甦れ!スーパーロボットに乗って戦うお母さん

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1名無しさん@ピンキー
2名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 23:50:05 ID:7fFqxFKN
2get
3名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:36:53 ID:M6YYChCR
4名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 14:08:16 ID:crbaFkF9
未完の作品が多い!頼むよ職人さん…
5名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 23:56:14 ID:htCg63O3
気付いておくれよ職人さん…
6名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 19:31:22 ID:smAIgfb+
気付いておくれ職人さん。
7名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 20:02:41 ID:AljTLMlH
スーパーロボットに乗って戦う妹なら何とかなるんだが
8名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 20:27:36 ID:383bo4UQ
>>7
いいじゃない、ソレ!別スレ立てれば?
9名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 23:17:51 ID:D7XCtxAI
スーパーロボットに乗って戦う親族【第二親等まで】

でどうだ?
10名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 23:56:59 ID:0tGDQcP9
スーパーロボットに乗って戦う義妹なら書いてもいいけど
11名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 00:20:47 ID:9uG2S2os
おれはロボットに操縦されるお母さんがいい
12某作者:2006/05/21(日) 18:22:04 ID:1cPnmBv3
あ、新スレ立ったんですね…うーん、調子に乗って書いたはいいが
ネタに困って放り出したままですね…ごめんなさい。

頑張って時間作っていつの日か再会できれば…と、考えてはいますが…
他の職人様の降臨をお待ちになった方がよいかと思います。
13贋作士:2006/05/21(日) 23:18:47 ID:lhbhxYxR
例えば未完の作品の続きを作者さんに許可とらず、勝手に書いちゃうのはだめですかね?
14名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 17:49:37 ID:ltS3d15+
いいよ
復興してくれるなら喜んで
お使いください
15名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 18:52:08 ID:5LQRlodh
偽物は黙っててください
自作自演ですか
16名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 19:39:50 ID:V3vIUSUl
イフリーテスって一時復活してなかった?
17名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 20:06:09 ID:haRDkqsM
つまりエヴァみたいに侵食されるシチュが読みたいってこと?
なんかこのお題の意図が掴めない
18名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:11:23 ID:o+yq8IqG
Gガンダム方式って事か?ロボが攻撃を受けると中のお母さんも苦しむ…とか?
19名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:21:16 ID:UYJcGLLq
そうそう。
ファフナーとか、あと獣神ライガーなんかもピッタリ。
20名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:33:47 ID:gKlXYRA/

@ お母さんがスーパーロボットのパイロット。
A 操縦系統はいわゆるGガンダム方式(モーション・トレース・システム)
  さらに、フィード・バック効果(ロボが攻撃を受けると、その痛みがパイロットに伝わる。
B ロボットは女性型が望ましい。
C 飛び散る汗、コックピット内に響くお母さんの絶叫。
D 息子、娘はお母さんの危機をハラハラしながら見守る。

こんな感じか?
21名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:42:23 ID:haRDkqsM
パワードスーツみたいの
もしくは体が半分ロボットみたいなサイボーグ系はダメかね?
22名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 00:32:01 ID:JvGGrcXu
「ママァ−」
「虎丸ぅーっ」
突如として現われたその巨大なロボットの大きさは他の比では無い。
でかい、でかすぎる。
高層ビルをはるかに凌ぎ、ビルを足で跨ぐようにしてこちらに向かってきた。

「明美ーっ」
「あなたーっ」
近所の商店街に家族で仲良く買い物に来ていた小野田一家は一瞬にして凍り付く。
逃げまどう群衆と共に巨大ロボから慌てて逃げる。
「あっ」
スーパーで買い物のつもりだった明美はサンダルにエプロン姿の為、思うように
走れない。つっかけが引っ掛かり思わず転んでしまった。
右肘にかけている買い物カゴから野菜が飛び出す。

「ママッ−」父親にだっこされていた息子の虎丸が後ろでが転んだママを
お父さんの肩ごしに見てしまった。

「パパァ、ママがーっ」
「なに?」
振り向いた父親の視線に写ったものとは、
「あなたーっ」
巨大ロボの大きな手に捕まった我が嫁の姿だった。懸命に夫に向かって助けを求めて
手を伸ばすがロボの巨大な指に包まれ、顔と腕以外はがんじ絡めだ。
「明美ーっ」息子を抱きながら手を差し伸ばす夫。だが嫁はそのまま
ぐんぐんと巨大ロボの手に包まれたまま、空高く引き上げられて行く。
「ママーっ」
「虎丸ーっ」
上空遥か彼方まで連れてかれたママは見る見るうちに小さくなっていった。
代わりにボテボテっとキャベツとトマトが2人の前に落ちてきた。
23名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 20:50:01 ID:DRQqxvvC
続きお願いします〜
24名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 09:36:56 ID:GARLbz/U
新しいお母さんパイロットに期待。
25名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 00:57:59 ID:98oNvwhu
明美ママ戦わないの?
26名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 20:55:07 ID:jnv0COqb
続きに期待する
27名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 22:10:13 ID:M9WTCXVL
続きが読みたいな
28名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 22:51:51 ID:fYIr64kx
かつての職人さん方は何処へ?カンバック!
29名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 01:11:19 ID:bmMbg71c
スーパーロボットものならではのハデな戦闘シーン
コクピットの中で苦しむお母さん
それをハラハラしながら見守る子供
こんな設定のSSが見たいな。
30名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 15:00:51 ID:q7gSBthN
俺だって読みたいさ、誰か書いて・・・
31名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 15:51:21 ID:ChvGX3/e
ひとつネタを思いついたが、ありきたりっぽいので既に同様のものが出ているかもしれん
過去ログを読んでみて、行けそうだったら書こう
32名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 18:50:02 ID:PNgPp2Qe
おっかあはきびしいよ
33名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 01:02:17 ID:vVkqMBAt
>>31
ぜひぜひ!
3431:2006/06/21(水) 23:37:11 ID:MG2H4OcC
ではボチボチと書きはじめよう
忘れた頃にふらりと投下するかと思うので、その際は「遅いんだよ!」と罵倒してやってください
35名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 04:45:24 ID:x0v/1NSp
期待してま〜す。
36名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 19:44:12 ID:dKxUMFk/
おそい!
いくらなんでも遅すぎる
37名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 00:29:45 ID:3AUfkrf+
子供を産んだばかりの若妻がパイロットで、ロボットのエネルギーが母乳。
常に戦闘中、搾乳の快楽に身悶えながら必死で戦う戦闘モノを今考えてるんだけど、
これって、ここのスレ?
38名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 01:11:18 ID:45ztATkO
>>37
間違いなくここのスレ。
39名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 01:29:11 ID:mNcJV9RT
考えているだけで、書かないけどねw
4037:2006/06/25(日) 04:19:39 ID:mMG2MFwd
とりあえず考えてるだけで書かないといわれたら少しシャクなのでプロローグのみを。
今日中に後一回投稿できるといいなって感じ。遅筆なので。
4137:2006/06/25(日) 04:24:45 ID:mMG2MFwd

「私が守らないと!!」
『機体の速度を20%増加。搾乳量をあげます』
「くぅぅぅっ!!」
 機体を走らせると同時におっぱいにつけた機械が音を立ててミルクを吸い取る。
 それは痛みや辛さではなく、凄まじいまでの快楽。
 胸の中にたまった母乳を吸い取られる快楽は凄まじく、脳が真っ白になり先ほどから何度も絶頂を往復する。
 コックピットの下は愛液で水溜りになるほどだけど、それでも奥歯を噛んで堪えながら、私は『ミルキィフィル』を操る。
「あの子の為にも負けられないんだからっ!!」
『機体の腕力を増加。搾乳量を増やします』
「あっあっ、ぅううああああああああああああっ!!!」
 びゅる、びゅる、びゅるるるるるうるるうううううっ!!
 再び激しく搾乳される快楽が襲いかかる。
 乳腺が活性化し、おっぱいの中でマグマが沸き立つような感覚と共に噴水のように噴き上がるミルク。
 ミルキィシィルの中に母乳が注ぎ込まれるたびに、胸にセットした機械から特殊なパルスが放たれ、私のおっぱいの性感帯と母乳生産を引き上げる。
(早く決めないと、この快楽に私が耐え切れなくなる前に!)

 物語は一週間前に遡る。

『1』

「柊あやめさんですね」
家に現れたのは黒いスーツを包まれた青年だった。
その時から私はいやな予感がしていた。
「嘘でしょ・・・・」
それは目の前が真っ暗になるような感情だった。
「残念ながら」
目の前の黒服のスーツ姿の男性は悲しそうに首を横に振る。
「なんで、あの人が」
それは南極探査へ行っていた夫の行方不明という最悪のお知らせだった。
行方不明と行っても、普通に人間が生きていられる場所じゃない。
つまり、それは事実上死亡とさほど変わりない。
「柊先輩は南極で発見した未知の都市の亡骸を発見した跡、ボクを助けようとしてクレパスに落ち、その後一生懸命探したのですが見つけられず・・・・・・・・本当にすいませんっ!ボクが・・・ボクがあの時・・・・・柊先輩を」
「やめてくださいっ!!」
私は叫んだ。いきなり土下座を始める青年に叫ばずにはいられなかった。
「今、そんなことされても私はわけわかりません・・・大体、そういうことも考えたくありません。さっさと帰ってください」
「で、でも、ボクは・・・・」
「いいから早く帰って!!!」
私は夫の後輩を家から押し出し、そのまま部屋の中央へと戻った。
その中央にはいつでも見られるように、私たち三人の家族の写真がおかれている。
静が生まればかりの頃に取った写真。
僅か、四ヶ月前のことなのに・・・・・・
「戻ってくるって言ったのに・・・・・戻ってくるって」
零れ落ちる涙。思い出ばかりがあふれ出て、泣き叫ぶ寸前、静の泣き声が響いた。
そういえば・・・・まだミルクをやってなかったわね。
私は静のまだ小さな身体を抱きかかえ、ゆっくりと産毛のついた頭を撫でながら微笑む。
「もう、お母さんには貴方にしかいないから。貴方だけは絶対にお母さんが守ってあげるから。」
服を脱ぎ、ゆっくりとおっぱいを近づけると静はしがみつくように乳房を捕まえ、音を立てるように吸い付いていく。
胸の奥に溜まっていたものを吸い取られる恍惚と安堵感、そして同時に噴出した悲しさに私は娘に授乳しながら、静かに泣いた。


2ちゃんねる発投稿です。クソ下手ですね。マジですまん。
42名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 10:24:34 ID:XXO1WG4G
37=41>
GJ!うまいじゃないですか!
続きヨロ
43名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 20:09:44 ID:WGzvzoQL
考えているだけの方がよかったね
推敲とかはちゃんとやった方がいいよ
44名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 00:00:24 ID:Clx1yo1k
>>43
考えているだけの方がよかったね
クソ野郎のくせに煽らない方がいいよ
45名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 03:09:42 ID:k1YvB4CQ
昔のスパロボものによくあるパターンを親子でやらせるのがよいな。
主人公のロボットに乗って戦うのはお母さんで
支援機でのサポ役は息子が担当。

プラグスーツみたいなの着て神経ケーブルにつながれたお母さんは
機体と一心同体で攻撃されるたびに狭いコクピットの中で身悶える。
熟女らしくやたらとリアクションが大きくて、ピンチのときの苦しみかたは
なりふりかまわない感じってのがよい。
46名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 23:11:40 ID:YF14h3QX

「ほらっ葉月さん、早く着替えてっす」

同僚の雅哉パイロットがプラグスーツを投げ込む。
「そんなこといっても、これちょっと・・」
制服を全部脱いで下着姿になった葉月が
伸縮性のあるプラグスーツを手に持ちながら考え込む。

「早くしてください!敵がもうすぐそこまで来ているんですよ」
「もう、わかったわよぉ」
慌てて長い脚を折るようにしてスーツの穴に通した。
腰を振りながら引き上げてみる。が、やはり最後まで上がらない。
「ねぇっ!これサイズ小さいわ!他のないのぉぉ?」
奮闘しながら叫ぶ葉月の影が白いカーテンの衝立てに浮かぶ。
お尻を振って暴れ、胸まで揺らしているのがシルエットで分かる。
「それはミユキ隊員の使用していたスーツなんです!
 もう後は男性用だけです!だからなんとかしてそれを着てください!」
雅哉の非常な答えが返ってきた。
(とほほ、冗談でしょ・・)
葉月は男を惑わしまくる自慢の大きなお尻をさすりながら呆れた。
「もう!絶対無理!こんなの!うぅ・・ん!!」
ヒップにひっかかたスーツを強引にゴムのように引きあげる。
薄地が限界まで伸びていく。
「もう、ミユキてどういう細い子だったのよ!」
怒りに満ちた声を振り絞りながら踏ん張った。

「だめぇ、全然上がらない・・」
何分かののち、力を失った葉月の声がする。
「やれやれ・・」
頭に手をやる雅哉隊員。
「ねえ!雅哉くん、こんなのよ?これでどうしろっていうの?」
ジーンズを試着した子供のように飛び跳ねながら前に出てきた。
「う、うぷぅ!」
「あ?」
スーツを掴んでいるので上半身は前かがみぎみ。寄せられたブラからおっぱいがこぼれそう。
下もプラグスーツを履いてるとはいえ、レースの小さなパンティをほとんど晒していた。
「は、葉月さん!ちょ、ちょっとぉ、エロすぎますっ!」
「あ・・!こ、こら!み、見るなぁ、無礼者ぉお!」
指を刺しながら鼻血をこらえる雅哉と両腕を使って胸を隠す葉月。
47名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 23:13:16 ID:YF14h3QX

「こらぁ!おまえらなにしてるんじゃぁ」

「ははっ!!」二人は顔を合わせるようにしてその場で固まる。
パイロットルームの天井に下げられたモニターに、真っ赤な顔をした山本艦長が写し出された。
一向に出てくる気配のないパイロット2人についに号を煮やしたのだ。
「はよ、コクピットに行ってスタンバらんかい!」
(ガゴォン!)
「きゃぁー!」
突然床が斜めに傾き、抱き合うようにして二人が部屋の隅に転がる。
「あ・・」
「え?・・」
顔と顔がくっつきそうなほど密着した雅哉と葉月は思わず目が合うと、
なぜか互いに顔を赤らめた。
「は、葉月さ・・」
上半身を露出させたままの葉月の胸が雅哉の顔に柔らかく触れる。
甘い香りが脳を刺激する。
「う!」
ドクンと鼓動が高まり股間のスーツが押し上がる。あそこが固くなるのが分かった。
馬乗りになっていた葉月もお尻ごしにそれを感じる。
「う・ん・」
「・・・・」

『敵、来襲!敵、来襲!左舷45度の方角。各員緊急配備にお願いします』

"DANGER"と表示した赤ランプが激しく点滅し、廊下中にスクランブル
コールが響き渡るのを意識の片隅で雅哉は感じた。
「は、葉月さん・・」
「だ・・だめ・・」

(クチュ・・)別の危険が二人を襲いはじめた。
48名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 23:11:42 ID:J4TVyMqq
戦いに期待!ワクワク
49イフリーテスいいですね:2006/07/06(木) 23:18:58 ID:XU5OzsHY
コクピットは女性型ロボットの子宮部に位置して、敗北したのち駆動部が多いことから走行の薄い股下部分からドリルで穴を開けられちゃう
感じで…くわえてコクピットごと引きずり出される瞬間にはパイロットにもどうように子宮を引き剥がされるかのような激痛が…
デビルガンダムみたいなコクピット内侵食に襲われ両乳房・尿道口・膣口・肛門に強引にチューブを挿入され体液の搾取と強制操縦させられる感じに…
50イフリーテスいいですね:2006/07/09(日) 18:45:52 ID:Nk7M/2w+
ついでに操られたイフリーテスの大鎌の集中攻撃をコクピットのあるロボットの下腹部に受け続けた挙げ句、
大きく裂けたパンツ型の腰装甲板を無理矢理引き剥がされコクピットが露出するシルフィード。もちろん痛みはパイロットに。
もはや薄板を隔てたのみのコクピットを容赦なく殴り続けるイフリーテス。まるで子宮を剥き出しにされ直接殴られているかのような激痛に
失禁と嘔吐を繰り返すシルフィードのパイロット…最後はコクピットをこじ開けられる痛みと恐怖に泣き叫ぶような…
あとはコクピット内に敵戦闘員の侵入を許し二重の陵辱を受けるとか…
51名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:05:27 ID:XWgyVsL1
マジンガーヒロインロボ風ママロボよろしくお願いします
52名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 23:28:24 ID:BystCZ2C
マジンサーガの時のコクピットは、良かった。
コクピットの中で苦しむ母親の姿を、モニターで見ながら興奮しているなんて良いと思うが。
53名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 11:35:47 ID:H/XsS/l8
女性型バイオアーマーもよかった。
54名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 23:18:13 ID:EUoYkl+b
レズロボものも見たいなあ
55名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 16:02:42 ID:nNPBDYXx
Gガンダムの様なタイプで、ロボットの格闘技の選手の母親に、
センサーの反応をよくするためのクリームを全身に塗ったり、
センサーの取り付けや微調整が幼い頃からの息子の仕事だが、
成長と共に母への意識が微妙に変化していき、仕事が執拗な程
に丁寧になって熟れた母親の体を燃立たせるなんて話を、誰か
お願い書いて。
56名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:10:42 ID:HNSRDk8p
デビルガンダム騒動後、ドモンと結婚し、一児の母になったレイン。
七歳ほどになった子供をつれてドモンはギアナ高地に。

一人残ったレインは、早く帰ってこないかなぁと思いながら、町病院を開いてのんびり暮らしていたところ、
軍に保管されていたDG細胞をテロリストになったミケロが略奪。
しかし、輸送中にDG細胞がテロリストのMSとミケロを侵食して、かつての生体ユニットを求めて、レインを拉致しようとする。

レインは病院の近くに保管しておいたライジングガンダム改で出撃するもボロボロにされてしまう…。
妻の危機を察知して駆けつけたドモンが見たものは、ボロボロにされたライジングガンダムと、DGミケロに穴という穴を陵辱されて、
膨らんだ腹から新たなDGを産んだレインの姿だった…


こんな感じでキボン。
願わくば「ひぎゃあああっ!」とか断末魔をあげるような悲鳴を泣き喚くレインとか見てみたい。
57名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 12:32:40 ID:KhbU0sqy
昔のスパロボにあった勇者ライディーンみたいなのもよい。
セクシーなパイロットスーツに身を包んだお母さんが、
古代のロボ(女性型)に乗って子供を守るために戦う。
コクピットにいるあいだお母さんと機体は一心同体でダメージを
受けると痛がるだけでなく、エネルギー残量に応じて疲れ果てていくとか。
毎回ピンチの連続でコクピットの中でお母さんは苦しみまくり
時には泣き喚きながら戦いつづける。
58名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 00:48:49 ID:quodYpUK
操縦システムはGガンダムみたいなので良いけど
やっぱりパイロットの体のあちこちに神経ケーブルみたいなのが
繋がれてるほうが雰囲気出てていいな。
59名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 00:03:52 ID:aT5Pu2lv
ママロボまだあ?
60名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 02:31:04 ID:Gkk+Fjam
過去作品を見ると息子持ちのママンが多いみたいだけど娘じゃ駄目なの?
61名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 01:47:08 ID:p+cIRuBS
レズよりファックだ!
62名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 21:20:02 ID:XG5mXkoj
鋼鉄ジーグみたいに変身してロボのパーツのひとつになって戦うとかもいいな。
ママがパーツになってる部分が弱点で、そこに攻撃を受けると本人も傷付いてしまうとかね。
63名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 15:25:33 ID:wnGoY2w/
人質になった娘を救うために、洗脳された娘の憧れの男性に、
娘の目の前で犯されるなんてありかも。
64名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 03:36:35 ID:ZJp4k6ic
コクピットで苦しみ悶えるお母さん。
支援機のモニターでそれを見て焦りまくる息子or娘。
やっぱりこれかな。
65名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 11:45:14 ID:fhExsPo0
支援機のモニターでそれを見て、カキまくる息子。
こっちだろ。
66名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 21:34:20 ID:bU0cvtCN
>>63
寧ろ洗脳された息子にやられる展開で。
67名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:03:35 ID:gEb7cSLd
息子も一緒に乗ってればいいかも。
ただし操縦するのはお母さん。
やられて苦しむのもお母さんだけと。
68名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 20:55:55 ID:8jbQUmMY
息子のペニスが操縦桿で右に左に旋回させるたび息子が苦しみ悶えるみたいな感じきぼん
69名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 02:36:48 ID:Rkb4AWMU

『ジョイスティックホール、オープンです』
『ボーイズエンカントはコンコースホールにスティックのアジャストを開始してください』

ガシャ ガシャ ガシャッ 

各機に取り付けられた集音マイクによって、装填の音が一斉に指令室に転送される。

『カーネギーベクター、フライトコースクリアー。カウントコールを開始します』
『了解。サードパースから射出願います』

ゲートが開く。 すると正面の山脈を乗り越えて、舞い込んでくる冷気がベクターにも染み込む。

「ふひゅー、気持ちいいぜぇ」

コクピットに仰向けに寝転がるシュウタは、顔だけ前方にひねって外を見た。
目の前にヒマラヤ山脈と雲の海が拡がっている。

「うぉーっ最高ー」

どこまでも続く雲海の隙間から、高い山頂付近だけがポツリポツリと顔を出していた。
朝焼けの光で雲海がピンクと紫に染まり、まるで神秘の世界に迷い込んだようだ。

『2時の方向に敵確認。全機、アナライズを修正してください』
「あれか!」

見ると、雲の絨毯の遥か前方に黒いスイカの種のような影が8つ浮かんでいた。
こちらに向かって疾走している。

「シュウタ、いい?いくわよ」

シュウタの腰を跨ぐように座るミサコが、両手でシュウタのスティックを
握り直す。
プラグスーツに似たパイロットスーツを着る親子が、 戦いの前の決意を
確認しあうように、強く見つめ逢った。

「ああ、母さん。いってくれ」
シュウタが親指を立てた。

「カーネギーベクター発進しますっ!」

70名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 02:33:21 ID:zGH8p9oW
ドキュルルウルル…

爆音と突風を残してアーマードビークル・カーネギーベクターが隊の先頭を切って
第3カタパルトから射出された。

「くそっ、シュウタに遅れてたまるか、母さんボクらも続こう!」

同じくペニスを天井に向けて仰向けに寝ているマイノーが腰を何度も突き出し、
母親のエリザをせかす。

「焦りは禁物よ、マイノー。安心しなさい神様はいつでも私たちの味方…」

パイロットスーツからこぼれんばかりの肉体をさらけ出している母親エリザが、
その深い谷間に潜った銀の十字架をすくいあげ、強く握った。

そしてマイノーのスティックを豊かな乳房の間に挟み込まんとばかりにぐっと引寄せた。

「さぁ、あなたは強い子。しっかり我慢するのよ、マイノー」

「あぁ…ぁぁ……」
先程まで威勢が良かったマイノーが早くも小さな痙攣を始める。

「カーネギーブライドル、出ます!」

ズュルルウルル…

パワーが有り余り、勢い余ってトルネード状にきりもみしがらマイノー親子の
アーマードビークルが飛び出る。
それに続けと言わんばかりに後続機も次々と雲海に飛び出し、機影群が朝日にキラキラと輝いていった。

71名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 02:54:33 ID:eG9LaEIk
戦いはまだ?
72名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 02:15:26 ID:wtmyg5/t

カタパルトを飛び出すと5機のカーネギーは、すぐにVの字型に陣形を寄せた。
ゴシュルルルル…
激しい横Gがパイロットとエンカントを襲う。
…ビシビシビシ…

「うぅ…ぐ…」

カーネギーベクターを駆るミサコも腕が振られないように努力した。
だが機体の震動はミサコの手を揺さぶり、シュウタのスティックを上下に細かくコックしていく。

「シ、シュウタ、大丈夫?」
「うぅ…うぐぐ……ぁあ、ぜんぜん大丈夫だって、母さん…」

シュウタは両腕を開いてコクピットの下にある鉄柱を握る。
母親の長い指がその幼い亀頭に触れる度に腰をピクリと震わす。

(耐えるのよ、シュウタ…お母さんもがんばるから…)

包むように握っているその手の中で我が子のムスコがどんどん膨張していくのが感触で分かる。
亀頭がどんどん大きくなっていく。

(この子、こんなに立派な…)

意識しまいとするミサコの理性を、その我が子の固い大人の部分が掻き乱す。
子供と思っていたつもりが、父親のそれと遜色ない固さになれる息子の陰茎に、
ミサコはいけないと思いつつも、子宮がキュンと反応してしまった。

「く、敵は…、補足しているわよね?ベクター!」

アナライズ補正でロックを続けるAIにミサコが気丈に振るまって問う。

『はい、敵も加速しております、まもなく互いに射程圏に突入します』
「よしっ、いくわよ」

高度を微調整しようと、ミサコがシュウタのスティックを自分の太腿の間に強く引き込む。

「うぁぅっぅ…」
さらに強く絞られた自分のスティックにシュウタの顔がついに汗で滲み出す。

中学に入ったばかりのシュウタと自分。
まだ自分の方が体は大きい。身長は、ほぼ同じぐらいになったが体の線はまだまだ子供で、
お尻とか太腿はミサコの方が倍近くある。

パイロットスーツに包まれたミサコの肉体は、これでもかといわんばかりに母親の、
大人の女のラインをしていた。
エンカントを務める息子の上に、大きなお尻で跨ぐように、馬乗りになるその姿は、
少年を悪戯する大人の女の姿にも見えなくもない。

(はぁはぁ…見えなく…なってき… はじまったよ…かあさん…)

「他の皆は…」
自分の顔の左右に投射モニターが2面づつ浮遊しており、これで各機の現状が見える。

『うぅ…うぅう…』
激しいGの圧力と我が子からの刺激にパイロットの母親たちは皆、顔をしかめていた。
子供たちの吐息も聞こえる。

「みんな、耐えるのよ。敵はもうすぐそこ!」
73名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 05:44:23 ID:205PDHVi
じわじわと面白くなってきた
74名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 03:18:16 ID:KsW1IyLC
ww
75名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 08:38:40 ID:mtm6/lgx
戦闘はまだかな。
76名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 03:04:52 ID:ghEAzPdO
ー母子欲情波動機 CANAGEー vol.4

「はぁ…はぁ…マイノー…、…こんなに…熱くなって…マイノー…いけません…」
「か、母さん…、いけない…もっと優しく握って…く…」
二人の呼吸がおかしい。コクピットの中が熱帯雨林のように蒸している。

『ぁぁ…エ、エリザ、だめ…今は戦いに集中して…!…』
自分も体が熱く蕩けそうだがなんとか我慢するミサコがモニターから呼ぶ。

敵との交錯が始まり、光の剣と光弾が飛び交かう。
シールドで敵の攻撃をかわしながらトリニードライフルを撃つベクターの視界から
カーネギーブライドルが遅れ出した。
『エ、エリザーッ!』

「あぁ…マイノー、いけないわ。ねばねばしている…母さんお父さんにしかられるわ…」
エリザは息子のコックを人差し指でさすり続ける。
ビクンビクンと魚のようにしてマイノーが腰を浮かせた。
はぁ…はぁ…はぁ…我が子が自分に感じてくれているわ……、母親冥利の恍惚。

跨がっている大きなお尻を無意識に動かして我が子を誘発する。
「ぁぁ…マイノー…こんなに大きく…なって…。母さんのここに入れてもいい?…」
パイロットスーツは胸元に丸い穴のあるデザイン。
スーツが張り裂けそうなエリザの深い谷間がかっぱりと開いた。

パイロットトレーニングで見事なボディラインを持った母親パイロットの中でも
ミサコと並んで断トツのスタイルをしたエリザ。
そのミサコですらパイロットスーツを着たらエリザには近寄らない。
艦の男性クルーは出撃前のエリザの姿を見ると皆、股間を押さえて倒れ込んだ。

「マイノー、母さんを叱って…」
大きな胸の谷間で息子の息子を挟みこむ。
「あぁ、やめて…か、母さん…ボク…出ちゃう…」
他のエンカントにはいつも負けん気を見せるマイノーが情けない声を出した。

ゴクンッ…。
他の4機の母親とエンカントの息子たちは、交戦しながらも照射モニターに映る
ブライドルのライブ映像に固唾を飲む。

『アァァ…ン…』 『…ママァーッ…』
モニターの中で発情が始まった。
他のカーネギーの母親も我慢しきれず 息子を握る手が上下していく。
ぁ…ぁぁ…、
カーネギー隊が異様な空気に包まれ出した。

「…み、皆、だめ、だめよ… このままではやられるーっ!」
あそこが濡れ出してしまったミサコが自分を戒めるように叫んだ。
77名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 10:36:34 ID:w3cP9Kwf
合体すると、中の親子も合体するの?
母親たちの興奮がロボットのエネルギーとか。
78名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 12:25:34 ID:D7MDYq8W
↑ナイス突っ込み!
こりはすごい興奮物だな。
79名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 02:18:14 ID:jCQXWVJy
攻撃されるとどうなるかな?
80名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 13:26:29 ID:ZOiGJuaL
やられた時の親子の反応はいかがなものか。
81名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 03:23:05 ID:VLPDiXCo
「女性型バイオアーマーと合体して戦うお母さん」て感じで
どなたか創作してくれんかなぁ。
82名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 22:50:18 ID:ZAkTqZYs
マジンガー系スーパーロボ希望age
83名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 12:27:50 ID:G/xpfxcA
母子欲情波動機最高ー!
作者さん続き期待してます
84名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 20:37:36 ID:gTkWRFAD
ママーッ
85名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 22:50:01 ID:OMOvYeLl
爆乳ミサイルで敵をなぎ倒せ!
86名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 20:58:39 ID:MGf4psIN
往年のスーパーロボットものみたいな感じのもいいな。
〜パーンチとか〜ビームとか叫びながら戦い、やられた時のパイロットのリアクションも大きいやつ。
当然ロボは女性型で主人公であるパイロットはお母さんという設定で。
87名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 15:18:01 ID:iOblc9+W
母子欲情波動機。
この段階では合体出来る事を知らないというのはどう?
敵のロボットが出て来て、母子が合体する事でロボットの合体スイッチが入ると教えられ、
戸惑いながらも市民を救うためにやむを得ず息子に跨っていくという展開で。
88名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 01:16:49 ID:GFkEfSyR
>>86
いいね、そのノリ。
もちろんムダにナイスバディなロボとオパーイミサイル
そしてミニスカ戦闘服は必須でしょ?
89名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 13:24:29 ID:0JUa1dAp
90名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 22:03:12 ID:4cv0THqA
>>89
アヤ・コバヤシはママって年ではない気が
91名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 04:30:06 ID:lxtmt9yX
SSがないとさみしいね。
92名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 23:29:18 ID:ADma3ZSE
SS期待上げ!!
93名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 08:00:52 ID:X53jX7mk
合体する為にはセックスが必要で
パートナーとセックスするが実はパートナーが赤ん坊の時に生き別れになった息子で
お互いに血の繋がった母子とは知らずに地球の平和の為にセックスするが
その事実をとある経緯で知りって感じも良いと思う
94名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:50:10 ID:mhh9KLoh
保守
95名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 00:44:54 ID:PAnXVNG3
>>62みたいな設定はツボなんだが、
やられるのは生身の女性じゃなくて、女性型ロボットてことになってしまう。
96名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 12:14:52 ID:EFBH+hdZ
では、機体を巨大化した生身の女性に強化スーツを着せたような
生体兵器にすればどうだろう。
操縦者であるお母さんは中で神経ケーブルでつながれ、機体と一心同体になって戦う。
当然やられてるときは機体の中にいるお母さんも苦しみ悶えると。
97名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 12:47:13 ID:5jZM/94S
それ、巨大化スレ向きだから。
98129:2006/12/18(月) 18:20:15 ID:nkiCkzl6
>>97
いや、ツッコむ所違うようなこの場合は

>>96
それじゃ『エヴァンゲリオンじゃねーか』 なような
99名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 18:23:04 ID:PAnXVNG3
機体とパイロットがシンクロしてるってのは
このスレの主流だと思ってたが……
100名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 02:59:27 ID:OYGkKMVL
そうパイロットは機体とシンクロしていてダメージはフィードバックされる。
本人が巨大化するわけではないが、機体がダメージを受けると痛みが
パイロットに伝わって苦しむという設定。
エヴァもそうだしGガンダムやライガー、それにファフナーなんかも
そんな感じかな。
101名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 08:02:25 ID:z3738l9N
>>100
それって何というジャン○ーグA
102名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 17:12:04 ID:lRPMuweN
実際にパイロットの身体が傷付くわけじゃないから、かなり強烈なやられっぷりも可能。
ただし機体と完全にシンクロしまっているので受ける衝撃や痛みはほんもの。
例えば機体の腕が吹き飛べば、操縦している者をそれと同様の痛みが襲う。
当然パイロットは絶叫もん。

このようなシステムで乗っているのはセクシーなママ。
毎回ピンチの際にはコクピットの中で苦しみもがくことになる。
それでも平和を守るためママは勇敢に戦い続けるのであった。
こんなストーリーがいいな。
103名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 20:06:01 ID:ci6D+vwD
104名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 00:11:40 ID:bqYQD+fP
機体のエネルギー残量とパイロットの体力がシンクロしてるとかもおもしろい。
必殺技を使ってエネルギーを消耗したりすると次第に
パイロットも苦しくなっていく。
敵にエネルギーを吸い取られて苦しみ悶えながら
ヘロヘロになっていくなんて展開もよい。
105名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 10:57:04 ID:c1Xq3lcF
昔読んだレモンピープルにそんな感じの阿乱霊の漫画があったような…
AI乗ったパワードアーマーみたいな奴で、乗ると触手みたいなので繋がらないといけないとかで旅の女戦士は乗るの嫌がってて、敵ロボットに襲われて渋々搭乗
必殺兵装を使うには一度イカないといけなくて、それを防がれてしまい連続で使用しようとするロボットが女戦士が止めるのも無視して今度はアナルを責めて強引にエネルギーを引き出す…

こんな内容だったと思うけど詳細知ってる奴いない?
106名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 15:54:22 ID:30IS0DcV
>>105
記憶があやふやだが「イクサー1」じゃなかったかな−
107名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 16:25:49 ID:c1Xq3lcF
いやいやさすがにイクサー1なら記憶にある
なんか北斗の拳みたいな荒廃した世界を女戦士とロボットが二人旅してるんだよ
でロボットが歩くのに疲れたなら俺に乗ればいいのにとか言って女戦士が色基地外になるから嫌とかいう会話してるのなんだが…
108名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 22:20:56 ID:K6+fYbC9
マジンガー系女ロボのりで頼むね
109名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 00:07:08 ID:dUDTO2EI
ほしゅ
110名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 21:19:24 ID:+6lXSvoC
ボインパン−チ
ロケットビーム
111名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 21:27:21 ID:+6lXSvoC
テーテーテー テレテテレレー 
ドンドドン ドンドドン
空にそびえる双丘の城 ♪
スーパーロボット ボインダーZ
無敵の恥口はぼくらの為に
今だ 出すんだ スペルマーX!
ボインゴー ボインゴー ボインダ−ゼッツ!
112名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 09:26:03 ID:dOpMp2EQ
ターンエーの操縦席は亀頭だったな。
113名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 01:54:44 ID:oGlmOZdi
あけおめ保守
114名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 11:59:53 ID:D3wq0Fes
新作SS来てほすぃ
115Maria:2007/01/11(木) 23:44:55 ID:TCbwAJ65



「──で、こんなところに連れてきて、一体どういうご用件かしら?」
女は手を腰に当て、目の前の男を睨みつけるようにしていった。
男が座っているデスク以外には、何もない無機質な空間が広がる部屋──
窓もなく、明かりと呼べるものは部屋の数箇所にある間接照明だけである。

「なんとかいいなさいよ!」
女はなにも応えようとしない男に向かって、イラついたようにそういった。
その女からは、怒り──いや、それは憎悪といっても過言ではない──を、むき出しにしているのが、
手に取るように感じられた。
艶のある、肩まで届くストレートの黒髪をかきあげながら、男に対し鋭く射抜くような視線を浴びせているその目からは、
彼女の気の強さが伺える。
Tシャツをはおり、ぴっちりとしたジーンズを穿いたその姿は、モデルのようなスタイルのよさだ。
二十代後半から三十代前半──外見を見る限りほとんどの人間はそう思うだろう。
実年齢の三十八歳──そう聞いて信じる人間が何人いることか? それほどのスタイルと美貌を併せ持つ女だった。

対する男は四十代前半というところだろうか? 黒縁の眼鏡を掛け、いかにも学者然としたその表情からは、
感情というものがこの人間にあると伺えないほどだ。
デスクに座り、自分の方を見つめている女に視線を送っていた。

無駄に──という言葉が適切なほどに──広い室内には、この二人の他に銃を構えた兵士が数名、
女のまわりに立っている。
そして男の傍らでは、若い女が立ち彼女の方を見つめていた。
少し茶色がかったショートカットの髪、細面の顔と涼しげな目許は、知的な女の印象を受ける。なかなかの美人だ。
スラリとした長身にタイトなスーツを身にまとった姿は、そのスタイルのよさをさらに際立たせている。
膝上15cmほどのミニスカートから伸びる脚は、まさに美脚という言葉がふさわしい形のよさで、
特にふくらはぎから足首のしまり具合は完璧だった。
おそらく秘書かなにかなのだろう。時おり、手に持った書類らしきものに目を通しては、女の顔を見やっていた。
116Maria:2007/01/11(木) 23:46:29 ID:TCbwAJ65

「雄介は元気か?」
ようやく男はぼそりと呟いた。抑揚のない感情を押し殺したような声だ。
「あなたには関係ないことだわ……」
女は更に厳しい表情をして、男の方を睨みつける。
「それで……」そして続けた。
「捨てた息子の様子を知りたいがために、別れた女房をこんなところに呼んだの? 国家権力まで使って……」

女の言葉に男は、くくくっと含み笑いをした。女がここに入って来てから初めて見せる感情表現だった。
「相変わらずだね……理沙」
「あなたに呼び捨てにされるいわれはないわ。加納恭二“さん”」
理沙と呼ばれた女は、あえて男を“さん”付けで呼んだ。あなたとは赤の他人よ、といわんばかりである。

「それに、相変わらずなのは、お互いさまよ」
男──加納恭二はそれには応えず、ややあって口を開いた。
「君にはMariaの頭脳になってもらう」
「……? なにをいってるの?」
「彼女について行けばわかる」
加納は自分の傍らに立つ若い女に視線を送った。
「岬有美です。ご案内します」

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! なんのことかさっぱりわからないわ。説明してちょうだい」
「行けばわかります」
「行けばって……きちんと説明しなさい。納得しないとテコでもここを動かないわ」
有美はヤレヤレという顔をしながら、加納の方を見た。どうしましょうか? と聞いているようだ。

「君の意思は関係ない」
加納はいった。
「なんですって?」
「君に拒否権はない、ということだ」
その言葉がいい終わらないうちに、理沙のまわりにいた兵士たちの銃口が彼女に向けられた。

「問答無用ってわけね……」
「そういうことだ」
理沙は加納を睨みつけた。
「前言は撤回させてもらうわ。相変わらずじゃない……八年前以上の最低男ね!」
「褒めてもらって恐縮だ。岬くん後は頼む」

加納の言葉に、はいと返事をした後、有美は理沙に顔を向けいった。
「では──行きましょうか。神崎理沙さん」
117Maria:2007/01/11(木) 23:47:29 ID:TCbwAJ65



「どこに連れて行く気?」
長い廊下を歩きながら、理沙は前を行く有美に向かっていった。
「地下です」
あくまでも事務的に応える有美。後ろを振り返ろうともしない。

「あなたおいくつ?」
理沙は話題を変えてそう尋ねた。
「二十六ですが、なにか?」
「別に……妙に落ち着いているから、わたしより年上なのかと思っただけよ」
「普通だと思いますが──神崎さんが子供っぽいだけでは?」
皮肉をいったつもりだったが、逆にやり込められてしまった格好だ。

それにしても──と理沙は思った。ここは一体なんの施設なのだろう? 
仕事に行こうと自宅を出たところで、国防省の役人を名乗る男に呼び止められ、いぶかしげな顔をしている内に、
数人の銃を持った兵士に無理やり連れ去られてしまったのだ。まさに拉致されたといってよい状況だった。

そしてここに連れてこられた。中に入るまでアイマスクを着けられていたせいで、ここがどこにあるのか、
どんな外見の施設なのかはまるでわからない。だが、こうして内部を歩いてみると、かなり広いところであるのは確かだ。
一体これからなにをさせられるのだろうか? 
地下に行くとこの有美という女はいっていたが、そこになにがあるというのだ……
あいつ──加納恭二のいった“Mariaの頭脳になる”とい言葉も気になる。

理沙がそんなことをつらつらと考えていると、前を歩く有美の歩みが止まった。
どうやら地下へ降りるためのエレベーターに着いたようだ。
「どうぞ……」
エレベーターのドアが開くと、有美は理沙を中へ入るように促す。
兵士ともども理沙が入ると、有美自身も中へ入りエレベーターのスイッチを押した。

B20──地下20階が理沙の行き先だった。
118名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 01:33:35 ID:pyCpJazZ
おおー!久々に新作SS!キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!


期待!MARIAさん展開期待してます!
119名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 01:55:22 ID:za1C9wol
期待age
120名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 03:44:22 ID:Y6IPUHaU
Mariaの頭脳になる?
なんかすごく良さげな感じ。
期待してます。
121Maria:2007/01/15(月) 00:51:39 ID:b+RB62Rd



エレベーターを降りると、目の前にいきなりドアがあった。
「ここです」
有美は理沙にそう告げた後、ドアの横にあるマイクに向かって「岬有美です」といった。
ロックが解除され、ドアが開く。どうやら声紋をチェックする装置のようだ。
有美の後に続いて理沙がその部屋へ入ると、兵士たちは自分たちの仕事はここまでとばかりに、その場を立ち去った。

「先生、連れてきました」
デスクの上に足を投げ出している男に向かって有美がいった。
しかし、男の返事はない。代わりにグーグーというイビキが聞こえてくる。
「先生、起きてください! 先生!!」

ようやく男は顔を上げた。気持ちよく眠っていたところを起こされたせいか、かなり不機嫌な様子だ。
「ああ〜ん? なんだ……気持ちよく眠ってるところを起こしやがって……」
男はよっこらしょと体を起こす。椅子から立ち上がり、理沙たちの方へと歩みを進めて来た。

かなりの大男だ。理沙も女性としては大きい方で168cmあるが、男はさらに頭ひとつ大きい。おそらく2m近くはあるだろう。
身長だけでなく横幅もかなりのもので、脂肪で肥え太っているというよりも、がっしりとした筋肉質の体格という感じだ。
後にわかったことだが、学生時代はラグビーをしていたということらしかった。

「なんだぁ〜、有美ちゃんじゃないかぁ〜。もっと優しく起こしてくれたら、すぐにおっきしたのに」
その風貌とは正反対の甘えた声を出しながら有美にいう。理沙は少々呆れ気味に、その男を見つめていた。
122Maria:2007/01/15(月) 00:52:39 ID:b+RB62Rd

「冗談はそこまでにしておいて、仕事に戻りましょう。彼女が前にいっておりました“候補者”です」
冷静に対応する有美に、男は「つれないねぇ〜」といいながら理沙の方へと顔を向けた。
品定めをするように彼女の上から下まで視線を這わせていく。

「なかなか別嬪だな。おまえ名前は?」
男は不躾にそう問いかけてきた。
「失礼ね。人の名前を聞く前に自分の名前を名乗ったら?」
男の無作法が気に入らず、生来の勝気な性格が出て、理沙はそういった。

「ほう、なかなかいうじゃねぇか。そういう気の強いところも俺の好みだ」
別にこんな男に好かれたいとも思わない。出来れば嫌って欲しいくらいだ。
理沙がそう言葉を発しようとしたとき、有美がふたりの間に割って入ってきた。

「先生、こちらは神崎理沙さんです。神崎さん、こちらは亜門先生です」
そういった後、彼女は亜門に向かって続けた。
「先に資料をお渡ししているはずですが、目を通していただいてないんでしょうか?」
有美にそう問われ、亜門はえっ? というような顔をして、自分のデスクの上を引っかき回し始めた。

ややあって、バツの悪そうな顔をしながら、「あー、他の資料の下敷きになってたよ」などといいながら、資料を開いた。
「ふーん、神崎理沙……なんだ、三十八か? えらく若く見えるな……」
そういいながら資料を読み進めていく。すると急に亜門の顔が真剣な表情へと変わっていった。

「──生き残りか……」
そう呟くと理沙の顔をじっと見つめた。
「な、なに……?」
理沙は亜門の視線を浴び、背筋に悪寒が走るのを覚えた。
123Maria:2007/01/15(月) 00:53:21 ID:b+RB62Rd

「よし、さっそく検査だ。服を脱いでついて来い」
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ。検査ってなに? 服を脱げってどういうこと?」
「適正検査だ。服着てちゃあ正確に測定できねぇんだよ。さっさと脱ぎな!」
有無をいわさぬような口調で男はいうが、理沙もこれ以上黙っていられない。
「適正検査ってなに? 一体わたしになにをさせようっていうの? 説明してちょうだい。上ではここへ来れば
わかるっていってたのよ! わけがわからないわ。きちんと説明してちょうだい」

その言葉を聞き、亜門は有美の方へ向き直り、どういうことだ? という表情をした。
「申し訳ありません。時間がありませんでしたので、上では満足に説明しておりませんでした」
「加納の野郎……また俺に丸投げか……」
仕方ないな、と呟きながら理沙に顔を向ける。

「おまえさんにはMariaの頭脳になってもらう」
「それは聞いたわ。で、Mariaって誰?」
「Mariaか……」
亜門はそういうと、デスクの方へ戻り、なにやらスイッチを押した。
「あっちを見てみな」といって顎をしゃくる。左手の壁が開いていく。

それは最初何なのか理沙には理解できなかった。だが、壁が完全に開いたとき、それが何なのかだけはわかった。
そしてその瞬間、理沙は思わず、ひっ! っという叫びを上げてしまっていた。

「な、なに……これ……?」
「あれがMariaだ……」
亜門はそういった。

それはまぎれもなく生身の女の顔だった。人間の女の顔だ。
だがひとつだけ普通とは違っていた。
それはあまりにも巨大だったのだ。
124名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 11:43:25 ID:2wYZfc+1
保管庫更新しました。
http://f56.aaa.livedoor.jp/~square/matome/super-robo/
アドレスは同じなのですが、サーバーが Pinktower からのリンクを拒否してるようです。
ご面倒かけますが、コピペで御使用のブラウザのURLにぶち込んで飛んでいってください。 m(__)m
125名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 23:33:17 ID:Gd/Ztb6A
盛り上がってまいりました。
やっぱりこのてのスレはSSがないとね。
126Maria:2007/01/18(木) 00:14:23 ID:kX+EwpC7



(一体なんなのこれは……?)
どう見ても人間の顔である。ここからは完全には見えないが、首から下も存在しているようだ。
顔の大きさから判断すると、おそらく数十mの身長の人間ということになる。
(そんな馬鹿げた人間がいるはずないわ……すると……)

最近は皮膚の質感など、本当の人間とほとんど変わらないヒューマノイドタイプのロボットが、多数生産されていると聞く。
この“Maria”とかいうものもその類だろうか? 理沙はそう結論付け思ったままを口に出した。

「これは……ロボット……?」
「そう見えるか?」
亜門は彼女にそう問いかけた。
「ロボットらしくはないけど……人間とも思えないわ」
理沙のその答えを聞き、亜門はその通りだ、といった。

「これは人間じゃない。もちろんロボットでもない」
「じゃ、じゃあ……?」
「未知の生物だよ。おそらく、外宇宙のな」
「宇宙人?」
理沙がそういうと、亜門はさぁな、といってその巨大な顔の見えている場所まで歩みを進めた。

「とにかく生物であることだけは確かだ。地球上にこんなものがいるとは思えん。だから、外宇宙から来たと予想したまでだ」
理沙はじっとMariaを見つめ、亜門に聞いた。
「生きてるの?」
「一応はな。ただし、脳はだめだ。いわゆる植物人間のようなものだからな」

脳はだめ……植物人間のようなもの……
「待って! Mariaの頭脳になるって……」
「まあそういうことだ。おまえさんには、こいつを動かすための脳になってもらう。むろん適正検査でいけるようならだが」
「ば、ばかなことをいわないで! 一体なんのためにそんなことを!」

「詳しく説明すると何時間かかるかわからん。とにかく時間が惜しい。なにせ残された時間は三日しかないんだからな」
「三日?」
「要はこいつを動かすことができなきゃ、人類の歴史は後三日で終わっちまうってこった」
「ど、どういうこと?」
「あ〜〜〜〜っ!! さっきからいってるだろうが、時間がないって! これ以上のことはおまえさんが、
適正検査に合格したら教えてやる! とにかく調べさせろ!」

亜門はそういって理沙のTシャツに手を掛けると、一気にそれを引き裂いた。
127Maria:2007/01/18(木) 00:17:19 ID:kX+EwpC7

「きゃぁぁぁぁぁ!!」
一瞬の出来事に理沙は思わずそう叫んだ。両手で胸を隠し、そのまましゃがみこんでしまう。

「こら、そんなことしてる場合じゃねぇんだ。いったろうが、時間がないんだよ! さっさと丸裸になっちまえって!」
亜門は怒声を浴びせながら、理沙に早く服を脱ぐようにいう。
「わかったわよ! 脱げばいいんでしょ!!」
理沙は覚悟を決めたように立ち上がると、ジーンズに手を掛け脱ぎ始めた。
足先から抜き去ると、純白のブラとパンティーのみの姿となる。

「下着も脱げといいたいところだが、まあ測定だけならそのままでも可能だ。その格好のままこっちにこい」
亜門に促されるまま理沙は部屋の隅にある小さなドアの前に立った。
「そこに入んな」
理沙はいわれるがままドアを開け中へ入る。同時にドアがバタンと閉まり、施錠までされてしまった。

『よし、そこにあるカプセルの中に入れ』
スピーカーから亜門の声が聞こえた。前を見ると円柱形の物体がある。
なんとか人間ひとりが入れるくらいの小さなものだ。どうやらこの中入れということらしい。
『早くしろ! いつまで経っても帰れねぇぞ』
「わかったわよ!」

理沙はスピーカーに向かってそう叫ぶと、カプセルに近づきハッチを開け中へ入った。
ハッチを閉めたと同時に、足元からなにやらドロドロとした透明の液体が流れ込んできた。
「ちょ、な、なに!?」
その液体は見る見るカプセル内に溜まり、理沙を覆い尽くすように内部に溢れかえっていった。

「げふっ……」
ゲル状の透明な液体が喉の奥まで侵入していく。
窒息する……そう思った理沙だったが、不思議なことに呼吸が出来ることに気づいた。
『聞こえるか?』
さらには亜門の声まではっきりと聞き取れるのだ。

「聞こえるわ……でもなぜ? 呼吸も出来るし、あんたの声も聞こえる……それに……」
こうして普通にしゃべることもできる。しかもその声を聞き取ることすら出来ているのだ。
『いちいち説明している暇はねぇんだ。まあ、おまえさんとMariaを結びつけるための液体とだけいっとくよ。
じゃあ、測定を始めるぞ』

亜門の声と同時に、カプセルがガクンと動き始めた。
「なに? なにをしてるの?」
『ぎゃあぎゃあいってんじゃねぇ。Mariaにそのカプセルを挿入してるだけだ』

カプセルはMariaの後頭部の首筋の窪み──いわゆる人間でいうところの“ぼんのくぼ”頸窩(けいか)と呼ばれる箇所に、
挿入されていった。
128Maria:2007/01/18(木) 00:20:06 ID:kX+EwpC7

「こ、これは……」
数字が並ぶディスプレイを見ながら亜門は呟いた。
驚くべきシンクロ率だった。
Mariaが拒絶反応を示さなかっただけでも凄いことだが、シンクロ率70%というのは信じられない。
「いけるぞ、これなら」

亜門が興奮を隠せず、食い入るように画面を注視している頃、部屋の隅では有美が受話器を片手になにやら会話をしていた。
どうやら相手は加納のようである。

「はい……そちらの方は大丈夫です。先ほど身柄を確保したとの連絡が入りましたので……わかりました。代わります」
有美はそういうと亜門に声を掛けた。
「先生、司令からです」

亜門は、ん? という顔をして有美から受話器を受け取る。
「加納か? いけそうだ。シンクロ率70%超。後三日あればかなりのところまでいける」
『亜門、実はそう悠長なことをいっていられなくなった。後二、三時間で来る』
「なんだと!」
『急速にスピードをあげた』
「ばかな! 二、三時間じゃまともに動かすこともできんぞ!」
亜門は声を荒げる。

『無茶は承知だ。なんとかしてくれ』
「……いっとくがおまえの元愛妻の命の保証はできんぜ」
『…………』
「いいんだな?」
しばしの沈黙の後加納はいった。

『──かまわん』
129名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 10:08:29 ID:P/M8Q4YF
もうすぐ出撃ですな
期待!!
130名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 19:45:53 ID:RW2Xts+0
たった2時間で来れる生物ってなんだ?
外宇宙からの使徒?
激しく期待
131名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 03:49:15 ID:5/KPdnce
エヴァが人間の女性の姿をしていて、なおかつパイロットが
セクシーな熟女だったらもえる。
132Maria:2007/01/20(土) 23:33:31 ID:3DZS0/9G



「上にあがれ」
受話器を元へと返しながら、亜門は何事が起こったのかとこちらを心配そうに見つめている有美に向かっていった。
「えっ? あの……なにが?」
「アレが予想よりも早くやって来るそうだ。司令室で待機してろ」

有美はまさかという顔をして亜門の方を見つめた。
「ぐずぐずするな。こっちは今から二時間ほどの間で、あの女がMariaを動かせられるようにしないといけないんだ」
「に、二時間……そんなに早く……」
「わかったらさっさと行け」
有美はわかりましたと返事をすると、その場から慌てて立ち去った。

「さて……」といって亜門は向き直る。「たったの二、三時間でどこまでできるかな……」
Mariaを見つつ彼はマイクを手に取った。

::::::

──この感覚はなんだろうか? 今まで感じたこともない異様な感覚だ。
まるで神経の一本一本が、身体の外へと流れ出すような……
いや違う、全身が溶けて無くなるような、そんな感じだ。

なにかの意識が流れ込んでくる……

悲しみ──
苦しみ──
不安──

あの子はどこ……? どこにいるの……?
ごく僅かな意識だったが、すべての感情はここから由来しているようだ。
我が子を探している。迷子になった子供を探す母親のような感情──

Mariaの意識はそのことでいっぱいのようだった。

「聞こえるか?」
亜門の声に理沙ははっと我に返った。
「聞こえるわ……でもさっきより少し聞き取りにくいかも……」
「そうだろう。おまえさんは今Mariaの耳を通して俺の声を聞いているからな。シンクロ率がもっと上がれば、
自分の耳で聞いているのと同じように聞こえるさ」

「それで、適正検査とやらの結果は?」
「合格だ。これ以上ないくらいにな」
うれしくもなんともない結果である。理沙はとにかくこんなところから早く逃げ出したい思いだった。
「わかったわ。じゃあとにかく今日のところは帰してちょうだい。後三日あるんでしょ? 詳しくは明日うかがうわ」
息子の雄介のことも心配だったし、あまりに突然のことだったので自分自身混乱していて、気持ちの整理ができていない。
一旦家に帰って落ち着きたいと思った。
133Maria:2007/01/20(土) 23:36:46 ID:3DZS0/9G

「残念ながらそうもいっていられなくなった。少し前倒しになってな」
「なにが?」
「残された時間が後二、三時間しかなくなったってこった」
「な、なんですって! そんなばかな。第一わたしに一体なにをさせようっていうのよ」

そう、説明されたことといえば、Mariaの頭脳になる、ということだけで、それ以上の説明などなにも受けていないのだ。
「さっき以上に時間がないんでな。とにかくおまえさんは、そいつを動かせるようになってもらえればいい。
くわしいことは後回しだ」
「そんな!」
「人類に明日という日がくるかどうかは、おまえさんに懸かってる。自分自身の未来も、それにおまえさんの息子の未来もな」

理沙にとっては人類の未来などという言葉より、息子のことを持ち出されたことの方が重く感じられた。
しばしの沈黙の後、理沙は意を決したように答えた。

「……わかったわ。どうするの?」

::::::

「どういうことですか?」
司令室に戻った有美は加納に向かって、開口一番そうたずねた。
「亜門に聞かなかったのか?」
「いえ……」
「では、そういうことだ。火星を越えたあたりで急速にスピードを上げた。すでに月付近まで来ている」

司令室の大画面には接近する物体が、点滅しながら表示されていた。
「司令、月面基地より映像が届きました。モニターに表示します」
オペレーターのひとりがそう叫び、大画面のモニターに映像が映し出された。

白い光に包まれたように輝きを発しながら、地球を目指して突き進む物体。
人間の顔のようなものや、手のようなものも見える。

映像を見た加納と有美は少しほっとしたような表情を見せた。

「ヨハネか……」
「最悪だけは避けられたようでうですね。司令」
加納は有美の言葉にうむと頷きながらも、こう答えた。
「だが、最悪ではない、というだけのことだ。理沙がMaria本来の力を出すことができなければ、
状況は最悪といっても差し支えないからな」


司令室でそのような会話が交わされている頃、この施設に一台の黒塗りの車が到着していた。
その車には兵士に付き添われたひとりの少年が乗っていた。

──神崎雄介という名の今年十二歳になる少年だった。
134Maria :2007/01/20(土) 23:48:57 ID:3DZS0/9G
>>129
出撃は次回の予定。

>>130-131
はっきりいってベースはEVAです。

135名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 00:16:26 ID:A2UFmnpP
とてもいい感じ。
続きに期待してます。
136Maria :2007/01/23(火) 00:39:20 ID:HbHkJBZz



二時間という時間は瞬く間に過ぎた。
Mariaが格納されている地下20階では、ようやく理沙が前進することを覚えたところだった。
シンクロ率は78%まで上がっていたが、もちろんまだまだ自由自在に動けるというレベルではない。

『状況はどうだ?』
司令室から加納がそう連絡をよこす。亜門は苦々しげな顔をしながら答えた。
「まだまだヨチヨチ歩きの赤ん坊みたいなもんだ。せめて後一日……いや、半日あればそれなりにしてみせるが」

『残念ながらそんな時間の余裕はない。すでに大気圏を突破し、奴はこちらに一直線に向かっている』
亜門はチッと舌打ちをし、加納に向かっていった。
「結局、なにが来たんだ?」
『ヨハネだ』
ヨハネ……最悪の事態だけは免れたというわけか。

「到着は?」
『後五分というところだろう。軍も迎撃に出ているが、問題外だ』
「出すのか?」
亜門はそうたずねた。

『出撃だ』
「奇跡を信じるしかないな」

:::::::

「あーーっ、なによこれ!」
理沙は思うように動かないMariaにイライラしていた。
思うように自分の身体を動かせず、癇癪を起こす成長過程にある子供のようなものである。

そのとき「おい」といって亜門が呼びかけてきた。
「聞こえるか?」
「聞こえてるわよ! 何度も同じこと聞かないで!」
亜門は少し苦笑しながら続けた。

「後五分もしない内に奴が来る。出撃の準備だ」
「ちょ、ちょっと、出撃って……まだ前進するのがやっとよ。なにをさせようっていうの!?」
「おまえさんは、やって来るそいつをぶっ倒しゃあいいんだ。そのまま前進して発射台に乗れ」
「無茶苦茶よ!」
「いいか!」亜門は怒声を上げる。「今回の奴は、Maria本来の力が出せりゃ余裕で倒せる。
初陣のおまえさんには丁度うってつけの相手だ。安心して戦え」
「気軽にいってくれるわね」
137Maria :2007/01/23(火) 00:44:34 ID:HbHkJBZz

理沙は覚悟を決め、出撃用のハッチがある発射台へと向かった。発射台に乗ると、Mariaの身体が固定される。

「乗ったわよ」
「……ところでおまえ、まだブラジャーとパンツを着けたまんまだな」
「急になにをいい出すのよ」
「脱いどけ。少しでもシンクロ率を上げる」
「なっ、素っ裸で戦えっていうの?」
「誰も見ちゃいねぇよ。戦いだしてから脱ぐ余裕なんてないぞ」

理沙は僅かに逡巡しながらも下着をすべて脱ぎ去った。

「い、いいわよ」
「よし──」
亜門はそういうと司令室の方へと連絡を入れた。

「OKだ。出してくれ」
亜門のその声と呼応するように、発射台は急激なスピードで動き始め、Mariaを出撃ハッチ口へと打ち上げていった。

::::::

ガクン────

地上へ出た。
眩しい──地下20階の格納庫が薄暗かったせいか、日の光がやけに目に眩しかった。
今見えているのはMariaの目を通して見えている光景だろう。少しぼやけて見える気がする。
シンクロ率とやらがもっと上がれば、自分の目で見ているのと同じくらいの見え方をするのだろうが……

『神崎さん、聞こえますか? 岬です』
これは直接自分の耳に届いているようだ。カプセル内への通信なのだろう。
「聞こえてるわ。なにか用?」
理沙はイラついた口調で答えた。
『ヨハネの到着まで、後120秒を切りました。簡単にMariaの戦闘能力を説明します』
有美のその言葉に、もっと早く教えておけよ、と突っ込みを入れたかったが、それこそそんな時間の余裕はない。
理沙は口を挟むこともなく、黙ってそれを聞いていた。

『──以上がこちらで付けた武器です。ただMaria自身には、我々も関知しない隠された力があるはずです。
それを引き出すのは神崎さん、あなたに掛かっています』
──結局こっちに責任押し付けるの? それこそ関知しないわよ! 
理沙はそう叫びだしたくなるのをぐっと堪えた。

『30秒を切りました。とにかくできるだけこちらの指示通りに動いてください』
「前進だけならね!」
『来ます!!』

ズォォォォォォォォォォンンンン!!!!!!

理沙の目の前に見たこともない物体が降って来た。

「な、なによ、これ……?」
『それが敵です』
「わかってるわよ!」

それはかろうじてヒト型をしている物体だった。いや、生物というべきなのか?
「これと戦うの……?」
理沙は背筋に悪寒を覚えながらも、その物体と対峙するのだった。
138名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 23:32:57 ID:yLfEwOws
いよいよ戦闘。
期待!
139名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 20:52:22 ID:NePzuRmX
続きはまだかなぁ
140Maria :2007/02/01(木) 00:02:47 ID:r5K2HBwF



ヨハネと呼ばれるその物体──生物──は、じっとMariaへ視線を送り続けていた。
ときおり「グググググッ……」とうめきにも似た声を発しながら、ゆっくりとこちらに近づいてくる。
ヒト型といわれればそうなのかもしれない。確かに人間のような腕はついているし、二足歩行をするようだ。

しかし、見た目はかなりグロテスクである。
全身を覆うドロドロとした粘液。日の光に当たって、テカテカと光り輝いている。
さらに顔の造形も不気味さを醸し出す要因のひとつだ。
そう、やせ細った老人を思わせる、肉が削ぎとられたような顔は、まるでミイラだった。

一方のMariaが──その大きさを別にすれば──まさしくハリウッド女優を思わせるほどの美しさを誇っているだけに、
その対比はまるで“美女と野獣”といった風情である。

『神崎さん』有美の通信が入る。『武器を持ってください』
「武器ってどれのことよ!?」
さきほど説明を受けた武器は二つ。
“Sonic”と呼ばれる短刀と、“Destroy”と呼ばれる銃だ。

持て、といわれればどちらでも持つことは可能である。しいていえば飛び道具である“Destroy”を持つのが普通だろう。
しかし──
『Sonicを持ってください』
有美はそういった。つまりは接近戦を行えといっているわけだ。

「ちょ、ちょっと待ってよ。いきなり接近戦? 飛び道具でいこうよ」
『使ったこともない飛び道具が、そう簡単に当たると思っているんですか?』
確かにそのとおりだ。初めて持った飛び道具がそう易々と敵に当たるとも思えない。

「くっ……わかったわよ」
理沙は素直にそう呟くと、右手で自分の腰の辺りを探った。同時にMariaの右手も同じ動きをする。
「こ、このへんかしら?」
シンクロ率が、まだ80%前後のためか腕を動かすことは容易でも、繊細な指の動きまでは完璧とはいえない。
しかし、ようやくSonicの柄の部分を掴むことができ、構えをとる体勢に入ろうとした。
そのときだった──
141Maria :2007/02/01(木) 00:04:06 ID:SoxCx7+O

『神崎さん!!』
有美の声が響いた。理沙は「えっ?」となって前を見る。
瞬間、とてつもない衝撃が全身を襲った。なにが起こったのか見当がつかない。
「きゃぁぁぁぁぁ!」
気が付けば、Mariaはもんどりうって仰向けに倒れていた。

「くうっ……」
全身を襲う痛みに耐えながら、理沙は顔を上げた。ヨハネが馬乗りになって、こちらを見つめている。
あの衝撃はこいつが突進してきたからだったのか……?
しかし、この身体の痛みはなんだ? いくら思いっきり体当たりをくらったとしても、ここまでの激痛を覚えるはずがない。
まるで自身が体当たりをくらったかのような痛みなのだ。

とそこまで考えて、理沙ははっとなった。まさかMariaの頭脳になるとはそういうことなのか? 
Mariaを動かすことができるかわりに、受けた攻撃のダメージをすべて自身が受けたように感じる。

「冗談じゃないわ!」
シンクロ率が完全でない今の状態でもこの激痛なのだ。
これが100%にでもなれば、どれくらいの痛みを感じるのか想像もできない。

「ちくしょう!!」
とにかく目の前のこの化け物を早くぶっ倒して、すべての元凶ともいえる加納恭二に文句のひとつもいってやらねば
腹の虫が収まらない。
理沙は右手に持ったSonicをヨハネに突き立てようとした。

「ぐはぁぁぁぁぁぁ!!!」
その瞬間、顔面に激痛が走った。ヨハネがMariaの顔面に拳を叩きつけたのである。

142名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 05:27:57 ID:pgCZ4b5x
  _  ∩
( ゚∀゚)彡いいぞ!
いいぞ!
 ⊂彡
143名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 02:14:38 ID:UWMgsg/F
初回からピンチ!!
ハデにやってください。
144Maria :2007/02/03(土) 00:40:55 ID:Ek3M0g8d

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「状況はどうだ!」
亜門が息せき切って司令室へと現れた。
「見ての通りだ」
加納の言葉に司令室の大型モニターを見る亜門。Mariaがヨハネに馬乗りになられて、顔面を殴り続けられている場面だった。

「な、なにやってんだ!」
亜門は大声でわめき散らす。いくら充分な時間がなかったとはいえ、ここまで無抵抗に攻撃し続けられるとは……
ふと司令室の隅に目がいった。こんなところには似つかわしくない子供が、おびえたような表情で立っていた。

「なんだ、このガキは?」
「神崎さんの息子さんです」
有美がそう答える。
「息子だと……?」
亜門はそう呟いて加納の方に目を向けた。

「どういうつもりだ?」
「別に。必要と考えて連れてきたまでだ」
「……なにを考えている?」
「さあ……」

亜門はこれ以上話しても無駄だと思った。それよりも今は、Mariaの方をなんとかしなければならない。
「岬! そこをどけ、俺が指示を出す」
145名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 02:12:32 ID:VLmtcUyl
コクピットの中の理沙ママはどうなっているのでしょう。
146名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 08:41:23 ID:iNyoHVeD
アリエルを思い浮かべたオレは年ですか?
147名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 15:21:18 ID:suVe20Um
学校から帰ってくると、家で外人が飯を食っていた。
「ハジメマシテ、スーパー・ロボット、デス」
「……出てけ!」
「祐ちゃんたらひどい」
母さんが涙目で俺を非難するが、偽名を名乗る胡散臭い男を家に上げるほうがどうかしている。
ただでさえ、父さんの単身赴任で今、家には俺と母さんの二人きりなのだから。
「話くらい聞いてあげたっていいじゃない。スーパーさんはとても可哀想な身の上なのよ」
「ソウデス、ワタシハ、トテモカワイソウナ、ミノウエナノデス、ハナシクライ、キイテアゲテモ、イイデス」
というので話くらいは聞いてやった。
この金髪碧眼長身痩身の男は、地球から1万光年離れたロボット星の王子で
ロボット星が敵に侵略されたため地球に逃れ、行き倒れていたところを母さんに拾われたのだと言う。
「……出てけ!」
「祐ちゃんたらひどい」
いくら母さんが上目遣いに目を潤ませたって、こんな話する奴を家には入れんだろ。普通。
「母さん……」
「なあに、祐ちゃん」
変な男を家に入れないように言い聞かせようとする俺を、母さんはきょとんと見つめる。
うっ……。
歳のわりに見た目も中身も若い、というより幼い母さんに、実の息子ながらドギマギしてしまう。
それでも「拾ったところに捨ててきなさい」そう言おうとしたその時、
ドッゴーン!!!
家の外で大音響が響き、地面が揺れた。
「じ、地震!?」
「きゃあ!」
「コ、コレハ!」
変な外人が素早く立ちあがると家の外へ飛び出していく。
母さんがそれを追い、俺が母さんを追った。
家の外で俺たちが見たものは、巨大ロボット(デザイン大張正巳)だった。
148名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 15:22:48 ID:suVe20Um
巨大ロボット(デザイン大張正巳)が、3軒隣の田中さんと野口の家を踏み潰して俺達を見下ろしていた。
「あら、まぁ、野口さんち新築なのに」
「……なんじゃこれは」
「クゥ、オノレ、バイブラー!サッソク、ココヲカギツケマシタカ」
……もしもし、関係者の方ですか?
その時、巨大ロボット(略)から女性の声が響いた。
「スーパー!トウトウミツケマシタヨ。アキラメテ、コウフクシナサイ」
「コトワル!」
「ナラバ、チカラヅクデス」
……まぁ、関係者同士で話し合ってください
俺と母さんは席を外しますので。
「ママサン!」
そっとその場を離れようとした俺達を、胡散臭い外人が呼びとめた。
「ガッタイ、シマショウ」
「ええー、こ、ここでですかぁ」
顔を赤らめて、頬に手を当てる母さん。
「ソウデスネ、ソトニヒトガ、デテキタヨウデス。イエノナカデ、シマショウ」
母さんの腰に手を廻し、一緒に家の中に戻る外人。
あっけに取られてそれを見送る俺。
……状況が見えないんですけど……
とにかく二人きりにさせておくわけにも行かず、俺も家の中に戻ろうとした。
ふと気づいて、巨大(略)に呼びかけた。
「放っておいていいんですか?」
「ガッタイチュウノ、コウゲキハ、ホウリツデ、キンジラレテイル」
……宇宙は広いなぁ。
149名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 15:23:57 ID:suVe20Um
家の中に戻った俺だが、すぐに二人の姿を見つけ出すことは出来なかった。
居間。いない。
ダイニング。いない。
俺の部屋。いない。
トイレ。いない。
……風呂場。いない
築20年、3LDKの俺の家に部屋は後は一つしかない。
俺の願いもむなしく
父さんと母さんの寝室。いた。
しかもベッドの上に。
しかも二人とも裸で。
「ち、違うのよ、祐ちゃん、むふっ、浮気じゃ、はぁ、ないのよ、ああ」
「ソ、ソウデス、ソコデス、ウワキジャ、アアア、アリマセン」
ベッドの上で裸の母親が裸の男の上に69で覆いかぶさり
お互いのあそこを舐めあっているシーンを目撃した息子の血の叫びを聞け。
「じゃあ、何やってると言うんだよ!」
「だって、濡らさないと痛いじゃないの」
そうじゃないだろ!
そこでふと気づいた。
「ひょっとして、二人、初めてじゃない」
わぁ、母さん、顔背けたよ。
「ハイ、アナタガ、カエッテクルマデ、レンシュウ、シマシタ」
息子としては間男に殴りかかるのが父さんに対する義理なのだろうか?
150名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 15:25:58 ID:suVe20Um
「ソロソロ、イイデス、ママサン」
「はい」
母さんは身を起こし、向きを入れ替える。
外人のでっかいペニスの上に中腰になる。
そして二人は声を合わせて叫んだ。
「「レッツ!コンバイン!!」」
タタタタラタラタタタタラ、タタラタラタラタララララ
隣の家のアニオタの浪人がアニソン掛けっぱなしで逃げ出したらしい。
「ジョウゲカク3°スイヘイカク2°シュウセイ」
「ああ〜」
腰を下ろしていく母さん。わぁ、僕の産まれたところに入っていくよ
「ソウイン、タイショック、ボウギョ」
「あああ〜」
外人が腰を激しく上下させ、その上で体が飛び跳ねる母さん。
「エネルギージュウテンリツ、120%」
「ああああ〜」
外人が腰を止め、背中を仰け反らす。
おい!ちょっと待て!!
「ハッシャ!!」
部屋の中が閃光に満ち、駆け寄ろうとした俺は跳ね飛ばされ、気を失った。

意識が戻った時には全てが終わった後だった。
何でも、突然、もう一体の巨大ロボット(デザイン河森正治)が現われ、
先ほどの巨大ロボットと撃ち合ったり、切り合ったり、取っ組み合ったり
最後には夕日をバックに殴り合って友情が芽生えたりしたして
地球の平和は守られたそうだ。
そしてスーパー・ロポットは
「ボクガココニイテハ、マタ、チキュウガ、ネラワレル。サヨウナラ、ママサン」
涙で引き止める母さんを振り切って、星の彼方へと飛び立っていった。

数ヵ月後。
前の巨大ロボットが再び地球に現われた。
そこから降りてきた女性はGCPO(銀河警察機構)の捜査官と名乗り、
スーパー・ロボットが不純異星交際容疑で指名手配されていることを教えてくれた時、
母さんの中には新たな命が宿っていた。

スーパー・ロボットに乗って戦うお母さん(終)
151名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 19:08:01 ID:zshReL/e
>>147-150

おもしろい! 次回作期待!!
152名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 22:51:30 ID:gAr1vBIs
>>147-150
笑えるw
人妻と外人のセクースからどうやって巨大ロボが現れるんだ?


ところで、このスレでは「スーパーロボットになって戦う」てのはダメかな
153名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 23:13:49 ID:nlznloM7
あり
機械にされるも人間時の記憶が残ってしまい
最愛なる家族の前に姿を出すことを葛藤するロボット兵器お母さんとか
154名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 23:45:13 ID:gAr1vBIs
ジーグとかマジレンジャーみたいな
155Mam,Robot:2007/02/13(火) 00:15:33 ID:+GmZgnh5

ギーガッシャン ギーガッシャン

早苗は愛娘ひなたの前に姿を見せることを躊躇した。
ショーウィンドーに写る己の姿はまるで大きな鉄のゴミバケツ。
頭は潰れた円型でエアを噴出して走行をするから足は無い。
手といえる部分は指がなく2本のシャフトがついてるのみ。
こんな姿ではもう誰も早苗と分かる者はいるわけなかった。

だが、そんな迷いより先に、ひなたが遊んでいたボールを取り損ね、
こちらに向かって走って来た。
ボールが早苗の隠れていた塀際まで転がって来た。

ギーガッシャン
「あ、あ、こんな時間にお掃除ロボット?」
暗闇に立つその姿は大人が見ても一瞬躊躇する。
胸部の細かい電飾がチカチカと光を放って闇に浮かび立っていた。
ギギーッ ガシャン
早苗は無意識にボールをニ本の指で押えるとそのままひなたに渡した。
その武骨な姿に怯えていたひなただが、ロボットの優しさに素直に無邪気に笑った。
「ありがとう、ロボットさん」

ビピbピbピ…ピロピrピ

「ん?なあにロボットさん」
早苗は懸命に我が子に訴えたが言葉をしゃべる口が無い。

「あのね、ロボットさん。ひなたにはお母さんがいたんだけど、もうさみしくないの」
予想外の言葉に早苗は衝撃を受けた。

ビピbピbピ…ピロピrピ(あたしはここだよ、ひなた。おかあさんだよ)

「ひなたね、おとうさんと明日、アメリカに行く事になったの、
もう悲しい思い出は全部捨てることにしたの、
ひなたもいつまでも泣き虫じゃお父さん可哀想だもん」

早苗は必死に手ぶりを使って訴えるがひなたには何も伝わらない。
ビピbピbピ…ピロピrピ(ひなた!)

「じゃあね、ロボットさん、これからもゴミ拾いがんばってくださいね」

ビピbピbピ…ピロピrピ(ひなたぁっ)
早苗は心の中で泣いた。
涙は出てこないが思考回路の記憶の中で確かに泣き崩れ、
わなわなと震え続けてしまった。こうなると残された道はただひとつ…、

ビピbピbピ…ピロピrピ(明日の出発までに空港に先回りするしかないわ)

奇しくも同じ頃、緑の幌をまとった大型トレーラー10台が夜の高速道路を縦走し、国際空港に向かっていた。

「兄貴、新型のロボの操縦は俺にやらせてもらうぜ」

アゴ髭が揃った長兄はミラーにぶらさがったマリオネットの顔を見ながら吐き捨てた。
「ふん、好きにしろ」
大型トレーラーが次々と橋を渡っていく光景は圧巻であり、回りの車は自然に徐行し道を譲る。
幌の中では最新テロ用ロボットTR-05が幾台も積み重なって明日の出番を待っていた。

早苗の家族愛が今、数奇な形で始まる


156名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 18:17:28 ID:4OMozmTn
だんだんスレ違いになってきた
157名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 01:02:32 ID:sqvmKW0z
では、ここでスレを戻すSSを>>156に書いてもらおう
158名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 02:33:50 ID:nq6eb1sA
Mariaの続きが読みたい。
159名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 01:32:06 ID:WDOdmlRT
再開待ち、保守
160Maria :2007/02/25(日) 22:51:50 ID:QM7Ma76R



「がはぁっ!!」

ヨハネの攻撃は続く。理沙は顔面に打ちつけられるパンチの連打で、意識が朦朧となるほどの激痛を味わっていた。
いつの間にか持っていた武器、Sonicもどこかにいってしまっている。
いったん反撃の機会を失ってしまってからは、いいように殴り続けられるだけだった。

なんとかしようとする理沙だったが、かろうじて両手で敵の攻撃を防御するのが精一杯で、それすらも完全には防ぎきれないでいた。

「も、もう嫌……なんでわたしがこんな目に……ぎひぃいい」

だめだ……もう……
目が霞む。焦点が合わなくなってきているのは、シンクロ率が低下したというわけではなさそうだ。

意識が──

『こらぁぁ!! クソ女ぁぁぁ!!』

カプセル内に亜門の怒号が響き渡る。朦朧としかけていた理沙の意識が戻った。

「ク、クソ女とはどういう事よ!!」
『なんだ、元気じゃねぇか。なにチンタラやってやがる。反撃しろや!』
「そ、そんなこといったって……がふぅ!!」

亜門との会話をしている間も、ヨハネからの攻撃が止むことはない。
防御している両腕の上からもパンチを浴びせられ、そろそろ腕の感覚もなくなりつつあった。

「ぶ、武器もどっかにいっちゃったし、反撃する余裕なんて……はがぁっ!」
『馬鹿野郎! 武器はもうひとつあるだろうが』

──確かにそうだ。もうひとつ武器があった。飛び道具が……

『初めて使う武器でも、この至近距離なら外す方が難しいくらいだろう。Destroyでいけ』

とはいえDestroyを掴むためには、左手を一旦防御から外さねばならない。その間は右手一本で対処することになるわけだ。
それでなくても自由自在に動かすことができないというのに、腕の感覚が麻痺している状態で“銃を撃つ”というような
繊細な動きができるのだろうか?
しかし、そんなことはいっていられない。このままでは、座して死を待つのみなのだ。

理沙は左腕を防御から外し、左腰にあるDestroyを掴もうと動かし始めた。

「ぐふぁぁぁ!! くぅっ……」

その間も情け容赦なく、パンチの嵐を浴び続けるMaria。
端正なその顔は腫れ上がり、口や鼻からおびただしい血が流れ出している。
むろん、理沙の顔が腫れ上がったり、流血しているわけではないが、受ける激痛は今まで経験したことのないものだった。

(く、くそぉぉぉ!!)
右手一本で顔面を防御しつつ、左手で残された唯一の武器を掴もうとする理沙。指先に何かが触れる感覚を覚えた。
──Destroyだ。
理沙はそれを掴み上げると、銃口をヨハネの胸元へと押し付けた。
敵はパンチを浴びせ続けている。

「ちょ、調子に乗るなぁぁぁぁl!!!」

Destroyの銃口が火を噴いた。
161名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 20:54:22 ID:7O2oqQTH
理沙ママのさらなるピンチに期待。
162名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 20:03:41 ID:V1mw7Rak
保守age
163名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 22:43:34 ID:US8pezPW
age
164名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 10:13:33 ID:RcdTsslc
Mariaいい感じだったのだが。
165名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 18:37:51 ID:l0T1rpkd
ホシュガンガー
166名無し@ピンキー:2007/04/02(月) 15:57:01 ID:rJHi2nKS
新世紀を迎えた地球に突如として飛来した流星群。
これは地球上ありとあらゆるところで一週間もの間、観測可能という奇跡の天体ショーであった。
不思議な事に世界中にある天文台はもちろん、NASAもこの流星群を事前にキャッチする事は出来なかった。
しかし、そんな事は人々にとっては問題無かった。
夜が訪れる度に家族、友人、そして恋人達は夜空を駆け抜ける流星の美しさを楽しんだ。
後に、それをこう名付けた。

『ミレニアム流星群』

              新 世 紀 母 神 ロ ボ

                  マ ザ ー 3

第一話

6月最後の週末の空には青空が広がり、少し風が強いせいか洗濯物がパタパタと揺らめいている。
小さいながらも庭付き一戸建ての家が立ち並ぶ住宅街の一つ。
窓からは日の光が差し込み、傍らに置かれた観葉植物を青々と照らしている。
広々としたリビング中央のガラステーブルを囲んだグリーンのソファー。
そこに座っているのは艶々とした黒髪をアクティブなショートカットにした女性と、中学生ぐらいの線の細い少年。

「あ〜…ミレニアム流星群の最中に生まれたからかぁ」
「本当に凄かったんだから…で、お星様の矢で、星矢って名前にしたの」
「へ〜…星の矢かぁ…なんか格好良いね」
「母さんのセンスに感謝してよね♪」

皆川千草は息子の星矢に向って、英字がプリントされた黄色のTシャツの内側に隠された、豊満な胸を無邪気に反らせてみせた。
その瞬間、星矢はTシャツを大きく押し上げる胸に目をやった。
14歳になり性に目覚めたばかりの少年にとって、若々しい美貌を保ち続ける千草は、例え母親とは言え女性を意識させるに十分過ぎる程の存在だった。
その部分を凝視してしまうのを恐れてか、星矢は千草の顔に視線を戻した。

「ねぇ、そろそろ約束の時間なんじゃないの?」

星矢は千草に言われ、壁にかかった時計を見た。
友人との約束は2時に駅前。家からだと歩いて10分だが、すでに時計の針は55分を過ぎていた。

「やばっ!!」

慌ててソファーから立ち上がり、玄関に駆けていく。
騒がしい足音の後、玄関の扉が激しく閉められる音が聞こえた。
余程慌てていたのか、乱暴に置いた湯呑が倒れ、中身がテーブルの上に撒かれていた。

「もう…いつまで経っても子供なんだから」

急に静かになったリビングで、千草は苦笑いと共に呟いた。
零れたお茶をティッシュで拭き、ソファーに体を深く沈める。
ゆったりと進む午後の時間を楽しみながら、今は輝かしく思える過ぎ去った過去を思い返す。
星矢の父親であったはずの同級生の男の子の事。
何度も何度も体を重ねあった事。
そして、恋人の突然の失踪と妊娠の発覚。
167名無し@ピンキー:2007/04/02(月) 15:58:46 ID:rJHi2nKS
周囲の反対を押し切り18歳の時に星矢を出産した。
何よりも絆を大事にしたいと思った千草は、残り僅かな高校生活も途中で退学するはめになったが後悔はない。
ただ、理解してくれなかった学校側に対する悔しさが残ってはいる。
近頃では、段々と消えた恋人に似てきた星矢を嬉しいような、寂しいような思いで見る事も少なくはない。

「…………っ」

今とは別の黄金時代を思い出す時間は、いつもの痛みによって終わりを告げた。
ソファーから立ち上がり、洗面所へと向かう。
鏡の前でTシャツを脱ぐと、急いで後ろに手を回し、中から現れたピンク色のブラジャーのホックを外すと、一瞬でも気を緩めると中身が破裂してしまいそうな程、大きく張り詰めた乳房が外気に晒された。
洗面台に上体を屈めると乳房が重そうに宙吊りの状態で浮いた。
千草は乳房の白い肌より、もう一段ほど薄い色をした乳輪を指で摘み、押して伸ばした。
するとビューっという音が聞こえてきそうなほど、勢いよく母乳が乳首の先から飛び出した。
しばらく繰り返すと、たちまち洗面台が真っ白に汚れた。
星矢を生んで14年経った今でも、千草の乳房は母乳を作り続けている。
病院の検査では原因は解らなかったが、体への害はないとの事だった。
しかし、ほぼ毎日搾乳し続けなくてはいけないのは、それだけで害があると千草は思っていた。

「んっ…んっ…」

時折眉間に皺を寄せ、綺麗に手入れされた形の良い眉毛を歪めている。
そのため普段見せる明るさと快活さをが失われ、情事の最中のようなどこか官能的な表情を浮かべている。
血行の流れが良くなったせいか、胸元から乳房全体が白い肌の色と混ぜ合わさり桜色に染まっている。
桜色に染まった乳房には青白い数本の血管が浮き上がり、見る人によっては生々しいグロテスクですらある。
そして、その先から細い指先の動きに反応し、母乳が噴き出している。
妊娠線など見当たらない引き締まっているが、女性的な柔らかさを感じさせるお腹。
そして、その後ろ姿からは十分な細さを見せるが、決してそれだけではない豊かな腰。
そこら急激に曲線を描き、屈んでいるため少し突きだされたジーンズに張り付いた肉感的なハート型のお尻。
どこを触っても柔らかい肉をしっとりとした肌が包み込んでいる。
年齢を重ねた女性にしか作り出せない肢体が、母親という神聖であるはずの存在に艶めかしさを与えていた。
そんな事に千草は気づくはずも無く、いつもの搾乳をするために乳輪の内側に隠れているミルクタンクを刺激する。
これが終わったら、もう片方もしなくてはならない。

「はぁ…」

意外な重労働に溜息を一つ吐いて、乳房から白濁を洗面台に向かって撒き散らすため、一人黙々と搾乳という作業に没頭する。

トントントントン

まな板を包丁が叩く音がキッチンに響いている。
軽快なリズムでキャベツを刻む。
時計の針は7時を回っていた。
もうすぐ、星矢も帰ってくるだろう。

ピンポーン

チャイムの音に包丁を止めた。
千草は水道水で手を洗い、チェックの柄のエプロンで拭い、そのままの姿で玄関へ向かった。
168名無し@ピンキー:2007/04/02(月) 16:00:20 ID:rJHi2nKS
「どなたですか?」
「私、国際ミレニアム流星群専門研究所の者です」
「…?」

扉の向こうから聞こえた女性の声に、千草は耳を疑った。

国際ミレニアム流星群専門研究所。
そこは14年前の流星群のみを調査、研究する国際的な研究所だ。
その本部は日本に置かれ、そして扉の向こうにいる女性はそこからやって来た言っているのだ。
平和な一軒家にである。

しかし、何時までも呆けている場合ではないので、覗き穴を覗いてみた。
レンズを通して歪んだ視線の先には、黒いスーツを着こなした若い女性が立っていた。

「えぇっと…どうぞ」

混乱する頭をどうにか抑え千草は、鍵を開け研究所からやってきたという女性を玄関へと招き入れた。

「初めまして。改めて紹介させて戴きます。私、国際ミレニアム流星群専門研究所からやってまいりました。所長秘書の青木と申します」

そういうと軽いウェーブヘアで中々の美人である青木と名乗る秘書は名刺を千草へと差し出した。
千草は反射的にそれを受け取り、じっくりと目を通した。
名刺には確かに、

国際ミレニアム流星群専門研究所所長専属秘書 青木奈々子

と印刷されていた。

「……で、えっと、すいません。研究所の方が何か家に御用でしょうか?」
「このような時間に押し掛けてきて申し訳ありません。重要なお話がありますので、上らせてもらってもよろしいでしょうか?」
「え、えぇ、どうぞ…」

千草は客用のスリッパを取り出し、玄関のカーペットの上に置いた。

「失礼します」

全く何がどうなっているのか分からないが、とりあえずリビングへと案内した。
廊下を歩く奈々子は千草より頭半分背が高かった。
プロポーションは人それぞれ好みがあるだろうが、千草の方が圧倒的に女性だった。

「こちらのソファーへ座っててください。お茶を持ってきますから…」
「お構いなく」

お互いに社交辞令を済ませたところで、千草は急須にお茶の葉を入れ、ポットからお湯を注ぐ。
その間、研究所の人間が来訪した理由を考えた。
真っ先に思い浮かんだのは星矢が何か仕出かしたのかもしれないと思った。
気が重くなるのを感じながら、急須を傾け取り出した湯呑にお茶を入れた。

「どうぞ」
「ありがとうございます」

お盆から湯呑をテーブルの上に置き、奈々子が湯呑に口を付けるを待ち、自分も乾いた口の中を潤した。

「それでご用件は?」
「まず、最初に確認をさせてください。皆川千草様ご本人様でいらっしゃいますか?」
「え?え、えぇ、まぁ…」
「年齢は32歳。1982年4月24日生まれ。2000年に御子息の星矢君を出産。大変失礼ですが、お父様はいらっしゃいませんね」
「えぇ、息子が妊娠する前に一家揃って失踪したんです」
169名無し@ピンキー:2007/04/02(月) 16:02:05 ID:rJHi2nKS
突然やってきて自分達を調べ上げたという事を聞かされるのは、流石に良い気分では無かった。
大体、リビングにまで上がっておいて、今さら本人の確認も何も無いだろう。

「申し訳ありません…」
「あっ…いえ…」

そう言って奈々子は深々と頭を下げた。
千草は自分の子供っぽい対応の仕方が恥ずかしかった。
リビングに気まずい沈黙が訪れた。

「で、他に確認しておく事あります?」

実年齢を感じさせないような、悪戯っ子っぽい表情をわざと作り、奈々子に聞いた。
それを見た奈々子も失礼にならない程度に微笑みを返した。
千草なりの謝罪と気遣いだと気付いたからだ。

「いいえ、十分です。ありがとうございました」

そういうと持っていた黒い鞄の中から一枚の封筒を取り出して千草に渡した。
浮かべていた笑みは消え、先ほどより真剣な表情をした奈々子がそこにいた。

「これをお読み下さい。所長の風祭から預かってきた物です」
「はぁ…」

封筒を破ると、中には数枚の便せんが入っていた。
それを取り出し、広げると筆で書いたのだろうか。二文字。

濃い

とだけ手紙のド真ん中に太く書かれていた。
とりぜず力強さだけは感じ取れる、ような気がした。

「……………」

これの意味を聞いてみようと思ったが、奈々子は変わらず真剣な表情を崩さないまま、こちらを見ていたのでやめておいた。
気を取り直して二枚目に目を通した。
そこには、一枚目の手紙に対する謝罪と、何故そんな事をしたのかという理由が延々と書かれていた。
手紙の内容の流れは、謝罪、理由、改めて謝罪だった。
一度やってみたかった憧れのジョークだったらしいのだが、人様に送る手紙に対してする事じゃないという事に、悩んだあげくやってしまったという事だった。
170名無し@ピンキー:2007/04/02(月) 16:02:42 ID:rJHi2nKS
「………………………」

最初の頃あった緊張感など消え失せ、最後の手紙を読むのが億劫になっていたが奈々子の手前、それは出来ないので三枚目に目を通す事にした。
そこには明日迎えを寄こすから必ず研究所に来てほしいと書いてあった。
そして最後に風祭剛毅長官と直筆のサインが書かれてあった。

「………………………………………」

正しい手順を踏んでいるような、踏んでないような研究所所長の態度に疲労を感じた。
とにかく全くもって中身の無い手紙だったという事は間違いないと千草は思った。

「で、来て下さいますか?」

千草が手紙を読み終えたのを見計らって奈々子は聞いた。

「…えっと、明日は仕事がありますので、来週の週末なら」
「職場の方へは私どもがご連絡を入れさせて戴きます。どうして明日で無くてはいけないんです。お願いします」
「…はぁ、そうですか。えっと、要件はなんなんでしょうか?」
「私にはそれを告げる権限がありません。明日、研究所で所長の方から直接説明があります」

すでに千草が研究所へ向かうのは決定事項となっている。
いつもなら少なからず腹を立てるところだが、先ほどの手紙のせいか、そんな気が起きない。

「分かりました。じゃぁ、明日研究所に伺う事にします」
「ありがとうございます。では、明日の10時にお迎えに上がりますので」

喜色満面の笑みを浮かべる奈々子に、またしても千草は思わず口を開いてしまった。

「最後に一つだけ…」
「なんでしょうか?」
「手紙の最後に長官ってサインがあったんですけど…所長さん間違ってたみたいですよ?」

先ほどと同様に千草は子供っぽい反応を繰り返した自分が恥ずかしかったが、奈々子の顔を見てそんな気分が吹き飛んだ。
奈々子の綺麗な笑顔は見事に引き攣っていたのだ。

「………あぁ、所長の趣味なんです。自分の事を長官って言うのが…です」
「………そうですか」
「……………………」

研究所に向かうのが急激に不安になる千草だった。
171名無し@ピンキー:2007/04/02(月) 16:04:43 ID:rJHi2nKS
以上 続くかも?
テキスト10.0KB
172名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 20:45:06 ID:5cgzCe2K
新作きーたー
173名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 11:37:14 ID:gGgm1/QT
続き待ってます。
174名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 01:15:26 ID:Tfpb2xO5
期待大だな
175名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 23:22:52 ID:YpjqGfZC
続かないの?
176官能兵器ボインダスタ−2:2007/04/22(日) 01:40:47 ID:dw9k1YK/
「チェンジリンク、エクスプローション!」
左右の薬指につけた指輪を合わせると、昌子の体から赤い光のアイコンが乱れ咲き、
服が次々にしぼんで胸の谷間に流れ込む。
若妻はその体をさらけ出し黒いビキニ姿の半裸状態になった。
長い髪を翻し、子持ちとは思えないシェイプアップされた肉感的ボディラインを見せ
つけ誇らしげに右足を踏み出して前屈みになる妻。寄せられた谷間は今にも張り裂けそうな
ボリュームで夫冥利につきた。
「昌子!」
「ボインダスターG、ロックオン 」
両腕を広げ光に身を任す肢体。巨大な女性型ロボットが大地を突き破り現れると岩盤が
陽輔の頭上へ容赦なく降りかかった。
「やっぱり…おまえがボインダスタ−のフェアリィだったのか、昌子…」
「ごめんなさい、あなた…。でもこうするしか仕方がなかったの…許して」
「おまえ…、それがどういうロボットか知っているはずだぞ…それなのになぜ…許さん…」
「あなた…」
ロボの眉間にある光のプレートに体を預けると昌子に白い生紐が飛び掛かる。
「あああ…」
バストを縛め上げ股間に滑り込み、昌子の体内エネルギーをいだくとロボの体が赤く発光してチャージが進む。だが昌子の肉体は乱雑に絞め上げられているので脂汗が胸元にどんどん溜まった。
「くぅー…だ…だめぇ…いつにも増してすごい…力がはいらな…」
「昌子、今だ!ザイバストンを使うのだ」
「おぉぉぉ!」
「あぁあん!」
高層ビルを一撃で踏み潰し、ボインダスタ−が最初の一発を星間生物に浴びせた。
「ぁぁ…いゃあぁぁ−」
ビキニの上からエネルギーコードが昌子の粘液が溢れた膣の中に擬似芯棒を転送した−!

ドフオォン!
富士山をひと飲みにした星間生物が一瞬にして消滅する。
その激しい衝撃波は光のリングとなって海まで達し、海水を瞬時に蒸発させて真っ二つに海原を裂いた。
「うはは…見たか?利根川くん、見事なシンクロだろ?…あの星間生物が一撃で…」
白衣に着替えた男が黒フレームの眼鏡をつきあげて笑うと、モニターに写る女が笑っていた。
顔よりも赤いドレスから覗く胸元が画面にはみ出そうに写っているのは同行したカメラマンの心情を顕していた。
「ふふふ、ではソート2に移行致します…」
紅のついた唇から細長い煙草のキセルを外す。
「…武藤官房長官」


      −ボインダスタ−
177名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 09:03:11 ID:Q0xP5cWi
作品来てんじゃねぇか! GJ!
ついでに目立つようにageとくぜ
178名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 22:19:01 ID:luoVpKdl
ここしばらく新作の登場が続いたが、続きに期待してます。
179名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 21:35:04 ID:R1nXL7hk
「今だ、ママ、発進!」
「あいあいさー」
180名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 02:16:02 ID:xaytHX8e
「あぎゃああーっ」
「ああーっママ、どうしたの?」
「腕がぁー抜けなぁーいっ」
181名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 07:51:24 ID:9Lx1uewz
「あひぃーっ」
「ママーッどうしたの?」
「スーツの中に何か入ってき・あ・あ・」
182名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 13:45:35 ID:EZp6va4i
母の日に書き込みをすべきだったorz
183名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 17:31:26 ID:RCYEtfBn
まだ乳の日があるガンバ
184名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 03:44:07 ID:p4KYG46F
ママの出撃待ってます。
185名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 18:53:15 ID:KMS36Zck
「母さん!出番ですっ」
「それより、ごはんですよ」
186名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 21:48:43 ID:OvsIwvAv
「ママ、発進!」
「ぱぉぉおーん!」
187名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 18:48:48 ID:tlqSy1E+
「あがががが…ぎぎぎぃっ」
「わぁっど、どしたの?母さん」
「む、むねが、ゆ、ゆれれるるぅ…」
188名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 00:13:19 ID:of59xLf4
「それじゃママでるわよ!」
「わぁーっ!かあちゃん!前!前が開いたままっ」
189名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 00:12:24 ID:J7mG0UdP
南国戦機マザーハッカー stage1

「リド、聞こえるか?今の戦闘で我々の残存部隊は何機になった」
「…ハイ…自分を含めて…ナイク…、それとステファニー…3機でありますです…」
「…くっ…なんだって…もう殆ど全滅じゃないか…」

敵に察知されないように人型可動兵器・「ベイビーヒューマン」は
海岸沿いに濫立した椰子の葉を激しく揺らしながら低い高さで飛んでいた。
帯電領域を通過している為、モニタリングの調子もおかしい。
ベイビーの頭部にあるモニタリングパイロンを最大限まで伸ばして鉛直帯波の調整を行う。
するとなにかを発見した。

「よし、今夜はあそこで眠ることにしよう」
ユカリの一瞬の判断で岩山に見える洞穴の横に着陸することとなった。
敵陣営のど真ん中なのだが、やられる時はどこにいてもやられる。
そのぐらいの割り切りと度胸が、部隊の隊長たる者には不可欠なのかもしれない。
そういう意味ではユカリ少尉はその資質が高いと言えた。
190名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 00:17:14 ID:J7mG0UdP
南国戦機マザーハッカー stage1

「ふぅー、気持ちいいぃー」
濡れた髪を思いっきり振りながら履きかけたパンツをまた脱いでしまった。
「おまえらも早く浴びてこい、気持ちいいぞ」
一児の母とは思えぬボディライン。
年齢はリド達と5つしか変わらないと初編成時に聞いたが、
なのに、タオル一枚だけで堂々と3人の新卒兵の前を跨いで通過する態度はずっと大人だ。

「う……」
照れ屋のリドなどは小枝を折る作業を忘れ、焚火を挟んで正面に座ったユカリ少尉の
濡れて光る肌と艶やかな肉体に目が釘付けになった。
「ん?どうしたんだ、リド。私の体?ふふふ、そんなに見るな、照れるじゃないか」
そう言いながら長い脚を組み直す。
するとその度、タオルの影になった太腿の奥が見えそうで
見えないのがリドは気になってしょうがなかった。

「少尉!」
金髪を後ろで結う才女・ステファニーが我慢出来ずに立ち上がった。
まだ少女の面影を残すステファニーにとっては、東洋系のユカリの方が
グラマラスなボディを持合わせている事が年齢を考えても許せなかった。
同じ女性なのにあまりに違い過ぎる…妙な苛立ちを感じ耐えられなくなったのだ。

「し、少尉。いくら上官でもその格好は、ち、ちょっと刺激的すぎます、早く服を着てください」
タオルで髪を挟むようにしながらユカリが笑った。
「そう固い事を言うな、ステファニー。ここは南国だぞ、ベイビーを降りれば任務も終りだ。
おまえも脱げばいい」
「さぁ。涼しくて気持ちいいぞ、ほら」
「きやーっ、私はいいんですぅ、や、やめてくださぁーいっ」
白い豊かな胸が真近まで迫ってきたのでステファニーは狼狽えた。
191名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 00:21:52 ID:J7mG0UdP

「なあ、リド…」
「うん?」
虫の涼しい鳴き声に囲まれ、星が今にも降ってきそうな綺麗な夜空の下、
寝袋から顔だけ出したナイクが語りかけた。
「おまえ…、年上の女の人と寝たことってあるか?」
ナイクに背を向けて寝ていたリドは思わず身を竦めた。
同時にその先でウトウト寝ていたステファニーとユカリも目が一気に覚めた。

(ナイク…やめて…年上なんか…)
動くと起きていることがバレルので体を潜めながら、ステファニーは目の前に寝る
上官の背中を強く睨んだ。
「ぼ、ぼくは…、まだ…年上どころか女の人と寝たことないよ…」
「!」
目の前の寝袋が小刻みに震え始めたのをステファニーは見逃さなかった。
(こ…この女、…笑いをこらえてる…)
192名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 16:29:32 ID:c2yWYfbA
ママの出撃待ってます
193名無しさん@ピンキー
保守