みえるひとエロパロ2nd【子供が見るもんじゃあない】

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1名無しさん@ピンキー
ここはWJで連載中のみえるひとエロパロスレです。

・sage推奨。地味に行こうぜ。
・絵は絵板へ。何処とか聞かない。21歳以上なら自分で探そう。
・作品投下以外のコテ雑談は禁止。
・荒らし、煽り、その他変なのが湧いてもスルー。
・女体化、男体化、801はスレ違いです。


[ROM用]
・職人の方々への感謝の気持ちを忘れずに。
・好みじゃない作品はスルー。叩かない。唯でさえ住人少ないのに、職人離れが起きてしまいます。
・クレクレ君は嫌われますが、妄想を書き込んだら、もしかすると誰か書いてくれるかも。

[職人用]
・作品投下の前にカップリングと傾向を知らせておきましょう。必要なら注意書きも。
・『 エ ロ 』パロだということを忘れてはいけません。余りエロく無いなら、一旦了承を取ってから投下しようジャマイカ。
・何回かに分けて投下する時はアンカー付けてあげると親切だよ。


スレが980越えたらor500KB超えそうになったら次スレ。980が無理なら指名。
前スレ【ホニャラパパー】みえるひとinエロパロ【…イルカ…】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121525313/l50#tag674


2名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 09:00:21 ID:iRZXZ4vz
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!

.         ,:::-、       __     >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
    ,,r   〈:::::::::)    ィ::::::ヽ    >3 >>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
  〃   ,::::;r‐'´       ヽ::ノ     >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
  ,'::;'   /::/  __            >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
.  l:::l   l::::l /:::::)   ,:::::、  ji     >6 いまさら>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
  |::::ヽ j::::l、ゝ‐′  ゙:;;:ノ ,j:l     >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
  }:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;!     >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
.  {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/      >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
  ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/      >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
.   `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ       >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
        `ー-"
3名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 10:29:52 ID:Bdb9ze1o
>>1乙!
つーか大丈夫かこれ即死とかならんのか。
4名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 10:50:24 ID:imAOOkMC
乙です!消えてたまるかああ
5名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 17:57:29 ID:kXIEGvyo
>1乙!
コモ姫にこのスレではまったので、即死防止に協力
6やま:2006/04/13(木) 18:19:45 ID:lzWIqaF4
秋の夜長のまだ宵の口。
庭の鈴虫の合唱が洩れ聞こえる管理人室で、小声で押し問答を続ける生者が2人。
(なあ、ダイジョブだって・・・!)
(い・や・だ・!)
一人はサングラスをかけたうたかた荘の管理人。
(だってもう2週間・・・)
(まだ10日じゃない!水増ししても無駄!!)
もう一人はこのボロアパート唯一の生きた住人・現役女子高生。
後ろからシャツの襟元に伸ばされた手をピシャリと叩いて、姫乃は明神を睨み付けた。
(今日はガクリンもツキタケ君もみんないるでしょ!無理!!)
(いや、でもさ・・・)
それでも食い下がっている所に・・・
「ミョ――ウジ―――ン!!」
いきなり赤い怪獣が襲来した。
立ったまま、姫乃の肩に手をかけた格好で明神が固まっていると、アズミが不思議そうに聞いてきた。
「・・・?何してるの、ヒメノ?」
「ア・・・アズミ、これは・・・ウッ」
慌てる明神の鳩尾に鋭い肘を食らわせ、姫乃はにっこり笑う。
「肩たたきだよ。勉強しすぎで凝っちゃて」
「ふーん」
アズミはそれで納得したようだ。
「ヒメノ、ご本読んで!!」
「うん。じゃあリビング行こっか!」
痛む腹を抱える自分を他所に、姫乃はアズミと楽しそうに管理人室を出て行く。
「・・・・・ひめのーん・・・」
未練垂らしく呟くと、ドアが閉まる直前、ぽいっと言い捨てられた。
「じゃあ、みんなに気付かれない方法考えて。話はそれからだよ」
バタンと扉が閉まると板越しに、何話してるのー?んー何でもなーい、なんて会話が聞こえてくる。
明神はがっくりと肩を落とし、盛大なため息をついた。
7やま:2006/04/13(木) 18:28:04 ID:lzWIqaF4
まだ続くけど、とりあえず即死防止。
あまりエロは求めず、ギャグとしてお楽しみください。
・・・エロ書くとどうしても遅くなるんで、今回はエロなし見逃してくださいorz

いくつで防止になるのか知らんが、書き次第投下してきます。
多分酔っ払い過ぎなきゃ今夜で書き終わる。
エロさえなければ早いもんだ!hahahahahahaha!!
8やま:2006/04/13(木) 19:14:06 ID:lzWIqaF4
確かに、姫乃が言うことは尤もなのだ。
この状況、住人勢ぞろいの今日ヤるのは自分でもどうかと思う。・・・確かに。
(だけどもう10日だぜ!?)
ガクとツキタケは一度出て行ったものの、前に比べたらずっと早い期間で戻ってきたし、
エージも最近修行の旅に出ていない。アズミは言わずもがなである。
それでもガクらが遠くまで散歩に行った時や、エージが修行で疲れて早々に寝入った時を見計らっては抱いていた訳だが、このところ住人にスキが無い。
以前なら考えられない。
姫乃が来てからは、住人が皆そろう事も珍しくなくなった。
おかげで姫乃に拒否られる。
だけど姫乃が来なければ、そもそもこんな状況に悩む事自体が無かった訳だ。
撞着した言い訳を繰り返しても問題は解決しない。本当の課題は、
「アイツらにバレない策ねぇ・・・」
正直、あると思えない。
だが捻り出さなければ、強情な姫乃に1ヶ月でも2ヶ月でもおあずけを食らうのは目に見えている。

越え無ければいけない壁は3つ。
1・アズミの主な寝床はココ、管理人室。よってアズミがいる限り、この部屋は使えそうに無い。
2・姫乃の部屋の位置。両隣にエージとツキタケ、下にはガクの部屋がある。姫乃の部屋も使えない。
3・ガクの敏感さ。神経質なのか愛ゆえか、姫乃のたてた物音にはやけに反応する。

もちろん、ホテルに行く金なんぞ無い。
さて―――どうしたものか。
9やま:2006/04/13(木) 20:28:45 ID:lzWIqaF4
―――翌日。
姫乃を送り出したあと、庭で素振りをしていたエージは、明神に管理人室まで呼びつけられた。
「なあエージ・・・頼みがあるんだが・・・」
開口一番に言われた言葉に、なんとなーく嫌な予感がする。
怪訝な顔をするエージの機嫌を取るように、明神はゆっくり切り出した。
「あのさ・・・今夜ヒマ?」
「・・・は?」

30分後、何やら相談を終えたエージが部屋を出て行くと、明神は部屋の隅にある本棚からいくつか文献を取り出した。
「あー・・・ここで剄をあーしてこーして・・・ん?ちょっと待て・・・あれ?・・・あー・・・んん?」
手の中の小さな雑貨をうんうん唸りつつ弄り続けること約2時間。
「だああああ!!!!やっと出来たぜちくしょうッ!!これは専門外なんだつーのッ!!」
完成した道具を可愛らしい袋に入れて、ハートのシールを貼りながら、明神は唾棄するように言う。

・・・だが準備は整った。
後は姫乃の帰りを待つだけだ。
10やま:2006/04/13(木) 21:28:06 ID:lzWIqaF4
「ガクリン、ちょっと・・・いい?」
夕食の後、姫乃はガクを廊下に呼び出した。
ひょこひょこついてきたガクにピンクの小さな包みを差し出す。
「・・・?・・・ひめのん、これは?」
「もうすぐでしょ?誕生日。だから・・・プレゼント。」
ガクは一瞬嬉しそうな顔をするが、すぐにがくりと肩を落とす。
「駄目だよひめのん・・・触れないから・・・」
「と思うでしょ?だけどねー・・・手、出して」
姫乃は袋をカサカサ開封しすると、袋の口をガクの掌に向けて振った。
「!!・・・?・・・・・ひめのん、これ・・・」
袋の中身は床に落ちることなく、ガクの手に収まっている。

ころん、と出てきたのは水色をした小さな耳栓。

「えへへ。明神さんに剄を入れて触れるようにしてもらったんだー」
「あ・・・ありがとうッ!ひめのん!!・・・だけど」

―――なんで耳栓?

ガクの言外の問いに、姫乃は慌てて言い足した。
「え、えっと・・・ほら!ガクリンすごく繊細じゃない!?夜に物音するとすぐ目が覚めちゃうって言ってたでしょ!?
 私の部屋の下だし、私の立てた物音で毎回起しちゃったら悪いか、なー・・・って・・・・・」
すぼまっていく語尾と連動して自然と上目遣いになる。
ガクは耳栓を握り締め、小刻みに震えていた。
(・・・あーもう!やっぱりバレちゃったじゃない!!)
明神さんのバカ!
「あ・・・あのね、ガクリ」
「いや、いいんだひめのん。つまりこれは・・・結婚指輪の代わり、なんだな?」
「・・・はい?」
何処を如何取ったらそうなるのか。
「待っててくれ。とびきりの愛のフレーズを考えておく。思いついた暁には・・・結婚してくれ、マイワイフ」
突っ込み所はあるものの、ゆらりと自室に戻るガクを見て安堵の息を吐く。
とりあえず、明神から自分に課せられたミッションはあとひとつ。
11名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 21:43:59 ID:DeEmk8Ml
やま氏の多大なる活躍には脱帽するな。
毎回良質なSSにはGJ!
続きを楽しみにしてる。
12名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 22:13:28 ID:Dr2Y4hPu
やま氏お疲れ様です、GJ!
嬉しさのあまり腰が抜けますた。
13名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 22:13:44 ID:FJ3OvE5G
いやはや同意。
毎回どうもありがとう、楽しませてもらってます、やまさん!
やまさんっていうとデカのあだ名みたいだね。
14やま:2006/04/13(木) 22:25:31 ID:lzWIqaF4
「・・・じゃあ俺行くぞ?」
「ああ。―――悪いなエージ。サンキュ」
遊び疲れて眠り込んだアズミを腕に抱えると、エージは管理人室の床から立ち上がった。
「別に。・・・前から何となく感じてたし。当事者同士が良いんなら、俺の出る幕じゃねーよ」
そっぽを向いて、不貞腐れるように言われても、言葉の中身は暖かい。
「ンじゃーなー。・・・泣かすなよ。」
「ああ。―――ありがとう」
あまりに素直な管理人の言葉に一瞬目を見開くが、これがこの男の本心なのだろう。
任せてもいい。心からそう思えた。
ヘッと小さく笑うと、エージはアズミと共に壁の向こうに溶けていった。
15やま:2006/04/13(木) 23:14:09 ID:lzWIqaF4
うわ、ありがd。ベロベロに叩かれると思ってた。
原作の情報少なすぎて部屋割り勝手に設定しちゃったしorz
エロ書けなくてごめんね。

おおう、流石に酔って来た・・・寝てたまるかッ!!
16やま:2006/04/14(金) 07:26:58 ID:0UujkR7N
・・・結局いつもどうり酒量が過ぎました。
前スレで気長に待ってと言いつつ、その日のうちに書いてるし、
有言不実行・大言壮語の鑑です。本当にあり(ry


・・・こんな愚痴紛いを即死防止のために書き込まなくて良い位、今スレは住人と職人増えますように。
で、即死防止っていくつ?もう回避できた?
17やま:2006/04/14(金) 10:55:54 ID:0UujkR7N
ぎし・・・床が鳴るが、それでもいつもよりはずっと小さい音だ。
(これ・・・結構キツい・・・)
そろりそろりと、忍び足でゆっくり歩を進める。
明神が打ち立てて来た方案の最終仕上げ。
これさえ乗り切れば―――。

学校から帰ってすぐ、姫乃は管理人室に呼ばれた。
「今日、アズミはエージが見てくれる。ガクには誕生日に託(かこつ)けてひめのんがこの耳栓を渡してくれればいい」
ポンと小さな包みを投げられて、慌てて両手でキャッチする。
「あいつの事だ。ひめのんから渡しゃ、喜んで使ってくれるだろ」
まさか本当に住人の目を掠める方法を考えていたなんて。
その熱意には感心しなくも無いものの、疑問は相変わらず残ったままだ。
「・・・アズミちゃんとガクリンはわかった。―――で、ツキタケ君とエージ君はどうするの?」
明神は痛いところを突かれたように、うっと呻いた。
「あー・・・ツキタケは―――ひめのんが頑張って音を出さずに廊下渡って来て下さい。」
「エェッ!?・・・ちょ、無理だよ、私ドジなのに!!」
あの軋む床に、音を出させない歩き方なんてあるはずが無い。
「いやもうわかってます!ハイ!!だけどツキタケだけはどうしようも・・・」
「はあ・・・もういいよ。エージ君対策も同じでいいの?」
言った瞬間、明神の顔色が一気に悪くなった。
―――どうやら、今度こそ本当に急所を突いてしまったようだ。
「エ・・・エージに、は・・・その・・・」
「?」
「は・・・話しました」
「え?何を・・・」
「全部。今回の作戦も、俺とひめのんの関係も・・・全部」
言葉の意味が一瞬分からなかった。理解した後は頭が真っ白になる。・・・眩暈がした。
「・・・部屋に帰る。バイバイ」
「お、おいひめのん!待てって!!」
出て行こうとする姫乃の腕を掴むと、彼女は勢い良く振り返ってきた。
―――完璧に頭にきている顔で。
「・・・明日から、ううん。今日からどんな顔でエージ君に会えって言うのよ!!」
「いや、エージはああ見えてしっかりしてるんだって!」
「どこに全部話す理由があるの!?信じらんない!!」
「だからアズミの・・・」
「知らない!帰る!!放し・・・」
唐突に言葉が詰まった。
「ゴメン」
声が出ない。制服が皺になる程強く抱きしめられ、出かけた罵倒は途中で止まってしまった。
「みょ・・・」
「御免、もう無理。―――嫌なら今夜来なくていいから」
姫乃は小さなため息をついた。半分は呆れから。だがもう半分は・・・
(まったく・・・この人は。)
苦労・・・しただろう。恐らく。
不器用なくせに、わざわざ住人の一人に根回しして、今まで挑戦したことも無い剄の操作を拙いながらも成功させたのだ。
―――自分のために。
「・・・わかった。とにかく、ツキタケ君の部屋の前は出来るだけ廊下の端っこ歩くから。・・・管理人室、灯りつけといてね」
18 ◆315pjJHDTQ :2006/04/14(金) 12:08:37 ID:DYiRy+1/
>>1

>>ヤマ氏
即死回避保守乙

最近忙しくて書けねー(ノД`)
19名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 00:24:24 ID:r+j2FmeD
>>やま氏乙!
必死な明神がかっこ悪いけど憎めないな
楽しみに待ってる
20名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 02:06:30 ID:FpDXuiYQ
腐女子でもないのに初代明神のお嫁に行けない発言で冬吾に萌えちまった俺はどこに行けばいいですか
21名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 03:19:09 ID:hg044/dP
リアルに言えば同性愛板。
22名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 00:49:41 ID:jG89YX4L
エロの続き書いていたら、今まで読んだことあるような物になってしまったキガス…
これじゃツギハ…or2
23名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 02:45:06 ID:Eo2AHHfG
>>22
その判断は他人がするものだ。
さあ、投下するがいい!
24名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 08:04:28 ID:jG89YX4L
>>23そうかな…
書けんからってスレチしてスイマセンでした。
ベタな展開で賞味期限切れなやつだけど、続きを書き上げます
25やま:2006/04/16(日) 13:46:28 ID:um8hoeBb
えー・・・これからオチを投下しますが、前半に少女マンガも真っ白な乙女展開があります。
ですが勘違いしないで下さい。
ギャグのためとはいえ、書いていた本人が一番気持ち悪かったんです。マジで。うぇ
26やま:2006/04/16(日) 13:48:14 ID:um8hoeBb
廊下は全くの暗闇でもなかった。
二階の部屋の電気は全て消えているものの、階段の下から微かながら明かりが見える。
姫乃は片手を壁に付け、摺り足でゆっくりとツキタケの部屋の前を横切ろうとした。
ギシリ
(しまっ・・・)
体重の移動に失敗して、床板が一度大きく鳴る。
そろりとツキタケの部屋を伺うが、何かが動く気配も物音も聞こえない。
ほっと息をついて、歩みの遅い前進を再開する。
少しづつ。だけど確実に。
(・・・私だって)
やっと階段の前まで来れた。
この階段も、かなりの曲者だ。
姫乃は少しでも体重を分散させようと、壁にもたれるようにして1段1段、慎重に降りていった。
ひとつ段差を越える度、洩れてくる明かりが次第に強まっていく。
(私だって・・・)
最後の一段から1階の床に殊更入念に降りて、管理人室の方を見れば、ガラス越しに蛍光灯の灯りが眩しい。
駆けたくなる気持ちを抑え、ガクの部屋の前も丁寧に進む。
管理人室のドアを叩こうとするとその前に、音を殺すようにしてゆっくり内側から開いた。
「・・・お晩です」
ひょっこり現れたいつも通りサングラスの顔に、姫乃はやっと緊張がほどけて行くのを感じる。
「・・・お待たせ致しました」
開いた時と同様、姫乃の後ろで音を立てず、ゆっくり扉が閉まった。
「あー、何か飲む?」
「ううん、いい」
相変わらずゴミが散らかった室内を見回す。
飲んでいたらしく、テーブルの上にフタの開いた缶ビールが置いてあった。
「いや、ひめのん悪かったね。俺ひとりでつっぱし・・・っと」
いきなり抱きつかれ、明神はバランスを崩しかける。
「・・・私だって!」
「・・・ひめのん?」
「私だって・・・寂しかったよ・・・!」
27やま:2006/04/16(日) 13:49:01 ID:um8hoeBb
「ひめのん・・・」
「・・・明神さん」
あと少しで唇が触れる、その時。
「・・・ハッ!―――明神さんストップ!!」
「ぶっ!」
思いがけずパァンと張られた掌にキスをして、明神は同時に打った鼻を押さえた。
「ひ、ひめのん?」
何が起こったのかわからず呆然とする明神を他所に、姫乃は放り出してあったゴミ袋を引っつかみ、
カップめんやコンビニ弁当の容器を手当たり次第放り込む。
「やーもう。ちょっとは片さなきゃ駄目だよー。明神さんってばー」
「え、ちょ・・・えぇ?」
明神が自体をを把握出来ず情け無い声を出した、その時。
「み゛ょ―――じん―――!!!!」
びーびーに泣いたアズミが飛び込んできた。
「なんでアズミ、エージのとこいるの―――!?」
「あ、アズミちゃん。こんばんはー」
「ふぇ、ヒメノ?」
「ごめんねー。明日はゴミの日なのに、明神さんがぐうたらだから、お部屋お掃除してたんだよー。」
「だからアズミ、エージのとこいたの?」
「うん。でも結局起しちゃったね。ごめんね」
唖然とする明神に、いつの間にか隣にいたエージが申し訳なさそうに謝罪した。
「悪ぃ・・・。起きたらいきなり泣き出して・・・止めたんだけど、無理だった・・・」
「いや・・・うん・・・ああそうおおおぉぉッ!?」」
呆然としているところに、背後からドアを勢い良く叩き開けられ、明神は背中を強かに打って転んだ。
「おい明神ッ!!物音がするから心配になって来てみれば・・・よくも人の婚約者をたぶらかしやがったなッ!!?」
「・・・・・・ガク・・・」
管理人室の扉には大きなハンマーの痕がくっきり付いていた。
「アニキ、良く見て下さいよ。ネーちゃん掃除してるだけっすよ」
「あれー?ガクリンとツキタケ君までー。どうしたの?耳栓合わなかったかなぁ?」
「あれは・・・マイスウィートが正式にマイワイフになるまで、大事にとって置く事に決めたんだ・・・」
汗を浮かべる姫乃と赤面するガクをよそに、ツキタケはエージに食ってかかる。
「つーかエージ!アズミの泣き声よかお前の『待て!』とか『行くなって!』の方がずっと五月蝿いわい!目ぇ覚めちまったよ!!」
喧嘩を始めるエージとツキタケ。一人でお花畑に行っているガク。明神の布団の上でうとうとし始めたアズミ。

ここまでやったのにこの惨憺たる結果。
これでもかというほどに前途多難。

明神と姫乃はお互いを見合わせると、体中の空気を吐き出すように、盛大なため息をついた。
28やま:2006/04/16(日) 13:56:09 ID:um8hoeBb
同じ屋根の下って、聞こえはいいけど実際にはきっと大変だろうなあと思った。
お互い実家住まいのカップルより障害多そうw
なんか鯉太郎に合体阻止ハマちゃんとミチコさん想像して書いたらそのままになりましたorz
29やま:2006/04/16(日) 14:53:39 ID:um8hoeBb
どうでもいい訂正だけど、
×合体阻止ハマちゃん
○合体阻止されるハマちゃん  でした。
30名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 20:30:19 ID:IEk9REUx
釣り馬鹿w
まぁ、本当に姫乃が好きなら、バイトしてホテル代を稼ぐなw
31名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 20:52:22 ID:sJ5IexMo
少女マンガ風味乙(・∀・)ノ
32やま:2006/04/16(日) 21:21:53 ID:um8hoeBb
ごめんorz

奈何せん即死防止(30だっけ?)に書き殴ったもんだから、鼻で笑ってくれ!
さて、自分はもうネタ切れだ。原作がもうちょい動くまでしばらくロムろう・・・。
職人カモオオォォン!!
33名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:09:47 ID:8pTNNlx4
このスレでこんなに盛大に噴くとは思わなかったwww
本誌がバトル展開だから、こういう日常ドタバタが見れて面白かったっす。
やま氏乙です!
34名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 00:43:30 ID:0wz5pnwe
>>22でうだうだ言ってた者です。賞味期限切れですが、前スレひめのん誕生日の続きを投下します。エロから突入です。違和感を感じた方はNG登録「モチ」でお願いします。
イケェェ(`Д´)ノー●
35名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 00:49:02 ID:DYvQOe8a
おうさ!行っとけ!!
36モチ ひめのん誕生日:2006/04/17(月) 01:02:54 ID:0wz5pnwe
こぼれたアルコールが醸し出す異様な匂いの立込む管理人室───
もう彼の中には本能しかなかった。ヒメノを抱きたいというただ一つの欲望が彼の体を支配していた。

「ああぁん…明神さ…あんっ」
明神がその大きな手で乳首をつまんだり、はじいたりして弄ぶと、ヒメノは敏感に反応し妖しく艶めいた鳴き声を漏らす。明神はこの少女の悦びを支配してると考えると、思わず笑みが漏れた。
「感じてるの?」
「アッ…ちょっ…私…ばっかり…明神さんずるいよ…」
そんなことを言われても、ますます苛めたくなるばかりだ。悔しそうにする顔、感じてる表情をもっと見たくなってしまう。
「いいんだよ。そんなこと」
そう言い放ってヒメノの口を塞ぐ。
「ンッ!」
ヒメノは息苦しさから薄っすらと涙を浮かべたが、もうそれも明神をより興奮させる物でしかない。
乳首を吸い舌で転がしながらヒメノの花園に手を延ばし蜜壺を探る。
「あっ…!」
ヒメノは秘部に異変を感じ足を閉じようとしたが、明神はそれを感じ取り、大丈夫だと安心させるように優しく声をかけ、その身を委ねるように言った。ヒメノはこの男の優しさの裏側の欲情を感じたが、
(明神さんならいい…)
と、素直にその身の主導権を明け渡した。
ヒメノの足を開き、秘部に顔を近付ける。恥ずかしがり拒否するヒメノとは裏腹に、そこはヌラヌラと妖しい光を放ち、まさに男を誘っている様だ。
ピチャ…ピチャッ…
卑猥な音が部屋に響く
「ああんっ!はぁっ」
充分に潤ったそこを丁寧に舐め、じゅるる…ヂュッ…と音を立てながら吸い上げる。もっと欲しいとねだるヒメノのクリトリスを甘噛みすると、
「アァーッ!ダメェェッ!」
歓喜の叫びを上げてヒメノはイッてしまった。
(…やべぇ我慢できね…)
指でじっくり慣らしてから挿入しようと思っていたが、もう我慢できない。
「ヒメノ、力抜いて」
そう言って性器を宛がい、挿入した。
37モチ ひめのん誕生日その3:2006/04/17(月) 01:17:18 ID:0wz5pnwe
「ヒッ…」
いきなりの挿入にヒメノの顔は苦痛に歪んだが、肉棒はそんなことかまわずにジュブジュブと腟と擦れ合いながら飲み込まれて行く。ヒメノは明神にしがみつきその痛みに耐えた。
「ごめん…痛い?」
「…大丈夫だから。私、早く明神さんに来て欲しいの」
「ヒメノ…」

奥まで一気に突き上げピストンする。
絡み付き、切なく締め付けてくるヒメノの中は、想像以上に心地いい物であった。明神はもっと繋がりたいと願いながら強く腰を打ち付けていく。
「アァッ…ハァッ…ァン」
互いに快楽を貪る最中(さなか)、明神に下半身が溶けるような射精の気怠さが襲ってきた。
(…やべっ!)
ああーっ!明神さぁん!明神は間一髪で中から出ると、ヒメノの腹の上で果てた。

……………

情事の余韻に浸っているとき、明神の腕の中のヒメノが、
「明神さんのばか」と呟いた。
(やっぱ俺じゃ駄目か…)
「俺のこと嫌いになった?ごめ…」
「違いますよ」
明神の言葉を遮り、ヒメノは続けた。
「だって…これから誕生日の度に明神さんのこと思い出しちゃうじゃないですか…。私、いつまでうたかた荘に居られるかわからないのに…」
明神はずっと一緒にいればいいと言いたかったが、死の危険と隣り合わせの案内屋をする自分に、そんなことを言う資格があるのかわからず、ただ愛しい少女を抱き締めることしかできなかった。
END
38名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 05:14:55 ID:VqYf6VTf
そういや前スレって埋めなくていいのか?
39名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 08:55:23 ID:TdenPUB5
>>36
乙!

ん?埋まったよ。500KB超えたよね?
最後のAA良かったなあ。ちょっと感動した。
40名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 22:32:56 ID:y/xMH1rp
やっぱり名前欄にカップリング書いて欲しいです
あと傾向とか
41名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 23:14:32 ID:bhvIdhjF
>>40
スンマセン
そういう大切なことを考えてませんでした…or2気をつけます。
42名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 23:56:08 ID:sPqT/Scc
前スレは投下も多くて素晴らしいと思ったけど
リアルタイムで見ていないと
同カプや類似ネタが乱雑したとき、どれがどの続きなのかかなり困惑します。
手作業で分けたけど、特にコモ姫系とか少し不安。

後で専用ブラウザとかで抽出出来るように
名前欄にはカプと略題と番号ふってあると凄く助かります。
(たとえば「やま」「コモ」等で検索した場合、かなり混乱)
保管するときにも便利だと思いますので・・・
43HN コモ姫 3P陵辱:2006/04/18(火) 23:59:40 ID:sPqT/Scc
といった感じで・・・出来ればorz
44やま:2006/04/19(水) 00:07:47 ID:ExDJpHMN
うわーお。ごめんなさいorz
前スレでは気を付けてたつもりだったんだけど、今回ちょっと慌ててたもんでうっかりしてた。
ご迷惑おかけしました。指摘d!
45名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 23:04:05 ID:EwRAcJh3
澪さんのエロまだぁ〜(*´∀`)
みえるひとにもおっぱい分を補充させてください。
46名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 11:14:06 ID:yrI67YDm
少年漫画ではある意味最強の恋愛フラグ・姫抱っこがキタ――――のにこの過疎っぷりは…。
全国の明姫職人よ、何してるんだ!

姫乃が今週をきっかけに明神意識しちゃって後日あーなってこーなってとか、
明神が今週をきっかけに姫乃意識しちゃって後日あーなってこーなってとか!

色々あるだろうが!!待ってます!!!!
47名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:26:02 ID:+Adbczp7
う、うぜー!
せめて年齢隠そうとしようね
48名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 22:25:33 ID:p5cTmLbr
>>46
まあまあ・・・そう興奮しないで、クールにエロして下さい。
49名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 03:24:02 ID:vd0vOaE7
つーかコテいらね
50名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 12:03:00 ID:jHLl4hKR
そうか?他の板と違ってエロパロでコテは普通だと思うが・・・
色々分かりやすくなるからコテはあったほうが良いな。
51名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 21:50:17 ID:IGqXgtvz
>>50
同意 コテは多少ならあってもよいだろ
寧ろあった方が和む
52名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 22:33:50 ID:D5/6Y5Xd
つうかコテ云々で殺伐するのは食傷気味になる。
みえるスレでは、ほのぼの、まったり、地味に行こうやw
53名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 20:06:50 ID:ySnX+siS
ホハッ
54名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 20:55:08 ID:yZ/99s0Q
保守
55名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 00:21:13 ID:VL6HYapz
あれ、本誌の少女漫画そこのけの明神の発言に沸き立ってるかと思ったら
どうしたことだ。
56名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 11:30:44 ID:46sz3SU+
コテ云々で殺伐になるなら、コテ禁止にした方が話は早い。
57名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 14:07:42 ID:1zl5bNoZ
別に殺伐になってないと思うが。それとも
将来的に殺伐になる「かもしれない」とか憶測推定で話を進めているのか?

あーしかしこんな話してっからコテさん含めた住人が寄って来ないんだ
なんだよ泥沼じゃないかもう止めよう普通にエロい話しようぜ
俺はひめのんの下着が明神の洗濯物にうっかり紛れ込んだとか
そういうのを妄想しとく
58やま:2006/04/28(金) 22:12:37 ID:J1yHkpXh
話蒸し返してスマソ。
人には文章の好みがあるだろうから、自分のssが受け付けられない人にはNG登録してもらえるようにコテ付けてました。
逆にウザく感じたんならゴメン。さて、これからどうしたもんかな。コテ邪魔なら次から付けないよ。

実は澪さんスレに置いて来たssの続き(白澪エロ有)のんびり書いてたんだけど、こっちもどうしたもんだろう?
明神がやけに情け無い上に完璧に妄想だから、投下すんの怖いな・・・。まだ完成してないし。
59名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 20:22:24 ID:P55xCoe7
コテ気に入らないならNGすりゃいいだけの話だからそのままでいいんじゃね?
白澪嬉しいよ完成するの待ってるよ白澪

赤丸読んだらガクがひめのん入浴中に入ってくるのあながち妄想じゃないんじゃないかと思えてきた
絶対一回はやってるよな
60名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 06:34:30 ID:KxdaMW5i
やっぱりひめのんかわいいなぁ
61名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 07:22:11 ID:++NF6Wks
あ〜あ、とうとう姫乃アンチスレ建ったね。ありえないな。
これは、ガク腐女子の仕業なのか、
単に姫乃の可愛らしさを妬んだキモ腐女子の仕業なのか…
明×姫のエロSSをノートに書いてた途中だったが、やる気失せた…orz
62名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 09:20:40 ID:8ElHPxCj
ファンがいればアンチもいるだろ。むしろこれで一人前。
お願いですから完成させて投下してください。
63名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 13:00:29 ID:+6O+uLWw
あのSSやまさんだったんかい!楽しみにしてます。
>>61さん!ワクテカして待ってるよ がんばって下され。
64名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 21:20:46 ID:2apo4qsq
コモ姫って需要あるか?
すっげー自己満的なエロだが……orz
65名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 00:35:52 ID:MXmJDjxa
大丈夫、今までいくつも投下されてるから。
最近作品少ないし、是非頼むわ。
66名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 00:41:20 ID:rXP4p9Ta
コモン戦も最近クライマックスだし、64の気分的な賞味期限切れになる前に投下してしまえ!!
待ってるよーノシ
67名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 20:26:16 ID:LQDdpaGH
何だこの過疎っぷりは!!!!!
保守だ保守!!
68名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 17:02:36 ID:I8ogGGa2
ほしゅ
(´・ω・)誰もおらんがな…
69名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 17:04:06 ID:JRa9FbHv
コモ姫待ち
70名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 23:02:06 ID:Saefe3Ew
保守
71名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 00:30:22 ID:6+eqwThE
明×姫を誰か書いてくれないかなぁ…
72名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 02:10:13 ID:+xG55WF4
明神がイッた後に梵(BOMB・ボン)って呟く
7364:2006/05/10(水) 20:21:42 ID:6QW7mU1Z
肝心の濡れ場が書けねぇ……今週のジャンプも痛かったしもうだめぽ(´・ω・`)
こうなったら此処の住人のエロで萌え補給だ
74名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 00:59:44 ID:uXa+/trA
>>72
絶対姫乃に引かれるか呆れられるかするなw
読んでみたい気もするが、よほどギャグっぽい展開じゃないと('A`)ってなりそうだ。
面白そうだが諸刃の剣だな。誰か猛者はいないのか…
75名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 09:05:29 ID:TdcVJlBf
似た所でいくと

コモンが狐達と輪姦ネタで、突っ込む時に「大炎陣!」
76名無し@ピンキィィィ!:2006/05/15(月) 01:35:07 ID:eAXQze1q
猛者いたな…w
77名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 21:44:59 ID:ZXQ+WA+i
今週のみえる読んだけど、
明らかに明神と姫乃の恋愛フラグを匂わせる良い感じの展開だったな。
これで更に明×姫のエロSSを書くモチベーションになった。
早くこのスレの保守がてら完成させねば。
78名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 23:26:17 ID:1X8vmzPG
がんがれ超がんがれ
79名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 21:12:15 ID:ImggTJOl
今週の警備員のおっさんが、ボロボロの成人男性と女子高生を見て、
普通の明姫では有り得ない展開の脳内妄想を繰り広げるネタが浮かんだはいいが書けませんorz

しかし最近投下少ないな
80名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 23:27:38 ID:9zwhzM7Y
あのおっさんマジいいキャラだなw
81名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 23:47:19 ID:ImggTJOl
普通、職質そっちのけで「いちゃいちゃしてたの?」って聞くかw?
あのあと仕事戻っても、不審な二十代の男と汚れた制服の女子高生が頭から離れなかったんじゃないだろうかwww

誰かエロイ人執筆頼むよ…
82名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 23:55:07 ID:ZGJxzn/A
あの警備員のアベック発言プラスミオ姉さんの登場で、ヒメノに変化が!みたいなのどうだろ?

カップルに見えるんだな、私達…
ミオさん胸大きいな、やっぱり明神さんも大きい人好きなのかな…
みたいな。
83 名無しさん@ピンキー :2006/05/18(木) 01:17:07 ID:VtihUb7+
悩むところまでは書けても肝心のエロが書けんorz
満員電車で痴漢ごっことかネタはあるんだけどな
84名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 17:10:57 ID:g4V13aBc
>>83
まさに「チカン見参」だな
85HN禿頭 明×姫 合意エロ:2006/05/18(木) 22:39:08 ID:fTv2nRcz
とりあえず明神×姫乃の合意エロ投下
NGワードは禿頭でよろすこ。

金曜日。姫乃は唯一TVが置いてある管理人室でTVを観ていた。
「明神さんは何か観たい番組とか無いんですか?」
「最近TVはあんまり観ないしなぁ…」
明神はあまりTV番組に特別なこだわりは無い。
姫乃がリモコンでチャンネルを変えてた手が止まった…
「あん…んぅ!」サスペンスドラマが丁度濡れ場のシーンだった
たちまち明神と姫乃は赤面して互いの目を背けた。
「おい…ひめのん…チャンネル変えな」「えっ! 分かった」
動揺してチャンネルを変える姿はウブな少女だった。
「けど可愛いなぁ。あんなので赤面するひめのん」
「もう!馬鹿にしないでください!」
頬を膨らませ怒っている様もまた可愛い。
「俺は東京のひめのんの兄貴代わりだからな。厳しく躾ないと」
さも自分を無意味に正当化する明神。
「でもあの時の警備員さんからカップルに間違えられたじゃん」
「それはまぁ他人からみたらそう見られるかもね」
何気無い姫乃の言葉に照れる明神
「…ねぇ明神さん。もし私が明神さんと付き合ってたら
さっきのドラマみたいな事をするのかな?」
いきなり大胆な発言をする姫乃に焦る明神。
「…駄目だよ、ひめのんとそんな事したら
ひめのんを傷つける事になるよ?」
焦りながらも少し本気で姫乃に語る明神。
「…でも明神さんとならそんな事があってもいいよ。」
更に姫乃は今まで我慢していた感情を明かす。
「だって私明神さんの事…好きだもん。
毎日TVを見にこの部屋に来てるけど
ホントは明神さんと一緒にいたいだけ…」
急にこんな事を言われてどう対象して良いかわからないも
必死に姫乃に自分の胸の内を語る明神
「あの…そのな?アレンだよ。俺もひめのんの事は好きだよ
でも、今のひめのんと一線を越えるのは、
ひめのんに深くて色んな傷を付けるだけだと思うんだ。」
その言葉に大して首を横に振り姫乃の主張はピークを迎える。
「私は明神さんからどんな事をされても平気。大好きだもん
それに優しい明神さんが私に酷い事なんかしない!」
その純粋すぎる言葉に泣きそうになる明神。
86HN禿頭 明×姫 合意エロ:2006/05/18(木) 23:26:54 ID:fTv2nRcz
>>85の続き...

「あのなひめのん?俺もひめのんが大好きで、
いつか告白しようと思ってたんだ…
けど、それが原因で深いミゾが出来るのが怖かった。
けど俺は情けないよなぁ。まさかひめのんから告白されるなんて」
つくづく自分の弱さを思い知る。
「ひめのん。こんな根性の無い俺でも良いのか?」
「そんな事無い。いつも私を助けてくれて頼れるし」
「けど俺はひめのんの思う男じゃ無いかもよ?」
「明神さんは明神さんだけだから私は嫌いにならない」
互いに目を合わせ意思を確認しあう。
そっと目を閉じる姫乃。ゆっくりと明神の口が姫乃の口に近付く。
唇が触れた瞬間、少しビクつく姫乃だが抵抗は全くしない。
そして更に加速した明神は舌を姫乃の口の中にねじ込んだ。
「んぅ!」ビックリして舌を引っ込める姫乃。
明神の舌は引っ込めた姫乃の舌を愛撫する
ピチャピチャとイヤらしい音が間近で響く。
一旦キスを止めると荒く呼吸をしながら
明神を誘うかの様な甘美な顔をしていた姫乃がいた。
「明神さん。大好き…」「俺もひめのん愛してる」
互いの最終確認も終えて明神は姫乃の体を押し倒し
明神の欲しいままに姫乃の体を欲望のままに貪った。
首筋、耳元、鎖骨、二の腕とあえて乳房以外にキスをして
明神の跡を姫乃の体に赤々しく残していく
「ハァ…あン!」まだあどけの無さが残る声をだす。
そして姫乃のTシャツを捲りあげ、姫乃の白いブラが目の前にあった。
「白いブラジャー可愛らしいな。やっぱり女の子だな」
「もう!馬鹿にしないでください」
「なんだよ。誉めてるのに。お仕置きするぞ!」
そう言い放つと明神はブラごと姫乃の乳房をわしづかみにして
両方の乳房を押し回して姫乃をいじめる。
「いゃあーッ!あンッ」
明神の突然の行動にとっさに声を張り上げる姫乃。
「なんだ?感じてんのか?」 「う…ん」
「よ〜し、もっと気持ちイイ事をしてやろうか?」
イヤらしい笑みを浮かべた明神が姫乃のブラのホックを外す。
そしてTシャツと同様に捲りあげると姫乃の乳房が露になる。
顔をみるみるうちに真っ赤にさせる姫乃
「いや…恥ずかしいよ。私、胸小さいし…」
「そんな事を気にしてたのか?
姫乃の胸は形が良くて手のひらに馴染む大きさだから最高だよ」
今度は優しく手のひら全体で胸を包み込みながら
その感触を堪能する明神。
87HN禿頭 明×姫 合意エロ:2006/05/19(金) 00:25:28 ID:/jq6+NrQ
>>86の続き...

「ハァ…ンぅあん…明神さぁ…んぅ」
姫乃自慢の黒髪が地面でイヤらしくうねる。
明神は姫乃の乳首を軽く抓んだ。
「あぁあぁあーッ!ダメェッ…!」
完全に感じているイヤらしい声で必死に抵抗する姫乃。
「どう?気持ちイイか?」ニヤリとした顔で聞く明神。
「凄い…体に電気が流れてるみたい」
それを聞いた明神は今度は口で姫乃の乳首を吸い上げ、
余った右手で右の乳房の乳首を抓みあげる
「あぁあーんぅ!もう…ハァ…ハァ…壊れちゃうぅ」
「もっとひめのんの壊れた姿がみたい…」
そう呟くと姫乃のスカートもたくし上げ
下着を着せたまま、指をねじ込んだ。
「あッ!うぁあぁン!イヤーッ!!」
体をビクビクさせながら奥から襲う快楽と戦う姫乃。
「ハァ…ハァ…み、明神さぁん…凄いの、頭が真っ白に…」
「それじゃもっと真っ白にさせてやる」
明神は姫乃の下着を姫乃の踝までズリ下ろし姫乃の秘部が露になる。
そこはヌラヌラと光っていて明神を誘うかのようだ。
明神は姫乃の足をM字にさせ、秘部を貪った。
ジュル…ズル…イヤらしく粘液と粘液が交わる音が響く。
「ハァ…アァん!うァあん!」
腰をビクビクさせながらも明神に攻め続けられる姫乃。
そしてクリトリスを甘噛する。
「あっあぁああん!いゃー!ハァハァ…ン」
腰を揺らし強烈な快楽にただ身をまかせるしかない姫乃。
「明神さ…ん。私の体…変に…」
「そんなひめのんもたまには良い…」
明神は人差し指を姫乃の秘部にねじ込んだ
「あっ!そこは!」
姫乃の中はキツくて熱かった。
「もうちっとほぐさないとなぁ…」
そう言い放つと人差し指の関節を曲げて無造作に秘部をかき回す。
「あっあ…イャーそんなのハァ…ハン」
みるみるうちに愛液が吹き出してきた。
「だいぶほぐれたな…」
さらに明神は中指も入れ2本の指てGスポットをピンポイントで刺激する。
「ハァ…んぅ!ダメェーなんか…へちゃうぅ…!」
ピュッ!ピュー…ろれつが回らなくなるまでになった姫乃の秘部から
潮が噴きだして、明神の部屋の床に染みを作った。
「あぁ…潮噴いたな…」
すると姫乃が泣いている事に気が付く
「ヒック…グスッ…」「おいおい…どうした?」
「だって…こんな私…明神さんに嫌われたよ」
そんな姫乃の頭を撫でる明神。
「それは絶対に無い。ひめのんを嫌いになれないよ…」
88HN禿頭 明×姫 合意エロ:2006/05/19(金) 01:05:31 ID:/jq6+NrQ
>>87の続き...

「もう…ひめのん我慢出来ない…。」
カチカチに腫れ上がった肉棒を露にした
「キャっ!」思わず顔を背ける姫乃
「よく見てひめのん!今からコレが入るんだよ?」
「うん…私…我慢する」
「優しくするから…力抜いて?」
ゆっくりと明神の肉棒が姫乃の膣にめり込んでいく。
「ンッ…」たちまち険しい顔になる姫乃
「ひめのん?全部入ったよ。どう?」
「お腹の中が熱くて…苦しくてイッパイだよぉ」
「痛くない?」 「よくわかんない…」
明神は内部が癒着するまで姫乃とディープキスを堪能する。
完全に興奮した明神の口からは唾液が注ぎこまれ
姫乃の口では対処しきれず頬を伝い、床に染みを作った。
口を話すとむせながら荒々しく呼吸をする姫乃。
「ゴホッ…ハァ…ハァ…」
そんな姫乃の顔はさっきまでの可愛らしい少女から
完全に男を落とす女の顔になっていて明神は理性を崩す。
「もう…揺らすよ?」
「うん…私をイッパイ愛して。明神さん」
そんな事を言われ完全に理性が切れた明神は
姫乃の子宮にまで届く勢いで腰を振った。
「あぁあ!明神さぁ…ンぅ!す…凄いのぉ!」
「く…ひめのんの中も熱くてキツくて良い…」
更に調子に乗った明神は姫乃の足を持ち上げ欲望のままにピストンする。
「あーッ!こんなの!ハァ…恥ずかしいぃーッ…ハァぅ」
そして明神はまた姫乃とキスをする。
「むぅ…ハァ…苦しい…」
呼吸がままならない姫乃。
そして明神がキスを止めると我を忘れ快楽に鳴いた。
「あぁあああーッ!明神さん!死んじゃうーッ!」
すると明神も強烈な射精感に教われた
「くそ!…もう…ダメだ」
無意識に足を明神の腰に巻き付ける姫乃
「ひめのん!中だしヤバいから足を…」
「ハァ…ハァ…もう!ダメェー」
「う…出る!」
―ドビュッ!ドピュッ!
「あぁあああーッ!明神さん大好きぃい!」
「ごめん…ひめのん」
その後二人はぐったりしたまま動けなかった…
「なぁひめのん?俺嫌いになった?」
「ううん。明神さんの事、もっと好きになりました」
明神は姫乃の頭をナデナデする
「やっぱり可愛いなぁ。ひめのん♪」
「からかわないで下さい。」
二人の笑い声が今日も管理人室に響き渡る…
――end――

最近作品投下してなかったようなので投下。
しかし…こんなんでここの住民達は満足するのかな?
キャラの性格もなんか滅茶苦茶だ…orz
粗悪なエロSSで申し訳ない…
89名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 21:25:20 ID:iwU59hsc
乙!
90名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 23:26:06 ID:W26ZcC0I
GJ!!
&乙!
91名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:16:38 ID:8TwvKdKU
GJ!
92名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:20:24 ID:8TwvKdKU
sage忘れた…orz
93名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:45:48 ID:8TwvKdKU
あ〜、それにしても人いねーな。
俺もなんか書いてみようかな。
94名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 23:34:24 ID:06Y4DsW6
言ったな?言ったからには書けよ
ワクワクムラムラハァハァしながら待ってるからな
95名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 00:00:01 ID:8TwvKdKU
コモ×姫              「はぁっはぁっ」 姫乃は必死に逃げていた。
迫りくる狐の陰魂−コモンから…
「ここなら大丈夫、大丈夫だよね。チコちゃん。」
「ブィ?」
不思議そうにチコが見つめる。
その時、コツ、コツ、コツー。
「ッ!隠れて!チコちゃん。」
姫乃がチコに手招きして排水口
の影に隠れた。
「ん〜?何処に隠れたのかな。オケガワヒメノ。」
コモンだ。
「まーいいや、これもゲームみたいで面白そうだし。」
コモンが辺りを探りながら歩を進める。
姫乃は目を瞑りながら、「お願いッ、気づかないで、そのまま通り過ぎて…。」と祈っていた。

しかし、無情にも目を開けるとそこにはー。
「みーつけた。」
「ッ!」
「どうやら俺が一番乗りみてーだな。ホルトも調子こいてやれてたし。」
「ちょっと、近寄んないでよ!」
「そんな怖い顔すんなよ。今すぐ殺そうってワケじゃねーんだから。」
そういって手を伸ばすが
「ペッ。」唾をかけられた。
静かに、しかし確かにコモンの怒りがこみ上げてくるのを姫乃は感じた。
「ナメてんじゃねーぞぉ、この女!こっちが下手にでてりゃつけあがりやがって。どーなるか分かってんだろうな、アァ!?」

≫94ちょっと書いてみた。でもなにぶん初めてなもんでよく分からん。 後、ケータイからなんで見づらかったらスマソ
96名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 01:03:44 ID:O1AZ5ObV
続き

そういってコモンは姫乃の服を力任せに引き裂いた。
「いやぁッ!」
姫乃は破れた服からみえる小さな乳房を手で隠した。
コモンはその手を振りほどくと、ピンク色の突起物を思いっきりつねった。
「痛い!痛いよぉ。」
しかしコモンは手を止めなかった。
それどころかますます力を込めてつねっている。
「いぎぃっ、とれる、乳首取れちゃうよぉ!」
「うるせーんだよ、このアマ!少し黙ってろ!」
「それにテメーだってちょっとは感じてんだろ?硬くなってっぞ、ここ。こんなんで感じるなんてお前ってもしかしてマゾ?」
「ち、違っ」
コモンが思いっきり乳首を引っ張った。
「ひぎぃ!」
ようやくコモンは手を放したが、姫乃のそこは赤く腫れ上がっていた。
「ひどい。どうしてこんな事するの?」
「あ?理由なんかねーよ。ただ俺がしたいようにするだけだ。」
姫乃は背中がゾクリとするのを感じた。

「さーてと、次はこっちかな?」
コモンの手がスカートに伸びてきた。
「やっ、そっちはダメ!」
構わずスカートの中の下着に触れる。
「あふん。」
情けない声が漏れ出てしまう。
「ぎゃはは、あふんだってよ。面白え、もっと感じさせてやるよ!」

コモンは下着の上からしつこく秘部をなぶった。
「あ、ん、いや、ぁ」
コモンは手についた大量の愛液をみて、
「そろそろかな。」と呟く。
97名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 01:59:57 ID:O1AZ5ObV
続き

コモンはおもむろに自分の高くそそりたったブツを取り出すと、
姫乃の下着をずらして容赦なくそこにぶち込んだ。
「ーー!!ああぁぁぁぁ!」
結合部からは血が流れていた。
「ん?お前処女だったのか?それは悪い事したなぁ。
お詫びに壊れるほど気持ち良くしてやるよ。」
そういうとコモンは激しく腰を打ちつけた。
「ぁあ、イ、たいよぉ、ん、は、あぁあぁあ」
姫乃の美しい黒髪が激しく揺れる。
それに合わせて姫乃の体も前後していた。
「どうだ?気持ちいいだろ?」

「ヤダ、あた、し、こんなんで感じてる。やっ、イク、いっちゃうよぉぉ」
コモンが思いきりクリトリスをつねった。
「ひゃあああぁぁぁん!」
アソコからプシュッと愛液が吹き出た。
「はぁ、はぁ」
「どうだ?気持ち良かっただろ?」

「っと、遊びが過ぎたようだな。案内屋が来ちまった。」
「みょ、う神さん…。」
THE END
いやー、難しいもんだな。改めて職人さんの凄さが分かったよ。色々と至らない点があると思うけど許してくれ。そーいや途中でチコの存在忘れてた…orz
9864:2006/05/22(月) 20:48:04 ID:D2BegjTQ
コモ姫乙(・∀・)ノシ
99明×姫 微エロ:2006/05/22(月) 21:59:01 ID:O1nkLVf6
よーし、エロは初めてだがちょっと書いてみる。
カプは明×姫で、微エロ?携帯からなんでちょい気楽にお待ち下さい。
100明×姫 微エロ:2006/05/22(月) 22:18:54 ID:O1nkLVf6

人間は緊張している時、普段は気にとめやしない感覚にすら敏感になる。
 耳の付け根辺りから脈を打つ音がやけに煩いし、全身の皮膚に触れる全てが自身を刺激する。そんな感じだ。

どうしよう―――

うたかた荘の管理人・明神は混乱していた。
彼が取り乱すのも無理はない。日付が替わろうとしている深夜、狭い押し入れの中に寝巻姿の彼はいた。

問題は、明神に覆われるように下敷きになっている少女の存在だ。
体が密着しないように、ついこないだ地下水路で負傷したばかりの腕を立ててはいる。が、それはそれで体勢としては変な事を意識してしまう。

事の起こりは半時前に遡る。
101明×姫 微エロ:2006/05/22(月) 22:36:25 ID:O1nkLVf6
改行忘れてた…


遠慮がちなノックで、ふと目が覚めた。

どうやらテレビを点けたまま転寝してしまったらしい
。寝起きのせいか無意識にハイ、と妙に礼儀正しい声
で明神は答える。ドアが申し訳なさそうに音を立てた
。姿を見なくてもそれが誰か見当がついていた。ここ
の住人で、ノックをできる者は自分の他に一人しかい
ない。
「みょーじんさん…」
細い、少し擦れた声がした。姫乃だ。
「どーした。子供はもう寝る時間だぞ。」上半身だけ
仰け反らせて、ぞんざいに明神は答えた。
コドモと言うキーワードに姫乃は些かかちんと来たが
、用件を話し始めた。

102明×姫 微エロ:2006/05/22(月) 22:59:24 ID:O1nkLVf6
長くてすんません!


姫乃の話は、やはりと言うかガクの事だった。

最近は勝手に部屋に侵入する事はさすがに無くな
ったものの、昼夜問わず姫乃の部屋から物音がす
ると駆け付けて来るらしい。
今日なんて、消しゴムを落としただけで飛んでき
たと言うのだから凄まじい。
「愛されてるねぇ、ひめのんは。」
「茶化さないでください。」低く笑う明神に、姫
乃は頬を膨らませた。「最近ちょっと明神さん意
地悪だよね。前ならガクリンから庇ってくれたのに。」
 そんな事ないよ、と軽く言うと明神はテレビの
リモコンを床から拾った。

姫乃の指摘は間違いではないだろう。自覚はある。
ガクから追い掛け回されている彼女を見て、以前
であれば助けなければいけないという義務感があった。
なのに。
どうしてだろう。今は彼女の口からガクの名前が
出るだけで、言いようのない感情が生まれる。深くて暗い、熱くて重い負の
感情が。
103明×姫 微エロ:2006/05/22(月) 23:37:30 ID:O1nkLVf6
「物音立てないようにするしかないんじゃねーの?」
無下にもなく、明神は言い放った。「大体さ――」
明神が言い掛けた瞬間、唇に白い手が乱暴にあてがわれた。
『なっ…』姫乃が真剣な顔をして、しいっと人差し指を差している。
『ガクリン帰ってきた』
それだけ口パクで告げるやいなや、明神を強引に押し入れへと自分ごと押し込んだ。



何で自分まで隠れなきゃいけないんだ、という文句も今や明神の頭にはない。

鼻腔をくすぐる華やかな香りと、必然的に絡み合
っている彼女の太ももの感触やらが彼の理性をす
り減らす。
一方、他人から見れば明らかに「押し倒された」格好の少女は全く何も考えていないような顔をしている。
「姫乃さん、何か面白い?」先程からクスクス声を漏らしている姫乃に明神は皮肉を込めて尋ねる。
「かくれんぼ、久しぶりだから。」
かくれんぼ。
かくれんぼですか。じゃあアレですか、俺はたかがかくれんぼに興奮してる変態マニアですか。
「最近明神さん、冷たいし。」
「かくれんぼにすら付き合ってるのに、んな事言われても。」
明神が半笑いで答えると、姫乃は真剣な眼差しをこちらに向けた。茶化さないで、そう告げている。
「…私、何かしたかな…」少し、思い詰めたような吐息を漏らしながら彼女は呟いた。「ねえ明神さん、私何か気に触るような事しちゃったかな?それだったら謝りたい。前みたいに戻りたいの。」
押し入れの穴から漏れる光が、姫乃の瞳を反射している。
くらりと、何かが明神の中で傾いた。
104明神×姫 微エロ 長いです:2006/05/23(火) 00:08:56 ID:O1nkLVf6
「前みたい、か。」
彼女の言う「前」とはコモンの事が起きる以前の事を指しているんだろう。

「多分、無理。」
そう言い放つと、明神は腕の力を抜いてどさりと姫乃に体重を預けた。

姫乃の体温がダイレクトに伝わる。細い細いと思っていたが、腕を回してみるとさすがに柔らかさを感じた。「好きだ」
込み上げてきたものを吐き出すように呟いた。
姫乃の反応を見るのが恐くて、逃げる様に頬を擦り寄せる。
明神さん、姫乃が耳元で呼び掛けた。「両想いだね」
驚いて彼女の顔を見ると、涙の跡が残った笑顔があった。思わず彼女の名前が口から漏れる。
「好きだよ、明神さん。多分随分前から。ずっと私、明神さんが好きだった。」
自分の中の負の感情が煙のように消えていくのが分かった。
「あー……」
「どうしたの?」
「いや、何か。あったかい。」
姫乃ははにかんで、愛のせいだよと少し笑った。
成る程、と明神はつられて笑いながらついばむようなキスをした。
105明×姫 微エロ:2006/05/23(火) 00:39:31 ID:V5xOi/CV
ヒメノさん、明神がいやに礼儀正しく声を掛ける。「ちゅーしてもいいですか。」
「今したじゃん。」
姫乃がどうぞ、と答えるのを待たずに明神は唇を塞いだ。
人の唇ってこんなに柔らかいんだ、と妙に冷めた事が浮かんだ。
いや、唇だけじゃない。
キスで、舌が入ってくるとまるでお湯みたい。
明神さんのごつごつした手も、厚い胸板も私にとって全て新鮮なモノだ。
 
長いキスが終わり、名残惜しそうに銀の糸が切れた。
私が明神さん、と呼ぶと擦れた声で「ん?」と答えてくれた。
「触りたいな。」
「…は?」
「みょーじんさんに、触りたい。」
「……いや、あの。それは、えっと。」
つまりこう言う事してもいいのね、と明神は姫乃の腰にある手をゆっくり上げて行く。「ストップって言うように。」
106名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 00:49:56 ID:o3vEL4Tm
私怨
107105:2006/05/23(火) 00:52:20 ID:V5xOi/CV
長々スレ汚し失礼しました。取り敢えず今日はここまでです。
エロ書くの初めてですが頑張ります。
108名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:09:32 ID:8h+lpstu
面白い。続き頑張ってくれ。
109名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 01:54:57 ID:TywAOSTZ
>>95>>105
遅レスだがd
110105 明×姫微エロ:2006/05/24(水) 21:50:45 ID:J0xp+ELl
「ストップって?」ブラジャーのワイヤーをなぞられ
、僅かに体を強ばらせながら姫乃はのしかかる男に尋
ねた。パジャマのボタンは全て外され、二人の体の間の空気が染みる。
「…んー」何されてるのかこの娘はわかってるのか?
やがて明神の右手がホックに辿り着く。「だからさ、」
ぷん、と小切味のいい音が布団に吸収された。
だから、と言ったのは自分であるのに続く言葉が見つからない。
 男の手が行き場を失ったように、姫乃の背中の素肌
を行ったり来たりしてる。
「恐くなんかないもん」
「え?」
「そりゃさ、いきなりこんな風になってるのは…その
、びっくりしてるけどさ。」でも、と姫乃は少しだけ
視線を泳がせた。「仕方ないじゃん、愛の所為。愛の所為だよ。」

 よっぽどそのフレーズが気に入ったのか、それともこの言葉が本当なのか。やけに落ち着いた眼差しが明神を突き刺す。

「そっかぁ」と明神は軽く笑って頷いた。いつもそうだ。
この娘の言霊は自分を解放してくれる。

みょーじんさん、甘えた声が小さな唇から吐息と共に漏れた。「寒い。早く来て。」
111明×姫微エロ:2006/05/24(水) 22:24:23 ID:J0xp+ELl


自分の中の「女性」を特に意識したことはなかった。
女の子と言う自覚はそりゃあっても、生物学的に雌である事実をはっきりと確認するってどんな時だろう。
そんな中学に入学したあたりから密かに、確実に自分の中に存在していた疑問が氷のように消えていったのを姫乃は感じた。

大きな掌がすっぽりと姫乃の右胸を覆い、やがて優しくその手が動く。
その動きはゆっくりと、しかし確実に姫乃の呼吸を荒げさせる。
耳まで熱を持っているのが分かる。羞恥心で目を開ける事すらままならない。
「こっち見て、ヒメノ。」掌の主が擦れた声で呼び掛ける。
空いた左手で真っ赤に染まった顔を撫でる。
恐々と目蓋を上げると、少し怯えたような明神の顔が数センチ先にあった。
「恐い?」
「違…」違う、と言う短い声すらあげる事ができない。代わりに、姫乃はかすかに首を横に振った。

こういうことだったんだ。
下腹のあたりがもう一つ心臓が生まれた様に、脈を打っている。
ああ私ってやっぱり女だったんだな。
明神の人差し指が小高い丘の突起を刺激すると、姫乃は甘美な呻きを初めて漏らした。

112明×姫:2006/05/24(水) 23:00:05 ID:J0xp+ELl
俗に言う「喘ぎ声」が明神に余裕をくれた。調子に乗
る、と言っても過言ではないだろう。

「きもちーんだ。」いけないと分かっていても、ど
うしても口元が緩む。
明神の答えを求めない質問には応えず、悪戯が見つか
った子供のように姫乃は俯いた。
「気持ちいいでしょ?」
「………」
無言の姫乃を追い詰めるように、明神は再び姫乃の乳
房に両手を伸ばす。
「ここ、すっごい固いよ。」明神はピンク色の突起を
きゅっと摘んだ。
「みょー…じんさんっ」

「知ってる、姫乃。これが気持ちいいってサインの一つなんだよ。」
少し、指に力を入れると姫乃は短く鳴いた。

「どうしたい?」
耳元で囁くように尋ねられ、またもや下の心臓が大きく跳ねる。
ふと、姫乃は先程から自分が無意識に下半身布団に押
しつけている事に気付いた。どうしようもなく、刺激を求めているのだ。
「し……した…」
「んー?」
「下の…方…」
恥ずかしくて、もどかしくて、涙すら込み上げて来た
。早く、早く、と祈る様に明神を見つめる。
そんな姫乃の欲求を、知ってか知らずか明神はただ口元を緩ませている。
ねえ、ひめのん。姫乃の耳を撫でながら静かに呟いた
。「言ってる事よく分かんないから、ひめのん自分で触って見せてよ?」
113明×姫微エロ:2006/05/25(木) 00:17:15 ID:oHTS7K4N
キャラが壊れてるので、閲覧注意お願いします。


そう言うやいなや、明神はするりと姫乃のパジャマの下を足で下げる。「ハイ、どーぞ。」
自分でって言われても、と姫乃は抗議の声を上げる。「恥ずかしいよぉ……」
涙すら浮かべている姫乃の表情が、明神のいじめたい気持ちと優しくしたい気持ちを同時に高める。
「大丈夫だよ。少しだけでいいから。」
その言葉を受けて、姫乃はおずおずと右手を太股の方に寄せる。

もうちょい、いじった方がいいかな。快感より羞恥心で満たされている姫乃に、明神は自身の唇を重ねる。んん、と姫乃がうなった。
唇から耳たぶ、首筋へと舌を這わせて行く。    
自分で、と言われた時にはどうしようかと思ったが諦めたのだろうか。
人差し指でいじられっぱなしの両胸の天辺がちりちりする程だ。私の体が明神さんの愛撫を渇望すらしているのが分かる。
ふっ、ふっと耐えるように息を漏らす自分は何だか別人のようだ。
鎖骨辺りに明神さんの髪の毛が降りてきた。

「んぁ…」突然、明神が胸で一番敏感になっているところを口に含んだ。「ゃ…みょーじんさっ…強く吸わなぃでぇ…」
どっと寄せてきた姫乃は腰を捩る。
そんな姫乃を余所に、明神は突起を吸ったり舌でころがしたりしている。
「ゃーあぁ…なんかへんだよお…」
姫乃自身の茂みからとろりと何かが溢れた。
114明×姫微エロ:2006/05/25(木) 00:58:31 ID:oHTS7K4N
指をするりと姫乃のショーツに滑り込ませると、そこはすでに蜜が溢れていた。
本当なら、姫乃に自分で触って貰いたかったが明神にも我慢の限界かある。
白く、柔らかい肌。大きさはないが形がよい乳房、戯れを知らない小さめの乳首。何よりも感度が素晴らしくいい。
 正直な事を言えば、今すぐにでも挿入たいところである。
「あーあー、ひめのん。」ずりゅ、と中指を第二関節まで入れてみる。ぁん、と姫乃が喘ぐ。「こーんな濡らしちゃって。とろっとろだねぇ」加速して中指を出し入れしていると、姫乃の両足がぱかりと開いた。
「みょーじんさあ…ん…もっと…」
ショーツを脱いだのは他ならぬ、姫乃自身であった。「止めなぃでよぉ…もっとおっ………」

115明×姫 微エロ:2006/05/25(木) 01:22:47 ID:oHTS7K4N
「…やーめた」
「え?」
「だってさぁ、ひめのんパンツも自分で脱いじゃうしさ。」だから、と明神は不敵な笑みを漏らす。「セルフサービス。」

やだ、と口では言うものの右手が無意識に秘所へと向かう。やがて先程明神がいじったツボを見付け、姫乃は執拗に右手でそこを慰め左手は乳首をこねくり回す。「ゃあんん…みょー…じん…さっ」

明神は、扇状的な姫乃の姿と艶めかしい鳴きを楽しんだ。だが、自分自身を参加させたいのもまた事実。
ようし、とおもむろに姫乃の両足をこじ開けた。

「ひめのんはエッチだねぇ」
呼吸が整っていない姫乃は反論すらまともにできない。
「ちょっとだけ、掃除。」それだけいうと、明神はぐぐっと姫乃の茂みに顔を寄せた。
116名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:22:56 ID:Mzy49cL7
支援する
がんがれ
117115:2006/05/25(木) 01:31:27 ID:oHTS7K4N
だっはーーエロ難しい。本当に難しい。
しかも当初はもっと無難なプレイにするはずだったのに暴走してしまいました。
まじでスミマセン!
とりあえず今日はここまで。
次こそ完結します!

支援して下さった方、面白いと言って下さった方本当にありがとうございます。
無駄に頑張りますのでもう少々お付き合い下さい。
118名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 02:07:24 ID:ARc4EG7e
エロくて面白い。イイ!GJ!!
展開がますます気になるねぇ…
119名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 02:11:47 ID:mqe+hquK
くっはー!!
イイ、すごく萌えるよ。
なんか、丁寧に二人の関係を描こうとしているのが伝わってきて、色々想像
を掻き立てられる。
エロは確かに難しいけど、トライすることに意義があるので、最後まで是非
頑張れ。応援してるよ。
120名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 07:28:02 ID:GeNC/okx
GJ!エロすぎる!

暴走ついでにむしろ本番まで や ら な い か

とにかく続きも楽しみにしてるよー。乙。
121117:2006/05/25(木) 11:01:37 ID:Mf6VVVqe
パソから失礼。
平日のこんな時間にパソからなんてNEETみたいだな・・

なんか携帯からエロパロに繋がらないので、投下が遅れるかもしれません。
他に投下される神様は、どうかどうかシカトして流れ豚切りしちゃって下さい。
長い間、スレ独占みたいな真似して本当に申し訳ないです。

レス下さった方、本当に本当にありがとうございます。
どんなに短い文でもすごく励みになります。
2次創作は苦手だけど、もう少しやってみます。
122117 明×姫微エロ:2006/05/26(金) 00:19:48 ID:3qOEQS7e
姫乃は思わずだめ、と短く叫んだ。抵抗と呼ぶ事すらできない非力な抗議は明神の舌によって打ち消された。熱い粘膜に音をたてて侵入する。
「ぁはっ…んんっ」
 あまりの姫乃の声のボリュームに明神が小さな口を手で覆った。

やばいぞ、さすがにやばい。
姫乃のこの感度の良さは男として非常に魅力的である。しかしこのシチュエーションに置いては、いやうたかた荘では――――
こっから先の営みを行なうのは―――
そこまで考えて、明神はああっと小さく叫んだ。


「みょーじんさん……?」突然手を止めた明神を不審に思い、姫乃は男に声を掛ける。
「いや〜…ひめのん…世の中甘くないね。」溜め息をつきながら、明神は上体を倒して姫乃に抱きついた。「ないもんはないもんなー…」
「何が」
「ゴム。」
姫乃の頭には、茶色とも橙ともつかぬ輪状のゴム製品が浮かんだ。そんなモノがないから何だと言うのだろう。
「一応言っとくけど、輪ゴムではないですよ。桶川サン。」思案顔でこちらを見ている姫乃に明神は軽く笑いながら諭す様に言った。「コンドームだよ、コンドーム。」
ああっと姫乃は無邪気に声をあげた。そういうことかぁ、なるほどね。

 こんなことに、やけに関心している純粋な姫乃を愛しく思う。だが明神は同時にそんな少女に色々やらかしてしまった自分に、じゅくじゅくした罪悪感を覚えた。
 破裂寸前で痛い位の自分自身はこの際、自分で処理するか―――
123明神×姫微エロ:2006/05/26(金) 00:31:13 ID:3qOEQS7e

「やめちゃうの…?」明神の物思いを敏感に察知したのか、姫乃は恐々と彼の顔を覗き込む。
「ん、だってほら。避妊具ないとかはね、マズイよ。やっぱさ。」正直、今までまともに避妊した事ないけどな。

でも、とまた姫乃は腰を捩る。明神の火照った体が、姫乃の熱を逃がしてくれない。
求める様な視線が明神に絡み付く。
「そりゃー俺だって、このままやっちゃいたいよ。」
紛れもない本音だった。
できるならば、住人への配慮も妊娠の危惧もなぐり捨て快楽を貪りたい。
だが、「自分が守る」とすら豪語したくなる女――それが姫乃だ。そんな彼女を傷付ける様な真似も、恥をかかせる事もできない。


断固たる決意を固め、明神はごめんと軽いキスを姫乃に贈った。
124名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 21:37:26 ID:zoWpfnxj
乙!!がんばれ。続き待ってるよ!
125明×姫 微エロ?:2006/05/26(金) 23:46:23 ID:3qOEQS7e
正直、腹が立った。
キスで誤魔化そうとしてる所も、自分を素裸にしておいて一枚も脱いでない彼も。いや、一番腹が立つのは―――

「みょーじんさんっ…ヒドイよぉ〜……」
こんな場面で泣きだすなんて、馬鹿げているのはわかっている。だが、自分をこんなにまで火照らせたのは他ならぬ明神だ。
「私の事、ホントは好きじゃないんだ。」
「何を今更…」ここまでされといて、それはないだろうと明神は眉を潜める。
だって、と姫乃は俯いてきゅっと明神の服を掴む。「私の事ホントに好きだったら、妊娠とか恐くないでしょっ…」
そう呟いくやいなや、姫乃は自分の中のダムが崩壊したのを感じた。
次から次へと大粒の雫がこぼれ落ちる。


そんなんじゃない、と陳腐な男の言い訳が明神の頭に霞んだが声にならない。

姫乃を想う気持ちは本物だ。自分自身を信用するのは苦手ではあるが、この気持ちだけには自信があった。
ただ、やっぱり恐い。
もし彼女が普通ではない自分のコドモを身籠ったら?
痛みを与えて、それを嫌って離れていったら?



「逃げないでよ、明神さん。」明神の弱気な物思いを遮る様に、姫乃は言った。「私だって、恐いよ。だから一人にしないで。逃げないで、一緒にいよ…」
ふわりと甘い香りが明神の鼻をくすぐった。細い腕が頭をすっぽり覆う。

明神を抱き締めたまま、姫乃は優しく彼の白髪を撫でた。
126名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 23:53:57 ID:XjPHLztT
乙!
待ってた!頑張れ
127明神×姫 微エロ:2006/05/27(土) 00:15:28 ID:6ZCX60bw
ごめんな、小さくそう呟いて明神は軽く目元を擦った。

左手で姫乃の黒髪を梳きながら、ゆっくりと唇を重ねた。深く、重く、男が口内に入ってくる。


声がでかいなら、自分が受けとめるまでだ。
姫乃の首筋にあった右手がゆっくり下降して行く。
大切なモノを撫で回すような、そんか手つきだ。
「んぁあっ」明神の与える刺激に耐えかね、姫乃は天を仰ぐ。キスを受ける余裕なんてない。
「だめだめ。ちょっとこっち向いてな。」そう言って明神は少し強引に姫乃を左手でぐい、と寄せる。
無理だよ、と言わんばかりに姫乃の太股に蜜が滴り落ちた。
128明神×姫 微エロ:2006/05/27(土) 00:52:00 ID:6ZCX60bw
ずぷ、と音を立てて明神の二本指が姫乃の中に侵入する。
「っはあぁ……」求めていたモノをようやく得た姫乃は歓喜の吐息を漏らす。
「気持ち良さそーな声だしちゃって。」軽口をたたきながら、更に姫乃をかき回す。
「だってぇ……」
恍惚とした姫乃の指先から明神の襟元に触れた。「みょーじんさ…お願ぃ………」早く、と姫乃は絶え絶えに訴える。
「何が?」意地悪く微笑んで明神は姫乃を攻める。「何が欲しいの、ひめのんは。」
「ぃじ…ゎるぅ……」
快感に涙すら流し、姫乃は明神にすがりついた。
明神の耳元で蚊の泣くような声で呟く。
「……を…に……れて……」

「よくできました。」
姫乃の呟きに満足した明神は愛液で少しふやけた指を抜いた。


明神はゆっくりと膝の上の姫乃を布団に横たわせる。
衣擦れの音を立てながら、明神の上身が露になる。「いい、姫乃?」
その質問に答えずに姫乃は両足をぱかりと開いた。
129明神×姫 微エロ:2006/05/27(土) 01:11:49 ID:6ZCX60bw
「力むなよ、ますます痛いから。」
明神の言葉に姫乃は素直に頷く。

ずぷぷ……と明神自身がゆっくりと潜りこんで行く。
姫乃はと言うと、明らかに何かに耐えるように顔を歪ませている。「ヒメノ、息止めちゃダメだって…」

「う……んんっ」
ゆっくり、確実に明神自身は進みとうとう根元まで到達した。

「…全、部入ったよ…ヒメノ…」息を少し上げながら、明神は姫乃の頬を撫でる。
「…へへ」
姫乃は痛い、と口にすら出さないものの明らかにきつそうに眉間に皺を寄せる。

――やばい。
姫乃にさんざ、止めたきゃ止めたるだのゴムが無いからここまでだの言っていたのに。
姫乃の中は想像以上のモノであった。
愛液と肉壁がねっとり絡み付き、きゅっと明神を締め付ける。


―――動きたい……
130明×姫 微エロ:2006/05/27(土) 01:43:14 ID:6ZCX60bw
「動いていいよ、明神さん。」そんなに痛くないし、と姫乃は健気に笑って見せた。
どうしようもなく愛しさを覚え、明神は姫乃の額にそっと口付ける。「…行くよ?」
うん、と脂汗が浮かんだ笑顔で姫乃は頷いた。


時間をかけて、腰をスライドさせる。ピストン運動と呼ぶ事が憚れる程、慎重にゆっくりと姫乃を慣らしてゆく。
姫乃の足に触れると、さっきよりはかなり力が抜けて来たようだ。表情からも痛みの色がかなり薄らいでいる。

「はっ……ぅんんっ」
「きもちよくなって来た…?」
「んっみょ…ぉ…じん…さんっ」
「俺もすんごい気持ちいーよ…」
姫乃が喘ぎを上げるたび、明神を締め付ける。
二つの肉体がぶつかり合う音が、狭い室内に響いた。

いよいよ明神にも限界が近づいて来た。
「ごめ…ヒメ、ノ…俺もー…っいきそ…っ…」
「ゃあっ…みょー、じん…さぁ…んっ」離れないで、と姫乃はがしりと明神の身体にしがみ付く。

ヒメノ、と明神は短く叫び華奢な身体を加減も忘れて抱き締めた。

姫乃の中で、明神は果てた。
131明×姫 微エろ (完:2006/05/27(土) 02:09:19 ID:6ZCX60bw


右腕がひどく痺れていて、それで目が覚めた。

なんで押し入れにいんだ?

「おはよー…」
「うおぅ!?」

しばし二人の間に沈黙が流れる。
先に沈黙を破ったのは姫乃だ。「…そんなに驚く事ないじゃん。まさか、覚えてないとか言わないでよ?」
言葉がきつい割に、不安そうにこちらを見る様子が可愛らしい。
「さぁー?なんだったら覚えてるかどうか、再現してみよっか?」

ばか、と姫乃が胸元に忍び寄ってきた明神の手をつねる。
「バカなのはねぇ、仕方ないんだよ。桶川サン。」
今度は足を絡ませながら、明神はぐっと姫乃を抱き寄せる。
「愛の所為だよ、愛の所為。」


襖の隙間や、穴から眩しい光が漏れている。
それらの光や風の匂いだけでも、今の姫乃には今日は絶対良い天気だろうと想わせた。

132名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 02:39:44 ID:xDyXDH5l
GJGJ!
乙でした!
文章の雰囲気がすごく好きだった。次回作も期待してる。
133名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 21:48:32 ID:ACMhl2yR
乙。
毎回続きをwktkしながら待ってた。
大いに萌えさせてもらったが、同時にちょっと心が暖かくなった。GJ!
134名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 22:26:50 ID:rahS6R6y
おい…こんな良質なSS投下されたら次の職人さんプレッシャーかかりすぎw
とりあえず乙&ありがとう!GJ!!

>>82のアイデアをインスパイアしてノートに書いてるんだが
これを投下するのはマジでプレッシャー強すぎるね…w
135131:2006/05/27(土) 23:10:21 ID:6ZCX60bw
すみません、昨日最後の力を振り絞って書き終えたと同時に寝入ってしまいました。
寝呆けて書いたからラストぐだぐたですが…

ヘタレな自分が長々と駄文を最後まで投稿できたのも皆さんの暖かい応援のレスのおかげです。
ホント、ありがとうございました。

次回作……明×姫以外は書けないけど、続編と言う形でまた投下させて頂きますので。
それでは、長々失礼いたしました。
136131:2006/05/27(土) 23:13:39 ID:6ZCX60bw
>>135
つか82のレス自分だww
投下待ってます!
137名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 23:05:54 ID:z2PKk3BX
>>131
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111236114/
オマイここの↑カナだろ?
文体でバレバレだぞ。こっちのSSも最後まで書けよ!!
138名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 21:16:07 ID:mVyJk2L+
age
139名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 00:27:04 ID:u08DBDCJ
140名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 07:46:56 ID:hHAy5b8S
「ねーねーグレイ」
「なんですかコクテン?」
「ヒマだね」
「そうですか」
「エッチしようよ」
「脳みそ腐ってるんですか? あなたは」
「えー、だって、若い男女がこんな所にいて、やることなかったらエッチするでしょ?」
「何でそんなに好淫的なんですかね? あなたは」
「ねーねー、しようよー、してよー」
「我々の種族は、快楽のためだけに性交をするような、非生産的な真似はしません」
「魂魄に生産的も何もなくない?」
「逆に考えなさい。したくないということだと考えなさい」
「じゃあお口でしたげよっか?」
「すみませんね、まったく劣情を催しません」
「じゃあ下のお口でしたげよっか?」
「難易度上がってんじゃねえか」
「門はちょっとマニアックすぎるよ……」
「門ってなんだよ、勝手に言葉作るなよ。しかもしねえって言ってんのに、なんで困ってんだよ」
「だってたまにはしたいんだもーん!」
「勝手に一人でやってなさい」
「女の子に一人でしろなんて失礼だよ!」
「誰がそんなこと言った。誰がエロスをしろと言った。勝手に相手を見つけなさいと言ってるんです」
「ブー、つまんなァーい!」
「ゴウメイとでも戯れてなさい。猿ですから、そういう行為は好きでしょう」
「えー、壊れちゃうよ」
「勝手に壊れてください」
「ゴウメイが」
「そっちかよ。お前じゃねえのかよ」
「殺戮解禁?」
「殺すなよ。どんだけすごいことするんだよ」
「ブー! いいよもう! じゃ私、他の陰魄捕まえてエッチするから!」
「そうしてください。いってらしゃい」
「あれ! 焼きもち妬いた!? 今、焼きもち妬いた!?」
「今の言葉のどこにそんな要素があるんですか。一文字たりともかすってねーぞ」
「『してください』って」
「最初の二文字抜けてますよ。聞こえてますか? ちゃんと人の話聞いてますか?」
「『いらっしゃい』って」
「もしもーし、鼓膜に穴空いてますかーあ? それとも私の声帯がおかしいんですかーあ?」
「性感帯はクリトリスだよ」
「今度は二文字増えてるよ、どんだけ都合のいい耳してるんだよ。っていうか、直接的すぎるんだよ」
「もう、なんでもいいからエッチしようよう」
「だからしないって言ってるでしょう」
「逆に考えようよ、じゃあどうしたらする気になるの?」
「まったくそんな気持ちになりませんね、残念ですが他を当たってください」
「じゃあ逆の逆に考えようよ。エッチしようよ」
「元に戻ってんじゃねーか! お前がしたいだけじゃねーか!」
「わーい、ムキになった!」
「くっ、この私としたことが、大声をあげてツッコミをしてしまうとは……屈辱ですよ」
「観念した?」
「わかりました、相手をしてあげますよ。ロープと目隠しを貸してください」
「わっ、結構マニアックなんだね。じゃあ、優しくしてね」
「じゃあ動けないように縛りますね。いいですかー? じゃあ放置プレイしてから始めますねー?」
「何も見えないし動けないってドキドキするね! 楽しみだなあ」

10分後

「ねー、まだぁ? もうずっとこのままなんだけど……」
「…………」
「殺戮解禁?」
141名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 10:20:05 ID:b9dyDRO+
犬とコウモリが一気に萌えキャラにw
コクテンカワユス
142名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 20:47:11 ID:MEl+liKP
ワロタ
143名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 23:56:06 ID:7m/vbX5l
グレイの口調が変わるのがいいなwww
乙!
144名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 01:30:16 ID:q+lvYZ5w
面白いww
こんなのもいいな。
145名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 01:56:41 ID:zokgDwoP
乙!
GJ!
146名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 08:13:01 ID:4HHp3fUw
「ねえ、ゴウメイ」
「オウ、コクテンどうした」
「グレイがね、いじめるの」
「なんだ、珍しいな。なにされたんだ、お前ぇ」
「スカトロプレイ」
「スゲェ!? ずいぶんマニアックだな、オイ!」
「縛られて、お漏らしするまで放置されたんだよ」
「そいつは災難だな、っつーか、ちゃんと着替えたのかお前」
「大丈夫、最初からパンツ履いて無いから」
「履けよ! 衣服で一番大事なトコじゃねーか! お前の尊厳、欠片もねーな!」
「だが断る!」
「いや、勝手にしろよ! なんでそこで本気レスしてんだよ!」
「だから、正確には『虐める』と書いて虐められたんだよ」
「知らねぇよ! エロゲでもやってんのかお前! 陰魄としての自覚も、これっぽっちもねーな!」
「それでね、ゴウメイに慰めてもらおうかなって思って」
「慰めるってなにすんだよ」
「エッチしよーよ」
「別に構わねぇが、ムリなんじゃねえか?」
「あの日なの?」
「どの日だよ! それはお前の都合だよ! オラ、見てみろよ」
「うわ、でかっ!」
「ギャッハッハ、お前のサイズには合わねぇだろうがよ」
「甘ったれるな!」
「なんでお前がキレてんだよ!」
「仕方ないなあ、とりあえず削ってみよーよ」
「削るって何すんの!? その言葉、ここに使うヤツ初めて聞いたぞ!」
「甘ったれるな!」
「無茶言うなァァァ! 何言ってんのお前!?」
「わかった、オロすほうでいいよ」
「何当たり前のように二択にしてんだよ! お前の選択肢めちゃくちゃ狭いな!」
「あれ、小っちゃくなったね」
「恐怖で縮こまってんだよ!」
「じゃあ、スジとたまたま舐めてあげるから、それで我慢して?」
「我慢っつーか、俺はなんでもいいんだけどよ」
「はむっ……ん、あむ……」
「おっ、上手いじゃねえか。いいぞ、そのまま続けろ」
「あ、はぁ……んむっ……おいしぃ……大っきい……」
「クク……小っちゃいお口で、うれしいこと言ってくれるねぇ。ますます昂奮するぜ。ほら、もっとタマ舐めろよ」
「ちなみにタマで思い出したけど、睾丸って血の下に幸せって覚えておくと忘れにくいよ」
「知らねェェェ! なんで今そんなこと言い出すんだよ、お前ェェェ!」
「あれ、また小っちゃくなった」
147こんなもんに2レスも使って申し訳ない:2006/05/31(水) 08:14:20 ID:4HHp3fUw
「萎えたんだよォォォ! どっから睾丸の話が出てきた!」
「うれしいこと言うと、昂奮するって言ったから……」
「お前の喜怒哀楽どーなってんの!? 嬉しさかすりもしねーぞ!」
「だって、テストに出たとき便利でしょ?」
「睾丸なんて漢字、保健体育でしか使わねえよ! っていうか、俺が学生に見えるお前の視力がガチで怖いわ!」
「殺戮解禁?」
「俺の精子が一億匹殺戮されたよ! いいから、黙ってやってくれ! 頼むからしゃべるな!」
「ふぁーい」
「ああ、クソ、黙ってりゃいいツラしてんのに、こいつは……」
「はむっ、あむっ、んむ、んー……」
「うおっ、いいぞ、いいぞぉ……! そのままなぞるように舌を這わせろ……!」
「ん、んむっ、ぷはっ……はむ、ん、んふぅ……」
「クック……そうだぁ……もっと、舌を動かせ……そうだ、そのまま続けろぉ……」
「んむ……んちゅっ、んっ、あふ……あむっ、むぐ……んぐっ」
「よし、咥えろ! 上のほうだけでもいいから咥えろ! お前のそのかわいらしい口で、俺のモノを咥えてみせろぉ……」
「ん、んん……お口に入りきらないよぉ……あむ、ん……! はっ、はっ、ん、んむっ! んむうっ……!」
「いいなぁ……お前のその、綺麗な顔にかけるのも悪くねえなあ……たっぷり汚してやるぞぉ……!」
「はふ……あむっ、ん、んちゅう……はっ、あふっ! ぷはっ……はむっ」
「おお、おおっ! クク……出る、もうすぐ出るぞぉ……! たっぷり出してやるからなぁ……!」
「うん、出して……あ、はむっ……ん、むぅ……気持ちいいの、いっぱい出して……」
「ぐうっ、出る! 出るぞぉ……! おい! 顔にぶっかけられるのと口の中に出すのと、どっちに出して欲しい……!?」
「うう……んむっ……はぁ、はぁっ……出して……ふあっ! 顔の中にいっぱい出してぇっ……!」
「出せるかァァァ! どんな頭蓋骨の構造してんだお前ェェェ!」
「あっ、大っきいっ……! 出るっ! 出ちゃうっ!」
「ぐうああっ! もういいっ! 出すぞぉ! お前の顔に出すぞぉぉぉっ!」
「かけてっ! いいよ……お顔にいっぱいかけていいよっ……!」
「ぐおおおおおっ!!!!!」
「かけてっ……! 青いの、青くて冷たいのいっぱいかけてぇっ……!」
「出せるかあああああああああ!!!!! どんなかき氷だコラアアアアアアァァァァッ!!!!!」

ドピュッ! ドピュ、ドピュッ!

「ひゃんっ! あふ……出てる、出てる、いっぱい出てる……」
「ぐおおっ……! 最悪だ、最悪の射精しちまったぁっ……!」
「あー、楽しかった♪ ……あれ、ゴウメイどーしたの?」
「お前……もう帰れ」
「なんで? 気持ちよくなかった?」
「ああ、最悪だ」
「そっかぁ……ゴメンね、下手くそで……」
「いや、原因はそこじゃねぇだろ」
「ワタシね、口でするの好きなんだあ。でも、あんまり喜んでもらえたことなくて……」
「ああ、そうかよ」
「女の子って受身が多いでしょ? だから、お口ならワタシがしてあげられるから、喜んでもらえるのが好きで……」
「…………」
「ゴメンね、次はもっと一人で練習してからするね。下手くそでゴメンね」
「いや、別に下手ってワケじゃねえよ」
「ホント!?」
「おう、まあ、その、なんだ……俺も嫌いじゃねえから、また気が向いたら俺んトコ来いや」
「うん! 上手にできたら誉めてね! ワタシ、次はがんばるよ! へへ……」
「あーったく、嬉しそうな顔しやがって……ほら、さっさと顔拭けよ」
「うん、ありがと! じゃあ、次はがんばるから、青いのいっぱい出してねーっ!」
「だから、そんなもん出せるかあああああああァァァァァァッ!!!!! やっぱお前もう来んなああああああああァァァァァァッ!!!!!」

※ギャグです(念のため)
148名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 11:10:29 ID:qWV3X9DM
イーヨイーヨ
面白いヨー
149名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 13:33:38 ID:flch72yD
声あげて笑っちゃったww
GJ!!!!!wwww
150名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 14:06:29 ID:RAthRUCg
コクテン怖えええええええ!!!!www
GJ!
151名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 14:43:43 ID:HquyFeBQ
腹痛えwww GJwww
これシリーズ化キボン!w
152名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 19:57:15 ID:qWV3X9DM
長編ってどん位の長さまで許される?
今書いてるの下手したら一万文字行っちゃう鴨…
153名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 21:29:12 ID:kVB+906e
>「ぐうっ、出る! 出るぞぉ……! おい! 顔にぶっかけられるのと口の中に出すのと、どっちに出して欲しい……!?」
>「うう……んむっ……はぁ、はぁっ……出して……ふあっ! 顔の中にいっぱい出してぇっ……!」
>「出せるかァァァ! どんな頭蓋骨の構造してんだお前ェェェ!」

この3行ゲラワロスw

>>152
宣言してからならいいんじゃない?
文字数より容量で言ってもらえるとわかりやすい。
がんばって!
154131:2006/06/04(日) 00:08:51 ID:XUmJyTlq
えーと、調子こいて2作目の明×姫を投下しようと思います。

前作に比べ、かなり「萌え要素」が少ないと思われますので嫌いな方はスルー願います。

前置きも長いので、エロ入る際は名前の欄にエロ有りと記載します。
155明×姫 1:2006/06/04(日) 00:12:41 ID:XUmJyTlq

東京はコンビニが多い。


自分の辺境の地のような故郷と、日本の首都を比べるのは間違っているのだろうがそれにしたって多い。

確か自分の田舎にはコンビニは一件しかなかった。
その店にしたって日本全国で展開しているようなチェーン店ではない。
駄菓子屋にネオンをとっつけたまがい物だった。
九時で閉店、店先に地元産の野菜が並ぶ、雑誌の並び替えもロクにしない、そんな店だった。

そんな思い出話を苦笑混じりに話す姫乃が、街頭の明かりによってぼんやりと発光している。現実的に言えば、姫乃自身が発光しているわけではないのだろう。
だが彼女に恋心を寄せる男、明神にはそう映った。
ふと空を見上げると、僅かに欠けた月が頼りなさそうに輝いている。
梅雨を間近に控えた大気が二人の間をねっとりと漂っていた。
歩き慣れた人通りの少ない道に、華奢な女子高生と黒いパーカーに身を包んだ男の影。
そう言えば、姫乃の入学式の帰り道にこの道を通ったっけ。
あの時はお互い意識なんてこれっぽっちもしていなかった。
楽だったな、あの時は。

純愛に慣れていない彼は、姫乃の手を捕らえられない自分に少しいらつきながら一定の距離を保ちつつ姫乃の後に続く。

まぁ、いっか。明神は彼女に気付かれない様に小さく溜め息を漏らす。
本来は八時以降に彼女を一人でコンビニに行かせるのが心配で付いてきただけだ。
下心なんてほぼ無かった。うん、無かったぞ。
だってひめのん制服だし。痴漢に襲われそうなタイプだし。
手とか繋いでたら補導されちゃいそうだしな。

「でも、お巡りさんにカップル扱いされたよ?」
「おわっ」
どうやら物思いが口から漏れていたらしい。ずい、と顔を近付けた姫乃に明神は思わず奇声を上げた。
「そんな事心配してたから、離れて歩いてたの?」
眉間に皺を作り、不機嫌そうに姫乃は尋ねた。
「いや、まぁ…どうでしょうね。」誤魔化す様に力なく笑いながらつい、と明神は姫乃から身を反らす。



そんな明神を詰るが如く姫乃は溜め息を着いた。

二人の影がまた離れる。
一度なんて重なってすら居た自分達の影は幻影だったのだろうか。

馬鹿、明神に聞こえぬ様に小さく嘆いた。

156明×姫 2:2006/06/04(日) 00:15:37 ID:XUmJyTlq

あの押し入れでの一件以来、私と明神さんはおかしい。
話し掛ければ話をするし、時には行動を供にする。
傍から見ても、大して変わったようには見えないだろう。

だが、変わった。
当人同士しか分からない微妙な温度調節を彼は成し遂げた。

姫乃にとってその空気はひどく冷たく、辛かった。

うたかた荘の自室に戻るとエージがいつもの様に素振りをしていた。「おう、おかえり」
ただいま、と小さく答えるとまた盛大な溜め息が出た。
「なんだよ、辛気臭ぇな。赤点でも取ったか?」
「…まだ取ってません。」
まだと言う言葉にエージはニヤニヤと笑い、また素振りを始める。自分は触る事すらできないのだが、ブンッと小気味の良くバッドが空気を切る。
ちらりと、姿のワリには鋭い野球少年の横顔を覗く。
思い切って聞いてみようか。
「明神さんさぁ、エージ君に何か言ってた?」
「……例えば?」エージは手を休ませずに、眉をひそめる。
「んー……なんか。」それ以上の言葉を見つけられず、姫乃は腕を組んで唸った。
真剣に苦悩している姫乃を見て、エージは手を止めた。「明神と何かあった?」
「えっ」
「最近ちょっと変だよな、明神のヤツ。姫乃に対して。」姫乃の答えを待たずにエージは続ける。「なんつーか、さ。」
そう言いながら、エージは音を立てて窓を開けた。
「でしょ!」ようやく賛同者を得た喜びに姫乃は頬すら染める。「冷たいし、そっけないし。なんか私の事避けてるみたいでさ。」

表情がころころ変わる姫乃を無言で見ていたエージがぴくりと眉を動かす。

「私の事、嫌いなのかな…」
「何言ってんの、お前。」
「え?」
「前言ったろ、お前は明神を美化しすぎだって。」
そんなことない、とエージの言葉に姫乃は僅かに血色ばむ。
「いーや、そうだね。それにお前から見たらただの不機嫌かもしんないけどよ。アレは――――」

夜風によってカーテンが波打つ。その風は思いの外暖かかった。

157明×姫 3:2006/06/04(日) 00:19:41 ID:XUmJyTlq

「―――豚さんはブタバコに入れられ、狼はノイローゼになってしまいました。オシマイ。」
読み終わると同時に絵本が空気に溶けた。「アズミ?」
奇妙に思い声を掛けると、彼女は膝の上で規則正しく寝息を立てていた。あれだけせがんでおいて、いつの間にか夢の世界に行ってしまったらしい。
起こさないようにそおっと抱き上げ、自分の布団に寝かせる。
今日も思い切りはしゃぎまわったようで、幸せそうに寝入っている。
何故か、穏やかな寝顔を湛えるこの少女がひどく羨ましく感じる。
「悩みなんてないもんなぁ、お前はさ。」
寝ているアズミの頬に人指し指を押しつけ、明神は一人ごちた。小さな溜め息が漏れる。

何とはなしに、姫乃の事が頭に浮かんだ。
昔は、ハタチを越えたらこの類の悩みは無くなると信じていたのに。
どうやら人間は年をいくら取っても、根本的な所はなかなか変わらないようだ。
あの押し入れでの事から半月が経った。
「朝はイイ感じだったんだけどなぁ……」
遅刻しちゃう、と言う姫乃を宥めて第2ラウンドまでやってしまった。
それでも彼女は本気で怒る様子もなく登校して行った。
問題は放課後だ。
姫乃が学校の間、一連の出来事を反芻していく内に明神は考え込んでしまった。
告白し、そのまま最後まで成し遂げた事。しかも自分がかなり鬼畜だった事。


馬鹿馬鹿しい話だが、明神は照れた。
姫乃の顔もまともに直視できぬ程に恥ずかしいのだ。

おかげで何か勘違いしている姫乃に詰られるわ、エージにはニヤニヤされるわ散々だ。

「いくつになっても、ダメなモンはダメだな。」
か細くそう呟いて、明神は立ち上がった。

158名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 00:39:49 ID:2y0AcMVe
いいよいいよー、続きが楽しみだ頑張ってくれ
原作のほうは今ほのぼのとか日常生活からかけ離れてるから
このスレでこーいうの読むと和むんだわ、今の展開の原作も勿論好きだけど
159明×姫 4:2006/06/04(日) 01:17:14 ID:XUmJyTlq
パジャマと洗面道具を抱えて、ギシギシ鳴る階段を恐々と降りる。
そろそろ慣れてもいいものなのだが、姫乃は未だにこの階段が恐い。大丈夫だとは分かっていても、悪い想像が脳裏によぎるのだ。

そんな考えを振り切る様に顔を上げると、目的地に明かりがついていた。
あれ?と姫乃は首を傾げる。
日付が変わるようなこの時間に風呂に入る人間は、自分一人だ。もう一人の生者、明神はよっぽどな場合を除き大抵、起きてすぐにシャワーを浴びる。

電気を消し忘れたのだろうか?

深く考えずにガラリと戸を開けると、見知った男の半裸があった。


驚きと気まずさで、声を上げられない。ドアを閉めて謝らなきゃ、すべき行動が分かっていても体が動かなかった。
「――いつまで見てんの、えっち。」微動だにしない姫乃に、戸惑いながら明神はやっとの思いで軽口を叩いた。
「そんなに俺のストリップ見たい?」
「――…ばかっ」
怒りやら恥ずかしさやらで顔を赤らめて、姫乃はぴしゃりとドアを閉めた。

冷たいドアに背中を押し当てながら、姫乃は先程のエージの言葉を反芻する。

160明×姫 5:2006/06/04(日) 01:21:33 ID:XUmJyTlq
「照れてるんだよ、明神は。」
誰にかは言わずもがなだろ、とも言っていた。

何が照れてる、だ。
私が疎ましいだけなんじゃないの?
避けられるわ、「いつまで見てんの」なんて言われるは皮肉をぶつけられるわ。
「姫乃。」
壁越しに管理人の擦れ声がした。
「なんですか」余程私は腹が立っているらしい。自分でも驚く位低い声が出た。
「俺にさ、その…怒ってる?」

ここ二週間一番聞きたかったことが頭に浮かんだ。

どうして私を避けるの
どうして前より離れようとするの
――どうして抱いてくれないの?

それらの問い掛けは浮かんで、また消えた。
こんな事聞けるヤツじゃないのだ、私は。

「照れてるだけってホント?」
全く考えていなかった問い掛けがするりと漏れた。
突然、無遠慮に背中の支えがガラッととっぱられる。思わず振り向くと、拗ねるように唇を尖らせた明神さんがいた。引き締まった半身とジーンズのポケットに手を突っ込む仕草がアンバランスだ。

「ホントです…」
恥ずかしそうにそう呟く様は、何だかひどく頼りない。
頼りなくて情けなくて、愛しかった。
161160:2006/06/04(日) 01:31:55 ID:XUmJyTlq
とりあえず、今日はここまでで。
続きは明日にでも投下します。
後、この投下終わったらネタ無くなるんで萌えシチュと
か無いですか……誰か…
162名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 23:55:31 ID:o0jD+Xsv
うわああ…!!すっっげぇ好きな雰囲気だよ。
いいなあ、ファンになっちゃったよ。ありがとう!
163明×姫 6:2006/06/05(月) 01:23:18 ID:HOXJgzla
ぷっと吹き出したら、後は済し崩しに笑いが込み上げてきた。目の端に熱い雫が沸き上がりながらも、笑いが止まらない。
「そんな笑うなって。」
そう呟きながら耳まで真っ赤になった明神さんを見て、また笑う。

私は安心したんだと思う。この笑いは、長い間不安と言う壁に塞がれてた私の心の産声だ。「だってさぁ……」
仕方ないじゃん、と続けようとする私の唇を明神さんが強引に自分のそれで塞いだ。

ちょっとズルイな。
んん、と少し身を捩った。
他人の唇の柔らかさと暖かさに力が入らない。
ゆっくりと官能的に明神さんが舌を入れてくる。
熱を帯び始めた身体が期待で疼く。

後もう少し、という所で明神さんは私を解放した。
悦びを知っているせいか、ねだるような吐息を洩らしてしまう。

「やらしーね、ヒメノ…」
どうやらいつのまにか形勢逆転されたらしい。
「あんだけ人の事笑ったんだから、仕返しな。」


ひょい、と明神は姫乃を持ち上げて洗濯機の上に座らせる。
「明神さん、お風呂入らしてよ…」

懇願する姫乃のハイソックスを脱がせながら、明神はうーん、と唸る。
「そんなに俺に洗って欲しい?」


「ひめのーん、身体洗ったよー」
狭い浴室にタオルを腰に巻いた男が、嬉々として入り口を見つめながらあぐらを欠いている。

脱がしてあげる、という明神の申し出を姫乃は頑なに断りタオルの着用まで強いた。
抗議をすれば、「2週間も私の事避けてた癖に」と痛い所を突いてきた。

「……お邪魔します。」
遠慮がちに白いタオルに包まれた姫乃が顔を出す。
先程からエロモードに入っている明神は強引に姫乃の腕を引き、自分の上に座らせる。
明神の口元がゆるゆるとほころんだ。「んじゃ、いただきます。」
164名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 23:25:08 ID:PkhU7Zuj
おお、新作来てた
応援してるよーがんがれ!
165名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 22:39:24 ID:iZnmBcEC
明×澪キボン
166名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 19:51:40 ID:iHgP7AXT
ドリルキボン
167明×姫 7:2006/06/07(水) 20:46:24 ID:o5c9zUKy

半透明の液体が明神の掌を妖しく濡らし、姫乃の肢体の上を滑る。
いつも使っている石鹸の香と二人の体臭が交ざり合い、官能的だ。

足の先から手を這わせて行くと、太股あたりで姫乃は音を上げた。
無論その叫びに抵抗の色は無く、明神をニヤつかせるだけだ。
下半身の一番敏感な所の側を人差し指でなぞると、姫乃は息を荒げる。
邪魔だな、と明神は呟くと姫乃のタオルをずり下ろした。この期に及んで胸を隠そうとする姫乃の手を、優しく制する。
「ひめのん、かわいーなぁ…」
「……小さいって思ってる癖に。」
そりゃでかくはないけどさ、と明神は姫乃の首筋に舌を這わせてゆく。
思わず身を仰け反らせる姫乃を抱え、舌と指でピンク色の突起を追いやるようにその周りを攻める。


168明×姫 8:2006/06/07(水) 20:48:05 ID:o5c9zUKy
ヒクヒクと下腹の粘膜が震えているのが分かる。
まだ触られてもいないのに乳首もびりびりする程だ。さっきのキスといい愛撫といい、彼はわざとやっているとしか思えない。
声が喉元を通る寸前に止めてしまうのだ。

みょうじんさん、自分とは思えない甘い声にまた私は赤面する。
「もっと…」
「もっと、何?」
何、と聞かれて私は口をつぐんでしまった。オブラードに包む語彙力も、率直に言う度胸も私にはない。
「言ってみ、姫乃。どこをどうしたい?」
そう言って彼はすっと右手を差し出した。
「…ここォ」
彼の右手の手首を掴み、甲を胸の天辺に磨りあてる。どくん、と下半身に一気に熱くなった。

本人の望みどおりに、乳首に刺激を与えてやろうとボディーソープを塗っていない方の胸を口に含む。
もう片方を捻るように摘むと、明神の太股にまで姫乃の愛液が滴った。
細い足首を持ち、無理矢理足を広げさせる。「ひめのん、濡れすぎ。」
「やぁだー…」自分でも濡れている自覚があるようで、姫乃は嫌々と首を振る。
「入れて欲しそうだね。」勝ち誇ったように明神が微笑むと、お願いと言わんばかりに姫乃は明神にしがみ付いた。

細い身体だ。
自分が姫乃の背に手を回すと、彼女はすっぽりと自分に覆われてしまう。

白く傷一つない陶器のような肌には、自分が先程咲かせた赤い華があった。

キスをしながら、それらにそっと触れてみる。
大丈夫、と言うように姫乃の手が明神の震える指先を制した。

行き場をなくした指先は、ゆっくり下降して姫乃の茂みへと辿り着く。
あぁ、と姫乃は期待に身体を震わせた。
濡れた肉壁を探る様に、明神の人差し指が奥へ進んで行く。
くちゅくちゅと粘着質な水音が、うたかた荘の浴室に響いている。
「はっ…ぁ…みょーじんさ…っ…」
169168:2006/06/08(木) 00:45:02 ID:LfrdGZ93
だらだらと毎回すみません。
もう少しで完結なのですが、最近このスレに携帯から飛べない……なんでだろ?
プロキシーに繋がらない……ってなる。
170名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 18:09:45 ID:NMDxcMeq
「ねえねえ、コモン〜」
「あァ? コウモリ女、人の領域に勝手に入ってくんな」
「ねー、のど渇いた」
「ウゼェ。どうやったら陰魄がのど渇くんだよ」
「あのね、甘いもの食べたい」
「勝手にその辺の陽魂でも食ってろ」
「買ってきてよー」
「なんで俺がお前のパシリしなきゃいけねえんだよ。つーか、売ってねえよ」
「おーなーかーすーいーたー」
「ウゼェェェェッ!」
「あ! たった今大発見! 言葉と言葉の間を伸ばすと、なんでもかわいく聞こえるっぽいよ」
「あァ? やってみろ」
「あーまーいーもーのー」
「お、それっぽいそれっぽい」
「ほーむーらーぎーつーねー」
「ちょっとバカっぽいけど感じ出るな」
「うーらーぎーらーれーてーしゅーんーさーつー」
「おいちょっと待て。なんつった。お前今なんつった」
「おーなーかーすーいーたー」
「ウゼェェェェッ! やっぱウゼェェェェッ!」
「じゃあエッチしたげるから買ってきてよ」
「したくねえから断る」
「なんで? コモン、モテないでしょ?」
「お前何しに来た。ホント何しに来たんだお前」
「ホントはちょっとしたいでしょ?」
「発情期の雌に興味ねえんだよ」
「でも、胸見せてあげるって言ったら見るでしょ?」
「薄っぺらい胸なんか興味ねえよ」
「殺すぞ」
「す、すみません」
「べ、別に、あなたになんか、おっぱい見たくないんだからね!」
「お前それ、ツンデレのつもりだったら、ツンデレと呼ぶには図々しいにも程があんぞ。ツンデレの皆さんに謝れ」
「だけど、仕方ないからエッチしてあげるわよ!」
「お前がしたいだけじゃねえかァァァ!」
「ねー、ホントにしたくないの?」
「ウゼェ以外の何物でもねえな」
「もしかして不能?」
「テメーに興味ねえんだよ」
「もしかして早漏?」
「テメーに興味ねえんだよ」
「もしかして下手糞?」
「テメーに興味ねえって言ってんだろ」
「あーん、ひどいこと言われたー」
「さっきから明らかにお前のほうがひどいこと言ってんぞ! しかも三連発で!」
「大丈夫、鼻くそでも笑わないから」
「新しい単語だな、おい! さっきの言葉の中に入ってねーぞ!」
「目くそ鼻くそって似たようなものだって言うけど、鼻くそのほうが汚いよね」
「知るかァァァッ! お前もう帰れ!」
「じゃあ、わかった! エッチしなくていいから、飲み物だけ買ってきて」
「それ、お前が得するだけじゃねえかァァァッ! お前、交渉技術の欠片もねーな! 条件悪くなる一方だぞ!」
「じゃあ、飲み物いらないから、エッチしようよ」
「あ、あァ!? ワケわかんねー」
「ね、しよーよ」
「あー……。……あー、ダメだな。今日は乗らねえ」
「そっか。ちょっと残念」
「ああ、また今度な」
「うん、また今度ね。でも、胸だけなら見せてあげよっか?」
「ハッ、膨らみのねえ胸なんか興味ねえよ」
「殺すぞ」
「す、すみません」
171名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 19:24:26 ID:irvk6V64
GJ!GJ!最高wwwワロタ
172名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 19:54:10 ID:aCN8SvnH
本編では今のところ全く接点無いけど、
実はコクテンに振り回されるコモン×コクテン見てみたかった!!
自分的にかなりタイムリーだGJ!!続編激しく希望!!!!!!
173明×姫 9:2006/06/09(金) 22:41:09 ID:v4eIPVTT
快楽に身を捩らせ、明神の肩にしなだれかかる。「ゃだもぅ…んぁ…がま…できなぃいっ……」
「俺も…」欲情に擦れた声で明神が訴えた。「入れるよ、姫乃」
明神の言葉に、姫乃は震えながらも頷く。

腰のタオルをタイルの上にするりと落とした。天を仰ぐほど膨張しきった明神のソレに、姫乃は思わず目を見張る。
一心に自分の息子を見つめる姫乃に、明神は苦笑した。「さすがにそんなに見られると恥ずかしいんですけど」
「ごっごめんなさいっ」
「謝んないで下さい……」

自身をぐっと姫乃の秘所にあてがい、ゆっくりと埋めていく。「何かすげーエロいな……。」
姫乃はその光景に目を当てられない、と言わんばかりに顔を明神の肩に押しつけたままだ。

その姫乃の恥じらいが、明神の中の暗い欲望に火を点ける。
「姫乃ー、ちゃんと見てよ。」
「ゃ…やだよ…」
「ダメ」ほら、と姫乃の顎を掴み無理矢理その光景を視界に入れてやる。

じわりと、また何かが沸いた。
「ヒメノ、動いてみ…?」
「んぁっ…ゎ…わたしが……?」
「だってヒメノが上じゃん。」
ホラ、と明神は姫乃の薄い尻を持ち上げて促す。「こうさ、スライドさせる感じ。」
「ぅ…うん…っ」
姫乃は明神の肩にしがみ付き、抜けないように腰を浮かす。
一気に腰を下ろすと、今迄にない快感が姫乃を襲った。「ぁはぁあっ」
繰り返してゆく内に、段々と要領が掴めてきた。「みょぅじ…ん…さっ…ぁん…」
快楽の虜にすらなってしまった姫乃は、ただひたすら腰を動かす。

ずぷずぷと、音をたてて自身が取り込まれては離される。

離れないでくれ、と懇願している自分を明神は確かに見付けた。腕を姫乃の背に回し、彼女に目を遣る。
快楽に溺れる姫乃は扇状的で魅力的で、どこか遠い。
どうか、杞憂でありますように。

痺れるような疼きだ。何かが下半身に一気に集まっていく。

174明×姫 完:2006/06/09(金) 23:27:14 ID:v4eIPVTT
自分の名前を叫び、彼は果てた。
熱さが体を占領していたのに、不思議と暖かさを感じた。



クラスメートが誕生日プレゼントに貰った乳白色の粉を入れると、浴室に独自の香が漂った。

「お湯が濁るのは頂けないんだけど。」唇をとんがらせて、明神は呟いた。
「濁るって…」その言い草に姫乃は静かに苦笑する。「いい匂いじゃん。明神さん、こういうの嫌い?」
うーん、と明神は呻きながら顎まで湯に浸かる。「今度はひめのんが生理中で淋しい時に使う。」

「これ、私のなんだけど。」

憎まれ口を叩きながら、明神のことばの奥の感情がかいま見えた気がした。

生理中以外は、淋しい思いさせないんだ。

「何か言った?」
湯から顔を上げ、明神は不思議そうに姫乃を見つめる。

白い歯を見せて、姫乃は言った。「明神さんが、大人になりますようにって。」
痛いところを突かれ、明神は再び俯く。「ホント、すみません。」
情けないその姿に、また笑いが込み上げて来たがそれをぐっと堪えた。
「よしよし」
小さな手が明神の頭を優しく撫で回す。「大丈夫だよ、ずっと一緒。」


突然、ぶわっと視界が歪んだ。
明神は慌てて、乳白色の湯で顔を音を立てて洗い始めた。自身の涙が、色付いたモノに溶けていく。

ありがとう、小さな礼が口の端から漏れた。
175名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 00:27:32 ID:K7zMTqk+
久し振りに来たら、神のレベル高杉。
とりあえず>>170>>174GJ!!

保管庫ほしくなるねぇ
176名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 00:47:10 ID:duWO8dGl
レベルが高すぎて作品の投下に躊躇しまくりの俺w
もうお前らのSSみてたらお腹イッパイ。
ひたすらGJ!!!
177174:2006/06/10(土) 02:21:45 ID:o43jkhgb
>>170
笑わせて頂きましたw
GJ!

>>176
自分の作品じゃ、萌えられないんです。
投下切実に待ってます。
178名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 02:24:42 ID:o43jkhgb
下げ忘れ…orz
179名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 11:24:56 ID:ZeKc9DFy
>>170
素敵!
180やま:2006/06/10(土) 11:31:41 ID:K8O4uISs
職人さん万歳!!

>>175
最近このスレに貢献してないし、自分でよければ作ろうか?
お世辞にもHP作りに精通してるとは言い難いから、めっちゃ簡易版になると思うけど。
もし他の住人で作れる人いるならお任せします。

>>176
書いたなら投下だ!自分のパソに眠らせておくだけなんて、作品が泣くぞ!
wktkで待ってます!
181名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 14:14:53 ID:HJs6tkwU
182名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 17:20:27 ID:o43jkhgb
>>やまさん
是非頼みます!
183名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 08:54:46 ID:i4BYmmPN
>>181って何?怖くて開けないチキンなくせに気になって仕方ない俺…
184名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 16:45:36 ID:dbc8t2JR
>>183 最強無料待受、だって。すっきりした?(´∀`)
185名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 14:57:24 ID:YsTyWSG4
澪のレイプものキボン
186名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 22:43:22 ID:mebmeF8j
・・・ ⇒ ……
― ⇒ ――
〜。」 ⇒ 〜」
187名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 23:17:58 ID:JNP7QgnN
ミズチの鬼畜物も期待
相手は澪か姫乃で
188名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 09:22:47 ID:TrcX0ai7
やっぱり明×姫がいいなあ〜なんかかわいいし。
189名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 22:49:36 ID:Alwbmdy2
でも最近ヒメノと明神、喋ってないよね。
190名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 23:01:48 ID:d5Ae8wqD
今週はガク姫もあったのに、一時に比べると盛り上がらないな
澪効果か?w
191名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 23:28:39 ID:Fuj2BMUt
最近は新キャラ多くて目移りというか、様子見してる。
192名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 23:38:08 ID:kBfhXsN3
ガクが完全に陰魄化して、姫乃に触れるようになったら盛り上がるかも
まだ陽魂だしな
193名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 00:07:36 ID:MBr3zxF1
唸れ梵痕!俺の体を 高速で駆け抜けろ!!

これすげえいい台詞だと思うんだけどさ。
サン=スティグマって言い難いよな。サン=スペルマって読み間違えるとえらいことになるしな。


唸れ子素!嫁の体を 高速で駆け抜けろ!!

こうしたとたん夜の営みだ。
194名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 08:15:53 ID:yWcDeFS/
大分無理矢理だなww

とりあえず、ミオが戦うまで様子見。
195明×姫 1:2006/06/14(水) 22:28:17 ID:2LpUl5Zl
とりあえず投下します。物凄いプレッシャーを感じる…

「姫乃。彼氏が迎えに来てるよ」
友達が指をさすとそこに明神がサングラスをカチっと上げて微笑んでいた。
「もう!彼氏じゃないったら。管理人!」
彼氏と言われてホホを染ながら反論する。
そこに明神も加わって姫乃をからかう。
「おっす!彼氏が迎えに来たぞ」
「もう!何言ってるんですか!」
明神の冗談にさらに顔を赤くしながら否定する。
「それじゃあ邪魔者は消えますよー」
姫乃の友達は気を効かせたのか先に家に帰った。
「明神さんのせいで変な誤解されたじゃないですか…」
「俺はそんな誤解されても構わないけど」
「私は構います!」
ムスッとしながらも満更でもさなそうだった。
「…ねぇ、やっぱり私達ってカップルに見えるのかな?」
「なんだいきなり?ど〜した?」
「だってこの前の警備員さんとか友達からもそう見られてるし」
「まぁ他の人は俺みたいな若い男が管理人だとは思わないだろな」
話しをしながら歩くとアパートの門の前についていた。
「さぁ着いたぞ。おかえりひめのん」
「ただいま。明神さん」
そのまま姫乃と明神は自室に入って行った。
しばらくすると姫乃がTVを見に明神の部屋を訪れた。
「明神さん。TV見せて」「おう。来いよ」
明神の部屋でTVを見るのは習慣と化してる。
「うわ…この人の胸大きいな」
ボソッとTVに映ってたグラビアアイドルに姫乃が呟いた。
「まぁこれが仕事だからなぁ」明神が冷静に語る。
すると姫乃は言いにくそうに明神に問いかける
「……やっぱり男の人って胸が大きい方がいいんですか?」
「まぁ大半はそうなんじゃね?俺は別に違うけどな」
「そっか…」何かを言いたげな口調で頷く。「どうしたひめのん?」心配になって問いかける。
「明神さんと一緒にいたらカップルに間違えられるから、
私みたいな魅力のない女の子と一緒にいたら明神さんに迷惑かなと思って…」
すこし被害妄想が入ってる姫乃を明神がフォローする。
「そんな事ないよ。ひめのんが隣にいてくれないと寂しいよ」
「けど明神さんは澪さんみたいな女の人が良いんでしょ?」
「あのねひめのん。ひめのんにはひめのんの可愛さがあるから充分じゃないか」
なんとか乙女心を傷付けない様に不器用ながら答える。
196名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 22:51:40 ID:yWcDeFS/
うわっほーい!新作だよ!
wktk
197明×姫 2:2006/06/14(水) 23:07:31 ID:2LpUl5Zl
「…だったら証拠みせてください」
いきなり唐突な言葉に言葉を詰らす明神。
「あの…それは、そのつまり…」虚しい言葉しか出ない。
そんな明神の姿を見た姫乃は罪悪感を感じたのかそれ以上問掛けなかった。
「もういいです。ゴメンね明神さん。やっぱり私はダメですね」
すると姫乃はTVを見ていると後ろから明神が抱き締めてきた。
「これが証拠だよ。ひめのん。こんな事でしか示せないけど…」
その折れそうな華奢な姫乃の体を包むように抱擁する。
「え!なに…何してるんですか!?」
突然の明神の抱擁に頭が真っ白になる。
「だってひめのんが証拠とか言うからこんな事しか出来ない。」
「でもちょっと…恥ずかしいよ」
生まれて初めて男に抱かれて困惑する。
「男はひめのんが好きだよ。これだけは嘘じゃないから。」
姫乃の耳元で優しく囁く。
「毎日学校に迎えに行くのも変質者に襲われないようにしてる。
それに一緒にいてカップルと間違われても迷惑じゃないし、逆に本望だよ」
その言葉に思わず泣きそうになる。
姫乃自身も明神が好きだと自覚しているから尚更だ。
「う…ん。嬉しいよ明神さん。ありがとう」
すると明神は姫乃の前に座り、目を見つめる。
「…その、なんつーか…チューして良いでしょうか?」
いきなりその発言に顔を赤面させながらも「うん」と頷き瞳を閉じた。
明神はその姫乃の唇を優しく重ね、互いを確かめあう。
そのまま明神はエスカレートして姫乃の口腔内に舌をネジ込ませた。
(うそ…明神さんの舌が入ってる)
最初はビックリして舌を引っ込めていたが
段々と明神の真似をしながらぎこちなくも舌を重ねあう。
姫乃の後頭部を右手で抱え、我を忘れて貪る明神。
残った左手で姫乃の胸を激しく揉みほぐす。
「ん…あん…いやぁ。明神さん」
思わず唇を離して甘ったるい声をだす姫乃。
「ひめのん。どう?感想は?」
「よく分かんない。体が熱いの…」
その言葉を聞いた明神は更に姫乃の体を貪る。
耳、首筋、鎖骨、二の腕にキスマークを付けていく。
色白の皮膚にそこだけが赤くなっている。
「明神さん…目立つ所にダメ…明日学校だよ」
しかし明神はそんなのお構いナシで欲しいままに姫乃を貪る。
そして姫乃のTシャツを捲り上げてブラジャー越しで胸を回しながら揉む。
「あっ!明…神さん…んぁあ」
無意識にでる甘い声が信じられない姫乃とそれに興奮するばかりの明神。
198明×姫 3:2006/06/15(木) 00:11:08 ID:0t6ajRcT
「なんだひめのん?感じてるの?」
そのあまりに失礼な言葉にカチンとくる。
「明神さんの馬鹿!」
そんな言葉すら今の明神には更なる性欲の糧でしかない。
「馬鹿とか言ったら駄目だろ。罰としてデコピンな?」
(なんだ。デコピンか。良かった…)
しかし明神は姫乃のブラのホックを外して胸を直に揉む。
「あ!ン…ちょっと…デコピンだって言ったじゃない?」
「そんなにして欲しいの?スケベだな。ひめのん」
すると姫乃の乳首にデコピンをする明神。
「いやぁーッ!」予想外の攻めに声をあらげる姫乃。
「どうしたひめのん?今度は反対側な?」
同じ様に反対の乳首も弾く明神。
「ア…もう、許し…て…」
思わず明神にもたれかかる姫乃
そして明神はもたれていた姫乃を元に戻して乳首を吸いあげる。
「んぁー!い…やぁ…こんなの初めてぇ」
すっかり明神に翻弄されてる姫乃はあどけない嬌声を出すことしか出来ない。
明神は姫乃の乳首を吸いながらさらに右手で反対の乳首を軽くつねる。
「ん…あ…明神さー…あン…もう…ハァ」
ふと姫乃の顔を見るとさっきまでの少女の顔から女の顔になっている。
そして明神は座っていた姫乃を押し倒し
足を無理矢理広げ秘部をショーツ越しに圧迫する。
「イやぁー…体が…変にぃ…」
床に落ちている物を必死に握り快感に耐える。
そして明神は姫乃の膣の中に人差し指を押し込んだ。
「あー!イヤァー…こんな…アぁ」
腰を無意識に浮かせて次々と押し寄せる快楽と戦う。
「ちーとキツいな。少しほぐすか。」
更に明神は中指を押し込んみ2本の指で内部を執拗に掻き乱す。
「あぁああー…ダメ…明…神…さぁ…アァー!」
姫乃の膣から大量に溢れる愛液に、姫乃は感じていると確信した明神は
俗に「Gスポット」と言われる場所を刺激する。
「もう…壊れるぅーいや…いやぁ…アーッ!」
すると姫乃の秘部に顔を近付けながら
手マンをしていた明神の顔面に姫乃の潮が噴きかかる。
――プシャー…
「アーッ…も…う…イヤーッ!!」
姫乃の体は小刻みに震え少しでも触れると大声で喘ぎ声を出す程になっていた。
明神自身も姫乃がこんな風になるとは予想外で驚きを隠せない。
そんな姫乃を優しく包みこむ明神。
「ひめのん。可愛いよ。愛してる…」
耳元で囁くように語る。
「明神さ…ん…すき…」
199明×姫 4:2006/06/15(木) 00:52:51 ID:0t6ajRcT
すると明神は姫乃の秘部に顔を押し当てて
いきなりクリトリスを吸いあげる。
「あぁあーもう…限…界ダメェ…ヒック」
翻弄に翻弄された姫乃の体は限界になってる。
しかし明神は妥協しなかった。
膣を指で広げ舌をネジ込ませ
チュプチュプイヤらしい音をワザとたてながら内部を味わう。
姫乃は無意識に両手を明神の後頭部を持ち押さえ付けている。
「いゃ…もう…我慢…出来ない、明神さん」
「俺も…我慢出来ねぇよ…」
明神は反り返ったモノを取り出し姫乃に見せる。
(うわ…あんなの凄いよ…)
「それじゃあ入れるよ?」「う…ん」
ズプ…音を立て吸われるかの様に姫乃の内部に入って行く。
すると姫乃の顔が引きつっているようにも見える。
「痛い?大丈夫?」心配になり声をかける。
「う…うん大丈夫だから。明神さん止めないで…」
「それじゃあ動かすよ?良いね?」
「うん。私を愛して。明神さ…ん。大好き!」
その濡れた瞳でそんな事を言われて理性が0になった明神は
我を忘れ姫乃の子宮に届くまで腰を深く強く打ち付けた。
「あ…あぁあ…明…神…さん、ハァ…ハァ…凄い」
「ひめのん!熱くてキツクて最高だよ…ハァ」
明神は姫乃の口を手で塞ぎ激しく腰をピストンする。
姫乃は塞がれた手を退かそうと顔を横に激しく振る。
手を話すと安心したのか我を忘れ激しく鳴き明神を求める、
「あぁ…んー!明…神さん…ハァ…ハァぁあん」
姫乃の片足を持ち上げた明神はより激しく腰を動かす。
「アァ…ん…もう…ダメェ…頭が真っ白に…あぁああぁー」
明神も下半身が溶けるような強烈な射精感が来る。
「ひめの…一緒に…いこう!」
「明神…さん…ハァ…ハァ…だ…大好きーっ!」
―ドクッ…ドクッ…
「あーーー明神さーん!」「姫乃ぉー…」
明神の多量に吐き出されたザーメンは、
姫乃の幼い膣じゃ収まりきらず逆流していた。
ふっと姫乃の顔を見ると泣いている…
「ど…どうした?」とにかく慌てる明神
「…嬉しいの。明神さんと一緒になれて」
「……俺も嬉しいよ」
「ねぇ明神さん、今日から私たちは恋人同士だよ…ね?」
「当たり前だろ。こんな可愛い娘を彼女にしないなんてありえないよ」
姫乃の小さい頭に明神の大きい手が被さり優しく撫でる。
「もし浮気したら家賃払わないからね…」
「絶対に浮気は絶対しないけど、
家賃不払いは勘弁してください。桶川さん…」

――完――
200195:2006/06/15(木) 01:03:32 ID:0t6ajRcT
俺は>>134の者なんだけど>>82のネタを無許可でインスパイアして
投下したんだが恐ろしく滅茶苦茶だしクオリティ低いなぁ。
もう他の皆さんのSSに脱帽するわ…
こんなお粗末なSSで良かったら是非見てください。
最後にスレ汚し済まぬ。眠い。寝るw
201やま:2006/06/15(木) 13:03:44 ID:BXfSVgNY
>>200
GJ!そして謙遜しすぎw

保管庫作っても良いんだけど、どうまとめたもんか…
コテ別にしたくとも圧倒的に名無しの作品多いし、ほとんど作品名もついてないし、
カプ別にするにしても明姫とコモ姫で8割くらい?だから分けてもあまり意味無いし…

誰か何か良いアイディアくれー
202名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 13:39:09 ID:yVXrd8JC
コテ別にしたい人を募って、名乗り出なかった人はジャンルで纏めるとか……
でも、大体カプで皆読む作品選ぶだろーなぁ…


個人的には「明×姫(スレ番・レス番)」でいいかと。
203名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 21:17:11 ID:TpDu7/LX
保管庫期待してます!
204名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 07:06:41 ID:u/rRF/ov
エロパロ全体の保管庫って消えたの?
久しぶりに行ったら消えちゃってたんだけど・・・。
205名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 10:07:17 ID:n1GUdB5I

確かあそこは申請かなんかしなきゃいけなかったような?
よく分からないけど…

やまさん本当に乙!
206名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 14:47:36 ID:kV5E58mi
とりあえず>>199の続きを作ってるんだが…
暇があったら投下します。保管庫期待。
207コモ×テン 合意エロ 1/10:2006/06/18(日) 15:27:23 ID:6NUuDKwa
「おーい、キツネ!」
「……なんだ、コウモリ」
最近、このバカがよく絡んでくる。
「ねえ、ヒマだから遊んでよ」
「他当たれ」
ホントなら消してやるところだが、一応、仲間である以上無茶はできねえ。
「じゃあ、話だけでいいや」
そう言うと、寝ている俺の隣までフワフワ飛んで来て、俺の隣に腰をおろす。
「おい、意味がわからなかったんなら、もう一回言ってやる。こっちくんな」
「みんな邪魔扱いするんだもん。相手してよ」
「邪魔なモン仕方ねーだろ」
「一人でいてもつまんなくない?」
「あー……」
「コウモリって群れる性質なの」
「そりゃキツネもだ」
「じゃあ、ちょうどいいじゃん」
「知るか」
お前と話をするのがめんどくさいんだよ。
「ねえねえ」
「んだよ」
「何でヒトの上に立とうとするの?」
「そんなのお前にゃカンケーねー」
「ふーん。じゃあ、ヒトの上に立ったらなにするの?」
「あア?」
「その後」
「お前、意外と変なトコついてくるな」
「でしょ? お話ししたほうが楽しいでしょ?」
力を手に入れてどうするか。
それは考えたことがないかもしれねえ。
俺はちょっと、こいつの話に興味をもった。
と、いうより、話に乗っちまった。
「さあ、どうとでもするんじゃねえか?」
「ふーん。じゃあ、ヒトみたいに、上に立ってみないとわからないんだ」
「そんなん考えたことねー」
「じゃあさ、ヒトの真似してみようよ」
「あア?」
また変なこと言い出したよ。
「そうすれば、少しはヒトの気持ちがわかるかもしれないよ」
「わからなくていい」
「そうすれば、上に立つ気持ちもわかるよ」
208コモ×テン 合意エロ 2/10:2006/06/18(日) 15:28:39 ID:6NUuDKwa
「要は、ヒトの真似して遊びたいってことか」
「バレた?」
そんな遊びに付き合ってるヒマはねえ。
「発情期か。帰れ」
「えー、でも、霊気を高めるいい機会だよ」
「ん?」
なんだ、またおかしなこと言い出しやがった。
「お互いが交わることで、霊気って高まるんだよ。知ってる?」
「初耳だ」
「特に、高い霊気を持つ者同士だと」
「へえ」
そういうことなら話は別だ。
「最初から言えよ」
「だって、邪魔って言った」
「そういうことなら話は聞いてやる」
「偉そう」
「うるせえ」
そこまで話すと、コクテンは俺の上に乗っかってきた。
「……上に乗るな。俺は下にされるのが我慢ならねー」
「ん? いいよ」
とは言ったくせに、俺の上から動こうとしない。
「どけって」
「どかしてって」
「あー、ウゼェ」
体をつかんで横に下ろし、今度はお互いに正面から向かい合った。
「へへへ」
「……なんで楽しそうなんだ、お前」
「だって、楽しくない?」
「別に」
そのまま押し倒すと、俺は自分の穿いているものを下ろそうとした。
「いきなり?」
「あア?」
「だって、もうちょっとこう……なんか」
「めんどくせェこと言うな」
「めんどくさいことしようよ」
「うるせェな、俺は好きなようにやる」
「初めて?」
「あア!?」
そりゃ、コウモリとするのは初めてだけどよ。
っていうか、この国始まって以来じゃねえのか。
コウモリと交わるキツネって。
209コモ×テン 合意エロ 3/10:2006/06/18(日) 15:29:48 ID:6NUuDKwa
「ぶー。じゃあいい。ちょっとそのままでいて」
「おい、なにしようとしてん……」
俺の言葉を無視して、コクテンは俺の体に触れてきた。
「おい……」
「むー」
俺の体に口づけをするコクテン。
猫がするように、肌に舌を這わせてくすぐっていく。
「なにやってんだ?」
「その気にさせようと思って」
「あー……」
「どうせするなら、感情入れたほうが楽しいよ」
「まアな……」
それもそうなんだが、それはお互いに感情がある者同士での話だ。
ぶっちゃけ、お前に感情なんかねえよ。
「わかった」
「え?」
「それじゃ、俺なりのやり方でいくから、大人しくしてろ」
「ホント?」
なんでか、ちょっと嬉しそうなコクテン。
だが、俺の中ではすることは決まっていた。
二度と俺の周りをうろつかねえようにしてやればいい。
なんでかしらねェが、こいつはやる気満々だしな。
「ん」
「あア?」
……と思ったら、目をつぶって顔を伸ばしてくるコクテン。
……何してんの?
「ん」
「あー……」
無視して、服を脱がしにかかった。
「んー!」
「言いたいことあるなら、はっきり言えやァァァ!」
「まずはキスしようよー!」
「知るか!」
どこでそんなの覚えたんだこいつは。
「お前、ヒトにでもなりたいのか?」
「んー、だって、そういう風にしてたの見たんだよ」
こいつにそんなことを教えた人間に、炎獄を与えてやりたいと思いました。
「だから、ん」
「……あー……」
ウザってェけど、とりあえず付き合ってやることにした。
210コモ×テン 合意エロ 4/10:2006/06/18(日) 15:31:49 ID:6NUuDKwa
「ふんっ!」
「んっ」
「んー……」
「んー」
「……これで満足か?」
「うん」
……ホントにメンドくせェ。
さっき脱がしかかった服を肩から下ろして、上半身を裸にする。
「わっ」
「あア? まさか、恥ずかしいとか言うなよ」
「恥ずかしいよ。それなりに」
「へェ……」
ヒトの姿になると、そういう感情もでてくるもんか。
それは少し、意外だなと思った。
服の上からだとわからないが、折れそうに細い体をしていた。
「へェ……」
「えーと……さっきから、なんでへーへー言ってるの?」
「いや、ヒトの姿で交わるのも悪くねェなと思っただけだ」
する……
「んっ」
腕に触れると、それだけでコクテンが反応した。
「そ、そうかも」
「ああ、悪くねェ」
さわさわさわ
「んっ、んっ……」
腕と脇のあたりを撫でると、くすぐったそうに、体を震わせた。
「ははッ、ヒトの体も面白ェな」
「ひ、ヒトじゃないよ……」
「面白ェことに変わりねえよ」
俺は、さっき自分がされたように、コクテンの体に顔を近づけた。
そして、エサを舐めるように、舌を這わせていく。
「んっ、んっ、んん……んっ」
「はっ、お前、もうちょっと胸は大きくできなかったのかよ」
「そ、それは自分だと、どうしようもないもん」
「姿を作るのも、俺たちを表す、一つの大事な要素だろ」
「だ、だって……」
その小さい胸に小ばかにしたように、軽く爪で弾いてやる。
「いた!」
「ははっ、痛ェのか?」
「だって、爪……」
211コモ×テン 合意エロ 5/10:2006/06/18(日) 15:33:21 ID:6NUuDKwa
「あア? スマねー、忘れてたぜ」
「あ、ちょっと赤くなってる……」
「じゃあ、舐めて直してやるよ」
「あっ」
今度は、コクテンの胸を中心に舐め回してやる。
「あっ! んっ、あ、ふあァ……」
体の中でも、この胸の先が弱いらしい。
そこを重点的に舌の先で転がして、弄ぶ。
「んっ、ん、あっ! はあっ、あっ、あんっ、ん、んんっ」
「なんだァ? ずいぶん声が出るな」
「だ、だって、勝手に出ちゃうから仕方ないよ」
「テメーはしゃべんな」
「やっ!」
辱められて、言い返そうとしたコクテンの乳首を、尖った爪で挟んでやる。
桃の色が濃い肌色が、黒い爪の先が食い込んでいくと、その色の濃さをましていく。
「い、いたいよ……」
「黙ってろ。テメーは俺が楽しむようにしてりゃいいんだ」
胸を乱暴に揉んで、その乳首を吸ってやる。
「あんっ! あ、やあっ、あ、ああっ、うあ……そんなに、強く吸わないでっ」
「じゃあ噛んでやるよ」
かり……
「ああっ! あ、やぁっ……はあっ、はっ、はあっ、はあ……」
「ははッ」
少し涙ぐんできたコクテンの目を見て、多少、俺の嗜虐心が満たされる。
自分と同じくらいの力を持つやつを、こうやって好きにするのはなかなか面白い。
ずっ
「あ……」
俺は袴の紐を緩めると、今度は下半身の服のほうに手を刺しいれた。
ここがメインだっていうのは、どの生物でも変わりはねえ。
「んっ……」
股の間に手が伸ばすと、俺の手が肌に触れるたびに、コクテンの口から息が漏れる。
「ここか」
「んんっ……」
足の根元の間に指を当てると、コクテンの足が俺の指の侵入を妨げる。
「なんだァ? 邪魔されたら、何もできねーじゃねぇか」
「だ、だって……」
「お前から言ってきたんだろ。おら、足開け」
「う……」
ついでに、よく見えるように、袴も膝まで下ろしてやった。
腰からスラッと伸びた両足は、上半身だけよりも、その体を細く見せる。
212コモ×テン 合意エロ 6/10:2006/06/18(日) 15:35:46 ID:6NUuDKwa
「おら、開けって」
「ん……うん」
コクテンがうなづいたあと、指が入るくらいの隙間ができた。
そこから中指を伸ばして、隠していた秘所に指の先を当てる。
「うっ……」
多少、湿り気のあるその入り口を、指の先で軽くいじってやる。
「んっ、んっ、んんっ……」
くりくりくり……
「はあっ、はっ、ああっ、はっ、ん、んんっ……んっ! あ、あんっ!」
にちゅ……
俺の指にねっとりしたものが張りついてくる。
「あっ、あっあっ、あっ、うああっ……あんっ! んっ、ああんっ」
だが、さすがにこの爪だと、中に指を入れるワケにもいかねー。
「おい」
「えっ……なに?」
途中で動きをためられたコクテンが、少し残念そうにこっちを見る。
「なにトロンとした目してんだよ」
「だ、だって、気持ちいいから仕方ないよ」
「いいから、うつぶせになって、尻上げろ」
「え?」
一瞬、言葉の意味が理解できなかったようで、動きが止まる。
「ええーっ!?」
「んだよ、指でできねえから、口でするしか仕方ねーだろ」
「え? 口でしてくれるの?」
「なんか悪いか?」
「ううん、そんな風に、してくれるのは嬉しいんだけど……」
「あン?」
「さすがに四つん這いは恥ずかしいよ」
「四足歩行が恥ずかしかったら、俺らの種族はどーなんだよ」
「生きてることが恥さらし?」
「このアマ……」
俺はコクテンの体をひっくり返すと、無理矢理その尻を持ち上げた。
「恥ずかしいー! 恥ーずーかーしーいー!」
「うるせェェェッ!」
丸見えになった秘所に口をつけて、舌を割り込ませてやる。
「ひゃうっ!」
「お前は黙ってあえいでろ」
「ううっ、あ、ああっ、そ、そんなこと言わないでよぉ……」
れろ……
「んっ!」
213コモ×テン 合意エロ 7/10:2006/06/18(日) 15:37:42 ID:6NUuDKwa
れろれろれろれろ
「はあっ、ああっ、あっ、ふああっ! うあ……き、気持ちい、いよ……」
「知らねー」
虐めてやるつもりが、なんだか喜んでやがる。
そんなつもりじゃなかったんだが……。
にゅるっ
「やっ!」
れろれろ……れろっ
「はあ、あ……ふあァ……口でされるの、いい……ああっ、あっ、ふあ……」
そのまましばらく舌で愛撫を続けていたが、コクテンの入り口が垂液でびしょびしょになり、俺の顔まで濡れてくる。
「もう十分だろ」
「ぇ……?」
体から力が抜けきっているコクテンの尻をつかみ、中腰になって、俺のモノをあてる。
「あ……」
「これだけぐちょぐちょなら、痛くねえだろ」
ずぷっ
「ああっ!」
垂液でどろどろになった入り口から、徐々に頭の部分が入っていく。
だが、思ったよりきつい。
「ちっ、体が細すぎるんだよ……!」
「うああっ、痛い、そんなムリヤリしたら、痛いってばっ」
「いいから、黙ってろ!」
捻じ込むようにして、頭をなんとか挿入しようと、コクテンの肉壁の間に刺しこんでいく。
「いぎっ、いい……うああっ! ふあァ……うっ、ああっ! うあ……」
「ちッ……入れ、入れって!」
ずぷっ
「うあっ! 大っきい、大っきいってば!」
「騒ぐなよ、今、頭が入ったからよ」
「ふあ……」
強引に挿入したせいで、つかんでいた尻からは、刺さった爪の生々しい痕が残った。
白い肌をした尻に、赤い線が映える。
「おら……続きいくぞ」
「う、うん……」
意外と、行為をしている最中のコクテンは大人しい。
痛みにも耐えているその姿を見て、多少だが、こいつのことをかわいいと思ってしまった。
「おら……」
ずっ、ずぶっ
「んんっ! くっ……」
「もうちょっとだ、もうちょっとで全部……」
「うん……! うん……!」
214コモ×テン 合意エロ 8/10:2006/06/18(日) 15:39:52 ID:6NUuDKwa
ずっ!
「よし……! 根元まで入った」
「ふぁう……」
俺のモノが収まりきったそのとき、コクテンの足に赤い線が伝っていった。
「あア? なんだこれ?」
「初めてだから……」
「あア!?」
「だから、初めての血だよ……」
「…………」
…………。
ツッコミどころ満載だ。
やばい、さすがの俺でも、どこからツッコんだらいいのかわからねえ。
ずぷっ
「あんっ」
仕方ないから、とりあえず体で突っ込むことにした。
ずぶっずぶっずぷぷっ
「あんっ、ああんっ! うああっ、あっ、ああっ、あっ! あああっ!」
「おい……なんだ、初めてって」
「初めては初めてだから初めてだよお……」
「つーか、よくそれでしようなんて言ったな、お前」
「な、なんとなく、あっ、ふあっ、コモンとしたいなって……あんっ、思って……」
「だったら、最初から言えよ」
「だ、だって……言ったら虐めるでしょ……?」
やばい。
やばい、こいつをかわいいと思っちまった。
「…………」
「……コモン?」
「あァ、じゃあ、虐めてやるよ」
じゅぷっ
「うあっ!」
今まで以上に激しく動き始めた俺に、コクテンの背中が仰け反る。
「だ、だから、虐めないでって言ってるのに……!」
「うるせェ。大体、そんなトコまで、ヒトと同じにすることねーだろ」
「知らないよ……ワタシだって、今日初めて知ったもん」
「あァ、そうか」
じゅぷっじゅぷっどぷっ
「うあっ、はっ、はあぁっ、ふあっ! あっ! ああっ、あああァァっ!」
お互いの動きが激しくなって、俺の限界も近づいてくる。
「うああっ、コモン、コモン……もうっ、それ以上動くと……ふああっ、ワタシ、ダメになっちゃうかも……」
「うるせー、俺もあと少しだから、我慢しろ」
「うああっ! そん、な……無茶、言わないで……よおっ!」
215コモ×テン 合意エロ 9/10:2006/06/18(日) 15:43:05 ID:6NUuDKwa
じゅぷっずぷっじゅぷぷっ
「おら……もうすぐイクぞっ」
「あああっ! あの、あのね……全部……全部、中で出してね」
「あア、言われなくても全部出してやるよ」
「うあっ、あっ、うん……絶対、絶対中で出してねっ……」
「クッ……!」
言われなくても、今の動きをやめられるハズがねェ。
俺は最後の瞬間を味わうために、動きをいっそう激しくした。
「あああっ! あァっ! うあああああァァァっ!」
「クッ、イクぞっ!」
「ああっ! あんっ! ふあっ、あああああああっ!」
どぷっ! どく、どくっ!
「……ッア……!」
「ああ……あ……」
コクテンの中に、大量の放出を続ける。
久々の快感に、俺も力尽きたように、コクテンの上に重なって倒れた。

「…………」
「ねえねえ、楽しかったでしょ?」
「ウゼー……」
そして、そのあともちろん、地獄が待ち構えていた。
「えへへ、ワタシ、初めてしちゃったよ」
「そりゃ良かったな」
「なんだか、周りがギラギラして見えるよ」
「いや、濁点いらないから。どれだけ殺伐としてるんだよ」
「ちょっと痛かったけど、今となってはもうおしまいだね」
「おしまいって!? そんな大変なことしちゃったのか、俺は!?」
「もうね、コモンのおかげで、世界観が360度変わったかも」
「変わってねェェェ! 変わってないなら、いちいち世界観の話とかしなくていいから!」
「あはは、コモンって楽しい」
「おい……!」
そんなことはどうでもいい。
「ん?」
216コモ×テン 合意エロ 10/10:2006/06/18(日) 15:44:41 ID:6NUuDKwa
「ンなことより、全然霊気が上がった気がしねェんだが……」
「そう? 上がってるよ?」
「むしろ、体がダルい気がするぜ」
「そりゃ、コモンはダルいよ」
「あア?」
俺は思わず起き上がった。
「どういう意味だ?」
「だって、私の中に出したんだもん。いっぱい出してくれたから、おいしかったよ!」
「おい……」
「なんで? 血だって霊気なんだから、精ももちろん霊気でできてるんだよ。知らなかった?」
「知らねェ……」
「だから、中で出してって言ったじゃん」
「コラ……」
「口でもいいんだけど、今度は口でしてあげるね」
「騙したのかテメエェッ!」
「なんで? いつ?」
「いや、霊気が……」
「上がったよ。コモンの霊気をもらって、ほら、元気元気」
「テメ……」
しまった、コレが狙いだったのか。
「でも、コモンとしたかったのはホントだよ」
「知るかッ! ふざけんな!」
「だって、いっぱいワタシのこと虐めたじゃん」
「グッ……」
「じゃあ、また来るねー!」
「二度と来るんじゃねェェェッ!」
その後、俺が元の力を取り戻すのに、1ヶ月の期間を要した。
もう二度と、あいつとは関わらねェ……。
「おーい、コモン! エッチしよ!」
「死ねっ!」
「死んでるよ」

おわし
217コモ太郎:2006/06/18(日) 15:46:46 ID:6NUuDKwa
「みょーじーん! ご本読んで!」
「あずみ! 昨日も読んだろ〜?」
「もーいっかい!」
「ヌウ……」

むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
「ホハ! 私は川へ洗濯へ行って来るぞ!」
「へっへ……わしは山に芝刈りでも行こうか……」
すると、川からはドンブラコドンブラコと桃が流れてきます。
「ホハ! ホハハ!」
おばあさんはあんまり面白いので、左でストレートをかましました。
すると、中から男の子が誕生したではありませんか。
「あー……ダリィ」
「ホハハハ! 貴様は不思議な生き物だな!」
「お前もな」
意気投合した男の子とおばあさんは、家に帰って一緒にごはんを食べました。
「へっへへ……よし、お前はコモ太郎と名付けよう」
「ホハハ! コモ太郎とは良い名前だ!」
「バオ」
気がついたら一匹増えていました。
ですが、おじいさんとおばあさんはそんなことは気にしません。
「へへ……ところでコモ太郎よ、実はお前に頼みたいことがあってな」
「ンだよ?」
「ホハハ! 今から左で殴るから、よけるかかわすか好きにしろ!」
「へっへ……実は、この先の海岸から行ける、鬼ヶ島というところに、鬼が住み着いて困っとんじゃ……へっ、へへっ……」
「で?」
おばあさんの拳は、コモ太郎には当たりません。
おばさんの嫌がらせはえんえんと続きます。
「大変困っとるんじゃが、退治してきてくれんかのう……」
「ホハ! ホハハハ! 行かなければ左で殴るから、よけるかかわすか好きにしろ!」
「バオ」
「選択の余地ねーじゃねーか」
「ホハハ! このきびだんごを持っていくといい!」
こうしてコモ太郎は、鬼を退治する旅に出ました。
218コモ太郎:2006/06/18(日) 15:47:56 ID:6NUuDKwa
途中、お猿さんにコモ太郎は出会います。
「あの、すみません、鬼ですか?」
「あアッ!? なにザケたこと言ってやがる、この変態野郎!」
「私は変態じゃない」
気がつけば、二匹もお供が増えています。
ですが、お猿さんとウサギさんはいつもケンカしているので、コモ太郎はツッコミに疲れてきました。
「もう一匹くらい仲間が欲しいな」
「匹と言うな」
ウサギさんのプライドの高さは半端じゃありません。
すると、そこにコウモリさんが飛んできました。
「なにやってるのー?」
「あア、ちょうどいいや。お前、仲間になってくんねー?」
コモ太郎はきびだんごを出そうとしましたが、あいにくもう残りがありません。
「誰だ、食ったの」
「ウヒヒヒヒヒ、誰だろうねぇ」
犯人はみんなわかっていましたが、口にはしませんでした。
パラノイドサーカスの結束力は抜群です。
というか、また一匹お供が増えています。
だけど、ボケキャラだったので、コモ太郎はあえて無視しました。
「悪ィ、もうきびだんごねーや」
「ふーん、じゃあ仕方ないね」
コウモリさんは、おもむろに服を脱ぎ始めます。
「なにやってんの?」
「体でいーよ♪」
コモ太郎はその場で押し倒されてしまいました。
「お前っ! やめろっ! いつからそんなキャラになったんだ、テメッ!」
「殺戮解禁?」
「離せテメェェェッ!」
「さっきお口でするシーンなかったから、こっちでしよーよ」
「ワケわかんねェェェッ!」
お猿さんとウサギさんとヘビさんは、その光景をただずっと眺めていました。
「なァ……オレ達何してんだ?」
「深いようで浅い」
「アラララララ、酒とか欲しくねぇ?」
「オレァ、日本酒しか飲まねーぞ」
「私はワインを」
「んじゃ、ジャンケンしましょ」
「お前ら、助けろォォォッ!」
「ねー、しよーよー」
そして、おじいさんとおばあさんは、コモ太郎がいつまでも帰って来ないので、お引っ越ししてしまいましたとさ。

おしまい
219名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 15:50:19 ID:6NUuDKwa
>>177
以前、作品の途中で投下してすみませんでした(>>170)。
大分遅くなりましたが、作品投下しないと謝れないかと思いまして。マジすんません。
では、股。
220177:2006/06/18(日) 17:54:16 ID:3+P4mHuW
>>219
いやいやいや!
逆に気を遣わせてしまい、申し訳ないです。

グッジョブ!
221やま・保管庫”管理”人:2006/06/19(月) 23:49:31 ID:6ucxx8V9
えー、色々ツッコミどころあると思いますが、暫定的に掘っ立てました。
フレームに広告出てたり、前スレはまだ編集中だったりしますが、細かい所は後から訂正するので、少し待って…

みえるひとエロパロss保管庫
http://mieruhokanko.web.fc2.com/


えー、それと見ていただけるとわかるのですが、製作者の力不足も相まって、イマイチみるひとに優しくないページに仕上がってます。
なので今からでも全然遅くないので、名無しの職人さん方。
コテ名付けて下さると、保管庫みるひとも保管庫つくるひとも多少わかりやすくなると思うので、
差し支えなければ自己申告お願いしますノシ

その他ご指摘あればどーぞ
期待させといてこんなんですいませんorz
222やま:2006/06/19(月) 23:58:59 ID:6ucxx8V9
あれ?なんだ”管理”人って…まあいいや

言い忘れてしまいましたが、ケータイから投稿して下さった職人さん。
改行の途中に半角スペースが出てしまったり、文節的におかしなところで切れてしまっていたり、
それを修正したがために、一文が長くなってしまったりしたので、
まことに勝手ですが改行関係は多少手を加えさせていただきました。
基本的に原文の雰囲気を尊重しましたが、何か意図することに反した編集していたら遠慮なくお願いします。
223名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 01:51:18 ID:toT15dbs
乙です
224名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 22:46:46 ID:PGLbu/KB
やまさん乙です(・∀・)ノシ
225名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 23:18:53 ID:7l06TBEZ
やまさん乙です!

あと遅くなったけど>>219GJ!なんだか空回りしている先生がおもろい。
226名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 22:40:51 ID:FevtgBr7
やまさん。早速保管庫背景しますた。
もう上出来ですよ。ホントに乙です!!
227名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 03:29:07 ID:ECXYArbg
乙です。
出きれば携帯からも見れるようにしていただけたらありがたいっす。
228名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 03:31:11 ID:ECXYArbg
sage忘れた…orz
229名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 19:05:27 ID:oloT9LHo
やまさん本当に乙&ありがとうございます!

えっと、携帯の明×姫って多分私ですよね?
わざわざありがとうございました。
お手数掛けて申し訳ないです。
連作なので、コテ名表示希望します。
「アラキ」でお願いします。
230名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 23:29:31 ID:+AR7086X
やまさん乙!

黒澪エロはないのか!?
学生服の澪さんのロングスカートに(;*´Д`)ハァハァな黒澪は!?
231保管庫のやま:2006/06/23(金) 02:14:25 ID:suA1M5Fq
うん、ありがとう。マジこんなんでゴメンねorz
前スレは500付近で区切って編集するつもりなんだけど、やっぱり少し時間かかりそうだな。
なんせ500以降はたしか自分を筆頭にぶった切り合いの投稿がめちゃめちゃ多いんだよね…。
活性化してた証拠だし、自分も楽しかったんだけど…抽出するのも大変だ('A`)
ちょっと気長に待って下さい。今月か、来月前半には何とかちゃんとした形にしたいけど…ちゃんとした予定はわからん。ごめん。

>>227
携帯からか…うーん…html知識あまり無いからごめん、勉強するからちょっと待ってくれ。とりあえず頑張ってみる。
もしかしてフレーム消したらとりあえずは見れるのかな?

>>229
いいえ、どういたしまして。こっちこそ勝手に改行いじってすいません。っても、ケータイだと見られないか…ちょい待ってね。
で、念のための確認ですが押入れとお風呂場のssの方ですね?自己申告thxです。

>>230
前スレに1つだけ黒澪あったと思うんだよなぁ…編集するから待ってくれェェェェ
新作は職人さんに期待。個人的に手足れの黒とウブな澪さんが見たいw職人さァァん!!

本当、こんな出来でごめんなさいorz
でももしほんの少しでも嬉しいと思ってくれるなら、その気持ちを是非作品にぶつけてくれー。
盛り上げて行こうぜェェェ。

目指せ1周年だ!!
232229 アラキ:2006/06/23(金) 10:16:57 ID:wWO4ID16
>>231
そうです>押し入れ・風呂
携帯からはフレーム消せば、多分見えるのでは。
フレーム対応ブラウザしか観れません、となってましたので。
黒ミオ、時間できたら書きますよー来月末とかになるかもですが……
233名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 21:38:50 ID:xFv9cgxJ
>>231
保管庫乙です。気長に待ってますので無理しないでください。
234やま:2006/06/28(水) 23:55:41 ID:sOCkaD4f
>>232
どうも
ちょっと待ってね

ごめん、完成するまで少し時間かかりそうです。
ガソリン下さい職人さん!
235名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 23:50:14 ID:AUyYZbSo
書き込み少ないねー。
本誌の展開を見てミズチと澪の対戦、なんか触手プレイっぽくなんねーかなと思った
俺ガイル。触手っつーか爬虫類特有のヌメっとしてて冷たそーな。所詮妄想なんだがな。
236名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 20:19:48 ID:JOKLUDvb
ミズチ×澪期待
237名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 01:45:04 ID:CulIEpXE
こんなスレがあったとは。
澪絡みのが投稿されるのを楽しみに待つことにするよ。
職人さん頑張れー。
238名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 20:32:29 ID:GJz7jN3n
ドリルってこんなに人気あったんだ
239名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 21:39:44 ID:7qdUulpo
澪姐さん親衛隊があるくらいだ


澪姐さん可愛いよ。澪姐さん

ドリルじゃなくて澪姐さん。

燃え燃えだ。
240名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 21:57:34 ID:X/eXQPlD
ごめん今日本スレでそれ言ったの俺だw
いつの間にかドリルって言わなくなったよな。結構自然と
澪さんスレでも、今は「澪さん」「姐さん」「澪姐さん」が主流だし。

姉さんじゃなく姐さんなのが大きなポイントだ
241名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 02:31:06 ID:gXqw7hZG
じゃあ、姐さんのために頑張る!
上手くいけば、今週末にでもノシ
242名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 02:44:37 ID:Jch0sibF
ドキドキしながらお待ちしてます!
243やま:2006/07/04(火) 13:09:15 ID:MfGPix8d
はいどーもです。
遅くなったけど保管庫のフレーム消してみました。代わりに本文は新しいウィンドウに出ます。
一応自分のケータイでも確認したんですが、これでケータイからでも見れるはず。
フレーム消さずにモバイル対応させることも出来るのかもしれないけど、知識浅い人間が管理してるので堪忍してください。
念のためもっかいURL貼っときます。

http://mieruhokanko.web.fc2.com/

前スレはまだ編集中です…仕事遅くてごめん
244名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 20:56:42 ID:vV8JBMMZ
やまさん乙です
燃料投下出来たらよかったけど、自分エロ書いたことないから…orz
編集ゆっくり頑張って下さい
245名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 05:53:15 ID:uSdGn8gJ
乙ですやまさん!
早速ブクマしました。
無理なさらないでゆっくりなさって下さい。

澪関係のSS、澪スレではミズチかなり嫌われてるっぽいけど
ミズチ×澪SSとか需要ある?
246名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 10:02:06 ID:xnGyfuWP
>>245
いやいや、あれ半分ネタみたいなもんだからwみんなわかっててミズチいじめてるだけ
本気のアンチは多分いないと思うよ

ということで、姐さんスレ住人から投下希望
247名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 11:45:50 ID:nL3V2SH+
自分も姐さんスレにいるがミズチも好き。
投下待ってまーすノシ
248名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 07:03:38 ID:KU0AX/SZ
245です。
>>246>>247そうでしたか!
なら安心して投下出来ます。

以下、脅してレイプ、可哀相系なので駄目な方は注意して下さい。
249ヘビ ミズチ×澪1:2006/07/06(木) 07:10:02 ID:KU0AX/SZ
※10年前の澪です。



「いいからいけえぇぇっ!!!」

…明神の声が頭の中で響き渡る。

明神が破ったトバリから間一髪で抜け出した私は、転がる様にして街の明かりを目指し走り続けた。
ゴウメイの雷雲の音が次第に遠くへ遠ざかってゆく。

右手に巻いた黄布に汗が滲み、スカートが脚に絡まって来る。踵が痛い。
私は何をしていたんだろう。
黄布…補助道具無しじゃまだ技なんて出せないのに、指示されて逃げるだけでこんなに精一杯になっているのに。
しゃしゃり出て行く事で何か役に立った様な妄想でも抱いていたのだろうか。

―みんな…ちゃんと逃げきれたんだろうか…―

自責の念が私の足を重くした。
刹那…不意に生温い風が頬を撫でたかと思うと、目の前の地面が突如爆発を起こした。
「…!?」
全身に響く爆音、飛んで来る砂塵から身を庇う様に俯せる。
しばらく木々の倒れる音や小爆発音が響き、バラバラと何か石や木ぎれが落ちる音が続く。
そして砂埃が治まり、私がやっと顔を上げた頃にはすっかり行く先を倒木で塞がれてしまっていた。

「…なんなんだ…一体……」

気が動転しかけている私の頬に、一粒の雨が降りかかった。
今の爆発による影響なのかそうでないのか…考える内に土砂降りになり、早く街へと焦ったが
水を含んだ制服は予想以上に重く、いくらも走らぬ内に濡れたスカートとぬかるんだ地面に足を取られ派手に転んでしまう。

「いたっ…!」

痛みで震える手を上げる。
頭を庇って転んだせいで、手の平と膝を擦り剥いてしまっていた。
小石が入り込み、汚れて血の滲む手の平を雨が洗い流してゆく。

その様子をぼうっと見詰めながら、少し目頭が熱くなった。
……本当に…

「私は何をやってるんだ…」

―いけない。こんな事をやっている場合じゃない。
…泣き言を吐きそうになる気持ちを堪え、再び走り出そうとした次の瞬間、

「…雨雨降れ降れ…もっと降れ…♪」

ドッ!!

「………ッ!…」

短い歌と共に後首に重い衝撃が走り、私はその場で気を失ってしまった。
250ヘビ ミズチ×澪2:2006/07/06(木) 07:12:18 ID:KU0AX/SZ
…………それからどれくらい気を失っていたのだろうか…
私を目覚めに誘う声は、祖父や他の案内屋、そして明神…の声ではなく

「おい、いい加減起きたらどうだ」

聞き覚えの無い男の声だった。
その声で一瞬にして先程までの状況を思い出し、飛び起きる様に上体を起こす。
その時…首元にぬるりとした感触が走った。
驚いて首に手をやると、そこにいたのは一匹の…
「蛇!?」
ゾッとした私が払い落とそうと引っ張ると、蛇もそれに対抗する様に私の首を強く締め上げて来る。
見ると、山中の洞…の様な場所なのか、土壁が取り囲む中周りにも数匹の黒い蛇が私を取り囲む様に鎌首を擡げている。
その異様な様子や生あるものとは明らかに違う雰囲気から、その蛇がこの世の物では無いと悟った。

そして先程の声の主は私の後ろに立っていた。
私はすぐに向かい合う様にして臨戦体制を取る。

目の前に居たのは…濡れている訳では無さそうなのに何故かじっとりと湿った雰囲気の、痩せた…見るからに「蛇」を彷彿とさせる様な男だった。
そして蛇と同じく男もこの世の物では無いという事をすぐに感じ取る事が出来た。

「……お前は何だ。何故私をこんな所に連れ込んだ?」

「…………ウヒヒヒヒ」

男は質問には答えようとせず、気味の悪い笑い声を返す。

「答えろ!」

荒げた私の声が洞の中に響き渡る。
だが男は顔色一つ変える事無く、左手をス…と私の目の前に差し出した。
すると服の奥から真っ黒な模様が浮き上がったかと思うと、見るみる内それが蛇に姿を変え…さらにその奥からメス状のナイフが姿を表した。

(…陰魄だな…!)
鼻先に突き付けられたナイフから僅かに身を引くと同時に私は、黄布を巻いている右腕に力を込め……たつもりが、
手応えが無い。
…それもその筈、私の右腕からは巻いていた筈の黄布が消えている。

―頭から一気に血の気が引いた。

半人前な私から、機会があれば陰魄が黄布を奪い取る事等想像に難くない事だ。

「クッ…卑怯者ッ…!!」

逃げるしかない。
その考えが頭に過ぎった次の瞬間、周りを囲んでいた蛇が私の足や腕に一斉に絡み付いて来た。
「おっと…動かない方がいいんじゃねェか…?…下手に動くとお前の躰もさっきの木みたいになっちまうぜェ……?」
251ヘビ ミズチ×澪3:2006/07/06(木) 07:15:12 ID:KU0AX/SZ
「何……?」
木…さっきの爆発か…?
「お前だけじゃねェ、お前が置いて来たあの案内屋連中もな。一人で逃げるたァ薄情な女案内屋もいたもんだ、ウヒャヒャヒャ」
「…!?で…デタラメを言うな!!」
「嘘だと思うんなら逃げてみな。俺には関係無い事だ。」

…私には返す言葉も躰を動かす事も出来なかった。
信憑性の無いこいつの言葉を信じずに蛇を振り落とし、傷を負いながらも逃げる事は出来る。
でももし…―

「……………」
「お?観念したか?」

私は言葉を返さなかった。
すると私が大人しくなるのを待っていたかの様に、腕や足に絡み付いていた蛇が服の隙間から肌を伝い入り込んで来た。

「……えっ…!?」

冷血動物独特の冷たさと波打って進む腹の感触の気持ち悪さに背筋に寒気が走る。
その一瞬怯んだ隙をつかれ、男のナイフが閃いたかと思うと
ブツ…という音と共に制服のシャツの前部分とスカートのホックが外れ、はらりと地面に落ちてしまった。
露わになる胸元や躰に男はじっとりとした視線を這わせると、私の躰を這う蛇に指先でクイ、と指示を出す。
すると蛇は私の上下の下着の中へ割って入り、両乳房に痛い程絡み付くと先端の突起にその小さな舌を這わせた。
同時にフロントホックだったブラは蛇が入り込んで来た事による要領でバツン、と音を立てて外れてしまった。

「……く…何の…つもりだ…」
「おーおー、ガキの癖にイヤらしい躰つきしやがって…」
「何を考えて……ッあ…!?」

男が言うか終わらぬ内に、下に入り込んでいた蛇がずるり、と秘部を擦る様にして移動した。
…勿論故意に、だ。
「だ……やめろ!こんな…ッあ…」
私に言葉を続けさせる事無く、蛇は何度も割れ目にそって体を擦り付けて行く。
次第にぬるぬるとしたものへ変わってゆく感触が自身でも感じ取れた。
乳房に絡み付いた蛇は相変わらず締め付け、乳首に歯を立てぬ様にして噛み付く等して刺激を与えて来ている。

何度もやられる内に私の足は躰を支える力を無くしてしまい、次第に肘と膝をつき地面に突伏する形となってしまった。

男は力が抜けた私の側まで歩み寄ると先程のナイフをパンティーの…秘部の少し後ろ辺りに通す。
するとごく小さい音と共に生地は切断され、湿った秘部が外気に晒される。

悔しさと羞恥に堪らなくなった私は男を睨み付けた。
「何のつもりか知らないが…只で済むと思うなよ…!黄布さえ手に入ればお前なんか…」
252ヘビ ミズチ×澪4:2006/07/06(木) 07:19:37 ID:KU0AX/SZ
「あ…?どうしてくれるって…?」
私の言葉に男が不気味な笑みを浮かべたかと思うと、次の瞬間―
…ぐぶぶ…
「あ…あ、嫌ァ…!!」
秘部を這っていた蛇が一匹、窒穴に頭を潜り込ませて来たのだ。
「…あ、いや、やめろ…ッ!入って来る…な…」
不本意に溢れた愛液に潤滑を促される様にして、蛇はどんどん奥へと入り込んで来る。
立てた膝がガクガクと震え、あと少しで崩れ落ちてしまうという所で突如男は秘部に埋まった蛇を掴み、力任せに引き抜いた。
「…ひッ!!」
ぬぽ…という粘着質な水音と共に地面に落ちた愛液まみれの蛇は、そのまま消え去ってしまう。

それと同時に、刺激に耐える事が出来なかった私の躰も同様に地面に崩れ落ちる。

すると…今まで躰に絡み付いていた蛇達が一斉に私から離れ、撤退し始めた。

(やっと開放される…)

そう思ったのも束の間だった。
男は横になった私の前髪を掴み上げ、服の前を開け露わにした自分の肉棒に顔を押しつけた。
張り裂けんばかりに膨張して見えるそれだったが、やはり体温というものは無く
触れた私の頬にはひやりとした感触だけが走った。

「咥えてみな……噛んだら承知しないぜ…」

僅かに息を荒げた男の声が上から降って来る。

「上手に出来たらお前も、他の奴等も逃がしてやるよ。…ホラ…」

ぐいぐいと私の顔に自身を押し付けながら男が紡ぐ。
(こんな……こんな…事を…。…でも)

私は考えるのをやめた。

一息飲むと目の前の肉棒を一気に根元まで咥え込む。
正直…こういう経験は無かった。
ただ、今の私の頭には早く事を終わらせて…事実であるならば拘束されている他の案内屋達を早く開放させてあげなければ…
それしか無かった。
他の考えを完全にシャットアウトした状態で、私は一心不乱に男の肉棒をしゃぶり続けた。
「ン……ッぶ…、…」
「…はァ…いいぜェ……」

咥えたまま上下に抜くだけの簡単な行為だったが、次第に口の中に苦い味が広がって来る。
もう少しだ、そう思った時だった。

グイ…!
「……ッあ…!?」
先程と同様前髪を掴まれた私は自身から口を外されると、無理矢理仰向けに地面に組み敷かれてしまった。
続いて男は私が両脚を閉じられぬ様股の間に割って入ると、抱き付くのとはまた違う絡み付く様な仕草で私の躰に自分の躰を密着させる。

そして探る様な動きで肉棒を窒口にあてがった。

253ヘビ ミズチ×澪5:2006/07/06(木) 07:22:30 ID:KU0AX/SZ
「……ひ…卑怯者…ッ!!卑怯者…やめろ…!!」
「クヒヒ、卑怯上等…やっぱすげェなァ…人間の女は…。」
「やめろ…だめ……おねが……ア…!!」

ぢゅぶぶ…ぶ…
「あ…あァーーッ!!!」
抵抗も虚しく、男の肉棒は勢いに任せて根元まで押し込まれてしまう。
「うは……キッツ……♪」
押し込まれた刺激もまだ治まっていない状態で、激しい出し入れが始まった。
冷たい異物感が私の窒内に広がる。
見るからに人間ではないこの男、どこで覚えて来たのか肉棒を突き上げる際
業と股間を擦り付けて女芯を刺激して来る。
…堪らなかった。
それに加え空いている口や指先では休む事無く乳房を舐め回したり、形が変わりそうな程力一杯揉みしだいたりと引っ切り無しに刺激を与えて来る。
ぐぽ、ぢゅぽ、ぢゅぽ、ぢゅ…
「あっ…あ…ああ……ひっ…!」
硬くなった乳首を摘み押し潰し、片方では吸い上げる、
それに加え下半身を突き上げ、擦る刺激…私は見ず知らずの男の手によって潮を吹き、絶頂を迎えた。
…プシュ…
「…あ…」
「あん?…何だ…小便か?」
それに興味を示した男が一瞬動きを止める。
その隙に抵抗も出来たのだろうが、絶頂を迎えた事による倦怠感や快感、自己に対する嫌悪感でぐったりと動けずにいた。
すると再び男が出し入れを始める。
吹いた潮…によっていくらか潤滑は良くなったものの、相変わらず男の肉棒のカリ部分は私の窒内で引っ掛かり…抜き取られる際は中身を持って行かれそうな感覚に陥った。
ぐぽっ…ぐぽ、ぢゅぽ…
「ひっ…やだ…イッた…ばかりなのに…ぃ…」
「俺が知るかよ…、ホラ、イキたいだけイッちまえ…!」
「あっ、あーッ!!だめ、だめ、…や…あぁ…!!」
限界が近いのか、男が一層激しく腰を打ち付け始めた。
絶頂を迎えたばかりの私の秘部は、内壁と女芯を擦られる度にびりびりとした刺激を感じ…ごく短い感覚で再び絶頂を迎え続け
溢れた愛液や潮で男と私の股間はビチャビチャになった。

そして何度目かの絶頂かという時、私の窒内の締め付けに反応する様に男の躰が前に突伏した。
「……出る……ッ…!」
「え…あ…いや、やめて…!」

254ヘビ ミズチ×澪 終:2006/07/06(木) 07:29:17 ID:KU0AX/SZ

ドブ…どぷ…っ…
「………ッあ…あぁ…!」
「……ク…ッ……」
冷たい感覚が私の中に広がる。
ずるり…と男が肉棒を引き抜くと、カリ部分などに男自身の精液が纏わりついて窒内から掻き出された。



動けない私の耳元で男は、
「俺はミズチ。パラノイドサーカスのミズチだ…次会った時は宜しくな……」
そう御愛想程度に囁くといつの間にか消えていた。


その後どうやって帰ったか覚えていない。
ただ明神が無事だった…その事実だけが私の救いの様な気がした。

おわり




長々本当にすいませんでした…!
あと澪姐さんにも、ごめんなさい…
255名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 23:54:27 ID:F1KVno0u
乙です

澪姐さんには是非ミズチを倒して欲しいですよ
もう容赦なく

256名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 01:23:31 ID:UtZfOziu
週末だと思っていたのにこんなに早く乙!
姐さんは可哀相だがGJ!

この後姐さんが黒に慰められる姿を想像してみる。
257ヘビ:2006/07/07(金) 23:57:18 ID:KrJBprte
あ、ありがとうございます…!

と言うか、この頃はまだパラノイドサーカスって名称では
なかったんだな…恥ずかしい
258名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 00:57:03 ID:KQxSOg3E
姐さん可愛いし何度も読み返してるノシ
こちらこそありがとう。
259名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 14:24:13 ID:Xg6ijbZo
誤字はなんとかならんのか…
260名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 22:00:28 ID:ydDn5ZuP
すいませんでした…
261やま:2006/07/10(月) 11:38:15 ID:LC/QTqNX
誤字気付かなかった…
キニスンナーGJ!

でも保管庫入れる前に修正しとくから、わかるひと場所教えて下さい
ひとりで勝手に修正すると盛大にミスりそうで怖い
262名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 14:16:16 ID:dZhV1p22
みえるひとは18禁のサイトとかないから、ここは俺のオアシスwwww明神とひめのんのそういう画像ググッても見つけられないし。
263名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 22:36:59 ID:98lIV35O
今週号の週シチュでひとつお願いします
264名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 01:10:34 ID:EwP6vNbS
>>262
みえるひとイラストがある18禁サイトさんならいくつかあるぞ
個人サイトだから晒さんが
265名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 22:49:46 ID:BT/uVxaN
>>264
教えてくれたらポフポフしてやると言いたいところだが自分で探してみるよ。情報d
266名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 00:43:49 ID:5O7X4aRc
18禁サイトがあると知らずに友人拝み倒して絵書いて貰った
もっと検索してから頼むべきだったか…バレたら殴られる

今から検索してみよ
267名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:27:09 ID:oeVf5XsO
まぁ同人サイトなら腐るほどあるけどな。
姫乃が泣きながら明神にキスしてる絵とか。
何を思ってそんな絵を書いたのかが気になる。

「う…ぐ…いゃだ…明神さん…何処にも行かないで…私だけ見ててよ…グスン」
こんなシチュでも想像してキスしてる絵を書いたのかな?
なんか妙に明×姫エロSSを書きたくなってきたw
268名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 19:02:26 ID:kBeaKp22
>>267
神よ 期待して待ってる!
269名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 21:33:50 ID:sFou2neE
>>267 まぁ絵描きの場合は描きたいから描いてる、ってのが主な理由。
『何を思って』、なんてそんな立派な考えじゃないんだよ。
ただ…こう、描こうと思って描いた訳じゃないのに何時の間にか
仕上がっている、というのが本音かな。

己の煩悩に忠実…というのが現状であります、ハイ。
270名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 23:01:17 ID:K502hjZn
でも絵を見てそんな風に想像してくれるのは
かなり嬉しいなァ〜〜
271名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 12:32:43 ID:GGHCu790
>>264
1時間かけて検索したけど出てこない・・・・。
272名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 14:00:19 ID:mlW2xYJy
お前は、明神が狼のように姫乃の体をむしゃぼりついて
それを姫乃がシーツを引っ張って攻めに堪えてる画像を見たいのか!





…俺は見たいです
273名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 15:19:08 ID:c0K8uexN
>>272
うわ、それみたいwwww
274名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:36:43 ID:sVHRS3hV
セーラー服の長髪黒髪の女の子のエロ画像みたらどれもひめのんに見える俺は勝ち組ってことで保守ホハッ!
275名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 00:09:56 ID:IiE+ao29
>>274 どっかってっと節操無しなので負け組なのでは……?まァなんだ。イ`。

ちなみに自分も探したけど見つからなかった派。
見つけた人は一体どんなキーワードでググったのか知りたい。
276名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 16:08:00 ID:eaY2Jpqf
明神さん、上げますよ?
277名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 18:33:15 ID:pBXavK1M
明神に対してぎこちない敬語っぽいのひめのんの口調が萌える
この俺の性癖が故にエロSSは明×姫しか受け付けない…
278名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 01:03:29 ID:n6l22uIG
アラキ氏の明姫を待ち焦がれている俺がいる。
もう来てはくれないのだろうか・・・
279名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 01:42:19 ID:5+1zxyjA
ググってもろくなの出ないと思うぞ。
エロ絵サイトはたいてい検索避けしてるから。(特に版権絵は危ないからな。)
そのテのサイトのリンクを根気よく巡るべし。
280名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 04:01:51 ID:cnZzYQLa
>>278

ネタが切れたから、ネタをくれれば書くとか言ってなかったか?
281名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 17:44:44 ID:eFzENSCj
ひめのん初めてのふぇ(ryとかはどうかな(´・ω・`)
282アラキ:2006/07/23(日) 21:04:43 ID:57zG17IC
お久しぶりです。
名指しで指名ありがとうございます。
>>281の案を使って、御所望があれば書かせて頂きますー
283名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 21:33:10 ID:eFzENSCj
>>282
ア ラ キ 神 ! 全裸で待ってます(`・ω・´)
284名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 10:18:55 ID:R6Mfnbvi
>>283 全裸はまずいww
せめて半裸にしとけw

アラキさーん、自分もワクテカしながら待ってまーす!!
285名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 17:40:33 ID:6kKVmnYO
>>284
だが断る 全裸ァァァ!
286名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 19:40:46 ID:klCuJ+F1
ひめのん初めての明神ふぇら…
想像しただけでお腹イッパイw
287名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 19:49:03 ID:aF8ftcNk
>>285
よし分かった、その意気込みは認めよう
だが靴下だけは履いてもらう
288名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 20:14:28 ID:klCuJ+F1
全裸ひめのんに紺ハイソだけはかせたままギシアンしたい…
289名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 21:04:54 ID:6kKVmnYO
>>288
いよぅ、明神。
>>285
靴下は履いたぜ!
290名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 21:32:24 ID:klCuJ+F1
俺が明神なら毎晩姫乃とヤりまくりだがな。
明神が羨ましいよ(´・ω・`)
291名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 21:41:00 ID:aF8ftcNk
ガク×姫乃も、思うんだがやっぱりどうやって触るかを考えなきゃいけないよな・・・
だめだ、浮かばん。orz
おまけにどうあってもハッピーエンドにはならん・・・。最終的に。
ここでは需要もなさそうだし。

>>289
よろしい、それではあとはブリッジして待っていろ。
力尽きて崩れたら一回崩れるごとにチャーハン作ってろ。
おすそ分けよろしく。
292名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 22:17:25 ID:6kKVmnYO
>>291
つ チャーハン …くやしいっ…ブルブル
293名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 22:28:59 ID:klCuJ+F1
お前らはひめのんの何に惹かれてるんだい?
俺はひめのんの天然な性格と華奢なスタイルと
綺麗な黒髪ストレートロングに萌え…
294名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 22:44:14 ID:GMX9s8Ag
程よく地味なとこ。
295名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 00:05:09 ID:6TW6GcTd
笑顔。人に流されていかないとこ。(性格のことす)
296名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 16:39:51 ID:jKJBU0wj
性格が一番好きだな。地下編でついていかなかったのに驚いた。
外見も好き。
297名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 17:09:34 ID:grYZcs56
姫乃のスタイルが一番好きだな。
あの華奢な体を壊したいぐらいキツく抱き締めたい(*´Д`)
守ってあげたくなる典型的なヒロインだよ。
298名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:14:49 ID:qktLo2XZ
>>297
>壊したいぐらい
>守ってあげたくなる
おまいは一体ひめのんをどうしたいんだ
299名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:42:49 ID:grYZcs56
>>298
あの折れそうな華奢な体をキツく抱き締めたい…
そして陰魄の魔の手から全力で守りたいのです。
単純に言えば明神が羨ましいw
300名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:45:04 ID:QU5k4ydr
キャラスレ逝け
301名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 01:48:44 ID:xxVc1c5M
>>299
正直者めww

ひめのんはやっぱり芯の太さが好きだな。
「何であたしがこんなメに!」とか絶対言わなさそうなとことか。
自分的にどんな良いヒロインでも一発で萎える台詞だから。


ところでどんなカップリングがお前ら好きだ?
自分は比較的なんでも美味しく頂けるほうだけど。
302名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 08:32:13 ID:XS2nYi2L
>>301
断然明神と姫乃かな。ガクもいれて3(ryとかは想像できないし……
303名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 20:50:16 ID:rn7bR8HS
>>302 おまいがそんな事言うから、明神・ガク・姫乃の話がちょこっと脳内で出来ちゃたジャマイカwww
どうしてくれるw
304名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 21:00:29 ID:gTMFOJfZ
だれか澪がエージとツキタケに犯される話作ってくれ・・・。
305名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 21:04:42 ID:YHpSOq8x
みえるひとを読んでると何故か脳内で
篠原涼子の「恋しさとせつなさと心強さと」のBGMが流れる。
歌詞の内容を明神と姫乃に当てはめても違和感が無いのが凄いw
306名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 21:22:37 ID:xxVc1c5M
>>304
sageない奴が見るもんじゃあない
307名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:07:53 ID:/+cAhDb0
自分は澪絡みが一番好き。でもどのカップリングも大抵いける。

>>303
それ形になったら投下宜しく!
308303:2006/07/27(木) 00:28:57 ID:1ujvNWa0
え?や、良いけど…。

>>307の他に見たいって言ってくれる人居る?
3人以上需要が有るんなら頑張って書いてみる。

んでもって、書くとなったらもしかして前フリ長くなるかもしれないけど、そこんとこはおk?
309名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 01:08:49 ID:sIvwWr/I
見たひ!どんなに長くなってもゼンゼンおけーすよ

単品っつーかいろんなキャラとの絡みだったら澪さんだけど、カプだったら
断然明姫!
310名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 01:46:47 ID:JBekM4o6
コクテン
311名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 01:47:30 ID:JBekM4o6
コクテンたん萌えしてるのは俺だけですか、そうですか(´・ω・`)

あと↑のはミス…すまん。
312302:2006/07/27(木) 01:51:08 ID:RPEghsVs
>>308
302だけどがんばってみてくれw姫乃のはじめてのふぇ(ryも採用してもらえたし俺もう幸せだよ…!
313名無しさん@ピンキー :2006/07/27(木) 03:32:07 ID:At2FqZRR
流れぶった切って悪いが、エロ無しのパロはどこに落としたらいい?
歌ネタも混じってる上にカップリングすら無いから
見る人によっては不快かもしれんですが
ここの住人さえ良けりゃここに落としたい。いいでつか?
314名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 03:58:07 ID:Bj9Tyvql
>>313
自分は一向に構わない。
ただ最低自分含めて五人くらいの了承を取ってからの投下を推奨。
・・・果たしてここにそんなに住人がいるのかどうかは疑問視されるが。
315名無しさん@ピンキー :2006/07/27(木) 06:49:07 ID:At2FqZRR
>>314
了解でつ。了承取れない場合は諦め…られんけどwここでの投下は止めときます。
いざとなったらパロスレ作るか本スレにでも聞いてみるかしてみるよ。
パロスレはエロパロより人気でるかどうか解らんがw
とりあえず賛成ありがd

スマソ、言い忘れてたが黒と白の話なんだ。
エロ無しカップリング無しだけどしっかり>>1は読んでるから。
316名無しさん@ピンキー :2006/07/27(木) 06:51:27 ID:At2FqZRR
>>308
俺もめっさ読みたいです。
長い文好きだし、かなり執筆希望。
317名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 12:08:29 ID:ZJjgOoiF
明×姫のエロSSしか書けないレンジの狭い俺が来ましたよw
前スレにかなり投下してもうネタギレ寸前。
昨日思いついた明神の誕生日ネタで明×姫を書いてるが明神の誕生日は1月…
真夏に冬の物語を投下するのは違和感があるな…
318名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 18:30:17 ID:QdZHsop3
住民と作品が少ないこのスレ誘い受けいらん
さっさと投下しろってのwwwwwww



いやまじでお願いします
319名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 19:32:44 ID:bLfmjPSi
>>303>>317
待ってるからマジで待ってるから
320317:2006/07/27(木) 21:40:47 ID:ZJjgOoiF
今週のみえるで明神から抱き寄せられて照れてるひめのんに激萌えだ。
やべぇ、今週のみえるに触発されて明×姫のエロSSを書きたくなった。
今からノートにストーリーを書くぞ!

>>319
あんま期待しないで待っててくれw
なんとかやってみる。
321名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 22:25:25 ID:RPEghsVs
>>313
俺も別にかまわない派。活気づいてきたな。うれしいかぎりだ。
322名無しさん@ピンキー :2006/07/28(金) 01:25:23 ID:WlIIJjhH


>>321
ありがd
やっぱエロ無しじゃ駄目かなぁって思ってたから
そう言ってくれる人がいてくれて嬉しいな。
みえる好きには優しい人が多いなw

でもやっぱりスレ違いなんかな。
みえる好きだし、みえるが好きであろう職人さん達がいる
このスレで落としたかったんだが…
あんまり粘ってここの雰囲気悪くすんのもヤだし、パロスレ作ってみるよ。
323名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 02:14:46 ID:bPyN80W4
みえるスレの中でもここが一番平和だなw中身はある意味ヤバイが(笑

>322
文章の前に《注意!!エロなしパロです。そういうのがいやな人はスルーを。》
とか書いといたらオケなのでは?まあスレ立てるかどうかは個人の自由なので何も言いませんが;
ウチはめちゃくちゃ読みたい!
324名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:11:49 ID:4tCT7W2H
ジャンプ読んでたら姫乃は明神に恋心抱きまくりなのに明神は気付いてない。
この両者のもどかしい気持ちをプラスして明神の誕生日エロSS作成するか。
1ヶ月以内に投下予定なんでその時はよろしくです。
325304:2006/07/28(金) 21:45:57 ID:TLiB8sR/
ごめんよ
326名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 03:54:20 ID:OAjOVGLb
オレはガク姫が好きなんだけどなぁ〜。
冬姫(冬悟=明神)も好きだけど。てかひめのん総受けで。
一番好きなキャラがガクだからガク姫が好き。
でもやっぱり触れないからエロは無理なんだろうなorz
今週のジャンプ読んでもうお腹いっぱい。
澪は昔の明神×澪でいい。ノーマルカプは節操無しに好きだ
327名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 10:59:28 ID:SWwj7bxH
>>326
同 士 よ

ただ自分はやっぱりひめのんが一番好きだ。足が眩しい・・・!
328名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 13:29:07 ID:jP1vdr/1
本誌じゃひめのんは明神にかなり惚れてるね。明神が羨ましい。
やっぱり明×姫がスタンダードで読みやすいな。
329名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 21:48:17 ID:8FmRxZIq
ひめのんがエロかわいければ、もうなんでもいい俺
330名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:40:13 ID:6O9ArmF5
姫乃は処女だよね?明神はど(ry…うわやめtwmjh
331326:2006/07/30(日) 01:03:05 ID:4/l8B+OR
思ったんだけど、幽霊って人の身体乗っとれないのか?
ガクリンが冬悟の中に入って…とか…無理か。
でもそれができれば実質3P?
激しく萌える。
妄想スマソ
332名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 02:57:19 ID:Ku190VvH
>>331
ちょ!!
誰か、誰か書いて下さるネ申はおらんのか・・・・!
333名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 10:29:36 ID:ZAf1zdiQ
>>331
ホハッ!…くそ、興奮して内なる先生が出てきちゃったじゃないか!
334名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 20:15:38 ID:Zy/rlFce
>>314>>321>>323、賛成くれてありがd。嬉しかったよ。
でもやっぱりエロパロスレではエロを楽しむ事にしますた。

迷いに迷ってパロスレ作っちゃったから、「書いてみよう」って人もそうでない人も
人じゃない『人』も覗きにきておくれw(´∀`)ノシ
335名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 23:22:50 ID:HayQgVjj
>>331
いーねー。この場合体を乗っ取られた明神に意識はあるのかな、ないのかな。
ガクにとってはよりにもよって明神の体っつーのが嫌でたまらんけど
ひめのんに触れたいという衝動に抗いかねて
手を伸ばしてしまうというのが個人的に萌えるな。葛藤やら嫉妬やらあと色んなもので
グチャグチャなの。
336名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 16:08:08 ID:xMKw14Wd
>>335
ソレダヨ!!
明神の意識は個人的には無いほうが良いな。
次の日から自分は何もしてないはずなのにひめのんが様子が違うとか。
337326:2006/07/31(月) 17:50:01 ID:ole4F6CX
>>336
それいいな!!うわっ!ホントにドキがむn(ry
なんかもうネタ出せる人が神だ!!
頭の中では出来てるけど文に出来ない俺へぼい…

てか名前がスレ番号なんだけどみつるだw
338名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 19:27:57 ID:FwaIji4H
ちょw
数日前に構想練っててやめた話がドンピシャwww
339名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 21:49:08 ID:KLfpNspj
冬澪は邪道ですか(´・ω・`)
340名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 01:48:00 ID:gynw3L7d
>>339
それもまた良し
341名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 05:43:26 ID:aM/Q2g1d
行為の最後に明神の事呼んじゃって気まずくなるのはベタだがそれがいい
342名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 08:41:46 ID:qcnWL+sr
まさにそれ書いちゃったよ…ベタに。>明神の名前
6割くらい書けてるんだけど、完成したら投下しても良いかな?
初挑戦だからビクビクしてるんだ、誘い受けしてごめん。
343名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:34:55 ID:coZD/SDG
是非投下を。生殺しヤメテ…
そして俺も明×姫のエロSSが5割りぐらい書けたよ(`・ω・´)
344アラキ:2006/08/01(火) 15:05:54 ID:u3anY1ox
すみません!
携帯をなくして、書き込めませんでした。
今夜にでも、リクエストの話は投下させて頂きます。お詫びと言ってはなんですが、小ネタも近い内に!

にしても親切な方に拾って頂いて助かった。
エロ小説入ってる携帯なんて、自分だったら折るっつーの……
345名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 17:22:16 ID:Cr1NNKNw
>>339
同志よ。
346名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 17:27:01 ID:qcnWL+sr
>>344
投下楽しみにしてます!小ネタも…!

では明神“友引”(?)のガク姫は、アラキさんの投下後に
日を置いて投下したいと思います。ノシ
あと少し、明日の夜には完成しそうなので。
347名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 20:03:40 ID:G3NiMObY
神 が 集 ま る ス レ は こ ち ら で す か ?
348アラキ・明×姫 1:2006/08/01(火) 21:22:46 ID:u3anY1ox
本来目覚ましが鳴る2分前に自然と目が覚めた。普段ならその時計が奏でる無機質な騒音を無視して惰眠を貪るのに。
珍しい事もあるもんだと、桶川姫乃は勢い付けて上半身だけよいしょと上げた。
途端に下半身の違和感に姫乃は顔を強ばらせる。
腰の辺りに鈍い痛みが走り、下腹がどっしりと重い。ああ、もしかして、とカレンダーに流し目を注ぐと、頃合いが丁度良い。
「………やだなぁ。」
まだ下着の被害がないのは分かっていた。しかし経験上あと半時もせずに赤いモノは姫乃をつたい、零れ落ちるのは分かっている。
足にまとわりつくタオルケットを蹴り跳ばし、姫乃は立ち上がった。


「ひめのん、疲れてない?」
そう姫乃に尋ねる白髪の青年は、明らかに姫乃より目蓋が重たげだ。
「明神さんだって眠そうだよ。」沸騰寸前の味噌汁を火から上げ、赤と黒のお椀にそれを注ぐ。
「昨日夜中イキナリ友引の仕事が入ったんだよ。あ、ごめん。俺味噌汁だけでいいや。」
「うん、分かった。昨日って何時位?」
音を立てずに湯気が上ったお椀を置く。煮だった味噌の香が鼻を掠めた。
「んん……2時とか……」ずず、と箸を使わず直にお椀に口を寄せて明神は味噌汁を啜る。
2時、と目を見開いて姫乃は箸を明神の目の前に置いた。「じゃあ、全然寝てないじゃん。」
「いや、まあいいよ。俺はこの後寝れるし。」ひめのんはどうなの、と明神は少しだけ眉間の溝を深める。「なんかすごい怠そうだよ。動き鈍いし、味噌汁しか飲んでないし。」
無理しないで、と言う明神を姫乃は遮った。「大丈夫だよ。」
少しお腹重いだけ、と笑って見せた。


349アラキ・明×姫 2:2006/08/01(火) 21:27:22 ID:u3anY1ox
姫乃がエージとうたかた荘を出る所を見送るやいなや、明神は自室に戻り布団に倒れこんだ。
全く寝ていない訳でもない。倒れこんだのには眠さの他に別の理由があった。

姫乃と、半月以上寝ていない。
理由を上げれば切りがない。職業柄、夜中に突然の来客だって明神にとって珍しい事ではなかった。
以前一度だけ、依頼の常連客である元刑事にコトの真っ最中にドアをノックされた事がある。
半裸の姫乃を押し入れに追いやり、切り替えしきれない体でジジイと顔を合わせる気まずさと言ったらなかった。
ガクは姫乃と明神の関係を知ってか知らずか、以前より姫乃にひっついている気がする。
アズミを始めとした、壁と言う概念をモノともせずに徘徊するちびっ子の存在も無視するにはリスクが大きすぎた。
全く、と明神は少し黴臭い枕に深く息を注ぐ。なんでこうも悩みが絶えないのだろう。


「みょーじーんっ!!起きろ、オイ!」
突然、どすりと腹の辺りに尋常ではない重力が振り落ちた。
重い目蓋を開くと、金髪の少年が馬乗りになっている。「おぅ、おかえり。エージ……」
「おかえりじゃねぇよ、起きろ!姫乃が倒れた!」
「はぁっ!?」
「今、そこの角でうずくまってんだ。俺じゃ運べないしよ――うぉっ」
エージが言い終わるのを待たずに、明神はがばりと起き上がる。「コンビニんとこだな?」


350アラキ・明×姫 3:2006/08/01(火) 21:30:07 ID:u3anY1ox
どうやら明神は思いの外、深く眠っていたらしい。
冬の太陽は西に角度を落とし、民家からは家庭的な香りが漂っていた。はっきりと時計を見たわけではないが四時は確実に過ぎているだろう。

エージの言葉通り、姫乃はうたかた荘を出た最初の角で電柱に抱きつく様にうずくまっていた。
焦げ茶色のダッフルコートから露出している足が凍ったアスファルトに投げ出されている。
姫乃、と声を掛けるとゆっくりと顔を上げた。「明神さん。」
「エージが、倒れたって……」
通夜の参列者の様な明神の表情に姫乃は苦笑を洩らす。「倒れたって、大袈裟だよ。」
汗で黒髪が何時もより青白い顔にへばり付き、息が少し上がっている。
だから言ったのに、と明神は眉間に皺を寄せながら姫乃を抱き上げた。
所謂「お姫さま抱っこ」を公道でやられ、気恥ずかくなった姫乃は少し身を捩る。歩けるから、と赤くなった耳を明神の胸板に押しつけて姫乃は呟いた。
「ダメ。」姫乃が抵抗できぬ様、明神は腕に力を込める。足が氷の様に冷えきっていた。「大丈夫じゃないからこうなったんだろう。」怒りが入り交じった低い明神の声に、姫乃は小さくごめんなさいと答えた。
うたかた荘に着くと、エージはどこかに出掛けた後だった。
薄情なのか、変な気を遣っているのか。いや、後者だとしたら全くの見当違いな気配りだとは言えないのだが。
とりあえず明神は、姫乃をつい先程まで使っていた自室の布団に降ろした。「風邪?」
明神の問い掛けに姫乃は、言いにくそうに違うよとだけ答えた。
「違うよって自覚してないだけじゃない?こんな身体冷やして……」そうぼやきながら明神は姫乃のふくらはぎから太ももをスッと撫で上げた。「明、神さんっ」
「うわ!ごめんっいや、あんまり冷たかったからつい……」その言葉に偽りは無かった。風邪にしても何にしても、彼女の体調不良は下半身の冷えから来たものと先程から考えていたのだ。無意識にとは言え、具合の悪い姫乃に不必要に触ってしまった自分に明神は罪悪感を覚えた。
「別に謝らなくていいよ……」頭を抱えた明神の横で、姫乃は拗ねたように呟く。「今更、そんなちょっと足触った位で大袈裟だよ。」
「いや、そのさ。違うんだよ。姫乃が具合悪い時に触るとか変態っぽいじゃん。」
身体ならもう大丈夫、と姫乃は上体を上げた。「あったかくすると治るんだ。」
「………ホント?」
「本当。」
「もう大丈夫なの?」
「大丈夫。」
それじゃあさ桶川さん、明神は静かに姫乃の腰に両手を置く。「念のため、もうちょっとあったかくしたげる?」

351アラキ・明×姫 4:2006/08/01(火) 21:34:27 ID:u3anY1ox
うわ、上げちゃった
スミマセン!


姫乃の顔を引き寄せようと、そっと頬に手を伸ばすとはた目から見ても上気しているのに冷たい。「もっと早く迎えに行けばよかった。」
自分の体温を分け与える様に、明神は自身の頬を姫乃に擦りつける。
「私が冷えてるんじゃなくて明神さんがあったかいんだよ。」そう言って少女は、短くついばむ様に明神に口付けをした。
久しぶりに味わった柔らかさに、明神は少し恍惚としながら姫乃の腰を擦り上げる。「そうかな……」
深く、ゆっくりと姫乃の口内に明神が入っていった。


クラクラする。明神さんとキスをするといつもこうだ。途端に後頭部が重くなり、身体の力が抜けていく。
腰にあった彼の両手はスルスルとセーラー服と共に上り、背中の真ん中まで来ている。
「みょうじんさん…」臆病な彼が拒絶と捕らえない程度に、私は右手で彼の胸板を押した。「で、できれば服脱がさないで…」
気のせいか、彼の顔は色付いた。「………ハイ…。」
やけに真摯に頷いた途端、彼は下着をずり上げる。期待と摩擦で嬌声が思わず漏れた。


白いブラジャーをずり上げると、形のいい胸が僅かに振動して顔を見せた。もう既に、二つの桃色の突起は天井を向いている。
―――ヤバい、また何か来たわ……
先程の「制服プレイ発言」と言い、このいやらしい突起と言い、姫乃は確信犯なのかとすら思う。
「あのさぁ、ひめのん。」溜め息混じりにそうぼやき、明神はひょいと姫乃を持ち上げる。
「えっ、なっ何する……」
あぐらをかいた明神は姫乃を姿見の前で自身の上に座らせ、背後からセーラー服をたくし上げた。
「やだ、やだ明神さん。」
陽に焼けていない姫乃の半身が蛍光灯の元に表わになっている様子がハッキリと鏡が映す。。
「俺さ、何もしてないんだよ。」耳を甘噛みしてやると、姫乃はピクリと反応する。
「ココ、もうちりちりするでしょ?」そう言いながら、人差し指ピンク色の突起に軽く触れる。「ゃ…んっ……」
「やじゃないクセに。」
くり、と摘み上げると姫乃ははっきりと嬌声を発した。「んあ、やぁ……そんなあっ、っよくしなぃ、でぇ……」

「嘘ばっかりだなあ、姫乃は……」姫乃の抗議を余所に、明神は少し力を入れて姫乃の双丘を揉みしだく。「ちゃんと鏡見て、姫乃。」
「みょーじっんっさぁん…ふっぁあ…」自分の乳房が思い切り持ち上げられ、先端を爪で引っ掛かれた。「ゃあっそえだめっ……」

352アラキ・明×姫 5:2006/08/01(火) 21:41:12 ID:u3anY1ox

桜色に染まった乳房を目指し、明神は姫乃の首筋に舌を這わせ始める。彼の意図に合わせて、姫はくっくっと息を洩らした。
鎖骨を過ぎ、姫乃の双丘に明神のざらついた舌が這いずりだす。
天辺に彼の触手が伸びるのを姫乃は息を殺して待つが、簡単に快楽を与えてくれない。「みょ……ぅじんさっはやくぅ……」
そう焦らないで、とでも言うようにじりじりと明神は舌を這わせていく。
彼女との行為を一体どれだけ自分が渇望していたか。
色気などない、と自身を笑う彼女に自分がいかに欲情していたか。
焦らされていたのは俺だ。
ちう、と音を立てて吸い付くとまるでそこが彼女の心臓であったかの様に姫乃は崩れた。

いくらなんでも早すぎるだろう、と寝転んでいる姫乃の横で明神は小さく溜め息をついた。
確か、前々回の事だ。
先程のように姫乃は明神が下半身に手を伸ばす前に果てた。
その時も、さすがに無理に起こせる訳もなくムラムラしながら姫乃の回復を待った。事を終えた後に、軽くその事を詰ると姫乃はか細い声でこう答えた。
「生理の直前だったからかも……」

もしかして、と明神はちらりと姫乃の白い足に目を遣る。
暖かくするとが治る腹痛、僅かに浮腫んでいる足、感度が上がり切った性感帯――――ついに仮定が確信になった。
353アラキ:2006/08/01(火) 21:46:59 ID:u3anY1ox
上げるわ、無駄に長いわ、本当にスミマセン。
続きは3・4時間後に書き込めると思います。

>>345
お待たせしてすみません。投下楽しみにしてます!
354名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 21:53:30 ID:G3NiMObY
え、これが本当の焦らしプレイですか?アラキさんGJです…!
355名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 22:09:27 ID:gbAwVuF0
GJ!!!!です!
ていうか、続きが気になって寝られません(/_;),
356名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 23:57:19 ID:qcnWL+sr
アラキさんGJです!
よーし、リアルタイムで読むぞ(`・ω・´)
357アラキ・明×姫 6:2006/08/01(火) 23:57:27 ID:u3anY1ox
「明神さん」
「あ、おはよ。」
「おはよって、もう朝!?」
「うん、まあ……まだ四時だけど。」
まだ暗い空を窓から明神は覗き込んだ。
もしかして、と姫乃は顔を青ざめる。「私、アレから寝てた?」
姫乃の言葉に頷く明神はいつもより白くなっている気がした。姫乃が気絶して約十時間、寝ることもできずに明神は欲望と戦っていたのだ。

申し訳無さで、一気に血の気が引いていく。多少は男性のセイリに以前より明るく、その類の「おあづけ」を食らう辛さも知った姫乃察した姫乃は明神の辛さを理解できた。

やっとの思いでごめん、と告げると明神は力なく笑った。「そんな泣きそうな顔すんなよ。」
「でも……」
「姫乃、生理中だろ?どうせ最後までできなかったしさ。気にすんな。」
コーヒーでも、と彼は立ち上がり台所へむかう。

「できるもん。」
「うぉっ」突然、背後からしがみ付かれ明神は奇声を上げた。
不意を着いた姫乃の行動に、明神は思わず腰を引く。出来るって何が、と怯えながら明神が振り向くと赤面しながらこちらを見やる姫乃がいる。

「その、ほら……」
「うん。」
「あの、あのね。こないだ、本で読んだの。男の人が、きもちいヤツ。」
「……どんなんですか?」何の事を言っているのか皆目見当がつかない。

姫乃は大分まごついてから、小さく呟いた。
「その、…………口で……」

358アラキ・明×姫 7:2006/08/02(水) 00:00:59 ID:u3anY1ox
>>356すごいリアルタイムですね!嬉しいです。


どんな本読んでるんだこの娘は、と頭でぼやきながら明神は音を立ててジーンズのジッパーを下げる。
「……何でもう大きいの…」
「そこは触れちゃダメでしょ、桶川さん…」

頭痛がするほど鼓動が早い。耳から頬にかけても明らかに火照っている。
恐々と両手を当てがうと、それはどくんどくんと脈打っている。赤黒いきめ細かい肌、奇妙な形――何より熱い。

ぺろり、と竿の部分を一舐めすると彼のソレは素直な反応を見せた。
少し得意になって、明神を見上げると不貞腐れた様に唇を尖らせている。
「明神さん、なんか怒ってる?」
「……何で俺が怒るの。」「私の事見てないから、何となく。」
「…………見れないだけです……」
そうこぼすと、明神は右手を口元に遣る。
恐らく自分がそうであるように、明神もまた耳まで赤くなっている。


彼もいっぱいいっぱいなのかな―――
その仮定は姫乃を少し、大胆にさせた。



まずは唾液を塗りたくる。
先日読んだ女性誌には確かそんな記述があった。
優等生の姫乃はその指示に素直に従う。(この後、何だっけ……)
友人がきゃあきゃあとはしゃぎながら読んでいたのを横目で見ただけなので、今イチ記憶がおぼろげだ。
(確か、ココを……)
手でぐっと明神自身を持ち上げ、根元に舌を這わせる。
頭上から、明神が息を止めている気配が伝わってくる。いつもいじめられる分、今は何としてでも明神を悦ばせたい。

(あ、そうだ。)
姫乃はちゅる、と舌を引っ込めた。
(吸うんだ。)
唇を張りつけ、密封するかの様に明神のソレと自身の口内の狭間にある僅かな空気を吸い込む。
「っ……姫乃、吸うな。」
明神の余裕の無い声に、姫乃は舌を出す。「ダメ、いつものお返しだよ。」
そう言うやいなや、姫乃は舌先を尖らせて裏側の筋の根元を突く。
ずず、とスライドさせていくとやがて傘の部分に辿り着いた。
(ここをぐるっと…)
窪みを舌で一周すると、上から切れ切れの息が降ってきた。「っひ…姫乃、どこで憶えたんだよ……」
「雑誌。」
実用的な、と苦笑しようとした途端下半身をどっと快楽の波が襲った。姫乃が小さな口を目一杯広げて、自分の性器に吸い付いている。「うわ、ヤバ……」

きゅう、と暖かく圧迫された明神は思わず姫乃の髪に手をやる。
根元まで含めない分、とでも言いたげに姫乃はゆっくりと口をスライドさせてゆく。「ちょ、も……いいって!」
明神の訴えも虚しく、姫乃は速度を速めるばかりだ。少し、苦い唾液が姫乃の舌を刺激した。
359アラキ・明×姫 8:2006/08/02(水) 00:39:31 ID:8IygN1hh
水溜まりは薄く氷を張り、辺りは薄靄がかった空気で満ちている。目先の梢は葉を失い、冬の香を撒き散らす。
冬の早朝の屋根はやはり冷たかったが、やがて気にならなくなった。
「確かに、口でするとは言ったよ。」
ダッフルコートに身を包んだ少女はそう言って、じとりと青年を睨み付けた。

明神は彼女の手を捕らえようと、するりと右手を姫乃の脇に滑り込ませる。黒髪がいつもよりしっとりしていた。恐らく、乾かし方が不十分だったのだろう。
「でも何も口の中で……!」
「いや、ひめのん。それ以上はダメ。」屋根で話すと以外と響くんだ、と明神は姫乃を制す。
さすがに大っぴらにするつもりはないらしく、姫乃は頬を膨らませただけだった。

「や、だった?」
「え?」
「あんな事、自分からしちゃう女のコなんて……嫌かなって。」か細い声でそう告げると、姫乃はきゅっと明神の袖を掴んだ。
「………嫌なわけないだろー…」少し顔を赤らめながら、明神は姫乃の頭をぐぐっと寄せる。シャンプーの華やかな香が鼻腔に入ってきた。「正直、嬉しかったよ。」
遠くを見つめ、明神は呟いた。
突如都会の凸凹な地平線に、光が走る。

日の出だ。

「うわぁ、綺麗!なんか幸せだな。」
ね、と同意を求めると彼は少しだけ私の手を握る力を強めた。
「うん………すごく。」


一つ、発見がある。
彼は恥ずかしい時、照れてる時私を見ない。

正確には、私の目を見ない。

多分今、私の顔を見れないのも顔を出したお日様のせいじゃないんじゃないのかな。
360アラキ:2006/08/02(水) 01:51:30 ID:8IygN1hh
あんまエロくないのに長々と失礼しました。
小ネタも近日中に投下します。
それでは!
レスありがとうございました。
361名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 13:13:48 ID:xsjhL1BR
アラキ氏乙でした。
小ネタも楽しみにしてます。
362名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 18:31:35 ID:pRF4XFIA
アラキさん乙でした!!
ホントに萌えた。ひめのんテラカワユス
363名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 20:59:20 ID:DcNpUkBH
アラキさん乙です!今日あたり友引ネタ投下神が光臨するかな?wktk
364名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 21:13:57 ID:2KwZC6KI
アラキさん乙です。萌 え ま し た。
あと一分遅かったら…(((゚д゜))) お邪魔にならなくてよかったです。

>>363
それいっそ忘れてほしいw
あと少しで一通り書き終わるけど、11レスは長すぎるorz
365名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 21:30:33 ID:mn8ZHQtT
>>364
忘れて欲しいならシカトしとけよアホ
黙っときゃ釣りだったで済むのにもう少しでかきあがるけど長すぎるからやめとく?何だそれ誘い受けウゼェー
いえいえ全然構いませんので投下してくださいとでも言うと思ってんのかお前はwwww
これだから誘い受けは嫌いだ










それでも全然構いませんので投下してください><
366名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:00:15 ID:DcNpUkBH
>>365
ツンデレもたいがいにしろよwww363氏の大作読みたいお^^
367名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:10:11 ID:2KwZC6KI
>>365
うざい誘い受けしてごめん。

日付変更頃に投下しに来られると思います。
名前は「小井谷」になります。それでは ノシ
368名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 23:15:52 ID:u5r/01Rs
アラキ、GJ!
燃え尽きたぜ、真っ白だ・・・。

・・・何?日付変更ごろにネ申光臨?


こうしちゃいられねえ復活復活。
369ポチ 明×姫 誕生日エチ:2006/08/03(木) 00:05:08 ID:2vmqugJ+
明神の誕生日がメインテーマになるんで、
今の季節と真逆になるけど気にしないで読んで頂ければ幸いです。

学校が終わり帰宅途中の姫乃はとある店に入っていく。
「う〜ん…やっぱりコレかな…」
眉間にしわを寄せて何やら物色している姫乃。
「コレが明神さんにピッタリかも」
どうやら姫乃は明神の誕生日プレゼントを品定めしていた。
「明神さん喜んでくれるかなぁ…」
少し不安感を抱きつつ店を出る姫乃。
「はーっ…寒いなぁ。早く帰らないと。」
珍しく東京で雪が降り街が白く色付いてく。
「あっ!雪だ!綺麗だなー」と無邪気に笑う。
冬の寒空の下、早歩きでうたかた荘に向かう。
―続いてのニュースは関東地方に強烈な寒波が来ており大雪の恐れがあります
水道菅、路面の凍結にもご注意下さい。
明日の予想降雪量は23区で10cm、咲良市で15cm、青梅市で…
「うわ…15センチも積もるのかよ。参ったなぁ」
暖房が効いてる暖かい室内でTVニュースを見ながら頭を掻く明神。
「アズミに雪だるまでも作ってやっかな」と苦笑いする
―ギィー…バタンッ!
軋む扉を開けて姫乃が帰ってきて一目散に明神の部屋にに向かう。
「―トントン 明神さん?入ってもいい?」
「おう!」と軽く返事をした。
「今日はめちゃくちゃ寒いよー」
「あぁ、ニュースでコッチに大寒波が来るってやってたな」
「どおりで寒いと思ったよ、道が凍ってたもん」
「明日は15センチは積もるらしいから気を付けて学校行けよ」
「明日は創立記念日で休みです!」「マジで?」
たわいもない会話ですら自然に笑い声が出る。
「けど楽しみだな。そんなに積もるの見たことないし…」
「コドモだな。ひめのん」「うるさい」
すると明神は姫乃がぶら下げていた買い物袋に目が止まる。
「なにその袋?」すると姫乃は明神にその袋を差し出し「どうぞ」と言う。
困惑しながらも袋をガサゴソ開けて包装紙を破いた。
「あっ!マフラーじゃん!」「あたりー」
そう、姫乃は明神にマフラーをプレゼントしたのだ。
「明神さんの誕生日プレゼントだよ。こんな物しか出来ないけど」
「いやいや、嬉しいよ。丁度買おうかと思ってたんだ」
まるで子供の様に姫乃のプレゼントを嬉しがる。
「ありがとうひめのん!これで今年は暖かく陰魄退治ができるよ」
「もう…まんまり無茶しないでよね?」
「おうよ、ひめのんを残したままで死ねるかよ」
370ポチ 明×姫 誕生日エチ 2:2006/08/03(木) 00:15:35 ID:2vmqugJ+
その冗談の言葉が姫乃を締め付ける。
そして思わず明神の胸に顔をうずめる。
「ホントに…無茶しないで…明神さんがいないと私…」
「おいおいひめのん?冗談だって、心配すんなって」
笑いながら姫乃を軽く抱きしめる。
「かわいいな。ひめのんって」「もう…からかわないで下さい」
無意識にしているこの明神の仕草こそ姫乃を更に締め付ける。
去年の夏、ゴウメイを相手に明神が「姫乃は渡さねぇ」と言い放ち
抱き寄せたあの件から姫乃の押さえきれない恋心が漏れだしていた。
「…ねぇ明神さん?私の事キラい?」
一瞬ブッ!と吹き出し「それな無い!断言するよ」と強めで言った。
「ならいいんです」とまた明神の胸に顔をうずめる。
「どうしたひめのん?さっきの元気は何処に行った」
(俺…なんか不味いこと言ったかなぁ…)
すると重い口を開き目を合わさず恥ずかしそうに胸の内を語る
「明神さんはズルいです」
(何が言いたいんだこの子は…?)思わず顔をしかめる明神
「だって…私の気持ちを知らないで軽い気持ちで抱きしめてくるし…」
「それはひめのんが可愛いからだよ」
「ほら、その言葉とか…」
段々と言葉が詰まり泣きそうになる
「私…明神さんが好き…だけど…その事を言うと距離が出来そうで怖いの」
「ヒメノ…」思わず呼び捨てで呟く
「ついさっきまで私の事を、
可愛いと言ってくれた明神さんが遠くへ行きそうで怖いの」
すると明神はふっきれた様に姫乃をキツく抱きしめる。
「そんなワケないだろ?俺はヒメノが大好きだ。離したく無い」
「みょー…じんさ…ん」蚊の鳴くような声で姫乃は囁いた。
「ひめのん、顔をあげてよ」と言い姫乃の顎を掴んで顔を向けさせた。
そこには涙を滲ませた姫乃の幼い顔があった。
涙を明神のゴツい指が拭き取る
「ゴメンな。せっかくの可愛い顔が台無しだな」
そう言うと明神は姫乃の唇に唇を合わせた
(え…うそ!)目を見開いて明神のキスにビックリする姫乃
その柔らかい唇に癒される明神。
そして一旦キスを止めて姫乃の様子を伺う。
「明神さん…」そう言うと目を閉じて明神を待っている。
(もう…我慢出来ねぇ)
姫乃の後頭部を片手で持ち激しく口づけをする。
「ふぁ…みょ…じんさん」
「ふぅ…ヒ…メノ」合間から漏れる空気の様な名前の呼び合い。
明神の両手は姫乃の後頭部を持ち、自身の舌を姫乃の口の中に忍び込ませる。
371ポチ 明×姫 誕生日エチ 3:2006/08/03(木) 00:21:17 ID:2vmqugJ+
(明神さんの舌が!ウソ!?)思わず舌を引っ込める姫乃。
引っ込めた舌を巧みに愛撫して掻き回す。
姫乃は諦めた様に明神を真似て互いに舌を絡ませあう。
ディープキスでしたたり落ちる二人の唾液が姫乃の制服と明神のTシャツを汚す
「はぁ…ヒメノ…大丈夫か?」
「うん…最初は苦しかったけど」
はぁはぁと息遣いが荒く髪の毛も乱れている姫乃に理性が壊される明神
(もう…これは我慢なんて無理だ…)
明神は姫乃の耳を執拗ねぶる。
「や…ぁ…みょう…じ…さん」
耳元で明神の生温いボツボツした舌、荒い息遣いに感じる姫乃。
「スゲー可愛いよ、ヒメノ…」明神の勢いは加速する。
耳から舌を這わせ首もとにキスをする
「あ…ん…痕がついちゃうから…いゃ…」
その姫乃の抵抗も虚しく意地悪をするようにキツく首を吸いあげる。
「あー!いやぁ…やめて…ょお」「なんで?明日は学校休みだろ?」
そう言い放ち姫乃の白い肌に赤い華を咲かせていく。
「うぅ…みょーじんさんの…イジ…わる」
「その意地悪な俺を好きになったのはひめのんじゃん」
そう憎まれ口を言いながらセーラー服を捲りあげる。
絹のような繊細で白い肌に可愛らしいブラジャーが露になる。
「ヤだ…恥ずかしい…」「凄いよヒメノ」
すると明神はまた舌を這わせ鎖骨、脇の下をねぶる。
それと同時に生えかけたヒゲがチクチクと刺激する
「あぁ…明神さん…熱いよ…」ほてる体が姫乃の理性を失わせる。
姫乃の背中に手を回しブラのホックを外す。
プツンという音と同時に姫乃の乳房が目前に広がる。
「可愛いよ…ヒメノ。最高だ。」
「…小さいと思ってるクセに」
「小さい方が感度が良いらしいぜ?」
そう言い姫乃の乳房を掴み揉み回す。
ビクンと体をそらしながら姫乃は鳴いた
「あーっ!みょーじんさん…ぅ…ら…めぇ」
「ろれつが回らないほど気持ちいいのか?ヒメノ?」
「や…違…」姫乃の抵
抗の言葉を聞かず押し倒す明神。
先ほどからチリチリする突起に姫乃は悩む。
(私の胸が…熱いよ…明神さん)
その突起は重力を無視し、まるで明神を誘うかのようだ。
その誘惑に負けた明神は突起を口に含めた。
「あぁあー!いゃあ!ダメぇ…壊れるぅ」
体をのけ反り声を荒げる姫乃。
その感度の良さに味をしめた明神は突起を軽く噛み
もう一つの突起を指でつねる。
「んくぅ…も…う…壊れちゃうよぉー!!」
その突起を摘んだ指は姫乃の秘部をスカート越しに押し上げる
372ポチ 明×姫 誕生日エチ 4:2006/08/03(木) 00:31:59 ID:2vmqugJ+
「ひぁあ…!もう…やめて…変にぃ…」
姫乃の黒髪が畳の上で激しくうねる。
明神は姫乃のショーツを脱がせると秘部が怪しく光り明神を誘う。
その秘部に中指と人差し指を第2関節まで忍び込ませる
「はあぁ…」歓喜の声が思わず漏れる。
「なにひめのん、感じてるの?」
その明神の軽口に「馬鹿!」と言い返す姫乃。
「馬鹿とか言ったら駄目だろ。お仕置きすんぞ?」
(お仕置きって何よ?!)
そう言うと姫乃の秘部の内部で指が激しく暴れた。
「あぁー!ダメェー!あん…あーンぅ…イヤぁぁ…みょーじんさ…ん」
我を忘れて快楽に鳴く姫乃に更に追い討ちをかける
指で膣内をピストンさせたまま、乳首を吸い上げる。
「ダメェーっ!同時に…せ…攻めたら壊れるぅ!」
首を左右に揺らしされるがままの姫乃。
「はぁ…もっと壊したい…」
小声で呟くと、姫乃の口を明神が押さえて膣内を更に激しく掻き回す。
「んぐぅ…んー!うぅ…」苦しそうにあえぎ目には涙を溜らせている。
手を離してあげると水を得た魚の様に我を忘れて大声で喘ぐ
「あー!もうダメェー!!みょーじんさ…んぅ」
「ひめのん、声がでかすぎるよ」
「だってぇ…明神さんが悪いんだもん」
「人のせいにするエッチなひめのんに更にお仕置きな?デコピンだ。」
「何処にする気なの…」と問いかける姫乃に「秘密」と黙秘する明神。
そしてクリトリスに軽くデコピンした
「あぁっ!」弓の様に体をのけ反る
「ほんと敏感だね。ひめのん。初々しいな」
「うぅ…」もう姫乃に抵抗する気力は無い。
「それじゃ頂きます」姫乃の秘部に口を近付ける明神。
「うわぁ!き…汚いよぉ…あ…ン…そんなトコ」
「ひめのんに汚いのなんて無いよ」
舌を膣内にねじ込み内部を堪能する。
「はぁ…んぅ…明神さぁ…ん」
床に落ちていた物を握り絞めて明神の責めに耐える。
そしてクリトリスを甘噛みして吸いあげた。
「あーっ!!ダメーっ!!もう…もう…壊れる」
「もう入れても良いよね?ヒメノ?」
そう言うとジーンズのジッパーを下ろし赤黒く反ったイチモツを出した。
それをジーッと見つめる姫乃。
「そんなに見られると恥ずかしいんだけど…」思わず照れる明神
「だって…そんな大きいの…怖いよぉ…」
「最初は優しくするから。痛かったら言ってよ?」
「う…ん」恐怖と期待で入り混じる複雑な顔の姫乃。
373ポチ 明×姫誕生日エチ ラスト:2006/08/03(木) 00:37:00 ID:2vmqugJ+
ズッ…段々と姫乃と明神が一つになっていく「ヒメノ…力入れるな、息を止めるなよ…」歪む姫乃の顔に少し心配する明神。
「全部入ったぞ、ヒメノ!」「エヘヘ…」
姫乃は脂汗を浮かばせながらも笑顔を見せていた。
「ゆっくり動かすから?な?」「うん」
姫乃の前髪を撫でて不安を少しでも無くそうとする明神。
ゆっくりと内部で癒着していたモノが抜かれ、また一気に沈む
「うはぁ…みょー…じん…さぁ……ん」
「大丈夫ヒメノ?怖くない?痛くない?」
「う…ん私は大丈夫だから…もっと動いていいよ。明神さん」
徐々にスピードを早めピストン運動らしくなってきた。
「あぁ…凄い!あぁん…みょう…じん…さあぁあーンッ」
「くっキツい、ヒメノ!」余りの内部の良さに声が漏れる明神
ふと姫乃の顔を見ると涙を流し涎を流し舌を出して快楽に溺れていた。
それに興奮した明神はディープキスをする。
二人と唾液が姫乃の頬を伝い畳にシミを作る。
「あぁ…ん…イィ…なんか来ちゃうぅ…来ちゃうよぉー」
姫乃もそろそろ絶頂を迎えそうだった。
「はぁ…ヒメノ…俺ももう…ヤベェ」
ピストン運動はピークを迎え二人は押さえきれない快楽に身を委せる。
「みょーじんさーん!アァーっ!死んじゃうぅ…もう…だめぇー!!」
「ヒメノっ!うっ…」
―ドピュッドピュッ
「アァアァーーん!」
「ヒメノ!!」
そのまま同時に絶頂を迎え二人は果てた。
翌朝ふと明神が目を覚ますと姫乃が笑顔でそこにいた。
「ねぇねぇ!凄い雪だよ!」興奮して窓の外に指をさす。
「うお!一面銀世界じゃん!スゲー!!」
「天気予報当たったね」「そうだな」
しばしの間、心地よい沈黙が流れる。
「ねぇ、来年も明神さんの誕生日に二人でこうして雪が見れるかな」
そんな無邪気な姫乃の言葉に愛しさを感じ、思わず抱き寄せる。
「あたりめーだろ。来年も再来年もずっと一緒だろ?」
「そうだね」
姫乃は明神の胸に顔を埋めてこう心の中で思った。
(来年も明神さんの誕生日には一緒に雪がみられますように…)
374名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 00:41:44 ID:k4g97MGW
連日の神光臨!乙です。
375名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 00:44:50 ID:thluXRuQ
ポチさん乙です!

さて…寝そうなので、立て続けになりますが
私の友引ネタも今から投下します。
376ポチ:2006/08/03(木) 00:47:30 ID:2vmqugJ+
どうも。明日仕事が休みだからといって
深夜に悲しくエロSS投下する俺はもう廃人だなw
なんか中途半端でキャラ崩れてるお粗末なSSでスレを汚してホント申し訳ない。
>>324で誕生日ネタ投下を公約したとはいえこんな出来で良いのか?
まぁ暇つぶしがてらに読んでくらはい。
それじゃ寝るわw
377名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 00:47:58 ID:k4g97MGW
リアルタイム投下WKTK
378小井谷 ガク姫 明神友引ネタ (1/11):2006/08/03(木) 00:48:41 ID:thluXRuQ
※ガクは明神の体を借ります。
見方によっては3P的にも見えるかもしれません。


真夜中の、うたかた荘共同リビングの一角。
姫乃が水を飲みに下りてきたところに出くわしソファでしばらく話をしていたのだが、眠気に負けはじめた姫乃は次第に相槌も怪しくなってきていた。
「…ひめのん?」
「なぁに…ガク…リン…」
一度睡魔に襲われると、しっかり意識を取り戻すことは難しい。それは自分も生前に幾度となく経験したことだ。
そうなってからの姫乃が目を閉じてしまうまでの時間はあっという間で、けれど口だけはまだ何とか動くようだった。
「寝るなら部屋へ行かないと、風邪ひく」
一緒に座っているソファには触れられるのに、徐々に背もたれからずり落ちて体を横たえてくる姫乃を支えてやれない。
「…だいじょう…ぶ、ねてない…から……」
「寝てるって」
ついにこちら側へ完全に倒れてしまった姫乃は、生きていれば枕にしてやれたはずの膝を通り抜け、ソファの腰掛けの上に落ちた。
姫乃が倒れ込んできた部分だけ、自分の体が消えて見える。
すり抜けられる瞬間に不思議な感覚があるでもなく、まるで何も存在していないかのようなこの光景はあまりにも酷すぎる。
「っ、はぁ…」
姫乃を動かす必要もなく、あっさりと立ち上がれた。
そうして向かう先は、姫乃を運ぶことができる唯一の男の元。本当は姫乃に触れるなど許せない、けれどこのままでは姫乃が風邪をひいてしまう。
運ばせた後は、もう二度と目を覚まさなくなるほど殴り倒してやろうと心に決めた。
「おい、明神」
部屋へ入るまでもなく、寝相の悪すぎる明神は眠ったまま廊下まで出てきていた。
「起きろクソ管理人。ひめのんが風邪ひいたらお前のせいだぞ、お前のせいだからな」
俯せに行き倒れている明神の背中を力一杯踏み付けてやる。触れたくもない明神には触れられるのに、触れたくてたまらない姫乃には全く触れられないことが不公平に思えてならない。
「何の役にも立たないお前なんか、死んでしまえ」
胸倉を掴み上げどんな言葉をぶつけても、明神が目を覚ます気配はない。髪を引っ掴んでぶら下げても、少し唸り声を上げるだけだった。
379小井谷 ガク姫 明神友引ネタ (2/11):2006/08/03(木) 00:50:06 ID:thluXRuQ
>>378
「……あ、そうだ」
ふと、ある考えが浮かんだ。
生者が眠りに身を任せている間の時間は空白だ。普段の明神の体に入り込もうものなら、押し出されるか、下手をすれば消されてしまうかもしれないが、今の明神はぐっすり眠ってしまっている。もしかすると今なら、入り込めるかもしれない。
確か明神も、対象の精神が生きる意志を失っているときなら、心の隙間に忍び込み操ることができると言っていた。
今の明神に生きる意志がないのかどうかは定かでないが、試してみる価値はあるかもしれない。明神本人の意識を覚まさせて運ばせるよりはずっといい。
「さて。できるか…?」
ただ入り込むことだけを考えながら明神の胸に手を置くと、姫乃に触れようとしたときと似て、腕が明神の中に吸い込まれゆく。恐る恐る体重をかけると、以外にあっさりと入り込めてしまった。
「…げ……気持ち悪い。オレなのに明神だ。あぁ気持ち悪い、最悪だ」
視界の右側は遮られることなく、両目分でしっかりと前が見える。前髪を引っ張ってみると真っ白で、これが明神の体なのだと実感させられた。
明神の意識はぐっすり眠って気付きもしていないようだが、精神的な面でとにかく居心地が悪い。
けれどこれも姫乃のため。そう自分に言い聞かせ、姫乃が眠るソファへと向かった。
「あぁ、この手が触れるのか。忌々しい。許してくれひめのん、こんな奴の手が……あぁ、腹立ってきた。やっぱり後でボコろう」
抱き上げた姫乃の重さも、温もりも、心地良い。今それに触れているこの体が誰のものなのかということさえ考えなければ、最高の状況だった。
「ノーカウントだ、そうだノーカウントだ。中身はオレだ」
ぼそぼそと独り言を呟きながら、階段を上がってゆく。
あっという間に三号室の前に着き、思わずいつものつもりで扉をすり抜けようとして、足の指を突き込んでしまった。
「っ、…痛い」
そんなちょっとした痛みに、今これが生者の体なのだと実感させられる。
姫乃を下ろし布団に寝かせた後も、腕には温もりが残ったままだった。
380小井谷 ガク姫 明神友引ネタ (3/11):2006/08/03(木) 00:51:06 ID:thluXRuQ
>>379
「おやすみ、ひめのん」
このままずっと寝顔を見つめていたい思いを我慢しながら、姫乃の髪を撫でる。
「ん、うんん………ガク…リン…」
寝返りと同時に呟かれた寝言に、心臓が跳ね上がった。恐る恐る顔を近付けてみるが、起きてはいない。
寝言で名前まで呼ばれ、いつの間にか移動してきた小さな手に指先を握られている。そんな状況を目の前にして、落ち着いていろと言うほうが間違いだ。
この体が誰のものかも忘れ、姫乃の頬にそっと口づけた。
「……」
間近で見る姫乃の睫毛ひとつにも、心臓が鼓動を増してしまう。
もう一度だけ、と唇を寄せたとき、姫乃の目がうっすらと開けられた。
「ん、…ぇ……あれ?え?あの…明神さん!?」
一度目を開いた姫乃の覚醒は見事なもので、薄明かりの中でも自分の目の前に居るのが誰なのかを理解し、悲鳴にも似た声を上げた。
慌てて体を退かせると、掛け布団を跳ね上げんばかりの勢いで姫乃も起き上がる。
「どうして明神さん、え、あの…ごめんなさい!!」
パニックを起こして何故か謝りまでする姫乃につられ、頭の中が真っ白になる。
「ごめん、ひめのん。ごめん。オレ、明神じゃ…」
「…へ?」
「外身は明神だけど、オレだよ。ガク。さっきまで一緒に話してた」
とにかく明神でないことだけはまず伝えなければと、少し前にした会話のいくつかを挙げてみる。
「う…そ…本当にガクリン?明神さん、ガクリンから話聞いたんでしょ?嘘つかないで」
明神の体を借りて姫乃に触れることにさえ相当な抵抗があるというのに、折角の二人きりの会話の内容を教えてやってまで芝居させるわけがない。
まさか姫乃には、明神と自分がそんなことをするような仲にでも見えるのだろうか。
「ひめのんがソファで寝て、運びたかったけど…オレじゃ運べないから、こいつを起こしに行ったんだ。けどこの野郎、起きもしない……だから少し体を借りた」
381小井谷 ガク姫 明神友引ネタ (4/11):2006/08/03(木) 00:53:26 ID:thluXRuQ
>>380
やっと事態をはっきり把握できたらしく、姫乃は一瞬目を見開き、すぐに不安げな表情を浮かべ、膝の上に置いていた手を握りしめてきた。
「借りた、って…危ないよ。もし今明神さんが起きたら、追い出されちゃうでしょ?無理に押し出されたら消えちゃうかもしれないんだよ!?お願いだから、危ないことしないで」
きゅ、と力を込めて握られるのは、明神の手だ。姫乃が、明神の手を握っている。今にも泣いてしまいそうな表情を、明神に向けている。
重ねられる手の温もりを感じながら、そんな考えがぼんやりと浮かんでくる。
「けど、あのままだとひめのんが風邪ひくから」
「私のことはいいよ、だからお願い。もしガクリンが消えたら私……寂しいよ」
この体は明神のものだとわかっているのに、姫乃に触れたくて仕方ない。手だけでなく、腕で、体全部で、姫乃の温もりを感じたい衝動に駆られてしまう。
ずっと願っていた“触れたい”という思いは、それが叶う体を得たことで一気に歯止めが利かなくなってしまった。
「ひめのん、」
やっと抱きしめることのでできた姫乃の体は、心配になるほど華奢なものだった。
首筋に顔を寄せると、シャンプーの心地いい香りが鼻をくすぐる。
「こいつの体っていうのは癪だけど、ひめのんにさわれる。ちゃんと、さわれてる。…嬉しいのに変な気分だ」
「私だって、すごく変な気分だよ。目の前に居るのは明神さんなのに…」
ぎこちなく、けれどしっかりと抱きしめ返してくる腕が愛おしい。
「ひめのん、あったかい…」
「ひゃあ!?」
ふと気持ちが緩み、パジャマの中へ手を滑り込ませてしまった。
一度触れてしまえば暴走するのは簡単なことで、その手は背中から腹へと回り、上へ上へと這い上がってゆく。ブラジャーをずらし、柔らかな乳房に触れた。
「や…やだ、ガクリン、」
肩を押し戻そうとする姫乃の体を、ゆっくりと布団に倒してゆく。戸惑いに少し目を泳がせながら、ただ唇だけがか細く抵抗の言葉を紡いでいた。
明神の唇をそこへ触れさせることに気が引け、キスができない。
382小井谷 ガク姫 明神友引ネタ (4/11):2006/08/03(木) 00:55:54 ID:thluXRuQ
>>380
やっと事態をはっきり把握できたらしく、姫乃は一瞬目を見開き、すぐに不安げな表情を浮かべ、膝の上に置いていた手を握りしめてきた。
「借りた、って…危ないよ。もし今明神さんが起きたら、追い出されちゃうでしょ?無理に押し出されたら消えちゃうかもしれないんだよ!?お願いだから、危ないことしないで」
きゅ、と力を込めて握られるのは、明神の手だ。姫乃が、明神の手を握っている。今にも泣いてしまいそうな表情を、明神に向けている。
重ねられる手の温もりを感じながら、そんな考えがぼんやりと浮かんでくる。
「けど、あのままだとひめのんが風邪ひくから」
「私のことはいいよ、だからお願い。もしガクリンが消えたら私……寂しいよ」
この体は明神のものだとわかっているのに、姫乃に触れたくて仕方ない。手だけでなく、腕で、体全部で、姫乃の温もりを感じたい衝動に駆られてしまう。
ずっと願っていた“触れたい”という思いは、それが叶う体を得たことで一気に歯止めが利かなくなってしまった。
「ひめのん、」
やっと抱きしめることのでできた姫乃の体は、心配になるほど華奢なものだった。
首筋に顔を寄せると、シャンプーの心地いい香りが鼻をくすぐる。
「こいつの体っていうのは癪だけど、ひめのんにさわれる。ちゃんと、さわれてる。…嬉しいのに変な気分だ」
「私だって、すごく変な気分だよ。目の前に居るのは明神さんなのに…」
ぎこちなく、けれどしっかりと抱きしめ返してくる腕が愛おしい。
「ひめのん、あったかい…」
「ひゃあ!?」
ふと気持ちが緩み、パジャマの中へ手を滑り込ませてしまった。
一度触れてしまえば暴走するのは簡単なことで、その手は背中から腹へと回り、上へ上へと這い上がってゆく。ブラジャーをずらし、柔らかな乳房に触れた。
「や…やだ、ガクリン、」
肩を押し戻そうとする姫乃の体を、ゆっくりと布団に倒してゆく。戸惑いに少し目を泳がせながら、ただ唇だけがか細く抵抗の言葉を紡いでいた。
明神の唇をそこへ触れさせることに気が引け、キスができない。
383小井谷 ガク姫 明神友引ネタ (5/11):2006/08/03(木) 00:57:41 ID:thluXRuQ
>>381
「………」
拒絶されれば間違いなく傷付く。けれどしっかりと抵抗してくれなければ、本当に歯止めが利かなくなってしまう。
このままでは、明神の体で行為に及んでしまう。
心のどこかでは拒絶されることを願いながら、姫乃の力でも振り払えるようにゆっくりと手を進めた。
「っ、ぁ…」
片側の胸をやんわりと揉みしだきながら、邪魔なパジャマのボタンを外してゆく。合わせを広げると、半端に片方だけずり上がったブラジャーの下から乳房がのぞいていた。
「やだ、見ないで」
元の状態に戻そうとする手を軽く退かせ、まだ隠されているもう片側も出るように押し上げてやる。あまり豊かではないが形の良い乳房が、その柔らかさを物語るようにぷるんと姿を現した。
白い膨らみの上で淡く色付いた小さな乳頭が眺めているうちにツンと立ち上がったその様に、思わず唾を飲んでしまう。吸い寄せられるようにそこへ顔を寄せ、片側を手で愛撫しながらもう片側の先端に舌を這わせた。
「ゃ、あ…!」
舌先で少し強めに捏ねてやると、きゅっと目を瞑り首を小さく横に振る。小さな手は胸を揉む手に添えられ、けれど静止することはなくそのまま重ねられた。
まるで姫乃が自分の意志でこの手を動かし愛撫させているように見える、扇情的な光景だった。
触れられることはこの上なく嬉しい、けれど視界に入る“姫乃に触れる手”は、見慣れたものとは違っている。姫乃の肌に触れ、その頬を赤らめさせている手は、紛れもなく明神のものだった。
胸に湧いたそんな思いを掻き消すように姫乃の首筋へ唇を寄せ、痕を付けてしまわない程度に軽く吸い付く。
「きゃっ!?」
耳朶に舌を這わせた瞬間、肩が小さく振れる。溝を舌先で軽くなぞると、鼓膜のすぐ近くで立てられる音に煽られたのか、吐息に小さく声が混じった。
「オレ以外の前でそんな顔しちゃいけないよ」
そう言葉をかける声も、向けた笑顔も当然、明神のものだ。せめて、声だけでも違ってくれていればいいものを。
姫乃はどんな気分でこの行為を受け入れているのだろう。“ガク”が相手なのだと、意識してくれているのだろうか。
表情を見られないよう首筋へ顔を寄せたまま、なめらかな肌の感触を確かめながら下へ下へと手を伝わせてゆく。
384小井谷:2006/08/03(木) 01:01:35 ID:thluXRuQ
ごめんなさい>>382が(4/11)の二重投稿になってるorz
385小井谷 ガク姫 明神友引ネタ (6/11):2006/08/03(木) 01:05:52 ID:thluXRuQ
>>383
「んんっ、」
下着の中へ手を滑り込ませ茂みをそっと撫でると、口づけていた喉が小さく震えた。一瞬だけ視線が合わされ、何も言わずすぐにそっぽを向かれてしまう。
手がその奥へ進むことを急かされているのだろうか、それとも止めてくれと願われているのだろうか、シャツ越しに腕が掴まれた。
「ふあ、ぁん…」
茂みの合間から指を滑り込ませると、そこはしっとりと湿りを帯びていた。ショーツにもそれはすでに染み込んでいて、指を動かすたびに手の甲に擦り付いてくる。
控えめに開きかけているそこを軽くこね回してやれば、指先だけでもわかるほどの愛液が溢れ出た。
「腰、浮かせて」
パジャマのズボンに手をかけると、素直に、けれど恐る恐るといった様子で布団との間に少しの隙間が作られた。
その隙間からズボンと下着を抜き取り、布団のわきに寄せる。何も纏わなくなった下肢に加えて、上にずらしただけのブラジャーがその卑猥さを一層際立たせた。
他の部位に比べて少しだけ肉付きの良い太腿を持ち上げ、軽く外側へ開かせる。
「や、やだ…っ!」
開かされた中心を慌てて隠そうとする姫乃の手を退かせたおかげで両手が塞がってしまった。
腿は急に力を込めて閉じようとする、手は掴み上げられたままの状態でぱたぱたと動かされる、これでは先に進めない。
いや、進まないほうが良いのだろうか。
けれどここまで来て後戻りできるはずがない。かたいジーンズの生地のおかげで何事もないように見えるが、中に押し込めてあるものはもう随分前から脈打ち、姫乃の体を求めていた。
「…ひめのん」
その呼びかけは、どう聞こえたのだろう。姫乃の手から力が抜かれ、腿も、自ら開かれこそしないが閉じようとすることはなくなった。
かけた声は、切羽詰まりでもしていたのかもしれない。
「……、…」
何も言えないまま両腿を開かせると、奥まった秘部に溜まっていた蜜が零れ落ちた。
ぽってりと腫れを帯びて開いた花弁を指先でなぞり、蜜を滴らせている場所へそっと触れる。
「んっ、…」
粘着質な湿りの音を立たせながら指先を押し込むと、異物を拒否して入り口が収縮した。
やっと節のひとつ分入った程度の指をきゅうきゅうに締め付けてくる様は、それを中へ招き入れようとしているようにしか見えない。
386小井谷 ガク姫 明神友引ネタ (7/11):2006/08/03(木) 01:09:09 ID:thluXRuQ
>>385
「い、いた…」
「ちょっとだけ、我慢して」
指先はあてがったまま、身を乗り出し姫乃の上に覆いかぶさる。あいていた片手で髪を撫でてやると、不安げながらも笑みが浮かべられ、首に腕を回して掻き付かれた。
力を抜くようにと耳元で囁き、半端に触れているだけだった指を中へ押し込んだ。
「ひ…ーっ…」
押し殺した悲鳴を間近に聞きながら、少しでも負担が軽くなるよう姫乃の呼吸のリズムに合わせて中を犯してゆく。
撫でるように時間をかけて慣らしながら、二本、三本とくわえ込ませる指を増やした。
「ぅ、あ…ぁ…」
喘ぎに混じる苦痛が幾分か和らいだ頃、ずっと掻き付いたまま俯き込んでいた姫乃が、ゆっくりと顔を上げた。
「…ガク…リン、」
どうしたのかとその瞳に視線を注ぐと、気まずそうに目が伏せられた後、そっと唇が重ねられた。ここまで事を進めておいて、唇を重ねるのはこれが初めてだった。
きっと姫乃は、それが不安で仕方なかったのだろう。
何度も啄んでは深く重ねながら、中に添えている指をゆっくりと引き抜いてゆく。
「ぁっ…」
締め付けに逆らって完全に引き抜くと、名残惜しそうに吐息まじりの声がもらされた。
唇を離し、もう一度髪を撫でてやる。何か言いたげに眉を寄せ視線をそらす仕草に、ジーンズの内側にあるものが大きく脈打った。

服を取り去ってしまうと、堅く張りつめたものが姿を見せた。よくあの中に収まっていたものだと、他人事のように感心してしまう。…いや、実際は他人事だ。
どうしようもない情欲に駆り立てられながら、けれどこれは明神の体なのだという意識がこびり付いて離れない。
(あ、ゴム…)
「………ガク…」
思い出しかけた重大なことは、乞うように漏らされた姫乃の声にあっさりと掻き消されてしまった。
387小井谷 ガク姫 明神友引ネタ (8/11):2006/08/03(木) 01:11:46 ID:thluXRuQ
>>386

濡れそぼった秘部に肉棒の先端をあてがう。姫乃は小さく体を震わせながらシーツを握りしめた。
「っ、いた…」
少し前へ体重を移動させると、くちゃりと音を立てて肉棒がそこを押し広げる。
指の一節分も押し込まないうちから、姫乃の顔には苦痛の色が浮かべられた。
「ひめのん、」
「ひぅ、うぁ…っ…」
呼びかけても視線は向けられないまま、両腕でがっちりと顔が覆い隠されてしまう。
「ひめ…」
「ぃあぁ…っ!!」
どうしたのかと覗き込んだ拍子に、姫乃の悲鳴が上げる。それに驚き身を引けば、また苦痛に満ちた声が上げられる。
大きさの合わないものを無理矢理押し込まれた内部に傷が付いたらしく、僅かに引き戻された肉棒に薄く血が付いていた。
「ごめん…あと少し、あと少し我慢して」
「う…ぁ、あ…」
腕に阻まれ、流している涙を拭ってやることはできない。呼吸の荒さが治まるまで待ち、少しでも酷い痛みを起こさせないようゆっくりと押し進めてゆく。
やっとのことで入りきった物は熱を帯びた壁にしっかりと包み込まれ、心地良さに一瞬目の前が白んだ。少しの間その感覚に浸り、小さく溜め息を吐く。
「ひめのん、顔見せて」
「……だめ…」
まだ両腕は顔を隠したまま、手をかけると振り落とされる。体を捻った拍子に中が締まり、二人の口から同時に押し殺した吐息が漏らされた。
「…ひめのん、お願い」
「ひ…く、だめぇ……だって、…」
ゆっくりと慎重に引き抜いては押し込み、姫乃の力が抜けた隙を狙って腕を下ろさせた。
姫乃の顔が真下に見えるまでに身を乗り出す。
「ひめ…」
「いや…ぁ、みょう…じん、さん…っ」
「っ、…」
悶え喘ぎながら呼ばれたのは、一番聞きたくない名前だった。
388小井谷 ガク姫 明神友引ネタ (9/11):2006/08/03(木) 01:14:19 ID:thluXRuQ
>>387
忘れかけていた現実へ、一気に引きずり戻される。
今自分が姫乃に触れられているのは明神の体を借りているからであって、姫乃に触れているのは明神の手、姫乃の中を犯し喘がせているのは明神の一物、姫乃の視界に入っているのも当然明神の姿だ。
いくら自分にすべての感覚があっても、その事実は変わらない。
戸惑いを隠せず動きを止めると、顔を覆い隠していた腕が下ろされ、涙を帯びた瞳が向けられた。
「……明神…さん…なんだよ、ガクリンだってわかってるのに、見えるのは…見えるのは!!」
姫乃の悲痛な訴えが、頭の中にこだまする。鈍器で殴られたような、嫌な目眩が起こった。
明神が姫乃を犯している、それは許し難いことだった。今すぐに姫乃の上から引きはがして殺してやりたい、けれど今明神の体を動かしているのは紛れもなく自分だ。自分が妙な気を起こさなければ、こんなことにはならなかった。
「ごめん、ひめのん。ごめん…」
「…ガク…リン」
返事は胸につかえ、声に変えることができなかった。視線だけで応えると、震える姫乃の手がそっと頬に添えられる。
「本当に、本当にガクリンだよね…?嘘じゃないよね、明神さんじゃ…」
頷くと、安心したように少し笑みを浮かべ、頬にあった手が首の後ろに回された。
「ガク…」
掻きついてくる姫乃の、荒さの残る息遣いが耳にかかる。
それに煽られ、姫乃の中にあるものが熱を増した。
「ごめん、」
「え?……ひゃ、あ…っ」
明神の肉棒が姫乃の体を犯している、それほど堪え難いことはない。憎しみで気が狂ってしまいそうになる。けれど姫乃がしがみついてくる感覚も、吐き出される息遣いも、しっかりと感じられる。
姫乃を抱いているのは自分であって、自分でない。
悔しさと快楽が競り合う複雑な思いを噛みしめ、今起こった熱を鎮めるために姫乃の体を揺さぶった。
「ぃう……あ、ぁっ!は…ぁあっ!!」
掴まれた枕のカバーに爪が食い込み、布を引き裂かんばかりにギチギチと音を立てた。
消えそうな細い声で上がり続ける喘ぎに聴覚を犯され、引き起こされた熱は姫乃の中に突き立てるものへと伝わる。
乳房が揺さぶりに合わせて揺れる様に煽られ、一層激しく姫乃の中を犯した。
389小井谷 ガク姫 明神友引ネタ (10/11):2006/08/03(木) 01:16:37 ID:thluXRuQ
>>388
「やぁぁ…っガク…リン、ガク…ーっ!!」
声は名前を呼ぶ途中で途切れ、ヒクついていた中の締まりが更に増した。
「あ…ぁ……あぁぁ…───」
きゅうう、と奥へ引き込むように締め付けられ、吐精を促される。
誘われるままに深く深くへ突き込むと、徐々に弱く消えかかっていた姫乃の声がまた上がりはじめる。
「も…だめ、い…ぁああっ!」
達した直後の姫乃の体はひどく敏感で、同じ刺激にもより大袈裟に反応を示す。
じっとりと汗ばむ背中に手を回し抱き上げ、自分が達するために無我夢中で揺さぶった。
「きゃあ!あ…ぁ…ーっ…」
張りつめたものが噴き出す寸前、居心地の良かった中から引き抜き、その腹の上に吐き出した。
「っはぁ、はぁ……」
荒く息をする姫乃の腹を、吐き出したばかりの精液が伝い下りる。
シーツを汚してゆくのは、姫乃を汚しているのは、明神の体から放たれたものだ。そんな意識の所為で、快楽の余韻に浸りきれないままでいた。

「…ガクリン……何考えてるの…?」
まだ少し荒さの残る息と紅潮した頬が、少し前までの行為を鮮明に思い起こさせる。声は常にも増して細く、今にも消えてしまいそうだった。
まだ体は辛いだろうに、そんな言葉をかけさせてしまうほど思い詰めた表情でもしていたのだろうか。
「なんでもない。ちょっと…嬉しくて浸ってた」
心中を悟られないように笑顔を作ると、そうして嘘を吐いたことに胸が痛くなるくらいの笑みを返された。
「私も、……嬉しいよ」

後始末をして、湯で濡らしたタオルで体を拭いてやって、用の済んだ明神の体を管理人室に放った後は、姫乃がまた眠りにつくまで傍らに添うてやって──
幸せなはずのその時間も、心の隅にある靄が邪魔をして、複雑な気分を消せずにいた。

390小井谷 ガク姫 明神友引ネタ (11/11):2006/08/03(木) 01:18:30 ID:thluXRuQ
>>389

──翌朝。

「おはよう、ひめのん」
「お、おは…よう、…ガク……リン」
出合い頭の姫乃は、この上なくぎこちなかった。
「…体…大丈夫?」
「だっ、だだ大丈夫!大丈夫だよ!」
頬を真っ赤に染めながら、両手が胸の前で大袈裟に振られた。
本当に大丈夫かと聞きたかったが、あまり姫乃を動揺させすぎると周りに不審がられてしまう。
とはいっても、この体では触れることさえ叶わないのは誰もが知っていることだ。何があったのかと不審に思われはしても、知られてしまうことはないのだが。
「おはよーひめのん」
「っ!…ぁ……おはよう、ございます…」
珍しく自分から起きてきた明神が声をかけるやいなや、姫乃はあからさまに動揺を示した。それも、自分のときの比でないほど大袈裟に。そうしてそそくさとその場を避けてアズミのもとへ駆け寄り、しどろもどろに話しかけている。
その様子に、息苦しさを感じた。
「なぁガク、ひめのんどうしたんだろ?」
本人の意識は全くなかったにしろ、姫乃を抱いたのは、寝起きの間抜け面でそんなことを尋ねてくるこの明神の体だった。
姫乃も、昨夜抱かれたのは明神だという意識をどうしても持ってしまうのだろう。
嫉妬とともに、むなしさが込み上げてくる。
「…お前には関係ない」
苛立ちを押し殺し、そう一言吐き捨てた。

このやり場のない憎しみに溺れれば、道を踏み外し陰に転ずることも容易いかもしれない。けれどそうなればきっと、姫乃を泣かせてしまうことになる。
今にも崩れそうな心を支えていてくれるのは、ただ、姫乃への愛しさだけだった。


(おしまい)
391名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 01:22:18 ID:k4g97MGW
>>390
あなたが神か??GJ!
392名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 01:25:23 ID:AGvpdXEu
小井谷さん乙!超乙!
すげぇ、初めてのリアルタイムで神作品読んじゃった(*゚∀゚)=3
382はドンマイ!
393小井谷:2006/08/03(木) 01:30:05 ID:thluXRuQ
長かった…非常に長かった。
改行少なくて読みにくいと思います、申し訳ない。

>>391-392
拙いもの読んでくれてありがとう!
初投下でビクビクだったけど、なんかすごい嬉しい。
394ポチ:2006/08/03(木) 01:34:07 ID:2vmqugJ+
これはもうドラマ化決定です!GJ!!
今後のエロSSを制作していく上で参考にします
起きてて良かった…
395303:2006/08/03(木) 01:34:37 ID:GC+rGIWs
小井谷さん、GJ!
ただ、一言いわせて貰うと切ねぇー!!って所ですね。だがそこがいい…!ガクの性格がちゃんと出てて胸が締め付けられそうになったよ…(´つω;`)

アラキさんもポチさんも乙でした!まったりした甘い雰囲気がすげー好きです。

あー、その、前に明神・ガク×姫乃の話書くって言ってた>>303ですが…。早速名作の投下に尻込みです。
それとアラキさんにお願いなんですけど…。小説のさわり部分で少しリンクさせていただいて良いですか?
そうさせて貰うとかなりスムーズに書き出せるんですが…(´・ω・`;)
396名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 01:51:50 ID:ywWGCRun
小井谷さん、超GJ!!!
長文なのにすごく読みやすくて、一気に読めました!
397336:2006/08/03(木) 01:54:55 ID:1D7DDkwM
>>393
ネ申だ、ネ申がおられる!!
途中でボキがム(ry しすぎて落ち着いてから読んだら時間かかった。
今は反省して(ry

>>394
自分も起きててよかった。
医者に処方された睡眠薬に抵抗してまで。(服薬してから四時間経過。そ そろそろやば)

>>303
ガンガレ、超ガンガレ!
縦半分裸で待ってる。
398名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 02:06:26 ID:2vmqugJ+
夏のネタでなんかいいアイデア無いかな…

明神と姫乃海にデート→明神がジュース買いに行く→一人ぼっちの姫乃にDQNがナンパ→
嫌がる姫乃→明神が駆け付けDQN血祭り→明神さん素敵(はぁと)→ギシアン

我ながら糞ツマラン…orz
399名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 04:08:18 ID:AGvpdXEu
夏のネタ…ネタなぁ。
夏祭りで着物姿のひめのんにハァハァなんてのは?
綿菓子ついたほっぺたにチュッとかりんご飴舐める姿にドキドキとかw

…!(・∀・)
盆と前スレでみたシンクロネタで話が浮かんじまったよ。
よっしゃ、いっちょガク姫でも書いてみるか(`・ω・´)
400名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 10:42:34 ID:2vmqugJ+
>>399
そのネタ貰ったどー!!
401303:2006/08/03(木) 20:39:59 ID:GC+rGIWs
ちょっと意識調査みたいなのしたいんだけど…いい?
みんなは明神・ガクにそれぞれ姫乃を通して、なにかして欲しい事とかある?
出来れば参考にしたいんだけど…。
402名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 01:41:38 ID:Ttk0D6e/
>>401
すまんが質問の意味が飲み込めない。「姫乃を通して」ってとこが。

俺の読解力の問題か……
403名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 01:56:45 ID:l8X/WUQR
ミズチ澪さんをレイープ→ズッコソバッコソ→突然澪さんが愛液の伝導率は100%とか言い出す→ぬ、抜けない!→腹上死


正直スマンカッタ。唐突に浮かんだ
404やま:2006/08/04(金) 12:57:50 ID:8Nh60rOQ
職人さんGJ!乙です

保管庫追加しました。
前スレの1〜200くらいのSSもまとめました。

それから、ちょっと前に本スレでコクテン系職人さんがコクテン厨さんだったことが判明したので
勝手ですが名無しから変更させていただきました。
コク厨さんが見てるかどうかわかりませんが、とにかく不都合あればまた名無しに戻すので言ってください
405名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 14:59:26 ID:Ttk0D6e/
やまさん乙です。
ただ、あの……一応の処置であっても、ロボ避けをしてほしい。
406やま:2006/08/04(金) 16:47:36 ID:HEG+w7Pu
>>405
指摘トンです。これで大丈夫なはず。多分
裏系のページ作った事無いから、ロボ避け知らなかった…
指摘貰わなかったらと思うと(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

未熟な管理人でゴメンよ、みんな
407303:2006/08/05(土) 14:12:46 ID:jGq3g/Sc
>>402 わかんなかった?スマソ(´・ω・`)

要するに姫乃にしたい事、ってとらえてくれれば嬉しい。
例えば明神にはコレ、ガクにはアレ、とか要望です、ハイ。
408コクテン厨 ◆koKtENJK1Q :2006/08/05(土) 15:33:06 ID:L2ZRcXr5
「あ、ヘビだ」
「げっ……! めんどくせえのに捕まっちまった」
「ねえねえ、すっごく顔とかタイプじゃないし、性格もウザイんだけどエッチしよーよ」
「オーイオイオイちょっと待て待て待てよ。お前の言ってる意味がさっぱりわかんねぇ」
「顔は気持ち悪いし、眉毛とかないし、オールバック変だし、性格は最低最悪なんだけど、エッチはしてもいいよってこと」
「誰が説明しろなんて言ったよ、オイ」
「だから、この覆面かぶってよ。山羊の顔してるの」
「お前、人の尊厳踏みにじってそんなに楽しいか」
「あと、できれば息もしないで欲しい」
「オーイオイオイ素直に死ねって言ったらどうだ。まあ、死んでるけど」
「いいから、するの? しないの?」
「しねェよ」
「ブチ消すわよ」
「じゃあ、最初ッから聞くなよオイィィィ! どっちみち死ぬんじゃねーか!」
「じゃあ聞くけど、アタシの何がイヤなのよー!」
「顔」
「ブチ消すわよ」
「お前、さっき同じことオレに言ったじゃねェかァァァ! 何で俺だけ怒られるんだよ!」
「もー、仕方ないなあ。これだからヘビってイヤなのよ」
「あー、助かったぜェ……さっさと帰ってくれよ、もう……」
「ホラ、山羊のお面かぶったからコレでいいでしょ?」
「かぶっちゃったの、それェェェ!? オイオイオイオイお前がかぶってどうすんのよ!?」
「ヤダ、アタシいい感じ……♪」
「帰ってェェェ! お願いだから帰ってェェェ!」
「えー、だってヘビってなんか気持ち良さそうなんだもん」
「お前、どういう目でオレのこと見てんだよ」
「触手プレイ」
「わざわざプレイ名でありがとうございます! お前の頭の中、そんなことしか考えてねェのか、オイィィィ!」
「ミズチはブリーフ派だとか、ゴウメイはふんどしだとか、グレイはボクサータイプ派だとか」
「さっきのほうがマシでした!」
「ちなみにアタシはヨーカドーで三枚1000円」
「聞きたくなかった!」
「興奮した?」
「今の会話の中に、興奮する要素があるなら教えてほしいくらいだよ、オイィィィ!」
「触手プレイのあたりでお股がキュンって」
「縮こまりました」
「もー! 根性ないなあ! もうなんでもいいからアタシとエッチしなさいよーう!」
「とうとう理不尽極まった! オーイオイオイオイ今までの会話なんだったの!? ホントムリです。助けてください」
「んー……わかった。じゃあ今日はいいよ」
「ありがとうございます!」
「その代わり、24時間後にきっちり来るからね!」
「ゴウメイさんよ……派手に散らせてくれや。せめてオレらしくな……」
409コクテン厨 ◆koKtENJK1Q :2006/08/05(土) 15:36:22 ID:L2ZRcXr5
っていうか、エロでもなんでもないな、これ。

>>404
問題ないです。むしろ保管庫においてもらってるだけでありがたやありがたや。
乙でございます。いつもガソリン補給できなくてスマヌ。
410名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 18:47:48 ID:XUHP4ySe
コク厨さん乙です!
相変わらずやりとりが楽しすぎるw

>>406
やまさんも保管庫の管理乙です!
そこの鯖だったら、ロボテキの効果も発揮できると思います。
User-Agent: *
Disallow: /
↑この2行を記述したテキストファイル「robots.txt」をindexと同じ場所に
置いておけばロボ避けになるので、よかったら使ってみて下さい。
411名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 07:17:04 ID:BUYDswvn
つうか、ひめのんが貧乳じゃなかった件について…
水着姿の時はCぐらいありそうなんだが…
着痩せするタイプなのかな?
貧乳に萌えてた俺としては少しショック…(´・ω・`)
412名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 13:33:42 ID:lzUpOLbR
パッドでAがCくらいにはなるぞ
413名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 13:46:09 ID:wxNH7e3H
パッド+寄せて上げてか…
姫乃にそこまで意識させた原因は澪なんだろうなぁ。
414名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 17:10:32 ID:BUYDswvn
上記のパッドネタで明×姫のエロSSを制作しようかな

つうか、明日のジャンプの表紙でひめのんの水着姿が拝めるらしい。
しかしよく分かんないのが表紙が2種類あるんだよな。
隅っこで明神が海パン姿でキメてるヤツと隅っこでひめのんのビキニ姿の2種類ある。
俗に「W表紙」と言われるらしいがなんなんだろ?
ジャニーズのCDみたいにジャケット違いで収録曲は同じような姑息なやり方か?
415名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 20:01:25 ID:nvBYGjLw
>>414
表紙があって、めくるとおんなじ様な構図の女子版のカラーページがあるんだよー
416名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 20:36:53 ID:BUYDswvn
>>415
なるへそ。トン!!

さてと、明×姫海水浴エロSS制作に着工しますか…
417やま:2006/08/06(日) 21:53:48 ID:hgqtb3LI
>>コクテン厨さん
GJ!そして回答どうもです。そして保管庫の名前が省略形になっとる…
飲みながら編集してすいませんでしたorz

>>414
よかった…来週ジャンプ二冊買わなきゃいけないかと('A`)


えー、W31kでの動作確認しか出来ていませんが、携帯で保管庫をみると、
長いssは途中(しかも結構いいとこr)で途切れてしまっているかと思います。
今ケータイ向に文字を縮小して1〜5個に分割したページを編集しているので少し待って下さい。
それが終わったら、pc用にフレーム付きのサイトにリニューリアルしたいと思います。いつになるか予定は未定。期待しないで待ってくれぇー。
ロボテキ導入は携帯用のページをうpした時に一緒に…
仕事の速さにムラあってごめん。>>410さんアドバイスありがとう。
418やま:2006/08/06(日) 22:00:49 ID:hgqtb3LI
>>415だった
今日もいい感じで飲みすぎのようです

419名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 08:12:35 ID:v0NrNt+e
携帯用なら、1ファイル4〜5KBにまとめれば少し古めの機種でも大丈夫らしい
…って言うの遅いですかorz
お忙しい中本当に乙です。
420名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 06:21:34 ID:4+51UqtW
今更だがひめのんに惚れた
421名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 13:14:16 ID:nWDE1yhS
俺なんて読み切りの時から惚れてますが…
天然っぽい性格が萌え
422名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 00:15:59 ID:w15l9JwH
神待ち保守 やまさん保管庫乙です!501以降もwktkして待ってます。
423名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 18:48:50 ID:DSRdwQwb
保守保守
424名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 21:39:52 ID:ztPrgAFA
保守(´ω`)
425名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 05:37:45 ID:6LoZX7ek
426名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 19:21:04 ID:jn2iwE5U
>>425
100万回保存しますた!!
ひめのんは隠れ巨乳なのか。
私服姿は可哀想なくらい貧乳なんだが…
427名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:44:51 ID:z2LbJ6A2
ブラじゃなくて実はサラシ巻いてるのかもしれない。
番長ひめのんアリエナスwww

>>425
思わず保存しますたノシ
428名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 01:36:41 ID:oz8Zg4K5
>>408
なーんか銀魂くせぇよな
429名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 13:28:26 ID:wIS/Pphf
ひめのんは着痩せするんだな。
16歳であの胸なら将来が楽しみだなw
それに夜な夜な明神からも揉まれるだろうし。
まぁ貧乳の方が萌えるんだけどね。
430名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 22:04:01 ID:cpYszT9n
なんかネタは無いかな
431名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 22:59:54 ID:mXbyIGOu
>>425
みれないよぅ
432名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 00:09:22 ID:AiqMEL9L
>>430
・427氏の言った番長姫乃
・酔っ払って鈍ったせいでイけない姫乃
・「み…明神さんは、上向いてじっと寝てて下さい…っ」

ごめんネタなんて浮かばないよ。
433名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 00:14:00 ID:0JgSavMm
>>430
明神に陰ハクが友引して姫乃を襲う。「違う…こんなの明神さんじゃない!だけど……ああっ」…自分で書いてて少し恥ずかしくなった…(´ω`)
434名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 00:24:52 ID:elKu3kzN
>>432-433
おーありがとー
>・「み…明神さんは、上向いてじっと寝てて下さい…っ」
これ頑張れば書けるかも
頑張ってくる
435432:2006/08/17(木) 00:39:37 ID:AiqMEL9L
>>434
拾ってくれてありがとー! ございます。
楽しみにしてます!

自分もガンガろう(`・ω・´)
436名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 00:45:43 ID:bDYr2yG2
逆にひめのんが攻めっていうのはどうかな?
少し想像しづらいが結構萌えると思う
437名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 00:50:41 ID:elKu3kzN
>>436
そうそう、そんな感じの書きたいんだ
上手くいくかどうかわからないけど

・・・ていうかエロまでの導入がめちゃくちゃ長くなりそうです
ごめんね(´・ω・`)
438名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 01:05:56 ID:bDYr2yG2
>>437
いやいや期待して待ってますよ
焦らないで頑張ってください
439名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 14:34:47 ID:3Tjn7AHm
姫乃が意外に胸があって明神が驚く

「ひめのんって着痩せするんだな」
「え…どーゆー意味ですか?」
「私服の時は分からなかったけど水着姿じゃ結構胸あるじゃん」
「もう…明神さんのスケベ!」


こんなレベルのSSしか書けねぇよw
440名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 15:23:02 ID:2QHQuwm+
ここは神がたくさん降臨されるスレですね
ROMってたけど職人さんの作品のクオリティの高さに感動
打ち切(ryに負けずに地味に続いていって欲しいものだ

>>439
今週号のジャンプ表紙ネタかwwあるあるwww
441名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 19:44:57 ID:J9ju7e1T
ひめのんのギャグ顔に萌え
442名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 20:06:15 ID:mvX0sT47
自称ヒーロー×澪は成立するのかな
443テスト的に:2006/08/18(金) 23:20:25 ID:kxao6s3Z
みえる読みながらTV見てたらなんとなく浮かんだから書いてみた
また浮かんだら続き書いてみようとか思いつつも何か文章が変なモノを(´・ω・)っ[コクテン×澪]
無事逃げた後ってコトで。

↓↓↓

朝か昼か、夜かかもわからない。
寝て、起きたら知らない場所に居た。
薄汚い部屋。電気も無いのか暗く窓もない。あるのは扉ぐらいで…そんな場所に、何故か拘束されていて。

---

「何処だ此処は…それに…何故こんな格好に…」
手を後ろで縛られている…というか手錠をかけられているらしい。
「っく……なんなんだ、冬悟は―…姫乃はどうなった…」
段々頭がハッキリしてきた。
拘束されているというのは当然何者かに捕まったというコトなのだろう。
だが何故私は捕まった?
いくら寝ていたとは言え誰かが近づけば気配に気づく、それだけの訓練は積んだ、勿論経験も。
ましてや冬悟達もいたんだ、誰も気づかないなんてコトは無いハズ…。
…とにかくこの拘束を解かないと何も始まらないか。
手に力を込める、上手くいくかどうかしらないが剄ならどうにかなるかもしれない。
「剄ら―」
「そろそろ起きたかなー。」
ガチャリと扉が開いて誰かが入ってきた、思わず動きを止める。
…誰だ?
「なんで『捕獲』なんだろ、殺しちゃったほうがラクなのにさ―…ツマンナイだろうけど」
近づくにつれて段々姿がハッキリ見えてくる。
和服姿、女、頭に生えた蝙蝠の羽。
「な…、コク、テン…!?」
パラノイドからは完全に逃げ切った、場所もバレていない、そのはず…
なのに何故コイツが此処に、私の目の前に居る?
私達の居た場所がバレていた?こんな…早く?
「で、おはよー……アンタ、えーと…湟神だっけ?」
444430 明神×姫乃:2006/08/19(土) 00:22:16 ID:UOfW3EN2
430です
姫乃攻めどころかただの明姫になった挙句
よくわからない話になってしまった。ネタ提供してくれた432ごめん。
とりあえず投下するわ。
445430 明神×姫乃:2006/08/19(土) 00:23:15 ID:UOfW3EN2
リロってなかった!
ごめん443、終るまで待ってる
446430 明神×姫乃:2006/08/19(土) 00:32:43 ID:UOfW3EN2
・・・ってここまでだったのか。
>>443続き待ってる。

そんじゃ投下するわ
447430 明神×姫乃 1/8:2006/08/19(土) 00:33:33 ID:UOfW3EN2
「それは、おかしい。」
と、友人は姫乃にびしりと箸を突きつけた。
行儀が悪いと気づいて彼女は「失礼」と腕を下ろしたものの、もう一度言う。
「おかしいよ」
「・・・おかしいのかなあ?」
「おかしいって。だって半年でしょ?ありえないよ。そいつ、本当に大丈夫?」
「だ、大丈夫って」
「不能だったらどうする」
「ふ・・・」
なれない単語に頭がついていけない。姫乃は逃げるように、膝の上にひろげた弁当をつつく。
相談しておいて、この子に相談してよかったのか、という不安がぐるぐると姫乃の頭を渦巻く。
友人が続けた言葉に、その不安は倍増し、ついでに目の前が暗くなった。
「つーか、付き合ってる男とヤらないなんて、姫乃不幸すぎるよ」


最初は、頼りになるお兄さん、という感じだった。
上京してすぐに巻き込まれた、陰魄騒動の中、彼はいつも姫乃を守ってくれた。
あるときは片手で軽くあしらい、あるときは傷だらけで命を懸けて。
たとえそれが、「案内屋の義務」でも「無縁断世の娘だから」でも、姫乃はかまわなかった。
彼が好きだった。守ってくれる背中が苦しいほどに愛おしかった。
だから、彼に好きだと伝えたとき、うなずいてくれた事にものすごく驚いた。
「俺もだよ」と微笑んで、抱きしめてくれたときに、これ以上の幸せがあるのかとさえ思った。
(・・・あるの?)
セックスくらい姫乃だって知っている。けれど姫乃にとってそれは、家族を作るため、という認識ぐらいでしかなかった。
家族はなるほど、確かに幸せに直結しているだろうが、今の状態で子供を身ごもる事なんてできない。
親戚中をたらいまわしにされた過去を持つ姫乃にとって、手と手が触れる直接的な愛情よりも、
包み込んでくれる間接的な愛情のほうが大事だった。受け入れてくれる空間こそが、姫乃の幸せの場所だった。
身体を重ねる事は、果たして、幸せなのだろうか。
いわゆる、「性的快感」を感じる事が、今まで以上の幸せに繋がるのだろうか。
友人に不幸と言われることが、姫乃にはわからなかった。
448430 明神×姫乃 2/8:2006/08/19(土) 00:34:05 ID:UOfW3EN2
午後の授業を終え、うたかた荘に帰り、夕飯を済ませて風呂から上がっても、
昼休みに友人と話した事がちらちらと頭の隅に残っていた。
同じことを、長く考えることは苦手だ。
答えの出ない疑問に頭を悩ませるのは、とんでもなく無駄なことのように思えてきた。
だから
「ひめのん、今日どうかした?難しい顔してるよ?」
と、明神が話しかけてきたとき、
(不幸か不幸じゃないか、確かめてみればいいじゃない。)
という結論にすんなり至ったのは、もう考えるのが面倒になったからだと思う。
姫乃は向かいからこちらを覗き込む明神と視線を合わせると、口を開いた。
「明神さん、私とセックスしよう」


明神はまず、ガクがこの場にいないことを神(信じちゃいないが)に感謝した。
もし奴がこの薄い壁の向こうにでもふらふらと漂っていたのなら、今頃自分は跡形もなく叩き潰されていたことだろう。
自分の心臓が、それはもう早鐘のごとく動いている事を確認して、明神は深く息を吸い込んだ。
「ひめのん」
しぼりだした声はひどくかすれていた。
「今とんでもないことを聞いたような気がするんだけど」
「うん。セックスしようって言った」
『今日は晴れましたね』くらいにあっさりとこの子はなにを言ってくれるのか。
「あのね・・・それどういう意味だかわかって言ってんの?」
そういうと、姫乃はむっとした表情で明神を見上げる。
「わかってるよ」
「じゃあどうしていきなりそんな事言い出すんだよ」
「だって、友達が・・・」
「友達?」
「付き合ってる人とヤらないのは不幸だって」
誰だひめのんにいらんこと吹き込んだ奴は。
「じゃあヤったら幸せになれるのか、私わからなかった。明神さんはどう思う?」
「俺もわかりません」
「でしょ?だから、実際やってみればわかるんじゃないかなあと思って」
即答が逆効果だった。
「だから、しようよ」
そう言って、姫乃が明神の袖を掴んだ。
449430 明神×姫乃 3/8:2006/08/19(土) 00:34:46 ID:UOfW3EN2
姫乃とお互いの想いを確認してから半年、明神は一度も姫乃を抱いていない。
その素振りを見せたこともない。キスですら、触れるだけのものだった。
確かに、姫乃に性的欲情を覚えた事は幾度もある。こっそり一人で処理もしていた。
それでも、相手が未成年だからとか、場所の条件が悪いとか、今じゃなくてもとか、理由をつけては後回しにしていた。
それくらい、現状に満足していたのである。
そして、一度彼女を抱いたが最後、もう止まらないだろうことも承知していた。
今までのように、手を握るだけで、抱きしめるだけで満足できることはないと体が理解していた。
そんなもろもろを、姫乃は自らぶち破ってくれた。理由はどうあれ願ったり叶ったりである。 が。
本当はこっちから誘いたかったのに。自分より年下の少女に誘われるとは、不覚である。
などとぐるぐる考えている明神に、痺れを切らしたのか姫乃がぐいと強く裾をひっぱった。
「明神さん!」
「ぅお!?」
「明神さんにその気がないなら私勝手にやるから」
・・・ちょっと待て。


入居当時から着ているうすピンクのパジャマ。そのボタンを、姫乃の細い指が上から順に開けていく。
3つめまで外し、ちらりと白い下着が見えた瞬間、明神は我に返った。
「待て、ひめのん!」
あわてて姫乃の両腕を押さえ、やめさせる、姫乃が不服げな表情で明神をにらみあげた。
「なんで」
「なんでじゃないでしょ、ここじゃまずい!」
共同リビングである。幸い、他の住人は全員出はらっているようだが、万が一誰かが入ってきたときに非常にまずい。
「じゃあどこならしてくれるの?」
上目遣いで唇をとがらせる姫乃を見ながら、明神は諦めと覚悟のいり混じったため息をついた。
450430 明神×姫乃 4/8:2006/08/19(土) 00:35:20 ID:UOfW3EN2
管理人室の面積のうち、1/3を占める万年床に、ちょこんと座った姫乃の前に座り込む。
それを見ていた姫乃は再び、パジャマのボタンをひとつひとつ外し始める。
上着を脱ぎながらうかがうようにこちらを見るので、とりあえず上だけでいいよ、と言った。
闇の中でも肌の白さがぼんやりと浮き上がる。ブラジャーのホックを外すとき、ふるりと腕が震えたのが見えた。
「怖い?」
「・・・恥ずかしいだけ」
緩んだ肩紐から腕を抜くのも待たず、明神はブラジャーの下から直に姫乃の胸を掴んだ。
「あっ・・・」
驚きと羞恥に姫乃が声を上げる。かまわず右手で胸を揉みしだきながらブラジャーを外させ、左手を姫乃の腰に回して引き寄せた。
勢いのまま、姫乃が明神の足の上に半分乗り上げて体が密着する。熱く漏れ始めた吐息を唇ごと塞ぐ。
「んっ、ふ・・・んんっ」
唇を割り、歯列をこじ開け、口内に侵入すると姫乃の舌がびくりと逃げを打つ。
すかさず絡めて吸い上げると、苦しそうに肩が震えた。
「んぅ、ん!」
胸の突起を親指で押しつぶすように摘むとくぐもった悲鳴が上がる。酸素をもとめてふり切った姫乃の唇は追わず、
そののぞけった白い首筋に噛み付く。白い肌に赤い鬱血が点々と散り、そして明神の唇は左の乳房に吸い付いた。
「っあぁん!」
高い嬌声が上がった。赤子のように舌で突起を舐りながら姫乃の身体をゆっくりと布団へ押し倒す。
「あ・・・ん、はぁ・・・っ」
空いた左手でパジャマの上から足の付け根までゆっくりとなで上げる。
中心を人差し指ですっとかすめると、足がびくりと震えた。く、と少し力を入れて布の上から秘所を押し上げる。
「あぁっ!・・・あ、やぁっ・・・あんっ」
秘裂にそって指を動かし、探り当てた肉芽を押すと突き抜けるような快感が姫乃を襲った。
「やあぁん!あっ、そ、そこ、嫌・・・っ!」
「嫌じゃないでしょ?」
「いやぁっ!あっ、あっ・・!」
肉芽と秘裂を往復していると、どうやら濡れてきたらしい。
その感度のよさに明神は思わず笑みを浮かべながら、姫乃に言う。
「ひめのん、パジャマの上からもわかるよ・・・ここ、濡れてきてるね?」
「んんっ、そ、なの、しら・・・な・・・あっ!」
「嘘言わないの」
そういうと、明神はパジャマと下着を左手で掴むと一気に引き摺り下ろした。
451430 明神×姫乃 5/8:2006/08/19(土) 00:35:53 ID:UOfW3EN2
「ひゃん!あ・・・」
反射的に閉じようとした足の間に身体を入れて抑え、先ほどの場所に今度はじかに指を押し当てた。
「やぁ・・・っん」
「ほら、濡れてるじゃん」
既にあふれ出した蜜が明神の指にまとわりつく。左手の中指の腹を、蜜を絡めながらじっくりとそこに擦り付ける。
ためしに指を曲げてみると、くちゅん、と簡単に埋め込まれた。
「ふぁっ!な、なか、はいっ・・・ああっ」
そのままゆっくりと押し込んでいく。おそらく初めてであろう異物に内側の肉壁が強く抵抗する。
「んんっ・・・や、だぁ・・・あっ、変、な、かんじ・・・」
「痛くない?」
「わ、かんな・・・あぁんっ」
反射的な嫌悪感から足を閉じようとも閉じられず、もどかしく足がシーツを引っ掻く。
薬指を身長に根元まで押し込み、そしてゆっくりと引き抜いていく。
肉壁と蜜が絡み合い、逃がさぬように指を締め上げる。
この中に自身をうずめられたらどれだけの快感が得られるのか、想像もつかない。
「はあっ、あっ、あっ、は、いや・・・ぬい、てぇ・・・」
明神は目を細め、膣内を行き来する感覚にもだえる姫乃を眺める。
2本に増やした指を引き抜くと、太腿の内側に手を添えてゆっくりと頭をかがめた。
「みょ・・・!?」
なにをしようとしているのか本能的に察した姫乃は身体を後ろにずらそうと肘をついて上体を起こす。
しかし明神は逃すことなく足を掴むと、そのまま茂みの奥へ唇を押し当てた。
「っいやあぁ!そんな、だめ・・・みょ、じん、さん・・・っ!」
信じられないところに、明神の舌が入り込む。指とは違う生暖かい体温と吐息、蜜を掻き出すような動きに翻弄される。
「そん、な、とこ・・・だめぇ・・・ああっ、あっ、はぁん!」
せめてもの抵抗に、明神の頭を押さえた両手はしかし力なく震え、そこはあふれんばかりに濡れそぼった。
明神は唾液と混ぜて秘裂をなぞり、あふれ出た蜜を啜り上げる。
「あ、あん・・・は・・・いや、ぁ・・・あんっ」
姫乃のそこから絶え間なくあふれる蜜は、秘裂をやわらかく溶かしていた。
452430 明神×姫乃 6/8:2006/08/19(土) 00:36:25 ID:UOfW3EN2
(そろそろかな)
ぢゅ、と最後に蜜を啜り上げると、一度もくつろげていなかった自分のジーンズへと手を伸ばす。
自分自身は既に限界まで張り詰めて苦しいほどだった。
身体を起こして姫乃の顔をのぞきこむ。明神の信じられない行動に混乱し、姫乃はボロボロと涙をこぼしていた。
その表情にちくりと良心が痛んだが、これからしようとしていることを思うといま謝る事は到底できなかった。
「姫乃」
汚れていない手のひらで涙を拭う。
「いい?」
一瞬、姫乃は不安と恐怖の入り混じった表情をして明神を見上げた。
それでもぎゅっと目を閉じ、一度つばを飲み込んで、そしてゆっくり微笑んでみせた。
「いい・・・私が言い出したことだもん」
その額にキスをして、明神は姫乃の足を抱えてひろげさせると、秘所に自身を押し当てた。
その熱にびくりと姫乃の肩が硬直したのを見ながら、明神は体重をかけて一気に奥まで突き上げる。
「っああああ!!」
「・・・っ、姫乃、力抜け」
「うあ、あ、いや、いやあぁっ!痛いよう・・・!」
あまりの痛みにまともに息をすることもままならないらしい。焦点の合わない瞳は大きく見開かれ、そして歪んだ。
「あぁ、や、あ、ああ、あああっ」
涙は止まらない。その苦痛にもだえ、縋るように両手を差し伸べる姿が明神の心に罪悪感と、
そしてそれを凌駕する征服感をあふれさせた。今彼女の世界には自分しかいない。
姫乃の中は恐ろしく気持ちが良かった。押し出そうとする力と、奥へいざなおうとする力が反発しあって強く締め付けられる。
欲望がもとめるまま、無茶苦茶に突いて掻き回してやりたい衝動を必死に抑え、姫乃が慣れるようそっと揺さぶる。
「や、あっ、あっ、あん」
「姫乃、大丈夫だから、力抜いて」
「はぁっ、いや、む、り・・・っああ」
姫乃の爪が明神の肩と首に立てられる。皮膚を突き破ってちくりと痛みが走ったが、それすら今の明神を煽らせる。
もう引き返すことはできない。蜜を絡めてゆすり続けた。
453430 明神×姫乃 7/8:2006/08/19(土) 00:36:57 ID:UOfW3EN2
「ふ、あん、は、ああっ、あ」
痛みで真っ白だった姫乃の頭の中で、かすかに体が違和感をとらえた。
さざなみのように押し寄せては引いていく。はっきりと掴めないもどかしさに、縋りついていた明神の首に強くしがみつく。
「姫乃?」
「あ、ひゃん、あん、なん、か、違うっ・・・の・・・!」
「姫乃」
「はぁっ、あ、みょ・・・じん、さんっ、もっと・・・あっ、奥、まで・・・っあん!」
喉を逸らせて天井を見上げるその表情には、恍惚すら浮かんでいるように見えた。
体が快感を覚え始め、それを逃すまいと姫乃の足が明神の腰に回る。
限界だった。
姫乃の望む通り、一度ぎりぎりまで腰を引くと、思い切り奥まで突き上げた。
乱暴に腰を動かして、中を蹂躙していく。
「っうあああ!あっ、ああっ、あっ、んっ、あうっ」
痛みはあるだろう。しかしそれを越えた快感が姫乃の体を襲っている。甲高く上がる悲鳴は既に嬌声と化していた。
姫乃の膣内は悦びを与える明神を奥へと誘い、離すものかと強く締め付けてうねる。
突き上げるたびに締め上げる力は増していく。
「んあっ、あああっ、あっ、あっ、あっ、はぁっ、ああっ!」
「ふ・・・姫乃・・・っ」
「あ、いや、ああっ、やぁっ、あっ、あんっ、な、なんか、くる、はああっ」
動きが激しくなると共に、快感の波が二人を襲う。競うようにお互いに高みへ上り詰めていく。
「あっ、だめ、だめっ、あんっ、ああっ、ああぁあっ、ふあっ、ああんっ、あああァァ――――っっ!!!!」
姫乃はとうとう頂点に達し、身体を反らせてびくびくと痙攣した。
膣内が思い切り収縮して、身体を貫いた快感に耐えきれず明神は白濁の欲望を姫乃の中に叩きつけたのだった。
454430 明神×姫乃 8/8:2006/08/19(土) 00:37:30 ID:UOfW3EN2
姫乃の中はまだ、明神からすべて搾り取ろうとするかのように蠢いている。
誘われるまま情を流し込んでいると、明神の首にかかっていた姫乃の両腕がずるりと外れて布団に落ちた。
肩で息をし、恍惚とした表情でぼんやりと天井を眺めてはいるが、どうやら意識は保っているらしい。
「姫乃」と呼んで顔を覗き込もうとしたら、中がこすれて姫乃が「あん」と甘い声を出した。
「ごめん、すぐ抜くから」
と言うと、姫乃はゆるゆると首を振った。
「いい・・・大丈夫だから・・・あったかくて気持ちいい・・・」
その様に思わず生唾を飲み込み、
「いや、俺がやばそうだから抜かせてください・・・」
流石に連続で相手をさせたら姫乃は耐えられないだろう。
ずりゅ、と引き抜くと、自分が吐き出した白濁がどろりとシーツの上に流れた。
乱れた髪を整えてやりながら、明神は姫乃の顔をのぞきこむ。
「それで、わかった?」
「・・・?なにが・・・?」
「セックスは幸せでしたか」
ようやく目的を思い出したらしい、姫乃は目を丸くしたあと、微笑んで言った。
「うん、幸せでした」

これで「不幸せでした」なんて言われて、子供作る時までやらせてもらえなかったらと
実は戦々恐々だった明神は、思い切り安堵のため息をついた。


おわり
455名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:08:26 ID:ZSEFGQQv
GJ!!神降臨
456名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:41:24 ID:uoQ5zizw
443氏、430氏お二方GJ!!です。
起きててよかった!

先日ガク姫を書かせてもらった者ですが、冬澪ができたので
見直し終わってから、後日改めて持ってきます。
457名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 12:47:48 ID:8cPMeke0
>>430
GJです!ひめのんカワイス

>>456
お待ちしてます
458名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 13:22:34 ID:rsCIiU/O
神よ!GJです!
459名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 18:48:09 ID:8FTNnfzj
このスレに神がいる!GJ!!

さて、明×姫@日常編がボチボチ完成しそうだ。
8月いっぱいまでに投下予定…のはずw
あと少しだ。頑張れ、俺!
460名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 19:49:47 ID:rsCIiU/O
>>459
がんばれ!待ってるぜ!
461443:2006/08/19(土) 23:59:21 ID:mSc3JDFl
何かおわりと言わなかった所為で430氏に迷惑かけてしまったようでごめんなさいorz
>>443の続き書いてみようと思います、最初と最後で文章被ってたり矛盾してたりするかもだけど。
相当かかると思うけど一応がんばってみます(´・ω・)

でもって430氏GJ、459氏のも待ってますッ
462456:2006/08/20(日) 00:10:20 ID:M4cZw2a5
443氏の続き楽しみにしてます。
459氏も頑張って下さい!

しばらくネット落ちしそうなので、予定早めて冬澪投下させてもらいます…
463小井谷 冬悟×澪 (1/8):2006/08/20(日) 00:12:32 ID:M4cZw2a5
※本番はありません。

「…はぁ、つらい。本当につらい」
共同リビングのソファからずり落ちかけたまま、言葉とともに大きな溜め息を吐いた。
「何がつらいんだよ、ここんとこ全然仕事ねーのに」
真っ白な頭をボールに見立て、ぶち当てる勢いで素振りしていたエージが、馬鹿にしたように言葉をかけてくる。
「子供にはわからん事情があるんだよ」
「なんだ、溜まってんのか」
「っ、なんつーこと言うんだコラ!寝ろ!ガキはもう寝ろ!!」
「…図星かよ。まぁ何でもいいけどよ、ヒメノとかオカズにすんなよな?」
ケラケラと笑いながら、エージは素振りをやめ二階へと上がって行った。
「ったく…」

この頃は夜がつらい。
何がって、風呂が原因だ。風呂が存在しなければいいのにと思うほどに風呂が憎い。
女が二人になって、風呂上がりの何ともいえない香りが更に強く香るようになった。
風呂上がりの女は危険だ。湯気に火照らされてほんのり色付いた肌や、拭き残された水滴が色気を漂わせる。夏の薄着が重なって、状況は更に悪い。
ただの住人としてしか見ていないはずの姫乃にさえその瞬間は“女”を感じるのだから、もう一人に対しては当然その意識も高まってしまう。

「はぁ。オレもとっとと寝ちまおう」
妙な緊張で凝り固まった首を揉みながら、管理人室へ足を進める。
「冬悟」
ドアノブに手をかけた丁度そのとき、運悪く呼び止められた。
このうたかた荘の中でその名を口にする人物は一人しかいない。振り向くと、最悪の光景がそこにあった。
「少し話がある。今からいいか?」
声の主である湟神は丁度風呂から上がったばかりで、タンクトップにホットパンツという涼しげな装いだった。大きく開いた胸元からは谷間が露出し、柔らかそうな太腿は全く隠されていないに近い。
…よくない。これは本当によろしくない。

こちらの戸惑いや焦りは全く無視して、湟神の手の中にある缶ビールは小気味良い音を立てて開栓された。
「あー…あぁ。…どうぞ」
缶の端を口にあてかけたまま鋭く睨みつけられては、そう返事をするしかなかった。
464小井谷 冬悟×澪 (2/8):2006/08/20(日) 00:15:34 ID:M4cZw2a5


「──…でだな、お前の剄は───」
缶ビール片手にくどくどと語られること十分少々になるが、話が全く頭に入ってこない。
視線は湟神に向けることができず、彼女が手に持っている缶に注いでみたりするのだが、時折口元に運ばれるためあまりそればかり見つめてもいられない。缶の口につける寸前に少しだけ開かれる唇に、誘われているような錯覚を起こしてしまう。
戸惑いを隠せず、視線は畳の目やら窓枠やらあちらこちらへ落ち着きなく移動した。
「だから──…おい、聞いてるのか冬悟」
語り口調とは違う少し低めの声で名前を呼ばれ、軽く肩が跳ねた。
「…あ……いや、その…」
呆れたように溜め息が漏らされると同時、後ろの壁に背が凭せかけられ、軽くあぐらをかいていた片足が前へ伸ばされた。
「今陰魄が襲ってきたらどうする気だ、まったく…」
もっともらしいその言葉も、酒の缶を片手に言われてはあまり説得力がない。
髪を掻き上げれば胸の谷間の角度がずれ、手を下ろせばそこに軽い揺れが起こる。今は陰魄よりも、目の前に居る男に襲われる危険を考えろと言ってやりたい。
「湟神みたいに、そればっか考えてるわけにいかねーんだよ」
がしがしと髪を掻き乱し、あぐらをかいていた足を組み直す。
「とりあえず、オレに話があるときは上着でも持ってきてくれ」
「は?どうしてそんなもの」
湟神の前に置かれた缶の一本を取り、タブを起こした。シュパッと立った爽やかな音ごと、ろくに味わいもせずに喉へ流し込む。
そんな爽やかさが似合うほど、心の中は落ち着いてはいない。
「…湟神、もしかして何も考えてなかったりするのか?」
「失礼な!いつだって自分の梵術…」
「だから、そういう意味の何もじゃなくてだ」
「他に何がある」
「……その…だな、服…とか…」
「は?」
いくら遠回しに言っても、受け答えからして、どうやら湟神には男女の意識が全くないらしい。
そんな馬鹿なことがあるのかとも思うが、そうでなければここまで無防備にしているはずがない。意識してあえて無防備を演じているのなら、指摘されたときももう少し違った反応をするだろう。
「あのな、オレも一応大人の男なわけだ」
「っ、」
ずばり言ってやらないと気付きそうにもない湟神の、くっきりと線をなした谷間をまっすぐに指差してやる。
あと拳一つ分近くに座っていれば、勢い良く腕を伸ばした拍子にそこに触れてしまっていたかもしれない。
465小井谷 冬悟×澪 (3/8):2006/08/20(日) 00:19:25 ID:M4cZw2a5
「そんな格好で、しかも風呂上がりにだなー…抑えようったって、よからぬ思いが…」
そこまで聞かされてやっと理解したらしい湟神の顔が、みるみるうちに赤く染まってゆく。
「っ…もういい、黙れこの変態が!!」
「変態ってなぁ!んなもん見せられりゃあ誰だって…!」
思わず声を荒げて反論すると、乱暴に胸倉が引っ掴まれ、体重の移動がうまくいかず鼻先が触れ合いそうなほど近くへ寄ってしまった。
間近で視線が絡み合い、ただでさえ赤かった湟神の顔が更に赤みを増した。
「…真っ赤だぞ、大丈夫か?」
「ぉ、お前だって赤いじゃないか!」
がっちりとシャツを掴んでいた手が、突き戻すように放された。
その手に従って離れはしたものの、距離は掴まれる前よりもかなり近付いた。湟神は何を言うでもなく、それ以上突き放そうともせず、ただそれ以上視線が合うことがないように赤らんだ顔を横に向けている。
目の錯覚だろうか、缶を握る手が微かに震えているように見えた。
「もしかして、こういう話苦手なのか」
「っ、馬鹿にするな!お前、私をいくつだと思ってる!」
また掴み掛かってきそうな剣幕で顔が向けられた直後、しまった、とでも言いたげに口元が引きつり視線は下に向けられた。
「そうなんだよ、まさか経験ないわけでもねーだろうし」
「…ば……馬鹿にしてるのか」
顎を引き、じとりと睨み付けてくる目も、わずかな瞳の潤みと頬の赤らみが加わるだけで全く違った印象を持たせる。
「…どうしてくれる」
「何がだ」
「そんな顔されたら、ヤバい」
「っ、」
ぐっと顔を近付けると、一瞬息を呑みはしたものの避けられる様子はない。
そのまま唇を押しあて、はねのけられないのをいいことに後頭部に手を添えながら深い口づけに移しても、抵抗されることはなかった。
ただ、小刻みに震える手の中で缶が凹まされる音だけが聞こえてくる。
「っん、う……ぁ…」
控えめに一瞬だけ応えてきた舌先を逃さず吸い上げ、服の上から乳房に触れる。
息をつぐたびに漏れる甘い吐息に煽られ、手は好き放題に胸を這い回る。服越しに触れるだけでは満足できず隙間から中へ入り込ませ、直に触れる肌の感触を楽しんだ。
「…あ……」
這わせ込ませたその手をぐっと下にさげると、大きく開いた胸元から片側の乳房が簡単に取り出せてしまった。元の状態に戻ろうとする服は乳房の下に食い込み、房の垂れを少し上向きにさせる。
466小井谷 冬悟×澪 (4/8):2006/08/20(日) 00:22:00 ID:M4cZw2a5
裸の乳房を片側だけ見せ、垂れ出た唾液で唇の端を光らせながら息を乱す姿は、欲望を煽るには十分すぎる光景だった。
この先の時間へ期待を膨らませ、体の疼きが強くなる。
「酒の所為だ、酒の…でなければお前なぞにこんな…」
直に触れた乳房は大きさの割にやわらかく、指先に少し力を入れるだけで簡単に形を崩せてしまう。
「…ならオレは酒に感謝しねーと」
片手には収まりきらない房を揉みしだきながら、その先にある小さな膨らみを指先で弾いた。
「っば、…あ……」
言葉の途中で漏らされた喘ぎ混じりの吐息に、体の芯がゾクゾクと奮い立たされる。
両肩にある布紐を肘の辺りまで引き下げると、何の障害もなくあっさりともう片側の乳房が姿を見せた。
「…ノーブラ?」
「ちが…っ…」
どうやら、タンクトップの内側に付けられた薄いパッドが下着の役割を担っていたらしい。
手探りでホックを外す手間がないのは便利かもしれないが、それを外した瞬間にぷるんと動く乳房を見られないのは少し残念にも思う。
「…へぇ」
特に意味のない音を息と一緒に吐き出し、ツンと立ち上がった胸の突起に唇を寄せた。そこへ軽く息を吹きかけ、薄く色付いた乳輪をその形通りになぞって乳房の至る所にキスを落としてゆく。
くわえ込んだ乳頭を舌先で転がせば、房の全体を揉みしだいているときとは違った吐息が漏らされる。その反応と手に触れる感触を楽しみながら、愛撫を続けた。
「む…胸、好き…なのか…?」
一通り楽しみ終えて顔を上げると、相変わらず頬は赤く染めたまま、やっと聞こえる程度の声で問われた。
「あるならあるで好きだな、やわらかいし」
「そ、そうか…」
「すっげーやわらかい」
また視線が逸らされかけた瞬間を狙って、止めていた手を動かした。
く、と息を止めて抗議するように向けられた視線をしっかりと捉え、そのまま目を見つめながら掠める程度に胸に触れる。
「見る…な…」
「ん?」
「だから、見るなと…!」
叩き付けるように頬へ当てられた手に無理矢理顔の向きを変えさせられ、首の筋がブチンと嫌な音を立てた。
「…お前が変な目で見るから、私まで…妙な気分に…」
痛い、と漏らしかけた抗議の声は、そのとき見せられた表情のお陰で思わず飲み込んでしまった。
妙な気分になってもらうのは大歓迎だ。けれどこのまま続ければ、折角ここまで進めた事を拒否されかねない。湟神の要望通りに視線を逸らし、乳房に添えていた手も放した。
467小井谷 冬悟×澪 (5/8):2006/08/20(日) 00:24:54 ID:M4cZw2a5
「じゃあ…」
湟神の背と壁の間にある少しの空間に入り込み、足を開いてそのままそこへ腰を下ろす。
胸板を押し付けるように後ろから腕を回し、シャンプーの香りを漂わせる髪越しに首筋へ顔を寄せた。
「これでいいか?」
「っ、…」
息を飲み込んだだけで反論する様子がないのをいいことに、露出した肌の至る所に手を這わせる。
姿が見えなくなったことで安心したのか、それとも誰にまさぐられているかもわからないその体勢に興奮しはじめたのか、漏らされる吐息に艶が増した。
「あっ…」
腰回りをぴっちりと覆っているホットパンツのファスナーを下ろし、半ば乱暴に押し込んだ手でショーツ越しに秘部を荒らしてやる。
脱がせきっていないそれは、もっと弄れとせがむようにぐいぐいと手を押し付けさせた。
「あ、ぁ…っ…」
皮のごつい指先でもわかるほどショーツには愛液が染み、動きに合わせて湿った音を立てる。
「…ぐちゃぐちゃだ」
耳元で呟くと、その言葉に反応して肌が赤く染まった。また溢れ出た愛液の上を、濡れた布がぬるぬると滑る。
節を軽く曲げ、布ごと中へ差し込んだ指で浅い場所を掻き回してやる。
「ひぁ、あ、あ…っ!」
されるがままに喘ぐ湟神は、見慣れた姿とはまるで別人だった。
ホットパンツやらを脱がせようと手を掛ければ、素直に従い片側の足が抜かれる。脱がせ残したままの片脚の内側に膝を差し入れ、絡ませた自分の足ごと股を大きく開かせた。
「っ、とー…!んっ……」
口先だけの抗議は唇で塞ぎ、愛液を絡ませた指先で、ぷっくりと膨らんだ肉芽を弄くる。
「んぅ、っは…ぁあ!」
小さいながらにツンと勃起したそれの先を指の腹で捏ね回してやると、背を仰け反らせ甲高い声が上げられた。
反応の良いそこを弄り続けながら、別の指で秘部の入り口辺りを引っ掻き回す。止めどなく溢れ出る愛液がぐちゃぐちゃと淫らな音を立てた。
「あぁっ、あ…あ…!」
ずぶずぶと容赦なく中を犯す指から逃れようと捩られた腰が後ろに下がり、勃起しはじめている肉棒をジーンズの上から撫でつけてきた。
「っ、く…」
一度そうされればその刺激の心地良さからは逃れられず、擦り寄せられた腰にジーンズの盛り上がりをぐいぐいと押しつける。
一瞬体を強ばらせた湟神は、それから逃れようと身を捩り腰を前にずらした。
その動きで、中に入れていた指が更に奥へと入り込んでしまう。
468小井谷 冬悟×澪 (6/8):2006/08/20(日) 00:27:15 ID:M4cZw2a5
「い…やぁぁあ…」
掠めた場所が気持ち良かったのか、これまでにない甘い声を上げ、指を抜かせようと手首が掴まれた。
必死に握りしめてくる力に逆らい、その場所を狙って激しく抜き差しを繰り返す。
「いや…だ、あ、あぁ!冬…悟っ、はな…せぇ…」
中を犯すものを掴み、次第に前のめりに倒れ込みながら喘ぎ続ける姿は、自慰に溺れているようにも見える。
「あ、あ…ぁ……っくる、はぁあっあ…あぁぁ!!!」
ビクン、ビクンと下肢が痙攣を起こし、指を差し込んだ隙間から愛液がごぷりと漏れ出る。
ぎゅうぎゅうに締めつけてくる肉壁に逆らって指の抜き差しを繰り返すと、達したばかりの力ない喘ぎには合わない力でそれが抜き捨てられ、畳の上を這うようにして体が離された。
「は…あ、はぁ…あぁ…」
ガクガクと震える腕は半畳分も進まないうちに力尽き、畳の上に崩れ落ちてしまった。
四つん這いの上半身だけ地に落とし、愛液でぐちゃぐちゃの秘部はこちらに向けて突き出されている。先の座らせたままの愛撫で垂れ出た愛液は後ろにまで回り込み、そこにあるもう一つの穴の回りも膣口さながらに艶かしく潤していた。
体の昂りを鎮めるための深い呼吸は突き出した腰を揺らし、愛液に塗れた秘部がそれに合わせてヒクつく様を見せつけてくる。
「はぁ、あ……とう…ご…」
その光景の卑猥さに見入っていたところへ名前を呼ばれ、虚ろな視線を向けられた。まだ取り出していない肉棒がジーンズの内側で大きく脈打った。
普段の湟神なら、こんな誘うような仕草をするはずがない。酒が回っているのか、それとも快楽に溺れて我を忘れてしまう体質だったのだろうか。
どうであれ、お互い理性がとうに消えていることは確かだ。脱いだシャツを放り、湟神の元へ足を進めた。
「あっ…」
やわらかな丘を撫で、その中心ですっかり姿を晒してしまっている淫らな口を軽く一撫でする。きゅんと窄まったそこはすぐに緩み、物をねだるようにヒクついた。
そこへ舌をさし入れ、反応させる間もなく吸い付く。
「ひぅ…っあぁぁ!!?」
じゅ、じゅ…と淫猥な音を立てながら、ぬめりを帯びた薄い肉に吸い付いては愛液を誘い出す。
いくら舐め取っても止まるどころか次々に溢れ出、掬いきれなかったものは顎を伝って下に落ちた。
469小井谷 冬悟×澪 (7/8):2006/08/20(日) 00:35:39 ID:M4cZw2a5
「あ、あっ……とう…っいやぁぁあ…」
爪が畳の目を引っ掻き、ぶちぶちと音を立てる。逃れようと揺らされるの動きは、舌をもっと奥へ差し込めと誘われているとしか受け取れない。
崩れ落ちそうになる腰を押さえ付け、尖らせた舌を抜き差して中を犯し続けた。
「っは、ぁ…」
片手でジーンズの前を開け、いつでも突き立てられるよう取り出した肉棒を扱き硬度を上げる。その快感に浸りながら荒い息を吐くと、中へ熱を吹き込まれた秘部がヒクついた。
今でもこれだけ淫れる体なら、肉棒で深くを犯されればどんな反応を示すのだろう。
張りつめた肉棒への直接の刺激と視界に入るいやらしさに興奮が増し、湟神の敏感な場所を更に激しく責め立てる。
「あああぁぁ…っあ…あ……ーぁ…───」
女陰を求めて勃起しきったそれをついに侵入させようと構えかけたそのとき、ひっきりなしに上がっていた喘ぎの声が途絶え、腰を支えていた手にかかる重さが増した。
「ん、……湟…神…?」
呼びかけても反応はなく、支えにしていた手から力を抜くと、その体は力なく畳の上に落ちてしまった。
愛液塗れになった口回りを拭いながら眺めてみるものの、意識があるような風ではない。
「──…生殺しは勘弁してくれ……」
肉棒は隆々と、湟神の中に入ることを期待してすっかり勃起しきっているが、意識を飛ばしてしまった相手を犯すのは流石に気がひける。できないことはないが、後が恐ろしい。
汗や愛液を光らせる裸体を目の前にしながら、一人で事を済ませるしかなかった。


470小井谷 冬悟×澪 (8/8):2006/08/20(日) 00:39:28 ID:M4cZw2a5


あばらの辺りにやわらかいものが当たる感覚に目を覚ますと、すぐ目の前に湟神の頭があった。
あの後、服を着せてやろうにもショーツは愛液でぐっしょり濡れ、また着けさせるのも気がひけた。どうするか悩んだ挙げ句タオルケットをかけるだけにしたのだが、その所為で今、互いの体の間では裸の乳房が押し潰されている。
「……」
昨夜の痴態を思い出し、頬が熱くなるのを感じながら、その体を抱き寄せ髪を撫でる。
部屋から転がり出てしまうほどの寝相の悪さは、湟神が背中に回していたたった一本の腕に防がれたらしい。
「……ん…」
鼻にかかった息が漏らされ、閉じていた瞼がゆっくりと開かれた。
「っ、冬悟!?」
「あー…起こしたか、わりい」
「な、何だ、どうし……ーっ!?」
目を覚ましてすぐとは思えない勢いで布団から飛び出したかと思えば、素っ裸の自分に気付き大慌てでタオルケットを引っ張り寄せる。
こちらの裸の上半身が現れたことに驚いたのか、ずり退がるように壁際まで逃げてしまった。
「…まさか、覚えてないのか?」
すっかり動揺している湟神の前にしゃがみ込み、恐る恐る問うてみる。
「……し…、したのか…?」
「まぁしたっちゃしたけど、途中で気絶されたからなぁ…えーと…」
「だ、だからその後だ!その後、その…」
どうやら記憶はあるようで、その先は口ごもったまま、心配になるほど真っ赤になった顔が俯けられる。
あの乱れ様とのギャップに、妙な恥ずかしさが起こった。
「いや、それは…できなかった」
一瞬ほっとしたような表情を見せた湟神とは逆に、昇りながらも不発に終わった行為を思い出し複雑な気分だった。

「けどまさか、気絶されるとはなぁ…」
「っそれは!お前が…あんな……」
「あんな?」
「あ…あんな、恥ずかし…」
言葉ははっきりしなかったが、恥ずかしいやら、しつこいやらと言ったように聞こえた。
ぼそぼそと呟くうちに顔は髪ですっかり隠れてしまうほど俯けられ、タオルケットを握りしめる手が震えていた。
「湟神って意外と可愛いんだな」
「な!?何が…っ」
気に障ったのか、小さく丸まっていた体が勢いよく起こされた。
その拍子に落ちてしまったタオルケットの端を慌てて引き上げようとする体を引き寄せ、力一杯抱きしめてみる。
「なんか可愛い。なんか」
「……失礼な…」
小さな呟きの後、強ばっていた体から力が抜かれ、無言のまま額が寄せられた。


(おわり)
471名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 00:54:28 ID:JZb/yPZU
冬澪GJ!! 神ー!
生きてて良かったと思った
472名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 03:04:58 ID:+CO+ZLaV
職人さんみんなGJ!!良い燃料頂きました!


10年前の黒澪書こうとしてるけどジイさん絡みで不明な事柄が多すぎる…
一兆ジイさんの安否は?
ジイさんと姐さんとの関係は?
師弟?祖父ちゃんと孫?どっちも?
これで書き終わった直後に真相明かされた日にゃ…
473名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 04:30:30 ID:u+71xNg0
>>463-470
GJ
474名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 13:51:19 ID:6Pfze0X8
>>463-470
GJ あなたの書く明姫もみてみたい
475名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 21:04:17 ID:633/S3x9
小井谷さん、GJ!!やっぱり上手いなー。
ネット復帰を首を長くしてお待ちしております。
476443:2006/08/21(月) 00:25:21 ID:NjXcU/1t
書き終わってみたらバッドエンドみたいになった件
そんなワケなんで苦手な方居たらすみませんorz
エロも薄い気するけど一応投下。
477コクテン×澪(堕):2006/08/21(月) 00:27:51 ID:NjXcU/1t
朝か昼か、夜かかもわからない。
寝て、起きたら知らない場所に居た。
薄汚い部屋。電気も無いのか暗く窓もない。あるのは扉ぐらいで…そんな場所に、何故か拘束されていて。

---

「何処だ此処は…それに…何故こんな格好に…」
手を後ろで縛られている…というか手錠をかけられているらしい。
「っく……なんなんだ、冬悟は―…姫乃はどうなった…」
段々頭がハッキリしてきた。
拘束されているというのは当然何者かに捕まったというコトなのだろう。
だが何故私は捕まった?
いくら寝ていたとは言え誰かが近づけば気配に気づく、それだけの訓練は積んだ、勿論経験も。
ましてや冬悟達もいたんだ、誰も気づかないなんてコトは無いハズ…。
…とにかくこの拘束を解かないと何も始まらないか。
手に力を込める、上手くいくかどうかしらないが剄ならどうにかなるかもしれない。
「剄ら―」
「そろそろ起きたー?」
ガチャリと扉が開いて誰かが入ってきた、思わず動きを止める。
…誰だ?
「なんで『捕獲』なんだろ、殺しちゃったほうがラクなのにさ―…ツマンナイだろうけど」
近づくにつれて段々姿がハッキリ見えてくる。
和服姿、女、頭に生えた蝙蝠の羽。
「な…、コク、テン…!?」
パラノイドからは完全に逃げ切った、場所もバレていない、そのはず。
なのに何故コイツが此処に、私の目の前に居る?
私達の居た場所がバレていた、こんなに早く?
「あ、起きてた起きてた、おはよー……アンタ、えーと…名前、湟神だっけ?湟神だよね、ヘビのコト殺した。」
478コクテン×澪(堕):2006/08/21(月) 00:28:31 ID:NjXcU/1t
「…っ…何だ、どういうコトだ……」
頭が上手く回らない。
疑問は浮かんできても上手く答えも見つからず…口をパクパクさせながら―傍から見れば情けない表情で。
「………どういうコトも何も、この状況そのまんまよ、アンタ、私達に捕まってるの…人質ってヤツ」
人質。
というコトは姫乃は捕まってはいないのか。
姫乃が捕まっているのなら私を生かしている理由も無いだろうしな。
「人質…そうか、なら…まだ姫乃まで捕らえてはいないか。」
考えているコトをそのまま言葉にして―相手を睨みつけながら。
人質―。私と引き換えに姫乃の身でも要求する気なのか。
それで姫乃がどういう返答をするかわからないがとにかくソレは避けたほうが良いだろう。
「あぁ、ウン。今グレイがあのコ探しに行ってる、見つけ次第アンタのコト話して―…この辺は説明しなくてもわかるわね。
で、私はその間アンタ見張ってろって言われた。」
「私としてはアンタのコトすぐにでも殺したいんだけどねー…見張りなんて面倒だし、まだ生きてるって嘘でもつけば大丈夫だと思うんだけど…ね、そう思わない?」
思わないな、足手まとい状態のまま死ぬのはごめんだ。
なんとかしてこの状態から抜け出さないといけない。
ならやるコトはヒトツ。『ここから逃げる』
手に力を込める、剄で壊せる確証は無いが。
「は…、思わないな、剄蘭―…っ、がッ!?」
撃とうとした瞬間、首を捕まれて壁に叩きつけられた。
コクテンの容姿からは想像もできないような強い力で。
「何しようとしてんの?」
「ぐ……ぅ…っ…」
息ができない、ギリギリと壁に押し付けられて…手も使えないからどうするコトもできずに。
「逃げるなんて考えないほうが良いと思うケド、アンタの刀も変な水も全部壊しちゃったし―手錠壊したトコロでどうにもならないよ?」
「っ……ッッ……ァ…っは…、あ…っ…」
手は離れた…けど、苦しい。
ゲホゲホと咳をして…時間をかけて、ゆっくり息を整える。
「ったく、手間かけさせないでよ…ただでさえ面倒……あ、そうだ」
「げほっ………。……?」
何か思いついたのかコクテンの表情が変わった。
まるで子供が悪戯でもする時のような、そんな顔。
「ほら、ただ見張ってるだけってのもツマンナイし、グレイが帰ってくるまで…アンタで遊ぼう。」
「…遊…?」
「そ、生身の人間の身体弄ったコトあんまり無いし…、あ、大丈夫殺しはしないから。殺しちゃったら私が怒られちゃうし。」
イヤな予感。
言ってる通り殺しはしないだろうが…それでも身体に寒気のようなモノを感じて。
479コクテン×澪(堕):2006/08/21(月) 00:30:15 ID:NjXcU/1t
「ってワケで―…とりあえず服ジャマだし、とっちゃおう」
ビリビリと音を立てて服が破かれる、コートまでは破かれなかったが他の服は…下着も含め全て破かれて剥ぎ取られて。
「……………な…」
思わず顔が赤くなる。
当然の反応。今まで誰にも裸を見せたコトなんて無かった。
「な、に…を、何をする…このッ…!」
顔をあげて、思いっきり睨みつけながら精一杯声を張り上げる。
それしかできない自分を情けなく思いながら。
「何を…って、だからアンタで遊ぶって言ったじゃない、そのまんまよ」
「んーと…要するに―」
コクテンの手が、指先が私の胸を撫でる。
乳首の周りをなぞるように、くすぐるみたいに。
「な……ッ、ぅ…」
自然と身体が反応する、ただ肌を撫でられてるだけ…なのに、異様に思うほど身体が敏感に。
「…ただ撫でてるだけよ?反応しすぎ…あ、もしかして普段からこういうコトしてなかったり?」
確かに最近はそんなコトをしている暇はなかった、気の休まる時なんてなかった。
でもだからって、なんで、こんなに。
「く……止め、ろ…、っぁ…」
コクテンの手の動きが段々と激しくなる、周りだけじゃなく乳首も…痛いぐらいに摘まれて。
「や…っぁ、あ、っぅ…んんっ…!」
身体を少し震わせて、軽く絶頂に達する―それはコクテンにもわかったようで。
「あは…胸だけでこんな…ってコトは、コッチいじったらもっと面白い反応しちゃう?」
すす、とコクテンの手が下腹部に向かって移動する。
そのままコクテンの手が秘所に触れて、指先でなぞるように撫でられて…すぐに身体がゾクッとして。
「ゃ…止めろ…、そこ……っ、ふぁ…」
「んー…ちまちまやってても面白くないかなぁ」
言葉と同時に指が中に入ってくる。一本だけ、だけど。
いじられてもいないのに濡れていたらしい、イってしまうほど感じてたから…当然かもしれないが。
ソコは指をすんなりと受け入れて、むしろ悦ぶみたいにひくついて。
「ァ…っん…、ゃ…め……」
震える声で止めるように、抜くように促してみるが聞き入れられるハズもなく。
くちゅ、と音をたてて中で指が動き始める。中をかき回すように。
「ひぁ、あ、あっっ…やめろ、ゃ…んンっ…!」
「やめろー、とか言いながらしっかり反応してるじゃない…グレイが読んでた本の通りよね、ホント。」
480コクテン×澪(堕):2006/08/21(月) 00:32:58 ID:NjXcU/1t
「っぅ、んっ…っく…ぅぁ、あ……!」
首を横に振ってなんとか耐えようとする。
快楽を受け入れてしまったらそのままおかしくなりそうで…だから無駄だとわかっていても抵抗をする。
…それもすぐに続かなくなるんだろうけど。
「ほらほらー…抵抗なんてヤメちゃえば?どうせ無駄なんだし。」
むき出しにされたクリトリスを思いっきり、強く摘まれる。
痛みと快感が同時に身体を走って…一瞬頭が真っ白になって。
「っ…ひ、あ、あぁあッッ!?」
二度目の絶頂、今度は身体を大きく揺らして、荒く息をして…それでも責めは止まず。
「楽しんだほうがいいと思わない?何にも考えないで、思いっきり。」
「っは…あ、っんく…っ…ぅ、ん…!」
否定の言葉は浮かぶが口に出せない。
喋ろうとしても快感で消される、考えた言葉も、全部。
「…ぁ…ッふ、ぅぁっっ…、ひ…ッ、ぁ、あぁぁあッッ!!」
3度目。
さっき達したばかりだっていうのに…段々間隔が短くなっていく。
そのうち何も考えられなくなるんだろうか。
…それでもいいかもしれない、姫乃が逃げ切れるなら、皆が逃げ切れるなら。
「はい三回目ー♪…なんかもう放心状態になっちゃってるけど。」
「ま、壊すなとは言われてないしねー…グレイの私物(玩具)全部試してみよー…ちょっと待ってなさいよ?」
楽しんでる顔、そんな顔をしてコクテンが部屋から出て行く。
今なら手錠を壊せれば確実に逃げれる…なのに身体は動かなくて。
相手が、コクテンが戻ってくるのを待つみたいに…『逃げよう』なんて思わなかった。

---
オワリ。

…グレイが変態になってた気がする。
グレイが色々持ってたのはコクテンにそのうち仕返しする為です、きっと。
481でん助 明×姫 ラブホ 1:2006/08/21(月) 12:32:01 ID:u9uECsD6
「今日はありがと。明神さん」
「楽しかったか?」
土曜日の午後、明神と姫乃は渋谷でデートしていた。
昨日、姫乃がショッピングがしたいと言い出し明神に案内をしてくれと頼んでいた。
「ねぇ明神さん、明日渋谷案内してくれる?」
「うん…まぁ別に暇だし構わないけど…」
明神も上京して間もない姫乃一人で渋谷には行かせたくなかった
それ以前に電車、地下鉄を姫乃一人で乗らせたくないくらいだ…
そして今日は姫乃の希望通り渋谷をブラブラしている二人。
「やっぱり都会だなー。シブヤ…」
「俺はこんなゴミゴミした所、苦手だけどな…」
「なんか、ゴメンね。無理矢理付き合わして…」
「そんなの気にすんなって。姫乃が楽しけりゃ俺も嬉しいし。」
日が暮れ、ネオン、蛍光灯、水銀灯などに明かりがともる。
日が暮れた街、カップルが行き交う。
「ねぇ…私たちってカップルに見られてるのかなぁ」
「んー、どうだろうね?」
「私は構わないけど明神さんは迷惑?」
「ハハハッ!そんなこと思ってないよ。ひめのん可愛いからね」
「ねぇ、手繋ごうよ?」
おもむろに明神の掌を握る姫乃
「明神さんの手、大きいね」
姫乃の掌がすっぽり収まる。
手を繋ぐ事に明神は恥ずかしさと嬉しさが混じる。
手を繋ぎ歩いていると道玄坂付近で明神が険しい顔をした…
(ヤベェな…この先には円山町が…マズい)
円山町とは渋谷にあるラブホ街でまして目の前には姫乃がいる。
「ねぇ明神さん、どうしたの?怖い顔をして…」
「いや…なんでもないよ。」
しかしここで方向を変えたら遠回りになる…けどこのまま進むとラブホ街に……
悩みながら歩いていたらもうラブホ街に足を踏みいれていた…
「ねぇ…明神さん…なにここ」
「えーとだね…ここは外国人のお家がたくさんあるんだね…」
「通りで、お城みたいな建物が沢山あるんだ」
明神もあからさまに「ラブホ」とは言えない。しかしいつまで誤魔化せるか。
「ねぇ、『休憩』って書いてあるけどこの洋館で休めるの?」
「うん。そうだね。外国人の人が泊めてくれるんだ…」
(こんな誤魔化しが通用するひめのんは天然か…)
そう思っていた明神は耳を疑う言葉を聞いた。
「ホントはコレってラブホなんでしょ?」
「へ…?」思わず間抜けな声が抜ける
「私そんなコドモじゃないですから、ラブホくらい知ってるもん」
明神は誤魔化していたことを逆に恥じていた。
482でん助 明×姫 ラブホ 2:2006/08/21(月) 12:35:00 ID:u9uECsD6
自分勝手に舞い上がり姫乃を馬鹿にしていた自分を憎んだ。
「悪かったよ、コドモ扱いして、ゴメン…
けど姫乃にはまだこの場所は早いから早く出よう」
姫乃の手を引きラブホ街から出ようとするが姫乃は微動だにしない。
「ほら、またそんな事言って子供扱いしてるじゃん。」
「あのなぁ…」明神の出かけた言葉に被せる様に姫乃はまた言う
「私、ココで何をするか分かってるし。セ…セックスするんでしょ?」
明神は頭を掻きながら壮大なため息をついた。
「あぁそうだよ。カップルがこの建物でヤるの!」
半ばヤケ気味で吐き捨てるように姫乃に言う。
そんな明神の胸に顔を埋める姫乃。
「なんで…お城だとスグにバレる嘘をつくの?」
「そ…それは…」「私の事、嫌いなの?」
姫乃の為に演じていた嘘も姫乃には傷をつけるだけだった。
「嫌いじゃないよ!好きだからこそ…ひめのんを汚したくない…」
「私、明神さんなら汚れないよ…明神さんの事…好きだもん」
その小さい体を抱きしめる明神
「好きと言ってくれて嬉しいよ。けど姫乃にはまだ早すぎるんだよ…」
「なんでそう言って私から逃げるの?私だって…怖いんだよ!」
その痛々しい姫乃の訴えが明神の胸に突き刺さる。
明神も正直怖い。一線を越えてもし拒絶されたら?
そんな思いを感じていたのは明神も姫乃も同じだった。
「ヒメノ…ゴメン…」そう呟きキツく抱きしめる。
「明神さ…ん…大好き…」「あぁ…」
二人は吸い込まれる様にホテルに入って行く。
「ひめのん…どの部屋がいい」
顔を赤面させながら姫乃に聞く。
「こ…これでいいんじゃないかな…?」
その部屋のボタンを押すと鍵が出てきた。
「行こうか…」ドキドキしたがら姫乃の片に手を回す。
ガチャっと部屋の鍵を明け室内の照明を付ける
「うわー凄いよ、明神さん。」
そのけばけばした配色の照明にスロットやら有線やら不思議な光景があった。
そして姫乃がテレビのリモコンを手に取りスイッチをいれた
「おい!ひめのんちょっと待った!!」
「あん…あぁー!」
アダルトな映像が目の前のSONYのTVに映る。
「きゃー!」「だから言っただろうが!」
その珍妙なやり取りに思わず笑みが溢れる。
「あはは、明神さん赤くなってるー」
「う…うるさい!ひめのんが勝手にTVつけるから!」
興味津々な姫乃はあちらこちらを探索する
「ねー、このお風呂ガラス張りだよ、丸見えじゃん。」
483でん助 明×姫 ラブホ 3:2006/08/21(月) 12:38:05 ID:u9uECsD6
「そりゃカップルしかいないからな。ハハハ…」
「ねぇ、誰からシャワー浴びるの…」
「じゃあ、ひめのん先に浴びな?俺は有線で音楽聴いてるよ。」
「絶対に見ないで下さいね?」「ハイハイ」
姫乃はそそくさとシャワーを浴びる。
後ろを振り向けば裸の姫乃がいるというシチュエーションに動転しそうだ。
「あがったよ。次は明神さんの番です」
「なぁ姫乃…なんで服着てんの?」
「だって…裸のままじゃ落ち着かないし…」
「まぁいいや…とりあえずシャワー行ってくるわ」
(まぁ…脱がせる楽しみが増えたからいいか…)
そう思いながらいつもの倍のスピードで体を洗う明神。
一方姫乃は目を凝らし部屋をすみずみまで観察する。
「なんで天井に鏡があるんだろ?」
色々物色していたら明神のシャワーも終わった。
「あがったぞー」腰にタオルだけ巻いた明神。
「ちゃんとズボンはいて貰えませんか…」
「なんで?するんじゃないの?」
「でも…」何かを言いかけてる姫乃を押し倒す。
「でもなに?」明神が問いかける。
「いや…なんでも無いです」
恐る恐る目を閉じ明神を受け入れる体勢に入る姫乃。
その様子があどけなくて可愛い。
「んじゃ、いたたきます」
そう言い放つと軽くキスをする明神。
そしてゆっくり顔を離して姫乃の様子を伺う。
「なぁひめのん。ホントに大丈夫か?しても良いんだな?」
「うん…私、明神さんとならヘーキ」
その言葉を信じてさっきのキスより遥かに濃度の濃いキスをする。
明神は自分の舌を姫乃の口腔内にねじ込み内部を味わう。
(え…明神さんの舌が…!)
姫乃は明神の舌に驚いて自分の舌を引っ込める。
しかし引っ込めた舌を明神が執拗に絡める。
姫乃も覚悟を決めておぼつかないが明神の真似をしてぎこちなく絡ませる。
明神から注ぎ込まれる多量の唾液が姫乃の幼い口では処理出来る筈もなく
頬を伝いベッドのシーツを汚していく。
互いの口を離すと銀の糸が名残惜しそうに引いていた。
「はぁ…みょう…じんさん」甘えた声で明神の名を囁く。
「もう、大丈夫だよね?」そう言うと姫乃の耳元から首筋にキスをする。
「あ…学校とかあるから…跡が目立たないようにして…」
姫乃のその言葉が逆に明神の貪欲な心に火を付けた。
気付く姫乃の白い皮膚を吸いあげて赤々しい花を咲かせていく。
「いやぁー!イジワル…」
姫乃のそんな叫びも明神の更なる性欲の糧にしかならない。
484でん助 明×姫乃 ラブホ 4:2006/08/21(月) 12:43:19 ID:u9uECsD6
明神の手は姫乃の胸を目指していた。
「ひめのんのオッパイ柔らかいね」
左手で姫乃の左胸を乱雑に揉み回す。
「あー!明神さん!ダメ…」声を張り上げて抵抗する。
そうこうしてるうちに明神の右手も姫乃の右胸を揉む。
「イヤァ…両方とか…ダメ…あ…ンゥ」
顔を左右に振りながら明神の責めに堪える。
Tシャツ越しなのにこの感度だから直接触るとどうなるのか。
そんな事を思った明神は姫乃のTシャツを乱暴に捲り上げブラ越しに姫乃の乳房を揉む。
「あー!イヤ…恥ずかしいよ…だめ」
明神の手をどかそうと姫乃の手が力を込めて抵抗する。
しかしその光景は姫乃自ら乳房を揉んでいる様にも見えた。
「なんで駄目なの?これからもっと恥ずかしい事をするんだよ?」
そう姫乃の耳元で耳たぶを甘噛みしながら囁く。
言葉でも責めてくる明神に段々と翻弄されていく。
姫乃の背中に手を回しブラのホックを外し、プツンという音がベッドに吸収される。
ブラを捲り上げると程良く成長した姫乃の胸が目前にある。
「以外と胸あるんだな…」「うぅ…恥ずかしいです…」
先ほどまで明神に揉まれていた胸は赤く痕を残し
戯れを知らないピンク色の小さな突起物が明神を誘う。
その突起をあえて避けるように回りから段々と責めたてる。
「ひゃあ!あぁ…みょ…じんさ…ん…ハァ…」
段々と男を落とす女の顔に変わる姫乃。
そしてなんの躊躇もなくいきなり姫乃の左右の乳首を摘む。
「あー!いゃぁ…ハァ…あぁあン…」
声を荒げ体を反らせ味わった事の無い快楽が凌駕する。
「そんなに気持ち良いの?」そう呟くと姫乃の乳首を噛み吸いあげる。
「アーッ!ダメェ!明神さん…ハァ…ぁあッー」
姫乃の体は完全に明神に支配されていた。
明神の手は姫乃の秘部を捕えていた。
スカート越しにソコを押し上げる。
「アーっ!ソコは…もう…変になっちゃう」
「思いっきり変になりなよ?」と明神が吐き捨てると
スカートの中に手を入れてショーツごと秘部に指を押し込む。
「いゃあーッ!明神さん!アァンぅ…」
腰をガクガク振らし快楽に堪える。
すると姫乃は足を無意識に開き「もっとぉ…してぇ」と悶え明神を誘う。
「スケベなひめのん」と憎まれ口を叩ながらもショーツを脱がせる。
明神の目の前にはうっすらと生えた陰毛とヌラヌラと怪しく光るモノがあった。
「凄いねひめのん。グチョグチョじゃん」
明神が意地悪っぽく姫乃に言う
485でん助 明×姫 ラブホ 5:2006/08/21(月) 12:47:10 ID:u9uECsD6
「だってぇ…みょうじんさんの…せいだもん」
甘えた声で反論する姫乃にグラッとくる。
「人のせいにする悪いひめのんはデコピンだな」
そう言うとクリトリスに指を軽く弾く。
「アーッ!みょーじんさん!ぁあーっ!」
「観念した?」そう姫乃に呟く。
羞恥心からか、腕を目に当てて明神の顔を見ようとしない。
そんな姫乃をよそに明神の人差し指が内部に侵入する。
「はぁぁ…」思わず甘い声が出る
「気持良さそうな声だしちゃって…」
更に中指を入れて内部を乱雑に掻き乱す。
「アーッ…いゃあー!ぅぁあアーッ!」
明神が指を出し入れする度に内部から溢れる蜜と粘着的な音が姫乃の喘ぎ声と重なる。
姫乃は指を銜(くわ)えて快楽に堪える。
「自傷癖はダメだよ…」
そう言うと明神の指で秘部を掻き回しながら姫乃にディープキスをする。
「うぅ…むぅ…ハァ…ハァン」
姫乃は必死で酸素を求めようとするが明神の力にねじ伏せられる。
ようやく口を離すと我を忘れ快楽に鳴き叫ぶ。
「アぁあーッ!ハァ…ァン…みょーじんさ…んぅ…」
愛液でふやけた指をぬき今度は口で弄ぶ。
「アァアー!ダメェ…汚いよぉ…」
お湯の様に熱い明神の舌が腟内に侵入してくる。
その強烈な快感に頭がショートしそうだった。
姫乃はクンニをしている明神の頭を抱え、されるがままに嬲(なぶ)られる。
「もう…我慢…出来ねぇ…」
ジーンズのジッパーを下げて巨大な赤黒く反ったモノを取り出した。
ソレを真剣に見つめる姫乃に明神は恥ずかしそうに言う。
「見つめられると照れるんですが…」
「ご…ごめんなさい」
「謝らなくてもいいよ」
明神は姫乃の秘部にそれをあてがい、沈めて行く。
「ひっ…痛い!」先ほどまでの快感とは違って痛みが走る。
「ひめのん!力むな、息を止めるな!」
姫乃の内部は侵略者を追い出そうとするのと、
招き入れようとする力が混ざり想像を絶する感触だ。
姫乃は無意識に明神の首に爪を立てて堪える。
その爪の痛みまでもが明神を興奮させる。
「なぁ…全部入ったよ。どう?感想は?」
「えへへ…少し痛いけど…明神さんが好き」「そうか…」と呟き姫乃の頭を抱え再びキスをする。
「お願い…明神さん…私を……愛してください」
かすれた声で涙を浮かべながら明神に訴える。
その涙をまだ汚れていない指で優しく拭う。「いくよ?姫乃…」「うん…」
ゆっくり腰を動かして姫乃の様子を伺う。
486でん助 明×姫 ラブホ ラスト:2006/08/21(月) 12:56:43 ID:u9uECsD6
「はぁ…あん…ぁ…ハァー!」
痛みの中に段々と快楽が支配して姫乃は甘い声を出し喘いでいた。
黒い髪をシーツの上でうねる姿は、なんとも言えない。
「もっと早く動かすよ?」
そう告げると全力で腰に力を入れてピストンした。
「アァァァーー!ハァ!みょーじん…さ…あぁーッ」
ピストンされるたびいやらしい粘着音とかん高い喘ぎ声が室内を響かせる。
ふと姫乃は天井にある鏡に目をやった。
(うそ…なにあの恥ずかしい姿…)
恍惚とした顔にあられもない姿が写し出され姫乃は変な気分になる。
その鏡を見ない様に明神の身に顔を埋め明神の腰に足を絡める。
「く…もう駄目だ姫乃…出る…足を離せ…」
しかし姫乃も絶頂を迎えそうで明神にすがりつき堪える。
「あぁん…明神さ…を…一緒に…あぁァ!」
「もう…うっ…!」
―ドピュッドクッ
不覚にも姫乃に中出ししてしまう。
「イャアーアァアァアーみょーじん…あぁァアァアッ!」
共に絶頂を迎えた二人はしばらく重なりあったままだ。
明神がゆっくりペニスを引き抜くと
姫乃の幼い腟じゃ処理しきれない大量のザーメンが逆流してシーツを汚す。
「大丈夫ひめのん?」
先ほどとはうって変わった優しい明神。
「うん。ありがと、明神さん。」
「まだ時間があるし休もうか?」
そう言うと二人はしばらく眠りについた。
目が覚めるともうホテルの制限時間ギリギリで服を着ながら姫乃を起こす。
「ひめのん?大丈夫か?そろそろ帰るよ」
自動精算機で料金を支払う明神の後ろで服を着る姫乃。
「ごめんね、明神さん…お金無いのに」
「ははは…大丈夫だよ」と笑って誤魔化す。
施錠された鍵が開き何時でも退室出来る状態になる。
「このドアを越えたら私たちはもう立派なカップルだね」
「ハハハッそうだな。ひめのんが彼女だと鼻が高いよ」
「ねぇ…また一緒に…来れるかな?」
「お金があればな」と笑って茶化す明神。
ホテルのドアを二人で開けて家路に向かう二人の姿は誇らしげだった。
――終わり――
487でん助:2006/08/21(月) 13:07:40 ID:u9uECsD6
>>459で投下するとレスした者です。
日常編が何故かラブホになってしまいキャラの性格もかなり崩れてる…
こんな粗末なモンでも良かったら読んでくれたら有り難いです。

>>480さん。ウルトラGJ!

とりあえず月曜日だしみえるにアンケ出してくるかなw
488名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 21:07:06 ID:KZkLCUTh
なんだなんだ!!久しぶりにくればこんなにみんな・・。
GJ!!!!
489名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:24:02 ID:xrBJb1Ym
ff
490名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 17:08:08 ID:v5AKoE8/
GJしたまへ☆
491名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:04:41 ID:2DNyY8Vg
白金×ひめのんはエロ無しでも面白そうだ。
連日の投下に職人様には頭があがらない。
492名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 04:32:34 ID:/FvVPX0V
>>491
白金「さぁ舐めたまへ☆そう…うまいよ♪」
493名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:05:04 ID:z4zU2MDC
>>492
その絵が普通に浮かんでしまったw
494名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 12:38:17 ID:T7i4A1GU
保守
495名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 21:33:33 ID:NZlHqJWh
スモークプレイで澪にパシリされてた分のお返しを…
496名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 22:52:54 ID:5uvocK4F
スモークで目くらまし → どこから触られてるかわからない
ちょっとした目隠しプレイみたいなものが脳の隅に湧いて出たorz
497名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 05:10:24 ID:EuQoAuUt
空気を読まずに澪×白金書いてみた
しかも修行時代 エロ無し
捏造しまくりで性格変わりまくりだけど、保守がてらにおいていく
苦手な人はスルーでお願いします

てか修行時代の口調とか関係とかわかんねーよ
これで過去編出てきたら見なかったことにしてくれ・・・
498澪×白金 エロ無し 1/2:2006/08/31(木) 05:10:55 ID:EuQoAuUt
湟神澪は兄弟子である。
師匠が別なので修行仲間と言った方が正しいが、彼女は自分よりも先に梵術の修行を始めていた。
そして自分より強い。仲間、とひとくくりにお互いを呼ぶのは、なんだか抵抗があった。
そしてその上下意識は態度にもあらわれる。
今日の澪との手合わせで、白金は20回目の空を舞った。


磨き上げられた道場の床に、派手な音をたてて叩きつけられた白金を見下ろして澪はため息をついた。
「お前なあ、ちょっとは攻撃しろ。受けるばっかりじゃ今みたいに隙をつかれたら一発だぞ」
「ご、ごめん」
「私も攻撃型じゃないから気持ちはわかるけどさ・・・何でそんなに投げられるんだ。お前Mか」
「そんなんじゃないよ・・・澪じゃあるまいし」
「何か言ったか」
「いいえ言ってません」
Sの気がある澪に踏みつけられる前に、すばやく起き上がって裾を正す。
呆れたように白金を眺める澪に、声には出さないが言い訳をする。
(だって澪は兄弟子なんだもん。)
白金は性格上、世間体や人間の上下関係を過度に意識してしまう癖があった。
師匠達や、兄弟子である澪には自然と一歩引いてしまう。
手合いの瞬間にも攻撃をためらう。結果投げられっぱなしになってしまうのだ。
だめだだめだと思いながらもなかなか改善できない性格に、白金自身が悩まされていた。
こればっかりはどうしようもない。なんとか師匠と修行をくり返して、慣れていくしかない―――そう自分の中で結論づけ、今日の稽古は終わりにしようと顔をあげた途端、白金は目を見開いた。
澪がにっこりと満面の笑みを浮かべていたのである。
めったに見られない極上の笑顔にぞくっとして、おもわず立ち上がって後ずさる。澪が同じだけにじり寄る。
「いいことを思いついたぞ、白金」
「な、なに?」
聞きたくない。本当に聞きたくない。澪が笑顔で自分から言い出すことは大抵ろくなものじゃないのだ。
気がつけばとうとう道場の壁まで追い詰められ、白金は恐怖におののきながら目の前の澪を見つめた。
「ご褒美をやろう」
「は?」
そう言うなりなんと、澪はいきなり白金の袴を両手で掴んで一気に引き摺り下ろした。
下着ごと取り払われて下半身があらわになる。白金は絶叫した。
「ちょっとなにしてんの!?」
「だからご褒美だって。おとなしくしてろ」
「無理!」
なにこれ?立場逆じゃない?と言うよりも早く、澪は晒された白金のモノへ手を伸ばす。
必死の抵抗も、いきなりのことに混乱した動作では功をなさず、やすやすと握りこまれてしまった。
鍛えているとはいえ女の細い指で、やわやわと触られて反応する。澪は片手を動かしながら面白そうに覗き込んでいた。
「ふうん。ちゃんと起つんだな。白金の事だからもしかしたら起たないかもとか思ってた」
「すっげえ失礼なこと言うなよ、ていうかやめろって!」
一転すれば男にとって最大の急所となりうる場所を支配されて満足な抵抗もできない。
「しゃがむなよ」
という声になにをするのかと思えば、握りこんだ右手はそのままに、澪は自分の腰帯を緩めると襟の合わせを左手で大きく開いた。緩ませたサラシの間から、まだ未成年にもかかわらず豊かな胸が零れ落ちる。その光景に息をのんでいると、澪はやっと白金のモノから手を離した。
ほっとしたのもつかの間。
澪は白金の前に跪いたと思うと、今度はその胸でそれを挟み込んだ。
499澪×白金 エロ無し 2/2:2006/08/31(木) 05:11:56 ID:EuQoAuUt
「ぅあ――・・・っ!?」
そのやわらかい衝撃に思わず唸る。膝がくじけそうになるが「しゃがむな」という澪の声に咄嗟に壁に手をついてしまう。
澪は両手で乳房を掴むと外側から強く押さえつけ、ずりずりと細かく擦りあげる。
「く、ぁあ・・・っ、ちょっと澪、なにを――」
「嬉しいだろ?」
手を動かしながら澪が首をかしげる。
「こうすると男は喜ぶって明神が言ってたんだけど」
(あの糞野郎!!!)
気持ちよさに朦朧としながら白金は頭の中で絶叫する。立場とか一瞬吹っ飛んだ。
どういう状況でそんな会話になったのだろうか。
そしてそれを簡単に実行してしまう澪の無防備さにも頭が割れるように痛い。
もしかしなくてもあの男に言いくるめられたのだろう。余裕の態度の理由は経験か。
澪は白金のまったく逆のタイプで、自分が有利な立場であると認識すると気が大きくなるのだ。
一体なんと言ってこの行為を抵抗無しに行うように仕向けたのだろうか。その話術をご教授願いたいくらいである。
しかしなぜこの状況でこの行為に及ぶのか見当がつかない。澪に聞こうにもまともに喋れない。
澪の胸は恐ろしいほどに気持ちがよかった。身体につりあわないほど成長した胸の大きさとやわらかさ。
挟んで根元からすりあげる刺激に頭が漂白される。このまま達してしまいそうだ。
こんな時にも頭をよぎるのは彼女との立場とか、師匠達へのいい訳とか、そんなくだらない事だ。
うんざりしながらもその思考に引きずられてなかなか達せれない。
白金の抵抗と逡巡がわかったのだろう、澪は不服げに眉根を寄せると唇を尖らせて呟いた。
「気持ちよくないのか」
「んっ・・・なわけ、ないでしょ・・・!」
「じゃあさっさと出してしまえ」
「でっ、できるか!」
「ならば」
と言って、澪は胸で挟み込んだままのモノを、なんと深く咥え込んだ。
「――――っ!?」
熱い口内でねっとりとした舌を絡められた瞬間、白金は我慢できずとうとう欲望を吐き出した。
雷のように突き抜ける快感の中で、まず白金が感じたのは行為からの解放の喜びだった。

行為の後のけだるさでぐったりとした白金とは正反対に、澪はなにやらさっぱりとした表情で、手ぬぐいで白

金の欲望を拭っている。
自分の道着を整え、ついでに白金のものも整えてくれながら「それで?」と口を開いた。
「気持ちよかった?」
そりゃあ。
「・・・気持ちよかった」
「そりゃよかった。じゃあ今度からはこれな」
「は?」
「手合わせで私に全勝できたら、ご褒美に毎回これをやってやるよ」
すがすがしい笑顔を澪がにこにこと言う。引きつった笑いを浮かべながら白金は思った。
(勝てるわけ無いだろう・・・!)
いろんな意味で。
行為は気持ちよかった。そりゃ気持ちよかった。しかしそれ以上に、澪が怖かった。


後日。
行為におびえて負け続ける白金に痺れを切らせた澪が、『前払い』と称してしょっちゅう襲い掛かっていたこ

とや、
それ以来白金が極端に師匠との修行を希望し、風の梵術をものすごい速さで習得して行ったのは―――まあ、

別の話である。



終わり
500名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 05:14:49 ID:EuQoAuUt
つーことで保守
ちゃんとしたプラチナ×澪待ってる

そんで明姫投下した430なんだけど、レスくれた人どうもありがとう。
エロってほんと難しいんだな、実感した。
501名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 01:24:43 ID:D1wHc6Ny
乙!いいよいいよー
502名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 18:20:08 ID:NMJneNED
すまぬ・・・どうあがいてもみえるひとのエロ絵板が見つからん・・・!
どなたか・・・在り処もしくはヒントとなる検索ワードを教えて頂けぬか?
申し訳なし!!申し訳なしィィィィィィィィィ!!!(ずりずり)
(いつか誰かが「いいですから・・頭?を上げて下さい」と言ってくれるのを待つ)
503名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 05:25:40 ID:1+k4YPXf
>>502
どことか以前にあったっけ?
テンプレに絵版の記載があるのは、前スレで一時、絵の話題で荒れそうになったから
「自作絵うpしたい奴はデテケ」的な意味で入ってるんだと思ってた。
それにたとえ絵版あってもすごい過疎りそうだwww

>>498
乙!面白かったよ!!黒のレクチャーがすごい気になるwww
504名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 09:51:11 ID:95pcqF2t
姫乃が泣きながら明神にベロチューしてる絵なら持ってるがw
505名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 10:49:32 ID:7nR4bRFt
一般のサイトでならエロ絵は見たことある。というかそういうとこでしか見たことない
絵板はあったとしても確かに過疎りそうだw
506名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 17:05:22 ID:Db/SskUc
まぁ、2に投下するよりサイト作ってそっちに載せるって人が多いだろうなぁ…
かく言う自分も、投下した物なのに自サイトに載せたくなるときがあって困る。
507名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 17:56:43 ID:Jf/jC3MK
ぬぅぅ・・・やはり皆も知らんのか・・・・
困った・・・困ったな・・・・・・
しょうがない、こうなったら2匹だけでもいい、じゃがこれでワシらは消え(ry

・・・ってことでそろそろジジネタも尽きた。
誰かみえるひとのエロイラスト公開してるサイトを(何でもOK ただしBL厳禁)
教えては頂けぬだろうか?
勝手ですまない。宜しくお願いいたす。
508名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 18:33:24 ID:7nR4bRFt
>>507
たとえ好意的なものだったとしても、こんなところにアドレス書けるわけがない。自分で調べれ。
というか「(非2ちゃん系の)サイト教えれ」っていうのはタブーじゃないのか?
509名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 21:39:16 ID:Db/SskUc
>>507
2chに晒されたので、って閉鎖する管理人さんはすごく多いんだよ。
ただでさえサイトの多くないジャンルで、自分の好きなサイトを閉鎖に
追い込むかもしれないような博打をうつ奴はまず居ないよ。
サーチだってそんなに乱立してるわけじゃないんだし、個人サイトなら
尚更自力で探して見つけなよ。
あんまりクレクレ言ってると年齢疑われるよ。
510名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 22:23:07 ID:rEgwgafp
よしよし。こんな時こそ滅多に機能しないテンプレ
つ「変なのが湧いてもスルー」

最近姐さんss増えて嬉しいな
ところで、みえるキャラをSとMで分けたらどうなるんだろう
511名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 22:58:03 ID:95pcqF2t
明神:ソフトM
ひめのん:かなりM
澪姐さん:超ドS
ツキタケ:ソフトS
エージ:かなりS
ガク:ドM
白金:その都度変わる
512名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 00:51:09 ID:8dm6nKIJ
好きな男に体を追い詰められるとMの気が出てきはじめる姐さん、
というのにちょっと萌えてしまう。
Sっ気たっぷりな姐さんも勿論好きなんだけど。
513名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 13:23:00 ID:8F5eZMya
>>511
そうすると相性がベストなのは
ガク澪
ひめのんエージ、そして

明神ツキタケ
・・・や やめて 俺はまだそっち側に い 行きたくないっ
514名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 15:12:25 ID:14Jngaa2
ダメモトだったがやはり無理か・・・。
キャラサーチって言ってもわりとみえるひとはBLが多いからそれ系ばっか出てくる;;
515名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 16:50:41 ID:Q5Jm+V81
sageろ。sageってなにとか携帯だから無理だとか言う前に失せろ。
516名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 19:04:41 ID:vezammTw
姫乃×エージって需要無いのかな?
あのエロガキの事だから生きていたら姫乃を無理矢理押し倒しそうだw
517名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 19:27:05 ID:8dm6nKIJ
すまん、その順番(姫乃×エージ)で書かれると
姫乃にヤられてるエージの図しか浮かばねぇwww
518名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 19:47:51 ID:vezammTw
生きていた時のエージは野球で鍛えてたからな。
力ずくじゃひめのんがどうこう出来るはずが無い。

「ヒメノ…我慢出来ねぇ、ヤらせろ!」
「あン…いや…エージ君はそんな子じゃ…アーッ!」
519名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 21:17:05 ID:OArxj8Md
実際問題、姫乃が霊に触れないのが痛い
520名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:55:28 ID:FswA4/Mw
そこはほらあれだよ色々各自妄想で補う。
もしくは原作で触れるようになっちゃうのが一番いいんだが。

ところで全然関係ない話なんだがプラチナはルパンダイブが似合うと思う。空中で服脱ぐやつ。
521名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 11:52:53 ID:6bURfUdF
分身したプラチナ5×コクテンとかどう思う?
522名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 13:13:18 ID:XcYj2jJr
>>521
是非読みたい。

プラチナ×澪に挑戦してるけど、なかなかうまく進まない…
523名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 14:58:37 ID:zrM/GbJy
>>521
それ今週号
524名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 18:42:43 ID:DgnyFIOB
みえるの新刊の澪がエロく見えるのは俺だけ?
525名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 20:02:28 ID:B+xBidTR
エロくみえるってか実際エロいだろうアレは
526けん:2006/09/04(月) 21:08:52 ID:tdIOSl3l
みお×ツキタケ、白金(1人)×コクテン希望。
527名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 23:09:23 ID:PKy5oSxn
とりあえず、新規登録でもらえる60ポイント内で、メル友は2人できた。
携帯のアド普通に交換できたし、今のところ業者やサクラはいないかな…
残りの40ポイントと定期的にもらえる20ポイントでやっていくつもりです。
今までやった出会い系では一番オススメ♪
これまでやってきたのが最悪だったのかもしれないけどね

http://550909.com/?f7648653
528名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 23:37:00 ID:vHRJ0R1c
保守
529名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 10:40:40 ID:0150Mvjb
保守
表紙の姐さんエロいよー
530名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 13:13:01 ID:Vv7k5Dnh
コミックス5巻のひめのんの「明るいよ 外」
のヘソチラでオナヌーしてるのはココだけの秘密だw
531522:2006/09/09(土) 17:36:56 ID:hl9QB9m3
プラ澪、なんとか書き上がったので持ってきました。
冬澪が大フィーバーしてる影響で冬澪前提になったり、不合意の
あんまり気持ち良くない終わり方をする話になったので、
ラブラブ希望の方にはおすすめできません…すみません。
532小井谷 白金×澪 1/7:2006/09/09(土) 17:38:40 ID:hl9QB9m3
※冬悟×澪前提・非合意
※一部に白金2人×澪の3P的描写を含みます


 緊急事態発生だ。
 電話じゃまずい。
 ……の、1030号室に来てくれ。


顔を見たいという衝動に駆られてそんなメッセージを残したものの、さてどんな緊急事態を装おうかと頭を悩ませるのがオチだった。
相手は湟神澪、まさか「顔が見たかっただけだ」なんて言おうものなら命も危ないかもしれない。
二度と起き上がれないほどボコボコにぶちのめされている自分の姿が簡単に想像できた。
「さて…どうしようか…」
そうして頭を悩ませるも良い案は浮かばず、考え飽きてしばらくベッドに転がっていると、入り口の扉がノックされた。
「湟神だ。居るか」
「はいはい。開いてるからどうぞ」
軽く服を整え、扉の側へ足を進める。
ごろごろしているうちにぼんやりと浮かびかけていた名案は、一歩一歩足を進めるうちにすっかり消えてしまった。
「ハァーイ、ミーオーちゃん♪」
扉が開かれるが早いか両手を広げて迎えると、冷たい視線を注がれるよりも先に回し蹴りが飛んできた。
本当なら避けられたそれをあえて受け入れ、脇腹に鈍痛が響く。
「…いい加減にしろ、うざったい」
「相変わらずこわいなぁ…」
蹴りつけられたのをいいことに、その足を脇腹の真横でがっちりと掴み捕らえる。
共に修行していた頃には、組み手の途中で同じように掴んでしまったその足を軸に、もう片方の足で二発目を食らわされたこともあった。
気の強くない簡単に使い走りに成り下がるような男相手でも手加減されなかったのだ、もし本当に気の弱い性格だったなら、澪の存在はトラウマになっていたかもしれない。
「お前が逆撫でするからだ」
澪のそんな応答に、それなら素をさらけ出した今のこれならともかく、過去の自分の一体何が気に食わなかったのかと問いたくなった。
「いい加減はなせ。また蹴られたいか」
むしろ昔と同じようにそうさせて、今度はバランスの崩れた体を床に組み敷いてやろうか。
そんな良からぬ思いが脳裏をかすめる。
「いやいやそれは、いくら何でも…」
咄嗟に口から出たその言葉は、澪の言葉への受け答えというよりも、自分の中に起こった邪な思いに対してのものだった。
足を掴んでいた手を離し、よれたシャツを直す。
澪はとりあえず扉を閉め、部屋の中へ入ってきてくれた。
533小井谷 白金×澪 2/7:2006/09/09(土) 17:40:38 ID:hl9QB9m3
「ったく…緊急と言うからわざわざ来てやったのに。大した用でないなら電話で済ませろ」
「どうしても顔が見たかったんだから、仕方ないじゃないか」
うっかり漏らしてしまった本音に頬を赤らめてくれるほど、澪は甘くない。こちらを睨みつけてくるその眉間に刻まれたシワは更に深く溝を作り、頬がぴくりと引きつれる、嫌悪感丸出しの反応が返された。
せめて、脱力して呆れるくらいしてくれてもいいだろうに。
「用がないなら帰るぞ。私は忙し、…ーッ…!?」
何の躊躇いもなく踵を返した澪の腕を掴み、力任せに引き戻して唇を重ねた。
「っん、何…を…っ!」
頬へ叩きつけるように掌が当てられ、力一杯に突っぱねられる。何かとんでもなく汚いものに触れてしまったように、手の甲でごしごしと唇を拭われた。
軽蔑するように表情を歪めながらも、それはこちらには向けられずに俯けられてしまった。よくは見えないが、瞳に薄く涙が浮かべられているようにも見えた。
手はまだ唇から離されず、弱々しくではあるものの、その場所に与えられた感触を拭い続けている。
「………」
まさか澪ほど気の強い女が、突然キスされた程度で泣いてしまうとは思えない。
…けれどもし、本当に泣いていたら。
そう考えた瞬間、胸の奥でくすぶっていた良からぬ感情に火がついた。

「用なら今できた、……大事件だ」

どれだけ気性が荒くとも澪も女、それに彼女が実はかなりの奥手だということにもとうに感づいている。
まさかキス程度のことで泣くとは思えないが、きっと心中は動揺しきって、もう何をされてもろくに抵抗できないに違いない。
ずっと押し殺してきた「澪に触れたい」という思いが、堰を切って溢れ出した。

534小井谷 白金×澪 3/7:2006/09/09(土) 17:41:39 ID:hl9QB9m3

「…身剄融合、……」
ぶわ、と体から霧がわき起こり、辺りに立ちこめる。
高濃度に仕立て上げたそれを澪の視界へ集中的に集め、ほんの目と鼻の先の距離もろくに見えないほどに覆い隠した。
「な…っ!?」
「あんまり手荒なことはしたくないけど…仕方ない、こうしないとうっかり殺されそうだ」
見えないながらも気配を追って攻撃しようと試みる澪のその手を掴み上げ、後ろへ回り込む。そのまま部屋の奥の壁に背がぶつかるまで引きずって退り、霧で作ったもう一人の自分に役目を代わらせた。
澪の表情が見える程度に霧を薄め、胸を覆い隠している服を乱暴に上へずらす。ぷるん、と姿を現した乳房は、服越しに見た記憶にあるものよりも大きくなっているように思えた。
「…ん?まだ成長してんの?」
「それか…誰かイイ人できちゃった?」
白い大きな膨らみを眺めながら呟くと、後ろで手を掴み上げているもう一人が澪の耳元へ息を吹きかけるように二言目を囁いた。
耳にかけられた吐息に反応したのか、それともその言葉が図星だったのか、細い肩がぴくりと振れた。
「っ、はな…せ…」
「それ以外のお願いなら聞いてあげる」
正面から顔を見つめながら、片側の乳房にやんわりと手を這わせると、噛み付かれそうなほど鋭い視線が向けられる。
「…はなせ」
「だから、それは聞かないって」
芯を持ちかけている乳頭を摘み、先端を指先でくりくりと捏ね回す。
「あっ、…ーッ…」
刺激を受けて固く尖ったそれを爪で軽く引っ掻くと、厳しげに寄せられていた眉の力が弱まり、半開きの唇から甘い吐息が漏らされた。
その反応に、つい無意識に口の端が吊り上がってしまう。
癇に障ったのか、表情は一瞬でまた元に戻され、睨みつけられた。けれど頬はほんのり色付き、まだ乳頭を捏ね回し止めないその刺激に耐えようと必死に歯を食いしばっているのがわかる。
「フゥ…そういう顔されちゃ、逆に燃えるって」
きゅ、と摘む指先に力を込めると、奥歯の擦れ合う音が聞こえた。
羞恥の色を含ませながらも目つきは鋭いまま、こちらを真っ直ぐに睨みつけてくる。
「全然わかってないとこも可愛い」
そっと両足の間へ膝を割り込ませ、その付け根を目指して上へとずらす。
何をしようとしているのか察せずに泳がされている瞳へ笑顔を映し込み、無理矢理開かせたその場所の中心に擦り付けるように膝を前後させる。
535小井谷 白金×澪 4/7:2006/09/09(土) 17:44:14 ID:hl9QB9m3
「ひ!?…っい……ぁ…」
骨ばった膝の先で服越しに秘部を刺激された瞬間、澪は目を見開き、食いしばる歯への力を緩めた。
その歯列の隙間から喘ぎは吐き出され、もう一度噛み締め直すこともできずに声を漏らし続ける。
「うぁ、あぁ…ぁっ…」
爪先立っていた澪の足が床から離れ、押し付けた膝を股に挟み込んだまま宙に浮いてしまった。
澪自身の体重で、膝の骨の丁度真上に秘部が強く押し付けられる。布越しでもわかるほどにそこはやわらかく、熱を帯びていた。
「ふ…あぁぁ、あ…ぁ……やめ…ろ、シロ…ガネ…」
息荒く喘ぎ混じりに制止をかけられたところで、逆に煽られるだけだ。
顔を俯けられないよう頬に手を添え、膝で秘部を暴きながら片側の乳房を弄くり回す。
澪の体を挟んで向かい側に居る分身は壁に背を凭せかけ、澪を抱き込むように回した手でもう片側の乳房を揉みしだきながら、首筋やら耳元へ舌を這わせた。
ぴったり密着した体の前後から二人分の愛撫を受け、澪の息はみるみるうちに上がってゆく。
「いや…だ、やめ……あ、あぁ…っあぁぁあ!!」
秘部に押し付けた膝をガクガクと揺らすと、澪の下肢が大きく痙攣を起こした。
「…ひぅ、あ……ぁ…」
力なく俯き込んでしまった澪の体をまだ撫で回している分身の手を視界の端に捉えながら、押し付けていた膝を下ろし、かっちりと絞められているベルトの金具を緩める。
前のファスナーを開くと、軽い生地のズボンはベルトの重みであっさりと下へ落ちてしまった。
やっと地についた澪の足は力をなくし、ズボンと同じように下へ崩れ落ちかける。
「おっ…と」
分身は反射的に澪の腕を掴み上げていた手を離し、下に垂れてしまった腕ごと澪の体を抱きしめて支えた。
ずり下げたショーツにべっとりと付着した愛液が、秘部との間に細い糸を引く。
「ありゃ、あれだけでイッちゃった?」
「いれなくてもイけるんだ、澪ちゃんヤラシー…」
「っ、…」
臍の横に浮き出ている“水”の字を指でなぞると、腹の皮膚をひくつかせながらも強い視線で睨みつけられた。
普段の澪なら、こんな卑猥な言葉を投げかければ間違いなく蹴りの一発や二発は軽く食らわしてくる。けれどもうそんな力は残っていないらしく、分身が支えてやっと立てているようだった。
「…その目、ゾクゾクする」
536小井谷 白金×澪 5/7:2006/09/09(土) 17:47:42 ID:hl9QB9m3
淡い茂みに隠された割れ目を伝わせ、秘められた場所を目指して躊躇いなく中指を侵入させる。
分身は後ろから片手を腿の内側に回り込ませ、閉ざされて見えなかったそこを開かせた。
潤いを纏いぽってりと膨らんだ花弁は控えめに口を開き、這わし込ませた指を招き入れるように口をヒクつかせる。
「ひ…っ!」
愛液まみれの膣口はすんなりと指の侵入を受け入れ、熱い肉壁を絡みつかせてきた。
ぬめりを帯びたそこに指の腹を押し付け、中を探るように抜き差しをはじめた途端、それまでよりも更に甘い声が上がった。
「ひぁ、あ…っやめ、あ…あぁっ…」
こちらに向けられるときにはいつも強気だったはずの澪の表情が、今は快楽に呑まれた女のものに変わっている。
そのギャップに、たまらなく欲望を掻き立てられた。
「はぁっ、あ……っこんな、こと…して、ただで…ーッ…済むと…!」
「それくらいの覚悟なしで、こんなことするわけないでしょ」
指を増やせば中の締めつけも増し、強い収縮を繰り返す。
その肉壁の動きに逆らって抜き差しすると、澪の腰はガクガクと震えを起こした。
「いや…だ、いや……っあ、あ…あぁぁああ!!」
大きな引きつけと同時に背が弓なりにしなり、喉まで仰け反らせて喘ぎが起こった。
ごぽごぽと愛液を溢れさせながらも、中は痙攣を繰り返して指を締めつけてくる。
ついに力を失いきった足は崩れ、後ろで支えている分身ごと床の上に落ちた。
「……もう、はな…せぇ…」
今度こそ本当に泣いてしまいそうな表情を浮かべながらも、ひくり、ひくりと収縮する中の動きに合わせて腰が緩やかに痙攣を起こしている。
犯されていながらこれだけ敏感な澪の体は、想いを寄せる者を相手にすればどれだけ淫猥なものに変わるのだろうか。その立場になれなかったことに、悔しさが込み上げてくる。
そうして沸き起こった悔しさも、今はもう澪に対する残酷な行為の種にしかならない。
「…ずーっと黙ってたオレの気持ち、受け止めて」
外したベルトをベッドの上へ投げ捨て、半端に下ろしたズボンの中から肉棒を取り出した。
猛るそれを見た瞬間、澪の顔が恐怖に歪められた。
「いや…だ、やめろ、シロガ…ーッやぁぁああ!!!」
抵抗の悲鳴とは裏腹に、二度も達して解れきった澪の中は、容赦なく一気に突き込んだそれをすんなりと受け入れた。
537小井谷 白金×澪 6/7:2006/09/09(土) 17:49:03 ID:hl9QB9m3
難なく入りはしたものの肉壁の抵抗はひどく、どうにかしてそれを追い出そうと強い収縮を繰り返す。その締めつけに逆に煽られ、突き込んだ肉棒は脈打ちながら硬度を増した。
「…あ、ぁ……あ…」
ずっと辺りをぼかしていた霧を晴らし、澪の体を押さえつけていた分身を消し去る。
後ろの支えを失った澪の体は床に落ち、力をなくした腕がだらりとその横に垂れた。
「…澪ちゃん、」
閉じられた瞳の端から零れ落ちた涙を拭っても、澪はしばらく目を開けてくれなかった。
「………」
下肢を動かさないようにそっと体を起こし、首回りを絞めてくるネクタイを解く。
シャツのボタンを外し終えた頃、やっと澪が瞼を開いてくれた。

…後は早く行為を終えて、肉棒が抜き去られるのを待つしかないと覚悟したのか、それからの澪は全く抵抗を見せなくなった。

突き上げられるままに喘ぎ、あまつさえ腰まで揺らめかせながら、中を荒らす肉棒が強く締めつけられる。
「ふ、あっあぁ!んぁ、あ…あっ…」
「…ッ…澪ちゃん、すごくイイ…」
仰け反って浮かせられた背の下に腕を回し、抱きしめるようにぴったりと上体を密着させて体を揺さぶる。
豊かな乳房が互いの体の間で押し潰され、固く尖った乳頭が揺さぶりに合わせて胸板に擦り付けられる。その刺激が良すぎるのか、澪の顔は悩ましく歪められた。
「いや、あ…あ…ーっあぁぁ…」
焦点の定まっていない虚ろな瞳に姿を映し込むと、弱々しく手が伸ばされ、こめかみから梳き上げるように髪に触れられる。
ふいに頭が両腕に抱きしめて引き寄せられ、黒い髪の垂れる首筋に顔をうずめたまま上半身が身動き取れなくなった。
抵抗する気の全く見られない、逆にもっとしろとせがんでいるようなその行動に、体の熱が一気に上がる。
沸き起こった欲望のままに激しく突き上げると、喘ぎは更に艶を増した。
「あぁっ、ん、あぁあ…っ!!」
すぐ耳元で聞かされる喘ぎ声に、体の芯がゾクゾクと奮い立たされる。
外側へ広げられていた脚が閉じられ、腰を抱き込むように絡み付かされた。
「やぁあっ、あっ、あ…ーあぁぁああっ!!」
ぎりぎりまで引き抜いたものを奥へめがけて一気に突き込んだ瞬間、悲鳴に近い喘ぎと同時に、腕の中に抱き込んだ体がビクンと大きく引き攣れた。
538小井谷 白金×澪 7/7:2006/09/09(土) 17:51:17 ID:hl9QB9m3
急に力をなくした腕や弱々しい喘ぎとは逆に、肉棒を包み込む熱い壁は中のそれをぎゅうぎゅうに締めつけてくる。
ゆったりと抜き差しすると、達しきってろくに喘ぎも漏らせないまま、下肢だけが途切れ途切れに痙攣を起こした。
「…っ、澪…ーッ…」
張りつめていた肉棒はビクビクとその身を震わせながら、澪の中に熱を吐き出した。
ゆっくりと腰を揺らめかせ、ずっと溜め込んでいたものを吐き残しなくそこへ注ぎながら、徐々に引き抜いてゆく。
「…あ、あ…あぁぁ……」
ゆっくりと抜かれてるそれを逃すまいと強く痙攣する肉壁の動きは、溢れ出た愛液の滑りに阻まれる。
何かを懇願するように頬へ手を伸ばしてくる澪の切なげに寄せられた眉根に唇を落とし、ずるりと肉棒を引き抜いた。

「…ぁ……───とう…ご……」

意識を手放すように目を閉じてゆく澪の唇が最後に紡いだその音に、頭の中がサァッと冷たくなった。
「っ、…」
昂っていた体の余韻も、荒かったはずの息も、一瞬で落ち着きを取り戻してしまう。
澪の体は力を失い、それきり全く反応を示さなかった。
「…澪ちゃん……それ、キツイ…」
名前を呼んだその声は、助けを求めている風ではなかった。
分身からの束縛を解いた頃からもう、澪の目に“白金”は映っていなかったのかもしれない。
行為に従順だったあの態度も、真っ白な髪を撫でて抱きしめてきたことも、恐らくは目の前の相手が別人に見えていたからこそだったのだろう。
「あぁ、なんか…本当……キツイなぁ…」

──こんなことをして、ただで済むと思うな。

この行為の相手をまだ“白金”として見られる意識があった頃の澪の言葉が、耳の底に蘇った。
「罪悪感以外のモンまでしょいこめって?……相変わらず、手厳しいなぁ」


(終)
539小井谷:2006/09/09(土) 17:57:21 ID:hl9QB9m3
…とりあえず保守がてら。毎度お粗末様です。
挿入時に「受け止めてくれ、オレのマグナム☆」って
言わせる系を書くつもりだったのに、見事に撃沈orz

それから、前回レス下さった方々ありがとうございました!
明姫は書いたことないんですが…いつか挑戦してみたいです。
540名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 23:10:58 ID:fWC3e6G1
>>532-538 GJ!
541名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 02:01:05 ID:ipyfxPR1
GJ! 燃えた
542名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 04:01:42 ID:kcqz52E6
この続きで冬澪を見てみたいと思う俺は墓標になってくる


543名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 04:30:33 ID:g2IC104G
エロい
544名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 04:35:30 ID:g2IC104G
途中で送るしsage忘れるしごめん

エロいよ小井谷さん超GJ
545名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 22:39:28 ID:P2VOenGh
小井谷さんGJ!今回も燃えた!
切なくていいよー

>542
>この続きで冬澪を見てみたい
我も我も
546名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:53:29 ID:mYguHImP
ありがとうみえるひと。
とうとう最悪な事態に…もう生きて行けない、俺…
547やま:2006/09/12(火) 00:40:33 ID:70jhSSKd
>>546
本スレにも書いたけど、なっちゃったんだから仕方ないさ。
またどっかで会えるんだから諦めてそれまで元気で生きやがれ。
dat落ちするまで俺はここを離れんよ。




そしてまとめのくせにまとまんなくて悪いねorz
548名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:51:38 ID:j+CP2hel
まぁ俺は画バレがあるまで信じないけどね…
信じたくないだけかも知れないが…
549ふぃな :2006/09/13(水) 00:48:13 ID:yNOilaHx
打ち切りになるのかは知りませんが、
とにかくこれだけは言いたい。
ありがとう。そしてさようなら。
最後に記念に一作投下します。
これが最初で最後の作品になるかもしれないと思うと
切なくなります……


迂闊だった。最近の猛烈な忙しさで疲れていたのか、
愚かにも風呂上りにほぼ半裸で酒を飲み、
そのまま寝込んでしまった。

…小さい野獣が2匹もいたのに……

「おい…これ大丈夫か?」
「大丈夫だって。爆睡してるし、」
「でもよ、起きたら」
「大丈夫だっつってんだろ!それともお前、死んでも童貞のままでいいのか?」
「うっ、ま…まぁ思い出!思い出だよな!」
「そうだよ!それにまだ寝てるし」

「おいエロガキども、なんのつもりだ?」

「本当にすみませんでした」
即座に土下座。
「勝手に黄布使って、人の事縛りやがって…
お前らすぐに大気に還元してやるからな。」

「フッ…こうなったら仕方ない。行くとこまでいくしかないぜ。エージ」
「お…おうよ!」

「ほう、やる気か。案内屋に逆らって生きて(死んでる)帰れると思うなよ。」

案内屋はまだ気がつかない。すでに負けてる事に。
550名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 10:01:38 ID:4V6X/aJf
保守
551名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 22:07:08 ID:VMR3Pmt1
はぁ…寂しくなってしまうねぇ
みえるが無くなったらジャンプで読む漫画は皆無だよ…
けどこのスレだけでも1000行きたい。
552名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 07:25:25 ID:1fCV5VZl
保守
553名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 10:31:32 ID:L/CpNLTj
1000行く前に容量オーバーもありえる
554名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 18:09:58 ID:NjHs+RRh
最終回のキヨイ、コクテンに禿萌えたんだが。同志いない?
555名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 19:37:54 ID:1fCV5VZl
ノシ 萌えた。
周り気にしない最強迷惑バカップルだぜありゃあ

壊神→雪乃もアリかもしれんと思ったなんて言えない…言えない…
556名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 20:39:09 ID:9aKsmWgf
>>554
ばかやろう。そんなの俺もに決まっ(ry
557名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 20:51:03 ID:NjHs+RRh
おおいたか。ウレシスw

てっきりもっとコクテンの一方通行な感じの関係だと思ってたんだよなー
あんないい子いい子してあげる仲だったなんてwたまらん。
558名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 21:44:06 ID:vozXswIc
>>554-556
おお、ブルー!イエロー、ピンク!





終わったな…遂に終わってしまったな
559名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 22:15:23 ID:TAV7KwRW
電車男観ながら一言

とうとうみえるが終わったな…
560名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 23:10:23 ID:L/CpNLTj
みえないひと にはならないよ
561名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 00:20:25 ID:+3ourNAr
コミックスには是非書き下ろしを収録してほしい…
人気投票の結果がでるまで打ち切りは大丈夫だと思ってたが
いきなり終わりだもんなぁ。未だに信じられないよ。
562名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 01:13:11 ID:E2EmgIFe
>555
壊神→雪乃萌えた
おじいちゃんはテクニシャンなんだぜ

キヨイコクテンも禿萌え。
最終回なのにこんなに萌えるなんて……
563名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 18:00:31 ID:3EenIpR1
みえる何で終わったんだorz
564名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 22:18:09 ID:+3ourNAr
明姫のストックがあるんだがなぁ。
打ち切りで気分が萎えて投下を渋る俺…
まぁ今月中に投下して死にたい気分だ。ホントorz
565名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 22:47:33 ID:F+UdupN0
>>564
是非とも投下してほしい。
それと、 生きろ。

自分は、色々かきまくってる。
悲しみに浸った後は立ち上がれ。描け、書け。みえるがどれだけ好きかを形にするんだ。
ってな感じか…。どうやら変な方向に火がついたらしい。
それから、微妙なタイミングで投下してしまったSSにレスありがとうございました。
名無しですが小井谷です。続き設定の冬澪、書きたいけど難しすぎるorz
566名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 23:17:09 ID:OCs5GLbI
なぁ、ここの皆で、集英社に抗議メールとか電話とかしてみたら
どうにか現状を変えたりできないのかな…
今、腐女子たちの間でも、打ち切り反対のサイトとかあるし…
皆でかかれば怖くないと思うんだ。
567名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 23:40:46 ID:rOZWptyW
みんなで金持ちになって集英社から権利買おうぜ。
で、岩代雇おうぜ。
568名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 00:12:41 ID:nD+iSOxM
>>566
抗議の類は正直賛成しかねる。
もう本スレやバレスレ含めて抗議云々は散々言ってるんだし、あんまりふじこって
抗議する奴が多いと、岩代氏に迷惑かけることにもなりかねないと思う。
とマジレスしてみる。
569名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 00:40:50 ID:Jl7XqQA8
今後の岩代の活躍を願って投下ヨロ
570名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 01:33:51 ID:5QkfmHJj
自分も連載終了でかえって何かうpしたくなった口だ
文書けんのでするとしたら絵になると思うけど、
できればアラキさんの押し入れのやつで描かせてもらいたい
あの話好きだったんだよな
571名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 01:43:36 ID:Nf4m13pJ
キヨコク書きたいと思ったけど
余りにもナチュラルなバカップルぶりに逆に描きにくい。

てっきりキヨイがもっと冷たくて、
グレイやゴウメイにしょっちゅう八つ当たりしてる
イメージだったんだがな…

うーん。うーん。
572名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 10:36:21 ID:iOQezpV4
みじめだなお前等。
エロ小説板とかそんなに楽しいか?純粋なみえるファンはこんなとこでエロ小説書かれて
るとか知ったらさぞ怒るぜ。お前等そいつらの気持ちも考えてやれ。
ヒドいな。救いようねえな。お前らの頭。
とんでもない妄想できっとリアルにおいて周りから引かれてるんだろうな。
最もこの板のやばいところは、この糞小説のために限度ある人生を費やす奴らがいる事だ。
高レベルの、真性の変態としか言いようがない。早めに更生して下さいね。
573名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 11:18:41 ID:oCVmSW+H
ひめひめ
574名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 16:42:20 ID:fwfHRfVw
たて読みですか
575名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 20:54:47 ID:KWE1JFeD
コクテンなでなでキヨイな組み合わせ可愛すぎ
もうキヨコクは周り一切関係無くやりまくりでいいと思います(><)
576303 前書き:2006/09/18(月) 21:18:48 ID:8QOCtLvf
どうも、今晩は。
だいぶ前に明神・ガク×姫乃を投下するって言ってた>>303です。
あれからしばらく経って、連載も終わっちゃったけど…。
自分の書いたものがちょっと形になったんでいったん投下します。

注意書き
明神・ガク×姫乃です。
結構長くなるつもり。ちまちま投下したいと思ってます。
レスした時の番号が>>303だったので沙緒(さお)って名前で投下します。
一応3P、って事に。嫌だったらすっ飛ばして下さい。
カテゴリはどっちかってっと純愛とかその辺。
明神とガクはひめのんが大好きです。
ちょっとアラキ神の影響受けてます。神よ、無断ですいません。

では投下します。
577名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:12:46 ID:8t0pU1Tt
マダー?(AA略
578沙緒 明神・ガク×姫乃 1:2006/09/18(月) 22:14:27 ID:8QOCtLvf
最近、2人の様子がおかしい。
1人は私が住んでいるうたかた荘管理人の明神さん。
もう1人は同じくうたかた荘に住んでいるガクリン。

その2人が、最近やたらと仲が良いのだ―――――。

異変(と言ってはなんなんだけど…)に気づいたのは、つい2日前。
学校に行こうとしていた時の事―――。


「ひめのん、今日、いつ帰って来る?」
「………え?」
「だから、その…今日、いつ帰って来る?」
突然の質問にきょとんとしていた私に、明神さんは気まずそうに再び問い掛けて来た。
いま思えば、最初から様子がおかしかったのかもしれない。
私の目の前に来た時から、目線は泳いでいたし、(こう言うのもなんだけど)何より出会った時以来の不審さが滲み出ていた。
そして極めつけは、

「ひめのん、今日は俺達が迎えに行くから待ってて」
何時の間にか明神さんの後ろに控えていたガクリンの姿だった。

違和感。

それがその時私の頭を過(よぎ)った印象だった。
579沙緒 明神・ガク×姫乃 2:2006/09/18(月) 23:01:30 ID:8QOCtLvf
おかしい。
何か根本的におかしいのは瞬時に分かっていた。

明神さんとガクリンが一緒に居る。
これだけで結構、というかあまり有り得なかったパターンだ。
今までどちらかとともに居る時は、また一方が寄ってくる事は多々ある。
それは「洗濯物が終わったよ」とか、
「散歩に行くけどひめのんも行かない?」程度のものだけど。

2人いっぺんに、と言う構図と、「俺達」、と言う単語も気に掛かった。
普段は犬猿の仲で、近寄ると(主にガクリンからだけど)喧嘩が絶えない。
そんな間柄だった筈なのに―――。
(何時の間にか仲良くなったのかな)
そんな事を少し嬉しく思いながらも、

「うん、わかったよ。帰りは3時半くらいになるけど、それでも良いならお願いします」
ぺこり、といたずらっぽく頭を下げると2人は笑っていたから。
何時の間にか違和感は消え去っていた。
ちらりと視線をやった腕時計から飛び込んできた時間も、
忘却というシステムを手伝ったのかもしれない。

580沙緒 明神・ガク×姫乃 3:2006/09/18(月) 23:04:29 ID:8QOCtLvf
「行ってきます」
朝の日差しを浴びて、できるだけ早足で登校する。
何度も通った通学路。
この道をまっすぐ行って、右に曲がると信号機。
更にそれを渡ると小学生の集団登校にかちあたる。

「お姉ちゃん、おはようー!急がないと学校に遅れちゃうよ!」
声をかけてくれるいつもの子。今日は機嫌がいいみたい。
「うん、ありがとう!じゃあここから走って行くね。バイバイ!」
すれ違い様に、にこりと返事を返して走り出す。
「気をつけてねー!」
人懐っこい笑顔が眩しい。やっぱりかわいいなぁ。

それからは暫く走った。

たったったったっ。

軽快な、それでいてリズミカルな自分の足音は、調子がいい合図。
(これなら間に合いそう。今日も頑張らなきゃ―――。
それに、今日は2人が迎えに来てくれる!掃除当番じゃなきゃいいけど)
学校、明神さんとガクリンに思いを馳せつつ、目の前の坂を登り切った。

挨拶運動中の校門の先生におはようございます、と挨拶をして、
下駄箱に靴を入れ、教室に向かう。
一時間目は国語。さあ、頑張ろうっと。


581名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:28:17 ID:Lo5+JzOb
(;´Д`)ハァハァ
582名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:28:16 ID:oaUugCwY
>>575
禿禿禿同。

あのいちゃいちゃっぷりを文に起こしたいのに
余りにイチャイチャしすぎで文にならん…!!!!
583名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 21:44:51 ID:zZzesBYI
303氏の投下待ち…全裸で
584名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 23:21:51 ID:Xj6AdG5K
キヨコクの神は降臨するか?
とりあえず、303氏の投下待ち。
585名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 00:10:13 ID:zpOmbSGm
>>582
頑張れ、今しかないんだっ!俺も見たいからっ!さあ、筆を走らせてっ!
586名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 01:00:51 ID:tzwQZpdP
場つなぎキヨコク妄想垂れ流し



案内屋達との戦いの末に少し、ほんの少しだけでも分かり合えた様に思えた、
その日からもうすぐ一月。
キヨイはうたかた荘の一室でくつろいでいた。窓からは月明かりが差している
生きた住民のいない殺風景な他の部屋より、彼はその部屋に居心地の良さを感じていた
そこの主である少女に、清潔感を保ちつつ彩られた空間。
室内にはベッドで眠る黒髪の少女。
そしてその少し上空に浮いたままで眠る少女の姿をした彼女。

「コクテン」
そっと彼女の名前を呼んでみる。
「…ん……キヨイ…?」
コクテンは半覚醒状態で半分だけまぶたを開いてこちらを見た。
『僕がここを気に入ったから』それだけの理由でコクテンはずっと共にここにいるのだ。
キヨイはふいにそのことを思い、愛しさが込み上げた。
「こっちにおいで。」
そう言って出来る限り優しく、華奢な肩を抱き寄せた。
そのまま軽く口付け、小柄な体を抱きしめる。
コクテンは一瞬驚いたように大きな瞳を見開いた。
「だめだよキヨイ、ヒメノが起きちゃう…」
コクテンは困ったように笑みを浮かべながら、しかし本気で拒絶するそぶりは無い。
ほんのりと赤く上気した頬を撫でながら穏やかに微笑みかけ、
今度はさっきよりも長く口付けた。

「…んっ…」
唇の隙間から進入させた舌で口内を隅々まで、しかしけして激しくなく穏やかに愛撫する。
コクテンは次第に脱力するようにキヨイに体を寄せ、応えるように舌を絡めてきた。
キヨイもそれを受け止める。
この時点で、もう二人はお互いを愛しく想う気持ち以外のいかなる感情も麻痺し
二人は姫乃が眠っているのと同じその部屋で
暫くお互いの唾液を絡めあった。
587名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 09:20:06 ID:puVgqyK9
カムヒアとか言ってほしいところ
588名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 10:55:54 ID:MSB2438s
完全に妄想だけど、黒明神が生きてて冬悟も一緒で
そこに姫乃が入居するお話があったら面白そうだとオモタヨ。
(変な意味じゃなくて)よーしパパがんばっちゃうぞ状態の明神、
姫乃にツンデレな冬悟、そんな冬悟が気になるひめのん…。
書けたら面白いけど時間がないお…
589名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 11:22:18 ID:Z3hXKGnW
>>588
それ前にどっかの腐女子サイトで見た
590名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 21:41:24 ID:hv6YTkPM
>>589
Σ(゚Д゚)
てことは自分は腐女子と同じ思考ってことなんだろうか・・・



( ゚д゚ )ねぇ?
591名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 21:46:29 ID:VaR/sWca
>>590
こっち見んなw
592名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:24:42 ID:zpOmbSGm
590よ、気にするな
過度の独りよがりな同人設定がない限り
腐とは違うぞ

時間があれば書いてくれ
風邪を引いても、俺は全裸で待ってるから
593名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 00:27:15 ID:WBaiOPv6
最近は朝冷え込むから全裸はしんどいだろ、これやるから使っとけ
つ黄布
594名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 23:37:07 ID:hh2rW1Tu
>>593
それはアレか黄布で拘束ぷr(ry
595名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 23:44:08 ID:CkVVEJ6z
いやいや、澪の前ばr(ry
596名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 04:12:06 ID:sHhMVBCR
ウサギの性欲ってすごいらしいね
597名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 08:53:35 ID:mCw6hnCS
しかしあのウサギを思い出すとキモさで笑いが
598名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 20:52:44 ID:jrjKDZl8
ttp://m-pe.tv/u/page.php?uid=chenaihao&id=1
こんな素敵なところを発見した。
漏れも参加しようと思う。
是非此処に居るみえるひとファソの皆もおながいします…
599名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 21:41:21 ID:mCw6hnCS
↑本スレで話に出てた、みえるひとでライパク奇跡を再来させようサイト。
600名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 21:54:02 ID:lzNU6qSC
さて、初心に戻って
ヒメノン・ミオ・コクテンの
3Pを希望しようっと
601名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 22:43:23 ID:wNjxRGk7
>>600
な、なんだってー!玄人好み!その点明神×姫乃は扱いやすいし…!
602名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 22:57:55 ID:mCw6hnCS
職人さん方は元気にしてるかな…寂しいよママン
603名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 23:57:04 ID:Qo47gQNb
>その点明神×姫乃は扱いやすいし…!
なんか引っかかった。今まで明神×姫乃を書いてくれた神たちに失礼じゃないか?

明神×姫乃大好きです。職人さんのお越しをお待ちしています。
604名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 00:10:01 ID:cPzY3Q6e
遂にキヨコクもきたか・・・>>586GJ!


この際ミズチ×コクテンもキボン
605名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 00:14:58 ID:LQ7JqDNg
パラサーみんなでやってればいいよ。
コクテン総鬼畜攻めで。
606名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 01:08:02 ID:18Bi2iWk
>>603
別に明神姫乃をおとしめる意図はなくむしろマンセーのつもりで書いた。気分悪くしたなら謝るよ…そして全裸で神待ち
607名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 01:35:47 ID:bRzuQsUj
大分前から気になってたんだが
本スレやバレスレって何処にあるんですか?
漫サロとかで「みえるひと」やら
「ジャンプ」とかで探しても見付からないorz
ヒント下さい…
608伊須 明神×姫乃:2006/09/23(土) 01:42:01 ID:F22BHPMO
パラサー希望が熱いところに明神×姫乃を初投下。
神待ちの前菜になりゃ嬉しい。

609伊須 明神×姫乃1:2006/09/23(土) 01:46:49 ID:F22BHPMO
「ぁ……っ、明神、さんっ……ダメ……だよ」
「やだ?」
「んっ」
 耳朶を甘く噛まれ姫乃は、眉を寄せて身をよじった。
 薄く開いた視界には、雲ひとつない青空が見えている。押し付けられた樹に背中が擦れ、短いTシ
ャツの裾が捲れた。
「みん……な、待ってる……のにっ」
「道に迷ったって言えばいいよ」
 露出した脇腹に手のひらが添えられて、するりと胸まで上がってくる。ホックも外さずに指が入り
込み、先端に触れた途端に足が震えた。
「ゃ、ぁ……っ」
 竦めた首を舐められると、姫乃はすがるように明神の服を掴んだ。


 追撃から逃れるための旅も数日過ぎ、新しい街に入ったところで休憩を取ることになった。皆の食
事を買ってくる、と出かけようとした明神の後を、姫乃は「私も行く」と追いかけた。
 狙われているのは姫乃だ。できるだけ皆の中にいたほうがいいに決まっている。けれど、旅に出て
からずっと落ち込んでいる姫乃を気遣って、澪たちは引き止めることなく二人を見送った。パラノイ
ドサーカスが来たら気配でわかるし、すぐ近くにいれば対処もできる。「あまり遠くへ行くなよ」と
澪は言い、姫乃は振り返って手を振った。
610伊須 明神×姫乃2:2006/09/23(土) 01:48:03 ID:F22BHPMO
 それから数分もたっていないのに、今、途中で見つけた公園の中で――半裸にされている。
 タイトスカートは太ももまで上がり、割り込んだ明神の膝がぐいっと秘所を擦り上げた。
「うあっ……あっ」
 もどかしいその刺激に、姫乃は自分から押し付けるように腰を揺らした。もっともっと、して欲し
いと思ってしまうのは、この先にある快感を体が覚えてしまったからだ。
 耳元で笑われた気配を感じ、姫乃は頬を染めてきゅっと下唇を噛み締める。
「やだって言ってたのにな」
 左の乳首をぐにゅりときつく摘まれた。
「ぁんっ、あ、だっ、て……っ」
「外のほうが興奮する?」
 姫乃は涙目になって首を横に振った。
 そんなことはない。絶対にない。こうなっているのは全部明神のせいだ。
 Tシャツを鎖骨まで捲くられて、中途半端なブラジャーもずり上げられる。露出した肌に空気が当
たり、明るい中でみられる羞恥に姫乃は耳まで赤く染め上げた。
「あっ、あっ」
 今度は右の乳首に濡れた刺激が訪れる。歯を立てられると小さな体はびくびくと反応して、明神の
頭を包み込むように細い指が白い襟足を掴んだ。
 太ももを撫でていた明神の右手はさらに上がり、付け根をなぞられると期待に心臓がトクトクと鳴
り始めた。ショーツの上から刺激される頃には、自分のそこが濡れていることを、姫乃は自覚しない
わけにはいかなかった。
「ぐちゅぐちゅだ」
「やぁ、言わない、でぇ……っ、ひゃぁ、ぁんっ」
 ショーツの隙間から指先が入り込み、濡れている入り口を刺激される。絡みつく蜜を擦り付けるよ
うに、明神の指は敏感な赤い実へと移動した。ぷくりと膨らむ感触を楽しむように、何度もぐりぐり
と押しつぶされる。
「あん、ゃぁん、やぁ、あっ」
 姫乃はもう、喘ぎ声しかだすことができなかった。澄み渡った青空も、皆に隠れてこんな恥ずかし
い姿をしていることも、すべてが興奮へと結びつき、先を求めて明神の首にしがみついた。
 とろとろに溶けてしまった自分の体に、筋張った指が入ってくる。
 姫乃はつま先立ちになりながら、駆け巡る快感に足をがくがくと揺らした。ゆっくり何度か出し入
れされるだけで、息が止まるほど気持ちいい。すぐにも弾け飛んでしまいそうで、唇をぎゅっと結ん
で刺激に耐えた。
「ひめのん」
「ぁっ」
 中を掻き混ぜている手とは逆の手が、唇に触れて捻り込んでくる。
「なんで声我慢すんの?」
「ふあっ、あ、あ、あ、あっ」
 無理矢理開かされた唇から、高い嬌声が零れ落ちた。一度出てしまった声をとめることは出来なく
て、引切り無しに姫乃は啼いた。
 なにもかもが、もうどうでもよくなってくる。
 理性が粉々に崩れた姫乃は、舌に触れている指先をぺろりと舐めた。筋張った指に舌を這わし、快
感を追うように腰を揺らす。
「すげーエロい」
 聞こえた声に薄く瞼を持ち上げると、滲んだ先に笑っている顔が見えた。途端、
「ひゃぁぁんっ、あっ、あっ――っ!」
 ぐちゃぐちゃ音を立てて強く抉られ、姫乃はあっという間に昇り果てた。

---
短いけど今日はここまで。できるだけ早く続きうpできるように気合いれて書いてくるノシ
611名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 02:27:02 ID:JJIY0ys2
うおお、GJ!
続き待ってます。全裸で
612名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 02:35:20 ID:18Bi2iWk
>>607
週漫板だよ                   >>608          神ktkr 続き楽しみにしてます!
613名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 15:29:22 ID:+bdHZrsO
うおー。
明神×姫乃好きな俺のツボにクリティカルヒットした。
是非是非続きをーーー。
614伊須 明神×姫乃3:2006/09/23(土) 19:41:46 ID:F22BHPMO
 強い刺激に目が眩む。
 指を引き抜かれると同時、崩れ落ちそうになる体を明神の腕が抱き寄せた。自分は半裸だというの
に明神は一切服を乱していない。
「ずる、いっ」
 肩で息をつきながら見上げると、「ひめのんが悪い」と言われて唇を塞がれる。
「んっ」
 何で私が悪くなるの?
 言いたかった言葉は明神の舌に奪われた。

 *

 明神から言わせれば、先に誘ってきたのは姫乃だった。
 最初は人通りがまったくない、正午の田舎街を歩きながら、天気がいいねだとか景色が綺麗だとか、
当たり障りのないことを話していた。その空気が変わったのは、ふと会話が途切れたときだ。
 急に姫乃がするりと腕を絡めてきて、なんだ、と見下ろしてみれば――泣きそうになっている大き
な瞳と目が合った。突然の変化にぎょっとして、慌てて理由を聞いてみると、
「無理しないで……ね?」
 姫乃はぎゅっと腕に抱きついてきて、心配そうな声音で言った。
 あぁなんだ。心配してくれてるのか。
 理由がわかってホっとして、姫乃の気持ちを嬉しく思った。綺麗な黒髪をぽんぽん叩いて、「これ
ぐらい平気だ」と言ったところまでは、確かに自分は平常だったはずだ。
「……明神さん」
「ん?」
 ちらりと見上げてくる視線に返事を返すと、姫乃はあたりをきょろきょろ見回して、それからコー
トの襟を掴まれたかと思うと、爪先立ちにちゅっと可愛くキスされた。
「ひめ……」
「へへ」
 姫乃からされるのは初めてで、嬉しさよりも驚きが強かった。数秒固まりながらはにかむ赤い頬を
みていると、姫乃の両手は脇腹から背中へと回された。
「あのね、大好き」
 聞き取れないほど小さな声は、しっかり明神の耳に入った。
「こうしてるとすごく落ち着くの」
 そんなことを言われれば、細い腕を掴んで、人気がないところへ引っ張ってしまったのも仕方がな
い――と明神は思う。言い訳をさせてもらえれば、初めはここまでするつもりはなかった。けれどそ
れも、徐々に乱れる姫乃の姿をみていれば、エスカレートしてしまうのは仕方がないことだと思う。
 だから明神から言わせれば、先に誘ってきたのは姫乃で、ここまでしてしまった原因も姫乃にある。
 姫乃から言わせれば、勝手な言い分なんだろうな、ということはわかっているけれど。


 *
615伊須 明神×姫乃4:2006/09/23(土) 19:44:12 ID:F22BHPMO
「ふぁ……はぁ」
 唇の隙間から、姫乃は熱い吐息を吐き出した。またすぐに塞がれて、鼻にかかった甘えた声が静か
な公園に響いては消えていく。
「んっ、ん……」
 明神の舌は歯列を裏からなぞり、それから遊ぶように硬口蓋をつついてくる。下半身まで伝わる痺
れを感じて、姫乃はもどかしそうに身をよじった。すでに一度果てた体は、今も熱を燻らせたままだ。
(早く、入れて……っ)
 震える指先に力を込めて、目の前にある服を引っ張った。早く、早くと気持ちは焦れて、ねだるよ
うに腰を押し付ける。姫乃の入り口はひくひくと動き、脱がされていないショーツからはたっぷり
濡れている冷たさを感じた。
 羞恥はいつの間にか霧散して、「ひめのんが悪い」と言われたことも忘れてしまう。
(入れて、入れて、入れて、入れてっ)
 膨れ上がる気持ちを抑えることができなくて、姫乃は自ら唇を離すと熱い吐息を零すように言った。
「はぁやぁ、く……っ」
「姫乃」
 耳元で聞こえた自分を呼ぶ声に、ぶるりと肌が粟立って震える。もう、本当にだめだ。今すぐ入れて
ほしくて仕方ない。
「いれ……いれ、てぇぇ……、みょう、じん、さぁぁん」
 ぎゅっと閉じた瞳から、含み切れない涙が落ちた。ぺろりと舐められる僅かな刺激にも、姫乃の足
は震えて崩れ落ちそうになってしまう。
「ゴムないよ?」
「……いい。いい、から」
 姫乃は赤く染まった顔でこくこくと頷いて、明神にすがるように身を寄せた。余計なものはいらな
いから、おかしくなっているこの体を、早く触って、掻き混ぜて欲しい。
 それにもしかしたらこれが最後の――。
(そんなのやだっ)
 じわじわ込み上げてくる不安を感じて、姫乃は新しい涙を零した。

 今、自分たちは、明日どうなってしまうからわからない、そんな危険な旅をしている。自分を守る
ために皆が傷ついて、誰かが、いなくなってしまうかもしれない。この手が触れている温かい体が、
もしかしたらなくなって……しまうかもしれない。
「みょうじんさぁん……」
 体中を駆け巡る快感と、抑えきれない不安とが混ざり合い、姫乃の張り詰めていた緊張の糸が
ぷつりと切れた。
 壊れた涙腺からはぼろぼろと大粒の涙が零れ落ち、今はもう、何も考えていたくないと、不安を
追い出すようにゆるゆると頭を振った。
 触れている確かな熱だけを、もっと、体の一番奥で感じたい。

「明神さん……」
 戸惑うように涙を拭っている手に指を絡め、姫乃は濡れた瞳で乞うように明神を見上げた。それか
ら僅かに目を伏せて、震える唇をゆっくりと開く。
「あの、ね……。中に……、中に、出しても……いいから」
 「いつも」だったら、絶対こんなことは言わない。でも今は、
「して……欲しいの。早く、明神さんに……いれ」
 言葉は最後まで言えなかった。
 肩を乱暴に掴まれて、力任せに体の向きを変えられる。目の前の樹に手をつくと同時、スカートを
たくし上げられショーツを膝まで下ろされた。
「や、あっ」
 自分で望んだことだったが、早急な明神の行動に体が逃げた。それを許さないとでも言うように、
明神の片手が腰を掴んだ。突き出すように固定されて、かちゃかちゃズボンのボタンを外す音がした
かと思うと、それは一気に体の奥へと突き刺された。
「ひぃぁーーーーーーっ!」
 姫乃は目を見開いて息を飲んだ。
616伊須:2006/09/23(土) 19:44:55 ID:F22BHPMO
611が全裸とかいうから「風引かせちゃなんねー!」と頑張った。
でも書けば書くほどエロが下がる。なぜだ。
残りも気合いれて書いてくる。たぶんもう1回で終わる。小出しになってスマン。

>>611-613
感想もらえるのって嬉しいな。ありがとう。
617名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 20:18:01 ID:fC8olc0k
>>616
遅ればせながらGJ!
お陰様で体温上がった!また続き楽しみにしてます。


よし、私も全裸で待つとするか。
618名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 22:27:48 ID:JJIY0ys2
611だが、神の心遣いに涙がちょちょぎれそうだ
伊須さんGJ!自分も体温上がりました
おかげでまだ全裸で行けそうだが
また神を心配させてはなんだから
パンツぐらい穿いて待ってます
619617:2006/09/23(土) 23:07:41 ID:fC8olc0k
そうだ、全裸NGだった。
あったまりすぎて脱いだけど、改めて着るとしよう。
620名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 00:17:42 ID:szX5WhRF
あぁこういうのをじらしプレイって言うんだな。えろいよえろいよ…全裸はやめて半裸で待ってます!
621名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 00:41:10 ID:CVMkN0ZE
じゃあ自分は靴下1枚で待ってる。
622名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 01:23:12 ID:KQ9JY9i/
俺は腹巻一枚で待っているぞ
623名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:34:56 ID:OfS/Lh0b
ハァハァハアァハァハァ クシュンッ
624名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 23:51:56 ID:zKAtpVwD
エーロ!エーロ!
625名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 01:05:27 ID:FwXeBbdK
ひめのんマジ嫁に欲しい




とか言ったら明神に梵されそうだ
GJです神!!続き待ってます
626犬塚:2006/09/26(火) 12:55:14 ID:oiVckKal
させるかぁぁ!!
627伊須 明神×姫乃5:2006/09/26(火) 17:39:39 ID:ak4NrMmE
 ぐちゅぐちゅ卑猥な音を立てて明神の肉棒が自分の体を貫いている。
 姫乃は息も絶え絶えになりながら、激しい動きに耐えていた。それは奥深くを突いたかと思うと、
ひくつく膣から逃げるように引き抜かれ、少しの間を置くことなくさらに奥を突いてくる。その度に
高い高い声が上がり、小振りの乳房はふるふると揺れていた。
「あっあっ、ま、まって、ま……あ、あぁぁんっあんっあぁっ」
 いっぱいいっぱいになりながら、姫乃は静止の声を上げる。けれど明神の動きはさらに早まり、擦
れる中からたらりと太ももに蜜が流れた。じんじん疼いている花びらは、姫乃の意思を無視して硬い
肉棒を咥え込み、先端が子宮口をずくりと突くと、堪えきれず背中が弓なりにしなった。
「あぁぁんっ あっ、あっ、あっ」
 ずっと熱を燻らせていた体は、すぐに限界へと昇りはじめる。どろどろに溶けきった中の壁が、ぐ
いぐい奥へと誘うように蠢いていた。意識を下腹部に集中すれば、快感は一気に跳ね上がり、爪先立
ちの足は振るえ、腰は自然に押し付けるように揺れていた。もっと突いて、と言うように、姫乃の動
きは徐々に大胆になっていく。
「も……ぉっ、もうっ、ダメっ、……あっあっ!」
 体の中から掻き混ぜられて、姫乃は快感だけを追いかけた。ぐちゅりじゅぶりと大きく響いている
水音も、すでにその耳には届いていない。
 もう少しで、ほんの少しで、おかしくなりそうなほど気持ちいい一瞬が待っている。
 それを知っている姫乃の意識はただ一点に向けて駆け昇った。けれど、
「……ゃ、やぁぁぁ……!」
 姫乃は泣き出しそうな声をだした。目の前に限界が見えたとき、激しい出し入れが途端に止まった。
「ぁ……ぁ……なんで? なん……ぁ……ん、んっ」
 中途半端に放り出された快感の渦が、出口を求めるようにぐるぐると体の中を駆け巡る。咥え込ん
だままの肉棒に、膣がひくひくと絡み付いているのが自分でも分かった。恥ずかしいけれど、どうに
もならない。イきたくてイきたくて仕方がなくて、なのに明神は動きを再開してはくれなかった。
 無理矢理押さえ込まれた快感は、勝手に姫乃の体をくねらせる。姫乃は泣きそうな顔で僅かに明神
を振り返ると、腰を突き出すように押し付けた。それだけでぐちゅりと音がするほど濡れている。
「やだ……っ、やめちゃ、やっ、やぁ……」
「もうちょっと、待って」
「ふぁ、ぁ……」
 明神は奥深く姫乃を貫いたまま、上半身をゆっくり倒していった。
 姫乃は背中でその体温を感じ、耳朶に触れた息遣いにふるりと体を震わせる。
「なん……で……ぁ……はぁ……」
「ひめのん早すぎだ」
「っ」
 からかうように耳元で笑われて、姫乃は羞恥に真っ赤になった。こんなときにあだ名で呼ばれると、
どこかに隠れていた理性が戻ってきてしまう。
「ちょっと我慢して、イクと座りこんじゃいそうだし」
「そんな……こと、ないっ……ひゃ、ぁぁぁっ」
「ほらな」
 両方の乳首を同時に摘まれ、膝ががくがくと笑い出した。今すぐにでもイけそうなのに、ほんの少
しが足りなくてイけない。こんな状況で我慢しろなんて言うくせに、大きな手のひらは後ろから胸を
揉みしだき、ときたま遊ぶように乳首をこねた。もどかしい刺激に腰が揺れ、すべての熱を消化でき
ないまま、中途半端に果ててしまいそうになる。
「ぁ、ぁ、みょ、うじん、さぁんっ」
「我慢する?」
「するっ、するっからっ、早く、してっ」
 明神の射精感を煽るように、姫乃はぎゅっと中を締めた。小さく息を呑んだ声とともに、背中から
温かさが離れていった。そして腰を高く持ち上げられる。
「ぁ……ぁ……ぁ……」
 明神は緩く動きはじめた。ぢゅぶぢゅぶと浅い場所を何度も擦られて、両手が尻に置かれたかと思
うと、親指が濡れそぼるひだを左右に開いた。
628伊須 明神×姫乃6:2006/09/26(火) 17:41:10 ID:ak4NrMmE
「っ! や、やぁぁっ、みないでっ、あ、あんっ」
 視線を感じて身をよじると、一度だけ奥を強く突かれる。駆け上る快感にぶるぶると震えが走り、
抗議の声は嬌声に変わっていた。
 浅い場所から深い場所へ、明神の動きは少しずつ早くなる。それでも、
「ひくひくしてる」
「う、あ……ゃぁ……ゃぁぁぁんっ!」
 今もまだ、見られてる。姫乃の羞恥は極限まで高まった。でも恥ずかしいのに、気持ちよくて、見
られている部分が勝手に肉棒に絡みついていく。
「みょうじん、さぁぁん……」
 体も、気持ちも、限界だ。姫乃は耐えるようにぎゅっと眉根を寄せると、涙混じりの声で明神を呼
んだ。
「もぉ、もぉ無理っ、ダメっあっ……あっ」
「限界?」
 擦れて聞こえるその声に、姫乃はこくこくと何度も頷いた。明神だって、すでに息が上がり始めて
いる。ここぞと腰を大きく揺らすと、待ち望んだ刺激が下腹部を襲った。
「ひゃぁん! あっあっあっあっ!」
 一番初めと同じぐらい、ずくずく奥まで叩きつけられる。樹皮に触れている腕が擦れるほど、激し
く突かれて意識が飛びそうになった。
「あっ、あっ、イク……っ、イキ、そ……あっ、やぁんっやっあっ」
 ぢゅくりぢゅくりと音をたて、出し入れはもっと早くなる。もうだめだ。我慢できない。すでに目
の前に限界が――
「ねぇ、あっ、もぉっ、イっちゃ、イっちゃう、よぉぉぉ……あっあんっあん」
 そしてぎりぎりまで引き抜かれ、強く、強く、これ以上ないというほど奥の奥を突かれたとき、
「ぁぁーーーーーーーーーーっっ!!」
 姫乃は一際高い声をあげ、体をびくびくと痙攣させた。
「姫乃……っ」
「やぁっ、やぁぁぁぁんっもぉ、やだっ、やっやぁぁぁぁっやだぁぁ!!」
 膣をさらに擦られて、頭の中が真っ白に弾け飛ぶ。悲鳴に似た嬌声を上げた姫乃は、ぎゅうぎゅう
と肉棒を締め付けた。
「くっ」
「ひゃぁっぁぁっ!」
 その瞬間、膣がいっきに熱を持った。眩暈がするほど熱すぎて、姫乃はずるずると地面へ向けて落
ちていった。

***

「待った、座るなひめのんっ」
 すぐ耳元で声がしたかと思うと、腹に腕を回され持ち上げられる。次にずるりと中から引き抜かれ
る感覚に、達したばかりの体にびくりと震えた。
「ぁ……んっ」
「ごめん、辛いかもしんないけど立ってて。座ると汚れる」
 くるりと体の向きを返されて、とん、と背中に樹があたった。立ってろといわれても、姫乃の足は
がくがくと振るえ、今すぐにでも座り込みそうになっている。
「あーと、拭くもん、何か拭くもん……」
「……ある、よ」
 喘ぎすぎた声は擦れ、聞こえないほど小さかった。
「右の、ポケット。たぶん、ティッシュ、入ってる」
 肩で息をしながらそう言うと、明神の手がスカートに伸びてきた。
「あった。使っていい?」
 頷いて答えると、明神はくるりと背中を向ける。
 かちゃかちゃズボンを履き直す音を聞きながら、姫乃は重たくなる瞼を必死で開けた。明神とこう
いうことをすると、いつも決まって眠くなる。
「ひめのん寝るなよ?」
「う、ん…………ひゃぁっ!?」
 半分以上寝かけていた姫乃は、するりと太ももを撫でられる感覚に肩を揺らした。下を見れば、ス
カートを上げたままの下半身があって、むき出しの太ももに明神の手が触れていた。眠気は一気に飛
んで行き、姫乃はその手を挟むように足を閉じる。
629伊須 明神×姫乃7:2006/09/26(火) 17:42:40 ID:ak4NrMmE
「な、何してっ」
「拭いてんの」
「いいっ、いいっ、じ、自分でやるっ」
「じっとしてて、すぐ終わるから」
 膝を割られ、閉じていることができなくなる。あまりな光景にぎゅっと強く目を閉じると、「まい
ったな」という呟きが耳に入った。
「……どうしたの?」
「拭ききれない」
「っっ!!!!!」
 暗に「濡れすぎだ」と言われた姫乃は、一瞬にして耳まで染めた。
「ああ、違う違う。えーと、その、あー……オレのも……あるわけでして……。すみません、ごめん
なさい、反省してます」
「……なんで謝るの?」
「いや、だって、ほら、やっぱ中に出すのは……」
「そ、それは、いいの。私が……その……いいって、いって……」
 二人はお互いに向き合って、揃って語尾をしぼませた。勢いに任せているときはいいが、通り過ぎ
れば照れや何やらが込み上げてくる。
「そーいや飯……」
「あっ! そうだ。どうしよう、澪さんたち心配してるかな」
 どれぐらい経っているかはわからないが、結構な時間を潰してしまった。心配してあたりを探しに
きているかもしれない、と思い、姫乃は急に焦りだした。
「ど、どうしようっ! 探しに来てたら」
「大丈夫だって。とりあえず見られてはいない……はずだから」
「なんでそんな不安になる言い方するの!」
「や、だってさ、人が来なかったほうが不思議だ。ひめのんの声が――痛っ!」
「それ以上言ったら怒るからね!」
 姫乃は明神の頬を結構本気で叩いた。
「と、とにかく、ご飯買って戻らないと」
「ひめのん歩ける? つーか半分ぐらい拭けてないんだけど」
 中に残ったままの精液を感じて、姫乃はもじもじと内股になりながら俯いた。乱れたままの服に気
がついて、慌てた手つきで簡単に直していく。そしてふと思い出した。
「あ」
「ん?」
「来るときコンビニあったよね。私ここで待ってるから、ティッシュ買ってきてもらえれば――」
「ダメだ。ひめのん一人にできるわけないだろ」
「だ、だって、このまんまじゃ戻れないもん」
「ひめのんも行けばいいよ」
「だから歩けな……うわっ!?」
 明神の両手が伸びてきたかと思うと、そのままぐいっと持ち上げられた。姫乃は驚いた声をあげ、
落ちないようにぎゅっと明神の首にしがみつく。
「みょ、明神さんっ!?」
「着いたら下ろしてあげるから」
「や、やだっ、行きたくない! 定員さんにバレる!」
「バレないバレない。足に垂れてたのは拭いた……って痛い!」
「余計なことは言わなくていいの!」
 姫乃は剥れた顔で真っ白な髪をぐいぐいと引っ張った。
「痛い痛い、ハゲる!」
「反省した?」
「した。しました。したから離して姫乃さんっ」
 仕返しできたことに満足して、姫乃はくすくす笑って手を離した。明神はほっと息を吐いてから、
よっと姫乃の体を抱え直すと、「んじゃ行くぞ」という声とともに走り出した。
「わぁっ!? ちょ、待って明神さんっ」
「落とさないから大丈夫。急がないと湟神に殺されそうだ」
「違う、違うの、待って!」
「何? どうかした?」
 静止の言葉に、明神は公園を出たあたりで立ち止まる。その耳元で、姫乃は小さな声でこう呟いた。
630伊須 明神×姫乃8 (終):2006/09/26(火) 17:43:29 ID:ak4NrMmE
「そんなに動かれると……出、ちゃう……っ」
 揺れるたびに、中からとろりと出てきそうで、姫乃は真っ赤になりながらぎゅっと秘所の入り口に
力を込めた。
「…………そういうことを耳元で言わないで下さい」
「え?」
「またしたくな……」
「バカ!!」
 姫乃は明神の背中をグーで殴った。

***

 一方その頃。
「遅い!」
 澪は苛立たしげに腕を組み、二人が歩いていった道の先を睨んでいた。すぐに帰って来ると思って
いたのに、今だ二人の姿は見えない。
「まーまー澪チャン。もうちょっと落ち着こうよ」
「これが落ち着いてられるか! 姫乃も一緒なんだぞ? まさかパラノイドサーカスが来たんじゃ…
…」
「そんな気配はないって。ほらみて! 平和なもんじゃないか!」
 白金はいつもの笑顔を浮かべると、澪の隣でわざとらしく両手を広げてみせる。
「なんでオマエはそんなに気楽なんだ! ……もういい。私だけでも探しに行ってくる。パラノイド
サーカスじゃなくても何かあったのかもしれないしな」
「待ーーーーった! 待った待った待った待った!」
 歩き出そうとした澪の腕を、白金が掴んで引き寄せた。
 ぐらりと後ろへ倒れた重心に、澪は白金を振り返って眉を吊り上げた。
「離せ! 邪魔するな!」
「邪魔者は澪ちゃんだったりして☆」
「は? 何を言ってるんだ?」
「だってあの二人、デキてるんでしょ? 今頃澪ちゃんに見られたら困ることしてるのかもしれない
よ」
「なっ」
 澪は瞬時に硬直して、頬をカァっと赤く染める。白金の言い方は遠まわしなようで、ぜんぜん遠ま
わしになっていない。
「オマエはこんなときに何を考えてるんだ!」
「ナニ☆」
 キラリーンと白い歯をちらつかせ、白金はヒーロースマイルをみせた。澪はふるふる震えた拳で、
その歯をへし折ってやる! と勢い良く殴りかかる。
「その手の冗談は嫌いだ!」
「冗談じゃないって」
 白金はすんでのところでパンチを避けて言った。
「ね、あとちょっと待ってみようよ。なんならオレたちもマネしない? 澪ちゃんならいつでも大歓
迎☆ こっちの準備はすでにでき――ま、待った! 今のは冗談! 本当に冗談だから!」
「その手の冗談は嫌いだといったはずだ!」
 据わった目付きで木刀を振りかざし澪の姿に、白金は冷や汗をたらしながら逃げた。

 明神と姫乃が帰ってくると、ぼろぼろになった白金の姿があったとか。


 【終わり】
631伊須:2006/09/26(火) 17:50:16 ID:ak4NrMmE
ちょっと遅くなった。なんとか全部書き終わってホっとしてる。
前回感想くれた人たちありがとう。半裸とか靴下とか腹巻とかエロス!
んでは名無しにもどるとするよーノシ
632名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 18:26:08 ID:fKsb1T/e
伊須さんGJ! 乙です。

最後に美味しい不意打ち食らっちまったよ、体温上がって眠れそうにねぇ…
633名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 19:26:21 ID:whTK1bmu
うひゃー乙です。ファンになりますた
634名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 21:05:17 ID:00UFdZ/R
乙でした。あなたの文体好きです。
よかったらまた何か読ませて下さい。
635名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 22:34:53 ID:fKsb1T/e
職人さんの人数はけして多くはないけど、皆さんレベルが高いよ。羨ましい。
職人さん方、ここに居てくれてありがとうございます。
AA職人さんだったり絵描きさんだったり、多才な方は更にウラヤマ
636名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 00:11:23 ID:F7OyOUE2
うおぉぉぉ超GJ!!エロ杉wなにこのハイクオリティーさ
しかも最後プラチナがいいキャラしとる
637名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 00:20:50 ID:2pm4FGSf
姫乃が可愛くて明神かっこよくてそんでもって超エロイ
日本の神は八百万というがここには特に神が多いなww
638名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 19:26:05 ID:GkbxKy4t
つ 覗かない清き魂を利用してギシアンする明神と姫乃
639名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 20:00:54 ID:OVPTnegQ
つまりお風呂プレイか
640名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 01:00:08 ID:lL0Ak2VQ
パラサー物も期待
641名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 10:57:24 ID:HFdDbA4x
ゴウメイ♂×ゴウメイ♀
642名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 11:37:38 ID:jfHNAKKE
斬新すぎる。
643名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 12:09:43 ID:JvXa3ptH
噴いたw
644名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 05:07:11 ID:h3z9sedX
ヨーグルト鼻から吹いた
どうしてくれる
645名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 12:26:46 ID:93ptV0VB
誰一人として 女体化は(ry と言わないここの住人たちに惚れたw
646名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 13:27:52 ID:zHv2mpDz
ミズチ×コクテンを部屋の隅から弱々しく希望してみる
647名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 00:36:42 ID:cRneSHG4
「いれるぞ!オラァァァァァァァァァァァ!!」
ゴウメイ♂の巨大な陰茎がゴウメイ♀の巨大な割れ目に侵入していく。ゴウメイ♀のそこはすでに愛液で溢れておりゴウメイ♂を包み込むように受け入れる。
「あっ…!だ……め!……うっ…あぁん…オラァァァァァァァァァァァ!!」
「動くぞゴウメイ♀!オラァァァァァァァァァァァ!!」
「ゆ…くり……あん!…あぁ!…こ…わ……れ…ちゃ…オラァァァァァァァァァァァ!!」
「出すぞ!オラァァァァァァアァァァァア!」
「いや!……中…に…!?……だ………め…オラァァァァァァアァァァァアオラァァァァァァァァァァァ!」
648名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:01:21 ID:S40h/Sa5
えっと・・・空条家の方ですか?
649名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:38:07 ID:4aDi9Bsh
♂と♀…ポケモンのようだ
650名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 03:30:19 ID:6/MmyTjo
651名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 18:54:15 ID:AsgmeJNL
>>647
クソワロスw
652名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 22:50:38 ID:mUaRuQ7B
いまさらだが伊須さんGJ!明姫&プラ澪ラブな俺のつぼにドンピシャでした。
エロもギャグもハイレベルで・・・ちょっとファンになっちまったじゃねーか!!
どうしてくれる


嘘だ ツンデレだ
653名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 00:11:43 ID:rUji8Psb
勢いでみえるのエロパロ本出そうか迷ってる俺がいる。
ていうかここの職人さん方でアンソロ作ったら最強レベルになりそうだな…
と妄想して、起こり得ない現実の壁に打ちのめされている。
654名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 00:17:56 ID:W14LCIFe
>>653
そんなアンソロが出たら大人買いするかもしれんww
655名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 09:02:36 ID:yj9dYGyg
>>653
そんなアンソロでたら超おもしれェッ!!
でもムカつくぜ!!
よっしゃあああENDォォォォォォォォォォォ!!
656名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 09:13:11 ID:ERdrkeL6
>655
日本語でおk
657名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 09:42:29 ID:+uC5BuPq
>>656
顔の中にいっぱい出してぇっ……!
658名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 10:09:03 ID:f6pkb63C
コクテン厨www
659名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 12:49:44 ID:ZhbKpKir
保守
660名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 23:29:39 ID:M2YpIZ9S
エーロ!梵梵!これはいいエロパロが光臨するのを願う呪文です!
661名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 00:19:53 ID:bORd0epK
エーロ!梵梵!
662名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 01:28:36 ID:S3lej0iT
エーロ!梵梵!
663名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 19:30:25 ID:nzouI/7Z
エーロ!梵梵!
664名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 00:56:16 ID:vJe2S7P0
アラキさん、お元気ですか。日ごと寒さの増す今日この頃、あなたの明姫が恋しいです。
小井谷さん、お元気ですか。こんな肌寒い夜、あなたの姐さんSSで燃えたいです。
伊須さん、お元気ですか。見てますか。また是非名無しから伊須さんに変身して神作品を
投下してくれる日を…半裸で待ってます。
やまさん、お元気ですか。やまさんが表紙を飾るエロパロスレアンソロを大人買いしてる
夢を見ました。すみません。


結局何が言いたいのかというと、
エーロ!梵梵!
665名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 16:12:03 ID:oRkiU3v7
澪受けが読みたい
666名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 19:02:46 ID:s6Zlr1a0
ここで、もいっちょ

エーロ!梵梵!
667名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 11:15:03 ID:QAUpf7z6
保守がてら エーロ!梵梵!
668名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 23:25:24 ID:uQAQlwus
エーロ!!梵梵!!
669名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 01:47:49 ID:avdDYNfY
ちょ、おまえら。
旧コクテンスレ絵板がおっぱい祭りですよ。
姐さんスレにもおっぱいが投下されてますよ。

エロパロにも来たれ、神よ!受けてみるがいい我が全身全霊の………
エーロ!梵梵!
670名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 22:07:49 ID:T5XxliA3
エーロ!梵梵!
671名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 23:30:00 ID:aCXXlAsQ
エーロ!本本!
672660:2006/10/17(火) 00:08:37 ID:pWJRcCWp
エーロ!梵梵がこんなに流行ると思っていなかった。

言いだしっぺが勢いだけで書いてみた。
今は赤面している。

明神×姫乃でお風呂プレイ。
673貼紙の真意@:2006/10/17(火) 00:20:27 ID:pWJRcCWp
濡れた互いの肌がぬるついて思わず身震いした。

のぼりたつ湯気。
湯船から出ても冷めない体。

なんでこんなところでしているのか。
それには理由がある。

堅いタイル。すべる床。湿気た部屋。
こんなところで交わる理由はそういう趣向でしたいからとか
そんな理由じゃない。

致し方なく。こんなところで。


「…たまにはお布団の上がいい…よね…んんぅっ」

「…ごめんな」

濡れた黒髪を乱雑に混ぜながら荒々しく喉に舌をはわせる。
もうこちら側は限界だ。もう十分に堅くなったそれを左手でしごいて。

ぴくりと喉をそらせて鳴いた姫乃を
膝に乗せ、背後から抱き寄せて太腿を抱える。
明神は達したばかりの姫乃に自身を埋め込んでいく。
姫乃の中は明神のモノをぬるぬると締め付けて。
水滴か、愛液か。わからないものがそこからあふれた。
674貼紙の真意A:2006/10/17(火) 00:23:05 ID:pWJRcCWp

「あああっ!駄目、まだ駄目だよ明神…さん」
「うそつき」

先ほど指だけで達してしまった姫乃の体内はひどく熱い。
汗ばんだ細い背中に指を這わせると
体を洗ったときの泡が少し残っていて劣情をあおる。
すっかり熱く硬くなって質量を増したそれが姫乃を容赦なく突き上げる。
ぬちゅぬちゅと浴槽に響き渡る水音に嬌声が重なった。

「やぁぁぁ…あああ!」

「…そんな声出して」

「んっあああっっ!!」

姫乃の太腿を持ち上げ、大きく足を開かせると激しく突き上げる。

「みんなに聞こえても俺は知らないよ」

「ひゃぁあ!!んっ!ああっ!!」

ずぷずぷと音を立てながら、姫乃の耳元で明神が囁き続ける。
耳たぶを吸って、無理矢理に舌をねじこまれて。
卑猥な水音を立つ。

「…明…神さんっ」

「…は…っ…何…」

懇願されるように名を呼ばれる。
それでもとまらない律動にぴくぴくと動く膣口を感じながら姫乃は声をあげた。
口元からたれるよだれをぬぐう余裕はもう、ない。

「…鏡…見たくないっ…恥ずかしっ…んぁぁっ!」
「…よくみなよ」

浴槽についた、少しさび付いた鏡には
淫猥な管理人と女子高生の姿が映っていた。
恥ずかしいと目を背ける姫乃に逆にあおられて
せりあがってくる快感にたまらず男は腰を打ち付ける。

つながった赤い粘膜が鏡の中でぬらぬらと光る。

「すげー…エロい。」

言わないで、というかのように
ふるふると小さく首を振るといつもはさらりと
流れる黒髪が汗ばんだ背中にはりついた。
675貼紙の真意B:2006/10/17(火) 00:26:44 ID:pWJRcCWp
ぐりぐりと腰を動かし、凹凸のある奥深くを突いて。
両方の乳首を後ろからつかみ上げる。
ふるふると震えながら姫乃は小さな手を重ねて。
にちにち、と音を立てて姫乃の中を 蹂躙する。


「 あぁぁぁ!もう、だめ、イく、イっちゃうぅ!」
「…あー…きつ」

ズンと突き上げ、探るようにかき回す。
明神に何度も強い快楽でかき回されて、姫乃は何も考えられなくなっていた。
互いの性器がからまっている感覚しか頭に入ってこない。
頭の奥の方がびりびりとしびれて快楽で涙がこぼれた。

「明…神…さんもっ…きて、きてよぉ」
「ー…姫…乃」

太ももを小さな手が懇願するようになでられて。
明神はたまらず深く息を吐いた。

浴室にたまった湿気が荒いだ呼吸を妨げる。
二つが一つになってすべてが濡れていく感覚。
舌と舌がからまって、粘膜と粘膜が濡れてすれあう。

「やぁ…もう駄…目…!明…神さ」
「…っ」

陰核をおしつけるように、夢中で腰を押し付けられる。
なかはきゅうきゅうとしまって、吸い取られてしまいそうだ。
立ち込める、入浴剤の匂いと、姫乃の香り。

姫乃の草むらを広げ、すっかり腫れたクリトリスを撫ぜた。

「ひゃぁぁ!や、あぁあぁ明…神さんっ」
「イイよ…ひめのん」
「あっああんっあああ!感じちゃ…う…や…やぁぁっ」

イく顔が見たくて明神は後ろからがばりと抱き込む。
服の上からではわからない豊かな胸を触りながら、腰を打ちつけ。
見せ付けるように舌をからませた。

「んっぁ…明…神さぁん」
「もう限界?」
「んんっ!はぁっ!イっちゃうぅぅ!!」
「っあ…」

明神が舌をねじ込むと、腰を素早く打ちつけた。 顔も体もつながっている部分も、瞳も。
表情さえもが濡れていく。
676貼紙の真意C:2006/10/17(火) 00:28:19 ID:pWJRcCWp

「冬…悟さぁ…あぁぁぁぁぁっ!」
「っ…。」

体を駆け抜けるような感覚があって
目の前が真っ白に染まって。
姫乃は深い絶頂に達した。
それと同時に明神も姫乃の頬を舐めながら熱いモノを吐き出した。


うたかた荘には壁をないものとして
するりと抜けてしまう陽魂がすんでいる。
それも、子供が多い。

二人が、こんなところでコトを行うのには理由がある。
堅いタイル。湿気た部屋。湯気にごまかされる水音と嬌声。

浴室の入り口には。


「覗かない 清き魂。」の張り紙。

この真相を知っているのは。二人しかいないのだ。
677660:2006/10/17(火) 00:29:32 ID:pWJRcCWp
終わり。

ただやってるだけになってしまったことに
少し反省している。

さぁ神よ来たれ!

エーロ!梵梵!
678名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 00:53:52 ID:memU6/3n
660氏、いや、呼び名は“エロ梵さん”でよろしいか。
GJ!超乙であります!

エロパロ益々の繁栄を願ってー……そーれ!
エーロ!梵梵!
679名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 01:18:26 ID:rUQnbX70
エロ梵さんww超GJ!!!
起きててよかった…そ〜れエーロ!梵梵!
680名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 01:52:06 ID:Hzgpef4K
エロ梵さん、エロかったよーッ!すげー良かった!
ただやってるだけって、それは二人がラブラブで特にトラブルもないって印さぁ(´∀`*)
そうりゃエーロ!梵梵!
681名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 07:45:18 ID:GyC7LTO1
エロ梵さん超GJ!
682名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 22:28:52 ID:qmdFnrpj
エーロ・梵梵!!!
683名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 00:53:21 ID:OlnvgtX0
下水道の所で本当にイチャイチャしてしまうとか(ry
なんでもバッチコーイ!エーロ!梵梵!
684名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 01:00:39 ID:HrjlrPA8
砂浜でもアレなのに、下水道のとこなんてどんなバイ菌が(ry

エーロ!梵梵!
…良いエロパロ召喚呪文なのか660氏召喚呪文なのかわかんねぇwww
685名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 13:25:37 ID:VznPQR4s
明×姫で公園公衆トイレで駅弁ネタならあるが…

とりあえず俺もエーロ梵梵!!!
686名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 18:45:12 ID:PLnmNsut
いつもはロムってるが、エロパロ思案中。
出来たら投下していいかい?
687名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 19:00:47 ID:HrjlrPA8
問うな。投下しる。
688やま ◆UycYkZgS2w :2006/10/20(金) 20:16:52 ID:3roLDw38
はいはいはい。こっちのまとめサイト放置プレーしてごめんね。

本当はもうちょっとしっかりしてから転送したかったけど、
放置しすぎでアレだったから中途半端だけど転送しちゃった☆

というか、俺手ぇ伸ばしすぎ。ダルシムも真っ青。
689名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 19:39:32 ID:CYhZTrd+
ほしゅ
690小井谷:2006/10/22(日) 21:18:26 ID:AOfMgXtq
>>688
色々と乙です。

投下時の誤字を修正したので、今度保管庫に自分のSSうpする際には
こっちに置いてあるほうを使ってもらえると嬉しいです。
面倒なこと言ってすみません…
ttp://koitani.web.fc2.com/eroparo.html
691名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 20:30:24 ID:uO7W96NJ
岩代が帰ってきた!!
ジャンプ小説大賞の挿絵のロリっ娘、ギリギリ見えそうでみえない!
692名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 08:21:42 ID:Jk75nM56
エーロ!
693名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 17:03:48 ID:tJ3pYHBx
あの挿絵は岩代のピークだったりする悪寒…
あんま無茶しないでくれよw
694名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 00:52:11 ID:McrMtfG8
>>692
梵梵!
695名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 20:47:22 ID:+ZcZT5nb
はいエーロ!
696名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 20:53:38 ID:OPvYN9XP
梵梵!!
黒と澪のやつキボーン
697名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 02:41:38 ID:kSId0SEJ
ほっしゅ
698名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 20:03:47 ID:RN4twPAX
久しぶりに来たら何だよこの雰囲気w梵梵☆
699名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 00:16:03 ID:7Ax5UrQp
勇一郎×澪 書き始めてる。
いかんせん初心者なのでいつになるかわからんができたら投下する。
飽きやすい自分の戒めに先に宣告しとく。

梵梵!!
700名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 00:51:41 ID:NvVMg/d/
>>699
エーロ梵梵!
まままま待ってます!梵!
701名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 15:22:24 ID:RkESto5x
勇一郎って誰だっけ
702名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 17:18:47 ID:7A3QGxKH
>>701
つ 11月2日発売のみえるひと六巻。
703名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 20:19:11 ID:RkESto5x
………………!!



ししししししししししょ(ガタブル)
704名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 15:36:57 ID:yJWH2tLa
>>699
ガンガレ!!
705名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 01:41:45 ID:a2NTx5lq
保守しつつエーロ!梵梵!
706名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 00:28:18 ID:NZBAaO3n
エーロ!梵梵!!
707699:2006/11/12(日) 01:12:50 ID:IVVnSpOZ
テス梵梵!
708699:2006/11/12(日) 01:16:51 ID:IVVnSpOZ
背中押してくれた方、感謝です。
あらためて書いてみると自分の未熟さが浮き彫りになって恥ずかしいですが
宣言したので投下します。
小説初心者・未熟・エロ初挑戦(おい のダメ三拍子いきますー。
709699 先代明神×澪 1:2006/11/12(日) 01:24:26 ID:IVVnSpOZ
━━━激しい攻防の中、血の赤が空を舞った。直後、どさりと人が倒れる音がする。
(やられたのは誰だ?)
澪は身を隠していた茂みから目をこらす。その人物が師匠の湟神一兆とわかるや
いなや身体が勝手に攻防のなかに身を割って入っていた。
『もういいだろう、やめてくれ!』
自分でも目の前の化け物、ゴウメイにそんな言葉が通じるはずがないのが理解して
いても言わずにはいられなかった。
ゴウメイの機嫌を逆なでしたのであろう、すぐさま拳が叩きつけられようとしていた。
その刹那、割って攻撃を受け止めたのは、がっしりとした躰を黒いコートに包んだ
サングラスの男、明神、だった。
『俺がこいつの異天空間をやぶる!』
『でも…!!』
(おまえだって限界だろう)
『いいからいけぇぇぇっ』
叫んだ明神は振り向き様に澪を安心させるように余裕の笑みを浮かべた。
『待てっ…明神っ!』


次の瞬間、澪の目に映ったのは薄暗がりの中、何かを掴み損ねたように空に
差し延べられた自分の左手だった。
(ここは…)
手の平を見つめながら記憶を辿る。
(そうだ。姫乃の居場所がばれ、パラノイドサーカスから逃亡の最中、だ。)
傍を見やるとすぅすぅと寝息を立てて眠る姫乃とアズミの姿があった。
周りの連中もこぞって寝入っている様子だった。
(無理もない、あの闘いから幾日もなく逃げている身だ。あいつは…)
肝心の冬悟の姿を探すと寝ているのかは知れないが、部屋の妙な位置で転がっていた。
それを見て澪は安堵する。
(冬悟をあえて明神と呼ばないのは案内屋として認めたくないからではなく、本当は…)

思考が鈍るのを感じ、澪はそっと姫乃とアズミを囲った結界から抜け出す。
そのまま気配を消して仮宿にしている廃屋の屋上に向かう。
今晩の見張りを担っていた火神楽に声をかける。
「目が覚めてしまったよ。どうせ今晩は寝付けそうにない。見張りは代わる。
 姫乃の結界も安定しているから心配ない。」
火神楽は澪の表情を見たのかのかすらわからないが、何か察したのだろう、
黙って下に降りて行った。澪にはその無言がありがたかった。

風が身をかすめていく中、手を見つめながら夢の続きを追っていた。
(あの時、それでもあいつは生きて帰ってきた…。
 五年前に旅立つ時、明神がいなくなるなど考えもしなかった。
 パラノイドの連中とは休戦状態だったのだ。それなのにっ)
明神がこの世にいない。それだけで足元が揺らぎ奈落の底に落ちていくようだった。
「ふっ…」
いつから泣いていたのだろう、澪の頬に涙が滴り止まることをしらない。
涙が崩れ落ちていきそうな思いを濁して塞いでいった。


どのくらいの時間が経ったのか。
一陣の風と共に気配ひとつ傍にあった。
「あんまり泣くと可愛い顔が台なしだぞ?ミオちゃん。」
いきなり頭上から降って湧いた声に澪は目を見張った。
(今の声は)
俯いていた目線を上げていくと見馴れた黒いコートの裾を視界が捕えた。
がばりと上を見上げると声の主、いるはずのない明神の姿がそこにあった。
710699 先代明神×澪 2:2006/11/12(日) 01:26:31 ID:IVVnSpOZ
「なっ…明神!?」
澪が叫び声に近い明神の名を言い終える前に明神が慌てて澪の口を塞いだ。
「しぃー!他の奴に聞かれたらヤバイ。澪、結界はってくれ。
 声も姿も消せる強めのやつね。」
片手で澪の口を塞いだままの明神は勝手に指示を出す。
澪はなすがまま頷くと言われた通りに水で結界を敷く。
作業を終え、澪は改めて明神と差し向かう。
明神はというと張った結界を見、内側をぺたぺたと触りながら喜々としている。
「澪も立派な案内屋になったな。湟神のじーさんも喜んでるだろう。」
「ふん。どうだかな。」

………
しばらくの沈黙の後、ようやく澪が我に返る。と同時に、明神の両襟をつかみあげる。
「だから何で成仏したはずのお前がここにいるんだっ?!!」
「苦しいって。なんでって言われてもなー。俺、まだ上には行ってなかったし。」
「じゃあ、今までなんで姿を見せなかった!」
「んー?俺はもう引退したし、冬悟は俺がいなくても、もう大丈夫だ。姿見せると逆に
 アイツのためにもならないしな。あいつ、勝手に成仏したと思い込んでたしちょうど
 よかったな。うん。」

(冬悟のやつちゃんと確認してなかったのか…あの馬鹿…)
澪は気合いが失せ、襟を掴んだままへたり落ちた。

「ただな、まだ大丈夫じゃない子がここにいたから会いに来た。」
そう言うと、優しく頭を撫でる。澪がその顔を見上げると少し困ったような、
安心させるような笑みが口に刻まれていた。
「すまない。」
手を離し、改めて明神の姿を見つめる。
開放されたとはいえハセに魂を取り込まれたダメージがあったのか、ところどころに
魂の脆い箇所があった。
おもむろにナイフを取り出し、手の平を切る。
「なにしてるんだっ」
急な行動に明神があたふたとする。澪は手を明神の口へ差し出す。
「飲んでくれ。」
「澪、そこまで俺にすることはないぞ。俺、もう死んでるんだし。」
「私が飲んで欲しいんだ、頼む。」
(あんたには私は何もしてやれなかった。守ってもらってばかりで…)
引かないのをみたのか明神は素直に折れることにした。
「可愛い子にこんなことさせるなんて罪な男だね、俺も。」
おどけながらも澪の手を取り、口付ける。零れ落ちそうな手の端の血を舐め取り、
ゆっくりと傷口へと舌を這わせていく。
「痛くないか?」
明神は怖ず怖ずと問い掛けるが澪は黙って首を振る。
身体に触れらるとはいえ、明神には確かに生者とは違う冷たさがあった。
死んだという事実をじかに感じ取りながらもいま二度と会えなかったはずの姿が
そこにあり、触れていてくれる。
冷たいと感じているはずなのに澪は明神に触れられるとそこが熱を帯びていくような
錯覚に酔いそうになる。
711699 先代明神×澪 3:2006/11/12(日) 01:30:37 ID:IVVnSpOZ
「なあ、澪。」
ひとしきり血を飲み終えた明神は澪の手に視線を落としたまま静かに低く呟く。
「もう、俺のことは忘れな。」
明神の言葉に澪は体を強張らせた。
(何を…)
「私は…あんたと一緒に戦いたくて強くなったんだぞ?」
明神は顔を上げふっと微笑む。
「わかってる。だけどそれだけじゃ本当に誰かを守れるようにはなれないぞ。」
見透かしたかのような指摘に澪は黙るしかなかった。明神の言葉は正しい。
(そうだ。私は一人の案内屋だ。だが。だけど…)
想いがたかぶり身体がつき動かされ、澪は明神に抱きついていた。
「案内屋である前に私だって一人の女だっ…どうして離れて忘れていかなきゃならない」
しぼり出した声はかすれていた。

「澪…」
明神は優しく身体を抱きとめ背中をぽんぽんと叩く。酷なことを言っているのは
わかっていた。しかし、いつまでも死んだ者が側にいてやることはできない。
気付くと澪は声を殺して泣いていた。
(俺は本当に罪な男かもしれねえな)
苦笑いをかみつぶすとふっと一呼吸置いて、澪の肩に手をかけ、顔を見つめる。
頬を撫で涙を拭う。
顎に指を添え、そっと唇を重ねる。
澪はいきなり交わされたキスに目を見開き呆気に取られている。
「さっき剄を分けてくれたお返しだ。」
にかっと明神が笑いかける。
「馬鹿…」
「はっは。拳が飛んでこないのが不思議だよ。」
すっかり泣き止んだ澪は茶化されつつも、もどかしい想いがましていった。
――自分でもどう表現したらいいかわからない想い。口にするにはあまりに恥ずかしい。
(もっと明神を感じておきたい。)

今度は澪の方からキスをする。舌をそろりと差し入れると甘い愛撫が返ってくる。
絡まっていく舌が身体に火をつけていく。それは明神も同じだった。
息もつかせぬ荒いキスに一旦、唇を離すが澪はまた口づける。
明神は背中に這わせていた手を豊かな胸へと滑り込ませていく。
「んっ」
口づけたまま澪は思わず声を漏らす。布越しからやがてじかに触れられると身体が
びくりと呼応する。
明神は弾みのある乳房の感触を味わうようにゆっくりと揉み上げやがてその中心へ
指をやる。すっかり突起していた敏感な乳首をつまみ軽くこすりあげると澪が甘く
声を上げ身体を反らせる。
「澪、相変わらずいい身体してるな。」
「なにをっ」
澪は意地悪な言葉に顔がまっ赤になる。
明神は自由になった唇を首筋から鎖骨へと音をたてて口付けて軽く吸ってゆく。
澪を横たえると合間に慣れた手つきで服を剥いでいく。
あっという間に裸にされた澪は改めて恥ずかしさが込み上げてきた。
「ちょっ…待ってくれ」
思わず胸を手で隠す。
結界を張っているとはいえ中からは外が見える。明神の後ろには夜空が広がっていた。
「可愛いな。澪。」
明神には澪の恥じらいがかえって欲情をそそる。
優しくキスをし、手を解くと乳房に吸い付く。
「いやっ…」
言葉とは裏腹に澪の身体は明神の動きの一つ一つに敏感に反応していく。
明神が閉じた足を分け入り花弁に指を這わせると溢れんばかりに愛液がしたたっていた。
表面を撫でられるだけで澪は頭がどうにかなりそうだった。
「澪、凄いぞ、ここ。」
わざと耳元でそんなことをささやく。
「このっ…エロオヤジ!」
712699 先代明神×澪 4:2006/11/12(日) 01:33:45 ID:IVVnSpOZ
澪の精一杯の反撃だが明神は聞き入れもしていない。
足を開かせ花弁に舌を這わせる。愛液を舐めとり陰核を舌で転がす。
「ああっ明神っ…」
澪は身体を反らせたまらなくなり明神の頭を引きはがそうと押さえるが手には力
が入らない。
中心に指が差し込まれるとその手はもう床に落ち、下に敷かれた自分の上着を
きつく握りしめている。
明神は一本二本と指を入れ内部を探る。動かす度に想像以上にそこは締め付けてくる。
その感覚に昔を思い出しはて、と首を傾げた。
(もしかしてコイツ、あれ以来、寝てないのか?)
口に出して確認すればさすがに消されかねない。
「俺は幸せな男だな。ありがとうな、澪。」
それだけ言って、再び深くキスをする。
澪は唐突な言葉に一瞬戸惑うがキスは深く優しくまた思考を溶かしてゆく。
明神は秘所を慣らしつつ首から胸、脇の身体のラインをなぞってゆく。
ふくよかな胸に引き締まった身体、すべりの良い肌、刻まれた梵痕。
そして先日、切り取られた腕にまだ残る赤い筋。
明神には全てが愛おしく見えた。余すところなく愛撫していく。
その度に澪の花弁からは次々と愛液が滴る。

焦らすような愛撫に澪は耐えかねていた。ずっとこうしていてほしいようでもあったが
身体が疼き本能が求めてやまない。
「明神っ」
「なんだ?」
切羽詰まって名を呼ぶが明神は余裕を見せたままだ。
「ほしい…」
それだけ言うのが精一杯だった。
明神はにやりと笑うと中でうごめかせた指の動きをいっそう荒くする。
乱れよがる姿は明神の欲情をさらに煽る。
澪はのけ反り声が出るのを必死にこらえるばかりだった。絶頂まで達しようかという
瞬間に明神は唐突に愛撫をやめる。
唇をふさぎ、舌を深く絡めとると澪の身体から力が抜ける。
713699 先代明神×澪 5:2006/11/12(日) 01:35:33 ID:IVVnSpOZ

明神はその身体を起こすと真向かうように抱き、サングラス越しにまっすぐな
視線を澪に向ける。
「澪。」
「な…に」
もう澪にはあまり余裕がない。何より、目を合わせているのが恥ずかしかった。
「…勇一郎って呼んでくれないか。」
「え、ゆ?」
突然で澪は戸惑う。下の名前でなど呼ぶのは初めてのことでそれこそ照れる。
「澪。いまは俺も一人の男に戻る。」
軽くキスをされると澪はまだ慣れないその名を口にする。
「勇一郎」
「もう一度。」
「勇一郎っ」
その名が呼ばれると同時に明神は澪の足を抱え上げるとそり立った自身を下からあてがい
一気に奥まで突き入れる。
「はあっん」
待ち望んだ物が入ってくると澪の内部が波打った。
離すまいかとするように明神を締め上げてくる。
「澪っ」
それまで余裕を見せていた明神も耐えかねる。肩にしがみついていた澪を引きはがすと
恍惚としたなまめかしい澪の表情がそこにはあった。
(やばい)
明神は一瞬浮かんだ自分の感情を打ち消すように唇を重ね、固く張りつめたもので
澪の中をかき混ぜるように突いて感覚に身を投じた。
淫らな音が結界の中でこだまする。
「勇一郎、ゆういちっ…」
愛欲にまかせ、澪は熱に浮かされたように名を呼ぶ。
明神の動きに合わせ澪はいつしかこすりつけるように腰を動かしていた。
互いの身体がもつれあい、魂が溶けあう快感に酔う。
「はぁ…あぁ…」
澪の身体が限界に近付いていく。明神もそれを感じ取りせめ上げる速度をます。
「あぁ…もうっ」
「澪っ」
限界をむかえ、明神は奥深くどくりと精液を注ぎ込む。と同時に澪は肩を震わせると
絶頂に達し、崩れ落ちた。


――長く、夜がもうすぐ終わろうとしていた。


二人は明けようとする空を黙って見つめていた。
明神に寄りかかるように澪は身体を預けている。
重ねていた手に力を込めると澪は静寂を破った。
「忘れるために出会ったわけじゃないだろう?」
顔を見上げると明神は何事か考えているようだったが優しく笑って応える。
「ああ、そうだな。」

(時間が止まればいい)
澪には叶いもしない願いがただあるばかりだった。
714699 先代明神×澪 6:2006/11/12(日) 01:36:46 ID:IVVnSpOZ

「なあ、澪。」
「ん?」
「変な話だが死んでみて、さっきあいつらの思いが少しわかったよ。」
「あいつらって?」
「パラノイドサーカスだ。無縁断世を得てなぜ異天空間を造り出したのか…
 叶えさせちゃならないが、やつらなりの思いがあるんじゃねえっかってね。」
「どういうことだ。」
澪は目を見張る。
「未練ってやつは思いの外、重てえもんだな。ままならない。」
答えになっているようでいないことを明神はつぶやくと澪の髪を撫でる。
横顔を見つめるがその表情は読めない。澪は聞き返せなかった。

朝日の光が地平線から差し込んできた。
「さて、いきますか。」
立ち上がるとにっと笑い明神はあっさり言う。
「明神…」
澪は何か言おうとするが、言葉に詰まる。

「澪、俺を忘れなくてもいい。いつかでいい、冬悟を明神と呼んでやってくれ。」
「…わかった。」
無理矢理、笑うように表情を作るが明神にはどう映っているのだろう。
澪にはわからなかった。
「約束する。見届けるよ 澪。」
うなずき、深く息を吸うと澪は結界を解く。

明神は手を取って澪を立ち上がらせると軽く腰を引き寄せ唇を重ねる。
澪はすがりつきたい気持ちを抑えて目を閉じた。
離れると震えそうになる唇を噛みしめ澪は微笑み、言いそびれていた言葉をつむぐ。
「ありがとう。」
明神は安心したような表情を見せると眩い日の光に溶けるように空に姿を消した。
また、という言葉は互いに口にしなかった。


(貴方の面影を今はただ胸に刻んでおこう。それが、うたかたであっても。)
澪は一人、澄んだ空を見上げた。
715699:2006/11/12(日) 01:48:20 ID:lQw89jOl
以上です。長い上に下手で本当に申し訳ない。
この二人どうしてもハッピーエンドにならないから暗くなってしまった。

他の方の作品もまた読みたいです。
エーロ!梵梵!!
716名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 17:26:25 ID:Apb2nmBe
をぉぉ699氏激しく乙です!

姐さんスレが落ちて凹んでたところへ神ktkr
717名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 20:13:26 ID:9wrIuswS
超乙っす!なんか普通に感動しちまった…
イイネー切ねーよー
718699:2006/11/13(月) 21:50:13 ID:wXf0urKC
感想ありがとう。つか読んでくれただけで感謝。
書いてて思ったが黒明神は不思議な魅力あるな。
719名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 22:59:19 ID:rb13Jtjw
699乙!!
感動して涙出ちまった…ぐすっ
右クリ保存しちまった…ぐすっ


黒明神は飄々としててなんか、いいよな。
720名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 03:10:29 ID:pAp5xoOd
やっ…もぅ…なんていうか…
GJ!て言葉しか出てこない…
マジで泣けたっ!ありがとう!!
721名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 21:59:04 ID:4LB3HSvr
hosu
722699:2006/11/15(水) 22:03:33 ID:v3LveS/C
>>719,720
読んで感想までもらえたらこれ以上ない幸いだ。
黒澪の過去話ももっと本編で見たかったなあ。

他の職人さんも是非また書いて下さい。
みえるのパロはみんないい雰囲気があって好きだ。
723名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 01:21:11 ID:b0N77iKc
699氏、GJであります。また是非!どうか是非!
wktkして光りすぎた頭を拭きながら待ってます。ハゲるハゲる。

アラキさんは、近々小ネタ持ってくると仰ったままお隠れになられた・・・か?
小井谷さん、プラ澪の続き冬澪が読みたいです・・・とワガママ言ってみる。
皆さん忙しいのかな。
724名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 21:37:56 ID:OXeCuQbs
699神様ありがとうございました!せつなGJ!
エロパロで泣くとは思いませんでした…。
いいー!サイコー!
725名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 02:00:59 ID:qUCBkN7R
じわっときた
勇一郎(・∀・)イイ!!
726名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 10:30:59 ID:3AWqOeVR
エーロ!梵梵!
727名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 05:46:02 ID:gRkoKGyt
エーロ!梵梵!
728699:2006/11/22(水) 18:58:38 ID:aRD5XvPD
>>723,724,725
ありがd。黒澪に思いのほかはまってしまって調子に乗って
また書きはじめたw
すぐは無理だがいずれ投下するのでその時はよろしく。
729名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 23:33:07 ID:Mc122UTK
この板に色塗り得意な人いる?
730名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 00:19:25 ID:e4YGGMVb
699さんGJ!勇一郎ぉ・・・ 
ああ本当にエロ梵さんはいい仕事したよ!

この呪文には 魔力があるとしか思えない。
731名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 00:26:08 ID:6HVMra/E
>>729
コテハンだったら、やまさんと小井谷さんが絵師さんだ
732名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 18:11:28 ID:E8SkHRND
住民みんなで色塗りという手も(ny
733名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 19:48:06 ID:v6GdUpuz
何の色ぬりなのか気になるな。
面白い画策でもあるのか?
734729:2006/11/23(木) 22:07:54 ID:nfdjt7oD
いや…自分>>303なんだけど、文が書けなくなったからせめて絵でも、って思って…。
ホントなら自分で色塗りもすべきなんだけど、ソフト無いんだ。手元の道具で塗ろうとしても壊滅的なくらい色塗り下手だし。
735名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 01:11:47 ID:a00PUiHM
自分は得意だ!って名乗り出る人はそうそう居ないんじゃないか?
>>729氏が自分で誰かに交渉するか、それが無理なら線画のままにするか。
736名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 18:02:38 ID:LIQoQKWx
>>729氏がモノクロでもいいなら投下希望。
気長に探しすのも手だし。気長に待つよ。
絵は描けないんで羨まし。力になれずすまん。
737729:2006/11/26(日) 22:05:54 ID:u0MYjCh7
>>735-736
ありがとう。ちょっと試験的に描いてみた。画像は澪だよ。こんなんで良ければ……。
ttp://kjm.kir.jp/?p=75046
738名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 00:53:58 ID:rAmOoLtK
おお!早速の投下GJ!!
モノクロでじゅうぶんいける!澪姐、舌エロい。
また投下してください!
739名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 02:31:29 ID:5yrPNi3s
エーロ!梵梵!
740名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 23:08:11 ID:m6xcdo/5
>>729
自分でいいなら、その塗りやってみたいんだけど…
氏がどれくらいのレベルの塗りを期待してるかが気になります。
741729:2006/11/29(水) 23:28:15 ID:NikiN1fK
>>740 ほんと?ありがとう!レベルなんてそんな。名乗り出てくれただけで嬉しいです。
じゃあ早速だけど…。この前のシャーペン絵みたく、線画だけでいいのかな?やっぱりペン入れしてた方がはっきりするし、塗りやすくていい?
742740:2006/11/30(木) 22:58:01 ID:4D/aYq7t
>>741
ケータイからマキコ

じゃぁ鉛筆線でよろしくっす。
wktkしながら待ってます(・∀・)
743699:2006/12/01(金) 02:34:49 ID:fS0K/8hR
>>729塗り絵師さん見つけられてオメ!

ところで黒明神×澪でやってほしい事とかあるか?
参考として取り入れてみたいので要望があったら書き込み希梵。
744名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 22:36:47 ID:isjGp96p
明×姫のクリスマスネタがそろそろ終りそうだが
クリスマスネタとかなんか新鮮味が無いよな…
クリスマスまでには投下予定なんでその時は宜しく。
745名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 01:15:37 ID:NbmJorjr
季節ネタ好きです
楽しみにしてるよ
746名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 19:36:18 ID:kDkR+V+K
澪姐さん、剄伝導の達人なら愛液で剄伝d……いや、何でもない。
747名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 02:15:36 ID:pNsPFI+R
>>746
それイイ!想像してかなりキタ

エーロ梵梵!
748699:2006/12/05(火) 05:58:07 ID:afV+afeE
>>744氏、
楽しみにしてます!!明姫クリスマスそれだけでGJな組合せ。
>>746
ネタありがとう!
なんか延々できそうな澪攻になりそうなw
うまく活かせるかわからないけど頑張る。
749小井谷:2006/12/05(火) 18:01:44 ID:0QlQ9Lsx
>>748
746なんだけど、まさか呟きを拾ってもらえるとは思わなんだ。
ありがとう、正座して待ってます。


前投下したプラ澪続きの冬澪、書いてるんだけど全然進まないんだ。
下手したら抱えたまま年越しそうw
750名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 18:56:16 ID:9ny/Pf8o
投下予定の人みんな頑張れ
wktk待ってる。エーロ梵梵!

明×姫書きたいけどネタがないよ
751729:2006/12/05(火) 20:33:02 ID:fk7JdRIA
人いるー?この前名乗り出てくれた塗り師さんもいるかな。
>>729だけど、絵が出来たので投下したいんだけど……。誰もいないかな…。
752名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 00:15:54 ID:e38X9YJu
この前名乗り出た者ではないけど、色塗りしたい・・・
753699:2006/12/06(水) 01:53:51 ID:mk8ZM6g5
うおー。憧れの小井谷さんの呟きだったのですか!!!
丁重に扱います。はい。
小井谷さんの作品すごく好きなのでいつまでも待ってます!!
投下予定者が増えて嬉しい。エーロ梵梵!
754740:2006/12/06(水) 23:36:01 ID:/DmuLm7q
この前名乗り出た者ですよーノシ
729氏、投下よろしくです!!
755729:2006/12/07(木) 00:07:52 ID:idS7czav
>>754氏、待ってました!お願いします…!
>>752氏も遠慮なさらずに塗っちゃって下さいな。

では、とうっ(か)!
ttp://kjm.kir.jp/?p=79182

他にもやっても良いよ、って方がいたらどうぞ。塗り絵は小説が行き詰まった時に頭が活性化されるかもw
756729:2006/12/07(木) 00:25:51 ID:i5MZKmsd
ついでに今描いたひめのんも投下。お好きな方をドゾー。迷うわ♪澪姉なの?ひめのんなの?どっちが好きなの?
個人的にはどっちも惚れた男に献身的だと良い。

ttp://kjm.kir.jp/?p=79201
757名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 09:22:43 ID:ehdRQqKs
729氏、乙!!
塗り絵されてどんな仕上がりになるのか更に楽しみが増すな。
758名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 11:12:34 ID:wUuy5Stp
729氏乙です。

澪姐の剄伝導について勝手に妄想してみたんだけど、イクときに無意識にビリッ
とやってしまうのかな。たしかに相手は疲れ知らずで延々しそうだなw
自分が原因だと気付かずに、相手を怒ってる姐さん想像して燃えた。
759740:2006/12/07(木) 21:43:50 ID:EGIVh1pi
うはwwwktkrwww
729氏乙っす。早速塗りに取り掛かります!!
760740:2006/12/08(金) 22:41:30 ID:P8czaPTF
出来ますたっ。おまたせしました。
ttp://kjm.kir.jp/?p=79897
劣化してなきゃいいけど…(;´∀`)
塗り絵楽しかったです。729氏、ありがとうございました。
761729:2006/12/08(金) 23:37:16 ID:k1g5zW1u
>>760 ウホッ!いい澪さん!wwすごいなー、まさか自分の絵がこんなに綺麗になってくるとは思わなかった…!感動だぁ。
>>740氏、あなたの塗りの腕に敬礼!(`・ω・´)>ビシッ

…いかん、なんか感動して目から水が……。血勁伝導って涙にもなるんだぜ、ってオッサンが言ってた。
762名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 02:42:53 ID:lPas4TZw
729氏&740氏、合作乙です!!
下絵も良かったですが、色塗りもGJです!!
赤がきれいです〜GJGJ!!
763名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 07:25:12 ID:G/HREXoZ
保守かもしんない!
エーロ!梵梵!
764名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 15:02:58 ID:jlFuM781
やぁ。うたかた荘へようこそ。
この出涸らしはサービスなんで、まず飲んで落ちついてくれ。

あー、うん。「また」なんだ。ごめんね。
まあ「仏の顔も三度まで」って言うしね。謝るどころか断末魔すら聞きたかねーな。

でもさ、君は俺のサングラスを見たとききっと言葉では言い表せない
「チカン・変態・ストーカー」みたいなものを感じてくれたと思う。

殺伐とした東京で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って
管理人室に呼んだんだ。

じゃ、一発目からいこうか?



保守がてら某スレからパクリネタ。
うまくいかないものだな。
765699:2006/12/13(水) 20:29:04 ID:8zRlc4lb
>>764保守乙。なんのネタなのかわからんが笑ったw
へたれものができあがったので投下。時間かかったのに情けない。エロは難しいな。
小井谷さんの呟きもいれてみたが返り討ちで終わった感じだ。すみません。
766699 先代明神×澪U ある日の家出@:2006/12/13(水) 20:35:41 ID:8zRlc4lb
夏も終わりに近付いた頃、一人の高校生らしき女性が周囲を確認するように歩いていた。
「ふう。」
(ずいぶん遠くに来たな。これなら一日はアイツも追ってこないだろ。)
適当に見つけた公園で一休みすることにした澪はベンチで横になった。
(修業なんてやってられるか。こんな力…)
日暮れ前の公園では5、6人の子供たちがカゴメ、カゴメ、と遊んでいた。その光景を複雑な思いで眺める。
しばらくすると澪は子供たちから目を背け、声を塞ぐように頭を抱えるとそのまま眠りについていった。

ふわりと温かい感触に目を覚ますと肩からコートがかけられていた。
(誰だ?)
身体を起こそうとすると少し離れたところから声がかかる。
「おーい。澪。起きたかー?」
サングラスをかけた声の主を確認すると澪は冷や水をかけられた気分になった。
(げっ。明神っ)
コートもよく見ると明神が普段着ている黒いそれだった。澪はがばりと起き上がるとすぐさま逃走を開始する。
「ちょっ。待てぇ!!」
明神の声を無視して澪は全力疾走をする。
(なんでアイツいつも見つけられるんだ?!しかも来るのが早過ぎる!今日こそは逃げてやるっ)
そう思うが矢先、澪を通り越して明神は目の前を塞ぐ。
「俺から逃げられると思うな。」
にかっと笑う。
「また変な技を使ったな。」
澪が後ずさりしつつじろりと睨む。
「『飛』だ。俺から逃げたいなら覚えるこった。さー帰るぞ。」
がしっと澪を脇から羽交い締めにすると、ずるずると元にいた公園に引きずっていく。
「離せ!!誰が帰るかっ」
無理矢理振りほどくと澪は明神に蹴りをいれる。
「痛っ。やるのか。」
「大人しく帰るつもりはない。」
澪はすっかり喧嘩腰になり続けざまに蹴りを入れていくが、明神は楽々と攻撃をかわしていく。
「ほれ、もっと本気出さないと当たらないぞ。っうげ」
余裕を見せたところに拳がみぞおちに入る。
「ふん。」
澪はすかさず蹴りを入れるがかする程度だ。そんなやりとりが一時間も経つと互いに息が上がってくる。
「澪。もういいだろ。少しはすっとしたか?」
ぜーはー肩で息をしながら明神が待ったをかける。
「知るかっ。毎回毎回、追ってくるな。しつこいぞ。」
「んなこと言ったって年頃の女の子をふらふらさせとくわけにはいかないだろ。さっきだってあんなところで
無防備で寝てるし。危うく襲うところだっ…」
言い終わらないうちに澪の蹴りが顎に入る。
「変態はお前だ!!」
澪は深くため息をつくと悶絶している明神を放って近くの自販機に向かう。
(疲れた。喉が渇いた…)
炭酸が喉に心地よく澪はごくごくと一気に飲み干した。
「澪、それ酒だっ」
後から来た明神が手にしていた飲み物を確認して慌てる。
「ん?」
(何を慌てて…)
振り返ろうとして澪の視界がぐらりと揺らぐ。

カチっと金属音が部屋に響く。ふぅっ吐き出された息と共に煙が漂う。
澪は混沌とした意識の中、違和感を感じて目を開けると見慣れない天井が上にあった。
「目が覚めたかい、お嬢さん。」
からかうように明神が煙草をくわえて澪の視界の中に入る。
「私?」
「あんなに暴れた後に酒を一気飲みするから倒れたんだよ。まったく。」
言われてみて頭が少し痛いのに気付く。と同時に手首に違和感を感じて動かそうとするが動かない。
見上げると両手はバスローブの紐で拘束されていた。自分の状況を把握して澪は眉をひそめた。
ダブルベットに大きなテレビ。手狭な部屋に冷蔵庫など揃えられている。いるのはホテルだ。
767699 先代明神×澪U ある日の家出A:2006/12/13(水) 20:42:30 ID:8zRlc4lb
「なんのつもりだ。」
怒りを込めて睨みつけると明神は飄々と煙草をふかしている。
「決まってるだろ。悪い子にはお仕置きだ。」
心なしか声が楽しんでいる。
「誰が好きにさせるかっ」
自由になっている足で抵抗しようとするが直ぐさま強い力で押さえ付けられてしまう。
「俺からは逃げられないって言ったろ?今度は暴れないようにしてやる。」
にやっと澪にとっては悪魔のような笑いが向けられる。煙草を消すと明神は澪にまたがる。
「さて、と。」
背けている澪の顔を無理に正面に向かせて明神は口づける。固く閉じた唇をこじ開けて舌を差し入れると逃げている
舌を捕まえる。酒の余韻なのか温かく感じる。舐めとるように口をなぶると澪が不意に明神の舌を噛んだ。
思わぬ反撃に口を離す。
「まだ酒の匂いがするな。」
明神は反撃に怒りもせずに言ってのける。かえって澪にはそちらの方が怖かった。
「もう、いいだろ。やめろ。」
「やだね。」
澪の着ていたキャミソールをたくしあげブラのホックを外すと押さえられていた柔らかな実が弾けるように
さらし出された。
「やっ」
「どんどん大きくなってくな。」
明神はすくい上げるように揉んで感触を楽しむ。なすがままになるしかない澪は抵抗の言葉が少なくなっていく。
「もう感じてるのか?乳首がたってるぞ。」
明神は突起した乳房の先端を軽く指で弾き、指で挟む。
「そんなことないっ」
(こんなことされて感じてたまるかっ)
そう思っていても身につけていた物をはがされ裸にされると心細くもある。
「じゃ、確かめないとな。」
閉じた澪の足に自分の片足を割り込ませ開かせると澪のベルトを解きジーンズを緩くするとショーツの合間から
いきなりじかに澪の秘所に手を差し入れる。
「そこはやだっ」
か細い澪の悲鳴を無視してあっと言う間に明神の指が秘所を探りあてる。入口を二度三度、指で撫で上げると
そこはすでに湿っていた。
「体は嘘つけないな。濡れてるぞ、ここ。」
「違うっ…」
顔を真っ赤にする。こんな屈辱から逃れたいが抗う術がない。花芯をねぶられると澪は思わず身体をよじる。
澪の耳を甘噛みすると首筋を音を立てて吸う。
「いいなら素直にそう言いな。」
明神の耳元での甘い囁きが澪にはこそばゆい。
(流されてたまるかっ。)
目を閉じてせめてもの抵抗としようとするが、感覚が研ぎ澄まされて明神の動きがかえって鮮明になる。
身体をまさぐる手、口の動き。息づかい。煙草と共に明神の身体の匂いが満たされていった。
やがて自分の息づかいが不規則になっていくのに気付く。
(犯される)
そう澪は思っていてもそれは恐怖とは違うものだった。初めて明神と体を重ねてから、もう何度目になるのか
行為に身体はならされつつあった。あらがいがたい快感も、もう知ってしまっている。
再び明神が唇を重ねて舌を割りいれてくるが、澪は抵抗しなかった。
「正直になってきたな。」
明神は澪の変化に気付き、ほくそ笑む。澪のジーンズを膝まで脱がすと体を持ち上げてうつぶせにする。
「やっ」
羞恥に足を閉じようとする澪を明神は押さえつけ、尻が突き出される体勢にする。白いふくらみが突き出され、
秘所があらわになった姿は明神の欲情に火をつける。秘所は既に濡れて光り誘うかのようにひくついていた。
「やめてくれっ明神。」
懇願するような澪の声を無視して明神は頭を澪の足の間に入れる。
「大人しくしてろよ。」
そう言うと花弁を開き舌を這わす。突然の感触に澪は腰を浮かすが、押さえられ思うように足が動かない。
「はぅっ…いやっ」
ぴちゃりと卑猥な音が耳に届くと澪はぼうっとして思考が止まる。
明神は舌を巧みに蠢かせると中心に舌を差し入れようとしてくる。びくりと澪の体が跳ね侵入から逃げようとするが
明神は割って入る。愛液が溢れだし、澪の足を伝って零れ落ちていく。
768699 先代明神×澪U ある日の家出B:2006/12/13(水) 20:46:22 ID:8zRlc4lb
「あっ」
澪の声にも艶が出てくる。舌でかきまぜたあとに指を侵入させる。だが、まだそこはきつく指二本でも締め上げて
動かすのも容易ではない。指を出し入れしつつ陰核を軽く舌で転がすと澪の声が高くなっていく。
澪は快感にのまれ、足を支えるのがやっとだった。少しでも腰が落ちるとこすりつけるようになって快感が
増してしまう。くちゅくちゅと指の動きに合わせて音が響いて澪を煽る。
しだいに澪の中に大きな感覚が押しよせようとしていた。
「あぁっもうダメっ」
思わず声をもらす。明神は澪の反応を見てわざと動きを遅くする。指を抜くと澪を仰向けに戻す。
なんでやめるんだ、とは口に出せずに澪は目で訴えるが、明神はふっと笑う。
「ダメなんだろ?無理矢理はよくないからな。お終い。」
「っ」
絶句する澪にバスローブを被せ、縛っていた紐も解くと明神はベットに腰掛け煙草に火をつける。
(ちょっと待て。ここまでやっておいて…本気なのか?)
明神の様子を伺うが背中を向けていて推し量れない。やがて煙草を吸い終えると明神は冷蔵庫からビールを取り出し
飲み始める。
「なあ…」
「んー?」
呼びかけてみるが生返事が返ってくるばかりだ。しんと静まりかえった室内に明神がビールを飲むのどの音だけが
繰り返される。その傍で火照った体を澪は持て余していた。取り澄ましている明神がうらめしくなる。
当初からすればほっとすべきところなのだろうが身体が熱を帯びて、快感を求めてやまない。
澪はがばりと起きあがり明神のビールを奪うと一口飲み干す。酔いの勢いを借りて自分で乱れていた服を脱ぎ出す。
ぱさりと最後の一枚を脱ぎ捨てると、おそるおそる明神に後ろから抱きついた。
「明神…」
澪は自分でも思いがけない程、甘い声が出ていた。すると明神の肩が小さく震える。
(なんだ?)
「お前、本当に可愛いな。」
振り向いた明神の顔を訝しげに見ると笑いをこらえていた。
「なっ」
澪は顔を真っ赤にそめる。
(こいつ私の反応をみて楽しんでたのか?!)
「お仕置きだって言っただろ。たまには素直になった澪も見たかったんでな。」
「っっ!!」
(はめられたっ)
自分の行動を悔やむが後の祭りだ。明神は澪を組みしくとなだめるように唇を合わせる。
「そう照れるなよ。俺も我慢するのに大変だったんだぞ。」
そう言って明神も服を脱ぐ。澪は張りつめたものに思わず目がいってしまう。そそり立ったそれはいつになく
大きいような気がした。
「そんなに見るんじゃない。恥ずかしいだろー。」
「誰がっ」
澪は慌てて視線を逸らす。明神は澪の肩の下に手を入れ抱くと唇を重ね舌を絡める。
「もういいか。」
明神は澪の耳を愛撫しながら尋ねるが、返事を待つのも惜しいのか手早くゴムを付けると既に先端を秘所に
あてがっていた。澪は目を手で隠してコクリとうなずく。
溜まりきっていた欲情をぶつけるかのように明神は張りつめたものを突き入れる。
求めていたものが一つになり互いに声にならない息が出た。
ゆっくりと明神は腰を動かしていくが慣らしたとはいえ澪の中はひどく絞め付けてきていた。
「そんなに絞めるな。」
明神が射精を押さえるためにゆっくり動いているのに、澪の中は動きに呼応して余すところなく締め上げてくる。
(ホントにいい身体になってきたな。)
明神は衝動に身を任せると思い切り奥まで突き入れる。
「いいか?」
「ぁ…もっとっ」
先刻よりも素直に返ってくる反応が明神を駆り立てる。欲情を煽られ明神は荒々しく奥を突く。
やがて澪の中も波打ってくる。
「やっ」
「っ」
澪は身体をから力が抜け、明神はどくりと放つ。汗ばむ身体をそのままに二人はベッドに転がり込んだ。
769699 先代明神×澪U ある日の家出C:2006/12/13(水) 20:54:59 ID:8zRlc4lb
澪は天井の一点を見て考えに耽っていた。
「なあ。何でじーさんやあんた達は私に修業させるんだ。私は湟神を継ぐつもりはないぞ。」
「なんだ、澪わかってなかったのか?」
明神がきょとんとしている。
「湟神のじーさんは澪が自分で身を守れるようになってほしいだけだ。お前は力が強い分、陰魄にも狙われやすい。
いつも守れるとは限らないからな。じーさんなりの愛情だろうよ。継ぐ継がないなんてその後の話だ、半人前。」
明神は澪の頭をぽんぼんと撫でる。
「ふーん。」
ぼんやり生返事をする。
(そういや明神にも助けられたことがあったな…)
「なんだ。てっきり最近の家出は俺を誘ってるもんだと思ってたぞ。」
明神は澪を抱き寄せて軽く口づける。
「なっ。そんなわけあるか!」
頬を染めて明神から逃げようとする。
「はっはっ」
「バカ!」
ばすばすと枕で明神を叩きながらはたと澪は思い当たる。
(そういや最近、家出する度にこいつのいいようにされてる…か?)
思い返してみると明神が迎えに来るようになってから家出すると明神に抱かれている結果になっていた。
(やばい。明神に流されてるっ。なんかやり返す方法ないのか?!あ!)
澪は荷物を漁るとおもむろに黄布を取り出し左手に巻き付けていった。
「待て。何をする気だ、澪!?」
明神のバスローブをはぎ、大人しくなっている一物に手をかけると澪は赤い舌をちろりと出し根元から上へと舐め
始める。ゆっくりと上から下へと舌を這わせた後に口に含む。えぐれている部分を一周させ割れ目をなぞると
入口を吸い、丹念に先ほどの残滓を舐めとっていく。舌を絡み付け軽く吸いながら口を上下に動かす。
澪の柔らかな舌の愛撫にしだいに硬さが増していっていた。
(すぐにさっきみたいにはならないな…)
澪が剄伝導を試みると直ぐさまそれは明神の意思に反して張り裂けんばかりになっていった。
「勘弁してくれ、澪。」
まだ疲れの余韻が残っている明神はため息をついた。
「さっきのお返しだ。やらないのか?」
にやりと笑う澪は照れる顔とは違いひどく大人びて誘惑的だ。
「一休みくらいさせてくれ。」
そう言いつつも澪が自分の物を舐める姿は明神の欲情に再び火をつけるには十分だった。
澪を四つん這いにさせると間髪入れずに貫く。大きさにたえかねたのか澪から甘い吐息が漏れる。
腰を掴み、思うままに突き上げると体液が交わる音が響き渡る。澪も身体を反らせて快感に溺れていた。
しだいに澪もしなやかに腰を動かしはじめる。
(やべ、もういきそうだ)
明神は一気に突き上げる速度をます。澪の息づかいも荒くなっている。
「っ」
限界を感じ引き抜いて射精しようとした明神は一瞬固まった。行動が取れず、身体はつながったままでいる。
「何をした?!」
「まだいかせてやらない。」
「…っ」
(まさか下の方でも剄伝導したのか?これじゃ澪の思うがままじゃねえか…)
澪は汗ばんだ身体に付いた髪を整える。
770699 先代明神×澪U ある日の家出D:2006/12/13(水) 20:58:00 ID:8zRlc4lb
「まだ。もっとしてくれなきゃ嫌だ。」
いつにない澪の態度や艶やかな表情と潤う目に明神はたじろぐ。
「どうしたら満足してくれるんだ、澪は?」
「明神が考えろ。」
(と言われてもこの状況じゃ澪を限界までいかせるしか思いつかないんだが。ま、楽しいしいいか。)
「じゃ、遠慮なく。」
明神は澪の乳房をもみ、陰核を抓りあげる。澪は与えられる刺激に敏感に反応する。荒々しい動きでかきまぜると
こらえきれずに澪の上体が崩れてくる。えぐるような容赦ない動きに澪の息が詰まる。
「やっ壊れるっ」
「まだ欲しいって体は言ってるぞ。」
「っ」
(この体力ばかっ)
澪の後悔も刺激に押し流されていってしまう。明神が乳房やその先端、陰核を弄ぶと愛液が溢れ出し締めつけが
一層強くなる。背中からうなじへと舌を這わせ音を立て吸うとぴくりと澪は快感がます。意に反してしまるたびに
澪は明神の太さを感じていた。
荒っぽく張りつめたものを打ち付けられ体をいじられるにも限界がきていた。澪の思考が真っ白になってゆく。
「いやぁっ。いくっ」
悲鳴にも似た声とともに澪は崩れ落ちると絶頂を迎えた。
同時に明神は澪の隙をみて引き抜くと澪の背に白濁した液を放つ。どのくらい快楽に溺れていたのか。二つの身体は
互いの体液でぬめついていた。混濁した意識の中、澪は再び起き上がろうとする。
(明神が根を上げるまでやってやるっ)
そう意気込むが体力に限界がきていた。知らぬ間に深く眠りについていった。


一夜明け、帰り道で明神はすっかりご機嫌になって鼻歌を歌い半ば踊りながら歩いている。
(あれだけやってもまだこいつ疲れてないのか…)
明神の態度と体力に呆れつつも昨日よりも気持ちが軽くなっていることに気付き澪は苦笑する。
不意に足を止めると明神は顔を寄せる。
「あ。今度、家出した時は澪の方から誘ってると問答無用でみなすからな。忘れんなよ。」
にやっと笑うとでこぴんする。
「勝手に決めるな!」
怒って澪は蹴りを入れる。
(…いつか返り討ちにしてやる!!)
澪は踵を返してすたすた家の方に向かった。
771699:2006/12/13(水) 21:03:11 ID:8zRlc4lb
終わりです。無駄に長い割にエロくなくてほんますみません。
批判とかアドバイスあったら容赦なく切って下さい。
小井谷さんの剄伝導も読んでみたいです。冬澪の続き座禅して待ってます。
投下予定のみなさん頑張って下さい!!

エーロ!梵梵!
772名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 23:26:45 ID:XTIkqjPh
699さん、GJ!
773小井谷:2006/12/14(木) 01:51:58 ID:PB+TtGSE
699氏GJです!
剄伝導にすごいテンション上がった。ありがとうございます、活力になりました。
じゃあ自分も調子こいて、463で投下した冬澪の続きで剄伝導に挑戦してみますノシ


書きたいもの3本になったよ増えすぎだよ…けど全部冬澪ってどうなの自分w
774名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:00:21 ID:xWKVfTl+
冬澪もウェルカムでつよ!!

エーロ!梵梵!
775699:2006/12/15(金) 07:10:02 ID:QxWEsdoR
>772 ありがとう。
>773 小井谷さんの糧になるなんて感無量・゚・(ノД`)・゚・。
小井谷さんの剄伝導、読めるんですか!いやほーい!冬澪wktk。ゆっくりでいいので待ってます。
自分も明姫を書くはずだったのに黒澪になって頭ショートしてますw

みんな頑張れ〜!!エーロ!梵梵!
776名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 12:49:27 ID:mkERtwCf
このスレのおかげで明姫萌えしていた事を思い出した。
何で忘れていたのかさっぱりわからん。

エーロ梵梵!
777名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 23:15:32 ID:FRRXUIU6
699様、GJGJGJ〜!!
ラブラブっぷりに萌え悶えました!
699様のおかげで明神×澪が大好きになりましたよー!
778名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 19:12:01 ID:rfM6htta
エーロ梵梵!!
澪受け万歳。
779699:2006/12/17(日) 07:55:09 ID:Dk8uXg0a
>777 読み返すとあまりのバカップル振りに自分も悶えましたw
好きになってくれて嬉しいです。澪姐さん エーロ梵梵!!

姫乃も来ーい 梵梵!!
780名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 16:30:36 ID:QRt2LJd0
17日のジャンフェスいったら澪と姫乃が歩いてたw
梵梵!!
781名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 08:52:32 ID:W9q++81M
>>780 腐女子サイトの管理人らし(ry

気を取り直して、エーロ!梵梵!
782名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 19:50:55 ID:mG2/7JsO
お客様で、どなたか塗り師さまはいらっしゃいませんか〜?
783ダブル留学:2006/12/21(木) 22:58:37 ID:t4r5CLdL
sage
784ダブル留学:2006/12/21(木) 23:01:31 ID:t4r5CLdL
>>744で投下するといってた者です。
今から恥を投下するんでみんな良かったらみてね。
NGは「ダブル留学」で

クリスマスイブの今日も明神は陰魄退治をしていた。
それも終わりアパートに帰っていく途中にカップルの姿がちらほら目に映る。
「そういえば今日はイヴなんだなぁ」
独り身の明神には少し寂しい気分だ。
「はぁ…」自然にため息が白い息と一緒に出てしまう。
アパートに着き暖房を点火して横になる明神。
するとそこへ姫乃がやって来た。
「明神さん。ケーキ一緒に食べませんか?」
姫乃はケーキショップで買ってきたケーキを皿に盛って部屋にきた。
「おお〜旨そうじゃん。」子供の様に喜ぶ。
「そして明神さんにシャンパンも持ってきたよ。」
「未成年なのにどうやってそんなもん。」
「私の友達が酒屋さんだからタダでもらったの。」
「はは…そりゃ凄いな。」
何気ないその会話は何時もの二人だ。
そして「ポン!」という爽やかな音と共にフタが宙を舞う。
すると明神は「ひめのんも飲む?」と尋ねる。
「まだ私未成年なんですけど…」
「そんな固いこと言わないでさ。今日は特別なんだから。」
「それじゃ1杯だけ頂きますね。」
なみなみとグラスに注がれたシャンパンにストローがささる
「メリークリスマス。ひめのん。」
「メリークリスマス。明神さん。」
二人はグラスを乾杯してシャンパンを味わった。
「ひめのん。ストローで酒を飲んだら酔いやすいから気を付けろよ。」
そんな事を知ってか知らずか姫乃はグラスを半分近く飲み干した。
すると少し酔っている明神は姫乃にプライベートな質問をする。
「ひめのんは彼氏とかいないの?」
「ええ!?い…いないですよ。」突然の言葉にドキッとする姫乃。
「だったら好きな男とかいないの?クラスで。」
その質問に姫乃は少し赤面させながら、もじもしと話す
「…いるけど…クラスにはいない。」
「そうか、違うクラスだったらなかなか会えなくて寂しいよな?」
「いや…私の好きな人は学校にいないし…」
「は?」思わず間抜けな声を出してしまう明神
「その人はいつも私を子供扱いしてるし…」
「だれ…もしかして相手は大学生?」
明神は良くないと思いながらも更に質問をするが、
姫乃も少し酔っているのか思っている事を次々と話す。
「大学生じゃないけど、その人は私より大人で私を子供扱いする人…」
その弱気な姫乃に酔った勢いで明神なりのアドバイスをする。
785ダブル留学 2:2006/12/21(木) 23:08:59 ID:t4r5CLdL
「あのなひめのん?好きと言わないで苦しむより、
ちゃんと打ち明けた方がすっきりすると俺は思うぞ?」
その言葉に「そうだよね…」と姫乃は小さく呟いた。
「そうと決まれば告白だ。今日はイヴだし願いは叶うかもよ。」
すると明神は姫乃の手を優しくつかみ
「大丈夫!ひめのんは可愛いから自信もって」と元気付ける。
すると姫乃は言いにくそうな顔で明神に喋った。
「あの…私の好きな人は…今…目の前…に」
よく聞き取れなかった明神は「何だって?もう一度」と聞き返す。
「だから…私は明神さんが好きなの…!」
「へ…??」頭が真っ白になりパニックになる明神。
酔った勢いで姫乃は明神に想いを打ち明けてしまった。
頭を整理をしてさっきまでの会話を思い出してパンと手を鳴らし納得した。
「でも何で俺なんだ?」素朴な疑問を姫乃に質問した。
「だって、ピンチの時には駆け付けてくれるし、
頼りになるし、優しいし、カッコイイし…」
姫乃が顔を真っ赤にさせながら赤裸々に想いを語る。
「あはは…照れるな」明神は頭を掻きながら照れを隠す。
すると姫乃は明神に抱きついた。
「す…き…」声にならない声で明神に必死に想いを伝える。
明神は右手を姫乃の頭をポンと置き優しく撫でる。
「可愛いな、ひめのんは」
思わずその言葉に涙する姫乃。
その涙を優しく親指で拭き取る明神
「こんな可愛い子を泣かしてしまって俺は罰当たりだ」
さらに続けて喋る
「良かったねひめのん。願いは今日叶いそうだよ」
「どういう意味?」と姫乃が尋ねると
「ひめのんの願いは叶う。つまり好きな人と結ばれるでしょう」
この遠回しの言葉をようやく理解した姫乃。
その姫乃を今度は明神が抱き寄せる。
「ケーキより何よりひめのんが最高のクリスマスプレゼントだよ」
そう言いながらキツク抱擁する。
「ちょっと…苦しいよ、明神さん」
姫乃のあごを持ち上げキスをする明神。
いきなりキスされて目が点になる姫乃。
「ちょっと…いきなりそんな事」「だって今日はイヴだし…」
イヴと言う便利な言い訳を通用する限り使いこなす明神
「そうだよね。今日はイヴだもんね。」
姫乃も納得したように明神にキスをする。
すると明神は姫乃の後頭部に手を伸ばしディープキスをする。
(え?明神さんの舌?!)姫乃は驚きながらも必死に明神に絡み付く。
その初々しい反応が明神を刺激させる。
786ダブル留学 3:2006/12/21(木) 23:12:19 ID:t4r5CLdL
酔った勢いとイヴの雰囲気だけでこうなってしまったのはダメなのかも知れない。
しかし両者が互いに好きな事だけは覆す事は無理だろう。
「う…ん…明…神さん」漏れる甘い声が明神の欲望を掻き起てる。
先ほどのケーキの甘い味が互いの舌に伝わる。
溢れ出す互いの唾液が姫乃の上着を汚す。
「はぁ…ヒメノ…」口を離すと銀の糸が引いていた。
「みょー…じん…さん」姫乃自身でも信じられない甘い声がでる。
明神はそのまま姫乃を押し倒す。
姫乃は少し不安そうに明神を見つめている。
「大丈夫。優しくするからさ。」
そう言い放ち、優しくおでこを撫でる。
明神は再び姫乃に濃厚なキスをする。
滝の様に姫乃の口の中に明神の唾液が注がれる。
「う…んぅ…はぁ…ンッ」姫乃の口で対処しきれない唾液が
微かな喘ぎと一緒に頬を伝い床を濡らす。
明神は姫乃の色白な首筋を強く吸って赤く華を咲かせていく。
「あぁ!痕がついちゃう…!」
それでもお構い無しで姫乃の体を貪る。
気が付けば明神の手は姫乃の胸にあった。
その手で胸を乱暴に揉みあげた
「ぁああーっ!」とっさに甘い声を張り上げる。
「なに、ひめのん?キモチ良いの?」
ニヤケた表情で姫乃を攻める。「いやぁー…」口では否定するものの、体は明神を次第に求めている。
姫乃の頭上で明神の大きな掌が姫乃の細い両手首を左手だけで押さえ込む。
身動きが取れない姫乃は左右に顔を振る。
身動きが取れない事をいい事に、今度は右手で姫乃の胸を掻き回す。
「アァー!だめぇッ…あぁ…」
長い黒髪が地面をうねる。
姫乃のシャツを捲りあげると白いブラジャーがあらわになる。
「ひめのんは着痩せするんだね…」
洋服を着てたら分からない意外と大きく育った胸に明神は驚いた。
姫乃は顔を真っ赤にして恥じらう。
「いやぁ…恥ずかしい…」
「これからもっと恥ずかしい事をするんだよ?」
明神はからかう様に姫乃に喋る。
そして明神の右手はブラ越しで姫乃の乳首を押し込んだ。
「ひゃ!いゃぁああーっ!!」
明神は押さえ込んでいた手を解放して姫乃の背中に手を回しブラのホックを外す。
プツンという音が床に吸収され、ブラを捲り上げる。
たわわに実った乳房と重力を無視して、
天井にツンと立ったピンク色の突起物が明神を誘惑してるようだ。
その突起物を軽く指でつねる。
「ひぃっ!ひゃあぁー!ハァッ…ん」
明神は姫乃の乳首を弄びながら言った
787ダブル留学 4:2006/12/21(木) 23:18:24 ID:t4r5CLdL
「なぁひめのん。ココが立ってるのはキモチイイ証拠なんだよ」
そう言い放つと右手で乳首をつねりながら反対側の乳首を吸い上げた。
「アァッ…ハアァああッー…もう…ダメぇ!」
姫乃は乱雑に捲り上げられたシャツを噛みながら快楽にたえる。
その姿が更に明神の欲望の糧になる。
「ヤバいくらい感度がいいねぇ。ひめのん」
味をしめた明神は姫乃のスカート内に手を延ばす。
「あぁ!そこはダメ!」
とっさに手を出すがその手をまた明神の力にねじ伏せられる。
明神の手は姫乃の太股を伝い、じらす様に秘部に向かう
「あぁ…」明神の手の温かさが姫乃の太股から全身に伝わる。
「さてと。」そう呟くと秘部をショーツ越しから中指で突き上げた。
「はぁぁー!!イャアー!!ハァ…ぅあぁッ」
姫乃は無意識に腰を降らして快感に酔っている。
明神は右手で秘部を弄びながら、姫乃の右胸の乳首を吸って
反対の乳首を左手で摘まみあげた。
「あぁアァアんぅ!あぁああーっ!もっと…ハァぁ…してぇ…」
明神から同時に性感帯を弄ばれ翻弄する姫乃。
「それじゃ、ひめのんの希望通りもっとしてやるよ」
そう言うとショーツを脱がされ中指を膣に入れた。
「いゃあぁァァアあー!!指がぁ…!」
更に人指し指も入れて内部で関節を曲げて執拗にかき回す。
「だめぇー!みょう…じん…さぁん…ぅうああ」
いやらしい粘着質な音と姫乃の甘美な声が狭い室内を響かせる。
「凄く濡れてるよ。ひめのん。」意地悪く喋る。
「だって…ハァ…みょうじん…さんの…せいだもん」
感じながらも否定する姫乃がまた可愛らしい。
「ダメだよ。人のせいにしたら。」
そう言いながら明神はクリトリスを指できゅっと摘まむ。
「ひゃぁ!ソコはいゃぁああぁー」
姫乃は床にあるモノを握りしめて明神の執拗な攻めに堪える。
「ものすごく感じてるねぇ。エッチなひめのん」
「みょーじんさんの…ばか…!!」
決して怒ってはない快楽に酔いしれながらのその反論がまた明神を興奮させる。
「馬鹿とか言っちゃう悪い子にはお仕置きしないとな。」
「えぇ?」と姫乃が呟いた瞬間、クリトリスを吸い上げた
「いゃあぁあああーっ!! あんぅああん ハァ…」
途端に甘い声を張り上げ体がのけぞる。
「だめぇっ もう…我慢出来ないよぅ」
酔っている体に明神から弄ばれ理性が無くなった姫乃。
「で、どうして欲しいんだい?」
分かっているクセにワザと意地悪っぽく姫乃に質問する。
788ダブル留学 5:2006/12/21(木) 23:21:09 ID:t4r5CLdL
「だから…その…欲しいの。明神さんの…」
「だから、何処に欲しいんだい?」
姫乃の耳たぶを噛みながら姫乃を追い詰める。
すると姫乃は右てをモジモジさせながら秘部に手を当てた。
「こ…ここに欲しいの。みょうじんさん…の」
すると明神は満足したのか姫乃の頭を撫でる。
「大変よくできました。」
そして赤黒く逆立ったモノを姫乃の秘部に静かに沈める。
「うわぁぁあっ! みょう…じんさんの…入ってる」
姫乃は無意識に両手で明神の後頭部をつかんでいる。
「全部入ったぞ。感想は?」
「明神さんと一緒になれて、嬉しい。」
「俺も嬉しいよ。ひめのん」
そして内部が癒着するまで二人は唇を我を忘れ貪りあう。
「動かしてもいいよ、明神さん。」「それじゃ行くよ?」
互いの目を会わせ、最終確認をする。
「いっぱい私を愛してください。」
うるんだ瞳でそんな事を言われた明神は理性の糸がプツンと切れた。
「ヒメノ」そう呟くと激しく腰を打ち付けた。
「あぁああああーっみょうじんさーん! ハァッハァッ アーッ!」
姫乃の両手両足は明神に絡み付き狂った様に鳴く。
「ヒメノ…きついよ」
あまりの内部の良さに無意識に漏れるその言葉。
「はぁっ…はぁっ…もっとぉ…してぇ!」
姫乃も快楽に呑まれ腰を動かす。
明神は姫乃の上半身の下に手を回し抱き抱えるように激しく腰を打ち付ける。
「アァん!こんなの…はじめてぇ…深くまで…あぁーッ」
明神はギリギリまで引いて、一気に奥の奥まで自身を深く打ち付ける。
そして姫乃の頭部を掴み、無理矢理キスをする。
「んぅ…むぅ…はぁ、苦しい…」
漏れるその甘美な声が余計に興奮させる。
理性がない互いの口から溢れる唾液が姫乃の頬を伝い床に染みを作る。
ようやく唇が解放された姫乃は声を張り上げ鳴く。
「あぁあー! ハァハア…もう…だめぇー!!」
「もう少し耐えてくれよ」
そう呟くと姫乃の片足を抱えてピストンする明神
「いゃあぁ…もう…イくっ…イくぅー!!」
「もう俺もヤバい…ヒメノ…」
「あぁあ…一緒に…みょうじん…さん…」
そしてラストスパートをかけて強く早く激しく打ち付ける。
「アーッ!もう…イッちゃう!死んじゃうッ!!」
「はぁ…ヒメノ…愛してる…」
「私も…みょう…じんさんが…好き…大好きーッ!」
その瞬間、明神に身震いするほどの快楽が押し寄せ、
姫乃の内部に大量の精液が吐き出された。
「く…ヒメノーッ」
789ダブル留学 ラスト:2006/12/21(木) 23:28:32 ID:t4r5CLdL
「あぁあああぁあーッ みょうじんさん アァッ!!」
互いにイってしまい、重なりあったままぐったりしていた。
二人は名残惜しいようにキスを軽くした。
そしてゆっくり結合部からペニスを引き抜くと、
姫乃の膣内じゃ対処しきれない精液が逆流する。
(とうとう、女子高生と…犯罪だ、俺)
冷静になってみたら少し怖くなった明神。
「なんでそんな怖い顔してるんですか?」
すかさず突っ込む姫乃。
「えっ!いや何でもないよ。ははは…」
一応大人としての余裕をみせる明神。
「さてと、後始末するか…」
手を伸ばしてティッシュで姫乃の秘部を拭こうとする明神
「ちょっと!自分でするから」
顔を真っ赤にして明神の手を払うが、また強い力でねじ伏せられる。
「いいからいいから。」
そう言いながら丁寧に拭く。
そして姫乃に背を向けて自分の息子を拭く。
その間に姫乃は服を着直している。
「今日はココで寝ても良いですか?」「あぁ、いいよ。」
明神は姫乃の方に顔をむけ笑顔でそういった。
そして暖房を消し、明かりを消して眠りについた。
「おやすみ、ひめのん。」「おやすみ、明神さん。」
そして目が覚めると姫乃はドキッとした。
(私、明神さんと…しちゃったんだ…)
あまりに冷えきった部屋に身震いしながら、
窓の外を眺めると雪が降って一面が銀世界になっていた。
「ねぇ!明神さん、雪だよ」
嬉しそうな声を出して明神を起こす。
「うぅ…雪がどうしたって?」
目を擦りながら外を眺めると一発で目が覚めた。
「うわ!すげぇ。一晩でこんなに…」
「ホワイトクリスマスだね。」
冷えきった室内、思わず姫乃は明神に体を寄せる。
「明神さん。あったかい」
そんな愛しい姫乃の肩をだきよせる明神。
「ひめのんがいたら暖房なんていらないな」
「いや、それはちょっと…」
こんな会話もあったかく感じる。
そして姫乃は明神に寄り添いながらそっと雪に願った。
(来年も再来年もずっと明神さんと一緒にいられますように…)

おわり。
790ダブル留学:2006/12/21(木) 23:31:50 ID:t4r5CLdL
冷静になって読み返すと少女漫画以下のクオリティーだな…
スレを汚してしまって失礼しました。
やっぱりエロSSは難しい。
791名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 01:22:01 ID:Z7Sp51Y3
GJ!
792名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 22:25:28 ID:qZoD91+B
>>784-789姫乃キタ━(゚∀゚*)━♪ひめのん可愛くてGJ!!
自分も明姫はやっぱ和んでいい。また気が向いたら書いて下さい。

>>782塗り絵師さん探しってことは新作?見つかりますようにー!
エーロ梵梵!!
793名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 23:59:51 ID:+7hAf+Uk
GJォォォォォォォブ!!
エーロ本本!!
794名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 19:40:44 ID:pfCEXbNU
>>793
エロ本?
795名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 22:32:53 ID:GI8dPUMS
クリスマスネタは良いねぇ
独り身の俺はひめのんを脳内彼女としてあんな事やこんな事…
次はバレンタインネタに期待!
796名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 00:25:15 ID:5aH+oj/4
保守
797名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 11:28:48 ID:vnNhdY2E
保守
798名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 21:50:58 ID:J3OsWBs6
保守エロ梵梵

ところで最近やまさん見ないな。忙しいのだろうか
799名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 13:30:57 ID:yIcZjCDk
本スレやバレスレでも姿見ないしなぁ…忙しいんじゃないかな

あと少しで一本仕上がる!
ふんばる力を下さい エーロ!梵梵!
800名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 15:37:20 ID:zNZg6jyU
>>799
がんばれー!もう少しで単行本+書き下ろしもくるぞ!
エーロ梵梵!!!
801小井谷 冬悟×澪 1:2006/12/30(土) 16:36:26 ID:OQDp8+Ui
年忘れに、冬澪持ってきました。
463-470で投下したものの延長線で、剄伝導もどき(?)も少し入ってます。



「うー…寒い」
はぁ、と手に息を吹きかけて擦り合わせても、寒さは一向に治まらない。
少し前に姫乃がドラッグストアの安売りで買ってきてくれたカイロもあっという間に使いきり、大切に使
わなかった罰だと言って、当分はそのまま過ごせと放られてしまった。
生者一人分だけの家賃収入では、ボロアパート一軒分の水道光熱費と自分の食費にやっと回せる程度で、
安物の暖房器具でさえ買う余裕がない。更にキヨイたちが住むようになってからは、近くでの陰魄騒ぎも
そうそう起きず、収入は前よりも悪くなっていた。

そんな悲惨な男を助ける素振りも見せずに、つい少し前に突然現れて管理人室に上がり込んできた客人は
自分だけ温々とニットの上にコートを着たままスープを啜っている。
そのスープまで自分と姫乃の分だけを持ってきたのだから、意地が悪すぎる。
「で、なんでオメーはそんな温そうなもん着てるんだ?」
「自分の金で自分のものを買って何が悪い」
「悪かねーけどよ、俺見て何とも思わないか?」
「思うとでも思ってるのか?」
「………」
言い放たれた瞬間、畳の上に突っ伏した。
…鬼だ、鬼が居る。
黙って座っていれば目の保養になるほど器量も良いのに、口を開けばすぐに人を打ちのめすような言葉を
平気で吐く。おまけに沸点が低く、手も足も出るのが早い。
見た目は良くても中身は…と思いながら、それがどうしてこんな関係になっているのかはよくわからない
ままだった。
「今日は泊まっていく」
コトン、と音を立ててカップが置かれたかと思えば、突然そんなことまで言いはじめる。
もう陽も落ちる頃、小さな鞄を提げて食事まで済ませて上がり込んできたのは、どこかへ出かけるついで
に立ち寄ったのだとばかり思っていた。
泊まるつもりならば電話なりで先に連絡を入れておいてはくれないか、客用の布団もしばらく干していな
いのにと、小さな文句ばかりが浮かんでくる。それがいつから声になっていたのかはわからないが、最後
に浮かんだものは確実に声に出してしまっていた。
「風呂の湯だって、バカになんねーんだけどなぁ…」
「姫乃と一緒に入れば文句ないだろ。何ならお前と入ろうか?」
「な!?何馬鹿なこと…っ」
「…馬鹿はお前だ。本気にする奴があるか、このドエロ」
802小井谷 冬悟×澪 2:2006/12/30(土) 16:37:25 ID:OQDp8+Ui
一瞬でもその風呂場の様子を思い浮かべてしまったことを、心の底から後悔した。
普通に考えて、この湟神澪に限ってそんなことをするはずがない。それだというのに、そんな現実を無視
して想像してしまうのは、相当溜まっている証拠なのかもしれない。
「二人居れば、この部屋もちょっとは暖かくなる」
「は?この部屋?」
「何か文句でもあるのか」
「…いや、ない……です」
どれだけ焦っているかには気づきもせずに、餌は呑気に獣の檻の中で寝姿を晒すつもりらしい。
手を出さないという保証はできないからどうか別の部屋で寝てくれ、という言葉を口にする間も与えられ
ず、視界を何かに遮られた。
「寒いんだろ。私が風呂に入ってる間だけ貸してやる」
投げつけるように被せられた上着には、人肌の温もりが残されていた。それだけならまだしも、ふんわり
と女の香りまで漂わせている。
数ヶ月前の夜に酔い任せでしてしまった事は、結局最後まで手を出しきれずに終わらされたままだった、
それを改めて意識してしまった体には相当きついものがあった。
「…はぁ」
とりあえず妙な気を起こす前に寝てしまったほうがいいだろうと、被せられた上着は頭に引っ掛けたまま、
押し入れから布団を引きずり出した。

 *

どうやら風呂は本当に姫乃と一緒に入ったらしく、しばらくして、廊下の辺りで二人が話している声が微
かに聞こえてきた。
風呂上がりの女の香りは危険だ。数ヶ月前の夜も、その香りに惑わされて、理性がおかしくなったような
ものだった。
できればこのまま二人の話がはずんで、姫乃の部屋で寝るようにしてくれればいいのにと思いながら、脇
の下に挟んでいた掛布団と毛布を掴み上げ、鼻が隠れるほどすっぽり埋もれた。
けれど願いは叶わず、背中を向けた部屋の入り口で蝶番の軋む音がした。
「冬悟?」
カーテン越しの月明かりしかない薄暗い部屋に驚いたのか、少しだけ高めの声で名前が呼ばれた。
「…俺はもう寝る」
「で、私の分の布団は」
「押し入れ。適当に敷いて寝てくれ」
「それが客に向ける態度か…」
振り向かずに腕だけ布団から出して押し入れを指差すと、呆れ気味に溜息を吐いた後、足音はそちら側へ
向かって進められた。
少し機嫌を損ねたようで、布団を床に下ろすにも、すぐ近くで人が寝ていることなどお構いなくバサバサ
と乱暴に扱われた。
803小井谷 冬悟×澪 3:2006/12/30(土) 16:38:13 ID:OQDp8+Ui
気配だけで確かなことはわからないが、どうやらそう離れていない場所へ並べて敷か
れたらしい。
布団を動かす音が止んでも、しばらくの間無言のままで居た。
「なぁ湟神」
「……」
「湟神?」
振り向いて見ると、澪は背中を向けたまま顔の半分が埋もれるほどすっぽり布団の中に収まっていた。け
れど眠入っているような風ではない。
掛け布団を被ったまま隣りに並べられた布団の側へ移動して、顔を覗き込んでみる。起きているのは明ら
かなのに、それでもまだシカトを続けられたのが癇に障った。
どうにかして反応させてやろうと布団越しに腕を回してみる。
「んっ」
小さく声は上がったものの、他には何の動きもない。
無言のまま同じ布団の中に潜り込んで腕を回し直すと、驚いたのか喉の奥からヒュッとしゃくり上げたよ
うな音が聞こえた。
「あー…こりゃあったかくていいや」
「っ、冬悟」
意識を掻き乱してくる、あの匂いがする。悪戯心が先走って考えなしに近づいてしまったことを後悔した
矢先、嗜めるように名前を呼ばれた。
吐息混じりのその声に、押し殺していたものがぞくりと波立った。
一瞬ためらいはしたものの、長い黒髪の隙間から覗く項が目の前にあっては抑えきれるはずもなく、そこ
に食いつくように口付けを繰り返した。
「ん、んんっ」
首筋へ、耳元へと唇をずらしながら、回していた片手で服越しの乳房に触れる。パジャマと何枚かの下着
で少し硬めになっているそれを掴むように揉みしだくと、微かに聞こえる吐息に荒さが混じった。
胸に這わせた手の上に重ねられた手は、制止をかけるように掴みかけたまま、力任せに引きはがそうとは
せずそのまま置かれた。逆の手は、掛布団を握りしめて顔を隠している。
腰のくびれと敷布団の間にできた隙間に腕を押し込み、前へ回り込ませた手でズボン越しに秘部の割れ目
を撫で上げた。
「きゃあっ」
肩が竦むと同時に、両腿ががっちりと閉じられ手を挟み込んでしまった。
拒否なのか、それとも誘われているのか、手を抜き取ろうとしても動かすことができない。
少しの間、そのまま沈黙が続いた。
「……」
腿の合わさりが少しずらされた拍子、挟み込んでいた手の指が秘部に押し付けられてしまう。その瞬間に
漏らされた甘い声を合図に、挟まれたままの手を乱暴に動かし秘部を荒らした。
804小井谷 冬悟×澪 4:2006/12/30(土) 16:39:08 ID:OQDp8+Ui
いつの間にか服越しでもわかるほどぬるついた窪みを撫で、控えめに芯を持った肉芽を指先で何度か転が
して、手探りで下着の中へ手を押し込んだ。
「いやっ、冬悟!」
布団から這い出てまで逃れようとはせずに、抱き込んだ腰が捩られる。
その声が、少しだけ涙混じりだったように聞こえた。
未遂に終わった数ヶ月前にも、嫌だという言葉は何度か聞いていた。けれど今出されたこの声だけは、本
当に拒否されているように聞こえた。
「嫌だったら、蹴り飛ばしてでも逃げてくれ」
逃げやすいよう、中へ差し込みかけていた指を止めて下着から手を抜き取り、抱き込むように回していた
両手を離して体の距離を置く。
少しの沈黙の後、ずっと背を向けていた体がこちら側に向けられた。
「…顔が見えないのが、嫌だ」
シャツの胸元を掴み引きながら、額をすり寄せるように抱きつかれる。
控えめに体が寄せられ、乳房の膨らみが軽く押しつけられた。
「人の体をこんなに好き放題しておいて、お前こそ今更やめる気か」
呟かれた言葉は、普段からの雰囲気ではとても口にしそうにないものだった。
顔が上げられ、視線が合うか合わないかですぐにまた俯けられてしまう。
「この前は顔見るなつったのに」
「違う、そうじゃない」

目を閉じる度、澪の瞼の裏には別の影がちらついていた。
数ヶ月前の夜も、後ろ側から回された手に別の人を思い出してしまった。どんなに行為を進めてもその幻
は消えることなく、逆にそれが本物のような錯覚まで起こさせていた。
──せめて真っ白な髪が視界に入っていれば、幻からも引き戻されるかもしれない。

「私は見る。けどお前は見るな」
「勝手だなぁ」
「見たら殺す」
「…はいはい」
気を取り直して、仰向けに寝かせた上に覆い被さりながらパジャマのボタンを外してゆく。中に着込まれ
たシャツをたくし上げ、ブラジャーのフロントホックを外すと、中央に寄せられていた乳房がぷるんと両
脇に離れた。
大きめの乳房は仰向けに寝ても膨らみを残したまま、外気の寒さに晒され頂をツンと尖らせた。
「見るな」
「こんなもん目の前に転がされたら普通見るだろ」
たくし上げていたシャツを上に引き上げると、素直に従って首と腕が抜かれた。
鳥肌立った体を撫でながら、ぴったりと真上に覆い被さり唇を重ねる。少しでも多くの温もりを求めるよ
うに、首の後ろへ腕が回された。
805小井谷 冬悟×澪 5:2006/12/30(土) 16:39:58 ID:OQDp8+Ui
「寒い」
「すぐ平気になる」
「大した自信だな」
「うるせー」
首筋を唇で愛撫しながら乳房に手をかけても、甘い息を吐いているというのに可愛らしくない言葉ばかり
続けられる。それが澪なりに恥ずかしさを紛らそうとしているのだということは、少し前から視線が合い
そうになるたび避けられていることで何となく察することができた。
下を脱がせ自分の服も脱ぎ捨てた後、毛布とともにもう一度覆い被さった。
「ん、っ…」
布団の中へ潜り込み、まだ触れていなかった乳房の頂を舌先で転がす。存在を主張するように、それは更
に固く丸みを持った。
胸への愛撫を続けながら下へ手を伸ばすと、秘部はまだ潤いを保ったままだった。放っている間にまた少
し濡れたのかもしれない、指を這わせるとすんなり滑り込んでしまった。
「あっ、うぁ…あ…」
ツンと立ち上がった肉芽の先を親指の腹で転がしながら、別の指で膣口の周りを撫で回す。
時々中へ差し込みかけてはまた口周りへ戻すと、もどかしいのか甘い声を上げながら腰が捩られた。
酒が入っていないからなのか、中を慣らす間に上げられる声は前よりもずっと控えめだった。
十分に解れたそこから指を引き抜くと、膣口はそれを名残惜しむようにヒクつかされる。
「あ…」
抜き去ると同時に上げられた声は、体の反応と同じように、まだ欲しいと言っているように聞こえた。
代わりを求めて小さく動かされる膣口に、愛撫している間に硬度を増した肉棒の先端を押しつける。
「あ、あぁぁっ」
押し広げられたそこは、喰らいつくように収縮を繰り返しながら肉棒を中へ誘い込もうとする。
それに従って、遠慮なく突き込んだ。
軽く引いてはまた押し込みながら、入るだけ奥へ収めきって顔を上げると、肩を小刻みに震わせながら
喘ぐ艶かしい横顔があった。
「あ…ぁ…、はぁ…あ…」
「…湟神」
その姿に煽られ、中に収めた肉棒が脈打ちまた硬度を増した。
顔を見下ろす視線と中の感覚に気づき、睨みつけられる。赤らんだ頬と半開きの唇があっては、いくら強
く睨みつけられても体の熱を上げる元にしかならない。
「っ、見るなって…言っただろ」
「無理」
まだ文句を言おうとする唇を塞ぎ、ゆっくりと抜き差しを始める。
苦しそうに眉根が寄せられ、口から吐き出せない息が鼻腔から少し漏れた。
806小井谷 冬悟×澪 6:2006/12/30(土) 16:43:04 ID:OQDp8+Ui
「ふ…っあ、あ…!」
動きを強めるにつれて頬は赤みを増し、喘ぐ口元に締まりがなくなってゆく。
はじめのうちは控えめに開かれていた脚の力も徐々に弱まり、だらしなく外側へ広げられた。
開かれた腿に腕をかけて持ち上げ、更に深く繋がれるよう体重をかける。
「はぁっ、あ…あ…──ッ…」
「っ、…」
組み敷いた体が一瞬引き攣れるように跳ね、枕を掴む指が布との間にギチギチと音を立てた。
ヒクつきながら締め上げてくる肉壁の中を何度か行き来させた後、限界まで張りつめた肉棒を引き抜き、
梵痕の浮き出た腹の上に精を吐き出す。
脇腹にあるその痕に何か少しだけ違和感を感じはしたものの、堪えていたものを吐き出せた後の脱力感の
ほうが強く、同じように荒い息を吐く澪の上に倒れ込んだ。

どちらからともなく唇を重ね合い、汗ばんだ肌をすり寄せて少しの間余韻に浸った。

一度は脱力したというのに体の熱はなかなか治まる気配を見せず、更には下半身に妙な違和感が起こった。
視線をやると、それは萎えているどころかまたすぐにでも始められるように起き上がってきている、とい
うよりも、そうなるよう無理に促されているような感覚がある。
「っ…何した」
「べつに、何も?」
「嘘つけ」
「…元気になっただろ」
挑発的な笑みを浮かべたかと思えば、艶かしく腕や足を絡み付かせてくる。
誘われるままに首筋へ口付け、やわらかな乳房を掴みながらもう一度何をしたのかと問い直すと、吐息混
じりの声で一言、私の力を忘れたか・とだけ返された。
「こんなもんでも使えるのか…」
感心というよりも、呆れに近い溜息が出た。脱力感は起こったものの、体の一部はやたら元気に脈打っている。
「ある意味これも治癒、かな」
「かな、じゃないだろ。つーか治癒でもねーよ、強制労働だ」
口先だけの文句を言いながら、上半身の至るところへ吸いつき乳房や腿をまさぐり続ける。
抵抗するでもなく、腿に手をかければ無言のまま開かれた。
「……しても、いいのか?」
「よくなかったら、そんなことするわけがない」
体を撫でられ「はやく」とまで言われて、ためらいを持っていられるはずもない。
疼きやめない肉棒を、もう一度澪の中へ突き込んだ。

「ん…っあ、あぁ…っ」
互いに達した直後の体では上りつめるのも早く、あまり間を置かずに激しい交わりに変わった。
807小井谷 冬悟×澪 7:2006/12/30(土) 16:44:08 ID:OQDp8+Ui
仕掛けてきた澪本人もそれに身を任せ、先の行為よりも強く掻きついてくる。首の後ろに回された腕に
がっちりと引き寄せられ、耳のすぐ近くで荒い息遣いと抑えもしない喘ぎが聞かされる。
「きゃあっ、あ、あぁぁっ」
どうにか吐精を堪えようとしても、生温かい肉壁は貪欲に喰らいつき、耳までその声に犯されて、性感は
煽られ続けた。
「湟神、はなせっ」
「い…やぁ…」
引き抜こうとする動きは絡みつかされた足に阻まれ、肉壁の締めつけが更に強められる。
掻きつかれた腕で顔を上げることさえ許されず、そのまま中へ熱を注いでしまった。
「っ、…」
「あ…ぁ…」
ぴくり、ぴくりと体を震わせながら、注ぎ込んだものを更に搾り取るように肉壁がヒクつかされる。
流されてそのまま出してしまったことをマズイと感じる理性も、その心地よさに掻き消されてしまった。
そうして一度諦めてしまえば後はずるずると、落ち着きかけてはまた引きずり込まれ、何度もそれを繰り
返してしまった。

 *


何度目かを終えた頃にやっと熱も落ち着き、汗が冷えて奪われた体温を少しでも補い合おうと、肌をさら
け出したままの体を抱き寄せ合った。
間を置かずに続けた所為か、澪の体はぐったりとして、引き寄せるにも少し重みがあった。腕の中に収ま
った肩が小さく揺らされ続ける。
「なぁ湟神。…無理、しなくてもいいぞ」
腕の中の肩が、驚いたように一瞬引き攣れた。
「わかってるから、無理しなくていい」
「…ずるいな。するだけしてから言うのか」
「悪い」
「悪いのは私のほうだろ」
腕の力を強めると、突き放されることなく胸に頬が寄せられる。
ゆっくりと背中に回された腕に力が込められ、それ以上近くならない距離を無理に縮めようとするように、
やわらかな肌が押しつけられた。

「人肌の温度っていいもんだなぁ…離したくなくなりそうだ」
「なら、放さなくていい」



(終)
808小井谷 ◆Koita2p8ZU :2006/12/30(土) 16:49:22 ID:OQDp8+Ui
以上、です。
ふんばった…本当にふんばった。バレのお陰で最後ふんばれた。
毎度ながらお粗末様です。何回書いてもエロって難しいなぁ。

間に合ったら1月15日合わせで、もう一本持ってきたい。
809名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 17:30:32 ID:OrDrtMSH
久々にリアルタイムに遭遇
超乙!!!なんか暖まってきた
今年最後のプレゼントthx
810名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 19:04:15 ID:W/ZM9RsL
小井谷さんGJ!!!
リクエストの剄伝導入れてくれて大感謝!!!
良い年末になりました。小井谷さんの冬悟&澪はそこはかとなく大人びた
切なさがあって好きです。
来月も期待してます。あまり無理なさらずに。良いお年を〜。
811名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 15:43:06 ID:FWZmUDJV
小井谷さん、毎度GJです!!
今年一年、非常に楽しませていただきました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
812名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 08:19:26 ID:ZtNJBacP
保守
813名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 23:06:43 ID:HROm1hk2
みえるの7巻買ってきたけど書き下ろしの姫乃が幼すぎな件について…
けどこれでみえるが本当に終わったんだと痛感してしまった。
俺もエロSS書く力もなくなったorz
814名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 23:52:47 ID:388G/ILW
逆にプラチナのプロフィールとか後日譚を見て色々想像してしまった俺が来ましたよ
神カモーン
815名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 00:17:30 ID:66+n0OAE
そして気まずさで冬悟×澪を書くに書けなくなったヘタレがここにw
816名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 00:55:07 ID:SRJMA3vD
うたかた荘の屋根で明神のジャケットに包まれてるひめのん萌え
このネタで明姫書けそうな予感…w
817名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 07:04:49 ID:0/Rwb7pE
保守
818名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 21:36:23 ID:dkP/Fng4
ネバーエンドで姫の「だって心配だもん」萌えた。
思いっきり明神ラブじゃないすかw
なんて見事な公式カップルw

みえるはネバーエンドですよ神様の方々!
819名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 21:49:57 ID:jmmyXaWn
プラチナが澪にいじめられながらも恋心が捨てられず、火神楽に相談するって設定が妙にウケた
ガンガレプラチナ
820名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 05:17:20 ID:zOJq2Eu6
>>817
ドンマイ!!冬悟×澪、待ってます!
パロはパロの道がある。

澪姐さんと以外と相性いいのは火神楽だったりして…なんて妄想まで出て来た。
821名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 17:26:23 ID:8bMCa84l
〜正宗が澪を呼ぶ時〜
正宗「オイ、水(バ)」
澪「誰がババアだあぁあぁああ!!!」

ドンマイ正宗。
822名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 20:32:42 ID:k2uRuvlk
>>821
ちょwそれw
823名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 20:44:57 ID:mRA6gvJq
>>818
そのネタを含めたエロSSを執筆中の俺。
明姫の時の姫乃は死ぬほど可愛い。
824名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 20:46:53 ID:Cw3ZBgF3
>>821
そうかそうか、それでキレて暴れ回る澪を止めようとした
正宗の手が、うっかりおっぱい掴んじゃうわけか。
825名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 13:18:47 ID:P/KgWfsX
>>823執筆ガンバレ

で、胸掴んだ後に更に暴れる澪→面倒になって押し倒してしまう正宗…ってのはどうだろう。
826名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 13:55:22 ID:gcMepQnl
>>825
つまりこんな感じ?


「何だ、落ち着け水(バ)!」
「まだ言うかぁぁぁああ!!!!!」
「だから何がだ、おい!水(バ)!」
「大人しく座れ火神楽!その首叩き落として…ーっ!!?」
暴れる澪を止めようとした手が、乳房を鷲掴みにしてしまう。
一瞬何が起こったのかわからずお互いそのまま硬直し、少し間を置いてやっと手を離した。
(あー…ヤバい、本気で殺され……、ん?)
叩き斬られる覚悟で一瞬目を閉じたものの、何も起こらない。
違和感を感じて目を開けると、澪は両腕で胸を隠し、赤らめた頬を見られまいと俯き込んでいた。
垂れる髪の隙間から見える瞳には、涙まで浮かべている。
「おい、」
「………」
「おい、水(バ)」
「…っ!」
呼び掛けた瞬間顔が上げられ、鋭い目つきで睨みつけられる。
勢いよく動いた反動で、目尻に溜まっていた涙が頬を伝い下りた。
(…どうしろってんだ。)
胸を押さえつける両腕に寄せられて、乳房はくっきりと谷間を成している。
呼び掛けても澪は無言のまま、真っ赤に染まった頬と潤んだ瞳を向けられるだけで、どう扱えばいい
のか全く想像もつかない。
特に女として意識していなかった相手の突然の女らしい仕草には、戸惑いしか起こらなかった。
「………」
コートを掴み寄せ、噛みしめられた唇へ無理矢理自分のそれを押しつける。
驚きに見開かれた瞳を視界の隅に捉えたまま、乱暴に床へ押し倒した。

…にゃんにゃん。
827名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 00:52:25 ID:XOGKXaQ3
ちょ…ワッフルワッフル!!
828名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 14:07:15 ID:SL+XtTFh
触手ならぬ角手プレイのキヨコクまだー?
829名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 14:33:01 ID:Ay5m8km/
>>828
ちょ、なにそれすげえ見たい
830名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 15:24:31 ID:3U7CB7Gl
>>826
おお!そんな感じだ。超GJ!!!
ひとり言拾ってくれてありがとう。
831名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 19:42:38 ID:sJEd8jU3
>>826
ワッフルワッフル
832824=826=小井谷:2007/01/13(土) 20:09:12 ID:36UWoK6z
>>827,>>831
ワッフルが何かわかんなくてググったじゃないスかw
833名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 22:17:24 ID:KJiaMgLa
うは、素敵職人さん登場!と思ったら小井谷さんでしたか〜
流石です

ワッフルワッフルw
834名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 12:09:31 ID:TtRgf+uv
キヨイを雌扱いすべきか、雄扱いすべきかわからなくなってきた
835名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 22:16:41 ID:lK1ozg3+
最近キヨイを見るたびに俳優の北村一輝が脳裏に浮かんでしまう
個人的にハマりすぎww
836名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 23:38:12 ID:Nja67Nbk
>>832
けしからん!こんなに萌えさせておいてけしからん!

ワッフルワッフル
837名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 22:26:57 ID:d44UMPc/
>834キヨイは牡で御座います
838名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 18:20:01 ID:vl6incy0
保守かもしんない!
839名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 01:14:32 ID:lZe+Nwvx
保守らぱぱー
840名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 13:09:11 ID:tVPjXYn0
ほしゅ
841名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 16:39:40 ID:UEEeB4YA
>>834
キヨイはふたなり
842名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 00:56:29 ID:xZbCymDs
《来月のテーマ》
オレ達が保守しかできないかどーかは
やってみなきゃわからない!!
(オレ達には情熱がある!)
843名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 02:25:33 ID:G7SmIo4C
保守

ワッフル奮闘してみるものの、面倒くさいくせに股間だけは元気な正宗って難しい。
844名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 20:31:49 ID:PTiYToRh
ありえないシチュエーションがふと頭に浮かんだ。姫乃にバイブを仕込んでいじわるする明神。ロリだし変態つながりで。
845名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 11:45:05 ID:7G50Bb5I
そんな大人の玩具を手に入れるお金は冬悟にはありません
846名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 12:31:12 ID:UzKfTA25
先代明神の箱の中に入ってたんだよ
847名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 17:15:07 ID:woZXfqtT
今からここはねーよwwwwwwなシチュエーションを考えて萌えるスレになりました。さぁどうぞ
848名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 19:02:11 ID:mH6URPOe
澪攻め
849名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 22:32:17 ID:zVSiCwnO
姫乃がハイヒールで冬悟を踏みつけるw
850名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 23:32:01 ID:/EGJk1UR
澪と一兆
みたくねぇw
851名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 01:14:44 ID:ea++rsMs
明神と姫乃、澪と白金の4P。うはwwwww誰か書いてくれwww
852名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 02:28:33 ID:2VnrE3BE
エッチと半裸




アリエナスww
853名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 02:42:36 ID:vVZZYriZ
正宗×エッちゃんは超アリだと思ってる。
でも正宗は年上の女(特に人妻)が好きそうだ。
ということで、正宗×雪乃。
854名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 02:56:10 ID:I2iuFVRy
キヨイ、コクテン、ヒメノの触手3P


ありえそうか。
855名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 17:01:30 ID:4iYEHle4
チコゾー×チコミ
856名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 18:33:40 ID:vVZZYriZ
>>855
「チ、チコミィィ!俺、俺ずっとお前の…お前のォォォオ!!!」
「いやぁぁ!!アンナイヤさんタスケテー!」
「へっへっへ…嫌がるのを無理矢理ってのもまぁイイなぁ、なぁチコミよぉ?」
857名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 20:49:20 ID:4iYEHle4
>>856
ちょw
どれでもできないことはねーな
858名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 01:06:06 ID:tAea4Kyd
>>854
約二名? 死んでる死んでる
859名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 22:22:03 ID:dxAyDBk2
バレンタインネタの投下はまだ無いようで…
860名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 22:26:54 ID:amiFShma
澪のチョコは血剄伝道されてて、食べると爆発する
861名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 01:19:49 ID:2Vz4f1a9
下がか?
862名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 01:50:19 ID:VB26XuHn
下がだな。
遠回しに誘ってる澪ちゃんテラモエス
863名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 20:57:15 ID:7m9ozTAL
ひめのんがエプロン姿で冬悟に手作りチョコを必死に作ってる所を妄想してみた…
いかん、萌え死ぬw
864名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 00:33:11 ID:SkxS2iyg
冬悟「らめぇぇぇっひめ、のんっ、で、ちゃ」…姫乃攻めktkr
865名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 11:54:41 ID:yujYHbOL
ひめのんだからみんなにチョコ作る→冬悟だけ特別にしたい→澪に相談
→澪トッピングかデコレーションに勁伝導(下暴発用の悪戯付き)してアドバイス→食べた冬悟以下略な展開が浮かんだ
866名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 14:56:56 ID:+Nf1ENt0
媚薬(効果)入りチョコか…やるな澪、いや、姫乃。
867名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 16:26:31 ID:SkxS2iyg
>>865
よし、頼んだ
868名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 21:27:29 ID:3BcwbT4J
まぁ姫乃が冬悟にチョコをあげるだけでも媚薬以上の萌え効果があるワケでw
869名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 21:37:17 ID:JMuG2wtk
>>865
いいかもしんない!
神カモォォォォンン
870865:2007/02/10(土) 11:36:18 ID:O1sWooM1
バレンタインまでに間に合うか危ういが書いてみる。
あまり期待しないでおいてくれ。
871名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 13:33:45 ID:l+BpOhjK
俺もバレンタインネタ執筆中なんだが…
あまり期待しないでまっててくれw
872名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 17:19:36 ID:5QAGuNNE
誰もみさくらにつっこんでくれない件について
873名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 18:50:53 ID:eP2UzEti
心の中で盛大につっこんださ
874名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 23:52:07 ID:nhNB3Q60
ネ申に期待!
875865:2007/02/12(月) 04:30:25 ID:Ht1kR9W/
>>871
うお、かぶってたかすまん。がんばれ〜期待してるぞー。
876名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 11:41:52 ID:BgLqczWA
かぶっても問題ナッシング

なんでもおいしくいただけます
877名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 13:08:33 ID:YQ84X4Gv
ネタが似ていても書き手によって台詞回しや地の文で味わいが変わる。
そして何より、スレが賑わうのはいいことだ。

つまり、俺の言いたいことはこれだ。
エーロ!梵梵ッ!!!
878名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 15:50:37 ID:f5GwxsRk
何か書きたいけどネタが思いつかない
誰かネタ提供してくれ。orz
879名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 18:48:41 ID:mwpLtUed
エージ、ツキタケが澪の寝込みをおそうとか
880名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 19:59:58 ID:YQ84X4Gv
いっそチョコを塗たくってみるとか。
881名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 21:09:23 ID:37Cc1i3P
姫乃が明神のを握ってみちゃうとか
882名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 21:24:29 ID:YQ84X4Gv
>>881
ID末尾がネタ提供してくれてるぞ
883名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 22:16:36 ID:BgLqczWA
奇跡ww
つまり明神とひめのんと澪姉さんで(ry
884878:2007/02/14(水) 16:09:09 ID:TEf0rSPy
提供トンです
ちょっと書いてみるよ
885名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 18:35:20 ID:S2wg60Ge
自サイトが寂しすぎて、時々ここの投下ログ(自分の)を載せたい衝動に駆られる。
けどもしやったら身バレ必至www

世間はバレンタインか…投下予定の職人さんたちに期待。
886Pon:2007/02/14(水) 21:18:21 ID:i3Xx0BsJ
どうも、>>871です。
バレンタインネタ出来たんで投下してみます。
前半には最終コミックスの書き下ろしで出てきた姫乃の友達「えっち」が登場。
激甘ラブラブエロな明(冬)×姫を楽しめて頂けたら幸いです。
NGはPonで。
よろしくお願いします。
887Pon 1:2007/02/14(水) 21:20:18 ID:i3Xx0BsJ
ねぇねぇ、えっち!放課後一緒にチョコ作ろうよ!」
「誰にあげるの?あんた彼氏出来たの??」
「そうじゃなくて管理人さんにあげるの。」
「あぁ、あの白髪のケンカ強そうなカッコいい人?」
「そう。けど、甘いの好きか分からないけど…」
「私は昨日彼氏にあげるのは作ったけど、いいよ、付き合ったげる。」
「ありがと、えっち。」
ジャスコの食品売り場で板チョコを品定めする二人。
「このチョコ美味しいからこれを湯煎して溶かそうかな?」
姫乃が手にしたのはKinKi KidsがCMしてる森永のダースのホワイトチョコだった。
「あー、これ美味しいよね。」
手にしたチョコの裏には手作りチョコのレシピが簡単に書かれていた。
「ねぇ、手作りチョコのレシピかいてあるよ。」
「それじゃそのレシピ通り食材を買うか。」
姫乃とえっちは駄弁りながらカートを押して食材を買い終わりレジに着いた。
「ごめんね、付き合ってもらって…」
「いいよ、私も結構楽しんでるし。」
姫乃はレジにお金を支払い「ありがと」と軽く会釈をして店を出た。
「うー寒い、早く帰って作るよ、姫乃。」
「ドキドキするなー。」
「あんた…渡す前からドキドキてたら世話無いよ。」
しばらくするとバスが来てえっちの家の近くで下車して家に着いた。
「おじゃまします」恐縮しながらえっちの家にあがる。
「さてと、いっちょ作るか!」姫乃以上に気合いが入るえっち。
「なんでえっちが張り切ってんの?」
「うるさいわねー。早く作るよ、もう6時なんだから。」
二人はレシピ通りにチョコを湯煎したり生クリームを加えたりオーブンで焼いたり格闘している。
無事に焼き上がりソレを団扇で覚ます。
「上手くできてるかな?」「大丈夫だって!見た目も完璧じゃん。」
型から取り出してソレをえっちが味見をする。
「おいしい!これならあの管理人さんもイチコロだよ!」
姫乃も残った半分を口にやる。
「ホントだ!おいしい。」
「これで私とあんたと二人のチョコは揃ったから渡しに行くよ?」
「で…でも、明神さん喜んでくれるかな?」
「大丈夫よ、こんなおいしいチョコを作ってくれたら私なら惚れるよ!」
「うん。頑張ってわたしてくるね。ありがと、えっち!」
二人はまた家を出て、えっちは彼氏に、姫乃は冬悟のいるアパートに足を向けた。
888Pon 2:2007/02/14(水) 21:22:09 ID:i3Xx0BsJ
「しかし、雪が降らないなぁ…スゲェ暖冬だな今年は。」
一方、冬悟はバレンタインでも自室のテレビでニュースに独り言を呟く。
するとアパートの玄関が開き、姫乃は冬悟のいる管理人室のドアをノックする。
「明神さん、入ってもいい?」
「どうぞー」と軽く返事をしたら姫乃が小包を持って部屋に入った。
「ひめのん、なにその小包は?」
そういうと少し顔を赤くして「はい…」とソレを冬悟に渡す。
「なんだ?」と呟きながら丁寧に小包をあけたら白く可愛らしい手作りのお菓子が入っていた。
「おい…ひめのん、これって…所謂手作りチョコという物かい?」
「うん。明神さんに喜んで貰えるか分からないけど…」
「スゲぇ、美味そうじゃん。いつ作ったの?」
「ついさっき、友達の家で一緒に」
「なんて言うお菓子なの、コレ?」
「『白いフロマージュ』ってレシピに書いてあった。」
「へぇ…」と頷きソレを一口食べてみた
「凄い!美味しいよひめのん!上手に出来てるよ。」
「ホントですか?」
「いやぁ、ずっとバレンタインは一人だったし
手作りチョコは勿論、義理チョコすらもらえなかったもんなぁ、俺」
「明神さんは学生の時に彼女とかいなかったんですか?」
「彼女より案内屋のあれこれで忙しかったし…」
ふと自分の学生時代を思い出す冬悟。
「ありがとな、ひめのん。これで陰魄倒しに精がでるよ。」
「もう、あんまり無茶しないでよ…」
「心配すんなって!ひめのん残してアパート残して死ねるワケ無いだろ?」
すると姫乃は冬悟に埋まり呟く。
「簡単に死ぬとか言わないで。明神さんがいないと私…」
「あぁ、ごめん、ひめのん。心配させて悪かった。」
冬悟は自分の為にチョコやら心配やらしてくれる姫乃が堪らなく可愛らしく思えた。
今も冬悟の胸で埋まってるそんな姫乃の頭を撫でる。
「いい子だな、ひめのん。よしよし」
「もう…そうやって子供扱いしないで下さい!」
すると姫乃は自分の唇と冬悟の唇を軽くくっつけた。
いきなりの行動に「なっ…」と呟き驚く冬悟。
「えへへ…明神さんとキスしちゃった。」
「こ…こら!大人をからかうんじゃない!」
まんざらでも無い顔で姫乃を叱る。
「からかって無いもん。私…ホントに好きだもん。明神さんの事が…」
「本気で言ってんの?ひめのん?」
「うん…好きだよ。明神さんの事が」
「そうか。なんだ、結局両想いだったんだな。」
「え?」と呟く姫乃を見ながら更に喋る冬悟。
889Pon 3:2007/02/14(水) 21:25:33 ID:i3Xx0BsJ
「俺も、好きだよ。可愛いひめのんが大好きだよ。さっきのキスには驚いたけど。」
すると姫乃は冬悟に強く抱きつき「うれしい」と呟いた。
「俺もうれしいよ。」そう冬悟も呟いて華奢な姫乃の体を強く抱擁した。
「今度は俺の番な?」そう言うと姫乃のあごを持ちキスをする。
最初はビックリした姫乃だがすぐ冬悟に身を委ねた。
冬悟は姫乃の口の中に舌を入れ絡ませる。
(み…明神さんの舌が!)思わず舌を引っ込ませた姫乃。
その引っ込ませた舌を優しく絡ませ導かせる冬悟。
(なんか…頭かフワフワする。)
姫乃は今まで経験した事がない感覚でいっぱいだった。
冬悟は右手で姫乃の後頭部を持ち更に激しく舌を絡ませ合う。
「んぅ…はぁ…」隙間から溢れる幼さの残るその声にゾクゾクする冬悟。
先ほど冬悟が食べたチョコの味が姫乃にも伝わりそうだ。
そのまま優しく姫乃を押し倒す。
「明神さん…」「ひめのん…」
二人はしばし見つめ合う。
「いくよ?ひめのん。」しばらくすると「いいよ。」と返事が返った。
冬悟は姫乃の左耳たぶをあまがみしたり首筋に赤く華を咲かせていく。
「あぁ!ゾクゾクする…」可愛らしく喘ぐ。
そして鎖骨あたりを強く吸い上げた。
「あぁ!!ダメぇ…」
少しの愛撫でこんなに鳴く姫乃に冬悟は興奮を抑えきるのが精一杯だ。
「感じやすいんだねぇ。ひめのん。」「明神さんのエッチ!」
可愛らしいその反論が貪欲な欲望に油を注ぐ。
セーラー服の上から姫乃の胸を揉む。
「あぁー!そこはだめぇ…!!」
冬悟は両手で掻き回すように胸を揉む。
「やだぁ…もう…あぁん…ハァ…」
恥ずかしいのか腕を目に当てる姫乃。
その腕を明神が姫乃の頭上で押さえる。
「なんで顔を隠すの?可愛い顔が見たいのに…」
「明神さんの…イジワル…」
恥ずかしくて瞳をそらす姫乃。
「イジワルなのはこうすることだぜ?」
そう言うと今度はもう片方の手を姫乃の頭上で明神が片手で押さえ込んだ。
片手だけで押さえ込まれてしまう程の華奢な腕では身動きが取れない姫乃。
「いやぁ、離して…」
姫乃の抵抗は虚しくもう一方の手でセーラー服のスソから侵入してブラごと胸を揉む。
「あぁ!ダメェ!変になっちゃう!」
冬悟はブラを無理矢理捲り上げ乳首を軽く摘まんだ。
「あぁああぁあーっ!イヤァアァァっ…はぁ…あんぅ…」
部屋中に響くその鳴き声が冬悟をエスカレートさせる。
890Pon 5:2007/02/14(水) 21:28:09 ID:i3Xx0BsJ
そしてセーラー服と一緒にブラも首もとまで捲り上げるとハリのある白い乳房と
重力を無視してツンと立っている乳房が冬悟を誘う。
「ビンビンだねぇ、ひめのん。」
イヤらしくニヤつきながら姫乃を見る
「ち…ちがうもん…」顔を赤くして反論する。
そんな姫乃にさらにイタズラをしたくなる。「そんな嘘ついたらデコピンだよ?」
そう言うとツンと立ってる乳房にデコピンした。
「あっ…!ああぁあーッ!!」
身をのけぞり突発的なかん高い喘ぎ声を響かせた。
「ハァ…もう…だめ。体がおかしくなっちゃうぅ…」
「ならとことんおかしくなっちゃえよ?」
冬悟は右手で姫乃の左胸の乳首をつねり右胸の乳首を吸い上げた。
「いゃぁあああーっ!もう…オカシクなっちゃうぅ…んぅ…」
予想以上の鳴き声に驚いた冬悟は姫乃にディープキスをして声を封じ込める。
「んぅ…んんぅ」と苦しそうに喘ぐ。
姫乃の頭上で冬悟が片手で押さえつけた両腕を解放する。
解放された腕は無意識に冬悟の後頭部に回していた。
ディープキスで生まれた互いの唾液が姫乃の頬を伝い畳を黒く染める。
ゆっくり口を離すと銀の糸がなまめかしく線を引いた。
「みょうじん…さん…はぁ…」
自分でも信じられない甘い声がでる。
「ひめのん…もっと凄いの行くよ?」
そう呟きスカート越しに姫乃の秘部を右手の人差し指と中指で押し込んだ。
「ひゃあぁあー!ソコ…あぁあああぁーーんぁあ!!」
まるで身体中に電気が流れる様な強い快楽に腰を反らす。
「ひめのん…感じてるの?」「あぁ…もう…」
冬悟はスカートの中に手を入れて焦らす用に太ももを愛撫しながら秘部へ向かう。
セーラー服のリボンをくいしばり快楽に耐えるその姿が火をつける。
ゆっくりショーツを降ろして足を広げ秘部を見つめる冬悟
「いやぁ…そんな見ないでぇ…」
じろじろ見られるだけでも姫乃のソコは愛液で溢れていた。
「そんな事言ってココは濡れまくってるよ」。掃除しなきゃ」
「え?」と姫乃が呟いたその瞬間冬悟は濡れ出る愛液を吸い上げた。
「きゃぁ!いゃあぁ!だめぇ…もう壊れちゃうよー!」
姫乃は両手を冬悟の後頭部に無意識に押さえつけている。
冬悟は両手で左右の秘部を広がせ舌を奥へ奥へねじ込む。
「そんな所に…いやぁー!!」
今度はクリトリスを吸い上げる。
「ソコ…!きゃあぁー!いやぁ頭真っ白になっちゃうぅ!ハァハァ…」
冬悟の右手の人差し指を姫乃の秘部にねじ込んだ
891Pon 6:2007/02/14(水) 21:33:52 ID:i3Xx0BsJ
「いやぁ!もう壊れちゃうぅ…!」
秘部の内部はその指を奥へ誘うようにうごめいている。
姫乃もセーラー服の胸元を握って耐える。
「もう一本入れるよ」そう言うと中指もねじ込んだ。
「いやぁ…みょうじんさんの…指でいっぱい…!!」
冬悟は内部で指の関節を曲げG-スポットを探り当て掻き出すように激しくピストンした。
「はあぁ…!もう壊れちゃうよ!いゃあ…んぅうぅッ!」
冬悟はピストンしながら近くにおいてあったカードを手に取り
その角で姫乃のクリトリスを突いた。
―プシャーッ…
「ひゃああぁあッ!いゃああぁあ!」
姫乃は腰をはね上げかん高い喘ぎ声を轟かせ勢いよく潮を噴いた。
勢いよく噴いたソレは冬悟の顔に直撃した。
「あーあ…顔にかかったじゃんか」「だってぇ…ひっく…」
嗚咽を交えながら喋る姫乃。
「もう…私…限界だよ…」
うるんだ瞳で冬悟を見る姫乃。
「どうしてほしい?」
分かってるくせにワザと焦らす。
「だから…その…みょうじんさん…の…欲しい…」
「だから何が欲しいの?ちゃんと言わないと分からないよ」
すると顔を更に赤くして冬悟のソレに指を指して喋る。
「みょうじんさんの…ソレを…私のココに…」
すると満足した冬悟は姫乃の秘部にソレをあてがう。
「行くよ?」「うん…私をたくさん愛して。明神さん…!」
うるんだその目でそんな事を言われた冬悟にもはや理性は消えていた。
「ヒメノ…」そう小さく呟くと一気に秘部へと押し込んだ。
「あぁあー!!イャアァ!」
姫乃の内部はその侵入者を追い出そうとする力と奥へ誘い込もうとする力が混ざり合っている。
二人は内部が癒着するまでの間ディープキスを夢中でしている。
「そろそろ動かすよ?」「うん。私は大丈夫だから。」
そして我を忘れただ本能で腰を激しく揺らす冬悟。
「あっあぁ…ハァんぅ!はぁ…あぁあー!」
そのあどけなさが残る声が更に姫乃を犯したいという願望が加速する。
姫乃の黒い髪の毛が畳の上を生き物の様にうねり衝動を更に加速させる。
「あぁん…こんなの始めてぇ…壊れちゃう!壊れちゃうよーッ!」
すると姫乃の片足を持ち上げ更に奥へとペニスを突き刺す。
「あぁん…ダメェ!奥に届くよ…ぅ…あぁあー!!」
冬悟は姫乃を抱え込むかのようにラストスパートをかける。
「あぁ…わたし…もう限界ぃ…イくぅ…死んじゃう…」
「俺もヤバい…出そう…」
892Pon ラスト:2007/02/14(水) 21:40:02 ID:i3Xx0BsJ
冬悟もまだこのまま快楽の宴を楽しみたいがもう限界に近い。
「う…ヤベェ」と呟いたその瞬間…
―ドピュッ…ピュル…
「あぁあああぁ…すきぃ…大好きぃ…みょうじん…さん…いく…イっちゃうぅー!!」
多量に叩き出された欲望の液は姫乃の内部に注ぎ込まれた。
二人同じに絶頂を迎えしばらく重なりあったまま動かなかった。
「ごめん…中で出しちまった…」
「ううん…うれしいよ。明神さんのでいっぱいだし」
そんな健気な姫乃に軽くキスをした後ゆっくり結合部を抜く。
抜かれた瞬間幼ない内部じゃ処理仕切れないザーメンが逆流して畳を汚した。
「チョコもそうだけどひめのんが一番良かった」
「ありがと、明神さん」
まったりとした沈黙を破るように姫乃が喋った。
「ねぇ明神さん。ホワイトデーは服がほしいな…」
「そう来たか!!」


おわり
893Pon:2007/02/14(水) 21:45:06 ID:i3Xx0BsJ
遠し番号を4番目ぐらいからミスってる…
内容はノートに書いたままスレに反映されてるから気にしないで読んでください。
エロは難しい…もっと他の職人さんを見習って精進しないとダメだな…
894865:2007/02/14(水) 23:02:47 ID:7aYenh29
おお、Pon さんGJ!!
美味しくいただきました。
さてこっちはどうするかな…←まだ推敲中w
895865:2007/02/14(水) 23:36:21 ID:7aYenh29
被ってるが短いし余興として楽しんでもらえたら幸いです。
だいたい>>865のネタのまま、軽く書いたので読み飛ばしてくれい。
投下ー。
896865 バレンタイン・冬悟×姫乃@:2007/02/14(水) 23:40:42 ID:7aYenh29
二月。吐く息も白くなる寒い朝、うたかた荘の玄関ではいつもとは違い姫乃が冬悟を
見送る形になった。
「明神さんいってらっしゃい。気をつけてね」
「ひめのんは休みだからゆっくり休んでな。いってきます」
朝から仕事が入った冬悟を送り出すと姫乃はいそいそと台所に向かう。
「明神さんお出かけした?」
雪乃は朝食を片付けている。
「うん」
「帰ってくるまでに作れるといいわね」
「うん。みんなの分もあるし今年はたくさん作れるからがんばる」
こっそりと隠していた材料を取り出すとエプロンを着て支度を始める。
「澪さんが来る前に準備しなきゃ」
チョコに勁伝導をしてもらえばみんなに渡せると澪には事前に来てもらうよう頼んでおいたのだ。
大量のチョコをざくざくと刻んでいくと台所もにぎやかになっていく。
「朝っぱらからそーぞーしー!うるさい!」
コクテンが音で目が覚めたのか怒鳴りこんでくる。
「あら、おはよう。そうだ、コクテンもやってみる?」
雪乃がににこにこと言う。
「やるって何を?」
「チョコレートを作って男性にあげるのよ。二月十四日のバレンタインって日に」
「チョコってお菓子?そんなのいつだって食べられるじゃない。またイベント〜〜?」
「人間はそういうの好きなものなのよ。コクテンからキヨイにあげたら喜ぶんじゃないかしら」
「う…じゃあやってみる」
「そう。まずこのチョコの板を細かくしてくれる?」
かくしてコクテンも戦力に加わることとなった。

「こんにちは。姫乃ー?」
玄関を開け、澪が入ってくると真っ先に嗅ぎ付けてアズミが来た。
「澪〜!!」
「元気にしてたか?姫乃はどこだ?」
「あっちー」
アズミを抱えると澪は台所に向かう。
澪が台所を開けると同時に威勢の良い掛け声と共に何かが振り下ろされチョコとおぼしきものが
粉砕された。かけらが澪の脇を飛んでいく。
カナズチか何かで粉砕している主はコクテンだ。
雪乃が澪に気付いて中に招き入れる。
「いらっしゃい。わざわざごめんなさいね」
「いえ、それよりなんでコクテンが?」
「私が誘ってみたの、楽しいみたいよ、ふふ」
(雪乃さん…)
澪はしばらく固まって混沌とした台所を眺めているしかなかった。
周りの騒ぎをよそに姫乃は一生懸命、材料の下ごしらえをしている。
「頑張ってるな」
声をかけるとびっくりする。
「わっ。澪さんもう来てたんですか?!気付かなくてごめんない」
「気にするな、何て言ったって今日は女の子が頑張る日だからな」
澪の言葉に姫乃は満面の笑みを浮かべる。
「さて、私は勁伝導するだけでいいのか?」
「はい。あと…」
姫乃が口ごもる。
「ん?どうした?相談なら乗るよ」
「あの…今年、量が多くてみんな同じになっちゃいそうなんです」
「それで冬悟だけ特別にしたいんだな」
「っ!澪さん何でわかるんですか?」
「見ていればわかるよ」
澪は笑って姫乃の頭をぽんぽんと撫でる。
「さて、どうするか。あいつ酒が好きだしチョコボンボンなんかどうだ?
 子供たちは食べられないやつだしな」
「いいかもしんない!それにします!」
うきうきと作業に戻る姫乃を横目に澪はピンと悪戯を思いつきニヤリとする。
897865 バレンタイン・冬悟×姫乃A:2007/02/14(水) 23:45:53 ID:7aYenh29
その後、勁伝導済みのチョコなら触れるとアズミもチョコ作りに参加することになった。
夕方になるころにやっと作業が終わる。半分は菓子作りと言えるのか微妙なものであったが。
「じゃあ、帰るよ。冬悟によろしくな」
「はい。おかげで助かりました」
「いいバレンタインになるといいな」
「へへ」
姫乃は照れ笑いしつつ澪を見送った。

「ただいまー。ってなんの騒ぎだ!?」
夜中、帰宅した冬悟を待っていたのはチョコの山だった。各自、持ち寄ってあーでもないこーでもないと
言い合っている最中だった。
エージがやってきて得意げに包みを見せる。
「悪いけど先にもらったぜ」
「ああ、今日はバレンタインだったのか。んで、そっちのでかいボールみたいのは何だ?」
「アズミだよ。トリュフってものを作ったらしいけどトリュフってこんなでかくないよな…」
「そうだな…」
ゴウメイには一番大きいアズミ製トリュフがいったらしい。
台所へ行くとアズミが待ち構えていたように野球ボールくらいのチョコを差し出す。
「明神ーチョコー!!!」
「おーサンキュ。よく作れたな。すごいすごい」
冬悟の夕飯の支度をしていた姫乃が声をかける。
「明神さん、おかえりなさい。アズミちゃんのチョコ、大きいけどおいしいから」
「ひめのんが手伝ったんだ?」
「うん。楽しかったよ」
ねー、とアズミと目を合わせて笑う。

冬悟が夕食を済ませ着替えている間に姫乃はコーヒーを持って管理人室の扉をノックした。
「お疲れ様。コーヒー飲む?」
「ありがと。今日はみんな喜んでたな。ひめのんの御蔭だな」
姫乃は生返事をしつつもじもじする。付き合っているとはいえ、改めて渡すとなると照れる。
思い切ってチョコを入れた箱を冬悟の前に差し出す。
「はい。遅くなってごめんなさい。口に合うといいんだけど…」
「ひめのんから貰えるだけで嬉しいよ。しかも手づくりだろ?コーヒーもあるし、いま食べていい?」
姫乃はこくこくとうなずく。
箱を開けるとハート型のチョコがきれいに並べられていた。姫乃は冬悟に少し近付くと小声で言う。
「あのね。みんなにも同じ形のやつあげたけど…明神さんのだけは…特別だからね」
へへ、と頬を染めて姫乃は照れ笑いをする。
可愛く愛おしい彼女にこんな事を言われては冬悟まで赤くなりそうだった。
(イベントとか今までどうでもよかったけどいいもんだな)
感慨もひとしおにいただくことにする。
「それじゃ、いただきます」
丁重におじぎをしてから口に入れるとチョコの甘みとほんのりとした苦みが広がる。噛むと中からは
洋酒が染み出しチョコの香りと口に交わる。
「酒入りなんだなー!俺こんなうまいチョコ食べたの初めて。甘すぎないし、俺こういうの好きだ。
 ありがと、ひめのん」
冬悟の嬉しそうな顔を見て姫乃もほっとする。
「よかった〜。たくさん食べてね」
「いやいや、とっておいて大事に食べるよ。仕事の後に食べたら疲れが一気にとびそうだ」
「おおげさだよ」
くすくすと姫乃が笑う。
和やかな空気が流れる中、冬悟はコーヒーをすする。
少しして冬悟は自分の身体の異変にギクリとした。下の方がやたらと元気になってきている。
(今日は疲れてたのになんだ?確かにチョコで元気が出たけども、姫乃は今日は一段と可愛いけども…
特別だとか殺し文句を言ってたけども…)
そんな異変に気付いているのかいないのか、姫乃のは冬悟の横に移動して寄り添う。
思わず冬悟の心臓がはねる。
898865 バレンタイン・冬悟×姫乃B:2007/02/14(水) 23:58:17 ID:7aYenh29
「今日はね、朝から大変だったんだよー。コクテンも一緒になって作り始めて…」
冬悟の緊張をよそに楽しそうに一日の話を始める。
(落ち着け、気のせいだ。だいたいひめのんは明日は学校あるし、だいたいひめのんから誘ってくる
 なんてありえるか?…でもバレンタインだからいいのか?)
悶々と考えているうちにも理性が今にも飛びそうになっていた。
「明神さん?聞いてる?」
はっと気付くと姫乃が下から見上げていた。
「ああ、いや、うん…」
「もしかしてチョコが良くなかった?」
「そんなことない!ただ、あ〜」
後ずさりをするが姫乃は心配になって冬悟に近付く。
「本当にどうしたの?」
不安げに覗き込む目を見て冬悟の理性が吹っ飛んだ。
「ひめのん、ごめん」
「え?」
きょとんとした姫乃を抱きすくめるとどさりと押し倒す。
「我慢できない」
「え、明神さん…っ」
言葉を紡ごうとした口を荒々しく塞ぐと舌を差し入れ小さな姫乃の舌をからめとり、口内を愛撫する。
驚いて固まっていた姫乃の身体から自然と力が抜けてゆく。唇を離すと長い口づけのせいか姫乃の
息が荒くなっている。冬悟は頬を撫でると首すじに舌を這わせつつ急いて姫乃の衣服をはいでいった。
「っ。明神さんっ待ってっ…」
「嫌?」
「いやじゃない…けど、いつもの明神さんじゃないみたい」
「ひめのんが元気になるチョコくれたからだよ」
そう言って優しくキスをするが、またすぐに身体をまさぐりはじめる。早急な愛撫は荒々しく少し
強引ではあったが激しく求められるようで姫乃の身体を熱くしていった。冬悟はなめらかな白い肌に
吸いつくと次々に赤い痕を残していく。形のいい乳房を揉みあげると先端を含み舌で転がす。
弄びつつ空いた手で陰部に触れると姫乃が身体を反らす。入り口を上下になぞり、濡れているのを
確認すると冬悟はにっと笑う。
「ひめのんのエッチ」
「意地悪…」
姫乃は恥ずかしくなり手で顔を隠すが冬悟はその手を押さえ、陰部に顔をうずめる。
「ひゃ…いや」
いきなり陰核を含まれ抵抗しようとするが押さえ付けられた力が強く抗えない。
冬悟は陰核を強く吸い、舌で刺激を与える。花弁からしたたる蜜を舐めとると入り口を割って入る。
「…っ。明神さん…待って、やっ」
いつもとは違う強引さに身体は感じつつも姫乃は少し不安になる。冬悟は姫乃の制止を無視して
陰部を蹂躙すると姫乃の声が少しずつ甘くなっていく。冬悟は限界を感じ、手を解き離れる。
姫乃の顔を見ると目が潤んでいるのに気付いて動きを止めた。
「ごめんな、嫌だった?」
「そうじゃないの、ただ急で…びっくりした」
姫乃は余裕のない冬悟に求められるのは初めてで戸惑っていた。冬悟は優しく笑うと安心させるように頭を撫でる。
「姫乃が欲しくてたまらないんだ」
優しく見つめられて姫乃も安心を取り戻す。
「わかった。…明神さんの好きにしていいよ」
健気に言う姫乃に冬悟は愛おしくなりキスをする。
「いい?」
「うん」
姫乃は微笑んでうなずく。冬悟は入り口にあてがうとゆっくりと腰を進める。まだ十分にならされていない中は
きついがかえって快感を煽るようだった。
「痛くない?」
「うん、大丈夫」
しばらくなれるまでと徐々に動かすが、冬悟はいつにも増して響いてくる快感に酔いそうになる。
(何かがおかしい)
自分の身にいつもと違うものを感じるが、襲ってくる快感に疑惑はすぐにかきけされ、本能のまましだいに
強く姫乃の中をかきまぜ突いていた。
姫乃も身体がなれ冬悟のものを深く受け入れ、こすれるたびに甘い声をあげる。
899865 バレンタイン・冬悟×姫乃C:2007/02/14(水) 23:59:22 ID:7aYenh29
「あぁっ明神さんっ」
乱れる息と共に名を呼び姫乃が背中に手を回す。冬悟は腰を引き寄せると一段と激しく打ち付けた。
唇を重ね、舌を割り入れると姫乃は応えるように舌に絡み、甘く吸う。中も冬悟のものに吸い付くように
締め上げてくる。
冬悟は快感を極めるように絶え間無く奥まで打ち付けると達するのを感じて慌てて引き抜くと姫乃の
腹に白濁した液を放った。
「ごめんな、早かったろ、ひめのん」
「そんなことないよ…気持ち良かった…です」
まだととのっていない息遣いで照れて言われると冬悟はもう一度したくなってしまう。
(さすがに今日は無理だな)
愛おしい姫乃の髪や頬を撫で、名残惜し気にキスをして軽く舌を絡ませる。くちゅっと音を立てて
口づけをしていると冬悟のモノが再び張りつめていた。
(おいおい)
ここまできて冬悟もさすがに異変に気付く。
(原因は何だ?やっぱりあのチョコか?そういやガクやエージ達ももらってたよな…アズミまで
作ってたし。そんなことできるのは…)
自分のものを悟らせないようにして姫乃に確認する。
「姫乃さん、今日湟神が来たりしましたか?」
姫乃はきょとんとして答える。
「そうだよ?勁伝導してもらってみんなにも渡せるようにしてもらったの。みんな喜んでくれて
 よかった」
「俺だけ特別ってのは?」
「澪さんにアドバイスしてもらったの。大人の男性が好きなチョコはこういうのがいいって」
「…それで?」
「それだけだよ?」
(湟神が媚薬まがいな勁伝導を仕込んだのは間違いが姫乃は知ってるのか?)
あまり追求してしてせっかくの姫乃のチョコを台なしにするのは避けたい。
知らなかったのに媚薬入りチョコでしたなんて言ったら姫乃が取り上げてしまうだろうことは予測できる。
(しかしだ、知っててくれたんだとしたら…)
あらぬ考えが浮かぶと呼応するように下がますます元気になる。
(ま、いいか)
冬悟は欲望に素直に身を任せることにする。今度はじっくり姫乃を味わうことに決めた。
快感の余韻が残る姫乃の身体を悪戯するように刺激を与えていくとまだ達していなかった姫乃は
少し照れつつも冬悟に身を任せた。
「もう一回いい?」
わざと聞くと身体が疼いていた姫乃は少し怒ったように目を反らしてうなずいた。

二人のバレンタインの夜が過ぎていった。

後日、チョコを前に再び悶々とする冬悟の姿があった。
900865:2007/02/15(木) 00:01:45 ID:7aYenh29
お終い。時間があったら二回戦も書きたかったが挫折orz
エロさが足りなくてすまん。
他の職人さんも頑張ってくれー。

エーロ!梵梵ッ!!!
901名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 00:11:11 ID:IrQZVRO0
GJ!前半ほのぼの後半エロで良かった。
作品が次々投下されてうれしいなあ。
902865:2007/02/15(木) 00:11:11 ID:KFo6lvls
剄の字が間違ってるorz チョコが死者にも食べられるかとかいろいろ問題あるが
みんな忘れてくれい、逝ってくる。梵!
903名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 00:27:44 ID:/NXwFOEh
Pon氏、865氏、お二方GJ!

この様子だと、あと一本か二本投下されたらスレ終わるな。
3スレ目立ちそうなら、>>1にまとめサイトリンク追加しないとな!
なんか気分が前向きだ。
904名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 02:34:51 ID:V/LzDos3
お二方乙です。おいしく頂きました!
905名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 21:49:21 ID:0LE49K6k
2人とも乙!ウイスキー梵梵wバレンタインネタいいな
(;´Д`)l\ァl\ァ
906名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 21:59:59 ID:aKzVEQ8+
Wikipediaでみえるひと検索したら、明神(冬悟)と姫乃二人の仲は進展したと書かれてるな。
だけど、別に際立って進展してるとは思えない。
どうも冬悟は姫乃の事を妹扱いしてるとしか思えない。
そこで、妹として見ていた姫乃が色っぽく誘って冬悟を誘惑させる話を思いついたり…
907名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 00:11:25 ID:5tDdQPUa
>>906
このバカ野郎が!!大好きだテメェみたいな奴がよォォォ
908名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 01:45:47 ID:oE8+jzIz
見せてくれ貴様等の最高潮!!!
エーロ!梵梵!
909名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 22:03:38 ID:dzOZj5dJ
>>906
このバカ野郎が!!大好きだテメェみたいな奴がよォォォ エーロ!梵梵!
910878:2007/02/18(日) 11:41:52 ID:Fgv1wNj0
>>906
こうですか? わかりません!
今時間無いんで続きはちょっと後。orz

妹ならされて彼女にはしないんだろうな、と自分の頭をわしゃわしゃと
撫でる手の重みを感じた。確かに胸はちっちゃいけれど、恋愛対象として
見て貰える日は来ないのだろうか。姫乃は胸に手を当て、その大きさを
感じながら考え込む。

ある晩、迷ったように彼女はの人物の部屋の前に立っていた。
でも妹扱いされるのは嫌だった。別に男女のなんたらとか言う行為を
したい訳じゃない。せめてキスの一つでも欲しいのだ。
「誘惑してみたら?」
思わず前に倒れた。話さずとも分かる程、迷いが顔に出ていたのだろうか。
床に直撃した頭を手で摩る。後ろにはニヤニヤと笑うエージ。
「うん…よしっ」
ガッツポーズをして、彼女は明神の部屋へと駆け込んだ。
後ろで「え、マジで?」とエージが呟くのにも気付かなかった。

「明神さん!」
意気込んで入ったものの、今のこの状態で誘惑なんて出来るのかと
姫乃は急激に不安になる。服装はいつものパジャマなのだ。
誘惑って言うと、もっとこう言う服で…イメージを膨らませるが自分に
そんな物持ち合わせて居ないのか、と気付き肩を落とす。
そして今更だが誘惑っと言ってもまず如何すべきなのかが分からない。
恥ずかしさと緊張と自分の馬鹿さ加減に部屋の入り口に固まってしまった。
「ひめのん? 入って来ないの?」
いつものその声には安らぎ効果でもあるのか体は動く様になった。
「明神さん…あのっあの…。」
何を言うべきなんだろうと、顔を真っ赤にしながら姫乃は俯いた。
ああ誘惑なんて駄目だ…とがっかりしながら。
「まあ、立ってないで。座ったら?」
明神は自分の座っている場所の隣を手でぽんと叩き、
姫乃に優しげに微笑んだ。
911名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 11:58:53 ID:G+23TYxX
>>903の言うように次スレ立ちそうなら…と、勝手に>>1をいじってみた。
2ndで終了ならスルーしてくれ。
以下テンプレ案。


ここはJC『みえるひと』エロパロスレです。

・sage推奨。地味に行こうぜ。
・作品投下以外のコテ雑談は禁止。
・荒らし、煽り、その他変なのが湧いてもスルー。
・女体化、男体化、801はスレ違いです。
・クレクレ君は嫌われますが、妄想を書き込んだら、もしかすると誰か書いてくれるかも。

○職人さんへ
・『 エ ロ 』パロだということを忘れてはいけません。余りエロく無いなら、一旦了承を取ってから投下しようジャマイカ。
・作品投下の前にカップリングと傾向を知らせておきましょう。必要なら注意書きも。
・投下時は名前欄に「HN・カップリング・通し番号」を入れよう。

※スレが980越えたらor500KB超えそうになったら次スレ。980が無理なら指名。

○前スレ みえるひとエロパロ2nd【子供が見るもんじゃあない】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144879648/l50

○初代 【ホニャラパパー】みえるひとinエロパロ【…イルカ…】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121525313/l50


○まとめサイト
http://mieruhokanko.web.fc2.com/
912911:2007/02/18(日) 12:01:46 ID:G+23TYxX
うわ、投下の邪魔しちまった!?と一瞬慌てた。
>>910さんGJ、続き楽しみにしてる。
913名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 21:25:57 ID:6NwJEICw
>>910
いいよいいよー続きまってる(´Д`)
914878:2007/02/21(水) 16:43:16 ID:/OPd3Q8h
緊張した面持ちの姫乃はいつもと違った様子過ぎた。
明神はその様に首を傾げ、不審気に姫乃を見る。
その視線に気付かないほどに緊張する姫乃は十分
変と言えば変だろう。
「ひめのん? 先刻からなんか変だけど。」
勿論、彼の声調は何ら普段と変化は無い。だが今の
姫乃にとってそれは妙に異性を感じさせる物だった。
「み…明神さ…ん。」
上目遣いで必死に明神の大きな体に寄り添う姿は
周りからどう見ても色気よりは可愛らしさしか
感じない。無い胸を一生懸命に寄せる事も微笑ましかった。
それでも鈍感男は気付かない。
必死の誘惑にも動じない、と言うか気付かない明神に
自分の色気の無さが原因なんだと落胆する。
「…明神さんは、あたしの事好きですか?」
彼女は、自分の自然体が一番魅力的だと言う事に
気付いていない。此方もある意味の鈍感女、と言う
称号が似合うだろう。そして今、普通の高校生の女子ならば
躊躇い言いにくい事を訊ねた。
「…姫乃?」
先程までの気楽に彼女の名前を呼んでいた声色から
一変して明神は自分の顔の真下にある姫乃の目を凝視した。
恥ずかしさに潤んだ目、紅潮した頬、僅かに膨らんだ胸に姫乃の女を感じる。
「あの、あたしは…。」
915878:2007/02/21(水) 16:44:25 ID:/OPd3Q8h
突っ掛かる言葉にもどかしさを感じるがそこから先の言葉が出ない。
蕾の様な小さな唇に、明神は口付けて見せた。
優しく敷いてある布団の上に倒し姫乃の様子を伺う。了承を
得ずに許される行為では無いからだ。しかし明神の心配とは裏腹に
この少女は不安を隠す笑顔を浮かべて見せた。
太い指が小さなパジャマのボタンを一つ一つ外していく間の
沈黙。息を殺すけれども大きく上気する胸の最上にある桜は
僅かに硬くなっていた。恐る恐る、触れるとお互いの肌の冷たさに
姫乃は小さく悲鳴を上げた。
「大丈夫だ。」
耳元で囁かれる声に少しだが安心を抱き、片手で口元を抑えたが、
その腕は払い除けられてしまった。
「キスしにくいだろ?」
「…ぁ。」
小さめの胸は揉みしだかれて行くにつれ、本来の柔らかさを
取り戻す。そして姫乃にもその心地よさが感じられるほどになった。
蕩ける姫乃の意識の中に申し訳無さそうな明神の声が響いた
「なあ姫乃…、あー…えっと。」
「わ判ってます…うん。全部明神さんに任せるから…。でも
 あんまりいたくしないでください。」
判ってる、明神は笑顔で頷いたが、余裕は残っていなさそうだった。
ズボンと下着を脱がすと生まれたままの姿になった
秘所は濡れているが、まだ十分とは思えない。解す為に指がそこに
触れると姫乃が大きく肩を動かした。
「信用してくれよ。」
声を出すのも億劫なのか首を上下に振る。
デコに口付けてやって、いよいよ、指が誰も触れた事の無いその
場所に触れた
916878:2007/02/21(水) 16:45:58 ID:/OPd3Q8h
良い所だけどごめんなさい、続きまた今度orz
917名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 21:48:14 ID:qCiHblZo
生殺しにもほどがあるぜ神様!!
エーロ!梵梵!!
918名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 23:33:12 ID:CQypLrR2
生殺し快感w
明日仕事だけど全裸で待ってます!!
919名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 00:18:00 ID:QGPMOZCE
梵梵!!続きwktk
920名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 00:35:45 ID:hVepeLIW
現在491KB。誰か次スレたのむ
921名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 00:56:41 ID:Cn4Av4+d
今立てて、即死回避できるか?
あれか。エロ梵保守で住人の底力が試されるときか。
922名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 08:24:19 ID:PU7cq4yc
今こそ住民のドエロ力が試されるわけだな
923名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 11:14:47 ID:jc8Hyxpn
>>1に貼るのは>>911の案のままでおk?

誰かスレ立て頼む。俺携帯からだから、コピーしたら過去スレURLが携帯用に変換されて
出てきちまうorz
頑張って毎日保守しに来るよ、見エロのために。
924名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 23:11:35 ID:LwKReXKd
新スレ保守がわりにこのスレに投下された作品をもう一度投下するとか…
925878:2007/02/25(日) 11:01:11 ID:FyzlcgnM
続きは新スレの方に投下しますね。
千切れ千切れですんません。
926名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 21:32:36 ID:rbIY9BZw
しかし、地味なみえるのエロパロスレの、2スレ目が終わろうとしてるのに驚いた。
PCが故障してて新スレがたてられないこの歯痒い感情にイライラする。
927名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 21:48:46 ID:KGDfiZ6w
スレタイそのままで3rdかな
928名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 14:28:32 ID:3vMjtlO4
そーゆー体と性格なんだ とか?
929名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 14:59:06 ID:TgWdr0EO
【エーロ!】みえるひとエロパロ 3rd【梵梵!】
【特異体質を】みえるひとエロパロ 3R【駆使せよ】
大丈夫、みえるひとエロパロ3rdは元気だよ

自分のセンスのなさに涙出た
930名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 18:41:08 ID:TCzXKHfH
【俺たちには】みえるひとエロパロ 第三譚【言葉がある!】
931名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 21:43:24 ID:k973x7hh
【エッチって】みえるひとエロパロ3rd【呼ぶな】
【19歳の】みえるひとエロパロ3rd【母】
…いいのが出なかったら前のでもいいんじゃまいか?
932名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 17:00:13 ID:xg+gUU+D
早く次スレ立てて>>878の続き読みたい
ずっと裸で風邪ひいちゃうよ、ハァハァ
933名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 17:01:10 ID:umNrK4V0
【大事な】みえるひとエロパロ3rd【スレなんだよッ】
934名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 17:23:25 ID:Vi4iEEcx
じゃあ、>>940にスレ立てをお願いしようか。
つった瞬間誰も書き込まなくなったら悲しいなw

誰でもいい、PC者で規制かかってない人お願いします。
935名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 18:01:42 ID:5F/+TdeW
【ちかん】みえるひとエロパロ3rd【見参!】
こんなのどうですか?
936名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 18:55:28 ID:Vi4iEEcx
>>935
それいいな
937名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 04:39:32 ID:3WiBh8ys
>>935に一票
938名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 05:18:47 ID:puWW8A1r
エロ梵梵と
俺たちには 〜
もいいと思ったが初心に戻って
>>935いいんじゃないか。
次スレ楽しみにしとる。
939名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 03:28:07 ID:U+kR8Aq9
とうとうエロパロでスレ立ててしまったorz

【ちかん】みえるひとエロパロ3rd【見参!】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1172859960/
940名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 13:03:14 ID:nBdSYpV+
即死しないよう祈りながら続き投下します
941名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 06:00:47 ID:KQtjvBLC
とりあえずこのスレ使いきろうな
942名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 02:39:52 ID:wgXfMS9t
そうですな。
キヨイコクテンか火神楽澪を書きたいと思ってるがなかなか進まない。
943名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 09:10:03 ID:/cjxbyg1
保守
944名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 03:53:26 ID:LZqJ4dYB
う〜ん。火神楽澪を書こうかと思ってたが被ってるか…。
キヨイコクテンは微妙に難しい…
945名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 10:17:10 ID:XcrhkH3j
>>944
いいじゃん。
カプ被りなんて気にしてたら、今まで投下された大量の明姫はどうなるんだ。
946名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 13:45:37 ID:Udk+KhOT
まぁ明(冬)姫はスタンダードだからな
明(冬)姫ホワイトデーネタを執筆中だけど食傷気味か?
947名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 14:27:04 ID:NZI0BdFG
誘い受けに食傷気味だ
ここの住人にしてみれば、どんなカプでも内容でもありがたいことに違いはないだろ
948名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 21:26:40 ID:LZqJ4dYB
944です。
とりあえず書けそうなものから書いてみる。
ホワイトデーネタ来るのか。楽しみにしてるノシ
949名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:59:28 ID:LWg7Osu7
期待ウメ
950名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 17:33:09 ID:H9oB77ym
ホワイトデーにキヨイがコクテンに飴がけするとかいう馬鹿なネタが浮かんだが書きそびれた。
キヨイコクテンで少しSMぽいのってどうだ?
951名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 11:39:35 ID:Em9c7IUa
エーロ!梵梵!!
952名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 07:35:37 ID:bPMvitOQ
ホシュ
953名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:46:45 ID:Inbe4rPT
あげときますね
954名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 06:32:22 ID:l0bcMmDg
急に短いSSが出来たのでこそっと投下。
あまりエロくもないです。ご容赦の程を。
955名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 06:36:55 ID:l0bcMmDg
冬悟にはちょっとした冗談だった。
まさか姫乃が応じてくれるとは思わず…。


ある春先の深夜、夢を見て目が覚めてしまったと姫乃が管理人室を訪れた。
冬悟は半ば寝ぼけて枕を手にした姫乃の冷えた身体をあたためようと自分の布団に招き入れ、優しく包み込んだ。
そのまま寝てもよかったのだが姫乃の夢の話を聞いているうちに冬悟の目も冴え、安心してすっぽりと
腕の中にある柔らかな身体を少しまさぐると欲望はすぐに暴走した。
たっぷりと姫乃を濡らした後に、「俺のも舐める?」と冗談で言ったつもりだった。
姫乃はいつもの様に照れて逃げるかと思いきや顔を真っ赤にして恐る恐る張りつめた肉棒に口を近付けた。
小さい舌でちろりと先端を舐めた後、そろりとくわえ込む。
姫乃の小さな口に張りつめたそれは大きい気がして不安になるが、拙い動作で舌を動かし、懸命に深く深く
くわえようとする姿は見ているだけで射精しそうになる。
狭い口の中とあたたかな感触に我慢しきれずに姫乃を引きはがすとすぐに押し倒し、先程よりもさらに
濡れていた入口にあてがうと息も付かせずに挿入する。
「俺の舐めて感じたんだ?」
「そんなっ…。あぁん」
押し寄せる快感が反論する言葉の代わりに甘い喘ぎに変わる。激しい絡み合いに同時に果てた。

冬悟は優しく姫乃の乱れた髪を撫でる。
「今まで恥ずかしいって嫌がってたのにどうしたんだ?」
「嫌がってたんじゃないよ…ただ私も明神さんのために何かしたいなぁって…」
言ったそばから自分のしたことを改めて思い返したのか再び真っ赤になる。
「ははっ。姫乃はそのままでいいのに。ありがとな」
冬悟は微笑むと軽く唇を合わせ、おでこや顔のあちこちにキスをする。
じゃれあううちにカーテンのすき間から日の光が差し込んできた。
「もう朝か」
冬悟は思いついたように姫乃にコートを着せると外に誘う。
「まだ少し寒いけど今日もいい天気だね」
「姫乃、こっち来て」
冬悟は姫乃をおもむろに抱きかかえると剄を足に集中させて一気に空に向かって飛んだ。


「わぁ…」
上空の見事な朝焼けの風景に姫乃は見とれる。
「いい『空』だろ。姫乃がいいことしてくれたお礼」
「明神さん」
姫乃は幸せそうに冬悟に抱きつきキスをした。

956名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 01:05:48 ID:n6UKhBzq
GJ!
>>950
すごく…読みたいです…
957名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:21:07 ID:h2T1Pf03
thx
950自分だ。時間かかるかもしれないが頑張ってみる。
958名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 16:22:44 ID:9NZ/m3qb
エーロ!梵梵!!
959名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 05:13:34 ID:RYIuiVVT
エーロ!梵梵!!
960名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 02:12:23 ID:bRjvITgq
500KBならアンソロ実現の可能性うpに20エロ

エーロ!梵梵!
961名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 10:42:09 ID:xWl8mO+M
>>960
ナイスw


エーロ!梵梵!!
962名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 10:40:07 ID:MQ63W2Bu
エーロボンバヘッ!
963名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 05:32:02 ID:5cdrW/CN
エ                エ
∫                ∫        
ロ                ロ
!                !
梵                梵
梵                梵
!                !
964名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 05:34:39 ID:5cdrW/CN
エーロ!梵梵!!
 エーロ!梵梵!!
  エーロ!梵梵!!
   エーロ!梵梵!!
    エーロ!梵梵!!
     エーロ!梵梵!!
      エーロ!梵梵!!
       エーロ!梵梵!!
965名無しさん@ピンキー
エーロ!梵梵!!










やまさんお元気ですか〜?