【絶望先生】久米田康治エロパロ総合 Partご【改蔵】
第八夜
風呂から上がり、頭を乾かし終わって落ち着いていると、いつもはケータイばかりいじっている芽留お姉ちゃんが、突然オレの手を握ってきた。
日頃無口な芽留お姉ちゃんが何を、とびっくりして顔を見ると、なぜか悪戯っぽく微笑んでいる。相変わらず口はきかない。
ふと頭の中に、
『おい、オレの言うことがわかるか』
という声が響いた。
オレはびっくりして辺りをキョロキョロ見回していると、
『どこ見てんだよ。オレだよオレ』という声が響いた。オレという割には女の声だ。
オレの側には女は一人しかいない。芽留お姉ちゃんを見ると、ますますニンマリしている。
『そーだよ。オマエの目の前にいる美人のネーチャンだよ』
と聞こえてきた。
芽留お姉ちゃん、いったいどうして、と言おうとしたら、
『どうしてかって? オレはこうやって人に触ってる間は、そいつに思ってることを直に頭の中に伝えられるし、そいつの考えてることもぜーんぶ分かるんだ』
「へええ、凄いなあ」オレは素直に感心した。
『だからよ、オメー変な事考えるなよ。オレの裸とか。すぐ分かるんだからな』
それまで考えたことがなかったのに、裸と聞いたとたん、さっきお風呂でみた芽留お姉ちゃんの裸が思い出された。
つるんっとしたお尻、つるつるっとした背中、ピンクの先っちょがついたおっぱいから真っ白のお腹にかわいいオヘソ、そしてやっばり生えてたアソコ…
オレの想像は頭に響く鋭い声でかき消された。
『あっ! テメー言った端からソーゾーしやがって! 大体“やっぱり生えてた”の“やっぱり”ってなんだよ? オレをなめてんのか? このエロマセガキが!』
「ごめん。芽留お姉ちゃん、ごめんなさ」
『いーや許さん。オメーみたいなやつはお仕置きでヒーヒー言わせてやる』
「そんなあ」
『うるせー! さあ、来い!』
オレは裸で芽留お姉ちゃんに手首を掴まれたまま、お姉ちゃんの部屋に連れて行かれた。
芽留お姉ちゃんの部屋で、オレはベッドに押し倒された。すぐに芽留お姉ちゃんが馬乗りになってきた。
『さーて、どんなオシオキをしてやろーか』
という声がおぼろげに聞こえたかと思うと、姉ちゃんの顔が近づいてきた。顔がぶつかる、と思ったら、おでことおでこをひっつけてきた。
『どーだ。これならオレの声がもっとよく響くだろう』
黙って頷いた。突然、頭の中に、オレが芽留お姉ちゃんにお尻をペンペンされている様子が浮かんだ。芽留お姉ちゃんの手がオレのお尻をぶつたび、お尻に真っ赤な手の跡がついて腫れ上がっていく。
「止めて! ぶたないで! ごめんなさい、ごめんなさーい!!」オレはぶたれるのがイヤで、必死で謝った。
芽留お姉ちゃんは額をつけたままオレをじいーぃっと見つめていたが、
『しゃーねーな。じゃあ、今度だけだぞ』
と、やっと許してくれた。芽留お姉ちゃんは、おでこをひっつけると、考えている動きまで相手に伝えることが出来るようだ。
額を離してすぐにまたオレの手首を握っていた芽留お姉ちゃんは急に、
『おい。オメー、“女”を知ってるか』
と尋ねてきた。目は好奇心でいっぱいというふうにくりくりっとしている。
オレは、何を当たり前のことを、と不思議に思いながら答えた。
「ん? そりゃあ知ってるよ。だいいち芽留お姉ちゃんだって女じゃねーか。それに千里お姉ちゃん、晴美お姉ちゃん、霧お姉ちゃん…」
お姉ちゃんたちの名前を挙げていると、芽留お姉ちゃんは笑いだした。
「うふふふふふ……」
オレは芽留お姉ちゃんの笑い声を初めて聞いた。しばらくするとまた頭に声が響いた。
『ククククッ、大笑いだぜ。やっぱオメーはネンネだな。よーくわかった。それなら』手首を握る力が強くなった。
『オレが“女”を教えてやる。全部はダメだぞ。オレがいいって所までだ』
オレはよくわからず当惑していた。
(おんなを教えるって、当たり前のことをいったいどうするんだろう?)
すると、芽留お姉ちゃんはオレを抱え起こすと、さっきとは逆に、お姉ちゃんが横になり、オレをお姉ちゃんの上にまたがらせた。そしてお姉ちゃんはパジャマの上のボタンを全部外してぽすっとはだけた。お姉ちゃんの胸が露わになった。
お姉ちゃんたちの中では背が低いし、おっぱいも小さい方だが、それでもちゃんと膨らんでいる。絶妙のバランスで、触ったら壊れそうだ。
それに、先っちょの色がとっても綺麗だ。ずっと前、海に行ったときに拾った桜貝みたいな色だな……
思わずおっぱいに見とれていると、
『よーし、じゃあまず胸からだ』姉ちゃんが指図してきた。
オレの手首を掴んで、両手を芽留お姉ちゃんのおっぱいの上に置かせた。
『よーし、じゃあゆっくり揉んでみろ。いいか、ゆっくりとだぞ』
オレは言われたとおり、両方のおっぱいをゆっくり揉んでみた。むにゅっ。…もにゅっ。
おっぱいの形がオレの手の動きで変わる。ちょっと力を緩めるとすぐに元に戻る。おっぱいってこんなになってるのか…オレは夢中になって、でも優しく優しくずーっと飽きもせずに揉んだ。
「う…うぅ…ん…んッ」気が付くと、芽留お姉ちゃんが声を出していた。これも初めて聞く声だ。
『よーしよし。じゃあ、次は舐めてみ…といってもこれは難しいな。』なんて独り言を言っていたが、
『吸ってみろ。いいか、赤ちゃんみたいにきつく吸うんじゃねーぞ。優しく、そーっとだ』
よくわからなかったが、そっと一回だけ、ちゅっと吸ってみた。
『うん。そうだ。何回かそうしてみろ』
──ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…
「あ…あぅ…はぅぅ…はんッ」芽留お姉ちゃんの声が少し大きくなった。気が付くと、白かったおっぱいに血の気が差して赤みが付いている。
『よ、よーし…胸はこのくらいでいいだろう』 気のせいか、息が荒くなっている。
『次は下を触れ…と言いたいが』お姉ちゃんはおれの手首をまた掴んで指を見た。
『ちょっと爪が伸びてるな。…いーか、女と付き合うときは、爪はいつでも切っとけ』
「…うん」
『しょーがない。じゃあ、舐めろ』
「?」
よくわからないのでぽかんとしていると、芽留お姉ちゃんは再びオレを仰向けに寝かせ、上から被さってきた。
ただ、体の向きが上下反対だ。お姉ちゃんのお尻がこっちに来る、と思っていたら、姉ちゃんはオレのちんちんを掴んだかと思うと、ぱくっと咥えてきた。
びっくりしていると、またオレの頭に声が響いた。
『よーし。じゃあ、これからオレの言うとおりにしろ。いいか、絶対に失敗するな』
「わ、わかったよ」
芽留お姉ちゃんのお尻がオレの顔に近づいてきた。不思議なことに、オレの口の辺りには筋があって、なぜかびちょびちょしている。
『その上から舐めろ。いいか、ゆっくりだぞ』
よくわからないまま、筋のあたりをなぞって舐めてみた。
──ぷしゃあああぁぁぁ……
いきなり何か出てきた。おしっこ…ではない。においが違う。甘酸っぱい、りんごみたいな香りの汁だ。顔一面にかかったが、汚いとは思わなかった。
それでオレは舐め続けた。頭の中に芽留お姉ちゃんの言いつけがどんどん出てくるので、その通りにしようとだけ思い、失敗しないように舐めていく。芽留お姉ちゃんにおちんちんを舐められているとつい間違えそうになるので必死だった。
舐める度に汁がこんこんと湧いてくる。オレの頭はだんだん水たまりに浸かっているようになった。
気が付くと、いつの間にかオレたちは海の中にいた。顔も頭も全部海に浸かっている。そしてお互いに舐め合っている。
オレが頭を動かす度、水が動いて波が出来る。
芽留お姉ちゃんが頭を動かす時も同じだ。芽留姉ちゃんとオレは、まるで波を作り合いっこしているみたいに、いつまでもずうっと舐め続けた。
やがて波が激しくなった。
「あっ…あん…あンッ…あぁっ」
『うう、ガキにイかされるなんて…』姉ちゃんの本当の声も、頭に響く声も、両方とも大きくなった。
『はああ…でも、気持ちいい…チクショーオメエ上手だよ…』
オレが頭を動かす度、水が動いて波が出来る。
芽留お姉ちゃんが頭を動かす時も同じだ。芽留姉ちゃんとオレは、まるで波を作り合いっこしているみたいに、いつまでもずうっと舐め続けた。
やがて波が激しくなった。
「あっ…あん…あンッ…あぁっ」
『うう、ガキにイかされるなんて…』姉ちゃんの本当の声も、頭に響く声も、両方とも大きくなった。
『はああ…でも、気持ちいい…チクショーオメエ上手だよ…』
大波が続けてきた。さらわれないように、必死に芽留お姉ちゃんにしがみついて舐め続けた。
「ふあっ…はあん…あうンッ…いあぁぁッ!」
『はあああああああああああああああぁっ!!』
とうとう、オレたちの背丈の何倍も高い大波がきた。オレはちんちんを掴まれていて逃げられず、みるまに大波に飲み込まれた。
ズズズズザザザッパアアアアアァァァ……
「うわあああああああああああぁぁぁぁっっ」
☆
「なあ、交」
「なあに、倫姉ちゃん」
「正月はいろいろ煩わしいことが多いので、お兄さまたちとグアムあたりに逃げようと思う。お前も来るか? 連れてってやるぞ」
「ぐあむって、何があるの?」
「グアムといえば、海に決まっておる。寒い日本を離れ、灼熱の日差しの下で海水浴。たまに和服がいやになるときもあるが、日本では人目もあるしの。いいぞー、綺麗な海…」
「海!? オレやだよ」
「? どうした?」
「やだ…やだやだやだ! 海なんかやだ! 絶対にイヤだ! わーーーーーーーーーーーん」
「あっ、交!………どうしたのじゃ、一体!?」
第九夜
風呂から上がってマリアお姉ちゃんと話していたら、今、両親と会えないのがお互いに同じだね、という話になった。
「交クン、寂しくないカ」
「うーん…お姉ちゃんには本当のこと言うけど、やっぱり寂しいよ」オレは慌てて付け加えた。
「あ、もちろん、マリアお姉ちゃんと一緒にいるときは寂しくなんかないよ。それに他のおお姉ちゃんもよくしてくれるし、アイツもまあ養ってくれてるし」
マリアお姉ちゃんはしばらく考え込んでいたが、やがてこんなことを聞いてきた。
「夢でもいいからパパママに会いたいカ?」
「そりゃあ、もちろん会いたいよ」
「マリア、もしかしたら交クンをパパとママの所に連れていけるかもしれナイ」
「え〜〜!? ホント?」
「ウン。じゃあ、ちょっとマッテネ」
マリアお姉ちゃんは後ろを向いて何やらごそごそしていたが、やがてゆっくりとこちらを向いた。
お姉ちゃんを見てビックリした。パンツをはいていなかったのだ。
「マリアお姉ちゃん! パ、パンツ!」
オレは両手で目を覆った。言っておくが、決して指の隙間から覗いたりしてはいない。
「さ、ここさわってミナ」
お姉ちゃんは自分の股を指差した。目のやり場に困りながらも恐る恐る触ってみた。
想像してたのとは違って、何だかこりこりっとした感触だった。他の姉ちゃんたちみたいに、あまり毛が生えていないのだ。縦筋が一本、すうっと入っているだけだ。男とはずいぶん違うなあ…
「もっとキチンと触るヨ」マリアお姉ちゃんが言った。
きちんと触るには場所が正しくなければならない。そこで、オレは男として重大決心をして姉ちゃんの指先をきちんと見た。
指先は、筋の上の切れ端辺りを指していた。
オレはそこに人差し指を伸ばした。ちょうど筋が入り始めたところに指を置いてみた。なんだかぴったり収まった。
「いいよ。その調子ダヨ。ユックリこすってチョーダイ」
言われたとおり、そろそろとこすり始めた。
──すり…すり…すり…
すると、こすっていた所から梅仁丹みたいなものが顔を覗かせてきた。
「よーしヨシ。ソコ、周りをなでてみて。優しくナ」
マリアお姉ちゃんが言ったとおり、優しく撫でてみた。
──なで…なで…なで…
だんだん透明な汁がじわじわっと湧いてきた。仁丹が膨らんできてプチトマトみたいになった。真っ赤な綺麗な珠がつやつやと輝いている。
気のせいか筋も大きくなり、筋というよりは割れ目みたいになっていてプチトマトの下の方までかすかに見えそうな気がする。
「いいヨ交クン、なかなか上手ネ。そのタマ、ソーッと磨いてみて」
オレは言われたとおり、プチトマトを指で優しく磨き始めた。
──するり、するり。きゅっ、きゅっ。
赤いビー玉みたいなものが、ますます赤みを増して膨らんできた。
筋はすっかり割れ目になっている。割れ目はだんだん大きくなり、中が見え隠れしていた。中は白味がかったピンク色をしているのがはっきり見える。
「オオッ…」マリア姉ちゃんが呟いた。「交クン、いいゾ。もっと、モット」
今や珠は甘酸っぱいスモモ位に膨らんでいた。
オレはさらに優しくさすってあげた。珠はオレがさする度にプルプルと嬉しそうに震えた。
やがて珠の下に洞穴が見えてきた。入り口はマリア姉ちゃんの肌の色だが、中の壁はピンクだ。肉色と言ってもいいかもしれない。
さらに擦っていると、やがて珠が真っ赤なリンゴのように膨らんだ。
オレはそのリンゴをキュッキュッと磨いた。丁寧に丁寧に磨いた。リンゴ磨きなら任せてほしい。オレの得意技だ。
「オオオオオオオオォォォォォォォォ…」
マリア姉ちゃんが叫ぶと、割れ目が大きく広がった。洞窟が入り口を開けた。
「今だヨ。サア交クン、中に潜って」
オレは頭からマリアお姉ちゃんのあそこに潜っていった。
入り口こそ潜らねばならなかったが、中は意外と大きく広がっていて、オレは立って歩くことが出来た。
辺りはピンクの皺というか襞に覆われている。所々に珠がついて電球のように辺りを照らしている。赤、ピンク、黄色、赤紫。色とりどりだ。
ここでマリアお姉ちゃんの声がした。
「珠に全部触って。灯りになるヨ」
なるほど、珠に触るごとに灯りが点った。その光が襞に反射してテカテカに光る。
しばらく行くと、ちょっとした広場があった。そこから白い半分透明の階段が緩いカーブを描きながら空の遙か彼方へ続いていた。
どうしようか迷っていると、
「後から行くヨ。先に行ってナ」とマリアお姉ちゃんの声がした。オレはその階段を上っていくことにした。
どこまでもどこまでも、オレは上っていく。ふと下を見た。底がどこか分からないほど高いところを自分は上っているのだと分かったが、怖いとは思わなかった。
やがて、階段の果てる遙かな上に明るい星が二つ見えた。
――父ちゃんと母ちゃんだ!
なぜかそのとき、ぱっと直感した。
そのとたん足下の階段がふっと消え、踏みしめている感覚がなくなった。
だがオレは下に落ちなかった。いつの間にか宙に浮いていたのだ。しかも、そのことが当然だと思えた。
気がつくとオレは小さな星になっていた。
そして、父星と母星を求めてどこまでも空高く上っていった。
ただ、いつまで経ってもマリアお姉ちゃんはやって来ない。オレは何度も何度も振り返ったが、ついにマリアお姉ちゃんは来なかった。
☆
「交…サラダの中のプチトマト、なぜ残すのです」
「……オレ、もうお腹いっぱいだから」
「果物も食べなさい。ブドウ」
「いいよ。お腹いっぱいなんだよう」
「そう、でも食べないと大きくなれませんよ」
「……もう、やだやだ、欲しくないって言ってるだろ! わーーーーーーーーーーーーんッ」
「あ、こら、交! まだご飯の途中でしょう! 待ちなさい! 交!」
第十夜
霧お姉ちゃんとお風呂に入っている。
オレの世話をしてくれるお姉ちゃんたちはみんな美人だったり可愛いかったりするが、中でも霧お姉ちゃんは一番きれいだと思う。
色白で美人だし、声も話し方も可愛い。それに作ってくれるご飯も美味しい。
手足はお人形さんみたいにホッソリして長いのに、…おっぱいは大きい。なんとなく、オレの母ちゃんって霧姉ちゃんみたいな人だったんじゃないかなって思う。
こんなことを思いながら、湯船に浸かってお姉ちゃんにだっこされ、膝に乗っている。お姉ちゃんの顔とおっぱいを代わる代わる見ながら百まで数えた。
もちろん洗ってくれるのも優しく丁寧だった。オレはシャンプーは大嫌いだが、霧お姉ちゃんの時は素直に洗ってもらうようにしている。
風呂から上がって体を拭いてもらった。
「お姉ちゃん、ちょっと髪の毛を乾かすね」霧お姉ちゃんはこう言ってから、いたずらっぽく付け加えた。
「交クン。いい子だから、お姉ちゃんがいる部屋、絶対に開けちゃだめよー」
「あ…開けないよ!」オレはちょっとドギマギした。
「うふふ…じゃあ、ちょっと待っててね」襖が閉まった。
――絶対とは言ったけど、言い方が優しかった。だから、ちょっとくらいフザケて覗く真似をして開けてもそんなに怒られないだろう。
それに、いい子だからなんていって、オレを子ども扱いした。オシオキしてやらねばならない。
そんな軽い気持ちから、オレは霧お姉ちゃんがいる部屋の襖をそーっと開け、片目で覗けるだけの隙間を作った。
隙間に目を付け、ワクワクしながら覗いたオレは一瞬、あれ? と思った。
霧お姉ちゃんが、どこにもいないのだ。
代わりに、部屋の中にはオレよりも背が高い大きなこけしが立っている。顔はこちらを向き、目をつぶっている。
「お姉ちゃん!?」
思わず襖を全部開け中に入ろうとすると、突然そのこけしが目を見開いた。見る見る鬼のような顔になってオレを睨み付けたかと思うと恐ろしい声で、
「開けるなあああぁぁぁァァァ!!!」
と叫びながらオレに小さなこけしを投げつけてきた。
「ひぃっ!」オレは慌てて襖を閉めた。とたんにオレの顔があったところを目がけて投げられたこけしが襖を突き破ってきた。
偶然それは襖を突き抜けないで途中で止まった。もしあれが当たっていたら、タダでは済まなかっただろう。オレは必死で逃げた。
だが、奥の部屋に逃げ込んでほっと一息つく間もなく、押入れがいきなりスパーンとひとりでに開くと、
「開けるなあァ!」の声と共にまた大きなこけしが小さなこけしを投げてきた。オレは半泣きになりながら急いで襖を閉めた。小さいこけしがオレの目の前の襖を突き破りかけて止まった。
「うわああああああん」
またもこけしに襲われたオレは泣き出した。
この部屋から早く逃げねば、と思って入り口に走った。だが、たどり着く寸前に、
「開けるなあァ!」の声と共に入り口の襖が開き、さっきの大きなこけしが小さなこけしを投げてきた。同じように急いで襖を閉めた。小さいこけしがオレの目の前の襖を突き破りかけて止まった。
これでオレはこの部屋から出られなくなった。
ふと気が付くと、この部屋は四方の壁どころか、天井から床に至るまで、大小無数の襖に覆われている。
そして、いずれかの襖が不規則にすぱっと開いては、
「開けるなぁ!」の大音声と共にこけしが飛んでくる。オレは慌てて閉める。これが何度も何度も繰り返された。
不思議なことに、開いた襖に触れさえすればその襖は勝手に閉まるし、小さいこけしは勝手にこちらに突き抜けてこない。
だが、あまりにたくさんの襖を閉めようとして四方八方に目を配り身体を捩ったので、オレはもうへとへとになった。
身体が、口の中で溶け始めたボンタン飴みたいにへにょへにょになり、もうどうにも手足が動かなくなったところで、オレの正面の襖が開いて小さいこけしが迫ってきた。
身も心も疲れはてていたオレはどうしても避けきれず、とうとうこけしがオレの右腕に命中てしまった。
骨が砕けたーーと思いきや、不思議なことにこけしが当たってもぜんぜん痛くない。痛くないどころか、当たったという感覚さえない。
やれやれと思いながら左腕でこけしを取ろうとして、あれ、と思った。皮膚にぴったり張り付いて、こけしが取れないのだ。
懸命に引っ張っていると、今度は後ろの襖が開いてこけしが投げられた。やはり避けきれないで、オレのお尻にひっついた。これも、まるで元から生えていたようにびくともしない。
さらに悪いことに、オレに取り付いた二本のこけしがだんだん重くなってくる。右腕を上げていることが辛くなる。お尻が重くて立ちずらくなる。
そうこうするうちに、次々と襖が開いてはオレにこけしが投げつけられてくる。
全部が全部オレの鼻、左足、右脇腹、喉、……と、次々とオレにひっついては、すぐ鉛が入っているように重くなる。
オレはとうとう全身からこけしをはやしたこけし人間のようになり、身動きが出来なくなった。
突然オレの足元の床だった襖が開いた。オレはまっ暗な穴ををまっさかさまに落ちていった。
「うわあああああああああああああああぁぁ」
☆
「交クン。交クン。大丈夫?」
オレはハッと飛び起きた。霧お姉ちゃんがオレの顔を覗きこんでいた。
「霧お姉ちゃん…なんだ、夢かぁ」
「うなされてたわよー。どんな夢見てたの?」
説明しようとした。だがすぐに、正直に説明すると、お姉ちゃんを覗こうとしたのを白状することになると気付いた。そうしたらお姉ちゃんに嫌われてしまう。
「ううん…何でもない」
「そう?…ならいいけど」
ふとお姉ちゃんを見てびっくりした。パジャマがスケスケで、女の人らしい体の線どころかおっぱいやアソコまで見えてしまっているのだ。
オレは真っ赤になって俯いた。おちんちんまで硬くなってしまった。
「うふふ…そっか……交クンも、やっぱり男のコなんだね」
姉ちゃんが近づいてきた。プリンのような甘くていい香りがする。オレの肩に手を置いた。顔が重なってきた。唇が触れる。
――チュウだ!
オレは動けずにいた。カァーッと頭に血が上った。
いつの間にか唇が離れていた。お姉ちゃんは優しくオレを見つめていたが、やがて尋ねてきた。
「交クン、キスは初めて?」
(チュウのこと、「きす」って言うんだ…)
「よくわかんない。覚えてない」
「そっか…」お姉ちゃんは黙ってしまった。たぶん父ちゃんや母ちゃんとはしたのかも、と言おうとして、オレの今の様子を思い出して言葉を飲み込んだんだなと思った。
だから姉ちゃんを心配させないように急いで付け足した。
「あ、でも、子どもの頃は覚えてないから。大きくなってからはお姉ちゃんが初めてだよ」
「そう、よかった。…じゃあ、お姉ちゃんが『初めて』なのね」
「? うん、そうだよ」
オレがそう明るく言うと、霧お姉ちゃんは「ゴメンネ」と呟きながらオレのほっぺたに優しく手を添え、また「きす」をしてきた。
唇がくっついているだけなのに、何だかとても暖かくて、懐かしくて……気持ちいい。心がふんわかして、それに切なくなる。
どれくらい経っただろう。お姉ちゃんはふっと唇を離した。またオレを優しく見つめると、ぽふっと抱きしめた。柔らかいおっぱいに顔が埋もれた。
「柔っこい…」オレは思わず呟いた。
「柔らかいの、キライ?」
「ううん、そんなことないよ。……す、好きだよ」
「そう?…よかった」お姉ちゃんはオレを抱く手に力を込めた。そして囁くように聞いてきた。
「ねえ、交クン…お姉ちゃん、交クンの『初めての女(ひと)』になっていい?」
「? 『きす』はもうさっきしたよ」
「……お姉ちゃんのこと、キライかなあ…?」
「そ、そんなことないよ! ……オレ、お姉ちゃんのこと、……好きだよ」
「……」お姉ちゃんは黙っている。嫌われたくないので、一生懸命考えながら言った。
「だから、……だから、お姉ちゃんさえよければ、オレの『はじめてのひと』になってください」
「……そう? 交クン、優しいのね」お姉ちゃんはオレの頭を撫で、ぎゅうっと抱きしめてきた。
頭を撫でていた手が下りてきて、肩を抱いていた手と合わさり、オレの背中を抱いた。
そしてその手がだんだん背中から腰に下りてきた。片手はお尻を下から支え、もう片方がおれのおちんちんを握ってきた。
「…あー、硬くなってるね。こけしみたい」
「!」こけし、といわれてオレはピクッと震えた。
それを別の意味に考えたのか、霧お姉ちゃんは、
「…そのままで、楽にしていてね」と優しく囁き掛けた。
お姉ちゃんはもぞもぞ動いていたが、そのうち、おちんちんの先がなんだか湿っているところに触れた。
「!」ちんちんの先に電気が来た。
お姉ちゃんはオレのちんちんを軽く上下に動かした。その度にちゅくちゅくっと小さな音がする気がした。濡れた毛のようなものも感じられた。
しばらくそうされていた。お姉ちゃんは黙っていたが、息が乱れている。お姉ちゃんが身体をちょっとオレの方に寄せてきたかと思うと、おちんちんが不意に暖かいもので包まれた。
「お姉ちゃん!」オレは思わずおっぱいにしがみついた。いつの間にか霧お姉ちゃんもオレも裸だった。
「怖くないよ。いい子だから、そのまま…」
霧お姉ちゃんはオレを宥めるように囁くと、しばらくじいっとしていた。
じいっとしているだけなのに、ちんちんが暖かくてじんじんとしびれる。なんとも気持ちいい。
やがて霧お姉ちゃんがオレを抱きしめたまま、静かに動き始めた。
「んっ…んっ…う…」
お姉ちゃんは微妙に動きを変えている。苦しいのかなと思ったが、お姉ちゃんはゆっくり動くのを止めない。心配になって、
「お姉ちゃん、大丈夫?」聞いてみた。
「…うん…うっ…だい、大丈…夫…よ」切れ切れにお姉ちゃんは答えた。
「あっ…あっ…交クンの…硬い…」
「硬いのダメ?」
「あうっ…んうっ…っ…丁度いい…ところに…あ…当たって…」また切れ切れに答えた。お姉ちゃんはまだ動いている。
オレも黙った。おちんちんが熱くて溶けそうになってきたのだ。
初めはお漏らしをしちゃうのかと思ったが、そうではない。チョコレートなら溶けてどろどろになりそうなのに、オレのちんちんはますます硬くなっていった。
声をあげたらお姉ちゃんに心配をかけると思ったので、代わりに右のおっぱいに吸いついた。
「ひゃうっ……うっ…はうっ」
吸いついた瞬間に小さく叫び声をあげたが、姉ちゃんはオレを止めさせなかった。かえって自分も激しく動き出した。
今頃になってようやくオレのおちんちんがお姉ちゃんのアソコに出入りしているのが分かった。
だがオレはおちんちんが火を噴くように熱いのに戸惑い、自分から動くことなど全くできなかった。ただただお姉ちゃんの動きを邪魔しないようにするので精一杯だった。
首が疲れたので、左のおっぱいにも吸いついた。いつの間にか両手をおっぱいに添えて掴んでいた。
「うン…あン…うぅン……あぅっ…あァッ」
お姉ちゃんの声が早くなった。オレの頭や腰や尻の下のいろんな所に手を回しては力を込めて抱いてきた。
オレもおちんちんだけでなく、身体中が燃えていた。おっぱいを吸っていたのか、ただしがみついていたのかさえわからない。ぐにぐにと揉んでいたのかもしれない。
「あん…あう…あぁん…はぁっ…あぁっ」
お姉ちゃんの声が大きくなった。オレも体中チョコが溶けたみたいに甘々のとろとろになっている。
おちんちんだけが太い釘のように硬くとがっている。しかも煮えたぎったお湯の中で動いているみたいだ。
背中の奥からむずむずしたものが湧いてきた。むずむずが、ゆっくりおちんちんへやって来たかと思うと、しばらく先っぽで行き止まりになったように溜まってじんじん痺れた。
痺れた先っぽがさらに熱くなる。じんじんの塊が溢れて腰から身体全体に広がる。もうすぐ何かが出る。おしっこじゃない何かが出る。出したくて出したくてたまらない。
とうとう我慢しきれなくなった。オレの下腹から何かがおちんちんを通り抜けて外へ出ていく気がした。
そのとき目の前が真っ白になり、オレは燃え尽きた。思いっきり声を出してしまっていた。
「お姉ちゃん! 霧お姉ちゃん! お姉ちゃーーーん!」
「はぁん…交…まじ……交クーーーン!!……」
オレは頭が真っ白になった後、何も分からなくなっていた。
☆
気が付くと、オレは霧お姉ちゃんに抱かれて布団に入っていた。いつの間にかパジャマがきちんと着せられていた。
これまで写真の本に載っているお姉ちゃんを見てドキドキした気持ちになったことがある。
でも、霧お姉ちゃんや他のお姉ちゃんたちにはドキドキしたことがなかった。
でも、今オレはとてもドキドキしている。してるんだけど、それでいてとても安心して心が穏やかになっている気がする。
ずっとお姉ちゃんと一緒にいたい。お姉ちゃんのためなら何でもしたい。
――母ちゃんと一緒って、こんな感じなのかなぁ。……あ! そうか! お姉ちゃんが「はじめてのひと」になったっていうのが、こーゆうことなのかなぁ……
そんなことを思いながら、霧お姉ちゃんにそっと身体をすり寄せ、オレはまた眠りに落ちていった。今日はぐっすり眠れそうだ。
──[完]──
以上です。思いの外長くなってしまい、失礼しました。
なんか不思議な雰囲気の話で面白かったです
あとヒロイン殆ど全員出してるのはすげー
GJ!
488
488の者です!
この度は私のわがままを聞いてくれて本当にありがとうございました!
楽しく作品を読ませていただきました、これからも頑張ってくださいね!
すんごいのがキター GJ!!!!
551 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 04:56:53 ID:dZcPVfqW
パロディを超えたパロディワラタ
トラウマ作りすぎだw
霧たんと初体験とはうらやましすぎだ GJ!
っていうか普通にSSとして面白い!
すごいよ214氏
各キャラ凌辱ものが読みたい
556 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 23:56:13 ID:hEQh4Lwn
37
小学生向けの塾でバイトしているが、問いが作りやすい。
37*3=111を利用して、18.5*4.2=77.7とかね。
あと、大学入試でも役に立ったがまた別の話。
見事に誤爆した。死にたい。
年越しと聞いて、絶望ガールズが手に手に矢を持って
互いの尻の穴を狙っている構図が浮かんでしまった俺はダメでしょうか。
子供に手を出すなよ・・・・?
560 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 17:57:16 ID:jApbVjm0
っていうかいつのまにか黒沢先生並の巨匠が!?
明けましておめでとうございます。
年頭に当たって初心に戻り、頑張って書いていく所存です。宜しくお願い申し上げます。
レスいただいた方、どうもありがとうございました。過分なお言葉で、もう舞い上がってしまいます。
あけましておめでとうー
俺も今年こそはがんばってSS書くぞ
214です。新年初のSSを投下したいと思います。
今晩は、また絶望先生がイジメられる、かなり軽めの話です。
一応、千里×望が主になります。
アナル関係はないので、そちら方面が苦手な方も安心だと思います。
564 :
エロく賑やかに奪え1:2007/01/02(火) 21:42:02 ID:ZGGSbO6O BE:417693683-2BP(333)
「ふうう…いったい何だったんでしょう」
竹槍による国会議事堂突撃が当然のごとく徒労に終わり、望はとぼとぼと宿直室へ帰ってきた。
そんな情けない子羊を、可符香が優しく出迎えた。
「お帰りなさい。お疲れさまでした」
天使のような笑顔が胸に沁みる。
また胸に飛び込みたい衝動を辛うじて抑えると、軽く頭を振っただけで宿直室の炬燵の前にへたり込んでしまった。
そんな望に、可符香は熱い甘酒を手渡した。
「先生はお酒はダメだけど、甘酒ならいけるでしょう? さ、疲れが取れますよ」
「そうですね。どうもありがとうございます」
疲れで判断力が低下していた望は、疑いもせず飲み干した。
冷えた身体に熱が心地よく染み渡った。
だが甘みが脳に快感を送った後しばらくして、望の意識がぷっつり途絶えた。
眼下に横たわる望を一瞥しながら、可符香は電話を掛けた。
「もしもし、千里ちゃん? 可符香です。こちら、準備完了です。……ええ。待ってます」
☆
「うーん……」なんとなく華やいだはしゃぎ声で望は目を覚ました。
「あ、絶望先生、目を覚ましたみたい」
「おっ、主役のお目覚めだあァ〜〜」
目の前を見ると、いつもの絶望ガールズに加えた数人――ことのんを除いたクラスの女生徒ほぼ全員と言っていい――が甘酒を手にして談笑している。
狭い宿直室に彼女たちがギュウギュウ詰めになっている。
皆目元が赤い。中には明らかに呂律が回っていない者(むろん、奈美である)すらいる。
「皆さん、いったい何を、ぐっ」
望は動こうとして、またしても首輪で繋がれているのに気付いた。
しかも、いつの間にか着流しに着替えさせられている。
「何って…」
「もうすぐ校内であるカルタ取りの予習ですよ」
「あ、先生の言葉だと『予防』ですかね」
何だかよくわからない。ここで可符香が宣言した。
「じゃあ、先生も起きたところで、新春絶望カルタ取り大会の始まりです〜〜」
──パチパチパチパチ……
一斉に拍手が起こった。
「一番多く札を取った人は」
「取った人は!」晴美が合いの手を入れる。
「なんと、今晩! 先生とぉ、姫初めをォ、することがァ、出来ます〜!」
──パチパチパチパチ……
一斉に拍手と歓声が挙がった。
「いいぞーー!!」
「2のへ万歳ーー!!」
「絶望しぇんしぇーバンらーーい」
565 :
エロく賑やかに奪え2:2007/01/02(火) 21:44:54 ID:ZGGSbO6O BE:313270092-2BP(333)
望はたまらず首輪の鎖を引きちぎって逃げ出した。
だが、可符香に足を引っかけられよろけた所で、奈美が望の帯を掴んた。
奈美は例によって酔っぱらっている。手加減などない。
望の着流しの帯の端を力一杯引っ張った。
「そーれ、帯ぐるぐるじゃ〜〜」
「あーれーー」
帯がみるみる解けていくにつれ、望が独楽のようにぐるりぐるりと回る。
すっかり帯が解けてしまい、着流しがはだけてふらついている所を奈美に捕まった。
「んっふっふっふっふっふっふ」
「うわっ!酒臭い……」
奈美は皆にかけ声を掛けた。
「そーれ、かかりぇーーーぃ」
「ワーーーーーーーーーイ」
「いやああああああぁぁぁ」
☆
望は布団の上に大の字にされた。
今度は完全に四肢を固定され、逃げ出そうにも逃げ出せない。
もちろん全裸である。
逃げた罰として、本来は畳の上に並べる予定だったかるたの札が、望の額からつま先まで全身に貼られた。
もちろん、絶棒にもしっかり貼られた。
それぞれの札は、落ちないように両面テープで貼ってある。
千里が皆にルールを補足した。
「札を取った人は、証拠として札のあったところにキスマークを付けて下さいね。」
「はーーい」
「はい。じゃあ、いきまーす」札を詠み上げるのは可符香である。
「『犬も歩けば 棒刺さる』ーぅ」
「『い』ね」
「いー、いー、いー……」
──ビタンッ!
「あいとゎっ」
無言で望の額に手形を付けた娘がいた。
真夜である。
見ると、たしかに「い」の札だった。
「あー、そこだったかぁー」
「三珠さんに初手を取られちゃったね」
「じゃあ、三珠さん。札を剥がして、キスマークをつけて。」
真夜は相変わらず無言のまま、ピリッと札を剥がした。
望の額には赤い手形がくっきりと付いている。
真夜は望の前髪を掻き揚げ、生え際を剥き出しにすると、ちゅううっと音を立ててキスマークを付けた。
――ん!? こいつも狙ってるのか?
ふと皆の心中に疑念が起こった。
566 :
エロく賑やかに奪え3:2007/01/02(火) 21:47:01 ID:ZGGSbO6O BE:783175695-2BP(333)
だが、可符香は素知らぬ顔で詠み上げていく。
徐々に、皆もカルタ取りに再び熱中し始めた。
時折ピシャッ!と先生を叩く音、ひいい!という先生の悲鳴、そして ちゅうう!という接吻の音が順調に響いていった。
☆
しばらく経った後のことである。
「『飛んでるままの コウノトリ』ーぃ」
「『と』ね。」
「とー、とー」
ここで、望の口に手を伸ばした者がいる。
「は、はい」
叩く音は聞こえない。ただ手を伸ばしただけだ。
見ると、たまたま望の顔の近くに座っていた愛が、自分の目の前にあった札を取ったのだった。
「ああ、私なんかが札を取ってしまってすみません!」
皆の視線を浴びた愛は、いきなりその場から逃げ出そうとした。
が、さりげなく可符香が逃げ道を塞いでいたので逃亡は叶わなかった。
千里が愛に迫る。
「さあ、愛ちゃんもきっちり札を取ってキスマークを付けるのよ。」
愛はなお逡巡していたが、千里の目つきが険しくなりかけているのが目に刺さった。
それで仕方なく、おずおずと口の上の札をそっと剥がし、ためらいがちに唇に接吻した。
☆
だが、初めこそ遠慮しいしいだった接吻が、いやに情熱的である。
派手な音こそしないものの、ずいぶん長い間いろいろ角度を変えて続けている。愛の顔は真っ赤だ。
時折、くちゅっ…ぴちゃっ……という微かなだが淫媚な音が漏れてくる。
やっと愛が唇を離したとき、ほうっというため息がギャラリーのあちこちから漏れた。
だが、二人の行為を間近で見ていた何人かは気づいていた。
二人が接吻を止め唇を離すときに、唇と唇の間に糸を引いていたのを。
そして、望の唇には、愛の付けていたリップクリームが残っていて、望がそれをペロッと舐めたのを。
――こいつら、舌を入れてやがったのか!?
――こいつら、目で会話してやがった!
――コイツも、ひょっとして本気!?
思わぬライバルの出現に、絶望ガールズの緊張感が一気に増した。
その場に、血で血を洗う真剣勝負の緊迫した雰囲気がみなぎってきた。
567 :
エロく賑やかに奪え4:2007/01/02(火) 21:50:28 ID:ZGGSbO6O BE:156635633-2BP(333)
「じゃあ、次行きますね」可符香があくまで冷静に詠み進めていった。
「『しっぽ大好き あびるちゃん』!」
「しーーー」
「うーーーん……」
「しっぽーーッ!!」このかけ声はもちろんあびるである。
──ペシッ!
「ひいぃ!」
望の左胸にあった札を見事ゲットした。
あびるは珍しく嬉々として札を剥がすと、乳首に音を立てて派手に吸いついた。
──ちううううううぅぅっッ!
「ひああああ……」望は思わず鳴いた。
それだけではなかった。
あびるは吸いついたまま、レロレロレロ……と舌先で小豆を弾いてきたのだ。
「ふあっ、小節さん、それ駄目ッ! あはぅ、だめ、ダメェェエエエ……」
望は慌てて身を捩った。
だが、あびるは望の肩を押さえつけて攻めを続行していく。
愛の接吻の際に揺れ始めていた絶棒が、今やはっきりと起立し始めた。
目ざとく見つけた芽留が写メを撮り始めたので、皆も絶棒の恥ずかしい自己主張に気づいた。
望は羞恥の極みだったが、どうすることも出来ない。
絶望ガールズの注視する中、まだ乳首に吸いついたままのあびるの舌捌きに反応して、望は絵札の帆をかけた帆柱を立てていった。
「やっぱり先生は胸が敏感なのね」
「ねー」女生徒たちは口々に頷き合っている。
次に右胸の札を引き当てた晴美も、あびるに負けないテクニックを披露して、帆とマストを揺らせ、持ち主をいい声で鳴かせた。
こうして望は全身に教え子の手形とキスマークを付けられ、元々色白だった肌は真っ赤に腫れ上がった。
季節外れだが、いい紅葉の色づき具合ではある。
568 :
エロく賑やかに奪え5:2007/01/02(火) 21:52:56 ID:ZGGSbO6O BE:69616122-2BP(333)
いよいよ最後の一枚になった。ちょうど絶棒の上の札が残っている。
皆が絶棒をめがけて身を乗り出してきた。
特に、現在の札獲得数が同数首位の千里と奈美は目が血走っていて鼻息も荒い。
「あああ……」皆のただならぬ様子に望も気が気ではない。
「み、皆さん、どうぞお手柔らかに。気を落ち着けて。ね。ね。ねっ」
「じゃあ、最後の札行きまーす」可符香が宣言した。
「『君ならでき……』」
「はーーいっ!!」
「はいっ!」
「ハイ!!!!」
──バシバシベチベチパシィッッ!!!!!!
絶望ガールズが一斉に絶棒(及びその付近)を我先にと力任せに叩いた。
望は悶絶した。
☆
最後の勝者を確定するべく、上の者から順に手を除けていった。
一番下で絶棒をぐわしっと掴んでいたのは、千里である。
千里の手も皆に叩かれたせいで真っ赤に腫れている。
「ということは……」
「この札は千里ちゃんのものね。そして、このかるた大会は、千里ちゃんの、勝ちーーィ」
皆も千里のファイトに惜しみない拍手を送った。
──パチパチパチパチ……
「まあ、千里ならしょうがないわね」
「犠牲者がでなくてよかったし」
「いや、ひょっとして先生が犠牲者…」
「しーっ!」
「なーに、絶望先生はすぐ気が付くわよ」
「じゃあ、札を取って、キスマークを」可符香が促す。
千里は札を取った。
絶棒はさっきのショックでうなだれている。
ではキスマークを、と思いかけた千里はハッと気が付くと叫んだ。
「これ、キスマークって言うより、フェラじゃない!」
「まぁ、そうかもねー」
「さあ、早くぅー」
「最後に一発、凄いのをねっ」
皆がニヤニヤして千里を見ている。
569 :
エロく賑やかに奪え6:2007/01/02(火) 21:55:41 ID:ZGGSbO6O BE:1253081298-2BP(333)
千里がそのまま固まっていると、
「どうしたの? やらないんなら、私がしちゃうわよ」などと晴美が煽ったりする。
「うぅ……わ、わかりましたっ。」
覚悟を決めた千里は、やおら絶棒を掴むと、先をぱくんと咥えた。
そうして、本体を上から下へゆっくり舐め下り、また下から上へ舐め上がっていった。
舐め上がった頂点で再び頭を咥えると、今度は深めに含んだ。
含んだまま舌先で裏を往復してれろれろれろっと何度も弾いたりした。
首の周りをぐるぅりぐるぅりと周回させたりした。
そして仕上げに、ねっとりと吸い上げた。
──じううううううううぅぅぅぅぅっっ……
さすがにこの刺激にはたまらず、絶棒は見る間に生き生きとしてきた。硬度をすっかり取り戻した。
千里が口を離した後も時折ぴくぴくっと震えては、自分が嬉しかったんだよ、と見る者に訴えかけた。
☆
見ていた絶望ガールズも感想を漏らした。
「千里、上達したね」
「本の知識って、役立つんだなぁ」
「晴美ちゃんの本、今度私も借りようかな」
「うん、いーよー。飛びきりのを貸してあげる」
「うーむ、さすがにきっちりと立てさせたか……」
「こんなことできっちりなんて、言うなぁ!」
☆
「さあ、では勝者の千里ちゃんに賞品を引き渡しましょう!」可符香がここで締めくくった。
「見事優勝した千里ちゃんには、ここで姫初めをしてもらいます!」
「ここでって、今なの?」千里は珍しく戸惑った。
だが、
「そうよ。後がつかえてるんだから、なるべく早くね」と晴美に言われ、ようやく自分の勘違いに気が付いた。
見ると、二位の奈美を始め、他の女子もヤる気満々である。
千里は先生を一晩独占するのを諦めた。
――ううう……その分濃厚にしてやるんだから。
と思っていると、皆が服を脱ぎ始めた。
「ちょっと! なぜみんなが服を脱ぐのよ!」
「だって、二人だけ裸になるのは恥ずかしいでしょう。みんなで裸なら恥ずかしくないかなぁーって」
「順番が回ってきたときの手間を省かないと」
「千里がキャンセルしたら私が先にしようと思って」
「…………」
仕方なく千里は自分も服を脱ぎ、望の腹に跨った。
570 :
エロく賑やかに奪え7:2007/01/02(火) 21:57:53 ID:ZGGSbO6O BE:104423832-2BP(333)
――はあぁ……なかなか二人きりになれないわね。
こう思いながら千里は望の頭を抱え、接吻した。
それも特別濃厚なやつだ。
明らかに先程の愛のを意識していた。
――あのコやみんなには負けないんだから。毒消しよ。ま、負けるもんですかっ!
接吻の途中で望の意識が戻った。
千里もそれに気づくと、拒絶されないうちに腰をずらし、絶棒の硬度を素早く確かめるとゆっくり自身へ収めていった。
「き、木津さん!? ああ、いや。止めて。止めて下さい。ふ、はあああぁっ」
望の懇願は当然ながら無視された。
「う……久しぶり。……」
千里は絶棒を全部収めてしまうと、小刻みに動いて自身へ馴染ませた。
やがてゆっくりと、だが着実にストロークし始めた。
──ずいっ。ずちゃっ。にちゃっ。
「はあぁ。……あぁっ。……あぅっ。」
千里は勝利の後の征服感に酔ったのか、早くも気分を出してきた。
動く度に快感が下半身から背筋を伝った。
一方の望も、無駄な抵抗が破滅を呼ぶことを重々承知しているので、歯を食いしばって陵辱に耐えている。
千里の動きは洗練されたとは言えないものの概して細やかであるため、上になられてもダメージを受けることは少ない。
悔しいがこのまま身を任せよう。千里には好きなように動かせておき、早めにイかせてしまおう。こういう腹だ。
☆
だが、望の目論見はあっさり潰えた。
「千里ちゃん、先生、マグロになってるわよ」
「きっと千里ちゃんだけ先にイかせて、自分は出さないつもりよ」
ギャラリーから容赦ない指摘を受けたのだ。
――よ、余計なことをっ!
望は歯噛みする思いだったがもう遅い。
「そ、それはよくないっ。実に良くない。……ううっ。……」
千里はそれを聞くと、身体を徐々に前に倒して手を望の胸に置き、望の唇に再び接吻してきたのだ。
「あふん。……む……むっ。……」
日頃の千里に見合わないほど情熱的な接吻である。
彼女がどれほど望のことを好いているのか、また独占したがっているのかの一端を示す接吻となった。
望の胸にあった手は、ゆるゆると全体を揉んでいた。
そして、まだ接吻を続けながら、両乳首を同時にいじくり始めた。
小豆をちょんっと摘む。親指の腹ですりすりっと擦る。乳輪をするぅりとなぞる。
望はたまらず呻いた。
「むむぅ。わむっ。んむんーーーーっ」
だが千里に唇を塞がれているのでまともな声にならない。
571 :
エロく賑やかに奪え8:2007/01/02(火) 21:59:51 ID:ZGGSbO6O BE:626540966-2BP(333)
こうなると望の負けである。
唇、胸、絶棒の三カ所を同時に攻められて、かつて彼が堕ちなかったためしはない。
望は新年初の絶望的な絶頂に向け、急速に追い込まれていった。
千里も高ぶってきた。
唇を離すと、自分が一番感じるように角度を変え、積極的に動き始めた。
リズムに合わせて小振りな胸がぷるぷる震えている。
動きながら望の腰をぴしゃぴしゃと叩いて催促した。
すると、望も千里の動きに合わせて腰を突き上げ始めた。
――なるほど、ああやって催促するのね……
――乗馬みたい。騎乗位って、このことなのね。
――後で試してみようっと。
絶望ガールズは心の中では色々なことを思ったが、二人に惜しみない声援を送り続けている。
「千里ちゃん頑張って!」
「先生、もうすぐイくわよ」
「どうせなら一緒にイってあげて」
☆
「うっ…う…あ…あぅ…」
千里の動きが小刻みになった。
望の突き上げも激しくなった。
千里は顔を真っ赤に染め、髪が左右にはらりはらりと揺れている。
――ああ……。みんなに見られながらするの、やっぱり恥ずかしい。……はうっ!うっ、うっ! で、でも……気持ちいい!
千里の声が高くなり、そのまま一気に達した。
「はぁっ、あん、はうっ、あぅ、あ、あ、あ、い、いいっ、はあああああーーーーーーーっ」
望もこれに合わせて喘ぎ、半ば力技で頂上に連れていかれた。
「はあっ、木津さん、もう、もう、もう、もう、だ、だ、ダメえええええええーーーーーーっ」
☆
かくて千里は無事に望との姫初めをゲットした。
――ああ……また教え子に手を出されてしまいました……教師失格ですね……
望は、自分の上から千里が離れ、こんな自己嫌悪に浸っていた。
だが、一息つく間もなく、奈美がばふっと望の腹の上に跨ってきた。
「ち、ちょっと、日塔さん」望は怯えた表情を見せた。
だが奈美は、
「あ、カルタ大会の第二位は私れすから。よろひくぅ〜」と言うなり、唇を奪いに来た。
「むーーっ。わむーーーーーーぅ」
それ以上の質問を封じられ、望は後悔とともに悟った。
新年早々、女生徒に寄ってたかってこってり搾り取られる羽目になったことを。
そして、今年の自分も、教え子達と様々なハプニングに富んだ日々を過ごすであろうことを、それとなく予感した。
後日、某所にて。
「この間はどうもありがとう。独占はできなかったけど、姫初めを最初に出来て嬉しかったわ。可符香ちゃんには大きな借りができちゃったわねえ。」
「そんなぁ。千里ちゃんとの仲だもの、貸しただなんて思っていませんよぉ。でも、千里ちゃんが借りたって思ってくれるんなら、とても心強いけど」
「ところで、次の依頼なんだけど、いいかしら。」
「もちろん。で、あの人をどうします?」
──[完]──
以上です。
近日中に、愛ちゃんメインの甘いSSを投下する予定です。
GJ! Goodというより最早God
そして愛ちゃんにも期待してます
どうもありがとうございます。
もうどうしよう、と気を揉んでいたところでして、非常に助かりました。
#揉むのは別の所だけで十分です、ハイ。
揉んで埋める
579 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 04:42:43 ID:CKgIzNxG
「絶望した!」
決まり文句とともに先生は教室を飛び出していってしまった。
・・・が先生をとがめるものもいないし、ましてや後を追う人もいない。
こんなのはいつものことだからだ。
考えてみれば一日一回は教室を飛び出して行っている。飛び出していかない日のほうが
どう考えても少ない。
教師としてはまさに絶望的な感じなのだが首にはならずにすんでいる。
これは別に先生が特別優秀だから、とか家の出が良いから(こっちは多少あるのかもしれないが)
とかいう理由からでは決してなく、ひとえに生徒のほうが気を使っているから。
首になって自殺でもされたら寝覚めが悪い。
−−−というわけで追い詰められてもそれなりにフォローはされるのだ。
ある意味では幸せな人かもしれない。もっとも「幸せ」というほうよりも「ある意味」っていう言葉のほうにかなり比重が
よってるけど。
そして最近は
「追いかけないの?」
ぼうっとそんなことを考えていると隣の席のあびるちゃんに声をかけられる。
いつも何かしら怪我をしている。彼女だが今日は比較的ましなほうらしく巻いている包帯の量が少ない。
見えているところは、だけど。
DVを受けている、と噂の彼女だけど学校で見ている限りではDVを受けるような子には見えない。
人の家庭のことなので詳しくはなんとも言えないが、私の受けた感じではむしろ逆。
先生に致命傷を与えているのも地味にこの子が多い。今日もそうだったし。
まあそれはいいとして、
「あのさ」
「なに?」
「何で最近飛び出しって行った先生追っかけるの私って決まってるんだろ?」
そう、ここ一月ほど、先生を連れ戻すのはなぜか私の仕事になっている。
前は誰かしら勢いに任せて追っていっていたんだけど。
私のその問いに対してあびるちゃんは少し首をかしげた。
「ほかの誰に行け、というの?」
「えと」
そういわれて考えてみる。
まずマリアは論外だろう。趣旨を理解させるだけでも一苦労しそうだ。
千里ちゃんは先生に止めを刺す可能性がある。事実数回さしかけている。
精神的に、では無く肉体的にだ。後最近なんか怖い。駄目だ。
芽留ちゃん、あびるちゃん、カエレちゃんはそもそも行く気だ無いだろう。
藤吉さんは・・・適任といえば適任かも知れないが(実際以前は彼女が連れ戻しに行くことも多かった。)
今は何かの本に夢中だ。怖い。
そういえばその怖さはベクトルは違えど千里ちゃんの持っているそれと同じものがある。二人が仲が良いのも
頷けるというか。
残りはまといちゃんと霧ちゃんだがまといちゃんは先生の近くにいることが一番多い割にはまともに話しているところなんか
見たことないし霧ちゃんは座敷童の部屋から出てこない。却下。
以上消去法からいって
「私しかいないのかぁ・・・」
「でしょ」
あびるちゃんはさらっと言う。やっぱり自分が行く気は無いみたい。
580 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 04:51:22 ID:CKgIzNxG
奈美SSです。
スレに書き込むのが初めてでうまくいく自信がないのできっかけの部分だけ投下します。
何とか終わりまでかけるようにがんばります。
581 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 17:46:05 ID:pSpMPYKy
初めてとは思えない、ナイスな書き出し!
続きを! 続きを激しく希望します!!
(新スレの方がいいかな?容量の関係で)
582 :
579:2007/01/18(木) 00:05:10 ID:80NJkKhR
ありがとうございます。
続きは新しいほうに投下します。
l::::::::::::::::::|_!::lヽ:::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::i、::! ノ
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l:::::::::::::::::「(;;;)ヽ、__、::レ'´l:::::::::/l、:::::::::::::l / 小巴 三l三. ヽ_ノ / こ o o
!:::::::::/l:::l__,,,rタ"゙、;!)、__!::::/ノ 〉、::::::::l \
l::::/ lヽ! _ _ l;/´ ! >、::l /
ノノlヽ、_! r――‐┐ /_ノ:::| /
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l:::/ /::ヽ、 `ー-―-' ,ィ'::::!\:::::l (ヽ、//\/ \/ \/ \/
レ' ム-''´lヽ、 _,,./! ゙ヾ!__ヽ! ヽ´ヽ、ヽ
!  ̄ レ;'´ | (,ゝ、 \ ヽ l、
/| _,,.-/´ ;; .,,,-! ヽ、 ヽ、 | | ! l
/ 斤'"〇 /´ ,;;:''" _,l_ ヽ ヽ/ l | l ↓次スレ
/; l、」_,,/ '' ゙;;/ ヽ、 〉 `ヽ l/
/!,r''´!/ / ';,/"゙''':;,,,,;;'' \ / ,! 【絶望先生】久米田康治エロパロ総合 Part6【改蔵】
/ l ,;; |l /`'';, ,, / ,;;''"゙'' l /
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