ショタ総合スレッド

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1名無しさん@ピンキー
いけないお姉さんに手ほどきされるショタな話しが読みたいYO!
2名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 23:35:56 ID:DjkfPuwZ
2ゲット
3名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:06:33 ID:2KkTb97Q
そういや前はあったのに落ちたな
4名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:06:54 ID:r3eod3zT
とりあえず捕手
5名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:08:01 ID:r3eod3zT
6名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 16:38:23 ID:kUK0Ljde
保守
7名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:30:18 ID:OdaMnkSq
需要があっても供給が……
8名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 01:07:48 ID:TcePtdyD
何せまずはほしゅ
9名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 11:27:56 ID:Fx2kgNcu
女の子好きで毎日誰かしらに告ってる主人公。でも、いくら告っても相手にもされない。
唯一相手してくれるのは、小さい頃から慕ってくれてる弟分のショタっ子だけ(女の子顔で可愛い。男女問わず人気あり)
何で俺モテないんだろ…。ちくしょー!俺だって人並みにおにゃのことお付き合いしたいんじゃーー!!!
いっぺん、おデェトといふものを体験してみてぇんだよおおおおお!!!!…慰めるショタっ子。
(ショタっ子の顔をしげしげと見つめながら)はぁ…。お前が女の子だったらなぁ…。つか、何でその顔・その性格で男なんだよ!?
ソウダ(゚∀゚)!!おまい女装しる!!そして俺におデェト気分を味わわしてくれ!!たのむおながいします!!と土下座で哀願。
結局ショタっ子は優しい性格なんで恥ずかしいけど嫌々了承。早速、妹(流石に実の妹だけに萌えない、手を出さない)
の服着させてみる。くっはぁ萌ゆる!!いい!!マジ女の子みてぇハァハァ…。と、恥ずかしがるショタっ子をよそに
おケツなでなでしたりスカートめくりをしたりして興奮していると…、小さいおパンツからハミ出てる(おっきして)おにんにん発見。
ちょ、何でこんなになってんだよこの変態!日頃女の子にモテない欝憤をショタっ子で晴らすかのようにいぢめてしまう主人公。

…ってのを妄想した
10名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 01:15:32 ID:duUcMzOq
今日も保守
11名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 00:34:35 ID:zElfsr4S
保守がてら妄想投下

主人公は12〜5歳くらいのプライド高めな少年士官。戦争が始まり、とある都市の守備隊司令官を任されていたが、
敵軍の攻撃であっけなく敗北。どうにか逃げようとするも司令部に攻め入ってきた敵兵達に捕らえられてしまう。
そして下手に抵抗されないように手足を縛られる。さらに敵には慰安婦が少ないらしく、敵兵は性欲が溜まっていて、
少女にも見えなくも無い士官を縛ったまま順番にレイプ。士官は涙目のまま命令口調で抵抗するが、もちろん無視。
その後はプライドをズタズタにされて泣きながらも、無理やりトラックに載せられ、敵軍の捕虜収容所に送られる。
で、収容所でも尋問という名目でレイプ。さらに女が居ない物だから、仲間の捕虜にもレイプされる。

……暇さえあれば、こんな妄想をする毎日
12名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 00:58:34 ID:bT5wgBkH
いんでない?
13名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 22:04:56 ID:bU2JFp9M
>>9
そういうの大好き
14名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 21:59:00 ID:6DUSVPTS
幼い時に両親の離婚で離れ離れになった兄弟。
母の死別で再び一緒に暮らすことになるが、
訪れたのは自分そっくりな女の子だった。

とか。
15プロローグ:2006/04/27(木) 20:48:32 ID:PbBbAGHQ
S・E293年
スカレ・ベ・ル帝国と雲月和国との戦争が始まってから10年
当時 まだ、2歳だった僕には、戦争が起こった事すら分からずにいた…
16名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 21:09:41 ID:PbBbAGHQ
スタートは、土曜日から始めとさせてもらいます
m(__)m

17名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 21:14:20 ID:PbBbAGHQ
ちなみに、プロローグとは、違う作品になるかも知れません(´・ω・`)
18名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 14:13:13 ID:SRpeUKX5
保守
19名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 21:17:20 ID:cqNcbI0Z
ショタっ子だけしかいない異世界に飛ばされる。
知らずにケツマムコに中田氏して妊娠させちゃう
20名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 17:26:14 ID:k2LOgcvR
21名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 16:16:03 ID:4Qt7C3rM
ここはオリキャラありですか?
22名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 17:53:39 ID:pDLzcQSL
大丈夫だと思う
23名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 21:17:36 ID:HmOF/nTv
それじゃあ文章力のない俺ですがクソ小説書いてみようかな〜
24名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 21:59:10 ID:ZfWejvnh
どこいった〜
25名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 08:50:09 ID:3eQxZual
ただ今原案練ってます

実際書こうと思うと難しいことにいまさら気付いた
俺文章力絶対なさすぎやわ
26名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 21:50:43 ID:xs0DepnE
君には期待しているよwktk
27名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:33:58 ID:n5Kmngku
25神光臨!!?
とりあえずwktk
28名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 05:27:39 ID:cokf2Rb8
>>9 >>11 みたいな小説の体裁に則ってない文章でも良いと思うのだが
エロイし
29名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 12:25:46 ID:lphuq7Tn
>>9 >>11を誰か書き下ろしてほしいと思う今日この頃
30名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 12:11:09 ID:FAKApfTM
ほしゅ
31名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 16:37:29 ID:sTVt0TtA
俺も9の原案を使わせてもらえれば書こうと思うのだが駄目かな?
短くなると思うけど・・・。
32名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 19:55:14 ID:b3zKk5+j
むしろ書け。書かなきゃ許さんぞ
33名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 20:01:08 ID:5FwcVtjs
>>31
9じゃないけど、使ったらいいと思うよ
いや、使ってください
お願いします
34名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 02:04:30 ID:++QzDsE+
ゞ( ̄ー ̄ )アロエ ◆HiVOeERDjQ vsぶるつり

3月上旬、アロエがぶるつりの生活保護不正受給疑惑に決着を付けるべく、
上申書、告発状をそれぞれ役所、横浜地検に提出すると宣戦布告。
                    ↓
当初は、上申書の中身を公開してくれると約束するも、
ぶるつりに情報が漏れるのを嫌って未公開に
                    ↓
上申書は、計3通提出すると発表。一通目はすでに提出済。3通目の上申書は、
pdfで公開すると約束
                    ↓
告発状は、現在、横浜地検と協議中で、後何回か協議したら
提出する模様
                    ↓
この対決の続きは、どうなるのか。
告発でぶるつりの豪華生活あぼーん→(・∀・)ニヤニヤ
告発空振りor断念でアロエあぼーん→(・∀・)ニヤニヤ

続きは、こちらのスレで
生活保護受給者ぶるつりの豪華な生活☆15(ニュース議論)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news2/1147776294/


35名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 22:36:07 ID:Vjxi46Sw
保守
36名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 18:49:38 ID:/E8eprhA
よもや夕方アニメで年上のお姉さんがショタの童貞を奪ってしまうとは・・・!
37名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 23:32:42 ID:ckUR8v+g
>>36
kwsk
38名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 00:13:51 ID:YBXRe8el
血+
どう見ても小学生な14歳の男の子を、どう見ても高校生くらいの
数百歳の吸血鬼のお姉さんがレイプ。妊娠して用済みになったので、
童貞奪ったついでに命も奪ってしまいましたとさ。
39名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 03:06:35 ID:UjkJCmjl
ああ、たまたま見たんだがアレはやっぱりそーいう解釈でいいのか
40名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 23:17:14 ID:zZbq3Wwv
田中宏の「女神の鬼」はショタの範疇内だろうか?
あれで萌えられるならSS投稿できるかも。
41名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 01:45:24 ID:h/SDOmq1
>>40
wktk
42名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 12:26:00 ID:CrDurtP/
age
43名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:54:40 ID:JtoGgYSH
44名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 03:49:52 ID:V3Jg8LWw
age
45名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 16:26:49 ID:ZYxpKWRa
過去ログのまとめサイトみたいなのってないんかね。
46名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 03:50:01 ID:xPoChTNX
ho
47名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 23:02:03 ID:+RBAxeVJ
ここって、お姉さま視点とショタ視点だと、どっちがいいのかな?
48名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 01:29:57 ID:UgzVlONR
>>225
わかるよ。そうやって良質職人が消えていったのを何度も見たから。
49名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 01:30:37 ID:UgzVlONR
>>48
誤爆
50名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 02:21:28 ID:N0LXVWF+
>>47
どっちでもおk
51wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:01:27 ID:vpdYLXIs
こんばんは。流浪の投下です。
17分割。では参ります。
----------------------------------------
 初夏の柔らかい雨が降っていた。
 学校を出たときはさほど強くなかったし、それに今日は暖かかったから、
傘はなかったけれど気にもしなかった。
 細い銀線が柔らかく町をけぶらせている。
 参道を登ると朱塗りの鳥居が見えてくる。
 子供のころから慣れ親しんだ、僕の家だ。
 雨に包まれた参道にはやっぱり葉っぱなんかが少し落ちてる。雨が上がっ
たら掃除をしよう。掃除は大好きだ。境内を掃除していると、神社の子供に
生まれて本当に良かったなー、って思う。
 白い玉石の敷き詰められた境内からゴミがなくなると、本当に綺麗なのだ。
 僕はその景色が大好きで、物心ついたときには、もう父さんから箒を奪っ
て掃除をしていたらしい。神楽を舞うのはなかなか上達しないけれど、僕は
神社が好きだし、この家に生まれてよかったと思ってる。
 父さんと母さんがいなくなった今でもだ。

 境内の奥にある小さな木の門を開けると母屋が見える。ここが僕の家だ。
町の人の集会にも使う36畳の和室があるし、いくつかの客室や部屋もあるか
ら結構大きい。けれど、今住んでる人は、僕くらいのものだ。
 玄関に向かう途中で台所の窓が小さく開いて湯気が漏れているのが見える。
 ああ、違った。僕だけじゃない。
 深空(みそら)さんもいたんだ。

 僕が玄関の先で頭を振って、髪の毛についた水滴を払う。
 暖かいから濡れてきちゃったけれど、ちょっと失敗したかな。
 結構濡れちゃってる。早く着替えないと。

 からりと引き戸を開けてそっと中へ入る。大根の煮えるいい匂い。今日は
大根の煮物だぁ。大好き。お腹が鳴りそうになる。僕は玄関に鞄を置いて靴
を脱ごうとする。三和土にぽたぽたと落ちる水滴。
52wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:02:01 ID:vpdYLXIs
 家の奥から少しだけ急いだ足音が聞こえてくる。
「ああ、やっぱり。迎えに行けばよかったですね」
 巫女姿の深空さんがちょっと心配そうな表情で大きなタオルを持っている。
 深空さんはうちに昔から勤めていてくれる巫女さんだ。この神社の麓にあ
るアパートに暮らしている。殆んど毎日神社に来てくれているし、僕が学校
に言ってる間も留守番をしてくれている。
 僕の両親が交通事故で死んじゃったとき、この神社を続けられたのも深空
さんがいたからだ。深空さんはいつもふんわり微笑んでいるような人だけど、
すごく真面目で、優しくて、キチンとしたひとだ。親戚には深空さんを遺産
目当てとか云う人がいるけれど、そんなことは絶対にない。
 本当に深空さんには感謝しても仕切れないんだ。

 ずきん。
 僕はしょんぼりした気分になる。
 ここ数日の間、後回しにしつづけていたあの問題にけりをつけなきゃ。
 これは僕がちゃんとしなきゃいけないことだから。
 でもそれを考えるとお腹の底が重いような、焦るような逃げ出したいよう
な不安で辛い気持ちになる。ううん。だめだ。弱気を振り払うんだ。これは
僕がしなきゃいけないことなんだ。
「ううん、暖かかったから平気だったよ」
 僕は無理してでも平気な声で深空さんに応える。

「ぜんぜん平気じゃありません。こんなにびっしょりじゃないですか」
 深空さんはもふもふとしたタオルを僕の頭にかぶせて、抱きかかえるよう
にくしゃくしゃと拭き始める。タオル、いい匂い。洗濯したタオルの洗剤の
匂いの奥に、深空さんの沈香の少し甘い香りが広がっている。

53wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:03:59 ID:vpdYLXIs
「自分で出来るよぅ」
「ダメです。余計に水溜りが広がります」
 深空さんは一言で却下して僕の頭をかき乱すように拭く。優しいのに抗え
ないような力で頭をくらくらと揺すられる。気持ちいい。
 タオルに包まれた深空さんの指先が耳の穴も耳の後ろも丁寧に拭ってくれ
る。
 深空さんに仔犬みたいに拭かれているとちょっとだけ恥ずかしいし、一応
男なのでこんなことじゃいけないとも思うんだけど、頭を揺すられながら何
回も首筋と耳の後ろを拭われていると、なんだかとっても素直で抵抗できな
い気分になってしまう。

「はい出来ましたよ」
 深空さんは頭に続いて身体の水気をざっと拭ってくれた。
「そのままお風呂に行くと良いですよ。そろそろ沸いているはずです」
 深空さんは玄関の上り口にひざ立ちになっている。そうしていると、僕よ
り頭ひとつ分くらい背の高い深空さんの視線はちょうど僕と同じくらいにな
るのだ。
「あの……」
「なんですか?」
 深空さんはふんわり笑う。すっきりした眉。卵みたいな肌。白い布で束ね
た黒くて長い髪。いつも巫女服だしあんまりお化粧もしないけれど、深空さ
んはすごく美人だと思う。これは僕が深空さんにお世話になってるから褒め
てるわけじゃなくて、学校の友達も言ってた。

「――? 風邪をひいてしまいますよ」
 言い出せない僕に深空さんは優しく笑う。
「はい。あの、深空さん。ありがとう……です」
 深空さんは何も言わずに微笑むと、タオルをまとめて台所へ戻っていった。
 僕はなんだか辛い気持ちでお風呂へと向かったのだ。
54wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:05:19 ID:vpdYLXIs
 夕食は鶏と大根の煮物に、うまき卵だった。
 とっても美味しかった。深空さんは料理も上手だ。お母さんが死んじゃっ
た時期、僕はしばらくコンビニのお弁当で暮らしていた。コンビニのお弁当
は美味しくないわけじゃない。でも、コンビニのお弁当ばかり食べていると、
なんだかすごく寂しくなって、これは本当はご飯じゃないのではないかと思
えてくる。
 お葬式の後二ヶ月くらいたってから、深空さんがいきなり僕の家に来て、
「これから食事は私が作ります」と宣言をした。深空さんはそれまでお料理
をするとか聞いてなかったし、うちに来たときもいつもお母さんが作ったご
飯を僕と一緒に食べていたりしたから、僕はすごくびっくりした。
 本当に嬉しくてちょっと泣いてしまいそうになったほどだ。

「美味しかったです、ご馳走様」
 僕は手を合わせてご馳走様をする。
 お腹が一杯で幸せだ。
 ご飯を食べるとなんでこんなに幸せになっちゃうのかな。
 自分でも自分が笑っちゃっているのが判る。
「お粗末さまです」
 深空さんも楽しそうに微笑んでほうじ茶を注いでくれる。
 僕は猫舌なので、それを受け取るだけ受け取って、掌を暖める。
 うう、幸せ〜。

 深空さんはそっと立ち上がると食器を台所にさげにゆく。深空さんはいつ
もこんな感じだ。あんまり喋らない。別にお話しするのが苦手だということ
はないと思う。
 ただ、いつも喋る前に何かを考える。言葉を選べる人なんだな、と思う。
 だから無駄なことをあまり喋らないのだ。他の人だと、その無言の時間が
いたたまれなくなることもあるんだろうけれど、深空さんは僕にとっては特
別だった。
 もうずっと面倒を見てきてもらったせいか、深空さんがちょっと微笑んで
くれたり、優しく見つめてくれるだけでお話がなくても不安になったりしな
い。
55wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:06:36 ID:vpdYLXIs
 神社のお仕事も、ご飯も、お洗濯も、いろんなことでお世話になってしま
っている。
 この神社や深空さんが住んでいるアパートを含めて僕にはそこそこの遺産
があるらしい。
 だから、生きていくだけなら生きていくことは出来たし、出来るだろう。
 でも僕がちゃんと今の僕になれたのは、深空さんのおかげなのだ。
 何回でも云ってしまおう。
 僕の恩人なのだ。

 それでも。
 僕の胸は硬くて苦いもので満たされる。
 本当はそんなのは嫌だけれど、ずっとずっとと思うけれど。僕はまだ未熟
者だけど、男なんだし。再来年は高校生になるんだし。
 ちゃんとしなきゃいけない。

 洗い物を終えた深空さんがちゃぶ台に戻ってきた。
 深空さんも自分のお茶を注いで、ほぅと深い息をつく。僕の視線に気がつ
くと、何ですか? というように微笑んでくれる。うー。居たたまれない様
な気分になる。

「あの。深空さん」
 僕は正座して話を切り出す。
 本当はとってもとっても辛いことだけど。
 ちゃんとしなきゃいけないって決めたから。
「なんでしょう?」
 深空さんも自然に座って、問い返してくれる。
「あの、あの。深空さんは毎日神社のお仕事とか、僕のご飯とか、本当に迷
惑をかけてごめんなさい、ありがとうございます」
 僕は深く頭を下げる。これは本当に本当の感謝の気持ち。
「いいえ、とんでもないです。この神社のお勤めとして当然のこと、先代様
にはご恩のある身ですから」
 深空さんは微笑んでいつものように繰り返す。
56wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:07:57 ID:vpdYLXIs
「あの。あのぅ……」
 これから云わなきゃならないことを考えると、辛くて痛くて逃げ出しそう
 な気分になる。正直に言う。僕は怖かった。許されるならやめちゃいたい
位だった。でも、それは出来ない。しちゃだめなのだ。
「なんですか?」
 深空さんはゆっくりと僕の言葉を待っててくれる。
「深空さんは、好きな人とかいないですか?」
 あぅ、何を云ってるんだ。僕は。ううう、失敗した。云わなきゃならない
ことはあるのに、言い方はぜんぜん考えてなかった。
「――それはどうでしょう」
 深空さんは小首を傾げて微笑む。
「えっと、えっと、そうじゃなくてですねっ」
 僕は言葉に力を込める。
「深空さんに本当に本当にお世話になってます。でも、深空さんは女の人だ
し、本当は好きな人とか居たりするかもしれないし、結婚とかもすると思う
んです」
 深空さんは黙って話を聞いてくれている。
「深空さんはお仕事も出来るし、若いし、ホントは僕の世話なんかさせてち
ゃいけないと思うんです。あの、あの、別に深空さんが嫌いになったとかじ
ゃ全然ないですっ。ずっとずっと深空さんには居て欲しい気持ちです。でも、
それじゃだめです」
 僕は一気に言い切った。
 上手に云えなかったと思う。
 でも、これが僕が言わなきゃいけないことだ。

「――若いといってももう二十代は残り数ヶ月ですし」
 深空さんはお茶に手を添えたまま、柔らかく笑う。
「私は神社の仕事以外何にも出来ないですから、貰い手さんなんか居ないん
ですよ」
 嘘だ。深空さんはすごく真面目で器用だし、本当はすごくもてる。うちの
神社にも深空さんの写真をこっそり撮っていく人が居るほどだ。
57wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:09:54 ID:vpdYLXIs
「だって、僕の世話をしてたら、深空さんは自分のこと何にも出来ない。僕、
深空さんに迷惑かけてばっかりいる」
 自分がお荷物なのを認めるのは辛かった。
 でも、それで深空さんに迷惑をかけ続けるのはもっと辛い。

「深空さんは自分の幸せ捕まえないとだめです」
 僕は重ねて言った。
 深空さんに何にもしてあげられない僕の。子供でしかない僕の。
 それでも男の僕の。それは意地でも言わなきゃいけないこと。

「……誰でしょう?」
 微笑んだままの深空さんが尋ねる。
 僕はその意味を察して応える。
「学校の友達。――深空さん可愛そうだって。女の子なんだから、ちゃんと
彼氏作りたいはずだって」
 僕は学校の友達にお説教されたことを素直に白状する。確かにその娘に云
われたせいもあるけれど、僕も素直にその通りだと思ったのだ。僕が深空さ
んに迷惑をかけてると思ったのだ。

「そう――ですか」
 深空さんは僅かに小首をかしげて思案をするような表情になる。
「花も見ごろとばかりに愛でて来ましたが、時間をかけすぎたようですね」
 お茶をちゃぶ台に戻すと深空さんがつぶやく。
 ――? よく判らない。
「友紀君」
 深空さんが僕の名前を読んでくれる。優しい声、柔らかい微笑み。
 なのに、何でだろう。
「はい」
 僕は怒られたみたいにびくっとしてしまう。
58wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:10:28 ID:vpdYLXIs
「ちょっとこちらへ来ていただけますか?」
 深空さんは、自分の隣の青畳を指し示す。ぽんぽんと、軽く触れる仕草。
いつもの優しい深空さんの仕草。
「え、あの……」
 それなのに、なぜか僕は躊躇った。
「来ていただけますか?」
 深空さんは優しい笑みで繰り返す。僕はおずおずとその場所行って正座を
する。正座をしてても、僕よりちょっと背の高い深空さん。巫女服に包まれ
て居るけれど、背筋を伸ばしてスタイルが良いのが判る。
「友紀君」
 深空さんが優しく微笑む。なのになんでだろう。怖い。
 深空さんなのに、深空さんじゃないように怖い。
 微笑んでいる深空さんの瞳に、初めて見るようなゆらゆらと揺れている色
がある。
 それがなんだかは判らないけれど、ちょっとだけ頬を染めた深空さんが微
笑むのがすごく怖い。
 僕は叱責されるような気分で、首を縮めてそこに座っている。
「大丈夫ですよ」
 左手で袖を軽く押さえた深空さんの右手がたおやかに上げられる。深空さ
んの白くてひんやりした手が僕の目の上に置かれる。
「あ。深空さん……」
 ひんやりした掌が僕の目をふさぐ。すべすべでいい匂いのする深空さんの
掌。
 ちょっと気持ちいいな。風邪をしたときみたい……。
 僕は少しだけ怖さを忘れてそんなことを考えた。
 その一瞬の隙に、衣擦れの音とわずかな動きの気配が重なる。
59wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:11:44 ID:vpdYLXIs
 ――ちゅく。
 湿った音ともに、なんだか判らない衝撃を受ける。
「あの、深空さん? あぅっ!?」
 深空さんの身体がそのまま僕の身体を仕込んで、僕は青畳の上に崩れたよ
うに仰向けに転がってしまう。
 両腕を絡めるように僕を追ってきた深空さんの身体とともに。
 深空さんの掌もどけられた僕の視界にに、深空さん興味深げに微笑む深空
さんのとろりとした瞳が大写しになる。それも一瞬。深空さんがそのまま接
近して、もっと接近して、それ以上はダメだよ! ってほど接近して、僕の
唇は深空さんのやわらかいそれに触れてしまう。

 ごめんなさいっ。ごめんなさいっ。
 事故なんです、無理やりしたわけじゃないんですっ。
 僕は必死で言い訳を頭でぐるぐる回すけれど、深空さんはそのまま僕の唇
をはむはむと咥えて、ちゅ、ちゅと吸い付いてくる。

 深空さんが。
 ――深空さんが、僕にキスしてる。
 何で? 何で!?

 僕の唇をあむあむと確かめていた深空さんはそのままぺろりと舐め上げる
と、唇を離す。唾液でぬめ光った唇が頭がおかしくなるほど綺麗で、僕は畳
の上でそれをぼんやり眺めることしか出来なくなってしまう。

「友紀君?」
 深空さんが小首を傾げて尋ねる。
 僕は良くわかんないけれど、それに対して反射的にこくりと頷いてしまう。
深空さんの微笑が深くなる。
「まだいろいろ考えてるみたいですね。ちょっと待っていてくださいね。一
回、堕としてあげますからね」
 深空さんは微笑みながら言う。でも、その微笑みはいつもの深空さんじゃ
なくて。
 さっきからずっと、恐い深空さんだった。
60wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:12:47 ID:vpdYLXIs
 恐い深空さんはいつもの深空さんより蕩けるような瞳をしていて、いつも
の深空さんよりもずっと綺麗で優しいのに、震えるほど恐い。恐いのに、恐
すぎるから、僕は恐い深空さんの前で身動きが取れなくなってしまう。

「あ、あの……。深空さん、堕とすって?」
「いいんですよ。友紀君。……そのままこてんしちゃっててくださいね」
 深空さんは微笑みながら僕をじっと見詰めたまま、自分の巫女服の浄衣の
襟元を、白くて綺麗な指先でくつろげる。深空さんの大きくて豊かな胸が見
えてちゃいそうになる。
 僕は絶対ダメだ! と自分を叱り付けて視線を逸らそうとする。

「ダメですよ」
 深空さんの笑いを含んだ声。その一声で僕は金縛りになる。
「目を逸らしては、ダメですよ」
 恐い深空さんの甘い声。深空さんはとろんとした視線で僕の瞳を覗き込ん
でくる。
「逸らしちゃダメですよ。……目をつぶってもダメ」
 じわじわと広がる襟元。真っ赤な内絹から、深空さんのミルク色の乳房が
じわじわと顔を出す。締め付けられた布からもがき出る柔らかそうな深空さ
んの胸。いやらしい動きで身を寄せ合うように搾り出される。

「友紀君、身体が熱くなってきていますね」
 確認するように深空さんが言う。僕の仰向けになったからだの上に馬乗り
になった体勢で、いつもどおりの物柔らかな微笑を浮かべた深空さんは、そ
れでも普段とはまったくの別人だった。

「えっちなこと、考えてるんでしょう?」
「えっ、あうっぅ」
 僕の腰の上で深空さんが身体を軽く揺する。たゆんとゆれる深空さんのお
っぱい。それ以上に深空さんの柔らかいお尻が僕のあそこに上でくにゅりと
動く。僕はそれだけで身体が硬直するほどの刺激を受けてしまう。
61wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:14:00 ID:vpdYLXIs
 考えてました。
 えっちなこと。
「ごめんなさいぃ」
 だってだって。深空さんの胸がえっちなんだもの。
 深空さんの袴に包まれた太ももがすりすり動いて僕の頭から思考がどんど
ん蒸発していく。胸はばくばくいって、熱くて、恥ずかしくて、深空さんの
胸から視線をはずせない。

「友紀君、えっちな顔になってますよ。……ほらぁ」
 深空さんは自分の腕で胸を抱きかかえるようにして、くにゅりと指を沈み
込ませる。半分ほどあらわになった深空さんの胸はさも柔らかそうに深空さ
んの指を沈ませる。
「柔らかそうですよね? あったかくて、柔らかいんですよ。触ると指が沈
み込むほどで、とくんとくんって、ふるえてるんです。……牛乳プリンみた
いです。それに、ほら。……もうすぐ見えちゃいそうですよね」

 深空さんの指で淫らに形を変える豊かな乳は浄衣の襟元からじわじわと身
を乗り出して、ほんのりと色づいた部分さえも見えそうになっている。

「視線で追っかけてますね。友紀君、えっちです」
「ごめんなさいっ」
 僕は今度こそぎゅっと目を閉じる。

 目を閉じると余計に感じる僕の火のような体温と動悸。
 深空さんすごいえっちだ。
 深空さんの柔らかそうに蠢く胸がまぶたに焼き付いて離れない。
 振り払うようにぎゅっと目をつぶると、深空さんのくすくすという小さな
笑い声が聞こえる。頬から火が出るようにまた燃え上がる。
62wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:15:43 ID:vpdYLXIs
「なんで! どうしてこんなことをするんですか、深空さんっ」
 震える声で必死にたずねる。
 深空さんはすごく綺麗な人。
 僕は深空さんのことがずっと大好きだった。
 ――それは、深空さんとこんなことしたいなんて一回も考えたことが無い
といったら嘘になる。
 でもそれって、こんな恐い深空さんとだったのかな。今の僕は頭の中が痛
いほどくらくらして、暑くて、恥ずかしくて、難しいことは何も考えられな
かった。

「友紀君が悪いんですよ。私としてはもうちょっと時間をかけるつもりだっ
たんですから」
「え? ――それって」
 ばさり。僕の目を瞑っている視界が、それよりもなお暗くなる。
 目の前に何かがかざされているのだ。
 僕はおっかなびっくりで、そっと薄目を開けてみる。
 目の前にあるのは深空さんの微笑んだ顔。僕と深空さんの絡み合うその空
間を、深空さんの濡れたような黒髪がカーテンみたいに覆っている。

「みそら、さん?」
 深空さんは綺麗だった。
 いつも綺麗な人だったと思ってたけれど、それはぜんぜん認識が甘かった
のだと思う。深空さんの濡れたようにきらきら光る瞳は、愉しそうに僕を覗
き込んで、柔らかく細められている。女神様みたいに見える。
 だけどそれは、とても。
 とても、恐かった。

「……みそら、さん」
 僕は震える声で再び尋ねる。熱い身体。跳ね回る心臓。でも頭の中は恐く
て逃げ出しそうで。僕は混乱していて指一本も動かせない有様だったのだ。
63wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:16:53 ID:vpdYLXIs
「……しぃっ」
 深空さんは僕の唇に、内緒。とでもいう様に指先で触れる。
 僕はそれだけで言葉を奪われる。
「混乱させちゃってますね」
 謝罪するような微笑。
「だいじょうぶ、堕としてあげますから。何にも考えないで、良いですよ」
 ちろり。
 深空さんの紅い舌先がのぞく。
 唇を潤すその仕草は、見ているだけで締め付けられる気分になるほど犯罪
的だった。
 ゆっくりと深空さんが近づいてくる。
 かすかに開いた茜色の唇から吐息が漏れている。
 僕はこれから何がおきるのか、何がされるのか判っていた。でも、まった
く動けなかった。もしかしたら、必死に暴れて逃げ出せば、動けたのかもし
れない。
 でも、動きたい気持ちまで縛られていたのだ。

 ――ちゅく。
 二回目の感触は最初とはまるで違っていた。
 最初から熱くて、とろとろにとろけている。蜂蜜みたいに甘くて、柔らか
い刺激がひっきりなしに送られてくる。
 深空さんのとろけたゼリーみたいな唇が僕のものを捉えて、何回も甘くか
み締める。舌が優しい動きで、それでも執拗に僕をくすぐる。僕が抵抗しよ
うとすると、深空さんは僕の腕を柔らかい自分の身体で包み込むようにする。
 深空さんの柔らかすぎる身体に触れちゃいけないって自制する僕は、その
まま深空さんの唇の攻撃を受け続けることになる。
 深空さんの唇は気が変になるほど甘くて。
 こんなに浴びるほど与えられているのに、貰えば貰うほどもっともっと欲
しくなってしまう。

 呼吸のためにわずかに離れた唇をちろちろと舌先で舐られると、僕は赤ち
ゃんみたいに口を開いてしまう。そうすると深空さんはしつこいほどのキス
を繰り返す。窒息寸前の呼吸。甘い口付け。
64wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:17:56 ID:vpdYLXIs
 僕の唇の周りはべとべとで、頭の中が白っぽくなってもキスはとまらない。
 一体どれくらい経ったのだろう。
 僕の腕は、いつの間にか深空さんの背中と腰に回されている。何かにつか
まっていないと、おかしくなってしまいそうなほど気持ちよかったのだ。
 深空さんの巫女服をぎゅっと握っている僕。それに気がついてはっとして
離す。
 唇も舌も口内も、深空さんのぬるぬるした甘い唾液でどろどろだった。
 じーんとした痺れが心地よい感触で、唇だけじゃなくて全身に感染してい
る。
 深空さんはそんな僕の身体を押し倒してゆらゆらと揺れながらキスをして
いる。その動きのたびに深空さんの長い髪がはらりはらりと僕の頬に落ちて、
それさえひんやりとして気持ちよくなってしまう。

 すごい。これ。
 頭の中が真っ白になっちゃう。
 キスなのに、身体中の力が入らない。
 キスって、すごいんだ……。
 深空さんは僕がちょっとでも力を入れて逃げ出そうとするたびに、それ以
前の倍のキスをしてくる。
 キスはどんどんとしつこく甘くなっていく。
 そのうち逃げ出そうとして動いているのか、おねだりしたくて動いている
のか、自分でも判らなくなる。
 深空さんの唇が離れた今も舌が無意識にそれを追いそうになる。

「友紀君、とろけちゃった仔犬みたいなお顔になってます」
 深空さんが柔らかく微笑む。
 優しく甘い、恐い微笑み。
「堕ちちゃいましたか?」
 小首を傾げる深空さんに、僕は何にも考えないでこくりと頷く。
 キスの余韻で全身が甘く痺れて、じんじんして、ふわふわして、何も考え
られない。
65wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:20:26 ID:vpdYLXIs
 深空さんは微笑んで僕のちょっと色の褪せた短い髪に触れる。
「気持ちよかったですよね?」
 それは子供にするような確認の質問。恐い深空さんはその言葉を水蜜桃の
様に差し出す。僕はやはり、何も考えずに頷いてしまう。

「もうちょっと時間をかけてあげることも出来るんですよ。友紀君がクラス
の女の子にいわれて、あんな事を言い出すからです。でも、友紀君はえっち
だから、堕ちちゃうの気持ち良いでしょう?」

 こくり。
 僕は頷くしか出来ない。
「とろとろのお顔で可愛いです。――どうします? このまま私といっしょ
に堕ちちゃいましょうか?」
 微笑んだ深空さんは気を持たせるようにゆるりと唇を潤す。

「……天国ですよ?」
 僕の上で横たわっていた深空さんの身体が不意に重くなる。ううん、重く
なったわけじゃない。それまでも密着していたけれど、それがより押し付け
られる。深空さんの身体は巫女装束に包まれているのに、まるで裸みたいに
熱くて、柔らかくて、僕の身体にねっとりと絡み付いてくる。
「気持ちいいですよ。さっきの何倍も気持ちよくて、それがずーっと、ずー
っと続くんです。あまーくて、あつくて、とろとろーって」
 微笑む深空さんの瞳もどこか蕩けたようにけぶっている。

 僕はそれを想像してしまう。
 さっきのよりも何倍も気持ちいのがずっとって……。
 そんなの気が狂ってしまう。
 でも、考えただけで僕の身体のうずうずは我慢できないほどになる。
66wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:22:33 ID:vpdYLXIs
「それとも、もうちょっと時間をかけますか? これからも一緒に暮らして、
毎日ご飯を作ってあげます。ああ、この母屋に越してくるのも良いかもしれ
ませんね。……たまに、さっきみたいにキスをします。もう十年近く我慢し
てたんです。私だって限界なんですよ。でも友紀君が我慢したいなら、もう
ちょっと付き合ってあげますよ」

 微笑んだままの深空さんがちろりと唇を潤す。
「友紀君はえっちさんですから」
 僕のあそこの上で、深空さんの太ももがふにゅりとつぶれる。それだけで
全身を甘い痛みに似た刺激が走り抜ける。
 僕は我慢できないで声を漏らしながら深空さんの服にぎゅっとしがみつく。

「……二週間、一ヶ月かな? 半年我慢できちゃうかしら? それとも一年
かな? そのあいだ天国にはいけないけれど、さっきのあまーいキスが味わ
えるんですよ? ずーっとです」
 ころころと小さくて上品な深空さんの笑い声。
 僕はもう考えることも出来ないで、深空さんにしがみつく。

 深空さんの甘い匂い。
 優しい声と微笑み。
 しがみつくだけでそれらを感じて、身体の芯がぶるぶると震えてくる。

「……」
 深空さんがそんな僕の後頭部を撫でてくれる。
 ゆっくり、ゆっくり。
 それは「あの日」と同じ動き。
 失ってしまって途方にくれていた僕を慰めてくれた深空さんの優しい掌。
「……泣いちゃダメですよ、友紀君」
67wkz ◆5bXzwvtu.E :2006/06/11(日) 23:25:03 ID:vpdYLXIs
 深空さんの声が少しだけ変わる。
 僕はその感じに顔を上げる。
 変わらない、深空さんの微笑み。
「判りました。その涙に免じて、今回だけは許してあげます」
 深空さんから『恐い深空さん』が抜けていく。
 深空さんがいつもの深空さんに戻っていく。
「その代わり、もう出て行けなんて云ったらだめですよ?」
 僕は涙でぐっしょりになった目じりを拭って頷く。いつもの深空さんだっ
た。優しくて、厳しくて、僕の大好きな深空さん。
 それなのに、僕のどこかにちょっと落胆している僕が居る。
 どこか残念に感じている僕が居るのだ。
 ――だめだめっ!
 僕は頭をふって雑念を追い払う。
 深空さんは深空さんなんだ。さっきの恐くなっちゃった深空さんは嘘なん
だ。あんな深空さんを好きになったら、本当の深空さんが居なくなっちゃう!
 いくら気持ちよいことをしてくれても、きっとあっちの深空さんは悪い深
空さんなんだ!
 僕は必死にどきどきを納めようとする。
 身体の芯に残る甘痒い様なうずくようなもどかしさから逃げるように意識
を逸らす。

「でも、堕ちちゃいたくなったらいつでも云ってくださいね?」
 ――え?

「私が友紀君の身体も心もぜーんぶ蕩かしてあげますからね」
 にこりと笑った深空さんはそのまま僕の唇にちゅっと軽くキスをした。

 恐いところなんかちっともないままに。
 ――え? ええっ!?
 これじゃ、どっちの深空さんが深空さなんだか、僕にはわからないよ。
 判らないままに深空さんのものになってしまった。
 僕は深空さんに堕ちてしまったのだ。
----------------------------------------
以上、終了。 orzまた長くなってしまった。
しかも、本番まではいってないし。
ともあれ完了です。お目汚しでした!
68名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 00:00:41 ID:ifS62hUa
>>67
ごめん。正直に言う。

お前さんの能力に嫉妬した。
69名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 02:20:19 ID:2KLlGm9h
OK、凄過ぎて言葉もないぜ……。

とりあえず、GJ!
70名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 08:37:55 ID:HN9AuhYp
描写が上手だなあ。
夕飯がおいしそうだ。
71名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 08:42:59 ID:QD2y6mrV
褒めるのに多くの言葉はいらない、一言で十分だと俺は考えてる。


>>67
すばらしい、最高だ、GJ!!
72名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 03:00:49 ID:1Hvv9R/F
>>67




GJ! GJ!!
73ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/15(木) 21:52:18 ID:Ac3ZyGk2
美智子(みちこ)はマンションの自室の中、妄想の世界を彷徨っていた。妄想の中で美智子は愛しい弟とベッドの上で戯れる。
M字開脚の姿勢を取り、僅かに浮かせた尻房の狭間に咲く淫らな薔薇の蕾を美智子の目の前にさらけ出す愛しい弟の姿。
──お、お姉ちゃん……そんなとこ、舐めないで……。
弟が小さなおちんちんを揺らしながら身悶える。かまわずに美智子は弟のアヌスに舌先を遊ばせた。
舌腹の押し付け、アヌス皺全体を円を描くように丁寧に舐めあげる。
──ふふ、気持ちいいでしょう?もっと舐めてあげるね。
未熟な性器が可愛らしく勃起した。アナリングスの快感に弟が喘いだ。
硬くなった恥茎に唇を這わせ、しゃぶる。ちゅぱ、ちゅぱ。
──ああ……お姉ちゃん……ぼ、僕もう……ッ
幼い恥茎の先端から精液を飛沫せ、弟が激しい法悦にバタリと倒れてしまう。

一人身のショタ好き女である。美智子が時折、このような妄想に耽るのを見てみぬ振りする情けが家族内の間にも存在した。
74名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 01:33:18 ID:RTpQQvsz
ここって男の子同士はNGなん?
前スレ、というか前に立ってたショタスレはほとんどそっち系だったんだが
75名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 02:19:52 ID:k/4Cxdgo
>>74
もちろんおkですよ
76名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 15:20:02 ID:OSTSrgEB
俺はおねいさんXショタ以外いらん
77名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 18:35:51 ID:F1XoEsUT
>>73
宮内庁が泣いた
78ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/17(土) 01:59:47 ID:4uJL4yeK
「お兄ちゃんのお尻、たっぷりほぐしてあげるね」
顕(あきら)が嬉しそうにミニスカートの裾をあげ、ピンクのショーツを膝までずり下ろすと、邑(ゆう)の尻房の奥にあるピンク色の裏門に舌を押し付けた。
舌先を根元まで入れ、舐め回しながら邑の恥茎を右手で優しくこする。邑の肉茎が手淫の刺激で見る見るうちに屹立した。
「あひいいッ、あ、顕ちゃん、汚いから止めて……ッ」
ロングへアの黒髪を振り乱しながら、カーペットの上に四つんばいになった邑が麗臀を左右に振りたてた。入れた舌先が引き抜けそうになる。
汚い場所を顕に舐められている──邑は恥ずかしさで気が狂いそうになった。普通なら舐められる所か人目に触れさせたくも無い恥ずかしい器官だ。
「お兄ちゃん、じっとしててよ。これじゃあ上手く舐められないよ」

顕が邑の尻にきつい平手打ちをバチンッと見舞った。打たれた部分が紅葉模様に赤く染まった。続けて交互に五発ずつ叩く。
「い、痛いッ、顕ちゃん、お兄ちゃんのお尻をぶたないで……ッ」
邑の美貌が痛みに歪む。端麗な切れ長の明眸には僅かに涙が浮かび、淡雪のように真っ白な尻が痛々しく腫れ上がった。
「ぶたれたくないならじっとしてて」
尻の狭間を舐めあげながら、邑に言い聞かせるように顕が強い口調で命じる。邑は屈辱にその身を震わせながらしぶしぶと従った。
「ううう……あ、ああ……ッ」
白のミニスカートにやや小さめの黒いトレーナーを顕に着せられた邑の姿は少女そのものだった。紺色のハイソックスが白い太腿をさらに際立たせる。
すうっと筆をひいたような美しい鼻梁に皺を寄せ、薄紅色に濡れた唇から悲哀に彩られた呻きを漏す。

どこか甘く艶ましい邑の啼き声に、顕の陽根が荒々しくいなないた。
月が雲に隠れ、花でさえも羞じ入ってしまいそうな美しい横顔が切なさに震えていた。最初に犯された日──あれから三日間、顕は邑の身体を嬲りぬいた。
抵抗──しなかった。邑は華奢な見かけとは裏腹に喧嘩は強い。邑は琉球空手、剛柔流の有段者だ。父が護身術として邑に習わせた。
もっとも顕も同じ剛柔流の段位を持っている。実力もほぼ伯仲しているので必死で邑が抵抗すれば顕だってタダでは済まない。
あの時は紅茶にハルシオンを混ぜられ、無抵抗のまま顕に犯されてしまった。今はどうだろうか。抵抗しようと思えば抵抗は出来た。
抵抗しようとは思わなかった。顕にある種の悲愴さが漂っているのを邑は感じた。顕は寂しかったのだ。
(ごめんね……お兄ちゃん忙しくて、最近顕ちゃんの事かまってあげられなかった……)

鳴きながら邑は顕に心で詫びた。幼い頃に母親を亡くして以来──ふたりは兄弟というより母子のような関係を築いていた。
ほんの半年前まで、邑はいつも顕に添い寝をしてやり、同じベッドで眠ったのだ。
赤ん坊のように邑の乳首に吸い付き、まどろむ顕の寝顔──天使のように美しかった。
邑と顕はソックリだ。兄弟だから似ているのは当たり前だった。それでもパッと見ただけでは実の親でも区別がつかない。
甘えん坊の顕。可愛い顕。愛しい弟。だからこそ肛門などという不浄な部分を愛する顕に舐めしゃぶられるのがあまりにも辛かった。
「顕ちゃん……そんな汚い所を舐めて平気なの……?」
「全然平気だよ。だって僕、お兄ちゃんのことが大好きなんだもん」
(ああ、お兄ちゃんも……顕ちゃんの事が大好き……だから……だからそんな不潔な場所を舐めないで……ッ、お、お兄ちゃん辛いのッ
可愛い顕ちゃんにウンチの出る穴なんて舐めさせたくないの……ッッ)
79ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/17(土) 02:00:32 ID:4uJL4yeK
アヌス舐めからなんとか気を逸らさせようと邑が声をかけた。
「あのね……お兄ちゃん……あ、顕ちゃんのおちんちん舐めたいな……」
顕に向かって首をねじり、途切れ途切れになりながら無理に微笑んでみせた。涙腺が震え、瞳が涙で滲む。
気を逸らさせる為とはいえ、男のペニスを口に含むという行為。
それも自分からねだったのだ。こみ上げてくる羞恥を堪えようと邑は必死になった。
「お兄ちゃん、僕のおちんちん舐めたいの?」
不思議そうに、顕が邑の引きつった笑顔を見つめ返した。
「う、うん……お兄ちゃん、顕ちゃんのお、おちんちんをおしゃぶりしたいな……」
嬉しそうに顕が邑に笑い返しながら、黒のグルカパンツを脱ぎ捨てる。半ば包皮に埋もれた可愛らしくも凛々しいペニスが屹立し、天井を向いた。
「わかった。じゃあいっぱい舐めてね、お兄ちゃん」

邑はそっと胸を撫で下ろした。これで満足させてやれば、少なくてもこの場──リビングルームでアヌスを弄ばれる心配は無いはずだ。
「はい、お兄ちゃん」
前に回り込み、顕が勃起したペニスをぐいっと邑の目前に突き出す。清潔にしているのか、不快な匂いは感じられなかった。
恐る恐る、邑が弟のペニスを口に含んだ。尖端に舌を這わせる。嫌だとは思わなかった。不思議な気持ちだった。
(何か……変な気分……)
ミニの裾がまくれたままの状態なので、見下ろせば嫌でも邑の白く艶めしい臀部が顕の瞳に飛び込んでくる。
(お兄ちゃんのお尻、真っ白で綺麗……僕、凄く興奮しちゃう……)
顕が高揚に海綿体をさらに充血させた。触れれば破裂してしまいそうだ。

口腔内に呑み込み、陰茎に舌を絡ませる。初々しいピンクの玉冠部を中心に邑が懸命に舐めた。顕の顔が夢心地に弛緩する。
「ああッ……お兄ちゃん、僕とっても気持ちいいよ」
顕が感じている。そう思うと邑はなんだか嬉しくなってきた。自然と頬が綻ぶ。もっと気持ちよくしてあげたい。
ペニスの下にぶら下がった二つのボールを掌でコロコロと遊ばせ、邑が雁首をなぞった。
「ふうぅん……お兄ちゃん、おちんちん舐めるの……凄く上手だね……ッ」
「んん、顕ちゃん、出したくなったら我慢せずにお兄ちゃんのお口にだしてもいいからね」
「うん……ああ、凄く感じる……ぼ、僕もお兄ちゃんのおちんちん、舐めたいよぉ……」

極悪なまでの美貌を輝かせ、兄の唇がもたらす淫らな法悦に顕が恍惚の表情を浮かばせた。邑が鈴割れにも舌を滑らせる。
唾液にぬめるペニスを口腔粘膜で包み、邑がフェラチオ奉仕のピッチを上げた。
ペニスをしゃぶり倒しながら、邑は精液を飲んでみたいと思った。
顔を前後に動かし、全体を吸い上げる。ちゅぱ、ちゅぱ、ぴちゃぴちゃ。
唾液を垂らしながら顕のペニスを楽器のように扱い、邑が破廉恥な音色を奏でていく。カウパー氏腺液を鈴口から溢れさせ、顕が叫んだ。
「お兄ちゃん……ッ、僕、もういっちゃうッ!」
どぴゅっ、どっぴゅっ……邑の口中に顕がたっぷりとペニスミルクを放出させた。吐精の余韻が快楽の小波のようにゆらゆらと揺れた。
80ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/17(土) 02:01:51 ID:4uJL4yeK
心地よい倦怠感が顕を包み込む。筋肉を弛緩させるようにふうっと息をついた。額には汗が浮かんで輝いている。
「ハアハア……いっぱいでちゃった……」
大量のミルクを喉奥に放たれ、邑が苦しげに呻きながら咳き込む。
「んんぐゥ……ん、んッ」

「お、お兄ちゃん……大丈夫?」
顕が我に返った。激しく咳き込む邑の背中を擦りながら、心配そうに顕が尋ねる。
白く細い喉を震わせ、舌に絡みつくミルクをゴクリと嚥下した。邑が一息つく。青臭い味と匂いが口腔内に広がっていく。
「精液って初めて飲んだけど……不思議な香りがするんだね。青臭いっていうか、栗の花みたいな……」
顕が屈み、邑の唇に自分の唇を重ねた。僅かに残ったスペルマの味──構わずに舌を絡ませた。
「今度は僕がお兄ちゃんを気持ちよくしてあげる……」
「んん……顕ちゃん」
顕の掌が尻房を撫で回し、片手でくいっと臀裂を広げた。狭間に隠れていた薄桃色の菊花がその姿を曝け出す。
外気が肛門に触れ、ヒヤリとした冷たい感触に邑がおののいた。
(ああ、お兄ちゃんのお尻……また、いじるんだね……ううん、顕ちゃんにならお兄ちゃん……何をされても平気)
「お兄ちゃん、恥ずかしいかもしれないけど……お願いだから素直に感じてよ……」
「わかった……だけど顕ちゃん……その、するならベッドでしよう……」
        *      *      * 
顕が人差し指で仰向けになり、双腿を大きく開いた邑のアヌスをいじりまわす。慈しむような指先使い、それはとても繊細な愛撫だった。
ゆっくりと表面の襞を撫でられる度に、ゾクゾクするような刺激が邑の背筋を走った。顕がアヌスに指を埋めた。
「ああん……」
思わず邑は喘ぎ声を漏らしてしまう。第二関節まで侵入した指先が直腸を巧みに愛撫した。
羞恥で顔を赤く染め、瞳を潤ませながら素直にその身をまかせる。この三日間で邑のアヌス性感はかなりの部分まで発達していた。
快美な痺れが尻全体から前立腺から伝わり、大量の血液をペニスに送り込む。
硬くなった邑のペニスが淫らしくヒクつき、構ってほしいとせがんだ。顕の手が邑のペニスにも伸びる。
「お兄ちゃんのおちんちん、こんなに大きくなってる……どう、気持ちいい?」
「うん……気持ちいい……ッ、ああ、顕ちゃん、そ、そこ凄い……ッッ」

セミダブルベッドのスプリングが軋んだ。快楽の本流に身体がガクガクと勝手に痙攣してしまう。
「ああぁ……んん……」
鈴口から粘つく汁をしたたらせ、邑が肛悦に尻をくねらせ啼いた。綺麗に通った鼻筋が歪み、黒真珠の瞳が欲情で輝く。
「お兄ちゃん……お兄ちゃん……」
81ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/17(土) 02:02:47 ID:4uJL4yeK
薄い胸板に頬をこすりつけ、桜色の乳首に顕が吸い付く。珠の汗で濡れる肌のぬめりと匂いが一層、顕を燃え上がらせた。
「ああ、顕ちゃん……んくうぅ……ッ」
「良い匂い、お兄ちゃんの匂い……」
アラバスターのように白い肌、ビクスドールを思わせる瑞々しくも邑の美しい肢体。顕の体内で血液が逆流した。
前歯で乳首を優しくコリコリと甘噛みし、ペニスを擦りながら邑の肉体を責め立てる。いつのまにかアヌスを二本の指が抉っていた。
肛門の拡張感に邑はかぶりを振りながら汗を飛ばした。指の動きが早くなる。分泌された腸液が不思議な香りを室内に漂わせた。
「お兄ちゃん、もうお尻にいれていいでしょう……僕、我慢できない……」
顕が顔をあげ、邑の顔を覗き込んだ。切なさのこもった瞳に見つめられ、邑が無意識にうなずいた。

「ああ、いれて……顕ちゃんのおちんちん、お兄ちゃんのお尻にいれて……」
排泄孔にベビーオイルをまぶし、顕が亀頭の先端を押し付けた。鎌首がぐぐっと小さなすぼまりをくぐり抜ける。
「お兄ちゃんのお尻きついよ……それに凄く熱い……」
「うああ、い、痛い……」
灼熱した鋼鉄の槍で肛門を貫かれるような痛みが走った。快感と苦痛の交じり合う。槍が身体の奥へと突き刺さってきた。
「あひぃッ、ひいん……ッ」
顕が腰を打ちつけ、抽送を開始する。陰茎に押し広げられたアヌスの圧迫感と、直腸を蹂躙される恥辱に邑が嗚咽した。
目一杯に伸びきったアヌスは、今にでも裂けてしまいそうだった。まだ、完全には馴れていなかった。
「んん、き、きつい……ッ」
邑が痛苦に呻きながら、顕の腰に手を伸ばした。腰肉をぎゅっと鷲づかみにし、アヌスを穿たれる衝撃に懸命に耐える。
ベッドの軋む音が寝室に延々と鳴り響いた。汗まみれになりながら、ふたりは熱い肉の交接を味わい、歓喜に震えた。
邑の鈴割れからこぼれる液体──それは随喜の涙だった。

「あ、顕ちゃん……お兄ちゃん、変になりそう……ッッ」
「いいよ、変になっても……だ、出すよ、お兄ちゃん、僕のミルクをお尻でいっぱい飲んで……ッ」
直腸の最奥に流れ込む熱いザーメンの圧倒的な感覚に邑が目を見開いた。二度目の射精にもかかわらず、かなりの量だ。
「イク……お兄ちゃんもイっちゃう……」
顕の射精に合わせるかのように邑のペニスが脈動し、尿道からミルクを飛ばした。ふたりのペニスが間欠的に射精する。
「顕ちゃんのミルクが……お兄ちゃんのお尻にたっぷりはいってくる……」
邑の意識が薄れ、視界が霞がかっていく。顕がばたりと邑の身体に倒れかかってきた。
「お、お兄ちゃん……」
「顕ちゃん……」
82ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/17(土) 02:04:17 ID:4uJL4yeK
ようやくまことのスレッドにめぐり会い申した。無頼の月日今は悔ゆるのみ。
今日ただ今よりSS職人の礼をとらせて頂きたく…
83名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 10:02:19 ID:oPLORJ9p
>82
や、まだめぐり会ってないって
男同士は数字版

まことのスレはこっちじゃね?
男のショタスレ【二次専】28冊目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1146836071/l50
841:2006/06/17(土) 10:31:20 ID:pdYLzXfQ
衝動的に建ててしまったスレだけど、自分でSS書く時間が取れなくて顔出せませんでした。
今でも書けてないけど。。。orz
>>1 にはああ書いたけど、昔に落ちたショタ系スレを念頭に置いているので、自分的は相手が男でもOKです。
とりあえず、ショタSS書いてくれた職人様、ありがとーっ!
85名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 11:20:50 ID:LJaZOzNB
GJ!!貴方のような人を待っておりました!!
>>83
前スレ嫁、ほとんど男同士じゃねーか
86名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 20:44:06 ID:kgff8IzG
占領したって言い方もある
何のための801板
男同士は板違いじゃね

じゃなきゃここは?
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1139754709/l50
87ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/17(土) 21:54:57 ID:ItA92OSH
>83

男×男はそっちのスレでしたか。申し訳ない。
ではこちらでは男×女で投稿させて頂きます。
所でこちらのスレは年上女以外の(例えばロリ×ショタとか)カップリングは
如何なもので?
88名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 23:26:20 ID:4qBbYjvZ
>87
また微妙な題材だなw>ショタ×ロリ
自分はおk
即投下じゃなく、しばらく他の住人の答えも待ってみて

でもロリっ子の描写中心になるならロリ萌えスレな気モス
そっちで受け入れてもらえるかどうかは知らん

微妙なSSは棚に投下して、関連スレに良かったらどうぞって誘導貼るのも手かも
89名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 23:47:54 ID:wFMoOtK2
このスレって男×女だったの?
90名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 00:40:39 ID:ftGW+G52
1 :名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 23:18:24 ID:xeY0Xm4X
いけないお姉さんに手ほどきされるショタな話しが読みたいYO!

男×女じゃないショタって??
「いけないお兄さんに手ほどきされるショタな話しが読みたいYO! 」だったら801板に誘導されるんでね。
山純関連のがたったときも、すぐこの板からそっちに誘導されたし。

>>87
ロリ×ショタ構わないです。
91名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 09:33:04 ID:O2tofW+z
ロリショタ同士はちと勘弁
小学生同士中学生同士なら、普通に少女漫画
ロリが中3でショタの年が一桁なら・・・大丈夫かな、分からない

普通にお姉さん希望
おばはんにセクハラされるのもいいかもしれない
92ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/20(火) 01:36:07 ID:7X1d8OLm
ふむ、わかり申した。ではお姉さん×少年で。丁度前スレのを書き直して投稿するでござるよ。 
93名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 02:10:08 ID:d5opXrtf
男X女なら年齢関係無いよな
お姉さんXショタだろうと男女には変わりないし
だったらこのスレじゃなくても良くね?

エロ小説書かせてもらうスレにいけばいいじゃん
94名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 02:24:00 ID:7HquoCdT
スレタイに総合って入れてるんだから男×ショタも入れて欲しい。
801って単に男同士って意味じゃないって考えの人もいるし。
確かめようがないけど>>84で(自称)1が男もありって書いてる。

ついでにショタ×ロリはどうなんだろ。
個人的にロリ×ショタならありだとは思うんだけど。
前者はなんつーか、ロリがメインな気がしてしまう。
95名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 02:28:09 ID:4rXOstZM
>>93
はぁ?ナニこいつ?
男Xショタなんかに萌える男いねぇよ
せっかくラックさんが、書いてくれるってのに
いちゃもんつけんなよ
男性向けショタなんてねーよ
うぜぇ801板いけよ
私はお姉さんorロリ子Xショタが読みたいからここにきてんだよ


ラックさん期待してます
もちろん他の作家さんもですけど(^-^)
96名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 02:32:32 ID:4rXOstZM
>>93-94 自演ウザッ
このスレに男Xショタなんて腐臭漂うの勘弁です

私のスレ荒らさないで下さいm(_ _)m
97ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/20(火) 02:35:23 ID:7X1d8OLm
女×男だと拙者、ぺニバンで少年をパンパン犯すSSが好きでござりまする。
故に普通のエロスレに投稿しても叩かれるは必定。
ロリ×ショタの件でござるが、例えロリメインしろといわれても出来ませぬ。飾りかと。

98名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 02:38:26 ID:D0tz3dFW
99名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 02:43:47 ID:6CbdP+9v
イヤなら見なければいいわけで好きに書いたらいいんじゃないですか
100名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 02:48:33 ID:tKotB+DN
そうですよ!私読みたいですから
今日はこれで落ちますね

作品楽しみにしてます
101ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/20(火) 02:56:29 ID:7X1d8OLm
あぐらをかいた女の上に、背面座位の体勢で、少年が犯されていた。少年の唇からは呻き声が漏れる。
女が少年の脚を腕ですくい上げ、上下に腰を動かす。肛襞がピチピチに伸びきってしまう。
擬似男根が肛肉を出入りする度、アヌスに疼痛が走った。少年は快感とも苦痛ともつかない感覚に襲われた。
美しい少年であった。美しすぎるとさえいえた。
細くまっすぐに通った形の良い鼻梁、切れ長の二重の瞼、長い睫の奥にはオニキスのような明眸が濡れて輝いていた。
薄くも厚くもない唇はほんのりと赤く、神自らが鑿を振るって彫り上げたような完璧な美貌だった。
女のように白く肌理細かい肌はあくまでも滑らかだ。
それでも弱々しさは感じられなかった。
一見して華奢に見える少年の身体には、猫科の猛獣を連想させるしなやかな筋肉が隠されており、
それが一種独特の野性味を少年に帯びさせていた。

「さ、佐奈(さな)……これ、俺には太すぎるよ……」
辛そうに顔を歪め、身体から珠の汗を浮かばせながら少年が訴えた。艶やかな黒髪が汗に濡れた額にべったりと張りつく。
少年の狭窄な排泄孔に太さ五センチの黒光りするディルドウは、いくらローションに塗れているとはいえ、あまりにも大きすぎた。
「桂(けい)君、あたしちょっとサイズを間違えちゃったみたい……ごめんね」
「ぐうっ……わかった、我慢する……」
すぼまりを巨大な張り型でえぐられ、深々と串刺しにされながら、桂は荒い息を吐いて身体を弛緩させる。
桂の肛門がディルドウに馴染むまで、佐奈は激しい動きはせずに、ゆるやかにピストンする。
「あああっ」
桂が身悶え、秀麗な眉を八の字に寄せ、喘ぎ声を漏らした。腸管を圧迫し、蹂躙するディルドウの存在をはっきりと認識する。
隠微な体臭が佐奈の鼻腔をくすぐり、秘所から蜜液を溢れ出させる。内部の突起部分が佐奈のクリトリスを刺激した。

萎えていた桂のペニスが徐々に屹立しはじめる。臨戦態勢に入ったのだ。股間に集中する血液が海綿体を膨張させる。
皮は完全にめくれ上がり、ピンクパールのような美しい光沢を放つ逞しい亀頭部が露出した。傘の張った逞しい玉冠部だ。
その凛々しくも雄々しい流麗な形の陰茎は、細身の桂にはやや不釣合いだった。
先端につけられた鈍い輝きを見せるカウパー液まみれの亀頭がやけに淫らだ。
前立腺をディルドウの先端でこすりあげられ、桂の臍まで反り返った肉茎が脈動した。
「んんっ、まだ少し辛いけど……だんだん気持ちよくなってきた……佐奈、動いてもいいよ……」
鈴口からカウパー液をしたたらせ、頬を桜色に染めながら桂が首をよじり、佐奈の耳元で囁いた。
熱い息が佐奈の耳朶をくすぐり、鼓膜に桂の心地よい声が染み込んでいく。
欲情の露に瞳を濡れ光らせ、佐奈が擬似ペニスを突き上げる。
その瞬間、桂の臀部に電流が走った。何度も激しく突き上げられ、直腸内を蹂躙される愉悦にたまらず声をあげた。
「ああぅっ、感じてきた……もっとっ、もっと動いて……ッ」
102ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/20(火) 02:57:07 ID:7X1d8OLm
「桂のお尻凄く気持ちいいっ……あああ……ッ」
汗と愛液が混ざり、淫靡な匂いが室内に立ちこめた。鈴割れから粘度の高い先走り汁がたらたらとこぼれ、裏筋から流れていく。
身体の芯が火照る。佐奈が軽いオーガズムの波に襲われた。官能に汗ばむ白い肌──隆起する男根。
アヌスの抵抗感が佐奈にエクスタシーを伝えた。桂のアヌスを擬似陰茎で掻き回すほどに、快感が秘所に響く。
「あああ……ッ、んん……」
直腸と前立腺が灼けるような感覚に襲われた。桂が汗に濡れた肌を艶めかしく身悶えさせる。佐奈が桂の顎を掴み、引き寄せた。
唇の間を舌でこじ開ける。桂が口腔内に侵入してくる舌先を絡ませあった。お互いの唾液を味わう。
(ああ、桂……好きよ、大好き……私のアドニス……)
佐奈はいつも思う。何故、この少年はこれほどまでに愛しいのだろうかと。桂の事を思い浮かべる──それだけでいつも胸が切なくなる。
少年の硬直──佐奈は無意識に桂のペニスを握っていた。激しくこすりながら、透明な露にまみれた亀頭部を指腹で揉み回す。
リング状の括約筋の抵抗を受けながら、擬似男根がアヌスを抉り続け、前立腺を叩く。
腰が蕩けてしまいそうな快美──一直線に突き抜けた。分泌される腸液がぬらぬらとディルドウの表面を汚していく。

「ふあぁッ……桂君のお尻いいよ……もっと、もっと感じたい……ッッ」
桂は少女のように喘いだ。熱い疼きがアヌスと脊椎を灼やし、脂汗がじわりと吹き出す。額に浮かぶ汗がぽたりとシーツに落ちた。
「あううゥッ……お、俺、お尻がおかしくなっちゃう……ッ、あ、ああ……ッ」
恥音を高鳴らせ、ふたりは快楽を貪り続けた。佐奈が腰の動きの間隔を早め、桂のペニスをしごきあげる。
ベッドのスプリングの反動を利用し、根元まで一気に突っ込んだ。輸精管が痺れた。生命が炸裂した。
桂の総身がぶるっと震え、佐奈の掌に勢い良くミルクを放出した。同時に佐奈もハイレベルのオーガズムを迎え、身体を痙攣させた。
「出る……ッ、いっぱい出ちゃうぅ……ッ」
「ハアハア……桂君……」
佐奈が桂の首筋にそっとキスをした。幸福な倦怠感が優しく、ふたりを包み込んだ。

109で服装をチェックする。胸元で揺れるゴローズのシルバーチェーン──佐奈からのプレゼントだ。
桂が微笑みながら右手の指に嵌った二つのクロムハーツリングを眺める。アンヴィルの黒いTシャツにヴィンテージの擦り切れたジーンズ。
「わりといけてるじゃん。俺」
Gショックを見ると時刻は午後三時前、約束の時間まで一時間以上ある。渋谷のセンター街に入った。適当な所で時間を潰す。
佐奈とのデート──楽しみだった。何気なく路上に眼をやった。最初にタバコの吸殻が視野に飛び込んできた。視線を横にずらす。
苦い思い出。佐奈はタバコが嫌いだ。前に一度、遊び半分で一本だけ吸った事がある。その時はバレて散々尻を叩かれた。
もう十二歳なんだからタバコくらい吸ってもいいと思う。携帯が鳴った。ジーンズの尻ポケットから携帯を取り出した。
103ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/20(火) 02:58:19 ID:7X1d8OLm
前スレ投稿作品の焼き直しでござれば。このようなモノでよければ書けまする。
104名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 04:12:43 ID:EEj15V0R
あれ、しばらく離れてた間にすごい神様降りてますね

ここのスレはもともと、今までにあった801やBL小説とか、2次元っぽいやつじゃなくて、ショタのショタによるショタのためのエロ小説スレだと思うんです。
だから、>>ラック ◆duFEwmuQ16さんの書いた>>78-81のような小説が、ここでは一番あっていると思います。
前スレからいた人だったらそう思うんじゃないかな?
ここの新スレの>>1さんは
>いけないお姉さんに手ほどきされるショタな話しが読みたいYO!
って書いちゃってるけど、本来のここのスタンスは>>78-81のような小説で全然OKだと思いますよ!
105名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 08:16:05 ID:XgF5hdvf
ただでさえ供給少ないんだから、好きなものを書いて投稿すればいいと思うよ
見たくない人はスルーすればいいだけの話だし
801板のスレは作品投稿のスレじゃないしね
106名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 14:45:05 ID:EPoznWdR
>>ラックさん
ごゆるりと……
107名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 15:59:07 ID:GLc//Ltz
>>101-102
GJ!
108名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 17:56:28 ID:XmeDQFiP
109名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 18:41:25 ID:XRsRaIMe
>>95-96
お前が>>1なのかは知らないが、お前個人の意見でスレの趣旨を決めるのは勘弁。
お姉さん×ショタはもちろん、ショタ×ショタも読みたいし、お兄さん×ショタも読みたい。
正直、ショタなら何でもいいと思うよ。


それから、あくまで参考までに、前スレの>>1による見解を引用

1 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 04/04/23 01:55 ID:xzMaTHuy
最近ずいぶんと盛り上がってるショタ関連スレ
が、総合スレが無いという声をちらほら見るので立ててみました
ショタSSを書いてはみたが、その作品のスレに投下するのは躊躇われる・・・
そんなときなどお使いください
ま、ショタものならなんでもウェルカムってことで・・・
個人的に、エアギアのアキトとかネギまのネギきゅんをキボンヌ

12 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 04/04/23 11:17 ID:xzMaTHuy
まあ、どこで線引するかはいくら議論しても無駄だろう
ショタ×ショタでも男性向けと女性向けあるっしょ
801板では男性向けは嫌われるらしいし
それぞれの職人さんだって住み分けはできるでしょ
SSも投下されないうちから議論しても、職人を縛るだけじゃないかな?
少なくとも今は、このスレはショタ主眼ならなんでもOKとしとかないか?
110名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 00:21:31 ID:0MFYj8B7
職人さんがタイトルなどにNGワード(ショタ同士など
を書いておけば嫌な人は回避できるのでは?
111ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/21(水) 01:09:10 ID:wAc/Jyvq
>>106

クチャクチャ……(生の鯉を貪り食らう音)

>>110
そのアイディア、お美事、お美事にござる。
112名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 01:35:02 ID:Yb5FrcWM
男の子同士は禁止!って言ってる椰子はショタ好きじゃなくてお姉さん好きなんじゃまいか?
113ラック ◆.piC9fVK4. :2006/06/21(水) 02:18:16 ID:wAc/Jyvq
       *      *      *
ディスプレイに映った電話番号──佐奈の番号だ。コールが三回鳴る前に繋げた。
『もしもし、佐奈?』
『あ、桂君。今どこにいるの?』
『センター街にいるよ。いつものマックの近く』
『わかった。じゃあ今からそっちにいくからマックで待ってて』
『待ち合わせ、109じゃないの?』
『東急百貨店方面にいるからそっちのほうが早いと思うの』
『ああ、そっか。じゃあ俺、待ってるね』
言われたとおりに桂はマックで佐奈を待つ。コーラを注文し、席に座る。天井を見上げ、ひとつ欠伸をした。
無遠慮にマジマジと熱い視線を向けてくる女子高生達の嬌声が少し耳障りだった。

いつもの事だ。桂のずば抜けて美しい容姿は人目を引く。昔からそうだった。それでも見世物にされているようであまりいい気分ではない。
女達の眼には、桂が美しくも凛々しい天使か、あるいはギリシャ神話に出てくるような美貌の少年として映るのだ。
店内にいた何人かが感嘆交じりの溜息を漏らした。女だけではない。男達の間にも桂に興味を持ち、さりげなくちらりと盗み見る者もいる。
女子高生のひとりが、桂に声をかけようとした。無言で相手を睨みつける。桂に睨まれた女子高生の顔が引きつった。
「桂君。お待たせ」
後ろから声をかけられ、桂が振り返る。白のキャミソール・ワンピースにグッチのバックを持った佐奈が立っていた。
「遅いよ、佐奈。早く他の場所いこう」
ふたりは店を出た。桂が潰れた空き缶を蹴飛ばしてみる。空き缶が誰かにぶつかった。怒声。それだけだ。
「そんな事しちゃいけないのよ。桂君」

「細かい事は気にしない」
「……ふう。またお尻叩かないと駄目かな」
桂の筋肉が一瞬、びくっと硬直した。佐奈は普段はとても優しいが、桂が悪い事をすれば容赦なくお仕置きをする。ただし、顔はぶたない。
叩くのは臀部だ。膝の上に乗せ、剥き出しにした桂の尻房を真っ赤になるまで叩き続ける。痛いし恥ずかしいから桂はお仕置きが苦手だ。
「う……ご、ごめんなさい……」
桂がそっと、自分の尻を撫でた。お仕置きの事を思い出してしまう。桂が佐奈の横顔を覗き込む。セミロングの黒髪、優しげに整った顔。
小さめの柔らかそうな赤い唇、黒目がちの大きな瞳には穏和な光が見えた。佐奈は綺麗だし凄く優しい。だから好きだ。
お仕置きの時はかなり厳しいが、自分が悪いからしょうがないと桂は納得している。だから素直にお尻を出す。
佐奈が微笑みかけた。ふたりは手を繋ぎ、お互いの体温を確かめ合う。掌から伝わる熱──身体が火照ってくる。
さっきコーラを飲んだばかりだと言うのに、桂は喉が渇くのを感じた。
「ねえ、佐奈。これからどこいくの?」
「そういえば行き先決めてないわね。そういえば桂は何か欲しい物ない?」
「特にないかな。シルバーチェーン買ってもらったし。それより俺、腹減ってきたよ。なんか食いたい。マックでなんか食っとけばよかったかな」
       *      *      *
ファミレスで食事を取り、二時間ばかり暇を潰した。仲むつまじく、ふたりは寄り添いながら歩く。桂の淡い体臭が佐奈の鼻腔をくすぐった。
良い匂いだった。赤ん坊のような──新鮮なミルクの香りだ。その匂いが佐奈の心をくすぐり、絞めつける。
「ねえ、俺達って恋人に見えるかな?」
「うーん、ちょっと無理があるかもね」
「……なんだよ、それ」
114ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/21(水) 02:21:55 ID:wAc/Jyvq
桂が少しむくれてしまった。そっぽを向いてしまう。佐奈が桂のショートカットの髪を撫でながらあやした。
途中で薬局に寄り、佐奈が何かを買ってきた。桂が紙袋をじっと凝視し、何を買ってきたのか尋ねてみた。
佐奈は曖昧に答えをはぐらかした。紙袋の中身が気になってしょうがない。近くのラブホテルに桂と佐奈は入った。
無人のフロアだ。床にはやや色あせた赤いカーペットが敷かれている。佐奈が部屋のパネルボタンを押した。
ランプが点滅する部屋の番号は『二〇四』となっているのを確認し、ふたりは狭いエレベーターに乗り込んだ。

二階でエレベーターを降り、ドアを開けて部屋の中にはいる。ドアを閉めると佐奈が顔を寄せ、キスした。
歯茎と舌の裏側を舐め回すディープな口づけだった。桂は思考が麻痺してしまった。頭がぼんやりと霞ががる。
(ああ、すごい……なんだか俺……)
化粧品に混じった佐奈の甘く生々しい匂いを胸の奥深くまで吸い込み、舌先を差し入れる。桂がゆっくりと瞼を閉じた。
歯並びを舌でなぞられ、桂の官能が高ぶりを見た。唾液をすくい取られながら、舌先で加えられる愛撫が脳髄を蕩けさせた。
桂が顔を上げ、甘えるように佐奈を見つめた。潤んだ瞳に見つめられ、佐奈は女の本能が反応するのを感じた。
「お願い……佐奈、その……して……」
「ふふ、いいわよ……」
桂の白いうなじに熱い吐息を吹きかけ、服を脱がせてやる。
硝子細工のように繊細で若鹿のように瑞々しい、美しい少年の肢体を眺め、佐奈は浮き出た肋骨にそっと指を這わせた。
美しい光景だ。陶酔を覚えた。眩暈がする。視覚に映る少年の裸が、佐奈を陶然とさせた。
       *      *      *
ふたりの裸体が湯気の立ち込めるバスルームの中に浮かんだ。静かに落ちる水滴の音。
仰向けになり、両足を広げた桂のアヌスを専心するかのように佐奈が舐めしゃぶる。
股間にはすでにディルドウが装着されていた。桂のアヌスを犯す期待に蜜壷がしとどに濡れていく。
「さ、佐奈……そこまだちゃんと洗ってな……あッ……ああッ」
「桂君のお尻……ちょっと苦くておいしいよ」
温かく柔らかい佐奈の舌が肛門をこじ開けるように内部へと侵入しはじめる。快感がアヌスから腰椎へと痺れるように広がっていく。
「ひゃうぅ……ッ」
生き物のように肛門をまさぐる舌先に、桂が震えながらアヌスを収縮させる。
「桂君の声、女の子みたいでとっても可愛い。どう、気持ちいい?」
「凄く……気持ちいい……お、お願いだからお尻におちんちん……佐奈のおちんちんいれて……ッ」
「まだいれてあげないわよ。もっと感じさせてあげるんだから……」

舌を引き抜き、石鹸まみれの指先を唾液で濡れたアヌスにつぷりと滑り込ませた。指先が直腸の熱いうねりを感じ取った。
腸壁越しに前立腺を指腹でまさぐられた瞬間、快感が桂の背筋を貫いた。
「ああんッ、ああ、あああ……ッ」
桂がはしたない声をあげてしまう。艶を帯びた喘ぎが佐奈の鼓膜を甘く弄した。アヌスを弄ばれる喜悦にペニスが勃起する。

男×女
115ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/21(水) 02:23:51 ID:wAc/Jyvq
ふう、名前欄に「男×女」と書いたらトリップが変わったでござる。
では最初からやり直しを。

ようやくまことのスレッドにめぐり会い申した。無頼の月日今は悔ゆるのみ。
今日ただ今よりSS職人の礼をとらせて頂きたく…
116名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 09:49:24 ID:xzwRMYFR
桂がかわいい。抱きしめたいくらいだ。
それにしても素晴らしい手並。早く続きが読みたいぜ!
117ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/22(木) 01:36:53 ID:obwR6IEr
佐奈が吐息を漏らしながら、透明感漂う少年の薄い胸板に手を当てて、美しさを確かめるかのように頬をすり寄せた。
「ああ……本当に綺麗」
鼻にかかったような声で呟き、佐奈は小さな赤いグミの実を思わせる桂の可憐な乳首をついばみ、舐めた。
白磁の如く滑らかな首筋にまで濃厚な口唇愛撫を繰り返す。粘つく唾液で濡れた胸の表面が艶光を見せた。
腋下にまで顔を埋め、佐奈が敏感な肌を舌でなぞりあげる。
(桂君の匂い……愛しい匂い……)
「はあん……んあぁ……ッ」
ゾクゾクくる快感に桂は鳥肌が立つような錯覚に襲われた。アヌスをソフトタッチで責めながら、佐奈は徐々に下降していく。
ぬらぬらと蛞蝓が這ったような跡を残し、臍にまで舌をいれながら、唇が薄い柔毛に覆われたペニスにたどり着く。
流麗な形の凛々しいペニスに佐奈はちゅっと口づけを交わした。愛しい器官だ。
ムニムニと指をくの字に曲げて前立腺を刺激しながら、包皮を捲くれあがらせた亀頭を根元まで呑み込んでしまう。
温かい感触にペニスを包まれ、桂が海老のように身体を仰け反らせた。鈴割れから無味無臭のカウパー液が途切れることなく溢れ出る。
「も、もう耐えられないよ……ッ、ああッ……佐奈、意地悪しないでよ……お願い、精液出させて……ッッ!」

裏側をペロペロと荒々しく舐め上げ、ややサディスティックな輝きを宿らせた瞳で桂の双眸を仰ぎ見る。
「いかせてあげてもいいけど正直に答えてね。桂君さ……あたしの大事なマイセンのカップ割ったでしょ?」
「う……」
突然、二日前にあやまって割ってしまったマイセンのカップの話を持ち出され、桂が狼狽した。快感の熱が一気に冷めてしまう。
「どう、見覚えない?」
「あります……ごめんなさい……」
お仕置きの恐怖が頭に浮かび、桂の屹立していたペニスが縮こまってしまった。顔色も少し悪い。
「桂君のおちんちん萎えちゃったね。お仕置き、そんなに怖かった?大丈夫、正直に話してくれたからお仕置きは許してあげる。
桂君が嘘ついたらお尻ぺんぺんじゃ済ませなかったけどね。桂君が気にしてた紙袋の中身……あれ、イチジク浣腸だったんだよ……」
(うう……)
桂の背筋が一瞬、凍りついた。浣腸なんてたまったもんじゃない。桂は一度だけ、便秘の時にイチジク浣腸をされた事がある。
その時は恥ずかしさに顔から火が出そうになった。もし、強情を張ってやってないと言っていたら──桂は思わず身震いしてしまう。

「じゃあ、続きしよっか……」
優しく声をかけられ、先ほどまでの恐怖が和らぐ。筋肉の緊張を緩めるように、ゆっくりと息を吐いた。
ひくつくアヌスに指愛撫を加えられると、硬度を失っていたペニスがまた鎌首をもたげ始める。
「元気になった。桂君のおちんちん、とってもエッチだね」
「俺をエッチにしたのは佐奈じゃんか」
118ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/22(木) 01:37:29 ID:obwR6IEr
含羞を含んだ表情のまま、桂が悪戯っ子みたいに微笑んだ。人の心を蕩けさせる無邪気な笑みだ。
「そういえば、そうだったね」
つられて佐奈も微笑んだ。
「あ、あのさ……佐奈のおちんちんで……悪い子の俺のお尻……いっぱいお仕置きしてよ……」

羞恥に頬を赤く染め、上目遣いに桂が佐奈の瞳を見つめ返す。そんな桂の仕草が佐奈の淫欲と母性本能を強烈に刺激する
「いいわよ……いっぱいお仕置きしてあげる」
佐奈が桂の双腿に手を添え、少年の足首を自分の肩のほうにまで持ち上げた。睾丸の裏側、蟻の門渡りにアヌス、全てが曝け出される。
ディルドウの先端がアヌスに触れた。ディルドウを受け入れやすいように、自然とアヌスが口を開いた。
「じゃあ、いくわよ……」
アヌスにディルドウがぐぐっと差し込まれていく。アヌスから脳へと伝わるディルドウの感触に桂が口をパクパクさせて喘いだ。
「うあああ……ッッ」
直腸を押し進んでいく凄まじい圧迫感に、桂は息苦しさを覚えた。毛穴から汗が滲み出た。
内臓を蹂躙する異物感が緩やかに甘美さへと変わる。ディルドウで突かれる度に、下腹部の奥から快感がこみ上げ、ペニスが脈動する。
アヌスを突かれる悦びに、桂が悶えながらカウパーを尿道から噴きあがらせた。
「いい……いくッ……ああッ!」
アヌスの奥が律動した。射精感が上昇する。桂のペニスが痙攣した。勢い良くミルクが輸精管から噴出した。
「ひゃううぅぅッ……んんぅ……ッ」
       *      *      *
お湯を満たした浴槽に、桂と佐奈が一緒にはいる。ゆっくりと穏やかな時間が流れ、疲れがとれていくのを実感した。
「佐奈……」
桂が佐奈の胸に埋め、甘えてくる。佐奈が桂の髪の毛を優しく掬い上げた。桂が乳首に吸い付いてくる。
「ふふ、桂君……」
乳房に頬擦りし、乳首を吸い続ける桂──性的なニュアンスは全く感じられなかった。
それは赤ん坊が母親の愛情を求めるのと同じ行為だった
佐奈は思った。ずっとこうしていたい。愛する人と、ずっとこうしていたいと。
119ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/22(木) 01:40:05 ID:obwR6IEr
今回、甘すぎになってしまったでござる。
たまにめちゃくちゃエロくて鬼畜な話を書いてみたくなるでござる。
それと投稿してて今気づいたらNGワードいれるの忘れてたでござるよ。
120名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 15:34:48 ID:+bZ1kcgF
甘いものは大好物です!
ラックさんGJ!!



『ござる』をNGワードにしました><
121名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 21:15:20 ID:pSswxYDp
少年が一人の男として開発されるのが好き
このスレなら>51みたいのとか

絡みがあってもケツで感じるとか、女を自分の体で喜ばせないで、
ゲイ方向に開発されるのは、女×少年でも注意書きが欲しい。
相手が女で無くたって話は通るわけだし
122名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 22:03:19 ID:ZyamoB4j
>>112
おまいさん、A×Bが好きでC×A読めない人に
「そういうこと言う椰子はA好きじゃなくてB好きなんじゃまいか?」
とか言っちゃう奴なんだろ
123男×女 ノーマル ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/23(金) 00:20:01 ID:PatjhXb0
桂が乳首を吸い、舐めしゃぶりながら佐奈の蜜壷に手をやる。
茂みの部分をまさぐられ、佐奈が切なく震えた。
「あ……ああ……」
思いがけない大きな声を発し、佐奈は眼を伏せた。いつのまにか、桂はペニスを硬直させていた。
佐奈が放つ女の匂いに桂の男の部分が反応を示したのだ。媚肉に触れる細い指先が、強い法悦を佐奈に与えた。
乳房の上に桂は顔を覆いかぶせたまま、愛撫を続けた。
子供にしてはかなり巧みな愛撫だ。指先使いがとても繊細だった。
皮を被った佐奈の小さな突起部分を指腹でくりくりと揉む。
「どう佐奈、気持ちいい?」
「あうう……桂君……ッ」
小悪魔的な笑みを浮かべ、桂が秘所をいじくった。温かく柔らかな内部──指先が心地よかった。
佐奈が桂の首にしがみつき、いきり立つペニスを自分の秘所に押し付けた。
先端に桃色の花弁が触れ、呑み込んでいく。湯の中に愛液が溶けだしていった。根元まで膣に挿入し、桂が腰を使って内部をえぐる。
熱く狭い肉の洞窟は、愛液でとろとろにぬめっていた。痺れるような快感が背筋を這い上がり、佐奈は鳥肌が立った。
(ああ、立派……凄く立派よ、桂君……)

湯船のお湯が波を立て、ふたりが動く度にザバーッと流れ、排水溝に吸い込まれていった。
「感じるッ……桂君のおちんちん、凄く感じるの……ッッ、あううッ」
バスルームに反響する佐奈の淡い喘ぎ声に桂のペニスが硬度を増していく。素晴らしい形状だった。女を狂わせる形状だ。
同年代の子供達より発達している。桂のペニスは雁首の部分が見事にぐっと開いているのだ。
それは男性器の理想的な形だった。
桂のペニスが立派なのは生まれつきではない。最初の頃は勃起しても皮を被ったままで大きさも二回りは小さかった。
佐奈と交接を重ねつづけていたら、本人も気づかぬ内にペニスが大きく成長していた。
佐奈の息が弾み、瞳が潤む。ペニスをもみしだく肉襞に桂が快感の喘ぎを切なげに漏らした。
「佐奈の中っていつもめちゃくちゃ熱いな……ッ、ああ……またいっちゃうかもッ」
「う、ううん……いってもいいよ、桂君……出して、あたしの中にいっぱいだして……ッ」
激しい興奮に湯船の中で若鮎のような裸体をくねらせ、全身を駆け巡る愉悦に佐奈が叫びながら桂の可憐な唇に舌を差し入れた。
舌と舌が妖しく絡み合い、淫らな音を立てながら、ふたりの官能を高めていく。口端から溢れる唾液がポタリと湯船に落ちた。
膣壁がうなりくねりながら、ペニスを激しく締め付けけてくる。
「うあッ……お、俺耐えられない……んん……ッ」

美しくも淫らな痴態をバスルームで繰り広げるふたり。それは圧倒的な眩い光を放つ性の営みだった。
桂のペニスが佐奈を、佐奈の蜜壷が桂を蕩けさせていく。亀頭が子宮を強く打った。
124名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:20:31 ID:dPzmS4pl
つまんね
125男×女 ノーマル ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/23(金) 00:21:43 ID:PatjhXb0
生命の奔騰が頭上を貫き、凄まじい射精感に桂が身体を仰け反らせた。
「ああ、いくッ!」
ふたりの叫び声が見事にハモった。激しい勢いで脈動するペニスが次々と白濁液を噴射していく。
ザーメンを子宮に叩きつけられながら、佐奈はハイレベルのオーガズムを迎えた。
結合部分からペニスがはずれ、佐奈があやうく湯の中に沈みかけた。
       *      *      *
桂はベッドに腹這ったまま、冷たいコーラを喉に流し込む。爽やかな炭酸が喉に広がり、少しぼやけた脳を覚醒させた。
傍らではベッドサイドに腰をかけた佐奈が桂の背中を擦っていた。
「桂君、前より上手になったね……」
「ちょっと疲れちゃった……眠い……」
「ふふ」
桂が身体を横向きにし、頬を肘に乗せた。眠たそうな瞼が可愛らしい。
「こういう時ってさ、男はタバコ吹かすんだよね」
「タバコなんか吸ったら駄目よ。あたしがタバコ嫌いなの知ってるでしょう?」
「だけどかっこいいじゃん」
「桂君にはまだ早いよ」
「俺、もう十二だよ」
「まだ、十二よ」
残ったコーラを一気に飲み干すと、ゴロリと寝転がり、桂が天井を見上げながら呟いた。
「つまんないな……」

ミニコンポから大音量で響くマリリン・マンソンの『ファイトソング』が桂の鼓膜を殴った。眠気覚ましに丁度いい。
なんだか学校にいくのが面倒くさくなってくる。トイレで用を足した。洗面所で顔を洗い、歯を磨く。
桂は着替えを済ませると、家を出た。学校とは別の方向に向かう。これで無断欠席連続三日目だ。
勿論、佐奈には内緒だった。そろそろ学校から呼び出しが来る頃だが、気にしない。
ブルーのタンクトップに黒のスパッツが動きやすい。井の頭公園のベンチで気だるげに時間を潰す。
大きなあくびをしながら、桂は目尻に浮かんだ涙を指で擦った。昨夜の激しいセックスで身体がまだだるい。
(面白い事ないかな。学校いってもつまんないもんな……)
時計を見るとまだ九時前だ。どこの店も開いてないだろう。家に帰って二度寝したいが、ズル休みがばれるので帰れない。
桂は学校では問題児扱いされている。教師達は桂を腫れ物でも扱うように接し、一部を除いてほとんどの生徒は近づこうとしない。

自分では普通だと桂は思っているが、学校では異邦人扱いだ。前に一度、上級生に喧嘩を売られた事があった。
桂は躊躇うことなく、相手の鼻を食いちぎってやった。その噂が広がり、他の生徒達は桂を恐れるようになった。
仲良くしようと同級生に近づくと、相手は逃げてしまう。友達らしい友達も作れず、桂は腐ってしまった。
後はお決まりのコースという奴だ。夜な夜な繁華街をうろついては朝帰りを繰り返す日々。
道端にある無人駐車場の精算機から金を抜き取って、ゲーセンに入り浸る。そんな事ばかりしていた。
126ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/23(金) 00:22:41 ID:PatjhXb0
121殿が読みたいのはこのようなもので?
127名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 06:48:14 ID:n1Y1b1uh
気になったんだが

>ようやくまことのスレッドにめぐり会い申した。無頼の月日今は悔ゆるのみ。
>今日ただ今よりSS職人の礼をとらせて頂きたく…

と二回も書いてんのに

>丁度前スレのを書き直して投稿するでござるよ。 
>前スレ投稿作品の焼き直しでござれば。

って、人の投下作品勝手にやってるってこと?
128ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/23(金) 07:45:20 ID:PatjhXb0
>>127
拙者が前スレで「(´Д⊂」のHNで投稿したものでござるよ。
前スレのトリップ、見てもらえればわかりまする。
>ようやくまことのスレッドにめぐり会い申した。無頼の月日今は悔ゆるのみ。
>今日ただ今よりSS職人の礼をとらせて頂きたく…
はシグルイネタでござる。
129121:2006/06/23(金) 21:38:11 ID:XwhcGA20
>126
わざわざどうもありがと
でも申し訳ない、違うや

多分、
・>118までの描写に、女の体に興味持ってる様子が全然なかったため、「本当は男同士の
 話を書きたかったのに、もめてるから女に変えただけじゃ…」と思ってしまった
・>123以降も女の体に興味を見せず、取ってつけたような性交になっている
・ショタっぽさが伝わってこない
からだと思う

批評するつもりじゃないんだ。こういうのが読みたいのかと聞かれたから書いたけど…
個人的なもので、自分にはこうだったけど、萌えてる人もいるから

ショタの中でも好みの分かれるの書くの好きみたいなので、新作書くときは、もうちっと
違う注意書きをおながいします。普段は他の板の住人なのかもしれないけど
この板では 男×女 は注意にならないよ。ノーマルなら入れる必要ないし
130ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/23(金) 22:15:51 ID:PatjhXb0
>121

お待ちくだされい。拙者、今から武者修行の旅に出るでござる。
121殿がこれだと思うSSを書くでござるよ。
少しばかり時間を頂けぬか。拙者、姉×ショタについて勉強してくるでござる。
131名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 22:38:10 ID:ojVooYrZ
私は、年上の女の子に快楽を植え付けられて
可愛く乱れる男の子が読みたかったです
132名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 23:52:17 ID:ZG1g2+cA
自分はお姉さんとお兄さん、どっちとのからみも好きだけど、甘々なのがいいなあ。
133121:2006/06/24(土) 16:33:49 ID:N9EaTyrh
>131
おお同志よ!

>130
勉強熱心なのはすごいと思うし、その心遣いも嬉しいんだけど、ちょっと待って

新作を落としても「○○が読みたいのはこのようなもので?」みたいな振りは正直困る
読み手にも選ばせて
それにここの住人は自分だけじゃない
落とした作品にGJつけて待ってる人もいるかと

未完のままあちこち手をつけると荒れてくるよ

レス不要、名無しに戻る
134名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 05:43:28 ID:5b9ujOEF
ラック、喋り方キモ。
昔居た改変パクリの奴思い出すから普通に喋れ。

このスレでも見かけたがなんで「拙者」になったのか変なやつだなw

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1131726058/l50
135名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 14:48:08 ID:nClfg2BX
>>51からのやつの続きが読みたい・・・・
136名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 20:54:02 ID:0qrqFS9A
ショタ×ショタがいい(*´Д`)
137名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 21:40:11 ID:UaIdZ0df
それもアリだな
138名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 23:33:39 ID:teOZorCM
イオンたんかあいいよイオンたん(*´Д`)
139ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/27(火) 18:56:28 ID:GeJiUUHZ
少し寝ようと思った。ベンチに横になる。眼を閉じると、桂は静かな寝息を立て始めた。
       *      *      *
『桂君ちょっときて』
佐奈が優しく微笑みながら桂を手招きする。手枕でフローリングに横になっていた桂が、四つんばいで猫のように近づいた。
『んん、何、佐奈?』
眠たそうに眼を半開きにしながら、桂がぐっと背筋を弓反りに伸ばした。鼻梁に小皺を寄せる仕草は子猫のようで可愛らしい。
桂の身体を抱き寄せ、佐奈が膝の上に乗せる。少年の首筋から僅かに甘い汗の香りがした。心がキュンと絞めつけられた。
『ねえ、桂君……気持ちいいことしてあげようか?』
『気持ちいいことって?』
不思議そうな表情を浮かべ、桂が聞き返してくる。佐奈が少年の股間をショートパンツの布を隔て、やにわに触りだした。
『え、ちょっと……あひゃひゃ、くすぐったいよ!』
『こら、じっとしてなさい』
桂が佐奈の膝の上で笑いながら、くすぐったさに身を捩る。桂の顎に手をかけ、佐奈が首を自分の方へ向かせた。
唇を奪い、強引に舌を捻じ込む。歯茎と唇の間を舌でソフトに愛撫され、桂の瞳がトロンと蕩けてしまう。初めてのキスだ。
『んん……ッ』
(これが……キスなんだ……)
口内粘膜を舐め回し、お互いの唾液を呑み込む。甘く濡れた唇と舌が絡み合い、桂の脳髄が快感に痺れた。

佐奈が桂のショートパンツを脱がせた。桂は酔ったように頬を赤くしながら、佐奈のされるがままになる。
まだ幼い可憐なペニス──ちゃんと勃起していた。桂が羞恥に眼を閉じた。愛らしい長い睫がぷるぷると震える。
佐奈が唇を離すと、桂がもたれかかってきた。ディープキスで身体の筋肉が弛緩してしまったのだ。キスの甘い緩やかな快感。
そっと尖立したペニスの包皮を剥きながら、佐奈は首筋にもキスの雨を降らせた。体温がどんどん上昇していく。
(ああ、可愛い……桂君好き……大好き……)
切なげに肩を震わせ、欲情を押さえながら佐奈は愛撫を続けた。このまま桂を押し倒してしまいたい──佐奈はなんとか耐えた。
(我慢よ……まだ我慢……)
『さ、佐奈……佐奈……オレの身体、変になっちゃうよぉ……』
幼茎を擦りながら、もう片方の指先で桂の蟻の門渡りとアヌスをくすぐる。皮膚に触れるか触れないかの精妙なソフトタッチだ。
その指使いには、桂に気持ちよくなって欲しいという思いが込められていた。
『あぅ……ああ……そ、そんな所、汚いから触っちゃいやだ……』
普段は尻房の谷間に、ひっそりと佇んでいる排泄器官を指で触られ、桂は紅葉を散らすかのように頬を染めて、駄々っ子みたいに嫌々する。

『ねえ、桂君……桂君はあたしのこと好き?』
『……す、好きだよ』
『じゃあ、少しだけあたしの好きにさせてね。お願いだから……』
肛襞を指腹で優しくくすぐりながら、佐奈は自分の頬を桂の頬に押し付ける。
『だけど佐奈は……その、嫌じゃないの?そこ……ウ○チ出る場所だよ……?』
140ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/06/27(火) 18:57:25 ID:GeJiUUHZ
『あたしは桂君のなら平気だよ。ウ○チもお○っこも全然大丈夫。他の人のは死んでもお断りだけど……』
桂を抱きすくめ、もう一度キスをする。舌がもつれ合い、口腔内で戯れる。ふたりの蜜月の時が穏やかに過ぎていく。
心が震えた。世界が極彩色に輝いた。打ち寄せる快楽の波に桂は呑み込まれそうになる。
『ふああぁ……』
うっとりと上気した桂の顔、眼がぼやけて焦点が合っていない。佐奈が桂にM字開脚の姿勢を取らせた。
股間に顔を潜りこませる。鼻を鳴らして匂いを嗅いだ。少年特有の青臭い香りが漂っていた。桜色の清潔そうな光沢に輝く桂の亀頭、
屹立するペニスに唇を這わせ、雁首に付着した白い汚れを丁寧に舐め清める。口内に広がる生々しい味。佐奈は高ぶった。
(ん……これが桂君の味なんだ……美味しい……)
『や、止めて……ッ、ああ……んひぃッ』

『ねえ、とっても気持ちいいでしょう?もっと、もっと感じさせてあげるからね』
佐奈が嫣然とした笑みを浮かべ、一心不乱にペニスをしゃぶる。鈴口にねめつく舌を滑り込ませ、亀頭下部を一周する。
たっぷりと唾液で濡らし、先端に唇を吸いつけた。唾液に塗れたペニスが口腔粘膜で、ぬぱ……ぬぱ……ぴちゃぴちゃと音を立てる。
(そんな……佐奈が俺のちんちん舐めるなんて……ああ……)
初めて味わうむず痒い快感に襲われ、桂が身悶えた。ペニスが脈打ち、皮膚の下に走る細く青い血管が一瞬だけ膨れ上がった。
佐奈がすかさず奥まで咥える。輸精管から飛び出す濃いスペルマミルクが喉奥を礫の如く打ちつけた。
(初めてだから早くても仕方ないか)
栗の花の香りが鼻腔を吹き抜けていく。フェラチオだけで佐奈は軽いエクスタシーを感じていた。
白濁液を舌で転がし、存分に味わうと白い喉を鳴らしながらゴクリと呑み込む。
強烈な快美感に艶っぽい吐息を響かせ、桂が吐精の余韻に酔い痴れる。汗でコーティングされた肌が美しくも艶かしいかった。
桂の清純な色気に佐奈の子宮が疼く。淫靡な表情を浮かべ、佐奈は次に与える快楽を考えた。桂をもっと悶えさせてみたい。

それは切実ともいえる強い欲求だった。
桂にもっと淫らな事をしてみたいと言う強い欲求に駆り立てられ、佐奈は睾丸の真下に咲く蕾に眼をつけた。
会陰部を舌先でつつきながら、上下に舌を動かす。蟻の門渡りを滑らかな舌で遊ばせながら、ツゥッと下降していく。
(桂君のお尻の穴……)
生暖かい肉片が排泄孔に闖入してくる感触に、桂がビクっと尻の筋肉を硬直させた。
唾液をたっぷりと沁みこませるように舌をねじ入れる。
『っあひぃ……ッ、そ、そんなとこ……な、舐めるなぁぁ……ッ」
佐奈が桂の叫びを無視し、アヌス粘膜の浅瀬の部分を執拗に舐めほじった。アヌスが舌で柔らかくほぐされていく。
稲妻のような甘美が桂のアヌスを貫き、一度射精したペニスが硬度を取り戻していった。桂は佐奈に全てを委ねた。
強弱をつけて舌先をアヌスから出し入れし、のの字に動かしながら舐める。
141名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 22:29:20 ID:IB4MWRd8
GJ、すごくいい早く続きが読みたい。
142名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 00:00:20 ID:i/w4PXNY
萌えた。
143SAGE:2006/06/29(木) 00:14:07 ID:At95QbKz
GJ
144名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 05:49:59 ID:BvcJVdB8
相変わらずラックうぜぇなw
やっぱ俺のスレから追放しておいて正解だったわw
お前コテ消して他のスレでもうぜぇマネしてるみたいだがあまり調子に乗んなw
ここでやってる分にはみのがしてやるけどなw
145名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 06:30:03 ID:SK8TiUF6
晒しage
146名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 22:29:25 ID:nQd+Qouk
>>9のSS化キボンヌ
147名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 15:54:07 ID:hdXqU2zu
ショタとおねえさんならいいけど、ショタとおにいさんは俺はちょっと・・・
>>9のシチュで主人公が女でもいいなら書いてみたいけど
148名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 16:05:43 ID:zjXnnKXm
寂しがり屋で生意気なショタとお兄さんのお話希望します
ショタスレでまで男x女はちょっと・・・
149名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 18:33:28 ID:Li9GqoAv
この際ショタ単品で。
150名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 19:41:26 ID:tOmyzEuo
>>147
146じゃないけど、書いていただけるならどんなものでも大歓迎
151名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 01:36:20 ID:JD7WDPtQ
>>147
146だけど、それはそれでキボンヌ
152名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 21:39:15 ID:JxvHu/cP
>148
数字板池よ
153名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 23:11:12 ID:Cbnn+0AU
萌えられるショタさえいれば責める人の性別はどっちでもよいけどなぁ
154名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 23:22:59 ID:j7T5gxOQ
じゃあ、男でも女でもないロボットを相手にしたらどう?
155名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 23:32:42 ID:64CaGiOF
犬×ショタ
きゅうり×ショタ
タンバリン×ショタ
東京タワー×ショタ
六本木ヒルズ×ショタ

どれがいい?
156名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 23:36:03 ID:+K8lRNkJ
>>155
ショタ×ガチムチ六尺兄貴でオッス連呼
オッス!オッス!
157名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 01:01:25 ID:ESqTA0OW
>147
男X女スレに池よ
158ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/07/06(木) 05:16:47 ID:xag06Chh
肛肉舐めのじらすような舌の動き──隔靴掻痒としたもどかしさが桂の性感を高ぶらせる。緩やかで深い愉悦に、桂の身体が芯から疼いた。
ペニスとは異なる妖しい快感に、アヌス襞が火照り立つ。佐奈が指腹で優しく亀頭の先端を刺激した。電流が背筋を走る。
敏感になった肛襞から伝わる快美なゆらぎと、ペニスに加えられる愛撫が身体中を駆け巡る。桂は快感に痺れた。
『佐奈ぁ……お、俺なんか変になりそうだよぉ……くぅッ」
泣きそうな声になりながら、桂が総身を震わせる。官能がとめどなく溢れ、青い少年の性が徐々に開花していく。
桂の尻肉に谷間に顔を突っ込み、佐奈は顔をほころばせた。
弾力のある瑞々しい臀部が佐奈の顔を挟んでくる。アヌスの収縮を舌で堪能しながら、佐奈は顔全体で尻房の感触を味わった。
『桂君のお尻、すべすべしてて気持ちいい……』
佐奈の女肉がしっとりと濡れそぼり、官能の焔が燎原さながらに燃え広がっていく。このまま桂を犯したい──胸臆に欲望の叫び谺した。
『うう、苦しいよ……佐奈、出させてぇ……ッ』
『ん、出したいって?……ちゅぷちゅぷ……ぺちゃぺちゃッ……』
微弱な電流が波動となって桂のアヌスとペニスを責め苛んだ。嫋やかで美しい小ぶりな双臀を縮ませ、声をかすれさせながら射精を求める。
過敏になったアヌスを舌で摩擦していた佐奈が桂から身体を離した。桂の表情がクシャクシャになる。泣きそうだ。辛いのだろう。
『さ、佐奈ぁ、なんで途中で止めちゃうんだよ……』
亀頭の割れ口から、尿道に残っていた精液と混ざり合った先走り汁が分泌し、床を汚していった。ペニスの先端が怒ったように赤くなる。
(うあぁ……辛い、辛いよ……さっきの白い奴だしたい……ッ)
中途半端に与えられた快感──桂はどうしていいのかわからなかった。透明な液体が鈴割れから勝手に小噴出する。

『桂君はおちんちんから何を出したいのかな?』
佐奈が小悪魔っぽく微笑みながら桂に意地悪く質問を投げかける。その瞳は獲物をいたぶる猫科の肉食獣さながらの残酷な光を称えていた。
(ふふ、桂君の困った顔、とっても可愛くて素敵)
サディスティックに輝く黒い瞳に射すくめられたペニスが、相手に立ち向かうかのように肥大化する。陰茎に走る青い血管が皮膚の下から透けて見えた。
大好きな男の子にちょっとした意地悪をしてしまうのは佐奈の悪い癖だ。それでも止められなかった。
『桂君、何が出したいの?』
『何って……さっきの白くてネバネバしてるの……』
『うーん、それだけじゃ、あたしわかんないよ』
『い、意地悪するな……ッ』
佐奈が立ち上がった。真っ赤なミニスカートとシルクのパンティーを脱ぎ捨てる。桂の目前に股間を突き出し、両手で自らの秘所をパックリと割り開いて見せた。
淡い草むらに囲まれたピンク色の花びらに、桂は心奪われた。自分の股間と佐奈の股間についている物の構造の違い。好奇心をそそった。
『桂君、女の子のおま○こ見た事ある?』
『ないよ。なんか俺のとだいぶ違うんだね……』
ふっくらとした外陰部に桜色の花弁がとても魅力的だ。二枚の花襞──薄桃色の小陰唇がクレヴァスから僅かに顔を覗かせている。
『ここにね……桂君のおちんちんいれてみようか?』
『へ?』
桂が怪訝そうな表情を作る。蜜液が泉のように溢れ出るその部分は、どうみても自分のペニスが入るとは思えないほどに小さかった。
佐奈のあそこは人と比べてかなり小作りに出来ている。それでも伸縮性は抜群だ。
159ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/07/06(木) 05:17:35 ID:xag06Chh
『大丈夫かな?佐奈のここに……俺のちんちん、ちゃんと入るの?』
『やってみればわかるわよ……』
佐奈が欲情に熱い息を荒げながら、桂を仰向けに組み敷いてしまう。淫欲に身体を上気させながら、佐奈が桂の股間に跨った。
蜜液の糸が桂の敏感になった亀頭にぽたりとこぼれ落ち、ふたりの秘所とペニスをつないだ。愛液の熱さに桂は思わず震えた。
『じゃあいくからね……桂君……』
雄を求める雌の熱い眼差しを愛する美少年に注ぎながら、佐奈は腰を沈降させていく。じっとりと潤みを帯びた花びらが童貞ファロスを優しく包み込んでいった。
『あああ……いい……桂君のおちんちんがあたしの中に入ってるんだ……』
粘膜壁でペニスを摩擦され、桂は亀頭先端に僅かな痛みを感じた。包皮が突っ張るのだ。完全に皮が捲れると、痛みがすうっと消えていく。
激しい鼓動が聞こえた。心臓が胸を強く乱打する。自分の鼓動と佐奈の鼓動が重なった。無意識の内に桂は自分の胸と佐奈の胸に掌を当てていた。
(ドクン、ドクン、ドクン……)
生命と快楽の狂奔──八ビートを刻み続ける心臓。沸騰した血液が血管の中で踊り狂う。法悦の振幅が増していく。桂は眼を閉じた。
極彩色に輝く世界。幾何学的な模様が、瞼の裏で白光しながら弾け飛ぶ。股間に集める血──さらに凝固した。恥骨同士がぶつかり合う。
『佐奈ぁ、佐奈ぁぁ……あああッ!』
桂があまりの快感に嗚咽した。右に左に身体をくねらせながら、熱く滾った狭窄な膣路に全て飲み込まれそうになる。

『ああ、桂君ッ、桂君……ッ』
ふたりはうわ言のようにお互いの名前を繰り返し叫び続けた。苦痛とも快楽ともつかぬ表情で珠の汗を撒き散らす。
噎せ返るような熱気。室内に漂う愛液とザーメンの混ざった生臭い匂いでさえ、ふたりを高揚させた。
異臭が鼻腔を刺激するほどに、蜜液があふれ、膣壁がペニスを強く絞めつける。身体中の体液が吸い取られるような感覚に桂は呻いた。
背筋を仰け反らせ、佐奈が激しく腰を跳ね上げた。肉体を翻弄する快楽に身悶え、桂が啼いた。
『んんッ……ダメ……ッ……ダメになる……あああッ……俺、ダメになっちゃう……ッ』
膣内が痙攣した。ペニスが脈動し、ザーメンを吐き出した。それでも萎えずにペニスが佐奈の内部で屹立しつづける。
連続するオルガスムスの波がふたりを襲った。何度も何度も射精し、何度も何度も絶頂を迎える。白銀の世界が見える。
頭の天辺まで突き抜けるエクスタシーに見舞われた。十度目の射精──先に崩れたのは佐奈だった。桂の胸板に倒れる佐奈。
『桂君……桂君……』
絶頂の余韻に浸りながら、佐奈が桂の唇をねだるかのように舌を蠢かせる。
『キスして……桂君……』
桂の耳元で、佐奈が囁いた。唇と唇を重ねる。可愛らしく鼻息をもらしつつ、桂が舌を絡ませた。
『んん……』
汗に濡れ輝く肢体がのたうつさまは、美しき蛇を連想させた。ふたりは時を忘れ、ただ互いの身体を繋げあった。
       *      *      *
桂は目を覚ました。辺りはすでに暗くなっている。ベンチから身を起こし、背骨を後ろに大きく曲げた。
──とりあえず、明日からは学校へ真面目に行こう。佐奈が怒ると怖いから──
160ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/07/06(木) 05:18:51 ID:xag06Chh
とりあえず、一段落つけました。
161名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 08:18:48 ID:0LEpLl/5
二次創作ってOK?
162名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 08:25:42 ID:NOyayLdt
>>157
ごめん、ここが男限定のスレとは思ってなかった
801無しのエロパロ板とは言え、某銀英スレみたいな例外もあるのだし、配慮不足でした

で、ショタ男の子X女スレってどこでしょう? 誘導希望です
163名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 08:32:14 ID:NOyayLdt
あう、×あるとややこしいですね・・・。責め受けとかではなく、単にショタと女の子の絡みを
書いていいスレはどこですか、って事です。ショタ、で検索しても見つからない(´Д`;)ヾ
164名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 13:34:56 ID:X/Wpo6kn
>>163
2次なら
スレが無い作品のエロSSを書くスレ 5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1147233832/

オリジナルなら
【何でも】オリジナルSSスレッド【OK】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126341412/

とかではないかと

ロリショタ総合スレはえろげ板にあるやつしか知らない。
思い切って立ててみるとか?
ややこしいか、、うーん、難しいな。
165名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 14:11:40 ID:evIVYuc4
個人的な意見だけど
全ての組み合わせOKで良いと思う
馬鹿同士が801行けとか男x女スレ行けとか煽り合ってるけどな

可愛いショタが読みたいだけなんだよな
166名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 14:39:46 ID:xag06Chh
>>165
同意。
そもそもスレタイに「総合」って入ってるんだから、ショタならなんでもありだろう。
前スレだってショタ全般OKだったし。新スレになってから煽る馬鹿が増えたな。
前スレの住人さん、一体何人残ってるんだろう。新しい住人が性質悪い。
とりあえず1は削除依頼出しておけ。こんな状況じゃ職人も怖がってこないだろうし。
167名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 14:50:45 ID:+DGhgtVy
削除はしなくていいでしょーよ、悪い空気は払えばいいだけのこと。
職人さんは投下前に一応カプの注意だけしてくらはい



あとラックさんGJ!
168ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/07/06(木) 14:57:11 ID:mtdiQENE
>>167
ごめん、言い過ぎた……
だって、悲しかっただもん……
169名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 17:46:44 ID:67abYmv+
>>164
ここも足しといて
【オールジャンル】エロパロ板801総合スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1139754709/l50

荒れそうなネタだと分かってて、ここにこだわる理由が分からない
数字板に一つ作って、関連スレとしてここと相互にリンク張ったら丸く収まるんじゃ?
あんまり「ここで男X男を書いても当然」て顔をされると、数字も読む者として嫌
「だから腐女子は・・・」ってなってくし

10 :1:2006/02/16(木) 23:21:14 ID:ZN4DkWbY
自ジャンルの恥を晒すようですが、スレ立てに至った経緯を説明します。
実はジャンルスレに無理やり801ネタの投下を認めさせようとする者が現れまして。
住人が板違いだからといくら言っても、エロパロ板のローカルルールでは801は禁止と書いてないのだから
問題ないはずだと数スレに渡りごねられ、その度にスレが荒れました。
あまりの801好き者のしつこさにうんざりした住人の一人が801板にSS専用のジャンルスレを立てたのですが
重複になるので削除される可能性が出てきてしまい、これでは誘導先がなくなると思いこのスレを立てた次第です。

そういうわけですので、可能であるならこのスレは>>9の言うとおり801好き者の誘導先として認めていただけないでしょうか?
170名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 18:17:13 ID:t84dcIcM
俺の分類:男 ショタ 女
つまり男とショタのからみは同性愛じゃなかったんだよ!!

よめればどこでもいいんだけどね
171名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 19:46:46 ID:o9qPihUb
あの〜801と
ショタが男達とえっち〜、というのは微妙に違うと思うんですが

義姉と弟くんのえっち 同級生(男)X弟くん 
同級生(男)X悪いおにいちゃん達
義姉の元カレX弟くん  書きたいんだけど
色々、展開混ざって(伏線とか)る時はその都度
該当スレに投下しろって事で良いですか?
172名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 19:51:05 ID:EnVrRiaJ
>>169
そういうこと言い出すと、どこまでも細分化していくぞ。
そして細分化していくたびに住人も減っていくから、
最終的には分裂したスレ全部で共倒れだ。
自分の好みではないカップリングはスルーする、
という度量があればそれで済む話じゃないかね?
173名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 21:21:09 ID:zDhmB1sm
>>166=>>168=ラックさんか…








もう来なくていいよ、どっかよそ行ってくれ
何だその言い草('A`)
174名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 22:49:48 ID:U8SKRP4A
色々言ってる馬鹿がいるけど
数字板の巣に帰れよ
>171
お前書かなくていいよ
姉ショタだけなら読んでやるけどな

俺は女とショタの絡み以外読みたくないんで
175名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 00:29:30 ID:bRKo494H
投下のないスレで投下されるべきモノについて議論するとか…
新手のネタスレなのか?
176名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 01:32:00 ID:XlLTUjOf
>>171
【何でも】オリジナルSSスレッド【OK】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126341412/l50

男ばっかりみたいだから数字行けって言われるかも
数字板にも似たようなスレあるから自分で探して
楽しみにしてる
投下したら、どこに落としたかこっちに誘導張ってくれると嬉しい
その書き込みがただの煽りじゃないんならなw
177名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 03:09:47 ID:qGPok2gz
ただでさえ特殊嗜好なのにあれは嫌これも駄目なんてやってたら
あっという間に廃れるぞ。
文句つけてる奴は合わないものはNG指定とかに入れて適当にスルーしろよ。
21禁板の人間なんだから、それぐらいのことはできるだろ。

俺は男×ショタが好きだけどお姉さん×ショタにもやられたことがある。
要はいやらしいことをされているショタならなんでもいい。
178名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 08:58:21 ID:SkDYvBW5
そんなに趣味趣向であれダメこれダメ言うなら、
まずスレタイを「総合」などとするなと。
「総合」ならショタを扱っているもの全てでいいじゃないかと。

でも>>1の餌が姉×ショタ推奨なんだよな。
そういう意味でも、このスレ自体がちぐはぐ。

結局論議だけで、何も透過されていないところあたり、
単に自己厨なが集まって煽り合っているだけのスレ。

あおりやたたきに負けずに、誰かがSSを投下し続ければ、
それがスレの流れとなるだろうに。
179名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 19:41:55 ID:1VYr8I2S
そもそもの前提として、ショタっていうジャンル自体が需要と供給がつりあってない訳だよ。
酷く供給が滞っているのに、その僅かな供給をさらに絞り上げれば、いずれ供給は止まる。
まずは要求を減らし、十分な供給状況を得てから、要求を増やした方がいい。
180名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 20:10:50 ID:Wo+qczDG
なんでもいいからショタで萌えさせてくれよ!!!
181名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 00:11:22 ID:MKbF0ZxF
ショタ×ショタを書いてくれ
182名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 01:04:29 ID:MrDNSBvo
ショタがらみなんでもいいから読みたい
自分ではどうも書けないから情けない
183名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 07:18:54 ID:Z/Dv9+4w
需要と供給以前に、スレのふいんきが悪いから供給されないだけでは

数字板じゃないのに、ここ腐臭強すぎ。逃げてくって
作品外のカキコとか、悪いが一部、何か勘違いしてゴリ押ししてる腐がいたり、
とても落とす空気じゃないよ

前スレ見てても、ここの数字好きでない人達のスルースキルは元々高い
それを逆撫でするように、占領するかの勢いで、そこまで腐臭出されると
マジ数字行ってくれと思う。他板なんだからもうちょっと大人しくしてくれよ
匂ってる本人は気づかないのかもだけど、そんなにプンプンさせんでくれ
腐属性じゃない人が逃げてくから
自分はショタ物多少変えて他に落としてる

総合総合と拘るけど、それで解決するならスレタイから「総合」取って
つけたきゃ数字板スレに「総合」をつければいいと個人的には思う
184名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 09:28:56 ID:wlr9xQ5W
スルースキルが高くないからこの事態を招いているのだが
住人の質は不変ではないからな
185名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 23:18:20 ID:yCBXkAPe
書こう書こうとは思うものの、結局どの範囲まで許されるのかね?
ついでに聞きたいが、ショタって言うのは何歳程度が基本だろうか?
186名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 23:34:47 ID:gabNxNwF
9-14
187名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 03:06:55 ID:3BdETYuF
それ言い出したらレスがきり無くなると思うけど、
わたし的には 6-12 (だからきり無くなる…)
188名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 06:33:25 ID:rdfiKgGr
ラックを叩き潰せば全て解決するものと思われ
189名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 07:06:38 ID:renL+Z1U
>>185
個人差がありすぎて一概に言えないと思う
中学生になったらアウトの人もいれば高校生もOKの人もいる
下の毛が生えたらアウトの人もいれば声変わりまでOKの人もいる
190名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 14:07:20 ID:jYyeUZB9
 でぃ・あい・おー


 決してひ弱な感じの子ではない。
 身体の筋肉はまだまだ、男性と呼ぶには薄すぎるが、それは小学四年生という事を考えれば、特に気にするほどではないはずだ。
 それにこの年頃は、ある日いきなり、大人っぽくなったりする。
 だから肉体的には何の心配もしてない。
「…………」
 それでも思う。
 彼《相葉和希》の担任である《三倉奈緒子》は想う。
 オレンジに染められた夕暮れの教室に、何をするでもなく一人でいる男の子の印象は、胸が切なくなってくるほどに儚いものだった。
 抱きしめたら折れてしまうかもしれない。
 何てな乙女チックな事を、奈緒子は年甲斐もなく考えていたのだが。
“じゅる”
「……おっと」
 慣れた風に手の甲で口元を拭う。
 何か《へへへっ……身体は正直だぜぇ》みたいな感じで、だらりだらりと、そりゃもう盛大に涎が垂れまくっていた。
 廊下から覗き込んでる姿は、まさにザ・ストーカーである。
 滅茶苦茶に怪しい。
 しかしそれでも、彼女を見れば十人が十人、は言いすぎかもしれないが、八人は、不審者ではなく、まず美人と認識するはずだ。
 明るい色の長い髪。
 呑みにいった男性によく、誘ってるように誤解される、吸い込まれそうな潤みがちの瞳。
 モデルのように出るとこは出て、引っ込んでるところは引っ込んでる、毎夜の筋トレに支えられたナイスなボディ。
 アピールしてる相手が小学生なのを忘れてるような、パツンパツンのシャツとタイトスカートの、完璧すぎる女教師ファッション。
 と。
 まぁこんな、ところどころに、《やっちゃった?》感があるものの、やはり文句なしで美人だった。
「こほんっ」
 一つ咳払いをすると、奈緒子は呼吸を整える。
 少しだけ開けていた扉に手を掛けた。
“ガラ〜〜ッ”
「あら? 相葉くん? まだいたの? もう遅いから帰らなきゃ駄目よ? 先生はみんなが帰ったかチェックしてたの。 本当よ?」
 おっとと。やべぇやべぇ。
 さも偶然な風を装って、にこやかに、でもどこか胡散臭く微笑んだ奈緒子は、心の中ではぺろりと舌を出す
 訊かれてもいないのにぺらぺらと、余計な事まで、言い訳っぽくしゃべってしまった。
 オマケに空気を震わせた声が、発表会の小学生みたいに、びっくりするほどキンキンで上ずってたりする。
191名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 14:08:39 ID:jYyeUZB9
「先生……」
 でも幸いにも、和希に気づかれた様子はない。
 奈緒子ににっこりと、押し倒してやろうかという、甘く危険な笑みを返してくる。
 そうよ和希、あなたが、あなたが悪いの、そんな魅力的に笑うから、だから襲われたりするの。だからわたしが悪いんじゃないの。
 以上。
 ガラスの十代ばりの、我侭放題、自己中一杯、反省ゼロの、それはそれは見事な責任転嫁でした。
 獲物との距離をゆっくりと慎重に詰める。
 中学から嗜んでいた煙草は、すでに辞めてはいるが、肉食獣属性の奈緒子は、基本的に長距離はあまり得意ではない。
 肺がわんわんと泣いちゃう事は請け合いだ。
 そもそも走る根性がない。
 だからインパラに忍び寄るライオンのように、奈緒子は細心で最高の集中力で持って、美味しそうな和希へと歩を進めていった。
「先生?」
 それでも狩られる草食動物の本能でわかるらしい。
 和希は奈緒子を避けるみたいに、立ち上がって距離を取ろうとする。
 結果として、これがゴーサインだった。
「そりゃっ!!」
 早い速い疾い。
 刹那である。
 少年の肩をぐわしっと掴むと、身体ごと圧し掛かるように、力任せに覆い被さり、豪快にお姉さんは押し倒していた。
「せ、先生っ!?」
 さっきから和希はこの単語しか言ってないが、それだけでも彼の言いたいことは確実にわかる。
 とりあえずいまの感情は、豹変に対する驚愕だった。
 ライオンなのにネコを被っていた女教師。
 雰囲気そのままにインパラだった教え子。
 もうすでに喉首に、ガブッと、牙を突き刺された状態である。
 ジタバタといまさら慌ててみても、そこには何の意味もありはしない。
 どころか。
「無駄ぁ無駄ぁ無駄ぁ!!」
 モラルという名の切れてしまった線が、繋がっちゃいけない部分と繋がったのか、奈緒子は石仮面でも被っていそうなノリである。
 食べたパンの枚数などは勿論覚えてない。
 手首を押さえて和希を見下ろすと、ニマァ〜〜っと、心底で愉しげに、そして蟲惑的に笑った。
 自分の優位をわかっている者の笑みである。
「いただきます」
「先せ、えっ? あ、んぅッ!?」
 顔を傾けながら、唇を少し開いて、奈緒子は和希の、女の子より女の子みたいな、初々しく可憐な唇を貪った。
192名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 14:10:38 ID:jYyeUZB9
「ンッ!?………む……ん―……んむぅッ!!」
 そのうえ恐怖と驚愕のワンツーパンチを喰らったばかりの和希に、奈緒子はスリーまでも、容赦などまったくなしで叩き込む。
 ぬめる舌をするりと、口内に侵入させた。
 和希の瞳が大きく見開かれる。
 子役みたいにぶわっと、瞬時に涙が盛り上がり、絶妙にそそるアングルで流れ落ちた。
 薄目でそれを見ていた奈緒子は、
 可哀想な和希。もしかしたらクラスに好きな娘がいたのかも? その娘とキスする事を夢見ていたのかも? ああ可哀想な和希。
 奈緒子なりに和希を想って胸を痛める。
 でも駄目っ!! 他の娘とキスする何て絶対に駄目っ!! そんなの神様が許してもわたしが許さないっ!! 駄目駄目駄目っ!!
「んンッ……んぁッ……んふ………はぁッ………んッ」
 しかしどこまでも、どこまでいっても、世界はテメェを中心に回ってる女だった。



                                              終わり



sage忘れ申し訳ありませんでした。
193名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 14:22:12 ID:vI9fEzVX
>>192
死ね
194名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 15:57:35 ID:wbOvzriF
多少変えても成り立つ作品ですかw
195名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 22:07:03 ID:QMTiJx3e
GJですよ。
196名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 00:13:48 ID:MNDF+LeO
そ、そこで終わりだなんて……生殺しじゃないかっ!
その続きを頼むっ!!
197名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 18:40:20 ID:eeanqyHs
もう総合でもなんでもないね。
198名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 00:37:07 ID:8+48geFP
>>197
隔離スレできちまったしな
初代スレの雰囲気好きだったんだけどさ……
199名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 01:37:29 ID:ktsTBQuJ
女×ショタだとどっちに感情移入するん?
ウリはどっちにもできんのだが
200名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 01:46:57 ID:OfxD15jG
>>199
うるせぇ
っ糞が
201名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 01:59:26 ID:JVHH8xTN
>>198
誘導きぼん。801に立てようと思ってたから重ならなくって良かった
これで両方落ち着くんじゃん?
202名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 06:04:31 ID:VSz7GsxX
姉×ショタにこだわってた奴は一人だろ
203名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 06:27:22 ID:DkOmxCcm
一人じゃないよーw なぜ一人と思う?!
私もそう。合わないのは飛ばしてるよ。

というか基本的にここ、異性でのエロの板なんだから、
それを否定する人達はいい加減やめて欲しい。
801板に総合ってついたスレがあって、それを盾に男女ものやったら
すごい勢いで否定しそうなのに…。
204名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 07:45:35 ID:k++qz+Nv
>>201
無理だな
>>203が居るから
済んだ話を持ち出してスレを荒らしたいだけだろ

萌え話の一つでもすりゃ良いのにな

俺の萌えポイント
姉が教師(実習生でも可)として弟の学校に
後は、いちゃいちゃするなり、禁断の関係に悩みつつ体を重ねあう
っつうのが読みたいね

ラックさん期待してもいいか?
205名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 10:38:09 ID:8+48geFP
百合スレがあるんだからショタホモ(あくまで801ではなく)があってもいいだろうに……
「お兄さんと」が入ってるし向こうのスレも腐が来て荒されるのは確定だな
もういおりきゅんには会えないと思うと寂しいよ
一応ネタだけ投下して去る

田んぼで泥遊びしてたロリとショタが親に怒鳴られ一緒にお風呂
男女の違いに興味津々のロリとショタはお互いの身体をさわりっこ
そのうちえっちな気分になって泡と愛液でロリの秘所ヌルヌルになり偶然ショタチ○ポ挿っちゃう

と前に見た出会い系の広告から妄想
206名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 12:42:11 ID:uiAtRWSx
>>205
>>1読めや
207名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 16:40:01 ID:GTZHpD2o
208名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 21:42:18 ID:lN8l3c1I
>>204
大丈夫か、お茶でも飲んで落ち着けー
203だけど、自分は何が投下がされても、合わないのは黙ってスルーしてるって
今まで流れ変えようとネタだけ投下とかもしてる

とりあえず隔離が出来たんなら、どこにあるかは必要じゃない?
もめたとき該当話はそっちに行ってくれと振れるし、全部読んでる人もいるだろうし。
けどテンプレ分かんないんじゃ、今みたいに個人に都合悪いの何でもかんでも
送る傾向になったらあんまりだし、向こうだって嫌だろうに

で。
子供が大人の女性に抱く淡い憧れみたいのがいい
近所のお姉ちゃんとか、スーパーの店員さんとか
ごく普通の人なんだけど、子供にはそうは見えない
大人からすると「それ夢見すぎ」ぐらい、無知からくる現実とかけ離れた憧れだとなおいい
エロはなくてもいいや、ドキドキしてる描写があれば
209名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 17:49:30 ID:LXcJ41xi
こうして人は分散し、スレは弱体化し、消えていくのですね。
210グロ注意 ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/07/15(土) 02:27:42 ID:4rmakLtJ
真弓(まゆみ)がベッドの上に仰向けになった瑯(ろう)の身体を舌で嬲りぬいていた。秀麗な貌立ちの天使のように美しい少年。
幼い陰茎に舌を這わせ、包皮を優しく剥いていく。むあっとくる熱気がふたりを包み込んだ。
混じりあう汗と愛液の噎せ返るような匂い。ぺチャ、ぺチャ、口腔愛撫による淫靡な音が室内に響く。マンションの一室で繰り広げられる性の営み。
ガラス細工のような白い輝きを放つ肢体を震わせ、瑯が喘いだ。肉の割れ目から滴る女の蜜液の香りが、甘く瑯の鼻腔をくすぐる。
「ああ……ああ……ッ」
ペニスを舐めていた真弓の舌先が、蛞蝓のように這い上がり、胸の周りを唾液でベトベトに濡らしていく。ふたりの裸体が美しくきらめいた。
「ああ、なんでこんなに綺麗なの……瑯……瑯……」
うわ言の様に瑯の名前を呟きながら、真弓は雌豹を思わせるしなやかな肉体を瑯の身体に絡みつかせてくる。真弓の身体は見事に引き締っていた。
乳房と臀部は形よく整っており、腰がきゅっとくびれている。背中から尻にかけての素晴らしい曲線に、整ったノーブルな顔立ちは日本人離れしていた。
一ヶ月前──瑯は真弓に拾われた。真弓に飯を食わせてもらった瑯は、何故自分にこんな事をしてくれるのかを真弓に聞いた。真弓は無言のまま、瑯に微笑むだけだった。
汗をうっすらと輝かせながら、瑯は熱にでもうなされたかのように頭を左右に振りたてた。真弓の胸に彫られた墨色の大蛇の彫り物──生々しくも艶ましい、不思議な色気があった。
瑯の首筋から石鹸の淡い香りがした。真弓の子宮が疼く。身体中の全ての体液が呑み込まれてしまいそうな感覚に、瑯が身震いする。

「うああッ……ま、真弓さん……ぼッ……僕もう……ッ」
赤く色づいた唇から淫らな息遣いが聞こえてくる。濡れ羽色の髪を乱れ散らしながら、白い頤を仰け反らせ、瑯の強烈な快感に美しい眉根をひそめた。
真弓が白桃のような尻房の割れ目の奥にひそやかに咲いた薔薇の蕾に、指先を優しく侵入させる。アヌスを指でなぶられながら、瑯は射精感に堪えた。
(ここがいいのね……瑯……ここが感じるのね……)
「はあ……ッ、あああ……ッお、お尻に指をいれちゃ嫌……ッ」
身体が火照り狂う。美麗な線を引いた二重瞼をきつく閉じ、アヌスをくじられる羞恥に下唇を噛んだ。その仕草に真弓の淫欲が滾る。
肛襞がピクピク震え、指が出し入れされる度に腸液が絡みついてくる。臓腑を指で抉られる甘美に瑯は堪えきれず、射精した。
        *      *      * 
激甚な痛みが瑯の神経に突き刺さった。胃袋が収縮する。こみ上げる胃液──食道が灼けた。喉元まで出掛った胃液を呑み込んだ。
傲然と己を俯瞰する義父──孝也(たかや)の冷たい視線。瑯は真っ向から睨み返した。
「くそったれ……」
もう一度、孝也の握り拳が鳩尾にめり込む。重い衝撃に胃袋がバウンドした。心臓が氷結した。
瑯の膝が折れた。胃の中の内容物を全て床にぶちまける。血の混じった反吐が辺り一面に広がった。
むかつくような生酸っぱい匂いが瑯の鼻腔を刺激した。臓物が強烈な痛みに悲鳴を上げた。瑯は心の中で叫んでいた──力が欲しい。
「ああ、勿体無いなぁ。ほらぁ、自分で出したんだから口でちゃんと掃除しなよぉぉぉ、だけど僕も後で食べるから半分は残しておいてねぇ」
孝也の語尾を伸ばす不気味なイントネーションが、粘つくように鼓膜をくすぐった。ゴキブリの触覚でくすぐられるほうがまだマシだ。
211グロ注意 ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/07/15(土) 02:28:43 ID:4rmakLtJ
鼓膜が腐るのではないかと瑯は危惧した。頭上から瀑布の如く落下する孝也の踵。瞳が閃光が明滅した。
後頭部が打ち砕かれた。脳内が爆発した。反吐の海に顔面ごと突っ込む。視界が真っ赤に染まった。

日常的に繰り返される虐待。底無しの虚無感。底無しの絶望感。無力な自分は耐えるしかない。
嘲笑しながら孝也が瑯の後頭部を踏みつける。孝也の黄色く濁った瞳──歓喜の色に光っていた。腹の底から湧き上がるどす冥い殺意──瑯は歯を食いしばった。
脳神経が苦痛のパルスを発し、瑯を嬲り続ける。心臓が胸を激しく乱打した。
痛みで冷や汗が毛穴から吹き上がった。怒りが体内で暴れ狂った。憎悪が血とともに猛り狂った。
孝也が瑯の髪の毛を引っつかみ、顔をあげさせる。
笑みを浮かべながらスラックスを膝まで脱ぎ、恥垢臭漂う赤黒い怒張を目の前に突きつける孝也。おぞましかった。
嫌悪感に又、胃袋が収縮しはじめた。身体に悪寒が襲ってくる。

「そ、そうだぁ、また俺の顔と口におしっこしてくれるなら、当分殴るのを止めてやってもいいよぉぉ。それともウンチのほうがいいかなぁ。ああ……興奮してきたぁ……ッッ!」
だぶついた二重顎を上下させながら、変態の孝也は怒張をしごきまくった。瑯は顔をそむけた。この変態に虫唾が走った。こみ上げる嘔吐感──瑯の表情が歪んだ。
「ああ……いいよ……綺麗な君の顔が苦痛に歪む……たまらなく感じてくるよぉぉ、さあ!さあ!早くなめてよぉぉ!」
何の力も持たない無力でひ弱な己を呪いながら、瑯は屹立する孝也の生臭い恥垢まみれの男根をしゃぶった。口腔内に不潔な臭気と味が充満する。
その時、誰かが瑯の頭の中で叫んだ──こいつのナニを食い千切れ。瑯はその言葉に従った。顎に力を込め、思い切り噛んだ。
ブツン──口腔内で何かが千切れた。錆びついた鉄の味が舌を触った。絶叫、叫喚、絶叫、叫喚、絶叫、叫喚。孝也の悲鳴が錯綜した。
ペニスの切断面から飛沫いた血が瑯の額を真っ赤に濡らした。こんな状況にもかかわらず、瑯は落ち着きを取り戻していた。
「いでえぇぇッッ、じ、じむぅッ、だずぐでぇー、だれがぁぁ、だ、だずげでぐでぇぇッッ!!」
床にくの字に倒れ、半狂乱になりながら孝也は股間を押さえてもがき苦しんだ。押さえた指の隙間から濃厚な血があふれ出る。浮き出たこめかみの血管が激しく脈打っていた。
真っ赤に罅割れた眼球を大きく迫り出しながら、白目を剥いて呻く孝也の姿を尻目に、瑯は決然とした表情を浮かべた。こんな生活とはもうおさらばだ。
口腔内の一物を吐き出した。床に唾液と血にまみれた陰茎がへばりつく。振り返らずに玄関ドアを目指してただひらすらに、瑯は走った。
──これで僕は……自由だッ!──
        *      *      * 
トラウマを負った美少年の心の傷は癒す事が出来るのか?それにより幸福な人生を歩む事が出来るのか?出来る!出来るのだ!
ショタ道はシグルイなり。
212名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 20:44:10 ID:p4x8fgQ7
御仁方々言いたいことはあろうが、まあいいだろう。










ラック、 もうくるな
213名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 00:02:13 ID:M8iBtS4o
>212
お待ちかねの女ショタ物だぞ
職人さん追い出してどうする気?

夏だなぁ
214名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 00:02:22 ID:UVz+91er
真弓と瑯のカラミが読みたいです。
215名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 00:10:29 ID:d2UAgyWb
もっと性器&四肢切断や食糞等の描写をきっちりして欲しい
去勢して切断した性器を食わせるとか
腹を裂いて腸を引きずり出して貪り食うとか
216名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 07:12:24 ID:9IV8Afo5
>>ラック氏
粘着されてるみたいだけど気にすんな
それだけ読まれてるって事だし

ショタとショタのいちゃいちゃモノじゃないんで
俺はスルーしてタイトル以外読んでないけどな
217名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 08:23:41 ID:wbv6TjUO
肛門に焼けた鉄を流し込んだりするシチュがあるといいなあ…
218216:2006/07/16(日) 09:00:50 ID:FzIqmaqr
すいませんでした。
「ラックうざい」
と叩こうと思ったんですけど、半端な自制心が働いたせいか
中途半端な表現になってしまいました。
219名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 13:27:33 ID:5YFpduCr
>>218
ワロスw
220名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 16:24:37 ID:eGVEpNQ1
>>218
なんか可愛いな
22121=23=25:2006/07/19(水) 19:55:36 ID:AN5Bv8A/
同級生×ショタ 投下します
初めてなもんで、文章笑えるぐらいぐちゃぐちゃです。
読みにくいわボケって思った方はどうかスルーしてやってください。
シチュエーションはかなり在り来たりなものだと思うので、読んでる途中で飽きるかもしれません。
そう思ってしまった方もどうかスルーしてやってください。
22225:2006/07/19(水) 20:00:06 ID:AN5Bv8A/
俺は、隣で静かに眠る可憐なその少年の横顔を見て、今まで1年間保ってきた理性が崩れてしまった。
今日は俺の家に、クラスメイトの吉田が泊まりにきている。
半ば強引に約束を取り付け、土曜と日曜とを跨ぐこの夜に、俺は吉田を招き入れた。
吉田は、その容姿や行動から、学校でみんなに可愛がられている。
入学してからしばらくは、かわいいかわいいと女子に騒がれていた。
昼休みなどは、隣のクラスだけじゃなく先輩達まで、俺達の教室に吉田を見にくる始末だった。
もちろん女子だけじゃなく、俺を含めた数人の男子も、吉田にじゃれてかかる。
サラサラの細い髪を撫で、かわいいと言ってやると、吉田は頬を赤く染め俯き、恥ずかしいと呟くような、かわいいやつだ。
しかし、俺達男はそう大っぴらに吉田と絡みにいけない。
男が男をかわいいと言っていること自体アレだし、そんな周りの目より、問題があった。
それはいつも吉田と一緒にいる、同じ学校からあがってきたという、とても吉田と親しげな2人の存在だ。
しかしそんな2人の目を出し抜き、俺は吉田と二人っきりでお泊りといった状況に持ち込むことに成功した。

ようやくこの時がきたんだ。
同じ布団で眠る吉田との距離を近づける。
もう、寝ていようが、いまいが関係ない。
体をさらに近付け、仰向けに眠る吉田の右肩と右腕に寄り添う。
衣服ごしに伝わる吉田の体温で、俺は頭へ急激に血液が回るような感覚に襲われる。
女の子でさえ、こんな距離をとったことのない俺が、好きな人の、好きな男である吉田の体に、自分の体をくっつけている。
俺は感動にも似た幸福感が脳を駆け抜ける。
「う〜ん……」
吉田は寝返りをうち、顔と体を俺とは逆のほうに向けてしまう。
俺はそれに合わせるように、吉田と同じように体を転ばせ、今度は彼の背中に自分の胸を当たるよう寄せる。
そして、俺は、上のあいた右手を使い、吉田の腹部に手を回す。
「……う〜ん、暑いよ〜」
目を覚ましたのか、吉田はまだ声変わりをしていない、その透き通るような声を漏らした。
しかし俺は無言で吉田の腹部をさする。
「アハハ けいちゃん、くすぐったいよ〜」
吉田は少し身をよじらせて、俺の手から逃れようとした。
俺はそうさせまいと、無言で右手に力を入れた。
「けいちゃん?」
それから、俺は吉田の小さな肩を掴み、反転させ、俺と顔を正面に向かい合わせるようにした。
そして吉田の肩をがっしりと掴み、吉田の目をじっと見る。
「吉田……変なこと言うようだけど……俺、吉田のことが好きだ」
「え? けいちゃん?」
吉田は不思議そうな顔をしている。
しかし、俺はそんな様子の彼を無視するかのように唇を奪う。
唇が振れる程度の軽いキスをした。
「け、けいちゃ……! ん……」
さらに今度は吉田の後頭部に手を添えて、しっかりと口付ける。
唇が震える。
俺は舌を、彼の唇を押し開くように動かし、口の中へ伸ばしていく。
舌を、吉田の舌へと絡ませた。
俺は吉田の唇を離そうとせず、そのままキスを続けた。
キスはだんだん激しいものとなり、互いの鼻息が荒くなり息苦しくなる。
俺の心臓はもう破裂してしまいそうだ。
それでも、俺はキスを止めようとはしなかった。
ただ本能の赴くままに、吉田の口をむさぼった。
体は密着しており、俺の鼓動は吉田に伝わっているだろうか。
ずっとくっついているせいなのか、キスからの気分の高揚のためなのか、体が火照ってくる。
吉田の唇から俺は口を離した。
吉田は潤んだ円らな瞳でこちらを見つめる。
右手を彼の背中に回し、左手を腰へ移動させる。
横になったまま、吉田をぎゅっと抱きしめた。
22325:2006/07/19(水) 20:04:23 ID:AN5Bv8A/
「初めて……初めて見たときから、最初会ったときから、吉田のこと、ずっと好きだった」
吉田の耳元でそう囁いた。
「で、でも……」
「吉田はかわいい。そこらへんの女の子なんかより、ずっとかわいい。何してるときも、吉田はメチャクチャかわいい。吉田の全部がかわいい。だから……だから好きだ」
「……」
彼は少しうつむく。
抱いていた腕を離し、吉田の目を見て言った。
「吉田は俺のこと……嫌いか?」
「……んーん」
吉田はすぐに首を振る。
「俺のことどう思ってる?」
「おもしろくて……かっこいい」
「俺に触られるの嫌か?」
「……そんなことないよ。でも……」
「吉田、俺は吉田のこと好きで、好きでしょうがないんだ。男が……男を好きになるのは変だろ? おかしいだろ? でも、それでも……俺は吉田のことが、どうしようもなく好きなんだ!」
俺は思いのままを口にした。
吉田に伝わるようにとか、そんなんじゃなくてただ、今まで秘めていたことを、誰にも言えないことを、全てぶちまけたかった。
「けいちゃん……」
吉田は黙ったままうつむいてしまった。
やっぱり……駄目か……。
「吉田……、悪いな、変なこと言っちまって。気にしないでくれ……」
相手は、なにせみんなのマスコットである吉田だ。そんな吉田がこんなガサツな男に振り向く訳がない。
俺は体を反転させ、吉田と逆の方を向いた。
俺は、ムリだと分かってはいたものの、心底ヘコんだ。
泣きそうになるのを吉田に見られたくないから、俺は吉田から顔をそむけた。
「けいちゃん……」
吉田の頬と手が、俺の背中に触れる。
声が出せない。もし声を出せば、声が上ずって泣いてしまっているのが、吉田にバレるからだ。
「ねえ、けいちゃん……」
「……」
「僕も……、けいちゃんのことすきだよ……」
「? え??」
俺は余りの驚きに涙と鼻水が、一瞬にしてひっこんだ。
「だって、けいちゃんとしゃべってるときって、いつもおもしろくて楽しいし、今だってけいちゃんにすきだって言われの、すごく嬉しい」
「吉田……」
俺は吉田のほうに向き直る。
「だから……僕のことすきだって言ってくれるけいちゃん、僕もすきだよ。……僕もけいちゃんのことがすき」
月夜に照らされた、整った顔立ちの少年の天使のような笑顔に、俺の全てが包まれた。
おせじなんかじゃない。本当に天使のようだった。
「……吉田!」
俺は、吉田の細いその体を強く抱きしめた。
空にでも飛んでいるような気分だ。
今なら死んでしまっても構わない、本気でそう思った。
もう吉田以外何も見えない。
もう一度口付けをする。
口付けをしながら、彼の体をギュッと抱きしめる。
「プハッ、けいちゃん、痛いよ〜」
吉田が顔を離し、そう言われてしまった。
「ごめん、ごめん。嬉しくてつい……」
22425:2006/07/19(水) 20:08:29 ID:AN5Bv8A/
俺は吉田の体に触れていく。
腕、腹、背中、胸部、首筋、太腿。
どこもかしこも細い、細すぎる身体だった。
吉田はときたま「あ……」と声をあげては、口をふさぐ。
快感を我慢しているのだろうか。
俺はそれに構わず、より激しく吉田の体を愛撫する。
シャツの上から乳首に指をかすめる。
「ん……!」
ビクッと体が震える。
何度か吉田の乳首を愛撫した後、そのまま手を目的の場所へと滑らせた。
吉田の物に触れる。
勃っている。たしかに勃っている。
俺は歓喜した。
俺の愛撫で吉田が気持ちよくなっている。感じてくれている。
もう、止められない。
俺は吉田の全身の服を脱がせにかかった。
吉田の下着に手を掛けたとき、やはり恥ずかしいのか、一瞬の躊躇が見られた。
しかし、脳のブレーキがもはや壊れてしまっている俺は、吉田の下着をムリヤリ取り払った。
吉田は自分の股間を両手で押さえる。
「……僕だけ裸だと恥ずかしいから、けいちゃんも脱いで」
言われなくとも。

俺は自分の寝間着を全て脱ぎ去り、欲望に溢れて爆発してしまいそうな怒張を、吉田の目の前にさらす。
「けいちゃんの……おっきいね」
本当に驚いたような顔をしている。
「吉田のも見せてくれよ」
そう言って、俺は吉田の両手をどかせた。
すると、そこにはまるで小学生のものを思わせるかのような、あまり……、というよりか全然発達していない吉田の物が俺の目に飛び込む。
勃っているのに、包皮が亀頭を全て隠してしまっている。
「吉田って、見た目だけじゃなく、ここも小さいのな」
「そ、そんなこと言わないでよ〜……」
吉田がまた股間を隠そうとして手を持っていこうとしたその瞬間、それより早く俺は吉田の手を払い、物を掴んだ。
「あ!……」
そのまま俺は、吉田の一物を扱きたてる。
こすりあげるたびに、亀頭の先っぽが見え隠れする。
吉田は声を出してしまうを我慢するかのようにギュッと目をつぶっている。
かわいい。
俺は、未発達の鈴口の部分に、ちょんと指先で軽く触れてみた。
「あぁぁぁん!……」
すると吉田は大きな喘ぎを漏らしたかと思うと、そのまますぐに幼い陰茎をピクピクと震わせながら達してしまった。
早い。早すぎる。
まだ、しごき始めて1分ぐらいしか経ってない。
吉田自身感度が良すぎるのか、それとも家で全然出してないのかは分からないが、吉田のあまりにも早すぎる絶頂に、俺は驚きと感動を覚えた。
吉田を染めたい。純粋な吉田を俺の物にしたい。犯したい。
欲求が、黒い欲情が俺の心の底から湧き起こってくる。
達したあとの余韻に浸らせる間もなく、俺はその幼茎を口に含む。
舌を使い、吉田の亀頭の先を何度か舐る。
「ああぁあぁん! だめえぇぇ……」
吉田は俺から与えられる強烈な快感に、ただよがり続けた。
目に涙が溢れている。
俺は更なる快感を、この無垢な少年に与えてやろうと、吉田のお尻をがっちり掴み、唇で茎をしごく動きも加えた。
溢れた唾液で、俺の部屋はいやらしい水音と、吉田の止まることのないあえぎ声とで満たされていた。
「あぁ……あぁぁん……あああぁぁあぁ!」
俺の口の中で吉田の物が固くなったのが分かった。
それとほぼ同時に、吉田は2度目の絶頂を迎えた。
おそらく1分も経ってない。
やっぱり早い。超早すぎる。
22525:2006/07/19(水) 20:12:50 ID:AN5Bv8A/
絶頂後の倦怠感に身を投げ出す彼は目からは溢れ出させ涙をこぼしていた。
少年の髪を優しく少し梳いてやった後、俺は立ち上がった。
俺は、タンスの引き出しからローションの入った小さなボトルを取り出し、ニッと笑い、吉田に見せる。
中身を手の平いっぱいにとり、手に馴染ませる。
吉田に休息の間を与えない。
なにせ、俺のはもうギンギンで痛いほどなのに、まだ一度もイッてないし。
我慢できねー。
続く快感で、恍惚とした表情でいる吉田の足を開かせて、アナルにローションを塗りたくる。
「ひゃ! ……け、けいちゃん? 何してるの?」
「吉田を犯す」
「……!? ちょ、ちょっと待って! けいちゃんのおっきいから入らないよ!」
「吉田、力抜いて。力抜いたら痛くないから」
まずは、ローションまみれの指を吉田の中に滑り込ませる。
ローションの力も借りて、指が穴に飲み込まれる。
かなり締め付けられる。
次に人差し指と中指を吉田の中に入れる。
今度はかなりの抵抗があった。キツキツだ。
「吉田、もっと力抜いて」
俺は淡々とした口調でそう告げた。
「ム、ムリだよぉ〜」
入れた2本の指を中でくねらせる。ローションを吉田の中にいきわたらせる。
3本の指を突っ込む。
「けいちゃん! 痛い!」
「我慢しろ」
俺のどんどん強くなる性衝動は、吉田を気遣う余裕を徐々に奪っていく。
指を蠢かせたあと、引き抜いたあと、自分の物にもローションを満遍なく塗る。
俺は吉田の足を肩で担ぐような形をとった。
「吉田、いれるぞ」
「……!」
俺は、抵抗する括約筋を押しのけ、ローションの滑りだけを頼りに、吉田を一気に貫いた。
「グッ……、痛い! けいちゃん痛い!……」
やはり吉田の小さなアナルでは、多少ムリがあった。
悲痛な叫びとともに、吉田の小さな窄まりが俺をきつく締め付けてくる。
俺は吉田に深く口付けをし、髪を梳いてやる。吉田の悲鳴は聞きたくない。
右手を胸に持っていって乳首を掻き、もう片方の手で吉田の一物を上下にさする。
だんだんと吉田の力が抜けていく。
激しく脈うっている心臓はそのままに、俺も吉田も、落ち着きを少し取り戻していった。
22625:2006/07/19(水) 20:17:02 ID:AN5Bv8A/
吉田を痛がらせないように、壊さないように。
俺はそう頭の中で繰り返しながら、腰の動きをゆっくりと再開させた。
ゆっくり、ゆっくりと。
吉田も、俺の物が馴染んできたのか、痛いとは言わなくなった。
吉田の中はとても気持ちがよい。暖かい。気持ちよすぎる。
俺はすぐに達しそうになるのを必死におさえるため、動きをたまに止めたりした。
「吉田の中、あったかい。気持ちいい」
俺は、また腰の動かしだし、だんだん動きを速めていく。
「あ…………あっ…………」
吉田も少しづつあえぎ始めた。
前立腺をできるだけ、先端・カリ首を使って意識的に刺激した。
俺はラストスパートをかけ、腰を全力で動かす。
腰がぶつかる音とローションのクチュクチュという卑猥な水音が、俺達の気分を異常なまでに高揚させる。
心臓が激しい動悸に襲われる。
体中が熱い。脳が熱い。焼けてしまいそうだ。
「吉田……、吉田……」
俺はほとんど無意識の中、吉田の名前を呼ぶ。
「けいちゃん……けいちゃん……けいちゃん……」
吉田の声は、俺の絶頂を早めさせる。
二人でお互いの名前を呼び合う。
もう限界は近い。
吉田の中の腸壁が俺を喜悦の世界へ運ぶ。
吉田の前立腺を刺激し、吉田は妖艶な表情で嬌声をあげる。
「あぁ……あん……あぁん……」
もう駄目だ。イッてしまう。
吉田の揺れる幼茎を掴み、一気に扱きたてる。一緒にイきたい。
ローションまみれの俺の手が吉田の物もヌルヌルにして、吉田の敏感な亀頭部分をそのままこする。
「あぁぁあぁ……ぁあああぁああぁぁぁあぁぁ!」
吉田は3度目の絶頂に達し、俺の物が一気に締め上げられた。
「ああぁぁ! 吉田ぁ!」
ビュル! ビュル! ビュル!
俺も吉田の中で、かつてないほどの絶頂を迎え、熱い俺の欲望の塊を全てぶち撒けた。
マジで意識が飛ぶかと思った。
そのまま吉田に覆いかぶさり、全身を密着させ、強く抱擁した。
体中に噴き出た汗も、より二人の密着感を高めてくれているような気がした。
余りある幸福感と満足感で、俺の脳が痺れていくのが分かった。
俺は吉田に口付けた。
……………………
……あれ? 吉田……気絶してる!?


「もう! けいちゃん強引すぎるよぉ!」
翌日、昼ごろに目覚めた俺と吉田だが、やっぱり吉田が怒ってきた。
「ごめん、ごめん!」
「ものすごく痛かったし!」
「ごめんって! ……でも、途中からあんあん、気持ちよさそうなこと言ってたろ」
「そ、それは……」
吉田は急に顔を真っ赤に染めて、その小さな顔を布団で隠し、俯いてしまった。
……これ以上いうと、いじめだな。
「吉田……ごめんな。ムリにしちまって。今まで、吉田に対して色々溜め込んでたもの、あんな形で出ちまったと思うんだ。でも昨日は何より、吉田が俺のこと好きだって言ってくれたのが嬉しかった。ありがとな、吉田」
俺はまじめなことを、至極まじめな表情で言ったつもりだった。
「アハハ なんだかけいちゃんらしくないなぁ〜。しかも裸で」
吉田が楽しそうに笑う。そして、吉田も透き通るような眼差しでこちらを見て、微笑みながらこう言った。
「僕も、けいちゃんにすきって言われて、本当に嬉しかったよ。こっちこそありがとね、けいちゃん」
窓から入る太陽の光に照らされ、眩しすぎる天使の笑顔を、俺は絶対離したりしない。
そう心に決めた。
22725:2006/07/19(水) 20:19:24 ID:AN5Bv8A/
あとがき

どうぞ笑ってやって下さい。
俺の文章力なんてこんなもんです orz
228名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 22:09:56 ID:je4dOGqc
あれ、隔離スレできたんでは?
>>198がでまかせを書いたなら、今まで通り黙ってスルーする
229名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 22:16:57 ID:3KNQzISF
>>227
あははははははははははははははははは!!


ログくらい読もうね!!
俺はこーいうの大大大好きだけどこのスレはもう男×男はご法度みたいだよ!!
他のスレか数字板に行けって意見が多数みたいだよ!!
あはははははははははは!!




orz
230名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 22:30:44 ID:MNMtdZcq
>>227
乙。結構萌えた

でも、総合スレの癖に、ここだとアウトだそうです。
こっちにお願い。早くしないと落ちるから。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152429072/l50
231ラック ◆duFEwmuQ16 :2006/07/19(水) 23:05:51 ID:0ZqhBBgV
>>227

作品だ。GJ!
瑯はあんまり受けよくなかったみたいだね。
やっぱり甘々モノのほうが人気あるのかな。
23225:2006/07/20(木) 09:44:37 ID:rsMVoGS2
>>228-230
すんません、誘導ありがとうございます。

>>ラック氏
ありがとうございます。
ラックさんの文章力に比べれば、俺のなんかウンコ以下っすよ
精進に励みます
233名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 10:55:30 ID:YnJw9bi4
>>232
職人同士の慣れ合いうぜぇ
つーかてめぇらのせいで荒れてるっての自覚してんのか?
死ねよ
234名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 12:43:09 ID:BB1fj/7U
>233
姉ショタ投下されないからって荒れないでよw
235名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 14:05:29 ID:M5Ih4fY0
次スレ立てる時は名前変えようね

お姉さん×ショタで萌えるスレ

とかにしようね。
236名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 18:12:05 ID:YQS7DyRW
自制心が働いたせいか 中途半端な表現になってしまいました。
みたいなレスを、落ち着いた>>229が書くんじゃないかとwktkしてたんだが
237名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 18:51:42 ID:cY6zB5Gh
>>233
どう見てもお前の所為だと思おうよ
238名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 22:52:57 ID:dhH/E24s
マルクルかあいいよマルクル
239名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 23:17:02 ID:T+u3ghDj
ラック、お前まさか黒龍か?
いや、まさかそんな訳ないよね…?奴はもう居ない筈だし…。
240名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 11:16:55 ID:R0Cnc8Ld
>>238
だよな
俺もマルクルと朝飯食いたい
241名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 16:46:38 ID:V4Jl615D
またれよ!
242名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 16:31:16 ID:h0oT2WBl
芋はきらいじゃ
243名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 00:24:38 ID:2LyyFsZv
お母さんに言われ、無理やり参加のラジオ体操
でもハンコくれるおねいさんに会いたくて
その内張り切って行くようになる少年の夏休み
244名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 23:10:13 ID:sBe61pxE
保守
245名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 11:42:38 ID:edYFDKSX
圭(けい)は小6。おかっぱ頭でサラサラの髪をしている。そしてぱっちり
とした目。背は小さい。その子を抱いてやると、少年特有の甘い香りがする。
その子は可愛い容姿だが、その子に聞くと、学校で喧嘩ばかりして
鼻血を出させたりしたという・・。とてもそう見えないくらい可愛い
がそれだけだなく8回くらい万引きをしたという・・。
つまりその子は「悪い子」なのである。
しかし圭は明るい性格で、ちょっと生意気なところもある子だが、
俺はその子が好きだ。
一輪車に乗ってるときも「手つないでよ。」と言われることもある。
圭はくすぐりに弱い。おれがくすぐりの刑!といって脇に手をやると
圭「きゃはっ、くちゅぐったーい!きゃあんっ!」
圭のくすぐったがるしぐさが可愛い。
俺は帰るとき圭に抱っこや肩車をしてあげるのだが、お姫様抱っこをして
あげると、
圭「俺、女の子じゃないよぉー。)
しかし圭は楽しそうな様子である。
246名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 14:13:49 ID:+ZVBiyAq
誰かぼくと未来屋の夏の風太の自慰小説書いてくれませんか?
ショタモエー。


247名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 14:18:25 ID:1j4lvdTk
>>245
無邪気でかわいいな
248名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 20:10:29 ID:MTOQLclu
247さん。 でも、その子に俺の事好き?って聞くと
「ん〜びみょー」
って言うんです(笑)。
249名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 23:52:41 ID:1+pBd8dB
250名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 03:47:14 ID:XyUJarYt
「いらっしゃいませー」
いつものように素晴らしいスマイルでお客様をお出迎えする。
僕の名前は二道翔太。見た目は女の子みたいだがれっきとした男だ。
そして僕はその外見を生かしてここ「ショタレス」で働いている。
ここでの仕事はとても楽しい。
お客様はみんな可愛がってくれるし、何より給料が良いからね。
でもここのお店は少し特殊なんだ。
ウエイトレスはみんな男のコでとてもかわいい子ぞろいということもそうだけど、何と言っても特筆すべきは男のコの服装にある。
ここの男のコが身につけているのはエプロン一枚だけ。つまり全員が俗に言う裸エプロンという状態なんだ。
当然後ろを向けばかわいらしいお尻が丸見えだし、無駄な贅肉の無い脇腹、ほっそりとした足も全部見える。
とんでもなくかわいい男のコたちがこんな格好せっせとご奉仕している、
これだけでおかわり五杯は余裕だね。
そうそうそれで僕のオススメはなんと言っても裕也君かな。
彼のお尻はまるで手に吸い付くようでまるで水桃月のよう…。いつかプライベートで彼のお尻に僕のアソコを…。
251名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 10:27:34 ID:XyUJarYt
すみませんが水桃月ではなく水密桃です。
誤字スマソ
252名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 14:08:05 ID:XyUJarYt
すみません。
今ログ読んだらここはショタ×ショタはアウトみたいですね。
他スレに移動します。
253名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 23:12:20 ID:qNle80VR
254名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 20:01:00 ID:UC0RzdMN
ho syu
255名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 17:04:44 ID:LMGQtOhv
ぼくとぴこ
256名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 17:08:06 ID:LMGQtOhv
ぼくのぴこだったorz
257名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:52:07 ID:JOPxNOpS
保守
258名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 00:13:04 ID:g6ojWC0F
女×ショタネタうざいんで投下したら潰すんでよろしく
259名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 23:35:35 ID:lBiEBZD5
>>258
お前が潰れろ。
260名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 23:51:17 ID:Fz2qZZMc
ああ、女性上位スレで通報されて逃げ出した嵐君がまたこのスレに戻ってきましたかw
261名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 15:07:23 ID:dVZkEijz
ジャンプの新連載やべえwww
262名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 14:27:30 ID:5E/fVmju
ヒロムかわいいよヒロム
263名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 23:34:47 ID:BlgUygoA
264名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 17:59:50 ID:V5oL36uw
保守
265名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 02:35:46 ID:KniAQMpe
266名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 03:26:38 ID:1wGRSmVp
>>265
GJ!

ところでこんなネタを思いついた訳だが

1;ときめきショタリアル
  幼稚園から腐れ縁でずっと一緒にいるショタ二人
  ある日、初恋をしたショタAがショタBに相談を持ち込むが・・・
  ショタBがショタAを押し倒して、何だかんだで上手くいく恋愛ショタ物語


2:激捲!桃色丸! 〜パン2丸見え 俺犯されの巻〜
  女のパンツめくりに燃えるショタ、ある日女子高生にパンツ捲り
  を実行したが、その翌日に女子高生の軍団に襲われるショタ
  女子高生は隣町でも有名な女暴走族のヘッドだったのだ。
  
と、こんな時間に何を書いているのかと野暮な自分に突っ込んで寝るよノシ
267名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 11:04:07 ID:FZustLIi
動画upしました
up1824.zip サスケ 風移し
http://www.774.cc:8000/upload-pro/all.html?1160416710
268名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 14:12:34 ID:jFUbwstP
>>265って何だったの?
269名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 16:37:14 ID:bhGaAbkO
動画upしました

up1925.zip サスケ 鬼姫
http://www.774.cc:8000/upload-pro/all.html?1161286737
270名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 00:54:58 ID:MygNYtoe
保守
271名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 00:42:05 ID:tp4KQ2hB
保守
272名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 09:31:49 ID:p8JP6T8I
保守
273名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 15:10:18 ID:hHM/ftfK
停滞気味?・・・
こんなんめっけた。ブログだが。
ttp://basaraboy.exblog.jp/
274名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 22:26:53 ID:IhqNe3a0
食事が終わり、台所で後片付けを始める。
「ふんふんふ〜ん♪」
かるく鼻歌など歌いながら、皿やコップを綺麗に洗っていく。
背後に、かすかに荒い吐息の気配。
「はぁ…、はぁ…」
しゅっしゅっと、皮膚を擦る乾いた摩擦音。
「(あ…もう我慢できなくなっちゃったんだ♪)」
心の中でくすっと微笑みながら、気付かない振りをする。
「(おクスリ、ちょっと入れすぎたかなぁ)」
キッチンの後ろ、タイトスカートで形良く締め付けられた腰を見上げながら、正座した少年がペニスをしごき上げている。
まだ剥けかけの包皮を、ピンク色の亀頭の上で息を荒げながら前後させる。
しゅっしゅっしゅっしゅっ
はぁはぁはlはぁ
だんだんと、少年の摩擦音と息遣いが大きく聞こえるようになる。
275名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 22:27:55 ID:IhqNe3a0
まだ気付かない振りをしつつ、布巾を取るときにわざと誘うような腰つきをしてみる。
「ん…、っ」少年が膝立ちになり、ごくりと唾を飲み込む、摩擦音がスピードを上げる。
少年のペニスはさらに硬さを増し、つやつやした綺麗なピンク色の亀頭は、ぷりぷりしたサクランボのように充血する。
にちゃにちゃにちゃにちゃ
乾いた摩擦音が、先走りの汁が混じったいやらしい音で潤む。
洗い終わった食器を綺麗に拭きながら、腰を捻り、足を開き、下半身に焦らすような動きを加える。
「あっ、…あっ…、あうっ」
にちゃにちゃにちゃにちゃ
はっはっはっはっ
少年が荒い呼吸の間に甘い声を漏らす。
亀頭から陰茎、そして手のひらまで、先端からにじみ出る分泌液でてらてらと艶を帯びる。
食器全てを拭き終わると、少年に背中を向けたまま、スカートのホックを外し、ファスナーを下ろす。
「スカート汚れちゃうから、脱ぐね」
スカートだけではなく、パンツも一緒に下ろす。綺麗な足と尻を剥き出しにし、少年の眼前に曝け出す。
「上は…君の借りるからいいよ、思いっきり出して」
276名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 22:30:05 ID:IhqNe3a0
少年の全身の感覚が、ペニスの先端に集中し、一気に絶頂に上り詰める
「あっ、ああ、あああああああああっ!!!!」
びゅびゅびゅ、びゅびゅ、びゅびゅっ!!
少年が激しく弓なりになり、精液を放出する。
全身を痙攣させるたび、白いほとばしりが宙を舞い、背を向けた長い髪に、背中に、腰に降り注ぐ。
「あ、すごっ…」
少年が放った精液の熱さを背中に感じ、ぶるっ、と震えた。
長い痙攣が終わり、精液を搾り出した少年ががっくり腰を下ろす。
背中に手を回し飛び散った精液を拭って、指でこね回す。
かすかに黄色を帯びた、どろっとした白濁り。
男の子の、青臭い精液の匂い…。
身体の奥がじわりと熱くなり、頭がぼうっとする。
もう我慢できない。
指を股間に這わせ、濡れ始めた割れ目に滑り込ませる。
くちゃくちゃと音を立てながら、足を開く。
中指と人差し指で、ピンク色に濡れた割れ目を拡げてみせる。
「次はここに…ね。出してすぐだけど、もう大丈夫だよね?」
言うが早いか、本能が暴走した少年が背中に飛び掛った。
277名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 23:33:34 ID:RIZKiQb0
(未完)
278名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 23:38:18 ID:ZIGbOUSQ
豚の餌だな
279:2006/11/28(火) 00:47:26 ID:R0GOkpM0
陰間野郎必死だなwwwww
280名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 04:07:01 ID:XjQVk2cz
>>274-276
美味しく頂きました!ねちねちとした文、好きです。
281名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 18:20:46 ID:5SMZPdYU
大人ぽくても14歳ぐらいならショタだよね?
どっちかって言うと大人っぽい子をレイプってのが萌える
282名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 18:23:42 ID:zGSUzcj2
しつけーなー 年齢明記しなけりゃいいじゃん
283名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 22:12:14 ID:qFLbOv8F
ho
284名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 16:13:34 ID:ROd/O1FO
syu
285名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 17:35:01 ID:AQACo9sJ
保守
286名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 01:39:18 ID:1cWg1L93

287名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 02:12:27 ID:ihLc0uxF
wktk
288wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/10(水) 13:39:08 ID:71Y+E0i/
松もあけたり流浪の投下。ちょこっとお邪魔いたします。
えっちはなし。健全路線です。なので、そっち希望の方はスルーで。
----------------------------------------

 ちゃぽん。
 ぽちゃん。
 湯に浮かんだ柚子を沈めてみる。お湯に沈んだ橙色の果実が僕の指先から
逃れるようにふわふわと揺れながら浮かんでくる。
「ふわぁ〜」
 なんだか僕は、それだけのことでにこにこしてしまう。
 今日のお風呂は柚子湯なのだ。
 僕の家は古くてあちこち補修も入ってるのだけれど、作りだけは確りして
いるし、何事も大きめだ。このお風呂も湯船に三人は入れちゃうくらい大き
い。神社といえば、昔は街の公共施設も同然だったというから、そのせいか
もしれない。
 とにかく子供の頃から入ってきたこのお風呂、小さな頃はお化けが出そう
でちょっと怖かったりもしたし、実は今でもあんまり得意じゃないのだけれ
ど、こうして柚子湯のときとか、菖蒲湯の時にはいいなぁって思う。
 こういうお風呂の楽しみ方はガス炊きの古いお風呂しかできないのだって、
クラスメイトに聞いた。(というか、ほとんどのクラスメイトは柚子湯なん
て知らなかったのだけれど)
「ふわぁ〜」
 僕はもう一度大きく息を吐くと、良い匂いのするお湯に頬まで浸かって幸
せな気分を満喫する。うう、暖かい。
 頭の上には冷たいお水で固く絞った手ぬぐい。なんと言われようがこれが
僕の正式な入浴スタイルなのだ。爺むさいとか云わないで欲しい。のぼせる
寸前までじっくりゆっくり煮込むのだ。
289wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/10(水) 13:39:42 ID:71Y+E0i/
「はわぅ〜」
 脱衣所に人の気配。曇り硝子に揺れる人影。
「お湯加減はどうですか? のぼせて倒れたりしてませんか?」
 涼しげな声が掛けられる。
「はい、大丈夫です。暖かくて、良い匂いで、幸せです〜」
 僕は嬉しくて深空さんにそう応える。深空さんは短く返事をくれると、着
替えはここに置きますね、と出て行った。いつもいつもありがとうございま
す。僕は毎日のことだけど、毎日のように感謝の気持ちでいっぱいになって
しまう。
 僕は神社の子供だ。
 いろいろ事情があって、いまはちょっとオンボロだけど神社にある子の大
きな家に一人で暮らしている。深空さんはほとんど住み込み同然で働いてく
れている巫女さんで、この神社の麓にあるアパートに一人で暮らしている。
毎日神社に来てくれているし、僕が学校に行ってる間も留守番をしてくれて
いる。
 僕の両親が交通事故で死んじゃったとき、この神社を続けられたのも深空
さんがいたからだ。深空さんはいつもふんわり微笑んでいるような人だけど、
すごく真面目で、優しくて、キチンとしたひとだ。
 深空さんにはいろんなことを教わった。
 神社の仕事も、礼儀作法も、習い事も、勉強も。
 柚子湯だって深空さんに教えてもらったのだしね。
「ふわぁ〜」
 うう、幸せ〜。僕はお湯の中でぎゅーっと伸びをする。二月の冷たい風で
こわばっていた筋肉がほぐれて引き伸ばされて、すごく気持ちが良い。
 本当に深空さんには感謝なのだ。
290wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/10(水) 13:40:24 ID:71Y+E0i/
 夕食は茄子の鴫焼きと赤魚の粕漬けだった。
 蕪のお味噌汁、美味しかったです。
「ご馳走様でした」
 僕は手を合わせてご馳走様をする。湯飲みのお茶を持って、にこにこして
るかもしれない。自分でも子供みたいだなとは思うんだけど、止まらない。
いや、美味しいものを食べて幸せになるのは正しいことなんだ。子供も大人
も無いはずだ、とか考えながらも、お腹が満足のサインを発してる。
「お粗末さまです」
 深空さんもくすくすと微笑んで食器をさげてしまう。手伝いをしないと悪
い気もするのだけれど、しようとすると怒られてしまうのだ。
 理屈はよくわからないのだけど、深空さんの中のルールがあるらしい。
 その代わり、最近は休みの日のお昼ご飯は作らせてもらえる。まだ深空さ
んの監視付だけどね。僕も料理くらい出来ないと困る歳だ。もっとがんばら
なくちゃいけない。
 時計を見る。――もう八時だ。
 随分長風呂しちゃったからだな。深空さんが帰るのもそろそろかな。僕も
自分の部屋に引き上げなきゃ。声を掛けるタイミングを計っていると、ちょ
うど良く台所から深空さんが戻ってくる。
「もう一杯お茶をお入れしましょうか?」
「いえ、もう大丈夫です」
 答えながらも、僕は深空さんの手元にある細い布のケースを見て、ぎくり、
としてしまう。
「あの、深空さん」
「はい?」
「ご飯美味しかったです。……僕はそろそろ」
 自室に引き上げますよー、というサインを送ってみる。我ながらへっぴり
腰な態度だと思うのだけれど、あのケースはまずいのだ。苦手なわけではな
いのだけれど、むしろ好き嫌いで云えば、嫌いじゃなく、どちらかといえば
……ではなくて、やっぱりまずい。僕だって、もう子供じゃないのだ。
291wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/10(水) 13:41:08 ID:71Y+E0i/
「友紀君」
 深空さんが僕の名前を呼ぶ。いつもの柔らかい微笑で、食卓から斜めにず
らした膝をぽんぽんと叩く。
「えっと、僕はそろそろ」
「友紀君」
 深空さんは糸みたいに目を細めて、優しい笑顔で正座した自分の太ももを
叩く。
 卵みたいな肌、筆で描いたような綺麗な眉、白い布で束ねた黒くて長い髪。
いつもの巫女服に緋袴の深空さんの笑顔には有無を言わせない力があって、
僕は躊躇いがちに深空さんに近づく。
「どうぞ、ここへいらっしゃってくださいね」
「どうぞ、じゃなくて。あの、僕。もう自分で出来ますから」
 と僕は何度目になるかわからないけれど、意気地を振り絞って云ってみる。
うう、それはすごく恥ずかしいのだ。深空さんのことは大好きだし、感謝し
てるけれど、流石にこれはそろそろ断りたい。出来ればなんだけど。
「……」
 深空さんはそんな僕の言葉を小首を傾げてゆっくりと待っててくれる。
「うぅ。そんな風にぽんぽんしても。……もうそんなに子供じゃないですし。
……恥ずかしいですし」
 僅かに小首をかしげて思案をするような表情になった深空さんは、ちょっ
と困ったような表情で小さく呟く。
「困りましたね。――友紀君の耳掻きは数少ない趣味なのに」
「え?」
「友紀君」
 深空さんは何事も無かったように、柔らかそうな膝を手のひらで、ぽんぽ
んと叩く。うう、判ってくれてるのかなぁ、恥ずかしいのに。
「――友紀くん?」
 深空さんの声が、急に変わる。いつもどおりの優しい澄んだ声なのに。と
ろりと蜜の絡みついたような甘い声。艶やかで、深くて、魅惑的で、怖い声。
「はいっ」
 僕は条件反射のように深空さんに背を向けた格好で、その膝に頭を乗せて
しまう。――なんでこうなんだろう、情けない。叱られたわけでもないのに。
僕はなんだか負けた様な気持ちで、深空さんの耳掻きを受けることになった
のだ。
292wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/10(水) 13:42:05 ID:71Y+E0i/
 深空さんの太ももに頭を乗せる。
 なんだか緊張して身体をぎゅっと丸めてしまう。
 深空さんには子供の頃から耳掃除をしてもらっている。月に一回くらいの
割合だ。でも最近、気恥ずかしくはなってきていた。それに……六月のあの
ことがあってから、その恥ずかしさが大きくなって、なんだか深空さんの顔
をまともに見れないような時期もあったし。
 耳掻きは決して嫌いなわけじゃない。むしろ好きなほうだと自分では思う
んだけど、多分甘えん坊のように思われるのが嫌なのだろうと思う。それは
いまもそうで、どこか申し訳ないような恥ずかしいような気分がする。
 それに、深空さんの身体に触れた記憶は強烈で、僕の内側深くに刻まれて
いる。――深空さんに触れられたら、どうなるか判らない気がするのだ。
 その希求は憧れに似た強い欲望だったけれど、同時に得体が知れないほど
怖くて僕は深空さんに対する気持ちをちょっと持て余していた。深空さんは
優しくて大事な恩人で、大好きな人なのに。
 そんなことを考えて混乱中の僕に、深空さんの柔らかい声が降ってくる。
「緊張されてるんですか?」
 深空さんの穏やかな声。それだけで、頬が火照る。
「そんなことはないです」
 僕はそんな風に強がってしまう。
 目を瞑っているから判らないけれど、僕の頭部に軽く手を添えた深空さん
がくすりと笑った気配がする。
「いいですよ、もっと力を抜いて」
「抜いてます」
 深空さんの苦笑に意地になった僕はそう応える。
「友紀君の体重、ちっともお膝に掛かってないですよ?」
 だって、深空さんの太もも、柔らかすぎるんだもん。僕は緊張をして首を
ぎゅっとしたまま考える。重くしたら美空さんに悪いし、ほっぺたを擦り付
けてるみたいで、そんなの恥ずかしい。
「本当ですか?」
「本当ですぅ」
 くすくす笑う深空さんの柔らかい声のせいで、体温が上がる様な気持ちに
なる。
「はい、判りました」
 穏やかでどこか笑いを含んだ深空さんの声。なんだか見透かされている気
分だ。
293wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/10(水) 13:42:38 ID:71Y+E0i/
「じゃぁ、始めますね」
 最初はひんやりした固めの感触だった。たぶん竹製の耳掻きなのだろう。
 耳たぶを軽く押さえる深空さんの指の感触。穏やかな優しさで竹製の耳掻
きが耳に入ってくる。

 くるくる。かりかり。
 ちょっと物足りないくらいの柔らかい感触で、先端のへらが僕の耳の中を
掻き出す。
 耳の奥まで乱暴に入れられて痛みが走るんじゃないのかという、耳掻きに
付きものの恐怖と緊張がゆるゆると抜けてゆく。
 深空さんの耳掃除は丁寧で優しい。すごく上手なのだ。
 優しくて柔らかくて、びっくりするほど丁寧で。
 僕の身体からいつの間にか力が抜けていく。

 くるくる、かりかり。
 くすぐったい様な、なだめられる様なじれったい感覚。それが耳の中を這
い回る。
 むずむずしてぞくぞくして、身体がぎゅっと縮みそうになる。すると竹製
の耳掻きが、僕の一番くすぐったくて物足りない場所を、かりかりと擦って
くれる。そのあまりの気持ちよさに僕の身体から緊張が吸いだされてしまう。
「じっとしていててくださいね……」

 くるくる、かりかり。
 気持ちいい。
 全身の神経が耳に集中していく。
 深空さんは僕の耳のなかの形を全部知っているみたいに、入り組んだ壁も、
隠れてしまったへこみも丁寧にひとつづつを磨き上げていく。耳掻きの先端
が僕の耳の中をそっと動くか乾いた小さな音が聞こえるたびに、身体中の間
接の蛇口が開いてしまったみたいに、力が入らなくなってゆく。
 ――気持ちいい。
 深空さんの耳掻きって確かにすごく気持ちよかったけれど、こんなに気持
ちよかったっけ? 首に力を入れていることも出来なくなって、深空さんの
太ももに頭を預けてしまう。
294wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/10(水) 13:43:09 ID:71Y+E0i/
 それは僕を包み込んでくれる柔らかい極上のクッション。
 深空さんの張り詰めた太ももと、それを包み込む袴のすべすべした肌触り
を頬に感じる。すごく贅沢な感触で、ほお擦りをしたくなってしまう。
 僕は必死にその思いを押し隠す。
 ううう。深空さんの耳掻きが気持ちよすぎるから、こんな不埒なことを考
えちゃうんだ。でも、気持ちいいよぅ。

 くるくる、かりかり。
 深空さんは丁寧に丁寧に、僕の耳を掃除してくれる。
 柔らかい音と僕の髪の毛を指先で梳きあげる深空さんの指先のゆっくりと
した動きがあまりにも心地よくて、僕はなんだかふわふわした気持ちになっ
てしまう。
 ぜんぜん眠くないのに、身体も脳も眠る直前みたいに弛緩してしまって、
考えるのも億劫になってくる。
 ――うう、これって、なんだか赤ちゃん扱いみたいだ。
 でも気持ちいい。力が抜けちゃう。
「友紀君、気持ちいいですか?」
 深空さんが前髪をなでながら聞いてくれる。僕は小さな声で、うんと答え
る。
「そうですよね。赤ちゃんみたいなお顔になってますよ」
 深空さんがくすくす笑う。
 うう、恥ずかしい。
 やっぱりそんな風になっちゃってるんだ。
「そんなことないですっ。気持ちよかったから、ちょっと眠くなっちゃって
いただけです」
 僕は恥ずかしさからちょっと強めの声で言ってみる。でも深空さんはくす
くすと笑いながら、僕の肩をぽんぽんと叩いてくれる。
「さ。一回反対側ですよ?」
 ううう。僕は言い負かされたような気分で、ちょっと身を起こして反対側
に身体を捻ろうとする。
 捻ろうとした。
295wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/10(水) 13:43:43 ID:71Y+E0i/
 うんしょ、と身体を半分起こして、美鈴さんの膝の上で反対向きに……。
 ――。
 僕の動きが、ぎくりと止まる。
 脚を横方向に流すように崩して座った深空さんの緋色の袴。いつもの巫女
姿の浄衣の胸を押し上げる豊かな膨らみ。その上の穏やかに微笑む聡明そう
な深空さんの顔。
 僕が頭を乗せるはずの、深空さんの太もも。
 僕が顔を埋めるはずの、深空さんの太ももの間。
 袴に浮かび上がるボリュームのある深空さんの柔らかい下肢、その合わせ
目の柔らかさと、甘ぁい香りを想像して、身体中の血が燃え上がる。
 さっきまでは意識してなかったのに、意識してしまったせいで恥ずかしさ
が止まらない。顔から火が出ている僕は深空さんをとても見ていられなくな
って俯く。

 うううう。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!
 深空さんは面倒見がよくて優しいけれど、心の中に一本の筋を持った人だ。
僕が怠けようとしたり善くないことをしようとした時には、断固としたやり
方で強制してくれる。だから僕は両親が死んでから一度も遅刻をしたことが
ない。その前よりも規則正しい生活を送っているほどだ。
 そういったことはすごくすごく感謝している。僕は深空さんのことが大好
きなのだ。
 そのせいだと思うのだけれど、深空さんのえっちな身体のことを想像する
と、途端に罪悪感で身がすくんでしまうのだ。別に怒られるのが怖いわけじ
ゃない。深空さん側の問題ではなく、僕はなんだかとっても悪いことをした
ような恥ずかしいことをしたような居たたまれなさを感じてしまう。
 深空さんに感謝してるから、不埒な気持ちになっただけで申し訳なくて、
恥ずかしくて、本当に謝っちゃいたい気分なのだ。
 ううう。ごめんなさいっ! 僕と神社のためにこんなに善くしてくれる深
空さんにえっちな気持ちを持っちゃうだなんて、あんまりにも酷い事だ。で
も、深空さんも悪いんだよっ。
 あの一件以来、深空さんは時折不思議なほど無防備だし。だいたい、深空
さんの身体がふわふわで柔らかくていい匂いで耳掃除なんか身体から力が抜
けるほど気持ちよくて――。
「どうしたんですか?」
296wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/10(水) 13:45:01 ID:71Y+E0i/
 深空さんが首をかしげる。僕のそんな罪悪感も葛藤も気にかけない様な、
いつものふんわりとした顔でぽんぽん、と、自分の膝を軽く叩いて位置を示
してくれる。
「ここですよ?」
「う、うん……」
 僕は深空さんにあんまりくっつかないように気をつけて、その膝に頭部を
乗せる。頬を包み込む柔らかな絹の感触。意識してしまったせいか、そのす
べすべした感触が染み込んで、体温が上がってしまう。
 僕の恥ずかしさや困惑に深空さんが気がついていないらしいのだけが救い
だった。深空さんは優しく髪を掻き上げると、竹製の耳掻きを僕の右耳に滑
り込ませる。

 くるくる、かりかり。
 耳の貝殻を掃除するように隅々まで耳掻きが当てられる。
 優しくて丁寧な感触。
 深空さんのひんやりした指先が、耳たぶをそっとつまんで、耳掃除の動き
を助ける。
 髪の毛の中を梳き上げる指先が、ゆるりと僕の思考をかき混ぜる。小さい
頃に深空さんに褒めてもらって頭をなでられた感触。その優しくてくすぐっ
たい甘さが蘇る。

 くるくる、かりかり。
 くすぐったいのと気持ち良いのの中間のような感触が、物足りないような
眠くなるような優しさが、何回も何回も丁寧に注ぎ込まれる。
 気持ちいい……。
 深空さんに耳掃除してもらってると、なんかとろーんとしちゃうな。
 頬をつつむ袴の柔らかさが余計に優しく感じられて、僕の身体から力が抜
けていく。
「いいこですね、動いちゃ、ダメですよ?」
 僕は喉の奥で小さくうんと応える。
 深空さんの静かで嬉しそうな声も柔らかくて、眠くなる直前みたいな気持
ちになる。
297wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 13:58:07 ID:l5EGOI24
 くるくる、かりかり。
 気持ちいいよぅ。くすくす笑うような深空さんの小さな声が注ぎ込まれて、
頭の中がほんわりする。深空さんの耳掻きを持ってないほうの左の指先が、
いつの間にか耳たぶを離れて、耳全体をひんやりした爪先でかりかりと触っ
てる。
 ぞくぞくした気持ちよさがあるんだけど、身体が脱力して、僕はいつの間
にか深空さんの膝に体重を預けちゃっていた。

「友紀君? 耳掻きを変えますよ?」
 いけない、いけない。
 気持ちよすぎて、ちょっとの間ぼうっとしちゃってたみたい。僕はごまか
す様に「はい」と答える。
 一旦耳掻きを離した深空さん。見えないけれど、かちゃかちゃと音がする。
 深空さん愛用の耳掻きケースを思い出す。深空さんの耳掻きコレクション。
全部は見せてもらったことが無いけれど、結構種類があるのだ。
 深空さんも変わった趣味を持っているよね。でも、変えるって何を? う
ーん、判らないや。綿棒でも使うのかなぁ?

――ヒヤリ。
 耳に冷たい感触があたって僕の首はきゅっと縮まる。
「ごめんなさい。冷たかったですか?」
 深空さんの声が詫びる。なんだろう、すごく冷たかった。氷みたいで硬質
の感触。
「これは金属の耳掻きなんですよ。銀は抗菌作用があるので清潔なんです」
 そうなのか。色々あるんだなぁ、なんて僕が感心しているうちに、その耳
掻きは慎重にゆっくりと、僕の耳の中に進入してくる。
 かりり。
 僕の背筋をぞくっとした恐怖感が駆け上る。深い。さっきまでよりもずっ
と耳の深くにその感触がある。今まで誰の手も触れたことが無いほどの耳の
奥にその耳掻きは侵入したのだ。
 見えていない僕は大げさに感じてしまうけれど、耳の中に3cmや4cm
は潜り込んでる気がする。
 ――痛くは無い、けれど、怖い。
 今にも鼓膜に触れて、激痛が走る予感が僕の身体を金縛りにする。僕が呼
吸で動いた程度でも手元が狂ってしまうのではないかという恐怖が僕を押し
つぶす。
298wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 14:00:00 ID:l5EGOI24
「そんなに怖いですか?」
 深空さんの穏やかな、優しい声。僕をなだめるように、髪を梳いてくれる
指先の感触。僕はそれでも頷くことも出来ずにいる。
「大丈夫ですよ。ほぉら――」
 こりり。
 その銀の耳掻きは、耳の奥、今まで知らなかった場所を掻き上げる。その
瞬間僕の背筋を震えに似たものが突き抜ける。ぞくぞくするようなその感覚
は、僕のまったく知らない種類の気持ちよさ。
 不意打ちのような震えに僕は短く声を上げてしまう。
 あまりにも深い場所で微妙な動きをしている耳掻きが、まるで突きつけら
れたナイフのような恐怖をもたらして、身動きすることもかなわない。僕は
声を出すのも身じろぎするのも我慢して、深空さんの耳掃除を受け続ける。
 かりり、こりり。その深い場所を銀の穂先がくすぐるたびに、甘い感覚が
背筋を走る。その感触は恥ずかしい疼きに似ているのに竦むような恐怖と交
じり合ってしまう。全然似てないはずの二つが溶け混じり響きあって胸のド
キドキが収まらない。
 こんなに深い場所に、敏感で気持ち良い場所があるなんて……。
 何で深空さんこんなこと知ってるんだろう。
 恥ずかしい。
 突き刺さりそうで怖い。
 深空さんの太ももが柔らかい。
 ぞくぞくが納まらなくて気持ちいい。
 かりこりと、耳掻きが動くたびに思考が短くリセットされちゃって、考え
が支離滅裂で回らない。深い場所を丁寧に、でも容赦なくかき回される強引
なほどの気持ちよさ。
 ようやくその耳掻きが抜けていくときの、ずるずるとした引き抜く感触も
蕩けそうなほど気持ちよかった。緊張してた身体中の力と思考が耳掻きと一
緒に引き出されていく。恥ずかしいけれど、吐息が漏れちゃうのを我慢でき
ない。
「これ、お嫌いですか?」
 深空さんはそう云いながら、埃を払うようなしぐさで耳をさわさわと撫で
てくれる。甘い余韻に浸っていた部分は、そのくすぐったさを受けとって何
倍にも染み込ませてしまう。
 僕は深空さんに返答しようとしたけれど、一体なんて云えばいいんだろう
かと詰まってしまう。
 嫌い、は嘘なんだけど、好きって云うのもなんだかとっても恥ずかしい気
がする。全身脱力してしまった僕は、深空さんの膝の上で取りとめがなくな
ってしまった思考を動員しようとがんばる。
299wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 14:01:11 ID:l5EGOI24
 する。するする、する。――こりり。
「〜っ!」
 がんばってたのに、答えを探してたのにっ!
 深空さんは優しい小さなくすくす笑いで、僕の耳に再びその銀色の耳掻き
を差し入れる。さっきよりももっと正確になった動きが、僕の背筋を震える
ような感覚と脱力するような甘やかさという本来交わらない感覚で攪拌する。
 あ、やだ。だめなのに。
 優しく優しく、小さな動きで僕のその場所をくすぐる動き。
 動けない、怖いのに、気持ちが良くて。
 何を考えようとしても、ほんの僅かな数ミリの動きで、ぞくりぞくりと断
ち切られ、そのあとの甘い余韻でぼんやりさせられてしまう。

「お嫌いですか?」
 深空さんが優しく尋ねる。
 あぁ……。
 えっと。答えなきゃ。
 何を云おうとしてたんだっけ。
 ――こりり。
「〜っ!」
 僕の首筋がぎゅっと縮こまる。深空さんの柔らかい太ももに頬を深く擦り
付けるようにして、その気持ちよさを必死に我慢する。恥ずかしい。なんで
こんな簡単な受け答えも出来ないんだろう。深空さんがせっかく耳掻きして
くれてるのに。
 するん、するんと、僕の耳奥の敏感な場所を、触れるだけの感触で銀の穂
先が這い回る。じっとしていられないようなむず痒さと、膝の力が抜けてし
まうような放埓な感覚。

「友紀君、気持ちよさそうですよ?」
 深空さんが柔らかく微笑む。
 うう、恥ずかしいよぅ。身体が火照るせいで、余計に視線を上げることが
出来ない。
 深空さんにからかうように囁かれると、僕の中の意地っ張りな部分が「そ
んなことは無いもの」と抗議の言葉を上げそうになる。
 でも深空さんはそんなことも許さないように左手で髪をなで上げて軽く固
定すると、僕の一番くすぐったくて気持ちよい部分に、銀の穂先をかりかり
と甘く這わせる。
300wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 14:02:04 ID:l5EGOI24
 目をぎゅっとつぶって耐える。
 ひんやりして冷たい金属の耳掻きが、耳の奥の誰にも触れさせたことが無
いほど深い部分をこするたびに、小さなため息と声が止まらない。
 身体の奥のほうにむずむずがどんどん蓄積されて、じっとしているのが辛
いのに、関節に力が入らない。
「〜ぁぅ」
「気持ち良いですよね?」
 弛緩する僕に、深空さんは先生じみた穏やかさで丁寧に尋ねる。
 僕はなんだか考えるのも億劫になって、はいと素直に頷いてしまう。
「友紀君は、いいこです」
 にこりと微笑む深空さん。まるでご褒美だとでも云うように、ゆっくりゆっ
くりと耳掻きを引き抜いてゆく。頭の中の神経ごとごっそりとずるずると引
き出されるような甘い感触に、僕は声を抑えられない。
 恥ずかしいよぅ、こんな声出しちゃって。
 子供みたいだ……。
 そうは思うのだけど、抜けてゆくときの感覚は強力で、抵抗できるような
ものではない。僕はだらしなく弛緩して深空さんの膝にしがみつく。

 深空さんは何回も何回も執拗なほどに耳の内側をくすぐる。
 僕は身体中が羽になって蕩けてしまいそうで、すっかり脱力してしまう。
「はい。反対は少し身体を起こしましょうか」
 手を休めた深空さんに促されて、上半身をのろのろ起こす。反対って、反
対はさっきやってもらったけれど……。あ、そうか。反対の奥のほうも、今
の銀の耳掻きでしてもらうんだ。
 目を細めて微笑む深空さんの表情を見ることも出来ないで、急いで視線を
そらす。
 それって嬉しいな、ずっとして欲しいな。そんな風に感じちゃった僕を見
透かされそうで、気まずかったのだ。僕はあわてて頭を振ろうとする。
 ううう。ごめんなさい、ごめんなさい。
 決して不埒な気持ちじゃないんですっ。
301wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 14:03:06 ID:l5EGOI24
「今度は、こちらですよ」
 はふん。
 深空さんに引かれるように、僕の頬は柔らかいものに包まれる。
 深空さんの太ももよりも柔らかくて、ふわふわなのにずっしり重い、甘い
香り。顔をうずめるようなそれに包まれて、僕は一瞬ぼうっとしてしまう。
 ――あれ。
 あれれ? ダメ! これはっ!
「深空さんっ。これって――」
「いい子ですから、じっとしててくださいね。動いてはダメですよ」
 僕の言葉をさえぎって、僕の頭部を柔らかくて大きな胸に抱えた深空さん
は、あのひんやりした耳掻きを反対側の耳孔に差し入れる。
 その冷たさに背筋がぞくりとなり、僕は反射的に動きを止める。
 先ほど念入りに教え込まれた「耳の奥が傷ついちゃうかもしれない恐怖」
が僕のことを再び金縛りにする。鼓膜に届いちゃうかも。そんなことを思わ
せるほど、耳掻きは危険な深部へするすると吸い込まれていく。
 痛みは一切無く、でも気配だけでも深く進入していくのが判る。
 そもそもこんなに深く差し込んでいるのに、痛みが無いことそのものが、
すでに怖い。見てない印象のせいだけかもしれないけれど、もう鼓膜はとっ
くに通り過ぎて、脳にまで達してるんじゃないかな、なんて。そんなことを
想像させられてしまうほどの危険な領域。
 ちょっとでも動いたら、がりっという鋭い音と共に突き刺さりそうな気が
して身動きすることも出来ない。

「怖がらなくても良いですよ」
「ううぅ」
 深空さんは僕の頭を抱えて、ゆるゆると髪の毛を撫でながらも一切手加減
無く耳掻きを深く深く差し込んでくる。そんなことを云われても、その深さ
では怖いものは怖いのだ。
 それは半ば本能的なもので、背筋が緊張でこわばるのを止められない。

 こりり。
 それなのに、深空さんの耳掻きが奥まったあの敏感な箇所をこすり上げる
と、僕の背中を強い戦慄が走る。ぞくっとした恐怖に似た気持ちよさ、その
後に蜂蜜にくるまれたような安堵感と脱力がやってくる。
 恥ずかしいけれど、僕は小さなうめき声を漏らしてしまう。
302wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 14:06:09 ID:l5EGOI24
 するん。こりり。
 深空さんの丁寧な耳掻き。僕の頭を抱きかかえるような姿勢で、先ほどと
まったく同じ、ううん、もっと強くて抵抗できないような感触を送り込んで
くる。
 あんなに怖いのに、与えられる快楽は甘すぎて、僕の身体は子供みたいに
蕩けていってしまう。

 はうぅ、これ、だめだ……。
 考えがまとまらなくなっちゃう。
「ほら、怖くないでしょう?」
 深空さんは僕をあやすように優しく声を掛けて、耳の奥の穂先を丁寧に小
さく動かす。耳の奥、上、下のほう。小さな動きなのに、僕の身体はそれに
支配されてしまったように、びくびくと震えて深空さんにしがみついてしま
う。
 まだ、怖いのは消えていない。
 耳の奥に金属の鋭い穂先が入っているのは、やっぱり怖い。
 それなのに、甘すぎる感触が僕の体から緊張をどんどん抜き取って、うう
ん、蕩かしていってしまう。
「友紀君は、これ、お嫌いじゃないですよね」
 深空さんが囁く。
 いつもと同じ声のはずなのに、僕はその声だけでぞくぞくしてしまう。
 恥ずかしい。深空さんの声にこたえることも出来ない。
「……いいですよ? もっとお顔うずめても」
 からかうようなくすくすという小さな笑い。その声で僕は自分が深空さん
の胸に頬を擦り付けるように埋めていたのを思い出す。
 ごめんなさいっ! これはそういうつもりじゃなくてっ。
 僕はあわてて身を離そうとする。でも、その動きは深く差し入れられた耳
掻きに制されてしまう。毛先で遊ぶような深空さんの左手に抱きかかえられ
て、そのままの体勢でじっとしていることしか僕には出来ない。
「はい、動くと危ないですから」
 巫女の紅絹と純白の衣装に包まれた深空さんの胸は温かくて、僕がしがみ
ついているせいで柔らかく形を変えて包み込んでくれる。指が埋まりそうな
ほどの蕩けたような曲線、襟の合わせ目から立ち上る甘くこもった香り。
 意識しちゃうとそれはあんまりにもえっちで。
 ごめんなさい、ごめんなさい。
 僕はパニックを起こしたようにもう殆ど泣きそうなほどになってしまう。
303wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 14:07:30 ID:l5EGOI24
 する。するする、するん。
 それなのに、また銀の耳掻きが忍び入ってくる。それは僕にもどうしても
塞げない心の隙間に忍び込んでくる指先のように、たやすく緊張の警戒網を
破ってしまう。
――こりり。
「〜っ!」
 軽い一撫でで、僕の体の緊張が抜ける。
 なるべく深空さんの胸に体重を掛けないように突っ張っていた腰がかくん
と崩れて、顔を押し当ててしまう。
 ――柔らかいんだぁ。ふにゅりと頬でつぶれる深空さんの胸、頭をぼうっ
とさせるような香りでくらくらとする。深空さんの好きな、ちょっとだけ古
めかしい、でも甘ぁい沈香の匂いが脳の芯まで染み込んで来る。
 冷たい金属の耳掻きが、耳の奥の敏感な箇所を探り出す。僕が抗議の声を
上げようとするたびに、それを断ち切るように、力を込めずにするすると撫
で上げる。
 いやでもそのひんやりとした感触が感じられるくらい、僕の体も、頬も、
耳の中まで熱くなってしまっている。……うずうずするようなむず痒さと、
ぞくぞくする感覚が体の中心に消せない染みみたいに広がっていく。
 じっとしているのが辛くて、深空さんにしがみつく。
 でも、そうすると深空さんの胸の柔らかさに溺れて、気が狂いそうになっ
てしまう。
「はぅう〜」
 深空さんがゆっくりと銀の耳掻きを引き出してゆく。
 そのずるずるとした感触は鳥肌が立つほど気持ちよくて、僕は子供みたい
な声を抑えられない。頭の中にある大事な部分を盗まれちゃうような気持ち
よさ。
 僕は荒くなった呼吸で深空さんにしがみつく。

「友紀君? お願いがあるのですが……」
 深空さんは僕の頭を抱えたまま尋ねてくる。僕は朦朧としちゃっていて、
何ですか、と問い返すことしか出来ない。
「その前に、もう一回。耳掻きを変えますね」
「え……。はい……」
 ぼんやりした僕は深空さんに抱きかかえられたまま、深空さんの白い指先
がケースの中から綿棒を取り出すのを見る。……あ、普通の綿棒だ。よかっ
たぁ。
304wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 14:10:10 ID:l5EGOI24
 僕はほっとする。自分でも何でほっとしているのか判らないけれど、頭の
中がふわふわしてて、いい匂いで、深空さんの身体が温かくて、考えがまと
まらない。
 身体が熱くて、どきどきする自分の胸の鼓動がうるさい。深空さんの心臓
の鼓動と交じり合いそうな距離を意識するとそれだけで目が眩みそうになる。
 ――あれ。何で僕、深空さんの胸に顔を埋めてるんだっけ?
 それは深空さんに抱き寄せられたから。
 それはそうだけど、耳掃除って普通抱っこしてやるものかな。
 膝枕くらいは、親しい人にはするけれど。
 お胸に抱っこしてやるなんて赤ちゃんみたい。
 だって、今まで何回も耳掃除してもらったことはあるけれど、抱っこなん
かされたことは一度も無いよ?
 柔らかくていい匂いで、すごくすごく気持ち良いけど。
 って、よく考えたら深空さんに胸に顔埋めるなんて!!
 僕は何てことしてるんだ! ごめんなさい、深空さんっ。
 ううう、ごめんなさい、不埒でしたっ。悪気は無いんですっ。すぐどきま
すからっ。

 くちゅり。
 少しだけ自分を取り戻した僕を寸断するような甘い感触が耳に触れる。
 僅かに温かいそれは、ぬめるように濡れた甘い感触。
 まるで、小さな舌に舐め上げられるような刺激は、今までの気持ちよさを
全部あわせたよりも、もっともっとえっちなぬめる様な感触で僕の背筋をぐ
にゃぐにゃにしてしまう。
「み、そら、さんっ……」
「ふふふ。――最後の仕上げですよ、もうちょっとだけ、じっとしていてく
ださいね」
 深空さんは頭を抱えていた手を、僕の背中に降ろすと僕の脱力した身体を
深く抱き寄せる。深空さんの柔らかい膝元が崩れて、僕の腰に当たる。
 迎え入れるように浅く開いた膝の間に、僕が抱え込まれる。
 柔らかい……。あ、だめだ。
 いけないことなんだ……。
 かろうじてそう考えた瞬間、またあの濡れきった粘膜が僕の舌を舐め上げ
る。
305wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 14:12:05 ID:l5EGOI24
 くちゅん。
「これ、深空さんっ」
「普通の綿棒ですよ。……耳を傷つけないように、ベビーオイルを含ませて
ありますけれど」
 くちゅり。
 普通じゃない。全然普通じゃないよぅ。
 ぬるぬるとしたオイルを含んだ綿棒が、それを塗り広げて染み込ませるよ
うに耳を這い回る。深空さんの細い指先が、その綿棒を案内するように、僕
の耳たぶをつまみ、触って、撫でる。僕の耳が溺れるほどの甘いぬるぬるに
浸らせて、かき回す。
「んっ、はぅ……」
 しがみついてるのに、身体が痺れたように、浮かされたようになってしま
う。気持ちよくて、ずきずきするような重い熱が腰の中央に集まっていく。
焦れったくて、もどかしくて、気持ちよいのに辛すぎる。

 ちゅく、ちゅるん。
「んぅ、みそ、ら……さん、これ……」
 濡れきった綿棒が小さな生き物のえっちな舌先みたいに僕の耳の内側を丁
寧に舐め上げてる。しつこいくらいに過剰な献身さが、僕の抵抗をどんどん
蕩かしていっちゃう。
 さっきの銀の穂先みたいに恐怖感とない交ぜになった強い快感ではなくて、
それは蜜のお風呂みたいな、どこまでもどこまでも甘い快楽。骨まで絡みつ
いて抵抗するなんて考えもなくなりそうなほど魅惑的な気持ちよさ。
 ずるいよぅ。
 深空さん、こんなのダメだよぅ。
 でも、抵抗しようとして身体に力を入れた僕は、深空さんの柔らかい胸に
顔をうずめることになってしまう。その甘い香りを胸いっぱいに吸い込むこ
とになって、頭の芯が桃色になりそうだ。

「これは、如何ですか?」
 深空さんの柔らかい丁寧な声がどこか遠くのほうから聞こえる気がする。
これって、なんだろう。……あ、綿棒。このとろとろして、ぬるぬるした甘
ぁい感触。これのことなんだ。
 身体の芯がずくりと疼く。深空さんにしがみついているのに、もっとしが
 みつきたくて、深空さんに抱きしめられたくて、ぞくぞくするような気持
ちが溢れかえる。
306wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 14:15:04 ID:l5EGOI24
「お嫌いですか?」
 そんな聞き方をするなんてずるいよぅ。
 僕は寸断されて甘く蕩けちゃった頭で必死に考えるけれど、小さな声と荒
い呼吸が止まらない。
 ちゅく、ちゅるん。
 深空さんは僕に尋ねたのに、全然指先を休めるつもりはないようだった。
ぬりゅぬりゅと耳の中をかき回せながら、身体をゆったりと左右にゆすって
いる。深空さんの豊かな胸に抱きかかえられた僕は、甘くて呆けてしまいそ
うな感触なのに、じりじりと炙られる様な焦慮まで味合わさられる。

「ダメ、深空さん、こ、れ……ダ……」
 ちゅるり、ぢゅるぅぅりぃ……。
 途端に深くまで差し込まれるぬめった触手のような柔らかい綿棒。背筋が
硬直して、その途端にぐにゃぐにゃと融かされてしまう。
「お嫌いでは、ないですよね?」
 くすくすと響く小さな笑い声。深く差し込まれた粘膜のような綿棒が、く
ちゅくちゅとえっちな音を僕の耳の内側で立てている。まるで頭の中に深空
さんの細くて白い指先を突き入れられて、どろどろに煮えてしまっている僕
の心をかき混ぜられているような気持ちよさ。
 僕は惚けたように深空さんにしがみついているしか出来ない。
 ふにゅり。僕の腰の中心に深空さんの柔らかい太ももが当たって、絡みつ
くような気持ちよさが生じる。
 その柔らかさが欲しくて、僕はぎゅっと抱きつきたくなる。
 でも、その瞬間、判った。
 判ってしまった。
 深空さんは――怖いほうの深空さんだったんだ。
 甘い香りの身体を軽くゆすりながら、僕の髪の毛を撫でてくれる深空さん。
同じ深空さんなのに、いつ入れ替わったか判らないけれど、深空さんは「怖
いほうの深空さん」に成り代わっていたんだ。
 僕の心がぎゅっと縮まる。
 心の金縛りが、身体にも伝染していく。ヘビに睨まれたカエルみたいに、
僕は動けなくなる。怖い深空さん。たまに現れる邪悪な深空さん。なのにす
ごく綺麗で、魅力的で、優しくて……。僕は小刻みに震える身体を止めるこ
とがどうしても出来ない。
 意地悪な質問をするのも当然だ。怖いほうの深空さんは、僕のことをこう
やってからかったりするんだ。何で気がつかなかったんだろう。
307wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 14:16:40 ID:l5EGOI24
「そう、お願いなんですが……」
 深空さんは囁くように云うと、わざと甘くかき回すように綿棒をずるりと
引き抜く。その感触に蕩けてしがみつく僕の後頭部に掌を添えると、反対側
の耳にも指先を這わせる。
「友紀君のお耳掃除。これからは毎週してもよいですか?」

 くちゅり。
 くちゅん。
 ぬるぬるとした感触が、放置されて敏感になっていた右耳にも広がる。気
持ちよさに煮えたぎるシチューみたいになってしまっている僕の耳。いても
たってもいられないような焦れったい感じなのに、甘すぎて小さい声が止ま
らない。
 耳掻きすごいよう。
 頭の中がパンクしちゃいそうになった僕は、深空さんの操る綿棒が動くた
びに、身体が弛緩したり緊張したり、いいように操られてしまう。
 深空さんの耳掃除、何回も受けたことがあるけれど、こんなに凄くはなか
った。今日の耳掻きはえっちで身体中が甘く疼いて気が狂いそうだ。こんな
耳掃除を毎週だなんて……。僕はぞくりとして、否定する。

 この深空さんは悪い深空さんなんだ!
 怖いほうの深空さんなんだ!!
 絶対に屈しちゃいけないんだ。

 ちゅく、ちゅるん。
 それなのに舐られるように舐め回され続ける感触が耳を蕩かしていく。何
回も繰り返される刺激ですっかり敏感になった僕の耳の穴を滑らか過ぎるほ
どに濡れた綿棒が労わるように唆すようにかき回して、僕の思考をぐちゃぐ
ちゃにしてしまう。
「これ、甘ぁい感触でしょう?」
 不意に深空さんの声が近くなる。艶を帯びてかすれた深空さんの声はさっ
きまでぬるぬるにされていた僕の耳のすぐそばで聞こえる。その熱い吐息が
敏感になった僕の耳に忍び込んでくる。
308wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 14:19:26 ID:l5EGOI24
「他にも、いろんな種類のが用意してあるんですよ。――趣味ですから。先
がもっと細くて、奥まで入ってしまうのとか。粘着して友紀君のお耳のなか
でぺとぺとくっつくのとか。――先がくるくる回るのとか。どれも、凄く気
持ちいいですよぉ?」
 深空さんの吐息交じりの囁きが我慢している僕の耳に触れるたびに、身体
がひくんひくんと震えちゃうのが止められない。
 深空さんの吐息は熱くてそれはどんな耳掻きよりも僕の弱点を直撃して、
僕は抵抗できなくなりそうになる。
 深空さんのその声で無理やりにでも想像させられてしまう、いろんな種類
の耳掻き。もっと気持ちよくなっちゃう魔法みたいな深空さんのお耳掃除。

 くちゅん。
 ちゅく、ちゅるん。
 ゆるゆるとかき混ぜられる左の耳、甘い囁きに溺れてしまっている右の耳。
 僕は深空さんにしがみついてその感触でパニック寸前だった。
「友紀君。……私は友紀君の嫌がることはしません。だから『お願い』です。
友紀君のお耳掃除、毎週させて欲しいです。友紀君のこと甘ぁい天国に連れ
て行って上げますから」

 多分、僕は泣き出しそうになっていたのだと思う。
 前回と同じように。
 だから深空さんは、そう囁いた。
 怖いほうの深空さんなのに、いつもの深空さんみたいな言葉で。
 僕はそれにびっくりして反射的に「はい」と答えてしまった。
 怖いほうの深空さんは、僕のことをぎゅっと抱きしめると抑えているけれ
ど嬉しそうな熱い吐息をもらして、僕の耳にちゅるんと唇を触れさせる。
 ぞくりと背筋をしごかれるような気持ちよさ。僕は怖いほうの深空さんに
抱きかかえられて耳掃除を受けながら暗澹たる気分になってしまう。

 ごめんなさい、深空さんっ。
 ごめんなさい、ごめんなさいっ。
 不埒でしたっ。悪い方の深空さんに言いくるめられたわけじゃないんです。
ただあんまりにも気持ちよくて……。じゃなくて、いつもの深空さんみたいな
ことを言い出すから。
「友紀君、仔犬さんみたいなお顔になってますよ?」
 くすくす笑う怖いほうの深空さん。
 ――それともいつもの深空さん?
 結局、僕は深空さんの耳掃除を毎週受けることになってしまったのだった。
309wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/11(木) 14:21:27 ID:l5EGOI24
以上。投下完了。お目汚し失礼しました。
投下途中でアク禁なんてはじめて。DIONは弱いなぁ。
そんな事情で占有してしまいごめんなさい。本意ではなかったのです〜。
310名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 00:29:48 ID:bP7quC4r
きもっ
311名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 01:03:40 ID:wi6npFXv
>309
乙!
ほのぼのも良いね
312名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 01:46:47 ID:D9cv6ZjP
>>309耳にエロスを感じる自分としては最高でした!
GJ!最高過ぎる!
313名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 02:24:23 ID:manLpqMZ
>309
GJ!耳かきがこんなにエロいとは。
続きそうなのでさらなる堕ちっぷりにも期待します。
314名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 06:23:12 ID:F+dw1CNh
>>309
文章の上手さに圧倒された。是非本番も見てみたい。GJ!
315名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 10:39:06 ID:I7vJvajD
>309
俺はてっきり耳かきってのは隠喩で、実はエロい行為を
しているに違いない、と激しく妄想してしまったw

本番も見てみたい!
316名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 05:59:12 ID:5AgzZ4Lp
>>309
gj! 何かすげー!
317名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 21:33:19 ID:eetl0LAQ
気持ちよさそ〜こんな耳かきされてみたい…
318名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 02:13:10 ID:YXnkrKOr
おお、初期にすげぇの書いた
流浪の人じゃないか
続編見れるとは思わんかった
319名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 22:17:44 ID:LUIgZje1
>>309
流浪さん 個人HPとかないの?
けっこういろんなところに書いてるようだけど。
320wkz ◆5bXzwvtu.E :2007/01/21(日) 18:49:29 ID:pGoMmXy+
みんな、GJあんがとです。個別に返事しないけど
すごく嬉しいです。「次もなんか書かなきゃー」と
励みにさせてもらってます。感謝(五体投地)

>>319
お問い合わせなんだけど、無いのです。
ご想像通りあちこちに乱文書き散らかしてるのですが
名無しの小僧だったとき、あるコテハンに人に貰ったのが
「若造」というHNで(つか、小僧からの格上げ)で
「三全世界でSS修行して来い、自信がつくまで帰還まかりならん」
と送り出されて流浪になったのです。
だから定住板もスレも自サイトもなく、流浪投下と修行なのです。
そんなわけで、日夜がんばるです。
321名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 14:53:25 ID:OJVTCwn4
深空さんハアハア全裸待機wktk
322名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 00:02:15 ID:77ckDqVc
このSS最高だわぁ・・・

また、是非とも書いてください!
323名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 15:17:35 ID:n8c2AHl0
中高大と一貫して全寮制の女子校で、社会に出る前に男性に慣れさせるために、
大学卒業前の3ヶ月を附属の小学校の男子児童と同棲するという設定で書いて。
主人公の相手の少年は、主人公が教育実習で行った時の生徒。
324名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 16:10:00 ID:AYtdKZIV
よし。で、報酬はなんだ?>323
325名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 22:56:25 ID:QZl6Fz8l
おっぱいうp
326名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 11:56:50 ID:NzlZ2z0F
よし、Upすれ。
当然スレッドに沿ったものを。
その成果によっては。
327名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 11:40:52 ID:gmzn6BVy
期待保守
328名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 21:57:01 ID:qFCrNXAr
hoshu
329名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 20:51:25 ID:2ZXrNAss
深空サソ降臨期待保守
330名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 19:40:40 ID:td7nZ4WY
保守
331名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 13:42:38 ID:KBuhUXYp
深空さん………
332名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 14:23:14 ID:QYI0cWKT
ほしゅ
333名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 18:52:51 ID:zntF4LVp
保守
334名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 23:09:45 ID:odc63KRv
捕手
335名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 01:02:21 ID:cDM1OceT
くそあげ
336名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 23:19:47 ID:volMSXKJ
捕手
337名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 23:40:18 ID:/uBpd8Tz
山倉
338名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 11:49:07 ID:+HgrLVSh
ショタって男×ショタやショタ×ショタが普通だと思うんだけど
ロリ×ショタも女×ショタも近年人気が出てきた新参ジャンルのくせに
それをなんで総合などと言い張るのだろう
339名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 14:58:51 ID:FrqS+IZv
悔しい場合は好みのジャンルのハイレベルSSを
投下して、そのジャンルの聖地にしてしまうと良いと思うよ。

現状「お姉さん×ショタ」スレにしかみえない。
340名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 19:39:56 ID:QuumAmVx
だって男×ショタは他にスレあるし
341名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 04:07:01 ID:PCJOYWp5
そのスレはここの後から出来て、男×ショタ派がそっちに追い出されたんだけどね。
342名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 23:42:16 ID:QHVGrkgI
総合スレなのに男×ショタ派を追いだしたバカばっか
343名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:45:35 ID:qNKHsl7e
そんなもん、次にスレ立てする時に名前変えればいいだけだろう。
わざわざ噛み付いて何かお前の嗜好を満たす足しになるのか?
344名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 01:02:26 ID:m3OFoDza
まぁまぁ。
結局神からの投下があってからいろいろ考えればいい話であって、過疎ってるこの状態であれこれ言うのは得策でないんでない?

とりあえずいままで投下してくれてた神たちが現状を見て投下をためらってたりなんかしてたら俺としては悲しい
345名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 00:52:21 ID:oKQYLPoV
このスレ見つけて女先生×ショタで書いてるけど、前戯だけで9レス分ぐらいになっちまった。
346名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 01:29:00 ID:SWsSj+ol
長ければ長いほど嬉しい。
過疎ってるし。
347名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 01:46:39 ID:NXAPRpKk
>>345
センセイの愛と悪戯心に満ちたお話を希望する
348MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:00:08 ID:5t1LRvKb
それじゃ投下。
女先生×ショタもの。
次のキーワードにピンとくる方がお読みください。

 ・年上の女性に開発される。
 ・いやだけれど体は感じてしまう男の子。
 ・本番よりも前戯のほうが好きだ。
 ・おしりに指。(苦手な人は注意)
349MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:01:11 ID:5t1LRvKb

【湊×奏】

 8月。夜。湊(みなと)先生の部屋。

 僕は後ろから抱きつかれて、身動き出来ないでいた。
「先生……勉強しましょうよ」
「んー、奏(そう)ちゃん。頭いいから大丈夫だよー」
 もぞもぞっと、先生が後ろで動く。嬉しいけど、少し暑苦しい。

「はぁ……でも先生、これだと勉強教えてもらってる意味が無――ひゃっ!」
 文句を言ってる途中で、いきなり耳たぶを甘噛みされる。
「……ふぅっ」
 落ち着こう。下手に反応したらこの人は喜ぶだけだ。ひたすら無言で耐える。
「……」
「……んー、あれ? 奏ちゃん?」
 思ったとおりのリアクションが返ってこなくて困惑する先生。
「だから、勉強しましょうって……」
「おかしいなぁー、昔の奏ちゃんはこれで面白いくらい反応してくれたのにー」
「……」
 初めて先生に襲われたときのことかな。
 そう言えば、あの時も確かに耳を噛まれた気がする。

「もう前までの僕じゃないですからね。とにかく、今は勉強を――うぁっ!?」
 突然、耳の中に暖かくてぬるぬるした感触。
「せ、先生……や、やあっ!」
「お、新鮮な反応」
「だめ、……舐めるのは反則――!」
 ざらざらした舌先が耳の穴に侵入してくる。先生の吐息がざわざわって耳にかかる。
 背中をぎゅっと丸めて逃げようとする僕。さらに体重をかけてよしかかってくる先生。
にゅるにゅると舌が遠慮なく僕の右耳の中を暴れ回る。
「ひっ、や、やだってば……んんっ!」
 急に左の耳に先生の指先が触れた。予想外の事態にびくりと反応してしまう。
「だめだよ奏ちゃん……そんなに大きな声だしちゃ。隣の部屋の人に聞こえちゃうよ?」
「!……」
 だったらやめて下さい、なんて言ってもこの人が聞くわけ無い。
「……っ」
 僕は今回も、耐えるしかない。
350MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:02:48 ID:5t1LRvKb

「だめ……やぁ」
 僕は先生から体を離そうとする。
 やめて下さいっていう意思表示。
「……奏ちゃん」
 突然、耳元でささやかれる。
「やめても……いいの?」
「……え?」
 すっと、先生の温かい体が僕から離れていく。
 なんだか、先生が逃げていっちゃう気がした。
「……」
「どうする?」
 僕の目を覗き込んで、先生は言う。
 多分、ここで僕がやめましょうと言えば先生はやめてくれる。でも……。

 ――先生は絶対に無理やりひどい事はしない。

「……こ、今回だけですよ」
「やったぁー」
 そう言っていきなり、僕のシャツの中に手を突っ込んできた。

 ――許可を取ってからひどい事をする人だった。
351MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:04:06 ID:5t1LRvKb

「んっ……、いっ、やっ……」
「そうそう、声は少し我慢してね……」
 僕の背中に張り付いて、お腹の方からシャツに手を入れて僕の体をまさぐる先生。
 くすぐったさと気持ちよさが入り混じって頭がぼぅっとしてくる。
「! そ、そこは……だめ、だめですっ」
「んー……いい感触。すべすべ」
 きゅっと、胸の先端を摘まれる。
「ちょっと激しくするよ……こっちも……」
 ちゅくっ。
「……っ! やぁっ!」
 再び、耳のなかに舌を入れられる。胸と耳を同時に責められる。
 もう片方の手でわき腹をさすられる。
 くすぐったい。恥ずかしい。背筋がぞくぞくする。
 気がつくと、僕は肩で息をしている。

「気持ちいい?」
 ぼうっとしてきた頭に先生の声が響く。いつもの意地の悪い質問だった。
「はぁ……はぁ……はっ……」
「お返事は?」
 いつもの先生からは考えられない、少し高圧的な聞き方。
 完全にいじめモードになっている。
「……い……いい、です……きもち、いいです」
 僕がそう答えると、大抵の場合先生はとても嬉しそうな顔をする。
「奏ちゃん、えっちな顔になってるよ……かわいい顔」
「っ……」
 顔が真っ赤になっていくのが自分でもわかる。
 窓ガラスに映る僕の顔が恥ずかしくって、ぎゅっと目を閉じた。
352MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:05:39 ID:5t1LRvKb

「下、脱がすよ?」
「先生、でんき……」
「ん?」
「け、消してください……」
「ふふ。奏ちゃん、女の子みたい」
「……っ」
 少し傷つく。

 蛍光灯の紐を引っ張り、常夜灯だけがぽつりと部屋を照らす。
 もぞもぞと先生が服を脱ぎ始める。
 暗い視界にしなやかな先生の曲線が映った。
 僕もそれに合わせて服を脱ごうとした。
「奏ちゃんのズボンは私が脱がせるのー」
「自分で脱ぎますっ」
「だーめ。私の楽しみなんだからー、えいっ」
「わっ」
 ブラをとってパンツだけになった先生が僕の上にのしかかってきた。胸元に先生の
やわらかい感触。
「ほーら、脱ぎ脱ぎしましょうねー」
「い、いやっ! なんでお子様扱いなんですかっ!」
「んー、その健気な抵抗がかわいいからかな?」
「け、健気……あ、あとどうしていつも下から脱がせるんですか! 恥ずかしいです!」
「私はその恥ずかしがる顔がすきなんだもーん」
「や……あっ」
 抵抗もむなしく、ズボンが下ろされる。
 シャツとパンツ一枚だけの心もとない姿が先生に晒される。
353MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:07:02 ID:5t1LRvKb

「ほら、静かにして……ん」
「わ、んっ……んぅ……」
 急に先生の顔が近づいてくる。唇に押し当てられるぷにっとした独特の感覚。
 先生とは結構キスをしているけど、未だに慣れない。
「んっ……」
 僕の首筋に先生の指先の感覚。触れるか触れないかのくすぐったい触り方。
 うなじの辺りをつーっと撫でていた指が、そのまま背中に降りてくる。
 シャツの上からなのに撫でられた所がぞくぞくして、おなかの辺りが熱くきゅーってなって、
頭がぼうっとしてくる。

 気がつくと頭の後ろを手で支えられて、これ以上ないくらい先生との距離が近くなる。
 先生の舌先がつんつんと僕の唇をたたく。
 舌を入れるよーっていう先生の合図。
 それに応えて少しだけ口を開ける。
 するりと忍び込んできて、僕の舌先をつついてくる。
 でも僕が舌を動かそうとすると、先生のはすっと引いてしまう。
「ぃ……んぅ、……ゃ」
 先生のキスはすごく優しい。
 けれど、ゆっくりと時間をかけて焦らされる。
 僕からは何も出来ない。
 また今日も、先生のペース。

 唇がゆっくりと離れる。
「奏ちゃん、くたーってなってるよ。色っぽい」
「……先生の……せいです」
 キスって、疲れる。
354MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:08:44 ID:5t1LRvKb

 先生は僕の首筋に鼻先を押し付けながら、片手で器用にシャツの前ボタンを
プチプチはずしていく。僕は上手く回らない頭でそれを見ていた。
 先生の頭がゆっくりと僕の胸元に移動する。次の瞬間、
「たっ……」
 乳首を軽く噛まれる。
 痛いのとくすぐったいのの中間ぐらいの、痒くなる様な感触。
「や、やだ……先生……」
「奏ちゃんはおっぱいで感じちゃうんだよねー」
「違う……違います……やっ」
 舌先でぴんと弾かれる。上目使いで僕の顔を楽しそうに眺めている。先生の、
意地悪な愛撫。

「だめです……いやですよ、こんなの……やっ」
「奏ちゃん、本当に女の子みたいだよね。お肌は綺麗だし、おっぱいもお尻も敏感だし」
「おし……?! ふ、ぁ……!」
 するりと、パンツの間から先生の指が入ってくる。
「や、……だめ、先生っ! そこはダメっていっつも……やぁっ!」
 くにくにと指先が動いて、お尻の穴を探している。
「ほら奏ちゃん、リラックスして……暴れちゃだめ」
「だめ、無理、無理です、やっ、やめ……!」
 僕の脚に先生の脚が絡まる。僕が暴れて動かないように。
 やがて抵抗もむなしく、僕の恥ずかしいところに先生の指先が迫る。
「……入れるよ。声は我慢してね」
「や、やだ、いやっ……! っ! ……!」
 つぷっ。
 異物を体の中に入れる感じ。何度経験してもこれだけは絶対に慣れないと思う。
 自分の手で口を塞いで、悲鳴を上げないように耐える。
「ひっ……いっ……」
「ほら、奏ちゃん。力抜いて。気持ちよくしてあげるから……」
 先生の指先が中で一旦止まる。
 僕は呼吸を落ち着ける。
355MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:10:14 ID:5t1LRvKb

「落ち着いた?」
「は……はい……」
「それじゃ、いくよー」
「んっ、ぅ……」
 先生の指が入ってくる。本当にゆっくりと、時間をかけて。
 楽しそうな先生の表情。
 僕は早く終わってくれることをただ願うだけだった。

「ほら、中指が根元まで入ったよ?」
「ひっ、やぁっ、だめ、曲げちゃダメっ!」
「ほら奏ちゃん、力は抜いたままだよー」
「やあぁ、ぐりぐりしないで……あぁぁ……」
「奏ちゃんの中、温かいよ。それに、きつい」
「そんなの、報告しなくて、いいですから……ぬ、抜いてください」
「うん、それじゃ抜くよー」
「え……ふわぁぁ……」
 ずるずると指が抜けていく。
「奏ちゃん、気持ちよさそうな顔してるよ」
「違い……ます……やぁ、早く……抜いて……ください」
 ゆっくりと焦らすように指が抜けていく。
 入れるときとは違う感じ。
 背筋はぞくぞくとしっぱなしで、もう頭では思考が回らない。
 脚に力が入らない。
 涙が出てきて視界が滲む。
 お尻なんて気持ちよくなんか……ない。
 ないはずなのに。

「気持ちいい? 奏ちゃん?」
「違います……ちがいます……ちがいま、んくっ……」
 排泄にも似た、先生の指が抜ける感覚。
「それじゃ、もう一度入れて確かめてみるよー」
「え、や、やああぁー……」
356MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:12:07 ID:5t1LRvKb

 やっとお尻から指を抜いてもらえる。
 腰に力が入らない。ひざががくがくする。
「奏ちゃん、えっちな顔になってる」
「ぁ……やぁ、みないで……」
「ほら奏ちゃん、こっちこっち」
 先生はベッドに腰掛ける。
「ここ、お願い」
 そう言って先生は両足を開く。
 誘われるように、僕はそこへ顔を近づけていく。
「お尻をいじった後の奏ちゃんはいつも素直。かわいい」
 先生の下着に手をかける。
 先生は少し腰を浮かせてくれた。するすると下ろしていく。

「やさしくお願いね……」
「……うん」
 くちゅ。
 先生のあそこに口をつける。先生に教わったやり方で。先生の好きなやり方で。
「そう、ゆっくりとでいいからね……ん」
 頭に先生の手が乗る。ふわふわと撫でられる。
 僕は嬉しくなってお返しにと舌をのばす。
 先生のにおいが頭をもっとぼーっとさせる。
「んっ……じょうずになったね……そう、きもちいいよ……」
 上目遣いで先生の顔を見る。気持ちよさそうな顔をして微笑んでいる先生。頬が
赤く染まっている。
「ふふ……そうだよ……そっちのおまめさんも……んっ」
「先生……きもちいい?」
 先生のまねをして聞いてみる。
「うん、とってもきもちいいよー……んんっ」
 僕は嬉しくなる。
357MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:13:31 ID:5t1LRvKb

「おいで」
 先生に抱きかかえられて、ばふっとベッドに倒れこむ。
 優しく抱かれた体に先生の体温を感じる。……僕の好きな体勢。
「今日はちょっと焦らしすぎたかなー。ごめんね、奏ちゃんが可愛くってつい」
「せんせいのばか……」
「奏ちゃんは焦らすと甘えん坊さんになるねー」
「ちがいます……あたまがぼーっとして……」
「でも、こういう顔の奏ちゃんも可愛くて私は好きだよー」
「こういうかおってどういう……んっ」
 軽く唇を重ねられる。恋人のキスみたいに。

「奏ちゃん、欲しい?」
 またいつもの意地悪い質問。でも、わかっていても僕は、
「…………ください」
 そう応えるしかない。
358MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:18:11 ID:5t1LRvKb

 ころんとベッドに転がされる。
 されるがままにパンツを脱がされる僕。
 いつもなら抵抗するところだけど、今日はそんな気力ももう無い。
 着けている服は、上のYシャツと靴下だけ。
「奏ちゃんは裸Yシャツが似合うねー。靴下はきっぱなしなのもポイント高いよー」
「……やらしい目でみないでください」
 恥ずかしくなってくる。

「奏ちゃん、大きくなってるよ……熱い」
「やっ、そんなに見ないで下さい……」
「んー……ちゅっ」
「ふわっ……」
 僕のあそこに軽く口付けする先生。それだけでびりっと刺激が走った。
 先生の指先に少し力がこもる。
「ひっ……」
 皮をむかれる。それだけなのに痺れるくらいきもちいい。
「すっごく敏感になってるね……ごめんね、焦らしちゃって。すぐに出してもいいからね」
 そう言って、僕の腰に馬乗りになる先生。
 僕と先生がえっちするときのいつもの体勢。

「入れるよ。ん……」
「ふわぁぁ……」
 くちゅりと、僕のあそこが飲み込まれる感覚。
 まず初めに感じるのは先生の体温。次に湿ったような柔らかさ。
 自分でも驚くくらい敏感になっている僕のあそこ。
 先生の中のひだひだ一つ一つが感じられるくらい強く刺激を感じる。
「やっ、だめ、せんせい……まだ動いちゃだめ……」
「うん……ゆっくりしようね」
 繋がったまま動かないでくれる先生。
 僕が落ち着くまで待ってくれる。
359MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:19:35 ID:5t1LRvKb

「動くよ……ほら、ちゃんと先生の顔を見て」
「あ……くっ、うっ……!」
「ん……擦れて気持ちいいね」
「やぁっ、んっ、あんっ!」
「ほら、おっきい声出したらダメ。聞こえちゃうよ……」
「っ……」
 声を上げないように、口を手で押さえる。
 そこで僕の上に乗った先生が、体を傾けて僕と密着する。
「口はふさいじゃだめ……奏ちゃんのかわいい声聞かせて」
 耳元でそう囁かれる。
「こうすれば、奏ちゃんの声、よく聞こえるから……ね?」
「んっ……ひゃぁっ……せんせ……」
 僕は先生の背中に手を回す。抱きしめる、というよりはしがみ付く感じ。
 そうすると先生は僕の頭を撫でて、優しくキスしてくれた。
 ……僕を安心させてくれる。
「ちょっと動きにくいけど……奏ちゃんにはちょうど良いかな」
「せんせ……だめっ……感じすぎて……やぁぅっ」
 先生の動きが変わる。
 ぐりぐりと擦りあわされるような動き。
「ほら、奏ちゃんも動いて……」
「そんなよゆう……ない、んっっ」
「我慢しなくて良いからね、いきたくなったらいっちゃっていいよ……んっ」
「んっ、やぁっ、せんせい、せんせ……!」
「いいよ、おいで……」
 背中に手を回されて、ぎゅっと抱きしめられる。
「いくっ……いきます……」
「いいよ、そのまま……んんっ」
 先生に抱かれて、僕はそのまま射精する。
360MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:20:39 ID:5t1LRvKb

 僕の上に乗った先生は、小動物を見るような目で僕を見ている。
「奏ちゃん、可愛かったよ」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
 先生と僕は繋がったまま。
 えっちした後いつもそうされるように、まぶたに唇を当てられる。
 心地よい気だるさが僕を包む。
 先生の暖かくて柔らかい体を感じながら、僕は少しうとうとする。

 ――ここで無防備になるのが一番危ないことを僕は知っているのに。

 まぶたが重くて、体に力が入らなくて。
 心地よい睡魔に、僕は身を預けた。
361MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:22:11 ID:5t1LRvKb

 目を覚ますと、やっぱり僕の手は手錠で繋がれていた。
 ……しっかりとベッドのフレームに拘束されている。
「あ、奏ちゃん起きた?」
「起きた、じゃないです……どうしていっつもいっつも……」
「ふふふ、ほら、昨日ちゃんと買ってきたよー」
 そう言って買ってきたそれを自慢げに僕へ見せる。
「えっ……わっ、やっ」
 先生が取り出したそれは、団子みたいにぽこぽこした変な形のモノ。
 本能的に、アレは危ないものだと察知する。
「ふふふ……逃げちゃダメだよ。ほら、四つんばいになってー」
「わぁっ!」
 うつ伏せにされて、僕の脚の上に乗る先生。
 太ももをぐっとひきよせられる。
 持ち上がる僕のお尻。
「ほら、見てー、ここのスイッチを押したら動くんだよー」
「え……」
 ヴー。
 すごく卑猥に、それは動いた。

 ――無理っ!

「いや、いやです、絶対そんなの入らない……!」
「大丈夫、ローションもついてきたの。ほら、ぬるぬるー」
「わっ、や、やだ、塗らないで!」
「先生の中に出した罰だよー。ほら、観念してー」
「や、いや、やあああああっっ!!!」
 お尻の肉に当てられる。もぞもぞと動きながら、振動するそれ。
「だめ、入っちゃう、入っちゃいますっ!」
「嫌がる奏ちゃんもかわいいよー」
 ――聞いてないっ!

 かぱっと、先生の指先が僕の尻を広げる。
「あっ……」
 次の瞬間、お尻にバイブがあてられて――。
「えいっ」
362MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:23:41 ID:5t1LRvKb

 ――おしりがまだ少し、ひりひりした。
 シャワーを浴びながら、僕は先生に聞いてみる。
「先生、今日まだいってないですよね?」
 浴槽に浸かっている先生は、
「んー、気にしなくて良いよー。私は奏ちゃんの気持ちよさそうな顔を見るだけでも満足」
「……そうですか」
「特にさっきおしりバイブ入れたときなんか」
「聞いてないです。あと、まだおしりに変な感じが」
「大丈夫大丈夫、ローター入れたときもそんな感じだったでしょ?」
「……」
 いやな思い出が脳裏をよぎった。

「ほら奏ちゃん、こっちにおいでー」
「……あんまり見ないでくださいよ、特に下を」
「生理現象だよ。気にすることないよ」
「僕は気にするんですよ……」
 少しあきれながら、先生とお風呂に入る。
 後ろからぎゅっと、手を回されて抱きしめられる。
 太ももの上に乗せられて、背中には先生の胸が。
「……」
「こうすると奏ちゃんは大人しくなる」
「うっ……」
 僕の習性が理解されていた。
363MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:26:24 ID:5t1LRvKb

「ほーら、先生のおっぱいだよー」
「やっ、そんなにくっつけないでくださ……やっ!」
「またおっきくなってきたねー、ここで出す?」
「触らないでくださ……ひゃっ!」
「んー、こっちはどうだー?」
「やっ、そっちはもっとダメ……い、入れちゃダメやああっ!」
「あぁー、奏ちゃんはかわいいなぁー」
「嬉しくないです……やぁっ、抜いて……お風呂ぐらいゆっくりさせてくださいよ……」
「んー、それもそうだねぇ」
 先生のいたずらが終わる。
 やっとゆっくり湯船に浸かることが出来た。

「ごめんねー、こんな先生で」
「こんな先生だと思ってませんでしたよ……」
「あ、ひどいー。大体奏ちゃんが可愛すぎるのがよくないんだよー」
「そんなところに文句を言われても、どうしようもないです」
「ぶー。奏ちゃんクール。えっちのときは甘えん坊なのにー」
「だ、誰が甘えん坊ですかっ」
「あーでも」
「何ですか」
「このギャップがまたいいんだよー」
 そう言って、首筋にキスされる。

「はぁっ……」
 好きになっちゃったんだもの、しょうがないか。
「先生の趣味には出来るだけあわせますけど……って、先生、歯が当たって……あれ、噛んでません?
噛んでますよね? やっ、後が残りますから、だめっ、やっ、吸わないで、やぁぁ!」

 変な先生を好きになると、ほんと苦労します。


【湊×奏】/ とりあえず終わり
364MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/25(日) 03:31:35 ID:5t1LRvKb
大人っぽいショタがお姉さんっぽい女性に性的に悪戯されるのっていいよね。
まぁそれは置いておくとして、こんなんでよかったのかな。
よければまた今度続きを投下するけど。
365名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 04:32:47 ID:dTKrgAAV

ただショタっつーより幼児化した中高生男子に見える・・・
会話文とあまりに違う地の文の語彙のせいかな
続きに期待
366名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 12:27:32 ID:KyDpCkLN
乙、GJ。
367名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 18:01:44 ID:Tu6/ESoL
GJ!!!
368MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/26(月) 02:44:50 ID:3CCb6UUK
乙GJありがとう。
物書き修行にこの板来たから、レスもらえると物凄く嬉しい。

>365
なるほどね。一人称にあわせて地の文の表現も考えんといけんな。勘でやってたや。
まぁ中学生って言う設定だから結果オーライか。

さて、投下するか。先に謝っておくとエロはない。今日は登場人物の紹介がメイン。
369MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/26(月) 02:45:55 ID:3CCb6UUK

【湊×奏】

 先生と出会った4月のこと。

 東京の有名中学校に合格した僕は、一人暮らしをすることになった。
 実家から学校に通うには片道2時間。頑張れば通えないことも無かったけど、お父さんも
お母さんも僕に一人暮らしを勧めるのだった。二人とも、口を揃えて「奏ならしっかりして
るし、大丈夫」と。……どうして言い切れるのだろう。

 学校の近くのアパートを借りることになった。初めての一人暮らし。
 郵便ポストに張った「速瀬 奏(はやせ そう)」のラベルを見ながら、しっかり頑張ろうと決意する。
 ふと他の部屋のポストを見ると、「早瀬 湊」という特徴的な丸っこい文字を見つける。
 すごく似てる名前のせいで、やけに印象に残った。

 春。
 入学式がおわり、担任の先生が教室に入ってくる。
 若くてほわーとした雰囲気を持つ人で、なによりきれいな人だった。
 僕はその姿に少し見とれる。

 最初のHRが始まる。
 かっかっかっと、どこかで見たことのある特徴的な癖字で黒板に名前を書く先生。
 そして書き出されていく先生の名前にも見覚えがあった。
 くるりと先生は振り返り、自己紹介する。
「早瀬 湊(はやせ みなと)です。担当教科は数学。これから一年よろしくねー」
 ――やっぱり、一緒のアパートの人だった。
 偶然って怖い。
 どうでもいいけど、絶対に数学だけはありえないと思ってたのに。
370MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/26(月) 02:47:58 ID:3CCb6UUK

 入学式から二週間ぐらい過ぎた頃。

 先生が僕の部屋に家庭訪問にやってきた。
「速瀬君の家は近くて楽だねー。歩いて5秒だったよ」
「それは、よかったですね……」
 僕は緊張していた。先生とは言え、女の人と密室にいるわけで……。

「とりあえず、お腹空いたんだけどご飯ないかなー?」
 家庭訪問ということで午前授業だった。先生たちはお昼ご飯を食べないで
家庭訪問に行くのかな。忙しそう。
「いやー、家庭訪問の時ってケーキを貰うからお昼ご飯っていらないの」
「そ、そうですか……でも僕の家以外にも何軒か行くんですよね?」
「それが今日は速瀬君と高橋さんしか入れてなくってねー……さすがに高橋
さん家のケーキ1つだとお腹が持たないんだよー」
「……」
 それならお昼ご飯は用意しておくよね?
「計画的犯行ですか」
「いえいえ。速瀬君の一人暮らし能力を観察する、大事な仕事ですよー」
 あ、認めた。

「……分かりましたよ、作ります」
 学生服で台所に立つ。
「あ、これ使うといいよー」
 そう言って先生はバッグから何かを取り出した。
「……エプロン?」
「うん、速瀬君に似合うと思って」
 着けてみる。

「くまブーエプロンっ!?」
「うん、やっぱり似合うー」
371MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/26(月) 02:51:16 ID:3CCb6UUK

 5月中旬。
 クラスのみんなとも馴染んできた頃。
 僕と先生がこんな関係になったのもその頃。
 ある日の夕方。夕食を作る前に宿題をやることにした。

 先生から出された数学のプリントを解いていると、変な問題があった。
「……?」
 問題の意味はわかる。
 けどそれを解くには知識が足りていないような感覚。
 教科書をめくっても問題集を見ても似たような問題が載っていない。
 さて、問題のミスなのか僕の頭が悪いだけなのか。
 どうも前者の気がして、先生に聞きに行くことにした。

 徒歩5秒、先生の部屋へ。
 呼び鈴を鳴らす。
 部屋の明かりは点いているけれど、しばらく返事が無かった。
 やがて、
「はいはいー、ごめんなさい、どなたでしょう?」
 インターホンからいつものように間延びした先生の声が聞こえてきた。
「あ、先生、僕です。速瀬です」
「あれ? 奏君? どうしたのー?」
 ちなみに先生の僕へ呼び方は、速瀬君→奏君→奏ちゃん(現在)と変わってきている。
 "速瀬君"だと自分を呼んでいるみたいで変、とのこと。
 僕も"早瀬先生"と呼ぶと変な感じがするので、先生と呼んでいるのだけれど。
「今日の宿題に変な問題があるんですけど?」
「あー、ごめん。ちょっとまってねー、今シャワー入ってたのー」
「ふ、ふえっ!?」
372MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/26(月) 02:54:38 ID:3CCb6UUK

「ごめんねー、待たせちゃって。さ、入って入って」
「……お、お邪魔します」
 薄く桃色に染まった先生の肌。
 シャンプーのにおい。
 濡れたままの髪。
 ……変なことを考えてしまう自分を抑える。

 テーブルを前に先生と対面して座る。
「で、えーっと、宿題だったっけ?」
「あ、あの、これです。問題がおかしくないですか」
 僕はまともに先生の顔が見れなくて、部屋の中をぐるりと見回していた。
 ……少し散らかっていた。
「う〜ん……すぐ解けるけど……ん、あれ、これ高校生の問題かな?」
「……僕たちのクラス、まだ中学一年生ですよ」
「あー、ごめんごめん、適当に作ったプリントだから変なの混じっちゃったかも」
「適当に作らないでください……」
 宿題が解けなくて右往左往するクラスメイトたちの姿が思い浮かんだ。

「奏君、ご飯食べた?」
「いえ、まだですけど」
 同じアパートに住んでいるからか、先生と夕飯を食べることが何度かあった。
「食べていく?」
「え、いいんですか?」
「うん、じゃあお料理お願い。冷蔵庫の中のもの勝手に使っていいよー」
「は、はい……って、あれ、何か……」
「大丈夫、奏君の作るご飯はおいしいから。あ、エプロンはこれを使うといいよー」
 そう言って先生は僕にまた、くまのブーさんのエプロンを渡してきたのだった。

「うん、似合ってるよー」
「絶対、何か間違ってる……」
373MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/26(月) 02:56:00 ID:3CCb6UUK

「奏君、好きな女の子は出来た?」
 食器を片付けていると、先生はそう聞いてきた。
「え……いや、どうでしょう」
 ――まさか、今目の前にいますなんて言えるはずない。
「ふふーん……そうかそうか」
 なんだかにやにやしている先生。おもむろにベッドに腰をかけると、隣をぽんぽん叩いている。
 ……座れと?
「おすわり」
「僕、犬じゃないんですけど……」
 そういいながらも、先生の隣に腰掛ける。
 少し犬に近づいた気がした。

 距離が近くなって少しどきどきする。
 何の用だろうと先生のほうを向くと、
「えいっ」
「わぁっ!?」
 急に抱きつかれる。
 突然のことに思わず身がすくむ。
「んー、やっぱり奏ちゃんはかわいーなー」
「そ、そうちゃんって……や、やめて下さい」
 先生をぎゅーっと引き離そうとする。
 ……せ、背中にすごくやわらかい感触がっ。
「あぁー、奏ちゃん飼いたいー……」
「飼っ!?」
「大丈夫、今は抱きつくだけだからー」
「やっ、だ、だめですよ……」
 といいつつも先生に抱きしめられるのは純粋に嬉しくて、でも先生と生徒なわけで、でも僕は
この人が好きで、先生も何故か抱きしめてくれて、でもこんな関係になるのは……。

 頭が上手く回らなかった。
「あれ、大人しくなっちゃった」
「……っ」
 どう対処すればいいのか。
374MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/26(月) 02:57:10 ID:3CCb6UUK

「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……えいっ」
 かぷっ。
「わ、わぁっ!?」
 いきなり、耳を噛まれた。
「な、何するんですか!?」
「いやー、かわいい耳だなーと思って」
「せ、先生はかわいいと思ったら噛み付くんですかっ!?」
「あー、噛み癖があるってよく言われてたなー」
「……」
 これは何なのだろう。じゃれているのかな、期待していいのかな。
「えいっ、えいっ」
「んっ……」
 耳たぶをこりこりって指で揉まれる。ちょっと気持ちいい。

 ――じゃれてる。
375MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/26(月) 03:00:28 ID:3CCb6UUK

 結構がっかりした僕だった。

 ふと思い出す。初めての一人暮らし。知らない都会。一人ぼっちの夜。
 一人だとさびしく感じるこの部屋も、すぐ近くに先生がいるからと安心できた。
 一緒にご飯を食べてくれた。暇なときは話し相手になってくれた。
 僕の寂しさを慰めてくれていた先生。
 いつしか、僕は先生をただの先生だとは思わなくなっていた。
 ……いたのに。

 そんな期待を裏切られて悔しくなった僕は、冷静さを失っていたんだと思う。
「先生、あの」
「?」
「ひとつ重要なことを言います。僕は先生の事が好きです。こういうことをして頂くと
すごく嬉しいです。でも僕たちは先生と生徒の関係です。これはだめです。だめですよ」
「……? 好き?」
「……」
 こくりと、小さく頷く。
「奏ちゃんが?」
 こくこく。
「私を?」
 ……こくり。
「……」「……」

 ――言っちゃった。
 僕はいったい、何をやっているんだろう。
 顔が真っ赤になるのが分かる。

 逃げ出そうと思った。
 明日から先生とどう話せばいいんだろう、と考えながら。
「えへへ、なら簡単だよ」
「えっ?」
 急に視界がぐるりと回る。
 押し倒されたと気がついたのは、先生の顔と天井が視界に入ってから。
「先生と生徒じゃなくて、恋人同士になればいいんだよ」
「……ふぇっ?!」

 ――ああ、誰か。先生の頭の中がどういう構造になっているのか教えてください。
376MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/26(月) 03:04:33 ID:3CCb6UUK

「私もね、奏ちゃんのことが好きだよ」
「えっ……!?」
「……少し先生の話、してもいいかな?」
「……は、はい」
 先生は僕から視線をそらす。そしてぽつりぽつりと話を始める。

「えーっと……私ね、中学から大学まで女子校だったんだよ。恋愛なんてしたことないの。
相手がいないもの。だからどういう風にお付き合いなんてするかわからない。男の人のこと
なんてよく分からないよ。
 でもね、奏ちゃんなら大丈夫。なんか女の子みたいだし。ぎゅって抱きしめたくなる。
これって好きってことでしょう? ……ね、私の初恋、奏ちゃんじゃだめ?」
「え……え?」
 女子校? 僕なら大丈夫? 初恋?
「どうかな?」
 先生の瞳に僕の顔が見えるくらい、近い距離。

 二択問題だった。
 常識とモラルが、NOを選べと告げる。
 でも答えなんて決まっている。
 だって、僕はこの人が好きなんだから。

「……」僕はその答えの代わりに「んっ」少しだけ顔を近づけてキスをした。


【湊×奏】続く
377MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/26(月) 03:09:22 ID:3CCb6UUK
>>323のリクエストに答えているような答えていないような、多分答え切れていない。
まぁ323からヒントを得て色々考えた後、こういう話を作ったわけだが。
ということでネタをありがとう323。
さーて、次回はエロか。性知識の無い少年がいけないお姉さんに手ほどきされちまう話でも書くか。
378名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 03:51:11 ID:pPUoH1pj
スレが伸びてると思ったらとってもGJです。続き頑張ってください。
379名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 03:53:29 ID:6GqmUwu7
保守あげ
380名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 04:03:56 ID:pDQsf6pp
乙カレー&gj。

エロ期待保守sage
381名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 06:43:42 ID:637cP2Ij
GJです!
次回作に超期待
382名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 11:43:58 ID:9XKCX1cb
GJ!
383名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 00:46:19 ID:FL2oPoWz
GJ!
期待保守。
384名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 01:08:18 ID:LTk0Y8E6
GJ!イイヨイイヨー
スレに活気が戻ってきた
385名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 19:15:01 ID:eGyshSER
386名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 20:17:55 ID:itPxNWJd
スレ違いとだけいっておこう
387MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/28(水) 16:03:51 ID:f78PeqQS
GJ付けてくれる住人の皆様、GJ!
お礼に少し投下しときますね。
388MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/28(水) 16:04:41 ID:f78PeqQS

【湊×奏】

 柔らかな感触が口先から離れていく。
 ほんの一瞬の口付け。
 初めてのキスはサラダドレッシングの味だった。

 先生は驚いた顔をしていた。
「……私のファーストキス、奏ちゃんに奪われちゃった」
「え、わっ、ご、ごめんなさい」
「えへへ、嬉しいよー」
「あああの、僕も初めてですから大丈夫ですっ」
 自分で言ってて意味が分からない。何が大丈夫だっ。

「お返し……んっ」
「!?」
 キスされる。でもそれは普通のキスじゃなかった。
 先生の唇が僕の唇を挟む。やわらかく噛まれる。
 僕は驚いて思わず口を離してしまう。
「わっ、せ、先生!?」
「大人のキスだよ……。今みたいにするの」
「大人の、キス……?」
 なんだろう、それ。
 心臓がものすごい速さで動いている。
「先生も雑誌でしか見たことないんだけどねー。知ってる? 女の子の学校って
えっちなことの話題ばっかりなんだよ。先生、色々知ってるんだから。……ねぇ、
奏ちゃん、キスよりもっとすごいことしようか?」
「え、え、え?」
 "すごいこと"?
389MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/28(水) 16:06:21 ID:f78PeqQS

「わっ、せ、先生!?」
 着ていたシャツを脱ぐ先生。綺麗な白い肌がまぶたに焼きつく。
「ほら、こっちにおいでー」
「わっ!?」
 ベッドの上に転がされた。
 え? 何をするの? どうして服を脱いで?
 疑問ばかりが頭を駆け巡る。
 そんな僕のことを置いてけぼりにしたまま、先生は胸に着けていた下着をとった。
 見てはいけない気がして、僕は目をぎゅっと閉じ視線をそらす。

「奏ちゃん……ちゃんとこっちを見て」
「わ、だ、だめです、ちゃんと服着てくださいっ。恥ずかしいです!」
「だって、服着てたらできないよー」
「え、せ、先生? な、何を?」
「? 奏ちゃん、分からないの?」
「だから、何のことですかっ!?」
 そこで何故か先生が沈黙する。――知らないの? そんな目で僕を見ていた。

「……奏ちゃん。あかちゃんってどうやって出来るか知ってる?」
「え、え、え? 卵子が精子とくっついて受精して、細胞分裂を繰り返して……?」
「理科の話じゃなくて……それじゃ卵子と精子をくっつけるためにはどうしたらいいと思う?」
「え、えっと……? 習ったこと無いです」
 僕がそう言うと先生は優しく微笑んで、ふわっと僕に覆いかぶさってきた。
390MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/28(水) 16:08:54 ID:f78PeqQS

 ベッドに押し倒される僕。
「うぁっ!」
 ズボンの上から僕のあそこが撫でられる。
 先生の胸を見て大きくなってしまっていた。
 死にたくなるくらい恥ずかしい。
 でも、擦られるたびにくすぐったさとは違う変な感じがする。

 先生が僕の目を見て言う。
「あかちゃんを作るにはね、奏ちゃんのこれを……」
 そう言って先生は手を自分のお腹の下へと持っていく。
「……先生の、ここに入れるの」
「え……」
 なんだかいけないことを知ってしまったような、そんな衝撃。
「セックスって言ってね、とっても気持ちいいことなんだって」
「……っ」
 セックス? 気持ちいい?
 未知の言葉ばっかりだった。

「奏ちゃん、全然知らなかった?」
「え、は、はい」
「えっちな本は見たりしないの?」
「……見たこと……ないです」
「そっか、まだ中学一年生だもんねー」
「……」
 なんだか無性に恥ずかしくなってくる。

「じゃあ、先生に任せてね……さっきの続きだよ」
「んっ!?」
 目を細めて先生が唇を合わせてくる。
 僕は目をつむって、先生に体を預けた。
391MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/28(水) 16:10:08 ID:f78PeqQS

 むにむにと先生の柔らかい唇が押し当てられる。
「んぅっ!?」
 頭の中がじりじりする。体が熱くなってくる。頬に先生の吐息がかかる。

「舌、いれるよー……」
「えっ、あ」
 にゅる。
 急に口の中に先生の舌が入ってきた。
「ん、んぅ!? んー!」
 僕の口の中でゆっくり動いて、ぬるぬると舐めていく。
 息が苦しくて、頭がくらくらしてくる。
 薄く目を開けると、鼻の先に先生の顔。僕の視線と絡まる。
 ――ああ、僕は今、先生と大人のキスをしているんだ。
 口の端から唾液が垂れてしまっていた。先生は気にした様子もなく僕の口の
中をせめてくる。
 次第に頭の中がぼんやりしてくる。なんだかうまく考えることが出来ない。

 口の中から先生の温度が離れていった。
「奏ちゃん、大丈夫?」
「はぁ……はぁ……は、はい……」
 ゆっくりと呼吸する。霞んだ頭が少しずつクリアになってくる。
392MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/28(水) 16:11:25 ID:f78PeqQS

「じ、自分で脱ぎますよ……」
「大丈夫、先生に任せてねー」
 プチプチとシャツのボタンがはずされていく。
「……奏ちゃん、肌綺麗だね」
「え、わ、あぅっ!?」
 鎖骨の辺りに口付けされる。
 そのままゆっくりと下に移動していく先生。
「わぁ、奏ちゃんのおっぱいだ……ん」
「ひやぁっ!?」
 ぬるりと胸の先端を舌が這う。
 その感触に耐え切れず、声が漏れた。
「や、せんせ……そんなとこ……ひっ!?」
 歯が立てられる。
「敏感だね、かわいいなー。……いじめたくなるよ」
 くにっ。
「っ――!?」
 痛みはあまり無かった。
 僕の知らない感覚が胸から背中、頭へと駆け巡る。
「な、なに、これ……!?」
「奏ちゃん、気持ちいいの?」
「わから……ないです。背中、ぞくぞくして……ひゃぁっ!」
「それが気持ちいいってことなんだよ」
「きもち……いい……?」

【湊×奏】続く
393MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/03/28(水) 16:13:30 ID:f78PeqQS
いけないお姉さんに手ほどきされるショタな話はもう少し続く。
さーて、頑張るぞー。
394名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 23:16:16 ID:zSwtgfxt
つまんね
395名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 23:52:49 ID:v5MdutE+
>>393
GJ!!
続きお願いします
396名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 03:46:54 ID:uujlSWvX
GJ。
期待sage。
397名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 12:31:22 ID:7BzVMyxU
続きktkr
GJです!
そして次回にwktk
398名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 12:52:31 ID:RMZn0Aln
GJとしか言いようがない
399名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 17:41:03 ID:H3EzdKxA
GJ!
400名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 03:48:31 ID:n7enfcAZ
400GJだな
401名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 23:26:16 ID:lNzwcytL
続きに期待保守
402名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 06:12:16 ID:a1Xtc58M
期待sage
403名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 00:26:54 ID:ikj1C95L
保守
404MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/02(月) 03:15:07 ID:oKaiUM1A

【湊×奏】

「や、やだ、恥ずかしい……」
「ふっふっふ、観念しろー」
 ズボンを脱がされてパンツ一枚だけになった僕は、ベッドの端に追い詰められていた。
背中には壁。逃げられない。
「大丈夫、乱暴にしないから、ね」
「……」
 先生に諭されて、僕は抵抗をやめる。
「や、優しくしてくださいよ……」
「奏ちゃん、それ女の子の台詞だよ」
 腰に手をかけられる。そのままゆっくりと下ろされていく僕の下着。
 恥ずかしくて声も出せず、俯くしかなかった

「かわいいよ、奏ちゃん……まだ皮かむってるんだねー……」
「や、やぁっ……んんっ!」
 きゅっと、先生の指先が絡みつく。
 くすぐったさ以上に変な感じがして、思わず声が出る。
「気持ちいいの?」
「や、やぁ……きもち、い……」
 少しずつ先生の手が動き始める。
「聞こえないよー……ちゃんと先生に聞こえるように言って?」
 ゆっくりとあそこの皮が下ろされていく。くすぐったさと気持ちよさが混じって
頭がぼーっとしてくる。
「く、あぅ……きもち……いいです……」
「えへへ。今の奏ちゃん、すごくかわいいよ」
 先生はそう言って、また大人のキス。
405MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/02(月) 03:18:16 ID:oKaiUM1A

 唇をふさがれながら、僕のあそこを触られる。
「んむっ……うっ、くっ……ん」
「手、動かすよ?」
「んやぁっ!?」
 空気に触れるだけでもじんじんするあそこの先っぽに先生の指がかかる。
 上に下に、やらしい動きかたをする先生の手。
 強すぎる刺激に耐え切れなくて、恥ずかしい声が出ちゃう。

「せんせ……いっ、やぁ、なんか……変です!」
「? 奏ちゃん、もしかしてイクの?」
「いく……? やっ、あ」
 先生は手を止めてくれない。
「どんな感じがする?」
「え、ぁ……なんか、むずむずして……んんっ!」
 だんだん動きが速くなる。先生の綺麗な指が僕のあそこを包んでいる。

「怖がらなくていいからね……そのまま気持ちよくなって」
「だめ、せんせい……や、やぁぁっ!!」
 先生の手で擦られて、頭が真っ白になる。
 お腹の下がきゅーっと絞られるような、そんな感じ。
 下半身が勝手に前に突き出る。
 びくんびくんと、あそこが脈打つ。
「やぁぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
「奏ちゃん、イッた?」
「わかんない、ですけど……なに、これ……すごい……」
「でも……おかしいなー。まだ精通してないの?」
「せい、つう……?」
406MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/02(月) 03:19:18 ID:oKaiUM1A

「オナニーはしたことあるのかな?」
「おなにー……?」
「今みたいに手でおちんちんを擦るの。……知らない?」
「え、し、知らないです……」
「そっか……奏ちゃんはね、まだ精子が出ないんだよ」
「……?」
「でも安心して、そのうち出るようになるからねー」
 よしよしと頭を撫でられる。……僕、子供じゃない。

「それじゃ、次は奏ちゃんの番だよ……」
 僕の前にひざ立ちになって、先生は下着を下ろしていく。
「先生のここ……触って」
 僕のと違って先生のそこはふわふわと生えていた。
 始めて見る女の人の大事なところ。
「そんなに見られると、恥ずかしいよー……」
「あ、ご、ごめんなさい……」
 あわてて視線をはずす。

 僕はゆっくりと手を伸ばす。
 やわらかくって、なんだかくにゅくにゅするものが手に引っかかる。
 しっとりと湿り気を帯びた先生の股の中。
 ……どうすればいいんだろう?
「まずは表面をゆっくり擦って……優しくしてね」
 先生にしてもらったときのように、ゆっくり往復運動させる。
「ん……」
 先生の声が漏れた。
407MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/02(月) 03:22:04 ID:oKaiUM1A

 加減がよく分からないので、ゆっくりと中指で擦る。
 先生が僕の肩に抱きついてくる。倒れそうになるけど、踏ん張る。
「う、んっ……奏ちゃん、気持ちいいよ」
 先生の声が耳元で響く。
 僕の体もぞくぞくしてくる。

 ぬとっと、中指に何かが絡んだ。
 汗、とは違うぬるぬるした感じ。
「何……これ?」
「えへへ……女の人は気持ちいいとそうやって愛液が出てくるの。奏ちゃん、上手だねー」
「あいえき……」
 なんだかヒワイ。でも、先生が気持ちいいと言ってくれて、僕はうれしくなる。

「んっ……いいよ、奏ちゃん。ありがとう」
 先生が離れる。
 そして今日何回目だろう、押し倒される。素直に倒れる僕。
「あれ、抵抗しなくなっちゃった」
「……抵抗、して欲しいんですか?」
 そう言い返してみる。
「なまいきなー、出来るものならしてみなさいよー」
「あっ……」
 足を絡められて、腕を押さえられて、胸を押し当てられて、僕は動けなくなる。
 先生はどうだ、っていう顔で僕を見ている。

「せんせい……おもい」
「奏ちゃん、それは大減点だよー」
408MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/02(月) 03:23:08 ID:oKaiUM1A

 上に乗った先生は、僕の腰の上に馬乗りになる。
「いい眺め」
 なんか見下ろされている。

「先生も初めてだから、うまく出来ないかもしれないけど……」
 そう言って先生は体重を預けてくる。先生と僕のあそこが柔らかく触れる。
「それじゃ、セックスするよ……」
「……はい」
 先生の手が添えられる。
 先端ににゅるにゅるした感触がして――。

「やぁぁ!!??」
「ん……」
 柔らかくて、暖かくて、ぬるぬるしてて。
 手でしてもらうのとは全然違う……!
「あ……入って、きたよ」
「――っ!」
 ゆっくりと先生の中に飲み込まれていく。

【湊×奏】続く
409MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/02(月) 03:25:18 ID:oKaiUM1A
保守お疲れさんす。小出しですまん。
こんな新参に優しくしてくれてありがとう、住人の方。
もう少しエロく書ける様頑張る。
410名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 03:43:19 ID:8xYlvXBG
毎度のことながら俺のおムネがじんじんした。
GJ!
411名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 13:03:39 ID:Qalb6Wky
GJ!
412名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 18:18:58 ID:ikj1C95L
たしかに小出し感は否めんが別に催促はしない。
自分のペースで頑張って下さい。

GJ期待sage。
413名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 01:40:43 ID:2hp/ASPU
かわいい
414名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 19:41:19 ID:qpGYYxah
期待sage
415名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 18:58:19 ID:lroTidrZ
保守
416名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 22:07:19 ID:jUgQGwgz
オナ禁中のショタ好きな俺には拷問のようなものだ
GJ期待sage
417名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 21:05:50 ID:5DCezAgB
期待保守
418名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 23:43:05 ID:P/1T/oBV
あげ
419名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 08:34:45 ID:LpLcQb/4
sage期待保守。
420名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 00:32:20 ID:Hw0ESuRt
ほす
421名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 14:22:45 ID:LkJQG6jF
激しくGJ

次はぜひ、中出しで!!!!!!!!!!!!!!!
422名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 04:43:38 ID:tvcu61Um
保守期待
423MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/10(火) 07:27:49 ID:FXdv2EFg
もうちょっとで書き上がるから待ってて。
具体的にいうと木曜の深夜あたりには投下できるかと。
424名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 20:27:25 ID:wCITZTKX
期待保守
425名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 23:42:58 ID:EdWKDvrF
これはGJだろ常識的に考えて…
426MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/13(金) 00:47:19 ID:G9OmCHMH

【湊×奏】

「あ……入って、きたよ」
「――っ!」
 沈む先生の体。
 僕のあそこが先端から柔らかく包まれていく。

「あ――くぅっ!!」
「すごい……気持ちよさそうな顔してる、奏ちゃん……んっ」
 突然狭くなって何かに引っかかる感じ。
「んー……思ったより、痛くないや。奏ちゃんのあんまり大きくないからかな?」
 一旦、そこで止まる先生。
「ちょっと引っかかるけど……これが処女膜かな」
「あ、ぅ……?」
「普通はもっと痛いらしいけど……先生はまだ全然大丈夫だから。奏ちゃん、
ゆっくり先生に入れて」
「ん……う、動くの?」
「うん。お願い」
 体重を預けてくる先生。
 僕はそれに合わせて、腰をゆっくり突き出す。
 段々と先生の中が広がっていって、
「く、ぅ――!?」
「んっ……いっ!」
 にゅる
 全部飲み込まれる。

「せんせ……熱い」
「ちょっと……痛いけど……ん、思ってたよりは大丈夫」
 先生のおしりが僕の上に乗っかる。
「少し動いてみるよ……」
「え、わ、ふわぁぁ――!?」
427MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/13(金) 00:48:40 ID:G9OmCHMH

 ぬるぬる動く先生の中。
 柔らかいひだひだが絡んできゅーっと締められる。
 きもちよすぎて、頭が変になりそう。
「奏ちゃん、そんなに気持ちいいの?」
「やぁ、だ、だめっ! ひゃぁっ!」
「嬉しいなー……えい、えい」
「んやぁっ! ひ、く……せ、せんせぇ……まって……」
「んー? ……ほら、意地悪しないから、体起こして」
 先生が僕の背中に手を回す。ぐっと抱き起こされる。
 何かにつかまっていたくて、僕は先生の肩に両手でしがみ付く。

「は……ぁ。ん……」
「落ち着いた……?」
「……は、い……」
「どう、先生の中……どんな感じ?」
 吐息のかかる距離。おでこをこつんとあわせて先生は聞いてくる。
「ん……温かいです……ぬるぬる、してて……」
「奏ちゃんのもすごく熱いよー……こうしてるだけでも気持ちいいよ」
「ん……」
 ぎゅっと抱きしめられる。安心する。落ち着く。
「いい?」
 頷くと、先生はまた動き始める。
428MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/13(金) 00:50:02 ID:G9OmCHMH

 ゆっくりと先生の腰が持ち上がる。
 僕のあそこを擦りあげながら、ずるずると吐き出していく。
 全部出る前に一旦止まって、また体重を掛けて奥へと飲み込んでいく先生。
「ふわっ……」
 その感触に耐え切れず、声が漏れてしまう。
「ふふ、かわいい声で鳴くんだよー」
 楽しそうな顔で僕のことを観察していた。

 ゆっくりと、何度かその動きが繰り返される。
 僕はその強すぎる刺激に耐えるしかなかった。
「んー、動き方が分かってきたよ。ちょっと激しくしてみるねー……えい」
「……え? わ、んゃぁっ!?」
 一気に腰を落とす先生。
 そしてそのまま連続して動き始める。
「ん、すごい、擦れるね」
「やぁっ、ん、や、あ!」
 もっとゆっくりして欲しくて先生の肩をつかんだ手に力をこめるけど、
やめてくれない。
「いいよ、その表情……。奏ちゃんを犯しているみたい」
「やめ……やぁっ!」
「だーめ、やめてあげないよー。肩つかんじゃだめ」
「!?」
 押し倒される。抱きしめられる前の体勢。
429MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/13(金) 00:52:09 ID:G9OmCHMH

「この格好ね、騎乗位って言うらしいの……先生この体勢気に入っちゃった」
「きじょうい……?」
「ほら、こうやって抑えると奏ちゃんは身動きできないでしょ?」
 上に乗った先生から両腕を抑えられる。
「え……?」
 にやりと、すごくえっちな顔で僕を見る先生。
「先生が奏ちゃんを犯してあげるからね。……かわいい声で鳴くんだよー」
「え、わ、ふわぁぁっ!」
 動き始める先生。
 さっきよりも奥へと飲み込まれていく。

「やぁっ! だめ……せんせ、はげしすぎ……んぁぁっ!」
「こーら、暴れちゃダメ。おとなしくしなさい」
「い、いじわる……! やぁっ!」
 抵抗もむなしくされるがままになる僕。
 先生はいやらしく上下運動を繰り返す。
 ……ひどい。

「……せんせいの……せんせいの、い、いじわるっ」
 少しでも先生に抵抗したくて、僕は腰をぐっと突き上げた。
「んっ!」
 先生が反応する。
 ぴたんって、肌と肌がぶつかり合う音がした。
「ふわっ……!」
 同時に僕の体にびりっと刺激が走った。
430MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/13(金) 00:53:19 ID:G9OmCHMH

「……ふふん」
 僕の抵抗なんて全然効かないよー、っていう顔で先生は微笑む。
 さっきよりも強く腰をうちつけてくる。
「くっ……」
 悔しくて僕も動く。
「やっ……ん」
 動くんだけど。
 自分に返ってくる刺激が強すぎた。
「くっ……あぅ、んっ!!」
「ほら、頑張って動いてー……」
「っ……ひ……やっ!」
 繋がったところが深く先生の中に入っていく。
 ぱん、ぱんって、いやらしい音がたつ。

 だんだんと、強すぎる刺激に耐え切れなくなってくる。
「や、あ、せんせ……」
 またお腹の下がむずむずしてくる。
「イきそう?」
「あんっ、や、やだっ、また、なんか……!」
「いいよ、そのまま先生の中で気持ちよくなって」
「やっ、あっ!」
 ずるずるとひだひだに擦られる。
 自然と腰が突き出る。
 ――瞬間、頭の中が飛ぶ。
431MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/13(金) 00:55:51 ID:G9OmCHMH

「――――!!」
 ぎゅーっと先生の中が締め付けてくる。
 腰の辺りがふわふわして、なんだか耐え切れないその感じ。
 ……今まで知らなかった、気持ちよさ。

 先生と繋がったまま、僕は果てる。
「はぁ……はぁ……」
「そ、奏ちゃん、大丈夫?」
 涙で少しぼやける視界に先生の顔。
 やりすぎたーっていう感じの表情でこちらを見ている。
「あ、あんなにしてから言うんですか……」
「や、ごめんねー。奏ちゃんが可愛くてつい……。ほら、お互い初めてだし」
「……ひどい目に、合いました」
 体がだるくて、まぶたが重くなってくる。
432MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/13(金) 00:57:31 ID:G9OmCHMH

「抜くよ……ん」
「っぅ……んゃっ……」
 先生は腰を持ち上げて引き抜いていく。
 敏感になっている僕のあそこにぬるぬるとしたその感触。
 体温が離れていく。
 ぬるぬるした先生の体の中から排出される。

 そのまま何も言わずに唇を重ねてきた。
 大人のキスじゃなくって、優しい恋人のキス。
 優しく頭を撫でられる。

 心地よい先生の腕の中。
 「またしようね」っていう言葉が聞こえた気がした。
433MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/13(金) 00:58:38 ID:G9OmCHMH

 目が覚めると、視界いっぱいに先生の顔があった。
「起きた?」
「あ……わ」
 お互い裸だった。
 妙に恥ずかしくって、僕はどこに視線を向けたらいいのか分からなくなる。

「えへへ……おいでー」
「わ、ぷっ!」
 突然抱きかかえられる。
 先生の柔らかい胸に顔がむにゅむにゅと触れてしまう。
「わ、あ、……あ」
「? 奏ちゃん? ……あ」
 いやその、
「またおっきくなったね」
「し、仕方ないじゃないですか!」
434MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/13(金) 01:01:31 ID:G9OmCHMH

 時計は22時を指していた。
 薄暗い部屋のベッドに、先生と二人きり。

「先生と僕は恋人同士なんですよね?」
 確認してみる。
「そうだよー。えっちもしたでしょ」
「……」
 明日からどうしよう。先生にご飯を作ってあげなきゃいけない
のかな。
 僕がそんなことに悩んでいると、するするっとシーツが擦れる音
がして、先生が起き上がった。
「奏ちゃん、シャワー入ろうか」
「……一緒にですか?」
「いいじゃない、恋人同士なんだから」
 ちょっと、いや物凄く恥ずかしいんですけど。

「洗ってあげるよー、ほら、おいで」
「え、ちょ、わ、せんせ、え、あー」
 ずるずるとバスルームに連行されていく僕だった。


 そうして僕と先生は関係を持った。

【湊×奏】終わり
435MO ◆Ox7QcRTQSA :2007/04/13(金) 01:03:10 ID:G9OmCHMH
へい、オマチっ! やっと終わった。
エロ小説は一人称視点で書くもんじゃねーなって思ったよ、うん。
使える語彙が制限されまくりできついな。

このあと初めて尻をいじられる話やら女装デートやら色々やりたいネタがあるんだが……。
まぁ、書きたくなったら書きに来るでしょう。

保守してくれたりGJしてくれた住人の方々、ありがとうございました。
レスがつくたびに物凄く嬉しかったですよ。うん。
そいじゃっ。ノシ
436名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 01:17:04 ID:azUaP/fi
いいねえ。GJ
気長に次回を待つ
437名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 09:39:52 ID:QIbqOx5u
続きキターーー!GJ!!!
できれば次回作は助走デートで
438名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 18:46:04 ID:yQNUP2Fi
またのご来店を心よりお(ry
それではGJ!
439名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 14:26:45 ID:zyRKXzm4
保守
440名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:30:58 ID:sJ29HXi0
         / |   ./ | 
        /,_ ┴─/ ヽ 
       (゜\iii'/゜ノ,!||!ヽ 
      /V,,ニ..,ニ、u ノ( \
      \ヽY~~/~y} `/~,/
        | ,k.,.,!,.,.,r| ,!   いいぞオモニー
       ヽ <ニニニ'ノ    逃げる奴はチョッパリニダー
   ,/  ヽ  ヽ`ー"/:: `ヽ 逃げない奴はよく訓練されたチョッパリニダー
  /     ゙ヽ   ̄、:::::  ゙l, ホント 戦場は地獄ニダ! ウェーハッハッハッ!
 |;/"⌒ヽ,  \  ヽ:   _l_        ri                   ri
 l l    ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| |                   / |
 ゙l゙l,     l,|`゙゙゙''―ll___l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
 | ヽ     ヽ   _|_  _       "l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二;;二二;;二=''''''''''' ̄ノ
 /"ヽ     'j_/ヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃r‐l'二二二T ̄ ̄ ̄  [i゙''''''''''''''''"゙゙゙ ̄`"
/  ヽ    ー──''''''""(;;)   `゙,j"  |  | |
441名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:45:44 ID:KgeKLJ+x
お兄さんにお尻を犯されるショタの話マダー?
442名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 03:42:59 ID:+9R2uSbI
>>441
別スレにホモショタスレがあるからそっちいったらある、または催促はそちらで。
443名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 08:55:33 ID:cKwjRHje
444名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 15:21:55 ID:QiwaMl+K
保守
445名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 00:32:44 ID:w+yE13B1
hosu
446名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 06:18:43 ID:RtNFNfUQ
例えば、俺はもうそれはそれは超絶にショタっ子が好きとする。
それで超絶に好みなショタっ子を実際に見つけたとする。
そんで、そのショタっ子に好かれるとする。
そうなる確率は決して高くない。というか、ほぼ0。皆無。

という事で、そのショタっ子をレイープ。



なーんて度胸が俺にある筈もなく。
いや、現実に理想のショタっ子を公園で見つけたまではよかったんだよ。
でもなんかその時はその子に親がいなかったからまぁ話しかけて、まぁ面倒見てるまでが精一杯でさ。
後に親が迎えに来てお礼言われたりそのショタっ子にまたねーとか言われて有頂天になって。
いやまぁ気の利くお兄さん的な立場もいいなぁとか思っちゃってだからこれで我慢して以下略
と、せいぜい一人虚しくショタっ子を思いながら自分を慰めるしかなくて。
ああ俺って駄目なお兄さんだなぁ。改めて考えると目から汗が出てきそうだ。
そんな事も知らず、時々また公園で会えた時には俺に話しかけてくれるショタっ子。
ああ、この子はなんて健気(?)なんでしょうか。
俺この子と結婚したいよ。

とまぁ、月日はそれなりに流れたり流れなかったり閑話休題的ノリで色々と省いて。


「ねーねーおにぃちゃーん」
お兄ちゃん。なんて甘美な言葉なんだ。
「ん?どうした?また西部劇がしたいのか?」
「いや、そういうのじゃなくて…」
「ん、じゃあどうしたんだ?」
「…ちょっと相談したい事があって…」
もし恋の悩みだったらそれは当たって砕けて俺の胸に飛び込んでこい。よし、そう言おう。
あ、絶対恋の悩みって訳じゃないんだな。落ち着け俺。
「…相談したい事っていうのは?」
「えと…その…ぉ……が……な……」
「ん?ごめん、もう一度言ってくれるかな?」

「その…なんか…最近…おちんちんが…よく変になって…」

…フラグ立ってますか?



保守ついでに勢いで書いてみた。
後悔は沢山している。
447名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 01:06:48 ID:BhOVRWSm
>>446
後悔するな、後ろを見るな、書き続けろ
448名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 15:25:50 ID:o5KNrrvv
「…俺以外の誰かに相談した?」
「いや、おにいちゃんだけ…」
んー、これって単に俺が信頼されてるのか…
それとも俺とは微妙に距離があるから別に言ってもいいやってあれか…
ああ、なんか凄い後者っぽい。
「…ねぇおにいちゃん…これ何なの…?」

1 普通に話す
2 公園のトイレで実習
3 俺の家に呼んで諸々喰う
4 ここで書くの打ち切り

「って事で選択は任せた>>450
「…おにいちゃん誰に言ってるの?」
「ああこっちの話だ気にすんな」
449名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 22:30:16 ID:nNRRNi+y
>>448
別スレにホモショタスレがあるからそっちで書いた方がGJ貰えるよ。

ここは一応次スレから『お姉さん×ショタ』にスレタイが変わる予定だから。
450名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 01:18:13 ID:oGUXCSHo
>>449
そんな勝手な制限つけやがったら投下されるSS全部潰して荒らし尽くしてやるからな・・・
451名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 04:19:14 ID:bTERcUGD
>>450
どうぞご勝手に。
荒らすほど盛り上がってないんで。
452名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 20:20:17 ID:5VRZ1Y3E
>>449
「別板」だろ
あるならあるで、スレタイだけでも貼って誘導してあげればいいんじゃないかと。

まあ自分は何が投下されても来るもの拒まず
と言うわけで>>448は1。あえて1で。
453名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 22:03:11 ID:96GGgky5
ショタ好き同士仲良くすればいいのに…


>>448
ぐっじょ。オイラはAキボン
454名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 01:43:57 ID:qjQmOZod
お兄さんとショタでエロパロ(二次オリ問わず
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152429072/l50

一応、念のため、万が一に備えての誘導
455名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 05:57:03 ID:kPAUNC/6
過疎スレの癖に内部抗争やってるのか
お笑いスレだなw
456名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 17:14:17 ID:4cyZRP4h
過疎ってるスレほど細かいことを気にする法則
457名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 17:56:07 ID:6Sa/i/iy
ショタDVDの内容について知りたいんだけど、
禊シリーズ@、東ゆういちろう君、自然の中で(山編)ってそれぞれどんな内容?
458名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 23:20:18 ID:TRrtxVgf
逆だろ。
ニッチな趣味のスレだからこそ住人が少ないんだ。

とかマジレスしてみる。
459名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 06:45:14 ID:JiR/6AyV
ほしゅ
460名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 20:25:12 ID:mgBaGt7O
カソリンスタンド
461名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 11:49:33 ID:U5UJxVbM
くそあげ
462名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 21:54:52 ID:lEwj2EPa
463名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 20:18:40 ID:a8Wfb6l6
464名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 21:23:57 ID:AlRIHri7
465名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 15:19:39 ID:lii/RaXs
466名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 19:04:38 ID:5u70O6Xs
467名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 07:47:43 ID:EP4CNMru
468名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 23:16:05 ID:EP4CNMru
469名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 21:58:59 ID:R5SNWcQg
深空さん・・・
470名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 22:23:05 ID:BaeEKe5u
深空さん……
471名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 00:17:24 ID:UtytgXdT
真空管………
472名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 10:44:09 ID:vZux2uHY
真空波動研……
473名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 02:23:19 ID:P5hK8LUJ
くそあげ
474名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 15:45:35 ID:jocRYCab
昔々、出雲の山中に鹿が一匹住んでいました。ある日、鹿は狩人に狙撃され重症を追ってしまいました。
何とか狩人からは逃げ切りましたが傷が深くもう立つことさえ出来ません。

そんな鹿を一人のサムライ(おそらく偉そうな格好だから殿様でしょう)が助けてくれました。
鹿はとどめをさされると覚悟を決めましたが、殿様は鹿を手厚く保護し回復するまで自分の屋敷に
居候させてあげました。
かくかくしかじかですっかり鹿は元気になりましたが、このままただでは帰れない、恩返しがしたいと
思った鹿は殿様に恩返しがしたいと言って出ました。しかし鹿は人間の言葉が喋れませんでした。
しかたなく鹿は山奥へと戻って行きましたが、その途中である泉に通りかかりました。するとそこから
ひよこの神様が姿を現し、
『君が落としたのはこの金の牛でピヨ?それともこの銀の牛でピヨ?あるいはこっちの身長156cmの
ミュージシャンピヨ?』とたずねてきました。
恩返しがしたい鹿は『俺を人間に変えてくれ!俺は鹿をやめるぞーッ!』とお願いしました。

晴れて人間になった彼は山中鹿介幸盛(ヤマナカ シカノスケ ユキモリ コンゴトモ ヨロシク)
と名乗り、恩人である殿様、尼子晴久に仕え始めた。晴久はSMプレイ大好きのサディストであり美青年
であった鹿介に蝋燭攻めや鞭攻めを食らわせてアンアン悶えさせた。鹿介はこのころからマゾヒストに
目覚めていった。
しかし仕え始めて数年後に晴久は急死してしまった。悲しみにくれる間もなくこれを好機と捉えた
毛利元就が兵を進めて来た。鹿介は必死に応戦したが多勢に無勢、また元就の策略に尼子軍は弄ばれ
ついに本拠地月山富田城が包囲されるまでに追い詰められてしまった。

起死回生を計った鹿介は敵の総大将である元就自身を討ち取るべく本陣目掛けて特攻、元就の本陣の
目前で『屁ーなど所詮捨てゴマよー、プップー』とゴマ味噌をばら撒きながら屁をこいて元就を挑発し誘おうとした。

しかし生まれながらの策士元就にこんな子供の遊び程度の悪あがきが通用する筈も無く、
予め元就が用意していたトラップ地獄に鹿介は引っかかってアンアン悶えた。
結局月山富田城は落城。尼子家は滅亡する。この際鹿介は大恩ある尼子家の再興を誓い、三日月を仰いで
『我に七難八苦を与えたまえ、もっと喘ぎたいです』と祈願したという。彼は忠臣であると同時に真性の
マゾヒストであった。

その後彼は尼子家再興のために京都の寺で静に余生を送っていた馬顔の尼子勝久を無理矢理尼子家の
当主に据え再度出雲に上洛し尼子再興軍を建て毛利家と戦った。しかし多勢に無勢、鹿介は良く耐えたが
敗北し捕虜になってしまう。だがこの時鹿介は脱出を計るためあれを食ってわざと腹を下し腹痛を訴えて
便所へ行き、そこで下痢をしてから身体中糞尿まみれで脱走した。なおただ逃げればいいだけなのに
糞尿まみれで逃げたのは身体を糞尿まみれにしておけば臭い匂いのせいで追っ手も近寄ってこれない
だろうと考えたからである。事実鹿介は追っ手に捕まらなかった。その後鹿介は勝久らと合流したが、
彼の糞尿にまみれたその不潔な格好を見て勝久は卒倒してしまったと言う。
475名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 15:47:49 ID:jocRYCab

京に戻った鹿介はそこで織田信長と出会い彼の後ろ盾を得て再度尼子再興軍を建てる。
尚この時彼は信長の前で「信長殿、我に七難八苦を与えたまえ」と言ったといい、
鹿介の性格を理解したサディストの信長は彼にSMプレイをかけたと言う。第六天魔王からなじられることに
鹿介は極上の幸せを感じながらアンアン悶えた。その光景を見て当時まだ10歳近くの森蘭丸は羨まし
がったという。そして鹿介の悶える様があまりにエロかった為信長も満足げであった。

その後鹿介は秀吉の余力となって毛利軍と奮戦する。信長は「鹿介はマゾなので追い詰められれば追い詰め
られるるほど活躍する、無駄な援軍は不要」と秀吉に言っていた。しかし浅井朝倉滅亡後も本願寺、
上杉などの信長包囲網に苦戦していた織田信長は毛利にかまっていられなくなり「あいつはマゾじゃ!
見捨てられたらむしろ喜ぶじゃろう!」と鹿介を見捨てる宣言をしてしまった。

かくして鹿介や尼子一党は捨て駒にされてしまい毛利軍の総攻撃を受けて居城上月城は落城。
鹿介はこの時主君尼子勝久に「生きていればまだ望みはあります、某と一緒に悶えながら尼子を
再興させましょう」と落ち延びる事を促したが勝久は「もう十分頑張ったよ」と諦めて切腹してしまった。
しかし鹿介は自害せず毛利軍の捕虜となった。

捕虜となった鹿介はふでぶてしくも毛利軍に拷問を要求した。拷問を受けてアンアン悶えながらも
その隙に脱走する気だったのである。しかし鹿介の意図を見抜いていた吉川元春は「速攻で首をはねよ」
と命じた。鹿介は悶える間もなく散った。
476名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 20:29:05 ID:Te2hLLfg
>>474-475
不覚にも笑ってしまったw
くやしい、でも(ry
477名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 22:41:10 ID:VtnLP6Lb
「アンアン悶えた」www
478名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 01:15:25 ID:RFnFnCtn
今、ちゃんと読んで野菜ジュース噴いたwww
ディスプレイ緑色になっちまったじゃねぇかw
479名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 11:16:45 ID:DOTOsU4j
保管庫ってあるの?
480名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 20:16:51 ID:8cv37d/R
>>479
YOU作っちゃいなYO!
481名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 16:45:30 ID:rysvqfP7
保守
482名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 00:04:31 ID:Zi9txxhl
くそあげ
483名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:45:52 ID:PPQZI+n4
くそあげ
484名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 15:36:40 ID:FKjAUmr+
みそ
485名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 22:42:18 ID:XG9rUWRa
486名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 19:41:29 ID:KorAsU+P
クニッ
487名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 22:57:43 ID:WITPNVXK
ク〜
488名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 00:42:32 ID:jpwkgDNC
アッー!! 



ごめん。逝ってくる。
489名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 16:16:26 ID:SPYG4IlC
490名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:08:36 ID:/WlZY6RO
しゅ
491名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:49:55 ID:zQNOKuCD
人間・失格というドラマのいじめシーンで脱がされて、縛られるとがあるんだが

目がクギヅケに・・・なる
492名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 20:33:45 ID:NXOOoLq/
493名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:39:05 ID:xu5emhNm
494名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 02:42:33 ID:lowaER4C
保守
深空さんマダ―
495名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 15:43:47 ID:g2L/4w2F
496名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 23:11:51 ID:Bpi0RBGA
深空さんー
497名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 22:51:27 ID:MN9dgMd/
探偵学園Qのりゅう君はかわいい
498名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 18:40:23 ID:x7QBoqDN
499名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 12:25:50 ID:HXNDHloa
探偵学園Qの神木キュン可愛過ぎ(;´д`)
500名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 21:23:35 ID:WaHjLWCX
500get!

ついでに保☆守!
501名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 23:46:08 ID:tBBr98A9
502名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 21:27:00 ID:arYnD5Gv
503名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 20:28:27 ID:ZG/PTqZA
ふたなり娘視点でショタを犯す話書いてるんだがここに投下していい?
504名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 20:33:31 ID:WNP1VOBk
どうぞどうぞ
505名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:07:15 ID:5DqbfcMt
人いたのかw
506名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:34:26 ID:OFXuk3HO
毎日チェックしてるからな
ずっとロムってるけどさ
507名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 20:48:24 ID:Snqc6jwF
良スレあげ
508名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 21:20:49 ID:EytIvKmP
ブラクラの双子はどうなの。

509名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 23:38:00 ID:5DqbfcMt
だいぶ形になってきましたが、小出しでいくのとまとめて出すのとどっちがいいですか?
510名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 23:42:23 ID:FzYBFUwk
出来ればまとめて出して欲しいです。
511名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 00:02:15 ID:LF+bBN8Z
承知いたしました
512名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 11:57:23 ID:SMaICvKB
>>503
それはここのほうがいい

女にお尻を犯される男の子3
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163499746/
513名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:24:14 ID:ZcX2gBEd
両方投下しろ
514名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 22:20:35 ID:SWfR0oHo
ほす
515名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 09:47:49 ID:VHDuzEd7
なかなかしぶといなここ
まあ深空さんの完結を見るまでは落とせんしな
516名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 15:29:53 ID:DI3KfZBc
完結見るまでって妙に脅迫的だなぁw
作者だってそんなに見てるスレじゃないんじゃねぇかな
巡回の人だし
517名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 20:17:44 ID:6j8Za9Rj
俺は再光臨を信じてる
518名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 18:14:20 ID:aEZE7+/m
俺も
519名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 13:17:31 ID:bvHTih/T
520名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 15:19:12 ID:VT9kKG2O
最初フタナリ×ショタだったが書いてるうちに女装ショタ×ショタになってしまった…
俺はどこへ投下するべきなんだ?
521名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 16:35:16 ID:S8PKU7UE
      ,、‐ ''"  ̄ ``'' ‐- 、
        /イハ/レ:::/V\∧ド\
       /::^'´::::::::::::i、::::::::::::::::::::::::::::\
     ‐'7::::::::::::::::::::::::ハ:ハ::|ヽ:::;、::::::::::::丶
     /::::::::::::::/!i::/|/  ! ヾ リハ:|;!、:::::::l
    /´7::::::::::〃|!/_,,、   ''"゛_^`''`‐ly:::ト
      /|;ィ:::::N,、‐'゛_,,.\   ´''""'ヽ  !;K
        ! |ハト〈  ,r''"゛  ,       リイ)|
          `y't     ヽ'        //
         ! ぃ、     、;:==ヲ  〃   ここでいいと思うよ。
         `'' へ、   ` ‐ '゜   .イ    
              `i;、     / l
                〉 ` ‐ ´   l`ヽ
            / !       レ' ヽ_
         _,、‐7   i|      i´   l `' ‐ 、_
     ,、-‐''"´  ノ,、-、 / 、,_ ,.、- {,ヘ  '、     `ヽ、
522名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 17:07:37 ID:bDE+loXt
なんか三万字くらいになってしまったんだけど、ここに投下してもいいのかな
あまりでかいと迷惑なのではとしり込みしてしまう
523名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 19:09:19 ID:AS/8nIyI
過疎ってるし、どんどん投下しちゃっていいと思うよ。たぶん
524名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 12:31:09 ID:HOku0U1F
迷惑なら迷惑って言うし。
525名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 05:16:59 ID:D5h0E8a6
心配ならテキストファイルをろだにうpしてそこへ誘導したら?
これだと大量でも文句はでないよ
526名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 18:39:24 ID:1HrJfpJt
保守
527名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 20:47:24 ID:wDJmoEG2
>>522
ベッドで読みたい携帯野郎のためにもここへ投下を検討してください
528名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:42:19 ID:pwtZ3sAv
同じく。いや別にロダでもいいけどね。それだと作者の人も面倒だろうし。

我々は神にただ従うのみ。
529名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 01:27:36 ID:ENpoVilM
フタナリ視点のフタ×ショタものです。
苦手な方は飛ばしてやってください。






私、柿崎葉子には夢がある。それはショタっ子を食べたいというものだ。もっと具体的に言うと、まだ女も知らないようなショタっ子の後ろの穴をめちゃくちゃにしてやりたいというものだ。
果たしてこのような下劣極まりない妄想を夢と言うべきかは、甚だ疑問ではあるがとりあえず、夢であるとしておく。
品行方正、容姿端麗、成績優秀と非の打ち所のない私であるがこの性癖だけは治せないらしい。これも全て私フタナリであるという業を背負った所以なのだろう。
己の欲望をコントロールするのは私にとっては非常に骨の折れる仕事であると言える。何度道を歩くショタっ子をお持ち帰りしようとして踏み留まったかわからない。もはや立派な犯罪者予備軍である。
先日も図書館で勉強しているショタっ子に対して声を掛けた。女子校生とショタっ子が仲良く談笑する、一見微笑ましい光景ではあるが女子校生が獲物を狩るために話し掛けていると誰が想像するだろうか。
声をかけられた方は私の鼻息の荒さを怪しいと思ったのかそそくさと立ち去ってしまったが、性別が逆ならもろに不審者同然である。
自分の性欲は本当に旺盛だと思う。ショタっ子で童貞?を捨てたいという気持ちは恐らく年頃の男子が抱く思いの非ではない。
できることならショタっ子を思いのままに犯し尽くしてやりたい。劣情に身を任せ、汚れを知らぬ躯を蹂躙してしまいたい。
このように来る日のため私はイメージトレーニングをかかさないのだが、下手をすると日がな一日このようなことを考えているのだから、皆さまにも私のショタっ子にかける想いをわかっていただけただろう。
しかし先日ついにこんな私にも童貞?を捨てるチャンスが巡って来た。今日、前からメールや電話などで、まめに連絡を取り合ってきた従兄弟の子が泊まりに来るのだ。名前は篠田裕、私より三つばかり年下の男の子だ。
彼とは年に一回祖父の家で会うくらいではあるが彼はなかなかの美少年である。そのような子が我が家にお泊りに来てくれるということは、当然色んなイベントがあるのだろう。
しかも、昨日から両親は旅行に行っており今日は帰ってこない。まさに絶好のシチュエーション、天にも登るような気持ちである。できることなら全裸で待機したい、勿論股間は戦闘体制な状態で。
まあそれはさすがに無理だが、今こうして彼を待つ間もシミュレーションに余念がない。本当に彼が来るのが待ち遠しい。

プルルルルルル
電話に気づき、いそいそと電話をとる。
「もしもし、柿崎です。」
「もしもし、お姉ちゃん?僕だけど。駅に着いたよ。」
来た。
私は心の中で小躍りしたが、はやる気持ちを抑えつつ、平静を装いながら喋る。
「そうなの。なら今から迎えに行くわね。十分ほど待ってもらっていいかしら。」
「うん、わかった。僕、駅で待ってるね。」
それじゃ、と私は電話を切る。
私はウキウキしながら外へ出た。

無意識のうちに早歩きしたのか、予想より早く駅についた。小さい駅なので、裕君はすぐに見つかった。
「あ、お姉ちゃん。」
裕君が手を振ってくる。 私はそれに笑顔で応える。
「久しぶりね。元気だった?」
あくまでもクールに振る舞う。私には彼の憧れのお姉ちゃんを演じる必要がある。
今日の私に失敗は許されない。
「それじゃ、まず家に荷物を置きに行きましょう。重かったでしょう。」
「そうだねー。でも嬉しいな。今日からお姉ちゃんと一緒にいられるんだね。」
「そうね。私も嬉しいわ。」
にっこりと笑って見せるが実際、抱きしめたい衝動を抑えるのに必死だった。場所が駅前でなければその場で致してしまってもおかしくない。
道中、色々なことを彼と話しながら歩いた。しかし裕君は本当にかわいい。背は私よりも小さく、140あるかないかだろう。そして顔立ちは整っていて女の子のようだ。
女物の服を着せたらまるっきり女の子になってしまうだろう。そんな男の子にこれから好きなことができる…そう思うと期待で胸が膨らむのであった…。
530名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 01:30:26 ID:ENpoVilM
「さ、どうぞ。」
「お邪魔しま〜す。」
「疲れたでしょ。今お茶を用意するからね。」
「は〜い。」
私は裕君をリビングに通した。そしてお茶には薬を…なんて無粋な真似はしない。あくまで私は彼には自分の意思で受け入れて欲しいと思っている。私はただ彼に突っ込めばいいと考えているわけではないのである。
「お姉ちゃ〜ん、これな〜に?」
茶を準備している間に裕君が何かを見つけたらしく、トテトテと駆けよってくる。私は作業を中断して顔を向けた。なんだろうと思い、裕君が手に取ったものを見る。
「ゲゲッ!」
それにはTENGAの文字がでかでかとパッケージに躍っていた。これは昨日の夜にリビングでビデオを見ながら私が使用したもの、すなわちオナホである。
昨日満足して棚のところにおいたまま片付けるのを忘れたのだった。
マズイマズイマズイ、あんなものを私が使用しているなどと知れたら私が築きあげてきたイメージが崩れる!
「中身がなんだかヌルヌルしてるよ〜。ねーこれな〜に?」
「えーうーあーあのね。」
お、おおお、落ち着け。裕君はこれが何だかわかってない。しかし適当にごまかそうと思ってもパニックでうまい言葉が思い浮かばない。
「ねーねーお姉ちゃん。ねーどうしたの?」
そう言いながら裕君はオナホの中に指を出し入れする。本人はそれがどういうものかわかっていないためだが、本人が理解してないぶんだけ脳髄にクる。
裕君が、昨日私が出し入れしていたものの中に指を出し入れする。かなりそそる光景だ。裕君の呼びかけにも答えられず私はその光景に釘付けになる。そして裕君が私を呼ぶ声は聞こえなくなり代わりに私の中の悪魔が囁いた。
「じゃあさ…お姉ちゃんが使い方教えてあげようか……」

好奇心を利用したことへの罪悪感が無かったわけではない。しかし、それ以上に彼としたいという気持ちが強かったのだろう。
彼の服を一枚一枚脱がしていって。今、裕君は一糸纏わぬ姿、すなわち全裸だ。
「は、恥ずかしいよう。お姉ちゃん。」
裕君がクネッと身を捩らす。手は股間を隠していたがそれ以外に身を隠すものはない。正直、勃起モンの鼻血モンである。私は自分を抑えるのに精一杯だった。
「隠していちゃダメだよ。ちゃんと手をどかさないと使い方教えられないよ。」
欲望を気取られてはいけない。あくまで諭すように優しく声をかける。
「ううー…わかった…。」
裕君がゆっくりと股間から手を退かす。思った通り裕君のおちんちんは剥けておらず尖端はわずかに露出している程度であった。私は、包茎はショタっ子が標準装備するべきスペックであると思っている。
その点、裕君のおちんちんはパーフェクトおちんちんであると言える。頂端近くまでかかっている白い皮は亀頭を優しく保護しており、
少年が汚れを知らぬことをアピールするとともに、見るものに、その先を見るのは禁忌であり、背徳的な行為であるかのような印象を強く抱かせる。
しかし、それと同時に、薄いピンク色の先端はその禁忌を破った後に得られるどうしようもなく甘美な果実を連想させる。そして今の私は目の前の果実を味わい尽くすことしか頭の中に存在しなかった。
「じゃあまず準備をするね。」
裕君はその言葉の意味するところがわからずキョトンとする。自分の脳は恐らく沸いてしまったのだろう。でなければいきなりこのような行為に及ぶはずがない。
惚けたような状態で裕君のおちんちんを口に含んだ。

531529:2007/10/01(月) 02:16:44 ID:65zeDLWx
第1話は全部書き込みたかったんですけど、規制かかったみたいなので解除されたら続き書き込みます
慣れてないたも色々拙いところがあると思いますんで、意見等ありましたら言ってやって下さい
532名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 19:39:35 ID:tZOb+0xw
>>531
あなたにはこれしか言うことが無い

GJ!!
533名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 19:50:12 ID:gxdW1tAI
GJ!
続きキボンヌ
534名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 20:46:03 ID:2YqnOq8A
葉子お姉さんのイカレっぷり、素晴らしい!
続きを続きを!
535名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:22:40 ID:279HNL+L
「あっ…お、お姉ちゃん!」
裕君はバッと腰を引いた。
「ちゃんと準備しないとできないよ。」
「で、でも僕のお、おちんちん汚いし。な、舐めるなんてダメだよお…」
なるほど、そりゃ自分のおちんちんをいきなり舐めてくれば誰でも驚くよね。
「大丈夫大丈夫。裕君はお姉ちゃんに任せてくれれば心配いらないから。それにすごく気持ちいいと思うよ。」
「で、でも…」
「もうっ、子供は心配しなくていいの。お姉ちゃんに全部任せなさい。」
「あん…っ!」
言い終わらないうちに再び裕君のおちんちんを口に含む。
「あっ、あっ、あん」
裕君の口からは絶えず喘ぎ声が漏れる。性的な刺激を受けるのは恐らく初めてだろうし、その初めてが口となれば私の拙い愛撫に反応してしまうのも無理のないことなのだろう。
「くっ、はっ、あっ」
ちゅっ、ちゅっとおちんちんに口付けしたあと動きに変化をつけていく。あくまで唇を使わず舌先で、優しくソフトに刺激していく。
しかし決して単調な愛撫に終始するつもりなどない。まず舌先でピンボールのようにおちんちんを左右に弾く。大きくなりはじめてきたところで、次に裏筋をさすり、堅さを持ち始めたところで尿道をねぶる動きへと変化させる。
「あっ、はっ、はぁん、」
おちんちんが十分な堅さを持ってきたことを感じ、頃合いだと知る。名残惜しさを感じながら口を離す。
「はあ…あっ……。」
「それじゃ教えてあげるね、裕君。」
「う、うん…。」
目はうつろだったが、声は期待半分不安半分といったところだった。しかし拒む素振りはまったく見せなかった。

ローションを手にとり熱を移す。
「冷たかったらゴメンね。」
裕君のおちんちんにローションをのばしていく。
「あっ、あん…お、お姉ちゃん、なんか変な感じ。」
まんべんなくローションを塗りたくり、すぐに裕君のおちんちんは臨戦状態となった。オナホを手に取ったが、初めてがオナホというのもちょっと刺激が強すぎなのではと思い逡巡する。
しかし、当初の約束を思い出しその考えを打ち消す。それに今日はこれだけで終わりにするつもりはない。
「じゃ、いくよ…。」
「う、うん。いいよ…。」
ゆっくりオナホにおちんちんを押し付けていく。
「あ、あん、何これっ!」
先端がオナホに触れズブズブとめり込んでいく。
「あ、あっ、お姉ちゃんっ!おちんちん剥けちゃうようっ!」
裕君が私にしがみついてくる。私は裕君に大丈夫だからと宥め、ゆっくりとおちんちんをオナホに挿入させていく。おちんちんがオナホ越しにピクピクと脈打つのを感じる。
「ほら、全部入ったよ…。」
裕君を抱きしめながら耳元で囁く。
「本当だあ…。これ、こういうことに使うんだね…。」
ほっとしたように裕君が息を吐く。
「ふふ、まだ終わりじゃないよ。」
私は舌なめずりをしながらゆっくりとオナホを引いていく。
「あっ!お姉ちゃんダメェッ!」
裕君の体がピクピクと痙攣する。皮が剥けたばかりの敏感な包茎ちんぽにはたまらないのだろう。ゆっくりとしたペース、だが段々と速くおちんちんを出し入れしていく。
「あっあっあん、ダメっ、お姉ちゃんっ!おちんちんすごいのっ、僕おかしくなっちゃうようっ!」
「裕君、いいよ、その顔。もっとおかしくなっちゃえ!」
じゅぽじゅぽと音を立てながらオナホを上下に動かしていく。裕君にとっては未知の快感であり、とてつもないもののように思えるのだろう。思ったとおり限界はすぐにきた。
「ひあっ、あん、お、お姉ちゃんっ!何かキちゃうよっ!」
「イっちゃうんだ、裕君。初めてなのにオナホでイっちゃうんだ!」
「あっ、ああんっ!お姉ちゃん、イク?イクって何なの!?」
「イクっていうのはね、おちんちんから気持ちいいミルクを吐き出すことなのよ!」
興奮に比例するように手を動かすスピードを速めていく。裕君の腰が引けても私は遠慮なくシゴいく。
「ひあっ、あっ、お姉ちゃんっ!僕のおちんちんからミルクでちゃうのっ!?」
「そうだよ!裕君は初めてなのにドロドロのおちんちんミルクを私のオナホにビュルビュル射精しちゃうんだから!」
オナホを動かすスピードはさらに速くなり、裕君の腰がピクピクと痙攣し始めた。
「あっ、ひあっ、あんっ!なんかクる、おちんちんから出ちゃうようっ!」
「いいよ、裕君、思いっきりイっちゃいな!私のオナホに全部射しちゃえっっ!」
「うんっ、あっあっ、お姉ちゃんっ!僕、イっちゃうーーっ!」
限界がおとずれ快感の奔流が溢れだす。裕君のおちんちんはビクビクと震え、オナホの中に大量の精液を吐き出したのだった。

536名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:23:17 ID:279HNL+L
裕君は事が終わったあと惚けたような感じだったが大分落ち着いてきた。私は正直恥ずかしくて顔をまともに見られなかった。
「お姉ちゃん…すごかったね……。」
「いや〜あはは…。」
片付けながらバツの悪そうに頭を掻く。実際若干の罪悪感はある。それに何やら後半人格が入れ替わってしまったような気がするし。ひょっとして私はS気質もあるのだろうか……。
「でもおかしいな〜」
「ど、どうしたの?」
「さっきのあれは、お姉ちゃんのものなんだよね。」
「う、うん。」
「お姉ちゃん女の子だよね。」
「まあ、一応は…。」
「じゃあ何でこれが必要になるの?」
その問いはちょっと考えれば思い当たるものだと言えよう。何故ならオナホはおちんちんに使うものであり、普通の女の子には使う機会はまずないからだ。
「えっと、それはその……。」うまい説明が思い浮かばない。
「まさか、お姉ちゃん…他の男の人に対して使ったりとか……。」
「ないないそれはないって!」
泣きそうな顔で問う裕君に対し慌てて否定する。
「じゃあどうしてこれが必要なの?」
打ち明けるつもりではいたがこう唐突に尋ねられると答えに窮する。言い訳を用意しようとするが頭が回らない。これはもういくしかないんじゃ……ええい、ままよ!
「驚かないでね……裕君……。」
裕君がコクリと頷く。私は意を決しそれを露出させた。



先ほどから勃起したままのペニスを露出させた瞬間、裕君がゴクリと息を呑んだような気がした。何秒かの沈黙の後恐る恐る目を開け反応を伺う。
「………………お姉ちゃん…それ、おちんちんだよね…?」
「そっ、そうよ…!これがあるから私も使っているの!」
「そっかあ…。お姉ちゃんもこれを……。」
裕君が手に取ったオナホ見つめ、みるみるうちに顔が赤くなっていく。きっと私も同じような顔をしてるんだろうな…。
「幻滅した…?」
裕君がぶんぶんと左右に頭を振る。
「ううん…。僕、お姉ちゃんのこと大好きだから…そんなことあるわけないよ。」
「裕…君…。」
裕君を強く抱きしめる。
「ねえ、裕君…。」
「なあに?」
「キスしていい…?」
「え…?」
「私も裕君のこと大好きだから…裕君とキスしたい…。」
「…………いいよ…。」
二人の唇がそっと重なる。いつまでもこのままでいたい、ずっと裕君を抱きしめていたい。その時私は自分が思っていた以上に裕君のことを想っているのだと気づいた。自分の中にこんな気持ちが沸き上がってくることが信じられなかった。

537名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:24:00 ID:279HNL+L
「お姉ちゃん…おちんちん辛くない?」
裕君が私のペニスをちらっと見て話す。
「えっと…実は少し……。」
実際はもう限界だったりする…。
「じゃあさ…さっきのお返しに僕がお姉ちゃんに気持ちいいことするね。」
裕君は私の前に膝立ちした。私のペニスが裕君のすぐ目の前に位置する格好だ。
「お姉ちゃんのおちんちん…大きいねえ…。」
裕君が感嘆の声をもらす。息を吹き掛けられるだけでイってしまいそう。
「うーん、でも私は裕君のおちんちん好きだけどなあ。かわいいと思うよ。」
「もうっ、お姉ちゃん僕のことバカにしてるでしょ!」
裕君が不満気に頬を膨らます。
「そうやって不満そうにしている裕君もかわいいねえ。」
「もうっ!怒った!」
「あっ!」
裕君が口に私のペニスを頬張る。予期していなかった刺激に危うく射精してしまいそうになる。
「ちょっと、ダメだってば裕、君…あっ!」
「ちゅっ、ちゅぱ…。ふぁ〜め、ふるはないはら。」
口に含んだままで喋る裕君。最初からこんな高等テクを使うとは!
「もう言うことを聞ひあああっ!」
裕君がじゅぽじゅぽと音を立ててペニスをしゃぶり始める。最初から頭を上下に動かす激しいフェラだ。
「裕君っ!やっ、やめっ、激し、過ぎっ!」
音がリビングに響く。
「じゅぽ、じゅぱ…ほねえひゃんほはお…はわひい…。」
「ダメ…あん…私裕君におちんちんしゃぶられてるう…。」
「ちゅっ、ちゅぱ、じゅぽ…ほお?お姉ちゃん…。」
「ひああっ、ん、裕君、スゴく、いいよ…。」
「よかった…。じゃ続けるね。」
「ひゃんっ!」
裕君は当然初めてだからだろうが動きもぎこちない。しかしペニスをしゃぶるという行為に躊躇いが全くない。
「じゅる、ちゅぱ、ちゅぴっ。」
献身的な愛撫を続ける裕君、その行為からは彼の気持ちが伝わってくる。
「あっ、あんっ……裕君、いいよう……もっと……もっと……。」
気持ちが良すぎて思わず腰を突きだしてしまう。裕君がむせかけるが、おちんちんをしゃぶるのは決してやめない。
「うぐうっ、むっ、じゅっぷ、じゅぽっ。」
下を見ると裕君も勃起したおちんちんをいじっている。男の子がペニスをしゃぶりながら自らのおちんちんをいじる、この上なく淫靡な景色。女の子なのに男の子にペニスをしゃぶらせている、その背徳感が私を高みへと上り詰めさせる。
「あっあっ、裕君っ、ダメっ、もうイっちゃうよ!」
その言葉を聞いた裕君がしゃぶるスピードをあげる。
「いいよ…お姉ちゃん…出して。じゅぷっ、ちゅっ、ちゅるっ。」
「ふあっ、あっあっあっ、裕君裕君裕君、いいっもう出る、出る、あーっ、イっちゃうううっ!!!」
「っ〜〜〜〜〜っ!!」
ビュルビュルとペニスが震え裕君の口に精液を吐き出していく。
「む〜〜っ、うっ、うっ、くうっ…こくっこくっ…。」
コクコクと喉を鳴らし裕君が飲み下していく。私はあまりの快感のため止めることもできず、ただそれを眺めていた…。


538名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:25:40 ID:279HNL+L
たっぷり10秒は出しただろうか。精液を全て飲み下した裕君がペニスから顔を離し話しかけてくる。
「ぷはっ、いっぱい出たね…お姉ちゃん…。」
「…………えっ…?」
頭が働かず思わず聞き返してしまう。
「だから、お姉ちゃんのおちんちんからミルクがいっぱい出たねってこと。」
自分の頭が働き始め、自分が裕君に何をさせてしまったのか理解してくる。大変なことをさせてしまった。裕君に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「ああああの、きき汚いから飲まなくても良かったのに…。」
「ううん…お姉ちゃんの体から出たんだし汚くなんてないよ。ちょっと苦かったけど…。」
「裕君…。」
「それにお姉ちゃんが気持ち良くなってくれたなら僕も嬉しいから。」
屈託の無い笑顔を見せる裕君。こんなに裕君が自分のことを愛してくれているなんて思わなかった…。彼の笑顔を見ていると、お尻にひたすらペニスを入れたいだのと考えていた自分が恥ずかしくなる。
「裕君…お姉ちゃん、裕君に謝らないといけないことがあるんだ…。」


私は今日、裕君を呼び出した目的を全てを話した。裕君は私が話をしている間はずっと無言で、私は話している間、彼の顔を見ることができなかった。
「……ということなんだ…。がっかりしたでしょ。」
沈黙。時間がやけに長く感じる。
「お姉ちゃんは男の子なら誰でも良かったの…?」
「今まではそうだったけど、今は違うよ。もう裕君以外の男の子としたいとは思っていない。」
「僕もお姉ちゃん以外の人とはする気はないよ。今までも、これからも。」
その言葉を聞き、顔をあげる。
「だからさ、お姉ちゃんも僕以外の男の子と、したりしないでね。」
「裕、君っ!」
私は裕君を強く抱きしめた。涙腺が壊れてしまったみたいに涙が溢れる。
「うん、うんっ…!私、裕君以外の男の子とは絶対にしないから!」
「うん…お姉ちゃん、痛いよ…。」


「お姉ちゃんのおちんちん全然小さくならないねえ…。」
泣き止んだので体を離したが、私のペニスはさっきの告白のためか大きなままだった。多分また出さないと治まらないだろうな。
「あはは、困っちゃうよね…。」
気恥ずかしくなってお互いに沈黙してしまう。そして裕君がぽつりと呟いた。
「……じゃあさ…。お姉ちゃん、僕のお尻…使う?」
上目づかいに問いかけてきた彼の顔は恥ずかしげで、ほんのりと頬は赤く染まり、そして、とんでもなく魅力的で…私は思わず頷いてしまった…。
539名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:28:10 ID:279HNL+L
その後、自分の部屋へと場所を変えた。今、私はベッドの上で左手にローションを持ち、右手に垂らしている。目の前では裕君が股を広げ、キュッと閉じたピンク色の窄まりが、今私の目の前にある。
窄まりはとんでもなくいやらしく思えて、私にはそれが、淫らに誘っているようにしか見えなかった。私は極度に興奮していた。手が震え、喉が乾く、心臓はありえない速さで脈を刻む。
「お姉ちゃん…。そんなに緊張しなくていいから…。」
「う、うん…。」
裕君の声は私を落ち着かせてくれる。彼も怖いはずなのに他人を気遣うことができるのはスゴいと思う。
「じゃ、じゃあ。ま、まず、ゆゆ、指を入れるからね…。痛かったら言ってね。」
「うん…。」
コクリと不安げに頷く。私の中指が裕君のアナルに触れる。
「あ…。」
ローションをゆっくりと皺に染み込ませるように動かし、この上なく大事に扱うように撫でていく。
「うん、くっ、あっ…お姉ちゃん…なんだかくすぐったい…。」
裕君が身を捩らす。アナルもなんとなく解れてきたように感じる。
「うん、もういいかな…。じゃあ、いくよ…。」
私はゆっくりと指をさしこんでいく。
「ああっ…お姉ちゃんの指が、入ってくるう…。」
十分にローションをつけているとはいえやはりキツイ。指をあくまでゆっくりと出し入れしていく。
「あん……なんだか、変な感じだよう……。」
快感と恥ずかしさからなのか、目の前の裕君のおちんちんがむくむくと大きくなっていく。男の子がアナルに指を出し入れされておちんちんを大きくさせる…とんでもなく扇情的だ。
「裕君…おちんちん大きくなってる…。気持ちいいの?」
「ううん、わかんないよう。おちんちんが勝手に大きくなっちゃうの…。」
指の出し入れのペースはずいぶん速くなっている。指はだいぶスムーズに出し入れできるようになってきた。私は頃合いだと思い手を止める。
「裕君の顔見てると、なんだかお姉ちゃんも興奮してきちゃう…。」
「う〜〜〜。恥ずかしいからあまり見ないでよう…。」
「くすっ。じゃあ…そろそろこっちで裕君の体を味わっていいかな。」
私は右手をペニスに添える。
「お姉ちゃん…親父くさい…。」
「ははは…。」
私はたっぷりとローションを手に取り、ペニスに擦り付けていく。裕君のおちんちんが皮かむりということはさっき言ったが、実は私のペニスも微妙に皮がかむっていたりする。
しかしサイズ的にはおそらく裕君の2倍くらいはあり、多分、一般的な男性よりも立派なモノを持っていると思う。こんな私のペニスを裕君が受け入れられるかどうかということは、実は大きな心配だったりする。
ローションをつけ終わり、亀頭をピタリとアナルに付けるが、それだけで射精してしまいそう。裕君が私のペニスを見て嘆息する。
「それを僕の中に入れるんだよね…。」
「やっぱりやめにしようか…?」
「今更やめられないでしょ…。それにここでやめたらお姉ちゃんが犯罪者になっちゃいそうだし。」
「うぐ…。」
「いいよお姉ちゃん…でもお姉ちゃんがおちんちんを入れていいのは僕だけだからね…。」
「うん、裕君以外の男の子は絶対抱かない…。」
「うん…。他の男の子に浮気しないでね…。」
こりゃ頭が上がらない。女が男の子の尻に敷かれるとはこれいかに。まあかわいいからいいか…。
「じゃあ、いくよ…。」
私はペニスをグッと押し込んだ…。
540名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:33:07 ID:279HNL+L
「あっ、お姉ちゃんのが入ってくる…。」
「うん。あっ、あん、裕君…裕君のお尻の中、熱いぃ…。」
裕君のお尻の中は温かくて気持ちいい。ペニスを優しく包み込むような感触、でも入り口の締め付けがスゴい。ペニスをギチギチに締め付けてくる。気を抜くとあっという間に達してしまいそうだ。
「裕君、も、もう少し力を抜いて…あんっ、気持ち良すぎっ!」
「ううっ…わかった…。」
まだキツイが、若干締め付けが弱くなる。ズブズブとペニスを押し進めていく。
「あっ、はあん、裕君、いいよう……。」
「はあっ、はあ、くうっ…。」
裕君はさすがに苦しそうだ。しかし、申し訳ないが、やめる気は全くない。今の私はもう最後までいかないと気が済まない。
「うぐうっ、お姉ちゃん少し優しくして…。」
「うん、わかった…。」
ゆっくりと、そして優しく進めていく。そして、ついに入りきった。
「全部入ったよ…裕君…。」
「はあ、はあ、良かった…。」
裕君の中を私が満たしている…それだけで胸がいっぱいになる。



「なんか変な感じ…。お姉ちゃんのおちんちんが僕の中に入っているんだね…。」
「うん…裕君、苦しくない?」
「うん、大丈夫…。あっ、お姉ちゃんのおちんちん動いてる。お尻の中でピクピクしてるよ…。」
「ううっ…なんだか恥ずかしいな。裕君のお尻スゴく気持ちいいから動いちゃうんだよ。」
実際、じっとしていても出してしまいそうだったりする。どう考えても気持ちよすぎです。
「僕の方が恥ずかしいと思う…。こんなことさせてあげるのはお姉ちゃんだけだからね…。」
うーん、普通とは立場が逆になるだけでこれだけ萌えるとは…。裕君、あんたショタの鏡だよう…。
「ゴメン裕君、お姉ちゃんガマンできないわ。動いていい?」
「いいよ…お姉ちゃん……優しくしてね…。」
「裕君が可愛すぎて無理かも…。」

541名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:34:13 ID:279HNL+L
裕君のお尻は最高に気持ち良くて一刺しするたびにイきそうになる。入り口はキュッキュッとペニスを締め付けてきて中はほかほかで、まるで、ペニスを入れるために存在する性器であるかのよう。
「あっ、あっ、あんっ!裕君のお尻、スゴくいいようっ!」
「あぐうっ!お姉ちゃん、もう少しゆっくりっ!」
裕君が苦しそうにしている。でももう止められそうにない。
「ゴメン裕君っ!お尻気持ち良すぎて腰が止まらないようっ!」
「あっあっお姉ちゃんっ!激しすぎっ!お尻、壊れちゃうようっ!」
「はあん、ゴメンね、裕君のお尻、お姉ちゃんのおちんちんキュッキュッ締め付けてきてスゴくいいのっ、お姉ちゃんの腰止まらないよっ!」
パンパンと叩きつけるような音が部屋中に響く。腰が自分の腰じゃないみたいに動いてしまう。全てが吸いとられるような感じ。
「あっあっあんっ、お姉ちゃんっ!なんだかお尻、変な感じだようっ!」
出し入れを繰り返すうちに、裕君の喘ぎ声に苦痛以外のものが混じり始める。
「裕君感じてるんだ、初めてなのにお尻で感じちゃうんだ!」
「そんなことわかんないようっ!あっあんっ、あっ、ひああああああっ!!!」
コリッとしたところをカリがかいた瞬間、裕君が一際大きな声をあげる。
「ここがいいんだ、裕君!」
私は裕君の感じたところを集中的に責める。
「ああっ、そこがいいのっ、あんっ、あんっ、お姉ちゃんっ!もっと、もっとっ!」
「初めてなのにおちんちんをおねだりしちゃうなんて、裕君はっ、Hな、男の子だねっ!腰も動かしちゃうなんて、いやらしい男の子っ!」
「うんっ、僕っ、おちんちんをおねだりしちゃうHな男の子なのっ!ああんっ!お姉ちゃんっ、お尻気持ち良くて腰が動いちゃうのっ!」
ストロークを大きくし、さらに強く叩きつけるようにペニスを出し入れする。ペニスを出し入れするたびに裕君の勃起したおちんちんがピコピコはねる。私はそれに手を伸ばした。
「いいよ、裕君、もっとHになっちゃえっ!」
おちんちんの皮を一気に剥いた。
「あああああんっ!!むいちゃダメえええええっっ!!!」
裕君の体が弓形に反り、同時にペニスをギュッと締め付ける。
「くはあっ!裕君はっ、お尻でもっ、おちんちんでもっ、感じちゃうんだ!」
裕君のおちんちんをシゴきながら腰を叩きつける。よだれを垂らしながら喘ぎまくる裕君はものすごくエロい。
「うんっ、ああんっ、いいっ、おちんちんもお尻もどっちもいいのっ!!」
頭をカクカクと動かす裕君は快楽の虜になってしまっているようだ。
「いいよ裕君っ、女の子のオマンコよりずっといいよっ!」
「あっ!ああんっ!本当?お姉ちゃん、僕のお尻、女の子よりいいの?」
「あんっ、そうよっ!裕君のケツマンコっ、最高よっ!」
「ひあっ、あんっ!ケツ…マンコ?」
「そうっ、裕君のお尻は男の子なのに、おちんちんでほじくられて悦ぶケツマンコよっ!」
「そっかあ、僕のお尻はケツマンコなんだ…あっああっ、ひんっ!」
「そうよっ、裕君のケツマンコはお姉ちゃん専用なのっ!」
「ひあっ、あひいっ、お尻いいようっ!」
「お尻じゃなくてっ、ケツマンコでしょっ!」
ペニスを一際大きく突き入れる。
「ひゃああああああっ!いいのっっ、ケツマンコいいのっ、男の子なのにケツマンコで感じちゃうのっ!」
既に裕君のおちんちんは壊れた蛇口みたいにカウパーを撒き散らしていて、おちんちんをシコシコするたびにピュルピュルとカウパーが出てくる。多分お互い限界は近いと思う。
「いいよっ裕君っ、そろそろお姉ちゃんも出るよっ!」
「あっあんっ、ひあっ、いいっ、お姉ちゃん僕もなんかキちゃうようっ!」
「裕君っ、お姉ちゃんと、一緒にイこうっ!」
「うんっ!」
ストロークをさらに激しくし、おちんちんを扱くスピードをあげていく。
根本からが快感の固まりがせり上がってくる。一際激しく突き同時に絶頂に達する。
「あっあっあっ裕君出る、出るっ、イっクうううっ!」
「ひああああっ、お姉ちゃんっ、あっ、あっ、イく、イくっ、イっちゃううううっ!!!」
裕君のお尻の中に精を出す。裕君も同時に達したので、私のおちんちんに合わせて射精しているかのような感じだ。裕君の上にどっと倒れふす。お腹の下でビクビクしている裕君のおちんちんの感触が心地よい。
542名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:36:39 ID:279HNL+L
「はあ…いっぱい出たね。裕君…。」
「うん…。」
「気持ち良かった?」
コクリと頬を染めて頷く。
「私もすごい良かった…。」
「うん、お姉ちゃんのまだお腹の中に出てるよ…。」
「うん、もう少しこのままでもいいかな?」
私は裕君を強く抱きしめ呟く。
「裕君、私ね、裕君の家の近くの学校を受けようと思う。裕君と一緒にいたいんだ…。」
「お姉ちゃん…。」
「応援してくれる?」
「そんなの当たり前だよ。合格したらずっと一緒だよ!」
「うん…ありがとう…。」
「それとね…僕、お願いがあるんだけどいいかな?」
「お願いってなに?」
「うん、僕と一緒にお風呂に入って欲しいなぁ。」
可愛らしいことを上目使いでお願いする裕君は本当に愛らしい。私はにこりと笑って言った。
「もちろん。じゃあお風呂行こっか?」
「うん!」
多分私は風呂場でもまたしてしまうんだろうな。まあ、幸い時間はたっぷりある。裕君には悪いけど赤玉が出るまでやらせてもらっちゃおう。そう思い私は裕君の手を強く握ったのだった。
543名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:38:09 ID:279HNL+L
〜それから〜

「う〜、お姉ちゃん、そろそろ発表の時間だよ。」
「うん…。」
今日は私が受けた大学の合格発表日だ。私たちは二人で大学の前にいる。
あれから私達は、お互いに遊びに行き合うようになった。普通にデートに行ったりすることもあったが、だいたいはHばかりしていた。裕君のお尻は全く魔性の尻、いや傾国の尻と言っていいだろう。
いけない、昨日、緊張で眠れなかったせいか脳が沸き始めている。緊張で寝られないなんて情けない。フタナリでも人の子ということか。
「受かっているといいなあ…。」
隣で裕君が不安げに呟く。私は裕君の頭の上に手を乗せ、裕君に笑いかける。
「お姉ちゃんを信じなさい。」
私はそう言いながら胸を張る。実際、胸を張るだけの勉強はしてきたし、自信もある。

「うん、僕、お姉ちゃんのこと信じるよ。」
そう言って裕君がギュッと抱きついてくる。周りの視線など全く気にしてない。可愛いやつめ。

私と裕君は、掲示板の前までたどり着いた。一緒に私の番号を探していく。裕君はもうガクブル状態で多分私より緊張している。私の受験番号をブツブツと呟いていて、正直ちょっと怖い。

「私の番号は…………………………………あった……。」
自分の番号はすぐに見つかった。大きく息を吐いたあとに裕君が飛び跳ねるように喜び、抱きついてくる。
「おめでとう!お姉ちゃん!」
「うん…良かった…ありがとう…。」
私も裕君を抱きしめる。合格できて本当に良かった。
「どこかでご飯食べてこうか。」
「うん!合格祝いだね!」

駅への道を手を繋ぎながら歩いていく。
「裕君、ありがとうね。」
「どうしたの?」
「合格できたのは、裕君がいてくれたからだよ。」
「お姉ちゃん、それは違うよ。合格はお姉ちゃんの力だよ。」
「ううん。私が頑張れたのは裕君がいたから…裕君ともっと一緒に過ごしたいから……。」
「お姉ちゃん…。」
「だから…これからは毎日家に来てね。私は寂しがり屋だから…」
その言葉は裕君の口付けで遮られた。
「ぷはっ、そんなの当たり前だよっ。僕はお姉ちゃんの恋人なんだからっ!」
「うんっ!」
彼の笑顔はとても素敵で、私が欲しかったのはこれだったのだなと思った。きっとこれからの日々は甘くて、楽しくて、そして、暖かい、そんな日々になるのだろうな。だって、大好きな人と、ずっと、一緒なのだから……。



544名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:50:33 ID:279HNL+L
お目汚し失礼しました
アク禁が二日目で解除されたので良かったです
しかし改めて見るとところどころ穴がありますね…
545名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 22:34:37 ID:FmubBaDq
GJ!
思いの外ラブラブで良かったw
546名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 19:45:53 ID:yIdTpV2a
ぐっぢょぶっ!
547名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 19:56:56 ID:FaG+GoSO
TENGA吹いたwwwwwww
548名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 19:52:30 ID:yTfMxN37
GJ!だけど、ふたなりやペニバンに犯される話なら、女にお尻を犯される男の子スレに投稿した方がいいよ。
549名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 19:53:28 ID:Oq1c+gn2
行き先に困った時は、こちらのスレもどうぞ

【ホモ】男性同性愛総合スレッド【801】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1191663995/
550名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 21:31:34 ID:Zmd8oJWB
喜んでいただけたようで何よりです
次は大分先になると思いますが普通のショタ×ショタになるかショタ×ふたものかは未定だったり
551名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 22:25:03 ID:CgJ7NAhj
非常に良かった、次作も期待。
552名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 01:04:51 ID:FbdthdZ9
男同士はショタ同士でもこのスレではNGだよ。
553名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 09:40:20 ID:S2nh+8K4
ショタって男じゃねww
554名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 21:22:28 ID:VUuXc28r
手ほどきと言うか調教でもよいなら別スレで書いてたんだけど場違いだったのかイマイチ反響が良くなくて…。
ここならどうだろう
555名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 01:50:33 ID:yF77w8xZ
多分受け入れられるよ
556名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 04:34:29 ID:zlbaNFtI
>>554
強制女装少年エネマ調教スレか
女にお尻を犯される男の子スレがいいんじゃない?
557名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 15:31:26 ID:vFKC1oPz
深空さん期待保守
558名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 02:05:33 ID:o08GvBfN
深空さん再臨期待保守。マジで応援してるんで職人さん頑張って下さい
559名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 11:28:03 ID:g7r9sukD
深空さん期待ホシュ
560名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 21:35:39 ID:Txi/2lCk
保守。
561名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 13:20:14 ID:YFug0seh
年の差カップルスレに行けばいいんじゃね?
こんな重複スレの保守なんてするなよ
562名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 11:12:12 ID:c75zh2GZ
うるさいよモモタロス!
563名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 13:12:45 ID:3+DH2MnG
なんでモモタロスwwww
564名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 23:41:35 ID:MEMIF09M
ちょwwwなんで急にモモタロスwww
565名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 10:53:03 ID:t4/Kn/Ak
リュウタってショタなのか?
566名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 00:53:59 ID:eE44vPz1
…さぁ?どうなんだろ?
567名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 15:49:43 ID:0H3mLNI8
精神構造が子供のままなんじゃないか?てかライダースレ行くぞ
568名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 07:41:25 ID:DWLW6TCm
次はスレタイを姉ショタにするべきだと思うんだ
569名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 12:44:13 ID:5ji3nnBW
それだと姉スレや年の差スレに行けと言われると思うんだ。
570名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 10:52:44 ID:nsuBQeHm
俺は錆びても保守する!
571名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:43:24 ID:RNtuCuo7
SEXがしたい。SEXがしたい。SEXがしたい。

そんな事は土台無理だと決めつけていた。
しかし今、隣では寝息がする。

事の発端はこうだ。
体型と、ただでさえ顔にコンプレックスを持っていた私は、男に相手にされるはずはない。
そうして、この年齢まで来てしまった。
私は、いよいよ性欲を押さえられなり、今にもおかしくなりそうだった。
そんな時、一つ気付いた事があった。彼は小さい時から私に懐いていた。

世間で言う夏休みは、もう八月に入っている。
母親の実家の方で、お盆に花火大会があって、我が家は一家で帰省するのが恒例だ。
そして今年の夏、決意した。

「ともくーん」
「お姉ちゃん!」
「一年ぶりだね」
「花火楽しみだね。今年も泊まるんでしょ?」
「もちろん」

半年ぶりの再会。名前はとも。母の弟の子、つまり従弟。
年齢は、私の一周りは下だ。相変わらず背の順では一番前と言っていたし
とも君の体型からすると、体重は三倍くらい差があるかも…
黒髪はサラサラしていて、赤ちゃんの様。
田舎の純粋な少年といった形容が、ぴったり当てはまる。
572名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:44:03 ID:RNtuCuo7
花火大会も終わり、家では宴会だ。親達は、酒を飲み上機嫌。
子供達は、花火の余韻に浸るも、テレビゲームに移っていた。
私はどちらに属すこともなく洗い物の手伝いをした。

「ともー、DSないの?」
「持ってないんだ。クリスマスまで我慢」
「じゃあ、買ったら一緒にやろうぜ」
「うん」

夜も更けると、酔っ払った父に代わりに、母が車を運転して帰っていった。
他の親戚一家も、子供たちが大きくなると、泊まらず皆帰る様になった。
この歳でも泊まっていくのは、私くらいになっていた。祖父母は喜んでくれていた。
とも君の両親は、母親の実家に帰省している。とも君は花火と日にちが被るので
後日、行くと言っていた。祖父母だけでは心配らしく
私がいてくれる事に、とも君の両親も喜んでくれている。
そういうわけで、この広い家にいるのは、私ととも君と祖父母になる。

「お風呂一緒に入ろうか?」
「や、やだよ」

そう言うと、そそくさと風呂場へ行ってしまった。
私は脱衣場に向う。音がしないように戸を引くと
脱衣籠に、とも君の服が散乱している。浴室からはお湯が流れる音がする。
本当は、今直ぐにでも裸になって飛び込んで行きたいところだが夜は長い。
それに、機嫌を損ねるわけにはいかない。
浴室のとも君を意識しつつ、脱衣籠の下着に手を伸ばした。
白いブリーフには黄色い染みができていた。
鼻に近づけると、すえた臭いがした。その臭いにくらくらしながら脱衣場を後にした。
573名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:45:00 ID:RNtuCuo7
「お姉ちゃんも飲む?」
「えっ?」
「サイダー」
「もらおうかな」
「じゃあ、取ってくるね」

とも君が階段を駆け下りる音がする。
テーブルには、とも君の飲みかけのサイダーの缶。
私はそれに口を付けた。

「はい」
「ありがとー」
「ぷっはー!やっぱ夏はこれだなー」

父達のビールを飲むマネにも気付かず、先程のパンツの臭いと間接キスに興奮した。
こんなに夜更かししているのも盆と正月くらいなんだろう。とてもはしゃいでいる。

「そろそろ寝る?」
「またなんか話してくれる?」
「いいよ」
「やったー」

ついに来た、この時。一連の流れを整理する。
事前にいろいろ考え、とも君がノってくるような話をいくつか用意した。
574名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:45:39 ID:RNtuCuo7
「とも君、エッチな話しようか」
「えっ…」
「期待した?」
「そんなのしてないよ!」
「ごめん、じゃあ性教育の話」
「性教育?」
「学校で習ってない?」
「知らない」

とも君の学年ではまだなのかな?私の頃はとても遠まわしな表現だったような気がする。
今の現場はもっと具体的と聞いているが。

「要するに子供の作り方」
「えー!」
「あんまり大きな声出さない。おじいちゃん達、起きちゃう」
「うん」
「まず、とも君はどうやったら子供ができるか、知ってる事でいいから言ってみて」
「…男の人と女の人が…えっと…」
「それだけ?」
「わかんない」
「じゃあ、どうやって産まれてくるの?」
「えっ、おなかをしゅじゅつして…」
「とも君のお母さん、お腹に手術の跡あった?」
「ない」

純粋過ぎる。これが普通なんだろうか?しかし教え甲斐は充分だ。
575名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:46:38 ID:RNtuCuo7
「じゃあ、一から教えるね」
「まず男の人と女の人が必要です。つまりお父さんとお母さん。それで、男の…その…」
「?」

私が照れてどうする。声をひそめて

「男の人のお、おちんちん…って、大きくなるでしょ?」
「…」
「あれ、大きくなるのは意味があって、女の人には、おちんちんの代わりに
 おまんこって穴があるの。そこにおちんちんを入れるの。これをセックスって言うの」
「…」

返事はしないが真剣だ。

「そしておちんちんを入れたり出したりしてると、おちんちんからおしっことは違う
 モノが出てくるの。そのおしっこじゃないモノを精液って言って
 その中に赤ちゃんの元になる精子って言うのが沢山入ってるの。
 それをお母さんのお腹の中に出すってわけ。お母さんのお腹の中にも赤ちゃんの元になる
 卵子って言うのがあって、その卵子と精子が合体して赤ちゃんになるの。
 そして赤ちゃんは、おちんちんを入れた穴から産まれてくるの。わかった?」
「…なんとなく」
「コホン、じゃあ何か質問は」

何故か、先生気分。

「セックスすると絶対に赤ちゃんができるの?」
「ううん、セックスってね、とても気持ちがいいの。男の人はおちんちんが
 大きくなって女の人のおまんこに入れると、とても気持ちが良いの。
 女の人もおちんちんを入れられたり体をいっぱい触られるととても気持ちが良いの。
 だから、気持ち良くなりたいからするセックスもあるの。みんなしてるんだよ。
 とも君のお父さんとお母さんも。うちのお父さんとお母さんもね」

ゴクッ

生唾を飲み込む音を聞いた。

「でね、おちんちんから精液が出る時が、一番気持ちが良いんだって。
 その精液っていうのはおしっこと違って白いの。 
 しかも、ネバネバしててなんかマヨネーズみたいなの」
「マヨネーズ?」
「とも君…オナニーって知ってる?」
「…」
「じゃあ、一人エッチは?」
「…」

知らないのか?聞いてみた。
576名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:48:08 ID:RNtuCuo7

「たまに、おちんちんとか触ったりする?」
「し、しないよ。なんでそんなこと聞くの?」
「あ、いや…おちんちんを触ったりすると、セックスをしなくても精液が出るの。
 その時もやっぱり気持ちが良いんだって。だから、してるのかなって」
「たまに立つ事はあるけど」
「本当に?どんな時に」
「…朝とか…」

朝立ちというやつか。

「もっと違う時に立たない?女の人を見た時とか」
「…えー、恥ずかしいよ…」
「誰にも言わないから」
「…テレビでアイドルを見た時とか…」

やはりそういう衝動はあるようだ。

「み、見てみたいなー」
「えっ、何?」
「そこ」

股間を指差す。

「えっ、ちんちんを見るの?」
「ダメ?」
「…」
「誰にも言わないから」
「お姉ちゃんセックスしたことないの?」

意外な質問にテンパった。

「したことない」
「ふーん。でも気持ち良いセックスは赤ちゃんできないんでしょ。しないの?」
「そうじゃないよ。赤ちゃんをつくる時のセックスも気持ち良いんだよ。
 お姉ちゃんは、セックスは結婚するまでしない、だからこそ興味があるの」

期待が増す。どう出るか?
577名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:49:07 ID:RNtuCuo7
「恥ずかしい」

機嫌を損ねるわけにはいかない。

「じゃあ、電気をほら、あのオレンジのにして暗くして。そうすれば恥ずかしくないでしょ」
「…」

最後の手段。

「お、お姉ちゃんも脱ぐから」
「えっ、でも…」

万事休す。

「DS買ってあげる。それも明日!」
「ほんと!?」
「ホント!だからお願い」
「じゃあ…いいよ」

目が輝いていた。子供を釣ってしまった。

一階に下り、戸締りと祖父母の様子を見に行った。
起きる様子はない。心臓が高鳴るのは、これから起こる事への期待か、
それとも単に階段を上って息切れをしただけか…

電気を消し、二人は向かい合って座った。

「じゃあ順番に一枚ずつ脱いでいこうか」

とも君は頷く。

とも君はTシャツにハーフパンツ、そして下着だからあっという間だ。
それに気付いたのか,パンツ一枚になると私と枚数を合わせるためか、躊躇している。
体つきは少年のそれで、すらりとしている。
その体は、陽に晒す部分は見事に焼けていて境目がくっきりしている。
わたしも下着姿になった。色気のない下着姿を見下ろすと腹は出ていてみっともない。
もしかしたら、私のほうが脱ぐことに抵抗があったのかもしれない。
とも君の手を取り近くに寄せる。

「最後の一枚だね。脱がせてあげる」
「…」

腰を浮かせるように促し、両脇からゆっくりブリーフを下ろした。
下げきるまで、そこには視線を向けずブリーフを横に置く。
視線を徐々に上げる。そこには…、両手で股間を隠していた。
578名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:50:21 ID:RNtuCuo7
「手で隠しちゃダメだよ。ほら」

私はとも君の手をどけた。嫌がる様子はなかった。
そして、小さな性器は露になった。良く見るために顔を近づけた。
それはまるで、茗荷の様にぷっくりしていて、皮を被っていた。
毛は生えていない。おちんちんに比べて陰嚢が大きい印象を受けた。
ついに見た。おちんちん。おちんちん、ちんちん、ちんちん!
私はうかれた。

「大きくなる?」
「わかんない」
「さっき、テレビのアイドルを見ると大きくなるって言ったよね」
「うん」
「お姉ちゃんのおっぱい見る?」
「えっ?」

もちろん見せる気だが、あえて、とも君に委ねる。
とも君は頷いた。

後ろ手にブラを外し、もったいぶるように両手で胸を隠す。
溢れんばかりの乳房には見事な谷間ができている。
そして手を離した。とも君の目の前にタレパ○ダのような、だらしない乳房が現われた。

「どう?」
「…すごい…おっきい」

乳房を下から持ち上げ、寄せたり、突き出したりしてみた。
とも君の股間を見てみた。しかし変化がない。
579名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:52:06 ID:RNtuCuo7
「とも君…おちんちん大きくならない?」
「わかんない」
「やっぱり、お姉ちゃんの裸じゃダメなのかな?」
「…」

否定しなかった。気を使える年齢じゃない事を差し引いてもへこんだ。
その時、とも君は自らおちんちんを触りだした。
包み込むようにして揉んでいる。するとおちんちんが若干変化したような気がした。
気がしただけじゃなかった。確かに変化している。
みるみる大きくなり、これが限界か、小さく痙攣しながらそそり立った。

ゴクッ

今度は私が生唾を飲んだ。

すごい。あの茗荷だったおちんちんが、体型相応のサイズとはいえ
男性機能として勃起している。陰嚢に引っ付いていた茗荷が
その裏側をこれ見よがしに私に見せている。
ここにきて私は、それ以降の事を、考えてなかったことに気づいた。
どうしよう…
私よ、見たいだけだったのか?そうじゃないだろう。
おちんちんは、一向に収まる気配はない。

「とも君、オナニーしてみない?」
「えっ?」
「おちんちん大きくなったらその後どうしてるの」
「勝手に治まるまで待つ」
「でも大きいままだよ」
「うん」
「だからしてみようよ。気持ち良いんだよ。私もするから」
「えっ、女の人もオナニーってするの?精液出るの?」
「女の人もするんだよ。だってセックスって気持ちいいって言ったでしょ。
 男の人は、おちんちんをおまんこに入れてる感じを手で握ってするの。
 逆に女の人は、おまんこにおちんちんが入ってる感じを指を入れたりしてみるの。
 それと女の人は精液じゃなくて愛液って言うのが溢れてくるの」
580名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:53:00 ID:RNtuCuo7
私はパンツを脱いだ。腹の下に陰毛が茂っている。
とも君の視線を感じる。ああ、見られている。

とも君は三本の指で、おちんちんを摩りだした。
私は茂みの奥に手を差し入れた。
沈黙が続いた。二人の吐息がだけが聞こえる。
おちんちんの先端は、摩るたびに亀頭が半分くらい顔を出す。
聞いてみると、これ以上下げると痛いらしい。

「お姉ちゃん、そこどうなってるの?」

私の陰毛を指差す。

「見たい?」
「うん」

私は徐々に足を開いてM字に立てた。
とも君には、縦筋が見えているはず。それは周りの肉で圧迫されての物だが。
そして、びっしりと陰毛が取り囲んでいる。きっと驚いただろう。
なにせ、陰毛が生えた頃に見た時の、自分の感想もそうだったから。

「これが穴?」
「ちょっと待って」

私は両側からおまんこを開いた。
ぬめりと共に、性器が現われた。
581名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:53:48 ID:RNtuCuo7
「…スゲー」
「どう?気持ち悪い?」
「う、うん、ちょっと…。痛くないの?」

見た目、殆ど内蔵。怪我だと思っているみたい。

「もっと近づいてみて」

両手を突いて、おまんこを凝視している。

「ココがおしっこの穴。で、ここ。ここがおちんちんを入れる穴。おまんこ。
 おしっこの穴の上にある、これを触ると気持ち良いんだ。触ってみる?」
「触るの?…いいの?」
「強くしちゃダメだよ。そっとね」
「わかった」

人差し指が、陰核に触れる。全身に快感が走る。
おまんこにも指を入れるよう、促す。
しかし、第一関節以上入れてこない。怖いんだろう。

「あったかい」
「ねえ、おちんちん入れてみようよ」
「えっ」
「気持ち良いセックスしよう」
「怖いよ」
「お姉ちゃん、本当はセックスしてみたいの」
「やだ」
「よく見て、この穴。入れてみたくならない?私はとも君のおちんちん入れて欲しい」
「やだやだ、絶対やだ」

駄目だ。完全に拒否られている。あんなに、おちんちん勃起してるのに。
今だって、ピクンピクンしてるじゃないか。

その時、
582名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:54:35 ID:RNtuCuo7
「あ、ああ、なんか来ちゃう」
「?!まさか、ちょっと待って」

ビュッ、

とも君は射精してしまった。
勢いのある射精が三回ほど続いた。聞いていた通り、物凄く飛んだ。
噴射した精液は放物線を描いて、私の胸にも達した。私の胸でぴちゃっと音を立てた。
その後は、精液が滲み出てくるように亀頭の先端から出ている。
それが、おちんちんから伝って陰嚢の方に垂れている。
胸に触れた瞬間、その熱さに驚いたが、熱はすぐに引いて胸から垂れていく。

本当は私が摩って射精させてあげたかった。
とも君が果てると、急に罪悪感と恥ずかしさが襲ってきた。
膝を突いていたとも君は、そのまま私にもたれてきた。
そのまま二人は、布団をかぶり横になった。
583名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:55:13 ID:RNtuCuo7
「どう、気持ち良かった?」
「うん」

私に擦り寄るように横になっているため
とも君のおちんちんが、ふとももに当たっている。それはもう萎えていた。
精液の残りだろうか、ふとももを何かが伝っている。

「お姉ちゃん、寝ちゃった?」
「ううん、起きてるよ」
「この前、友達と遊んでたらエッチな本を拾ったんだ」
「?」
「でね、森の中に隠しといて、今度一緒に見ようって。でも僕、どうしても
 その時見たかったから、帰ってから一人でこっそり見に行ったんだ」
「うん」
「見てると、だんだん、ちんちんが大きくなってきてズボンの上からぎゅってしたの」
「…」
「そうしたら体が、朝、布団の中で伸びをした時みたいな感じになって…
 …おしっこ漏らしちゃったんだ」
「それって」
「うん、パンツの中を見てみたら、白いドロドロしたのがついてた」
「精液?」
「たぶん。僕、病気かと思ってずっと怖くて。でもさっき出したのと同じだった。
 それにとっても気持ちが良かった。本当は、たまにちんちん触ってるんだ。
 でも、なかなかあの時みたいに気持ち良くならないし、
 またあの白いのが出たら怖いし。でも、やめられなかった」
584名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:55:58 ID:RNtuCuo7
私はとも君を抱きしめた。それと同時に赤面した。
ある程度、知識のある少年に上から性教育をしていた。
しかも、私は精液をマヨネーズと例えた。
さっき、胸に飛んだ精液を拭ってみると、それは薄めた水溶性の糊のようだった。
とろみのあるカル○スでもいい。

「体洗いに行こうか」
「うん」

祖父母にばれないように風呂場へ向う。
ふくよかな女と少年。端から見ると母子のようだ。

「ミニとも君も良く洗わないと」
「ミニとも?」
「そう、これ。ちっちゃいとも君についてる、もっとちっちゃなとも君」
「小さくてごめんね」
「それは身長の事?それともおちんちん?」
「どっちも」
「でも、おちんちん凄い大きかったよ。身長だってその内、お姉ちゃんより大きくなるよ」

おちんちんをこねくりましていると、また、大きくなってきた。
そして、…口でするという事を教えた。
585名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:56:31 ID:RNtuCuo7
「とも君、今日の事、絶対秘密だよ」
「うん」

「明日帰るけど、午前中にデパート行こうね」
「なんで?」
「DS」
「…いらない」
「どうして?」
「…いらないけど…」
「どうしたの?」
「いらないけど…また、またして欲しい」

それからも関係を続け、何度目かに、ついに一線を越えた。
とも君は目醒めてしまった。
会うのは、もっぱらインター沿いの、車でそのまま入れるラブホテル。
私は何かと口実を見つけ、車でこちらまで足を運ぶ。

親戚が集まる時は大変だ。皆の前で「ミニとも参上」と言って片手を前に突きだし
拳を作る。時計の目盛りの三時の位地から、二時、一時と角度を付けて上げていく。
きっと勃起の過程を表しているんだろう。
親戚の誰かの「何それ?}との問に、思わず説明するんじゃないかとひやひやする。
しかし、普段は少年そのものだ。セックスは言ってはいけない事だと察してはいるらしい。
バレたらどうなるか。私は少年をそそのかした変態女。親戚関係は崩壊するだろう。
今はまだ不意に頬にキスをされても、まわりは微笑ましいと見ている。
しかし、スキンシップは徐々に大胆になってきている気がする。
いつかバレる。

今、とも君は隣で寝息をたてている。
とも君は射精すると寝てしまう。そんなとも君のおちんちんに、手をあてがい
私も眠りに落ちるのが至福の時。
とも君は、私にぞっこんだ。いや、私のおまんこに…。
きっと、思春期には同世代の子に恋をし、愛のあるセックスをするようになるだろう。
そして、私の事は忘れる。しかし、それでいいのかもしれない。
私は、今この瞬間の快感に溺れているだけで良かった。

手の中のおちんちんは再び固くなった。

                                    おわり
586名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 12:39:03 ID:OhthTtT3
ここは廃棄待ちの重複スレ
投下するなら別スレへ行きなさい


お姉さん大好き
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1186239004/l50

姐さん・姉御肌の女性が異性に恋をするスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1166431257/l50

年の差カップルでエロ萌え
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1194432193/l50
587名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 00:25:15 ID:OFl6aab9
いや。ショタ萌えが主体だからここだ。GJだ。
588名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 02:07:31 ID:xA970M40
>>537
GJすぎるだろ、コレは。
589名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 18:53:49 ID:V4MCQsiM
GJあげ
590名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 00:47:52 ID:hAakkjW4
非常に良いが。
>口でするという事を教えた
>ついに一線を越えた
あたりをくわしく。
591名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 02:17:21 ID:Z0KuA7hz
扱い方がわからず、おちんちんを粘土遊びの様に、こねくりまわした。

「あっ」

とも君は、小さく喘いだ。私の手で、おちんちんが大きくなっていく。

「とも君、これ、また?」

とも君は、やっぱりまだ少し恥ずかしいみたいで、照れている。
浴室は、蛍光灯なので私の裸もしっかり見ているはず。

「痛っ」

とも君は、私の手から逃れるように、腰を引いた。

「ど、どうしたの、痛かった?強くやりすぎちゃったかな?」
「ううん、そうじゃない。それ、石鹸」

私は両の手に付いた泡を眺めた。

「石鹸でずっと洗ってると、先っちょがヒリヒリするんだよ」
「ごめん、どうしよう。洗い流そうか?」

手桶で湯を掬い、勃起したおちんちんの下に手をあてがい、上からそっとお湯を掛けた。

「どう、まだヒリヒリする?」
「うん。これ、流しただけじゃ、治らないよ」
「どういうこと?いつもこうなるの?」
「いつもじゃないけど。これね、多分、ちんちんの穴に入ってヒリヒリしてるの」

確か、鈴口と言ったかな。おちんちんの先端の穴。石鹸が逆流するんだろうか。

「おしっこすると痛いけどちょっとだけ治る」
「じゃあ、してきなよ」
「いつも、ここでしちゃうんだ。
 お風呂に入ってると、おしっこしたくなっちゃうから」
「ここで、するの?」
「うん」

おしっこか。放尿なんて、そう見れるものじゃない。私は了解した。
いつもは湯船越しにしているんだって…さすがにそれは…
洗い場でするように言い、女の子のように放尿した。
592名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 02:18:29 ID:Z0KuA7hz
「…」
「どうしたの?」

とも君は、その体勢のまま、んっ、んっと、気張っているが、
おしっこが出る気配はない。

「立ってるから、出ない」
「どうすればいいの」
「いいよ。そのうち直るよ」
「おしっこは?」
「我慢する」
「でも」

そうは言うものの、おしっこを我慢しているのが良く分かる。
我慢している仕草が子供のそれ、そのものだからだ。

石鹸は使えないし、扱くのも負担があるかもしれない。
あっ、。良からぬ事が頭を過る。

「また…また、してあげようか」
「でも」
「痛くない方法があるんだ」
「方法?」

とも君を立てると、私は、膝をつき、おちんちんを目の前にする。
明るい所で見るそれは、とても異様で動物の一部のような印象を受けた。
先端は皮を被っているが一円ほど開いていて、中から桃色亀頭、
それに真ん中に縦に小さく裂けた穴を見た。
さっきは勢いで、入れてと、つまり挿入してと言ったが
この、皮を被った状態で出来るものなのだろうか?
そんな事を思いながら、

「触るよ」
「えっ?」

!!

おちんちんを優しく握ると、とも君はピクンッとした。私もピクンッとした。
おちんちんの熱さに。その熱さの中には、欲望も詰まっているのかも。
逆にとも君は、私の冷えた手のひらに反応したのだろう。

私の手の中で、脈を打っている。それはまるで、おまんこの中で
暴れまわりたいと、もがいているよう。
片手で陰嚢を触ってみた。おちんちんを洗っていた時には陰嚢は少し垂れていた。
その中には、ビー玉大の物が入っていた。睾丸だ。
この中に、さっき私の胸に飛んだ、精子が詰まっているというのか。
睾丸を、親指と人差し指で摘もうとするが、それは、鰻が掴めないように指先から逃げる。
男の急所と言うから、あまり強くはできない。
その陰嚢は、今は引き締まっている。勃起すると陰嚢も変化するのだろうか。
593名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 02:19:59 ID:Z0KuA7hz
「方法って、また手でするの」
「違う。口」
「口!?」

おちんちんを口の前まで寄せた。痛くないかどうかは正直わからない。
そして、恐る恐る、口に含んでみた。自分にも抵抗があった。
さっきあれほど、淫らな事や要求をしていた癖に調子のいい事を…。

違和感はない。臭いもない。体の一部と言うことを考えなけれは
昔した事のある、魚肉ソーセージまる齧りの最初、口に含んだ感じと似ていた。
しかしこっちは、それより固い。口に含んだものの、どうしていいかわからない。
とりあえず入れたり出したりしてみた。亀頭と思われる部分と陰茎の境目で
一段下がる感じがする。歯が当たらないようにするのは結構顎にくる。
口の中にはどんどん唾液が分泌してくる。口を開けているため
飲み込む筋肉がうまく働かない。仕方なく口から流れ出るのを見守るしかなかった。
それは逆に、おちんちんをうまく潤滑している。最初は浅く浅くしていたが、
おちんちんの根本まで咥えると、ジュプッっと音を立て白く泡立った唾液が流れ出る。
最初、舌をどうしていいかわからなかったが、おちんちんの裏に這わせるように
添えてみた。たまに動きを止め、亀頭部分を舐めるように回転させた。

その時、ふと舌が亀頭と包皮の間に入った。結構置くまで入る。
皮を意識するように唾液を絡ませ深く深く舌を入れる。

「剥ひへみおふは」
「へっ?」

咥えたまま聞いてみた。
口から離し、テラテラのおちんちんを握り、ゆっくり下げる。
亀頭が半分顔を出した。八分目まで出た時、

「痛っ」

やっぱり痛いのか。慌てて、包皮を戻そうとする。
唾液と、とも君が動くので、うまくいかない。
仕方なく、口に含みなおした。動く事が出来ない。亀頭が上顎に引っ付く。
舌を優しく裏に宛がう。静止させていたいが下がチョロチョロ、
裏スジをくすぐってしまう。今度は確実に亀頭と陰茎の境目が確認できる。

雁首だ。人間のペニスは他の動物に比べてその体型からすると異様に大きいらしい。
雁というのは、先に射精された精液を掻き出す役目をしているらしい。
そうやって優秀な遺伝子が残り、ここまで進化してきたのだろう。
今ではその名残程度と聞いているが。
594名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 02:20:43 ID:Z0KuA7hz
右側から先端に沿って、雁を上っていく。
先端に行くにつれ、舌が捲れる格好になる。そのまま、左下に舌を送る。
先端を経由する時、スジ張った物を感じた。そこが気になり左右に動かし刺激する。

「うっ、うっ」

とも君は唸っている。
もしかしたら射精が近いのかもしれない。

やはりそうだった。

「くっ、うぅぅん」

とも君の幼い喘ぎ。
私の口の中で、とも君のおちんちんが跳ねまわる。
また三回ほど、勢いのある射精をする。その度、亀頭が上顎を打つ。
精液が喉の置くに溜まる。嗚咽しそうになる。

「ぷはっ」
「はぁ、はぁ、はぁ」
「こぉっ」

私は咳き込んだ。下を向いたまま咽た。喉の奥から唾液が滴り落ちる。
それは白い液体も含まれているため、一段と糸を引いていた。
とも君は自分の事で精一杯なのか、私には気付かない。
顔を上げると目の前に、とも君のおちんちんがあった。
唾と精の液体にまみれたおちんちんは勃起した時の大きさのまま下を向いていた。
先から唾液と精液が垂れている。そのすぐ後、もう一つの液体も確認した。
595名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 02:21:42 ID:Z0KuA7hz
じたじたじたじた…

とも君は立ったまま放尿した。
床に到達した尿は、跳ね帰り私の太ももを濡らしている。
動く気力がない。

人肌にぬるめたお湯を、そっと、とも君のおちんちんに掛けた。
おちんちんから、徐々にぬめりが無くなっていった。
大きさも元の大きさになり、皮は元に戻り、亀頭を覆っている。
私の口は、濯いでも若干喉の奥に違和感があった。

湯船に浸かると、とも君をだっこするようにした。
体重を預けているため、私の胸が潰れる。

「ヒリヒリしなくなった?」
「する」
「うそ…」

やっぱりだめか。

「でも、さっきと違うヒリヒリ」
「え、どういうこと?」
「なんか、ちんちんの丸いの全体がヒリヒリする」

亀頭か…

「でも、先っちょ剥いた時は凄く痛かったけど、お姉ちゃんが口に
 入れてた時は痛くなかった。とても温ったかくて」

もしかしたら。
596名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 02:22:40 ID:Z0KuA7hz
「痛くない?」

再び、おちんちんを触り聞いてみた。

「このまま、もう一回剥いてみても大丈夫そう?」
「わかんない」
「剥くよ?」
「うん」

小さいおちんちんの皮を、徐々に下げてみた。
ふやけたような皮は容易に剥けた。

「どう?」
「口とは違うし、お湯でちょっと痛いけどさっきみたいじゃない」

もしかしたら、初めて晒す亀頭っていうのは皮膚がまだ慣れていなくて
触覚に敏感なのかもしれない。それは男の人が必ず通る道なのかも。
あとは、まだその年齢に達していないか…。また、ちょっと罪悪感。

正直な所、口でしてみても、私自身あまり気持ちの良いものではなかった。
もちろん、してあげたいからしたのだが、私の一方的な感情だからだろうか。
いつか一緒に気持ち良くなりたいものだ。
597名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 02:23:21 ID:Z0KuA7hz
「とも君」
「なあに」
「精液が出る時って、どういう感じなの?いきなり出ちゃうの?」
「ううん。なんか、ちんちん立って、気持ち良くなってきて、
 だんだん、ちんちんのまわりに集まってきて、最後にちんちんが気持ち良くなって
 おしっこ出ちゃうような感じになると、もう止められなくて出ちゃう」
「じゃあ、だいたい、出そうな時はわかるの?」
「うん」
「それじゃ、今度する時は出る前に言ってほしいな」
「言うってなにを?」
「うん、さっき口の中に出したでしょ」
「ごめん」
「違うの、怒ってるんじゃないの。いきなり出されると、びっくりしちゃうの」

「精液が出る事を射精って言うんだけど、射精する直前に“イク”って言ってみて」
「行く?どこに行くの?」
「とも君、昇天ってわかる?」
「わからない」
「うーん、なんていうか、天にも昇る気持ちよさって感じ」
「わかんない、天って?」
「天国…かな。天国に昇るくらい、つまり天国に“行く”くらいの気持ち良さ、かな」
「えー、死んじゃうの」
「死なないよwまあ、でも、それくらい気持ち良かった、でしょ?」
「うん」
「でも、イクじゃなくても、出ちゃうとか言ってくれればいいよ。
 最初の時は、来ちゃうって言ったでしょ。あんな風に」
「わかった。来るじゃなくて行くか…」

かわいいなぁ
598名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 02:24:29 ID:Z0KuA7hz
「あっ、そうだ!」
「え、なに!?」
「精液、口の中に出して大丈夫なの?」
「大丈夫だよ。飲んでも大丈夫なんだって」
「そうなの!?赤ちゃんできちゃう?」
「あはは、だいじょーぶっ。お腹の中ってそういう意味じゃないから」
「そうなんだ」
「とも君、お姉ちゃんの赤ちゃん欲しい?」
「ううん、全然!」

うおぉぉ、ストレート!

「ははは…」

風呂からあがると、二人は別々の部屋に寝た。

ゲーム機は要らないと言ったが、午前中にデパートに行き、お昼を一緒に食べた。
祖父母がお小遣いをくれた。
もちろん断ったが、ともを見てくれたのと、電車の駄賃にしろと渡してくる。
こういう場合、断っても堂々巡りになるので、お昼をとも君と外でって事で頂いた。
実際のところ、とても有難かった。

バス停前の公園で、時間を潰す。

「とも君…」
「ん?」

アイスに夢中だ。

「また、したい?」

とも君は、はっとこちらを見た。

「したい?」
「ぅうん」

とも君は、勢いあまって、ダブルクリックのように頷く。
ずっと、思ってた。正直、私は、後ろめたさと、罪悪感と、
少しの後悔の念を感じていた。男の人は自慰のあと、独特の
罪悪感があると聞くが、それは相手がいてもそうなのだろうか?
まして、相手は、年の離れた親戚の女。今はただ、快感が全てなのだろうか?
その辺はわからないが、私もしたいものはしたいのも事実。葛藤がある。

「じゃあ、またしようね」

私は駅方面へ、とも君は家の方向のバスに。
窓越しに、手を振り会い、別れた。

寂しくはない。
直ぐに会う約束をしたから。
599名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 16:47:40 ID:mmC71qjk
GJ!あれですか。これは本番に期待してもよろしいですか。wktkwktk
600名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 00:52:52 ID:Hj8mJhi2
うまい……。GJ。
601名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 02:33:33 ID:LRPsQNiY
9月に入っても、陽気は夏のそれだ。台風も接近している。
最初の週末に会う事になった。

私は仕事が忙しく、それもあってか会いたくて仕方がなかった。
会いたいというか、早く…したい…。
お互いの家の距離からすると、週末でないとゆっくりできない。
まあ、平日に会うのなんて、とてもじゃないが無理だけど。

問題はどう誘うか。とも君をじゃない。
とも君の家族が納得する理由を考えなければいけない。
いくら親戚とはいえ、少年を誘うのはなんだか気が引ける。
なにせ少年を連れだし淫らな事をするという、後ろめたい所があるので尚更だ。
しかも、もう足を踏み入れている状態。

先にも述べたが、お互いの家が遠い。私の家は千葉の松戸である。
とも君の家は埼玉の秩父。直線にして約7、80km。
いろいろ考えると100kmはみておいたほうがいい。
高速を使いたいが、情けない事に資金面と運転に余裕が無い。
もちろん電車も考えたが、なるべく二人きりでいたい。
ガソリン代、食事、遊園地、その他いろいろ…
(私的には)遊園地はフェイクなのでここでの出費は痛い。
しかしチケット、お土産類は仕方ない。証拠がないとね。

とも君の両親と、うちの両親をどう欺くか。
まず、計画を練った。
密に連絡を取りたい所だが、とも君は携帯を持っていない。
とも君の家は農家なので、昼間は両親はもとより祖父母もいない。
お盆を過ぎると、みんなまた仕事に出るので、あとは新学期を待つだけの、
退屈な休みなんだと言っていた。それが幸い、ゆっくり家電話で話す事ができた。

計画は、
とも君が、○○にある遊園地へ行ってみたいと口にする。
さんざん言った後、恐らく両親は断る。(と踏んでいる)
遊園地に近い私の家に、電話したと言う。
恐らく、両親は怒るか、うちに電話をしてくる。
電話してきた時、私は全然問題無い事と、うちに泊まることを了解してもらう。
「たまには、こっちに遊びに来なよ」を付け加えてもいいだろう。
私はいくらでも都合が付くが、そちらまで迎えに行くのは、
なんだか不自然なので、とも君の家にも多少負担してもらって、
途中までは電車で来てもらう。川越辺りがいいだろうか。

そして、うちの両親。自営業のうちでは、とてもじゃないがゆっくり出来ない。
そもそも家が狭い。それに両親ととも君と同じ空間にいるのが、なんだか後ろめたい。
なので、とも君とどこかで泊まります。ありえないありえない。さあどうする。
602名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 02:34:27 ID:LRPsQNiY
なけなしの脳みそで搾り出した案は、“第三者の存在”
女友達がいいだろう。ここでは仮にA子とする。A子もノリ気で、一緒に行くことになる。
そして、なんとも都合が良く、チケットを安く手に入れられるという。
その事も電話で話しておいたほうがいいだろう。
A子は絶妙の場所に住んでいて、翌日の渋滞、混雑などを考えると
このままA子宅に泊まり、翌朝そのまま出掛ける。
これは当日とも君を迎えに行く時に言わない方がいい。
後でうちに電話して、それを納得してもらう。
A子は当日に急な仕事で行けなくなる。多少強引だが。

期待と不安でいっぱいだが週末を楽しみに、眠りに落ちた。
603名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 03:38:53 ID:LRPsQNiY
家の車は国産のコンパクトカー。迎えに行くだけには、多すぎる荷物を積み、
シートの位地を調節し、ベルトを締める。ミラーを合わせる時、自分自身と目が合った。
後ろめたくて、直ぐに逸らせた。メーター類はっと、ガソリンは残り…目盛りの一番下を指していた。

親父め

川越まで持たない。千葉を抜ける前に給油しよう。
街道沿いのセルフのスタンド。レギュラー¥148の表示には眩暈を覚えた。
江戸川を渡り、埼玉県三郷に入った。数日前の台風の爪跡。
江戸川は茶色く濁り、増水していた。日は夏の照りだが、また台風が来ている。
外環道の下、つまり298号線を川口、浦和方面へ進む。
流れる時と詰まる時が極端で、私の気持ちを急かす。大宮から、川越に向った。

時間は大丈夫。電話で話した感じから、遊園地と、私との「コト」の比率が、
前者に傾倒しつつあるように思えた。気が変わらなければいいんだけど…

事は順調過ぎるくらいうまくいった。案の定、とも君の親はうちに電話をしてきた。
迷惑をかけてすまないと言っていた。もちろんそんな事はなく、計画通りに説明すると、
それじゃあと、了解した。とも君の両親が、仕事で夏休み中に遊びに連れて行く事が
できなかった事も、功を奏した。
604名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 03:39:49 ID:LRPsQNiY
来た。この電車に乗っているはず。改札の奥から聞き覚えのある声がする。

「おねえちゃーん」

私はずっこけた。ナメック星へ向う、ブルマの気持ちだ。
薬で小さくされた名探偵みたいな恰好。
まあ、ブルマと同じ理由ではないが、あまりにもぴしっとしていて可笑しかった。
恰好自体はなんともかわいらしいけどね。

「とも君、こんにちは」
「えへへ」
「電車大丈夫だった?」
「うん、ここまで一人で来たの初めて」
「そうなんだ。えらいね」

とも君は誇らしげに笑い、そして照れている。
さあ、とも君は掴まえた。ここからは本当に二人きり。
花火の夜の出来事。あの日の事は今でも鮮明に覚えている。

とも君の匂い。息、おちんちん、精液…
とも君の感触。腕、太もも、おちんちん…
とも君の熱。頬、おちんちん、精液…

思い出し、顔が火照る。
しかし、身内の匂いのする空間でしたことは少し後悔している。
今度、普通にとも君の家に入る事ができるだろうか。
だから今回、いろいろ計画を練ったのは苦労したが、
うちの家で会えないのは内心ほっとしている。
うちでも、行為の残り香が漂うのは嫌な気がするから。

何かの映画で、こんなシーンがあった。
宇宙人が侵略してくる。避難を兼ねて大統領を地下の軍事施設に案内する。
そこは以前地球に墜落した宇宙船と宇宙人を研究している某諜報機関の極秘施設だった。
しかし、大統領サイドも知らなかったその施設に、大統領は激怒する。
諜報機関のお偉いさんは、(本当に)知らなければ貴方は嘘をつかなくて済むと言う。
知っているけど知らないフリをするのと、(事実だけど)本当に知らないのとでは、
受ける印象が大分違う。

誰にも言わなければ、何も無いのと一緒。(と思い込もう)
映画の話に掛かってないし、うまくもなんともないが、今の私の心境は、なんかそんな感じ。
605名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 03:40:44 ID:LRPsQNiY
来た道をそのまま千葉方面へ戻る。
とも君は、浦和でサッカーチームのスタジアムが見たいという。
東北道沿いを北上する。遠くに異様な建物が見えてきた。まるで羽を広げている様だ。
サッカーは詳しくないが、サポーターと言ったっけ、とても熱心で有名らしい。
ふと私は胸が、きゅんとなった。何故なら国道沿いにラブホテルが並んでいるのだ。

私はとにかく急いで千葉に戻り、ラブホテルに行くことに執着していた。
考えてみたらどこのホテルでもいいんだし、明日の遊園地まではたっぷり時間がある。
サッカースタジアムに寄ったのは正解だった。冷静になれた。

冷静になると町並みにも意識が行く。スタジアム近くは宅地造成中で、
試合がある時とのギャップなのかな、意外と閑散としている。
浦和美園駅付近まで来ると、マンションや大型商業施設がある。
そこで昼食を取り東川口方面へ。正直、ちょっと道に迷ってる…

そのまま、南下し日光街道から都内へ入り、環七を亀有、千葉街道から市川へ入った。

埼玉から東京へ入った時もそうだったけど、やっぱり東京ってのは特殊で、
それが下町でも、入る時は急に東京臭が、出る時は途端に東京じゃなくなる。
東京に接する県に住む人間の性か。千葉在住はただでさえ川を越えるので、
川を越えることで一種の気持ちの切り替えが少なからずある。

…なんの話だ?
606名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 03:41:30 ID:LRPsQNiY
千葉街道、すなわち国道14号線を行く。船橋市に入る。
ふと、女お笑い芸人を思い出した。総武線の女子高生というネタがあって、
その舞台が西船近辺ということだった。あの子もぽっちゃりしてて、
ことあるごとに、それじゃあただのデブじゃないですか、とか言っていた。
あの子は付き合った事とか結構話してて、それが無かったらという意味の自虐ネタ。
ただのデブか。私はただのぽっちゃり(あえて…)で終わりそうだ。

気付くと既に千葉市だ。幕張のビル郡。こっちの方にはあまり来ないな。

初めてのラブホテル。お洒落なところを選びたい。
考えてみたら、ラブホテルである必要はない。
しかし、入ってみたかった。

物事というのは、経験したのとしていないのとでは、
経験した後に、とりわけ変わった感じがしないとわかっていても、
その優越感や余裕は絶対に手に入らない。

細い路地を入り、わりと住宅が続く先にある目当てのホテル。
お洒落かどうかは分からないが、私ととも君の関係上、そのシステムを取っている
ホテルは限られてくる。背の高い車でなくて良かった。駐車スペースの後ろの部屋の扉を開ける。
このホテルは道路に面して空/満の表示がしてあるだけ。幸い、空の表示。
一室独立の建物なのだが、部屋は全て同クラスなのかは分からない。
それはいいとして、休日前なので、部屋の前には結構車が停まっていた。

部屋に入ると後ろ手に鍵を閉めた。
607名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 09:58:49 ID:xQwwnPtC
ショタ相手の淫行という犯罪行為に手を染める、冴えない女の必死でリアルな心理が
克明な計画と、実在の地名を交えた往復の道行きの(敢えて長く描いたのであろう)描写とで、
ひしひしと伝わってきますな

続きを待つ。
608名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 22:28:20 ID:PVxgCyHD
乙。続きwktk。
おねえちゃんは随分思考が迷走してるな。でも冷静さを失えばリアルに危ない。上手いなあ。
609名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:27:46 ID:Lzv+nSac
薄明かりの中、靴を脱ぐ。室内は意外と狭い。
左手にテーブルと椅子があり、右にバスルームとトイレ。中央奥にベッド。
一見ビジネスホテルの様。椅子に荷物を置いた。入り口からは見えなかったが、
ベッドの方に向いてテレビがあった。29型位のブラウン菅テレビだ。
テレビの下のラックには何かのプレーヤーや、コードを巻いたマイクなどがある。
冷蔵庫やグラス類も確認した。アダルトグッズを販売するボックスや、何故かスロットもあった。

「ここなに?」
「ん?今日ここに泊まるの」
「え、お姉ちゃんちは?遊園地は?」
「行くよ。うちから行くよりここから行ったほうが近いの」

とも君の顔に、薄っすら動揺が見られた。

「大丈夫だよ。ほら、座ろ」
「うん」

テーブルにはホテルの説明や、ルームサービスのメニューなんかが置いてある。
適当に捲り、何か飲むか聞いてみた。変な時間にお昼をとったので、今は何も食べたくない。

「私ビール飲んでいい?」
「え、おねえちゃんお酒飲むの?」

お酒を飲むようになって久しいが、そういえばとも君の家では飲んだ事がなかった。

川越から優に数時間経過していた。車内ではとも君に合わせた話をしたり、
とも君は良く喋るので、彼の話には、うんうんと興味津津に頷いたりした。
そちらの話はしなかった。渋滞も気にならなかったし、とても楽しかった。

「久しぶりに会ったことに、カンパ〜イ」

ささやかな祝宴。とも君はサイダーを飲んでいる。
ちょっと沈黙。テレビをつけてみた。地上波の番組がやっていた。
そうだ、家に電話をしないと。
610名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:28:29 ID:Lzv+nSac
「とも君、電話するからちょっと音消してくれる」

携帯をかざし、その事を意識させ、それを確認すると家に電話した。
何度目かの呼び出し音の後、繋がった。

「はい」

母だ。計画通り説明する。

「ほらA子、高校の時の。うん。何度か遊びに来たじゃない」

緊張する。なまじ実在するだけに説明の辻褄合わせが大変だ。
テレビを見ると画面端に赤い消音の表示。とも君はチャンネルを順繰りに回している。

「え、とも君?代わるの?」

送話口を押さえ、ここにいる事や変な事を言わない様念を押し、携帯を渡した。

「もしもし」

母と話をして、うんうんと答えている。

「泊まるの。え?ここは、」

やばい。奪い取ろうと手を伸ばす。

「ごめん、携帯落としちゃったみたい。え?まだ車だよ。…それじゃ、そういう事だから、」

母は中々話を終わらせない。テレビの画面はチャンネルを登っていく。
あるチャンネルで止まった。アダルトチャンネルだった。
画面では完全に絡み合っている。私は意味不明に片手を振り、消すように促すが…

「そ、それじゃ、切るよ。お父さんにもよろしくね」

−あっふぅん−

切るのと同時に喘ぎ声が室内に響く。とも君は電源ボタンと、ミュートを間違えた。
もしかしたら聞かれたかもしれない。もっと観たいみたいだが、チャンネルをバラエティに戻した。

「とも君、言っちゃ駄目だって」
「え、なにが」

駄目だ。分かってない。私も甘かった。そりゃ代わってくれって言うよな。
まあ、大丈夫だろう。少し酔いが回ってきた。

そろそろ…、話してみよう…
611名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:29:11 ID:Lzv+nSac

「とも君、あの日の事覚えてる?」
「あの日?」
「花火の日」
「…うん」

何か、ためらいがちな返事。

「どうしたの?」
「ううん」
「あれから、…したりしてる?」
「…うん」
「その時、剥いてしてる?」
「剥いて?」
「おちんちん」
「剥いてない」
「でも、剥けるようになったでしょ」

あれからもオナニーをしてるとは思ってた。問題はそこじゃなくて、
今日は絶対にすると決めているので、皮を剥いてしていると思っていた。
少しでも計画と違うとリズムが狂う。

「おねえちゃん、あれってやっちゃいけないんじゃないの」
「!?…どうしてそう思うの?」
「だってした後、凄い悪い事してる気になるんだもん」

射精後の罪悪感?

「してる時はいいんだけど、出した後、お父さんやお母さんとか、
 学校のみんなの事を思い出して、恥ずかしくて、叱られてるような感じになるんだもん」
「そうなの…」
「…」

どんどんリズムが狂う。

「学校の友達の男の子達もきっとしてるよ。それにみんなそういう気持ちになるんだよ。
 だから気にしなくても大丈夫。花火の時もそう思った?」
「ううん、あの時はなんだか分からないまま終わっちゃた。それと…
 出る時いつもおねえちゃんの事が頭に浮かぶんだ。考えてなくても」

あの経験は相当なインパクトだったろう。一種のトラウマだったりして。

「本当?それってね、私にはとって、とても嬉しい事だよ。
 今は思い出さなくても目の前にあるよ、ほら」
「うん…」

両脇から胸をむぎゅってした。

「またしようって言ったよね」
「…」
「するでしょ?」
「…うん」

それは迷いではなく、恥ずかしさからくる感じの返事だった。つまり了解?
テレビを先のアダルトチャンネルにする。とも君は食い入って見ている。
612名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:29:52 ID:Lzv+nSac
「これがセックスだよ」
「ぅん」
「みーんなこんな事してるんだよ。じゃなきゃ子供ができないからね」

誘ってるつもりだけどノッてこない。画面に夢中。

「ねえ、これ見て」
「え?」
「どんなカッコが好き?ここから選んで」

メニューには貸しコスチュームが載っていた。制服、OL、ナース、花嫁、メイド他

「え、わかんない」
「じゃあ、お姉ちゃんメイドにしよ」
「え」

電話をし、貸し出し状況を聞いてみた。メイドは無かった。
着てみたかっただけにちょっと残念。花嫁を選んだ。
とも君をまた、入り口から見えない位置に隠し衣裳を受け取った。
広げるとなんとも、ちゃっちい生地のウェディングドレス。良く見ると透け透け。

「どう?」
「…」

体に当てて聞いてみた。反応無し。こういう性的趣向はないのかな。

「とも君、ここで着替えるのと、向うで着替えるのどっちがいい?」
「え、それ着るの?」
「そうだよ、だから貸りたんだもん。いいや、ここで着替えちゃお」

スルスルと服を脱ぎ下着姿になった。上下揃いのピンクのレース。
出掛ける時も、駅で会った時も、昼食をとった時も、母に電話した時も、
こんな下品なのを着けていたんだ。どうだ、まいったか。

とも君には透け透けドレスの中に薄っすらと下着が見えているはず。
花火の時もそうだったけど、ちょっと露出癖があるのかもしれない。
見られる事はとても恥ずかしかったけど、興奮もした。花火の時も、
下着姿の時にはもう濡れていた。
613名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:30:31 ID:Lzv+nSac
私は酔いも手伝って、踊りたくなった。踊った事なんてないけど。
流行りのダンスを想像し、それっぽく踊る。手を振り、回転しながら腰を振る。
これじゃぁ、ウェディングドレスを着た、変な女の盆踊りだ。可笑しくなってきた。
ドレスのスカート部分を持ち上げ下着をあらわにする。
前かがみになり尻をとも君に突き出す。Tバックなんて初めてなのに。
セルライトの桃尻。肛門付近はもしかしたら、はみ出してるんじゃ。

「…」

とも君は、ぽかんとしている。

「とも君も踊ろ」

手を取り、ムーディーな感じのスロウなダンス。
ゆっくり回転していたのを、だんだん速くしていき、ベッドに倒れこんだ。

「あはははは」
「きゃははは」

ラブホテルのベッドって柔かい。久しぶりにとも君が笑った気がした。見詰め合う。

「ちゅーしようか」

キスの距離感が分からないので、顔を最大限近づけた。唇を突き出し、
突っつく様に唇に触れる。やさしく唇を合わせた。柔かい。
そう言えば花火の時にキスはしなかった。あ、したわ、サイダーの缶越しに…
それは冗談として、つまり、これが私の…

ずっとこうしていたい。鼻から出た息が、とも君の頬を経由して跳ね返ってくる。
私、興奮している。両手で頬を押さえ強引にキスをする。
舌を出してみた。私の方からこんなことするなんて…
私の口内から這い出た舌が、合わさった唇を押し開け、敵の領内へ侵入する。
とも君の舌と出会う事はなかった。前歯がそれを阻んでいた。
614名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:32:09 ID:Lzv+nSac
「脱ごうか」
「…うん」
「とも君、脱がせてよ」

置き上がると後ろに回ろうとするとも君。

「違う、このまま」

私を抱きしめる様に、後ろに手を回し、ファスナーを下げる様、頼む。
自分の手首を掴み、親指と人差し指が付くか付かないかのような感じ。
精一杯手を回しているため、その密着感たら、ない。
ファスナーを下ろすと、肩口からドレスを脱いだ。
とも君の番。既に上着は脱いでいるのでシャツを脱がす。
小さいボタンを外していくと、白い肌が現れた。
その体が愛おしく、思わず顔を埋めた。匂いを感じる。
下は半ズボン。チャックを下ろす時、わざとおちんちんを触った。
パンツは思いきりスポンと下ろした。

ああ、おちんちん。愛しいかわいいおちんちん。丸ごと食べてしまいたい。
暴挙に出た。陰嚢もろとも口に含んだのだ。

?!……臭い。

「ぅぉぇっ」

それは尿、汗、垢、それと仄かに便の臭い。
私にも言えることだった。昼食の時、大をしたし…

「お、お風呂行こう…」

動揺してしまう。とも君の後ろから肩に手をやり歩く。脱衣場で下着を脱いだ。
とも君の体は花火の時と変わらない。当たり前だ。数週間しか経っていない。
今回はそっとおちんちんを洗い、陰嚢の両脇から肛門に向けて手を差し入れ洗った。
中指がお尻の穴を確認した。首筋や脇も洗った。私は自分で股を洗い、全体的に軽く済ませた。

「これ着てみてよ」
615名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:32:51 ID:Lzv+nSac

ウェディングドレスを差し出す。そう言えば昔、とも君で着せ替えごっこを
した事があった。とも君は唇が真っ赤で見た目も女の子みたいな感じだったし
楽しかった。みんなにお披露目した事もある。抵抗しても着せちゃうもんね。

裸にドレス。ちょっと大きいけど問題無い。そして、とも君をお姫様抱っこでベッドに誘う。
裸の女に抱えられた透け透けドレスのお姫様。沈んだ腰にはぽっこり…、あるけどね。

ベッドに横になる。とも君は両手で胸を隠すような仕草。
例えるなら、アイドルが手をグーにして顎の下に置き「エヘッ」と言ってる様なポーズ。
頭を撫でた。

「とも君かわいい」
「…」

顔を逸らす。私はちょっと色を付けて続けた。

「ンフ、ちょっと明るいから暗くするね」

私はベッドから置き上がると裸のまま玄関へ向かった。
しかしあるべき物がない。あれ?裸で右往左往する。おかしいな?

ベッドに戻る。どうしたの?と言いたげなとも君。
ベッドのパネル類が目に入った。ここか…
直前の色っぽいセリフが台無し。すっぽんぽんの女が歩き回っただけじゃないか。
はずかしい。
616名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:33:21 ID:Lzv+nSac
明るさを調節し改めてキスをした。とも君の胸を撫でる。その手が下に移動する。
オチンチンに触れる。まだ変化は無い。あの時のように揉みしだく。
陰茎に芯のような違和感を感じ、だんだん大きくなってきた。
そう言えば扱くのは初めてだな。皮を被っている。
あまり強く出来ない理由がある。今は口でするのもやめておく。

「とも君、お姉ちゃんの体も触ってよ」
「いいの?」
「もちろん。いっぱいいっぱい触って」

体勢を入れ替えると膝を付き、見下ろしている。躊躇しているので思いきり抱きしめた。
胸の間に顔を埋めさせ抱きしめた。足を絡ませ逃げられない様にする。

「く、くるしい」

胸の間から顔をこちらに向け訴える。

「おっぱい触って」

とも君はぎこちなく胸を揉んだ。くすぐったい。それはまさに揉むという感じだった。
手を前に出してモミモミという仕草そのもの。手が小さいので尚更。

「ここ舐めて」

乳首を指差し顔を抱えて寄せる。口に含むとハムハムする様に吸っている。
本能だろうか、名残だろうか、違和感は無い。それは吸われる私もそう感じた。
舌でちょんちょんしてと頼むと、そうしてくれた。胸に痺れるような刺激が走る。

下もお願いした。してくれるかな。

「広げてみて。前みたいにあそこ触って」

両脇から肉を押し広げる。外気に触れひやっとする。もう潤っていた。
突付く様に陰核を刺激する。

「舐めてくれる?」
「えっ?」
「お願い。それ舐めても大丈夫だから」

強引に頼んでいるのは分かっている。顔が近づいてくる。

「ん、はっ、ぁん」

気持ちいい。チロッチロッと舐めてるのが分かる。
臭いが気になったが抵抗しないので多分大丈夫。
617名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:33:52 ID:Lzv+nSac
また引き寄せ抱きしめた。今度は自ら胸を揉んできた。吸うときは、やはりハムハムしている。

「おねえちゃん、また、してよ」
「ん?」
「口で」

いいよ。じゃあ下になってごらん。バッグからコンドームを取り出した。

「剥くよ」

容易に剥けた。剥く事にもう違和感は無いみたいだ。

「とも君、どうして剥かないの」
「めんどくさい」

そんな事かい。先の心配が馬鹿みたい。優しく握る。熱い。亀頭の下、丁度包皮の先端だった所と、
皮に包まれていた陰茎の脇の辺りがとても固い。これ本当に人間の一部?と、疑いたくなる。
亀頭は以外にプニプニなんだ。やがて完全に勃起した。ああ、何度見ても変な形。
こんな一つ目のモンスターが出てくるB級ホラーとかありそう。
あまり強く刺激しない様に、そっと咥えた。コンドームの封を切る。

「なにしてるの?」
「これ?コンドーム」
「なにそれ?」
「気持ち良いセックスするための道具。これをおちんちんにつけると赤ちゃんできないから」
「え?」
「試しにつけてみるだけ」

コンドームがどういうものか説明した。私はコンドームをおちんちんに装着した。
ちょっと圧迫感があるみたい。これで大丈夫…多分…

「また、口でするけど目を瞑って10秒数えてくれる?」
「なんで?」
「10秒経ったらわかるよ」

疑いながらも目を閉じ数えはじめた。
618名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:34:33 ID:Lzv+nSac

「じゅーぅ」

さあ、ついに来たこの時…

「きゅーぅ」

手や口ですると、またすぐに、

「はぁーち」

射精しちゃうかも…しれないから、

「なぁーな」

出しちゃって、気が変わると嫌だし、

「ろぉ−く」

だったら、こうやって、

「ごーぉ」

騙してるみたいに、なっちゃうけど、

「よぉーん」

こういうやり方しか、私できないから、

「さぁーん」

多少、強引だけど、

「にぃーぃ」

とも君…、

「いーちぃ」

ごめんね。

「ぜっ!」
619名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:35:09 ID:Lzv+nSac
とも君の腰に全体重をかけた。い、痛い。やっぱり痛いんだ。
私がやめるわけにはいかない。腰を振るしかなかった。
とも君は驚いて、口を開けて訴えるような視線。その口から言葉は出ず、代わりに音にならない何か。
手は宙を舞い、首が少し持ち上がっている恰好。
あまり上下出来ないが、その度に胸がビタンビタン揺れる。
腰を落とす時に胸が打つので、下腹部を刺激する。時折、動きをグラインドにしてみる。
やっぱり痛いや。とも君、早くイッて…
とも君の胸に手を乗せ、ちょっともたれる様に腰を振る。おちんちんがふわっと大きくなった気がした。

「は、ぁ、は、ぁ、ぁぁああ!」

私の中のとも君は精を放ったようだ。私の外のとも君はガクン、ガクンと
大きく胸から腰に掛けて痙攣している。手はベッドに落ちている。
胸に手をついたまましばらく動けない。息が整ってきて腰を浮かした。

「んふぅぁ」

二人は喘ぐ。結合部分が離れた。少し出血していた。ティッシュでコンドームを包み、
ゆっくり引き抜いた。精液がこぼれてしまった。抜く時の圧力で包皮も被ってしまった。
ヌルヌルのおちんちんをタオルで拭き、私も股を同じタオルで拭いた。
そのタオルをコンドームと一緒に捨て、横になった。

「ごめん…」
「…」

私は結局、経験を済ませたかっただけで、とも君を見ていなかった。
とも君はおちんちんを付けた私のおもちゃになっていた。
だから、こんなに空しいんだ。気持ちを込めていないから。

「とも君…」
「…」
「怒ってる?」

首を振るだけだ。横に振ってくれて、とりあえずほっとした。

「あれが…セックスだよ」
「…」

返事をしてくれない。眠ったらしい。私も眠くなってきた。
620名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:35:44 ID:Lzv+nSac
夜半に目が覚めた。風呂に湯を張った。とも君を起こそうと思ったけどやめた。
シャワーで体を洗い、口を濯ぎ、最後に股間に手を入れて洗った。
ちょっと違和感があった。湯に浸かり、大きく息を吐いた。

コトン

!?

「おふろ…入ってるの?」
「とも君…」

入り口から顔を出していた。私は明るく答えた。

「うん、とも君も来なよ。体洗ってあげるから」
「いいよ」
「…どうして」
「自分で洗うから」
「怒ってるの?」
「怒ってないって」

体中ボディソープで泡だらけ。最後におちんちんをもみもみ、ごしごし、火を起こしてるみたい。
皮も剥いて、そこはそっと洗っている。

「もう染みたりしない?」
「うん」
「とも君、もう裸でもあまり恥ずかしがらないね。そう言えば私の裸見てもあまり照れないよね」
「…だってお母さんみたいなんだもん」

○○さんか。つまりとも君の母親。確かに体型も似ているし、見た感じ胸も豊満。
やはり体系か?私の裸を見ても勃起しないのもそのせい?

「怒ってないなら教えて。どうだった?…その、セックス…」
「どうして、怒ってるって言うの?」
「え、違うの?」
「違くないけど、ちょっと違う。びっくりしたの」
「びっくり?」
「だってそうじゃん。いきなりするんだもん。それにおねえちゃんだって怪我したじゃん」
「見たの?」

頷いた。股を見たんだろうか、それともゴミ箱…。どっちにしても隠したつもりだったのに。

「怪我じゃないよ。初めてするとああなる事があるの。今全然大丈夫だし」
「最初、お、おまんこ見た時怖かった。あそこに入れるなんて嫌だと思った。
 でも、自分でするのと全然違う。く、口でしたのとも違う」
「気持ち良かった?」
「………うん」
「またしたいと思った?」
「………うん」
「じゃあしよう」
「えっ?」
621名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:36:39 ID:Lzv+nSac
これはある意味償い。私は、体を好きな様にしていいと言った。
風呂から上がると二度目の交わり。私はベッドに横になり足を開いて身構えた。
とも君は、胸を揉んでみたり、口に含んでみたりして、股も触り出した。
先程とは違い、とても乱暴にしている。おまんこを吸う時の吸引力は凄かった。
自分でおちんちんも触っている。先端が光っている。私のおまんこも濡れている。
とも君のおちんちんの先端がおまんこに触れている。

「ちょっ、待っ、ゴッ、ム………」
「ん、んと…」
「………いっか…」
「……ん、ん?」

まだ、挿ってこない。

「ここ。もっと腰を近づけて」

んはぁ!

挿ってきた。本能のまま腰を突いてるような印象。それはとても不器用で愛おしい。

「とも、もっと突いて」

正直、まだ???な感じだが、無理から、気持ち良いと思う事にした。
だけどその感じは、受身だとさっきとは全然違う。

「ともー、ともー!」

とも君を抱きしめ胸に埋める。腰は動き続けている。息がかかる。

「お姉ちゃん…はっ、はぁ…」
「だめ、名前で呼んで」
「…?」
「お願…っいっ!」

何?という感じで動きを止めたんだけど、すぐにスパァンと一突きしてきた。

「…のんちゃん…?」
「いやぁ、呼び捨てにし、てっ…あん」

まただ。一回動きを止めたすぐ後には、大きい一突きが来る。

「のり…こ」

ゾクゾクッ。興奮する。体勢を変え、足を上げた。
とも君は、持ち上がった膝に手を起き腰を振る。

「もっともっと呼んで」
「のりこ…のりこ、のりこー」
「ともー、ともー」

何かが来る。来る?来るも間違ってないかもね。

「あっ、あぁ、イクー!」
「わ、私もなにか、クルー!」

「ともー!」「のりこー!」
622名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:37:36 ID:Lzv+nSac
んくっ、んくっ

声にならない声で、射精の快感が続いている様。また腰がガクンと痙攣している。

き、気持ち…イイ…かも…

………中に…出しちゃった………

さっきと全然違う。もっと素直になれば、とも君も応じてくれたんじゃない?

おちんちんをゆっくり引き抜く。結合部分を離すと二人はまた、んっと呟いた。
そのまま横になる。優しく微笑み頭を撫でる。とも君はまだ荒い息。今は言葉は要らない。
余韻最高。とも君が口を開いた。

「凄いきもちよかった…」
「わたしも…」
「…のりこも?」
「とも君、お姉ちゃんでしょ!」
「え?」
「名前で呼んでいいのはあの時だけ」
「なぁんだ。のりこ好きなのに」
「…?!好きって…えっ?なに?」

答えなかった。私の事が…?まさかね…

答えを求めるように、顔を覗いてみると、

寝てるし…

キスをした。おちんちんを触った。ヌルヌルしてる。


zzZZZ zzzZZZ


??!!!

その感じから、結構寝たのだと思う。二人は同時に起きた。

「…」
「…」
「寝坊した!」「寝坊した!」
623名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 00:33:19 ID:9mDNJYup
素晴らしい!
簡潔な文章にリアリティのある描写。感服いたしました。
624名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 01:36:25 ID:E8ClVtwX
本当に物凄いリアルだよな、GJ!!!!!
625名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 21:59:27 ID:CuLUMde6
あげ
626名無しさん@ピンキー
お姉さん系の女の家がいきなり借金とか親失踪とかで家庭崩壊
借金を背負ったまま一人っきりになった女
今までイジメていたショタっ子の伯父が借金を貸し付けた会社の社長
ショタっ子に懇願して借金無効→ショタっ子の奴隷

ヒマさえあればこんな妄想をする日々です