例えば、
◆強気な優等生娘がスケバングループに拉致されて
腹を殴られて悶絶したり、
◆格闘娘が手足の自由を奪われて、鍛えぬいた6パックの
腹を延々と殴られて腹責め拷問されたり、
◆憎い仇の子種を孕まされた女戦士が、切腹して自害したり、
というような、腹パンチから切腹にわたる腹責めシチュSS
のスレです。
オリジナル・二次問いません。
2 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 01:52:34 ID:ckeimLK9
2
1番2番を期待して保守。
保守ついでに4ゲト
腹責めってトンファービームみたいなやつ?
6 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 03:50:50 ID:7nLXyD8w
トンファービームって何?
ドスッと保守
甘いわよ美砂子……!』
『え――――?』
持ち前のフットワークを駆使し、美砂子は拳闘部のエースである真奈美をコーナーまで追いつめていた。
だが、自分に有利な展開であると慢心したのか、その時放ったストレートは常人には分からない程僅かに大振りであった。
しかし―――追いつめられながらも常に沈着冷静に美砂子の一挙手一投足を分析していた真奈美は、その僅かな隙を決して見逃しはしなかった。
ほんの少しだけ身を捻り、美砂子の拳に頬を皮一枚掠めながら大きく踏み込むと、無防備な美砂子の腹へ目一杯振りかぶったボディーアッパーを叩き込んだ。
『ぐぅっ!? かっ、は……!』
内臓を震撼させ、背中まで突き抜ける凄まじい衝撃に身体が一瞬浮き上がり、肺の中の空気が急激に押し出されて大きく目を見開きながら濁った咳を切る。
『ふぅ……』
身体をくの字に折り曲げ、腹を押さえながらゆっくりとくずおれる美砂子を見下ろしながら、呆れたような表情で真奈美は小さく息をつく。
『美砂子……メディシングボールとボディ打ち2セット追加。いくらなんでも打たれ弱すぎ』
マットに膝を付いたまま微動だにしない美砂子を尻目に、グラブをはめたまま器用に前髪を掻き分け何処となく気だるそうに呟く。
『は……い……』
真奈美は他の部員に未だ腹を押さえて苦しげに呻く美砂子の介抱を指示すると、肩を担がれて運ばれていくその姿をチラッと見送り、ただため息をついて肩をすくめるのであった……
10 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 22:32:58 ID:fBHvAf5I
ドボッォ
と保守
さあ連打連打w
敵の毒矢にやられ、捕らえられた女戦士。
薄暗石つくりの牢屋の中央で 両手を万歳の形に、足は
開いた形で、それぞれ鎖で引きのばされた状態で
拘束されている。
一見ほっそりとした体は筋肉でしまり、無駄な肉は
どこにも絡み付いていない。
皮製の胸当てと、腰当てを身につけている他は
機能性を重視したためか
肌を覆うものは何もない。
特に、殴ってくださいと言わないばかりに、むき出しの腹筋は
綺麗に六つに割れ、ちょっとやそっとの打撃はポンポンと
跳ね返してしまいそうだ。
「まずはお前の名前と所属部隊を教えてもらおうか?」
拷問係りの男が高圧的な声で質問をする。
女戦士は表情を凍らせて、その問いに答えた。
口を真一文字に引き結び、意思の強そうな目で、まっすぐ男をにらみ付ける。
お前に教えることなど、なにも無い。
その目はそう言っている。
「ふ・・強情なことだ・・・だが何時までもつかな?」
そういい終わるやいなや、男は女戦士の腹をグーで殴りつけた。
パンッ
硬い拳が硬い肉を打つ乾いた音が牢屋に響く
「ふっ!」、
表情一つかえず、女戦士はその打撃を受けた。
「なかなかいい腹筋をしている。さすが女とは言え戦士だ」
男の打撃はさほどダメージは与えなかったようだ
だが、6つに割れた腹筋に拳の形にアザがくっきりと浮かび上がっている。
「その鍛えた体で、何人の我々の同胞を撲殺してきたんだ?」
男は、ねっとりとした声音でそう問いかけると、指でいやらしく
アザをなぞった・・・
続く??
>>11 来たよ!来てくれましたよ!!
是非続けてください!!!
GJ!!!!!!!
言っとくけど俺文才無いぞww
おっとサッカーみよっと。
君も妄想垂れ流してみれば?
14 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 03:24:38 ID:GdSHqnZ+
「くっ・・・」
女戦士はやすやすと肌を触られる恥辱に、唇をかみ締めた。
男はアザを指でなぞり、さらに
くっきりと6つに割れた腹筋の溝をはわせていく。
「いいか? これから俺はお前が口を割るまで、腹を殴り続ける。
血反吐を吐くまでな。早く素直になった方が身のためだぞ?」
男は、拷問を始めることを女戦士に告げた。
一瞬顔をこわばらせるも、即座に無視するように、顔をそむける女戦士
「強情なことだ。では始める」
男は拳を振った。
パン!
「ふ!」
さらに男は両拳で交互に女戦士の腹を殴りつける。
連続で。
パン! パン! パン!
「ふ! ふ! ふ!」
だがこれにも女戦士は、動じることは無かった。
拳が腹に当たる瞬間、息を短く吐き出し、腹筋を引き締め、衝撃に耐える。
それは戦闘を日常とする彼女にとって、条件反射みたいなものだった。
パン! パン! パン! パン!
乾いた音が、連続で牢屋内に響き渡る。
彼女の強靭な腹筋が、男の拳の威力を全て跳ね返してしまう。
「ふ! ふ! ふ!」
「硬いな・・・まるで木を殴ってるみたいだ・・・だが何時まで持つかな?」
男の打撃も決して、生易しいものではない。
一発殴るごとにスタンプのように、アザを残していく。
しだいに、女戦士の腹部は男の拳によって黒々と染め上げられていった・・・。
続く?
>>14 やべ、超興奮すてきたw
どんな風に女戦士が腹を潰されてとどめを刺されるか、すっげえ楽しみ
是非続きを頼んます!!
このスレに妄想を連打連打ww
16 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 13:26:59 ID:JAbQ7rA2
パン! パン! パン!
「ふ! ふ! ぐ!」
一体何十発の拳が戦士の腹にうちこまれただろう・・。
常人がまとめて10人は絶命するだろう数はとうにすぎているだろう・・・
拷問係の男は、休むことなく、規則的にアザでゾッとするような色に変色した腹の
上から拳を叩きつけていく。
「ぐ!ふ! ぐ!」
女戦士の無表情をきめこんでいた顔からは、
しだいに余裕が消え、必死の形相へと様がわりしていった。
固く食いしばった歯の間から、吐き出される息にときおり濁音がまじる。
彼女は強い精神力でともあれば緩みそうになる腹筋を歯を
食いしばって、懸命に引き締める。
「ぐ!ぐ!ふ!」
「そろそろ、限界にきたんじゃないのか? 感覚が無くなってきただろう?」
男が、拳を休めずに、尋ねた
「ふ! ふ! ぐ!」
男のいうとおりだった。
度重なる打撃を受け、熱い熱を持った腹は、皮膚や筋肉の痛みすら
薄れ、しだいに、感覚が麻痺していくのを、彼女は確かに感じていた。
バン! バン! バン!
牢屋内に響く、音が、重たい、湿っぽいものへと変化していく、
「が! が! が! 」
「そろそろだな・・・」
彼女の鋼鉄の腹筋はいまや、決壊寸前のダムの壁だった。
戦士の目は、それでもこの絶望的な状況で腹に打ち付けられる男の拳を、冷静に
見極めていた。呼吸のタイミングを一度でも誤れば、二度と
状況を立て直せないことを、理解していたからだ。
だが、その努力もまた、もうすぐに、を為さなくなるだろうことも
彼女が一番良くわかっていた。
続く?
>>16 おいおい、何が文才無いだよう、めっちゃ興奮するじゃんかようw
いつエグいパンチを腹にえぐりこまれてとどめを刺されるか、マジ楽しみス
じゃんじゃん続けてくれよう
お土産にこんな画像でも
tp://www.fitnessmodelsmagazine.com/images/ginapic4.jpg
tp://www.fitnessmodelsmagazine.com/modelginaostarly.htm
妄想エンジンの燃料にしてくだされ
>>20 おー闇の拳JINさんですか
変身ヒロインで腹責めはいいでつな!
個人的には悪の組織につかまった変身ヒロインが
腹を責め抜かれて拷問
なんてシチュにモエモスw
>>1 このくらい腹筋あると、腹責め甲斐がありそうww
tp://www.shreddedbabes.com/contentf/a-z/mnop/m/maggie.html
>16
から、もう5発程過ぎた辺りだろうか
ついに戦士の強靭な腹筋も、限界を超える時がきた。
それは突然だった。
突然襲った、異質の痛みに、思わず女戦士が咳き込んだ。
それが合図だった。
「う!? ゲホゲホ」
「ん? そろそろか?」
もう一発
ドスッ!
男は、様子見に、打ち込んだ拳をしばらく
とどめ、重く残るようなパンチに変化させた。
「うぐ!」
先ほどまでとはうって、かわり、
腹を打たれる感覚が、息も止まりそうな苦痛を
囚われの女戦士に与えはじめる。
「ぐあ?! ぐあ!」
男の打撃がことごとく内臓に響く。
腹に拳が食い込むたび、彼女は獣の声を上げた。
「ぐあ! ぐああ!」
彼女には、どうすることもも出来なかった。
腹筋に力をこめ、威力を殺そうにも、言うことをきかないのだ。
ここにくる!
そう思った次の瞬間には、もうそこに、男の拳が潜り込んでいる。
頭で、わかっていてもどうすることもできない
先ほどまで、鍛え上げられた筋肉の鎧に包まれていた、柔らかな内臓は、
男の拳によって、ぐにゃぐにゃと形を変え、位置を変え、
狭い腹腔内をさかんに動き回った。
「どうだ? 苦しいだろ?楽になりたいなら、早く素直になることだ」
どむっ どむっ!
「ぐはっ ぐは!」
たびかさなる打撃に感覚を奪われた、6つ割れの腹筋は、
彼女の意思を離れ、いまや、
子供の力でも、指で押せば競り負けてしまうほどに、弱っていた。
「ぐあ・・あああ うっ」
「ぐあっ?!」
肝臓の辺りに、打撃を受け、つばを飛ばして呻く。
女戦士は地獄の鈍痛に、顔に油汗を浮かべて
呻いた。
>19
うぁ、すごい腹筋ww
感謝です。
>22
こういう類には、目隠し&パンチが一番
俺の下手糞なオナニー文章にレスして下さり感謝します。
ん・・・途中文章つながりがおかしいな、やっぱorz
捕虜の様子が、明らかに苦しげなものに
代わってきたのを、確認して、男は手を休めた。
「これ以上は、本当に地獄だぞ?、さっさと降参するんだ」
「はぁはぁ・・・げほっ げほっ」
「おい、聞いているのか??」
「はぁ、はぁ・・・」
弱ってはいるが、、彼女の瞳はまだ戦士としての、鋭い輝きを失っておらず、
精神は冷静に今の状況に適応しているようだった。
いかなる情報も敵に与えてはならない。
これは、戦闘に関わるもののの鉄則であった。
そして、彼女は、戦場の最前線で戦う、百戦錬磨の優秀な戦士であった。
「・・・はっきり、今の状況をわからせてやる必要があるな」
男は女戦士の、一見逞しい腹筋に再び手をかける。
鳩尾の辺りに左手を当て、ポンポンと叩いた。
「いまから、ここを殴る」
ピクリと、腹筋が収縮をする
「お前はそれをここで阻止してみろ?」
手のひらで、嫌らしく、腹筋を撫で回す。
「ぐ・・・」
彼女は、汚いものでも見るかのように
男を睨んだが、戦士の鋭い眼光に構うことなく、
右拳をそれとわかるように、後方に引いた。
「いいか、いくぞ」
「ふううううう!!!」
くる! くる!
女戦士は、全力でその攻撃を迎え撃った。
動かない腹筋に必死で命令を下す。
きしむほど歯を食いしばる。
インパクトの瞬間、息を僅かに吐き出し
腹部を鉄の強度に!!!
だが、そうはならなかった。
「かはああ!!???」
拳が、女戦士の覚悟など意に介さないかのように
楽々と内部へと進入してきたからだ。
彼女の周囲から音が消え、ひどくゆっくりなものへと変化する
頭部が衝撃で大きく前へせり出す。
すぐ前にある男の顔に、肺の中の大量の空気とともに
飛ばされた、一抹の唾がかかった。
「あ・は・あ・・・・」
女戦士は、切れ切れに、言葉を発し、目を大きく剥くと、
次の瞬間糸が切れたように、くたりとうな垂れた。
「気を失ったか・・・・」
男はつぶやくようにいった。
続く?
「さすがに、今のは、加減が強すぎたか・・・」
ガクリと、うな垂れた戦士の体重は、両腕手首に食い込む、鉄製の枷が支えている。
その哀れな姿は、劇を終えたマリオネットのようだった。
「おい、起きろ!」
男は、乱暴に女戦士の髪を掴むとぐいっと持ち上げ正面を向かせた。
白目を剥き、力無く開かれた口から
だらんと舌を出し、その先からポタリポタリと、涎をこぼしている
戦士のだらしない顔が、あらわになる。
その頬を空いてる手で、二・三往復、はつるが、まるで反応がない。
「眠るには、まだ早い」
失神してしまってはどんな拷問も意味は為さない。
男は、おもむろに、女戦士の
わき腹辺りをさぐるように、握った。
親指の腹の下に、一本の肋骨をあて・・・
力を込め一気に折る。
パキッ
小枝が折れたような音がした瞬間
それまで静かだった女戦士の体がビクンと跳ねあがった。
文字通り、目の覚めるような激痛に
覚醒し、自らの意思で初めて絶叫をあげる。
「ぎゃあっ!!」
恥も外聞も無い。
女戦士は、
自分が捕らえられ、目の前の男から拷問を受けていることも
忘れ、ただただ脳天を突き抜ける、痛みに仰け反り、声を上げた。
「人の体には、26本の肋骨がある。そして俺はお前が気を失うごとに
一本づつ、骨折っていく。お前の内臓が破裂するのが先か、腹が平ら
になるのが、先か・・・」
男は、悲鳴をあげる、女戦士に冷たく言い放った。
28 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 20:56:06 ID:X3bwaJvb
続く
>>23-28 すごい迫力ですね、こんだけ腹パンチ拷問されてなお
相手をにらみつける気丈さがそそりますw
昔のフリスとかで、腹責めSSは読んだことありましたけど、
一人のキャラを腹パンチで責め抜くってのはありそうで無かった?かも
ともあれ大期待です!まだまだ続けてください!!
某絵板で見たけど、拳が手首まで腹にめり込んでて、引き抜くと
拳の形に腹筋が陥没してるって壮絶ww なのがありました
そんくらいエグい腹責めを期待しています
あと、ひょっとして後で絵師さんが参考にできるように、
女戦士の容姿とか名前とか、説明入れてくれたら嬉しいです!!
こんぐらいの腹筋だったら、5,6発で沈みそうw
tp://ww4.actiongirls.com/gallery2/Veronica-Zemanova-videos/actiongirls011.jpg
でもここまでくると
tp://br.geocities.com/piloto12001/Abs_Gomo.jpg
ハンマーでも使わなきゃwww
燃料ですw
tp://www.youtube.com/watch?v=e3K858FSy9s&search=belly%20punch
インパクトの瞬間て、結構腹がボコってなりますねww
いい腹してますww
tp://waltostarly.com/images/p145.jpg
執筆の参考にどうぞw
>>30 有無を言わさずに動画が再生されたんだが、まさか有料じゃないよな?
>>32 大丈夫、フリー
>>27 以前空手道場に通っているヤツに聞いたところによると、
鳩尾に拳が入ると一瞬苦しくて気絶するけれど、
気絶も出来ずにいつまでも苦しいのは、鳩尾と臍の間
(多分胃のあたり)で、そこに突きが入ると吐くらしい
んで、臍から下は、相手が女の場合拳を当てちゃうとやばいらしい
(下手すると子供ができなくなる)
以上、今後の展開のヒントでしたwww
>29
絵師さんってwww
俺も、文章をうってる最中ですら、
脳内設定がコロコロ変わるんで
人物の描写は避けてます。
てかそんな文章力ありません。
俺のしがない妄想文に
丁寧な長文をありがとうございます。
しかし、そろそろこのネタでは、妄想しつくした
かんが…
女戦士の長く甲高い悲鳴は、
男の拳によって、いとも容易く中断された。
鳩尾に、一撃・・・
手加減したとはいえ、
それでも、彼女の肺から空気を
奪うには、十分な威力を持たせた一撃だった。
「かっ! か! かっ!」
目覚めの、一撃に
戦士は、おどろいたように目を見開き、
空気を求めて、口をパクつかせた。
再び、拷問が、始まったのだ。
男は、彼女が、そう気づく間を与えず、
続けざまに拳を振るった。
ドム! ズムぅ!
「ぐはぁ! むはぁ!」
深くめり込む拳が、空気の抜けた
彼女の肺から、苦悶の声を、
無理やり、口の外へと絞りだす。
「げぇ!・げぇ!」
内臓を口から、吐き出さんがする、苦悶の声は、
普段なら絶対に彼女が、あげないものである。
彼女は長年の戦場での経験から、
痛みをコントロールするすべを、知っていたし、
痛みを、表に出さないだけの精神力を持ち合わせていた。
しかし、執拗なまでの、腹部への拷問は、その強い精神力さえも、
根こそぎ搾り取ろうとするかの、ごとく、続くのであった・・・
男の拳が、戦士の腹を殴る
臍を
ドフ!
「ぐはぁ!」
わき腹を
ド!
「げあ!」
鳩尾を
ドス!
「げ、げ、ごぽっ!」
ふいに排水溝が詰まるような、音が、女戦士の喉元から聞こえた。
中のものが逆流しているのだろう。
いくら外側が頑丈だろうと、強かろうと、彼女も中身は、常人と同じ、
過酷な責めに耐えるようには、できてはいないのだ。
「いい加減にしたらどうだ?」
男が、とどめを刺すように、
胃が納められている辺りに、拳を深く潜り込ませる。
臍と鳩尾の中間を、やや右上へ向かって、下から持ち上げるように。
この段階になれば、臓器ごとへの攻撃も、位置さえ正確に把握しているば、造作もないことだった。
「うぷあ!?」
彼女は戦士らしからぬ間抜けな声をあげ、嘔吐した。
「えうぉっ、うぇうぉおお!っ」
びちゃりと、びちゃりと開かれた口から
にごりの無い透明な液体が地面にこぼれ落ち、音を立てる。
吐き出しても吐き出しても、腹の奥から湧き出てくる、すっぱいものに、
彼女は舌を突き出し、なみだ目でえづく。
「げえっ、えほ・えほ うぇおお」
「空っぽか・・」
男は、内容物を確認んするように
彼女の足元に溜まった、透明なとしゃ物を
足で踏んで、引き伸ばした。
「良かったな何も食べていなくて。満腹状態でこの拷問を受けたものは
胃がすぐに破れ、腹の中がゲロまみれになって、悲惨だからな・・」
「げぽっ、はっ、はっ げほ 」
力なく喘ぐ女戦士・・・。
時折、気が遠くなりそうな鈍い痛みに、ナイフで抉られるような、鋭い痛みが走り、
ビクリと体を硬直させ、苦しそうに、えづく。
涙でぬれた空ろな瞳は、宙をさまよい
どこか遠くを見つめているようであった。
37 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 18:47:40 ID:Ng+5j832
もう、あんた神杉!!
あてみもイイですが、個人的にはこういうのが好み。
続きに期待
腹を貫通はスレ違い?
勝った!!と思った次の瞬間光線がズボッ…とか萌えるのだが…
その後腹をおさえて苦しむ姿もイイ(・∀・)
>その後腹をおさえて苦しむ姿もイイ(・∀・)
腹を貫通だと即死だと思う。
>>39 助かる場合もけっこうあるよ。
弾丸とかだと弾が体内に留まるより貫通したほうが助かりやすい
入り口は一円玉大でも出口はお茶碗の口くらいに
広がるから…
映画やアニメのキャラは不死身すぎ
42 :
42 :2006/06/24(土) 10:25:34 ID:pXdi66xz
「なんですか、私をこんなとこに呼び出して! あなたたち!」
山岡明美は、腰に手を当て
風紀委員長らしい厳しい口調で
クラスの不良3人組を、叱責した。
孟宗高校、2年2組在籍の
山岡明美は、勉強も良く出来、風紀委員長の肩書きが
示すよう、先生からの信頼も厚く、優等生を絵に描いたような少女だった。
身長150cmと、小柄ながら、抱きしめたら折れそうな
程の細身の体に、クリリと大きな瞳に、肩までかかる艶やかな黒髪。
染みや皺一つついていない、糊の効いたセーラー服をピシっと着用している。
そんなかわいらしい彼女の、欠点といえば、多少怖いもの知らずところである。
普段から、校則を破る、生徒には厳つい男子だろうと、
不良だろうと、教室だろうが廊下だろうが
厳しく注意してまわった。
こうして放課後の屋上に、クラスの不良に
誘われるままにノコノコやってたのも、
風紀委員長である自分に、まさか手までは出してこないだろうという、
油断があったからだ。
「さぁ、何のようなの!、あなたたち」
「なんのようかって?決まってんじゃん?」
リーダー格の、斉藤信子がグイと、顎を突き出す。
斉藤信子は、明美より一回り体が大きく、柔道もやっている。
異様な雰囲気を冊子、思わず一歩、下がろうとすると、
さっと、取巻きが明美の背後に回り、退路を断った。
「おっと、逃がしやしないよ」
43 :
42 :2006/06/24(土) 10:30:14 ID:pXdi66xz
「な・なによ?」
明美が後ろの取巻きに注意を向けた瞬間
「うぐぅっ!」
ドスっという鈍い音とともに明美の体がくの字
に折れ曲がり、前のめりに崩れ落ちていく。
信子の右ストレートが明美の鳩尾にめりこんだのだ。
ふいのパンチをまともに腹に食らったら、華奢
な彼女が耐えられるはずがない。
「うぅ・・・」
明美は冷たいコンクリートの上でエビのように
丸まり、苦悶の表情を浮かべて脂汗を流した。
普段は勝気な優等生も、ふいのダメージに
さすがに言葉を発することも出来ないようだ。
信子は腹を抑えてゲホゲホと苦しむ明美を見下ろして、唇の端を吊り上げた。
「おい、お前たち、さっさとこいつを、仰向けに寝かせな」
取巻きの2人に、指示を飛ばす信子・
命令を受けた二人は、あらかじめ打ち合わせをしておいたのだろうか
それとも、こういうことを、ここで日常的に行っているのだろうか、
ともかく、明美は、あっと言う間に 地面に仰向けに押さえつけられてしまった。
「ちょっとばかし先公のお気に入りだからって、調子に乗ってんじゃないよ!」
信子は言い終わるや否や、明美の腹を上履きで踏みつけた。
「ぐはぁ!」
パッチリとした瞳を、さらに大きくして、明美は呻いた
44 :
42 :2006/06/24(土) 10:31:55 ID:pXdi66xz
「うぐぅッ!」」
とっさに明美はお腹にめりこんでいる足
から逃れようと身をよじるが、両腕と両足を
それぞれ、取巻きに、両腕と、両足を押さえつけられ、
非力な彼女の力では到底はねけることなど
できそうにない。それどころか信子はさらに
体重をかけ、少女にうめき声を上げさせる。
「ああああ」
色白の少女の、首から上が朱色にそまり、桃色の唇から、色っぽい声を漏らす。
信子は、グリグリと足を捻って、明美の柔らかな腹の感触を持て遊んだ。
「うあ・やめな・あん・さい・お腹がつ・・あん・」
「アハハ、何? きこえなーい♪」
彼女が、なにかしゃべろうと、するたび、体重を足にかけ、意地悪にそれを阻止する。
「うん! ふん! ・や・やめ・ふん・・」
右に左に頭を振って、呻く明美。
眉間に皺をよせ悩ましげに、もがく。
45 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 13:31:44 ID:og6LXNMg
>>41 まあ細かいことは抜きで。
けどパンチ系よりSS化は難しそうだな…
>>42-43 GJ!!
先が気になる…
46 :
1:2006/06/25(日) 00:28:50 ID:5W8MaqGt
SS職人の皆様、ありがとうございます
>>38 腹(というか個人的には腹筋フェチ)への責めにこだわった話なら、
全然オッケーじゃないすかね?
「剣の国のアーニス」みたいに少々グロい展開も、自分はアリだと思います
>>42-43 続き、期待しています!
今思いついた腹責めシチュですが、
何かの代表選考会(新体操とかフィギュアスケートとか)の前日に、
女子選手が拉致されて、大会に出られないように腹責めされまくって
しまう、なんてのはどうすかね?
>>46 そのシチュ、イイ!
代表選考会(新体操やフィギュアもイイが、格闘技大会の方が自然かな?)に
出られなくなるより、直前に腹責めしまくって不利にするってのもありかも。
顔を殴ると痕が残るから、腹を殴る。後から効くように、レバー狙い、とか。
>>47 んで、ラストはアザだらけになった腹をかばいつつ
意地でも選考会に参加しようとするところでEND
だったりするとイイね
>>38 キャラが人間じゃなくてサイボーグとかだったら酷い責めでもOKかもね
2次創作なら、今だとウィッチブレイドとか、その辺に近いんじゃない?
>>47 例えば、自分妄想シチュだと、
格闘技の代表選考会の直前に、ウォームアップを終えたヒロインが
汗を流すために更衣室へ。
全裸になり、ふと気を抜いた瞬間、
覆面の男二人組(ライバルにろう絡された男子ボクシング部員とか)
が侵入して、彼女を羽交い絞め。
鍛えぬいたヒロインの生腹に襲い掛かる、ヘビー級ボクサーの
鉄拳。
気絶さずにダメージを与えるように、胃とレバーを責め上げられ、
解放されたときには腹を抱えて悶絶状態のヒロイン。
気合で大会に臨むが、ライバルはヒロインの傷ついた腹を集中的に狙ってくる。
・・・なんてねww
そんな妄想力があるなら、書いてみればイイのに・・
ネタモトの本人が一番熱く書けるに決まってる!!!
遠慮せずにさぁ!!!
了解。
54 :
更衣室の仕置き:2006/06/25(日) 22:52:38 ID:bVVgqxH9
「はァッ、破ッ!」
原攻芽学園高等部に付属する体育館の2階、トレーニングルームの一角で、
一組の少年と、やや年上と思われる少女が熱心なスパークリングを行っている。
線の細い少年はヘッドギアに下腹部を守るカッププロテクター、それに両手にミットを装着し、
少女が繰り出すキックとパンチをよろめきながらも受け止めている。
「ふッ、はあッ、とおッ!!」
対する少女は身長およそ170cm、同年齢の学友達に比べれば長身の部類である。
背中の半ばまで届こうかという艶やかな栗色の髪はポニーテールにまとめている。
少年に似た細面の顔に、アクセントを加えるかのようなやや濃い目の眉毛。
その下の切れ長二重で、釣り目気味の双眸は、視線を合わせる者をたじろがせずにはいられない、
猫科の肉食獣のような鋭さを秘めている。
そしてぎゅっと結んだ薄い唇。
紛れも無く、群を抜いた美少女であるが、どこか若武者を思わせる凛々しい風貌である。
Hカップはあろうかという豊かな胸と、厳しい鍛錬によって引き締められた腹と腰は、
ぴったりとフィットした紅い女性用ソリッドシングレットに包まれ、
少女の激しいアクションに合わせて、ダイナミックかつしなやかな筋肉を浮かび上がらせる。
「でェやァああーッ!」
少女が正拳突きを少年の下腹部に決めると、
「あッ、あううッ・・・」
その反動で体勢を崩してしまった少年は、よろめき膝を突いてしまった。
「あ、ゴメン!、健太郎。大丈夫?」
手を差し伸べる少女の名は池澤夏美、高等部2年の17歳で原攻芽学園女子エクストリーム部の部長である。
「いてて・・・姉ちゃん、いくらなんでも本気出し過ぎ。ちょっとは手加減してよ。」
少年の名は池澤健太郎、中等部3年の15歳。
そして、少女の体の良い使いッパシリ、もとい頭の上がらぬ実弟である。
55 :
更衣室の仕置き:2006/06/25(日) 22:53:24 ID:bVVgqxH9
「だってさぁ、あと3時間で全国大会の代表選抜試合が始まるんだもん。
今のうちに体をベストコンディションに上げておかないと。」
弟が差し出したタオルを受け取ると、夏美はびっしょりと汗を湛えた上半身を拭った。
汗でますますぴったりとはりついたユニフォームは、威嚇的に盛り上がるバストから、
鍛え上げた腹筋のシルエットまでを、一層くっきりと浮かび上がらせる。
健太郎は、実の姉であることも忘れてそのあまりに刺激的な健康美に見入ってしまった。
その視線に気付いたのか、夏美はやや表情を硬くして、
「・・・健太郎、あんた体力無さ過ぎ。もうちょっとあたしのトレーニングに協力してよ。」
「なんでだよう?だいたい、僕部員じゃないんだぜ??姉ちゃんの後輩に頼めよな。」
朝のランニングから自宅での筋力トレーニングに加え、試合前のスパークリングまで無理やり付き合わされる
とあっては、万年姉の子分扱いとはいえたまったものではない。
「はあ・・・あんたも知ってンでしょ、ウチの部活のこと・・・」
深くため息をつく夏美。それには訳がある。
上下関係を嫌う勝気な夏美は、昨年新体操部から転部した。
元々、部員数減で廃部寸前だったエクストリーム部である。
夏美が入部したときは、同学年の女子が3人居るだけであった。
一人はボクササイズと勘違いして入った完全な幽霊部員、
もう一人は練習には参加するものの、全くやる気の無いガングロギャル。
・・・そして三人目は柔道部で問題を起こして転部した、岡島松子である。
170cmを超える長身の夏美と、背丈はほぼ同じ松子であるが、体格は二周りは違う。
中学3年間の新体操で引き締り、絶妙のボディラインを魅せる夏美に対して、
まるで悪役女子プロレスラーのような、隆々と筋肉が詰まった寸胴ボディに、
凶悪な面構えの松子である。
眉目秀麗、スタイル抜群、スポーツ万能、成績優秀。
加えて男子生徒の視線を一身に集める夏美を、松子は目の仇にした。
幾度と無く試合に臨んだ二人であったが、新体操で鍛えた身のこなしの素早さと
無駄の無いトレーニングで、常に勝利するのは夏美であった。
代表選考会は、総合格闘技エクストリーム高校女子全国大会への出場決定権を賭けて、
この地区の全ての女子エクストリーム部が勝ち抜き戦を行う。
今日はその最終日、決勝戦である。
そして勝ち残ったのは、因業なことに、夏美と松子だった。
「・・・そりゃさ。出来ることならあたしだってひ弱なあんたなんかじゃくて、正規の部員に頼みたいわよ。
でもアレじゃね・・・」
夏美が言うアレ、とは、松子が幾度と無く仕掛けた嫌がらせの事である。
ロッカー中のユニフォームや制服を破かれたり、捨てられた事は一度や二度では無い。
どこまでも負けず嫌いの夏美は、それでも、何も云わなかった。
ついにしびれを切らせた松子は、夏美を部活から追い出すべく、実力行使に出た。
部活を終えた夏美を通学路で待ち構え、夜闇に乗じて松子は襲い掛かった。
・・・だが、その場には夏美一人ではなく健太郎も居たこと、
そして夏美の肉体が予想以上に強靭であったことは予想外であった。
松子が放った右ストレートパンチは、夏美の鳩尾に、確かにヒットした。
しかし、毎晩500回の屈伸運動をこなす夏美の鍛えぬいた腹筋は、その拳をはじき返した。
『姉ちゃんに何をする!』
健太郎はタックルして、呆然とする松子を転倒させる。
すかさず軽いステップで踏み込んだ夏美は、ジャンプすると強烈な肘撃ちを松子の腹に喰らわせた。
『う、うげッエエエエエーーーーーッ!!』
無様なうめき声を上げた松子は、腹を押さえてのた打ち回りながら吐瀉物をそこら中にぶちまけた。
夏美は軽く一瞥すると、何も言わずにその場を立ち去った。
・・・もちろん、翌日松子に会っても、夏美は何も言わずにただ軽蔑の眼差しを向けるのみであった。
「ひ弱で悪うござんしたね!」
健太郎はどの部活動にも参加していない。少々シスコンの気が有る彼にとって、しいて言えば
姉のトレーニングの手伝いが部活のようなものであった。
「ごめんね?いつか埋め合わせはするからさ、ね?」
さすがに悪いと思ったのか、夏美は取り繕うように手を合わせて実弟に謝る。
「だからさ、もう一セット、ね?」
「・・・もう時間無いぜ?シャワーでも浴びて、ウェアを着替えたら?」
やれやれという風に肩をすくめる健太郎である。
彼の云うとおり、最終試合まであと3時間足らずの今となっては、練習で体力を消耗するよりも、
シャワーを浴びてさっぱりして、汗で変色したユニフォームを着替えたほうが得策であった。
「うーン・・・そぉね、そっかもね。まあ相手はあの原始人だし、焦る事も無いか。」
夏美は思い切ったように両拳からグローブを外し、さらにバンテージを解き始めた。
「じゃ、姉ちゃんこれからシャワー浴びるから、
高等部2Cの教室行って、あたしの替えのウェアと制服取ってきてよ?」
「ハァ?僕が??」
「試合終わったら、帰りに何か奢ったげるからさあ!ね、お願いッ!!」
これ以上こき使うのか・・・と尚も躊躇する健太郎に向かって、いわくありげな目線を向けると、
「それとも・・・あんた、あたしの着替え覗いた事母さんに言っちゃおうか?」
「げッ、な、なんのことだよ!わ、わかったよ、変な言いがかりつけられたくないから、取って来てやるよッ!」
急に慌てて駆け出した弟を見て、思わず忍び笑いを漏らす夏美。
しかし、忍び寄る魔の拳に、彼女が気付くはずも無かった・・・・・・
58 :
更衣室の仕置き:2006/06/26(月) 00:03:46 ID:pBcAOCFR
体育館奥の更衣室には誰も居なかった。
原攻芽学園では人気の無い部活であるエクストリーム部の試合なぞ、誰も興味は無いようである。
『新体操部の時は、あんなにギャラリーがいたのになあ・・・』
それを思うと正直悔しくも有る夏美であるが、男に媚びる事を嫌う強気の彼女にとっては、
純粋に身体能力を鍛える今の部活の方が、性に合っていた。
・・・まとめていた髪を振り解き、
汗でべっとりと張り付いた、真っ赤なシングレットを肌から引き剥がすように、脱いでゆく。
スポーツブラと簡素なショーツに包まれた、健康美そのものの17歳の少女の肉体が露になる。
・・・・・・さらに、ブラを外すと、戒めを解かれたバストが、ぶるん、とまろび出た。
型崩れの兆候なぞ全く無く、申し分の無い張りとボリュームを備えたB91の美巨乳は、
夏美の呼吸に合わせてかすかに上下している。
・・・その威嚇的なバストのすぐ下には、
新体操部時代から鍛え続けてぎゅっとくびれたウェストと、意気揚々と引き締ったヒップが、
ダイナミックなカーブを描く。
何よりも驚かされるのは、一見グラビアアイドルの様なプロポーションでありながら、
特に力を込めなくとも腹筋の凹凸をくっきりと魅せるその見事に引き締まった腹である。
所謂6−パックに割れるまで鍛え上げたその腹筋は、さすがにあの松子の拳を難無く受け止めただけあって
並の男なぞ及びもつかぬほどの強靭な防御力を夏美に与えていた。
・・・実は、小学生の頃はややぽっちゃりしていた夏美は、その体型が原因で、当時意中だった男子生徒
に酷い振られ方をしたことがある。
以来、彼女はダイエットを兼ねたトレーニング、特に腹部の引き締めに異常なまでの執念を燃やした。
その結果が、このエロティックさと猛々しさを兼ね備えた健康美である。
・・・汗が染み込んだショーツを無造作に脱ぎ捨てると、池澤夏美は一糸纏わぬ全裸となった。
腰に手を当て、正面の姿見で全身を確認してみる。
やや肩幅が広く、全体に筋肉質ではあるが、ボディビルダーのようにゴツゴツとした岩のような体型ではない。
豊かなバストや悩ましいヒップの優美なラインは、間違い無くどんな男も一目で狂わせるだろう。
強いて言うならば、少々鍛えすぎてやや太めになった太腿が、彼女自身にとっての不満点であった。
股間の豊かに茂った濃い翳りには、未だ男の分身を受け入れたことは、無い。
夏美の美少女ぶりは、すでに近隣の高校で名を轟かせており、数多くの男子生徒から思いを一方的に寄せられていた。
しかし彼女は以前の失恋経験から若干の男性不振になっており、ゆえに近しい男性といえば
飾ることなく本心を打ち明けられる実弟・健太郎のみであった。
・・・実は、健太郎にシスコンの気が有るのと同様に、夏美にもブラコンの気がある。
仕事で家を空けがちな両親に代わって幼い頃から健太郎の面倒を見ていたのは彼女であるし、
現に今でも、自分のトレーニングに無理やり付き合わせる事で、どこか後ろめたい悦びに浸っているのも事実である。
ただ、最近どうやら健太郎が微妙に性的な目線を向けるようになったのが、目下の彼女の悩みである。
『・・・はぁ・・・家族に甘えて、ちょっとべたべたし過ぎちゃったかなぁ・・・
弟とは言え、あいつも一応、男なわけだし・・・ま、後で考えるとすっか。』
うじうじした気分を振り払うかのように、夏美はシャワールームに入っていった。
・・・・・・・・・・・・・・3人の屈強な大男が、剛拳を握り締めて、その湯煙の奥に身を潜めていることを、未だ彼女は知らない・・・
続く
60 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 23:25:20 ID:98K1dmu/
保守ついでに腹責めアンケートでもw
1、腹責めしたいのはどんなキャラ?
(女刑事、戦士、格闘家、人外などなど)
2、どんな風に腹責めするか?
(1対1の格闘、手足を縛ってリンチ、すれ違いざま、などなど)
3、どんな腹を責めたいか?
(くっきり割れた腹筋、適度に鍛えた腹、ぽっちゃり柔らかい腹、やせて肋骨が浮いた腹、などなど)
4、腹を何で責めるか?
(拳・バット・銃・刃物、などなど)
5、責め方は?
(一撃・連打)
6、どこまで責めるか
(失神するまで・嘔吐するまで・血を吐くまで・アザができるまで・それ以上w)
質問。
過酷なまでの腹筋のトレーニングは腹責めに入りますか?
62 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 00:02:47 ID:dVDIeIRz
>>61 まァ、別にイイんぢゃね
どんなトレーニング内容?
>61
ぜひ、メディシンボールを
メディシンボールとかって内臓鍛えられるん?
内臓鍛えるってよくわからん
>>60 1、女格闘家
現代風なら闇武闘会。 ファンタジーならオーク退治等。
2、1対1の闘いの後に相手に止めを刺す行為として。
3、しっかり鍛えてある事が一目でわかるが、女らしい適度に脂肪を残した腹。
4、拳
5、豪腕一撃。 連打→溜め→トドメの一撃 もアリ。
6、嘔吐、失禁、失神。
それでも叩き起こして殴る→フェードアウト もアリ。
1.格闘技や武術のたしなみがあれば嬉しいが、ジョブは結構何でもいい。軍人・アイドルから普通の女子高生まで。
強気な方が責め甲斐あります。
2.今まで試合として責めるのが好きだったが、最近は衝撃を逃さなく出来るように腕吊って壁さ押しつけたり馬乗りになるのが。
3.>65にほぼ同意。くっきり2つに割れてるぐらい。でも6−パックって言葉は萌えるな。
4.素手もいいのだが内部にダメージ与えたいのでボクシンググローブで。時折ヒザ。
5.(自分にとって)無理のないペースで殴り続ける。
6.嘔吐か失神か吐血まで。息苦しそうに口パクパクさせるのとか好き。
1、腹責めしたいのはどんなキャラ? (女刑事、戦士、格闘家、人外などなど)
女戦士、女刑事、特撮系のヒロインなど正義のために戦う女。
2、どんな風に腹責めするか? (1対1の格闘、手足を縛ってリンチ、すれ違いざま、などなど)
戦闘。卑怯な手を使わずあえて男と女の差でせめる
3、どんな腹を責めたいか? (くっきり割れた腹筋、適度に鍛えた腹、ぽっちゃり柔らかい腹、やせて肋骨が浮いた腹、などなど)鍛えた腹筋。少しむっちりとしていればなおよし。裸にはせず、ヒロインのコスチューム、制服、バトルスーツのまま
4、腹を何で責めるか? (拳・バット・銃・刃物、などなど)
剣や槍や銃(実弾、光線)など(あまり規定はない)で貫く
5、責め方は? (一撃・連打)
基本一撃。ただし銃の場合同じ箇所(一つの穴)を何度も貫くのもよい
6、どこまで責めるか (失神するまで・嘔吐するまで・血を吐くまで・アザができるまで・それ以上w)
苦しみもがく様子を楽しむ。
>>60 腹責めアンケートw に、
7、腹のどこを狙うか(鳩尾、臍、下腹部、わき腹)
を追加キボン
オレは下腹部かな
69 :
66:2006/07/02(日) 12:12:44 ID:TKk+LsbE
鳩尾とへその中間くらいかな。まあ肝臓もいいし下腹も時々狙いたくなるがw
70 :
更衣室の仕置き:2006/07/02(日) 22:50:01 ID:ZytYqxS3
54-58続き
中高一貫のマンモス校である原攻芽学園は、広大な敷地を所有している。
高等部の体育館と校舎棟間の距離、直線にしておよそ200m。
確かに、距離としてはさほどではないが、改築に改築を重ねた高等部校舎の内部は
非常に込み入っており、日常的に足を踏み入れない者にとっては正に迷宮である。
しかも今日は日曜で、道を尋ねる生徒もいない。
人気の無い校舎で、池澤健太郎が姉の教室である高2-Cを探し出すのは、
もっぱら廊下に掲示された館内案内図に頼るのみであった。
たっぷり20分はかかって、ようやく高2-Cの教室に辿り着いた健太郎は、
念のために入り口のスライドドアを叩いてみた。
・・・なんの返事も、無い。
教室内では、6月の昼の日差しが、
リノリウムの床に整然と並んだ机と椅子の短い影を落としている。
夏見の机は、すぐに判った。
授業中の昼寝には、うってつけの好ポジションである窓際の最後部席がそれである。
その机の上には、制服の夏用シャツとスカート、そして予備の黒い女性用ソリッドシングレットが、きれいに折り畳ま
れて重ねられている。
岡島松子に嫌がらせを受けて以来、部室のロッカーを夏美は使わなくなった。
ここまで持ってきた夏見愛用のボストンバッグに放り込もうとして、
健太郎はそれらの衣類を腕に抱えた。
と、少年の鼻腔を、残り香・・・衣類に染み込んだ姉の体臭がくすぐる。
たちまち、股間が強張ってしまい、健太郎は自らの不甲斐なさに自己嫌悪に襲われた。
やや線が細いものの、世間的には十分美形の部類である健太郎は、
その気になれば異性関係に不自由することは無いだろう。
だが、どうしても周囲の同年代の少女達と、姉を比べてしまうのだ。
完璧超人を家族に持ってしまった者の常として、健太郎にとっての悲劇は、
女性の基準が池澤夏美であることであった。
確かに、肉親の贔屓目をどんなに差し引いてみても、姉である池澤夏美は申し分の無い
美少女・・・いや、すでに美女と呼ぶべき成熟ぶりを魅せている。
・・・野性的な美貌。自然に日焼けした滑らかな肌。
要所要所を筋肉で引き締めた、長身に長い手足の完璧なプロポーション。
成長期真っ盛りの健太郎も、ようやく背丈だけは、2つ上の姉に追いつこうとしている。
しかし、メンタルな部分は決して追いつけないだろう・・・と思っている。
例えば、
すらり、とのびた小麦色の脚と、自己主張の激しい胸のおかげで、
夏美が通学途中に痴漢に遭遇したのは一度や二度ではない。
それでもプライドが高い彼女は、自分の手で審判を下さねば気がすまない。
次の駅で、痴漢を電車から引き摺り下ろし、鉄拳制裁を加えた後に、鉄道警察に引き渡す。
そんな気の強さは、到底自分には持ち得ないだろう・・・と、健太郎は嘆息した。
周囲に誰も居ない事を今一度確認すると、
健太郎は、手にした半袖シャツにそっと顔を埋め、密かに慕う実姉の体臭を堪能した。
まぎれも無い変態行為である。
・・・・・・・今この瞬間、姉の身体に危機が迫っているとは、夢想だにしない健太郎であった・・・
71 :
更衣室の仕置き:2006/07/02(日) 22:51:39 ID:ZytYqxS3
女子シャワールームには、青いビニールシートで仕切られた個室が並んでいる。
奥には掃除用具を入れたロッカーがあり、入り口近くには共用のシャンプーやボディソープを並べた棚がある。
視界を遮るほどに、もうもうと湯気が立ち込めているところからすると、
どうやら直前まで誰かが使っていたようであった。
夏美は、シャンプーとボディソープを適当に取ると、手近の個室に入った。
コックをシャワーのマークに向け、赤いカランを開く。
彼女の頭頂よりも高いフックに掛けたシャワーノズルから、勢い良く水流が迸る。
温水が流れ出すまでにはしばらく待たねばならないが、夏美はあえて、その冷たい水流に身を浸した。
・・・引き締った牝豹の体を、冷水が流してゆく。
顔から首筋、鎖骨を経て、生命力みなぎる豊かな胸の谷間に水流は吸い込まれ、
そのまま縦に走る腹直筋の溝を伝わって一旦臍に溜まり、さらに下って
股間の茂みを濡らし、恥丘の形を露わにする。
背面では、ダイナミックなヒップから、筋肉が織り込まれた太股にかけてのラインにかけて、
水滴が若々しい肌に弾かれながらころころと転がる。
長い手足は小麦色に日焼けしているが、胸から股間にかけての胴体は白いままという裸身が、
天井の蛍光灯の光を反射してニスを塗った白木のようにてらてらと輝く。
思春期の少女は、大概胃下垂により臍よりもやや下がぽっこり膨らんでいるものだが、
腹筋を鍛えた夏美のウェストはどこに内臓をしまっているのかと思うくらい、薄くくびれている。
・・・次第に暖かくなってゆく水の中で、夏美は、意識を研ぎ澄ますために、ゆっくりと呼吸を繰り返した。
大きく息を吸いながら、肩を脱力し、両脇を締めて、腹に力を込める。
滑らかだった腹に、ぎゅっと腹直筋と側腹筋のラインが浮かび上がり、6−パックの深い陰影を形作る。
この鍛えぬいた腹筋ならば、
並みの男が、全力で何十発とパンチを打ち込んだとしても、軽々と受け止めるであろう。
次に、腹の力を抜いて、ゆっくりと息を吐く。
くっきりと浮かんでいた腹筋の凹凸が消えてゆき、鳩尾から臍にかけての縦の溝だけが腹に残る。
・・・この、いわゆる丹田呼吸法を、夏美は数回繰り返した。
池澤夏美は、この決勝戦で、岡島松子に勝つ自信は十二分にあった。
負ける可能性がある、とすら思ってはいない。
確かに元柔道部だけあって、松子はパワーと突進力はある。
だからこそここまで勝ち残れたのだ。
しかし、敏捷性と反射神経のキレが、松子には決定的に不足している。
今のコンディションを保つ限り、なんの心配も、無い。
72 :
更衣室の仕置き:2006/07/02(日) 22:52:37 ID:ZytYqxS3
そんな、夏美の脳裏に浮かぶことと言えば・・・
『・・・奢るなんて健太郎に約束しちゃったけど、軽率だったなぁ。
あんまし持ち合わせも無いし、う〜〜ん・・・まあ、姉の威厳で割り勘にさせるか。』
『・・・それはそうと、そろそろ本気で健太郎には一言いっとかないとね。
このまえなんか箪笥の中の下着が乱れてたし・・・
いきなり父さんに言いつけるってのも、ちょっと可哀想だし・・・まずはあたしから・・・』
ボディソープを手に取ろうとした時、夏美は何かの気配を感じた。
ビニールパーティションの外に、誰か居る。
胸騒ぎを感じた、夏美はシャワーを止め、息を潜める。
・・・・・・確かに、ビニールに揺れる影が映っている。
『まさか、開き直ってここまで入って来たとか?』
「けんたろー、そこに居んの? 姉ちゃん、流石にホンキで怒るよッ!!」
そう叫んでみたが、外からは何の返事も無い。
と、その時、ビニールに写る影が複数であることに、夏美は気付いた。
そしてその影は、自分よりも大きい。
・・・・・・・・・・・・・・健太郎では、無い!
全身に力を溜め、飛び出そうとした夏美の目前で、
いきなりビニールパーティションが、シャッ、と勢い良く開かれた。
一瞬、視界にマスクを被った3人の男の姿が映る。
しかし次に夏美が目にしたものは、彼女のむき出しの腹部目掛けて
うなりをあげて突き込まれんとする、丸太のように野太い剛毛に覆われた拳であった・・・
73 :
更衣室の仕置き:2006/07/02(日) 22:53:23 ID:ZytYqxS3
高圧的な姉にアゴで使われる事を、健太郎も、心底嫌がっているわけではない。
しかし、いつかは姉も意中の相手と結ばれ、弟とは別の道を歩み始めるだろう。
それを思うと、健太郎は幾分胸が苦しくなってしまう。
かつて、思いを寄せていた男子同級生に手渡したチョコレートを、
そのまま投げ返されて泣きじゃくりながら帰宅した気弱な少女の面影は、微塵も無い。
当時、両親と一緒に、必死になって姉を慰めた思い出が、
今となっては懐かしくすらある。
『姉ちゃん、プライド高いからなぁ・・・
将来彼氏になるヤツは苦労するだろうなあ・・・』
禁断の慕情に煩悶する実弟をよそに、夏美はひたすら自己鍛錬に励む。
いじめを乗り越え、中学受験で原攻芽学園に入学した彼女は、
精神的にも肉体的にも自己改造に専心した。
3年間の新体操部と、高等部へ進学してからのエクストリーム部の活動に熱心に打ち込み、
見返してやりたいという一念で、学業にも励む。
言寄る男には事欠かないが、ステディな恋人を見繕う様子は全く無い。
思春期特有の性的欲求不満などもあろうが、そんなストレスは全てエクストリーム部のトレーニングで解消している。
『てめえみたいな白ブタにバレンタインのチョコ貰っちまったら、オレまで養豚場
で暮らす羽目になっちまうぜ!』
と罵られて生涯初の手痛い失恋を味わった夏美は、ひたすら格闘技で鍛え抜くことで、
そのあまりに苦い思い出を消し去ろうとしているようだ。
『白ブタ』とクラスでいじめの対象になっていたぽっちゃりした腹は、
今や屈伸運動とボディ打ちの特訓で練り上げた、6パックの強靭な腹筋に変貌している。
その鍛え抜いた身体に余程自信があるのか、
男に媚びる事を嫌悪している割に、夏美の出立はかなり刺激的である。
外出時はお気に入りのジーンズにタンクトップ、日によってはその上からシャツを羽織るくらいである。
しかし、股下85cmの長い脚を包むこのジーンズというのが、
陰毛がはみ出そうな位に股ぐりの浅い、極端なローライズパンツなのである。
しかもデニム地が、はちきれんばかりにぴっちぴちに下半身に密着しているために、
きゅっと持ち上がった広いヒップから、筋肉質の太股にかけての力強いカーブが、
全裸同様に浮かび上がっている。
上半身を包むタンクトップも、Hカップのバストのすぐ下、せいぜい胸骨の下端のあたりまで
しかない。
雌豹のような引き締まった体躯を、これ見よがしに露出した臍出しルックが、
夏美のこの時期の定番スタイルである。
・・・その雌豹の肉体に、鬼の拳が打ち込まれているなどと、健太郎は知る由も無い。
今まさに、むき出しの生腹に太い拳がめり込まんとする寸前、夏美は身をひねってその手首を掴んだ。
そのまま勢いを利用して男の腕を引き付け、そしてシャワールームの壁に叩きつけた。
ゴシャッ、という鈍い音とともに壁のタイルが何枚が剥げ落ち、男は体勢を崩して倒れる。
隙を与えず、夏美は軽くジャンプすると、肘をマスクを被った男の顔面、その口と思しきあたりに叩き込んだ。
ふゴーッッ!という間抜けな悲鳴を上げて、黒いスキーマスクの下半分が血に染まる。
ここまではほとんど無意識の動作である。
アゴを両手で押さえてのた打ち回る男は190cmはあり、競泳パンツとマスク以外は裸という珍妙な格好である。
次に、二人目の男が、夏美に飛び掛った。
右腕を大きく振りかぶり、何の工夫も無いストレートパンチを、夏美の腹に叩き込んだ。
・・・この至近距離ではインパクトを避けられない。そう判断した彼女は、瞬時に腹に気を集中した。
腹筋がぎゅううッ、と盛り上がり、6つに割れた夏美の腹の中心、ちょうど彼女の臍のあたりに、
男の拳が唸りを上げてヒットする。
・・・・・・べチン、という乾いた音がシャワールームに響く。男はマスクの奥で驚愕の目を見開いた。
なんと渾身の力を込めて繰り出した筈の拳は、女の腹には1mmすらもめり込まずに、
腹筋によって受け止められていたのだ。
夏美は、腹で拳を受け止めたそのままの体勢で、二人目の襲撃者の手首と肘を軽く握り、
そのアゴ目掛けて勢い良く膝を食らわせた。
蹴りの瞬間、股間が割れて黒い茂みの間から、ショッキングピンクの秘所がのぞく。
ゴキ、という不気味な音とともに、男が崩れ落ちた。
この男もまた、180cmはある隆々とした体格で、競泳パンツとマスク以外は裸である。
夏美の腹の中央部、拳がインパクトした跡には、わずかに薄く赤い痣が浮かんでいた。
しかしこの程度では、腹内部にはもちろん、皮膚にも筋肉にも痛みは無い。
残った3人目の男と、夏美は向き合う。
身長は彼女よりもやや低い位である。が、その体の鍛え方たるや尋常ではない。
ことに、異常なまでに発達した肩の筋肉は、ほとんど首が埋もれて見えぬくらいである。
・・・夏美をカモシカとすれば、この男は雄牛である。
間違いなく、なんらかの格闘技に通じているのであろう。
男は夏美とシャワールームの出口扉の間に立つと、じり、じり、と間を詰めてゆく。
何の意図でこのような襲撃を行ったか、そんな事はあとから問い詰めてやる。
今はただ、この男を早く倒して弟を呼ぶ。
・・・先制の一撃を放ったのは、夏美であった。
75 :
更衣室の仕置き:2006/07/02(日) 22:56:28 ID:ZytYqxS3
姉のシャツから立ち上るその体臭の残り香には、不思議な甘さがあった。
制服の着こなしも、夏美は随分とラフである。
シャツは第3ボタンまで豪快に外し、その袖は肩口まで捲くる。
当節、制服少女達のスカートの短さは驚くに値しないが、
夏美のスカートの短さは、もはや腰巻並みである。
夏でも冬でもその短さなので、
『腰が冷えると、将来難産するらしいよ?』
と健太郎がからかうと、夏美は思いっきり、弟の背中をどついた。
姉のショッピングに駆り出されると、道中はいつもこんな会話だった。
『姉ちゃんさぁ、恥ずかしいからそのカッコやめなよ』
『はァ?なんで??これ格好良いじゃん。
・・・あ、さてはあんた、変な意識してるでしょ?』
『・・・・・・そ、そんな訳あるはずないだろ。
臍出しルックってのは、もっとこぉ、可愛げのある女の子が似合うんだよ!
そんな男みたいな腹見たら、みんな引くって。』
『お・と・こみたいだァ?
こんなにウェストがくびれてる男がいるんなら、紹介してみせてよ!
大体ね、男の子なんてみんな、腹がたるんでるんのよ。
あんたも鍛えなさいよ、健太郎。ぶよぶよの腹なんてみっともないぞ』
内心では、健太郎も、鍛え上げて深い陰影を魅せる姉の腹に、
健康的なエロスを感じていた。
・・・だが、今この瞬間に、
野太い漢の拳によって、
大切な姉が腹を責め抜かれていようとは、健太郎に想像できようか・・・
げ、テキストデータ消えちゃった がーんショックでけーーーー
なんとか気を取り直して続けてみます
あ、でも続き書いてくれる人いたらそれはそれで嬉しいッス
>>70 GJ!
続き超期待してるんで気を取り直して書いてください。
待ってますよ(*゜∀゜)=3
>76
ご愁傷様です。今回も楽しく読ませていただきましたよ!
いよいよ悶絶腹責め地獄の始まりだね、wktkして待ってるぜ旦那
80 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 02:27:40 ID:qhZNPIYK
1、イマドキの長身ギャル
2、手足縛ってリンチ
3、細くて腹筋がまったくない弱いお腹
4、拳、他もまぜたりで…
5、気にしない
6、それ以上までw
あとやる方が低身長で真面目で地味な女の子がいいです!(女は絶対)
いつになってもいいんでよろしくおねがいします!!><
81 :
81 :2006/07/05(水) 15:20:53 ID:mFsR8BHP
脳内会館女子総合格闘技
ルール
グラウンドでの頭部への打撃の禁止。
勝敗 戦闘不能になるまで
選手1 安藤裕子
高身長・細身の美人空手家
選手2 三崎麻美
低身長・普通体系の美人柔術家
安藤裕子・・19歳。
スラリと細長い体を、白い胴着が包んでいる。
華奢な体つきとは対照的に盛り上がった胴着の胸元には黒く「孟宗会館」と刺繍され、
抱きしめたら折れてしまいそうな程に
くびれた腰には同じく白で「孟宗会館」と刺繍された黒帯が巻かれている。
肩までかかる黒髪は後ろでギュッと束ねられ、静かな瞳はじっと、対戦相手を
見つめていた。
三崎麻美・・・17歳
は青い柔術着に身を包み、その視線をじっと受けていた。
身長は、安藤裕子に劣るが、体重的にはそれほど差は無いように見える。
けして体格の良い方では無い。それだけ裕子の体つきが格闘家としては細すぎるのだ。
まだ幼さの残る顔立ちに、クルっとした純真そうな目をしている。
作戦は、決めていた。開始早々にタックルに入って相手を引き倒す。
そうすれば柔術家である自分の土俵だ。
そうなれば、必ず勝てる・・・そう考えていた。
かーーーん
開始のゴングが成った。
裕子は、両拳を胸の辺りに持ち上げ、足と同様に軽く前後に開いている。
打撃家の構えだ。
麻美は、深く腰を落とし、両手のひらを、探るように前に出したり引っ込めたりしている。
タックルの様子を伺っているのだ。
両者ともに動かない・・・。
先に動いたのは、麻美だった。
裕子が一歩前に踏み出そうとした瞬間を狙って、
タックルに入った。
>>81 そこで終わるのは許されないと思う。
続き期待。
>>76 スゲーいいトコロで切ってるねw
続き超期待。
83 :
81:2006/07/06(木) 12:51:57 ID:JW+QENjK
麻美は裕子の華奢な腰を目掛けて突進する、
が、裕子は待ち構えていたように、
鋭い速さで右膝を持ち上げると、
下からすくいあげるように、自分に向かってくる麻美の腹を蹴った。
タックルのスピードと蹴りのスピードが合わさり、つま先一点に凝縮される
狙い済ました一撃だった。
「ぐっ」
腹に刺さる重たい衝撃に思わず、麻美は両膝を付くも
そのまま前のめりに、自分を蹴った裕子の足を絡めとろうと
必死に両手を伸ばした。
裕子はそれを、ひらりとかわすと、数歩飛んで下がった。
両者の間にふたたび距離が出来る。
84 :
81:2006/07/06(木) 13:01:10 ID:JW+QENjK
最大の攻撃チャンスにも関わらず、裕子はタックルの失敗した無防備の
麻子を襲ってくる気配が無い。
獲物に与えたダメージを、確認するように、静かな視線で
麻美の様子を伺っている。
このルールでは、グラウンド状態の頭部の打撃を全面的に禁止している。
つまりグラウンド状態では、決定的な打撃を相手にきめれないことになる。
空手家である裕子としては、立ち技で勝負したいのだろう。
「はぁ はぁ はぁ」
息を2・3度深く吸い、吐き出し、鈍い痛みに体を慣れさせる。
ダメージを確認するように、腹をさすりながら、麻美は膝立ちから立ち上がった。
これからは、不用意に真正面から飛び込むことは出来ない。
最大の武器を奪われて、麻美は戸惑いの表情を浮かべた。
85 :
81:2006/07/06(木) 13:09:01 ID:JW+QENjK
「おどろいたわ、今のカウンターをもらって、立ち上がってくるなんて・・・」
薄い唇を開くと、裕子はフラフラとの裕子に、無機質に言い放った。
その表情は、特に驚いているという風ではない。
「ぐぐぐ・・・この位で参る程、やわな鍛え方はしていないわ」
麻子の様子を見れば、その台詞はやせ我慢であるということがわかる。
常人なら今の一発で悶絶しているか、悪ければ病院送りだ。
それを、立ち上がったのは、裕子の鍛え方というより、負けたくないという
強い気持ちからだった。
「こ・これかよ」
腹をかばうように当てていた手を解くと、再び麻子は腰を落と構えた。
だが、その顔には沸々と脂汗が浮かんでいた。
86 :
81:2006/07/06(木) 16:32:03 ID:JW+QENjK
試合は一方的なものだった。
打撃の技術の無い麻美は、裕子の華麗な足技に翻弄されるばかりだった。
ガードをあげれば、胴体を・足を
ガードを下げれば、即頭部を容赦なく、長い足が叩く。
その変化自在の攻撃は8本の手を持つ阿修羅をあいてにしているようようだった。
ボグ!
体重の乗ったミドルが、麻子の右わき腹を捕らえた。
上方に視線を向けながらの、中断の蹴り。
わき腹にめり込んだ、固い脛を支点に、裕子の体がくの字に折れ曲がる。
ぺきぺきと肉の中で肋骨が折れる音が、内部を通って、麻美の耳にまでとどいた。
「ぐうううう!!!!!」
麻子は歯を噛んでその痛みに耐えた。
倒れそうになる体を、震える足で支える。
だが、それに止まず雨のような連撃は、着実に麻美をロープ際まで追い詰めていった。
「あなたの力はその程度なの?」
良い前蹴りで、麻子の体をロープに押し込みながら、裕子は麻美を挑発した。
87 :
81:2006/07/06(木) 17:21:23 ID:Hf+cOQDY
「なめるなあ!!」
麻美は、ロープに振られた反動を
利用し、前に出て、子供のように目の前の裕子にしがみついた。
それが罠だとも知らず・・・。
麻美は教科書どおりに、両腕を裕子の細い腰に回し、ロックした。
だが、その教科書は柔術のもので、どこにも腹を無防備に相手にさらしては
いけないとは書かれていない。
「挑発に乗るなんて、安いのね?」
裕子は両手で麻美の首を固定すると、
思い切り、鳩尾を、細く固い膝で突き上げた。
「くあっ けぇっ!」
足がマットから離れ宙に串刺しにされる裕子。
瞳孔が開き、パックリと開かれたふくよかな唇の間から、ピンクの舌が突出される。
腰に力強く回していた手が2・3度ピクピクと痙攣すると
ダラリと垂れ下がり、人形のように静止した。
確かな感触を確認する麻美。
ズボリと腹に埋まった膝を抜くと、麻美は顔を裕子の胴着にこすり付けながら
マットに滑り落ちていった。
88 :
81:2006/07/06(木) 18:20:41 ID:yq1I/9xp
足がつき 膝がつき、顔がずりおち、体がそのままマットに沈もうかという時になって、
裕子はようやく気がついた。
崩れ行きつつも、麻子が右腕にしっかりと自分の黒帯を握り締めていることを。
「な!??」
ふいに強く帯を引かれ、裕子はバランスを崩しまった。
足を滑らせ、前のめりに倒れてしまう。
冷静沈着な裕子らしからぬ失態だった。
確かな膝の手ごたえに、勝利を確信してしまったのだ。
そこに油断が生じ、相手に反撃のチャンスを与えてしまった。
無様に、マットを手足でかいて、立ち上がろうとするも、
麻子の動きは早かった。
死体にむらがるゾンビのように、裕子に乗しかかると。
ひっくり返し、マウント状態(馬のり)を確保する。
こうなれば、空手家の麻子に返す術は無い。
裕子の目線のはるか上に、苦悶の表情を浮かべながら、震える拳を握る麻子の顔があった。。
ドボッ
水っぽい音とともに、麻子の拳が裕子の腹にめり込んだ
「ぐぇ!??」
裕子は細い目を見開いて呻いた。
その冷静な彼女にそぐわない驚きの表情は、予想をはるかに上回るダメージを彼女尾に与えたことを意味する。
人一倍華奢な裕子はその長い、リーチを生かしながら相手と、距離を取る戦法を得意としていた。
攻撃を受けるにしても、前後左右に体を移動させる事によって、ある程度は打撃の持つ力を流すことが出来た。
それが今は、自分は背をマットにつけてしまっている。
つまり、相手の放つ攻撃は、全て受ける自分の体が吸収してしまうことになるのだ。
裕子は、あらためて、この状態の危険性に戦慄した。
半ばパニックになり、手を滅茶苦茶に突出しもがく。
「薄い体ね・・・座布団みたい。乗り心地は最悪だけどね」
麻子は苦しそうに台詞を吐き出すと
自分的に
>73
の続きが読みたい。
>>88 超GJ!!
華奢な裕子が腹を責められるなんて(;´Д`)ハァハァ
91 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 22:33:57 ID:7J3f2YB2
sagarisugi age
>88
ちょうど腹パウンドがマイブームでした。最高!
93 :
81:2006/07/07(金) 13:50:27 ID:y9CzSosq
「薄い体ね・・・座布団みたい。ただし座り心地は最悪だけどね」
麻美は、威嚇するように両拳を持ち上げた。
「ひ!」
短く悲鳴を上げる裕子。
脳裏に今から行われるであろう、一方的な展開が思い浮かび、頭が白くなる。
とにかくこの危険な状態から、一刻も早く抜け出そうと、背を反らせ、体をよじらせた。
それを麻美はロデオのように、巧みに乗りこなす。
裕子の長い両腕が、火に炙られる2匹の白蛇のごとく、滅茶苦茶に暴れまわり、裕子の腕を掴んできた。
それは、やめてやめてと、助けを求めているようであった。
「無駄な抵抗よ・・・ふ!」
麻美は、上半身の全ての体重を乗せて、絡みつく裕子の腕ごと振りぬき、拳を落とした。
ドスン!
重たい音とともに、裕子の白い胴着に、麻美の拳がみっしりとめり込み、その下にある薄い腹を
さらに平たく押しつぶす。
「おぐぅ!!!」
なすすべもなく、醜い声をあげる裕子。
腹に両腕を巻きつけ、麻美の股の下で悶絶する。
「ぐああああ!」
「だらし無い人ね・・・なによこのくらいで、へばっちゃって」
この攻撃が最も、この対戦相手に有効なのを認識し、麻美の遠慮の無い反撃が始まった。
ドス! ドボ! ズン!
「うぐ! がへ! ごあ!」
どこか一箇所を、狙ってというものでもない。
とにかく、当たればどこでも良い。
そういう殴り方だった。
鳩尾を殴られれば、息がつまり、下腹部を守れば、
ふいに、胃に拳が進入し、口内にすっぱいものがこみ上げる。
レバーを殴られれば、気の遠くなりそうな苦痛が裕子を襲った。
空手の経験上、基本的な人体の急所を知っていた彼女も、まさかこういう状態で
腹部を滅茶苦茶に、殴られるとは、夢にも思っていなかった。
ともすれば、飛ばされそうな意識の中、必死で両腕をかき回すが
非力な抵抗を、麻美は意に介せず、時折フェイントを交え的確に、拳を
落としていった。、
「ぐは! ぐは! げは!」
ビクンビクンと、衝撃で細い体が波打ち、長い手足が壊れた玩具のようにバタついた。
そのどれもが立ち技なら、ダウンを奪うだけのダメージを裕子に与えるのであった・・・。
続く?
94 :
81:2006/07/07(金) 14:36:06 ID:y9CzSosq
何発の拳が、裕子の薄い腹に吸い込まれただろうか、
もはや裕子の華奢な体は、内臓が破裂する寸前にまで追い詰められていた。
なのに、一向にこの状況は変わる様子を見せなかった。
ドボ!ドス! ドス!
麻美は攻撃部位を、対戦相手の弱点であるボディに的を絞っている。
徹底的に。
裕子は、しだいに、視界がぼやけ、意識が暗転していくのを感じていた。
自分の口から吐き出される呻き声が、酷く遠くに聞こえる・・・。
「ううぐ! おえぇ ぐえ・・」
こ・このまま・・・し・・
誰もが勝負があったと思えた矢先、
薄れ行く思考の中、裕子は無意識に、力無く麻美の痛めたわき腹に、一本拳を振った。
息を吸い込み、肋骨が開いた瞬間を狙って・・・。
通常の空手では、立ち技の中で使う、相手の呼吸を読むという、基本的な技術。
その技術が、結果的に窮地の彼女を救うこととなった。
胴着ごしに放たれた、それは威力こそ無いが、運良く
麻子の折れた肋骨の箇所に、突き刺さった。
「ぎゃあ!!」
悲鳴をあげ、麻子は裕子の上から転がり落ちた。
わき腹を抱え、胎児の格好で悶絶する。
折れた肋骨が内臓を引っかいたのかもしれない・・・
「ううう・・・・」
敵を前に、歯を食いしばり、苦しそうに眉間に深く皺をよせ固まったまま動かない。
裕子も裕子で、起き上がろうとするも、後から後から沸いて出てくる
粘着質の鈍い痛みに、体がおもうように動かせなかった。
力を込めても、ビクンビクンと筋肉が情けなく痙攣するのみで、
さら無理に動かせば、それを制止するように、腹の痛みが強まる。
「ぐはっ! ぐうううう おえええ」
体を捩り、額をマットにこすりつけ、こらえきれず呻いた。
裕子の薄い唇口から唾が吐き出され
マットをぬらした。
読み返したが下手な文章だなぁ・・・
絵のテクニックみたいに小説にもテクニック集みたいなのあんのかな
一応あるよ。絵でいうデッサンみたいに全ての基礎みたいなのが。
それを学べば良いんじゃね?
まあ、小説も絵と同じで一朝一夕で上手くなるようなもんじゃないさ。
基本を踏襲しつつ数こなしてガンガレ。
一応81の妄想はここまでです。
これ以上続けたら、片方がしぬんでね・・・
個人的に他の人が打ったのを読みたい。
>>93-94 最高!!!!!
そのままガリのほうが腹を潰されるのきぼんぬ(;´Д`)ハァハァ
あ、終わってましたか(´・ω・`)
リクエストはありますか?
>95
ごめんすぐには下手と気づかなかったよ。
あまりにハアハアなシチュでさあ。
そろそろSSまとめサイトが欲しい
などと
寝言をほざいてみる
テスツ
>>103 正義の変身ヒロインが、敵のアジトへ潜入するも、
罠に引っかかって複数の敵戦闘員から
腹責めリンチで腹を潰される
コスチュームはぴちぴちのレザースーツで一つ
>103
リク受付はありがたいのだが、本当に好きなシチュは自分で書くべきなのかなあ
書いてよ。
>>75 の続き書いてるけど、
どんな展開がいい?
ヒロイン腹責めのバリエーションとか、どこまでやるかw とか、
なんか希望あったらどうぞ
消えちった分を思い出しながら書き直すのもナニなんで
110 :
110:2006/07/09(日) 18:27:52 ID:6ryyHWnM
敵のアジトに乗り込んだ、イーレンジャー・イーピンク。
彼女は、外から繋がる地下通路を、かれこれ1時間、
一人で進み、施設の中枢を目指していた。
ピンクの、コスチュームに身を包み、頭部は猫をモチーフにした、ピンクのヘッドギアで
すっぽり包まれ、外から彼女の表情を読むことは出来ない。
一見ただの、薄い布と樹脂で出来ているように見える
イーレンジャーの戦闘スーツには、未知の科学技術が結晶されていた。
外部の衝撃から、中の人間を強力に保護し、
それを着る事により筋力が常人の10倍に跳ね上がる、武器としての役割も兼ね備えていた。
スーツ内部の、温度も湿度も空気の成分も一定に保たれ、熱にも冷気にも、信じられない程に耐性があった。
このスーツのおかげで、彼女達は、悪の組織と互角以上に戦うことが出来るのだ。
他のイーレンジャーの隊員達も、同じように、それぞれが別々のルートから、同じ目的地を目指していた。
今回の作戦とともに、発見された時のリスクを分散するため、一人一人が別行動となっていた。
今回の作戦・・・
敵のアジトの中枢にある、メインコンピュータにアクセスし、自爆装置を作動させ、
敵を施設もろとも、一網打尽にする・・・これがその作戦だった。
電波を感知される可能性がある為、腕に取り付けられているトランシーバーの電源も切ってある。
イーピンクは、ただ一人薄暗い通路を進むのであった・・・。
to be continued
111 :
110:2006/07/09(日) 18:36:38 ID:6ryyHWnM
通路も、時折横切る部屋も、全てが強化コンクリートで無機質に固められていた・・・。
全体的に薄暗く、むき出しの配線が壁を、ムカデのように、縦横無尽に走っている。
それは、機能以外をひたすらに除外した、極めて非人間的なデザインだった。
そにれしても、おそろしく、入り組んだ、地下施設だと彼女は思った。
これだけの基地を地下に建築する、敵の科学技術に、改めて自分達が相手にしている
敵の凄さを思い知るとともに、何としても今回の作戦を成功させなければならないと、彼女は決意を新たにし、
慎重に歩みを進めた・・・。
幸い、彼女がここまで、敵と衝突することも無く侵入が出来たのも、博士が発明した、透明装置のおかげであった。
腕に巻かれている、小型のこの装置のボタンを押すと
5秒間だけ、敵から完全に姿を消すことが出来るのだ。
この装置をタイミングよく使い、彼女は施設内を歩き回る戦闘員の間を、縫うようにして歩みを進めてきたのだった。
頭に叩き込まれている地図では、今歩いているこの通路を抜け、
そこから・・左に曲がり・・右に曲がり・・・
112 :
110:2006/07/09(日) 18:45:58 ID:6ryyHWnM
ふいに、背後の異音を、ヘッドギアの猫の耳を模したレーダーが
察知し、彼女に危険を知らせた。
ビビビビ
耳元で警告のアラームが鳴り響く。
「!?」
振り返ると、目前に数体の
戦闘員が迫っている。
進行方向に気を取られすぎ、背後に注意が及ばなかったのだ。
(しまった、見つかった!?)
イーピンクは、主人の命令どおりに侵入者に襲い掛かる戦闘員を、冷静に迎え撃った。
イーレンジャーの、白のハンドカバーと、ブーツには
パンチやキックの威力を、およそ100倍に増幅する装置が埋め込まれている。
そのパンチは、厚さ30センチのコンクリートの壁に穴をうがち、その蹴りは、
マンホールの蓋を折り曲げる。
イーピンクは、日頃の訓練の賜物だろう
鮮やかな身のこなしで、次々に戦闘員をなぎ倒していった。
目の前の敵の顎を蹴り上げ、
後ろに回り込み、組み付いてきた、黒のマスクにに裏拳を叩き込み
振り向きざまに、回し蹴りを放つ。
攻撃を受けた、戦闘員はしばらく地面でもがいた後、
煙を放ち、たちまちに消えていった。
黒いマスク・黒い戦闘服・黒の手袋に黒のブーツ。
全身黒尽くめの彼ら戦闘員は、塩と水で作られた、心を持たない擬似人間だ。
戦闘力は、人間を少し強くした程度で、
常人の100倍の攻撃力を誇るイーレンジャーの、敵ではない。
現に、イーピンクは、、突如襲い掛かってきた5体の戦闘員を、3秒とかからず煙に変えてしまった。
113 :
110:2006/07/09(日) 18:54:32 ID:6ryyHWnM
「ふぅ・・・もう残ってないわね・・・危なかった」
イーピンクは周りに他の戦闘員がいないことを確認すると、腰の
レーザー銃を引き抜くと、後にに残された敵の戦闘服に照射した。
戦闘員の黒い戦闘服が一瞬で蒸発し、消滅する。
(他のみんなは大丈夫だろうか・・・)
脳裏に浮かぶ、仲間達の顔を、彼女は頭を振って、追い出した。
今は任務に集中する時、
ともすれば、仲間の事で気がはやりそうになるのを、何とか押さえ、
彼女は、任務を続けた。
幾つもの、通路を抜け、戦闘員達を、腕の装置で、やりすごし。
このまま、何事も無く、事は進むのだと思われた。
だが、それは、現れた。
114 :
110:2006/07/09(日) 19:01:19 ID:6ryyHWnM
丁度、位置的に目的地の、3分の2まで来たあたり、
マンションの地下駐車場程に、開けたフロアに差し掛かったとき、
どこからともなく、その低い声はあたりに響いた・・・。
「ハハハ! さすがはイーレンジャー、ここまで侵入してくるとは・
危うく、総統様のお住まいを、台無しにされるとこだったねぇ」
「だ・だれ!?」
周囲を見渡し警戒するイーピンク。
今、このフロアには自分しかいない・・・。
すると、数メートル先に、緑色の霧が発生した。
距離を取り、油断なく、その霧を注視する。
しだいに、霧が濃くなり、人の形を成していく。
だが、それが人では無いこと、そしてこの一人の状況で
一番出会いたくない類の、一種であることを、イーピンクは瞬時に理解していた。
霧の中から、現れる異形の者・・・雑魚の戦闘員では無い。
それは自分達が、命をかけて
毎回苦戦の末に、うち破ってきた者達、
悪の組織「モウソウヘッキー」が、悪魔の科学技術で生み出した改造人間である事は、
明白だったからだ。
115 :
110:2006/07/09(日) 19:10:35 ID:6ryyHWnM
はたして、それは完全に姿を現した。
カメレオンと人が、合わさったような、全身緑色の怪人。
カメレオンの顔に、カメレオンの目 カメレオンの肌 クルンと先で輪を巻いている長い尾っぽ。
「ようこそ、イーレンジャー・イーピンク!俺は、偉大なる総統様から、ここの守護を仰せつかった、イロカワ−ルだ」
でかい、クチバシのような口を大げさに開き、怪人は名乗った。
「そこを退きなさい! あなたたちの好きにはさせないわ!」
レーザー銃を構え、鋭く、言い放つイーピンク。
「おお、怖い怖い。だが、これを見ても同じ事が言えるかなぁ?」
パチンと怪人が3本しかない緑の指を鳴らすと、横のコンクリートの壁に円状のスクリーンが現れた。
それはブブブと、ノイズを発すると、イーピンクにとって、衝撃的な映像を映し出す。
それは、イーピンクの仲間たちが、鉄製の牢屋に一まとめにいれられ、
鎖で宙に吊られている映像だった。
牢屋の下は水槽になっており、大量のピラニアが、ワンサカと泳ぎまわっている。
「やだ!!!、みんな!」
一瞬、任務すら忘れ、マスクを手で覆い、スクリーンの中の仲間たちに、釘付けになるイーピンク。
「ハーハハハ!!」
怪人は、大口を空け、高笑いをした。
116 :
110:2006/07/09(日) 19:20:49 ID:6ryyHWnM
「無駄、無駄、幾ら叫んだところで、ここからでは声は届かんさ!」
実は、これは、このカメレオン怪人が得意とする、イメージを物体に投影させただけの、嘘の映像なのだが、
気が動転した、イーピンクに、そこまで気を回す余裕は無かった。
仲間が捕まり、人質にとられてしまったのだと、完全に思い込んでしまっている。
巨大な力を秘めた戦闘スーツの下で、生身の彼女は激しく戸惑っていた。
「く・・・みんなを早くあそこから出しなさい!!」
声をさらに張り上げる。
だが、怪人はまったく、取り合うつもりはないようだ・・。
「仲間たちを助けたいのなら、大人しく観念するんだなn、ハハハ!」
腹を抱えて、笑う怪人に、イーピンクは
無表情の正義のマスクの下で、歯軋りをした。
「く! ひ・卑怯者!」
「ハーハハハ!、お前たちの人間の弱点は、「優しさ」だ、ハハハ!!」
「わかったから、早くみんなを開放しなさい」
怪人ににじみよるイーピンク。銃口が怪人の額をピタリと捕らえていた。
「おっと・・俺を撃てば、お仲間の命は無いと思いな!」
指で、スクリーンを指す怪人。そのカメレオンの目がクルクルとおどけるように、回転した。
すると、映像の中で、牢屋を吊っている鎖がズルズルと引き伸ばされているではないか!
下では、餌を待ちきれないピラニアばバシャバシャと水面を、飛び跳ねている。
「きゃ! やめて!」
ほとんど悲鳴のように、イーピンクは叫んだ。
117 :
110:2006/07/09(日) 19:27:33 ID:6ryyHWnM
「やめて!」
悲鳴のように、イーピンクは叫んだ。
怪人は、わかっただろ?、という風に再びクルクルと目を回すと、それは
檻の底が水面に付こうかというところで、ガクンと止まった。
「く・・わかった! わかったわ!」
構えをとき、、腕をダラリと下げるイーピンク。
その手からレーザー銃が、力無くずり落ち、冷たいコンクリートの地面に落ちた。
「好きにして」
吐き捨てるように、オーピンクは言い放った。
言う通りにする他なかった。
任務の為に、仲間を見殺しに出来るほど、彼女は冷徹になり切れなかったし
また、そう言う風になりたいとも、思わなかった。
そんな事をしてしまったら、イーレンジャーも、憎きこの悪の組織と、同じになってしまう。
彼女は硬く拳を、握り締めると、奥歯をかみ締めた・・
何時か訪れるであろう、勝機を信じて・・・
「ハハハ! 素直でよろしい! それ!」
怪人が、再び指をパチンと鳴らすと、何も無い空間から、黒い霧とともに、
数体の、戦闘員が、現れ、イーピンクをグルリと取り囲んだ。
「!?」
き・きっちいいいいいいいいorz
脳みそが沸騰するううううう。
限界です。
一旦ここで切ります。
>109
続き楽しみにしてます。
戦隊物は、オーレンジャー位しかしらない。
それすらも記憶が相当にアヤフヤ。
・・・ピンクいたよね?
まぁ、良いや。
夏美は、右腕を胸に引きつけ、左足を軸に体を捻りながら、右ハイキックを放った。
蹴りの瞬間その股間が大きく割れ、未だ誰の目にも晒したことの無い秘所のみならず、
ハート型に美しく引き締ったその双尻の奥、薄く茶褐色に色素が沈着した菊の窄まりまで
丸見えになってしまうが、そんな恥じらいは今、彼女の意識の外にある。
良く鍛え上げた大臀筋のバネと、その長い脚の回転力が合わさった強烈な威力を持つその
ハイキックは、3人目の男の頭部を狙っていた。
だが、その樽のような体型に似合わぬ俊敏さで、男はツチノコのように太い腕で頭部をガードした。
どガッ、という鈍い音を立てて、夏美のつま先が男の上腕にヒットした。
『ちッ・・・』
凄まじいハイキックの威力の前に、男の巨体もぐらり、と揺れる。
急所ははずしたものの、ガードした男の腕は、赤く腫れ上がっている。
『一撃ならガード出来たろうけど・・・連続ならッ!』
夏美は次々に軸足を切り替えて、素早くハイキックを放った。
その動作はまるで、新体操の演舞のように軽やかである。
しかし相手の頭蓋(テンプル)を狙ったその打撃は、悉く受け流されるか、
あるいは樽のように太い男の上腕で受け止められてしまった。
ゴツゴツと太い筋骨の持ち主であるが、どうやら本格的な格闘技の訓練を受けたと見える。
そのブ厚い胸板や、巌のように筋肉が盛り上がった腹を狙っても、この相手は倒せないだろう。
打ち抜くなら、
『コイツのテンプルか、股間・・・』
「ふッ!・・・はァッ!・・・とォッ!」
男が立ち直る間を与えず、次々と叩き込まれる夏美のハイキック。
しかし男は有効打を与えぬよう、冷静に身を捩り、そして的確にガードを決める。
次第に夏美は焦り始めた。
と、何発目かのキックを放った直後、
シャワールームの床の滑りに軸脚がぐらつき、わずかに夏美の体勢に隙が生じた。
覆面の奥の男の目はその間を見逃さず、両脚を着いた夏美に向かって、猛然と突っ込んできた。
『は、早い・・・!』
瞬時に夏美の間合いに飛び込んだ男は、夏美の打撃をかわす為に身を屈めると、
その左右の拳を、素早く彼女の腹に向かって突き込んだ。
関節がコブのように盛り上がった男の剛拳が、夏美の視界に、チラ、と映る。
・・・直後に夏美は、自分の下腹部の辺りに衝撃を感じた。
だが、アドレナリンで満たされた彼女の神経は、一時的に痛覚を麻痺させている。
次の瞬間、男の意表を突くアクションに夏美は出た。
なんと懐に飛び込んだ男の顎を蹴り上げながらバク転したのだ。
骨に衝撃が加わったガクッ、という打撃音がシャワールームに響く。
今度の打撃は男にとってもかなりのダメージのようで、流石にその巌のような巨体もよろめいた。
『やった!・・・・・うッ・・・ぐふウッ・・・!!』
勝利を確信して後方に着地した夏美だが、異様な腹の鈍痛に思わず顔を顰めてしまう。
ふと自らの腹を見ると、縦長の臍の、すぐ横と上の2箇所に、新しい痣が出来ていた。
見る間にもその痣は濃さを増し、
赤黒い拳の跡を彼女の美しく鍛えぬいた腹に、はっきりと浮かび上がらせてゆく。
『あ、あれ・・・いつの間に・・・うあッ、き、効くゥ・・・!』
夏美の呼吸が荒くなり、左手で打たれた腹を強く押さえる。
改めて対戦者を睨みつけた彼女は、あっ、と声をあげた。
さっきの蹴りの衝撃で、男のマスクが脱げ落ちていたのだ。
黒いマスクの下にあったのは、夏美も知っている顔だった。
「あんた・・・武下!?」
短く刈上げた髪を、ほとんど白髪のようなプラチナブロンドに染め、
細く糸のような目と、ゴツく線が太い顎が原始人のような印象を与えるその男の名は、武下英毅。
・・・半年前の冬、夏美は帰宅途上の車内で、スカートの中に手を伸ばしてくる大胆な痴漢を
その場で捕らえ、一通りぶちのめした後に鉄道警察に引き渡した。
その痴漢は夏美と同じ原攻芽学園高等部の生徒であった。
・・・しかも、男子部員の居ないエクストリーム部の活動に、嫌がらせまがいの干渉を度々行ってきた
男子拳闘部の3年生。それがこの武下である。
ミドル級のエースであった彼であるが、
他校の拳闘部員を場外の私闘で病院送りにしたとか、
家庭教師をレイプして孕ませたが、地元の県会議員である彼の父親が揉み消したとか、
色々な黒い噂もつきまとっていた。
その武下は、夏美・・・というよりもその身体に、並々ならぬ執着を持っていた。
練習中の彼女に、粘ついた好色な視線を奔らせ、卑猥な野次を飛ばしていた彼であるが、
ついにそれだけでは飽き足らず、電車内で破廉恥な行為に及んでしまった。
・・・しかし彼の見込みとは異なり、エクストリーム部の女子部長はじっと我慢するほど忍耐強くも
臆病でもなかった。
鉄道警察に現行犯で補導された彼は、必至の親のとりなしにも関らず、退学処分となり学園を去った。
「よお池澤、久しぶりだな・・・相変わらずたまんねえボディしてるぜ」
軽く頭をふって、にやり、と笑みを浮かべた武下は、
彼の拳が食い込んだ腹の痕を左手で押さえ、荒い息をつきながら睨みつける夏美に言い放った。
「・・・あんた、こんなことしてただで済むと思ってんのッ!」
あくまで強気の夏美であるが、次第に彼女の腹を鈍痛が浸し、強靭な腹筋も、ぴくぴくと痙攣する。
・・・いや、この程度のダメージで済むのは、やはり彼女の鍛え抜いた腹筋のおかげであろう。
男子ミドル級ボクサーの鉄拳は、グローブを嵌めていなければまさに凶器そのものである。
その凶器が、何の防御もなく剥き出しとなっていた、夏美の生腹に素早く2発撃ち込まれたのである。
意識して腹筋を鍛えることも無い同年代の女子であるならば、内臓破裂は必至。
普通の運動部の男子ですら、床に這いつくばって立ち上がれぬままに悶絶しているであろう。
「へへ、俺達、お前にゃ半端じゃねぇ恨みがあるんでな。
・・・・・・それよか、さっきのキックはちと効いたぜ。けどな、俺の拳も、結構効いたろ?
本物の『漢』の拳ってヤツを、お前にじっくりと味あわせてやるぜ。」
歯が折れた口の端と、鼻から血を垂れ流している武下であるが、
不気味な余裕で、全裸の夏美にぎらついた視線を向ける。
その股間は、競泳パンツを突き破らんばかりに激しく勃起している。
・・・・・・ここに至り初めて、夏美は自分が全裸のままであることを意識した。
『くそッ・・・マズイな・・・あんなに小さな動きだったのに、こんなに後に引く重いパンチだなんて・・・・』
「どうゆうつもりか知らないけど、今度はわいせつ罪どころじゃすまないわよッ!
それに、『俺達』ってどういうことッ!」
「それはな・・・ほれッ!!」
何者かがゆらり、と背後で立ち上がる気配を感じた夏美であるが、
腹に受けたダメージのおかげで、反射神経が幾分落ちていた。
次の瞬間、巨体が夏美に背後から組み付き、丸太のような腕が彼女の豊かな胸と、首を締め上げていた。
とりあえず書いてみたです
責め方とかオチのつけ方とか、リクあればどうぞ
続く
臍付近を執拗に頼んだ
>>124 続編待ってましたー!
GJ杉!!
鳩尾に決められて嘔吐しても、さらに腹を責め続けられる様な感じでお願いします
徹底的に腹を責められていく夏美が見たい・・・
>>124 キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
GJ!
やはり、鳩尾に決めて嘔吐。
力が入らなくなり、防御力を失った腹に膝、アイアンクロー、リバースのベアハッグ。
必死に抵抗しようとしてたんだけど、顔は涙や鼻水、胃液や涎でグシャグシャになってる。
無理矢理立ち上がらされ、武下の強パンチ(のフリ。実際はある程度手を抜いてる)を受け失禁。
許しを請うが、許してもらえず責め続けられる。 夏美の必死の哀願も、男たちには通じない。
最終的にお腹を撫でられるだけで、恐怖のあまり失禁してしまうようなトラウマを!
そんな妄想案ですが、よろしくお願いします。
オチって、やっぱし腹潰されて病院送りとか
氏ぬw とか、
ぐったりしたところをさらに凌辱とか、そんな真っ暗な方がいいすか?
それとも、ぎりぎりのところで弟が来て、なんとか助かる方がいいすか?
私的見解
×腹潰されて病院送り
×氏ぬw
○凌辱
△弟が来て、なんとか助かる
・なんとか助かった後の追加案
ボロボロになった夏美を岡島松子が無理矢理決勝に引きずり出す(弟を人質にする等)
主に腹部への攻撃でボコボコニして無様な姿を晒させる…。
等という妄想を提示してみます。
私的見解
○腹潰されて病院送り
△氏ぬw
○凌辱
×弟が来て、なんとか助かる
イヤボーンだけはっ・・・避けねばならないっ・・・!
陵辱と言っても普通にレイプみたいなのは一寸おもしろくないかなあ。
肉体的な陵辱はあくまで腹責め系がいいです。
個人的に
>>127の
>最終的にお腹を撫でられるだけで、恐怖のあまり失禁してしまうようなトラウマを!
に何か感じるものがあった。
おい、みんな。当初の予定(
>>46-50)を忘れちゃいかんぞ。
武下らは、松子が自分を有利にするために送り込んだ刺客。
夏美が死んだら本末転倒だし、レイプなんてやる意味がない。
夏美はギリギリ試合に出れる程度に腹を集中的に痛めつけられて、
試合では松子にも腹を集中的に痛めつけられなきゃならんw
>>132 その通りかもしれんwww
しかし、「ギリギリ試合に出れる程度に」ではなく、「試合に出る事自体無謀」な状態に追い込んで頂きたい。
あと、自分も
>最終的にお腹を撫でられるだけで、恐怖のあまり失禁してしまうようなトラウマを!
には何かを感じた。
>>54-58 >>70-75 >>120-123 の続きです
岡島松子は、エクストリーム部室のベンチに一人座って、
決勝戦までの数時間を過していた。
手首の腱が白く浮き上がるほどに拳を握り締め、硬く、きつくバンテージを巻いてゆく。
その拳には、指の関節ごとに大きく瘤のように盛り上ったタコが出来ている。
数ヶ月前に知り合った、武下という男から学んだ特訓の成果である。
グローブも何も着けぬ素手の拳で、重いサンドバックをひたすら突く。
手の皮が破れ、どんなに出血しようと、突く。
『お前の突き方は、まだ女のパンチだな。
俺が手本を見せてやる』
そう言うと、武下はサンドバックの前に立ち、素早く拳を突き出した。
どちらかといえば、小振りのストレートパンチのように見えた。
・・・バシン、というくぐもった音が響き、一拍置いてから
サンドバックのキャンパス布地に出来た裂け目から、サラサラと砂がこぼれ始めた。
『いいか、インパクトの瞬間には絶対に間接を曲げるな。
拳から肩までが一本の棒だと思え。
そしてどんな硬いものでもこの拳で貫けるとイメージしろ』
問題を起こして退学処分となった武下であったが、
彼流のトレーニングは徹頭徹尾実戦向けで、松子の目的にはうってつけの教師であった。
松子は、初めて会った時から池澤夏美を憎んでいた。
・・・その一見すると美少年のような、野性的な美形も、
・・・新体操部の時にはさぞかし男受けしたであろう長身グラマラスな肢体も、
・・・いつも高みから見下ろすような澄ました態度も、
・・・男に媚びることを嫌って孤高を気取る癖に、
何かというと弟を呼びつけるその甘えた根性も・・・
『ちゃらちゃらした新体操部から来たくせに、何を偉そうに!
その男受けする体をボコボコにしてやる!!』
以前所属していた女子柔道部の時にそうだったように、
いけ好かないヤツはシゴキ上げて追い出す。
・・・結局その陰湿な性格が強制退部の原因であったのだが、
容姿から態度まで全てが松子と正反対の夏美とは、とても同じ部活内で付き合えそうに無かった。
松子は、エクストリーム部の練習試合にかこつけて、夏美を徹底的に叩きのめそうと考えた。
柔道から入った松子は、とにかく相手の足を狙い、突進してマウントポジションを取る。
後は顔面なり、ボディに集中的に拳を振り下ろすだけである。
そんな力技一直線の松子に対して、
夏美は総合格闘技について天性のセンスを有していたようで、
軽やかな身のこなしと、長い脚を生かした蹴り技で立体的な闘いを繰り広げた。
・・・その結果、練習試合で常に負けるのは、松子の方であった。
父親もプロボクサーという松子にとって、真剣格闘技のなんたるかも知らぬ夏見に勝てない
ということは、アイデンティティの喪失を意味していた。
『岡島さんは力押しばっかりで、反射神経と基礎体力に欠けるわね』
夏美に嘲笑するように言われ、松子は怒りと憎しみで目がくらみそうだった。
腹立ち紛れに、夏美のウェアや制服を部室のロッカーから盗み出して捨てたり、
引き裂いたりしたが、
そんなことをしても自分が格闘技でも夏美に劣るという事実を覆すことにはならない。
さらに追い討ちをかけたのが、部長選出での敗北である。
夏美の華麗な技に憧れて、中等部の女子が集まるようになっていたエクストリーム部であるが、
夏美は寸止め主体の、よりスポーツ的な活動への路線変更を提案した。
一方、松子は断固として真剣勝負本位の格闘技としての活動を堅持するよう主張した。
その上、ヘッドギアプロテクターすらも着けるべきではない、とまで言い切った。
『・・・部員が怪我をしても良いっていうの? 随分と勝手な言い草ね』
『・・・怪我をしたくなけりゃ、こんな部活にこなきゃいいんだ。
誰かさんの御陰で、随分と生ぬるくなっちまったけど、
アタシが部長になってエクストリーム部を叩きなおしてやる!』
すでに、夏美も松子への嫌悪感を隠そうとはしなかった。
冷え冷えとした眼差しで、松子を睨みつけた夏美は言い切った。
『・・・・・・だったら試合で決めない?
ご希望どおり、プロテクター無し、グローブだけでいいわ。
なんなら、グローブも無しで、素手で勝負してみる?』
松子はその提案にすぐさま乗った。
さすがに素手は危険なので、顧問の教師が止めさせた。
今度こそ、池澤夏美に引導を渡してやる。
部員や入部希望者が見ている前で、
夏美を這いつくばらせ、その無様な様を晒し者にしてやる、松子はそう意気込んだ。
これまでの練習試合や観察で、松子は夏美のファイティングスタイルを見切ったつもりでいた。
その長身を生かして、リーチの長いハイキックを繰り出し、相手を間合いに入れない。
・・・それはおそらくボディが弱いからだ、と松子は読んだ。
確かに、女としては広い肩幅や、筋肉質な腕や太股からは、
雌豹のような強靭さをうかがわせる夏美の肢体である。
一方、そのグラマラスな胸や腰を強調するように、彼女のウェストは細く薄い。
あの抱き締めれば折れてしまいそうなウェスト周りには、筋肉なぞ全く無いだろう。
そんなふにゃふにゃの腹に、拳をねじり込んでやる。
ゴングが鳴り、松子は遮二無二夏美の懐に飛び込もうとした。
間合いに入った松子を、夏美はアッパーカットで突き上げようとした。
その腕を、なんとかひざを落としてかいくぐった松子は、
渾身の右ストレートを、がら空きの夏美の鳩尾に叩き込んだ。
・・・・・・グローブを嵌めた拳が、柔らかい肉に沈む感覚を期待していた松子は、
まるで木を殴ったようなその手応えに驚いた。
唖然とする松子をあざ笑うかのように、夏美は悠々とテンプルへの一撃で松子をマットに沈めた。
『なんなんだ、あの腹は・・・シングレットの下の腹に、
何か防具でも巻きつけてるんじゃないか・・・』
試合に負け、夏美が部長になっても松子はあの手応えが納得出来なかった。
そしてついに、場外での私闘で恨みを果たそうとした松子は、さらに驚く羽目となった。
夜陰に乗じて夏美に襲い掛かった松子は、グローブも何も着けぬ素手の拳を、
制服のブラウスの上から夏美の腹に叩き込んだ。
攻撃的なまでに突き出した夏美のバストの真下、まさに急所である鳩尾の位置に、
松子の右拳は見事ヒットした・・・
『・・・!い、痛ってえッ!!』
じーんと痺れるような感覚が、松子の拳から肩までを奔った。
夏美の腹部は、
まるで硬質ゴムで覆ったヒノキ材のような、底知れぬ堅さを秘めていた。
一方、腹を殴られた筈の夏美は、全く平然としている。
夏美と、一緒に居た彼女の弟によって、松子は瞬く間に返り討ちにあって悶絶した。
『一体どういう身体してんだ、池澤のヤツは・・・コルセットでも巻いてるのか?』
夏美は部室で着替えないため、松子は彼女の裸体を見ることはなかった。
ようやくその疑問が解けたのは、たまたま一緒になった水泳の授業の最中であった。
複数のクラスの女子が、屋内の50mプールで背泳のタイムを計っていた。
先に終わった松子は、タオルを肩に掛け、漫然としてプールサイドで時間を潰していた。
と、その時、
『あれ見て!・・・池澤さん、かっこいい!!』
待機していた女子の間から、どよめきのような歓声が挙がった。
ハイレグカットの競泳水着を着た池澤夏美が、そこに居た。
グラマラスでありながら、長い手足は筋肉質に締まっており、さらに加えて9頭身172cmの長身。
確かに、外人モデルのような見事な完成度を誇る肢体であった。
その夏美が、見事なフォームで水を切って泳いでいる。
『けッ、いい気になりやがって・・・ん? なんだ、あの腹は!
一体、どんなトレーニングやったら、あんな腹を作り込むんだ?』
松子は心底驚いた。男でもまずそうは居ないだろうという程に、夏美の腹筋は鍛え上げられていた。
夏美が水を切って左右の腕を振り上げる度に、その6つに割れた腹の筋肉は、力強く形を変えてうねる。
プールから上がった夏美を見れば、濡れて身体に張り付いた水着の御陰で、
その逞しい腹筋の凹凸がよりくっきりと観察できた。
・・・確かに、池澤夏美は、ウェストにコルセットを嵌めていた、
だが、それは、鍛え抜いた筋肉のコルセットであったのだ。
『くっそぉ・・・あの腹を責めぬいて、
池澤をゲロまみれにしてやったら、さぞかし気分がいいだろうな・・・
しかし半端な打撃じゃ、あの腹筋には勝てないな・・・』
ちょうどその頃、松子は武下という退学した3年生と偶然知り合った。
聞けば、夏美に騙されて退学する羽目になったという。
『アイツは、あのムチムチした身体で、男をその気にさせといては
弄んでポイと捨てるんだ。
俺も一時期池澤と付き合ってたんだけど、飽きちまったら口も利いてくれなくなってさ・・・
電車の中で話しかけようとしたら、痴漢に仕立て上げられてこのザマさ』
外面の良い夏美のやりそうなことだ、松子はそう思った。
退学して特にやることも無い武下は、松子の父親が経営するレスリング道場に通い始めた。
もともと男子拳闘部のミドル級エースだった彼は、松子の相談に乗ってくれた。
聞けば、池澤夏美に恨みを持つ男は、あと2人居るという。
続く
>>125-133 みんなの妄想力、オラに分けてくれ!w
まあ、凌辱とかその辺はシチュからも外れるし、
もしやるなら試合の後ですかね
とりあえず、夏美に止めを刺すのは松子になる?w
>>139 GJ!
俺も崩壊寸前まで追い込まれた夏美の腹筋を松子がボコボコにする様を見たいww
↓以下妄想
腹部を嬲りに嬲られ、言葉を継げない程弄ばれつつも必死に許しを乞う夏美。
そこに弟君が戻ってくる。
愛しのお姉ちゃんが嬲られる様をみて逆上、突貫するも瞬速で返り討ちw
手も足も出ずにボコボコにされる弟君を助けようと、何故こんな事をするのかと問う。
そこで松子の陰謀を知るのだった!
丁度、間もなく試合の時間になるという頃になり、失神した弟君を人質にする武下's。
「試合を楽しみにしているぜ」と言い残し去っていく武下'sに追い縋る事すら出来ないダメージを負っていた。
それでも、弟の身と、松子への怒りで試合に強行出場する夏美。
ニヤニヤと怒りを煽る松子に、夏美は必殺の意志を固めるのだった。
ところが、試合開始直後、男達に嬲り抜かれ感覚も失いかけてる様な状態な夏美の腹筋めがけ、松子が目にも止まらぬ速さでスピアー!
胃液を撒き散らし「くの字」の体勢のままダウン。そのままマウントポジションを取られる。
松子のパンチなら腹筋のみで大丈夫との先入観で咄嗟に顔をガードする夏美。
そして、平時でも夏美の腹筋を突き抜けてダメージを与える事が可能になった松子のパンチが、弱りきった夏美の腹筋を打ち砕く。
夏美を一撃で戦闘不可能に陥れた松子は、それだけで満足せず、レフェリーが止めるまで十数発も打ち込んだのだった。
そういして、夏美の美しく鍛え上げられた腹筋は完全に崩壊したのだった。
夏美の顔は涙と鼻水と胃液にまみれ、白目を剥き舌はだらしなく垂れていた。
下半身も完全に弛緩し、失禁どころか汚物もひり出す有様だった。
その後の夏美は以前の勝気な部分は消え去り、弟の影で怯えて過ごす様になる。
服装は特に腹部の露出が減り、大人しい格好になった。
腹部を触られる事が恐怖となったらしい。 痴漢に腹部を撫でられた時には恐怖のあまり失禁していたほどだ。
……こんな感じでil||li ○| ̄|_ il||l
>>140 おー、こりゃぐっとクル展開ですなw
多謝です
さあ後日談やら何やら、
その他新しい腹責めシチュも、
みんなで妄想を連打連打で叩き込め!ww
スカは余所行ってやってくれ。
専用のスレあるから
弟には最後までバレない方がいいな。試合以降も松子や武下にいじめを受けるものの隠そうとして表面上はいつも通り強気。
部活も筋トレも続けてて相変わらず強いけど腹への攻撃は過敏に反応して強引に避ける。
フェイントにもあっさり引っかかる。
腹を触られたくなくて人混みなんかには入れないし猫背気味に。
あと失禁ネタで、いつお漏らしするかわからないから、替えのパンツとおむつがわりのナプキンをいっぱい常備。みたいな。
決勝が始まるまでは、痴漢として突き出したことを強引に武下に謝罪させたり精神系がいい。
謝るまで二人がかりで押さえつけてうどん捏ねるみたいに足で踏みまくる。
でも謝りたくてもしゃべると腹筋の力が抜けてガードできないから無理。
部活辞めて腹筋が割れなくなるとか
内臓破裂で透析やら人工肛門が必要になるとかは以降の腹責めができなくなるから寂しい。
決勝戦で大々的に醜態をさらすのは賛成。
以上妄想
>>142 スカが目的ではなく、腹責めの結果として有り得る事態の最も恥ずかしいと思われる事として書いたんで…。
ある程度広い心で見ないと書いてくれる人にも制限かける事になるから、嫌ならスルーの方向でいこうぜ。
>>141さん的に後日談まで書いてくれるようなので、
>内臓破裂で透析やら人工肛門が必要になるとかは以降の腹責めができなくなるから寂しい。
というのには全面的に賛成。
>>138 続き
聞けば、池澤夏美に恨みを持つ男は、あと2人居るという。
まず一人めは、高等部2年の
高田剛健。
男子サッカー部でゴールキーパーを務める彼は、
卒業後はプロ転向への勧誘も受けていると言われるほどの腕前を持つ。
180cmの堂々たる逞しい体格を誇るが、
反面まるで売れっ子ホストのような甘いルックスの持ち主でもある。
当然、彼は中等部から高等部にいたるまで全学園の憧れと羨望の的であり、
高田に身も心もささげ尽そうという女子は、それこそ100人単位で掃いて捨てる程、居た。
・・・そんな入れ食い状態の高田であるが、
彼にとって真の意中の相手とは、なんと池澤夏美であった。
しかも、高田は夏美と小学校の同級生であったという。
そして彼女に交際を求めた高田は、あろうことか、
『・・・高田、あんた自信過剰過ぎ。
キモいから、あたしの半径10m以内に入ってこないで』
と夏美から冷たく切り返され、手酷い失恋を味わった。
・・・以来、成績も上がらず、プロ勧誘の話も立ち消えになってしまったという。
内心、密かに高田に憧れていた松子は、
この話を聞いて夏美への怒りと憎悪が一層燃え上がった。
もう一人は中等部3年の金本彰である。
彼は未だ15歳ながら190cm近い巨漢で、柔道部に所属している。
以前は女子柔道部に居たので、松子は彼を良く知っていた。
妙に小さく見える頭と、大きな口元、さらに全身がやけに毛深いおかげで、
『ゴリ金本』
と陰で呼ばれていた。
その巨体から生み出されるパワーと、執念深く根に持つ性格のおかげで、
柔道部の上級生達も、金本には一目置いていた。
もしも。本人の目の前でゴリ金本とでも呼ぼうものなら、
練習にかこつけて肋骨をへし折られかねないからである。
金本は、学園の中等部においてはいわゆるリーダー格の存在であったが、
その魁偉な風貌と乱暴に過ぎる性格から、女子には疎んじられていた。
ある日金本は、同じクラスの影の薄い少年が、昼休みに屋上で、
高等部の女生徒と仲睦まじく弁当を食べている光景を見かけた。
・・・それが、池澤夏美と健太郎の姉弟であった。
一目で金本は、2年上の夏美の虜となった。
健太郎を通じて、なんとか夏美に近づこうとした金本であるが、
肝心の彼女の方は全く眼中に無い様子だった。
気を引こうとする努力が悉く徒労に終わった金本は、彼の取り巻き連中が見守る中、
業を煮やして直接夏美に交際を申し込んだ。
・・・夏美の答えは一言、
『・・・問題外。消えて』
という至極単純直球な拒絶であった。
面子を潰され、意気消沈した金本であったが、
さらに追い討ちをかける事件が起こった。
ある日の休み時間、彼が中等部の教室で取り巻き連中とたむろしていると、
なんとその場に鬼のような形相の夏美がやってきた。
『金本クン、話があるんだけど?』
すわ何事か、といささかの期待を込めて振り返った金本であったが、
次の瞬間、その頬に強烈なビンタを食らった。
呆然とする金本を残し、夏美はさっさと教室を出て行った。
・・・ヒソヒソと忍び笑いを漏らす女子、
きまり悪そうな、それでいてどこか軽蔑した表情の取り巻き達の中で、
金本はなぜ自分がこんなにも理不尽な仕打ちを受けねばならないのか、
怒りと疑問がふつふつと湧き上がってきたのであった。
爾来金本は何をするにも集中力を欠く有様で、
元々出来が悪かった勉学はさらに成績が下がり、
部活もちょくちょくさぼるようになってしまった、という。
・・・実際の事情を知らずに、武下から聞かされた範囲でのみ
全てを判断した松子は、ほとんど殺意に近い憎悪を夏美に抱いた。
性格や体型が似たもの同士だけあって、松子は金本と通じ合うところがあった。
・・・少々見た目は悪いかも知れぬ。だが付き合ってみれば、なかなか義理堅い
ところもあり、金本もそれなりの好漢なのだ。
なんという高慢な女か、松子は思った。
さらに松子が生理的に我慢ならぬのは、夏美が弟の前では
デレデレとした態度を取る事であった。
モテる癖に、夏美は男に媚びることを嫌う。
しかし弟・・・松子の闇討ちを失敗させた、あのひ弱そうな弟である・・・
の前では、夏美の態度も一変する。
松子も、夏美が実弟と、如何にも仲良し姉弟といった雰囲気で
昼休みに屋上で弁当を分け合って食べている現場を覗き見したことはあった。
だらしなくボタンを外した制服のブラウスや、
ふざけた短さのスカートからは豪快に下着が覗いているが、
肉親の前であるためか、夏美はいっこうに頓着せぬ様子であった。
そして、普段のとり澄ました態度からは想像もつかぬほど
夏美はきゃらきゃらと笑い、そして良くしゃべっていた。
・・・それだけではない。夏美は部活にまでしょっちゅう弟を呼び出しては、
筋トレやスパークリングの手伝いをさせていた。
部活が終われば、体育館の空いたバスケットゴールで、
弟相手にワン・オン・ワンをやっていたりした。
弟も美形の姉を内心得意に思っているのか、
嫌そうな素振りを見せつつも、決して夏美の命令に叛かない。
休日ともなれば、そのスタイルの良さを誇示するかのように
忌々しくも露出の多い服を着て、
弟を引き連れて買い物に出掛ける姿も松子は度々見かけた。
・・・いい年にもなって、姉弟間でお互いに甘えあうその姿は、
松子に耐え難い嫌悪感を与えた。
何かといえばすぐ殴る年の離れた兄を持つ松子にとって、
仲の良い兄弟なぞ想像もつかなかった。
・・・・・・ようするに池澤夏美は、
高慢なナルシストで、
容姿で人を見下し、
気紛れに男の純情を踏みにじり、
おまけに胸糞悪くなるようなブラコンという、
どうしようもなく気持ち悪い女なのだ。
松子は、夏美に復讐を誓った。
武下・高田・金本達も、出来ることはなんでも協力するという。
あの美しく鍛え上げた、夏美の腹筋に思う存分拳をねじ込み、
引き締まった腹全体に、どす黒い拳の痕を刻み込んでやる。
きっと目に涙を浮かべて、胃液を吐き散らしながら腹を押さえてのた打ち回ることだろう。
だが、失神など決してさせない。
無理やり立ち上がらせ、羽交い絞めで手足の自由を奪い、
どこまでも腹を責め抜いてやる。
そしてその惨めな様を、晒し者にしてやる。
松子は、ひたすら打撃力の強化特訓に明け暮れ、チャンスを待った。
そして代表選考会の決勝戦である今日こそ、その日なのだ。
特訓の成果も、十分確認している。
決勝に至るまでに戦った他校の女子エクストリーム部員は4人。
その全員を、松子は、腹への一撃で沈めた。
・・・鳩尾に拳をえぐり込んだ一人は、派手に嘔吐して失神した。
・・・臍のやや上を拳で深く突き上げた一人は、白目を剥いて口から泡を噴きながら倒れ、
必死に腹を押さえてびくびくと痙攣していた。
・・・腹の真ん中、ちょうど臍の位置にストレートを決めた一人は、
松子が拳を引き抜くとその痕が陥没していた。
手負いの野獣のような呻き声を洩らし、悶絶して起き上がることなぞ出来なかった。
・・・臍のやや下に拳をめり込ませた一人は、
土気色の顔で両手で腹を押さえてうずくまり、そして前のめりに倒れた。
必死に立ち上がろうともがくものの、足はむなしく床をかくばかりであった。
そのうち異臭が立ち込め、どうやら相手は失禁してしまったらしい、と判った。
続く
あ〜、キリのイイとこまで書けんかった
しばらく書けんちゅうのに
>>140, 142, 143, 144 さン
まあ、エロパロ板でも有数のピンポイントなフェチシチュだしw、
仲良くやってきましょうや
自分、このシチュに関してははじめのほうに出てた女戦士SSが
シンプルにしてベストだと思ってるんで、
後は他のシチュと合わせ業で工夫するくらいしかないかなって思ってます
tp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1119139551/
とか、
tp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152028736/l50
とか、
tp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150293749/l50
なんかのシチュは、腹責めと馴染みが良さそうww でつね
質問。
激しく嘔吐したり執拗に連打したり内臓破裂したりとか殆どないライト(?)な展開はアリでつか?
漏れもハードなのはちょと苦手で自分で書くのはライトな物ばかりになるので……(´ω`)
>>149 GJ!
無理せず頼むぜ!
>>150 内容にも寄るとは思うけども。
とりあえず、スレ違いなモノでなければ大丈夫だとは思う。
とりあえず投下だ(゚∀゚)b
>>148 おまけの続き
松子が反則スレスレの打撃で、試合を制してゆく様を、
夏美は険しい表情でじっと注視していた。
ついに4人目を沈めた後に、夏美は松子に近づき、睨みつけながらゆっくりと言った。
「岡島さん。次からはリングに上がれないようにしてあげるわ」
「・・・へぇ、そうかい。じゃ楽しみにしてるよ」
『ふ、寸止めばかりの優等生が・・・その言葉、そのまんまアンタに返してやるよ』
松子は決勝戦で夏美が惨めにマットに倒れる光景が、目に浮かんだ。
丁度松子が両の拳にバンテージを巻き終わったところ、
背後のドアを荒っぽく開けて、
そろいのウェアを着た数人の少女達が、部室に雪崩れ込んできた。
「おい、岡島ってのは、お前か?」
最も背が高く、いかにもリーダー格然とした少女が、男口調で松子に問い質した。
振り返って見上げれば、髪を短く切りそろえた、凛とした印象のボーイッシュな美少女である。
しかし、そこに居並ぶ皆一様に表情が険しい。
「・・・ああ。アタシが岡島だけど、何か?」
その言葉を聞くやいなや、その美少女は松子の肩をつかんで声を荒げた。
「僕は、昨日お前が倒した、蒙総女子高エクストリーム部の部長の山上薫だ。
・・・お前が腹を殴ったウチの一年はな、内出血で病院に運ばれたんだぞ!」
「・・・・・・ほお、そりゃお大事に。ププッ」
松子は、わざと相手を煽るような態度で応じた。
山上薫と自己紹介した少女は、下はスパッツ、
上はTシャツの上から校章の入ったジャージを羽織っている。
Tシャツの裾は胸の下で結び、鳩尾から臍までの引き締まった腹をむき出しにしていた。
その腹は、うっすらと割れている。
『・・・ほォ・・・池澤ほどでないけど、こいつ結構腹は鍛えてるみたいだな・・・』
「おいッ! なんだその態度はッ!! 何か言うことぐらいあるだろう!!!」
「・・・なんだよ? 怪我することぐらい判ってて、こんな部活やってんだろう?
こっちも忙しいんだから、さっさと出て行ってくれ」
掴まれていた肩を振りほどくと、松子は怒りを露にしている薫に背を向けた。
するとほとんど掴みかからんばかりの勢いで、薫は詰め寄った。
「・・・・・・ふッ、ふざけるな!!
謝ることくらい、出来ないのか、このゴリラ女!!」
松子は、じろり、と肩越しに振り返った。
そしてその凶悪な面相に、不気味な笑みを浮かべた。
「おい、何か言え・・・」
薫がいい終わらぬうちのことであった。
振り返りざま、松子はその特訓で作り上げたタコだらけの右拳を、
素早く下方から突き上げるように、彼女のむき出しの腹に叩き込んだ。
どムッ、という鈍い音が部室に響いた。
薫の鳩尾のやや下にヒットした拳は、格闘少女の腹筋の防壁にぶつかる。
・・・インパクトの瞬間、武下が教えた通りに、
手首、肘、肩、全ての関節に力を込めて真っ直ぐに伸ばす。
腹筋を押分けるように、松子の拳が薫の腹にめり込んでゆく。
もはやサンドバッグを破る程までに鍛え上げた松子の拳にとって、
この程度の腹筋を打ち抜くなぞ、造作も無かった。
・・・全ては一瞬の間の出来事である。
「・・・・・・あ、あれ・・・」
まるで驚きに目を見開いたかのような、間の抜けた表情で、薫は自分の腹部を見下ろした。
松子の拳は、彼女の腹にほとんど手首まで埋まっていた。
ぽかん、と空けた薫の口の端から、黄色い液体がつつーッと零れはじめた。
「・・・・・・うッ・・・うッぐうッ・・・うげッ、げッ、げぷァあッ!!」
搾り出すような呻き声をあげて、
薫は、次から次へと、その瑞々しい唇から吐瀉物を零し始めた。
松子は、ゆっくりと体重を乗せた拳を引き抜くと、
指の形までわかるほどのドス黒い痣が、滑らかだった薫の腹に刻み込まれていた。
白目を向いて、薫はどう、と倒れた。
悲鳴を上げて部員達が駆け寄る。
『よーし、本番前のウォームアップは上々と・・・』
腹を押さえ、自分が吐いた胃液まみれになって倒れ伏した薫には目もくれず、
松子はその場を悠々と立ち去った。
続く
(ようやくキリがいいトコまで書き終えた・・・)
GJ!
さぁ、腹責め本番パンツ一丁で待ってる(*゜∀゜)=3
やっぱりここのスレ的には、
★責めは(内臓破裂とかまで行かないまでも)ハード志向で、
★ヒロインはなんらかの勝負に負けてズタボロに責められる
ってのがイイのかな?
ヒロインが責め手に逆襲するとかは無し?
>>155 スレ的に嘔吐まではハードだと思ってない節があるw
やっぱり何かしらの理由付けってのは、あった方がアクセント。
単発で何の説明もなく「辻腹部暴行魔」的な話じゃ今ひとつ味気ないしw
あと、立場逆転ってのも悪いアイディアじゃないと思う。
投下よろしくw
157 :
シコルスキー:2006/07/14(金) 08:54:32 ID:nvkj3kiq
あー、本物殴りてぇ・・・
でも、やったら一発で逮捕。
もし、内臓が破裂したりなんかしたら
殺人未遂???
当たり前だろwww
もし電車に座ってて前のつり革に柔らかそうな腹したヘソ出し女なんか座ったら…
汚い話だが、今下痢でなw
こんな時腹責めされたら逝く気がしてるwww
腹責めって、シチュエーションじゃなくて、拷問の手段なんだよな
だからどんな経緯で、腹責め拷問に至るかってのが結構難しいね
戦隊モノとかとは相性よさそうなんで、
>>117 の続き希望
あと、逆のシチュで、
悪の組織の女幹部を、正義の味方が腹責めしまくるってのも
出来たら希望ww
漏れは松子の非道卑劣振りにブチ切れた夏美が、松子を再起不能になるまで叩きのめす大逆転劇をキボンヌ……(´・ω・)
でも松子がボコにされててもあまり萌えないなあ
きれいで強くて優しいお姉ちゃんが
ズタボロに腹を責め抜かれた上に醜態を晒す
って暗黒展開がいいのかやっぱり
そりゃ不細工がボコされるより、綺麗な女性とか可愛い娘を攻め抜いた方が萌えるジャマイカ。
すばらしいSSだねえ。
キャラの挿絵とか欲しいが、脳内でも十分だな。
>>脳内でも十分
どんなビジュアルイメージ?
どうもオレは想像力が足りんでいかん
>>33を見て
純情不良娘が男に惚れて告白。
OKを貰ったので族脱退を決意。
脱退条件の「ボコボコにされる」を受ける事になる。
ところが、他のメンバーは彼女を疎ましく思ってた奴に取り込まれていた。
羽交い絞めにされ、鍛えた腹筋を集団で責め抜かれる。
必死に耐えていたが、幾度となく嘔吐させられる。
そして、不良娘が付き合う事になった男に惚れていた奴が、子宮の辺りを殴ると予告。
「ここをボコボコにされたら子供が産めなくなる」
などと脅され、必死に許しを乞う不良娘。
しかし、嫉妬と恨みを込められた拳が下腹部へと吸い込まれていた……。
そんな妄想。
>>166 禿しく同意。
逆に松子に卑劣の極みを期待する。
夏美の弱った腹を集中的に狙うのは勿論のこと、
夏美の弟を人質にとる、夏美の足を踏んづける、
松子のグローブの下にメリケンサックを隠す、
松子の仲間が客席から夏美の目にレーザー照射、
さらに審判は既に松子が買収済み、などなど。
>>163 土壇場で、夏美が松子を1発逆転KOする、
ってのはアリだね。当然、試合終了後には、
松子達の苛烈な腹パンチ報復が待ってるわけだw
ああ、俺バッドエンドとかダメな人だからそういうの耐えらんね……orz
何かしら救いが欲しい。最終的に夏美が酷い目にあったとしても、松子やその手下が最後には二度と健全な社会生活出来なくなる位の制裁が加えられると嬉しい。
話の流れからすると夏美は松子に負けない性悪女に見えるんだけど
この話だと、ツンデレは反吐が出る! そういうことですね。
>170
凶器はあまり好きじゃないからね・・・
グローブに仕込んで腹へのダメージを増すのはいいが、レーザーなど顔まで凶器はちょっと。
例えば暗黒BADEND妄想
すっかり腹責めがトラウマとなってしまった夏美。
以前とは変わって、露出の少ない服を着るようになってしまった。
ところが、武下達に呼び出され、
「おい、いつものやるから、腹を出してみろ」
と言われると、震えながら制服の裾をまくりあげ、スカートをずり下げて
その鍛えた腹をむき出しにしてしまう。
「今日はどこまで我慢できるかな?
吐かずに50発耐えたら、あっちの方は許してやる」
と武下が腹責め宣告。松子に羽交い絞めにされ、次々に鉄拳を
腹に叩き込まれる。
必死に耐えるものの、結局48発目くらいで嘔吐してしまう夏美。
「しょうがねえなあ、じゃあお仕置きだ」
と、今度は輪姦される夏美。必死に中出しを拒むものの、
「なぁ〜に、出来ちまったら俺の鉄拳で堕ろしてやるよ」
とせせら笑われ、容赦ない膣内射精。
「この腹の中で、俺の子種が元気に泳いでるんだなぁ」
と武下に下腹部を撫で回され、恐怖と絶望感で失禁する夏美・・・
なんてのは黒すぎますかね?
175 :
110:2006/07/18(火) 10:07:24 ID:ht1XYWJv
「な!」
反射的に身構えたイーピンクに、怪人は愉快気に、人質の映像を指差した
【少しでも抵抗をすれば、お仲間の命は無いと思え】
無言でそう言っているのだ。
「く・・・」
構えを解き、唇を噛む隊員。
「ハハハまずは、ボコボコになりな! やれ お前達!!」
怪人が、指を鳴らすと、
揃った甲高い叫び声とともに、
戦闘員たちが、無抵抗のイーピンクに
襲い掛かった。
「イーッ!」
甲高い叫び声をあげ、イーピンクの腹を蹴り、背を蹴り、頭部を殴り、腕を掴んで振りまわし
やられたい放題のイーピンク。
だが、戦闘員の攻撃のどれもが、バトルスーツに
かすり傷さえ付けることは出来ないでいた。
台風の中のマッチ棒のように、翻弄されながらも、
優秀な戦闘スーツは外側から加えられる衝撃を吸収し、跳ね返し中の隊員を保護する。
隊員は、改めて、自身を包むバトルスーツに感謝をした。
(とにかく今は時間を稼いで・・・)
176 :
110:2006/07/18(火) 10:10:46 ID:ht1XYWJv
「イー! イー!」
攻めあぐねているのか、しだいに戦闘員の攻撃の手が弱まった頃、
ふいに、肩が外れる程強くつかまれた。
イーピンクが、驚き振り向くと目前に緑の怪人がいた。
(何時の間に!?)
次の瞬間、怪人はメロンのようなゴツイ拳でイーピンクの腹を殴りつけた。
予備動作も無い、怪人のハエを払う様なその動きだけで、
45キロの体が、軽々と弾き飛ばされる。
「うぐぁ!!??」
身体を、くの字に体を折り曲げ、イーピンクはフロアの隅まで、吹っ飛んだ。
背中を、コンクリートの壁に激しく打ちつけ、苦しげなうめき声を吐き出す。
息が詰まる激痛に、意識が遠のいた・・・
「ぐううううう、あぁ・・・」
怪人の、ただの一発は、戦闘員達を圧倒していたイーピンクを完全に打ちのめしてしまった。
壁に背をつけたまま、ズルズルとその場に膝を立て、
前のめりの倒れ込んでしまう。
ダンゴ虫のように身体を丸め、腹を押さえてピクピクと痙攣するイーピンク。
「ん・・・むぅ」
顔は、ヘッドギアに覆いかぶさり、見えない。
だが、丸めた背が、激しく震えているのを見れば正義の味方が苦しみ、
窮地に立たされていることは、誰の目に見ても明らかだった。
>>153続き
(流れ的には
>>123続き)
夏美が武下と対峙している間に、
最初に夏美に飛び掛かった巨漢が、シャワールームの奥でのろのろと起き上がった。
・・・やけに毛深いその大男は、顔面に喰らった夏美の強烈な肘撃ちのおかげで、
覆面の下半分は血で染め上げられている。
もはや呼吸の邪魔でしかないその覆面を脱ぎ捨てると、折れた歯が2,3本、ぽろりとこぼれた。
男の口と鼻の周囲は、凝固しかけた血でべっとりと覆われている。
ずきずきと痛む口元を押さえ、男は、シャワールームの出口扉付近に視線を向けた。
素晴らしく均整の取れた、全裸の肢体が、目に入った。
・・・格闘技に通じた女らしい幅広の肩から背の半ばまで垂れた、絹のように艶やかな栗色の髪。
・・・持ち主の勝気な性格を象徴するかのように意気揚々と隆起した、Hカップのバスト。
・・・引き締まって張り詰めた、なめらかなヒップ。
・・・しなやかで強靭な筋力を秘め、力強い曲線美を魅せる太股と、そのすきまにけぶる濡れた繊毛。
・・・・・・男が夢の中で汚し尽くし、責め抜いた池澤夏美の裸体の実物が、そこに在った。
痛みすらも忘れ、男の息と鼓動が荒くなる。
隙を伺いながら、男は中腰になって、注意深く夏美の背後に忍び寄った。
彼女の背中越しに、男は武下の様子を確認した。
あの武下でさえも口元と鼻から血を垂れ流しているが、
どうやら流石に夏美も武下相手では無傷とはいかなかったらしく、
良く見ればその左手をぎゅっと腹の半ばに押し当てている。
・・・ふと、男と視線が合った武下は、そのふてぶてしい面相に微かな笑みを浮かべた。
夏美が背後の気配に気付いて振り向く寸前、
「・・・ほれッ!!」
という武下の掛け声を合図に、男は夏美に背後から組み付き、
その丸太のような腕を、彼女の豊かな胸としなやかな首筋に廻してがっちりホールドした。
「きゃッ! はッ、離してよッ!」
瞬時にして巻きついた男の腕の異様な感触に、勝気な夏美も思わず悲鳴をあげてしまう。
万力のように締め付けるその腕を必死に振りほどこうとして、夏美は激しく身を捩る。
だが、男も暴れる夏美を抑え込もうと、その毛深い腕を素早く夏美の両脇に廻して
堅く羽交い絞めにする。
さらに動きを封じるために、その分厚い胸板と腹で抱え込む。
その様は、まるでしなやかな雌豹を組み敷こうとする、発情した巨大な類人猿の牡、
といった風情である。
卑劣な襲撃者の素顔を確認しようと、夏美はなんとか首をねじって振り返った。
「かッ、金本クン! なんでこんなバカな真似・・・」
この巨漢もまた、夏美が知る人物であった。
健太郎と同じクラスの柔道部員で、夏美に夢中になるあまり一時はストーカーまがいの奇行に走っていた。
揚句の果てには、手下達を引き連れて帰宅途上の夏美を取り囲み、一方的で脅迫めいた交際を強要した。
夏美がきっぱりと断ると、今度はその憂さ晴らしに、金本は健太郎に暴力を振るい始めた。
ある日、選択体育の柔道の授業時に、健太郎は金本から何度も背負い投げを決められ、
しまいには頭からわざと落とされて、軽度の脳震盪で保健室に運ばれた。
慌てて駆けつけた夏美は、弟の口から事の次第を聞き取ると、
早速教室に出向き、卑劣な下級生に強烈な往復ビンタを喰らわせた。
だが、その後も健太郎へのいじめは続いている。
その証拠に、近頃夏美の下着がいつの間にか無くなったり、
また着替え姿をこっそり健太郎が覗くようになった。
夏美がいくらきつく問い詰めようとも、健太郎は謝るばかりでなかなか全てを話そうとはしない。
姉として、弟の性格を熟知している夏美は、如何に色気づこうとも、
気弱な健太郎が自らそんな行為に及ぶ事は無い、と知っている。
しかし、無くなった下着の行方も、デジカメのメモリー内に見つけた夏美の下着姿も、
金本のいじめと脅しが原因であることは間違い無かった。
事実、こっそり弟の後をつけた夏美は、
なにやら入った紙包みを、金本に手渡す健太郎の姿を目撃したのである。
・・・父親に相談する前に、まずは姉としてきっちり諫めようと思っていた矢先であったが・・・
「ひけはわひぇんはい、ひょうわ、ほことんすひあってもらいまひゃ!
(池澤先輩、今日はとことん付き合ってもらいますよ!)」
憧れの、しかも全裸の池澤先輩を羽交い絞めにして、金本は吼えた。
折れた歯と血が詰まった鼻のおかげで、不鮮明な発音が一層不気味である。
「ちよっ、どこ触ってんのよッ! い、嫌ぁッ!!」
夏美のプライド・・・武芸をたしなむ女としてのプライド、
弟を見守る姉のプライド・・・そんな様々な矜持の中でも、
未だ誰にも許したことのない、この身体の純潔にかけるプライドはまた別格である。
その大事な乙女の素肌を、いとも気安く蹂躙しようとする金本の肌の感触を、
夏美は心底おぞましいと感じた。
・・・彼女のなめらかな背中に当たる、じゃりじゃりとした胸毛と腹毛の感触、
・・・良く鍛えた大胸筋に支えられ、見事な弾力と艶を魅せる両のバストを
無思慮に押しつぶす、カーペットを巻き付けたように毛深く、野太い腕。
・・・白く艶やかな尻の、密かな谷間に押し付けられた卑しい男性器の、総毛立つ感触。
「ちッくしょう、はッなッせッ!! 離せッつってんだろッ、この変態レイプゴリラッ!!」
夏美の激しい嫌悪感と怒りが、恐怖を上回った。
夏美は怒鳴りながら金本のわき腹に肘鉄を食らわせ、踵で相手の向こう脛を思い切り蹴り上げた。
「ふンごォーッ! ふごッ、ふがーッ!!」
あまりの痛みに、金本もくぐもった咆哮を放った。
「馬ッ鹿野郎! 何もたもたやってんだッ!」
いらいらした武下が怒鳴った。頼りの剛拳を堅く握り締め、
暴れる夏美のボディに一撃を喰らい込ませようと狙うものの、なかなかそのタイミングがつかめない。
続く
またもやキリのイイとこまで書けんでした、すまんです
今度こそ責め本番までイこうと思ってたんすけど
へたれ弟が男の意地をみせればGood end
キレイで強くて優しいお姉ちゃんw がへたれの犠牲になって
ボコられればBad end
でも誰もGood endなんざあ期待してませんよねww
>>176 やっぱり強い正義のヒロインを責め抜くのはいいでつね!
皆が望むのはBadEndだ!
期待してるぜ!
>180
うぜーよ。
さっさと完結して消えてくれ
>180
楽しく読ませてもらってます。
早くそのカタイ拳を夏美の腹にぶち込んでやって下さい。
終わったね
専門スレをたてるまでm
専門スレを立てるまでもなかったね
そうか?
俺は満足してるぜ?
終わったとかいう前に何か投下しなよw
じゃあ、新しい職人が来るまで、妄想シチュでも
>>169 はすごくイイね
オレが考えたのは、妻子を悪の組織の女幹部に殺されたヒーローが、
その女幹部を捕まえて腹責め拷問
んで、執拗に臍下を責めて、子宮を潰す。
口と股間から血を垂れ流す女幹部の美麗ボディ
「命だけは助けてやろう。だが、お前は女である資格を失ったのだ」
と言い残して立ち去るヒーロー
てな妄想
カッコいいんだか悪いんだかわからんなwww
保守
190 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 16:00:19 ID:72lpxVUC
age
更衣室の仕置き、続き待ち
更衣室の仕置き、続きはまだだろうか?
俺も待ち望んでるのだが。
俺漏れも
あれで話は終わったんだよ
続く とある以上、期待してる人がいるんだから書いてもらいたいぜ!
頼む、更衣室の仕置きの続きを!
9月まで音沙汰無かったら
誰かが引き継ぐということでw
やっぱ
>>182 がきっかけだろ>中断
まあ、リョナスレとか正義のヒロインスレとかでも、
こういうのはしょっちゅうだから
まともにSSが続かないなんてのは良くあるw
荒らしなんぞに負けずに頑張って職人さん!
やっぱ誰か腹責めスレのSSまとめサイト作ったら?
どうせいつかは荒れるだろうし、そん時は
直接まとめサイトに投下してもらうとか出来るしさ
個人的には
>>167 みたく画がついたりするとネ申
とりあえず、仕置きの人の生存報告だけでも聞きたいぜ。
生きてはいると思う
ここに書き込めないってことは入院か拘留か監禁だな
そういえば、
>>149で「しばらく書けん」とか言ってたな。
何にしても続き待ちだ!
>202
同志の中から暴走者が現れていつか捕まったりしたら怖いよね。
205 :
仕置き人:2006/08/03(木) 01:26:28 ID:149PHw+c
続き放置すまんです
そのうち書きますです
ここへの投稿がうざいと再度苦情を頂くようであれば、
自分とこにでもうpしますので
>自分とこにでもうpしますので
kwsk
むしろ自分とこがあるなら、そこにうpした方が平和に事が進むと思われ
しかし、荒らし的発言以外は苦情もない以上、投下してから様子見ては?
過疎スレなんだしw
仕置き人さんの反応待ち。
仕置き人さんの焦らしに嫉妬。
保守上げ
ボシュ
コッシュート
ポシュ
215氏乙です
補習
219 :
215:2006/08/17(木) 17:53:52 ID:q6pCGLET
GJ!
221 :
仕置人:2006/08/19(土) 00:59:47 ID:ySJKGQZs
>>215 ありがとうございます
続きはそのうち投下させていただきますので
222 :
215:2006/08/20(日) 20:46:42 ID:3cqf3sLw
>221
こちらこそありがとうございます。
叩きや催促なんか気にせず、
マイペースでやってください。
まとめの方に、お絵描き(画像アップロード可)掲示板を付けました。
心優しい絵師様、投稿して頂けるとありがたいです。
なお、他の掲示板からの転載は、絵師様本人以外は御遠慮下さい。
明らかな無断転載の場合は削除します。
御協力お願いします。
乙!
224 :
224:2006/08/24(木) 21:34:56 ID:msd/Td0r
みなさんGJです。
まとめサイト、嬉しいですね。
Z
すっかり
>>182 以降はSSどころか妄想シチュの書き込みも無くなってしまったねえ
ほしゅ
228 :
224:2006/08/27(日) 21:36:32 ID:4+0w8hFZ
「57・58・59・・60!ふぅ〜終わったぁ」
充実感から、あどけなさの残る少女の顔に思わず笑みがこぼれる。
袖を肩口まで捲くった白いTシャツと黒いスパッツ姿のその少女は
右手を、酷使した腹筋の上にのせ、体育館の天井を仰ぎ見る。
適度に日焼けした小麦色の肌にはぐっしょりと汗がにじみ、
ショートカットの黒髪からも汗がしたたり落ちている。
少女の名は美奈。私立高校1年生の16歳。護身術同好会に所属している。
同好会と言ってもメンバーは1年生2人のみ。
もう1人のメンバー、里沙は蹴りの練習の真っ最中である。高く上がった長い足が
空を切る。彼女は黄色のTシャツに、美奈より少し長めの、青い光沢のあるスパッツを
着用している。少し茶色がかったセミロングの髪がゆれ、美奈と同じく、健康的に日焼けした肌に汗がにじむ。
実は美奈も理沙も、幼なじみで空手の有段者である。しかし、この高校に空手部はおろか、
格闘技系の部活は存在しない。
これにはある事情があった。
6年前、この高校の拳法部と柔道部が対外暴力事件を頻発させ、対応に窮した学校側が
格闘技系部活動の解体を宣言した。
2人は本来なら空手部のある高校に入学したかったのだが、仲良く(?)第2希望の
この高校に入らざるを得なかった。護身術同好会を作ろうと申請したところ、
6年前のほとぼりも冷め、メンバーも1年生の女子2名ということで、意外と
あっさりと認められて、今に至るわけである。
美奈が160cm・42キロ、理沙が165cm・45キロというすらりとした体形。
幼い頃から空手で鍛えたしなやかな筋肉。バストは別段大きいわけではないが、
ウエスト周りはその鍛えられた腹筋により、細いながらもアスリートのボディーと呼ぶにふさわしい。
しばらくして練習を終えた2人は、汗を拭いながら、体育館の壁際であぐらをかき、
下校までのひとときのおしゃべりを始めた。
229 :
224:2006/08/27(日) 21:38:04 ID:4+0w8hFZ
『護身術同好会』大という響きから、周囲の女の子たちは、彼女たちを『超強い女の子』と一目置いている。
美奈も理沙も、そう思われることは悪く思っていないのだが、逆に、男子も一撃で倒せるなどと過大に
持ち上げられることを、むしろ少々照れくさく思っている。そんなことが不可能なことは、今までの空手の経験から
2人がよく分かっている。
「みんなさあ、格闘技のこと、魔法みたいに思ってるよね。」美奈が話し出す。
「そうそう、おなか固いね〜、とか男子に殴られてもへっちゃらだよね、とか。」
理沙もよくこのようなことを周りから言われるらしく、笑いながら答える。
実際、そんなことはない。小学3年で空手を始めて以来、腹を殴られて平気だなどと思ったことはなかった。
むしろ中学に上がって黒帯になってからのほうが、周囲の遠慮がなくなり腹を打たれることに苦しむようになった。
フルコンタクト制道場のため、競技会では防具をつけるが、普段の軽い組み手では胴着だけのことも多かったものである。
中学時代、思春期になって男女の体格差も開き、今まで軽くいなしていた男子たちが実力をつけてくると、美奈と理沙も
男女の差を受け入れざるを得なくなる。
男子にこちらの攻撃があまり効かない、逆に相手の軽い攻撃がずしりと響く、こんな場面が多くなった。
一応、顔面攻撃は禁止なので、相手は必然的に腹部を狙ってくる。いくら鍛えたところで、女の子の腹筋に限界が
あり、腹を効かせやすいことをよく知っている男子たちは、中段突きを執拗に繰り返してきた。
2人とも腹を効かされてひざまづかされたことは数え切れないほど経験している。
組み手で腹筋を打ち抜かれ、力なく腹を押さえ片膝をついて見上げた先には勝ち誇った男子の顔があった。
特に大人の男性相手の組み手となると、さらに苦しい。
細身の胴に打ち込まれる拳は、美奈や理沙の戦闘能力を奪うにはに十分すぎる威力。脂汗が流れた。
しかし、これは道場で鍛錬を積む稽古生相手の話。
いくら鍛えた女の子でも、それ以上に厳しい稽古で鍛えた男性たちにパワーでも技術でも敵わないのは、
仕方ないと彼女たちもわきまえていた。
高校に入り、2人でトレーニングしてきた。何の技術もない相手であれば、自分たちが勝てる。それぐらいの自信はある。
「私たちの弱点…かあ。」Tシャツをめくり、腹をさすりながら理沙がつぶやく。
「大丈夫だって。ほらぁ、見て見て。」
力を込めた美奈の腹筋が、陰影を作り上げる。女子高生とはいえ、さすが格闘家といったところか。
「そりゃあ、でかい男の人に思いっきりお腹やられたら、ううっ…てうずくまっちゃうけど…。」
理沙もゆっくり息を吐いて腹筋に力を込めてみる。
今までたくさんの拳を受け止めてきた、ボコボコとした感触が指に伝わる。
『ガガ…これより校舎の巡視を行います。生徒は直ちに下校しなさい…ブチッ』
スピーカーから声が流れる。
「あ、やばー。帰ろ、理沙。」
「うん、また明日ね。」
体育館を飛び出す2人。次の日、悪夢のような出来事に襲われるとは、想像もできなかったに違いない。
230 :
224:2006/08/27(日) 21:40:27 ID:4+0w8hFZ
投下してみました。
前振りばかり長いような気が(汗)
一応、それっぽい描写は盛り込んでみたつもり…。
うおーッ!GJなり!
>>230 のおかげで、このスレにもようやく活気が・・・
過酷な腹筋責めを期待して待機してまつ
きたきたきたーっ!
>>230 神GJ!!
等身大の女子高生って感じがイイ!
悪夢のような出来事に激しく期待してまつ
234 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 18:46:35 ID:wYYC+o7s
>230
乙です!
前フリオッケーw
2人の腹筋の具合が良くわかる。
続き期待!
235 :
234:2006/08/29(火) 18:48:03 ID:wYYC+o7s
スマソ
sage忘れたorz
236 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 00:00:56 ID:ZCdSMWWK
大げさ作品が多い中224さんの作品は等身大で感情移入しやすくて期待大。せっかくリアルな
作品やから現実味のある作品に仕上げて欲しい。空手やってるけど吐血や嘔吐を繰り返し
なんてありえない。リアルじゃない。7年道場通ってるけど女子が腹で倒れたの見たんは5回くらい。
1発がどれほど貴重かと思う。何発も繰り返すより1発を大事にした描写が
読みたいです。 色々意見言ってすんません。
自分で書けば?
>237
もうちょっと言葉を足そうよ。
一生懸命書いてみて、
挫折したのかもしれないじゃん?
そういう漏れも神待ちだがな((((((((^_^;)
いや、236見たいな妄想力が
あればいけるって。
妄想をそのまま文章にするだけ
で良いから書いて欲しいなぁ・・・
まあ、実際には腹に一撃が決まれば即沈むもんかもしれませんが、
リアルに振るも良し、連打でディフォルメするも良しなんで、
224作者様には話を自由に進めて云って欲しいデス
週末楽しみにしておりマス
ところで、女子体操選手とか、ビーチバレー選手は何気にすごい腹筋してる
こんな腹筋↓
tp://ginaostarly.com/pic10.htm
見ると、男のパンチでもそうそう簡単には腹に効かなさそうだね
続きまだー?
224じゃないけどw
ついでに後半はただのエロになっちまった(汗)
「高梨子先生、最近お疲れですか? それとも何かお悩みでも…?」
「え? その様に見えますか?」
帰る間際の校長の一言に驚いたように、高梨子敬子は振り向いた。
「そうですね、少し前から気になってたんですよ。私でお役に立つのでしたら
相談に乗りますよ。」
「いえ、別に何も問題はありませんから。」
にこやかな笑顔で答えて、
「それでは校長先生、お先に失礼します。」
「はい、ご苦労さま、高梨子先生。」
内心とは裏腹に、平常を装い駐車場に向かう。
駐車場の自家用車に乗り込み、何時もの様に、バッグに仕舞っていた携帯電話を取り出す。
不在着信あり
俵道
ひょうどう
090xxxxxxxx
「また…か。」
美しい顔を曇らせ、ため息混じりに呟く。
少しためらった後、折り返し発信する。
呼び出し音が鳴るとすぐに俵道が出た。
「おう、先生、家で待ってるから。」
それだけ言うと、いつもの様に切れてしまった。
敬子は深呼吸をひとつして、表情を曇らせたまま車を出した。
「もうすぐ半年か、いつまであの子の玩具にされるんだろう?」
2年前、この高校の校長に、
「高梨子先生の指導力で、私どもの学校の進学率をさらに高めて頂きたい。」
熱心に請われて有名進学校に赴任した。
進学校といっても、やはり個人の学力差はあるので、
他校では優秀な成績を残せる生徒でも、ここでは、
成績下位となる場合も多い。
そういう生徒は、殆どが希望を変えて、自分の学力より少し上の大学を目指すか、
玉砕覚悟で希望校を目指して猛勉強するのだが、なかには、挫折感や周囲の期待に押しつぶされて、
素行に問題が出る生徒もいる。
俵道もそんな生徒の一人だった。
そういう生徒達はやはり気になって、日頃から声をかけたり、相談事などもあれば聞いたりしたのだが、
俵道は良くない方向へ落ちていくようだった。
結局、俵道はどこの大学にも入れず、浪人することを選んだ。
244 :
242:2006/09/03(日) 00:49:56 ID:PMdBs7HW
俵道が卒業した春休みも終わる頃、俵道は相談があるからと学校へやってきた。
どうやら浪人したことで両親とうまく行かないということらしい。
そこで、高梨子に両親を説得してほしいという。
どうして自分なのかはよくわからないし、俵道が自分で解決するべきことだと思うのだが、
俵道は手詰まりでどうにもならないから、おかしいのはわかっているが頼みに来たのだと言い張った。
仕方なく、力にならないかもしれないという条件付で、家庭訪問することにした。
夜7時、待ち合わせの駅に車を着けると、俵道は待っていた。
俵道の案内で、少し高級そうなマンションに着く。車を駐車場に入れると、
俵道は携帯でどこかに連絡を入れる。
両親に着いた事を知らせたようだ。
俵道に案内され、最上階にある一室の玄関に着く。
俵道が玄関を開けると、舌打ちをしながら中に招き入れられた。
「出迎えぐらいしろよな。」
小声でつぶやきながら鍵をかける。
奥の部屋からかすかにテレビの音声が聞こえるが、人の声はしない。
余程こじれているのかと思いながら、その部屋に案内された。
245 :
242:2006/09/03(日) 00:52:22 ID:PMdBs7HW
俵道がドアを開けた。
と同時に腕を取られて部屋に引き込まれた。
「キャッ!?」
驚く間もなくドアの影から現れた別の男に羽交い絞めにされる。
「何をするの!? やめなさい!」
振りほどこうともがくが、簡単には外れない。
ふと気付くと、俵道の他に3人の男がいる。
身の危険を感じて、激しくもがき「やめて!」と叫ぶ。
羽交い絞めにしている男が、
「元気のいい先生だな。少しおとなしくならんか?」
必死に抑えながら、男たちに訴える。
バシッ!
頬に平手が飛んできた。
痛みと衝撃で動きは止まるが、気丈に男たちを睨みつける。
「こんな事をしてただで済むと思ってるの? 警察のお世話になりたくなかったらすぐにやめなさい!」
「気の強い女だな? 俵道?」
一目でチンピラとわかる男がにやけながら問う。
「まぁ、教師だしな。ここまでとは思わなかったけど。」
答えながらドアに内鍵をかける。
「俵道君! これはどういうこと? ご両親は?!」
「へへへ、先生は俵道に嵌められたんだよ。いや、これからはめられるのか。」
羽交い絞めにしている男が下品に答える。
男達はくすりと笑い、俵道を振り返る。
「取り敢えず、逃げられないようにしておくか。見えるところに傷をつけるなよ!」
俵道が言うと男たちが動いた。
2人が敬子の手を掴むと、羽交い絞めにしていた男が足を取り敬子は仰向けに倒された。
すかさず俵道が太ももの辺りに腰を下ろし敬子の顔にタオルをかける。
手を取った二人は肩も押さえつけて、敬子の抵抗を止める。
246 :
242:2006/09/03(日) 00:55:17 ID:PMdBs7HW
敬子の上着のボタンが外され、叫ぼうとした瞬間、
「うぐぅ!」
ブラウス越しに腹に何かが進入してきた。
俵道の拳が敬子の腹部に打ち下ろされ、そのまま胃袋を圧迫する。
圧迫感を軽減するためか、腹部を中心に体はくの字に起き上がろうとするが、肩と太ももを抑えられた敬子はそれも出来ず、
体重の乗った拳をもろに受け入れている。
一撃で吐き出した呼気は、拳に阻まれて戻って来ず、嘔吐感に責められながら懸命に耐える。
「ぐ…、く、苦し…。いや…。」
苦しい息だったが、その苦しみを紛らわすための言葉が出る。
「ひっ、くは…、あ…。」
拳を引き抜かれても、腹部には鈍い痛みがあり、微かに痙攣する腹筋は硬直したようになって、呼吸どころではない。
涙目の敬子は、顔を左右に振って苦しみから逃れようとするが、
「ふぅあっ!」
さらに、横隔膜を打ち抜くような衝撃とともに拳が腹に押し入った。
肺の空気はほぼ空になり、腹筋はおろか呼吸器系さえも機能を失ったかと思われる苦しみで、
敬子は抵抗する力も気力も奪われた。
男達は敬子を押さえていた手を離し、一言二言言葉を交わすと、床で腹を抑えて丸くなった敬子に手錠で手枷を後ろ手に、足に足枷をし、
抱きかかえて隣の部屋に運び、スチール製の組み立て式ベッドに降ろす。
気持ちはなお抵抗していた敬子だったが、腹に受けたダメージは大きく、体に力が入らない。
「先生、これから警察に駆け込む?」
と真剣な目で俵道が聞く。
「あ…、あたり前でしょ?」
弱弱しく答える。
「少しの間、先生の柔らかい腹、俺に弄ばせてよ。その方が先生にとってもいいと思うけど?」
247 :
242:2006/09/03(日) 00:56:22 ID:PMdBs7HW
「どういうことよ?」
「それは無いぞ! 俵道。」
男たちが不満げにつぶやく。
「わかったよ。計画通りにやるさ。」
男達は下品に笑った。
「どういうこと?」
敬子はこれ以上ない危機感を募らせて叫ぶ。
「先生にはしばらく奴隷になってもらう。」
「そんなこと出来る訳が無いでしょう? 貴方達、正気なの?」
軽い混乱を起こしながら叫ぶ敬子に、俵道はにやりと笑って答える、
「多分、出来ると思うよ。どちらにしても、このまま帰らせたら警察に捕まって終わりだし、
それならとことんやってみるほうが良いからね。」
「じゃ、会話は終わりだ。」
俵道が目配せをすると、男がタオルを猿轡にしようとした。
「いや!」
手枷足枷では転がるしかない。
しかし、うつ伏せに取り押さえられ、無理やり猿轡を噛まされると、仰向きにされパンツに手がかかる。
一気に足首まで下着とともに引き下げられると、男の一人がメンソレータムのような容器を見せた。
「先生、媚薬って知ってるかい? そりゃ気が狂うほど気持ち良いらしいよ。」
男がニヤニヤしながら、軟膏のようなものを手に取る。
「んあ! んあー!」
いやいやと叫んでもくぐもって声にならない。
必死で閉じていた膝が割られ、冷たいものが股間に塗られる、
「う、う…」
そのまま指が秘部に潜り込む。軟膏のせいで抵抗無く肉壺を蹂躙され、
いくら処女ではないといえ、恐怖と羞恥心で涙を流して抵抗する敬子。
「抵抗しても無駄だよ、もう終わったから。すぐ体が火照ってくるよ。」
男はティッシュで手を拭きながら言い放った。
248 :
242:2006/09/03(日) 00:58:27 ID:PMdBs7HW
何分経っただろうか、敬子の体に変化が現れてきた。
最初は、本当に体が火照る感じだったが、今は火照ると言うよな生易しいものではなく、
体の奥からジンジンと痺れが来るのだ。衣擦れさえ極上の愛撫のように性感を高める。
そこへ男達が入ってきた。
「そろそろ効いてきたでしょう、先生?」
睨みつけたつもりだったが、快感が高まって目が潤んでいる。
「無理しなくてもいいのに。先生はスタイルもいいし楽しませてもらうよ。」
非情な宣言とともに、リーダー格の男がベッドに上がる。
後ろから組み付いた男は、敬子の大きくはないが形良く張りがあるバストを揉みし抱くと、
敬子の口から色気のある吐息が漏れる。
それを合図にしたように、男たちが敬子の体に群がった。
6本の手に愛撫を受けた敬子の理性は、間もなく粉々に砕け散り、自制心や教師としてのモラルさえ、
快感の海に沈んでいった。
朦朧としていた意識が戻って来た時、ぼんやりと俵道の姿を見た敬子は、自分が全裸であることに気付くと、
慌ててシーツを掴みかけ、手足が拘束されていることに気付いた。
顔を真っ赤にして、俯いた敬子に俵道が言った。
「先生、まだ警察に駆け込む?」
返事の変わりに、敬子は俵道を睨みつけた。
そして、俵道の手にあるものに気付き、動揺を顔に浮かべる。
「察しがいいね、先生。多分覚えてないと思うから、見なよ。」
再生されたビデオテープには、ベッドから俵道を誘う自分がいる。
認めたくはないのか、敬子は目を瞑った。
しかし、俵道がヘッドホンを耳に近づけると、そこからは、俵道を誘う声が聞こえた。
「先生、これだけじゃないよ。」
249 :
242:2006/09/03(日) 00:59:36 ID:PMdBs7HW
はっとして顔を上げる敬子に、俵道が勝ち誇ったように笑いかける。
「見たかったら見せてあげるけど、4対1でAV女優顔負けだったよ。」
敬子の全身の力ががっくりと抜けた。
「もし俺が捕まってニュースになったり、1週間以上連絡が取れないようになったら、
このテープのコピーは、学校や先生の実家の近くにばら撒かれるよ。
今日一緒にいた奴等を覚えてる? あいつ等がやるから、俺が捕まっても意味はないよ。」
敬子は、返す言葉も思い浮かばず、微かに震えていた。
「俺の言うとおりにする?」
俵道の問いに、敬子はこっくりと頷くしかなかった。
「じゃ、手錠外してやるよ。」
驚いたような顔をした敬子に、俵道が笑う。
「先生、いや敬子って呼んでいいか?」
頷く敬子。
「じゃ、敬子を監禁しても、騒ぎになるだけで、それじゃただの馬鹿だろ?
だから、これからも今までどおりの生活をしてくれたらいいから。
と言うか、他の奴に気付かれない様にしてくれないと、お互いに困ったことになるよ。」
手錠を外しながら、俵道が言った。
「スーツは隣にあるから。」
リビングに行くと、きちんとハンガーにスーツが掛けてあった。
下着には少し染みがあったが、この際構ってもいられない。
服装を整えて出て行こうとすると、俵道が前に立った。
「はっ。」
怯えて体を引く敬子。
「あはは、今日はもう何もしないよ。これからの事、敬子も楽しんでくれたらいいんだけど…。」
肩を抱き寄せ、敬子の腹をなぜる意味が敬子にはわからなかった。
「じゃ、用事があったら携帯に連絡するよ。あ、連絡がつかなくなったり、バックレたりしても、
同じだから。」
玄関で釘を刺され、開放感もないいままに敬子は帰路についた。
250 :
242:2006/09/03(日) 01:02:50 ID:PMdBs7HW
うまいのかどうなのかわからんが、
景気付けにひとつw
現在から、いきなり過去のきっかけに飛んでるので、
現在までのもの書けるけど、いる?
ちょっと時間はかかると思うけどね。
こんな時間に俺の息子がww
超グッジョブ!!!
興奮しました。
是非お願いします!!
腹パンチレイプに
続き期待
セックス描写は余計だな
254 :
242:2006/09/03(日) 14:47:56 ID:PMdBs7HW
>251
>252
ありがと。
んじゃ、これからネタ考えてみるわ。
いつになるか判らんから、あんまり期待はしないでね(ぉ
>253
漏れの中では、物語上必要だったものでね。
ま、次から名前欄は242ヌルーでヨロw
>>254 腹責めだけで抜くとorzってなるからw
エロも混ぜてくれると安心するぜw
グッジョ部
257 :
224:2006/09/05(火) 00:53:29 ID:ulyEQXBC
なんか、責めオンリーにはならなかったけど…。続きです。
258 :
224:2006/09/05(火) 00:55:26 ID:ulyEQXBC
次の日、高校が午前授業ということもあり、美奈と理沙は午後から近くの土手の遊歩道でランニングを始めた。
それほど市街地でもないため、眺めは良い。曇り空で、ランニングには絶好のコンディションである。
ところが、しばらくするとその曇り空から雨粒が落ちはじめ、あっという間にどしゃぶりとなる。
「気持ちいい〜」美奈は空を見上げ、汗をかいた顔を洗うようなそぶりを見せる。
きょろきょろと雨宿り先を探していた理沙が、土手下の建物を指差す。
「あそこまでダッシュだよ、美奈!」
「うん!」
その建物に向かって走り出し、軒下で一休みする。近くに建物はない。
着ていたTシャツの裾をを絞ると、ぽたぽたと水が滴り落ちる。
こじんまりした、2階建てのコンクリート外壁の事務所風の建物。どうやら廃屋のようだ。
雨はすぐに止み、あたりは静かになった。すると、誰もいないと思っていた2階から声が聞こえる。女が窓際で話しているようだ。
2人が耳をそばだてて聞いてみると…。
「IPアドレスは分かってるんですよ。サイト見たのはね、こっちの記録にログとして残ってんですから!え、だからあ!アクセスログがですね…。」
このせりふを聞いた理沙がひそひそ声でつぶやく。
「ねえ美奈、これってさあ、例の詐欺じゃないの?」
「こんなとこでぇ?まさかあ。」美奈は半信半疑である。しかし聞こえてきた次の一言が決定的となった。
「後15分以内に、口座に37万円入れてください!はあ?何?振り込まないと裁判ですね!」
2人は顔を見合わせた。テレビをにぎわせている手口と全く一緒。電話相手はかなり抵抗しているようだ。
警察に知らせようか、いやそんなことをしている間に逃げられてしまうかもしれない。
正義感の強い二人は、半分開いていた1階ガレージの隙間から建物に入る。ひんやりした感覚。
階段を使って2階にたどり着くと、ドアがあった。中からさっきの声が聞こえてくる。恐る恐る、美奈がガラス越しに中を覗き込むと、
20畳ほどのオフィスの端にぽつんと残るデスクで茶髪の女が1人、ケータイに向けて怒鳴っている。後を向いているが1人だけのようだ。
「振り込むのかよ!振り込まないのかよ!どっちだって言ってんだ!」
「行くよ!理沙!」ドアを勢いよく開け、2人が女に飛び掛ると、美奈が女のケータイを奪い取る。状況を飲み込めない女を理沙が羽交い絞めにすると
美奈がケータイに向かって叫ぶ。
「これは詐欺です!どこの誰だか分かんないけど、振り込んじゃだめ!」そして通話を切ってケータイを投げ捨てる。
「コノヤロー!ナンダてめーらあ!!」女が絶叫する。20歳過ぎだろうか。見るからにヤンキーのような風体をしていて、体格は2人より上である。
ものすごい力で、羽交い絞めをしていた理沙を壁に押し付けると、理沙は顔をゆがませ、小さな声をあげて手を緩めてしまう。
その隙に逃げようとした女に美奈が立ちはだかる。すぐに理沙も体勢を整えて2人が並ぶ。空手の構えだ。
「このクソガキども!」女が向かって来るが、力任せに殴りかかってくるだけで、大振りである。美奈と理沙は冷静に対応して、女にダメージを与えていく。
ローキックに、顔面への突きで女を翻弄する。スピードにかけては、2人とも自信がある。
理沙が、それでも殴りかかってくる女の腕を受け流して、ボディーに中段突きを打ち込む。やわらかい感触。それほど鍛えてはいない。女の目が見開かれる。
息が上がった女に対し、2人は余裕だ。
動きが鈍って腹をかばい下を向く女を起き上がらせ、壁に押さえつけた美奈が、女の腹にとどめの膝蹴りを打ち込んだ。
「おぐ…あ」
うめき声をあげ膝から崩れ落ちる女。鮮やかな空手仕込みの突きと蹴りを食らってしまった女は完全に戦意を失ったかに見えた。
「ふふふ…。」
女が苦しげな顔で2人を見上げてにらみ付ける。そして、薄ら笑いを浮かべながら小さな声で話し出す。
「テメーらなんか、裕二が帰ってきたらイチコロなんだからな…覚えておけ…」
259 :
224:2006/09/05(火) 00:56:32 ID:ulyEQXBC
裕二とは仲間のことだろうか。美奈と理沙は不安に駆られた。
「早く警察に連絡して、逃げようよ美奈!さっきのケータイ…あ」
理沙が電源を入れようとするが、床に落ちたショックで、女のケータイは電源が入らない。
「公衆電話探してくるから、美奈はこいつ見てて!」
ドアを飛び出す理沙。
「気をつけてよ、裕二ってヤツ、戻ってくるかも」美奈が叫んだ次の瞬間、悲鳴と同時に理沙が吹き飛ばされてきて倒れる。
ドアからゆっくり入ってきたのは金髪の男。痩せ型で筋肉質。身長は180センチはあろうか。無精ひげを生やし、ぼろぼろのジーンズに、筋肉が浮き出る
黒いランニングタイプのシャツを着ている。
「裕二ぃ、お帰り!」女が部屋の隅に座ったまま、男に声をかける。
「おい、お前ら、里美になにしやがった!」男が2人を威圧する。腕に自信があるとはいえ、女子高生の2人は恐怖で心臓の鼓動が大きくなる。
「このガキども邪魔したんだよ、こいつらケータイまで壊しやがってさ、ボコボコにしちゃってよ。あ、空手かなんかやってるみたいだけど、裕二なら
こんなガキ楽勝でしょ。お得意のキックボクシングでさ。」水を得た魚のように女がまくし立てる。
「許さねーぞテメーら。」
目の色を変えた男が、うつむき加減でつぶやいた次の瞬間、美奈の前に男が突然現れる。速い。
パンチのラッシュ。上段、ミドル、ローと美奈に打ち込んでいく。防戦一方の美奈。
大部分はガードするが、ガードの上からもダメージが伝わる。
顔面を狙うと見せかけて美奈のボディーにワンツーが入る。
「くっ…」腹筋を締めて耐える美奈。腹筋に拳が当たるが、軽い。
(こいつ、本気じゃない…私を試してる…。)
右手の構えを崩さぬまま、美奈が左手で腹をさする。
後から理沙が男にスリーパーホールドをかける。
突きを打ち込もうと突進した美奈を前蹴りで牽制した男は、理沙の腹部に肘鉄。理沙がよろめく。
息の合った2人のコンビネーションも、圧倒的な力の差の前では蟷螂の斧。
美奈と対峙する男に脇から理沙がハイキックを見舞う。ガードして男が理沙と向き合う。
「タアアーっ!」
蹴りの連打で男を壁際に追い込む理沙。しかし、それは男の罠だった。
美奈が男のボディーにミドルキックを打ち込む。同年代との組み手なら相手をうずくまらせる威力がある。
「ズドッ」
正確に男の腹に打ち込まれる理沙の蹴り。手ごたえが確かにあった
しかし、入った!と思った次の瞬間、蹴り足をつかまれる。男は理沙の蹴りを腹筋で受けきったのだ。
(そんな…)
「膝蹴りってのはこうやるんだよ!」
あっという間に体勢を入れ替え、壁に理沙を押し付けた男は、理沙のボディーに蹴りを打ち込む。
膝小僧を打ち込むのではなく、太ももで突き上げる。理沙の胸と下腹部の間が、男の太ももで圧迫され、
理沙のランニングシューズが床から浮き上がる。
「げふ…あ…」
腹全体に鈍い、ずっしりと重い衝撃を受け、内臓が押しつぶされる感覚に襲われる。
「どうだ?効くだろ、俺の蹴り。蹴り対決は俺の勝ちってことで。ガキにゃ負けねえよお。」
目と口を見開いた理沙の耳元でそうささやいた男は、もう一発を理沙に打ち込む。
壁をバックに、腹筋ごと理沙の腹を押しつぶすパワー。
理沙が腹を押さえて、小刻みに震えながら崩れ落ちる。
「理沙あ!」
助けに入ろうとした美奈の肩を、女が押さえつける。
「こいつはお前にやるよ。そっちの元気なヤツを俺によこせ!」
フラフラになって目もうつろな理沙を、女のほうへ棄てるように突き飛ばす男。
倒れこんだ理沙は肩を上下させて咳き込む。
女は美奈を男のほうに突き飛ばすと、強引に理沙を仰向けにさせマウントポジションになり、理沙のTシャツをめくる。
「へえ、いい腹してんじゃん。でも、裕二の蹴りはこんな腹筋突き破っちゃうんだよ〜。あ、これさっきのお返しね。」
女が理沙の鳩尾に拳を打ち込むと、理沙は気を失ってしまった。
260 :
224:2006/09/05(火) 00:57:17 ID:ulyEQXBC
美奈が男と向き合う。小さい頃からともに技を磨いてきた親友の理沙が敗れるのを目の当たりにし、
怒りの感情が湧き上がり、目に涙を浮かべる美奈。しかし、ドラマのような逆転劇は起きなかった。
「さっきの感じ、女にしちゃあ鍛えてんじゃねえか。いかにも格闘技やってますってお前らのかっこ、そそられんぜ。
女の格闘技なんざ、俺みたいに鍛えた男の前じゃ何の意味もねえ。いつもゴツイ男と戦ってっから、女の感覚がつかめなくてな。
さっきのは馴らしだ。今度は本気でいくぜぇ。」
舐めきった視線で美奈に言い放つ男。
男が美奈に殴りかかる。右ストレートだ。
美奈の右手がが男の拳に触れると…
「な、何ッ!」
次の瞬間、男は一回転させられ背中から床に叩きつけられていた。相手の力を利用する、理沙とトレーニングした技だ。
「ちくしょう…柔よく剛を制すってやつか」
男が立ち上がってステップを踏む。再び右ストレート。
腕を取ろうとする美奈。
(へ、同じ手を食うかよ!)
男は右手を脱力し、左のミドルキックを美奈の腹部に打ち込んだ。
「うぐ…あ」
美奈の顔がゆがみ、動きが止まる。形勢逆転だ。
立て続けにボディーに拳が打ち込まれる。男性キックボクサーの拳の威力は、女子高生格闘家の引き締まった腹筋を
いともたやすく貫き通し、内臓にダメージを与えていく。圧倒的なパワーの差。
「ふぐぅ…うッ…くああ…んんうっ」
もはや抵抗するすべがない美奈。
男は一通りボディーを打ち終わると、右手で美奈の頭をわしづかみにし、壁際に押さえつける。とどめの構えだ。
「さっきの続きだ。剛よく柔を断つってなあ。女ってのはここが一番効くんだってえ?」
言い終えると同時に、美奈の下腹部にブローをめり込ませる。
「こ…ふうッ…あ」
これがとどめとなった。目もうつろな美奈は、両手で腹を抱えこむように、床に倒れこむ。
一瞬静寂に包まれる室内。
床には2人の格闘少女が、闘い敗れて横たわっている。
「裕二ぃ〜強〜い」
女が擦り寄ってくる。
「てこづらせやがって…、ようやく仕留めたぜ。目ぇ覚ますとメンドーだ。早く逃げんぞ!」
女の手を引くと、そそくさとドアを後にした。
続きGJ!
膝蹴りの辺りがかなりグッときました!
ただ、腹責められている時のリアクションはもう少し欲しかったかな。
次作も期待してます。
>224GJ
二人は更にボコられるのか?
>261
女のリアクションって、
案外思い付かないんだよな。
実際殴ったこと無いしさ。
声は出るのか、それはどんな声か、
体の反応はどうなのか?
とか、必死で想像しても、よく分からん。
他の神達は、リアルでも経験あり?
リアルと妄想の区別はつけましょう
本物殴ったら下手すれば内臓破裂します
そういう話はふらないでほしいな
264 :
242:2006/09/05(火) 22:10:37 ID:NDHYucJ8
「用事があったら携帯に連絡するよ」
俵道に言われた言葉が蘇る。
今日は何とか普段通りに仕事を終えた。
ちょっと洒落た乗用車に乗り込み、恐る恐る携帯を開く。
不在着信1件
慌てて確認をすると、俵道からだった。
昨夜の出来事が脳裏を掠め、恐怖や嫌悪の入り混じった吐息を吐いて、
少しでも気分を落ち着け、折り返し発信する。
「あ、高梨子先生、仕事は終わりましたか?」
呼び出し音も鳴らないうちに俵道は出た。
「はい。今は自家用車の中です。」
俵道の丁寧な言葉遣いにつられる。
「そりゃそうか。まさか職員室から俺には掛けられないよな。」
苦笑交じりに納得する俵道。
「だったら今から、昨日のマンションの部屋へ来てくれない?
場所は分かるよね?」
断れないのは分かっていての問いかけだった。
「はい…。」
全く気乗りがしない小さな声で答える。
「くくく、待ってるよ。」
敬子の気持ちを知ってか知らずか、楽しげに俵道は答えた。
265 :
242:2006/09/05(火) 22:11:26 ID:NDHYucJ8
部屋の前に着き、チャイムを押す。
返事は無いが、鍵を開けて俵道が顔を出した。
「いらっしゃい。どうぞ。」
友達の家に来たような、拍子抜けするほどの対応だ。
無言で付いて入り、ダイニングの前で無意識に立ち止まった。
「ん?」
不審そうに俵道は振り返ったが、すぐに納得したように、
「あぁ、今日は俺しかいないよ。あいつ等は今のところ用なしだ。」
敬子は一瞬ほっとした表情を浮かべて、部屋に入る。
「なんか食う?」
ソファに座り、敬子にも勧めながら俵道は聞いた。
夕方6時過ぎ、そろそろ空腹を覚える頃だが、敬子はこれからの事を考えると、
気分が重く食欲は無い。
「今はいらない。」
「そう? じゃ部屋を案内しておくよ。玄関を入ってすぐの扉が風呂と洗面所、
その隣がトイレ、ここがダイニングキッチンで、壁の向こうが寝室。ベランダは、
ダイニングと、寝室両方から出られるから。」
話しながら俵道はコーヒーを入れた。
「何か聞きたいことでも?」
不審な表情をしていたのか、俵道が聞いた。
「あの…、ご両親は…?」
「あぁ、ここには俺だけ。今年一年は面倒見てやるって、この部屋を借りてくれた。
親はそこそこの会社で働いてるし、俺にはあまり構わないしね。」
「来年受験に失敗したら、放り出されるんじゃないかな。」
と自嘲したような笑顔を見せた。
「自暴自棄になったら、」
敬子が言いかけると、
「説教はいらない。言いたいことは大体分かる。」
ぴしりと口を止められたが、
「なぜ私なの?」
昨日から心にまとわりついている疑問が口をついた。
「ん? 敬子が好みだったから。」
あっさり言ってのける俵道だった。
「だったら、」
言いかけると、
「ちゃんと口説きなさいって?」
言葉尻を取った俵道が続けた。
「仮に口説いたとして、俺と付き合う気になったか?」
敬子は言葉に詰まった。
「ふん。お話はここまでだな。」
266 :
242:2006/09/05(火) 22:11:57 ID:NDHYucJ8
俵道は敬子の隣に座りなおすと、スーツのボタンを外す。
体を硬くして俯いた敬子の顎をつまんで、自分の方に向ける。
キスが来る。
体を求められるのは予想の範囲内だったので、
観念した敬子は目を閉じて体の力を抜いた。
「ふぐ!…ぅ?」
その瞬間、胃袋を押しつぶすように腹に刺さった拳の感触に、
目を見開き、両手で腹を抱えソファに倒れこむ敬子。
「あ…は、けほ」
嘔吐感に堪える敬子を、俵道はまっすぐに座り直させ、両腕をソファの後ろに回す。
「今から腕で腹を庇うのは禁止。人生狂っても良いなら好きなように。」
腕を戻そうとする敬子に俵道が告げる。敬子の腕はソファの背もたれを掴み、
小刻みに震えている。
「よろしい。そのまま耐えろ。」
言うなり、同じ場所にパンチを入れる。
俵道の拳は、敬子のYシャツに当たると、軽く腹筋の抵抗を受けたが
それはすぐに消え去りすんなりと拳半分が敬子の腹に埋まる。
そこで、ゴム風船に拳を埋めたような感触を十分に味わう。
グリグリと腹腔を拳で蹂躙すると、敬子は顔を天井に向け涙を流し、
「うぐ、お…、げほ!」
と呻き、俺の腕を両手で力なく掴む。
もう一押し押し込んで拳を抜く。
「ぐ、えっ!」
っと呻き、全身から力が抜けた敬子は、床に転げ落ち足をばたつかせて苦しんでいる。
「げほっ、うえっ」
酷くえずくが、吐瀉物は無く口から涎を流すのみである。
これ以上やると死ぬか?
そう思った俵道は、敬子を仰向けにして自分は足の付け根に座る。
全身は小さく震え、腹は痙攣と呼吸と嗚咽で不規則に上下している。
胸元から臍の辺りまでゆっくりと指を滑らすと、腹筋がびくびくと痙攣する。
「い、やぁ…。もう…やめて…。」
息も絶え絶えに敬子が懇願する。
「分かった。」
答えながら大きく振りかぶって、
「これで休憩だ!」
言うと同時に臍の辺りに拳を落とす。
「あぁぁぁ…」
敬子の体が弓なりに仰け反り、形の良いバストが強調される。
あたかもエクスタシーを感じたときのように。
267 :
242:2006/09/05(火) 22:13:29 ID:NDHYucJ8
コーヒーを飲み干し、横に向く力も無いのか、痙攣する腹と涙に濡れた目を腕で隠して嗚咽する敬子を、
腰の辺りで跨いだ俵道が聞く、
「苦しいか?」
ほんの僅かに頷く敬子。
「ふん。ちょっと我慢しな。」
言うなり臍の辺りから背中に腕を回し、そのまま持ち上げる。
「う、あ…、痛、あ、っく」
ウェストを頂点に弓なりになった敬子が呻く。
5秒ほど持ち上げ、下ろし、また繰り返す。
痙攣した腹筋を伸ばすためだ。
3度繰り返して、タオルを渡しながら俵道が聞く。
「マシになったか?」
タオルで顔を隠した敬子は頷く。
「動けるか?」
首を横に振る。
「じゃ、もう少しじっとしてるか。」
俵道は敬子の横に腰を下ろした。
268 :
242:2006/09/05(火) 22:19:06 ID:NDHYucJ8
今回はエロなしになりました。
次は普通のエロもある予定、
まだ書いてないけど(汗)
あ、その前に続けていいかな?
ダブルヒロイン制やらなんやらで
>>224さんかなり好きでしたが、242さんもグッジョブ!
パンチを与える側も女のほうがいいのだがみんなは?
>>268 GJ!
腹責めがエロいのでこのまま続けてくだされ
>>270 俺はどっちも好き。
両方美少女だとおいしいけどどっち負かすか迷ってしまうのが難点。
最初からフェアな試合の展開にしなければいいのかもしれないが、攻め側もかわいい場合は反撃欲しいからね・・・
気の強い格闘美少女が、
徹底的に腹を責め貫かれて
涙を流しながら許しを請うも
嘔吐〜吐血するまで腹を殴り続けられる
そんな展開を期待
てか腹は腹筋なくて弱いほうがいいという人のが断然多いだろ。
堅い腹なんかそもそも腹責めの効き目もうすいぞw
だがそれがいい
>>274 腹筋なくて弱い女の腹責める話だと
可哀そうになってきて萎える…
気が強くて腹筋鍛えている女キャラを
徹底的に腹責めして醜態を晒させる話の方が断然イイ
つか、腹責めの効き目が薄い鍛えられた腹筋をどう貫くのかが見物な訳だし
そうなのか…
でも腹パンスレでは腹筋まったくないのが人気あったぞ…
俺はあんまり腹筋ない方がいいぞ。
自分で殴りたいタイプだし。
一般的に鍛えてない女の方が多いと思うし、
その分、感情移入しやすい。
と言うことで、女対女も嫌いではないが、
男が女をボコる方が萌え。
俺はタフな子の方が責めがいあって好きだなー
長く楽しめそうだし。
>>274同様、最初からふにゃふにゃだとかわいそうのみならずあまり面白くない。
筋肉ビキビキだと内出血で醜くなりそうだし、
苦しむって言うより痛がるってイメージあるからなあ
スポーツやっててお腹にうっすら縦に筋が入ってるぐらいがいいんじゃない?
>>280 それくらいの腹筋でも腹筋に力いれれば苦しみより表面的な痛みのが先行するよ。
だから腹筋一回もできないくらい腹筋弱い子(しょこたんとか)のほうがいいな俺は。
腹筋一回も出来ないって・・・障害者ですかwww
このスレ何人くらい読んでる?
点呼して良い?
ノシ1
ノシ
ちなみに復帰弱いおにゃのこに思いっきりめり込むのがすき
ノシ 3
腹筋はないけどタフな女はいない?
やっぱりスボッとめり込ませたいし。
287 :
279:2006/09/08(金) 22:52:25 ID:d2sLYqo+
ノシ4
>>280 うん、俺もそんなにムッキムキが好きって訳じゃないんだけどね。
うっすら縦筋と6パックの中間くらい・・・くっきり縦筋がいいかな。
ノ5
腹筋弱い子キボン(;´Д`)ハァハァ
腹筋弱くちゃ責めにならないじゃん
ノ6
格ゲーでこの属性に目覚めたんで、
某ダイゴスみたいな、
格闘美少女の腹筋をアザだらけにするシチュにハァハァ
ノシ 7
腹筋強い女の子が腹筋弱い女の子を責めるのいい(・∀・)
「なにこの柔らかい腹wグーが内臓まですぐはいっちゃうじゃん☆」みたいな(;´Д`)ハァハァ
ノシ8
構想はいくつかあるけど、書き始める程にモチベーションが上がりません(´・ω・)
>>292 とりあえずはその構想だけでも、妄想シチュとして
披露してみないかい?
なぜ?
書けないと言うなら妄想投下して代筆してもらった方が建設的だと思うけども。
思った通りにならない可能性があるからって意味で嫌と言ったのかな?
それはともかく。
個人的には苦しませるってのが腹責めの醍醐味だとおもうので、適度な腹筋はあって欲しい派。
無論、女性らしさを損なう程の腹筋は必要ないと思うけども。
>292が言ってるのは、書けないんじゃなくて、
モチベーションが上がらないんだろ?
だったら本人は書ける人だと思うし、
しばらく、モチベーション上がり待ちでいいんじゃね?
スレの活性化にはならんけどさw
それより、仕置人氏は生きてるのか?
298 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 19:18:56 ID:qkyRKrV8
妄想や虚妄で萌えるアンタラが羨ましいわい。
いまんところ8人か、やっぱすくねえなあ
昔の格ゲー板にゃあ、格ゲーヒロインの腹責めスレなんぞで
それなりに賑わっとったもんじゃが
300 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 00:16:16 ID:c5bUb1Pp
>>299 俺もいるぞ
ちなみに俺は、腹筋鍛えてる格闘娘が屈強な男の強烈なボディーブローを喰らって悶絶する
シチュに一票
9人か・・・
15人はいそうにないな
腹責め好きもいろいろいるな
1:腹筋が強くてだんだん崩していくもの
2:腹筋が強くてもそれを超えるダメージを与えて苦しめるもの
3:腹筋が弱くてじわじわといたぶる
4:腹筋が弱くて思いっきりめり込ませて悶絶させる
ざっとこんだけあるのにさらに嘔吐ありなし、ありだと胃液、や吐血
内臓責めの有無ときりがないYo!
5:腹筋が強くてじわじわとダメージを蓄積されながらも決して折れず、必死で耐えながら奇跡の逆転
これは俺専用のシチュで良い
それなんて悠理愛の描くヒロイン?
>>304 最近この人の作品、全然見ないな。
もう、やめちゃうのかな・・・ハニーとか良かったけど。
2を推奨。
5か1がいいな。
対象はどんなこが良い?
格闘だとか、ある程度鍛えてる方が良いね。
別に、腹筋弱いのが駄目ってワケじゃなくて、「腹責め」てーと強い方がね。
弱いと、責めるまでもなく破壊しちゃうって言うか。
シチュエーション的にネチネチやってほしいっていうのがあるので、個人的には腹筋強いタイプが良い訳ですよ。
短編なら腹筋弱いタイプもイケると思うんだけど。
好きなパターンは1,2と、「5のパターンだと思いきや実はそれも罠だった」という6番。
軽度のリョナ属性かな、自分。
どちらにしても、要望は責められるのは美女・美少女って事でお願いしたい。
310 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 23:38:43 ID:I0MD6U0G
有名スポーツ選手や芸能人の実名で名作を
実名とか、具体的な実在対象は激しく萎える。
4にきまってる。
4:腹筋が弱くて思いっきりめり込ませて悶絶させる⇒その後も執拗に腹責め
ゲロはデフォルトで。
腹責めって、最後はどこまで責め抜いてダメージあたえるか
SS書いててもわかんないんだよな
1失神<2ゲロ<3吐血<4内臓破裂<5氏んじゃう(ここまでくるとリョナか)
どこらへんまで許容できる?
死ぬのは勘弁
内臓破裂で助かるのがいい
助からん助からんwww
3止めだな。
そうなんすか
自分はこんな感じ↓
tp://posneo0914.hp.infoseek.co.jp/sozai/bp/bp10.jpg
で瀕死ぎりぎりまで責め抜くってのがイイすけどね
内臓にクル程ダメージ与えて苦しめるってのはOK。
ただ、破裂させちゃうとデッドエンドだから、それはNG。
こういった、苛烈な責めってのは腹筋強くないと出来ないと思うんだ。
よって、自分は腹筋強い派に組する。
貴殿の提案は理に適ったものである。
あらゆる要因を考慮したうえで、漏れは貴殿との共同歩調をとる事に決定した。
ありがとう同士。
格闘美女の腹筋破壊SSを、ただひたすらに正座して待つ
仕置き人さんの華麗な復帰を待つ。
全裸で。
324 :
242:2006/09/16(土) 19:02:45 ID:d2Ly4Hr7
>267の続き
5分ほど経っただろうか。
敬子が体を起こし、けだるそうに
「顔を洗わせて。」
と言うと、立ち上がり、上着を脱いでソファーの肘掛けに掛ける。
逃げる気は無いと見た俵道は、軽く頷いた。
少しふらつく足取りで、洗面所に向かう。
なかなか戻らない敬子が心配になった俵道が立ち上がったとき、
洗面のドアが開く。
「何か飲む?」
「お水を少し。」
顔を洗って、衣服を整えた敬子は落ち着いたようだ。
俵道が、すれ違いざまに軽く抱きとめた。
体がこわばって、顔を伏せる。少しウェーブのかかったセミロングの髪が、
顔にかかった。
俵道は、その髪を掻き揚げて顔を覗き込むと、敬子は諦観したような瞳をしていたが、
さりげなく腹を庇う。
くすりと笑った俵道は、軽くキスをして、敬子をダイニングに押しやった。
325 :
242:2006/09/16(土) 19:03:23 ID:d2Ly4Hr7
水を持ってきた俵道が、敬子の隣に腰掛ける。
片手で腹を押さえながら一口飲んだ敬子が聞く。
「何が目的? 私はただのサンドバック?」
「んー…。」
俵道は、考えながら敬子の全身を眺めた。
そして、おもむろに敬子のグラスを取り上げテーブルに戻すと、
敬子をソファに押し倒してキスをする。
唇を離した俵道が、敬子の瞳を覗き込んで答えた。
「この後どうしたら良いのか分からない。」
「え?」
「俺は昨日まで童貞だったんだぜ。」
敬子は、目を丸くして絶句している。
「俺は、今まで女の腹を殴る想像をすると、興奮したんだ。
それで、実際に殴ってみて、やっぱりすごく興奮した。
でも普通のセックスも興味はある。どうやったら昨日みたいに乱れるのか、
教えてくれない?」
敬子は、顔を両の掌で覆って、顔を真赤に染めた。
「そ、それは…、く、薬のせいで…。」
蚊の鳴くような震える声で答える。昨夜の痴態など殆ど覚えてなかったが、
媚薬を塗られてから効き目が消えるまで、自分に犯されていると言う自覚は無かったことに羞恥を覚えた。
動揺している敬子のシャツに俵道が手を伸ばす。
敬子は、ボタンを外しにかかった手を払いのけ、胸元を隠す。
一瞬険しい表情をした俵道は、指先で敬子の腹を撫ぜながら、
「ただのサンドバックでいいの?」
悪戯っぽく聞いた。
敬子は、考えを巡らす。
(セックスに興味があるのなら、その気持ち良さが分かれば、お腹は殴らなくなるかもしれない。
拒否すれば、サンドバックになるだけ。だったら…。)
「ここじゃいや。ベッドで…。」
敬子は答えた。
326 :
242:2006/09/16(土) 19:04:09 ID:d2Ly4Hr7
「あぁ、俵道君、凄い…。」
「敬子、イクよ!」
言うと、俵道は自身を敬子の奥まで押し込むようにして果てた。
軽くキスをして、一度深く深呼吸をした俵道は、
「気持ちよかった。敬子は?」
と聞いてきた。
「凄く良かった。」
自分がリードしたとはいえ、それに一生懸命答える俵道に、愛情も感じた。
俵道のセックスは敬子と合うようだった。
しかし、俵道は少し早かったので、完全に満足したわけではない。
にっこり笑った俵道は、2回戦を挑む。
敬子は、腹責めはもう無いかもしれないと期待して、快感に身をゆだねた。
再び俵道を迎え入れる。
「あ、あぁぁ…、ぁふっ」
俵道を奥まで感じたとき、敬子の鳩尾に、俵道の拳が押し込まれた。
「あく」
深く浅くピストン運動をしながら、俵道は、敬子の腹に拳を押し込む。
鳩尾、
「く・あん」
胃袋、
「ぁふ・んっ!」
臍の辺り、
「はぁぁぁ」
脇腹、
「あん」
下腹部、
「あぁ・ぃや」
ランダムに、苦しいほどではない圧迫感に、敬子の体は反応する。
「あぁ・う…。」
肉棒で奥まで突かれ、鳩尾に拳を埋められる。
「腹をやると、あそこが締まるな。」
膣の奥まで突き上げられ、腹に拳が埋まると、無意識に力が入り、
膣自体も収縮する。そこで、肉棒を引かれると、敬子の快感も高まった。
「う・あぁぁ…、いいっ…」
拳を胃袋に突き入れたまま、俵道の動きが速くなった。
「あぁっくっ、ぃ・イクぅっ」
俵道は拳を引き抜く。
「ぃやっ!イクぅ!」
絶頂を迎えた恵子の体が仰け反り、
無防備に晒された腹に、俵道の拳が突き刺さる。
「あぁぁ・ぐふっ!」
同時に、俵道が目一杯肉棒を突き入れ、果てる。
「あうっっくっ!」
敬子の体はビクン跳ねると、ぐったりと脱力した。
絶頂の余韻で、小刻みに痙攣する敬子を見下ろす俵道が、
体に指を這わせると、ピクンと跳ねて反応する。
それを俵道は楽しげに見ていた。
327 :
242:2006/09/16(土) 19:04:55 ID:d2Ly4Hr7
呼吸も整い、やや落ち着いた敬子は、
「気持ちよかった。けど、お腹は苦しいから好きじゃない…。」
と、呟いた。
「ふーん。俺は入れながら腹責めする方が気持ち良いんだけどね。」
敬子の腹を軽く小突いて俵道は言った。
「ふ・んっ!」
過剰な反応をして腹を庇う敬子。
「腹を庇うのは禁止って言わなかった?」
おずおずと腹を晒す敬子。
「あはは、今日はもう良いよ。泊まって行く?」
「帰らせてくれるなら帰りたい。」
「分かった。シャワー浴びて行ったら?」
「うん、ちょっと借りる。」
身嗜みを整えた敬子を、玄関まで見送った俵道は言った。
「また連絡するよ。」
別れ際の決まり文句になりそうな言葉を、敬子は複雑な思いで聞いた。
ハアハア
仕置き人さん、生存報告だけでも…
ヽ(゚∀゚)ノ
仕置き人先生の連載再開を期待する。
333 :
333:2006/09/21(木) 12:28:51 ID:hDRNHevd
孟宗中学校
放課後
登場人物
亜美 ショートカットの似合うボーイッシュな美少女
絵美 不良 チンピラ
下校途中不良少女絵美に因縁をつけられた亜美
「変な言いがかりはよして。わたし帰ります」
「人にぶつかっておいて、帰りますはないだろ?」
絵美は亜美の両襟を掴み、凄んだ。
「そんな、ちょっと当たっただけじゃないですか、離してくださいっ」
「わかってないね、あたしに生意気言うとこうだ!」
絵里は言って、体を引きながら襟を強く手前にひっぱった。
「え? キャッ」
バランスをくずし前につんのめった
亜美の腹に、カウンターで強烈な膝蹴りが突き刺さった。
「うぐええぇぇ!?」
お腹の真ん中に穴があいたのではないかと思うような、ものすごい衝撃を受けた。
瞬間小柄な亜美の身体は50センチ以上も宙に浮いた
絵里が亜美の襟を離すと、
亜美は腹を抱え、
地面におでこを付いてうずくまってしまった。
苦痛のあまり目に涙が滲む。
「う…うぅ……むっ」
「あんた可愛いから顔はやめておいてあげる」
絵里は楽しげにそう言い放つと、
プルプルと震える少女の頭に手を伸ばした。
334 :
333:2006/09/21(木) 12:29:25 ID:hDRNHevd
絵里は亜美の髪を束ねて掴むと、乱暴にグイッと亜美を引き起こした。
膝立ちになり、セーラー服から伸びる細い喉が仰け反る。
眉間に深いシワをよせ、酸欠の魚さながら口をパクパクさせている。
絵里は苦悶に歪む獲物の顔を、満足気に見下ろした。
「アハハ変な顔、どうあたしの膝効いただろ?」
「かっ かひッ」
返事をするように口が割れて唾が飛んだ。
声どころか呼吸さえままらなぬ状況だった。
息をしようとすると、かっ かっ とつっかえたように喉が鳴った。
「こら、なんとか言えよ!」
絵美は掴んだ髪を絞り上げ、ブンブンと頭を揺さぶった。
「うぅ・・・」
亜美は反射的に腕を上げ、絵里の腕を掴んだ。途端に絵里の爪先が、がら空き
になった亜美の腹にめり込んだ。
メリィッ
「がっ!? あっぐぅッ!!」
絵里が手を離すと、亜美は地面に再び崩れた。苦痛に身をよじる。
「うぐうっ ふぐぅっ…あぁっ」
「何生意気に抵抗してんだ よっ!」
さらに脇腹を踏みつけられた。
げ! と嗚咽が出たようだったが、息だけのようでもあった。
さらに二回、蹴られた。いや、二回というのは、亜美が知っている回数、という意味である。
その二回目に、亜美は意識を失った。苦痛に呻きながら暗闇に沈んでいく自分を、亜美は客観的に見ていたのである。
久々にSSキタ━(゚∀゚)━ッ!
336 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 21:16:45 ID:K3EGUXRM
84師匠!夏美と松子は闘わないんですか?
とりあえず名前が絵里になったり絵美になったりころころ変わるのが読みづらい
3人いるんだよ!
え、それなんて新機軸?
なにかアイデアを下さい。
俺のアイディアを書いてもらえるチャンスだというなら書いて欲しい反面、
自分で書きたいとも思う
勿体ぶってないで書けよ
書こうぜ
まとめサイトの管理人です。
>60氏のアイデアを頂いて、アンケート作ってみました。
コメントは全角100文字まで入るはずです。
投票結果は、誰でもいつでも見られます。
各投票テーブル右下の、虫眼鏡アイコンをクリックしてください。
それぞれのテーブル毎に投票ボタンを押すと言う、
ちょっと面倒なシステムになってしまったんですが、
お暇があれば投票してやってください。
まとめ管理人さん乙。
投票、1日1票とか制限かけた方が良いかも。
>346
そこのところは当面、
投票者の良識に期待するw
制限しても連投するヤツはいるだろうし。
>私もキレて、DQNを体当たりで跳ね飛ばし、
>壁に押し付けたまま腹部を何度も殴打してあと数発で
>完全にグロッキーというところまで追い詰めたのです。
>しかし、同じクラスの女子が「喧嘩はダメ〜」とか叫びながら、
>私を後ろから羽交い絞めにしたのです。
>一瞬、肘打ちで跳ね飛ばそうかとも考えましたが、
>流石に喧嘩を止めようとしている女子をKOしてしまうのは
>問題だろうと思い、どうする事も出来ずに困っていると、
>先ほどまでグッタリしていたDQNがダメージから回復し、
>身動きできない私に飛び蹴りを繰り出しクリーンヒット。
某ブログより転載。
この文だと何発も殴った時点で「あと数発で完全にグロッキー」に見えたようだが、
フツーの女の子同士だとどんくらいでグロッキーになるのかな。
この事例は男同士ですが・・・
ほしゅ
350 :
覇王:2006/10/03(火) 01:09:20 ID:MeQdQQc9
舞台はとある高校 茜は二年生で顔は可愛いが性格が悪く、喧嘩も強い。生活態度が不真面目でよく教育指導担当の体育教師によびだされ説教されることが多かった。ある日校舎の外で不良娘の仲間とタバコを吸っているのを発見され、呼び出しをくらった。
351 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:10:17 ID:MeQdQQc9
茜逹はいやいやながらも言われた通りにした。指導室の前に整列させられる不良娘たち。体育教師「まずお前・・・入れ」友人Aが部屋に入っていった。茜「一人ずつ説教するみたい」友人B「Aでてきたらフケてカラオケいかね?」そうこうしているうちに五分が経過しドアが開いた
352 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:11:46 ID:MeQdQQc9
体育教師「次 茜入れ。」茜「Aは?」体育教師「つべこべ言わず入れ!」体育教師は茜を無理やり指導室に引きずりこんだ。体育教師「お前らには口でいってもわからないからこういう方法をとらせてもらった。茜は目の前の光景にゾッとした。
がんばれはおー!
354 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:18:59 ID:MeQdQQc9
なんと先ほど入っていったAが顔にあざを作って気絶しているではないか。茜は衝動的に手がでた。茜「テメェエエエ!」茜は体育教師に殴りかかったが受け止められてしまった。体育教師「安心しろ。お前はこの程度ではすまさん。」
355 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:20:48 ID:MeQdQQc9
次の瞬間茜はお腹に強烈な痛みを感じた。体育教師のゴツい拳が茜の細い体にめり込んでいた。茜「か・・・は・・・」
356 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:21:47 ID:MeQdQQc9
体育教師は腹を抑えて前のめりに倒れそうになる茜の腹の腕に保護されていない部分につま先蹴りをぶちこんだ。「ぐええぇぇぇ!!」苦痛のあまり床をのたうちまわる茜
357 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:23:46 ID:MeQdQQc9
「立て」体育教師は苦しむ茜の髪を鷲掴みにして無理やり起こし。戦意喪失気味の茜の腹部をリズミカルに殴りだした。一発 一発がよくめり込む。茜「ぐええ・・・!お腹・・・やだ・・・ごえ・・え!・・・ごめ・・んなさ・おげえぇぇ!」茜は泣きながら謝った。
358 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:24:30 ID:MeQdQQc9
体育教師の手が止まった。茜は今まで呼吸ができなかったため、激しく呼吸を行った。呼吸が整ったところで体育教師は背を向けた。茜が安心感から深呼吸したその時、体育教師の裏拳が茜の腹のど真ん中に深く突き刺さっていた。「ゲロォォォォ!!」茜は遂に吐いてしまった。
359 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:27:57 ID:MeQdQQc9
つまらんの書いてごめん このへんにしとく
内容は非常に良いのだが、如何せん投稿方法に問題がありすぎる。
361 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 07:51:09 ID:MeQdQQc9
すまん 携帯で書いたのがそもそも間違いだった
つまらない物を書いてみたんだけど、うpしてもいい?
バッチこい!
今までうpされた中でどれが一番好き?
俺は更衣室の仕置き
んー、俺は224氏の空手家美少女親友コンビかな?
SSまとめ見ると他の良作もいろいろ思い出すけど。
更衣室の仕置き。
ついで空手家美少女親友コンビですね。
流れブチ切ってスマン。
>350
まとめサイトには適当に改行入れて載せました。
改行の仕方が気に入らなかったら言っとくれ。
>>364 俺は11氏の女戦士が一番良かった。
じりじりと追い詰められていく描写が好き。
>>367 まとめ乙です。
おかげで読みやすくなりました。
369 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 15:40:54 ID:mdgDlKhV
空手家親友コンビ復活して欲しい
過疎ったのう
やはり、投下がないと過疎るさ。
3次元の腹パンチもいいけど2次元キャラのパンチとか小説の方が萌えるのは俺だけ?
いろいろ妄想できるのがいいんだよね
リレー小説でもやる?
人ineeeeee
本スレも荒れてるしね・・・
本スレ・・・荒れる
おえび1・・・荒れ気味
おえび2・・・過疎化
女の腹を殴る(SM板)・・・bodyzoneが埋め立て。消滅
その他腹パンチ系サイト・・・停滞
感じてもらいたい派の腸少数派の俺が来ましたよ
基本がSMの狢やから正〜〜〜〜〜〜直・・・
俺にも文才があったら書くんだが
腸少数派ってところに腹人の香りが濃いですな
文才なんて気にするな!妄想を垂れ流しでいいじゃないかQ!
感じてもらいたい派ってそういえばなんだろう
1:殴られるのは嫌だよ派
2:嫌だけど腹を鍛えるためにあえて殴られるスポーツ少女派
3:嫌だけど恋人が殴るのが好きだから願いを叶えてあげたいとお腹を差し出すよ派
4:殴られる痛みや苦しみを実が身体を求めていて拳を腹に導いて殴ってと囁くよ派
みたいなもん?ちょっと違うか・・・
>>378 理解者!!ありがとー!
>>379 3&4かな
理想は3に何年かけてでも仕込んでって
4の様にすることかな?
・・・この世で一人だけの女・・・
序
俺の心は焼け付く様に乾ききっていた。
どんな女ともうまく行かない。 思えば婚約を破棄した女と別れた後の
俺の生活は、およそ社会人とは呼べない程荒みきっていた。友達や知り合い
から、「連絡がつかずに、本当に困る!」という苦情をよく聞いたものだ。
当時、まだパソコンや携帯などのツールの無かった時代だった。週に2〜3
度は・・・酒場に入り浸り・・・であればまだ良いが、テレクラの暗く狭い部屋
へと通っていた。
大阪は梅田にあるその店は少し前から知ってはいた。SM雑誌には必ずと言
って良いほどその店の広告があったのだ。15歳ぐらいの時からSM小説を読
んでいた俺は、当初その「テレフォンクラブ」という店の意味が分からない
でいた。
「女もおらん店へ行って、一体何をするねん???」
しかし、その雑誌によってシステム的な事を知るようになった。ただ、交際
している女性がいる時には、そんな店へ行く事など頭になかった。別れてから
暫くして、俺はその店のドアを開けていた。
まとめ管理人です。
お絵描き板に、224氏のSSの挿絵を一枚頂きました!
本文にも貼り付けてますが…。
ところでjpeg形式って、ソフトバンク系の携帯でも見れたっけ?
381氏のは明日にでも取り込みまする。
ここって何人見てるんだろ
3人ぐらいw アヒャヒャ!!
( ・∀・)ノ 俺も見てるぞ!
なんつーか腹会でお馴染みのメンツが見に来ているような気がするわ
そりゃあ人数が限られるし、掛け持ちがデフォでしょ。
回ろうと思えば回りきれる数じゃね? 日本の腹責めサイトなんて。
すげー廃れたよな
やっぱりフリスという要が・・・
| |
| |∧_∧
|_|´・ω・`) だれもいない、投下するなら今のうち
|桃|o旦 o
| ̄|―u'
""""""""""
| |
| |∧_∧
|_|´・ω・`) 224さんのと設定かぶってるっぽいけど
|桃|o旦 o
| ̄|―u'
""""""""""
とある県境に位置する全日制共学の学校があった。
その名を私立星宿高等学校という、県内では中々にレベルが高く進学校として毎年多くの受験生がこの学校の門をたたく。
校内には運動部、文化部合わせて100に近い部活、同好会がありそれぞれに活気に満ちた活動を行っていた。
その中の一つである女子格闘技研究会(少人数のため、部活とは認められていない)
に、ある事件が起こった。
「と、言うわけだ、悪いが出ていってもらおう」
学生服を気崩した格好をしたごつい男が野太い声で突き放すように言い放った。
その両腕は筋肉が盛り上がっており、がっしりとした身体付きはそれほど気の弱い者でなくとも思わず道を譲ってしまいそうな風貌と迫力のようなものを感じる。
それもそのはず、彼は総合格闘クラブの主将、三年生の沢田雅臣その人なのだ。
「どういうこと?ちゃんと説明してくれないとわからないわよ」
野太い声とは対極にある凛とした声があたりに響き渡った。
女子格闘研究会の室長、三年生の神楽坂沙織がいささか不機嫌そうな声で疑問を口にする。
いきなりやってき部室をよこせなどと言われれば当然のことだろう。
167pの身長に艶やかな長い黒髪をストレートに腰まで伸ばし、不思議なことに大きくスリットの入ったチャイナドレスを着ている。
自分の好きな格好で練習すれば強くなる、と言うのがこの研究会の方針だ、ある種イメージトレーニングのようなものと言ったら分かりやすいだろうか。
身体にフィットした服は沙織のラインを余すことなく浮き上がらせている。
柔らかそうに盛り上がった胸、すらりと伸びた足は白くきめの細やかな肌。
全体的に華奢な体つきではあったが均整のとれたバランスのいい身体だった、しなやかに鍛えられた筋肉がプロポーション維持に大きく寄与している。
「いきなりやってきて部屋を渡せと言われて、ハイそうですかなんて言えるわけないじゃない」
「理由か?うちの部は歴史もあるし、今年は希望者が予想より多くてな、部室が手狭になったんだよ」
悪びれた様子もなく淡々と話していく雅臣の様子に、またもむっ、とする沙織。
「そんな理由で来られても困るのよね。言われるこっちの気持ちになってみたら?」
「部として認められていない君たちに今まで部屋があったこと自体、身の丈にあってはいなかったと思わないか?」
「これから増えるのよ!学長の許可もないくせに勝手な事しないでよね」
「学長に聞いてみたら、おまえたちで解決しろと言っていたが?」
「え?・・・そうか、あの学長は・・・」
苦虫をかみつぶしたような顔をする沙織。
この学院は生徒の自主性や問題解決能力を伸ばすためにさまざまな政策が採られている。
生徒同士のいざこざなどは当人同士に解決させ、決断力など社会にでてから一層必要になる能力を高めようという方針なのだ。
いわば生きる知恵を鍛えていく社会としての場でもある。
「そういうことだ。話し合いで決めようじゃないか、痛い目に遭いたくはないだろう?」
にやりと笑う雅臣。
「話し合い?へぇぇ、そんなに子分を連れてきて話し合いもなにもないんじゃない?最初から脅すつもりで来たんでしょ?」
雅臣の後ろには部の猛者たちが5、6人立っていた。
雅臣だけでもひるみそうなものなのに、部下まで連れてきている格闘部に迫られてもひるまない沙織。
普段の鍛錬が自信を持たせているのだろうか、男と女の肉体的なハンデがあってもそれを無視できるほどのレベルなのか。
一同のにらみ合いが続く。
そんな様子に雅臣側の一人がイライラした様子で前にでる。
二年生の太田弘幸だ、彼も部長とまでは行かないがなかなか良い体格をしている。
「主将が渡せと言っているんだ、さっさと言うことを聞けよ!」
相手が女性だと言うことで、なめてかかっているのだろう。
口調が荒く、敬語のけの字もない物言いに沙織はやれやれとため息をつく。
「あなたね、あたしはあなたの先輩なのよ?もうちょっとそれらしい態度があるんじゃない?」
「うるせえな、弱いくせに先輩面するんじゃねぇよ」
「雅臣、あなた部員の教育がなってないわよ」
「うるせぇ、格闘の世界ってのは実力が全て物を言うんだよ!」
沙織はいささかむっとした、これでは自分は沙織なんかには負けないと言っているような物だったからだ。
「先輩は弱くなんかないよ!」
今までのやりとりを黙ってみていた沙織の後輩、古澤ゆかりが弘幸に向かって声を上げた。
自分の大好きな先輩を馬鹿にするような態度に我慢ならなかったからだ。
「何だよ、ゆかりじゃねぇか、おまえこんなクラブに入ってたのかよ」
「こらこら、こんなクラブで悪かったわね」
沙織が苦笑した。
弘幸とゆかりはクラスメイトなのだ、お互いにあまり話をする機会がないので特に親しいというわけでもない。
セミロングにした髪に赤いリボンが彼女の可愛らしさを演出している。
沙織が美人系なのに対し、ゆかりはコケティッシュな感じの美少女だった。
沙織よりは小柄で胸も負けてはいるが、それなりに膨らんでおり柔らかそうだ。
体操着にブルマーというおきまりのスタイルに身体を包み、健康的な色気を醸しだしていた。
「どうしてそんな事言うのよ…あたし、弘幸君がそんな人だとは思わなかったよ」
「な、なんだよ、お前こそこんな部に入っていたなんてな。」
「どこに入ってもいいじゃない。こんなクラブでもあたしは好きなの!」
「こらこら、ゆかりちゃん(汗)」
悪気は無いのだろうが自らこんなという言葉をつけてしまったゆかりに思わずかっくんと力が抜ける沙織であった。
「あ、せ、先輩。ごめんなさい」
あわてて謝っているゆかり。
傍目には、何となくほほえましい風景なのだが今はそれどころではない。
「こら、なに俺を無視してんだよ、ゆかり」
「あ、ご、ごめん・・・って、なんであたしが謝らなきゃならないのよ!」
「謝ったのはお前じゃないか」
「なによ!そんなの気にしちゃって男らしくないったら!」
真っ赤になって言い返すゆかりの姿は迫力よりも可愛らしさが先に立ってしまうのは仕方がないか。
二人の言い争いによってすっかり毒気が抜けてしまった雅臣と沙織はお互い目を見合わせると、近所話でもするような口調で言葉を交わした。
「なかなか、かわいい後輩を持っているじゃないか」
「ま、ね。雅臣こそ、頼もしい後輩を持っているじゃない?」
「熱くなると周りが見えなくなるのが玉に瑕だけどな。いい奴なんだが」
「口のききかたをもう少し教えた方がいいんじゃない?あたしだから良かったけどいつか痛い目に遭うよ」
「うむ、そうだな」
「雅臣先輩!何ほのぼのしてるんですか!」
沙織と雅臣が親しそうに会話しているのに気づき、弘幸が吠える。
「あーわかったわかった、あまり怒鳴るなうるさいから」
弘幸にとって、女子格闘研究会は自分たちに場所を譲らない生意気なクラブとして認識している。つまりは、敵。
それゆえ、我慢のならないことだったのだろう。
「ちょっと、まだ話は終わってないよ!こっち向きなさいよ!」
弘幸が自分を無視したのに腹を立てたゆかりは、ぐいっと襟首をつかむと引っ張った。
「引っ張るなよ、うるせえな」
鬱陶しそうにゆかりの手を払いのけようと振り返ると、目の前にゆかりの顔がどアップになった。
可愛らしい顔が息のかかる近距離で目の前に繰り広げられている。
しばらく見つめ合うように動かないでいたが、ゆかりが真っ赤になって弘幸を突き飛ばした。
「な、な、な、何するのよ!このすけべ!」
「お、お前が引っ張ったんだろうが!」
「な、なによ、あたしがいけないっていうの!?」
胸を押さえて頬を紅潮させたゆかりが弘幸に言葉を浴びせかける。
さすがに女の子、言葉での言い争いではどうにも分が悪い。
二人のやりとりを見ていた雅臣がさすがに声をかけた。
「おいおい、弘幸。仲がいいのは結構だが・・・」
そう言いかけたところで二人が同じに声を出す。
『ちがいますっ!!』
息の合った攻撃にちょっと後ずさる雅臣だった。
気を取り直して再び弘幸を諭すような口調で説き伏せる。
「いいか弘幸、今日は言い争いをしに来たんじゃない、お願いをしに来たんだ。そこの所を忘れちゃいかん」
雅臣の言葉に頭が冷やされ少し冷静になった弘幸。
一方、ゆかりの方も雅臣の言葉を聞いて静かになる、弘幸ならまだしも雅臣はやはり少し怖い。
「・・・とはいえ、お前たちのおかげでなんだか場が白けてしまったな」
「あら、じゃあ今度もこの手を使おうかしら」
くすくすと少し笑いながら沙織は言った。
渋い顔をする雅臣、しかし次に言った言葉は誰もが予想もしていない言葉だった。
「しかし、このまま決着が付かないのは面白くない。ゆかりさんとやら、弘幸と戦わないか?」
「雅臣先輩!俺とゆかりが戦うんですか?」
「ちょっと、いきなりなに言い出すのよ」
沙織と弘幸が驚きと非難の声を上げる。
ゆかりは何も言えずにただ立ちつくしてしまっていた、どうしたらいいか分かっていないらしい。
「今日は部屋を渡しに来てもらったのだが、興が削がれたからな、やめておこう。かといって手ぶらで帰っては面白くない。まぁ、前哨戦と言ったところか」
「あくまで、部屋をあきらめるつもりはないのね」
「そういうことだ」
無言で見つめ合う沙織と雅臣。
一方、弘幸は困惑気味のようだ。
「先輩、俺に女と戦えと言うんですか?冗談きついっすよ」
「何だ?自信がないのか?」
雅臣の目が鋭く光る、自分の不満があるなら言って見ろ、そういう目をしている。
弘幸は射るような目つきで睨まれて何もいえなくなってしまった。
体育会系の最たる部の中において、先輩の言いつけは絶対である。
しかしこの場合、ゆかりの承諾も必要なのだが・・・
「なによ、怖気ついたの?あたしはぜんぜんおっけーだよ。負けないんだから」
物応じないゆかりの態度を見て雅臣は面白そうに笑った。
「はっはっは。威勢のいいお嬢さんだ。今のところは弘幸の劣勢というところかな?」
「勘弁してくださいよ・・・おい、ゆかり、本当にやるんなら手加減しないからそのつもりでいろよ」
「望むところよ、あんたに足りないところを教えてあげる」
ばちばちと火花を散らすゆかりと弘幸。
そんな二人の様子を見てやれやれといった様子なのは沙織だ。
ひとまず部室のことは先送りになったので心なしか安心したようにも見えるがこれでゆかりが大怪我をしようものならそれ以上の問題だ。
しかし女子ながらも格闘というカテゴリーに身を置いている以上さけては通れない道でもあった。
「止めても無駄なようね…どこでやるの?あたしたちの練習場使う?」
「うむ、そのほうがいいだろう。自分らにしても一回は見ておきたい」
「お渡ししませんからご心配なく」
こちらは舌戦、しかしあまり仲が良くないようには見えなかった。
よく分からない二人である。
沙織に案内され、女子格闘研究会の練習場にやってきた。
練習場とはいっても部として認められてはいないので部室棟にある一部を間借りして練習している。
すごい格好で練習する時もあり、そのまま部屋から出てしまうと視線が集まることもしばしばだ。
もっとも、コスプレのような衣装を纏った二人、しかも二人とも美人と可愛いと来ればそれもまた彼らの目の保養にもなっていた。
間借りとはいえ、結構広い。
「なかなか広いじゃないか。これはぜひ欲しくなってきたな」
「あげないわよ、二人とも、準備はいいの?」
軽く釘をさしたあと、二人に声をかける沙織。
気遣わしげな表情でゆかりに励ましの声をかける。
「いい、無理しちゃだめよ。だめだと思ったら降参してもいいんだからね」
「沙織先輩!あたしは負けません!女の子だからって甘く見てると痛い目にあうってのを思い知らせてあげるんだから」
「ゆかりちゃん、結構激しい性格だったのね」
汗ジトな沙織、ゆかりは顔を紅潮させて息巻いている。
一方、雅臣のほうも弘幸に声をかけていた。
「負けることはないと思うが・・・油断は禁物だ。沙織が教えているのなら実力はあると思え」
「大丈夫ッスよ、負けやしません」
「あと、顔は狙うな。相手は女の子なんだから顔に傷をつけてはかわいそうだ。試合ならまだしも私的な戦いだし、顔に怪我があることをとがめられると面倒だ…身体を狙え。」
「戦いッスから甘いことはいえないと思いますが・・・分かりました、腹でも狙います」
「うむ、くれぐれも油断はするなよ。負けたらどうなるか分かっているな?」
冷や汗をかく弘幸であった。
お互いに真剣な顔つきで対峙する沙織と弘幸。
二人とも異性と戦うのは今日が始めてであり、少し緊張した面持ちだ。
しかし、双方とも負けるとは思ってはいないようだ。
シン…と室内が緊張を伴った静けさに包まれた。
拳を握り、弘幸が構え、じりじりと間合いを見計らっている。
非公式とはいえ、お互いの面子をかけた戦いである、負けられないのだろう。
ゆかりは柔らかな物腰で軽くステップを踏んでタイミングを計っていた、意外と冷静なようだ。
ステップを踏むたびにあまり大きくない胸がぷるぷると揺れ、それに気づいた弘幸が顔を赤くする。
「そっちから来ないなら、こっちから行くよ!」
言うな否や、ふわりと飛び上がり弘幸の顔面に旋風脚を放った。
胸に見とれていた弘幸は一瞬一瞬反応が遅れる。
バッシィィン!
「うぉぉっ!?」
「まだまだぁ!」
綺麗に左の頬に決まり、驚きの声を上げる弘幸。
着地したゆかりはつつけざまにハイキックを同じところに放つが、それはガードされてしまう。
「うぉぉ、てめぇ、いきなりやりやがって」
「もう始まってるんだから、よそ見するのがいけないんじゃない?」
ふっ、と笑みを浮かべるゆかり、しかし内心穏やかではなかった。
(綺麗に決まったのに、あんまり効いていないみたい)
やはり、体格、筋力ともにいかんともしがたい差があるのは確かなようだ。
打ち合っては不利と判断したゆかりは脚でかき回すことにした。
「ほらほらっ、ついてこれる?」
「てめぇ!このやろう!」
弘幸の周りをちょこまかと動き回り、かく乱する。
いらついた弘幸がパンチを打ち込んでくるとひらりとかわして肘を鼻っ柱にぶち込んだ。
バキャ!
「ぐわぁぁ!」
「どうしたの弘幸君?あたらないね♪」
わざとからかうような口調で馬鹿にするゆかり、頭に血を上らせてしまおうという作戦だ。
ズバリはまって弘幸は頭すっかり血が上ってしまっている。
鼻を押さえながら怒鳴りつける弘幸。
「手加減してやろうと思ったが、頭にきた!ぶっ飛ばしてやる!」
「だれが手加減してなんていったのよ、それとも、負けた時の言い訳?」
「うぉぉ!」
腕の筋肉を膨らませてすさまじい勢いのパンチを二発、三発と放っていくが、ひらりひらりとゆかりはかわしていく、考えなしに振り回していては当たるものも当たらない。
沙織の教えはいかに攻撃をかわして隙を作り、相手にダメージを与えるか、だ。
当たらないことにまたイライラする弘幸、悪循環になってしまっている。
ゆかりの作戦はひとまず成功のようである。
カウンターのローキックが弘幸の脛にあたり、つまずいてしまう。
ズダァン!
「ぐおぉぉ!」
「いい格好だね、へっへーん」
胸をそらして弘幸を小ばかにするゆかり。
ぷちぷちと弘幸の血管は切れそうな勢いだが、どこか戦いにくそうにしていた。
やはり相手が女の子だというのが無意識に身体にブレーキを利かせているのだろうか。
それにいつもは身体の大きな男たちを相手にしているだけに一回り以上も小さく、すばしっこいゆかりを捕らえるのは難しかった。
「何をやっている!冷静にならんか!」
雅臣の叱責が弘幸の耳をたたいた、はっとなる弘幸。
尊敬する先輩の声に叱られて、冷や水を浴びせられたような衝撃を受ける…少し冷静になる彼であった。
ちょっと苦い顔をするゆかり。
(ああぁ、せっかくぅ!)
「・・・なかなかやるじゃねえか、見直したよ」
「ま、まぁね」
「俺も、負けられないんだよ・・・いくぜ」
すっと立ち上がり再びファイティングポーズをとる弘幸、先ほどとは違い落ち着いている、頭に上った血がすぅ…と降りていく感覚を覚える。
沙織が警告する。
「ゆかりちゃん、気をつけなさい!立ち直ったわ」
「は、はい!」
緊張の度合いを高めて対峙する二人…辺りが静けさに包まれる。
均衡を破ったのは弘幸だった。
「せやぁ!はいっ!」
先ほどのような闇雲な攻撃ではない。
右から左、下から上といった対角になるように組み立てた攻撃だ。
反撃しようにも鋭く抉るようなフックやガードを固めたその戦いはがむしゃらなものではない理にかなったものだった。
次第にゆかりのほうがあせり始める。
「わっ、こ、このっ!えいっ!」
右の拳をかわして懐に入り込もうとしたゆかりだが博之のハイキックがゆかりを襲った、ゆかりが今まで味わった事の無い重い蹴りだ。
「きゃっ!」
何とか両腕でガードしたがウェイトで劣るゆかりはそのまま押し出されるように体勢を崩した、床から足が数ミリ浮き上がる威力。
そこに初めてゆかりの隙が生まれた。
弘幸がそこを見逃すはずはなく、間髪いれずに体勢を崩したゆかりの腹部に拳を叩き込んだ。
ドスッ!
「はぁうぅっ!」
鍛えられた弘幸の拳がゆかりの腹部に深く潜り込んでいた。
男と女ではやはり鍛えても筋肉に差が出る、弘幸の拳を支えきれなかったゆかりの腹部の様子がそれを雄弁に物語っている。
「うぁ・・・くふっ、う・・・」
ゆかりはぷるぷると身体を震わせるとよろよろと後ろに下がりながら腹部に潜り込んでいる拳を引き抜いた。
腹部を両手で押さえるとゆっくりと身体をくの字の折り曲げていくゆかり。
かろうじて立ってはいたがブルマーから伸びたすらりとした脚はがくがくとくず折れそうになる。
いっぽい、弘幸はせっかくのチャンスが訪れたが動けないでいた。
拳を叩き込んだ時に伝わってきた柔らかさ、感触に驚きと戸惑いを感じている。
(あ、あんなに深くめり込んだ・・・俺たちだったらあそこまでは絶対行かないのに・・・しかも、すげぇ柔らけえ・・・!)
拳に残る感触がまだ残っている、インパクトの瞬間の締まる腹筋の抵抗を突き破る感触、柔らかさ…もぐり込んだ拳を押し出そうとキュッ、キュッとした蠢き。
苦しげなあえぎ声をあげるゆかりに何だか色っぽさを感じる。
何か黒い感情が湧き上がりそうになるのを押し込んでさらに追い討ちをかける。
「まだまだ、こんなもんじゃねぇぞ!」
「ひ、弘幸・・・?きゃっ!」
身体を折っているゆかりの腕をつかむと、ぐいっとひねり上げ無理やり身体を起こす。
すると、無防備なゆかりの腹部があらわになった。
「おらぁ!」
ドボォ!
「うぐふっ!・・・く・・・ぅ」
再びめり込む弘幸の拳。
悲痛な声を上げて身体をよじるゆかりの声に突き動かされるように弘幸は次々と拳をめり込ませていく。
ドム!ドボォッ!・・・ズン!
「がはっ!・・・ぐぅぅぅ・・・んぐぅ!」
容赦のない攻撃にゆかりはどうすることもできない。
柔らかい腹部は拳がめり込むたびに形を変え、へこまされ、抉られていくのだ。
腕や足などと違い腹部の苦痛はいつまでも長引き、体力を容赦なく削られる。
ゆかりの細いボディの中に秘められた内臓がズキリと悲鳴を上げるような痛みを放つ。
普段は腹筋と脂肪に守られているため苦痛を受けることはないため、痛めつけられることに慣れてはいないのだ。
沙織はまだゆかりにボディ打ちの鍛錬は課していない、まず格闘技の楽しさを身体で感じてもらってから少しずつと思っていたのだ、それが今回裏目に出た。
腹の痛みになれていないものはそれだけで戦闘意欲を失ってしまうこの痛み…。
「くふ・・・いた・・・は、はなし・・・て」
身体の力全てで弘幸の身体を両手で強く突き飛ばすとそれが限界だったか、ゆかりは地面に四つんばいになる格好で倒れこんでしまった。
大きく肩を上下させて息を整えようと試みるが、腹の中の苦痛が大きいためになかなかうまくいかない。
そもそも四つんばいすら腕ががくっ、がくっと折れてしまいその体勢を維持するのが精一杯だ。
そこに、弘幸のつま先が襲い掛かる、腹の中心に入った。
「んんんんん!・・・はぅっ!」
ゆかりの華奢な身体が浮き上がるほどの衝撃に思わず瞳が大きく開く。
つま先はゆかりの内臓まで達していた。
「ゆかりっ!」
「ぐ…え…せんぱ・・・」
「おら、今までの礼はまだまだこんなもんじゃないんだよ!」
襟首をつかみ上げて顔をあげさせる弘幸。
ゆかりの顔は苦しそうに眉をひそめ、口の端からは一筋の唾液がきらりと光っている。
時折うめくその声も消え入りそうだ。
弘幸の理性はどこかに追いやられ、黒い欲望だけが彼の思考そのままになる。
もっとその表情を見せろ…逆らうからこんな目に合うんだぞ。
ドスゥッ!
「ふぅぁぁっ!」
弘幸の拳がめり込み、貪欲にゆかりの腹のなかに沈んでいく。
「うくくく・・・や、やめな・・・さいよ・・・」
「うるせぇ!」
弘幸が拳をひねるとゆかりの中がかき回された。
「あっ、あっ、あっ・・・」
びくびくと反応するゆかりの身体。
そんな様子に弘幸はさらに大きく拳を動かしていく。
動かすたびにゆかりの内臓が位置を変えられる、柔らかい蠢きが弘幸の拳をさらに突き動かしていく。
横にずらすと大きくて弾力のある塊があるのに気づいた。
ゆかりの肝臓である。
弘幸は拳を一旦広げ、腹部から引き抜くと四本の指先で肝臓の辺りにあてがい、ぐいっと押し上げた。
「うっつ、あ!」
ビクッ!ビククッ!
肝臓が押し上げられ、顔をのけぞらせるゆかり。
押し上げられた肝臓に肺が圧迫され息が苦しくなる。
ぱっ、と手を離すとずるりと元の位置に戻るゆかりの肝臓。
ゆかりは朦朧とする意識の中で思いをめぐらせていた。
(苦しい・・・おなかの中で何か動いてる・・・動かされてる・・・た、立たなきゃ…ごふ、で、でもちからが…ああうっ!)
まさか、内臓が無理やり動かされ、揉まれているとは思っていないゆかり。
その事実を知ってしまったら、恐らく絶望してしまうだろう。
知らないゆえに、まだ、あきらめてはいなかった。
震える手で弘幸の拳をつかむと、よろよろと押しのけようとする。
しかし、力が入らない。
「うざってぇぜ」
一言吐き捨てるようにつぶやくとゆかりの手を乱暴に払いのけ、みぞおちに重そうなパンチが叩き込まれる。
ドボォ!
「うっあ!・・・げふっ!」
パンチはゆかりの胃袋を圧迫し、ゆかりは口元を両手で押さえる。
何かがあがってきたのだ、恐らく胃液だろう。
吐き出すものかと涙目になりながらうずくまるが堪え切れなかった少量の胃液が指の間からぽたぽたと流れ落ちる。
「はぁ、っく!・・・ぐぶっ!」
「もう一発だ」
ドスッ!
「ぐふっ!・・・けぽっ!」
深々とゆかりのみぞおちにめり込んだ拳、二回目はさらに深く食い込んだ。
口からあふれ出るゆかりの大量の胃液が体操服にやや黄色を帯びた染みを作る。
「ごほっ・・・げふ、げふ!・・・ぴちゃっ」
「もうその辺にしておけ、彼女を入院させるつもりか?」
「でも、まだ勝負は!」
上ずった口調で弘幸は声を上げる、興奮しているのは誰の目にも明らかだ。
大量のアドレナリンが弘幸の身体を支配しているに違いなかった。
「あたし・・・まだ・・・うぐっ!・・・や、やれま・・・」
「ゆかりちゃん、もうやめなさい!」
沙織の声にも耳を貸さず、震える足で立ち上がろうとするが力が入らない。
腹のダメージがもう限界まで来ているのだろう、これではもう戦えない。
だがその瞳は勝利への意志で輝き腹を押さえてのた打ち回りたいであろうその体を必死に押しとどめていた。
一瞬、弘幸がうすら恐ろしいものを感じ後ずさる。
ふっ、と雅臣が笑った。
「お前の負けだ、弘幸。彼女の思い、闘争心がお前を一瞬越えたのだ、こんなになりながらな」
「そんな!じゃあ、じゃあ・・・」
「それに、お前は欲望に身を任せて彼女を痛めつけた、それは戦いではなくただの暴力に過ぎん。戦いにおいては彼女のほうが勝っていたぞ」
「・・・・・・」
何も言えなくなる弘幸。
心の中でこれまでの戦いをなぞって行く、どうしてこの結果になってしまったのか。
体格もパワーも勝っている自分がなぜあの一瞬この華奢な少女に恐れを抱いたのか。
ふぅ、と一つため息をつくと息も絶え絶えなゆかりに近づくと彼女を抱き起こした。
「ゆかり、やるじゃねぇか・・・悪かったよ、こんな部なんて言っちまって」
「う・・・弘幸・・・あ、あたし・・・つよ・・・い?」
「あぁ、強かったさ、いい蹴りももらっちまったしな、鼻がいてぇ」
「へへ・・・んぐぅっ!」
微笑んだ後、ゆかりは大きく身体を強張らせてぐったりと気を失った。
戦いが終わったと感じた瞬間に張り詰めていたものが切れたのだろう。
身体の力が抜けた彼女の口から、黄色がかった液体が滴り落ちてくる。
彼女の身体をぎゅっと抱きしめる弘幸。
雅臣が口を開く。
「罰は免除しておいてやろう、自分に足りないものが分かったんじゃないか?…彼女のそばにいてやれ、それを考えながらな」
「はい・・・」
弘幸にそういった後、沙織にも声をかける。
「いい後輩を持ったな、根性のある女の子だ。うちの部にもそうはいない」
「あたりまえでしょ?あたしの後輩なんだから」
「そうだな、昔はお前もあんなふうに吐いていたからな」
「うるさいわよ、そこ」
昔を懐かしむような遠い目を一瞬雅臣が見せたような気がした、しかし、すぐに鋭い眼光が戻ってくる。
「ふっ、なかなか簡単には行かないということを思い知らされたよ・・・だが、諦めた訳じゃないからな」
「諦めてくれると楽なんだけどね」
「はははは・・・・おい、帰るぞ!」
面白そうに笑った後、雅臣は号令をかけて部員とともにこの場を去った。
後には、沙織、ゆかり、弘幸が残される。
「面倒なことになったわね・・・」
ため息をつきながら沙織は嘆息すると、何か思い出したように弘幸のほうに向かって。
「よくも、ゆかりちゃんをここまで痛めつけてくれたわね!」
そう叫ぶと強烈な回し蹴りを弘幸の延髄に叩き込んだ!
鞭のようにしなったその綺麗な足はこの瞬間恐ろしい凶器に変わる。
バッゴォン!
「うごぁぁぁ!」
その一撃は弘幸の身体を吹き飛ばした!
仲良くゆかりと一緒に気を失う弘幸、なんと言う威力であろうか。
この身体でこの破壊力を生み出すとは並みとはとても思えない。
「とうとう目を付けられちゃったわね…やれやれ、忙しくなりそうだわ」
窓から伸びてくる夕焼けを眺めながら一つため息をつき、沙織は独白した。
だが、彼女は知らない。
既に刺客が派遣されていることを。
それは沙織はもちろん雅臣すら預かり知らぬところで、総合格闘クラブの闇の胎動を始めていることを・・・
|∧∧
|・ω・`) 誤字脱字は、目をつぶってね
|o旦o
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`) シチュとかなかなか難しいよね、次は何にしようかな
|o ヾ
|―u' 旦 コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ミ ピャッ!
| 旦
頑張れほしのせんせい!
GJ!( ・∀・)っ旦
GJ!もつかれさま(っ・ω・)っ
ただ女同士のが好みだなやっぱ
とりあえず名前欄なりなんなりにタイトルか作者の名前いれてください
GJ! 乙です。
>インパクトの瞬間の締まる腹筋の抵抗を突き破る感触、柔らかさ〜
この感触が良いんだよな(ぉ
って欲望に負けたらタイーホだが。
>409
別に名無しでも良いんじゃね?
411 :
391:2006/10/12(木) 22:22:41 ID:ly+MVryU
レスありがとん、励みになります。
最近マンネリ気味って言うかそんな悩みを抱えていたりも。
でも好きなものは好きだからしょうがないかなぁ、と。
柔らか〜少し鍛えた腹好きでして…
あと文体少し変えようかな(;´д`)
俺も書きたくなってきた!!
ので・・・・気が向いたら書こう・・・・
やっぱ流行?の学園もの武道やってる少女ものか??
おお、ほしのセンセなの? やっぱ引き締まった腹がいいよね。
ガチガチムキムキまで行かずとも、白亜右月の絵によく見られるような。
こ・これはレベルが高い!
最高じゃん!
星野先生か・・・最高!
続編希望なりよ星野先生
女子部長がボコられる話でひとつ
自分は仕置き人さんの復活を待ってますよ
>>413 適度に引き締った腹つうと、こんくらい↓かい?
tp://waltostarly.com/images/pic20.jpg
すでにがちむち
腹筋が表面化してないレベルってことじゃないかね?
このレベルなら俺は十分守備範囲だが。
沙織のイメージは、爆裂天使のセイだなあ
皆のビジュアルイメージはどうよ?
422 :
413:2006/10/15(日) 13:50:05 ID:CIpgJkfv
>418
んー、こんくらいのも好きですよ?
でも縦筋一本もいい・・・
腹筋が一回も出来ない柔腹も好きですよ
そして再び過疎状態
そういう事言うから過疎るw
誰か、まとめサイトのアンケでインスパイアされてくれる職人さんはおらんかね。
あつかましいやつらだな・・・
自分で動け
俺は自己の妄想は既に吐き出した。
ガス欠なんすよ。
430 :
391:2006/10/18(水) 00:31:41 ID:wbw3tKeG
目標が腹を痛めつけるというものだけにシチュエーションを工夫するしかないんですよね。
戦闘、特訓、SM的なプレイ等限られてきちゃって。
今ボクシング部編書いてますけどゆかり編と類似っぽい感じで、一時中断ヽ(`Д´)ノ
責め方とか開拓しないと…触手とか腹パンチだけではなくいろいろ裾野を広げてみようかな。
内臓責め大好きなんで徹底的に内臓いじめるの書いたら楽しそう。
悩む日々です。
王道で魔女狩り
>430
星野さんの文章を参考にさせて頂いても良いですか?
とても描写が上手いので…
433 :
391:2006/10/18(水) 23:36:32 ID:NcZ2d8ZL
>>432 私の文章でよろしければ、素人の文章ですが(;´д`)
名無しで投下したのにすっかりばれてる、ぬむ。
保守しようぜ
435 :
406:2006/10/20(金) 20:54:36 ID:HfX62WOC
ひっかけにのるからだ!w
臍に指を突っ込んで痛めつけるようなのはこのスレ的にあり?
>>436 アリアリ♪
その責めを恥じらいながらも望む女性
の描写が読みたい。
いや望むのは無し
嫌悪感と苦痛に喘ぐ姿がいいんじゃないか
>>424 俺それ好き!
俺:なんだ。一回も出来んのか?
女:あぁ〜ん・・・。出来ないです(涙)。
俺:・・・臍辺りに・・・ズムッ!!
女:はうっ・・・あん・・・もっと・・・優しくいじめてくださいぃぃぃぃ
勃った(汗)。
>>438 いや、女の開けっぴろげな欲求は萎え萎えw
飽くまで被虐願望を押し殺す様な描写があると最高(勃)。
↑
元気なむすこやな
>>430 こんな感じ↓で、
tp://the-awfulian.ath.cx/root/doc/256-PCTDGS.html
腹に直撃くらった格闘ヒロインがぬっほぉえぇええ〜〜〜
って呻きながらのたうちまわる、
そんな濃い腹責めを、なにとぞひとつ
アニメの武装錬金見てたら、斗貴子さんが腹を押さえて呻く場面に興奮w
ホムンクルスに腹責め(つか内臓責め?)される斗貴子さんなんてシチュも
いいかも試練
nnSさんのミニ漫画もでたし、続きor新作の投下はないものか…
ここで
>>182 にさくっと完結するナイスな腹責めSSを期待
SMクラブで腹パンチプレイしたいんだけど出来るかな
>>179 続き
焦り始めた武下は、夏美の膝蹴りを顔面に食らって気絶した男の覆面を剥ぎ取り、その頬を張って怒鳴りつけた。
「いつまでぶっ倒れているつもりなんだ!? いい加減起きて手伝え!」
目を覚ました男の顎は腫れ上がり、まるでしゃくれたようなしかめ面に変貌している。
「・・・や、やべえよ、池澤の強さは半端じゃねえ!
もうさっさと逃げようぜ、この上警察沙汰になったら、シャレにならねえって」
「今更遅せえよバカ野郎!! タックルして足を止めるんだ!」
そう、普段の夏美であるならば、このような力任せの羽交い絞めならば関節を効かせて抜けることも出来たであろう。
だが、武下のジャブを連続して2発腹に喰らった所為で、その動きにはいまひとつ力が無い。
腹腔内奥にじわじわと染み入るような鈍痛が、夏美の抵抗力を時間とともに奪ってゆく。
強靭な意志力で闘志を持続させる夏美だが、顎を砕いた男の容貌を見た途端に、その表情が苦痛から驚きへと変わった。
「高田・・・あんたまで・・・」
彼も、夏美が知る人物であった。
高田剛健こそは、夏美のトラウマの元凶となった人物、
幼少期の彼女が淡い恋心と共に手渡したチョコレートを、床に叩きつけた上に酷い嘲笑を浴びせた少年その人である。
今を去ること2年前、噂の新体操美少女の練習光景を、高田はサッカー部の仲間達と覗きに行った。
・・・それが学園に入学してからの夏美と高田の再会であった。
引き締った健康的な四肢を魅惑的なレオタードにぴっちりと包んだ夏美の姿に、高田は激しく欲情した。
ましてや、彼女は以前自分に恋慕を抱いていた相手なのだ。
声を掛ければすぐにでも・・・という甘い見通しは、しかしあっさりと覆されてしまった。
馴れ馴れしく肩に載せた高田の手を、夏美はあっさりと払いのけ、冷ややかに
『・・・高田、あんた自信過剰過ぎ。
キモいから、あたしの半径10m以内に入ってこないで』
と言ってのけた。それこそが、彼女に出来る精一杯の復讐のつもりだった。
呆然とする高田であったが、彼の周囲にはその甘いルックスに惹かれた女達が幾人もいた。
やがて夏美に逆恨みを抱いた高田は、彼の取り巻きの一人であった新体操部員をそそのかして、
陰湿ないじめで夏美を退部に追い込んだのである・・・
「・・・これで大体判ったわ。武下。あんた今度こそ終わりだよ。
どうせまた、やばくなったら親に頼ろうとしてんだろうけど、あたしを力づくで、なんて絶対無駄だから」
隙を見て襲い掛かろうと、じわりじわりと距離を詰める、武下と高田。
夏美は彼らをありったけの憎悪を篭めて睨み付けた。
最早疑う余地も無い。武下は、夏美に恨みを持つ男達を集め、時と場所を選んで凌辱しようと襲撃したのだ。
「・・・警察に突き出す前に、あたしがその不細工な顔を整形してあげるよ、武下」
夏美は、羽交い絞めにされたまま、武下に向かって正面蹴りを放った。
「おわっとォ!」
すばやく間合いに飛び込んだ高田は、夏美の逞しい太股を受け止め、小脇にしっかりホールドした。
「良くやった、高田ッ! ナイスキャッチだッ!」
もはや絶体絶命であった。ついに雌豹は、その四肢の自由を奪われ、二人の巨漢にがっちり捕らわれてしまったのだ。
「相変わらず強気なとこがそそるぜ、池澤。まずは、俺の拳をじっくり味わってもらおうか」
「やっちまえ、武下! 思いッ切りキッついのをブチ込んでやれッ!!」
吼える高田に、夏美はこれから自分を襲う鉄拳の嵐を覚悟した。
「これまでの恨みだ、観念しな、池澤ッ! せいぜいボディに力入れときな!」
鈍痛を意識の外に追い出した夏美は、慎重に息を吸いながら、
極薄い皮下脂肪に覆われたなめらかな腹部をぎゅッ、と締め上げ、腹筋に力を漲らせた。
すると鳩尾から下腹部にかけての腹直筋がくっきりと盛り上がり、
まるでギリシア彫刻のように美しく完璧な、くっきりと6分割された深い陰影が、彼女の腹に浮かび上がった。
『大したもんだ、女にしちゃあかなり鍛えてるみたいだが・・・俺の拳でその腹
をぶち壊してやるぜ』
「フンッ!」
武下は恐るべき打撃力を秘めた右拳を握り締め、腰を捻ってストレートを放った。
先ほどの2発のジャブとは比べ物にならぬ勢いで放たれた武下の拳が、
夏美の引き締った腹部、その鳩尾よりもやや下方に、叩き込まれる。
ずむンッ!!!
逃げることも出来ずに、正面から右ストレートをまともに喰らった夏美の美しい腹筋は、
インパクトの瞬間、ちょうど武下の拳の形に沿って、めりッ、と窪んだ。
「ぐぅおおッォ!」
その想像を絶する痛覚に、夏美はカッと目を見開き、ファイターらしからぬ可憐な唇の端から濁った唾液を零す。
めり込んだ拳を武下が引き抜くと、3つめの痣が穿たれた夏美の腹が、ビクッと震えた。
「んッ・・・んくッ・・・」
武下の拳は、文字通り腹の底からの呻き声を、夏美に搾り出させた。
それは夏美が初めて味わう、抵抗力を根こそぎ奪うような、じわじわと染み入る苦痛からの呻き声であった。
『す、凄い・・・ これが漢の拳の威力か、くっそぉ・・・思いっきり効いた!』
「ほぉおお・・・」
一方、驚くのは武下も同様であった。
背を羽交い絞めにされた上に、脚も押さえ込まれた体勢ならば、拳の勢いは全て夏美の腹へと吸い込まれていく。
にもかかわらず、鍛え抜いた夏美の腹筋は、ミドル級ボクサーであった武下の鉄拳を、なんとか受け止め切ったのである。
かつて彼が犯して孕ませた家庭教師の女子大生は、軽く拳を入れただけで、
手首までその下腹部に深々と沈み込んだことを思い出すと、
つくづく夏美の腹がファイターのそれであることを実感する。
『女のくせに、よくもまあここまで腹を鍛え抜いたもんだ。
こりゃ、こっちも相当気合入れてかからねえとな・・・』
続く
き、キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
ここからが本番ですね(*゚∀゚)=3
続き期待してますぜGJ!!!
昨日は公開プロキシうんたらで感想書き込めなかったけどグッジョブ!
仕置き人様、GJ!&お帰りなさい。
これから夏美がどうなるのか、wktkして続き待ちます。
武下!期待に応えてくれよ!
か、かなり人減っちゃった?
SS書いてても、腹責めシチュだけじゃ展開を膨らませられんなぁ
みんなは、腹責め以外にエロパロ板だと、どこら辺を覗いてる?
つか、腹責めと相性がいい属性とか他のシチュとかってあるのかね?
エロパロ板では、ゲロ吐き美少女と鬼畜・リョナ系のスレは覗いてるよ
今、専ブラで確認したら結構多方面にわたってるw
同系列というか、ブラック系なのは
触手・怪物に犯される、鬼畜陵辱、勝負に負けて犯される、強い女性キャラがやられる
女同士の壮絶なバトル
辺りかねぇ。
属性は思いつかないが、人外とか、秘境の腹撃族に襲われるなんてのを提案してみる。
腹責めと何を合わせるかっつうところが難しいのよネ
腹責めばっかだと格闘試合とかリンチとかで終わっちゃうし
あ、でも秘境の腹撃族ってのは面白そう
例えば強い女キャラが腹パンチされて沈んで、でどうなるか、なのよネ
犯されるのか、リョナ展開なのか、あるいは・・・とかね
でもそっちがメインになっちまうと、専用スレ池ってなるかもだなあ
腹責め中心に考えるからシチュエーションの幅が狭くなるんだよ。
ちょっと腹責めシーンが多めな普通のSS書けば良いんだって。
俺?
ごめん無理wwwwうぇっwwww
やっぱ人減ってるのかねえ
224氏とか、ホシノ先生とか、
また来てくれないかなあ
挿絵とか描いてくれる絵師さんが来てくれれば
SSの作者さんたちのモチベーションもあがり、住人も増えまいか?
かくいう俺もがんばって描いてみようと
がんばってはいるが、いかんせん・・・・orz
めげずにいつかは描いてみせる!!
>>449続き
改めて武下は、囚われの夏美を視線でねっとりと舐めまわした。
小さく整った卵型の顔に、いかにも気の強そうな切れ長のつり目と濃い眉、形良く整った唇。
普段ならトレードマークのポニーテールにまとめている、艶やかなストレートの栗色の髪。
まごうことなき完璧な美少女である。
そんな夏美も今は腹の鈍痛に美貌を歪め、苦しげな息を小刻みに継ぎながらも、武下を鬼のような形相で睨みつけている。
元来勝気な彼女であるだけに、その怒りの表情の気迫は凄まじく、気の小さな男ならそれだけで物怖じしてしまうだろう。
『やれやれ、俺のパンチを生腹に食らってまだこんな表情が出来るとは、こりゃ岡島も池澤には敵わねえわけだぜ。
だけどこれだけボディを造り込んでるなら、気が抜けたパンチじゃそうそう腹を効かせられねぇな・・・』
初めの2発のジャブは、夏美のボディを試す攻撃だった。
金本と高田に夏美を羽交い絞めにさせて放った先ほどのストレートも、ボディに喰らえば大抵の男は一撃で沈むだろう。
だがこれも、武下が全力で振るった打撃では無い。
ハードパンチャーである彼が本気を出せば、一撃で行動不能に陥るようなダメージを夏美に加えることも、あるいは出来よう。
だが、それでは岡島松子との約束を果たせず、意味が無いのだ。
ぎりぎりまで夏美のボディを責め抜いた上で、決勝試合に引きずり出す。そして観衆の目前で夏美に最後の止めを刺すのは、松子の役目である。
『・・・しかし池澤は性格は最悪だけど、身体はスゲェなあ・・・』
見せるための筋肉が肥大した女性ボディビルダーのようなゴツゴツした体型ではなく、
戦う為に要所要所を引き締めた、華の有るのびやかな肢体。
総合格闘技で鍛えた夏美の肉体は、まさに文句のつけようが無い完成度を誇っている。
鎖骨の直下から盛り上がる両の乳房は、僧帽筋から三角筋にかけて良く鍛えた広い肩に支えられて、
弾けるような弾力とつやを魅せ、その頂点には瑞々しい乳首がピンと斜め上に向けてそそり勃つ。
徹底的に鍛え上げたその腹部は、ウェストを鋭く引き締め、
胸郭の窪みも、そして見事に割れた前腹筋と脇腹の側腹筋の境目にも、くっきりと深い陰影を形作っている。
大理石のように白く滑らかなその美しい腹であるが、縦長の臍の周囲には、武下が刻み込んだ赤黒い痣が広がっている。
あの鼻っ柱の強い池澤夏美の腹に拳を撃ち込んだ、その証拠が武下の加虐心をさらに駆り立てる。
「・・・なぁ、池澤。俺ァお前のキレイな顔も、むちむちした身体も大好きなんだぜ?
女だてらに格闘なんてやってるから、電車ン中でケツ触ったくらいですぐにキレるんだよ、お前は。
土下座して、『武下様、生意気に調子こいてたことを、お詫びいたします』って言ってから、
俺達をフェラですっきりさせてくれたら、これまでのことは許してやるよ」
武下は下品に夏美を煽った。勿論、彼女が黙って従うなどとは毛頭期待していない。
「・・・いっぺん死ねよ、このゲスがッ!」
夏美は歯を食いしばって、武下を罵った。
「へえェ・・・まだまだ元気イイみてぇだなぁ?」
武下はずい、と顔を寄せてそのまま夏美の目を見つめる。だがそれは罠だった。
何をする気かと眉を顰めてたじろいだ夏美の隙を突き、武下はノーモーションで右拳を振るった。
・・・どムンッ、という肉を撃つ鈍い音が、シャワールームに響く。
「ぅうおおぉッ!」
武下の正拳が再び夏美の腹を穿った。しかも今度は不意を突いたので、力を篭めていなかった腹により深くめり込む。
内臓まで届く初めての衝撃に、夏美は意識が遠退きそうになった。
夏美は、これまでにエクストリーム部の試合や練習で、幾度となく打撃を腹で受け止めてきた。
鍛え抜いた彼女の腹筋は、松子であろうと他校の女子エクストリーム部員であろうと、それらの突きを全て易々と弾き返してきた。
さらにはボディブロー耐性を実戦的に養うべく、嫌がる健太郎に頼み込んで腹を打ってもらったこともある。
勿論、健太郎に拳を何十発と振るわれようとも、夏美の6パックの腹筋はびくともしなかった。
だが武下の拳は、それまで夏美がボディで受け止めてきたどんな打撃とも違っていた。
ダメージが身体の奥底までミシミシと染み渡るような、そんな凄まじく重い撃ち込みなのだ。
今や夏美の額には、粘ついた汗が滲み出ていた。震えるその唇の端から漏れる涎は、胃液が混じっているためか、僅かに黄色
く濁っている。その涎がぽたり、ぽたりとこぼれて、夏美の豊かな胸の上に垂れた。
唇をわななかせて苦痛に耐える夏美の姿を見た武下は、イヤらしい笑みを浮かべて凄んだ。
「池澤、男をなめンのもいい加減にしろよコラァ! テメエの内臓潰すぐらい、俺にゃワケねえンだぞ!!」
続く
きたきたきたー!
限界ギリギリの責めいいねえ
465 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 01:09:59 ID:PVTkFMbC
hosyu
おぉぉぉおおお!(*゚∀゚)=3
仕置き人さん、キタ━━━━━━≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━!!!!!
本格的な一撃が!!!
不意打ち最高!
胃液混じりの涎はそそるな
ほしゅ
INVADER
・・とある某公立高校・・
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴ると生徒達がいっせいに教室から出てくる。
皆早足で自分たちのクラスの駐輪場へと向かう。
私、寺島沙希もその生徒たちの群れのなかにいた
自分の自転車の前に着くと私は携帯を取り出し、友人のマキ(榊原真紀)にメールを送る
「先に帰るね、今日は予定通りあの時間にね」
今日、私の家には誰もいない。というのも私の両親は今朝から結婚20周年旅行にでており一週間
家をあける。二つ下の妹も冬休み初日の明日から三日間部活の合宿があるため、終業式が終わると
すぐに合宿所に向かうらしい。
3年生の私にとっては今日が高校最後の冬の終業式だった。この時期周囲は受験の準備に大忙しだが
私はすでに某私立大学への推薦入学が決まっており、周りからすればいいご身分だと思うにちがいない。
・・自宅・・
家に帰ると、カバン等を自分の部屋に置き、誰もいないリビングへ向かう。
私はブレザーをテーブルの上に脱ぎ捨て、ソファーに寝そべりTVのリモコンに手をかけた。
時計は午後一時半をさしている。この時間帯はこれといって面白い番組もなく、30分ほど無為な
時間を過ごした。
そして午後二時、少し眠気が差してきたその時・・・
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
呼び鈴が鳴る音を聞くと私はゆっくりと玄関に向かい、外の様子を窺った。
しかし玄関先には誰もいない・・・
とりあえず声をかけてみる
「どちらさまですか?」・・・・・が返事はない・・
私は玄関の施錠を確認するとリビングへ戻った。そこでふと足元に冷たい空気が流れているのに気づく。
辺りを見渡すとカーテンが揺れている。リビングから庭へ出る戸口が少し開いていたのだ。
私は戸口を閉めてから鍵をかけ、ソファーに戻ろうとしたが・・・
to be countinued
>>469 いいねえ、続き期待
>>460 絵は描けないが、絵柄なら思いつくw
ほしのさんとか、仕置人さんのSS読んで連想するのは
最強の弟子ケンイチとか月ジャンの『たたかえ!たらんてら』みたいな
むちッとした肉感的なキャラかな
つか、エロゲみたいに絵と効果音とそこそこの分岐つけて
腹責めビジュアルノベル作ってくれないかなあ
それなりの需要はあると思うのだが
そこで引くのかよ…。
続きヨロスク。
472 :
469:2006/11/11(土) 14:40:52 ID:rHI2mKHJ
その時・・!
私は後ろに気配を感じ振り返る・・・が・・その瞬間・・カーテンが
バッ・・!! と勢いよく靡く。
そして、突然そこから出てきた何者かが私を押し倒しその手で私の口を塞ぐ
「ヒッ・・!!・・ムグゥ・・・!・・」
驚いた私の叫び声が口を塞いでいる手の隙間からもれる。
私は力いっぱい、私にのしかかって来た侵入者を押しのけ、玄関へ向かって走り出そうとする・・が・・
ものすごい力で後ろ襟を掴まれ引き戻されてしまう。
侵入者はそのまま力任せに私を引き寄せ、私の身体が正面を向いた瞬間・・・・
ドスッ・・!!
「・・っ・・がはっ・・!・・ぁぁ・・」
鈍く、重く、そして強烈な痛みが私の腹部を襲った。そして間髪を入れずにもう一撃
ズンッ・・!!
「・・っ・・ぐふっ!・・・ぐえ・・ぇぇ・・!」
硬く握られた拳を突き込まれ、私はお腹を抱えてその場にうずくまる。
「・・かはっ・・・ぇぇ・・ぇ・・」
私の目に一瞬、マスクをした侵入者の顔がうつり、すぐに歪んで消える。
私の腹に拳を叩き込んだ当人はおもむろに粘着テープをとりだし、次に
腹をおさえていた私の両手をひきはがし、後ろ手に交差させる。
「(・・縛られる・・・)」
私は残された最後の力を振り絞ってなんとか逃れようと抵抗ををみせる・・しかし・・
ドボッ・・!!
「・・ぐぶっ!・・ゥゥ・・ゥゲェ・・ェェ・・!」
そんな必死の抵抗も、さらに重く無慈悲な拳を肝臓あたりに埋められ簡単に打ち砕かれた
「・・ッ・・ヒャッ・・・ヒュッ・・・ヒュー・・ヒュー・・・」
殴られたショックで呼吸がうまくできない・・・
これですべての抵抗力を奪われた私は、だらしなく口から唾液を垂らし
侵入者のなすがまま手足を拘束され、口にも布を詰め込まれる
「あ・・フ・・・フー・・ムグ・・・ムゥ・・・・・」
殴られた痛みからくる呻きと、乱れた呼吸から吐き出される息が
鼻と布を詰められた口からもれてくる・・・
ピロロロ・・・ピロロロ・・・
不意に電話がなる音がリビングに響く・・。それと同時に足音が遠ざかる音が聞こえ、侵入者の気配も消えた・・
『・・・・・・・・ ・・・・・・』
しばしの沈黙の後、一人リビングに残された私は拘束された不自由な身体を玄関口へ向かって
芋虫のように這わせる。拘束された身体は予想以上に重く、すでに体力を奪われた
私にとってその道のりは果てしなく思えた。それでも自身の身体に鞭打って這って行く。
しかし・・・・結局私がそこへたどり着くことは無かった・・
もともと逃げ切れるとも思ってはいなかったのだが・・・・
473 :
469:2006/11/11(土) 15:29:58 ID:rHI2mKHJ
駄文ですがよろしくお願いします。
昨日はあまりにも眠くなったので早めにきってしまいました。
続きはすぐに投稿します。
474 :
469:2006/11/11(土) 17:05:32 ID:rHI2mKHJ
ガッ・・!!
「(・・・きた・・・!)」
両肩を掴まれた私は仰向けにひっくり返される。・・そして・・・
ドボォォッ!!
両手を後ろ手に拘束されているので防ぎようもない。私の無防備なお腹は振り下ろされる
拳を無条件に受け入れるしかなかった。
「・・ンごぉっ・・・・・ぐふぅ・・・ぁッ!!・・あがぁぁっ・・・!!」
今度は拳をすぐには引き抜かず、そこからさらに力を込めてひねりながら奥へ奥へとめり込ます
ググ・・グ・・ィィ・・・
「・・うぐぅぅ・・あぁぁ!・・・ごぶぅぅ・・・お・・ぉぉぉ・・・!・・ぐ・・・ぁぁ・・・・・!」
とどめにも等しい一撃を喰らったというのにさらに執拗な追い討ちをかけられる。
自分の声とは思えないほどの奇妙な声を搾り出していることに気づいたが
そんなことを気にする余裕など私には与えられていなかった。
数十秒間、腹の奥を拳でこねまわされ、私の口からは少し胃液混じりの唾液が垂れ流され
口に詰められた布はいつのまにか吐き出されていた。
目からは大量の涙が溢れ出し顔を濡らし、口にまで入ってきていたが
私はすでに自分で身動きひとつできない状態で、涙のしょっぱさを気にする
気力さえ残っていなかった。
腹の奥を気が済むまでかき回した侵入者は、もう一枚粘着テープを切り取り、それで私の目を塞ぐ
そして視界を奪われた私の口に自分の唇を重ねた。
「・・むあっ!・・・んぐ・・・・・んむぅ・・・」
私の口を舐めまわすような濃厚が2,3分続くと今度は私を抱きかかえ、ソファーの上に仰向けに
ねかせた。そして侵入者の手は私の胸へと伸びる。
私は震える声で嘆願したが・・・
「あ・・・イヤ・・・ぁぁ・・・ヤメ・・・ムグッ!?・・・(・・冷たい!・・)」
侵入者は唾液まみれの布を再び私の口に詰め込み
ビリビリ・・・ ・・・ベタ・・・ 「・・グ・・・ングゥ!・・・ム・・フー・・・」
その上から粘着テープを貼り付けた。
それから心行くまで私の胸を揉みほぐす。
「・・・ンウ・・・グムゥ・・・ンン・・!!・・・・・・・」
リビングには私のうめき声だけが響いている・・・
そして、私の胸を十分堪能した後、ブラウスのボタンに手をかけひとつずつはずし始めた。
ボタンを半分ほどはずし、白いブラジャーがあらわになると、侵入者は私の鳩尾あたりを
指でスッとなぞり、なぞった線に沿って舌を滑らす・・・
「・・ムグゥ・・・!!ン・・!・・・・ンン・・・グ・・・!」
そして侵入者の手はいよいよ私のスカートの中へと伸びる・・・
「・・・ン!?・・・グムッ!!!?」 to be continued
腹パン&エロですね!
キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
続きwktk!
更衣室の仕置きの絵が見てみたいな。
はじめまして。
前置きが長いですが拷問物のSSを投下させていただきます。
「ハヅキさん、1人でアジトに潜入していくなんて無茶ですよ!」
「ミチヤ君は来なくていいって。他の手がかりの解析を進めといてね。」
「だから、まだ2人で潜入したほうが安全だってさっきから言ってるじゃないですか!」
とあるオフィスの中、言い争いしながら先に歩く美女を青年が追っていく。
近未来、犯罪の激増に対処できなくなった政府は逮捕権や捜査権などの拡大、及びそれらを民間の会社にも
付与することによる警察活動の民間への委託を行なった。
これによって誕生したのが民間警察会社である。
機動力に優れたそれらは突発的な犯罪の対処に予想以上に活躍していた。
20才過ぎかと思われる青年と、その前を歩く青年よりいくらか年上に見える女性、彼らはある民間警察の社員である。
3日前に起こった少女の誘拐事件の解決を担当していたが、なかなか情報が集まらずシビレを切らした女性が犯行に
関わった疑いのある犯罪組織のアジトに潜入することを主張したのである。
「もうっ、ミチヤ君!」
女性がやや苛立った声をあげ、青年のほうに振り返る。
彼女はその長身を白のインナー、その上から羽織った黒い革ジャン、同色のタイトミニで包んでいる。
すらっとした美脚は紺のストッキングで肌を隠し、白いブーツで足元を飾っていた。
白黒のメリハリのついたシンプルな着こなしで覆われたその身体は、服の上からでもそのスタイルの良さが見て取れた。
容貌に目を移すとスッと通った眉の下の活気と流麗さを感じさせるやや目尻が吊り上った瞳、高さと形良さを兼ね備えた鼻梁
僅かに朱が入った桜色の口唇、白肌とのコントラストを描く肩までの長さで切り揃えられた黒髪と凛とした美しさを放っていた。
だがその細面は不機嫌さを表に出し、青年にきつい視線を送っていた。
「ミチヤ君、少しはハヅキ先輩の能力を信用しなさい。」
「でも…」
「誘拐事件の解決は一刻一秒を争うのよ。この仕事、賭けに出なくちゃならない時もあるわ。」
ミチヤの反論を聞く間もなくハヅキは追い討ちをかける。
「それにミチヤ君、はっきり言うけどあなたは危険な現場ではまだ足手まといにしかならないの。だからあたし一人の方が気が楽だわ」
ハヅキに冷たささえ感じさせる厳しい顔でそう告げられたミチヤは思わず絶句してしまう。
そんな彼を見つめていたハヅキはふっと顔を緩ませ、はにかんだ笑みを浮かべる
「ってことで、身代金誘拐なんか行なう卑怯な奴はあたしがバシッと捕まえてやるわ!ミチヤ君いってくるねー!」
まるで少女のように元気良く手を振って彼女はオフィスから走り出していった。
ミチヤはそんな彼女をただ見送ることしか出来なかった。
「んっ……うっ…うん!?」
僅かに身じろぎしたハヅキの耳に鉄が鳴る音が響く。
それで目を覚ました彼女は辺りを見渡す。
(暗い部屋……そっかあたしドジしたのか。)
犯罪組織のアジトに潜入したハヅキだったが彼女は僅かな、そして致命的なミスを犯してしまったのだ。
そして構成員の包囲を突破しようとしたが力及ばず、意識を失わされて囚われの身になってしまった。
(ミイラ取りがミイラに…か)
思わず自嘲して彼女は苦笑いする。そんなことをするのも仕方ない状況だった。
窓一つ無い暗い小部屋。そのほぼ中央に彼女は×の字に拘束されている。
天井から伸びた鎖が両手首に繋がれ、両足には床から伸びた拘束具が繋がれていた。
僅かに天井からの鎖に吊り上げられている格好で彼女はつま先立ちを余儀なくされていた。
着衣は多くが剥ぎ取られグレーのスポーツブラと白のパンツしか身に着けておらず、しみ一つ無い白肌を曝け出していた。
ハヅキが状況を把握している時、彼女の正面のドアが開き何人かの人が入ってきた。同時に灯かりが点される。
突然の光に瞳を細めながら彼女は部屋に入ってきた人影の正体を探る。
下僕を引き連れる女王のように先頭を進む女、その後から何人かの男が続いて来た。
ハヅキは先頭の女に見覚えがあった。彼女を目にしたハヅキは表情を引き締める。
その女の名はマダム・リン、ハヅキを捕らえた犯罪組織のボスであった。
ハヅキが潜入前に集めた資料を読み込んだところ、彼女がボスの座についてから薬物密売、誘拐、人身売買を得意分野とし、
対立組織を皆殺しにするような荒っぽい手段で勢力を拡大したという。
無論彼女の性格は酷薄残忍と記されてあった。
ハヅキの目の前に立ったマダム・リン、腰まで伸びた紫の髪の下の顔、恐らく30代後半であろうか年を感じさせない
美貌が囚われの彼女の顔に向けられる。
「はじめまして、美しい潜入者さん。早速だけど貴女の正体を教えていただけないかしら?」
首をかしげて笑顔で問いかけるマダム・リン。この場に似つかわしい行動だがそのストレートな問いには無論ハヅキは
沈黙をもって答えた。
「んー困りましたねー。貴女が眠っているうちに持ち物検査しましたがもちろん身分証なんてお持ちではなかったようですし、
私達に敵対する組織なんて心当たりが有りすぎて特定することなんて無理なんです。だから貴女自身が教えてくださらない?」
顎に手を当て考える仕草をしながら再び問いかけるマダム・リン。その視線に睨み返すことでハヅキは応じた。
「やはりすんなりとはしゃべってくれませんか。……それはそうと貴女、男性経験は十指に満たないみたいですね。」
「な!…えっ?」
想像していたのとは違う犯罪組織の女ボスのおっとりとした調子に戸惑いながらも応じていたハヅキだったが、脈絡もないこの
質問には思わず動揺の声を上げてしまった。
「貴女が寝ているうちに身体検査もさせてもらいました。処女ではないようですが、ほとんど使い込まれた様子がなかったので。」
マダム・リンの言葉に思わず俯いてしまうハヅキ、確かに仕事に全てを傾けていたため学生時代以来セックスをしたことはなかった。
学生の時も身体を許した男は二人しかいなかった。過去の恥部を思い出し彼女は頬を朱に染めてしまう。
「まぁ、初心な反応ですね。でも良かった。実は海外のお客様から難しい注文が入ってらしてね。」
ハヅキの答えに嬉々として質問したわけを語り始めるマダム・リン
「処女か、そうでなくても経験が10回未満で年齢は20代後半、もちろん容貌は1級品。なかなかそんな品無くてね、困ってたの。
で貴女、年は少し足りないみたいだけどそれ以外の条件は満たせたわ。これで先方にも顔が立つわ。」
自分が人身売買の商品として扱われていることに気づいたハヅキは顔の険しさを増してマダム・リンに食って掛かる。
「それは良かったわね!でもあたしの正体は知らないままでいいの?」
「活きのいい娘ね。お客様は一から開発をしたいっておっしゃってたから喜ばれるわ。……そうそう貴女の正体ね。」
「品質も指定された大事な商品に傷をつけるわけにはいかないからどうやって聞き出すかも困っていたの。もちろん貴女が
最初から素直に話すとは思いもしなかったし。でもね。お客様の御要望をまとめたペーパーを見ていて閃いたのよ!」
そこでマダム・リンは一旦口を休め、ハヅキに向けた顔の笑みをいっそう濃くする。
「お客様はバックの体位で暗がりで行なうのがお好みなのよ。それなら商品の前面の傷にはいくらか寛容なんじゃないかって。
そう思った私はさっきお客様に電話してみたわ。そしてOKをもらったのよ。価格をいくらか下げれば腹に傷がついてもいいって!」
マダム・リンは右掌をハヅキの腹に這わせ、続ける。
「だ・か・ら、貴女のすべすべとしたお腹を虐めて素直になってもらうわ。」
「あなたたち、この娘が素直になるまでお腹を可愛がって頂戴。」
「へいっ!」
「他のところには手を出しちゃ駄目よ。下着も剥がしちゃ駄目!いいわね?」
「わかりやした!」
マダム・リンはハヅキのお腹を撫でながら男たちに命ずる。
そして名残惜しそうにお腹を見つめ、手を離す。
「それじゃあ美しい潜入者さん、キュートなウエストが台無しになる前に降参したほうがいいと思うわよ。」
そう言い残し、マダム・リンは部屋を後にした。
「じゃあ姉ちゃん、ここからは俺たちが相手だぜ」
後に残された男たちが舌なめずりしながら囚われのハヅキに近づく。
何しろ目の前のスタイル抜群の美女を弄べるのだ。
腹を嬲ることしか許されていないとはいえ、彼らの欲望に火をつけるにはそれで充分だった。
彼女を囲むようにし、特に彼女の正面の2人は腕をストレッチしながら嗜虐心を高ぶらせていた。
「抵抗できない小娘1人を集団で暴行するなんて、貴様ら本当の下種ね。」
そんな彼らにハヅキの一言が冷や水を浴びせる。
「てめぇ!一発目だ!」
その挑発に乗った彼女の正面右側の男が口火を切り、腕を引いた。
あばら骨に護られていない臍のくぼみの右側の白肌に拳が叩き込まれる。
「ぐっ!」
「おら次」
続いて左の男が間髪入れずに左側の同じところを突く。
「うぐぇっ!」
彼女は大きく身を揺らせ、鎖が音を立てる。
苦しげに眉が寄せられるもまだ眼光の鋭さは衰えることは無かった。
「いくぞっ!」
「うっ!」
「おらぁー!」
「ふぶっ!」
右
左
右
左
右
左
殴打は絶え間なく続けられた。
ギイィィィ──
「どうだ?吐いたか?」
しばらくすると扉から声とともに一人の男が入ってきた。
「あっ、リュウの兄貴。お疲れ様です!」
「お疲れ様です!なかなかしぶといです、この女。」
部屋の中の男たち、ハヅキの左右の男も殴打を止め入ってきた男に挨拶をする。
(リュウ?、この前読んだデータによれば……確か組織の武闘派の幹部だったわね……)
ハヅキは伏せていた顔を僅かに上げ、その男の姿を見定める。
精悍な顔立ちをしたその男は190cm近くの長身、Tシャツとジーパンというラフな格好の服に鎧のような
筋肉を浮かび上がらせており、この部屋の他の男たちとは格の違う雰囲気を放っていた。
ハヅキの元に近づいた彼は好色そうな笑みを浮かべて彼女の頤に左手をかけ、更に彼女の顔を上げさせる。
「ほぉー、まだ全然目が死んじゃいねぇ。きつい顔立ちといい俺好みの姉ちゃんだぜ。」
「…お生憎様…アンタみたいな筋肉バカ、あたしは大嫌いだわ。」
僅かに吐いた唾液で口元を汚したものの、ハヅキは力強い光を放つ美貌で男を睨み返す。
「あんたみたいな女、たっぷりよがり狂わせたいがそれはボスに禁じられているから仕方ねぇ。」
ハヅキには見えないが、リュウの右腕に力が込められる。
「だが、壊すのも楽しそうだな!」
ボフッ!!
「っ……ぐべぇ!」
唸りを上げてリュウの拳がハヅキの腹にめり込む。
彼女の胸の下、豊かな胸を持ち上げている部分に剛腕が突き刺さった。
一拍の静寂の後、彼女は涎とともに激しい苦悶の声を口から飛び出させた。
「いい声だ!おらっ!」
再び右拳が叩き込まれる。
ダスッ!
「はぐうっ!」
今までの男たちとは違う腹への強烈な衝撃に、勝手にブラに隠された彼女の豊かな胸が揺れてしまう。
ハヅキは瞳を固く閉じ、形良い口唇を歪ませながら苦しみに耐える。
だがその表情、そして身体の動きはリュウの嗜虐心をますます刺激させていくことになった。
「触り心地のいい肌だ。たっぷり虐めてやるぜ。」
ドフッ!
「ぎぐぅ!」
「なんだぁ、クールっぽい姉ちゃんなのに獣みたいな声を出しやがって…ハハッ、ベッドの上でもそんな声を出すのか?」
「こ…の…」
ドスッ!
「うぐうっ!」
リュウのあざけ笑うような声に抗って言い返そうとするも、直後の殴打でハヅキは呻き声しか出せない。
「否定しないところを見るとそうなのか?」
ダムッ!
「ぐぶっ…!」
「ハハハッ!獣ってよりは豚だな、その鳴き声は。」
ドムッ!
「おぐうっ!」
「もっとブヒブヒ鳴いてみろ!おらっ!」
・
・
・
・
・
幾十もの殴打を受けたハヅキの腹はすっかり青く変色してしまっていた。
これまで耐えてきた彼女の鍛えられたしなやかな腹筋ももう限界を迎えようとしていた。
「とっとと吐けや!豚女。」
ドフッ!
「ひぐうっ!……うぷっ?」
これまでと違い殴打を受けた後、ハヅキは痛みの他にお腹から咽喉もとに何かがせり上がってくる感覚を感じた。
それに気づいて対応する間もなく。
「おらっ!」
「まっ…!」
ベフッ!
「ぐべえぇぇぇえええ───!」
固く閉ざしていた瞳を開き、慌ててハヅキは制止の声を上げようとした。
だが間に合わず、何十回目かの殴打を受けたお腹。その内部の胃が激しく収縮し、中身が食道をせり上がる。
そして彼女の色艶の良い口唇の間から一気に吐き出された。
ビシャァアア───
「おっと!」
彼女の口から勢いよく放たれた黄色がかった汚液が辺りに撒き散らされ、慌てて正面のリュウが飛びのく。
「あえぇぇえっ……えぶっ」
やや勢いが落ち、吐瀉物は彼女の口唇から顎へ垂れ下がり、首筋の白肌、胸元を隠すグレーのスポーツブラ、
そして傷ついたお腹を汚していく。
「おいおい。吐けとは言ったが、吐瀉しろってつもりじゃなかったんだがな。」
嘲るかのようにハヅキを見下しながらリュウが言葉を告げる。
「えっぇ……えぐっ…」
まだ腹への衝撃に苦しめられたままのハヅキはそんなリュウに言い返すことが出来ず、呻き声しか漏らせない。
何とか彼に強い視線を向けようとするも、鼻孔を侵す刺激臭、そして苦痛によって彼女の瞳には涙の膜が張られてしまい
弱々しい光しか放つことは出来なかった。
「だいぶ豚のように汚らしくなったがその目はいけねえな。まだ肉食獣の目だ。」
「ぇえ…!?そ、そん…」
再び振りかざされるリュウの拳、その光景が信じられず呆けた声を上げてしまうハヅキ。その汚れ、傷ついたお腹に
ドフッ!
「ひぐっぅえええ──!」
拳がのめり込んだ。
まだ胃の中に残っていた内容物を悲鳴とともに吐き散らすハヅキ。
ボフッ!
「うげぇぇええ──!!」
ボスッ!
「あぐぅぇぇええ──!」
ドスッ!
「うぐぅぅううう──!」
無情に拳を振るい続けるリュウによって苦悶の渦に突き落とされていくハヅキ。
拳の力で身を揺らされ続けるのと共に、苦痛によって顰められた美貌から汗や涙、そしてもう吐く物も無くなってしまったのだろう
胃液や唾液が振り撒けられていく。
ハヅキにとって永遠とも思える間、彼女の身体は打ち続けられた。
ハヅキの吐き出した汚液はその足元に水溜りをつくり、既に部屋全体が彼女の吐瀉物の異臭に満たされていた。
ゴフッ!
「うえぇっっ…ぇっ……ぇ…」
数え切れない打撃を受けたハヅキ、その顔はうな垂れ為すがままに拳を腹に受け、弱々しい呻き声しか漏らさなくなっていた。
彼女が吐いてからは機械のようにただ拳を振るっていたリュウ、また彼が腕に力を込めようとした時
「……や…めて……」
彼の耳にかすれた声が入った。すると無表情な顔が満面の笑みに染められていき、今までハヅキの腹に打ち込んでいた右掌を
彼女の頤にかけ、その顔を上げさせた。
リュウの視線に晒されたハヅキの顔、その美貌は変わり果てていた。
端麗な鼻梁や艶やかな頬の白肌、そして力強い光を放っていた瞳は涙や唾液、胃液や鼻水といった彼女自身のあらゆる体液に
よって汚されていた。
表情も恐怖の色に歪められてしまっている。そして色を失った口唇を震わせ
「やめ……ください。……なん…でも、話しますか、ら………もう、おなかをぶつのは……やめ、て……」
屈服の言葉を紡いだ。
「へへっ!すっかり家畜の顔になったな。さて、そんならお前の知っている事全て話してもらうぜ。まずお前は何者だ?」
「…は…い……わたしは…民間けいさ、つ、かいしゃの……………………………………………………………………」
こうしてプライドを恐怖と苦痛によって打ち砕かれたハヅキは悪に屈し、正義の心を失った。
「以上です。この女から聞き出したことは。」
「ご苦労様、リュウ。よくやってくれたわ。じゃあ下がって休息をとりなさい。」
「はっ!有り難きお言葉。それでは失礼いたします。」
頭上で交わされる言葉、何人かの足音が部屋から出て行く。ハヅキはそれを只の音として捉えていた。
拘束から外され、床に伏せられたハヅキ。彼女が吐いた吐瀉物の水溜りに身体を浸からせてしまっているが身体を動かそうとはしない。
彼女の心は壊れかかり、固く閉ざされてしまっていた。
そんなハヅキの姿を傍らのマダム・リンが見下ろし、しゃがみこんで顔を近づける。
「民間警察官の村宮葉月ちゃん、素直に何もかもしゃべってくれてありがとね。」
嘲笑と共に投げかけられた彼女の言葉にもハヅキは無反応のままだ。
無視されたことで怒りに顔を歪ませたマダム・リンは立ち上がり彼女の傷ついたままのお腹に右足を振り、ハイヒールの爪先を蹴り込む。
ドシャッ!
「ごべぇえっ!」
腹から聞こえた鋭い音と共にハヅキの口から濁った悲鳴が漏れる。
その声を聞き僅かに笑みが戻ったマダム・リンは再びしゃがみこんだ。
ハヅキは苦痛に顔を歪め、長い睫毛を震わせてその瞳からさらに涙を零す。
その彼女の前髪をマダム・リンは掴み上げ、いっそうハヅキの泣き顔を近づける。
「いっ…いたいよぉ……もう…やめて………ゆるしてよ……もう、しっていることは、ぜんぶ…しゃべったのに……」
まるで幼女のように泣き崩れ許しを請うハヅキ、その姿を真正面から見てマダム・リンはいっそう笑みを濃くする。
「強がっていた貴女も可愛かったけど、素直になった貴女はもっと可愛らしいわ、葉月ちゃん。もうすぐお客様に引き渡すから身体を
綺麗にしなくちゃね。さぁ行きましょう。」
そう言うとマダム・リンは泣きじゃくるハヅキを軽々と抱きかかえ、扉の向こうへ消えていった。
「はぁ、もう3日目だよ。ハヅキさん。」
ミチヤは今日何度目かの溜め息をついた。
ハヅキが潜入捜査に乗り出してから3日がたったが、彼女の消息は絶たれたままだった。
誘拐事件の方は捜査に行き詰ったことを認めた会社上層部の決定で身代金が支払われ昨日解決し、少女は無事解放された。
だが犯人の行方、そしてハヅキの消息はいまだ掴めなかった。
このオフィスも沈鬱な空気に包まれている。
ミチヤはデスクの上の写真立てに目を向けた。
(ハヅキさん、賭けに勝ってきっと戻って来れますよね。俺、ハヅキさんにお帰りなさいって言えますよね。)
彼の視線の先、写真立ての中には困り顔のミチヤと勝気そうな美貌に満面の笑みを浮かべたハヅキが写った写真があった。
初めて2人で犯人を逮捕した記念に撮ったものだった。
その写真のような彼女の笑顔をミチヤが見ることは2度と無かった。
うおおおおおーーーーッ!
こいつぁイイパンチもらったぜw
良作GJ!
今後も腹腹させて下さいw
GJ!
(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
腹腹ワロタw
ともかく、良作乙です。
腹腹ユカイ
あ〜、でも改めて読み返すと、
最後になんとかハヅキさんが脱出できた、ってオチの方が良かったかもなァ
腹責めSSは最後までヒロインがボディを凹られて酷い目に合うって流れに
なりがちなのはまァ判るけど、
更衣室の仕置きでもヒロインはできればなんとか助かって欲しいw
でもこれはこれでイイ! です
493 :
224:2006/11/18(土) 22:09:17 ID:rEAsvKH5
瑞枝…スポーツジム「MAX」のインストラクター。武術専門学校卒の20歳。
首都圏郊外のとある私鉄駅前の雑居ビルにあるスポーツジム「MAX」。
さほど賑わっているとはいえない場所にはあるが、ダイエットに護身にと、小規模ながら、時節柄それなりに繁盛していた。
数名いるインストラクターの1人、瑞枝は、今年武術専門学校を卒業した20歳。専門を生かして護身術コースを担当している。
スポーツ少女がそのまま大人になったような、屈託のない笑顔。
ロングヘアーをポニーテールにまとめ、175センチの均整のとれたスタイル。決して痩せ型ではない、適度にしなやかな筋肉の付いた体。
形の良い胸を包む赤いスポーツブラと、小さく締まったヒップを包む黒地に赤のラインが入ったスパッツ。むき出しになった腹部には、光の向きによって、鍛え上げた腹筋の陰影が浮かぶ。
格闘技に興味を持った小学生の頃から、鍛錬を欠かさないできた、自慢の腹筋である。
ジムの営業終了後も、許しを得て毎日一人でトレーニングし、汗を流している。
時計も夜10時半を回ったころ、とっくに施錠された入り口ドアがガタガタと音をたてた。瑞枝がドアの前に立つと、透明なガラス越しに2人の人影が見えた。
1人は女性、どうやらカップルのようである。
「すいませーん、中にいれてくれませんかー。」
甲高い声が響く。
(こんな時間に、非常識だなあ)
もう終わりだと、身振り手振りで説明するが、帰る気配もなく、立ったまま。本来なら、こんな時間の応対はしないのだが、仕方なく自動ドアを手動に切り替え、
話を聞いてやることにした。男1人で来られたら絶対に開けないのだが、カップルということで若干気の緩みがあった。しかし、それは、このカップルの作戦だったのである。
女も男も、瑞枝と年は同じくらいだろうか。若干体格がよく、上下のジャージを着ている。あまり品行方正という印象は受けないが、まあよくいるカップルである。
「護身術、ここで教えてるんでしょ?あたしにも教えてよ。」
「あの、入会していただかないと…。明日、受付が開いたらまた来てくれますか?」
「そんな固いこと言うなって」
「いえ、ダメですよ。もう遅いですし、休日も開いてますから、ご都合の良い日にいらしてください。」
10分ぐらいたっただろうか。いい加減瑞枝もいらだってきた。
「じゃあ、いいや。また来るぜ。」
この一言にほっとする瑞枝。
「それにしても姉ちゃん、さすがいい体してんなあ。毎日鍛えてんのか?腕とか腹とか、普通はこんなになんねえもんな。」
「ええ、まあ。」
女の言葉に、純粋な瑞枝は思わずはにかんで答える。
「この腹とかさあ、ちょっと触らしてよ。」
女が瑞枝の腹に手を当て、拳を握って軽く押すまねをする。
「へえ、固えなあ。やっぱ、護身術にはこれくらいなきゃだめか?」
「いえ、万が一のダメージ軽減のためには鍛えたほうがいいですが、そんな急に鍛えられるものでもないですし…それに、ほら。」
瑞枝が今まで腹筋に込めていた力を抜くと、女の拳が深くめり込む。
「うわ、力抜くと、あたしとあんま変わんないジャン。うらっ。」
「うえッ、苦しいっ…。なんちゃって。」
さっきとは打って変わって、一見和やかな空気が流れる。しかし、瑞枝はそのとき、連れの男の視線に気づいてはいなかった。
「さっきみたいに、打たれる瞬間にグッと力を込めるんですよ。そうすれば、だいぶダメージを軽減できます。もっとも、打たれないに越したことはないですけど。こうやって半身に構えて…。」
瑞枝が構えのポーズを取る。すらりと伸びた足、腹筋の割れ目の見えるボディー、まだ少女と言っても十分通用する顔立ちが、凛々しく引き締まる。
wktk
続き期待
496 :
224:2006/11/19(日) 19:43:40 ID:n86W3tN5
「ねえねえ、こいつ相手にちょっと技を見せてよ。」
女が言い出すと、これまで口数の少なかった連れの男が、ゆっくり瑞枝の前に進み出る。
技には自信のある瑞江は快く引き受けるが、いつものレクチャーとは勝手が違った。
男は合図もなく、手加減なしでいきなり突進してくる。
「ちょっ…!?」
一瞬ひるむ瑞枝。思わず腕をクロスさせてガードするが、その間に男は瑞枝の背後に回りこんでいた。
「くああぁぁ…んっ…ふんう…」
次の瞬間、瑞枝はスタンディングスリーパーの体勢に捕らえられていた。女性としては長身の瑞枝だが、男はまるでストレッチでもさせるかのように、
瑞枝の肢体をのけぞらせ、締め上げていく。体を捩じらせて脱出を図るが、男のパワーはすさまじい。なんとかスリーパーを外そうと渾身の力を込める瑞枝の腕に
筋肉の筋が浮かび上がる。
いつも厳しいトレーニングで体を作りこんでいる瑞枝だが、男はそれを上回るパワーで瑞枝の首を締め上げる。
「な、なにすんのよ…うあ…は…なせ…」
絞められた気道から、声を搾り出す瑞枝に、男が答える。
「こんな時間に、女1人でいるなんてな。俺たち?ワルいやつらに決まってんじゃン。金、出してもらおうか。おとなしくしてたら、気絶するだけで勘弁しといてやる。
おっと、護身術のインストラクターだかなんだかしらねーけど、俺も格闘技にゃ自信あんだ。お前の体格じゃ勝ち目ねえよ。」
「(こいつ、格闘技経験者!?)ふ…ざけんな!」
瑞枝が肘鉄を放つ。男のわき腹に何発かヒットし、絞めていた手が緩む。しかし、それはダメージによるものではなかった。
「へえ、最後通告、シカトかよ。おもしれー。正々堂々真正面から勝負してテメーのその自信、砕いてやる。」
「はあ…はあ…。」
肩を大きく上下させながらも瑞枝は男と目線をあわせ、男との間合いをとっていく。
「やあっ!」
先手を打ったのは瑞枝だった。右ストレート。
しかし、男はしゃがんでかわし、瑞枝との間合いを詰める。
(カウンターのアッパー!?)
そう考えてガードを固めた瑞枝に、男はタックルを見舞う。
右膝の関節の裏側と、左太ももの裏側に手を回し、右の肩を瑞枝の腹に密着させる。
次の瞬間、軽量の瑞枝の両足は床から浮き上がり、男は瑞枝を壁に叩きつける。
「ううっ…ん、ぐ」
壁が後ろにあることで男の肩口が腹に食い込み、じんわりとしたダメージが内臓に加わる。
普段の護身術の想定では、相手の暴力はあくまでも目的でなく、手段である。いわゆる『次の段階』に持っていかれるのを
防ぐために最低限の防御をすることを想定しているのだか、今回は違った。男はあくまでも瑞枝をダウンさせることことを目的にしている。
「どうだ、降参か?ねえちゃん。ん!?あ…が」
瑞枝が振り下ろした肘撃ちが男の後頭部を直撃し、男が力を緩めたすきに、男の手をふりほどき強烈な回し蹴りを喰らわせた。
男が2〜3歩後に下がる。
「まだ…まだよ…。」
男の肩が腹から離れると、思わず瑞枝は腹を庇うしぐさをとる。
傍らでは、連れの女が腕組みをし、薄ら笑いを浮かべて2人をながめている。
「やるじゃねえか。だが、軽いな。抵抗して、負けるのを引き伸ばせても、勝てはしねえ!」
肘撃ちのせいで男は少々いらだっていた。
「普通の女なら、今のタックルで黙るとこだが、さすがだな。本気で闘ってやる。」
男が蹴りを放つが、瑞枝はそれをガードすると、男に左の裏拳を放つ。
「ふ、かかったな。調子に乗るなよ!」
右手で瑞枝の腕をつかんだ男が、左の拳を握り締めると、がら空きになった瑞枝のボディーに同じく裏拳を打ち込んだ。
「ぐ…ふう」
筋量の少ない脇腹を打たれ、苦悶の表情を浮かべる瑞枝。体中に汗がにじんでいる。
バシィ!!
なんと男が瑞枝の右頬に平手打ちを喰らわせた。格闘技の達人である瑞枝にとって、屈辱以外のなにものでもない。
同時に、瑞枝と男との、圧倒的な力の差を示していた。
くぅ〜〜イイトコで切るねえ〜〜
瑞江さんを襲う腹責め地獄w に期待大
脇腹グッジョブ!
499 :
224:2006/11/23(木) 22:30:44 ID:GKpS4PAd
男はひるんだ瑞枝の首に手をかけ、強引に壁際へ押し付ける。
「さっきの元気はどうした?」
男は瑞枝に顔を近づけ、小声でささやくと瑞枝の左肩に手をかけ、右の拳をボディーに打ち込んだ。
「脇腹は少々鍛え方が足りねえようだなぁ。こっちはどうだ。」
グボッ!
「う…」
正面からの打ち込み。瑞枝は自慢の腹筋に力を込める。
瑞枝の腹筋と男の拳がせめぎあう。
1発目は瑞枝の腹筋が男の拳を押し返す。
(き、効く…本気で襲ってくる男って、こんなにパワーあるんだ…。)
さっきは油断していた。しかし今度はできる限りの力を腹筋に込めて防御したつもりだった。
「お、いい弾力だ。クセになりそうだぜ。ま、もうクセにはなってんだがな。ガキの頃から生意気な女はボディーで倒すって決めてんだ。
中坊の頃、、空手やってたいとこの女子高生と喧嘩して、腹でダウンさせて目覚めちまった。ガチンコやったら、女なんてもろいのな。
高2のヤツだったから、お前よりは腹筋も弱かったぜ。「あんたに殴られたってぜんぜん平気だよ。」なんて言ってたが、ストレートねじ込んでやったら
両腕で腹抱えて膝付いて泣いてた。よっぽど効いたんだろうな。女同士で強くても意味ねえっての。中坊に負けちまうんだからな。」
明らかに自分より格上の男に、歯をくいしばりながらファイティングポーズをとる瑞枝だが、明らかに息が荒くなっている。
呼吸するたびに肩が上下し、それにつられて美しい腹筋が波打つような動きを見せる。
「な…なめないでよ!!」
瑞枝が左の前蹴りを放つが、男はそれを軽くあしらうと、瑞枝の懐に入り込み、ボディーアッパーを見舞う。
ボスッ!
「っふ…ンあ」
2発目。男の拳の威力に、かかとが床を離れ、体がくの字に折れ曲がる。瑞枝は口の中に酸っぱい物が広がっていくのを感じた。
(重い…重すぎ…。目いっぱい腹筋締めてんのに…。男の人に本気出されたら、抵抗なんてできないってこと…?悔しい…。)
「どうしたあ、動きが止まっちまったんじゃねえかあ。胃の辺りを狙ったからな。吐きたいだろ、ねえちゃん。もう一発くらいな!」
(やば…吐きそう…)左手を口に当て右手で腹をかばう瑞枝は、それでも闘志を失わないでいたが、時間の問題であった。
グボオ!
3発目。一段と強くなった男の拳が、縦にきれいな陰影を浮かばせ、光の具合によっては6つに分かれて見える瑞枝の腹にメリメリと侵入していく。
腹筋を貫いて内蔵に響くダメージと、女である自分の無力さに思わず目が潤んでしまう。
500 :
224:2006/11/23(木) 22:32:01 ID:GKpS4PAd
ゴブッ!!
「か…はぁっ…」
4発目。瑞枝の腹筋は限界に達していた。いままで打ち込まれた拳のせいで、腹部はところどころ赤くなっていた。
目もうつろな瑞枝がフラフラと男に倒れこみ、ボクシングのクリンチのような体勢になる。
(もうだめ…こいつ、強いよ…。)
もはや、抵抗する気力もない。
「どうだ、結構効いてんだろ?早く楽になりな!おらっ!!」
ドフウ!
5発目。
「ふぐぅ…もうやめ…て…」
今までなんとか持ちこたえていた瑞枝の腹筋が、ついに男の拳の圧力の前に屈した。
内臓に拳が達し、歯を食いしばる瑞枝の口の端からは透明な液体が滴り落ちる。
男はすぐには拳を抜かず、さらに深く、上に突き上げるようにめり込ませていく。
「ふ…ウ…ああ…」
「なかなかいい腹だったが、腹圧が足んねえな。いくら鍛えたって、所詮女の腹だぜ。」
(こんなにボディーを効かされるなんて…。くそぅ…。)
「とどめだ。おとなしく寝てな。」
男は力任せに瑞枝の腹部に手首まで拳を打ち込んでいた。
「げふぅ…う…げ…」
一瞬の静寂。
両目を見開いて軽く舌を突き出したあと、小さなうめき声をあげて力尽き、眠るように気絶する瑞枝。
(勝てなかった…。本気の男には、手も足も出なかった…)
意識の薄れた瑞枝は男の体をつたい、膝をついて、そのままうつぶせに倒れこんだ。
男がそれを足蹴にして仰向けにさせる。
瞼を閉じ、軽く結んだ口元。形の良い胸を包んだスポーツブラと、スパッツの間の腹部には赤いアザが浮かび上がり、
適度に筋肉の付いた両腕と、たくましくも長く美しい両足が大の字に投げ出される。。
「てこずらせやがって…。金庫だ。事務所の金庫を早く持ってこい!」
女に指示すると、男は倒した瑞枝を頭からつま先まで、なめるように見つめる。
(俺がひとりならな、こいつを…)
「なにいつまでも眺めてんだよ!やっつけたんでしょ?まさかお前…」
女が事務所から手提げ金庫をもどってきた。
「まさか…何だよ。バカなこといってねえで早く逃げんぞ。」
瑞枝が目を覚ますのは、次の日の朝のことだった。(完)
224氏、GJ!
グッドグッドグッドーーーーー!
ぽまいら、文章書くのに便利なフリーソフトとかありませんか?
下手に多機能だと逆に混乱するからメモ帳使ってるよ。
最近妄想溜まって書く気になってる小説素人だけど・・・
被写のキャラ設定と腹パン内容、事後は何とか形になるんだけども
そこまでの過程、起承転結で言うと起承部分がサパーリだorz
まず、キャラ設定が決まってるなら起は出切るんじゃないか?
キャラ設定が分からないから具体的なアドバイスは出来ないが。
いざとなったら、起承部分は地の説明文でさらっと流すって手もあるな。
細部が決まらなかったり下手に前置き長くするのもどうかと思ったらその手が有効。
エロとかシチュ系のSSしか使えない手段だけどもw
初めて書くなら変に奇をてらわずベタな感じでやってみるといい。
とにかく拳を腹に捻り込め!
話はそれからだw
224氏GJ!
5発目の拳を抜かず、さらに深く、上に突き上げるように・・・
辺りがモロにツボでした。
意識を失って堕ちていく表現もいいっす。
>>503 K2Editorって言うフリーのテキストエディタ。
結構多機能だけど、べたのテキストとHTML書くくらいにしか使ってないw
というより、最近もっぱらお気に入りのSSをローカルにまとめるのに使ってる。
SS書けよ、俺 orz
考えてみたら、俺もメモ帳で十分だな。
>>500 『俺がひとりならな、こいつを・・・』の先も読みたいw
正義のヒロインスレか、強い女スレで、
腹責めダウンしたヒロインのその後を是非!! なんて言ってみる
>510
犯すとか?
正常位でやる時は、マウントでヒロインに腹パンチしながらやって、
腹殴るたびにマムコ締まりやがるぜと笑いながら何度も殴打。
で、中出し。
んで抜いたあと、汚れちまったじゃねぇか口で綺麗にしろと言って、
ヒロインの腹にトーキック入れて、内臓やられて口がヨダレまみれ
になったところをフェラ。ディープさせてヒロインが吐いたら、
きたねぇなぁと倒れ込んだヒロインの腹を再び蹴り。
って、こんな感じになるのかな・・・
テキトーに考えたから定番だなwww
キチガイだな・・・w。最低の異常者。
三次ならな
>>511 いいねえw
あとは
>>174みたいなのとか、強気でプライド高い格闘少女を
腹でダウンさせて屈辱の極みを味あわせるってのはイイ!
それにしても、ここよりも間口が広そうな『強い女を犯す』スレが
腹責めスレよりも伸びないってのは、なかなか興味深いねw
大また開きで逆さ吊りにされて
「股間を打ち下ろされるか、腹を膝蹴られるか選べ」
と脅迫される。
返事をせずに睨めつけていると、股間に強烈なハンマーブロー。
余りの激痛に息も出来ないほど悶える。
再び選択を強いられるも、返事が出来る状態ではない。
「なら、もう一発だ」
と振り下ろす瞬間、何とか膝蹴りにしてくれと言う。
間一髪で間に合うも、今度は肢体が「く」の字になるほど強烈な膝蹴りが襲う。
彼女の鍛え上げられた腹筋をしても内蔵にダメージを与えるほどに衝撃を続け様に放つ。
無理な体勢で、普通の状態でも何発も耐えられないほどの攻撃を受け続け、彼女の腹筋もやがて限界を迎える。
意識が朦朧としてきたところを更に高く引き上げられ、強烈なボディブローが炸裂。
獣のような悲鳴をあげ、嘔吐する彼女。
続けて放たれた一撃には、完全な無防備状態で食らってしまう。
声もなく舌を突き出し、、肺の空気全てが唾液や胃液と共に吐き出される。
全て出し切った頃、全身を弛緩させ、舌を垂らし白目を剥いて失神する。
口からは唾液、胃液、泡を、鼻からは鼻水を、目から涙を額へと垂らし、
それらを股間から溢れる黄色い液体が体中に浮き出た汗と共に洗い流していくのだった。
以上、電波受信。
みんな乙&GJです!
まとめ管理人ですけど、
>515は原作かな?
それとも、このままSSとしてまとめに載せる?
ちょっと迷っちまったから、意見求む!
出来れば、515の意見が聞きたいが、
本物かどうか判断つかん可能性が・・・(汗)
あー、どうしましょ(;´∀`)
寝際の電波だし、SS化できる自信もないしw
とりあえず、管理人さんに一任しますわ。
代理でSS化てくれる人がいるなら、名乗りを上げて欲しいくらいですw
>517
りょーかいっす。
一週間ほど原作扱いで置いといてみましょう。
つか、この勢いで書いてみないか?>517
>>515 素晴らしい電波乙。
俺はこの文だけでも満足できるw
鬼畜共の宴w
3点
522 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 19:51:32 ID:qCcpJRDt
鳩尾に一発age
ニーリフト保守。
吐くまで殴打保守
鬼畜sage
224さんの新作を期待!
瑞江を再度襲う魔の拳とかw そんな感じで是非
224氏のに限らず続編、被写体のその後(次)は興味ありますね。
・腹パン恐怖症になる、やけに腹を過剰意識or防衛するようになる
再対峙した時に言葉責めでネチネチとかされそう。格下にバレてやられる展開とかも
・腹筋トレーニングを積み重ねて次こそは・・・と自信をつける(回復する)
無論この場合の王道は言うまでもありません(笑)
・Mになっちゃってる
レイプモノだとありがちだけど・・・このスレ的にはニーズ微妙&描写難しそう
・達観しちゃってる
ゲロくらい何よ・・・(男の拳なんて喰らったら同じ)と超攻撃思考にシフト。
シュチュスキーが多そうなこのスレではやっぱり微妙なかほりが
>>527 格闘美少女が腹に喰らってダウン
→腹筋トレーニングで鍛え込んで再戦するも、徹底的に腹を打ち砕かれて無残な敗北
ってリベンジ失敗パターンを是非!
いやいや。
→腹筋トレーニングで鍛え込む
→トレ最中に男が闖入「腹筋だけいくらしても同じ事だぜぇー」
→一見レクチャーしに来たようだが、当然前やって(多少)強い女やるのに味をしめているだけである
→他に誰も居ないので「今度は気絶しても終わりじゃないぞ」
→「犯されてたまるか!」→でも(ry
こんな感じで。
作者次第で鬼畜にも無理やりピュアエンドにも出来る・・・はずw
お前らそんなネタの引き出しあるなら短いのでいいから書いてみればいいんじゃまいかw
>>530 そうは思っても、葉っぱは作れても枝や幹が全く作れないんだ俺・・・
532 :
にじげん少佐:2006/12/19(火) 16:01:01 ID:ZbCG28e3
DQ3
〜ロマリア闘技場篇〜
パーティー
女勇者・アリス(16)
女戦士・サクヤ(17)
女遊び人・クララ(15)
女僧侶・リンス(14)
ここはロマリア国の闘技場。武器・防具屋の地下にあり、そこではモンスターが
賭けの対象であるが、実はその地下にはもうひとつの闘技場があり、
人間が賭けの対象である。
控え室の中では、サクヤが戦闘の準備をしており、それにアリスが
付き添っていた。
サクヤ「でも、なんでわたしなんだ?」
アリス「え、なにが?」
サクヤ「いや、大抵こういうのは勇者が出て行くものだと思っていたが?」
アリスはサクヤの隣に座り、
アリス「だって、ボクよりサクヤの方が年上だし、戦いに関しても強いし…」
確かにわたしコトサクヤは、これまで生きてきた上で戦闘経験はアリスより
遥かに上だ。というより、物心ついた頃から戦い漬けで、これまでにどれだけ返り血を
浴びてきたことか…
アリス「それにさ、見た目も強そうだよね!酒場で見かけたとき即、この人を連れて行こう、って思ったもん!
女の子なのに筋肉もすごいし、特にその腹筋…」
まあ、確かにこれだけ筋肉質なのは男でもそうはいないだろう。といっても、岩のようにゴツゴツとして膨れ上がった
筋肉ではなく、戦いに中で培われた引き締まった筋肉である。
目に付くのもまあこの格好では仕方がない。いわゆるビキニ鎧といわれるものか…、こういう
デザインなだけに、どうしても腹がむき出しになる。しかも鎧の下には何も着けていないのだから、
目立たないわけがない。よく考えると、なんともエロい格好だ。まあ、好きでやっていることだがな。
HAHAHAHAHAHA……
アリス「そのお腹さわっていい?」
いきなり何を言いだすんだこの子は(汗)
サクヤ「え?あ、あぁ、ちょっとだけならな」
アリスの白く、小さな手がサクヤの腹に触れる。
サクヤ(なんて白い、小さい手なんだろう…なんでこんな手でわたしと同じような
剣を振り回せるんだ?)
アリスの、サクヤの腹をなでる手つきがなんとなくエロい。
最初は手のひらで腹全体をそっとなでていたかと思ったら、今度は腹筋のラインに沿って指を
走らせる。そしてまた手のひらでなでる。その繰り返しだ。
なんだかくすぐったいな…
アリス「すごーい!鉄板みたいに硬いよ〜♪」
なにをはしゃいでるんだか…
533 :
にじげん少佐:2006/12/19(火) 16:03:59 ID:ZbCG28e3
>>532 サクヤ「殴ってみろ」
アリス「え?」
キョトンとしているアリスが実に可愛いらしい。
サクヤ「わたしの腹を殴ってみろと言ってる」
アリス「…M?」
サクヤ「違う!!」
あどけない顔してとんでもないことを言ってくれる。
アリス「え〜!?でも、お腹って苦しいんだよ?上とかだとウエッて…」
シャレのつもりか?
サクヤ「いいから、おもいっきり殴ってみろ」
アリス「う、うん」
そういいながらアリスは、思いっきり腰をひねり、サクヤのみぞおちとヘソの
間に狙いを定め、
ばちいいいぃぃぃぃぃ......
クリーンヒット!!
あんなコト言っておきながら、やってくれる。
しかし、サクヤの腹筋はアリスの拳を一切通さなかった。
アリス「すごーい!ボクのパンチ全然入んなかったよ〜♪」
だからはしゃぐな。
サクヤ「これが生涯戦いに身を置く戦士の…」アリス「すごいすごーい♪」
聞いちゃいない。
しかもまたしてもわたしの腹を触ってくる。
まあ、いいけど別に
アリス「ほんっとにすごいね〜」
なぜかアリスの顔が赤い。
アリスは次第に手を上に滑らせてきたかと思ったら、胸当ての下に手を潜らせ、
わたしの胸を揉みはじめた(爆)
サクヤ「ふゅ…!?バッ、バカなにすんだ!?」
その時、控え室のドアが開き、クララが入ってきた。
クララ「アリスちゃん、サクヤちゃん、さっきリンちゃんと対戦相手見てきたんだけど…」
・・・・
ア&サ「・・・・・・・」
クララ「・・・・・」
ア&サ「・・・」
クララ「しつれいしました」
バタン
サクヤ「おい…ちょ!?まてーーーー!!!」
そんなこんなでロマリア闘技場のゲームの幕がきって落とされる…
TO BE COUNTINUED...
534 :
にじげん少佐:2006/12/19(火) 16:14:40 ID:ZbCG28e3
お初です!
初投稿故に、見苦しい文体だったり、表現の仕方が仕置き人氏とかなり
ダブってしまい、申し訳ないですm(__)m
アイデアはイイ。シチュエーションもイイ。いわゆるグッジョブだ。
ただ、サクヤ視点で書くか第三者の視点で書くか統一した方が良いと思われ
二次もの来たか!
いい展開だ。 期待してる。
視点に関しては
>>535に同意。
何か考えがあって視点変更するのであれば、変更時の頭に 〜○○side〜 とかつけたほうがいいと思う。
537 :
にじげん少佐:2006/12/20(水) 18:05:14 ID:iNUcEGzr
>>535 >>536 感想&アドバイスTHANKSです♪
確かに視点がごっちゃになってましたね。
続き書くときの参考にします!
そうか・・・
頑張って完全オリジナルで考えていたから葉っぱしか作れなかったのか俺。
>534
お笑いベースの軽いエロ、GJ!
このままお笑いベースで行くのか、鬼畜系に豹変するのか、
楽しみに待ってます。
最初のうちは、文体とか誰かと表現が似てるとかは、気にしなくてもいいんじゃない?
徐々に自分なりの表現が出来るようになれば。
ちなみに、俺は視点が変わってるのは、あまり気にならんかったな。
>538
細かいことは気にせずに妄想を垂れ流すのだw
一人称視点か……
そういえばそんな書き方もあったなぁ。
たまにはやってみるかな
541 :
にじげん少佐:2006/12/21(木) 08:47:37 ID:F4dgvs84
>>533続き
サクヤ「で、対戦相手を見てきたって?」
わたしは先ほどのことをなんとかごまかし、クララを控え室に
連れ戻した。
それにしても、いつでもどこでも戦闘のときすら遊ぶクララが、
どういう風の吹き回しだろうか?
ちょっと戦闘時を思い出してみる。
・・・・・
モンスター
キャタピラー
アニマルゾンビ
ぐんたいガニ×2
わたしたちはキャタピラーとぐんたいガニの圧倒的な守備力の前に苦戦し
ていた。やっとの思いでぐんたいガニを1匹倒したところで、ふとクララの
方を見る。なにやらアニマルゾンビと向き合ってピクリとも動かない。
サクヤ「おいっ、なにやってんだ!そんなやつさっさと片付けろ!」
…動かない。どうも様子がおかしい。
・・・ポロ
クララの片目が落ちた。
サクヤ「うわぁー!なにやってんだ!?」
クララ「アニマルゾンビのマネ」
・・・・・
サクヤ「どんな奴だったんだ?」
改めて聞く。
クララ「えっとね、名前は、マイケル、ワロス、月影」
サクヤ「ふむ。」
なんだか気になる名前の奴がいるが、まあ気にすることもないだろう。
ちなみに対戦形式は上の会場と同様で、3〜5人のバトルロイヤル形式である。
クララ「マイケルが1.5
ワロスが6.0
月影が100.0だったよ♪」
サクヤ「…は?」
一瞬何のことかわからなかったが、この娘のことだ、だいたいの見当はついた。
クララ「ちなみにサクヤちゃんは3.0だったよ♪」
サクヤ「もういい」
リンスに聞こう。最初からそうすればよかったんだ。
リンス「えっと、マイケルさんが戦士風の人で、ワロスさんが武道家っぽい
人で、月影さんは女の子です。」
サクヤ「ふむ。」
・・・
サクヤ「…それだけ?」
まあリンスはまだ14歳の見習い僧侶だ。相手を見ただけで深いところまで
はわかるまい。…はぁ
サクヤ「わかった。その3人はどこにいた?」
リンス「えっと、闘技場のフロアです。」
サクヤ「わかった。先に観覧席に行ってろ。もうゲームが始まるまでここに
戻ることはないだろうしな。」
控え室を出たところで、あることの気がついた。
月影という奴のことだ。倍率が100だと?いったいどんな奴とやらせる
気だ?
542 :
にじげん少佐:2006/12/21(木) 08:59:04 ID:F4dgvs84
リンスが言っていた通り、3人はフロアにいた。
まずは戦士風の男、奴がマイケルか…、身長は190〜200といったところ
か…、全身を鉄の鎧で覆っていて、背中にはマイケルの身長に近いほどデカイ
斧が背負われている。こいつの場合、このエモノのデカさだ。攻撃をする際、
斧を振る予備動作に0,5秒、振りかぶりに1秒、振り下ろすのに0,5秒、合計
2秒はかかるはずだ。間合いに入ってしまえば私の勝ちだ。余談であるが、
昔あるマンガで、自分よりデカイ斧を持った戦士が、相手が間合いに入ってきたところを一瞬で薙ぎ払うという場面があった。しかし、どうみても奴が
そんな力量を持っているとは思えない。
2人目は、ワロスという男か…。結論から言う。話にならない。
身長は175〜180と、わたしより10cm近く高いが、なんともひょろい。
普段わたしは闘士としての自覚と誇りがある奴に対しては、どんなに弱い奴
だろうと、批判はしない。
奴の場合、どうも落ち着きがなく、なんというか、くねくねしながらふらふら
してる。顔つきに至っては、なんとも間抜けな((´д`)←こんな)顔で、ある1点に視線が
釘付けになっている。
その視線を追ってみる。女の子だ。なるほど、あの娘が月影…
サクヤ「!?」
一瞬とまどった。まだあどけない少女じゃないか…14歳か…13歳か…
まさか12歳なんてことはないだろうな…
身長は145〜150、銀色の髪が腰のあたりまで伸びて、顔はほんの少し
目の端が下がった感じで、瞳は髪と同じ銀色だ。少女らしい、小さな口が
かわいい。実に整った顔だ。服装に至っては、黒いドレスともメイド服とも
つかないような格好だ。ああなるほど、あれがゴシックロリータというものか。
まるで天使のように可愛らしい娘だ。
(※水銀燈ではありません。)
543 :
にじげん少佐:2006/12/21(木) 09:06:56 ID:F4dgvs84
そのとき、ワロスが月影に近づき、…というかタバコの灰落とすな
ワロス「チミかわいいねぇ、俺といっしょにお話しない?ハアハア」
月影「え?あの…」
なんぱ……しかもなんて古典的なやり方だ…
ワロス「チミ萌えだからさ、オレがあの2人倒して、チミにわざと負けて
あげるよ。オレの連れにはさ、チミに賭けるように言っておくから、
そのお金でデートしよ。そうしよ…」
ブチ!!
さすがにキレた!性根が腐りきってる!わかってるのか?このゲームは
はっきり言えば殺し合いだ…わざと負けるなんてことをすればその先はない。
サクヤ「おい、お前!」
ワロス「あ?」
月影はてけてけと走ってどこかに行ってしまった。
小動物系…あんなのと殺り合えと?
ワロス「あ!…おい、おまいがちょっかい出すから、あの子逃げちゃった
じゃないか!」
ちょっかい?自分のことは棚に上げて、ちょっかいだと?
サクヤ「うるさい。対戦相手をナンパするなど、キサマそれでも闘士か?」
ワロス「ハァ?テメェなにえらそうに…あれ?なんだ、あんたもなかなか
かわいいじゃないか(ハァハァ)」
サクヤ「だまれゲス」
ワロス「なんだと!?も、もうゆるさんですよ…このチン○スが!」
ワロスはそう言うと、わたしの腹に拳を放ってきたが、わたしはそれを
指1本で受け止めた。
ワロス「ハァ!?」
サクヤ「別にキサマに腹を殴られても痛くもかゆくもないだろうが、
キサマの汚い拳で殴られたら、この腹がかわいそうだからな」
ワロス「なんだとテメ…」
サクヤ「なんならここで息の根を止めておいてやろうか?この指1本で」
「やめんか貴様等ああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
とてつもない怒号。
どうやらマイケルが放ったもののようだ…
マイケル「ここはステージではないぞ!貴様等のせいで精神統一もできぬわ!!!」
はっと我に返る。
だがそんなの自分の控え室でやれ。
っていうかなんでわたしまで怒られなきゃならないんだ?
それにしてもあの月影という娘、どういうつもりなんだ、なんでこんなゲームに参戦したりするんだよ。
どうも気が引けるが、それだけだ。戦いの場では皆同じ。かわいそうだがあの娘にも死んでもらう…
そしてゲームの時間がやってきた。
TO BE CONTINUED…
544 :
にじげん少佐:2006/12/21(木) 09:21:51 ID:F4dgvs84
かなり引用の多いSSになってしまいましたが、
月影のモデルは水銀燈ではありません!
モデルは他にいます!!
あと、ワロスのキャラをすこしモナーっぽくしようと思ってたけど、
ただのナンパ野郎になってしまった。
まあ、実際どーでもいいキャラなんですけど…
やっぱりDQものは良いな
乙乙乙
この前カップルが腹パンチプレイしてるのを見てしまった。
もちろん帰ってヌイタ
>>544 楽しみにしてるよ
鬼畜腹責めしても、ファンタジーなら回復魔法が使えるしな!w
548 :
にじげん少佐:2006/12/24(日) 03:12:38 ID:UGMBqgk0
対戦相手
男戦士・マイケル(32)
男武道家・ワロス(23)
月影(12)
ゲーム開始の時刻が近づき、ステージの相手同士離れた4箇所に配置され
た。トランプのダイヤのような形だ。
サクヤ「(左にワロス、右にマイケル、前方の奥に月影か・・・
まずはワロスを一撃で仕留め、マイケルの間合いに入る。月影は、
まあ最後でいいだろう)」
マイケル「(ワロスや月影はいざ知らず、あのサクヤという女、相当できる
な・・・やはり先の先(先手必勝の類)で攻めて来る気か)」
ワロス「アーッヒャヒャヒャヒャ!チミたちがゴミのようだ!!」
月影「・・・」
シャーン(ゲーム開始の合図)
549 :
にじげん少佐:2006/12/24(日) 03:13:09 ID:UGMBqgk0
合図とほぼ同時にわたしはワロスにアサシンダガーを放った。ダガーは
一直線に飛んでいき、正確にワロスの心臓を確実に貫いていったと同時に、
わたしはすでにマイケルとの間合いに入っていた。
マイケルの顔の前に盾をかざし、ひるんだところで斧を持った方の右腕を
切り落とす!
マイケル「ぐあああああああああ!!!!!!!」
腕を抱えてうずくまる。
サクヤ「なんだ、思ったほどでもなかったな」
マイケル「お、おのれ!!」
マイケルは残った左手でわたしの剣を弾き飛ばした!
油断した!!
マイケル「ぬぅん!!」
そのままその左手で拳を作り、わたしのみぞおちに叩き込む。
ボムッ!!
サクヤ「ふぐぅっ!!」
マイケルの拳の半分以上が、わたしの腹に入っていた。
油断していたとはいえ、この男の力は・・・!
マイケルはすかさずわたしに足払いをかけ、仰向けに倒れたところに
フットスタンプを仕掛けてくるが、わたしはそれをかわし、体制を整える。
間髪いれずマイケルの拳がわたしのみぞおちとヘソの間を突き上げる!
パン!!
が、それを腹筋で受け止める。
サクヤ「んくっ・・・」
めり込みはしなかったが、衝撃が内臓まで響いてくる・・・
もう一発繰り出すが、わたしはそれを右手で受け止めた。
マイケル「なに!?」
今度は右の膝蹴りで来るが、それも盾で防ぐ。
わたしはマイケルに笑って見せた。
サクヤ「ククク・・・バカめ、一旦間合いを切り、わたしの剣を奪いに行く
べきだったな」
わたしはマイケルの残った左足を払うと、マイケルは仰向けに「ズンッ」音を
たてて倒れた。
あの武装だ、起き上がるのに3秒から5秒はかかる。
その間にわたしは自分の剣を拾い、マイケルの喉を突いた!
マンガなどではここで「ぎゃああああ!!!」なんて叫ぶんだろうが、喉を突かれて声など出せるはずもない。
マイケルはしばらく体を痙攣させ、やがて動かなくなった。
ふう、あの少女には、少々惨いところを見せてしまったな・・・
きっと怯えて・・・
サクヤ「!?」
月影の方に視線を送ったとき、わたしは動けなくなってしまった。
550 :
にじげん少佐:2006/12/24(日) 03:16:38 ID:UGMBqgk0
塔Tクヤプロフィール
年齢:17
職業:女戦士
身長:167p
性格:おとこまさり
趣味:マンガとゲーム
パーティーの中では1番年上で、アリスら3人のまとめ役である。
ジパング出身で、幼少の頃より女戦士として生きており、幾千もの魔物を
斬ってきた彼女の剣は、特殊な魔力がかかっているらしい。
戦いの中で培われた引き締まった筋肉は、神速ともいえる技の動きを生み出
せる。
6つに割れた腹筋はサクヤ自身もお気に入りで、その上にあるふくよかで形の
よい双丘は、胸当ての繋ぎ革をはち切らんばかり。
551 :
にじげん少佐:2006/12/24(日) 03:21:51 ID:UGMBqgk0
決して情が沸いたわけではない。実は月影は魔導士で、ストップ系の魔法を
かけられた・・・というわけでもない。
月影はただ立っているだけであるが、まったく隙がなく、怯えるどころか
不敵な笑みすら浮かべ、全身を射抜くような殺気を放っていた。
サクヤ「な、なんだ・・・こいつ・・・」
ここにきて、はじめて激しい焦燥感に襲われ冷や汗を流す。
サクヤ「(おちつけ・・・相手をよく見ながら間合いを詰めていけば、隙を
みつけることができるはずだ・・・)」
盾をやや前にかざし、『八相の構え』をとる。八相の構えとは、左脚を前に、
剣を右あごから拳2つ分ほど離して構え、このときの剣先は上方だ。これは
攻めにも受けにも転ずることができる、融通無碍(ゆうづうむげ)の構えで
ある。わたしはその構えをとり、ゆっくりと影月に近づいていく。
あと9歩で月影に届くほどの間合いまできて、一旦止まる。先ほどから全身
滝のような冷や汗を流している。近づくたびに月影の殺気に押しつぶされそう
だ。並みのプレッシャーじゃない・・・
冗談じゃない・・・あの娘の倍率が100だと?この闘技場は闘士の実力を
見た目だけで判断してるのか?
さらに間合いをつめ、相手に届くまであと3歩というところで、剣を上に
上げ、上段の構えをとり、いつでも斬り込める体勢を作る。
月影が一瞬でも隙を見せたとき、左肩から右のわき腹にかけて真っ二つに
裂く・・・!
552 :
にじげん少佐:2006/12/24(日) 03:22:58 ID:UGMBqgk0
・・・
どれほどこうしていただろうか・・・お互いまったく動かないまま時間だけが
過ぎてゆく・・・。そうしてるうちに、野次馬共が騒ぎ始めた。
「睨めっこ見に来たんじゃねーぞ、ゴルァ!」
うるさい。そんなこと言うんならテメェらがやってみろってんだ・・・
月影「ふふふ・・・どうs」
サクヤ「!!!」
わたしは右足を踏み出し、一気に剣を振り下ろす!!
が、月影のほうが速かった。剣を振り下ろす瞬間、わたしから見て右に避け、
ズドッ!!
月影のミドルキックがわたしのわき腹にヒットした!
サクヤ「があっ!!」
激痛の余り、一瞬体が硬直するが、すぐに月影の方に向き直る。
が、そこにヤツはいなかった。
サクヤ「ど、どこ・・・」
ズダン!!
月影を捜すまもなく、背中に重い衝撃がのしかかってきた。
サクヤ「ぐはぁ!!?」
月影のドロップキックが、わたしの背中に見事に入ったのだ。
わたしは月影の方に振り向き、一気に間合いをつめて喉を突く!が、月影は
それも下に避け、わたしの懐にもぐり込み、ヘソの上辺りを拳で突き上げる!
ドボォッッ!!!!
その拳は、わたしの腹筋などものともしないかのように、月影の手首の
あたりまでめり込んだ
サクヤ「ふっ!!?んぐぉぉ・・・!!・・・ぅぅ・・・・!!!」
マイケルのパンチなどとは比較にならない。
月影がゆっくりと拳を引き抜くと、わたしの腹は月影の拳の形に合わせて
陥没していた。
わたしは思わず剣を落とし、腹をかばい、体をくの字に折りそのままえずく。
サクヤ「うぅっ・・・ぐ、げぇぇ・・・ぇぇ・・ぉぉォ・・・・」
もはや喉の奥から搾り出すような声しか出ない・・・
苦痛のあまり、目に涙が浮かぶ・・・
口から舌が垂れる・・・よだれがとまらない・・・・
これはこれからはじまる地獄の序章にすぎない。
サクヤの地獄はまだはじまったばかりだ・・・
TO BE COUNTINUED…
553 :
にじげん少佐:2006/12/24(日) 03:29:00 ID:UGMBqgk0
途中のプロフィール、実際、最後の2行が書きたいがためだけに
書きました。自分的に思ったよりうまく書けたつもり。
SSは・・・
この後、どういう責めでいくか考え中・・・
うおっ!? 続きが!
まとめ管理人です。
にじげん小佐、乙です。
まとめの方、ちょっと待ってね。
なるべく早くやりますので^_^;
更衣室の仕置きの続きが読みたい
出来れば絵付きで
>>550 DQ世界にはマンガとゲームがあったのか。
でもSSには興奮させてもらったぜ!
ほしゆ
558 :
あっ:2007/01/02(火) 13:03:50 ID:NHcWAzrG
空手2段の婦警涼子に道を聞く振りをして、いきなり鳩尾にパンチ 「ぐはっ」
559 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 20:15:47 ID:ePCDsEoh
涼子って誰?
エロ込みのSSは不可?
変な言い方になるけど、やる事やってりゃOKじゃね?
煮ても焼いても話の流れで腹パン描写を(メイン気味で)入れればおkじゃないの。
そう言えば切腹もありだったのかと1を見るまで気がつかなかったw
>561
おっ、いいですねえ
マルチは結構だ
まあまあ、腹責めイラストの替わりになると思えばええんでないの
妄想燃料にもなるしな
>>561は鳩尾あたりの筋肉がいいかんじだなw
羽交い絞めして拳を入れても跳ね返しそう
けれどじわじわダメージが蓄積されていくと・・・
569 :
ワロス:2007/01/07(日) 10:06:04 ID:w48xXjhb
ショタ腹責めSSないかな
そう言えば女と明記されてなかったか、対象は。
かといって、野郎殴ったところで別に楽しくないしなぁ
自分で書く文にはオッケーだろうと思うけど。
他の人に書いて下さい、とは流石に適う可能性がかなり低いとは言わざるを得ないだろう。
だって仮にカワイイビショネン、と考えても俺その位可憐な少女を対象に考え直しちゃうもん。
新年イッパツめの腹パンチ待ってるぜ!w
576 :
甜菜:2007/01/08(月) 16:48:28 ID:I5gG9fpw
444:神崎 玲 ◆D8NF7MpgwU 2007/01/07 00:16:30 J6tBnnAg [sage]
くうっ……!
(脇腹に突き刺さった拳はまさに満たされたダムへ穴を穿つような一撃だった)
(互いの実力が均衡しているからこそ、どちらかがほんの少しでも優位に立てばあっけなく勝敗が決まってしまう)
うっ……!? ぐ、ふ……!
(脇腹を打たれ、更に態勢を崩し無防備になった腹部へ容赦なく拳が打ち込まれる)
(完全に足を止められ、身体をくの字に折り曲げたまま成す術もなく腹部をえぐられ、その一撃毎に確実に体力を奪われていく)
っ……うぅ……ぐふぅ……っ!!
(そして、とどめに放たれた掌底により、ついに身体を大きく折り曲げたままゆっくりと地面に膝をついた)
腹責めSS書くのと腹パンチイラスト描くのと
どっちが大変かなあ・・・
どっちも大変だよ馬鹿野郎!
やってみろってんだ!!
どっちも大変さ。
ある程度の文章構成力や描画力がまず必要とされる、それと少しの勇気。
そして一つの作品を完成させるという作業。
一つ作ると次、を思うんだけど構図や展開が同じじゃん・・・と自己矛盾と格闘。
まあ勇気を出して一歩踏み出してみようか、
>>577も。
構図や展開が同じでも
以前よりも磨かれた絵や文なら問題ないってばっちゃがいってた
582 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 15:39:51 ID:yKS3i5mZ
583 :
469:2007/01/12(金) 03:29:17 ID:JRzPRcav
姉「あんたいつまでテレビみてんのよ、ガキはさっさと寝な」
弟「うるせーなー、今日は親父もお袋もいないんだし、好きにさせてくれよ」
姉「あたしがいんだろが!1:30AMからある映画みるんだからチャンネルかしてよ」
弟「ハァ?俺が3:00まで○○ナイトみるから無理だろ」
姉「なに言ってんのよ!私は毎週みてるんだからね!高一にもなってそんなエロ番組
みてんじゃないよこのスケベ」
弟「ハァ!?たいしてエロくねえよ!てかスケベってなんだよ!」
姉「そりゃあ、あんたの部屋のゴミ箱みりゃあねえ」
弟「てめ・・人の部屋勝手に入ってんじゃねえよ!・・そもそも何で週末に家にいるんだよ
大学生にもなって彼氏もできないとは悲しすぎだろ」
姉「ハァ!?な・・なんであんたにそんなこと言われなくちゃいけないのよ・・」
弟「悲しいねえ・・さっさと部屋でマスタベー・・・」
ドゴッ
弟「うごッ・・!な・・何すんだよ!?」
姉「弟の分際でナメタ口きくからよ・・何その目?やる気?あたしに喧嘩で勝ったことあったっけw?」
弟「姉ちゃんさあ・・」
姉「何よ?」
弟「舐めすぎ」
ドボッ!!
姉「っ・・うげぇぇ・・・!!」
弟「いくら空手やってた言ってもさあ、もう俺高校生だよ?前に負けたときと一緒なわけないっしょ」
姉「・・う・・ぅ・・ふ・・不意打ち食らわすなんて・・それでも男か・・・卑怯者ぉ・・」
弟「卑怯で結構・・さ・・寝た寝た・・っておい」
ドカッ
弟「いたた・・・まだやる気なのぉ?」
姉「うるさい・・・リモコン置いてお前が部屋に戻れよ・・」
弟「やだピョン」
姉「ナメてんじゃないわよ!!」
ズンッ!
姉「お・・ぐふぅぅ・・!!」
ドムッ!!
姉「ごえぇぇッ!!」
弟「姉ちゃん弱くなったねえ・・腹筋とかぷよぷよじゃん・・で・・降参?」
姉「・う・・っさい・・馬鹿・・」
ドヴォン!!
姉「ひぐッ!・・ぁぁ・・うう・・」
弟「お・・すげえめり込んでる・・みろよ姉ちゃんもっと鍛えなきゃ」
ググ・・グィ・・
姉「ふぐぅぅ!!・・・うげぇぇ・・ぇ・・や・・やめ・・て・・お願い・・」
弟「始めから素直に言うこと聞いてりゃよかったのに」
姉「・・うぐ・・・・・ヒック・・・ふ・・ふぇぇ・・ヒック・・・ふえぇぇ・・・」
弟「ね・・姉ちゃん・・・そんなに痛かったか?(やば・・殴り心地よかったからやりすぎた・・・)」
>>583 いいねいいねw
やっぱ強い女が不意を突かれて腹にイッパツ喰らう、ってシチュは王道だな
新年めでたい腹責めだw
しかしピンポイントシチュなこのスレも、結構職人居るもんだね
今年はユージさんとかJINさんとかもこっち来てくれないかなあ
test
587 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 22:00:46 ID:v/c7mPxX
景気良くストレートで腹筋陥没age
このスレでは初めまして。
もともとはアクワイア作品エロパロ(DAT落ち)に寄稿していました。内容は
ゲーム作品「忍道〜戒〜」「忍道〜匠〜」のパロディなのですが、
オリジナル設定からも大きく逸脱しw、不殺オンリーです。
アクションやエロ表現に混じり腹パンも多く含んでいるため、アニメサロンで
ご相談したところ、ココを勧められました。現在未完(レス数約25)であり、
また、最初から投稿させていただく関係上その分はDAT落ち分とマルチに
なってしまいますがご容赦をm(__)m
ちなみに、キャラやストーリーのモチーフにしたのは↓です^^;
ttp://www.youtube.com/watch?v=pX_tOxZoa7s ゲーム内容知らない人には退屈かもですが重ねてご容赦を〜
朧月夜。城下はほぼ漆黒に沈んでいる。遠く虫の音が断続に聞こえるほかは
どんよりとした静寂が漂う市中。日々見回るは常人より遥かに夜目が利く
女忍たちである。が、しかし。いま彼女たちをも凌ぐ手練れの出現、
察知できぬはやはり下忍の限界か。屋根上にて巧みに身をかがめ、
気取られぬよう細心の注意をもって眼下を見据える影ひとつ…それが
飛鳥忍びのキヌである。今回、彼女の任務は町娘の救出…幾多の長屋が並ぶ中、
そのどこかに監禁されている町娘を探し出し、無事に連れ帰るというもの。
無論、多少の骨が折れるは承知の上。喪巣女たちとの闘いも避けられまい、と
思う。が、それでもなおキヌには決然とした意志があった。およそ得物を
持たぬ「くノ一」同士、その闘いとて命のやりとり一切無きを旨とするが、
此度「匠」の指し示すところとなれば。為すべきこと決まったようなもの。
忍びの当て技にて相手を気絶させる、この一点のみ。
腹でも首筋でもよい、それら急所に素早い拳や手刀を突きあて、暫らくの
眠りに落とすだけなのである…
とはいえ、仕掛けは慎重。ひとりづつ、背後から忍び寄り、確実に倒す方策を
考える。キヌほどの忍びにして、いや、だからこそ磐石を期すが常。
先ずひとり、やや遠くの路上をゆく後ろ姿に的を絞る。屋根から飛び降りた
飛鳥女忍は風のような足運び、気配断ちも見事な忍び走りといえ。
程なく標的の真後ろへ音もなく張り付くと、やにわに相手の肩をつかむ。
「!!」驚く顔が半ば後ろを向く前に回り込んだ電光の拳が帯のやや下を
直撃する。―――ドスッ!「うッ!」
女の柔らかな肉質をかきわけ、奥深く、深く沈むキヌの右腕。
突きこまれた忍服には何条もの皺が走り、如実に効果を物語る。
上体「く」の字に折れ曲がり、喪巣女忍苦悶の顔とて空しく宙を仰ぐばかり。
覆面の口元あたりじんわり濡れるは一筋の涎がこぼれたせいだろう。
更なる呻き声発することもなく既に意識はないとみえる。
かっと見開かれた目がすぐ閉じられるも、気絶失神が織り成す必然の道行きと。
きりきりくねらせながらも最後は仰向けに倒れる女。キヌは力なく四肢を
投げ出している喪巣女忍の傍らに膝をつくと、手のひらをそっと相手の胸に
置く。豊満な乳房のむこうは今や静かな脈を打っている。このような仕儀、
相手の美乳に嫉妬しているのでは毛頭なく。女の容態から、どれくらい
眠り続けるか確かめるも重要な一節なのである。思惑どおり、手ごたえは充分。
無論その時、画面右端にて「気絶6時間」「あと9人」と表示されることまでは
この飛鳥忍者にとり知り得ようもないのだが…
忍び衣の裾がはだけ程よい肉付きの太腿が露出している喪巣のくノ一。
同性のキヌから見ても、ある程度の評価はしよう。この女たちが時折みせる
美容の仕草を何度も目にしてはいる。ただ、今は任務の途上。
顔色ひとつ変えずすっくと立ち上がった飛鳥女は再び屋根の上へと舞い上がる。
ここはまだ見張りも手薄な領域であろう、あのまま放置したとて問題ない、と
確信のキヌ。そのまま屋根瓦の上をつつと移動し、やや奥へ入ったところで
ピタリと止まる。周囲四方に目をこらせばこの界隈四〜五人の気配あり。
大勢が集まっているところは避けねばならぬ、丹念に見回すと小さな路地に
いる一人が仲間からの死角になっている。そろり屋根伝いに標的の頭上へ
到達するが、相手は気づく様子なし。ここでも飛鳥忍びは万全の仕掛けである。
喪巣女がその背中に一陣の風を感じた時、既にがっしりと口は
封じられているのだから。「!!」
絡みつく腕を振りほどこうと慌てて両腕を持ち上げるが、同時に腹部は
がら空きのさま。斜め脇から鮮烈な拳が飛び込んでいく。―――ズムッ!!
「!!!…ぅぅ…」少し呻きは洩れたが、周囲に伝わる程でもない。
いま首うな垂れぐったりとした全身は、背後のキヌにもたれかかる格好と
なっている。飛鳥女忍は、そのまま肩に担ぐと人気ない手近の長屋に入り込む。
素早く後ろ手に戸を閉めれば、もはや中の音など相当に遮断されよう。
女を畳に寝かせたところで、キヌの目はきらりと輝くのである…
う〜ん・・・
快楽庵さん独特の文体ですね
>588
乙です!
基本は当身かな。
文体はどうかと思ったけど、読んでみると意外と「絵」が浮かんで読みやすいですね。
いい所で切れてるので想像力が刺激されるし。
ゲームは知らないけど楽しみにしてますよ。
>591
快楽庵さん?
文体は似てるかも知れんけど、ななしさんだぜ?
無粋なマネはやめようや。
593 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 00:40:47 ID:JY2eTlNe
突き抜ける程にめり込みage
594 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 01:21:39 ID:OjPBAoAD
貫通希望age
口から胃液噴出 鳩尾陥没 sage
天高く日の照りつける午後。私立箕政高校は、日曜日の落ち着いた静寂に包まれていた。全校生徒400人の高等学校にも、今日は人影がほとんど見当たらない。
今高校の敷地内にいるのは、校舎に休日出勤の教師が十人足らず、校庭の隅でバスケットボールに興じる暇を持て余した男子生徒が僅かに数名、
そして校舎横のプールに、休日にも練習を怠らない熱心な水泳部の少女が一人。それで全員の筈だった。
「……ぷは」
今日も何度目かの500メートルを泳ぎきり、凛は水面に顔を出した。2年生ながら水泳部随一の遠泳記録を持つ少女は、健康的に濡れた黒いロングヘアーを後ろに撫で付けながら息をついだ。
さすがに疲れてきた。少しジュースでも飲んで休憩しようかな。隅の梯子を伝い、プールサイドに上る。眩しい日光が、少女の身体を覆う青いスクール水着をてらてらと輝かせた。
まだあどけなさの残る顔立ちと対照的に、明らかに水着を持て余している凛の豊かな肉体を水滴が滑り落ちる。
「やあ、こんにちは」
急に声をかけられ、凛ははっとして顔を上げた。
いつからいたのか。プールサイドに、見知らぬ男が立っていた。
プールに場違いなスーツを着た、やたらと長身でがたいのいいその男は、プールと外を繋ぐ唯一の通路を塞ぐように突っ立ち、真正面から凛の顔を見つめている。
「神代凛さん、だな」
名前を呼ばれ、凛の表情に緊張が走る。教師ではない。もちろん生徒でもない。明らかに部外者だ。嫌な予感がした。
「せっかくの練習中に悪いが、実はちょっとあんたに用事があるんだ。一緒に来てもらえるかな」
「……誰ですか、あなた」
用心深い声で尋ねるが、男は両手を広げて首を振った。
「いやいや。俺の身元なんて知らない方がいい。穏便に家に帰りたいならな」
「……どういう事ですか」
「よし、簡潔に言おう。要するに……校門の前に車を停めてある。あんたは今からそれに乗って、3日ほど自宅ではない場所で生活してくれればいい。
すると、株式会社神代ファクトリーの社長であるところのあんたの親父さんから、俺達の元にちょっとした金が入ってくる。ただそれだけの話だ。簡単だろう?」
「……!」
凛は、事を飲み込んだ。
誘拐……!
「心配は要らない。今から大人しく車に乗って、俺たちの言うことに従ってもらえば、3日後には問題なく家に帰してやる。手荒な事は何もしない」
男はそう言うと、凛の顔から視点を下げた。
「もちろん、ちゃんと着替える時間も与えてやるさ」
凛は唇を結び、あどけないながらも勇みある表情で男を睨んだ。
瑞々しく濡れた濃青のスクール水着は、凛の身体に何とか張り付いてはいるが、少女の優れた肢体を制御するのに四苦八苦している様子だった。
大振りでありながら真円の型を崩さない双乳、適度な脂肪と筋肉に覆われた腹、くっきりと浮かび上がったへその窪み、そして肉付きの良い柔らかな下腹。
17の少女の若さと健康に溢れたボディラインを、水と日光を浴びて眩しい光沢を放つ水着はこれでもかというほどに強調している。
「家は金持ち、成績はトップクラス、人望は厚く、顔もスタイルも抜群。天は二物を与えないとかいうけど、やっぱり気休めの言葉だなあ」
男は首を振りながら、皮肉っぽい口調で呟く。
「さあお嬢さん、俺の言いたいことは分かったろう。さっさとそこの更衣室で着替えるんだ」
「……嫌です」
凛が言うと、男は眉を吊り上げた後、うっすらと冷笑を浮かべた。
「大丈夫だよ、着替えるのをずっと目の前で見張ったりはしない。ちゃんと扉の前で待っててやる。あそこの窓が、とても人間が逃げられる大きさじゃないのは確認済みだからな」
そう言った男は一歩前に出て凛に近づいたが、スクール水着の少女がゆっくりと拳を固めて身構えたのを見ると、その口元から笑みが消える。
「……本気か、おい」
目を丸くして呟く。
「か弱い乙女が、ごつい男に脅されてるんだぜ。こういう場合、大人しく従うか、泣き喚いて逃げ出そうとするかのどっちかだろ。やっつけようと思うか普通。
凄いなあ。逆転の発想だ。やっぱ成績いい子は違うなあ」
ぺらぺらと口をついて出る男の戯言を完全に無視し、凛は冷静に状況を分析していた。
今しがた金持ちだの人望だの成績だのと並べ立てられたが、その中で、恐らく男が知らないであろう事実が一つある。凛が、格闘技の才能にも秀でているという事だ。
心優しい凛自身は、人を叩いたり蹴ったりするのは嫌いだ。だが親の方針によって、柔道、空手、護身術と、今まで一通りの格闘技の学習を受けている。
何のためかというと……まさに、こういう時のためだ。
(暴力で解決するなんて嫌いだけど、仕方がない……相手が、こんな人なら)
なかば嫌々やっている格闘技ではあるが、もともとスポーツも万能である凛は贔屓目なしに見ても強く、地区の大会などでは結構な成績を修めている。
「なあお嬢さん。頼むから余計な世話を焼かせないでくれ。俺は本当に手荒な事はしたくないんだ」
もちろん、だからといって目の前の男に正攻法で必勝できるなどとは思っていない。単純な握力だけならどう足掻いても相手が上だろう。だが、凛は二つの点で優位に立っている。
一つは敵に自分の力量を知られていないという事、そして二つ目は、自分は必ずしも喧嘩で勝つ必要はなく、相手を怯ませた隙にこの場から逃げ切るだけでいいという事。
(最初……そう、なんとかして最初に一撃食らわせて、例えばプールに蹴り落とせば……)
自分とは対照的に、相手のスーツは嫌というほど水を吸う。もがいているうちにいくらでも逃げ切れるだろう。
とにかく、最初の不意さえ突けば。大きく息を吸い込む。
「もしかして、俺がこっそり着替えを覗くかも知れないとか思ってるのか? もしそうなら大変な侮辱……」
凛は、前に跳んだ。
「ぁ?」
もちろん予想してなかっただろう。間の抜けた声をあげる男の横っ面を、全力で固めた拳で思いっきり引っ叩く。
「いっ!!」
ばきん、と小気味の良い音が青空に響き、反射的に男の左手が顔を庇う。
全て凛の計算どおりだった。後は簡単、凛の身体は風となり、怯んでいる男の脇を真っ直ぐ駆け抜けて……
ずん。
「……ぇうっ?」
何が起こったのか分からず、凛は目を見開いた。急に、鮮やかに流れていた景色が止まった。
一瞬考えた後、言いようの無い違和感の原因を理解する。
岩石のように堅いものが、自分の腹の中に埋まっていた。
「くふぅ……っ!」
凛の身体が、ぶるりと震える。
「やるなあ、お嬢さん」
男はその右拳を、目にも留まらぬ速さで凛の腹に叩き込んでいたのだ。
「油断してたよほんと。かわいい顔して凄いパンチ撃つなあ」
「う……ふぅ……」
鈍い痛みに全身を支配され、凛は呻きながらよろめいた。両腕で自らの胸を抱くように腹を押さえて俯く。
「けどまあ、ここまでだ。俺も喧嘩にはちょっと自信ありだからな。さ、大人しくこっちに来な」
だが、凛はまだ諦めなかった。
俯いて男の身体に倒れ掛かりそうになる振りをしながら、その両足を真横に蹴り払って転ばそうとする。
「おっと」
だが、渾身の足払いはいともたやすく避けられ、代わりに男の強烈なボディアッパーが凛の腹を突き上げた。
「はぐんっ!!」
まるでキャノン砲のような威力だった。腰を大きく曲げていたために少女の腹は筋肉と脂肪の壁に覆われる形になっていたが、そんなものは何の気休めにもならない。
引き締まった腹筋も容易く撃ち抜かれ、凛の爪先が僅かに宙に浮いた。
「ふぅ……っ……!」
空に向かって突き出された、白桃のような尻がぶるぶると震える。
みちり、という音がプールサイドに響いたが、それが腹に食い込んだ水着のゴムのはち切れそうになる音なのか、少女の肋骨が軋んだ音なのかは定かではない。
「手だけじゃなく足癖も悪いのか。けっこうじゃじゃ馬だな。けどまあ、このくらいにしとけ。なあ?」
凛の身体をゆっくりと離し、男はとぼけた口調で尋ねる。だが凛は今にも気を失いそうな鈍痛に襲われながらも、きっと男を睨み付けた。
「い……や、だ……!」
男はやれやれといったように首を振ると、三たび凛の腹を突き上げた。
「かふぅっ!」
凛のウエストの三分の一もありそうな拳が、形の良いへそにずっぽりとめり込む。
「くっふ……うぅ……」
ぐらりとよろめいて喘ぐ凛。だが男は攻撃の手を休めない。素早く拳を引き抜くと、次にへその真下、艶やかな下腹に向かって、再びキャノン砲の一撃を叩き込む。
「はぅんっ!」
ずぶん、という音と共に、スクール水着に包まれた柔らかな肢体が振動する。女として最大の急所に拳を突き刺され、凛の目から涙が溢れた。胃の奥から、熱いものがこみあげる。
「……ぐ……ぐぷっ」
身体をくの字に曲げ、両手でへそと下腹部を押さえてよろめく。立っているのもままならない様子で、がくがくと膝が震える。
もはや少女に、男を倒すのはもちろんのこと、男から逃げるだけの体力も残されていないのは明白だった。
「よし、もういいだろ。勝負ありだな」
男は前のめりになった顎を持ち上げる。凛のあどけない唇の端から、一筋の涎が垂れ落ちた。
「…………」
男は、片方の眉を吊り上げる。
既に、少女の眼はほとんど焦点を結んでいない。しかしそれでもなお、その奥には未だ雄弁に抵抗の炎が揺らめいていた。
「おいおい」
それを認識した男は、僅かに逡巡して空を見上げた。
「わかったわかった。……その心意気には負けたよ。だが俺にもプライドがある。お嬢さん、ここは一つ賭けをしようじゃないか」
男は唐突に言うと、凛の身体をついと押した。
「……こふ……っ」
よろよろと背後の壁に背を付け、凛は呆気に取られて男を見た。
「な……?」
「次が最後のパンチだ。宣言しといてやる、とっておきの右ストレート。これを食らって、まだお嬢さんが立ってられたら、その時はもう俺の負けでいい。
運がなかったと思って諦めるさ」
男はにやりと笑うと、その右拳を高々と青空に掲げて握った。
「最後だからな、今までのとは比べ物にならない、本気も本気の一撃だ。もちろんお嬢さんもいくらだってガードしていいぜ。じゃあ秒読み開始だ。10、9、8、……」
朦朧とした意識の中、凛は両腕を曲げて盾にし、出来うる限り最大の力で腹筋を固めた。
もちろん、男が本気で言っているとは限らない。だが、万一本気だとしたら……。どのみち勝ち目の無くなっている凛には、もはやその微かな希望に身を寄せるしかなかった。
大丈夫、防御の体勢は完璧だ。攻撃の来るタイミングも分かっている。
本気の一撃と言っているが、いくら男の攻撃が強力でも、自分の両腕と本気で固めた腹筋を一撃で破れる筈はない。一発だけ、あと一発だけなら……。
「4、3、2、1……」
凛は大きく息を吸い込み、全身に力を込める。
だがそこで男は、凛の予想していなかった行動に出た。
「えっ……」
なんと男は宣言していた右手ではなく、左手を動かしたのだ。
ずぷっ。
「はぁんっ……!?」
凛の身体がびくりと震え、薄桃色の口から低い喘ぎ声が漏れた。
肉厚な下腹の更に真下、少女の最も柔らかく敏感な部分に、男の人差し指と中指が水着越しに食い込んでいた。
「うぁ」
今までとは全く異なる攻撃に、全身の筋肉がだらりと弛緩した。反射的に、防御していた両腕が垂れ下がり、固めた腹筋からも力が抜けて棒立ちになってしまう。
(し、しまっ……)
そして当然、その隙は見逃されなかった。
「ゼロ」
男は、裸同然に曝け出された無防備な肉体の中心、高校生の少女の脆すぎる急所に、鋼の拳を突き刺した。
ずぼぉっ!
凄まじい激突音と共に、プールに地震のような振動が起こった。
「ぐぱぅ……っ!」
小さな白い顎がびくんと跳ねる。凛の腹は、マシュマロのような脆弱さでとどめの一撃を受け入れた。
男の拳はスクール水着のゴム生地を大きく巻き込みながら、凛の鳩尾に手首まで捻じ込まれていた。あまりの衝撃に水着の両肩が弾け飛び、少女の豊満な肉体が露わになる。
青いゴムの拘束を失って健康的な肌色を曝け出した、たわわな双乳がぶるぶると波打つ。
「はっぁ……ぁ……ごぷぁっ……」
分厚いコンクリートの壁に阻まれ、ほぼ全ての衝撃が凛の身体に吸収される。いかに果敢な精神力をもってしても、それはもはや生身の少女に耐えられるレベルではなかった。
ひくりと痙攣した凛のアーモンド形の瞳から涙が溢れ、あどけない唇の端からは黄色いものが零れる。
「……ひぅ……ん……」
柔らかな肉に拳を深々と埋め込まれたまま、少女の肢体はひくひくと痙攣していたが、やがて動かなくなった。
それを確認した男は、やっと拳を引き抜く。グボ……という水っぽい音と共に、拳を抜かれた反動で官能的な肢体が僅かに仰け反る。
「……げぽっ」
最後にもう一度だけびくんと震えると、小さく小首を宙に傾げ、遂に凛は完全に失神した。
青空を見上げるその目は虚ろに開かれたままであり、破れた水着のゴム生地から覗く淡白い胸の膨らみの上には、だらしなく半開きになった口から溢れた胃液がこぽこぽと滴った。
「ありゃりゃ……マズったなあ。本当の本気だったのに」
男は舌打ちをする。
凛の腹の中心に刻み込まれた螺旋は、埋め込まれた拳の指が判別できるほど鮮明な痕となって残っている。
「立ってられたら諦めるって言っちまったもんなあ」
あまりに強力すぎる一撃に、壁に背を付いた凛は立ったまま意識を失っていた。
「仕方ねえ、別のカモを探すか……。あばよお嬢さん、縁があったらまた会おうや」
男はひらひらと手を振ると、鼻歌を歌いながらプールサイドから立ち去った。
半裸の少女の身体がずるずると壁を伝い、膝を折って崩れ落ちたのは、その数秒後の事だった。
600 :
588:2007/01/21(日) 12:44:47 ID:CqPwiL+O
↑(GJ)のあとでナンですが続き
ここへ連れ込んだ理由は二つ。数名が巡回するこの一角、気絶させた女を
路上に放置すればすぐにも見つかってしまう。そう、騒ぎになれば厄介この上
ない故に。そしてもうひとつの理由は…町娘の居場所を聞き出すこと。
さては一度目覚めさせ拷問に及ぶかと思いきや、揺り動かす素振りなどは
まったく見せない飛鳥くノ一。おもむろに懐から何かを取り出している。
それは竹筒に入った特製薬液。数種の草に特化キノコ、ヤモリのエキスを
秘伝の手法で調合したものである。すなわち、目的は自白させることだが、
目覚めている相手に脅迫や暗示をかけたところで意に沿うとは限らない。
最も確実なのは浅い眠りに落ちた者の潜在意識から答えを引き出す技である。
そのためにこの女への当て身は軽めに加減しておいた。
例によって手を胸におけば、概況はわかる。「気絶3時間」「あと8人」とまで
知る必要も敢えてない。あとは薬の効力で自由自在に操るばかり。ただし、
この薬は催淫を伴って効果を発揮するタイプ。しばらくはキヌの手馴れた
さばきを見てみよう。先ず帯をほどき覆面や蝶柄衣の前をはだく。
当然ぷるんと豊かな胸があらわになる。次いで局部を覆う細衣をほどき、陰の
繁みを露出させる。これで喪巣女は顔から下肢まですっかり柔肌を
晒すことになる。突き入れた丹田には生々しい赤痣が浮かぶが、一人目の女と
同様、臓腑など傷つけてはいない。そのようなこと飛鳥女にとっては
織り込み済にて、今の課題は別にある。
己が右手指を一本づつ口に含み、ねっとりと唾液をつけているが、よくみると
ただの唾にあらず。これも忍法の一種なのだろう、一本一本の指を薄膜で
コーティングしているのである。
ひととおり完了すると、竹筒のふたを開け人指し指と中指を入れる。
筒から戻した指先にまとわりつくのは、なんとも妖しげな白濁の粘液。そう、
この薬の威力絶大にして、素手で触れば自分もおかしくなってしまう。
そのために先ほどのような準備作業が必要になるのである。
現に、液の付着した指が女の耳の後ろに触れた瞬間―――ビクッ!と全身が
反応する。首筋をなぞり―――ビクゥ!腋の下に指を置けば―――ブルル!…
眠っているにもかかわらず喪巣くノ一の身体にはみるみる変化が現れる。
だが、これはほんの序の口。膝の後ろ、太腿の内側を弄るころには女の口から
無意識の喘ぎが噴出する。「はぁううぅぅ…あふううううぅぅぅ…」
喘ぎ呻きだけではない、既にして女の裸身は艶かしく蠢いている。
触れてもいない乳首は破裂せんばかりに屹立し、女陰の肉壁もたおやかな隆起
がうっすらと色づく。そろそろ頃合いもよしと、乳房へ向かうキヌの指先。
そっとつまむだけで―――「ふうううううんんううぅぅぅっ!!」
長く切ない喘ぎ声がとどろく。
ここにきてまだ飛鳥女の表情は変わらない。
が、目の端がちらと光ったようにも見える。通常ならば血祀りのところ、
此度は乳祀りということか。両の乳輪からたっぷりと粘液を塗りつけていき、
仕上げに親指人指し中指の三本でぎゅううとつまみあげた瞬間―――
「ひゃああああうううううううぅぅぅぅぅッ!!!」
601 :
588:2007/01/21(日) 12:46:29 ID:CqPwiL+O
触れる前から小刻みな震えが不規則にエスカレートしていた乳首。
とっくに臨界を超えていた乳首。
そこを捻じるように思い切りつままれたのである。これはひとたまりもない。
腰をアーチ型に高く持ち上げ、全身痙攣の様相。当然絶頂に達している。
ところがキヌは冷静そのもの。これでまだ四度目だわ、と内心つぶやく。
女の昇天が男と違い劇的な発露ばかりでないということはイロハのイ。
細やかな息づかいの変化や股間を潤す愛の蜜、ガクガクする四肢や両太腿を
ぴったり合わせようと力む様子などもイク表現であり、特にキヌは
そのあたりを正確にカウントしている。
飛鳥女は心に決めていた。この女が十度の高みに達したら調べを始めよう、と。
別段根拠はないのだが、どうもこの飛鳥くノ一は十進法が好みらしい。
イキやすい相手であれば二十回でも三十回でも仕掛けるということである。
さて、もう少し時間がかかりそうなこの二人をおき、寸時外の状況に
触れてみよう。というのは、今ひとりの喪巣女忍が長屋沿いの路地を
通りかかっているからである。
女はふと横を見た。さては気付いたか…!?つかつかと長屋の際に歩み寄った
喪巣女はそこで両手を壁につく。…??…傍目にも何事かと思うが更に観察を
続けると…
両足を僅かに開き顔は正面向いたまま。胸をせり出し尻をつき出す。
典型的な立ちバックのポーズである。壁に手をついたまま、腰を左右に
振りだす喪巣のくノ一。そう、この女は長屋内の気配に気付いていない。
それほどに板戸の遮音効果は優れていた。喪巣女忍はただいつものように
美容体操を始めただけなのである。
「…はっ…ふっ…はっ…」ベリーダンスの腰つきで突き出した尻を何往復か
振り、節目で太腿をきゅっと締める…「うんッ…」
ウエストが「軽くヤバイ」と感じていた彼女は一日三度、この運動を
欠かさない。また太腿を締めるのは女陰の形を整えながら膣圧を高める狙い。
もし諜報などで男を垂らしこむ必要が生じた時にはいろいろと役立とうとの
思いから。もっとも、この「匠設定」では女たち全て処女となっている上、
男が登場しない。「…はっ…ふっ…はっ…うんッ…」果たしてこの成果は
報われるのか…などと案じているうち、どこからともなくやってくる
一匹の猫があり。大胆にも喪巣女の両脚の間に割って入り悠然と鎮座する。
見上げれば最高のローアングルだろう。女の股間は白い褌で覆っているが、
いつもきつめに締めているため秘貝の筋目がくっきりと浮かび上がっている。
さぞかし興奮するのでは、と思いきや、猫は退屈そうに欠伸をひとつ。
つまりこちらは鮭狙い。以前、似たような状況で鮭や寿司を落とし、
気がつかないまま立ち去った喪巣女忍たちがいたことに
味をしめているのである。
「…はっ…ふっ…はっ…うんッ…」やがて十五分ほどのエクササイズが終わり、
壁から手を離して上体を起こす。ウエストに両手を置いた喪巣女はちょっぴり
満足げな表情を浮かべている。「うふふ…」こんな些細な達成感でも笑みが
こぼれ再び元気に歩き出す女。ところが鮭は落ちてこない。当てが外れた猫は
女忍の溌剌と正反対。ここはとぼとぼと力なく退場するしかないのである…
602 :
588:2007/01/21(日) 12:47:27 ID:CqPwiL+O
ふたたびキヌたちの動きに視点を戻す。屋外の喪巣女忍と猫が去った時、
キヌの愛撫を受けている女は六度目の頂きに達していた。
「はうううぅぅぅぅッッ!!!!…」
何度も腰を浮かし手指足指の先いっぽん一本が悉く反り返っている。
特筆すべきは乳頭の状況。男との経験皆無、いわんや赤子出産などまるで
縁のない身体だというのに、ただ今は乳首の先端が濡れ半透明の乳汁が
こぼれている。いよいよ乳祀りのクライマックスと勢いこむ飛鳥くノ一。
両手で相手の乳房を鷲づかみにし、荒々しく絞り上げると−−−ピュウゥ!!
矢のように乳汁がほとばしる。ピュッ…ピュウ!…ピュッ!…絞り続ければ
際限ないのかと思えるほど豊かな噴出。ゴクッゴクッゴクッ…キヌは宙に
放出される汁に口を近づけ噴水式水飲み場の要領でそれを味わっていく。
直接乳房を吸わないのは乳首まわりの薬液を避けるためだが、この段取りとて
手馴れた様子。やや陶酔の面持ちにあるキヌは相手の乳をふくみながら、
かつて同様の展開で口にした喪巣女忍の乳汁を思い出していた。
(前の子の方が、甘かったかしら…)
(いや、この子も深みのある良いテイストだ…)と、総じて喪巣女の乳汁は
気に入っている。いつぞやは十人二十個もの乳房を弄んだ記録を持つキヌ。
あの時は血まみれならぬ乳まみれだった。調子にのってゲップが出るほど
がぶ飲みし、まるまる膨らんだ腹を抱えて動けなかったほどである。さすがに
今回は自重する飛鳥女。七度目の絶頂に包まれ恍惚の夢を見続けている女の
寝顔を見つめながら一旦、乳房に置いた手を離す。当然というべきか、あとは
秘肉へのあしらいが残るのみ。
わざと手付かずにおいた花園は、全身をめぐる悦楽の高波に押し寄せられ
ピクピクとヒクついていた。早く…一刻も早く貫いて欲しい…下の唇は訴える
ように、それでもなお控えめに口を開ける。いくら性本能に翻弄されたとて
餌目当て、パクパク大口開ける池の鯉とは一緒にされたくない、との自律が
働いているせいか。といって開けた双璧の間にのぞく膣口や処女膜は
てかてかとぬめり、くねくね卑猥極まる動きが続いている。
(これだけ誘っているのじゃ、いかねば失礼になろうのう…)キヌは
ゆっくりと手を近付ける。が、ここでも徹底した焦らしにでる飛鳥女。先ずは
外陰部の肉壁を人差し指と中指でかすめるようになぞる。ぴたり並んで滑る
二人のスキーヤーが沢の途中で柔らかな弧を描いて離れ、再び合流するように。
但しスキーと異なるのは上から下への滑降だけでない、ということ。指の腹で
くすぐるように秘肉を弄び菊花すれすれまで辿り着くと、かえりは指爪の甲で
つつと上らせていく。これを十往復すれば予定どおり八度目の昇天。とろりと
した愛液がこんこんと溢れ出、畳の染みもみるみる広がっていく。
603 :
588:2007/01/21(日) 12:48:36 ID:CqPwiL+O
いよいよ指を挿しいれる。最初は中指一本。それも第一関節までの軽い
出し入れに終始する。―――クチュ…「んんっ」チュプッ…「あ…」ピチュ…
「んぅッ…」チュピッ…「あふぅ」…喘ぎ声は短かめだが性感度の針が全身
振り切れている現状ではこれだけで充分。
喪巣女忍の裸身はもう一刻ほど絶え間なくよじれていたが
キヌが人差し指を加えたあたりからは腰を極限まで持ち上げっぱなしである。
「はあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」一旦はペースダウンした息遣いが
一気に復活、再加速。愛の蜜は白糸の滝のように注ぎ落ち、指のぬめりは
至極快適な潤滑の証といえ。いまや膣内どこをどう刺激しようが勝手であろう。
けれど同姓の身としては、最も効果的な箇所にこだわりたかった。
奇妙な表現だが、これも「与える愛」なのか…丹念にGスポットをこねる
飛鳥女。「あふううッッ!!!…はああぁぁんんんッッッ!!!!…
ふううううう!!!」
九度目の頂点に達しているというのに、目だけが平然と閉じられている
アンバランス。いや、気を失っているからこそ雑念に陥ることなく純粋に
昇りつめられるのだろう。となれば最後にイってもらうは、やはりこれじゃ…
ここでキヌが懐から取り出すのは黒光りする双頭の張り型である。
ひとりで慰める時にも重宝する、飛鳥女忍愛用の一品。コトリと脇に置き、
自分の褌をほどくキヌの表情僅かに上気してきてはいるだろうか。
少しの間、茂みの下を眺めてみる。陰唇はいつもの深紅。形の良し悪しなども
喪巣女たちに引けをとるとは思わない。クリトリスはまだ勃起していないが
事が起これば十二分の主張をするであろう。準備は万端だ…ゆっくりと
手に取り片方を薬液に漬ける。くれぐれも逆向きにしないよう気をつけ、
先ずは自分の秘所へ挿しいれる飛鳥くノ一…
604 :
588:2007/01/21(日) 12:49:48 ID:CqPwiL+O
―――ズブブ…「うんんッ…!」多少濡れていたため、すんなり入る。
相手のイクさまをみるうち、自然こちらの受入態勢もできていたということか。
さてもお互い、この瞬間をもって処女喪失となるかは解釈のわかれるところ。
喪巣女の方はともかくキヌは今までの自慰経験によって処女膜の形状僅かに
影響を受けている。勿論男は知らないというお約束。それはただ今も同じで
あろう。こんな成り行きとて女同士のまぐわいには違いない、と。
物理的に激しく貫こうが心は清廉無垢なまま。それでいて至上の快楽は
得られる。飛鳥女にとってひとつの理想型であり。たっぷり薬液のついた
先端を相手の股間にもっていくキヌの胸中あくまで表情にて推し量るが
妥当かも知れない。―――ヌプ…「はううッッ!!!!」張り型の先が
ほんの少し分け入っただけでこの反応。気絶の眠りにある女がこの先どこまで
高みに達するか…知らず、輝きを増す飛鳥女の顔。膨らむ期待のまま、
それでもしずしずと挿しいれる。
―――ズ…プ…プ…「うぐううううううッッッ!!!!!……」
ほぼ騎乗位と言ってよい、喪巣くノ一の裸身にかぶさる格好のキヌ。
喘ぐ女が大きくアーチを描こうともがくため、ふたりの股間は一層深く
絡み合う。飛鳥女も声を押し殺すのは難しい。「んんううッ!…くふうう!!!」
どうしても洩れてしまう喘ぎ声。ただ、我を忘れないように、との思いは
強かった。目的はこの女から情報を聞き出すことなのだから。それに荒らしく
相手の房中を蹂躙するのは好みでない。辱める意識など毛頭なく。
時に激しい動きを交えはしても、女ならではの繊細な配慮が第一と心得る。
ズチュ…「うぐうっ」…ズプ…「くはああ」…腰をグラインドさせながら
敢えてゆっくりかきまわす…かと思えば…
―――ズチャッグチュッズブックチュッズブブッ!!
「ぐふ!あううう!ひぐうッ!!ふうううう!あはあああ!!!くうう…」
滑らかな連続ピストンにあわせ喪巣女の呻き声は途切れなし。
そこへ「…んんッ…ひう…あ…くう…」キヌの声がかぶさっていく。
暫時よがるは恥でもあるまい、この女をより深遠の園へ導けば、それだけ
多くを語る筈じゃ…包み隠さず吐かせようとする飛鳥女忍入念の仕掛けである。
緩急とりまぜつ奥まで進入するが、子宮口では意外に細やかで丁寧な挨拶を
交わす張り型の先端。キヌの意を受けたそれは、まるで男根のように
生き生きと振舞う。十度目の頂点が映し出す桃源の世界。喪巣くノ一は今
まさにそこへ踏み入っていた。
「くはああああああああああああああッッッ!!!!!!!」
心身ともにとろけるような混濁の渦。もはや何を聞かれ何を答えるも極楽の
喜びと感じ入る。
実はキヌも密かにイッていた、長くとどろく相手の喘ぎに包まれながら…。
正直、奉仕するばかりではつまらぬ、一度くらい自分も楽しまねばとの
思いあり。何より先程来、彼女の全身は乳まみれである。張り型を入れた
瞬間から乳頭一段の隆起を見せ、手で絞っているわけでもないのに怒涛の
噴出が続いていた喪巣女。それを僻むでも羨むでもないが、女の性として
やはり昇天の随喜共有せんとの衝動があったろうか。もっとも徐々に頂きから
降りてきた飛鳥女は互いの股間つなげたままぴたり動きを止め、本題に
進み行く。「…はぁ、はぁ…そなたに尋ねる…町娘の居場所はどこじゃ…?」
「…川沿いの蔵…」逡巡なく答えが返る。秘薬の効果てきめんといえ。
「警固の員数はどれほどじゃ?」
「十人…」ならばあと八人ということか…訳もない…
用件はこれで済んだ。が、何を思ったかキヌの質問は終わらない。
「そなた、名を何という…?」
「茜(あかね)…」
「年はいくつじゃ?」
「二十一…」ごく自然に聞き流している飛鳥くノ一。此度「匠」の空間が
PINKチャンネルの年齢制限に準拠しているとは夢にも思わない。
「好きな男はおるのか?」
「おらぬ…」
「では、口説かれたことはあるか?」
「一度、恋文をもろうた…」
「ほう、それは誰からじゃ…?」急に興味が高まる。
「鴉のゴウ…」一転、こわばるキヌの顔。(あの助平ヤロー…サイテー!)
605 :
588:2007/01/21(日) 12:50:43 ID:CqPwiL+O
「で、そなたはどう答えた…?」
「心なびかぬ、と断った…」聞く飛鳥女とりあえず安堵の表情かと思いきや
引き続き複雑な面持ちである。キヌから見てゴウは好きになれない、
それは確か。だが、喪巣の女にまでフラレたというのは同郷の立場として
プライドにかかわる。
一応、男の面子を考えフォローの問いを投げたつもりだった。
「それで終わりか?」
「急に抱きしめられた…」
「ええッ!?」思わず大声をあげる。
「耳に息を吹きかけられた…」
「な、な!」
「乳を揉まれた…」
「な、なにィィ!!?」驚愕。しかしこの時点最低限の威厳は保っているか…
「局所を舐められた…」
「!!!」更なる驚愕の加速。
「陰唇に指を入れられた…」
「なんじゃとおおお!!」ゴウがここまで強引なアプローチをするとは…
飛鳥女の感情千々に乱れずといえば嘘になる。
「左様なこと、為されるがままにしておったのか!?」
「抵抗した…」
「さもあろう。そなたとていきなりの戯れは受け入れられまいて…」
「じゃが、首に刃をあてられ逆らうと血祀りすると脅された…」
「それは難儀なこと…」束の間、同情はする。この女は犯された、ということ
になるのであろう。普通ならこれ以上の質問は酷だが、無意識の相手だから、
とあけすけに聞く。「で、どうなった?」
606 :
588:2007/01/21(日) 12:51:39 ID:CqPwiL+O
「感じてしもうた…」
「な!…」ストレートな答えに絶句。一方ここから一気に記憶の扉が開いたか、
喪巣女忍は問わず語り。
「指使いは最高じゃった…」「…」
「三度、イッた…」「…」
「そのあと、あやつは勃っているモノを近づけてきた…」「…」
「入れようとするところで急に軟らかくなった…」「ん…?」雲行きが怪しい。
「ふにゃふにゃ折れ曲がって、結局入らなんだ…」
「まことか…!?」つい口を挟む。
「そのまま細く小さくなった…」「…」
「未練たらしい顔をしておった…」「…」
「もう一度指を入れてこようとしたので、その手を叩いてやった…」「…」
「くやしかったら勃ててみよ、と言ってやった…」「…」
「そしたら、すごすごと帰っていった…」「…」
「後姿を思い切り笑ってやった…」「…」
「二度と姿現さなんだ…」「…」
「皆に触れ回ってやった…」女の口元が綻んでいる。
よほど愉快だったのだろう。片やキヌの方は苦りきっている。実際ゴウは
情けない。みっともない。しかしこの女のやり方も気に入らぬ。
なにも触れ回ることはないだろう。
いや、一旦は哀れんでやろうと思った分、反動が出た。
607 :
588:2007/01/21(日) 12:52:44 ID:CqPwiL+O
「まったく、ゴウの奴…」ただ今のやりきれぬ思い、ぶちまけたかったか――
ズブウ!!股間に力が入った瞬間
「あふぅ!…あ…はぁ…はあ…ぃ…ィ…イィッ…イ、イク!…イクゥ!!…」
十一度目の絶頂、明瞭な言葉で紡ぎだすは意識戻りかけの証左といえ。
もともと軽めの当身だったが、ここまで丹念に時間をかけたせいもあり、
いつの間にやら女の目覚めが近づいている。
喪巣女忍は恍惚の中うっすらと目を開けようとしていた。眼前にキヌの
厳しい表情が迫っているとも知らず…
よくも笑いとばしてくれたわ、この喪巣女!ゴウもゴウじゃが、こやつとて
気配りのひとつもすべきであろう…茜とやら、戒めてくれるわ!
きりきりと腕を引きしぼり右手を硬い拳へ変える。
そのまま剥き出しの生腹にむけ、突き込む飛鳥くノ一。
ドボゥッ!!「ふぐうッ!!」ドプッ、ピュゥ!
下腹への衝撃により頭が一瞬持ち上がり、涙が涎が愛液が、そして乳汁までが
同時に噴き出す喪巣女。が、キヌは真顔のまま。
自身が汁まみれになろうが一向に構わぬ。
再び6時間の眠りに落としたことなど、確認するまでもない様子。
すっ、と自分の秘所から張り型を抜き凛と立ち上がった飛鳥女。
もう片方、相手に挿しいれた部分は当分放置が適当じゃ、と決め付ける。
(目覚めた時、己が痴態をせいぜい恥じるがよいわ…この上は、残りの
喪巣女ども、容赦なく気絶させてくれる…!)
冷静に考えれば、喪巣女を強引にモノにしようとしたゴウに問題の発端がある。
インサート未遂だったとはいえ、刃を突きつけるあたり殆ど強姦と紙一重。
いざという時萎えたのも本人の不覚であり、それを笑う茜を責めるは
板違いならぬ筋違い。となれば二度目の当身でこぼれだした女の涙…
それ夢見心地の悦楽から一気に激苦へ突き落とされたためか…いや、
仮に十一度の昇天による随喜の副産物だったとしても、である。そっと拭って
やるくらいの心配り本来は持ち合わせていた筈のキヌ。だが、今はほとばしる
激情が理性を上回っていた。殺しはしない。傷つけもしない。ただ気絶させる
だけなのだ。ならば己が拳に思いのたけを込め、喪巣女どもの急所に
叩き込んでやるのみ…
飛鳥女忍の気分はエスカレートしっぱなしなのである。
>>596 気の強いヒロインを腹責め、
弛緩したみぞおちに止めの一撃!
王道ですなw
キャラの肉体描写も立ってて超GJ!
>>600 やっぱ時代劇と来たらくのいち、
くのいちときたら当身でダウンw が決まりでしょ
してダウンしたくのいちはアジトに連行されてさらにスゴイことにw
どっちもGJだぜ!
やっぱヒロインが強くて優しい美少女ってのがイイな
>>596 そんな正義感溢れるヒロインが悪の鉄拳で腹をえぐられるって
展開に、もうわしゃあ辛抱たまらんとですばい!
でも逆に、正義の味方的ヒーローが
悪の組織の女幹部の腹に鉄拳制裁って展開もアリかもw
男側の心理とかちょっとした小粋が堪らないですねえ。
ちょ、あんた誘拐犯なのに潔すぎ・・・とか俺だったら構わずもう一発やっちまいそう、とか
色々考えてしまう所が面白いなあ、と言うか嵌まったなあ・・・と。
このスレこんなに続くとは思わなかった・・・w
腹責めって結構潜在需要あると思うンよ
コミックヴァルキリーで腹責め特集熱烈希望
俺も何か書こうと思いつつ。
文才微妙だからアイデアで勝負だ!と思いつつ斬新な発想が思いつかんorz
まずは真似ること。パクルことから始めなさい!
勉強とか真似ること。
616 :
588:2007/01/22(月) 19:27:57 ID:yp5Kqhb9
単調な続き
戸口を僅かに開け、慎重に外を窺う。多少感情高ぶっていようと、忍びの勘に
いささかも差し障りないが上忍たる所以。付近に気配がないこと確認すると、
音もなく路地へ出、そのままひらりと屋根へ舞い上がる。隙のない、いつもの
勇姿だが衣裳には二つほどの変化あり。ひとつは喪巣くノ一の分泌した体液が
べったりと付着していること。乳汁にせよ愛液にせよ、乾いてくると紋様の
如くこびりつく。そのため衣の柄が以前と違って見えるばかりか、
なんともいえぬ芳香が身辺を覆うもの。
もうひとつは、忘れたのか面倒くさくなったのか…股間の細衣を纏っていない。
或いは屋根上吹き抜ける爽やかな風を下半身から満喫したかったのか。
何れにせよ遠く見据える目はあくまでも澄んでいる…目的地がわかった今、
あとは仕掛け方への専念と。さきほど、この近辺には四、五名の気配があった。
ひとりは気絶させた茜であるから、残りは三、四名の筈。
ぐるり見渡し、遠くの路地に一人を発見する。長屋の壁でエクササイズに
余念がなかったあの女忍である。屋根伝い、静かに接近すれば又もストレッチ
体操中。両爪先で立ち、伸びをするように上げた両手は頭上で結び大きく息を
吸い込んでいる。それ体型良くする効果はあろう。が、防御の構えとはまるで
正反対、鳩尾・臍まわり・脇腹・丹田どこでも好きなように突いてください、
と言わんばかりである。その眼前に飛び降りたキヌが、正面から一閃の拳を
くれるなどあまりに容易。―――ズンンッ!「うぐッ!」飛鳥女は臍を選んだ。
例によって深くめり込む右腕を支点とし、喪巣女忍の身体は「く」の字の体。
逆に前へ突き出した格好の頭部はやや上を向き苦悶の表情を晒す。眉間に皺、
ぎゅっとつぶる目など、瞬時とはいえ激しい苦痛を物語り。目を閉じたまま
眉が「八」の字にかわる過程は意識失われる道筋そのものである。前のめりに
倒れこんでくるところを要領よく受け止め肩に担ぐと少し離れた辻まで走り、
角むこうの様子を探る。ひとり、ゆっくり歩きながら遠ざかっていく人影を
捉えると、担いできた女を道の真ん中へ放り出す。―――ドサッ…「な、何!?」
物音にビクッと振り返った喪巣くノ一の目に飛び込んできたのは捻れた姿勢で
倒れる仲間の姿。「如何したッ!?」慌てて駆け寄ってくる女はしかし、
もう少し周囲の状況に目を配るべきだった。地に横たわる女ばかりに視線を
送り、横合いの物陰から矢のように飛び出す影などまるで
気がつかないのだから。ドズッ!「う!」己の未熟を知るのはこの瞬間。
といって後悔する間も与えられず、意識みるみる漆黒の中へ取り込まれていく。
ズポ…キヌが鳩尾に突き入れた拳を引き抜くと、きりきり身体を捻らせ
倒れゆくスローモーション。仲間の上へ、交差するように折り重なれば、
仰向けに倒れた腰の部分が持ち上がる。乳房の隆起は衣ごしに強調され股間の
奥、白い細衣も完全露出。だが、気絶したふたりの傍らに飛鳥女は既に無し。
はや、遥か向こうの屋根瓦を走りゆく後姿のみ認められる。
最初のふたりのように、どれくらい眠り続けるか一々推し量るまでもない。
ここから先は一人残らず深い気絶につき落とす!…飛鳥くノ一の
気迫十分といえ。先ほどの路地から二筋入ったところで更にひとりを
見出している。路上にたたずむ女めがけ、此度屋根上からの仕掛けは足技と。
ひらり飛び降りざま相手の頭部を両太腿ではさみ、ぎゅうぎゅうに圧迫する。
「むぅッ!?うううう…」時として荒業にでることもあるが、もともと色白で
柔らかいキヌの太腿。喪巣女の首筋を左右から締め上げるその目的とて
別にあり。無論、息もつまり苦しむ女は両腕を太腿にかけ外そうと
もがくばかり、飛鳥女の股間に残る、あの営みの香りまでもが鼻をつき朦朧の
一歩手前と言ってよい。そこで勢いよく膝曲げるキヌ。無防備に曝される
女の腹部を今度は鋭い右足かかとが襲う。ドボッ!!「げうっッ!」
617 :
588:2007/01/22(月) 19:30:18 ID:yp5Kqhb9
ある意味、足技は正拳より強烈である。鳩尾にめり込んだ踵(かかと)は
すぐにも外れるが、ふらつく喪巣女忍の目は既に虚ろ。肩車状態だったキヌが
軽やかに着地すると、女はゆっくり目を閉じ昏倒していく。ドサ…倒れた音を
背後にし再び駆け出す飛鳥くノ一。何度か角を曲がれば、またひとり、
橋の方へ向かって歩く人影あり。躊躇なく後ろから走り寄り、がっしりと口を
塞ぐ。「!!」驚き慌てる喪巣女が両腕で振り払おうともがく、その脇腹を
左拳が一撃―――ズム!「うっ!…」力を失った全身、手をだらんと垂らし
仰向けに倒れこむは茜と同じ。が、間をおかず横たわる女へ馬乗りになる
あたりが今回違う。厳しい表情のまま正面からの構えを為し…満を持した拳
丹田に叩き込む―――ズボッ!「ぐう!!!」衝撃の瞬間、閉じていた目が
ぎゅっと歪む。否応なく気絶の最下層に落とされた喪巣女。但し股間の衣が
少し濡れるは愛液のようでもあり。腹部表層の苦悶とうらはらに子宮への刺激
心地よく受け取る性の本能あったやも。
一方、立ち上がったキヌは、ここでようやく一呼吸。(あと四人か…)
このあたりの喪巣女たちは全て倒した。残りは町娘が囚われている蔵の守り
だけなのか…と考えを整理しつつ、ふと、あらぬ方向を見やる。そこは
武家屋敷のあるあたり。川沿いの蔵とは随分離れているが、何か気になるのか、
飛鳥女は弾かれるように駆け出してゆく。屋根を走り、いくつもの路地をぬけ
やってきた屋敷の門前。さだめし一条か赤目の武士たち大勢詰めているかと
思いきや、がらんどうの無人状態である。それでもずんずん奥へ潜入していく
キヌ。中庭から廊下へ入り込み、大広間や控えの間ひとつひとつを丹念に
検める。そのどれにも武士たちはいない。一体どこへ行ったのか。傍目には
疑問にうつるがただ今の彼女にとっては好都合。いや、そもそも何故
こんなところまでやってきたかそっちの方が疑問というものである。答えは
程なく出た。部屋から部屋へてきぱき移動していたキヌの足がぴたりと止まる。
障子の向こうに誰かいるのか…脇に張り付き屈むように身構えていると、
するする障子が開きひとりの喪巣女が現れる。警戒なく前へ足踏み出した
ところでふっと風を感じたろうか―――ドスッ!
「うッ!!」臍まわり、忍衣は放射状の皺を刻んでいる。大きく陥没する
腹部には毅然と突き込まれたキヌの右腕。もはや声も出ない喪巣くノ一は
そのままうつ伏せに倒れ動かなくなる。ここで改めて周囲に目をやる飛鳥女。
広い屋敷ゆえにまだ何人かいておかしくない。が、気配探るもそこそこに。
やはりこのひとりだけであったと、あっさり見切るは早すぎる。そんな指摘も
聞く耳持たぬか、さっさと屋敷の外へ出、目的の蔵へと再びの疾駆を開始する
女忍。先ほど四人を倒した場所から真直ぐ赴けば任務完了時間も短く済んだで
あろうに、このひとりだけのため寄り道するとは酔狂な。いや、喪巣女たち
「一人残らず」というキヌの意気込みそれ程に強かったということだろう。
確かに此度の匠は不殺の掟。全滅任務の表現は正確でないが、気分は
間違いなく「全滅」と。あと三人…胸躍るくノ一はしかし、武家屋敷に寄った
ツケの全容を把握していない。実は単なるタイムロスにあらず。匠が密かに
仕掛けた罠だったなどと…ぎりぎりにならねばわからぬ定め。幾多の町屋を
ぬけ蔵に隣接する長屋へ到達した時点ですら、その片鱗感じさせないはまさに
匠の妙である。であれば、ここしばらくは飛鳥女の目線にて進めるしか致し方
なし。セオリーどおり屋根の陰からそっと蔵の様子を窺えば、戸口に立つ
三人が見える。今まで一人づつ眠らせてきたのはステルス・アクションの王道
だったが、ここにきて闘い勃発は避けられまい。しかし逆に言えば、
あの三人を倒すことにより任務は達成される。手練れのキヌにとって殆ど勝利
収めたも同然と。一応磐石を期し状況分析は怠りない。
戸の正面にふたり並び、ひとり角の近くにいるは路地への警戒も兼ねているか。
となれば注意散漫になりがちなこの女が狙い目であり。敢えて迂回し蔵の
屋根へ飛び移った飛鳥くノ一。ふわり飛び降り相手の背後をとる技は
いつもながら見事というしかない。
618 :
588:2007/01/22(月) 19:33:32 ID:yp5Kqhb9
「心に拳、当身に情け…これが私の忍道」匠の意に沿い不殺を貫く情けは
あるが、突き出す拳には厳しさもあり…これが今回キヌの極意。蔵の角に立つ
女の背後に降り立ちざま片手で口を塞ぎにかかる。次いで脇からの一突きに
入ろうとするところで…「むううぅぅッ!」指の隙間から洩れる呻き声が
思わぬ音量。「なッ!?」戸口の二人、振り向くのが早すぎるは誤算だが
ここまでくれば一気の勝負。先ずは予定どおりの脇腹突きを敢行と―――
ドムッ「うッ!」よろめき倒れる女に構わず二人目へ向かう。といって
こちらに気づき拳振りかざす相手となれば今までとは勝手も違おう。
「このぉッ!」拳と蹴りを組み合わせた攻撃を仕掛けてくる喪巣くノ一。
下忍とはいえ動きは俊敏、侮りは禁物である。
ヒュン!ヒシュゥ!相手の拳が膝が自分の腹部すれすれを通過する。だが
かわしているばかりではない、相手を上回る軽妙な足運びにて反撃の機会を
狙う。無論時間は余分にかかり、もうひとりの女忍が大音声あげるは
看過せざるを得ない。「曲者じゃああ!出会えええッ!!」熾烈な闘いの
最中だが、喪巣女の叫び声にも余裕のキヌ。仲間など呼んでも無駄じゃ。
皆しばらくは眠っておろう。そなたらも早々に気絶させてくれるわ!
…そうこうするうち、眼前の相手も呼吸が乱れてくる。
もともと実力目一杯の女ゆえ、連続の攻めはきつい筈。知らず無理な体勢に
追い込まれた喪巣女忍はそこかしこに隙が見え。次の瞬間、懐に飛び込んだ
飛鳥女の華麗な当て技炸裂するは当然の結果といえよう―――ズボォッッ!!
「うぐうッ!」鳩尾深くめり込ませた拳を素早く引き抜くと、いよいよ最後の
ひとりに向かう。
>>614 良い文章とはアイデアの数珠繋ぎだよまあ。
アイデアが溜まれば自ずと繋ぐ方法はどうとでもなるもんさ・・・頑張って斬新なのを見せてくれw
>>596 偶然まぶらほと名前かぶっとる! と思ったら漢字違うからいいや。
内容はサイコーだしね。
腕の上から殴るってなったときは一瞬萎えたぜw
ガードされちゃあ台無しなんだよぅ
>>612 このスレってフェチの極北だけどw、結構手堅く続いてるな
しかも何気に職人さんのレベルも高い
>>224さんとか
>>596さんの普通のエロSSも読んでみたいぜ
623 :
588:2007/01/27(土) 19:56:11 ID:gA2WQBMw
さぞかし相手の顔引きつっているかと思いきや、口元に微かな笑みがこぼれて
いるよう。ふん、強がりも大概にせい。或いは観念して開き直ったか。まあ
何れでもよいわ、と、ひといきに飛び込んでいく飛鳥くノ一の目の端に人影が
映る。走りながらまさか、と思いちらと横を見れば「!!」蔵の角を曲がって
ばらばらと登場する女忍たち。その数、十数名、いや三十名はいるやも知れぬ。
声に出ぬ驚きのまま反対の方角を向くと川沿いの道を駆けてくる者やはり
三十余名は下らない。更に後ろ振り返れば怒涛の勢いで橋を渡ってくる者
三十数名。瞬く間に囲まれる格好となった飛鳥女忍はもはや屋根に飛び移る
タイミングすら失していることに気づく。というより屋根上まで多数配される
事この時点で直感せざるをえない、至近だけでも百余名もの相手によって
十重二十重に包囲される絶体の危機。なぜこんな展開になったかなどの疑問は
この際後回しであり。少しでも手薄なところ見つけて脱出するしかない、と
腹をくくるキヌ。いや、考える暇もない、既に八方から飛び掛ってくる
喪巣女忍たちと闘わねばならないのだから。
624 :
588:2007/01/27(土) 19:57:17 ID:gA2WQBMw
―――ヒュッ!シャッ!最初に向かい合った女が繰り出す拳を皮一枚
かわしながら、相手の臍上に左拳の一発―――ドスッ!「う!」と同時に
背中へ迫っていた女の鳩尾めがけ鋭角の肘鉄をお見舞いする―――ズム!!
「あぐッ!」一瞬で気絶しもたれかかる背後の女を左側への盾とし自分は
右足回し蹴り―――ボグゥッ!「うげッ!」右側から突入した女の丹田を踵で
したたかに打ち据えている。その右足を地につけるや今度は左足の爪先が長く
伸び―――ズボォ!「うう!!」左斜め前から飛び込んできた女の腹部、
柔らかな肉質をかきわけ足指がずっぽり埋まる。当然それとて長居は無用、
崩折れる女を踏み台にひらり上へ跳び、後続の突きを回避する。殺到する
喪巣女忍たちとて追撃継続、即座に三名宙に飛ぶ。ところが空中戦でも
上忍の技冴え渡り。飛鳥女の腹めがけ突き上げてくる三本の腕を見極め
カウンターの美脚を突き出す。腕より脚長いは当たり前だが、下方から迫る
相手となれば腹までは届かない。その実狙いはそこでなく。手刀がわり、
足の甲をふたりの首筋にうち当てていくのである
―――バシ!「んう!」ビシッ!「あ!」呻き声は短いが気絶は確実、
6時間は眠らずとも十二分な時間は稼げよう。残ったひとりの拳は身体を
回転させて避け、相手の伸びきった上体ちょうど眼前にきたところで当身を
決めればよい―――ドズゥッ!「ふぐッ!」気を失った三名落下するに紛れ、
軽やかに着地した飛鳥くノ一は休む間もなく身を屈め腕を左右に突き出す
―――ドフ!「うぅ!」ズブッ!「んぐ!」地面で待ち構えていた二人が
繰り出した拳は標的の残像捉えたのみ。キヌが瞬間低く構えた背中の上で
クロスするように空を切り、一方自分たちの腹へは相手の拳が完璧に
決まっている。ここまで十秒もかかるまい、九人を一気に倒す飛鳥女の腕は
確かに相当のものである。さすがに勢いを削がれたか、喪巣女たちは少し
遠巻きになる。が、残り依然九十名余。局面打開には程遠い。この僅かな間隙
とて当事者のキヌよりむしろ傍観者への説明のため用意されたものなのだろう。
そう、何故こんな窮地に陥ったのか?
625 :
588:2007/01/27(土) 19:58:29 ID:gA2WQBMw
大方の想像に合致はしよう。鍵はあの武家屋敷にあり。
とはいえキヌが立ち寄ったからこうなった?と問われれば答えはノー。
喪巣女ひとりを倒したから?と聞かれてはじめて半分イエスとなる。
厳密に言えば倒し方まで注文がついていた。要はあの場で気絶玉を使わねば
ならなかったということ。そうすれば蔵の三人で打ち止めになる筈だった。
ところが当身で失神させたことによって隠しプログラムが発動。蔵近辺の
シナリオが大きく様変わりしてしまったのである。
いくら自由度が高いといってもメーカー設定を逸脱したここまでの進行で
潜在プロセスの芽は密かに成長していたということか。
それでも屋敷内のひとりを見逃せば任務達成時の獲得ポイントが低くなるため
結果的にトラブルは避けられた。それを満点評価は得た上ですべからく
設定無視とあってはメーカー側も黙っていない。これ起こるべくして起きた
現象。本来の忍道ポリシーとも言えよう。勿論そのような背景やお約束、当の
飛鳥女が知る由もない。匠の意向こそ絶対と信じている律儀な女に対し実は
それに優先する枠組みがあるなど、思いつけと言う方が酷。こうなった以上
もはや成り行きに身を任せるしか選択肢は無く。再び局面に目を戻す。
一歩は引いたもののキヌを取り囲む結界は極めて厚い。再び押し包むように
攻撃仕掛ける喪巣女忍群。個々の技は大したこともないが集団でこられると
どうにも面倒である。「このぉッ!」「練習どおりいくわよ!」「わかってるッ」
威勢よい言葉が飛び交う中、飛鳥上忍とて押されているのか。気迫劣らずとも、
やはりこの数相手に苦戦は避けられない様子。次々繰り出される突きや蹴りを
かわすだけではジリ貧と思ったか積極的にうって出る。瞬発の足運びで
ひとりの腹を打ち当てるとすかさず斜め上へ飛び。前方から突進してきた
ひとりの首に己が太腿を絡ませる。今回向きは逆の肩車。大胆にも喪巣女の
目の数ミリ先に剥き出しの股間を密着させる。その秘所少し口を開け、
鮮やかな深紅の内陰唇すら手に取るように。先ほど茜とのやりとりで
興奮冷めやらぬ膣口からは悩ましくも刺激的な香りが女の頭部を直撃する。
本来なら同性として自らも疼くものだが今はそれどころでない。
両股の物理的圧迫に加え究極の隠微に五感を翻弄された女。「ううう…」手を
持ち上げ、ロックされた足を外そうとするはどう見ても無駄なあがき、苦悶の
呻きばかりが空しく洩れる。
626 :
588:2007/01/27(土) 20:02:09 ID:gA2WQBMw
もうすぐ倒されることになるがこの女、名を桔梗という。実は彼女、
別の場でも不覚をとった苦い経験あり。うっかり畳の上に置かれた気絶寿司を
食べてしまったのである。その時仕掛けたザジが泥棒任務だったため命拾いは
したがやはり褒められたことではない。そういえば共に鍛錬に励んだ
仲間内でも彼女は決して優れた方ではなかった。気立てはいいのだが脇が甘い。
今回も、首周りの足を外そうとの必死さは伝わるが、例えば自ら倒れこんで
仲間の攻撃に期待するなりの手立ては考え付かなかったか?いや、一途では
あり而して愚直ともいえる桔梗になり代わり眼前の状況もう少し仔細に
レポートをしてみよう。
喪巣くノ一の鼻先触れるかと思えるほど間近に見える局部。茜ほどでは
ないにしろいささかの愛液を迸らせていた飛鳥女である。ただ今にあっても、
その潤いは十分なまま。とろりとした白濁の露が残る花園では、てかてか輝く
肉襞がまるで意志を持つかのようにくねくねと蠢く。まさに下の唇そのもの、
卑猥な言葉が連発されているようにも見え。そのうえ肉壁をかきわけ隆起する
陰核の膨らみときたら…ぷるぷる小刻みに震えるそれ殆どはちきれんばかり。
或いは桔梗のおでこを掠めたか。自慰とも蹂躙ともとれる妖艶な動きが脈々続く。
627 :
588:2007/01/27(土) 20:04:14 ID:gA2WQBMw
もっとも、これだけ濃厚な時過ぎる間とてキヌの所作は目まぐるしい。
先ず、肩車に乗る自分の上体めがけ飛び上がってきた二人への対処。
タイミングよく突き出した両脚が相手の拳より先に標的の鳩尾をとらえる
―――ズボッ「ぐう!」ドズゥ!「あうッ」自らの勢いにキッチリ比例した
衝撃被る皮肉な結果。帯のやや上が深く陥没し飛鳥女の足指すっぽり埋もれる
ほどに。忍衣ごしといえ、かきわける腹部の肉質ははっきり分かる。(こ奴らも
腹筋鍛えておらぬようじゃ、斯様に脆い腹ではひとたまりもあるまいの…)
無論臓腑まで傷つけることはない。ただ、拳にしろ足先にしろ女の柔らかな
腹部を抉るは一種の快感。これだけの多勢を相手にしながら尚、自らの技に
酔う瞬間ありと言えようか。次に乗っかかっている女の頭に両手を載せると
ふわり身体を浮かす。さながら跳び箱の体勢だが、前方にて二人に
脚突き入れた反動で後方へ。身体を丸めながらバック転に移る。それ即ち
腹部から引き抜いた足先を鋭く後ろへ突き出すことであり。後方から突進して
きた二人の臍に突き刺さるのは偶然でも何でもない、狙いすました一撃と。
―――ズブ!「ふぐッ」ボズッ!「うぅッ!」突いたとて臍自体を貫通する
訳でもないが、なにぶんデリケートな部位である。生まれ落ちた時の痕跡と
して以外、特段の意味を持たず平穏な日々を送ってきたこの部分には驚天動地
のインパクト。他の急所同様、深い気絶に導かれるも止むを得ない。しかも
飛鳥くノ一の連続技は未だ止まらず。足先突き入れたまま今度は両腕を
勢いよく左右に開く。その先に作る拳も万全、回り込んできた二人を倒すに
十分な威力あり。但しこの瞬間キヌの四肢は四人の身体へ沈んでおり、そこを
狙われれば如何な上忍とて厳しいと思えるところ。それは当人こそ熟知の体勢、
崩折れながら既に意識失っている四人の隙間から突入せんとする新手四人に
向け、きちんと手をうっている。それ即ち突き入れた拳や足先の捻りであり。
相手の身体へ押し込んだまま絶妙に回転させれば、夫々が斜めに揺らぎ
新手の侵入を妨げる。その僅かな秒さえ稼げればこっちのものと、再度
四肢への力を込める飛鳥女。
628 :
588:2007/01/27(土) 20:06:11 ID:gA2WQBMw
グググ…
「んぐぅぅ!」「ぐうぅ」「ううッ」「ぅぅぐ…」ある種とどめにも等しい
押し込みに失神状態の四人からは更なる呻きが吐き出され。そろって一層の
深みに落ちていく女忍たちだが、キヌの目的はそこにない。これまた反動で
四人の身体から手足を離し上へ飛ぶ。上空で巧みに身体をひねりながら一旦は
身を丸め。これ意外に隙のない構えとなれば眼下の新手にとっても攻めにくい。
小さく丸まった身体のどこへ拳入れようかと一瞬逡巡する四人。と、そこで
突然!大きく放たれる四肢、さながら四筋の光条。或いは飛散する矢の如き。
超速の拳が爪先が一切の視認不能なまま四人の腹部に突き刺さる―――ドスッ
「う!」ズボォッ!「げうッ」ズム!「ぐふぅッ!!」ドボ!!「ふぐ!」
その目うつろに宙を仰ぎ、半開きの口元からは涎も垂れる。当身のシャワーを
浴びた女忍たちが倒れゆく間にひらり地に降り立った飛鳥女。向かう先は
さっき肩車に仕掛けた喪巣女忍である。太股で首絞められた影響はしっかり
残り、桔梗は今尚ふらふらと立ち尽くすのみ。およそ構えもおろそかな
相手などすぐにも倒せるが、連続十一人当て落としたことで暫時の余裕が
生じたか、ほんの僅かその顔を覗き込んでみる。無論素性は知らぬ。
関心もない。ただ、覆面の上にのぞく目鼻だちに人の良さが隙間見えた、
それだけのこと。容赦はせぬが、せめてそなたへは甘美な一撃をくれてやるわ…
臍と丹田の間にある秘孔に狙いをつけると、鮮烈な拳がひといきに
飛び込んでいく―――ドボウッ!!!「うぐううぅぅぅッッ…ぅうあううぅ…」
長く引き摺る呻き声はその途中から恍惚の喘ぎにも似て。厳しくも的確に
子宮を押され膣粘膜を刺激されたのだろう、股間から太股をつうと伝う一筋の
煌めきとて、それ間違いなく愛の雫によるもの。激苦ないまぜでありながら
薄幸の女はいま確実に桃源の夢界へと落ちる計らいを受けたのである。
何かこう、斬新なアイデアが浮かばないものだななかなか。
文章力で劣る分独創力で勝負しなくては。
改行を入れてくれると喜ばしい
確かに、良いとか悪いとか以前に読み難い。
確かに、読み難い以前に時代劇風の文調が、正直わからん。
>>632 >>633 これだから漫画ばっかり読んでる奴は…
こんなの一般小説じゃ当たり前だぞ。少しは活字本読むと良い。
また違う世界が見えるよ
>>634 横書きの小説の場合、日本語だと読み難い。
よって、書き手は改行をキチンとして欲しい…と言ってるのだけれど。
一般小説でも、売れるような本はもう少し見易さってのに気を使う。
588氏、内容はGJなので、その辺検討していただけると嬉しい。
>>634 それは流石に当人乙と言いたくなるぞ。
SSスレで活字読めは無いだろいくらなんでも(笑
氏の作品はよくも悪くもマンネリなんだよねえ。
毎回安定した作風でもあるし、なんか毎回近似設定で二作目以降代わり映えを感じ難い。
俺は氏の作風はそれなりに好きだが、ここのスレの文書きさんはどちらかと言うと
一人称や心理描写を多く使うので、淡々と進む氏の作品は好みが分かれるだけの話かと。
>>634 氏のSS、掲示板に投下するSSとして当たり前のことが成ってない気がするけどね。
639 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 12:54:02 ID:Xyv8y+uG
そう言えば非オリジナルでもいいんだっけかここ。
ちょっとした場面のオマージュとかで短文とかでもいいのかな?
641 :
596:2007/02/01(木) 18:36:23 ID:K8fnUOUY
>>640 もう萌えられれば何でもいいんじゃないだろうか、と独断と偏見に濁った目で言ってみる。
642 :
596:2007/02/01(木) 20:42:08 ID:K8fnUOUY
「……ねえお姉ちゃん。今、なんか変な音しなかった?」
妹の小夏の言葉に、崎坂柚子は眉を寄せて辺りを見回した。
「別に聞こえなかったけど……変な音って、どんな音?」
「がちゃーんって、机をひっくり返したみたいな音」
小夏は両手を振り上げて「がちゃーん」を表現する。
さあ、と柚子は小首を傾げた。
「気のせいでしょ」
「やだ、おばけかも。がたがた」
小夏は両手を震わせて「がたがた」を表現する。
首の下で揃えた二本のおさげが、それに合わせて揺れる。
柚子と小夏。そっくりな顔をした双子の姉妹だが、その性格は対照的で、おっとりとした柚子と比べ、妹の小夏は何をするにも活発で明るい。
「真っ昼間に机をひっくり返すおばけなんていないでしょ」
「それもそうかな」
天高く日の照りつける午後。私立箕政高校は、日曜日の落ち着いた静寂に包まれていた。全校生徒400人の高等学校にも、今日は人影がほとんど見当たらない。
「そんなの気にしないで、さっさと帰ろうよ。私は小夏みたいに暇じゃないんだから」
柚子は脇を突付いて小夏を急かした。
明日までに終えなければならない課題の資料を教室のロッカーに忘れたという妹に無理やり付き合わされ、
自分は何の用も無いのにわざわざ制服を着て休日登校。早く帰りたいと思うのも当然だった。
「あれ、お姉ちゃん今日なにか用事あったの?」
「そりゃ、あるよ」
「デート?」
「ばか」
「いいなーモテモテで。ずるいよね。双子なのにお姉ちゃんにだけ栄養いって」
性格以外に、二人にはその体型にも明確な違いがあった。
活発なゆえに身体の方も動きやすく出来ているのか、全体的に小柄でスレンダーな身体つきの小夏に対し、
華奢に引き締まりながらも、出るべきところはしっかり出ている柚子。
「ちょっとその辺のお肉わけてよ」
「ばか」
制服の上からでもボディラインの透けて見えそうなほど凹凸に富んだ肢体に羨望の眼差しを向けられ、
柚子は両手で胸を覆ってついとそっぽを向いた。
その動きに合わせ、二本おさげの妹との差別化を図るため大きく一本に束ねたポニーテールがふわりと揺れる。
「恥ずかしがってる。かわいー」
「ほんとに怒るよ」
「はーい。ごめんなさい」
そう言いながら、小夏はきゃらきゃらと笑った。柚子も釣られて笑ってしまう。
「いいから、早く行こ」
なんだかんだで仲の良い双子の姉妹は、本来ならばそのまま何事も無く家に帰れる筈だった。
643 :
596:2007/02/01(木) 20:42:57 ID:K8fnUOUY
今度は、最初に気付いたのは柚子の方だった。
「……ちょっと、小夏。あれ……」
「え、なに?」
姉の小声に、小夏はその視線の先を追う。
「……!」
下駄箱へと続く廊下を歩いていた姉妹は息を呑んで、その先の異様な光景を見つめた。
見知らぬ男が、右手にバール、左手に手提げ金庫を抱えて、教職員室の割れた窓から廊下に身を乗り出していた。
「ありゃ」
やたらとがたいのいい、スーツを着たその男は、自分を凝視している姉妹に気付くとぺこりと会釈した。
「こんにちは」
もちろん姉妹は返事など返せない。男はゆっくりと廊下に降り立つと、
落ち着いた様子でバールと金庫を床に置き、真正面から姉妹を見据える。
「ちょっと聞いてくれ、お嬢さんがた。俺は別に怪しい者じゃない。政府から秘密の任務を」
「泥棒……!」
青ざめた顔で柚子が呟く。
「ありゃりゃ」
男はため息をつき、自分が叩き割ったガラスと、自分がバールでこじ開けた職員室奥の大金庫を見た。
「そりゃまあ、ばれるよなあ。けど俺も根っからの泥棒じゃないんだよ。さっきまでは健全な誘拐犯だった」
「お姉ちゃん、警察……!」
「それは困る」
ばりばりと頭を掻き、引きつった表情の小夏を見る。
「なあお嬢さんがた。ここは見なかった事にしてくれないか。
俺も今日は計画が予定通りに運ばなくて大変なんだ。
お嬢さんがたが余計な事をしようとしたら、力ずくで止めなきゃならなくなる」
その言葉の意味を考え、柚子はぞっとした。
「もちろん黙って見逃してくれるなら、手荒な事は何もしない。俺は平和主義者だからな」
「……駄目。逃がさない」
だが小夏は凛とした表情で言い放つと、きっと男を睨みつけた。柚子は驚いて妹を見る。
「ちょっと、小夏」
「お姉ちゃん、捕まえよう。こんな奴、二人なら楽勝だよ」
きっぱりと言うなり、小夏は男に向かって身構えた。
「でも……」
柚子は動けない。確かに、柚子も小夏も幼い頃から近所の道場で空手を学んでおり、
見た目からはとても想像がつかないが、両者ともに有段者ではある。
試合ならば、素人の男など足元にも及ばないだろう。ただ、それはあくまで空手の試合ならばの話だ。
今は道場ではない。空手着でもなく動きにくい制服とスカートだし、ウォーミングアップもしてないし、
何より相手は居直り強盗だ。何をされるか分かったものではない。
「おいおい勘弁してくれ」
男は大仰な素振りで両手を振った。
「今日は、そういうのはもうウンザリなんだよ。
まったく、最近の女の子ってのは全員こんなに武闘派なのか。学級崩壊か?」
答える代わりに、小夏は柚子が止める間もなく男に向かって跳んでいた。
「ふっ!」
細くしなやかな足だが、試合では幾人もの相手を倒してきた強力な蹴りが、男のこめかみを直撃しようとする。
「おっと」
だが、小夏の渾身の初撃は男には当たらなかった。
そのがたいにしては信じられない柔軟さで上体を曲げて蹴りを避けた男は、すぐさま拳を握り締めて反撃に転じた。
644 :
596:2007/02/01(木) 20:43:42 ID:K8fnUOUY
ずむっ。
柚子の耳に、道場では決して聞いた事のない音が響いた。
「ぁ……ぐっ……!?」
蹴りを放った足さえまだ下ろしていない姿勢のまま、小夏の動きが止まった。
「な……」
柚子は息を呑む。
妹の薄手の夏服に、男の拳が埋まっていた。
(速……っ!?)
それは道場でも、テレビで放送しているプロの試合でさえも見たことの無いほどの速度だった。
「スカートでハイキックか。元気だなあ」
呑気に言った男は、固く握り締めた拳をゆっくりと小夏の腹から引き抜いた。
「かふっ……!」
小夏は大きく咳き込んだ。上げていた足がよろよろと地に落ちる。
「小夏……!」
柚子は驚愕して叫ぶ。
誰よりも妹の事を理解している柚子は、そのたった一撃が小夏に致命的なダメージを与えた事も瞬時に理解していた。
「ぅ……ぶ」
蒼白になり、眼に涙を浮かべて口元を押さえる小夏。柚子には、せり上がった胃の内容物が妹を苦しめているのが手に取るように分かる。
「く……うっ!」
こみ上げてくるものを無理やり飲み込んだ小夏は、次に男の脇腹に向けてミドルキックを放った。
だがその勢いは既に、素人でも眼で追えるレベルにまで衰えている。
当然そんな攻撃が当たる筈もなく、男は軽くその蹴りを避けると、再び小夏の腹の中心に高速回転する拳を突き刺した。
羽織った制服から覗く純白のスクールシャツの、スカートベルトより少し上、
恐らくちょうどへその辺りに、男の拳がずっしりとめり込む。
「はぐぅ……っ!」
小夏の身体がぐらりとよろめく。柚子は、今の一撃で妹が戦闘不能に陥った事を悟った。
男が拳を引き抜くと、円形に大きく陥没した少女の腹がゆっくりと修復する。
「ん……か……かはぁ……」
小夏は何とか耐えようと、口元と腹を押さえてぶるぶると震えていたが、いくら空手の有段者とはいえ、
16の娘の肉体はまだあまりにも脆く、すぐに限界を迎えた。ぺたりと膝を折り、力なく俯せに倒れ伏す。
しかし男はそれでも済まさず、鈍痛と吐き気で動けない小夏の身体を乱暴に引き起こすと、仰向けにして床に転がした。
「ふぁ……は……」
無理やりに肺から押し出された酸素を求め必死で呼吸する少女の、僅かに膨らんだ胸が上下する。
その曝け出された急所の真上に、男はゆっくりと右足を持ち上げた。
「小夏!」
「お、お姉……ちゃ……」
恐怖に震える声で助けを求める小夏の身体に、男の足が無慈悲に撃ち下ろされる。
「けほぁ……!」
小さいながらも一生懸命に盛り上がった双乳の間にブーツの踵を突き刺され、小夏の肢体はびくりと痙攣した。
「きゃふ……ぅ……こぷっ!」
瞳孔の開いた眼から涙が溢れ、力なく開いた幼い唇からは、必死に堪えていたものが堰を切って溢れ出す。
「小夏ぅっ!!」
涙と吐瀉物を零しながらひくひくと震える無残な妹の姿を見せ付けられ、柚子の咽喉から悲鳴が迸る。
「お、姉、げぷっ……ぁ……はぅっ」
肺に残された最後の空気を吐き出すと、小夏は完全に失神した。
645 :
596:2007/02/01(木) 20:44:19 ID:K8fnUOUY
「まったく、迷惑な話だよ。そっちのお嬢さんみたく大人しくしてりゃ何もしないってのに。なあ?」
男は、もはや只の小振りな肉塊と化した小夏の肢体を足蹴にして横に転がすと、柚子に向かって振り向いた。
「ありゃ?」
だが、その眼に浮かんだ怒りの炎を見ると眉を吊り上げる。
「許さない……!」
あどけないながらもきつく結ばれた唇から、くぐもった声が漏れる。
「おいおい、まさか……やる気か?」
言われるまでもなく、柚子は男に向かって駆け出していた。
「はっ!」
しなやかな右足が風を切って、男のこめかみに襲い掛かる。
だが、男はそれを軽くスウェーバックしてかわす。
「ふっ!」
二撃目、前に踏み込んで鮮やかに放たれた左の回し蹴りが膝を狙う。
「おっと」
だがそれも間一髪でかわされ、男には当たらない。
しかし、ここまでは柚子の計算の内だった。
「おわ!?」
その回し蹴りは最初から、当てる事ではなく、男の懐に飛び込む起点として放ったものだった。
間合いを見誤った男の眼前に飛び込んだ柚子は、しっかりと足に地を捉え、全身をバネとして、
渾身の右アッパーを叩き込んだ。
「ぐぅあっ!」
柚子の拳は、寸分違わず男の下顎を撃ち抜いた。その巨体が大きくよろめく。
勝った。柚子は確信する。
「…………えっ……」
だが、男の身体は倒れなかった。
「ってぇな……」
決して柚子の油断や思い上がりではなく、それは普通の人間なら確実に意識を飛ばされる筈の一撃だった。
しかし柚子の読みを遥かに凌駕する膂力で、男は瞬時に体勢を立て直していた。
(そ、そんな……)
全身を大きく伸ばし切ったまま唖然とする柚子に、大きすぎる隙が出来る。
次の瞬間、男は右拳を硬く引き絞ると、曝け出された柚子の無防備すぎる脾腹へ強引に埋め込んだ。
「ぐぶっ!?」
柚子の肢体がぶるりと震え、しどけない唇から唾液が吹き出す。
「こっ……くぇぁ……!」
想像を絶する威力の拳は、半ば柚子の脾臓にまで食い込んでいた。視界が白と黒に明滅する。
「は、かっ……」
めきり、というあばらの軋む音。凄まじい鈍痛と吐き気に襲われ、呼吸が出来ない。
だが男はそれでも飽き足らず、柚子の脾腹から拳を引き抜くと、次に真正面から、その腹に鉄拳を突き刺した。
臓器を守る肋骨も無く、防御としては気休めにもならない薄手のスクールシャツのみで覆われた
柔らかな肉に、砲丸のような強度と質量を持った異物が時速数十キロで埋め込まれる。
「ごぽぁっ!」
男の拳は、柚子が十年程度鍛えただけの筋肉など容易く突き破り、
少女の柔らかな肉体の正中線のど真ん中、鳩尾の中心に微塵の狂いも無くめり込んでいた。
「ぅくぅ、んっ……かふぁ……」
激痛と、手探りで胃や肝臓の中を掻き混ぜられるような違和感が柚子を襲った。
淡白い頬にうっすらと朱みが差し、咽喉の奥から肉感的な喘ぎ声が漏れる。
その圧倒的な破壊力は制服の下のスポーツブラをも巻き込み、その背中のホックを容易く引きちぎっていた。
「は……ぅんん……」
既に九割以上の意識が飛び去っている柚子の身体は、ゆらゆらと揺れながら前に傾く。
「う……」
だが、ほとんど心の折れかけていた柚子の視界の隅に、冷たい床の上で瞳を虚ろに開けたまま意識を失っている妹の姿が横切った。
(……小夏……!)
自分の半身とも言える妹が、だらしなく手足を投げ出した無残な姿で仰向けに転がされている。
その光景が、柚子の消えかけていた意識に火をつけた。
「く……こ、のぉぉっ!!」
最後の力を振り絞って膝が落ちるのを制止し、柚子は逆転の反撃を見舞うべく左足を一歩踏み出した。
そうして引き締まった右足を垂直に蹴り上げ、再び男の顎を砕く。
646 :
596:2007/02/01(木) 20:44:56 ID:K8fnUOUY
だが今度は、男は少女の渾身の一撃をいとも簡単に避けた。
無情だが当然の結果だった。それはフェイントを交えた最初の一撃とは違い単純で大振りな攻撃のうえ、
既に致命的なダメージを受けた柚子の身体能力は著しく低下している。柚子の右足は、虚しく空に突き出されたに過ぎなかった。
慌てて後退して間合いを取ろうとする柚子だが、無論そんな猶予が与えられる筈も無い。
男は悠然と前に歩み、逃げる柚子の肩を凄まじい力で掴んだ。
「……あ……ぁ」
万力のような力で固定されて動けない。
柚子は、自分の勝ち目が完全に無くなったことを悟った。その瞳に、悔しさと恐怖の涙が湧きあがる。
(小……夏……ご、めん……)
もはや全ての力を使い果たして防御さえ出来ない柚子の無防備すぎる腹に、男はとどめの一撃を突き刺した。
ぼぐんっ! という凄まじい激突音が廊下に響いた。
「んっ、ごぷぅ……っ!」
それは、正確には二撃だった。
男は、羽織った制服の下のシャツとスポーツブラをずたずたに引き裂きながら鋼の拳を柚子の鳩尾に突入させ、
即座に引き抜き、次にそのスカートベルトの真下に強烈無比なアッパーを突き上げるという動作を一瞬で完了していた。
「は……くぁう……」
それは誇張ではなく、眼にも留まらない速さだった。まだ鳩尾を撃ち抜いた陥没が修復しきらない内に、
柚子のスカートに隠されたへその下、弛緩しきった下腹には、ずっぽりと手首まで拳が突き刺さっていた。
「ぅ……ひぅんっ……」
華奢な身体つきとはいえ40キロを越える柚子の身体が、くの字に曲げられて軽々と宙に浮いた。
その瞳孔が収縮し、四肢の爪先がぴくんと下に突き出される。
下向きになっても丸みを崩さない張りのある双房が、とても吸収しきれなかった衝撃の余波でゆさゆさと波打つ。
「く……くぷ……ぐぽぁっ」
少女の豊満な肉体はぶるぶると震えながら、それでも僅かに手足を動かして何か抵抗を試みていたようだったが、
男が子宮と膀胱の狭間に捻じ込んだ拳をもう半回転だけ捻ると、大きくびくんと痙攣してその全身から力が抜けた。
しなやかな四肢とポニーテールに束ねられた黒髪が、重力に逆らえずだらりと垂れ下がる。
最後の光を失った眼からは涙が溢れ、ゆっくりと頬を伝った。
「やれやれ」
男は、急所に深々と埋め込まれた拳のみを支えとして宙に浮かされている少女の瞳が
もはや光を認識しなくなったのを見定めると、その腹からずぷりと腕を引き抜く。
完全に意識の糸の途切れた柚子の身体は一切の受身を取れずに、両膝と顎から床に堕ちた。
「んっ……んぅっ……」
足を力なくMの字に曲げ、どさりと前のめりにくず折れる。
その腰は陥没した下腹を軸に、まるで祈りを捧げるような体勢に折れ曲がり、
スカート越しにもくっきりと丸みの分かる形の良い尻は、虚しく宙に突き出されている。
真円に近かった双乳は冷たい床によって楕円に圧し潰され、片頬をついた唇の端からはごぼりと透明の液体が零れた。
「……怖いなあ、最近の高校生って」
失神したままあられもない肢体をひくひくと痙攣させる双子の少女を見下ろし、男は肩を竦めた。
「切れやすい上に喧嘩も好きなんて最悪だろ。そりゃ少年犯罪も増加するわ。……さて、良識ある大人は
こんな怖い場所からは退散してパチンコにでも行きましょうね」
愛おしそうに金庫を抱えあげて呟くと、男は鼻歌を歌いながら廊下から立ち去った。
647 :
596:2007/02/01(木) 20:52:34 ID:K8fnUOUY
調子に乗って第2弾投下!
なんかシチュエーションとかいろいろ後付けくさいのは気にしないでねっ!
あ、あとまとめサイトで挿絵描いてくれた絵師さんには超弩級の感謝を!
GJ!
いいねぇ、このすっとぼけた悪魔な男に叩きのめされる正義感ある少女達(*゚∀゚)=3
またよろしく!
649 :
588:2007/02/01(木) 22:00:24 ID:aBKpeLUm
>>642 GJです。特に表現センスがグッドですね
>>633-
>>638 ワンパターンな駄文でお騒がせすみません(汗
650 :
シャー:2007/02/01(木) 23:14:40 ID:/07m6Y/F
GJ!!またしてもツボ入りました!
596氏とこのウィットに富んだ男のファンになった!
こちらこそ鉛筆書きで申し訳なかったです;;アングルも微妙だったし;
また近々描けたらいいとか思ってます;
>>646 子宮いいよ子宮
女にしかないところを責めるのって萌えるね
652 :
仕置き人:2007/02/03(土) 02:49:45 ID:GEFYqwQ6
>>646 久しぶりに覗いたらすっげえ!堪能させていただきました!
よろしかったら再登場お願いしますです
>>650 >596氏とこのウィットに富んだ男のファンになった!
俺漏れも
彼の次なる活躍に期待。
今度のターゲットは、たまたま当直していた女性教諭か?
はたまた、異常に気付いて入ってきた通りがかりの婦人警官か?
>>653 要するに書き手に対する教師ものか警官ものを書けってリクね・・・
書き手の癖から著者のストライクゾーンを読め
どう考えても14〜18才です本当に(略
だがそれがいい
それには同意だ
658 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 00:15:50 ID:Te08bvDm
姉弟のバトルはどう?
659 :
653:2007/02/07(水) 01:09:47 ID:PQmeFVXH
>>654 いや、単なるネタ提案のつもりだったんだが…
だが、ストライクゾーンを外していたのは事実。
>>653は忘れて下さい。
660 :
588:2007/02/07(水) 22:15:59 ID:buBw6Xxm
目は苦悶のうちに閉じられながら、その口元微かに綻ぶは茜と同じ。すっと
拳を引けば「く」の字に折れ曲がった女の身体がゆっくりと前のめりになって
いく。拳に多少の情けを込めたといえ、さすがに優しく抱きとめるまでの
サービスは省略する飛鳥女。それはそうだろう。いま蔵まわりだけで都合
二十三名もの多数気絶させたは鬼神の働きと言いたいところで、まだまだ
取り囲む者八十名余。苦境脱出に程遠いばかりか自身の肉体消耗が先にくる。
裂帛の気合維持されようが、息遣い荒くなるも避けられない。片や
「追い詰めるのよ!」と気勢をあげる喪巣くノ一たちによってじわじわ狭まる
包囲網。もはや起死回生の勝負とばかり、キヌが選んだ方策の鍵は懐にあった。
即ち何度目かの飛翔を敢行すると、胸元から取り出した気絶玉を四発地上の
喪巣女たちに向け投げ込んだのである―――ボン!ボンッボン!ボシュゥ!
もうもうと立ち込める白煙の中ばたばた倒れる人影が確認できるが、次の瞬間
には自分もそこへ降りねばならぬ。それ当然想定の範囲内にて息を止め。
狙った方向へ脱兎の勢いで駆け出している。そう、今だけはこちらに有利、
相手は少なからず混乱していると思うもの。実際、不用意に煙を吸い込んだ者
三十名などと数えはしないが、やや疎らになった感は確かにある。
勿論喪巣の側とて手をこまねく訳でなく。同じく息を止め身構える者多くおり。
このような白煙、数十秒もすれば晴れるであろうと体勢立て直しに努めている。
とはいえ濃霧のような視界不良につき、根本的なハンディは致し方なし。即ち、
同士打ちを避けるため、どうしても至近に相手を確認してからの判断となる。
片や飛鳥女忍の方はその必要が全くない。前方にぼんやり人影浮かび上がれば
即座に拳突き出すだけで済む。ただでさえ技量の格が違うところでこの差は大。
伸び伸び繰り出す左右の拳が面白いように相手の腹へと決まっていく―――
ドスッ!「う!」ズム!「あぐッ」ボグゥッ「ふう!」ズボ!!「ぐふッ!」
―――突き、引き抜き、そして突き―――ドボゥッ「うぐッ」ズドッ!「ぐ!」
ドフッ!「あう!」―――当人が気づいた時はもう遅い、身体の中心から
激烈な衝撃が走り、意識みるみる漆黒の闇に取り込まれていく…
ボズゥッ!「ふぐう!」ドム!「うぅ!」ドブッ「あぐ!」…
(ふふ、そなたらの呻き声も色々よのう…)気絶に落ちていく相手の顔
見据えるはもう一息と頑張る高揚の気概ゆえか。まだ余裕というには早かろう、
或いは一見同じに見える喪巣女たちに個性見出すが闘いの礼儀とわきまえたか。
何れにせよ惑星直列よろしく一直線に十人倒し、薬の霧が晴れる外輪まで
駆け抜けてきたキヌ。ここにきて行く手を遮る者ようやく十名程度に減じたと
感じ、脱出の期待が胸中占めるようになっている。もっとも、傍観の者には
素朴な疑問も置き去りに。つまり不殺貫く飛鳥女の方はともかく、何故喪巣の
女たちまで素手なのか、という問い掛けである。
現状もはやステルス・アクションの域でない、これは乱闘だ。であれば
喪巣くノ一得意の武器で対抗するのが自然ではないか…?これ充分予見される
課題。至極まっとうである。ここでありきたりな答えをすれば、それを含め
匠の設定なのだ、との強弁がひとつ。そしてもうひとつは…彼女たちの
体術にも着目したいがため、ということで。
661 :
588:2007/02/07(水) 22:17:09 ID:buBw6Xxm
それどのような技か大概の想像がつくとして…先ずは現状のおさらいから
進めてみよう。ついさっき百名余で取り囲んでいたもの忽ちにして半分以下へ。
白い霧晴れるにつれ蔵の前は大勢の喪巣くノ一たち折り重なって
倒れ臥すさまが浮かび上がる。さながらおびただしい数の蝶一面地を
埋め尽くす光景に似て。まさに衣裳柄の織り成す壮観でもあり。その半数
キヌの当て身により、また残り半数は気絶薬の効能で。薬を吸い込んだ瞬間
身悶えしたか、或いは闘いの激しい動きゆえか、多くの忍び衣に乱れが見える。
裾がはだけ、胸元開き。中でも顕著は飛鳥女の強烈な当て技によるものと。
打撃陥没と同時に腹部の衣強く引き寄せられるは仕方なく、裾は大きく
めくれあがり局部を覆う細衣とてモロ見えである。股間にぎゅっと食い込む
纏いの艶。その白い薄衣どれもじっとり濡れており余すところなく透ける
ばかりか、本来隠すべき秘所の隆起形状極めてリアルに訴える。
中央に一本の縦筋走り、その谷見下ろす小高い盛り上がりが左右に侍り。
うっすら紅色に染まった肉壁はただ眩しい。更に、下腹部を当てられた者の
多くは不覚の愛液垂れ流し、地面に芳香の泉を形成している。一方胸の方は
どうかと言えば衝撃のせいだろう、腹部の凹みと相反するように、はだけた
衣から片乳や両乳を露出させる者多数。つやつや張りのある乳房。ふっくらと
豊かな乳房。少し小ぶりだが屹立した乳首を備え元気に上を向く乳房。気を
失った仲間の身体に上からのしかかられ心持ひしゃげた乳房…図らずも注目
浴びる格好となった夫々の房は半ば恥じらいながら、それでもしたたかな個性
主張に余念がない。個性ついでに各人閉じられた目鼻だちも再評価は
可能なるか。全体に均質でクール・ビューティな印象を与える喪巣女たちだが、
こうして力なく眠りに落ちた表情を覗き込むと、目の大きさ・形・彫りの深さ・
バランスなどなど中々バラエティに富んでいる。冷徹なイメージは影潜め。
今や弱弱しい八の字眉と相俟った愛くるしい寝顔がそこには並ぶ。そして
最後に忘れてならないのが脚線美。特に太腿の肉感は程よい弾力性を
確信させる。色白だが貧弱でもなく。日頃のシェイプアップによってスラリと
伸びた精悍の華。適度なムチムチ感が堪らない、という見方も勿論ある。だが
魅惑的に見えるこの太腿、ひとたび体術に応用すればキヌに限らず大きな
役割果たすもの。そう、早くも次の局面にそれは見出せるのである。
662 :
588:2007/02/07(水) 22:18:17 ID:buBw6Xxm
結界脱出までもう一息…胸躍るキヌの疾走は続き。いま群がる相手の攻めを
かわしながらその腹へ電光の拳突き入れること四度―――ドスッ「う!」
ズボ!!「ぴぎゃッッ」ボグゥッ!「ぎゃぽーッ!!」ズム!「あぐぅ」…
二人ほど「のだめ」の入っている者いるが飛鳥女にとってはどうでもよい。
こんな想定外の展開にはなったが、囲みを抜けさえすれば後はどうとでも
なろう。再び機を窺って、手薄なところを仕掛ければよいのだ、と。ここ
闘いの場は白煙も薄れ喪巣女たちもその点でのハンディは払拭されているが、
同時に人数六名まで減っており。このくらい上忍下忍の差をもってすれば、と
思うも自然ではある。が…。四人倒す合間につい頭上への警戒怠ったか。いや、
眼前に六名は間違いない筈。いきなり首に脚絡ませてきたのは更なる新手。
柔肌の太腿といってぎゅっと挟まれれば振り落とすこと難しく。無論これ
キヌが熟知する技であり、外すコツも心得てはいる。即ち、不意に後ろへ
倒れ掛かる。肩車に乗った女がバランスを崩し上体前へ倒したところで拳を
振り上げれば、そこが丁度鳩尾となり―――ドボォッ!!「げぼぉ!」大量の
涎顔面に降りかかるを甘受しつつ、右足地に踏ん張って体勢を立て直す。
喪巣の桔梗にはおよそ望めなかった技であり。一撃で気を失った女の太腿が
ゆるみ、飛鳥女が軽く跳ねれば、肩口から離れ落下していく。
このように対処は可能。足技で来られようが負ける気はしない。問題は
この期に及んでの新手出現。しかもそれどこから現れたか、ということで。
なぜなら、後方煙幕の中にいる連中は気絶薬を吸引して倒れたか、仮に息を
止めているにしろ、視界0の中で右往左往していた筈である。それがどうして
蔵から離れたこの外輪に自分を見つけることが出来たのか?皮肉にも答えは
キヌ自身の行動にあった。煙の中を、一気に十人倒したあの活躍に。正確に
言えば駆け抜けざま十の腹を苛み、十回の呻き声をたてさせたこと。それが
どうかしたか、と引き続き当人は思うだろう。確かに声は洩れるが
すべからくくぐもった呻きであり、しかも高速で移動している自分をそう
簡単には捕捉できまいと踏んでいた飛鳥女忍。その思惑とどうにも違ってくる
原因はやはり今回の匠が用意したシステムにある。視界良不良にかかわらず
当て身の事実だけで自動追尾する仕組み…ハラキリエンジンならぬ
腹責めエンジンが備わっていたのだから…。
蜀好きが反・三国志読んだような味わいを感じる事が出来るな・・・両方の意味で。
664 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 13:07:46 ID:PISNJu7m
≫653
腰折りスマソ
オレも実は警官モノきぼん。
まさに百人切り、ってイメージだしねえ褒め言葉ですが。
ここって版権キャラはおk?
需要なさそうなキャラでも受け入れてもらえるだろうか?w
>>666 別にいいんじゃね?
がっつり腹責めしてくれりゃw
そのキャラを知っていないとわからないネタさえ使わなければ
OKだとおもう
妊婦の腹責めはNG?
>>669 もうなんでもイイんじゃねw
SMシチュなんだしさ
>>660みたいなお笑いw から、内臓潰すようなグロ直球まで、
腹責めりゃ
なんでもありでしょ
おkちょっと書いてみる
時間掛かると思うんで、気長に待ってくださると嬉しいです
>>670 横レスだけど
自分はグロでもいけるくちだし
>>1には切腹でも可とあるが、腹パン物以外の責めでもいいのかな?
「オンナノハラヲセメル」SSならエニシングオッケーじゃないのかね多分。
675 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 20:09:09 ID:KEc0KvIB
警官モノ激しくキボん
>>676 もっと腹を執拗に、
手足を縛って目隠ししてとか
昔のやつだと、闇の拳シリーズがまた読みたい
特に女教師腹責めの回ね
679 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 18:59:06 ID:Ac1OD/JI
>>677 漏れとしては権威の塊的な制服女が一撃で気絶する様に萌え
>>676 実はそれオレ書きましたw
投げっぱなしいかんなあww
んで、今もこのスレにSS投下してたりwww アヒャヒャ
681 :
676:2007/02/13(火) 20:39:57 ID:YKuARl8m
>>680 マジっすか?!!
そのSS好きなんでHDDにも保存してあるんですよ
>>681 ちなみに、それの前に書いたSS(某サクラ大戦ネタ)にも
ちらりんと腹パン描写あるよw
>>682 ロベリアED後日談も持ってますよ
あれで下腹部責めに目覚めたので
>>683 アヒャ、どうもデスw
とりあえず今後ともよろしくデスw
685 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 23:37:16 ID:pJWhJHLO
リアルな警官モノがイイな!
686 :
671:2007/02/16(金) 16:42:10 ID:55NkKCUG
版権モノおkと言うことなので需要があるかわからないけど投下させていただきます
ただ元ネタを知らない方のためにキャラクター描写やら設定を盛り込んでしまったため
予想より長くなってしまいました
あまりにレスを多く消費するようなら時間を空けて投下したいと思います
元ネタは某ときめき恋愛シミュレーションの2作目です
687 :
671:2007/02/16(金) 16:43:41 ID:55NkKCUG
「てめぇ!成金チビ!今日こそはゆるさねぇ!!」
「それはこちらの台詞なのだ!今日という今日は山ザルの息の根を止めてやるのだ!!」
ひびきの高校放課後、2年生教室前廊下、今や風物詩となっている二人の女生徒による口げんかは、もはや教
師に止められることもなく、次第に口調や仕草がエスカレートしていく様を周囲の生徒達は半ばあきれ顔の者、
面白がる者、全く関心を示さない者、など様々な表情を見せながらもとばっちりを恐れ、割って入ろうという生
徒などおらず、ただ危険な猛獣同士の小競り合いといった風情で観戦していた。
太ももまで届く自慢の赤髪を振り乱して男勝りな怒声を発しているのは、2年生の赤井ほむら。
入学式に遅刻した罰として生徒会長に任ずられるという冗談めいた経歴で就いた役職も、『一番偉い』立場は
気に入ってるらしく、進んで学内の見回りをするなど精力的に生徒会の職務に従事する(もっとも事務や校内清
掃などは「めんどくせぇ」の一言で他の生徒会役員に押しつけているのだが)熱血正義(自称)少女。
身長149cmと女子の中でも小柄な方で、スリーサイズは公表するのもはばかれるほど貧相なものだが、中
性的とも取れる顔立ちは整っており、その鋭い眼光で射抜かれれば札付きの不良も借りてきた猫のように大人し
くなるだろう、強い輝きを放っていた。
肌は彼女の幼少期の生活ぶりを容易に想像させてくれる淡い小麦色。生徒会長の証である黄色の腕章を左腕には
めた緑色のブレザーは、前面をはだけさせ腕まくりをしていたり、学校指定の赤いリボンをネクタイのように結
んでいたりと、この少女の豪快な内面を伺わせる。
しかしすらりとは言えないが、短い山吹色のフレアスカートから覗く脚線は健康的な魅力を醸し出していた。
ほむらに全く引けを取らない怒声をまき散らしているのは1年生の伊集院メイ。
知らぬ者はいない伊集院財閥の令嬢で、これまた入学早々科学部を乗っ取り電脳部に変更してしまうなど、アグ
レッシブでパワフルな少女である。
特徴的なブロンドヘアは短くまとめられており、くせっ毛のためか所々つんつんと跳ねている。
身長はほむらと同じく149cm。ほむらに負けるとも劣らないプロポーションの持ち主だが、メイは「これか
らババーンと成長するのだ!」と言ってはばからない。
キリッと上を向いた双眸はどこか幼さを感じさせながらも、上流階級の者だけが持つ気品を兼ね備えている。
特注の制服は他の制服と色合いの差違を抑えながらも、所々に施された装飾が伊集院家の繁栄と権力を象徴していた。
さらに黒のニーソックス着用による絶対領域の存在は、山吹のプリーツミニと相まって十分な破壊力を持っている。
そんな我の強い二人の少女が衝突してしまうのは、避けられぬ運命と言ったところだろうか。
この二人によるいさかいは日常茶飯事のことではあるが、今日はいつもと様子が違っていた。
普段ならお互いが熱くなりすぎる前に止めに入るある男子生徒がいるのだが、その男子生徒は先日、登校中車に
轢かれそうになった同じ学園の女子を助けようとして逆に車にはねられ、長期入院を余儀なくされていた。
止められることのない情動はメイに次のような発言をさせてしまった。
688 :
671:2007/02/16(金) 16:44:54 ID:55NkKCUG
「赤井ほむら!貴様に決闘を申し込むのだ!!」
「ぬな!?」
−−−−場がしんと静まりかえった。
赤井ほむらと言えば自他共に認める武闘派で、今まで本格的に格闘技を習ったことは無いが、街でほむらに見とがめられ
病院送りにされたチンピラは数知れない。
だが対する伊集院メイは短気で怒りっぽい所はあるが、電脳部に在籍してるとおり文化系の少女なのだ。
−−−その赤井ほむらと伊集院メイが決闘?−−−財閥のお嬢が生徒会長にかなうのか?−−−それ以前に決闘方法は?−−−
ざわめき出す周囲の生徒を一通り見回してからメイが自信たっぷりに言い放つ。
「時は一週間後、体育館特設リングで2対2のバーリトゥードタッグマッチなのだ!!」
「・・・・・・ぁ?」
突然の申し出に状況が飲み込めず呆けていたほむらだったが、
「どうしたのだ?まさかメイと闘うのが怖くて、逃げ口上でも探しておるのか?」
メイの挑発で一気に覚醒した。
「上等だぜっ!おめぇとはいつかきっっっちりと決着付けようと思ってたんだ!後で泣き見るなよ!!」
フンと鼻を鳴らすメイ。啖呵を切ってその場を立ち去ろうと踵を返したほむらだったが、ある一語が気になり再度振り返った。
「ちょっと待て、タッグマッチだぁ?何であたしとおめぇのケンカに他人が割り込んでくんだよ!?」
その質問を予想していたメイは当然のように言い放った。
「それだけ貴様が人から恨まれていると言うことなのだ。ちょうど良いからそやつ等にも復讐の機会を与えてやろうと言うのだ。
だが有志を募れば数え切れないほど人数がいるから代表で1名選ぶのだ。まぁ2対1では貴様が哀れだから、貴様にもパートナーを
付けさせてやろうというメイの情け深さに感謝するがいいのだ」
ほむらは釈然としない表情を見せつつも、この際だから膿はすべて出しきってしまおうという考えからか、ぶん殴る人間は少しでも
多い方がいいとの考えからか条件を承諾した。
最後にもう一度啖呵を切ってほむらはその場を後にした。
翌日、昼休みに2年生の教室である女生徒に手を合わせているほむらの姿があった。
「な、頼むよ茜ぇ。おめぇがいてくれりゃ百人力なんだからさぁ〜」
ほむらに拝まれている少女は素っ気なく答えた。
「嫌だよ、何だってボクが君たちのケンカに加わらなきゃいけないのさ」
少女の名前は一文字茜。
ほむらの同級生で幼なじみ、ほむらが信頼を寄せている数少ない人物の一人だ。
身長160cm弱。ほむらとは対照的にグラマラスで、特に制服のブラウスを突き破らんばかりに実ったバストは、
いけないとわかっていてもつい視線を胸元へ落とさせてしまう、大きさと美しさを誇っている。
街などでほむらと並んで歩いていると、近くに比較対照があるせいか、どうしても男性の視線が茜に集中してしまう。
ほむらは「あたしのおかげでそのナイスバディが目立ってんだから、ちっとは感謝しろよな!」と内心複雑な感情を抱きつつも、
よくからかっていた。
髪は後ろで二つにまとめられており、素朴な印象を受ける。見る者に安らぎと元気を与える朗らかな表情は、
学内でも男子生徒を中心に人気が高い。
689 :
671:2007/02/16(金) 16:46:00 ID:55NkKCUG
ただ、ほむらが茜に協力を要請するのは、親友だからというだけではない。
茜はほむらすら恐れる戦闘力の持ち主で、知る人ぞ知る「裏番」と呼ばれているのだ。ひびきのとその隣町を仕切る「総番長」を
KOしたという、まことしやかな噂も流れていた。
ほむらはちょっと拗ねたような面もちで
「だってあの生意気なチビが・・・・」
ほむらの言葉を遮り、茜の叱責がとぶ。
「だってじゃない!全く君たち、もう少し仲良くできないのかい!?」
キッと顔を上げてほむらが怒鳴る
「あいつが悪い!下級生のくせに先輩様に対する態度がなっちゃいねぇんだ!」
ふぅと諦観のため息をつく茜。
「もう・・・前はここまで酷くなかったのに。やっぱり彼がいないとだめかい?」
長期入院中の男子生徒のことを話題に出され、ほむらは顔を赤らめ否定の言葉を述べる。
「か、関係ねぇだろ!これはあた、あたしの問題だ!」
そんなほむらの女の子らしい反応に、茜はクスッと笑みをこぼして、
「わかったよ、でもこれっきりだからね。それから、この試合が終わったら勝っても負けても仲直りすること。良いね?」
パッとほむらの表情が明るくなる
「ほんとか!?・・・試合じゃなくて決闘なんだけど・・・この際何でもいいや!よっしゃー!コレで楽勝だぜ!見てろよ成金チビ!!」
六日後の勝利を確信し、意気揚々と自分の教室に帰っていくほむらだったが、この時すでにメイの仕掛けられた罠に
嵌められていたと気付いたのは、決闘当日になってからだった。
事件が起きたのは五日後。決闘を前日に控えたほむらは、校内見回りを兼ねたトレーニング(別名備品破壊)を終え、
珍しく汗をかいたため運動部用のシャワー室でシャワーを浴びた。
そのせいですっかり遅くなってしまい、日も沈みかけた更衣室で帰り支度をしている時だった。
スカートのホックを留めいざ帰路に就こうとした時、更衣室のドアの外側から聞き慣れない数人の男性らしい話し声が聞こえてきた。
ほむらは少し嫌な予感がしてドアの向こうに向かって叫ぶ。
「だれだ!?」
しかし返事が返ってくる様子はない。
「この赤井ほむら様の着替えシーンを覗こうなんざ良い度胸だな・・・そこ動くな!」
ほむらは勢いよくドアを開けた。だがそこに立っていたのは黒服サングラスの、明らかに覗きとは思えない
頑強そうな3人の男達だった。
「なんだお前ら?」
あまりに意外な人物が現れ呆気にとられていたほむらに向かって、真ん中の男から突然殺気のこもった鉄拳が
ほむらの腹部めがけて放たれた。
「!!」
とっさに後ろに飛び退いて攻撃をかわすほむら。
「てめえら、このあたしを生徒会長赤井ほむら様と知っての狼藉か!」
男達は答えない。ただほむらに対し冷たい闘気を発するのみだ。
殺気にさらされてほむらの闘争本能に火がつく。状況を分析しようと視線が走る。
改めて男達を見てみると全員180cmを超える長身で、黒のスーツを盛り上げるように張り付く筋量から察するに体重も
100kg近くはありそうだ。髪は3人とも短く刈りそろえられ、いかにも実戦経験豊富と言ったたたずまいだ。
(そんなのが3人か、ちとやっかいだな・・・・)
心の中で舌打ちをする。だが次の瞬間には相手に向かって飛び込んでいた。
「!!」
男達もまさかほむらの方から突っ込んでくるとは思っていなかったようで、少し驚きを見せたがすぐに戦闘態勢に入り、
半身に構えをとった。
「てぇい!会長キィ〜〜〜〜〜〜ック!!」
純白のショーツがスカートから覗くのもかまわずほむらから放たれた跳び蹴りは、一番手前にいた男の丸太のように太い両腕で
受け止められ−−−−たかに思われたが、その小さい体のどこにそれだけのパワーがあるのか、
男はガードごと吹き飛ばされ後方の壁に激突した。
690 :
671:2007/02/16(金) 16:46:56 ID:55NkKCUG
「うおっ!?」
「なんと」
さすがの屈強な男達も面食らったようで、しかし戦意を喪失することなく更なる闘志を高まらせた。
「ありゃ?案外頑丈なヤツだなぁ」
壁に吹き飛ばされ、ダメージを受けながらもよろよろと立ち上がる男を見てつぶやくほむら。その動きが止まった瞬間を見逃さず、
ほむらの左右に位置する二人が同時に向かってきた。
左手の男はボクシングスタイル特有の上体を前屈みにする構えを取り、左右の音速ラッシュを仕掛けてきた。
右手の男は中国拳法だろうか、直線の動きを基調としつつも、円の動きでフェイントをかけた連撃を放ってくる。
そんな匠の連携を意にも返さず、ほむらは光速バックステップで回避すると、返す刀で右手の男にタックルをかました。
そのままテイクダウンを奪うのかと思いきや、肩口から突っ込んだほむらのブルアタックに男は人間弾丸ライナーと化し、
先ほどの男より更に高速で壁に衝突する。
「へへん、どうした?かかってこねーのか?」
かわされた右ストレートの体勢のまま固っていた男が、余裕の挑発を見せる少女に向き直った。
男は一瞬逡巡を見せたが、やはりほむらに対して向かっていった。今まで幾人の強豪達を葬ってきた必殺の左ストレートが
ほむらの顔面を穿つ−−−事はなかった。
男の突進に対し、待ってましたとばかりに繰り出されたほむらの右ハイキックは、ショーツもあらわに男のテンプルを
的確に捉え、一瞬で戦闘不能に陥らせた。
ゆっくりと足を降ろし、ダウンした男達を見下ろすほむら。しかし脳裏にある違和感を覚えた。
(一人いねぇ!?)
ほむらが異変に気付くと同時に、最初に跳び蹴りで壁に吹き飛ばされた男がバックを取っていた。
男はほむらが動きを見せるより早く、羽交い締めにする。
「今だ!早くこいつを!」
男が倒れている二人に呼びかける。男達はよろめきながらも立ち上がり、ほむらに攻撃を加えようとした。しかし。
「むうう、うりゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
ほむらは雄叫びをあげると力任せに体をひねる。男の体は軽々と宙に浮き上がり、空中でほむらにしがみつく格好になった。
なおも離れようとしない男を振り解こうと、更に体を左右に振りたくる。
男はまるで嵐に巻き込まれた木ぎれのごとく空中を縦横無尽に振り回され、まわりのロッカーやら机やらに体をぶつけられる。
仲間の二人も竜巻と化すほむらに近づくことが出来ず、ただ唖然としている。
程なく男の腕力が限界に達すると、男はずた袋のようになった体を空中に投げ飛ばされ、哀れ二度目の壁激突と相成った。
「ふうっ」
ほむらは息を短く吐くと改めて三人に睨みをきかせた。
「まだやんのか?これ以上は命の保証は出来ないぜ。今なら警察にも黙っといてやんよ」
もはや大局は決した。ほむらは警戒心を解くことはないが、(こいつ等のサングラス落ちねーな、接着剤でも
付けてんのか)と考える余裕すら生まれていた。
691 :
671:2007/02/16(金) 16:59:36 ID:55NkKCUG
・・・・・なんか、すんません全然メインの部分に行き当たりませんね
実は書いてる最中はちょっと長いかも?ぐらいにしか感じてなかったんですが、
予想を遥かに上回る長さだったようです
今回はキャラクター紹介って事でご容赦下さいm(_ _)m
その世界でトップクラスのパワーを持つ女の子が更にその上を行く
パワーを持つ女の子にボッコボコにされる。をコンセプトにするつもりです
なので今回はほむらが無敵戦士な描写になってしまったんです
続きは早ければ今晩にでも投下させていただきます
次は早々にメインのシーンに入る予定なので、今回の醜態はなにとぞご勘弁を
いやいや、ヒロインピンチかと思いきやまだまだ押しまくる。
ボコられて涙目になるのはいつかいつかと、じらされるのも楽しいものですw
>>686 オッケー、wktkして待ってる
文章上手いね 状況説明も好い感じ
地獄の腹責めで赤い子の内臓ぶっ潰されるのに期待w
ふと思ったけど、
腹責めAVGみたいなのを同人で作ったら結構売れるんじゃね?
ここのSS作者さんと絵師さんが組んで、ついでに音声をつけて
そこそこの分岐もあれば
かなりいい感じになりそうな
腹責めと一口に言っても趣向は十人十色だからな。
まず制作サイドで互いの趣味嗜好を妥協するのに一悶着、仮に作品が出来たとしても買い手側に受け入れられるかどうかがまた微妙。
過激なのが嫌だという奴もいれば生温いが嫌だという奴もいるだろうしね。
腹責めって、ジャンル別に分けると他のフェチ(?)に比べて非常に細分化されてるから結構難しいと思うよ
フェチ人口が少ないのに、
嗜好が細分化されてる気はするね 昔のフリスとかみてても
難しいモンだ
それでも・・・
それでも・・・誰かやってくれると信じてる! 腹責め同人AVGの実現を!
697 :
671:2007/02/18(日) 18:38:56 ID:kDdSlDRV
>>692>>693 ありがとうございます
元ネタとしてはあまり需要のありそうなモノじゃないので不安があったのですが
とりあえず続きを投下させていただきます
また長いですが今回はメインシーンに突入しますので、どうかご容赦下さい
少しでも楽しんでいただければ幸いです
698 :
671:2007/02/18(日) 18:43:51 ID:kDdSlDRV
万策尽き果てたかに見える男達だが、それでも三度立ち上がりファイティングポーズを取った。
ほむらは「はぁ」とため息をつくと、とどめを刺すために両腕を腰に構えた。ほむらが飛びかかる直前、不意に
場違いな、緊張感の無い女の声が更衣室に響いた。
「全く何やってんのよあんた達。そんな少女一人に手こずっちゃってん」
ほむらが声のする方に顔を向けると、更衣室の入り口に黒服サングラスの、まぎれもない女の姿があった。
女は身長170cmぐらいだろうか、男物のスーツを身にまといサングラスに顔を隠され確認することは出来ないが、
胸の豊かな二つの隆起が、この人物が女性であるという何よりの証明である。
長い栗色の髪を頭頂部で一つに束ねたヘアスタイルは、ポニーテールと言うよりは侍の髷と言った趣があった。
引き締まったボディラインは彼女が長年かけて鍛え上げた賜物であると、見る者を瞬時に納得させてしまう説得力がある。
「先生!」
男の一人が女を呼ぶ。女は役立たずの男達を目配せして退出させるとフイとほむらに目をやり、軽い足取りで部屋に入り込んできた。
ほむらは一層警戒心を強め
「なんだおめぇ。あたしは女だって手加減しねーぞ」
と警告を発すると、
「そうねぇ、でもほむらちゃんはもっと女の子でしょ?」
サングラスの下からでも感じ取れる余裕たっぷりの表情を見せた。そんな振る舞いにほむらは少しイラついて、
「あたしは超戦士ドラゴンの血を受け継ぐ正義の戦士なんだよ!」
と、ちょっと失敗気味の挑発を返してしまった。
女は余裕の微笑を崩さずに
「そう、私はね、昔っから変身ヒーローの番組を見てても悪役を応援しちゃうひねくれ者だったんだけど・・・」
唇の両端をゆっくと吊り上げ、
「うれしいわん、この手で正義のヒーローをボッコボコに出来るなんて」
台詞を言い終わるか否か、女は先刻の男達とは比べ者にならない高速の踏み込みでほむらに飛びかかった。
だがほむらも超反応を発揮すると、寸毫の狂いもなく女の眉間に右ストレートを放つ。
女は打撃を見切ると姿勢を低くし、攻撃を回避すると同時にほむらの懐へ進入を果たした。
「速ぇ!?」
ほむらに驚愕する暇も与えず、女から強烈な右フックが繰り出される。全身の筋肉を叱咤し無理矢理防御の態勢をとるほむら。
そのガードの中心に女の拳が突き刺さる。
ズドンッ!とまるで大砲が発射されたかの様な轟音が鳴り響き、今度はほむらが先ほどの男衆よろしく壁に吹き
飛ばされることになった。
「うぐっ!」
壁に弾かれながらも何とか着地を成功させたほむらだが、今の一撃で両腕が痺れてガードを上げることが出来なくなっていた。
(何だコレ!?こんなすげぇパンチ食らった事ねぇ!)
自失していたのは瞬き一つの間だったが、既に間合いを詰めた女がほむらの眼前で腰に手を当てたモデル立ちをしていた。
「どうしたのん?もう降参?」
余裕の笑みを張り付かせたままの女の嘲りに焦りを覚えつつも、ほむらは反撃を撃つ。
「チッ、このやろー!」
無防備に立っている女の側頭部めがけて蹴りが放たれる。先ほどボクサー男を一撃でKOした右ハイキックだ。
「ほいっ」
女は気合いを発したにしては気の抜けた声で、しかし高速のエルボーをほむらの右膝に叩き込んだ。
「うわぁぁぁぁぁ!」
思わず悲鳴を上げてしまうほむら。折れはしなかった様だが、曲がることのない方向に圧力を加えられた事によって
膝は深手を負い、用をなさなくなった。これでほむらはガードとスピードを奪われてしまった。
「ううぅ・・・」
苦痛のうなり声を漏らしつつも、必死で膝を突くことを拒むほむら。右膝を痺れる両手で押さえ、がくがくと
足を震わせながらも、キッと女の顔を睨み続けていた。
そんなほむらに対し女が見せたのは、鼠をいたぶる猫の心情をそのまま表したような、微笑みの中に冷酷さを潜ませた
見る者を凍り付かせる冷笑だった。
「あらん?まだまだ戦闘モードってわけ?そうよねぇ、ヒーローにはピンチシーンが無くっちゃ。それじゃ♪」
ぐぐっと女の拳が後方に振りかぶられた。ブウンと風を裂く音を発し、ほむらの腹部めがけてアッパーが放たれる。
ガードの出来ないほむらは少しでもダメージを受けまいと、腹筋にありったけの力を込めた。
699 :
671:2007/02/18(日) 18:48:47 ID:kDdSlDRV
「あぐっ!!!」
ズンッと鈍く重い音を立てほむらの腹の中心に打ち込まれた拳は、ダメージを軽減することはほとんど無く、
クッションに押しつけるかのように、拳の半分ほどをお腹にめり込ませた。
回転を加えた突き込みによって拳に巻き込まれたブラウスは深い渦状の皺を浮きだたせ、ビビッと布の突っ張った
背中部分から繊維の引きちぎれる音を鳴らせた。
その威力の割にふわりとほんの少し体が浮く程度に終わったのは、威力のほとんどがほむらの腹部に吸収されたことを示し、
同時にこの女がかなりの手練れであることを意味していた。
ほむらは以前に元プロボクサーというチンピラのパンチを腹に受けたことがあった。確かに他のチンピラのパンチに比べて
効きはしたが動きを止められる程ではなく、すぐさま反撃に出て逆にボディーブローでKOを奪ったぐらいだ。
だが現在腹部を襲う苦痛は人間の放ったパンチによるものとは思えない、至近距離で砲弾でも受けたかのような衝撃だ。
お腹を支点に女の拳で浮かされているほむらだったが、グポッと腹から拳を抜き取られると、力無くその場にうずくまり、
両手でお腹を押さえてうめくことしかできなかった。
女はしゃがみ込むと、ほむらの前髪を掴んで無理矢理顔を持ち上げ、相変わらずの笑みで言った。
「顔は目立っちゃうからダメなんだけど、その代わりお腹をたっぷりと虐めてあげるわねん?」
その台詞を合図に戦闘ではなく、一方的な虐待が開始された。
女はまず身悶えるばかりのほむらを仰向けにする、次に片膝を突いてほむらの背中を膝の上に乗せると体を反らさせ、
丁度お腹の中心がブリッジの頂点にくるように調節した。
そして−−−−−
ズムッ!
「はうっ!」
無防備なお腹の中心へ女の拳が振り下ろされ、ほむらはビクッと体を震わせた。
女は片方の手をほむらの喉元あたりを押さえつけ、決して逃げることが出来ないよう上体を固定していた。
ドムッ、バンッ、グリュッ、ドッ、ズヌッ、ドンッ、パンッ、ボスッ
「あう!ふっ!がふ!あっ!うぅ!ひっ!がっ!あおぅ!」
身動きのとれないほむらに、女は様々な角度で、様々な場所に、あるいは重く深い一撃、素早く軽い一撃、回転を加え刺すような
一撃など、多種多様な責めでほむらを苦しめた。もちろんその標的は全て、ほむらのお腹だ。
ドスッ!
「あおぅ!」
今までにない鋭角な痛みが腹部を襲った。女が肘を使ってほむらのお腹を責め始めたためだ。
肘は人体の中でもっとも固い部分の一つ。その鈍器のような肘で打ち込む事で、拳以上に深部に達するダメージを
与える事が出来るのだ。
ドスッ、ドスッ、ドスッ、ドスッ、ドスッ、ドスッ、ドスッ、ドスッ、ドスッ、ドスッ
「おう、ひぅ、かはっ、つっ、ふっ、かっ、あっ、くっ、うっ、はくっ」
短く鋭い肘鉄を女は執拗にほむらの腹部に打ち下ろした。パンチに比べて打ち込む距離が短いため素早い連撃が可能で、
そのためほむらはダメージが引くこともないまま何度もお腹に打撃を受けることとなり、確実にダメージを蓄積させられていった。
女はドズンッ、といっそう強力な肘鉄を腹の中心に食らわせると、肘を抜かずにグリグリと回転させ、肘を更に深く
お腹に埋め込もうとする。
「はがっ!!うぅ〜〜〜〜、っく、はぁっ、はぁっ」
上からは肘を打ち付けられ、下からは膝で支えられているため圧力を逃がすことが出来ず、ほむらは内臓を皮膚と
筋肉の上から蹂躙される感触に息を詰まらせ、胃や腸の形ををひしゃげさせられる度に苦悶の表情を変化させた。
ほむらはほんの少し痺れの引いてきた両腕で女の肘を抜こうと掴んだが、幼児にも劣る力での抵抗は逆に女の嗜虐心を
そそってしまうだけだった。
「だぁめよ、ほむらちゃん。大人しくしてな・・・・きゃっ!」
グリィッ!
「ああうっ!」
女が更に腹部へ加圧すると、弾かれるように両腕が離れ、だらんと垂れ下がったまま再び動かせなくなってしまった。
女がしばらく腹筋の弾力を楽しむように肘を浮かせたり沈めたり、パン生地をこねるように肘を左右上下に動かして
ほむらのお腹を嬲っている間、ほむらは抵抗も出来ずただか弱い悲鳴を漏らす事しかできなかった。
700 :
671:2007/02/18(日) 19:09:50 ID:kDdSlDRV
「そろそろほぐれてきたかしらねん?」
女は肘が半分ほども埋まったほむらのお腹に目をやると肘を引き抜き、お腹のへこみが戻る前に今までで最重圧の肘打ちを
そのへこみに打ち込んだ。
「あぐああぁっ!!」
肘が完全に腹部に埋まって肘と膝に挟まれたお腹からぐちり、と水っぽい音が聞こえてきた。内臓にダメージがあったのかもしれない。
女がほむらの喉元から手を離すと、ドサッと体が床に投げ出された。
長時間虐待にさらされたブラウスの腹部分は所々がほころびていて、ほむらのお腹に加えられた責めの苛烈さが伺えた。
ピクンピクンと体を震わせる様は、陸に長時間放置された絶命寸前の白魚を連想させる。
体が自由になったというのに四肢が動かせない、自分をこんな目に遭わせている仇敵が目の前で
自分を見下ろしているというのに、握り拳一つ作ることさえ出来ないでいた。
(ちくしょぉ。絶対に復讐してやる・・・・)
そんな状態にも関わらず、女を睨め付けるほむらの双眼からは未だ闘志の炎が消え入ることはなかった。
女は立ち上がるとふふんと鼻を鳴らし、ほむらの制服の胸元を左手で掴んだ。そしてコップでも持ち上げるような仕草で、
軽々とほむらの体を持ち上げてしまった。身長差があるため、ほむらの体は完全に宙に浮いた状態になる。
「うっ・・・・く」
胸ぐらを絞り上げられ苦悶のうめきを漏らすほむらだったが、力無く垂れ下がった両腕からは抵抗する力が完全に失われていた。
「やっぱり服の上からだとリアリティに欠けるわよねん。」
女はほむらのブラウスに手をかけると慣れた手つきでボタンをはだけさせた。ついでとばかりにスカートもストンと降ろしてしまう。
ほむらのお腹は脇腹や鳩尾、そして中心部に集中して赤く変色しており、虐待の激しさを物語っていた。
汗で褐色の肌をテラテラと濡れそぼらせ、痛みに反応してビクン、ビクンと波打つお腹は加虐者を昂らせる妖しい色気があった。
股座を覆う、純白無地のショーツを目にし、女が嘲笑混じりにささやく。
「ま、可愛いおパンツ。だめよほむらちゃん、女の子なんだからもっと下着にもお金かけなきゃ」
もはや羞恥心を感じる気力も無くなっているほむらに、女の更なる責め嬲りが加えられる。
701 :
671:2007/02/18(日) 19:19:22 ID:kDdSlDRV
・・・・とりあえずここまで投下させていただきます
いや死んでるよ、って責めのような気がしますがそれは彼女らが
超戦闘力の持ち主なのでかろうじて耐えれるってところで一つ
ねちっこい責めが好きなもので・・・
続きはまた近い内に投下させてもらおうと思ってます
>>701 ハードな腹責め、GJだw
しかし赤い子は不憫だねww
血尿もんだなw
一般的に嫌われがちなアニメや漫画の女キャラが酷い腹責めリンチに遭う妄想を時々見たりする(こうするとちょっとは萌えられるので)
個人的な例としてマガジン連載の涼風とか、GS美神の美神令子とか、かまいたちの夜の真理とか。
うざい・生意気・ムカつく、等々な女共を誰か懲らしめてやって!
GJ!
とどめは膝攻撃がいいな
一瞬このスレにまで奴が来たのかと錯覚してしまった
皆、ヤツに拒絶反応示すんだなwww(俺もだけど
もはや、この方面に対してトラウマを植えつけてると言っても過言じゃないな。
奴って誰?
709 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 15:09:19 ID:9csnTq7D
オレも警察物読みたいな。
710 :
671:2007/02/21(水) 17:56:17 ID:+eMH4j2c
また続きを投下させてもらいます
711 :
671:2007/02/21(水) 17:58:58 ID:+eMH4j2c
「それじゃー人体レクチャーをはじめまーす。まずはぁ〜」
女がほむらの肌もあらわになったお腹に、狙いを定めるようにゆっくりと人差し指を這わせていく。
「ここっ」
ズドン!
「はぐふうぅぅぅ!」
立ち上がったことで姿勢が整い、威力が数段増した右のパンチがほむらの鳩尾に突き刺さった。
さんざん痛めつけられたせいで腹筋を締めることすらままならず、拳の進入を易々と許してしまう。
その拳のほとんどを柔らかいお腹にめり込ませられた。
ごぽっとほむらが胃液を吐き出すのもかまわず、女がレクチャーを始める。
「ここは鳩尾、人体の急所として最もポピュラーな所ですね。殴られると息が出来ないでしょお?
ちょうど胃の上部に位置していて、こうすると・・・」
説明を続けながら、打ち込んだ拳をググッと上方向に持ち上げる。
「ぐえぅ・・・・ごぽっ、げほっげほっ」
胃に残っていた胃液を全て吐き出されてしまうほむら。
それでもまだ胃液を絞り出させようと、女は何度もグイッグイッと拳を捻り上げていく。
「おぷっ、げぅ、やめ、おごっ、がはぁぅ!」
腹の中身を攪拌される度にほむらの背中を覆う赤髪が揺らめいた。
ほむらにもう吐き出す胃液が残っていないことを確認すると、女は手首まで埋まっていた拳を引き抜いた。
「ごぷっ、・・・う・・・はぁはぁ」
憔悴しきったほむらの様子を気に留めることもなく、女は次の行動に移る。
「それじゃあー次はぁー」
再び人差し指をツツッとほむらのお腹に這わせるとおへその上で指を止めた。
ズムゥッ!
「おっぐ、うあぁぁ・・・!」
臍のある、腹の中心より若干下部に拳を捻り込む。
「ここは小腸。鳩尾ほど痛くはないけど、後でお腹に鉛を詰め込まれたような苦痛に襲われることになるわん。あ、それと」
拳を抜き、人差し指を立てるとそれを突き刺す。狙いはおへそだった。
「ぅはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
感覚が麻痺しかけていたお腹に、引き裂かれるような激痛が走りほむらは絶叫した。
おへそに突き刺さった指は深々と第二関節付近まで埋まっていた。女はまるで錐を使ってお腹に穴を空けるかのごとく指を高速で
回転させ、お腹の最も皮膚の薄い部分を容赦なくえぐった。
「あああああああああああああ!やめ、やめてくれええええええぇぇぇぇ!」
お腹を苛む火箸を臍に突き刺される感覚に、ほむらはついに許しを請う。叫びながら動かないはずの両腕を激しく戦慄かせ、
首を引きちぎらんばかりに振り乱す。
「おへそはねぇ、昔から知る人ぞ知る急所として、特に古流の武術家の間で親しまれているわん。
ふふ、皮膚が薄いからとってもあったかぁい♪」
ほむらの哀願など聞く耳を持たず、女はレクチャーを続けた。
712 :
671:2007/02/21(水) 18:00:46 ID:+eMH4j2c
痛みすら感じなくなり、悲鳴も上げられないようになってようやくほむらの臍から指が引き抜かれた。
全身が脂汗にまみれ、呼吸を乱し喘ぐほむらの目は虚ろに開き、涙をにじませた瞳には闘志の輝きなど微塵も残されていなかった。
女は少し血の付着した人差し指をぺろりと舐めるとほむらの様子をうかがい、ため息混じりにつぶやく。
「あらん?もう限界かしらん?まだレクチャーは残ってたんだけど・・・」
女はほんの少し悩むような素振りを見せたが、にこりと微笑むとほむらの顔をのぞき込み、サングラスの奥を妖しく煌めかせた。
「じゃあレクチャーは次ので最後。明日の決闘に出れなくなっちゃ元も子もないからねん」
女の言葉に全く反応を示さないほむらをよそに、女は拳を構え狙いを付けた。
ドグゥゥ!!
「ごふうぅぅぅぅぅっ!!」
一際強烈な右アッパーがほむらの下腹部に深々と突き刺さった。
グチィ、クニュゥ、と内臓のあげる悲鳴が腕を通して女の耳にも聞こえてくる。
「ここは子宮。まるでお腹の中を内側から握りつぶされるような感覚でしょう?金的が男にしかわからない痛みなら、
これは女にしかわからない痛みよねぇ」
「・・・っは・・・・・・か・・・・・・ぅ」
まさに女の言葉通りであった。
下腹部に打ち込まれた拳から見えない触手が伸びて子宮を鷲掴むような、その触手が更に伸びて腹腔全体で暴れ回るような、
今まで味わったどの痛みにも属さない乱暴な刺激だった。
ほむらはかつて強い意志をたたえていた両眼を限界まで見開き、瞳孔を針のように収縮させた。呼吸も忘れただ餌を求める鯉のように
パクパクと唇を開閉させる。
そんなほむらの全てを開ききった表情に、うっとりとサングラス越しの瞳を潤ませる女だったが、やがて任務を思い出すと
拳をほむらの下腹部から抜き、そのまま己の腰部まで腕を引き絞った。
とどめの一撃が放たれ今し方撃ち込んだ位置と寸分違わず同じ場所に、拳がめり込んだ。
「・・・・・・っっ・・・・・・・・はぅ」
脊髄神経を通過した雷のような痛覚信号は脳神経の容量の限界を超え、ほむらの意識はテレビの電源を落とすように
ブツンッと途切れた。
「それじゃほむらちゃん、明日の決闘を楽しみにしてるわん。明日はもっともっと感じさせてあげるからねん♪」
ぐったりと着衣の乱れた半裸姿のまま気を失い倒れているほむらを残し、女は更衣室より去っていった。
全校生徒が下校した月夜の校内は静寂に包まれていた。
後編に続く
713 :
671:2007/02/21(水) 18:08:41 ID:+eMH4j2c
・・・・・とりあえず後半へ続く、です
なんか読み返せば実は短い時間の出来事だったんだなっていうのもあり
次回はもうちょっとシンプルな文章で雰囲気出せればな、と反省してます
でもたぶんまた長くなると思います、すいません
膝責めは次回まで温存させてくださいw
後編はまたお時間をいただければ、と思います
イイ!!
>>713 まだ(後編も)楽しませてくれるというのか・・・・・・感謝ッ!!
へそはいらねぇなあ・・・
わがままはスルー
続きが楽しみで仕方ないくらいGJ
719 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 09:10:41 ID:SXv+3J5s
腹責めと臍責めはチト違うな。
期待はずれ
頭が沸いてる奴が沸いてるけど
頑張ってくれよ 期待してるぜ。
急所にダメージを残したまま決闘に臨まなければならなくなったわけか…後編にも期待!
個人的には、へそも腹責めの中に含まれるって考えあったんだけどな…俺はイイと思った。
やっぱり腹責めにも色々と好みがあるんだね。
どう考えても腹の一部
レスを見ただけでわかった
これは間違いなくゆとり。
後編でちゃんとあると言ってるのに臍だとなんだと文句を言う頭が理解できんまず
724 :
596:2007/02/23(金) 09:51:43 ID:zA6GHbcN
厄日だ。今日は実に厄日だ。
私立箕政高校の校舎を離れ、外に停めてある車に向かって歩きながら、
やたらがたいのいいスーツ姿の男は心の中で繰り返していた。
企業の令嬢を攫って大金をせしめるつもりが、なぜか逆に女子高生たちにいちゃもんをつけられ、
あわや殴る蹴るの暴行を受けかけた。
何とか倒しはしたものの、結局手に入ったのはちゃちな手提げ金庫一つだけ。
どう考えても割に合わない。
「まったく、ツイてないわほんと……」
独り言を呟きながらも、しっかりとした足取りで正門に向かって進む。
そう。ものは考えようだ。ここまでついてなかった分、パチンコでは勝てるかもしれない。
男がそんな淡い期待を抱きながら、校門をくぐろうとした時だった。
「待ちなさい!」
不意に、背後から声をかけられた。
「あ?」
素早く後ろを振り向く。
「……なんだ、なんだ」
眉を吊り上げる。
そこにはどうやら校舎から自分を追いかけてきたらしい、三人の少女が立っていた。
小柄なボーイッシュの娘、大人しそうなおさげの娘、肩まで黒髪を伸ばした凛とした娘と、
見た目や顔立ちはまちまちだったが、三人に共通しているのは、明確な敵意を持って自分を睨みつけていること、
そして三人ともが、その若く引き締まった溢れんばかりに豊満な肢体を、真っ白な体操着と濃紺のブルマのみで覆っているということだった。
(陸上部……俺と競走??)
男は混乱したが、すぐに陸上部ではないと気付いた。三人のもう一つの共通項として、
その両手には例外なく、格闘競技用のパンチグローブが装着されていたからだ。
「あんたが犯人ね。よくも二人を……。絶対に許さない!」
ボーイッシュな娘が、男を睨みつけたまま言い放つ。
何をそんなに怒っているのか知らないが、とにかく本日三度目の喧嘩を売られているようだ。
もう少しで愛車に乗りこんで、こんな物騒な学校からおさらばできる所だったのに。
ため息をついた男は、手提げ金庫をそっと地面に置いて腰に両手を当てた。
725 :
596:2007/02/23(金) 09:52:16 ID:zA6GHbcN
「めんどくさいなあ。けどまあ、エイリアンとかインディジョーンズでも
脱出直前に最後の一悶着があるのは定石だからなあ。仕方ないか」
意味の分からない独り言を呟く男に向かって、三人の少女は油断なく身構えた。
篠田歩美、木元芽衣、今西茜の三人は、共に掛け替えのない親友同士であり、箕政高校の総合格闘技クラブに所属する三年生だ。
三人は今日も学校に集合し、自らを高める特訓に精を出そうとしていたが、着替えて体育館に向かう途中で信じられない光景を目撃する。
それは、割られた職員室の窓、こじ開けられた大金庫、そして何よりも、冷たい廊下に
四肢を投げ出して気を失っている、二人の少女の姿だった。
無残に失神させられている下級生の姿を見て、三人は戦慄する。
自分たちの校内で何か、悪意に満ちた事態が起こったのは明白だった。
三人はとにかく急いで双子の姉妹を介抱したが、意識は全く戻らなかった。
二人とも脈はしっかりとしており、身体に目立った外傷も見当たらないことから
命に別状は無さそうだったが、失神したままうっすらと開いた瞳に輝きが戻ることは決して無かった。
口元から垂れ落ちる液体と、介抱によって多少は沈静化したものの未だ完全には止まらない身体の痙攣から、
恐らく素手の何者かによって生身に打撃を受けたのだろうということは、格闘技に精通している三人にはすぐに見当がついた。
だが、その攻撃力は常軌を逸している。
もちろん医者ではないのではっきりとは分からないが、三人の見立てでは双子の姉妹が意識を取り戻すのにはまだ半日近くの時間を要すると思われた。
脆い少女の身体とはいえ、人間を素手の肉体攻撃だけでここまで深い気絶状態に落とすなどという所業は、
世界有数のヘビー級ボクサーでもなければ難しいだろう。あるいは、それはもはや大型の霊長類か。
しかし例えどんな怪物であれ、この悪意に満ちた犯人を逃がすことなど三人には出来なかった。
取り合えず双子の姉妹を安静な状態に移したうえで、三人は男を追いかけたのだった。
「どうせ嫌だって言うだろうけど、一応言ってあげる。大人しく警察に捕まりなさい」
「嫌だなあ」
ボーイッシュな娘……歩美が警告するが、男は即答して首を振った。
「あの方々とはどうも趣味が合わないんだ。平和主義者の俺と違って何でも暴力で解決しようとするし」
「この……!」
「歩美、挑発に乗ったら駄目」
激昂する歩美を、大人しそうなおさげの娘……芽衣が制止する。
「この人……物凄く強い。多分私たちよりずっと」
「芽衣ちゃん。でも」
「大丈夫。もちろん一対一なら、って意味だから」
「……そう」
凛とした表情の娘が、ゆっくりと口を開いた。
「一人なら負けるけど、三人なら勝てる」
「……茜ちゃん」
歩美はこくりと頷いた。幼いころから無口だが、いつでも冷静で的確な判断を下す茜の言葉に、歩美は多大な信頼を寄せていた。
「そう。それに今の私たちにはこれもあるし」
掌に着けたパンチグローブを力強く握り締め、芽衣は意味ありげに言った。
「おいおい、まさか三対一かよ。群れてつるんで親父狩りか。お前らには人の心が無いのか」
未だとぼけた表情で軽口を叩く男に、頷き合って呼吸を合わせた三人は一斉に飛び掛った。
726 :
596:2007/02/23(金) 09:53:27 ID:zA6GHbcN
まず、歩美のミドルキックが放たれた。風を切る音と共に、勢いよく男の脇腹を狙う。
「ふん」
しかしそのセミプロ級の足技も、男の動体視力は難なく捉えた。
最小限のバックステップでかわすと、すぐさま前に踏み出して反撃に転じようとする。
だが、復讐の拳が歩美に向けて繰り出される事はなかった。次いで飛び込んだ芽衣のローキックが、
男の脛にクリーンヒットしたからだ。
「あいっつぅ……!」
俗に言う弁慶の泣き所に渾身の蹴りを叩き込まれ、男の左足がよろめく。
(こっの……!)
すぐさま標的を変えて芽衣に襲い掛かろうとするが、二人が注意を逸らしている間に男の背後に回りこんでいた茜が、その隙を与えなかった。
固く握り締めたパンチグローブが、男の背中に叩き込まれた。
「がぁっ!?」
全身に電流のような衝撃が走り、男は獣のような唸り声をあげる。
(な……なんだおい。痛すぎるぞ)
男の顔に、今日初めて狼狽の表情が浮かんだ。
三人がかりとはいえ所詮は小娘、そもそも基本の身体能力の桁が違う。そう高をくくっていたのに、
今の打撃は明らかに女子高生の範疇を超え、男に明確なダメージを与えていた。
男は激痛を堪え、慌てて背後に向き直る。
茜は既に間合いから離れ、真正面から男を睨みつけていた。
(ああ……なるほど)
男の視線は、その両手に装着されたレザーのパンチグローブに注がれる。
(何か入れてやがるな。石か……鉄か)
はたして、男の読みは正しかった。
敵が恐ろしい戦闘能力を有している事を推測した茜の提案で、三人は予めグローブに尖った鋼鉄のサックを仕込んでいたのだ。
修学旅行に行った時にほんの冗談で購入したお揃いの逸品だったが、その攻撃力はとても冗談では済まない。
「やったよ茜ちゃん。効いてる!」
歩美が感嘆の声をあげるが、茜は何も答えない。
敵に明らかな有効打を与えても、その表情には微塵の油断も見られなかった。
(くそっ)
強くて頭が良くて、しかもとことん用心深い。男が喧嘩相手として最も敬遠するタイプだ。
(嫌だなあ。何とかして動揺を誘いたいが……)
だが、考える暇など無い。芽衣の拳が、背後から男の脇腹を捉えた。
「ぐぅ……!」
再び激痛。男は反撃しようとするが、次には歩美のハイキックが頬に襲い掛かってくるのを避けるのに手一杯で、攻撃に回れない。
三方を囲まれ、一方を狙えば残り二方から攻撃される。
更に敵は寄ってたかって自分を甚振ろうとするばかりか、拳に鋼鉄の塊を埋め込むという悪魔的な小細工をしている。
今のは背中や脇腹だからまだよかったものの、あれを頭部や金的に食らうと……危ない。
これはまずい。長期戦になればなるほどこちらのジリ貧だ。
何とかして流れを変えなければ、十年はパチンコの出来ない世界に行くことになってしまう。
……とにかく、三対一というのが分が悪い。
是が非でも最初の一人を仕留める事だ。
一番なんとかなりそう、隙を突きやすそうなのは……。
(……こいつだな)
男は校庭の一箇所に目をやると、じりじりと移動を開始した。
727 :
596:2007/02/23(金) 09:54:11 ID:zA6GHbcN
「やぁっ!」
男は三人の攻撃を防御しながら緩やかに移動し、徐々に戦場の地形を変えていたが、
何度目かの攻撃サイクルを受けきった時、遂にそのチャンスが巡って来た。
目的地である校庭の隅、乾いた砂場に到達したのだ。
男はすかさずブーツを僅かに後ろに上げると、思い切り真下を蹴った。
「っきゃ!?」
真正面から飛び込んで来た歩美に、無数の粒子が直撃する。
歩美は思わず退がるのを忘れたどころか、腕を前に出して自ら視界を塞いでしまう。純白の体操着がふわりと風に舞った。
勝機だ。男は素早く拳を引き絞ると、その浮き上がった体操服とブルマの間から覗く可愛らしい臍の窪みに、渾身の力を込めて突き刺した。
ぼくん!
「こぁっ……!?」
一瞬の出来事に、少女は何をされたのか分からないようだった。
「歩美!?」
芽衣が叫ぶ。
後ろの二人からは、小柄な友人の腹の真ん中に巨大な拳がずっぽりと埋没するのが、さぞはっきり見えただろう。
いくら鍛えていようが、男にとっては少女の肉など固めのゼリーに過ぎない。
「ぐ……ひぅぅ……」
日々の鍛錬の結晶である腹筋を易々と貫かれた歩美は瞳を大きく見開き、唇をわななかせた。
男の拳に、少女の生温かい肝臓を抉った感触が確かに伝わる。戦闘不能。あと二人。身体の向きも変えず、即座に左後ろに飛ぶ。
「えっ……」
やはり、予想通りだった。
右後ろの茜は即座に歩美の危機に反応して跳び込み、今まで男のこめかみがあった場所にハイキックを放っていたが、
左後ろの芽衣はすっかり動揺しきって棒立ちになっている。
はっとして息を呑むしか出来ない芽衣の弛緩した鳩尾に、振り向きざま渾身のボディアッパーを叩き込む。
「かはぁ……!」
二つのボーリング玉のような巨乳の真下にみちりと音を立てて鋼の拳が埋め込まれ、芽衣の肉感的な肢体が数十センチも宙に浮いた。
「ぁふ……くぅ……」
男の拳は真っ白な体操着を螺旋状に巻き込みながら、肋骨の下を掻い潜って的確に芽衣の急所にめり込んでいる。
可愛らしく結んだおさげと突き出た双乳、そして肉付きの良い太ももが同調してふるふると震え、涙を湛えた細い目元が精一杯に見開かれる。
だが男は即座に拳を引き抜くと、まだ少女の肉体が宙にある内に、今度はへその少し下、ブルマと生肌の境目に音速の一撃を埋め込んだ。
ぐぼっ!
「はぐぅんっ!」
凄まじい回転力によってはちきれんばかりに捻じ伸ばされたブルマの生地が、拳と共にみちみちと音を立てて芽衣の丹田に食い込む。
「ぅふうぅ……くぷぁっ」
口内の全ての空気と涎を噴き出し、芽衣は瞬時に失神した。
あと、一人。
ぐったりと重力に従順になった芽衣の身体を乱暴に押し退け、男は茜に襲い掛かった。
728 :
596:2007/02/23(金) 09:56:09 ID:zA6GHbcN
「あ……茜ちゃん。もう勝てっこないよ。逃げて……」
自分のすぐ足元で両胸を抱えるようにして蹲っている歩美が、蚊の泣くような声で呻く。
しかし茜は答える代わりに、ゆっくりと首を横に振った。
実際、茜が置かれている状況は正に絶体絶命と言えた。
今のたった二回の攻撃で、芽衣が半日は帰還不能の気絶の沼に叩き込まれた事は、一目見て分かった。
足元に蹲る歩美も意識こそあるものの、湧き上がる吐き気を堪えるのに精一杯で、もはや戦闘に臨める状態でないのは明らかだ。
だがそれでもなお、茜は寡黙かつ冷静に頭を働かせた。
もちろん茜は冷静だが冷徹ではない。何よりも大切な親友二人を傷つけた男に降伏したり、逃げたりするつもりは毛頭ない。
しかし、動揺したり、怒りで自分を見失ったりする事は何よりも状況を悪化させるだけだという事も昔から知っている。
大切なのは、いつでも決して我を忘れない事だ。
一直線に突進してくる敵の姿を真正面から見据え、冷静かつ迅速に迎撃手段を模索する。
まず、歩美と芽衣の二人を倒したことで、男は既に勝ったつもりでいる。
呼吸も間合いも読まず無防備に突っ込んできていることが、残った茜ひとりなど力押しでどうにでもなると増長している証拠だ。
増長している相手には、必ず付け入る隙がある。
そして敵は確かに超人的な力を誇っているが、今まで三人で与えたダメージによって、多少は戦闘能力も殺がれている筈だ。
逆に自分の攻撃力は、鋼鉄のサックによって普段よりも格段に上がっている。
人体の中でも特に頑丈な筈の背中を攻撃した時でさえあれだけのダメージを与えられたのだから、
例えば急所……頭部かボディのどこかに全力の一撃を叩き込むことが出来れば、いくら怪物じみた男でも昏倒は免れないだろう。
要は、隙を作りさえすればいいのだ。ただ一瞬の隙を。
茜は突進してくる男をぎりぎりまで引き付けて、今しがた相手がやったのと同じ事をした。
即ち足元の砂を蹴り上げ、男の目を眩ませようとしたのだ。
「くっ」
だが奇しくも、男も茜と全く同じ作戦を狙っていた。
二人はほぼ同時に相手に向かって砂を蹴り上げ、ほぼ同時に相手の目眩ましを食らうことになった。
再び条件は対等になったと思われたが、それでもなお片方の優位は揺らがなかった。
相手が同じ手を使ってくる事態をも最初から見越していた茜は、砂を浴びるぎりぎりまで男の動きを読み続け、
目を瞑った状態でも確実に男の居場所を捉えていられるよう記憶していたのだ。
「はっ!!」
茜の、最大限まで引き絞った鋼鉄のパンチグローブが、男の身体の中心に撃ち込まれた。
どずん!
729 :
596:2007/02/23(金) 09:56:52 ID:zA6GHbcN
「はぐぅっ!!」
……勝った。
これ以上ないクリーンヒットの手応えを覚え、茜は確信した。
茜の生涯最高の一撃は、男の身体に手首まで沈んでいた。
いくら屈強で頑丈であろうが、これで立っていられたら人間ではない。
しかし……
(……?)
何かがおかしい。
言いようのない違和感が茜を襲う。
今の悲鳴は……。
(……!)
ゆるゆると眼を開けた茜は、息を呑んだ。
「あ……」
茜がその急所に全力で鋼鉄の塊を撃ち込んだのは、男ではなかった。
「あゆ、み……?」
茜の拳は、何よりも大切な親友の鳩尾にずっしりと埋まっていた。
目眩ましを食らった男は咄嗟に蹲っていた歩美の髪を掴み、その身体を無理やり引き上げて盾にしていたのだ。
「んぁっ……かっ……?」
激痛で目に涙を浮かべた歩美は信じられないといった顔で、自分の腹に真正面から正拳を撃ち込んでいる茜を見た。
「あ……あか、ね、ちゃん……ど」
どうして、と消え入りそうな声で喘ぐ。
「歩美! ち、ちが……」
固く握り締めた拳に、ひ弱で柔らかい、ぴくぴくと震えている何かが潰れる感触が伝わる。
完全に狼狽した茜は何も考えることができず、その脆弱な腹に手首まで埋没した拳を勢いよく引き抜いた。
「うふぅっ!」
反動で、歩美の肢体は官能的に仰け反った。
ほっそりとした咽喉がびくりと真上に跳ね、力なく開いた唇の端から胃液と唾液の入り混じったものが噴水のように溢れる。
「ご、げぽ……げぽぁっ……」
びくびくと痙攣しながら口の中のものを出し終えると、歩美の体はゆっくりと前にのめった。
「あ」
自分の拳で止めを刺され、虚ろに半目を開けて失神した親友を咄嗟に抱き止める。
だが自らの足で立つ意思を完全に失った人間とは予想以上に重く、歩美の身体はずるずると茜の胸から足へと伝うと、ぺたりと砂に膝を付いて静止した。
730 :
596:2007/02/23(金) 09:57:45 ID:zA6GHbcN
「あ、ゆ……う……うぁ……」
もはや茜の視界に、敵の姿など入っていなかった。
男は悠々と掌を伸ばして横向きの手刀を作ると、呆然と立ち尽くす茜のブルマの中心に狙いを定める。
直後、守るものなど何もない、微かに盛り上がった柔らかい下腹に、まるで鉄板のような強度の手刀がぐさりと突き刺さった。
「きゃふぅっ!?」
どんな時でも冷静さを失ったことのなかった筈の茜の咽喉から、子犬のような悲鳴があがった。
何の小細工などせずとも、その手刀は先の茜の拳など遥かに凌駕する威力と速度で、茜の無防備な下腹にめり込んでいた。
男の五指はどう足掻いても鍛えようのない部分の肉を悠然と掻き分けながら、その親指の根元まで少女に潜り込む。
「ん、んうぅ……ぁ……はぁっ!?」
下腹部を強引にまさぐられる痛みと違和感に、茜は頬を紅潮させて喘いでいたが、
腹膜も腸も抉り抜いた男の指が肉体の最奥部にまで到達したのを感じると、その眼が真円に見開かれた。
「や……やぁ……」
脆すぎる急所を文字通り手中に収められたのを悟り、眼に涙を浮かべ、幼児のような声をあげて許しを乞う。
もはや少女に逆らう意思などないのは明白だったが、その懇願は聞き入れられなかった。
男は真っ直ぐに伸ばしていた五指を、茜の下腹の奥で何の躊躇いもなく握り締めた。
ぐきゅうっ、という水っぽい音。
「ひぁっ……!!」
十八年間大切に守り続けてきた急所の塊を乱暴に蹂躙され、茜の曲線的な肢体は弾かれたように振動した。
瞳から大粒の涙が零れ、だらしなく開いた唇の両端からは涎が泉のように湧き出る。
膨らんだ膀胱を無理やり半分以下に圧し潰されたせいで、濃紺のブルマの下部がじわりと濡れる。
少女の下腹の急所を全て征服し終えた男は、やっとブルマから拳を引き抜いた。
「かは……ぁ……ひんっ……」
直立したまま、既に茜の意識はその99%が消失している。
だが無情な男はその残りの1%までも消し飛ばすために、倒れつつある茜の髪を掴んだ。
すらりと長い足を一旦後ろに大きく引き絞ると、渾身の力を込めて茜の全身を縦に蹴り上げる。
「ぐぱぅ……っ!!」
真っ直ぐに伸ばされた男の足は、その爪先から太ももまでの全てを駆使して茜の肢体に食い込んだ。
ブーツの甲が茜の子宮を、脛がへそを、膝が鳩尾を、腿が双乳の間を。
柔らかな少女の身体は、一瞬にして正中線を真っ直ぐに撃ち抜かれていた。
「う、くぅ……んっ!」
男の足に持ち上げられて無理やり馬乗りの形にされた茜は、電流に打たれたように痙攣した。
圧倒的な衝撃によって襤褸雑巾のように引き裂かれた体操服から零れた、小振りのメロンのような乳房が、
その二房の中心に男の腿を抉り込まれてびくんびくんと弾力的に波打つ。
「ぐっぷ……ごぽ、げぼっ」
外見上は官能的な曲線を描く美しい肢体とは裏腹に、少女の五臓六腑の全てには壊滅的なダメージが与えられていた。
半開きになった唇からは涎と胃液がごぽごぽと零れ、
力なく垂れ下がってぶるぶると震える健康的な太ももには、
もはや原型を留めないほどに破れたブルマから漏れ出した透明な液体が幾筋も滴った。
うっすらと桃色に染まった頬を自分の足に乗せて枕にしている茜の瞳から完全に光が消えたのを確かめると、男は足を下ろす。
ほとんど全裸に近いほどにずたずたにされた無残な少女の身体は、只の豊満な肉塊と化してどさりと崩れ落ちた。
「……終わったな。長い戦いだったぜ」
失神して痙攣する三人の少女を背に、男は清々しい表情で呟くと正門を出た。
脇に停めてあった愛車のトランクに金庫を放り込むと、座席に乗り込んでエンジンをかけ、懐から煙草を取り出して火を付ける。
「一時はどうなることかと思ったが、やっぱり最後には正義が勝つって事だな。
この世に悪がはびこる限り……俺は、何度でも帰ってくるぜ」
最後に一度だけ校舎を振り返って言い捨てると、男は勢いよくアクセルを踏み込んでパチンコ屋に向かった。
―完―
731 :
596:2007/02/23(金) 09:58:47 ID:zA6GHbcN
やっぱり物語の構成は三部完結が基本ですよね。というわけで
どう見てもあんちゃんの名前とか決めそびれたまま終わりです。
本当にありがとうございました。
p.s.シャーさんとnnSさんだけはガチッ!
>>731 なんという良SS
子宮握りつぶしで抜いてしまった
このSSは間違いなくテキストファイルで保存する
735 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 02:32:18 ID:M0O1OShj
>>671 腹主様と呼ばせてくださいw
>>596 腹神様と呼ばせてくださいw
ひょっとして596氏ってフリスの頃にもいらっしゃった?
>>596さん
ご苦労様でした!誤爆のシチュにかなりやられたw
さりげなく悲愴感漂うのはかなりツボ…誤爆した方が必死で謝ってるのも良い。
芽衣と歩美のポジションが逆だったらと勝手な想像をした。ごめん、596さんorz
>>733さん
笑ったw
シリアスな漫画の単行本の巻末にある、オマケ漫画みたいで二度美味しかった
とあるお絵かき掲示板で拝見してますけど、多芸ですなあ。ご苦労様でした!
737 :
588:2007/02/24(土) 13:29:17 ID:0h6eVVBb
スーパー・ハイレベル作品が続々登場してますね。素晴らしい!
738 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 13:31:40 ID:j8li5SXe
金魚のフンだらけだなww
保管サイトの管理人さんどうしちゃったのかな
>>736 俺も、誤爆に萌えた。
鋼鉄のサックが出てきた時は「女の方が使っても意味無いじゃん」
とか思ってしまったが、どっこいこういう使われ方をするとは!
>>738 (´,_ゝ`)プッ
そう思うなら、このスレを2度と読まなければいいじゃん。
>>678 オレも読みたい 強い女がレザーコスで腹パンチ喰らうってのがたまらない
ここで再開してくれないかな
闇の拳2007みたいな感じでw
ガッキイイイン!
必殺を狙って繰り出された短刀の切っ先は素の掌に受け止められた
「なっ!?!」
一瞬の驚愕が致命の隙となる
首筋に叩き込まれた手刀に女の意識は刈り取られた
一面のススキ野原の中に一本だけ立ち尽くす桜の古木
その幹に両手両脚を縛り付けられ美しい裸身を晒す女の前で先刻まで女と戦っていた男が言った
「約定によりその命貰い受ける、この拳でな…」
男が顔の前で合わせた握り拳がみるみるうちに赤黒く変色していく
「忍法・鋼態拳」
それは先天的な特異体質に加え想像を絶する修練の積み重ねのみが到達しうる異能
男は自らの拳を岩を砕き刃物を通さぬ硬さにまで自在に強化させることが出来るのだ
ドボォッ!!
重く激しい一撃が女の腹を抉る
「がはっ…」
衝撃が骨を、肉を、血液を伝い女の全身に波紋のように広がっていく
「ほお、大抵の相手は今の一発で血反吐を吐いてくたばるのだが…」
涙と涎を噴き零しながらも女の瞳には強い光が宿っている
「存外に楽しめそうだなぁ!」
ズドムッ!!バズンッ!!ブヂイッ!!
「んくうっ…あうんっ…あはあ…」
握りを変え角度を変え執拗かつ丁寧に女の腹に打ち込まれる鉄の拳
いつしか女の漏らす喘ぎに艶が混じり切なげに捩り合わされる白い腿には半透明の粘液が滴ったいた
「何だお前感じているのか?仇敵である伊賀の忍びに腹を責められて股を濡らすとは呆れて物も言えんわ!」
メ゛ヂイッ!!!
男の放った渾身の突きが女の腹に手首まで埋まる
「ぷげらあぁえお…」
女の口から勢い良く飛び出した茶褐色の液体が男の胸板に飛び散る
ボオンッ!!
「がああああああああぁ!?!」
一瞬にして炎に包まれる男の体
「忍法…炎獄葬……」
一方的に嬲られていた女もまた異能の持ち主
女は腹を責められることによって欲情する性的倒錯者であり官能の火が着くと体内で生成
される特殊なホルモンの働きによって化学変化を起こした胃液は常温で空気に触れると爆
発的に燃焼するのだ
自力で縄を解き打ち捨てられていた忍び装束を纏った女は近ずいてきた男に気が付くとさっと跪いた
「伊賀者か?」
「巌剛鉄(いわお・ごうてつ)と名乗りました」
桜の木の下で燻り続ける死体から足元の女に目を移した男は懐から取り出した巻物を開く
と伊賀、甲賀それぞれ十人並んだ名前のうち巌剛鉄の名前に赤い線を引いた
「まず一勝、ご苦労だったな毒花(ぶすか)」
甲賀卍谷衆を束ねる甲賀鬼一郎の労いの言葉に無言で頭を下げる毒花
「それにしても此度の忍法勝負『止めを刺す際には必ず腹を責めるべし』とは大御所様は
何を考えておられるのか…」
首を振り振り歩き去る鬼一郎の後をエクスタシーの余韻に浸っているのかよたよたと付いていく毒花
二つの人影は地平線に没しようとする茜色の光の中に幻のように消えていった
743 :
588:2007/02/24(土) 23:05:46 ID:0h6eVVBb
>>742 これまたGJ!!山田風太郎以上でしょう!
2次元ドリーム文庫あたりで、腹責めシチュにこだわった
ヒロイン凌辱もの出ないかな
散々犯した後で、ヒロインの腹に拳をねじ込むと、
上下の口w からドぼォっと精液がこぼれてくるとかwww そんな感じで一つ
>>744 2次元ドリーム「ノベル」な
2次元ドリーム「文庫」だと男受けになるから注意な
746 :
1/6:2007/02/27(火) 01:33:38 ID:DY7wACdc
戦いに敗れた俺はやせ細った財布を抱え込み、人通りの少ない夜の街を彷徨っていた。
全く今日はツイてない。なんだか勝てる予感があったはずなのに、大負けだ。
パチ屋に多額の寄付をしてしまった形になってしまった。くそっ、ムカついてきた。腹も減ってきた。鎮めなければ……と、あたりを物色する。
ふと、ややくたびれた印象の喫茶店が目に入る。窓から覗き込むと、客はいない。店員は若い女が一人だけのようだ。
「……」
今度はきっと思い通りにことが運ぶ、そんな予感がして俺はドアを開けた。
「いらっしゃいませ〜」
若々しい声に出迎えられて、俺、入店。
ふむ、広くはないが、内装は悪いもんじゃない。だがそんなのは瑣末なことだ。なによりも……。
この店員、思いの他可愛くて若い、というか幼ささえ感じさせる。高校生ぐらいか、小柄だから中学生にも見えるな。細身だから余計そう感じる。
身にまとうのはこの店の制服だろうか。店員さんというより、ウエイトレスさんか。おみ足は黒いが、果たして黒ストなのか黒ニーソなのか。
なにはともあれ、俺、グッジョブ。
「……あの?」
暫し黙りこくってる俺を見てウエイトレスが首を傾げている。おっとこれはイカン。
「ああ、失敬。まだ営業していますかな」
時刻は9時半になろうとしている。閉まってても文句は言えまい。
「あ、9時半でオーダーストップなんですけど、まだいいですよ〜」
にこっと微笑む女の子。俺は頷くと、とりあえず着席して紅茶と軽食を頼んだ。まずは腹ごしらえだ。
ほどなくしてオーダーしたものが運ばれてくる。俺はその味を楽しみつつ、軽く雑談を試みた。
「すみませんね、閉店間際に。見たところ他の店員さんがいないようですが、お嬢さん一人で切り盛りしていらっしゃるのですか?」
「いえ、全然かまいませんよ。いつもは父と2人でやっているのですけど、今日は用事で出かけてまして。明日には帰ってきますけども」
「一人で店番とは、高校生ぐらいとお見受けしましたが若いのにたいしたものですな」
「ありがとうございます。高校は入学したてでして……中学生と言われなくてよかったです」
笑顔がまぶしい。そうか、今夜は一人か。んでもって高校一年生と……ディモールト、ディモールトいい。
「あ、なんでしたら私のことは気にせず閉店準備に取り掛かって下さい。10時には食べ終わるでしょうから」
「えっと……かまいませんか?すみません、お客様。お言葉に甘えさせて頂きます」
ぺこりとお辞儀をすると、言われたとおりにそそくさと閉店準備をはじめる少女。うん、イイ子だ。
回転灯、消灯。看板も消灯。クローズド看板設置。ブラインド降下。
これで他の客は入ってこないだろう。外からも見えない。まったく素直でイイ子だ。お兄さんそういう子大好きだよ。
「ふぅ、ごちそうさま」
食べ終わり、小さく呟く。彼女には聞こえてないらしく、こちらに背中を向けたまま、甲斐甲斐しくカウンターの片付けに勤しんでいた。
そっと立ち上がる。足音を立てず、その小さな背中の真後ろに立ち、
「お食事ごちそうさま。貴女をイタダキマス」
747 :
2/6:2007/02/27(火) 01:34:45 ID:DY7wACdc
「え」
彼女が振り返るより早く片手で口を塞ぎ、もう片方の手で抱きすくめた。
「ンム……ムグッ……!」
くぐもった悲鳴が漏れる。暴れる。ま、いきなり襲われたらソリャ暴れるわな。
「た、助けて、誰か」
で、俺の腕をふりほどき、逃げようとしたところで。
「痛っ!」
流れるような黒髪を掴んで引っ張りよせる。手元に引き寄せてからすかさず、
ドムッ
「あぐっ…!」
そのか弱いお腹に、拳をめり込ませた。
なんせ、こないだまで中学生だった女の子の腹部なもんで、スゲエ柔らかい。マッシヴ男のタイヤみたいなドテッパラなんとは比べ物ならん。
気持ち悪いモンと比べるなよ、俺。と心中で呟きつつ、一度引いてもう一発。
ズムッ
「ぁうっ……がはっ…ぁっ……!」
くの字に折れた。まぁ耐えられんわな。
何で、という顔で見上げる少女。蹲ったまま声も出ない。俺は悠々とカバンに手を伸ばし、手錠やら目隠しやら布やらを取り出す。そして鼻歌交じりに両手を拘束、視界を閉ざし、口に布突っ込んで声も出せないようにした。
748 :
3/6:2007/02/27(火) 01:35:45 ID:DY7wACdc
「さて、準備完了。楽しみましょーか」
もみ手しながら宣言。哀れな女の子、はいずる様に逃げようとしている。そっち、壁なんだけどね。
このまま眺めてるのも悪趣味なので、後ろから抱きすくめてみた。そのまま胸のあたりを思うさまにまさぐる。
「ンッ……ふムぅッ…ング……んン!!」
胸、ないなあ。いやあ実に俺好み。服の上から堪能した次は、襟口から手を突っ込んで直に触ってみる。
「フンゥウ!!ンン、ング……ムンン!!」
めちゃくちゃに揉みまくってたら、ちょっと抵抗が激しくなった。なので、大人しくしていただくことにしましょうか。
両肩に手をかけ、仰向けに体をひっくり返す。そして、
ドボォッ!!
「…グボォッ!!……オゴ、ンゴ……」
また腹に拳をブチ込む。今度は引き抜かず、そのまま
ググ…グッ、グッ
とグリグリやってみた。
「ンゴ!オウ、ォゴゥ…!…ゴボ、ォウェェ……」
満足に声も出せず、悶え苦しむ15歳だか16歳の女の子。
やがて、だらりと四肢を投げ出し、ヒューヒューと呼吸音と共に小さな胸が上下するだけに。時おり呻き声も聞こえるな、うん。
暫くその様を堪能する。
スカートから伸びている、黒ニーソに包まれた細いおみ足が眩しい。なんせ、小柄でスレンダーな美少女ときたもんだ。そんなのが無防備な姿で肢体を投げ出してるもんだから、たぎるぜぇ。
「……こういう、なんつーかエロかわいい足を見ると、俺自身をブチ込みたくなるよな」
やるか!とズボンを脱いで少女に覆いかぶさる。まだ特に反応なし。意識も朦朧としてるんだろう。
俺は少女のスカートの中に手をいれ、飾り気のないパンティーを剥ぎ取ると、怒張しまくってて落ち着きの無い俺自身で狙いを定めた。
流石に女の子も何をされようとしてるかに気付いたか、抵抗をはじめる。といっても力なくジタバタするだけだが。
「ンー!ムー、ンムー!…ンぐッ!!」
予想通り軽く一発腹パンチ食らって沈黙。
そして。
749 :
4/6:2007/02/27(火) 01:36:36 ID:DY7wACdc
「……ンム、ングぅ!!んー!んんー!!ンぁッ、ふぐぅ!!!」
腰をガッチリ掴み、力任せに挿入を開始する。悲痛な叫びが店内に響く。
おお、キツイ。全然濡れてないから思うように入らない。だが、負けないぞ。
尚も力を込め、ズッ…ズッ…と少しずつ少女の中を進んでいくマイ肉棒。そのたびに布を突っ込まれた口からイイ泣き声が漏れる。
やがて、ある程度進んだ所で抵抗を感じた。OK、気合一発。
ふん!と思いっきり少女の腰を引き寄せる。
「ングゥ!!!」
最終防衛線を突き破り、我が鋭鋒は最奥にまで達した。
俺はふぅーと軽く一息ついて、
俄かに激しいストロークを開始する。と同時に。
ボグッ
「ヒグッ!!」
突くと同時に腹責め。
ドボッ
「オゴッ!!」
ズムッ
「…ホグゥ…!」
哀れ、女子高生さんは何がなんだかわかんない呻き声というか悲鳴というか、そんな類の音声をあげるのみだ。
それしにても、殴る度に締まる、締まる。リズミカルに拳を打ち付けてるもんだから、インパクトの瞬間に肉が緊張してるのかな。いや俺ゃ小難しいことは知らんけどさ。
そんな感じの膣責め+腹責めしてたら、嗜虐心そそられまくってもうたまらんわけで
「おお、出る」
となるわけだ。勿論こういう時に言うお決まりのセリフも俺は忘れない。
「お嬢さん、貴女の中に、私のを出しますから」
「ヒゥッ!?」
まだ意識があったらしい(よく考えたらすごいよな)女の子さんは血相変えて暴れ……ようとしたものの、体力完全に奪われてて弱弱しく体をよじるのみだった。
それをよしとしてピストン運動を早める。俺は最初からクライマックスだぜ。
「んぅ、うウ、ンーッ!んーっ!ンンー!!」
そして、最奥で、白濁液をタップリぶちまけた。
750 :
5/6:2007/02/27(火) 01:37:33 ID:DY7wACdc
あれから二時間くらい経っただろうか。
俺はこの少女をあますことなく貪り尽くしていた。着ていた制服もビリビリに破られてて半裸状態だ。全裸じゃないのは俺の趣味。
何度放ったか数えるのも面倒だ。いやエロマンガの主人公みたいに何十回もできたわけじゃないが。
もっとも、この女の子は一度目の膣内射精を食らった時点で、もう抵抗らしい抵抗を見せなくなってしまった。カワイそうに、いきなり見知らぬ男に襲われて純潔を奪われ、隅々まで汚されつくしてしまうなんて。
そんな姿を見ているだけで、またたぎってくる。
そこで俺は少女の口を塞いでいた布を取ってやった。ぷは、と息を吹き返すものの、悲鳴を上げる力も気力もないようだ。
少女の髪を掴み、その愛らしい唇を俺の股間の前に持ってくる。
「さて、口で綺麗にして頂きましょうか。噛んだりしたらまた、お腹殴りますので」
「ヒッ……」
もう抵抗しようという気もないだろう。少女は口を開け、おずおずと俺のモノをくわえる。
俺は彼女の後頭部に手をやり、ぐっと押し込んだ。
「ん!ふぐぅ!?」
いきなり喉奥に突っ込まれて目を白黒させる。かまわず、前後運動する俺。犯すのと変わらんな。
「ンッ、んっ、んむっ、んん!!」
この眺めもたまらんな。いたいけな少女の口に突っ込んで喉責め、か。
あれほど出したにもかかわらず、またこみあげてきた。
「出しますが、全部飲んで下さい。吐き出したらお腹殴りますよ」
「ヒゥッ……」
もう抵抗する気なんざさらさらない女の子。されるがままで……。
「オグゥッ…」
ひときわ深く突っ込み、また射精。
びゅ、びゅ、びゅ、びゅ。
「ん、ン、んむ、ん、んん……げほっ、ゲホッ」
吐き出した。そりゃそーだ、はじめての女の子に全部飲めなんてムチャだろう、常識的に考えて。
751 :
6/6:2007/02/27(火) 01:38:21 ID:DY7wACdc
「吐き出しましたね」
「い、いや…ごめんなさい……ゆるしてください」
怯えきった表情で見上げる女の子。俺は彼女を押し倒し、
「や、おとうさん、たすけて……」
右腕を引き、
ドボォッッ!!!
下腹部を撃ち抜く一撃。
「あごァッ…………!」
子宮を直撃する拳を、突き刺したまま全体重をかけて更に深く一気に抉り込む。
ズムッ!!
「かッ……あが…………ごぁっ」
少女の秘所から、白いものが逆流する。口からもなんか吐いてる。股間から精液を垂れ流し、彼女は失神してしまった。
「ふぅっ」
一仕事やり終えた俺は立ち上がる。身支度を整え、食べた分の代金をカウンターに置き。
「ゴチソウサマデシタ」
颯爽と立ち去るのだった。
752 :
746:2007/02/27(火) 01:40:10 ID:DY7wACdc
はじめてこういうの書いてみたけど、読み返したらひどい出来だなw
ま、笑って下さい。
スレ汚しすみませんでしたー。
>>596氏最高だなオイ。
今まで見たコレ系のSSの中でもトップクラスだよ。
腹責めよし文章よし笑いよし。
754 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 08:16:16 ID:QgfzbkaD
野郎が鬼畜過ぎて引くな・・・。逆にブチ殺したくなるw
感情移入が出来ん。
当たり前だろ
感情移入してどうする気だよおまいはwww
最近は新人の人も書き始めていい傾向だね。
>>754 俺は寧ろ男がバカス過ぎて「ンなわけあるかッ」とハリセンで突っ込みたいわw
おまえのような鬼畜をさがしていた!
無理難題を強要した上に「お腹殴りますよ?」で怯えるのは萌えた。
759 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 13:06:24 ID:gAOISg/T
仕置き人氏の復活期待
>>596氏ごくろー
いやあ前以上の鬼畜でしたな。
>>755 お前みたいな鬼畜変態野郎が感情移入して興奮するSSだろ
個人的にレズっ気のある女の子同士のキャットファイトっぽいの希望
…しなくても596氏ので十分抜けるからいいや
>>759 無駄に長くなっちまったので、Blogででもヤリますw
>>623 ふん、強がりも大概にせい
ってことで爆笑したw
なんでか判らんが、とにかく笑っちゃうw
氏のイラスト思い出しちゃうからかなw
>>762 レズっけなくてもいいから女の子同士もいいね
そろそろ保守レバーブロー
768 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 03:46:44 ID:tlg1DhCR
保守はこうするんだっ!
利用暦短いから知らないんだけどageないと保守にならんの?
dat落ちの条件は「一定時間書き込みがないこと」だからageでもsageでも保守になるよ。
DAT落ちと言えば、ここの板は500kbでDAT落ちじゃなかっただろうか?
このペースだったら、1000レスの方が早いのか・・・?
500kbが勘違いだったらスマソ
500kで書き込めなくなる→dat落ち って仕様だから正確には値が受けどあってる。
まぁ、これ以上はスレ違いだからw
震えるほどに腹パンチw
保守の質問して流れ止めてスマソ
みんな帰ってきて〜
餌・・・じゃない燃料が無いことにゃ、妄想エンジンにも火は入らんよw
777 :
ド素人:2007/03/11(日) 03:30:57 ID:ttaB7HQ4
俺は盗みを生業とするプロの泥棒。
いつものように真昼間から金持ちのいそうな大きな家を狙って進入する隙をうかがっていた。
「よし、今なら通行人もいないし入れるな」
家の柵を乗り越え庭に入り、リビングの鍵がかかったガラス戸を専用の器具で簡単に開ける。
「けっ、この家も泥棒対策してねぇのかよ。こっちは仕事がはかどるし好都合だが」
「下調べによれば、ここは両親と子供の3人家族だったな。両親はいつも仕事でいない時も多いか」
リビングの横はすぐダイニングとオープンキッチンがある。
リビングの奥に扉があり、開けると正面に玄関があり左側がトイレ、右には2階へ上がる階段がある。
俺はそのまま階段を登り、登りきってすぐ左にある部屋の扉を開けた。
「さて・・・ん?」
扉を開けるとそこには布団で小学校中学年から高学年ほどの女の子が仰向けにねていた。
「ぅ・・ぉかあさん?」
部屋に入って来たのを母親と勘違いしたらしい。しかし、実際入って来たのは180cmを超える男。
「ひっ!ぅぁぁ・・・」
逃げようと体を起こそうとしたがすぐに力無く崩れてしまった。
「ち!!少し油断しすぎたか!!」
俺はすぐに女の子の上で膝立ちになりナイフを見せつけた。
「すまんが騒いだりしたら、痛い目に遭うことになるから静かにしてもらおうか」
しかし、その女の子は泣きながら目をつむり小刻み震えている。
「ん?」
778 :
ド素人:2007/03/11(日) 03:31:28 ID:ttaB7HQ4
布団の横に目をやると水の入ったペットボトル、コップ、数種類の錠剤が入った袋が置いてある。
そして、枕のすぐ横に洗面器にビニール袋を被せた物があるが中は空のようだ。
薬の入った袋を見てすぐにこの女の子がインフルエンザにかかっていることが分かった。
「なるほどねぇ、じゃあ枕の横にあるのはゲロ袋ってことか」
「ぃゃ・・・たす・・けてぇ・・・」
「お前の両親は今日も仕事でいないのか?首を縦か横に振るだけでいい。答えろ。嘘をつけば・・・」
すると女の子はゆっくりと首を縦に振った。
俺は少し安心し、薄く笑みを浮かべながら言った。
「そうか、それは残念だったなぁ」
女の子は激しい吐き気に襲われてるらしく、時折込み上げてきそうになるのを必死に耐えている。
「・・・ォェ!・・・うぅ」
「へへ、インフルエンザで腹をやられたのか、俺が特別に介抱してやる」
俺は女の子に掛かっている布団をどかした。女の子は白地にイチゴ柄のパジャマを着ている。
目は二重で大きく可愛らしい顔つきで、黒い髪の毛は肩の少し下まである。
体は細身で胸もあまり膨らんでいないようだ。
「あぁ・・い・・・ぃゃ」
「よし、俺がお嬢ちゃんの腹をマッサージしてやる」
そう言うと俺はパジャマのボタンを下からちょうど胸の下の辺りまで外した。
そして鳩尾の辺りパジャマを開けると真っ白なお腹があらわになる。
痩せているせいか肋骨もけっこうくっきり見える。
腹を冷やさないためかズボンを臍上辺りまで上げてはいていたので、下腹辺りまで下げた。
丸く穴の深い臍のようだ。
「こうして見ると、ずい分と薄っぺらな体つきだな。小学生ってのはこんなもんか?」
「・・・ぅぅ・・げぷっ」
女の子は高熱と吐き気で抵抗する力も無いらしい。ろくに喋ることも出来ない。
俺は軽く手の平で腹を触ってみた。よほど苦しいのか脂汗でしっとりしている。
指で臍辺りを軽く押す。
「うお、すげー柔らけぇな。お嬢ちゃん腹筋あんのか?」
「く・・ぅぇえ・・お腹の・・・中が・・モヤモヤ・・・す・るぅ」
「腹筋がろくに無い上に、力入れるだけで吐き気するみたいだな」
「これじゃあ柔らかいのも当たり前だ」
次に指で軽い力で押しながら下腹から腹全体に円を描くように動かした。
「うぅぅぁ・・ぁあ・・えう!ぅぅ・・ぅうう」
「やはり胃の辺りが一番キツイみたいだな。へへへ」
「こんな軽い押しでこんなに効くとは重症だね。お嬢ちゃん」
「・・・」
「じゃあここら辺を強めに押してみるか」
今度は臍の3cm下の辺りから下腹部を圧迫するように押し下げてみた。
779 :
ド素人:2007/03/11(日) 03:41:55 ID:ttaB7HQ4
乱文すいませんでした^^;だいぶド変態曝け出しちゃいましたorz
その上おそらく腹パンチなどはありません;多分この状態で腹パンチしたら一発KOなので・・・
多少ロリ入ってるし登場人物にも名前ありません!!ねちねち責めるってのは有りかな?
つーかホント特殊な腹責めになったなぁ・・・これってOKなの?
ちなみにこの泥棒男は普段大人の女性相手に腹責めプレイをしていて、
今回いい機会なので女の子にも挑戦してみるみたいな設定です(恥)
>>779 小学生か〜微妙
しかしこれはエピソード1ってことで、エピソード2エピソード3と頑張ってもらえれば嬉しいっす
781 :
ド素人:2007/03/11(日) 13:45:40 ID:g85fguey
「ぅぅ痛っ・ぁあか!」
「おいおい、そう力むなよ(笑)ゲロ出るぞ〜」
指先で小さく円を描く様に押してみる。
「小便我慢してんじゃねぇか〜?」
「あぁ・・ぅう・う・・ぃゃぁ」
「さて次はどこをマッサージしてやろうか、へへ」
次に人差し指を臍にさして押してみた。
「だいぶ臍の中も汗で湿ってるなぁ。もっと奥に・・・」
更に力を込めて指を奥にさす。薄く小さなお腹が臍を中心に大きく沈んでゆく。
「グギュルルルル」
「おぇ!・・く・はぁぁ!」
「おいお嬢ちゃん、口から涎が垂れてるぞ」
少女は体を動かす体力も無く、ただ弱りきった内臓を混ぜられる。
眉間に皺を寄せて、涙を流し、口からは唾液を流し、とても辛そうな顔だ。
「さあ、もっと奥にいれるぞ」
俺の指は少女の背骨に届きそうなほど臍の中に入っている。
既に臍の周囲の部分は数cmの薄さにまで押しつぶされている。
「ここが限界のようだな。内臓が声だして鳴いてるみてぇだ」
「あ・・・ぅあ・・あが・・か」
「へへへ、よーし」
俺は一気に臍に深々とささっている指を引き抜いた。
「かはぁ!・・・・・・げぽっ」
引き抜いて少し間を置いてから少量胃液が込み上げてきたらしい。
少女は頭を横に向いてゲロ袋に吐瀉物を吐こうしたが少量だっため口から垂れる。
「ごめんよお嬢ちゃん、今まで吐くのこらえてたみたいだが吐かせちまったな」
俺は笑いながら全く感情のこもっていない謝罪をした。
「いっそ全部吐いちまえば楽になるぜ?けっけっけ」
しかし少女には俺の言っているこが聞こえていないらしい。ただ泣きながら震えている。
782 :
ド素人:2007/03/11(日) 14:15:19 ID:g85fguey
「おお、臍が真っ赤になったな。血行が良くなったんじゃねえか?」
「ほらどんどん腹が汗ばんできてるぞ。良かったなぁ」
少女は必死で吐きそうになるの堪えているらしい。何度も何かを飲み込もうと喉を鳴らしている。
その度に腹は波打つ。
「そう我慢するな。俺がもっと楽にしてやる」
そう言うと俺は臍の上に横向きに手を置き、ぎゅっと腹を内臓ごと掴むように握った。
「おゲェ!!ああう!おぷっ!」
最初ゲップが出たかと思うとその後また口から黄色いドロっろした液体が溢れ口から垂れた。
少女枕は唾液や胃液のせいで黄色く変色している。
「内臓鷲掴みだ。腹がヒクヒクと痙攣してるなぁ。」
腹を握ったまま手首を左右に回す。
「しかしお嬢ちゃんの腹は細いなあ、片手でもこんだけ握れる。しかも柔らかくて握りやすい」
「ぐぇ!・・おげっ・・・おぷっ!・・・ぇぅ!」
手首回す度に口から胃液が溢れ出る。次に体重をかけてみる。
「ぐぅああぁぁあぁぁぁ」
「ふう少し休むか」
握っていた手を離すと腹も勢い良く元の形に戻る。
「かっ!・・・はぁはぁはぁ・・・ぁぁぁ・・・」
俺は布団の横のペットボトルを手にとり飲んだ。
783 :
588:2007/03/11(日) 14:21:54 ID:kJiWb1DN
>>662の続きですが、すっかり煮詰まってきました^^;;;
今回1レスだけで失礼します(汗
先ほど武家屋敷での経緯といい、まったく思いも寄らないシステム要因。
繰り返しになるが当事者にとってそんな事情知る由もない。
それに理由云々より今は現状打開がすべて。とにかく、次々仕掛けてくる
喪巣女忍たちがやたらと足技を使ってくる。これ闇雲に拳振り回す今までの
攻撃に比し面倒至極。さっきの相手同様それなりの対応出来るものの一挙大勢
でこられればさすがにまずい展開と。何故なら肩車に乗っかぶさってきた
一人を倒そうとする間、どうしても脇甘くなり。そこへ拳かざしてやってくる
だけならまだなんとかなろうが、問題は新手が繰り出すハイ・キック。
或いは足から飛び込んでくるような場合である。頭上の相手を当て落とすため
に振り上げた片腕除けば、自分を防御するのはもう片方の腕と両足。
ところが相手と自分二人分の重さが掛かる状況で片足振り回すも容易でない。
走り寄る相手に対しその脚にて多少の牽制を利かせ、
なお間隙かいくぐる者には片腕一本で腹へ突き入れんと図る。が、相手の方も
長いリーチの脚で来られればその策通用せず。しかもそれが八方からの
同時攻撃。キヌとて卓越の技で、己が首に絡んできた者ひとり、左右から
近づいた二人、計三人に拳と爪先を当てるあたり相変わらずの冴えと言いたい
ところで―――ドン!と背中に衝撃走り。全身矢のように横っ飛びしてきた
ひとりがその両足で飛鳥女の背を蹴ったのである。無論それだけで気絶させる
ほどの威力はないが、体勢崩す効果はてきめん。次いで二の矢の如く、別の
ひとりから突き出た片足がキヌの脇腹をヒットする。―――ズドッ「んう!」
左足爪先が食い込んだ忍衣には幾層もの皺が寄り。これも右足軸にしている
ため飛び蹴りほどの効果はないが、やはりダメージには違いない。
上忍として鍛えられた腹筋もここまでの激闘で多少の疲弊が進んでおり、特に
脇は泣き所となりつつあった。下忍の技にて完全な決め手にならないといえ、
身体横に折れ曲がり短い呻き吐出されるはそれなりの窮状示すバロメーター。
既に肩車の女が落下し身軽にはなっていたが、この二撃で足運びも
鈍くなっている。とりあえず片足蹴りから拳攻撃に転じようとしていた
その女に、機先を制した当て身一発―――ボズッ「うぐ!」
このひとり倒すにも、今や気力で補うは自覚の内。これ以上首に纏わりつかれ
ないよう、ただそれだけに注意しながら外へ外へと懸命のキヌ。
>>783 前投下から僅か6分後、しかも1レス投下という嫌がらせ乙。
785 :
ド素人:2007/03/11(日) 23:49:51 ID:x/R5FYhn
>>784 僅か6分じゃ上のような長文は書けないと思いますよ^^;
わざとじゃないと思います。588氏に失礼ですし俺も気まずいorz
786 :
ド素人:2007/03/12(月) 01:49:23 ID:anIJJw/X
ゴクッゴクッ
「ふ〜・・・しかしこんな柔らかい腹は初めてだ」
ぺチンッと少女の腹の上に手を置き、スリスリと撫でた。
「あっ・・ぁぁ・・・ぁ」
「しかもこのしっとり感がたまんね〜」
「そうだ、お前もきっと喉が渇いてるだろうから飲ませてやるよ」
俺は片手で少女の鼻をつまみ鼻息を出来なくした。
そして、少女の口にもう片方の手で水が口から溢れないように少しずつ慎重に運んだ。
「うぷ!・・ゴクッ・・・はぁはぁ・・ぁぷ・・ゴクッ・・もう・・いら・ない・・はぷ!・・ゴクッ」
「どうだ?うまいか?お、全部飲み切ったようだな」
少女の白くか細い腹は鳩尾と臍の間辺りが膨らんだように感じる。
「はぁはぁはぁ・・・ゲッ」
「ゲップなんてミルク飲み終わったあと赤ちゃんみてぇだな(笑)」
「よし休憩は終わりだ。次は臍の上から鳩尾までマッサージしてやる」
「水で満腹になったおかげで胃の位置が分かりやすいな」
もちろん少女には話を聞く余裕なんてない。ただ吐きそうになるのを堪えるのに精一杯だ。
俺は指先で腹の膨らんでいる部分を真上から垂直にポンッと押した。
ジャポッ!っと腹の中から水の音がした。
「げぽ!・・けほっ」
「おう!少し出てきた。胃液が水で薄まってさっきより水っぽいゲロだな」
俺は次に指先を腹に沈ませながらゆっくりと胃を下から上へ圧迫してみた。
チャポン!とまた水の音がする。
「ぅぅぅうああ・・かっ!!」
更に指を腹にし沈めなが鳩尾の方へと移動させる。
「か・・ぅえ・ええ・え・・ごぽっ!!」
目を見開き口から舌を出して苦しみだし、そのまま嘔吐した。
顔を横にしていたため枕や布団は吐瀉物でビチョビチョに濡れている。
「いいね〜」
一旦腹から手を抜いた。チャポ!
「ふむ、さっきよりは幾分腹がひっ込んだな」
「よし、次は今やったのを速く連続でやるか」
俺はまた臍上1cmほどに指を押し込み、押し込んだまま鳩尾へ手を移動さるのを繰り返す。
チャポン!ジャポ!ジョボ!チャポ!・・・・
「ぅがぽ!おうぅ!!げぽ!えう!おえぇぇ!!あえぇ!あう!あがっ!!」
「よ〜し!!しぼり出し完了っと!!じゃなくマッサージか」
「これでまた腹が空っぽになったなぁ」
少女は顔を横に目は半開き視点が定まらず口からは舌が垂れてる。
腹も元通り膨らみは無くなりぺたんとし、不規則に痙攣している。
男子生徒 「くく、ちっちゃかった穴が俺の太いのを咥えこんでこんなに広がってるぜ」
朝比奈委員長 「い、痛いっ、こんなの嫌ぁ!」
男 「掻き出しても掻き出しても恥ずかしい汁が後から後からあふれてくる」
朝 「やぁ、そんなこと言わないで」
男 「ふふ、こっちの穴にも入れてやるか」
朝 「やだ、両方いっぺんになんて、そんな、壊れちゃう」
…
男 「あーあ、俺の手、英理子の鼻汁でべとべとだ」
あ、すまん、大誤爆した
789 :
ド素人:2007/03/12(月) 02:36:10 ID:anIJJw/X
「よーし今なら」
そう言うと俺は手で強く下腹部を押しす。
ジワ〜・・・イチゴ柄のズボンに液体が染み渡って行く。
「ぁぅ・・・ぁぁ・ぃ・・」
「けけ、もう小便我慢する力もねえか」
「ふう、何しようか〜?」
そう言いながら臍に親指を入れ、かなりの力を込めて押し込みグリグリ回した。
親指を回す度に臍の周囲に台風のような模様の皺が出来る。
「ぁああぐっ!!くああ!!おぉぉうぅぅ!!」
「そうだなあ」
俺は次のアイディアを思いつくと、臍から親指を抜いた。
臍は前にも増して赤みを帯び、それは臍の周囲にも及んでいる。
俺は少女の体の横に立つと足を少女の腹に乗せた。
「最後は足を使ってマッサージだな!」
それにしても、足で腹に触れてみると驚くほど柔らかい。
手で触った時でも十分柔らかかったが、それ以上だ。
「こりゃあ手加減無しに踏みつけたら殺人になっちまうな〜」
腹に乗せている足に徐々に体重をかけていく。
「ぅ・・ぁぁぁぁ・・ぅぅぅ」
「足の方が腹を広範囲に潰せていいな。しかも体重をかけやすい」
臍の真上に置いてる足を上下に動かす。同時に少女の体も左右に揺れる。
「うん!うぐ!!うぐ!うぐ!オェェ」
「お嬢ちゃんの体は軽くて扱いやすいなぁ、おっともうゲロはほとんど出ないだろう」
口からは胃液と涎が混ざったものが一本糸を引いている。
次につま先だけで下腹部を押し、体重をかけていく。
「い!・・ぐああぁぁぁ・・」
「さあ、小便の残りも全部だしてやる」
少女は少し膝を立てたが何の抵抗にもならない。
俺は更につま先をグルグルと回す。
「ぐぁ!がっ・・・はぁ!」
イイ!!
791 :
ド素人:2007/03/12(月) 04:16:37 ID:anIJJw/X
つま先を下腹部から抜く。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・」
次に臍の真上につま先の親指があたるようにし、下腹部の時より勢いよく体重をかける。
「やはり臍が一番沈むなぁ、筋肉が無い場所なだけはある」
言った通り、ここは唯一腹筋がつかない場所である。(この少女は元々腹筋が無いに等しいが)
「んぐううう!!!うぁ・・ぁ・ぁ・・」
「苦しいか?うら!!うら!!うら!!うら!!・・・」
更にグッ!グッ!と力を込めて押し潰す。
「んむ!!うん!!えほっ!!おあっ!あっ!うっ!んっ!がはあ!!」
「よ〜し」
臍から足の親指を抜いた。
「流石にここまでやれば臍のダメージもかなりのものだな、尋常じゃねくらい赤いぞ」
臍責めは小さい面積にかなりの圧力がかけられるため皮膚へのダメージも大きいのだろう。
足での責めは効果絶大らしく始めてから下腹部、臍にかけて赤くなっている場所が増えている。
「はあ、はあ、はあ、えうぅぅぷ、はあ、はあ」
「さてと次はここだ」
今度は臍と鳩尾の間辺りをつま先で一気に踏み潰した。
「ぐおええぇぇぇぇ・・・おげぇ!!」
空っぽの胃からしぼり出されるようにして、
ゲル状の黄色い胃液が口からドロっと流れ出て極太の糸を引く。
「おら!おら!!おら!うらぁ!!」
胃へも何度も力を込め、体重をかけ、下から上へと胃ごと押し上げる。
「ぐはぁぁ!!おげぇぇぇ!!えぅぅぅ!!あ!!がぁぁ!!!」
もはや胃からは僅かな胃液しか出ないようだ。
相変わらず口からはドロっとした物を垂らしている。
「ふう、一通りは責めたな」
鳩尾から足を上げると、少女の大きく見開いた目は半開きになり、
舌はだらしなく垂れ下がる。涙は常に流れている。
少女のはら全体が赤く変色しているようだ。あの真っ白だった腹が・・・
「じゃあ最後の仕上げといくか」
俺は最後に赤く変色した少女の腹に、ゆっくりと両足を乗せた。
「おがぁ!・・か・・・かは!うっううっうぅう!ぐぁあはあぁ・・・」
「今俺の全体重がこの小さな腹にかかっているのか」
おれは身長約180cmの中肉中背だからかなりの体重がかかっているのだ。
ペタッ、ベチャ、ベチャッ、ペチャ、ブチャッ・・・
「おえっ!!えうっ!!!うげぇ!!んぐぅぅぅ!!がひゅっ!!ぐぽっ!」
俺何度足踏みしたのか覚えていないくらい踏んだ。
少女の目は今までで一番見開いていただろう。
腹を何度も踏む度に足の形が残り、腹が元の形に戻ろうとする前にまた次を踏む。
脂汗で腹が湿ってるせいか、足の裏に腹の肉が張り付こうとする。
そのためよけい腹が波打ち内臓にダメージが蓄積されていく。
少女は気を失うことも出来ずただ責められつづけた。下腹部、臍、脇腹、胃・・・
「よし!これで全腹責めは終わりだな。しかし最初の白い腹が懐かしいなぁ」
「かっ・・・あ・・あ・・・・あぁ・・・ぁぅ」
「じゃあ最後にサービス」
俺はその後30分少女の腹を優しくさすって、パジャマを着させて布団をかけてやった。
そして、ちゃっかり泥棒もして帰宅したのだった。
終わり
792 :
ド素人:2007/03/12(月) 04:21:45 ID:anIJJw/X
やっと終わったorzねちねち責めるのは時間がかかるんですね・・・
実はSSを書いたのは人生初でして;マイナーなシチュ過ぎて引く方も多いんじゃないかと・・・
GJ!
個人的には責めはかなりツボにきましたww
薄くてか弱いお腹最高wねちねちもイイ!
マイナーな要素(小学生?)はそこまで強調されてないからもし合わない人がいても脳内変換できるとオモタ
初めてとは思えない。たしかに793氏のいう通り小学生をそのまま妄想するのには無理があったけど
でもナイス
>>783 タイミング悪かったねw続きが見たい!
795 :
ド素人:2007/03/12(月) 18:09:27 ID:AqR7Yvqn
>>794-793 自分的にマイナー要素はインフルエンザとか腹パンなしのネチネチ責めだと思ってたんですが、
これらはOKってことですか?
あと少し臍責め描写も多くなっちゃいました;(好きなもんでorz
>>795 マイナー要素って良くわかんないね、
ってかこの腹責め自体SMシチュの中でもドマイナーだかんねw
にもかかわらず
腹の具合・責め方・どこまで責めるか
で細分化されているというこの現状w
797 :
588:2007/03/12(月) 19:24:40 ID:7R/FgIMS
>>785 勿論わざとじゃないです、しかもカキコしたあとスレの流れを全く確認せずに出かけてしまい(汗
かえってお気遣いいただきすみませんm(__;)m
>>794 ぼんやりとした「オチ」は浮かんでいるのですが、中々時間がとれず・・・
>>795 とりあえずお疲れ様す〜。
幼女は敬遠気味だけどへそ責め関係もかなり好きなんで…
へそ責めの後に打撃・圧迫も自分としてはポイント高かったです。今後にも期待!
> 腹の具合・責め方・どこまで責めるか で細分化されているというこの現状w
ドマイナー且つ細分化されてる腹責めなのに、ここには色んな書き手がいて満足させてくれてるこのスレは好きだw
799 :
ド素人:2007/03/13(火) 00:08:56 ID:BSZiG0fW
>>796 ドマイナーなのは書く以前から承知しておりました^^;
こういうシチュ苦手な方は読むのをお控えくださいませ。(今さら遅いですが・・・
細分化され過ぎてるのが苦手な方は読むのをお控えくださいませ。
自分は当身で気絶とかより中身をネチネチ責めるのが好きなので
パンチのあるないは関係なかった、gj
GJデス
802 :
ド素人:2007/03/13(火) 03:14:58 ID:BSZiG0fW
皆様レスありがとうございました。
正直、生腹責めにいくのが早すぎたと後悔してます。
やはり最初は服の上から、じっくり腹の感触や臍の位置、形を確かめたりして生腹への期待を高めつつ、
更に我慢して服の上から腹責めして腹筋、内臓、精神を弱らす・・・
そして、念願の生腹責めへ。しかし、生腹の出し方が肝心。服を開ける、破る、切る、捲くる・・・
遂に冷や汗、脂汗で湿った生腹が登場!!(ここで汗表現を出すかは気分次第)
と、まあここまでしなくてもいいかもしれませんがw
少しは服の上からのアクション入れとくんだったorz
もっと腹腹しようぜ!w
今更ながら、
>>1を見て切腹もありなんだと驚いた
一般的な腹責めから切腹までOKってことは色々な事出来る
>>804 その後のレスを見れば切腹は微妙に思われてるのだと
暇だな〜
>>806 切腹もアリかもなあ
敵に捕らえられて凌辱された女戦士が、切腹して自害する
なんてシチュもいいねえw
でも切腹はキャラが使いまわせないからなあww
>>808 切腹ってあんま話広がらない感じするし、一人で出来るし。すぐ終わるというか。
好き嫌い完全に分かれるだろうから手をつけづらいシチュだな。
例えば剣士に胴体切断されて「うぎゃーーーー」はアリ
自害はイマイチ
切断ってのも微妙だなw純粋に刺すだな
このスレで完全に好き嫌いが一致する事など無いと思うが。
例外的に「オンナノハラヲセメル」ことの他では。
切腹とかになるとエロじゃなくてグロだよな。
>>817 早いかな。
たしかこの板は500KBまでだったような。
(現在493KB)
もうそんなにいってたのか。
ちょっとビックリ。
職人さん乙。
次スレもヨロシク!
仕置き人さんblogにwktk
仕置き人さんのblog?あんの?
いや肝心の「女の」を記入してないやん
全部!でも怒らせたらオレがボコボコにされそうw
826 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 10:01:26 ID:6ZnrLDK+
あんまり腹筋バリバリは萌えねー
うっすらと筋が見えるくらいがいいなぁ
>>824 腕までムキムキだとちょっと萎えるので、JackieHassettたんがいいなぁと思ってmyspaceに飛んだら33才ですかorz
ちょっと年齢上杉……
>>824 Ana Usateguiたんとか、Heather Leeたんとか、
もう何やってもあそこまで鍛えた腹を効かせることは無理な希ガスw
埋める
と言われても次スレのほうが楽しい
こっちが終盤になって失速したもんだから先走りしまくりw