【マテパ】土塚理弘総合エロパロ4指目【バンブー】

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1布教大天 ◆eEOz1bEpbU
土塚理弘氏の漫画の総合エロパロスレッドです。
マテリアル・パズルやBAMBOO BLADEのエロ全般を扱います。
小説のみならず絵師さんの活躍なども大歓迎です。
やおいものやグロ描写のきつい作品は対象外です。
荒らしや煽りなど、スレッドの進行の妨げになるレスは華麗にスルー。

●過去スレ

【マテパ】土塚理弘総合エロパロ3指目【バンブー】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1131114856/
〜マテリアル・パズルのエロ小説〜 2指目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1104670126/
〜マテリアル・パズルのエロ小説〜
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053234874/

●関連サイト
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

土塚理弘作品系スレ ログ保管庫
http://totsuka.nomaki.jp/
2名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 00:16:09 ID:3mA1kHA3
保守
3名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 09:26:36 ID:fk80waaM
ほす
4名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 11:30:55 ID:7ypOb90H
布教さん乙!
5451:2006/06/30(金) 15:35:59 ID:EvkGuN+S
布教さん、乙です & ありがとうございますです。

では、早速、プリセラミカゼSSの続きを投下いたします…。
6プリセラと一番良い部屋 その2:2006/06/30(金) 15:36:53 ID:EvkGuN+S
ミカゼの頭に馬乗りになるようにプリセラが秘所を押し付ける。
ぴちゃぴちゃ。
ミカゼは卑猥な音を立てながら、目の前に拡がるプリセラの蜜壺を味わった。
「すっげ……。どんどん溢れ出てくる……。」
舐めとっても舐めとっても愛液は溢れ、ミカゼの突き出した舌を伝って顔に流れ出る。
「んふっ……」
舌が膣の入り口を這いずり回り、擦れていく。その度にゾクゾクという快感がプリセラを奮わせた。
「あぁぁあ…いぃぃぃ……。」
もっと快感を求めようとプリセラの腰が淫らに動き、ミカゼの舌、唇を逆に犯す。
それに合わせて、たわわに膨らんだ乳房が激しく揺れ動いた。
プリセラは、その乳房を自らの両手で握り締めると、強く握り締める。
更には、乳房に付いた小さなピンク色の突起を摘み上げる。
あらゆるところから快楽を得ようと、彼女の手は妖しく蠢いていた。
「あふっ…あふぁっ」
ぴちゃ…ぴちゃ…。
粘液の擦れる音と、甘美な喘ぎ声が部屋に充満していく。
「はぁあ……ああぁぁ……。あふっ?」
ふと、秘所から伝わってきていたはずの刺激が途切れる。
「え?」
プリセラの秘所を攻めていたミカゼの動きが止まる。
きょとんとミカゼの顔を覗きこむと、
「なぁ…プリセラ……俺のも……頼むよ……」
そこには恥ずかしそうな表情のミカゼがいた。
プリセラがミカゼの下半身の方に目をやると、先ほど大量の精液を放出ばかりだというのに、
再び分身がはちきれんばかりの膨らみに戻っていた。
「もう、仕方ないね……」
思わず笑みがこぼれる。
その笑顔の半分は、自身が今まで快楽に溺れ、独りの世界に入り込んでいたことへの照れ隠しだった。
プリセラは秘所をミカゼの口に充てたまま、ミカゼの股間に顔を寄せる。
そして、ピンク色の髪をかき揚げながら、今度は喉の奥までミカゼのたぎる分身を咥え込んだ。
「うわ……」
口内全てを使った業に、思わずミカゼの歓喜の声が漏れる。
分身の先っぽが喉の奥まで達すると、頭を引いて、唇の先まで押し戻す。
その間、口内の粘膜で分身を擦りあげることも、ぷるんとした唇で分身を締め付けることも忘れない。
高度なテクニックとその快感に呆然となるミカゼ。
プリセラはその顔に秘所を押し付け、行為の続きを促す。
察したミカゼは、股間に押し寄せる快感に耐えながらも、プリセラの秘所へ舌を這わした。
7プリセラと一番良い部屋 その2:2006/06/30(金) 15:41:16 ID:NP2sZBSv
ちゅぷちゅぷ…。
「んむ…。んはっ…」
プリセラのくぐもった息遣いが響き渡る。
ミカゼもまた夢中になって、色香のある女性の味を堪能していた。
(さっきより…固くなってる……)
先ほどよりも興奮しているのだろう、ミカゼの分身は一段と固く大きくなっていた。
(これが…私の中に入ったら……)
想像をしただけで胸がきゅんと高鳴る……。子宮が疼く……。
「んぐっ……!!」
その時、秘所の周りを貼っていたミカゼの舌が膣の奥まで入り込んできた。
突然押し寄せる快感に、身体がびくびくっと反応を示す。
そのまま膣内を長く伸ばされた舌が蹂躙していく。
「くはぁ……っ」
急な攻め技に、咥え込んでいたミカゼの分身を吐き出してしまう。
「そんなっ……いきなりっ……! はあぁっ!」
さっきの胸の疼きが……ミカゼに伝わったのだろうか?
「ああぁ…気持ち良すぎぃぃいっ! あああっ!」
ビクン!
プリセラの上体が一度大きく反ったかと思うと、
「あぁぁ」
びくびくびくびく…。
小刻みな痙攣をする。
「はあぁぁぁぁ………っ」
そして、そのまま力なくミカゼの身体の上に倒れこんだ。
絶頂だった。
独りでは味わえない快い絶頂。
「あぁ……ん……はぁ……」
「イっちゃった?」
ミカゼが問いかけに、ゆっくりと頷く。
「じゃあ……今度は……」
余韻に浸る間もなくミカゼに転がされて、仰向けにさせられる。
そして、ミカゼはプリセラの下腹部に馬乗りになると、
「その胸で………してよ…」
豊満な胸の谷間に、そそりたった分身を押し付けた。
8プリセラと一番良い部屋 その2:2006/06/30(金) 15:42:16 ID:NP2sZBSv
今のプリセラに要求を拒否する理性など残っていなかった。
ミカゼの言われるがまま乳房の間に、ミカゼの分身を挟み込み、更にそれを押しつぶすように両手で乳房を寄せる。
「うわ……。」
乳房の弾力がミカゼの心を奪い、無意識のうちにミカゼの腰を振らせていた。
プリセラは、暴れるミカゼの分身を押さえ込もうと更に乳房を寄せるが、
彼女自身がべとべとに塗りたくった唾液が潤滑油となって、功を奏さない。
「もぅ……」
ため息混じりに一言つぶやき、ミカゼが没頭する行為に手を添えてやる。
頭をかがめ、乳房の谷間から時折覗く分身の先をチロチロと刺激したり、
ミカゼの腰の動きとは逆に乳房を動かし、快感を2倍に膨れ上がらせたり。
その度にミカゼは快感に絶えるような声を漏らしていた。

「あぁ……もう出そうだ……」
ミカゼもプリセラの弾力ある乳房と巧みなテクニックに、そう長くは持たなかった。
プリセラのはじけそうな乳房を掴み、腰の動きを早める。
「あぁっ!!」
ミカゼが張り詰めた声を発すると同時に分身の先がぷくっと膨れ上がる。
その瞬間を見逃さず、プリセラはミカゼの分身を咥え込んだ。
「んんっ……」
どくっどくっ…。
ミカゼの分身は何度も何度も脈動し、プリセラの口に精液を送り込んだ。
プリセラは、口内に満たされた精液をじっくりと味わうと、ゴクリと音を立てて、全て喉に押し込む。
そして、ちゅう……と分身に吸い付き、尿道に残っている精液を吸い取ると、名残惜しそうに味わって、飲み込んだ。
「気持ち良かった……」
ミカゼが嬉しそうな表情を見せる。
プリセラにとっても、それは同感だった。
だが……。
しゅん……。
子宮の疼きは収まっていなかった。
まだ満足できてはいない。
9プリセラと一番良い部屋 その2:2006/06/30(金) 15:43:44 ID:NP2sZBSv
プリセラは精液を出し尽くし、萎んでいくミカゼの分身を諌めるようにまた刺激を与えていく。
「えっ?」
ちゅぼ、ちゅぼっ…。
先ほどよりも激しく頭を前後させ、先のほうは舌と唇で刺激を与え、根元はその細い指で激しくしごき揚げる。
そして更に、分身の根元についている精液の詰まった袋も軽く揉んでやる。
「あぁ…そんなにされたら……」
気づけば、ミカゼの萎えかけていた分身は元の大きさと固さを取り戻している。
「まだ……大丈夫よね?」
プリセラが問いかける。その赤みが挿した顔は艶やかで、その声には何よりも淫らな響きがあった。
「あぁ」
ミカゼは一言返すと、そのままプリセラを押し倒し、そそりたった分身を彼女の秘所に押し当てた。
「んあっ……」
高まる期待が現実になろうとしてる…。
まだ挿入もされていないのに、その想いだけで、プリセラは軽くイキそうになってしまった。
やがて、ゆっくりと、ミカゼの分身が膣内へ進入していく。
「はあぁああっ!」
プリセラは、思わずベッドのシーツを強く握り締め声を荒らげる。
「ああああああっ!」
膣の一番奥にまで達したとき、プリセラの身体がまた小刻みに痙攣していた。
まだ挿入されただけなのに……こんなに……気持ちいいなんて……。
何年も何年も忘れていた女性の歓びに身体が震える。
バクバクと心臓が鳴っている。
「プリセラの膣(なか)っ……すごい……気持ち良いっ!」
ミカゼもまたプリセラの肉体に身体を震わせている。
「動くよ……」
「えっ…」
プリセラの返答より先に、ミカゼが腰を動かしはじめた。
「あふっ!」
予想以上の快感に、必死で耐えようとプリセラの膣内がぎゅっと締まる。
プリセラ自身、普段から身体を鍛えていたこともあり、膣は処女のような締め付けを見せていた。
きつくきつくミカゼの分身を締め上げるが、膣の中にはおびただしい量の愛液が流れており、
ミカゼの分身の侵攻に抵抗できない。
「ひゃぁうっ! はぁあっ!」
ずちゅっ。ずちゅっ。ずちゅっ。
ミカゼの分身が出入りするたびにプリセラの悦楽の声が飛んだ。
「あぁぁぅ…はぁぁ……んあぁっ! うあああっ! いいぃっ!」
10プリセラと一番良い部屋 その2:2006/06/30(金) 15:46:06 ID:NP2sZBSv
ミカゼは腰を振り続ける。
そして、目の前で大きく揺れ動く乳房に気づくと、それを握り揉んでいった。
「ひああっ……よすぎるぅぅう……もっと……」
プリセラもまた快楽を求めようと下から腰を振っていた。
二人の結合部は激しく蠢き、ミカゼの分身が幾度も姿を見せたり埋もれて消えたりしている。
ミカゼは分身を突き刺しながらも器用に乳房を揉みしだき、更に身体を折り曲げ、乳房に舌を這わし、突起を甘く噛む。
「ひやぁあぁぁうぅぅっ!」
秘所の快感に加えて乳首からの快感が混ざり、プリセラは一際大きな声で鳴いた。
「あふっ…」
何度も何度も打ち付けられるミカゼの分身。
短く浅いストロークを繰り返したり、膣内の奥深くまで突き拡げたり。
腰の動きが変わるたびに、プリセラは悶え悦ぶ。
更に、勢いに乗ったミカゼの分身が膣内を滑り、子宮に届くのではないかと思うくらい深くまで入り込んでくる。
「ひああああっ!」
悦楽の声を上げるプリセラ。しかし、その歓喜は長くは続かなかった。
最奥まで到達したミカゼの分身が、膣内から引き抜かれる。
「んあ?」
突然終焉を迎えた快感に情けない声が出てしまう。
プリセラの脳が理解できないでいると、くるっと世界が反転した。
丸くぷりっと膨らんだプリセラのヒップ。
少し大きめなサイズだったが、張りがよく、真っ白で、彼女の肉付きのよさを象徴していた。
ミカゼに抱えられ、ヒップを突き出すような格好にさせられたことに気づいたと同時に、ミカゼの分身が再び膣内に潜り
込んでくる。
「あはっ!!」
バックからの挿入は、正常位よりも膣内の奥にまで入り込んでいる。
「あはぁっ……ふ、深いぃぃっ。 お、奥まで届いて……」
自分の恥ずかしい場所を突き出して蹂躙される。
獣に犯されているような姿。
だが、その羞恥心もまた快楽を生み出す要素の一つに過ぎない。
「ひああっ…うあっ……」
よだれをぼたぼたとベッドのシーツに垂らし、ひらすら快楽に溺れていた。
息苦しくなり、肘をついて四つんばいになったが、その状態で後ろから攻められる姿はますます獣の交尾に近づいている。
11プリセラと一番良い部屋 その2:2006/06/30(金) 15:51:21 ID:NP2sZBSv
「プリセラっ……気持ちよすぎる…よ……」
「私もっ……」
形の良いプリセラのヒップをしっかりと掴み、腰を激しく突き出す。
その度に、下に向きながらも形の変わらない張りの良い乳房ミカゼが揺れ動く。
「ダメだ…もう我慢できないっ」
「私も…イキそう……。お願い……一緒に……。」
「わかった」
ミカゼは頷いて、更に腰を強く打ち付ける。
プリセラの白いヒップが、ミカゼの指の圧力で赤く染められる。
二人の結合部の擦れあう音が早く、そして大きくなっていく。
その一際激しい動きに、プリセラのオルガズムが一気に高まった。
「はぁあぁあああっ! すごいぃぃ、いぃいぃっ!!
 私……イクっ!! イ……んあああぁあああぁあぁぁぁああぁぁぁっっ!!」
壁ひとつ向こうにリュシカがいることも忘れ、空を裂くような声を張り上げ、プリセラの身体が激しく痙攣した。
ビクビクビクッ!
とめどない絶頂。
「あぁっ!!」
それと同時にミカゼも耐えていた快楽に身を委ね、貯めていた精液を一気に解き放った。
びしゅっ。
ミカゼから開放された精液が、プリセラの膣内に大量に流れ込む。
びしゅっびしゅっびしゅっ。
精液を流し込みながらも、ミカゼは腰を振り続け、最後までプリセラの膣内を味わっていた。
12プリセラと一番良い部屋 その2:2006/06/30(金) 15:53:05 ID:NP2sZBSv
エピローグ

プリセラの上に、精液を吐きつくしたミカゼがぐったりと倒れこんだ。
「はぁ……はぁ……」
ミカゼの息の荒さが、激しいセックスだったことを物語っている。
「気持ちよかったよ……ミカゼ」
「そう?…ありがと」
「これはお礼」
ミカゼの額に、ちゅっ…と唇をつけた。
それだけでミカゼの顔がボッと真っ赤に染まった。
その愉快な反応を楽しんでいると。

コンコン……。

ドアがノックされる音が。

え?

疑問に思うプリセラは直ぐに事態を把握した。

「プリセラさぁん……。ミカゼさん来てませんかぁ?」
リュシカだ!
さっきの声が聞こえたのかもしれない。
それに同室のミカゼが帰ってこなければ、探しに来るのも当然だ。
「目が覚めたらいなくって、待ってても戻ってこないんですょ……。」

(やばいっ!)

プリセラの顔が蒼くなる。
ミカゼも同じだ。

「私が出るから、ミカゼは隠れてて…」
リュシカの性格なら誤魔化せるかな?
そんなよこしまな期待を胸にドアへ向かう。

しかし、ミカゼは立ったまま動かない。

(変だ……。
 隠れようともしない。逃げようともしない。
 むしろ、私とリュシカを合わせたくないような?)

その疑問はドアを開けて直ぐに解決した。

「あっ、プリセラさん」
リュシカの寝間着にはいくつもの染みがついていて、リュシカの髪にも粘性の液体がこびりついたような跡がある。
その染みの正体。
それはさっきまで散々目にしていた上に、自分の膣の中に入っている物に違いない。

13プリセラと一番良い部屋 その2:2006/06/30(金) 15:56:13 ID:4stm2Y0a
「リュ、リュシカ……どうしたの?」
「その……ミカゼさんが『獣になっちゃったからなだめてくれ……』って言うから、ミカゼさんの言った通りにしてあげたんですょ。」
「………ミ、ミカゼ!!
 私の部屋の前を通りかかった時には、もうミカゼはリュシカと終えた後だったってこと??」
「いや、その……」
「あ、ミカゼさんっ!」
プリセラの部屋に呆然と立ち尽くすミカゼを見るとリュシカが凛とした声を上げた。
「え?」
「その……部屋で待ってたんですょ。
 もう一回……なだめさせてください……。何だかムズムズが収まらなくて…。」
「ええええ?」
プリセラとミカゼが同時に声を上げた。
(そういえば……私も……。)
先ほど何年も味わったことの無い絶頂に達したばかりだというのに、疼きが収まらない。
見ればミカゼの股間も膨らんだままだ。

ピーン。
プリセラの頭に閃きが訪れた。
「なるほど、そういうことね……。」
プリセラはツカツカと201号室と202号室の間の壁の前に立つと……。
バキィッ! ガッシャアアアン!
おもむろに壁を叩き割った。

「プ、プリセラさ…」
「ひぃいぃーーーーっ!」
リュシカがプリセラの凶行に驚く間もなく、壁の向こうから人が出てきた。
見れば、それはこの宿屋の主人だ。
「201号室と202号室の間に覗き用の部屋があるなんてね。
 大した手の込みようね。
 大方、宿で出した夕食に媚薬のようなものを入れたんでしょ?
 男女で訪れた宿泊客に媚薬入りの夕食を食べさせて、その夜の行為を見て楽しむなんて、大した趣味の持ち主だね。
 覗きができるから、普通の部屋の値段でこの一番良い部屋を用意してくれたってわけね。」
「じゃあ久々の客だからってのは…」
「それは本当だろうけれど、この部屋を用意してくれた理由は、覗きのためなんだろうね。」

 プリセラの推理は見事だった。
 宿屋の主人は泣きながら全てを白状したが、プリセラの推理どおりだった。
 なかなか宿泊客が来なくて収入も無く、娯楽もできない日々に悲しみ、こんなことに手を出してしまったらしい。
 プリセラも最初は怒りを露にしていたが、宿代がタダになると聞いてあっさりと許してやることにした。
「まぁ、いいよ……。私もスッキリできたしね。」
14プリセラと一番良い部屋 その2:2006/06/30(金) 15:56:50 ID:4stm2Y0a
次の日、何事も無かったように3人は町を後にした。
「うまい話には裏がある……。良い教訓になったねぇ。
 まぁ、結局うまい話の裏まで美味しい思いをしたんだけどね。」
というプリセラの独り言を残して。


この後、彼女らは運命の地・メモリアへと足を運ぶ。
そしてメモリアにたどり着く前に、また大きな出会いがあるのだが、それはまた別の話。


あの夜、宿屋の主人が立ち去った後、3人で1つのベッドに潜り込んだのも別の話。



 おわり

15451:2006/06/30(金) 15:58:48 ID:4stm2Y0a
駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
寝る時にブラジャーはしないだろ…とか後から気づいたりもしたのですが、まぁ許して。

また何か妄想できたらSS作ります…。
16名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 00:06:58 ID:yIzmEvqy
1乙!!
>5GJだ! やはりプリ姐はマギに胸の使い方とかを仕込まれたんだろうか……
17名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 21:10:21 ID:ynvYUn26
プリ姐エロ過ぎるGJ!
18名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 21:23:12 ID:Xq0vJqy+
前スレ>>818になんかあるね
19名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 21:26:48 ID:1PMGFL0g
よっしゃ来いこの調子でもっと乳絵来い
20名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 17:29:26 ID:PQsajiwc
絵でもSSでもおっぱい祭り開催
21名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 20:05:46 ID:mN1OTzjF
おっぱいと言えばいつかのセンターカラーでの黒シャツサヤのムチムチっぷりがたまりませんでした
22名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 17:19:32 ID:AkusPPzo
ユージ×タマはまだぁ?
23名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 23:25:20 ID:XAm2pKV3
キリノの自室にこけし
24名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:24:59 ID:BiCvmUdW
今月号のプリセラ姐さんにすさまじいエロスを感じたのは俺だけじゃあるまい。
25名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:32:53 ID:ukRMXNNG
朝まで相手してやるよエロス
決戦前夜とか何ておあつらえ向きのシチュだ
26名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:33:35 ID:XNMc0rYB
やりすぎて血を吐いたのか・・・エロス
27名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 08:07:45 ID:kkZpVu6j
白黒だから分かりにくいけど、
姉さんが吐き出したのは全部精液
28名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 20:24:03 ID:EWkfacZV
>>27
ミカゼ赤玉出ちゃったかもよ赤玉
29名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 07:22:49 ID:nCPQu3Xb
保守
30名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:05:16 ID:6/lnV8/a
ほっしゅ
31名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 04:41:36 ID:htO22Csj
32名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:14:20 ID:hn/Tot6k
アクアにパイずりして欲しいナリ…
33名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 00:40:10 ID:LlPP6iCX
無茶言うな
やろうとがんばってできなくて落ち込んでる姿を眺めるので我慢しろ
34名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 19:36:50 ID:qMBuumCP
(*´д`*)ハァハァ
35名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 19:45:43 ID:K/46QiVW
落ちて無いじゃんよ
36名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 20:34:21 ID:5ogg1uLi
前スレだろ
37名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 23:20:02 ID:UDsIYAhh
(*´д`*)ハァハァ  しているミヤミヤに
(*´д`*)ハァハァ  しながら保守
38名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 03:06:00 ID:R9gHZAY1
最近バンブー読んだのだが、一巻のドS男×キリノ好きは俺だけだろうか
39名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 19:00:36 ID:Knba26MU
>>38
少ないだろうね〜
どっちかっつーとコジロー×キリノ派のが多いだろうし

俺は恋愛要素云々抜きでもいいから
外山に再登場欲しいと思ってるけど
40名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 21:02:53 ID:QMIzNdt/
>38
俺も好きだから一人だけではないぞ。
外山のあまりの出番の少なさのせいで妄想する余地もないが……。
41名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 20:06:34 ID:cBL2JJSi
さあ3巻扉のミヤミヤのふとももに欲情しましたよ
42名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 22:17:33 ID:FqG8DdYs
これがタマちゃんに見えた
http://3d.skr.jp/2d/src/1153825526575.jpg
43名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 11:05:54 ID:TePXyTSr
最近のパワプロは萌えキャラで売ってるのか
さすがコンマイ
44名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 20:27:29 ID:KdLJaQxF
清杉の女子キャラに見えた
45名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 20:39:31 ID:IpX0FWgX
ミヤミヤSSマダー?
46名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 23:28:22 ID:kcmpU3/b
バンブーSS書いてるけど、しっくり来ないなあ…。
コジロー×キリノは、なんかコジローが無精すぎるというか、
洗いもせずに「しゃぶれよ」と言ってドン引きされるシーンが
真っ先に浮かぶし。
ユージ×タマちゃんだと、ユージが豹変して外道になっちゃうorz

ユージ×原田(メガネ)で、それを目撃したタマ…で書いてます。
でもタマちゃんに嫉妬の感情は無さそうだ…。
47名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 00:29:50 ID:SWZiwZx4
ユージ×原田のほうがなかなか思いつくもんじゃないと思うが
48名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 07:27:53 ID:Kq/Lsj7h
まあ、人によってイメージがあるからね。
自分の場合、キリノ×コジローは世話女房なキリノが攻め、
あるいは誘い受けなイメージ。

ユージ×タマキは・・・やっぱりユージが外道に。
タマキは、現時点で恋愛に興味なさそうだからなあ。
49名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 14:07:11 ID:ptS1Nlwv
せっかくだから原作じゃ有り得ない組み合わせにしようぜ
清村×横尾とか杉小路×安藤とか工藤×西山とか
50名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 14:25:39 ID:n0GFdOlH
そんなの技量がいるなんてもんじゃない
51名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 14:33:29 ID:yDPXSQUP
>>49
杉小路×安藤は過去にあったな。確か。
52名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 16:36:26 ID:OyRYH7tn
タマキ×ユージはAFB(アナリックファイヤーブレード)されるユージが思い浮かぶ
53名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:15:23 ID:F67bC/oB
つまりユージが掘られる展開ですね
54名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 19:32:17 ID:UlVTt0yz
ユージ「タマちゃ…ん、だめっ、そこは…やめてぇぇぇぇ!」

自分の頭が(´・ω・`)カワイソス
55名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 02:47:54 ID:IBiyeNjD
>>51
清村×西山計画のやつだね。
56名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:51:26 ID:do6vPd9z
サヤ×タマちゃん×キリノキボンヌ
57名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 16:15:43 ID:svbLRr6W
その編成ならキリノの一人勝ちだな
58名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 11:49:34 ID:Kz6r72WQ
タマキのタマキン
ユージとダンはユージュウフダン
59名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 17:54:09 ID:9MEBC987
      ヘ --- ___  -,______  |';;;/
       |----s___~^'''--,,,,,, ___|;;|
  国    |______  `'';;;;;   l___  |;;|
       |;;;;;;;;;;;;,;;- _,''   / `':;;; |
  へ    |;;;;;;;;;;;;;;;; ';;;,''===l===--z_
       >;;;;;;;;;;;;;;; ,;; !!!!!!;;;;;;;;;,;''::;;,.ヽ
  帰    |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;'/ ̄`';;;;;;;;;;;;,,;;;;i_|
       |``''';;;;;;;;;;''' ヽ  `;;;;;;;;;;;;;7
  れ    |  ̄ ̄ / `   l''''''''''l
       /    /  ---___]  丿
       /    /      l /
      /丶  / _ _ _ _ _ _i l
     /    ’ <-----Z /
\____< litt,,.__   ━━━ /
IIIII  \ i ;:::::,;;    ̄ ̄ Y
IIIIIi   -_ i '':;;;;;;..      /
IIIIII    '';,l  '';;;;.,,,,,__  /
IIIIIII     ''''-,,, ';;;;  ̄<
60名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 18:06:01 ID:RVRPqFnp
>>58
>>59モコウイッテマスシカエリマスヨカワイサン
[ー。ー]つ<<<<´w`)
61名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 02:52:47 ID:E1jHBNT+
>>38
今更だが同士
1巻で一瞬だけあった会話が妙にいい感じに見えた
女子は虫ケラ扱いしてそうな外山が、
ダンいじめを止められまではしないものの
キリノに結構一目置いてそうな感じだと思ったんだが妄想かも
62名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 14:27:47 ID:pY3uDNvN
イエロー×ブルー投下予定
このスレ的にはやっぱりエロエロなのがいいんだろうか
ぜんぜんエロくないんで不安なのだが

つーかまず百合はいいんだろうか、やおいはダメとか書いてるが
百合ダメな人とかもいるだろうしそこら辺どうなんだろう
新参なのでわからん
皆さんの反応見てから決めようかな
63名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 14:38:42 ID:9i/wa8aO
俺は百合は問題ない
まあ、まず先に百合だと宣言しておく必要はあるだろうけど
百合見たくない人は見ないだろうしね

あとエロエロじゃなくてもいいんじゃん?
64名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 15:18:55 ID:OmxWvrzp
むしろたまにはエロ無しが見てみたくもある
65名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 01:47:07 ID:hgrVt+54
特に規制は無い
おまえが妄想を投下して俺たちがハァハァするだけだ
66名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 03:09:57 ID:Uxc3KLpo
はっやっくっ!はっやっくっ!
6762:2006/08/03(木) 13:22:46 ID:HS8KVarD
遅れてすまん
イエロー×ブルー投下する↓
●百合注意、エロは少なめ(期待度低し)
6862:2006/08/03(木) 13:23:49 ID:HS8KVarD
……。
蒸し暑い。
合宿初日。午後の稽古だけで相当疲れているはずなのに、なかなか寝付けなかった。
浅い眠りについても、すぐに目が醒める。その繰り返し。
十分に休息をとるようコジローに言われてはいたが、すでに時刻は午前2時を回っていた。
(んー…あっつーい…)
千葉紀梨乃はごろん、と何度目かになる寝返りをうちながら、頭の中で一人ごちていた。
幸いこの合宿所は浴衣があったため、ある程度助かってはいたのだが。
(…サヤ、よく寝てるなー…)
同室の桑原鞘子は、隣の布団で寝ている。この部屋は二人部屋なので、寝ているのはキリノとサヤの二人だけ

だった。
そのサヤはこの暑さにも拘らず毛布を首までかけ、こちらに背を向けて体を上下させていた。
(さー、あたしも早く寝ないと…)
そう思い、キリノがもう一度眠りにつこうと寝返りをうったときだった。
「ん、んぁ…あ…」
(――!)
サヤの声だった。
背中越しの微かな声ではあったが、キリノには確かに聞こえた。
「ふ…ぁ、ん、はぁっ…」
(え…?サヤ…?)
それは明らかに、女の悩ましい喘ぎ声だった。
脳天気な性格のキリノでも、そういうことに関して無関心というわけでもない。
サヤが何をしているのか、大体の見当はついてしまった。
そして、初め小さかったその声は、時間とともに徐々に大きくなっていった。
「あ…ん、ぁん、あっ、あっ…あ、ふぅ…」
(サ、サヤってば、こんなことしてるんだ…)
顔が真っ赤になり、体が火照り始めているのがわかる。
胸がドキドキいっている。鼓動が、止まらない――
(ど、どーしよ…こんなの聞かされてたら、眠れないよ…)
キリノは毛布をかぶり、耳を塞ごうとした。これ以上は、ムリ。そう思った。だが――
「ん…あっ、あんっ、はぁ、あ…あっ、あっ、ん…あ…きり、のぉ…」
(――え――)
「えええぇぇぇっ!?」
「っ、うわああぁぁっ!?」
思わずキリノは毛布をはねのけて、上半身を勢いよく起こしていた。
ほぼ同時にサヤも反応し、二人は暗闇の中布団の上で互いに向かい合う形になった。
「……」
「……」
無言。
自身の浴衣がひどく乱れていることに気付き、サヤが素早く両手で直す。
明かりがない分よくわからないが、おそらく二人とも顔は真っ赤になっているだろう。
「……」
さらに無言。
静寂の中、耳の中でどくどくと早鐘のように打ちつける音が、やかましかった。
「……サヤ」
「……っ!」
サヤの体が、硬直したように思えた。
「……お、オナ、ニー……してた、よね」
「…………うん」
「……」
「……」
「…その…えっと、あ、あたしの名前――」
「ごめんッ!!」
サヤが唐突に頭を下げた。
「…え?」
6962:2006/08/03(木) 13:25:47 ID:HS8KVarD
(どうしよう…嫌われた…ぜったい嫌われちゃったよぉ…)
サヤは泣きたくなるような気持ちで、自分の布団を見つめていた。
自分が友達を…女友達をオカズに、自慰に耽っていたことが知られてしまった。それも、まさにその子自身に。
恥ずかしさと絶望で、頭がいっぱいになった。もう、元の関係には戻れない…
「…えーと、サヤ?なんで謝られてるのか、わかんないんだけど…」
許してもらえるとも思っていない。いっそのこと、絶交…
(…え?)
耳を疑った。と同時に、ぱちん、と部屋の明かりが点いた。
ゆっくりと顔を上げると、そこには照れくさそうに頬を掻きながらも、いつもの笑顔を浮かべたキリノがいた。
「え…だってキリノ…怒ってないの?」
「怒る?あたしが?そんなわけないじゃーん」
にゃははー、と笑ってキリノは言った。
「うそ…」
「…まぁ、すっごく驚いたのは確かだよ。でも」
「……」
「…イヤじゃなかった」
「……」
「サヤ。あたし、サヤが好きだよ。友達としてじゃなくて、恋人として、サヤのことが好き」
(――っ!)
…泣いた。泣いてしまった。
さっきから堪えていた涙。ただし、今流している涙は絶望ではなく、嬉しさ故にこぼれ出た涙だった。
幼い頃から抱き続けてきた想い。叶わないと知りながら、それでも諦めきれず、胸の内に秘めてきた。
今、それが現実になった。そのことが、嬉しくて、嬉しくて――
「こーらー、泣いてるサヤは見たくないよ」
「……ん」
キリノがサヤの頬をつたう涙を指先で拭う。サヤがうなずき返すと、いつの間にかキリノの顔が目の前にあった。
(あ…キリノの顔、真っ赤…)
気付いた瞬間、収まっていた鼓動が再び高鳴り始める。
だが、少し押され気味になりつつも、それ以上キリノは近付いてこない。
(あれ…)
「……キリノ?」
「……まだ、サヤの口から聞いてない」
ムスッとして、キリノが言う。
サヤは一瞬キョトンとしてから、ぽんっとますます顔を赤くした。
「……知ってるくせに」
「ちゃんと聞きたいんだよ」
「……」
(あぁもう!なんでこんな…)
「……き」
「…、聞こえないっ」
「だ、大好きだって言っ――んむっ!?」



――サヤのバカ…我慢させすぎだよ…!

7062:2006/08/03(木) 13:27:42 ID:HS8KVarD
………

……




「おいサヤ、まーた目の下クマできてんぞ。合宿にも持ってきてんのか?小説」
翌朝、遅れて朝食に降りてきたサヤにコジローが声をかけた。
「あーいや、そんなんだったらいいんすけどね…」
今にも倒れてしまいそうなほど疲労オーラを漂わせ、サヤは深い溜息をついた。
「休んどけって言っただろうが。何してたのか知らねーけどよ」
「いやもうなんも聞かんといて下さい…」
はあぁぁ、と二度目の溜息をつき、よろよろと席につく。
コジローと後輩たちは、その様子を不思議そうに眺めていた。
「だらしないぞ、サヤ!キリノを見てみろ!」
と、ちょうどそこへご飯のおかわりをよそってきたキリノがやってきた。
「あ、遅いよーサヤ!朝ご飯きっちり食べないと、一日もたないよー!」
びしっ、と言って、キリノはサヤの隣の席についた。
(キリノ…あんた、一体なにもんなのよ…)
あの後、二人は夜明け近くまであんなことやそんなことに励んでいたため、睡眠をほとんど取っていないのだ。
(あんただって全然寝てないじゃん!なんでそんなに元気なの〜…)
ようやく食べ始めたはいいが、箸が進まない。
「う〜」
「おいおいサヤ、まだ合宿始まったばっかだぞ?今からそんな調子でどうするんだ」
(……あ)
「あー…そっかぁ…まだ始まったばっかかぁ…」
あはは、と乾いた笑いを漏らすと、隣りにいたキリノがそっと耳打ちした。
「…まだまだ、これからだよ?覚悟してね――」

(――なに顔赤くしてんだ!あたし!)


7162:2006/08/03(木) 13:32:17 ID:HS8KVarD
重要なところを抜かしてしまって申し訳ない
自分の腕ではとても書けるもんじゃなかった
サヤの胸をいじりたかったってのはあったんだけど

書いてる途中で二人が別人になってきてるのに気が付いたので
エピローグ付け足して補完した
変なとこあっても許してくれ
72名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 22:27:35 ID:XbkYVLkv
いやGJ
73名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 22:58:15 ID:Uxc3KLpo
乙か連鞭

合宿っていや、お風呂タマちゃん達皆で入って云々・・・なんてネタもできそうだな。
74名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 23:44:08 ID:320iNSs1
それで誰か書いてくれ
75名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 01:08:25 ID:eOLb/Q8a
リュシカ書いてるんですが今はバンブーじゃないと駄目ですか?
76名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 01:32:59 ID:mQKUL7Zd
大歓迎です(*´Д`)
77名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 22:02:19 ID:nhI/sOZc
>>62
GJ 翌朝元気なとこを見ると、やはりキリノのほうが攻めなんだなw
>>75
大大歓迎です
78名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 08:15:16 ID:mwPv2I8W
こんな女子剣道漫画はいやだ

多条鞭をダン君とのプレイに使うミヤミヤ
極楽連鞭の如く絡みつく舌技と士熊の如き極硬度突きで30分で逆転するダン君
お子様アニメを基にした成人男性向け同人誌をサーチ&テイクアウトするタマちゃん
そんなタマちゃんのオーラに声を掛けられなかったステンシル買いに来ただけの西山さん
79名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 17:41:45 ID:NrsMucc/
いや、一番下はおk
だってステンシル復活するしwwwwwwww
80名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 00:01:31 ID:1+K+qtrw
リュシカとりあえず妄想のおもむくまま書いたんですけど
誰も好まなそうな微妙シチュなんで冒頭だけ。
ほんとごめんなさい。
81名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 00:08:42 ID:1+K+qtrw
ゴシゴシ…キュッキュッ……

念願だったメモリアのパン屋での修行最終日。
リュシカは、数ヶ月お世話になった感謝の気持ちを込めて
一生懸命厨房の掃除をしていた。

「これが終われば久しぶりにみんなに会える…
あたしのパンおいしくなったって言ってくれるかな」

そう考えるだけで嬉しくて、ついつい鼻唄まじりになる。


「ふん〜ふ〜ん♪♪」
ゴシゴシゴシ。
「ら〜ら〜♪♪」
キュッキュッキュッ。

「頑張っているな、リュシカ」
「ひゃぁ!…あ、店長ですか。」

鼻唄(というかもはや歌)をきかれてしまった
リュシカは恥ずかしそうに振り返り、姿勢を正した。


「あぁ、急いでいるのだろう、掃除を早くしてしまいなさい」
「は、はいっ」
掃除を再開したリュシカの後ろ姿を、店長はじっくりと見つめる。
袖を捲ったブラウスと、ショートパンツ姿のリュシカは、
調理服を着ているときより
ずっと細く見える。
しかも少し前のめりになりながらシンクを磨いているせいか
キュッとこする度に動く、ショートパンツとブーツの間の
白く柔らかそうな太股ばかりに目が行ってしまう。
「今日のパンは本当に素晴らしかった。
リュシカはあっという間に私を越えてしまったな。」
「そんなことないですょ!あたしは、まだまだです。
でもこのお店で修行できて、前ょり
ずっとずっとパンをうまく焼けるょうになりました。
本当に店長のおかげです。」

そう。リュシカはパンのことに関して言えば
店長を誰よりも一番信頼し尊敬しているのだった。
そんな愛らしいリュシカを抱きしめてしまいたい衝動を抑えつつ
店長はある誘いをかけた。
「私も君のような天才が見習いに来てくれたおかげで
ますますパンへの情熱が高まったよ。
リュシカ…今日で終わりとは言わずこれからも私の店でパンを焼いてくれないか?

皆の先頭になってこの店を支えて欲しい」


ぴた…とリュシカの動きが止まった。


82名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 03:00:53 ID:FDj3JP1D
生殺しだよ('A`)
83名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 15:35:28 ID:O/syHkBM
早く続きを!
84名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 20:49:31 ID:Ha1AWezh
続きマダー?
85名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 22:13:24 ID:e51ScXyK
パンをこね終わって一息ついている最中に店長さんがいきなり私の股間に手を回した
店長「しかし本当にいい体をしているね・・・どうだい?これから」
『バシィ!』
私はその手を振り払った
リュシカ「私は仕事で来たんです、そういうのは好き物のガキにでも頼んだらどうです」
店長「・・・・」
私は何も言わず、調理器具を片付けつと、
羽をだして帰路に着いた−−−

リュシカ「そう・・・・」
    「私にはティトォさんがいればいいの・・・・」

86名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 22:57:42 ID:3XbqnoIE
話飛んでるww
上書いてた人じゃないだろ
87名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 11:16:42 ID:W0/1qLq2
>>85
ちょww終わらすなwwww
88名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 14:30:29 ID:p+AS1WuG
すいません急に忙しくてしばらく来れませんでした。
なんか終わらされちゃってるしw
89名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 14:35:46 ID:ObmkTtO9
続きをよろしく
90名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 18:48:29 ID:xHnz93ne
「どうせ杉小路くんのSSは無いだろ」と思ってしばらく
来てなかったので、まとめを見てびっくりした。
遅すぎるけど書いた人GJ!!
杉小路くん、Hのときもかっこよかったよ。
清杉って女の子少ない(人数も出番も)から諦めてた。
ついでに今まで、絵が原作者じゃないから買ってなかったバンブーに
ちょっと興味が出てきた。そのうち買おうかな。
91名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 07:51:15 ID:LU3TXvJm
リュシカと店長の続きですがまたちょっとだけです。
今日の夜か明日の昼また続き投下します。
リュシカが可哀想な気がするだとかカップリングが不快だ
とか思う人いると思いますがスルーしてください。
92名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 07:52:46 ID:LU3TXvJm
「…ありがとうございます。あたしもこのまま平和にパンを焼いていたら
どんなに楽しいかなって思います。
けど、あたしにはやらなくちゃいけないことがあるんです」

今までとは明らかに違う、緊張感がある声。
先程よりゆっくりしかし力をこめてシンクをこすりながら、リュシカは続けた。

「足ひっぱって迷惑かけてばっかりなあたしは
きっとみんなにとってお邪魔かもしれません。
でも、あたしなりに…できるかぎり頑張ってみたいんです。
今はまだ…あきらめたくはありません」

店長はリュシカの抱えているものが何なのかはよく分からない。
しかし後姿しか見えないというのに、はっきりと自分の決意を語るリュシカは
普段の様子よりずいぶん大人っぽく感じられた。
たまに年齢より幼くみえてしまう程のんびりした性格のためか、
店長にはそれがとても新鮮に思えたのだ。

「…そうか。やるべきことがあるなら仕方ないな。
リュシカがこれから何に挑むのかは分からないが、
君ならきっと目標達成出来るだろう…」
こう当たり障りのない台詞を言ってはいるが、
店長の頭の中はまったく違うことを考え始めていた。

(もともと短期で修行に来た…しかし
この若さでパン作りの天才、誰もが称賛する可愛らしい逸材が
この目の前に立っているのに
自分はそれをあっさり手放してしまうのか…?)
この自問が頭にとりついて離れない。

もう決して引きとめられないとわかった今
抑えていたリュシカに対するやるせない煩悩が
ますます燃え上がりどうしようもなくなっていったのだ。
幸いにもリュシカはまったくそんな店長に気づかず掃除を続けている。
しかし揺れるツインテールと腰は無自覚にも
誘惑しているような動きにも見えた。


93名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 09:34:59 ID:ss22ywKd
凌辱ものかな?
94名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 10:32:19 ID:lh2K76Fs
続きwktk
95名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 14:08:06 ID:ufITtwDN
さり気無い描写がやけにエロい
96名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 13:52:08 ID:YdrA73AE
丸一日遅れましたがリュシカと店長投下します。
なかなか進まなくてすみません
97名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 13:54:51 ID:YdrA73AE
もう我慢できない…店長を阻んでいた何かがふっつりと途切れ
引き寄せられるように、店長はリュシカに近づいていった。

リュシカは驚くだろう、嫌がるだろう、泣いてしまうだろう…
店長はもうそれでも、迷わなかった。

彼女を手に入れるにはどうせ今しかないのだ…



「…リュシカ、もう掃除は終りにしよう」
店長はリュシカの右側に近づき、働いている彼女の右手を左手でぐっと押さえた。
小さく、温かい感触。
「え?」
とこちらを見たリュシカは…泣いていた。
まだ何もしていないのに泣かれ、店長はひどく驚いた。
「リュ、リュシカ…なぜ泣いているのだ?」
「あ、すみません。さっき店長…お店残らないかって誘ってくださって、
あたしが失礼にも断ったのに、ああ言ってくれましたよね…嬉しかったです。
それで、掃除しながら、ほんとにこれでここでの修行終わりなんだなーとか思ってたら
つい涙が出てきてしまったんですょ。
さっきまでは今日で帰ってみんなに会えるのが嬉しいだけだったのに
あたし…変ですょね。」
そう言ってリュシカは押さえられていない左手で涙を拭い、えへ、と微笑んだ。

店長がリュシカによこしまな願望を抱きながら適当にかけた言葉まで、
まっすぐに受けとめ、嬉しがっているのに少々の罪悪感が店長の心をかすめた。

98名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 14:12:42 ID:YdrA73AE

その素直な涙を拭う横顔。
何の疑いもなく店長に向ける微笑み。
このまま永遠にしておきたいくらい少女は美しかった。
しかしそれは不可能で、店長はそれを汚すことしかできない。


「…ところで掃除は終わりってどうしたんですか?」
リュシカの問いに、店長は答えなかった。
その代わり押さえていた彼女の右手を掴み、ぐいっと
自分の方に引き寄せ、その華奢な体を抱きしめた。



「あ、あの…?」
リュシカの声は今までになく近く、くぐもって聞こえた。
驚きはしたようだが、嫌がるといった様子は見せず、
ただただきょとんとしている。
リュシカは実際抱きしめているとかなりやわらかくあたたかい。
さらりとした緑色の髪からはみずみずしい心地よい匂いがし、
意外にも二つのふくらみが店長に当たって
ふにゃと潰れているのもはっきりと感じられた。
99名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 15:36:42 ID:ClR7YtF5
やはりそこはかとなくエロ過ぎる続きwktk
100名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:16:14 ID:pGV0rRGv
流れを読まず、ミカゼ×アクアを所望する!
101名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:57:37 ID:0OlkyyNP
リュシカと店長続きです。




「リュシカ」
「は、はい……?むぐ」

もっともっとその感触を味わいたいと思った店長はリュシカを更に強く抱きしめた。
彼女の小さな体は店長の腕の中でまったく動くことはできない。
腕を背中に回され、胸の膨らみを特に強く押しあてられるので
リュシカは苦しげなうめき声を漏らす。

やっと腕の力が弱まったのでリュシカが息をつこうとすると、
店長は今度は左手でリュシカの頭を上に向かせ一瞬で口を口でふさいだ。

「ん!?……んぐ…!!!」
若い少女の唇に店長は夢中で吸いついた。
背後にはシンク台、サンドイッチ状態のリュシカは
突然のことに何の反応もできず
目をつぶり息つぎのタイミングだけを探し必死に耐える。
しかしリュシカが苦しさから逃れようと僅かに口を開いた隙を見逃さず
店長は舌を口内に侵入させリュシカの舌を捉え絡みつき、
さらに右手で服の上からやわらかな右胸を揉みはじめたので
リュシカは初めての妙な感覚に耐えきれず腰をよじらせた。

102名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 22:06:40 ID:0OlkyyNP

店長は、抱きついたときに感じた通りのふくよかなリュシカの胸や
小さく張りのある唇や熱い唾液が滴る口内を思うままに体感できただけで
かなりの喜びを感じていた。
今考えると先ほどまで迷っていたことが馬鹿馬鹿しく思えてしまう。
リュシカが苦しそうに腰をよじらせているのも
店長から見るといじらしくて仕方ない。




やっとのことで店長が口を離すと
リュシカはぷはぁと息を吐き、
「店長!何するんですか!!すっごく苦しかったんですょ?」
と泣きそうな目で、訴えた。
リュシカの唇は誰のともわからない唾液でぬらぬらとし、
まるでグロスを塗っているようである。
またリュシカは店長のこの行動に不快感は示したものの
自分の体の危機といったものは未だに感じていないようだ。
リュシカの常人ならぬこの能天気さと性知識の無さは
もはや憐れと言ってもいい程で、
口の横からも垂れる唾液を指で拭き取ってあげながら
店長は満足そうににやりとした。
「リュシカ、私はお前に修業の続きをしているんだよ…」
103名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 12:38:26 ID:ZFNLk02u
ほす
104名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 19:24:02 ID:0NZrGVL/
さいたま浮上
105名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 11:55:24 ID:WSROOVoz
保守ですょ
106名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 18:24:34 ID:Of72E4No
保守ダョ
107名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 18:26:29 ID:Of72E4No
保守ダョ
108名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 22:36:38 ID:ao0Ut9UX
清×杉キボンヌ
109名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:02:36 ID:t/E8kHDT
それはない
110名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 04:41:04 ID:7ror35uW
らめぇ
111名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 14:23:00 ID:pRKoZ9nr
リュシカと店長まだー?
112名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 23:35:53 ID:pAIlSeoF
ところで清村×川芝はまだかね
113名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 21:52:01 ID:GqRq1zEE
リュシカと店長はやくー!
114名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:03:01 ID:OSVk5r3d
↓さあ来い
115名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 13:11:17 ID:+qlFjQdB
店長「今誰か客来るなって呪いかけようとしなかった?」
リュシカ「気のせいですょ」
116名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 14:40:26 ID:0kkyTTX6
リュシカと店長続きです
あと一回くらいで終わると思います。
117名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 14:48:38 ID:0kkyTTX6
ますます困惑した表情を浮かべるリュシカ
を尻目に、店長は今度はリュシカの腰元のベルトに手を伸ばす。
驚いた彼女が初めて見せた抵抗も意味なく店長はあっという間に
ベルトを投げ捨て、リュシカのブラウスを大きくはだけてしまった。

「ひゃっ」
白いリボンのブラジャーをずらされたリュシカは
自分の素肌を触りまくる男の腕を手で押し返そうとするが
びくともしない。それどころか頭から後ろにそり反ってしまいそうになるので
自然に両手は背後のシンクの縁辺りに回り体を支えるような姿勢になった。


「くっ…あぁっ…!」
店長があらわになったリュシカの胸を手で包みこみ揉み動かすと
さきほど服の上から揉んだときより遥かに柔らかく熱を持った肉が
敏感に反応し、リュシカにはしたない声をあげさせる。
「リュシカはほんとうに触り心地が良い…どんなパン生地にも勝るだろうな」
そう言いながら店長はまるでパンをこねるように
リュシカの乳房をさらに押し潰したり円を描くように
回し動かしたり引っ張ったり思いのままに弄んだ。

118名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 14:51:12 ID:0kkyTTX6
「やっ…はぅ…店長っ…こんなの…修業となんの関係が…」
「見習いが知らないことを伝授するのが私の仕事だろう」
「はぁぁ…でも…っあぁっ!」
彼自身あきれた返答だと思う。だがどうせリュシカはまともに反論すらできない。
胸から体の奥へ電流のごとく走る疼きがリュシカの思考を乱しているからだ。
意思とは関係なく体が反応して手足が、髪が、声が、震える。
たまに力が強すぎて痛みを感じたり、乳首をまさぐられると
リュシカはより激しく悶え、声を張り上げた。

胸を一通り楽しんだ店長がリュシカのショートパンツを下ろしまず下着ごしに秘部を触った。
そこは微かに湿っていて、どくん、どくんと熱い鼓動が伝わってきた。
「あ…やぁ…」
少し擦るとリュシカはそれだけで意識してしまったらしく
触れている下着がさらに濡れる。
「店長ぉ…も、うやめてくださいっ……恥ずかしいです…」
必死に言葉を紡ぎだし、リュシカは懇願した。
魔法を使って逃れようにも集中する力はなく、
シンクによりかかり、立っているのが精一杯なのだ。
それなのに突如店長はリュシカの秘部を擦るのをやめ
中指に力を入れてぐりぐりと押した。
「はんんっ!…やっ」
「リュシカ…恥ずかしいならまずそのいやらしい声をやめたらどうだ?」
「そ、んなぁっ…っ無理…っふぁっ…はぁっ…」
「体は正直だな。」
店長は濡れた下着を少し脱がした。
薄い毛が生え揃っている奥は既にぐっしょりとしている。
「うぅっ!…ひどい……です…」
店長の気が済むまでこの訳のわからない恥ずかしいことから解放されない
と悟ったリュシカは荒い息の中そうつぶやいた。

119名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 19:46:37 ID:zpYHaAbL
 , '" ヽ/|
 i l/Vハハゝ
ヾ∩ ゚∀゚ノ キタ━━━━━━━━!!!!
 Lノ| ]Y[:|つ
  |/VVN
   ∪∪    
120名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 20:33:24 ID:sTFz8T7r
      _   __           _   
    /  ヾ二ー---`ヾ ̄ヽ     /  ヾーー---√ ̄ヽ
    / /" `      \  i   / /" `     \  i
  /  /   / / `l  ヽ  ヽ |  /  /   /^^^`ヾ l  ヽ l 
  l //, '/  /  l  / 、从ハ │ | l //, '/ /     ヾ ハ|  | 
  レl  {_{从メl /|从/キリノ| l │ │ レ/ / /ノ    ヽ リ|│ .│
  .l l小l●|/   ● /l |、| / .l l  / ●     ● l |、 / 
   lヽ .l⊃ 、_,、_, ⊂⊃リ|ノ/_. ヽ . /l⊃ 、_,、_, ⊂⊃|ノ / 
キタ━ヾヘ   ゝ._)   j /(━━)^ヾ∨ヘ   ゝ._)   .j /⌒i━━!!!!
.\/:::ヘ ハ>,、 __,  イァ/  / ̄ \/::ヘ ハ>,、 __,  イァ/  /
 /:::::∧从 ヾ::|三/::{ヘ、__∧   /::::: ∨Y ヾ∞/ ::{ヘ、__∧
 `ヽ< 八  ヾ∨ :::/ヾ:::彡'   `ヽ<イ  ヾ∨ :::/ヾ:::::::ノ
121名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 17:16:40 ID:Wwbtlbkj
ほす
122名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 23:14:53 ID:Hnb9o1TS
ほっほっ
123名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 13:20:52 ID:9dH8dyJP
☆湯
124名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 19:57:34 ID:VQ3aCDsB
http://dog.oekakist.com/nanasi55/

こっちの寂れた絵板を活用してみないか?
125名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 20:13:31 ID:u51gTJyA
こんなものがあったのか

しかし何故ハガレン
126名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 23:40:36 ID:imZFDxpe
昔なんかそんな名前のスレがあったんだよ
たぶんそれと関係あるんじゃね?
127名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 00:39:27 ID:KhJIWaPN
勝手に再利用しちゃうのはよくないと思ったので新規で設置してみた。
寂れること必至だけどうpろだとしてドゾー

http://cat.oekakist.com/totuero/
128名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 01:10:04 ID:3APVDUOD
無修正でいいのかねえ
129名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 18:45:16 ID:/AQIAUsv
876 名前: 作者の都合により名無しです 投稿日: 2006/09/12(火) 18:19:59 ID:tp6b+qFx0

ごめん、自分でもなんでこんなこと言ったのか・・・


433 名前: 作者の都合により名無しです 投稿日: 2006/03/27(月) 22:31:02 ID:o1pisf3a0

斬り裂き魔がパンナケトルじゃなかったら女キャラのエロ画像描いてやる


wktk
130名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 18:47:36 ID:/AQIAUsv
IDがもう少しでAQUAだったのに…
131名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 10:17:27 ID:XBzGSvzg
>>129
じゃあマルチーノで
132名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 19:31:36 ID:NspGpEO+
>>129のじゃないが廃れないよう絵版にうpした
期待はするなよ
133名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 07:52:45 ID:H8rFV22U
いつもは強気な姐さんがうっすらと頬を染め涙目なところがストライクです
そりゃマギもうっかり孕ませちゃうわけだ
134名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 11:16:09 ID:pLFIyq8a
保守
135名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 23:39:05 ID:RxN58PN+
何気に絵版にうpされてる
絵うまいけどちょっとマニアックだなw
136名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 00:45:08 ID:0k36GGQb
前スレでアクア描きまくってた人だな
137名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 13:15:03 ID:nCTAvucf
プリ姐のエロ絵は希少なのでどんどん描いていただきたい
138名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 18:20:00 ID:YvvRQM7y
リュシカと店長最後です。
蛇足もあってかなり長くなってしまいました。
139名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 18:21:35 ID:YvvRQM7y
「っ!!??」
すっかり観念した様子で羞恥に顔をうつむかせているリュシカが
はっと目を見開いたのはそのすぐ直後だった。
下着を下げられ今度は直接、濡れている所を触られると思って少し身構えたのに
触られるどころか店長の指はリュシカの内部に侵入してきたのだった。
(うそ…そんなところに指が入るの…?)
リュシカは自分に男の指が入ってしまう程の穴があることに驚く。
秘部は十分濡れていて店長の太い指はすんなり入るのだが
リュシカが過敏に反応し下半身を震わせるので
じゅるりとした肉の壁が店長の指に張り付くようにして締めつけ、動きの邪魔をする。

「あ…っ!…っ…うっ」
リュシカの中でうごめく指は内部だけでなく肉壁ごしに外陰部をも刺激し、
今までで一番耐えられない快感を彼女にもたらした。
店長は言葉にならない可愛らしい声をあげるリュシカが
これから自分がすることによりますます乱れ喘えぐのだ
と思うと気もそぞろになりながら更にリュシカの中に入れる指を増やし、かきまわす。
「…んぁ!はぁっ、ぁぁん!!」
「どうだ?気持ちいいんだろう」
ぐにゅっ、ずぶっ、と行き来する二本の指を伝って愛液が滴り落ち
リュシカの頭の中では気が遠くなりそうな揺さぶられる感覚が何度も現れ消えていった。

店長が愛液まみれの指を抜くと、
一気にリュシカの力も抜け、ずるずると床に座りこんだ。
「リュシカ、大丈夫か?」
「…店長のせいで…じんじんします……」
まだ膣になんとなく異物感が残り、気持ち悪いのをリュシカは素直に訴える。
「どれ、私が見てやろう」
「ぁ……」
店長はリュシカのショートパンツと下着を完全に脱がし、
強引に足を広げさせ秘部を覗きこんだ。
リュシカの鮮やかなピンク色のそこは息づくごとに
愛液がきらきらと輝き潤って、まさに頃合いといった様子だ。

140名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 18:22:42 ID:YvvRQM7y
少し押しただけでその輝きが溢れかえる。
「んぁ!いやぁ…見ないで…触らないでくださいぃ…!」
「わかったわかった、もう終わりにしてやるからな」
終わり…その言葉を聞き、もうすぐ帰れると思ったリュシカは
安堵の表情を浮かべたが、店長がスボンを下ろし始めたとき、
それは一瞬で怯えの表情に変わった。
もう恥ずかしいことはされつくされ、店長に隠すところなど
何も残っていないとも思っていたのに、
もっともっと最悪の予感が身をかすめる。
「そう怖がるな、私はリュシカを苛めたい訳ではないのだよ。
可愛いと思ってやるのだから」
店長は上半身はほぼはだけ、下半身は足を曲げて広げて
とろとろの秘部をさらけだしている、傍目にもひどい格好のリュシカの頭を撫でてなだめた。
ついにリュシカは自分のものになると思うと昂奮は収まらない。
「きゃっ!」
リュシカの肩をつかみ冷たい床に仰向けに寝かせ
秘部の入り口に店長の膨張したモノを押し当てる。
指が二本でもきつく感じたのに、それよりも太く固いものが
膣を押し広げることはリュシカにとって苦しく、つらい。
「いやぁ…そんなの入りませんょ!抜いてぇっ」
必死に叫ぶリュシカ自身からにじみ出る愛液が挿入を促し、
少しずつだが確実に、指では届かなかった奥深くへと進んでいく。

「ふぁぁぁ…入ってくるよぅ…いたい…いたいですっ…うっ…えぐっ…」
既に泣きながら痛がっているリュシカにとって酷なことに
店長はまさに今、彼女の処女の証に到達し、破ろうとしていた。
141名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 18:25:26 ID:YvvRQM7y
「リュシカ、少しだけ我慢してくれ……」
そう言うと彼女の細い腰を両手で支え、深く一気に膜を貫く。

「ひゃぁぁぁん!!あぁぁっ…あぁっ…!!」
リュシカの大きな叫び声が厨房に響きわたり、店長の男根はリュシカの中に全て収まった。
「これで私はお前の初めての男だな」
店長は満足感と達成感でいっぱいになりながらつぶやいた。
リュシカは余りの痛さにただ茫然と涙を流している。

店長は暫くすると僅かに遠慮しつつ動かし始めたが
リュシカには股を裂かれるような
苦しみと自分の中を充満させているモノの異様な圧迫感しか感じられなかった。
しかし店長の方は若いリュシカの体を貪ることに
この上ない快楽を感じ、どんどん激しく彼女を責め立てる。
「はぁ、はぁ…いい!いいぞリュシカ…」
「んんぁ!やぁ…くぅぅ…!あぁっ店…長っ」
リュシカの痛みはいまだ続いていたが、
初めは嫌でしかなかった圧迫感が激しくなるごとにリュシカの脳に刺激を与え、
一口では言い表せない新たな感覚を生みだす。
淫らな音を紡ぎだしている二人の結合部分からは、
愛液と混じった赤い血が流れ落ち、
少女がたった先程まで純潔であったことを示していた。


どれくらいの間、交わり合っていたのかは分からない。

「んはぁっ、あぁん…あぁんっ……!」
「リュシカ…そろそろ出すからな」
「??」
店長が宣言した直後、リュシカの中に何か熱い液体が迸った。
「……あぁぁぁっ!!!」
リュシカの奥の奥の方まで精液はぶちまけられ、
男根が抜けたリュシカの膣からは
血が混じった白いそれらがどぷりと溢れ出た。
リュシカはその危険性は知らないが、意味不明なものを体内に
注ぎこまれて不快で、第一これまでの行為全てが衝撃だった。
体は熱り、秘部にはまだずんとした痛みが残る中、リュシカはしばらく正気
を取り戻せずこの呆れるくらい淫らな姿勢で固まっているしかなかった。
142名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 18:27:38 ID:YvvRQM7y
次の日。リュシカはどういうわけか無事にメモリア城の自分の部屋にいた。
帰ってきてすぐ寝てしまったためかもう夕方近くである。
どうやって帰ってきたのかはあまりよく覚えていない。
あんな酷いことをしたくせに店長はあの後とても優しく扱い、
ぼんやりしているリュシカに対し何か体の異変を感じたら責任はとるだの、
服を着替えたり体を拭くのを手伝うだの、
あれこれ気を使ってくれたような記憶がある。
…服を着るのを手伝うくだりで、どうももう一度押し倒されたような気もするが。


しかしそれ以上は思い出せない。
「やっぱり夢じゃない…ここが痛いもん」
リュシカはショートパンツに手を入れ、そっと下着ごしに手を触れ確かめる。
すると、暖かいリュシカの秘部が、痛さに勝ってびくんと反応した。
(あ…これって…)
リュシカはついごく自然にそのままさわさわと自分の外陰部を刺激し始めた。
(あの時…あの時と一緒だ…店長が、あたしにこうして…あたし…)
リュシカは昨日初めて知った快感を思い出し、
夢中で自分を興奮させるポイントを探り始めた。
ショートパンツも下着も邪魔になり、自ら下半身を露にし、指でまさぐる。
(やだ…気持ちよくて、とまんないよぅ…)
次第に片手は自分の胸に延び、服の上から揉んでいた。
秘部の表面を撫でることに飽きたらず、中指でそっと穴に触れると、
すっかり濡れた膣はずぷっと彼女の指を受け入れる。
(ここに…昨日は店長のあんなおっきなのが入ったんだ…)
あれは痛かったが、自分の細い指なら痛くない。
くちゅくちゅという音をたて、声を洩らしながら
リュシカは時間も忘れて自分を気持ち良くさせる事に没頭していた。
143名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 18:29:59 ID:YvvRQM7y

「何やってんのリュシカ」
「!!!」
いつまでも部屋から出てこないリュシカを心配したのかしないのか、
リュシカが驚いて横を向くとアクアがそこにつっ立っていた。
「ミカゼが一回戦勝ったって伝えにきたんだけどね、
まさかリュシカがこんなことしてるとは思わなかったよ」
冷めたような視線でアクアはリュシカを見つめる。
「ち、ちがうんですょアクアさん!これは店長が昨日…」
「ふーん、ミカゼは真面目に修行して強くなって帰ってきたのに
リュシカの修業の結果はこれなんだ。
あんなに純粋馬鹿だと思ってたのにここまでいやらしくなるとはねぇ。
ちなみに声、廊下にまで聞こえてたよ」
こうまで言われるとリュシカは真っ赤になり、うつむいた。
「すみませんアクアさん、あたし…そんな悪いことだと知らなくて。
なんでこんなことしちゃったのかもよく分からないんです」
と言い、昨日の顛末を素直に語る。

「…それで、昨日の快感を思い出しながら、ついつい自分を慰めてたんだ?」
アクアがにやりとしながら問うと、リュシカが恥ずかしそうに頷いた。
「すみません…」
「謝らなくていいよ。別に悪いことじゃぁないんだから」
「ほんとうですか?よかったぁ」
単純なリュシカは安心してにこにこしているがアクアは
あたしの中のティトォはどうやら相当ショックを受けてるみたいだけどね、と小さく呟く。
自分の中の魂の影響か、それとも自分自身の欲求不満なのか、
アクアは何となく性に目覚めたばかりのリュシカにいたずらをしたくなってきた。
「…あたしも、ちょうど今気が昂ってんだ。
その店長ってやつからもされなかったことをあたしが教えてやるよ。
もっと気持ちよくさせてあげるから」
「えぇぇ!?きゃぁっ許してください〜」
「抵抗したらスパイシードロップするよ。さぁ言う通りにしな」
「………………。」


こうして、未だ何もわかっていない天然少女リュシカは、
まだまだ色々な災難に巻き込まれていくのであった。(おわり)
144名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 18:32:28 ID:uDb26uUP
 , '" ヽ/|
 i l/Vハハゝ
ヾ∩ ゚∀゚ノ
 Lノ| ]Y[:|つ
  |/VVN
   ∪∪    
145名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 18:41:46 ID:YvvRQM7y
以上でおわりです。
アクアを出したのは自分の趣味です。
もっと先も書きたかったけど長いんでやめました。
だから無理矢理な〆です。
146名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:06:39 ID:K2Kgg8NO
>>144
ティトォwwwおまwwww
147名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:29:05 ID:MH84Ck44
ミカゼ×メルチナが見たいっす。魔法陣始まるまでの修行の間とか第2段階が始まる前とか。そんなシチュで。
148名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 00:02:41 ID:pOvQs/Ij
>>147
同士よ、同士よ。
149名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 08:06:05 ID:eEhoy25G
店長とリュシカの人GJ
次は経験豊富なアクアを頼む
150名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 08:42:08 ID:dhcB3N2w
御風×アクアが読みたいよ〜
151名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 10:51:39 ID:cnyI1FSE
甘えん坊の月丸読みたい
152名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 18:50:04 ID:rr0VlY9L
こんなこと言っても仕方ないし不粋だとは思う、だがあえて言わせてもらう!!!!
以前書かれたこのスレ最大の長編、黒ティトォ×リュシカ。
この話はパンナケトルと『リィ』の情事を二人が目撃したところから始まる
てことは・・・アッーーーーーーーーーーーー!!!!
153名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 22:17:58 ID:dhcB3N2w
ええい!考えたら負けだ!感じろ!!感じるんだ!!!
154名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 23:10:16 ID:gDRfQmcI
そんなこと言ったらボブに服破られたリィさんだって…!
155名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 23:59:52 ID:PjfUdcGL
ミカゼ、メルチナ、コモレビで3Pなんてどうです!?(真剣な顔で)
156名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 02:13:17 ID:4qjXIrLL
アクアとリュシカも加えて5Pにしようぜ
157名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 16:24:19 ID:0dRY4SbI
俺もいれて6Pだぜ
158名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 19:27:36 ID:3smadiqH
コモレビ大人バージョンでジール・ボーイが読みたいなぁ
アクアやメルチナはミカゼで、
リュシカはティトォ以外なら誰でも。
あと他に目立つ女キャラいたっけ?
159名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 19:34:20 ID:LjpM1qX0
姐さんとか・・・メイドさんとかさ・・・
160名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 08:43:23 ID:bxioqnQK
ミカゼ×アクア
アクアが攻められる方で
161名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 18:19:25 ID:4PrmhCHj
>>158
マルチーノ、月丸、舞ちゃん
162名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 16:37:27 ID:PJQcv7hO
コルクマリー×マルチーノってありかなぁ
163ティトォ×リュシカ書いた暇人:2006/09/24(日) 19:37:24 ID:ipHq+IQV
>>152

いや、俺リィさんが男だって見抜いてたっすよ。

えーと、問題のパンナケトルと『リィ』の情事はあれだ。

リィは手術と投薬で外見も機能もほとんどオニャノコになっていた。
で、遠目で見たリュシカはもちろんリィ以外女性経験がなかったパンナも
セックスをさせながらも騙すことが出来た。
(性転換した人が経験の少ない相手と性交渉をしながら
相手に自分が同姓であることを隠し通す事例は現実にある。ただし女同士だけど)
が、観察力の高いティトォだけは欺けなかったという設定で。

むしろ、あのSSをもう一度読んでほしい。


リィさんがパンナのお尻の穴を求めていたのもリィが男であることの伏線となるし、
ティトォがあそこで裸のリィさんを覗き見たから
リィが男と気づいたとすればもう原作との齟齬がなくなる。

つまり俺は今月号の展開を1年半前に予言していたのだよ!((((゚∀゚))))


では苦しい言い訳が終わったところでバケラッタークスと姐さんのSS投下します
164妄執と消えない幻1/11:2006/09/24(日) 19:43:13 ID:ipHq+IQV
薪割りが一段楽した俺は、煙草を1週間前に切らしてしまったのも忘れ
いつもの習慣でズボンのポケットをまさぐり、ようやく煙草がないのを思い出し苦笑いを浮かべた。

この1週間というもの、快楽主義者の俺が煙草や酒といった嗜好品を一切口にしていない。
やれやれ、なんとも健全な体になったもんだ。

と、俺の背後で誰かが家を出てくる気配がした。

「プリセラさん、どっか行くんですか?」
俺より一回り若い女……いや、少女と呼んでも差し支えのない容姿の人間が、
自分の体の匂いをくんくん嗅ぎながら答える。
「ちょっと南の泉まで水浴びにね。この前事故でお風呂が壊れてから
体洗えなくてなんか臭くなっちゃってさ。いい加減鼻が効かなくなってきてさすがに限界」
額の汗を拭きながら、俺は思わず遠い目をした。
「事故ねぇ……」
三日前、彼女の悲鳴を聞いて駆けつけてみれば、
ゴキブリにびびった彼女に投石で無残に破壊された浴槽があった。

あれも俺が直さなきゃならないのかねぇ……。

南の方へ歩き始めた少女は振り向いて俺に釘を刺す。
「覗きにくるんじゃないよ」
「……いくら駄目人間な俺でも、そんな命知らずなことしないっすよ……」

正直、この人の裸を覗くような危険を冒すぐらいなら
野生の熊の巣穴で一晩過ごす方がまだ命が助かる見込みがあるんじゃないだろうか。

少女が去った後にふと自分の下半身に違和感を覚え、俺はもう一度苦笑する。
「姐さんの水浴びを想像しただけでこれかよ……思春期の餓鬼なみだな」
どうも、体が求めているのは嗜好品だけではないらしい。
まあ、アレもある意味嗜好品と呼べるのかもしれないが。
165妄執と消えない幻2/11:2006/09/24(日) 19:44:19 ID:ipHq+IQV
プリセラさん遅えなあ……。
すっかり晩飯を作り終えた俺は、一人ぽつんと机に座って家主の帰りを待っていた。
せっかくの料理が冷めちまうぜ……何か事故にでもあったかねえ。

事故か……人類最強のあの人が?
ありえねえ……よな。
並みの賞金稼ぎがこの高地までたどり着いても……
いや、例え凄腕の賞金稼ぎが束になろうと、あの人に危害を加えるのは無理だ。

とはいえ……さすがに、心配になってきたな。
もう家を出てから3時間は経つだろう。
こんなに時間がたって家に帰らないのは、彼女が自分の目の前に姿を現してから始めてだ。
あの悪魔のようなアクアからプリセラに変わってから、始めての……

「……まさか、プリセラさんも?」
そこでようやく俺は彼女が危機に陥る一つの可能性を思い出す。


この高地で暮らし始めてだいぶ経つから、『南の泉』の場所は見当が付いた。
辺りはすっかり暗くなっていたからこの高地で開花した精霊を使役する力で
精霊に明るくしてもらいながら俺はその場所に到着する。

精霊を総動員して探索をすると、3分とせずに彼女を発見できた。
「プリセラさん!!」
俺の想像通り、彼女は裸のまま水辺で赤い顔をしながらぐったりとしていた。
「やっぱ、俺の持ち込んだ菌のせいか……」
師匠も、あの鬼のようだったアクアさんさえも俺の菌のせいで命を落とした。
免疫力の低下は、超一流の格闘家の彼女も例外ではないだろう。

「畜生……怪我に効く精霊はあるけど、病に効く精霊はないぞ……」
それでもいくらかの望みに賭け、ごそごそとスーツのポケットから宝石を取り出そうとすると、
俺の腕の中でプリセラさんが微かに動く。
「プリセラさん!大丈夫ですか?」
いや、大丈夫なわけはないんだから全裸で俺の腕の中にいるわけなんだけどさ。
と、彼女が俺を見て口を開く。

「マギ……いたんだ……わたしすっかりのぼせちゃって……」
なんか俺を見る目つきがやばいし口調が変だし泉の水でのぼせるわけがないし。
どうやらかなり菌に冒されているようだな。
「マギ………マギなの……?……マギィっ!!」

と、いきなり彼女はその瞳にやばげな生気を宿らせ、
目にも止まらぬ速さで俺に抱きついてきた。

「マギッ、マギッ、マギィィ〜〜」
え、何、滅茶苦茶元気だし、なんか俺全裸の女の子に泣かれながら抱きつかれてるんですけど?
「プリセラさん、臭い……?」
プリセラさんの全身から立ち上がる匂いで、俺は彼女を狂わせる物が何か見当がついた。
166妄執と消えない幻3/11:2006/09/24(日) 19:45:42 ID:ipHq+IQV
プリセラさんを背負ったまま俺は泉の上流に向かい、目当てのものを見つける。
それは河一面を埋め尽くす腐った果実。
「これは……師匠に教わったことのない種の果実だな」
高地の動植物の生態と生息場所については師匠から聞いていた。
しかし聞いたことのない色をした実をつけている植物だから、
渡り鳥か何かに運ばれてきた物かもしれない。

そして運ばれて繁殖した実が、地面や河を覆うほど実り腐って発酵していたのだ。
「天然の果実酒か……こりゃ南の泉は当分使えねえな」
そんな物が流れ込む泉に全身を浸せば……そら酔っ払うわけだ。
むせるような匂いに思わず顔をしかめながら、
俺はプリセラさんを背中に乗っけたままその場を去った。

別の泉までプリセラさんを運び、泉の匂いを嗅ぐ。
「ここの泉は……大丈夫かな」
念のため泉の水を飲んでアルコールが含まれないことを確認する。
まああんな偶然の産物のような果実酒がそこらかしこで出来ている可能性は
万に一つもないだろうが、あくまで念の為だ。

「ほら、プリセラさん水飲んで」
結局この人の着衣は下着すら見つけられなかった。
泉は広いし、酔っ払ってる間に彼女が泉に落とした可能性もあるので、探すのは諦めた。

この高地で身につけた能力で精霊達に手伝ってもらおうにも
彼女自身を探す時に総動員したため自分も含め精霊達は皆疲労していたし、
もし自分だけで探そうものならその間酔っ払ったプリセラが泉に落ちて溺れるなんて可能性がある。
そんな目に会わせて変換したのがアクアだったりしたら、魔法で高地の下まで吹っ飛ばされるだろう。

しかし、ここまで運ばれてくる時はおとなしかったプリセラさんは水になど目をくれず、
後ろから俺の背中にしなだれかかってきてぎゅっと抱きしめてくる。
ちょ……胸、胸当たってるぞ!
「マギィ〜〜〜〜なにさぁ、プリセラ『さん』ってのはぁ。気持ち悪いわよ」
駄目だ、まだ酩酊状態のままだ。とりあえず話しをあわせるか。
……つーか、マギって誰だ?

「ええと、……プリセラさ……じゃなくてプリセラ、とにかく水を飲んでください」
しかし彼女はどーにも俺の背中から動こうとしない。
と、ようやく俺は背後の少女の口から漏れる嗚咽に気づく。
「……泣いてるんすか……?」
167妄執と消えない幻4/11:2006/09/24(日) 19:47:43 ID:ipHq+IQV
「当たり前でしょう馬鹿!!」
そう叫んで、彼女が俺の後頭部を軽くはたく。
……いやね、正直心底びびった。相手は人間最強だぜ?
酔っ払ってなきゃ……いや、酔っ払ってるからこそ、
加減が出来ず自分の頭と胴が生き別れになるかと思ったよ。

「とに……あんたずっと顔見せないんだもんさ〜〜」
どうも、俺のことマギってやつだと思い込んでるみたいだな。やれやれ。
「お陰でさ〜〜変な夢見たじゃんか……」
これ以上酔っ払いに絡まれるのもなんなんで、俺も彼女の中の設定に会わせてタメ口を吐く。
「どんな夢だよ?」

森に、静寂が訪れる。
プリセラさんが俺の胸に回していた左腕を俺と彼女の間に移動させ、
自身のお腹をさするのが感触でわかる。
少し間を空けて、彼女は答えた。
「……あたしとこの子の二人を置いて、あんたがどっか行っちゃう夢……」
この子とはプリセラさんのお腹にいる子で、つまりマギというのは……。

「……そっか」
なんと声をかければいいのか俺はわからずありふれた言葉を返し、沈黙する。
すると、彼女の左手が俺の胸からするすると下腹部まで降下する。
あ、やばい。これはやばい。
「……マギの、すっかりおっきくなってるね」
168妄執と消えない幻5/11:2006/09/24(日) 19:48:42 ID:ipHq+IQV
ズボンの上から触られているのだけど、これは確実にやばい。
まず俺の分身がここ数週間の異性との無接触により恐ろしいほどのビルドアップを行っていること。
そして見た目に反してプリセラさんの触り方がエロイこと。
これはもうそこらの娼婦より金取れるんじゃないんですか?
擦る様にされたと思ったらちょっと指ではじくようにしたり、両手で捏ねる様にされたり。
なんつーか、さすがに限界だわ。

……しかしだ。そりゃ俺だってここで一気にがばっと押し倒したいでよ。
相手は美人で、全裸で、むしゃぶりつきたくなる体つきで、酔っ払って俺を求めている。
しかし落ち着け俺。押し倒して次の日この人に今日の記憶があった場合、俺の命があるか?

性欲に傾きかけた俺の中の天秤が反対側に傾く。
でもその反対側にある物は決して理性とか道徳とかではなく防衛本能というもう一個欲望の方なんだけど。

俺は意をけして振り向く。
酒も煙草もギャンブルも、そしてセックスだって命あってのものだからな。
「すいません、俺……」
目を開けてたのが失敗だったんだ、今思えば。

青白い満月の下に映し出されているのは、プリセラさんの一子纏わぬ姿。
欲情と酩酊で桜のように上気した肌も、汗をかいた形のいい乳房も、
秘裂をうっすらと隠す少し薄い叢も、物欲しげに見上げる潤みきった人形のような瞳も
全て至近距離で見てしまったんだから。

「……俺……何……?」
少し首を傾げながら彼女は聞いてきた。
俺の中の天秤が、片方の重みで根元からゆっくりと倒れる。

命より優先したくなるほどの魔をはらんだ美貌が、目の前で無防備なまま俺に全てを曝け出していた。
169妄執と消えない幻6/11:2006/09/24(日) 19:49:39 ID:ipHq+IQV
俺の中の何かが音を立てて崩れた。
魔性の美にゆっくりと口付けをする。
舌をゆっくりねっとりと絡み合わせ、彼女の求める欲望の深さを確かめる。

「……俺の…………
こいつを舐めてくれないか……?」

俺は立ち上がりそう言うとズボンとトランクスを一気に下ろし中からはちきれんばかりの分身を取り出す。
「ふふ……マギの……ひさしぶり…………」
彼女はとても嬉しそうに、『マギ』のものへ口付けをした。

柔らかい唇が何度も俺の上を跳ねる感触でとたんに1ヶ月以上抜かずにいた俺の物が悲鳴を上げ涎を垂らす。
だってよお、まず唇でこう血管の上にキスしたと思ったらチロチロと裏筋を舐めて、
そんで俺が耐え切れそうになくなってきたらその小さな口に銜え込んで舌と頬と唇で纏わりつくように
ぐるぐると俺の周りを回転しながらねぶるんだよ。

いやさ、俺はどうしようもない快楽主義者だからさ、娼館遊びなんてモンも経験済みだけどよ。
それでも、これはきつかった。魂抜けるんじゃないかと思うほど気持ちよかった。
プリセラさんが上手いのか、男を思う気持ちが女を娼婦以上のものへ変えるのか。

マギ、お前10代の女の子に何を仕込んでたんだよ。
ちょっくら時空を超えて殴りに行きたくなった。

いやもう、情けない話だけど太股に爪を食い込ませ、舌を歯でかみしめながら俺は射精に耐えた。
なんせ久しぶりだったから、1分1秒でも長く快感を味わいたかったんだ。

でもよ、もう限界だったんだ。
ぐるぐる俺の物の上を竜巻のように回転する舌に、顔全体を使った前後運動が加わるんだ。

俺は、呻きながら少女の口内に大量に射精する。
1か月分の凝縮された濃い精液が、少女の小さな口の端から溢れて零れる。

「……わりい、口の中に出して……」
しかし彼女は、にっこりと笑うとこくんと喉を鳴らしながら粘液を飲み干した。
そして、まだ足りないとばかりに俺の亀頭の先に唇を当て、尿道の中に残ったわずかな精液さえ飲み干し始めた。

「うおぉ……」
まるで肉棒そのものが内側から吸い取られるような強烈な吸引に、
俺の腰が砕けたまらず第2射が彼女の唇の上から顔へと放たれる。

「…………ごめん……顔に…………」
しかし彼女は少しも怒る素振りをせず、むしろ笑みさえ浮かべて顔中に飛散した
俺の粘液を幼児が舐め取るように下や指で口に運ぶ。
それを見て、俺の下半身はもう一つ口に入れたくてすぐに元気をとり戻す。
170妄執と消えない幻7/11:2006/09/24(日) 19:50:34 ID:ipHq+IQV
彼女の下に俺の上着を敷いてその上に仰向けに寝かせる。
「両足を広げて」
俺が命令すると、少し照れた様にはにかみながら、しかし従順に彼女はゆっくりと両足を広げる。

そこは、俺の愛撫を必要とすることなく潤っているのが分かった。
……そりゃまあそうか。俺が1ヶ月我慢していたのなら、彼女は百年近く肉欲を溜め込んでいたのだ。
アクアさんのように男を知らないのなら(いや俺の勝手な想像だけどさ)まだしも、
あれほどの口淫を身につけるほどの達人だ。
この百年の間時々恋人との夜を思い出したりすることもあったのだろう。
……だからこそ、幻の中で出会ってしまう。

「マギィ……早く……」
俺の思考のせいで行為が中断され、プリセラさんは目に涙を溜め腰を振りながら俺におねだりをした。
くそ、まじでマギ蹴っ飛ばしてえなあおい。

俺は彼女の上に体を重ね、少し涙ぐんだ顔を眺めながら入り口に肉棒の狙いを定める。
つーかよ、ホントにこれ岩を砕いて熊をぶん投げる人の体ですか?
あーもう女の体だよ。ふにゃふにゃで柔らかくて意味もなく抱きしめたくなる女の体だよ。
いつか言っていたプリセラさんの言葉を思い出す。
『血液をコントロールして一瞬体を膨張させてるだけさ。
なにも体が本当に鉄みたく硬いわけじゃない。何なら腕触ってみる?結構柔らかいよ』

あまりに久しぶりの女体に思わず気が急いてしまうけど、
深呼吸して落ち着きながら俺はもう一度怒張の向きを女芯へ合わせる。
粘膜の入り口と粘膜の先端が触れ合っただけで
「あぁ……」
という感嘆の声が耳元で漏れる。

「行きますよ……」
こくりと、少女は頷いた。
彼女の肉体に、俺の劣情がヌプリと侵入してゆく。
「ふああ……」

普段から武術の鍛錬を欠かさない彼女の胎内は、
目が回るような熱と鳥肌が立つような締め付けで百年ぶりの恋人を出迎えた。
思わず、体中の力が抜け、一気に射精するのではと思うほどだった。
しかし2回に及ぶ大量の射精がなんとか俺の暴発を防ぐ。

やべえ……マギってヤツも19歳の女の子孕ますわけだわ。
なんつーかもう、やばい位気持ちいい。
動くと一気にイきそうで、ある程度中に進入した段階で俺は息も絶え絶えに動きを止める。
171妄執と消えない幻8/11:2006/09/24(日) 19:52:40 ID:ipHq+IQV
ふー、ふー、というどこか獣じみた声が俺の耳元から発せられる。
「気持ちいいか……?」
なみなみと注がれる快楽に言葉を紡ぐことも出来ないのだろう。
彼女は舌を出し涎を垂らしながらぶんぶんと必死に首を縦に振る。

「マ……ギ……」

「なんだ」

例え幻でも、今の俺はマギ。

「いか……ないで……」

「なんだって?」

「もう……どこにも……いかないで……」

辺りに、男女の荒い呼吸音だけが響き渡る。

「……俺はいつも側にいるさ……お前が俺を忘れない限り、な」

あー畜生。心底うらやましいよなあ。百年たってもいまだ幻に見るぐらい憶えられてるんだからよ。

――――俺のことなんざすぐに忘れるんでしょうけど――――

「なに……か……言った……?」

「なんでもないさ……じゃ、動くぞ……」

そう呟くと俺はゆるりと腰を突き出す。
プリセラさんはしがみつくように俺の背中に両腕を回し、必死に俺に抱きついてくる。
そんな仕草もいじらしくてかわいいじゃないかこん畜生。
そしれ俺は最奥まで進んだのを確認してから、
これまたじれったくなるほどゆっくりのスピードで怒張を引き抜く。
「あ……マギィ……」

抱いている女が違う男の名を呼ぶたび俺の心のどこかが冷める。
こいつはお前じゃなくて昔の男を感じ喘いでいるんだともう一人の俺が叫ぶ。

しかし犯している少女が昔の恋人を求めるたびにもう一つの俺の心が熱く猛る。
他の男の体を憶え、その子供を宿している子宮の入り口を突付き上げるたびに、
心の中からなんともいえない背徳的な甘美感が湧き上がりそれを放ちたくてたまらなくなる。

「もっと……うごいふぇ……マギ……」

そして心の中の相反する二人の俺はある一つのところで意見を一致させる。

冷めた俺は他の男の名を呼ぶ女に罰を与えるために。
熱くなった俺は妊婦との禁忌の肉欲を貪り尽くすために。

――――目の前の女を滅茶苦茶にしてしまえ――――
172妄執と消えない幻9/11:2006/09/24(日) 19:53:40 ID:ipHq+IQV
俺は一気に腰を突き出す速度を上げる。
「ふああぁぁ、マギ、マギィィッッっ」

少しだけ、速度を2倍ぐらいにしただけで彼女は簡単に果てた。
膣の収縮が俺のものを締め上げ、彼女の目から光が消える。

しかし、こんなものは罰にならない。貪りつくしてもいない。

俺はそっと宝石達を取り出し、依頼をする。
疲労した精霊でも出来る、簡単な仕事を。

「ふぁ……?ふああぁぁ?」

精霊たちが、ぐったりと力を失う彼女の胸や陰核に、
耳たぶや喉元や鎖骨や臍や背筋や脇腹や太股や二の腕など
その白い陶器のような肌の上全てへ群がる蝿のように纏わりつき始める。

「ひぃいいいぃっふはあぁっ」

それは遠目に見ればまるで蠢く衣服を身に着けたように見えるだろう。
無数の精霊達が俺の言葉どおりに女の皮膚や陰部に群がり、
甘く激しい振動を彼女の胎内へと流し込み始めたのだ。

「ひぃっやぁ、いやああぁぁぁああああぁぁぁぁっっっっ」

マギさんよお、こんなことこの人に教えてやったか?
まるで火をつけられて地面をのた打ち回る羽虫のようになって、
狂ったようによがり声を上げるこの人を見たことあるか?

「たすけ、たすけてぇ、たすけてえええぇぇぇ」

すげーだろ、お前の女。もう、あんたの名前呼ぶのも忘れて口から泡吹きながら嬌声上げてるんだ。
俺のものを体に入れてその上キュキュって締め上げながらな。

「あひいいいああああぁああぁっ、ふああああっくあああああぁっ」

今まで辛かった分、まるで獣みたいに快楽を貪ってるだろ?
愛液噴出しながら腰振ってるだろ?ここまでしたのはあんただよ。
だからよお、もう開放しれやれ。もう2度とこの人の前に出ないでくれよ。

「……イっていいんですよ」

限界が近い俺はそう呟いて、いきなり腰の動きの迅さを最高速度まで上げる。
彼女の肉体の戦慄きが、彼女に最後が訪れことを告げた。

「いやあああ、イく、イくぅ、いくいくいくいくいくうううぅぅぅっイクああああああぁぁぁぁぁぁぁっッッッ」

目の前で精霊と快楽に包まれた女は、高地全体に響き渡る声をあげ意識を飛ばした。
173妄執と消えない幻10/11:2006/09/24(日) 19:54:42 ID:ipHq+IQV




「まーそういうわけで南の泉には当分近づかない方がいいかと、はい」
何時もの朝飯が全く喉を通らない。
いやなんつーか、堂々と糾弾されるのも怖いが、全く喋らないのも怖いよ。

俺が強姦した相手は目の前でボーとしながら飯食ってます。
単に二日酔いで顔色が悪いのか、俺とのことを断片的に覚えていて
ショックで青い顔をしているのかは窺い知ることは出来ない。

あの後俺は清らかな泉でプリセラさんを精霊総動員で、そりゃーもう隅々まで綺麗にして、
匂い一つ残らないほど綺麗にして部屋に運んで眠らせたから多分憶えていないと……思いたい。うん。

「サン」
「はいいいぃぃっ?」
怯えた俺の不自然な大きさの返事にプリセラさんが逆に驚く。

「なんだよ、朝っぱらから大きな声出して。吃驚するじゃない」
「あ、い、いや、なんでもないですよええ。で、なんなんですか」
「私は……あんたのことは忘れないよ」

いきなりの話に俺は狐につままれたような顔をしていただろう。
「……なんだよ、その変な人を見るような顔」
「いや、別にそんな顔はしてないっす」
そこで俺は昨日行為の最中に吐いた言葉を思い出す。

――――俺のことなんざすぐに忘れるんでしょうけど――――

「おかしいなぁ、確かに夢の中であんたにそんなこと言われた気がしたんだけど……」
どうやら記憶は不明瞭なようだ。
「まあ、言ったかもしれませんね。昨日俺がプリセラさんを見つけた時には
俺の菌でやられたかと勘違いしてもうかなりパニクってましたから」
OK,すらすらとかなりうまい嘘がつけたぞ。うん。

「はは、でも俺のこと憶えてくれるんすか?そいつは光栄です」
これは嘘でもなんでもなく本心だった。
174妄執と消えない幻11/11:2006/09/24(日) 19:56:05 ID:ipHq+IQV
「そりゃーあんたみないなヘタレ、絶対忘れられないわよ。
どうもあたしはヘタレの男見ると何とかしてあげなきゃ、って思う悪い癖があるらしいから。
そんなあたしが今まで見た中で一番のヘタレだから、忘れられるわけないでしょ?」

俺はちょっと自尊心を傷つけられる。

「いや、それはあんまりっすよ。それじゃ俺100年間プリセラさんが会ってきた中で
一番のヘタレ男ってことじゃないですか」

やれやれとため息を吐くと、俺は少し仕返しの意味を込めて聞いてみた。

「で、どんな夢を見たんです?」
とたんにプリセラさんの顔が瞬間湯沸かし器のように赤くなり、
いきなり家を壊さんばかりに暴れだした。

「あの……マギの……ヘタレ変態やろーーーーっ」
ちょ、いきなり凶暴化は勘弁、あ、飛んできた椅子が頭に……。

「いきなり夢ん中であたしを……チックショー、あたしは欲求不満じゃないってーの」

俺は、椅子が頭に当たった衝撃で床に突っ伏しながら
(こりゃプリセラさんの中からマギさんが消えるのはまだまだ先の話しだぁ……)
と考えつつプリセラさんが放り投げた重さ100キロはあるたんすが
自分の体に向かって飛んでくるのをスローモーションで眺めていた。
175名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:02:17 ID:ipHq+IQV
以上で終わりです
百年たっても姐さんは駄目男に引っかかるだろうと妄想しながら書きました

読んでいただきありがとうございました
176名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:32:39 ID:NxQvS15O
 , '" ヽ/|
 i l/Vハハゝ
ヾ∩ ゚∀゚ノ
 Lノ| ]Y[:|つ
  |/VVN
   ∪∪   
177名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:44:29 ID:klQA2oQz
>>175
乙!

>>176
節操無しwww
178名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:24:21 ID:rBbGaY+i
>>175
GJ!姐さんエロいよ姐さん!
179名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 18:30:18 ID:oOfIEayY
夢の樹からティトォとアクアはバッチリ観戦してたんだろうな
180名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 00:57:26 ID:mScaBlt7
そろそろコモレビ大の美脚着衣エロ絵が来てもいい頃だ
181名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 01:01:30 ID:ZTrmQsEZ
>>180
そうか描いてくれるか
182名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 04:07:43 ID:Er9hYxsl
>>180
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
183安井:2006/09/30(土) 19:57:11 ID:6v6vvGpq
さっさと描けよ清村
184名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 21:01:48 ID:IkGh4kTY
清杉とバンブーのパラレル物みてみたいなぁ。清村×横尾とか。
185名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 17:07:56 ID:LDeucfJI
母乳プリセラマダー?
186名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 23:53:25 ID:wvC/OzT/
>>185
神がリクエストに答えてくれたみたいだよ
187名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 21:44:17 ID:RVZWq0Gv
殴られてユージがキレて鬼畜化、レイミに襲い掛かる妄想をした。
188名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 22:41:19 ID:kE6WhPtc
殴られてユージがキレて鬼畜化、タマに襲い掛かる妄想をした。
189名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 22:52:12 ID:buzCmqnb
殴られてユージがキレて鬼畜化、タマタマが潰れる妄想をした。
190名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 20:07:40 ID:5Dpi8otp
負けてキリノが落ち込んで鬼畜化、コジローに襲い掛かる妄想をした。
191名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 23:51:27 ID:CJwxDfRD
マルチーノマジで可愛くね?
192名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 00:07:40 ID:EEnSjBDh
プロテイン
193名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 10:05:26 ID:qI5HLOBZ
>>127の絵板にタマちゃんuぷされてるね
194悪マルチーノと無力舞響:2006/10/15(日) 02:23:04 ID:p2sWtERq
「三大神器さんもこうなると本当に無力なんですね」
マルチーノはくすくすと笑いながら舞響大天の胸に指を這わせ続ける。
結界の張られた城の地下室で、舞響は椅子に両手両足を拘束されていた。
着物の前ははだけさせられ、あらわになった汗に濡れる肌を、マルチーノの指は
縦横無尽に駆け回る。胸からスッとおりて臍のまわりをいじくったと思えば、
太股をさわさわと刺激し、ときおり思い出したように陰部をスッとなぞる。
「……んっ……あっ!」
マルチーノのたくみな責めがはじまって10分、舞響にはもはや声を耐えることなど
できなかった。マルチーノは心底愉快そうな顔をしながら、
「そろそろもっと奥までお掃除しましょうか」と言い、下着に手をさしこんだ。
「ぃあっ……! あ……」
舞響の身体がのけぞり、首ががくんと反り返る。マルチーノは決して指に
力をいれず、弱点を次々と見つけ出してはそこをソフトタッチで刺激し続ける。
三分ほど、舞響の悲鳴を無視して責め続けた。
「すごい汗ですね、大丈夫ですか、冷たいお茶でもいかがです?」
マルチーノが手を休め、傍らのテーブルに乗っていたティーカップを取り
舞響の口にあてると、舞響は素直に中の茶を飲み干した。マルチーノはそれを
見届けると、ニヤリと邪悪な笑みを浮かべて、舞響の足の間に顔をはさみ、
「……ふふ、だまされましたね。このお茶、媚薬効果のある薬草を集めて
作ったんです。これからたっぷり狂っていただきますね」
と言って、ピチャピチャと早くも敏感になりつつある陰部を舐め始めた。
「あ、あああああああ、あああっ!!」



 前後は皆さんのご想像に。
195名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 03:59:34 ID:Re6uqOIC
>>194
(;´Д`)ハァハァ…

ウッ…!!(;´Д`)
196名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 11:29:13 ID:dSrgYKZr
>>194
ソレなんてクリムゾン?
197名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 18:32:53 ID:9GOlXVCV
>前後は皆さんのご想像に。

もちろん舞饗の後ろにはアクアがいて姉妹仲良く餌食になるんだよな?
198名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 18:36:01 ID:AGJUVzZt
姉妹ドーン!
199名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 18:46:25 ID:UrI4QLGJ
『 舞響大天ハード 』

アクアちゃんをヌッ殺しにメモリア城に潜入する舞響大天。
だが、それはマルチーノの巧妙な罠だった。

「舞響大天の人格は 私に崩される為に築いてきたんですものね」
「いつもの力が出せれば…こんなマルチーノなんかに…!」
「よかったじゃないですか 媚薬茶のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、ハートオブメモリアを用意しろ。みんなで砂にしてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「舞響大天の生魔法アイテムゲ〜ット」
(いけない…!ヘルキルデスベルが発動しやすくなってるのを悟られたら…!)
「生舞響大天様の生素顔を拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、服に当たってしまったか。甘いイチゴクリームババロアがいつまでもとれないだろう?」

ttp://fullmoondrive.hp.infoseek.co.jp/gen/crigene.htm
200名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 19:49:20 ID:AGJUVzZt
        , '" ヽ/|
        i l/Vハハゝ
       ヾ *´∀`ノ
       __〃`ヽ 〈_
   γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ
  /⌒  ィ    `i´  ); `ヽ
  /    ノ^ 、___¥__人  |
  !  ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ >  )
 (   <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/  /
  ヽ_  \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
    ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈  ソ、
      〈J .〉、|   |, |ヽ-´
      /""  |   |: |
      レ   :|:   | リ
      /   ノ|__| |
      | ,,  ソ  ヽ  )
     .,ゝ   )  イ ヽ ノ
     y `レl   〈´  リ
     /   ノ   |   |
     l  /    l;;  |
     〉 〈      〉  |
    /  ::|    (_ヽ \、
   (。mnノ      `ヽnm
201名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 12:56:54 ID:15NO3IVl
「杉小路」が「次の工事」に出かけることを蓮間くんは「蓮間」せん!!!

蓮間せんっていうのは許しませんをかけたんだ。どうかな?(笑)
202名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 16:32:26 ID:k7xCnjfv
帰れ
203名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 00:39:17 ID:pCXtW8CR
本当にどいつもこいつもクリムゾンネタへの食いつきがいいなw
本当は好きなんじゃないのかw
204名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 11:56:44 ID:9ev2GNyQ
マルチーノがマリーのとこに行ってプルえもんと入れ替わるまでの期間にマリーに喰われた話マダー?
205名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 17:11:06 ID:H5oflXBw
マリーはふたなりだよな
206名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 22:51:30 ID:XRjgBjXt
保守
207名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 18:15:45 ID:TQS4tKsd
いや、マリーは僕っ娘だ。
208名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 18:27:43 ID:kveK7j7x
マリーのイチモツならしゃぶっても(・∀・)イイヨ!
209名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 20:07:58 ID:2UhcEcT8
マリーの乳首見えそうじゃね!?
210名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 23:29:16 ID:JKVsEpsX
アクア×ミカゼか、グリン×マルチーノで誰かSS書いてくれー!
211名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 00:13:49 ID:5llR6uhG
確かに最近日照り状態だから何かしら恵みの雨的な新作欲しいな
212 ◆uwi/fWtAsA :2006/10/29(日) 09:57:34 ID:XQHL2XDB
( ^ω^)頑張って描いたお。期待しないでおくれ。
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi58592.jpg.html

妄想すれば何とかなるよ!
213名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 10:03:37 ID:6f6t6WHa
俺の中でティトォ×アクアは成立しないのです
214名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 20:01:51 ID:yzaFix+5
>>212
期待しちまったじゃねーか…
215名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 21:23:02 ID:Y04TykcL
ふ…保守
216名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 21:30:45 ID:022YXMvi
ここで全然ない月丸SS希望
217名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 21:43:33 ID:EmytmxCF
Hな勉強に勤しむあずみゃ〜を、早く
218名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 07:49:45 ID:iDzqalPv
 長編投下
・今回はエロなしのプロローグ
・脅迫、陵辱
・キリノ+サヤ×外山+岩佐の4P
219二人の悪夢と絶望の日:2006/11/04(土) 07:50:32 ID:iDzqalPv
「サヤはどこッ?」
すりガラスを透過する弱々しい朝日だけが照明だから、
武道館の中は人間の目には暗すぎた。
広い空間の片隅で、影が動いて闖入者を出迎える。

「よう、来たかキリノ」
どこか人を小馬鹿にしたような口調で男は軽く手を上げ女を出迎えた。
「サヤは……どこにいるの?」
不快感と警戒心を隠そうともせず、少女は同級生をキッと睨む。

「いるよここに。お前に送った写メのままの姿でな」

口調と同じく他者に不快感を植えつける余裕の笑みを湛えた岩佐の背後に、
荒縄で縛られた少女が制服を半分脱がされたままで床の上に転がっていた。

「―-―――っ」

親友の変わり果てた姿に、キリノは口を両手で押さえ思わず声を呑む。

目隠しをされた顔は白濁した液体に濡れ、
髪の毛はまるで台風の中を歩いてきたかのようにばらばらに乱れている。
豊満な四肢と胴体には荒縄が食い込んでいて、
同性がうらやむ大きな胸や異性が思わず唾を飲む柔らかな臀部の丸みを強調していた。

シャツのボタンは全て外され皺だらけになり、口の中には白い布切れを突っ込まれていた。
――――――大きく割り開かれた両足の根元、スカートの中に少女が
何も穿いていないのを見てキリノはそれがなにか確信した――――――
あれは、あの口にねじ込まれているのは彼女自身の下着。

その姿が、彼女の身に起きたことを雄弁に物語っていた。
彼女の体験したことを想像するにはもう充分だった。
220二人の悪夢と絶望の日:2006/11/04(土) 07:52:02 ID:iDzqalPv

「サヤっ、サヤっ」
叫びながら、半分涙目になりながらキリノはサヤに近づいた。
その背後で扉が閉じる気配に気づく様子も無いまま。

「キリ……ノ……?」
口から下着を引き抜くと、衰弱した声が友の名を呼んだ。
「サヤ、今すぐ解いてあげる」
取り出したハンカチでサヤの顔とスカートの中を綺麗に拭きながら、
キリノは縄を解こうとするが結び目が硬すぎて上手くいかない。

「手伝ってやろうか?」
「近づかないでっ!」
鋭い声と視線で、キリノが近づこうとした岩佐の動きを制する。

しかしその中にわずかな恐怖が含まれているのを感じ取り、
卑劣漢の顔が益々喜悦で歪む。

「そう言うなよ、同級生の、同じ部員のよしみだろ?」

パンと乾いた音が響く。

「……ひでーなあ、いきなり平手打ちかよ」
「近づかないでって言ってるでしょ!もし近づいたら……」

そう呟くと、キリノは縄を解こうとしていた手を止め、
胸ポケットから携帯を取り出した。
「……警察を呼ぶからね」

「……そりゃねーな。お前は誰も呼ばない。もし呼ぶつもりなら、
最初からケーサツかキョーインといっしょに武道館に入ってきてる」
221二人の悪夢と絶望の日:2006/11/04(土) 07:53:48 ID:iDzqalPv
図星を突かれたキリノの顔が一瞬ひるむ。

「キリノ……私はいいから……早く……けーさつを……じゃないと……キリノも」
「サヤ、大丈夫だよ!……こいつが変なことしようとしたら、私がビンタで引っぱたいてやる!」
「おいおい、部長になったからって部員を『こいつ』呼ばわりはないんじゃね?」
芝居がかった口調で岩佐は戯れ言をのたまうが、
キリノはそれには応えず岩佐を睨みつつサヤの束縛を解こうとする。

もちろん危険なのは百も承知だろう。
しかし警察を呼ぶということは目の前の親友の辱められた姿を誰かに晒すということなのだ。
キリノはそれを恐れてか、携帯電話で人を呼ぼうとしなかった。

「だめっ、キリノ……恐いのは岩佐君……だけじゃない……」
「?……何のこと………………あっ!」
後悔の色がキリノの顔に広がるが、誰も彼女を責められはしないだろう。

親友が陵辱された現場を見て、その上目の前には危険人物が自分の体を値踏みするような
目で眺めているこの状況で、冷静な判断が出来なくても仕方の無いことだ。
目の前の男といつもつるんでいる悪友がどこにもいないという
事実に今まで気づかなかったことを誰も責められはしない。

ごめんねサヤ。

キリノは小さく呟いて携帯に手を伸ばす。

たとえそれが親友の悲惨な姿を第三者の目に晒すことになるとしても、
それしかキリノには選択肢は残されていなかった。

「よーやく決心がついたかい?」
警察を呼ばれるかもしれないというのに余裕綽々な岩佐を見れば彼がどこにいるのかはもう明白だ。

「全てが遅すぎだけどな」
110を押そうとするキリノの手を、力強い男の手が背後から掴み、
携帯を力づくで無理矢理奪い取る。
観念して手の伸びてきた背後を振り向くと、そこにはあの男がいた。

「外山君……」

見下ろす男の目はまるで虫けらでも眺めるように何の興味の色も浮かんでいなかった。


そして二人の悪夢と絶望の一日が始る。
222名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 07:56:27 ID:iDzqalPv
今回はここまでです
4人の絡みは描写が難しくて時間がかかりそうなんで
ゆっくり続きをお待ちください
223名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 12:32:12 ID:Iggu4NX7
 , '" ヽ/|
 i l/Vハハゝ
ヾ∩*´Д`ノ GJ
 Lノ| ]Y[:|つ
  |/VVN
   ∪∪    
224名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 22:45:38 ID:J+LOKYI9
>>223
うお!なんか期待wktk
225名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:46:15 ID:FXJ1dXy5
226名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 21:11:35 ID:gV2PIkFz
保守しますよ
227名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 22:54:17 ID:cHra9biw
SSマダー?
228二人の悪夢と絶望の日:2006/11/18(土) 10:56:59 ID:bkR/kr5y

「さて、どうしようか?」
にやにやと弛緩した笑顔を向けて、岩佐は自分の携帯を弄り始めた。
「私達を……どうしようっていうのよ」
後ろ手に縛られたキリノは、唇を噛み締めながら岩佐を睨み付けるが、
その視線と口調は数分前とは異なりとても弱弱しい。
キリノからすれば自分がどうなるのか、どうされるのかは親友の姿を見れば明らかだ。
どうしてこの状況で虚勢を保つことが出来るだろうか?

そんな打ちのめされた女性を眺めるのが楽しくて仕方ないのだろう、
岩佐は顔の皺をより一層深くして嘲笑い、自分の優位性をアピールして更にキリノを追い込もうとする。
「なんだ『私達』なんてらしくねえじゃねーか、
そんな言葉使うのは……部活に始めて入ってきた時以来じゃね?
いつもみたいに『あたし』ってくだけた言い方しろよ。それともなんだ、緊張してるのか?
肩の力抜けよ、可愛がってやるから。なぁ、外山」

話を振られた外山は岩佐と同じく手の平の液晶画面を見つめていたが、
全く興味がないと言わんばかりに無言で岩佐を一瞥して携帯に視線を戻す。

「なんだよつまんねーな、ノリ悪いぞ」
興が冷めたのかやれやれと首を振って岩佐はぽりぽりと頭を掻いた。

どこか白けた空気が武道館に満ちたのを感じ、キリノはすがるような思いで口を開く。

「ねぇ………………もうやめさいよ」
とたんに岩佐の顔が不機嫌になり、キリノを睨み返す。
「あぁ!?何を止めろって?」
229二人の悪夢と絶望の日:2006/11/18(土) 10:57:54 ID:bkR/kr5y

「こんなことして、許されると思うの?あんた達は……女の子に…………」
キリノの瞳に、また親友の姿が映る。
先ほど拭き取りきれなかった精液を前髪から垂らし、半分開いた口はピンク色の舌を覗かせたまま閉じぬままで、
生地の薄い夏服が汗で濡れて透けている少女の姿が。
その無残な様がキリノの心にもう一度火をつけたのか、彼女の声はわずかに怒気を取り戻す。
「女の子にあんなひどいことして、許されると思ってるのッ!!」

「なんだよ、許さないってどうするつもりだ?
これから犯された後イカ臭いナリでコジローにでもチクンのか?
別にいーぜ。その代わりこいつの画像がどうなるかしらねーけどナ」
くくくっと笑い岩佐は携帯の画面をキリノに指し示す。

そこには、半分だけ制服を脱がされたまま、大きく広がった性器に直径10センチはある
バイブが根元だけ飛び出した状態で突っ込まれ涙を流しながら叫ぶサヤの姿があった。

「……酷い……それにこれ、あたしに送ったやつと違う……」
「画像ならまだまだあるぜ。へへ、お前にも後で突っ込んだ時ちゃんと写してやるよ。
穴兄弟ならぬ棒姉妹ってやつか?二人並べて写したら壮観だろーなぁ」

憤怒かそれとも恐怖か、体を震わしていたキリノはふと眉をひそめた。。
「……あれ……これ、なんかおかしい……」
何かの違和感を覚えたのか画面を凝視するキリノは、疑問の原因を理解し思わず大声を上げる。
「これ、……冬服じゃないっ!…………これ、いつ写したの!!」
「あー、春先だったけなぁ。ま、何月何日かまでは詳しく思いだせねーけど」
230二人の悪夢と絶望の日:2006/11/18(土) 10:58:37 ID:bkR/kr5y

「……いつから」
「ん?」
「いつからこんなことサヤにしてたの!?」
「憶えちゃいねーよ。まぁ……2ヶ月前ぐらいか?ほら、新学期になってからしばらくしてこいつ断りも無く
ガッコこなかった時期あったじゃねーか。あの前ぐらいだったな」
「じゃ、サヤが学校休んでたのって……」
「……おいおい、俺のせいにしてんのか。こいつが学校休むのは良くあることだろ?
どーせなんか嫌なことでもあったんだよ。例えば野良犬に噛まれた、とかな」

げらげら笑いながら、岩佐は倒れているサヤの豊満な乳房を制服越しに素足で踏みつける。
「やめなさ…………?」

静止の声を上げようとしたキリノは、サヤの全身に浮かぶ悩ましげな反応に困惑し沈黙する。
「あぁ……」
サヤの声に、体に、表情に、悲しみや恥ずかしさを読み取れても嫌悪の感情を読み取ることが出来ない。
卑劣な男に束縛されたまま足の裏で胸を捏ね回されているのに、だ。

「サヤ…………?」
「気づかなかったか、こいつの胸におもちゃ付けてんの?」
確かに、そこにはおかしな膨らみがあった。
制服の下に、『おもちゃ』があってそれが岩佐の足の圧力で服の上にその姿を現した。

しかしキリノにはそんなものの存在など重要ではない。
問題は、岩佐に無理矢理仕込まれたそんなもので、なぜサヤが嬌声を上げるかということだ。
キリノが知っているサヤならば、けっしてそんな艶のある声は上げないはずなのだ。
キリノが知っているサヤならば。

鍵を閉めた入り口でいまだ携帯を弄り続ける外山は、そんな3人の様を眺めると出来の悪いコメディでも見るかのように
「は」
と仏頂面のまま鼻で笑った。
231名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 11:00:26 ID:bkR/kr5y
続きます
232名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 13:00:41 ID:YRkz0Vlb
 , '" ヽ/|
 i l/Vハハゝ
ヾ∩*´Д`ノ 続きwktk…
 Lノ| ]Y[:|つ
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233名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 18:24:52 ID:Sjv4yJ6q
待ちます。
チンコ立たせたままで。
234名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 17:02:04 ID:xY8IcXiD
ティンコたった(ノ∀`)
235名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 20:02:15 ID:sP95RIYl
age
236名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 17:57:05 ID:azJsCLwD
これって以前あったサヤと外山の話の続きか?
237書いた人ですが:2006/11/23(木) 22:06:14 ID:HsERC0IE
別物です
238二人の悪夢と絶望の日:2006/11/25(土) 06:18:04 ID:a5b0ZtkC
「やめなさいっ」
キリノの口から絶叫が迸る。
それはまるで、これ以上その光景を見せつけられたら、
自分が壊れてしまうのを予感しているようだった。
そんな必死なキリノを岩佐は脂ぎった顔で見つめる。

「ぎゃーぎゃー言うなよ、拘束された上半身に中の音を漏らさない扉。
脱出も助けを呼ぶのもどっちも不可能だぜ」
キリノは下唇を噛み締め吠えた。
「それでもっ!」
キリノは踵を返し外山の脇をすり抜け、猛ダッシュで扉に体当たりをかます。
鈍く、腹の底に響く音が館内にこだまする。
自らが衝突した反動でキリノは弾き飛ばされ、
館内に背中から倒れこむが痛みに顔を歪めながらもすぐさま立ち上がろうとする。

「外山止めろ!そいつマジだ!!」
「キリノだめぇっ!」
横にいた外山がよろめき立ち上がったキリノの襟首を掴み、
再度鉄扉へショルダータックルをかまそうとする勢いを遠心力に利用し
武道館の中央へ放り投げた。
そしてサヤの上を離れた岩佐がキリノにのしかかりねじ伏せる。
そして12分の間、武道館の中を静寂が支配した。
239二人の悪夢と絶望の日:2006/11/25(土) 06:19:05 ID:a5b0ZtkC
外山が扉に耳を当て外界の様子を伺う。
「誰も来ないな」
岩佐は深いため息をはいた。
「全くよぉ、無茶するぜ部長さん。あーあぁ、きれいな肩が真っ赤に腫れ上がってるじゃねーか」
岩佐がわずかに制服をずらしキリノの肩を露出させると、
キリノは小さな悲鳴を上げ岩佐の手を振り払う。
「……だめだよキリノ。下手な抵抗したらキリノまで殴られたりしちゃうよ……」
蚊の鳴くような声でサヤはキリノの身を案じた。
目が見えなくても、音と気配でキリノの様子は手に取るようにわかるから、
無茶をする部長の行動を諌める。

「無理だよ……こんなサヤ、ほっとけないよ……」
「キリノ……?岩佐君っ、キリノにひどいこと」
「してねーよ」
キリノのしゃくりあげるような呟きを聞き声を荒げるサヤに、岩佐は苛苛した声で答える。
「泣くんじゃねーよ、サヤが心配してんだろうが」

キリノは、何事かもごもごと呟く。
「もっと大きな声で言え」
「だって……こんな……あたし、サヤがこんなひどい目に遭ってるなんて……
親友なのに、ずっと気づいてあげられなかった……」
「だから肩壊す覚悟で助け呼ぼうとしたのか?いい話だな、それが本当なら。
でも、そうじゃないだろう?罪悪感に苛まれてるのはそれだけじゃないだろう?」
ニタリと哂いながら岩佐が続ける。
「親友がレイプされてる間にてめえは恋人といちゃついてたからじゃねえのか?
この場所で、ラブラブでハッピーなセックス三昧を送ってたからじゃねーのか、おい」
岩佐がキリノの髪を引っ張り耳元で囁くと、キリノは目を逸らし
「コジローせんせい……」
と祈るように呟いた。
240二人の悪夢と絶望の日:2006/11/25(土) 06:20:03 ID:a5b0ZtkC

一瞬間が空き、外山が誰にともなく問いかける。
「どういうことだ……」
そこに静かな驚きと、わずかな怒りを岩佐は読み取った。
「どうもこうもねーよ、広くて防音もしっかりしてる場所をヤり部屋にして
男と女がヤることヤってただけだ。ま、俺らと考えること一緒だな。
それが生徒同士じゃなくて生徒と教師の違いだってだけで」
外山の顔色を伺いながら岩佐が面白そうにまくしたてる。

「うちのガッコーの他の部でも噂はあるし、
学生が部室内でセックスなんてちょくちょく新聞や週刊誌にも載るだろう?
考えてみろよ、なんせこいつとコジローはうぜえ1年どもが入ってくるまで
放課後はこのシャワーまで完備された密閉空間で二人っきりだったんだぜ?
お互いその気があればよお、毎日サルみたいにヤりまくってたって不思議はないんじゃねーの?」
「ふん。そういうことか」
外山が二人の方にゆっくりと近づく。

「お、よーーやく火がついたか?ま、サディストには燃える展開だよなぁ、
恋人のいる女を無理矢理なんてよ。……それともなにか、お前キリノのこと」
そこで外山がギロリと岩佐を睨み、岩佐は肩をすくめて科白を止める。

キリノは震えながらコジローの名を唱え続けていた。
そんなキリノの腹に、外山の足が振り下ろされ、キリノはわずかに呻く。
親友の痛みを、外山の暴力の気配を感じたサヤが狂ったように非難の声を上げた。

「やめてよっ!約束違うっ!!あたし以外の子には手を出さないって」
「言ったとも、『俺』はな。
でもま、偶然ここにいた外山君が何をするかなんて俺の知ったこっちゃねーしな」
サヤはその言葉で全てを悟り、がくりと全身の力を失う。
「ああ……キリノ……」

絶望に崩れるサヤ。
俯き震え続けるキリノ。
そのキリノをたぎるような目で見下ろし踏みにじる外山。
「……生徒同士か生徒と教師か、って以外にも違いがあったなぁ」
3人を眺めた後、岩佐は楽しそうにくくくっと笑う。

「和姦か強姦か。この差はでけえな、全く」
241二人の悪夢と絶望の日:2006/11/25(土) 06:27:49 ID:a5b0ZtkC

「じゃーま、早速キリノの歓迎会といこうか?
とりあえずキリノもサヤに罪悪感かんじてるみてーだし、
今までサヤにやったぶんと同じ事を同じ回数だけやってやろーぜ。
親友同士不公平のないような」
「やめてよ、やめてよっ!キリノに変なことしたら許さないわよっ!」
「おーこわ、……しかしとたんに活きがよくなったなぁ、
さっきまでは廃人みたいになってたのに。こういうの麗しき友情っていうのかねぇ」
そう嘲ると岩佐はキリノの体を引き寄せようとする。
「いやあっせんせいたすけてぇっ」
「やめてっ、なんでもする、なんでもするからキリノにひどいことしないでっ!」

二人の悲鳴が同時に上がった後、岩佐はキリノの傍から離れた。

ぐすぐすと二人の少女が嗚咽交じりに泣き咽ぶ声だけが薄暗い空間に響き渡る。

「なんでもする、そう言ったな」
いきなり耳元で聞こえた声に、サヤはびくっと体を震わした後緩慢な動きで首を縦に振る。
「じゃあ、そうだなぁ。今から言うゲームに勝てたらキリノを開放してやるよ」

するすると、サヤの拘束が解かれ、
戒めから開放された彼女はかすかな安堵のため息を吐く。
「なぁに、簡単なゲームさ。お前らの友情が本物なら、な」
「なにをすればいいの……」
岩佐の手で、目隠しされたままのサヤは膝立ちにさせられる。
「お前のでけえ胸で一発抜いてくれよ」

上から聞こえる岩佐の声に苦々しい声でサヤが答える。
「……それだけじゃないんでしょ……」
「もちろんな。俺がてめーににパイずりされてる間に
てめーは後ろから犯される。で、どっちが先に気持ちよくなるかって勝負だ。
俺が先に出せばお前の勝ちだからキリノには手を出さないでいてやるよ。
そのかわりお前のマン汁が床まで垂れればお前の負けだ」
242二人の悪夢と絶望の日:2006/11/25(土) 06:30:26 ID:a5b0ZtkC

突然サヤの両肩が掴まれぐいと引き寄せられた。
そのままサヤの上半身が前傾姿勢にさせられ、
サヤの顔が岩佐の腹に、胸が猛々しい男根に触れる。
自然と彼女の臀部は後ろに突き出されるような姿勢になり、
その丸々としたお尻にやはり荒々しい茎が埋まる。
「うぅ……」

もう、サヤには選択肢はない。
ならば、たとえどんなに屈辱的でも、岩佐の要求を呑むしかない。
もし拒否すれば、力づくで犯されるだけだろうから。
「ほらよ、お前の体は俺が支えといてやるからとっとと始めろ」

岩佐が促すと、後方に押し付けられたそれがたどたどしく動き出す。
まるですぐには胎内に侵入せず、焦らすかのような動きでサヤの入り口をなぞり始める。

「っ……」
覚悟を決めたサヤは、そのふくよかな双丘の左右を両手で掴むと、
岩佐の陰茎を柔肉で挟み、そして上下にしごき始める。
消して小さくないであろう岩佐の肉塊は、白く柔らかな肉の谷間に全身を埋め
姿を確認することができなくなった。
「ぅ……はは、無駄にでけえ胸もこういうときは役に立つ、な。
じゃあ外山も、始めてやれよ」

股間から立ち上がるえもいえぬ快楽にどもる岩佐の言葉で、
割れ目の上を往復していたそれが、サヤの胎内にようやく入り込んでくる。
「ふはぁぁ……ーーっ」
解れ、仕込まれ、辱めれてきた躯は当たり前のようにそれを飲み込み、
紅い唇から耐え難い悦びの吐息が漏れる。
たとえそれが陵辱であろうと、それが友の目の前であろうと、
開発された悲しい女の性は快楽を押しとどめる術を知らない。
243二人の悪夢と絶望の日:2006/11/25(土) 06:33:47 ID:a5b0ZtkC

「お願い……っキリノぉ……目を瞑ってぇ……こんなあたし……見ないでぇ……」
はかなく願うサヤの後背部に、突然熱い液体がこぼれ落ちサヤの体がびくりと震える。

「やだぁ…………外山君、唾垂らさないでぇ…………」
突然眼前の岩佐の腹筋が震える。
くくくと笑ったため、その振動が額を押し付けているサヤに届いた。
「涎じゃねえよ……外山はそんながっついたやつじゃねえ……」
バックからの抽出運動が始まってからというものサヤの胸の動きは少し弱まったため、
岩佐の声には余裕があった。

「見てみろよ、目隠し取ってやるから」
突然サヤの上半身の半分を支えていた岩佐の左手が外れ、
少女はバランスを崩して胸を掴んでいた両手で岩佐に胸を押し付けながらしがみつく。
「ちょ……ちゃんと肩掴んでよぉ……」
岩佐が肩を掴まねば前傾姿勢の上半身を支えるものが岩佐の腹に押し付けた額だけになり、
胸での愛撫などできるわけがない。

「わりいな、その代わり後ろも止めてやるよ。おい外山」
岩佐の呼びかけで律動は止まるが、なぜそんなことをするかわけがわからないサヤは
呆然としていると突然視界が広がり、その細い首が岩佐の手で無理矢理捻られ後ろを向かされる。

「キリノ…………?」
背後で自分を犯す親友の姿に、唖然とするサヤ。
サヤを貫いていたのは、ペニスバンドを着けさせられ、
口にサヤの下着をねじ込まれ、サヤの背中にぽろぽろと涙を落としながら両腕を縛られた
不自由な姿のまま背後から外山にがっしりと腰を掴まれたキリノだったのだ。
244二人の悪夢と絶望の日:2006/11/25(土) 06:35:44 ID:a5b0ZtkC

「……いや、いやぁっ、いやああああああああああああぁぁぁぁぁぁ」
サヤが叫ぶのを、舌を舐めながら岩佐が見下ろす。

「じゃ、そろそろ勝負の再開といこうか」
両手でまたサヤの肩を固定すると、行為の続行を促す岩佐。
と、サヤの中で人口の男根が前後に動きを再開する。
外山が、キリノの腰を無理矢理前後させ始めたのだ。
「いやぁっ、いやあ、嘘つきっ嘘つき嘘つきぃっ」
しがみついたまま騒ぎ続けるサヤの頬を、岩佐が平手ではたき乾いた音が響き渡った。

「おいおい、パニくっていい加減なこと言うなよ、
嘘なんて吐いてねーぜ。キリノがお前をヤってるけど、
俺たちはキリノにひどいことは何もしていないし、
手も出していない。約束は破っていないんだよ」
「うぅ……うふぅ……うぅ……」
嗚咽か嬌声か分からない声がサヤの口から漏れる。
そんなサヤの両手が自らの胸をもう一度掴み上げ、
そして岩佐への奉仕を再開した。

まるで自らの胸をゴムまりのように捏ね回しながら、
涙で潤みきった目で訴えるように岩佐を見上げながら
サヤは岩佐の射精欲を高めようとする。
尋常ではない質量が生み出す乳圧に追い詰められながら、
岩佐は器用に片足立ちになるともう片方の足を伸ばしサヤの
踝につま先を触れるとにやりと笑う。

そこは、もうサヤの愛液でじっとりと濡れそぼっていた。
「どうした、友達にヤられ、て、気持ちいいのか?この、淫乱」
サヤが何かを言い返そうとした瞬間、
背中に柔らかくて温かい何かが落下してきた。
「……ごめんね、サヤ」
それは、キリノの口を塞いでいた下着だった。
245二人の悪夢と絶望の日:2006/11/25(土) 06:37:07 ID:a5b0ZtkC

「……あたし、動きたくないの、でも、外山君が無理や」
そこで、サヤの背後の布の存在とともにキリノの声が消えた。
もう一度外山が下着を口へ突っ込んだため、キリノの謝罪は途切れる。
「……キリノぉ……あたし、こそ……ごめんっふうぅぅ……
もう、あたし、駄目かもしれなぃ……あ、ぁぁ……」
サヤの全身がぬめった汗で怪しく光る。

そんな汗よりもっと粘性の高い体液が、
彼女の膣口から足首までてらてらと垂れ流れている。
「キリノぉ……気持ちいいよぉ……友、だちなのにぃ……
このままだとキリノひどいめにぁうのにぃ…………
きもひいいのとまんらいよぉ…………」
口から涎を流すサヤを見て岩佐が外山に視線を送ると、
外山が急にキリノの腰使いを速く、激しくする。

「うひあぁっっ、ひぃ、ひゃぁぁああぁぁっ」
自然のものとは全く異なる造型と、他人の手によって生まれる不思議な腰使いとで
今までの経験にはない快楽を感じ、身悶えるサヤ。
「だめ、だめっ、だめぇ、あひあああぁぁぁっ」
汗が、涙が、愛液が戦慄く肢体の上で跳ね、少女の心と魂を蒸発させ雌に変えさせる。

「ひっ、ひぃっ、うあ、あ、あっあっあっ、
うあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ………」
大きな鳴き声をあげて背を反らし、少女の友情は劣情に屈した。
246二人の悪夢と絶望の日:2006/11/25(土) 06:57:47 ID:a5b0ZtkC

「ゲームオーバーだな。汁の垂れ具合なんか見るまでもねえぜ、
友達よりも自分のアクメを優先させやがったぜこの淫乱は」
岩佐はそう吐き捨てると、がくがくと痙攣するサヤの上体を直立させ、
肩から手を離すとそのまま後ろに倒させる。
泣いていたキリノは慌てて倒れてきたサヤの体を支えると、
岩佐がサヤの上をまたいでその大きな胸を両手でがっしりと掴んで真ん中へ寄せ、
そのまろやかな割れ目に自らの肉棒を突き刺した。

絶頂を迎えたばかりの体は自らの両乳首が合わさるだけで
「あひっ」
と声を出して反応してしまうが、岩佐はかまわず肉棒を前後させて少女の胸を堪能する。
岩佐の黒々とした異形の物体がサヤの美しい円形を描く乳房を蹂躙するさまを眼前で見せつけられて、
キリノの目に新たな涙が溢れ出す。

今まで我慢していたのか、それともサヤの愛撫で十分感じていたのか、
岩佐の限界はあっという間に訪れる。
うぉ、という低く短いうなり声を上げたあと白濁の飛沫が疲弊したサヤの顔を射ち汚す。

キリノは口から下着を半分吐き出すと、
泣きながら口を使ってその下着サヤの顔の精液を拭き取った。

そんなキリノの肩を、外山が指を食い込ませるかのような力で掴む。
びくっと震えたキリノは下着を口から落とし
「せんせぃ……」
と呟いた。

キリノを見つめ、荒い息のまま岩佐は教える。

「……これからが始まりだぜ、キリノ……」
247名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 06:58:58 ID:a5b0ZtkC
まだまだ続きます
248名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 18:09:46 ID:1Tpbepcf
テラGJじゃね?
249名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 18:33:21 ID:ynleAn+U
おっぱあああああああああああああああああああああああああい
250名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 22:19:56 ID:CfWuOwgM
きたね、コレは(*´Д`)ハァハァ/lァ/ヽァl\ァl\ァ
251名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 03:13:36 ID:EpOhhBBS
ほしょ
252名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 10:49:22 ID:bskAFWn+
コモレビ14歳だって
253名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 23:50:34 ID:u//HRrA9
グリン×マルチーノキボン
254名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 09:35:57 ID:2a07Bd1u
キリノ×コジローキボン
255名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 00:23:00 ID:PjvKS0ix
タマ×コジロキボン
256名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 18:29:03 ID:+k6xTy+h
サヤ×トラジキボン
257名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 21:47:12 ID:soG28lxr
シシメ×コモレビ(傍観者有)キボン
258名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 22:54:33 ID:/mTrOypr
続きマダー?
259名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 01:07:56 ID:+jxWlLLT
黙って大人しく保守してようぜ
260由依:2006/12/08(金) 15:38:54 ID:pkfDry/1
私グリン受けが良いんですが誰か〜!!!(爆笑)
261名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 18:50:10 ID:fNzbFwW8
メイ×タマでひとつ
262名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 20:01:09 ID:RaMC9O5a
ブライクxアダラパタでひとつ
263名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 20:52:21 ID:sk1evnq7
タマキにはユージだろ!

と思ったが人それぞれか
264名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 01:00:32 ID:TR3BezDe
>>262
アッー
265名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 07:52:54 ID:QwTdGKn2
ほしゅ
266名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 22:21:36 ID:4rWYTAh4
…月丸太陽丸お願いします。
267名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 01:20:37 ID:iVjc3/Zu
>>266
兄弟として生まれ変わるのを切に願う
268名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 19:44:37 ID:aFDPfwwH
じゃないと近親相姦じゃなくなるもんな
269名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 08:39:20 ID:xl0nkays
ほしゅ
270決勝前日、むしろ当日早朝。:2006/12/18(月) 16:44:37 ID:P4klBlkm
前の人の続きが気になる上に>>262に興味がわいたけど全く関係ないミカゼ×アクア(逆?)の出だしだけ投下してみる
少しでも反響あったら続きも書いてみようと思ってたりします。

一応、魔方陣決勝の前日深夜(当日早朝)あたりの設定。

ついでに落ちるの防止でageてみます。
271決勝前日、むしろ当日早朝。:2006/12/18(月) 16:45:42 ID:P4klBlkm
カキワスレタ、プリセラが血吐いて存在変換するとこカラデス。

-----------------------------
「プリセラ―……」

光が一度分裂して、またひとつに集まって人の形をつくっていく
しばらくそのまま留まっていた光が治まると目の前には先程まで居たプリセラではなくアクアが立っていて。
今では少し見慣れてしまったような光景、それでも目の前で何度も「死なれる」のは辛い

そんなことを考えてると目の前にいきなり普通にはありえない大きさの飴玉が迫って
それが顔面に直撃すると数回地面をバウンドしながら数メートル…むしろ数十メートル吹っ飛ばされた

「うぉ………ッ…!?」

なんとか受身を取って、顔をあげて何か言ってやろうとすると今度は小さい飴玉が目の前に数個、ひゅるひゅると飛んできた
それが地面に落ちると爆発音をあげながら地面を抉った
あんなモノをまともに喰らったら決勝どころじゃない、ヘタをすれば死ぬ

「ちょ、アクア…待てっ……うぉぁ!?」

なんとか、いくつも飛んでくる飴をギリギリで避け続けること数十分、アクアも飽きたのか攻撃が止んだ


おそるおそる、地雷でも埋まってやしないかとビクビクしながらゆっくりアクアに近づいていく
なんとかアクアの目の前までくると大きく息をついて―

「…アクア、なんだよ今の」

ぜーはーと息をきらして、結構ふらふらの状態でアクアを見る。
272決勝前日、むしろ当日早朝。:2006/12/18(月) 16:46:58 ID:P4klBlkm
「何って。ミカゼが眠れないって言ってたからプリセラの代わりに私が朝まで相手してやろうとしてるんじゃないか。」

さらりと言われた、確かに眠れないからプリセラに相手をしてもらってはいたがそれは相手がプリセラだからで
こんな破壊神を相手にしてたらさっき言った通り決勝どころじゃなく命すら危うい
絶句して、しばらく硬直した、呆れたような目でアクアを見る―が、アクアの顔が一瞬不機嫌そうになったのがわかるとすぐに目を逸らす

「…だからって生きてなかったら決勝も何も無いだろ…」
「何だミカゼ、アタシだって一応手加減してるんだぞ?」

手加減―あれで?

「手加げ…っ……、地面が抉れる威力なんですが…」
「大丈夫、まともに当たっても骨が砕ける程度で済むさね」
「大怪我だ、っていうか下手したら―いや下手しなくても死ぬっちゅーに!相手するにもせめてもっと安全な方法はないのか!」

プリセラとの勝負も安全じゃない…気もするけど、まぁ魔法ナシだし。それは置いといて。

「うだうだうるさいねぇ、安全な方法なんて…あぁ、そうだ―ミカゼ、ちょっとおいで」

言いながらアクアがテクテクと森の奥へ向かって歩いていく
さっきのことがあるから…少し躊躇していると「何してんだい」の言葉と同時に魔力入りの飴玉をまた投げられて
従わないと本気で大怪我しそうな気がして―少し溜息をつきながらついて歩く

数分歩いて、人気の無い暗い場所についた。深夜だから当然といえばそうだけど。
さっき逃げ回ってた所為もあって疲れた、近くの木に寄りかかって地面に座る
アクアは立ち止まると振り返って、帽子をとって地面に投げ捨てるようにしながらこっちに近づいてきて。

「誰かさんが騒いだ所為で人が少し見に来てたからね」

元はアンタの所為や、とか頭の中でツっこみを入れながら口には出さずに。
何をするのか未だにわからず、訊こうとするとアクアが自分の身体に倒れこんできて。

「アクア、こんなとこで何す―………、…アクア?」

破壊神とはいえアクアは女で、こっちは男(面の所為で人間かどうか判断しにくいけど)
抱きつかれるようにされると慣れていないのもあって少し胸の鼓動が早まって。

「―……眠れないんだろ?「安全な方法」ってので…相手したげる」
273決勝前日、むしろ当日早朝。:2006/12/18(月) 16:48:04 ID:P4klBlkm
一旦ここまで。反響あったらってのもアレなので一応今週中には終わらせてみようと思ってたりシマス。
アクアとミカゼの口調変なのは愛嬌で。
274名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 17:21:14 ID:mLcNb18B
ミカゼ×アクア好きなんで期待
275名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 17:50:24 ID:UsidmRig
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     l//:::/:://l::/:::l::::l ゙   l::::´:l      l::::::::l   l::::::::l l l      /     ・
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276名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 18:08:53 ID:prf9xDgp
てか書ける人かなり凄いですよね
277決勝前日、むしろ当日早朝。:2006/12/18(月) 21:28:06 ID:P4klBlkm
アクアの言葉の意味がわからない。いや頭ではわかってはいるんだろうけど―しばらく硬直して、身体も動かせず。

「―っちょ…ま、待て、ちょ……ッ、アクア!?」

慌てて、上手く喋れずに…必死に言葉を振り絞ってみるけど、その言葉も「やだね」の一言で軽く一蹴されて。
相変わらずなんでこんなことをするのかわからない―思考が追いつかず、おろおろと。

「何おろおろしてるのさ、相手してやるって言ってるんだから―…」

アクアが不機嫌そうな顔になって一言「めんどくさい」と呟くとずい、とこっちに身を乗り出して、抱きつくようにしてくる
思わず肩を押して引き離そうとする…が、アクアが片手で飴玉を取り出そうとするのを見ると冷や汗をかきつつすぐに手を戻す。

眠れないとはいえ決勝前にこんなことしてていいのか、とか相手は子供だ、とか…色々考えてはみたけど結局諦めることにしよう。

「ミカゼ、アンタ男だろ、男なら―」
「わかったよ」

アクアの発言を返事で遮って、半ば「どうにでもなれ」と考えながらアクアを真正面に見て、片手をアクアの腰にまわして密着するぐらいまで引き寄せる。

「…どうなってもしらないからな」

一応断っておいた、大人相手ならまだわかるが相手が子供となると本気でどうなるかわからないから(そもそも経験は無いけれど
頷いて答えるアクアの顔が少し赤かったのは…とりあえず、見なかったことにして………よくわからないアクアの服を不器用に、なんとか肌蹴させて白い肌を露出

させる
手のひらでアクアの胸を撫でて、どうすればいいのかはわからないから…とりあえずいきあたりばったりでもやってみようとして。
多分自分の顔もこの上なぐらい赤くなってるんだろうけど、この際それも考えない。

「…っ………。」

「意外と綺麗な肌」、そんなことを考えながら胸の小さい膨らみ、その先端を時折摘んだりしながら撫で続ける。
痛かったりしないように、身体を気遣うようになるべく優しく。

「ぁ……ッ…、そんなに優しくしなくたって…あたしはそんなにヤワじゃな…っ…ん…。」

アクアが声をあげるとそれと同時に小さい身体がふるって、震えて…この状態で「そんなにヤワじゃない」と言われても説得力はあまり無く。
時間が経つにつれて与える刺激も段々激しくする…と、当然アクアの反応も大きくなっていって。
278決勝前日、むしろ当日早朝。:2006/12/18(月) 21:29:47 ID:P4klBlkm
「…アクア、大丈夫か?」
「うる、さ…っ……大丈夫に、決まっ……っ…ぁ、ゃッ……」

心配はするが手の動きは止めずに、アクアが出す小さい声と身体の震えに何処か自分までぞくぞくしてしまって。
それにしても胸だけでここまで反応するものなのか、それともアクアが特別敏感なだけか。

胸から手を離すとアクアの服の裾から手をいれて、下着の上から秘所を指先で一回なぞってみる。

「ん、ぅ…ッ!」

アクアが一瞬大きく身体を跳ねさせて、両手で強く抱きついてきて。
すでに湿っていたそこを何度も指先でなぞるとその度にさっきよりも大きな声をあげて、身体を跳ねさせて…反応してくる。
胸を弄っていた時と同じく行為も段々激しくなっていって、下着を少しずらして、浅く中を弄る。

「っん、ンッ……ゃ、あ…ッ…!」
「………アクア、俺…もうそろそろヤバいんだけど…」
「すき、に……すればいいだろ……っ…んぅ…ッん、ひぁ………ッ!」

アクアの言葉を聞くと片手でズボンを少しずらして、限界まで大きくなっている自分のモノを取り出して。
アクアはコレが初めてだろう―とか、そんな考えは全く浮かばず、下着を脱がそうともせず、少しずらしただけの状態で
小さい身体には大きすぎるともいえる自分のモノをアクアの秘所にあてがって。

「…ッ…ぁ…」

くちゅ、くちゅと音をたてながら奥へ奥へと、身体が急ごうとするのをぐっと堪えながら押し込んでいく。

「ゃ……ぁ…ッ…、……痛………ッッ!!」

悲鳴にも似た、辛そうな声をアクアがあげるとハッとして、動きをとめてアクアの顔を覗き込んで。

「…ぁ……アクア、大丈夫…か?」

少し考えれば分かることで、相手が子供なら当然、殆どの場合経験なんて無いワケで。
心配して、大丈夫かと聞きながら自分のモノを引き抜こうとする
―と、アクアが抱きついている手に余計に力を込めて、動きを止められて。

「…だから、うる、さいっ…あたしがしたくてしてるんだ、少しすれば多分慣れてくる、し………」
「だ、だからって― 「すきにすればいい、って…言っただろ…っ……ミカゼの、すき、に…」

少し黙った後、片手じゃなく今度は両手でアクアの身体を抱きしめて。
知識は全くないけど、せめてあまり痛く感じないようにと気遣いながら動きを再開して、ゆっくりと一番奥まで押し込む…流石に全部は入らなかったけれど。

「っ……ン…ぅ、あ……。」
「でもやっぱりホントに痛かったら言ってくれ…そしたら、止めるから…な?」
「……やだ、ね……誰が言うもんか…っ」
279決勝前日、むしろ当日早朝。:2006/12/18(月) 21:30:24 ID:P4klBlkm
強がるアクアの頭を一度撫でると、ゆっくり腰を動かし始める。
くちゅくちゅと音をたててゆっくり、だけど何度も一番奥を突いて。

「は…ぁ、あ…ッ…い、ッ、ぁ………ふぁ、あ…っ!」

「っく……アクア…っ」

最初は辛そうにしてるようにしか感じなかったアクアの声も、段々甘い声になってきてて…声の変化に合わせて腰の動きも激しくして―それでもやっぱりアクアの

身体を気遣うのは止めず。

「っあ、あ…ふああっ、ひ、あ、ああっ!」

ぐちゅ、ぐちゅって音も一層やらしく感じるモノになる。
ぎゅう、と強くアクアを抱きしめるとアクアからも抱きついて―というよりもしがみついてきて。
普通ならここでキスのひとつでもしようモノだけど―面の所為でそれができず。

「みかぜ、ぇ…ッ…、ひあ、あ……ひゃ、ぅ、あ、んん……ッ!」

普段では絶対に聞けないような声をしっかり聞きながら、何も言わずに腰を動かして…アクアに絶頂を与えようとする。

「っん、あ、あ…ミカゼ…っ……御風ぇ……ッふあっ……ひ…ッあ、あぁあぁああッッ!!?」

今までで一番強く、奥を突くと声をあげてアクアが絶頂に達して―それとほぼ同時に、自分も堪えきれずにアクアの中に白濁とした液を大量に注ぎ込んで。

「……っ………く………」

くて、とアクアがぐったりして…ずるずると落ちそうなアクアを支えて、荒くなった息を整えながらもう一度抱きしめる。
目も虚ろなアクアをもう一度心配そうに覗き込んで。

「な、なぁ…ホントに大丈夫なのか?」
「………だから…最初っから…何度、も…大丈夫だって、言ってるだろ…っ」

途切れ途切れの言葉を聞くとどうしても「大丈夫」といえる状態には思えなくて―でもどうすることもできず、繋がったままで動かずに。
280決勝前日、むしろ当日早朝。:2006/12/18(月) 21:31:01 ID:P4klBlkm
「………ミカゼ」
「え、あ……何だ?」

アクアが震える手で自分の首に腕を回して、すがりつくみたいにすり寄ってくる。
抱きしめてた手でアクア背中を撫でながらアクアの言葉を聞いて。

「明日………死んでも、勝て」

言葉は強気な割に声はやたらと弱く感じる。
返事をしようとするとアクアが言葉を続けて。

「勝って、そんでアタシのところに帰って来い」

と、ひょいと飴を口の中に投げ込まれて、そのままそれを飲み込んでしまって。

「負けて帰ってきたら…それ、爆発させて…やる」

明日になれば飴なんか当然溶けてもう残ってないだろうってことは自分もアクアもわかってるだろうけど、それにはツっこまずに、頷いて。




「さて、ミカゼ…服、ちゃんと着ろ―…っ、ん…!」

アクアが少しからだを引いて、ずちゅ、て音をたててミカゼのを引き抜く。
ふらふらしながらアクアが立ち上がると脚を伝って液体がぽたぽたと零れ落ちて。

「ッ……え……、あ…あぁ」

言われるままに服を着て、顔をあげると目の前に28号を構えたアクア。
イヤな予感がして避けようとするがすでに遅く、そのまま直撃をくらって城のほうに吹き飛ばされて。

「………アクア……ちょい………待………っわ―――ッ!?」

「……あれなら城に着くだろ……全く…世話の、焼け………る……」

そのままパタリと倒れて、その場で眠りにつく…が、翌日高熱を出したのは言うまでもなく。
281決勝前日、むしろ当日早朝。:2006/12/18(月) 21:34:11 ID:P4klBlkm
中途半端にオワリ、この後ミカゼは朝までずっと気絶っていう脳内妄想。
一週間とかいいつつ1日で終わったので文体チェックもしてなく滅茶苦茶かもしれませんがそこも愛嬌で。
できたら次は面無しミカゼ書きたい気もする。
282名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 21:46:24 ID:UsidmRig
やるときだけ外してもらう設定にすればいい!
283名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 01:43:23 ID:osH2IXwh
決勝終了後のご褒美だな
284名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 02:13:36 ID:aO8MH/iM
シシメの助言でハイパーテクニシャン化
285名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 02:42:56 ID:hWOY6LbA
この2人が絡むときはティトォ、プリセラ、シシメと3人も見てるやついるんだな
286名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 03:26:18 ID:aO8MH/iM
不老不死で肉体そのままってことは
アクアは存在変換するたびに処女に戻るのか
287名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 06:04:50 ID:sfW2sT/s
>>286
アクア「毎回痛いんだからさっさと不老不死解けるまであたしを守れ」
こんな台詞が浮かんだ
288名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 17:22:54 ID:hWOY6LbA
中田氏もしほうだいじゃね?
289名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 17:37:12 ID:aO8MH/iM
つまりこーゆーことか

アクアの青い果実堪能処女幕開通中出し
→ホワイトホワイトフレアで精力回復
→プリセラの熟れた肉体堪能妊婦中出し
→ホワイトホワイトフレアで精力回復
→アクアの(以下略
290名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 17:41:12 ID:OBIRcnq+
ティトォ得してない
291名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 17:47:23 ID:4H5t/68O
>>281
堪能させていただきました。
てか、やっぱり皆アクアはツンデレって印象なんだな。
292名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 20:58:13 ID:PR3yiJpF
よこたんの話マダー?
293名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 19:53:09 ID:kldcY2xT
ティトオで、ウホは無しなのか
294名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 20:18:55 ID:+i8OliGC
ティトォに変換したとき御風といっしょにリュシカ2穴責めすればおk
295名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 00:17:52 ID:has8/pYv
穢れたクリスマスをブチ壊すため、もてない男たちの希望、しっとマスク参上!
                      /し, /    _>.
                     / { \レ/,二^ニ′,ハ
                     |'>`ー',' ヽ._,ノ ヽ|
                     |^ー'⌒l^へ〜っ_と',
      __             ! u'  |      /
  /´ ̄       `!             ヽ  |   u'  , イ
  |  `にこ匸'_ノ            |\_!__.. -'/ /|
  ノ u  {                 _.. -―| :{   ,/ /   \      
. / l   | __  / ̄ ̄`>'´   ノ'    ´ {、    \     
/ |/     {'´    `ヽ. " ̄\ U `ヽ.    __,,.. -‐丶 u  ヽ      
| / ヾ、..  }      u' 〉、    }    `ー''´  /´ ̄ `ヽ '" ̄\
! :}  )「` ノ、     ノ l\"´_,,ニ=-― <´  ヽ{  ノ(   `、  |
l   、_,/j `ー一''"   },  ノ ,  '''''""  \   ヽ ⌒ヾ      v  | 
ヽ   _         /   } {. { l ┌n‐く  ヽ/ ``\        ノ
  `¨´    `¨¨¨¨´ ̄`{ 0  `'^┴'ー┘|ヾ    }、 u'   `  --‐r'′
>>1 男がしっとに燃えるとき
>>2 しっとマスクを呼ぶ合図
>>3 素顔は誰だか知らないが
>>4 しっとの心を仮面に隠し
>>5 しっとパワーに炸裂だ!
>>6 しっとビームでアベック倒し!
>>7 しっとガイヤーはアベック焦がす!
>>8 行くぞ我らのしっとマスク
>>9 もてない男の希望の戦士
>>10 しっとマスクはしっとの王者
296名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 11:28:38 ID:mxyhnl/u
>>295
どうでもいいけど
パッパラ隊って結構人気だったのな。
297名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 01:53:28 ID:UheGI0yY
ジール・ボーイ(実は童貞)×メルチナキボン
298名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 02:00:31 ID:YTggMRp2
メルチナxコモレビ書いてんすけど需要ありますかいねw
299名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 06:54:29 ID:9Z9Rs6hG
超ありまくり
300名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 14:32:46 ID:F1n7jXoz
レイミ×ミヤミヤ
301名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 01:54:14 ID:Pu5WBqk5
グリン×マルチーノ
302名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 21:36:14 ID:1O51dHeb
ミヤミヤレイープ
303名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 12:45:47 ID:PuAwcc+V
ミヤミヤレイープ
304にょ ◆jDjYTwtZiI :2007/01/06(土) 20:54:30 ID:eJHbEys2
さっちゃんをレイープ
305名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 12:24:37 ID:CFxV3l5c
保守
306名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 00:16:55 ID:t9ft0ycw
ほしゅ
307名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 14:47:51 ID:Mm/LWIRL
安藤が面白がって中田を逆レイープしてるのを原田が目撃マダー?
308名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 00:07:10 ID:NVxDYIoR
ここってほぼエロなし需要ある?
309名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 12:51:56 ID:2lV7fmHN
あるある、妄想を爆発させる
310名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 20:49:49 ID:9FAPLDTC
萌え妄想できたらどんとこい
311名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 23:32:09 ID:UpMFXuwn
原田&ユージネタが浮かんだり消えたりするんだがどうしたモノか。
312311:2007/01/16(火) 23:53:30 ID:c1viMLcZ
後でPCで書いてみようと思うんだが、どうだろう。初めて書くから・・・
313名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 08:34:35 ID:jrJM9Ngb
ガンガン書いていこうぜ。
初めてってのは誰しもが経験することだ。必要なのは情熱!
314名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 23:43:25 ID:4wtj8C9Y
吉河先生×コジロー

吉河先生はSだと思うんだ
315311:2007/01/17(水) 23:50:47 ID:nm23ZJr/
最初の話の出だしの土台は書き終わった。これから本編に取りかかる。


何分初心者なもんでエロに入る前に終わるかも試練(´・ω・`)
316名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 23:35:10 ID:hd09qmLn
>>315
マダー?
317名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 17:25:24 ID:KBIf2iRA
途中だがなんかたんなる純愛モノになっちまった。需要ある?
318名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 18:26:29 ID:lnfirJJQ
何回もしつこい
読んでないんだから俺らには何もわからんし何ともいえん
319名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 18:47:16 ID:W3h6THYO
とりあえず、投下しろw

話はそれからだ
320名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 00:01:48 ID:06imCHuW
免罪符的な言い訳はいいから投下してくれ

良かろうが悪かろうがそれがあんたの糧になる
321名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:26:38 ID:TQxywFnq
コルクマリー×マルチーノが読みたい
322名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:57:31 ID:wcEN2+kw
そうだ読みたい
323名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 20:11:20 ID:Ync/QYGF
もちろんマリーメインで
324名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 22:49:30 ID:Mt3br7Fj
漏れはユージ×さとりんが読みたいです…さとりんの話って、まだ無いよね…?
325名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 23:17:36 ID:n88dwZ1M
グリン×マルチーノが読みたいぜ
326名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 00:59:15 ID:3N5Mg1wY
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader1/?dlpas_id=0000186949.doc

長いのでこっちにうpした。
色々と自分のせいで迷惑かけたので反応次第で続き書くか決める。
327名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 18:44:32 ID:3OU/WDZ0
これくらいなら長い方じゃないから大丈夫だよ
携帯だと見られないし過去ログに残らないから、普通に投下しても良いんじゃないか?
328名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 02:22:16 ID:oHm8Lgbq
ユージ×タマを期待
329名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 15:45:50 ID:g+snrMf9
ティトオ×リュシカ
グリンが見てたとか?
330名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 01:08:45 ID:uhJCPrrK
続きマダー?
331名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 23:42:39 ID:IZGZsQIn
マダー?
332名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:31:44 ID:oKjbOLrr
保守
333名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 23:00:40 ID:yi3sfaA+
清村×竹内の誰か(個人的には原田)キボン



いいじゃないか、彼の幸せ?を願うくらい…
334名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 23:50:32 ID:GjL0WaQv
原田ネタって以前投下されたと聞いたがどうなん?
335名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 19:57:45 ID:cCHxTjaP
>>334
絵ならちらほら
SSではないはず
336名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 23:54:38 ID:LFTTcOPb
>>334
>>326のこと?

>>335
うp
337名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 02:09:29 ID:kZ33jR5M
338名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 22:12:09 ID:DFbS3lkG
>>333は不良(?×眼鏡っ娘優等生の
初々しいものが見たいと言うことなのか?
339名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 23:07:34 ID:NUqbqN4V
さーて途中まで書いたヤツの続き書くべ
340名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 17:16:11 ID:2aDN5DIr
>>339
うp
341名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 01:31:19 ID:5bRY389n
保守
342名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 23:06:15 ID:aCyXRgII
過疎ってるな
343名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 01:39:51 ID:ElMafLHy
新作マダー?
344名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 23:48:42 ID:MUzgsE2d
けっこう前の話になるが、
110話でコモレビが再登場した時、前よりも丸くなってるように見えたと思う。いくつか理由を考えてみた。
@グリンと面会した時、彼が「ふくよかな人が好み(母親の影響)」と言っていたので体重を増やしている
A色々な人から料理をすすめられた
B土塚氏がダークアイ・Q、シシメに次ぐマスコットキャラにする為のディフォルメ
C実はディシーブワールドで作られたダミー(本物はメイプルソンに監禁・調教されている)
Dグリンとの日々の情事で白濁液を飲みすぎた
345名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 23:52:58 ID:HK05xVYB
E太った
346名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 23:55:53 ID:YYJjCQDT
そんな難しいとこから妄想しないで
短くなったスカートのほうにロマンを感じとこうぜ
347名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 03:20:19 ID:0ThdsXFo
                          ,. -――- 、    誰かがしっとに狂うとき! しっとマスクを呼ぶ合図!!
                      /し, /    _>.     チョコを貰えない男たちの為に!レッツハルマゲドン!!
                     / { \レ/,二^ニ′,ハ    
                     |'>`ー',' ヽ._,ノ ヽ|    >>1男がしっとに燃えるとき
                     |^ー'⌒l^へ〜っ_と',!   >>2しっとマスクを呼ぶ合図
      __             ! u'  |      /     >>3素顔は誰だか知らないが
  /´ ̄       `!             ヽ  |   u'  , イ       >>4しっとの心を仮面に隠し
  |  `にこ匸'_ノ            |\_!__.. -'/ /|      >>5しっとパワーに炸裂だ!
  ノ u  {                 _.. -―| :{   ,/ /   \     >>6しっとビームはアベック倒し!
. / l   | __  / ̄ ̄`>'´   ノ'    ´ {、    \    >>7しっとファイアーはアベック焦がす!
/ |/     {'´    `ヽ. " ̄\ U `ヽ.    __,,.. -‐丶 u  ヽ     >>8行くぞ我らのしっとマスク
| / ヾ、..  }      u' 〉、    }    `ー''´  /´ ̄ `ヽ '" ̄\  >>9もてない男の希望の戦士
! :}  )「` ノ、     ノ l\"´_,,ニ=-― <´  ヽ{  ノ(   `、  |   >>10-1000しっとマスクはしっとの王者
348名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 23:19:16 ID:SpAL28Rd
>>344
>白濁液を飲みすぎた
母乳以上の栄養価じゃないかそれじゃw


Dのおかげでグリンのモノに小さい口で必死に吸い付く
コモレビを想像してしまったじゃないか
349名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 23:10:25 ID:rY8ILdUN
ディシーヴワールドはムケてる奴も包茎にすることができるぞ
350名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 23:51:54 ID:aeNQvynz
こえー((((;゜Д゜)))
351名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 22:26:00 ID:vKJKAD20
今日、オレの誕生日だから何でもいいから
ヨマの小説書いてくれー![神ヲマツ          
352名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 21:44:55 ID:JJ1yQp51
メルチナは脱ぐと意外とおっきいと思います
ttp://akm.cx/2d/src/1171889013826.jpg
353名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 21:51:34 ID:WGQZzxh2
よく分かってるじゃあないか!
354名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 00:04:28 ID:55vw/ryw
以前、ほぼエロなしでもいいかと聞いた者です
現在ティトォが鬼畜じゃないティリュ執筆中

ただし、全体的にエロ描写控えめ、見ようによっては少女漫画のような雰囲気有り、たぶん中〜長編になる

こんなものでも、需要あるようなら近日中に投下したいと思います
355名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 00:40:56 ID:WkH9bA0v
>>354
超期待
356名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 16:52:57 ID:RNdQG2Hi
>>354
wktkして待ってる
357名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 17:04:03 ID:VDR4oOau
スッ裸になってまってますよ
358354:2007/02/20(火) 20:15:29 ID:k+sq/jqK
今パソコンから投下しようと思ったんですが、何故か書き込めないorz
この前からなんかおかしいな
359名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 21:23:50 ID:uDI7NR9K
アク禁かも
360名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 22:35:37 ID:wYx5GpWh
>>352
今考えるとジルさん惜しい事したなぁ…
どこかの餌ガキが奇襲かけて来なければ
「持久戦に持ち込まれてな…」
の名目の下日付が変わるまで
究極の密室(ガキはいるが)の中で
若くて柔らかい体を味わい尽くす事が可能だっただろうに…
361名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 23:09:13 ID:VDR4oOau
そしてジルが倒れてる間に、メルチナはシャルが美味しくいただきました
362名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 23:14:42 ID:6m5EzFIr
メルチナは、俺の嫁
363名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 01:07:03 ID:R89KKzyO
やっぱティトォとリュシカ、ミカゼとアクア、グリンとマルチーノの三組はマテパの黄金カップルだよな
364名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 01:45:11 ID:T0zxTbtj
グリンはコモレビでも可だと思う
ってかマルチーノとコモレビだとやっぱ絡みの多いマルチーノのが人気だろうか?
365名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 13:13:14 ID:EOwl14KC
俺は単純にコモレビ萌えなのでコモレビ派
相手はグリンじゃなくてもメルチナとの百合でもアリだ
366名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 20:57:43 ID:h6JHh/Gq
僕はミカゼ×メルチナもいいなぁとか思ってるんですけど
367名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 20:59:44 ID:kLI8HqU5
>>366
お前は俺か
368名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 21:16:30 ID:h6JHh/Gq
ミカゼ×アクア・ミカゼ×リュシカ・ミカゼ×プリセラ・ミカゼ×メルチナ
ティトォ×リュシカ・ティトォ×アクア・ティトォ×プリセラ
グリン×マルチーノ・グリン×コモレビ・グリン×アクア・グリン×プリセラ
太陽丸×月丸・太陽丸×舞響大
リゼル×月丸・リゼル×リーザ
シャルロック×月丸
僕が思いつくカプです。
ジルとかサンとかは考えてません。
おっさんだから。
連続投降スマセン
369名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 21:58:24 ID:7/z+oYVV
シャル月は想像つかんな・・・。陵辱系?w
370名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 22:55:52 ID:R89KKzyO
>>369
どう考えても凌辱系だな。
ドラゴンスフィアを叩き込まれて動けなくなった太陽丸の目の前で月丸姉様を犯したりとか。
371名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 03:00:06 ID:6gskvI4R
アイスランランスで四肢切断&凍結で止血された月丸を犯すリゼル
ドラゴンスフィア叩き込まれて動けなくなった太陽丸を犯すシャル
372名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 03:10:39 ID:QwSNT7ix
残念ながらここはノーマルなスレなんだ・・・
373名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 03:35:17 ID:6gskvI4R
ごめん、書いといてなんだがオレもそんなSSみたくないんだw
ラヴラヴで未来あるSSがいいよね。そう思うと月太陽はちょっと辛いけど…。
ファン心理としては、来世でも姉弟で、と死ぬ間際まで固く誓えるあの2人には
肉体関係はあって欲しくないなんて思ってしまうがエロパロファンとしては普通に
読みたい題材なんだよなあ…。月×舞響はもっと見たいw
374名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 03:37:38 ID:6gskvI4R
もう一つごめん、単行本化されてない部分のネタバレやばかったかな

もう遅いかもしれんが単行本派は上のレスはヨマんでくれ・・・
375名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 00:11:09 ID:J4AKrgMw
単行本未収録分のネタバレ気にしてるのにわざわざここに来る奴いないから大丈夫
376名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 19:32:26 ID:D6ReD96s
ミヤミヤ×東キボンヌ
377名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 23:33:14 ID:xlk4YBbc
もし、バンブーでエロゲーが出るとしたら、どういうのをしたい?
とりあえず5種類思いついた
@ユージ主体…純愛物(一部修羅場有)。
       他校の生徒等を含めて14人攻略可能。
Aコジロー主体…今年で剣道部を去る教師と、その部員達の青春と恋愛物。
        ちょっと泣ける。
Bダン主体…異生物による屈辱物。
      臨機応変・変幻自在のダンを駆使し、
      逃げ惑う女子高生を追い詰めよう。
C先輩主体…「…俺もう我慢できねぇや…」タマキ誘拐から始まる運命の1ヶ月。
      世間知らずのタマちゃんに色々な事を教えていい子にしてあげよう(性的な意味で)。      裏ルートで原田バージョンも有。
Dノブちゃん主体…些細な事からノブちゃんにお金を借りてしまった剣道部員達
         …借金返済の為、部員達は己のカラダを捧げる…
         部員達の痴態を写真・動画にしてお金を返していこう。




正直、Dは書いてて引きました
378名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 23:36:31 ID:SBOlQOEd
それよりいい加減にSSか絵だ
379名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 23:47:40 ID:7N9vsjb2
コジロー視点なら呼び方全部「先生」で統一できるだろ
380名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 00:10:12 ID:4Fnxg8jx
てかティトォ×リュシカ書くって言った人マダー?
381名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 00:15:03 ID:bJpE+37B
>>377
現実的に考えると
E転校生(ゲームオリジナルキャラ)主体・・・@と同じ
382名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 00:29:08 ID:bJpE+37B
連投すまん

>>377
>他校の生徒等を含めて14人
室江5人、町戸5人、吉河先生、レイミ、メイとあと一人誰?
もうあと誰かの母親とバイトの店長ともぶしかいないぞ
383名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 00:50:44 ID:KBsY9Vau
ミヤミヤの姉orムームーハウスの店長
384名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 01:14:53 ID:NyYg1slq
>>377
C原田版ギボン


俺はエロ無ししか書けないorz
385名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 03:08:07 ID:uZJYPmBH
外山と岩佐が入部しなかったのは痛い
386名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 03:11:08 ID:UXAOf/Lj
>>380
俺もティリュ読みたい。
気長に待とうぜ
387名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 03:13:21 ID:Nbk0LNdi
>>385
入部はしてるけど幽霊部員ってだけだろ、確か
本編では出番無い分、エロパロスレでぐらいは活躍させてやりたいよな
388名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 02:28:17 ID:9wxijcWn
389名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 02:36:43 ID:9wxijcWn
390名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 06:36:08 ID:u+cqlfUW
うお、随分あったんだな


しかしおまけちょっと待ったw
391名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 08:52:20 ID:uuAwn120
今度はSにハマってしまったサヤが
ミヤミヤと一緒にどサドを自称する外山をいじめまくるとかどうよ
392名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 17:36:36 ID:QG/sNEA6
僕、ストーリーとかは頭の中にあったりするんだけどいつもSS書いてるひとは
どんな風に書き込んでるですかね。
直接板の一番下の書き込む所に書いてライブでやってるんでしょうか。
393名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 17:46:55 ID:bH+4629h
そーゆー質問は控え室でした方がいいと思うぜ
394名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 04:21:18 ID:6ajeRcWO
>>392
ふさわしい板、スレにいくかググるか本嫁
395名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 11:55:19 ID:qLnewXFR
>>380
>>386

今携帯なんで、夜また試してみる
なんで書き込めないんだろ
待たせてすんません
396名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 19:51:58 ID:QgVT1/v4
ガンガレ〜
397名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 20:58:34 ID:qLnewXFR
やっぱ書き込めない
なぜだー
398名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 21:43:32 ID:gZ8orSpm
じゃあどっかのあぷろだにtxtあげればよろし
399395:2007/02/27(火) 22:35:52 ID:qLnewXFR
そっすね…

うpするなら、実はまだ書き終えていないので、書き終えてからします
変に期待させて申し訳ないorz
400名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 21:58:38 ID:af17UzyX
ユージ×タマを期待
401名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 01:16:44 ID:UIi2jigQ
腹を空かしているコジローのために惣菜やら何やら持っていったキリノが、同じ理由で先に来ていたタマと鉢合わせし、
そのままコジロー争奪戦になりエッチの相性で勝負をつけようという流れになって3Pしちゃうという電波を受信した。
402名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 18:04:40 ID:id5mrmZO
>>401
今すぐその電波をSSにするんだ!!
403名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 19:20:40 ID:IZoOiKXx
>>401
すごく…読みたいです…
404名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 01:22:08 ID:jUYUY7FH
魔法陣第二段階進出決定時の宴にて、酒で酔っぱらったグリンを介抱するマルチーノ。
酔いに任せてマルチーノを押し倒すグリン。抵抗するマルチーノを無理矢理組み伏せ…
という妄想がふと頭に浮かんだ。
405名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 11:49:43 ID:tr113gcS
もうそうでおわらせるなんてもったいない!
406名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 22:05:58 ID:hVfWlVv3
捕手
407名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 17:25:09 ID:Ux97Uayl
http://www.usamimi.info/~momo/
ガンガンサーチで見つけた
てかここで描いてた人のだよな?
408名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 17:26:15 ID:Ux97Uayl
h抜くの忘れてた・・・・
直リンごめん
409名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 18:03:58 ID:o9ll62tt
宣伝乙と言って欲しいのか?
410名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 21:02:02 ID:LloOK6d8
と言うか2ちゃんに個人サイトを貼るなと何度言えば
411名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 23:33:16 ID:2m9LZKJk
>>407

本 人 乙!
412名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 20:52:13 ID:y7GfFj0U
メモリアさんはロリ体型で、
ミカゼと精神世界でヤりまくりと
解釈して宜しいでしょうか?
413名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 23:04:34 ID:Xl0hWDMA
ああ見えて巨乳
414名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 09:43:48 ID:fI5+S0uV
まさかここに来てロリ娘がくるとは
415名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 10:25:16 ID:2fWIVsan
五大石の精霊もおにゃのこだと思ってたのに
416名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 22:25:06 ID:aTvy+4+N
メモリアさんの「よろしく」がいい。
なんかグッときた。
417名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 20:07:20 ID:c3h1RWOs
メモリアさん、ミカゼ、アクアの3Pキボン
418名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 03:32:57 ID:w9UnHlrn
暇つぶしに描いたお(^ω^)
状況は全く不明だお(^ω^)
ttp://mu.skr.jp/1174069756-070317_0327%7E0001.jpg
419名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 12:46:18 ID:1Qa0yEqh
(;^ω^)
420名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 13:38:52 ID:7hb7ZtH/
ブラなのかシャツなのかをハッキリしてもらおうか
421名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 13:40:01 ID:qa0FooUA
>>418
オナニー乙
422名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 22:45:44 ID:V6hAvxxj
誰か、某サイトのトップにあった
タマちゃんがみんなの前で脱がされ、アソコにローターを押し当てられるも無反応
というやつの画像を持ってないだろうか…





欲しい…
423名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 22:57:02 ID:QThQYVUO
釣り臭いな
424名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:33:47 ID:BothzTxw
バンブーのエロサイトねーしな
425名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 22:03:59 ID:vnlhvEET
最近SSこないなぁ…
426名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 22:09:09 ID:Nppn26Rd
>>424
あるぜ?
427名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 22:15:05 ID:G6tC2ABJ
そりゃあスプラッシュ☆スターはもう終わったからなあ
428名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 23:24:27 ID:MsFaUbCd
>>426
ヒントくれ
429名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 14:24:40 ID:z/cdIddY
テイトォとリュシカの大長編を書いてくださったネ申の方・・・

小説の最後に
>自分の体全体の性感帯にかけられたホワイトホワイトフレアの副作用で、
>やがて人前で、太陽の下で性行為に及ぶことに抵抗できなくなるほど
>自らの体が淫らになっていくのを。

とあるのですが、やがて人前で、太陽の下で性行為に及ぶことに抵抗できなくなった
リュシカを見たいです・・・とっても・・・
本当に楽しませていただきました>大長編
もうエロいったらありゃしねーなーwティトォw
430名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 17:42:49 ID:JGCVXwfk
18巻見て思ったんだけど、アクアとミカゼって殆ど相思相愛だよな
431名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 23:39:33 ID:3BE20Vyn
>>430
何をいまさら
432名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 19:40:32 ID:iYYJIIHH
白黒の上に色々失敗しててすまないけど貼り


ttp://imepita.jp/20070324/706820
433名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 19:51:55 ID:WAcCEEWL
(;^ω^)
434名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 20:56:58 ID:H1xuj0A1
正直にいおう
俺よりマシだがもうちょっとがんばれ
うpするのは全然おkなんだが
435名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 22:23:16 ID:iYYJIIHH
原稿並に頑張ったんだけどやはり似せるとバランスが…

タマちゃん
ttp://imepita.jp/20070324/803250

ごめん、修行します。
orz
436名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 22:30:22 ID:1MKKbLHl
ここは自慰スレじゃねえんだ、な?
437名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:30:17 ID:W1pHeoAH
画力に関する規制はないんだ(もちろん批評に関する規制もない)
修行中みたいだし今後の成長をwktkしとこうぜ
438名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 01:44:29 ID:dsHXI+qO
ttp://cat.oekakist.com/totuero/dat/IMG_000008.jpg
ようやく最新刊ゲット!
439名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 06:46:18 ID:cOgP1EfO
ああなんだろうこの気持ち
>>438の絵を見てると股間よりも胸のあたりがキュンキュンする
440名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 00:14:03 ID:6Ki5cmao
顔は普通にうめえ
441名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 11:30:59 ID:lMmC47zt
手が溶けてますが
442名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 15:33:50 ID:ldG7/ccn
正直ガシャロはあの能力で普通ではできないあんなことやこんなことを楽しんだに違いない
443名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 13:08:30 ID:SSGnMSfv
引力斥力か


そういえばクラさんはもうマスターキィ使えないのだろうか
444名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 16:59:52 ID:AR06Bhf/
そろそろユージ×タマが欲しいんだ
445名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 18:26:25 ID:qtiGHd03
マリーのマルチーノレイプ(勿論グリンに見せつけながら)キボン
446名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 03:48:24 ID:sJwKuGBT
リィ「マルチーノって可愛い体してるのね」
マルチ「や、ちょっとリイさん、あん、どこ触ってるんですかぁ、ん」


グリン「むはー鼻血が…」

こうですね 分かりません
447名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 00:06:27 ID:LbQzCR7U
流れを読まずにキリノ投下
エロいのは難しい

http://imepita.jp/20070331/002320
448名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 03:06:17 ID:PXPg+KC0
消したのか消されたのか知らんがはえーよ
449名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 00:48:34 ID:wRwVeWcG
保守
450名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 05:58:45 ID:K9L6u5G1
職人不在
451名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 15:57:18 ID:xgQ8dzQM
>>219-221
>>228-230
>>238-246
の続きにして完結。いちいち読むのめんどくせえ
という人にあらすじを説明すると

「サヤとキリノが岩佐と外山にヤられそうでさー大変な状況」

ってお話です

※強制レズあり いやな人はスルー
※二人が少しかわいそうな目に遭います。
 かわいそうな描写があっても耐えられる、
 精神的に余裕のある人だけ読みましょう。

ではどーぞ
452二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 15:59:22 ID:xgQ8dzQM

「しかしまあ、外山もえらく前膨らましてるじゃねーか。
このままだと部員がかわいそうだよな、部長さん」
怯えた目でキリノが背後の男を見上げる。
「お願い……もう許して。こんなところ先生に見られ、やぁ」
外山に髪の毛を引っ張られ、少女の哀願が止まる。
「ま、外山が怒るのもしょうがないよなぁ。
サヤはお前を守るためにヤられながら胸でご奉仕してくれたというのに、
部長のお前は先生先生と他人を頼ってばかり。
俺だって見ていて胸糞悪くなるぜ」

げらげらと嘲り、岩佐が力を失い床にへたっていたサヤの体を引き寄せる。
「さーて第7ラウンドと行こうかね。いや、第8ラウンドだっけな?
……ま、どうでもいいか」
「やめてよ、もうひどいこと止めてあげてよ!」
ふんと鼻を鳴らすと岩佐はキリノに見せ付けるように何も履いていない
サヤの下半身をMの字に開く。

「おいおい、ひどい事なんてセリフ、こいつのひくついた穴見ても言えるのか?
早く入れてって涎たらしてる奴に、突っ込んでやらないほうがひどいだろ?」
「キリノ……見ないで……」
「お願い、止めてよ!」
「人の心配より、自分の心配したほうがよくね?」
肩を鷲掴みにしていた外山の手が、少しずつ体の表面をなぞる様に下降する。

「キリノに……手出しっひぁぁっ」
サヤの言葉はクリトリスを摘ままれる鋭い感覚でさえぎられた。
「イったばかりでこんなとこ摘まれるときついだろ?
……そうだな、少し休憩するか。賭けに負けたお前は、
友情より快感を取ったせいでダチが犯される所を、
じっくりと噛み締めるように眺めとくんだな」
「あぁ……ゴメ……ンね、キリノ…………」
453二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 16:00:13 ID:xgQ8dzQM

目の前で外山に無理矢理立たされペニスバンドを外された親友に、
涙を流しながらサヤは詫びた。
「あたしは大丈夫だよ……大丈夫だから……サヤは泣かないで……」
「キリノ……」
涙にまみれたキリノの笑みに、岩佐は目を丸くする。
「あたしは……こんな奴らになんか屈服しないから……
だってどんな暴力でも……心までは汚せないから……」

しばらく間をおいてからくっくっくっ、と岩佐が喉を鳴らす。
「こんな時まで友人を元気付けてやろうってんだから、
たいしたもんだぜわが部長様は」
外山の腕はキリノの腰を十分にまさぐった後、そのまま彼女の前方へ伸び、
皺だらけになったシャツのボタンを外し始める。
「せっかくだから協力してやろうぜ外山。どんなに汚されても
屈服しない心とやらを、親友に見せる手伝いをな」

肌蹴たシャツの中へ、男の左手が進入する。
右手はスカートをたくし上げつつ細く引き締まった太腿を撫でまわす。
その蠢く指先が少しずつ粘膜に近づくたびに、キリノの体が恐怖に震えた。
「大丈夫……大丈夫……」
どこか遠くを見ながら耐えるキリノは、それでもサヤへと笑いかけていた。
「あたしは……大丈夫だからぁ……」
外山の指が、キリノの胸の頂点に触れた。
「ぁ……」
「お?感じたか」
「何を、馬鹿な……ぁ、ぁっ」

強がっていたキリノの声も、もう上擦るのを隠せない。
岩佐は顔を背けるサヤの顎を掴んで無理矢理キリノのほうを向けさせる。
「目ぇ反らしてんじゃねえよサヤ。かぶりつきで鑑賞しようぜ?」
そしてそんな彼女の眼前で、
ついに外山の指がキリノの下着越しに割れ目へ触れた。
「ふはあぁぁぁ」
「おーおー、下着の上からってのにいい声で鳴くじゃねーか。
淫乱の友達もやっぱり淫乱ってか?淫乱どうし引き合うのかねえ」
「そんな……ところ……触られたら……誰だって……
こえ……でぁ、あ、ああああぁぁっ」
454二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 16:02:01 ID:xgQ8dzQM

「おいおい、屈服しない心はどうした?
ヤり始めてから5分とたってないっツーの。
こりゃすっかり変態教師に仕込まれてるんじゃねーの?
あーあ、サヤみたいに調教する楽しみがねーな、こりゃ」
「うるさい……コジ……せん……わるく、ひぃ、や、やああぁぁっ」
「おーおー、コジローの名前出すと外山さんが怖くなるねー。
もしかしてジェラシーって奴か?」
「おい岩佐。サヤつれてこっちへ来い」
「おっ、おう。なんだよ」

キリノの両腰をがっちりと掴んだまま壁際に移動する外山に、
サヤを引きずって付き従う岩佐。
「サヤの顔をこいつの股の下まで持って来い」
「……へ……へへ、お前も結構えぐいこと考えるじゃねーか」
外山がふらつくキリノの両足を開かせて壁に両手をつかせると、
岩佐は髪を掴んだサヤの頭をその下へ潜り込ませて上を向かせる。
「やだ……何するつもりよ!」

「親友が犯される様を特等席で眺めな。じゃ、外山ヤっちまえ」
「え……あ、やっ下着ずらしちゃいやぁっ」
尻たぶの割れ目に猛々しい物体の存在を感じ、
キリノは悲鳴を上げて腰をくねらせ逃れようとするが、
「痛いっ」
「あ、サヤ、ごめ!」
足元で転がされているサヤの顔を踏む危険性があるため激しく動くことができない。
そんな抵抗できないキリノを、外山の肉棒が無残に蹂躙する。

「あ、や、はいっって……」
「おーおー。友達の中に出入りする所を見上げるのはどうよサヤ」
「………………」
「だんまりかい。おお、すげーじゃん。外山が腰振ると上から
ぽたぽたおつゆが落ちてくるぜ」
「や……そん…………なのっ……垂れて…………ないっ……
あっ……やだっ…………や………え?……いわっ……くん……なにを……」
携帯のカメラを向けながら、岩佐はニヤーと笑う。
「うん?いや、せっかくだからよお、
てめえのイき顔大好きな先生にも見せてやろうかと」
455二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 16:03:02 ID:xgQ8dzQM

「いや……、駄目……っ、やめて…………やめてよ……やめておねがいいいぃぃっ」
「お、いいねえその悔しそうな顔。あーあー太腿なんざびしょ濡れじゃねーか。
これじゃコジロー悲しむぜぇ。俺以外の男でも男なら誰でもいいのかってな。
いや、むしろ教え子が変態に成長して喜ぶかもな。早速メールで送ってやろうか?」
「止めて止めて止めてえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇっ」
「ははは、どうした。屈服しないとか言ってたのはどうした?」

「う……あ、……やあああぁぁぁっ、……そんなに、うごかな……いでっ」
頬は高潮し、太腿から膝までてらてらと光らせたキリノに、
剣道部部長としての威厳など存在しなかった。
「外山。そろそろ止めを刺してやれ」
「うぁっ……やめ……やめてっ」
岩佐の声に呼応するように外山の腰のスピードが上がる。
「やだ……やぁ……やぁっ……やっ、やだっ、あっ、あああぁぁっ!」
キリノの体がびくびくと痙攣し、その下肢からびゅるっ、びゅるっと体液が迸り、
サヤの顔に降りかかる。
その体液を顔に塗りこませながら岩佐が聞いた。
「……どうだサヤ?友達のジュースの味は?」
二人の少女はもはや声を発する力さえなくし、魂を失ったかのように呆然としていた。

「あ、うああぁ、やめてよ、もうやめてよぉ」
「お、外山はまだイってなかったみたいだな。
キリノも部長なら部員に最後までやらせてやれよ」
「やだ、あたし、イ、イったばかりなのに」
「おら、サヤもいつまで呆けてやがる。
てめえがどかないと外山が思いっきり腰触れないだろうが」

岩佐がサヤをキリノと外山の股の下から引きずり出すと、
外山はさっきまでの腰使いが児戯だったかのような激しさで
館内に肉と肉がぶつかり合う音を響かせながら膣壁を抉り回す。
「ひ、や、イく、またイくっ、いやああぁぁぁっっ」
キリノの叫びが終わるのと、外山が彼女の中へ精を放つのはほぼ同時だった。
456二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 16:03:47 ID:xgQ8dzQM

放心しながら床に座り、股間から精液をだらーと垂らす親友の姿に、
思わずサヤは声を詰まらせる。
「ひどいよ……外山君……これじゃキリノ…………妊娠しちゃうよ……」
と、いきなりサヤの髪の毛を掴む岩佐が彼女の頭をキリノのまたぐらへ突きつける。
「そんなにかわいそうだと思うならよぉ、吸い出してやれよ。
できるよなぁ、友達なんだから」
岩佐の言葉にサヤは愕然とする。
「あたしが……吸い出す……外山君の…………精液を?」
「そうさ。お前の大事な友達が妊娠しかけてるんだぜ。
ならお前が吸い出してやるべきだろ?
お前のせいでキリノはこんな目に遭ったんだぜ」

「……そうだ……あたしが……キリノを…………」
ふらふらと吸い寄せられるようにサヤは親友の下半身へ顔を寄せる。
「サヤ……?」
「キリノ……ごめんね……あたしが全部……吸い出してあげるから……」
「駄目、汚いからっ……!」
「大丈夫だよ……あたし慣れてるから……何度も何度も飲まされたからさ……
もう、ジュースを飲むみたいに飲めるんだよ……」
「サヤ…………ぁ」

サヤの顔が太腿の間に沈み、じゅぶじゅぶと
なにか粘り気のある液体を吸い上げる音が響き渡る。
「おうおう、さすがザーメン大好きなエロ女だな。
キリノの愛液混じってても啜る啜る。外山、キリノにも舐めさせてやれよ」
外山がキリノのポニーテールを掴むと、その頭をサヤの下半身へと無理矢理引っ張る。
「やめてよ!……キリノにそんなことさせないでよ……」

しかし、サヤの非難を制したのは他でもないキリノだった。
「いいんだよサヤ……これは……あたしの罰だから。
ずっとサヤが大変な目に遭ってっるのに気づけなかったあたしの罰だから」
「やっ……キリノ……そんなとこ、噛んじゃ駄目……」
「サヤのここ……真っ赤に腫れあがってかわいそう……
何度ひどい事されたの……?大丈夫だよ……
あたしが舐めてひりひりするの治してあげるから……」
457二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 16:04:56 ID:xgQ8dzQM

二人の少女が69の体形でお互いの股間を啜り合う姿に、
1度精を放った少年達のある一点に再度血液が集まり始める。
「おい……外山、まだまだヤるだろ?」
「ああ」
薄暗い笑みを浮かべながら富山は頷いた。
「じゃ、せっかくいい具合にレズってるとこ悪ーけどよぉ、
も一回こいつ着けてくれない?」
岩佐の手に握られていたのは、
先ほどまでキリノが身に着けていたペニスバンドだった。

またもや力づくでキリノを立ち上がらせ、
ふらついているその腰に禍々しいという形容詞がぴったりな
黒光りする物体を取り付ける。
岩佐も抵抗する気力のないサヤを立ち上がらせると、
向かい合った少女二人は少年達に強制されることもなく
そのままお互いが倒れこむようにして抱き合い、唇を重ねた。

しかしサヤの背後から、岩佐が繋がりあう二人を引き離す。
「おーおーやけるねえ。じゃあキリノ、
お前の股につけた黒光りする竹刀を大好きな親友にぶちこんでやってくれよ」
岩佐はくるりとサヤの体を回転させると、
彼女の尻たぶを左右に割ってみせる。
「ほら、手伝ってやれよ、外山」
外山がキリノのディルドと腰に手を回し、その凶器をサヤの体にあてがう。
458二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 16:05:38 ID:xgQ8dzQM

「え……いやっ、なにそれ?そこ違う違うそこじゃないっ」
「何のことだか分からないな」
「全くだぜ」
「……?なに、どうしたのサヤ?」
「なーに大丈夫だ。今まで散々慣らしてきたからなぁ」
「いや、ぃ……指以外お尻なんてむりだって、……ぁっ……はいっちゃ……」
後ろから肛門を親友に貫かれ、サヤが舌を突き出してぶるりと震える。

「やだ、サヤが嫌がってる!」
「なーに、すぐに涎を垂らして感じるようになるぜっ、と。
ほら、サヤはもっと腰浮かせろ」
「やだっ、2ほんとかっ……入らあぁぁっ」
「入ったじゃねえかこのド変態が」
「やだやだやだやだぁっ、キリノッ、動いちゃ駄目えぇぇ」
「ごめっ……でもあたしも……外山君に……
入れられて……動きたく…………ないのに……ああぁぁ」

身悶えしながら繋がりあう二人の少女を、さらに両側から男達が挟み込む。
外山は背後からキリノを、岩佐は前からサヤを犯す。
「どうだ、後ろも前も気持ちいいだろう?」
「ああぁぁ……いいよぉ……お尻……いいよぉ…………」
「やぁ……サヤ、動いたら……クリ…………擦れて
中の……外山君のと……挟まれて……潰れちゃうよ…………」
「へへ、何がやだだ、中ヒクヒクさせやがってよぉ」
「やだっ、やだっ、キリノ、キリノ!」
「サヤッ、ごめん、腰が動いて、とまらな、いぁああぁっ」
「いいよ、キリノ、突いて、キリノがしたいように突いてえええぇぇぇぇっ」
「おら、女同士で盛り上がってんじゃねーよ」
「ああぁぁっ、イくのっ?イくのっ!友達に突かれてイくぅっ」
「あたしも、サヤ、サヤっ、挟まれてイっちゃうよぉぉっ」
「「いやあああああああぁぁぁぁぁぁぁっ」」
二人の少女の嬌声と痙攣が重なった時、武道館の扉が開いた。

「お前ら何やってんだっ!!」
459二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 16:06:26 ID:xgQ8dzQM


「おい、二人とも。自分らが何やったのか分かってるのか?」
床の上で正座させられた二人の前で、腕を組んだコジローがカンカンに怒っていた。
二人がさして顔色も変えずに頷くのを見ると、コジローはさらに声を荒げる。
「だからへらへら笑ってんじゃねーよ。お前らちゃんと反省してんのか!」
「いやー、まあ一応反省するなら4人そろってからじゃないと」
「あ、噂をすれば。岩佐君、シャワー終わった?」

「ああ、外山もじき出てくるぞ。しかしうるさい怒鳴り声だな。
シャワー室の中まで聞こえたぞ」
「反省しろってさ」
「んじゃ外山君は置いといてとりあえず演出の岩佐君からどうぞ」
「最初お前ら私とか言った時点で少し萎えた。緊張しすぎだ」
「いやー、サヤに釣られてつい」
「あたしのせいにしないでよ!」
「ま、ちゃんと俺が途中で気づいて指摘してやったけどな」

胸を張って威張る岩佐に、キリノとサヤは仕方なく褒めているのが見え見えな口調で同意する。
「「はいはい、えらいえらい」」
「しかし、途中のキリノのアドリブ体当たりはやりすぎじゃないか?」
「え?なんかやったっけ?」
「扉に肩から体当たりしただろーが」
「ああ、すごい音したよね。痣とかになってない?」

頭をタオルで拭きながら出てきた外山を見ながらひそひそと話す。
「大丈夫だよ。あれ位しないと外山君乗ってくれそうになかったんだもん。
……結局あのタックル効果なかったけど。ぶつかり損だよね」
「でも、あの後の俺が指示したアドリブは効果あったろ」
「あ、確かにあれは岩佐君の言ったとおり効果あったね。
コジロー先生の名前出したらようやく外山君」
460二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 16:07:27 ID:xgQ8dzQM
眉をひくひく動かしながら様子を伺っていたコジローが割ってはいる。
「ちょっとお前らいいか。……何の反省してるんだ?」
「いや、先生が反省しろって言うから、レイプごっこの反省会を」
「そーいーう反省しろって言ってんじゃねー!ていうかレイプごっこなんか学校でするな!」
「なんかその言い方だと学校じゃなきゃしていいみたいなんですけど」
「学校じゃなきゃOK。というか最低武道館でやるなよ、見つかったら俺の責任じゃねーか」
「心配なのは自分のことだけですかい」
やれやれと呆れ顔のキリノに、コジローが突っ込む。

「何だその顔は。大体部長のくせにこんなことすんなよキリノ」
キリノは得意気な顔で人差し指を左右に振る。
「ふふ、分かってないですね……。部長だからこそのレイプごっこですよ」
「ふつーにしろ普通に!てかなんで『部長だからこそ』なんだよ!」
「いいですか先生、高校の部長っていうのは大抵Mって相場が決まってるんですよ」

「……とりあえずお前は全国の高校の部長に詫びろ謝れ土下座しろ。
なんだその滅茶苦茶な説は」
「いいですか?高校の部長なんて心身ともに多大な負担がかかるくせに、
見返りなんてちょっと内申が良くなる程度。
いい大学に入りたいなら勉強してた方がよっぽど手っ取り早いってもんです」
「そりゃ極論だろう」
無視してキリノは続ける。
「そのくせに指導者にやる気がなかったり幽霊部員がいたり
暴力振るう部員がいたりするともう全然リスクとリターンが釣り合わないんですよ」

「サヤや岩佐と外山には耳が痛い話だな」
サヤは唇を尖らせる。
「コジロー先生、他人事みたいに言わない!」
「だからこそ、部長なんてやる人間は大抵Mって決まってるんです」
「百歩譲ってそうだとしても、家とかでひっそりとヤれよ!」
キリノはちょろっと外山を盗み見た。
「イヤーあたしもそう思ってたんですけどねー。
家じゃしてくれないんですよ。
ていうより全然してくれないんですよS的なこと」
461二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 16:08:56 ID:xgQ8dzQM
「へぇ、意外だな」
「というか色々ひどい事してくれるだろうという
M的な計算があって外山君とつきあい始めたんですけど、
これが拍子抜けというか……むしろ後戯とか、優しい位なんですよね。
ベッドの中で髪とか撫でながら背中に手を回して抱いてくれて、安心するんですけど」
「なんか話聞いてると外山君いつもとキャラ違う……」
「正直きもいな」
「お前ら……後で覚えとけよ……」
「のろけじゃねーか」
阿保らしくなったのか、口をあんぐりと開けてコジローが声を出す。

しかしここでキリノは首を振る。
「普通の子からすりゃいい彼氏かもしれませんよ。普通の子からすれば。
でもあたし極度のMなんですよ?こう、求める物が違うというか。
した後とかも、外山君はまるでメス豚を見るような目であたしを見ながら
タバコでもふかしてさっさと一人で家に帰っちゃう、
みたいな扱いをしてくれると信じていたのに、がっかりです」

「……いや、それはお前、キリノの方が異常だろ」
他2名もうんうんと頷く。
「そーだよね、キリノがおかしい」
「外山もかわいそうだな……」
「何で同情されなきゃならねーんだよ」
いたたまれなくなったのか外山が表情を歪めた。
しかしキリノがふふふと笑いながら追い討ちをかける。

「あ、でも今日のプレイであたしこつを掴んだからね」
「なんだよこつって」
「せんせーの名前。外山君がこれからちゃんとSなことしてくれなかったら、
また『こじろーせんせー』って言うからね。
言われたくなかったらちゃんとぶったりなじったりひどいことするように」
味を占めたMからの脅迫にコジローはますます外山を哀れむ。
恋人との情事の最中に他の男の名を呼ばれるなど、たまったもんじゃないだろう。
まあ名前を使われるコジローもたまったもんじゃないが。
462二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 16:09:48 ID:xgQ8dzQM

「……お前らの関係、どっちがSか分かんないぞ。
つーかプレイのために俺の名前ダシにするのはやめれ」
「ま、そーいうわけで、普段優しい外山君の性癖を見極めるため、
サヤと岩佐君に協力して擬似レイプの場を作ってもらったんです。あたしが原案で」
「まあ俺が演出かな。で、外山が主演か?外山は台本見てねーけど」
「あたしはもちろん脚本。いやー、久しぶりにいいのが書けたっすよ」
元気よく手を上げるサヤに思わずコジローはため息を漏らす。
「何目を輝かせてるんだサヤ。『いいのが書けたっすよ』じゃねーだろ。
大体お前はおかしいよ。ミヤミヤの禁煙は注意しといてなんで乱交はいいんだよ」

「失敬な!乱交なんかしてませんよ。ちゃんとあたしと岩佐君、
キリノと外山君のカップルで別れてヤってましたもん」
「それは胸を張って言うことか?」
「未成年の喫煙は体に悪いけど、恋人同士でするのは普通でしょ?それとも何ですか、
先生は高校生のころそういうことをしたことがない『健全』な学生だったんですか?」
頭をぽりぽりと掻いてコジローは目を反らす。
「……学校ではやってねーよ」

「学生のころは、ですよね先生?」
ふふーんと意味ありげにキリノが笑う。
「……何のことだ?」
「これ、なーんだ」
差し出された携帯の液晶には、コジローに抱きつく小柄な少女の後姿が映し出されていた。
目を丸くする岩佐と青くなったコジローを見比べながらキリノはもう一度ふふーんと笑う。

「おいおい、これなんだよ?」
「コジローせんせーと、タマちゃんの密会、ってところかな」
「馬鹿お前これはバイトしてた時期に疲れてたタマが俺に偶然倒れかかってきた時
あいつが床にぶつかるといけないから俺が人道的というかあたりまえに支えた瞬間の
画像であって俺にやましい気持ちはもう1ミクロンもなくてというかなんか俺
いつもより口数多いというか何でお前がこの画像を撮ったんだっていうか
先生と生徒がありえないし別にこれこの後なにもなかったけど」
463二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 16:10:24 ID:xgQ8dzQM

「それは知ってますよー。でもこれを見た良識ある大人……
例えば理事長とかは、どう思うでしょうねー」
コジローはがっくりと肩を下ろした。
「……分かったよ。帰れ」
「おいおい、どうしたんだよコジロー?お説教は終わりか?」
「先生をつけろ先生を!いっとくけど、見逃すのは今回だけだからな!」

「はいはい。じゃ、腹でも減ったしファミレスでも寄って帰るか」
「……そうだね、あたしもおなか減ったし」
岩佐について行こうとするサヤの手をキリノが掴む。
「サヤ、いいの?」
「え?」
「あたしの悩みは解決したよ。でもまだ、サヤの悩みは解決してないよ?」
「……それは」
「今日一緒にしてて分かった。ちゃんと言葉にしないと岩佐君は気づかないって」
「え、なんだよ。俺が何かしたのか?」

「はい、こっからはサヤの口から」
サヤはもじもじしながら、言いづらそうにしていたが、
4人の視線が自分に集まるのを感じてついに口を開く。
「今まで岩佐君としててさ、イくとか気持ちいいとか言ってたけど、あれ全部嘘」
「……は?」
「今までしててさ、一度もイったことなかったんだ、あたし」
一瞬岩佐の足元がふらつく。
「……演技だったのかよ」
「……いや、その、完全に気持ちよくなかったわけではないけど」
「下手糞ってことか?」
464二人の悪夢と絶望の日:2007/04/07(土) 16:11:40 ID:xgQ8dzQM

コジローの一言が完全に止めだった。
「へ……へ……へた……へたく……」
「ちょっとコジロー先生!ほんとのこと言っちゃかわいそうだよ!」
「……でもお前今日具合滅茶苦茶良さそうだったじゃねーか!
潮も噴いてたあれが、あれも演技かよっ!」
「あれはほんとに気持ちよかったよ……」
「ほら、そーじゃねーか!気持ちいいことは気持ちよかったんだろ!?
俺もうまい時はうまくやってんだろ!そうだろ?そうだって言えよ!!」
必死な岩佐に対して、サヤはすまなそうに目を反らす。
「うん……良かったし、イった……あれ、イったんだよね……?
初めてだからよくわかんなかったけど。でも今日のはあれ、全部キリノがしてくれたから、だよ」

武道館の中を、重苦しい沈黙が支配した。


「ごめん、必死な岩佐君見てたらほんとの事いままで言えなくて」
「ま、あれだ。高校生だししょうがない。数こなせば何とかなるから落ち込むなよ、な?」
「そのうちうまくなるよ岩佐君!」
「まあ……頑張れ」

「お前ら……覚えてろよーーーーー!」


それから数時間後、とある書店の成人書籍コーナーで『よい子のSM入門』や『サルでもできる四十八手』
などと書かれた書物を眉間に皺を寄せたり半泣きになりながら物色する二人の男子高校生が補導される。


こうして外山と岩佐の悪夢と絶望の日は終わりを告げた。


465名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 16:12:44 ID:xgQ8dzQM
ガチレイプを期待していた人達はすいません
外山と岩佐だと書いてる間にどうしてもこんな感じになるんだ

読んでいただきありがとうございました。
466名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 19:13:28 ID:y0w/uu1O
糸目的部長の腹黒い顔にチンコ加えさせたい
467名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 21:02:33 ID:tqeFYnQs
久しぶりの燃料だ!
468名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 23:07:50 ID:LHeWk8OY
ずっと続き待ってたよ GJ!!

オチがこうなるとは思わなかったがなwww
外山とキリノ好きなんで嬉しい。本当に良かった!
469名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 11:12:41 ID:9BbOWVYk
久々に恵みの雨が!GJ!
他の職人さん達もカモン!
470名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 00:31:29 ID:iqXumisq
保守
471名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 13:14:26 ID:Mf5iGnwE
なんか知らない間に投下されてるしw
前作とかもさせていただきました。
GJ
472名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 00:21:09 ID:uQmSo1J4
ほしゅ
473名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 23:16:56 ID:quCh2OKb
474名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 00:33:59 ID:NBEHFsvf
なんだこのクオリチーどこのだ
てかほんとにサヤんなのか
475名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:36:15 ID:HJ5kptrq
なんという車輪の国・・・
目を見ただけでわかってしまった
この絵師は間違いなく有葉
       
   / ̄\
  | ^o^ |  
   \_/



476名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 12:19:40 ID:wIwAmL4d
 
477名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 00:14:49 ID:ZjP6bRCX
ありえないほど亀だけどこの感謝を伝えたい、
>>270の神、マジGJ。
478名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:19:15 ID:vX7GOodU
誰かそろそろ恵みの雨を…
マテパ関連で誰か書いてくれ〜
479名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 11:15:03 ID:NjakHzqC
>>473の再UPきぼん
480名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 02:49:42 ID:4bPXuMPJ
SS書こうとする

やる気ゲージが段々落ちてくる

冷静になる

うわ…オレ寒……

以下ループ
481名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 02:58:04 ID:RfzsRGuf
冷静になるな!!

…しかし気持ちはわかるorz
482名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 17:01:44 ID:/GNyGUuE
五巻でレイミが転がりながら写真撮ってるがパンツ丸見えなんだろうなぁ
483名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 18:43:22 ID:CIQzs3FU
5巻をじっくり見て気付いた。
あずみゃ〜改修型は非戦闘形態時に犬耳が格納状態じゃないか!
許されない暴挙だ。
484名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 19:35:47 ID:1TGniGBq
五巻扉の書き下ろしの東に萌え尽きた俺がいる。
東との絡みってあんま無いよな……
485名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 21:19:45 ID:/SCaORCg
486名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 23:59:57 ID:hkREGxfc
↑のキャラは実はサヤというよりキリノのほうが似てる。

・元気系
・普段はポニーテール
・豊乳
・ギャグ時の目が><、口がねこ口
・数学が得意で国語が苦手
487名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 09:50:00 ID:7mXcNGLo
ガクガクしながら写真とってたレイミはイってたのかな
488名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 13:29:27 ID:6HvXdYHn
キリノは股関節が軟らかいので
どんな体位でもしっかり奥まで入る…

そう思っていた時期が、俺にもありました。
489名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 14:30:47 ID:TKYADpQy
うっかりあずみゃーは全裸でリコーダー吹く
ttp://akm.cx/2d/src/1178170155255.jpg
490名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 02:22:02 ID:5M2BFbRO
ネギま?
491名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 09:29:16 ID:NcRjQC6t
>>489
これは確信犯
492名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 23:50:10 ID:LoxDNhk6
ティトォ×リュシカ+パン神 
で、書いてるんだけど需要あり?

だが今まさに>>480の二段階目に突入しかかって挫けそうorz
493名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 12:30:44 ID:D1128r/h
需要ありまくり、挫けるな、がんばれ!
494名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 01:57:35 ID:ZZWJstL/
ただ自分で読んでみて何かいてるのか冷静に読み返してからの方がいいかも
495名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 12:50:48 ID:M5B2eDQP
あずみゃー分が圧倒的に足りない……


ここは自給自足か?!
496名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 14:21:25 ID:uFQyQcyY
そのとおり
497名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:49:19 ID:yTaS9O9K
ある夜、俺は目を覚ました。
満月の夜だった…
傍らにはコモレビ。
…彼女は教えてくれた。あれから4年もの時が経ったという事を。
そしてみんなが、決戦の後、行方不明になった事をーーー

俺は悲しみに暮れた。
だけど、コモレビはそんな俺を必死に励ましてくれた。
そんな中、気づいたんだ…
満月に照らされ、輝く長い髪。
俺の一挙手一投足にコロコロ変わるその表情。
月明かりのせいか、俺はコモレビに悲しみとは別の
感情を抱いているのに気づいたーーー





こんなSSを書こうとしたが、うまく出来ない…
誰かにバトンタッチって可能ですか?
498名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 09:22:59 ID:JMo1jzEi
>>492
すっごい大好きなカップリングktkr!
wktkしてまってる。
499名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 16:25:29 ID:12WXRUWa
ティリュ街
500名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 22:40:27 ID:A5z3NrZn
もはや禁断症状が出てきたんですが
501名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 09:57:12 ID:6Ilzp/SG
ほしゅ
502名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 13:28:48 ID:6kOYFQQT
ほぼ非エロユータマ書いたんだが…需要ある?
あと今パソで書き込めないからうpろだからになるけど
503名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 17:07:16 ID:tMqn1xJT
ばっちこーい
504名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 19:26:51 ID:6kOYFQQT
読みにくいかもしれんが投下
・ユータマ
・コジキリ表現有り
・エロは基本的に少なめ
・少女漫画的
エロパロ書くの初めてだから色々と見逃してくれよな!


パスはbb
ttp://www.uploda.org/uporg826520.doc.html

パソコンから書きたかったけど断念したんで、
万が一望む声があったら、誰かここに書き写してくれ
505名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 22:21:00 ID:2XSPXxyp
>>502
もう、半ば過疎なんだから、エロの有無とかで贅沢言ってらんないよ



























投下して
506名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 23:33:16 ID:Ykv9lD9B
保守
507名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 00:04:14 ID:x+65nOBj
流れるの早いお
508名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 17:29:09 ID:YLp6Mt9s
ろだが消えていってるからか
509502:2007/05/28(月) 18:42:51 ID:ngMuvEtg
なんかもう流れてるみたいだなorz
今携帯に移し終わったんで投下しておk?時間かかるけど
510名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 20:18:50 ID:2n5d1QEs
どんとこーい
511彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 20:34:54 ID:ngMuvEtg
じゃ、投下します
内容は上記の通り+無駄に長い

――――――――――――――――

明るい日差しのさす午後、室江高校の武道館。
その女子更衣室では、女の子たちの賑やかな談笑が繰り広げられていた。
「ミヤミヤ、ぶっちゃけて聞くけど、ダンくんとどこまでいったの?」
「…それはどのへんまで答えて欲しいんですか?」
「え、そりゃ〜…ねぇサヤ?」
「だね、キリノ」
ふふふ、と笑みを浮かべあう2人に、そんな不躾な質問をされたミヤコは眉をひそめる。
「え〜、じゃあ、言いますけど」
「ふんふん」
「…イクとこまでイッちゃいました」
「「うえ―――――!?」」
異口同音で叫ぶ2人に、いよいよミヤコが怒り気味になった。
失礼な、と言うように溜息をつき、ウェーブの掛かった髪を掻き揚げる。
「そっちから聞いてきてなんなんですか、もう。意外とダンくんったらテクニシャンなんですよ…?」
うっとりと「その時」を思い出すかのように頬を赤らめ、ミヤコは言うが、キリノは瞬間手でストップをかけた。
「その先はいいデス……」
「えー、先輩が聞いてきたんじゃないですかー」
「詳しくは聞きたくない、それが野次馬根性ってものだよミヤミヤちゃん」
―――――と、このように、爽やかに談笑しているのだが、
たまにこうして猥談が発生するのだった。
彼氏もちは(一応)ミヤコだけなのだが、実はキリノも経験済みで、サヤは小説だので、その手の知識は豊富なのだ。
そんな感じで、女子高生である彼女らの間に、自然と猥談が発生するのも、おかしくはない。
そう、1人の例外を除いて。
「遅れました」
細い声と共にドアを開け、入ってくる小柄な少女。
部一番の剣士、川添タマキ。
512彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 20:36:15 ID:ngMuvEtg
談笑を楽しんでいた少女達の目線が、一斉にその穢れなき少女へそそがれる。
タマキは別段その視線を気にすることもなく、ロッカーを開けた。
着替え始めるタマキを、キリノたちはそれとなく見る。

小学生と間違われるほどの背丈。
愛らしい童顔。
見事なまでにぺったんこな胸。
腰は全然くびれていないし、ヒップも出ては居ない。

完全なる「幼児体型」を前に、3人はうーん、と唸った。
「……タマちゃんて、したことあるんですかね?」
ひそひそとミヤコが言う。
「それどころか、キスもまだそうだよ」
「ていうか男の子と付き合ったことすらなさそうだよね」
「それは流石に………あるか」
ひそひそと話をしている間に、タマキはさっさと着替えを終えて、とっくのとうに着替え終わっている3人を不思議そうに見た。
「みなさん、行かないんですか?」
「あっ、うん、行く行く!」
サヤが慌てて返事をする……が、キリノはまだ唸っていた。
嫌な予感がして、ミヤコがひきつった笑いを浮かべる。
「…先輩、何考えてんですか?」
「いやね、……タマちゃんにも教えておいたほうがいいんじゃないかな、って」
黒い笑みを浮かべるキリノに、都は慌てふためく。
「で、でもこうなると天然記念物ですよ?きっとまだ、赤ちゃんはコウノトリに運ばれてくるんだと信じてますよ!?だから敢えて知らせる必要は――」
「ねーねータマちゃん、知ってるー?」
「話を聞け―――ッ!!」
いつのまにやらキリノはタマキになにやら吹き込んでいて、ミヤコの叫びは虚しく響いた。
タマキはきょとんとしていたが、徐々になんとも言えない表情になる。ちょっと気の毒。
さらにその猥談にサヤが加わり、ミヤコもしぶしぶ彼女たちに参加した。
513彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 20:37:58 ID:ngMuvEtg
「……と、いうことでね。こうして赤ちゃんは出来るんだよ、タマちゃん」
「……え……は……あ………」
「やっぱり知らなかったんだ………」
ミヤコが呆れる。
タマキの顔は既にゆでダコのように真っ赤になっていて、今聞いたばかりの知識に戸惑っているようだ。
と、サヤが続けてタマキに尋ねた。
「タマちゃん、男の子とキスしたことある?」
「えっ!!?……いや……その………あ、あります、けど」
「え!?あるの!?」
キリノが目を輝かせて飛んできた。
(本当にこの部長は……最初はこんなキャラだと思わなかった………)
その隣でミヤコが冷たいような呆れたような視線を浴びせているが、気付いていない。
タマキはしどろもどろになり、耳まで赤くしながら、ぼそっと言った。
「………一回だけなら」
「それっていつ?」
「さ、最近です、けど、その」
「誰と誰と?」
「待ってキリノ!当てるから!!」
サヤがキリノを押しのけて、考える人のポーズを取る。
考える事数秒、ぱちんと指を鳴らし、「これだ!」と叫んだ。
「ユージくんでしょ!」
と、その瞬間、タマキの紅潮は耳まで達した。
……どうやら、図星らしい。
その、絵に描いたようなウブな反応に、思わずキリノ達はきゅん、とした。
ああ、なんて青春!でもこれって、
(((中学生みたいだ………)))
タマキを除いた、その場全員の心の声が合致する。
「しかし、全然気付かなかったよ、2人が付き合ってたの」
「言ってくれればよかったのに」
「なんか恥ずかしくて………」
「(うっは青春!)………で、キスまでしかいってないの?その先は?」
心の中でタマキの清純にリアクションを取ってから、ミヤコが本腰を入れる。
514彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 20:39:11 ID:ngMuvEtg
――――今までの会話から、ミヤコが他人の色恋に興味がないと思われるだろうが、そうではない。
確かに色恋には興味は無いが、その先の、いわゆる猥談には、この中で誰よりも首を突っ込みたがるのだ。
タマキが知ってしまったというのなら、もうとことん突き詰めるドS。
「その先?」
「だから、エッチ。…あ、してないわね、そっか、知らなかったんだもんね」
「わー、ミヤミヤ大胆に聞くね〜」
のほほんと言うキリノと正反対に、タマキは面白いほど動揺する。
「え、え、え、え、えっち!?み、宮崎さ、そんな、こと!」
「普通だよ。……たぶん。キリノ先輩だって、したことあるんだし」
「誰とやったのか、は教えてくれないけどね」
サヤがちょっとだけ恨めしそうにキリノを見ると、彼女はあからさまに顔を逸らす。
普通してはいけない人としたのか、それとも単に恥ずかしいだけなのかは、判別できない。
と、それをほっといて、ミヤコがあきれ果てた顔をした。
「う〜ん、高校生として、それはどうかな〜。そういう話もしたことないんでしょ」
タマキはもはや声を出せず、ただこくこくと頷いている。
「………まぁ、いいんじゃない?これからこれから。暫くはこのままでさ」
言いながら、サヤはミヤコの肩をぽんぽんと叩いた。ミヤコはちょっと不服そうな顔をする。
「でも、それじゃ、相手もちょっとかわいそうじゃありません?女はいいけど、男は定期的に発散しないと駄目なんですから」
何気に爆弾発言だ。
さっきから、ミヤコの一言一言に、タマキは赤面しつづけている。
(男の人って………そうなんだ………)
「ま、千里の道も一歩から、だよ」
そう言うキリノは何時の間にか手にポーチを持っていて、その中から何か取り出し、タマキの手に握らせた。
タマキがきょとんとしてそれを見る。
「?これ、なんですか?」
「コンドーム。避妊道具だよ。聞いたことはあるでしょ?」
「はあ………」
「エッチする時は、それつけてもらわなきゃ駄目だよ、タマちゃん。自分の為にも、ユージくんのためにもね」
「………はい」
タマキはやっと顔を上げて、諭すように言う先輩の目を見て、そう返事した。
なんだかよくわからないけれど、これは必要なものなんだ、と、タマキはロッカーの中にそれを放り込んだ。
515彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 20:40:29 ID:ngMuvEtg
「どうしたの、タマちゃん」
ぼんやりと部活の時のことを考えていたタマキは、不意にそう話し掛けられて、思わず自転車のバランスを崩しかけた。
「あ、うん、なんでもない!」
「そう?……何か今日、一日中様子が変だと思って。俺、何かした?」
「違っ、ユージくんは悪くないよ」
タマキは慌てて、付き合い始めてまだ日も浅いが、れっきとした彼氏―――ユージを見た。
幼馴染から、恋人へ移行するのは簡単で、付き合い方もほぼ変わらない。
だけどそれは、今まで自分が無知だったからなのではないか、と、タマキは昼間から悩みつづけていた。
テレビアニメとかでも、恋人はキスしたり抱きあったりするものであって(だからキスはよどみなく出来た)、決して、――――今日、3人に教わった事をするものではなかった。
それは自分が幼稚だから、そう思うのかもしれない。
(もしかしたらあたしは、間違った付き合い方をしているのかもしれないんだ)
落ち込んで、はあ、と溜息を付いてから、まだ心配そうにこちらを見ているユージを見上げた。
(…ユージくんも、そういうこと、考えてるのかな)
516彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 20:41:24 ID:ngMuvEtg
不意にそんな思いが過ぎって、ポケットの中に手を入れて、コンドームを弄ぶ。
なら、渡しておいた方がいいのかな、と思い立ったけれど、なんとなくはばかられて、結局握り締めただけに終わった。
こんな白昼堂々出すものじゃないだろうし、恥ずかしかったのだ。
「……タマちゃん?俺の顔になんかついてる?」
そう言われて、タマキはようやっと、自分が彼の顔を凝視していたことを思い出した。
「ご、ごめんユージくん、なんでもない」
「……ねえ、何か隠してるでしょ?」
ユージが怪訝そうに、しかし心配そうに眉をひそめて、タマキは慌ててポケットから手を出し、胸の前で振った。
「べつに、なにもないよ!」
しかしそう言ったとき、ユージの視線は、地面に向いていた。
否、タマキが手を出した時ポケットから落ちた、今は地面にある、―――避妊道具、に。
最も一般的なモノであろうコンドームが、ユージの視界に入っていた。
「た…………タマ、ちゃん、それ………」
「え?」
ユージに指さされ、タマキも地面を見る。
一瞬、硬直。
(!!!!!)
心の中で声にならない叫びをあげて、タマキはそれを光の速さで拾って、もとの場所、すなわち制服のポケットにしまいこんだ。
どっくんどっくんと、ありえないほど心臓が高鳴っている。
(どうしよう、見られて……うう、どうしよう………)
性について全く知識がなかったタマキでも、避妊道具を彼氏に見られることは(しかも不意に)、こう、「誘っている」ようで、恥ずかしくて仕方が無かった。
恐る恐る見ると、――――予想通り、ユージも顔を赤くして、視線を泳がせている。
(やっぱり見られて………!)
「あ、あの、違うの!これは今日キリノ先輩に貰って、その、別に誘ってるわけじゃ………」
「誘っ!?」
「あ、う!」
説明をしようとして盛大に墓穴を掘ってしまい、タマキは慌てて両手で口を押さえる。
そして自転車を支えていた手も口に回って、必然的に、自転車は見事に倒れてしまった。

夕焼けの商店街に、ガシャンと盛大な音が響いた。
517彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 20:43:05 ID:ngMuvEtg
「ごめんなさい……なんか取り乱して…」
「いや、いいんだけど……その…」
近くの公園で自転車を止めて、2人は並んでベンチに座っていた。
ありえないほど気まずい空気が流れている。
―――と、近くの茂みが、がさごそと揺れた。
ひょこっと顔を出すのは、ポニーテールが特徴的な、室江高校剣道部部長。
しかしお互いの間に流れる空気でいっぱいいっぱいなタマキとユージは、茂みが音をたてたのにも、キリノが顔を出したのにも気付かない。
もちろん彼女の後ろに、あと3人が隠れているのにも、気付くはずもなかった。
「う〜ん、やっぱり気まずくなっちゃってるねぇ」
「あたしたちの所為かな……タマちゃんに色々吹き込んじゃったし」
「でも、まあ、知ってて当然の知識ですし、いいんじゃないですかね」
「ミヤミヤ〜帰ろうよ〜」
剣道部が狭い茂みに勢ぞろいしていて、散歩中の野良犬がばうわうと吠える。
キリノはそれをしっしっと追い払ってから、また、付き合いたての初々しいカップルを覗き見た。
518彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 20:44:59 ID:ngMuvEtg
「……話す気配が微塵も無いね」
「でもここが2人の正念場だ!あたしたちは影で応援するしか…!」
くうっ、とサヤが拳を握り締めるが、反対にミヤコは冷めたもので、
「やっぱあたし帰りますね。覗きは趣味じゃないんで」
と言って、ダンの手を取ってさっさと行ってしまおうとしている。
「ああっ、待ってよミヤミヤ〜!2人が心配じゃないのかい?」
「心配と言っても、2人の問題じゃないですか。あたし達が入る隙間なんて…」
「ミヤミヤ〜、今日はするって言ったじゃないか〜」
くいくい、とミヤコのスカートの裾をひっぱり、ダンが不機嫌そうに言う。すると彼女はころっと表情を変えた。
「ごめんね〜、ダンくん。今日はたっぷりご奉仕してあげるから♪…じゃ、そういうことでさようなら先輩方!」
早口に言い、颯爽と自転車にまたがると、引き止める間も無いほどのすさまじいスピードで去っていくバカップル。
キリノとサヤは、ただそのドぎついピンク色の空気を感じながら、お互い顔を見合わせて、時間差でツッコんだ。
「あの2人、日常的にやってんの!!?」
叫んだ瞬間、向こうの方で声がした。
「どうしたの、ユージくん」
「いや、今先輩たちの声がしたような気がして……」
(やばっ!)
二年生コンビはすかさず身を伏せる。
幸いしつこく探そうとは思わなかったのか、しばらくしてユージの「気のせいかな」という声が聞こえてきた。
そこで2人は再び顔を見合わせる。
「…帰ろうか」
「そうだね…」
2組のカップルを前に、現在(多分)彼氏のいない二人は、妙に寂しくなって、とぼともと夕日を背に歩いていった。

結局なんのために出てきたのか解らないまま、部外者はすべて退場したのであった。
519彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 20:47:04 ID:ngMuvEtg
夕暮れの公園には親子連れが多い。
自分たちの眼前で転がるように戯れる幼子達を眺め、ユージはただひたすら、なんと切り出そうかを考えていた。
それはタマキも同じで、しきりに手遊びをしている。
「………」
「………」
沈黙。
まだ、沈黙。
タマキは意を決する。
「…………あの、ユージくん、は」
「はいっ!」
思わず背筋を伸ばすユージにタマキはちょっと笑いそうになるが、さすがにそこまで余裕はない。
俯いて、深呼吸して、―――聞かなければならないことを、聞いた。
「……え、え、ェッチとか、…よく、知ってるの?」
「うん、うえ、ええ!?」
思いも寄らない質問に、ユージは妙な声を出してしまう。
実の所、ユージもよく知らなかった。
中学時代部活の先輩にそういうことは聞かされていたけれども、勿論今までに実体験したことなどないし、写真とかで見たことしかない。
俗に言うエロ本とかで見たことしかないのだ。―――そんな、レベルだった。
それを「よく知っている」と言っていいものか。
(そもそもどのくらいが「熟知」って言うんだ?色々と出来る事か?)
でもまあ、多分彼女が求めているのは、「一般常識的に」知っているかどうかだと思うから……と、ユージはぐっと唇を噛んで、やっと言葉を捻り出した。
「……一応……知ってるよ。そりゃ、俺だってほら、高校生男子だし」
「…あたしね、今日まで、知らなかった」
一瞬、反応が、遅れる。
「……え!?そ、そうなの!?」
ようやく驚愕の叫びを放ち、思わずタマキを見ると、彼女は耳まで赤くして、微かに頷いていた。
ぽつり、ぽつりと呟く。
「……今日、先輩達に教えられて……それで、……意識したの。あたし今まで、『付き合う』ってことが、……そんなに深いことだなんて、知らなかったから」
「………そう、だったんだ」
「だから、上手く喋れなくて………そう、アレも、その、貰ったもので」
かあっと更に赤面し、タマキが俯く。
つられてユージも更に更に赤面してしまう。
「…で、でもさ、タマちゃん、実は俺もそんなに知らないししたこともないし」
「したことないの?ユージくんも?」
自ら童貞であることを露呈したユージ。
一瞬意識が固まったが、何とか戻って来る。
「……うん……」

「そうなんだ……あたしもなんだけど、どういう感じ、なんだろうね?」
「何が?」
「………する、って」
「……あー………」
「…………」
「…………」
520彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 20:48:42 ID:ngMuvEtg
次第に会話がなくなっていき、再び沈黙。
(でも)
ユージは思わず、感心してしまう。
今までアニメや特撮ばかり見て、剣道一筋で恋愛などに興味も示さなかったタマキが、男女の営みについて知りたがっている。
基本的なことは教えられたらしい。基本的なこと、つまり、子作りの方法。
――――例えれば、飛行機が飛行場に着陸して、乗客が降り、飛行場の施設に入るということだ。比喩で言うと。
間違ってもフェラやクンニなどの、性におけるテクニックは教えてもらってないだろう。
ユージは何気に知っていた。タマキとは違い、彼は社交的だったからだ。
何もしないでも、猥談が耳に入ってくる場所にいた。
(でもタマちゃんは、何も知らない。―――今日知ったばかりだし、…身体だって)
ちらりと、タマキの身体を見る。
彼氏ながら、その幼児体型には、残念ながら頭が痛い。
なんだかセックスをするだけでも痛々しいとか、考えてしまうのだ。
(まだ、早いよなあ)

「タマちゃん」
「っ、なに?」
「タマちゃんはさ、したいとか、思う?」
思考の淵から戻ってきたばかりで、ユージはさらりと言ってしまった。
言ったあとに急に恥ずかしさがこみ上げてきて、やばい、と思った。
ヤる気満々に思われそうで、ユージは内心青ざめていたが、
「……ゆ」
と、タマキが赤くなりながら、こちらを見てきた。
「……ユージ、くん、と、……って、こと?」

上目遣い。
唇に手が添えられている。赤みのさす頬。

これでムラムラとしない男がいたら、会ってみたい。
ユージは自らの欲情を押さえるために、ベンチの背もたれに頭をぶつけた。
「ゆっ、ユージくん?どうしたのっ!?」
「ごめんなんでもない……」
正直今にでも襲い掛かりそうだったが、頭の痛さにすうっと冷静になってくる。
しかし頭は冷静になっても、身体は正直だ。
既に一物は反応し始めている。
(それは反則だよ、タマちゃん………)
さっき「まだ早い」と思った数分前の自分をぶん殴りたい。彼女はもう充分に、男を惹きつける魅力を持っているではないか。天然だが。
少なくとも健全な思春期の少年を元気にさせるだけの力はある。
もともと外見的にも、彼女は可愛いのだし。
521彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 20:52:41 ID:ngMuvEtg
――それらの思考を片付けて、とりあえず落ち着いて、
「……うん、まあ、そうだね」
と、先ほどの問いに答えた。
タマキはユージの奇行に驚いていたが、また照れたように居住まいを正した。
真っ赤な顔の、真っ赤な小さい唇から、言葉が発せられる。
「……したいよ」
「わー!!」
「ゆ、ユージくん!?」
「ごめんなんでもない気にしないで!」
今度は咄嗟にベンチから走り出し、10mくらい離れたユージ。
これくらいしないと理性を保てない。
(落ち着け俺、タマちゃんにそんな気はない、冷静になれ………)
と心の内で呟くユージは、完全に変質者だった。
砂場で遊ぶ子供の視線が痛い。そう思いながら、ベンチに引き返す。
「…俺も、………したいけど、でも」
「まだ、早い?」
「うん、そう思う」
きっぱりと頷く。よし、大分耐性がついてきた。
するとタマキは、考え込むように俯いた。
「そっか、………まだ、早いんだ」
その声がちょっとしょんぼりしていたのは、気のせいじゃない。
タマキが結構大胆だったことに驚きを隠せないが、男として、ユージはちょっと嬉しかった。
これから暫く、相当の間、何もしないのを覚悟していたから。
だから、しょんぼりしているタマキに、逆に申し訳なく思った。
いざとなったら、自分はなにも出来ないのかと。
(でも流石にいきなりはな………)
ふと、タマキを見る。
またその唇に、手が添えられていた。
(唇?)
ふと、この前やっとキスにこぎつけたことを思い出す。
それと同時に、最も簡単な性行為を、思い出した。
「タマちゃん!」
「はいっ!?」
がしっと彼女の肩を掴み、ユージは意を決する。
「………キス、しよう」
522彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 20:53:41 ID:ngMuvEtg
ぼんっと、小さな彼女の顔が赤くなった。
「き、キス?い、い、いいけど………」
「………いや」
首を横に振り、ユージは恥ずかしさを全開に感じながら、その「最も簡単な性行為」の名を、口にした。
「……大人のキス、っていうか、……ディープキス。知ってるよね?」
「おとな」
―――瞬時にタマキの脳内で、深夜にうっかり見た洋画のワンシーンが再生される。
二人の男女が身体を寄せ合い絡め合い、ゆっくりと唇を重ね、ねっとりと舌を重ねる。
数分に及ぶディープキスシーンの間、タマキは呆然としていたのだった。
その時は自分がするだなんて微塵も思わなかった。大人のものだと思っていた。
けど、もう、
(………高校生なんだ)
そう、男で年上で経験者になら突き(アトミックファイヤーブレード)をかましていい年齢…じゃなくて。
性行為をすることが許されてくる年齢。だから先輩達にも教えられたんだ。
「………やっぱ、いや?」
ユージが心配そうに尋ねてきて、タマキは我に返った。
同時にユージの顔を直視して、あのキスシーンと重ねる。
―――――千里の道も、一歩からだよ!
キリノの言葉が浮かんでくる。
―――――相手もちょっとかわいそうじゃありません?
ミヤコの言葉が思い返される。
そして、タマキの思いが再確認される。
あたしは、ユージくんが好きだ。大事だ。何かしてあげたいくらい。
「………いやじゃ、ないよ」
タマキは赤面し、伏し目がちになりながらも、ようやっとそう返事をした。
それでまたユージが悶えたのは、言うまでもない。
523502:2007/05/28(月) 21:03:59 ID:ngMuvEtg
ちょっと文章まとめますんで間が空きます
すぐ再開しますが
524彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 21:18:48 ID:ngMuvEtg
子供の目があってやりづらいということで、二人は公園の近くの林に入った。
夕闇も近づいて来た所為もあって、ここなら誰にも見られることはない。
すーはーと、お互いに深呼吸。
こんな風に改まってキスをするカップルがいるだろうか?ここにいた。
深呼吸も終わり、二人はざっと向き合う。
まるでこれから剣道の試合でも始めるのかと言うくらい、気合に満ちた表情だった。
根本的に間違っていると指摘してくれる人もおらず、その生真面目カップルは、これから大人の世界に踏み込もうとしている(入り口だが)。
「……じゃ、いくよ」
「ん」
ユージがタマキの肩に手をかけて、タマキが微かに顎を上げ、目を閉じる。
タマキの背はユージよりも、下手すると20センチ位低い。
必然的にタマキが背伸びをして、ユージが屈む姿勢になる。キリノやサヤがいたら、初々しい!と叫ぶところだろう。
しかし、その林は、夕闇の静けさに満ちている。
自分の心臓の音と、相手の息遣いだけが聞こえていた。
ユージは意を決して、目を閉じた。
――――そして、二度目となるキスを果たす。
お互いの息がかかり、相変わらず変な感覚だ。でも不思議と嫌ではない感覚。
だが今回はそれだけで終わらない。
やはり彼氏が先導するものなのかと思い、ユージは、他人の口内という未知の領域に、舌を侵入させた。
タマキがびくっと震える。
しかしぴったりと密着したままの身体と唇は離れない。
ようやく、ユージの舌が、タマキの舌を捉えた。
(これで、いいのかな)
「……っは」
と、タマキが苦しそうに息継ぎをした。その息には、今まで聞いたことのないような、「女」の声も僅かに混じっていた。
ユージはユージで、健全な彼のソレが、早くも反応し始めている。
なるほどコレはかなり実際の「性行為」に近いのだろう。
ユージは味をしめて、その上慣れてきて、彼女の歯茎にまで舌を這わせる。
「んんっ……」
タマキも妙な感覚だった。―――その妙な感覚は、口の周りだけに留まらない。
(……なに………これ……)
彼女の女の証は、湿り気を帯びてきていた。
(…これ…気持ちいい…………の?)
そんな感情が浮かんだが、恥ずかしいと瞬時に思う。
が、身体は正直で、ふらりと足がよろけた。反射的に、ユージの背中に手を回す。
瞬時にユージが驚いて、びくっと身体を震わせる。
一瞬唇が離れて、お互いが息を吸う。
525彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 21:20:02 ID:ngMuvEtg
それで終わりかと思われたが、今度は、タマキがユージの唇に吸い付いた。
「んんっ!?」
驚きの声が、塞がれた口の中から漏れる。
攻守一転。タマキがユージを攻める番だ。
(まだ終わらせたくない)
タマキは自然と、そう思った。
それが行動にでたのだろう、彼女は先程よりも激しく、彼の口内を弄り始めた。
舌が絡む。歯茎を探る。
上あごを舐めると、肩を掴むユージの手に力が篭った。
自分で舐めるとくすぐったいだけだが、他人に舐められるだけで、全く別の感覚がわいてくるのは、不思議な事だ。
二人はまさしく、快感を貪っていた。
しかし段々と、慣れていないものだから、酸欠で頭がくらくらしてくる。
(そろそろ、終わりかな………でも)
さっきからユージは何もしていない。ただタマキに弄られているだけ。その証に、もう息子が痛いくらい制服のズボンを押し上げている。
それをちょっと悔しく思い、彼は最後の足掻きと言わんばかりに、タマキの口内に侵入した。
「んぅ!」
タマキがくぐもった嬌声をあげる。
調子付いて、ユージは更に彼女の性感帯を弄った。
タマキも負けじと絡ませる。
もはやどちらが攻めでどちらが守りなどと考えてなどいられない。
だんだんと、ユージが躍起になって守り通そうとしていた理性が、吹っ飛んでいく。
タマキは今までに感じた事のない粘り気を秘部に感じ、けれど同時に高揚感も感じた。
(…すごい、これ……すごく……気持ちいい……)

(こんな感じなのか……すごい………)
二人の感覚が同じになり、―――拙いながらも、二人は交わっていた。
お互い息を荒くしながら、抱きしめあう。
最後の仕上げに掛かろうとした―――――が、その時。
どさっと、何か重い物が落ちた音がした。
そして、聞き覚えのある声。
526彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 21:21:18 ID:ngMuvEtg

「お………お前ら、何してんだ……」
それは間違いなく、
(え―――――こ、コジロー先生っ!!?)
「「!!!」」
ばっと二人が瞬時に離れる。お互いがお互いの汗やら唾液やらで濡れて、顔はぐしゃぐしゃだった。
やっとまともに呼吸をしながら、二人は突然の乱入者―――驚きと照れで顔を赤くしているコジローを見やった。
「こ、コジロー先生、何でここにいるんすか!?」
「ん、んなこたーどうでもいいだろ!!」
口の周りを拭きながらユージが言うと、同時にコジローは、さっきの音の主であるビニール袋を拾って後ろ手に隠した。
そして、
「お前らこんな暗がりで何してると思ったら………ていうかお前らそういう関係かよ!?」
「え………ええ、まあ」
二人が顔を見合わせて、照れたように笑う。
それを見て、コジローの背後で「ぴきっ」という音がした。
(何か今すげえむかついたぞ……)
「と、とにかくな!そういうことは外でやるもんじゃねーだろ。家の中とかでやれ!」

「でも、ここ、誰も来ないって評判の林で………現に先生以外来てないですし……」
タマキが顔を赤らめながら言う。
ユージもそうそう、と同意した。
「そうですよ先生、……というか……見て見ぬふりくらい………」
ユージが真っ赤になって、がくんと肩を落とした。
「す………すまん。……じゃ、ごゆっくり………」
「あの、先生、………不純異性交遊とかで停学とかにならないんですか?」
去ろうとするコジローに、タマキがおずおずと尋ねたが、彼はそれを笑い飛ばした。
「ははは、キスくらいでそんなのなんねーよ。最後までやってんのを見られたら、話は別だけどな。……それに俺も人のこと…」
「は?」
「いっ、いや!何でも無ぇよ!」
はははと誤魔化し笑いをするコジロー。二人は同時に「怪しい」と思った。
と、その時、あたふたと立ち去ろうとするコジローのポケットから、ひらりと一枚の紙が舞い落ちる。
その紙を拾うユージ。
「先生、何か落ちまし………」
言いかけた言葉が止まった。隣でそれを見るタマキも、固まっている。
と、呼び止められたコジローが、心底慌てふためいた様子で、
「うわああああああ!!」
と叫びながらその紙を引ったくった。
しかし最早、その紙になにか書かれていること、なにが書かれていることを、二人は知ってしまった。
527彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 21:22:25 ID:ngMuvEtg
紙には、こうあった。

『先生、この前はどうも!いや〜、まさか先生があんなに上手いとは思ってなかったですよ!あたしも久々に大満足です。もちろん性的な意味で。

また今度しましょうね。今度はあたしも頑張りますから!!

PS.そういえば○□公園の近くの林には、山菜とかあるんすよ。食料に困ったら採ってみたらどうですか?(笑)

あなたのキリノよりv』


「……そう言えばキリノ先輩が相手の人教えてくれないって、サヤ先輩が……」
「先生と生徒じゃ言えないよね………」
「ちちちがああああう!」
コジローがカクカクと妙な動きをしつつ、必死に否定した。
「どこにもヤったなんて書いてないだろ!」
「あれ今、俺たち、二人が性的な関係を持ってるって言いませんでしたけど」
「しまった―――――ッ!!」
大袈裟に頭を抱えて叫ぶコジロー。確かに叫びたくもなるかもしれない。
彼らの方がよっぽど不純異性交遊だ。さっき言っていた事はこれだったのか。
「でも先生………駄目な大人だとは思ってましたけど、生徒に手を出すなんて、そこまで駄目とは………」
ユージがそう言ってヒいている隣で、タマキも少しヒいているようで、汗をかいていた。
コジローが頭を抱えつつ、
「アイツの方からその………来たんだよ!ユージだって男なんだから解るだろ!?押さえきれないっつー………っていうか何だ駄目な大人って!お前俺のことそんな風に思ってたのか!?」
コジローが叫んだ。
実は最初の賭けの話を聞いた時点で決めてました、とは流石に言えずに、ユージは、コジローの手に持たれたビニール袋を見る。
「じゃ、それ山菜ですか?」
「本当に採っちゃったんだ………」
「タマまでヒかないでくれ!今月やばいんだよ!」
「いや別にヒいて………ません…けど……」
「(確実にヒいてる!)と、とにかく、頼むこのことは………」
ぱんっと両手を合わせて、拝むように懇願する部活の顧問。
二人は顔を見合わせて、ちょっと噴出しそうになるのを堪えた。
「まあ言いませんけど」
「言いません。キリノ先輩も隠したいようだったし」
「助かる!恩に切る!!…礼としてこの山菜を」
「いりません」
差し出された山菜をびしっと断り、ユージはふうと溜息をつく。
しかし随分と長い間していたらしく、夕闇は夜の闇に変わりつつあった。
「そろそろ帰ろうか、タマちゃん」
「そうだね。――――あ、先生、…その、あたしたちの事も……」
「ああ、言わねーよ。ていうか付き合ってたことに驚きだ。気ィつけて帰れな」
背中を向けて手を振るコジローを見送ってから、二人はまた顔を見合わせる。
ユージが苦笑して、
「何か途中で終わっちゃったね」
「うん。………でも」
タマキが顔を赤らめ、自らの唇に触れる。
「………気持ちよかった……かな………」
「………ん、俺も」
「………ね、ユージくん」
「なに?」
「今度、また、しようね」
タマキが微笑んで、そう言った。
ユージはまたもや、うっかり理性を失いそうになった。
(あー、先生の言った通りだな。…だらしないな、俺も)
しかし、反面教師の顔を思い浮かべて、ぐっと堪えて彼女に笑顔を向ける。
「うん、また」
528彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 21:23:41 ID:ngMuvEtg
それから、数日後。


相変わらず室江高校剣道部の女子更衣室は賑やかだった。
鼻歌を歌いながら着替えるキリノに、サヤがじとっとした目で見る。
「ねーキリノぉ、教えてよ、初めての人!気になるんだよー!」
「だーめ!……じゃ、サヤに彼氏が出来たら教えてあげよっか?」
「えー!?あたしにィ?」
「あんたなら割と早く出来そうですけどね、巨乳だし」
ミヤコが自分のと比べて、はんっと鼻で笑いながら言い捨てる。
サヤはうう、と唸った。
「そんな身体目的の彼氏いらないし……」
「がんば、サヤ!」
キリノがエールを送ったその時、更衣室の扉ががちゃりと開いた。
「遅れました」
「あ、タマちゃんだー」
「タマちゃん最近遅いけど、掃除当番?」
「うん」
ミヤコの問いに頷いてから、タマキはロッカーを開ける。
そこではた、と、ミヤコは、彼女の変化に気がついた。
首筋になにやら、赤い痣がついているのだ。制服のボタンを外しているせいか、それが露出している。
「…タマちゃん」
「なに?宮崎さん」
「したの?」
タマキの手から、ぼろっと胴衣が落ちた。
解り易く顔を真っ赤にして、タマキは動揺する。
「なっ、何を!?」
「エッチ」
「し、してないです!まだ!」
「でもキスマークあるよ?バンソーコあげるから隠しておきな」
「ええっキスマーク!!?」
サヤが飛び出してきて、タマキの首の付け根辺りをまじまじと見る。
なるほどそこには確かに、小さな赤い痣がぽつりと出来ていた。
「うわぁ本当だ!じゃ、ヤっちゃったの!?」
「ヤってません!…その、キスだけです、まだ」
かわいそうに耳まで真っ赤に染めて、タマキは慌ててその印を隠した。
これはあのキスから数日後、「色々やってみよう」というお互いの合意のもと、つけてもらったキスマークだった。
529彼と彼女の恋愛白書:2007/05/28(月) 21:24:34 ID:ngMuvEtg
と、キリノが着替え終わって、タマキの頭を撫でに来た。
なでなでと小さい頭を撫でて、キリノは笑う。
「や〜、順調みたいだね、タマちゃん」
「は、はあ………」
(キリノ先輩は先生と………)
最後までやっちゃってるんだ、と、あの日から彼女を見るたびに思ってしまう。
でも、好きな人を明かせない事は、結構辛いのではないかとも、考えてしまうのだ。
ふと、キリノと目が合う。
するとキリノは、タマキの耳元に顔を近づけた。
「ひ・み・つ、だからね、タマちゃん。そのうちあたしも、サヤとかにも言うつもりだけど」
「え?」
突然の耳打ち。見るとキリノは、口に人差し指を当てて、「しー」と言っていた。
そのうち言うんですか、と言おうとして、やめる。
(……大人だなぁ、キリノ先輩)
そんな言葉が不意に浮かんできて、タマキもつられて「しー」とやった。
よしよしとまた頭を撫でて、キリノはサヤの方を見る。
「サヤ、着替え終わった?あたし行くよー」
「あ、待ってよキリノ!」
「タマちゃん、あたしたち先に出てるね」
「はい」
ぱたん、と扉が閉められる。
誰もいなくなって、タマキは、小さなポーチに入れたコンドームを取り出した。
――――自分のために、相手のために。
キリノの言葉が思い出されて、
(今ならちょっと、解る気がする)
タマキは笑って、それを握り締めた。

室江高校剣道部には、三組のカップルがいる。
その内の二組は、経験済み。
そしてその中の一組は、秘密のカップル。

もう一つのカップルが経験に至るまで、まだまだ時間がかかりそうだ。


終わり
530502:2007/05/28(月) 21:27:28 ID:ngMuvEtg
とりあえずこれで終わりです、読んでくれてありがとうございました
色々とツッコミ所があっても見逃してください

あと重要なことを言うのを忘れてた、これ書き始めたのは5巻発売前だったので、
東は登場しませんでした、あしからず
531名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 06:05:32 ID:ikzdAXhA
久々のユージ×タマktkr!!!初々しいなぁ!甘いなぁ!
532名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 07:29:08 ID:9KRdo+At
甘甘GJ!!
533名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 19:58:46 ID:A0enWpAm
青い春だな GJ
534名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 19:42:07 ID:PCNxk+0L
>>530
gj
535名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 21:49:02 ID:FQqYRdDJ
保守
536名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:11:53 ID:SbCWNSqj
む・・・
537名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 23:04:33 ID:3teucJKL
芽衣で一本書こうと思ったが原作に相手役がいないから
(林先生はキャラや年齢に無理がありすぎる)奴を引っ張り出してきた。

とりあえず冒頭だけ投下しときます。
538おいしいケーキと苦い恋1:2007/06/10(日) 23:07:09 ID:3teucJKL
どれだけ前日の部活で疲れていても、
土曜日の朝は絶対に早く目を覚ます自信があった。
隣町のケーキ屋「メイプル」で一日に30個限定でしか作られない
特製ショートケーキを買うためなら、
筋肉痛の体で10キロ自転車をこぐことも
開店1時間前から行列に並ぶことも全然苦にはならない。
それだけメイプルの特製ショートケーキは、反則的においしいかった。

(でも……今日は、並ぶ人がいきなり増えたような……)
最前列にいる金髪の不良の人と目が会いそうになって顔を背け、
こそこそと行列の最後尾に並ぶ。
あの不良の人は常連さんで何度か顔を見たことがあるが、
彼以外で列の先端にいる人はほとんど知らない人ばかりだった。
口コミで有名になってきているのだろうか?
だとしたら朝起きる時間をもっと早くしなくちゃいけないかな。
ため息を吐いていると5人ほど先に並んでいた
見知った顔の女性が話しかけてきた。

「小川さん、危なかったですね〜。ちょうどあなたの場所が30人目ですよ」
「あ、安藤さん、おはようございます」
眠たそうな目を擦る彼女の名前は安藤優梨。
まだこのお店の行列がこんなに長くなかった時に知り合った、剣道の先輩だ。
539おいしいケーキと苦い恋1:2007/06/10(日) 23:10:46 ID:3teucJKL
その日は今日のように午後から部活があって、
ケーキを買った後家に帰って着替える暇がなかったので
制服で竹刀を持ったまま行列に並んでいたら、
安藤さんに声をかけられた。
高校と学年は違っても同じ部活をしていてケーキ好き
(正確には安藤さんはスイーツ全般が好きらしい)
という共通点のおかげですぐに意気投合し、
今では週に何度かメールをやり取りするぐらいに親しくなっていた。

「どうも全国ネットのテレビ番組でここのことが紹介されたみたいで、
今日は特に行列が長くなったみたいです。危なかったですね〜」
あたしの後ろに店員さんが『本日特製ショートケーキ売り切れ』
と書かれた立て札を置くのを眺めながら、
ちょっぴり顔を斜めにした安藤さんが欠伸をした。

オレンジのノースリーブセーターの端から伸びた二の腕や
若草色のプリーツスカートの下から除く白く細い足には
スポーツをする人らしく均整の取れた筋肉がついていて、
露出は抑えられているのにすごく健康的でどこか大人びた色っぽさを
かもし出している。

そんな安藤さんが成明の制服を見てますます首を斜めにかしげる。
「おや、今日も午後から部活ですか?」
「ええ、多分走り込みをさせられるかと」
「へー、それはご苦労様ですね〜。
ここへの往復だけで結構な運動でしょうに」
「でも、その分運動後ケーキをおいしく食べれるんです」
「ふふふ……」
にか〜〜と、彼女が笑った。大きな目と端正な顔で笑いかけられると、
同性なのに思わずどきりとしてしまう。
540おいしいケーキと苦い恋3:2007/06/10(日) 23:14:43 ID:3teucJKL
「あの……何かおかしなこと言いました?」
「いえいえ……ただ、少し前まで小川さんが部活のことを喋る時は
いつも愚痴か悩み事ばかりだったので……
随分楽しそうに部活のことを話すようになったなあと」
「ああ、……確かにそうでしたね」
部活は苦行以外の何物でもなかった。
あの時彼女と出会うまでは。

「今も、好きかどうかはわかりませんけど。
でも、部活をするうえでの目標ができたんです」
「それはそれは。いいことだと思いますよ」

それからは部活の先輩のことや、好きな音楽のことや、
学校で起きた面白いことなど他愛のない話をして時間をつぶした。
いつものように楽しい時間が過ぎ、
いつものようにおいしいケーキを買えるはずだった。
あの時事件が起きなければ。

「それでそのなくなったメガネがどこにあったかというと……
なんだか前がうるさいですね〜」
おしゃべりをやめ前を見ると、列の最前列で
あの不良の人とどこからか現れた中年の女の人が何か言い争いをしていた。

「……どこに目をつけてるの?」
「……だから、こんなものゴミと間違えるだろ?」
10メートル以上離れた場所まで聞こえる争い合う声は、
二人の興奮に比例してだんだんと大きくなっていった。

「朝っぱらから元気ですね〜。うざいぐらいに」
「安藤さん、聞こえちゃいますよ!」
慌てて安藤さんの口を閉じさせようとした瞬間、
いきなり不良の人がこちらを指差した。
「あ、あの、ごめんなさい」
その剣幕に気圧されて何が起きているのかも分からず小さな声で謝ったが、
彼は大声で女の人にまくしたてた。
「あの子がかわいそうだろうが!」

それが、彼――清村さんと始めて言葉を交わした瞬間だった。
541名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 23:16:20 ID:3teucJKL
困った時のとりごや高校。
しかしエロに入るまで長くなりそうです。気長に待ってください。
542名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 12:46:09 ID:Bnuvn+WG
期待してるぜ
543名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 22:21:36 ID:BrsPAuyr
今月のコモレビも可愛かった


月2本+バンブー2本かいてるんだから休載しても誰も文句はないよ!
544名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 18:16:09 ID:ye6gJVta
いや文句はないんだが不安があるんだよな。
ドラクエとか月天とかの例があるし
545名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 18:26:05 ID:ntKE9oYg
そのための読者の励ましやら期待だ
おたより出しまくれ
546名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 01:27:37 ID:POCCtPeD
アクア達が死んでませんように…
ミカアク派として祈らずにはおれん…
547名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 16:18:17 ID:GQnKjFtX
アクア?オレの隣で寝てるよ
548名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 21:04:52 ID:8L5C11hp
ミカゼとその兄妹が7人の魔法使い・・・・

ミカゼの妹・・・ ミカゼの…子…?

アクアと…ミカゼの…?
549名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 06:03:38 ID:KkWDRuDO
ユージ×タマ



タマ×ユージ

か、それが問題だ
550名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 15:45:27 ID:IBBq0Vx4
人によるな。

ユージ×タマ
小西との試合終了後、
家まで送って行くと見せかけて人気の無い場所に連れ込み
「タマキ」と呼び捨てにし怒涛の如く尻を叩きながら怒り
タマが完全にM化したところでそのまま…
タマ×ユージ
タマがユージを家に誘い、
ユージを風呂に入れた上で自分も乱入。
積極的にユージのモノに触りながら終始自分のペースで…




人の性癖についてのツッコミは無しで。
551名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 20:02:35 ID:HCYmVZ8F
僕的にはユージ×東もいいなぁとか思ってるんですが。
竹刀で語り合った仲だし。
552名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 00:53:00 ID:qi153RUr
>>551
問題ない。
書けるのなら是非書きたまえ
553名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 22:31:52 ID:Wofcu5so
保守
554おいしいケーキと苦い恋4:2007/06/25(月) 23:17:29 ID:+nO5aN0r
「そんなこと言われてもあの子が並ぶより先に
私がここに荷物を置くのが早かったんだから
あの子がケーキを買えなくなるのは当たり前でしょう」
「だからさあ、めちゃくちゃだろう。荷物置いてたって
こんなビニール袋ひとつ置いてただけじゃ誰も気づかねーっての」
不良の人が指差すアスファルトの上を見ると、
拳骨サイズのコンビニ袋がちょこんと置いてあった。
ぱっと見ゴミだと思ってもおかしくない大きさだ。

「どうやらあのおばさん、開店まで列に並ぶのがめんどくさくて
袋ひとつおいてどっかに行ってたみたいですね。非常識な」
安藤さんがやれやれとため息を吐く。
「だいたいなあ、一度トイレに行くぐらいならすぐ戻ってこれるだろ?
俺が見てた限りあんたは2時間近く列に並んでなくて、
それでいまさら列に堂々と割り込もうなんざちょっと常識がなさすぎだろう」
女の人は不良のお兄さんを馬鹿にするような目で見上げる。
「あなたのようにふざけた髪の色をした学生に常識をどうこう言われたくはないわ」
「な……俺の髪の色はかんけーねーだろ!」
不良のお兄さんの顔色が見る見る真っ赤になる。
しかし女性は全然ひるまず、大きな鼻の穴をふんと鳴らした。

「大体あの後ろの女の子も……なんだかねぇ、こんな朝早くから学生服で
ケーキなんか買いに来て。学校に行く前からこんなとこで油売ってるなんて
どうせろくでもない学校のろくでもない子なんでしょ。
全くうちのレイミちゃんの爪の垢でも飲ませてあげたいわ」
555おいしいケーキと苦い恋5:2007/06/25(月) 23:31:54 ID:+nO5aN0r

(なに言い争ってるんだろう)
(なんかあの女の子が悪いみたいだ)
(いや、あのおばさんが無茶言ってるだけだろ)
(どっちでもいいよ)
(もう開店時間過ぎてるぞ)
(店員も困惑してるな。さっきおばさんが店員に「整理券配らない店も悪い」って文句言ってたぞ)
(早くどっちか折れろよ)
といったうんざりするような口調のヒソヒソ声とともに、
列に並んでいた人たちの視線が私に集まるのを感じた。

同時に、私の顔の温度が上がる。
「なんだか、むかつきますねー。……小川さん?」
私のせいで、皆がケーキを買えない。
「あの、安藤さん。私、帰ります」
「小川さんは、悪くないですよ?」
でも。
私がいなくなれば、この騒動も落ち着く。

私は、力なく笑う。
「あの、学校に持っていくもの忘れましたから。
だから、帰らないと」
まるで言い訳するように喋ると、私は振り向いて駐輪場へ向かって駆け出した。
背後から聞こえる不良のお兄さんの叫び声を振り切るようにして。
556おいしいケーキと苦い恋6:2007/06/25(月) 23:33:18 ID:+nO5aN0r

私はいつだって言いたいことが言えずしたいことができない子だった。
「運動部になんか入りたくない」と言えず流されるまま剣道部に入り、
友達に嫌われたくないから厳しい剣道部を辞められず、
そしてその友達に裏切られた時も何も言い返すことができなかった。

――少しでも剣道を続ければ、私は変わることができるかもしれない――

室江高校との練習試合でタマさんに会って、
少しでも彼女に近づきたくて厳しい練習を続けてきて。
あんなふうに強くなれなくても、何も言えなくて何もできない私より、
少しでも強くかっこよくなれるかもって思った。

(でも、結局私は――)
何も変わっていない。
何も変われない。

自転車のぺダルがいつもより重い。
ろくに汗をかいていないのに口の中がしょっぱい。
いつもなら一息で駆け上がれる傾斜20度の坂道がまるで壁のようだ。

坂の途中でふらふらとアスファルトへ足をつけた瞬間、大きな手が私の腕を掴んだ。
びっくりして振り向いた私の目の前にいたのは、さっきの不良のお兄さんだった。
顔がさらに真っ赤になって全身汗だくで、私の物よりふた周りは大きい自転車にまたがって、
彼はぎろりとこちらを睨んだ。

「へー、ふへぇー、よ、ようやく捕まえ、ぐふぇっ、ぐへっ」
咳き込みながら何事か喋っている。よく聞き取れないけど。
どうやらかなりの全力疾走で自転車をこいできたみたいだ。
「あ……あの…………」
わけがわからなくて言葉の出てこない私の腕を掴んだまま、
彼は私に自転車を降りるよう促した。
557おいしいケーキと苦い恋7:2007/06/25(月) 23:35:25 ID:+nO5aN0r

そのまま私は彼に半ば強引に引っ張られて、近くの公園のベンチに腰を下ろしていた。
30センチも背の高いよく知らない男の人に連れて行かれて
悲鳴ひとつ上げなかったのは、今思えば自分でもかなり危なっかしいことだと思う。
でも、昼の明るい時間と「メイプル」での彼の行動が、
私の中の彼に対する恐怖心を少なからず鈍らせていたのかもしれない。
それとも彼は私に理由ない暴力を振るう人ではないと、
あの時本能で悟っていたのだろうか。

「ほら、これ」
お兄さんの差し出したケーキの箱に、私は目を丸くする。
「あの……」
「食えよ」
箱をがさがさ開けながら、どこから取り出したのか
ナイフとフォークを差し出しながらお兄さんは続ける。
「え、そんな、そんなの貰えません!」
「駄目だ。むしろ食わなきゃいけないんだよ」
「え……?」

「あのなあ、この特性ショートケーキはなぁ、
ちゃんと価値のわかる人間か、
それなりに対価を払った人間が食わなきゃ駄目なんだよ。
一流ホテル御用達メーカーの超高級クリーム。
フランスの本場レストランで修行したパティシエが作った最高のスポンジ。
有機栽培で一つ一つ丹念に作られたイチゴ」
なんか説明しているお兄さんの目がきらきらと輝いてきた。
よっぽど好きなんだな、特性ショートケーキ。
558おいしいケーキと苦い恋8:2007/06/25(月) 23:37:00 ID:+nO5aN0r

「とにかくだ、そーいうもんはちゃんと甘い物好きで
毎週買いに来る人間こそが食うべきだ。食えるべきなんだ。
それをあのばばぁテレビ見て来たんだろーが
とにかくいちゃもんつけて俺の髪を馬鹿にしたり
おとなしい子供をろくでもないとか言ったりふがあああぁぁぁぁ」
「あ、あの、落ち着いて、ふむぅ」
いきなり口の中にケーキの切れ端を突っ込まれて、私は目を丸くした。

だけどそれは一瞬で、私の口内に広がる甘美で芳醇なケーキの味に、
今までの態度を翻し私はゆっくりとそれを咀嚼する。
ああ、美味しい――――。
「な、うまいだろ」
私の口の中にフォークとケーキを突っ込みながら、お兄さんが笑いかける。
この味には、逆らえない。逆らいようがない。
それだけメイプルの特製ショートケーキは、反則的においしいかった。

「だから、遠慮すんなよ」
でも今日の特製ショートケーキは、いつものより
もっともっと美味しい気がするのは、私の気のせいだろうか?
「中学生は高校生の言うことを聞いとくもん」
思わず私は口の中のショートケーキを噴きだしてお兄さんのせりふを止めてしまった。

「……っ、あの、よく間違われますけど、私は高校生で……」
目の前で私の噴きだしたケーキまみれになったお兄さんの顔を見て、
私の頭はお兄さんの顔より真っ白になった。
559名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:39:01 ID:+nO5aN0r
というわけで「出会い編」終了。
エロに入るまではまだまだ長いので長い目で見守ってやってください。
560名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:42:47 ID:+nO5aN0r
というわけで「出会い編」終了。
エロに入るまではまだまだかかるので長い目で見守ってやってください。
561名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 02:23:36 ID:xJ/8wtmq
うわー案外いい感じだなぁこの2人…作者が同じとは言え
違和感なく絡ませる手腕はGJ!!
これは今後も期待せざるを得ない
562名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 12:56:39 ID:LWQjCqc6

清村いい奴だよ清村
563名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 01:50:27 ID:qVKAcIB+
清村にうっかり惚れそうになった
564おいしいケーキと苦い恋9:2007/07/01(日) 09:25:52 ID:J3BQpBWH

空は鈍色の雲が覆い何もしていなくても汗が滲むほど湿度が高い土曜の朝、
今までよりも2時間は早く起床してメイプルを目指す。
『開店準備中』の立て札の前には、いつものように彼が立っていた。

「おはようございます、清村さん」
「よお、今日も早いな」
手提げかばんを持っていないほうの手をあげて彼が私に挨拶する。
「清村さんこそ……私より遠いのに、来るの早すぎです」
「甘いもの好きにとってははずせねーんだよこの店は」
と言って今にも涎を垂らしそうな顔で清村さんは遠くを見るような目をした。
多分今この人の頭の中には特性ショートケーキのことでいっぱいなんだろう。

「それにしても、並ぶ人の数が減ってきましたね」
「ま、テレビで紹介されたから来たってだけのにわかファンが多かったってことだよな。
とりあえずあのババアが来なくなっただけでも良かったぜ」
「あの時は……本当に、ありがとうございました」
「別に礼言われるほどのことじゃねーよ」
「そんなことはありません」
鼻をポリポリと掻きながらなんでもないことのように彼は言う。
でも、私にはとても真似出来ない。

自分自身のことですらやりたいことが満足にできないんだから、
困っている人のために何かするようなことなんて私には絶対に無理だろう。
だけどこの人は、当たり前のようにそれができる。
それがとても、私には眩しかった。

「私はお礼をしたいんです。何か清村さんにしてあげたいんです」
「いーよ別に」
「でも、このままだと」
「それにお返しならしてもらったし」
「え?」
「ほら、あの時公園で一緒にケーキ食っただろ。あれで帳消し」
「あの時、公園で……?」
565おいしいケーキと苦い恋9:2007/07/01(日) 09:26:51 ID:J3BQpBWH

私の中での公園での記憶は、私のために清村さんがケーキを分けてくれたり、
そんな清村さんにケーキを吹きかけたり、それでも彼が笑って許してくれた事とかしかなくて、
私がこの人にしてあげたことなんて何一つないのに。

「あの、私は何もお礼をしてないと思うんですけど……」
「一緒にケーキ食っただろ」
「ええ、でもそれは清村さんが自分の物を分けてくれた物で、
ぜんぜん私のお礼になってないですよ?」
「でも、一人で食うより何倍も美味かった。食事ってそんなもんだろ?
どんなに美味いモンでも、一緒に食うやつが嫌いなヤツならちっとも美味くない。
もしどんな美味いモンでも、あのババアといっしょならろくに味がしねーだろーな」
言いながら清村さんは少し険しい顔になる。
あのおばさんと食事するところを連想したのかもしれない。

「でもよお、一緒に食うのが気心の知れた奴や同好の士なら真逆で、
なんでもない料理でも美味しく感じることもあるし、
美味しい物ならもっと美味く感じるってモンだろ」
「同好の士、ですか」
「ああ、俺みたいな甘い物好きからみても、いい食べっぷりだったぜ。
まじで幸せそうに食うから、見てる俺も嬉しくなっちまったなー」
「……確かに、あの日のケーキは私も美味しくいただきました」

「なるほど、精神状態は味覚や消化に十分影響を与えますからねー、ふふふ」
と、突然私の背後から女性の声がした。

「あ、安藤さん。おはようございます」
「お、あんたはいつも通りの時間に到着だな」
気がつけば、私たちの後ろにはすでに10人近くの列ができていた。
「ええ、あたしは誰かと違って別に早く起きる理由もありませんから」
そう言って安藤さんは私の体を上から下まで舐めるように眺める。
「じゃ、列の最後尾に行くんで、お二人ともごゆっくり……」
なんだか意味ありげな笑みを浮かべ、彼女はくるりと反転して行列の後ろに加わる。
566おいしいケーキと苦い恋11:2007/07/01(日) 09:28:01 ID:J3BQpBWH

「……なんだありゃ。変な奴だな」
「安藤さんは、ちょっと掴み所のない人ですけど、いい人ですよ」
「ふーん……」
「あ、すいません、メールです……って、あれ?」
送り主は安藤さんだった。
すぐ近くにいる彼女を見つつ不思議に思いながらも内容に目を通す。
『さっきの話ですけど、確かに料理は一緒に食べる人によって変わりますよね。
親しい人はもちろん、“好きな人”、とか』

「なっ……」
「ん?どうしたんだ?」
思わず声を上げた私を怪訝そうな顔で清村さんが一瞥する。
「あ、いえ、なんでもありません!」
「そう」
清村さんはそれだけ言うと自分の携帯に視線と注意を戻す。

『どういうことですか?別に清村さんは私のことを
自分と同じ甘味好きとしか思ってないんですよ』
私は汗をかきながら安藤さんにメールを返す。
『いえいえ、清村さんではなくあなたですよ、好意を抱いているのは』
『そんなことはないと思います』
目と鼻の先にいる安藤さんは「ブラック出歯亀マニュアル」と書かれた本を読みながら、
器用に片手で携帯を操り質問を投げかけてくる。
『今日部活はあるんですか?』
『ありますけどそれが何か関係あるんですか』

10メートル離れた場所で、安藤さんがニヤ〜と笑った。
『じゃあ何で私服なんですか?今まで部活がある時は着替えるのが面倒で制服のまま来てたのに』
メールを打とうする私の指が止まる。
そんな私をあざ笑うように、指先に液体が落下した。
「雨か。天気予報どおりだな」
後ろで清村さんの声と折り畳み傘を開く音が聞こえる。
567おいしいケーキと苦い恋12:2007/07/01(日) 09:29:29 ID:J3BQpBWH

その後、列の人達が傘を開く音が連続で聞こえた。
しかし行列の中で私だけはその音を発生させることができない。
なぜなら私は傘を持っていなかったから。
『あらあら、傘を忘れたんですか?朝からずーと降り出しそうな曇り空だったと言うのに。
他の人も全員傘を持ってきてるのに。よっぽど慌ててたんですね。
でもしょうがないですよね。早く来ないと朝一で来る清村さんの後ろに並べませんし』

「あれ、傘忘れたのか」
『でもよかったですね、おかげで』
「入れよ」
『相合傘ができますよ』

「濡れちまうぞ」
清村さんの手が私の肩を掴んで引き寄せる瞬間、
「ひゃあっ」
私は叫び声を上げてしまった。

「……悪りぃ、いきなり女の子の肩なんか掴んだら、そりゃびびるわな」
頭をポリポリかきながら清村さんが体を離す。
「あ、違うんです」
安藤さんのメールのせいで、清村さんを意識して顔が見れない。
「その、蒸し暑い中長い距離自転車をこいだから、
私の体が汗臭いんじゃないかな、と思って」
携帯を畳みながら私は焦って言い訳をする。
まあ半分は本音なんだけど。

「あー、そっか。でもそんな匂わないぞ」
「でも、その」
「それにまあ、嫌いな汗じゃない」
そう言って清村さんは私の首筋を指でなぞって汗を絡めとる。
「な、何を」
触れられた箇所がかーっと熱くなった。
今度は声こそ我慢できたけど、顔が赤くなるのはどうにもならない。
568おいしいケーキと苦い恋13:2007/07/01(日) 09:32:27 ID:J3BQpBWH

清村さんは私の汗を指先で広げる。
「粘ついてないな。なんつーか、スポーツマンの汗だ」
「スポーツマンの……汗?」
「そう。運動してる人間の汗は、してない人間に比べてあんまべたつかないんだよ。
こーいう汗は嫌いじゃない。匂いも感触も」

「でも……」
清村さんは苦笑する。
「それともあれか、実は俺が匂うとか」
「そ……そんなことないです!」
つい私は大声を出し、背後の人達が視線を向ける気配を感じた。
顔を真っ赤にしながら私は下を向く。
「その、清村さんは悪くないです」
「そっか、じゃあ」

清村さんは笑いながら私の体を引き寄せる。
「入れよ。年上の言う事は聞くもんだぜ」
腕と腕が直に触れ合う。
汗と汗が溶け合い混じり合う。
ああ、本当だ。
サッカーをしている清村さんの汗はべたついてなくて、全然不快じゃない。
むしろ、なんだかどきどきする。

「あの、清村さん……」
そうか。だから私は朝早く起きるようになったんだ。
「……ケーキを買ったら、その後……」
午後から部活があるのに私服で来たんだ。
「今日も、二人で一緒にケーキを食べませんか?」
二人で食べたケーキがあんなに美味しかったんだ。
「いいね、それ。あそこの公園なら東屋あったし、雨もしのげるだろう」
密着していたため耳元で響く清村さんの声は、
特製ショートケーキより甘くて体中から力が抜ける。
今日食べるケーキは今まで食べたケーキよりもっと甘く美味しくなっているはずだ。
私は心の中でそう思った。
569名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 09:37:44 ID:J3BQpBWH
というわけで「認識編」終了。
絡みがないどころか別作品のキャラ同士で純愛させると長くなる長くなる。
というわけでSS書きたい人は俺のSSが完結するまで待つなんてことはせず
どんどん投下してください。
570名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 11:07:23 ID:XzF3Nflj
甘甘GJ!
571名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 11:33:29 ID:Rz6EZdVX
タマ×メイとか見てみたいな。
メイはタマちゃんに憧れているし、
それがいつしか恋愛感情にまで発展して(ry


バンブーは百合カプしか思いつかない俺
572名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 18:03:11 ID:cRafqRh+
ふたなりレイミ×ミヤを投下しません
573名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:59:24 ID:rko/EbWt
おいしいケーキと苦い恋の人GJ!!
清村は杉小路に振り回されてるとこばっか目立つが根は良い奴なんだよな…
無自覚に私服でオシャレして来てる芽衣可愛いよ
574名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 23:46:46 ID:oFsB+KkZ
本編ではユージ×タマかコジロー×タマか悩むが
キリノがいるから個人的にユージ×タマを応援したい
575名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 23:59:56 ID:KYghl4be
保守
576名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 09:24:49 ID:8Jv1ZEdt
アニメ化して人気が出ればここも少しは賑わうよ
577名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 18:35:36 ID:EQD/aDRi
ねこ(CV:若本規夫)
578名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:37:54 ID:XTJFg+mt
保守
579名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:58:17 ID:dfs+SitL
お前らバンブーがアニメ化だぞ
カラーでテレビでサヤのおっぱいが(ry
580名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 23:04:19 ID:2WZ6JXJD
キリノのおっぱいが皆無なんだが
581名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 23:08:22 ID:vyeiJg13
等身に合わせて小型化してるんじゃない?
582名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 00:49:33 ID:wK0PDMMQ
マテパならリィ×マルチーノ
バンブーなら都を・・・
微妙にリクエストしつつあげ
583名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 02:58:01 ID:l3n9q6m7
メイと清村の続きマダー?
584名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 19:23:33 ID:N56ryVGs
今更なんだけど清村って誰だっけ?
585名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 19:59:42 ID:Ue6xm6Bj
清村くんと杉小路くんよ 全3巻発売中だから買ってらっしゃい
586名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 20:39:23 ID:WmheGDZj
ちょwwwwwwwwww違ぇwwwwwww
587名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 21:47:10 ID:hKo+EfK6
>>585
なぜ2部を進めるんだwwwww
一部から読もうぜwwwww
588名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:23:43 ID:W7k6/mdy
入部した剣道部は、女のコの戦場だった!?
文武両道の新入部員をめぐる、アツくてかわいいちょっぴりHなラブコメディ!

+ゆーじ100%+





スマン、書いてみたかっただけだ
ホントは+えーが100%+にしようと思ってた
589名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:32:50 ID:HWz410UG
迷う部分はそこじゃない
590名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 06:35:08 ID:wBvaEuVR
足を痛めたタマちゃんををおんぶするユージ
「恥ずかしいよ・・・」
と照れるタマちゃんを気にすることなく無事家に到着
ユージの背中の大きさに安心感やよく分からない気持ちにかられるタマちゃんはつい
「上がっていって」
と言ってしまう、すると何を思ったかユージはタマちゃんをお姫様抱っこ
「大切な体なんだから」
もちろん剣道のことだが軽いパニックのタマちゃん
そのままユージの膝に座り腕を首にまわす形で止まる
「もう少しこのままでいさせて・・・」
タマちゃん顔を真っ赤にして精一杯言った言葉だった
591名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 20:54:32 ID:T47cckRC
アニメ化に伴ってエロ同人が多少は出てくるだろうなぁ…フヒヒ
592名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 09:07:44 ID:zJ3JKvCL
上げる
希望シチュを考える限りに
593名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 10:02:43 ID:lFRcuApM
まぁ、定番は
ユジタマ
コジキリ
キリサヤ百合リバ
このへんか。

ミヤ絡みは、ダンは別に望まれてないだろうから
さとりんあたりとのSM入った百合になるんだろうケド

鬼畜も考慮に入れると、外山岩佐を使った陵辱モノとか、レイミのミヤ監禁とか

クロスオーバーモノだと、清杉とかを使った離れ業もあったな
594名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 12:21:43 ID:OdmdoyH9
レイミ×ミヤミヤ
吉河先生×コジロー
595名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 12:23:15 ID:nyOBbTEb
マテパの同人が何故なのか疑問に思ったことはないかい?
596名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 12:32:58 ID:OdmdoyH9
日本語で
597名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 00:11:37 ID:zlAwQD1r
マテパなら

グリン×マルチーノ
ティトォ×リュシカ
ミカゼ×アクア

辺りが定番か
月丸×太陽丸なんかもありかな
598名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 03:20:31 ID:LAQJg7Py
いやいや
太陽丸→月丸→舞響大天
だろここは
599名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 14:27:47 ID:D6Docg1e
同人はいくら出ようとかまわない。

しかし不安もある。
一部のサークルの手によってキャラ(主にサヤ)が
乳の化け物になりかねない事だっ!
600名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 19:30:12 ID:xWF7irUW
俺はそれでも良いと思ってる

…おっぱい星人とか呼ぶなッ!!
601名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 20:10:56 ID:B+hrMFCu
エイケンみたいな乳になってしまえ
602おいしいケーキと苦い恋14:2007/07/28(土) 08:04:30 ID:58zbOECS

「おやおや小川さん、これはこれは」
集合場所の本屋さんの前で携帯を見ていると、
私に気づいた安藤さんがすたすたと近づいてくる。

「こんばんわ、安藤さん」
私の挨拶に反応がない。
見ると彼女は顎に手を当てたまままじまじと私の方を見つめながら、
ゆっくりと私の傍を一周する。
「……あの、これ、似合ってませんか?」
やっぱり、向日葵の柄の浴衣なんて少し子供っぽかったのだろうか。

「いえいえ、とっても似合ってますよ」
少し間を空けてから、にか〜と笑った安藤さんが答えた。
「ま、いきなりコケティッシュ満載な格好で誘惑するのもどうかと思いますし、
最初はこんなもんでしょう、うん」
「そう……ですか……なら、いいんですけど」
「で、誘った主はまだですか?」
「今さっきメールが来ました。もう一人後輩の方を誘ってくるから
少し遅れるって」
603おいしいケーキと苦い恋15:2007/07/28(土) 08:05:15 ID:58zbOECS

清村さんにお茶会(メイプルのケーキを公園で清村さんと食べる集いのことを、
いつからか自然とこう呼ぶようになっていた)で花火に誘われたのはつい昨日。
日曜日は部活もないので、いつも優柔不断な私は珍しく即座にはいと答えていた。

「しかし、4人で花火大会ですか……これが意味するところは何なんでしょうね」
「意味するところ?」
私が首をかしげると安藤さんは考え込むように俯いた。
「二つの事態が考えられます。ひとつは、いきなり小川さんだけ誘ったら警戒されるから
あたしともう一人を誘った。もう一つは、単に人数が多ければ賑やかでいいと考えているのか。
このどちらかで、小川さんは出方をかなり変えなければいけなくなりますよ」

「私の……でかた?」
「ええ、もちろん。この滅多にないチャンスに指をくわえているつもりじゃないでしょう?
学校も違うし学年も違う。一週間のうち合える時間も限られてる。
そんな間柄なんて、何もしないでいたらそのまんまお別れですよ。
と、噂をしていれば清村さんの登場ですね」
安藤さんの視線を追うと、そこには楕円形の頭をした坊主の男の人と
肩から鞄を下げた清村さんがこちらへ向かってくるのが見えた。
604おいしいケーキと苦い恋16:2007/07/28(土) 08:06:13 ID:58zbOECS

「よ、二人とも早いな。こいつは俺の部活の後輩の安井」
楕円形の頭の人がぺこりと頭を下げる。
「うっす、とりごや高校1年の安井です。清村さんがいつもお世話になってます」
「で、こっちが小川さんと安藤さんだ」
「初めまして、あの、成明高校1年の小川です」
「どうも、町戸高校2年の安藤です」
「じゃ、メンバーもそろった所で早速出店巡りに行きますか。
ちゃんと先輩らしくオゴって下さいね」

気軽そうに清村さんの肩をぽんぽん叩く安井さんの頭に
清村さんが鬼のような笑顔でアイアンクローを極める。
「何でお前が仕切ってんだよ安井?!お前が金なくて
夏休み遊べずバイト漬けだってぼやくから連れて来てやったんだろうが!!」

「これは後者……いえ、もっと悪い第3の事態ですね」
二人のやり取りを見て安藤さんがやれやれとため息を吐きながら私に耳打ちした。
605おいしいケーキと苦い恋17:2007/07/28(土) 08:07:15 ID:58zbOECS

花火が始まるまでまだ間があるので、それまでぶらぶらと露店を回ることになった。
「おお、フランクフルトだフランクフルト。いいなー、食いたいなー」
「はいはい分かった分かった」
清村さんが奢ってあげる。
「ああ、あっちには焼きそばだー」
「全くお前はよく食うな」
清村さんがまた奢ってあげる。

「ああ、りんご飴だーー」
「ハハハ、空気読めよいい加減」
清村さんが顔を引きつらせながらそれでも奢ってあげる。
「自分も空気読めてないでしょうに……小川さんほっといて何後輩と遊んでるんだか」
そんな清村さんを見て安藤さんがボソリと呟く。
「あん?なんか言ったか」
「いえいえなんでもありません」

「あー、あっひはふぁたがひだー」
「だからせめてねだるなら口のものを全部食ってからにしろよ!」
「……とりあえずあいつは邪魔ですねー」
安藤さんの目が妖しく光った。
606おいしいケーキと苦い恋18:2007/07/28(土) 08:09:53 ID:58zbOECS

「あ、あんな所にメイプルで小川さんに絡んだおばさんが!」
「え、マジかよ!」
思わず私と清村さんがそっちを見る。
しかし人ごみの中にそれらしき人物はいない。
と、その時
「うわっ冷たい!」
という悲鳴が背後から上がった。

「あらら、あたしとしたことが土塚スレへ50の倍数個目に投下されるSSに出てくる
ブラックねこに躓いて偶然かき氷を安井君にぶっ掛けてしまいました。失敗失敗」
「安井、大丈夫か?」
「うわーん、この人わざとぶふぇらっぼぉ」
と、安藤さんがバランスを崩した。
すごく演技っぽい不自然さで。

「おおっと、そのまま足を滑らせて射的で取ったブレイドブレイバーの
人形を安井君の口に突っ込んでしまいました。これは大変」
「あの、安井さん大丈夫ですか」
もしかしてこれは、清村さんと私が話しやすくなるよう
安井さんを帰らせようとしているんじゃないだろうか。
だとしてもやりすぎだと思う。

しかし安藤さんはさらに止めの一撃を安井さんに放つ。
「なんてことでしょう、さらに手元が狂って安井君の頭をわた菓子を作る
機械に突っ込ませてしまいました」
「うわああああ、安井が真っ白アフロのプチおしゃれさんに変身したー!!」
607おいしいケーキと苦い恋19:2007/07/28(土) 08:11:07 ID:58zbOECS

とりあえずわた菓子屋さんに謝って、露店の裏に泣き叫ぶ安井さんを座らせる。
「すいません、あたしのドジのせいで安井君を純白アフロから
カキ氷の真っ赤なイチゴシロップが滴るいい男に変態させてしまいました」
「……多分それシロップだけじゃなくて血も混じってるぞ……」
「ここはあたしが責任持って介抱しますので、
せめてお二人だけでも楽しんじゃってください」
やっぱりあれはわざとだったんだ。
だけど安藤さん、いくらなんでもこれはやり過ぎなのでは……。
さすがにこれじゃ清村さんが安井さんを心配して二人きりになれないよ……。
「そっか、じゃ安井のこと頼むわ」
えええええええええぇ。

清村さんはあっさりと安井さんの側から離れていってしまった。
「あ、あの、いいんですか、安井さんの怪我ほっといて」
「あれぐらいの怪我ならうちの部活なら日常茶飯事だからな」
清村さんに追いついて聞いてみると、清村さんはこともなげに言う。
後輩が流血しているのに動じないなんて、
きっと私が想像もつかないような厳しい練習をしているんだろうな。

きっと清村さんと安井さんはついこの間までいやいや部活動をしていた
私には想像もできないメニューをこなしてきたアスリートなのだろう。
「やっぱりサッカーって過酷なスポーツなんですね」
自然と憧れの気持ちが声に出てしまう。
しかしそんな私の声に清村さんは複雑そうな顔をした。
「……ああ、うん、そうだな。ある意味過酷だよ、うちの部活は」
608おいしいケーキと苦い恋20:2007/07/28(土) 08:12:05 ID:58zbOECS

「そんなことより人増えてきたな……人ごみではぐれそうだ」
そういうと清村さんが私の手を握ってきた。
思わず私の体が固まりそうになる。
だけど、そうなったら相合傘の時のように清村さんに
嫌がっていると誤解されてしまうかもしれない。
だから私は努めて普通の振りをした。

「小学校のころまではここの町に住んでてよ、
ここら辺の裏から雑木林の中には入れたはずなんだけどな……
あ、あのお稲荷さんだ!
ほら、ここから行けるんだよ。で、見晴らしのいい所へ行けるんだ」
しかし木々の中に足を踏み入れた私達は驚愕する。
「あの、清村さん……」
その薄暗い通り道は、カップルで溢れていた。
しかもそのカップルたちは、お互いに密着したり、唇を重ね合わせたりしていて。

「……なんか、場違いなとこに入った気が……」
「あ、あの、早く目的の場所に行きましょう!」
視界の端に浴衣を肌蹴させた女性がいたような気がして、
私達は耳まで赤くしながら必死になって細い林道を駆けた。
609おいしいケーキと苦い恋20:2007/07/28(土) 08:13:37 ID:58zbOECS

林を抜けて私の視界が開けるのと最初の花火が上がるのは同時だった。
「おお、何とか間に合ったな」
安堵のため息を吐きながら、清村さんが鞄からブルーシートを出して草むらに敷く。
高台から間近に見る極彩色の花々は、幻想的で美しかった。

「きれい……」
「それに大きいな。こっからだと打ち上げ場所が近いからなー」

それからの花火が終わるまでの1時間30分は、本当にいい時間だった。
だけどなぜだろう。
そんな美しい花火を見ているうちに、私の心の中に沸々と不安が湧き上がってくる。

――学校も違うし学年も違う。一週間のうち合える時間も限られてる。
そんな間柄なんて、何もしないでいたらそのまんまお別れですよ――

メイプルで清村さんとあと何回会えるんだろう。
清村さんとこんな風に過ごせる時間がどれだけ残されているんだろう。

7色の光に照らされる清村さんの顔を横目で見ながら、
私の心はなぜかどんどん負の感情で締め付けられる。

私達の関係も、この花火のようにいつか儚く消えてしまうのだろうか。
610おいしいケーキと苦い恋22:2007/07/28(土) 08:15:06 ID:58zbOECS

「あー、きれいだったな、花火。こっから見たのは正解だったな。
ちょこっと蚊に食われるのが欠点だけど、俺も虫除けスプレーかけてくりゃ良かった」

「あの……清村さん、その、話したいことがあるんです」
「ん、何?」

傾斜のある高台で、私のほうが清村さんより高いところにいたから、
いつもは清村さんを見上げる私が、彼と同じ目線で向き合う。
曇りのない目で見つめられると、鼓動が体の外に聞こえるじゃないかと思うほど大きくなる。
だけど、目を反らせない、反らしたらいけない。
私が告げる言葉は目を合わせないまま言うようなことじゃないから。

「何、結構重要なこと?」
私の様子がいつもと違うことに気づいたのか、清村さんが戸惑ったように聞いてくる。

でも言えない。
そんなに難しい言葉じゃないのに。
全て舞台は整っているというのに。

と、清村さんが畳んだブルーシートを引きなおそうとする。
「……とりあえずさ、すわったほうがいいんじゃないか?
立ちっぱなしだと足に悪いし。ま、気持ちの整理がつくまでじっくり考えろよ」

こういう時でも、清村さんは優しい。
おばさんに難癖をつけられた時も、メイプルで雨に濡れていた時も、
私がどれだけ迷惑をかけてもこの人は優しくしてくれる。
多分このまま私が何も言葉を発さなければ、一晩中私の側にいる。
この人はそういう人なんだ。
611おいしいケーキと苦い恋23:2007/07/28(土) 08:16:27 ID:58zbOECS

「いいんです、今、言いますから」
ブルーシートを敷こうとする清村さんの手を止めさせて、私は深呼吸する。

「あの、私を清村さんの彼女にしてください!!」
それだけ一気に言うと、私は下を向いて唇を噛む。

「……え、彼女?」
素っ頓狂な声を聞いたとたん、私の中の何かが決壊した。

「あの、ごめんなさい、お断りの返事はメールでいいですから!」

驚くのも無理はない。
こんな幼児体型で、凹凸がなくて、中学生と間違われるような
色気のない人間に告白されたんだから。
なんだか無性に恥ずかしくなって、私は一刻も早く清村さんの前から
去りたくなって、林の方へ走り出した。

何か後ろから声が聞こえた気がしたけど走った。
林の中であられもない姿の女性とすれ違った気がしたけど走った。
露店の前で安藤さんに呼びかけられた気がしたけど走った。
そしてそのまま駅前の駐輪場まで辿り着くと、半分泣きながら自転車をこぎ始めた。
林の中で見た女性みたいに胸が大きければ、
彼女にしてもらえたかな、なんて馬鹿なことを考えながら。
612おいしいケーキと苦い恋24:2007/07/28(土) 08:18:01 ID:58zbOECS

『お茶会』の公園の前の坂で携帯が震える。

――清村さんからだ――

恐る恐る本文を見ると、そこには

『俺でよかったら、彼女になってください。
こういうのは直接本人の前で言わなきゃいけないけれど、
なるべく早く返事したいからメールでする。悪いな。
さっきはその、突然だったからとっさに答えられずごめん。
ところでさ、考えたら俺下の名前知らな』

と書かれていた。

思わず携帯を落としそうになって、もう一度目を通す。
――俺でよかったら、彼女になってください――
確かに、そこにはそう書いてあった。

思わず嬉しさで叫びそうになったところで、またメールが届く。
今度は安藤さんからだった。

『かわいそうな小川さん。こいつに変なことされて半泣きだったんですね?
とりあえず捕獲しときましたけど止めはまださしていません。
煮るなり焼くなり小川さんの好きなほうでヤっときますから、指示をお願いします』

添付された画像には、携帯を持ったまま後頭部から血を流して
気絶している清村さんの姿が映っている。
今度こそ私は手から携帯を落としてしまった。
613名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 08:21:16 ID:58zbOECS
こうして清村の死によりメイの初恋は終わりました。


嘘です。残念ながら生きてます。
「告白編」は終わりましたがまだまだ続きます。
614名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 15:56:05 ID:Lp1nj0G0
オチがwwwww
615名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 16:51:11 ID:W+D5RKhN
最後爆笑wwwでもグッジョブ。
616名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 23:54:30 ID:8vhu9YTMO
GJ!
617名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 18:06:07 ID:BXQXFctp
今回は清杉的なノリで吹きそうだった
618名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 20:37:12 ID:4L6iyDNB
エロ無いけどこんなラブコメっぽいムードも好きだな俺
619名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 03:00:22 ID:2lWK0q/R
>>551
自分もユージ×東はいいと思うよん
竹刀で語り合った日の夜にそれを思い出して東がドクドクなってたのはつり橋効果の第一段階だって思ってます
620名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 20:56:23 ID:R2eOsKXx
ドロドロの三角関係に発展するんだな
621名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 22:15:30 ID:3YPMf79E
マジGJ
声出して笑って感動した
622名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 22:31:53 ID:56G4Dxsj
清村やばい
めっちゃいい。
安井の登場は驚きだった
杉公路と安藤が清村の邪魔するかと思ったけどありきたりだしね。
まぁこれで清村は漆間の相談も乗れるようになったね。よかった。
GJです。
623名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 19:51:54 ID:f0J1hjaI
>>620
それ書こうと思ったけど、どう考えてもオチがつけられないからやめた
三角関係は難しい
624名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:39:17 ID:BA1mBzJy
東は勝ち目が無いと思い込んですぐに諦めそうだし
タマは恋愛方面では嫉妬とかしなさそうだし
話を膨らませられそうなのはユージくらいか?
625名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 01:32:59 ID:Y7eKcsP4
アレだよ、普段は(アニメと剣道以外じゃ)何事にも動じないタマちゃんが
ユージが他の女の子と仲良くしているのを見ている内に何か不思議な気持ちになるんだよ
(なんだろう・・・この気持ち、・・・すごくイヤ)
626名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 01:37:14 ID:2OwrY5BV
>>624
どろどろとした三角関係の醍醐味は、このキャラがまさかあんな凶行に……
だと思ってる
東しかり、タマしかり
627名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 09:51:35 ID:UjXsj0Rn
おまへらヤンデレもの見過ぎ、もしくはやりすぎ

あんまりバンブレキャラでドロドロものとか想像できないなぁ
もっとさわやかなものだったらいけるかもだけど。
お互いに自重しあって遅々として進まないとか。
628名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 20:27:07 ID:pHBsPROk
最終的にタマが防具付けてないユージに鉄パイプで突きを
629名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 08:03:12 ID:M8h2qIh+
むしろタマがパンツ穿いてないサトリにバイブで突きを
630名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 16:59:35 ID:e6/lxMdT
ユージはああいう性格だからなのか、いろんなキャラと絡ませやすいな
631名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 18:46:53 ID:1zf1Vf4m
つまりユージ総受けか
632名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 01:55:37 ID:VRYtvcH3
ある程度脱ぎ姉様
ttp://akm.cx/2d/src/1186246467224.jpg
633名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 18:26:15 ID:FK6UaXYQ
>632
GJ!!
634名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 01:27:43 ID:njCB+l8O
>>632
柔い乳とノット全裸...お主なかなかわかっておるな
635名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 10:29:09 ID:KAio1Es3
そう言えばまだ月丸の話がありません><
636名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 22:54:08 ID:h7P9XZTS
色彩的にいつもの人?
GJ!!実に自然で柔らかい笑顔だ
本編ではこういう姉様を見れないからなぁ…
まぁ人格崩壊してるから仕方ないけど
後、際どい格好とか俺的ツボですw
637名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 20:38:30 ID:5l8Pge+f
まさかクゥがショタだったとはな…
638名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 20:48:53 ID:q4/XIdiK
それはつまりクゥ受けでエロを希望とかそういう(ry
639名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 23:34:12 ID:dttWSvZ4
舞ちゃん×クゥ、とかか…
案外いけるかもしれんな…
640名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 23:40:07 ID:+AX7YP2H
舞ちゃんに押し倒されるとか
または僕っ娘だと仮定した上でアダさんに襲われるとか、
ティトォに焦がれて自慰に走るとか

ってかぶっちゃけ女の子にしか見えない件
641名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 23:47:09 ID:q4/XIdiK
まあ確かに一瞬、数年後のコモレビか何かかと思ったしなあ
変身後と変身前の中間くらいの
642名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 22:19:20 ID:ANh/KGw2
というか、グリン×コモレビでまた見たい。

以前のがめちゃ好みだったし…
643おいしいケーキと苦い恋25:2007/08/19(日) 06:54:27 ID:Isg6M+k8

「よお、芽衣」
「おはようございます、清村さん」
いつもと変わらないメイプル前の二人の挨拶。
ただ一つだけ夏休み前から変わっているのは、
清村さんが私のことを下の名前で呼んでくれるようになったこと。

でもこの時すでに、私の気づかない微妙なもう一つの変化が清村さんの中には起こっていた。

「よう……今日も元気だな。服もかわいいし」
「え……あ、はい、これ、一昨日駅前のお店で買ってきたんですけど……
似合ってますか?」
後頭部をぽりぽりと掻きながら、清村さんは頷いた。
「ああ、すごく似合ってるぜ」

思わず顔が紅く染まる。この日私が着てきたのはホルターネックで膝上10センチと丈の短い白のワンピース。
見立ててもらった安藤さんと比較的財布にやさしい値段に後押しさせられて、
そしてなにより人生初めて恋人ができた事実に浮かれていたので思い切って買ってはみたけれど、
家の鏡の前で改めて着てみた時は肩も太股も予想以上に露出していて思わず一人で赤面してしまった。

でも、買ってよかった。着てみてよかった。
清村さんに褒めてもらえたのだから。

と、そこで私は頭を掻く清村さんを見ていてあることを思い出した。

「そういえばあの時の傷はもう大丈夫ですか?」
清村さんは顔をしかめる。
「あー、あれか。結構血出てたけど、ま、今はすっかり治ったわ」
「ほんと、ゴキブリ並みの生命力ですね〜」
私の背後から安藤さんがひょっこりと顔を出した。

いつもと変わらない様子でにやりと笑っている安藤さんを、清村さんはじろりと睨む。
「あんたなあ、ちっとはすまなそうな顔しろよ。
あんたのせいでこっちはひどい目に遭ったんだぞ」
「おやおや男の癖にいつまでも愚痴愚痴と昔のことを。
そんなんじゃ小川さんに捨てられちゃいますよ?ねえ小川さん」
644おいしいケーキと苦い恋26:2007/08/19(日) 06:56:00 ID:Isg6M+k8

突然こっちに話をパスされて、私は何も言えず口ごもる。
「えぇと、その……」
「芽衣に同意を求めるな!」
そこで、不意に安藤さんの顔から笑みが消える。
「……おやおや、いつにも増してカリカリしてますね?
そんなに余裕がないと、『いざという時』ほんとに小川さんに拒否されてしまいますよ?」

一瞬、清村さんがぎくりとして安藤さんの顔を見返す。
「あんた……知ってるのか、その……ええと……」
それだけ呟くと、清村さんは何を言わず口の中でもごもごと言葉を飲み込む。

そんな彼の様子を大きな瞳で観察した後、安藤さんはいつものようににか〜と笑う。
「さあて、馬に蹴り殺されるのもなんなので、ここら辺で邪魔者は退散しましょう。
それではお二人ともごゆっくり」

なんだろう、さっきのやり取りの不自然さ。
一つわかることは、あまりに清村さんがらしくない、ということ。
安藤さんが列の後ろに並んだのを見届けて、私は清村さんに問いかけた。

「その……何かあったんですか?」
「いや……別に」
清村さんが、少し視線を外しながら答えた。
なんだろう、全然らしくない。
いつもなら目を合わせないのは私のほうなのに。

「それよかさ、この前貸したアルバム、聞いてくれた?」
「え、あ、はい。3曲目が特に良かったです」
「あー、あのアレンジ昔からのファンの間じゃ評判悪いけど俺は結構好きなんだよな。
でも7曲目も結構よくなかった?あの歌今度隣の県でやる野外フェスで歌うらしいから、
見に行きたいんだけどなー」
「え、あのバンドも出るんですか」
「そーなんだよ、それで……」

そんな感じで、私と清村さんはいつものように他愛のない話をし始めた。
でも私は頷いたり適当に相槌を打ったりするだけで、清村さんが常に口を動かし続けていた。
まるで不安や緊張をごまかすように、彼らしくない饒舌な会話は開店時間がくるまで止まる事はなかった。
645おいしいケーキと苦い恋27:2007/08/19(日) 06:57:12 ID:Isg6M+k8

公園までの道のりをいつものように二人並んで自転車をこぐ途中、ふと清村さんが呟く。

「さすがに、8月は暑いよな」
「昨日も、熱中症で何人か倒れてるんですよね」
「そうらしいな……」

そこで、清村さんはまた黙る。
やっぱり、今日の清村さんはどこかおかしい。
さっきは違うと言ってたけど、やはり何かあったのかな。

「あの……どうしたんですか」
たっぷり5回は深呼吸できるほど間をおいて、清村さんはしゃべり始めた。
「東屋の下とはいえ……外で食うのは暑いよな、やっぱり」
「はい」

「あんまりさ、外にいるの……よくないよな、熱中症にもなるし」
「そうでしょうね」
信号が赤の交差点前で、私達は片足をついて自転車をとめる。

「どうせならさ、『お茶会』を家の中でやらないか?」
「家の中……?」
それって。

「ちょっと公園より遠いけど、俺んち来ないか?」

清村さんの家。好きな人の家。断る理由があるだろうか?

「あの……行きます!あ……でも」
夏とはいえこの格好は、少し露出が多いと思われるかな?
もし家族の人に派手な子と思われて、第一印象悪くなったら嫌だな……。
646おいしいケーキと苦い恋28:2007/08/19(日) 06:58:41 ID:Isg6M+k8

「でも、何?」
「あの、ちゃんとした格好じゃないと、その……
家族の人に、変に誤解されちゃうんじゃ……なんて……」
「ちゃんとした格好じゃん。むしろ自慢したいぐらいだけど」
「え……あ、そ、そうですか?」
あまりに手放しに褒められて、煽てられてるとわかっていても顔から湯気が出そうになる。

「それに、いないし」
せみの声がうるさくて、私はその言葉を聞き流しそうになった。
「…………え?」

「今日、うちには誰もいない」
意味を理解するのに時間がかかった。
それって、それって。
思わず清村さんの方を振り向いた私はぎょっとする。

彼の瞳には、熱く鋭い何かがこめられていて。
そしてその激しいまなざしは、まっすぐ私に向けられていて。
心も体も子供なままの発育の遅い私にもその視線の意味が理解できた。
彼が何を求めているのか、私をどうしたいのか感じることができた。

まるで捕食者に追い詰められた小動物のように、私の体が止まる。

「青だぞ、信号」
それだけ呟いて清村さんがまた自転車をこぎ始めた。

私は慌ててその後を追おうとする。だけど私の自転車は左右に頼りなく揺れ、
しばらくの間は自転車に乗りたての人のようにうまく走ることができなかった。

それは私が慌ててペダルをこいだからではない。
交差点の先のアスファルトに呼び水を見つけたからでもない。
さっき見た清村さんの眼に宿った激情が、私の心をかき乱していたから。
手と足が細かに震えて、乗りこなした自転車のハンドルとペダルをうまく扱えない。

それは確信だった。

今日、彼の家で、私達は一線を越える。
647名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 07:00:32 ID:Isg6M+k8
「お誘い編」終了
そして若い二人は……

続く
648名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 19:56:15 ID:udBYqF4M
超wktk……
あーでも清杉テンポなら家行っても何も無いのもアリそうだ
649名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 23:14:29 ID:uMbfh0qv
むしろ無事に家まで辿り着けるのだろうか
650名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 00:01:01 ID:udBYqF4M
そういえばまだ出てない杉小路や工藤や蓮間、いぬがいるね
車が来たら気を付けろ芽衣たん 運転手は高確立で杉小路だ
651名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 01:43:51 ID:G92rdr4o
安藤だったら盗撮しそうだが、杉小路はどうするんだろうか。
にやにや笑って見過ごして次の日にからかうようなやつじゃないよな。
やっぱり車で全力突撃か。
652名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 21:33:45 ID:aE4+CYG1
清村の死による失恋の可能性が無くならないメイかわいそうw
653名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 17:52:55 ID:99U/bvhY
クゥって本名グリムなんだろ?でも母親はグリ・ムリ・アだから「グリ」がファーストネームで「ムリ」がミドルネームで「ア」がファミリーネームだろ?
だからグリム・アって名前なのか?でも大体がアがファミリーネームっておかしくね?
それに前グリ・ムリ・アがティトオに名乗る時「ムリア」って言ってたよな、だからムリ・アを入れればいいのか?
それにしてもグリム・ムリアだと母親に似すぎじゃね?星が違うから感覚とかもやっぱり違うのか?
ああもうわかんねぇ取り合えず面ひっぺがして「お母さんに怒られちゃうよ…」とか言わせながらグリム犯してぇ
654名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:07:20 ID:tUq5eay3
>>648-652
素直にエロスを期待しないお前たちにクソワロタwwwwww
655名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 08:53:22 ID:o9k+Zo66
だって土塚だし…
よりによって最強イジられキャラの清村だし…
656おいしいケーキと苦い恋29:2007/08/25(土) 10:31:31 ID:9n6C3UX8

「飲み物要るか?麦茶とカルピスあるけど」
「じゃあ、……麦茶をお願いします」

部屋の中はクーラーがまだ効いてなくて、
私の全身は炎天下の中のように熱い。

清村さんが出て行った後、ベッドに腰掛け部屋の中を見渡す。

白いユニフォームに身を包んだ外国人サッカー選手のポスター。
脱いだままたたまれることもなく椅子の上で散乱しているパジャマ。
ゲームソフトが刺さったままの古いゲーム機。
グラビアアイドルが表紙を飾る青年漫画雑誌。

私は落ち着かずそれらを見回すが、視線と思考が定まらない。
何かを見てもすぐに脳の記憶領域から抜け落ちていく。
落ち着きなくきょろきょろしていると、
お盆にコップを載せた清村さんが帰ってきた。

「ほら、麦茶」
「あ、ありがとうございます」

そしてしばらくの沈黙。

いつもなら話題に尽きない二人だけの時間がまるで嘘のように静寂に包まれ、
クーラーの音と私が麦茶を啜る音だけが部屋の中に響きわたる。

「よお、汗かいただろう?」
「え、あっ、はい、かいてます、とっても!」

……そういえば、確かに、体が汗臭い気がする。
657おいしいケーキと苦い恋30:2007/08/25(土) 10:33:43 ID:9n6C3UX8

「廊下の突き当たりに風呂あるから、シャワー浴びて来いよ。
バスタオル洗濯機の上にあるから」

熱で頭が働かない。私は黙って頷くと彼の言葉に従いお風呂場へ向かう。

冷水を頭から浴びて、そこでようやく
男の人がいるうちでシャワーを浴びることの意味を考える。
(やっぱり……そういうこと、するのかな)

急に体が震えた。急に冷たい水を浴びたからだろうか。
だけど、シャワーを止めて、ワンピースを着終わっても私の体は震え続けていた。

「あの……お風呂、お借りしました。ありがとうございました」
「ん。じゃ、俺入ってくるわ」

清村さんがいなくなって、独りになってまた手持ち無沙汰になった私はテレビをつける。
夏休み午前中でも家にいる子供向けのアニメや料理番組、
できちゃった結婚をしたタレントの記者会見を放送する
ワイドショーと次々チャンネルを切り替えるけど、
やっぱり放送の内容が頭に入らない。

もう一度チャンネルを変えようとして、
ようやくリモコンを持つ手が震えていることに気づく。
冷たいシャワーを浴びてもう随分とたつのに。
いまだ冷房はこの部屋の温度を下げきっていないのに。

何で?

だってそんなのおかしい。
私は今から、好きな人に抱かれる。
なのに、なんでこんなに体が言うことを聞かないの?
これじゃ私が、今の状況を望んでいないかのようだ。
658おいしいケーキと苦い恋31:2007/08/25(土) 10:36:26 ID:9n6C3UX8

一人悩む私の後ろでがちゃりと部屋のドアが開く。
タンクトップにジーパンという軽装の清村さんが
バスタオルで頭を拭きながら入ってきた。

「あの……清村さっ!?」

いきなり眼前まで近づいてきた清村さんの唇が私の唇に触れる。

「……いいよな?」

主語が抜けていても伝わる。
だって私達は恋人同士なのだから。

たとえ恋愛経験が乏しくても、性的な経験は皆無でも分かってしまう。
愛し合う二人がいれば、それは普通のことなのだろうから。
分かっている。理解している。頭の中では。

なのになぜ、私の体は震え続けているのだろうか。

清村さんとは反対のほうを向いて着たばかりの服をすぐに脱ぐ。
手がいうことをきかくなくてなかなかボタンを外せなくて、
だから私が下着を脱いだ時すでに全てを脱いでいたであろう
清村さんに背後から抱きつかれた。

厚い筋肉が、私の貧弱な体を押し潰す。
皮膚越しに伝わる滾る様な熱量が、私の脳を眩ませる。

「き……よむ……らさん……」

そのまま圧死するのじゃないかという強い力で抱きしめられる。
659おいしいケーキと苦い恋32:2007/08/25(土) 10:37:13 ID:9n6C3UX8

「メイ」

耳元で聞こえる声が熱い。
まるで獣に組み敷かれたかのようだ。

男の大きな手が、高い握力で私の小さな乳房を握った。

「くぅ……」

胸の内にあるしこりのような肉粒が、桁外れの圧力に悲鳴を上げる。

と、揉んでいた指先が私の胸の先端に触れる。

「ひっ」

敏感な部分が無造作に蹂躙され、私は痛みに悶える。

しかし清村さんの乳房への接触は止まらない。

そして興奮に猛る彼はそのまま下腹部へ責めの手を伸ばす。

「ひぃぁっ、ぐ」

そこは、胸にある粘膜より数倍激しい痛みを私に与えた。
だけど、清村さんの指は止まらない。
私がそこにそんな空間があると今までにろくに意識しなかった
裂け目の入り口と内部の浅い部分を、何度も何度も指でなぞり、かすかな進入を試みる。

その度に私は激しい痛みと苦しみが与えられて、全身に珠のような脂汗が浮かぶ。
660おいしいケーキと苦い恋33:2007/08/25(土) 10:40:00 ID:9n6C3UX8

ここまできたら、もう自分を騙すことはできない。
考えないようにはしてた。考えたくはなかったけど。
さっきから私を襲う震えは、『恐怖』なんだ。
私は今ここで、清村さんとそういう関係になることを恐れているんだ。

でも、自覚しても私は清村さんに拒絶の意思を示すことはできなかった。
だから考えないようにした。
恋人ならこんなことをして当然と自分の心に嘘をついた。

「そろそろ、いくぞ」

今度の主語は、分からなかった。
でも、その言葉の3秒後にはそれが何か分かってしまう。

それは、灼熱の肉の棒。
私の下半身に押し付けられたそれの正体は処女の私にも見当がついた。
私が答える前に、身構える前に清村さんは私の中に分け入ってくる。

「あ……くぁ、い、たぃ」

体に、無理やり穴を穿たれる激痛に、涙がこぼれる。

「メイ……?」
「いたいっ、いたいです!」

限界だった。私はついに耐えられなくなって叫び声をあげた。

「ごめんなさい……もう、だめです……いたい……」

ふ、と清村さんの物が私の中から抜けてゆくのを感じた。
清村さんの体が離れ、その手が私の頭を撫でる。

「悪いな、メイ。俺、少し焦ってた」
「きよ、むらさん……」
「だから、今日はもう終わりにしような」

涙を拭いて振り返ると、清村さんの少しさびしげな顔が眼に入った。

「あ……」
「メイ!?」

その表情を見て、私は思わず何かを言いかけたが、
彼の下半身にぶら下がる血まみれのコンドームを見て気を失った。

こうして、私の初体験は苦痛と後悔だけを残して終わった。
661おいしいケーキと苦い恋34:2007/08/25(土) 10:44:01 ID:9n6C3UX8



私が清村さんの家に行ってから、3日たった。
あの後、意識を取り戻してから清村さんに家まで送ってもらってから、
彼とは会っていない。
メールが一日に10通以上来るけど、返す気になれない。

部活もないししばらく下半身に痛みが残っていて家の中に引きこもっていたけど、
お母さんに掃除の邪魔になるからと追い出され、
行くところもなく街中のコンビニをはしごする。
ふらふらと寄った5件目のコンビニで、清村さんのうちにあった雑誌を見かけた。

表紙でにっこりと笑いかける水着の女性の体は豊かな肉に覆われていて。

あんな風に胸が大きければ胸を揉まれても痛くなかったのかな。
あんな風にお尻が大きければアレを入れられても痛くないのかな。
なんて事を考えていた時、偶然コンビニの向かい側の通りを歩く清村さんを見かけ、
私の体は、一瞬で全身が固まってしまう。

私の動きが止まったのは、気まずいままで彼に会いそうになったから、ではない。

その時、清村さんの傍らに雑誌の表紙の
グラビアアイドルのようなスタイルの女性を見かけたからだ。
仲良く並んで歩く二人の様子が目に入ったからだ。
こちらの様子に気づかない二人が通りの角を曲がって消えても、
私は2、3分動くこともできず呆然と立ち尽くしていた。


それからはどこをどう歩いたのか覚えていない。
気がついたらうちにいて、掃除を終え買い物に出かけた母のメモを見つける。

――いい加減冷蔵庫の中のケーキが邪魔よ。今日中に食べておきなさい――

私は、あの日買ったまま手付かずだったメイプルの
特性ショートケーキの存在を思い出し、冷蔵庫から取り出し一人で頬張った。

なぜだろう。
あんなにおいしかったケーキが、今は全然おいしくない。
冷たくて、味がしなくて、
私は涙を浮かべながら一人ケーキを頬張り続けた。
662名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 10:45:16 ID:9n6C3UX8
暗雲編 終わり
…アニメ始まるまでには終わると思います、はい
663名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 15:04:53 ID:IGhgexXv
清村コラアアアアアァ!!
杉小路、車で全力突撃するなら今だ。行け!!
664名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 15:54:46 ID:euzvxDBZ
誰だっけー 清杉かバンブレでグラビアアイドルみたいなスタイルの女誰だっけーー
うあああ芽ーー衣ちゃああーーーn
665名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 18:01:47 ID:bnZI8z5/
おまいら落ち着けw
清村には姉ちゃんがいるのを忘れたのか?
666名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 18:07:06 ID:b+Xn6XbY
こんな羨ましい状況の上に、姉貴はグラビアアイドル並みだと!?
ふざけんな!よーし杉小路、車もってこい!轢いちまえぇ!
667名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 20:41:19 ID:h3lG3U8Q
安藤よ、もう一回、清村を殺れ!
メイを泣かした罪は重い
668名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 01:21:51 ID:aPBGk9md
清村は姉ちゃん苦手じゃなかったっけ?
だから杉小路の家に泊まろうとしたんじゃなかったっけ?
どのみち清村許さねぇ チョー天空×字拳をお見舞いしてやれ
669名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 18:05:38 ID:ycLpfXxn
ちょっと少林寺撲殺拳会得してくる。
670名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 19:22:09 ID:8xMeCEc2
しかしなぜだろう。清村は杉小路と川芝さん以外ダメージを食らわないような気がする。
671名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 02:56:37 ID:ScEX6wwf
いや、ダメージは食らうんだよ
でもいつの間にか回復してる
まぁ姉ちゃんじゃなかったら上昇気流巻き起こしてやるけど
672名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 21:09:57 ID:R4q7dsPH
下がりすぎなので保守
673名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 21:30:23 ID:bdylneoK
コルクマリー「まずい…通じない! 清村に魔法は通じない!」
674名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 02:08:11 ID:kedRzLER
いつの間にか清村を倒すスレになりました。
675名無し@ピンキー:2007/08/30(木) 23:55:29 ID:1UpEiL8l
杉小路「いけない奴だなあ清村はーー

マテリアル・パズル

真空(エア)剣道!!」
676名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 00:19:22 ID:1AT31Jss
>>673
おいwwwこれの誤爆かと思ったじゃねぇかwww

本スレより転載

499:作者の都合により名無しです :2007/08/21(火) 22:30:52 ID:057lhD8OO [sage]
マリーvs清村はこうなる

最初に清村が一撃くらってくれたおかげでわかったよ

あんたの攻撃は恐ろしく鋭い斬撃…!!

あまりにも鋭すぎるんだ斬れ味が





でも清村はそんな事気にしなくても…
次のコマで治ってる!!
677名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 19:14:37 ID:SsB0l6O6
清村
使用魔法 ― トツカ・マジック【属性 】魔法レベル∞
         ・死なない
678名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:00:01 ID:RtzJ9ZQ8
コジロー受けとか東のとないなあ

コジロー×サトリを五巻の8〜9Pを見て頭に浮かんだ
679名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 23:20:16 ID:yeBmTaNO
サヤっておっぱい大きいん?
680名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 21:34:30 ID:2jxN+Rg9
バンブレ中ナンバー1です
681名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 01:59:00 ID:xXzVij01
コジローとゲームやってた先生もデカイよ
682名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 07:44:48 ID:/rG4Uymp
>>681
居たっけそんな人?
683名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 10:32:05 ID:XBdYE/sn
吉河先生…
684名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 00:06:09 ID:SO6Ws6hg
そういや吉河先生のエロってないね
コジローとくっつきそうな気がしてならないのだが
685名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 13:41:14 ID:UuSzK3Wl
ねーちゃんの乳は デカいーなー おーきーなー♪
686名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 13:44:45 ID:xLE2+q8g
  ハハヘヽヘハハ  ッ   ガ
< ∩、  ,∩ >ガ⊇⊃ ッ
<(●’Å’●)>⊃          ガッ
    ⊇⊃⊇⊃彡☆))Д´)<なにすんだねえちゃ(ry
      ⊇⊃⊇⊃ッ   ガ
          ガ     ッ
687名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 17:14:31 ID:vnQ+GLc/
吉河先生がスタオー3のソフィアに被ってしょうがない
688名無し@ピンキー:2007/09/05(水) 22:12:18 ID:KSv6U2Kd
コジロー×タマ
    ×キリノ
    ×サヤ
    ×サトリ

こんなハーレムの電波が飛んできた
とばした奴だれだw
689名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 22:17:42 ID:xLE2+q8g
ごめん俺だ
690名無し@ピンキー:2007/09/05(水) 22:48:52 ID:KSv6U2Kd
責任とってSSに(ry
691名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 05:07:47 ID:GD2b0/T5
>>688
お前のお陰で、なんか馬鹿な妄想が浮かんできたのでちょとだけ書く。



学校の道場に、竹刀を振るう音と気合いの入った声が響く。
どうやら中にいるのは全て女性のようで、男性の練習する声は聞こえてこない。

夏の道場は、窓を開けていても暑い。
みんな汗をかきながら、練習に励んでいる。
だが、普通の剣道の練習とは違うところがあった。
それは・・・

ガラッ!道場の戸の開く音がした。
びくっ!と道場内にいた少女全員が身を震わした。
「おう!みんな頑張ってるか?」
道場の戸を開け入ってきた男は、剣道部の担任コジローだった。

身を固くした少女達は、ほっとした様子でこわばった体を楽にした。
少女達はまた素振りの練習に戻った。
ただ、コジローの存在が気になるのか、集中力が落ちたのが傍目に判る。

特に一年の女子、川添タマキと東サトリは剣道経験者だが、明らかに剣スジが鈍ってしまった。
単刀直入に言おう、実は少女達は皆ハダカで練習していたのだ。
夏は暑くて練習大変だろうという理由で、コジローにハダカで練習するように言われたのだ。

もちろん普通の女子高○生が部活動でハダカになって練習する筈がない。
この全裸で少女達が素振りすることにはわけがあった。
692名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 05:09:39 ID:GD2b0/T5

実に陳腐な訳で大変恐縮なのだが、少女達はコジローに調教されていた。
二年で剣道部部長の千葉キリノは一番濃く、長くコジローから調教されていた。
彼女がいつもポニーテールの髪型なのは、コジローにイマラチオされるときに便利だと言われ、強要されているからだ。
キリノはポニーテールの部分をつかまれ、頭を前後に無理矢理動かされる。
キリノは現在一番被調教歴が長いので、コジローにフェラチオしろ、と言われれば直ぐに唾液たっぷり乗せてコジローのチ○ポに舌を這わせるのだが、コジローはキリノに無理矢理イマラチオさせるのが好きだった。
コジローはキリノをM女として調教したいと考えていたからだ。

同じく二年の桑原サヤコは、ややキリノよりも調教歴が短い。
あまりに気まぐれな性格のため、コジローが彼女を堕とすのに時間がかかった為だ。
しかし、彼女の熱しやすい性格は調教の時も発動し、コジローに初めてを奪われたとき、「自分はもう売春婦になるしかないんだー!」と叫び熱心にコジローの調教を受け入れた。
一流の売春婦になるためにコジローの調教を受け入れたサヤは、自己の快感を開花させたが、まだ一流の性技術や卑語は使いこなせないでいる。
本人の意志を酌んで、売春婦のような恥女にしてやろうとコジローは思っていた。


現在、一年の川添タマキと東サトリはコジローからの調教も未完成である。
しかしコジローの剣道少女ハーレム素振りプレイをするほどには調教は進んでいた。
二人の素質を見極めて、調教を考えようとコジローは思っていた。
693名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 05:10:28 ID:GD2b0/T5

コジローは道場の前に陣取り、少女四人の素振り姿を眺めた。
「壮観なながめだな、コリャ」

四人の少女達のオッパイは素振りをするごとに揺れた。
もちろん個人差はあるが、キリノやサヤ二年組のオッパイのほうが大きくプルンプルンと揺れている。
調教の成果だろうか、コジローはぼんやりと考えた。ふと思いついて
「キリノ、サヤ!オッパイがプルンブルン揺れる程頑張ってるな!
相手が男子だったら、お前らのオッパイに目が釘付けになって試合に勝てそうだな。
どうだ、こんど他校男子剣道部と試合してみるか?もちろんハダカでな」

サヤは顔を真っ赤にさせ下をむいた。まだまだサヤの調教が甘いな。
キリノはコジローの意を酌んで、
「ぜっ、ぜひ、お願いします!コジロー先生っ!」と耳まで真っ赤にしながら返答した。うん、キリノの調教は順当だな。

一方タマキ、サトリの一年組は、まだ小振りな為かオッパイがほとんど揺れていない。
しかし逆に考えれば、オッパイがあまり動かない分、簡単に観測することが出来る。
タマキ、サトリの胸をよく観察すると、二人の胸のてっぺんにある乳首がツンと立っていることが見て取れた。
ハダカでいることで二人が感じたのか、コジローが見ているから二人が感じたのかは判らないが、快感を感じているようだった。

四人とも、格好はともかくまじめに素振りをしていたので、汗で体中濡れていた。
特に四人の陰毛は汗に濡れてぺったりと股にくっつき、汗を滴らせていた。
もしかしたら、股から流れてくる滴は汗ではなく、マ○汁ではないかとコジローは想像し、顔がにやけてしまった。
四人の陰毛はそれほど濃くなく、彼女らのマ○コをコジローから隠すことは出来ていなかった。
694691:2007/09/06(木) 05:22:17 ID:GD2b0/T5
さて、今日はこの辺で辞めときます。
つーか、ほんとに馬鹿な妄想ですみません。
初めての投稿なんで大目に見てください。

はじめて小説もどきをかいて思ったことは、文章書くのって大変なんだなということです。
誤字や脱字は怖いし、もっと怖いのは設定を勘違いしてたり、間違ったりすることです。

今回の反省としては、この話別にエロパロにする必要なくね?というもう1人の自分からのツッコミがありました。
他にもオッパイの大きさは公式データないので、間違ってたらみんな怒るんじゃないかな?
可愛い子に陰毛は生えてないよ、という定説に反してない?
とかイロイロ考えることが多かったです。
695名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 07:00:22 ID:KzigPKPs
タマちゃんは、タマちゃんだけは本気で素振りしても揺れる乳など(ry
696名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 12:02:49 ID:aIE/8UEG
珠姫「朝、目が覚めたら、あたしの胸がメロン並の大きさになっていた」
697名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 18:28:11 ID:RLJ7SR4z
キリノは隠れ巨乳
698名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 23:04:45 ID:LVpHozv0
なにをいまさ(ry
699名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 23:23:23 ID:k9xazGW+
タマちゃんは着やせするタイプ
700名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 19:03:02 ID:ryehHD+M
それはな(ry
701名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 21:52:59 ID:IS7ob2iJ
脱ぐとおなかが意外とぽったりとしている
702名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 22:14:01 ID:haBKMAzK
幼児体型か。
703名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 03:09:39 ID:tI524459
エロ本読んでドキドキするタマちゃん
704名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 09:50:06 ID:8TEKodX5
かずひこ「ああっ 俺のDS谷間に挟んでる」
かずひこ「かえせよーかえせよー!」
もみもみもみもみもみもみもみもみもみ
705名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 14:43:41 ID:2MIgtPlt
かずひこがキリノの弟みたいだったらまだ他の妄想もあるんだがな・・・かずひこがアレじゃ逆にしかならないw
706名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 17:50:26 ID:I4ebXKr6
奇跡的なバランスでエロに持っていけない姉弟
707おいしいケーキと苦い恋35:2007/09/09(日) 23:36:08 ID:BbJyMNW+

私がいつものお茶会の公園の入り口までたどりつき、そしてまた躊躇う。
これ以上、メイプルのほうへ近づくことができない。
そして、少し後退して公園の脇まで戻り、また前進する。

何をしているんだろう、私。

もうとっくにメイプルの開店時間なんて過ぎているだろうに、
それでも踏ん切りがつかず店へ行くことも帰ることもできずに公園の周囲をうろうろしている。
馬鹿みたい、じゃない。
正真正銘の大馬鹿者だ。

だけど、私は6回目の後退を開始する。
真実を知るのが怖い。
だけど真実を知らないままでいるのは耐えられない。
自分が情けなくて、涙が出そうになる。

その時清村さんがお茶会の公園に入っていくのが遠目に見えた。
隣に女性を連れ立って。

絶望で頭が真っ白になるが、それが見知った女性と分かりわずかに安心し、当惑する。
(なんで安藤さんが清村さんと……?)
理由が知りたい。でも近づきたくない。気づかれたくない。
私は二人に気づかれないよう公園の茂みに分け入り、後をつけ始めた。
708おいしいケーキと苦い恋36:2007/09/09(日) 23:37:36 ID:BbJyMNW+

東屋に入るなり、安藤さんは清村さんを木刀で叩き伏せた。
あまりのことに私はぽかんと口を開けてただ成り行きを見守る。
「な……何するんだよ!」
「叩かれる謂れがないと胸を張って言える身ですか?」
「そ……それは……」
清村さんが口ごもった。

「こんな女と肩を組んで一緒に仲良く町を練り歩くなんて、
恥知らずにもほどがありますね」
差し出された携帯の画像に目を丸くした清村さんは一瞬言葉を止める。
私も息を飲んで耳を済ませる。
携帯の画像は見えないけど、清村さんと一緒に歩いていた女性とは私の目撃したあの女の人に違いない。

「……これ、姉貴だぐぼぇっ」
「よくもそんな嘘を抜け抜けと」
心底軽蔑した顔で安藤さんが清村さんを見下ろす。
「いや、本とだから!とりあえず木刀で殴るの止めろ!
ほら、これ見ろよ、携帯に名前あるだろ」

「……ほんとに?」
「嘘なら戸籍謄本でも何でも調べりゃいいだろ!」
「ま、人間なら誰でも間違いはあるとして」
涼しげに安藤さんは言いきった。
「人を木刀で殴って間違いで済ますな!大体これ、遠いからわかんねえけど
肩組まれてるんじゃなくて首極められて無理矢理連れ回されてるだけだっての」
「ふーん」
「ふーんで済ますな!」
709おいしいケーキと苦い恋37:2007/09/09(日) 23:39:39 ID:BbJyMNW+

「あたしに謝る気はありませんよ。だってあなたが小川さんを傷つけたのは事実ですから」
急に、清村さんの背中が小さくなった。
「……それは、言い訳しない」
「家族のいないチャンスに焦ったんでしょ。これだから童貞は」
「っていうかなんであの日家族いなかったの知ってるんだよ!」
安藤さんは清村さんの質問に無視して続ける。

「どうせ、嫌がる小川さんを無理矢理押し倒したんでしょ?
彼女が抵抗できないのをいいことに」
「……ああ、ひどいことをしたよ」
それは違う。
だってあの時、清村さんは私に聞いてきたのだ。

『……いいよな?』

そして私はそれを拒否しなかった。
拒否して、清村さんの機嫌を損ねるのが怖かった。

「謝っても償えないのは分かってるさ」

拒めば、彼に捨てられると思ってしまった。
少し考えれば、優しい彼がそれぐらいで私を責めるはずはないと分かるのに。

「でも、顔も見せてくれないほど嫌われるってのは、こたえるな」
寂しそうに清村さんが俯く。
「自業自得です」

違う。違う。確かに清村さんも悪いかもしれない。
でも、私だって悪いんだ。
肝心な時に、肝心な言葉を言えない私にも責任はあるんだ。
あの時ちゃんと自分が感じていた恐怖を告げていれば、
清村さんも私もこんなに傷つかずにすんだんだ。


「へえ、清村が女と公園でデートしてるってのは本当だったんだな」
私が声を出そうとした瞬間、清村さんと安藤さんの周りをガラの悪い10人の男の人達が取り囲んだ。
710おいしいケーキと苦い恋38:2007/09/09(日) 23:42:10 ID:BbJyMNW+

「なんです、この人達?お友達ですか?」
「さあね」

「よ、清村。久しぶりじゃねーか」
ニット帽をかぶった男の人が進み出て話しかけるが清村さんは首を傾げる。
「……誰だっけ?」
たちまちニット帽の男の人が顔を真っ赤にして怒鳴り散らす。
「このくそ野郎が!てめえに歯をへし折ら」
「まあそう熱くなるなよ」

ニット帽の男の人を肩を掴み、二人の木刀を持った人が進み出る。
「俺らがすぐに黙らしてやるからよ、てめらはそれまで後ろでじっくり待っとけって」
「……ああ、頼むぜ、岩佐、外山」

二人が構えるのを見て清村さんの顔が少し険しくなる。
剣道部の私と安藤さんにも分かった。この二人は剣道経験者だ。
「あんたら結構使えるみたいだな」
清村さんがため息を吐いて安藤さんのほうを振り返る。
「一応さ、武道をやってる人間ならプライドみたいなもんがあるだろ?
女に手出しするのは止めてくれいたぁーーっ」

安藤さんは清村さんの顔に木刀をめり込ませる。
「何ですかその『女に手出しするのは止めてくれ』ってせりふは。
あたしがあなたの彼女と誤解されるでしょうが」
「今はそんなこと言ってる場合じゃないだろ!」
木刀を持った角ばった輪郭の男の人がニヤニヤしながら隣の少し整った顔立ちの人に問う。
「女は逃がせってよ。どうする外山?」

問われた男の人は、薄ら寒くなるほど不吉な笑みを浮かべる。
「おいおい、そんなことするわけないだろ?。……乱戦中に間違って殴ることはあるかもしれないが、な」
角ばった輪郭の男の人は、低い鼻を震わせてせせら笑った。
「だってよ。わりいな、こいつどサドなもんで」
711おいしいケーキと苦い恋39:2007/09/09(日) 23:43:33 ID:BbJyMNW+

「ふふふ、サドならこっちも負けませんよ」
なぜか対抗して安藤さんが清村さんの後頭部を殴る。
「いたーーー、だから何でこの状況で俺をしばくんだよ!!
今の状況はあんたもピンチなんだぞ」

そう、今清村さんと安藤さんはピンチの真っ只中だ。

「いやでもしばき安そうな頭だったんでつい」
「ついじゃねーついじゃ」
「昼の公園だとすぐに人も来るしさっさと終わらせろよ。
早くそっちのねーちゃんと遊びてぇし」

だけど私は、一連のやり取りを茂みの中で傍観しているだけ。

「あー思い出した。このニット帽女の子無理矢理暗がりに
連れ込もうとしてたから俺が殴ったんだ」
「あんなの無理矢理じゃねーよ。臍と肩丸出しの女なんてヤられたいから
そういう格好してるんだからな」
「……やっぱり友達じゃないんですか?
知能指数の低いところがいかにも清村さんの仲間っぽいですよ?」

親しい人が、恋しい人が危機に陥っているというのに。

「……おい、そこのねーちゃんの顔傷つけるなよ。
可愛がる時痣だらけじゃ楽しめないしな」
「やれやれ、わりいな。なんか巻き込みそうだ」
「大丈夫ですよ。自分の身ぐらい自分で守れます」

変わるんだ。少しでも強くかっこよくなる時はいまなんだ。

「あなた達っ、警察を呼びますよ!」

私は茂みから顔を出し、携帯を掲げながら震える声で叫んだ。
712おいしいケーキと苦い恋40:2007/09/09(日) 23:45:02 ID:BbJyMNW+

「芽衣!!」
「小川さん!!」

清村さんと安藤さんが私の姿を見て驚く。
二人に絡んできた男の人達もこちらを見て、皆の視線が私に集中する。
ふと、私の皮膚に鳥肌が立つ。

まるで品定めするような、粘ついた視線。
それは、どサドと呼ばれた人の恐ろしい眼光だった。

彼は、私と安藤さんを何度も見比べて、最終的に私のほうへ顔を向ける。

「こっちのほうが俺好みだな」

「てめえ、芽衣に手を出したらぶっ殺すぞ!」
今まで聞いたこともないような低い音程で清村さんが叫んだ。
「やれやれ、あたしの時とはえらい違いですねぇ」
「へえ、こっちの方がほんとの彼女みたいだな。遊んでやれよ、外山」

ニヤニヤと笑みを浮かべながらどサドの人がこちらへ一歩踏み出そうとした瞬間、
清村さんが放物線を描くようにしてフォークとナイフをサドの人に投げつけた。

いくらケーキを食べるための食器とはいえ、凶器であることにかわりはない。
弧を描いて飛んできたそれらを木刀ではじいた瞬間、
がら空きになったどサドの人の懐に清村さんが一気に踏み込みボディブローを放った。

「……くはぁ……」

どサドの人が肺から空気を吐いて倒れると、
連れの人が顔を真っ赤にして清村さんに木刀を振り下ろす。
「てめぇっ」

「清村さん!」
「芽衣は逃げろ!」

すんでの所でかわした清村さんはそれでも私の身を案じる。
「だけど、だけどっ!」

「武器もないあなたがいても清村さんが困るだけです。
それよりも早くどっかから助けを!警察に電話じゃ間に合いそうもないです」
安藤さんがニット帽の男を木刀でぼっこぼこにしながら私に指示する。
確かに、今私にできることは助けを呼ぶことだけだ。
713おいしいケーキと苦い恋41:2007/09/09(日) 23:46:11 ID:BbJyMNW+

公園内には私たち以外誰もいない。
公園の入り口に向かって走り出す。

背後で、清村さんの呻き声が聞こえた。

涙が滲む。足が震える。
だけど駄目だ。
ここで立ち止まってはいけない。振り向いてはいけない。
その時、涙でモザイク映像のように歪んだ視界へ、人影が写りこんだ。

「お願いです、私の大事な人が……大事な人が襲われてるんです!!」

突然のことに人影がとまっどっているのが気配で分かる。だけど私は言葉を止めない。

「大勢の悪い人に襲われて……相手は剣道経験者で!だから、どうにか助けてくださ……」

ここで私は言葉を止める。
近づいてきた人影が、私と変わらぬ背格好だったからだ。
性別も年齢もいまだあふれる涙で分からないが、
私と同じぐらいの身長なら暴漢を止める力はまずないはずだ。
慌てて私は言葉を変える。

「あ……あの、近くに交番はありませんか!?」

しかし人影は、私の横を通り過ぎる。

「あ、駄目です!中は今乱闘で、危険です!」

「大丈夫ですよ、……小川さん」
その声の主は、どこかから取り出した棒状の何かを持ったまま公園の中へと駆けていった。

その声の主は私を知っていた。
私もその声の主を知っていた。

思いがけない再会に、私の涙が、思考が止まる。

「あ、駄目です!危険ですってば!!」

しばらく放心していた私は慌てて彼女の後を追った。
714おいしいケーキと苦い恋42:2007/09/09(日) 23:47:59 ID:BbJyMNW+

清村さん達の所まで引き返した私が見たものは地面の上でのびる不良たちと、
その前で角ばった顔の人から取り上げたであろう木刀を持ちながら
腕の痣をさする清村さんの姿だった。
「ああ、芽衣、無事だったのか!」
「清村さんこそ、そんなに痣だらけで大丈夫なんですか?」

「これは、ほとんどこいつにつけられたんだけどな」
清村さんは鼻歌を歌いなが不良の人達を裸に剥いて撮影している安藤さんを木刀で指し示す。

「イヤ〜、乱戦ダッタモノデツイ手ガスベッテ」
「思いっきり棒読みじゃねーか!」
「?!それよりも、あなたは……」
安藤さんは、私より少し前にこの場へ駆けつけた彼女を見て目を丸くする。

「ああん?誰だあんた」
全身返り血を浴びて、安藤さんに木刀を突きつけている清村さんが不思議そうに尋ねる。
「……悪い人というのは、あなたですか?」
市内を手にした彼女は、ゆっくりと彼に問い返す。

「え、俺?俺は別に」
「ええ、自分の性衝動を押さえつけられず小川さんを泣かせる極悪人、
とりごや高校3年10組清村緒乃とは彼のことですよ」
安藤さんがおどけて清村さんのことを紹介する。
「何で俺のプロフィールまで知ってんの!?……まあ、前半は事実だから反論できねーが……」

その時、竹刀を持った彼女がボソリと呟いた。
男、年上、経験者、と。

そう、今ここに来たばかりの彼女――川添珠姫から見れば、
清村さんは大勢の男の返り血に染まり安藤さんに竹刀を向ける極悪人。
次の瞬間、タマさんの渾身の突きが清村さんに炸裂する。

清村さんは数メートル先まで吹っ飛び、そのまま白目を剥いて動かなくなった。

私が悲鳴をあげるのと、安藤さんが
「あれは死にましたね」
と楽しげに呟くのはほぼ同時だった。
715名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 23:50:03 ID:BbJyMNW+
こうして清村の死によりメイの初恋は終わりました。


また嘘です。残念ながら生きてます。
「激闘編」は終わりましたがもう少し続きます。
716名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 07:57:40 ID:U3wIOvCM
GJ!
しかし清村はろくな目にあってないなww
717名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 08:00:32 ID:emCsJDvU
GJ!
清村カワイソスwww
718名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 14:50:51 ID:9arUoFDJ
GJ
719名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 21:17:20 ID:iaNtVPVQ
外山や岩佐も酷い目にあってるんだが
清村と比べると霞むw
720名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 03:12:08 ID:N2g0Yv/a
そして清村、メイ、タマの三角関係に…ならないか
721名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 09:05:03 ID:Dv7+Zgml
タマきたーーーー!!と思ったら
なんという勘違い…そして余計に場を混乱させる安藤www
722名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 15:21:19 ID:q+mpNSnT
てっきり川芝さんが清村も一緒に叩き伏せるか、杉小路が車で清村ごと薙ぎ倒すのかと思った。
723名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:00:29 ID:IIMzMRy9
マテパ新巻のアクアとプリセラに欲情した。
アクア×ミカゼ、プリセラ×ジルで誰か頼む。
724名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 09:19:40 ID:YitbA/tH
杉小路は人気だな
登場の声が止まないね
725名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 23:22:15 ID:Pw6Wb1hM
コジロー×ミヤミヤって異端かな
2巻のやり取りが大好きなんだけど
726名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 00:33:03 ID:kQvMU5jZ
人が望めば、それに価値が現れるのです
727名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 00:41:32 ID:hqsy+vtz
新刊が待ちきれず、14巻読んでたら思いついた
らくがきなので雑だが、ただこのギャグを言いたかっただけだから
こんなんで許してくれ

ttp://cat.oekakist.com/totuero/dat/IMG_000020.jpg
728名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 20:23:18 ID:TK344n9o
立場代わtt(ry
729名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 21:35:59 ID:C+UzcW6Z
性的な意味で需要があるなら続き書こうかと
町戸高との練習試合後のダンミヤ


悔しい悔しいくやしいクヤシイ。
今日の町戸高との練習試合。初めての対外試合。
あたしは、負けた。
チームのお荷物にだけはならないように。ただ、それだけだったのに。
あんなにいっぱい、当たったのに。有効打突にならなかった。
悔しい。
「ミヤミヤ、どうしたんだー?悩み事かー?」
「ダンくん・・・」
練習試合の後、ダンくんの家にお邪魔した。
男の子らしい部屋。そこにあるものひとつひとつにダンくんを感じる。
あたしの全てが、ダンくんに包まれている気分になる。
ダンくんは、あたしが二本とられたスコアを書くとき、どんな気持ちだったんだろう。
「・・・ううん、なんでもない」
精一杯、作り笑い。
この顔をするのも、さすがに慣れた。
「なんでもないって顔してないぞー。俺、なんでも聞くぞ?」
ダンくんまでそんな顔しないで。
いつもの笑顔のダンくんでいて。
ダンくんはこっちにきて、あたしの直前で立ち止まった。
「俺は、ミヤミヤの力になりたい」
そう言うとダンくんはあたしにキスをした。
安心する、ぬくもり。
「ダンくん・・・」
「だって俺はお前の彼氏じゃないか!」
ダンくんのとびっきりの笑顔。
あたしはダンくんを抱き寄せると、膝の上に座らせた。
730名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 08:59:07 ID:56s+0zBz
ダンよりミヤミヤに需要がありそうわ何をするやめ
731名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 11:05:44 ID:rE0iXyAe
ダンをアスランに脳内変換して続き読むことにした
もっとやれ
732名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 23:45:54 ID:hGdVUjW/
あずみゃー分が足りないんだよ……
733名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 10:10:18 ID:dq6pVHZi
コジローが風邪引いて5人娘(+ユジダン)に看病される話とか
もちろんあっちのお世話の方も(ry


スマン俺の方が風邪引いて壊れてた.寝てくる
734名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 19:46:01 ID:zn6EFE8R
え?
ユジダンがコジローのあっちの世話するって?

……ごめん、俺も頭痛いから寝てくるわ…
735名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 19:37:48 ID:PNChBeT2
サヤとかずひこで頑張ってもらえないものか。
あんな姉いたらたまらん
736名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 23:32:31 ID:0H03bjKM
かずひことエロが全く結びつかない
737名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 11:35:08 ID:0jIjGLsE
サヤが俺の嫁だからかずひことくっつける気にならん
738おいしいケーキと苦い恋43:2007/09/23(日) 18:02:10 ID:YBM75xb7

「すみません、事情も知らず……」
私の膝枕の上で気を失ったまま動かない清村さんを見ながら、
タマさんが小さくなりながら頭を下げる。
タダでさえ身長が低いので、まるで小学生のようだ。
「いえ、タマさ……川添さんが謝ることはありません」
「そうですよ、実際あの後目を覚ましたやつらを追っ払ったのはあなたですし」

目を覚ました不良の人たちは最初こそすごんでいたが、
安藤さんの携帯を見せ付けられてすぐに沈黙し、
土下座してから半泣きになりながら公園を後にしていった。

それでもどサドとその連れの人は最後まで暴れようとしていたけど、
私の傍で佇むタマさんに気づくと無言で帰っていった。

「ま、何よりその男はしばかれて当然のことをしたんですし。
天罰ですよ、天罰。ね、小川さん?」
芝生に腰を下ろした私は、清村さんの頭を撫でながら首を横に振った。
「……別に、私はもう怒っていません」
安藤さんは呆れ顔になってため息を吐く。
「やれやれ、お優しいことで。そんなんじゃつけあがらせるだけですよ?」

「大丈夫ですよ……清村さんはそんな人じゃないですから」
安藤さんはあきらめたような笑顔を浮かべる。
「ま、あなたがそう言うならあたしにこれ以上どうこう言う権利はありませんけど」

私が清村さんに視線を落とすと、清村さんの傷口を冷やしていた保冷剤がぽとりと落ちる。
持ち上げようとすると、それの内部はすでにほとんどが水になっていた。

「あ、あたしが新しいものを買ってきます」
「川添さんはそんなことしなくてもいいですよ。あたしが買ってきますから」
「でも……」
「あなたが罪悪感を感じる必要はありませんって。それに、なにより
あの悪党どもが動けなくなった清村さんへ意趣返しに来た時、
小川さんと清村さんを守れるのはあなただけですし」
「はあ……」
739おいしいケーキと苦い恋44:2007/09/23(日) 18:03:12 ID:YBM75xb7

そんなわけで安藤さんがいなくなり、動かない清村さんと私とタマさんが公園に残される。

だけどまさか、タマさんとこんな風に再会するなんて思いもしなかった。
そしてなにより、彼女が自分の名前を憶えているなんて想像もしていなかった。

「小川さんは強いですね」

だから自分よりはるかに強くて憧れている彼女が、
自分に向かってそんな言葉を言うことなんてありえないと思った。

「え、………………わ、私が、ですか!」
「ええ」

彼女は何を言っているんだろう、と思った。
だって、彼女は自分より大きな清村さんを吹き飛ばすほどの剣道の腕前で、
男の不良の人を一睨みで追い返すほど強いというのに、
そんな彼女がとろくて今だ素振りしかさせてもらえない自分を「強い」と評したのだ。
何かの冗談としか思えない。

「で、でも、私は川添さんみたいに剣道が強くないし」
「……剣道じゃなく、生き方が強いんです」
「生き方、ですか?」
タマさんはこくんと頷く。

「ひどい目に合わされたんですよね、その人に」
「……ええ、でも、その」
非は私にもあった。だけど、それは、おいそれ外で人に話せるようなことではないので私は口ごもる。

沈黙を肯定と取ったのか、タマさんは続けた。
「でも、その人を許した。だから強いんですよ、小川さんは」
「そう、なんでしょうか」
自分が剣道を続ける決心をさせてくれたタマさんが私を褒めてくれているのが、まだ信じられない。

「昔、剣道を始める時お父さんに言われたんです。『剣道は剣技が上手くなるためにするんじゃない。
剣の道を究めるための努力や鍛錬を通して、生きるために必要な心の強さを手に入れるものだ』って」
「生きるために必要な心の強さを手に入れるもの……」
「だから、剣道が強いだけでバイトひとつまともにできないあたしなんかより、
小川さんの方がよっぽど強いと思うんです」

「あたしが、強い……」
そんな風に考えたことなんてなかったので、私は混乱して黙り込んでしまう。
740おいしいケーキと苦い恋45:2007/09/23(日) 18:04:52 ID:YBM75xb7

「確かにそうですねぇ。あたしが小川さんと同じ目に合わされたら、
まず相手の男を血祭りに上げますから」
大量の保冷剤が入ったビニール袋を手にぶら下げ帰ってきた安藤さんが、
突然清村さんの頭に木刀を打ち込む。

「いてっ」
「いつまで狸寝入りしてるんですか?」
「だからって叩くな!しょうがねえだろ、芽衣とは色々あったから少し気まずいんだよ」
「ほんとは小川さんの太股の感触でも楽しんでたんじゃないんですか?
それよりほら、小川さんに言うことあるでしょ?」
「……ほんとに悪かったな、芽衣。いたぁーー」

「何で膝枕の体勢のまま謝ってるんですか?ほら、早く地べたに頭を擦り付ける」
「うう……わかったよ」
私の体から離れ、地に膝を着けようとする清村さんの手を握って私は制止させる。
「……土下座なんかされても、許せません」

タマさんが息を呑む。
清村さんの顔から血の気が引く。
安藤さんはにやりと笑った。

「そうだよなあ、いまさら土下座したって……」
よろめく彼の耳元に顔を近づける。

「だから、今日は……私の言うこと、聞いてください」

呆けて私の顔を見つめ返す清村さんの後ろで、
安藤さんがタマさんの腕を掴んで引っ張った。

「やれやれ、じゃ、あたし達はこれで」
「え、あの、あたしはまだあの人に謝って……」

いきなり拉致されそうになったタマさんはじたばたと抵抗するが、
安藤さんは困った顔をしてタマさんをそのまま引きずる。

「確かにあなたがうまいのは剣道だけみたいですね。
もうちょっと空気を読むことを覚えないと」

その一言にショックを受け動かなくなったタマさんを安藤さんが引きずる。

「しかし確かに強いですね、小川さんは。ま、したたかといったほうが適切かもしれませんが」

こうして、公園には私と清村さんだけが残された。


「言うこと聞けって、その、どういう……」

二人きりになってたっぷり2、3分は経ってから清村さんが恐る恐る尋ねる。
私は顔中が真っ赤になるのを感じながら、しかし今度こそは明確に自分の意思を告げる。

「私……今すぐ、清村さんの家に行きたいんです。いいですよね?」
741名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 18:09:31 ID:YBM75xb7
膝枕編、終わり。
次回はよ〜やく真の意味でのエロに持ってけそうです。
ああ、長かった……

742名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 23:39:10 ID:qR5GpSMv
乙! 続きに期待期待。
743名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 01:00:57 ID:q1F+Pp6e
wktk。
芽衣たんやっと報われる……
そして杉小路はまだか
744名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 22:37:08 ID:puZ2r8DM
ぬぉぉぉおおお!!!!!

遅ればせながらGJGJGJ!!!!!!!!!!1111111111111111
745729:2007/09/28(金) 09:34:42 ID:0oGGXDhW
続き
亀でスマソ
多分次でエロ突入
ダンがアレすぎてミヤダンって難しいんだと実感したよorz


「ダンくんは、優しいね」
あたしはダンくんをぎゅっと抱きしめた。
「ミヤミヤ・・・」
「今日、あたしだけ負けたでしょ。あたし、チームのお荷物なのかなって。そんなこと考えてた」
「ミヤミヤは、お荷物なんかじゃないよ」
「・・・ううん。今日はタマちゃんが2回出ても許されたけど、次はどうだかわかんない。
相手の不戦勝で二本、こっちに不利になる。あたしが負けるとタマちゃんたちは誰一人として負けは許されなくなる。
少なくとも二人は勝たなきゃいけないし、そうだとしたら二人とも二本勝ちを要求されちゃう」
「・・・」
「みんなにプレッシャー、かけさせちゃう、あたし・・・」
チームにいなくてもいい。
それが今のあたしの立場。
「ミヤミヤは、いなきゃダメなんだ」
「ダンくん・・・?」
「ミヤミヤは室江高剣道部にいて、みんなと一緒に試合にでなきゃだめなんだ」
ダンくんの体が熱くなってくる。
「いつか勝てる日がきっとくる。みんなだってそう信じてるからミヤミヤに熱心に教えてくれてる。ミヤミヤは今自分にできることだけを考えればいいんだと、俺思う」
「・・・そうかな」
「そう!ただ、できる限りのこと、しなきゃだけど。大丈夫、俺がいる。俺もミヤミヤと一緒に、強くなるから」
ダンくんの腕が、あたしを抱きしめた。
あたしの体も、特に顔のあたりが熱くなった。
「これからも、一緒に練習していこう。強くなろう」
「・・・うん」
あたしの目から涙が零れ落ちた。
746名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 11:16:18 ID:U3RlyIxd
ダンかっけぇ…gj
747729:2007/09/28(金) 14:05:53 ID:0oGGXDhW
導入だけ先しとくわ

どれくらい時間が経ったんだろう。
ダンくんの肩は、あたしの涙で湿っている。
ダンくんはずっとあたしの頭をなで、背中をさすってくれていた。
「ん・・・ありがと、ダンくん。もう、大丈夫」
「本当にかー?」
「うん、ダンくんのおかげ」
今度はあたしからダンくんにキスをした。
「・・・だいすき」
改めて言葉にすると、どきどきする。
「多分、俺のほうがもっとずっとミヤミヤのことだいすきだぞ!」
少し赤くなったほっぺた。
目尻の少し下がった、優しい目。
そしてなにより、笑顔。
あたしは、ダンくんが必要なんだ。
あたしは、ダンくんの傍にいたいんだ。
あたしは、ダンくんがだいすきなんだ。
「じゃあ、どれくらいだいすきなのか教えて・・・?」
そうしてあたしはまだ慣れない、大人のキスをした
748名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 22:45:12 ID:7dMRfefX
うおおおおおおおお
萌えて参りましたぞお館様
749名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 00:37:34 ID:7diDsTuV
ミヤミヤ可愛えぇ…
750名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 11:18:56 ID:VfZzMRDg
ダンってあの容姿さえなければ、気配りもできる理想の彼氏なんだよなぁ
あの容姿さえなければ
751名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 17:20:49 ID:49ST2g33
でもあの容姿じゃなければミヤミヤとは……
あの話ほんとうなんかしら?
752名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 22:44:33 ID:zMuQXyDc
6巻表紙とカラー扉のたまちゃんかわゆいよたまちゃん。
753名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 14:17:09 ID:fQX9LHuk
外山はタマにお礼参りに行かなくていいのか?
まさかやられっぱなしで引き下がる気か?
岩佐と二人で下校時のタマを拉致して・・・・

というわけで・・・

「いやっ 嫌ですッ! やめてくださいッ! 痛いッ 痛いですッ!!」

てな感じのレイプSSを希望。
754名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 19:16:13 ID:8ZQ9d6IC
>>752>>753を合成すると、

6巻の表表紙が帰り道ユージに見せた最後の笑顔で、
中表紙が監禁された直後っていうところか?

…中表紙を元絵にエロ画像作れそうだな…
755名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 12:04:03 ID:n6yCce6c
>>754
想像力逞しいな
756名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 13:40:48 ID:Rw90eQW8
>>754のせいでそういう風にしか見れなくなったw
おれの汚れてない6巻を返せwwwwww
757名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 17:41:47 ID:J+oiEZxr
もう汚しちゃったのか…
758名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 02:10:57 ID:lVM+7RaB
発売してから何日で汚してるんだよ…
759名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 04:33:08 ID:Ke/CHjm1
タマちゃんの尻チラいいね
760名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 04:50:23 ID:pdD8+3J5
アニメのアクアで俺のオナ禁は終わった
761名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 14:39:46 ID:VKbbDqUV
逞しい妄想力をしているな
俺は20巻の表紙d(ry
762名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 21:40:59 ID:epXwOImP
729だけど、エロシーンってまとめて投下したほうがいいもん?
無駄に長くなりそうなんだが。
763名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 21:44:36 ID:YKl1ArW1
長い分には悪くないぞ
764名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 21:48:54 ID:epXwOImP
そうか。じゃあまた今度にする。
thx
765名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 10:33:47 ID:a0YKcOVg
h
766名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 14:22:19 ID:DrVqqHLJ
BAMBOO BLADE バンブーブレード専用

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1191417603/
767名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 19:30:30 ID:W/e/fdyD
立てちゃったの?
んじゃこっちは清杉マテパオンリー?
768名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 19:41:43 ID:4x1wNUrg
でもスレルール的に重複は重複だぞ
769名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 21:34:25 ID:Le+u1ixD
どっちも過疎りそうだな
ただでさえ供給が少ないのに

アニメ化でも専用スレが必要なほど
人は入ってこないだろうし
770名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 21:44:39 ID:PV+QUKbK
客の質が違うのは確かだけど、やっぱ重複か
前例はないのか
771名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 02:56:02 ID:/E71QLI2
こういう現象に遭遇する度に「これだからアニメから入ったやつは・・・」って気分になる
772名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 11:40:57 ID:h9Vv7nRj
アニメが終わるまで、いや終わってしばらくは辛い日々になりそうだな
773名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 18:42:18 ID:HV8A/yRG
アニメから入った人が皆痛いやつじゃないし、
「これだからアニメから入ったやつは・・・」みたいなことを言うのはいくない

そんなことよりパジャマ姿のタマちゃんにハァハァしようぜ
774名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 19:58:15 ID:h9Vv7nRj
>>772だが、
確かに>>773の言う通りかもしれん
ちょっと過敏になりすぎていた
775名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 20:11:06 ID:70NfLs3E
これだから原作から入ったやつは・・・
776名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 21:21:20 ID:FzHbfcjt
つまり何かしら作品投下があればいいんだな

よし、頑張ってみるぜ、期待すんなよ?
777名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 22:08:18 ID:l56KjBUj
わかった
期待して待ってる
778729:2007/10/05(金) 23:26:49 ID:EkwUcFk6
ダンミヤの続き
もうなんていうかだめだめだなぁ・・・


「んっ・・・ぅん」
自分から大人のキスをしたことは、ほとんどない。
だから、どうすればいいのかなんて、わからない。
恐る恐る舌先を伸ばして、ダンくんの舌と触れ合わせる。絡ませる。
唇で、ダンくんの唇を噛む。
体の力が抜けていく。
頭がぼうっとしてくる。
「っはぁ・・・」
少し疲れて、唇を離す。
自分のものじゃない唾液が纏わりついているのがわかる。
ダンくんと目が合うと、今度はダンくんから、大人のキスをしてきた。
「ん・・・はぁ・・・ん・・・」
ダンくんは、キスが上手なんだと思う。
キスすると、あたしの体が、ダンくんに触れてほしがってくる。
ひとつに、なりたがってくる。
ダンくんの手があたしの髪、顔、首筋、背中、腰、全身を這う。
もう、あまりものを考えられない。
目の前のダンくんしか感じられない。
ダンくんはあたしの舌をちぅっと吸うと、あたしを押し倒した。
「そんなこと言っても、ミヤミヤが可愛すぎて、俺、きっと止まれないよ」
あたしの髪をなでながら、ダンくんは言った。
あたしは体を起こし、軽くキスをした。
「いいよ・・・あたしのだいすきなダンくんだもん」

779729:2007/10/05(金) 23:27:48 ID:EkwUcFk6
再び押し倒されると、ダンくんはまた大人のキスをしてきた。
このキスをすると、体にスイッチが入ったみたいになる。
女としてのスイッチ。
あたしは女なんだ、そしてダンくんは男なんだと再確認する。
ダンくんの手が首筋から肩へ、胸へと這い、撫で回す。
その度あたしの体に電気が走ったみたいにぴくっと反応する。
塞がれている唇のせいで、ぐもった声が漏れる。
少しでもダンくんに触れていたくて、あたしは腕をダンくんの首に回した。
ダンくんは唇を離すと、今度は首筋に吸い付いてきた。
ちゅっと、音がする。
熱い。
「っん・・・」
ニットのベストを脱がされ、リボンを解かれる。
ボタンがひとつひとつ丁寧に外され、あらわになった肌にダンくんはくちづけていく。
くちづけの軌跡が熱い。
「ゃぁ・・・ぁ・・・」
全てのボタンが外れ、ブラウスを脱がされた。
あたしは自分だけが肌を露出しているのが少し恥ずかしくて、今度はあたしがダンくんのネクタイをとり、シャツを脱がした。
「っやぁ・・・やっ」
ダンくんが耳を噛んでくる。
聞こえてくる音が、なんだかやらしくて、
くすぐったいような、気持ちいいような、不思議な感覚で、
逃げたくなる。
だけど、ダンくんに触れていたくて、
精一杯、触れていたくて、
あたしはダンくんを抱きしめる腕に力を込めた。
780729:2007/10/05(金) 23:28:23 ID:EkwUcFk6
知らない間にダンくんはあたしのブラのホックを外していたみたいだった。
ダンくんは耳を開放すると、ブラをとって、先端をちろちろと舐めはじめた。
ダンくんは力ずくなことをしない。
壊れやすいものを扱うかのように、優しくあたしに触れてくれる。
そうすると、あたしの中の本能がもっと、もっとって叫んで、体中ががうずうずしてくる。
今のあたしにできるのはダンくんに触れることくらいで、あたしは夢中で目の前のダンくんを求めた。
そうしたあたしの変化に気づいたのか、ダンくんは胸をいじるのをやめて再びキスをしてきた。
ダンくん、ダンくん、ダンくん、ダンくん
それしか頭にないあたしは、夢中でダンくんの唇を吸った。
ダンくんの手が太ももを這う。
もっと、もっともっと、
ダンくんを感じたい。
ますますあたしの体は熱くなっていった。
ダンくんはあたしのスカートを脱がすと、太ももに口付けてきた。
肝心の部分には手を触れることなく、その周りに執拗に触れてくる。
もう、理性とか、恥ずかしさとか、そういうのはどこかへ行ってしまった。
ダンくんとひとつになりたい。
ダンくんに愛されたい。
ただそれだけの思いで、ダンくんのズボンとパンツを脱がせた。
あたしは恐る恐る準備万端なそれに触れてみたけれど、思わず手を引っ込めてしまった。
おおきい。
一般的にどれくらいなのかわからないけど、あたしにあの大きさのものが入ってくるんだと考えると、少し怖くなった。
ダンくんはあたしの下着を脱がし、また大人のキスをしてきた。
781729:2007/10/05(金) 23:29:09 ID:EkwUcFk6
ダンくんは机の中をがさごそすると、あたしに背を向けた。
一瞬何をしているんだろう、と思った。
コンドーム。
急にこんなことになったけれど、ちゃんと持っててくれたんだ。
つけ終えたダンくんは、あたしのだいじなとこに触れてきた。
「あっ・・・やあぁぁ・・・」
あたしのそこはちゃんと濡れていてくれたみたいで、ダンくんの指を容易に受け入れた。
その指で優しくあたしの中を撫で回すと、今度は外の突起をすりあげてきた。
「ひっ・・・ぁん・・・やっ」
何度も何度もダンくんは突起に刺激を与えてくる。
その度にあたしの体はぴくっと反応する。
数回目の刺激を与えたあと、ダンくんはキスしてきた。
「ミヤミヤ、だいすき」
「…ダンくんだいすき」
ダンくんのが、あたしの中へと入ってきた。
782729:2007/10/05(金) 23:29:48 ID:EkwUcFk6
「やぁああああぁああ」
今までに味わったことのない感覚。
あたしはその感覚に対して、叫ぶことしかできなかった。
「ああああぁあ」
ダンくん、ダンくん、ダンくん、ダンくん、ダンくん、ダンくん、ダンくん、ダンくん
ダンくんを求めたあたしの手は、ダンくんに引っかき傷を作った。
しだいにあたしのそこは不思議な感覚になってきた。
あったかい。
満たされてる。
そう、感じるようになってきた。
ダンくんは最初にあたしの中に入ってきてから、動かずにあたしの頭を撫でてくれていた。
ダンくんの目が、あたしに大丈夫?と話しかけてきているようだった。
あたしが黙ってうなずくと、ダンくんは腰を使うようになった。
「あっ・・・あっ・・・んっ・・・あっ・・・」
浅いところで、ゆっくりと、リズムよく。
さっきより少しは冷静になったあたしは、どうしてか思うようになった。
怖い。
ダンくんは優しくて、無茶は一切しなくて、だけど、怖い。
それが身動きのとれないこの体勢のせいだと気づいたときには、ダンくんは大分奥のほうまで突いてくるようになっていた。
あたしはダンくんにキスをすると、体を起き上がらせた。
あたしたちのそこはつながったまま、二人とも座った姿勢になった。
さっきよりも、奥のほうまでダンくんがいる。
友達に、聞いたことがある。
エッチするときに、必ずしも男が上である必要はなく、女が上になったっていいと。
あたしはダンくんを押し倒すと、ゆっくり、とてもゆっくり、腰を動かし始めた。
783729:2007/10/05(金) 23:30:20 ID:EkwUcFk6
「あっ・・・あん・・・あん・・・はぁ・・・」
あたしの拙い動きを、ダンくんはどう思っているんだろう。
何度もダンくんのが抜けてしまう。
それでもあたしは、無我夢中だった。
ダンくんはしばらくそんなあたしを見たあと、腰をつかんで下から突き上げてきた。
あたしの中に深くダンくんが入ってきたときに、下からくる衝撃で、あたしは体に力が入らなくなった。
何度目かの衝撃を受けた後、とうとうあたしは自分で座っていられなくなった。
ダンくんの胸に倒れこむと、ダンくんがぎゅっと抱きしめてくれた。
「ん・・・ダンくん」
ダンくんの頭を抱え、キスをする。
ダンくんの髪の毛はしっとりしていた。触れ合う胸や、お腹からも、ダンくんが汗をかいているのがわかった。
唇を離すと、ダンくんはあたしをそっとベッドに寝かせた。
「ねぇミヤミヤ、もうちょっと、がんばれる?」
あたしの髪を撫でながら、ダンくんは言った。
「・・・うん、がんばれる」





「ダンくんと一緒なら、がんばれる」



唇を塞がれる。
舌が絡みつく。
意識が、もたない。
ダンくんがまた入ってくる。
最初に比べると、容易にあたしはダンくんを受け入れた。
「あっあっあっあっやぁっあっ」
さっきまでのゆっくりしたリズムの倍くらいの速さで、ダンくんは腰を打ちつける。
感覚が、なくなっていく。
ダンくんが倒れこんできたのを見届けて、あたしは意識を失くした。
784729:2007/10/05(金) 23:32:10 ID:EkwUcFk6
どれくらい眠っていたんだろう。
横ではダンくんが眠っていて、ダンくんとあたしにはちゃんとタオルケットがかけられていた。
眠ってしまう前のことを思い出す。
しちゃったんだ、最後まで。あたしたち、大人になっちゃったんだ。
寝てるダンくんを抱きしめる。肌と肌が触れ合う。
「・・・だいすき」
あたしはそう言うと、ダンくんにキスをした。





おしまい。
途中から書いてて激しく自己嫌悪orz
読んでくれたおまいら、ありがとう
もう少し修行してから出直してくるwww
785名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 23:42:38 ID:FzHbfcjt
なぁに、アスラン脳内変換法で乗り切ったさ
ありがとう!!
786名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 00:48:40 ID:pICSklzI
昔違うスレに投下したものの名前と言葉遣いを変えたやつ。
ミヤサヤとかいう異色でしかも百合、よろしければドゾー
合宿にでも行ってると思ってください。

高いところから落ちる感覚、それでサヤは目が覚めた。
――この感覚、嫌い
枕元にきちんとたたまれている明日の服の上から時計をとる。
――なんだ、まだ4時か
みんなの規則的な寝息が聞こえる。
再び布団にもぐり込もうとして、隣りのミヤミヤの布団がはだけているのに気付いた。
――風邪引いちゃうよ
布団をかけ直してやろうとする。
ミヤミヤの顔の近くに手をつき、反対の手を伸ばした。
――きれい
手が止まる。
何故か突然そう思った。ミヤミヤはきれい。可愛いより、きれいのがしっくりくる。自然と手がミヤミヤの顔に触れていた。
――何があたしと違うんだろ
可愛い子だと言われてきたし、告白されたことも何度かある。
だけど、ミヤミヤとは何か違う。
なんだろう。
――大人っぽい格好してる
パジャマでも、ジャージでもない。
なんと言うのか知らないけど、大人っぽいものを着てる。
――この違い?
自分がミヤミヤと同じものを着てる姿・・・激しく似合わない。
――胸もきれいな形してるし
顔に触れていた手を、今度は胸の位置まで持っていく。
ふにっと、女らしい感触がする。
――それに比べてあたしは
今度は直に自分の胸に触れてみる。大きいだけで、邪魔だ。
――ミヤミヤ、起きないよね
ミヤミヤの服の下に手を滑り込ませてみた。一瞬ミヤミヤの顔が歪んだ気がしたけど、大丈夫な気がした。
ふにっとした感触。なんでこんなに女らしいのだろう。
なんでこんなに自分と違うのだろう。
ちょっと、いや、かなり羨ましくなった。
手を引き抜くと、布団をかけてもやり、自分も布団を被った。


787名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 00:49:32 ID:pICSklzI
そのままもう一眠りする・・・はずだった。
手首を掴まれた。びっくりして振り返ると、目をぱっちり開けたミヤミヤがいた。
「サヤ先輩、何してたんですか?」
小声で囁くミヤミヤ。その顔には、少しいじわるな笑みが浮かんでいて。
「別に。布団かけ直してただけ」
――起きてたのか どうしよう・・・
思わず背を向けた。掴まれていた手首が解放される。
ほっとして、目をつむった、その時。
「!!!」
ミヤミヤの手が、サヤの胸をわし掴みにした。
そしてそのまま揉まれていく。
――何すんの、ミヤミヤ
手首を掴むと、引きはがした。
「何すんの」
怒った声、だけど小さな声で、叱り付ける。
いつものこと。
しかし、今日は状況が違っていて。
「何って、さっきサヤ先輩がしてたのと同じことですよ?」
そう言うミヤミヤはやっぱり笑顔で。
――あんなことするんじゃなかった
後悔。
隙をついて、ミヤミヤが服の下に手を入れてきた。
ひんやりとした手が、胸を揉みしだいていく。
「ちょっやめて」
手で口が塞がれる。少し、苦しい。
「大きな声出したらダメ。みんな起きちゃうじゃないですか」
口が解放され、再び手が動き出す。
――気持ちいい
しばらくすると、そう思えてきた。
慣れた手付きでどんどん事を進めるミヤミヤ。突起を摘んだり、指ではじいたり。
「ねぇ、なんであんなことしたんですか?サヤ先輩がするなんて、思いもしなかったですよ」
耳元で囁かれる。ぞわっとした。
「そんなこと知らないっ」
ミヤミヤの手から逃げようと、必死で身をよじる。しかし、足を絡ませられ、無理だった。
耳をぺろっと舐められた。思わず声をあげそうになる。
――このままじゃあたし、変になる
ミヤミヤの手は止まらない。
788名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 00:52:06 ID:pICSklzI
「先輩、今まで彼氏いなかったっていうの、本当だったんですね。少しかたいです」
――かたい?
ミヤミヤの言葉に、少し戸惑った。
「かたいって、何?」
「胸はたくさん揉まれると柔らかくなるんです。先輩のは大きいけど、張りがすごくてまだかたいです」
――だからミヤミヤのは女らしいのか
妙に納得した。一瞬、この状況も忘れて。
「で、なんであんなことしたんですか?」
また耳を舐められて、首筋も舐められて。
ぴくっと体が動いた。
黙っていると、ミヤミヤの手がお腹のあたりを這いだした。
「答えないなら・・・もっとしちゃいますよ?」
「ひっ・・・」
ミヤミヤの指が、下着の上を這う。なんだか水っぽい感触に、頭がおかしくなりそうになる。
「なんだ、感じてくれてるんですか。サヤ先輩、もうちゃんと女ですね」
――カンジテル?
――あたし、いたずらされて感じてるの・・・?
軽くひっかかれ、身悶えする。
指が、下着の中へ滑りこんできた。
水っぽい音がした気がした。布団の中の音など、聞こえるはずもないのに。
「うん、ちゃんと濡れてます。早く答えないと、指挿れちゃいますよ?」
――もっと
もう、答えたくもなかった。もっとされたかった。いたずら、されたかった。
「あ・・」
にゅるっと、指が入ってきた。
少し、冷たい。
「ほら、挿れちゃったじゃないですか」
――もっと
初めての感覚に、気が狂いそうになる。
恥ずかしさと何かよくわからない感覚で、顔が真っ赤になる。
――もっと
ミヤミヤの指が動くたび、体は正直に反応する。
心も、おかしくなっていく。
――あたしはおかしい子なのかな
女に、しかも後輩にこんなことをされて感じてしまっている。
恥ずかしいのに、求めてしまっている。
胸が押し付けられている背中と、絡まりあう足と、指に蹂躙されているそこにミヤミヤを感じながら、愛欲におぼれていった。
789名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 00:53:34 ID:pICSklzI
気がついたら朝になっていた。知らぬ間に眠ってしまっていたらしい。
「あー、サヤやっと起きたー!」
キリノが言う。
時計を見ると、6時15分。起床時刻より15分寝坊。
ぼーっとしていたら、早く早くと急かされた。
――あれは夢だったのかな
顔を洗い、歯をみがく。
口をゆすいでいたら、ミヤミヤがお手洗いから出てきた。
「やっと起きたんですか」
いつもと変わらない様子のミヤミヤ。
やはりあれは夢だったんだ、そう思うことにした。
「お手洗い、行かないんですか?」
少し、いじわるな笑みが浮かんだ気がした。もう一度ミヤミヤの顔を見てみると、いつもと変わらない。
「ん、行く・・・」
入れ替わりにお手洗いに入った。
下着をおろす。と、染みに気がついた。
おりものではない、薄い薄い染み。
――これっ
夢じゃなかった。あれは夢じゃなかった。
これは、愛欲におぼれた証。
途端、恥ずかしくなり、顔が真っ赤になった。
お手洗いを出て、着替える。
頭の中を、早朝のことがぐるぐる回る。
「朝ご飯食べに行きますよー!」お腹が空いたのか、サトリが叫ぶ。
「ちょっと待ってー!」
鍵を持つと、みんなと一緒に部屋を出た。
790名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 00:54:26 ID:pICSklzI
少し離れて後ろを歩く。
まだ頭の中をぐるぐるしている。
「サヤ先輩?」
――ミヤミヤっ
ミヤミヤが隣りを歩いているのに気付かなかった。
――何を言われるんだろ
冷や汗が出てくる。
「先輩、まだあたし答え聞いてないんですけど」
(どうしてあんなことをしたのか)
自分でも、まだよくわからない。
でもなんとなくなら。そう思う。
ミヤミヤの目を見る。深い目。吸い込まれそう。
自然と言葉が出てきた。
「・・・多分、ミヤミヤみたいになりたかったんだ」
「あたしみたいにですか?」
ミヤミヤが目を見開く。
「そう。ミヤミヤみたいに女らしくなりたかったんだと思う」
それだけ言うと、うつむいて歩いた。
「サヤ先輩!」
その声に顔を上げると、ぱんっと両手で顔を挟まれた。
「何言うんですか。女らしさなんて、先輩なら嫌でも身についていきますよ」
――本当に?
「それにあたしからしたらサヤ先輩が羨ましいんですよ。もうあたしには先輩みたいな純粋さ残ってないですもん」
溜め息をつくミヤミヤ。
「だからもっと自分に自信持ってください!ねっ!」
笑顔。いじわるじゃない笑顔。
――ミヤミヤだって、こんな笑顔できるくらい純粋じゃん
そう思ったけど、口には出せなかった。
「サヤ!ミヤミヤ!早くー」
遠くでキリノが叫ぶ。
「今行きますー!」
ミヤミヤが駆け出す。途中、立ち止まるとサヤのほうへ振り返った。
「早く!後でキリノ先輩の突きくらっちゃいますよ!!」
――あたしはあたしのままで
「うんっ」
そう言うと、サヤはミヤミヤと一緒に駆け出した。
791名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 01:43:27 ID:/Y0N/lrq
>>785
声優ネタをひっぱるのはアレだが
ダンの中の人は色物系がおおいぞw
792名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 09:38:06 ID:yaE6/y5l
コピペ改変モノはアレだなぁ…
頑張ったのは解るが
793名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 19:32:49 ID:oQML4bJn
794名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 19:43:57 ID:XEu6jNgG
>>793
おおおGJ!
その格好でダメといわれてもそりゃ無理だw
795名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 20:03:18 ID:sB7w3CMx
>>794
逆に考えるんだ
「エッチなことしちゃ駄目」ではなく
「エッチなことしてくれなきゃ駄目」だと誘っている、と考えるんだ
796名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 20:57:08 ID:jTqcu2pv
>>794
「だが断る」
797名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 21:31:15 ID:XMQXNgGW
>>793
上目遣い+靴だけ履いてる+大事な所を隠しているお毛ヶをぷらぷら…
どれだけ俺のツボを突き殺すつもりですか?
798名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 00:49:10 ID:bYV1Xi2C
>>793
inネットカフェ吹いた
799名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 03:15:17 ID:brM00FWR
タマちゃんが強い理由の一つに昔ユージが「(剣道が)強い人好き」と言ったから、とかあったら萌える
800名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 10:22:52 ID:aCOokAl2
>>799
幼少時代ユージと悪ガキの喧嘩に割って入ったときに
石を誤爆してユージに怪我を負わせてしまったのを今も気にしていて…って流れだろ常考


…該当シーンアニメでは削除されてたけどな
801名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 15:24:22 ID:WuocyC3R
その代わりに交互に赤面するシーンがあったじゃないか
あれでユージ×タマが増えることを願うばかりなんだぜ
802名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 18:53:48 ID:XCom28mG
間接チッスに赤面してるのが青春っぽくて萌えた
803名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 20:43:51 ID:99thiUjw
バンブレえろ同人一番乗りの本届いた


……あぁ、これはただヤるだけだな。
いつものこのサークルだ
だがネコ耳ネコ属性のタマは可愛いな
804名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 20:46:11 ID:pJGBt25B
>>803
なんて同人?
805名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 21:02:40 ID:g7Gwm8PJ
>>803
うp
806名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 21:49:18 ID:ZTZFudk4
とら通販でバンブーで検索すればお前も幸せ
807名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 03:42:06 ID:Yfcbq8I6
とらで売ってたな…部長輪姦がまさに犯るだけ
でもコンセプトは悪くない
808名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 20:48:37 ID:K1AALHVa
間接チッスは赤くなってたのユージだけ
タマは乗せられまくって赤くなってただけ
809おいしいケーキと苦い恋46:2007/10/10(水) 23:37:35 ID:qhlGmF0D
「えーとっ、飲み物何がいい?コーラと
カルピスウォーターとウーロン茶あるけど」
「ウーロン茶をお願いします」
「ああ……取ってくる」

清村さんが部屋を出た後、私の視線は部屋の片隅にある書籍に注がれる。
書店名が記されたカバーのかけられたそれは、
この前この部屋を訪れたときには存在していなかったものだ。

(あれ……この厚さ…………)
手にとって開き、私は自分の想像が正しかったことを知る。
するとドアの向こうから足音が近づいてきたので
私は急いでその書籍を元の場所に戻し、正座して彼を迎える。

茶色い液体がなみなみと注がれたコップが置かれると、
部屋の主は緊張した面持ちで私の真向かいになるようテーブルに座った。

ウーロン茶を一口だけ飲んだ後、私は気まずい沈黙を破る。
「私……見たんです。清村さんが、女の人といるところを。
身長は清村さんと同じぐらいで、すらっと背が高くて」
「ああ、それは姉貴だよ、姉貴」
「……私、清村さんにお姉さんがいるなんて聞いたこともなかった」
「そういや、言ってなかったな。悪りいな、なんか誤解させて。
その、何でもするから許してくれ」

「食べさせてください、ケーキ」
「え?」
「始めて清村さんと公園ですごした時のように……
食べさせてください、ケーキ」
「あ、ああ、わかった」

たどたどしい手つきで清村さんはケーキを切り分けると
柔らかいスポンジにフォークを突き刺そうとするが、私はそれを止めさせる。

「フォークじゃ駄目です」
きょとんとした顔の清村さんを正面から見返す。

「手で食べさせてください」
「て?」
「手でじかにケーキを摘んで……食べさせてください」
810おいしいケーキと苦い恋47:2007/10/10(水) 23:38:58 ID:qhlGmF0D

二人だけの部屋に、ケーキを咀嚼する音だけが響き渡る。
清村さんが手に持ったケーキを、私は口だけを使って噛み締め、飲み込む。

私が少し上目づかいで清村さんの方を見ると、
目の合った清村さんが視線をそらす。

2週間前、清村さんの家を始めて訪れた時の私なら彼のこの態度を見て
自分が避けられていると勘違いしていただろう。
でも、今ならわかる。

――顔も見せてくれないほど嫌われるってのは、こたえるな――

怖いのは私だけじゃない。相手が何を考えてるかわからなくて、
辛くて苦しくて押しつぶれそうになっているのは私だけじゃなかった。
ケーキを食べようとする私の唇が、スポンジを支える清村さんの指に触れる。
清村さんの指が離れようとするが、その手首を私が掴み阻止する。

「駄目……逃げたら私が食べられないですよ?」

そしてそのまま、クリームのついた清村さんの長い指を、
自分でもびっくりするほどいやらしい動きでねっとりと舐めあげる。
清村さんは大きく息を吸って私の舌の動きを眺める。
私は、まるで幼児がするように清村さんの左手の小指を第二間接まで
口に含んで音を立てて吸い上げた。

イチゴだけを残してほとんどスポンジを食べ終え、
私の口の周りがクリームだらけになる。

「清村さん、クリーム取ってください」
「…………あ、ああ、ティッシュティッシュ」

私の指の動きで金縛りにあっていたように動かなくなっていた
清村さんがあたふたとティッシュの箱に手を伸ばす。
だけど私は静かに首を横に振る。

「ティッシュは駄目です」
「……ああ、じゃあ」
指で私の口の周りのクリームを拭い取ろうとしたその指を止める。

「口で……舐めとってください」
「な……」
811おいしいケーキと苦い恋48:2007/10/10(水) 23:40:56 ID:qhlGmF0D

口をあんぐりと開け絶句する清村さんの前に、
私は自分の顔を差し出す。
清村さんがごくりと唾を飲み込む音が聞こえた。

心臓の音が高鳴って頬が真っ赤になるのがわかる。
いつもの私なら、こんな大胆なことなんて言えなかっただろう、できなかっただろう。
憧れていたタマさんがくれたまさかの褒め言葉に、
私は少し舞い上がってハイになっていたのだ。

「えっとその……いいの?」
「さっさとしてください。『なんでもする』んじゃないんですか?」

恐る恐る清村さんが口を近づけ、私の頬のクリームを舐めとる。
ざらついた舌が這い回るとただでさえ熱い私の頬がさらに高温になり、
頭に血が上りすぎて倒れそうになるほどだ。

だけどまだ足りない。
私はすっと清村さんの舌から顔を離す。

突然私から遠ざかれて清村さんは切なそうな表情を浮かべる。
もっと舐めていたい、彼の顔はそう物語っていた。
男の人の感情をコントロールできることに、私の心が怪しく昂ぶる。

私はスポンジの上に乗っかっていたイチゴを手に取り、
清村さんの口の中へ押し込む。

「……?」

狐につままれたように呆ける清村さんからケーキを取り上げ、
クリームやスポンジのカスにまみれた両手をぺろぺろと舐めあげ綺麗にしてから私はねだった。

「食べさせてください……イチゴ」
812おいしいケーキと苦い恋49:2007/10/10(水) 23:42:30 ID:qhlGmF0D

さすがにもう、清村さんもどうすればいいのか心得ていた。
彼の目が、2週間前のような熱く激しい獣の瞳に変わる。
だけどもう私は怖くなかった。
彼の目の中に映る私もまた、怪しく滾った眼差しで彼を見つめ返していたのだから。

イチゴを咥えたまま、清村さんが私にキスをする。
そして私と清村さんは、イチゴが砕けてグチャグチャになるまで舌と舌を絡め合わせた。

イチゴがぼろぼろになり、ほとんど原形をとどめなくなっても
私たちのディープキスは終わらなかった。

はぁはぁと息を吐きながら、私たちは口を離す。

「メイ……いいか?」

清村さんが鼻息を荒くしながら私に問いかける。

「今度は……」

私は肩を震わせながら呟く。
でもその震えは、2週間前のときのように恐怖を感じていたからじゃない。

「今度は……」

優しい彼はそんな私の様子に気づき瞳が少し寂しげになっていく。

違う違う違う違う!
怖いんじゃない。
私たちはこれから、本当の意味で結ばれる。
その喜びを抑えられず、私の体は震え続けているだけなのに。

「怖いのなら……やめようか?」

私は飛びつくように身を離そうとした彼の体に寄りかかる。

言わなきゃいけない。
自分の伝えたいことを。
タマさんのような強い心で。

「今度は優しく……優しく抱いてください…………」
813名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 23:43:49 ID:qhlGmF0D
前戯編 了
結局アニメ放映までに完了できなくてすいません
次回で終了予定
814名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 13:11:45 ID:LUo8Y5Cy
芽衣たん優勢なのもいいな…ハァハァ
815名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 18:15:38 ID:fGCOpAJr
清村萌えが段々と芽衣萌えになってきた俺
816名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 06:22:43 ID:XCsxumkL
間接キスでさえユージは何も反応しなさそうだけどな
むしろなんとなく察したタマちゃんが照れて、更に状況を理解してないユージ
に大しても「気付いてよ」って意味で照れる


ゴメン、俺の趣味言っただけ
817名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 19:48:58 ID:qwFS+phK
タマちゃんはそんな反応しない
818名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 20:52:45 ID:qJemWASY
819名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 21:05:57 ID:nrMszJFq
画像は角煮だけでよろしく
ここに貼ると板ルールに抵触しかねない
なぁに、どうせほとんどの住民が両方のスレ見てる
820名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 21:07:36 ID:Oug4zAj7
MPはどうするんだ
821名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 21:38:11 ID:2n5lEJfu
どうするんだ、って
SSは引き続きこのスレ
MP関連画像はガンガン系エロ画像スレでいいんじゃ
822名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 22:37:13 ID:Oug4zAj7
>>821
そんなスレないわけだが
823名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 22:58:46 ID:pd38LYWn
>>822
ヤングガンガン系のエロ画像スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1128851071/
824名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 23:03:25 ID:qJemWASY
いやヤングて
825名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 23:35:19 ID:C/rcYPby
MPは引き続きこっちでいいんじゃね
826名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 23:46:44 ID:EdQcg4Mq
原田さんのまんまんなめたい
827名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 00:12:02 ID:8E4NEgku
と言うか単に
「バンブーの画像関係は専用スレできたからそっちで」
って話
828名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 22:11:18 ID:Jv5jkccQ
ほしゅ
829名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 14:45:26 ID:oXJnaJyy
リクエストでもすっか

どなたかユージ×タマ書いてくださいお願いします
830名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 20:34:10 ID:hSy5/Ahk
バンブーアニメ3話はサヤ×ミヤミヤだった
あの押し倒してる構図エロ杉
831名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 22:43:59 ID:Tu+CfhHq
なぜ新作の気配がないんだ
832名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 23:04:41 ID:Up7cDwik
>>831
このスレの知名度不足
833名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 23:09:17 ID:Xh9mQFT4
834名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 23:19:57 ID:50aAdn5k
>>831
アニメスレに投下し続けてる奴がいるから
835名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 03:50:05 ID:nFmSi3c5
いやいやここに投下されるようなのは投下されてないから
ここ文章がほとんどだし絵もMPのが多かったんだからさして影響ねーよ
836名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 11:01:53 ID:wtG82IXa
今夜のたまちゃん


胸が無いのはステータスと言う
アニメキャラがいたけど
私はそんな短絡に考えられない。
やっぱり、おっぱいは欲しい…
だから寝る前は牛乳飲んで胸を揉むのが日課。

「ぁ…ぅ……んくっ」
段々と気持ち良くなると、
結局オナニーになる。
想う人はいない。
よって私のソレは初めて性器を悪戯して
興奮する子供と似た行為。
だから私は子供おっぱいなんだ…

「…やっ…こんな小さいのに、いっぱい感じる……」
Hな自分が怖い。
「ぃくっ……ぃやっ…やぁぁぁ!」


いつか、好きな人が出来てこの胸が膨らみますように……
837名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 12:49:48 ID:pX4tzd8D
タマスレの人きたぁぁぁぁぁぁ
838名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 14:49:16 ID:MTzwHH4v
タマちゃんも無乳を気にしてたんだね(*´∀`)
839名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 18:25:45 ID:pjrhhIs1
タマ×ユージ:純愛ルート
キリノ×ユージ:キリノ攻め、ユージ受け
なんてのを期待してます。
840名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 18:33:48 ID:KmvXYOYU
以外とサヤ×ユージもありなんじゃないかと思う今日この頃
841名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 20:20:40 ID:lj4MXZkz
むしろアズマ×ユージで
842名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 20:44:53 ID:Kssp0mIy
アニメでサヤサヤのエロティックさに気づいた今日この頃
843名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 20:49:42 ID:Ll4f/jzf
お前には速さが足りない

でもさっき外伝読んだ自分としては、コジロー×ミヤミヤも良い
844名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 21:23:25 ID:b5NElXym
できればキリノ×コジローで
かいがいしく世話に来るキリノがコジローを(ry
845名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 14:59:18 ID:uxG5QRvX
>>840>>841
まだまともな会話したこともありません
っていうかあずみゃーが攻めんのかよwあのドジっ娘がww

いえ、僕は全然構いませんけどね?
でも書けないんでどなたか執筆お願いします
846名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 19:17:59 ID:U8R5Z7wR
ユージが総受けで剣道部でローテーションという馬鹿らしいのを受信したんだ







誰か叶えてくれ
847名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 20:30:34 ID:HzpQb1sQ
俺はむしろユージが女子部員を次々手篭めにしていく展開が読みたいんだぜ
だがけしてタマには手を出さないんだ、汚さず手元に置いておきたい、ってね
そして自分だけ手を出してもらえず悶々とするタマ
848名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 22:00:41 ID:NXC0Llzg
>>847
嫌だ
849名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 01:11:41 ID:LjZkp/Kl
マテパもたまには思い出してやってください
850名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 01:14:26 ID:dW5aJ3Pk
単行本全巻そろえてから書こうと思ったのに、
どうして、どうして三巻だけ、どこの書店にもないんだ……?

結構、妄想備蓄していたのに。
タマちゃん愛されすぎで、キリノやサヤが壊れて鼻血ブーとか
タマちゃん愛されすぎで、ユージくんやキリノが壊れて鼻血ブーとか
タマちゃん愛されすぎで、キリノやキリノが壊れて鼻血ブーとか

ごめんなさいごめんなさいマジごめんなさい
851名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 01:40:23 ID:zjcVDevE
>>850
某スレの○なフェチを思い出した
852名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 05:36:24 ID:besKGrJv
>>841
原作では有り得ないだろうけど、その組み合わせも可能ではないかと思った。
原作で誰かが東に勉強を教えるフラグは立ってるのでユージがその役に(ダンは教えるの下手そう&ミヤミヤが許さない)
勉強を教えるのを切っ掛けに、部活でもタマちゃんがミヤミヤと、キリノはサヤと、コジローはダンの稽古相手になってしまい
お互い余ってしまう事と実力も比較的近いと言う事で稽古相手になる事が多くなる二人。
そんで東は勉強でも剣道でも自分より上で、しかも基本的に面倒見の良いユージと組む事でドジっ子の自分が助けられる事も多くて
そんなユージに東は憧れを抱き、憧れが微かな恋心へ…という展開が見えた。

まぁ最終的には自分以外の女の子と居る事が多くなったユージを見てタマちゃんが自覚せずに焦りや寂しさや嫉妬を感じ始め
「そっか…私……本当はずっと前からユージ君の事が…」と自分の中に眠っていた恋に初めて気が付き
今までのタマちゃんからは想像も出来ない恋する少女なタマちゃんにユージも惹かれていってそのまま二人は結ばれちゃうんだけどね。
853名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 13:36:54 ID:mvewFSAz
>>852
おまい早くその妄想を書き散らしてこのスレに投下するんだ!
854名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 14:30:30 ID:99Q0X8wQ
Nice boat.
855名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 19:11:46 ID:Ez2YaXVr
>>850
タマ☆ふぇち

と申したか
856名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 21:43:20 ID:RnOr7ksz
ユージ系の組み合わせは見てみたいという意見が結構前からあった気がするけど
いまだにちょびっとしかないのが現状だな…

まあ俺も他力本願なわけだが
857名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 21:55:20 ID:sdFp8qzt
対するコジローもタマとキリノぐらいしか相手がいなさそうだな
サヤやアズミャーもあんまり想像できんし
858名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 21:57:59 ID:p00YvK9O
いや、サヤはありえるだろ
859名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 21:59:56 ID:8NnqIVrq
>>857
あの教師とかいるじゃん
名前忘れたけど
860名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 22:02:46 ID:besKGrJv
>>859
吉河先生だな。
ちなみに何回かコジローと話したりゲームで勝負の約束したりで地味に絡んでる。
861名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 22:31:26 ID:99Q0X8wQ
タマちゃんはよくわかってない分教えたらフェラとか普通にしてくれそう
862名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 00:20:41 ID:w9IrpupH
おっかしいなぁ・・・サヤサヤこんなに可愛かったっけなぁ・・・。


いや、アニメ見てたんっすけどね。
何かもう凄いんですよ。ヤバイっすねこれは。
863名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 00:35:07 ID:Pa4C5SqF
あんたもかわいいよ
864名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 01:48:51 ID:Jvo+Y0I5
着替え中に黒光りGと遭遇して更衣室を叫びながら飛び出すサヤ

そしてそのまま1週間部活休んだ
865名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 20:35:54 ID:uEEgHoXG
流れぶったぎってすまんが昨日眠る前にこんなことが頭に浮かんだんで聞いてくれ

城に入って、変な思いこみで元気を無くしたミカゼに気がついて相談にのってあげようと思ったリュシカ
でもやっぱりいろいろあって性的な意味で慰め(させ)ることになったんだ
しかしなぜか分からないが気がついたらミカゼ♀とリュシカ♂の絡みになってしまったんだけど需要あるかな
性格は変わらず性別がいれかわっただけだけど。
866名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 21:18:13 ID:QhDeaL4x
今すぐ文章にするんだ
867名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 00:27:05 ID:1S1kkAFx
性転換wktk
868名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 00:48:56 ID:+rQlPJ+/
てかミカゼとリュシカの組み合わせって珍しいな。
事の最中にアクアに見つかって、ぶっ飛ばされるミカゼが見える。
869名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 01:55:42 ID:CMNm0SiU
コジロー×キリノはガチだな
870名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 02:52:45 ID:AnW8efpj
普通にミヤミヤを拉致って拘束したレイミとか
871名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 11:09:07 ID:0v9iLIFV
最近ミヤ×さとりんを考え始めてる俺がいる
ダン君ならミヤミヤの移り気くらい広い心で許してくれると思うんだ
872名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 15:13:04 ID:b7cBv9Ul
>>869
ああ、ガチだな
873名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 20:23:06 ID:K68/PmT1
>>869
もちろんガチだよ
874名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 01:21:51 ID:e/P3dfrM
作品こねー
875名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 06:48:32 ID:NZhk11VC
アズマ→ユージ×タマ
876名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 14:54:30 ID:OLrXw9B0
>>874 865だけど今書いてるから待ってろ
でも今回リュシカは出てこないので我慢してね><つかやっぱリュシカの♂化は無理

個人的にはアクアとミカゼよりもミカゼとリュシカの絡みのが好きなんだが、
やっぱリュシカはティトォ一本なのかな?
結構2人は仲良さそう(恋愛感情はお互い無いだろうが)だし好きなんだけどな
877名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 18:20:24 ID:TWdb2iDm
例え恋愛感情がなかろうと
ついつい一夜だけの過ちを犯してしまうとか

そしてぷっくー
878名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 15:20:05 ID:0O4WHIb6
土塚さんなら…
最終回付近でタマとユージ当たりの距離が縮まり
タマが告白をする事を皆に相談

⇒こっそり聞いてたユージはテンションがあがる
⇒次の日下駄箱にラブレター⇒放課後屋上でまってます⇒キリノ辺りが覗き、冷やかす


…放課後、タマは気付いたら教室にいない
もう屋上に向かったのだろう

⇒途中皆に冷やかされ見届けて祝福してやるよと…


⇒屋上…タマは待っていた
告白する相手を…ドアが開く
ドアから彼が照れながら覗きこんでいる…彼が近づいてくる
ドキドキが止まらない、先手必勝!!

「好きです、私と付き合って下さい!!」
「よ、ヨロしくお願いします」
「あ、あのキス…してもらって…良いですか?」

お互いみつめあい…そっと唇を重ねる…






ガチャッ ギギィ〜

ユージ「な…な…なんで〜!!」
彼の目の前にはタマと男が幸せそうにキスをしていた…固まる事暫く…

パン パン パン
皆「タマちゃんおめでと〜う!!…………あれ?」
タマ「み、皆…ありがとう…」

ガチャ
「あ、来てくれたんだな…ギャラリーが多いが…構うか!!
好きだ、俺と付き合ってくれ!!」

皆「………ユージおめでとう!!」
ユージ「えぇ〜〜?!
いや、だってコイツおと…アー」
879名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 10:36:58 ID:47xMX/cB
test
880名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 03:34:46 ID:YUROY4Zt
アニメ始まって一ヶ月だというに一つもこない…
881名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 15:47:06 ID:/19bty51
ああ、何か変な電波を受信してしまった。

タマとユージが部活後の道場の倉庫で行為をしてる所をキリノとサヤが密かに覗き込んでいて、
後日、興奮気味の2人がユージを逆レイプ。

俺も末期だな○TZ
882名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 16:51:34 ID:Wun+hZkb
さあ早くまとめる作業にもどるんだ
883名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 00:15:39 ID:N36ojgb2
西ちゃんのエロくないSS頼む。
884名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 00:41:27 ID:PX2bqkB/
>>883
ネクロフィリアの西はいうならば交通事故などによって生じた死体を片付ける職業に就いていた。
西にとっては天職そのものであった。そして、西には彼女がいたが、彼女もまたネクロフィリアである。西は猫を袋に詰め、壁に叩きつけて殺して、死体を風呂に入れたり、盗んできた白骨死体で3Pをして楽しむが、ある日西は会社をクビになってしまう。
それを知った彼女は呆れて死体と駆け落ちしてしまう。人生に失望した西は、娼婦を相手にするも興奮せず、首を絞めて殺してしまう。その瞬間ネクロフィリアの本性が現れるのだ。そして、現場を見た通行人もスコップで顔面を切断して殺してしまう。
西は夢を見る。草原で天使のようなものと生首のキャッチボールをするというものだ。西の精神は限界まで達していた。やがて西は自慰を始めながらナイフを自分の腹に突き刺す。その瞬間、西のオルガズムは最高に達したのだ。  END
885名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 07:05:56 ID:lBohjAbz
>>883
そういえばさ、ここってエロ描写の無い健全SSでも歓迎されそう?
886名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 10:40:13 ID:lqO3g93t
>>885
個人的には全然オッケーだと思う。
むしろ自分はエロなんて書けん。
887名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 18:35:36 ID:4ugJt6+M
>>885
まあ、エロパロ板のたしなみとして、注意書きと
NG登録できるようにタイトルorハンドルをつけておけば、
エロ無しでも大丈夫なんじゃないかな? ないかな?
888名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 21:15:06 ID:+yz9RqpU
保守
889名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 22:44:46 ID:MeoXmjXv
保守ほしゅー
890名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 02:23:38 ID:5jZ33KEY
コジロー×タマとかみたいんだけどなぁ。
891名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 11:59:28 ID:wlFkEZi1
なんでこんなに過疎ってるのかな
アニメも人気上々だしもっと賑わってても良さそうなもんだが

てかエロパロ板自体も過疎気味な気がするなぁ
892名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 17:05:12 ID:PANaN+jJ
この板とはあまり関係ないが
バンブレの同人はあまり出ないような気がする
893名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 17:24:42 ID:AwN5BsV4
バンブーは美少女物にお約束のエロが一切無い硬派なアニメだからなぁ。
まぁ俺は週に三度ほどキリノで抜くが
894名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 17:25:21 ID:AwN5BsV4
バンブーは汗や匂いフェチには堪らない
895名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 17:42:12 ID:6Pky5HI1
もう始まる前から2冊位見かけてはいるがな…
ネタとしてはまぁまぁあるし要は波乗りかねぇ?
896名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 17:46:44 ID:mCTyBG5Z
次の冬コミでいくらかは期待できるかね?
897名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 19:13:33 ID:DlQoDIEG
本スレで同人出すとか言ってる奴がけっこういたからそれなりに出るんじゃない?
まあ本当に出すかは知らんが
898名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 19:28:18 ID:8jMute0i
>>893
お主、サヤサヤのあのボデーがエロくないと申したか。

899名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 23:13:24 ID:P4O2CUFW
なんつーか、直接的なエロは似合わんのよな
キャラの雰囲気残しつつのエロは想像がつかんっつーか

その点、アニメのお色気は絶妙な按配だと思う
900名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 23:51:57 ID:FopOuwTO
アニメにお色気なんてあったのか・・・
901名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 00:55:13 ID:Rz5Z3OaU
>>898
まったくエロいと思わないな。
だってあのムチムチの尻引っ掴んで牛のような乳を揉みあげて
あのハイテンションで二人叫びながら朝まで貪りあうぐらいの妄想しかしてないからな

ミヤミヤはヤンキー状態の時のSMとダン君の前での淑やか御奉仕で二度美味しい

キリノは練習直後の胴着くんかくんかして辱めた後に俺の特製竹内で胴を


ちょっと四話見て抜いてくる
902名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 00:58:34 ID:bujkWndR
いいから作品書いてください
903名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 01:40:06 ID:9dMcuxWJ
>>899
>なんつーか、直接的なエロは似合わんのよな
>キャラの雰囲気残しつつのエロは想像がつかんっつーか
ARIAスレを筆頭に最近よく見かけるレスだがこれはなんだ?
なんてエロ同人に対して無意味な文面なんだと毎度思うのだが
904名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 01:55:40 ID:AWXMqSXs
>>900
ちっともエロくないのに
アングルや表情がエロい目で見れば実にエロいという

>>903
エロい展開に持って行くシチュエーションが浮かびやすい作品よりは
エロ同人の絶対数は少ないってことになるんじゃないの
そういう意味じゃ、エロ方面では難産になりがちな作品だろうよ

無理矢理な展開でエロに持って行ったり
クリムゾン的なもんなら、そりゃいくらでも作れるだろうよ
けどそれって、顔と名前挿げ替えれば、どんなキャラでも成り立つよな
905名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 02:13:09 ID:dAJmdwkh
ここはエロパロなんだから好きなように妄想してエロくすればいいじゃん
906名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 09:34:55 ID:fnum4jDp
>>904
お前のこだわりはよくわかるぜ
俺もバンブレらしいシチュを日夜考えてる最中だ
907名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 15:17:33 ID:Rz5Z3OaU
キリノはあっけらかんと股開いてそうで怖い
908名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 15:19:19 ID:HvLuZtpv
キャラが無駄に小奇麗だからエロく感じるのかな
909名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 23:09:22 ID:hlHbozSF
原田さんにハァハァしてるのは俺だけでいい・・・
910名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 02:54:57 ID:SujSazyg
>>909
何言ってる。かなりの人気キャラだぞ。
少なくとも俺は嫁にしたい。
911909:2007/11/09(金) 07:16:31 ID:tF7+y1eB
>>910
おぉそうだったか!!!
いろんなバンブースレ見て原田さんハァハァは少数派だったもんでな
912名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 08:21:59 ID:cWvTPF/w
ユージ主体とした場合

タマちゃん=何かのきっかけでユージを異性と見るようになる、または
実は昔から想いを寄せていた
キリノ=コジローがいるがついついつまみ食い
サヤ=もて余した体をユージで・・・
ミヤミヤ=ダンこ・・ダンくん一筋なので無し
アズマ=剣道を通じて惹かれた

という感じに俺はなった
913名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 22:25:53 ID:yhPMvXq3
まあ一番手タマちゃん、二番手さとりんということになるのか

タマちゃんとユージは長年の積み重ねがある分一度火がついたら凄まじい勢いで燃えそうだ
でもさとりんとはそんなに急には進展できないだろうな
914名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 22:31:34 ID:mzktgpdm
まずはキリノとサヤに順番に食われて道帝喪失
二人の玩具にされる日々を送りつつ、サトリームとフラグをたて
タマがモヤモヤをもてあまし始める

で終着点はタマかサトリームか、もしくはハーレムエンドか
915名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 23:44:52 ID:5aVa7zMt
盗まれた過去を探し続けて
俺は彷徨う 見知らぬ街を
炎の匂いしみついて

むせる

さよならは 言ったはずだ
別れたはずさ

地獄をみれば 心が乾く
戦いは飽きたのさ 

さだめとあれば 心をきめる
そっとしておいてくれ
明日に
ああ つながる今日くらい
916名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 07:57:07 ID:zRF65JBc
>>915はサヤ
917名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 08:39:12 ID:v9fpZpww
つーかボトムズOPの歌詞だから
918名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 17:36:38 ID:xziWPf00
ボトムズだかダンバインだか知らんが、何故ここに貼る
919名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 18:01:13 ID:hLZrSY++
清村とメイの話の続きがそろそろ読みたい
920名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 18:49:15 ID:E8c9DhSH
ユージが取られそうでタマちゃんムラムラな流れだが
あえてタマちゃんが別の男に興味を持ち始めて、ユージが焦って告白ってパターンは

想像しにくいな
921名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 20:45:22 ID:LWZrvFH2
あのフラグクラッシャーなら
普通にタマちゃんと別の男を応援しそうだな
922名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 01:21:08 ID:ZMlJTQbS
>>913
むしろサトリは付き合い始めたら
なんか勘違いしていきなり脱ぎだすような気がしないでもない。
で、ユージが慌てて止める。
あれ?エロにならん……
923名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 02:33:14 ID:dOR+XWXJ
もうユージは試合で頭を打って性欲が止まらない病気になるしかないな
そんぐらいヤツは悟りを開いてしまっている
924名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 06:25:46 ID:mJ87DNck
大丈夫。サトリ脱ぐ→ユージ止める→サトリが転んで押し倒される→そのままサトリにやられる

うむ問題ない
925名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 09:15:35 ID:NizY4cga
妄想散らばらすだけで実際に執筆する人はいねーんすか


…え、俺?
926名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:25:31 ID:xddyoMGH
>>924
サトリが「ヤッたら頭良くなる」と思い込めば問題無いな
927名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:47:39 ID:OLX6NKwE
なんかどうしてもあぶれもの同盟でサヤ×サトリを意識してしまうのだが俺は変なのか
928名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:03:10 ID:H1jY8auT
>>926
ならいっそユージの性格を黒くして勉強教えてるときに
「不正解の数だけ服脱いでね」
とか言い出して動揺したサトリが間違えまくり、とか。
動揺しなくても間違えるんだろうけど。
929名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:45:52 ID:dOR+XWXJ
お、俺はユージ×タマちゃん派なんだ!サトリとか言う妾は三歩下がってあるけ
930名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:51:20 ID:RNpgTUoa
>>923
悟りを開いている

サトリを開いている

サトリの身体を開いている

東っちは既に攻略済み


こうですか? わ(ry

931名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 04:40:40 ID:y6jt/ERO
ユージくんは理性というサヤに本能を収めすぎなんだよ
932名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 05:04:42 ID:SZ57cyay
>>931
サヤに本能を……いや、俺は不謹慎なことは何も考えてないぞ。
933名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 06:04:52 ID:npftU7zH
ユージくんは例え、霧の中でも真っすぐ進む男だよな!
934名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 10:15:51 ID:uw/Py6d7
バンブーブレードは誰が誰をどういう風に呼んでるかがはっきりしてないから
アニメで入った人はSSがまだ書きにくいんだろうな
935名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 02:51:01 ID:HqiHCEf3
いっそタマユージサトリの3Pでいいじゃない

しかしエロが書きにくいのは、
タマちゃんがあまりにもロリ体型すぎるせいもあると思う
どうしても躊躇うんだよ…俺が
936名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 03:01:05 ID:z6qC4mPG
原作じゃ成長フラグも立ってるし、まだ15歳だから
設定的には、他人より成長期が遅めって感じだとは思うのだが
多分劇中じゃ育った姿をまともに見せることはないだろうなあ
途中で長期の空白があるような展開でもない限り
終盤にちょこっと顔見せがいいとこかな、様式美として

小動物を愛でるような目でならともかくとして
確かにロリが苦手な人にはキツいお題だな
937名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 08:23:30 ID:+L+JOejK
あれだね、ユージとさとりんがテスト勉強してて、さとりんが消しゴムを落として拾おうとしたところ、ユージも拾おうとしてて縺れて転倒、ユージがさとりんを押し倒しているような体勢になってしまい、そこをタマちゃんに目撃される
938名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 11:38:35 ID:t/kk3PPr
安藤のねちっこくて変態的な責めが読みたい
939名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 16:30:07 ID:OPEzo47/
>>937
初めての嫉妬か
940名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 17:17:35 ID:e8ZMbXwo
作品まだあ?(AA省略)

清村×メイの人も止まっちゃってるしな
941名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 18:39:12 ID:sP+iZHMA
>>940
書きたいが、今手を出すとただでさえ書けない他のスレッドの
あれこれが変態な事になって恐怖のズンドコが氷川きよし
942名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 19:06:03 ID:6QvNDfmA
よくわからんがお前が切羽詰ってるのはわかった
943名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 22:13:11 ID:bpdlvmOI
>>941
頑張れきよし
気長に待ってるからな
944名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:50:00 ID:NT3UsPs1
半角虹に単独スレないのな。
945名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 18:20:43 ID:pyy95jXC
>>944
バンブレのならあるよ
946名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:02:48 ID:lD/XLABJ
最近マテパネタ少ないな…
空気を読まずに投下。
幼女リーザ
ttp://imepita.jp/20071114/827570

たぶんすぐに消す
947名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:11:32 ID:zwb9epiT
なぜリーザを幼女に?

しかしこれはよいロリというしかあるまい

948名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 02:07:17 ID:1c6zujdN
>>946
ちくしょーーーーーーーーーーーー消えてる!!
949名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 02:44:10 ID:+DBJ5x8K
>>948
読めなかったのはお前一人じゃないさ…
950名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 06:27:28 ID:wm+GEDk/
新スレは>>980で良い?
951名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 08:37:05 ID:6gdbTxoI
バンブレ独立スレが必要だな
952名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 08:43:46 ID:uqFFWpvH
>>951
前立ったけど落ちたりした
953名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 12:59:32 ID:cLSvm5fS
>>952
あれは重複扱いにされたから
954名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 14:16:35 ID:51CnL12D
そりゃそうだ。
955名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 14:21:02 ID:8GhwR4AL
独立するほど賑わってないしな
スレタイに「バンブー」とか入ってりゃ検索も問題ないし、このままでよかろうよ
956名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 14:58:14 ID:PxF9IJW9
次スレはブレードも入れるべき
わかりにくくはある
957名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 15:00:48 ID:PxF9IJW9
こんな感じで
【マテパ】土塚作品総合 5指目【バンブーブレード】
958名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 19:39:40 ID:lJjuezE5
うん、それでいいんじゃない?
959名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 04:37:10 ID:GCrxTTo5
俺以外に御風×リュシカ主張してるやつがいてくれて救われた
960名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:15:03 ID:6CGsB3c/
アニキャラ個別のキリノスレで長いの書いてたら、流石にマズくね?
って突っ込まれたし自分もそう思ったのでこっちに残り書きたいんだけど、いいかなあ?
エロ全然なくて恥ずかしいんだけど…

一応いま#1−9までで、大体こんな感じです。
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1194617863/857-868
961名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:22:38 ID:QWyfh1JF
一応非エロも過去にあったよ
962名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:36:27 ID:kmqz2O0S
専用スレ立てといた

【BAMBOO BLADE】バンブーブレード専用エロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1195367721/
963名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:38:19 ID:d8gSjFkX
>>962
削除依頼しとけ
964名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:43:37 ID:6CGsB3c/
>>961
ありがとー。じゃあ、やり切っちゃおうかな?

スレの終わりの時期にめんどくさい物持ち込んじゃって、ホントごめんなさい。
965名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:50:38 ID:6CGsB3c/
#9

 翌日。ユージから事の顛末を聞いた俺達は、一様にこう反応した。

『あやまっとけ。』
「あ〜やまんなさ〜い」
「あやまった方がいいよ!」
「…まだ、あやまってねえの?(黒)」
「おまぁえが〜あやまれぇ。」

「うう… あやまります。」

…(それから一週間後。)

 …だからって、わざわざ道場をその待ち合わせに使うかぁ?
 誰かに吐き出せば解消できる類だったユージの悩みに対し、タマの傷は深かった…のだろう。
 他の部員に知られてしまった事もあるし、実際タマは全然道場にも姿を見せていなかった。
 それが、ようやく話をつけられたと言うので、今日はここ道場にて謝罪の儀式なのだが、肝心のタマが… 来た。

『ほらほら俺達は出てるぞー』
「「「「え〜」」」」
『二人だけにしてやんなきゃ、な?』

 渋々ながら全員出払った。じゃあ後は、頼むぞユージ。

「………ユージくん。」
「タマちゃん。 …来てくれてありがとう。」

 (ひょっこり、道場裏の格子戸に野次馬5人。)

『(コラッ、お前等、何してんだよ!)』
「(え〜だって、やっぱり気になるじゃないですか〜)」
「(先生こそこんなトコで隠れて見てるのに!ずーるーいー!)」

 …教師たるもの、生徒の管理は当然の権利だ(?)
 まぁ実際、俺とキリノが撒いた種みたいなもんだしな…当然、気にはなる。

「僕、タマちゃんの気持ち考えずに、自分の事ばっか聞いてもらおうとして。」
「…」
「それどころかすっごい傷付ける様な事まで言っちゃって…」
「……」
「ホントに、どうやって謝っていいのかもわからないけど、ごめん!」
「………いいよ。」
「…許してくれるの?」
「……もともと、許とか、許さない、とかの事じゃ、ないし…
 あのね、私… あれから一杯考えて。
 わからないけど、この気持ちのホントが知りたいの。」
「えっ、それって…」
「……ユージくん、私と、えっと… キス、してくれる?」
「な、な、なんでそうなるの?」
「宮崎さんが…」

 !!!!

『(ミヤ〜お前なぁ〜)』
「(えーっ、だって… 先生はニブいから分からないと思いますけどぉ)」
『(誰がニブいんだよ… ったく! キリノ!お前くっつきすぎだ!見えんだろーが!)』
「(え〜いいじゃないっすかぁ〜〜)」
「「「(それだよ…)」」」
966名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:59:00 ID:6CGsB3c/
#10
「…ダメ?」
「いや、ええと、ううん… ホントに、僕でいいの?」
「………ユージくんとじゃないと、分からないよ… 
 ううん、こう言う言い方じゃズルイよね。 ………ユージくんが、いいの。」
「…あ、ありがとう。 …じゃあ、えっと。」
「うん…(目を閉じる)」
「…」
「…ん。」

 …長い。ユージはともかくタマは知識もないだろうにこの長さはどうだ。
 大人のキス。いやいや大人未満の… ユージの方が知ってたのだろう。
 とりあえずおぼつかないながら、ずっと、目は閉じたまま、唇を重ねている。

『(オイあいつ等、長くないか?息、止まってるぞ?)』
「「「「(先生ちょっと黙ってて!)」」」」

 やっと終わったらしい。
 ゆっくり離れていく二人の唇に銀の橋がかかる。
 …ん?なんか様子が変だが。

「…ぷは。 …ん?あれ?」
「………ふぅ。 ………あ。」
「もどっ…てる?」
「………戻ってる。」
「やったよ、タマちゃん!」
「………うん。よかった…! …ありがとう、ユージくん。」
「僕の方こそっ… 一杯迷惑かけちゃったのに、そんな…」
「ユージくん…」

 だあぁ、そっから先は流石にご法度だ!ヤング誌じゃあるまいし!

『そこまでっ!お前等、神聖な道場を汚すんじゃねえ!』
「こ、コジロー先生!?見てたんすか?」
「「「ちょ〜、先生、空気読もうよ〜」」」
「!!! ………みんなも、見てたんですか?#」
「いやいやいや、あらら …タマちゃん? …ちょっと、あ、突きは、ダメぇーッ!!」
967名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 16:02:04 ID:6CGsB3c/
#11
 怒れる大魔神・タマと便乗したユージにフルボッコにされた俺達は
 足腰ガクガクのまま自転車で帰ってく二人を見送った。
 いや、と言うか、お見送りさせられた。
 …その後、下校中のカップルに、このような会話があったかどうかは、定かではない。

「……ねえ、ユージ君。」
「なに、タマちゃん?」
「……私達、サヤ先輩の言ってたお話みたいに、少しは、混ざっちゃったのかなあ。」
「入れ替わって…それから元に戻った事で、記憶が、って言う事?」
「…うん。今、たぶんユージくんと同じ事、考えてると、思うし…… 私ね。」
「待って。」
「…え?」
「それは僕に、先に言わせて?」
「……うん。」
「好きだよ、タマちゃん。」
「……私も、ユージくん。」
「「ふふふっ」」

「じゃあ、またね!」
「…うん、ばいばい!」




[終わり?]
968名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 16:05:55 ID:6CGsB3c/
#12 〜「その後」の「その後」の、エピソード〜

「ねぇ〜?だから言ったじゃん!うまくいったでしょ?あっはっはっは」

 …キリノ。こいつは。本当に。どこまで分かってるんだか。
 全て終わった後の道場。タマに最も念入りにボコられた俺とキリノは二人だけで道場の壁にへたりこんでいた。

「…ところでコジロー先生、不思議じゃなかったですか?」
『ん?何がだ?』

 突如、エンジンが再点火したかのように、表情をイキイキとさせるキリノ。
 相変わらずこいつの表情からは何を考えているか読めない。

「ほら〜、はじめ、私と先生が入れ替わった時、先生、イヤじゃなかったでしょ? …私も、全然、イヤじゃなかった。」
「サヤの言ってたお話って、ホントなんですよ。意識と意識が入れ替わると、一瞬、お互いの記憶…
 記憶、だけじゃなくて、人格やキモチや経験、そんなのが全部、同じになっちゃうの。」
『ちょっと待て、何を言ってるんだお前?』

 ついには立ち上がり、手を広げて解説を始めるキリノ。
 俺もなんとか、壁を頼りに身体を起こす。

「きっと、タマちゃんとユージくんは、ぶつかった時、どっちか…もしかしたら二人とも、不安だったのかな?
 だから、あんなに、離れていきそうになっちゃったんですよ。お互いの、心と心が。
 それを直す為には、二人が、ホントに結び付く必要があったんですよ〜」
『…だあああっ、だから、俺にわかる言葉でしゃべってくれ、お願いだから。』

 と言いながら、覗き込めばキリノの目は真剣その物だ。一点の曇りも無い。
 俺の身体を回り込むように歩きながら、続けて喋り出す。

「…私達が入れ替わった時、コジロー先生の気持ちが私に溶けて、私の気持ちもコジロー先生に溶けたんですよ。
 お互いの… その、”好きだ”って気持ちが、ね? 私… ホントに、嬉しかったんですよ?
 本当の本当に… 今でも思い出すだけで、跳び上がっちゃいそうなくらい!
 コジロー先生も、そうだったはずですよね〜? …だから、私達は見た目は変わっても、全然変わらなかったでしょ?」
「サヤは勘違いしてるみたいだけど、サヤの言ってたあの物語って、本当はハッピーエンドなんですよ。
 私たちは、最初から、”もとどおりの二人”、だったって事なんですよ!」
『…つまり?』

 俺の正面にキリノの身体が来て、向かい合う。
 つまりは。

「私たちぃ、トロットロに、相思相愛!相性抜群!って事ですよ、せーんせっ♪」

 カカトを少し上げ、静かに目を閉じて、キスを促すキリノ。
 ―――ああ、こいつには、一生敵わんな。と、思った。

『しょうがねえなあ…』




[おわりです。]
969名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 16:08:15 ID:6CGsB3c/
と言うわけで、こんな感じでお楽しみください。
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1194617863/857-868
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1151590522/965-968
エロできなくてホントにごめんなさい。後付けでせめてキスだけでもと思い、頑張ってみました。でもごめんなさい。
ではでは、スレ汚しすんませんでした。
970名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 19:07:58 ID:3Qmww2Rp
>>969
なにこのニヤニヤ
GJと言わざるを得ない
971名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 21:14:02 ID:qDucx3ZM

エロなくても良かったぜー
972名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 23:32:48 ID:K9G7aKi3
ミヤミヤがダンを思いながら
自慰に耽るSSを投下。
973一人遊びと抱き枕1:2007/11/19(月) 23:36:15 ID:K9G7aKi3

「でさ、キリノ先輩ったら人形作るのに夢中で遅刻しちゃってさ……」

「ふふふ、ダン君ったら面白い……」

ダンとミヤミヤの二人がミヤミヤの部屋のベッドに腰掛け、
楽しそうに話し合っている。
二人で宿題やテスト勉強をした後、
いつもベッドの上で部活のことや今日あったことなどを
語り合うのが日課のようになっていた。

このカップルは身長差があるため、
ベッドの上に座る時はダンが抱き枕の上に座ることで
ミヤミヤと目線を合わせるのが、二人の語らいの決まりごとだった。
しかしいつもこの時にはにこやかな笑みを絶やさないミヤミヤの整った顔が、
今日は少しだけ緊張に強張っていた。
二人の会話がしばし途切れた時、ミヤミヤは意を決したように口を開く。

「ダン君……今日、あたしの家族、夜中まで帰ってこないの……」

そう呟いて、ダンの手をそっと握り、ダンの小さな指を自らの形のいい胸の上に導こうとする。
しかし、あと5センチで制服の上からふくよかな柔肉が押しつぶされそうになるその前に、
ダンがミヤミヤに握られていないほうの手で彼女の行動を押しとめる。
ミヤミヤほど美しい顔立ちとプロポーションを持つ女性の誘惑に待ったをかけるには、
どれだけの自制心が必要なのか。
しかしそれをやってのけるのがダンという男であった。

「ダン君……」

少し寂しそうな顔で彼氏を見つめるミヤミヤに向かって、ダンは首を横に振る。

「ミヤミヤ……、駄目だよ。そういうの、今しちゃ駄目だ。
キスだってしてないし、まだ俺達には早いぞ」

抱き枕の上に腰掛けたダンはきっぱりと美少女の誘惑を断ってみせた。

「でも……クラスメイトの子でも結構してる子多いよ?」

「ミヤミヤは、皆が悪いことしてたら自分も悪いことしてもいいって思うのか?
そういう皆がしてるからっていうの、俺は嫌いだぞ」

「それは、あたしもそうだと思う、けど……」

「だから、この話はもうおしまい。
俺はミヤミヤのこと大事にしたいから」

そこまで言われたら、ミヤミヤも引くしかなかった。

「ダン君…………ごめんね、変なこと言って。さっきのことは、忘れて」
974一人遊びと抱き枕2:2007/11/19(月) 23:38:09 ID:K9G7aKi3

「じゃ、ばいばいミヤミヤ」

「うん。また明日学校で」

玄関先で靴を履くダンを見送ろうとするミヤミヤ。
と、不意にダンがミヤミヤの肩へ視線を落とす。

「……ミヤミヤ、肩に糸くずついてるから取ってやるよ」

ダンが背伸びしてミヤミヤの肩へと手を伸ばす。

「え、本当?ダン君って優しいのね」

ミヤミヤは微笑みながら身長の低いダンでもごみが取れるよう、少し屈み込む。
しかしダンの指先は、ミヤミヤの肩ではなくその整ったあご先を掴む。

「?ーーーーっ」

そしてミヤミヤが何をされるか理解する前に、彼女の唇をダンの唇がふさいだ。
わずか数秒の時が、ミヤミヤにとってはまるで永遠のように感じられた。

「今はこれが精一杯だよ、ミヤミヤ」

口を離したダンがにこっと笑う。

「あ……う、うん」

「じゃ、また明日ね」

たったったっと走って帰っていくダンを見送った後、
顔中真っ赤になっていたミヤミヤはぺたんと尻餅をついてしまった。
975一人遊びと抱き枕3:2007/11/19(月) 23:39:01 ID:K9G7aKi3

「あーーーー、もう、いい男過ぎるよーーーーーーっ」

這いながら部屋へと帰ったミヤミヤは、赤面したまま
ベッドの中で布団をかぶりながら七転八倒して悶えに悶えていた。
そのまま意味不明なことを叫んだり枕に頭を何度もぽふんぽふんと
打ち付けることを何十分も繰り返した後、
さすがに疲れてきたのかはぁはぁ息を吐きながらその動きを止める。
ごろんと仰向けになって天井を見ながらポツリと呟く。

「……でも、エッチはしてほしかったなぁ……」

そっと自らの下腹部に手を当てて目をつぶる。
下着は新しいものを買い揃えていた。
生地は薄くてうっすらと肌が露出するが、
ふちに着いたフリルがかわいくて下品な印象を与えないのが好きで3日前買った物だった。

(……そういえば部活で着替えの時にサヤ先輩に見られたら、
あの人顔を真っ赤にして目を反らしてたな)

同性でもそんな風になるんだから、ダンが見たらきっと悩殺できただろう。
ミヤミヤはため息を吐きながらごろんと右向きに体を転がすと、そこには抱き枕があった。
さっきまで、愛しい男が腰掛けていた物体がそこにあった。
ミヤミヤは思わずそれをぎゅっと抱きしめる。
彼女の鼻腔を、抱き枕に残されたダンの残り香が満たす。

「ダン君……」

(ミヤミヤ……下着、かわいいよ)

彼女の脳内で、空想のダンの声が響く。

{うん……ダン君に、見てほしくて買ったんだよ}

ダンがにっこり笑って下着へと手を伸ばす姿を想像しながら、
ミヤミヤはスカートの中へ、下着の上に左手を伸ばす。

{ねえ……いいんだよ。そこ、触っても……}

うっとりとした顔のままミヤミヤは自らの下着の上から、
柔らかい肉の谷間を人差し指でなぞり始める。

{ああ……ダン君……}
976一人遊びと抱き枕4:2007/11/19(月) 23:39:41 ID:K9G7aKi3

なだらかな曲線を描くお尻を悩ましくくねらせながら、
ミヤミヤは何度も何度も指でそこを上下させる。
左手でより強く枕を抱きしめると、力を入れた分だけ
中からダンの匂いが染み出してくるような気がして、
まるで本当の恋人にするように激しく綿の塊を締め付ける。

{ねえダン君……直接、触って……}

ミヤミヤは器用に下着を横へずらすと、
秘裂の上に生えた薄い茂みに指を入れる。

(ミヤミヤ……ヘアーの形も、きれいだよ……)

{昨日の夜、お風呂場で剃ったんだよ……
すごく恥ずかしかったし、きれいに剃るの大変だったけど……
ダン君には、きれいな体を見てほしかったから……}

割れ目の中から顔を出した肉の芽に指を当てる。

{あっ……}

軽い接触だけで、たおやかな腰がびくりと跳ねる。
でも足りない。

{ダン君……}

“ダン”の指が、ゆっくりと肉の突起を押し潰す。
それだけで、突起の下からじんわりと何かが湧き出してくるのをミヤミヤは感じ取っていた。

{あぁ……そこ、気持ちいい……}

ミヤミヤは腕の中の“ダン”をさらに強く抱きしめる。

コリコリと肉粒を捏ね回せば、ミヤミヤの口からはどこか媚びるような、
聞く者の体温を上昇させる怪しげな吐息が漏れ始める。

{ああ…………ダン君…………上手だよ…………}
977一人遊びと抱き枕5:2007/11/19(月) 23:40:52 ID:K9G7aKi3
(ミヤミヤの感じるところは全部わかるぞ。俺の彼女だからな)

ミヤミヤの桃色の豆の包皮が、ゆっくりと剥かれていく。

一番敏感な女の場所が空気に触れる面積が広くなるのに比例して、
少女の細く長い眉が少しずつたわんでいく。

{ダン君…………駄目、直接なんて……………………あたし、おかしくっ}

サーモンピンクの粘膜を、“彼”の指が掴む。

「ぁ……」

小さく声が漏れるほどの快楽が少女を襲う。
瞼の裏に彼の顔が浮かべながら、ミヤミヤは“ダン”の愛撫にシーツの上で乱れる。
スカートはくしゃくしゃになってたくし上げられ美しいお尻がほとんど丸見えになり、
ちらりとのぞく下着にはうっすらと染みが浮かんでいた。
ダンはおろか聖人君子すらその姿を見れば過ちを起こしかねない妖艶な様で、
ミヤミヤと“ダン”のペッティングはいよいよクライマックスを迎える。

溢れる愛液で濡らした指が、少女の陰核を的確にしごき始める。
小さな動きで、最大の快楽を与える速度と圧力で何度も何度も
彼女のデリケートな性器を責め続ける。

(ミヤミヤ……気持ちいい?)

{気持ちいい…………気持ちよするぎよぉ…………頭おかしくなっちゃうよ…………}

少女の額にうっすらと汗が浮かび始めても、“彼”の責めは少しも軽くならない。
むしろ摩擦のスピードはさらに上昇し、ついにミヤミヤは腰をひくつかせ始める。

{だめぇ……あたし、このままだと………………}

今までで一番強い力で抱き枕を抱きしめ顔を埋めると、
ダンの腕に包まれるているかのように彼の芳香が彼女を囲み、
それが止めとなった。

「ダっ……ぁぁあぁっ」

絶頂の甘さに、少女の全身がビクビクと痙攣した。
978一人遊びと抱き枕6:2007/11/19(月) 23:43:22 ID:K9G7aKi3

仰向けの体勢に戻り、ミヤミヤは自らの左手を天井にかざす。

(また……やっちゃったな……)

寂しさと虚しさを感じながら、しかし唇に残る恋人のキスの感触を思い出す。

――キスだってしてないし、まだ俺達には早いぞ――

(じゃあキスを終えた今なら…………今度会った時は…………)

と、いきなり部屋のドアが開く。

「都ちゃ〜〜ん、ご飯作って〜〜〜」

「ふひわあああおふぁえうらえおいああああぁぁぁぁぁっっっ」



「うう、ひどいよ〜〜。ちょっと早く帰ってきただけなのに、
奇声上げながら抱き枕投げつけるなんて……」

顔中真っ赤にしたミヤミヤは作ったばかりのドリアを口から飛ばしつつ怒鳴った。

「うっさい、黙って食え!」

「しょーがないじゃない、向こうのサークルの男どもが食中毒で
合コンお流れになったんだからさ」

ミヤミヤは恐る恐る、様子を伺うように姉の顔を見つめる。

「それより……あんた、見たの?」

「いやーー、それが、セッティングした先輩の知り合いだから
向こうの男どもの顔一つも知らないんだよね。まあ顔だけなら先輩が
後でメールで送ってくれるって……ってあれ?もういらないの??」

ミヤミヤはぐったりした様子で食べかけの食器を残したまま席を立つ。

「後はあんたにやる。その代わり片付けはやっときなよ」

「ふーん、そう。あ、先輩からメール来た。……ははは、なにこの人の顔、
ゴリラみたいでかわいい。ねぇねえ、都ちゃんも見る?」

ミヤミヤは姉の言葉を無視して小さくごちそうさまと呟くと、
ドアを乱暴に閉めキッチンを後にするのだった。



終わり
979名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 23:46:02 ID:K9G7aKi3
正直、ミヤミヤの姉ちゃんはかなりエロいと思うんです。
もうちょっと原作でキャラを掘り下げてくれればいい燃料になるのに……

とりあえず読んでいただきありがとうございました。
980名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 23:53:02 ID:nbpt0iF3
  _
  \ヽ, ,、
_  `''|/ノ
\`ヽ、|
 \, V
    `L,,_
    |ヽ、)                ,、
   .|                   ヽYノ
   /                     r''ヽ、.|
  /        ,.. -──- .、    `ー-ヽ|ヮ
 .|      , ‐'´   __     `ヽ、  `|
  |    / , ‐'"´       ``''‐、  \  |
  |   / /             \ ヽ |
  ヽ,  y'   /` ‐ 、    ,.. -'ヘ   ヽ. }ノ
   ヽ,'     /   /`,ゝ' ´     ヽ   Y.
.    i    ,'     { {        ヽ   `、
    l    ,イ─- 、.._ ヽ ,, _,.. -─:}   !
.    |  r‐i| ー=ェェ:ゝ ,.∠ィェェ=ー' |r 、.  l
   |  {ト」l|.      : | "    ``: |!トリ  |
.  │  ヽ、|      ;.」_      |'ソ    !
.  │     ヽ     r──ッ    /ノ    |
    |      lヽ    ̄ ̄     / イ    │
.    !    丶ヾヽ    ~   , ' ノ │   !
    ト.    ミ.ゝ ヽ.____./  /  l   /
    ヽ  ヽ           イ ,' / , '       ┼ヽ  -|r‐、. レ |
     \.             ノレ'/         d⌒) ./| _ノ  __ノ
981名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 23:55:15 ID:LVHrx6vW
フヒヒ
982名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 00:46:41 ID:Ujzo4x57
GJだけど想像すると吹くwww
983名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 00:56:30 ID:/Hb0PB34
ミヤミヤ姉はエロい。俺覚えた。
984名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 02:12:42 ID:E9pFx526
ダンはダンディ過ぎて困る



おい笑うところだぞ
985名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 03:03:58 ID:eVh4hNiF
バンブレで受信することはないと思ってたのに、アニメ見てたらなんか来た

もし書けたらまたここに来るかもしれない……
986名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 15:56:02 ID:BUtzQcbz
>>985
待ってるから!
君の帰りをずっと待ってるから!
987名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 21:54:34 ID:dbSQmXWh
新スレまだあ?
988名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 06:16:38 ID:plawtzYw
何か、初めてR18なのを書いてる上、これ聞くの恥ずかしいんだが……
タマちゃんが猥語表現とかするときは平仮名の方がえちぃのかな?

せっくす とか こんどーむ とか……



…………orz
989名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 06:45:20 ID:nqBB/TQs
ゆーじくん の おおきい それに あつくて かたい

うん いいよ きて・・・ゆーじくんなら こわくないから

ちょっと いたいけど へいきだよ つらいんでしょ? いいよ うごいて

うれしい ゆーじくん と ひとつ になれたんだね

あかちゃんできたらどうしよう えっ? そんなこと・・・でもうれしいよ

ゆーじくん だいすき
990名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 10:39:37 ID:mD/LzPgt
タマジャーノンに花束を
991名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 11:41:43 ID:e66N1ESs
このスレで一瞬だがミ闇夜『少女』電波を受信したような気が・・・?
992名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 17:23:00 ID:VVZLHtch
そろそろ次スレ
993名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:06:54 ID:I3DVKpFI
テンプレはここを過去スレに加えるだけでいいか?
994名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:13:31 ID:VVZLHtch
>>993
【マテパ】土塚作品総合 5指目【バンブーブレード】
分かりにくいという意見がでたからタイトルにブレードも入れた方がいい
あとは過去スレ加えるだけでいいよ
995名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:18:50 ID:I3DVKpFI
996名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:21:25 ID:VVZLHtch
>>995

さて、このスレも終わりだな
997名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:49:01 ID:Ox2frDYL
                     i|     .i
                     | |     .||
              _______,| .|_,,___!.|、
    __          \  /|/// / |i!' ゙゙゙̄',''
    ゙' - , _ ̄ ゙" ''' '' ─;-/_, ./  /__゙., -;;:''______________
       "''.‐- ,,, /  ./;:/ノ,.  / / \______,,,,,,  --‐‐‐'゙
 - - -  - - -  -'!i,/      ヽ.,/'゙- -  -  - - - - - -
             ||○ ○ |         +
   ‐ - ; . -‐ _ ||__ |   ‐ -‐ _-
      ;  .   . ||ヽ_│|         + きもちいい!!
     +  .‐  . ' || __; ‐   _-
      ,       | ‐   ゙
    _______゙_________________
    ///////////////////////
998名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:51:31 ID:Ox2frDYL
       /      ヽ
      ||○ ○ |
      ||__ |
      ||ヽ_│|   きもちいい!!
      || __|
      _/  ⌒ヽ (⌒)    
    ⊂二 /    へ  ノ ~.レ-r┐
       /    /  ヽノ    | ト、
   _ _レ   /〈 ̄      λレ
 /   __ノ   ̄`ー‐---‐′
 ヽ <  | |         ズビシッ
  \ \ | ⌒―⌒)
   ノ  )  ̄ ̄ ヽ (
  (_/
999名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:52:22 ID:Ox2frDYL
       /      ヽ
      ||○ ○ |
      ||__ |
      ||ヽ_│|   きもちいい!!
      || __|
1000名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:52:50 ID:I3DVKpFI
まったりと町戸ものでも書くか。
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。