【ぷよぷよ】コンパイル(アイキ)で萌える7【魔導】

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1名無しさん@ピンキー
コンパイルが亡くなっても想いは募るばかり…
そんなハァハァをここで解消しよう!
コンパイル(アイキ)キャラ妄想スッドレです

■過去スレ■
初代  http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1018790519/l50
2代目  http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1047700412/l50
3代目  http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058052089/l50
4代目  http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1076449594/
5代目  http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112047493/
6代目  http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125961351/

画像は↓へ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1149341320/

過去の作品はとりあえずこちらで探すのが早いかも
http://sslibrary.gozaru.jp/

■注意とか■
・今は亡きコンパイル(現アイキ)のキャラなら、ぷよ・魔導以外でもOK
 ただしぷよフィのキャラはお断り。
・自分の萌えカプ以外のカプを貶める発言は禁止。書き込む前に一呼吸。
2名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 19:02:17 ID:sCSnZNPo
とりあえず保守
3名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:05:32 ID:FamB+ioP
>>1
乙!
4名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 23:08:24 ID:cORGK2I6
とりあえず、景気よく
アルルたん総受けSSきぼん
5名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 01:35:41 ID:i0Hl9iEL
5だったらシェゾのお前が欲しいにアルルが応じる
6名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 02:51:52 ID:mzECCTRa
6だったらウィッチの「貴方の服がほしいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられる
7名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 12:40:28 ID:FnpXJxZR
7だったらアルルがSM調教される
8名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 14:18:09 ID:WdKU30w/
8だったらウィッチの「貴方の服がほしいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられる
9名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 14:19:50 ID:WdKU30w/
9だったらウィッチの「貴方の服がほしいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられる
10名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 14:20:47 ID:WdKU30w/
10だったらウィッチの「貴方の服がほしいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられる
11名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 17:13:55 ID:XaVdo/KF
11だったらブラックキキーモラがシェゾに
12名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 18:20:10 ID:onEUn8d9
12だったらアルル総攻
13名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 18:37:07 ID:hnBPtZo6
13だったらルルーがサタン様へ下克上。つか、思い(想い)余って襲い掛かる。
14名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 07:25:59 ID:KSRX2wV3
アルルはやっぱり、ひんぬー総受けだよな
15名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 09:59:37 ID:iS2BSiRX
15だったらウィッチの「貴方の服がほしいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられる
16名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 19:21:53 ID:nlGxh8/0
>>14
当たり前だ!
17名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 20:55:40 ID:iMjm3gzx
17だったらウィッチの「貴方の服が欲しいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられる
18名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 00:21:39 ID:B83a3emk
これで1000まで行くつもりかw
19名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 10:10:25 ID:0UOY72Hk
>>18
神の降臨待ち

19だったらアルルがシェゾにおねだり
20名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 16:36:34 ID:2NYaWlOV
20だったら>>18-19がアルルにおねだり。
21名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 19:27:14 ID:04PsO9UD
21だったらウィッチの「貴方の服が欲しいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられる
22名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 19:28:35 ID:+ixdo/Ek
22だったらシェゾが逆襲
23名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 23:13:13 ID:GTv4fZkK
凄くネタがないですね^^
24名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 23:49:01 ID:BYQzgIei
ウィッチの「貴方の服が欲しいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられるのキボン
25名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 00:00:48 ID:6XvneG+E
ひんぬー総受けなアルルたんきぼん
26名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 03:18:46 ID:X6sQbSHp
シェゾ「アルル、お前が欲しい」
アルル「いいよ」
シェゾ「な、なんだと?」
アルル「でもボク、ドッペルゲンガーだけどね」
シェゾ「……」
アルル「どうしたの?ほしくないの?」
シェゾ「俺が欲しいのは、そんなものじゃない」
アルル「え……」
シェゾ「俺が欲しいのは……」
シェゾ「職人さんのエロSSだぁーーー!!!」
27名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 13:44:36 ID:ehB7q2nK
27だったらウィッチの「貴方の服が欲しいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられる
28名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 14:11:22 ID:IQ9zr3ZE
28だったらひんぬーアルル総攻め
29名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 15:16:11 ID:muxSjoPC
29だったらウィッチの「貴方の服が欲しいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられる
30名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 17:57:58 ID:rDWqMgQ9
ラグナスの相手って誰が人気なん?
保管庫にはドラコが多かったが
31名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 20:25:00 ID:JluBJznZ
>>30
多分ドラコかアルルじゃない?
32名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 01:51:06 ID:JxFuVOTk
32だったら前半ウィッチの「貴方の服が欲しいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられ
後半シェゾが逆襲する大作が投下される
33名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 07:13:36 ID:in8/WGPh
ウィ×シェ・ウィ→シェが俺の最萌。
34名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 11:23:33 ID:JxFuVOTk
33だったら前半ウィッチの「貴方の服が欲しいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられ
後半シェゾが逆襲する大作が投下される
35名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 12:02:36 ID:mXeA/DZn
35だったらウィッチの「貴方の服が欲しいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられアーッ!
36名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 16:43:01 ID:X/oblAK3
これはもう職人さんが、前半ウィッチの「貴方の服が欲しいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられ
後半シェゾが逆襲する大作を投下するしか、流れを止める手立てはないな!
37名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 18:34:52 ID:A2SKSTDG
ttp://www.h01.i-friends.st/index.php?in=patty

アルルのエロパロあったぞ
38名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 14:38:15 ID:X54N4xpr
35だったらウィッチの「貴方の服が欲しいだけですわ」でシェゾがひん剥かれて食べられウホッ
39名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 21:50:26 ID:cGRs5FES
( ゚д゚)

( ゚д゚ ) シェウィキボン
40名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 01:53:55 ID:JqPX5jmt
( ゚д゚)

( ゚д゚ ) アンチじゃなくシェウィキボン
41名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 06:21:36 ID:egKYH6qv
>>39-40
OK,こっちみんな
42名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 07:19:37 ID:W646XyqF
アルルたん!アルルたん!アルルたん!アルルたん!アルルたん!アルルたん!アルルたん!アルルたん!アルルたん!
43名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 23:33:53 ID:vbUAmNAv
「貴方の、その白い服が欲しいだけですわ」

そう言いながら、彼の服をおずおずと脱がせていく。
服の下には今まで見えなかったがしっかりと筋肉がついていて、指が肌を霞める度に指先がちりちり焼ける様な感覚がした。
彼に触れる度、暑さだけではない理由でくらくらした。

彼の心が自分に向いていないのはよく解ってる。今目線を合わせてくれないことからもそれは明らかだ。だから心までなんて願わない。
けれども、体だけでも…なんて浅ましい事を言える様な女にはなれない。そんな汚れた思いで彼を見つめていた訳では無いのだ。

だから、せめて彼のものが欲しかった。
本当はバンダナでもマントでも良かったけれど、暑さが口実をくれたから服にした。

今も見つめ返してはくれない彼の服を、
私はゆっくりと剥ぎ取った。
44名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 23:35:08 ID:vbUAmNAv
シェウィは初めてだからこれが俺の限界でしたorz

続きはあんまり期待するな、そして剥いただけで食ってなくてごめん
45名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 01:09:33 ID:pN3JfNJz
だが断る!期待する。
46名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 07:36:49 ID:teFZ9yeM
>>45
ウィッチにT-ウイルス打てば良いと思うよ。
47名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 17:33:37 ID:XpChvcb2
>>44
ウィッチたんかわいい。普通によかったよ。
続きも期待しとく。
48名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 00:50:12 ID:ys6s6WTR
>>44
理想のシェウィ。
こっそり続きを期待。
49名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 19:24:31 ID:W6ome9AE
鬼畜シェゾと怯えた子犬のようなアルルのシェアルマダー
50名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 00:10:03 ID:StWLVQqL
鬼畜アルルと怯えた子犬のようなシェゾのシェアルマダー
51名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 11:56:06 ID:Wykp3wF4
鬼畜ぞう大魔王と怯えた子犬のようなスケルトンTのシェアルマダー
52名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 15:19:23 ID:ZW57DkRr
>>51
意味が解らん
53名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 20:32:56 ID:zWQwqa4b
「へー?シェゾってば、ボクに足で踏まれて感じちゃうんだ?足でおち○ぽグリグリされるのってそんなにイイの…?」

嘲け笑いを称えながらアルルは俺のを足で刺激する。ベッドに腰掛けながら、見下す様な目で。
俺はと言えば手足はがっちりと床に縫い止められてしまった様に何かの魔法で拘束され、動く事はおろか呪文の詠晶すら叶わない。適当に服を乱され、遊ばれるままだった。

「足だけでこんなにしちゃうなんて。本当ヘンタイなんだね、シェゾは」
「…ッ」

じゅっ、じゅ…と、先走りの汁が足と肉棒に擦れて淫媚な音が立つ。
それを怪しい笑みで見つめていたアルルは、いつしか先程脱いだばかりの自分の靴下を手に俺の目の前に正座する。

「ねぇシェゾ。ボク知ってるんだよ」
「な…貴様、何を…ッ」

アルルは先程まで足で扱っていた俺のに靴下を被せ。
その上から両手で握り、手コキを始めた。

「おい、アルルっ!何を…」
「シェゾは」

コイツは、汚いことなんてまるで何も知らない様な顔をして笑った。

「ボクとえっちな事がしたかったんでしょ?」


何故コイツは俺の知らない「相手を拘束する」魔法を知っていた?
この魔法の性質上、俺が知らないでアルルが知っているのはかなりおかしい。

それに第一、コイツがこんな事をするものか。こんな事を言う筈も無い。


「お前は…誰だ…?」

今も続く愛撫に剥ぎ取られて行く理性。靴下越しの指の感覚や、びちゃびちゃに濡れた布ばかりが俺の思考を支配する。
目の前の女が質問に答える事は無く、ただただ笑顔で俺のものを擦り続けた。
5443:2006/07/01(土) 20:36:23 ID:zWQwqa4b
シェウィの続き書くのに詰まったから書いてみた。続きは思い付かないので脳内保管でお願いします。

>>50
子犬ほど脅えちゃいないがこんなんで良い?
55名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 22:37:59 ID:UJJLuOS4
微妙
56名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 23:24:21 ID:dIrFPbpk
>>53-54
50ではないがGJ。ただGJ。
57名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 12:43:26 ID:Vx7Rq1/c
アルル怖ぇ…(゚д゚;)
58名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 18:14:11 ID:447tAGVT
>>53-54
( ゚д゚ )
59名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 02:14:46 ID:qYTZJpP9
きっとDアルルだよ
60名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 21:37:46 ID:NatUcDq3
シェウィに期待
61名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 21:42:09 ID:OkCJ350J
あえてパノアルで
62名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 22:24:34 ID:G8YMGUW/
シェウィ煩いのは厨かアンチか?
俺シェウィ好きだからこの空気は嬉しくないんだが
63名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 15:18:28 ID:QmPgE/L2
厨とアンチと好き
64名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 00:34:24 ID:fHJ9KcXu
シェウィは普通に好きです。
65名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 08:18:14 ID:krImpCgn
シェアルは普通に好きです。
66名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 22:47:29 ID:L0qqBgA0
保管庫の739が書いたシェウィがツボった。
シェウィ萌える。投下待ち
67名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 08:34:28 ID:kQ6W6KW/
アルル「やあシェゾシェゾ」
アルル「シェアルのSSはあるかい」
シェゾ「さあてね」
アルル「にょろーん」
68名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 14:02:12 ID:xKwsRp3+

  第 十 章  アルル の 手淫
69名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 16:48:49 ID:fUqD6s3j
その日、アルルは身体に異変を感じていた。
妙に火照るのだ。
しかも、何か気分が乗らない。憂鬱である。
そこで、気分転換に水浴びに行くことにした。
70名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 16:49:53 ID:fUqD6s3j
いつもの湖へ向かう。
ここは、ボクとカー君しか知らない秘密の場所だ。
安心して服を脱げる。
軽く泳いだ後、いつものようにカー君をたわしにして
身体を洗う。カー君の表面は無毛だがベロア地状になっていて、
これで身体をこするとすべすべになるのだ。
71名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 16:51:43 ID:fUqD6s3j
いつもなら、これで、気分爽快になるはずだった。
でも、その日は違った、カー君で身体を擦れば擦るほど、
身体が火照ってくるのだ。
ボクは誰から見られているわけでもないのに、恥ずかしくなってしまった。
カー君はいつもの表情でずっとボクを見ている。
72名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 16:52:36 ID:fUqD6s3j
ボクはだんだんたまらなくなってきた。
岸に戻ると、草むらに倒れこんでしまう。
「はぁはぁ・・・カー君・・」
「ぐっぐぐ?ぐー」
カー君が身体を舐めてくれるが、これは逆効果だ。
「あよぇ・・うあぅ」
73名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 16:53:19 ID:fUqD6s3j
ボクは身体の一部がほっとほっとになっていた。
上半身の二箇所と下半身の一箇所とその中だ。
自然にそこに手が行く・・・
何だこれ・・・うへぁ・・・ヌルヌル・・・
呼吸が徐々に早くなっていく。
カー君はといえば・・・
74名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 16:53:50 ID:fUqD6s3j
我が意を得たりとばかり、身体を擦りつけてきた。
カー君の表面はベロア地。たまらないよぁ。
「うぅ、うぅ、うぅ、えぅ、ぱぅ、っよ、よ」
「え、う、ああ、え、ようひぇあう」
「あ、あ、あ、あ、あ、あへっ」
「ひっ、ひっ、ひぃぃぃぃxxx#$%!!」
75名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 16:55:09 ID:fUqD6s3j
ボクはもうだめぽ。
カー君は全身ぬるぬる。
ボクはもうしばらく動けなかった。
「ぐー」
カー君は、元気だった。
無抵抗のボクは、無残に・・・
76名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 16:55:59 ID:fUqD6s3j

       糸冬
77名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 19:32:30 ID:9u3nfg94
>>69-76 カーバンクルでエロはありそうでなかった。GJ。
やはりカーバンクルの舌で(ry
78名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 22:37:52 ID:Eh4jS9UI
何か吹いた
79名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 18:51:33 ID:u+C936wU
何かに目覚めた。
80名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 23:10:34 ID:REotbtIz
ほしゅ。
81名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 00:22:45 ID:WcxQWcZl
シェウィ分が足りない・・・
ウィッチ受けが・・・
82名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 10:42:26 ID:TThfWKuq
相手を感動させるばよえーん

あまりの効果の出すぎに快感まで起こりシェゾはアルルを…
83名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 00:45:22 ID:6qW9RBsw
ハハハこやつめ
84名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 14:09:09 ID:KiYc/GT5
ウィッチたんはぁはぁ
85名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:58:26 ID:C+xuDnTl
「しぇ〜〜〜ぞぉ〜〜〜〜!!!」
おやおや、どうしたのでしょう。
アルルちゃんが泣きベソをかきながら、しぇぞに抱きついてきました。
「ど、どうしたんだ?アルル。」
しぇぞはドギマギしながらアルルちゃんに尋ねます。
「あ、あのね、しぇぞ、ボク……魔導力が、なくなっちゃったの!」
「えっ!?何だって!」
確かにアルルちゃんからは、いつもは溢れんばかりの魔導力が微塵も感じられません。
「いっ、一体どうして……?」
「わかんない、わかんないよ〜〜〜……しぇぞ、ボクどうしたらいいの?」
とうとう、アルルちゃんはしぇぞの胸でわんわん泣き出してしまいました。
「大丈夫だ、アルル!俺がなんとかしてやる!だからもう泣くな……」
86名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 12:50:34 ID:e9ElgNtx
総受けアルル虐待SMきぼん
87名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 13:09:39 ID:a9XBq/JX
シェゾを虐待して犯しまくるウィッチたんきぼん
88名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 01:48:53 ID:4Koszrw4
たまにはサタアルも思い出してね

というわけでサタアルきぼん
89名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 12:47:38 ID:W23p4dhj
ウィシェきぼん
90名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 14:05:09 ID:xHHLHdDx
たまにはラグアル
91名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 23:09:29 ID:alAonAXB
じゃあ漏れはラグドラキボン
92名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 01:50:58 ID:Evxx6F0a
アルル攻めのシェゾ受けキボン
93名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 21:24:39 ID:LBAIY17A
たまにはラグチコ
94名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 07:13:43 ID:IYk81BG0
>>93
犯罪。
95名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 23:29:29 ID:nUMjsEy8
シェチコきぼん
96名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 00:38:52 ID:IebKktEG
ウィシェ希望する人多いな。俺もだが。

魔導師の塔はウィシェ好きの人の聖典らしいな。
二人に何があったかごっさ気になる。
97名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 07:39:55 ID:BOvcNo+p
アルル受けならなんでもOK!
98名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 11:52:47 ID:zdlqGPVY
攻めとか受けとか腐ですか?
キモ
99名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 18:20:44 ID:AbMTQb0h
エロパロ板で腐とか言うなよ。
積極性を指してるだけだろ。
……ラグアルキボン
100名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 21:46:27 ID:AxvwmrlC
                 主役のボクが100get!!

      , '⌒ゝ      ウ>101ッチへ  他人を実験台ばかりするから誰も友達になってくれないんだよw
     ノァ' ”°ヽ   >102よ達へ  今日もキミ達を消しまくって腕磨き!
     ( i 、イハノハ)〉    >103タンへ   世界はキミの思い通りにはさせないからね!
     `从(l゚ ヮ゚ノハ   >104ェゾへ   ヘンタイ!ジュゲム!!
       ⊂)y@)⊃   チ>105へ    相変わらず影が薄いよね、キミってw
        くんi〉     ミノタウ>106スへ 早くボクの為にカレーになってよ。
        し'ノ      ラグ>107スへ  罪のない魔物を倒して、キミってホントに勇者なの?
               >108ーピーへ  君が歌うと皆が迷惑なの!
               カーバン>109ルへ ボクのカー君は誰にも渡さないんだから!
               すけ>110うだらへ お刺身カレーも美味しそうだなぁ。
               >111-1000
               ボクがぷよ界の王者だよ。さぁ皆、ひれふせ〜!
101名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 22:02:35 ID:NJnoMo9x
アルルを取り合っているうちに、
ついに愛情の芽生えたサタンとシェゾ。

そして今夜も二人は、サタンの城でお互いの健闘を讃え合う(?)のだった……

「サタン、アルルのことは本当にもういいのか?」
「ふっ、愚問だな、シェゾ。私には、もうお前しか見えん。」
「サタン……」
「シェゾ……」


アーッ
102名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 23:44:47 ID:qV81YljJ
シェゾとルルーがいいなぁ
103名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 00:37:31 ID:A5V1CZlX
>>102
いいね、その組み合わせ。
シェゾによるルルー完全監禁飼育みたいなのとか…
104名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 08:28:48 ID:JapbAxR+
ただし、接点がないのが気になる。
105名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 10:10:51 ID:V3TwF2o4
ここはやはり、シェゾがアルルを監禁して鞭に蝋燭にと毎晩アルルでSMプレイする王道きぼん
106名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 12:14:22 ID:1g4Mw/rW
>>102
好きな組み合わせかも。
>>103
それはいい!!
設定はファミ通の小説でいうゴーレムあたり?
107名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 13:17:17 ID:GCQ1QyHy
接点がないということはないんじゃ。
小説版や、たまにゲームでも低レベルな喧嘩とかしてるし。

とか思い出してると途端にシェルルもいいと思えるから不思議だ。
108名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 13:40:13 ID:vE+dkanK
少数派だろうけど、ミノルルが好きだ。
ミノは男気があって、凄くイイ奴だし、何よりルルーを一番大事にしてる。
きっと、報われる日が来るはず。
109名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 13:58:23 ID:JapbAxR+
シェゾは誰が相手でも喧嘩腰だからこま・・・、

彼奴が喧嘩腰の相手ってやっぱ限られてんのかな。
110名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 15:06:03 ID:8wf1gZUq
ミノチコハァハァ

問題です。
ミノとチコの共通点は何でしょう
111名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 15:22:14 ID:qrim4fZN
存在感がないところ
112名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 17:39:56 ID:ecD35LlN
シェゾとルルーって結構接点ある気がするけどな。
ルルーの鉄拳春休みでの絡みとか好きだった。
実はルルーにはもの凄い魔力があって、シェゾが気づくってEDも良かった。
113名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 18:01:32 ID:1g4Mw/rW
喧嘩するのはルルー様がツンデレだからなのですよ。
114名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 18:07:36 ID:m+zgWEwz
>>112
というか、ルルーに召喚師の家系設定なかったか?

それとも俺の脳内捏造か……
115名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 21:16:51 ID:JapbAxR+
ウィッチ、アルル、ルルーと、シェゾの周りにはツンデレさんが盛り沢山ですな。


あ、そう言えばセリリもツンデレになるのかな?人見知りするところがツン。
116名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 22:12:56 ID:8wf1gZUq
>>115
アウルベアもツンデレ。
117名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 22:49:10 ID:sJpVsU2k
シェルルで書こうかな…。甘いのと鬼畜なのどちらがいいかな?
118名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:19:59 ID:ecD35LlN
>>117
書いてくれるんですか☆
甘いのがいいです!
119名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:59:40 ID:jmVJeLjt
>>117
楽しみです!
きちくキボン(・∀・)
120名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 02:40:53 ID:hZbZd4yq
>>115
え?アルルも?
121名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 06:50:19 ID:Czh/Jv4p
>>117
じゃあ中間を取って甘い鬼畜でよろ
122名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 07:43:50 ID:iJuWLnP2
ふっ、皆甘いな。


俺はここで逆レイプと言ってみる。
123名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 15:14:22 ID:AvyUYZv+
やはりシェゾは総受けに限る。
124名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 15:26:54 ID:RQG6AOYh
>>121
甘い鬼畜のシェルルいいね
それに一票
125名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 20:18:21 ID:bmen92k1
監 禁(・∀・)鬼 畜
>>103のネタを掘り出してみる。

>>121
甘い鬼畜…それもありだな
126名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 23:49:06 ID:xULo/On7
迷うくらいなら、両方キボンヌすればいいじゃない
127117:2006/07/31(月) 00:05:45 ID:LJicpoP5
甘い(?)鬼畜で行こうかと思います…


シェゾ「魔力を送り込む方法を教えてやろうか?」
ルルー「!?え?今何といったの?」
シェ「だから、お前魔力ねーから少しは協力してやろうかって言ったんだよ」
突然、よく知っている喧嘩友達的な立場の男からこんな話を持ちかけられてルルーは少し戸惑う…。
ル「それは有り難い話なんだけど…貴方は何の利点も無いのではなくって?なのに何故こんな話を持ちかけるの?」
流石に少々疑いをもって段階を踏みつつ会話を進めようとする。
シェ「お前が魔力を持ってそれもしっかり増強してサタンをゲットできたらアルルの魔力確保しやすくなるからだ。」
この男にありがちな少々姑息な考えだと思いつつなんとなく納得するルルーであった…。
ル「成るほどね。わかったわ……。で、どうすればいいの?」その方法に興味が少しずつ向き始める
シェ「……必要な道具や資料は用意しておくから後ほどオレの家(洞窟)まで来て貰おうか?」
ル「ええ、いいわ!しっかり準備しておくのよ!」ルルーはとても良い返事をした。
128117:2006/07/31(月) 01:33:25 ID:MOrAZFCF
日中の暑さが少し引いた夕暮れごろ、ルルーはシェゾの家(洞窟)をたずねた

シェ「…お、来たな……」
ル「ええ。で、その肝心の資料はどこなの?」
シェ「それなら、コレだ……」やや厚めの本を渡す
ル「えーっと…『女性体内に男性の精液を介して魔力を分け与える方法…その際被術者の女体は性交の未経験のものに限定される…』っって何よ!!?コレは!単なるセクハラ本じゃないのよ!!」
ルルーが激怒するのも無理はない。彼女はこれまで一途にサタンのために貞操を貫いてきたのだから。この手の性的なからかわれかたをされるのに抵抗があるのは当然だった。
シェ「おいおい、この術は実例も結構報告されてる本物だぜ。それに、お前さっきすっげーにっこりしてOK出したじゃねーか。取り消し不可能だぜw」
騙された気がしてならないルルーであった。そう思ってももう遅かったのは言うまでもない。
ル「あなた!私をはめたはね!?最低だわ!!」怒りと恥ずかしい気持ちで顔を真っ赤にする。
シェ「wはめるのはこれからだぜ♪あと続きのページ読んでみろ」
『なお、この方法は日にちを重ねたほうがより効果が見られ女体が感じ果てるほどより精密な魔力が得られます……』
ル「!!!?嘘よね…からかってるだけよね?お家に帰して貰えるのよね?」不安の気持ちが表情に表れる。
シェ「書いてある通りだ!…今晩からよろしくなww」
129名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 22:49:47 ID:Cf7bNZoa
>>127,128
続きが気になる…

シェルルツボったww
今度シェルルサイト探してみよう
130117:2006/08/01(火) 01:46:46 ID:zdDlLjFx
シェ「言っておくが、逃げ出そうとしても無駄だからなw。洞窟の出入り口は一定の魔力を持たないと出ることができなくしておいたからな…」
ル「そんなはずはっ………?!…あら?!」ルルーは脱出を試みるがパワーに自信のあるはずであったにも関わらず軽く跳ね返されてしまった…。
シェ「愚かな娘だwコレで分かったな。早速『授業』を開始しようか…」いつになく鋭い笑みを浮かべる男に恐怖を感じる…
ル「近寄らないで!!私に触れないで!!何かしようとしたら痛い目見るわよ!」恐怖に駆られながらも必死に抵抗をみせる。
確かに魔法は一切使えないが格闘での応戦であればいつも通り可能だと一縷の望みをかける。
シェ「おっと、そうはさせないぜ!」シェゾはそう答えると脱力系の魔法を気づかれないようにかける。娘がぎりぎり立っていられる位まで加減して…。
131117:2006/08/01(火) 02:04:05 ID:zdDlLjFx
全身に殆ど力が入らず、走る事すらままならない状態だが部屋の中を必死に逃げ廻る…。
魔力が無ければ脱出不可能、更に自慢の格闘技は発揮する事ができない。最後の抵抗とばかりに逃げ惑う。
そんなやり取りをしばらくしてシェゾとルルーはテーブルを挟んで対向の位置についた。
シェ「さて、とうとう逃げ場は無いなw逃げた分ちいと厳しく教え込まないとなww」そういうとあっという間にルルーの背後に回る。
背中をとられ困惑に駆られるルルーだが恐怖心を抱くより先にシェゾの腕がルルーの身体をとり抑えた。
ル「ひぃ!!?イヤ!!やめて!離してよっ!」じたばたと娘らしいも足掻きを見せる。
いつもなら鉄拳の一つや二つを相手にお見舞いしてるはずのルルーがいとも簡単に男の腕に平伏してしまっていた。
シェ「さぞ悔しいだろうなw反撃も逃避もできないで無理やり抱かかえられて…」皮肉な言葉を耳元で呟く…
そのまま男は娘の耳から首筋をそっと舐め上げる。思わず身震いするその身体を仰向けの体勢させテーブルの上にに押し倒す
それでもルルーは抵抗をやめない片足を折りたたみ膝で男の身体を寄せ付けないよう試みる。
132117:2006/08/01(火) 02:22:25 ID:zdDlLjFx
本当に貞操観念がしっかりしているのだなと多少感心してしまう男であった。
だが、それ故に汚し奪い取り泣かせ、最後には快楽を与えたいと感じるのが性…。劣情は加速を増すばかりであった。
男はその己の劣情に素直にしたがい行動するのみであった。もっと強く抵抗させて恥ずかしそうに泣き崩れる姿が見たい…
まず、その著しく遮っている少々お行儀の悪い脚をぎゅっと掴みあげる。必死の抵抗が仇になることもあるという教育である。
掴むと、その脚をゆっくり開き下着越しに秘部が覗ける体制に持ち込んだ
ル「やんっっ離して!!だ、だめぇっそんなとこ見ないで!」
娘は叫びつつもう片方の脚で必死に隠そうと試すがあっさりかわされ、それどころかもう片足も固定され更に大きく開脚状態にさせられてしまう。
男は娘の一番恥ずかしがる部分に視線をねちっこく絡み付ける…。
そして、下着の上からそっと突起した箇所を探り当てようとする。娘は耐え切れず大きく身を反らしてしまう
ル「!!!?あぁぁんっっそこはやめて!いじくらないでっ!」
133117:2006/08/01(火) 02:42:28 ID:zdDlLjFx
シェ「弄くられると何か困る事でもあるのか?ww」
娘は赤くなり横を向いて黙り込んでしまった…。せっかく抵抗や悲鳴・喘ぎを楽しみたいのに沈黙されては困る…
シェ「本日二回目の魔法をお披露目してやるよ!」そういうと男は娘の利き手を操った。…正確には暴走させたのだ…
ル「どうするつもりよ!?………!?や、やだ!手が勝手に動くぅ!…だめ、そこはっ」
今度は娘の一番感じる箇所を自身の手が、指が弄り始める…。男はそんな娘の『はしたない行為』をじっくり観察する。
ル「いやーーっ!!ひぁぁんっ!!……お願い手を止めて!恥ずかしいよぉ」恥ずかしさの余り目に涙が滲む。
しかし、娘の身体は次第に恥ずかしさの緊張感より気持ち良さに支配されかけていた…。
グチュグチュと水気を含んだいやらしい音が自分の耳に入ってくる。すでに下着はじんわりと己の愛液で濡れ肌にまとわりつく具合が感じ取れていた。
シェ「ほうwwやはりな。挿入は無いが『ひとりえっち』はかなりやりこんでたようだな…」
ル「!!!!そんなことないわよ!!?変な事言わないでよぉ!」顔を真っ赤にして声をあげる。その姿が愛らしい…
シェ「嘘だなw毎晩のようにサタンの事でも考えていじくってたんだろぉw」意地悪くダイレクトに言い当てる。
娘は一番知られたくない事実を男に言い当てられてしまった。羞恥の余り大粒の涙が頬を伝う。
134名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 03:29:27 ID:ZmqlgqCI
虹板で自分の身長体重書いてるアホどもが全員死にますように
135名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 14:46:30 ID:mU1qx5e8
だったら新しい流れでも用意するんだな。
136名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 16:17:16 ID:wKwQ98iu
シェアルきぼん(・∀・)
137名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 16:30:30 ID:9GXMzMlu
ラグアルキボン
138名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 16:50:15 ID:uf1tjT2N
ウィシェセリの取り合い3Pきぼんぬ
139名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 17:22:42 ID:gN/Bmcg2
シェルル続ききぼん(・∀・)!
140名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 19:12:53 ID:niwrfJa/
シェルルの続きを・・・!!!
141名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 21:01:59 ID:0UjSsO4e
上に同じくシェルルの続きキボンヌ
142117:2006/08/04(金) 01:34:30 ID:ZoA1r8p3
ル「っっ…あぁぁんっもうお願いだから!手の魔法といてぇ!!っんぁ」艶やかな泣き声て懇願する娘であった…。
しかし、その表情は苦痛にも快楽にも解釈できるものであった。
シェ「止めてやるよ。だから正直どうなのか教えてもらおうかw?」男はわざと答えの見えている問を意地悪な笑顔で問う。
ル「!?だからさっきいったでしょっ!…こんなこと、しないって……」視線を逸らし事実と反対の答えを言ってしまう…。
未だ否定的な娘の態度に少々苛立ちを覚える。その感情は次の瞬間行動に出た…。
男は娘の胸元をぎゅっと持つと一気に衣服を引きちぎった。透き通るように白く豊かな乳房が露にされる。
ル「!!!!?きゃぁああ!」
シェ「お前、状況わかってんのか!!?オレに嘘の証言できる状況じゃねーことぐらいわかってんだろ?」
少しキツく言葉を浴びせつつそ、その乳房を強く掴み先端を押さえつけるようい摘む。
ル「い!!痛っ!あぁんちゃんと言うからもう酷い事しないでよぉ」涙を伝わせ俯き気味に呟く

143117:2006/08/04(金) 02:25:58 ID:ZoA1r8p3
ル「………してる…わよぉ。あの方に会えた日の夜は大抵……」泣きながらぽつりと呟く
シェ「って、その理論だと殆ど毎晩じゃねーかww」
ル「そ、そうよ…言ったんだから早く止めてよぉ」
シェ「そうだったなww」ねちっこい表情をし、解呪してやった。
しかし、娘の秘部はすでに己の淫靡な指遊びによって洪水のごとくいやらしい液で濡らされていた…
しばらく何も考えられなかった娘がふいに我に帰ると、男は己のモノを曝け出し臨戦態勢に入っていた。
ル「ひ、ひぁぁっ!」そのモノを見て思わず声を出し、身震いしてしまった…。無理も無い、娘にとってソレが始めてみる男性の象徴物だったから…
シェ「………!…………っ」無言のまま男は娘に押しよる。
そして、一気に娘の純潔を奪い去る。布告もせずに奇襲を掛けるかのごとく…。
ル「………?!!!!ひぎぃぃい!!あぁぁっっっ!!」
突然の事に娘は耐え切れず大声を上げた。同時に脚の付け根から小水を溢れさせてしまった。
シェ「!?おい小娘(ガキ)コレくらいの事で漏らしてんじゃねーよ!!」
144117:2006/08/04(金) 02:45:18 ID:ZoA1r8p3
ル「い、痛いっ痛い!!もうやめてぇぇっ!!!お願い!!」
痛みと羞恥で何も考えられない娘であった…。ただ、男に許しを請うことのみしかできない。
しかし、男としては、その余りに非力で未成熟な反応が堪らない…。更に腰を強く突き動かす。
男のモノを拒絶するかのごとくつい秘部に力が入る…痛みから逃れる術のつもりであろう行為だろうが、苦痛が増すばかりであった。
それどころか、初貫通の締まりに加え狂おしく必死に締め付ける娘のその部分は男に更なる快感を与える。
方や至福的好循環、方や絶望と苦痛の悪循環を繰り返す…。
シェ「いいか!!これからはお前は俺のものだ!…あいつの事を少しでも考える余地はないと思え!!」
男はついに普段から吐き出せそうで出す事のできなかった感情を口にだした。
叶わぬ恋だと分かりきっているのにひたすら一途に一人の男を愛し続ける純粋な少女。
その純潔を奪い支配したい。そして、そんな男の事を忘れさせてやりたいと日々思い募らせていた…。
本当ならば、こんな卑怯で強引なやり方で、この娘を獲ようとはしたくなかった。
145名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 07:30:21 ID:o5SE2Wlj
シェルル(・∀・)イイ!!
146名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 22:02:34 ID:AEvH6pbL
わくぷよやってて萌えたんでシェキキきぼん
147名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 22:37:29 ID:A0JCtf0A
シェルルの続きキボン
教育成果が気になる
148名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 23:36:17 ID:5KHWlTXT
大丈夫、シェルルの続きはちゃんと描かれるさ。
149117:2006/08/06(日) 23:46:59 ID:vBOdSJDP
できることなら酷いことはしないで優しく抱きたかったのだが、こうでもしないとこの娘は言う事を聞く事すらしない…。
これからゆっくりあの男の事を忘れさせればよいだけのこと…。忘れてしまった方がきっと愛しきこの娘の為になると信じて疑わない…。
男は己の劣情の形を白濁した濃い液体で現す。娘の体内にその劣情の塊を勢いよく注ぎ込む
破瓜、もしくは内壁の損傷かの出血と混ざり合い淫らな色合いの液体が娘の秘部から溢れ返る…。
一瞬男にも支配したかのような達成感の表情が過ぎる。
ル「…………汚されてしまった…サタンさまに申し訳がないわ……」大粒の涙を流し、まだ男の意に反した言葉を呟く。
流石にこの言葉は受け流されなかった。男の鬼畜な加虐の心は一気に増加された。
己の性器を娘の体内から出す事なく、今度は娘をうつ伏せにさせ、背後からの射精を試みる。
シェ「お前が悪いんだからな…いつまでも状況を受け入れられず、俺の言う事を聞かないお前がいけないのだからな…」
完全に暴徒とかした男の性器は衰えることはなく、この体勢で連続で白濁した液を出してもものたりないほどであった…。
ふと男が娘の顔に目を向けると、予期せぬことに舌を噛み切ろうとしてるように見えた。
シェ「!?っお前!そんなことするほど俺にされるのが不服なのか?」
問いかける男に生気のない表情で見つめる娘。口元が少し開き「はい」と答えそうになる…
シェ「……そんなことさせるわけないだろ。」暖かくも冷たくもどちらとも言えない顔で男は呟く。
舌を噛み切れないように、更なる拘束のために魔法で猿轡を付け加えられる。
150117:2006/08/07(月) 00:21:20 ID:LlE3hkHH
すっかり体力気力ともに消耗しきった娘を気にかけることなく陵辱し続ける男…。
今度は、魔法薬で娘の後ろの穴をゆっくり潤し始める。激しく抵抗し、またもや泣かれるかと予想・期待していた男であったが、娘はすでに抗う気力すら失っていた。
シェ「…ついに観念したのか?」ストレートな質問をするも、娘の表情は動かなかった…
どちらにしろ、こうなったからにはお互い状況を受け入れるしかない。潤わされた後方の穴をゆっくりと指で押し広げる。
娘の身体がピクリと動く、やはり感覚までは静止できないのであろう…。
シェ「では、二回戦開始といきますかw」娘の身体の反応をみると男も腰に力が漲る。
ル「ぐ!??んぅぅ!!!っっんぐぅぅ!!?」
体力消耗し、猿轡で唇が塞がれていても、流石に未開発の部分を押し広げ開発されかけると堪らず声を上げてしまう。
シェ「俺の気持ちに一向に気づかない娘なんて苦しんでしまえ!」
後方の穴に本日何回目であろうか白液が出される。本当は娘には苦痛だけではなく快楽も共に味わってもらいたい。
本当の意味で自分のものにしたいと心から願い何度も腸内に射精する…。
前後の純潔を奪われ遂には気を失ってしまった娘。もはや当初の目的なんて覚えていないのであろう。
洞窟の中の男女の残された道は、ひたすら愛されるまで愛で続けること。苦痛を逃れ目の前の相手を愛してしまうことのみであった。

…数日してシェゾは街で偶然サタンに会った。
サ「お、丁度良いところに…。一つ聞きたいんだが」
シェ「何だよ?手短に頼むぜ、最近いろいろ物入りで買い物も大変なんでな」
サ「そうか、足止めしてすまんな。暫くルルーが家に戻ってないらしいのだが、お前見かけなかったか?」
シェ「………さあ知らないな。知らないが、もう二度とお前の元には戻らないと思うぜ…。」
意味深な笑みをして闇の魔導師の帰宅する場所はいつもの洞窟。
しかし、少し前とは違う場所。帰りを待ってくれている人がいるのだから。
シェ「ただいま。ちょいと遅くなって悪かったな。」
ル「…おかえりなさいませ」娘はにっこりと美麗な人形のように微笑んで男の帰りを待っていた。
151名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 15:39:52 ID:s5bwHU11
お疲れ様でしGJ!!
152名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 22:27:23 ID:d2acOwz1
117さんならやってくれると信じてた!
お疲れ様でした。

再びシェゾ×ルルーが投下されるのを待ちます
153名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 01:48:02 ID:gl2l7GZ0
何と無く投下

アルル「んっ…はぁっ。や、だ 離して」
ドラコ「何言ってんのさ。こんなに感じてる癖に」
アルル「はぁっ あっああんっ!!!!!」
ドラコ「やっぱりちょっと固いわねぇ。少しほぐした方がいいわ」
アルル「う…ぐっ ふぅ…ぅ ぅうん…っ」
Dアルル「ふうん…面白そうな事してるじゃないキミ達」
ドラコ「あれ?あんたもやる?」
Dアルル「そうだね、少しくらい今までの恨みを返しておいかない、と…」
アルル「!?や、や、やめて!やぁはぁん!!!はあっ!い、いやああああああ!!」
Dアルル「気持ちよさそうじゃないか。期待に添えれて嬉しいよ」
ドラコ「全くだね。 でも…これからが始まりだよ。」
Dアルル「フフフ…」
ドラコ「あははは…」
アルル「っ! い、嫌ぁあああああああああああああああああああ!!」






















ドラコ「ほぉらぁジッよしてなよ。こんなに肩凝らせちゃってさあ。
    ちゃんと肩までお風呂に入ってる?」
アルル「だ、だって…毎日ぷよぷよ勝負してたら…嫌でも肩痛くなっちゃ
   はぁああぁん!!」
Dアルル「無駄口叩かないでちゃんと感じて欲しいんだけどねぇ…クスクス」
アルル「ど、ど、ど、何処触ってるのぉ!!」
Dアルル「足の裏。ツボが一杯有るから良い刺激にはなるよね。エイッ」
アルル「い、痛い!痛いよぉ!!痛い痛い痛いぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
154名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 02:01:46 ID:agdKXz1K
どうもこの後アルルがあべしになる場面しか想像できない
155名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 23:41:57 ID:1M6h1Yj/
どんな秘孔だよっ!
156名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 08:05:05 ID:tpQgvpdx
Dアルル「ん!?まちがったかな…」
157名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 10:16:30 ID:cgyUfgNF
ねえ、ところでみんな、新しい小説のリクある?
158名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 10:31:50 ID:FxgXdLTB
アルルをあの手この手で性的に虐める話
159名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 12:18:19 ID:AK+nVf6u
>>156
貴様は断じてトキではない!
160名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 13:33:14 ID:WU2IsAD7
黒ラグナス×ルルーが見たいなぁ…
161名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 00:26:17 ID:d71QdI6I
アルル×Dアルルが見たい




サトウキビ畑が作れるくらい甘いのが。
162名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 18:56:46 ID:VlvbD0mo
わくぷよプレイすると、シェゾが色んな女とフラグを立ててる。
アルルとか、ウィッチとか、セリリとか、黒キキとか。




シェゾがあちこちで色んな女に犯されて強制孕ませさせられるのが見たいな。
163名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 00:55:10 ID:TISRc6yy
誰か同人ゲーでわくぷよ2作ってくれないかな
シェゾ主人公であとはもうギャルゲー
あんまりいろんな女の子とフラグ立てるとサタンEND
164名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 18:42:12 ID:VC1vREnp
ちょw
165名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 00:37:40 ID:ddZTDXJN
シェゾとラグナスがアルルを奪い合う話きぼんぬ
166名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 05:13:06 ID:mUYBUo88
ラグナス×アルル…近頃Lvが上がり過ぎて、10才児姿が多くなってしまったラグナス。
彼と一緒に過ごしつつ、17才姿のラグナスを想う、アルルの切ない系のえろえろ話。

ミノ×ルルー…完全にサタンから受け入れて貰えないと知ったルルーが、ミノの優しさによって立ち直り、彼の長年の想いに応える、えろえろ話。

Dシェゾ×Dアルル…自分の存在理由・価値・意味を探し求め、永い永い放浪の末に、偶然出会った二人。互いの中に、それらを見出していく、えろえろ話。

書きたいけど暇が無い。
167名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 08:27:34 ID:WQ+EI2Ze
ウィッチがシェゾを罠に嵌めようとするが失敗し反撃くらって
逆にハメられてしまう、魔女っ子開発大作戦的なSSきぼん
168名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 20:53:02 ID:IdMQInxS
>>166のラグアルに期待
169名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 17:32:07 ID:e5hzrd5X
ほしゅ。
170名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 21:25:50 ID:iMZahqU+
>>162に期待するしかないじゃないか!
171名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 15:50:29 ID:G2r87Rd7
小さくなったのを良い事にラグナスがアルルにいたずらするSSきぼん
172名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:53:02 ID:UJhRh7Wn
今までボクが着ていた服は中身を失って、ボクの上に降りかかる。そんなボクに・・・。
「アルル・・・かわいいよ・・・・・・」
「あっ、いやぁっ!ラ、ラグナス・・・ぼく、いまちっちゃくなってるのに・・・そんなっ!」
ウィッチの薬で突然6歳くらいの体になっちゃったボク。
「はぁっ・・・いやぁっ、そ、そんなトコ、さわんないでぇっ!」
ラグナスが、着る服も無い裸のボクの乳首をつまむ。
「きゃぃんっ!ラ、ラグ・・・ナスっ!?な、なに・・・を・・・!?」
「改めて、アルルの胸は成長してないんだな・・・と思ってね」
片手をボクの股間に伸ばし、今度はボクのお豆を・・・!
きゅっ!
「ひやぁぁああんっっ!」
「ちっさくなっても感じるのかい?」
きゅっ!
「きひぃぃぃんっっ!ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ッ、ラ、ラグナス、おねがい、やめてぇ・・・」



間違えてアルルが小さくなってしまった例。
173名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 23:25:33 ID:5zyIWThh
>>172 GJ!!
間違えてない。>>171のリクエストどおりだ。
174名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:13:18 ID:JfMPnQE3
>>172
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1!
久しぶりに萌えた
175名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 06:10:36 ID:zNc2C1ap
シェゾを想って、自慰するウィッチ。
しかし、それをシェゾ本人に見られてしまう。
羞恥で死にそうなウィッチだったが、勇気を振り絞り、「好きなの、シェゾ。…抱いて欲しいの」と告げる。
そんなウィッチの切ない願いを、シェゾは「いやだね」と一蹴。嘲笑して去ってしまう。
静寂の中、呆然と涙を流すウィッチ。
泣きじゃくりながら、自慰の続きを行う。
……そんな屈辱話が、読みたいもんだ。
176名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 08:07:16 ID:rRBrt3cC
ペンを執れ
177名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 21:28:56 ID:O8xjqmCg
>>175
せめて、逆切れして逆レイプという展開ならば・・・。
178名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 21:50:20 ID:X0SSx8/V
アルル「くやしい……グビグビ」
シェゾ「やけ酒飲むな」
179名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 02:08:29 ID:Of5h89k6
178の続きを書いてみる

「そりゃあさー、僕はルルーの胸大きさにはかなわないよ?
 でも大きくならないから仕方ないじゃないルルーの馬鹿ぁっ!!」

顔を真っ赤にさせて机に拳を叩き付けた。その反動の音で周りの客はこちらを睨む。
引きつった苦笑を返しながらため息が出た。
(これは…完全に酔ってるな…)
180名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 07:41:19 ID:9SV3C9GD
179の続きを書いてみる

オレは周囲に迷惑をかけないうちに、店を出た。
「やだやだやだぁ!もっと飲むぅー!」
……もう充分迷惑かけてるようだが気にするまい。

アルルは、ろくに歩けもしない状態ほどの泥酔ぶりで、オレがいなければ翌朝まで道で寝てしまうのが、ありありと予測出来た。
「ったく女は、ややこしいな。体型など、いくらでも変わるものだし、変わらなくてもオレは……ごほん」
繁華街を過ぎたとはいえ、まだ人通りはあるのだ。不用意に発言すべきではない。
その時だ。アルルが赤い顔を更に赤くし、身を震わせて告げたのは。
「……トイレ。トイレ行きたい…」
「何言ってる。お前の家まで大分あるんだ、少しは我慢しろ」
だがアルルは、そんな無理だよぉと呟いて、しゃがみ込んでしまった。
「お、おい!?」
オレは、慌てて周りを見回す。
あるのは、営業の終わった商店と商店の隙間か……宿泊施設、通称ラブホテルだ。
迷ってる時間は無いが、どうしたもんか…。
181名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 21:22:58 ID:uBRuV1Ua
なるほど、どっちになっても(シェゾと読み手に)オイシイ展開ってワケか。
182名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 11:45:17 ID:yvcUIdyG
age保守
183名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 22:22:10 ID:yN6Rf+Vj
181の続きを書いてみる。放尿苦手な奴はスルーで。

「もぉ…出ちゃう…」
驚いたことに、アルルは服をごそごそし始めた。
どうやら、オレが(3日間も)どちらにも決められないでいたため、限界が来てしまったらしい。
「ま、待て待て!ちょっと待っ!」
大慌てでアルルを、商店の隙間に背中で押し込む。
次の瞬間だった。激しい水の音がオレの耳を打ったのは。
じ、じばばば、じょ、じょじょじょじょじょじょっ!
アルルが…下着を下ろし、股間を広げ、その尿道口から排泄をしている…。
オレの意識は、地面を叩く水音に引き付けられて離れない。
じょばじょばじょばじょば、じじじじじ、じょじょじょじょっ!
響く音が以外に大きくて、集中しきれず周囲を見渡す。
人通りは切れているが、今度は自分の体の変化に気付かされた。
興奮しきった己の事態に、頭がくらくらする。
びちゃびちゃびちゃ、びちゅぅー…、ばちゃばちゃぴちゃ…
色々な意味で耐えるのが辛く感じ、オレはアルルを急かした。
「おい。まだ終わらないのか」
アルルの背が、びくりと震える。
「あ……や、やだ、ボク…シェゾの前で…っ!?」
少し正気に返ったのか、アルルの困惑した声がする。
「や、嫌ぁ!見ないで…見ないでよぉ!」
しかし、そのさなかにも排泄音は続く。
したたっ、したたたたっ、ぢば、じょぼぼぼぼ…
「止ま…止まってぇ、嫌ぁぁぁ……」
アルルの願いも虚しく、止まる気配すらない尿。
じぢゅううぅ――…じばばぁぁ――…
「も、もう…うっ、ふぇっ」
じゅわ、じゅっ、ちゃぱっ…ちゃぽぽ……っ
ようやく音が止まる。むせ返るほどのアンモニア臭が、オレ達を包み込んでいた。
184名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 03:34:12 ID:fScDT0NR
いかん・・・何か笑えたwwwwwwwwwwwwww
185名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 19:45:37 ID:jqGAR3fI
つ、続きはまだか!?
age
186名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 16:42:05 ID:3TaIutg1
183の続きを書いてみる。放尿苦手な奴はスルーで。

とりあえずシェゾは、池となったアルルの尿に指先を付け、
ペロッと舐めてみた。
「まいうーー!!!!」
187名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:44:36 ID:Gihtwxcx
>>186
ちょwwwおまwwwww
188名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 16:55:51 ID:xalbESCa
まいうーてwwww
189名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 17:21:31 ID:XhIL898y
>>186は誤爆だ。
絶対誤爆に決まってる。
本家来い。
190三好義興 ◆ArLjczfp4Q :2006/09/05(火) 22:44:12 ID:HktdTrMK
アルルとシェゾの一日

 ここは呆れ返るほど平和な魔導世界。そしてここを統治するのは魔界の四大実力者にして日焼けしたいがために太陽を巨大化させた変態大馬鹿魔王サタン。
 そしてこの話はそんな世界にあるとある中規模都市での話である・・・
 商業地区−ここはこの都市で最も店が集中しており、一日を通して人通りが多い。そんな中で・・・
 シェゾ「アルルっ!お前がほしいっ!!」
 アルル「ふーっ・・・キミもこりないね・・・ジュゲム!!」
 シェゾ「あ〜れ〜」
 アルル「やれやれ・・・じゃ、探しにいこっか!カーくん」
 カーバンクル「ぐっぐぐー(しょうがねぇな手伝ってやんよ)」
 ・・・翌日の新聞の一面・・・「商業地区で謎の小爆発!隣国のテロ説浮上!被害者は奇跡的に怪我人一名のみ」
 場面戻って商業地区
 ルルー「あら、またやったわね・・・あの変態一回絞め殺したほうが良いかしら?」
 ミノタウロス「ルルー様!すべて買い揃えました!」
 ルルー「ご苦労様。先に屋敷に戻ってなさい」
 ミノタウロス「ルルー様は?」
 ルルー「面白いものを見つけたからもうしばらくここにいるわ」
 ミノタウロス「では、お気を付けて・・・」
 ルルー「さて・・・どうなったかしら?」
 そのころアルルはシェゾを都市近郊の腐海樹海で発見した・・・
 アルル「ヒーリング」
 シェゾ「・・・悪いな・・・」
 アルル「街中でいきなり「おまえがほしい」なんて言わないでよ・・・変態」
 シェゾ「また変態と言いおったな!!!!」
191三好義興 ◆ArLjczfp4Q :2006/09/05(火) 22:45:05 ID:HktdTrMK
 カサコソカサコソ・・・
 ルルー「しょうがない奴ね・・・あの変態は・・・」
 ウィッチ「あら、ルルーさん。おいっすですわ」
 ルルー「ウ・・・ウィッチ?何してるの!?」
 ウィッチ「見て分からないんですか?のぞきよの・ぞ・き!」
 ルルー「・・・はぁ・・・」
 変態魔女ウィッチ出現!!
 アルル「もう恥ずかしいよう・・・それに・・・ボクはもうキミのものじゃないか・・・////」
 ウィ・ルル「えっ!?」
 シェゾ「だが・・・あいつらにそれがバレたらそれこそ一大事だぞ!?」
 ルルー「やっぱり・・・」
 ウィッチ「怪しいとは思ってましたけどね〜」
 アルルが爆弾発言!!だが・・・これだけではなかった!!
 ルルー「あら・・・!?二人が・・・」
 ウィッチ「くっ・・・くっ、くっ、くっつきそうですわ〜!!」
 誰もが砂糖を吐けるようなシーンが到来すると思った時だった・・・
 サタン「やめろぉぉぉ!!!我が后よぉぉぉっ!!!そんな変態と!どーしてもというなら私に好きなだけーっ!!!」
192三好義興 ◆ArLjczfp4Q :2006/09/05(火) 22:45:43 ID:HktdTrMK
 ラグナス「アルル!駄目だ!そんな変態と!!自分を大切にしろ!!」
 ルルー「ああ・・・サタン様・・・」
 ウィッチ「ラグナス・・・////」
 アルル「・・・サタン・・・邪魔するなんていい度胸だね・・・ラグナス・・・まさかキミまで・・・」
 サタン「アルルさん・・・?ひょっとして怒ってますか・・・?」
 ラグナス「だって・・・だって・・・アルルが・・・そんな変態と・・・うわぁぁぁぁん(子供化)」
 アルル「問答無用!!ジュゲムっ!!!」
 サタン・ラグナス「ぎゃあぁぁぁ!!あるるぅ愛してるぞ〜」
 二人は仲良くお星様になりましたとさ・・・
 シェゾ「俺は大変な奴と付き合ってしまったかもしれない・・・」
 ルルー「サタン様〜どこまでもルルーはついていきますわ!!」
 ウィッチ「ラグナス!お待ちになって〜」
 アルル「じゃ!続きをしよっか!!」
 その後、半日かけて森の奥深くで二人は愛を確かめあいましたとさ・・・
193三好義興 ◆ArLjczfp4Q :2006/09/05(火) 22:46:22 ID:HktdTrMK
                 −あとがき−
 義興「犯罪だぞ?」
 ムスカ「まぁ二人とも変態だからな」
 ルルー「誰が変態ですって!?」
 ウィッチ「メテオで反省してもらいましょう」
 義興「や・・・やめてくれぇぇぇ!!」
 ムスカ「私は無関係だ!!」
 ルル・ウィ「真・女王乱舞!/メテオ!!」
 義興・ムスカ「ぐわぁぁぁっ!!」
194三好義興 ◆ArLjczfp4Q :2006/09/05(火) 22:47:44 ID:HktdTrMK
      /;;;;;;;;;;;;;\
     /\;;::::::::::::::::::ヘ
     /,,;;;;;;\.;;;;;;;;;;;;::./;ヽ
     L::;;,__ ヽ、::..ノ;. ..:::ゝ__
    //;;;;::::::.. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..::::;;;|l
    |l l;;;;;;;;;;;;;:::::::::...   ...:::::::;;;;;;|l
   〔l lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll〕
   /j/                 ヽ
    l::||::::                  ||
    |::||:::::::..   (●)     (●)  ||  みんな、どうだったかな?
   |::||:::::::::::::: 彡\___/ミ   ||  これはボクの書いた妄想SSだよ。
    ヽ\:::::::::::::::.  \/    ノ   必ず感想を書いていってね。
      ̄`'ー―--tttjj――'" ♪
      /         ::::i \
     /  /       ::::|_/
     \/          ::|
        |        ::::|  キュム
        i     \ ::::/ キュム
        \     |::/
          |\_//
          \_/
195名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 23:32:28 ID:Y6qW4N9I
足音?がキュムキュムなのが気になります。
196名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 23:57:45 ID:0XwqBycQ
三好くんは最近どう?
197名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 22:10:13 ID:l7SkVOke
何このキモいコテハン
198名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 21:21:29 ID:N8XJT43D
三好義興 ◆ArLjczfp4Qで検索かけたらこんなのを見つけた。
ttp://72.14.235.104/search?q=cache:bx9mllrzKHkJ:etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1135498722/+%E4%B8%89%E5%A5%BD%E7%BE%A9%E8%88%88+%E2%97%86ArLjczfp4Q&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=1

>所属:仙台私立仙台育英高校2年(2005年12月現在)。
とあるから、こいつリア工らしいな。エロパロに来るんじゃねえよ荒らしクソコテが。
199名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 21:52:31 ID:ddxF/Xb1
だから足音がキュムキュムなのか!
200名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 08:12:13 ID:yekFlOJd
足音はどうでもいいー!(ガビーン)
201名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 22:45:22 ID:u45Bkgna
えぇー?だって気になるじゃないか……


キュムキュム♪
202名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 08:29:09 ID:PJVsaRdn
保守
203名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 19:05:52 ID:EfBYpWEu
age&保守
頼む、誰か書いて……
204名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 11:22:14 ID:0RwrUPol
あんまりにも過疎ってるようなので書き込んだ
シェアルでよければ書こうか
初魔導な上にあんまエロいのは書けないかもしれんが
205名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 13:27:09 ID:NnD88XPf
お願いします
206名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 16:32:09 ID:1Nh8TYdo
書いてと言われた事だし、183あたりの続きでも


恥じらって泣き出すアルルに、こちらも酔いが回ってきているシェゾ。
少し赤くなった顔を背け、「終わったら言え、待っててやるから」
と小声で伝える。視界のすみに入った「ホテル」の看板も、意識はそちらに行くものの見ないふり。
「う、うん」アルルの方は真っ赤である。
路地裏でトイレペーパーも無いと困っていたら、何処から引き出したのかペーパーを差し出してくる。
【ちょっと怪しいけど、やさしい……】手を拭いてオシリを拭いて、服を直して。
酔いも手伝って、眠気から倒れそうになるのを抱えこまれる。

「おい、トイレ跡に顔から突っ込む気か?」
「ちょっと眠くなっただけだよ〜」
「無理にあれほど飲むからだな。その方がおまえを手に入れるのは容易いんだが…」
「ちょっとシェゾ、君まだそんなこと言ってるの?どうせなら普通に好きだとかさぁ、君は顔は美形なんだからその方が」
「好きだ」
「へづ……」意表を突かれてマジマジとシェゾの顔を見る。
ちゅ。
「ふむ、悪くないな」


後よろしく
207204:2006/09/18(月) 00:41:45 ID:7oNNmlwv
>>205
承った
下書きしてくる

>>206
GJ
208名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 22:40:44 ID:o2I3uNdY
好きな魔法少女投票
http://www.37vote.net/game/1158635534/
209204:2006/09/20(水) 17:07:42 ID:KjFruppj
とりあえず出来た。
けど微妙……('・ω・`)ショボーン
一応書き込んどきます
期待に添えなくてスマソ



「うわぁあっ!何するんだよ!」
突然真っ暗闇の中に放り出されたアルルは悲鳴を上げた。
『うるさいやつだな。大人しくしていろ』
ため息混じりながらもどこか楽しそうな声が闇の中から降ってくる。
声の主の姿は見えない。
居場所を特定しようと神経を尖らせて周囲の気配を探るも、なんだかよく解からないぐるぐるした感覚に邪魔されてかなわずにいる。
「こんな状況でおとなしく出来るわけないでしょ!ボクに何をしたのさ、ヘンタイシェゾ!」
そう、確かついさっきまで彼女は変態……もとい闇の魔導師・シェゾとぷよぷよ地獄で対戦していたはずなのだ。
必殺の七連鎖を生み出すぷよ列が組み上がり、その起爆となる赤いぷよをいざ設置しようとしたその時。
突如足元から黒衣が出現し、それが全身をを包み込んだかと思った次の瞬間、アルルはこの闇の中に立っていたのである。
あまりに突然の事態に呆然と立ち尽くしていると、唐突に細い腕を凄まじい力で捕まれ、そのまま叩きつけるようにして引き倒されてしまったのだった。
210204:2006/09/20(水) 17:10:06 ID:KjFruppj
「ねぇ、教えてよ!ここはどこなの!?」
腕と両足を見えない力で拘束され、身動きがまったく出来ない。
おまけに見えるのはただ闇、闇、闇……
さすがのアルルにも僅かずつ不安が湧き上がり始める。
そんな彼女を嘲笑うかのような声が答えた。
『ここは一種の亜空間だ……安心しろ、用が済めばすぐ出してやる』
「用って何だよ!何するつもりなのさ!このヘンタイ!!」
『――……ふ、くくっ、はっはっはっは!』
「な……何よ」
その笑いの意味が解からず、そして何か背筋に冷たいものを感じて、恐る恐るアルルは問う。
それに、なお込み上げる笑いを堪えたようなシェゾの声が答えた。
『いや……な?』
「ひゃっ……!?」
『お前があまりにもオレのことをヘンタイだとぬかしやがるから……その本当の意味を教えてやろうと思って――……な』
アルルの脚を、何かあたたかいものが撫で上げる。
「あ……やだ、何!?」
次いでぱちんと音を立てて肩から重みが消えた。おそらく防具を外されたのだろう。
覆う感覚が取り払われた胸を、服の上から熱がまさぐった。
「や、何……なにするのっ!やめてよ!」
得体の知れぬものに与えられる感覚から逃れようと、アルルがもがく。
しかし闇の呪縛にその細い両手足をしっかりと捕らえられているために振り払うことは叶わない。
至極可笑しそうにシェゾの声が笑った。
『そう嫌がるな』
「ひぁっ……」
『よくしてやるからよ……』
首筋をぬるりと生暖かいものが辿って、アルルは思わず声を上げた。
ゾクゾクと背筋を悪寒に似たものが駆け上ってゆく。
「やだっ……ぁ……なにこれぇ……」
二度三度と往復するソレにいやいやとアルルは首を振る。
じっとりと湿った感触が何かイキモノを思わせて気持ちが悪い。
気持ちが悪いはずなのに……
「ぁん……っ」
ある箇所を撫でられた途端背筋がぞくりと疼いて唇から切なげな声が漏れた。
思わぬ己の反応にぎょっとするが、確かめるように何度も同じところを通るソレに絶え間なく声は溢れ出る。
「や…あぁ……っん、あん……」
『ふ……オコサマのくせにイイ声出しやがるぜ……』
さも楽しそうなシェゾの声にはっと我に返る。
「なっ、何言って――ひぁっ!」
慌てて反論しようとしたその時、するりと胸元に何かが忍び込んできた。
びくりとアルルは身を強張らせるアルルにお構いなく、それはアルルの胸を包み込むとゆっくりと動き始める。
「あっ!あぁ!な……なに……ひゃぁあん!」
『思ったとおりのオコサマサイズだが……』
「なっ!?」
『感度は良いらしいな』
くくっ、と声が笑う。
それにアルルはかっと頬を染める。
ようやく気付いた。
今自分の胸に触れているのは他でもない、シェゾの手なのだ。
そしておそらく、今首筋からようやく鎖骨へと下り、胸の頂に辿り着いたコレは――……
『甘いな……アルル、甘いぜ、お前のココ』
シェゾの、舌だ――……
211204:2006/09/20(水) 17:10:46 ID:KjFruppj
「やっ……あ!ん、んんっ!!」
シェゾに、あのシェゾにこんなことされてる。
こんなところを、こんなふうにされている。
吸い付かれ、舐め尽くされて、快楽と恥辱にアルルの頭の中は真っ白だった。
「いや……シェゾ、やだ……ぁ!やめてよぉッ……」
言葉では拒絶を示しながら、身体は従順に与えられる悦楽を受け入れ始めていた。
時折わざとその一点を逸らして逃げる感覚を追うように胸を押し付け、ねだるように身体をしならせる。
そんなアルルの様に、シェゾがどこか熱を帯びた声で呟く。
『お前……今自分がどんな格好してるかわかってるのか?』
「ぇ、……あ……?」
『教えてやるよ』
どこか遠くでそれを聞くアルルの身体から、触れていた熱の一切が去る。
『お前みたいなヤツをヘンタイ……インランっていうんだ』
空白は一瞬だった。
「あ、あぁああっ!」
ぬる、と下腹部に熱い塊が触れた瞬間、アルルを凄まじい何かが突き抜けた。
体中が熱く脈打って、まるで全身が心臓になったようだ。
「ふぁ!あぁ!ぁん!あぁんっ!」
それはアルルの中を這い回り、時折外に飛び出してはとりわけ敏感な部分に吸い付いてはじゅぶじゅぶと音を立ててまた潜り込んでゆく。
言うまでもなく、それはシェゾの舌だった。
もう、何が何だかわからない。
アルルはついに泣き出してしまった。
そんな彼女に残酷にもシェゾは囁く。
『もうこんなに濡れてやがるぜ……インラン』
「やだ、やだぁ!っあ!あぁ!」
涙をこぼしながら必死でかぶりを振るアルルに追い討ちをかけるかのごとく彼は続けた。
『嘘つけよ……本当はもっとよくなりたいんだろうが……』
「そ、んな、あっ!こと、ぁあ!」
『素直じゃねぇな……身体はこんなに正直なのによ……』
「ちがぅ、ちがうぅ……!」
『今楽にしてやるぜ……』
いやに優しい声が囁く。
これから起こる事態を予測して、アルルは恐怖と、思わず抱いてしまった期待にぞくりと身を震わせた。
体内を蠢いていた舌がはなれ、それとは比べ物にならぬ質量の灼熱が触れようとした、瞬間――――――
ザシュッ!
『ぎゃあぁあぁああぁああぁあ――――――――!!!』
目の前を覆いつくしていた闇に一筋の閃光が走ったかと思うと、空間を揺るがすような凄まじい絶叫が響き渡った。
まるでひび割れるようにして闇が崩れてゆく。
剥がれ落ちたそこから差し込む光の強さに、アルルは目を閉じた―――
212204:2006/09/20(水) 17:12:36 ID:KjFruppj
「――……ぃ、おい、アルル」
「……ふぇ?」
呼ぶ声に目を開くと、青空が広がっていた。
「ぐーっ!」
「カーくん!」
とびついてきた黄色い小動物を胸に抱きとめて、アルルは辺りを見回す。
見覚えのある森の中だった。
「あ、あれ……?ここは……」
「元の場所だ」
「そっか……って、しぇ、しぇしぇしぇしぇしぇぞっ!?!!??」
きゃぁあぁあっと悲鳴を上げてアルルは少しはなれた木の後ろへと逃げ込む。
「おい、ちょっと待て!何だその反応は!」
そう怒鳴っているのはまぎれもなく、銀髪に蒼い瞳をした闇の魔導師・シェゾ。
さっきまで彼女にあーんなことやこーんなことをこれでもかというほどやってくれちゃった……
「だっ……だってだってっ……!キミ、ボクにあんな……あんな……」
あの闇の中での行為を思い出し、アルルの顔にかぁーっと朱が上る。
ああ、もう信じられないよッ!
知らずにまた涙が溢れ出てきた。
シェゾはそんなアルルの様子を何だか怒ったような顔で見つめていたが、やがてはぁーっと深いため息をついた。
「何があったか知らんが……お前が見たのは幻覚だ」
「………え?」
幻覚、というシェゾの言葉に、アルルはぱっと涙に濡れた瞳を上げる。
視線が合った途端、どこかバツが悪そうな顔をしてシェゾはさっと顔を背けた。
そうして右手に握った剣をひゅん、と振るう。
アルルがその剣先が示す方向へ目を向けると、何やら見たこともない魔物が首と胴体を切り離された状態で転がっていた。
「こいつは人間を亜空間に引きずりこんで幻覚を見せ、魔力を食らうモンスターだ。ぷよぷよ地獄で対戦中にお前はこいつに呑まれたんだ」
「じゃあ、あれは全部……幻覚……?」
「そういうことだ」
「…………な………なんだぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……」
安心したやら何やらで一気に脱力してしまったアルルは、へなへなとその場に座り込んだ。
そうだよね、シェゾにあんなことされちゃうわけないよね、幻覚に決まってるよ、幻覚に……
「よかったよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜カーくぅ〜〜〜〜ん!!」
「ぐ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「あっ、ごめんね」
ぎゅ――――――っと腕の中のカーバンクルをこれでもかというほど抱きしめる。
苦しい、というように黄色い彼(?)が鳴いたところで、アルルは慌てて開放してやった。
「あ……てことはシェゾが助けてくれたんだよ……ね」
あの幻覚の中で見た閃光を思い出し、アルルは少し離れたところで彼女たちのやりとりを傍観していた闇の魔導師を振り返った。
あれはおそらくシェゾが放った闇の剣の一撃だったのだろう。
「あ、ありがとう……」
幻覚だったとはいえ未だに残る気恥ずかしさからまともに目を合わせられなかったが、何とかそれだけは言った。
「フン!ただあんなザコにお前(の魔力)を奪われることが癪だっただけだ。」
「あ、あのねぇ……」
「それよりも……」
に……と不敵な笑いを浮かべ、シェゾはアルルを見た。
アルルはそのアヤシイ光を宿した瞳に非常に嫌な予感を抱き、後ずさる。
ばっ!と剣をアルルの方に向け、シェゾは声高に言い放つ。
「勝負の決着がまだだったな。アルル、オレはお前が欲しいッ!!」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
アルルの中であの幻覚のシェゾと目の前のシェゾがダブった。
ぶちっ……どこかで何かが切れる音がした。
「………この、ヘンタ―――――――――――――――――イッッッ!!」
「ぎゃぁあああぁあぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁぁ!!!!!!」
いつもより多い12連鎖が決まったそうである……


おわる
213名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:14:05 ID:PODgZFmg
>>206
続き頼む

>>212
GJ!
214名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:21:51 ID:X+o1Lbzh
>>212 GJ!萌えた
215名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:32:50 ID:KMKePgUc
>>212

GJ!
良い感じ
216名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 01:04:40 ID:K77PBz3i
久々の新作、GJすぎる!

そこで、そんな幻覚見せられたのは深層意識がうんぬんで
シェゾにリアルに辱められ甚振られちゃう流れで続きを。
217212:2006/09/21(木) 17:44:33 ID:GZj0mXNS
>>213-216
サンクス
気に入って貰えたようでよかった
エロって難しいな
続きは>>216のが面白そうだから
時間ができたら書いとくわ
218名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 19:06:11 ID:BD2x59uo
保守

ラグナスが、シェゾの適当な冗談を真に受けて、ウィッチを「おまえも変態か!」と成敗に行き…返り討ちにあって補喰される話とかキボン
219名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 17:46:32 ID:aRdMPs9/
age
アルルがシェゾを押し倒す作品が出ると言う風の噂は本当か?
220名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 10:23:09 ID:L3dv+xPW
過疎だなage
221名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 13:32:53 ID:nFPWzPrB
ガヘット博士の家でルルーとシェゾがパノに性教育をする話キボン
222名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 17:09:24 ID:hrFktTUf
222get
223名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 17:32:54 ID:KcaEMcFs
>>221
それ激しくキボンヌ
224名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 01:14:28 ID:DSfcuEw+
シェゾとルルーが目の前で実演ですか?
225名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 17:29:42 ID:07nCTEcv
【ぷよぷよ&魔導物語限定】で萌える女性キャラクターは?
http://www.37vote.net/game/1159771418/
226名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 21:15:36 ID:59YfbKr1
パノがルルーの部屋を覗くとシェゾと裸で抱き合っている。
しばらく見ていると二人がパノに気付き…
227名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 23:40:14 ID:WMfmue/t
パノは口封じの為に、アレイアードと女王乱舞をくらい、命を落としてしまったという。

どっとはらい。
228名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 00:40:07 ID:2sixPSbo
 流れぶった切るようで申し訳ないが…以前書いたDアルドラ、投下Ok?
 ちょっと自分を振り返ってみたくなった…
229名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 06:07:42 ID:nwHjOFU7
>>228
是非ともうpしてくれ
230228:2006/10/03(火) 08:55:38 ID:2sixPSbo
それでは4年半前の物ですが…Dアルxドラ
もちろんレズですので。
231228:2006/10/03(火) 08:57:02 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 1/13

 ぽかぽかと暖かい街道を歩く人影。
 膝丈の紅いチャイナ服を着て大きく開いたスリットから見える健康的な太股は漆黒のスパッツに包ま
れている。
 見た目気の強そうな顔、鮮やかな緑の髪からは尖った角がでており、何よりもそのお尻から伸びる一
本の太い尻尾が目を惹いた。それは猫や犬の様な細い尻尾ではなく、濃緑色でしっかりとした、竜の尻
尾の様な感じである。
 それもそのはず、彼女は龍人の血の多分に混じっている種族だった。
「あっ!」
 その少女は何かを見つけたらしい、小さな声を上げていきなり走り始めた。
「アルル! 私と勝負だぁ!!」
「ぅん?」
 駈けていった先に居た青と白を基調にした服を着た少女、アルルに向かって指さし、大声で叫ぶ。
「アルル! どっちが本当の美少女か今日こそ勝負だ!」
「……ドラコ?」
「なにキョトンとしてるのよ!? さぁ勝負よ!!」
「うん、いいよ」
「やっぱりそうくるわね? 良いわよ! ぷよぷよ勝負で私が勝ったら……って……へ?」
「だから、うんって言ったんだよ」
「……美少女コンテストで勝負してくれるの?」
「うん」
「……えと……」
 いつもと違う相手の反応に困惑するドラコ。だがしかし、持ち前の前向きな性格ですぐに立ち直って
再度アルルを指さす。
「よし! じゃあ勝負だ!! 今から嫌だっていっても聞かないからね!」
「うん。でもドラコ、それはいいけどどうやって判定するの?」
「あぅ……」
 現実的な質問をされて言葉に詰まる。
「えぇっと……とりあえずどっちが可愛いか、みんなに決めてもらおうか?」
「みんなって……あのみんな?」
「うっ……」
 アルルの指す『みんな』を思い浮かべて苦い顔になる。
232228:2006/10/03(火) 09:08:00 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 2/13

「あのみんなだと、どう考えても変態さんクィーンだよ」
「………あぅ〜」
「う〜ん……あっそうだ!」
 しばらく唸っていたアルルだが、ぽんと手をたたいてドラコの方へ向き直った。
「あのさ、確か……えっと……あれ?」
 ゴソゴソと荷物をあさるアルルを見ながらふと違和感を感じる。何かが足りない……とはいえ、手や
足が足りないわけではなく、
「ねぇアルル、カーバンクルは?」
 そう、いつも一緒に居る黄色い謎の生物ことカーバンクルが居ないのである。
「カーくん?」
「うん」
「カーくんはおうちでお留守番。カーくんったら酷いんだよ! ボクが昨日せっかくつくったすぺしゃ
 るカレーを一人で食べちゃったんだよ?」
「ふぅん……いっつも一緒って思ってた」
「え〜? ボクだって偶には一人で居ること有るよぅ」
「それでも偶にはなんだ」
 苦笑するドラコ。
「うん、まぁね。それよりコレどう?」
「これ?」
 アルルの取り出した紙片を受け取る。
「え〜っと……美少女水着コンテストぉぉ!?」
「うん、何日か前に雑貨屋のおばちゃんに貰ったんだ。ちょうど今日だし、これで勝負する?」
「み、水着コンテスト……」
「あれだけ言ってたのに嫌なの?」
 小馬鹿にしたようなアルルの言葉にドラコはムッとした顔になる。
「そんなこと無い! じゃあこれで勝負だ!」
「じゃあ行こ」
「行こって……今から?」
「うん。だってボクの住んでる街の隣街だもん」
「え?……あ、ホントだ」
「じゃあとりあえずドラコの家に寄って、で、ボクの家に寄ろ」
「う、うん」
 いつもと違い妙に積極的なアルルに戸惑いながらもうなずく。
233228:2006/10/03(火) 09:08:41 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 3/13

「へ〜……こういう家だったんだ」
 小さな、しかし可愛気のある家を前にちょっと意外そうな顔のアルル。
「悪い?」
「ううん全然! だってドラコって龍人の系統だし、火も吐けるし、てっきりこんな家かと思った」
「そんな訳あるワケないでしょ!!」
 アルルの言うこんな家、火山の中腹に穿たれた洞窟に思わずつっこみを入れる。
「私だって女の子なんだし、そもそもそんな所だったら危なくってしょうがないじゃない」
「え? 龍人ってみんなああいう所に住んでるんじゃないの?」
「違うよ、あんな所に住んでるのは変わり者かシェゾ(変態)だけだよ」
「それ言えてる」
 知人全員から変態の烙印を押されている、しかし容姿端麗で実力もある魔導士、シェゾ・ウィグィィ
の顔を思い浮かべて妙に納得してしまう。
「さてと、それじゃ私水着取ってくるからちょっと待ってて」
 そう言い残してさっさと家に入っていくドラコ。
「え〜っと……こないだの水着は…っと……」
 一人つぶやきながら衣装ダンスの有る奥の部屋へ向かい……ふと立ち止まった。
「あのさ……アルル?」
「ん?」
 振り向かずにいう。
「何でついてくるさ」
「ドラコの家に興味があったんだもん」
「………あのね、だからって勝手についてこないでよ」
「あっはっは」
「笑ってごまっむぐっ!?」
 流石のドラコも振り返って文句を……言えなかった。すぐ近くまで来ていたアルルに抱きしめられ、
キスによって口を塞がれてしまう。
「むぅっぅ!??!?」
 いきなりの事に目を白黒させるドラコ。しかしそんなドラコには全く構わずにアルルは熱烈な抱擁と
口づけ、そしてそのままゆっくりと舌を相手の口へこじいれて口内を舐め回す。
「むうぅぅぅ!! っっぷは!! ア、ア、アルル!!」
 持ち前の剛力に火事場の馬鹿力をプラスし、アルルを無理矢理引き剥がして距離を取る。
「な、な、な、な、何するんだ!!?」
「何するって、今ので分からないかなぁ? ただボク、キミが欲しいなって思っただけだよ」
「!?!?!?!?!?!?」
 ニコニコ笑いながら近づいてくるアルルに、ドラコは一気に部屋の隅までさがった。
「ア、アルル? 冗談にも程が……」
「ボクは全然冗談のつもりないよ。ドラコがほしいの」
「っっっっっっっ!!!!」
 まるで壁画のように壁に張り付き顔面蒼白、ただただ首を振るドラコ。
「ドラコはボクのこと嫌いなの?」
 やや悲しげな表情(かお)。
「好きとか嫌いとか、そーゆー事以前に、私達女の子同士でしょ!?」
「そんなの関係無いよ。ボクはドラコが好き……大好きだよ……だからキミの全部が欲しいの」
「ひえぇぇぇぇぇぇ」
 ジリジリと迫り来るアルル。対してドラコは今にも泣きそうな顔で逃げ場を探す。
234228:2006/10/03(火) 09:09:30 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 4/13

「ア、アルル! それ以上来たら火を、火を吐くよ!!」
「……本当に吐ける? キミにボクを殺せる?」
「…………お前! アルルじゃない!!」
「どうして?」
「アルルは……殺すなんて絶対に言わない!」
「……………ふふ……」
 ドラコの指摘に小さく笑うアルル。姿形は一緒だがその纏う雰囲気が全く違う物に変化する。
「やっぱりキミでも気付いたかぁ……アルルと親しい人の中じゃ一番楽だと思ったんだけどなぁ」
「お前、誰だ!?」
「ボクはボク。もう一人のアルルかな?」
「なにを言ってる!?」
「ん〜……」
 少しだけ困った顔をしてみせるアルル。
「ちょっとややこしいんだけど、確かにボクとアルルとは違う……けど、ボクもまたアルルなんだよ。
 アルルの人格を受け取った闇の魔力の結晶とでも言うのが一番正しいかな?」
「つまりアルルの偽物で、悪い奴なんだな!?」
「それもちょっと違うよ。まずボクは偽物じゃないの。限りなく本物に近い偽物……今はね。それから
 悪い奴っていうのも一概には合ってると言えないと思うよ。善悪なんてこの世の中で抽象的なものの
 代表格だから、キミには悪に見えても、世の中じゃ善かもしれないじゃない」
「う〜……難しいことは分かんないけど……とにかくお前! アルルは何処だ!?」
「あれ? アルルってキミの敵じゃないの?」
 不思議そうな顔で問い返すアルル。
「敵じゃなくてライバル!」
「ふぅん……難しいんだ。ま、アルルは何処かにいるよ。ボクは今はまだアルルをどうこうしようなん
 て思ってないから」
「??」
「つまり外堀から埋めていくの。で、一番はキミ」
「!?」
 ニッと笑ったアルルにファイティンポーズを取る。
「無駄だよ。キミは格闘家、ボクは魔法使いだから」
「がぁぁお!!!」
 アルルの言葉を無視し、雄叫びというには少し可愛すぎる声を上げながら正拳を突き出す。
「わっ!」
 不意に突っ込んできたドラコの正拳を慌ててかわす。
「がうぅ!!」
 踏み込んだ足を軸足にし、避けた方向へ回し蹴り。そして間髪入れずにもう一段階踏み込みながら回
し蹴りの回転を利用した裏拳。
「うわわわっ!」
 回し蹴りを紙一重でかわし、続けて襲いかかってきた拳を腕をクロスして受け止めながら後ろへ飛び
すさるアルル。
「ドラコ、いきなりなんて非道いよ」
「気安く呼ぶな! 外見はアルルかもしれないけどお前は敵だ!」
 再度構えを取りながら怒鳴る。
「次は外さないぞ!」
 間合いを計りつつゆっくりと呼吸をする。
「がぁぁぁお!!!」
 そして窓の外から差し込む陽光が雲に陰った瞬間、大きく音を立てて床を蹴る。
 今度は先ほどとは違い、拳ではなく右中段回し蹴り。
「わぉ!」
 だがしかし、必殺心を乗せたその蹴りは紙一重で見切られる。
「がうっ! がぁおぉ!!」
 しかしかわされた事を微塵も気にせずに流れるように後ろ回し蹴りに繋げ、独楽の様に回って再度の
回し蹴り。しかし今度は吹き抜けたその蹴り足がいきなり軌道を戻して跳ね上がり、アルルの頭頂部か
ら落ちてくる。
「あぅっ!!」
 三連回し蹴りの後の踵落としはさすがに避けきれず、かろうじて頭への直撃は避けたものの肩口へと
ヒットした。
235228:2006/10/03(火) 09:10:15 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 5/13

「っつ〜……」
 ぱっと離れ、肩を押さえて顔をしかめるアルル。
「これ以上やられたくなかったら早く元に戻ってどっかに行っちゃえ!」
「ふふふ……ちょっと甘く見てただけだよ。それじゃあ今度はこっちから行くよ!」
 なんとアルルも軽く足を引きファイティングポーズを取ると、何の前触れも無く床を蹴った。
「くぅっ!!?」
 ドラコの美しい舞いのような攻撃とは違う地を這うような不気味な拳軌、それもドラコよりも少々速
い拳速。

(正体は分からないけど……あの腕なら!)

 軽く素早い打撃攻撃なら避けるよりも受けて密着状態から反撃に転じた方が有利……見た目アルルと
同じ華奢な体付きに、しっかりと足を踏ん張って攻撃を受ける体制を取る。
「っっ!!」
 腕に相手の拳が当たる感触、痛みと打通を気合で弾き飛ばす。
「っがう!!」
 そしてそのまま密着状態になった瞬間を見計らって相手に向かって肘を撃ち込む。

(もらった!)

 カウンター気味で人体の最も硬い部位の一つを撃ち込むのである、ドラコはこの技でよっぽどの怪物
で無い限り倒す自信を持っていた。
「うぐ……」
 事実腹部に肘を受けたアルルは小さくうめいて体を「く」の字に折り、ドラコに倒れ掛かる。
「全く……」
 よっかかってきたアルルを受け止め、大きく息を吐くドラコ。
「この偽アルル、どういうつもりでこんな事してるんだろ?」
「……それは宿命なんだよ」
「!?」
 耳元で聞こえた小さな声、それに気が付きはっとするのと膝の力が抜けるのとほぼ同時だった。
「え……な…?」
 逆にアルルに抱きかかえられるようになりながら疑問符をもらす。

 何故あの技で?
 何故力が入らない?
 何故?何故?何故?

 クエスチョンマークを飛び交わせながら倒れるドラコ。
236228:2006/10/03(火) 09:10:58 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 6/13

「あの技はかなり効いたけど、密着してくれて助かったよ。かけたい呪文が接触しないと効果が無くっ
 て……どうやってキミにかけようかって考えてたんだ。ありがと♪」
「な、何の……呪文……」
「さぁ……まだ名前が無いからなんとも言えないんだ。闇の魔力を相手の体内に直接撃ち込むって事だ
 けは確かだけどね」
「うぅぅぅぅ……」
「で、効果はね……」
 言葉を最後まで言わずにドラコの首筋へ舌を這わせる。
「ひゃわっ!?」
 背筋を駆け上がるゾクゾクとした感覚に思わず声をあげるドラコ。
「えへへへ……気持ちいいでしょ?」
 首を甘噛みしながら囁く。
「き、気持ちよくなんか無い! やめろぉ!」
「あれぇ? おっかしぃなぁ……じゃ、もう一回やってみよっか?」
「ひぇぇ……」
「ん〜……」
 自分の発した言葉がどういう結果を招いたかを悟って真っ青になるドラコ。実際は全身が気だるい熱
さに包まれ、さっきの首筋への一舐めも下半身を覚醒させるのに十分な感触があったのだ。
 もっともアルルも当然それを知っている上で二回目をかけようとドラコの胸に両手を置いていたりす
るのだが……
「……え〜いっ☆」
 アルルの掛け声と共にその両手が暗い光に包まれ、その薄暗い塊はスーっとドラコの胸に吸い込まれ
ていく。
「ふぅ……どう?さっきのが駄目みたいだったから、二倍の量を送り込んでみたんだけど……ちょっと
 疲れたけどね♪」
「うぁ…うっ……ぁ……ん……」
 合計で3回分の魔力を詰め込まれたドラコはロクに返事さえ出来ない有様になっていた。僅かでも動
こうものなら全身から熱い波が押し寄せ、息を一つする度に胸の突起から気の遠くなるような快感が襲
いくる。
「あれぇ?」
「………ぅぁ………ぅ………」
 アルルは小さくなったまま息さえ押し殺しているドラコを見下ろしてわざとらしく首を傾げた。
「ドラコ、どうしたの? 凄い汗だねぇ」
 言いつつドラコを仰向けに転がす。
「っあっ! くっ! ひぃっっ!!」
 転がった拍子に全身が衣擦れに襲われて短い悲鳴を上げるドラコ。
 先程まで強烈な破壊力のこもった攻撃を繰り出していた手足は力無く投げ出され、思い出したように
時折痙攣している。
「暑そうだから服脱がしたげる。汗で張り付いて気持ち悪いでしょ?」
「やっ! あっ、ひう!?」
 脇腹の辺りにある留め具を外される刺激で大きく仰け反る。その隙にさっと上着をはだけさせられて
しまった。
「ドラコってさ、実はボクよりも胸がおっきいんだよねぇ」
「〜〜〜〜」
 飾り気のない黒いタンクトップの上から、触れるか触れないかの力加減でドラコの双丘を撫でながら
羨ましげに言うアルルだが、当のドラコは手が触れる度に小さく跳ね、跳ねる度に声にならない空気を
吐き出す。
「んもぉ……何か言ってくれなきゃ面白くないよぉ」
 それを見ながらアルルは、まるで拗ねてるような口振りで……いや本当に拗ねているのかもしれない
が……唇を咎らかせて不平をもらす。
「しょうがないなぁ……少し弱めよっか」
 再度胸へ手を当てて目をつむる。
237228:2006/10/03(火) 09:11:37 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 7/13

「…………」
「ひああぁぁ!!?」
 まるで胸に手を突っ込まれたような感触を感じて涙ながらに悲鳴を上げるドラコ。もっとも実際はそ
の様なことがあるわけ無く、ただドラコの胸から黒い何かがアルルの手へと収束し、そして消えた。
「どう? これで少しは喋れるでしょ?」
「ぅくっ……も、もうやめてよぉ……」
「えぇ〜!? 喋れるようになった途端もう泣き言ぉ?」
「うぅぅぅ……」
 アルルの嘲るような言葉に口を閉じ、悔しげに唇を噛む。
「さっきまでの威勢はどうしたんだい?」
「…………」
 確かにさっきまでのドラコならば文句を並べ立てていただろう。
 だがしかし、非常識な快感を操れるというデモンストレーションをされ、その上ドラコ自身こういう
経験はあまり無い。そしてそれはあの快感の果てに自分がどうなるか分からないと言う結論に至る。
 詰まるところこのアルルが……敵が怖いのだ。
「……も、もう……やめてよ……許してよぉ……」
 その想像不能な恐怖に負け、プライドをも捨てていつもの気丈な様子からは全く想像の出来ない涙目
で訴えるドラコ。
「だめだよ。まだキミは完全に負けてないから……完全に精神(こころ)の奥から、根元的な負けを刻
 印してあげるよ」
「ひっっっ!」
 可愛いが、悪魔的な笑みを浮かべるアルルを見てドラコは確信した。

 このアルルは何があってもアルルじゃない!

 そして

 もう逃げられない……

 もう助からない……

 もう私は……

 もう……

238228:2006/10/03(火) 09:12:12 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 8/13

「も、や、やめてぇぇ!」
 薄暗い部屋、甘い悲鳴と甘い体臭が充満していた。
「なんで? キミの胸、こんなに固くなってるよ☆」
 部屋に一つだけ有るベットの上で二つの人影が一つに重なって蠢いていた。
 一人は後ろ手に縛られ、魔力によって身動きを封じられたドラコ。もう一人はドラコの上に覆い被さ
り、胸の突起を弄んでいるアルル。
「ほらほら、下着の上からでも摘めちゃうよ♪」
「あひっ! くぁっ! あくぅ!!」
 黒い布地を突き上げるように立ち上がっている乳首を転がされる度にスタッカートの効いた悲鳴を上
げて跳ねる瑞々しい肢体。
「ん〜……でもそろそろ飽きちゃった。次はこっちかな?」
 左手で胸を弄りながら、開いた右手をそそと下ろしていく。
「ひぐっ! 駄目ぇ! そ、あぅ!!」
 乳首をつねられ言葉が途切れる。その間に腰の横にある留め具を外してチャイナドレスの下半分も脱
がしてしまう。
「わはっ☆」
 黒いスパッツに包まれた下半身が露になった瞬間、アルルはもの凄く嬉しそうな声を上げてドラコへ
顔を近付けた。
「……ねぇドラコぉ……これお漏らし?」
「ちっ違……」
「じゃあこれなぁにぃ?」
「……………」
 股間を中心にぐっしょりと濡れ、その半分以上、より濃い黒に染まっているスパッツの状態を問われ
て真っ赤になって沈黙するドラコ。
「こうしたら分かるかな?」
「な? っ!! あひゃああああああ!!!」
 足の付け根をグイッと押され、そこから生まれたショッキングピンクの稲妻にひとたまりもなく達し
てしまう。
 と同時に、僅かな間をおいて黒い布から湧き出すように小水が噴き出した。
「ほぉら、やっぱりお漏らしだぁ」
「ひぎっ、ち、がっ…やぁぁぁ、止ま、ら…ないよぉ!!」
 どうにか押し止めようとするが焦らしに焦らされた末の絶頂で下半身は言うことを効かず、水流に強
弱が付きつつも、しかし止まることなくそれは出続ける。
「……ひっく……うぇっ……えぐ……うっく……ひっく………」
 漏らすことしばし、ゆっくりと量が減り、そして止まったとき、部屋にはドラコの嗚咽が低く響いて
いた。
「別に気にしないでも良いじゃないの」
 そんなドラコに明るくアルルが声を掛ける。
「これからもっと凄いことになるんだから……お漏らしくらいで泣いてちゃ本当に壊れちゃうよ?」
「ひ…ぃ……い…ゃ……ぁ……」
 怖い内容を妙に明るく言う事が、より一層の恐怖感を煽る。
 既にドラコは武闘家としてのドラコではなく、弱々しく首を振り、小さな声で許しを乞う一人の弱々
しい少女としてのドラコでしかなかった。
「だ〜め♪」
「ひっ!」
 にまっと笑って覆い被さってくるアルル。胸に手を置かれて息を呑む。
「はっ……ひっ……くぅ…はぅ!……ひ……ひぃ……」
 ぐにぐにと胸を揉まれ、布越しとはいえ陰裂に指が這う。立て続けに襲い来る快感に涙を流しながら
嬌声を上げる。
239228:2006/10/03(火) 09:12:55 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 9/13

「……ねぇ……」
 ふと手を止めて問うアルル。
「キミの尻尾ってさぁ……どうなの?」
「…ふぇ?」
 急に止んだ愛撫、そして意味不明の問いかけ。
 兎にも角にも気が狂いそうな快感が止まってホッとしながら、吐息とも返事とも付かない声をだす。
「さっきからぴょこぴょこ跳ねてさ……気になるんだよね」
 アルルの言うとおり、愛撫をくわえる度に緑色の尻尾がぴこぴこと反応するのである。
「それからさ、羽根も気になるし……」
 ドラコの背中から生えた一対の緑の大きな羽根。相当柔らかいらしく仰向けに転がっていてもあまり
違和感がない。
「よしっ! やってみれば分かるか。もし効果が有れば助かるし♪」
「うぁ?」
 ころんと転がされ、俯せにされてドラコの心に危機感が浮かぶ。
「やぁ……やぁぁ……」
「ほらほら動かない。ん〜……取りあえず……あむっ!」
「ふひゃあはぁァぁ!!!?」
 尻尾の先に噛みつかれてあられももない悲鳴を上げるドラコ。
 普段単なる体の一部として、手や足と同じ程度にしか意識していないし、事実感覚もそうでしかない
尻尾。
 だがその尻尾が、今は気が狂わんばかりの快感を生み出す性感帯としてドラコの精神(こころ)責め苛
んでいた。
「ふえ〜、ひゃんひるんら」
「らめらめらめぇぇぇ!!!」
 尻尾をくわえたまま喋るアルルに、気の遠くなるような快感が生まれて兎にも角にも悲鳴を上げて藻
掻く。
「んっ…ぷふぅ……へぇ……尻尾ってそんなに感じるんだ」
 アルルは尻尾から口を離して面白そうに言った。
「もしかして一人でするときって、これしごいたりくわえたりするの?」
「そ、そんな、こと、しな…い」
 荒い息を吐きながら途切れ途切れに答える。
「ふぅん……こっちは?」
「きゃううぅぅ!!」
 今度は背中の羽根。その付け根に舌を這わされてビクビクと仰け反る。
「わぷっ!!」
 いきなり背中を押しつけられ思わず顔しかめるアルル。
「もぉ……いきなり動かないでよ」
 不平を言うがそれは無理な相談というもの。随意筋で動いたのではなく不随意筋での反射運動に文句
をつけられてもドラコにはどうしようもない。
「キミみたいな勝手な子にはお仕置き!」
「そ、そん、なぁ…」
 言いがかりと言うにも酷い事を言われて弱々しい悲鳴を上げる。
「うっふっふ〜☆」
「あ、だ、だめぇぇ」
 ふにふにと尻尾を優しく揉まれることに逆に恐怖を感じる。
「じゃあ、まず第一のメニューだよ♪」
 それまで揉んでいた尻尾を再度口に含む。そしてそのまま甘噛み、舌で全体をなぞり、口全体を使っ
て先をしごき、両手を使って全体を擦る。
「あああああああああああああああ!!!!!!!!」
 尻尾から湧き起こる膨大な快感の波に一気に頂点へ放り上げられるドラコ。
 今まで何度か自慰はしたことがある。エクスタシーも軽いながら感じたことがある。だがここまでの
高みに上がったことはなかったし、そもそも尻尾がこんなに感じるとは想像だにしたことがなかった。

240228:2006/10/03(火) 09:13:36 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 10/13

「んっ……むっ………んちゅ……ふぅ…んふっ……」
「っ!! かっ!! あっ!! かはっ!!」
 アルルの口が小さく動く度、それとは対照的に大きく跳ねるドラコの痩身。
「んふふ♪ ふぁんふぃふぇひゅ?」
「っっっっああああああぁぁぁぁああぁぁぁあぁあぁあ!!!!」
 尻尾を口に含まれたまま喋られ、歯が軽く当たる感触に痙攣しながら悶絶する。
「ん〜………」
 そんな様子を見ながら思案顔をするアルル。
「…………………ん〜…むっ!」
 しばしの間を空け、突如尻尾に歯を立てた。
「っっっっっっっっっっっっっっっっっっ!?!?!?」

 脳味噌の中に太陽を置かれた……

 全くそうとしか言い様のない快感がドラコの脳を直撃した。
 いや、もはや快感という枠を越え、悲鳴どころか呼吸も、果ては心臓さえも止まるかと思う程の衝撃
と化した快楽(けらく)がドラコの精神をぶん殴った。
 そして一瞬の精神の空白……そしてその後凶暴な現実が襲いかかってくる。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!!」
 大きく大きく、今にも折れそうな位体を反り返らせ、半ば白目を剥いて絶叫するドラコ。
 汗にまみれた身体はビクビクと震え、布越しなのに勢い良く吹き出す淫液、そして盛大な潮吹きが終
わるのとほぼ同時に、残っていた小水がチョロチョロと流れ出る。
「ぎっ……ぁ……あが………」
「あははは♪ すっごいんだねぇ」
 長く激しい絶頂感に翻弄され、ふらふらと布団に倒れ込んだドラコの身体を撫でながら楽しそうに言
うアルル。
「今のでもできたかもしれないなぁ」
 答えることなど出来そうにないドラコ相手に言葉を続ける。
「そもそもボクがキミに何をしたいかって言うとね、キミを洗脳したいんだ」
 身体と共にひくひくと震える尻尾を撫でながら言葉を継ぐ。
「でも幾ら魔法でも万能って訳じゃなくって、洗脳って言うのはそれはそれは難しいんだ」
 聞いているのか定かではないドラコにわざとらしい口調で続ける。
「洗脳するってコトは相手を自分の思うようにしたいわけで、その為には自我が邪魔なんだ。自我があ
 ると当然後天的な強制は弱いわけで……詰まるところ、相手の精神が真っ白けになったところで術を
 かけたいんだよ」
 そこまで言ってニッコリと笑うアルル。
「でね、一番古くからあって確実な方法がこれ。気が狂うほどの快感を与えて真っ白にしちゃうの。別
 に狂ったら狂ったで良いんだし……」
「ぃ……ぁ………ぁぁ………」
 ニッコリと微笑んだその笑顔が悪魔の微笑みに見えたのはドラコの錯覚でも幻覚でもないだろう。
241228:2006/10/03(火) 09:14:10 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 11/13

「じゃあそろそろ次に行こっか」
「ぅぅ……ぁぅぅ………」
 尻尾を軽く握られ、先程の気が狂わんばかりの感覚を思い出し、様々な液体でぐちゃぐちゃの顔を必
死で横へ振る……が、当然アルルはソレを無視してドラコへ優しく口付けをする。
「ドラコの顔…ん……すっごく……ちゅっ…可愛い、よ……」
 数え切れない絶頂で涙や涎、汗や鼻水といった体液でぐちゃぐちゃになり、怯えと恐怖が彩りを添え
ているドラコの顔をワザと音を立てながら舐めつつ啄むようなキスを繰り返す。
「……いくよ…」
 耳元で囁き、そして再度尻尾をギュッと握った。
「っっきゃああああああああ!!!!」
 尻尾からの甘激が再開し、その形の良い唇から絶叫を迸らせつつ激しく痙攣するドラコの痩身。
「ほらほら、まだ序の口だよぉ?」
「らめっ!! らめええぇぇぇぇぇぇっっ!! ひがっ! あぎいぃぃぃ!!!!!!」
 強弱を付けて尻尾を握られ、しごかれ、そして時折爪を立てられ、その一つ一つに過剰な反応を返す。
その胸を包む黒いタンクトップは大量の汗を吸ってしっとりと張り付き、意外と豊満な胸とその先端の
痛いほど勃起した尖塔を露に描き出していた。
 また下半身を守るはずのスパッツも汗と愛液、そして先程の失禁のせいでぐっしょりと濡れて股間に
食い込むように張り付き、守るどころか女性のみが持つスリットをくっきりと浮き彫りにして逆に卑猥
に見せていた。
「あはっ☆ ドラコのここすごくえっちぃ♪」
 尻尾の手を緩めず、そんなヌルヌルとした布越しに股間の柔肉をさするアルル。時折ドラコの身体が
激しく痙攣し仰け反るのは、布越しにもぷっくりと見える淫核を引っ掻く指の動きと同じタイミングで
ある。
「ほらほら、すっごく固くてはちきれそうだよぉ? スパッツ越しでも摘めちゃうよ☆」
「もぉらめぇぇぇぇ!! くるっっ! ちゃ、んああぁぁぁぁ!! ひぬぅぅ!!!!」
「狂っちゃうかもしてないけど死なない死なない♪」
「い、くっ…んっ! ああああ!! ふっ! かはっ! あっがっ…ひああああ!!!」
 クリトリスをくじられる度、尻尾をしごかれ引っ掻かれる度、淫裂に指を割り込まされる度、ニプル
を捻られる度……その全てが猛威となってドラコの胸を、腰を、脳を灼き尽くす。
 何回も十何回も何十回も絶頂を繰り返す内、絶頂の感覚がせばまり始め、やがて高みから高みへの綱
渡りとなり、そしてアクメ一色へと変わっていく。

242228:2006/10/03(火) 09:16:24 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 12/13

「ひっ! がっ! ぃぎ! ふっ! あひっ! ぉあっ!!」
「そろそろ終わりだね」
 ドラコの悲鳴が、嬌声と言うよりは息の漏れに繋がる音になってきた頃、ふとアルルは呟いた。
 気が遠くなるほどの回数を数えた連続絶頂、半ば白目を剥き緩慢な痙攣しかしなくなったドラコへの
愛撫を続けながら頬へキスする。
「………………」
 キスを繰り返しつつ、人には発音不能な言語を並べていくアルル。
 そしてその呟きが終わる瞬間……
「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっっっっっっっっっっ!!!
 !!!!!!!!!」
 もっとも敏感な肉真珠とそれに負けず劣らず敏感に開発された尻尾に目一杯爪を立てられ、ドラコは
絶叫した。
 大きく目を見開き、背骨が折れんばかりに反り返って泡を吹きながら硬直する。そしてスパッツ越し
に勢い良く大量の愛液をしぶかせ、と同時に、ちょろちょろと失禁する。
「あ……ひぃ……ぃひぃぃ……ひっ……ひぐっ……かっ……は…ぃ…け………か……」
 そんな全てを消し飛ばすような絶頂の硬直から解放されると、ドラコは全く意味を成さない(もしか
すると何か意味があったのかもしれないが……)音を切れ切れに吐きながらその身をベットへと沈み込
ませた。

243228:2006/10/03(火) 09:17:21 ID:2sixPSbo
ドラコとアルルとドッペルと 13/13

「……ん…………んぅ……」
 朝の穏やかな光を感じてゆっくりと身を起こす。
「ふぁ…ぁ……あ〜…………ぁ、良く寝たぁ!」
 ベットから飛び起きて大きく伸びをする少女。
「さぁっ! サーカスに行かなくっちゃ!!」
 その少女はそう言うとベットから降りて愛用のミニチャイナ服に腕を通す。
 背中の羽を通し、尻尾を服の裾から出して全体を整える。
「よぉっし! アルル! 今度こそ絶対に勝つぞっ!」
 そして鏡の前でグッと拳を握ると元気良く寝室から飛び出して行った。

「……くすっ………」

 主を失い静かになった寝室……その隅に淀む影が一瞬笑ったのは気のせいだろうか……

                                        End……?
244228:2006/10/03(火) 09:19:43 ID:2sixPSbo
 以上です。
 それにしても…ぷよ(魔導)は素晴らしい作品です!!
 投下してたらまた書きたくなったヨ…
245名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 18:51:30 ID:skOsAwXc
見たことある。

ぜひ、操られちゃったドラコとウィッチとセリリとチコが
ドッペル総指揮の元で、アルルに狂いそうになるほどの快楽責めをする続き希望
246名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 18:53:44 ID:skOsAwXc
そうかぁ・・・あれから4年半になるのか
247228:2006/10/03(火) 21:49:22 ID:2sixPSbo
>>245
 少し頑張ってみます
>>246
 長いような短いような、ですが…あの頃の自分をご存知の方?
 最近また水面下で行動中…
248名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 23:45:00 ID:0T91rDLn
GJ!
前回のは知らんが萌えた!
>>221のもやってほしいが>>245も気になる
249228:2006/10/04(水) 01:03:32 ID:3zkxXVre
口調を確認しようと思った…んだが…引っ越しの際にゲームを殆んど実家に放り込んだのを忘れてた…

ぷよ4、記憶どころかゲームすらねぇ〜!!
誰か資料サイトとか教えてくれんですか?orz
250名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 22:43:03 ID:pOv8daXc
251228:2006/10/04(水) 23:27:15 ID:9HV6DB+v
>>250
 激thx!!
 やべぇ…ぷよぷよ〜んのシナリオで全てが繋がりそうだ…

 頼む!会社よ、俺に時間をくれ〜〜〜!!!
252名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 19:40:20 ID:Ik4azwko
復活希望age
253名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 06:00:22 ID:ZBkgRhtj
ルルーをハメどりした画像をshareできんたま食らって流出させまくるサタン
2ちゃんやMixyを巻き込んで大騒ぎ
サタンやルルーの本名などプライバシーもダダ漏れ
254名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 12:22:50 ID:ILqR/J0k
ちょっぴりタイムリーだけど、サタンさま最低。
…でも読んでみたいかも。
255名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 15:31:14 ID:l9pGE0ZE
256名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 16:03:04 ID:VQsquZ1R
てのり象ナツカシス。
257名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 18:13:43 ID:IZJOPXGu
シェウィの伝説はここで生まれたんだよな・・・。ぷよよんじゃ無視されてるが・・・orz
258名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 20:16:23 ID:g1Wj4qdN
魔導物語新作でないかなあ?
259名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 23:04:19 ID:KgIi3NFX
版権上の問題無理だろうね
260名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 02:27:34 ID:Gr99AbVu
同人に賭けるしかないね
261名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 05:51:25 ID:pNPeZ4WR
オレは、ここの職人さんたちの作品に期待してるぜ!
…投下お待ちしております
262雄獣厨:2006/10/08(日) 09:32:15 ID:6CFYuO7+
ルルー「じゃあ今日の授業はここまでだけど、皆そろそろ準備はできてる?」
ザワザワ・・・
ルルー「そろそろ期末テストでしょ?皆には大変な時期よね。
   でも普段から宿題をまじめにやってるマジメっ子さんなら簡単なもんよ」
アルル「?」
ルルー「アーちゃんの宿題丸写しのアルルみたいな奴には無理ですかねぇー」
アルル「……ウィッチのも混じってる」
ルルー「うるせえ馬鹿!!」
263名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 17:20:03 ID:iunsg/7k
>>262
あずまんがネタですか
264名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 02:03:32 ID:7MpXqwWh
タキオン―――っ!! クエーサー―――っ!! メテオ―――っ!
新薬の使い道はまだあるぜ――っ!!てめぇ… なめとんのか?
ぷよにホウキはいらねぇ!魂のはいった連鎖なら―― どんな敵でも打ちぬくぜーっ!!!!
う… ぎゃああーっ!! ごが ごががあっ!!ぜったい試験に受からねぇから!!
カエル積みか!自分の手をよごさず強くなろうとしたてめぇこそ魔導師じゃねぇだろ
魔導師ならぷよぷよ地獄で勝負せんかい!なにが連鎖だ てめえの連鎖はでたらめだよ サニーメテオ!!
わたしは許しませんよーっ!こんな連鎖じゃあ のみも殺せねえぞ――っ!!
て…てめえは主人公じゃねぇ…な… し…主人公なら… 昼寝中の相手に不意打ちはし…ねえ…
いったいてめぇはなにモンだ―――っ!?ばかぬかせーっ!?連鎖を止めた者がぷよ積み続ける者に勝てるわけがない!!
素手でうけたらフィールドが埋まるからね うっぎゃああっ!やかましい!
すげえ魔力をもってやがる うげら!!んならこいつ見切ってみろやーっ!!!!
なめんじゃねえ… おれはまだ半人前のままだ うろたえるんじゃねえ――っ!!!
塔の試練はきみとシェゾにまかせる おばあさまの教えだーっ!!
いったいなんのテストだよてめ―――っ!!あんな寝言をはなつわきゃね―――っ!!おもいあがるんじゃね―――っ!!
う… ぎゃああーっ!!悪いな おれは一人前じゃねぇ そいつはできねぇ相談ってもんだ
うぎゃっ うぎゃっ うぎゃーっ!!おれはいったいだれだ!?
265名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 04:16:23 ID:gI3YzYiU
>>262
アルルは成績優秀な罠
266名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 06:19:55 ID:dCiKoGVM
>>264
サニーメテオワロスw
脳内をボンボンウィッチが過ぎった
267名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 17:36:08 ID:MS93thcn
>>262
個人的には

アルル = 大阪
ルルー = ゆかり先生
ウイッチ = よみ
シェゾ = 榊
ドラコ = とも
セリリ =かおりん
ハーピー = 千尋(漫画では名無しキャラだったが、アニメで名前がついた)
チコ = ちよちゃん
ラグナス = にゃも
ちょっぷん = 木村

・・・っぽいと思っている。(榊やにゃもが男キャラなのはご愛嬌)
神楽が該当するキャラって誰だろう?
ドラコっぽいが、神楽よりとものほうが合ってそうな気がする・・・
268名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 15:22:03 ID:Eg6/4SMB
シェゾのハーレム
269会社:2006/10/15(日) 17:15:27 ID:TNqze20r
>>251
つ精神と時の部屋
270名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 15:57:34 ID:avvyP5pT
元気球挿入age
271名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 01:53:02 ID:pOdfNWMB
かれこれ5年前に見たシャドウウィッチandウィッチ×アルル のレズ小説はエロかった。
ただその周辺で盗作発生したせいで、作者が行方知れずになったが…
272名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 22:46:04 ID:1xaDT/s9
新作or職人待ちage
273名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 13:21:22 ID:MoOJYbE9
あまりにSSがこないので通りすがりに投下。
ゲームボーイのやつしかやったことないんで(それも大昔)捏造しまくりでスマソ。

 *

縛ってと彼女は言う。
手錠と縄でぐるぐる巻きにされた手首で、さらなる拘束を望むのだ。
どこで間違ったのか、もうサタンには知るすべもない。


ありていにいえば、病んでしまったのだ。
天高く聳え立つハーレムの塔は、いつも湿っていて黴臭い場所だった。
傍目には華やかに見える一面もある。しかし足を踏み込めばいつもそこは女達の鬱憤と駆け引きが渦巻いていた。心安らげる棲家とはとても言えない。
だから欲しかった。いつも明るく笑顔を絶やさない彼女。生まれて初めてサタンの誤りを真正面から指摘した子供。その怖れを知らない魂を、所有したいと思った。
今思えば噴飯ものの話で、さりとて当時のサタンには、何度やり直してみても、店先で玩具を買い求めるのと同じ感覚でしか人を追い求めることができないだろう。
十万年生きようと百万年生きようと、本当の意味で成熟した精神を得ることなどできない相談だ。
274名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 13:22:04 ID:MoOJYbE9
まだ日も明るいうちから回廊を渡り、塔でも一番日当たりのよい角部屋に赴く。
明け方にその部屋を出たばかりだというのに、我慢の利かないことだ。自らを滑稽に思いつつも、そんな己をサタンは嫌いではない。
螺旋階段を下る。階の狭間で、ひるがえる青い髪とすれ違った。
「アルルの元へゆくのですか?」
「……ああ、そうだ」
ルルーの問いに、サタンは悪びれもせず即答する。彼女もハーレムを構成する一員だが、抱いてやった記憶はもう遥か彼方だ。久しく部屋を訪れた記憶もない。
だがルルーの顔に憎しみや嫉妬の色は無い。あるいは憎しみを顔に出すようなレベルからはとっくの昔に抜け出しているのか。女は笑いながら嫉妬する恐ろしい生き物だ。
「ねぇサタン様、わたくしは浅ましい女です」
こちらの思考を読んだかのごときタイミングで、ルルーは華やかに、穏やかに笑った。いつか見た修道女の微笑みを思い出させる。こうした修羅場に慣れているサタンは、取り乱すようなヘマはしなかったが、それでも舌に苦いものを感じずにはいられない。
「アルル・ナジャを殺したいですわ」
「殺したいか」
ルルーは聖女の微笑みを浮かべたまま首を縦に振った。
「アルルが死んだら、わたくしがカーバンクルを慈しんでさしあげます」
サタンは真っ向から相手をすることを放棄し、そのまま背を向けて階段を下りた。要は逃げだが、ルルーの不満を解決してやることなどサタンにはできないしする気もない。
ルルーはじっとその場に佇んだまま、サタンの後ろ姿に視線をあてている。マントが焦げ付きそうな、殺意と愛情は実に紙一重である。やたらと喉が渇いた。
275名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 13:24:39 ID:MoOJYbE9
気付けば早足になっていた。アルルに何かあるはずはない。何もあるはずがないではないか。鍵束で角部屋のドアを開けると、室内に黄土色の線が幾重にも走っている。装飾は荒縄のすがたを為していた。
広い室内に張り巡らされた縄は、最終的には部屋の中央に設えられたベッドへと収束する。
後ろ手に裸体を縛られた少女の姿は、サタンに蓑虫を連想させた。とはいえ胴体の胸元を三周ほど巻きつけただけの拘束は、殆んど少女の裸を隠す手助けにはなっていない。しかし少女と縄の不釣合いなコントラストが、余計痛ましいものとして与える印象を強くする。
扉が重い音を立てて再び閉じられた。目隠しの布できつく耳を圧迫されても音に反応するのか、アルルは立てた膝をゆっくりとひらいた。そこは男の放った精で白く汚れている。薄い陰毛と、淡い傷口がサタンの眼前に晒される。まだ生娘の気配を失ってはいなかった。
サタンは両脚を少し荒っぽく押し広げ、胴体を割り込ませた。しかしその後に続く動作は優しい。衣服を寛げ、頭を擡げたペニスを取り出す。
婉曲した肉塊はすでに熱をもちはじめていた。水気を孕んだ彼女の割れ目に押し付ける。二、三度往復させると、それはますます硬度を増し、摩擦するスピードが速まる。心地よい気分だ。
淡い彼女の性器を愛しながらも、摩擦で黒ずんでしまえばいいという二律背反の欲望があるのは否めない。自分が行った行為の結果がそれなら、喜んで彼女の汚濁さえも受け入れることができるだろうと思う。サタンは亜麻色の髪を掻きあげ、布越しに耳朶に囁きを吹き込んだ。
276名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 13:26:04 ID:MoOJYbE9
「アルル」
その声は、別段甘くもなかったが掠れていた。低い囁きにうっすらとアルルの唇がひらいた。赤い舌がのぞく。
誘われたようにサタンは唇をふさぎ、甘い舌を蹂躙した。口の粘膜は、膣内に負けず劣らず柔らかく、熟れてもいた。眩暈がする。睡眠不足と精神的過労と、その他もろもろを含んだ酩酊。
もうこの少女しかいらないのだ、ときわめて利己的で、おそらくは冷めるのも早いであろう自分本位の情熱を思い知る。
(ならば何故、あの時ハーレムを解散しなかった?)
冷静な自分が脳裏の片隅で嘲笑っているようだった。天井から高みの見物をされているような気がした。
アルルと他の愛妾たちとの間に確執があるのは、この塔に攫ってきたころから気付いていた。けれど、遂に手にした蜜月の甘さに溺れて、見たくないものに蓋をし続けてきた。
もう少し早く何か手を打っていたら、彼女がこのような有様になることもなかったのだが。抜け殻を日毎夜毎にサタンは愛している。もう彼にとって自分の選択肢はこれしかない。趣味と実益をかねた自由意志の宣言だ。彼には無駄に凝り性なところがある。
きゅうっとアルルが両脚をサタンの腰に絡めて催促する。サタンの眉間の皺が少しほぐれ、促されるままに腰を揺すり上げて幾度も白濁を洩らした。アルルは中に押し入られるより外側の花弁をいじくられた方が好きである。これも、塔に囲いこんでから知ったことだ。
指先で陰唇の皺に精液を塗り拡げながら、尖った肉芽をこねくり回す。口付けで痺れたアルルの唇が、音もなく言葉を紡いだ。
「…きてよ 、サタン 」
277名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 13:26:56 ID:MoOJYbE9



全てが終わるとアルルは再び縛ってくれと願った。ちゃんと縛ってと。
目隠しも手錠も荒縄も、彼女の心を満たすことはなかった。それほどまでに執着して、一体何に束縛されたいのだろう。
仕方なくサタンは両腕できつくアルルを抱きしめることにした。骨が軋むほど強く。目隠しでアルルの表情は読み取れない。

その下に隠された感情は、果たして。
278名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 13:29:32 ID:MoOJYbE9
お粗末さまでした(^_^;)
279名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 18:32:50 ID:kVGR2RVK
Sugeeeeeeeeeeee!!!!
GJ!!
280名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 21:42:03 ID:z1br1Kq5
久々の小説待ってましたー!
GJ!!!
281273:2006/11/05(日) 00:53:34 ID:DkTbdlMG
>>279-280
感想キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! dクス。
それにしても殆ど書き込みがないw
つい最近ぷよにハマったもんでスレが廃れてるのサミシス。

てなわけで、さっき書き殴ったサタアルおいてきますね
殆どエロくなくてスマソ。サタアル難しい
シェアルとかサタルルの方が書きやすそうなんだけど
この二人には愛着あるしなー

他の職人様が投下するまでの場つなぎになれば幸いです。
282273 アルル編:2006/11/05(日) 00:57:30 ID:DkTbdlMG
顎の関節が痛い。

城の門をくぐって外へ出た時、大気に熱が充満しているのが分かった。蒸している風の匂いが鼻腔を焼く。
薙ぎ倒された草原に沿うように伸びる畦道を顎をさすりながら歩けば空は夕暮れ前の薄い金色だ。
軋んだ音を立てる両耳をつとめて気にしないよう努める。
唾液が唇の狭間から滲みた。舌先で拭う。口の中に僅かに残る異臭に、アルルの目は再び正しいピントで
世界をとらえ始めた。
サタンの動作は、祈りに似ている。絶望を千倍に引き伸ばして薄めた何かを全身にまといつかせてアルル
に触れるのだ。
押し殺して封じたなにかを分かち合う相手を求めて(それは押し付けと同義だろうかと、アルルは少し
悩んだ)ときに急いた動きをみせる。
きっかけは同情だった。呆れるほど気長にアルルの愛情を乞う魔王。
諦めたような微笑で向かい合う顔を見るたびに、それほどの価値が自分にあるのか疑わしく思っていた。
今はこちらが逆に騙された気分だ。逢瀬が重荷になる。閉塞感がある。

あんなことで、気持ちよくなんかなれない。

今日はついに、面と向かってそう告げてしまった。すると予想に反してサタンは何かを企むような表情を
見せた。
ならば調べてやろうと言い放ち、アルルの膣に不躾に指を侵入させてこねくり回してきた。内部の一点を
執拗に刺激される。膀胱の裏かなにかだったのかも知れない。しだいにアルルは尿意をおさえきれなく
なった。サタンの目の前で、意思とは裏腹に放尿してしまったのだ。彼女に非はなかった。
サタンは微笑み「お前は極めると潮を噴くのだな…」と意味不明なことを口走った。そのまま顔をアルル
の性器に押しつけて、その迸りを味わった。
気候に反して背筋が粟立つ。あ、と思う間もなく精液が流れ出して下着に沁みた。衝動的にマントを掻き
合わせ、きつく目を伏せる。

「どうしよう。変態みたいだよ…これじゃあ」

大人になりたくない。何も知らずにいたいのだ。今はまだ。
283273 サタン編:2006/11/05(日) 01:03:26 ID:DkTbdlMG
サタンは自室の窓枠に手をかけ、去ってゆく少女の背中を眺めていた。眼差しはいつも以上に茫洋と
している。
まだ身体を離してから半刻も経ってはいないというのに、もうあの小柄な肢体が恋しかった。願わくば
気分が悪くなったなんて理由で引き返してこないものか。卑劣なことを思って眼差しを眇める。
むしろ帰れなくすることすら狙って手加減せずに抱いた側面は勿論、あった。否定はすまい。
一人寝が寂しいだけなら、同衾してくれる女はいくらでもいる。だが満たされないのは心だ。
育ちきらない肉体と心をためらいがちに開いて、狭い膣にペニスを突き入れられながらむせびなくあの
少女こそが自分には必要なのだ。
アルルはセックスで感じられないという。サタンはその意味するところをほぼ正確に掴んでいた。アルル
の身体は敏感すぎる。
拓かれてまだ日の浅い其処は、僅かな身じろぎさえも感じ取って快楽に変える。強烈すぎる感覚は苦痛と
常に紙一重だ。思い返すと痛々しさを覚えるが、何しろ最中は頭に血が上っているのであまり労わる気
にはならない。
正直に告白すると、“ただ欲望のままに律動し果てる”という牡の本能を、まだ己が維持していたことに
サタンは新鮮な驚きを覚えていた。
春だ。どうしようもなく遅咲きの、春だ。
284273:2006/11/05(日) 01:05:48 ID:DkTbdlMG
尻切れトンボでお目汚し失礼しました。
回線切って吊ってきます(AA略
285名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 00:19:23 ID:o7cPHgU6
ウマー

上手いなあ・・・ぷよ関連死んでもSS書いてくれるっていうのは
素直にまだ大丈夫かな・・・?と淡い希望を抱いてしまう。

286名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 21:25:08 ID:nEiyctox
273さん、コメント遅くなってしまいましたが、GJ!!GJ!!!
ちょっとダークな世界観がたまらーん。
サタアルって王道のようでいてマイナー(な気がする)から、
個人的にめちゃくちゃ嬉しい!
投下乙でしたー。
287名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 19:07:12 ID:/UobOyIf
またまた乙!
サタアル(・∀・)イイ!!
ダークなのも新鮮的で良いですね。
288名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 23:33:10 ID:HvMdrgij
サタアルでござ〜る
289名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 14:23:45 ID:Jy9hrVzv
ルルーが嫌な女でいい感じだ
むしろルルーが氏ねばいいのに
290名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 22:53:09 ID:lMWQ3GGi
アルル「あたっ!(ドス)」
289「う!」
アルル「せぼねのひこー、せいよくこー?をついたよ
   これで君も今日からルルー萌えだね」
289「うんはぁ!!ルルーサマ!ルルーサマアー!!アッ!!アッ!!!」
アルル「ボクは天才だ!どんなカプ厨もこの手で作り上げる事ができる!」
291名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 01:08:02 ID:pucd4yFP
アルルよくやった!
…でもなんかちょっと怖いぞ、君。
292名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 11:31:35 ID:fK9CFv1f
age
神光臨に期待うp
293名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 20:40:56 ID:8oR73Nve
アルルを食う前が一番シェゾは楽しいんだろうなと思っている。
サタンは食ってる最中
294名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 23:58:21 ID:CWEUjhfd
最中をモナカと読んでしまい、なごんだ。
295名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 00:22:34 ID:mSTk2CXI
すまない・・・6スレ目のログ誰か持ってませんか?
まとめは5スレ目までしか更新してなくて
296名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 00:27:12 ID:G2eEI4D4
まとめってどこ?
297名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 00:29:01 ID:mSTk2CXI
298名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 00:40:58 ID:G2eEI4D4
>>297
サンクス
5スレ目も途中までしかないみたいなので
5スレ目と6スレ目をうpった

カサマツ1M
ichi60856.zip
299名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 00:44:05 ID:mSTk2CXI
ありがとおおおおおおおおおお
300 ◆SPoJORtbek :2006/11/17(金) 13:54:34 ID:D3gKFqk5
てす
301名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 00:14:04 ID:txskgEHZ
アルル「…最早次の一撃が僕等の永遠の別れになろう。
   ボクもウィッチも等しく認めた偉大なる変態シェゾ。
   その奇人ぶりは今も尚この目に今も尚離れず焼きついている…」
シェゾ「アルル…ふっ…良かろう。ならばその称号全て次の
    連鎖で否定してくれる!受けてみよ我が全霊の連鎖を!!」

グォ――カッ!

シェゾ「お前が欲しいアルルッ!」
バヨエーン ゴカ!

シェゾ「ば、馬鹿な。こ、この闇の後継者のっ!闇の魔導士の一撃がっ…!」
アルル「君の心は常に一人。だけどボクの中には共に君を変態と嘲笑える
   ウィッチの想い、変態シェゾへの想いが詰まっている…。
   天地を砕く連鎖とてこの想いを砕く事はできぬ…」
302名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 21:14:59 ID:UXZ7X4qD
第二回漫画最萌トーナメント (只今第一次予選開催中)
ttp://tcode.sakura.ne.jp/comic/yosen-ta.html

第二回漫画最萌トーナメント・第一次予選にぷよ・魔導キャラがエントリーしています。
皆様の清き一票をお願いいたします。
なお、同じキャラでも「とっても!ぷよぷよ」と「わくわくぷよぷよダンジョン」では別扱いですのでご注意を。

【とっても!ぷよぷよ】

アルル・ナジャ   23組(12/4)        
ウィッチ       25組(12/6)        
ドラコ        25組(12/6)        
ルルー       20組(12/1)      

キキーモラ    03組 76位 15票   (1次予選敗退)
ハーピー     03組 83位 14票   (1次予選敗退)

【わくわくぷよぷよダンジョン】

アルル・ナジャ   25組(12/6)        
キキーモラ     21組(12/2)        
セリリ         12組(11/22)        
ドラコ         30組(12/11)        
ハニービー     12組(11/22)        
ルルー        21組(12/2)        
303名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 01:56:19 ID:iDjY5MZW
某同人誌でインキュバス×ドラコを見て一気に萌えた…
誰かこの二人でお願いします!!!
304名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 15:38:35 ID:U6E6AalN
Cuvieの糞同人でよく萌えられるな
305名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 01:00:53 ID:TB8ksclK
Cuvieなの?自分は結構好きだけどな
306名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 10:11:46 ID:TXevBH/R
もしかして綾野貴一じゃね?
307名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 02:00:20 ID:F3epJ6FA
>>303
ほい。即興で書いてみた。エロ要素が薄くて申し訳ない。


朝起きると、倦怠感が身体を支配していた。
下肢が重い。起き上がりたくない。
不意に思い当たることがあり、ドラコは衣服の隙間から指を差し入れ、下着を覗いた。
性器を覆う部分の布を、鮮血が汚している。
けだるげにドラコは呟く。

「血、だぁ…」

 *

原因を知ってしまえばますます動きたくなくなるのが、この時期の女の常というものだ。
寝室はそのままサボり場と貸した。
この時期を乗り切るにはとかく開き直りが肝心だ。ドラコは身をまとう服をすべて脱ぎ捨て、
むき出しの膣の下にシーツと藁を敷き詰めた。血を吸った布と藁は、あとから燃やしてしまう
に限る。一族の女達が古来から慣れ親しんでいる処理方法だ。男は血を穢れといって嫌うから。
ドラコは生理がきつい方で、どれほど処置をしても汚してしまうことが多い。
鈍痛をつとめて気にしないように意識を散らす。以前ウィッチから処方された鎮痛剤を飲み干した。
きつい薬特有の、じっとりした眠気がすぐにおそってきた。夢さえ見ない、深い眠りだった。

「これはこれは。目の保養ですね」

どのくらい眠っていたのだろう。うとうとと意識が浮上しだした頃、耳を打つ知らない男の声で
ドラコは覚醒した。慌てて飛び起きる。寝台の前に優男が一人腰掛け、優雅に足を組んでドラコの
寝姿を干渉していた。当然身体には何も身に付けていない。男の目が、足の狭間を図々しく這う。
血でてらてらといやらしく濡れた花弁がシーツを汚す様を、すべて見られているのだ。
理解するとドラコの頬がさっと紅潮した。羞恥よりもただ怒りのために。
「どこから入った!」
がるる、とドラコは不法侵入者に対して威嚇をする。しかし相手は怯えることなく、髪を掻きあげて
薔薇を差し出した。血の色に近い深紅だ。行為よりその色に嫌悪感を覚えて、ドラコは花を振り払う。
「これは失礼。散歩をしていたらこの近くでやけに甘い香りがしたもので」
目覚めてしまったからには長居は無用。退散しますとインキュバスは言った。こうも堂々として
いられると、なにやらこちらが悪いのではないかという錯覚すら覚えてしまいそうだ。
ドラコは困惑気味に呟いた。
「どうして」
「さて…どうしてですかね」
手を取られた。
指に微かに付着していた血痕を舐めとられる。
「あなたの血は甘い」

ドラコは泣きたくなった。

308273でしたorz:2006/11/26(日) 02:08:18 ID:F3epJ6FA
スマソ。干渉→鑑賞だった…。逝ってくる
309名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 09:39:27 ID:O76B8seC
あああああああありがとうございます!!
ドラコ可愛いよドラコ…(;´Д`)
310名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 00:24:14 ID:q0ht7lGF
ウホッ
311名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 05:57:54 ID:r1EVPCCb
保守
312名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 23:43:19 ID:cOE3gQYn
ラグナス×ドラコSSを書いてくれ
313名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 05:06:05 ID:5nVxTKXS
【マイナーらしいので注意書き】
闇の変態×鉄腕の人です。
ソフトSMもちょっとアリなんだぜ?








黴臭い部屋にはぎしぎしと、乾いた木がたてる耳障りな音が響いている。人間二人の体重を乗せた古い寝具があげる悲鳴だった。
それに重なる押し殺した息遣いには偶に、極小さな呻きが混じる。
窓からの月の光に照らされ、目が覚めるような豪奢な青い髪がちらちらと輝いている。
シェゾはそのひと房を指で絡めとり、流れるままにするすると滑り落ちる様を見た。
ゆっくりと撫でつける手がうなじを辿り、背骨をなぞるようにまっすぐ降りていく。
女がゆらりと身をよじり、手のひらが尾てい骨に到達すると、先を促すように自らそれを持ち上げる。
シェゾは微笑しながら片方の手で彼女の顎を捕らえる。
「どうした?いきなり素直すぎるぜ」
返事を待たないまま唐突に唇を塞ぎ、強引に舌を突き入れ、ねっとりと口内をまさぐる。
「んん…」
切なそうに呻いて女も自分の舌を絡ませる。わざとらしい唾液の音が部屋中にこだまする。
シェゾは顎にかけた手を離し、口付けながら、両手を使って尻の双球をゆっくりと持ち上げるようにして触れた。
314名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 05:09:58 ID:5nVxTKXS
「ん、…んん〜…」
塞いだ唇の隙間から苦しげな息が漏れてくる。
吐息が鼻声になり、流石に苦しいかと唇を話してやると、女はとろんとした目のまま、彼に言った。
「…取って、よ」
彼女は普段からは想像もつかないような弱々しい声で呟く。
「取って…これ」
「あぁ?」
「腕…」
身を捻り、腕を見せ付けるようにしながら、女は懇願する。
興奮と羞恥のため朱に染まった頬と、目を覆う真っ白な布とのコントラストは、暗い中でもはっきり解る。
「ねぇ…お願い…」
うしろでまとめられた両腕を、むずがる子供のように左右に振ってみせる。
大きな白い乳房が、それにあわせて揺れた。
「ね、…、っひゃあっ」
その赤い先端をべろり、と舐め上げられ、女は思わずのけ反った。
「煽ってんのか?」
悪魔の笑顔でシェゾは言う。
「ちが、」
最後まで言う前にべろりと思い切り唾液を含ませた舌を回す。反射的にのけ反る白い喉に、シェゾは思わず目を細める。
「ん…や…やだっ…取ってったら…、あ」
「いった後で取ってやるよ」
「そんな、」
ぱしん。
「…きゃっ!あっ、」
突然、乾いた破裂音が響き、さっきまで優しく愛撫されていた尻にぴりりと痛みが走った。
315名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 05:14:24 ID:5nVxTKXS
思わぬシェゾの行動に、女は困惑して身体をぶるりと震わせた。
「いや!いやあっ…、」
「黙ってろ」
ばしん。
「……!」
一層強く叩かれ、震える息を吸って押し黙ってしまう。
叩かれるたびに柔らかい肉が揺れて、じんと響く焦れるような感覚が徐々に蓄積されていく。
振動が、すぐ傍の箇所にも刺激を与え始める。
プライドが邪魔して言えなかった、本当は一番触れてほしくて堪らなかったそこに。
「………ん」
視界が遮られているうえに手足の自由もきかないため、自然と意識はそちらに向いてしまう。
なにか、熱い膿のようなどろりとしたものが下腹部に渦を巻いているようだ。
「ん…、んっ…ん…」
シェゾの舌がが汗が伝う谷間を舐めあげる。
「んっ、ぁあんっ」
噛み締めていた唇を思わず開いてあげる嬌声に、シェゾの左腕が粟立った。
汗に照った胸元から、汗とコロンが混じった体臭が漂ってくる。まるで媚薬だった。
「ん…ふぅう…っ」
乳首を強く摘まれると、汗ばんだ顎をシェゾの肩にのせて唇を噛んで悶える。
熱い吐息が、汗で冷えたシェゾの皮膚にかかる。ごりごりとかなり強めに刺激すると、女の嬌声がいよいよ切羽詰まったものになる。
316名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 05:22:50 ID:5nVxTKXS
「ああっ、はっ、あっ」
唇にかぶりついて押し倒してやりたい衝動をおさえ、シェゾは手をするりと両足のつけねに持って行く。
女が額を肩につけたまま小さく首を振ったが、構わず指を添えた。
じっとりと湿った割れ目をつうとなぞると、しなやかに伸びた腿が小さく揺れた。
ショーツごしに、指を多く使ってぐりぐりと入口をこねる。
「ああっ…」
上から触れているだけで、ぬめった水音が響く。シェゾはかすれた声で笑って、言った。
「…聞こえるか?これ」
「っは…あ…」
する、と指だけをわずか上方にずらすと、贅肉のない引き締まった腰が目に見えて揺れた。
移動させた先をわざと避けてぐるりと円を描くと、割れ目へ添えたままにしてあった指に新しく温い感触があった。
「…やらしい女」
「くっ…、……あぁんっ…!」
悔しげにあえぐ声を聞き、シェゾは指をわざと止めた。ああ、と女は切なそうに腰を揺らす。
「や……」
「…あ?」
「っ…」
すでに触れてはいないのに、女は身を捲ってシェゾの胸元に頬を擦り付け、苦しげにあえぐ。
「…い、…じわる…!」
唾液で鈍く照る唇がシェゾにはやけに赤く見える。よほど長く噛み締めて耐えていたらしい。
317名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 05:30:23 ID:5nVxTKXS
女は舌を突き出してシェゾの肌をなぞる。流れる唾液が、肌の上に道を作っていく。
「…おい」
すっと女が顔をスライドさせた。赤い舌で銀髪がはりつく首筋を這いまわり、耳たぶをかすめると、シェゾがびくりと息を震わせた。
「てめっ…!」
「…はやく」
吐息が、シェゾの耳に注ぎ込まれる。
「さわってよぉ…」
女の声は蜜をたらしたように甘ったるい。
「…こんの馬鹿女…」
なぜに馬鹿とののしるか自分でもわからないまま、シェゾは彼女の後頭部へ手を延ばす。
目を覆っていた布を取り去ると、それは汗と涙で、顔側がじっとりと湿っていた。
外気に晒された瞳が、欲情のために煌々と輝いてシェゾを見た。
たまらなくなり、無理矢理に唇を奪いながらシェゾは再び彼女の下腹部に手を伸ばす。
股間部分の布を器用にずらし、今度はダイレクトにそこに触れた。
「ひあ、」
待ち兼ねて跳ねる腰を押さえ、ぐち、という生々しい音とともに導かれるまま指を侵入させていく。
「…おい…垂れてきてるぞ」
「あ…あ…」
溜まりきっていた体液が、支えをなくして引き締まった腿に伝っている。
318名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 05:32:36 ID:5nVxTKXS
それを見て、女は股にシェゾの指をくわえたまま、立ち膝をがくりと崩す。
その拍子に、指がずるりと根本まで入ってしまった。
「んあぁっ!」
「はは、何してんだよ…」
興奮を体現するように、つっこんだ箇所がぶるぶると痙攣している。
わざと水音を立てるように指を抜き差しすると、白い喉をひきつらせて彼女は後方にのけぞった。なだれこむように、押し倒す姿勢になる。
「あん、痛…!」
女が息も絶え絶えに訴える。
腕を拘束しているのをすっかり忘れていたシェゾであった。
「あぁ、そうか。…わりいな」
謝りながら、その腰を軽々抱えて座り直す。
解いてくれるものと思っていた…が、下腹部に、あまりに唐突に、ずんと衝撃が走った。
「ぃっ…!?」
ルルーは思わず眉を歪め叫ぶ。
「あ、は…!!」
下腹部を強烈に圧迫する、熱い塊が一気に身体を貫く。
指とは段違いの質量に、彼女は混乱して束ねられた腕を横に振った。
「あっ、あ、はいっ、て…!」
「だから、わりい、って…」
入れた途端にぎゅうぎゅうと収縮するそこは、余裕のあったシェゾの息の温度を急激に上昇させる。
「嘘っ、はいっ、…んあっ!あぁっ」
軽く腰を揺さぶられるだけで、意識が飛びそうになる。
319名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 05:34:23 ID:5nVxTKXS
「ふぅっ、んん…あああ!」
シェゾは目のまえで息を乱す彼女の頭を撫でる。乱暴に揺すりながら、張り付いた髪をどけるその手つきはまるで労るように優しい。
女の心中になにか込み上げてくるものがあるが、それを考える間もなく突き上げられて、思いつくままの言葉しか言えなくなる。
「…ばかっ…バカ、い…っ」
髪をどけた手のひらが、まっすぐ頬に降りてくる。
「…いてえ?」
「ちが、…っ、い、」
「…、あぁ…?」
シェゾは彼女の言わんとすることを聞いてやるためにピッチを緩めてやる。
「い、っい、きなり、すぎ…んのよおっ…あんたはぁっ…!!」
文句。彼女らしい。聞いたシェゾは笑う。
「わりぃな」
微塵も悪いとは思っていない顔だった。
その証拠にシェゾは、言い終わるやいなやぐいと女の尻を引き寄せて、勢いよく揺らし始める。
「あぁんッ!ひぁ」
ぐちゃり、粘液の混じりあう音がふたりの身体を、息を震わせる。
「はあっ、あ、ふあっ…あぁぅ…!!」
女は額をシェゾの口元に寄せ、白く霞がかる意識で精一杯に彼に寄り掛かる。
320名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 05:37:40 ID:5nVxTKXS
「…ぁ、っだめえ…、もうだめっ…!」
「もう、かよっ…」
「だめ、だめっ、無理…いくの…あぁ、」
「っ…、…く、ぁ」
きつく閉じた瞼から淵から涙が流れ、シェゾは思わず頬に手をやった。
女は手にすがるように顔を傾けながら、苦しげに言葉を紡ぐ。
「…シェ、ゾっ、」
「…ん、だよ…!」
「シェゾ、…ふ、あぁ…!」
耳元で、揺さ振られて途切れ途切れの息で、女は切なく名前を呼んだ。
「…シェゾ…!」
涙の伝う顎が大きく震えた瞬間、二人の頭の中はまっしろになった。
腹にくすぶっていた熱い塊がどろどろと溶け出し、繋がった部分から白濁して流れ落ちる。
「はあっ、あっ、は、あ、…」
シェゾは余韻に浸って目を閉じた女の頭を片手に抱えて、繋がったままで後方にどさりと倒れ込んだ。
321名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 05:40:39 ID:5nVxTKXS


腕の布を外してやった途端、邪険に振り払われた。
白い背をぷいと向けられ、シェゾは眉間にしわを寄せて呻く。
「おい…なんだ?その態度」
「…別に」
「何だよ。何か不満あんのか」
「別にー」
「…手首外してやんなかった事か?」
「違うわ」
「あれか、いきなり入れた事か?そんなん先に謝っただろが」
「…いいわ、もう」
わけがわからない。かたくなな口調に、シェゾはあからさまな溜息をついた。
付き合いきれない。さっさと寝てしまおうと目を閉じる。
すると、拳で胸をどんと叩かれた。
目を開くと、彼女はいつのまにか身体を反転させてこちらを見ていた。
「呼んでくれなかったじゃない」
「あぁ!?!?」
「…私の名前、呼んでくれなかったじゃない?」
意外な言葉にシェゾは面食らった。素直な感想が口を突いて出る。
「…んなくだらねーことで…怒ってたのか」
「ちっとも下らなくないわ。これって問題よ」
女はずい、と顔を近づけ、その直後にこりと笑って言った。
「練習しましょ」
「は?」
「練習するの。呼んで」
322名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 05:45:43 ID:5nVxTKXS

「バカバカしい…」
「ルルー、って。ほら」
「…誰がするか。寝る」
寝返りを打とうとすると、ぐいと無理矢理に顎をつかまれ、二人は顔を見合わす格好になる。
じっと見つめあううち、彼女が囁いた。
「シェゾ」
その声が先程の熱を帯びた光景に重なり、シェゾは不覚にも何とも言い返せず絶句してしまう。
そんな彼に女はふと微笑む。
苦しげな様子と違い、柔らかく微笑する彼女に見つめられて顔に血が上るのを感じ、彼はひそかに自分に絶望した。
「…赤くなっちゃって」
「うるせえ!貴様もう、寝ろ!!!」
よりによって彼女の前で大失態。やけくそに抱き締めると、胸元から、ふふ、とくぐもった笑いが聞こえた。
「あんたの弱点を見つけたわ」

おしまい。




名前欄に番号入れるの忘れた、ごめん
323名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 08:08:38 ID:K5h6lzJC
神を称えるのに万言を尽くす必要はない。
ただ一言謳えばいい。
GJ.
324名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 12:44:23 ID:67Azwh0C
(・∀・)GJ!

マイナーなのか・・・
好きなのに・・・orz
325名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 13:14:42 ID:IOSy21Mr
エロ要素もラブ要素も神ですな
ルルーたんはMだと思います
GJ!

シェルルいいね
ツンデレ×ツンデレ萌える
326名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 18:29:07 ID:OJMKaqV/
ラブコメちっくなシェアルが読みてぇ
327名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 18:42:16 ID:fAMfm8+j
アルル信者、某所で叩かれてたな…
328名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 22:24:35 ID:7l4yW1AZ
SMちっくなシェアルが読みてぇ
329名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 23:53:26 ID:12NKBNW5
ラグルルってあるのか?
330名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 02:57:22 ID:bpnD2JxH
シェルルGJ!
331名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 21:52:46 ID:TP6woaGo
コンパイル時代に懸賞で当たったポチにゃラミカ(当選者10人)を売ろうかと考えているのだが…おまいらならいくら位で買うか?
ラミカだからそんなに高くはできないと思うが参考までに意見を聞きたい。
激しくスレ違い&豚切りスマソ
332名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 22:00:15 ID:AwULEt+0
マルチうざい
333名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 05:55:35 ID:FTRAxJn/
シェルル萌えたよ職人さんGJ!!
マイナーでもいい、俺はシェルルが好きだ
334名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 12:21:30 ID:kCBCA8hS
シェ×ルル←アルの妄想が膨らんでしょうがない
何この気持ちorz
335名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 18:16:57 ID:yHZ1o1eL
さあ、その妄想を両手に乗り移らせてキーボードを打ち込むんだ
336名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 20:51:25 ID:DHOp+KXm
ルルー可愛い。
こんなに可愛いのに一部の方々はいらないと言う。
337名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 21:06:11 ID:/vRSUGKL
ゲーム内での強さはガチ
338334:2006/12/12(火) 22:49:28 ID:kCBCA8hS
>>335
勢い余ってメモ帳にうちこんでる自分がいるorz
339名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 23:24:32 ID:tO801sjK
>>313
ぐっじょぶ!最後が甘甘なのも(・∀・)イイヨイイヨー
                                    ココ
>>334                                ↓
ちょっ・・・何故、アル→シェ×ルルじゃなくて、シェ×ルル←アル ?

>>336
それなんてちよ父?
340334:2006/12/12(火) 23:35:44 ID:kCBCA8hS
>>339
妄想してたら何故かアルルルになっていたのだよ
341名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 23:49:59 ID:ixdiMGRw
>>340
アルル受けで
342名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 23:57:05 ID:DHOp+KXm
アルルいつも受けばっかで大変だよ。たまには労ってあげよう。
いつもと趣向を変えてみるのもいいかも…。
343名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 00:00:29 ID:wjlMCWpi
アルル受けで
344名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 00:00:35 ID:ixdiMGRw
いやいや、アルルはMだから喜んで受けに回るよ
345名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 00:08:17 ID:/36BfKRr
…でも、ほら多感なお年頃だし色んなことに興味がでてくるかなーって思って。
346名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 00:41:58 ID:rhiKi6dy
色んなことって、鞭とかロウソクとかスパンキングとか針とか電マとか?
347名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 00:45:49 ID:/36BfKRr
そんなとこかな。
まーいつもはされる側だから時にはする側ってのも人生経験かなーって。



………だから、つまり時にはアルル攻めでええやん。平板化防止にも。
348334:2006/12/13(水) 00:49:21 ID:epebYEO2
電波に任せて書いたらとんでもないものになってしまった…
アルルが基地外ストーカーに…

ちょっと吊ってくる…
349名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 01:06:58 ID:BdVN8S6q
鞭とかロウソクとか(ry
でアルルがいぢめられるんだろ
350名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 01:32:32 ID:/36BfKRr
とりあえず、334に期待。
基地外ストーカーも斬新なアルルで素敵だと思う。
351名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 01:44:16 ID:rhiKi6dy
わくわく
352334:2006/12/13(水) 10:26:30 ID:epebYEO2
じゃあ今日の夜にでもうpするよ

・シェルル←アル
・アルルが基地外ストーカー
・エロが少ない
・職人ではなくただの妄想人のため酷い文章

これでもいいなら今日から君は勇者。
353名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 12:23:43 ID:YcxsmzXz
じゃあ俺は勇者だな。
354名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 21:45:01 ID:+RjGdEUM
じゃあ俺警察官
355名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 22:49:26 ID:272WBs1c
じゃあ私はウェブデザイナーになるわ!
356334:2006/12/13(水) 23:01:27 ID:jJ+aP+TW
 目が覚めた。ボクは目を擦って灯りをつける。
時計を見ると丁度午前の一時半を指していた。
そろそろか―――・・・。
 胸が凄くドキドキしてきた。もう何回もやっているのに、落ち着くことが出来ない。
寧ろやるたびに興奮は高まるばかりであった。
 ボクは急いでベッドから降りると隣のベッドの布団を剥がす。
―――やっぱりいない。
隣に寝ているはずのルルーの姿が何処にも見当たらなかった。
ここにいない・・・という事はもう一つしかない。

シェゾがいる部屋。

そこしかないのだった。

 * * *

 最初はボク一人の旅だったんだけど、途中でルルーと会って一緒に行動することになった。
正直いって一番最初に会ったトキの印象は余り良いとは言えなかったんだケド、
付き合っていくうちに段々と彼女に惹かれている自分がいたのであった。
 ボクとは違った透ける様な綺麗な髪に、吸い込まれそうなくらい澄んでいる瞳。
スラリと伸びた足に、一回りも二回りも・・・それ以上大きな胸。更にそれを惹きたてる様かのウエスト。
ボクにはないものだらけで憧れると同時に、それ以上の感情を抱いているのに気付いた。
 そんな魅力的な部分を沢山持っているルルーだけど、それ以上に良いところっていったら・・・とっても一途だったこと。
ルルーはサタンが好きで、叶わない確立の方が多いのにずっとサタンの事を思い続けている。
だからといってボクはサタンに嫉妬などしない。寧ろ感謝しているくらいだ。
当の本人『サタン』は、ボクやカーくんの方に気があるみたいだから。
そういう関係である限り、ルルーの夢は叶うことはない。
そう思うとボクが彼女に恋をしていても、許される気がした。

 ねぇ、ルルー。ボクは一途なキミが好き。
なのになんで―――。

 * * *
357334:2006/12/13(水) 23:02:03 ID:jJ+aP+TW
 シェゾと行動を共にするようになって一ヶ月が経とうとしていた頃のことだ。
シェゾとルルーは喧嘩ばかりで、目が合っただけでも罵り合っていた。
初めて顔をあわせた時からこんな感じだったから、いつものことだと思っていたけど・・・。
 夜、ボクの習慣である『ルルーの寝顔を見る』を実行しようとして灯りをつけた。
確か深夜の一時くらいだったと思う。ボクは隣の布団をゆっくりと退かした。
しかし見えたのは期待していたものではなく、ただの枕であった。
トイレにいったのかな、と思ったけれどもトイレにも誰もいなかった。
若しかしたらなんか遭ったのかも・・・と、一瞬頭に不安が過ぎりシェゾの部屋へと急いで走って行った。
 ノックをするのも忘れてドアノブを回すとすんなりとドアが開いた。・・・鍵はかけていないみたいだった。
シェゾにしては余りにも警戒心がないのでドアからそーっと、顔を覗かせる。
瞬間、聞き覚えのある女の声が耳に入った。
「―――何するのよっ、変態魔導師・・・!」
「あ゛ぁ?俺は変態じゃないといってるだろうが!」
小さな声ではあったが、街中でいつも交わしている喧嘩の様である。
止めなきゃ・・・と思って顔を全て出すと、信じられない光景が目の前にあった。
「・・・んっ、あぅ・・・そんないきなり・・・っは・・・」
女の甘い声。ボクの目線の先には、後ろで手首を束ねられ裸で横たわっているルルーがいた。
ビックリして急いで顔を引っ込めたが、またゆっくり顔を覗かせた。
 向こうは此方に気付いていないようだ。
どうやら幸い、ドアの前は細い道が少しあるため死角になっている様だった。
 シェゾは上半身裸で、下はズボンを穿いたままだ。
横たわったルルーの身体を一旦起こすと自分の方へ向かせ乳房に舌を這わせていた。
暫くするとそのまま後ろへ押し倒し、痛いと呟いたルルーに熱い口付けを交わす。
ボクはそこから一部始終を眺めていた。
 優しく愛撫する癖に口では乱暴な言葉を吐いたり、シェゾが自分の大きくなったモノをルルーに銜えさせたり、
更にそれをルルーの中に入れたり出したりしてて、暫くすると(声にはなっていなかったケド)叫んで二人で倒れこんでしまった。
一部始終―――ボクのルルーが汚れていくのを、ただ・・・じっと見ていた。
 その日から―――・・・否、その時から・・・股間に何か熱いものを感じるようになった。なんだか不思議な感じ。
あまりにも違和感があるので下着の中に手を突っ込んでみると、ぬるぬるした熱いモノがあふれ出ているのが判った。
ボクは急いで自室へ戻り、トイレへと駆け込んだ。鍵を掛けて便器に座り込んでもう一度股間に手を触れる。
やっぱりぬるぬるしたものが沢山でてきていた。股間がじんじんとする。
とても熱くて、何か恐ろしい病気にかかってしまったんではないかと少し心配になった。
こんなことお医者さんにも話せないからなんとかして治さなきゃ、と必死になったのを覚えてる。
治す方法として溢れてくる部分を指で押さえてみると、今までに味わったことのない衝動が身体全体に走った。
不思議に思って何度もソレを繰り返すと、余計に熱くなってきて止められなくなってきた。
やっぱりボクは病気なんじゃないか・・・
再びそんな不安が頭を過ぎったが指は止まるコトを知らず、ボクは一瞬、頭が真っ白になった。
 この時、ボクは初めてこれが『気持ち良い』ことなのだと、『イった』という感覚ということなのだと知った。
よくよく考えてみれば下半身を刺激するという行為は先程シェゾもやっていた事だし、倒れこんだのもイってしまったからに違いない。
 ボクは濡れてしまった下着を外すと、急いで洗面台で濯ぎ、洗濯をした。
ルルーが帰ってくる前に寝ないと怪しまれるのでいそいで布団に潜り、目を瞑った。
 翌日の朝、ボクが目を覚ますとルルーはもう既に起きていた。
「おはよう〜・・・。あれぇ、ルルー早いねぇ・・・」
「おはよう、アルル。アンタが遅いのよ、まったく」
「そうかな〜?」
「そうよ」
いつもの調子の朝だ。やっぱり深夜の事は気付かなかったみたい。
まともに二人の顔が見れるか心配だったけど、話してみるとそこまで抵抗はなかった。
いつもの日常。
変わったのはボクの習慣が増えたこと。

 * * *
358334:2006/12/13(水) 23:02:33 ID:jJ+aP+TW
 今日はシェゾと部屋が隣り合わせだから耳を澄ますと声が微かに聞こえた。
余り壁が厚くないので普通の声で喋っていれば筒抜けだ。
部屋が離れていればボクは危険でない範囲で近づき、ルルーの喘ぐ姿を覗きに行く。
隣であれば壁に身体を預け耳を済ませて声を聞く。それが習慣になっていた。
大体行為は深夜で、週に二三回のペースだ。最初の方は二週間に一回くらいだったけど段々と回数が増えていったのだった。
 今日は隣なのでシェゾの部屋の方の壁へもたれかかり、ボクは下着を外した。これは一番最初のときに学習した事だ。
結局あの時の下着は時間が経ち過ぎていた所為でバリバリになってしまい、使えなくなってしまった。
「っは・・・」
ルルーの苦しそうな声が聞こえた。これがボクの行為の始まりの合図。
ボクは段々と熱くなってきた股間に左手を添えると人指し指を手前の突起に触れさせた。
シェゾの声が聞こえない。きっとキスをしているのか、乳房を舐めているのだろう。
ボクはルルーが今、どんな気持ちになっているのか知る為に、右手を自分の服の下から潜り込ませた。
胸は小さいケドきっと感じ方は一緒なんだろうな・・・と思い乳首を捕らえこねくりまわす。
身体が更に熱くなるのが判った。気持ちよさに浸っているとルルーの声が聞こえてきた。
「・・・ね・・・、・・・そこばっかりいじらないで・・・」
「じゃあ何処がいいんだよ」
「下もぉ・・・っあ・・・」
「ここの事か?」
「っふう・・・もっとお・・・」
「エロ女」
「・・・変態の癖・・・んっ・・・っは」
やっぱりさっきのは乳房を舐めていたようだ。二人のやりとりの通り下を弄る。蜜が沢山溢れてきた。
くちゅくちゅといやらしい音が聞こえてくる。これがルルーの音だったらと考えると更に興奮が高まった。
 ルルーのこういう時にしか出さない声が次々と聞こえてくる。普段の彼女からは想像のつかない台詞付きで。
 先にイかないようにじっくりと自分を焦らして時間を稼ぐ。そろそろ挿入の時間の筈だ。
最初と比べて最近前戯の時間が少なくなってきた。それだけ慣れてきたという事だろうか。
その代わりといっては何だが体位を色々楽しんでいるようだった。
「おっきい・・・」
「・・・っう」
シェゾのを刺激してるのかな?
今度はシェゾの喘ぎ声が聞こえてくる。
「ね・・・」
「・・・くぁっ・・・」
「は・・・やく」
さっきより全然甘い声。これがボクのスイッチをオンにしてしまった。
焦らしていた手が暴走したかの様にずぶずぶと奥に侵入しては最初の位置に戻り・・・また入る。
ミシンのように段々と早くなっていく。止まることを知らない手はボクを快楽に溺れさせる。
くちゅくちゅという音から、じゅぶじゅぶと空気を含んだ音に変わっていくのに時間はかからなかった。
同時に隣でもぎしぎしとベッドが軋む音が絶えず聞こえてくる。どうやらシェゾも我慢できなくなってしまったらしい。
 ボクにはシェゾみたいなモノはないから自分も気持ちよくなるってことはないケド、ボクだって知ってる。
女の子かどういう身体をしていて、どういうことをしたら気持ち良くなるってコト。
毎日自分の身体をいじってはルルーの事を考えて研究してるんだもん。
だから・・・ボクにだってシェゾに負けないくらい気持ちよくさせれる自信はあるんだよ?
―――ルルーを気持ちよくさせてあげたい。
そう思った瞬間、ボクは頂点に達した。

 * * *
359334:2006/12/13(水) 23:03:37 ID:jJ+aP+TW
 瞼を開くと目の前には四角い升目が沢山見えた。・・・天井だった。
先ほどまでの事がよく思い出せない。布団を被ろうとしたら何か引っ掛ったような感じがしたので足元を見ると、ルルーが座っていた。
「あら、おはよう」
「あれ・・・ボク、何してたんだっけ・・・?」
全然記憶にないので目の前にいるルルーに訊ねると「知らないわよ」という返事が返ってきた。まぁ、当たり前か。
ルルーをじっと見ていると彼女は顔を顰め、
「本当に何も覚えてないの?」
と聞いてきた。
「うん・・・」
「あっきれた!本当に・・・何も覚えてないのね?」
本当に思い出せない。ボクはコクリと一度頷いた。
・・・何か悪いことでもしちゃったのかな、ボク。
「ねぇ、ボクなんかしたの?」
「・・・別に・・・何もしてないわよ。覚えてないならいいわ」
なんだかルルーの様子が可笑しい。
もう一度よく考えてみた。
確か―――
「あ・・・」
「・・・思い出したの?」
若しかして・・・いった後そのまま寝ちゃった・・・のかな。ボクは恥ずかしくて頭に血が上るのが凄くよく判った。
「あの―――ボク―――」
「昨日の。聞いちゃったのね・・・」
ルルーもなんだか気まずそうだ。―――今回の件で、若しかしてボク嫌われちゃったのかな?
気持ち悪いって思われちゃったかな。今迄の全部・・・。そう思うと涙がぼろぼろと出てきた。
「ちょっと・・・!アルル・・・」
「ふぇ〜」
涙が止まらない。なんか子供の泣き方みたいだけど、こんな泣き方しか今は出来ない。叫びたい位だ。
ボク嫌われちゃったら―――・・・
「・・・ごめんなさい・・・アルルのこと考えなくて。イヤよね・・・なんか・・・」
「―――・・・っ!ボクの事っ、キ・・ライ、にな・・・ったんじゃ、ない・・の?」
「そんなわけないじゃない!なんでアルルをキライになったりなんかするのよ・・・」
「だって・・・だって・・・」
「こっちこそ・・・イヤな思いさせちゃったみたいで・・・」
「な、んで・・・?」
「だって、アルルは変態のこと好きなんでしょう?」
なんだかルルーはとてつもない勘違いをしているようだった。
違う・・・ボクが本当に好きなのは・・・
「ルルー、だよ」
「え?」
「ボク・・・ルルーが好き、っなんだ・・・よ?」
言った瞬間は得に何も思わなかったけど直後に色々思うことがあった。
気持ち悪いと思われたかもしれない、嫌われたかもしれない、若しルルーがボクを友達としてでも好きでなかったら?
ふと顔をあげ、ルルーの瞳を覗き込んだ。すると

「バカね・・・」

と一言だけ呟いて、静かに笑うだけであった。
360334:2006/12/13(水) 23:04:48 ID:jJ+aP+TW
★妄想終了★

なんか色々とスマンorz
361名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 23:26:14 ID:wAlbJIY8
酷い文章だとか随分謙遜するから、どんだけだと思ってたら………
いいじゃないか!!超GJだ!!!
気が向いたら続きでも別のでもいいから書いてくんなまし。
読んでてドキドキしちまったよ。
362名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 11:11:39 ID:NtkpI5RM
アルル基地外じゃねーよ普通に可愛いよGJ!

ただ優しいお姉さんもいいんだが
もう少しルルーたんに険が欲しかったかも
363名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 21:48:44 ID:GeroAj/5
おいおまえら!
シェアル分が足りないですよ
364名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 22:13:35 ID:DpBawxma
334さんGJ!
シェアルは今までにも十分いただきました。平板化防止にも色んな作品読みたいです。
365名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 23:36:01 ID:fwyza5Rw
ごめん「平板」ってどういう意味?
366名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:06:25 ID:gP1Ugn5Q
アルルの胸の例え
367名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 23:11:19 ID:QGmbUFW6
ルルーがダントツで巨乳でアルルがダントツでペッタンコなのはだいたいわかるけど
ウィッチドラコハーピーあたりの大きさはどんな感じなんだろう
ハーピー>ウィッチ>ドラコ?
368334:2006/12/15(金) 23:22:42 ID:ODD/TrjK
GJが貰えるとは思わなかったよ。
勇者たち、ありがとう(ノД`)
>>361さん
また妄想の神が舞い降りてきたら書かせて下さい。
>>362さん
険ですね!勉強します!(`・ω・´)ゝ"
>>364さん
同意です!!
369名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 00:48:09 ID:MUqBykNb
冬コミで出せなくなった原稿のきれっぱしをここで供養させてください・゚・(つД`)・゚・ ウワァァァン
エロがなくてすみません


人は女に生まれるのではなく、女になるのだとどこかの偉い哲学者だか小説家だかが言っていたけど、
それだといつまで経っても父離れできない自分はいつ女になれるのだろうな、とぼんやり思う。
昔から年上の男に憧れてきた。それが父親の面影を探している幼い自分のあらわれだということに、
最近は自覚して諦めをつけている。
いつもより少し早く寒空の下に出た。 見慣れた住人達の顔が白い息の下でぼやける。冬だ。
ずくりと下腹部を突き刺す痛みが、寒さのせいでクリアになる。
「あら、アルルじゃない。今日はいつにもまして随分ひどい顔ね」
澄ました顔で彼女なりの挨拶をしたルルーに、気だるさを押し殺して曖昧に微笑み返した。

 *

最近、保健室の世話になることが増えている。今日もそんな流れになりそうだな、と昼頃には
覚悟をきめて一階の隅のドアを叩いた。
ここは責任者が変わって以来、教師も生徒も存在しないもののように意識を閉ざして隔離されている。
学園であって学園でない場所のようだ。
ガラガラと引き戸を開けた。遠慮なんかしない。室内には春から晴れてこの部屋の主人となった
マスクド校長が、備え付けの棚に背を預けて優雅に午後のコーヒーを楽しんでいた。
「おや、アルル君」
ひらひらと手を振る校長に一礼してから、一番奥の寝台に片膝を立てて座り込む。
腹部を折り曲げると、またじくり、と痛みを感じた。こんな時は強い男の身体がうらやましい。
いつもの青い制服の上から腹部を一撫でして顔を上げると、いつの間にかカーテンの中に
校長が入り込んでいた。胡散臭いほどの笑顔だ。
仕切り板に寄りかかる……出て行くつもりは、どうやらないらしい。
「顔色が悪いようだね」
普段のアルルなら勝手に入ってこないでください、と抗議のひとつでもしただろうが、
今はしんどくてそんな気にもなれない。それにこの人は、距離を取るのがひどく上手いのだ。
いつも気に触らないギリギリの至近距離に当然のように陣取るから、気付いたときには今更追い払えなく
なってしまう。
黙っていると、それをいいことに校長の掌がアルルの頭に伸びた。細く骨ばった男の掌が、栗色のアルルの
髪を撫でた。アルルはちいさく溜め息をついて瞼を伏せた。記憶の中にある父親の掌を重ね合わせる。
こんな無邪気な自分でも、忘れていた懐かしさに遭遇すればキリキリと胸が痛むことだってあるのだ。
「君は最近ちょっとばかり、気を張りすぎているように私には見えるのだが」
「えへへ…いいんです、ボクにはこのくらいがちょうど」
深入りを拒む言葉にはいつもほどの棘は含まれていなかった。掌が心地いいからだろうか。
自分でも分からない。
校長に何らかのシンパシーや感情めいたものを感じたことはなかった。だけどこの手だけはちょっと好きだ。
触れられるたびに、焦がれていた父親のかけらを掴めそうな気がする。
それを嫌というほど拾い集めて、大人の男に馴れてしまえば。その時こそ本当に女になれそうな気が
アルルはしている。
370名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 00:50:28 ID:MUqBykNb
やるんじゃなかった…orz
スルーで頼みます。正直スマンカッタ
371名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 18:19:56 ID:JfWv9UwA
>>369>>370
ちょっと待って、続き読みたい読みたい読みたい!!
冬コミに行けば買えるの?
行けそうにないんでこっちでも売ってほしい><
372名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 11:38:30 ID:ro5/6FgO
>>371
だから上で原稿落としたって言ってるじゃないか…(;´Д`)
俺に対するいじめか? そうか。
ならばこれでも喰らえ!

 *

唐突に、目が覚めた。喉が渇いていた。ワインで喉を潤す。できれば風呂に入りたい。寝乱れたシーツから身を起こす。
抱いていた女の髪が腕に触れた。さっさとほどくのも情緒がない。サタンはしばらく戯れにそれを弄び、指の腹で押し
潰した。
部屋に明かりはないが、外からの光で十分室内は見通せる。もうすぐ日の出の時刻だろう。サタンは目を凝らす。
薄闇に女の裸体が浮かび上がる。女というよりは、ようやく少女期を脱した程度の幼さの残った身体だ。まだ青い色気が
ある。身体の線も細く無駄がない。
シーツを剥ぎ取り、裸体を露にした。鳥の鳴く声が聞こえた。横切る影がカーテン越しに射しこんで流れていった。
徐々に賑わいを増していく城内の様子にも、少女は頓着せずに深い眠りに就いていた。少しやんちゃが過ぎたかも
しれない。
床を見る。気を抜くとぼやけてしまいそうな視界がわずらわしい。まさかとは思うが、もうこの年で老眼が始まったの
だろうか。昔から目はいい方だった。ただ、見たくないものを目にしたときだけピントを敢えて狂わせることはあった
ような気がする。たとえば、媚とへつらいに満ちた舞踏会の夜を思う。同じ死でもセックスの時に訪れる短い死なら
歓迎するのだが。助平親父の典型のようなことを思い、サタンは床に散らばった衣服を掻き分けて道をつくった。
少女の青い服の下から、丸まった下着が姿を現した。
サタンは卑猥に丸まったそれを拾い、丁寧に広げると陰部のあたりに顔を近づけ、舌先で布を舐めた。
だが、おりものと尿と発情した女のフェロモンと汗が混ざり合った匂いがしただけで、想像していたような南国の果実が
腐敗しかけたような甘さを感じることはなかった。サタンは諦めて舌を引く。唾液が銀の糸を引いて滴った。
備え付けの棚を開け、瓶を取り出した。酒の減りが激しい。きちんと補充しておくように、朝になったら召使に苦情を
言っておこうと思う。自分で厨房から持ち込めばいいのだが単純に面倒くさい。風呂に行こうかと思ったが気が変わり、
サタンはベッドに戻った。華奢な足を重ねて眠っている少女の正面に立った。
よほど体力を消耗したのか、少女はサタンが足を引いて大股開きさせても全く目を覚ます気配はなかった。
サタンは足の狭間に肩をねじこんで固定する。舌を尖らせ、先ほどまで犯していた少女の傷口に舌を差し込む。
淡い。陰毛だけでなく、色彩も風情も、全てがだ。花弁をサタンは唇で食む。差し込んだ中指は食いちぎられそうなほど
きつい。まだ生娘の気配を喪ってはいなかった。
373名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 11:39:23 ID:ro5/6FgO
数時間前までサタンを受け止めていた中は温かく、ぬるんでいた。サタンは満足し、思わず息を吐く。
執拗に弄っていると狭い穴からサタンの精子がぼってりと滲んでくる。目の毒だ。
少女の下腹部は、その華奢な体型に似合わずむっちりと肉厚で、発情した名残で淡い桃色をとどめている。そこにサタンの
髪が擦れるのが不愉快なのだろう。眠ったまま彼女は嫌そうに身じろいだ。嫌がられるとますます調子に乗るのが
男の心理と言うものだ。サタンはわざと顎をそこにすりつけながら舌で花弁の狭間を味わう。しかし直接舐めてみても
少女の其処は、おりものと尿と発情した女のフェロモンとコロンと汗が混ざり合った匂いがしただけで、想像していた
ような南国の果実が腐敗しかけたような甘さを感じることはなかった。
お門違いな落胆が少しだけあるのは否めない。サタンはぐいぐいと少女の性器に頭を押し付ける。できることなら
赤ん坊になってこの胎から生まれ直したい。
「……うわぁっ、朝から何するんだよ、キミは…!」
さすがに目が覚めたのか、アルルは身を起こし後ずさった。剥いであったシーツを身体に巻きつける。細い太股から
先だけ出ているのが逆にいやらしくもあった。サタンは悪びれずに声をかけた。
「私の精子がちゃんとお前に入ったか確かめただけだ」
「こんなことするなんて、キミも立派な変態さんだよ」
憎まれ口を叩く女の頬は赤い。身体を交わらせても素直に陥落しないアルルを見ているうちに、サタンは楽しくなって
きた。サタンは逆境に燃える男だ。もう先ほどまでの憂鬱のかげりはない。
早業でベッドの空いた部分に戻り、彼女の肩を抱いた。
「そうつれないこと言うな、アルル。本当は私のことを嫌いではあるまい」
アルルは何故か溜息をつき、頭を左右に振った。
「何でボク、サタンなんかと寝ちゃったんだろうなぁ…」
どこまでもかわいくない。それがまた可愛い。今はまだ幼いが、あと数年もすれば誰もが振り返る女になるだろう。
中身まで高嶺の花に育つかどうかは今後の頑張り次第か。サタンは少し本気を出すことにした。
女にとって最初に性戯を仕込んだ男は、その女の人生を決めるという。自分はどうだろうか。
374名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 11:40:08 ID:ro5/6FgO
「好きでもない男のものを飲みながら、達ったのか?」
乳房をこねくり回しながら囁く。ほんの少し眼差しに殺気をこめるだけで、アルルはゾクリと背筋を粟立たせた。
「淫乱だな」
「いやぁ……っ!」
髪の毛ごと引っ掴んで女を押し倒す。暴れて足をばたつかせるのを、あっさりと手足を押し付けて封じた。
細すぎる女の身体は、簡単に思うがままになる。
手首を掴んで拘束した掌を引いて、サタンの分身に導いた。柔らかな手が亀頭を掠める。サタンの分身は、自分でも
唸るほど凶暴にそそり立ち、アルルの胎にもぐりこむのを虎視眈々と狙っていた。アルルの手には経験の浅さゆえの
嫌悪感がある
「ちゃんと触ってくれ、アルル。散々昨日も教えただろう」
「いやだよ」
アルルは鋭く拒絶をする。男の理屈からすると、一度咥えりゃ二度も三度も一緒のようだが、女はそうではないらしい。
サタンは諦めて彼女の手を離すと、幼い肢体を追い上げることだけに没頭した。
元々の立ち位置からしてフェアではないのだ。この十万年ちかく生きてきて無駄に積み上げた性戯ひとつひとつを、
何も知らない少女の柔肌に、容赦なく加えていく。暴力と紙一重だ。サタンらしくない丹念さで、半ば意地になって、
サタンはアルルを昂ぶらせる。
最初は意地を張っていた少女のまなざしが、徐々に上気してゆく。熱が身体から発散される。切ない戸惑いをサタンに
向けるようになった。追い詰めている本人に救いを求めるのだからとことん女というのは救われない生き物だ。
「救われないのは、私もだな」
いささか滑稽になった。凶器の上をひょいと跨がせる。既にアルルに羞恥心などなく、自分から腰を落とそうとさえした。
勿論、そう易々と与えてやるつもりはなかったが。
「欲しいか」
アルルは恥らって答えようとはしない。
「もっと欲しがれ、アルル。狂って、おかしくなって、私のところまで堕ちてこい。牝犬のように」
サタンは乾いた唇を舐め、産毛のういた彼女の耳朶に囁きを吹き込んだ。できるならもっと焦らしておきたかったが、
最近は我慢が利かなくていけない。気を抜くと爆ぜそうになってしまう。名残惜しい気持ちでサタンはアルルの中に
侵入を果たした。
部屋の中に少女の掠れた悲鳴が、響く。
375名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 11:42:22 ID:ro5/6FgO
「ひゃぁあああんっ!」
腰を揺すってサタンは笑った。悪辣な笑みが溢れて止まらなかった。何故だろう。他のどんな女にもこれほどの衝動を
覚えたことはない。どうしてこれほどに、滅茶苦茶にしたいと思ってしまうのだろう。
「やだやだぁっ!!そんなの、だめだよぉっ!!」
子宮口まで先端を押し付ける。奥まで意図して当てているのだ。アルルの顔に苦痛の色はなかった。犯しながら快楽の魔法を
かける。卑怯なのは承知の上だ。女には二種類あって、クリトリスで感じる女と膣で感じられる女がいる。
サタンはどうしても後者にアルルを仕立てあげたかった。
しっかりと手足を絡みつかせて、中に白濁を注ぐ。アルルは口ではいやがりながらも、両脚をこちらの腰に絡みつかせたままだ。
女の本能だろうか。
頂点を極めると、アルルはがくりと崩れ落ちる。突き挿したまま後ろを向かせ、うつぶせにベッドへと横たえた。
アルルは実は、背中から見るヴィジョンが一番美しい。背中の美しい女はいい女だ、と昔誰かが言っていたものだが、
それにしたってこの子供はとびきりだ。胸から背中にかけての柔らかなラインには、癒されてしまいそうな淡い陰影がある。
薄い肌をなぞるサタンの目に、鏡台に放置されたままの口紅が飛び込んできた。腕を伸ばしそれを手に取る。
繰り出し式の口紅は、幼い女には不釣合いに赤い。深紅の色だ。サタンはこの部屋で今まで抱いてきた女達のうち、誰が
赤い口紅を使っていたか思い出そうとしたが、どうしても思い出せなかった。
口紅を背中にすべらせ、横一文字を引く。そのまま器用に赤を操って、アルルの背中にカーバンクルを描いた。
気づけば口紅が尾てい骨のあたりまできていた。悪戯心を起こしてそのまま下に引く。後孔に先端が当たる。冷たい感触に
アルルが微かに胴震いした。サタンは躊躇わず、固い蕾に口紅を侵入させた。
ぐり、と赤い赤い塊が、きつい皺を押し広げて埋まっていく。

 *

以上。反省はしてない。
376名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 19:11:42 ID:YR+Agkxf
神SSキター
何コレ。好みすぎるよ(つд`)
ごちそうさまです
ありがとう神
377名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 20:45:42 ID:PreGO38z
激エロジャマイカw GJ!!

もし良かったらいつか>>369直後の保健室プレイも書いて下さい(;´Д`)
378名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 01:00:55 ID:hH9meVP8
>>376-377
thx。反応早いなおまえらwww
悪いが>>369は長編の合間に入れる予定の小ネタだったんで特に続きはない
今あるのは>>273の続編とか現代パラレルのサタアル電車でGO!とか
シェルルとか>>307後のインドラ(スカトロ)とか角川文庫のオリキャラ×アルルとか…
まぁアレだ。微妙すぎて投下できんwwwww
マシリト博士もびっくりのボツ具合だぜ畜生
379名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 07:49:41 ID:TpTxER0k
角川のオリ?
ルシファーか。
380名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 08:15:24 ID:il5o9tE5
>>378
全部(・∀・)投下(・∀・)キボン
神の投下に期待。
381名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 21:45:57 ID:SszPURaU
どの組み合わせも個人サイトじゃあまり見かけないからなー
俺も全部好きだ。出来れば続きを頼むorz
382名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 21:40:16 ID:3otCb6tk
>>379
ああ、マサムネもだけどな。

>>380-381
あんな誘い受けなレスに反応dクス。
今日から再就職したんで当分あまり2chに書き込めないんだが
ときどきスレ保守のためにも投下していこうかと思う。

ただ本当に微妙な内容ばかりなんだ。
気に入らなかったらスルーしてください!NOW!

(元ネタ)サタンじゃあ、仕方ないな( ´∀`)のガイドライン8
ttp://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1157194168/

では在庫一点目。現代パラレル長編から、シェルルシーンいきます。
微エロです。
383シェルル現代パロ:2006/12/21(木) 21:44:10 ID:3otCb6tk
駅を出たところで追っ手を見つけた。公園までおびきよせて三人殺した。
公衆便所で顔と手についた返り血を落とす。クソ忌々しいかぎりだ。思わず舌打ちが洩れた。
ざっと濡れた顔を袖で拭って外に出た。目の中に飛んだ血が染みる。
赤い視界に、スモークの夜空が滲んでぼやけた。
天球は静かに回っている。

 *

「遅いじゃないの。変態」
寝ぐらと化した常宿に戻ると、頭からタオルをかぶった女がペディキュアを塗っている。
とろりと筆先から落ちるのは銀をまぶした紺色。濡れて艶めく青色の髪が光を放つ。
シェゾは鼻を鳴らして笑った。
「男には色々事情があんだよ」
「何よそれ、気に入らない言い方するわね」
「世間知らずのお嬢様には分からねぇ事情ってもんだ」
ルルーがむっとして機嫌を損ねたのが分かる。だがシェゾに女の機嫌をとる気など元からない。
「……釣った魚に餌やらない漁師みたいだわ」
やがて柳眉をしかめてルルーが毒を吐いた。シェゾは唇を歪めてコートを脱ぐ。
「あのな。世の中の男ってのは大体そんなもんだぜ。勉強になってよかったな」
「…あんたほんとムカつくわ」
生意気な唇は塞いでしまうに限る。華奢な肩を押すと、簡単に細い身体はソファの上に転がった。
「…なによ」
きつい目が、覆いかぶさったシェゾを睨んだ。そういう顔を、無防備に見せるのが悪い。
シェゾは答えずに襟ぐりの開いた胸元に顔をすり寄せる。他の女達とは比べるまでもなく豊かな方
だろう。形は悪くないし感度もまぁ良好だ。
乱暴に裾をまくりあげると、ぽろんと二つのふくらみがこぼれた。柔らかいそこに、シェゾは荒々
しくむしゃぶりついて先端に唾液を絡めた。
「あ、んんっ…」
悩ましげに眉をひそめて堪えているルルーに、嗜虐心がそそられる。
「さっきまでの威勢はどうした?」
冷めた表情のまま口元だけで笑うシェゾに、一瞬ルルーの顔にちらりと怯えがよぎる。だがすぐに
それは強気な虚勢の裏側に隠された。
384シェルル現代パロ:2006/12/21(木) 21:45:47 ID:3otCb6tk
「黙れって顔したのはあんたじゃない」
「っとに、可愛くねぇ口だな。こうしてやる」
「ふぁ…っ んむ…」
無理な体勢から唇を奪ってやる。背筋がぴくんとわななく。初心な身体の反応とは裏腹に、舌は
シェゾを歓迎するかのように熱く絡みついた。口内の粘膜が擦れ合い、淫らな水音が鳴る。
唇を離すたびにつたう唾液の糸を追って何度もお互いに舌を絡めてキスをする。
「ふ、はぁ、あぁ…」
ようやく唇が離されると、ルルーは脱力して口をぱくぱくと酸欠の金魚みたいに動かしている。
せっかくの美人なツラが台無しだ。やれやれ。シェゾは微笑んで鼻先を軽く噛んでやる。
ついでにルルーの身体を覆う邪魔な衣服を取り除いていった。ぴちぴちのしなやかな身体があらわに
なった。
「ん…」
目を細めたシェゾに、上段からじっくりと視姦されて、それだけでルルーの秘所がじわじわと潤って
ゆく。もじもじと腰をくねらせる動きにつれて、亀裂から蜜が溢れてソファに染みをつくった。
「もう濡れてやがる。まだガキのくせに、いけない身体だな」
「あっ…!」
「やらしい匂いがするぜ」
鼻先を襞にこすりつけるようにして匂いを嗅いだ。表情こそまだ青臭いものの、そこは濃密な雌の匂いを
漂わせていた。
「そのガキに、こんなことしてるあんたは何なのよぉっ…はぁん!」
もう殆ど理性は陥落しかかっているくせに、最後の見栄を張って挑発的な口を利く。ここまできて。
だがそれでいい。余計にその仮面を剥ぎ取る瞬間が楽しみになる。泣きながら許しを請う顔を想像するだけで
股ぐらがいきりたった。
「その余裕がどこまで続くか見ものだな」
「あ、やだちょっと、何すんのよ、やめて…!」

 *

疲れきって身体を離した頃には、もう日付が変わっていた。
「あんたの首筋から、さっき血のにおいがしたわ」
それと硝煙のこげる臭い。どうして?とルルーは首を傾げて微笑む。
何もかも知っていると言わんばかりの顔で。
「昼と夜、どっちが本当のあんた?」
「さぁて…どっちだろうな」
こんな小娘を闇のなかに引き込もうとしている自分の狡さに、シェゾは今更ながらに底冷えを覚えた。
もう遅いけれど。
「帰るか? あの男のところに」
そして二度と帰ってこなくてもいい。今ならそれができるかも知れなかった。
ルルーの不安を見透かして軽口を叩くシェゾ。
尻尾を巻いておめおめと逃げ帰ってたまるものか。ルルーの負けん気に火がついた。

噛み付くように、キスをひとつ。

「―――冗談じゃないわ」
385名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 21:46:38 ID:3otCb6tk
以上。シェルルって難しいな。上の職人さんの凄さが良く分かった。
386名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 23:26:21 ID:iQYHZCRL
シェルルイイヨイイヨー
ツンデレエロ素敵です

でも断片的だから世界観が掴みにくいかな
機会があったらまるっとうpよろ
仕事頑張れよ!
387名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 01:25:11 ID:xJ034JU7
なんか渋いよーイイヨイイヨー
388名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 07:33:26 ID:Z4/oRGNy
なんかクールだよイイヨイイヨ〜
シェルル大好きだー!
389名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 19:00:50 ID:rJE3/RCa
ルルーたんを子供扱いするシェゾかっこよすぎ。シェルルの醍醐味だよ。
ルルーまじカワイイなあ…。
390名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 23:49:05 ID:yx9J60ve
久し振りに覗いたら、ちょっと大人なふいんきのオシャレな作品が

イイヨイイヨー
391名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 00:27:44 ID:kMxLD3AL
シェルルがもっと読みたいです。
392名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 23:07:00 ID:2rWCWqFe
ミノルルを待ち続けて


いまだこない
393名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 20:33:46 ID:EUwcQXA5
>ミノルル
いっこ前かもう一個前のスレ後半に無かった?


…ちなみに当方はインキュルル希望で。
394名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 20:46:50 ID:FmrynH5u
ルルミノでもいいんだけどな

>>393
kwsk
保管庫にないと思うんだが
395名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 20:48:50 ID:jyINsBTa
228氏のアルル総受け待ち

保管庫って、もうずいぶん更新止まったままじゃね?
396名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 20:56:21 ID:FmrynH5u
マジか

誰か過去ログ持ってないですかorz
397名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 21:07:10 ID:jyINsBTa
1スレ目から全部持ってる。
398名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 21:15:05 ID:FmrynH5u
うpして貰えませんですか(´・ω・`)
399名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 22:25:43 ID:DdYvC+L4
いやだと言ったら?
400名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 22:31:07 ID:FmrynH5u
悲しむ
401名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 23:21:04 ID:UsBLDwie
>>399
激しくトンクス
402名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 19:25:03 ID:RFzTD7jI
インルルってないね…。

ミノルルキボン!
403名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 19:32:06 ID:a9x9I1Zq
いっそルルミノで
404名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 22:49:50 ID:pHTffppg
角川スニーカーの魔導98(確か)の一文を読んで、
ヨグスに操られたインキュがヨグスの触手で捕まえたアルルとルルーを一目惚れの状態にしてラグナスの目の前で犯す話
を想像してしまった。
405名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 23:01:12 ID:4LWXQ5zD
ルルーたんに至ってはむしろサタンの目の前で派手に犯されて欲しいな…
406名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 00:41:18 ID:uV3sSin7
407名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 19:15:13 ID:N94hs1TN
>>404
ファミ通文庫の方ですな。織田氏の。
408名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 20:47:55 ID:MoXH6RJe
真魔導物語のアルルってラグナスに惚れてる設定なのか?
7読んだらはっきりそれっぽいことが書いてあったんだが。
7巻読む前でもそうなのかなぁとは思ってたけど。
409名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 20:55:11 ID:BF8+llyf
あんなの子どもかバカしか読まない
どこのスレでも扱わないほうがいい話題だぞ
410名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:07:24 ID:RIGG0euE
>>408
そんな設定ない
411404:2006/12/31(日) 00:26:32 ID:X3p7q3pC
>>407
ああ!ありがとう!
それだそれ!
>>408
ラグアルな感じは漂ってた気がした。
>>409
その中のバカですorz
412407:2006/12/31(日) 07:46:51 ID:eBynkysY
>>409
そこまで言うことは無かろう。
まぁ、しかし……

子供とバカしか読まないかはともかくとしてだな
いささか納得のいかないところが有るのは確かだ。
大本のゲーム版を全くやっていないのでそっちは判らんのだが
何故にサタンがカーバンクルを呼ぶ呼び名が『カーくん』?
サタンは『カーバンクルちゃん』だろう!

いや、すまん。ただの愚痴だ。
413名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 08:42:44 ID:zrrwVWY7
>>408
アルルがラグナスに惚れてたなんて設定7巻で初めて知ったさ。
告白しないまま失恋しました、って感じだったような

>>412
確かわくぷよのサタンが『カーくん』って言ってたはず
…超魔導だったかな…
414名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 23:19:16 ID:4c4Ndd+5
両方見た気がする。

そして今回のぷよぷよ!では確かカーバンクル呼び捨てしてたような。
415名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 23:37:08 ID:R0DkJn/k
語呂的には『カーくん』が一番響きがいい気がする。
『カーバンクルちゃん』のがキャラ的にらしいといえばらしいけど。



…サタンになってルルーたんにカーくん耳と尻尾生やして飼いたい。
416名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 00:16:38 ID:RM9S1jUh
>>415
賛成。
服はバニーガール・網タイツでお願いします。
417名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 00:56:21 ID:7djHpS8v
つ カーバンクルガール
418名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 20:41:25 ID:TczJgnXy
いろんなコスチュームを着せ、毎晩かわいがります(性的な意味で)。
耳や尻尾に合わせて語尾に『ぐ。』をつけて喋らせます。
時々城の外に散歩に連れて行きます(裸体で、首輪のみ装着)。
ミルクをしっかり飲ませます(勿論男根参の白濁液)
芸も出来るように躾けます(ひとりえっち&小おもらし)


………いくら愛しき人のためと言えどもここまで知恵故障になれるのかルルーちゃんは?
419名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 21:46:11 ID:MiRa0c9q
>>418
シェゾがアルルにそれをさせるSSきぼん
420名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 22:13:07 ID:RM9S1jUh
きっとルルーたんならやってくれるよ
ルルーたんはサタンのためならなんでもするからね
だけどシェゾにそれを見られていつもいじられるんだよ
421名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 22:40:44 ID:TczJgnXy
サタン(マスター)に飼われて何日かたちました。
・三日に一回くらいお散歩係がアルルやシェゾになります。(お散歩が終わったら彼女らがお風呂に入れてくれます)
・時々インキュが芸を教えにきます。
・真ん中の穴以外は他の芸係や散歩係の男性人も挿入許可が出ています。
・時々アルルがおもちゃ(バイブとか)を、ウィッチがお菓子(淫薬)を持ってきます。


るるー’sえぶりでーらいふ。……なんか知恵故障しすぎて意味不明。ルルーはMオプションあっても白痴化はキツイな…。
422名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 04:23:34 ID:HhgixBnt
ルルー→サタンって公式設定だけど
意外とサタン×ルルーって見ないんだな…寂しいお(´・ω・`)
虹創作とか探しても、好きって人はそこそこいるけど(シェアルとかのついでが多いけど…)
サタルル本命な人が少ないから作品も少ない(ノ∀T)
誰か萌えサタルルをPlzzzzzzzzzzzzz
423名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 12:49:20 ID:Z32gz8w2
>>422
やあ俺
424名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 14:38:02 ID:nrjR1xkI
サタンによるルルーたん飼育ネタ書こうかな。
425名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 14:48:16 ID:BHYG4SWy
>>424
激しくキボン!!
書いてくれ!
426名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 18:32:31 ID:Uez9vUN0
「本来なら、このコのために行ったはずの行為だったのだが…」


一切魔力を持たないその娘は切ないほどに一途で健気に私を慕ってくれる。
正直、こんな美しい少女に慕われ尽くされ追いかけられるのは男としてやはり嬉しいし、誇らしい。
でも、やはり私のことを諦めて、近くもなく遠くも無い未来もっと大切に思う人が現れてから幸せになってもらいたいと思う。
そう思って、敢て美しき愛しきこのコに酷い事をして嫌われてしまおうと考え、行為にいたったのだが…。
427名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 18:46:55 ID:Uez9vUN0
行為…調教飼育…初日

いつものように私の城を訪れた娘を隙を突いて地下室に監禁。束縛する。一瞬の出来事に何が起こったのか理解できる前に無理やり押し倒す。
その表情はこれからされる事への承諾にも恐怖にもとれる。やはり可愛らしい。
しかし、ずっと私に慕い続けたところでこのこの為にはならない。酷い態度で接さなくてはならない…
「…ルルー勘違いするな。私はただお前を犯し痛みつけるだけの事しかしないつもりだからな…」

一瞬、少女の目が悲しそうに変化した。………そう、それで良い。私を軽蔑し嫌悪し自分の道を行けばいいのだ。

私のシナリオ通りに娘が行動したのはその一瞬のみだった。先ほどまで悲哀な顔をしていたのに今は満面の笑顔で私の全てを受け入れようとする。
…本当に私を困らせる娘だと改めて感じる。仕方が無い、こちらも本気で取り掛かることにする。

428名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 18:53:29 ID:Uez9vUN0
一途で健気なこの娘は当然のことながら、男経験など無く、秘められた箇所は未開通のままであった。
もちろん私はその事を知らないわけは無かった。
知っているからこそ敢て、最低な行為をする。無理やり衣服を引き裂きしなやかな脚を開かせた。
「っっっ!?ひぁぁっ!!」
少女の表情は真っ赤になり咄嗟に顔やその箇所を隠そうと小さな抵抗を見せる。

「この私に楯突くというのか?いい度胸だな…」
冷たく言い放ち、未経験のそこに愛撫も前戯もなしに硬くなった一物を刺し込む。
分かっている。男として最低な行為であると…
429名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 21:45:02 ID:BDQpqvrd
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
続きを下半身丸出しで待ってます
430名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 21:52:51 ID:mnPe8Olk
このスレに神が降臨した
431名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 22:09:15 ID:Uez9vUN0
「!!!?っっっい!?いたぁぁっ!イタイ!!」
想像通り余りの痛みに表情を硬くさせ、悶え苦しみ始める。格闘技をやっていて鍛えてるとはいえ未経験で濡れてもいないその箇所からは鮮血が痛ましく流れ始める。
痛みに耐え、必死に収縮するそこは私の激情を刺激する。苦しめ、考えを改めてしまうがいい…。
「どうだ…。私は平気でお前にこんな事をするのだ…。本当はいつも煩わしく付きまとうお前にこんな事をしてやりたくてしかたなく思っていたのだよ…」
戒めにの中に俄かに本心の混じる言葉を投げつけ、しきりに出血し潤ったその部分に激情を突きつける。
締りのよさと苦痛と私への忠誠入れ混じるその艶かしい表情に理性は奪われる…。

「………わたくしは、私のことは構わないで結構です…。あなたのお役に立てれば…それだけで……」

この期に及んでまだそんな事を…。脚の付け根から鮮やかに赤い液体を流しつつ…。
完全に理性が飛び去りそうな私には刺激が強すぎる言葉であった。この先どうしてしまうか、私にすら分からない。
ただ、この娘を壊さずにいられる自信は私には無い。
432名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 23:17:05 ID:vWwNFC3J
「…仕方が無い。一度だけはじめから通してお前を犯すことにする。良いな?」
少女の持つ色香に私の情が負ける。これからゆっくり躾けるとして、今夜だけは優しく扱うことにする。
………本当に一度だけ。そのつもりで。


鮮血で染まった箇所をそっと拭き、首筋から乳房に掛けてゆっくり愛撫する。ほっそりしなやかな項や白く豊かな膨らみ、その先端の淡い色の実。
その全てを堪能する。本来なら将来、真に彼女と結ばれるはずの者のみが独占すべき筈なのだが…。
「お前は…本当にこのようなことを望んでいるのか?…本当に一切の後悔も無いのか?」
率直な疑問を持ちかける。正直このコの口からどんな答えが来るのかなんて分かっているのに。
ピタリと私に擦り寄って頬を赤くしてにっこりと答える。
「勿論です。貴方にされる事全てを受け入れることがわたくしの幸せなのです…」

やはり、予想通りだった。このコの忠誠心に今の私は応えてやるしかない。

「よし、分かった。しかし、このようなやり方は今夜限りだ。明日からは先程言ったとおり苦痛の日々になるかもしれん…」
「………はい。」
全て私に委ねることを承諾したこの娘を、今宵もう一度抱く。今度はゆっくりと撫で可愛がり。
お互いのためコレっきりにしようと誓いの意味を込め丹念に尚且つ絡みつくようしつこく、一つ一つの反応を楽しむかのように。
433名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 23:33:44 ID:vWwNFC3J
―二日目―

昨晩は不覚にも娘の忠誠心に情が負けてしまって思惑通りに行かなかった。今日はそのような失態の無いようにしなくては。
…私は決して、このコに酷い事をするのが目的ではない。むしろ本当の幸せを見出してもらいたいがため、私から離れる決心をして欲しいだけだ。

「どうだ?気に入ってもらえたかな、ルルー?」
そう問いかける先には黄色の長い耳と同じ色のしっぽ『かーばんくるちゃん』な耳と尻尾を強制的に生やした少女が首輪に繋がれ待っている。
「はい。ありがとうございますサタンさま…」
羞恥を隠した作り笑顔で私を迎える。そう、それでいい。こんな変質的なことを好き好んで行う私を疎ましく思え…。
潤んだ瞳がなんとも愛らしい。こんなに美しく従順な娘と結ばれる輩は至福であろう…。
「では、これからその姿で中庭まで私が連れてゆく。そしてそこで戯れるとしよう」
流石にまだ、城の外には出せない。じっくり羞恥を味わってもらえばいい。
このままずっと私の物にしてしまいたい…。本心ではそう思う。
434名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 23:25:19 ID:jonKJUpo
続き(・∀・)続き
435名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 18:32:25 ID:BXeGDoUA
―数日目―
監禁してから早くも一月になりそうであった。
この娘にその間あらゆる行為を行ってきたつもりであった。私から離れてもらうよう仕向けるため。

……本当にお前は私の思惑通りに行かないのだな…

「よいか、私が帰ってくるまでそのまま大人しく待っているのだ…」
そう言い残し、緊縛され前後の穴を玩具で支配された少女を後に数時間城を出る事にする。
無論、少女は私が帰宅するまで必死に耐えるよう努めるだろう。
規則的且つ機械的な淫猥な玩具の音が室内に響く。その音は私への忠誠の証、全てを捧ぐ覚悟の象徴。
 
「ただいま、ちゃんと留守番していたようだな。褒美にシやろう、そしてミルクを飲んでもらおうか」
玩具の侵略によりすっかり潤いきってしまった前方の穴に挿入する。後方の穴は未だ玩具が激しく蠢いたままだ。
「ああぁんっ…サタンさまぁ…ルルーはとても幸せです」
すっかり飼いならされ以前と同じ台詞もどこか狂ったようにしか聞こえない。
…むしろその通り、少女は完全に壊れきってしまったと言えよう。おそらくこのまま私から離れていくつもりは一切無いであろう。


当然私も、この狂おしいほどの色香を放つ少女を手放す事はしない。監禁するよりもっとずっと以前からきっとこうなる事を予想していた…。
『私から離れて幸せになれ』なんて口実に過ぎなかった。
本当はずっと前から、出会った時からこうしたかった。

永久にお前はワタシノモノだ…。
436名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 00:19:41 ID:C0VeyjAO
もう少し長めに調教する予定でしたが。
こんなオチです。結局、他の男に捕まるぐらいなら己の手中に収めたいと思うんですよ。
437名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 00:24:52 ID:mK5fhSme
GJ!
もうちょっと調教シーンをみてみたいものだが良い作品だ!
結末が特に良かった!
438名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 21:40:06 ID:z4/w8LBs
良い作品
439名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 22:01:46 ID:9GnrWyMz
入れようとしてた調教メヌーですが
・強制ひとりエッチとイキ尿
・緊縛したままインキュとぷよ対戦させ、負けたらバイブお仕置き
・おやつとして淫棒にクリームぬって舐めさせる
・カーくん耳と尻尾は次第に理性を奪い取るアイテム…
・ペニ板つけたウィッチに遊んでもらう
・途中でシェゾとアルルが「コレは異常だ」と気づいて救出試みるが失敗、この二人も次第に飼育に嵌る…
など考えてたんですが。長くなる上まとまらないのでカットしました。
440名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 23:36:22 ID:PFZgC06O
アルルたんが調教に嵌る姿がとても見たいのだが
441名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 03:42:21 ID:lyz7TxVY
何故かシェゾ×Bキキの淫夢を見た
442名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 07:29:21 ID:ptZxo1Ku
>>440
俺も俺も
443名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 15:59:09 ID:Zw8Mq//Z
そして誰もいなくなった…
444名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 22:37:44 ID:aqMM+yyY
嵌りアルルたんに期待して黙ってますたorz
445439:2007/01/19(金) 22:54:01 ID:pHWg8byI
それは申し訳ないです。
アルルちゃんは単純に『かーくんもーど』のルルーのがかわいいから好きみたいな無邪気かつ単純な理由で嵌り飼育する予定でした。
ある意味知恵故障ルルーたんを一番可愛がって飼育してるのは彼女かも。



……その部分だけでも近いうちに。
446444:2007/01/19(金) 23:13:34 ID:aqMM+yyY
>>445さんに期待。
出来ればシェゾと一緒にはまってくのが見たいです。
希望多くてスマソorz
447名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 23:14:04 ID:w62fdtKE
アルルは調教される側を希望
448名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 07:29:34 ID:YHZFm80P
・強制ひとりエッチとイキ尿
これは何としてでも見たい
449439:2007/01/20(土) 19:58:19 ID:G/bZq1a9
――挿話―

二日目の晩、私はこの娘に『芸』を仕込む事にした…
「今から私の要求した事を遂行するのだぞ?できるな?」
威圧的且つねちっこい視線を娘に向け、そっと話す。
「………はい。もちろんです。」やはりルルーは一切私の言う事を否定しようとしない…。
昨晩は痛い仕置きばかり行ったので今夜はちょっとばかり恥ずかしいお仕置きをしてやろう…。
「私はここでお前をじっくり見ているから今からお前はそのソファーの上で自慰をしてみせるのだ」
「!?!!?……・・・////」
俯いて真っ赤になってしまった。私はこういう反応が見たかったのかも知れない…
「出来ないのか?お前は私の期待を裏切るのか、そうか…」
「!!いえ、そんな事は致しません!!私はサタンさまの期待に沿えるよう努めます」
…私が否定的な言葉を掲げると必ずや善処に努めようとする。分かりやすいところが可愛らしい。
やはり、従順だな。今日半日トイレへ行かす回数を制限したのもこのためだ…
450439:2007/01/20(土) 20:26:01 ID:G/bZq1a9
ルルーはそのシナヤカな指を下着越しの秘部にそっと這わせた。緊張と羞恥のせいか脚の開きがいまいち芳しくない…
「もう少し脚を大きく開いてみせるのだ。」
やはり恥ずかしいのだろう。ゆっくり開脚しつつ私から視線をゆっくり逸らしてしまった。
それでも尚、言いつけられたひとり遊びは続けられる…。調教のしがいがあるな。
秘部をじっとりと指遊びしつつ、もう片方の手でその豊かな乳房を揉みしだき、硬直した先端の淡い箇所を刺激する。
「ほう…恥ずかしがっていた割には随分手馴れているのだな♪」
「………///そ、そんな」推測に容易いことを突かれ言葉を失う。
じっくり濡れてしまった下着の隙間から指を潜らせ秘部の小さく突起した箇所をそっと摘んで少し強めに刺激する。
「ん・・ぁぁん…」
昼にプレゼントしたカワイイ『耳』と『尻尾』を揺らしながらすっかり淫靡な遊びに浸る少女。
「ああぁんんっ!…!……見ちゃだめですぅ・・出ちゃいます」顔を真っ赤にし小声で訴える。
同時に少女は達し、その瞬間勢いよく脚と脚の付け根から小水を漏らす…
上品な純白の下着に浸透し、艶かしい足に伝わって、ソファーにじっとりとシミを作った。
「………ぐすんっ。いやぁぁ。……ごめなさい」羞恥と開放感と自責が入り混じり泣きはじめる。
年頃の娘が、幼女のような失態を犯す様子は心地よく私の情を刺激する。
「やれやれ、仕方のないコだ♪」私はくすっと笑いそっとルルーの頭を撫でる。
汚れてしまった下着を脱がせ、一緒に風呂に入り今夜はこのまま寝るとしよう…。


――一連の彼の行動を監視していた男女がいた。
「/////見てるこっちがすっごく恥ずかしいよぉ!サタンの奴何考えてんだよぉ!」
「俺もそう思う。アイツ本気でやばくなっちまったみてーだな」
「このままじゃルルーかわいそうだよ。助けようよ!」
「だな。とりあえず、奴が寝静まってからにしようぜ。」
451439:2007/01/20(土) 21:24:07 ID:G/bZq1a9
――挿話―深夜

数日前から突然姿を消してしまったルルーの事が気になっていたアルルはシェゾ誘いこっそりサタンの城の窓を監視したのだったが…。
彼女らの目の前には正に奴の趣味なのかどうか定かではないが淫靡な光景が繰り広げられていた。
ルルーを不憫に思ったのか救出を決意。サタンが寝静まった城に忍び込む事に成功した。
「↑とはいってもアイツの家って日頃からろくなセキュリティは無いけどな」シェゾがこっそり事実を呟く。
「まーそれは当たってるんだけどね。早くルルーを助けよう」
「しかし、あの耳と尻尾をどうしたら消せるのかが分からん…」
「だね。でもまー助け出したあとウィッチの所にでも言って協力してもらえば何とかなるよ★」
「おめーらしい考えありがとう…」

部屋の前ですっかり漫才交じりの会話に花が咲いてしまった二人の背後に影が…。
「まったくだな。こんな夜更けに何の御用かな?」
「!!!!!!!!!」驚きの余り二人とも言葉を無くす。
幾ら普段から無防備極まりないサタンの城でもあっさり二人の侵入に気が付かない訳が無い。
むしろ奴は二人が来るのを予測していたのかも知れない。わざわざ自分好みにトリミングした愛欲玩具を拾披露するために。
「おい!サタン!!お前いい加減こんな悪趣味な真似やめろって」
「そうだよぉ…ルルーが君の事をとても愛してるってことは君自身が一番知ってる筈なのに…どうして」
一瞬冷たく微笑んでそっと寝室に居るルルーを優しく起こしに行く。
「勿論、承知した上での行動のつもりだが…それにこのコ自身、私の施しに満足しているようだが…」
ゆっくり目を覚ましたルルーはそっとサタンにしがみ付く。小さな子供が父親にすがりよるかのように…。
「………ぐ。サタンさま…」耳をピコっと跳ねさせ微笑む。
「!!?おい!!貴様今すぐあの耳と尻尾外せ!ったくテメーここまで鬼畜だとは思わなかったぜ。」何かに気づいたシェゾが怒鳴り散らす。
「?何どーいうこと?」突然連れが怒鳴ったので驚愕するアルル。状況が飲めず質問する。
「アルル…あの耳と尻尾はおそらく……」説明しようとするシェゾを遮りサタンが口を挟む。
「そうだ。察しがいいなその通り。この耳と尻尾は次第にこのコの理性を蝕んでいるのだよ。そして私の意志が無ければ外す事も出来ない。」
思わず二人は絶句してしまう。普段慕い続けた男にこんな仕打ちをされて…本当に彼女が不憫でならない。
「アルル!コイツの視界を遮れ!その隙に…」「うん!!分かった。」

――一瞬の隙を突いてすっかり操り人形化した娘を連れ出す事ができた。

…奴がわざとやられたフリをしただけとは気づくことなく…

452439:2007/01/20(土) 21:47:45 ID:G/bZq1a9
「ぐ?ここどこ?ぐぅ?」
ルルーが気が付けばそこはサタンの城のベッドではなくアルルの部屋に居た。
「う〜む。すっかりルルー独特の強さのオーラというか覇気が無くなっちゃったね…」
「自体は深刻だな…本当にこれ(耳と尻尾)何とかならんのか?」シェゾがぐいっと引っ張る。
「!!ぐ〜っ!痛いやめてー!サタンさまのとこへ帰りたい〜」耳を引っ張られ泣きだすルルーをアルルが抱きしめる。
「ちょっとシェゾってば、いきなり耳つかんじゃびっくりしちゃうじゃん!かわいそうでしょ!」
普段と姉妹関係が逆転した状況にちょっぴり不思議な気分になりながらアルルが言う。
「そうか。すまなかったな…っておい!ちょっと耳引っ張られるよりアイツに陵辱される方がましなのかよ!」
事態の矛盾っぷりに思わず突っ込みをいれざる終えないシェゾ。この状況がいまいち腑に落ちないシェゾは強行手段に出ようとする。
「ちょっと痛いかもしれんがお前の為だ、尻尾もちょいと見せてもらうぞ」耳も尻尾もぐいぐい引っ張り再度とれないか検討する。
「ぐ〜〜〜!!!!うぇええん!!!」耐え切れず大泣きする始末。
「もうっっ!!!引っ張っちゃ駄目ってさっきから言ってるでしょ!」アルルにしがみ付くルルーを撫でながら叱る。
正直なところいつもは気丈で高飛車で頼りがいのある姉のような存在だったルルーが今こうやって自分の腕にしがみ付いている様子に新たな感覚を覚えつつあった。


「…なでなで♪もう怖いの無いからねー。…あはは、それにしてもかわいいねー♪」
「そりゃ、まあ所謂一つの萌えの記号かもしれないが……ってアルル!?お前まで何言い出してるんだ?」
453439:2007/01/20(土) 22:16:35 ID:G/bZq1a9
「やっぱりここはサタンに頼むしかないよ。だってアイツにしかコレ外せないんでしょ?」
確かにそうかもしれない。釈然としない気持ちが残るシェゾであったがアルルは後日ルルーをつれて城を訪れた。
「ぐっぐっぐ〜♪お城までつれて来てくれてアルルありがとう♪」
ルルーにこんな無邪気な笑顔を見せられた事が無かったアルル。思わずつられてにっこりしてしまう。
「やはり戻ってきたな。さあ、二人ともどうぞ中に入れ」
アルルがすでに『こちら側』に引きずり込まれかけている事を見透かすサタン。完全に引きずり込もうと企む。

「すまないアルル、ちょいと用事があるので留守番頼みたい。冷蔵庫に生クリームのケーキがあるから二人ともおやつにしてくれ」
「♪いいよ〜何時間でもどうぞーなんてね♪」冗談交じりに言うが実際、この大きな城の中でカーくんルルーと二人きりになれるのが嬉しかった。
サタンがでかけてしまうと寂しそうな表情を浮かべるルルーにそっと抱きつき優しく撫でるアルル。
「大丈夫すぐ戻ってくるから★さ、おやつ食べよう」勿論ルルーにじゃれながら食べさせるアルルだった。
「ぐ♪今度はるるーがアルルに食べさせてあげるー」などやりとりが交わされる。
そんな中すっかり自分のを食べ尽くしてしまったルルーは突然アルルの唇を奪う。
「!!!!?え!?ルルーどうしたの急にぃぃ」動揺を隠せないアルル。無理も無い。
「まだ、食べたかったんだもん…アルル甘くて大好き♪」
「/////!ぼ、ボクも!ルルーのこと大好きなのっ。サタンが帰ってくるまでボクと遊んでくれる?」
ついに気持ちの結論が出たアルルだった。アルルはルルーのカーくん耳にクリームを塗ってぺロっと舐める
この耳が実に敏感である事をアルルは学んでいる…。
「ぐンっ!あぁぁんっ!…るるーも、もう少しケーキ食べたいー」
「★いいよ、はいどうぞ、いっぱい食べてね…」アルルは自分の胸にケーキを塗ってルルーを誘い入れた。
454439:2007/01/20(土) 22:58:07 ID:G/bZq1a9
「ぐっ♪アルル甘〜い沢山舐めちゃうのー」ぺろぺろと激しくときにねちっこく舌を這わすルルー。
この嘗め回す技もサタンに教わったのだろうか…・・
「あああん!!気持ちいいよお!もっとお願いっ!」更に色んな箇所を丹念に愛撫する。サタンにすっかり調教されつつあるルルーをみて思わず戸惑う。
「ルルーは本当にサタンのことが好きなの?」改めて基本的な問を投げかかけるアルル。
「もっちろんよ。サタンさまになら何されてもシアワセなのー。でも最初は痛くて怖かったけど…今は平気」
順応が早いのかこれが愛の力なのか…あきれつつも感心するアルル。
ルルーが幸せというのならそれでいいやとアルルはか思った。だけどサタンが帰ってくる間だけは自分のことを見てほしい。
「わかった…。じゃあボクはもうそっとしておく事にするよ。でもお留守番中の今は二人であそぼうね…」
柔らかなルルーの胸を揉み、敏感なカーくん耳に舌を這わす。白い肌がどんどん紅潮するのが分かる。
尻尾もつかまれて脱力するルルーの身体をそっと引き寄せ尻尾と同時に突起した箇所を弄繰り回す。
強行的でヒエラルキー的なサタンのプレイとはまた異なったアルルのやり方はいかにも女のこ同士でじゃれあい
互いに気持ちの良い箇所を探りあうような友好的なプレイになった。
二人の少女は行為の果て互いに達した…。

――帰宅
「それじゃあねサタン。ルルーのことよろしくね★」いろんな意味を込めてそう頼み込んだ。
「ああ。勿論だ。………アルル、お前もいつでも遊びに来るようにな…」
 

やはり、彼には全て計算されていたのだろう…そして今宵も楽しい戯れの時間を迎える。
「ルルー。お前は私にとっと無くてはならない存在なのだから…」


――挿話・終わり
455439:2007/01/20(土) 23:04:27 ID:G/bZq1a9
とりあえず、シェゾが最後まで『こちら側』にならなかったのはお詫びしなくては…。
(一人ぐらい理性保った人物が欲しかったので妥当なとこでそのポジションはシェゾかと。)

それにしても本当に知恵故障しすぎになったルルーが一番やばかったかも。威厳0です。
(当方ギャップフェチなところがあるものでこうなってしまったのですが。)
456名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 23:12:35 ID:eDZSNJ0L
448ですが仕事の早さとエロさに感服しました
今年中はこのシリーズを忘れないでしょう…
457名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 22:00:08 ID:+LQobkKw
どうでもいいことかもしれんがカーくんって触ったらどんな感触なんだろうな。
つるぺたなのか、ふわぷになのか、もちぷよなのか
458444:2007/01/22(月) 22:41:04 ID:ufnUyw7G
本当に仕事が早いですね…。
エロくて凄くいいと思います!
壊れたルルーたんに乾杯ヽ(゚∀゚)ノ
459シェルル1:2007/01/24(水) 11:55:36 ID:Mm1yV42A
昼も回った、簡素な宿の一室。
一組の男女は素っ裸でベッドに寝転んで、絡み合うような視線を交わす。
「…わからないわけないわよね…?」
囁く女の声は甘ったるく―――
はない。
「シェゾ…。私が、この私がよりによってあんたなんかに…あんなことされて…どれだけ屈辱だったか…!!」
ルルーは額に青筋を浮かべ、わなわなと拳を震わせて視線で殺す勢いでシェゾを睨みつけていた。
「いやちょ、ちょっと待てよ、落ち着けルルー」
一方のシェゾはと言うと、寝起き一番に頭に一撃食らったショックからまだ抜けきれていないのか、
目を白黒させながらルルーを何とか制止している。
が、それも効果なし。ルルーは目の据わった世にも恐ろしい表情で、シェゾの首根っこをむんずと掴んだ。
「…何か言い残すことはない?」
「いや…ゲホ、オレはてっきり、お前も納得済みだと…」
「どういう事よ」
「ほら、最終的にはしがみついてきたりしてただろう、だから」
「へ?…………あ…」
やがて思い出したのか顔をみるみるうちに朱に染め、頬に両手を当てて叫ぶルルー。
「そ、それとこれとは、は、話が別なのよっ!!」
「……」
その反応のうぶさに、シェゾは思わずニヤニヤしてしまう。
460シェルル2:2007/01/24(水) 11:57:56 ID:Mm1yV42A

普段のツンケンした態度とのギャップが、からかい甲斐があって実に楽しいのである。口には出さないが。
「…何よっ…そうやって笑ってられんのも、今のうちなんだから…」
と。
「うお!?」
ルルーがいきなり、シェゾの胸を無造作に突き飛ばした。
どさりと倒れ込んだその上に跨がり、むきだしのシェゾの股間におもむろに手を延ばす。
「おま、何やって…」
「…いいから黙ってなさいよ」
無言のまま、ルルーは掴んだ股間をぐいぐいと擦りあげる。
「お、っおい」
シェゾは思わずその刺激に腰を浮かせてルルーの手を避けようと手を伸ばしたが、ルルーはぴしゃりとそれを払う。
ぎゅ、と強く握ってやると、シェゾが苦しいようにうめく。その反応を、ルルーは嫌がっていると解釈したらしい。
にやりと笑い、乱暴ともとれる早さで手を動かす。
そうすると、段々とその体積が増していき、びくびくと波打ち始めたのが手から伝わる感触でわかる。
「こんなにされて気持ちいいわけ?」
吐き捨てるように呟いて、ルルーはつうと液が滴った、その先端を親指でなぞる。
461シェルル3:2007/01/24(水) 12:04:09 ID:Mm1yV42A
シェゾを見上げると、彼は眉を寄せて息を乱しながら、なおもぐりぐりと先端を弄るルルーを睨みつけていた。
その表情が「このやろう」と言っているように見え、ルルーはほくそ笑む。
見せ付けてやるようにべったりと舌をはりつけて、いきり立ったそれをゆっくりと舐めあげた。
「っは…!!」
シェゾが鋭く息を吐く。
細い手が覆う股間が大きく鼓動を打ったと思った瞬間、白濁した液が散った。
「?!」
まさかもう達すると思わないルルーは、まともに身体でそれを受け止めてしまう。
慌てて手で拭うが、拭いつけるものがあるわけでもなく、余計にぬるぬると身体に広げてしまい顔をしかめた。
しかも何とも言えない臭いもする。
「もー、ちょっと何よ、これえ!」
「は、はぁ、…それは、こっちのセリフだっ…」
シェゾは息を整えながら上半身を起こし、ルルーを真っ正面から見た。
462シェルル4:2007/01/24(水) 12:09:08 ID:Mm1yV42A

「いきなり、何なんだ、てめえは…!」
「いきなりはそっちでしょ、この早漏っ!」
「そっ…!?くそ、油断してただけだ、うるせーな!!」
「あーもう、そんな事どうだっていいのよ!
どうしてくれんのよ、これ! なんか…ベトベトするし…!」
「馬鹿か」
心底イヤそうなルルーに、シェゾは呆れてため息をつく。
「受け止めるか何かするもんだぜ、普通」
ルルーは暫く納得行かないように憮然としていたが、何かを思いついたのか今度は不敵に笑う。
「…今度はなんだ。見てて飽きない女だな、お前は」

少々嫌な予感を覚えながら、シェゾは心持ち後ずさりながら聞く。
「ふん」
唇を歪めながら顔を傾けるのは、勝利を確信した時の彼女の癖である。
「よっぽど気持ちよかったのね」
どこかふざけた調子の上目使いで覗きこむ。
「だからあんな早くイッちゃったんだ?」
「…てめえなー…」
「舐めなさいよ」
と、ずいと精液に塗れた胸元を彼の眼前に差し出した。
「…はあ?」
「そんな風にぶざまにイッたあんたのせいで、汚れたのよ。舐めて綺麗になさいよ」
463シェルル5:2007/01/24(水) 12:16:44 ID:Mm1yV42A

「馬鹿か、てめえで…んぐ」
口応えするシェゾに、有無を言わさずルルーが指を突っ込んできた。
先程の、拭おうとして精液に塗れた指である。
ルルーはシェゾの口内に塗りたくるようにして、それを引き抜いた。
「…おえ」
「おいしーい?」
思わずえづくシェゾに、ルルーはいかにも愉しいといった笑顔で尋ねた。
「う、うまいわけねーだろ…」
喋ると唾液が溢れてきてしまうので、そのまま黙りこむシェゾ。
飲み込んでしまおうかという考えも浮かんだが、目の前でほくそ笑むルルーが憎たらしい。
同じ飲むならこっちのがましだ、とシェゾはルルーの腕を引っつかんだ。
いきなりの事に戸惑う隙も与えず、そのまま勢いつけて口づける。
「ん!?!? っ、んんっ…!?」
ルルーの柔らかな唇を舌でこじ開けるのは容易だ。そのまま頭を傾けて精液なんだか唾液なんだかわからないのを流し込む。
ルルーは突然のことに対処しきれず、液体に息を塞がれる感覚に思わずごくんと大きく喉を鳴らした。
「ん!!っぷは…!! っ、ちょっと!! ゲホ、何、すんのよ、飲んじゃったじゃない…!!」
「うまかった?」
シェゾはにっこり笑ってやった。
464シェルル6:2007/01/24(水) 12:19:27 ID:Mm1yV42A
「そんなわけ、」
涙目で喉を押さえ、怒ろうとするルルーの乳房を、シェゾはそれこそむぎゅうと掴んでやる。
「ひゃ! な、何」
肩を揺らしながら、ルルーはシェゾの手首を掴む。構わずにぐにぐにと手のひら全体を使って揉みしだく。
「ちょ…っ」
「綺麗にして欲しいんだろ?」
絶句するルルー。こう言うダイレクトな接触に弱いことを、シェゾは昨晩の経験で知っていた。
「大人しくしてろよ?」
念を押し、シェゾは手全体で乳房を支えながら、尖らせた舌で先端の周囲をぐるぐるとなぞる。
ルルーは身体をくねらせて何とか逃れようとする。
精液のせいで滑りがよくなっていて、おまけに、既に肌をさらけ出した状態だから、乳首が硬く尖ってくるのがすぐに解ってしまう。それが恥ずかしい。
「ふん、なんだかんだ言ってやる気充分だな」
「や、そん…な…」
、ルルーは身震いしてシェゾの頭に手をかけた。目を逸らしたいのに、なぜかシェゾがその舌で胸をなめ回す光景に釘付けになってしまう。
465シェルル7:2007/01/24(水) 12:27:28 ID:Mm1yV42A

胸元に散った精液を先端に集めるようにして、舌がべっとりと、何度も緩急をつけて往復していく。
「っ、ぁぅ…」
中身を絞り出すようにして強めに噛んでやると、ルルーはびくりと腰を波打たせて鳴く。
ピンク色の乳首は痛々しく尖っているのに、乳房自体は握りかた次第でマシュマロのように形を変える。
芯でも通っているのかとふと思いついて、シェゾは一旦舌を離し、指を乳房のなかに乳首を沈めるように押し込んだ。
「ん!や、あっ」
ルルーはいっそう熱のこもる嬌声で反応する。
「おーおー、でけえくせにこんな弱くて、どうすんだ?」
「やぁん、どうも、しないもんっ……、ぁあ…!!」
その指を上下に小刻みに揺すると、胸まで合わせてたぷたぷと揺れる。
「はぁ、はあ、ああっ…や、だ、それ、やだぁっ…!!」
シェゾは嫌な笑みのまま、徐々に乳首を押す力を強めていく。
ルルーは身をよじってその刺激から逃れようとするが、気持ちとは裏腹になぜか力が入らない。
「やっ…ひ、ひう…ああ…っ、あっ…!」
与えられる感覚に自然にルルーの腰が浮く。
乳首に身体中の神経が集まっているように、押し潰されるだけで電気のような鋭い快感がルルーを襲う。
466シェルル8:2007/01/24(水) 12:45:50 ID:Mm1yV42A
「ぃ、やっ、あんっ、いやあ…!」
「なーにが嫌なんだか、気持ちいい癖によ」
「んっ、あ、も…なによぉっ、…の…へんたぃいっ…!!」
「お前が言うセリフか」
のけ反って喘ぎながらも未だに口応えするルルーの耳元へ、シェゾは顔を近づけて囁いた。
くっきり浮き出た鎖骨にゆっくり舌を這わす。
「…、…っ…!」
ルルーは堪らず声にならない震えた息をつき、がくりとくずおれた。
その股の間に、すかさずシェゾが身体を割り入れる。
股間に指を充てて上下に軽くなぞると、ルルーの足の指がぎゅっと丸まった。
「んっ…」
深く指を差し込んでいくほど、ルルーの太股は小さく震え、そのあいだから溢れる液体がシーツを伝っていく。
「…ぁ」
くいと指を折ると、穴がびく、と収縮した。
「あっ…あっ…」
そうやって中を掻くように刺激すると、なお溢れ出てくる液体そのために、赤みがかったそこは淫らに光る。
「…身体は正直だな」
意地悪く言いつつ見ると、いつからなのかルルーの目の端からつうと涙の筋が落ちていた。
467シェルル9:2007/01/24(水) 12:48:13 ID:Mm1yV42A
「んだよ、泣くなよ」
「…わ、笑って、言っ、てん、じゃ、ないわよ」
ルルーは苦しげに胸を上下させながら、それでも気丈に文句を言った。
シェゾはというと、それこそご満悦、といった表情で言い切る。
「だって、すげえ楽しいもん」
「うぅうー…!!」
悔しそうに唸るルルーに含み笑いしながら、シェゾは静かに覆いかぶさっていった。





以上です。
題名:『役者が違います』でした
おそまつ。
468名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 13:02:09 ID:D76iMABL
GJGJ!!すげー!ネ申!
ルルーがバリ可愛いな! 話の流れが自然で、キャラの良さが引き立ってたよ!
GJ!!
469名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 15:58:42 ID:CRHSYPqp
うっひょー
470名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 21:40:38 ID:iyV33tm7
神が降臨しなすった!
何このツンデレ!
ハァ(´Д`;)ハァ
471名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 18:55:32 ID:1XUFvzTm
シェルルがあが、あが!?
一番好きなんだがマイナー過ぎて諦めていたけど…
まさかあったなんて…

凄いよ神様!!
素晴らしいもの見させてもらいました!
472名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 21:25:51 ID:ZuraktVN
ルルー好きが結構いて嬉しいです!!
…ちょっと前までの板の流れ見るとあんましファンが少ないように見えて哀しかったんですよ。
473名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 20:46:17 ID:PvBlqSKx
ルルー様…
474名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 02:31:09 ID:5KOWqpeq
475名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 03:50:28 ID:Ny/KwKfk
>>474
( ゚д゚)ポカーン
本人による改編…じゃないよな…。
476名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 17:06:45 ID:JUy6HA1o
本人の改変だとしても糞行為
パクリならそれ以下
477名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 01:36:25 ID:X7G3GXRT
http://www.amusement-center.com/compile/musume/index.html
なに、この新キャラ・・・・・('A`)
478名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 01:54:14 ID:OfmEfjEu
今日は色々なぷよ関連のスレに上のページが張られまくるんだろうな。
479名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 03:39:30 ID:DzYAN21M
>>474
消えてた
480名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 08:03:25 ID:mVOGMHQm
>>477
ロボットでも呼び出しそうだな。剣使って。
481名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 20:30:46 ID:s7QtWjk8
>>480
それなんて魔法騎士レイアース?
482名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 20:37:08 ID:nWGkz3LB
てててて鉄拳制裁!でルルーに惚れた
483名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 20:56:51 ID:SDjXvCaR
>>482
ぷよぷよ!といえばルルー様の風神脚だした時の足のカクカクはどうにかならないだろうか。

踏まれたくなってしまう。
484名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 21:10:53 ID:fyjSJFTa
>>483
やあ俺。
485名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 22:07:48 ID:4jeTBgYW
SUNの女王乱舞の開脚っぷりもイイ。



だが負けポーズが一番好きです…。座り込み&マジ泣きとは反則です。
486名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 22:53:39 ID:yC1FIqyt
SUNの「サタンさまぁ〜」に激萌え
487名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 23:45:35 ID:aOByZncA
やはりルルーはエロいな
488名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 23:58:17 ID:9ne/FZu5
SUNでそんな貧相な体に興味は無いって言われて逆レイプしてしまうようなルルー様が見たい…
489名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 00:33:59 ID:QE8E1c8C
>>488
シェルルで昔書いたなぁそんな話。逆レイプではないけど。
490名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 01:14:56 ID:yvX7ZNHi
>>489
神よ、是非投下を…
491488:2007/02/06(火) 02:11:00 ID:NEWBidxC
すまん、5年前に書いたモノだからそのファイルはもう無いんだ…
言わなきゃよかった…orz
すまんな、変に期待を持たせてしまって。
引き続き神降臨を待ってくれたまえ
492名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 03:39:50 ID:6opuBOnb
じゃあ俺はSUNでシェゾに勝って服をひん剥いたついでに逆レイプしちゃうウィッチたんが見たい
493名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 16:25:15 ID:Tm6UzL0s
>>489
早くその記憶を総動員させる作業に戻るんだ
494489:2007/02/06(火) 21:34:17 ID:NEWBidxC
>>493
まぁ待て落ち着け。
せっかくだから書き直してみようと思う。
シナリオはもう出来てるから後はPCで清書するだけだ。うまくいけば今夜中にはうpできると思う。
だがひとつ言っておく。
期待はするな。
495名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 22:51:17 ID:YjgBqXTm
>>494
あなたが神か?
496489<シェルルSUN逆レイプ>:2007/02/07(水) 00:10:24 ID:IBWOyGXg
とりあえずちまちまと投下する。亀だがなんとか前半だけでもあげておこうと思う。

覚悟はいいかお前達!!









異常に巨大化した太陽の下、一つの断末魔があがる。
湯上がった浜辺でシェゾ・ウィグィィVSルルーのぷよ勝負が行われ、勝利の女神はあっさりとルルーに微笑んだ。
「ざまぁ見なさい。私のナァイスバディを貧相だなんて言った報いよ!」
言い放ち、ルルーはおじゃまぷよの山に埋もれたシェゾを見下す。
「フンッ…勝ったところでお前の貧相な身体は変わらねぇよ。」
おじゃまぷよから這いだしながら小さく負け惜しみを呟く。
しかしルルーの耳はそれを聞き逃さなかった。
シェゾの元にツカツカと歩み寄り、その首根っこを引っ掴んだ。
「なっ…なんだよ…」
「この程度じゃわからなかったみたいねぇ…?直接身体に教え込んであげるしかないのかしら…?」
そのままずるずると海辺の方へひきずって行く。
シェゾの脳裏には─ボコられる─の五文字が浮かんだ。
「お、おいっ、何ムキになってるんだよ、この程度で…」
「アンタにはこの程度でも私には重要な問題なの。私のナイスバディをコケにして、ただで済むと思ってるの!?」
語尾を荒げると同時に、ルルーはシェゾを先程まで自分が座っていたビーチチェアに座らせる形に突き飛ばした。
シェゾが体勢を立て直す前に、ルルーはその上に馬乗りになった。
497489<シェルルSUN逆レイプ>:2007/02/07(水) 00:33:04 ID:IBWOyGXg
「は…?」
予想と違う事態にシェゾは思わず間の抜けた声を出した。
「私のナァイスバディをたっぷり堪能させてあげるわ。それこそもう二度と貧相だなんて言えないようにね。」
「はい…?」
言うが早いが、ルルーは自分のドレスを無理矢理引き下げ、その豊満な胸を露わにした。
「お、おま…いきなり何して…」
「ふふ…見るだけじゃ物足りないわよねぇ…まずは…こうがいいかしら。」
ルルーはシェゾの頭を引き寄せ、その胸の間に押し付けた。
腕を使って谷間を狭め、柔らかな胸がシェゾによく当たるようにする。
締め付けられている頭はかなり痛いが、自らの顔で何度もバウンドするマシュマロのようなそれは、シェゾを段々変な気分にさせてきた。
しばらくして、ほんの少し力を緩めて頭を解放すると、ルルーはその手でシェゾの顔を包み上を向かせる。
目が合ったその瞬間、今更だがなにかがおかしい。とシェゾは感じ取った。
「どーぉ?気持ちよかった?」
そのままルルーは顔を落として、深めに口付けた。
先程から続く予想外なルルーの行動に、シェゾは呆然と、考えの読めない瞳と見つめあっていた。
498489<シェルルSUN逆レイプ>:2007/02/07(水) 01:10:15 ID:IBWOyGXg
「まだ足りないのみたいねぇ〜?これだから変態はぁ…」
などと文句のようなことを言いつつも、ルルーはシェゾの両手を取るとそのまま胸を触らせた。
そして上から手を重ねてシェゾの手ごと胸を揉みしだく。
「やめ、ろっルルー…」
「やぁめない!口でそう言ってる割には手が動いてきてるわよぉ?」
事実その通りだった。シェゾの手は持ち主の意志に反してその柔らかさを楽しんでいる。
これが男の性ってヤツか…と呑まれそうになり、必死に自分を正気に戻す。
ルルーが何を考えているかは知らないが、こんなこと、してはいけない!
と根拠の無い理由で理性正そうとした。
「んっ…気持ちいい…?」
「…」
「ねぇ…どうなのぉ…?」
「気持ち…良くもなんともないな…この程度」
シェゾはなんとか否定するが、それは逆にルルーを煽っていた。
「あら…そんなこと言いつつこっちはしっかり興奮してんじゃないの。」
言いながらルルーはその興奮を表す箇所を恥じる様子も無く撫で回した。
「おまっ…やめっ…」
「ほぉんとに素直じゃないんだから…仕方ないわねぇ…」
自らの胸を揉ませていた手を離すと、ルルーは下の方へ身体を移動させる。
ちょうど顔の前にシェゾの股間が来るように。
シェゾは嫌な予感がした。
499489<シェルルSUN逆レイプ>:2007/02/07(水) 01:12:23 ID:IBWOyGXg
その予感は浮かんだ直後に確信になる。
ルルーがシェゾのズボンのベルトを解きはじめたのだった。
抵抗をすればいいのだが、この女にこんなことをされている屈辱と、どこかそれに期待している気持ちがぶつかり合って、シェゾは動けずにいた。
もっとも、先程から驚きの連続で既に硬直状態だが。
そうこう考えてるうちにルルーはズボンのベルトを解き終わり、下着をずりおろしてシェゾの自身を取り出した。
すっかり固くなっているそれを見てルルーは満足気に目を細めると、ソレを豊満な胸の間に挟む。
「っ…っぅ…」
ルルーはそのようなことをするのは初めてのハズなので、当然力加減も知らないハズだ。
その証拠にルルーは先程頭を挟んだ時と同じようにソレも挟み込み、ぎゅうぎゅうと圧迫する。
かなり痛いのだが、そのまま上下に動かれるとかなりの快感も走った。
シェゾの反応を見てルルーはまた満足気に笑うと、今度はそれの先端を口に含んだ。
「うっ…く…っ…」
ちゅ、と吸われると溜まらず声が零れ、それが更にルルーを煽る。
先端を舐める、吸う、甘噛み、などの行為を繰り返し、手での扱きも加え始めた。
「っ…は…お、お前…やめ…っく…」
ルルーは反応も返さずに行為を続けた。
思いっきり吸い付き唇を離すと、シェゾはルルーの思惑通りに果てる。
それを胸で受け止め、見せつけるように指で掬う。
「どーぉ?まいったぁ?」
先程から聞いていると、どうも酔っているような口ぶりだ。とシェゾは思った。
だが酒も飲んでいないし特におかしくなるような要因も無い。
「お前…自分が何したか、わかってんだろうなぁ…?」
「私のナイスバディの証明をしただけじゃない!」
「証明になってねーよ!ったく…こんなところで…ナニやってるんだか…」
「なによ!イッたくせにえらそうに!!いい加減に認めなさいよ!強情ねぇ。」
強情はどっちだ。とシェゾは思った。
もう大人しくこの女の言う通りにして、先を急ぎたいのだが。それはそれでなんだか癪だ。

目には目を。歯には歯を。逆レイプにはレイプを。




ルルたんは暑さで冷静さを欠いたってことでw
とりあえずエロ全然入ってなくて申し訳ないがここまで。続きはそのうち。気が向いたら。
お粗末さまでした。ノシ
500名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 02:07:36 ID:VAYJW1xf
神がっ!
やっぱルルー様最高。
逆レイプされるシェゾもなんだか可愛いですね。

ぜひ続き待ってます!
501名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 02:35:38 ID:QbwILsqf
良い仕事
502名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 06:37:27 ID:jg4gX47i
ルルたん可愛いよ。俺もルルたんに挟まれたいよ。
神、早く、続きを。
503名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 10:19:59 ID:xz0zqDXS
ルルー様のぱふぱふはきっと気持ちいいんだろうなぁ…
続きまってます!
504名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 13:42:22 ID:yHjBPHc8
なぞぷよ2やってたらルルー様に激しく萌えた。
ここんとこルルー様萌えが見られて嬉しいよ。

>496-499
神、つ、続きを…!
505名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 18:39:02 ID:dFXZ3zS/
SS魔導でほんとにしてたなw>ぱふぱふ

ルルーって、全編通してサタンには振り向いてもらえず、好きでもない男にパンツガン見されて
創作もアルル・シェゾに比べ極端に少ない。
努力のわりにあんま報われないキャラなんだよな。
よけいに今が嬉しいよ。神ほんとにGJ
506名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 21:34:22 ID:6n+01p7C
>>505
それはもしかしてアレのことか。ドラコルートの美少女コンテスト後に起こる…
俺はてっきりふともも撫で撫で→スリットに手を入れるなんて状況なのかと妄想してた。
やはりフニフニといえば乳なのか…
507名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 23:18:30 ID:dFXZ3zS/
>>506
その発想はナカッタワ
スリットに手はさすがにねえんじゃねえのかなwww
508名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 01:25:38 ID:JSQM8Jbt
シェルルにも萌えたけど
ルルー好きとしてはやはり幸せなサタルルみたい
509名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 02:05:42 ID:Py1nVhfH
うーん、サタルルって、難しいんだよ。
サタンは、あれで一応アルルには本気なのだろうしなぁ。
どうしてもどちらかが何かを諦めてるような描写になってしまって、
最終的になんかルルーに申し訳なくなって筆を止めてしまう。
真剣に考えすぎかね。
510名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 02:22:38 ID:fcxcxrYe
>>505>>506
そんなシーンがあるのかww
因みにどんな場面なんだ?


サタルルは確かに難しいな。
相思相愛にする流れをどう作るかが特に。
511名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 02:10:59 ID:SzIZTnOA
ミノルルは?
512名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 05:12:08 ID:CWBUTD1P
ミノルルは、サタンに振られたルルーが自暴自棄になっての行動か、ミノの暴走しか考えにくい。
513名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 07:31:33 ID:qvYF4eIN
前者の方が良いな
514名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 21:15:29 ID:20l+1G53
後者は前スレあたりで見たような…。
シェルルもサタルルも好きなのでいっそのことルルーたんを野郎どもで輪………
515名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 21:21:57 ID:FFtYMIMB
アルルとかシェゾはいろんなキャラとフラグ立てまくってるから目立つだけで
ルルーだって妄想力を駆使すれば結構エロそうな組み合わせが見つかると思うんだ
516名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 22:20:39 ID:LYdby+Pc
ルルーたん輪姦イイネー



SUNのシェルルの続きまだかなぁ(´ω`)
517名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 18:08:05 ID:AccW3kj3
ミノを裸に縛って鞭で叩いて
最終的には回して焼かれて
ルルー様に食われるのね
518名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 19:51:15 ID:8EvgfBEb
>>517
> ミノを裸に縛って鞭で叩いて
> 最終的には回して焼かれて
> ルルー様に食われるのね
ちょwww
519名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 19:58:05 ID:dxFWq5hs
テラ焼肉wwwwwwww
520名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 21:00:29 ID:hzFA3LOf
ルルミノのSM(ミノ受け)か

暴走ルルーがミノにすがる
521名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 22:56:13 ID:lrshi00m
ルルーちゃんは受けでしょやはり。
最初はリードしてても結局相手のペースにはまって身動き取れなくなるのがルルークオリティだとおもう。
522名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:01:48 ID:/6BxtTnl
>>521
激しく同意ww
523名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:33:13 ID:4TKbQmty
どういう訳かアルルとシェゾに良いように弄ばれてるルルー様のSSキボン
524名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 01:36:47 ID:q565he3s
シェアルのえちーを覗き見して
お子様のアルルに先越されたショック&興奮ドキドキで
ルルーがサタンにアタックする脳内妄想はしたことある
525名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 04:39:16 ID:df2x1HOx
ルルーな流れを無視してすまんが
誰かラグアル、ラグアルを・・・!!
526名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 10:52:11 ID:GztCesPF
>>525
なぜそんなカップリングなのか
527名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 11:51:31 ID:FIj1evMt
誰かシェアル、シェウィ、シェセリ、サタルル、サタドラ、ラグキキのどれか書いてくれないか
528名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 11:53:41 ID:2W18jsSH
その前にシェルルの続きを是非…
529名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 14:01:16 ID:VdCoB31j
とりあえずSUNのシェルル待ち
530名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 14:14:01 ID:6P2gFyyM
サキュバス×アルルのアルル総受け鬼畜SMキボン
531名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 18:46:50 ID:LdhxZHDA
魔神ぐりこのぷよ漫画で
インキュバスにときめいてるアルルを見て

インキュバスXアルルを一人幾度無く妄想してた
いまだにこのカプ見たことないが・・・
532名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 18:57:46 ID:fozlUh8N
インキュ×アルルは以前何個か見たな。自分も好き
インキュに化粧を教えてもらうアルルとかよく妄想したわ
533名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 19:43:00 ID:oN9Ow6J5
インキュは両刀使いだからな。
アルルxシェゾxインキュの場合、ヤロウ二人によるアルル責めではなく
インキュ一人でアルルとシェゾ両方を食っちまう方向になりそうだ。
534名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 20:28:11 ID:FIj1evMt
ウホッ
535名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 20:34:44 ID:quqqhCrf
サキュバス×14歳シェゾとか見たい
536名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 00:36:29 ID:nwkrrZlG
ラグナス×ドラコ
537489<シェルルSUN逆レイプを更にレイプ>:2007/02/12(月) 23:59:04 ID:5/kwiQ/f
遅くなりました。待ってくださっていた方々、本当にお待たせしました。

次から投下開始しまーす!
538489<シェルルSUN逆レイプを更にレイプ>:2007/02/13(火) 00:00:50 ID:YcSlDTLM
目の前のルルーを見やると、勝利を確信した笑みでシェゾを見下ろしていた。
それに対しシェゾは内心で同じように笑むと、不意を衝いてルルーを引き寄せ唇を重ねた。
驚いたのか小さく抵抗してくるが、軽く無視して太股に触れる。
「んぅっ…!」
その感触に更に驚き、ルルーは力を込めてシェゾを突き飛ばした。
「いって…」
「い、いきなり何して…てゆーかドコ触ってんのよ!!」
「脚、だな。」
「だからそうじゃなくって…ひゃ、ん…!」
成る程、とシェゾは深く頷く。
「お前、胸は平気そうだったがコッチはかなり弱いみたいだな。」
撫で回す手は、スリットへ侵入して内側へ、そして付け根へとするすると上がっていく。
「や、やぁっ…んんっ…ぅ…」
「形勢逆転、だな。」
「こ、この…変態…!」
539489<シェルルSUN逆レイプを更にレイプ>:2007/02/13(火) 00:11:41 ID:YcSlDTLM
よく言うぜ。あれだけのことをしておいて。とシェゾは内心溜息を吐く。もちろん手の動きは止めない。
内股を撫で回すのに飽き、ルルーの秘部を下着ごしにきゅ、と押してみる。
「きゃっ…」
またまた良い反応に、何度も何度も、場所をずらしながら秘部をつついた。
その指先に段々湿り気を感じるようになる。
「濡れてきてるじゃねーか…」
「やっ…そんなこと…ない…!」
「どーだかな…」
更に下着の隙間から指を忍び込ませ、直にその個所に触れる。
そこは既に温かな液体で満たされ、軽く指を滑らすだけで水音をたてた。
「んっ…や、やだ…!」
「ご自慢のナーイスバディを堪能してほしいんだろ?だったら、胸だけじゃなくこっちもしっかりと堪能させてもらわなくちゃなぁ…?」
シェゾは”ナーイスバディ”の部分をやたらと強調して言った。ついでにルルーの言い方の真似までして。
「まっ…真似してんじゃないわよバカ…っ!くぅ…!」
540489<シェルルSUN逆レイプを更にレイプ>:2007/02/13(火) 00:24:54 ID:YcSlDTLM
割れ目を行ったり来たりした後、入り口に指をあてがってぐいと突き入れる。
「っ!?や、やっ…!い、入れて…」
指を抜こうと逃げる腰を、シェゾはもう片方の手で強く押さえつけた。そして荒く指を動かし始める。
「ひ、ぃあぁっ!やめ、てっ…やだやだ、抜いてぇ…!」
「この程度でぴーぴー啼くんじゃねぇよ。さっきまで人にアンナコトしてた奴とは思えねぇな。」
「や…だって、……痛っ!」
奥まで入れた指をぐるりと回すと、ルルーは小さく悲鳴をあげた。
更に激しく指で突かれて、シェゾの頭にしがみつくが、すぐに身体を離した。
この男にすがりつくような事は、決してルルーのプライドが許さなかったのだ。
自分を抱くように両手で二の腕を握りしめ、ルルーは必死に耐えた。
「ん…っ、ふぁ、あぁ…ん、んっんぅぅ…」
だが、愛液は滴ってシェゾの手を濡らし、ナカを擦られれば甘ったるい声がどうしても漏れてしまった。
だんだん自分は感じ初めてきている…。それを認めたくなくて、爪跡が残る程ルルーは腕を握りしめた。
541489<シェルルSUN逆レイプを更にレイプ>:2007/02/13(火) 00:34:47 ID:YcSlDTLM
しばらくして、ルルーのナカから指が抜かれた。
この先の展開など容易に想像出来る物なのだが、ルルーはやっと終わりかと安堵し目を閉じて乱れた息を整えようとした。
濡れた何かが自分の秘部に当てられて、ようやくそれが違うことに気が付いた。
「や、やだ…おねがい、それだけは…やめて…!」
最悪の事態だ。迂闊だった。まさかやり返されるなんて。しかも最後の最後まで。
そんないろいろな思考が脳内を飛び交って、ルルーは完璧に固まった。
シェゾはルルーに応えず、ルルーの腰を掴んでゆっくりと下に押し進める。
半端じゃない痛みがルルーを襲い、それにより硬直が解かれる。
「やぁぁ…っ!痛い、いたいっ!やだ、やめてっ!!」
いきなりの出来事にパニックになりかけ、ルルーは再度シェゾにしがみつく。今度はそのまま離れることはなかった。
「おい…泣くなよ。落ち着けって。」
「ぅ…だ、ってぇ…ここまでするなんて…ひ、ひどいじゃないのぉ…」
「お前…あんなことしといてヤられねぇとでも思ってたのかよ。ホントに世間知らずのお嬢様だな。」
「なによぉ…そんなことどうでもいいわよこの変態…さっさと…終わらせてよぉ…」
ルルーからしてみればそれは「今すぐやめろ」の意味合いだったのだが、シェゾからすればそれは当然違う意味合いにとれる。
「わかったわかった…お嬢様の言う通り、さっさと終わらせますよ…っと。」
言い終わると同時に、シェゾはルルーの腰を揺り動かし始めた。
「ちょ…!や、やっ、やめっ、てくれるんじゃ…!?」
「あん?終わらせろって言ったんだろ?出来るだけ早めに終わるようにしてやるから…」
「え、あ、やぁっ!ち、ちがう…そうじゃなくてぇっ!!ん、んぁっ、あぅ…」
542489<シェルルSUN逆レイプを更にレイプ>:2007/02/13(火) 01:54:47 ID:YcSlDTLM
緩く揺さぶられるだけで痛みが走るというのに、ルルーが痛みに慣れないうちにシェゾは動きを激しくしていく。
特にシェゾのモノが奥に当たる度に、ルルーは痺れるような感覚まで覚えた。
「あっ、あ、やぁっ、ん…んっぅ、はぁ、んぅ…」
テンポ良く奥を突かれ、それに合わせて声が出てしまう。ぴく、ぴくと背まで反る。
時折テンポを崩されると思わずからだがびくっと反応し、それと同時にシェゾまで呻く。
ルルーの知らない感覚が、突かれる度に胸の奥から溢れ出してくるようだった。
「あ、あっあっ、んっ、やっ、あぁっ…」
痛みはとうに消え去り、今度はその押し寄せてくる知らない感覚に耐えていた。
だがもう既にそれに殆ど頭を埋め尽くされ、何も考えられずルルーは感じるままに声をあげた。
それに対しシェゾは、多少汗はかいているものの、冷静にルルーを責め立てていた。しかし確実に自分の限界が近いことを自負している。
「そろそろ終わらせてやるよ…。」
そう言うとルルーを揺さぶるペースを速めた。ルルーの声もより一層余裕の無いモノになる。
「あっ、あ、あぁ!やだ、やっ、いやぁっ…!」
一気に攻められ、ルルーは快楽に押し潰された。
自分の中が熱くなる感触を感じながら、意識が真っ白になっていった…。



オチ無しで大変すまぬ。ちょっともう限界なのでここでぶった切らせてもらう。
読んでくれてありがとう!お粗末さまでした…。

489。
543名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 02:44:31 ID:JJwO7Ags
あなたが神か?
GJ!
544名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 06:25:41 ID:uMroRo1f
ルルたんカワイソスw
しかしGJ!
世間知らずの生意気なお嬢様には
体へ解らせるに限りますなw
545名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 07:01:32 ID:sXpt9M24
キタ(・∀・)コレ!!超GJだ!!
投下宣言からリアルタイムで見てたのだが最後の一個まで持たなかったorz

俺的オチ
@快感に溺れてサタンを逆レイプ
Aシェゾとやると気持ちよくなると勘違いして会う度にセクース
Bシェゾがナーイスバディを認めて連れまわしては犯りまくり
546名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 02:27:15 ID:+KxZwLJI
いっそルシアルをry
547名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 17:27:18 ID:dj/TEm4g
サキュアルかサキュシェに一票!
女王様の攻めがみたい。
548名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 18:39:37 ID:TMwmzBVu
もちろん本日はサタンにチョコ渡したんだよなルルーちゃん。
谷間にチョコシロップ注いで「どうぞ」とかされたら襲う。
549名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 20:10:28 ID:8B3nlNxs
>>547
>>530に一票
超キティクなアルルいじめきぼん
550名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 20:48:55 ID:j0luk9w2
ルルーたん…
私を食べてな小説キボン
551名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 21:05:50 ID:TMwmzBVu
アルルちゃんにチョコ作り教えてあげるルルーたんとか。
途中もちろん百合な方向に進行しつつ。
552名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 01:44:11 ID:pdgz7zz3
>>564
シアルって最初 シグアルルかとおもった

折角! 出たのに両信者・アンチがウザいせいでコラボ作品落とせないのが不服
なといって!スレ立てたら叩かれそうだし
553名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 01:51:25 ID:7U6YpyGl
>>552
シグアルルって何?
554名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 01:58:11 ID:4LxZ1sER
ぷよ!にてシグとアルルの対戦時に
「蒼い色が好き」という話で意気投合してる(ように見える)
単にそれだけ内容なのにカップリングに結びつける腐女子の妄想はすごいが

コラボは色々と荒れそうなのでやめておけ
555名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 02:08:15 ID:7U6YpyGl
っていうか、セガのキャラだったのか。知らねーわな、そんな奴。
556名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 02:21:51 ID:I3/9+s8L
シェルルばっかかよ。正直つまんね。
サタルルきぼん。

シグアルとか逝ってヨシだと思う。
セ●の魂胆にまんまと引っかかるな。
557名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 02:24:50 ID:4LxZ1sER
>>555>>556

あんたらいちいちつっかかるんじゃない。
そーいうコメントするからスレの空気が悪くなるんだから。何も言うな。
558名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 04:05:24 ID:7LYK5xuD
>>556
そう思うんだったら、それ以外のカプを君が投下すればいいのだよww
559名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 12:07:43 ID:I3/9+s8L
>>557
スマソ。釣られた自分が馬鹿だった・・・。
今でも崇拝してる魔導キャラを汚されると、極まる怒りを覚えるんだよな。
以後、自主規正するんで許してorz

>>558
エロはむりぽ・・・(´・ω・`)
書いた事ないし、書けないとおもう・・・。
ファンサイトなんかでもシェルルばっか多くて、サタルルがないのが寂しいのだよ。・゚・(つД`)・゚・。
誰か、サタルルマンセーなネ申いない?
メガトラぷよぷよCDみたくラブラブなサタルルも見てみたいのにな。
少数派って辛いな・・・。

ついでに言うが、sage忘れた。
マジスマソ、吊ってくる。
560名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 12:08:00 ID:d6RFhEnU
俺はもっともっとシェルルが見たい
561名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 18:04:16 ID:7LYK5xuD
もういっそのことサタルルシェの3Pで
通の塔の一番上のカーくんは実は繋がってるのだよww
562名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 19:25:56 ID:Alep3lDs
サタシェルルアルで4P
さらにカーくんも交えて5P
563名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 04:40:56 ID:MGUwPjwG
誰かナイスなサタルルマンセーサイト知らない?
潜ってもどこもかしこもバッタモンばっかで萎えorz
心優しい方、おねがいします。
564名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 05:47:37 ID:EGiBV6TL
無ければ自分で作ればいいのよ!
565名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 08:46:31 ID:mNjfSk1U
>>556
>>559
>>563
サタルル好きが痛く思われる。
頼むから巣に帰ってくれ。
566名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 09:04:21 ID:RBU8n4YR
同意。教えたところでこういう輩はまた文句言いそうで嫌だ。
まあサタルルに限らずそのカプが一本もないのにサーチに入れているサイトは止めてくれと思うが。
567名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 09:57:20 ID:4aERfcee
シェルルよりサタルルの方が多くないか?
シェウィ好きとかはサタルル派が多いし
大抵シェルルをメインで扱うとこ以外はサタルルだとオモ。
568名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 10:37:02 ID:MGUwPjwG
いや、シェルルの方が多いぞ?
サタルル好き謳ってるサイト、ほとんどがバッタモン。
サタルル好きだとか言ってる割にはシェルルマンセーだったり、全くなかったり。
シェウィサイトもサタルルあるところって見たことないw
569名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 11:19:01 ID:MGUwPjwG
あ、シェルルばっかじゃなくてサタアルもいたな〜、そーいえばw
サタルルが好きなんじゃなくて、ルルー→サタ×アルが好きなんだろ!って突っ込みそうに
なった事も数え切れない程・・・。

>>566
前例がイヤと言うほどあるんだろうから反論しないけど、サーチについては禿同。
サーチを役立たずにしてるヤツ多数居るよな。
570名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 11:27:54 ID:mNjfSk1U
>>568-569
サタルル好きが痛く思われる。
頼むから巣に帰ってくれ。
571名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 20:20:23 ID:QbrL6vrV
誰でもいいからシェアル&サタルルのエチーなSSを投下してくれ
572名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 00:19:45 ID:CTgFj8cz
ねー、本気でコラボスレ立てていい?

ルルラフィとルルシグ出来てるんだよね
正直ぷよだけで3スレとかFFやテイルズじゃあるまいし自粛汁ッつー話なんだけど
この両信者、どう考えても相容れないだろ



573名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 00:28:57 ID:LocIkzP3
不要
574名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 00:40:05 ID:ELjtH0Ca
エロパロ板SS投下専用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/2051/
ここに投下してみれば?
575名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 00:46:24 ID:wHQU+KQY
魔導の頃からぷよキャラが好きだった者にとってフィバキャラは痛い同人のオリキャラも同然。
逆も然りでコンパイルなど興味なく、セガがキャラ替えてくれたからぷよ始めたような奴にとっても、
魔導キャラなど自分には興味ない他社の邪魔な古臭いキャラとしか思わん。

特にセガのファンと言うほどじゃなくフィバからぷよを始めた奴や、たまたまコンパイルファンでもあったセガファンくらいしか需要ないだろ。
576名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 00:56:17 ID:wHQU+KQY
>特にセガのファンと言うほどじゃなくフィバからぷよを始めた奴

最初から魔導キャラ+フィバキャラセットでぷよキャラという認識だからコラボでも気にならない。
むしろ、なぜコラボと表現するのかもピンと来ないような人のこと
577名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 01:02:26 ID:tkxnzeJJ
そういうもんなのかなぁ?
俺は魔導ファンでフィバキャラは嫌いだったけど、ぷよぷよ!やってみたら結構受け入れれるもんだな、と思った。
まぁ確かに同人同然かもしれないが、キャラじゃなくてぷよぷよ!というゲームを独立させてみれば案外受け入れれるもんじゃないかな?

そう思う俺は魔導ファン失格ですかね?orz
578名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 02:31:51 ID:OokPiw85
>>577
個人の楽しみ方としてはアリ。
魔導ファンは新キャラはともかく、あの同人同然の絵で描かれたアルルやシェゾを
オフィシャルのぷよキャラとして言い張られるのが嫌なだけだと思う。
579名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 02:36:57 ID:M+gvHrMG
別に失格じゃないだろ。単に食わず嫌いだったって話は良くある事だ。
むしろ新旧それぞれに認めるくらいの器量は持ってないと、
旧コンパイルファン=自分の好み以外は排除しようとするみみっちぃ奴
というイメージを持たれるだけだ。

どこの旧コンパイル関係のスレにいってもそうだが、この話になると
必要以上に噛み付く奴がでるから、スレを安全に進行するためにも控えた方がいい。
「両方OK」というルールのスレでも旧信者が「セガキャラと絡めるなど許せん」と
わざわざ出張して暴れる可能性が高いのであまりお勧めはしない。

というわけで>>572はここで貼り付けないでzipでまとめてうpキボン。
580名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 03:48:12 ID:WRmyZz0G
>>571
ナイス。よく言ったw


コラボねぇ・・・。
別に立てる立てないは個人の自由で良いんじゃない?
自分は、魔導キャラとフィバキャラ絡められるの嫌だけど、こっちに書かれるよりは
いっそのこと別スレ立ててくれた方が良い。
見たくないもん見なくて済むし。

つか、フィバキャラが嫌いっていうより、一旦旧ユーザー排除しておいて、未だコンパイルキャラ
と「ぷよぷよ」にしがみついてるセガに釈然としなくて、フィーバーやぷよぷよ!は
買いたくないな。って思ってるだけなんだけどね。自分は。
自分の中で魔導や旧ぷよと、フィーバーやぷよぷよ!は別モンだと割り切る事にした。
食わず嫌いなんだから、良い悪いとやかく言うアレもないし。

・・・・それにしても、魔導キャラとフィバキャラくっつけられるのって、FFとかテイルズ
なんかに時たまあるように、同シリーズだからってだけの理由でカップリングされるのと
同じような感覚に思えて仕方ないんだけど・・・。フィバやったことないからそう思うのかな?
581名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 05:52:22 ID:UuwqjeTg
自分の好きなカップリングでいいじゃない

色々な人がいるんだから
色んなカップリングがあるのは当たり前でしょ

色んなカップリングが楽しめればそれでバリエーションも増えて刺激的だし、
一々アレはダメ、コレはダメと噛み付くのなら
自分だけの殻に閉じ篭って
何も見ないようすればいいじゃない
582名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 06:02:01 ID:hreoX+CY
ま、スレ違いってのはあるわな。
583名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 11:19:36 ID:q1uM6ByE
確かに。
ぷよフィキャラはお断りって書いてあるしな。
584名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 14:10:10 ID:CTgFj8cz
互いが互いを容認できるのが一番なんだけど
どっちも変な子多いから無理だろうね

悲しいことだ
585名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 15:05:43 ID:8vukjnzG
>>572読みたい
「フィバキャラ×フィバ絵の魔導キャラ」だし、
こっちのスレよりフィバスレのほうで投下きぼん
586名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 15:38:29 ID:LocIkzP3
変な子っていうか、長年好きだったものを
あれだけ全く異なるものに変えられたら
反感を覚えるほうがむしろ普通だと思うが。
587名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 17:20:09 ID:M+gvHrMG
自分の感覚では長年好きだったものが
全く異なるものに変貌したのは
よ〜んや真魔導やぷよウォーズだったので
フィバは心機一転のように見えたな。
588名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 17:39:02 ID:At9TVIoY
>>586
気に入らないなら関わらなきゃいいだけ
それが出来ないお前みたいな子は変な子なの
わかる?
だるいよお前みたいなガキ
589名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 18:12:29 ID:HIco9HAL
>>585
572じゃないが、以前あっちでも拒否されてたよ
上手くいかないもんだな
590名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 18:50:42 ID:LocIkzP3
論点すり替え乙
591名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 19:11:23 ID:p8C3sD8e
>>588
> 気に入らないなら関わらなきゃいいだけ

まずその考え方がおかしい。
その考え方が通用するのは、フィバに最初からアルルもいなくて
魔導世界とのつながりも全くなく、
ハロのぷよみたいに、あくまでぷよのシステムを借りただけの
全くの別ゲームであることが明言され、かつタイトルからも分かるような場合だ。

これまでのシリーズを受け継ぐ形をとっていることが一つのポイントで、
その上でファンの期待を裏切る作品を作ったら、
1シリーズの中の1作品として批判が出るのは当然だ。

いやならやらなきゃいいとか、それこそファン感情などの
あらゆる要素を無視した「考え」の内にも入らない極論だ。
どうせ、いつもの論争が始まったから、よそから煽りに来ただけで
ぷよなんか数あるゲームの一つくらいにしか思ってないんだろ。
592名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 19:43:13 ID:At9TVIoY
>>591
お前脳みそないの?
魔導もフィバもそれぞれ好きなやつも嫌いなやつもいるし両方好きなやつもいるだろが
両方好きなやつがそれ用のスレ立てて書きたいなら好きにさせりゃいいだろ
盛り上がろうが廃れようが知らん
それを「不要」だの「反感出て普通」「批判出て当然」って干渉してみっともない
スレ立ての検討がなんでフィバの存在の是非になってるわけ?
黙ってろガキ
593名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 20:00:08 ID:ELjtH0Ca
ローカルルールは
既存スレッドとの重複や類似、特定の作品についてのスレをテーマ/カップリングで限定して立てることは禁止。
あまりに限定的なシチュエーションやテーマでのスレッド作成は控えめに。

だからスレ立てには賛成しない。
>>574に書き込んでくれるか、zipでうpしてくれると嬉しい。
ちなみにフィバは好き嫌い以前に興味ない。設定知らないし。
魔導も所詮「数あるゲームの一つ」にしか思ってないけどw
つかそこまで入れ込む奴しかこのスレに書き込んじゃ駄目なの?
594名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 20:07:25 ID:M+gvHrMG
魔導以外に楽しみを見出せなかった奴がアンチ、恨厨になるんじゃないの?
自分の青春を全否定された感覚があるのかもしれぬ。

そういう俺はコンパイル倒産でそれまで魔導に入れ込んでた青春が当の会社によって全否定された。
595名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 21:30:31 ID:LocIkzP3
>>592
ガキwww
596名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 00:23:27 ID:PYXw/08e
ID:At9TVIoY
ここは21歳未満は来てはいけないはずだけどな。
気に入らないなら関わらなきゃいいと思うんなら
気に入らないレスはスルーすれば?
これだからガキはウザくてかなわん。
597名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 01:29:12 ID:ltZG1xuC
>>593
> つかそこまで入れ込む奴しかこのスレに書き込んじゃ駄目なの?
そういうわけじゃないと思うぞ。
単にこういう話題のときに、今までずーっと魔導を好いてきた気持ちも汲まずに
新参者が知ったようなこと言うなってことじゃないか?

>>594
同意。
598名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 10:14:40 ID:SGeVtMDj
>>596
【この板の趣旨】
一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。

以下は禁止、より相応しい他の板でどうぞ。
キャラ単位、キャラ主体のスレッド →ピンクのキャラサロン
年齢制限付きの作品に関するスレッド →エロゲネタ&業界/エロ漫画小説アニメ/エロ同人等
画像の貼り付け →半角二次元/お絵描き・創作等
実在する人物(アイドル等)を元にした創作 →えっちねたロビー等【PINKちゃんねるは18歳未満立ち入り禁止】
18歳未満の方は、エロ妄想を含まない範囲で2ちゃんねる掲示板をご利用ください。
599名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 15:13:30 ID:uLUeUJKm
スレ立てたいやつは勝手に立てとけば?って事で良いんじゃない?

フィーバーについては、あれは「ぷよぷよフィーバー」っていう「ぷよぷよ」とは全く関係の
ない別ゲーで、アルルは単なるゲストキャラ。
「ぷよぷよ!」はコラボ好きなセガがやらかした、オリキャラと魔導キャラの痛いコラボゲーム
ってことでどう?

兎に角こっちはコンパイル(アイキ)や魔導のキャラで萌えとこうよ(´・ω・`)
フィバの話題がでるとどうも荒れてヤだな。
600名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 15:50:57 ID:xGMaI6xJ
それでいいと思う。スレを建てたい人は勝手にどうぞ。
こっちは今まで通りコンパイルキャラのみで行きたい。
601名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 16:31:45 ID:5J6k+cDB
まず>>1にフィバキャラお断りって書いてるんだからフィバ持ち出す事自体がスレチだったんだと思うお(´・ω・`)
やたらレス増えてるから喜んできたら下らない議論ばっかりだ…


で、シェアルサタルルなエチ-まだー??
602名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 16:38:51 ID:MpDiDFGv
>>594
コンパイルハートのこと?

フィーバーは嫌いだが、15は好きだ。
603名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 19:03:14 ID:ezHnk2PG
セガのことだと思ってたw
俺はマジでセガに自分の趣味と自分の青春を全否定された。
すなわち俺という人格、人生を否定されたようなものだ。
魔導とぷよを返してほしい
604名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 19:52:27 ID:X8is5r+e
でも魔導とぷよを仁井谷みたいな糞馬鹿の手に戻してもろくなことにならないしな
思い出だよ
思い出
605名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 22:46:54 ID:++s5ua1V
誰かシェアルサタルルエチーを…
606名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 23:57:33 ID:KWaPFqKZ
ラグウィなエチーないかな?なんて呟いてみる。
見たことないから見てみたい。
ウィッチがちっちゃいラグナスをレイープとか。
密かにキボン
607594:2007/02/19(月) 23:58:25 ID:D8019glJ
>>602
コンパイルハートは関係ないよ。
むしろ仁井谷と早々に縁を切って独自に活動してて好感もてる会社だ。

和議後の会社経営の悪さ、借金の誤魔化し、晩期の魔導シリーズの痛すぎる展開で、
「ああ、この会社はもう駄目だ」と思って魔導熱が冷めていった。
コンパイルの負の部分を後で知って、コンパイルに入れ込んでた自分が馬鹿らしく思えた。
恥だったと後悔はしないけどね。このスレも半分はあの頃の思い出で見てるよ。
608名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 08:56:07 ID:veQSVRY2
懐かしい名前だな・・・
609名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 20:41:26 ID:zhR0Wzsq
アルル+ウィッチ
ウィッチ+ドラゴ

のエロSSキボンヌ
610名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 23:32:00 ID:H39gYIVq
コラボどっかにうpしてくれ。
個人的に読みたい。
611名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 23:40:38 ID:RdMjFq8e
そうだ早くZipでうpするんだ
612名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 00:52:11 ID:V5w54EhQ
また蒸し返すようで申し訳ないんだが、
ぷよぷよ!やってシェアル萌えが再燃したんだ…(´・ω・`)
設定はフィバになるけどフィバキャラじゃないし、
魔導からのファンとしはてこっちに投下したいんだが、どうだろう?
613名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 00:58:21 ID:7DBLQxrG
またアホが「いらん」とか「昔からのファンとしてフィバは許せない」とか言い出すよ
614名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 01:50:23 ID:wRcnLF0u
余計なこと言わずにシェアル投下したいとだけ言って投下すれば神なののに。
荒らしたいのか?
615名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 02:31:10 ID:1RcwZTU0
投下できなさそうならZipでうpするんだ。
616名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 04:34:02 ID:V5w54EhQ
Zipでうpしたいが携帯なんだ……出先でエロ書いてる俺イタス


勝手で申し訳ありませんがここに投下させて下さい。
スルーしたい方は、『シェアル(ぷよぷよ!)』であぼーんを。
617名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 06:42:29 ID:1RcwZTU0
だからそれは駄目だ。
618名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 07:30:41 ID:wRcnLF0u
>>616
なんでそんなにぷよぷよ!にこだわるの?
魔導のシェアルじゃだめなん?
余計なサブタイトル付けなきゃいいのに。バカ?
619名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 08:45:37 ID:LnCkuItL
背景とかがあるんじゃないの?
620名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 11:39:51 ID:RBav8Rnv
あのクズフィーバーは、シェアルでさえも魔導と設定変わるほどオリジナル入ってるのか・・・?
621名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 15:29:09 ID:V5w54EhQ
ごめん>>616後半は寝ぼけて書き込んだようだ。
ここに投下するのはやめるつもりだったし。

なんで魔導設定に出来ないかと言うと、ぷよ!前提で話が進むから
その要素抜いたら話自体が成立しなくなるからなんだ。
それでもなんとかしようとは思ったんだが、
ぷよ!要素が抜けた分本文は減って、状況説明の分前振りが増えて、
終わってみたら前振りが話の半分を占めてた。
力不足だった。

荒らしてしまってすまん。しばらく自重するよ。
622名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 15:30:07 ID:V5w54EhQ
訂正
×:寝ぼけて書き込んだ
○:寝ぼけて消し忘れた
623名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 22:11:13 ID:UImH4x8v
>>612
頑張ってもうちょっと作品練りこんで
自信のもてる作品が書けたらまたおいで〜。
624名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 22:35:39 ID:1RcwZTU0
>>620
別にそこまでオリジナルが入ってるわけじゃないけどな。
アルルの旧知に対する反応が今までになかったってだけで。
625名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 16:02:00 ID:UOibdO1F
ほとんどのコンパイル関係スレではぷよぷよ!は容認しているが、
こことアルルスレだけは駄目らしいな。
626名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 17:29:42 ID:96b6jPIU
まあ、元々キモいオタクとガキの多いゲームだから
627名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 18:40:01 ID:QHN7riKS
>>626
キモいオタクのガキ乙
628名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 19:05:57 ID:96b6jPIU
残念
キモいホモのガキだ
629名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 19:14:29 ID:v+YcMZjU
キモいオタクのガキ×キモいホモのガキのSSマダー?
630名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 20:39:03 ID:elcyZEjP
631名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 01:54:06 ID:9UB2zES1
シェアル…読みたい…(・ω・`)
ぷよ!は自分もやってシェアル熱ぶり返してここにいる組だ。
フィバキャラお断りはスレのお約束(コラボはX)なのはわかるが別にぷよ!前提旧ぷよキャラなら普通にありなんじゃないのか?

このスレすごい良スレなのにどこか狭量ですぐ荒れるのは悲しい……



出先なら帰ってきてぜひzipであげてくれ。もったいない&読みたい。
632名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 16:43:34 ID:Lk5osepj
アルルスレでも醜い争いが起こってフィバぷよ派が追い出されたのに
ここでも争っててうんざり
633名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 16:44:31 ID:Lk5osepj
あ、フィバぷよ派じゃなくてフィバぷよも容認派か。
634名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 16:45:50 ID:Lk5osepj
連続スマソ。
でもこのスレは最初からルールに書かれてるので
素直にここはコンキャラオンリーで行くべきだね。

ただそうすればいいのに、あーだこーだと議論でスレが荒れるのにうんざりと・・・
635名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 17:55:25 ID:QB0cxEDK
お前みたいな荒らしが蒸し返すからだろ
ガキは黙ってろ
636名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 18:37:35 ID:nh83jGbK
ぷよぷよ! でエロパロスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1172396224/

コラボ専用スレ立てた
637名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 00:21:12 ID:R3tG/wA3
>>631
> このスレすごい良スレなのにどこか狭量ですぐ荒れるのは悲しい……

フィーバーは魔導ファンにとっては黒歴史どころか、軽くトラウマだから、
セガが魔導ファンと魔導世界を排除し続ける限りアレルギーが出るのはやむなし。
空気嫁。
638名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 07:33:37 ID:qdMsNCiW
>>625
> ほとんどのコンパイル関係スレではぷよぷよ!は容認しているが、
シェゾスレだけじゃねぇかwww
ほとんどのスレがセガのせいで荒れとるよ
639名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 14:17:07 ID:KQBixc+G
セガのせいじゃなくて新しい風を受け入れられないお前等の性格のせい だろ
640名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 17:13:09 ID:UiGJRqMi
はいはい、そうですか。
論点すり替えしかできないんですね。
巣にお帰りなさいな。
641名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 18:32:10 ID:WRCKusnP
深呼吸…して?
642名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 18:53:56 ID:x69FvRFw
織田魔導と比べたらぷよ!なんて大分マシだ
643名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 21:32:07 ID:rSBk+NQ0
もうぷよぷよ!専用のスレ立てたんだからさ、やめにしないか?
エロパロ板なんだから反論文じゃなくて小説かこうよ。
論争で1000まで行きそうで悲しい(ノД`)
644名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 23:29:08 ID:H3+89Y2r
>>643
ハゲド
645名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 22:29:52 ID:0HKDfXM0
>>643-644 
(・∀・)人(・∀・)人(・∀・)

向こう(「!」)のスレもそうだけど、今このスレに必要なのは
ヘンな論争よりも良質のSSじゃないのか?
646名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 01:52:02 ID:a2rFWvoM
と、ここで初めてこのスレに来た俺が書き込みしてみる

久しぶりにぷよぷよのこと思い出して、最近のぷよぷよを知る為にいろいろググってたら制作会社が倒産してたとかで面倒なことになってるな…
んで2ちゃんのぷよぷよ関連スレ見たら案の定ケンカしててさ…

ま、あれだ
ケンカはやめて、職人様のSSが見たいです…先生…
647名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 02:20:35 ID:eXegIclK
まぁ旧派と新派に分離したのも全ては
ぷよ魔導におんぶだっこしまくった糞社長のせいだ。
648名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 17:24:58 ID:L6UmVqsW
明らかにセガのせいです。
649名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 19:29:42 ID:01Nt7mPd
フィーバーはゲームとしては普通に面白いけど魔導キャラを排除したのは許せない
だけどそもそもコンパイルを倒産に追い込んだアホ社長こそが諸悪の根源であるわけで・・・

そんなことよりキキーモラのエロまだー?
650名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 19:35:47 ID:L6UmVqsW
別にコンパイルが倒産しようが、魔導キャラがセガに移っても
魔導キャラとして生き続ければよかったんだが
それを殺したのがセガ。

コンパイルの倒産とこれとは全く別の問題であって、
魔導とフィーバーと分離したのはセガのせいであることに間違いない。
651名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 19:46:08 ID:JjmOib37
>>ID:L6UmVqsW
粘着乙
652名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 19:57:20 ID:L6UmVqsW
はぁ?
653名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 19:59:12 ID:E6WdG5rM
ふぃばヲタは帰れよ
654名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 20:02:36 ID:+5CoJIJO
みなさん!ここはエロパロ版ですよ!!争っている暇があったら神に投下を望みなさい!!
655名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 03:17:17 ID:VE1byTDF
シェアルかサタアルきぼん
656名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 07:14:08 ID:XvONe1Yo
アルアルかルルルルキボン
657名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 18:29:22 ID:WiU/zlnC
アル「なんかさー、最近ボクって仲間はずれだよね〜」
宿の一室でアルルとラグナスは酒を飲みながら話していた。
ラグ「へ?」
アル「だってさ〜、ルルーとシェゾって喧嘩するわりにはいつも一緒にいるしさ〜」
ラグ「それいったら俺も一人じゃないか?」
アル「ボク知ってるよ!ラグナスもシェゾもルルーの胸とかお尻とかずっと見てるでしょ!ボクって相手にもされないで一人ぼっち!」
ラグ「は?!」
アル「ルルーもさ〜自慢するくせに気付いてないんだよね〜。見てるの!二人ともどっか勝手に抜けてくのもしょっちゅうだし!」
ラグ「そ、それは・・・男の性であって・・・」
アル「男の人ってやっぱりおっぱい大きいほうが好きなのかな〜」
ラグ「そ・・・そんなことないよ!」
アル「あ、でもね!ルルーよりボクの方が勝ってるとこあるんだよ!」
ラグ「?(歳とかか?)」
アル「あのね〜、お風呂でみちゃったんだけど、ルルーって毛深いんだよ!毛蟹!毛蟹!」
ラグ「(ブッ)」
アル「ボクはあんなに毛深くないもんね〜・・・ってラグナス??」
ラグ「ごめんっ、もう限界」
恥じらいを知らないのが仇となる図。
スマorz
658名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 21:39:10 ID:w8hhyn1i
ちょ、アルルw毛蟹ってwww
しかし毛深い女は情も深いというんだぞ!
659名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 23:13:33 ID:0bzqVnx0
>>657
可愛いwこの感じでラグアルとシェルルに持ち込んで欲しいw
660名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 00:09:42 ID:I2431e2j
そーいやラグアルって見たことないな。
誰か試しに書いてみる勇者はおるか!

自分はエロ苦手なんで無理。
661名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 00:20:07 ID:2sTVICMp
真・魔導のじゃなくて、ぷよの身勝手な偽勇者のラグナスで。
662名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 00:44:57 ID:Vzh8pvku
ここはエロなしじゃあやっぱダメなのかね?
エロなしのカップリングのSSは無理か
663名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 02:06:19 ID:sKf8v4UR
ここはエロパロ板だぜ
664657:2007/03/07(水) 09:37:21 ID:aonjUUf1
小ネタ2
アル「あ、キノコだあ〜」
シェ「それは食べれる種類だな」
アル「ほんと?!たべちゃお〜♪」
シェ「まあまて。美味しい食べ方を教えてやろう」
アル「うんうん」
シェ「まず下からゆっくり舐めあげろ」
アル「(ベロー)こお?」シェ「そうそう。そしたらかさの端の部分を小刻みになるべく早く!」
アル「(チロチロ)う…うん」
シェ「飽きたら先端を勢いよく吸うんだ!」
アル「(味しないなぁ?)」
シェ「吸ったまま上下に顔を動かす」
アル「(唾の音がするなぁ)…ねえ味しないよ?…」
シェ「種類によっては白い汁が出るんだ」
アル「へぇ〜、みんなこの食べ方知ってるの?」
シェ「ルルーはもうワンランク上の食べ方ができるぞ」
アル「わ…ワンランク上?」
シェ「パイズリといってな…」
ルル「ちょっとアンタ!アルルになんてこと教えてんのよ!」
アル「ルルー!」
シェ「何って美味しい食べ方について」
ルル「アルル!今のは忘れなさい!いいわね?!」
アル「うん!でさ、ルルー、ワンランク上の食べ方見せてよ!」
ルル「(全然人の話聞いてないわ、この娘…)」
シェ「困ったな…キノコがない(にや)仕方ない汁が出るキノコを使うか」
アル「やったあ★」
ルル「私はまだ何もいってないわよ?!…って、いやあ〜!何出してるのよ変態!」
アル「ほえ〜、やっぱりシェゾってキノコはえてたんだ〜」
シェ「ラグナスもはえてるぞ。確認連れてこい(もみもみ)」
アル「ラジャー!」
ルル「(服を脱がされる)なんでこんなとこでやるのよ〜」
シェ「っていってる割にはもう濡れてるのなww」
アル「つれてきたよ〜」
ラグ「(いきなり集合かかるなんてなにか急…)?!」
アル「あっ!キノコってそんな使い方もあるの?!」
シェ「穴に突っ込むと気持ちいいぞ(パンパン)」
ルル「あんっ…アルルに見られてるじゃないっ!」
アル「わかった!ラグナスはどこにキノコはえてる?」

無駄に長い
665名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 11:09:08 ID:JIcZryS4
変態魔導師GJ
666名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 15:04:04 ID:PwoeVoh/
うわぁシェルル良い!
667名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 23:06:26 ID:O5r/HF/z
>>657>>664
面白かったです。GJ!

ところで、「毛ガニ」ネタって・・・
もしかしてドラマCD(キャストがPCエンジン版のヤツ)お持ちですか?
♪ 毛ガニ・毛ガニ・も一つオマケに、毛・ガ・ニ ♪
ロクに毛も生え揃ってないガキが、ナマ言ってるんじゃないわよ〜!
・・・ってか〜?

あのCDはサタ&ルルがものすごい過激発言をしてましたな。
「××(ピー!)がネチョネチョになるまでこねくり回して〜、結局泊まって行くのよ〜♪」とか・・・
668657:2007/03/07(水) 23:46:52 ID:2gGKgsv5
台本形式でスマン。GJがもらえて嬉しいよ。
小説にしようと思えば出来たんだが面倒だt(ry
>>667
ネタがわかってくれる人がいて嬉しいです。
そうです、それです。ばよえ〜ん!です。
あれを思い出して書きました。
なんかサタルルって感じのCDだったな…。
669名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 15:52:42 ID:otiRWbyC
確かぷよぷよの版権はセガにあるけど魔導物語の版権はアイキにあるんだっけ?
アイキがシナリオとか設定をきちんと構成して魔導物語の新作でも出せば醜い争いも消えるだろうに。
670名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 15:55:27 ID:qh0a3lfW
しかしアイキが存在してるのかが怪しくなってる昨今
671名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 20:16:37 ID:33+KLigo
>>669 >>670
ttp://www.amusement-center.com/compile/comic/index.php?itemid=14

魔導他、アイキが持ってた版権は今は全てD4エンタープライズのもの。
672名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 01:40:24 ID:SZ3iybIX
何でこうもキャラを一新しようとするかねぇ
673名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 02:11:20 ID:5SXMU9K3
(ぷよに登場した)魔導キャラの版権をセガが握っていて、コンパイルは使えないから。
674名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 02:15:04 ID:k+DejXGQ
キャラを売ったのは仁井谷自身だけどね
675名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 21:56:47 ID:+pLE0PdQ
キャラ売られても、ちゃんとゲームに生かしてくれれば文句はないんだが
殺したのはセガだからな
676名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 22:44:39 ID:k+DejXGQ
まぁ借金返さずに先延ばしと誤魔化しと揉み消し行為に走った会社だったんだから、
そんな会社のキャラを活用しようとは思わないよな。
677名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 23:18:09 ID:1rFi+lDx
古参のコンパイルオタに媚びてもメリットなんかなにもないしなあ
678名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 01:29:42 ID:OE5Mp2UZ
サタンさまぁ〜
679名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 10:40:34 ID:kV6/WQre
>>676
だが、そんな会社の「ぷよぷよ」は使っている件。
良いものは良い。
680名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 23:16:20 ID:OpqfdpFK
キャラクターが変わってしまって悲しいっていうのもあるが
形はどうであれぷよぷよというゲームを取り入れて、新しいぷよファンを増やしてくれたのは喜ぶべきだな。



ルルーたん…
681名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:17:15 ID:0ZC2fR4u
単にアンチコンパイルのセガファンがぷよをやるようになっただけですが。
682名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 21:09:18 ID:rlDPZuMd
???
683名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 22:36:39 ID:45fR6X7c
そろそろえっちい小説が読みたい…
684名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 21:43:43 ID:6Q3srQe9
誕生日記念で、誰かがシェゾ物を書いてくれるんじゃないか?と小一時間
685名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 22:36:01 ID:aJVRx4M5
誕生日記念でシェゾがすけとうだらに犯される話か。それは読みたいな。
686名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 23:44:38 ID:vxt+cO9L
シェゾの誕生日のご馳走は、前菜がウィッチとセリリで、メインディッシュはアルルらしいぞ
687名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 23:54:43 ID:JXHlq+IN
>>686
ルルーたんは?(´Д`;)
688名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 00:03:39 ID:fkj4uJLs
ルルーたんのおっぱいはデザート
689名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 00:19:35 ID:otMxUU8o
ルルーたんのおっぱいにクリームのせて、さくらんぼも一緒に食べたい…
690名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 01:54:40 ID:SOZkxNko
>>686
書いてくれ
691686:2007/03/15(木) 22:14:53 ID:fkj4uJLs
>>690
むしろ俺から頼みたい
692名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 10:02:17 ID:5xzfUorU
90年代はコミケとかでシェゾのコスプレをすればアルルのコスプレした女子からモテる
と勘違いしたチビガリのキモオタが山のようにいたという噂
693名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 12:08:10 ID:ftrIFIoQ
あの白い服はシェゾだから似合うと思うのだが。
つか普通は似合わん。
694名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 02:29:56 ID:XBMWs3Jn
サキュバス「これでどうよ!」(仮)
シェゾ「いかん!クセになってしまいそうだ!!」
ttp://blog88.fc2.com/t/tkhs31569/file/20070317022854.png
695名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 02:39:53 ID:5j8ct15Q
アルルがサキュバスに超ハードSM調教されるSSきぼん
696名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 01:20:34 ID:DwqTmyCF
ウィッチ「嘘よ!」
ttp://blog88.fc2.com/t/tkhs31569/file/00000003.png
ルルー「ごめんね、自白剤打っちゃったの」
697名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 07:48:20 ID:oTvY1O4G
シェゾの誕生日のエチーな小説マダー?
698名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 02:41:54 ID:W71QojdU
>>697
構想はあるんだが、えっちぃシーンをうまく書けないorz
699名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 07:01:45 ID:a5r4EzGm
台本形式でもなんでもいいからうpしてくれまいか
きっと描写があまりないほうが個々に妄想しやすいんだぜ┐(´ー`)┌
700名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 10:45:21 ID:Vj8uHkOv
700get
701名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 23:49:41 ID:0s875ORV
セリリの友達カードをもらうかわりに性的なことを要求する変態男
702名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 00:00:50 ID:a5r4EzGm
サタンに近付かない・アルルの邪魔をする代わりにルルーを性奴隷にする変態男
703名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 14:09:25 ID:iJLVHPRy
アルルとウィッチのレズ現場を目撃して脅迫して男の味を教え込む変態男
704名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 17:21:41 ID:9+DHeogR
変態男にシェゾを代入
705名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 15:49:13 ID:M3wY4Jhs
変態男・映画化決定
706名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 01:26:28 ID:DgE1V1Wf
セリリなら友達になるという条件ならほとんどのことをしてくれそうな
希ガス。という訳で性的なことを要求してみる変態男。
※文章は製作中のものです
707名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 23:35:35 ID:3frxbr3X
ほしゅ。
708名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 12:29:31 ID:POylkie5
age&保守
709名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 09:44:45 ID:U8ZQT73w
ところでここの保管庫ってどうなってるんだ?
710名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 14:40:30 ID:47VRFfZa
更新止まっちゃってるみたい
711名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 18:53:34 ID:U8ZQT73w
更新してくれないのかな…
712名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 21:59:58 ID:rgcrqQ11
気長に待てというヤツだ
713名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 22:43:14 ID:RH7S9gYQ
神降臨マダカナー
714名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 10:04:03 ID:G48TVDz5
ほしゅ
715名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 10:06:29 ID:6VwoqoCO
シェアルサタルルのエチーな小説マダー?
716名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 12:02:49 ID:4T7tWa/r
シェアル←ラグの三角関係話…
717名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 14:48:18 ID:wdeN4HGF
ラグナスがシェゾをレイープする小説マダー?
718名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 15:09:29 ID:KpJcRSXa
シェゾとラグナスが>>717をレイープする小説マダー?
719名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 18:48:23 ID:4T7tWa/r
アッー!
720名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 02:04:27 ID:kTOeXJqQ
>716
いつの間にかシェ&ラグ×アルルの3Pに縺れ込んでたりする小説マダー?
721名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 23:33:46 ID:AEJowG3i
むしろシェゾとラグナスだけの世界になってアルルがのけ者にされるが
むしろ二人の行為にハァハァしてオナーニだけするアルルの小説マダー?
722名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 00:18:56 ID:c8pPFIjF
むしろシェゾとラグナスがアルルを回す
723名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 17:53:11 ID:l3rFI15G
むしろシェゾとラグナスをアルルが犯す
724名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 00:11:12 ID:Cn/U/lGz
ラグナスとアルルで喧嘩ばっかりするルルーとシェゾにお仕置きする話キボン

発想の転換。
725名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 18:07:24 ID:HrSoRn4g
ラグナスとルルーとシェゾが、戦闘で逃げてばかりの役立たずなアルルを縛り上げてお仕置きする話をきぼんする
726名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 00:28:54 ID:qXM+ZZZg
ラグナスとルルーとアルルが、戦闘で負けてばかりの役立たずなシェゾを縛り上げてお仕置きする話をきぼんする
727名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 17:00:07 ID:3qMZc9oK
ルルーとアルルが、ラグナスの魂が宿ったシェゾを意味もなく縛り上げてお仕置きする話をきぼんする
728名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 21:04:06 ID:u+0hxsF6
>>727
それだ
729名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 01:09:18 ID:hnnW5R+U
ほす。
730名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 23:49:44 ID:aGlUXzm1
ほっしゅ


リアルにシェゾみたいな顔はいいんだけど変態、みたいな椰子が居たらどうなるんだろう。
てわけで全裸の女性陣にイジメられ放題のシェゾキボンヌ
731名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 03:18:38 ID:UcE2wdzW
監禁王子みたいになるんじゃね。
豚箱まっしぐらなことは間違いない
732名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 14:27:35 ID:Mlqlv7V6
秋葉でモテるかもね
733名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 22:37:20 ID:WWMdVUNV
豚箱ワロスwwwww
でもシェゾって一応、 魔導力 が欲しくて付け狙ってるんだよね(ここのSSではすっかりその気配無いけどw)?
ああいう感じので現代にも適用できそうなもの……何だろう。才能とか技術がほしい、てのもアレだなぁ
そういう意味ではサタンのが危ない人だなwテロリストww
「へいわなせかいに あきあきしていました」とかってwwww

さてはてじゃあ一番まともな現代人っぽいのは誰だろう。
案外ルルーか……?






まともな現代人っぽい人が危ない人にSMプレイ…ありやなしや。
734名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 18:48:18 ID:x3f4vTX8
ほっしゅ
735名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 10:48:00 ID:7CTiRZHP
>>733
真魔導のシェゾはアルルの魔導力を奪えないと分かっていながら魔力を狙っている振りをしている。
まぁこれは公式の設定ではなく織田独自の妄想設定だろうが。
736名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 13:33:58 ID:HOfBJ5iw
だからなに
737名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 14:03:21 ID:E9yUiN64
魔導の設定なんて曖昧なものさ。
唯一揺ぎ無い設定なのはルルーのおっぱいの柔らかさは最高だという事だけさ。
738名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 14:27:22 ID:wTFJUirp
うん、で?
739名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 09:58:25 ID:vQv8NsK5
>>736>>738
でら ご機嫌ナナメだが
---
あっそ
---
何だ。テストで赤点でも取ったのか?
---
知らねーよ
---
そう拗ねた返事ばっかりせんと、言いたいことあったら言っときゃあ
---
は?
740名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 16:33:51 ID:rzvfusSo
>>737
だなww
741名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 17:26:44 ID:SWAppZRW
age、sage
742名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 21:39:03 ID:Ol7gPw6k
ぷよぷよで好きなキャラクター投票
http://www.37vote.net/game/1177149149/
743名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 17:56:08 ID:7TCko8z1
このスレも終わりだな(´・ω・`)
744名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 00:55:33 ID:k22Elsh6
終わりでいいと思うよ
745名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:07:40 ID:6hLrfSv8
有終の美
遺憾だけど、最終回てことで1000行くまで大切に使お。
746名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 01:03:25 ID:rA24Dby/
最終回か…淋しいな…
盛り上げないとね
747名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 22:34:32 ID:BjWUeuR8
じゃあ1000取り合戦スタートさせるか。
747ならアルルは俺の嫁
748名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 22:53:03 ID:0CUR6soF
ぐ〜 =:D
749名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 16:54:56 ID:R8vJZIE8
>>752
それだけはやめてくれ
750名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 21:35:33 ID:1R5N9rr1
ぉう゛ぇ!

とりあえず終わるまでに煮詰まったらシェアル投下するんだけどさ、スレ終わってたらどこにやればいいと思う?
751名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 22:06:20 ID:FSUsZl0i
新スレ立てればいいと思う。
ただし、コンパイルのぷよ・魔導オンリーのスレで。
752名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 00:08:07 ID:2JGIWNrI
>>751
まて、そのルールだと幻世シリーズやジャンプヒーローとか
筋肉で遊ぼうのキャラでエロパロSSが投下されないではないか。
753名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 02:23:37 ID:FXJ8xiu/
ちょ、>>749

じゃ、最終回だから、諦めてくれ
754名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 20:36:19 ID:Iqd2xq6X
750じゃないんだが、結構長めのくせにエロ短め目のSSを書いているんだけど
なんせ書くの初めてなんで勝手がよくわかりません。容量とか。
書き終わった時点で900とか過ぎてたら投下せず諦めたほうがいいのかな?
755名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 22:44:08 ID:S/ckX7nk
「今書いてます」とか投稿予告するやつがまともなもの投稿した試しはないのだよ
756夜灯す明かり:2007/05/16(水) 02:01:31 ID:0L0RaNE7
んじゃ空気読まずに途中投下。続きは気が向いて、このスレがあったら書くお。
シェゾ×アルル途中

それは、たまたま不幸な偶然が重なっただけだったんだ。
言葉で誤解されるのも、全力を尽くして完膚なきまでに負けるのも、無念だがいつもの事だしな。
いつもと違っていたのは、何だったんだ。
勝敗が決した後の、アルルの行動か?それともそれにうっかり乗ってしまった、俺の行動か?

とにかくいつもとは違う結末が、今ここにある。
いつものように、抗っても変えられない、決まりきった未来のような。


順を追って思い出してみるとしよう。
まず、いつもどおり郊外に居たアルルに、勝負を挑んだ。

「お前が欲しい!」
「あ、シェゾ。ソコだけ聞くと、どうしても変態にみえるよ〜」
なれた調子で、にこにこと酷い事を言ってくれる。
「やかましい!さっさとお前が魔導力のすべてを俺に渡せば済む事なんだっっ!そうすれば変態呼ばわりもされなくなる!お前に付きまとうことも無い!さあさっさと魔力をよこせ!」
「つきまとってる自覚はあるんだ?」
「なっ…」
更に追い討ちをかけるように、少し気にしている事を言ってきた。
「それに、いつも思うんだけどさ、開口一番に『お前が欲しい』ってのは言うけど、『魔力が欲しい』って言わないよねぇ?」
「そ、それは………」
「ひょっとして…」
思わしげにこちらを上目遣いに眺めやりながら、ゆっくりと近づいてくる。
「ひょ、ひょっとして……?」
何か、持ち前の不思議な勘のようなもので、こちらの不利になるような何かを察知したんだろうか。意識せずとも、じりじりと迫ってくる対象に後じさりしている。
あまりこのように押されるのは好きじゃない。特に、相手が攻撃してくるでもなく、迫ってくるような状況は、特にだ。
「シェゾって…」
「お、俺って……?」
こめかみに汗が伝う。

「……恥ずかしがり屋さん?」

      「…………はああ!?」

「…っ何がどうなるとそういう結論になるんだーーーーーーっ!」
「て、うわあぁあぁぁ、ちょ、あぶないっ、ジュゲムっ!!」
思わず全力でアレイアードをぶっ放しそうになった所で、ジュゲムを喰らい、俺は町に連行された…ようだ。
757夜灯す明かり:2007/05/16(水) 02:02:12 ID:0L0RaNE7
ようだ、というのは、気がついたら町の安宿に寝かされていて。
「あ、起きた〜?気付け薬にどーぞっ」
かつ、酒でも飲んだみたいにくらくらした状態になっていて。
多分アルルあたりが移動の際に力を使いやすいよう、魔導酒あたりを飲んだついでに、俺にも飲ませたんだろう。
今差し出されているのは、多分普通の酒なんだが。
アルルのような小娘が飲むもんじゃないと思うんだが、魔導師に酒は案外相性がいいらしい。見ている前でカパカパ飲んでいる。
「おい……」
流石に水のように飲むものじゃない事は、受け取った杯の匂いでわかった。
「で、なんでこんなところに運んだんだ?こんな所に連れ込まれる位なら、放り出しといても構わなかったぞ俺は…」
どんな町にもあるような安い宿、それは流れ者たちのための側面と、もう一つの側面を持つものがあって、こちらは後者の向きだ。当然、俺の趣味ではない。おそらく、こいつの趣味でもないだろう。あんまり得意そうな空間ではない。
「んーとね、さっき言いかけてた事、聞こうと思って!」
……はて。

「覚えてないぞ」
「うそー、さっき確かに、結論はどうだとか言ってたよ!」
何を言ってるんだこいつは。
「お前が、勝手に、変な結論を、つけたんだ。俺は、何も!言ってない!」
それとなく心に浮かんだ、ひとかけらの感情を封鎖に掛かる。何かの予感がした。
「むう〜! じゃあたまには、ぷよぷよじゃなくて飲み比べでもする?」
「ふん、構わないが、つぶれた後の責任はもたんぞ」
「じゃ早速シェゾからだよ!」
「ん。……(ゴクゴクン)ふっ」
「いっきまーす!(ゴクッ)」

……というパターンで飲んでいて、明らかにアルルのほうがあらかじめ飲んでいたのに、俺が先に飲めなくなった。どんな体してんだ、お前。
「も……お前の勝ちでいい…腹に溜まってタプンタプンするみたいで不快だ」
「やった!じゃ、ね、『お前が欲しい』!!」
「……俺の何が欲しい」
「全部」
「断る」
「だいあキュート…」「待てコラ」
ああ、酔ってるんだな、アルルよ。お前の口からそんな事を聞く日が来るとはな。だが俺も相当酔ってる。
増幅の呪文と、その後に来るだろう攻撃呪文を防ぐために、小柄な体共々ベッドに倒れ臥した。
758名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 13:28:07 ID:7k6/hGL8
「続きは気が向いたら書く」とか言って完結させたやつがいた試しはないのだよ
759名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 22:55:29 ID:2N5Kel+D
途中放棄のSSまで貼られるし本当にこのスレ終わりだな。
760名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 01:29:38 ID:9fDlRPIE
>>750
もし本気で投下する気なら締め切りはレスが1000に到達するときまでが良いと思う。
本気じゃないなら一人でひっそりとオナニープレーしといた方が好い。

次スレない。
761名無しさん@ピンキー :2007/05/18(金) 16:05:21 ID:nsCXvyY4
なんて「素直じゃない」住民ばかりのスレなんだw

>>750
GJ!!
続き楽しみにお待ちしとります〜。
762名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 17:44:33 ID:b2dUqoHn
>>761
そっ…、そんなことないんだからね!///
763名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 01:13:04 ID:keVBF10I
>>762に萌えた。
764名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 23:34:13 ID:A2F3X4g9
そういえばドラマCD(キャストがPCエンジン版のヤツ)でも
アルルは「ザル」を通り越して「枠」だったんだよねぇ。

っていうか・・・シェゾ、何故あんただけがそんな事を知っている?w
呑ませてつぶしてあんな事やこんな事をしようと企んだが、逆に潰されたとか?
765名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 03:28:14 ID:4R4DQ1Yp
>>764
ドラマCDはみんな魔導劇団のメンバー(役者)って設定
シェゾも台詞の練習してたし
打ち上げで飲んだことがあったんだろう

って程度しか思ってなかった
766名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 03:30:23 ID:4R4DQ1Yp
ゴメsage忘れorz
767名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:15:12 ID:1k2SRRnE
アルル投下します。
ぷよにあれこれされる話なので人外が相手なの苦手な人はスルーお願いします。

暖かく爽やかな南風を感じながらアルルは初夏の街の中を歩いていた。
ここのところいい天気が続いていたので掃除や洗濯も量がなくすぐ片付いてしまうので
たまには街に出てウィンドウショッピングでもするかぁ、と散歩に出てきたのだ。
お金はないので欲しいものがあってもがまん、と見るだけにして。
いい天気だなぁ、とアルルは伸びをしながら歩く。
もう少し歩けば右手にウィッチの店がある。せっかくだから冷やかしにいこうかな。
目的も決まれば足取りも速くなる。自然アルルは駆けるようにウィッチの店に入っていった。
からんからん、とドアについた来客を告げるベルを鳴らしながら。

薄暗い店の中に入るとどうやら先客がいたようだった。ウィッチと何か話している。
「やっほー、遊びにきたよー!って、あれ?」
アルルは目を丸くした。ウィッチの店に誰か来ること自体珍しいのに、来客がシェゾなんて。
「珍しいね、シェゾがここに来るなんて」
「アルルか、今仕事の話をしているからちょっと後にしてくれ」
「仕事?」
「ごめんなさいねアルルさん、もう少しで終わりますから…」
二人は話の内容が気になって仕方がない僕を無視してまた会話に戻ってしまった。
なんだか、置いてけぼりにされているようでちょっとだけ面白くない。
けれど仕方が無いから来客用の椅子に腰掛けて二人の会話に耳を傾けることにした。
「この袋の中に捕まえた黒ぷよを入れられるだけいれてくりゃいいんだな?」
「ええ、ご存知のようにあの森は今の季節黒ぷよが来るということで
 立ち入り禁止になってますのでそこの許可証を忘れず持っていって下さいな」
どうやら魔物捕獲の依頼をシェゾに出して、その内容について説明しているみたいだった。
おそらく僕の目の前にある机に詰まれている、寝袋のような袋に首から下げられるパスケース、
妖しげな粉薬が入った瓶が話に出てきた仕事に使う道具なんだろう。
768名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:17:01 ID:1k2SRRnE
「で、ギャラだが…」
「1匹につき1200でおねがいいたしますわ」
「おいおい、あれを捕まえるのに一匹1200は少ないだろう。2000くらいよこせよ」
「うーん…じゃあ、1400…」
「1800」
「1500、これ以上は無理ですわよ」
「しょうがねぇな・・・」
「商談成立ですわね。ではその机にあるのが許可証に捕獲用の袋としびれ薬ですわ。
 これで生け捕りにして下さ…」
アルルはその金額を聞いて思わず二人の話に割り込んだ。
10匹も捕まえればさっき見つけた可愛い服にセットで靴をつけて買ってもお釣りが来る!
さらに普段入れない場所に入ることができるなんて…!
「ね、ねぇねぇ!い、1匹1500?!しかも普段入れない森に入れるの?僕もやるやる!!」
僕がそう言った瞬間にものすごい勢いで二人がアルルを止めに入りにくる。
「ア、アルルさんには無理ですわよ!」
「お、お前なあ…ぷよといっても黒ぷよはその…女にはものすごく危険だろ?やめとけやめとけ!」
「それにあそこは女性は不可侵の場所だと習ったの覚えてませんの?!ずぇったいに駄目ですわ!」
二人がまくし立てるように駄目無理と言うものだから、アルルはかえって意固地になってしまった。
「でも同じ魔法使いで女の子のウィッチは許可証持ってるんでしょう?なんで僕が駄目なのさ!」
「だーかーらわざわざ私じゃなくてシェゾに頼んでますのよ!だって黒ぷよは…ゴニョゴニョ」
なぜかウィッチは急に勢いをなくしてもごもご言っている。
それが何かを隠しているようで、さらにアルルは面白くなくなってしまった。
「わかんないよ!僕にいつも負けてるシェゾが良くて僕じゃ駄目って!馬鹿にしてるんでしょ!」
アルルは机に置いてあった袋と薬、それから許可証を引ったくって店を飛び出してしまう。
「ア、アルルさんっ!まってくださいまし!」
「あ、あの馬鹿!しらねーぞ!」
「シェゾさん!もう一式道具がありますので持っていって!アルルさんを見つけたらお願い致しますわ!」
「ああもう!なんでこうなるんだ料金割増にするからな!」
シェゾが道具を引っ手繰るようにとっておいかけたが、アルルの姿は遠く既に店から見えない。
ウィッチは一人店で立ち尽くしながら、深いため息をつき待つしかなかった…。
769名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:18:04 ID:1k2SRRnE
「やったー!これで12匹!」
森に入って5時間、アルルは夢中になって黒ぷよを狩っていた。
最初は陰も形も見えなかったぷよが、森の奥に入るにつれて自分に攻撃してくるようになってきたのだ。
とばしてくる粘液をかわしながら素早く薬をかけるのにはじめは苦労したしつい魔法で攻撃しそうになってしまったが、
時間がたつにつれてこつを掴んだのか難なく捕まえられるようになってきた。
「しかも1度に3匹も捕まえられるなんて!うー、これで新作のワンピースが買える!」
アルルはうきうきしながら動けなくなった黒ぷよを袋に詰める。まだまだ袋に余裕はあるけれど結構ずっしりと重い。
さっきなんて複数で攻撃してきたから何回か粘液や体当たりを喰らってしまった。
やけに取れ難いその粘液には毒でもあるのか、妙にその部分が熱くて水浴びしたくなってしまった。
もう日も暮れるし、疲れてきたしさっきから敵が集まってきているような気がしたから戻る準備をしよう。
これだけ捕まえて帰ってくればあの二人だって見返すことができるしね。
そう思いながらしっかりと入り口を縛った袋を肩に引っさげて立ち上がった瞬間、後ろから黒ぷよが頭にぶつかってきた。
「い、いったぁ〜い!」
なんでこのぷよはやたらに素早くて堅いんだ、そのくせ捕まえようとするとグネグネして捕まえ難い!
痛む頭をさすりながら薬を撒き散らす。しゅうう、と湯気を立ておとなしくなった黒ぷよが草に横たわる。
袋を置きなおして入り口を開け、ぷよをもう一匹詰めようとした瞬間後ろにいた黒ぷよに足に粘液をかけられた。
「も、もう!っと、っとっとっと…」
足に絡みついた粘液が足元を滑らせ、前のめりにつんのめってしまう。
「うわっ!?」
黒ぷよはその隙を逃さず、蓋をしたままの薬の瓶を持つ右手に絡み付く。
包み込むように黒ぷよは右手を飲み込み、アルルに攻撃を許さない。
「や、僕の手が!こ、このっ!離れてよ!」
いくら手をふっても木にぶつけても黒ぷよは離れない。
それに何匹か、様子をうかがっていたのか集まってきた黒ぷよがアルルに近づいてくる!
「ま、不味いなぁ…」
薬が使えない状態で複数に襲われたらいくら頑丈なアルルでもひとたまりもない。
こうなったらこのまま森を抜けるまで走って逃げるしかない!
「うわぁっと!」
袋を掴んで逃げるアルルを黒ぷよたちが追いかけ何度も体当たりしてくる。
黒ぷよをかわしながら奥に入りすぎた自分を少し後悔したが後の祭りだ。
右手の黒ぷよが邪魔で仕方がない上に、そこが熱くて仕方がない。
粘液をかけられたところもじんじんとして、その熱さが走るアルルの息をさらに上げさせる。
770名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:19:00 ID:1k2SRRnE

薬だけは手放すまいと右手の指をぎゅうと握るが、
右手の黒ぷよが少しずつ指の隙間から侵入して瓶を奪おうとしているのがわかる。
「あ、あああっ…!しまったぁ!」
左即頭部に体当たりしてきた黒ぷよをかわす時に右手をつこうとして、つい瓶を離してしまう。
仕方なく右手の瓶をぷよごと引き剥がす。
「くっ」
右手に気をとられたのが災いして、両足に黒ぷよが絡みつくのを許してしまう。
動きが鈍くなったアルルに、前後左右から体当たりをかまし、両手足の自由をうばっていく。
とうとうアルルは黒ぷよに身動きが取れない状態にされてしまった。
「やっ…離れて!」
体を起こそうとするが黒ぷよは身体を堅くし、地面と癒着してアルルに体を起こすことすら許さない。
身をよじることしか出来ないアルルに、集まってきた黒ぷよが身体にじりじりと近づいていく。
何をされるのかもわからずに恐怖と不安に身を堅くし、叫ぶことしか出来ない。
「やだ、やだぁぁ!」
悲鳴も虚しく、黒ぷよ達が粘液をアルルに撒き散らしながら乗っかってきた。
「えっ…」
にゅるにゅるとした冷たい黒ぷよの感触が、ひんやりとアルルの肌に触れる。
冷たいはずなのに、ふれたそこがじんじんと熱くなっていく。
「な、なにするのっ?やだぁ、やめてよぅ!」
腕に、脇に、背中に、わき腹に、顔に、首筋に、耳に、脚に黒ぷよが這いずり回る。
そのたびに、くすぐったいような、ぞくそくするような妙な感覚がアルルの背中に走った。
ふれられて熱くなったところから黒ぷよが別のところに移動すると、
空気に触れてひんやりとするのにじんじんと熱いような感じもする。
また別の黒ぷよがその部分にからみつくとさらに熱くなって、熱くて変なのに…なのに…
初めての感覚にアルルは身を震わせた。
さらにゆっくりと黒ぷよは服の隙間から中に進入していく。
「あ、あああ…な、なに…?ぼく、どうなっちゃうの…?」
初めそれが快感だなど性に無知であり自慰行為もしたことのないアルルにはわからなかった。
「はぁっ?!や…ぁ…」
黒ぷよの一匹が服とアーマーに守られた胸に触手のように身を細くして入り込むと、
すでに堅くなった乳首をプルプルとはじくように弄繰り回す。
「ああっ!だめぇ!やぁ、や、だぁ!」
アルルが強い刺激を感じて背中をのけぞらせる。
その反応に黒ぷよたちがいっせいに上半身へもぐりこもうとし、
無理やり入ろうとする黒ぷよたちにアーマーは破壊され服も破けてしまう。
羞恥を感じる暇もなく黒ぷよがさらに集まって露出された肌にあつまっていく。
守るものがなくなったアルルの胸に、黒ぷよたちは容赦なく刺激をくわえていた。
柔らかい胸は絶えずもまれ変形し、先端は争うよう群がられこすりあげられた。
「あ、あ、…んぁっ、だ、め…」
さらに遅れて集まってきた黒ぷよたちが、アルルが反応する場所に思い思いの攻撃を加えていく。
背中をなぞり首筋を舐めるようになで、臍をもぐりこむように愛撫し、脚にねちっこくからむ。
771名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:19:55 ID:1k2SRRnE
僕…まさか…黒ぷよに犯されちゃうの…?
黒ぷよは人が感じる場所がわかるのか、アルルが強い反応を示す場所に特に群がるようだった。
「やだよ、こんなの…助けて、誰か…ああ…あっあ…」
屈辱と羞恥にぽろぽろとアルルの目じりから涙がこぼれる。
せめて声を出さないように歯を食いしばって耐えるが、それで助かるわけじゃない…
体が反応するのをおさえつけ、これは感じてなんかない気持ち悪いだけと言い聞かせつつ、
体から湧き上がってくる感覚に自分がどうにかなってしまうんじゃないかと思った。
そして、一匹の黒ぷよがスカートの中、
ふとももを守るスパッツにもぐりこもうとしているのに気が付いてはっとする。
「んんん!それだけは、やだ、だめっだめだめだめぇー!」
いくら無知とはいえ、アルルだって今自分がどんな状況かわからないほど無垢な少女ではない。
その…このぷよたちは性的に自分を攻撃していて…
自分が何をされているのか、何をされそうになっているのか考えるだけで耳が真っ赤になる。
何とか脚をぎゅうと閉じて黒ぷよの進入を食い止めようとするが、
そんなアルルをあざ笑うかのように少しずつ、少しずつ黒ぷよが脚の付け根に近づいていく…
「んっ、あっ、く…やめて…」
焦らすようにショーツの淵をなぞりうごめく黒ぷよ。
他のぷよたちも新たな攻撃個所を見つけて、ぞろぞろと隙間から入り込み、スパッツを破いていく。
「んっ?!あああっ!」
一匹がショーツの上から濡れそぼって浮き上がった割れ目をなで上げた。
思わず脚の力が緩んだのを黒ぷよたちは見逃さず、無理やり脚を開かせる。
そこに黒ぷよの攻撃がさらに集中する。何本もの指がアルルの下半身を愛撫するような感覚に、
アルルは何も考えられなくなっていった。
「やああっ、んっ、あああ!あああん、も…許し…はぁっ…」
一匹がショーツの中に入り込み、ぴったりととじたそこに割り込んでアルルのクリトリスに吸い付いた。
「ああっ、ああっ、あああああ!」
びくん、と体の内側から大きな衝撃がアルルに走る。もう気持ちよさに声を我慢することも出来ない。
無理やり開かれたアルルの花びらを複数の黒ぷよが愛撫する。
そのたびにくちゅくちゅとあふれ出たアルルの愛液と黒ぷよの体液が混じり卑猥な音をたてる。
アルルはこんな音を立てている自分に余計興奮してしまい、さらに快感を高ぶらせるのだった。
駄目なのに、初めてなのに、こんな…ぷよなんかに犯されているのに…
そう思えば思うほど、体の中から湧き上がってくる欲情を止めることが出来なくなってしまう。
もっと快楽を与えようとアルルに入ろうとする黒ぷよたち。
我先に入り込もうと互いが互いに邪魔しあってしまい、
誰もが悪戯に入り口を刺激するだけでなかなか入り込むことが出来ない。
アルルはもっとして欲しくて入れて欲しくて声をあげているのか、
やめて欲しくて泣き叫んでいるのか自分でもわからなくなってきてしまった。
つい気持ちよさに腰を動かしてしまう。ぽろっと数匹、入り口から黒ぷよがこぼれた。
「うあああああっ!」
その瞬間、邪魔者がいなくなって入り口にしがみついていた黒ぷよが一気に奥まで入り込んだ。
772名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:20:50 ID:1k2SRRnE

既に体中を愛撫され、体液をさんざん塗りこまれたアルルは痛みすら快感に変わっているようだった。
「はうあっ、ぼくこんな、無理だよぅ!」
奥に入り込んだ黒ぷよはアルルの中をほじるように暴れまわる。
入り口を広げ、余すところなく中を攻め立てる黒ぷよに、アルルは息も忘れてよがり狂う。
「なにか、なにかくるう、なにかきちゃうよ、怖い、何、ぼ…く、あ、あああああああー!」
その瞬間、アルルは頭の中が真っ白になった。
「あああ…あ、あああっ…は…あ…」
びくん、びくんと体を痙攣させて…アルルは、初めてのエクスタシーを体験した。
あわせてアルルの中から、満足したのかにゅるりと黒ぷよが出て行く。
終わった…?と思ったのもつかの間、別の黒ぷよがアルルに入り込んできた。
「あっ…も…ほんとに、死んじゃう…死んじゃうよおぅ…」
まだ体の痙攣すら治まっていないアルルに、容赦なくぷよたちはまだまだ快楽を与え始める。
「は、ああっ、おねがぃぃ…も…ぼくぅ…だめぇ…だめらろぉ…」
ろれつすら回らなってきたアルルの身体を、黒ぷよたちは入れ替わり立ち代り犯していく。
「や…汚いよぅ…そんなところ…」
黒ぷよがアルルのお尻にまで触手を伸ばしていく。しかしアルルは抵抗する気力すら湧かない。
「あ…あああ…駄目…」
中をほぐしながら少しずつ進入し、傷みも感じさせず黒ぷよは粘膜から媚薬を吸収させる。
苦痛に近いほど感度をあげられ前も後ろも攻め立てられたアルルは更に上り詰めていく。
果てない快楽に、アルルの正常な意識はだんだんと壊れていった…。
773名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:22:00 ID:1k2SRRnE
「こっちか?」
シェゾは逃げる黒ぷよを捕まえつつ、アルルを探しながら森を走り回っていた。
警戒し逃げる黒ぷよはものすごく捕まえ難い。それこそド○クエのメ○ルキングのように。
が、女のおとりがいれば話は別で、あいつらは一箇所に集まっていくはずだ。
アルルという絶好のおとりがいる以上、黒ぷよを追っていけばアルルも見つかるはずなのだが…。
既にシェゾの袋が幾つか一杯になるほど黒ぷよが集まってきている上に、
黒ぷよが逃げる方向も一定方向になっている以上どこかにアルルがいることは間違いない。
「あっ、あそこか?!」
少し開けた場所に、黒ぷよの黒山が出来ていた。
集団で反撃されたらこっちの身も危ないので、周りの黒ぷよを薬で減らしつつシェゾは距離を詰めた。
ある程度周りの黒ぷよを減らし、アルルを助けようと近くの大木から身を隠し
アルルの様子をうかがってみようと顔だけ出して様子をうかがってみた。
…シェゾは、目の前の光景に一瞬フリーズしてしまう。
コレが…アルル?
「あ、ああっ、もっと…おくぅ…気持ちいいよぅ…」
アルルの目はうつろに、口からはよだれをたらし恍惚な笑みを浮かべていた。
ほぼ全裸で腰を浮かせ、黒ぷよに全身を愛撫され快楽に身をゆだねている。
肌は黒ぷよの粘液でてらてらとひかり、後ろと前に黒ぷよを受け入れ喘ぎ声を漏らしている。
あちこちに黒ぷよたちに破かれたのであろう服が散乱していた。
…予想できた光景のはずなのに、普段のイメージからは程遠い状態のアルルに、
シェゾは本当に目の前の女が自分の良く知る少女なのか目を疑わずにいられない。
「あああっ…また、またくるぅ…!あう…ぼく、ぼく、いっちゃうよお…」
わずかに身を震わせて、シェゾが近くにいるのにも気が付かずに達してしまったようだった。
黒ぷよもアルルに夢中でまだシェゾの存在に気が付いていない。
ごぼり、と黒ぷよがだらしなく開かれたアルルの脚から零れ落ちるように出てきた。
数時間前にはまだ誰にも見せたことがなかったであろうアルルの秘所から、
愛液と体液が交じり合ったものがこぼれ地面を濡らしている。
「ああっ、早く…入れて…ぼくぅ、ぼくたまらないの…」
自ら入り口を開いて異物を迎え入れるアルルをみて、シェゾは目をそらした。
調教用の媚薬を作るのに黒ぷよがの粘液が使われるのは知っていたが、ここまで効果が強力だとは。
心臓がバクバク言っている。自らの分身が熱を持っているのを感じて思わず自分をしかりつけた。
落ち着け…これじゃ俺は本物の変態になってしまうぞ…
774名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:22:44 ID:1k2SRRnE
息を落ち着けようとする間にも、アルルの痴態が、あられもない声が目に耳に入ってくる。
一旦そらしたはずの目が、アルルの体から目が離せなくなってしまっている。これでは逆効果だ。
シェゾは意を決して一足でアルルの場所まで飛び、アルルにたかる黒ぷよたちに薬をぶちまけた。
薬の攻撃から逃れた黒ぷよたちはシェゾを見て半分以上がさっと飛びのき逃げていくが、
せっかくの獲物を取られてたまるかといきり立った残りの黒ぷよたちがシェゾに襲い掛かる。
「お前ら、これは俺のものだ!人の獲物に手を出すとどうなるか思い知れっ!」
シェゾはもう一本の薬の瓶の蓋を開け両手に瓶を持ちながら黒ぷよたちに威嚇する。
それでも襲い掛かってくる黒ぷよに、シェゾは遠慮なく薬を振りかけていった。
もはや動くものがなくなったのを確認して、シェゾはアルルに駆け寄り黒ぷよを引っぺがす。
アルルはなすがままにされつつも身体を動かす気配もなく呆然と宙を見つめている。
時折うわごとのようにうう…という声が漏れる程度の反応しか見せない。
シェゾは構わずアルルから黒ぷよを取り除きつつ袋に詰めていった。
あまりの数にすぐ袋が一杯になってしまうが、アルルのまだ空の袋につめ全て捕獲した。
最後にアルルの開かれた脚の間にいるぷよをどうしようかと一瞬迷ったが、
その部分をなるべく目に入れないようにしつつ黒ぷよを引き抜いた。
ごぽ、と音を立てて抜かれたアルルの愛液まみれになった黒ぷよを袋に詰める。
「う…ああ…もう…おしまい…?」
アルルが焦点のあっていない目をシェゾに向ける。
アルルの何かを求めるような潤んだ目と裸を目の前にして性欲を抑えつつ
ほぼ裸のアルルにマントをかけ、目を覚ませとシェゾはアルルのほおを軽く叩いた。
「あ…シェ・・・ゾ…?」
「そーだ俺だ。だから危険だから止めろっていったんだ。帰るぞーってうおおおんむ?!」
多少周りが認識できるほどには意識が残っていたか、と安心した瞬間、
アルルがシェゾの首を引き寄せ、キスをした。慌てて飛びのくシェゾにアルルがしがみつく。
「お、お、お前っ!なななにをすっ」
「ね…シェゾ…おねがい、ぼく、もう」
普段のアルルからは想像もつかない力でアルルはシェゾを押し倒し、
シェゾの腰に自分の股間を擦り付けてくる。
あっという間にシェゾの股間がアルルで濡れていく。
胸板に形の良い乳房を押し付け、もう一度アルルがシェゾの口に口づけ、舌を割り込ませてきた。
節目がちに濡れた目が、誘うように怪しく揺れる。
流されそうになるのをこらえながら、渾身の力を込めてシェゾはアルルの身体を押し返す。
「ま、まてまてまてま」
「お願い、シェゾ…シェゾがほしいのは僕の魔道力だけだって知ってるよ…?
 でも僕、いまとってもしたいの…僕ごとあげるから…ね、いいでしょ…?」
「な、アルル、なにいって」
「ほらぁ、シェゾだってこんなに…ねぇ、ちょうだい…?」
775名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:24:41 ID:1k2SRRnE
アルルはシェゾの固くなったものに手を添わせ、服の上から唇を寄せた。
張り詰めていたものにふれられ、うっとシェゾの口から思わず声が漏れる。
お前初心な振りしてどっからこんな知識や台詞を仕入れているんだ。
あれか?ちょっと前に話題になった少コミとかいう女の子向けエロ本ってやつか?!
「わ、わかった…わかったから!してやるからまず離れて、立って後ろ向いてくれ」
「こう…?シェゾは後ろからするのがすきなのかな…?早く…シェゾ…」
してやる、という言葉にアルルは素直に立ち上がり、木に手を付いて後ろを向く。
「悪いが、このままじゃ俺の理性が持たんっ!性欲をもてあますっ!」
「え」
シェゾは後ろから思いっきりアルルの頭を闇の剣でぶん殴った。
ばごん、といい音が森に響く。
「ばたんきゅ〜」
アルルが目を星にして倒れこむ。
たんこぶが出来てしまったがこれなら当分目を覚まさないだろう。
もう一度マントでアルルの身体を包み込み、テレポーテーションの魔法を唱える。
白い光が二人の身体を包み込む…。
776名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:25:21 ID:1k2SRRnE
シェゾは黒ぷよでつまった袋を何袋も持ってウィッチの店に戻ってきた。
心配でたまらなかったウイッチはシェゾに駆け寄るが、肝心のアルルの姿が見えない。
「大漁なのはいいのですがアルルさんは…見つかりませんでしたの?!」
息を切らし店に駆け込んできたシェゾにウィッチは問い詰めるように質問を投げかけた。
「安心しろ生きてる。金は後で良いから解毒剤よこせ」
「ア、アルルさんはどうしましたのって聞いてますのよ!」
「案の定黒ぷよに囲まれてた。初めはぶん殴ってここにつれて来ようと思ったが
 荷物の重さもあったしここにつれてこられるような格好じゃなかったし
 迷ったが気絶させたまま森の近くの俺の隠れ家に放り込んできた。
 だから早く、目を覚ます前に解毒剤よこせっつってんだ!」
あっ、と返答の意味を察してウィッチは目を伏せた。
黒ぷよに囲まれて、ってことはアルルさんは…
「ひでーめにあったぞ。」
いぶしげにウィッチはシェゾを見つめる。
アルルを付けねらってるこの人には絶好のチャンスなのに、どうして…。
「断っておくが何もしてないしするつもりもない。俺はそこまで変態でも外道でもない」
「…あ、案外優しいんですのね・・・アルルさんの魔動力を奪って見捨てるなり
 解毒剤も飲ませずこっそり囲って好き放題にする事だって出来ますのよ?」
真意を測りかねて目を覗き込んでみるが、何かを隠したりごまかしたりする様子もない。
「冗談じゃない、据え膳は食わない主義だ。そこまでうえているように見えるか。
 放置したりこんな状況で手を出したらお前らに殺されそうだしな。
 …あいつには幻覚っつーことででごまかしておくからお前もそうしとけ」
ウィッチはシェゾの台詞に驚きつつ、待っている間に用意しておいた解毒剤をシェゾに渡す。
「こんなに捕まえてくるなんて予想してませんでしたから手持ちが明らかにたりませんの。
 金額は口座に1割増で振り込んでおきますわ…早く飲ませてあげて下さいまし」
解毒剤を受取り、懐に入れながらシェゾは一つ黒ぷよの袋をウィッチに差し出す。
「この黒ぷよが一番少ない袋がアルルが捕まえた分だ。解毒剤代を引いて金を渡してやれ」
さらに意外な、とても闇の魔導師とは思えない言葉に
ウィッチは目の前の変態男を少しは見直す思いで見つめた。
「以外に、変態は変態でも筋の通った変態でしたのね…」
「…なんか聞こえた気がするが帰るぜ。」
シェゾは額にしわを寄せつつ言い終えるまもなく闇にとけていった。
ウィッチは手元の本に目を落とし、今日何度目になるかわからないため息を深くついた。
777名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:26:01 ID:1k2SRRnE
黒ぷよ(クロプヨ)
ぷよの一種であるが、その生態は不明なことが多く今も謎につつまれている。
大きさは普通のぷよより小さめ。警戒心が強く、人間が近くによるとすぐに逃げてしまう。
戦闘態勢にはいると身体の表面が鉱物のように堅くなり、
粘っこい粘液を放出するなど普通のぷよには見られない行動が見受けられる。
また、魔法攻撃が一切聞かない上打撃攻撃も効き難いため厄介な相手であり、
捕獲や退治は薬物に頼らねばならない。
初夏の満月の日近くが繁殖期にあたり、生息地近くにあるいくつかの森に集まり
メスが気に入った相手と生殖活動を行うことが知られている。
繁殖期にはオスはメスを呼び寄せるために人間の媚薬に近い成分を粘液から放出する。
メスよりオスが生まれる確率のほうが高いらしく、メスを見つけるとオスが何匹も群がってくる。
気に入った相手を見つけて生殖活動を済ませたメスは早々に森から逃げ去るが、
弱いメスの固体はオスたちから逃げきれず何匹ものオスになぶられ命を落すこともある。
メスのフェロモンも人間女性のフェロモンに酷似している為、
繁殖期に人間の女性がメスに相手してもらえなかったオスに襲われ、大変危険である。
一般人の安全と種の保護のため繁殖期には森に近寄らないよう立ち入り禁止の場所が殆どだが、
オスが放出する粘液から作られる媚薬が高額で取り引きされる為密漁する人間が後を立たない。
繁殖期に生息地に立ち入る場合は政府が発行する許可証が必要である。
捕獲に特に許可は必要無いが、メスを捕獲してしまった場合戻すのが望ましい…

本には黒ぷよについての説明と、解毒剤や捕獲用の薬の作り方や、媚薬の抽出の仕方、
メスとオスの見分け方についてかかれている。
「さて…気にはなりますけどわたくしは自分の仕事をやるしかありませんわね。
 これだけ量があると今夜は眠れそうにありませんわ…」
メスの特徴について目を通しながら、ウィッチはぱんぱんにつまった袋をあけて
一応メスがいないか確認と、数を数えながら大きな鍋に黒ぷよを放り込んでいくのであった。
778名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:26:56 ID:1k2SRRnE
シェゾは悶々としながら夜をあけるのを待っていた。
さすがにアルルと同じ部屋で寝るのはためらわれ、外の木にもたれ寝転がっているのだが…
あの後すぐに隠れ家に戻ってきたシェゾはまず解毒剤をアルルに飲ませ、
体液でベトベトになった身体をぬぐいながらあざや怪我の手当てもしてやった。
裸で寝せたらさすがに風邪を引かせてしまうので自分の部屋着を着せたが、
起きた時自分の姿を見てどう思うか…ウィッチが着替えさせたことにすれば良いか。
見ないようにと思っていても目をつぶって手当てや服を着せられるほど器用ではない。
体の柔らかさや、女性独特のの甘い匂いがさらにシェゾの理性をえぐるように削る。
自分だって成人男性だ。いくらまだ幼さがのこるとはいえ目の前に裸の女が寝ていたら
手を出したくなるのは自然なことで、ましてや目の前にいるのは自分が狙っていた女。
「しかしっ…ここで手を出したら俺は変態どころか犯罪者の烙印を押されてしまうっ!」
シェゾは頭をかきむしって脳裏に浮かぶアルルの身体を、声を消そうと何とか努力する。
が、考えないようにすればするほど思い出しては危険なことばかり思い出してしまう。
黒ぷよに犯されてあられもない声をあげるアルル。
俺に裸で迫り、唇をむさぼるようにってあああああああああああああああああ!!!
「駄目だ駄目だ駄目だ…俺は闇の魔導師…ぶつぶつ…」
木の幹にがんがんと頭を打ち付けて正気を保とうとするが、傍から見たら確実に危ない人だ。
シェゾの理性が負けるのが先か、夜が明けてアルルが目を覚ますほうが先か、
のた打ち回りながらおのれの煩悩と戦うシェゾを月が優しく照らしていた。
779名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 19:59:34 ID:ygFVSpWv
シェゾの理性すごいなw
何はともあれ是非とも続きを!
GJ!!
780767:2007/05/20(日) 20:52:56 ID:1k2SRRnE
いつも変態扱いで不憫なシェゾを
たまにはまともな人にしてあげようとしたらこうなりました。
そのかわりアルルが可愛そうなことになってしまいましたが…。
続きも書きあがり次第、他に書いている人もいるようですので
スレの消化具合を見つつですがUPできたらしたいと思います。
「まともなもの」かどうかまでは自信がありませんでしたが
少しでも喜んでくれた人がいれば幸いです。
781名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 22:22:26 ID:kx6djzaO
GJ!!

シェゾが見違えるほど良い奴に見えるな…
782名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 22:25:49 ID:CQnp/+Cj
面白かった〜GJ!
普通だったらシェゾが手出してるだろう場面で
そうならないのがすごく新鮮だった
783名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 23:20:18 ID:Euya07SG
>ID:1k2SRRnE
神!GJ!
アルルが可愛そうなほどヒドイ目に遭う話は大好きw
784名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 15:31:30 ID:+gcs808q

      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     .|>>767-778実に大儀であった!GJ!
      \
        ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ...| ̄ ̄ |
   /:::|  ___|       ∧∧    ∧∧
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  ||:::::::( ´∀`)    /<▽>  /<▽>
  ||::/ <ヽ∞/>\   |::::::;;;;::/  |::::::;;;;::/
  ||::|   <ヽ/>.- |  |:と),__」   |:と),__」
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\  \__(久)__/_\:::::::|    |:::::::|
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.|| ゙ヽ i    ハ i ハ i ハ i ハ |  し'_つ
.||   ゙|i〜^~^〜^~^〜^~^〜|i~
   ...||             ||
785名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 18:06:45 ID:5a4Ee7TD
黒ぷよより白ぷよのほうがよかった!
786名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 00:14:58 ID:3HzfDN4y
シェゾよく頑張ったと褒めてやりたいwマジでw
787名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 09:07:34 ID:D4it1PVE
ゴッドジョブGJ!ハァハァ

アルルに萌えて、どきどきしてるシェゾに同情w
すごく好かった!続ききぼんぬ
788名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 21:05:05 ID:XXeaU2AK
ネ申降臨
789名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 16:20:39 ID:f7ORMoJB
猛烈に続きに期待
790名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 22:56:31 ID:2vfjCnPO
    ∧_∧
    ( ・∀・)ワクワク
  oノ∧つ⊂)
    ( ・∀・)ドキドキ
  oノ∧つ⊂)
    ( ・∀・)ワクワク
  oノ∧つ⊂)
    ( ・∀・)ドキドキ
  oノ∧つ⊂)
  ( ( -∀-)オモイ・・・
  oノ∧つ⊂)
  ( ( ;∀;)ツ ツブレル・・・
  ∪( ∪ ∪
    と__)__)
791767:2007/05/23(水) 23:22:54 ID:HcVn7H6k
ちょ、どうやら遅筆なほうらしいのでもうちょっと待って下さいw
感想くれた人ありがとうございました。初SS書きには身に余る光栄です。
白ぷよのほうが萌えるか、この道は奥が深い。
エロ難しいと悶えつつ土日には一区切りつけて投下する予定なので
他の職人さんたちも構わず投下お願いします。というか切実に希望。
792名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 16:50:36 ID:2bYUxCL4
>>791
ガンガレ!
793767:2007/05/27(日) 14:05:36 ID:Fgh3X8/y
>>767-778の続きです。
30秒規制が辛い…。

3日後。げっそりとやつれたシェゾは自分の隠れ家にウィッチを呼びつけていた。
アルルが眠りつづけ目を覚まさず、自分の煩悩云々よりも
このままアルルが死ぬんじゃないかと心配に頭を悩ませていた。
ウィッチは軽くアルルの頬をつねってみるが、アルルが目を覚ます気配はない。
「確かに…おきませんわね…」
「大丈夫なんだろうな、おい」
「んー…診てみないと、なんともいえませんわよ」
ウィッチは持参したかばんから聴診器とめがねを取り出しながら答える。
服の上から診断するわけに行かないだろう。後ろを向きながらウィッチにお願いする。
「診るついでに着替えさせてやってくれ、これ以上俺がやるのはいろいろとまずい」
「へいへい、タオルや服は勝手に借りますわよー。」
どうせ自分は男だ。妙な趣味があるわけでもなし、タンスをあさられても別に気にしない。
それよりもこの数日で空っぽになった冷蔵庫や薬品類のほうが気になる。
「こもりっきりだったんで家に何もないんだ。買出しに出ても構わないか?」
「少しは時間かかりますし構いませんわよ。」
「じゃあ、頼む」
後ろを振り返ることなくシェゾは家を出る。
目に刺さる健康的な陽射しが、不健康な身に沁みるようにまぶしかった。
794767:2007/05/27(日) 14:07:19 ID:Fgh3X8/y
「一通り見ましたけれど、特別異常はなさそうですわよ。
 おそらく消耗した体力を回復しているのだけだと思うのですわ」
かえって来た頃にちょうど診察も終わったようだ。
注射器で栄養剤を打ったのを終わりに道具を片付けている。
ウィッチに着替させえてもらったアルルは、心持さっぱりとした顔で眠りつづけていた。
「病院に事情は説明し難いですし、下手に動かすほうが危険じゃないかしら」
「ということは、しばらく様子見するしか無いのか?」
シェゾはがっくりと肩を落とす。俺、あと数日こんな日々が続いたら死ぬぞ。
「なんとか理性を保って下さいなーとしかいいようがありませんわねー」
にやにや笑うウィッチを殴ってやろうか迷いつつ買ってきた茶菓子の袋を開ける。
「まあご苦労さん。とりあえず、茶でも入れるが飲むか?」
「あら、一人身のくせに気がききますのね。何も入ってないでしょうね?」
冗談は軽くスルーして、コトンと机にシンプルなマグカップを二つ置く。
「前も話した事で相談なんだが・・・」
ウィッチは受取りつつ一口飲んでシェゾの話に静かに耳を傾ける。
「目がさめたら幻覚を見せられたということでごまかすつもりだが
 それについての口裏あわせ位しておかないと後で面倒になりかねん。」
「確かに私と貴方の話に矛盾が出てくると困りますわね。
 正直に話すにはあの純情なアルルさんにはちょっと酷な話ですから」
心底気の毒そうな顔でウィッチはうつむく。
アルルの自業自得だとわかっていても、責任を感じずにいられないのだろう。
「言いたいことははよくわかりましたわ。
 なるべくアルルさんの心にダメージを残さないような話を考えましょう」
「だな…さすがに俺もそのまま話すのは後味が悪いんでな」
二人は紅茶が冷めるのも構わず、どうアルルにごまかすか話し始めた。
話がまとまりウィッチが帰った頃には日も暮れてしまった。
腹が減ったが、アルルに異常はなさそうだという安堵感と
時間を忘れるほどの会話で頭を使い疲労感でまぶたが重くなってきた。
碌に寝ていない。自分が感じる以上に疲労の限界に近づいていたのかもしれない。
机に頭をつけると、吸い込まれるように意識が落ちていった。
795767:2007/05/27(日) 14:08:24 ID:Fgh3X8/y
鳥のさえずりが聞こえる。まだ少し眠い…今…何時だろう…
「うーん…」
ん?僕…?ここ、どこ…?
かすかに開いたまぶたに、見慣れない部屋の景色が入ってくる。
「あれ、あれれっれれぇれっれ!?」
アルルは素っ頓狂な声をあげて跳ね起きた。
「はっ!?起きたか?」
同時にシェゾが転がりそうな勢いでいすから立ち上がる。
がったーんとけたたましい音を立てて転がったのはいすのほうだったが。
びく、とアルルは音のしたほうを向いた。そこにいるのはシェゾで…
ということはここはシェゾのおうち?あれあれあれ、僕、服…って男物のTシャツ?
し、下着もつけてない?!どういうことこれ!
ええと、目がさめたらシェゾのおうちでシェゾの服来て下着つけてなくて…
「ええええ、何これ、何ー?!ぼぼぼぼぼくわななななあああああ」
非常にお約束かつナチュナルな勘違いをしたアルルは
耳まで真っ赤になりながら布団を胸までたくし上げる。
「おい、大丈夫かアルル、どこも痛い所はないか?」
「へへへ、変態っ!何したのっ!」
シェゾの心配をよそにアルルはまくらを投げつける。
「…元気なようだな…怪我も回復しているようで何よりだ…」
まくらを至近距離で顔面に食らってしまったシェゾは鼻を抑えてへたり込んだ。
…怪我?
アルルは動いた時に頭にずきっと走った痛みにとっさに頭に手を当てた。
こぶができているようで、上から薬草が塗られ、包帯が巻かれていて…?
自分の身体に幾つか手当てが施されていることに気が付く。
「え、これ…?」
さーっと、頭の中で血の気が引く音がしたような気がした。
「あ…」
頭が冷えてきたアルルに、先日の記憶が少しずつ巻き戻っていく。
「あ、あああ…」
「アルル?」
僕、みんなの話を聞かずに飛び出して、黒ぷよに捕まって、そして、そして…
「うああああ、あああああああっ!」
悪夢の記憶が次々に脳裏にフラッシュバックする。
僕はあんな奴らに犯されて、しかも最期には…助けにきてくれたシェゾに…
がくがくと身体が震えだす。目の前がちかちかする。
「おちつけっ!アルル、アルル、落ち着けって!こっち見ろ!」
「いや…うわああん、うあああああ、うううっ…」
アルルは何も見たくない、聞きたくないというように自らの耳を抑え、かぶりを振る。
そんなアルルの両手をつかみ、シェゾが強引に自分のほうを向かせようとする。
「こっちむけ、聞け、どんな夢を見せられたのか知らんがそれは幻覚だ!
 お前は本当は何もされていない!正気に戻れ!」
「ううっ…ひっ…ぅ…あれ、が、幻覚…?」
あれが…いやでも思い起こせる生々しい…身体に残る感覚が幻覚?
アルルはとても信じられないといいたげな目でシェゾを見つめる。
シェゾは僕を強く見つめ返しながら言い聞かせるように説明した。
「そうだ、黒ぷよが出す粘液には幻覚作用があるんだ。
 女のほうが効果が強く出やすいから女のお前にはいくなって言ったんだ。
 臆病な黒ぷよも繁殖期は興奮して牙をむくこともある。
 深層心理で最も恐れる幻覚を見せて人格崩壊を起こさせ、相手を捕食する。
 それが黒ぷよの習性なんだ。お前、あのままほっとかれたら脳が焼けるか
 生きたまま粘液で溶かされ骨まで食われるところだったんだ」
796767:2007/05/27(日) 14:09:07 ID:Fgh3X8/y
深層心理でその人が恐れている夢を見せる…?
僕が子供で恋に夢見るような子だったからあんな夢を見たということなの?
「で、でも最後のほうで……シェゾが…幻覚の中で出てきて…」
幻覚だったとしたらそこでシェゾが出てくるのはおかしい。
そりゃ僕はシェゾのことは変態って罵ったりからかったりしていたけど、
正直魔導力だけでも求められる気分はいっていたほど嫌なものじゃなかった。
言葉尻を捕まえてからかって、僕は擬似恋愛気分を味わっている所だってあった。
僕は…シェゾのことは、そこまで嫌っても恐れてもいないはず。
「ああ、確かに俺はお前を助けに入った。
 夢に俺が出たのならその時の状況が幻覚につじつまが合うよう
 目の前の光景をミックスしたに過ぎない」
でも僕はシェゾに迫って、思い出すのも恥ずかしいくらい変態的なことをした気がする。
そんな僕はシェゾにはどんな風に目に映っていたんだろう?
どうしても気になって、おずおずとシェゾに聞いてしまう。
「あの…僕…君に酷いことしなかった…?」
「お前が泣き叫びながら襲い掛かってきたから気絶させるしかなかった。
 それしか方法がなかったとはいえたんこぶ作っちまった。謝る。
 拷問でもされたかあまりに強い敵に痛めつけられていたかという所なんだろうが
 所詮幻覚は幻覚だ。早く忘れることだな」
シェゾの説明にアルルは少しだけ落ち着きを取り戻す。
あれは…敵が見せた幻覚だったんだ…。僕は、犯されてなんかなかったんだ…。
シェゾにも恥ずかしいこと、してなかった…。
嬉しさと安堵感に僕はまた涙が込み上げてきてしまう。
「これに懲りたら、もう人の話を聞かずに飛び出すようなことはやめるんだな」
しゃくりあげてくるものをこらえきれなくなったアルルに、
シェゾはぽんぽんと頭をなでながらタオルを差し出す。
アルルはぐしゃぐしゃの顔を隠したくて受取った柔らかいタオルに顔をうずめた。
「ウィッチも心配していた。その手当てや着替えもあいつがやった。
 あと、女性が立ち入り禁止の場所に入ったって知られたら困るのはあいつだから、
 周りの奴らにはこのことは話さないほうがいい…わかったな?」
シェゾの優しい言葉と忠告に、アルルはただうなずきながらあふれる涙を拭いた。
「ごめんね…っく…僕が、話を…ちゃんと聞かなかったから…」
「わかったからもう少し休んでいろ。ウィッチが言っていたが
 脳が薬で受けたダメージは身体にも大きな影響を及ぼすらしい。
 お前は丸3日も眠っていたんだ、相当参ったんだろうな…。」
シェゾは静かに隣の部屋に行ってしまった。泣き顔を見るのは悪いと思ったんだろう。
今のアルルにはその優しさがかえって胸にこたえた。
自分の愚かさが引き起こした迷惑に、ごめんなさいと心の中で謝るしかなかった。
797767:2007/05/27(日) 14:10:54 ID:Fgh3X8/y
「まったく俺らしくもない…」
ぐつぐつと鍋に入れた米を煮ながら、シェゾはやるせない気持ちで鍋をかき混ぜていた。
「考えてみたらなんで俺がここまでせにゃいかんのか、まったく」
さっきもアルルがあんまり取り乱すものだから柄にもなく真剣に嘘をついてしまった。
かえって素直に信じたようだから良かったかもしれないが。
「食うかな、病み上がりにはおかゆと相場が決まっているが」
案外あいつにはカレーのほうがよかったかもしれない。
「あいつの身体はカレーでできている…。」
下らない独り言を呟きながら卵を割っていた所に、アルルがおずおずと台所に入って来た。
「あの、もうぼく大丈夫だから…手伝わせて」
「っ!?…これは俺が喰うやつだから手伝わんでいい」
「ええええ…あきらかに病人食なのにぃ…?」
独り言を聞かれたかと照れくささに思わず心にもない冗談を口にしてしまった。
しかし数日にした苦労や我慢を思うとこれくらいは言ってやらないと気がすまない。
とはいえ、あまり苛めるのも酷なのですぐに訂正してやる。
「ただのおかゆだが、喰えそうか?」
「う、うん、多分」
「もうできたから皿だけ出してくれればいい。棚から出してくれ」
アルルは素直に棚から皿を出し、シェゾは受取っておかゆを入れ、アルルに渡す。
「適当に盛り付けるから多かったら残せ、足りなかったらお代わりしろ」
「…うん、ありがとう、いただきます」
ぺこりと頭を下げてアルルは微笑んだが、どこか笑顔に陰りがある。
まだ少し身体の痛みや疲れ、心労が残っているんだろうが、
いつもだったらそれだけで人を元気にさせるような笑顔も振るわないみたいだった。
「うまくも、不味くもないな」
「そうだね」
もくもくと二人でおかゆを食べる姿が、どこかぎこちなくて滑稽だった。
798767:2007/05/27(日) 14:12:36 ID:Fgh3X8/y
ポツリと、少しずつおかゆを口にしながらアルルが言った。
「ごめんね、助けてくれてありがとう。たくさん迷惑かけたね」
「なんだ、そんなこと気にしてたのか?」
食事の手を止めて、アルルは顔を上げる。
「ねえ、なんで僕の魔導力取らなかったの?」
答えるのもめんどくさいといいたげにシェゾはおかゆに目を落としたまま答える。
「あのなぁ。最低でもウィッチにはばれるだろ。
 そんな時に人の魔道力取ったなんて気付かれたらその場で殺されるぞ俺。
 というかそれ以前にお前が死ぬかと思った。死なれたら魔導力も取れん。」
「そっかあ。…ねぇ、もう1個聞いていい?」
「なんだよ…」
呆れたようにシェゾはアルルを見る。
「僕に、手を出さないの?」
思わずぶふっとおかゆを噴出してしまう。人の苦悩も知らないでこいつは!
「だ、誰がお前なんかに手を出すかっ!俺が欲しいのは…」
「魔導力、ね」
シェゾの言葉を先回りしさえぎってくすくすとアルルが笑う。
からかわれたと気が付いたシェゾは乱暴におかゆをかき込んで動揺をごまかす。
「他人をからかう余裕も出てきたならもう追い出してもよさそうだな!」
「うん、これ頂いたら片づけくらいはするよ。そしたらお邪魔するね」
「あー、別に、水につけといてくれりゃいい」
「ううん、お世話になったんだからそれくらいさせて」
「まあ、お前がそういうなら」
いつもよりもずっと素直な態度にシェゾはどうしても調子を崩してしまいがちになる。
言葉どおりにアルルは自分で皿を片付けて帰っていった。
嘘も信じたようだったし、すぐに忘れて元通りの日常が戻ってくるだろう。
そう、その時はのん気に思っていた。
799767:2007/05/27(日) 14:13:25 ID:Fgh3X8/y
家に帰ってきたアルルはシャワーを浴びたくて仕方がなかった。
「ウィッチの手当てのお陰でかなり身体が回復したのはわかるけど…くさいよぅ…」
アルルはこのつーんとする傷薬の臭いが好きじゃなかった。
「お風呂にも入ってなかったんだし、まずはシャワーで心機一転!」
それにどこから幻覚かはわからないけど黒ぷよに粘液かけられたのは確かだろうしね…。
シェゾが言った通りにウィッチが身体をぬぐってくれたんだろうけど、
考えるとさすがに女の子同士でも恥ずかしいなぁ。それにこれ、シェゾの服だし…。
アルルは脱衣所でシェゾに借りていた服を脱ぐ。後で洗って返しにいかないと。
普通は男の人の家で泊って、服を借りてって言うのは…
ぼっ、と自分の想像で真っ赤になるアルル。こんな時に僕は何を考えているんだ!
ついぎゅうう、と脱いだ服を抱きしめる。
薬草の臭い以外がするわけないのに、シェゾの匂いがした気がした。
「これじゃ僕が変態だよ…でも、案外シェゾ優しくて真面目さんなんだなぁ…」
危ない発言をすることもあるけど、多分本当にあの状況で僕に何もしなかったんだし。
男の人なだけあって手が大きくて暖かかったなぁ。顔も悪くないのに勿体無い。
ウィッチの監視もあったのかもしれないけど、それでも何かしようと思ったら出来…
「だから僕は何考えてるんだっ、これじゃ何か期待してたみたいじゃないかっ!」
握り締めていた服を脱衣籠に叩きつける。
…でも、ちょっぴりがっかりした気分だったのは本当だ。
「前にドラコに借りたちょっとえっちな漫画のせいだよ、きっとそう」
シャワーのお湯と水を調整しながらいいわけじみた独り言を発するアルル。
そういえば面白い漫画貸して、といったらエッチな漫画だったからびっくりしちゃった。
可愛い女の子が素敵な男の子に監禁されて身も心も虜にされるって内容だったっけ。
ひとりでしたことすらなさそうなアルルちゃんにはこれが良いかもねーなんていうから
どんな漫画かと思ったら…。
「あんな漫画読んじゃったからエッチな幻覚見ちゃったんかなぁ」
頭から暖かいシャワーを浴びる。手櫛で髪を書き上げると、すこしべたついて不快だった。
「黒ぷよの粘液が髪に付着していたのかな。」
ぬるっとした感覚が消えるまで念入りに泡をつけて洗い流す。
「僕もいつか、あんなぷよじゃなくて素敵な人に抱きしめてもらえるのかなあ」
黒ぷよに見せられた幻覚を思い出す。
あんな…汚らしいことじゃなくて、好きな人とだったらもっと普通に一緒に気持ちよく…
腕にたっぷり泡をつけて流し、次に胸に手を当てる。
他の人に比べたら多少小さいかもしれないけど、形には自信のある胸がそこにあった。
「んっ…」
ただ自分で洗っているだけなのに、いつもと感覚が違う気がする。あつくて、ドキドキする。
幻覚の中でふれられたとき、…嫌だったけど、気持ちよかったな…
あれは幻覚だから…かな、それとも…
「ひぁっ」
いけないことだと思っているのに、自分の意志とは反対に自分の指が胸の先端をさわってしまう。
あの時と同じような快感が背中を通り抜けた。
800767:2007/05/27(日) 14:14:18 ID:Fgh3X8/y
指が自分以外の誰かにのっとられているかのように勝手に動き始める。
「んっ、っ」
両手で胸を刺激しながら、人差し指で乳首をこりこりと転がしてみる。
「はああっ、んん」
シャワーで温まった身体が、別の意味でも熱を帯びてきた。
自分の身に降り注ぐシャワーが、なんだかくすぐったく感じてしまう。
無意識にアルルはシャワーノズルに手を伸ばしていた。
「あああ…だめ、こんなの…」
胸の先端に、シャワーを当てるだけでも声をあげてしまう。
自分の身体が別の生き物になってしまったみたいだった。
お湯の温かさに、あの時なでてもらった男の人の手を思い出す。
自分でもその気持ちが、思考回路がわからないままに、開いた手で胸をもみしだきながら、
貪欲に快楽を求めてシャワーで自らの求める場所をなでまわす。
「ひうっ」
そして段段とシャワーが脚のほうへ、最も熱くなっている場所をなでていく。
「ああん、だめ、だめぇ」
しているのは自分なのに、気持ちよくなっていく自分への抵抗感がある。
ぼく、こんなこといままでなかったのに。
シャワーノズルを床に置き、シャワーが当たり易いように脚を開いてひざをつく。
水流に当たるよう腰を動かすとなんともいえない気持ちよさが駆け巡る。
強く、弱く、上のほうへ、中のほうへ…強弱をつけながら前後左右に腰を動かす。
「んっ、んんっ、あっ」
いつしか、あの幻覚の中で自分がシェゾにしたことを思い出していた。
「シェゾ…シェゾぉ…」
自分から押し倒して、シェゾにまたがって…あの夢の中では、シェゾもぼくに興奮してた。
確かシェゾに身体を押し付けて、布越しに堅くなった所にこんな風に…
いつの間にかあの時の続きをしているような気分になってしまう。
そんなこと考えちゃ駄目だと思えば思うほど頭からその想像が離れなくなっていく。
シェゾに自分から腰を動かし、奉仕する所を想像しながら
しばらく夢中になって腰を動かしつづけていると、
頭がまた白くなっていって、ぱん、と身体の中ではじけるような感覚が走る。
「っあ…」
肩で息をしながら、がくりとお風呂場の壁にもたれかかる。
シャワーのお湯が見当違いな方向へかかって、やたら湯気をだしていたがどうでも良かった。
「ぼく、あんなエッチな幻覚見て、身体までエッチになっちゃったのかなぁ…」
しかも思い浮かべた相手が…なんでシェゾなんかで…
ふぅっ、とため息をついてアルルは目を閉じ、身体に残る余韻にしばらく浸っていた。
801名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 14:48:54 ID:oxcIE05a
GJ
802名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 14:58:08 ID:k5o4pone
GJ!
長作乙カレー
803名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 15:07:51 ID:U6WZI3bA
GJ
ここ三日は勃ってない俺の息子が
やっと勃った
感謝する
804名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 02:00:04 ID:7Vh1hvaD
次も楽しみに待ってます!
805名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 16:40:36 ID:/lIEsDUy
このアルル可愛すぎる…いつシェゾに喰われるか期t(ry
806名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 17:58:24 ID:vuaahaKC
もしろいつシェゾが喰われr(ry
807767:2007/05/29(火) 19:49:44 ID:ogsEjzH7
今日休みなので一気に書き上げてました。ラストまでは後1回です。
毎回エロまで助長ですみません。シェゾがヘタレですすみません。
妻に見つかって朗読させられましたすみません。というわけで投下します。

あれからしばらく雨が続いたので家でおとなしく養生していたアルルは、
シェゾに借りていた服を洗濯して晴れた空の下に干してから家を出て、
まずはウィッチに御礼を言いにいこうと思いケーキを手に歩いていた。
「うーん、お薬代とかいくらくらいかかったんだろう…」
とりあえず一番高いケーキをラッピングしてもらったけど。
いつものようにドアのベルを鳴らしながらウィッチの店に入る。
今日はいつもどおり、主以外の影は見えない。
「こんにちは。えへへ、この間はどうもね。迷惑かけました。」
「あらアルルさん、もう身体のほうはいいんですの?」
「うん、ぼくはおかげさまですっかり元気だよ。そうだこれ、食べて」
アルルはケーキをウィッチに差し出す。
「気を使う必要なんかありませんのに。私は特別何もしてませんですわよ?」
「ううん、たくさん迷惑と心配かけたから。お薬代だって馬鹿にならないでしょ?」
「殆どはシェゾがやったから私には迷惑というほどの迷惑はかかってませんわよ。
 でも、心配はしましたからありがたく頂くことにしますわ」
「え?!手当てとかはウィッチがやってくれたって…」
「ほほほ、そうでしたそうでした。今の言葉はお忘れあそばせー?」
ぺろっと舌を出し何事もなかったようにウィッチは受取ったケーキを切り分けはじめる。
「ちょっとちょっとちょっと!ぼくは良くないよ!
 ま、まさか本当に着替えもシェゾがやったの?!」
真っ赤になってアルルはウィッチを問い詰めようと走り寄るが、
ひらひらとアルルをかわしては意地悪く笑うばかり。
ウィッチは器用にアルルをかわしながら棚から小さな皮袋をアルルに投げた。
アルルは目の前に投げられたそれを少し後ろに引いてキャッチする。
「っとと、何これ?」
何かがきっちり詰められたその袋は見た目に反してずしりと重い。
「シェゾさんが分けておいてくれたアルルさんが捕まえた黒ぷよの代金ですわ」
アルルがあたふたしているのを尻目に、ウィッチはケーキを皿に乗せ始めた。
「え、ええええ?!そんな僕、受取れないよっ!こんな迷惑かけといて!」
慌ててウィッチに袋を返そうとするアルルを、ウィッチは片手で制す。
808767:2007/05/29(火) 19:50:55 ID:ogsEjzH7
「迷惑料は差っぴいてありますわよ。森に入ったのはこちらの責任もありますし
 実の所アルルさんのおかげで予想以上に黒ぷよを捕まえられたのもありましてね。
 シェゾさんからもきいていると思いますけど、森に立ち入る許可を取るに当たって
 女性は立ち入り禁止になってますから、口止め料も兼ねて…ね?
 そんなわけでこちらとしてもそのお金は受取ってくれないと困りますの」
「む、むぅ…そういうことなら…」
全面的に自分が悪い上、迷惑をかけた相手から受取ってくれないと困ると言われると
受取らないわけにもいかずにアルルは結局抱えたお金を恭しくバックにしまいこんだ。
「気になるようでしたら私よりシェゾさんに何か持っていってはいかが?
 あの変態もちょっとは見直しましたわ。ね、アルルさんもそう思いませんこと?」
シェゾの名前を出されてなぜかちょっとだけ赤面してしまう。
ウィッチはアルルの表情の変化を見逃さず、意地悪にシェゾの話題を出しては
アルルの反応を試しからかい倒す。
「いつもアルルさんを付回して襲う割りにピンチにはあんなに優しくなるなんて、
 シェゾは本気で”お前が欲しい”なんじゃないんですのー?」
「じょじょじょ冗談言わないでよっ!」
「アルル、お前が欲しい!お前の『全てが』欲しい!…きゃぁぁぁぁ♪」
ウィッチがシェゾの口調や台詞をご丁寧に「全て」の部分を強調して連呼する。
アルルは手足をわたわたさせて耳まで真っ赤になっていた。
それがよほどおかしいのか、ウィッチはお腹をかかえて笑い転げていた。
「あっはっは、ついにねんねのアルルさんも恋に目覚める時が来たのかしら」
「うう〜、ねぇいい加減に教えてよ、結局ぼくの着替えや手当ては誰がしたの?」
「くすくす…私ということにしておきますわね。
 シェゾさんがしたとなると胸の高まりに困る人がいるみたいですから」
「だーかーらー、違うんだってばー!」
「はいはい、その話は食べながらゆっくり致しましょうか?」
自ら入れた紅茶を飲みながらウィッチはアルルにもケーキを勧める。
アルルは微妙に居心地の悪さを感じながら一緒にケーキを頬張った。
せっかく一番高いものを選んだのに、頬の熱さが気になって味がよく分からない。
なんでシェゾの名前を出されるだけで自分がこんなに困惑するのか、
全てはあの幻覚のせいだと頭の中で一生懸命言い聞かせながら紅茶を飲み干した。
809767:2007/05/29(火) 19:52:37 ID:ogsEjzH7
「はぁ…」
アルルはシェゾの家まできたものの、どう声をかけて入ればいいものか途方にくれていた。
ノックして普通に入ろうとすればいいだけなんだけど、どうしてかその勇気がわかない。
あの日からシェゾのことを考えるだけでなぜか落ち着かないのだ。
手に握られた手提げには、念入りに洗濯して可愛らしい袋に包んだ借り物の服。
それから手土産代わりに焼いた手作りのクッキーがバスケットに入っている。
「ぐずぐずしてたら日が暮れちゃう、えいっ」
勢いをつけてごんごんと強めにノックする。
「シェゾ、いる?借りていた服を返しに着たんだけど〜!」
できる限り大きな声を出したつもりなのに、思ったよりも声が出なかった。
「いないのかな…それとも聞こえなかったかな」
アルルはきょろきょろと辺りを見回す。家にいて声が届かなかったとは思えないけど。
どうしようか考えているといきなりとんとん、と後ろから肩を誰かに叩かれた。
「…アルル、人の家の前で何やってんだ?」
「うわああああ!び、びっくりさせないでよ!」
アルルは口から心臓がが飛び出そうなほど驚いて後ろを振り返る。
アルルの大声にこれまた驚いた顔をしたシェゾが立っていた。
「びっくりしたのはこっちだ!んな大声だして!…で、何の用なんだ?」
「あ、ああ、ごめん、これ返しに」
アルルは持ってきた手提げから包みを取り出そうとしたが、シェゾにさえぎられる。
「あー、今汚れているから中で待っててくれないか?着替えて手を洗ってくる」
シェゾはモンスター狩りでもしてきたのか、泥や返り血を浴びて酷い格好になっていた。
手には何かの動物の角や手が握られ血を滴らせている。
「う、うわぁ…きもちわるぅ、何に使うのそんなの」
「ほって置いてくれ、古代魔法の研究に使うんだ」
シェゾは眉をひそめるアルルをよそにマントとアーマーを脱いで、ジャブジャブと顔を洗う。
顔にかかった汚れを落としたシェゾは、隣の部屋のドアを開けながらアルルに椅子を指差す。
「着替えてくる。ちょっとだけ座って待ってろ」
アルルはおとなしく椅子に腰掛けるが、今見たものもあって何となく落ち着かない。
机の上に幾つかの魔道書や研究書が積まれていて、手持ち無沙汰なアルルは一冊手にとった。
「あ、これ魔物の図鑑かな?」
様々な魔物が写真付きで紹介されている。読むでもなく本のページをペラペラとめくる。
「色々な魔物と戦ったつもりでも結構見慣れない魔物がいるなぁ。
 僕ももうちょっと魔法使いらしく研究とか勉強とかしたほうがいいんだろうな」
前の時も、ちゃんとどんな魔物か知っていれば軽率な行動しなかったわけだし。
「あ、これ…」
めくるうちにしおりが挟まれているページを開く。
忘れたくても忘れることが出来ない魔物の写真が載っていた。
見覚えのある魔物のページについアルルはそのページに目をとめてしまう。
810767:2007/05/29(火) 19:54:05 ID:ogsEjzH7
内容を読み進めていくうちに何かがおかしいことに気が付いていく。
黒ぷよはその習性から18禁ぷよとも言われており…
本能がこれ以上見ちゃ駄目だという警告を放っているが、どうしても気になって目が文を追う。
特にオスの粘液は媚薬効果があり 女性がオスに人間で言う強姦行為を
あ れは 幻覚なんかじゃ ?
シェゾが部屋に戻ってきた時、アルルが手に取った本に気が付きあわてて払い落とすが、
アルルの目は既に光を失っていた。
ばさばさと音を立てて机の本が散らばって、古い本のほつれたページが部屋中に舞う。
「…ねぇシェゾ、ぼくの魔導力いる?」
長い沈黙の後のアルルの一言に、シェゾはなんと答えていいのかわからずに立ち尽くす。
「それともこんな僕の魔導力なんか汚らわしいと思ったから何もしなかったのかな」
「それは…違う、俺はただお前が死ぬかと心配して」
「嘘だね」
音もなくアルルはシェゾの目の前に立ち、顔を覗き込む。
あまりにも深い絶望を映した瞳にシェゾは一瞬恐怖感を覚えて後ろに引いてしまう。
「ほら、僕が汚いから」
身体を引いたシェゾをアルルが自嘲的に笑う。
「ち、ちがう、別に汚いなんて思わない。俺は本当に」
「本当にそう思ってるならあの時の続きをしてよ、シェゾ。
 できるだけ乱暴に。僕のこと、全然ほしくない?いらない?
 ねぇ…僕ね、多分シェゾのこと好きなんだよ、シェゾ。
 僕のこと助けてくれたよね。あの時から、ずっと頭から君が離れなかった。
 何度も思い出しては一人でしたんだよ?
 僕、自分でも意識しないようにしてたけどシェゾが何もしなかったのは
 もしかして本当に僕のこと思ってくれてるからかなって思ってた」
すーっと目に溜めた涙をこぼしてすがりつくようにアルルはシェゾの胸にしがみつく。
「お…お前、やけになってそんなこと…」
アルルはシェゾの言葉がただの拒絶にしか受取れなかった。
「でも違ったんだ。ごめんね。シェゾ」
はっとした時にはアルルは身を翻してシェゾの家からかけていってしまう。
シェゾがすぐに追いかけようとしたが、脚に何か当たってシェゾの足を止める。
「うわ、なん…」
アルルが丁寧に洗濯し、アイロンまでかけてたたまれたシェゾの服と
見た目で手作りとわかるクッキーが床にちらばった。
シェゾは呆然と、本当に心をこめてたたんだのであろう服を拾い上げる。
ふわっと干したばかりの洗濯物の匂いがひろがった。
「…アルル、アルルっ!」
シェゾは何かに突き動かされるようにアルルを追いかけたが、
アルルのふわふわとした足取りの割りにぐんぐんと姿が小さくなり見失ってしまう。
「くそっ…」
シェゾはそれでもがむしゃらに走りつづけ、アルルの姿を目で探しつづけた。
811767:2007/05/29(火) 19:55:17 ID:ogsEjzH7
「ちょっとまて、股間を蹴るのは反則だ、反則!」
アルルの家から街までめぼしい所を走りに走り回って、
それでもアルルを見つけられなかったシェゾは最後にウィッチの店に駆け込んだ。
で、どう説明していいのかもわからず正直に話した所殴られまくった次第である。
「据え膳食わずにも程がありますわっ!一度死にくさらせこのへタレち○こ!
 そういうときには無言で押し倒して×××でピーしちゃえば良かったのですよ!」
シェゾは反省の意を込め抵抗せずに攻撃を受け止めていたが、股間は守りながら叫ぶ。
「無茶言うな、俺が欲しいのはあいつの魔導力だ!」
「はっ、私だって魔女の端くれですからアルルさんの力について少しは知ってますのよ?
 並みの人間がアルルさんから魔導力が取れないのは貴方のほうがよっくご存知のはず!
「い、いや、俺はそれでもなんとか魔力が取れないか研究をだな」
シェゾはばつの悪そうな顔でウィッチのほうきを喰らう。
「うるさい!なのに「魔導力が欲しい」なんて動機付けで追っかけまわして、
 手に入りそうなチャンスもみすみす逃しときながらかっこつけて!
 いい加減自分のお気持ちに正直になったらいかが!?
 相手もなくラブコメディーに振り回されるこっちの身にもなりなさいってのよー!」
若干のやっかみも込めてウィッチはシェゾにほうきを振り上げる。
「わかりました!よっくわかったから!今はアルルを探すのが先だろう!
 今のあいつはおそらく最悪の想像の斜め上を行く行動に出るそ!」
ぴた、と振り上げたほうきの先が止まった。
かとおもったら、シェゾの脳天にほうきを叩きつける。魔女というよりは鬼だ。
気が済んだのかほうきをなげてウィッチは額に手を当てて考え始める。
「で、アルルさんの家から街中探して見つからず、ここにも来ていなくて…
 うーん、なら他の友達の家にいるとも思えませんし…」
ちょいちょい、とウィッチの袖をだれかがひっぱる。
「ももも、声をかけても気が付かないの、悪かったけど勝手に入っちゃったの。
 これウィッチさんに速達なの〜、はい、渡したから帰るの〜」
カランカランカラン…ぺたぺたぺたぺた。静けさを能天気な声と音が破って去って行った。
「…速達…?なんですの、こんな時…に…」
ウィッチの時間が止まる。肩がプルプルと振るえている。
「…?何だ?何の手が……」
明らかに様子がおかしいウィッチに、覗き込んだシェゾの時間も凍りつく。
たっぷりと一分は沈黙の時間が流れただろうか。
「これは…ど、どう考えても相手は…」
「あ、あの…馬鹿…」
812767:2007/05/29(火) 19:57:34 ID:ogsEjzH7

固まったウィッチの手から手紙がはらりと落ちる。
速達の中身は結婚式の招待状だった。

『このたび結婚することになりました
 急ですがパーティーやるから来て下さい
 日時 3日後大安 PM7:00から披露宴 サタン様より
 PS 我が家臣たちへ 結婚式やるから準備のため明日集合』


「ふはーはっは!」
サタンは天にも登る気持ちで踊り狂っていた。
ひゃっほーうといいながらくるくる回るサタンを、アルルは心持冷えた目で見ている。
いや、サタンを見ているようで見ていない。視線がどこか遠くを通り抜けて彷徨っている。
「アルル、何があったか我にはわからないが、お前が城にきてくれただけで嬉しいっ!
 お前には王妃として何もかもをくれてやろう。幸せにしてやるから安心してまかせよ」
サタンはアルルの浮かない顔を見て励ますように言うのだが、
アルルはそれでも無表情でただ頷くだけだった。そんなアルルを見て少し表情を曇らせるが、
自分の所に来た以上いつでも慰めることができるのだと喜びに胸を躍らせていた。
「アルル、私は本当は今すぐにでもここでお前を愛でたい所だが
 面倒なことに正室には初夜の儀、と言うものがあってそれまで我慢せねばならん。
 結婚式や披露宴の準備もせねばな。お前のドレスやジュエリーもこしらえんと!」
サタンは家臣を呼びつけてはあれやこれやと忙しそうに指示を出す。
「少し席を外すが、一人でおとなしく待ってておくれ、ハニー!」
鼻歌を歌いながら意気揚揚と廊下を歩いていくサタンを、アルルはただ目で見送った。
813767:2007/05/29(火) 19:58:50 ID:ogsEjzH7
一方、ルルーはサタン城の中の自室で家具を手当たり次第に壁に投げつけていた。
ハーレムに名を連ねる女性は数多くいるが、サタンが手を出した女性はルルー一人。
実質的な側室はルルーだけだったので、サタンの身の回りの世話の為城に住み着いていた。
ルルーはサタンに誰よりも情熱と誠意を持って仕えてきたつもりだ。
サタンのために自らを高めつづけた、自分が誰よりもサタンにふさわしくなれるよう。
サタンもその健気な姿に多少の哀れみと敬意をはらい、ルルーにだけは側室の権を与えた。
愛する人の一番近い場所にいるということで自らのプライドを保ってきていたが、
サタンが最も欲しがる魔導力がない限りいつかその座を追われる日が来るだろう。
でもいつか報われる日が来るかもしれない。自分を見てくれる日がくるかもしれない。
そう信じながらルルーはひたすら修行に明け暮れていた。
しかし幸せな夢に浸れる時間は終わった。自分は正室争いにあっさりと負けたのだ。
気高い人といわれていても、本当はアルルの才能にいつだって劣等感を抱いていた。
ルルーのプライドは微塵に打ち砕かれ、醜くくも八つ当たりするしかなかった。
荒い息をつきながら、止めようとするミノタウロスを振り回して放り投げる。
「ルルー様それいjy…ぶ、ぶも〜」
ミノタウロスが天井に叩きつけられ落下する。
どすん、と情けない音を立てて転がるミノタウロスをみて、ルルーは少しばかり我に返る。
力なく膝をついて崩れ落ちるルルーに、ミノタウロスは無言で外套をかける。
あまりにも自分が惨めで、情けなくて仕方がなかった。
814767:2007/05/29(火) 20:01:24 ID:ogsEjzH7
ウィッチはルルーの部屋の変り様に目を見張った。
「見苦しい場所で申し訳有りませんわね。こちらの椅子は壊れてませんからどうぞ」
「…ええ」
まあ多少は荒れているだろうなと思っていたが、ルルーに八つ当たりされ
破壊され尽くした家具類やひびの入った壁をみると相当な不機嫌さが見て取れた。
壊れていないのは大きさ上投げることが出来ない天蓋つきのベッドくらいなものだった。
そのルルーの椅子にされたミノが余計に哀れさを演出していた。多分これも八つ当たりだ。
「単刀直入に、今回のことについてハーレム筆頭に意見を伺いに参りました」
ウィッチも一応はハーレムのうちの一人であり、
城の中では位が上にあたるルルーに敬意を払いながら会話を切り出した。
「私はサタン様の忠実な下僕ですもの、大変喜ばしい出来事と思ってますわ」
ルルーも同じサタンの家臣の一人としての慇懃な返答を返す。
「しかし、私はアルルさんよりは正室としてふさわしい女性がいると思うのですけど」
ルルーはウィッチの言葉にいまいましげに舌打ちする。
「…慰めにきたのなら、それ以上は言わないでいただきたいわ。
 みてのとおり嫉妬はある。けど私は忠義に悖りサタン様に従う」
「私が先ほど申し上げたのは貴方を除くハーレム全員の総意です。
 これから言うこともそれを踏まえてこれからの話をお聞き下さいませ」
ウィッチは重々しく口を開いて恐るべきことを言った。
「…なっ?それは本気!?」
「声が大きいです。反対なら今すぐ警備兵を呼んで私を捕まえて下さいませ」
「そ、そんなこと…いや、でも」
「アルルさんはサタン様を幸せにしたいなんてこれっぽっちも思ってません。
 そんな人を正室に上げるのは家臣としてもアルルさんの友人としても反対ですわ
 貴方はそんな女性が愛する人の一番近くにいて、それでいいと思いますの?
 サタン様を自分が幸せにする、そう誓ってお近くにいたのではありませんの?」
ルルーはぐっと声を喉に詰まらせた。
「ただ欲しいものが手に入っても、それがサタン様にとって幸せになるのか疑問です」
更にウィッチが追い討ちをかけた。ルルーは返答に窮して押し黙るしかない。
「明日一杯まで考える時間はあります。良いお返事を頂けるようお待ちしておりますわ」
ウィッチはぴしゃりと言い切って迷うルルーの部屋を後にしてしまう。
残されたルルーは自分の気持ちと家臣としてあるべき自分に葛藤を覚えていた。
815767:2007/05/29(火) 20:02:21 ID:ogsEjzH7
「ねえミノ、お前はどう思う…?」
ミノタウロスは答えない。主人の気持ちがどうあろうとついていくつもりなのは変わりない。
例え椅子にされようが投げつけられて叩き落されようが、
ルルーがサタンを思うようにミノタウロスのルルーへの忠誠心は揺ぎ無かった。
「おお、…お、これはまた…」
そこへサタンがひょっこりと部屋にあらわれ、惨状に目を丸くしていた。
「さ、サタン様?!」
ルルーは話を聞かれたか、と慌てて立ち上がるが、サタンにはまったくその気配はない。
この部屋とミノを八つ当たりに椅子にしていた姿をみられたのが恥ずかしく顔を赤らめる。
「うむ…このたびのことでお前が心を痛めているのではないかと…
 この様子では相当お前を悩ませたようで、心から謝るしかない。」
普段から鈍いサタンでも、ルルーの気持ちくらいはさすがに察するものがあるようで
わざわざ足を運んで謝罪しに来た姿に、ルルーは余計に心が嫉妬でずきずきと痛む。
「いえ、心よりめでたきことと思うております。家臣一同お喜び申し上げます」
それでも顔色一つ変えずにひざまずいて祝辞を述べるあたりはさすがルルーといったところか。
「けしてお前をないがしろにするわけではない。わかって欲しい。
 ルルー、これでもお前のことは大切に思っているつもりだ」
「勿体無きお言葉、身に余る光栄」
どう嫉妬を押し隠そうとしても声がとんがってしまう。
サタンは無言でそんなルルーの手を引いて部屋の中でただ一つ無事なベットにいざなう。
「サタン様…」
ルルーの目に戸惑いが浮かぶ。今はさすがに抱かれたい気分ではない。
「私を気遣う気持ちはありがたいですがおやめ下さいませ、今は婚姻を迎える大事な」
サタンは強引にルルーを引き寄せ、唇を奪う。
絡める舌がいつもより濃厚にルルーの口内をむさぼっていくにつれて、
ルルーの身体から次第に抵抗する力が抜けていく。
「しばらくは可愛がれなくなる、そう意地にならずお前を抱かせてくれ」
サタンがルルーを押し倒しながら耳元で懇願するような声色でささやく。
こんな時でもその甘い声に首筋に鳥肌が立つのがわかった。
816767:2007/05/29(火) 20:03:23 ID:ogsEjzH7
心は抵抗していても身体はやっぱり愛しい人のぬくもりを求めるものなのか。
ルルーはもう意地を張るのはやめて目を閉じサタンがなすがままに身を預ける。
サタンはルルーの髪を掻き揚げ耳元から首にかけて唇を這わせていく。
「ああ…」
唇が豊満な胸元まで来ると、サタンはルルーのドレスを肩から外す。
ルルーはサタンが脱がし易いように体を少し起こすと、するりとドレスがお腹まで落ちた。
サタンは更に胸を隠すブラジャーを外し、胸に顔を落す。
見事な大きさの胸がポロリと零れ落ちるように揺れた。
「ルルー、いつみても綺麗だな」
「お恥ずかしゅうございます…」
手に余るほどの大きさの胸を優しくもむと、豊かな柔らかさがサタンの手に伝わる。
「ん…サタン様…気持ちいいです…」
片方ずつ乳首を含んでは舌で転がされ、ルルーは甘い声をあげた。
胸を揉みつづけていた手がルルーの腰をなでまわし始める。
下着に手をかけ、一気に脚まで引き抜き、太ももを開かせてみると、既にそこは潤っている。
サタンはルルーの様子に満足を覚えて、わずかに口元を緩ませる。
ルルーはじっとサタンの視線に耐えるが、そのような場所を見られ続けるのは
何度抱かれても慣れたものじゃなかった。
「見られて恥ずかしいか、ルルー?」
「…はい」
ルルーは視線から逃れるように顔を手で覆う。
「可愛いものだ」
サタンはルルーの羞恥を煽るように指で恥毛を掻き分けてもっとよく見えるよう顔を近づける。
「サタン様…もう勘弁して下さいませ、ルルーはこれ以上はとても…恥ずかしくて」
「そうか、恥ずかしくて恥ずかしくてもっとして欲しくなったか」
サタンはルルーが恥ずかしがる姿に余計欲情を覚えて言葉で嬲り始める。
「ほら、まだ何もしていないのに蜜があふれているぞ」
舌先を尖らせてルルーの茂みに軽く舌を差し込むと、ルルーの腰がぴくぴくと震える。
サタンはわざと音を立てるように舌を動かす。
「あ、あ、あ、いい…すごく良いです、サタン様」
「お前も男をそそるいい声で鳴く」
舌で突起を転がしながら、入り口付近を優しくほぐすように指を出し入れしてやると
ルルーは甘い痺れに背中をそらせて声をあげる。
「ルルー、私もお前が欲しくなってきた。そろそろ良いか?」
817767:2007/05/29(火) 20:04:21 ID:ogsEjzH7
サタンが自分の服も脱ぎながらルルーにささやくと、ルルーはこくんとうなずいた。
服を脱ぐのを手伝いながらサタンの愛しい身体に何度も口づけする。
この身体が自分だけのものではなくなるのかと思うと嫉妬に身が焼けるようだった。
「今宵だけ…アルルさんのことを嫌いになったサタン様でいて下さい」
ルルーが切ない目をしてサタンに訴えかける。
サタンはルルーの願いに抵抗感を感じながらもそんなことを言わせるまで
ルルーを追い詰めた自分への罪悪感に押され承諾する。
「むむ…お前の前で言うのもなんだがアルルのことも愛しているから、
 うまく言えないかもしれないが… 」
そう前置きしてサタンはルルーの気持ちになるべく沿うよう言葉をつむぎ始めた。
「最高だ、ルルー、アルルよりずっと良い
 ルルーのこの大きくて柔らかい胸に比べたら
 アルルのなんて物足りない、ルルーの胸は最高だ
 ここも、締まりもすごくて、アルルのじゃ全然いけないが
 ルルーには入れるだけでもうすぐにもいってしまいそうだ!
 アルルの幼児体型に溺れていたなんて自分でも情けない。
 この吸い付くような肌に触れたらもうアルルのぷよぷよとした体なんて触る気もしない
 アルルなど中出しさせてくれるくらいしか価値のない屑女だ
 ルルーさえ居れば私は… ルルー、ルルーぅぅぅ」
サタンは何だかんだ言いながらもノリノリでアルルへの罵倒の言葉を口にしながら
ルルーに一気に大きくなったものを挿入する。
「ああっ、サタン様、サタン様ぁ!」
ルルーはサタンを受け止めながら、まだアルルに手を出してないだろとか
誰もそこまで言えなんていってない等と突込みどころはありながらも
心の底で願い続けていたアルルの罵倒と自分への賛美を聞けた事に大きな興奮を覚えていた。
「ルルー!」
アルルへの罪悪感さえスパイスにしながら二人は絡み合う。
「ああ、そんなに激しくされたらっ、私、サタン様より先にっ…」
「構わんルルー、もっと乱れよ!お前の我を忘れて乱れる姿が見てみたい」
ルルーの言葉に、乱れる姿に雄の本能、征服感がますます高まる。
818767:2007/05/29(火) 20:05:43 ID:ogsEjzH7
欲望のまま腰を動かすスピードを益々上げてルルーを攻め立てる。
「駄目です、サタン様っ、サタン様っ!ああ、あああっ」
「ほら、いってしまえ」
「あああっ、サタン様ぁーっ!!」
サタンの名を呼びながらルルーは絶頂を迎える。
「…まったく、お前はいい女だ」
ルルーから引き抜きながらサタンは髪をなでてやる。
「あ、サタン様…申し訳有りません、サタン様はまだ満足なさってないのに」
「いいのだ。たまには私がお前を悦ばしてやりたかったのだよ」
「では、今度は私が…」
ルルーがサタンの上に乗ろうとすると、サタンがそれを止めて身体を引き寄せる。
「上に乗るよりも、今宵は口でしてほしいのだが」
「は、はいっ。サタン様がそれが良いなら喜んで」
サタンは身を起こし、脚を投げ出してルルーを手招く。
ルルーは四つん這いになって前に進み、優しくサタンの分身に口付けた。
指で軽く玉を包んで揉みながら、もう片手は根元をゆっくりと刺激する。
「ううっ、相変わらず上手いな…」
「サタン様のために練習しておりますから」
上目遣いでサタンを見上げるその目がとても扇情的だった。
「ミノタウロス、いるか?」
サタンはルルーの美しい水色の髪を指でもてあそびながらミノタウロスを呼ぶ。
「…はっ。ここに」
主たちから見えないように待機していたミノタウロスがぬっと柱の影からあらわれる。
別に下心や助平心があってそんな所にいるわけではなく、
性交中は最も敵が襲いやすい時間なので警護のために同じ部屋に控えているに過ぎない。
「お前もこっちに混ざれ」
『?!』
ルルーとミノタウロスがその言葉に飛び上がりそうになる。
「なあルルー、お前が私を思う気持ちは痛いほどわかっているつもりだ。
 しかし同じようにお前に一途に仕える奴がいるのを今ふと思ってな…
 さすがに正妻を迎えたら今までのように頻繁にお前の所には通えない。
 そんな時に身も心も支えてくれる奴がお前のそばにいるなら心強い」
819767:2007/05/29(火) 20:06:42 ID:ogsEjzH7
ミノタウロスはどうしていいかわからずにただルルーとサタンを見てはあたふたしている。
「別にお前とミノタウロスをくっつけて片付けてしまおうというわけじゃない。
 ただたまにはお前もミノタウロスの気持ちに報いてやってもよかろうよ」
「え、え、ええ…」
「嫌か?」
ほかならぬサタンからの言葉にルルーも強く「嫌です」とは言えなかった。
さっきまで八つ当たりにミノタウロスを虐げていたことを思い出してしまう。
わがままな自分に文句一つ言わずについてきてくれるミノに、確かにルルーは
報いらしいことをしてやったことがなかっただけにますます嫌とはいいにくい。
今までも私がサタン様に抱かれている時も何も言わず警護してくれていた。
その間にどんなことを思っていたか今まで考えたこともなかったが、
自分と同じように嫉妬に苦しんだり悩んだこともあったかもしれない。
「…サタン様がそういっているのです、ミノ、おいで」
ルルーは決心してミノタウロスに少しだけ振り返り、声をかける。
「ぶ、ぶも…」
ミノタウロスは主に呼ばれ本当に良いのかと思いながらも静静と二人に近寄る。
サタンは長い腕を伸ばし、聞こえるように音を立ててルルーの濡れ具合を確認する。
「さっきまであれほど乱れていたのだ、愛撫無しで突っ込んでも大丈夫そうだぞ」
まだためらいながらも服を脱ぐミノタウロスに
サタンは煽るようにルルーの尻を左右に広げながら声をかけた。
「ほらミノ、主人のここが寂しがっているぞ、はやく慰めてやれ」
ミノタウロスは普段だったら盗み見するのも恐れ多く視界に入れないようにしていた
主の裸体を見せ付けられて生唾を飲み込みながらベットの上に恐る恐る乗った。
ルルーはサタン以外の他の男に、しかも自分の家臣であるミノタウロスに
見られていると思うと恥ずかしさで消え入ってしまいたいと思いながら奉仕を続ける。
「し、失礼しますぶも…」
ミノタウロスが何度も夢見た主の身体にふれる。
ルルーのお尻のなめらかさと柔らかさに、ミノタウロスは荒い鼻息を上げた。
突き上げたくなる衝動を抑えながら、優しくミノタウロスがルルーに進入する。
「ううっ」
「ああっ」
ミノタウロスのペニスはするりと飲み込まれ、
根元までしっかり到達すると二人は奥まであたる感覚に短くも鋭い声をあげた。
820767:2007/05/29(火) 20:08:00 ID:ogsEjzH7
「どうだルルー、ミノタウロスのものは。私とどちらが大きいか?」
サタンがルルーに意地悪な質問を投げかける。
「長さはミノのほうがわずかばかり…でもサタン様のほうが太く堅くございます」
「ふふっ、正直に答える当たりがお前のいいところだ。さ、ミノ、動かしてやれ」
言われずとも気持ちよさに、ミノタウロスの腰が動き出す。
ただ主への遠慮もあってあまり快楽をむさぼるのが悪いような気がして、
ミノタウロスは本当にゆっくりといたわりながらルルーをかき回すように動く。
サタンとはまったく対照的な仕方に、ルルーは新鮮な感覚を覚える。
「んっ…く」
それでもルルーは下半身から突き上げてくる快感にたえながらサタンを愛撫する。
「…いい眺めだな」
自分の寵妃が他の男に抱かれる姿を見ながら、というのもたまには悪くないと
サタンは心の中で思いながらルルーを見つめる。
「ん、あ…っ、あ」
ルルーの胸の突起をつまみながら転がすと、思わずルルーはサタンから口を離して喘ぐ。
「っや…あ、あ、サタン様…」
「ほら、口元がお留守になってきているぞ」
ルルーは慌ててサタンのものを口中に頬張って、舌をからませる。
いつもよりもぎこちないその動きが、時折思いがけない刺激をサタンにもたらしていた。
「んぷっ…ふむ、うううっ」
ミノタウロスも、少しずつ雰囲気におされて腰の動きを早める。
「ル、ルルー様…」
入り口より少し中を引っかくように責めるとそこがルルーのポイントなのか
ルルーの中がきゅっきゅ、とよく締め付けてくるのがミノタウロスにも伝わってくる。
「んっ、うううぅ」
ルルーも自分が弱い部分を執拗に攻撃され、サタンの前なのに我慢できず感じてしまう。
サタンはこの光景に興奮し腰をあげ、ルルーの前髪を掴むようにして顔を固定し
咥えさせると少し苦しそうなルルーに構わず腰を打ち付けはじめた。
「むうううっ」
声も出せないルルーは喉の奥まで出し入れされてあふれたよだれが口元から伝う。
「ああ、ルルーよ…もう出るぞ、…ううっ」
サタンはルルーの口から引き抜いて、精液を思い切り顔にかけてやる。
ルルーの美しい顔がサタンの白濁とした欲望にまみれ汚れた。
821767:2007/05/29(火) 20:09:30 ID:ogsEjzH7
「あ、ああっ…」
ルルーもついで絶頂に達すると、ミノタウロスもルルーに締め付けられて限界が来た。
最後に思い切り激しく腰を打ち付けてから自身を引き抜きルルーの背中を白濁液で汚す。
2人に責められぐったりとしたルルーの身体がベッドに倒れこむ。
サタンはルルーから身体を離すと、素早く着衣の乱れを直して
すまないが自分はまだやることがあるゆえ後は任すと部屋から出て行ってしまった。
同じく既に普段の姿に戻っていたミノタウロスが、まだけだるそうなルルーに声をかける。
「ルルー様、喉はかわいてませんか?」
あれほど乱れた後なのに、ミノタウロスが自分を見る目も態度にもどこも変った様子はなく、
ルルーはミノタウロスを見て自分もサタン様に対してこのようにいられたらと思う。
忠義としての自分か、女としての自分か…
「ねぇ、ミノ」
普段だったらもうベットから体を起こして気丈な自分を演じる所なのだが、
今日はもう自分の気持ちに偽ることは些細なことでもしたくなかった。
「はいルルー様、なんでしょうか」
「私、あの人を奪われたくない。一度だけ、サタン様を裏切る。
 一度だけよ。これでまた、サタン様が他の女を選ぶなら諦める」
「…」
「ウィッチが言ってたことは建前に過ぎない。わかってる。
 サタン様のためにならないとかアルルがどうとか関係無い。
 私は…何の労もなく誰かがあの人の隣に座るのがたまらなく嫌なのよ」
ルルーは泣いていた。押し込めていた感情が溢れ出すように涙になってこぼれた。
「こんな醜い私でも、お前はそばにいてくれる?」
ミノタウロスはルルーの目の前にかしずいてルルーの手をとり、口付ける。
変らぬ忠誠を誓うミノタウロスに、ルルーは少しだけ微笑んでミノの手を握りしめた。
822名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 22:01:09 ID:DYonBJZJ
GJGJGJ!!!
気付いたら毎日このスレ見るのが日課になってきたよ。
というかこんな展開になるとは・・・、凄く続き読みたい
823名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 00:10:40 ID:YUUQl7q7
GJ!!急展開ktkr
こんな濃厚なの朗読してるとこ想像してバロス
824名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 00:12:31 ID:Uxqtnxhx
GJ
こいつはとんでもない展開だぁ〜
アソコおったてて続き待ってるよ
825名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 00:46:37 ID:xz4/75rq
ルルー健気すぎ…
GJ
826名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 00:52:48 ID:RclHAGpz
ルルーは健気だしミノは切ないのに…奥さんに見つかって朗読吹いたw
しかしシェゾ…お前は本当にニブチンだな…
827名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 02:05:44 ID:gFiErhO3
なんだこんなにも胸が痛いんだ・・・だが好きだこういうのw

サタアル派の俺でも応援したくなるな。

767氏GJ!
828名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 07:59:56 ID:Z52Xodmf
グッジョブ!ルルー健気
朗読プレイハアハア
829名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 16:42:42 ID:ykyc6fDB
■日本VSハンガリー クリック戦争【GAME4】勃発!!■
ハンガリー国民総出の大逆襲、 捲土重来の猛攻撃!
現在、1位のハンガリーに3億クリックの大差で苦戦中!
奇跡の逆転優勝のために 集え2chクリッカー!!!

☆☆ 一番クリックした国が優勝 ☆☆
【戦場】ttp://www.clickclickclick.com/default.asp
・戦場へ行き、CLICKボタンをひたすらクリック!
・手動に疲れたら本スレで自動ツールDLを!!
【本スレ】ttp://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1180762585/
【まとめサイト】ttp://www33.atwiki.jp/clickvip/

  頼む!!おまいらの力が必要なんだ!!
830名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 03:02:07 ID:RBS7aVnM
続きこないかな・・・保守
831名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 16:14:07 ID:akrQKr6Q
きっと奥さんに
「文体がまとまってない!!!やりなおし!!!」
「ヒィィ!!」
みたいなことになってると思われ
832名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 10:03:02 ID:I+YKWrz8
少年ラグナス×ドラコSSってなかったっけ?
833767:2007/06/08(金) 20:37:29 ID:wpDNTnsw
式、前日。
城は結婚式と披露宴の準備に家来一同借り出されて大騒ぎが繰り広げられていた。
ルルーは全体的な指揮を任され皆の仕事の進み具合を確認しながら見回っている。
のほほ達商人は披露宴の料理の材料や引き出物をそろえに駆け回り、
警備担当のドラコは城の間取り図とにらめっこしながら人数分担に頭を悩ましていた。
「あ、ルルー。一応こんな感じで考えてみたんだけど…」
ドラコはルルーに城の警備の人数が書き込まれた間取り図を見せる。
「ふむふむ、私達は自分で身を守れるからということでこっちは人数減らして、
 披露宴会場やロビーのほうへ警備を回したほうがやりやすいんじゃないかしら」
「なるほどねぇ。外にもちょっとは配備しないとだよね。」
ルルーの助言にドラコはにやりと笑う。
「…いくら私達が協力するとはいえ明日、失敗するんじゃないよ?」
ルルーは背中でその言葉を受け止める。失敗など、絶対にしない。
大広間ではハーピーが色とりどりの大量の花でブーケや花飾りを作っては
桶に浸された水の中に入ったセリリが魔法で少し凍らせていた。
出来上がったものをスキュラやケットシー達が口にくわえては運び、
トリオ・ザ・バンシーがあちこちに飾り付けていく。
「あ、ルルーさん。お花綺麗ですよね〜♪」
「うふふ、軽く凍らせて明日まで綺麗にもつようにしているんです」
「あら、素敵。こっちは進行も問題ないみたいですわね。」
量と進行のスピードを目で測りながらルルーは皆に一言ずつねぎらいの言葉をかけていった。
「こんなに綺麗なのに、後を考えると勿体無いですね」
セリリが少し含みを持たせた言い方で残念そうに笑う。
「そうね、明日までしか使わないのを考えるとちょっと勿体無いわよね
 終わったら皆で持ち帰りましょうか」
誰に聞かれても構わないような当り障りのない会話になるよう返すルルー。
その横でキキーモラは念入りに城を掃除して明日の客を迎え入れる準備をしていた。
「お疲れ様。手の開いている男性陣にもお願いしてはどう?」
キキーモラは思い出すのも嫌だというような顔でさらにモップを握る力をこめる。
「頼みましたがかえって汚すわ壊すわで。私が一つ一つやったほうが結局早いんです」
「…ゾウにナスに魚人にナンパ男やミイラ、大足に死体にガイコツじゃぁねぇ…
 あの男達には外のゴミ拾いでもさせておくわ」
「ええ、外に追い出しておいて下さい。仕事がはかどりません!」
「わかったわ、明日もあるからほどほどにね」
834767:2007/06/08(金) 20:38:50 ID:wpDNTnsw
長い廊下を進み、突き当たりの曲がり角を曲がった所が結婚式にも使われる儀式の間だ。
儀式担当のウィッチが明日の式で使うものを儀式の間に運び入れていた。
「ウィッチ、そっちの進み具合はどう?」
「こちらの準備も手回しも殆ど全て完了してますわ。」
他人に聞こえないようにすれ違いざまにウィッチにささやく。
「…貴方、まさか本当にあらかじめハーレムを説得どころか
 重臣のほぼ全員を納得させていたとは、恐れ入ったわ」
「魔女を舐めないでいただきたいですわね」
にやりと笑ってウィッチは後ろからルルーの肩に手を置いて顔を近づける。
「明日の本番に向けて、予測不能な不安はできる限りつぶしたいのですの。
 カーバンクルの手なずけはお任せしてありますけど、首尾はいかが?」
「昨日からお手製カレーフルコース付けにしてますわ。ずいぶんなつきましてよ」
「ならずいぶん安心ですわ。それでは、また明日」
「…明日、ね」
重々しく二人は確認しあい、頷く。
ルルーは騒々しい城の中を確認しながら歩く。全ては、明日だと。

城の一番上の見晴らしの良い部屋で、アルルは夕焼けをぼんやりと見ていた。
この喧騒も自分も何もかもがどうでも良かった。
入れ替わり立ち代りドレスだの髪型がどうの身に付けるアクセサリーはどれにするだの
サタンが持ちきれないほどの何かを手に抱えてはアルルに見せる。
「君が、僕に見合うものを選んでよ」
面倒で、アルルはそれだけ言うとまた夕焼けをぼんやりと眺めはじめる。
「アルル、どれも気に入らぬか?」
「…こんな僕で良いなら、好きにしていいんだよ」
「そ、そ、そうか!うーむ、ならば…これは…いや、こっちも…」
サタンはアルルの言葉を勝手に「貴方色にしてくれ」と解釈してドレスを選び出す。
求めてくれるなら誰でも良かった。
自分が本当に欲しかったものは自分で叩き壊してしまったのだから。
835767:2007/06/08(金) 20:39:56 ID:wpDNTnsw
そして当日。
城に荘厳な音楽が鳴り響く。
廊下に敷かれた赤い絨毯の上を、家臣と警備兵たちが見守る中
漆黒のウエディングドレスをまとったアルルを従えサタンが歩く。
アルルの顔はベールに包まれて余りよく見ることが出来ないが、
ドレスの色が黒なのもあってかあまり明るい印象に見えなかった。
対照的にサタンは鼻高々、幸せ絶頂な浮かれ顔で歩いていく。
儀式の間には家臣の中でも特に身分の高い重臣達が左右に控え、
一番奥には祭壇がおかれ厳粛な雰囲気に包まれている。
祭壇の左右は司祭のような格好をしたウィッチと家臣筆頭のルルーが固めていた。
家臣たちは奥から実力順に並んでいるようだった。
元々ハーレムは后候補に家臣から才能の抜きん出た女性を見出して選ばれていたため、
儀式の間にはハーレム構成員が多く控えている。
色とりどりのカラードレスに身を包んだ女性達が、場の華やかさを演出していた。
「これより、結婚の儀を執り行います…二人は、前へお進み下さい」
ウィッチの声にアルルの手を取り左右に並ぶ家臣の間を進み出るサタン。
祭壇の前まで進み出ると、ウィッチは祝詞を上げ始めた。
「…の御前に…誓い、永遠の…」
魔女なだけあってこの手のことはなれているのだろう。
いつもより低めの張り詰めた声に厳粛な雰囲気がいっそう引き締まる。
「では、誓いの儀にうつります。」
ルルーが上にナイフを置かれた儀式用の装飾が施されたコップのような器をサタンに手渡す。
コップの中にはぶどう酒が注がれていて、その器を自ら祭壇の上に置くと
サタンはナイフの刃先に指を少しだけ押し当て、滴った血を数滴コップに注いだ。
ルルーがサタンに手をぬぐうハンカチを渡し、サタンは受取ると指をふき取る。
ウィッチは祭壇の器を確認すると、アルルに向かって器を差し出した。
「花嫁はこの盃を取り、一口飲むのです。これにより誓いを…っ!?」
その時、城の照明が一斉に落とされ、何も見えなくなってしまう。
闇の中から儀式の間にすさまじい殺気を放った一人の影が踊り出、サタンの背後に飛び掛る!
「…の剣よ…」
「サタン様、あぶないっ!」
ルルーがサタンを祭壇の前から自分の後方へ無理やり引っ張り出し、
主に襲い掛かろうとするその影の前にに立ちふさがった。
「切り裂けぇぇぇ!!」
「破岩掌っ!」
836767:2007/06/08(金) 20:40:48 ID:wpDNTnsw
暗闇の中で大きな力がぶつかり合い、衝撃とともに爆風が部屋中に広がった。
ほこりや色んなものが暗闇の中爆風で舞い上がり散乱し部屋が混乱と悲鳴ににまみれる。
「キャアア!い、いったーい!」
「だ、誰か灯りを!警備兵!」
警備兵の一人が慌ててブレーカーを確認しに走ったが、確認するまもなく照明が回復する。
儀式の魔は爆風にルルーが守った付近以外の場所はめちゃくちゃに荒れ果てていた。
「げほっ、げほっ…」
「な、なんなの?!」
「サタン様、お怪我は…」
この混沌とした場の中で誰一人冷静に状況を確認できるものがなく右往左往する家臣達。
その中誰かの襲撃をサタンから庇ったルルーは、膝の辺りから少し血が出ていた。
「ル、ルルー様!ルルー様こそ怪我を…」
ミノタウロスがすぐに気が付いてルルーを抱えて運ぼうとするが、
ルルーは裾のほこりを払って自ら立ち上がり、尻餅をついていたサタンに手を貸し支え起こす。
「ミノタウロス、私は見た目ほどたいした傷はおっていないわ。
 少し足を切られただけよ。私は良いからサタン様を安全な所へ」
「私も無事だ、マントがぼろぼろになったくらいで怪我はない。
 手助けはいらぬ…っ、ア、アルルは?!」
サタンの言葉にアルルがいないことに気が付き全員が硬直して辺りを見回す。
しかしアルルは忽然とその姿を消していた。
「警備兵!お前ら本当になにをしていたんだい!侵入者が花嫁を攫っていった!
 ここの警備はいいからすぐさま追っ手を出せ!
 ただし来客にはこの騒ぎを決して悟られるな、急げ!」
ドラコの指示に更に真っ青になった警備兵が走り出す。
「サタン様、そのようなぼろぼろのお姿を誰か招待客に見られては不味いです。
 ルルー様も怪我の手当てをしないと…こちらへ、誰か控え室に着替えと医者を」
キキーモラがサタンの衣装の乱れ様に二人を控え室に連れて行こうと誘導する。
「私達はめちゃくちゃになった儀式の間を修復いたします。
 花嫁を連れ戻し次第すぐに式を再開出来るように致しますのでご安心下さい」
ウィッチがサタンのそばにひざまずいて言うが、サタンにはその声も耳に入らない様子で
「侵入者は何物だ!さっさと連れ戻せ!」
と回りに雷を落としながらキキーモラに引きずられていった。
837767:2007/06/08(金) 20:41:41 ID:wpDNTnsw
「…ここまでは作戦どおりですわね」
ウィッチは廊下に顔を出し、完全にサタンとルルーがいなくなったのを確認して呟く。
「とりあえず儀式の間を片付ける間にワープゾーンを閉じておいたほうが…」
こんな時でも控え目にセリリが言うと、
ウィッチは祭壇の後ろの壁にかかっていた大きなタペストリーを取り外す。
タペストリーの裏にはぐるぐると魔力の黒い渦が壁に広がっていた。
あの騒ぎに乗じて作っておいたこのワープゾーンにアルルを放り込んだのだった。
ウィッチが呪文を唱えると黒い渦が見る見る小さくなって消えていき、元の壁にもどる。
「向こうも今度は上手くいってくれればいいですね」
「まったく、魔界全体を巻き込んでの痴話喧嘩とかすっごい迷惑」
部屋に残っていた家臣たちは苦笑いし互いに軽口を叩きながら片づけをはじめた。
「これからが作戦の本番だよ。皆、気を抜かないようにねー」
ドラコの言葉に皆が頷く。
そうここからが本番だ、と顔を引き締めウィッチはタペストリーを元の場所に掲げた。

「ええいまだかっ、のろまどもがっ…!」
サタンは見た目は元通りにされた儀式の間に戻り、花嫁を待ち続けていた。
その顔には花嫁を奪われた苛立ちとあせりが色濃く浮かんでいる。
その横で手当ても済んで新しいドレスにも着替えたルルーが、怒り狂うサタンをなだめていた。
懸命に侵入者とアルルを警備兵が探し回っているのだが何の手がかりもなく、
いたずらに時ばかりが過ぎていった。
恐れ多そうにウィッチがサタンに伺いを立てる。
「あと半刻ほどで披露宴の時間になってしまいますが…
 このまま披露宴の時間までに見つけられなかった場合、いかが致しましょうか」
サタンはいらただしげに祭壇の前でうろうろしながら言う。
「その時は…式を延期するしかあるまい」
「しかし、花嫁を式中にまんまと奪われた挙句見つけられもしなかった、
 と回りに知られたら魔王の威厳に傷がつきます」
「ではどうしろというのだ!元はといえばお前らがふがいないせいであろうが!」
最高に機嫌が悪いサタンはどんどんと足を踏み鳴らす。
「…幸いにも招待客には花嫁が誰なのかも花嫁を攫われたことも気付かれておりません。
 この際代役を立てて式を強行してしまったほうが良いのではないでしょうか?」
838767:2007/06/08(金) 20:42:28 ID:wpDNTnsw
「だ、代役?!」
さらっととんでもないことを言い出すウィッチ。
しかしサタンを除いてその意見に異を唱えるものはいない。
むしろ、ウィッチの言葉に賛同する囁きがあちこちからもれ始めた。
「確かに急ぎで作ったゆえ招待状には花嫁は誰とは書いてなかったが…
 代役など立てるにしてもそんな役を一体誰にするというのか」
突拍子もないことを言われ、サタンは頭の回らないままウィッチにぼやく。
家臣たちは一斉にルルーに視線を注ぐ。
「え、わ、私?!」
ルルーはいきなり自分に注目が集まり慌てふためき自分を指差し周りを見回す。
「ルルーさんしかいませんよね」
「うん、ここはルルーだよね」
「ルルー様が一番いいと思うゾウ」
「にゃー」
「ちょっと待てお前ら、ルルーを正妻に迎えるといってもルルーには魔導力が」
「そもそもサタン様ほどのお力を持つ方なら魔導力を持ったお相手を選ぶ必要はないかと…。
 それにルルーさんは確かに魔導力はありませんが臣下一の実力を持つ女性です。
 どうしても魔導力を持った女性が必要なら別に正妻ではなく側室でも良いのでは」
家臣たちはウィッチの意見に一斉に頷く。
「しかしだな、私は…」
口々に家臣たちはアルルよりルルーのほうが正妻にふさわしいと畳み掛ける。
「王妃として必要なのは純粋な力だけでなく美しさに威厳に品位に知識に皆を纏める能力」
「その点ルルーはこういってはなんだけど魔導力がないことを除けば最適かもねぇ」
「これまでハーレムや家臣を纏め上げていたのはルルーさんですし
 サタン様を外からも内からも支えつづけていた功労者です」
「それに…このような日に問題を起こした人が魔王の正妻にふさわしいかしら…」
「確かに、後日アルル殿を取り戻したとしても口さがない人たちに何を言われるか」
「下手な噂を立てられるくらいならなかったことにしたほうがずっといいかもしれません」
サタンは魔王としての意見を言うとするが、いわれる前にどんどん家臣たちに先回りされ
言葉を抑えられていってしまい、結局何もいえなくなっていってしまう。
「ぬ…ぬぬぬ…」
サタンは皆の意見に気おされどう反論して良いか必死に頭をめぐらすが言葉も出ない。
839767:2007/06/08(金) 20:43:30 ID:wpDNTnsw
「ぐー!」
その中誰かが連れてきたのか、カーバンクルがひょっこりと儀式の間に歩いてきた。
「お、おおそうだ、我が妻はルベルクラクを所有するもの、
 すなわちカーバンクルちゃんが認めた人間を」
これはいいタイミングに、とカーバンクルを抱き上げて
ルルーを正妻に上げるという意見をサタンは婉曲的に却下しようとしたが…
「ぐぅぐぅ」
カーバンクルはサタンの腕をするりと抜け出してルルーの肩に乗りすりすりと甘えだす。
「認めてますわね」
「これ以上ないくらいに懐いてます」
「ルルーさんに甘えるカーバンクルちゃん、可愛い」
「はらひれほろはれ〜♪」
「ううっ…」
最後の反論もあっさり蹴られてサタンは口篭もる。
何かがおかしい、流れが出来すぎている!
サタンはこの乱入事件が何者かの手引きに行われたことにはとっくに気が付いていた。
内部に共犯者がいなければあそこまであっさりと花嫁を攫うなんてことは出来ない。
後ろから自分に迫った侵入者の殺気を思い出すとぞっとする。
庇ってもらわなかったら後ろを完全に取られていた以上命を落としてもおかしくなかった。
心情的にはルルーが怪しいが、攻撃から自分を庇い負傷までしていることを思うと…。
サタンはルルーに顔を向ける。
「式をぶち壊しにするためにアルルを攫う。
 その時サタンとアルルを引っぺがすためにシェゾがサタンに襲い掛かるから防げ、
 演技だとばれないために本気でやること。その後はうやむやにする」
としかウィッチから聞いていなかったルルーはこの成り行きについていけずに
口をぽかんとあけて騒然とする間を見ていた。
その表情をみて、ルルーがこの事件に関与しているとは考え難いとサタンは思う。
なら、一体誰が…
「さあさあどういたしますかサタン様」
「無理にその意思がないのに結婚しろとは家臣の身ではいえませんからねぇ」
「でもその点ではアルルもサタン様と結婚したがっているようには見えなかったし」
「しかしルルーさんは本当にサタン様を愛しておそばにいましたよ?」
「きぃくぅぴぃ」
「くっ、うむむむむむむ…」
840767:2007/06/08(金) 20:44:11 ID:wpDNTnsw
にやにやとその場の全員がサタンに悪意のある笑みで見つめている気がした。
もしや、これはルルーを除く家臣全員の計画なのか?
それならば全てのつじつまが合う。警備がこの儀式の間だけ薄かったことも、
何の痕跡も残さずに花嫁を攫ったことも、全員の意見が合いすぎていることも。
しかし状況的にそれが一番可能性が高いといっても何も証拠がない。
それにそんなことを口に出せば本当でも嘘でも家臣たちは
「証拠もなくなんて事を言うのか」と全員で反論してくるに違いなかった。
サタンは背中にぞわぞわとしたものが這い上がるような感触に思わず身を振るわせた。
「わ、わかった、ルルーを正妻として認め、迎えることにするっ…」
『わあああああああああああ!!』
サタンの宣言に儀式の間に歓声が上がる。
もしこの憶測が当たっていたとしたら。
下手に反対を押し通せば魔王の威厳も、家臣も全て失うことになりかねない。
しかも一応家臣達の意見のほうが正論だった。無理に我を通すことは出来なかった。
口元を震わせ、サタンは引きつった笑顔を浮かべ歓声を受け止める。
「おめでとうございますサタン様!」
「サタン様万歳っ!」
「新王妃ルルー万歳!」
「おめでとう、ルルー!」
「わ、わたっ、わた…私が…サタン様の…」
ルルーは夢でも見ているのかと自分のほっぺたをつねってみる。
「…痛い。夢じゃない。」
「……夢ではないのか、これは…」
「ほらほらそうと決まったら途中からでいいですから誓いの儀式の続きを!」
ウィッチがそれぞれ空中を見て動かない二人を引っ張って祭壇の前に連れて行く。
「ルルーさんルルーさん」
ちょいちょいと後ろからセリリがルルーの肩を叩く。
「あ」
ごくり。
振り向いたルルーの口に、セリリはサタンの血が混じったぶどう酒を注ぎ込んで飲ませる。
841767:2007/06/08(金) 20:49:43 ID:wpDNTnsw
「はいっ、無事に誓いの儀式終わり!というわけで次はー?」
「やっぱここは定番のキース、キース、キース、キース!」
ドラコが二人をはやし立てはじめる。
周りも載せられてぐんぐんテンションがあがり部屋中にキスコールが響きわたる。
「サタン様…」
うるうると目を潤ませ今にも嬉しさでなきだしそうなルルーはサタンに抱きついた。
「ルルーは幸せものです!一生、ついていきますっ!!」
ルルーがサタンの首を引き寄せ押し倒し、ぶっちゅううううと熱く唇にキスをかます。
「ぬああああー!」
押し倒されたサタンはルルーの下でもがくが、当然腕力ではルルーに敵うものはない…
背骨が折れそうなほど強く抱きしめられ、口を口でふさがれもがくサタンの体が
ピクピクと痙攣しているが誰も止められはしなかったしとめる気もない。
「うっひゃあああああ!お子様には目に毒ですわー!」
「いやああん、皆が見ている前でそんなルルーってば大胆!」
「鐘を鳴らせ!祝いの花火をあげろー!」
「魔王サタン万歳、王妃ルルー万歳ー!」
ウィッチはなんとか上手く行ったと胸をなでおろしながらため息をついた。
「ふう、やれやれですわ…」
喧騒の中疲れて廊下の手すりにもたれかかる。
夜空を見上げると城を何発もの花火が明るく照らしていた。
ウエディングベルが二人(?)の幸せを祝福するように
いつまでもいつまでも遠くまで鳴り響いていた。
842767:2007/06/08(金) 20:50:46 ID:wpDNTnsw
「てやっ」
アルルを抱えて作っておいたワープゾーンを越え、シェゾは自分の部屋に着地した。
「ぜぇぜぇ…何とか成功したな。にしてもルルーも手加減ってものを知れよ、ああ痛ぇ」
拳の辺りがずきずきと痛むのをこらえてシェゾはアルルをベットにおろし、
傷みを振り払うように手を振る。よく見ると少し手の甲がすりむけ、赤くはれていた。
あらかじめ打ち合わせしておいてもさすがに暗闇の中で戦うのは難しく、
ルルーもシェゾもお互いに本当に軽くだがダメージをあたえてしまったようだった。
「ど、どうして…?…シェゾ…」
疲れきった顔でシェゾはどかっと床に腰を下ろし、アーマーや剣を外すと
頭を抱えて自分のやらかしたことの大きさに苦笑いして汗をかいた前髪を掻き揚げた。
「俺もまさか魔王の結婚式乱入に花嫁略奪なんて経験する日が来るとは思わんかった。
 あー、城とこの部屋にワープゾーン作ってつなげておいて脱出したんだけどな?」
「ちがうよ!!なんで、こんなこと」
「バーカ」
ぺしっと、立ち上がったシェゾがアルルの頭を軽くはたく。
「いたっ、…馬鹿ってなにさ、馬鹿って」
「馬鹿に馬鹿と言って何が悪い!ばーか、ばーか、この大馬鹿ーっ!」
「わかんないよ!どうしてこんなこと…馬鹿なんかほっとけば良いでしょう!」
「だから馬鹿だといっているんだこの馬鹿。わからなければわかるまで言ってやる、
 アルル、お前が欲しい。俺は馬鹿で話も碌に聞けないお前が欲しいんだよ」
いきなり連れ去られ訳がわからなく激昂するアルルに、
シェゾは心から優しい笑顔でアルルの目を見ながら初めての本心を打ち明けた。
アルルはシェゾの言葉を信じられないと首を横に振りながら問い詰める。
「じゃあなんで、僕の魔導力すら取らなかったくせに!」
「そもそも俺、というか人間ごときじゃお前の魔導力は取れないんだが」
「え…」
「わかったか、わかったらおとなしく俺のものになれ」
シェゾはアルルの身体を乱暴に押し倒してのしかかる。
「ちょ、ちょっとちょ…まってよ!」
「無理だな。これ以上は待てない。
 ぐずぐずしてたらまたお前はどっか他の男の所に行っちまうだろうが」
843767:2007/06/08(金) 20:51:30 ID:wpDNTnsw
「本当に欲しかったなら、なんで…なんで僕に今まで手を出さなかったの。
 僕のこと、汚れてるって思ったんじゃないの?」
シェゾは首を横に振った。
「汚いと思ったなら最初から助けない。ただ付け込むようなことはしたくなかった。
 ウィッチにもへタレ鈍感だのインポだの正直になれだの殴られながら言われて
 やっと目がさめた俺が言うのもなんなんだけどな…
 多分俺はお前より強くなってから自分のものにしたかったんだと思う。
 俺はずっとお前に負けつづけていたからな、かっこ悪くて何もいえなかった」
シェゾは少しばかり眉にしわを寄せて切ない目でアルルに言う。
「しかし他の奴に手を出されるくらいならさっさと手を出しておけばよかったと今は思う。
 だからもう待たない。アルル、あんな奴のものになるくらいならお前の全てを俺によこせ」
その目には自分の下手なプライドで回りくどいアプローチを続けたせいで
結果的にアルルを傷つけ誤解させたことの心からの後悔が滲んでいた。
「……」
アルルはシェゾの目を見て、あの時自分が起きた時に、
必死で悪夢からこちら側に連れ戻してきてくれたことを思い出す。
「クッキー、美味しかったぞ。あの時何枚か落としてしまったやつもちゃんと食ったぞ」
シェゾの言葉にアルルの目に涙が滲んだ。
「シェゾ…シェゾっ…」
アルルは感極まってシェゾの胸に顔をうずめ、頬を摺り寄せて甘えるように寄りかかる。
「もう、やけを起こして他の男の所に行くようなことは絶対にするな。
 お前は俺のものだ。というか強引にでも俺のものにさせてもらう。」
「あっ」
ウエディングドレスを脱がそうと、アルルを強引にひっくり返し背中のファスナーを引き下げる。
ドレスの中のコルセットを剥ぎ取って壁のほうへ投げ捨てた。
あらわれたアルルの白く、健康的な身体を強く抱きしめる。
目の前の背中に舌を這わす。背骨に添って、何度も何度もゆっくりと舐めあげた。
「あ、あ、シェゾ、いやっ」
「お前、乱暴にして欲しいとか何度も俺でオナニーしたとかいってたじゃないか…」
あまりにも生なシェゾの言い方に、アルルは顔を赤くして手を振り回す。
「ばっばばばばばかっ、こんな時に何をうわあああんもうこの変態っ!」
844767:2007/06/08(金) 20:52:56 ID:wpDNTnsw
シェゾは暴れるアルルの腕を掴むと、片手で両手首を押さえつけながら耳元に囁いた。
「ああ、へタレといわれるくらいなら変態で十分だ。
 その変態が好きなお前に言われたくはないけどな」
シェゾの反論にぼっとアルルの顔から火が吹く。
「それとももう嫌いになったか?」
自由な片手で開いた背中から胸へ指を差し入れながらシェゾはアルルに問い掛ける。
アルルは少し間をおいて無言で首を横に振った。
「鈍感。僕は…君のことが…」
「そうか、なら」
「あうっ」
指がアルルの乳首を探り当てて転がす。
「そのまま、俺の腕の中でいい子にしてろ」
シェゾはアルルの背中に顔をうずめ指先で胸を弄りながら、唇で背中を強く吸い跡をつける。
これは自分のものだ。誰にも渡すものか、と言うように何個も何個も印を残していく。
「んう…シェゾ…本当に僕でいいの…?」
「お前が欲しいんだ、こんなこっぱずかしいこと何度も言わせないでくれ」
跡をつけるたびに腕の中のアルルの身体がピクリとはねる。
全て脱がして体中に独占の証をつけてやりたいのに、かさばるドレスが邪魔で仕方がない。
サタンがアルルに着せたドレスだと思うと心の奥にどす黒い気持ちが湧いてくる。
「どうせあいつが選んだんだろ…こんな悪趣味なドレス」
嫉妬にかられてファスナーの付け根からスカートの繋がっていた所を力任せに引き裂いた。
引っかかる所がなくなり脱がし易くなったドレスをアルルから剥ぎ取ると、
アルルが身にまとうものを取られた恥ずかしさと乱暴さに少し丸くなってベットに縮こまる。
「シェ、シェゾ、ね、怖いよ、もう少し優しくして…?」
「ああ悪い、ついあのロリコンにお前があれこれされることを想像したらな…。
 念のため確認しておくが、まさかあいつに何かされてないよな?」
シェゾはアルルの耳元に息を噴きかけながら低い声で確認する。
アルルは耳から来る声の振動にぞくぞくしながら必死に首を振った。
「あ、あ、されてないよっ…もし、さ…されてたら?」
「城にもう一度乗り込んであのロリコンをぶっ殺してくるところだ」
冗談を飛ばしながらアルルの髪を優しくなでてやり、
恐がらせて堅くなった身体のこわばりを解いてあげようと
何度もいとおしそうに首元に甘く噛み付くとシェゾは荒い息をついてアルルの唇をついばむ。
845767:2007/06/08(金) 20:55:42 ID:wpDNTnsw
柔らかい唇の感触を楽しみながら、じゃれ付くように唇をはみ、舌で唇を軽く舐めては吸う。
「んっ、シェゾ…」
「アルル…」
お互いの首に手を絡ませ、髪を愛撫し合いながら舌を深く絡みつかせた。
絡みつかせた指を解いて手を脇腹から、ゆっくりと太ももまで何度もなでる。
少し顔を離して鑑賞すると、少女特有の丸みを帯びた豊かな曲線が息づいていた。
手当てや着替えの時にも触れたには触れたが、あの時は楽しむどころの気持ちじゃなかった。
生唾を飲み込みながら心行くまで柔らかさを楽しみつつ、じっくりと舐めまわすように
アルルの身体を上から下まで視線で犯す。
亜麻色の髪、潤んだ大きい瞳、華奢な首筋、小ぶりだが形の良い胸、
健康的に引き締まったお腹から尻、太もも…そして太ももの奥。
濡れて張り付いたショーツが、かえってその場所を隠すどころか形を浮き上がらせている。
「や、やだっ、そんなところあんまりじろじろみないで…」
シェゾの視線に自分がどんな風になっているか気が付いたアルルは、
太ももを慌てて閉じようとするがシェゾの手がそれを許さない。
「何度かは既に見てるんだが、じっくり眺める余裕もなかったんでな。
 アルル、お前は俺のものだって身体に教え込みたいんだ。お前の全てを俺に見せろ」
「言い方がやらしいんだってば…やっぱり君、変態だよ…」
自分のものだと所有欲をもたれるのは悪い気がしないが、
アルルは変態的な言い方に恥ずかしさを覚えて視線をそらす。
「はは、すまんすまん」
なおもなにか言おうとするアルルに、指をショーツに滑り込ませて黙らせる。
「あっ、…意地悪っ…」
肝心な所はさわらずに、周りを焦らしながら指で揉み解すようにふにふにと刺激する。
「んん…くぅっ」
指で閉じたり開いたりを繰り返し、中心に淡い刺激を与えながらアルルを煽ると、
アルルはじれったさに太ももをすり合わせるようにして身をよじらせる。
「あ、あ、ああっ」
シェゾが堅くなった乳首を口に含み、下腹部への愛撫とは違って強く吸い上げると、
アルルはたまらずに声をあげてシェゾの背中にぎゅっとしがみつく。
ちゅうちゅうと音をたてて吸い付くと、そのたびに切なげな声がアルルの口から漏れた。
846767:2007/06/08(金) 20:57:22 ID:wpDNTnsw
下着にもぐりこませていた指を割れ目に沿ってなで上げると、
ぬるりとした感触が指にも伝わって絡み付いてくる。
それを潤滑油に指を何度も溝に沿って動かすたびに、水気のある音が響いた。
「んっ、あ、ううっ、だ…めっ…」
中指と人差し指を中に入れ、入り口をほぐすように動かしながら親指で肉芽を転がす。
「あ……あっ…ああ…」
自分のあふれ出る声を抑えようと手で口を抑えようとするが、
手に力も入らないくらいに感じて戸惑う少女がいとおしくてたまらなかった。
「お願いシェゾ、もう…もうちょうだい…これ以上されたら、ぼくぅ…」
ちょうだい、と腰をゆすってシェゾの指を深く自分から受け入れながら、
可愛い声でおねだりするアルルに、シェゾはこれ以上ない興奮を覚えて下着を脱がし、
いきり立ったものの先端をあてがい、アルルの奥まで一気に挿入した。
「あああっ、シェゾっ…!」
自身を貫いた衝撃にアルルの口から悲鳴に近い声があがる。
「っ…と、アルル、すまない、痛かったか…?」
アルルの声に、もしや性急過ぎて痛みを感じさせてしまったかと
動きを止めて呼吸を落ち着くまで待ち、身体を抱きしめてアルルをいたわる。
「はぁっ…ううん…びっくりするほど気持ちよくて…
 ごめんね、全然痛くないの。ごめんね…初めてじゃ、なくて」
アルルは少し目を伏せて自分の愚かさで相手に純潔をささげられなかったことに詫びる。
「俺が初めての男で、お前は俺のものになってくれるんだろ?
 だったら俺はそれで十分だ、アルル」
気にするなというように頭をぽんぽんとなでてやると、
両手で頬を包むように触れ、自分のほうへ向かせるとつながりながら唇を重ねた。
なまめかしく舌をからめ、口を離すと唾液がつっと一筋糸を引いて、落ちる。
シェゾは安心させるように指で優しく伝った唾液をふき取ってやると、
もう一度だけ軽く唇を重ね、顔を離す。
「…動くぞ、もし痛かったら言え」
「ん…ありがと」
ゆっくりと慈しむように相手の体温を感じながら、シェゾは動き始める。
腰の動きに合わせてアルルの胸が揺れ、官能的な光景にシェゾは興奮しながら
動き易いように膝を裏から軽く持ち上げ、深く奥までつくと繋がった場所から
みだらな音がそのたびに響き渡り、二人の興奮を更に高めていった。
847767:2007/06/08(金) 20:58:10 ID:wpDNTnsw
「んっ、あ、シェゾ…シェゾっ…」
背中の服をぎゅうっと握り締めて快感にたえ首を振るアルルに、可愛さを覚えて
シェゾは更に欲望のまま腰を打ち付け、吐息を漏らす。
息も絶え絶えに愛しそうにシェゾの名前を呼びながらしがみつくアルル。
時折唇を絡ませ、耳をついばみ指で胸をさわってやりながら、
愛しい人の感触に溺れるようシェゾは何度もアルルの中を行き来した。
「あっ…僕、もう…だめ…シェゾっ…」
「ああ、俺ももう限界だ…行くぞ…」
アルルの限界が近づいて中が急激にしまるのを感じ、シェゾも快感が高まっていく。
「ああああっ、シェゾ、あああ、っ…」
「アルルっ…」
びくん、と体がはねて入り口を痙攣させ絶頂を迎えたアルルに、
遠慮なくシェゾはアルルの中で欲望の全てを解き放った。
繋がったまま、アルルの身体に密着し体の熱が冷めるまで横になって抱き合い、
荒い息を整えながら求めるままに頬を寄せ指を絡ませる。
アルルはシェゾの胸に抱かれながら、ぽつりと思い出したように言った。
「…そういえば向こう、どうなってるかな…大変な騒ぎになってるだろうなぁ」
「心配ない、今ごろはルルーとサタンの結婚式になってるはずだ」
「何それ…」
「いや実はな、ウィッチがだな…」
怪訝そうな顔をするアルルに、シェゾはおかしそうに笑いながら計画を話すと、
アルルもつられてぷっと吹き出して笑う。
「やっと笑ってくれたな、アルル」
「あ…花火…に、鐘の音…?」
ドーンと、遠くから花火の音と光が部屋に差し込んだ。
アルルは半身を起こすと、窓から見える花火を目を少し細めて見つめる。
「ほら見ろ、祝いの花火にウェディングベルだ」
サタンの城のほうから鳴り響く鐘の音と夜空に舞う何発もの花火。
二人は窓の外の景色を眺めながら身を寄せ、夜が明けるまで幸せそうに笑いあった。
848767:2007/06/08(金) 20:59:16 ID:wpDNTnsw
後日談

ウィッチたちルルーを除くハーレムにいた女性達は、
今回の騒ぎが自分達によるものだ、ただしルルーは関わっていないと
サタンにルルー以外のことは正直に話し、ハーレムから退いて責任を取る形になった。
堂々と彼氏を作ることもできるようになって皆楽しそうである。
表向きはサタンがルルーを愛するゆえにハーレムを解散したことになったため、
サタンの名声は一気に高まり、サタンは拳を振り上げることすら出来なかった。

一気にアルルどころか側室候補も失ったサタンはしばらく不機嫌だったが、
ルルーのひたむきで一途な無償の愛にほだされるうちに、
ルルーが第一子を妊娠するころには魔界一のおしどり夫婦と評判になっていた。
もともとルルーのことは常々魔導力さえあれば、と残念がっていたくらいだったし、
アルルについては今まで簡単に何もかも手に入っていた自分が
唯一思い通りに出来なかった相手だから執着していたと気が付き
ルルーへの愛情が一気に盛り上がったようだった。

ルルーは長年思いつづけていた夢が叶ってとても幸せだった。
王妃の仕事を懸命にこなしながら日々大きくなるお腹をなで、
家族が増えるのを楽しそうに待っている。
ミノタウロスは相変わらずそんなルルーに仕えつづけていた。
たとえ人の妻になっても自分の主人が幸せならそれでいいようだった。
時折夫婦生活のスパイスに使われたりしながら、生涯忠実な家臣であり続けた。

アルルとシェゾは二人で暮らすようになり、暇さえあればいちゃいちゃしていた。
二人を知る人たちは常にお花畑モードな様子に苦笑しながらも温かい目で見守っていた。
そんな中、アルルはシェゾの知識を吸収しながら更に魔導師の上を目指していた。
授業も真面目に聞くようになり、自分から学ぶ姿勢が身についてきたようだ。
シェゾはまだまだ成長していくアルルに追いつけるよう頑張って修行している。
他人から力を奪うのではなく、自らの力を高めるように勤めるようになった結果
シェゾもかなりの成長を遂げ世界でも有数の魔導師になっていった。

とりあえず、皆がものすごく幸せにしていることは間違いなさそうだった。
魔界も人間界も平和な時が流れ、しばらくは平穏な日々が続きそうです。おしまい。
849名無しさん@ピンキー :2007/06/08(金) 22:27:52 ID:v3JzfW+T
うぉー!!! お待ちし取りました〜!
大作乙です!
そしてGJ!

ラブラブの大団円、アダルトながら魔道っぽい雰囲気に普通に情景が
浮かんできました。本当に良いものをありがとうございました〜!

ちなみにラグナスはどうなったんでしょうw
850名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 22:35:21 ID:Zdko/MDc
ネ申さま来てたあああ!!!

個人的に誰かさんが殺気立ってる辺りがよかった。
エロいシーンはもう少し欲しかったかも知れない……

起承転結ハッピーエンドお疲れさまです!GJ!
851767:2007/06/08(金) 23:04:47 ID:wpDNTnsw
後ろで 嫁が 見てるよ!

>>849
他の職人さんが書いてくれていたように、
たぶんドラコ辺りとくっついて幸せにやってると思いますw

>>850
家族に見られながらエロいシーンを書くのは拷問に近いほど辛いです
自分でも全体の長さの割りにエロ少ないのは自覚している。すまない。

小ネタでDアルルを幾つかいれようと思ったけど、そこまでやると
「ずっと俺のターン!」状態でスレ使いきってしまいそうで没にしました。
保管庫にパート6が入ってないから、知らずネタかぶりそうで不安だったし。
仕事が土日もはいっていたので最後の最後で遅くなってしまい申し訳ないです。
職人さんたちはすごいなあと初めてSS書いてみて思ったよ。エロ難しいな。
とにかく読んでくれた人ありがとうございました。
852名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:07:56 ID:65/qUtUP
GJすぎ(*´д`*)
853名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:21:54 ID:QYArD9Ab
いよっしゃ〜〜キタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
シェアル+サタアルでハッピーエンド。好みもバッチリですた。
なんかもう ずっと俺のハッピーターン♪ な気分です。
854名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:38:02 ID:MnKRm5l1
本当にGJ!!!こんな話が読みたかった!
855名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:48:34 ID:0AlJvYVT
貴方色にしてくれ とか 夫婦生活のスパイス とかw
所々笑いもあって面白かった。エロの描写も上手いからもっと欲しかったけど、長すぎないでよかったかも。
とにかくありがとう!やっぱりハッピーエンドはええのお
856853:2007/06/08(金) 23:58:52 ID:QYArD9Ab
あぎゃ。サタアルではなくサタルルと書きたかったのに間違えてら。スマソ

もう一回最初から読み直してみた。
ウィッチのキャラとかミノのセツナイ忠誠心とか
本筋じゃない所もキャラが立っててやっぱ (・∀・)イイ!
857名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 00:10:35 ID:iB9+FhqF
うわああああああああ!大団円GJ!GJ!GJです!
(一応)エロパロなんだけど、エピローグが春の日差しのようにあたたかいんですよね。
ほんわか幸せな気分で眠りにつけそうです。
858名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 03:38:13 ID:eDC4dU45
GJ!
859名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:12:28 ID:ItTZvl+j
>>832
保管庫には収録されてなかったから、過去スレの5か6にあるんじゃないかな。

保管庫の人は連絡用掲示板で保管を依頼すれば動いてくれるみたいです。
倉庫入りした分は ttp://sakura03.bbspink.com/1150884053/1-10
(わかっていると思いますがURLは例なので適当です)
みたいにどこを保存するのか指定しないと中の人が忙しくて無理っぽい。
過去スレ見れる環境の人に依頼をお願いするしかないね…。
860名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 22:40:08 ID:3dl9fFtN
TXTでうpしてみた
5スレ目
http://i-get.jp/upload/upload.cgi?mode=dl&file=1855
6スレ目
http://i-get.jp/upload/upload.cgi?mode=dl&file=1856
パスはどちらも「madou」
ただ無知なのでレスがところどころおかしくなってる。
依頼は他の方がよろしくお願いします。
861名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 23:55:47 ID:iB9+FhqF
ハッピーエンドキタキタキタ〜〜!
パトレイバーの後藤隊長の「みんなで幸せになろうよ」って台詞じゃないけど
他ジャンルならともかく、みんなが幸せでニコニコ笑ってるのが魔導世界では一番しっくり来ますよね。

個人的には「ば〜か!ば〜か!」のやり取りに萌えましたね。w
あと、クッキー美味かった云々・・・の台詞にも。

862名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 23:57:00 ID:EW6U/tTy
「ラグ」で検索したけどなかったね…
863名無しさん@ピンキー :2007/06/10(日) 08:32:24 ID:Rs8P0O7c
>>860
乙!
864名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 15:07:31 ID:k958yFoD
ラグドラの小説が読めるのはエロパロ板のぷよスレだけ!
865名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 06:23:42 ID:OhNf/Hx0
【サタン・アルル・シェゾの三角関係?】

―――前半・本気サタン―――

サタンは苦悩していた。
最近、毎晩のように私の夢にアルルが出てくる。
今まで散々アルルにちょっかいを出して来たが…
一体私は一人の男としてアルルに認識されているのだろうか?
よもやただのアホカコイイ中年魔王様だと思われているのではないか?
………
このままではまずい。
そろそろ私の真の魅力をアルルに解らせる時やも知れぬ。
…しかし、この私が夢精をするとは…
………

翌日。
アルルは苦悩していた。
今日はシェゾがぼくの家に来る。
「大事な話がある」って言ってた…とても真剣な顔で。
ぼくは何故か断ることが出来なかった。
いつもと違うシェゾ。
この家でシェゾと二人きり…?
わぁぁ〜っ、ぼくは一体何を考えてるんだろう。
そして一瞬、アルルの頭を過った人物がもう一人。

その時だった。
誰かが扉をノックする音。
アルルはきっとシェゾだろうと思い、いささか緊張した面持ちでゆっくりと扉を開ける。
しかしその先に立っていたのは…
「サタン!?」
アルルは仰天した。
まさか今日に限ってサタンが訪れるとは。
「い、一体どうしたのさ!?」
午後の日差しに包まれて佇むサタンは、明らかにいつもと様子が違う。
「アルル、お前の純潔を頂戴しに来た」
ひ、ひえぇぇぇっーーー!?
「なっ何を言い出すんだよサタン!それに今日は…」
「うるさい。つべこべ言わず大人しく私のモノとなるのだ」
「ちょ、ちょっと待ってサタ…ひゃあぁっ!?」
アルルの抵抗も空しく、かっちりとキメたタキシード姿の男に軽々と抱き上げられる。
「サタンのばかばかっーーー!何するのさ、早く降ろしてよぉっーーー!」
サタンの胸を固く握った拳でドンドンと叩くものの、サタンは構わず家の中へと進入して行く。
漆黒のタキシードに真紅の蝶ネクタイが、彼を魔界の王者だということを改めて思い起こさせる。
今まで気にしたことも無かったが、結構まつ毛が長い。
鼻先のサタンの首もとからはどこか生々しい大人の香りが漂う。
今日のサタンはまるで知らない男の人のようだ。
866名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 06:24:51 ID:OhNf/Hx0
そんなことを考えていると、ドサリと部屋のソファに押し倒される。
「わ、わぁぁ〜っ!ちょ、ちょっと待ってよサタン!突然こんなこと、ホントに一体どうしちゃったのさ!大体ぼくは…」
「アルル。私がお前に男を教えてやる」
「だ、だからちょっと待っ…」
アルルの言葉など聞いちゃいないサタンが、押し倒したアルルの上に覆い被さる。
「ひゃっ…!?」
サタンがアルルの頭上できつく手首を押さえつけると、もはやアルルにはどうすることも出来ない。
普段のサタンからは考えられないような真剣な瞳で見つめられたアルルは思わず目をぎゅっと瞑る。
「ゆくぞ…」
サタンの舌先がアルルの唇の周りを怪しく這う。
「っ…!」
アルルはビクリと小さく体を震わせ、身を固く縮める。
唇の割れ目に行きついたその舌は、僅かに開いた隙間から押し入るようにアルルの口中へと進む。
「んん〜!は、はひゃん、はめ…!」
アルルがしゃべろうともがくほど、サタンはアルルの唇の感触を感じることができた。
何とかアルルと舌を絡ませようとするサタンの唇が、アルルの唇と真空パックのように密着する。
アルルは鼻で息をすることに気付かず、酸欠状態になりながらも必死に空しい抵抗を続けた。

その頃。
シェゾは苦悩していた。
うぅーん。どれがいいか。
ショーケースに映る自分を他人のように見つめているジェゾは、自分が可憐な花屋で浮きまくっていることにも気付かない。
今日こそアルルにこの想いを伝える。
アルルにピッタリな花を添えて。
30分後。
散々悩んだ挙句、両手にサボテンを抱えたシェゾはアルルの家へと急いだ。
待ってろ、アルル。
魔道の力じゃない、俺が本当に欲しいのは、アルル、お前のカラダ、いや、お前そのものだ!
お前が…欲しいっ!

未だアルルの唇を貪るサタンは、アルルが酸欠で気を失いかけているのに気付いた。
「ぷはっ!アルル!しっかりしろ!」
目が星状態になっているアルルを抱き上げてゆさゆさと揺するが、アルルは「はれ〜」と気を失ってしまった。
「おいっ…アルル…!」
しばらくアルルの頬をぺチぺチと叩いたり耳元で名前を呼んだりしたが、どうやら目を覚ましそうにない。
困ったことになった。
まさか息をしていなかったとは。
このままアルルが目覚めるまでそばに居ようと、アルルをソファに寝かせる。
アルルの部屋はスッキリと片付いており、午後の日差しが柔らかく射し込む。
アルルの隣に腰を下ろし、汗ばんだ額を撫でてやっていると、ふと昨日見た夢を思い出した。
私を夢精させた裸のアルル。
サタンは思わず寝ているアルルの体に目をやった。
「幼児体系だとばかり思っていたが…」
今でも鮮明に覚えている。
白い肌、小さいが形のいい胸、プルンとした尻、むちむちとした太もも…。
サタンは下腹部が熱く脈打つのを感じた。
867名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 06:26:49 ID:OhNf/Hx0
その頃。
シェゾは道端で眼鏡を無くしたというおじいさんに出会い、一緒に探してあげているところだった。
今後のことで頭が一杯なシェゾは、眼鏡がおじいさんの頭の上にあることにも気付かない。

サタンは熱く荒い息を吐き、目覚めぬアルルを思いきり抱きしめた。
駄目だ、我慢できない。
急く気持ちでアルルの服を剥ぎ取り、露出した少女の肌に吸い付く。
ちゅっ…くちゅっ…ちゅぱ…
首筋から胸、胸からお腹…太もも、お尻…アルルの全身に激しい愛撫が降り注ぐ。
しかしアルルは一向に目覚める気配が無く、サタンは完全に我を忘れていた。
アルル…!アルル…!
気を失っているアルルだが外界の刺激は体に伝わるらしく、サタンの口に含まれた乳頭は反応して硬くなった。
アルルの胸は小さいがサタンの手の中でふにゃりふにゃりと形を変え、サタンはそこに無数の刻印をつけた。

その頃。
シェゾは無事におじいさんの頭上の眼鏡を発見し、アルルの家へと急いでいた。
さっきまでご機嫌だった空はいつの間にか暗雲が垂れ込め、すっかり薄暗い。
ポツポツと雨が降り始め、シェゾは抱えたサボテンを守るように前屈みで走った。

一頻りアルルの胸を味わったサタンはその手で足首を掴み、大きく広げて少女の園を見る。
やはり外界からの刺激に反応したのか、その泉は既にたっぷりと潤っていた。
中指を入れるとヌプリヌプリと簡単に飲み込まれてしまう。
「こんな形で行うのは不本意だが…」
我慢できない。
サタンは自分の肉棒を取り出すと、一息にアルルの中へと挿入した。

その頃。
シェゾはどしゃ降りの雨の中を走っていた。
うう、寒い。風邪を引きそうだ。
しかしアルルに約束した以上、ここで引き返すわけにはいかない。
それに何だか胸騒ぎがする。
早くアルルの顔が見たい。
急げ。
アルルの家までもう少しだ。

ドーン!という落雷の音とともにアルルは目覚めた。
そして同時に体を切り裂かれるような痛み。
「いた、いたぁぁぁいっ!」
突然の激痛に襲われ、頭が真っ白になる。
目の前には自分の上で腰を振るサタン。
上手く状況が把握できない。
サタンがぼくの家に来て、ぼくはサタンにキスをされて…それで…それで…
「目が覚めたか、アルル…大丈夫だ、ハァ…最初は少し痛むがハァ…そのうち気持ちよく…なる」
知らないうちにサタンが、サタンがぼくと繋がってる?
「サタンっ!いつの間にこんなこと…!ぼく…ぼく…い、痛ぁっ…!」
「ハァ…ハァ…言っただろうアルル…お前を女にしてやる…ウッ…!」
サタンは出来る限りゆっくりと腰を振り、アルルの耳元で何度も大丈夫だ、と囁く。
「うっ…うっ…サタンっ…!」
痛みと不安で一杯のアルルは、目の前のサタンに必死で抱きつく。
とても積極的とは言い難いが、結果的にアルルと抱き合って繋がる形になりサタンは益々興奮する。
「お前の…体は…美味かったぞ…ハァ…」
そう言いながらアルルを安心させるように再び唇を重ねる。
「んっ…んっ…」
頭の中が上手く整理出来ないまま、体だけがサタンの要求に反応する。
ぼく、ぼく…どうなっちゃうの…?
そんなアルルの気持ちに応えるようにサタンが呟く。
「アルル…愛している」
868名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 06:29:17 ID:OhNf/Hx0

その頃。
やっとの思いでアルルの家に着いたシェゾは、ずぶ濡れで戸を叩く。
しかし雷の音が激しく、シェゾのノックはすぐさま雨の中へと消えてしまう。
「ちっ、すごい雷だな。アルルは居るのか?」
ドアノブに手を掛けると、鍵は掛かっていない。
「アルルの奴、無用心だな、まったく…」
シェゾは笑うが、不安だった。
扉は開きシェゾを招き入れた。

アルルの中で何度も往復をしたサタンは限界が近づいてきているのを感じた。
アルルは未だしっかりとサタンに抱きついている。
「アルル…そろそろ…ゆくぞ…」
朦朧としていたアルルの意識がにわかに冴え渡る。
「…サタン?中は、中は駄目だよっ!?」
「………」
「サタン?聞いて…あぁっ…!」
「うっ…ウゥッ…!アルルッ…!」
「サタン、だめ、赤ちゃん出来ちゃう!サタン、抜いてっ!」
「………」
「お願い抜いてっ!サタンッ…!」

「アルル?居ないのか?」
シェゾはアルルの家の奥へと進んでいた。
どの部屋も明かりは灯されておらず、家の中は暗くてよく見えない。
時折光る雷が唯一の頼りだ。
「……!……」
シェゾの耳に誰かの声が入った。
「アルル?そこか?」
シェゾは一番奥の部屋の扉をゆっくりと開けた。

「サタン、ぼくの口に頂戴っ!」
思いもかけない言葉だった。
サタンは文字通りアルルの全てを自分のものにしたかったが、アルル自らのおねだりには勝てなかった。
「お願いサタン、ぼくサタンのが欲しいの。ぼくの口に一杯出してっ!」
お望みとあらばと、サタンはズルリと肉棒を引き抜き、間一髪のタイミングでアルルの口中に発射した。
「うぅっ…!」
何とも言えない喉越しだったが、アルルはどうにか中に出されることを免れた安堵感で一杯だった。
一方のサタンは未だ膨張した肉棒を咥え、自分の精液を飲み干すアルルを満足そうに見つめていた。
その時。
二人の後ろでガシャーンという音が響いた。
振りかえったアルルが見た先にはずぶ濡れのシェゾが呆然と立っており、その足元にはサボテンの鉢があった。

【素晴らしい大団円ハッピーエンドの職人さんの後で気が引けるが、書いたので投下してみた。下手ですまん】
【もし喜んでくれた人がいたら後半も書こうと思う】
869名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 16:55:40 ID:0sln1HTL
>>865さん
自分は続きが見たいです、下手なんてこと無いと思います、頑張ってください。
870名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 20:48:34 ID:KdoU+/wm
サボテンwww
シェゾ、なかなかに不憫な奴だ…笑った!


続きを期待している。
871名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 21:16:39 ID:USn+OLVi
>>865
頑張って、ハッピーも切ないのも鬼畜もあってのエロパロなんだ。
ウホッアーッネタとかじゃなければなんでも書いて欲しいw
872名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 00:16:37 ID:l8hU3Z8Q
シェゾ…(´Д⊂)カワイソス

胸が痛い〜イタイが〜続きが気になる〜〜w
後半もよろしくお願いします。
873865:2007/06/12(火) 02:46:59 ID:+SdI91qj
>>869-872
シェゾとサタン、どっちも好きなんでラストはなるべくハッピーにしたい。
感想ありがとう、徹夜で書いた甲斐があった。
しかし職人さんは凄いな
874名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 07:18:32 ID:hHZD9Xyc
サタンってキャラはどうしても仁井谷のバカを思い出してしまう
サタン本人には罪はないんだがなあ
875名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 10:10:49 ID:XDLrF0C1
だったらわざわざいらん事言うな。荒れるモトだってのがわからんのか
876名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 10:48:03 ID:Kz+bIxux
そんなムキになるほどのことではないと思うが。
お前の方が荒れるモトだってのがわからんのか
877名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 12:52:37 ID:D0vtt3j+
下らないことでスレつぶさずにまったりと865氏や他の職人をまとうよ。
874も悪意でいったわけじゃないだろうし目くじら立てるのはよそう。
最後のスレなんだし、せっかく最近新しい職人も来てくれてるんだし
雰囲気悪くするのはよそうぜ。
878名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 12:55:17 ID:XDLrF0C1
>>876
そうやっていちいち絡むなっての

まぁ言い方悪かったかもしれんけど、仁井谷が云々とか関係ない話をわざわざ書き込む意味がわからん
879名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 12:56:51 ID:XDLrF0C1
>>877
スマン、リロードしてなかったorz
880865:2007/06/13(水) 16:01:59 ID:/6mPmnsk
【サタン・アルル・シェゾの三角関係?】
【※三部作に変更】

―――U・闇の魔導師―――

昼過ぎから降り始めた雨は更に激しさを増し、ビチビチと家の窓を打ちつける。
時折光る雷が薄暗い部屋の中を照らす度、机や椅子、アルルの飲みかけのコップだの読みかけの本だのがパッと白く浮かび上がる。
部屋の隅のソファの上のサタンとアルルも同様に。
シェゾはノブに手を掛けたままその場に凍りついたように立ち尽くしていた。
光った。
奴とアルルの白い肌が見える。
二人は裸で、肩で息をしながら脚を広げている奴の股間にアルルが顔を埋めている。
暗い。
また光った。
アルルはまだあどけなさの残る丸い尻をこちらに突き出し、奴のペニスをその小さな口に苦しそうに含んでいた。
両手で奴を包み、奴を咥えた口元からは白濁した液が溢れ出している。
アルルの喉がゴクリと大きく動いた。
奴の精液を飲んでいるのか。
「ケホッ」
アルルがむせた。
それでも奴を口から放さない。
全部飲み干す気なのか。
雨音に包まれながら、未だ荒い二人の息の音が伝わってくる。
目は徐々に暗闇に慣れ、恍惚と顔を歪ませている奴が見える。
奴の指が愛しそうにアルルの髪に触れる。
これは一体何だ?
上手く頭が回らない。
毎夜毎夜、俺が密かに思い描いていたアルルがそこにいる。
肌の色は?
触り心地、抱き心地は?
唇の感触は?
どんな顔をして、どんな声を出す?
全てあの男に奪われたのか。
二人はもう、溶け合ったのか。
そう思った瞬間、体の力が抜け、気付けば抱えていたサボテンの鉢は足元に転がっていた。
881865:2007/06/13(水) 16:03:13 ID:/6mPmnsk
「シェゾ!!」
汗ばんだ額、大きく潤んだ瞳、赤く紅潮した頬、そして口元には奴の白液。
こちらを振り返ったアルルと目が合った瞬間、俺の中で何かが弾けた。
「…っのヤロオォォォッ!!サタンッッ!!てめぇ、よくもアルルをォォォッ!!」
「ひゃあっ!シェゾ、待って!」
「む、貴様は…」
間髪入れずにシェゾが飛び掛かる。
「アレイアーーーーードッ!!」
「カタストロフ!」
瞬間、閃光が走り、力と力が衝突して弾ける。
「チッ!」
弾き飛ばされたシェゾは、くるりと宙返りをして机の上に降り立つ。
「曲者めが…」
サタンはその場に起き上がると素早く衣服を身に纏う。
と。
ソファの下にうずくまっているアルルが目に入った。
「アルル!!」
「ん…」
見ると腕に軽く傷をつくっている。
「すまぬアルル、今手当てをしてやるぞ」
そう言ってアルルを抱き上げたサタンの顔に闇の剣が突き付けられる。
「アルルを放せ。その汚い手でアルルに触るな」
シェゾはサタンに抱かれる裸のアルルを見るだけで気が狂いそうになるのを必死に堪えていた。
「シ、シェゾ、あのね、聞いて、ぼくはぼふっ」
アルルの顔を自分の胸に押し当て、サタンの眼光がギラリと光った。
「私とやるのか?そもそも愛の行為の最中に割って入るなど、貴様は礼儀と言うものを知らんのか」
「なっにが愛の行為だ、礼儀だ!このロリコン変態ジジイ!」
サタンの眼前の剣先がプルプルと震える。
サタンはハア、と溜め息をついた。
「変態は貴様のほうだろう?覗き見などしおって。私はロリコンでも変態でもジジイでもない。ただのステキカコイイ魔王さまだ」
「ほざけ…」
「第一アルルも喜んでいたのだ。貴様も聞いただろう、アルルの言葉を」
「!」
シェゾはハッとした。
そうだ。
俺は確かに聞いた。
アルルの、奴を求める声を。
882865:2007/06/13(水) 16:04:11 ID:/6mPmnsk
「挙句アルルを渡せだと?その口二度と開かぬようにしてくれる!サタンクロ」
「待って!」
アルルがサタンの腕の中から何とか顔を出した。
「サタン待って。シェゾ、聞いて。サタンは悪くないの。ぼくがいけないんだ。ぼくに隙があったから、こんな…」
アルルの目に涙が光る。
最近、シェゾのぼくを見る目が前と違うことには気付いていた。
口では変態変態言いながらいつしかぼくは、ぼくを欲しいと言うシェゾの言葉を聞くと嬉しかった。
だけど、サタンが来たあの時。
ぼくは確かにサタンにドキドキしてた。
まさかサタンが本気でぼくをそんな目で見ていたなんて思っていなかったから。
始めて見るサタンの真剣な表情に、甘い声に、力強い腕に、どうしていいか分からなかった。
力では敵わなくても、魔道の力でならきっと対抗できた。
でも、ぼくはそれをしなかった。
嫌じゃなかった。
それが本当の気持ちだった。
だけど今、ぼくはこうしてシェゾを傷つけてしまった。
大切なシェゾを。
「そう…か。お前も喜んでいたのか」
「えっ?」
シェゾが下を向いている。
よく顔が見えない。
「すまなかったな…」
「シェゾ…?」
次の瞬間、シェゾは闇の中へと姿を消した。
「シェゾ!?」
追いかけようとサタンの腕から飛び降りたアルルの足に、ちくりと痛みが走った。
「っつ…」
シェゾの落としたサボテンのハリが刺さったのだ。
慌ててハリを抜こうと屈むと鉢の中の一枚のカードが目に入った。
カードには殴り書きのメッセージが書かれていた。
「うっ」
アルルの目から涙が溢れた。
シェゾ、ごめんね、ごめんね。
「あの男…覚えておれよ…」
ささ、もう一回しよっか、と歩み寄るサタンの腕をすり抜け、アルルはコートだけ羽織ると雨の中へと飛び出して行った。
「アルル…ん?」
シェゾのカードを読んだサタンの手がプルプルと震えた。
「なぁ〜にが『お前が欲しい』だ、あの変態魔導師め!
アルルはもう私のモノだもんねー!アルルにあ〜んなことやこ〜んなこともしちゃったもんねー!しかもおねだりまでされちゃったもんねー!フハハハハハハ!」
シェゾのカードをグシャグシャポイと投げ捨てると、サタンはアルルの着ていた洋服をいそいそと畳み始めた。
「クンクン…ありゃはぁ…イイ匂い…これは持ってかえろ」
アルルのパンツをポケットにしまい、サタンもまた高笑いと共に闇の中へと消えた。

883名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:37:51 ID:P/b20Eh1
ここで止めるなんて、それなんて生殺しww
この展開からどうハッピーエンド?に持っていくのか期待。
884名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 20:04:50 ID:raj9vPxr
続き待ってるよwできれば最後まで書いてから投下して欲しかったがw

しかし最後の最後で職人さんが複数来るとはなぁ。
最後のスレにするの勿体無い気がしてくる
885名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 20:36:29 ID:ADPBljzi
次スレの1にこれで最後と入れればいいじゃない。
ほしゅのみのカキコ厳禁でおちたらさよなら。
886名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 20:54:28 ID:R7cmJ9Px
えっ!?最近ここに来たばかりなんだが、このスレで最期なの?
残念だ。いいスレ見つけたな〜って喜んでたんだが。
887名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 20:56:08 ID:kxWFocWz
リクエストが多いから存続させよう!
888名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 22:45:06 ID:5J+36/oU
職人がこない率の方が多いからいつ無くなっても平気。
保守しようと雑談すると荒れる方向に流れる事も多いし、無理に続ける必要はないと思う。
889名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 23:15:20 ID:ixTgp/2G
スレがあればいつ職人さんが来てくれても平気。
890865:2007/06/14(木) 23:33:13 ID:vgYQCClR
【サタン・アルル・シェゾの三角関係?】
【※五部作に変更】
【※長くなりそうなので一度投下。多分次でラスト。部数が増え続けてすまん】

―――V・サボテンの花―――

どうやら雷はおさまったものの、どしゃ降りの雨は降り止みそうにない。
アルルはコートのフードを被り、白い息を吐きながらシェゾを追いかけていた。
今夜はひどく冷える。
ジワリと視界が滲んでいるのは雨のせいなのか涙なのか、アルルにも分からない。
今はただ早くシェゾに会いたかった。
謝りたかった。
今の自分の正直な気持ちを、この複雑な気持ちを説明しようと思った。

その頃。
シェゾは道なき道をただひたすらと歩いていた。
まるでシャワーのようだな。
雨よ、俺を粉々に打ち砕いてくれ。
今日起こった出来事を何もかも忘れてしまいたい。
アルルが奴と、よりによってあのサタンの野郎と。
二人の残像が目に焼き付いて離れない。
何故アルルなんだ?
他に女はいくらでもいるだろう。
魔導力のことだって―――
…いや、アルルが受け入れたことだ。
俺がとやかく言う資格などない。
俺だって最初はアルルの魔導力が目的で近づいた。
だけどいつしかアルルに会う度、あいつの笑顔を目にする度、俺はあいつに夢中になっていた。
自分のことしか考えられなかった俺が、初めて誰かを守りたいと思った。
素直じゃなくて、意地っ張りで、負けず嫌いで、おっちょこちょいで…だが飛び切り綺麗な花を咲かせる。
アルルは俺のサボテンだったんだ。
そうだ、とシェゾは立ち止まった。
あのサボテン。
あいつをアルルの代わりにしよう。
どこか日の当たる、暖かい場所に移るんだ。
あいつと一緒に暮らそう。
のんびりと静かに暮らせればそれでいい。
シェゾはアルルの家へと引き返した。
891865:2007/06/14(木) 23:34:35 ID:vgYQCClR
アルルはブルブルと震えていた。
寒いよう。
それにサタンに突かれたところがズキズキ痛む。
ぼくの体、もうぼくじゃないみたい。
アルルは立ち止まり、コートの下からそろりと手を差し込んだ。
コートの中は裸体だ。
アルルの手を妨げるものは無く、その指は滑らかに脚の付け根を割って奥へと潜り込む。
ぬるりとした感触を感じ引き抜いた指先は血の混じった白液を絡み取った。
慌ててコートの中の脚を覗くと、太ももの間にも同じものがこびり付いていた。
アルルは自分がもの凄く汚れた生き物のように思えた。
どうしてあんなことができたんだろう。
ぼくは何も考えられなくて、痛くて、怖くて、ただ必死でサタンにしがみついていた。
だけどぼくの体の中でサタンが行き来するうちに、ぼくの腰は円を描くようにサタンに吸い寄せられながら動いていた。
初めは息ができなかったから、2回目のキスはサタンがぼくに舌を絡めてきては唇を離した。
口の中に入ってくるサタンの舌はあったかくて濡れた生き物のようで、その動きに反応してぼくも舌を動かした。
そうやっているとぼくの中がじんわりとして熱くなって、ぼくの腰は勝手に前より深く大きく動いた。
それまでの痛みはだんだん麻痺してきて、ぼくの中のサタンが熱くて硬くて大きくて、ぼくの乳首がサタンの乳首と擦れ合って、ぼくは、そう。
気持ちよかった。
「ふう…」
アルルは深く息を吐いた。
駄目だ、やっぱり帰ろう。
ぼくはシェゾに謝る資格なんかない。
サタンのことは好きだけどそれはきっと愛じゃない。
でもぼくはあの時確かに、ぼくを求めるサタンを愛してしまった。
こんな卑しいぼくにシェゾに逢う資格などないんだ。
そう思い、家へ帰ろうと後ろを振り返ったアルルはそのままバタリと地面に倒れ込んだ。
892865:2007/06/14(木) 23:35:41 ID:vgYQCClR
その頃。
雨も止んだ静かな夜の道をシェゾはゆっくりと歩いていた。
アルルには何て言う?
いや、何も言う必要もないか。
俺はただアルルの家に忘れ物をしただけ、ただそれだけだ。
しかしシェゾの歩みは遅かった。
再びアルルの顔を見て自分を抑えていられる自信が無かったからだ。
こうして先刻のアルルの姿を思い浮かべるだけで下腹部が熱を持って突出してくる。
無理もない。
好きな女の裸を見て冷静でいられる奴がどこにいる?
しかもその女は他の男に抱かれていた。
再びシェゾに嫉妬の渦が沸き起こる。
アルル、俺のアルル。
お前は毎晩ああしてあの男を受け入れるのか?
何も知らないお前に奴が色々と教え込むのだろう。
「だあぁぁぁっーーー!!」
耐えられん。
シェゾは近くの木に頭をゴンゴンと打ちつけた。
アルル…。
その時、木のむこうに誰か倒れているのが目に入った。
あれは…
「アルル!?」
シェゾは一目散に駆け寄った。
「おいっ!アルル!?」
シェゾがアルルを抱き起こすとアルルは荒い息遣いでぐったりとしている。
顔が赤い、ひどい熱だ。
シェゾはアルルを抱き、近くの宿屋へと急いだ。
893865:2007/06/14(木) 23:36:53 ID:vgYQCClR
その頃。
サタンは窓の外の星の数を数えていた。
「アルルと1回…アルルと2回…アルルに3回、アルルで4回!うひょーっひょっひょっひょっ」
ポケットの中のパンツを取り出し、色々してからそれを頭に被る。
「アルルの奴、あんなに濡らしおって…前戯も満足にしてやれなかったというのに」
サタンは目を閉じて今日この手に抱いた未発達ながらも魅力的な少女の体を思い描いた。
アルル…数多く居る女の中でも、これほどまでに私を夢中にさせたのはお前が初めてだ。
私はお前に出会ってからというもの退屈と言う言葉を知らない。
何を手に入れても満たされない私の心だが、お前だけは違う。
お前に触れている時の私は限りある私だ。
アルル、お前の時間を一緒に生きたい。
私の存在を価値あるものとするのはお前だけなのだ。
私に愛を教えてくれ。
今夜は冷えるらしく、サタンの吐く息で窓が白く曇る。
梟が鳴き夜の月を流れる雲が隠す。
「さーて、明日は七つ道具持参しちゃおかなーん」
サタンは袋に色とりどりの小道具を詰め込むと意気揚々と入浴場へと向かった。
894名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 03:15:11 ID:Lx58Ldhl
サタン変態すぎだろ
この後サタンとシェゾのアーッ!な超展開を希望する
895名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 10:20:09 ID:2klEtb3r
二人の苦悩などどこ吹く風なサタン様に萌えw
896名無しさん@ピンキー :2007/06/15(金) 15:19:33 ID:YtQ79wEw
なんだろう、苦悩するシェアルは非常にGJなのだが、空気読めなすぎのサタンも
とてもらしくて良いw
897名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 15:37:34 ID:037uewAe
成り立ってる。
すごい
898名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 21:51:05 ID:1G3DiLzB
サタンバカスwwwww七つ道具って何だよwwwwww
シェゾの不幸はある意味デフォだが
アルルの苦悩する様は珍しいな。
899865:2007/06/16(土) 03:10:41 ID:k0M0ldKy
【サタン・アルル・シェゾの三角関係?】
【またも変更実にすまん。次こそラスト】

―――W・町外れの宿屋―――

「泊めてくれ、部屋は一つでいい」
ぐったりとしたアルルを抱えたシェゾは無造作に二人分の宿泊代を置くと、居眠りから目覚めた老人の返事も聞かずに突き当たりの部屋へと急いだ。
部屋の中央には小さな白いバスタブが置かれ、小さいながらもどこか暖かい雰囲気の漂う素朴な宿屋だった。
シェゾはふう、と部屋の鍵を掛けると窓際の質素なベッドにアルルを寝かせた。
「アルル、大丈夫か?」
「…シェゾ…?」
「お前、道のド真中に倒れてたんだぞ。あんなとこで一体何やってたんだ?」
「ぼくは…ハァ…ゴホッ…を…いかけゴホゴホッ」
シェゾが咳込むアルルの汗ばんだ額に手を当てる。
「熱が上がってきたな。俺が側にいてやるから今は安心して眠れ」
シェゾの言葉に素直に頷いたアルルは小さくごめんね、とだけ言うとすうっと眠り込んだ。
シェゾはアルルを起こさないよう慎重に濡れたコートのボタンを外していく。
すると驚いたことにコートの下からはアルルの露な体が覗いた。
「なっ…!?」
シェゾは思わず開いたコートを重ね合わせた。
馬鹿かこいつは?
あんな雨の中、こんな格好をしていて風邪を引かない奴があるか。
シェゾはアルルの顔から流れる汗をタオルで拭う。
アルルはあの後すぐ、ろくに服も着ないで外に出たのか?
そのままサタンの野郎と寝ることもできただろうに何で…
シェゾはごくりと唾を飲み込んだ。
まさか俺を追って?
緊張気味に再びボタンを外し始めたシェゾはビクンと体を震わせた。
そこには無数の印が刻まれたアルルの白く小ぶりな乳房があった。
その印と共にまたもシェゾの脳裏に蘇る二人の光景はシェゾの期待を打ち砕くのに十分だった。
アルルはサタンに抱かれたのだ、アルルは奴を…
シェゾは嫌でもアルルの体に触れてしまう自分の指を、それに敏感に反応する自分の下腹部を恨めしく思った。
コートを脱がせたアルルの太ももには処女喪失を示す痕がべったりとこびり付いていた。
シェゾはたまらずアルルに布団を掛け、自分も服を脱ぐとバスタブに飛び込みシャワーを全開にした。
自身の分身は既にどうしようもないほど熱くなり、硬くそそり立っている。
シェゾは気持ちを紛らわすために水で思いきり顔を洗った。
しかしどうしても考えてしまう。
さっき触れたアルルの体。
白く弾力のある柔らかな肌は俺の指を吸い込んでは押し返した。
形のいい小さな胸は淡い小豆をプックリと実らせていた。
奴はどんな風にあの実を口に含んだんだ?
シェゾはサタンに体中を貪られ突き上げられるアルルを想像して益々興奮してしまう。
「クソッ!勃つな、勃つんじゃない!」
シェゾの努力も空しく、その手は次第に自らの股間へと伸びていった。
900865:2007/06/16(土) 03:12:56 ID:k0M0ldKy
翌日。
鳥が鳴いている。
アルルはパチリと目を覚ました。
見なれない天井にしばらく瞬きをする。
体を起こすと頭がぐらぐら揺れる気がした。
ポトリと額からタオルが落ちる。
ふと自分の体がスースーすることに気付き、視線を下げると青アザのような痕の残る自らの乳房が目に飛び込んだ。
「○×☆!?」
部屋の中には誰もいない。
アルルがもう一度乳房を見ると徐々に昨日の記憶が蘇ってきた。
まだ少しお腹と腰の辺りが痛む。
「そうだ…ぼくはサタンと…」
その時視界の隅に何かが映った。
足…?
アルルが恐る恐るベッドを降りて床を覗き込むと、そこには腰にタオルを巻いただけのシェゾが寝ていた。
「ひゃあっ」
アルルは思わず後ろに飛びずさったがシェゾはよく眠っているようだ。
と、とりあえず服を…
辺りを見まわすがアルルの服はどこにもない。
バスタブの向こうのテーブルの椅子に濡れたコートだけが掛かっている。
そうだ、あの後ぼくは服も着ずにシェゾを追いかけたんだ。
そして寒くて痛くてぼくは道に倒れて…
アルルはシェゾがこの宿まで運んでくれたことを思い出した。
アルルはもう一度シェゾの寝顔を見た。
「シェゾ…」
それにしてもこの状況は…
そんなことを考えながら床のシェゾをまたごうとした時、うっかりシェゾの体を踏んでしまった。
901865:2007/06/16(土) 03:13:39 ID:k0M0ldKy
「うっ…」
シェゾが起きた。
「!!」
アルルは思わずバスタブの中へ飛び込んだ。
ジャブン、という音とともにバスタブの周りに水飛沫が飛ぶ。
「シ、シェゾ、あの」
アルルがバスタブから顔だけを出す。
シェゾは立ち上がり、アルルには近づかずその場で返事をする。
「…ようアルル。体のほうはもう大丈夫なのか?お前すごい熱だったんだぞ」
シェゾはアルルに背を向けコップに残っていた水を飲み干す。
「うん、もう大分いいみたい。ぼくの看病してくれたこと、少しだけ覚えてるよ。ありがとうシェゾ。それから…あの…」
アルルが動くとチャプンという音が静かな朝の部屋に響き渡る。
「安心しろ。俺は何もしてない」
シェゾはアルルに背を向けたまま空のコップをテーブルに置いた。
シェゾの意外にもあっさりとした返事と態度にアルルはほっとしながらもどこか寂しい気持ちで下を向いた。
アルルはシェゾが自分を嫌いになったのではないか不安だった。
「シェゾ。ぼくキミに謝りたいことがあるんだけど…」
そこまで言ったもののその後に続ける言葉が出てこなかった。
シェゾは黙って窓の外を見ている。
暫く沈黙が続くとシェゾがアルルを振り返った。
「病み上がりなんだ、そんな冷えた水に浸かってるとまた熱を出すぞ。俺が昨日使った残り湯だからな」
「えっ」
シェゾもここに…?
アルルはドキリと胸が鳴るのを感じた。
「で、でもぼくすごく気持ち悪いんだ。昨日はすごく汗をかいたし…」
アルルはハッとした。
シェゾの目がピクリと引きつったからだ。
「…だろうな」
シェゾの顔からは表情が読み取れない。
アルルは慌てて言葉を紡いだ。
「あ、あの、その、熱で…」
「俺が洗ってやろうか?」
「へ?」
シェゾがフッと笑う。
「ばーか、冗談だよ。お前も元気になったみたいだし俺は帰る。それじゃあな」
久しぶりに見るシェゾの笑顔が妙にアルルを不安にさせた。
このままシェゾと別れたらもう逢えない気がする。
「着替えるから、お子様はこっち見るんじゃないぞ」
「ま、待って」
背中を向けたシェゾにアルルは言う。
「まだ少し腕の傷が痛むんだ。洗ってよ、シェゾ」
902865:2007/06/16(土) 03:14:51 ID:k0M0ldKy
―――X・おまえが欲しい―――

シェゾが片足をバスタブに入れる。
バスタブは小さく、アルルとシェゾが二人入ると体と体が触れてしまいそうだ。
「狭いな…」
シェゾがそう言うとアルルはコクンと小さく頷く。
何とか全身をバスタブに収めたシェゾはタオルの結び目を確認すると、目の前にあるアルルの背中に思わず喉を鳴らした。
アルルの白い背中はうっすらと濡れて肩先の髪の毛が首に張り付き、膝を抱えて座っているため背骨がくっきりと浮き出ている。
シェゾは脚を開きその間にアルルを挟むようにして座る。
大事な部分が大きくなっていることを悟られないよう、アルルとの間に少しだけ間隔を空けて。
シェゾが手を伸ばしてお湯を出し持っていた石鹸を濡らすと、アルルは小さく息を飲み顔の横から伸びたシェゾの腕を見つめる。
十分に石鹸を泡立てたシェゾはそれをアルルの背中に持っていく。
「ひぁっ」
背中に当てられた固く冷たい感触にアルルがビクンと反応する。
シェゾはそっと、アルルの背中の石鹸をくるくると滑らせた。
石鹸は白い孤を描きながらアルルの背中でとても滑らかに動く。
アルルは図らずも昨日のサタンの舌使いを思い出した。
ぼ、ぼくってば何を…
アルルの意識は背中の石鹸の動きだけに集中し膝を抱える腕にぎゅっと力が入る。
もしかしてぼく、ものすごいをこと言っちゃったのかも…
アルルがそんなことを考えているとシェゾがぽつりと呟いた。
「綺麗だな」
「!」
アルルは何と答えていいか分からず、朝の静かな部屋の二人の間に沈黙が流れる。
背中にシェゾの息が吹きかかり膝に爆弾のような自分の心臓の音が伝わる。
「前も洗うぞ」
シェゾの手がアルルの脇の下に伸びる。
「んぁ」
シェゾが腕を伸ばすとアルルの背中にシェゾの胸板がぴたりと押し当てられ肩にシェゾの顎が触れる。
石鹸はゆっくりとアルルの胸のまわりを滑る。
アルルは泉が潤ってきたのを感じていた。
シェゾはアルルの濡れた髪の間から覗く赤い耳を見ながら左手でくびれの辺りを支え、石鹸の回転を少し速める。
「いたっ」
くるくる回る石鹸がアルルの突起した乳首に当たったのだ。
シェゾは慌ててアルルの乳房から石鹸を離した。
「わ、悪い」
「う、ううん」
またも二人の間に沈黙が流れる。
「…直接洗ってもいいか?」
シェゾの問いにアルルの泉は潤いを増す。
「うん…」
903865:2007/06/16(土) 03:16:08 ID:k0M0ldKy
左右から伸びたシェゾの手の平がアルルの胸の緩やかな膨らみを包む。
「ひゃうっ」
アルルの乳首はポロリと落ちてしまいそうな木の実のように硬く収縮し、シェゾの手の中でコリコリと転がった。
石鹸はローションのような効果をもたらしシェゾは想像以上のアルルの胸の柔らかさに時の経つのも忘れて揉み続け、いや洗い続けた。
「はぁん…んっ、ふぁ…」
「おい、頼むからそんな声出すなよ」
「だ、だって…ひゃあっ…」
アルルの漏らす声を聞くシェゾのペニスは益々膨張しアルルは背中に硬くなったシェゾを感じた。
「シ、シェゾっ、あっ当たってるよぅ」
限界を感じたシェゾは泡だらけのアルルを力いっぱい抱きしめた。
「ひゃあっ!?」
「すまんアルル、俺は嘘をついた。何もしてないなんて嘘だ。俺は昨日お前を着替えさせ、お前の裸を見て、その後お前で抜いた」
アルルは自分をすっぽりと抱きしめるシェゾの腕を見つめながら答えた。
「ぼ、ぼくで…?」
「お前がもうあいつのモノだってことは分かってる。だけど俺はそれでもお前のことがす」
次の瞬間シェゾの視界は立ち上がったアルルのお尻で一杯になった。
「ぅわっ!?お前何して…」
振り向いたアルルは目に涙を溜めてシェゾに抱きつく。
「シェゾごめんっ!ぼく、シェゾに謝りたかったんだ!ぼくはシェゾを好きなのに、でもサタンのことも好きで、でもぼくが愛しているのはやっぱりシェゾなんだっ!」
「………」
シェゾは自分にのしかかるアルルに手を回し傾いた体でバスタブにもたれ掛かる。
「それはつまり…」
シェゾは窓の外の青空を見つめアルルの香りを感じた。
「俺が一番ってことだよな?」
アルルの目から涙が一筋流れる。
「うん…」
シェゾはハァッと深く息を吐いた。
904865:2007/06/16(土) 03:18:06 ID:k0M0ldKy
「お前な…その割にはあいつに凄いこと言ってなかったか?口に出してくれとか…」
アルルは慌ててシェゾの顔を見る。
「あ、あれは、ぼくが気を失って気付いたらサタンと繋がってて、サタンがなかなか抜いてくれなくて、中に出されたら赤ちゃんできちゃうし、だからっ…」
「分かった、もういい」
シェゾはアルルの頭にポンと手を置いた。
「…にしてもあの野郎、やっぱり無理矢理だったんじゃねえか。
…まあ、お前がついあいつを受け入れたとしても無理はない。あいつは女を気持ち良くすることの為だけに生きているようなものだからな」
「で、でも、やっぱりぼくにはシェゾを愛する資格なんてないよ。あんなことがあった後でも、ぼくはサタンを嫌いになれないんだもの」
「………」
まんざらハッタリでもなさそうだな、サタンの奴。
一瞬シェゾの表情が曇ったことに気付きアルルの目に再び涙が溢れる。
「お願いシェゾ、もう少しだけこうさせて。そうしたらぼく、二度とシェゾの前に現れないからっ…」
シェゾに思いきり抱きつくアルルをシェゾは更にきつく抱きしめた。
「ばーか。そんなことしたらまたお前をあいつに渡すことになるだろ」
そう言ってシェゾはアルルをバスタブに押し付けると、溢れるアルルの涙を拭きながら唇を重ねた。
「アルル、お前が」

その頃。
サタンはアルルの家の前に立っていた。
コンコンコンコン、ノックをしてみる。
「むふふ、夜まで我慢できずに来ちゃったよ〜ん」
サタンは腰に下げた皮製の袋を愛しそうに撫でる。
あの後、動作確認は完璧にした。
昨日の今日でコレは早すぎるかもしれんが…
善は急げって言うもんね。
アルルであれだけ出したと言うのに私もまだまだイケるものだ。
うーん若い頃を思い出すなあ…
そんなことを考えながらサタンはしつこくノックを繰り返す。
「ハニー?ハニー?いないのかい?」
試しにノブを回してみると案の定、鍵は掛かっていない。
家の中に入ってみるとそこには昨日の夜と変わらぬ光景が広がっていた。
サタンが畳んだアルルの服もそのままソファの上に並んでいる。
何かおかしい、と感じたサタンは外に出てパチンと指を鳴らす。
するとどこからともなく現れた何匹ものコウモリがサタンの頭上に群がった。
「お前達、私のハニーを見なかったか?」
すると一匹のコウモリが雨の中でアルルらしき少女を目撃したと告げた。
「何?銀髪の男だと?」
にわかにサタンの顔が険しくなる。
あの男、一度ならず二度までも私とアルルの邪魔をする気か。
…許せん。
「よくやった」
サタンは羽織っていたマントを翻し朝靄の如く音も無く消えた。
905名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 04:34:17 ID:sW1JxRAk
うおおおーっ!!!!
禿しくGJーーーっ!!!!!!
つかサタンwww
906名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 07:06:17 ID:I2G0kF+A
シェゾのオナーニ描写kwsk
907名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 09:51:43 ID:oyUZr/zg
この後、シェゾの宝刀とサタンの宝刀が鍔迫り合いを起こすのか
908名無しさん@ピンキー :2007/06/16(土) 20:13:52 ID:DqiA7Rrm
GJです!
結末を楽しみにお待ちし取ります〜〜〜!!!
909865:2007/06/17(日) 22:55:37 ID:3AgM6Ujk
【サタン・アルル・シェゾの三角関係?】

―――Y・はじめてのアルル―――

「んっ、うっ…」
水の排出された空のバスタブにアルルの涙がポトリと落ちる。
唇を重ねながらアルルの濡れた髪を、涙の伝う頬を、シェゾは幾度も幾度も撫で上げる。
アルルは力の入らない腕でシェゾにしがみつき、シェゾはズズズ…とバスタブを滑るアルルの背中に手をまわしてアルルを支える。
シェゾの舌がアルルの唇を割って入り込む。
ゆっくりと力強く進入するシェゾの舌先にアルルも自ら追い求めそこに絡みつく。
手練なアルルに少々驚いたものの、シェゾもすぐにそれに応える。
「ふ…ふは、んっ…」
絡んでは離れ、触れては絡み合い…貪るように唇を重ね、狭いバスタブの中で二人はまるで一つの体のようにピタリと密着する。
それだけでシェゾの下腹部は腰に巻いたタオルが浮き上がって突出し、アルルの内部もトロトロと溢れそうに潤った。
やがてシェゾの唇がつ…とアルルの唇から離れ首すじに吸い付くとアルルがピクンと震える。
シェゾはアルルの肩をつかみそのまま鎖骨へと舌を這わせる。
「ひうっ…」
シェゾは片手を伸ばしシャワーを出してアルルの胸の泡を流す。
泡が消えるとサタンが与えたいくつもの刻印が浮かび上がる。
「クソッ…」
シェゾはシャワーの水流を全開にすると刻印めがけて当てがった。
「ぁぁああっ」
突然乳首に強い刺激を当てられたアルルは思わずブルッと震え大きな声をあげる。
「シェ、シェゾぉ」
悶えるアルルの乳首にシェゾはさらにシャワーのノズルを近づけ、円を描くように動かす。
「ぁぁぁああ」
アルルがビクンビクンと飛ぶ。
「おい、こんなモンでイっちまう気か?」
シェゾはシャワーノズルを置くとアルルの刻印に思いきり吸いついた。
「ひゃぁあっ」
シェゾはその小さな実を口に含むと小さく転がすように舌を動かし、同時に小刻みに吸い上げる。
ちゅっ…ちゅうぅ…くちゅ、くちゅ
「やっ、シェゾっ」
シェゾは口の中で乳輪をまわすように舐め、舌先で先端を押し込んでは左右に弾く。
アルルはシェゾの髪を両手で掴み、頭を抱え込むように腕をまわす。
「んっ、はぁんっ…ん、ふぅっ」
アルルの胸を銀色のシェゾが包む。
「あいつの印なんか俺が全部消してやる」
シェゾが顔を離しアルルを見つめる。
「あいつの体なんか、俺が忘れさせてやる」
910865:2007/06/17(日) 22:56:40 ID:3AgM6Ujk
そう言って再びアルルに唇を重ね、片手でアルルの脚をそっと開く。
「ん、んん!(シ、シェゾ!)」
シェゾの指がアルルの太ももを滑る。
膝にいきついたその指先は折り返し太ももの内側を蛇行しながらゆっくりと、次第に目的地へと近づいていく。
「ん、はふっ」
シェゾの唇を受け止めるアルルにゾクゾクとした快感が走る。
脚の付け根に辿り着いたシェゾの指が、そっとアルルの溝のまわりを撫で上げる。
「んふぅっ」
シェゾの唇にアルルの振動が伝わる。
シェゾの指はゆっくりと溝のまわりを這い回り先端の突起をきゅっ、と摘み上げる。
「んっ、んっ」
アルルがビクビクと震えるのも構わずシェゾは揃えた中指と薬指でそのつぼみを小刻みに刺激する。
「んん〜っ、ふぅっ」
シェゾは唇を離して置いていたシャワーノズルを持ち、全開の水流をそこに当てがう。
「ぅぁぁああっ」
アルルの震えが激しさを増す。
シェゾは時折わざとシャワーをずらしながらアルルを焦らして遊ぶ。
「や、だめぇ、シェゾぉっ」
そんなことを繰り返していると、突然アルルがガクリと下を向いた。
アルルがピクピクと痙攣する。
「ぁぁあ…」
腕の中で力なくうなだれるアルルの髪を撫で、シェゾはアルルの呼吸が整うのを待った。
911865:2007/06/17(日) 22:58:12 ID:3AgM6Ujk

「昨日の今日だし、ここで止めてもいいんだぞ」
シェゾがアルルの耳元に唇を寄せて囁く。
アルルは首を振る。
「でもお前、その…まだ痛むんじゃないか?」
アルルはドキリとした。
確かに、まだ微かに痛みがあったのだ。
少女の成熟しきらない膣内を半ば無理矢理サタンが突いたのだから無理もない。
微妙な表情の移り変わりに気付いたシェゾはアルルの頭を優しく撫でた。
「まあ、お前のはじめてをあいつに奪われたのは心底腹が立つが俺はお前とこうして」
「はじめて、は今だよ」
アルルがシェゾの手を取った。
「こうやって最初から最後まで、ぼくの記憶に丸ごと残るのはこれがはじめてだもん。お願い、シェゾ。ぼくの中に出して」
「なっ、な…」
シェゾがカアァ〜ッと赤くなる。
「お前誰にそんな台詞ってぅわっ」
アルルがシェゾの股間に手をやる。
既に盛り上がったシェゾを覆うタオル部はアルルが触れるとギン、と更に硬度を増した。
「シェゾ、すごい」
アルルはそう言い、タオルの上からそっとシェゾを包む。
「うわ、お前、やめ…」
アルルはタオル越しに包んだシェゾをゆっくりと撫で、手の平で往復し、指先で愛撫する。
「うっ…」
シェゾはビクリと体を震わせ熱い息を漏らす。
アルルはタオルの下に手を差し込み直にシェゾを確認する。
昨日はこうやってゆっくり感じる余裕も無かったが、手の中で熱く張り詰めたシェゾのペニスはまるで生き物のようだ。
アルルはそんなことを思いながらシェゾの肉棒をさすり始める。
「うっ、うあっ」
シェゾの感じる様子を愛しく思い、アルルはシェゾのタオルを外して竿にそっと唇をつけた。
アルルの口から舌が覗きテラテラとシェゾを濡らしながら上下に行き来する。
指で袋を刺激するアルルの舌がゆっくりとシェゾの竿を這う。
「クッ、アルルっ…」
シェゾの先端に汁気を感じたアルルはすかさず口にシェゾを含む。
口の奥まで一杯にシェゾを咥えそのままゆっくりと上下し始める。
「うぁあっ…」
シェゾは自分を包むアルルの狭く生暖かい口中にたまらず声をあげる。
アルルは両手でしっかりとシェゾを包みながらゆっくりと上下を繰り返す。
アルルの運動に合わせてシェゾが声を漏らすのを見て、アルルはその動きを速める。
「う、ううっ…アルルッ」
アルルの口から涎が溢れ喉の奥まで当たるシェゾの肉棒が嗚咽感を招く。
しかし不思議と嫌悪感は無く、バスタブに響くそのいやらしい音にアルルの泉もまた潤い始めた。
ジュプッ、ジュポッ…ジュプッジュプッ…
アルルはわざと大きな音を出し顔の動きのスピードを速める。
限界の近づいたシェゾがアルルの髪に触れる。
アルルはゆっくりと肉棒から口を離し、脚を開いてシェゾに腕をまわす。
シェゾはかつてないほど大きくなった自身を手に持ち、アルルの秘穴に先端を当てがった。
912865:2007/06/17(日) 22:59:19 ID:3AgM6Ujk
その小さな入り口はグググ…とシェゾを受け入れると後はヌルヌルとその中にシェゾを飲み込み、奥深くまで達するとキュッとシェゾを締め付けた。
「うっ」
その快感だけで達してしまいそうなシェゾにアルルがふう、と息を吐いて言う。
「これが、ぼくのはじめてだよ」
「………!」
シェゾはアルルを力いっぱい抱きしめ、ゆっくりと、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「あぁぁっ、シェゾッ」
「アルルッ」
ゆっくりと出入りするシェゾを、アルルが迎える度キュウキュウときつく締め上げる。
「もっと来ていいよシェゾ。ぼく、大丈夫だからっ…」
「うぅっ」
パン、パン、と白く小さなバスタブにみだらな音が鳴り響く。
二人の体は熱く火照り、腰を振るシェゾの体から汗が流れる。
座って繋がる二人にはバスタブの冷たさが心地いい。
浅く、深く…腰を上げては落とすシェゾの体は限界を迎えようとしていた。
アルルの中のシェゾが大きく脈打つ。
「シェゾ、きてっ、ぼくの中に」
「アルル、いくぞっ…!」
二度目の絶頂を感じたアルルの中でシェゾも思い切り放出した。
913865:2007/06/17(日) 23:00:19 ID:3AgM6Ujk

薄暗い部屋の窓から柔らかな光りが射し込む。
二人は荒い息をして、繋がったまま暫く無言で抱き合った。
シェゾがアルルから自身を引き抜くと、ゴポッと音を立てシェゾの白液が溢れた。
アルルがそこにそっと唇を寄せ口で拭う。
シェゾはふうっ、と息を吐いた。
「なーにが、もっときて、だ。お子様はそんなこと覚えんでいい」
シェゾはシャワーを出し、アルルのまだ赤い顔目掛けて噴射する。
「ぅわあっ!?なっ、何するんだよシェゾッ!」
バスタブに小さな笑い声が響いた、その時。
ガチャガチャ、ガチャ、バキッ、バンッ!
「アルル!」
静かな部屋の蒸れた空間に突如外の香りが流れ込む。
「「サ、サタン!?」」
二人が同時に声をあげた。
扉を開けたサタンの目に、バスタブの中のアルルとシェゾのあられもない姿が飛び込んだ。
「わ、ぼく、ひゃあっ」
アルルは咄嗟に両手で体を隠し、シェゾの後ろに引っ込む。
「チッ」
シェゾはタオルをアルルに与え立ち上がった。
サタンは呆然と扉の前に立っている。
露な前も隠さず、シェゾはバスタブを出て闇の剣を手に取る。
「サタン、悪いがこういうことだ。金輪際あいつにつきまとわないでくれ」
サタンは目をパチクリとさせ、アルルを見る。
「アルル…?」
アルルも体のタオルを押さえながら立ち上がった。
「サタン、ぼくは…」
何故かサタンの顔を真っ直ぐ見れない。
「ぼくはシェゾが好きなんだ」
アルルの心がズキズキと痛む。
下を向くアルルにコートを投げ、シェゾは服を着ながらサタンを見やる。
「さあ分かっただろ。お前にアルルは渡せない。悪いがさっさと出て行ってくれないか」
いくら恋敵とはいえこんなことを直接サタンに言うのは気分が悪く、シェゾはサタンが昨日の自分の姿と重なって思えた。
914865:2007/06/17(日) 23:01:15 ID:3AgM6Ujk
サタンは暫く黙っていると、おもむろに腰の袋に手を入れた。
「ほ〜らアルル見てみろ。今日はこんなにおもちゃを持ってきたんだぞ」
サタンの手には大小様々、形態も様々、バラエティー溢れる色とりどりの玩具が並ぶ。
「さあアルル、どれが欲しいか言ってごらん」
サタンは何も聞こえなかったかのように笑顔でアルルに問う。
性についての知識は乏しいほうだったものの、その中の明らかな男性器形の玩具にアルルはひぃ、と体を縮める。
震えるアルルに詰め寄るサタンの背中を闇の剣が捕らえる。
「何度も言わせないでくれ」
シェゾがサタンの背中を見つめ静かに言う。
「アルルは俺を選んだ。お前じゃないんだ。俺達は愛し合ってる。だから早く行け」
アルルがお前を忘れるくらい遠くに。
アルルが続ける。
「サタン、お願い…」
サタンの表情が曇る。
カラフルな玩具はサタンの手から花びらのように散って床に転がり、部屋にはヴィィィィ…と鈍い音が響く。
サタンはガクリと膝を落とし、長い緑の髪がうな垂れた顔を隠す。
アルルは静かにコートを着るとシェゾのもとに歩み寄った。
シェゾは黙って頷くとアルルの腰に手をまわし錠の壊れた扉に手を伸ばした。
アルルがちらりとサタンを振り返る。
サタンは床に膝をついたまま動かない。
アルルは心がギュウゥと締め付けられる気がした。
「………」
アルルの目が赤くなっているのを見て、シェゾは心を決めた。
アルルの耳にシェゾがそっと耳打ちをする。
「えっ…」
アルルは驚いてシェゾの顔を見る。
「俺だって本当はこんなことさせたくねえよ。ただ、このままじゃ二度とお前の笑顔が見れない気がしてな」
「シェゾ…」
アルルはコクン、と頷きくるりと向き直った。
うずくまるサタンに、アルルの影が落ちる。
アルルはサタンの前にしゃがみ込みそっとサタンの頬に触れた。
「アル」
驚いて顔を上げたサタンの唇をアルルの唇が塞ぐ。
アルルはきつく目を閉じ、昨日サタンに教えられた濃厚なキスを再現するべく舌を割り込ませる。
一瞬何が起きたのか分からなかったサタンだが、ただひたすらに自分を求めるアルルの舌先を感じるうちに、次第に考えなどどうでもよくなっていった。
サタンは震える指でアルルの髪をすきながら口中で這うアルルの舌を捕らえ、それに自らをゆっくりと絡ませていく。
サタンの顔に両手を添え唇を塞ぐアルルを力いっぱい抱き寄せると、アルルの香りがサタンを包む。
サタンは昨日のキスの続きをしている気分になった。
いや、今はもっと熱く、切なく、そしてアルルが愛しかった。
「んっ、んっ…はふっ」
二人はそこだけ時が止まったかのような濃密な空気に包まれ、どちらともなく互いを求め合った。
915865:2007/06/17(日) 23:02:06 ID:3AgM6Ujk
その頃。
気を利かせて宿の外で待っていたシェゾだが、アルルの奴、あまりにも遅い。
心配になって宿に戻り部屋の中を覗くと、そこにはサタンに押し倒されて悲鳴を上げるアルルがいた。
「サ、サタン、いーやあ〜」
サタンの手にはピンクの玩具が小刻みに震えている。
「あっ!?てめえサタンっ!!何してやがるっ!!」
シェゾがアルルに覆い被さるサタンをベリッと剥がす。
「シ、シェゾぉ〜」
アルルがシェゾの後ろにまわる。
シェゾがアルルを捕まえようと腕を伸ばすサタンの胸ぐらを掴む。
「む、貴様何をするっ!私はこれからアルルと」
「そんなにアルルが欲しけりゃこれでもくらえ!」
シェゾがサタンを引き寄せ、ぶっちゅう〜〜〜とアルルとの間接キスを熱烈にお見舞いする。
凍りつくサタンとアルル。
シェゾはサタンをドン、と突き放し袖口でゴシゴシと唇を拭う。
「いいか、これ以上アルルに変な真似してみろ。次はこんなもんじゃ済まないからな」
目を丸くして固まっているサタンを一瞥して振り向くシェゾにアルルの冷ややかな視線が送られる。
「シェゾぉ…キミ、ひょっとしてぇ…」
「ハッ!?わー、ばかばかっ、ちがーうっ!!これぐらいやってやらないと懲りないんだあの馬鹿は!」
「なぁ〜んか、焦ってるんじゃなあい?」
アルルは横目でシェゾを見ながらソロソロと後ずさりする。
「だからちがぁーうっ!っておい待てっ!アルルっ!」
部屋には一人残されたサタンがピシリと固まっていた。
暫くするとサタンの氷に亀裂が入る。
ピシ…ピシ…パリンッ!
「ク、ククククク」
自由になったサタンの肩が小刻みに震える。
「そうか…そうなのか…そういうことかあー!フハハハハハハハハ!見ておれあの変態魔導師め!」
「フハ、フハハハハハハハ………!」
916865:2007/06/17(日) 23:02:58 ID:3AgM6Ujk
―――Z・ただいま―――

アルルとシェゾは暖かく柔らかな日差しに包まれ家路を歩いていた。
なんだか照れくさくて、お互い黙って手を繋いで歩いた。
アルルの家の近くまで来るとアルルが口を開いた。
「ありがとうシェゾ。もうここでいいよ」
「ん、いや、家の前まで送る。そしてお前が無事家に入るところまで見届ける。それと鍵は絶対に閉めろよ。」
「あははっ、シェゾってば心配性〜」
シェゾはポリポリと頭を掻いた。
「あんな奴に目をつけられてるお前を女にしちまったんだ、心配で夜もオチオチ眠れないぜ」
「それじゃあぼくと一緒に暮らす?」
「!!な、なっ…、おまっ…」
「シェゾがくれたサボテンも二人で世話したほうが喜ぶよ!そうだよシェゾ、一緒に暮らそう!きっと毎日がもうっと楽しいよ!」
「………!!」
シェゾは耳まで赤くなりゴホン、と咳ばらいをする。
「ま、まあ、お前がそう言うなら…」
「そうだ!」
肩に手をまわそうと伸ばしたシェゾの腕をアルルがスルリとかわす。
「あのサボテン!床に落ちたままだった!」
そう言って走り出すアルルの背中をシェゾが見つめる。
あいつは魔性の女だ…。
シェゾはふう、と息を吐き透けるような空を仰いだ。
「…フン。しかしこの闇の大魔導師シェゾ・ウィグィィ様の相手にはそれくらいが…っておいアルル!待て!」
もうじき春がやってくる。
二人の未来を見守るような優しい風がシェゾの頬を撫でた。
917865:2007/06/17(日) 23:03:56 ID:3AgM6Ujk

アルルの家。
アルルが床のサボテンを拾い上げる。
「はあ〜、よかったあ。鉢は割れちゃってるけど、中は大丈夫みたい」
そこへシェゾも現れる。
「どうやら無事のようだな。それよりアルル、おまえ着替えたほうがいいんじゃないか?」
「え?」
自分が下着もつけていないことすら忘れていたアルルは慌てて服を探す。
するとソファの上にきちんと畳まれた自分の服が並んでいた。
「これ…もしかしてサタンが?」
見慣れた青い服にはあの時のサタンの香りが染み込んでいた。
サタン…。
ソファの下に座り込んで洋服を抱きしめるアルルを見たシェゾは面白くなさそうにドカリと椅子に座る。
「おいアルル、見ててやるからさっさと着替えろ」
さっきの仕返しとばかりにシェゾはニヤリと笑って足を組む。
「な、何言ってるんだよキミはぁー!後ろ!後ろ向いててよぉ!」
アルルは立ち上がりシェゾの頭をポカポカと殴る。
「俺達これから一緒に暮らすんだろ?着替えくらいで恥ずかしがっててどうするんだよ」
シェゾがアルルの手首を軽々と掴んで抑えつけ、目を細める。
「〜〜〜…///!!」
アルルは素直に抵抗を止め、シェゾの肩にポフン、と顔をもたれる。
「やっぱり、変態…」
シェゾはフン、と笑ってアルルをギュウと抱きしめる。
「その変態が好きな変態はどこのどいつだ?」
シェゾの腕の中でアルルは思った。
シェゾ、大好きだよ、シェゾ。
アルルは少しだけ顔を離すと、シェゾにちゅっとキスをした。
「シェゾ、ただいま。…そしておかえり」
「アルル…」
シェゾがアルルを強く抱き寄せるとアルルの手から青い服がハラリと落ちる。
「ただいま」
そう言ってシェゾがアルルに唇を重ねようとした、その時。
二人の後ろでカサリと何かが動いた。
二人は蛙のように飛び上がり、慌てて顔を離して振り返る。
そこには何やら白い紙くずを手に持ったサタンが佇んでいた。
「「サタン!?」」
アルルはとっさに身構え、シェゾは闇の剣を抜いた。
「おいサタン!てめえ、この後に及んでまだアルルにちょっかい出す気か!?」
シェゾは素早くアルルを自分の後ろに引き寄せ、歩み寄るサタンに剣先を向ける。
「ムフフフフ…」
サタンは片手で顔を抑えながら二人に近づく。
「シェゾぉ…」
「おい、貴様、それ以上近づいてみろ。この闇の魔導師シェゾウィ」
シェゾの前に白い紙が差し出される。
それはシェゾがアルルに書いたあのカードだった。
サタンはシェゾを真っ直ぐ見つめて言う。
「お前が欲しい」
シェゾとアルルは顔を見合わせた。
「「へ?」」
918865:2007/06/17(日) 23:04:45 ID:3AgM6Ujk

ガシャーン、というけたたましい音に驚いた鳥達がアルルの家の屋根から飛び立つ。
太陽は沈み、淡いオレンジ色に包まれた町に鐘の音が鳴り響く。
「ほうら見てごらん。こっちのピンクは女の子用で、こっちのブルーは男の子用だぞ〜」
「寄るな、来るな、この変態っ!!」
逃げ回るシェゾをサタンが捕らえる。
ヴィィィィィィィ…
「わあ、やっ、やめろっ離せっ!!」
サタンの腕の中で迫り来る玩具と格闘するシェゾがジタバタと暴れる。
アルルを手中におさめるにはまずシェゾを堕とせばいい、と考えたサタンは七つ道具に新たな顔を仕込んでシェゾを追いまわす。
「あまりはしゃぐな坊主。照れるではないか」
「誰が坊主だっ!それに俺ははしゃいでなどおらんわ!でぇーい離しやがれっ!!」
ビシビシビシビシッ!
シェゾのチョップなどものともしないサタンが抱えたシェゾの耳にフウッと息を吹きかける。
シェゾはビクンと飛び上がる。
「うぁぁっ………!…って何しやがる貴様ーっ!うきぃーっ!!」
「フハハハハハ…案外男も可愛いものだな」
「ちょ、ちょっとぉ〜、二人とも、ぼくの存在忘れてないー!?」
はたから見ると実に楽しそうな二人の様子にアルルがちょっぴりやきもちを焼く。
「ハッ、アルルっ…よし分かった。ならば今夜は三人で」
「「いい加減にしろ」」
サタンの頭に二人の拳が降り注ぐ。
サタンはコブをさすりながらフラフラと窓に近づき、うっすらと星の咲く空を見つめた。
「…フッ。まあいい。これからじっくりお前達にこの私の実力を見せてやるとしよう。あっそうそう、後で私の荷物届くから」
「「ここに住む気かーーーっ!?」」
二人の雄叫びなどお構いなしに、サタンはニヤリと笑って星の数を数え始める。
「アルルと一回、アルルと二回、アルルに」

かくして新たな三角関係は誕生し、二人の住人を迎えたアルルの家は一層賑やかになるのだった…。

THE END…?
919865:2007/06/17(日) 23:07:08 ID:3AgM6Ujk
シェゾとサタン、どちらにもいい思いをさせてあげたくてかなり無理のある最後になってしまった。
個人的な倫理観を懸念されそうなアルルで実にすまん。
でも読んでくれて有難う。
GJもらえて嬉しかった。
では。
920名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 23:28:20 ID:KhqEFecJ
オチにワロタwww
GJでした
921名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 23:37:46 ID:3oq5i/+B
シェゾの処女が危険wwwにーげーてー

切なくも笑いありでとてもとてもGJでした。
自分の中のサタン様はおちゃらけていても
実はクールな素敵魔王様だったのですが、
ド変態魔王様にジョブチェンジいたしましたw
922名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:46:23 ID:/nS50Pyf
アルルさん魔性の女ですなwこれから3Pな新婚ライフW

自分はサタンはきっとアルルが自分以外の男と
結婚しようが子供産もうがかまわず
アルルにつきまとってきそうな気がするから
こういうのアリだとオモ
サタンって幸せな性格だよな
周りは迷惑だけど


シェゾの不幸に乾杯
GJ
923名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 04:00:47 ID:nCPTbvbC
大人のおもちゃ広げる時の空気嫁なさすぎのサタンに禿ワロタwww
いいもん読ませて戴きました。GJ!ありがとう!
924名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 04:03:47 ID:3WWTbD2q
うわあすげえ!
GJ!
925名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 20:40:52 ID:yF/7mamK
変態両刀サタンワロスw
ともあれGJ!
926767:2007/06/18(月) 20:47:49 ID:yF/7mamK
ひっそりとウィッチ×インキュバス投下。

注:この話は前回と話がリンクしてはいますが切なさの欠片もありません
  たんなるバカストーリーなので暇潰し程度にどうぞ

晴天、大安祝日。
ウィッチは他の友人達と共に大きな拍手で教会から出てきたドラコとラグナスを迎えていた。
普段はチャイナドレスのドラコは、今日はふんわりとした純白のドレスに身を包んで
タキシード姿のラグナスに腕を組み、とても幸せそうな笑顔で階段を下りてくる。
鐘の音と共に、平和の象徴である鳩が飛び立っていく。
今日はドラコとラグナスの結婚式だった。
「それにしても、ものすごいスピード結婚でしたわね」
ドラコ達女性陣がサタンのハーレムから抜けてまだ一ヶ月しか経っていない。
少し前からこっそり付き合っていたのは知っていたが、結婚まで話が進んでいると思わなかった。
「ドラコ、ルルーのブーケトスの時すごい勢いで取ってたらしいもんね、そのおかげかな」
「ええもうすごかったですわよ、皆を押しのけ炎を吐いてまでの大ジャンプ」
「あはっ、それは僕も見たかったなぁ」
隣同士に立っていたアルルとウィッチは、顔を寄せて忍び笑いをする。
「あ、ドラコさんもブーケトスやるみたいですわ、アルルさん急ぎましょう!」
ルルーのブーケを取ったドラコがすぐに結婚したのを皆知っているためか、
是非幸せの恩恵を我が手にしたいと女性達は目を輝かせてドラコの後ろに集まっていく。
「いっくよー、それっ」
後ろを向いたドラコは太陽の下に思いっきりブーケを放り投げた。

「で、勢い余って遠くに投げすぎたブーケは」
「後ろで控え目に見守っていたセリリが手に入れましたとさ」
ロビーで出されたカクテルを飲みながら、がっくりと肩を落す女性たち。
対照的にセリリは照れながらも綺麗なブーケを嬉しそうに抱え握り締めている。
「あのこも最近人気急上昇中らしいのよね。うかうかしてられませんわ」
アルルはシェゾとラブラブ、ルルーに続きドラコは結婚するしセリリはもてもて、
あののんびりハーピーですら実は年下趣味でパノッティを囲っているとは何たる不覚!
この物語の主なヒロイン陣の中で何の浮いた話もないのはもしや自分だけ…?
ウィッチはため息をついて腕を組む。
927767:2007/06/18(月) 20:48:39 ID:yF/7mamK
「このゲームにまともな男性が少なすぎるのがいけないのよ馬鹿コン○イル」
かなり危険なことを呟きぼやくウィッチに、薔薇を持った男が話し掛けてくる。
「どうしたんだい、何か浮かない顔だね。せっかくの綺麗な顔が台無しだよ?
 君の曇りを拭い去りたい…披露宴が終わったら僕とお茶でもどうかな、ハニー?」
顔を上げると、長いまつげと髪を持つ端正な顔をしたインキュバスが目の前に立っていた。
薔薇を差し出しながら、白い歯と目ををきらきらさせて気障な言葉でウィッチを誘う。
「……………」
ウィッチは目の前の男をじろじろと上から下まで眺めて値踏みする。
いつもなら女性には声をかけずにいられないような軽い男など歯牙にもかけない所だが、
たまには大人の関係も悪くないか、とウィッチは思う。
それにちょっと実験に必要なものがあった。ついでに協力してもらうのも悪くない。
「貴方、インキュバスなくらいだからそれなりに場数は踏んでいるのよね?」
「何の話だいハニー、僕は君に会うためだけに生まれてきた男だよ」
「はっ、実力のない口だけの童貞男には用はありませんわ。
 私、精力絶倫で強引に組み伏せてくれて一夜に何度も攻め立ててくれる
 大人で強い男じゃないと満足できないし面白くありませんのよ」
鼻で笑って手でしっしと追い払おうとするウィッチに、
インキュバスが慌ててウィッチの挑発に乗りそんなことはないと力説する。
「言いましたわね?」
ウィッチの目に怪しい光が宿る。唇が触れそうなほど顔を近づけて顎に触れる。
それ以上何も言わせないようウィッチはインキュバスの口に人差し指を当てた。
ぎゅうっと心臓をつかまれたような感覚にぞわりとインキュバスの背中に冷たいものが走る。
女性を追いつづけた長年の感と経験が、この女は危険だと言っていた。
「私、たくましい貴方に是非手伝って欲しいことがありますのよ…
 協力してくれるなら今夜私の家に忍んでらっしゃい。
 お礼といってはなんですけど、気持ちよくて楽しい夜を過ごしましょう?」
くるりと踵を返し、披露宴会場に消えていくウィッチの背を、インキュバスは見つめる。
「ハニー、君は一見地味な娘だと思っていたけど、一筋縄ではいかない女性のようだね…
 インキュバスの名にかけ、逃げるわけにはいかないね。今夜は全力でお相手させてもらうよ」
手伝って欲しいことは何なのか気にはなったが、
この自分が「気持ちよくて楽しい夜」のお誘いに答えないわけには行かない。
震える手を握り締めて、獲物の大きさに気力を奮い立たせるインキュバス。
その目には燃え盛る炎が宿っていた。
928767:2007/06/18(月) 20:49:54 ID:yF/7mamK
インキュバスは何度も灯りの落ちた家の前で場所はここであっていたかと確かめる。
意を決して拳をあげ、月夜にとんとんと、ドアをノックする音が響かせた。
返答はない。扉を押すと鍵もかかっていなく、月明かりを頼りに足を踏み入れた。
「ハニー、もう寝ているのかい?夜はこれからだよ」
もしやからかわれたのではないかと思いながらも、周りを見渡してウィッチを探す。
後ろのほうでぎぃっと音と共に、ほんのりと明かりの筋が部屋に差し込んだ。
店のカウンターの奥にある扉から、ウィッチが半身を出してインキュバスを手招きしていた。
「ようこそ、そちらは店ですから…こっちへ、いらっしゃいませ」
ああそうか、頼みたいことがあるとは言ってはいたが
それでもさすがに店内で「気持ちよくて楽しいこと」はしないだろうな。
自分の迂闊さに苦笑いしながら、ウィッチの後に続いて奥の部屋に入る。
ベッドの横に置かれた本棚と、大きな机の上に広がる錬金術用の器具や薬が
魔女らしいなぁ、と思いながらちらと見ただけでもわかる見識の広さに感心する。
「すまないね、裏口から声をかけて入ればよかったのかな?」
「どちらでも構いませんわ、鍵はかけてませんでしたから」
「レディーの家にしては無用心だね。僕みたいな男が勝手に入ってきたらどうするんだい?」
少しおどかしてやろうかとウィッチの手を取って引き寄せる。
ウィッチは動揺もせず、「こうしてやりますわ」とインキュバスの頭をかい寄せて唇を重ねた。
その積極さにこちらが驚かされながらも、女性から仕掛けられるのは悪い気はしない。
身体を抱いて唇を情熱的に吸うと、ウィッチは目を閉じて舌を絡ませてきた。
…これは…かなり上手い。
自分が相手をした女性の中でも一番か二番なのは間違いなかった。
同じ淫魔のサキュバスともお互いの練習を兼ねて何度か絡み合ったことはあったが、
もしかしたらウィッチのほうがずっと上手かもしれない。
負けるものかと自身が持つ舌技を駆使しウィッチの舌や歯茎を舐め、吸う。
ウィッチはインキュバスの攻撃にあわせて舌を動かす。
その攻撃の受け止め方は、どこか余裕すら感じさせた。
「ふふっ、さすがは淫魔ですわね、お上手ですわ」
「こっちのほうが驚いたよハニー、一体どこでこんな技を覚えてきたんだい」
その質問には答えず、ウィッチはテーブルの上のランプに手をかざす。
部屋に静寂と暗闇が訪れた。
妖艶な笑みを浮かべながらウィッチはベットまで歩くと、服を全て脱ぎ捨てる。
よほどの自信があるのか、ためらいなく自分の身体を見せつけている。
月明かりにウィッチの裸体が浮かび上がり、美しく白い身体を照らしていた。
929767:2007/06/18(月) 20:50:37 ID:yF/7mamK
ルルーほどではないが大きめの胸にくびれた腰、男が悦びそうな桃尻。
常に魔女の服を着用しあまり外には出ない為か肌はきめこまやかで透き通るように白い。
普段あのような服を着ているから体型がどうなのかわかりにくかったが、
服の下にはこんなにもグラマラスで美しい身体を隠していたのか。
意外な所でいい女を見つけた喜びに思わず口元が揺るむ。
ベットに腰掛け無言でインキュバスを誘うウィッチ。
興奮を抑えながら、インキュバスは自らも服を脱ぎ捨てると
ウィッチの目の前まで進み、ベットに優しくウィッチの身体を倒す。
「ハニー、今晩の君はとても素敵だよ」
「お手並み、拝見させていただきますわ」
互いに挑戦的な目で相手の身体を探り始める。
「ああ…いいですわ、インキュバス…」
インキュバスは触れるか触れないかくらいのさわり方で指先を滑らせる。
首筋をなめあげると、ウィッチはインキュバスの耳を軽く食んで吐息を吹きかけた。
それだけでぞくっと耳に甘い痺れが走る。
絶妙なタイミングと力の入れ方で愛撫してくるウィッチに、
ともすればこっちがのまれてしまいそうだった。
二人は激しくベットの上で主導権争いを繰り広げていった。
たわわな胸に指を伸ばす。相手の指ははちきれそうに膨張した股間に伸びていった。
「ううっ、ハニー…たまらないよ」
「私も、こんなに燃える夜は久しぶりですわ」
胸をリズミカルにもむと、ウィッチは切なげな声を上げて身をよじりながらも、
股間の指は攻撃の手を緩めず、根元から鈴口まで柔らかく刺激してくるのだった。
二人はいつの間にか頭を互いの足の間に入れ、一番感じる所を攻め立てあっていた。
「ほら、こんなに大きくなって…」
ウィッチは唾液でインキュバスの大きくなったものを濡らしながら、
指と手のひら舌を使い強すぎず、弱すぎず攻めてくる。
「ハニー、君もこんなになっているよ」
インキュバスも負けじとウィッチの濡れそぼった中を数本の指でかき回し、
一番敏感な場所を指ではじくように弄繰り回す。
あふれ出た愛液を舌で吸い取っては甘い淫な音をたてて舐めまわした。
930767:2007/06/18(月) 20:53:20 ID:yF/7mamK
「ああっ、いいですわ…そこ、もっと…」
「僕も最高だよ、ハニー、君はなんて素晴らしいんだ!」
高ぶった欲望をぶつけ合うように二人は重なる。
ウィッチは挿入された瞬間ぎゅうっとインキュバスのものを締め上げた。
思わず出してしまいそうになるが、ぐっとインキュバスは耐えて荒い息をついた。
「あら…これで出ないなんて、お見事お見事」
まったくこらえた自分を自分で褒めてやりたかった。
ウィッチの中は絶えず絡みつくように動き、
壁がざらざらしていて先端まであたるとこすれ強烈な快感をもたらす。
まさに鍛え上げられた名器だった。
こっちが先にいってしまいそうで最初からがんがん攻め立てていく。
「ああん、あっ、あっ、激しいのっ…いいですわっ」
素数を心の中で数えながら奥へ奥へと腰を打ち付けるインキュバスに、
ウィッチも足を腰に絡ませあられもない声をあげた。
「そんな、私最初からこんな風にされたら壊れてしまいますわっ…」
答える余裕もなく無心に腰を振る。
探り当てたGスポット付近を容赦なくこすりあげると、ウィッチの声がいっそう高くなった。
「ひゃうっ、うあっ、ふぁっ」
中のものも一層締め付けられてインキュバスにも快感の波が押し寄せてくる。
「ああっ、インキュバス、私と一緒に…中に出してっ…」
もうだめだ…限界か、と思った頃ようやくウィッチがひときわ高い声をあげて達してくれた。
我慢に我慢を重ねて溜めつづけたものをご要望どおりに中で放つ。
びくん、びくんと大きく脈打ちながら、大量の精液で中を満たすと、
ウィッチがしがみついていた手と体を離して身体を大の字に伸ばして寝転がった。
インキュバスも精根尽きたようにベットにごろんと転がる。
まったく、手ごわい相手だった…。だが、ずいぶんといい女だった。
これだけ全力を尽くしたのも初めてだった。自分もまだまだだ。
世の中、いい女というものはどんなところに転がっているかわからないものだな。
「ふぅ…ご協力、ありがとうございましたわ」
「??これが君が頼みたいことだったのかい?」
インキュバスは小首をかしげた。
たんに夜のお相手に誘いたかったのなら、率直にそういえばよかったのではないんじゃないか?
931767:2007/06/18(月) 20:55:57 ID:yF/7mamK
「いえいえ、まあ…そういっても差し支えはないのですけど」
インキュバスの体から離れたウィッチは、ベットの横にある
小さな机の上に置いておいた試験管を取り出して自分の膣内に入れ、数回出し入れする。
試験管の中に、二人が交わった行為の証が10分の1ほどたまっていた。
「これこれ、実験に使うので和合液が欲しかったんですわよ。」
「ああ、なるほどね…それで僕をお相手にという訳かい」
自分がたんに性欲旺盛な相手だから選ばれたのかと思うと
少し気落ちしてインキュバスはため息をついた。
「それもありますけど、たまには私も遊びたかったのですわ…
 皆お相手を見つける中、私の周りに浮いた話一つないのは寂しいですもの」
ウィッチが試験管を試験管立てに戻すと、背中からだきついて胸を押し当ててきた。
萎えた気持ちが、それだけでむくむくと起き上がってくる。
別の場所も元気を取り戻してやる気に満ち溢れてきた。
「私、まだ全然満足してなくてよ…?
 …ねぇ、今夜はこれでおしまいな訳ないですわよね、インキュバス?」
ウィッチの手がインキュバスの胸に伸びる。
小さな乳首を悪戯する子供のようにこりこりと転がしてきた。
満足していない、という言葉に闘争心がかきたてられる。
今夜はこんな所で終わりにしてはいけない。
プライドをかけて、なんとしても目の前の女を落さなくては。
「まさか。僕を誰だと思ってるんだい?」
「それでこそ淫魔ですわ。さあ、今夜は眠らせませんわよ」
「ハニー、僕は負けるわけにはいかないんだ!自分の名にかけても!」
「魔女が上か妖魔が上か、私を陥落させてごらん遊ばせ」
ウィッチがくすくすと笑う。その笑みはまさに魔女にふさわしかった。
二人はベットの上で激しい戦いを繰り広げる。
そこは、まさに戦場だった。
932767:2007/06/18(月) 20:57:12 ID:yF/7mamK
幾度となくベットの上で絡み合う二人。

「こんなものじゃないですわよね?」
「まだだよ、まだだっ!」

「くっ…ハニー、君はまったく…すごい女だよ」
「貴方も、なかなか良くてよ…?」

「ぜぇぜぇ…こ、これからが本番だよ…」
「ふふっ、そうでなくては面白くありませんわ」

「ううっハニー、僕の負けだ!もう素直に降参するよ、だからもう帰し」
「まだまだこんなもんじゃないでしょう?ほら、ここがいい?どうなの?」

「すみませんもう許して下さいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめ…」
「まだしぼりとれそうですわね、もう少し我慢なさい」

「ほら、尻を上げて!さっさと舐める!」
「はひぃぃぃぃぃぃぃ」

「ホホホホホ、ざまぁないですわね!それでインキュバスとは片腹痛いですわ!」
「ああっ、私は貴方様の卑しい卑しい奴隷です、ウィッチ様ぁぁぁ…」

「踏んで下さい!蹴って下さいご主人さま!」
「ほらほら犬!お手!」


ウィッチの部屋に嬌声と悲鳴が上がりつづける。
夜はまだ……明けない。
933767:2007/06/18(月) 20:59:55 ID:yF/7mamK
次の日。
「……なんじゃ、ありゃ。なんかの罰ゲームか?」
買い物に街に出ていたアルルとシェゾは、
散歩に出ていたウィッチの手にあるロープに繋がれたものを見て目を点にしていた。
「ウィッチ、何してるの?」
「いいペットが手に入ったので、お散歩中なんですわ。おすわりっ!」
「わん」
ウィッチの命令に従い,すっと座る首輪をつけられロープに従わされたそれは
鳴き声と耳と尻に刺さった尻尾はともかくどうみても犬ではない。
「インキュバスお前、何があった…」
心底かわいそうなものを見る目でシェゾは犬…いやインキュバスに語りかけるが、
インキュバスは律儀にお座りしたまま身じろぎ一つしない。
「ごめんなさいね、もう私以外の言うことは聞かなくなってしまいましたの。
 これ、昨日気まぐれにちょっと遊んだんですけれども
 ぜんっぜん駄目!お話にもなりませんでしたのよ!
 まったく、この世界には私を従えられるだけの男はいないのかしら」
大袈裟に肩をすくめて嘆くウィッチ。
一生無理だ。そんなんだから彼氏が出来ないんだという言葉を口の中で飲み込むシェゾ。
「あ、ああ…そんな男がいつかあらわれると良いな、散歩中に足を止めさせて悪かった」
この女だけは一生敵に回さない。下手に関わらんほうが身のためだ。
そう決心して曖昧な返事で場を濁しシェゾはアルルを引っ張ってその場から離れていった。
引きずられながらアルルは、自分には到底理解できない世界を垣間見て
ただただ目を丸くして二人を見比べていた。

女王様と下僕、といえばこの世界では影でルルーとミノタウロスを指す言葉であったが、
最近ではこの怪しい組み合わせに変りつつあるらしい。
魔女は、今日も健在である。
934名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 21:14:46 ID:MyjyFHiK
GJ!
次スレ立てる方が良いんじゃ…
935767:2007/06/18(月) 21:28:55 ID:yF/7mamK
うあ、こんな短い時間で感想もらえるとは。ありがとうございます。
同人ノベルゲーム化の話がぽしゃったから供養したい小ねたが幾つかあるので
次スレ立ててくれるならまた一ヶ月に一度くらいは書きに来るよ。
できれば自分は次スレあったほうがいいけど。
スレがあれば自分みたいに書いて見ようかなって人も来ると思うし。
936名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 22:51:22 ID:n9rCMpj0
孤高の魔女 (・∀・)イイ!
それにしてもぷよ魔導は女性陣が強くて困るw

自分は職人さん待ちで(*´Д`*)ハァハァするだけの人間だけど
次スレ欲しいなぁ…
937名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 23:34:56 ID:oIp+YJIC
立てられる人が立てればいいじゃない。

職人諸氏の話なら何話でもかんげぇ
萌えを投下してくれる、職人諸氏が居なくなったら、自然に落ちればいい
このスレで最後とか決めずに

次スレまでに投げ捨てられた>756-757の続きが来るか期待
938名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 23:39:55 ID:oIp+YJIC
うあ、魔性な魔女の職人氏にGJを送るの忘れてた。
それでいいのか15歳、でも萌えました。
939名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 13:23:21 ID:z7oWZwEB
自分も、このスレで最後と決める必要は無いと思う。
次を立てて落ちたらまた立てればwいい。
『職人さんのSSがあるかぎりこのスレは終わらないッ!』
940名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 23:39:48 ID:f0wck/DP
亀になりますが
>>865さん>>767さんGJでした。
ところで>>865さんのサタンが、神谷明氏の声で聞こえるのは自分だけか?
(キン肉マンやケンシロウが有名だが、ここは毛利小五郎や面堂終太郎あたりのトーンで)

それはさておき
自分も職人さんが居る限りスレが続いていいと思う。
荒れる元なので、あまり書かない方がいいのかも試練が
確かにぷよから去っていった、昔からの職人さんも数多く居るだろう。
だがしかし「!」の発売によって新規のファンが出来て
その人たちが古い作品を知り
旧キャラに萌えてここにやってくる事もあるわけだ。

自分もぷよ好きになってかなり経つが
このスレでキャラの魅力を改めて知る事もしばしばある。
自分もかいてみたいのは山々なんだが
なんか「プレイボーイなのに一番好きな子には手を出せない」の法則じゃないけど
なんかぷよのは妙に書きにくいんだよね・・・
941名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 12:10:01 ID:ZSX5hWv4
セガのぷよから入った奴は正直いらんな・・・。
コンパイルのキャラ作りを踏襲してない(別人に成り下がった!を踏襲してくる)から
名前だけ魔導キャラで性格オリジの腐女子の同人みたいなSSしかない。
しかも、むやみやたらと同人以下のセガのオリジキャラと絡めたがる奴ばかり。
荒れるだけだ。今でもセガスレと分離してようやくなんとか平和が保たれている状態だというのに。
942名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 12:43:58 ID:rcA9aYpI
!が一番入手しやすいからそうなりがち、つうのは分からなくもないが
!はセガスレへ行けとだけ、次スレ立てる時に立てる奴がテンプレへ入れればいい。

上の職人氏達に対してそうは思わない以上、職人氏達がどこから入ってきたかとか、別に気にする程のことは無いと思う
そんなこと言ってたらぷよか魔導か小説魔導か、とかで割れるだろう?
943名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 21:23:31 ID:RYT1hQKU
タダで読めるんだったら何だって読みたい
944名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 22:22:17 ID:aYAb3T7I
自分は!がきっかけでまたぷよと魔導に戻ってきたから
!から入る人もそれはそれでいいと思う。

そんな俺も魔導は98版とARSとはなまるぐらいしかやってない半端者だけどなー。
945名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 00:07:04 ID:oeye19CV
ここにきて職人さんがいい作品を投下してくださってるのに、
>>941みたいな偏見に満ちた古い考えの住人がスレの雰囲気を悪くするような
発言するから、このスレはもうここで終わってもいいと思いたくもなる。

セガから入った奴をはぶるだとか、そういう仲間外れを作りたがる人は
発言を控えた方がいいぞ。アニバから昔のキャラに興味を持ちました、っていう
若いファンだって存在するんだ。古参がそんな新規ユーザーを嫌ってどうする。
946名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 00:32:16 ID:meYJS8I9
ヒント:古参でもおつむは小学生
947名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 00:47:29 ID:TYG+6BGG
>>945-946
お前らもそのときが来れば分かるよw
948名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 00:51:39 ID:nTz9etwK
そのときが来る前にキモヲタを卒業できるおう頑張ります
949名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 00:53:45 ID:nTz9etwK
×できるおう
○できるよう
950名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 01:04:22 ID:0Oui1rVe
>>946
魔導スレまで出張乙。
951名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 01:14:56 ID:oeye19CV
>>947
自分は思いっきり古参の一人ですが何か?
952名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 01:29:58 ID:rfHvl1OT
941だが、要は、仲間外れとかではなく、単なるスレ違いなSSしか投下されないということを危惧しただけだ。

あと俺は、最近来てくれている職人さんはセガから入った人だから出ていけ、などと言った覚えはないぞ。

953名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 02:23:20 ID:8XgpBMvc
今せっかく職人さんが頑張って流れを変え始めてくれたのに、その空気を壊すのはよくない。
次スレはまだ続けて欲しい人は残って、終わりにしたい人はないものと考えればいい。
新しく立てた方でもフィバキャラとの絡みは荒れる原因になるのでNG。
これでいいじゃないか
もしかしたら本当に最後になってしまうかもしれないから、批判とかばっかり書かないで職人さんを応援しようよ

長くてスマソorz
954名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 06:35:37 ID:OJVgTGzn
俺だって64版から入って通とか初代はやってないしね・・
955名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 10:39:04 ID:qW8j37ZE
皆まったりと>>756-757の続きをまとうぜw
956名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 12:09:03 ID:yHrLaCEz
おれは
初代→通→SUN→DiscStavion→ポチにゃ→(行くところなくなった)
RPGが大の苦手なのでわくぷよとか魔導は全く未経験。
WanWonみたいなアクションゲームは大好物なんでハマった。
GeoConもプレイヤーがすることは見守ってるだけてのは斬新だと思う。

一方で自分たちでは3年ぐらいしか作ってないのに15周年とか水増ししてるあの会社は
別物だと思えば結構楽しいし、絵柄もかわいいし、連鎖ボイスも途中のところと最後の
決めのところに分けて上手くつながっているし、なにより、昔みたいに韓国語に苦労する
ことなくオンライン対戦ができるから素晴らしい。
長い年月をかけて積み上げて来たものをグチャグチャに踏みにじられた、とか考えるから
悲しくなるわけで、さっきも書いたように全くの別物だと考えれば両方味わえるわけだ。

Sは自由にぷよぷよを作る権利がある。もし、改悪だと主張できるとしても、
ぷよ権を手放したCが全面的に悪いんだから、関係ないSを怨むのは、怨む対象を誤って
いるし、Sのユーザを排除しようとするなら、そういう考え方は間違いを2つ犯している。

仲良くしようぜ。せっかく何かのご縁でこのスレに来たんだから。
957名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 23:11:00 ID:TYG+6BGG
>>956
> 全くの別物だと考えれば両方味わえるわけだ。
タイトルにぷよぷよという文字がなくて、
アルル・カーバンクル・ぷよが登場せず、
魔導世界とのつながりを示唆する設定がなければ
最初からそうしてる。

> 関係ないSを怨むのは、怨む対象を誤っている
Cが改悪したのであればCを批判する。Sが改悪をしたならSを批判する。当たり前のこと。
Sが改悪をしたことについてCを恨む方がよっぽど関係ない。
Cが倒産したことと、Sが魔導を無視していることとは別問題。
958名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 23:32:05 ID:MLtBK5ok
雑談で埋めるなよ

萌えスレに萌えない雑談は要らない
職人キボンヌ
959名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 23:36:49 ID:UlJ+DAgS
セガに優しい考え方をすると
ハナからフィーバーは自分達の全くの新規タイトル、
魔導を無視したというよりむしろ旧ユーザーを配慮して若干のぷよキャラを登場させた。
だから魔導キャラが出てくる道理も無い…と。
著作権の関係がどうなってるのか分からないけど
960名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 23:38:57 ID:UlJ+DAgS
>>958
そだねごめん
とりあえず953に同意
961名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 10:30:08 ID:t8I0I+LB
493:名無したんはエロカワイイ :2007/06/19(火) 23:57:21 ID:drpXjit3
流れぶった切って
梅雨見舞いですよ
http://imepita.jp/20070619/860940

497:名無したんはエロカワイイ :2007/06/22(金) 11:56:15 ID:DdGr84kj >>493よく見たらまた赤ぷよが覗いてる件

http://imepita.jp/20070622/427970
赤ぷよはエロい奴だな
962夜灯す明かり:2007/06/23(土) 23:37:12 ID:/v4RcZEu
パソコンが壊れたんで携帯で書いてた>>756です
鬼のよーな遅筆ですまん
容量オーバーになるのは500kbですか?とか思いつつ投下します
ーーーーーーー

ベッドの上に、白と青と黒の服が折り重なる。
押し倒すというか、寄りかかって頬へキスする状態になっていた。
見おろすと、頬にでも俺にキスされるとは思ってなかったらしい。
アルルは目をまん丸に見開いた間抜け面。コミカルというよりも、嗜虐心を誘う。
「……で、この闇の大魔導師シェゾ・ウィグィィ様の、何が欲しいって?」
「え、やぁ、そうだなぁ。うーん……魔力とか?」
日中とはいえ薄暗い室内に、茶色の瞳が行き場を探してさまよう。
なかなかまれな状況から、優越感といたずら心を覚えて笑みを浮かべる。
と、今度はこちらの顔を見つめてくる。
そういや、こういうタイミングで確実にビームを撃ってくるあの黄色いのはどうしたんだ。
気がついてから見かけてないし、声も聞いてない。……まあ、それはどうでもいいか。

「魔力を奪う方法は幾つかあるが、具体的にどういう行為をするか知っているか?」
「そ、そりゃ、知らないし、考えたこともなかったけど……どうするの?」
「そうだな、例えば……」
細い肩をベッドに押しつけ、疑問を浮かべたままの唇に自分の唇を触れさせる。
のしかかるようにしながら彼女の唇をぺろりと舐めとって、放す。
「フッ。これだと僅かしか奪えないけどな」
「……あ! ボクの魔力」
「返して欲しいなら、奪ってみせたらどうだ?」
「ゆったなー!」
「うお、」
身をよじって逃げに出ると思っていたら、逆に引っ張られた。
目を見開いたまま、額をくっつけた状態で一度止まる。
「……フッフッフ」
「〜〜!」

効果音にするなら、ごちん、だな。
「いって」
「いたい……」

それでも引っ張る腕はそのままで、華奢な体はくっついたまま。
正直(触れ心地はいいのだが)居心地は悪いし、ラッコ状態で体重は預けられているし。
気合で起きるか、押しつぶしにかかるか悩ましいところだ。衝撃をごまかそうと首を振る。
と。くら、と自分の頭が揺れる。
揺れをそのままに、左から倒れ込んで体を沈める。
「シェゾ……?」
全身の酩酊感に白旗を上げて、ブーツにガード、マントを外してベッドの上へ。無防備な姿勢で横になる。
そういえば今視界の隅にでかい鼻ちょうちんが見えたんだが。
いっそ俺もこの小娘を放り出して寝入るって手は……
963夜灯す明かり:2007/06/23(土) 23:43:45 ID:/v4RcZEu
「おーい、酔ってる? 大丈夫?」
「……酔っていたらなんだ」
多分使えないんだろう。

隣からの視線と沈黙を受けて、視線と微笑みとやる気の無い言葉を投げやる。
「何だ? 普段なら帰るなりどっか行くなりするんだろうに、まだ何か用があるのか?」
「魔力くれるんでしょ――!?」
「その方法を教えろってか」

眺めていると、アルルもブーツと胸のガードを脱いでから、隣に上がり込んで来た。
まだ子供っぽいその顔で、この俺に対してそういう行為に出るのか?お前は。
「興味や好奇心は、魔導にならボクだってあるよ?」
「ハッ、好奇心猫を殺すって言うがな」
「ボクは殺さないもん!」
ほう……。とりあえず隣に来ようとする度胸は買ってやるとしよう。
億劫ながらベッドの半分を空けてやる。
多分友達感覚で隣に来る少女を、興味津々に眺めてから、耳元で囁いてやる。
「その一歩手前まではやるかもな」
誰がとは言わん。

反論しようとした口をふさいで舌を滑り込ませ、先ほど同様ぺろりと舐めて放してやる。
「少なくともその位のつもりじゃないと、俺から魔力は取り返せんぞ」
煽るだけは煽ってみよう。アルル本人に興味が無い、という訳でもないのだから。
それでも俺は断じて変態ではないし、力ずくで手を出して返り討ちにあうつもりもない。
しかしココにきてアルルも黙してしまう。ちょっと気まずい……
そして酔いが回ってきている。
弱くも酒好きでもないし、泥酔する事もほぼ無かったから、この先はレッドゾーン、か。

どうにもこうにも馴染みの薄い感情を覚えてるのは確かだ。
酔ったくらいで他人にほいほいそんな感情を抱くなら、二度と酔うほど酒は飲まんぞ。
「シェゾ」
「おう、何だ」
「魔力かえしてっ」
ごちん再びかと身構える余地も無いまま、しがみつかれて唇を奪われた。

恐々唇を離したその顔に手を伸ばす。
よそを向かぬよう顎をひき寄せ、吐息のかかる程に近寄せてからくちづけを落とす。
ふれるだけのキスを。ついばむようなキスを。それから頭を抱き寄せて、もっと深いキスを。

ああ、いいだろう、甘んじてそしりを受けようとも。教えてやる。
嫌だは無しだぜ。

隣に寝そべる細い体に両手を伸ばし、引き寄せて、殆ど夢中で抱きしめた。
964夜灯す明かり:2007/06/23(土) 23:53:31 ID:/v4RcZEu
静まり返った部屋の中に、二人でベッドに横たわっている。
部屋の隅に、窓から黄金色の西日が入り込んでいる。
少女の視界には、ゆるくうねる銀の髪が踊っている。
「アルル、お前が欲しい」
「うひゃ! って、ちょっと。今は、ボクがキミの魔力を欲しいんだってば」
「お前の全てを……」
低い声がアルルの耳元で囁く。吐息と共に耳を打つ。
普段の行動や言動ではまったく気にならないのに、時折どきりとさせられる、その声。

「俺にくれ」
「うくっ……ね、ゾワゾワするから、せめて耳元でしゃべるの、やめて〜?」
「いやだ」
子うさぎのように震える耳に、キスが落とされる。
「ひゃ! ちょっともーお……きゃあまって……やん! シェゾ本当やめ、あんっ!」
何度か耳に触れながら唇が、首筋に。触れるだけで済まされたり、舌でつつかれたり。
そのたび鋭い悲鳴とともに、アルルの全身がぴく、ぴくっ、と震える。
黒い腕が上着をずり上げ、アンダーシャツの上から背筋をそっと撫で下ろす。
腰のあたりまで撫でられていっそう声のトーンがあがり、可愛らしいソプラノが響く。
アンダーシャツの隙間に入り込む手が、体を引き寄せて二人の腰を密着させた。
「ぁぁぁん、くすぐったいからはなして……ねえ、シェゾ、はなしてったらぁ」
「い・や・だ」 かぷ。
「……ひゃあ!!」
全身に電気でも流れたように、その体が震えた。
アルルの耳たぶに、彼女の感じたことのない感触がふれて、なぞってくる。
ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅぷ、と濡れそぼったような音が響いて、その音が二人を興奮させる。
舌で耳を刺激するシェゾの、その手はアルルの腰からスカートにすべりおりる。
布ごしに未発達なふくらみを掴まれ、ゆっくりもまれ、鋭い悲鳴はだんだん、嬌声になる。

危険に悲鳴をあげるソプラノが、当惑と陶酔のメゾソプラノに堕ちてゆく。
押し付けられた腰に違和感を覚えるも、もぎ放すことは叶わずに。
彼女の感覚は、その身にうける刺激を敏感に、脳へ他の場所へと伝えていく。

耳をいじめあきたのか、アルルの唇にもう一度キスが落とされる。
「キスする時は目を閉じるもんだぜ」
「し、知らないよそんなコト……っ」
「今知っただろう? ホラ」
暗がりでも光る青い目の持ち主が、確認するようにもう一度奪いに来る。
渋々閉ざされた茶の瞳の上、滑らかな額にキスが降る。
驚きにパッチリ開いたところで、もう一度口を塞がれる。
965夜灯す明かり:2007/06/24(日) 00:05:32 ID:p52kgKTa
今度は慌てて閉じるそれに隠れ、黒い腕はアンダーシャツの下に入り込む。
ゆっくりと動いたそれは、下着の上からやわやわと胸に触れる。
「ちょちょちょ、ちょっと待っ」「いやだっての」
「ひう、こ、心の準備が……」
「する時間はとってやったぜ?」
「そ、そんなこと……」
「キスより効率よく魔力を奪う方法、思いつかなかったのか?」
「……」
思いついたと認めるように、彼女の頬は赤く染まる。
「それでも興味や好奇心はあるんだろ?」
「……」
アルルはそっぽを向いてしまった。

その沈黙をどう受け取ったものか、黒い影が身を起こす。
表情も変えずに彼女を抱え起こし、そのままためらいなくシャツを脱がしにかかる。
あっさりと青のアンダーシャツも脱がされた。
困り顔のまま、なすがままになりながらも、アルルはシェゾの事をじっと見ている。
「……ねぇ、シェゾ、ほんとーに、酔ってる? 普段と違う」
「そうだな、普段なら吹き飛ばされてるよな、いい加減。今日はしないんだな」
「そ、それは……ここから吹き飛ばりしたら、何でこんな所にとか」
「そうだな……本当なんでこんな所選んだんだ、アルル?」

酔っているといっても、整った顔は普段と変わらないようにしか見えない。
もっとも、質問や追求をはぐらかすようなことも、普段の彼はあまりしないのだが。
アルルはそのまま、脱がされた仕返しにシェゾの服を引っ張って、首を傾げる。
「ねえねえシェゾは脱がないの? ボクを脱がしたくせに」
「俺は脱がなくても問題はない。それとも……俺の服が欲しいのか?」
「……はぃ? シェゾって、なんでいっつもそーいう話になるの?」
「服が欲しいと言われたことがあるから聞いてみただけだ」
アルルの引っ張っていた裾は引き抜かれ、その代わり彼の左手に掴みあげられる。
「それともこの手で脱がしたい、か?」
「……」
かああああ、という表現がよく似合う様子に、ふとシェゾの頬が緩む。
取り上げた手の甲に指先にキスをしながら、アルルを眺める。
「フッ……何て顔してる、襲うぞ?」
「も、もう襲ってるじゃないか〜!」
手を振り回すアルルを、可愛い奴だと言いたげに眺めながら、服を脱ぎ捨てる。
「そうか? これからがお楽しみだと言う奴もいるぜ?」
これから、という言葉にびくっとする彼女は、実際に子うさぎや小動物のようであり。
普段のそれよりも庇護欲や嗜虐心をそそるのだ、と自覚している様子はない。
966夜灯す明かり:2007/06/24(日) 00:36:10 ID:p52kgKTa
「こ、これから……って……?」
「知ってるくせに聞きたいのか?」
「う……」
「そうして俺から魔力を奪いたいんだろう? できるとは思わないが」
「うう……」
「俺は願ったり叶ったりだな」
アルルの知っているシェゾの願いは、自分の魔導力を奪うことである。
それとアルルの願いは相容れないところにある……
ということになっている。

可愛らしいブラをずらし、アルルの胸が晒される。
ごく淡い色の付いた乳首は、ぷっくりと膨らんで視線を誘う。
シェゾは唇で右胸のそれに、右手で左胸に触れた。
ちゅっ……
舌で舐め、指先でこねくり回し、甘噛みする。
「い、やっシェゾ……ああ……」
左手は太ももをなで上げて、付け根に届く。
下着を指でなぞると、足を閉じて逃れようとする。
姿勢をずらして太ももにキスし、スカートから見えるか見えないかの所に薄紅色の印をつけた。
「んっ!ちょっとどこになにして」
思わぬ反撃に怯んだ足を開かせ、秘密の谷間に指を這わせ。薄布越しにつつき、指で撫でる。
「ひゃ、そんなとこ……やだぁ……やあん!」
いたずらに指を蠢かされ、アルルは身悶えしている。
手を回してブラを取り、剥き出した肌にも薄紅色の印を。
上がり続ける抗議と抵抗を黙殺し、震える体からスカートごと下着をずり下ろす。
「シェゾの変態……」
「ん? その変態のする事で感じてるんだろう? お前も十分変態だぜ」
手で胸と腰を隠そうとするのを掴み上げて眺めれば、危うい未熟さと瑞々しさをもつ彼女がいた。

「ボクは……変態になりたいんじゃ、ない。シェゾの魔力が欲しいのに……」
言葉で拒絶しながら誘われているようである。
女神くらいしか例えるものを知らないほど、魅惑的な。
淡く茂る毛に触れる。女の秘密を隠したそこを指先でつつき、指で割り開かせる。
成熟しきらない果実のように、微かに湿った淫唇をなぞり、何度となく往復させた。
くちゅ、ちゅぷっ……
次第に滲み出す愛液を、卑猥に響くほどかき混ぜる。
「ホラ……アルル、こんなにいやらしい音がするぜ」
「恥ずかし……やめっ」
「そーいう可愛い声出してもやめてやらん」
彼女の体は刺激に自然に反応している。
アルルの手指を彼女の股間に触れさせる。指先に愛液を絡ませて肉芽に触れた。
「あっあっ駄目……でちゃうからやめっ」
もがき出すのを黙殺したまま、肉芽に刺激を与え続けると、アルルは絶頂を迎えた。
967名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 00:45:07 ID:p52kgKTa
電池切れるんで今日はこれで仕舞い
968名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:30:59 ID:987wcPaw
GJ!
969名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 14:32:08 ID:Ad3a00Lf
続きキテター
いけいけGOGO!!
970名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 19:00:15 ID:KH/WTW4w
ジャーンプ(w
971名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 20:50:05 ID:Ad3a00Lf
【審議中】
    ∧,,∧  ∧,,∧  ちょっと古くないか。
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ   うむ。
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'
972名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:32:45 ID:tKz4Ro+q
それ、何だっけ
脳内では林原の声で再生されてるんだが、出典が思い出せない
973名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:39:02 ID:MbtlmExQ
またラグドラ読みたいな…
ぷよじゃないけどマイナー純愛書いてるからすごく参考になる…。
974名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 02:37:41 ID:5j2SVWL0
なつかしい
975名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 05:12:45 ID:wE4YuC5F
>>972
ユリじゃね?
976名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 05:46:45 ID:6ZxuXUCE
姫ちゃんだろ
977名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 19:38:14 ID:kyDAZClJ
◆NCMUZU.P5M 投稿日:03/07/31 20:29
                /::\
          __r 、    i:::::::::::::\
        r'ニ、、j ) _,.-‐''''''''''ー- 、;;ゞ、,,,_
       { 、ゝ' i'/ ,        `ート、:::`ー、r、rrr-、
       ヽ ヽ,// / // / / ,     ヽ::::;j ー' (r- !
        ゝ_i/ / // / | l / ! | l i   〉' ⌒⌒_/
        「ミ| / /ィ'「´! ! l l 」___| l |l _,くミ 、_/ ̄´
        〈 j | ハ{ ,l-ニ!、 | l | ,|=、|ヽ|l/! 'ヽ,-ァ
        ヽ } j' {i'r':j!   ,.=、ヾ!/    r'
         | i' ,, ゞ='   i!-':i! i!'    /
         { ト、  r‐‐- 、_゙''=' /  /  /
         〈 l/ヽト、   ノ シ / /  /
         〉/ / ( `ー-ァ' .r「 / /  /
          l/ /_____ゝ<´  l | ∧ '  i/
         ∧--‐‐‐''"ヽヽ_! |  〉  /
        /ト、   @/  ヽ_/ /`-/
        / ! ヽ  { r‐‐‐┐ / /
       j     @ l !    l / /
     / ̄ 、丶  j  ` ̄´/i/
     ト、    ヽ、 @/___,. / / |
   ,z、_|ノ:\     /      /  l
 _「 ̄!___;;:-=ヽ、___@!      '   `>
 〉 c'`ゝ|:::::/::└ァニ'_____________,,,.く´
 `! `r、__〉ヘ::::::::/:::::/::::|::::|::::::|::ヽ:::::ヽ、
  `^!_ニ/  ヽ/:::::/:::::/:::/::::::{:::::{::::::::::::>
     /   /`┴-┴r---┼、,ゝ〜´
    ,'   ,'     |   |
    !   !______r<⌒!   !
     l   ィ}:::::::::::::::} |   |_    __
    !   ノ::::::::;.r-ァ l   ノ`ーー┴、ヽ
    `ー-'‐'" ̄`ヽ ヽ丶__/::::::::::::::::::::) ヽ
             ',>‐-|  ̄ ̄T⌒,ヘ  ヽ
            ヽ、__j      ̄ヽ ヽ  }
                      ヽ(⌒j
                       ` ̄
978名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:02:05 ID:C44hlcrW
まだ電池復活しない…?(´・ω・`)
続きマダー?
979名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 11:24:20 ID:hXb1TXA3
ヒント:鬼のような遅筆
980名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:25:37 ID:tmvg3e3Z
>>978
なんかここ2〜3日のあいだ
ココに限らず、2ちゃんの全体的に携帯からアクセスしづらいんだよね。
板までは逝けるんだけど、スレに逝こうとすると503エラーが出ることが多い。
981名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 23:15:32 ID:7mLW3XSM
ヒント:携帯用の鯖が限界に近い
982名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 08:51:02 ID:gwgkFC+o
980超えたんでほしゅ。
983名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:47:51 ID:hX4VWfxP
鯖建ててくるわ
984名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:50:22 ID:hX4VWfxP
鯖じゃないwスレだったw
建てたよ

【ぷよぷよ】コンパイル(アイキ)で萌える8【魔導】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182955766/l50
985名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 00:06:10 ID:0VDXtNQj
うめ
986名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:27:49 ID:3j9b4sKV
埋め
987名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 19:32:42 ID:Ie3eJUSE
ume
988名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 14:35:26 ID:doTSOyWL
うま
989名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 15:27:23 ID:mim7DWzl
ヒヒーン
990名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:55:18 ID:hicWNAbU
梅干し
991名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:21:29 ID:ZOA3CmBx
uma
992名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 02:45:33 ID:t/L/yWA0
よーやく下記上がったんで埋め投下します>>756とか>>962です
では早速
ーーーーーーー

「あああぁぁ……」

ぬるぬるとした滴りが、シェゾの指先に触れる。
アルルは、震えながら絶頂の後味を味わっているようだ。
「イったのか?」
「し、知らな……ひあっ」
アルルの指でいじっていた肉芽のそばを、シェゾは中指でまさぐり、秘密の内に滑り込む。
妖しくからみつく肉壁は、指先をきゅっとくわえて逃れがたい。
ゆっくり抜き差しを繰り返すと、淫らな水音が幾度もでた。
「俺のためにこんなにビショビショになるとは、本当に可愛い奴め」
「そ、それはシェゾが……シェゾが、変態なんだよう」
「ほぉう、そーゆー事云うか。欲しいって言ったのに?」
「いたっ、やあんっ、それはやっむぅ」
ぬちゅ、ずぶっ。
淫唇に薬指もあわせて滑り込ませ、人差し指で肉芽をさわり、のし掛かって上の唇もふさぐ。
なすがままに押さえつけられ、淫唇をかき混ぜられ、キスを受けてアルルの体から力が抜ける。
膝を開かれ、下敷きにされた足を居心地悪そうにもぞもぞさせると、股間のなにかにあたったらしい。

「むっ……アルル、こら、蹴るな」
シェゾが唇を離す。
「けってないよ、シェゾが何かしてるんでしょう?」
「……そうかよ」
アルルにのし掛かったまま器用に下着を脱ぐと、シェゾは指を抜いて自分の欲望の塊でアルルに触れ、淫唇を何度となくなぞる。
「あ、んんっ、何? 変になっちゃう……」
「いいぜ? もっと変になれ」
「何言って……いっ、あ、やああ!」
肉棒をアルルの中へ一息に送り込み、肉芽も責める。
熱くきつく締め上げてくる肉壁に、シェゾは痛いほどの快楽を覚えた。
「あああ、痛い、シェゾぉ……」
躰を貫かれ、逃げ場を失ったアルルがしがみついてくる。密着する肌は更なる興奮をあおる。
瑞々しいアルルの肌に、いつしかじんわりと汗が浮く。

ゆっくり抜き差しを繰り返し、肉芽をいじると、悲鳴をあげていたアルルは少しだけ、大人しくなった。
「痛い、か?」
「う……ちょっと痛いし、恥ずかしいし、いっぱいになってるぅ……」

何か思いついた顔でシェゾがアルルに問うと、彼女は顔を真っ赤にした。
「フッ……、本当に、可愛い奴め」
「んっ、そんなっ、しちゃ、や、恥ずかし……ああっ」
くちゅっくちゅ、ぐちゅぐちゅ……ずっ
993名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 02:50:29 ID:t/L/yWA0
アルルの中に何度となく肉棒で出入りする。
動くたびにシェゾは、緩急をつけて搾り上げられるような感触を覚え。
その一方でアルルは、まだよく知らぬ快楽と、シェゾに体を任せて為されるままになり。
奥深いところまで犯され、ぞくっと快感がアルルの体を駆け抜ける。
「くっ……そろそろ、いくぜ……」
「? あ、ああっ!」
それまでそっと、ゆっくりと動いていたものを、これ以上ないほどかき乱す。
淫らな肉壁に包まれ、翻弄されながらも、力づくでアルルを何度となく貫く。
「く……っ、受け取れ」
必死にしがみついてくるアルルを感じながら、彼女の中に留めてきた力を放った。

ーーーーーーー

気が付いたら、アルルが隣にいたんだ。

暗い……頭が痛い。
気が付いて、最初に思ったのがそれだ。反射的に、明かりの呪文を唱えて。
何故俺は裸なんだ? てのが次で。
何故アルルが隣にいるんだ?
てところまで考えてたら、アルルが口を開いた。
「気が付いた? 大丈夫?」
「! 〜〜〜!?」
「きゃっ」
「……」
「やだちょっと、そんなにまじまじ見ないでよ」
思わずがばと跳ね起きると、つられて跳ね起こされた、アルルの胸が見えた。
瑞々しく滑らかな肌を持つ、彼女の裸身に目を奪われる。
とっぷり暮れた闇を退ける、魔力でできた光の中に、肌が白く輝いて見える。
頭の理解が付いていく前に、恥じらって胸や足を隠すアルルを、凝視してしまった。
「……綺麗だ」
「シェゾってば〜〜もう、恥ずかしいよ」
「本当の事だ」
「……あの、余計恥ずかしいってば」
ん? 何故アルルも裸なんだ?
それと、何故こいつまでつられて起き上がったんだ?
アルルはもじもじしているのだが、そんな状態で居られたら欲情してしまう。
努めて体から目を逸らし、アルルに問おうと口を開く。
「アルル、さっき、俺は……」
「すごく恥ずかしい事言ってたよね」
「何? 一体いつ俺が恥ずかしい事を」
「……『お前は処女だな?』とか『可愛い奴だ』とか」
「ちょっと待て……」
一体何故俺がそんな事を!!
「シェゾってやっぱり変態なのね?」
「ちっがーーーう!」
アルルよ、俺が聞きたいのは。
「違うんなら、傷物にした責任は取ってもらうからねっ」

……傷物?責任?
俺の耳を何かイヤな言葉が抜けていった。


994名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 02:53:14 ID:t/L/yWA0
遅筆な上あっさり終わってしまって申し訳ない。
まあ萌えたって方が居られたら嬉しいなと

では梅。鯖。
995名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:14:02 ID:uPbulJuT
いやっはー!!スレ最後にキター!!!
GJっす。萌え萌えっす。
思う存分責任を取るがいいシェゾよ。
乙でした!!!
996名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 22:47:10 ID:i6CojC0T
うめ
997名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:06:31 ID:vDD7UjiI
>>997なら、現行スレはスケルトンT祭り勃発
998名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:21:41 ID:4E2kq7ll
お茶(´∀`)つ旦~~
ほうじ茶(・∀・)つ目
999名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:40:36 ID:uPbulJuT
砂糖入り麦茶(゚д゚)つ日
1000名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:49:56 ID:A+2rqyO3
1000埋め昆布茶( ´∀`)つ旦~~
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