何されるか分からない。
そうだ、漫喫か何かで夜を明かそう。
さっさと出ないとまずい。
これで次の行動がまとまった。俺は蛇口をひねった。
水がピタッ、と止まった瞬間だった。


なんか違う。
自分にウソついてる。
俺は家に帰りたくないから仕方なくここに来たんじゃない。

・・・・・・・・姉貴と一緒に居たいんだ。

今日一日中、もやもやしていた気分がすっきりした。
俺は姉貴が好きだ。コレまでのおかしな行動全てはそういう理由だった。
最も単純なことなのに、自分を捻じ曲げて考えないようにしていただけ。

自分に素直になった。
255名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 02:33:48 ID:5kknv1AZ
風呂から出ると、姉貴はテーブルに寄りかかりテレビを見ている。
チャンネルはニュース。でも、ほとんど頭に入っていないようだった。
姉貴が口を開いた。
「姉ちゃんね、自分でもわかんなかったことが分かったの」
ぼそっ、と視線をそのままに話し出す。
「なんで修ちゃんをここまで連れてきたのか、ってこと。」
考えてることは同じだった、ってことだろうか。
ぽちっ、ぽちっという音が部屋に響く。
床の新聞紙に、染みがいくつか出来ていた。
「結構寂しかったみたいね、修ちゃん居ないと。気が付かなかった。」
姉貴が振り向いた。バラバラと涙をこぼしている。
俺は姉貴に詰め寄った。
「修ちゃん・・・」
一瞬の躊躇の後、どちらからでもなく抱き合った。
姉貴がうでをぎゅっ、とまわしてくる。
・・・姉貴の温かみと鼓動を感じる。
「姉ちゃん好きだ」
とっさに、何の抵抗もなくこんな言葉が出た。
今なら言える、と思ったのだろうか。ずっと言えなかった言葉だ。
文字通り心の奥にしまって忘れていた。俺は昔から姉貴が好きだった。
それも恋愛感情として。


姉貴の方ももそれを感じ取り、始めのうちは好意的に受けていた。
買い物に行ったり、テーマパークに行ったり・・・2人だけの時間は、ハタから見ればただのカップルだったろう。
しかし、”姉弟”という縛りは拭えない。
好きだと面と向かって言うことも出来なかった。
血を分けた同士の恋愛は社会的に認められるものではないからだ。
その窮屈さに押され、姉貴は大学を卒業するとすぐに家を去った。
がらんとなった部屋の虚脱感。いつでも会えるという言葉の嘘。
無意識に耐えていた。俺も、姉貴も。


「私も・・・修ちゃんのこと好きよ」
少し身体を離し、間近に見つめ合う。
「姉貴・・・・?」
言い終わらないうちに、すっと唇で塞がれた。
甘いような、高揚感の塊が口から身体へ流れていく感覚。
自然に力が抜けていく。姉貴は背中からベッドに倒れこんだ。
俺もそれに釣られてベッドにひざを付く。
姉貴の髪が放射状に広がった。
姉貴は下から、俺は上から覗き込むように。
しばらくそのまま見詰め合った。
一分、二分、涙目の姉貴と目を合わせる・・・・
と、姉貴は涙をぐいぐい、とぬぐった。
「えへっ、えへへっ、うん、私ちょっとおかしいよね」
無理してにっ、と笑う姉貴。
唐突に湿っぽい雰囲気が飛んだ。自然に笑いがこみ上げてくる。
「姉ちゃん、可笑しいよ」
「あはははっ」姉貴も笑う。
256フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg :2006/07/25(火) 02:35:04 ID:5kknv1AZ
俺と姉貴はベッドの上でじゃれあいながら、気楽なエロトークを繰り広げた。
初エッチの話、失敗談、一人寂しい時にする行為。
バカ丸出しの会話だ。だがそれがいい。
しかし俺のオカズ話あたりで、場の空気が少しずつ変わっていった。
「そりゃまぁ、AVとかエロ本とか・・」
「修ちゃんのフケツ!」
「不潔な事ねーって!それ以外に何があるよ!」
「あたしを考えたことは?」
時間がギシッ、と止まったようだった。
ちょうどその時俺は仰向けで、姉貴が覆いかぶさる形になっていた。
「うんまぁ・・・あるよ」
「じ、じゃあ今・・・・は?」
姉貴の息が俺の頬にふっ、と当たる。
周りの温度が一気に上がったようだった。
「どうなの?」
今気が付いたが、姉貴は俺の股間に太股を押し付けていた。
そして、胸が目前に迫る。
「修ちゃん、ちょっと見せてほしいな・・・」
耳元付近でそう語りかけた姉貴は、そのままズボンのベルトに手をかけた。
「おいっ、姉貴待てって・・・」
抵抗らしい抵抗が出来ない。
姉貴は上体をずらし、俺の股間を凝視する。
「修ちゃんがちっちゃい頃はいつも見てたんだから」
あっという間にベルトを解かれ、下着ごとズボンを下ろされた。
「・・・・いつの間にかこんなになってたんだ」
空気に晒された陰茎は、半ば勃起しているようだ。さっきの口付けの余韻だろうか。
「姉貴俺ハズいから・・・」
「べつに恥ずかしくないったら姉弟だし」
姉弟でこんな上体なのがおかしい。
俺は逸らしていた視線をそっと戻した。
姉貴は俺のモノに手を伸ばしているところだった。
指が触れる。少し冷たい。そのひやりとした感覚に思わずぴくっと反応してしまう。
「ねーちゃん?」
すぐに根元付近を握られ、振り回すようにもてあそばれる。
「ふっふ〜ん、まだまだかなぁ?」
・・・だんだん、硬度を増してきたようだ。
とにかく姉貴の視線が陰茎に集中している。恥ずかしいような、くすぐったいような感覚。
「どうしよっかな〜・・・・・よしっ」
姉貴は髪を掻き揚げると、俺のそこに顔を近づけていった。
「ちょっ、ねーちゃ・・・?!」
ふっ、と息をかけられる。陰茎が跳ねるように反応した。
「元気いいかんじ・・・」
姉貴は俺の様子を面白がりながら、湿った空気を当て続ける。
ふっ、ふっと風感じるたびに、陰茎の角度が上がっていった。
「じゃあ、こうしちゃおう!」
さらに顔を近づけ、姉貴は舌先で先端をすっ、と舐めた。
一瞬姉貴の粘膜の温もりを感じたとたん、電撃のようなしびれが背中を走った。
257名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 02:36:05 ID:5kknv1AZ
そうして、姉貴と俺は徐々に裸になりながら、交互に愛撫を返した。
お互いの性器を指で、口で刺激しあいながら興奮を高める。
やがて全ての衣を脱ぎ捨て、唯ひとつの行為へと向かっていった。
「修ちゃん・・・」
姉貴が目で訴えてくる。俺はそれに無言で頷いた。
血の繋がった中では決して許されないはずの、生命の営み。
でも俺はいまさらブレーキが利くとは思えなかった。
俺は床に落ちていたズボンから財布を取り出す。
「こういうことはちゃんとしなきゃな・・」
そう言って財布からコンドームを取り出す。入れておいてよかった。
「そか、それに今あたし生理前か・・・・ごめんね、ありがと」
姉貴は上体を起こして俺に言った。
「・・・あやまることねーって」
「じゃ、かして。やったげる。」
姉貴は俺のそこを掴むと封を切ったコンドームを亀頭にのせ、くるくるとかぶせていく。
その慣れたような手つきに少しだけ嫉妬心が沸いた。
さっきは聞きそびれたことだが、姉貴の経験も多少は気になる。
ゴムを付け終ると、上体を起こそうとした俺を姉貴は制止した。
「ううん、修ちゃんは横になって」
言われたとおり仰向けにねそべる。
・・・姉貴は自ら俺にまたがってきた。
「お姉ちゃんが・・・入れてあげるから」
膝立ちなって腰を浮かし、姉貴は陰茎を掴んで自らの入り口に導く。
先端が姉貴の膣口を捕らえた。
そろそろと腰を落としてくる。
硬く膨張した陰茎が、膣にゆっくり埋まっていく。
「ああっ・・・入って、きたっ」
陰茎がねっとりとした温もりに包まれた。
「うっっ」
姉貴は前かがみに崩れ、俺のわきの下に手をつく。
「ふぅっ、しゅ、修ちゃんどぉ?」
「どうって・・」
言葉で表現できない。姉貴の中はとにかく、熱い。
そろそろと姉貴の腰が前後しだす。
「姉貴・・・ヤバイそれ・・・」
ゴム越しとはいえ、ぬるりとした膣壁が陰茎を締めあげてくるのが分かる。
「あっ・・・ん、んっ」
姉貴は目を閉じ、何かを探っているような表情をしている。
「んあっ・・・これ・・・あっいっ」
上下のグラインドが大きくなった。押し付けるような動きから、陰茎をしごく律動に変化していく。
「ふっ、んんっ、んあぁっ、やっ、あああっ」
一定のリズムで姉貴は跳ねるたびに声を大きくする。
「あっ、ああっ、はんっ、んんん」
上下のペースがだんだんと上がり、たまに回転するような動きも加わる。
「うっ、んんっ、あっいいっ、イイのっ」
姉貴が腰を回すと、陰茎の根元がぐりぐりと圧迫される。
俺は姉貴の腰に手を添えて支える。長い髪が俺の顔に垂れた。
「あっ、これっ、あぃっ、んっ」
俺も腰で持ち上げるような動きを加えた。
「いい、もうちょっ・・・ああっ、くぅっ!?」
姉貴はひときわ大きな声を上げると、ふらりと俺に倒れこんだ。
身体がぴったりと重なる。2人とも息が荒い。
姉貴は軽くイッたようだ。
「なんでこんな、すごく、イイの・・・」
「俺もだよ・・・姉ちゃん」
一旦陰茎を引き抜き、ぐったりした姉貴を隣に寝かせた。
身体が熱い。息を整えながら、俺は今自分が支配された未曾有の興奮に戸惑っていた。
姉貴は俺にキスを求め、俺はそれに答えた。
胸に触れたり、抱きしめたり、しばらくはそうしてゆるい接触を楽しんだ。
258名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 02:38:31 ID:5kknv1AZ
「修ちゃんさっきの、すごい良かった・・・」
姉貴は感心したように言う。妙に冷静になってしまった。
「俺も・・・姉弟だと相性とかがいいのかな・・」
「違う違う、心のそこから愛し合ってるからよ」
ロマンチストな姉貴。でも今は異論はない。
そのうち姉貴と両手両足を絡みあわせ、身体を擦り付け始める。
再び興奮が高まって来た。
俺は半身を起こすと上下逆さまに寝そべる。
「姉ちゃんのここ・・すごいことになってる」
「やっ、バカっ・・・」
姉貴のそこは、行為前に指で愛撫した時とは比べ物にならないほど潤っていた。
陰唇は大きく開き、膣口から粘液が溢れ出ている。
俺はそこに顔を近づけ、舐め始めた。
「やっいっ!あっっ・・・」
ぴくっ、と姉貴が反応する。
舌に粘液を絡ませ、クリトリスを突付く。
「あっあっ・・・もぉっ・・」
そう言って姉貴は俺をまたいでで四つんばいになると、俺の陰茎を掴んだ。
姉貴はコンドームを外し、素になった俺の亀頭を口に咥える。
俺は舌を膣に侵入させて、中の粘膜をこすり付けるように舐める。
姉貴も舌で陰茎の鈴口にねじ入れるような刺激を繰り返す。
そうこうしているうちにだんだんと刺激が激しくなり、
いつの間にかお互いの本能に再び火がついていった。
「んんっ・・うんっ、んぅぅう」
姉貴の喘ぎが陰茎に響く。
「んむぅ・・んんっ、はぁっあっ」
とうとう姉貴は音を上げた。陰茎を口から離し、快感に身を任せる。
「あっ、はぅんっ、いっ・・くっ」
姉貴の身体が跳ね、俺の上に倒れこんだ。
「はぁあっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、」
姉貴は身体を回して俺に抱きつき、唇を押し付けた。
舌が絡み合うディープキス。姉貴の荒い息と共に興奮が俺に伝わってくるようだった。
絡まったまま姉貴が横に倒れこんだ。俺が上になり、姉貴を覗き込む形になる。
「ねえちゃん・・・」
一瞬、時間が止まったようになった。呼吸だけが響く。
これから起きることが、なんとなく察知できた。
259フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg :2006/07/25(火) 02:39:01 ID:5kknv1AZ
「修ちゃん・・・」
姉貴は片手を俺の頬にあてた。
「修ちゃん私のこと好き・・・?」
「うん、大好きだよ姉ちゃん・・・」
身をかがめてもう一度キスをする。
唇を離すと、唾液が糸を引いていった。
「修ちゃん、・・・またひとつになろ?」
「でもゴムが・・・・」
コンドームはさっき外されてしまった。予備は持ってない。
でも俺はコレで終わりたくなかった。
姉貴は手探りで俺の陰茎を掴んでくる。
「いいの、いいからこのままで来て・・・・・・。」
正直、俺も姉貴との交わりを薄いゴム一枚に隔てられていたくなかった。
腕を引かれるまま身体を寄せていく。
「ねえちゃんこのまま挿れるからね・・・?」
膣口の粘膜と、亀頭が直接触れた。さっきとは明らかに違う熱気を先端に感じる。
「きて、はやくっ・・・・」
そのままゆっくりと挿していった。膣が押し広げられて、粘液が包み込む。
「ひっ」
腰を進めていく途中で、姉貴が声を上げた。
俺も同じタイミングでピリッとした刺激に襲われた。
根元まで埋まる。恥骨が重なり合った。
「ああっ・・修ちゃん・・・・来ちゃったね・・・」
「うん、姉ちゃんとひとつになったよ・・・」
膣壁の襞と陰茎の溝が隙間なく密着し、奥まで嵌っているようだ。
ゴムに隔てられていた時とはまるで違う。襞がうごめくのを直に感じる。
「ねぇ・・・・・」
「・・・わかった」
ゆっくり、腰を引く。引き戻されるような力が働き、ずるるっと肉の襞にしごかれる。
「んんんっ、うっああっ」
膣から染み出した粘液が絡みつき、いやがおうにも律動のテンポが上がる。
「はっ、んいっ、あっぅ、あっあぁぁっんああっ」
怒張した陰茎の鈴口はぱっくりと開き、少量の透明な液体を噴出させていた。
「あっはぁっ、はぁはぁ、はぁぁっ、あっ、はっぁ」
姉貴の膣はきゅっ、きゅっと抜き差しに連動して陰茎を締め上げ、俺に快感を送る。
「はぁっあ、はぁ、はぁあっあっっうんん、はぁっあぁぁ」
そのうち、先端が奥のへこみらしきものを探り当てた。
「あっあっ、そっ、そこっ、いいかもっ・・・」
姉貴が激しく反応する場所・・・子宮だろうか?
俺は腰の位置を変え、入念にその部分を突いた。
「あひっ!?あっすごい、いっあっ、んんんっっうぅぅっひっ」
突くたびに、姉貴はびくっびくっと上体を逸らす。
「ひぃあっ、あんっつぁぁあ、はっはっ、あああっ」
姉貴はこの刺激に陶酔しているようだが、やる方の快感も半端ではない。
性交の終着点に向かって、すでに陰嚢は徐々に縮まり始めていた。
姉貴は両手両足で俺の背中にしがみついていた。
260フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg :2006/07/25(火) 02:40:40 ID:5kknv1AZ
「俺、も、もう出るかも・・・」
俺は限界を感じ取って言った。もう何分も持たない。
「ふぅっ、あたしも、も少しで、いっ、イけそう・・・」
「ねえちゃん・・・」
腰の動きを緩める。お互いの息は荒いままだ。
俺は姉貴がいとおしくてたまらなかった。
終わりたくない。このままずっとこうしていたい。
身体をかがめて口づけをする。
「んっ・・・」
俺はこの状態のままでは自分にブレーキが利かなくなりそうで怖かった。
「姉ちゃん、最後は口で・・してくれるか?」
姉ちゃんに迷惑をかけることは出来ない・・・そう思った。
俺は陰茎を抜こうと状態を上げた。が、姉貴は俺の腕を掴んで止めた。
「修ちゃんいいから・・・」
「えっ・・・」
意外だった。生理前を気にしていたから、当然外出しを求められると思ったからだ。
「繋がったままで一緒にいこう?」
姉の胎内に精を放つ事がどういった意味を持つか。興奮の中でもそれは理解できた。
「そっ、そんな事したら出来ちゃうって・・・」
視線を結合部に移す。陰茎は根元まで入り込んでいる。
亀頭の感覚は今、先端が子宮口を捉えていることを告げていた。
このまま射精したら、かなりの確立で姉貴は・・・・
「でっ、でも・・・」
躊躇する俺を見て、姉貴は陰茎の収まっているお腹に手を当てた。
「お願い、修ちゃんとずっと一緒にっ、なりたいから・・・」
そして、子宮があるあたりをさすりながら、こう言った。
「修の赤ちゃん、私欲しいから・・・」
俺はそこで、やっと理解した。
姉貴は俺を気遣って射精を許してるわけじゃなかった。
姉貴は俺への愛情に、子供を妊娠するという本能を突き動かされていた。
「ずっと一緒に居よう、一緒に暮らそう?」
姉貴はまた涙ぐんでいた。
「愛してるよ、ねえちゃん」
俺はその言葉しか出なかった。
背中に絡んだ姉貴の足が俺の腰を押しもどす。
「お願い・・・・」
覚悟が出来た。再び抽送を始める。
さらに深く侵入するように押し込む。
「ああっ、修ちゃ、んあぅっ、ああっ、」
膣はより内側へ引き込むようにうねっている。
俺は押し付けるようにしてさらに強く子宮を刺激してやる。
「あああっ、んうぅぅぅっ、ああっ、はぁあぁあっ、はぁんあっ、」
ぐぼっ、と先端をめり込ますようにして子宮口を押す。
「んひぃぃっ!?ああっ、ああぁぁぁぁあっ、あっ、くぅうっうん」
始めはただのへこみだった子宮口が、幾たびもの突きで広がっているように感じる。
「いいっ、いいよぉ、はっあっぐぅぅっ!?、あぁっあぅぅうっ」
俺たちの行為はもはやセックスから”生殖”へと変わっていた。
「ああっ、ああああっ、修ちゃん、修ちゃん来てっ」
・・・・限界が見えた。
261フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg :2006/07/25(火) 02:41:20 ID:5kknv1AZ
「姉ちゃん出すよっ」
射精の瞬間、一気に奥へ突いた。
「っ!」
陰嚢が一気に収縮し、精液が噴き出した。
「ひぁッ!」
子宮口へ密着した状態を保ったまま、俺の陰茎はどくどくと脈打ち、子宮へ次々と精液を流し込んでいく。
「熱いっ、来てる・・・」
その間も膣は陰茎を絞り上げるようにして締め付け続ける。
「はぁっ、姉ちゃん、はっ」
陰茎の中をゲル状のかたまりがズルッ、ズルッと押し出される感覚。
糸のように固まった濃い精子の塊が、次々に姉の胎内へ注ぎ込まれる。
「いっ、はっ、はぁっ、」
最後の一滴まで出し終わると、倦怠に似た快感に襲われる。
「はぁっ、はっ、ふぅっ、」
俺は姉貴に覆いかぶさった。
「ほんとの意味で、ひとつになれたね・・」
姉貴はそっと俺の頭を撫でた。


長い脈動がやっとのこと収まりつつある。
俺は姉貴と絡めあっていた手足を解き、上体をあげた。
「ふうっ、はぁぁ・・・・」
姉貴が潤んだ目で俺を見てくる。
全身を艶やかな汗で覆われた姉貴は美しかった。
自分のしたことに後悔はない。ただただ、姉貴が愛しい。
ふと下腹部に目をやると、そこはしっかりと繋がりを保ったままだ。
俺の一部が姉貴の中に埋まっている。不思議な感覚だった。
名残惜しかったが、俺はゆっくりと腰を引いた。
「うんっ・・・。」
ぬるっ、と陰茎が抜ける。鈴口と膣口の間に白い粘液の筋がひく。
膣から流れ出ている透明な粘液の中にも、白濁が見て取れた。
間違いなく俺の精液だ。
「修ちゃん・・・」
姉貴がまたこっちを見る。俺はその横に寝そべった。
「姉ちゃん俺、愛してるから・・・」
「うん・・・・」
微笑んで答える姉貴に、俺はキスをした。
262フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg :2006/07/25(火) 02:47:11 ID:5kknv1AZ
はいはい尾張尾張


エロゲネタスレに一瞬コレをしょうがなく載せたブログを張ったが棒事情でしょうがなくブログ削除、
そしてゲーパロ氏ほか数々の活躍をしているこのスレの作家さんを見て触発されてみました(`・ω・´)
個人的にはしょうがなく甘ーーーいを再現するためにしょうがなく行為以外をチンタラ書いたのがイタイかな・・・あんまおもんないし。

続きは半分ぐらい書いたけど気力続くか和歌欄。
では、お目汚し失礼しました。
263名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 02:48:51 ID:LYwlcmlW
姉弟ものキター(・∀・)!!!
264名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 04:04:43 ID:PXr5BBu+
age
265名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 04:33:11 ID:AUGkfOpM
純朴ロマンチスト姉ちゃんカワイス
子宮にどくどく注ぎ込んだ後、頭なでてくれるのが(・∀・)イイ!!
行為以外の部分はおいしいエロのスパイスですよ。ラブラブエロスキーとして続きぜひ希望。
266名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 07:37:16 ID:aIO3iS6w
おぉぉこういうの大好き!
GJ!
267名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 08:45:13 ID:b+6DIsRK
たっぷりフル中田氏キター(・∀・)!!!
268名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 14:29:55 ID:73cM4mys
GJ
269名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 14:50:45 ID:KRqx+T4B
姉萌えのワスにはたまらんダス
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
270名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:26:45 ID:aIO3iS6w
どんどんエスカレートしていく
こういうシチュエーション大好きだ!!

GJ
271名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:55:02 ID:Y6MPDXOV
中田氏物大好きの自分にはストライクですよ〜GJ!
272名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 01:19:39 ID:x+UMxyl7
生理前=安全日
生理が終わってからの2週間=危険日
生理が終わった日から数えて14日=排卵日
273名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 02:25:19 ID:y0u6dXQa
このスレ的に赤ちゃんできる日が危険日ってどう思う
274名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 03:47:24 ID:45K9hqnb
危険に突っ込んで打ちまくるのが男の子のエンターテイメントの基本ですよ。
275名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 05:39:36 ID:ZfbV9iDz
>>272 自分もそれ思った。
整理前はむしろリスク低いぜ(・∀・)ユダンハキンモツダガ!!
276名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 07:28:27 ID:ludVb/Ge
危険日って、よく考えるとすごくいやらしい表現だなと思った。
それはそれとして。それにかわるこのスレに似合う表現ってなんだろうな。

できちゃう日?
277名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 07:41:37 ID:cARiSfcF
授かり日
278名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 08:03:56 ID:fcQU8I31
性交推奨日
279名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 08:53:26 ID:fMqxIoNa
婚約記念日
280名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 09:20:06 ID:p9kCzbX8
孕ませ日より
281名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 11:49:23 ID:rXEX7BGt
膣出し日
282名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 13:29:06 ID:mPEJcIDO

 レッドブル 子どもを授けるぅ〜。
283名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 14:00:47 ID:KNxe9iCn
逆に考えるんだ

危険日 → 安全日
安全日 → 危険日

そう、確実に妊娠できる日を安全日とし、妊娠できない日を危険日とすればおk
284名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 14:09:57 ID:46nA9mIP
毎日が危険日で
285名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 15:35:23 ID:CO2J0rCG
>>283
>>273はつまりそういうことが言いたかったのだろう
286名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 20:55:00 ID:LQvsIjZq
>272
ちと違う。
次の生理開始日から遡って12〜16日が妊娠可能期間とされる。
これは、生理周期が人によって違う(一般的に28〜35日の範囲)ため。
生理後ではなく、次の生理開始日から数えるのが正しい。
生理開始一週間前〜生理前日は非妊娠期間とされる。
一番重要なことは、荻野式は「避妊システム」ではなく「妊娠システム」ということ。
妊娠するために用いるのが正しく「避妊期間」というのは存在しない。
287名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 21:17:19 ID:zkwe5e06
そのとき歴史が動いた(再放送)をやってたけど、
荻野式は妊娠法であり、避妊法でもあるってちゃんと言ってたよ。

子供が欲しい人には妊娠しやすい期間、
子供が欲しくない人には妊娠しにくい期間の目安にするためのもの。
288名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 22:01:03 ID:YdKLfwUG
>>282
とんだ孕ませだな、レオナルド。
289名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 22:42:23 ID:rXEX7BGt
つまり、妊娠し難い期間に孕ませるべく、これでもかとどぷどぷ出すんですねっ
290名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 23:08:59 ID:Cv7gK24C
だしゃいいってもんじゃない。
291名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 23:23:26 ID:mPEJcIDO
>>288
ウマい。 中部懐妊東海地方ではオンエアされて無いので注意排卵必要。
292名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 23:25:43 ID:VvOhv9FG
荻野式を使えば、狙う楽しさと孕む期待を持てるという事でおk
293とっとこ羽目太郎:2006/07/27(木) 03:18:09 ID:OohVndZf
こんな良スレがあったとは
タネが大好きなおいらも、なんだか熱くなっちまったんで
昔書いた駄文を手直しして投下するだよ
294とっとこ羽目太郎:2006/07/27(木) 03:21:54 ID:OohVndZf
ageちまいました すまんです・・・


辺り一面の暗闇の中、ただ聞こえるのは、ぜえぜえ、という男の荒い息のみ。
次第にその間隔は短くなり、何かうなされているような呻き声も混じるようになり・・・

「あっ!」

唐突な叫び声とともに、男は跳ね起きた。
青年と言われる年齢だが、汗でびっしょりと濡れたその裸の上半身は、
まるで思春期の少年のように痩せ細っている。
かつては端正であったその容貌も、夜毎の悪夢に苛まれた今となっては、げっそりとやつれている。
ベッドの上で半身を起こした状態で、彼は頭を抱えた。

・・・まただ。
・・・この先幾夜、こんなことを繰り返せば、忘れられるのだろう・・・

「・・・どうしたの?」

寄り添って寝ていた女が、脂汗で滑る青年の額へと手を伸ばす。
その柔らかく、ひんやりとした掌は、悪夢に焼け付いた今の彼にとってひどく心地良い。
・・・彼女こそは、ようやく彼が辿り着いた安らぎそのもの。
これまでに随分と紆余曲折が在ったが、今はただ、青年はその身を彼女に委ねるだけである。
彼女の温もりが無ければ、青年はとうの昔に、自ら命を絶っていたことだろう。

「ねえ・・・大丈夫?」

その落ち着いたアルトの声音には、無償の慈愛が滲み出ている。
ベッドサイドのランプをつけると、女は上半身を起こし、
覆いかぶさるように、そっと青年を抱き締めた。

年の頃は、青年よりも3つか4つ上、20代半ばというところだろう。
・・・自然に生え揃った美しいアーチを描く、眉。
・・・切れ長で釣り目気味の二重瞼の奥に輝く、ライトブラウンの瞳は、
見る者に芯の強さを予感させる。
・・・すっ、と通った形良い鼻梁の下の唇は、サイドランプの仄かな光に照らされて、
パールピンクの艶やかな光沢を放っている。
・・・少年時代の懐かしい思い出を蘇らせるような、甘く切ない香りが青年を包む。
だがどこか憂いを帯びた、そして思い詰めたような雰囲気が、その類稀な美貌に影を落としている。
・・・・・・影を作った原因は、青年であり、また彼女自身の責任でもある。
295とっとこ羽目太郎:2006/07/27(木) 03:22:41 ID:OohVndZf
「ごめん・・・起こしちゃったね・・・」
「別にいいわよ・・・いつものことだし。何か飲む?」

青年が小さく頷くと、女はベッドから降り立った。
引き締まっているが、豊かに恵まれたその長身の体躯は、それまでずっと抱き締めていた青年の汗で、
ニスを塗った白木のように濡れていた。
燐光を発するようにほの白く輝く裸体が、深夜の寝室の暗闇の奥へと消えてゆく。
程なくして戻ってきたとき、女の手には透明な液体が一杯に注がれたグラスが握られていた。

「これ、ただのミネラルウォーターだけど・・・飲んでみる? きっと落ち着くわよ。」

グラスを受け取ると、青年はゆっくりと飲んだ。
目の周りに深く刻み込まれた隈や、脂汗で額に張り付いた前髪が痛々しい。
彼の上半身には、いくつかの傷跡がある。
中でも目を引くのは、刃物によるとおぼしき、一直線に伸びてひきつれた脇腹の傷跡だ。
だが、体に刻まれた傷跡よりも彼を苛むのは、
心に刻まれた・・・おそらく終生消えることの無い、思い出という傷跡である。

「怖い夢でも見てた?」
「・・・いや、昔を思い出してた。ずーっと昔の頃・・・僕がまだ小学生の頃のことを・・・」

その言葉を聞くと、女はその整った眉を軽く顰めた。
そして一拍置くと、引きつったようなかすれ声で、

「・・・ひょっとして、恭子さんのこと?」
296とっとこ羽目太郎:2006/07/27(木) 03:23:24 ID:OohVndZf
ややあって、青年は諦めたように、ゆっくりと頷いた。
それを見て、女の長い睫が寂しそうに伏せられる。
以前であれば、この名前を聞くだけで彼女は激昂しただろう。
だが、彼と恭子・・・水原恭子という女の間には、彼女がどうあがこうと断ち切れぬ絆がある。
絆を利用するだけ利用し尽くして、心身ともに取り返しがつかぬ程青年を傷つけた恭子が憎い。
だがそれ以上に、すぐ傍に居ながら何もしてやれなかった自分の弱さが、
無知ゆえに青年の傷を深めてしまった自分の無思慮さ加減が、憎い。
そしてようやく、彼女が自分の気持ちに素直になれるだけの強さを持った時、
全ては手遅れになっていた。
水原恭子も、その共犯者達も、もはや手の届かぬ遥か彼方に行ってしまった今、
彼女に出来ることは、凍てついた彼を、ただひたすらに抱き締めて温めるだけである。

「ごめん・・・こんなままで・・・」

空しい謝罪の言葉を、青年はぽつり、と漏らした。
少年時代の軽口も、はにかむような笑みも、もはや彼の顔に浮かぶことは無い。
変わらぬのは、目の前に居るこの年上の美しい女への、敬意と優しさだけである。
しかしそれも、今の彼女にとっては、心のどこかで遠ざけてられているような、
よそよそしさに感じてしまう。

「・・・もう忘れたらなんて、わたしには言う資格、無いよね・・・」
297とっとこ羽目太郎:2006/07/27(木) 03:23:59 ID:OohVndZf
やり切れぬ無力感が、女の全身を浸してゆく。
しかしそれを振り払うように、うなだれる青年の頭を、彼女はその胸にそっと抱き締めた。

「でもね・・・これからはずっと雅紀と一緒だから、きっと大丈夫・・・」
「ありがとう・・・佳織・・・姉さん・・・」

そして、再び二人でベッドに横たわる。
さほど青年と丈の変らぬ女・・・桐谷佳織は、
その長い四肢を弟・・・桐谷雅紀の身体に絡め、
母が幼子にするように、その頭を撫でてやる。
サイドランプを消そうとして、ふと枕元の時計に目をやると、

「・・・あれ、もう3時だね。どう? このまま眠れそう??」
「ん・・・わかんない・・・起きて何かしようかな・・・」

ふと少女の時分に戻ったような、悪戯っぽくも無邪気な微笑みを浮かべると、
佳織は枕元に肘をついて起き上がった。
緩くウェーブがかかった、艶やかな亜麻色の髪の先が、雅紀の頬にかすかに触れる。

「・・・あのさ・・・疲れることしたら、眠れるかもよ?」
「ん、何? 姉さん」
「・・・あしたは日曜だし、のんびりしていられるから・・・」
298とっとこ羽目太郎:2006/07/27(木) 03:40:15 ID:OohVndZf
佳織は、上半身に掛かっていた毛布を払った。
そして、雅紀の顔の両脇に手をつき、見下ろす姿勢から、ゆっくりとその唇を近づけてゆく。
返事など待たずに、弟の唇を塞ぐと、

「・・・いいよ、ね?」

かすれた声で囁く佳織に、雅紀も、もちろん逆らおうなどとはせずに、

「うん・・・」

お互いの背に腕を深く廻すと、姉弟は堅く抱きあった。

「・・・あ、ちょっと待って、姉さん」
「ん〜? この後に及んで、往生際が悪いぞ??」
「いや、そのぅ・・・するんだったらさ・・・アレ、取ってこないと・・・」

弟を見つめるライトブラウンの瞳が妖しく輝き、
幸せだった少女の頃に戻ったかのように、軽口がすらすらと口をついて出る。

「あれぇ、自信あるんだ?」
「・・・な、なんだよ?」
「『ああ、この抑えきれない情熱をゴムで包まないと、
ボクは大好きなお姉ちゃんを孕ませてしまうかもしれません』って事でしょ?」
299とっとこ羽目太郎:2006/07/27(木) 03:42:05 ID:OohVndZf
めぬいのでここまでだす
スレ汚しお許しいただければ、続きはまた後ほど
300名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 06:48:07 ID:xBA0uEd+
生殺しktkr
死なない程度で許してくれ
301名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 11:48:40 ID:OsTCf9nx
寸止め? 焦らしプレイ?

お願い早くキテ〜 (´Д`;)
302名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 16:42:59 ID:4cXS/tfU
ガン泣きするぞ?
303名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 00:38:12 ID:Y4ZtI1yz
プロットおんなじじゃね?
304とっとこ羽目太郎:2006/07/28(金) 00:55:12 ID:UUpLmqti
佳織は蟲惑的な笑みを浮かべると、雅紀の腰を跨いでベッドの上で膝立ちになり、
大袈裟な身振りで両手を天井に向かって差し伸べるた。

「おお! 一体なんと嘆かわしいことでしょう!? 
ただひたすらに人肌の温もりを求めるだけの、この哀れな姉の願いに、
意地悪な弟は耳を貸そうとしないのです!!」

姉が見せた、場の空気にそぐわぬ茶目っ気ぶりに、
雅紀は久しぶりに声を上げて笑った。・
・・・確かに、今の関係に到ってからそれなりの時は過ぎているし、
現に今だって、二人で一つの毛布に包まって寝ていたのだ。
・・・そう、昔から悪い遊びや、規則の抜け道を教えてくれるのは、佳織だった。
そして今も、きっと・・・

「い、いや、やっぱり、その、無しってのは・・・
これまでだってそこらへんちゃんと気を使っていたしね・・」

なおも躊躇する雅紀の頬を、佳織がそのなめらかな白い両の手でそっと包んだ。
はっ、と驚く雅紀の目前には、少女の無邪気さと、喪失の辛さを知った大人の表情が
入り混じる姉の端麗な顔がある。
吐く息が、弟の鼻先をくすぐる距離で、佳織は囁いた。

「・・・ん? じゃ、弟として、姉の生理を一撃で止めてみせる自信がある?」
「なッ!・・・なんだよ、変なふざけ方しないでよ・・・」

どぎつい言い廻しで煽る佳織の瞳は熱っぽく潤み、薄明かりの中でもはっきりと判るほどに
頬が朱に染まっている。

「ふざけてなんかいないよ? 今日は大丈夫だって・・・」
「・・・・・・ホントに?」

佳織は、雅紀の額を軽く小突くと、

「・・・コラ。お姉さまの云う事に、いちいち疑問を挟むな。」

くすくすと笑いながら、佳織はベッドからフローリングの床へ降り立った。
そして、

「・・・およ、よっと。」

という小さな掛け声とともに、ひょい、と脱いだライトブルーのハイレグショーツを、
暗がりの奥へと投げた。

「うっわあ、流石にちょっと寒いなあ・・・ま、すぐにあったかくなるか。ね?」

12月の夜寒に腕を擦りながら、ベッドに再び潜り込んできた佳織は、
その豊かな白磁の胸を、弟の薄い胸板に乗せて押し潰した。
雅紀の胸元で、姉のパールピンクの尖った乳首が、まるで暗がりを照らさんばかりに煌いた。

「ほら、雅紀もさっさと脱いで」

弟を押し倒すような体勢で抱き合ったまま、佳織は右手を雅紀の下半身に廻し、
するすると器用にトランクスを脱がしてゆく。
305名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 00:58:51 ID:+VukMpKR
支援?
306とっとこ羽目太郎:2006/07/28(金) 01:33:09 ID:UUpLmqti
>>303
むむ、そうですか
じゃあこっから先を大幅に直します
スレ汚し失礼致しました
307名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 22:12:31 ID:FIYKS5au
>>306
ちょ・・・同じで良いから・・・・ダメだもう俺死んじゃう・・・・
308名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 22:51:32 ID:M5nu5wX8
>>307
頑張って! ヒッヒッフー!
309名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 23:14:02 ID:YGnX7RRL
>>306
そのままでいいから投下キボンヌ。
310名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 23:27:36 ID:cfXpKVOj
>>306
ちょwwwそんなつもりじゃなかったww
スミマセンスミマセン種ください
311とっとこ羽目太郎:2006/07/29(土) 01:21:31 ID:rEmM2/Wl
「もう・・・強引だなあ・・・」
「ごちゃごちゃ言わないの。ね、ちょっと腰浮かして?」

佳織は脱がせた弟のトランクスを、自分のショーツと同様に、ベッドの脇へ放り投げた。
そして、一糸纏わぬ生まれたままの姿に戻った姉弟は、一つのベッドで四肢を絡め合った。

「うわっ、姉さん肌冷たッ! やっぱり毛布掛けようよ?」

全身でぎゅっ、と抱き締めるかのように、
佳織は、その長い両脚を雅紀の細い腰に、左手を背中に、そして右手を雅紀の頸に絡めた。

「だめよ、じゃまだもん・・・あ、雅紀はあったかいね・・・やっぱ男の子だねぇ・・・」

佳織は、唇を突き出すようにして雅紀の顔に近づけた。
雅紀が目を軽く閉じると、佳織はその唇をぺろり、と舐め、
軽く開いた口の隙間から、前歯を割ってヌルッと舌を深く挿入していった。
柔らかく熱い姉の舌の感触を受け止めた雅紀は、
両手を、折れてしまいそうなほど細く薄い佳織のウェストに廻して抱き締めた。
腕の中にお互いの身体をすっぽりと包み込みながら、姉弟はディープキスを続けた。
・・・スレンダーだけれども、要所要所に程好いボリュームを誇る佳織の肢体に、
少しずつ熱が篭り始める。

「・・・ん・・・んフッ・・・はムんッ・・・」

姉の甘い鼻息が、雅紀の小鼻をくすぐる。
佳織と雅紀は、口蓋内で啜り上げるように、互いの舌と舌を絡め合った。
いつものペパーミントの香りに、ほんの僅かな生臭さが加わった佳織の吐息が、
雅紀の肺腑の隅々まで染み渡ってゆく。
・・・静かな深夜の寝室に響くのは、姉弟が漏らす荒い鼻息と、
近くの海岸に打ち寄せる、冬の浪飛沫のかすかな響きのみ。
・・・時が経つのも忘れるほどに、十分にキスを堪能した佳織は、
二人の間に銀糸の吊橋を煌かせ、軽く雅紀の下唇を咬んでから、ようやくその唇を解放した。

「・・・こうして、お姫様の熱いキスで、王子様の呪いは解けたのでした。めでたし、めでたし。」

軽く小首を傾げ、その寂しげな美貌を潤ませて囁いた佳織の一言は、
雅紀の胸の奥に、懐かしい思い出と苦い記憶の両方を掘り起こした。

「・・・姉ちゃん、それ普通と逆」

雅紀はつい、姉ちゃん、という昔の呼びかけで答えてしまった。

「いーの。終わり良ければ、全て良しなんだからさ・・・」
312とっとこ羽目太郎:2006/07/29(土) 02:24:44 ID:rEmM2/Wl
・・・僕が7つの時、事業に失敗して莫大な借金を抱えた父は、
かねてから折り合いの悪かった母と別れた。
母は姉を引き連れてさっさと実家に帰り、そして途方に暮れた僕を抱えた父は、
ともかく必死になって身元の引き受け先を捜し回った。

「・・・すまん。」

ある晩、僕を前にした父は、いきなり土下座して謝った。

「今更どしたの?」
「母さんには、お前を引き取るゆとりは無いそうだ。
だから・・・お前が恭子と一緒に暮らせる見込みは無くなった」

身の回りの色々な物が差し押さえられ、急速に日常が崩壊してゆく様をリアルタイムで
見ていた僕は、極めて淡々とその言葉を受け止めた。

「まあ、時々会いに行くことくらいは出来るんでしょ?」
「まあな・・・それでだ、お前はこれから兄貴の家で暮らすことになった」

父の兄、つまり僕の伯父は、一部上場の製薬会社の役員をしているというかなりの人物で、
妻と、一男一女の4人で大邸宅に住んでいた。
脱サラしてやくざなベンチャー起業に手を出した父とはあまり仲が良くなかった筈だけれど、
事態が事態だけに、救いの手を差し伸べてくれたというわけだった。

「まァ、いいだろ? 雅紀には新しい兄さんと姉さんが出来るんだぞ?」

もはやこの期に及んで贅沢を言えた身分では無かったが、それを聞いた僕はかなり憂鬱になってしまった。
父だって、家庭を崩壊させてしまった責任感から、なんとか僕を元気づけてやりたいという意図があったのだろう。
・・・しかし、新しい兄弟になるという従兄弟達、特にその姉の方は、非常に付き合いづらい性格の持ち主だった。
これまでにも、正月休みなどの機会に家族ぐるみで会いもしたが、彼女とはろくに話も出来なかった。
・・・・・・そんな連中とこれから一つ屋根の下で兄弟付き合いをしていけってのか・・・

翌日、僕は父に連れられて湘南にある伯父の家に挨拶に行った。
やけに嬉しそうな伯母と、微妙な笑顔の伯父、そして兄となる桐谷武史が出迎えてくれた。
武史は僕よりも7つ年上で、ニキビと目やにが目立つ肥満体の中2だった。

「おや? 武史、佳織はどうした?」
「・・・部屋に居るみたい」
「じゃ、呼んでこい」
「やだよ。昨日から機嫌悪いし、何か言うとすぐ殴ってくるんだもん」
「・・・妹の顔色を伺うとは、しょうがないヤツだな。
お〜い、佳織! 降りてきなさい!!」

ややあって、Tシャツに短パンを履いた女の子が、のそのそと2階から降りてきた。
兄とは対照的にほっそりとしており、それなりに可愛い筈だけれども、
眉間に皺を寄せて、明らかに機嫌が悪そうだった。

「・・・こら、佳織。今日からお前の弟になる、雅紀ちゃんだ。去年の暮れにも会ったろ?
挨拶くらい、ちゃんとしなさい」

僕より4歳上の桐原佳織は、じろじろと僕をにらみ付けたあげく、

「・・・ふん」

と呟くだけだった。



続く
313保守屋:2006/07/29(土) 08:20:05 ID:42Dwdh/R
とっとこ氏GJであります!
完結が待ちきれない人のために小ネタを少々・・・

ほりょ 葵姫
しょぐうをどうしますか?

あいをかたる
きんでかんしんをかう
むりやりはらませる
はらみどれいにする(雑兵×女の輪姦)
314名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 08:31:47 ID:bCeEavW5
にア むりやりはらませる
315名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 10:18:52 ID:JgAXWaG9
むりやりはらませる
316名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 10:28:28 ID:DJyUvZSt
あいをもってむりやりはらませる
317ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/07/29(土) 10:36:27 ID:xsbZEwsb
>フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg様
>とっとこ羽目太郎様

姉二篇、GJです!!
普通は母親に「最初の女」を意識するけど、
姉がいる男にかぎっては、は姉がそれに当たってしまう、
という姉萌え者の格言を思い出しました。

個人的には母ともやっちゃってる弟に、これまたやっちゃってる姉が、
「……いい、よーく覚えといて?
ママはあなたよりずっと年上だから、今は美人でもすぐに年取っちゃうし、先に死んじゃうのよ?
でも私はあなたより二つ年上なだけだから、お嫁さんのように、一緒に年取ってあげられるの。
この先、何十年も一緒にいられて、何千回もセックスできるのよ。
だから……どっちをメインの愛人にするのか、よーく考えて答えを出しなさいね?」
と嫉妬むき出してつめよるシーンなんかいいなあ……。

で、妹が「あ、それなら、私のほうがずっと長くお兄ちゃんの愛人でいられるねっ!」
と横から口出して姉にげしっとされる……。


そして管理人さんってやっぱりあそこの方でもあったのですね!
両方とも、感謝!!
318名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:01:41 ID:hl6CURLE
ゲーパロ先生!
志津留姉妹は皆お定めに対して物分りが良すぎます!
ひとりぐらい反発するツンデレがいてもいいと思います!
よって第四の追加姉妹、眩き妊娠者・志津留シルバーの登じょuわなにするはなせくぁwせdrftgyはらむlp……
………。
……。
…。


モウスグ 産マレルノ♪
ゲーパロサンノ子供ヨ
   ∧∧
   (*゚ー゚)
    |っ  ヽっ
 〜 (  ,,,  )
   (/ し'
319名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:48:27 ID:zuWmmTx+
ボウケンシルバーかよ!
320名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:49:55 ID:F11XUOdu
>眩き妊娠者・志津留シルバー
ちょっwww元ネタは正義の味方か?wwww

AAカワユス!
321名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 12:41:31 ID:RnyguIFS
このAAを見ると蹴りを入れるモララーが思い浮かんでしまう。
322名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 13:03:19 ID:pH2JagQY
>>321
ここの住民の敵だな
323名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 06:48:44 ID:9WliJtQV
むしろ人類の敵だ。
324名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 09:31:47 ID:EfenMuaw
むしろモララーも孕ませれば解決
325名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 21:34:15 ID:sEEkYOkk
ああいうの見かける度に思うんだが、やってて楽しいのかね?
326名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 22:39:23 ID:Rl1WbfQP
ほっときなよ。
327名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 07:44:48 ID:bbhUoIXn
>>325
楽しい人は楽しいんだろうよ
全く持って理解できないが
328名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 08:04:26 ID:SL+54gGr
おまいら妊婦のお腹でもさすってマターリしる。





で、今想像した妊婦が孕んだ時のシチュについて簡潔に述べよ。
329名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 08:26:29 ID:CuHuvtr2
>>328
寂れた神社の夏の宵、巫女服姿の「学校の憧れの的」の処女を奪った時に孕んだ。

はて、巫女服属性もメインヒロイン属性もないのに不思議なものだ。処女属性は若干あるが。
330名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:14:14 ID:9woxygzw
確かにしぃAAは狙いが露骨すぎて癇に障るな
媚び媚びにむかっぱらが立つ
331名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:44:57 ID:CuHuvtr2
>>330
こんなとこにまで出張してくんなよ。孕ますぞ。
332名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:48:36 ID:Is9SG2ja
>328
夏休みにお姉ちゃんと毎日のようにHしまくって孕ませた。
らぶらぶで甘甘な新婚さんみたいな関係。
333名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:51:50 ID:jlkau+EP
>>332
(*´Д`*)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
334名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 15:44:34 ID:Is9SG2ja
>333

「姉ちゃん、お腹大きくなったね」
「そりゃ夏休みの間毎日あんなに中に出してたからね〜」
姉ちゃんは大きくなったお腹を幸せそうになでていた。

「あ…今動いた」
「ホント?触ってもいい?」
「ん…いいよ。ほら…耳当ててごらん?」
「あ…ホントだ。」
姉ちゃんのお腹の中で僕の子どもが壁を蹴飛ばしてるのが感じられる。

「んふふふふふ…私幸せだよ?」
姉ちゃんはそうつぶやくと優しく僕の頭をなでてくれた。

こんな感じですかヽ(`Д´)ノ
335名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 15:58:08 ID:baD7eTLH
>>334
(*´Д`*)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァウッ
336名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 16:14:14 ID:0B6wMZBO
ID:Is9SG2ja

ハァハァ
もっと〜
続きをもっとぉぉ
337名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 18:16:16 ID:Is9SG2ja
文才0だけど投下してみるヽ(`Д´)ノ

「そういえば姉ちゃん。8月1日は母乳の日なんだって。」
「ん…?そうなの?」
「そうらしいよ?でさ…そろそろ出ないかな?」
「…飲みたいの?」
僕は答えを言う代わりに姉ちゃんの胸を優しく揉み始めた。
なんだか前よりも大きく、そして重くなってるような気がする。
「や…あっ」
だんだん姉ちゃんの吐息が熱く切なくなってゆく。
ブラを通しても硬くなった乳首がわかる。
「姉ちゃん…脱がすよ。ばんざいして。」
姉ちゃんのマタニティドレスを脱がしていく。
ドレスの下はいつもの白い下着。
飾り気はないけど姉ちゃんの下着姿と言うだけで興奮する。
「かわいい下着じゃないからあんまり見ないでね?」
そういって恥ずかしそうにしている姉ちゃん。
「どんな下着でも姉ちゃんが着てれば問題ないよ?」
「…バカ」
338名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 18:17:10 ID:Is9SG2ja
ますます姉ちゃんが顔を赤くする。
そっとあごに手をかけて上を向かせると
ちゅっ…。
軽く唇を触れさせるだけのキスをする。
「ブラ外すね?」
「ん…いいよ。」
前のホックを外す。
ぷるん。
そんな効果音をつけるかのように寄せられた谷間が開放される。
そのままカップをずらして乳首を露出させる。
「明るいとこであんまり見ないでね?最近色が濃くなっちゃったから…」
この期に及んでまだ恥ずかしがってる姉ちゃん。
「姉ちゃんのおっぱいだからどんなになっても僕は大好きだよ」
そういって乳首を口に含んだ。
「あっ…」
ぴくん。
姉ちゃんの体が一瞬硬直する。
「ん…あ…」
優しく乳首を舌で転がす。
姉ちゃんの眉が八の字になって何かをこらえるような顔になる。
姉ちゃんの腕が僕の頭を抱きかかえるように力がこもってくる。
339名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 18:18:13 ID:di2q+Avp
花丸マーケットで知ったよw>母乳の日

母乳ハァハァハァハァ
340名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 18:18:22 ID:Is9SG2ja
職場閉まるので続きは夜に(´ー`)
341名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 19:15:24 ID:Xut4fz4K
>>316
>>328

で、妄想してみたらこうなった。


「ククッ…」

 男は喉から小さく笑い声を出しながら、自分の妻の胎(はら)を光悦した顔で
 ゆっくりと撫でていた。
 この女、名を麗(れい)というが、男の事を愛してはいなかった。一方的に送
 られてくる気持ちを自分では消化しきれず、ずるずると運命に流されその胎内
 にこの子を宿していた。
 男は自らの持つ麗に対する歪んだ愛情と、人を蹴り落し落とされる世界でのし
 上がり勝ち取った権力を使い、麗をその手に掴み取った。

「なぁ麗、私の子だ…。私たちの子だ……」
「……」
「分かるぞ…今、お前の胎を蹴ったな……」
「……」
「…早くおいで。私たちはお前を待っているよ…ククッ」

 ゆったりと身体を休ませられるようなクッションが使われたアンティーク調の
 椅子に腰掛けた麗は、ぼぅっとした何処か焦点の合わない目で、自らの胎を嬉
 しそうに撫でる男を眺めている。 


…欝でスマソ orz
342名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 22:02:51 ID:aVdGlpCY
>>340
wktk
343名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 22:53:15 ID:w7BCj1JY
帰宅したので続き(´ー`)ノ

今度は軽く乳首をはむはむと噛んでみる。
さっきまでよりぎゅっと抱きしめられる。
おっぱいがむにっと口と鼻をふさいでちょっと息苦しい。
でも顔にあたるぷにぷにすべすべな感触と姉ちゃんの甘い匂いに
すごく安心してしまう。
なんだかこのまま甘えたくなるようなそんな感触。
ただ…やっぱり僕も男の子なわけで。
姉ちゃんにもっとHなことをしたくなってしまう。
左手が姉ちゃんの反対側の乳を揉む。
ふにふに。
柔らかくて片手に収まらない。
前から大きかったけど今ではさらに大きくなってる。
ちょっと前より硬くなってるのは母乳で張ってきているせいだろうか?
そんなことを考えながら揉みしだく。
掌に当たる突起が心地よい。
その突起を指で軽くつまむ。
「こら…そんなにしたらお姉ちゃんHな気分になっちゃうから」
てちてち姉ちゃんに後頭部をはたかれる。
名残惜しいけどおっぱいから顔を離して姉ちゃんに答える。
「いいじゃん姉ちゃん。授乳の練習だよ」
「そんなHなことする赤ちゃんなんていません」
めっ!とばかりにおでこに人差し指をあてられる。
「あ…姉ちゃんごめ…うわぷ」
ごめんねとあたまをさげたらいきなり抱きしめられた。
今度は姉ちゃんの胸の谷間に顔を挟まれる。
両頬に感じる姉ちゃんのおっぱいの感触とさっきよりも濃厚な姉ちゃんの甘い匂い。
息苦しいどころか呼吸がほとんどできないのに抵抗する気力がなくなってしまう。
きっと大好きな姉ちゃんだからなんだろうな…。
「んふふ〜。あのね…お姉ちゃんのおっぱい、飲んで欲しいな」
姉ちゃんの腕の力が緩む。
「ほら…口あけて?」
僕が口をあけると姉ちゃんの乳首が僕の口の中に入ってくる。
「んっ…そのまま、軽く吸ってね。」
ちゅ…ちゅ…
僕が優しく乳首を吸い始めると姉ちゃんは自分の手でおっぱいを絞り始めた。
「んしょ…んしょ…」
根元から先端にかけてゆっくりマッサージするように両手でもみしだく。
姉ちゃんの小さい手では両手でもつかみきれないぐらいおっきい。
上目遣いで見上げると目をつぶって一生懸命おっぱいを揉んでる姉ちゃんの顔が見えた。
熱っぽい吐息を吐きながら僕のために母乳を出すためにがんばってくれる姉ちゃんを見て。
僕は我慢できなくなった。
344名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 23:53:58 ID:w7BCj1JY
「姉ちゃん!姉ちゃん!姉ちゃん!!」
姉ちゃんをそのまま押し倒そうとする。
「あ…!待って!お腹…」
「あ…ごめん…」
でも姉ちゃんの声に一瞬で冷めてしまった。
このまま無理やり押し倒したら…姉ちゃんのお腹の子供が危ない。
「もう…。だめだよ?お父さんになるんだから。今は急に押し倒しちゃダメだよ?」
「うん…本当にごめん。」
「ん…。もう今度からしないでね?」
姉ちゃんは優しく頭をなでてくれるけど。
僕は申し訳ない気持ちでいっぱいで。
「本当にごめんね」
涙がこぼれた。
姉ちゃんが大好きで大好きで。でも迷惑かけてばかりで。欲求を抑えることができない自分がたまらなく嫌で。
「姉ちゃん…本当にごめんね」
涙が止まらない。
「こーら。泣かないの」
姉ちゃんが優しく僕の頭を抱きしめてくれた。そのまま胸に顔を埋めるように抱き寄せてくる。
「でも…でも!」
「お姉ちゃんのこと、好きで好きでたまらないから押し倒したくなったんでしょう?それはとても嬉しいんだよ?」
姉ちゃんの手が優しく僕の頭をなでてる。
「お姉ちゃん、美人でもないしかわいくもないから…好きだって言ってくれた時本当に嬉しかったんだよ?」
頭をなでていた手が頬に触れて僕の顔を軽く上に向ける。
ちゅっ…。
姉ちゃんの唇が僕の唇に軽く触れる。
「だからね?Hしたいときはちゃんと言うの。お姉ちゃんはいつでもOKなんだから。」
345名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 00:56:54 ID:ljrj4u23
>>344
つ、続きは!?
クソッ!我慢出来ねえッ!!
346名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 01:04:32 ID:wAXBcNN0
たまには妊婦もいいですね。
347とっとこ羽目太郎:2006/08/02(水) 02:50:44 ID:X/GXiJ0O
>>312 続きです

胸の奥底に直接語りかけるような佳織のアルトの囁きに、雅紀は涙が零れそうになった。
この深く、優しく、包み込むような雰囲気は、幼い頃から一つ屋根の下で暮らし、
長い時間を共有した間柄ならではの動かぬ証拠である。
・・・佳織は、雅紀の姉なのだ。
この世の誰よりも、大切な、かけがいの無い年上の女(ひと)なのだ。
もちろん、佳織にとっても、雅紀は命に換えることも厭わない、
この世にたった一人の弟である。
・・・同じ父母から生まれた実姉弟では無いにせよ、この絆は決して揺るがない。
もしもこの絆が揺るぐなら、この絆に終わりが来るとすれば、それは・・・・・・

「・・・どうしたの? そんな泣きそうな顔して」

佳織の澄んだ眼差しが、優しく力強く雅紀を見据える。
雅紀は無言で、その視線を受け止めた。

「僕は、姉さんのことをずっと・・・」

それ以上言葉にする必要は無い、という風に、佳織の人差し指が雅紀の口元に添えられる。

「・・・変らないよね、その表情。昔っから良くそんな顔してたよね・・・」

そう言いながら、佳織はその細くしなやかな指で、雅紀のほつれた前髪をそっと梳かす。

「お姉ちゃんがちょっと優しくしただけで泣きそうになるなんて、
やっぱり雅紀はまだまだ子供だねぇ・・・」

いつのまにか、佳織の手が雅紀の下腹部へと降りてゆく。

「・・・で、こっちは十分育ったかな?」

雅紀の屹立しきった男性器は激しく脈動しながら、なめらかに引き締まった姉の下腹部に密着している。
その部分を、佳織はかるく掌で包んだ。

「あ、あうッ!」

身体中で最も敏感なその部分を、じっとりとまさぐられるその感覚は、
幾度身体を重ねようとも、そうそう慣れるものではない。
ペニスから睾丸までを、繊細に丹念に愛撫されて、雅紀は身体をよじらせて呻いた。
348とっとこ羽目太郎:2006/08/02(水) 02:51:40 ID:X/GXiJ0O
「・・・もぅ、たったこれくらいでそんな可愛らしい声出すなんて・・・今晩大丈夫?」

佳織の愛撫は、まるで丹精込めて精錬した刀身を検分する刀鍛治のような細やかなさと執拗さで続いた。
もう時間帯としては『今晩』というよりは『今朝』だろうな、
などと雅紀は頭の片隅でぼんやり思いながら、
優しく焦らす様な姉の指の動きから逃げようと、無意識に腰を引いた。

「こら! 逃げたりすると・・・こうしちゃうぞ?」

佳織はくすくす笑いながら、顔を真っ赤にして身悶えする弟の左の耳朶に、
ふうッ、と吐息を吹き込んだ。

「・・・ひあッ!」

姉の吐息の燃え上がるような熱さに驚いた雅紀は、思わず左腕を持ち上げて耳をガードした。

「おっと、そんな抵抗するような悪い子にはぁっ!」

佳織は雅紀の左手首を掴むと、今度は素早く引き上げてその脇の下を露出させた。

「ちょ、ちょっと姉さん! 何すんの!?」
「え? 何って、そりゃあ・・・」

まばらに腋毛が生えた雅紀の脇壺へと、佳織はためらうことなく唇を寄せていった。
そのまま弟の脇壺に、その可憐な唇と鼻先を埋める。
その間も彼女の左手は、雅紀の股間の強張りを包み込んだままである。

「・・・お姉ちゃんに歯向かった、お・し・お・き♪」

その紅潮した頬が、興奮度を如実に示す一方で、そのからかうような、いかにも小悪魔的な口調からは、
佳織が明らかにこの状況を楽しんでいる様子を伺わせる。

「ちっ、ちょっとホント、そんなの姉さん止めてよ! ひやぁああ・・・恥ずかし過ぎるぅ・・・」
「・・・だって、恥ずかしいからお仕置きになるんでしょ?」
349とっとこ羽目太郎:2006/08/02(水) 02:52:23 ID:X/GXiJ0O
佳織は舌を小刻みに動かして、雅紀の脇の下をちろちろと舐めた。
脇壺へと浴びせられる佳織の鼻息と舌先は堪え難いほどにくすぐったく、
その上その箇所の薫りをクンクンと、姉に嗅がれたとあっては、
雅紀の羞恥は最高潮に達した。

「僕、昨日の晩お風呂入らなかったし、そんなとこ汚いって・・・」
「さっきまで一緒に寝てたから気にならないし、それにちっともイヤな匂いなんてしないよ?
・・・・・・大体わたしの雅紀に、汚いとこなんてどこにも無いわよ・・・」
「またそんなこと言って・・・僕が姉さんの匂いを嗅いだりすると、すぐ怒るくせに・・・」
「・・・わたしはいいの。あんたはダ〜メ・・・」

一度火が点くと、佳織の愛撫は、熟知する弟の体から丹念に、執拗に、快感を穿り出すまで
延々と続く。
もはやくすぐったいのか、それともこれら全てが快感へと転化しているのか判然とせぬまま、
雅紀はその少年のような細腰をくねらせてよがり声をあげた。

「あッ・・・ああッ・・・ちょっ、ホントにもう、姉さんやめて・・・」

苦しそうに喘ぎながら懇願する弟の切なげな表情を見て、佳織はちろッと舌を出して微笑んだ。

「・・・ゴメン。さすがにやりすぎた?」

薄い胸をはふう、はふう、と喘がせながら、雅紀はがくがくと頷いた。
密着する乳房を通して、その力強いどぉん、どぉんという鼓動が、佳織の体奥へと染み渡ってゆく。

「じゃあ・・・そろそろ、ね?」
350とっとこ羽目太郎:2006/08/02(水) 02:54:07 ID:X/GXiJ0O
じっと見つめる猫科の肉食獣のような姉の眼差しに、雅紀は唾を飲み込んでからこくり、と
小さく頷いた。
いつもなら、これから失神しかねないほどの下半身への口唇愛撫が続くはずである。

「・・・・じゃあさ・・・こう、胡座かいて、座って?」

え?という、やや拍子抜けしたような面持ちで、雅紀は言われたとおりにベッドの上に脚を組み、
胡座をかいて佳織と対面した。

「・・・これでいい?」
「そう、そんな感じで・・・ちょっと待ってね・・・」

佳織は股をやや開き気味にして膝立ちすると、左手を雅紀の肩に置き、
そして右手を自らの股間へと伸ばした。
すると、その密やかな陰りの間でひとしきりしなやかな指が踊り、
そして再び手を引いたときには、その指と股間の間を結ぶ粘液の架け橋が、
サイドランプの薄明かりに微かに煌くのを、雅紀ははっきりと見た。

「・・・うん、もう好いみたい・・・」

胡座をかいた膝の中心部で、びくん、びくんと脈打ちながら
反り返るように完全に屹立し、稲妻のような静脈を浮かびあがらせる
弟のペニスに、佳織の視線は釘付けになっていた。

「じゃあ、いくね・・・」

両手を愛する弟の肩に置いて、
佳織はその膝の間を跨ぎ、乗馬する騎手のような姿勢でゆっくりと腰を沈めていった。

「あうっ・・・」

自分のペニスの先端が、いまやたったひとりの、唯一の姉・・・
かつては実の姉と区別して『佳織お姉ちゃん』と呼んでいた、その愛する姉の、
胎内への入り口に触れた瞬間、雅紀が切なげな声を放った。
351とっとこ羽目太郎:2006/08/02(水) 02:54:45 ID:X/GXiJ0O
「・・・ふうっ!」
「くうぅっ!」

佳織が思い切って一気に腰を沈めた瞬間、姉弟は同時に声を重ねた。
まるで胎内深くまで弟の『カタチ』を刻み込むかのような、
熱く硬い、ずっしりとした存在感が佳織の下腹部をうずめた。
コンドームの隔たりも無い今は、弟の分身に浮き上がった静脈の一本一本に到るまでを、
佳織は感じ取ることができた。
抜けるように白く、きめ細かなその太股が、まるで熱帯雨林に住む逞しい大蛇のように、
雅紀の腰へと絡みつく。
今や愛し合う姉弟は。汗を滲ませ合って深く一体となった。

「・・・あ、熱い!」

あの薄いゴム一枚の隔たりが無いだけで、こうも感じる温かさは違うのか、
これが、本当の姉さんの体温なんだ・・・と雅紀は驚いた。

「・・・姉ちゃんの中、そんなに温かい?」

軽く眉を顰め、真っ白な喉元を仰け反らせた佳織は、かすかにうわずる声で尋ねた。
そして両脚を一層きつく雅紀の腰に巻きつけ、さらに両腕を堅く雅紀の頸に廻して、
まさに佳織は全身を使って愛する弟を抱き締めた。

「・・・うん。すごく熱くて・・・ぎゅっと包んでくる・・・」

この対面座位の姿勢では、雅紀の顔はちょうど佳織の豊かな胸に埋められたかっこうとなっている。
だから雅紀の返事は、佳織の胸元から漏れ聞こえた。

「そうだよ・・・それがお姉ちゃんの温もりだよ・・・
この先ずーっと、この温もりで雅紀を守ってあげる・・・だから、」

だからせめて、今この瞬間だけでもこの腕の中に閉じ込めておきたい、
いや、いっそのこと雅紀が胎児に退行して、この胎内に閉じ込めることが出来たなら・・・
とさえ、佳織は念じた。

「・・・雅紀の帰る場所は、ここだからね・・・」
「姉さん、これだとちょっと苦しいよ・・・僕も動けないし・・・」
「やだ。じっくり楽しみたいから・・・動いちゃだめ」

まるで幼児のように姉の胸元に顔を埋める雅紀に向かって、佳織は甘く囁いた。

「ごめん、雅紀・・・お姉ちゃんウソついちゃった。このまま明日の昼まで、雅紀は眠らせないよ」






お姉ちゃん・・・
そう、かつては、雅紀も佳織をお姉ちゃんと呼ぶことにためらいを感じていた時期もあったのだ・・・
352とっとこ羽目太郎:2006/08/02(水) 02:57:23 ID:X/GXiJ0O
回想と現在が入り混じる読みにくいスレ汚し駄文ですみません
お許し頂ければ、お姉ちゃんがお腹ぽんぽこになるまで
これからだらだらと続く予定でございますう
353名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 03:03:03 ID:5fp/deLY
とっとこさんGJです
続きをハァハァしながら全裸で待ち続けます
354名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 08:26:26 ID:ZO/KVELK
>>352
イイ!是非続きを!
355名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 14:09:19 ID:vBpLkbWq
>>352
姉弟属性なかったはずなのになんでこんな萌えるんだ。
とっとこさん激しくGJ!!!
ついでに「腹ぽんぽこ」にもうっかり萌えた
356名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 15:34:59 ID:rPGaUuMh
ぺろっ。ぺろっ。姉ちゃんの舌が僕の頬を舐める。
「しょっぱい…。悲し涙はしょっぱいって言うけど本当だね。」
姉ちゃんの優しい笑顔がとてもまぶしかった。
「もう…昔から泣き虫なんだから。」
懐かしい記憶に触れているからだせる、優しい声。
きゅ…。
337-338、343-344の続きです。

再び姉ちゃんの胸に顔を埋める形になる。
優しく髪を梳くようになでてくれる。
僕が生まれた直後からずっとそばにいてくれた、優しいお姉ちゃん。
こんなにも愛してくれる姉ちゃんがとてもとても大好きで。
その気持ちでいっぱいでやっぱり涙が止まらなかった。
「お姉ちゃんは…ヒロ君のこと大好きだよ?家族として、姉弟として、恋人としても。」
少し、姉ちゃんの手に力がこもった。さっきよりも胸に顔が押し付けられてくる。
相変わらず姉ちゃんの匂いに包まれると安心してしまう。
「安心していいよ?お姉ちゃんとは姉弟だから結婚できないけど。」
姉ちゃんの唇が頭に触れる。
「でもこうやって子ども産んであげることが出来るし。心は繋がっているんだから。だからね。」
姉ちゃんの掌が頬に触れる。温かくて柔らかい。
「もう泣かない。ね?」
今度は唇と唇が触れるだけの優しいキス。
「うん…。」
「もう落ち着いたかな?落ち着いたなら…お腹に悪いからあんまり激しいこと出来ないけど。」
優しくて。柔らかくて。僕にとっては女神様みたいに見える笑みを浮かべて。
「Hしよう?お姉ちゃんの好きって気持ち、見せてあげるんだから。」
357名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 15:39:22 ID:rPGaUuMh
投稿ミスだorz正しくは

337-338、343-344の続きです。

ぺろっ。ぺろっ。姉ちゃんの舌が僕の頬を舐める。
「しょっぱい…。悲し涙はしょっぱいって言うけど本当だね。」
姉ちゃんの優しい笑顔がとてもまぶしかった。
「もう…昔から泣き虫なんだから。」
懐かしい記憶に触れているからだせる、優しい声。
きゅ…。
再び姉ちゃんの胸に顔を埋める形になる。
優しく髪を梳くようになでてくれる。
僕が生まれた直後からずっとそばにいてくれた、優しいお姉ちゃん。
こんなにも愛してくれる姉ちゃんがとてもとても大好きで。
その気持ちでいっぱいでやっぱり涙が止まらなかった。
「お姉ちゃんは…ヒロ君のこと大好きだよ?家族として、姉弟として、恋人としても。」
少し、姉ちゃんの手に力がこもった。さっきよりも胸に顔が押し付けられてくる。
相変わらず姉ちゃんの匂いに包まれると安心してしまう。
「安心していいよ?お姉ちゃんとは姉弟だから結婚できないけど。」
姉ちゃんの唇が頭に触れる。
「でもこうやって子ども産んであげることが出来るし。心は繋がっているんだから。だからね。」
姉ちゃんの掌が頬に触れる。温かくて柔らかい。
「もう泣かない。ね?」
今度は唇と唇が触れるだけの優しいキス。
「うん…。」
「もう落ち着いたかな?落ち着いたなら…お腹に悪いからあんまり激しいこと出来ないけど。」
優しくて。柔らかくて。僕にとっては女神様みたいに見える笑みを浮かべて。
「Hしよう?お姉ちゃんの好きって気持ち、見せてあげるんだから。」
358とっとこ羽目太郎:2006/08/03(木) 01:38:54 ID:149PHw+c
妊婦お姉ちゃん、いいですな!
自分のもこんくらい甘甘な話にすりゃ良かったorz
359名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 09:26:53 ID:rG8r4Sup
ドクッドクッ!!
360名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 13:14:56 ID:xsTInX3H
孕!孕!
361名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 02:19:09 ID:f4hg1NsE
今お台場ではプチ姉ブームです
362名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 10:37:20 ID:EmP9jdY7
ttp://www.gigapulse.co.jp/gpc_lsp_7_lim1.html
ttp://www.gigapulse.co.jp/gpc_lsp_7_lim2.html
どのイベントで売るんだろう…

姉ちゃんと僕ですが今えちシーンなので書き上げてから投下予定ですのでしばらくお待ちくださいorz
363名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 14:21:03 ID:/xhtTAvj
なんで姉弟ってだけでこんなにエロく感じるんだ・・・
しかも妊婦なんて・・・
364名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 00:57:11 ID:fvTDXeDV
お姉ちゃん上級から
お母さん初心者にジョブチェンジか
いいねえ〜〜
365名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 01:36:18 ID:eesi9ODo
新規のSS投稿っていいんすか?
やたらレベル高いスレなのに
最近静かになっちまってびびってるンすけど
366亡国の1/4:2006/08/06(日) 01:36:31 ID:ueZoyl2W
「来い」
そう男に告げられ、私達親娘は玉座の間に連れられていきました。
玉座の間にはあの男が・・・、隣国の王でありわが国を侵略したバルツ王が今は亡き我が夫が座っていた玉座でふんぞり返っていました。
その隣にはバルツの息子であり若干20でありながら一軍を任されているカイツが構えていました。
周りにはバルツの兵達の他、大臣達の娘や我が軍の紅一点であったレア将軍がいた。
しかし、他の臣下達の娘であったり他の女性兵達はいない。彼女達はどうなっているのだろうか、一瞬そんな事が頭をかすめたがおそらくは・・・
「お母様・・・怖い。」
きゅうと私のドレスの裾を掴んで怯えている娘を「大丈夫」と目で教え、玉座でふんぞり返っているあの男を睨む。
「一体なんのお呼び出しでありましょうか。」
バルツは玉座から離れ、私のところまで近寄り私の頬に手を触れた。
「ふむ、さすが小国ながらも西の狼と恐れられていたバーム王国の王女よな。いい目をしておる。
 ドイル王が倒れてから三ヶ月、いかがお過ごしであったかな?ジル王女。」
レア将軍が「この下郎!」と叫んだがその後ろにいた屈強な男に羽交い絞めにされてしまった。
「おやめなさい、レラ将軍。・・・この三ヶ月、あなたの暗殺方法のみを考えていましたわ。」
そう言い切ると私は懐に隠してあった小刀でバルツの喉元を・・・!!

「踏み込みが甘いようで、狼といえど足が遅ければただの犬ですな。」
かわされたっ、と同時に手を掴まれそのまま抱きとめられてしまった。
「お母様ぁ!!あ、嫌。離してぇ」
「貴女の相手は父上ではない」
「あ、くぅ。クリスには手をださないで。」
クリスはいつの間に彼女の後ろに移動していたカイツに抑えられている。

「麗しい親子愛でありますなぁ・・・、さてさて暗殺は未遂に終わりましたな。女王いやジル。
 この責任はどうとりましょうかな?」
「くぅぅ、娘は。娘には責任がありません。全て私の独断です、罰するなら私を。」
「そうですか、ふふふ。それならばジル、貴女が責任をとってもらいましょうか」
ビリィとドレスが引き裂かれる音が部屋に響き渡る。
「きゃぁ」
「それでは、一国としての女王の責任の取り方。愛娘や元家臣の前で見せてもらいましょうか」
367亡国の2/4:2006/08/06(日) 01:37:07 ID:ueZoyl2W
「ン、チュ、ハム、ンン」
ピチャピチャとバルツの性器をしゃぶる音が耳に響く。
「ん、おぅ。さすがだな、しかしジルよ舌や唇だけでなく胸も使わないと余は満足できんぞ」
目を瞑ったままバルツの言う通りにする、今は何も考えなくていい。今は恥じを忍び、満足させればそれで・・・。
「お母様・・・」
「女王陛下・・・」
娘や将軍達がの呟く声が聞こえる。
「ジルよ、貴女が余の物を旨そうに咥えている姿を皆や娘が見ておるぞ。」
聞くな、今は耐えるのよ。
「ん、そろそろイクぞ。」
喉に熱く大量の粘液が流れ込んでくる。
「ん、グっ、ゲホッ、エホッ」
「何をしている、余が出したものだぞ、一滴でも無駄にするな。」
ゴキュンと喉をならし奴のいわれるがまま飲み込んでいく。
「そのまま床にこぼしたのも舐めとるがいい、犬にはやはりミルクだな」
「それは・・・!」
「できんか、それならば娘に・・・」
「・・・・・わかりました・・・・」
「しっかりと舌を伸ばし舐め取れよ、あははははは」
目を閉じ舌を伸ばし奴の出した物を舐め取る、鼻につく臭いとねばっこく濃い味に耐えながら。
「もっと尻を高くあげ、犬らしくしてみろ」
「っく、嫌、そこは」
言われたとおりにして床に舌を這わせているとちょうどあの部分に指が・・・
「犬のように扱われて感じていたのかい、ジル女王。」
368亡国の3/4:2006/08/06(日) 01:37:40 ID:ueZoyl2W
「まったく淫らな女よ、この三ヶ月間愛しい陛下におあづけくらって体をもてあましていたようだな」
バルツの無骨でたくましい指が私の秘部をかきまわす。
「あ、いや、」
そのままバルツの指に持ち上げられるように腰が上に上がっていく。
「くくく、どうした娘が痴態を見て驚いているぞ」
「ダメ、みないで。クリス!!」
そう私が叫ぶと同時にバルツは指を抜き、私に見せ付けた。
「ほうれ、ねっとりとした愛液だな。そなたのは」
「うううう」
そして、私は泣き崩れた。我慢も限界を越え、体からでてくる疼きももう意思で抑えられなくなってきた。
「まだ、責任は果たしていないぞジル。」
「まだ・・・、まだやるのですか・・・あなたは」
そのまま、力の抜けた私の体を抱き上げ向きを変える、そう、娘が見渡せる様に。
「これから先もわからん貴女ではないだろう、では。」
「!、ダメです。そこは陛下以外は、いやぁ・・・・」
今まで感じた事のない大きい物が私を貫いた、瞬間、呼吸ができなくなる。
「くっ、さすがに我慢していただけあってきつくなっているな。」
「うっうう・・・」
体に力がはいらなくなる程の喪失感が私を包む、今まで陛下専用の陛下だけのものだったのがこの男になんて・・・
「クリスよ・・・、よく見ておけ。これが大人の責任のとり方よ。」
そのまま、力任せに突き上げてくるバルツに対して私は何もできない。打ち上げたものが落ちてくるようにそのまま揺すられていく。
「あん、あぁクリス、ダメ、見ないで。これは違う、違うぅぅ」
グチュ、パチュと粘膜が空気に混ざってでる音と力無き私の嬌声が部屋に響く。
クリスは顔を背けようとしているがカイツに抑えられ目を背けるのが限界の様だった。
369亡国の4/4:2006/08/06(日) 01:38:22 ID:ueZoyl2W
「元夫の座っていた所で抱かれるのはどうだ、ジル」
「あなたは鬼です・・・・悪魔だ。」
「ならばその悪魔に感じている貴女は淫魔だなっと」
「あはぁあ」
バルツが腰に回してきた手が私の中の杭をもっと奥に奥にとやるようにこもる。
軽く持ち上げては深く落とし、軽く持ち上げては深く落とす。お腹がごりごりと蹂躙されていった。
「このこつんとあたるのは子宮のようだな」
「あぁぁ、いわ、ないで、ぇぇぇ」
そして耳に口元をよせ
「そういえば今日は貴女にとって危ない日でしたな」
体が一気に固くなる。
「ひ、それだけは、勘弁を、情けを」
「危険日と聞いて締め付けがきつくなりましたぞ、クリスを作った日はこのような事を陛下にいわれたのですか」
「嫌、そんな事は、やめて、お情けを、どうかお情けを下さい」
「そう言うのでは仕方ありませんな」
その言を聞くと私はほっとしましたが、次の時には
「お情けをかけてあげましょうっ」
「ぁあああああ」
「貴女の責任は、私の子供を身篭る事で許しましょう・・・・」
ずんと一番深く突き刺さり、ドグンと腹を満たす熱いものが放出された。
それが感じると私の意識は一気に白んでいった、頭に駆け巡る快感に負けて・・・

「・・・・ぁあ」
「お気づきになられましたかジル女王」
「!!あぁ嫌、駄目、離して」
「もう遅い、それにあなたもそこを締め付けもさらに搾り取っていったではありませんか。」
「嫌、助けて陛下・・・」
そしてバルツは私が逃げられぬようがっちり腰の手に力を込め
「ささ、休憩がてら今度は愛娘が孕むのを見守っていきましょうか。」
とどめの一言を吐いた。
370名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 01:41:14 ID:ueZoyl2W
西洋ものむずかすぃ・・・・
続編は2、3日後にあげる予定です。
371名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 01:47:06 ID:qJ0X4hCi
GJ!!
A2・B2モノ待ってました
372名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 01:59:53 ID:gFMdZ9F0
wkwktktk
373名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 02:05:14 ID:eesi9ODo
旦那の暴力で流産〜不妊症になってしまった、
年上人妻の子宮のリハビリを請け負う主人公なんてシチュは
ココ向けでつか?w
374名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 02:12:39 ID:gFMdZ9F0
どんと来い超常現象
375名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 02:49:21 ID:C5g3w7pf
>>374
それは

昨日までは男だったのに朝起きてみると臨月の女だった
妹は処女の筈なのにいつの間にか兄の子供を妊娠していた
未来から来たと言う妊婦が自分の息子に孕まされた恨みで殺しに来た

と言う難題を巨根の教授が助手の貧乳と共に解決する話か
376名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 13:59:44 ID:u5WFq62d
>>370
ぐっじょぶ。
このシチュは非常によいものですねえ。
377名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 15:08:41 ID:HAm911PQ
どうでもいいけど王の未亡人はどうみても王女でも女王でもないのだが。
378名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 15:15:43 ID:IFFDLieI
ここはひとつ、連合君主だったっつーことで
379名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 17:19:28 ID:raIGwizW
王が婿養子という後付け設定すれば王女はクリア
あと女王は…王は三ヶ月に倒れたとのことだから王位を略式で継承してればなんとか
380名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 17:23:24 ID:raIGwizW
>三ヶ月
三ヶ月前だってばよ
381名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 17:42:36 ID:GwmKx8kO
国がたおれてるのに女王よばさりされてたりすると萌えるかなと思って書いたが
どうやら女王とかの言葉の意味とか理解できていなかったようです。

だが私はあやまらない、だがどうオチをつけていいか悩んでいる。
いや大体の構想はできてるんだけどね。
382名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 17:49:03 ID:6P2S9w3B
>>381
欲望の導くままに進まれよ。女将軍に期待してるぜハァハァ
383名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 21:27:45 ID:jGZBQrXJ
禁断の夢オチとか…
384名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 22:40:38 ID:+gRAlIMB
バルツ王=ドレイク・ルフト

385ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 22:58:47 ID:IvrT7iEG
>>381
西洋親娘丼イイヨイイヨーー!!
親同士、子同士の絡みもいいですが、
敵親父×王女、敵子供×女王という年の差セックルも(・∀・)イイ!かも……。
西洋、ファンタジーいいなあ。

その前にまずは和物(笑)。
陽子編の中篇を投下いたします。
今回はエロまで行きませんでした。ごめんなさい……orz
386ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 22:59:18 ID:IvrT7iEG
<僕の夏休み> 三女:陽子 後編

部屋に戻った僕の心臓は、爆発寸前なまでにドキドキしていた。
酸素が足りない。息苦しい。
はあはあ、と、何度も深呼吸をしたが一向におさまらない。

みんなで食べた夕飯も、どこに入ったのかわからなかった。
久しぶりに顔を合わせた美月ねえや星華ねえとの挨拶も、まぼろしの中の出来事のようだった。
「彰ちゃん……?」
「……」
僕の顔を見て首をかしげた二人は、しかし、何も言わなかった。
陽子だけが、普段と変わらぬ調子で、御飯を平らげていた。
よく食べ、よく動き、よく笑う──いつもの陽子。
お前、こんなときに、よく平気でいられるな。
美月ねえに声を掛けられるたび、星華ねえが無言でこちらを見るたび、
僕は「お定め」のことを思い出して、箸を取り落としそうになるのに……。

美月ねえの作ったご馳走は、そりゃもうすごく美味しいのだけど、
今日ばかりは、砂か灰でも飲み込んだじゃないだろうか、という夕飯だった。
食事の後で、僕は、三姉妹の後に続いてお風呂に入った。
身体中をいつもよりもゴシゴシと丁寧に洗う。
おち×ちんを洗おうとして、僕は、それが固く膨らんでいることに気付いて狼狽した。
僕の性器は、アダルトビデオの中の男の人のように、獰猛に跳ね上がっている。
それは、これから女の子と性行為におよぶことへの期待に充血し、準備を整えていた。
「……お前、こんなときに、よくそんなになれるな……」
僕は、僕の意思とは無関係にそそり立った自分の性器を睨んだ。
ただただ性欲に忠実な器官が、従姉妹相手にも劣情を抱いていることは、僕にとって少なからずショックだった。
そう。
──陽子が、あんなにあっさりと僕との性交を口に出したことと同じくらい。
「……」
僕は、おち×ちんを刺激しないようにしながら、それでも、それをいつもの倍くらい丁寧に洗った。
387ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 22:59:48 ID:IvrT7iEG
湯船に入る。
なめらかなお湯の中に身を浸せば、いつもはリラックスできるのに、今日ばかりはダメだ。
身体は解きほぐれても、心のどこかが硬く凝り固まったように圧迫感がある。
何も考えないようにしよう。
そう思いながら、僕は、ふと目をあげて、どきりとした。
湯船の縁(ふち)に、髪の毛が一本。
誰のものだろうか。
お手伝いさん用のお風呂は、別にあるから、このお風呂には志津留の家族しか入らない。。
お祖父さんは今日も街から帰ってこないから、ここに入った人間は僕以外では三姉妹だけ。
その黒々として艶やかな髪の毛は、生まれて一度も髪を染めたことがない彼女たちのものだ。
そして──。
この長さは、美月ねえや星華ねえのものでは、ない。
僕よりもちょっと長い、この髪の毛は──。
(よ、陽子も、このお風呂に入ったんだ……)
考えたら当たり前の話だ。
今まで何百回も繰り返された日常。
でも、今日の僕にとって、それは、生々しい想像をともなって脳裏にはたらきかけてきた。
全裸の陽子が、いま僕のいるお風呂に入っているさまを。
ついさっきまで、陽子がここにいた。
陽子は、僕と同じように身体を洗ったのだろうか。
この湯船に浸かって、何を考えていたのだろうか。
湯船……?
今僕の浸かっているお湯に、陽子も入ったんだ……。
陽子の裸の胸や、あらわになった性器も、このお湯の中に──。
僕は、ふいに、自分の周りのお湯に陽子の体温が溶け込んでいるような錯覚を感じて過呼吸になった。
なまめかしい匂いをかいだような気さえする。
あわてて浴槽から立ち上がると、僕のおち×ちんは、下腹に張り付かんばかりの勢いでそそり立っていた。
馬鹿──この変態。
ぼくは、下卑た劣情しか詰まっていないそいつを切り落としたくなる衝動に耐えながら、お風呂を出た。
388ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:00:19 ID:IvrT7iEG
部屋に戻っても、ドキドキは収まらず、さらに増す一方だった。

──いつまでも考えても、らちがあかないだろうから、今夜、しちゃわない?
──じゃ、決まりね。お風呂入ったら、彰の部屋に行くからっ──!!

陽子の声が、何度も木霊する。
同時に、幼い頃に「上の神社」で見た吉岡さんと千穂さんのセックスが、生々しい映像として脳裏に浮かぶ。
汗まみれで絡み合う牡と牝は、あられもなく交わり続け、蕩けていく。
僕の頭の中で、白い裸身をさらす女の人は、いつのまにか、
千穂さんではなく陽子に変わり、吉岡さんは僕自身に変わっていた。
「うう……」
僕は、無意識のうちに自分の性器を握り締めていることに気付いて狼狽した。
陽子のことを考えてオナニーしていただなんて──。
そして、僕は、それが、今日はじめてのことではないことに深い自己嫌悪を抱いた。
射精への欲望に膨れ上がったおち×ちんから、無理やり手を放す。
「……」
いっそこのままオナニーを続けてしまおうか。
身のうちに溜まった獣欲のままに、陽子と交わることに僕は違和感と嫌悪感を抱いていたからだ。
(セックスって、もっと真剣で神聖なものなのではないか)
吉岡さんと千穂さんの交わりが、あんなに真剣で激しいものだったせいか、
僕は漠然とそう考えていたのだ。
ましてや、陽子と僕との間のセックスには──子供を作るという、
これ以上真剣で神聖なものはない行為がつながっている。
「……どうすりゃいいんだよ……」
僕は、一向に萎える気配のない男性器を眺めながら、途方にくれていた。

その時――。
「彰、入るよ」
ふすまの向こうから陽子の声がした。
「ちょっ、ま、待って……!」
僕はあわててパンツとズボンをあげ、真っ赤になりながらふすまを開けた。
389ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:00:50 ID:IvrT7iEG
「にっししー。志津留陽子、夜這いに参りました〜!
ふつつかものではございますが、よろしくお願いいたします〜!」
ことばとは裏腹に、元気一杯で飛び込んできた陽子に、僕は戸惑った。
どこまでもいつもの調子の陽子と、その話している内容とのギャップに。
陽子は、上下ともに長袖のパジャマ姿――これも見慣れた姿だ。
昼間や風呂上りはともかく、夜寝るときはTシャツに短パンというような格好はしない。
(――なんで陽子たちって、夜はそんなの着て寝るの? 暑くない?)
(――うーん、慣れてるから暑くないよ。
それに、婆ちゃんが、女はお腹を冷やしたら駄目だって言ってたもん)
いまどき逆にめずらしいかもしれない「年齢相応の格好」には、
旧家に脈々と続いている教えが溶け込んでいるのかもしれない。
「……」
僕が黙って立っていると、陽子はちょっと首をかしげて、部屋を見渡した。
「あー。彰ったら、全然準備してないー」
「あ、ああ、ご、ごめん……」
「お布団敷かなきゃ、ダメでしょ?」
「あ、う、うん……」
僕の部屋は、散らかりきっている。
リュックサック一つ、手提げ袋ひとつの中身でよくもまあ、というくらいに。
「しょーがないなー。ほら、ちょっと、そこ、どいて」
陽子は勝手知ったる我が家という感じで(実際、陽子の家なんだけど)部屋の中に入り、
さっさと荷物を片付け始めた。
意外だけど、陽子は、こうしたことが得意だ。
美月ねえと星華ねえという、二人の家事の達人に仕込まれたせいか、
料理以外にも、家事全般でできないことはないし、本人も好きだ。
「陽子は、世話女房になるわい」
とは、婆(ばば)さま──お祖父さんのお姉さんで、僕にとっては大伯母──のことばだ。
(……女房……?)
どきん、と僕の心臓が脈打った。
陽子と……その……セックスして、子作りしたら、当然、陽子と僕とは夫婦になる。
僕は自分の頭に浮かんだ単語が導き出す想像に狼狽した。
それは、四つん這いになって床に散らばったものを拾う陽子の、
パジャマに包まれた──形がくっきりと浮き上がったお尻が目に飛び込んできて、いっそうひどいものになった。
390ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:01:21 ID:IvrT7iEG
「着替えは風呂敷にまとめとくよ」
「あ、ああ、頼む……」
「彰ってば、あいかわらず風呂敷包み作れないんだ」
「う、うん……」
僕は「風呂敷に下着を包み、上できゅっと縛る」ことがどうしても出来ない。
母さんが包んでくれた風呂敷を一回あけてしまったが最後、
二度と同じようには包み直せないのだ。
いや、絶対に、中に入っているものの容量は、風呂敷の内部に納まるはずがない、
と僕はいつも思っているんだけど──陽子はなんでもないもののように見事に片付けた。
「はい、一丁上がり。……どうしたの?」
「い、いや……」
片付けものをしている間中、僕の視線が陽子のお尻に注がれていたなんて言えない。
パジャマに包まれた陽子のお尻は、昼間見るよりも、ずっと大きくて形がよかった。
黄緑色のパジャマ――特に取り決めたことではないだろうけど、三姉妹は、
美月ねえが白やピンク、星華ねえが青や水色、陽子が黄色や緑のものを揃えることが多かった──は、
色気も何もあったものじゃないデザインのはずだけど、陽子の胸やお尻は、
そんなものを突き破って僕に「女」を感じさせるものだった。
「……へんな、彰……」
陽子は小首をかしげて僕を見ると、最後に残ったリュックを部屋の片隅に持っていこうとした。

──その動きが、途中でぴたりと止まる。
「彰……これは何?」
陽子が、こっちを見た。
──陽子の手にあるのは、「明るい家族計画」。
従姉妹相手に子作り、という話に、どうしても納得いかない僕が、
新幹線に乗る前に駅前の薬局でこっそり買ってきたものだ。
それを使ってどうしようとか深く考えたわけではない。
準備と言うよりは、お守りのようなものだ。
でも、それを目にした陽子は、一瞬で状況を理解したようだ。
きりりとした眉が、つりあがった。
391ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:02:05 ID:IvrT7iEG
「……いや、あの、その、な?」
僕はしどろもどろに、訳のわからないことばを発して陽子をなだめようとする。
僕を見つめる陽子の瞳が、怒りに燃え上がっていた。
普段はどんなに喧嘩しても、殴られても、「じゃれあい」で済む。
お転婆で乱暴だが、三人の中である意味、性格的には一番普通かもしれない。
だけど、こういう目をしているときの陽子は、だめだ──僕の手に負えない。

もっとも、陽子とそんな状態になったのは、過去に二回だけだが。

一回目は、バレンタインにもらったチョコのことで、からかった時。
──あれが、陽子が朝四時から奮闘して作った手作りとは知らなかった。

二回目は、陽子がクラスメートからもらったラブレターについてからかったとき。
──これは今でもわからない。
「この先、そんな奇特な奴など現れないだろうから、いっそ、そいつと結婚しちまえよ」
と言っただけなのだが、陽子はなぜか激怒した。

陽子の最大級の怒りは、いちど沈黙してから一気に爆発する。
俗に言う<嵐の前の静けさ>というやつだ。
「……彰?」
そう、ちょうど今みたいに。
冷たく沈んだような声は、内面の怒りを隠しきれない。
「な、何かな?」
「……あたしと……するのに、これを使う気だったの?」
陽子の声と視線は、僕に(返事をしろ)と言っていた。
「あ、いや……その、だな……」
僕は舌をもつらせながら、やっと声を出した。
「……」
陽子はうつむいた。
僕は、次に来るだろう爆発の瞬間を予想して身体を縮ませた。
──だけど、爆発は、いつまでたってもこなかった。
392ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:03:16 ID:IvrT7iEG
「……」
爆発するかわりに、陽子はぽたぽたと涙を落としていた。
「よ、陽子……?!」
「……嫌いなんだ…」
「……え?」
「彰は、あたしのことが嫌いなんだ……」
「……ええっ?」
「彰は、あたしのことが嫌いだからこんなもの買ってきたんだ……。
あたしに、彰の子供を産ませたくないから、こんなもの買ってきたんだ……」
「……えええっ?!」
「う……」
「――?」
「ううっ……」
「――??」
「うわああああ〜〜〜っ!!!」
「――!!??」
突然、飛び上がるようにして立ち上がった陽子は、ふすまをばしーんと開けると、
ものすごい勢いで飛び出していってしまった。
「あ……ちょ、ちょっと、陽子――」
残された僕は、呆然とそれを見送るしかなかった。
「――」
一分も、突っ立っていただろうか。
我にかえった僕は、あわてて陽子を追いかけた。
陽子の部屋は、二階にある。
「――よ、陽子……?」
「……」
部屋のカギは堅く閉められ、中からは何の返事もない。
僕の記憶にある限り、この部屋のカギが閉められたのも、
陽子が僕の呼びかけに応えなかったのも、初めてのことだった。
「……陽子……」
僕は、そこで二時間も途方に暮れていた。
393ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:03:50 ID:IvrT7iEG
──翌朝。
一度、部屋に戻ったけど、僕はなかなか寝付かれなかった。
明け方にうつらうつらする僕は、夢を見た。

たわいのない、思い出。
春にお花見をしたり、
夏に川遊びしたり、
秋にどんぐり拾いをしたり、
冬に雪遊びをしたりする、夢。
思い出の中の小さな僕には、いつだって相棒がいて、
そいつといっしょに思いっきり笑い、泣き、遊び、学んだ。
日に焼けた顔をくしゃくしゃにして、毎日をいっしょに飛びっきり楽しんだ相棒の名前は──。

……僕は、汗びっしょりで目が覚めた。
荒い息をついて起き上がる。
「……」
パンツを突き破らんばかりの勢いで自己主張している股間を僕はにらみつけた。
陽子の夢を見て、なんでこんなことになるのだろう。
これは、生理現象だ。
そうにちがいない。

朝食に陽子は現れなかった。
呼びに行った美月ねえは、小首を傾げて「あの子、風邪ひいちゃったみたいね。寝てるって言ってた」
と言ったけど、僕はそれが本当のことではないことがわかっていた。
「……」
「……」
「……」
美月ねえと、星華ねえと、僕の三人の朝食の場は、静かだった。
昨日の晩よりも、さらに味気ない食事。
陽子のいない食卓は、実家ではいつものことのはずなのに、
今日は耐えられないくらいに寂しいものだった。
394ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:04:20 ID:IvrT7iEG
朝食が終わり、僕は、母屋を出て中庭とぶらぶらとした。
なんとなく、家の中には居辛かったし、かといって外に出る気にもならない。
そんな気持ちだった。
お屋敷の中庭は、むちゃくちゃ広い庭園になっていて、
ここを管理する植木屋さんだけで何人もいるくらいだ。
どこかの観光地の日本庭園にもまけないくらいに整備された庭をぼんやりと歩く。
刈り揃えられた植栽たちも、鯉がいっぱいいる池も僕の興味を引かなかった。
……いつもは、それはたくさんの魅力に満ち溢れたものだったはずだけど。
──不思議な形の木の実や蔓を取っては、新しい遊びを考え付く相棒がいない。
──ひとつまみのえさで、どちらが多く鯉を呼び寄せるか競争する相棒がいない。
僕は、僕の世界が、急に色あせてしまっていることを知った。

中庭の端にきた僕は、そこに置いてある物置の扉が少し開いていることに気付いた。
これは、職人さんたちの使う物置ではない。
美月ねえたちが「外の物置」と呼んでいる、家族がめったに使わなくなったものを入れておくやつだ。
なんで開いているのだろう。
僕はふらふらとそれに近寄って、扉を開けてみた。
「……あれ?」
僕は、入り口近くの棚に、見覚えのあるものを見つけた。
──陽子のスポーツバッグ。
昨日、あいつが僕の出迎えに来た時、しょっていたやつだ。
毎日使うものが、なんでここに──?
僕は、それを手に取ろうとして、その中が空っぽだということに気がついた。
「新しいバッグでも買ったから、物置にしまったのかな?」
そう呟いた僕は、しかし、そのバッグの中身が、となりのダンボール箱に入っているのも見つけてしまった。
ソフトボールで使う、グローブと、バットと、それらの手入れ道具。
それに、洗濯され、きちんと折りたたまれたユニフォーム。
陽子が、部活で毎日使うはずのもの。
「……これがなんで、「外の物置」に……?」
僕は、先ほどの問いをもう一度繰り返した。
答えてくれる人がいるわけがなかったが、別の声が聞こえた。
395ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:04:51 ID:IvrT7iEG
「――えっと……、玄関って、こっち?」
「わ、私に聞いたってわからないわよ、……」
「うわあ、すごいお庭。……入っちゃって本当によかったのかな……?」
「見つかったら、怒られそう……」
「正面から行ったほうがよかったんじゃないの?」
「あ、あんなすごい門から入れないわよう……」
「ど、どうします、キャプテン……?」
小声だが、しかしわいわいと喋っている声が耳に入って、僕は我にかえった。
「――?」
陽子のバッグを棚に戻して、物置を出る。
「わっ──人だ……」
「ご、ごめんなさい、あやしいものじゃないんです!」
突然現れた僕に、驚いた声を上げたのは、十人くらいの女の子だった。
僕と同じか、一つ二つ上の子。つまり、高校生──。
みなお揃いのユニフォームを着込んでいる。
──先ほど僕が見たばかりの、陽子のユニフォームと同じものを。
「……陽子の友達ですか?」
ちょっとしたパニックになった女の子たちに声を掛ける。
「あ、そ、そうです。こちらの家の方ですか」
「まあ、そうかな」
志津留の中では、僕は本家の人間扱いだけど、世間一般的にはただの親戚だ。
だから、あいまいな答えをしたけど、女の子たちは少しほっとした様子だった。
「あの──陽子……ちゃんに会いたいのですが……」
「え……?」
昨日の晩と、朝食のときのことを思い出して、僕はことばにつまった。
「――」
無言になった僕を見て、女の子たちが首をかしげる。
「……ひょっとして、あなたが──陽子の従兄弟って人?」
女の子たちの真ん中から、ひときわ背の高いがっしりした感じの子が一歩前に出た。
「え?」
なぜか強くにらみつけてくる女の子の視線に、僕は狼狽した。
396ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:05:22 ID:IvrT7iEG
「――まあ、まあ。陽子の部活の方たちでしたか。ようこそ、いらっしゃい」
十三人もいる女の子たちを入れても、まだだいぶ余る広い和室は、さすが本家のものだった。
にこやかに応対する美月ねえも。
「……」
はじめはきょろきょろしていた女の子たちも、しだいに気おされたように静かになる。

この部屋に来る前は、大変な騒ぎだった。
キャプテンだという娘からの、陽子の従姉妹かどうか、と言う問いに、
「そうだ」と答えた僕への返事は、悲鳴と非難の洪水だった。
「――あんたがっ!?」
「――陽子のっ!?」
「――この変態っ!」
「――陽子を返しなさいっ!!」
わけもわからずにその罵詈雑言を受けていると、美月ねえが顔を出した。
とにかく、屋敷の中へ──というわけで、今に至る。

「麦茶でも召し上がってください」
にこやかな笑みを絶やさない美月ねえは、
それだけで、火のついたような勢いの十三人を圧倒していた。
お茶の類を持ってきたお手伝いさんたちにも驚いた様子だった。
十五人分の麦茶を持ってくるのに、お揃いの和服の女性が五人も出てきたのだから当たり前かもしれない。
僕でさえ、たまに「ここはどこの旅館ですか?」と言いたくなるようなことがある。
この辺一帯を旧くから支配していた一族は、一切の示威を行なわなくても相手にそれと気付かせることができる。
三分と立たずに女に子たちは借りてきた猫のように大人しくなった。
一人を除いて。
「突然押しかけて申し訳ありません。陽子ちゃんのことで、お聞きしたいことがあります」
キャプテンの女の子が、美月ねえと僕とを交互に睨むようにして、ことばを発した。
「はい、なんですか?」
美月ねえが、(私に任せて)というように、僕を目で制した。
「――陽子が、部活を、いえ、学校を辞めるというのは本当なのですか?」
僕は、所在無さのまま手で弄んでいた麦茶のコップを取り落としそうになった。
「本当です。夏休み明けに、休学願いか、退学願いを出すことにしていますわ」
美月ねえは、あっさりと答え、キャプテンや女の子たち、そして僕は絶句した。
397ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:05:53 ID:IvrT7iEG
「なっ──そんなっ……」
キャプテンの反応は、僕の反応でもあった。
「当然です。陽子は、これから結婚して子供を作りますので、高校のほうはお休みか退学することになります。
学校のほうには、もう話は通してありますよ」
「そんな……子作りなんて……。よ、陽子ちゃんに会わせて下さいっ!
直接本人から話を聞かせてください!!」
「……申し訳ないけど、あの子、今日はひどい風邪で、誰とも会いたくないそうなんです」
「嘘っ! 昨日はあんなに元気だったのにっ!!」
食い下がるキャプテンを、美月ねえは静かな目で見据えた。
「……」
キャプテンが、息を飲んでことばを失う。
「――いずれにせよ、これは陽子本人が決め、保護者である私とお祖父様が了承したことです。
いくらお友達でも、口を挟む問題ではないと思いますわ」
穏やかだが、取り付く島もないという拒絶をはっきりとさせた口調に、キャプテンがうつむいた。
「……そうですか。……お邪魔しました」
「キャ、キャプテン……」
美月ねえは黙ってうなずくと、廊下に控えていたお手伝いさんを呼ぶ。
「みなさんは、これから学校で練習ですか?」
「……はい。練習前に、来ました」
「それでは、学校まで、お車をお出ししましょう。
マイクロバスなら、全員が乗れるはずですから乗っていってくださいな」
「……歩いて帰ります。それと──」
「それと?」
「陽子ちゃんに、伝言をしていただけますか?」
「はい」
「――今日の夜のお祭り、みんなで下の神社の境内で待ってるって……」
「承りました。必ず伝えますわ」
キャプテンは頭を下げると、僕に一瞥も与えずに立ち上がった。
ほかの部員たちもぞろぞろと従う。
美月ねえは玄関まで見送りに行ったけど、僕は麻痺したようにその場に座ったままでいた。
398ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:06:23 ID:IvrT7iEG
「――うふふ。いい娘さんたちだったわね。陽子も友達づきあいが良くて嬉しいわ」
ソフトボール部の女の子たちを見送ったあと、戻ってきた美月ねえは、麦茶を入れなおしながら笑った。
自分や家族だけが飲む席のために入れる分は、さっきのようにお手伝いさんたちに任せずに自分で入れる。
こうしたところは、三姉妹が決して譲らないこだわりだ。
「美月ねえ……」
僕は、コップの麦茶を一口飲んでこちらを見ている女(ひと)に何て言えばいいのか分からなかった。
「びっくりした? ――ああいうふうに敵意を持った人たちに囲まれたときは、
まず、弱みをみせずに自分のペースに引き込むものよ。
まあ、あの娘さんたちは、本当の敵意を持っていたわけじゃないけれど」
「え……」
「ふふふ、今みたいなことは、これからたくさん起こるわよ。
本当の敵意――どころか殺意に満ちた、もっともっと手ごわい敵に囲まれることも。
志津留の本家──その当主となる子の父親は、当主が十分に育つまで、
その座を代行しなければならないから……」
「……!!」
僕はびっくりして美月ねえを見た。
「――大丈夫。そうした時に、自分と、自分の奥さんと、子供を、守れるように色々教えてあげる。
敵と味方の見分け方、接し方。本当の弓の使い方。本当の術の使い方。
お金の増やし方、使い方。お手伝いさんたちの使い方。――力の……「志津留の本家」の、使い方。
星華と二人で、これから全部彰ちゃんに教えてあげるわね」
「み、美月ねえ……」
僕が絶句したのは、うすうすは感じていた、志津留という家の特殊性や、それと表裏一体の<闇>のことではなかった。
それについては、これもうすうすではあるが、もう覚悟は決めていた。
お祖父さんや、亡くなったお祖母さん、それに僕の母さんや美月ねえたちが、
僕や陽子の目に触れないところで、人間と、人間以外の何かと渡り合い、戦い、
そして僕らを守ってくれていること。
僕らも大きくなったら、大人になったら、当然、もっと年若な一族の人間のために
同じようにして志津留を守っていかなければならないこと──それは覚悟していた。
だけど、さっき、女の子たちに向かって言ったときのように、
美月ねえが、陽子と僕との子作りや結婚を、もう決まっていることのように扱い、
それに対する準備をどんどんとすすめていることに対する覚悟は、全然ついていなかった。
陽子が僕と交わって子供を作るためには高校をやめなければならない、ということにさえ今の今まで頭が回らなかったのだ。
399ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:06:55 ID:IvrT7iEG
「……」
僕は、その後の半日を、ソフトボール部の女に子達の応対に使った客間から動かずに過ごした。
ぼおーっと、中庭のほうを、眺める。
時々、隅っこに見える「外の物置」が目に入り、僕の心臓はちくりと痛んだ。
あの中には、陽子のソフトボールの道具とユニフォームがしまわれている。
僕と子作りをし、僕と結婚したら、おそらくはもう一生着ることのない、
「高校時代の部活のユニフォーム」が。
(……陽子……)
春休みに会ったとき、陽子は、高校でソフトボール部に入る、ということを大はしゃぎで僕に報告してきた。
もともと野球やソフトボールのたぐいが大好きな陽子は、
通っていた中学では部活がなかった(なんでもちょっと前に不祥事を起こして廃部になってしまったらしい)ことを
随分残念がっていたから、高校で念願の部に入れることを、ものすごく喜んでいた。
ゴールデンウィークに会ったときも、わざわざ僕にユニフォーム姿を披露してくれたくらいだ。
そんな楽しみにしていた部活も、一年の三分の一も過ごさないうちに辞めなくてはならない。
いや、ソフトボールだけじゃない。
高校生活という、多くの人にとって当たり前の世界が、陽子から失われてしまう。
「本家」とその本拠地を守るべく、当主となる子を産む──志津留家を保存するための役目のために。
兄弟のように暮らした、従兄弟の僕と交わって……。
それは、十六歳の普通の女の子にとって、文字通り「世界」が変わることのはずだった。

息苦しくなって、僕は「外の物置」からむりやり視線を外した。
「……」
どこからかまぎれこんだのか、芋虫が一匹、縁側をもぞもぞと這っているのに気がついた。
芋虫は、身体を縮こめたり、伸ばしたりして、一生懸命に動いていた。
時々、何かを探すように首を振って、周囲をうかがい、また動き始める。
餌となる葉も、つかまる小枝もない、縁側。
小さな身体にとって何十キロメートルの道のりにも等しい、不毛の道を、黙々と進む。
その進む先には、目的の草木はない。
「……」
その無知と無力さ──それは、まるで僕そのものだった。
──そして、僕は、自分がなぜ陽子と交わることに、反射的な嫌悪感を抱いているのかを悟った。
400ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:07:29 ID:IvrT7iEG
──陽子は、僕の過去のすべてだった。
あらゆる思い出を、いっしょに、対等の立場で経験して育った、
互いが互いを分身と呼べるまでに密接な存在。
それは、今まで生きてきた僕の過去──未熟な、子供の自分を思い出させるものでもあった。
そうした弱い自分のすべて──自分の<幼虫時代>を見られてきた相手では、
いくら覚悟を決めても、重い責任を負った大人の関係になれないような気がしてならなかったのだ。
(夫として、妻の陽子を守る)
僕が、そんなことを言ったら、陽子は笑い出してしまうかもしれない。
まわりの皆も。
これが、未熟な自分を積み重ねることで築いた今の僕(それでもまだまだ未熟だけど)だけど
交わらせることが出来る、まったくの他人ならば、僕はこうした恐れを抱かなかったのかもしれない。
陽子は、僕の弱さや未熟さを、僕と同じくらいに全部知っている女の子だった。
……そして、僕はそれを、どうしようもないくらいに恐れていたのだ。

心の中の闇を自覚した僕は、畳の上で、崩れるかと思うようだった。
お膳に手を着いて、ようやくか身体を支える。
「――あら、彰ちゃん、まだ支度していないの?」
美月ねえが、にこにこと笑いながら入ってきた。
「……支度?」
「今日はお祭りの日よ。神社のほうは準備ができているみたい」
「あ……」
今年はすっかり忘れていたが、今の時期、「下の神社」は夏祭りの盆踊りがあった。
キャプテンも帰りがけにそんなことを言っていたっけ。
今日のお祭りで待っているって言っていたな
(――今日の夜のお祭り、みんなで下の神社の境内で待ってる)って……。
「キャプテンさんのことばも、ちゃんと伝えといたわ。
そしたらね、あの子、浴衣着て、「神社に行く」ってさっき出て行ったわよ……」
そうか、陽子は、部活の友達と話さなきゃならないことがあるんだろうな……。
「……」
「――迷ってるの、彰ちゃん?」
不意に、美月ねえが、僕の顔を覗き込みながら質問した。
「――う……ん」
僕は、頭を振って、そしてうなずいた。
401ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:08:13 ID:IvrT7iEG
「……僕は、陽子と本当に「お定め」をしていいのか、わからないんだ……」
「あらあら……」
美月ねえはくすりと笑った。
「――笑い事じゃないよ、美月ねえ!」
僕は、美月ねえをにらみつけた。こんなことは、はじめてだった。
「ごめんなさい。――でも、なんだか彰ちゃんと陽子らしいな、と思って」
美月ねえは、和服のたもとで口元を覆いながらくすくすと笑い続けた。
「……ほんと、子供の頃から、二人とも全然変わらないのね」
「……そんなこと──」
僕は、ここ数年、陽子との間に横たわっているもどかしさを思い出して反論しようとした。
僕らは変わっていないどころか、変わりすぎていて、そしてそれに戸惑っているのだ。
でも、それを口にする前に、美月ねえが口を開いた。
「赤ちゃんの時も、幼稚園の時も、小学生の時も、中学生の時も、今の時も──。
そしてきっと二十歳の時も、五十歳の時も、百歳の時も──。
彰ちゃんと陽子は、お互いを求めてやまないんだろうなあ。……うらやましい話ね」
「……!!」
美月ねえのことばは、けっして僕の質問に答えるものではなかった。
どちらかと言うと、まるで脈絡のない、といってもいいことばだった。
でも僕は──それを理解した。
心の中の、絶対に解けそうにないと思っていた複雑なジグソーパズルが、突然すべて完成してしまったように。

ああ、僕は──陽子といっしょに居たいんだ。
ずっとずっと、いっしょに。
生まれたときから、死ぬときまで。

中学生、高校生になって、感じていたもどかしさ──。
僕は、それを、性差のせいで、以前のように「兄弟」のように密接に遊べなくなったもどかしさだと思っていた。
でも、違うんだ。
それは、そのせいで、陽子といっしょに居られることが少なくなってしまったことへのもどかしさだったんだ。
──六歳の僕が、六歳の陽子と、「一番いっしょにいられる」ためには、兄弟のように暮らせばいい。
──では、十六歳の僕が、十六歳の陽子と、「一番いっしょにいられる」ためには……?
──大人の男となる僕と、大人の女になる陽子が、これから「ずっとずっといっしょにいられる」ためには……?
402ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:08:43 ID:IvrT7iEG
「うふふ、相変わらず、彰ちゃんってば最初は鈍いのね。でも、最後にはちゃんと全部が分かる。
そして陽子は先走りすぎて、一番の大切なこと以外はよくわからないままに走り出しちゃう。
──だから彰ちゃんは、いつも走り出した陽子を見て、考えて、答えが分かったらおっかけて、捕まえて、
――行くべき道を二人でいっしょに行くの」
「……」
それは、今までの僕と陽子そのものだった。
そして、これからも──。
僕は、ふいにこれから僕のやるべきことをはっきり悟った。

「……あらあら、こんなところに迷子さん──」
美月ねえが、縁側に視線を向けながら言った。
さっきまで僕が見ていた芋虫だ。先ほどよりだいぶ前に進んでいる。
美月ねえは、正座からちょっと膝立ちになってするすると近づくと、白い手を芋虫の上に重ねた。
優しくくぼませた手のひらの中に芋虫を収める。
「うふふ、頑張り屋さんにちょっとお手伝いしちゃおうかしら。
星華や、まだ眠っている彰ちゃんほど強くないけれど、私もこれくらいはできるわよ」
美月ねえがそっと手を戻したとき、そこには緑色の芋虫の姿はなく、こげ茶色のサナギが居た。
「あ……」
そのサナギの背中が割れ、中から成体が身を引き出してくる。
美月ねえの手のひらから与えられた朧な光に包まれたそいつ──美しい揚羽蝶は、
普通よりもずっと早い速度で羽根を伸ばして乾かすと、夕暮れの空に飛び立った。
「……すごい……」
「うふふ、これも志津留の力のひとつ──でも、今のは全然すごくないわよ。
私は、あの迷子さんに探していた小枝のかわりをあげて、ちょっと羽根が乾くのを進めただけ。
芋虫さんからアゲハさんに変わるための、ものすごい力と、それを蓄えるための時間は、
全部、あの迷子さんが自分の中に持っていた物ですもの」
「美月ねえ……」
「――さあ、彰ちゃん。きっとどこかに、あなたが見つけるべき迷子さんがいるわよ。
彰ちゃんの手で──蝶々さんにしておあげなさい」
「――!!」
美月ねえのことばが終わるか終わらないかの内に、僕は部屋を飛び出していった。
陽子を、僕のものにするために。
僕を、陽子のものにするために。
403ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:09:20 ID:IvrT7iEG
お屋敷を出て、走る。
道は二つに分かれている。
ひとつはバス停に続いて、街――「下の神社」があるほうへ。
そしてもうひとつは、山頂のほう──七合目にある「上の神社」へ。
正反対に伸びる道を、しかし僕は迷うことなくひとつを選んでいた。
山道を駆け上る。
(神社に行く──)
陽子は、美月ねえにそう言った。
キャプテンの伝言を聞かせたといった美月ねえのことばを聞いたとき、
僕は、陽子が、「下の神社」のお祭りに行ったと思った。
「下の神社」で、ソフトボール部の友達と話し合うつもりだ、と思った。
でも、それは違う。
陽子は──自分がこれからどうするのか、とっくの昔に決めていたんだ。
だから、陽子の行った神社と言うのは──。

「……陽子……」
僕は、お社の電灯の下にたたずむ影に声をかけた。
「彰……」
赤と青と朝顔の柄をあしらった白い浴衣姿の陽子は、
びっくりするほど綺麗で、大人びていて、女らしくって──でも、陽子だった。
僕と、ずっとずっといっしょに居た子。
僕が、ずっとずっといっしょに居たい子。
僕は、駆け寄って、陽子を抱きしめた。
抱きしめて、キスをした。
男と女として初めての抱擁と口付けは、それまでの長い葛藤とかがウソのように、自然に、本当に自然にできた。
まるで最初からそうなることが定まっていたように。
いや。
本当に定まっていたのかもしれない。
陽子と僕がつがいになること──それが今の代の志津留にとっての「お定め」だから。
404ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:10:05 ID:IvrT7iEG
「やっぱり、来てくれたね……」
長い長いファーストキスが終わり唇を離すと、陽子は微笑んだ。
「うん……」
「いつも、そうだった。あたしがわけも分からず駆け出すと、彰が追いついてくれた。
走り出したあたしは、自分が何をしているかわからないけど、追いついた彰がちゃんと教えてくれた。
いつも、いつも──今回だって……」
「僕は、いつも陽子を追いかけてた。陽子を捕まえようとしてた。
僕は臆病で、駆け出す勇気はなかったけど、陽子が駆け出した理由を一生懸命考えてた。
──陽子を追いかけて、捕まえたかったから……」
「そして、いつもあたしは彰のものになる。今も──これからも」
陽子はにっこり笑って、今度は自分から唇を重ねた。
遠くから、祭囃子が聞こえてくる。
「下の神社」のお祭りの声だ。
「……あそこで、部活のみんなが待っているって言ってたよ……」
僕は、林の切れ目から見える、明るい光を見下ろしながら呟いた。
「ふふっ、待ちぼうけさせちゃって悪いな……」
陽子はくすりと笑った。
僕の胸に頬を寄せた陽子が、同じようにその光を見つめた。
「ごめんね、キャプテン、みんな。――部活も、高校も、みんなみんな大好きだったけど、
世界でひとつ、何かを選ばなきゃならないなら、あたしが選ぶものはいつも決まっているの」
「僕も、そうだよ。……世界で一番大切なものはいつも変わらなかった」
いつだって僕が欲しいものは決まっていた。
志津留家とか、「お定め」とか、運命だとか、人生だとか、
それら全ては、一つの目的のためのものでしかなかった。
──陽子といっしょに居るための手段。
もし、陽子と離れ離れにならなければならないのならば、
僕は志津留家だろうが何だろうか、全てを敵に回したってそれを阻止しようとするだろう。
僕にとっては、世界そのものでさえも、一人の女の子といっしょにいるための器だった。
だから、志津留家の「お定め」が、僕と陽子が一生いっしょに居るために必要なものならば、
陽子と僕は、喜んでそれを受け入れるのだ。

僕たちは手と手を取り合い、ゆっくりと社へと入った。

405ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/06(日) 23:14:05 ID:IvrT7iEG
ごめんなさい、今回はここまでです。
妹萌えの正反対である、妹「萎え」(リアル妹持ちが実妹には萎える)心理と、
「高校生夫婦」の心理問題をクリアしようと思ったら、エッチ前に随分長くなりました。
最近ちょっと書ける時間が読めなくなってきたので、かけた分の霧のいいところまでを投下しました。
406名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 23:32:38 ID:sR0tdjUF
ゲーパロ氏GJ!!
続きも手を握って待ってますぜいヽ(゜▽、゜)ノ
407名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 23:36:49 ID:sBdZnby0
ヤベェ、マジで(*^ー゚)b グッジョブ!!です。
408名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 00:27:24 ID:B1lJsKr6
ゲイパロ氏乙!
明日から出張なので帰ってから使わせていただきます('A`)
409名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 01:35:42 ID:w2kBYDdP
たまには、と早寝しなくて良かった。本当に。

 ゲーパロさん激しくGJ
410亡国の・・・2前編 1/3:2006/08/07(月) 02:54:26 ID:51cGCh/z
お母様は強い人だと思う。お父様が倒れ敵国の兵が迫ってきた時、私は恐怖で怯え泣きじゃくるだけだった。
でもお母様は違った。涙の一つも流さず、兵達からの報告を聞き次の事を考えていた。
バルツ軍が明日には総攻撃をかけるようだという報告の後、お母様はこの城に残っている者達を集めました。

「この城を明渡します」
「しかし、ジル様。我らはまだ戦えます。最後の一兵となってもバームの誇りにかけて戦い抜きます。」
「今残っているのは我ら親娘と大臣達そしてその子供達、そしてレア将軍率いる紅隊のみ。
 現在の兵力でいたずらに戦えば我らはおろか城下にいる民達にも被害がでましょう。」
「ジル様!!」
「おだまりなさい!・・・・レア将軍あなたの言う事は痛いほどよくわかります。
 私も本来なら剣を持ち奴らに一矢報いたい・・・。しかし、そうなるとこの国はどうなりましょうか?
 今まで笑顔が溢れていたこの国が・・・・陛下の愛したこの国が死んでいくのは耐えがたい事なのです。
 しかし、所詮は私個人での判断。あなた達を巻き込むわけにはいきません。」
「ジル様、それではあなたは。」
「私のみこの城に残ります。今なら時間はあります。どこの国でもいい、無事に落ち延びてバームの誇りをもって生きのびてください。
 レア将軍、娘を頼みます。どうか、陛下と私の宝を守り娘共々新たな幸せを見つけ生きてください。」
お母様の瞳には強い意志が宿っていました。でも・・・私もバーム国の姫、お父様の子でありこの強き母の子だ。
「お母様、クリスはバームの姫でございます。お母様が残るのであれば何故私が逃げれましょうか。」
「クリス、なりません。私が犠牲となればそれで・・・」
「聞けません!私も残ります。」
「クリス・・・わかりました。それでは私とクリスがここの・・・」
「それならば私も残ります。」
「将軍!」
「先ほど姫の後を見届けよと命ぜられましたゆえ」
「将軍が残るのなら、我ら紅隊も。」
「いやいやバームの家臣として生まれたのなら死ぬ時もここにいるのが誇りというものでしょう」
「私もバームの家臣の娘として。」
ここにいる皆、誰一人として逃げるという事は考えていなかった。
「あなた達・・・、すいません。苦労をかけます。」
そして城は無血開城され。正式にバルツにこの城を明渡した事を多くの民の前でお母様は宣言させられたのでした。
411亡国の・・・2前編 2/3:2006/08/07(月) 02:56:13 ID:51cGCh/z
それから三ヶ月、私達親娘は幽閉、監禁されました。
とはいえ、食事もきちんと与えられるし、着るものもそれなりなものも与えられました。
メイドもお母様と私、それぞれ二人は付いていたしこれといった虐待はなかった。
外の様子も3日に一度はテラスからだけですが、監視付きで見る事も許され。
その際にはレア将軍や大臣の娘であり私の親友のアリシア、そして他の娘達の面会と称してお茶会が開かれていたりもしました。
彼女達の近況を聞くと私達同様に酷い目にあった風ではないように思いましたが、それが一層私の不信感を高めていく事になりました。
・・・・そして今、あの気丈なお母様ほぼ裸の状態でバルツによって辱めを受けていました。
「クリス様、よくごらんなさい。貴女の母親が我が父に行っている行為を」
囁き声ながらも、芯の通った声。私を抱きかかえているこの男こそバルツの息子にして秀才と名高いカイツ将軍だ。
「美味しそうに咥えていますな、さて姫。あの行い、なんというか御存知ですかな。」
「そ、そのような事など知りませぬ。」
「姫、嘘はいけないな。あなたの年ならばすでに教えられているはず。」
「知らぬものは知らぬのです。あのような行いに意味など・・・・」
(ほぅ、まだガードが固いようだな)「男を立て、女としての悦びを得るものの一つでございますよ」
きゅうとカイツの抱きしめる力が強くなる、細身ではあるががっちりとした体の感触が背中から伝わってくる。
「お母様・・・」
「顔を背けてはいけませんよ姫、お母様に申し訳ないでしょう。」
体が奥から何かがこみ上げてくるように疼いてくる。鼓動も早くなり、体が熱くなって・・・
「ふふふ、母の痴態を見て興奮しているのですか?」(夕食に混ぜた薬が効いて来た様だな)
母が咥えていたものから白いものが溢れる、どろりとした粘液のようだった。
「おいしそうに飲んでますな、あの白いものがなんなのかわかりますか」
「あのよう、なものはぁ、知りません。」
カイツは片手をドレスの裾に潜り込ませ私の腰から胸にかけてをまさぐる。
ほそい指や豆ができて固くなった手のひらが優しく、ゆっくりと体を撫で上げる。
嫌なはずなのに・・・手が体を滑る度しびれに似た感覚が頭まで駆け上っていく。
「絹のような肌ざわり、なるほど父も欲しがるわけだ。」
412亡国の・・・2前編 3/3:2006/08/07(月) 02:57:18 ID:51cGCh/z
カイツに体を弄ばれ、力の抜けた頭をどうにか気で持たせ周りをみる。
レア将軍もアリシアも他の娘達も、そしてお母様も小さいながらも艶かしい声を上げバルツの者達に弄ばれていた。
中にはキスをするものや、それだけではなく舌を絡めている者もいた。
「皆も我慢できなくなってきたようだな、まぁあの美しい女王がだらしない痴態を見せているのだから仕方ないか。」
そしてバルツは一旦お母様を弄ぶのを止めると、今度は抱き上げて向きを変える。そう、私に見せ付ける様に。
「姫、メインディッシュが来たようですよ。よく見ておくといい、あれが大人の責任の取り方よ。」
「!!」
バルツの腰から伸びる物がお母様のオシッコをする所を貫いていった。
そして、そのまま突き上げられる。お母様の豊かな胸がその動きに合わせて揺れ動く。
「姫、見ていますか?ちょうど貴女のここに父の物が母上君に刺さって?いや違うな、母上君が咥えているのですよ」
「ひ、」
カイツの指が私のあそこに入ってくる。
「姫君もしっかりと濡れているようで、吸い付いてくるようだ」
カイツの指が上下に動くたび、かすかな痛みと甘い痺れが私を支配する。
「んぅあぁぁぁ」
お母様に見られている・・・、その恥ずかしさに耐え切れず顔を背けるとカイツのもう片方の手で抑えられてしまった。
「しっかりと見て、そして貴女の快感に歪む顔も見せ付けてあげましょう、ふふふ」
「悪魔ぁ・・・」
力が入りきらない体ではそういうことを言うだけで精一杯だった。
と、その時お母様の何かを懇願する声が聞こえる。
「デザートがやってきましたね。」
「それはどういう・・・」
「ぁあああああ」
お母様の悲鳴が響き渡る。
「おめでとう、姫様。お姉様になられましたぞ」
そして、お母様は気が抜けた様にぐったりとしてしまいました。バルツと繋がっているところからあの白い粘液をたらして。
「ああ、お母様」
「大丈夫ですよ姫、死んではいません。すこしお疲れになっただけですよ。」
「ううう、あなた達は悪魔です。」
「悪魔で結構。さて次は貴女の番ですね。」
「えっ」と声を出した瞬間、私の腰から下のドレスは引き裂かれていったのです。
413亡国の・・・の人:2006/08/07(月) 03:00:55 ID:5iLxs8Zi
うわぁ・・・なんか長くなりそうナリィ・・・
とりあえずこのままだと姫編は中、後となっていきそうです。
夏休み中に終われるかな・・・・
414名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 08:13:27 ID:xz3B+XYv
>ゲーパロ氏
具体的な描写は何一つないにもかかわらず、おにんにんがにょっきしたわけですが、いったいどういった魔法でしょうか?
前作ヒロインであるところの美月おねいさまにも悶え悶えしながら拝読いたしました。



……ところで、一般書店での発売はいつですか?
僕はワクワクしながら待っています。
415名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 08:52:52 ID:yhV605f/
>>413
GJ。
設定がツボなんで期待してまってるよ。
416名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 09:39:51 ID:REgJm2Dj
ゲーパロ氏、乙でございます。

今一番の楽しみといって過言ではないストーリーです。
執筆大変だとは思いますが、がんばって下さい。
417名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 12:52:15 ID:rMTZlzep
>>413
攻め滅ぼした敵将の妻や娘を側妾にして子を孕ませ
その家の血筋を乗っ取ることで、征服者の支配を「正当化」するというのは
実際の歴史上でも古今行われたことですね
(日本でも武田信玄が諏訪氏の姫に勝頼生ませて
信濃国と諏訪大社の支配者として君臨した例が有名ですね)

執筆がんばってください。楽しみにしております
418名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 15:37:33 ID:DrIqYBPY
もののふとはかくありたいものだな
419名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 16:33:52 ID:zcCMMXCV
>>417
お館様そんな事してたのか……魔王の旦那ならまだわかるけど……
このスレは勉強になるな。
420名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 17:28:45 ID:nttGiBz8
お館さまぁーーーーーー!
孕みましてござりまする、お館さまぁーーーーーー!!





いや、なんとなくw
421名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 18:59:25 ID:t3bhqG6x
まあ現代の倫理観で考えるとヒデーかもしれないが、
別の見方をすれば、例え負けて男系血脈が絶えても
女系で生き残れるんだから、遺伝子的にはいい話。

魔王は敵将の妻女を寝取ったという話あったっけ?
猿は旧主の血縁にあたる美女をかき集めたが。
422名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 19:44:59 ID:CyjUF1MK
>>421

魔王は若い頃、馬借の娘の未亡人に何人か子供を生ませていたらしい。
嫡男信忠・次男信雄・長女徳姫(家康長男の嫁)は彼女の子供達。
あんまり敵の姫は興味無さそう、濃姫も結局子供はいないし。
プッツン来てたからこそ、庶民的な娘を孕ます事に情熱を傾けてたようだ。
423名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 19:49:59 ID:WQLZm9yE
狸親父も正室が事件起こして長男と共に殺すことになって以降は、
身分の低い女性にしか手をつけなかったらしいね。だから側室のみ。(猿の妹も正室に来るには来たが。)
今川の権威を傘に着てた正室の性格にうんざりしてたという。
424名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 20:29:58 ID:MDjDLaDJ
使ったら
 畳んでしまえ
  こまわりくん
425名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 22:21:10 ID:8g2CN3o8
狸の晩年の側室は炉利だぞ、何しろ初潮前。
426419:2006/08/07(月) 23:50:22 ID:zcCMMXCV
どうやら俺が原因でこんな戦国武将の女性関係を考察する流れになってしまったようだ。
どうしよう。
427亡国の・・・2中編 1/3:2006/08/08(火) 03:44:51 ID:qWRFN2Qi
「姫、わかりますか。私の熱い肉棒の感触が。」
「嫌ぁ、あんまり擦り付けないで。」
今、私はちょうど膝の裏をカイツに支えられ、あそこの部分にカイツのものが上下に擦り付けられていました。
「きちんと感じて、十分濡らしておいたほうがいいですよ。最初は痛いようですので。」

「!!あぁ嫌、駄目、離して」
意識が戻ったのか少しぼぅっとした様子でしたが、それからすぐにお母様はバルツの腕の中で暴れる。
「母君が目を覚まされたようですね、それでは」
そういうとカイツは私の体を少し浮かして物を私の所に狙いを定め
「嫌、やめてください。!!ぐぅぅぅぅぅ」
一瞬ミシッと何かが突き破られる感触があったが一気に貫かれてしまった。
「くぅ、さすがにキツイな。」
「あ、ぐ、かふぅ」(あぐぅ痛いぃぃ)
鋭い痛みがと妙な圧迫感のせいで呼吸がうまくできない。
「どうです、姫。今あなたは母に見守られて大人の女性になりましたよ。」
「ぁぁうううう」
痛みによるものではない涙が私の頬に流れる、そして私は現状をおぼろげながらも理解した。
『お母様や友達、将軍達が見ている前でカイツの所有物になった』のだと。

「ああ、クリス・・・・」
「おめでとうございます、ジル。これであなたの娘も大人の仲間入りですね。」
「う、う、この鬼畜。娘には手を出さぬと言ったでは・・・」
「確かに私への責任は果たしましたが、息子への責任は果たしておりませんよ。」
「そんな」
「父が目の前で危険にさらされて何も思わない息子はいませんよ、ジル。
 ただカイツがどのような事でその怒りを鎮めれるのかまでは親の私でさえわかりませんゆえ。
 その方法が貴女の娘だった、それだけですよ。」
「そんな屁理屈を・・・よくもぬけぬけと。」
「まぁ、ここは我らの息子夫婦の初めての仕事を見守ろうではありませんか。親として、ね。」
428亡国の・・・2中編 2/3:2006/08/08(火) 03:45:25 ID:qWRFN2Qi
カイツはバルツのように勢いにまかせて動くような事はなく、胸も優しく弄びながらゆっくりと私を蹂躙していきました。
まるで見せ付けるかのように・・・・
「おおお、少しずつですが。滑りがよくなってきましたね。」
「うう、やるのなら。あなたの父が母にしたようにすればよいではないですか」
「それでは痛いだけでしょう。やるのならお互い良くならなければ・・・ね」
「あ、ふぅ、ん!」
乳首を軽く摘まれ、そのままこねくられる。痛みもしだいにひいてきて今では少しずつ甘い感覚に変わってきている。
「わかりますか?今私の物の先にあたっているいるところ。赤ちゃんが育つところですよ。」
「んん・・・そんな、ゴリゴリしないで・・・・」
「ノックする度、う。締め付けがきつくなっていますよ。初めてなのに孕みたいのですね。」
違うと思った、赤ちゃんは互いを思いあって出来るのだとお母様は教えてくれた。
出来るわけがない、こんな一方的な事で赤ちゃんなんて出来るわけ・・・
「ひゃぁん」
ズンと重い一撃が入り、その刺激が頭まで駆け巡る。
「もうそろそろいいでしょう。いくぞ。」
視界が揺れる、体が上下に揺さぶられあそこから大きい物が私の奥を掻き回す。
「あ、あ、あ」
ジュプンジュプンという音が響く。
「ん、イヤ、何?何か・・・」
「っく・・・、何も考えないで委ねて・・・・」
「あ、ダメ、クル、きちゃうイヤ、イヤぁぁぁぁ」
「イクぞ、受け止めろ。」
「!!!!」
ズンとした感触がしてドグンと何かが脈打つ感触の直後熱い何かが私の中を満たすのを感じた後、頭が真っ白になっていきました。
429亡国の・・・2中編 3/3:2006/08/08(火) 03:45:59 ID:qWRFN2Qi
なるべく深く刺さるよう勢いをつけクリスに最後の一撃を加えた後、俺は溜まりきっていた物をクリスの膣に吐き出した。
キュウとした締めつけと共に彼女の体がピクピクと少々痙攣する。
膣は流し込んだ子種がもっと奥に奥にいくように蠕動運をし、俺もそれに合わせて小刻みに腰を動かす。
「気を失ったか・・・」
脱力しきった彼女の体を自身の体で受け止める。ハァハァとか細い息がクリスの口から漏れる。
汗でじっとりと張り付いた前髪をかき分けてやり、そのままさらりとした髪を撫でる。
「どうだジル、貴女の娘は貴女の目の前で立派に仕事を勤めましたよ。あと10ヶ月後には貴女もお祖母ちゃんだ。」
父の声が聞こえる。ジルは俯いたまま声を殺して泣いているようだった。
まだ気を失っているクリスをしっかりと抱きしめ、父に話しかけた。
「父上、姫はどうやらお疲れのようです。このまま続けてもいいのですが、それでは姫の体に障りますので席を外してもよろしいでしょうか。」
「そうか、わかった。姫は小柄だからな。それではしっかりと休ませてあげなさい。」
「ありがとうございます。」
そして俺は彼女から自分の物を引き抜き、身を整えてからクリスをお姫様抱っこで抱きしめ玉座の間を去った。
後からは「クリスッ」とジルの叫び声が聞こえてきたが、そんな事は気にしない。
まだまだ夜は長いが、ゆっくりと彼女を口説くのであればあの場は不適な場所だ。
そのような事を考えながら俺は足早に部屋に急いだ。

「あああ、クリス・・・・」
「ふう、くくくカイツめ。姫の体を気遣う振りをしてこれからゆっくりと種付けを楽しむ気だな。やはり若いのう。」
「・・・・どういう事ですか。」
「知っておるぞ、ジル。お前ら親娘は今日が危険日なのだろう。ここ三ヶ月で見極めてやったわ」
「!!それでは何もしなかったのは」
「そうだ、今日という日を楽しみに待っていたのだよ。ここにいる女共も今日が危険日の奴らを集めたのよ。
 ま、他の女達はすでに身ごもっている。こいつ等で最後だしどうせ種付るならこのような場を設けてやった方が面白いだろう。」
「そんな、どこまで!あなたという人は!」
「皆、今日という日を待ち焦がれ禁欲して来たのだよ、まぁ我慢できなくて手を出した奴もいるがな。
 それでもここにいる男共は最低一週間は我慢させている。」
「くっ」
「心配するな、輪姦で孕ませるような事はしていないし、今もしないようにきつく言っておる。ふふふ、もう始まっておるな。
 それではジル、私達も子作りに励もうではないか。」
「あああっ」
ズンッと再び秘部を貫かれ、快感が頭に走りながらも私はこう思ったのでした。
「狂乱の宴はまだ始まったばかり」なのだと。
430亡国の・・・の人:2006/08/08(火) 03:53:15 ID:qWRFN2Qi
なんつー時間にあげてんだろうなーでも熱帯夜で寝れないよIN北海道
なんとか中篇までは終わらせました、後編は・・・2、3日以内にという事で。

>>414
俺もちんちんおきっき
431名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 04:03:55 ID:hklMVFU+
GJ!こんな深夜に乙!
おっきしちゃったけど
今家じゃないから…ウワァァァン
432名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 01:02:33 ID:QDAsGyNu
>>431
自分を解き放つんだ。
433名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 08:14:48 ID:2bTrQoSF
>>431
そうだ!解き放て!
434名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 13:04:12 ID:HwMaO3uS
ゲーパロ氏まだぁ〜?
435名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 13:07:49 ID:LJqMOH8Z
マターリ待とうじゃないか
436名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 16:18:46 ID:6Vo6rkMO
姉弟種付けまだかな・・・
437名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 18:45:57 ID:wunaX0lU
ちょっとは待て!待てば待つほど感度は増すものよ……
オナ禁も一つのオナテクである
438名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 20:23:43 ID:iVjhGNNF
そうして禁断少女が現れるのだなw
439名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 00:19:22 ID:daf+z9+O
>>438
何だその風呂に入っている最中に
「お兄ちゃん……大好きだよ……」
とか言いながら背中から抱きついてきそうな素晴らしい少女は。
440名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 00:21:01 ID:daf+z9+O
>>439
×背中から
〇背中に
441名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 02:00:41 ID:MIPsJQIj
>>436
思いついたシチュだけど、
お互いに淡い思慕の情を抱いている仲の良い思春期の姉弟がいる
んで、突然家に押し入ってきた強盗が面白半分に脅して
弟にお姉ちゃんをレイプさせる
で、たまたまその日はお姉ちゃんの危険日だったと
・・・どうなる二人は?
みたいな話を妄想でしばらく煮込んでみるw
442名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 02:44:27 ID:NAiWZqKk
成長ものだけど
妊娠ありだとこっちでもいいのかな
443名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 03:25:33 ID:HbU2pj1d
成長ものっつうとどういうものだろうか?
444名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 03:58:52 ID:NAiWZqKk
445名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 04:41:07 ID:yN3fFxxy

妊娠検査薬エピソードありのSS発見!

◆デブやブサイクに犯される女のエロパロスレ◆
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1151775982/108-117


446名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 22:20:41 ID:/uATkekZ
旅行先でこのスレを読んだ時に唐突に話を思いついた。
ぎくしゃくした夫婦関係を改善すべく、夫が四苦八苦しながら妻を調教していく孕み話を考えたんだが、非エロ部分が長い作品って投稿OK?
2人の心理的な屈折に関する理由やら設定やらを考えてたらエロ以外のシーンがエロよりも長くなりそうなプロットになってしまった。
447名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 22:21:21 ID:/uATkekZ
sage忘れすまん。
448名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 22:30:11 ID:auR+j4ll
なんでもいいからさ
どんどんやってくれてかまわないからさ
449名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 22:55:25 ID:qc/Qemdb
案ずるより産むが易し
でもまあ非エロ部分はまとめて一気に投稿した方がええかもね
450名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 23:14:31 ID:KpM4Q/g8
何その萌えそうな話!
まぁここはエロが目的のスレだから、非エロは一気にどーんといった方がいいだろね。

裸でwktkしてまふ。
451名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 17:36:24 ID:R9zMBP4H
wktk
452毛根力パゲ太:2006/08/13(日) 16:46:28 ID:mUxDLh5F
「亜里沙ちゃんじゃないか」
見知らぬ中年男にそう呼び止められた沢渡香代子は、さあっと顔を青ざめさせ、棒を飲
んだ様にその場に立ち尽くした。真夏の午後、繁華街での出来事だった。

「俺だよ、堤」
「つ、堤さん・・・」
男は堤と名乗り、かけていたサングラスを外すと、下卑た笑みをたたえながら香代子に
迫った。やたらに派手な服装と、肩をいからせて歩くその姿は、まともな職業についてい
る感じでは無い。

「久しぶりじゃないか。今、何やってんの?」
「あ、あの・・・結婚して」
「主婦か。へえ、あの亜里沙ちゃんがね」
堤は懐から煙草を一本、取り出して口に咥えた。そして、辺りを気にする素振りを見せる
香代子の方に手を伸ばす。

「あっ・・・」
「ちょっと話がしたいな。なあ、亜里沙ちゃん。俺、車を向こうに停めてあるんだ。ここだ
と人目にもつくし、一緒に来ないか」
「で、でも」
「ほんの少しの事さ。さあ」
堤は香代子の肩を抱き、引き寄せた。そして、人の流れに乗って、街の景色に溶け込ん
でいったのである。
453毛根力パゲ太:2006/08/13(日) 17:03:31 ID:mUxDLh5F
堤の運転する黒塗りの高級車は街を離れ、郊外へと伸びる県道を走っていた。
「俺、亜里沙ちゃんっていう芸名しか知らないけど、本名は何て言ったっけ?」
「香代子です・・・」
「香代子ちゃんか。これからはそう呼ぶよ」
堤は県道を降り、市道をいくつか経てあるマンションの前で車を停めた。三十分も走っ
ただろうか、香代子の見知らぬ街だった。

「降りなよ。俺、ここに住んでるんだ」
「あ、あの・・・私、あまり時間が無いんです」
「分かってる。ちょっと話をしたら、それで帰してあげるよ」
それで済む訳が無いのを、香代子は予感している。しかし、堤に歯向かう事は出来な
かった。

「本当ですね?」
「ああ。俺、こう見えても結構、紳士だから」
堤は女を欲している。それは香代子にも分かった。それならば早めに体を預けて、さっ
さと帰宅したい。今、彼女が唯一出来る打算だった。
「少しの間、一緒に酒を飲んで、昔話をしようよ。それでおしまいさ」
「堤さん」
香代子は顔を上げ、堤を見つめた。

「一回だけにしてください。お願いします」
血を吐くような思いだった。香代子は堤の手を取り、切に願い出た。
「割り切りがいいね」
堤はにやりと口元を歪め、香代子を見つめる。そして二人はマンションの中へ消えてい
った。
454毛根力パゲ太:2006/08/13(日) 17:24:18 ID:mUxDLh5F
(思えば、バカな事をしたもんだわ)
ベッドの上で裸になり、両手を後ろ手に戒められながら、香代子はそんな事を考えて
いる。よくなめした縄が鎖骨を通って乳房を囲い、脇の下から抜けて手首を縛る。堤は
この一連の動作を鼻歌まじりで行っている。女体を戒める事に慣れているようだった。

実は今から十年ほど昔、香代子は亜里沙という名前で裏ビデオの女優をやっていた事
がある。当時はまだ高校生で、援助交際が華やかな時代だった為、そういうアルバイト
で金を稼ぐ事に罪悪感を得なかったのだ。

しかし社会に出て人を好きになり、生涯の伴侶を得て子を産むと、それがいかに愚かし
い行為であるかを香代子は痛感した。そして、愛のある家庭を育む事が、人間の幸福
である事を理解したのだった。
「痛くない?亜里沙・・・じゃなくって、香代子ちゃん」
「大丈夫。あまり、気を使わないで」
堤は香代子を上半身だけ戒める縛りに決めると、自分も服を脱ぎだした。老いはしてい
るが、意外に引き締まった肉体が香代子の目に映る。

堤の背中には恐ろしい入れ墨があった。身なりもそうだが、やはりこの男、まともな職に
ついているのではなさそうだ。
「俺、太っただろう?」
「そうね。でも、痩せると入れ墨が縮むから、恰幅の良い方が格好良いわ」
香代子は知らぬ間に、蓮っ葉な言葉遣いになっていた。そう、これからしばらくの間は
沢渡香代子ではなく、亜里沙になると決めたのである。
455毛根力パゲ太:2006/08/13(日) 17:46:24 ID:mUxDLh5F
「ごめん、しゃぶってもらえるかな」
堤はそう言いながら、驚くほど大きい肉筒を香代子の前へ出した。しかも、筒のあちこち
に異物を埋め込んだと思しき突起があるではないか。それらはきっと、女の中をかき回す
際に、効力を発揮するに違いない。香代子は目を丸くして、肉筒を見ている。

「真珠、増やしたの?」
「そう。俺も年を喰って、焦りを感じたんだ」
「こんなに大きいのに」
縛られた状態なので、手を使うことなく香代子は肉筒を口に含んだ。最初は雁首まですっ
ぽりといき、その後は筒の部分に舌を這わせ、時に甘く噛んだりして、堤の分身を楽しま
せてやるのである。

「上手いな、さすが人妻」
「それは言わないで」
夫も子もある身で他の男に体を委ねる事は、今の自分に許されないのは分かっている。
しかし、薄汚れた己の過去を知る男が現れて、機嫌を損ねたりしたら、どうなるかを考え
るのが、今の香代子には怖かった。家庭を壊されたくない、その一心だった。

「香代子ちゃん、そろそろ本番したいんだけど」
「いちいち聞かないで、好きにすればいいのに」
やさぐれている割には人が良い。香代子は堤をそんな人物だと思っている。勿論、弱み
につけ込んで体を弄ぼうとするあくどさはあるが、どこか抜けた印象があるのだ。
「寝転んで・・そうそう。大丈夫?つらくない?」
「大丈夫よ」
堤は香代子を横にして、縛ったまま犯すつもりだった。経験で、この体勢がもっとも香代
子を楽しめる事を知っているからだ。
456毛根力パゲ太:2006/08/13(日) 18:05:36 ID:mUxDLh5F
「入れるよ」
その言葉の後、香代子の中に肉筒が入って来た。目を閉じると、女穴をこじ開けるよう
に遡ってくる異物の感触が分かる。

巨大なそら豆のような肉傘がずずっと押し入って来ると、次は突起物のある筒の部分
が肉襞を押し広げた。香代子はうっと呻き声を漏らした後、体から力を抜く。そうすると
肉筒は一気に中へ収まり、女穴のほとんどを制した。
「はああ・・・」
「おっ、いい声が出たね」
「だって、堤さんの・・・大きいんだもの」
背中に中年男の肌が触れる事に、香代子は何の嫌悪感を持たなかった。それどころ
か胸に回ってきた堤の手を、心地良いとすら思っている。出来ればもっと強く、無意識
のうちに香代子は身を捩る。

そして、香代子の中に収まった肉筒は前後に動き出した。三浅一深のリズムを守り、
時に右回り、左回りと腰を送り込まれて女体は悲鳴を上げた。実を言うと堤という男、
元はさお師と呼ばれる裏ビデオの男優だった。今は年を取り現役を退いているが、昔
取った杵柄とばかりに、香代子を愉悦へと導こうとする。

「あっ、あっ、あっ・・・い、いやだわ、こんな事って」
「気持ち良いの?いいんだよ、もっと気持ち良くなって」
耳元でそう囁かれると、香代子はたまらなくなった。今から十年ほど前も、こうやって
堤に翻弄されていた。その記憶と現実が相まって、彼女を淫らな牝に作り上げていく。
「駄目、駄目なの・・・ああ、本当に駄目・・・」
羞恥が香代子の全身を包む。若かりし頃は性にも未熟ゆえ、これほど体が燃え上が
らなかったのだが、今の快楽の凄さはどうしたものか。あえて感じ取ろうとせずとも、
胎内で暴れる堤の分身の動き全てが知覚できて、素晴らしい愉悦を齎せてくれる。
457毛根力パゲ太:2006/08/13(日) 18:20:15 ID:mUxDLh5F
気がつけば香代子は、夢中になって腰を振っていた。尻穴は開き、肉穴からは白濁した
汁が玉になって弾け飛んだ。生肉のぶつかり合う、あの淫猥な音が部屋中に響き、いつ
しか二人はひとつの肉塊と化す──

「香代子ちゃん、いくよ」
「私も・・・いくッ!」
繋がったまま、二人は唇を重ねた。そして舌を絡め合いながら、ほぼ同時に達する事が
出来たのである。香代子は瞼を痙攣させ、波のような快感に酔った。堤が胎内で子種を
放出する事も、まったく気にならなかった。

「あ・・ん」
香代子は脱力し、シーツの波間に身を預けた。そのすぐ傍らを堤が占め、達したばかり
の敏感な女体に手をかける。
「若いっていいなあ、肌に張りがあって」
「年寄りみたいなこと言って、いやね、堤さん」
ハアハアと息を荒げる堤を、香代子は愛しげに見遣った。いかつい顔立ちだが皺が刻ま
れ、好々爺の相を呈してきている。

加齢は肉筒にも表れ、達してすぐに堤の分身は縮んでしまっていた。腰を引くと、今まで
威勢の良かったそれは、先端から白い粘液を漏らしながら、頭を垂れていた。香代子は
縛られた後ろ手でそれを掴み、ああだこうだとイタズラしてみる。触ってみると巾着みたい
な感触で、案外、面白い。
458毛根力パゲ太:2006/08/13(日) 18:39:11 ID:mUxDLh5F
堤と出会った繁華街に戻るまでの車中で、香代子は色んな話を聞いた。堤が今、半分
堅気で半分極道の生活をしている事。相変わらず裏ビデオの製作でしのぎを出してい
る事。何度か結婚して子供も出来たが、いずれも離縁されてずっと会わせてもらえない
事・・・

特に子供の話をした時、寂しそうな表情をした。香代子も子を持つ身ゆえ、その気持ち
は痛いほど分かる。堤は自業自得だと笑っているが、本心は悲しいに違いない。横道
にそれた生活を送る、中年男の寂寥感が滲み出ていた。

あまり人目につかない場所で、堤は車を停めた。香代子は降りる時、軽く口づけを交わ
し、携帯電話の番号を書いたメモを渡してやった。自分でもどういうつもりか分からない
が、何故だかそうしてやりたくなったのである。
「香代子ちゃん、これは・・・」
「電話して。平日の昼間だったら、いつでもいいから」
香代子は振り向きもせず、車を後にして雑踏に紛れていく。今も胎内に残る中年男の
子種が、自分の理性を焼いている事が否定出来なかった。またあの男に抱かれたい。
そんな思いが、香代子の胸中に渦巻いている。

もっともまだ日も高く、このまま帰宅すれば彼女は良き妻、そして母でいられるだろう。

おちまい
459名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 19:33:15 ID:0AxJxB5A
GJ!!
この後、香代子が夫の子か堤の子か分からない子供を妊娠……
みたいな展開に期待(・∀・)!!
460名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 19:34:43 ID:dN+UAJI8
……
461名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 21:40:58 ID:KIVakcVw
……エロいし上手いんだが……ウーム
462名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 22:04:55 ID:kOU8wpKe
やはり自分らしく駄洒落とお笑いで押した方が良かったかな。
463名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 00:59:30 ID:KKUKE+SI
何と言うか…素直な愛が足りないの…かな?
464名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 01:02:19 ID:UfRLfCKP
お前に足りない物、それは!情熱、思想、理念、頭脳、気品、優雅さ、勤勉さ!
そして何よりもー!

速さが足りない!!
465名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 01:09:55 ID:yKeYg9U/
早撃ちだけなら得意だぜHAHAHAHAHA!

orz
466名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 01:26:41 ID:2Zd0Ikh0
中世の時代。とある西欧の国では女性が犯罪を犯した場合、聖職者達に無理やり子を孕ませられ、
自身の罪の証であるその子供を聖職者として育て上げることで己の罪を濯ぐという決まりが存在していた。
信心深い中世の女性達は涙を流しながらも孕むまで神父たちの陵辱を受け続け、
その後も蔑まれながらも立派にその子供たちを育て上げたのである……。

というシチュを妄想した。

467名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 11:08:40 ID:gQcdNfVo
「魔女ならば孕まないはず、孕めばお前は潔白だ」的魔女裁判の方向で。
468名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 15:37:26 ID:BTM70Xhw
>>466-467
(・∀・)イイ!!
469ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:05:19 ID:eIrTvAZS
>>446
それはとても読みたいシチュエーションですな!

>>458
GJ!
告白板でありそうなリアルさが淫靡です。


いつの間にか規制解除されてたー!
陽子編後編行きます。お盆シーズンに間に合ってよかった。
470ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:05:50 ID:eIrTvAZS
<僕の夏休み> 三女:陽子 後編

「えへへ、変わってないね。ここも」
お社の中は、たしかに記憶の中のままだった。
月光が差し込む古い建物の中は、手入れもよく行き届いている。
お屋敷のお手伝いさんたちが定期的にお掃除をしてくれているおかげだけど、それだけではない。
このお社のもう一つの貌は、お屋敷の人たちの逢引場所。
誰もが一度はお世話になったことがあると言われる場所を、綺麗にしておかない人はいない。
物入れを開けると、真新しい布団とまだビニールに包装されたままのシーツが納まっていた。
その上に、ティッシュの箱が鎮座している。
用意のいいことに、蚊取り線香の缶が二つとライターまで揃えてあった。
「うわあ。お布団、誰かが代えたばっかりだね……」
「なんだか、気恥ずかしいな。これを置いた誰かに「しっかりやりなよ」って言われているようで」
「あはは。きっとその誰かさんに祝福してもらってるんだよ」
陽子が頬を染めながら、僕のことばをポジティブに言い直した
まったく、こいつにはかなわない。
缶のふたを開けて、これも新しい蚊取り線香に火をつける。
なつかしい煙と匂いが、お社の中を満たしていく。
「――あ、これはいらないよね、……私たちには」
物入れの中には、もう一つ、置いてあるものがあった。
<明るい家族計画>――それも、僕が駅で買ってきたものと同じもの。
昨日のこだわりやいさかいの原因は、しかし、今日は僕らにとって、もうなんでもないものだった。
「うん。――陽子に、僕の子供、産んでほしいもん。これはいらない」
「あたしも、彰の子供、産みたい……。じゃ、これは次の人に使ってもらおうね」
陽子は、僕のことばに真っ赤になりながら、コンドームの箱を物入れの隅っこに置き直した。

「ん……うむぅ……」
物入れから取り出した布団を敷き、シーツをかぶせるのももどかしく、僕らはもう一度唇を重ねる。
陽子の桜色の唇はどこまでも甘く、柔らかかった。
口を開けて舌を出そうとすると、陽子のほうも口を大きく開けて待っていた。
お互いに相手が何をしたいのかが、わかる。
僕は陽子の、陽子は僕の舌を求め合った。
471ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:06:20 ID:eIrTvAZS
唾液にまみれた桃色の肉塊は、それ自体が生命と意思を持っているように絡み合う。
もし、陽子と僕の舌が根元から切り落とされたら、
──きっとこいつらは、新しい生き物として生きていくだろう。
生れ落ちてすぐにつがいとなる相手は見つかるから、どんどん増えるに違いない。
僕と陽子と、これから生まれる僕らの間の子のように。
ぼんやりとする頭でそんなことを考えたのは、二人の舌が、何百枚もあるように
お互いの口腔内をなぶりあっていたからかもしれない。
「ふうぅ……ん」
長い長いディープキスを交わしてから唇を離すと、陽子が、甘いため息をつく。
名残惜しそうに僕の唇を見つめる、その蕩けたような表情は、はじめて見るものだ。
だけどそれは、僕がずっとずっと前から知っている陽子だった。
陽子が、僕を何もかも全部知っているように、
僕も、陽子の何もかも全部知っていた。
今まで見たことはない、キスに火照った陽子は、そうした陽子の一部だ。
首筋に唇を這わせた僕を、戸惑いながら受け入れる陽子も。
胸乳に伸ばした僕の手を、上から自分の手を重ねていっしょに揉みしだく陽子も。
月光の下、布団の上。
浴衣をはだけて横たわる白い裸身──それは、僕が無意識のうちでずっと求めていた陽子だった。

陽子の乳房を掴む。
「……」
「どうしたの、彰?」
「お、大きいなって思って……」
「ば、馬鹿……」
陽子の頬に、朱がさす。
僕は、それをとっても可愛いと思った。
「……おっぱいは大きいほうが、いいんでしょ……?」
上目遣いに、僕を見る陽子も、とても可愛い。
「うん!」
「あははっ、やっぱり。……これでも、胸にはけっこう自信があるんだ。
中学の頃から腕立てとか、いろいろやってきたし。――彰、おっぱい大きい子が好きだから」
くすくすと笑う陽子も、もちろん可愛い。
472ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:06:51 ID:eIrTvAZS
「えええ……、ばれてたの……?」
「わからないわけないでしょ。彰って、ちっちゃな頃から
美月ねえとか、千穂さんとかおっぱい大きな女の人が大好きだったもん」
「……」
やっぱり、こいつは、僕のことを裏の裏まで全部知っている。
「――だから、あたしも、そういう女の子になろうと思ったんだ」
そして、それを空気でも吸うかのように受け入れる。
僕のほうも、もちろんそのつもりだけど、
こういうことについては、陽子は、いつも僕の一歩先にいる。
僕は、お釈迦様の手のひらの上の孫悟空のような気分になった。
あったかい手のひらの上。
僕は一生その上から逃れられない──もちろん、逃れるつもりもない。
僕は、陽子の胸を揉み始めた。
なめらかな肌の下にたっぷりとつまった瑞々しい肉が、弾力感をもって僕の指に応える。
浴衣の胸元を広げる。
小さなフリルがつつましやかな、純白の下着。
「あ、あはは。いつもはスポーツブラとかなんだけど、今日は──」
「……」
「お、おかしい? に、似合わないかな……」
「……最高にかわいい!」
「!!」
多分、これが、陽子がひそかに一番のお気に入りにしているのものだと、僕は分かっていた。
おとなしめの、でも、いかにも女の子っぽいこれを、今日という日に着けてきた
──これが、陽子の「勝負下着」だった。
きっとあれこれ迷いながら、陽子はこの下着を手に取ったのだろう。
僕はその布きれさえも愛おしく感じて、ブラジャーをしたままの陽子の胸に顔をうずめた。
ふうわりと、やさしい香りがする。
ひなたの匂い──陽子の匂い。
すんすんと鼻をならしてその香りを胸いっぱいに吸い込む。
「あっ、わっ、ちょっ──彰っ?!」
陽子が慌てた声を上げる。
473ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:07:22 ID:eIrTvAZS
「いい匂い」
「ちょっ……あ…きら……。に、匂い、かがないでってば……」
「んんー、やだ。陽子の匂い、好きだもん」
「!! ……で、でもここに来るまでにちょっと汗かいちゃったし……」
「そんなことないよ。お湯のいい匂いもする」
「そ、それは……出る前にお風呂入ったから……。あ……」
匂いをかがれているのと、出掛けに「準備」をしてきたことを口に出したことで、
陽子は恥ずかしがって真っ赤になった。
――胸に顔をうずめている僕には見えないけど、見なくたって分かるんだ。
陽子の香りと、ブラジャーと、恥ずかしがる様を十分に堪能した僕は、「次のこと」に進むことにした。
顔を上げて、陽子のブラに手をかける。
ちょっと手間取ったけど、うまく外せた。
「ははっ……」
「どうしたの? 何か、変?」
突然くすくす笑い出した僕に、陽子が小首をかしげた。
「いや……、一昨年(おととし)の冬のこと、覚えてる?」
「え?」
「みんなでこたつで話してたら、何かの拍子にフロントホックのブラジャーの話になってさ。
僕が「フロントホックって、前で<外す>やつ?」って聞いたら、星華ねえが「そう、前で<止める>やつ」って言ってさ。
──それ聞いた陽子が「外すことを真っ先に思い付くなんて、明のスケベ」って言って、僕と大ゲンカになったじゃん」
「あ、あははっ……」
「でも、考えてみりゃ、女の子にとっては「止めて着けるもの」でも、
男にとっては「外して脱がすもの」だよね、やっぱり。僕の論理は間違っていなかった、と思う」
「んんー。そこ、真面目な顔でしみじみ言わない!」
陽子は僕の下で横たわったまま、ぶつまねをした。
それから、僕に負けず劣らずくすくすと笑い出した。
「まあ、でも、考えてみればそうだよね。彰にとって、あたしのブラは「外して脱がす」ものになっちゃったし。
これからは、フロントホックは<前で外すもの>って言ってもいいよ。……あたしのブラ限定で」
「……」
「で、彰。――男の子の論理に従って「外して脱がした」感想は?」
「……中身のほうが百倍くらい、いい!」
言うなり、僕は、陽子の乳房に吸い付いた。
474ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:07:53 ID:eIrTvAZS
薄桃色の乳首に唇を這わせると、攻守が逆転した。
ブラジャーの話では一枚も二枚も上手だった女の子が、急に可愛い声であえぎ始める。
「ひあっ……そ、そんな、い、いきなり……」
陽子がびくんと身体を反らせた。
大きく口をあけて、陽子のおっぱいを口に含む。
交互に吸いたてると、陽子は身もだえして感じ始めた。
「……」
ひとしきり胸を吸いたてたあと、僕は陽子の浴衣の裾を割った。
「あ……」
何をしようとしているのか悟った陽子が、狼狽してさらに顔を赤らめる。
「見ても、いい?」
「……うん」
陽子は、両手で顔を覆いながら承諾した。
ブラジャーとお揃いのショーツは、これも陽子のお気に入りなのだろう。
そっと手をかけて、ゆっくりと下ろす。
陽子がちょっと腰を浮かして脱がしやすいようにしてくれたので、
僕は抵抗なくそれを引き下ろすことに成功した。
「……!!」
「〜〜〜!!」
見る側と、見られる側。
陽子と僕は、お互い無言で息を飲んだ。
「これが……陽子の……」
日焼けしている分、水着の跡はなまめかしいほど白い太ももの奥で、
陽子の性器が僕の視線を待っていた。
肌の色よりちょっとだけ色づいた薄桃色。
可憐な花園は、文字通り、まだ誰にも荒らされたことのない処女地だった。
子供の頃、陽子とは、何度もいっしょにお風呂に入ったけど、
こうしてまじまじと見るのは、もちろんはじめてだ。
「……ぬ、濡れてる……」
僕は、脱がしかけたショーツの内側から透明な粘液が糸を引いて伝っているのに気がついた。
「は、はずかしいこと言わないでよぉ……」
感触で自分でも気が付いたのだろう、陽子が消え入りそうな声で答えた。
475ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:08:23 ID:eIrTvAZS
「感じやすいのかな、陽子は……?」
陽子は両手で顔を覆ったまま、「あ、彰の馬鹿……」と呟いた。
指の間から、真っ赤な頬と、潤んだ瞳がちらちらと見える。
視線が合った瞬間、僕は強い衝動に取り付かれた。
広げた太ももの合わせ目に、顔をうずめる。
「なっ、あっ……きゃあっ……」
陽子があわてて膝を閉じようとするが、僕の動きのほうが早かった。
僕は、陽子のあそこに口付けをした。
「〜〜〜!!」
陽子は、腰の辺りを魚のように跳ねさせたが、すぐにその動きは小さくなった。
僕の舌が陽子の性器をなぞる。
陽子の動きは、動きではなく、小さな痙攣に似たものにかわった。
ぴちゃぴちゃ。
ちゅぷちゅぷ。
子猫がミルクを舐めるときのような音を立て、僕の唇と舌が陽子の大事なところを這った。
女の子のあそこを舐める。
──子供の頃からいっしょに育った僕らは、いわゆる悪ガキ時代にそんなことを何度も話題にしたことがある。
「ちんこ、まんこ」は小学生のらくがきの常連だし、セックスと言うものを知らない子供にとって、
第一の性衝動は、異性のあそこ──自分の持ってない性器への好奇心だ。
「大人になったら、男の子は女の子のあそこを舐めるんだって!」
陽子が無邪気な様子で言い放った「大人の秘密」に衝撃を受けたのはいつの頃だったろうか。
その日の夜、ちょっとどきどきした僕が夢想した「大人になってあそこを舐める相手」は、
憧れの美月ねえでも星華ねえでもなく、――陽子だった。
それは、今、現実になっていた。
陽子の匂い、陽子の味。
それは、僕の嗅ぎなれた陽子の体の匂いを何百倍にも濃密にしたものだった。
「あっ……あっ……。あ…きら、だめ、恥ずかしいよぉ……」
僕にあそこを舐められている陽子は、身体を小刻みに震わせながら小声で呟いた。
「……」
僕はそれに答えず、代わりに陽子の中に舌を深く差し入れた。
476ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:08:54 ID:eIrTvAZS
「ひっ……あああっ……」
陽子がびくっと身体を震わせる。
口を大きく開けて、陽子のあそこにぴったりと合わせる。
じゅるちゅるちゅるじゅる。
「ひあああっ……!!」
陽子の内側にたまった透明な蜜をすすりたてると、陽子は僕の頭を掴んで身体をのけぞらせた。
「あ、あうぅぅ……」
はぁはぁと息を切らせる陽子は、陥落寸前だった。
僕は、仕上げに取っておいた部分に唇を向かわせた。
「……そ、そこは、だめぇ……」
陽子はいやいやをするように首を振った。
でも、それが拒否のものでないことを、陽子は口以外の体のすべてで表現していた。
ゆっくりと僕はそこに顔を近づける。
薄いピンク色の、柔肉で出来た真珠に口付けをした。
「あっ、やっ、……ひぃっ!!」
陽子が浮かせた腰をがくがくと震わせる。
真珠を包み込んで守る、柔らかな甘皮ごと舌先で転がすと、その震えは全身に広がった。
「だ、だめっ……あ…きら、わ、わたしっ……」
「──いいよ、陽子。僕の前でイって見せて……」
「ぁああぁっっっ!!」
シーツを握り締めた陽子の身体に力が入り、がくっと抜ける。
僕は、僕の可愛い陽子が達する姿をはじめて目にして、うっとりとなった。
もっともっと陽子を歓ばせたい。
僕は陽子の性器から口を離した。
一度絶頂に達した陽子の負担にならないように、
マッサージのようにゆっくりとした全身への愛撫に動きを切り替える。
太ももや、わき腹や、首筋に手を伸ばす。
髪の毛を梳くと、陽子は「ああ……」と切なげな声を上げた。
今にして思えば、どうして「今はそういう愛撫のほうがいい」ということがわかったのだろうか。
──不思議なことではないのかもしれない。
僕と陽子は、何でも──知らないはずのことでさえも──お互いがわかっている。
自分で行なう自慰と同じくらいに、相手の身体がどうすれば歓ぶのかがわかるのだ。
477ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:09:25 ID:eIrTvAZS
「ふわ……イっちゃった……イかされちゃったよぉ……」
とろりと潤んだ瞳で、陽子が僕を見つめる。
「……陽子……」
「なぁに、彰……?」
「すごく可愛かったよ」
「ば、馬鹿ぁ……」
焦点の合いはじめた目で僕を軽くにらんだ陽子は、僕の股間へ手を伸ばした。
「おかえし──えいっ!」
陽子の手でズボンの上からきゅっと掴まれて、僕の背筋に電気が走った。
「うわっ、ちょ、ちょっとタイムっ……!」
「だぁめ。タイムなーし。やられたら、やりかえす。――それがあたしたちのルールでしょ?」
「そ、それは、そうだけどっ!」
まさかここで、絶対不可変の掟を持ち出してくるとは思わなかった。
陽子が、自分の上にのしかかる体勢の僕のズボンを器用に脱がせて行く。
僕は、腰を引いて逃げようとしたけど、かえってそれが脱がしやすくしてしまった。
「あはっ、彰、すごく元気……!!」
パンツを突き破らんばかりにいきり立っている僕の股間を見て、陽子がくすくす笑った。
「しょ、しょうがないだろっ……」
「うふふ、嬉しい。あたしのを見て、そんなになってくれてるのね」
陽子は心底嬉しそうに笑った。――図星。僕は真っ赤になった。
「しょ、しょうがないだろっ……」
もういちど、同じことを呟く。
そう。しょうがないことだ。
世界で一番好きな女が、裸になって目の前にいるんだ。
交わって、子作りしていい、と言っているのだ。
男のあそこがいきり立つのもしょうがない。
僕のおち×ちんは、僕よりもずっと素直で表現がストレートなんだ。
僕が僕の気持ちに気がつく前、ことの一番はじめから、こいつは、
「そうするべきだ!」と自己主張して止まないでいた。
いよいよというこの時、限界をふたつみっつぶっちぎっていてもおかしくない。
「熱い……それにすごく硬いのね……」
パンツ越しにさすりながら、陽子が戸惑いと興味のないまぜになった視線を送る。
愛しの姫君に見つめられた騎士は、もう一段階限界を突破したかのように鎧を硬くした。
478ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:09:58 ID:eIrTvAZS
「……パ、パンツ脱がしてもいい?」
「うん……」
陽子は僕のトランクスを脱がそうとしたけど、
天を向いてそそり立つおち×ちんに引っかかってなかなか脱がすことが出来なかった。
「あ、脱げたっ……」
やっとのことでパンツを下ろすと、僕の性器は下腹にくっつかんばかりの勢いでそそり立った。
「……」
「……ど、どうしたの?」
「お、大きいのね……」
「そ、そう?」
「前にお風呂で見たときのと全然違う……」
「いや、あの頃は子供だったし……」
「か、形も全然違うのね」
「いや、まあその……」
「触ってもいい?」
「うん……」
僕の脈打つ分身に陽子の手が触れる。
「うわあ……」
陽子が感嘆の声を上げた。
「い、石みたい……男の人のこれって、こんなになるんだ……」
「うう」
陽子の柔らかな手は暖かいけれど、火を噴出さんばかりに熱を帯びた僕の性器にとっては
それはひんやりとした心地よい感触を与えた。
「……」
「……」
「……し、しよっか?」
「うん……」
うなずいた陽子は、ひどく真剣な顔で僕の性器を握りしめた。
「あたしの中に、これが入るんだね──」
「こわい?」
「ううん。――だって、これも彰だもん……」
くすりと笑った陽子は、僕のおち×ちんの先端にちゅっとキスをした。
479ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:10:30 ID:eIrTvAZS
「……」
「……えへへ」
いつのまにか浴衣を脱ぎ捨てていた陽子は、布団の上に身体を横たえた。
腿を立てて大きく開く。
僕もTシャツを脱ぎ捨て全裸になった。
「来て──彰……」
「うん」
僕は陽子の裸体の上に重なった。
「ここ、かな……?」
「うんっ……そこ……」
「陽子、い、いくよ……」
「彰、来て……」
つるり、とした感触とともに、僕の先端は陽子の中に沈み込んでいた。
「あうっ!」
陽子の中は、たっぷりと蜜で潤っていたけど、途中で肉の抗(あらが)いに会った。
「だ、大丈夫か、陽子」
「んふうっ……だ、大丈夫……」
陽子は、目を閉じ、ちょっと眉をしかめて深呼吸した。
はぁ、ふぅ。はぁ、ふぅ。
何度目かの深呼吸の後で、陽子は目を開いた。
僕のお尻に手をまわすと、ぎゅっとそれをひきつける。
同時に自分でも足を突っ張らせて腰を浮かせて、僕の下半身に密着した。
潤んだ肉を割って、僕は、陽子の一番奥へ入り込んだ。
「よ、陽子……」
「えへへ──志津留陽子、たった今、志津留彰のお嫁さんになっちゃいました!
──末永くよろしくね、旦那様!」
「陽子……!!」
照れたようなその笑顔に、狂おしいほどの愛おしさを感じて僕は陽子に口付けした。
「ん…む……ああっ……」
甘く溶ける吐息は、すでに破瓜の痛みを凌駕する快感をにじませている。
僕たちはつながったままお互いをむさぼり始めた。
480ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:11:00 ID:eIrTvAZS
「ああっ……くふうっ……」
「んんっ……つぁあ……」
ひとつがいの若い牡と牝は、初めての交歓に身のうちが震えるほどに昂ぶっていた。
世界中のどこを探しても他にいない、互いの最高のパートナー。
その相手と、何もさえぎるものもなくつながる歓びは、それまでの人生で味わったことのないものだった。
僕の硬くそそり立った男性器は、陽子の蕩けきった女性器に絡め取られ、
蜜と粘膜と快楽の海の中で溺れていた。
陽子の甘やかな柔肉は、はじめてだというのに、これ以上はないという巧みな動きで僕の先端をなぶった。
「ううっ……ああっ……」
僕は思わず声を上げた。
「彰……気持ちいい……?」
熱い息を吐きながら、陽子が下からささやく。
「うんっ……すごくっ……気持ちいいっ……!!」
セックスがこんなに気持ちいいものだなんて──。
いや、ちがう。
これは、陽子とのセックスだから、こんなに気持ちいいんだ。
しびれるような頭で、僕はぼんやりとそう考えた。
「私もっ……すごく、気持ちいいっ!!」
陽子がぎゅっと抱きついてきた。
同じくらい強く抱きしめ返す。
固い抱擁で大きな動きはできなくなったけど、僕らは、それを解こうとは思わなかった。
わずかに動かせる腰を小刻みに突き動かして快楽をむさぼり、高みを目指す。
火照った肌がそのまま溶けて一つになる感覚。
「あ……。よ、陽子、僕もうっ……!!」
「んんっ……。彰、キスしてっ……!!」
再び口付けをしたとき、僕も陽子も限界に達した。
「〜〜〜っ!!」
「〜〜〜っ!!」
お互いの唇の中に、絶頂のあえぎを吹き込む。
僕の性器はどくどくと脈打ち、陽子の中に大量の子種を送り込んだ。
今日という日を待ち焦がれた精子たちが、愛しい女の胎内へ流れ込んで行く。
今日という日を待ち焦がれた子宮は、愛しい男のほとばしりを全て受け止める。
僕らは、一つになって一番高いところへ上り詰めた。
481ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:11:31 ID:eIrTvAZS
唇を離したのは、窒息寸前までお互いの唇をむさぼった後だった。
「……はぁあ……彰のせーえき、あたたかいよぅ……」
荒い息をつきながら、陽子が蕩けた声をあげる。
「……陽子の中もあったかい……」
僕らは、お互いの体温を感じてうっとりとなった。
「えへへ……赤ちゃん、できたかな……?」
「たぶん。……僕ら、相性いいし」
「うふふ。嬉しいなあ。――あたし、彰の赤ちゃん、産めるんだ……。
彰と結婚して、ずっとずっといっしょにいられるんだ……」
「陽子……」
僕は最愛の妻の身体を抱きしめた。
これから何千回も、何万回も、もっともっと多くの数抱きしめる強さで。
「彰、ずっとずっといっしょにいようね」
「うん! 死ぬまでいっしょにいよう!!」
「絶対だよっ!!」
「うんっ!!」
──陽子と僕は、互いの約束を破らない。
だから、僕らは、ずっとずっといっしょだ。
──幼い時から求めていたように。

「んふうっ……」
息を整えた僕は、ゆっくりと陽子の上から身を起こした。
ずるりと音を立てて僕のおち×ちんが、陽子の中から引き抜かれる。
陽子は枕をたぐり寄せると、それを自分のお尻の下に敷いて腰を持ち上げた。
膝の裏側で足を抱えこむ。――俗に言う「カエルさんのポーズ」だ。
性器の入り口を水平よりも高い位置にしたので、
僕の精液は、ほとんどこぼれることなく陽子の膣の中に留まった。
「こうやって、せーえきがこぼれないよう、大事にお腹の中にためておくと、妊娠しやすいんだって」
「ど、どこで、そういうの覚えるの?」
「ん。お祖母ちゃんから教わったよ」
「そ、そうなんだ……」
あからさまな姿勢の陽子に、射精したばかりだというのに、僕はどぎまぎした。
482ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:12:02 ID:eIrTvAZS
ちらちらと、陽子を見ていると、
「……彰のすけべ……」
布団の上に「カエルさんのポーズ」で横たわった陽子からにらまれた。
「ごめん……」
足を抱え込んだ陽子は、相当無防備な格好で、つまり、性器とか肛門とかが丸見えだ。
その姿勢が、精液が子宮の奥へ流れ込みやすい──つまり妊娠率を高める真面目な意味があるとはいえ、
目の前にそういうものが見えると、ついつい視線がいってしまう。
「お、男の性(さが)だよ……」
「まったく、しょうがない旦那さまね。――こっち来て」
陽子はため息をついて、手招きをした。
「???」
「よっと……これなら大丈夫、かな?」
陽子は体勢を入れ替えた。
四つん這いになって、頭を布団の上に低く伏せ、お尻をぴょこんと突き上げる。
腿をぴっちりと締めると、女性器は貝のように入り口を閉じた。
「ん……この姿勢なら、カエルさんほどじゃないけど、こぼれにくいから──してもいいよ」
月光にてらてらと光る白いお尻で、後背位のお誘いだ。
奥方様のご好意と許可に、僕の性器は喜んで跳ね上がった。

──こりゃ一生、尻にしかれそうだなあ。
──悪くない。この安産型の大きなお尻になら、いくらでもしかれたい。

僕はなめらかなお尻を抱きかかえて、人生二回目のセックスに没頭し始めた。
僕の奥さんは、僕と同じくらいにすけべな女の子だったので、
結局僕たちは、この一晩で六回も交わって──最初の子供たちを授かった。
483ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:12:34 ID:eIrTvAZS
「――ええーと、サイン、コサイン、タンジェント?」
「……そこはただの連立不等式よ」
渋い顔の(と言っても他の人には全然区別の付かない無表情だけど)星華ねえが指摘する。
「あ、あれー、おかしいな……」
「いや、式を見れば全然違うじゃん、彰。しっかりしてよー」
意外なことに数学は得意な陽子が、僕の不手際にぷぅっと頬を膨らませる。
「……こほん。陽子、そういうあなたも、……源氏物語の作者が琵琶法師っていうのは、何?」
こめかみを指で押さえながら美月ねえが質問すると、陽子はあわてて自分の解答用紙を見た。
「えっ?! 源氏物語って、「祇園精舎の鐘の声……」のお話じゃないのっ!?」
「……それは平家物語!」
「だ、だって平家のライバルが源氏なんでしょ?」
「それはまちがってないけど、この源氏はそれとは違う源氏なの!」
「あはは、陽子もダメダメじゃん」
「えへへ……」
「夫婦そろってダメダメでどうするの!」
美月ねえの一喝に、僕らは首をすくめた。
──オギャー、オギャー!
その声で目が覚めたのか、一菜(かずな)と一葉(かずは)
――僕と陽子の長女と次女である双子が目を覚まして泣き出した。
「あらら、――おしめ?」
「よしっ、まかせろ!」
僕は部屋の隅に寝かせた愛し子たちのもとにすっとんでいった。
言っちゃなんだけど、今、僕は、日本で一番おしめのとりかえが上手い十七歳男子だと思う。
でも、今回は僕の出番ではなかったらしい。
「……おしめ、濡れてないみたい」
「あ、じゃ、おっぱいかな? そろそろ時間だし」
陽子がブラウスをはだけながら近寄ってくる。すっかり手馴れたものだ。
「はい、ごはんですよ〜」
最近とみに大きくなって、今では美月ねえにも負けないくらいになった陽子の胸に、
一菜と一葉は喜んで吸い付いた。
夢中になっておっぱいをのむ双子を眺めていると、陽子はちょっと目を上げ、くすりと笑う。
「パパには、夜中にあげるからね」
……よくできた女房です、はい。
484ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:13:07 ID:eIrTvAZS
陽子と僕は、夏休みの間中、ずっと交わり続けた。
交わるたびに、お屋敷のある御山──志津留の力と連動している霊山でもある──の具合は良くなり、
秋口に陽子の妊娠が分かった頃には、それはお祖父さんの全盛期の頃のように安定していた。
一菜と一葉という、十分に血の濃い、力をもった双子の当主は、
胎児の時点ですでにそれだけの力を持っているのだ。

九月に入ったときは休学扱いにしてもらっていた陽子は、妊娠が正式に分かった時点で
(もっとも陽子も、僕も、最初に交わったあの一夜の時に子供が出来たことをすでに確信していたけど)高校を退学した。
部活や高校のみんなは、やっぱり説得しようと思ったようだけど、陽子の決意は揺るがなかった。
そして僕も、同じく高校をやめてお屋敷に引っ越してきた。
新しく父親と母親になった二人は、双子を育てながら、お屋敷で勉強し、大検を受けることにした。
「志津留の当主代行をするにしても、まずは大学には行ってもらわないと」
御山の力のタイムリミットに追われて、子作りは迫られていたけど、
当主代行としての修行は、社会人になってからでも遅くない、という美月ねえの判断によるものだ。
古文はじめ文系科目についてはエキスパートの美月ねえと、
化学はじめ理系科目については県下一だった星華ねえの二人を家庭教師に、
僕らは在宅で大学をめざすことにした。
双子を育てながらの生活にも都合がいい。
もっとも、美月ねえたちに言わせると、「二人とも相当頑張らないと大学行けないかも……」だそうだ。
それはちょっと困るけど、――まあ、なんとかなるような気がする。
僕も陽子もやるときはやるし、――二人そろっていれば、誰にも何にも負けはしないとも思う。
ましてや、今の僕らには、お互いと同じくらいに大切な「守るべき存在」がいる。
この子たちのためになるのなら、大検でも大学でも、その先の志津留の運命でさえも
どうにかしてしまえるだろう──絶対の信頼を置けるパートナーとともに歩む限り、僕らに恐いものなどない。
485ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 18:13:40 ID:eIrTvAZS
「ね、彰。この子たちの子育てが一段落したら、あたし、ママさんソフトボールにでも入ろうかなあ」
満腹になった双子にげっぷをさせてから寝かしつけた陽子は、屈託のない笑顔で言った。
「……いいね! 僕も応援するよ」
子供たちとお弁当を持って、陽子の試合を応援する未来を想像して、僕はにっこりと笑った。
でも、陽子は、そういう未来図でさえ、僕の予想のはるか上を行っていた。
「あ、でも、あたし、たくさん彰の子供産みたいから、いつまでたっても子育て終わらないかも……」
「そしたら、親子でソフトボールすればいい」
「あ! それいいねっ! 親子で2チーム作って試合しようよ! お父さんチームとお母さんチーム!」
「えーと、1チーム九人で、2チームで十八人、陽子と僕とを引いて、……じゅ、十六人子供作るの!?」
「それくらい軽い、軽い!!」
うーん、たしかに、陽子とならそれくらい作れそうな気がする……。
顔を見合わせてくすくす笑いをした僕らは、「今夜も、<仲良く>しよっか?」と目と目で会話した。
「――こほん」
その背後に、こめかみを押さえた美月ねえと星華ねえが立っていた。
「……一菜と一葉の弟か妹を作る前に、まずはしっかりお勉強していただきたいのですが、ご両人?」
「は……はぁーい……」

──時は八月。
強い日差しに全てが輝く季節の中、僕と陽子と子供たちは、
いずれ歩む志津留の運命の中、一日一日を大切に生きている。
この日々が、未来の幸せの礎(いしずえ)になることを知っているから。

              FIN
486名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 18:21:31 ID:xDT1e57r
超GJ
孕ませも好きだが、「キスしながら射精」これすごくツボ
487名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 19:03:29 ID:GCNJUD8j
あー、もう。萌え所が多すぎる。
はじめは逐一抜き書きして感想書こうとしたんだが、とてもじゃないけどおっつかない。

些細な、ちょっとした言動にさえちゃんと『キャラクター』が表現されている辺り、
本気でアマチュアレベルを越えてるとしか思えないっすよ。
488名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 19:20:30 ID:SzkJKpew
>>487
ゲーパロさんのはデジタルコンテンツとして配信される(願望)
489ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/14(月) 19:44:51 ID:eIrTvAZS
もう保管庫に保管されてるYO!
haeeeeeeeeeee!!
光速の保管!!
いつもありがとうございます。

色々誤字があって申し訳ありませんが、一つだけ、
>473の

──それ聞いた陽子が「外すことを真っ先に思い付くなんて、明のスケベ」って言って……

の「明」を「彰」に直しておいてくださるようお願いいたします。
これだけは気になるwww

490名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 21:45:54 ID:XdQS00+m
ゲーパロ氏 GJ!!!!!
冬コミで総集編 + 書き下ろしが出たら絶対買ってしまうな。
491名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 21:51:03 ID:C+5ybfTv
いい話です。感動モンでした。
著者の方ありがとうございます。
いい作品を読ませていただきました。
492名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 00:56:07 ID:CYLegFAx
>>ゲーパロ氏最高にグッジョブいや、もはやゴッドジョブです


ときに質問ですが…
隠しルートのハーレム展開はありますか?
493名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 01:08:57 ID:4fNh0/WL
ぐじょぶー
星華ねいさん編も激しくきぼんです!

5年目のうちにも早く授からんかのう…。
 
494名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 01:30:56 ID:bhWcMBP8
ゲーパロ叔父貴蝶GJ!
たまにこの人は実はプロなんじゃないかと思う。
495名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 01:58:39 ID:sjyJ1m2D
いや、プロ以外の何者でもない
496名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 07:16:31 ID:5bMHHfma
漏れにとってゲーパロ氏は神以外の何者でもない。


星華姉篇にwktk
497名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 08:59:31 ID:yNgUwe+8
だが、これでカネ払えとなると、どれだけの人がカネ払うかは疑問だ。
もちろん、口では何とでも言うだろうけど名。
498名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 09:51:30 ID:TQxP6Rmm
ゲーパロ氏、GJ!
美月編との展開の差異などエロも非エロも含め、蝶最高でした。
499名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 14:25:19 ID:l5blKN7u
ハーレムハアハア
500名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 20:24:23 ID:K+0eHmBk
ちょっと!!GJ過ぎ!最後に女のこの双子とか、もうね。良い意味で裏切られました。
最高のHRです!クールな星華さん編超期待。
501名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:08:37 ID:GFr/81fr
煙草なんて大っ嫌いだ。
僕が選んだ白いカーテンはいつのまにかクリーム色になってるし、何より副流煙は喫煙
する人以上に、身体に悪いって話だし。
あと、キスの時ちょっとイヤな味するし。

  〜僕と音緒さん〜

「ただいまー。ちょっと、音緒さん、換気扇回してるのっ?」

買い物から帰って自宅のマンションのドアを開けるなり、部屋を満たしてた白煙が外に
逃げ出した。秋刀魚でも焼いてたの? いや、違う。ラストスパートの証拠だ。
僕は気休めみたく姿勢を低くして、煙と入れ替わりで玄関を潜り抜ける。

「おかえりぃ。京君ゴメン。スイッチ入れといて」
「なんだよもう。今度の原稿料が出たら、二代目の空気清浄機買おうね? いい?」

霞がかった1LDKの僕らの部屋。空っぽの冷蔵庫を開けると溢れる冷気が、煙草の煙
と混ざり合って僕はうんざりする。買ってきた食材をぽんぽん冷蔵庫に放り込んで、僕
は同棲相手の音緒さんに視線を向けた。
ベッドの脇、ガラスサッシに横付けの位置。小さなPCデスクでディスプレイと睨めっ
こしたままの音緒さんは、咥え煙草でピアニストより早くキーを叩く。締め切り間近は
いつもこうなんだ。原稿を上げる時は必ず煙草を吸いながらなんだよね。
音緒さんは、ちょっとしたタウン誌やメジャー一歩手前の週刊誌にコラムとかの連載を
持ってるし、月一で短編の小説を書き上げるから、大体週に二回以上はこのスモッグを
味あわされる事になる。
502名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:09:32 ID:GFr/81fr

「ん。判った」

一杯になった灰皿に、吸い終えた煙草を押し付けてから気の無い返事。僕はわざとらし
く大げさに手を振って、煙を払ってから壁のスイッチを押す。でも、そんな僕の仕草を
全然見ていない。まったく。
しかも、新しい煙草に火をつけてる。
きっと、取材を終えてからすぐに執筆に掛かったんだろう。ジャケットはベッドに投げ
っぱなしで、白いシャツにタイトスカート、髪はアップにしたままだ。
ああでも、余所行きのシャツがヤニで汚れちゃうじゃないか。それに目、痛くなんない
のかな。幾ら音緒さんが眼鏡をかけてるからって、水中眼鏡かゴーグルじゃないんだか
らよく平気だと僕はいつも思う。

「音緒さん、吸いすぎ。身体に悪いよ。それに、音緒さんがちょっと煙草我慢すれば、
 僕もスーパーの特売めぐりをしなくてもすむし、あと一品、おかずを増やせるんだけ
 どなぁ」
「吸わないと、エンジン掛からないのよね…… それに、私の稼ぎじゃ、不服?」
「またそういう事言う」

ディスプレイではテトリスよりも早く、文章が積みあがっていく。それを眺めたまま、
音緒さんはチクりと言った。
残念ながら、反論できない。正直、僕、中川京一は女性作家向井音緒のヒモみたいなも
のなのだ。僕の仕事は言わばマネージャー兼主夫。
彼女の仕事をあらゆる方向からサポートしてあげるのが僕の仕事。悦びでも、あるけど。
ただ、この煙草だけはね、ちょっと辛いものがある。惚れた弱みで、『吸っちゃ駄
目!』なんて強く言えないんだけどね。
503名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:10:31 ID:GFr/81fr

「晩御飯は何がいい? 色々買ってあるから、和洋中、リクに答えられるよ」

僕はジャケットをハンガーにかけて、なるだけ音緒さんから遠ざけて吊るした。

「んー」
「洋ならボンゴレ。アサリが安かったんだ。それとも、アサリのお味噌汁にしてみる?
 だとするとメインのおかずを、ごほ。けむいなぁ。豚の生姜焼きの温野菜和え。中華
 ならホイコーローにシフトするよ」
「なんでもー」

これだよ。またしても素っ気無い音緒さんの声。原稿書いてる最中に聞いた僕が馬鹿だ
った。僕ね、いつも思うんだけど、煙草をよく吸う人って食べ物に無関心なような気が
する。舌がニコチンとかで駄目になっちゃうんだ。ほんと、煙草ってヤダね。
『食べられればいい』って台詞は、一生懸命料理を作ってる身にしてみたら切なくて残
酷なんだ。手料理って言い換えれば、お仕事お疲れ様、僕からのささやかなプレゼント
だよ、ってものでしょ? 美味しい食事は人生を豊かにするのに。

「簡単にできるので、いいよ。もちょっと、あとちょっとで終わるから」
「わかった」

音緒さんが僕に向き直って微笑んだ。控えめのナチュラルメイクのままだから、着てる
服と違って、顔は清楚なイメージ。通った鼻に、眼鏡越しにちょっと切れ長の目。一瞬、
どこかの女教師を僕は連想した。それぐらい知的。
「よし。がんばろっと」と、音緒さんはまたPCに向かう。すぐさま、雨音みたくキー
を叩く音が再開された。音緒さんが『もうちょっと』って言ったってことは、本当にも
うちょっとで終わるはずだ。たぶん、僕にシャワーを浴びる時間もくれないだろう。
原稿が終わるってのは、一つの合図だった。僕はベッドに腰掛けて、頬杖しながら音緒
さんの背中を眺める。

「疲れてる? 音緒さん」
「うん。イイ感じで。それに取材合った人がねー、煙草吸えない人で、待ち合わせた会
 議室が禁煙だったの。聞いてない話まで始めちゃってインタヴューが長くなって。煙
 草吸いたくてちょっとイラっときたりして余計ストレスが溜まったよ」
「ははは。いい薬。ねー、やめちゃおうよ、煙草。僕、どうしてもあのニオイとかさ、
 慣れられないんだ」
「無理ー。京君のお願いでもちょっと駄目ー」
「キスすると、その日何箱吸ったか判るようになっちゃったし」
「デンタルケアには気をつけてるよー。んー、まぁよし。寝かせて推敲だ」

僕は音緒さんに甘い。今まで、幾度となく煙草を止めさせようと、ガムを買ってきたり
煙草を隠したりしたんだけど、どれも効果がなかった。何より、僕が厳しく『吸っちゃ
駄目!』って言い切れない。だから、禁煙を勧めても一日と持った事がなく、近頃では
そんな僕の気持ちを察して、禁煙の話を持ち出すと、はなから出来ないって言うように
なった。歯がゆいけど、僕もそんな気がする。
ほら、やっぱり甘いんだ。
この前、ガムを噛みながら煙草に火をつけたのをみた時、『音緒さんはもしかしたら、
そのうち食事の時も喫煙するようになるかも』と思ってぞっとしたをの覚えている。
何とかしなくちゃな。そう思った頃合に、『たたん、たん』と音が軟着陸して、音緒さ
んは後ろ手に組んだ腕をぐっと伸ばした。
504名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:11:37 ID:GFr/81fr

「終わった?」
「終わった! くー! 今回のコラムはそんな私のストレスを反映して、ちょっと辛口
になったかも。ふふふ」
「仕事を干されない程度に、ちょっとシニカルな文章の方が音緒さんらしいよ。ともか
 く、お疲れさま」

僕はベッドから立ち上がって、肩をとんとんしてる音緒さんを後ろから抱きしめた。
「明日は音緒さん、フリー?」
「うん。どっか行く? そうだ、この間、京君が家具を増やしたいって言ってたよね。
 ちょっと見に行こうか。まだこの家、素っ気ないし」
「うーん…… 欲しいものは有るけど、現状を考えるとすぐには手を出したくないな。
 だって、煙草のニオイが移っちゃうもん」

「京君たら、もう」と言って、音緒さんは後頭部で僕の顎をこちんとやった。それから、
まだ中ほどまでしか吸ってない煙草を灰皿に押し付ける。
いつもだったら、根元ギリギリまで吸い尽くしちゃう音緒さんはそんな事をしない。
音緒さんが煙草を止める時は三つある。
お風呂に入る時。ご飯を食べる時。それから、僕にして欲しい時だ。

「疲れた。京君、マッサージしてよ。手とか、唇で」
「うん」と言うと、音緒さんはゆっくり顔を僕に向ける。薄く開いた音緒さんの唇に、
僕は唇を重ねた。眼鏡のフレームが僕の頬に当たってるけど、僕は気にしなかった。

「十六本ってとこかな」
「もう……」

唇を離してすぐ僕が言ったら、音緒さんはちょっとだけ眉をひそめた。
でも、口元に笑みがある。
PCはつけっぱなしで、音緒さんは僕に抱かれたまま立ち上がった。音緒さんは僕より五
センチほど背が高い。一度、どっかの編集者に、『弟さんですか?』と間違われたっけ
な。確かに音緒さんは僕より一つ年上だけど、大人びた雰囲気と僕が童顔だからだろう
ね。
ただ、そう言われた時、悪い気分はしなかった。二人きりの時は、僕がリードしてるん
だから。うわべでどう言われても、気にはならない。
音緒さんを囲む腕を解くと、僕に向き直ってもう一度キスをせがむ表情。応じてあげて
から、じっと瞳を見つめたら、彼女は照れて視線を外した。
音緒さんは原稿を書き上げると、必ず、僕を求めるんだ。それもすぐにだった。仕事で
疲れた体や心のまま、僕にされるのが好きだよ、と、前にベッドで言われた。
505名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:12:17 ID:GFr/81fr

「ねぇ……」と言って、音緒さんはどすんとベッドに腰を下ろした。ねだる視線で僕の
服の端を掴んだ。

「シャツが皺になっちゃうのに…… 仕方ないなァ」
「……」

音緒さんの眼鏡に、PCの画面が映り込んでる。それを遮るように、体を寄せる僕の顔が
一緒のフレームに収まる。音緒さんの左肩に首を乗せて、そこから僕の体重を浸透させ
るようにして一緒にベッドに倒れこんだ。

「あんっ……」

音緒さんに体を覆い被せたまま、僕はまず音緒さんの首筋にもキス。まだ僕の鼻には煙
草のニオイが届くけど、エッチに集中するとそれなんか気にならなくなるってのは僕の、
いや男の悲しいサガかな。

「夕飯の支度もあるから、すぐ、済ませちゃうからね?」
「……うん、私も、その方がいいよ」
「はは。欲情してるんだ。原稿書いてる最中も、考えてたんだ」
「ちが、あ、ひぁ……」

音緒さんの喉に舌を這わせてながら、僕は手早くシャツのボタンを外した。そっと開い
て白いブラジャーと白いお腹を覗かせる。音緒さんは、僕の手を促す事も拒む事もせず
に、ただ自分の手を僕に当てていた。それで僕の顔を見つめてる。
さっと、音緒さんに見つめなおしたら、やっぱり視線を外された。照れてる様が、いと
おしかった。
僕は音緒さんのブラジャーを上に捲し上げる。ボリュームのある二つのバストは、ある
一定の所までその行為を否定してから、堰を切った様にこぼれた。

「ふふ。ぷっちんプリンみたいだ」
「やだ、もう」

我ながら下衆なたとえだと思う。でも、そう表現するのが一番しっくりくる。トップに
乗ってるのは、カラメル色で広範囲じゃないけどね。ピンク色で、小さくて、尖がって
るそれは、僕の舌より硬い。
506名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:12:53 ID:GFr/81fr

「あ……ん、イイよ、京君。それ、好き……」

たっぷりとしたバストをパン生地みたくこねながら、先っちょを舌で転がすのは音緒さ
んのお気に入りだ。僕はにやにや笑いを浮かべながら、文字通り音緒さんの体をおもち
ゃにして遊んでみる。

「ほら、音緒さんの胸、大きすぎるから、乳首どおしがくっつくよ。乳首キス」
「やだぁ…… あんまり、ヘンなこと、しないでよぅ」
「いつも離れ離れだから、僕がくっつけてあげるんだ。ついでに僕もキス」
「……ゃぁッんっ!」

そんな事しながら、僕は部屋を満たしていた煙草の煙が落ち着いたかどうかにも気を回
しているんだ。二つの乳房を鷲づかみにして、人差し指だけで乳首を引っかきながら、
僕は深呼吸した。
うん。だいぶさっきよりマシ。僕は体を起して、音緒さんの顔を見る。今度は視線を外
さなかった。羞恥心より、されたい気分の方が勝ってるおねだりの顔を、僕に向けてい
た。
「ねぇ……」

と音緒さんが呟く。僕は判ったように、音緒さんのタイトスカートを捲し上げて、やは
り白いショーツに手を掛けた。

「音緒さん腰上げて?」
「うん……」
「素直だね。音緒さんが素直なのは、エッチの時とご飯食べてる時だけだ」
「だって、京君が怒るから……」
「違うよ、音緒さんは自分が好きな事をしてる時だけ素直なんだ。仕事の時なんかは干
 渉されたくないって感じで僕と接するもん」

そんな事を話ながら、僕は意地悪な顔をしているだろうな。ストッキングとショーツを
一緒にして音緒さんの足から脱がすと、体育座りの太ももから、少しだけアンダーヘア
が覗けてる。白い下腹部とのコンストラストが僕は好きだ。

「音緒さん後ろ向いて?」
「……え?」
「僕は今日、こっちの気分なの」
「……」

やっぱり音緒さんは素直に僕のいう事を聞いた。のろのろした動作で、僕にお尻を向け
る。差し出されたそれはやっぱり白くて、二つ並んだむき卵がまくしたスカートからは
み出てる感じ。

「ほら。もうぐっしょりだ。上は大火事、下は大水ってのは煙草好きの音緒さんの事だ
 ね」
「……ばかぁ。あン、もっと、さわって、うん……」

石鹸で手を洗ってる時みたいなぬめりと音は、音緒さんのあそこからすぐこぼれた。
指を適当に動かしてても、音緒さんはそれに反応して腰を勝手に動かす。僕の背中を駆
け上がるのは、性欲よりも征服感の方が強かった。
プライドの高い音緒さんは、この四つんばいのカッコを最初は凄く嫌がっていた。今じ
ゃ、このていたらくってね。そんな事を言ったら、あとで叱られるような気がするから
言わないけれど、エッチのイニシアチブは、絶対僕が握ってるんだ。
507名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:13:46 ID:GFr/81fr

「……ね、ねぇ…… もう、もういいよね? ほしいよ、京君……」
「そんな事は僕が決める」

中指をゆっくり出し入れする頃には、僕に向き直る音緒さんの顔はちょっとだらしない
感じになってた。目がとろんとして、いつもの知的な音緒さんの顔じゃない。
力が抜けた上半身はベッドに伏していて、それなのに下半身が勝手に動いてる。そのた
びに湿った音がしていた。僕が指を動かしてるんじゃなくて、指にしゃぶりついてる、
っていったほうが正しいんじゃないか、それくらいにはしたない音緒さん。
でも、モードが切り替わった音緒さんも僕は好きだな。
右手は音緒さんのあそこをいじくってるままで、僕は音緒さんの耳元に口を寄せて呟い
た。

「禁煙しないと、続けてあげないって言ったら、どうする?」
「京君、そんな意地悪言わないでよぅ…… 我慢できないよ、私ダメになってる。京君
 にしてもらうために『やめる』って嘘言っちゃうよォ……」
「……ゴメンね、音緒さん。僕、いい気になってたかも」

まさか、涙ぐむとは思わなかったから、僕ははっとした。小さく謝って、左手で音緒さ
んの顎を寄せてキスをまたした。ベッドの脇にある百均で買った竹のカゴに入ったスキ
ンを僕は掴んで、僕は音緒さんの背後に膝立つ。
音緒さんは肩で息をしていた。力が抜けて、ベッドにぺたんと腹ばいになってしまって
いるのが、ちょっと猫みたい。
音緒さんは注射をされる子どもみたいに、僕がどのタイミングで割り行ってくるかを直
視しようとしなかった。
でも、ベルトを外す音、ズボンをずらす音、そして、スキンの包装を破く音までに反応
して、ちょっとづつ音緒さんのお尻がせりあがってくる。

「いくよ」
「……うん」

僕は音緒さんの背中に体を重ねた。そして音緒さんの両方の手のひらに、同じように手
のひらを乗せ、掴んだ。握り返してくる力は結構強い。
僕のペニスは、手を添える必用なんて無いほどに硬く、そして音緒さんのあそこの位置
を知っている。腰をわずかに進ませると、熱い粘膜にぶつかった。ぴくんと、先端を噛
まれる。
でも、その次の瞬間、僕であることを確かめたかのようにベールはスペースを作った。
熱い音緒さんの大事な部分は、僕だけのものだ。

「……あ、ぅぅ……」

先端が通過すると、音緒さんは背中を仰け反らして僕の体を押し上げる。肩越しに今日
何度目かのキスをした時は煙草の味なんて気にならなかった。腰をぶつけてるから、凄
く乱暴なキスで、お互いに唇がイレギュラーする。僕の鼻に押されて音緒さんの眼鏡が
またずれる。でも直そうなんて思わないし、そんなこと気にならない。

「京君、いいよ、キモチい、いいよっ。 ふぅンっ、私、もうイっちゃうようっ!」
「僕もだ、音緒さん大好きだ」

音緒さんの手を掴む僕の手が、きゅー、と強く握られる。お互いに服を着たままなのに、
体温がどんどん上昇するのが凄くわかった。
僕の下半身も機械になったように、音緒さんのお尻に一定のリズムで叩きつけられる。
もう、堪えることなんてできない。反比例のグラフみたく、快感が上りつめていく。

「京君!」と大きく喘いで、音緒さんは一番強い力で僕の手を握った。僕も握り返して、
音緒さんの名前を言ったその時。
508名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:14:39 ID:GFr/81fr

「あっ、ああっっ!! い、ぁっっ!!」
「僕もだ、く、ぅぅっ」
僕の下で音緒さんの体が何回か跳ねると、深い呼吸を繰り返すかの様に音緒さんの膣が、
同時に絶頂を迎えた僕のペニスを『ぐーん、ぐーん……』と締め上げた。
放たれた精を子宮の奥に導く律動は、仕事を終えた僕のペニスに対する労いのマッサー
ジのようだった。コントロールを取り戻した僕の頭は、音緒さんの膣の動きを後戯とし
て愉しむ。

「凄い気持ち良かったよ、音緒さん……」
「私も…… 京君大好き。本当に、大好き……」

お互いに息を荒げて、微笑みあった。僕は音緒さんの上に体を預けたまま、また唇を寄
せる。ちくんとお疲れさまのキスをすると、音緒さんはそっと、微笑んだまま目を閉じ
た。
仕事を終えてからのエッチを走りきると、音緒さんは僕を感じたまま仮眠をとるんだ。
それはいつもの習慣だった。僕もこののんびりした余韻が好きだった。音緒さんの息使
いが次第に穏やかになって、寝息に変わった頃合に僕はゆっくり、体を離す。
起こすのは、ご飯が出来た時。

「うん……」

少し寝返りした音緒さんは、乱れた服装のままでちょっと可笑しかった。おっぱいは剥
き出しだし、ヘアに隠れた濡れたあそこは蛍光灯の光を反射して少し光ってる。
室温は調節してあるから、風邪はひかないと思う。とりあえずそのままにしておこう。
僕は、PCデスクの上のフロンティアを手にとった。振ると本数が少ないのか、かたかた
音がする。そっと、音緒さんの方を向いて、熟睡してるのを確認してから、僕は一本、
拝借してみた。
かちん。ライターの音が予想以上に大きくてびっくりする。大丈夫、音緒さんは起きて
ない。咥えた煙草の先端に火を近づけて、大きく息を吸ってみる

「……っ!!! こほ、こほっ!!」
509名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:15:51 ID:GFr/81fr

ダメだ、やっぱりダメ。大声にならないように、僕は口を抑えてむせかえった。素早く
煙草を灰皿に押し当てて僕は涙ぐんだ。まるで毒ガスをくらった兵士のように、胸がと
ても苦しい。こんなのを吸ってたら音緒さんの体に絶対悪いし、僕もたまらないよ。
やっぱり止めさせるしかないな。
横向きになってすぅすぅと寝息を立てる音緒さんは、体を丸めている。好都合だ。
僕は、音緒さんのはみ出したお尻の方から、そっとあそこより零れた粘液をティッシュ
でぬぐってあげた。

──あのね、音緒さん。今日、僕スキンつけてなかったんだよ。

僕は音緒さんに甘いから、煙草を止めさせるのは今のままじゃ無理。
でも、もし音緒さんのお腹に赤ちゃんが宿ったとしたら話は別だよ?

『妊娠中の喫煙は、胎児に悪影響を与えます』

誰だって知ってる事だよね。僕は、僕と音緒さんの二人の赤ちゃんのためなら、心を鬼
にしてどんな手段を使ってでも、音緒さんに煙草を止めさせる覚悟はある。
育児だって引き受けるよ。貯金も音緒さんには言ってないけど、中古のフェラーリが買
えるほど溜まってるんだ。音緒さん、たぶん同世代のサラリーマンよりは稼いでる。
だから、心配しないで孕んじゃっていいんだよ?──

音緒さんの口元から涎が少し垂れてたから、僕は指でぬぐってあげる。すると、音緒さ
んは『ぱくっ』って咥えついた。
煙草を吸ってる夢、見てるのかな?
僕は少し苦笑してから、台所に向かった。
510名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:19:59 ID:GFr/81fr
いつも楽しく拝見させて頂いてます。初うpの方向で。
皆様の御嗜好に合えば幸いです。
また何か書かせて戴ければ至福の極み。

眼鏡さえあればまだ戦えるんだよ。
511名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 22:27:17 ID:sjyJ1m2D
一番槍GJ!

京君の策略もGJ!
512名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 22:29:55 ID:imIrcfo+
超GJ!
これが初なんですか?全くそうとは思えない
音緒さんにはげしく萌えました
513名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 22:37:45 ID:0pLWv2CH
新人さんか〜GJ!
514332:2006/08/15(火) 23:26:59 ID:63hbb5MY
姉ちゃんと僕続き〜

今回はお口のシーンまで

ちゅぷ。ちゅぷ。
姉ちゃんとのキス。さっきまでの唇が触れるだけのキスじゃなく
舌と舌を絡め、唾液を交換するような深いキス。
柔らかい舌が口の中でうごめく感触。姉ちゃんの甘い唾液。
気持ちよさと酸欠で頭がぼーっとしてくる。
姉ちゃんのほうから唇を離す。
僕と姉ちゃんの唇の唾液で出来た銀色の橋が出来て消える。
「んふふ〜。お姉ちゃんのキスでめろめろになったのかな?」
そういわれても反論できなくなるぐらい僕は体に力が入らなくなっていた。
姉ちゃんが僕の体に擦り寄ってくる。
柔らかいおっぱいで腕を挟まれ、姉ちゃんの大きくなったお腹の感触も伝わってくる。
「体ふにゃふにゃになってるけどここはすっごく硬くなってるね?」
嬉しそうなお姉ちゃんお声。膝が僕の性器をぐりぐりしてる。
ズボンとパンツ越しのもどかしい刺激。もっと気持ちよくなりたくて
強く押し付けようと腰が動いてしまう。
うう…我ながら浅ましい。
「こ〜ら。勝手に気持ちよくなろうとしちゃ駄目。」
姉ちゃんの膝が逃げてゆく。
「あ…」
「気持ちよくなりたいならちゃんと言うの。今日はお姉ちゃんが全部してあげるんだから。」
そう言うと姉ちゃんは僕の足の間に座ってかちゃかちゃベルトを外してズボンを脱がし始めた。
下半身が直接外気にさらされる。股間はもうお腹につくぐらい反り返ってビクビク動いていた。
「うわ…元気いっぱいだね?」
しゅりしゅりしゅりしゅり。
柔らかい姉ちゃんの手で上下にさすられる。
「気持ちいいんだね…先っぽ濡れてきてるよ。」
ぺろっ。先っぽの雫を姉ちゃんの舌が舐め取る。
「んっ…」
ぴくんと僕の性器と体が反応する。
「んふふふふふふふふ…」
凄くうれしそうな姉ちゃんの笑い声。
目元がほんのりと赤くなっててすごくイヤラシイ表情をしてる。
体を重ねるようになって2年以上たつのにいまだにドキドキする。
しゅりしゅり。
手が幹の部分をゆるゆるとしごく。
ぺろぺろ。
尿道口の辺りを舌が触れるか触れないかぐらいのタッチで舐める。
じわじわと蓄積されてくような、ずっとこうされていたいと思ってしまう、そんな気持ちよさ。
でも心とは裏腹に体はもっと強い刺激を求めてる
515名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 23:28:17 ID:sjyJ1m2D
リアルタイムGj!
516332:2006/08/15(火) 23:28:28 ID:63hbb5MY
「もっと強くして欲しいのかな?でもまだダメ。」
今度は根元のほうを動かないように手で押さえて幹を舐めてくる。
さっきと同じように触れるか触れないかというタッチ。
くすぐったいような気持ちいいようなそんな感覚。
時々カリとかに触れると思わず声を漏らしてしまう。
そのまま延々とじらされるように軽い刺激しかくれない。
すでに亀頭は我慢汁でぬらぬらになってる。
生殺しにされてかなりきつい。
「気持ちよくして欲しいならちゃんと言わないとこのままだよ?」
そういうとまたちろちろと舐め始めた。
ここであっさり折れるのは恥ずかしい。
羞恥心と本能の間で葛藤する。
でも。姉ちゃんは僕におねだりをさせるべく今までのペースを保ち続ける。
だんだん思考がぼやけてくる。
精液を出したいと言う思考以外はぐるぐると渦を巻いてまとまらない。
「姉ちゃん・・・あの・・・」
僕がようやく声を出す。
「ん?なぁに?」
わかっているくせにそんなことを言う。
姉ちゃんは目を細めてチェシャ猫みたいだ。
「もっとしてほしい・・・」
「なにをかな〜?」
「なにをって・・・その・・・」
「ほらほら。男の子だからはっきり言わないとダメだよ〜?」
恥ずかしい。
姉ちゃんはわかっててからかってる。
でも・・・
「もっとおちんちんを気持ちよくしてください。」
恥ずかしいけど結局は言ってしまった。
「ようやく素直になったね。じゃ、気持ちよくしてあげる。」
姉ちゃんはすごくうれしそうだ。満足げな笑顔を浮かべてる。
その笑顔のまま。
ぱくっ。
517332:2006/08/15(火) 23:29:45 ID:63hbb5MY
亀頭がとても温かくてぬめぬめした感触に包まれる。
姉ちゃんの口の中だ。すごく気持ちいい。
一瞬で暴発しそうになったのをお尻に力を入れて何とかこらえる。
「はひゃ、はひひゃはへはよ?(まだ、だしちゃだめだよ?)」
咥えたままで喋られた。
その刺激はまずい。
すぐに臨界点突破。あっさり堤防決壊。
「あ…!あ…!でるっ!!」
どくっ…どくっ…どくっ…
「ン…!ン…!ン…!」
大量の白濁液を姉ちゃんの口の中に吐き出してしまった。
あまりの量に飲みきれなかったのか唇の端から少しあふれてる。
ちゅぽん。こくん。こくん。こくん。
口の中に吐き出された精液を味わうように飲み込んでゆく。
「はふぅ…。」
姉ちゃんの吐息。
さっきの精液全部飲んでくれたんだ…。
肉体的な快感よりも精神的な満足感。
「もう…いきなり出すなんてちょっとひどいよ?もっと我慢してほしかったなぁ…」
恨みがましい目でじっとこっちを見てる。
「姉ちゃんの口の仲が気持ちよすぎてすぐに出ちゃった…」
すぐに出してしまってちょっと恥ずかしい。
「ひょっとしてお姉ちゃん好き好きぱわーのせいでいつもより気持ちよくなっちゃったのかな?」
図星です。お姉さま。
「…そうかも」
恥ずかしいからちょっと視線をそらした。
「そっか。じゃぁ許す。」
許すって何をだろう。
「じゃ、きれいにしてあげるね。」
ちろちろとさっきの射精で性器に付着した精液を姉ちゃんの舌が丁寧に舐め取ってゆく。
くすぐったくて気持ち良い。
ぱくっ。ちゅー。
尿道内に残った精液までも吸い取られてく。
「よし。きれいになった。」
確かにきれいにはなったけど姉ちゃんの唾液でぬらぬらしててなんか卑猥。
それに一回出したとは思えないほど元気。
「んふふふふ〜。まだカチカチだね?今度はおねえちゃんと一緒に気持ちよくなろう?」
518332:2006/08/15(火) 23:31:36 ID:63hbb5MY
今日はここまでで〜
519名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 00:33:48 ID:0jWALlOI
一番(?)槍GJ
520名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 01:02:52 ID:J1kxvy0u
二番槍GJ!
521510:2006/08/16(水) 02:28:54 ID:JBmc6SUv
gjセンキュー
このスレ、この板に初うpという意味でした。
時間がある盆のうち、もう一つ書きたい。

>514-517
フェラのときめき感ががが。
尿道に残った精液を吸い取るのは、女子たちに保健体育で教えるべきだと思う。
522名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 02:51:20 ID:yF0EAnzQ
そして隣の席の男子にフェラ
そのまま子作りを本番で学習
523名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 15:43:11 ID:J1kxvy0u
どうみても孕みます。本当に(ry
524名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 15:57:11 ID:XNl/8+Op
それはちょっとラブとかラブレスとかが足りてねぇと思うんだ。
525名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 16:51:07 ID:+5Yy00Gc
ラブレスってナイフのことかと思うやん
526名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 17:04:18 ID:knDNMgJ2
(*´Д`*)ネェサァァァァァァァァァァァァァァァンッッ!!
527名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 18:08:46 ID:OcO4BXQA
姉貴ィィィ!
528名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 01:11:04 ID:Vm8wrPRz
って何だ?
529332:2006/08/17(木) 01:58:57 ID:TlEnlBCf
>510
GJ(;´д`) ハァハァ

尿道からの精液吸い取りは中出し後のふきふきと同じぐらいラブラブ感の演出に必要だとおもいますw
530名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 23:41:52 ID:qaTS7cpZ
>>528
廻れ寝らわないことさ!
531名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 07:27:35 ID:c6deZgcu
>>530
乗ってくれてありがとうww
しかし、あのFLASHも今は遥か遠き過去のものか……。
何もかも皆懐かしい……。
スレチスマソ。
532名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 09:25:34 ID:/SaHRPlr
素直クールでHRのSSはないでしょうか?

ここにあるとか教えていただけると嬉しいのですが
クレクレで申し訳ありませんが、小説系初心者な者でよろしくお願いいたします。
533名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 10:06:51 ID:lGGsuEqu
星華ねえのSSがそれに該当しそうだから、wktkして待つんだ。
534名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:19:22 ID:VPM17xaX
>>532
エロパロにも素クールスレあるから、そっちにも頼んでみるのも手かと
535名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 00:21:30 ID:6Swjka3b
>>532
ゲーパロ専用氏がWizスレに書いてたアマズール・クィーンのやつが
そうじゃないかな。
536ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/21(月) 00:30:49 ID:4umrkHZJ
>>532-535
私は素直クールHRは書いているようであまり書いていないかも……。
素直クールは結婚相手としての長所を全部装備しているので、
「妊娠したいから避妊しない」と明言してセックルしたあと、
妊娠出産&子育てをがっちりばっちりこなすイメージがありますw
アマズール・クイーンは最初ちょっとツンが入りますが、全体的としては素直クールですね。

心が洗われるCDを聴いたらエロ心が洗われてしまい、エロなしの陽子編のおまけを……。
ギャグです。ネタは古いがキニシナイ! 暴力的表現あり(?)w
美月編本編の美月ねえを気に入ってくれた方は読まないほうがいいかも……w
537ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/21(月) 00:31:20 ID:4umrkHZJ
<僕の夏休み> 三女:陽子編おまけ <お社秘話>

「……ただいま」
玄関から声がした。
「あっ、星華……!」
私は掃除道具を詰めた籠を持ったまま立ち上がった。
居間に入ると、玄関に続く廊下との境の障子を、私のすぐ下の妹、星華が開けるところだった。
「――おかえりなさい。ちょうどいいところに──」
すー。
ぱたぱたと小走りしてくる私を見た瞬間、星華は開けたときと同じ速度で障子を閉めた。
「ちょ、ちょっと、なんで逃げるの、星華」
すー。
私は内側から障子を開けた。
「……」
すー。
星華は無言で障子を閉めた後で、障子越しに返事をした。
「……美月ねえ、何か企んでる……」
──ううっ、なんて鋭い娘なのかしら。
さすが姉妹の中で一番志津留の力が強いだけのことはある。
すー。
「な、なんのことかしら。おほほ……」
もう一度障子を開けながら、完璧な演技力で反論する。
すー。
「美月ねえが何かを企んでいるのに巻き込まれると、ろくなことにならない」
言いながら星華は再び障子を閉める。
すー。
「た、企むだなんて……。た、ただちょっとお社のお掃除に行くのに手伝って欲しいなあって……」
もういちど障子を開けながら言うと、星華は閉めようとする手を止めた。
はじめて私の言うことに耳をかたむけるような様子で、
「……お社?」
と聞き返してきた。
538ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/21(月) 00:31:53 ID:4umrkHZJ
「お社」とは、<上の神社>の社殿のことだ。
志津留家の神社として敷地内にあるそれは、定期的に掃除をしてもらっているが、
今日はお手伝いさんたちに任せず、自分たちでそれをやろうと私は星華に提案した。
一瞬だけ小首をかしげた星華は、
「……彰たちが使いそう……なのか?」と聞き返した。
うわあ、鋭い。一発で当てちゃった。
我が妹ながら、私と違って、ほんとどうしてこんなに鋭いのかしら。
おかげで、星華の分の苺大福をこっそり食べちゃう、とかが出来なくて困る。
「……たぶん。――私の勘だと今夜はちょっとつまづいちゃいそうね、あの二人」
私は自他共に認める鈍感女だけど、こういうことに関しての勘は外れたためしがない。
「……」
「あのお社は、彰ちゃんと陽子にとっても縁が深いし、
きっと明日あたり、あそこに行くことになるわよ。明日はお祭りの夜でもあるし」
「……千穂さんたちのを、見たのだったね」
「そうそう。うらやましいわぁ。千穂さんの逢引を特等席で見てたらしいもの」
私は口元に手を当ててくすくす笑った。
──旦那さん──お祖父様の秘書をしている吉岡さん──のとのなれそめを話しているうちに、ついうっかりと、
「<上の神社>で逢引しているところを彰ちゃんと陽子ちゃんとに見られたみたい」
と口を滑らした千穂さんから、半日かけて根掘り葉掘りその様子を聞きだしたことがある。
「それで、掃除か……?」
「そう! そのとうり!! わたしは おそうじを てつだう すけっとが ほしかったのです! 」
「……要するに、運転手兼作業員が欲しいと?」
「なかなか りかいが はやい。 おおくの こいびとたちが おやしろで あいをかわしあいました。
まじわるべき うんめいをせおった じゅうろくさいのだんじょが なやみながらむすばれていく すがたは
わたしさえも かんどうさせるものがありました。わたしは このかんどうを
あたえてくれた あのこたちにおれいがしたい! おやしろをきれいにしておいてあげましょう」
──ガシッ。
星華の手が伸びて、私のこめかみを掴んだ。
アイアンクロー……いや、これは<魔のショ○グン・クロー>!?
「いたい、いたいっ!!」
冗談が通じない子だ。……あのゲームは星華のほうがやりこんでいるのに。
このままだと<地獄の○所封じ>をフルコースで食らった上に
チェインソーの<地○の断頭台>でフィニッシュされかねないので、とりあえず謝ることにした。姉の威厳、大暴落。
539ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/21(月) 00:32:23 ID:4umrkHZJ
「……ま、まあ、それはともかく、彰ちゃんと陽子には、きれいなところで素敵な一夜を過ごしてほしいもの」
こめかみを揉みながら言う。
両こめかみと髪の生え際を五本の指で痛めつける拷問技は、星華の得意技だ。
この娘、指先が器用なだけじゃなくて指の力も強いのね。
……ガ○ダムファイトなアニメを見せなくてよかった。
あれは彰ちゃんと陽子がハマった。
「この馬鹿いとこがー! だからお前はアホなのだー!!」
と言いあっていた二人が、今や石破ラブ○ブ天驚拳を使う年頃になった。
これも感慨深い……。
「……」
おっと、星華が剣呑な目をしている。
ちょ、ちょっとキリキリはやめようね……。
「――で、いま、二人は?」
「彰ちゃんはお部屋でお昼寝中。……やっぱり気が張ってて疲れていたみたい。
で、陽子は、彰ちゃんが起きたら釣りに誘おうと、お部屋の前をうろうろしてるわ」
「なるほど──お社に行くなら今ということだな」
「そう。準備は万端よ」
私は、足元に置いた大きな籠を示した。
掃除道具やシーツの包みが入っている。
「……しかたない」
星華はきびすを返した。
今来たばかりの廊下を通って、車庫に行こうとする。
「あ、待って。籠は私が持つから、……お布団、運んでくれない?」
「……」
私が指差した新品の敷布団を見て、星華は、「呆れきった無表情」を顔に浮かべた。
まあ、これが「「親心」というものなのよ。
ちなみに、ごく普通のお布団だ。
ヒガシカワの最高級羽毛布団を置こうと思ったら、千穂さんに
「……それはさすがに露骨過ぎてバレませんか?」
と言われたので、泣く泣く諦めた。
千穂さんいわく、「あんまり柔らかいと体が沈んで、「する」のには不便」というので
まあ、こっちのほうが良かったのかもしれない。
540ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/21(月) 00:32:55 ID:4umrkHZJ
「それじゃあ、ちゃちゃっと、やっちゃいましょう!」
神社の裏の沢から水を汲んできた私は腕まくりをした。
御山は「ハイキングに水筒の要らないブナ森」が広がっている。
バケツの水も、そのまま飲めるような綺麗な水だ。
雑巾を絞るのがもったいないくらいだけど、
その分、お社を綺麗にすれば、神様もバチは当てないでくれるだろう。
星華と手分けをして天井や壁のすす払いから始める。
お祭りがある夏に入る前に、お手伝いさんが一回大掃除をしているので、
それほど汚れてはいないが、今日の私は小姑並みに掃除にうるさいのだ。
「……実際、彰にとっては小姑……」
う、うるさいわね。
小姑どころか、陽子が赤ちゃん産んだら伯母さんよ。
それは星華だって同じなのだけれども……。

──埃が落ちきるのを待ってから掃き掃除。
──続いて拭き掃除。

ふう。
古いだけあって、なかなか大変だったが、星華と二人ならすぐに終わる。
陽子がいれば、もっと早かっただろうけど。
お祖母さまから家事を習った私たち三姉妹は、全員、家事全般が好きだし得意だけど、
それぞれが得手なことは分かれている。
私はお料理が一番得意だし、星華はお裁縫が一番得意、そして陽子はお掃除が一番得意だ。
きっと彰ちゃんは、自分の部屋までお嫁さんにお掃除されちゃうんだろうな。
……エッチな本とかビデオとかの隠し場所には困りそうだ。
「巴里書院」のエロ小説集めを生きがいにしている私とちがって、
陽子は「そういうもの」には、かなり不寛容な娘だ。
発見するたび激怒して捨てにかかるに違いない。
それで彰ちゃんは平謝りに謝って……なだめてるうちに「エロ本より陽子の裸のほうがいい」とか言いだして……。
「……何をニタニタしているの?」
に、ニタニタじゃないわよう。もっと可愛くにっこりと……。
「……とてもそうは見えない」
む、むごいことを言う妹だ。
541ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/21(月) 00:33:25 ID:4umrkHZJ
「――これでお掃除は終わりね。じゃ、新しいお布団を入れましょう」
「……」
星華はうなずいてお布団を運んできた。
古いほうのは、取り替えて、離れた場所に止めた車のほうに運んである。
奥の物入れにお布団とシーツの包みをしまう。
「そうそう、これを忘れちゃいけないわよね」
私は蚊取り線香の缶とライターをその上に置いた。
最近の電気蚊取りも便利だけど、あの匂いが夏らしいので私はこっちのほうが好きだ。
彰ちゃんや陽子も、たぶんそうだろう。
「……さてと」
私の可愛い従兄弟と、私の可愛い末の妹が結ばれる場所として準備は十分整った。
後は……。
私は持ってきた籠の底に残った品を取り出そうとした。
「……美月ねえ、それは何?」
後ろから冷たい声がかかった。
「お、おほほ。ちょっと、その……」
私の手元にある、最新型のビデオカメラ(36時間対応の大容量バッテリー装備)を見る
星華の視線は、液体窒素よりも冷たそうだ。
「……」
「あの、その、ね。やっぱり記念だから、スーパーファインモードで永久保存とかしておいてあげようかなーって……」
「……」
星華は無言で右手を構えた。
ぬ、貫き手だ。――ブッ○ャーさん直伝の地獄突き!?
「ク、クロスガード!」
私はとっさにビデオカメラを持った手を喉元で交差させた。
「……」
どすっ! どすっ! どすっ!
左右のアバラの下とみぞおちの三箇所に星華の貫き手が刺さる。
「くっ……だ、<打穴○点崩し>とは、マニアックな技を……」
私はがっくりと崩れ落ちながら呟いた。
星華が無言で床に転がったビデオカメラを没収する。
取り返そうと思ったけど、何か一言でも言ったら、今度はキャメル・クラッチされそうなのでやめた。
まだ、ラーメンにされて食べられたくは、ない。
542ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/21(月) 00:33:56 ID:4umrkHZJ
「うう……。じゃ、ビデオに撮らないから、夜、こっそり覗きにくるのはいい?」
掃除道具を片付けながらおそるおそる聞くと、私の五つ下の妹は、無言で見つめ返してきた。
「……」
「……だめ…?」
「……」
星華の無言に、私はそろそろと後ずさった。
ああ。
この間合いだと、アバ○・ストラッシュか、グラ○ド・クロス系の超必殺技?
ちょ、ちょっと、それ天○魔闘の構え……。
いやん、ワニのおじ様、助けて〜! あ、ガシャポンカプセルに封じられてるからダメか。
……だけど、私を見据えていた星華は、ふう、とため息をつくと腕を降ろした。
「――絶対、邪魔はしないこと」
意外な答えに、私はびっくりした。
星華は額に手を当てて首を振り、片付け物を始めた。
思わずお社の中で小躍りしてしまう。
うんうん。
やっぱり星華はいい娘だ。
二十四歳行かず後家の唯一の姉の趣味に、理解がある。
今度、秘蔵の「巴里書院」コレクションを見せてあげる。
そんなことを考えながら、片付けを終えた私たちの耳に、子供の声が聞こえてきたのはその時だった。

「ここ、ここだわ、ケンちゃん!」
「――待ってよ、紗紀ちゃん」
はしゃぐような女の子の声と、それを追うような男の子の声。
私と星華は顔を見合わせた。
うなずいて、とん、と床を蹴る。
壁を使った三角とびの要領で、天井の梁の上に乗る。
志津留の一族ならば、これくらいの体術はお手の物だ。
「ここが、きっと<伝説のお社>よ!」
女の子が入り口で歓声をあげたのと、
「ええー、ここは「上の神社」だよー?」
という男の子の声がしたのは、その直後だった。
543ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/21(月) 00:34:27 ID:4umrkHZJ
「んー。ここに、お祭りの夜、織姫さまと彦星さまが降りてくるのね!」
男の子――千穂さんの息子のケン坊君だ──の抗議の声に答えず、
女の子──さっき紗紀ちゃんと呼ばれた──は、うっとりとした声を上げた。
「……ケンちゃん。明日の晩、ここに来よう!」
「ええー。やだよぉ……明日の晩って、「下の神社」でお祭り……」
「だから、織姫さまと彦星さまが降りてくるのよ!」
どうやら、女の子は、どこかでこのお社の話を耳にしたらしい。
子供に言うときの、多少脚色されたお話は、逆に好奇心の強い子供を刺激したのだろう。
「……どっちかというと、お屋台に行きたいんだけど……」
夢想家のガールフレンドにくらべて、現実的なケン坊君はおそるおそる提案したが、
「織姫さまを見るほうが、ずっとだいじでしょ!」と紗紀ちゃんに一蹴される。
「うーん。と、とにかく戻ろうよー。六時のバスに乗り遅れちゃうよ」
ケン坊君は、とりあえず、無難な提案でこの場を乗り切ろうとした。
「いっけなーい、じゃ、バス停まで走ろっ! ――じゃ、明日は五時にケンちゃん家に行くから!」
「……<下の神社>に行こうよぉ……」
あわただしく走りながら大声で話する二人の声が遠ざかるまで、私と星華は梁の上にいた。
「……」
無言で床に降り立った星華が、あるかなしかの微笑を唇に浮かべた。
「……優先客が来るね」
「あうう……」
私は、しょんぼりと肩を落とした。
このあたりは、子供たちが大人の逢引や野合を覗いても、とがめない風習がある。
兄、姉たち世代の交わりを見ることで、性的に成長するせいか、
この地域は早婚で、しかも、若い頃から苦楽を共にするために離婚率が極端に低い。
あの子たちが明日覗きにくるのならば、私は遠慮しなければなるまい。
千穂さんたちが、彰ちゃんたちに覗かれながら交わり、ケン坊君を身ごもったように、
明日、彰ちゃんたちは、ケン坊君と紗紀ちゃんに覗かれながら交わり、新しい命を授かるのだろう。
そして、きっとケン坊君と紗紀ちゃんも大人になったときに、同じようにこのお社を使う日が来るだろう。
私は涙を飲んで引き下がった。
「まあ、いいわ。ビデオなら、陽子のお部屋に仕掛ければいいもの」
どげし。
星華の肘がみぞおちに入って私は悶絶した。
……残○拳ハメは卑怯よ、星華……。
544ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/21(月) 00:34:58 ID:4umrkHZJ
「……」
「……」
夕飯のとき、彰ちゃんは、なんだか緊張している様子だった。
御飯も無理やり飲み込むような感じだ。
陽子も、平然としているようで、していない。
御飯をぱくぱく食べる姿は頼もしいが、……お刺身にソースかけてどうするの?
まあ、彰ちゃんは気がついていないようだけど……。
「ごちそうさま。――お風呂、先に入っていい?」
陽子の声に、彰ちゃんがびくっと反応する。
二人のあいだでどんな会話が為されたか、聞かなくても全部分かる。
小さい時から、そういう子たちだった。
私の、可愛い二人。
その二人がこれから結ばれて、志津留の血脈をつないでくれる。
気負いすぎて、今晩は、ちょっと失敗しちゃうかもしれないけど、
明日か、あさってくらいには結ばれるだろう。
「ええ、いいわよ」
私は懐紙で口元を拭くふりをして、こっそりと笑った。
星華も、そ知らぬふりだが、唇の端っこに微笑を溜めている。

──とりあえずは、私と星華は、「なかなかの小姑」だと自画自賛。
──一年もしないうちに、「なかなかの伯母さん」にもなってあげるから、安心しなさい、二人とも。
545ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/21(月) 00:46:40 ID:4umrkHZJ
というわけで、お社をお掃除していたのは姉二人組で、
バス停で痴話げんかしていたケン坊&紗紀ちゃんは、
あの夜、彰&陽子の営みを覗いてドキドキしていたというお話ですw

志津留家と吉岡家は半世代ずれているので、たがいに覗き合って刺激される永久ループw
たぶん、ケン坊&紗紀ちゃんは、双子&そのパートナーの4人に覗かれることにwww
546名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 00:50:47 ID:7XZEIgzD
サービス心と目くるめく繰り広げられる様々なエピソードの深さに脱帽。ここには神がいる。
姉さん達可愛いよ姉さん達w
次女編がいよいよ楽しみになってきました。
547名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 01:35:10 ID:3i6q2vQ7
散りばめられたパロに脱帽。
548名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 02:33:07 ID:lYzo1DlW
ゲーパロ専門氏乙であります。
星華さん編がマジで楽しみです!
549名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 03:11:53 ID:BjrrW3v+
ゲーパロ氏乙です
いつもニヤニヤしらがら読ましてもらってます

もう次の次女編にもwktkですよ
あと、ハーレムルー(ry
550名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 04:01:31 ID:dDoScjrm
名前に恥じぬ伏線パロに驚愕w
流石としか言い様が・・・。
551名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 04:01:42 ID:VRZFwtHE
それよりもケン坊×沙紀ちゃんが読みたいのだがw
552名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 22:17:58 ID:qD3IN01v
>>551
あれ?何で俺がいるんだ?
553名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 22:24:28 ID:7polHDeR
>>551-552
君たちが僕の分身体だからさ。
554名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 01:23:09 ID:0AJ7x3YS
>>552

それはおまいが擬態したワームだからさ
555名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 01:32:04 ID:hIzcyel9
つまりキャストオフしたお姉さんに上に乗られて搾り取られ、
孕んだおねえさんがクロックアップで即出産ENDですな
556名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 16:04:18 ID:y7n3R99u
・・・スピーシーズ?
557名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 16:23:19 ID:GoWXoxoL
>>537-545
ガシャポンカプセルは酷い・・・

でもワロタw
558名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 19:18:57 ID:kSj5VlWE
超が付くぐらい鬼畜な内容ありません?

例)学園ぐるみで男子は女生徒を奴隷調教することが決められている。
毎日男子生徒や教師に調教される日々。
しばらくして妊娠するが調教は絶えず続く。
やがて生まれてきた子は、男が生まれたら調教師として
女の子なら初潮が来るまでは学園の生徒として育て
運命の日、そのことを教えられ絶望する娘。その後母親と同じ運命を繰り返す。
その後は父親に妊娠させられる娘、兄に孕まされる妹、とかあれば

こんぐらいな鬼畜度です。
559名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 20:02:10 ID:DkejqpYa
>>558
いまのところない。
保管庫を探したらどうかね
560名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 20:04:25 ID:kSj5VlWE
うーん、残念。
かなりの鬼畜スキーなので
561名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 20:04:45 ID:GVTCuGKv
>>558
その内容だと、このスレより鬼畜陵辱スレで探したほうが
ありそうだと思う。
562名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 20:17:02 ID:Viwrau59
ある洋館で何人もの女の子を囲んで
10歳ぐらいの子を犯してそのうち孕んだら子供を生ませ
14ぐらいで捨てて、生まれてきた子供をまた犯し→孕ませるとかの話ってない?
ちなみに子供は遺伝子操作などで全て女しか生まれない
563名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:12:51 ID:KJn/lE7t
>>562
そんなマニアックな希望があるのなら、自分で書きやがれ
564名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:31:09 ID:l5jbYAG/
いや562じゃないが、絵も文も自分が書いたのでできる人っていねーべ
565名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:42:24 ID:+1EpxqNM
>>564
お前はこのスレの住人を敵に回した

自分で描いた絵で抜ける奴の数→*5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1155249269/
566名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:44:55 ID:vwQBIANP
自分で描いた絵で抜ける奴の数→*5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1155249269/
567名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 22:19:42 ID:y3PR4j66
ゲーパロ氏乙〜
てかエロ本集めが唯一の趣味とか言ってる割には
「石破ラブラブ天驚拳」やら「ガシャポンカプセルに入れられたワニ」やら
「キャメルクラッチでラーメンにされる」やら「残影拳ハメ」やら
ミョ〜に濃いネタばかり連発しててホントはオタクなんじゃないかとw
そしてまだ当時2、3歳のくせにGガンにハマった彰&陽子も相当なモンだなw
この話の時代設定がいつかは知らないけど
568名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 22:38:13 ID:GoWXoxoL
>>567
マンガ好きな奴とか、ゲーマーなら知ってるネタばっかだし、
そこまで濃いネタでもないと思うが・・・
569名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 22:38:32 ID:UrWlaRmW
>>558
cgi.www5d.biglobe.ne.jp/~chizuru/gallery/chizuru/chizuru_end1.html
570名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 22:52:30 ID:PNkmghgC
>>558
そこまでじゃないが、「陵辱の果て」でぐぐって出たサイトを巡ってみるといいかも
571名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 23:33:11 ID:zTxiymuf
……今日のひめゆりドラマは見た奴はいるかね?

自分は、ハセキョンが瀕死の相手から子種を貰いに行くシーンで、感動しつつここ(特にゲーパロ氏の書いた話)を思い出したよ……
できることなら出産付きHappyEndが見たかったが、それは叶わず残念至極 つДT)
572名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:33:33 ID:iRCFDx8i
人里離れた屋敷の地下
12〜15歳ぐらいの少女を性奴隷として調教妊娠させ
母親となった少女はある程度は授乳やら何やらで必要になるが
子離れするころに娼婦や奴隷にして売り飛ばしたり、また妊娠させたり
生まれた子(女の子)もまた妊娠させて…

やっぱ鬼畜過ぎるのかなあ…

>>569>>570
どうもです
573名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:38:11 ID:PePn3jt9
n
574名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 01:20:51 ID:Be32iJAh
>>568
1つや2つ知ってるやつはいるだろう。俺もGガンネタとかは分かったし
だがこれがあれだけの数にもなると途端に・・・
575名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 01:29:20 ID:J1t/Ixt/
>>571
>瀕死の相手から子種を貰いに行く
ここkwsk
576名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 01:58:26 ID:wXjHejzN
魔界塔士SAGAにGガン、基本はプロレス、飢狼伝説、ダイの冒険、闘将ラーメンマン・・・ほかにあるかな?
577571:2006/08/23(水) 01:59:04 ID:vS3V6YER
>>575 うまく言えるかわからんけど……

夜も更けた頃、重傷の彼を連れて戦火から逃れて、海の側の洞窟に逃げ込むんだけど、
傷が深すぎて、もう彼は助からないような状態なんよ。

で、苦しい息の下で、
「戦争が終わったら、君と家庭を作りたかった………子どもは君に似た女の子で、
少し大きくなったら『お父さんのお嫁さんになるの』なんて言ってさ…」
と彼がハセキョンに言ったら、
「………私も、あなたの子どもを産みたいと、ずっと思ってました……今も、思ってます…!」
と返したと思うと立ち上がって服を脱ぎ、全裸になって彼の上に自分から跨って……
……子種を胎内に受けとめられました。

そのまま二人重なったまま眠り、朝日が洞窟に差し込む頃、彼の命の火は消えており、
彼の亡骸を見つめながら、ハセキョンは下腹部に手を置いて
「……生きて」
と呟いたシーンで涙ぐんじゃったぜ。


わかりにくい文でゴメン、酔っぱらってるんだわさ。
578名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 03:51:43 ID:er6C5dR8
メチャクチャ萌えるな!
良い話だ。でも、現実には米軍によるレイプが多発してひどいことになったらしいな。
相手は戦勝国だからなにも言われないが、韓国とか中国とかが騒いでる以上の酷さだったんだろうな
なにせキリスト教は白人以外に魂がないと思ってるからなー
579ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/23(水) 05:52:04 ID:R3C9G02c
>>567
美月「こ、このくらいなら、趣味ではなくて<ヲトメのたしなみ>の範疇だと思いますわ」
星華「……ちがうと思う……」
美月「星華、フォローしてよぅ……。それとビデオ……返して……」
星華「……やり忘れたネタ……?」
美月「そう! (ビデオカメラを構えて)――すてきですわ、あきらちゃん!」
星華「……(無言でビデオを持つ美月の片手を取る)」
美月「ひ、飛○の十字蔓っ! いたい、いたいっ!
   そ、そんな乱暴なことすると、ご近所で悪い子って噂されちゃうわよっ!」
星華「……(さらに力をこめて絞り上げる)」
美月「うう……あなただって、自作パソコンの部品買いに行くのに、
   ビデオキャプターカードは、わざわざ<カメラのさく○や>で買ったくせに……」
星華「……!!(激しく動揺)」

星華編を書く前に、美月だけでなく星華のキャラもくずれ始めている気がする、どうしようw
580名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 08:57:33 ID:pmR1Lwsu
星華姉はクールじゃないんでしょうか?
581名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 09:29:39 ID:6BojUCnF
クールだがお茶目…
第二小隊のお武さんだぬ
582名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 10:22:54 ID:+W1VRF2r
>>563
>562だけど自分で書いてみる。
>>572が言うようにこういうのって鬼畜すぎるのかな?
孕ませものだからこっちのスレに来たけど鬼畜スレに投下したほうがいいんだろうか。
583名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 10:41:28 ID:6YDB/GGz
>>582
そこに孕ませ要素がある限りここで大丈夫
あとはどっちのスレに投下するかは書き手さんしだいでOKだと思うよ
584名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 11:23:50 ID:BEPfsT/1
ただ、鬼畜やスカのように人を選ぶジャンルのものは、
その旨タイトルなどでしっかり告知しておくべきだろうね。
あと、その手のものを無理矢理排除しようとするマナーが悪いのが
たまに沸くから、そういうのの暴言に耐えられる神経も必要かと。
5851 /4:2006/08/23(水) 18:38:26 ID:qanf9AxO
582ですがとりあえず書いてみたので投下してみます。


いつの時代か、どこの世界かわからない話―――
荒れ果てた荒野にぽつんとたたずむ古めかしい洋館から今日も媚声が響いてきた。
「うっ・・・きゃっ・・んっ・・・あっあっ・・・・」
涙をにじませる少女は年のころ9〜10歳ぐらいだろうか、まだまだ小さいその体に多い被さるのはこの家の主人。
25歳ぐらいに見える整った顔立ちの青年は冷たい緑の目をしていた。
か細い少女のヴァギナにささる青年のペニスはひたすら堅く太く根元まで深々と沈んでおり
ひたすらに少女をつきあげていた。
そこから溢れ出る体液と少女の肉壺からトロトロと溢れ出る蜜が少女の小さな丘の滑りをよくし、
美味しそうに肉棒を加えるのを助けていた。
「ハア・・・ハア・・・おまえ今日が初めてか?いや、前にも・・・?」
ずちゅっずちゅっ!パンパンパンパン!
少し記憶を探ってはみたがやがてどうでもいいように主人は腰を動かし続けた。
「ひっ!ご主人様・・・ミナは前に一度・・あっ・・・ぎゃっ!」
「きゃああああああ!!!!」
子宮の奥まで突き上げられてミナという少女は声にならない声をだした。あまりの快感と激痛に頭が真っ白になってるようだ。
「ん?お前名前あったのか?」
そう冷たく言い放つと主人は膨張し、脈打つペニスから大量の精子をを少女の子宮奥に注ぎ込んだ。
びゅるっ!ぢゅるぢゅるっ!!びゅくびゅくっドクン!!!
5862 /4:2006/08/23(水) 18:40:11 ID:qanf9AxO
口からヨダレをたらし気絶してるミナの子宮に惜しみなく注がれる精子。その量は到底ミナの腹に納まりきらず
ペニスを引き抜いたヴァギナからはドロドロした精液がこぽこぽと溢れ出した。
これだけ濃い種を注ぎ込まれたらミナの妊娠は確実だろう。
「ふう・・・おい、誰か酒を持て」
いい運動をしたかのようにベッドから降り立った主人は周りに向かって声をかけた。
そこにはこの館に住んでいる少女達がずらりと並んでいた。みんな10〜14歳ぐらいの少女達で
とても綺麗な顔をしたものばかりだ。
中には一目見て妊娠してるとわかるほど大きなお腹を抱えてる者もいた。
そして自身もまだ幼さを残す少女が赤子や幼子を抱えてる姿もちらほら見え隠れする。その赤子たちはみな主人と同じ緑の冷たい目をしていた。
そしてその少女の誰もがさっきまで主人の相手をしていたミナを妬ましげな目で見ているのだ――――

その中の一人が主人の言葉に従い酒を取りに部屋を退出し、また2〜3人が気絶しているミナという少女を運び出した。
そして更に進み出た青い髪をなびかせる一人の少女が主人の汚れたペニスの先端を口に咥え綺麗に舐め始めた。
少女は14〜15歳ぐらいの年齢で、周りの少女と比べるとこれでも年長者だった。
「ふん、お前か」
「キリエでございます」
主人に顔を覚えて貰ってたことにニッコリ微笑んだ少女自分の名を名乗りうっとりするような顔でペニスを舐め続ける。
「ふぐっ・・・んっんっく・・・」
ちゅるちゅる・・・ぴちゃぴちゃと淫猥な音をたて玉の裏やペニスの裏側まで筋にそって丁寧に舌で汚れを拭い取るのだった。
しかし再び刺激を受けたペニスはまたも液体を溢れさせキリエの唇を濡らしていくのだった。
途端に主人はキリエの髪を掴み喉の奥まで咥え込ませた
「うぐっ!ぐっ・・・かはっ」
突然の要求にキリエは喉を詰まらせ吐きそうになったが、それでも自分を必要としてくれたことを嬉しく思い
歯を立てないよう優しく口で奉仕するのだった。
5873 /4:2006/08/23(水) 18:41:21 ID:qanf9AxO
一心不乱に口に自分のモノを咥え込むキリエを見て主人は口を開いた。
「お前・・今何歳だ?」
その瞬間キリエの目は見開き口の動きが止まった。
「じゅ、16になりました・・・」
そう言い終えると主人の気をそらそうとさらに激しく口と舌を動かしペニスを刺激し始めた。
その様子を冷たい目で見ながら主人はキリエの膨らんだ胸をつかみ突起物をもてあそび始めた。
「んっご主人様っ・・・そんな・・・っ気持ちいいです・・・」
たわわな胸がぷるぷると揺れ、キリエの肌は紅潮してきた。そんな様子を感情のこもらない様子で見つめる主人はさらに言葉を続ける
「お前は子供を産んだか?」
その言葉を聞き少し誇らしげにキリエは目を嬉し涙で滲ませ答えた。
「は・・・はい。ご主人様に種をもらって今までに6人。上の子は10歳になります。少し前にも子供を産んだばかりです」
ふとおかしいと思うだろうが、この館の主人は人間ではなかった。そんな彼の種もまた3ヶ月という異常な速さで成長し、出産されるのだ。
おかげでこの館は常に女に溢れ、その多くは緑の目をした彼の子供や孫たちだ。
それだけ主人の相手をする女がいる中、一人で6人も産めるのは主人に気に入られた証でもあった。

キリエは自分の胸にペニスを挟み優しく揉みしだいた。ときおり乳首でペニスを刺激する様子は、
まるで胸のない小娘にはこんなことできないかと言いたげだった。
そしてまだ子供を産んだばかりの名残なのか時々母乳が乳首から噴き出すのだった。
「はあ・・はあ・・・ご主人様・・・また種を・・・わたくしを孕ませて下さい。そうすればまたご主人様の子供を産んで見せます」
そう言い物欲しげな顔で自分の胸に挟んだペニスを見つめていた。
ペニスから溢れ出す液と母乳でキリエの体はグショグショになり誰かが見れば淫らなことこのうえないだろう。
そんなキリエを突き放すように彼女の口からそそりたった巨棒を引き抜き主人はペニスから大量の精液を少女の顔にぶちまけた。
ドクンっドクンっ!びゅるるるる!!!
「ああ・・・熱い・・・ご主人様のセーエキ・・・熱いです・・・・・・」
息をはずませ顔も胸もドロドロになったキリエは恍惚の表情を浮かべた。しかし主人からは冷酷な一言が下った。
「お前はもう用済みだ。出て行け」
その言葉を聞いたとたんにキリエは正気にもどったように主人にすがりついた。
5884 /4:2006/08/23(水) 18:42:02 ID:qanf9AxO
そんなっ!待ってください!私もっと産めます!いくらでも産んでご主人様の役に立ちたいんです」
そしてまたもやペニスを頬張ろうとしたとき、周りにいた少女から体を掴まれ羽交い絞めにされた。
「何するの!離しなさい!!あなた達誰にむかって・・・!」
負け惜しみとも聞こえるその言葉を周りにいた少女達は嘲笑した。
今まで主人のお気に入りだったこの女が捨てられる様を見る日がやっと来たかのように。
「ご主人様っ!待ってください!せめて子供が大きくなるまで・・・!」
その言葉を主人は冷たく嘲った。
「あいにく人手は足りている。この館は女で溢れているからな。連れて行け」
必死で主人の下に走り寄ろうとするキリエを押さえつけるのもまたそうも年の変わらない少女・・・。
この館の主人は若い娘を好み15ともなれば使い古しとして少女達は捨てられるのだ。
残るのは彼女達が産んだ娘。遺伝子操作で娘しか生まれないようし、また新たなオモチャを手に入れる。
少女たちの最後の仕事は自分の代わりを産んでいくこと――
そしてこの青い髪の少女キリエが産んだ子供もまた主人に遊ばれ子を身篭り、そして捨てられるのだろう。
正体の知れない館の主人にとっての唯一の退屈しのぎであり
この館では何十年、何百年もそんなことが繰り返されていたのだ。

「そうそう、お前の産んだ子供もまた年頃になったら可愛がってやろう。・・・覚えていればな」
そしてキリエの目には立ち並ぶ少女たちの中にいる自分の娘達がいるのが映った。
一番上の10歳になる子は最近生まれたばかりの妹を抱えている。どの子も同じように緑の目をしており
泣き叫ぶキリエを見ても何の反応も示さず、むしろ邪魔者が減ったことを喜ぶように笑っていた。
この瞬間キリエは自分の娘が女に変わっていたことを悟った。
こうしてまた一人、少女が屋敷から荒地へ放り出されたのだった。

三日語――嵐が吹き荒れる中まるで新しい生贄のように屋敷に運悪く雷雨を逃れるように一人の村娘が迷い込んできた。
そして窓から雨に震える碧眼の少女が屋敷の扉を叩くのを見つめながら主人はぼんやりと考えていた。
「今度こそ緑以外の目をした子供が生まれないものか―――」
今夜は久々に館に媚声ではなく悲鳴が響くことになるだろう
589名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 18:43:08 ID:qanf9AxO
一応この雨の中来た少女の話を本編にしようかと考えたのですが
とりあえずこれだけ投下させてもらいました。
590名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 21:29:15 ID:er6C5dR8
うん、良い感じだと思う。個人的にはこのスレでやって欲しい。
でも、>>584の言うように但し書きはつけるようにしたほうがいい。
591名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 23:29:52 ID:wfJ/00tD
ぐっじょぶと言いたいが、さんざん注釈をつけろ、但し書きをつけろと書かれておいて、何故書かないの?
申し訳ないが不快
592名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 23:45:43 ID:8Kmiq9Lj
>>590
>>591
直前の一連の書込が、十分な注意表記かと

>>585-588さん GJ
593名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:22:56 ID:51Ek3oIN
>>590-591
ガキじゃないんだから「582ですがとりあえず…」の書き出しで内容を察するぐらいすれば?

>>589
続きが楽しみ
594名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 01:20:33 ID:oKJLYJpU
>>589
続き期待してる
GJ!
595名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 01:26:51 ID:BB0l+lrB
>>581
昔の男を心の奥では忘れられないキャラでつね。
>>589
鬼畜スレじゃなくて十分このスレの範疇で安心した。
続きまってるよ。
596名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 01:56:39 ID:N22eJvS+
>>589
GJ!言うほど鬼畜でもないから大丈夫じゃね?
どうでもいいけど主人の年齢は25歳くらい〜ではなく20代中頃って表現のほうがいいと思う
第三者視点なら年齢は強めにボカしたほうがふんいき(なryが出ていい
597名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 02:15:49 ID:1oVUq1RS
>>589
GJ。個人的には成長した娘はただ捨てるのではなく
下っ端どもとか触手魔獣とかにくれてやるとさらに良いような気がする
598フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg :2006/08/24(木) 02:28:12 ID:FwiEYPnv
>>589
プロローグイイネ!鬼畜に期待。



で、この流れの中でアレかもしれんが前回の続きを投入させていただきますよっと
599フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg :2006/08/24(木) 02:31:52 ID:FwiEYPnv
3,40分経っただろうか。
俺は姉貴と身体を絡めたまま眠りにつこうとしていた。
愛情とも安堵ともいえない幸福感で意識がゆっくり遠のいていた。
ふいに、姉貴は上体を起こした。
「・・・・?」
俺は睡魔から少しだけ戻される。
薄目を開けると、姉貴はぐっと伸びをしていた。
「よっ!・・・ふぅーっ」
「・・・寝ないの?」
俺は半分寝ぼけたままだ。
「ちょっと汗かいちゃったからさ、シャワー浴びよっかなって。」
そう言って姉貴は俺を見おろした。
ルームライトに陰影付けられた姉貴の上半身がこちらを向く。
形のよい乳房が曲線美を作りだしていた。
「お、おう」
俺はなんとなく寝返りをしようとしたが、そくざに腕を掴まれた。
「だから、修ちゃんも一緒に入ろ!」
「え?うわっ」
俺は引っ張られるようにしてむりやりに起こされた。
「ほら、しゃんとしなさいって」
「いいじゃんか別に・・・」
バタバタと浴室まで引きずられる。
2人ともすっ裸だったが、俺はまだ眠いせいか羞恥心は感じなかった。
姉貴は風呂場のドアを閉め、シャワーの蛇口をひねった。
浴室のお湯電源は入っていない。当然水が出た。
「うわっ!」
「きゃっ!」
冷水を引っかぶり、俺はやっと目が覚めた。
「つめたぃぃぃぃいい!」
姉貴はそう言いながらも即座にお湯へ切り替える。
「ひゃぁぁ、冷たかったぁ」
湯気が立ち込める。しかし、温まっているのは姉貴だけだ。
「寒いから早くシャワー貸してくれ!」
俺は冷水をかぶったまま。
「ちょっと狭いんだからぁ!暴れない!」
姉貴は笑っている。もしかしてワザとなのか?
600フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg :2006/08/24(木) 02:39:52 ID:FwiEYPnv
「ふぅーっ」
姉貴は頭からざぁーっとシャワーを浴びている。
俺はやっと沸いた湯船につかりながらその様子を見ていた。
お湯は体の曲線に沿って流れ、鈍い光を反射している。
こうして見るとやっぱり姉貴は綺麗だ。
「昔はさー、こうやってよく一緒に風呂入ったけどね」
俺は欠伸をしながらそう言う。
「そうね・・・いつから入らなくなったのかしら」
大体俺が小学6年生ぐらいの時だろうか。
見慣れていたはずの姉貴の姿が急に色っぽく感じて、なんとなく恥ずかしくなったのだった。
それから俺は、自分から一緒に入るのを拒むようになった。
「ふぅー、さっぱりした」
姉貴はキュッとシャワーの蛇口を止める。
「修ちゃんあたしも入っ・・・・」
ふと、姉貴の動きがぴたりと止まる。
視点は湯船の中の俺の股間に集中していた。
俺はまったく気が付いていなかったが、そりゃあ女の裸を見続けていればそういう反応も起きるというものだ。
「あらら・・・」
姉貴はニヤリとした。
当の俺は、この状況下で恥ずかしがっていいのかどうかわからない。
「まだ、し足りないのかなぁ・・?」
いや、やっぱり恥ずかしい。多分俺の顔は真っ赤だ。
姉貴は浴槽に寄りかかって、お湯に手を入れた。
湯の中で、姉貴の白い手が俺の陰茎に触れる。
「元気さんなんだから・・」
誘導されるままに俺は湯船から上がり、浴槽のふちに座らせられた。
姉貴は俺の股間の前でひざをつく。
再び、俺の大事な部分をまじまじと見つめられる。
「動かないでよ・・・」
姉貴は陰茎の先のほうをを掴んだ。
「うっ・・・」
姉貴は人差し指で先端をぐりぐり刺激する。
笠を引っ張られ、痛みとも快感ともつかない微妙な痺れを感じる。
「かわいい顔しちゃって」
そう言うと姉貴は空いた手で陰嚢を揉み始めた。
「ぐぅっ・・・」
なんともいえない感覚に、思わず俺は呻いてしまう。
「ここ、この中に精子って入ってるんだよね・・・」
そういって精嚢の片方をぐにぐにと弄ぶ姉貴。
「そっ、それやばっ・・・」
腰が震えるぐらいの快感。
「こっちはどうかなぁ・・?」
もう片方も手のひらで包むように揉まれる。
つられて陰茎がびくっ、びくっ、と跳ねてしまう。
「修ちゃんの精子、どっちもまだ沢山入ってるみたいねぇ・・・」
姉貴は陰茎のほうに顔を近づけ、舌先で愛撫しはじめた。
ちろっ、ちろっと鈴口を舐められる。
「ちょっ、ねえちゃん・・・うぅっ」
姉貴が鼻で息をすると、湿った空気が先端にかかる。
舌が笠の付け根に入り込み、皮の張った部分を刺激する。
「ぐっ、ぐぅ・・」
姉貴はそうやって舐めている間も、陰嚢を揉む手は止めない。
俺はこの快感にそう長く耐え切れそうになかった。
601フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg :2006/08/24(木) 02:41:46 ID:FwiEYPnv
「ねえちゃん・・も・・待って」
「ん?」
俺は姉貴の口から陰茎を離した。
どうしても姉貴に任せたまま俺だけ達することは出来なかった。
「ここに手、ついて」
俺は姉貴の腕をとり、バスタブの縁を掴ませた。
「え?修ちゃん?」
俺は後ろに回る。お尻をこちらに向かせる形だ。
「やだっこれ、なんか恥ずかしい・・」
急に恥じらう姉貴をよそに、俺は姉貴の秘部をまじまじと見つめる。
湯や汗とは違う、粘り気のある液体が染み出している。
が、陰唇はいまだ閉じられたままだった。
「姉ちゃん、力抜いて・・・」
すっ、と指で溝をなぞるように動かす。
「ちょっと、修ちゃん待ってっ・・・んんっ・・・」
閉じた花弁がゆっくりと開きはじめる。
「あっ・・・」
姉貴が小さな声を発した。
とたん、膣から濃く白濁した粘液があふれ出す。
独特の匂いがあたりに広がった。
「姉ちゃんこれ・・・」
この粘液が姉貴から分泌されたものではないことは明らかだった。
「出ちゃった・・・」
膣口から糸を引いて床に垂れている液体は、まぎれもなく精液。
「修ちゃんの、こぼれちゃったら赤ちゃん出来ないでしょ・・・」
姉貴は俺の精子を胎内に溜めたままにしようとしていたのだった。
そうやって、受精率を高める努力をしていたのだ。
寝ているときも、さっき起こされたときも、フェラしていたときも・・・。
俺は何かにに突き動かされるように、怒張した陰茎を姉貴のそこにあてがった。
602フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg :2006/08/24(木) 02:42:35 ID:FwiEYPnv
「ちょっと・・・ここで入れっ・・・」
急な出来事に驚く姉貴をよそに、やみくもに先端を挿しこむ。
亀頭を包み込むように陰唇が締め付ける。
「あぅっ・・・修ちゃん落ち着いてっ」
身をよじろうとする姉貴の背中を押さえつけ、ぐっと深くへ侵入していく。
「ねっ、修ちゃ・・・ダメだってぇ・・」
こんな所で性交することに違和感があるのか、姉貴は慌てた様子を見せている。
「動かないで・・・」
俺がそういうと姉貴は抵抗をやめた。
陰茎は閉じかけていた膣壁を拡げ、やがて根元まではまり込んだ。
「姉ちゃん、また全部・・・入ったよ」
今の姉貴の中は、湿り気が少ない分締め付けが強い。
「こんなとこ、で、っう・・・バックなんて・・・」
ゆっくりとグラインドを始める。
「まっ・・うっ、んんっ、はぁっ、」
突くときは慎重に、引くときはカリを引っ掛けるようにして抽送を繰り返す。
強めにこすれ、少し痛みにも近い快感が背中をゾクゾクと這い上がる。
「はぁ、あっ・・あぅっ・・あぁぁっ、んはあっ」
姉貴はあきらめたのか、だんだん艶っぽい声を発し始めた。
「姉ちゃん・・すごい・・・」
徐々に粘液が分泌されてきたのか、先端に絡みつくようなぬめりを感じはじめた。
「すこし・・早めるよ」
そう言って俺は背中を押さえていた手を離し、姉貴の腰の辺りをつかんだ。
「あっ、まって、うぅん、あっあっあっあっ!」
狭いバスタブの中で、ぱんぱんと恥骨のぶつかり合う音が響く。
「はっはっはっ、はぁっ、あっ、はっはっ」
動物が本能にしたがって交尾するように、がむしゃらに腰を振った。
ふと下のほうに目をやると、重力でゆれる乳房が視界に入る。
俺は腰を振り続けたまま身をかがめ、両方の乳首を摘んだ。
「あいっ・・!」
姉貴は突然の刺激に上体を逸らし、小刻みに痙攣した。
その痙攣が陰茎に伝わり、断続的な快感をもたらす。
同時に陰茎からは先端に吸い付くような感覚を伝えてくる。
「あっ・・当たって、る、んっ、あぅっ、あぁぅっ」
姉貴の子宮が再び下がってきていた。
俺に子種を求めるように、
「だめっ、あたしまたイッ・・・・!」
姉貴はバスタブに寄りかかるようにしてぶるるっと身震いした。
「はぁあっ、あぁぁぁあっ、ああっ、はっ」
きゅぅぅっと膣が締まり、俺はその刺激に耐えることができなかった。
603フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg :2006/08/24(木) 02:48:26 ID:FwiEYPnv
「俺また出っ・・・!」
俺は最後の力を振り絞って最奥まで突いた。
その勢いで先端が子宮口をこじ開けた瞬間、射精が始まった。
「うあぁぁぁっ!!」
粘液というより半固体のような塊が精嚢から無理矢理押し出される。
白い糸屑状のそれこそが膨大な量の精子であり、粘液とともに狭い尿道を通っていく。
ずるるっと陰茎の奥から太い糸を引っぱり出されているような感覚。
「んあぁっ、すごい来てるっ・・」
吐き出された精子はまだ溜まっていた先の精子と混ざり合い、活発に働き始める。
「うっ・・すげっ・・気持ちいっ・・・」
どくっ、どくっと陰茎が波打つたび、快感が何度も背中を貫く。
自分の遺伝子が詰まった体液を、姉貴の胎内へと注ぎこんでいる。
この血を分けあうという行為そのものに、俺は強烈な快楽を感じていた。
「はっ、はっ、はぁっ、はぁっ、」
二人とも、その場に崩れ落ちるようにへたり込んだ。




まだ続くよ・・・多分。
種キープネタを思いついたので突発的に書いた。後悔はしていない・・・朝起きたらするかも試練
辛いコメントよろ('A`)

あとタイトルはとりあえず「俺と姉貴はクサリ縁」で。
604名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 03:50:54 ID:mC7EaUyQ
ぜ、前回はどこだった?
605585:2006/08/24(木) 14:41:47 ID:muGBW6q6
わりかし鬼畜すぎなかったみたいでよかった。

>>590->>591
ごめん、但し書きをどう書けばいいかわからなかった。
次からはタイトルに鬼畜ものって入れとく

>>596
なるほど〜そっちのがいいのか。参考にしとく
>>597
そういうのは考えてたので本編でやろうと思ってる。

>>599
姉弟モノGJ!!!!
606名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 19:06:19 ID:k9FPsYS9
>>605
590や591がいってるのって鬼畜ものってコトじゃなくて、ロリのことじゃないの?
俺はそう思ったが
607名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:31:18 ID:HdNv4MHV
>>603
待ってます!
>>585
メール欄にNGワードを入れて、いやな人は専ブラでNGワードに指定してもらえば
どうでしょう?
608名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:36:59 ID:/JEgEp8+
文句言ってるの一人だけだけどな・・・
投下されたのはとりあえず読むのでジャンル気にしない。
609名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 01:01:12 ID:449IkVdv
>>607
メル欄に入れるより、投下前に一レス使って事前注意をした方が安全確実だべ。
一部の携帯だと携帯用専ブラ使わないとメル欄が見れないし。
610名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 04:09:34 ID:fxtfK5gR
>>605 ぐっジョブ!こういうのが結構好きだなあ。
>>572ですが今考えてるの
途中で挫折するかもしれないので投下するかわかりませんが一応
内容的…というか設定的に引くようなものです…

女性を人扱いしてなかったり
>>572とか>>562みたいな生まれた子も対象だったり
幼児虐待的な描写や変態でマニアックな描写があったりなんで。
611505:2006/08/25(金) 07:44:42 ID:zCKNwIoW
>>585の続き投下してみる。
今回は強姦ものなので苦手な人注意してください。あと触手とかもちょっとありなのでこれも注意。


少女の名はマリエルといった。栗色の髪に綺麗な青い目の少女だった。
焚き木用の薪を拾いに行ったとき運悪く雷雨にみまわれ今は帰る方向さえもわからずこの屋敷の前に立っていた。
一晩といわずとも少しの間だけでも雨宿りさせてもらおうと館の住人に尋ねようとしていた。
しかし扉をノックする手が何故か振り下ろせずにいた。この屋敷から何か得体の知れないものを感じたからだ。
マリエルが迷っているとギイィと薄気味悪い音を出し扉が開いた。
「何か御用ですか?」
驚いて振り向くマリエルの前に現れたのは15の自分とそう年も変わらない少女だった。
白いメイド服をまとい、綺麗な緑の目をしていた。少しホッとした様子でマリエルは切り出した。
「あ、あの・・・この嵐に出会ってしまいました。どうか少しの間だけでも休ませてもらえませんか?」
おずおずとそう切り出す彼女を感情のこもらない目で見つめながらも少女は館へマリエルを招きいれた。


「すごい!」
屋敷内へはいったマリエルは思わずそう漏らしそうになった。
外観からは古びた洋館にしか見えなかったのに中は綺麗に掃除が行き届いており、
床には赤いカーペットが敷かれ高価そうな装飾品や絵画などで溢れていた。
「(きっとすごく身分の高い方がすんでらっしゃるんだわ・・・)」
そんなマリエルの考えをさえぎるようにメイドの少女はある部屋の前で足を止めた。
「ご主人様はもうお休みです。どうぞ、お部屋にいかれる前に浴室で体を温めてください」そう言い終わると向きをかえ行ってしまった。
浴室はとても広く屋敷と同じく豪華な装飾がされていた。マリエルは雨に濡れた服を脱ぐと体を温め始めた。
1時間後――用意された小奇麗なワンピースを身にまとい案内された部屋のベッドにマリエルは身を横たえていた。
くたくたに疲れているものの中々眠れないのはこんな豪華な屋敷にいるせいだろうか。
いや、それ以上にマリエルは何か不安のようなものを感じていた。
屋敷の扉を叩く時に感じた胸騒ぎに似たものを。
それは浴室でも感じられた。確かに一人で入っているのに誰かに見られているような、そんな視線を感じたのだ。
そして何よりこの部屋へ案内される間にすれ違った人々・・・。
これだけ広い屋敷なのだから男手もいるはず。なのにいるのはみんな自分と同じ年頃の少女やそれより幼い幼女ばかり。
そしてその少女たちの大半があのメイドと同じ冷たい緑の目をしていたのだった。
何か不気味なものを感じたマリエルは翌朝嵐がやむことを願って眠りに落ちていった。
612505:2006/08/25(金) 07:45:52 ID:zCKNwIoW
――――どれぐらい時間がたったのだろう。ふとマリエルは暗闇の中で目が覚めた。
何か、見えない何かが自分の体をまさぐっていたのだった。その何かを確認しようとマリエルは体を起こそうとした。
しかし何故か体が動かない。かろうじて動く手先で闇を探るとベッド脇に置かれたランプに手が届いた。
その灯火をつけた途端マリエルは思わず叫び声をあげたのだった。
なんとベッドの下からヘビのような触手がざわざわと這い出てマリエルの体を這いまわっていたのだ。
払いのけようとするもいつの間にか彼女の腕はベッドの格子に固定されており、
足も触手たちに絡めとられ自由に動かすことができなかった。
すでにマリエルの下着は剥がされ下半身はあらわになっており、無数の触手はマリエルの秘部に自分たちをこすりつけていたのだ。
「いやっ!何これは!?・・・誰かっ!あっ」
マリエルのピンク色の花びらは触手たちによってはがされ広がっており、そこからは透明な彼女自身の液体がトロトロと溢れてきていた。
「やめてぇ・・・!そんな そんなところを・・・・っ」
不気味な触手が濡れた丘を動き回る度マリエルは体をビクンとのけぞらせた。
やがて触手の中から一番太い人間の腕ほどもあるものが這い出してきた。
それは自身の先端からも粘着した液体を垂れ流しており、すでに
他の触手たちにほぐされたマリエルの花弁を押し広げずぶずぶと入ってきた。
「ひぃっ!だめ!いやあああ!そんなっ・・・・いやあああああ!!!」
自分の中でおぞましい物がのた打ち回る感覚にマリエルは恐怖し叫びだした。
触手はマリエルの膣の中を這い回りやがて子宮の中にまで到達したのだった。
「やっやめ・・・あっ!んっ・・・やだ・・いやあぁ・・・ひぐっ!」
ぐちゅぐちゅと中をかき乱す触手の動きに嫌悪感と痛みを抱きつつマリエルの体は敏感に反応した。
それを証明するかのようにマリエルの膣は触手をきゅうきゅうと締め上げるのだった。
「(ハアハア・・・どうして私・・・こんな所に力が入って締め付けるの・・・?)」
やがて触手はマリエルの中からズルリと出てくると彼女の愛液を飛ばしながらそのままざわざわとベッドの下に消えていった。
突然のことに混乱するマリエルは体を起こす事も身動きする事もできなかった。ただ息をはずませ呆然と天井を見つめていた。
触手から解放された膣からはまだ蜜が溢れており太股を塗らしているのだった。

「ふむ・・・どうやら合格のようだ」
その声にマリエルは再び心臓が止まりそうになった。いつの間にか部屋の中に男が立っているのだ。
613505:2006/08/25(金) 07:47:18 ID:zCKNwIoW
とても整った顔立ちをしている若々しい男は、この屋敷で見た少女同様、それ以上に冷たい緑の目を光らせていた。
「あ・・あなた誰・・・?さっき・・・さっきのは一体・・・・・」
まだ混乱する頭で必死に考えながらマリエルは言葉を搾り出した。
「俺はこの館の主・・・・・さっきのはお前の体を診断していただけだ」
そう言いながら男はマリエルに近づいてきた。
「この館の・・・旦那様・・・・?それに診断って、何のことです・・・・・?」
「子供を産めるかどうかの診断だ」
マリエルはその言葉を理解できなかった。耳から入ってくるものの頭に届かなかったのだ。
しかしそんな意識を正気に戻すかのように彼が近づいて来たので自分の姿を思い出したマリエルはまた慌て出した。
何とか手を自由にして下半身を隠そうともがくがどうにもならない。かろうじて足を閉じ大事な部分を隠すことが精一杯だった。
主人はそんな彼女の姿をせせら笑うようにベッドに乗ると閉じた太股を力ずくで開かせまだひくついてるヴァギナを凝視しだした。
「やめて・・・!そんなところ見ないで・・・・」
顔を真っ赤にし、半分泣きそうなか細い声でマリエルは訴えた。羞恥心で気が遠くなりそうだったのだ。
しかし主人は指を入れ膣内部の締め付け具合を確認しだした。
「いっ・・・!あ"っ・・痛い・・・・!」
涙を滲ませるマリエルを無視し主人は淡々と語り始めた。
「ほう・・診断どおりよい具合だ。これなら元気な子が産める。それに処女でよかった。俺は人のおさがりなんぞ使いたくないからな」
そう言い放つと主人は自分の膨張したペニスを取り出した。
先ほどの触手よりももっと太くそそり立ち血管が浮き出し脈打ってるようにも見えた。
それを恐怖でおびえるマリエルの濡れた入口にあてがった。
「何を!?こ、子供を産めるかって・・・まさか・・・・まさか・・・・・・!」
「俺以外に誰がいる!!」
ニヤリと顔をゆがめると主人は思い切り腰を突き上げた。
614505:2006/08/25(金) 07:49:03 ID:zCKNwIoW
「きゃあああああああああっ!!!!」
あまりの激痛にマリエルは悲鳴を上げた。息が止まり呼吸ができなかった。
「そうだ・・・この感覚・・・・処女膜を突き破るのは何度やってもいいもんだ」
必死で息をしようとするマリエルに非常な言葉を投げ捨てる彼は心底楽しんでいるようだった。
マリエルの下半身は先ほど触手に弄られた時の分泌液と男の液体が入り混じりそこにかすかに血が滲んだ。
それでも幾分潤滑液としての機能を果たし根元まで挿れられた脈打つペニスの出し挿れを助けていたのだった。
ぢゅる!ぢゅるっ!!くちゃり・・・ちゅくちゅく・・・
「あっ・・あああ!やめ"・・・やめでぇ・・・・っ抜いてくだ・・ああっ・・・いやああああぁぁ」
卑猥な音と痛みで気がおかしくなりそうなのを必死で持ちこたえマリエルは解放を訴えた。
「おねが・・お願いします・・・・!私っ・・・んんっ・・ここで見たこと・・・・・誰にも言いません・・・あんっ・・・!」
しかしマリエルが嫌がれば嫌がるほど膣内部の巨大な棒は生き物のように大きさを増していくのだった。
そして主人の腰の動きもより一層速く激しくなりペニスが出し挿れされるたび結合部分から二人の体液が飛び散りシーツを濡らしていくのだった。
「んっ・・はあはあ・・・・子供・・・子供を産むって・・・私が・・・ああん!・・・あなたの・・・・・子を・・・?」
最初の衝撃から少しだけ体が慣れてきたのか痛みは和らぎマリエルは考え事を口から出した。
「でも・・・なぜ?あなたは・・・こっこんなにお金持ちで・・・あっ・・・私なんかよりもっと・・・もっと・・・・あああっ」
その言葉を聞いていたのか主人は少し腰の動きを止め暇つぶしのように豊満なマリエルの胸を揉み始めた。
「俺がお前を選んだ理由?なに、たいしたことじゃない。その目だ」
「め・・・?」息をはずませ少しの休息に安堵したかのようにマリエルは聞き返した。
「その空を映したような碧眼。そんな子供がいてもいいんじゃないかと思っただけだ。」
「何せ緑の目ばかりで多少飽きてきたんでな」
そしてピンと指で乳首をはねるとマリエルの胸はぷるんと大きく揺れた。それを合図にしたかのようにまた激しい動きが始まった。
615505:2006/08/25(金) 07:49:59 ID:zCKNwIoW
「い"い"っ!ああっ・・・・!まさか・・あっん・・・んんっ」
マリエルの脳裏にこの館へ迎え入れたメイド、途中すれ違った少女達の姿が浮かんだ。
彼女たちの目は今自分に覆い被さってる男と同じ冷たく光る緑の目をしていたからだ。
「そんな・・・・まさか・・・あっ・・あの子達はあなたの・・・んっ・・でも年齢が・・・・はあはあ」
脈打つ物体がゴリゴリと膣内にこすりつけられる感覚にマリエルの意識は飛びそうになった。
そんな意識を繋ぎ止めるかのようにまたも信じられない言葉が男の口から発せられた。
「今更何を言ってる。さっきの触手たちを見ただろう。俺は人間じゃない。生殖期間も人間のそれとは違う。」
「ああ・・・やはりあなたは・・あっ悪魔っ・・・・!あああっ」
びくんと体を仰け反らせるマリエルは恐怖の目で男を見た。その言葉が真実なら自分が産む子供はおぞましい悪魔の子と言う事になる。
「いやあっ!抜いて!抜いてぇぇぇ・・・・!」
ずりゅっずちゅるっ!ちゅくちゅくちゅくちゅく・・・・・・・
マリエルの抵抗とは反対により一層激しくなる動き。そして子宮の奥にコツコツとあたるペニスが段々脈打つのを感じずに入られなかった。
「産みたくない!だ・・出さないでぇ・・・・!ほんどに・・ほんどうに今日は駄目なんです・・・・・!」
口からヨダレを飛ばしながらマリエルは必死で逃れようともがいた。しかしそんな抵抗も最後まで空しく終わることになった。
「そろそろだ・・・出すぞ!残らず受け取れ!!」ぱんぱんぱんぱんぱん
マリエルははちきれそうな程膨張したペニスを子宮で感じ取っていた。

「いやあああ!できてしまう・・・・・!!赤ちゃんが本当に・・・あああっ・・・いやよっいやあああああああ!!」
ぶびゅりゅりゅりゅるるるるる!!!どくっどくんっ!びゅくびゅくびゅくっっ!
どびゅるるるるるるるる!!!!
すさまじい音と共にマリエルの子宮には大量の種を含んだ精液が放出された。
そしてそれは子宮を満たしそれでも収まりきら結合部分からいく筋も流れ出してきた。
深い絶望感に陥りながらもマリエルの膣壁はいまだに男のペニスを締め上げその種を搾り取ろうとするかのように
きゅうきゅうと締め続けた。
巨大な肉棒が引き抜かれたヴァギナからは血と粘液と大量の精液が噴出するのだった。
「いや・・・・産みたくない・・・・・産みたくないよぉ・・・・・・・」
涙と汗とヨダレで顔を濡らしながらマリエルはうわ言のように繰り返していた。そして同時に胎内で熱い何かが動くのを感じた。
それは男の精子と自身の卵子が受精した証そのものだった。


3ヵ月後―――マリエルは元気な女の子を出産した。
これが新たな地獄の始まりだということにも気付かないまま・・・・。
616名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 13:02:02 ID:LOes5tkb
・・・

おっきした!
617名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 17:52:23 ID:mMURBjWW
まだ続きがありそうな展開だな。
期待GJ!!!
618名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 19:52:07 ID:ME6MX+R3
星華ねえ待ち
619名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 22:21:01 ID:h0DQTuZU
wktk
620名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 01:58:25 ID:hqIyNJ7Y
マリエルでいちばん初めに頭に浮かんだのがForget-me-notの伊万里マリエルです。
脳内トランスレイト完成(`・ω・´) シャキーン
621名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 02:10:36 ID:d7IDvk8C
遅漏レスだが、
>>577
は、要するにハセキョンは、おとなしく添い寝してりゃ助かったかもしれない
男を、情欲にまかせて激しい子作りにつき合わせてしまったがために
とどめを刺してしまったと、そういう話かいな?

戦中ものだと、前に葱板に書き込んだシチュで、
明日出征する弟との最後の晩に、身体を曝け出す姉・・・ってのがあったけど、
いっちょそいつを膨らませてみっかな
622名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 04:04:36 ID:+OhEReYV
>>621 いや、ほっといても相手は死んでた状況。きっと彼のアレは瀕死勃起してたんだろな……
ちなみに性交シーンは互いの肩から上しか映らなかったけど、とても生々しかった( ゜∀ ゜)

あと>>621、できれば義姉弟設定でキボンヌ。
623名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 10:43:24 ID:jyTZ0paN
>>611レイプもので孕むシチュが好きなのでたまらんです(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
624611:2006/08/26(土) 17:30:39 ID:74s29xKu
>>611の続き。今回で最後ラスト。
今回も鬼畜率高めで強姦、ロリ、近親相姦要素があるので苦手な人は注意して下さい。


与えられた部屋の中、マリエルは目の前ですやすやと眠る我が子の頭をなでた。
3ヶ月前の嵐の日、この屋敷に偶然迷い込んだばかりに人外の館の主人によって孕まされた子。
マリエルはその子にアンジェリカという名前をつけた。
どんなに恐ろしい相手でも子供の父親、主人に何度か名前を相談しようとしたが
いつもマトモに聞いてももらえなかった。
マリエルにとってこの三ヶ月はとても辛いものだった。
何度も逃げようとしたが館の少女達に監視されどうしてもそれができなかった。
さらに異様なスピードで膨らんでいく自分のお腹にいつも恐怖を覚えていた。
それでも時折動く自分の中に宿る命を愛しく思い大切に育てようと決心した。
しかしそんな大きなお腹を抱えるマリエルを主人は何度も陵辱し続けたのだった。
その度マリエルは必死で赤ちゃんの安全を願うばかりだった。
そしてやっとのことで生まれてきた娘はマリエルに似て栗色の髪をした可愛らしい子だったがやはり瞳の色は父と同じく緑だった。
主人もそれを見て興味をなくしたのか二人のことは忘れたかのように構わなくなった。

1年も経った頃―――マリエルは16歳、アンジェリカはもう5歳ぐらいの子と見た目が変わらないほど成長していた。
どうやら父親の影響だけでなく母親の固体によっても成長に差がでるようだ。
しかしアンジェリカは館の少女達と違いよく笑う明るい子だった。
娘の笑顔だけがマリエルにとって唯一の安らぎだったのだ。

この館で暮らすに当たってマリエルが一番つらかったことは毎夜繰り返される主人と少女たちの情事だった。
自分より幼い少女達が自分から足を開き主人のそそり立つものを嬉し気に受け入れていた。
そして彼女達の大半が主人の血を分けた実の娘やその孫と知ったときは気が狂いそうになった。
見るもおぞましいその光景が続く間、館に住む少女達は部屋の脇に控えて見ていなければいけないのだ。
疲れきった少女の後片付けや主人がすぐまたその気になった時代わりができるよう世話をするためだ。
マリエルも例外ではなく幼いアンジェリカの手を握りながらその場にたたずんでいた。
淫乱な少女達を見ながらいつも思っていた。「いつかアンジェリカもあんな風になるのだろうか・・・・。
そして実の父親の子を孕まされる事になるのだろうか――――。」
実際マリエルがいた3ヶ月の間、何人かの少女が同じように主人の子を出産した。
それ以外にも館には常にお腹の大きな少女が目立っていた。
これらの少女はやはり主人と血の繋がりがあったのだ。マリエルは震えが止まらなかった。
625611:2006/08/26(土) 17:32:20 ID:74s29xKu
それから半年後、ついにマリエルは一番恐れていたものを目にすることになった。
昼間――アンジェリカの姿が見えないので屋敷の中を探していたところ主人の部屋から喘ぎ声が聞こえてきたのだった。
嫌な予感が頭をよぎり扉をあけてみるとそこには丸いベッドの白いシーツの上、
四つん這いになり主人のものを享受している娘の姿があった。

その姿はまるで獣の交尾そのものでありアンジェリカの幼い秘部は痛々しいほどに太くなった剛直を咥えこんでいた。
ショックで立ちすくむマリエルに気付いた主人は手の先で招き入れる仕草をした。
するとマリエルの体は勝手に動き出し部屋の中に進むとベッドの前で動きを止めた。
「ああ・・・アンジェリカ・・・・・!」悲痛な叫びをあげるマリエルの前でアンジェリカは可愛い顔を苦しそうに歪めていた。
「お・・お母様ぁ・・・・」そうして弱々しい声を出すのだった。
「おまえは誰だったかな?・・・・ああ、あの時の娘か。その青い目には見覚えがある。お前この娘の母親なのか?」
まるで二人のことなど忘れたかのような言葉にマリエルは愕然とした。
「ご主人様・・!やめてください!娘は、娘はまだ生まれて間もないのに・・・・!」
あれから更に外見は成長したとはいえアンジェリカはまだ生まれて2年経つかどうかだった。
マリエルは必死に訴えたが主人は鼻で笑うばかりだった。
「生まれたばかりだろうが体が成長してればどうでもいいではないか。そんなことは問題じゃない」
そう言うとさらにアンジェリカの腰をもち侵入を深く進めだした。
「くぅ!・・・・やぁん・・・・・・いたいよう・・・・」そう言いながらアンジェリカは涙をこぼし、
幼いなりに主人の動きに体をあわせようと必死だった。
「やめて!私を、どうか私を代わりに・・・・!」駆け寄ろうとしても動かない体を震わせそう懇願するマリエルを無視し
さらに激しい動きをする二人。そんな光景を見たくなかったが娘が気になって目を離せずにいた。
やがてマリエルはアンジェリカの変化に気付いた。
626611:2006/08/26(土) 17:33:34 ID:74s29xKu
初めは泣きながら痛みを訴えていたのに今ではその目をトロンとさせ無言で主人の動きを受け入れていた。
「アンジェリカ・・・」
そして小さな割れ目からは先ほどより蜜が溢れ始め太股を伝い滴り落ちていた。
そして幼いピンク色の乳首を自分でシーツにこすりつけていたのだった。
「ははは!子供は正直だな。お前と違ってあれこれ言い訳などしない。自分の欲望に正直だ」
「んー・・・気持ちいいよう・・・もっと・・もっとぉ・・・・・」
そう言いながら快楽をねだる娘の姿にマリエルは戸惑いを隠せなかった。
「駄目よ!そんなこと言っては駄目!そんな汚らわしいこと・・・」
動揺するマリエルを尻目にアンジェリカはさらに淫らに頬を紅潮させ甘い声でねだるのだった。
「よしよし、それじゃあママにしっかり見てもらえ。お前が身篭るところを。」
主人の冷たい目が光ると小さな割れ目を押し広げたペニスは赤黒くどくどくと脈打ち始め、そして――――
「だめえええええ!」

びゅるっ!びゅるるるっ!びゅぶっ!ドクンドクン
マリエルの叫びと共に放出された精液はあっという間にアンジェリカの膣内部から溢れ出してきたのだった。
「どうだ?温かくて気持ちいいだろう?」
「・・・・あったかい・・・・お腹の中あったかいよ・・・・」息を弾ませぐったりするアンジェリカはそう答えながら微笑みを浮かべた。
マリエルはその姿に呆然とするばかりだったのだ。

次の日から毎日マリエルは主人とアンジェリカの淫らな姿を強制的に目にさせられた。
幼い顔や口は体液で汚されそれがすむと次は下の口まで徹底的に汚されていくのだった。
主人が自分を苦しめるためにわざとこうしてアンジェリカを陵辱し続けてるとマリエルは理解していた。
しかしアンジェリカはそれを喜び自分から進んで奉仕しだした。まるでお気に入りの遊びを覚えたように。
「お母様も一緒にしよ・・・・?」
自分の腕より太いペニスに唇を吸いつけながらアンジェリカは妖しげな笑みを浮かべた。
「駄目だ。ママはこういうことが嫌いなのさ・・・。そうだろ?」意地悪く目を細める主人はマリエルの本心を見抜いてるかのようだった。
マリエルの下着はすでぐっしょりと濡れていた。しかし娘と主人のあられもない姿を見てこうなったとは死んでも言えない。
必死で屈辱に耐えるしかなかった。

「そろそろ素直になったらどうだ」
この日もいつものようにアンジェリカとの蜜事を済ませた主人はワイングラスを片手に側に立っていたマリエルに声をかけた。
床には既に意識を失ったアンジェリカが息を弾ませ横たわっていた。小さな割れ目からは
とても子宮におさまりきらない液体が溢れその体は精液まみれになっていた。
これだけ連日中に精子を注入され続けてはいつ妊娠してもおかしくない状況だった。
「何のことです・・。私は別に・・・・」
なるべく娘を見ないようにしその体を布でくるもうとするマリエルの体を主人は引き寄せた。
「ここはそうは言ってないようだが」そう言うとマリエルのスカートから手をいれ下着ごしに湿った丘をなぞり始めた。
「ん・・・!くっ・・・・・・」敏感になってた部分への刺激にマリエルは唇を噛み締め耐えた。この男の思い通りになどならないように。
627611:2006/08/26(土) 17:34:34 ID:74s29xKu
そして――「やめて!」パシッと主人の頬を叩いたのだった。
「はあはあ・・・あ・・あなたには誰かを愛する心はないの?自分の子供を・・あ・・愛する気持ちは・・・」
今までの男の振る舞いを考えればそんなこと口にするのも虚しかった。それでも今まで抑えてた気持ちが涙と共に溢れ出した。
一方頬を叩かれた主人はどこか驚いたようにその冷たい目でしばらくじっとマリエルを見つめると急に狂ったように笑い出した。
「くっくっくっ・・はーはっはっはっ!・・・愛?子供への愛か・・・・・・・」
一瞬主人は考え込むようなそぶりをし、すぐにマリエルの腕を引っ張り立ち上がらせた。
「来い」

マリエルが連れて来られたのは普段立ち入る事もない地下室だった。薄暗く空気がヒンヤリと湿っていた。
「ここは・・・・?」マリエルは辺りを見回した時ふいにぎょっとした。
闇の中、無数の光るものが動いているのだ。その光は目だった。
館にいた少女とおなじ緑の目をした子が何人も座って闇の中自分と主人を見つめているのだ。
「驚いたか?ここにいるのは俺の息子達だ」
「息子・・・!?」マリエルは思わず聞き返した。
「いつもは娘しか生まれないようにしてる。だが時々失敗するんだよ。そうして生まれてきた男の子供はここで暮らしてる」
確かにそこにいるのはみんな男ばかりだった。小さな子から10代後半まで様々な年齢の少年がじっと座っていた。
「酷いわ・・・こんな所に閉じ込めるなんて・・・・・。」
「そう思うか?それならお前が愛してやってくれ」そう言うと主人はパンパンと手を叩いた。
「え・・・・?」
その音を合図にしたかのように少年達はスッと立ち上がるとマリエルに近寄ってきた。
「ママ・・・・」
「新しいママ」
「義母さん・・・・・」
「おかあさん」
そう口々につぶやくと無数の手はあっという間にマリエルの手を、体をつかむと自分達のほうへたぐり寄せた。
「や・・・嫌!離して!」
恐怖に怯えながらもがくマリエルの目にさらに恐ろしいものが飛び込んできた。
地下に広がる闇の奥、うごめく人影があった。それは少年達に陵辱され続ける女性達だった。
みな出産直前のような大きなお腹をしており、それでも口や膣に少年たちの性器を押し込まれひたすら欲望を注がれ続けていた。
あらわになった乳房に吸い付く子供もいた。
女性達は快感からとうに正気を失っており狂ったような淫猥な表情を浮かべていた。
「あ・・あの人たちは・・・・」
「俺には必要なくなったから捨てようとしたらどうしてもこの館にいたいと言うもんでな。ここで息子たちの世話をしてもらってる」
「世話って・・・そんな・・・・きゃっ!」
ビリビリと音を立ててマリエルの服は破られ少年達は胸や性器に舌を這わせ始めた。
628611:2006/08/26(土) 17:36:15 ID:74s29xKu
「いやあ・・・んっ・・・・はあっん・・・・・・やめて・・んんっ」
「ママ・・・ママの胸柔らかい・・・・」
そう言いながら乳首を吸い上げる少年は自分と変わらない年に見えた。
「義母さんのここ綺麗な色してる・・・・・・とっても美味しいよ・・・・・」
自分の股の下から顔を見せた少年はじゅるじゅると音を立てながら
マリエルの秘部に舌を入れ芽を舌で転がしながらその味をあじわうかのように無邪気に笑って見せた。
「ひいっ・・・!あはあっ・・・!」
あまりの快感にマリエルは背を仰け反らせた。そこに後ろからまた別の少年が抱き付き胸を揉みしだくのだった。
「いやいや、よかった息子達も気に入ったようだ。」
冷酷な笑みを浮かべた主人はそう満足そうに告げた。
「お前は俺に子供への愛はないのかと言ったな。ならばまずはお前が手本を見せてくれ。」
主人はニヤリと笑うと側にあった肘掛椅子に腰掛けた今から始まる惨劇を見物し始めた。
「ああっ・・そんな・・・こんなの・・んっ違う・・・間違ってるぅうぐっ!」
少年達に体を押し倒され四つん這いにさせられるとその口に液体を滴らせたペニスが挿し込まれた。
ぬちゅっぬちゅっぬちゅっ
「母さんのお口気持ちいいよぉ・・・」
ぶるっと震える少年は恍惚の表情を浮かべ喉の奥まで自分の欲望を押し込み続けた。
そして・・・一人の少年がマリエルの腰を持ち上げるとギンギンに硬くなったものを蜜壺の入口に押し当て一気に貫いた。
「んー―――っ!んぐぅ!!」
口も欲望の固まりで塞がれてるため声を出せずにいたがその感覚は全身を貫いた。
「ああ・・・義母さんの中・・・あったかい・・あったかいよ」
耳元でそう囁かれマリエルは頭が真っ白になった。口の中で動き回るペニスからは体液が溢れ続け
それを飲み込むだけでも精一杯なのに、自分の体の下ではまた別の少年が乳房に顔をうずめ胸の突起物に吸い付くのだった。
「んっ・・んっくんっく・・・んぐっ・・・・・えぶっ・・・・はあはあ・・・・もうやめてぇ」
わずかに出せる声で必死に求めたがどうにもならなかった。
ぱんぱん!ぱんぱんぱんぱん!!
後ろからマリエルを貫く少年の動きはより早くなりペニスはどんどん大きくなり脈打ち始め、
その感覚には覚えがあり同時にあの恐怖感が蘇ってきた。
「だめぇっ!だめよぉ・・・!外で出して・・・中はいやあ・・・・!」
ぐちゅぬちゅっ!ずぼっずぼっぢゅくぢゅくぢゅくぢゅく・・・・・・・
「ハアハア・・・義母さんの中いい・・気持ち良いよ・・・!僕を・・・僕達を愛してくれるんだね・・・・」
再び髪を持たれ口に陰茎を突き込まれるともう声を出す事もできなかった。
629611:2006/08/26(土) 17:38:09 ID:74s29xKu
「母さん僕・・・もう・・・・・ッ」
びゅるるっどくんっどぶぶっどぴゅるるるるっ!!
先にイッたのは口に含ませた少年だった。口の中に大量の精液を流し込むと
長い竿をズルリと引き抜き残りをマリエルの顔に射精し続けた
「ゲホっゲホっ!・・・・うう・・・はあっはあっ・・・・えぐっ・・・・・・」
顔をドロドロにしながら泣き出すマリエルを少年達はきょとんとした顔で見つめていた。
その目は主人と同じ冷たい目をしていたが幼い輝きを宿しまるで精神年齢が育ってないことを物語っていた。

「義母さん・・・大丈夫だよぉ・・・僕もう少しで出るからね・・・・・これとっても気持ちいいんだよ。
 前の義母さん達はすっごく喜んでくれたんだ・・・・んっもう・・・出そう」
そう言うと後ろで挿出を続けていた少年のペニスは射精寸前まで膨張していた。
「んあっ・・やだああ・・・・!出しちゃ・・・・中で出さないでぇぇぇ!んきゃっ・・・んんっ・・いやあああ!」
「よかったなあお前達。お義母さんが赤ちゃん産んでくれるってさ。たっぷりその元を注いでやらないとなあ」
その光景を面白おかしく見ていた主人は残酷な言葉を残すと背を向け地下室を後にした。

「嬉しいな・・義母さん・・・義母さん・・・一緒に気持ちよくなろ・・・・僕の赤ちゃん・・・・・産んでっ!!」
「だめえぇぇ!出来ちゃうっ!また・・・っ赤ちゃんが・・・・・っ!!」
どくんっ!どくん!どびゅっ!
ごぼごぼごぼっ!びゅぶるるるるる!!どぷっどぷっ どじゅるるるるるるっっ!!!
子宮の奥の奥まで精液を流し込まれるとマリエルは崩れ落ちた。
「はあはあ・・・ううっ・・私また産むの・・・?また・・・産まなきゃならないの・・・・・?」」
「義母さん・・今度の義母さんなら僕達も赤ちゃんも愛してくれるよね?」
涙を浮かばせた虚ろな彼女の碧眼には母に愛してもらおうと順番を待つ少年たちの姿が見えた。
みんな無邪気に微笑み自分のものをしごきながら立っていた。


三日後―――地下室のドアが開きかすかな光が差込んだ。そして階段を下りてきたのはアンジェリカだった。
マリエルの目にはその姿は映るものの反応する気力すら残ってなかった。
三日間ほとんど休むまもなく少年達に欲望を注ぎ込まれ続けたからだ。今も彼らは自分の体を触り弄び続けていた。
「お母様・・・・・」
久しぶりに聞いたアンジェリカの声は館の少女と同じように感情がこもらないものだった。
「お母様・・お母様は・・・・赤ちゃん産むの・・・・?私・・・・兄弟ができるのね・・・・」
「嬉しい・・・でもそれだけじゃないの・・・。だって私・・・私も・・・・ほら」
そう言いながらアンジェリカはお腹を撫でた。彼女のお腹はかすかに膨らみそれは妊娠の証そのものだった。
「私も貰ったの・・種をおとうさ・・・ご主人様に・・・・。うふふ・・これでお母様と一緒ね・・・・」
血のように赤い唇で笑うと再び階段を上がりまた地下は闇に包まれた。
闇の中自分の体をはいまわる無数の感覚に襲われながらマリエルは声にならない声を出した。

マリエルは義息子に、アンジェリカは実父に孕まされ、この二人が後にどうなったかは誰も知らない。
荒野にたたずむ館からは今日も様々な声が響いてきた――――。
630611:2006/08/26(土) 17:40:17 ID:74s29xKu
最初はもっと酷い展開にしようと思ったけどあまり酷いのはスレ違いなので
この辺で抑えた。

長い投下だったけど呼んでくれた人ありがとう。
自分で書いたらやけに疲れた・・・・・。

>>610
亀だけどそういう話好きだから期待してる。
書けたらぜひ投下してほしい。
631名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 18:29:36 ID:+OhEReYV
感想一番槍イィ!!

611氏、GJ。 以上。
632名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 21:53:58 ID:+wBX3JpR
このスレをROMしてましたが、自分も新規参入すべくSSをでっち上げとります。

現在、「Sなお嬢様」と「Mな奴隷少年」の立合い出産ネタ(途中に回想込み)を書いとりますが、
そろそろこのスレの容量の限界が近づいてるので、いつ発表するか......
(新スレが出来るまで書き溜めとくか、それとも今のうちに.....)
633名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:43:09 ID:20N3eazc
ちょ!80kbも書いてるのか!!すげーな。超期待
634名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:17:38 ID:ru5ct060
>632
流石に80k越えはありませんが....
(今調べた...)

それと、長編を書いてる他の方々の連載を「中断」させるわけにもいきませんし。
635632(634):2006/08/27(日) 00:19:00 ID:ru5ct060
名前書くとこ間違えた...
636名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:23:45 ID:ZypB2CCP
現状そこまで気にするほどでもないかと思う。You、書いちゃいなよ。
637名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:26:07 ID:mjtumoAI
>>622
今シコシコ書いてるけど、
どうして義姉弟じゃなきゃダメなんだい?
姉さん→義姉さん って書き換えりゃ済むちゃあ済む問題ですが
638名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:34:54 ID:9pADiSfX
>>637
シュークリームとミルフィーユくらい違う

それはそうと普通に姉弟物でいいと思うよ
639名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:55:32 ID:hx8Udcv5
あんまり近親間で子供を作ると、遺伝子に障害のあって生まれる確率が高いって言うけどな
640名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:42:29 ID:Zx84PBGX
まぁ体の基礎材料が同じだからな。色々と遺伝子に不都合があるんだろう
641名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 02:03:10 ID:01s9/iAr
一応少しぐらいなら遺伝的な障害の発生率は一般と変わらないらしい。
ただしあまりにも難題にわたって続けるとおかしくなるとか。
642名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 02:17:16 ID:ru5ct060
>639
ウィキペディアで調べたが、かなり長く近親交配やってる所では、そういう障害を起こす遺伝子がとっくの昔に淘汰されるとか
643632:2006/08/27(日) 02:18:35 ID:ru5ct060
>636
どうも

とりあえずそれなりにたまったらUPしときます
644名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 03:57:30 ID:R/7CGSmE
とりあえず、SSにそんなのは関係ないこと
妄想の世界くらいはすきにさせてくれ
645名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 05:31:45 ID:Zx84PBGX
うん、それが真理だw
646名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 05:33:24 ID:rGnIaXNi
>>640
近親交配をすることで不都合が生じるのではなく、元々もっている不都合が表面化しやすくなってしまうということ。

隠れていない不都合(で致命的な部類に属するもの)というのも当然あるわけだが、これは隠れていないためにとっくに淘汰されている。
淘汰されてないレベルでの不都合というのは皆同じ様にもっているわけ。
ただその種類は非常に豊富で、同じ不都合をもつもの同士がくっつかない限りはなかなか出てこない。
で、血が濃いとそのお互いが持っている不都合同士が似通っている可能性も非常に高いので出やすくなってしまうと。
ただそれも>>642の言うとおり、逆に長い間やっているのであれば、それも淘汰されている可能性が高くなってしまう。
647名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 08:10:07 ID:HbNAtU7g
要は、近親交配すると免疫が交換されないから、
特定の病気に著しく弱くなる。って事だ。
648名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 08:27:19 ID:uCILjWEh
>>611
GJ!!おつかれさまです。


まああまり詳しい遺伝子の話とかはそろそろスレ違いになりかねないので・・・。
649名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 11:27:04 ID:mjtumoAI
このスレ的に、面白そうなネタ発見
tp://www.jackchikara.com/cumbenefit.html
なんとまあ、飲精は妊娠によって崩れたホルモンバランスを正常に取り戻す
効果があるんですってよ奥様
650名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 12:14:33 ID:ZqS6Weav
>>637
実の姉弟でよろ
651ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:45:37 ID:2Mt8irAr
>>630
GJ!!
抑えてくれたおかげで、いい感じの触手孕ませになっていますね。

>>632
ガンガレーガンガレー。
Sっぽい女の人が受精セックルを許可するシチュはツボなので期待です。

星華編、前編行きます。
エロまでいかなくてごめんなさい。
652ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:46:50 ID:2Mt8irAr
 日傘をさした和服姿の美女が
⇒スーツ姿の上に白衣を羽織った美女が
 大きなバッグを担いだセーラー服の美少女が
653ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:47:20 ID:2Mt8irAr
<ストーリー2 次女:星華(せいか)>

「……星華ねえ……」
バスから降りた僕が声を掛けると、その女(ひと)は、こくり、とうなずいた。
僕の母方の従姉妹――美月、星華、陽子の三姉妹の次女、星華(せいか)ねえだ。
「お帰り、彰(あきら)」
──僕が帰省するとき、この女(ひと)は絶対に「いらっしゃい」と言わない。
「お帰り」と言う。
まるで、僕も、僕の両親も、「本家」から一時期ちょっと出て行っただけで、
またすぐにここに戻ってくるものだから、と言うように。
あるいは、星華ねえにとっては、僕は弟であるかのように。

──僕は、毎年夏休みの最初の日にここにやってきて、最後の日に帰る。
冬休みも、春休みも、ゴールデンウィークも。
そのことを不思議には思わなかった。物心ついた時からの習慣だったからだ。
そして星華ねえを、星華ねえ、つまり「星華姉さん」と呼ぶことにも。
僕に対する星華ねえの挨拶が、「お帰り」ということにも。
……だけど。
だけど、今年の夏、僕はじめてそのことを意識した。
志津留(しづる)家の「お定め」を知った夏に──。
僕が当たり前に生きてきた世界が揺らいだ夏に──。

「……」
僕が何を言っていいかわからないまま立ち尽くしていると、
星華ねえは、もう一度うなずいた。
そして片手に下げていたものを僕に差し出した。
「……これ」
差し出されたものは──僕の麦わら帽子。
見慣れたそれを目にして、僕のなじんだ世界がすっと戻ってきた。
──今は。そう……今だけは。
654ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:47:52 ID:2Mt8irAr
「彰は、それがよく似あう」
星華ねえは、麦わら帽子をかぶった僕を見てうなずいた。
無表情に見えるけど、すごく嬉しそうだ。
他の人にはわからないも知れないが、僕にはそれが分かる。
僕も自然に笑顔が出た。
「毎年かぶってるもん」
「……こっちは、夏、暑いから……」
「あっちだって夏は暑いよ。アスファルトの照り返しはきついし。
なんだか暑さの質がちがう……っていうか。こっちの暑さのほうがよっぽどいい」
「……」
星華ねえは、あるかなしかの微笑を唇に浮かべた。
多分、星華ねえを知る人──学校のクラスメートとか、近所の人とか──の
ほとんどが見ることないまま一生が終わるだろう、貴重な微笑み。
星華ねえは目を閉じて小さくうなずいた。──機嫌のいい時の星華ねえの癖。
「……車、呼ぶ?」
「本家」のお屋敷は、バス停からさらに相当な距離がある。
バス停は山のふもとで、「本家」の本宅は山の中腹に建っているからだ。
というより、この山と、その背後に広がる森と、つまりこの辺一帯全部が志津留家のものだ。
あんまり広いので、携帯電話──ちょっと前まではバス停の横にある公衆電話から
お屋敷に電話をかけて、お手伝いのだれかに車をまわしてもらうかどうか、聞いているのだ。
ちなみに、駅まで車を回してもらうことはもちろんできるけど、僕はそうしたことは一度もない。
さっきまで乗ってきた、くたびれたバスにゆられてこのバス停に降り立つことこそが
「夏休みのはじまり」のような気がしてならないからだ。
そして、バスから降りた後の行動も決まっている。
「うーん。歩いていこうかな――まだ陽が強くないし」
朝早くに出発したおかげで、まだ昼までにはだいぶ時間がある。
エアコン熱やらビル熱やらがない自然の中にあっては、午前中はけっこう涼しい。
僕はその空気がとても好きだった。
「――そう」
星華ねえは、もう一度目を閉じて小さくうなずいた。
655ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:48:23 ID:2Mt8irAr
「んー、今年も見られなかったなあ」
お屋敷に至る途中にある麦畑は、もう丸坊主だ。
僕は毎年、春夏冬やゴールデンウィークに「本家」に帰省するけど、
麦の刈り取り期は初夏だから、僕は刈り取る直前の実った畑を見たことはない。
ここからちょっと下ったところにある水田の風景も好きだけど、
この麦畑が実っているところに出会わせられたら最高だろうな、と思う。
「彰は、麦畑が好きだな」
星華ねえは、刈り取られた後の切り株が広がる畑を見ながら言った。
「うん」
僕は、麦畑が好きだった。
実際、このあたり一杯に広がる麦畑は、実がなる季節だったらさぞかし壮観だろうと思う。
「……誰かさんと、誰かさんが、麦畑……」
歩きながら、星華ねえが歌いだした。
びっくりするくらいに、きれいな声。
普段あまりしゃべらない星華ねえは、実は歌がものすごくうまい。
中学時代、合唱部の顧問の先生が泣いて入部を頼んだというくらいだ。
化学(ばけがく)一筋の星華ねえは、きっぱり断ったのだけど。
学校の音楽の時間を除けば、星華ねえは、家族──嬉しいことに僕も含まれる──以外の人間の前で歌うことはない。
でも星華ねえは、すぐに歌詞をつけることをやめ、突然続きをハミングにした。
「フフッフフッフフッフフッ、フフフフフーフフー……」
「あはは、星華ねえ。歌詞忘れたの? 手抜き、手抜き」
「……ここからの歌詞は、たくさん種類があるから……」
「あ、そういえば……」
いわゆる「誰かさんと誰かさん」はスコットランド民謡で、日本語の訳歌詞は一つではない。
一番有名なのは、「チュッチュチュッチュしている、いいじゃないか♪」とつながるもので、
これは、テレビで大人気だったお笑いグループが歌って広めたものだ。
その元になったとされるバージョンは
「こっそりキスした、いいじゃないか♪」や「かくれてキスしてる、いいじゃないか♪」とも言われる。
原曲歌詞とは完全に異なる「夕月晴れて秋風吹き、月影落ちて鈴虫鳴く」と歌う「故郷の空」という唱歌もあるのだ。
僕は、ドリュフの歌う「チュッチュッ……」のバージョンを歌おうとして──押し黙った。
星華ねえが、歌いだしてから突然ハミングに切り替えたわけも、分かった。

──僕と星華ねえは、この麦畑でキスしたことがある。
656ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:48:54 ID:2Mt8irAr
キスといっても、たいしたことではない。
当時、小学校に上がるか上がらないかの頃だった僕が、この辺りまで遠征に行くとき、
その保護者は、三つ年上で、その頃、小学校の三年生か四年生だった星華ねえだった。
星華ねえが帰ってくるまでは遠出が出来なかった僕と、三姉妹の末っ子で僕と同い年の陽子は、
早く星華ねえが帰ってこないかと、門の前で首を長くして待っていたものだ。
麦畑は、僕のお気に入りの遊び場で──もっとも中に入って荒らすようなことはしないが──、
星華ねえと僕(と陽子)は、何度もこの辺りまで出かけた。

思い出した。
ある時、陽子が珍しく熱を出して寝込んだ日、
看病は美月ねえとお手伝いさんたちがするというので、僕は星華ねえと二人で麦畑に来たんだ。
その前の晩にドリュフを見て歌詞を覚えた僕は、大声で麦畑の歌を歌っていたんだけど──。
「――チュッチュッチュッチュッしている、いいじゃないか……」
僕に合わせて歌ってくれてる星華ねえの声に聞きほれてしまった。
星華ねえは、ドリュフ版の麦畑の歌をうたいおわると、呆けたような僕を見てちょっと笑い、
今度は、自分が一番好きな歌詞で歌い始めた。
「――誰かさんと誰かさんが麦畑。こっそりキスした、いいじゃないか。
私にゃいい人いないけど、いつかは誰かさんと、麦畑……」
その声があんまりきれいだったから、僕は、ついつい
「星華ねえは、いい人って、いないの?」
と聞いてしまった。
「……」
星華ねえは、無言で僕を見た。
僕は、どきりとした。
表情があまり変わらない星華ねえの感情を、僕はなぜか分かることができる。
なぜ分かるのか──そりゃ「家族」だもの。
でも、その時、星華ねえが何を考えているのかを僕は分からなかった。
嬉しいでも、哀しいでもなく、怒っているのでもなく──今まで僕が見たことがない感情。
だから、僕は、星華ねえが無言のままその顔を近づけてきても、金縛りにあったように動けなかった。
そのまま、星華ねえの唇が、僕の唇に重なっても。
「――彰に、そうなってほしい」
唇を離した星華ねえが、そう呟いても。
僕は、目をまん丸に見開いて、星華ねえの美貌を見つめるほかに何も出来なかった。
657ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:49:28 ID:2Mt8irAr
「……」
そんなことを思い出して、僕は黙りこんでしまった。
「……」
星華ねえは、もともとが無口だ。
ハミングのまま、歌い終わると、口を閉ざす。
いつもの風景だけど、僕はちょっと息苦しくなった。
だって、今年の夏、僕が「本家」に来た目的は──。

──ざ、ざ、ざ、ざ、ざ。

──ど、ど、ど、ど、ど。

「――!?」
僕は、地面がぐらりとする、めまいのような感覚を覚えてたたらを踏んだ。
「……」
星華ねえも立ち止まっている。
その目は、向こうに見える「御山」――お屋敷の方向を見ていた。
「……星華ねえ……」
「……「御山」の<流れ>が、また悪くなっている……」
ぽつりと言った星華ねえのことばを、僕は理解することが出来た。
……僕は、そのためにこの夏、この場所にきたのだから。

──星華ねえ。今、僕の目の前にいる女(ひと)と交わるために。
──交わって、子を為すために。
658ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:49:59 ID:2Mt8irAr
志津留家は、平安から続く名門・七篠家の支族で、この家自体も千年続いた名家だ。
──平安の闇から生まれた七篠家と、その七つの支族は、
たった十数人の一族郎党で、強大な「敵」と戦うために、
一族を増やし、「血」を重ねて強化することで力を得てきた。
怨敵を滅ぼした後もその「血」の力は、「ものの流れ」を感じ取り、操ることで一族に繁栄をもたらした。
……でも、その繁栄は、七篠総本家から分かれて以来連なる「血」の為せる業だった。
志津留家の事業が成功してきたのも、力のある「血」を以って
お屋敷のある「御山」の地脈を操ることで為されたものだと言っていい。
そして、「力」を「血」に秘めた一族は、子供に血をつないでいくことでしか繁栄を得られない。
だからこそ、「本家」は薄まりつつある一族の「血」を再度結集することを決めたのだ。

──もっとも志津留の「血」を色濃く引き、そして一族の中で唯一の若い男である僕と、
現在の「本家」の三姉妹、その中でも最も強い「力」を持つ星華ねえとを交わらせることを。

「――志津留家の「血」は、他の六支族に比べて、だいぶ薄まっています。
本来、最も志津留の「血」が濃く出ていた私が、あなたのお父さんと結ばれるために
家の外に出たせいで、本家に残った「血」は弱まってしまったのです」
目を伏せ、申し訳なさそうに説明した母さんは、いつもの母さんではなかった。
父さんと母さんが結婚するのに、「本家」との間でなにか揉め事があったのは、
子供心にも気付いていた。
夏休みや冬休みといった長期の休みの間中、僕が本家に行くようになっていたのも、
最初の一、二年以外は、両親がそれに付き添うことがなくなっていたのも、
何か理由があることなのだろうとは思っていた。
だけど、それがこんな荒唐無稽な話だったなんて……。

「――子供を作る?! ――星華ねえと、僕が?!」
母さんから言いわたされたその話は、僕にとって青天の霹靂だった。

しかし、僕は、そんな家のしがらみをすんなりと理解することが出来た。
なんとなく、志津留の家が普通とは「ちがう」ことはもうずっと前から気がついていた。
それがどうやら、婚姻と血縁関係の中にあるものだということも。
けれど、頭で理解していても、それが逃れられない宿命だとわかってしまっていても、
僕の心の中は複雑だった。
659ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:50:30 ID:2Mt8irAr
……星華ねえと、子供を作る?
生まれてからずっと姉弟のように育ち、仲良く遊んできた女性と?
僕は、その話を聞かされたとき、足元の地面が崩れるような衝撃を受けた。
家族──実の姉と交われ。
そう命令された人間のように、僕はショックと本能的な嫌悪感を抱いた。

星華ねえ。
僕は、この女(ひと)のことが大好きだ。
でも、それは、姉のような存在という意味で、であって、
夫婦だとか、子作りの相手とか、そういう生々しい行為の対象としてではない。
星華ねえ。
他の人たちとは「違う」力を持って生まれてしまった僕にとって、
同じ力――それも僕よりも強い力を持っている星華ねえは特別な存在だった。
その力に、従っているわけではない。
人の身で、人のものではない力を備え、時々それに飲み込まれそうになる子供にとって、
その力を冷静にコントロールすることが可能だと、身を持って指し示してくれる女(ひと)は、
どれほど大切な存在であったろうか。
僕は、時々暴れそうになる志津留の血の力を、星華ねえのまねをすることで抑える術を知った。
星華ねえといっしょにいるだけで、ことばも交わさずその側にいるだけで、
僕は、やってはいけないことと、やるべきことの両方を教わった。
僕が、今、僕という「人」でいられるのは、まったく星華ねえのおかげだった。

……その人と、獣のように交わって子供を作るだなんて、
──それは僕が今まで生きてきて築いた「良い思い出」を、すべてぶち壊してしまうようなものだ。

だけど、僕はその「お定め」から逃れられない自分を一瞬で悟ってしまっていた。
目を伏せた母さんが、ぽつぽつと語る、志津留家の話が本当のことだというのにも。
いままで漠然と感じていた不思議が、ジグソーパズルがぴたりとあてはまって完成したように
すべての答えに導かれたことで。
……けれど、頭で理解したって、心が納得しない。
納得しないまま、僕はここまで来てしまった。
660ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:51:28 ID:2Mt8irAr
僕は、隣を歩いている星華ねえから、そっと視線を外した。
その時、自分たちが三叉路にさしかかっているのに気が付いて、僕は咳払いをした。
「……そ、そうだ。お屋敷に行く前に、シロに会っていこうよ!」
「……」
星華ねえは、無言でうなずいた。
三叉路のこっちを行くと──志津留の馬場。
シロとは、そこで飼われている白い馬のことだ。
今は亡き伯父さん──星華ねえたちのお父さんが、知り合いの馬主から引退した競走馬を譲り受けたものだ。
──ハムスターはハム公、犬はポチ、九官鳥はキューちゃん。
おおよそ、動物の名前というものに関して、ひねりというものを全く入れない伯父さんのせいで、
競走馬らしいかっこいい名前を持っていた牝馬は、みんなからシロと呼ばれるようになった。
その名の通り、真っ白な馬で、牡馬と見まがうばかりに大きなシロは、
身体は大きいけど、性格がおとなしくてなかなか勝てないままに引退したらしいけれど、
ここにもらわれてきて、良かったと思う。
志津留は、一応近所の神社の宮司ということになっているので、
白馬のシロは、神馬として大切に扱われている。
僕は、帰省のたびに、シロに乗ることを楽しみにしていた。

馬場と言っても、それほど大きなものではない。
一応、このあたりに二つある神社のうちの一つ、
みんなから「上の神社」と呼ばれている神社の宮司を兼ねている志津留家は、
神馬として、二頭の馬とその牧場を所有している。
引退した競走馬を引き取って飼っているのだけど、その二頭が神馬らしいことをするのは、
実は志津留家の「上の神社」のほうよりも、街の「下の神社」に貸し出されたときのほうが多い。
この街には、ふたつの神社がある。
「上の神社」は、志津留家の私有地の中にあり、参拝する人間もいないけど、
駅の近所にある「下の神社」は、田舎町にしてはかなり大きくて、かなり有名だ。
理由は、馬に乗って走りながら弓を放って吉凶を占う神事、流鏑馬(やぶさめ)が行なわれる珍しい神社だから。
でも、「下の神社」は、本当は馬を常時飼っていられるほどではないので、
県内屈指の実業家の顔を持つ志津留家が飼っているシロたちや
近くの乗馬クラブから馬を借りて流鏑馬を行なうことにしている。
志津留は、こうしたところで地元に協力して、地盤を固めているのだ。
661ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:51:59 ID:2Mt8irAr
「……あれっ? 誰かいる……」
馬場に近づいた僕は、牧場をのんびりと歩いているシロの他のもう一頭、
アオと呼ばれている葦毛の馬が人を乗せて駆け足をしているのに気がついた。
乗り手は馬の世話をしている宍戸さんではない。
誰だろう。
「――」
それが女の人だと分かる前に、その人を乗せたアオは猛烈な勢いで駆け寄ってきた。
「――志津留先輩っ!」
「……マサキか」
星華ねえが言うと、アオから飛び降りた女の人――というにはちょっと年齢が若いか。
僕より一つか二つくらい上の女の子は、顔を赤らめた。

「……流鏑馬(やぶさめ)の練習か」
ああ。なるほど。
街にある「下の神社」は、流鏑馬を行なうことでちょっと有名な神社だ。
他の神社と違って、「ナントカという故事に倣って、女の射手は巫女の格好で騎射する」という風習のため、
今では全国から観光客が訪れるほどになっている。
駅裏の繁華街では<巫女さんバー>なるあやしげな飲み屋さんができるほどの観光資源だ。
二、三年前から突然有名になったけど、神社自体はそれほど大きくないから、自前で神馬を飼うほどではない。
志津留家や乗馬クラブから馬を借りるのだけど、流鏑馬の出場者の練習も、そこでやらせてもらうしかない。
だから、毎年の出場者はこの馬場に練習しに来るのだ。
シロとアオの一年で一番大きな仕事は、この練習と流鏑馬だといっていい。
マサキ、と呼ばれた女の子は、今年の出場者なのだろう。
「……先輩……この子は?」
マサキさんは、星華ねえの隣に立っている僕に気がついてじろじろと眺めた。
さっき、星華ねえに声を掛けられて真っ赤になったときとはまるで別人の冷たい目だ。
そうすると、美人、と言ってもいい顔立ちが険を含んで台無しだ。
「彰。私の従兄弟。――明日から、旦那」
ぶっ!
星華ねえの爆弾発言で、僕はもちろん、マサキさんまで飛び上がった。
662ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:52:30 ID:2Mt8irAr
「せ、星華ねえ……」
「あ、あは、あはは……志津留先輩、冗談がキツいんだからぁ〜」
「……」
マサキさんが笑い出したが、星華ねえは無言のままだった。
その無言の意味を、僕はわかっていた。
星華ねえは、冗談のつもりで言ったんじゃない。
後輩だという、この女の子に詳しく説明する必要を感じなかったので、それ以上は口に出さないだけだ。
でも、マサキさんはその沈黙を肯定の意味でとらえたらしく、話題を変えてまた話しかけはじめた。
「先輩、今年は私、頑張りますよ! 三年前の先輩みたいに、全部命中させますっ!」
「……」
星華ねえは無言でこっくりとうなずいた。
マサキさんがまた真っ赤になる。
「ええっと……星華ねえ、この人……」
「正木真紀(まさき・まき)。高校の後輩」
星華ねえは、そう言った。
「よ、よろしく……」
僕は軽く頭を下げたけど、マサキさんは──。
「それより先輩っ! 私の騎射、見てもらえませんか?」
と星華ねえに声を掛けた。
無視された形の僕は、ちょっとムッとした。
何か言おうとしたとき、後ろで、ブルルっと鳴き声がした。
「――シロっ!」
僕は不愉快な気持ちをすっかり忘れさって叫んだ。
真っ白な大きな馬が近寄って、僕に顔を摺り寄せる。
シロと僕は仲良しだ。
アオとも仲がいいけど、二、三年前にこの馬場にやってきた葦毛さんと違って、
シロは僕が子供の頃からここにいる。
僕と、星華ねえの妹で僕の同い年の陽子が、はじめて乗った馬もシロだった。
年に何回も帰省する僕のことを、シロは志津留家の人間と認識してくれているらしく、
三姉妹と同じように気を許してくれる。
「あはは、ごめん。今日は人参ないよ。今度もって来る」
頭をなでると、シロはブルルっとまた鳴いた。
663ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:53:01 ID:2Mt8irAr
「あら仲良しね。じゃ、シロさんのお相手をしていてくれないかしら。
私は、ちょっと先輩とお話があるから……」
シロにじゃれ付かれている僕を見たマサキマキ──うん、さん付けはやめよう。
年齢は上そうだけど、別に僕の先輩というわけでもないし──が、猫なで声で言った。
「……いや。シロの顔を見に来ただけだから。彰、帰ろう」
星華ねえは、くるっときびすを返した。
シロが、ブルルと、鼻息をあげて、僕から離れる。
この優しいお婆さん馬は、空気を読めるということでは人間以上だ。
「あっ……、せ、先輩っ……!!」
マサキマキはあわてたが、シロが促したアオが、ヒヒーンと鳴いて辺りを駆け足しはじめると、
馬と、振り向きもしないで道を戻り始めた星華ねえを交互に見比べ、やがて、
「もぉっ!!」
と怒ったような声を出してアオのほうに駆け寄った。
──すれ違う瞬間、僕にものすごい視線を投げかけて。
ああ、神様。
見るだけで他人を石に変える女怪物メデューサは、きっと心優しい穏やかな女性です。
……今のマサキマキに比べたら。
「ま、待ってよ、星華ねえ……」
僕は、大急ぎで白衣姿の背中を追った。

「……あの人、今年の出場者なの?」
なんとなく気になった僕は、マサキマキのことを星華ねえに聞いてみた。
「……」
無言でうなずく星華ねえ。
「高校の後輩って……化学部?」
「そう」
星華ねえは中学から、部活は化学一筋だ。
家でもフラスコだの試験管だの、へんてこな薬品だのが離れにいっぱい置いてある。
大半は、もともとお祖父さんの集めていたものだというけれど。
「化学部には見えなかったなあ、あの人……」
きりりとした感じと、あの年齢でアオをかなり上手く扱っていた運動神経は、文科系部員に見えない。
もっとも、文科系と言ったって、星華ねえのような例外はあるけど。
「――活動はしてなかったから。幽霊部員」
664ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:53:32 ID:2Mt8irAr
「へえ……。なんでまた、化学部に?」
「……私がいたから、らしい」
「え?」
「……ラブレター、もらった」
「えええっ!?」
僕は一瞬驚いたけど、なんとなく納得した。
美月ねえと、星華ねえは、地元では有名人だ。
ここらあたり一番の素封家のお嬢さんというだけでなく、文武両道の才媛として名高い。
あまりにお嬢様すぎて、男は近づかなかったし、友達と呼べる女の子もいなかったけど、
その分、年下の女の子たちからは「理想のお姉さま」と憧れられていた。
バレンタイン・デーに、ラブレター付の手作りチョコの山を前にして
美月ねえがはてしなく凹み、星華ねえがこめかみをおさえる姿は、学生時代の慣例行事だった。
礼儀として一口ずつ味見したあと、二人はそれをチョコケーキやチョコクッキーに作り変えて、
みんなのおやつにしてくれたので、僕と陽子は二月の後半をひそかに楽しみにしていた。
「――今年のケーキ、いい出来だよ! ゴヂバをくれた女の人いたんだって! ゴヂバ!」
「へええ。楽しみだなー」
「今日送ったから、着くのは明後日くらいかな。あたしは今日美味しくいただいちゃったけど、にしし」
「あー、ずるいぞ、陽子っ!」
そんな電話は毎年恒例だったから、星華ねえが女の子からモテるのは知っていた。
マサキマキもそういう娘の一人だったのだろう。

「……三年前、覚えてる?」
星華ねえがふいに言った。
「ええっと、流鏑馬?」
「そう」
反射的に返事をしてから、思い出した。
マサキマキも言っていた三年前の流鏑馬に、星華ねえは出場したことがある。
「ええと、うちの馬場で練習していた人が怪我しちゃって、
どうしても代役がいなくて、星華ねえが出た、あれ?」
665ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:54:03 ID:2Mt8irAr
僕らの志津留家は、平安時代、物の怪(もののけ)を討伐する技として生み出された弓術を受け継いでいる。
でも、それはいわゆる普通の弓道とは目的も手段も異なる異形の弓術だから、
一族の人間は、決して表の弓道にはかかわらない。
「型だけの継承ですので」
と言って、門弟すら取らない「枯れた」流派を装っている。
でも本当は、的に当てる──敵を屠ることだけを言ったのならば、一族の人間は、
みな熟練の猟師以上の腕前を持っている──むろん、星華ねえも。
胸とお尻のあたりはともかく、全体としてはほっそりとした印象の星華ねえも、
弓を持ったら、灰色熊(グリズリー)に襲われたって平気だ。
現に僕は、まだ小学生だった星華ねえが数十頭もいる野犬の群れを、短弓ひとつでまたたく間に蹴散らしたのを見ている。
──そんな弓術を表に出す必要はないし、また出す気もない。
それが志津留の──あるいは七篠一族の考え方だった。
星華ねえも、それにしたがって弓術の腕前を外で披露したことがないが、
その時、怪我をしてしまった女の人の代理を買って出たのは、唯一の例外だった。

「そう。――その怪我した人と言うのが、マサキのお姉さん」
星華ねえが、そう言ったので、僕はなんとなく事情がわかった。
あの年。
巫女装束に身を包んで白馬に乗った星華ねえは、誰もが息を飲むほどに美しかった。
その年の競技者でただ一人の全的命中、というのもみごとなものだったけど、
当時はあまり有名ではなかったここでの流鏑馬が、一気に全国区のものになったのは、
星華ねえが出たその回の盛り上がりが、あまりにもすごかったからだ。
沸き立った会場からは、これを観光資源として全国にアピールする案が生まれ、即座に可決された。
もっとも、星華ねえは、このとき以外、商工会議所の人たちにどんなに頼まれても二度と流鏑馬には出なかったので、
「下の神社」の流鏑馬は、「行ってみると、巫女さん射手は噂ほど美人じゃない」
と酷評される年が多いものになってしまったけれども。
──あれを間近で見たのなら、マサキマキが、星華ねえの熱狂的なファンだというのもわからないでもない。
僕や陽子だって、あのときの星華ねえのことを、魂を抜かれたようにして見ていたのだから。
ましてや、お姉さんの苦境を救ってくれた人なら、
同じ高校に通い始めて、同じ部活に入って追い掛け回すくらい考えてもおかしくはない。
「……困る」
星華ねえが、ぼそりと呟き、僕は苦笑した。
たしかにあんなクセがありそうな女の子に卒業後もまとわりつかれたら、それはそれで大変だ。
666ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:54:35 ID:2Mt8irAr
──それからは特に何があったわけでもなく、僕たちはお屋敷に着いた。
お祖父さん──僕の母と、美月ねえ達の母親のお父さん──は不在で、
その補佐をしている美月ねえも夕方まで帰ってこない予定だったし、
陽子も学校で部活──ソフトボール部の練習があったから、僕らは、ふたりでお昼ごはんを食べた。
鶏の水炊き風スープと、ヒジキと枝豆のまぜ御飯。
「――ごちそうさま」
「……おそまつさま」
箸を置くと、星華ねえが応えた。
星華ねえは、無口で、挨拶も会釈だけで済ませることもけっこう多いけど、
この手のあいさつだけは欠かさない。
小さいとき、僕たちのお祖母さんから習ったことばだからだ。
「自分の作った料理を、卑下するのはおかしい。日本語のよくないところだ」という人もいるけど、
星華ねえや僕らにとっては、そういう小難しい世界標準はどうでもいいことだった。
目の前の女(ひと)が作った料理がおいしいかどうかなんて、家族ならことばにしなくても分かる。
そんなのは、見たものを見たまま、聞いたことばを聞いたままにしか捉えられない人が気にすればいい。
星華ねえは、台所へ行ってさっさと作ってきたけど、すごく美味しい。
はっきり言って、お手伝いさんの誰が作るのよりも。
本当なら、星華ねえは志津留「本家」のお嬢様だから、そんなことをする必要はない。
でも、この女(ひと)は、一人でいるときや、美月ねえがいないときは、
家族の分の食事は極力自分で作ろうとする。
「本家」の三姉妹は、すごいお嬢様だけど、
こうしたところが逆に千年も続いた本物の旧家らしいのかもしれない。
そして、僕は三姉妹のそういうところがとても好きだった。
「……星華ねえ、あのさ……」
そんなことを思い出した僕は、こちらも食べ終えて麦茶を飲んでいる星華ねえに声を掛けた。
「さっきの話なんだけど……」
「……「お定め」のこと?」
星華ねえは、目を上げて僕を見た。
まっすぐに。
この女(ひと)は、視線もことばも常に最短距離をまっすぐに行く。
僕は、次のことばを捜すのに、ちょっと戸惑ってしまった。
「あ、うん……いや、いいんだ。後で……」
そう言ってことばを濁した僕は、逃げるようにして居間を後にした。
667ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:55:05 ID:2Mt8irAr
僕の部屋に戻る。
長期の休みのたびに帰省する僕のために、一年中用意されている「僕の部屋」だ。
小さな卓に頬杖をついて、中庭を眺める。

「彰。私の従兄弟。――明日から、旦那」
「……「お定め」のこと?」

さっき、星華ねえが、あっさりと言ったことば。
僕は、それを何度も頭の中で反芻していた。
旦那ってことは──やっぱり、僕と結婚することを言っているのだろうか。
僕はまだ十六歳で、法律上、結婚はまだ出来ないけど、
子作りは、この夏のあいだに済まさねばならないことになっている。
婆(ばば)さま──お祖父さんのお姉さん、僕にとっては大伯母さんが見て取ったことには、
志津留家が新しい当主を得なければならないタイムリミットは、もう一年を切っているらしい。
だから、僕は星華ねえとの子作りのために呼ばれたのだけど、
星華ねえが、それをあんなにあっさりと口にすることは思わなかった。
ことばも行動も直球な星華ねえらしいけど、こんなことまであんなにあからさまとは思わなかった。
僕は、ぼんやりと、星華ねえは「お定め」をどう考えているのだろうか、と不思議に思った。

星華ねえは、三姉妹の中で、なんというか、特別な人だ。
三人の中でも、もっとも志津留の力が強い──僕の母さん、本来、当主となる子を産むべきだった人と同じくらい――し、
小さな時から、お祖父さんやお祖母さんに連れられて、志津留の「お仕事」を手伝っていたらしい。
長女の美月ねえは、当主補佐として、志津留の表のお仕事を切り盛りしているけど、
星華ねえは、僕らが中身も知らない、志津留の真の姿を担っている。
──親戚、七篠の七支族の人たちの中には、星華ねえを「志津留のヒメ」と呼ぶ人もいる。
志津留の血脈をつなぐ、大切な人、と言う意味をこめて。
「次代の当主となる子を産むこと」は、星華ねえの仕事らしい。
それは、他のことのように、星華ねえに定められたこと。
そして、星華ねえは、それを運命として受け入れる。
まるで、志津留という途方もなく大きな機械の、一番重要な歯車のように。
668ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:55:36 ID:2Mt8irAr
「彰……起きてる?」
ふいに、ふすまの向こうから声がした。
星華ねえだ。
「あ、うん、寝てないよ」
僕は慌てて返事をした。
いつのまにか、辺りは夕焼けのオレンジ色に染まっていることに気付いてびっくりする。
「入っていい?」
「う、うん、どうぞ……」
ふすまが開き、星華ねえが入ってきた。
シャツと、タイトなGパンと、ノリの利いた白衣。
いつもと同じ星華ねえ。
でも、いつもと同じ、表情に乏しい美貌は、夕日の光線の中、はじめて見る人のようだった。
「――」
僕は、息を飲んで星華ねえを見つめた。
「……」
星華ねえは、僕の部屋をぐるっと見渡した。
聞こえるか聞こえないくらいかの、かすかな吐息が漏れる。
それが星華ねえの微笑だということを、僕は知っている。
夕日の中、見知らぬ美人が、僕の知る星華ねえに変化した事を僕は気付いた。
「……彰は、散らかし名人だな」
「……ごめんなさい」
「片付ければ、いい」
短く返事した星華ねえは、もう床に散らかった僕の荷物をしゃがみこんで片付け始めていた。
あたりに散らばる着替え類を、たたみなおして風呂敷に包む。
僕は、服をたたむのも風呂敷に包むのも苦手だ。
Tシャツを一枚引っ張り出すのに、一回あけてしまったら最後、
風呂敷は絶対に包みなおせない。
というよりも、中に入れる服の容量のほうが、風呂敷の容量より絶対に多く感じられる。
だけど、星華ねえの手にかかると、僕の着替えは、随分小さくまとめられてすんなり風呂敷の中に納まった。
星華ねえは、ときどきこういう魔法を使う。
お祖母さんから習った魔法。――お裁縫とか、洗濯とかは星華ねえの得意技だ。
「――彰、……これは?」
最後の仕上げに、僕のリュックを部屋の隅に片付けていた星華姉(ねえ)が、ふとこちらを見た。
669ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 17:56:10 ID:2Mt8irAr
「あっ……!!」 やばい、見つかった!
──星華ねえの手にあるのは、「明るい家族計画」。
従姉妹相手に子作り、という話に、どうしても納得いかない僕が、
新幹線に乗る前に駅前の薬局でこっそり買ってきたものだ。
リュックの横側にある水筒とか傘とかを入れるスペースに押し込んどいたんだけど、
カバーのボタンが外れて、外に飛び出したらしい。
コンドームを買って、どうしようとか深く考えたわけではない。
準備と言うよりは、お守りのようなものだ。
でも、それを目にした星華ねえは、一瞬で状況を理解したようだった。
「……」
星華ねえは、いつものように無表情のままだ。
──でも、僕は金縛りにあったように身体が動かなくなった。
(星華ねえ、怒ってる……)
それも、激怒と言っていいくらいに。
他の人間にはわからないだろう。──たぶん、美月ねえと、陽子と、僕以外には。
星華ねえは、しばらく黙っていたけど、やがて口を開いた。
「――彰。これから私と子作りをするのに、なぜこんなものが必要なの?」
星華ねえの瞳が、僕を見据える。
「……あ、あの…」
僕は舌をもつらせながら、やっと声を出した。
ゆらぎのない、どこまでも真っ直ぐな視線。
それの前では、どんなことばの弁解も無意味だと言うことを、僕は知っていた。
星華ねえは、無表情のまま、<明るい家族計画>を僕に返した。
「……私は、こんなもの、要らない。彰相手のセックスで、避妊はしないし、したくもない」
断言。星華ねえが一度言い出したら、変えることは不可能だ。
「……はい」
僕はそう答えるしかない。
「今晩、待ってる」
何を待っているのか、間違えようがない言い方だった。
星華ねえは、つ、と立ち上がった。
「せ、星華ねえ、どこに──?」
「お風呂。身体を磨いてくる。何か準備が必要なことをしたいなら、言って。――何でもする」
星華ねえは、真っ直ぐ僕を見つめたままで、そう言った。
670ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/27(日) 18:01:27 ID:2Mt8irAr
とりあえず、前編はここまで。
マサキマキは、陽子編のキャプテンさんの前身でした。
陽子にレズっ気を燃やす巫女みこ流鏑馬ねーちゃんの予定でしたが、変更w
三姉妹は、性的にはある意味非常に保守的なので、同性愛は理解不能です。
お祖母さんから夫婦は子作りが大事、と教えられていますのでw
671名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 18:10:18 ID:ZypB2CCP
一番槍GJ!続きが実に楽しみです。
672名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 19:15:03 ID:JbonT0J2
北ー!
二番槍ぐっじょぶ!
673名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 19:41:22 ID:MyOhOTxO
一番矛俺も体を磨いてきます!
674名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 19:44:45 ID:KcGBUkqO
鼻歌の時点で既にやられてます。GJ!
675名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 20:53:28 ID:4FJwWkvW
星華ねえ編は楽しみにしていたので超絶にGJです
676名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:10:04 ID:T5fQp1hd
GJ!
続きも全裸にて待ってます
あと仕事の速いまとめサイトも乙です
677610:2006/08/28(月) 00:50:39 ID:rHogLGg7
一応書いてみました
そんなに内容はキツクないと思うけど
基本設定が酷いです
投下してみて宜しいでしょうか
スカや改造、産んだ子も対象とか描写はないけど設定としてあります。
678名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 01:18:04 ID:+L0o++oT
投下しちゃダメ
679名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 01:39:51 ID:GoSf2dM8
>>678
お前さんたら

でも誘い受けするアンタも悪いぞ
むしろ「イヤと言われようが投下します」ぐらいの勢いで、俺は促しませんが
680名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 01:41:07 ID:gyuBXJoQ
投下して
681名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 01:42:23 ID:pZRMW1pW
何が投下されようが俺は全裸で待機するよ
俺が風邪ひかないうちに投下してくれよ!
682610:2006/08/28(月) 01:51:31 ID:rHogLGg7
>>610
見直してみたらそんな酷くなかった(と思います)

まあいいや、投下します
683610:2006/08/28(月) 01:52:32 ID:rHogLGg7

この国の学園に通う男子は女子を奴隷として扱う制度がある。
小中高一貫の学校に設けられた制度で、普通科に所属する男子だけが主人となり、
奴隷を持つ資格があり、奴隷となるのは”奴隷科”の生徒である女子だけである。
主人間の合意であれば奴隷を交換することも可能。
奴隷は主人の子供を産むために存在し、産まれ子は性奴隷や娼婦として売買される。
そのため、生まれる子供はすべて女性でなければならず、奴隷少女たちの祖先は
子宮を改造され、代々遺伝子改良された女性しか産めない体になった。
むろん、生まれた子も同じである。
奴隷は寿命が20〜30歳と比較的短く設定され、
また10歳までには子供を産める体になるようになっている。
この学園の男子はほとんどが奴隷を持つ主人であり、皆子供がそれぞれ4,5人存在する。

柊唯(ひいらぎ ゆい)は中等部奴隷科の2年生、14歳である。
唯はもともと普通課の生徒だったが、あるとき両親が失踪し、身寄りのない唯を
学園が引き取ったのだ。
学園に引き取られることは奴隷科に入れられることと同義である。

腰まで届く長い髪、すらっとした華奢な体、胸は小ぶりで形は良く、
本人は自覚していないが、同姓から羨望のまなざしを向けられている存在だった。
しかし今はただの一人の奴隷に過ぎなかった。
唯は毎日、元クラスメートで主人である日野祐一の子を産むべく、日野に調教されている。
(…日野君…どうして…)
唯のように普通科から奴隷化へ転属する例は少なくない。
その場合、子宮を改造され、生まれつきの奴隷と同じく女子しか産めない体にされる。
手術を受け、目が覚めたとき、唯の前に日野の奴隷となる契約書が差し出された。
ちなみに奴隷には決定権はないため、ただの確認である。
684610:2006/08/28(月) 01:53:08 ID:rHogLGg7

そしてそのまま学園の男子トイレに連れて行かれた。
奴隷は主人の自宅か、学園内の専用牢獄に入れられる。
しかし日野は唯を男子トイレで飼いたいと申し出、唯の寝床はそことなった。
全裸に首輪、鎖でつながれ、手に枷、靴下と上履きのみ身に着けている。

「さあ、唯ちゃん、ご飯の時間だよ」
日野は笑顔でそういってペット用の餌入れを唯に出す。
「全部食べ終わったら僕の精液も飲ませてあげる。あ、それともオシッコのほうが良いかな?」
(日野君…あんなに優しかったのに…)
唯は四つんばいになって餌入れに顔を近づけて食事を取る。
普通に食事を取ることを日野は許さなかった。
長い髪に食べ物が付着しそうになると、日野が髪をあげてくれる。

食事が終わり、
「さあ、飲み物も飲まないとね。はい」
椅子に座った日野はペニスを差し出す。
「…は、はい…日野く…ごしゅじんさまの精液、飲ませて…いただきます…」
唯が日野のペニスを加えると、日野はペットをさするように唯の頭をなで始めた。
「うんっ……ふっ……くうっ……」
「おいしい?僕のちんちん」
「ふぁい…おいっひひへふう……」
「そう…そろそろ…」
唯は口の中で精液を受け止め、くちゅくちゅと味わってから飲み込む。
(ううう……にがいよう……)
唯は日野に好意を寄せていた。日野がどう思っていたかわからないが、
少なくとも嫌ってなどいないはずだ。
日野は人当たりがよく、少しあどけないところあるので母性本能をくすぐる。
中等部男子のほとんどが奴隷を持つ中で珍しく日野は奴隷を持たなかった。
好みの問題でなく、奴隷に子を産ませることは、外国に輸出する性奴隷を作ることになるので
国に貢献するための税金のようなものなのだ。
唯は奴隷制に以前から疑問を感じていたので、
そんな日野のことが好きだったのかもしれない。
だから日野が自分を奴隷に持とうとしたのが唯には驚きであった。
685610:2006/08/28(月) 01:54:07 ID:rHogLGg7
日野は唯の体をじっとみつめる。
恥かしくてたまらないが、主人に逆らうことは出来ない。
「顔、真っ赤だよ。おっぱいもっと見せてよ」
などと、いろいろなじってきたりもする。
不意に、日野が唯の乳首に吸い付く。
「ひゃんっ!?」
「おっぱい吸わせてよ。唯ちゃんのミルク飲みたいなあ」
ちゅうちゅうと音を立て、唯の乳房をむさぼるように吸い付く。
やがて、日野の口に白い液体が満たされる。
「はっ、あぁっ…んんっ!」
「おいしいよ、唯ちゃんの母乳。とっても甘くて、濃い…唯ちゃんも飲ませてあげる」
唯は日野に口移しで自分の母乳を飲まされた。
(日野君の…くちびる……)
日野にキスされたのは初めてではなかったが、
できれば、奴隷になる前にこういう関係を持ちたかった。
「どう?自分のおっぱいは」
「ふぁあい……おいしいです…」
どんな味かは覚えていなかった。
キスされたことで、かつての思い出や、願望が脳裏をよぎったのだ。
「早く産まれないかなあ、僕たちの赤ちゃん」
唯の母乳が垂れた胸をもみしごき
大きなお腹をさすりながら、日野はつぶやく。
唯は日野の言葉に驚いた。
「は、はい!きっと元気な赤ちゃん産んで見せます!」
「あっはははは!早く産まれないかなって言っただけなのに、唯ちゃん変なの」
無邪気に日野は笑う。
「ううう、す、すみません、ご主人様」
気恥ずかしかったが、自分と日野の子が産まれる事はうれしいと感じていた。
たとえ、奴隷になるとわかっていても。
「でもさ、ほんと元気な子を産んでよね。この子にも
僕の子を産ませてやりたいからさ。早く育ってほしいね。この子が大きくなるまでに
また唯ちゃんを孕ませてあげるよ」
「……はい…がんばり…ます…」

唯はずっと男子トイレで飼われている。
初めてのキスも、セックスも、調教も、種付けもここで行われた。
たまに痛いこともされるし、ときどき他の男子生徒らの便器にされ、小便をかけられる。
放尿、排便は必ず日野の見ている前で行わなければならず、
恥かしさで死んでしまいそうになるが、それも快感に変わりつつある。

きっとお腹の子もここで産むのだろう。
(うん…日野君…ご主人様の子供だもん、どこでも元気に育つよ…)




とりあえず終わりです
686名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 01:56:35 ID:SaYfRkpi
創作だし無粋であることは分かってるが
なんだか、ずいぶん差別的で……。
687名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:17:52 ID:facx7T0j
こりゃ、鬼畜とかの専門スレのほうが喜ばれたと思うよ。
複数の要素がある場合、どれが多いか考えて投下すべきかな。
688名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:30:55 ID:r6UPDCWE
話の内容よりも、誘い受けのその態度が嫌だ。
689名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:37:38 ID:QaideO2l
そんな言い方しなくてもいいと思う。
ここの住人て一部わがままだよな、結局は気に入った職人さん以外には閉鎖的。
新しい職人さんが来なくなるぞ。
690名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:41:22 ID:GoSf2dM8
孕ませ/種付/って部類だからなあ
691名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:45:45 ID:Nq6/G0np
>>689
逆にGJ強制なレスもよくないんじゃないかな


漏れは気にしてないけど投下の態度にちょっと気が触っただけじゃない?
別にSS的には今夜の夜食で美味しく頂いたよ
692名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:47:14 ID:mQZz/AQi
>>689
>>610が嫌われているのは、話が鬼畜だからじゃなくて、
投下態度や空気読めないせいだと思う。
693610:2006/08/28(月) 02:49:22 ID:rHogLGg7
>>688
ごめんなさい
ここに出していいか不安だったんで

で、内容に関しては…
やっぱ鬼畜ですかね
694名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:55:20 ID:QaideO2l
>>691>>692
別に強制GJとか言ってない。
投下態度が誘い受けだとしてもそれぐらいスルーしといてやれよと。
大人気ないなあと思っただけだ。
695名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 03:00:36 ID:P2Z1kFff
○○だけど投下してもいい? 読みたい人いる?

ダメ

無視して投下(なら最初から聞くなよ!

否定的なレスがつく

そんなこと言うなよ! 職人が来なくなるだろ!
嘘でもいいからGJって言っておけ!

嘘GJはよくない

│←今ここ
├───────────┐
↓                      ↓
皆で華麗にスルー   議論になってスレが荒れる
違う話題に移行
696名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 03:01:14 ID:Nq6/G0np
それなんて強制女性化スレ?
697名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 03:09:01 ID:wSZ15RRl
創作の設定にケチつけんなよw
知らず知らずのうちにマスゴミに毒されてるぞ
「虚構と現実の区別」と「言論の自由」な。
698名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 03:16:44 ID:dZ7DSxKr
読むだけ読んで文句しか言わない奴は>>1を100回ほど読み直すといいよ
699名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 06:07:46 ID:jNVxoVCg
まあ、こういう複数ジャンルにまたがるSSは、
実質どこに投下しても文句言われるからなあ。
とりあえず、今後もここでいいとは思うが、
注意書きだけはしっかりと文句のつけようがないぐらいに
書き込んだ方がいいと思う。
あと、「投下していいですか?」と聞くのはほとんど意味ないので、
今後はやらない方がいいと思う。
700名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 07:52:22 ID:jurEFYld
何でここの住人て偉そうってか上から目線なの?
701名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 08:21:08 ID:lLX/XPqA
準備が必要なことってどんなことだー!?
702名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 08:42:41 ID:JbL+0Um2
>1
和姦・強姦、人間・異種姦など、内容は自由です。
作品投稿前に、属性の説明があると幸せです。
例)【和姦/強姦】【人間/異種姦】【出産ネタ】等

【鬼畜】とか入れといて、NG登録すればいいじゃん
過疎スレの住人としては投下あるだけいいよ
703名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 08:50:10 ID:ACzC7h4L
>>699
書き手が一つ一つ注意書きしなきゃならないってアンタら年いくつよ?

投下前に鬼畜って書いてんだから趣味に合わなきゃ見なきゃいい。
それを鬼畜スレ行けとかさ、言うべきじゃないと思うよ。
和姦ものばかり好きな人じゃないし、テンプレにも強姦オケってある。
初めての職人さんてわかってんのにそんな態度じゃ本当に人来なくなる。
最初からこのスレ見てたけど短編ものってほんの少しじゃん。
短編ものは気軽に見れるから職人さん来なくなるのが一番怖い。
704名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 09:15:42 ID:lO8wu8ob
ゲーパロ氏 乙であります。

今年の夏は良い‘夏休み‘になりました。
705名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 09:25:39 ID:+QdAEjon
星華姉さんの髪型とか外見的特長って明記されてなかった気がするんだけどどんななんだろうか?
眼鏡なイメージがあるけど弓の名手は眼鏡なんてかけないものなんだろうか?
706名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 10:03:04 ID:jNVxoVCg
>>703
違う違う、うっとおしいのに付きまとわれないようにするには、作家側も自衛が必要ってことよ。
いくら先に言ったといっても、SSの頭に警告が入ってないと認めないようなのもいるんだから。
長くいて欲しいからこそ、身の安全には気をつけて欲しいのよ。
707名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 12:46:54 ID:FbBfs8ob
>>705
・・・俺、脳内で勝手に眼鏡かけてたや。
で、ちょっとぼさぼさめのショートカットでなんとなくぶすっとした顔してるの。

己の脳内妄想補完力に改めて驚愕するぜ・・・
708名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 13:09:01 ID:+QdAEjon
>>707
長女がロングで三女がショートだった気がしたので、間を取ってセミロングくらいだと補完してた>次女髪型
709名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 13:16:08 ID:Wh0Xhhrb
>>705
俺は長いストレートの髪と切れのいい目を持った、クールビューティーと妄想
個人的な好みで眼鏡はなし
710名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 13:21:18 ID:Yk7emcpE
メガネは研究室にいるときにかけてるとみた。
711名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 13:24:44 ID:GoSf2dM8
藍色がかった黒髪は外せない
712名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 13:25:26 ID:FbBfs8ob
おまいらの妄想力も大したものですな。
俺並みの域まで到達しつつある・・・
イヤむしろおまいらは俺かと。

あれ?なんで俺がこんなにいっぱい居るんだ?

【世界平和到来】
713名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 14:45:41 ID:FTazsRZN
>>712
さっさとその堪りたまったエロ妄想をココで吐き出しやがれ!
714名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 18:27:39 ID:mcUktWsQ
メガネの力はやっぱ絶大だな
御神体として祭るべきだ
715名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 19:14:16 ID:tVK31J/P
祭るのかw
716名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 19:21:04 ID:VeMsAJ17
後のめがねっ娘教団である。
717名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 19:44:44 ID:5XnHQZdk
俺の中でもめがねっこだったよ。
でも、良く考えたら神様の中にメガネ居なかった気がするし、
やっぱり目は良いんだろう
718名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 21:42:19 ID:QuJGULAT
某パトレイバーのクランシー嬢を想像している>星華ねえ
719名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 22:13:37 ID:VUh08ndN
"Comin' thro' the Rye"に関してずいぶん調べてあるのに感心しました。
格調高い「故郷の空」よりも俗謡の方が原曲に忠実というところまで…

ただ、ドリフを見ていた世代よりもお若いのかな?
ドリュフなんて書いてます、ブタが探すキノコと混同してますね。
720名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 22:16:23 ID:9tRNOxAm
星華ねえを想像するとどんなにフィルターをかけても綾波になってしまう。
神絵師の降臨待ち。
721名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 22:19:28 ID:+QdAEjon
>>719
一連の作品では様々な番組名なりネタがパロられてるし、ドリュフもわざとだと思う。
722名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 22:56:32 ID:rgBjCP66
>>720
 当然、髪色若干暗くした綾波だよな。もう一人の俺よ。

 同じく神絵師&もちゲーパロ氏の光臨待
723名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:04:48 ID:nXKMjSQO
>720
俺だけじゃなったんだな
主人公はシンジになぜかフィルターかかってるw
長女は傷跡の長女ってかんじ・・・
ssのよみすぎだな ort
724720:2006/08/28(月) 23:07:47 ID:9tRNOxAm
>>722-723
綾波のイメージを変えてほしくて神絵師を待っているんだ。
スマンな、アナザー俺たち。
725名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:12:58 ID:7aS7XrbX
ごきょうやがすらっと背が高くなった感じを想像。
726ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/08/28(月) 23:49:20 ID:lCCxTIEP
>>716
司馬遼太郎ネタでこられたら返さないわけにはいきますまい。

これは後日の話だが。
……後年、夏の風流な夜、エロパロ板のしかるべき場所で、板の読み手たちが、
いまははるかな過去になった某スレのことどもを追想しあった。
自然、話は一つところにゆく。突発のウソ企画で、書き手の何某が
自分で掘った墓穴にはまった鳥のように羽交いをばたばたさせて
ほとんど壊滅寸前におち入りながら書いていた話のことである。
「いやさ、わからぬのは次女であったわ」
とひとりがいった。次女が、最後に登場したうえに髪形などの特徴をはっきりと書かれないので、
どういう姿をしているのかが定まらない、という話は、このときに出た。
みな同感し、本編での次女の容姿はどうであったかという話題になった。
「セミロングの髪、わずかにシャギーが入っている、眼鏡はかけている。髪の色は藍がかった黒髪だった」
とひとりがいうと、
「眼鏡はかけていたが、しかし黒髪ではなく、綾波や長門のような水色であった」
と、他の一人が異説を立てた。さらにいやいやセミロングではなくショートカットのシャギーだと者もあり、
眼鏡をかけているかどうかも人によって記憶がまちまちであった。
余談が過ぎた。
以下、余談である。
(『関ヶ原』)

読み返すと、三姉妹、とくに星華は服装以外、ほとんど容姿を限定してませんね。
書いている時も、シーンごとに違う格好でイメージされてたりします。
というか今まで上げられたイメージ、綾波・長門系も、黒髪クール系も、眼鏡系も
全部一度はイメージしているので、全部当てられているんですがw

>>719
ああっ、リアルで見たことないピチピチの若い子なので、まちがって覚えてましたーっ! 
というのは、……通じませんかorz 一応、ドリュフもゴヂバもわざとです。多分w 
イエ、マダマダ、ワカイ デスヨ ?
727名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 00:07:52 ID:u9TuzD1A
そのサービス精神には感じ入るw
後編、完結編が羽ばたいていくのを楽しみにしてます。
728719:2006/08/29(火) 00:26:25 ID:+p/cZDGI
とにかくGJでした。
729名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 04:54:57 ID:Ce0qummu
>>705
個人的に惑星のさみだれの姉ちゃんをイメージしてる。背中の中程に届く長い黒髪、眼鏡、そして巨乳。
俺の趣味大爆発。

>>726
間違ってたらすいません。私見ですが、三十路前後くらいですか?
小ネタスキーならある程度世代の違うネタが分かってもおかしくはないし、いろいろな小ネタを挟んでいること、文章の書き方や受ける感じなどから、それくらいかなと。
機嫌を損ねたのなら申し訳ありません。若輩者の戯れ言と聞き流してください。
730名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 04:57:51 ID:FqRXTGhz
>>726
すまん…、漏れ、出典も知らずに書いてたわorz

どちらかというと小野寺浩二ネタのつもりだったんだ…
731名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 17:59:54 ID:5yg9YK+U
>730
「嗚呼!!熱血妊婦番長」ってか......
732名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:33:08 ID:Ce0qummu
>>730
「妄想戦士ヤマモト」か。懐かしいな。
733名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 20:10:25 ID:ksuueVeG
星華って聞くとペガサス座の姉しかでてこない・・・・
734名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 02:16:31 ID:JpeD6adt
眼鏡が邪魔ならコンタクトも使えばいいじゃない

星華ねぇの容姿も気になるが個人的には「異形の弓」も気になった
735異端なる愛の営みの果てに・プロローグ(1/3):2006/09/01(金) 02:59:17 ID:eQhOqSeR
>632です
一通り書いたので、拙作を投下させて頂きます。
(出産・SM・スカあり)


 ここは我々と住む世界とは別の世界にある、我々が言うところの「ヨーロッパ」に似た文明を持ったある国の
ある城での話…

「お嬢様が〜お嬢様が〜…産気つきました〜!!!」
「早速旦那様を呼ばないと〜!!」

 ある日の未明、15歳前後の少年がメイドたちの慌しい声で寝ぼけ眼を残しつつ目覚めた。
(それが、「旦那様」といわれてる『僕』の事である)

『僕』は意識が朦朧とする中、「妻」である「お嬢様」の所へ駆けつけるべく部屋のドアを開けた、が....
「ゴンッ!!!」
『僕』は待ち構えてたメイドに鍋の様なモノで殴られ、そして再び意識が遠のいた......

数時間後、城の地下室。
『僕』は「顔に液体をぶっかられた様な感触」をきっかけに再び目を覚ました。
そして、周りを見て愕然とした……

当の『僕』は拷問用の拘束ベッドに全身をくまなく拘束されたまま寝かされていた。
(無論、生まれたままの姿で…)
そして頭の両脇に左右二つの小さな足場があり、更にその上を見た時『僕』は驚いた!!

「透き通るような白い肌」「プラチナブロンドのウェーブのかかったロングヘア」「切れる様な青いツリ目」
「キリッとした端正な顔」「大きく且つきれいに整った乳房」「彫刻の如き肢体」、そして「風船の如く膨らんだ
巨大な腹」「その中身の一部(プラチナブロンドの産毛)を覗かせる股間の秘裂」「山の様に盛り上がる菊門」…
そう形容される様な18歳前後の少女が、『僕』の真上に全裸で鎮座していた…用を足すようなポーズで。

その少女こそ『僕』の「妻」である「お嬢様」であった.....

「あら、やっとお目覚めね…
今、赤ちゃんが私(わたくし)の子袋からひり出される所を早くお父様に見せたいと、駄々をこねてましたわ」
「お嬢様」は端正だった顔を歪め、股間を幾度も眼前に近づけながら、息を荒げながらこう言った…
どうやら『僕』を起こしたのは、破水した時に彼女から出た羊水だったようだ。
736異端なる愛の営みの果てに・プロローグ(2/3):2006/09/01(金) 03:00:39 ID:eQhOqSeR
「あら、やっとお目覚めね…
今、赤ちゃんが私(わたくし)の子袋からひり出される所を早くお父様に見せたいと、駄々をこねてましたわ」
「お嬢様」は端正だった顔を歪め、股間を幾度も眼前に近づけながら、息を荒げながらこう言った…
どうやら『僕』を起こしたのは、破水した時に彼女から出た羊水だったようだ。

「お嬢様、僕は何故ここに…それと、その格好は…」
「あら…勿論、私が貴方との『愛の結晶』をひり出す所を貴方に見せ付ける為ですわ。
そう、いつもの如く弄びながら、ね…それと、付き添いはこの子ですわ…」
そこには凹んだ鍋を片手に持ったメイドがいた。
「旦那様…ご無礼ながらお嬢様の出産準備をつつがなく進める為、手荒ながら眠らせて頂きました…」

「…………もう少し普通に出来ないでしょうか…?!」

…そう、見てのとおり『僕』は「お嬢様」の「種馬」兼「玩具」である。
(一応、「貴族」としての「身分」と「教育」は「与えられている」が…それについては後述)

「ヴゥゥゥゥゥゥゥ〜ン!!!!!」
そんな『僕』の抗議など完全無視して、「お嬢様」は力いっぱい息み始めた。
その力は、下半身から滴り落ちる汗と羊水が顔面に降りかかり、眼前で二つの穴が大きく収縮する事からもはっ
きり判るほどであった。
無論、拘束されてる『僕』も(唯一拘束されてなかった)一物を唸らせながら、一緒に息を荒げていたが…

そして、いく分もの奮闘の末、「お嬢様」の腹の中身がひり出された…後ろの菊門から…
(えっ?後ろの穴?)
『僕』の顔面に黒光りした硬い固体が降りかかって来た…

「あらあら…赤ちゃんより先に2週間も溜めてたウンチが先に産まれたわね…
ってそこ!!いつもの癖で食べないで!!後の事も考えてよね!!!」
いつもの癖で「お嬢様」の糞をほおばろうと思った瞬間、「お嬢様」の足が勃起していた股間を力いっぱい踏み
躙った。
「ギョエ〜ッ!!!!!」
737異端なる愛の営みの果てに・プロローグ(3/3):2006/09/01(金) 03:01:59 ID:eQhOqSeR
「今度粗相したら、その一物を一生使い物にならなくしましてよ?」
そう言いながら「お嬢様」は『僕』の顔に付いた自分の糞を足で払いのけ、いまだ悶絶する『僕』を尻目に再び
出産体制に戻った。そして…

「ヴゥゥゥゥアァァァァァァァァァ〜ン!!!!!」
文字通り「全身全霊の力を股間に集中している」事を表す程の激しい息みだった。
それは、産綱がわりの天井の鎖(無論、拷問用だったものだ)が引き千切れんばかりに引っ張ってた事からも明ら
かだった。

先程の脱糞ですべての糞を出し切った様で、今度は前の秘裂が信じられないほど大きく開き始め、胎児の頭が順
調にせり出して来ていた。
一時間後、大量の羊水と共に『僕』と「お嬢様」の「愛の結晶(?)」の顔が『僕』の眼前に勢いよく迫って来た。

そして、間髪入れずに「お嬢様」が息を荒げつつ急かすように怒鳴る。
「何してんの!!さっさと赤ちゃんの顔をお舐めなさい!!!!特に鼻と口は重点的に!!」
「はいっ!!で、産湯は?」
「馬や鹿がわざわざ産湯を沸かしまして?!だったら、早く舐めてくださらない!?」

『僕』は「生命の神秘の目撃」を体験する間を与えられないまま、羊水をかけられつつ夢中で我が子の顔を舐め
まくった。
勿論、「お嬢様」の言われる様に鼻と口の粘膜は重点的に取り除いた。
(先程「お嬢様」が糞を食べさせてくれなかったのも、「それ」を想定しての事だったとやっと気づいた...)

 やっとの事で頭全体を舐め終わったものの、既に胴体の一部が露出していた。
「お嬢様」の息みながらの怒声も同時に鳴り響いていた…。

「嗚呼、何故『僕』はこんな所に連れて来られたのだろう…」
常人から見て「異常」とも言える光景の中で、『僕』は回想した。
我が子に付いた羊膜と粘液を舐め取りながら…。
738632:2006/09/01(金) 03:06:59 ID:eQhOqSeR
今回はプロローグを投下しましたが...
その後も出会い・受胎etc...と書く予定ですので、よろしくお願いします。
(リクエストしだいではちと書き換えるかも)

あと、登場人物の名前を「個人名」で表さなかったのは「読者の妄想」に任せるためです.....
739名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 06:25:55 ID:AAuPZL4n
( ゚д゚ )
740名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 08:41:14 ID:zcM9KnXu
ゲロゲロ
741名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 09:22:06 ID:SoZkDczj
確かにスレの趣旨には合ってるんだが
特殊すぎです><

742名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 09:38:05 ID:YeYdo+Me
ちょっとこれは笑えない…
今までと質が違いすぎる
743名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 10:41:34 ID:O28p3F9I
特殊すぎ違いすぎと言わしめるだけの個性があるということで…。
わりとこういう世界好きなんで続き期待してます。
744名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 12:27:00 ID:3MsitkLn
これはこれで、ありだと思うんだぜ?
745名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 15:01:40 ID:iGtdFY70
今までと違ってちょいヘヴィーすぎ。どちらかと言うとスカ板が向いてる希ガス。文は読みやすくていいけど、それがかえってリアルで気持ちワドゥイ。
746名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 15:53:00 ID:sWl5DHUB
まあ、今回は警告も題名もあるんだから
NGすればいいと思われ。

ごめんけど私もちょっとその辺にがてなんで、NGさせてもらいますね。
747名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 15:57:59 ID:owuvuAkt
そんなこんなで481KB、そろそろ次スレの季節ですな。
748632(735):2006/09/01(金) 16:10:42 ID:eQhOqSeR
あらら、やりすぎましたか…

しかし、「読みやすい」と言われたのはこっちとしても良かったです。

続きは状況と空気を読んでから......
749名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 20:09:15 ID:GEm1xNrZ
>>748
住人に喧嘩売ってるように見えるわけだが
750名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 20:59:51 ID:HbqdRVwX
>749 1嫁
職人さんには敬意を。
自分の好みに合わない作品を見ても怒らない。
751名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 21:19:26 ID:+RdEp/0h
抜けるか抜けないかはともかく話としてはものすごく突飛な話でビビタ
752名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 21:31:15 ID:tMSu+qkF
>>734
射ぬかれたらスタンド使いになるんだな
753名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 01:42:23 ID:9CcdDvO3
へへッ、このスレもいろんなSSをぶち込まれて
随分ほぐれて来たみてえだな
ちょっと前まではキツキツの過疎処女スレだったってのによお
そろそろ俺のぶっといSSをぶち込んでもいい頃合だな
なぁ〜に孕んだって知らねえよ
754名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 02:59:39 ID:FalaEHGl
適当に書いたらよくわからん事になりましたが
とりあえず監禁・調教系です
755名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 03:02:10 ID:FalaEHGl
〜瑠璃〜

少女の記憶は水の中から始まった。
いつも水の中から見ていたもの。
白衣を着た人間が動き回っている。
大掛かりな装置に囲まれた部屋。
そしてその中央にある巨大な水槽の中に少女はいた。
手足には何かのコードがつけられ、中央の機械につながっている。
腰まで届くほどの長髪は、機械類に絡まないように先端に髪留めをつけている。
その身には何もまとっておらず、肌の白さはほとんど変えることの無い表情も
相まって人形のようであった。
少女はガラスに触れながら水槽の外側を見ていた。
「…値は正常。…に比…、…昇してい…す。」
「EC−42は……がもう…い。…をえな……が…ろう」
ときどき、声が聞こえてくる。
少女は生まれてから言葉を発したことも無かった。
しかし、なぜかそれが声であるということも知っていた。

毎日、といってもどれくらいそうしているのかわかりもしないが
水槽の中に座って外を見ているのにも飽きてきた。
そのとき、こちらを見ている視線に気づいた。
たまに男たちが額をガラスにくっつけ、こちらをじっと見つめることがあるが、
初めてみる顔だった。
すると突然地鳴りのような音がする。
水槽の中の水が見る見る引いていく。
あっというまに、水槽はからになり、中には実験装置と全裸の少女だけになった。
プシューっ、とハッチが開かれる。
「さあ、出ておいでC−6号」
C−6号――
聞きなれないその言葉が自分のことだと気づくまでしばらくかかった。
少女は生まれてはじめて自分の足で立っている。浮力が無くなり、体が重く感じる。
そしてハッチから出て外の空気を吸い込んだ。
バサッと、少女にタオルをかけてやる。
見慣れない男は少女の体を拭いてやり、薄い生地の衣服を着せてやった。

男はこの研究所の職員で少女を連れて施設を案内した。
「君に名前を与えよう。瑠璃だ」
途中で男はいった。
「る…り」
少女はゆっくりと発音する。生まれて初めて発する言葉。
るり――
756名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 03:02:50 ID:FalaEHGl
つれてこられた場所には、瑠璃と同じような少女たちがいた。
少女らは部屋に入ってきた瑠璃と男のほうをみる。
「みんなの新しい仲間だよ。名前は瑠璃。兄弟みんな仲良くしてやってくれ。」
そういって男は出て行った。
瑠璃は辺りを見回す。
窓も何も無く、ゆかはタイル張り、クッションが散漫し、
周りが見渡せる程度に薄暗い。
少女たちは瑠璃と話そうとせず、ただ、人形のようにぼうっとしている。
部屋の隅に数人の集まりを見た。
その中央にいた少女はお腹が一際大きく、とても落ち着いた感じであった。
その少女のお腹を周りの少女たちは不思議そうに見ていて、おそるおそるお腹を触れている。
「それ、なに」
瑠璃は少女に聞いてみた。
おっとりとした口調で話す。
「妊娠しているの。おなかにね子供がいるの」
「妊娠?」
「うん。私が最初にここにつれてこられたから、最初にね、妊娠したの」
瑠璃には少女の言ったことが良くわからない。
みれば、少女は瑠璃とそう変わらない年頃にみえる。
周りの少女たちに比べればいくらか年上に見えるが、言葉遣いもまだつたない。
そして瑠璃のほうをじっと見つめた。
「私はユキノ」
757名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 03:03:28 ID:FalaEHGl
ユキノはこの施設について瑠璃に教えてくれた。
「まずね、私がここにつれてこられたときは誰もいなくて私だけだったの」
瑠璃はユキノの大きなお腹を見ながら聞いている。
その周りにも少女が囲んでいる。
「それからまたどこかに連れて行かれたの。変な部屋だった。裸の男の人がいっぱいいた」
「触ってみてもいい?」
瑠璃はユキノの顔を見ていった。
ユキノはやさしく微笑みお腹を触らせた。
「その人たちはわたしの手を縛って動けなくした。何でそんなことするのか聞いたら
これからちょっと痛いことをする、その痛みに耐えられなくて逃げないように縛るんだって言った。
足を開かされて、顔を近づけてきたの。足の付け根のにおいをくんくんしてきて、それから
おしっこしてみなさいって言われた。
すぐに出ないっていったら、大きな声で出せって言われた
すごく怖かったけどおしっこが出たから良く出来たねって言われた」
瑠璃はユキノのお腹をおそるおそるなでた。
とてもあたたかくて瑠璃は驚いた。
「けどそのあと、お漏らししていけない子だっていって、おっぱいに痛いことされた
私、痛くて泣いたの。ごめんなさいって言ったけど痛いことされ続けて、
何でこんなことするのっていっても、これは生きるために必要なことだ我慢しなさいって。
おっぱいから血が出て悲しくなったからわんわん泣いたの。そしたらおちんちんが目の前にあった」
「おちんちん?」
「男の人のおしっこでるところ。これを口にくわえなさい、今日はこれで最後にするからって」
「おしっこって、そんなの口に入れたら汚いよ」
瑠璃は不思議そうに言う。どうしてそんなことをするのだろう。
「その日はそれで終わった。その次の日もまた同じようなことされたけど、
最後におちんちんを私のおしっこの出るところに入れられた
すごく痛くてやめて、やめてって、動けなくって…
熱いおしっこがお腹に入ってきたのがわかったの。それは精液っていうのだけど
ぐったりしてしばらく眠ってたみたい。気が付くとここにいて、私の他にもこの子がいた」
「うん、ユキノ足の間から血と白いのが出てたから心配したんだけど
大丈夫だ、これでもう大丈夫だって男たちが言ってた」
「しばらくしてユキノお腹が大きくなってきたの」
「わたしたちも同じことされた」
周りの少女たちが言う。
瑠璃は痛いのは嫌だな、と思いながら聞いていた。
「大丈夫。一番痛いのはそのときだけだったから。その後も同じことされ続けたけど
痛くなくなってきたから」
と、ユキノ。
「私はもうすぐここから出てかないといけないんだって。子供を育てるための
教育っていうのを受けなきゃいけないから、子供をこれからも産み続けないといけないって」

758名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 03:05:08 ID:FalaEHGl
それからしばらくしてユキノはこの部屋から出て行った。
瑠璃はまだこの部屋から出たことはない。
けど、他の少女たちのなかでユキノのようにお腹が膨れていく者もいる。
ある者はお腹を抱えて突然泣き出し、何を言っても反応することなくうなだれるものもいた。
しばらくして、男にユキノの事を聞いてみたらユキノはここにはもうこないといわれた。
「あの子は子供を産んだ貴重なサンプルだからね、これからも赤ちゃんを産んでくれる、
聖母となるだろう。君もその一人になるんだよ」
男にそういわれ
「ユキノ、子供産んだんだ。見て見たい。ユキノに会いたい」
「残念だけど、それは出来ないな。なぜって今はまだ疲れてるからさ」
瑠璃は残念そうにする。


ユキノは出産を終え、授乳期を過ぎ、そして、鎖につながれていた。
「…あ…か、ちゃ…ん」
ユキノは何度も犯され、虚ろな目つきでぐったりしている。
「ふふふ、あの子は君に似て美人に育つぞ、よくやった」
「安心したまえ、ちゃんと水槽で育てているよ」
「しかし、君はやさしいな。ちゃんと母親として自分で育てるとまで言い出すし」
「しかしそれではこちらの相手が出来んからな。まああの子も今急速に成長させているから
すぐに会えるだろう」
「ふふ、こんなに母乳を垂らして」
ユキノはまた妊娠した。
男たちの声はユキノの耳には聞こえない。
ただ呆然と、我が子のことを思っている。

子供にあいたい――
自分で瑠璃と名づけた、あの子に――




続くかどうかわかりませんが
ここまでで
759名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 11:04:49 ID:0TJBQCGC
新スレの時期だねー。もうすぐ500kb
760名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 11:48:01 ID:ZA62KZXH
そんなあからさまにスルーしなくても
761名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 12:58:36 ID:ZB2Z7x47
下手にレスするよりよかろうもん
762名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 21:52:17 ID:ugG25BvQ
ゲーパロ氏マダァー?ハチキレチャウヨー!(-Д-)
763名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 21:54:21 ID:7s0FLNPT
>>762
容量的には新スレになるんじゃないかな。俺には立てられないんだが…
764名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 21:58:17 ID:jg6MbTi3
スレたて挑戦してくる ノシ
765名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 22:05:49 ID:jg6MbTi3
孕ませ/種付/受精/妊娠/妊婦/出産/HRネタ総合【3】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157202209/l50
766名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 23:34:51 ID:ikHm2k9r
767名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 18:06:05 ID:vTgnMwWe
otu
768名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 07:31:26 ID:jUjOPa/F
え、スルーしないといけないのか?
けっこう面白いと思ったけど・・・

とりあえず乙
アンド スレ立て乙
769名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 22:11:51 ID:/bsrR00K
俺は割と好みですよ
770名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 01:10:44 ID:eRAD6W3w
俺はそうでもないかな。
771名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 20:49:53 ID:VcHB1Jtx
ちょっと不確定要素が多すぎるけど面白いと思ったけどな。
772名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 22:18:37 ID:LaM96hFa
純愛だ!
純愛が全てなんだ!!
愛がなければ不幸だ!!!
773名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 02:10:54 ID:3bPXUcOB
愛は無くても子は出来る
774名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 20:47:55 ID:Qs2aCe4s
宗教戦争勃発
775名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 01:35:31 ID:TQmR+vK0
俺,今すごいことに気付いた。
勃発ってつまり、勃起して、発射する。この意味が
「急に事件などが 発生 すること。」
つまり、勃発は
孕ませによって裏付けられている言葉だったんだよ!
そして、>>774つまりナナシにこの言葉が書かれていることを考慮すると
もうすでに出来ているがまだ名前の無いノストラダムスの子供が居るということだ!
つまり、ノストラダムスは自分の子供の誕生さえ予言出来ていなかったということだ!
よって、地球は滅亡する!
776名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 05:54:33 ID:+Xz3ETBR
さよか
777名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 10:37:32 ID:ruiltjfT
>>775-776
セットでワロタ
778名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 15:40:28 ID:bvYvCl6a
>>775
Ω ΩΩ<な、なんだってー!?

>>776-777
ノリが悪いだけなのかそれとも単に元ネタを知らないだけなのか。
779名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 17:40:15 ID:rpu/3ect
今更MMRもねーだろw
780名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 21:00:43 ID:5X9a2hlj
MMRは結局11巻が手に入らなかった。
781名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 10:48:02 ID:FyKaixzJ
「なんだこの『特ハラミ』って?」
「それは本日コウくん限定の特別メニューだよ」
俺は今日幼馴染みのユウに呼び出されて彼女の家である焼き肉屋で晩飯を食うことになった。
「おいおいそれってぼったくりじゃないだろうな?」
いつもなんだで安く食わしてもらってるので半ば冗談めかして言うと
「大丈夫大丈夫もう格安っすよ」
「そんじゃあ、その『特ハラミ』もらおっかな」
「まいど!じゃあこちらへ〜」
腕を引かれ店の奥へ連れ込まれる。やべぇ!やはりなにかあるのか?
彼女の部屋に無理矢理連れ込まれたところで俺は驚愕する。
ユウがいきなり服を脱ぎだしたからだ
「ちょっとお前どういうことだよ!」
「私今日危ない日なんだよね♪」
などとはにかみながらうれしそうに告げる。
「はぁ?」
「だから言ったでしょ、本日コウ君限定の特別な『孕み』だって♪」


次スレ見て思いついた妄想で埋めてみる。
782名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 15:52:06 ID:eVLQvCW1
俺にも特ハラミ・・・

いやまて、特ハラミ注文させてくれる
気立てのいい彼女を注文する!

この際顔は並より上であれば贅沢は言わん!
783名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 16:10:29 ID:ClaZBjjY
私も特ハラミさせてくれる気立ての良い幼馴染 注文希望 ノ
784名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 19:15:25 ID:qq8OWAr7
>>782-783
藻前ら・・・・・気に入った。
サンタのおぢさんの俺が後日届けてやる。待ってろ。
785名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 21:58:06 ID:VWxwotmP
>784
サンタのお姉さんが産んでくれたら......
786サンタのお姉さん:2006/09/12(火) 02:30:02 ID:fdk2vdUT
このスレ的には、子供を産めない身体の私は要らない女なのね。
787名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 03:23:56 ID:Z9orkpIc
お姉さんキター
788名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 06:31:36 ID:vKBsGpzh
触手や怪生物なら産めない女を孕ますなんて造作もないぜ!!!11!
789名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 22:46:46 ID:tScV6EjT
HRスレの人間ならヴァルシオーネだろうがフェイ・イェンだろうが孕ませてみせるぜ
790名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 03:35:47 ID:K/s4pZIF
>>786
安心しな
触手>産卵>孕み>出産
のコンボ使えば石女だってこのスレの仲間入りさ

どうしても自分の卵子で生みたいって場合でも大丈夫さ
触手から出る謎の粘液は石女だって妊娠可能な体に改造して孕ませるぜ
791名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 09:07:08 ID:rcZ0SBC6
おそろしい人達だwwww
792名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 15:26:32 ID:UZ4pZTmW
なあに。別に触手なんか出さなくたって
胚性幹細胞を採取して卵子に作り変えて
子宮内に放流し、しかるのちがっつり注ぎ込んでやるさー ^ ^

もちろん黄体ホルモンもてんこ盛りで注射してやるぜ。
793名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 16:34:16 ID:fEthj8B8
俺は男でも孕ましちまう触手なんだぜ
794sage:2006/09/13(水) 17:38:40 ID:lEqHYUId
男でもといえば昔シュワちゃんが子供生む映画あったけど
あれはどういう理屈で成り立ってんだろ。
当時はガキでよくわからなかった。
795786:2006/09/13(水) 17:58:33 ID:PwDFpzJD
安心しろ。中の人は男だ
796名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 19:40:12 ID:M6CEcOVE
>795
安心しろ。ここの住人なら男だろうときっちり孕ませてくれる
797名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 20:33:37 ID:KxR7wrAz
ぶっちゃけ男でも妊娠する事は可能。
子宮外妊娠で受精卵が腸壁に着床した例があるそうだ。
798名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 20:37:27 ID:U+urkKg4
>>794
冷凍された卵子とシュワの精子とを人工授精し、体腔のどこぞかに設置(?)
育ったら帝王切開って話だったと思う。
コメディーだから詳しいところなんて適当に作られた気もする。
799名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 21:41:18 ID:JIMHTNTT
昔、腹膜に人工的に着床させたら男でも妊娠可能とかいう記事を読んだ事があるが、
載ってた科学雑誌が今は亡きOMNI誌なので、どこまで信憑性があるんだか。
あと、卵子を融合して女性同士でも子供が作れるみたいな話もあったが、これは流石に眉唾くさい。
800名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 21:45:45 ID:u0X0Qwhm
卵子に何らかの刺激を与えると受精したと勘違いして分裂をはじめるらしい
じっさいにネズミか何かでは成功したそうな
801名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 21:46:38 ID:hLGr3vki
人間では無理だった気がする。
802名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 21:53:02 ID:jjxnUPLg
>>799
>卵子を融合して女性同士でも子供が作れるみたいな話
卵子を融合し、生殖活動を経ずに産まれた例として、1997年のクローン羊ドリーの誕生がある。
羊が可能ならヒトにも可能だと言われている。
《女性同士》ではなく、女性のみ・単性でという枠組みなら可能と思われ。
803名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 23:42:31 ID:43OnkeTE
>>799
それをネタに一本撮ったのか「ジュニア」じゃまいか?
804名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 01:17:19 ID:IMXYqN5o
長戸思い出しちゃったじゃないか

ドロドロに溶けるまで愛し合い、金ちゃんの子供を
産む!!
805サンタのお姉さん:2006/09/14(木) 01:53:04 ID:nNzef0b7
>>795
失礼な。子宮全摘しただけだ。
#大抵の男は気づかんがw
806名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 02:09:43 ID:7eBdGNlN
ピッコロ大魔王は?
807名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 11:18:35 ID:h2VP1yO2
>805
つ[人工子宮]
808名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 01:22:08 ID:5B6O6BWY
>800
分裂はしても正常に育たない。
部位の位置が固定出来ないため生物にならない。
精子はDNAのほとんどがカスなのだが
この位置固定のためには必須。


卵子同士は、条件付きで可能。
鮭の雌に男性ホルモンを与えて育てると男性化して精液(精子)のようなものを出す。
これを、卵に掛けて人工授精させる。
普通だと、雄と雌が半分づつの確率になるが、
これだと、全て雌になる(男性化しても遺伝子タイプはXXなので、雌しか産まれない)。
こうやって、効率よく繁殖させる実験は、かなり昔に行われている。
そのままでの卵子同士なら無理だが、この方法なら可能。
ただし、これを人間に応用するのは無理だと思う。
ちなみに、雄に女性ホルモンを投与しても無理。
809名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 03:30:54 ID:1wkFpSLo
810名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 01:57:16 ID:bK1lQPRy
811名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 09:44:06 ID:PxZq8Ksi
俺の子供を産めえぇぇぇ!!!
812名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 09:52:01 ID:t4s6ofaD
え、やだ。
813名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 09:52:51 ID:owjBIrLe
孕め
814名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 12:10:23 ID:BgJlYKU2
もうおなかいっぱいか?
815名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 12:50:44 ID:owjBIrLe
もう書き込まないで…お腹の中の赤ちゃん・・・堕ちちゃう…
816名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 13:17:52 ID:yMFP+TMu
そろそろ臨月?
817名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 13:18:48 ID:DqTwU4WD
お腹の赤ちゃんにミルクをプレゼントしてるんだよ
818名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 19:36:01 ID:YFKWvE+s
もぅ、この子が生まれてから注いで欲しいのに…、
819名無しさん@ピンキー
君には毎日注いで上げたいんだ・・・