2げと
ラン、ミアキス、軍師様、サイア叔母上などなど・・・妄想はいっぱい浮かぶんだけどまとまらーん。(´・ω・)
竜馬騎兵団の美味しさに気づいたような
乙ですぅ。
クレイグ団長(44)とハスワール様(38)のお見合いから初夜までを完全リポート
゙、';|i,! 'i i"i, 、__人_从_人__/し、_人_入
`、||i |i i l|, 、_)
',||i }i | ;,〃,, _) ハハハ 1乙!!
.}.|||| | ! l-'~、ミ `)
,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
.{/゙'、}|||// .i| };;;ミ
Y,;- ー、 .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
{ く;ァソ '';;,;'' ゙};;彡ミ
゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ _,,__
゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/
クレイグ団長が相手で決定なのか?
wikiの年齢表見てたらリムスレーアとトーマって年同じなんだな。
・将来女王騎士
・王子とも面識
・同年代
・ゲッシュ並の笑顔を期待できる
リムとトーマフラグktkr?
>>6 ミアキスの初めての相手はクレイグだと信じている俺がいますよw
クレイグは処女フェチ
>>9 「ご苦労だったのう、トーマ。更なる働きに期待しておるぞ」
「は…ははっ!勿体ないお言葉、光栄至極に存じます…女王陛下!」
優しく、威厳のある微笑を受け、トーマはどぎまぎしながら敬礼を向けた。
元服を向かえ、正女王騎士昇格に最も近いとされる女王騎士見習いの彼の
働きぶりはめざましいものがあり、
その戟の腕前は、ファレナに名を連ねる武人も一目置くほどだった。
「トーマ殿のような方が女王騎士長になられたら…」
「うん。トーマはきっと立派になるよ。ちょっと言葉遣いがガレオンに似てきたけど」
新兵訓練場に視察に来ていた女王騎士長代理の青年…ファルーシュは、
ベルクートとともに、素振りをする勇ましい幾重にも連なるかけ声の中、
静かに談笑していた。つい先日の彼の武功…それは、ロードレイクの民たちをはじめとして、
この国をおおいに沸かせていた。
「そういえばベルクート、子供はいいの?」
「あ…いや、その…仕事をしない父親は見本にならないと言われてしまいまして」
「はははっ、そっか。じゃ、お仕事終わりが楽しみだね。
…でも、子供かあ。リムとトーマが結婚したら、やっぱり子供も…。
もしあったら、どんな子なんだろう。ねえ、ミアキ…」
「はあ?」
―――そこには二人の知らない女の姿がいた。
いや、名も姿も、二人が知るミアキスそのものだったが、
鬼のような形相で上司である女王騎士長を睨みつける…しかも鬼神の如き目つき。
「あーあ、陛下がご結婚ですかあ…そーですか。
最近お話してくれることも少なくなっちゃったのはそういうわけだったんですねぇ。ふーん。
まあいいんですけどぉ?陛下は私のものじゃないんですしぃ?
お国のことなんて一介の女王騎士には関係ありませんかぁ。へーぇ。」
「…み、ミアキス殿…」
「で、でもさ、ミアキス。前は「ご結婚を…」とかリムに言って…」
「どーせ冗談でしたよぉ。無責任でしたねぇ?私はまたお払い箱になっちゃいますよねぇ。
私は一度も「リムv」なんて呼べないまま、トーマくんが「リムv」って呼ぶのを
指くわえて一生を終えますかあ。あーあ。あー…」
「(トーマ殿が危ない…!!)」
「(ゲオルグ…ゲオルグ!戻ってきて…!)」
12 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 20:36:27 ID:u+vYk2ld
>>10 ちょっWWWWWWW
クレイグ、犯罪犯罪W
個人的には蓮様の相手はカイルかなぁ…
蓮様に可愛がられるカイル…ヤバい。萌えた。
トーマが成長したらどうなるやら
ゲッシュの顔だけトーマみたいな感じかね
>>8 確定じゃないけど年齢近い人で考えたら隠居したクレイグ団長がいいんじゃね?とか言われてたような
あとハスワール様は子供が欲しいようだから枯れた人とか種族が違うと困るとか
取り合えずゲッシュスマイルのガレオンを想像してみた。
・・・うん、これはこれでなかなか。
ガレオン「殿下(ニパァァァ)」
王子「誰だお前ー!?」
>前スレ埋め王子リオン
マジ切ない・゚・(ノД`)・゚・
ノーマルじゃなくてバッドエンドだよ、あれは。
私の場合は遺跡の守護者EDだったんで、リオンの死にショック受けて引きこもっちゃったみたいに見えたし…
>>前スレ696
GJ!!
なんでリムが怒るのかわからなかったがゲオミアか!ナルホド
王子もミアキスもせつないなあ…
>>6 付き添いのイサトとラハルがうんざりした顔してんのが想像できた
リオンが死んじゃうんだろうな、ってどこか予想はできてたけど、
でも「帰りましょう」って言われたときは泣きそうになったな…。
ベタだって分かってるのに、そのベタで熱くさせてくれる何かが5にはあったと思う。
>>20 クレイグ「どうしようどうしよう私は女の人と恋愛なんてしたことないよ…!
し、しかも相手が王族のハスワールさまだなんて!!」
竜馬王「キュウーン(仕方ねぇなぁお前は。どーんと行って来いどーんと。)
初夜すらサポートするラハルとイサト
イサト「クレイグ殿、失礼します」
ギュッ
クレイグ「イッ…イサト殿!」
ハス「あらあら…じゃあラハルさんもご一緒に」
ラハル「……」
38歳処女と44歳童貞か・・・
ハスワール様がテイストの違う天サドに見えてきた
24 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 23:04:10 ID:u+vYk2ld
>>22 そこに乱入する竜馬王。
シャムシール「キュアアアー!!!!(クレイグは俺のモンじゃー!!!!)」
ハス「あらあら、シャムシールちゃんも一緒に(ry」
竜馬王「キュウーン(仕方ねぇなぁお前は。どーんと行って来いどーんと。)
↓
シャムシール「キュアアアー!!!!(クレイグは俺のモンじゃー!!!!)」
ちょwwwwwwww
>>23 何を言っているんだ。あの「お風呂に一緒に入ったじゃない?」発言を忘れたのか!?
ハス様はミアキスとも対等に渡り合えると思う。
クレイグ(元)団長はハス様の手のひらで転がされているといい。
関係無いがEDのキャラその後ではオボロ×フサヨさんに萌えたよ……。
フヨウさん!フヨウさん!
クレイグ団長も可愛い所があったね
ウジウジしてたり一目散に王子の所に竜馬飛ばして駆けつけたり
あとフヨウさんです
29 :
26:2006/03/19(日) 23:41:36 ID:b0pgx1gT
ごめん、長風呂していて頭まで湯だったらしい。
ちょっといけすに飛び込んで頭冷やしてくる……
>>24 ハスワール様最強伝説ww
でもあの人本当強いと思うよ。王子はあの天然のまま成長したらハスワール様みたいになると思う。
>>28 まぁ…かわいいっちゃかわいいなwお前事情ぐらい喋れと思うけど、
その後のハッスルぶりを見るに、相当イライラしてたんだろうなぁ。
>>16-17 更に、ロードレイクの民族衣装verで想像してみよう。
…うわ、すげー。
32 :
エロデリク:2006/03/20(月) 03:38:06 ID:AcWuyC02
こういうの初めてだけど頑張ってやってみましたよ
何か変な所とか誤字脱字とかあったら指摘宜しく
では↓
33 :
欲望の秘薬1:2006/03/20(月) 03:39:17 ID:AcWuyC02
「う……ぐぁ……」
リヒャルトの華麗な一撃を受けたキルデリクが血を吐きながら倒れる
「なぁんだ、大したこと無いじゃーん?」
それを見て無傷のリヒャルトが剣をくるくる回して鞘に収める
ナヨっちい外見と変態的な言動からは想像出来ない強さだ
「く……くくくくく……俺がこんな事で死ぬと思うな!」
死んだと思われていたキルデリクが鬼のような形相でリヒャルトに斬りかかる
「うわぁっ!?まだ生きてたの!?」
ブスッ
「リヒャルト!」
「う……あ……また……ミューラーさんに……怒られちゃ……」
リヒャルトがさっきまでの余裕が嘘のように倒れる
バタバタ
そこにムラードが駆けつける
「これは……毒!?」
駆けつけてきたムラードが傷口を見て言う
たしかに倒れたリヒャルトの傷口が黒く変色している
「ああ……そうとも……そいつには一撃で死んで貰いたかったのでな……
クッククク……ヒャハハハハハ!!」
「キルデリク!」
ファルーシュが武器を構える
「ヒャハハハハハ!!王子様も死にてぇのか?
お望み通りにして差し上げますよ!
ヒャハハハ……ハ……?」
バキ
キルデリクの汚い笑い声を遮るようにファルーシュがキルデリクの腕をへし折る
34 :
欲望の秘薬2:2006/03/20(月) 03:41:08 ID:AcWuyC02
「がぁぁああああ!!!!」
キルデリクが折れた腕を押さえてもがき苦しむ
「これで終わりだ!」
ファルーシュがキルデリクの頭部を狙っう
「てめぇは……生きて苦しめ!!」
パシャ
キルデリクは懐から薬瓶を取り出しファルーシュの顔面に投げつける
薬瓶はファルーシュの顔面に当たり、中に入っていた青い液体が体中にかかる
ファルーシュは一瞬それにひるむが、すぐに狙った頭部を突く
「ぐ……」
キルデリクは頭から血を流しながら倒れる
即死だったようだ
「ハァ……ハァ……」
…
…
…
…
「リヒャルトさんの毒はもう解毒できました
傷も浅いですし、一週間もすれば元気になるでしょう」
「良かった……」
ストームフィストから帰った後、ファルーシュはリオンのお見舞いがてら、
リヒャルトの容態について、かけられた薬についてムラードに聞きに行った
「あと薬についてですが、あれはただの水と見て間違い無さそうです」
「み、水!?いったい何のために……」
「恐らく王子殿下を不安にさせ、軍全体を動揺させるのが目的でしょうな」
「キルデリクがそんな事するかなあ……」
35 :
欲望の秘薬3:2006/03/20(月) 03:43:47 ID:AcWuyC02
あのキルデリクがゴドウィンの為に命を張って敵軍を動揺させるとは思えない
「ムラードが言うんだから正しいんだろう」と無理矢理自分を納得させると
「大変な事になった」
ドアを開けシルヴァが入ってきた
「まさか……」
と言い、ムラードは青ざめてシルヴァとどこかに行ってしまった
心配になり付いていこうと思ったが、自分が行ったら邪魔になるだろうと思い、やめる
「そういえば」とリオンの方を見る
リオンは気持ちよさそうに眠っている
服を少しめくって傷を見るが、シルヴァの言っていた通り、
傷はもう完全に癒えていた
一時はどうなるかと思っていたが、もう安心だ
「良かった……」
心からそう思った
子供の頃からずっと一緒だったリオン
リオンが側にいてくれたからここまでこれた……
「っ!?」
急に頭がボーっとしてくる
視界が狭くなっていく
体中が火照ってくる
「まさか……あの時の薬……?」
狭くなった視界にリオンが映る
「リオン……」
柔らかそうな顔
細く美しい腕
小振りな胸
すらりとしたくびれ
引き締まった足
それらが目に入る毎にファルーシュの理性は消えていく
「だめだ……リオンは……家族じゃないか……」と自分を言い聞かせる
36 :
欲望の秘薬4:2006/03/20(月) 03:45:20 ID:AcWuyC02
ファルーシュが自分と戦っている時
「王子……」とリオンが寝言を漏らす
ファルーシュの理性は消えた
まずいつも付けている女王騎士の鎧を外す
ほんのりと汗の香りがして、ファルーシュを更に興奮させる
次々と脱がしていき、全て脱がし終わった所でリオンが目を覚ます
「あれ……王子……どうしたんですか……?」
と言い終わるが早いか、自分の状況に気付き起き上がる
「お、王子!?な、何し………んっ……」
それを強引に押し倒し口でリオンの口を塞ぐ
ファルーシュがリオンの舌に自分の舌を絡めると、リオンは思わずファルーシュの舌を噛んでしまう
「いったぁ……」
ファルーシュは
「す、すいません!」と眉をハの字にして自分に謝るリオンを見て、
ニヤリと口を歪ませ
「そんな事する子にはお仕置きしなきゃな」
と言いリオンの口に無理矢理自分自身を入れ込む
「んむっ……んー!」
リオンはそれを拒もうとするが、ファルーシュを気遣って自分の口に入れ込まれたソレを噛もうとせず、
舌で押しだそうとする
それが逆にファルーシュに強い快感を与える
リオンはそれに気が付かずに押し出そうとする
その快感は射精感へ変わり、それが絶頂に達したとき、
37 :
欲望の秘薬5:2006/03/20(月) 03:47:24 ID:AcWuyC02
ファルーシュはリオンの口内に射精する
「んぅ!?」
リオンが苦しそうにしているので彼女の口からファルーシュ自身を抜くと
リオンは自分の口内に吐き出された欲望を口から吐き出す
それが偶然リオンの胸の辺りに垂れる
それを見たファルーシュは、リオンの胸の辺りに垂れた自分の欲望を彼女の胸に塗る
「あっ、ふぁ、いゃぁ……、ふぅ」
リオンのいやらしい声と柔らかい感触がファルーシュ自身を復活させる
ふとリオンの下半身を見ると、もう既にファルーシュを受け入れる準備は出来ているようだ
ファルーシュは我慢出来ずに自分自身をリオンの秘部にピタリと付ける
「リオン……僕もう……我慢出来ない……いいよね……?」
その返事も聞かずにファルーシュは勢い良く自分自身をリオンの秘部に入れた
「痛っ!」
リオンは涙を浮かべ、彼女の秘部からは血が流れ出している
だが、もう体が止まらない
リオンの中はファルーシュ自身を締め付け、
ファルーシュにこれまで味わったことが無いような快感を与える
38 :
欲望の秘薬6:2006/03/20(月) 03:49:01 ID:AcWuyC02
その快感を得たくて、激しく腰を動かす
リオンは涙を流している
「リオン……出すよ……」
ファルーシュは自分の欲望をリオンの中に吐き出した
それでもファルーシュの性欲は収まらない
視界が薄れていく
ファルーシュが我に帰ると、
目の前には血と精液が混じった物を秘部から流して、泣いているリオンの姿があった
「あ……ああ……」
ファルーシュは自分のしてしまった過ちの大きさに初めて気付く
大切な大切な、家族とも言える存在であるリオンを
自分の欲望のままに強姦してしまった
「僕は……ああ……」
ファルーシュはいつの間にか涙をこぼしていた
リオンは我に帰ったファルーシュを見て泣き止み、彼を抱き締める
「いいんです……王子となら……私は構いません……」
「うう……リオン……リオン……」
ファルーシュはリオンに抱き締められたまま眠りに落ちた
欲望の秘薬による悲劇はまだ始まったばかりだという事も知らずに
…
…
…
日の光が眩しい
この光を遮ろうとカーテンに手をかけようと起き上がると、
ベッドの横にミアキスが目を吊り上げて立っていた
「あれ……?ミアキス……?どうしたの……?」
ファルーシュはまだ良く回らない頭で聞く
39 :
欲望の秘薬7:2006/03/20(月) 03:50:41 ID:AcWuyC02
「どうしたもこうしたもありませんよぉ
昨日ここがうるさいから見に来たら
王子が泣いてるリオンちゃんを無理矢理犯してたじゃないですかぁ」
ミアキスはかなり本気で怒っている
改めて自分のした過ちを恥じる
「あ……えっとこれは……」
「言い訳はいらないですぅ
王子が護衛を強姦してたなんて広まっちゃったら大変ですから
昨日は騒ぎにならないように黙ってましたけどぉ
次やったらこの軍の為にも切っちゃいますよぉ?」
「……はい」
ミアキスはつーんとしながら診療所を出ていった
「……はぁ……」と落ち込んでいるとリオンがどこかから戻ってきた
「あ……王子……おはようございます……」
「あ……昨日は……ごめん……」
「いえ……いいんです……それより……
ムラード先生とシルヴァ先生とレヴィさんが王子にお話があるそうですので
着替え終わりましたら行ってきて下さい」
「うん……あ!診療所から出れるって事は傷は完治したの?」
「はい、お陰様で」
「……お陰様?」と思っていると、
隣のベッドから声をかけられる
「いいなあ、リオンさん」
40 :
欲望の秘薬8:2006/03/20(月) 03:51:59 ID:AcWuyC02
ビクッとして隣のベッドを見るとリヒャルトがいた
「あ……ああ……リヒャルトも早く完治するといいね」
と当たり前の返事をすると
リヒャルトは首を振って言った
「いや、昨晩の事」
「……はあ?」
リオンが顔を赤くして応える
ファルーシュも昨晩の事を口が軽そうな人に見られてて青ざめていると、リヒャルトが言った
「あー僕もミューラーさんにあんな風にされたいなー」
「へっぐし!」
「おぉ?どぉしたミューラー、風邪か?」
「いや、なんか寒気がしてな
まあどうせまたあのボケだろ、気にしないでおくか」
41 :
エロデリク:2006/03/20(月) 03:56:57 ID:AcWuyC02
凄いクリムゾンみたいなタイトルですけど
「くやしい……」とか「ビクビクッ」とか「こんなやつに……」とか無いので
そこら辺はご了承下さい
前スレ全部呼んだ。最高だった。
鬼畜王子にも爆笑したけど自分的ベストヒッツは
>>263の花山薫だった。不意を突かれるとは
まさにあのこと
リヒャルト最高wwwまさにHGwww
くやしい…!GJだなんて…ビクビクッ
やっぱエロ薬の妄想をする人が自分以外にもいたw
くやしい…でもGJ!…ビクビクッ
おまいら大概にしなさいw
王子リオンGJ!リヒャルト…
最初はキルデリクの復讐劇かとおもた。
のちほど、王子・リオン・カイル・ゲオルグ×ミアキス→リムを投下したく
…ギャグで下世話で季節外れの一発ネタですが
2周目開始記念でママン×王子でも書こうかな…
48 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 15:16:01 ID:vcwo84Eq
>>46と
>>47の期待が膨らむ中で初心者が通りますよ
エロ初めて書いたなりに魂込めたけど、途中から多分気色悪くなっちまった
百合本番書ける力量ないから百合接吻のみで、話の整合性取れてないけど投下して逃げようと思います
「どうやったらそんなにキレイになるか教えてくれ!」
スバルが真剣そのものの表情で問い詰めてきたのは昼過ぎの事だった。
紋章屋のカウンターを挟み、呆気にとられるように、数舜だけジーンが瞳をぱちくりさせる。
「…急に、どうしたの?」
「オレだって……オレだって女なんだぞ!なのに皆『男らしい』とか『逞しい』とかとか『がさつ』とか『ぶっきらぼう』とか『ナイチチ』とか『ツルペタ』とか『仲間になるときのツンデレハァハァ』とか言いやがって……」
腹の底から悔しさの限りを絞り、握り締めた拳を震わせてスバルはカウンターに突っ伏し嘆く。
男に負けぬ働きで漁を行うスバルである。その生活や習慣、仕草、言動について、確かに女性寄りとは言い辛かった。
しかし、彼女とて女の子なのだ。長年付き合ってきた周囲の人々から『男っぽい』と言われるのとは違い、城にてまだまだ親交の深くない人々から軽い感じであれ『男っぽい』と言い続けられるには、少々スバルは精神的な成熟がなかった。
「だから!見返してやりたいんだよ!オレだって…その…女らしい魅力があるって事を!!」
そこで、彼女が閃いたのが女性らしい女性に女性というものを指南してもらおう、というものだった。
ここで女性らしい女性というのがジーンに突き当たるのはエロパロ板において理の当然であるのだ。
「あらあら、スバルも女の子なのね…でもね、女は中身なのよ?」
「あんたが言うなぁああああああああああああぁぁぁあああぁぁああああぁぁ!!!!!!!」
もうマジげっそりするぐらい本気で泣きながらスバルは叫ぶ。
ジーンさえもビックリするそのシャウトからスバルは懇願を続けた。
「頼むよジーンさん!こんな事5までの数字を冠してる幻水を痴女丸出しで堂々と皆勤賞してるジーンさんにしか頼めねぇんだ!」
「う〜ん……」
微笑ましさを交え、困ったような仕草で人差し指を頬にあてるジーンは、しばし小首をかしげた後、スバルに傾けた瞳を色っぽく細めて笑った。
「そうね。今はお店があるから、夜になったらまたいらっしゃい…」
「ほ、ほんとに?!」
「えぇ、ゆっくり色んな事を指南してあげるわ……スバルには豊富に女性としての資質があるのよ。ただ、鍛えていないだけ……」
ジーンの言葉に、照れを見せながらも無邪気な喜びを表情に出すスバルだが、そんなスバルを眺めるジーンの微笑みは、
まるで蛇とか狐とかなんかそんな感じで妖しくて今にも「美味しそうなスバル」とか言い出しそうだったと、紋章屋の手伝いしてる19歳の男性(童貞)は語る。
いまだ灯りがちらほらと見える城を背に、ランは大きくあくびをする。
満月が雲に見え隠れする静かな夜だった。
釣り場の端っこで釣り糸を垂らしてもうう半刻だろうか。ぷっつりと当りが無くなり、幾分かの退屈が胸に広がっていく。
小船で移動ができれば、すぐにでも大漁の自信はあったが、夜間の小船は使用禁止だった。河に生きるラフトフリートの娘だが、おいそれ夜に漕ぎ出すのには懸念が多い。
いや、ラフトフリートの娘だからこそ、そんな軽はずみな船の扱いをしないのだろう。
とはいえ、そもそも小船を管理するスバルがいないのだから、禁止を破って小船を使う選択肢もないのだが。
「そういや、ここ最近夜に見ねぇなぁ……」
釣り糸を軽く上下させ、ぽつりと漏らす。
そう、ここ最近、夜間にスバルを目撃する率が実に低いのをランは感じているのだった。
幼い頃からなじみの深いランにとって、スバルと行動が重なる事はしばしばあり、ラフトフリートからこの遺跡の城へ移り住んでからも風呂やらご飯やらで約束もなしに顔を合わせる事は多かった。
それが、何日も前からかぷっつりと無くなったのである。
環境が変わって何かしらの生活の変化があったのだろうと、別段気にかけるものでもないが、やはり姉妹同然で育ったランには幾ばくかの寂しさが心の隅に鎮座する。
「………ちぇ、釣れねぇや……」
ちゃぽん、と釣り糸を引くと水面に波紋が立っては写った満月を揺らす。
ふと、その満月が暗くなる。
雲だ。
丁度、仕舞いにしようとしていたランは釣竿を縦にして糸を巻き、手早く持ち物をまとめて立ち上がる。
踵を返す折になると、雲に隠れた満月もまた顔をのぞかせて、ほのかに見える範囲が広くなってくれた。
釣れた魚を全て湖へ返したゆえ収穫はないが、やはり最後の方に辺りが無いのは残念に感じ、一つため息をつく。
ゆったりと、一歩踏んだトコロだった。
誰かいる。
感覚的に人のいるような雰囲気を察したランは、きょろりと頭を周りに向けてから、階段の方へと視線を巡らす。
「……なんだ、スバルか。よう」
いたのは、幼馴染だった。
だったのだが、
「……スバル?」
何か、違った。
いつもの元気に溢れた活発な空気は微塵もない。
見違えるほど表情と立ち振る舞いが穏やかなのだ。
やや顔を伏せたまま、スバルが降りてくる。
やはり、溌剌とした足取りではなく霧雨のように驚くほど静かだ。
「おい、返事ぐらいしろよ。勝手に道具使わせてもらったぜ。お前もこれから釣るのか?」
ぎしりと階段を降りきって、木の板をスバルが踏む。
ここまで近づいて、ようやっと気づいたのだが、いつも付き合っている時と、匂いまでが違っていた。いつもはファレナの恵みを体いっぱいに受け止めて、
太陽と河の匂いを纏わせるスバルが、今では実に濃く粘度を感じさせる豊潤な香りに包まれている。
もう、手を伸ばして触れ合えるような距離、月明かりの慎ましい光の下で二人は向き合った。
訝しげなランは、ややうつむき加減なスバルへともう一度口を開く。
「スバル!おい、何か言えよ。気分でも悪いのか?元気がな……」
くらりと倒れたようだった。
ぎょっとする間もそこそこに、スバルはランの胸に崩れるように飛び込んだ。
むっと、濃厚なスバルの匂いがさらに増す。
「えっ?!お、おい、大丈夫か?」
反射的に抱きしめたランだが、妙にスバルの体が熱い。
素肌を晒す部分の多いラフトフリートの衣服を着る同士、流石に常温かどうかは肌を通して感じ取れる。
困惑したようにランがスバルの肩をゆさぶるが、スバルはランの背に腕を回してから動かない。
心なしか、ランは首筋辺りで感じるスバルの呼吸も荒い気がしてきた。
「な、なぁ、歩けるか?おい、返事しろよ!苦しいのか?」
「ラン……」
名を呼ばれ、ランは内心ほっとする。
ゆぅるりと、ランに抱きつくスバルは顔を上げ、口を親友の耳元まで持っていくと悦びの響きを震わせた。
「ランの胸って気持ちいいよなぁ…」
「なっ!?」
熱ぅく湿気た囁きに、顔を真っ赤にしてランはスバルを振り払う。
乱暴に引き剥がしたランだが、まるで力の入っていなかったスバルは為されるままに押された。そして、その勢いは殺さずにランの手を掴み、引っ張り込む。
そうすると二人してもつれて倒れこむのだが、絶妙な体捌きでスバルはランとの位置を入れ替えた。結果、ランがスバルに押し倒される形になるのだが、恥ずかしさに赤いままのランは上にのしかかるスバルへまくし立てる。
「て、てめぇ、人が心配してやったのに何恥ずかしい事言ってんだよ!!早くどけよ!!」
言うとおり、素直にスバルはさっさと体をどけた。
それに続くように、ランも板に手をついて体を持ち上げようとして、
「えっ……?」
腕を掴まれ、まとめられ、縛られた。
両手首を背中で極められ、巻き取られ、またランは板の上に転がってしまう。
「つかまえたぁ……」
妖しい響きだった。
まるで同年齢とは思えないほどスバルの声は耳に甘ったるくまとわりつく。
ぞくりと、何か不気味な予感を察し、まだ赤みの残る顔でランは怒りを表す。
「お、お前なぁ!なんの冗談だよ、これ!早くはずむぅぐぷ!!?」
抗議するランの大口へと、スバルが覆いかぶさった。
唐突すぎて、一寸、ランは何をされたかわからない。
しかし、人体において最高級に敏感な舌は正確にその感触をランの脳髄へと叩きつける。
ざらつきを含み、生温く粘ついた液体を絡ませる肉の感触―――スバルの舌。
「っぱぇっひぃ!?」
「あ」
強引顔をそむけ、ランはスバルから逃げた。
困惑とある種の恐怖にランは震える。
「な、な、な……何、何、だ…何すんだよ……」
必死で手を動かすが、まるで自由は利かず、混乱した頭で状況を整理しようとするが、まるでまとまらない。
すがるようにランはゆっくりとスバルを見るが、スバルは緩んだ表情でランを見つめていた。
「何って…キス……キス。だってランがあんまり可愛いもんだから…」
「!!?」
「な、ラン。オレさ、ジーンさんにいろいろと女らしい事教えてもらって……気持ちいい事ばっかりなんだ……」
仰向けのランの鼻先に、鼻先があたるくらいの距離でスバルは夢現の焦点と声音で語る。
お互いにお互いの体温がどんどん上昇していくのを感じながら、ランは青ざめ、スバルは赤らんで見詰め合う。
「だからさぁ……ランにも教えてやりたくて……」
「や、待っ!」
また、スバルがゆっくりと唇を下ろし始めるのを見てランは頭を振って抵抗した。
羞恥と常識が必死でスバルを拒絶するのだ。
ぴたりとスバルの動作が止まった。
相も変わらず吐息が肌をくすぐる距離だが、スバルがランの瞳を覗き込んで来る。
そして、絶望にも似た色を瞳に刻み、泣き出しそうな声。
「ランはオレじゃ嫌なのか?いつも一緒だったオレじゃ駄目なのか?」
「だ、だって女同士だぞ!?お、おか、おかしいだろ……」
「……わかった」
そんな返事だったが、ランはまるで安心できなかった。
スバルの雰囲気がまた変わったからだ。
甘えてくるような気配だったのが、今では強行に出るような硬度のある雰囲気なのである。
ランが慌ててスバルを説得しようとしたが、もう遅い。
「わかった……無理やりする……」
「待っ」
また、スバルが唇を突きつけてくる。
咄嗟に歯を食いしばったランだが、無駄な事。スバルは、自分の歯とランの歯がぶつかると、すぐにランの下唇をくわえた。心地よく弾むような感触。
あむあむとランの下唇を、スバルは己が上下の唇で赤子が物をねぶるようにもてあそぶ。たっぷりとまぶされたスバルの唾液により、すぐさまランの下唇は湿気を帯び、スバルの食む様な行為の滑りがよくなっていく。
にゅるにゅるぷにぷに
仔犬が仔犬にじゃれて甘噛みするように、親鳥が雛に餌を与えるように。
スバルはちゅぱちゅぱとランの下唇のみを集中的に吸い付いて舐め転がし、自分の唇とこすり合わせていく。
怖気と寒気がランの背筋をひた走るが、ここで悲鳴を上げようものならば、すぐさまスバルが口内へとその舌を挿入してくるのが目に見えている。必死で、涙をこらえてその不気味な感触に耐えて歯を食いしばる。
「ん……ふぅ……ふゃぁ……ひゃ……ぇ」
「ふふ…ランかわいい…」
スバルの呟きとともに離れた唇は、ちゅぽっと音を立てた。
もちろん、ランもそれでスバルが終わってくれるとは思えなかったし、スバルも終わらせる気などさらさらない。
今度はランの上唇に軽ぅく歯を立ててくにくにと感触を楽しみ始めた。いやいやをするようにランは頭を振ろうとするが、しっかりとスバルに首を抱きしめられてそれもかなわない。
ちゅうちゅうと、まるで飲み込もうとするぐらいに強くランの上唇に吸い付きながら、スバルは口の中に入ってきたランのそれをねっとりと味わう。
ランの上唇の端から端まで丹念にねぶり、シワの一本一本まで丁寧に丁寧に舌の先でいじくり回すのだ。
(やだ…やだぁ……やめろスバル……やめてスバル……)
泣きそうになった。
何故ここまで気持ちの悪い事を友にされなければならないのだろうか。
そんな理不尽への悲しみでランは一杯になる。
しかし声で抗議など出来ない。
しようものならばまた口内を犯される。
スバルの舌に噛み付くのも駄目だ。
エロくなくなる。
ぎゅっと目を瞑り、スバルの気が済むのを待つ。
今は、スバルが正気になるのを待つのだ。
(……あれ…でも…)
「気持ちいい?なぁ、気持ちいいか?」
ギクリとなった。
まるで儚いものではあったが、ランは確かに、徹底的に侵略される唇に快感の波を得たのだ。
そこへ、まるで心を呼んだかのようにスバルはランへと尋ねてきた。
「それとも気持ち悪いか?」
ランは必死で首を縦に振る。
今あった気持ちを消し去りたい一心を込めて。
スバルは、そんなランを見て一層深く悲しそうに目を伏せる。
「そっか……ごめんラン。オレ一生懸命やったんだけど……わかった」
また、ギクリとランは怯える。
スバルの今の「わかった」はきっと、「わかった、やめる」に繋がらない。
きっと……
「わかった、もっと頑張る」
恐怖さえ滲ませた不安に、ランは震えた。
もうスバルにどんな反応をしても無駄だ。
彼女の目的が達成されない限り、自分はきっと解放されない。
めちゃくちゃに動き、背後に回されて縛られた手を解こうとするが、やはり無意味だった。
くらくらするほど頭を振り回そうとしたがスバルの抱きしめる手は緩まらず、やはり無意味だった。
また、スバルのクチビルがランに辿り着く。
明らかに先ほどよりも吸引力を強め、動きを早めてきた。
ランの小さな下唇を、口いっぱいに頬張っているかのようにスバルは舌で刺激する。くにゅくにゅと、的確に感度のよい部分を舌で押しては擦り、甘噛みして転がし、自分の上下の唇でランの下唇をしごきたてていく。
唇を潤滑にこすりつけられる働きをする唾液を、ランが喉に通すのだけは全力で阻止するため、二人の口許はぬらぬらと唾液に塗れて淫靡であった。
やがて、ランの吐息も幾分かの熱っぽさを帯びていく。
上と下の唇を、交互になめしゃぶられるにつれて、最初はほんの小波だった快感も、徐々に大きくなっていくのだ。
それを感じ取ってか、否か。
スバルはランの上唇に吸い付いたまま、ランの歯肉へと舌先を擦り付けてくる。おぞましいほど強烈に本能を燃やされる感覚。嫌悪か快感かも判別つかぬ未知の感覚に、ランは体が熱くなるのを理解した。
唇と比べれば、歯を内包した分、やや硬さのある歯肉だ。スバルはここぞとばかりに顎を強引に押し出して、さらにランの唇の周りを侵略する。まず、ランの前歯をまるで飴のようになめ始めた。
それが甘く感じるかのように、徹底的に舌全体を擦り付けて、擦り付けて、擦り付ける。
次いで、歯と歯肉の境を繊細な舌使いでなぞり、いじくっていく。
「んふぅ……」
ランも、これにはたまらずに呻き声のように、喘いでしまった。
そして、その極上の音色はスバルをより加速させる。
歯の根をねぶりまわし終えれば、より注意を払った舌先の動きで、しかし強引に歯肉自体を圧迫していく。
舌で外側にある歯肉の隅々を犯され、ランは薄くぼんやりしはじめた頭でマッサージのようだと思った。本当に、自分を気遣ってくれるかのように絶妙な力加減でスバルは舌で歯肉をしごいてくるのだ。
そこまで来て、ふと気づく。
「マッサージのように思う」という事は、つまり「マッサージのように気持ちがいい」のだと。
霞のかかったように思考鈍ってきたランは、それをそのままに受け入れる。
あぁ…あたし気持ちいいんだ………
「っぷはぁ…」
まるで上等の料理による満腹に似た表情で、スバルはようやっとランから顔を離す。
手こそ離さないが、随分と脱力しているのは、しびれるような快感を得ているからだろう。
「…ごめんなぁ、ラン……つばでべたべただ………」
そして、心底申し訳ない声色と表情で、ランの口許に付着したランと己の唾液をなめ始めた。
リオンやシュンミン等には劣るが、それでも十分弾力豊かにふっくらとした頬に口付けし、子猫が甘えるように舌で唾液をなめ取っていく。そして、そのなめ取る過程でたっぷりと流れていく己の唾液を、また口付けから初めて舌でなめ取る。繰り返し、繰り返し。
そんな壊れたリピートを何周しただろうか。
ふと、ランが寝ぼけたように、唇を振るわせた。
「………もっと…」
「…え?」
ぴたりとスバルの舌が止まる。
「………もっと……して…」
じっと、そこにはスバルを見つめる潤んだ双眸。
その瞳に魅入ったように、スバルは自分の唇をランの口へと運んでいった。
さっきまで頑なに閉じられていたのが嘘のように、ランの口は自然な形に開かれていた。
そして、そこが自分の居場所であるかのように、スバルは自らの舌を挿入していく。
「んっんふっ……」
ぬろぉりと一気に口の奥深くまで差し込まれたスバルの舌に、ランは鼻にかかった呼気を荒げる。
その声に反応してかどうか、スバルはさっと舌を引いた。そして、また一気に深くねじ込む。
「むっむぅん……」
そんなピストンを数度行い、徐々に舌の動きは小刻みになっていき、最後はランの舌半ばをしごくような運動に落ち着いていく。そんな歓迎すべき異物の進入に、ランの口内は唾液に溢れ、またスバルの口からもとめどなく唾液が流れ出てくる。
仰向けになっているランの喉へと、二つの唾液のブレンドは流れ落ちていくのだが、さっきの嫌悪感が夢幻だったかのようにするりとそれは嚥下されていくではないか。
そして、スバルがランの舌を擦りあげるのにひと段落が着けば、二つの舌はまるで蛇のように絡み合っていく。もっと、もっと、もっと、と甘い刺激をねだるスバルとランの舌は、もはや乱暴なほど激しくお互いをお互いでなめあう。
その最中で、スバルは自分が仰向けになるように、ランを抱きしめながらころりと転がった。
今度は、スバルが二つの唾液を飲み込む番。一飲み一飲みに酔う様に、こぼさぬ様に、スバルはうっとりとした表情でランと作った唾液のブレンドに喉を鳴らす。
「っっぷぁ……」
二人が向き合うように、起き上がって正座する。
名残惜しそうに唇を離し、相手の匂いがしない空気を吸い込んだ。
「……はぁ…スバルぅ……」
とろけるような顔と声で、ランは舌を突き出す。
もっと、もっと、もっと、もっと。
「そんな顔するなよぉ……もっと、もっと、もっと、もっとしてやるからぁ……」
もう何度目かの口付けが二人の間に交わされた。
今までのようにディープなものではない。
軽く、唇を触れ合わせるようなそれだが、何度も、何度も、何度も、何度も交し合う。
「嬉しいな……オレ…な…いつもランに突っかかってたけどさ……あんまり相手にされなかったり、かわされたりする事……多くて…寂しかった…寂しかった……」
「うゅ…ひゅ……ごめ……ごめんな……スバルぅ……」
「でも……今…今は……オレを…ランがオレを……見てくれてる……相手してくれる………嬉しい……嬉しい……」
また、スバルがランへと入っていく。
ふやけた二人は、慈しみ合うように、愛し合うように舌をつつきあって。
そうして、もはやこれ以上ないほどに、スバルはランの口を舌でこね回す。
内頬を、歯の裏を、舌の裏まで堪能する、感じあう。
むしゃぶりあう二人の口許からは唾液がぼたぼたとこぼれて板に水溜りを作るが、もう関係ない。
そして、ごく自然な動作で、スバルはランの下半身へと手を伸ばす。
ピクリと、ランは期待に胸震わせるが、反射的に内ももを閉じて目を閉じる。
スバルに自分の秘所をいじられる想像に興奮し、その足にもさしたる力は入っていなかったのだが、
「………?」
まるで、触れてくる様子が無いのだ。
おそるおそるランが目を開けると、くらりとスバルが倒れた。
まるで気絶してしまったかのように木の板に横たわり、ぴくりともしない。
「…スバル…?スバル?」
まだ縛られた手首のせいで、体をよじるような動作で倒れるスバルへ寄るがまるで反応がない。
「当分、起きないわ」
心臓も止まるような驚愕に、ランは背後の声に振り返る。
そこにいたのは、
「ジ、ジーンさん……!!?」
妖艶の紋章術師。
「ごめんなさいね、お楽しみ中。でも、まだ訓練中のスバルにはランと本番はしてはいけないときつ〜く念を押したのに、破っちゃいそうだったから……」
体重を感じさせぬ足運びで、スバルの傍へと移動したジーンは、ランに微笑みかけてやる。
つまりジーンが自分たちの痴態を目撃していた事実に、ランはかっと顔を赤くして目を伏せた。
そんなランが可愛いのか、小さく噴出すと、ジーンはスバルを抱き上げてするすると城の方へと歩いていく。
一歩で常人の十歩を踏み、見る見るうちにジーンとランの距離が開いていく。
しかし不思議なことにランの耳元にはっきりとジーンの声が聞こえるだ。
「大丈夫よ、二人の事は誰にも話さないわ……でも、約束を破ろうとしたスバルにはお仕置きをしなきゃいけないから……ふふ、次の睦み合いはちょっと先になるかしら」
ジーンの姿が完全に見えなくなるのと同時に、ランを戒めていた手首の縄が解けて落ちた。
呆気にとられるように、まだ茹で上がった顔でずっと、ジーンが往った方をランは見つめていた。
ただ、いまだ残るスバルのぬくもりと匂いと味に意識を沈めながら。
終了です
……もっと勉強してきますね…orz
>>痴女丸出しで堂々と皆勤賞してるジーンさん
腹抱えて爆笑したwwwwwGJ!
文章お上手ですねっ…やっぱこの二人はこうでなくちゃあ。
会話のそこかしこから百合ハァハァな空気を漂わせていますよねはぁはぁ
う…上手すぎじゃないですか?
キスだけでここまで濃厚な描写が書けるものなんですねぇ。
GJ!
>女は中身なのよ?
ジーンさん、説得力ありませんwww
「女王騎士たちの最後の思い出。」
とりあえず、エサにもならねーようなものをポツンと落としていきます。
これからエロくなったりもしますが、殆どギャグなので。
・変態なミアキス
・キチーク
に堪えられなさそうな方はさくっとするーしてください。
とりあえずエロなしの序盤だけを。
はぁい、こんにちはぁ。ミアキスですぅ。
ベルナデットさんのはからいで、私たちは今、群島諸国領のとある島に来ていましたぁ。
姫様、いえ、今は陛下でしょうか。でも姫様、って言っちゃいますねぇ?
姫様とリオンちゃんに王子、ゲオルグ殿にカイル殿にガレオン殿。
そうそうたるメンバーで、こっそりとリゾートを楽しんじゃおう、という魂胆です。
あ、でも季節はいいとして、時間軸とか政とかどうなっちゃってるんだって突っ込みはなしでお願いしますよぉ?
お三方もまだ太陽宮に残ってるんですってぇ。
太陽がとーっても眩しい…水着もかわいいのを選んできましたぁ。
でも、カイル殿が社交辞令な心からの言葉をかけてくださっただけで、
ガレオン殿は頷くだけでしたし、ゲオルグ殿は「そうだな」とあっさり。
王子とリオンちゃんは似合う、って言ってくれましたけどぉ。ちょっと悔しいですよねぇ。
…でも。
でもですよ?!本日のメインは私じゃぁないんです。
姫様です、姫様!姫様の水着姿!
海水浴なんかおよそしたことないであろう姫様の水着姿は私もみたことはありません!
お風呂で鼻血をこらえながら嘗め回すように姫様の肢体を見ることは、
「よこしまだ」とゲオルグ殿や王子に釘を刺されてきましたが、
今日なら!今日ならば!じーっとみたり軽い視姦なんかしちゃっても罪じゃぁないんですよぉ!
はぁはぁ、待っててくださいねぇ、姫様?
――――すぐに、すぐにふたりっきりに…なれますからぁ、ね。
ガレオン殿はふんどし姿で何故か切り立った丘の上、
仁王立ちをした状態でざっぱーんと立つ波をBGMに黄昏れちゃってますぅ。何を考えてらっしゃるんでしょうねぇ?
カイル殿は「ちょっと出かけてきますー」とどこかに行っちゃいましたぁ。
女の人がお目当てなんでしょお。だって海パン姿でしたもの。
…で、泳ぐ気はないのでしょうか。ズボンにアロハを羽織ったすがたで思わずハァハァしちゃう…いえいえ、
逞しい体をビーチパラソルの下に落ち着けているゲオルグ殿はのんびりと片手にかき氷を持っていましたぁ。
「チーズケーキをお奢りますからあ、それを私に渡して自分の分はまた買ってきてくださいねぇ?」と
私のらぶりーなうわ目使いで誘惑して当分の食事を確保して、と…。
…上目遣いより「チーズケーキ」のほうが効果があった、なんて言えませんよぉ。
一応女で居させてください。え?食べかけじゃなかったか、って?いえいえぇ。手つかずですよぉ。
私は別にゲオルグ殿なら食べかけでも構いませんけどねぇ。
…でも、ちょーっと私のことを気にしてるみたいなんですよぉ。鋭いですねぇ。チッ。
王子は陛下の血を色濃く受け継いでいるせいか、身体が日焼けせずに赤くなっちゃうのでぇ、
リオンちゃんにサンオイルを塗ってもらって…
あらあら、だめよぉ?リオンちゃん。そんな顔を紅くして息を荒げながらオイル塗っちゃあ。
まだ水着を脱がせていないのがせめてもの救いでしょうかぁ…。
…まあ、この二人の対処法はもう考えてあります。ふふ。
と、いうわけでぇ…。
「あ、リムだ」
「皆、待たせたのじゃ。すまぬ」
侍女さんにつれられて、姫様がやってきたらしいんですよぉ。
いちはやく王子が気づいたのが何か悔しいですぅ。でも、でも、まずそのお姿をこの目に
ぎゅうううううっ…と焼付けてぇ
「ほう、よく似合っているな」
視線をがばっと上げた先には、それはもうおーっきぃ後ろ姿が姫様と私の間に立ちはだかるように。
ゲーオールーグぅううう!! 狙ってるんですかぁ?!狙ってるんですねぇ!?
くう、あのときトドメを刺しておくんでしたッ…いえいえ。がっついてはいけませ…
「食うか?さっきそこで買ってきたんだが」
「ほう、かき氷か…暑いからのう、気遣い、感謝するぞ。ゲオルグ」
「構わんさ」
し、しまったぁぁっ!!
ゲオルグ殿は割と気が利くことを忘れていました…ミアキス、一生の不覚!
しかもこんなグッドタイミングで姫様の中の「かっこいいポイント」をゲットするとはぁ…!
ゲオルグ殿の甘党!ロリコン!かいしょうなし! ええい、今なら糖分断ち三日で許してあげますから早くそこを退けぇぇっ!!
「姫様ぁ、待っちゃいましたよぉ?」
「わあ、陛下…よく似合ってらっしゃいます!」
「そうだな。素材がいいと…とは言うが、これほどとは」
「ほんとだ。さすがベルナデットさん、水着選びのセンスもいいね」
私がさりげなーく言いながらぬしぬしと大またで近づいている間に、
口々に姫様を賛美する言葉を発しながら姫様を取り囲んでいきます。嫌がらせでしょうかぁ?
ああ、王子!ゲオルグ殿!リオンちゃんまでぇ…!
姫様をそんないやらしい目で見ないでくださいよお!汚れちゃう!気高きファレナの華が汚れちゃいますぅ!
「そ、そうか?リオンに、ゲオルグに、そ、それに兄上も…さすがに、照れるのじゃ」
あぁぁぁあ姫様ぁ!恥らった声も、妄想しちゃう仕草も素敵ですぅ!ささ、早くそのお姿を…っ!
…と、ゲオルグ殿の眼帯兼はちまきを思い切り後ろから引っ張って姿勢を崩したところを
持ち前の素早さで割り込み、その姿を――――― はぅっ!?
「ど、どうじゃミアキス?」
「…ひ、姫様…っ!」
それはそれは、ごく普通のワンピースタイプの水着でしたぁ。
いえいえ、さすがに「スク水」ではありませぇん。でも、太陽を思わせるオレンジ色の
ぴったりとはりついた水着…群島諸国人の血がなす、健康的な肌色のおてて、おみあし……
ぷにぷにしてそうな感触と、くりくりーっとしたおめめで、もじもじと私を見上げて…ひ、姫様ぁあっ!!
その普段見られない結い上げたお髪ももう何もかも素敵ですぅ!
今すぐこの場で押し倒してあんなことやこんなことをしたい衝動を必死で抑えながら…はふー、はふーっ…
「わぁ、かぁーわいいですぅ、姫様ぁ!お似合いですよぉ?」
「み、ミアキスまで…そ、その…あ、ありがとうなのじゃ…着てよかったのじゃ」
ああ、そんな余計顔を赤くしちゃって恥らっちゃってぇー。
今襲われちゃっても文句は言えませんよぉー?うふっ、ふふふふ…
「それでは、今日は皆、各々で精一杯楽しんでくれ!今のわらわには、これくらいしか出来ぬ。
わらわはこれから身を賭して、太陽に愛されたこのファレナを護っていくこととする…
わらわの手足となってもらうこととなるが…これくらいはのう」
「リム…」
「陛下…」
「…姫様…はい、わかりましたぁ!それじゃぁ、海で…」
ふっふっふっふっふー!知ってるんですよぉ、姫様っ!
海もプールも知らなかった、水浴びかお風呂くらいの経験しかないあなたが泳げないことをぉおおっ!!
感極まってる王子とリオンちゃんを尻目に、私はこの身に宿るドス黒いながらもとーっても健全な欲望を
ひた隠しにしながら、さりげなーく、手取り足取り泳ぐ指導をしてさしあげようと…
「では、一緒に泳ぐぞ!兄上、リオン!」
…あれ?
「ミアキスは、ゲオルグと話があるのであろう?とても大切なことだとか。
差し支えなければ後で教えるのじゃぞ?」
………し、しまったっ!ここまで手を打っていたとはぁぁぁっ!!
ゲオルグ殿がそんな私絡みのことで嘘をつくわけがない、というみなさんの認識を逆手に取った、
あくまでフェリド様と陛下に頼まれた「こどもたち」のことを、貞操含めて護るための策…!
お、恐るべし、ゲオルグ・プライム!
「そっか…じゃあ、ミアキス。あとで一緒に遊ぼうね?」
「ミアキス様、海の家でもとっても美味しいお菓子があるそうですよ?
みんなで一緒に、よろしければ後で行きませんか?」
っ…くう、やはりこのお二人もゲオルグ殿を信じ切っている!ここで「そんなことないですよぉ」といえば、
逆に私の信用が落ちてしまいますぅ…!
「よもや、ゲオルグと間違いはなかろうが…女王騎士たるもの、粛然とした厳格な志を忘れてはならぬぞ?」
既に間違いはあっげふげふ。姫様まで…!
後ろでゲオルグ殿は静かに笑っていましたぁ。どうせ私の不幸を喜んで心の中ではゲスに笑ってるんでしょうけどぉ!
ああ、姫様と楽しいスイミングレッスン、姫様と楽しい夕暮れのティータイム、姫様、姫様…
「…それと、なるべく早く済ませてくるのじゃぞ?
ミアキスとも、わらわは共に楽しみたいのじゃからな?」
……ひ、姫様ぁぁぁぁあ…!
わ、私はもう、今死んだって構いませぇん!すっごく幸せですぅ!
「もちろん、ゲオルグもじゃぞ?」
「ああ」
これは聞き流すとしてぇ。まぁ、いいでしょお。
「じゃあ、ゲオルグ殿ぉ、行きましょうかぁ。」
「…?あ、ああ。」
さりげなーく腕を組んでぎゅーっと抱きついて仲の良い男女を演じておきましょぉ。
ゲオルグ殿もどぎまぎして照れちゃってぇ。ええ、傍目から見て「引いてる」んですけどぉ!この人、まさかウホ…
クックックッ…まあ、女の武器を最大限に駆使して、さくっとイイ状況にたどり着かないといけませんからぁ…。
「……ねえ、あの二人、いつからあんなに仲良くなったんだろう?」
「そうですね…でも、よかったです。あの後ですから、ぎくしゃくしてたらと…」
「ゲオルグもミアキスも、この国を思って動いてくれた…信頼できる者どもじゃ。
志同じくしていたのだから…仲良くできるのは、嬉しいことじゃ。さ、兄上、リオン!早く行くのじゃ〜!」
ふふふふふふふ。慣れ親しんだおふたりから見ても仲の良い恋人同士!
しかしこれが狙いですぅ。 …そう、恋人同士があんなことするとは誰も考えませんからねぇ?
ざっぱーん。
…いまごろ、姫様は砂浜で王子とリオンちゃんとキャッキャウフフしてるんでしょぉ。
なのに!私は何が悲しくてこんなむさくるしい眼帯甘党男と対峙しなきゃならないんですかぁ!
…水着+武装と、ズボン一枚+武装という滑稽な格好でぇ。
いえ、互い互いがそれぞれある層を狙えるというのはわかってますけどぉ。ぶー。
「…どういうつもりですかぁ?ゲオルグ殿。
女の子をこんな人気のないところに連れ出すなんて、エッチなことでもするおつもりですかぁ?」
「とぼけるな、ミアキス殿…。
お前の考えそうなことはわかっていた。ファルーシュとリオンや俺を引き離し、
リムに手を出そうとしていることは…な」
ぐっ。企画書がなくなっていたと思ったらゲオルグ殿がパクってたんですかぁ。抜け目が無い…!
さっきまでガレオン殿がいたはずの小高い丘の上で、静かに私たちは対峙していましたぁ。
「…陽がくれるまでは、眠っていてもらうぞ…」
「ふふ、負けませんよぉ?姫様のために…っ!ロリコン眼帯を始末するのも兼ねて」
「…誰がロリコンだッ!」
3本の白銀の輝きが、太陽の下舞い踊った。
逆に構えたためかスピードが落ちているとはいえ、ゲオルグ殿の凄まじい剣撃…!
受け止めたというのに、思い切り弾き飛ばされてしまいましたぁッ…
でもちゃんとみねうちですねぇ。優しいですね、はいはい。
「くッ……!?」
「女王騎士は降伏を許されない…か、難儀なことだが…悪く思うな!」
私もスピードには自信があったんですけどぉ、流石に相手が悪いですよねぇ。
まるで燕みたいに襲い掛かってくる剣撃を、どうにか受け流して…危うくバランスを崩しちゃいました。
ミアキス、ピーンチ? …だとお思いですかぁ?これだからシロートさんは困りますねぇ。
…最大の障害であるゲオルグ殿への対策が、何もないとお思いですかぁ!?私は負けませんよぉ?
「ああーっ!あれはぁ!五つ星パティシエの集う「ル・ファレナ」の高級デザート満漢全席ぃっ!」
「何ッ……?!」
その手が止まり、ばっ!と後ろを振り向いちゃったゲオルグ殿。うっふふふ。
「ふふふ、ゲオルグ殿。隙だらけですよぉ?」
「………!」
そのお背中に全力でドロップキックをお見舞いすると、さしものゲオルグ殿も地に足をつけることはかないませんでしたぁ。
…でもよく騙されるほうが難しそうな嘘に騙されてくれちゃいましたねぇ。
「…ミアキスッ…!」
「ふふ、ご安心くださぁい、ゲオルグ殿。あなたのことは忘れませんからぁ…。
チーズケーキ食べてた姿とか、チーズケーキ食べてた姿とか、チーズケーキ食べてた姿とか…!」
「おまえ――――」
ゲオルグ殿が海に落ちて、ばしゃーんと遠い場所で水飛沫が立つのを見て、
私はこみ上げてくる邪悪な笑みが抑え切れませんでしたぁ。クスクス。
さぁ、一番の障害は消えましたよぉ!
次は王子とリオンちゃんですねぇ…ふっふふふふふ。
あのお二人を傷つけるのは流石にこたえますからぁ。
…せめてお幸せなまま、夕方まで我慢していていただきましょお。ふっふっふ……
…そう、その時まだ、私は気づいてなかったんですぅ。
世の中そう上手くいくはずがないということも、
…悪いこと考えちゃうとそれなりの報復がきちゃうことも…。
…エロが「あるだけ」になりそうだけど、思いついてしまったからにはしかたない。
エンディング→ゲオルグ・カイル・ガレオンが太陽宮を離れるまで。
ある筈はないけど、幸せな(?)全員揃った姿を見たい、平和をあらわしたい…!と。
ごめんなさい。とりあえず続きはまた。
ワロタwwwGJ
でもいいねぇ、幸せなみんな。
ゲーム中じゃあほとんど見られないから、心にグッッときてしまいます。
ややもすると目が潤んできてしまいます。
ゲームにならないのは分かるけど、ゲーム中でも幸せな時間を長く過ごしたかったなぁ。
ミアキスが変態なのはあまり違和感がな(ry
そんなことより、リオンちゃんはどんな水着なんですか!
気になって気になって!
変態集団ワロスw
褌一丁で黄昏るガレオンたんハァハァ
74 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 19:52:29 ID:vcwo84Eq
火曜サスペンスガレオン最高ww
GJ!
続き! つ づ き !
早く〜続き〜読みたいです〜
むむむ……先客が来ましたか>スバル×ラン
となると…第三作はベルさん(ベルナデット)×ネリスで決まりですかな?
ある少女と少年の会話
「ねえ、この子とボク、どっちが好きなの?」
「も、もちろんテンガアールが好きだよ!」
ある少女と男性の会話
「ねえ!フリックさんは私とこの子、どっちが好き!?」
「俺はオデッサ(故)のことが(ry」
ある少・・・女性と、少女の会話
「姫様ぁ、姫様は私と私、どっちが好きですかぁ?」
「両方ともおぬしではないか・・・」
ある女性と男性の会話
「ねぇ!あなたは私とこの女、どっちが好きなの!?」
「やだなー。二人とも素敵すぎて、俺には選べませんよー」
ある少女と少年の会話
「お、王子は・・・私とこのお方・・・ど、どっちが好きなんでしょうか?」
「二人とも好きだよ?」
オチはない
ある少年と人相の悪い男の会話
「ミューラーさんはボクとヴィルヘルムさんどっちが好きなの?」
「もう一度滝に打たれてこいボケ」
あるビーバーとヒョウの会話
「にゅお〜にゅお〜♪」
「ノ…マ…」
ある甘党と女性二人の会話
「ゲオルグ殿ぉ、もし私とベルナデッドさんだったらどっちですかぁ?」
「チーズケーキ」
「ミアキスさん、せーの」
「合体紋章ー!」
ハスワール様の乳
はすちち・・・
ある2人の男の会話
「先生!先生が一番頼りにしてるのは僕ですよね?!」
「歯車」
では続きをいくとします。ええ、苦情は受付けませんとも…!
「姫様、その後は虎の方向に2歩ですぞ」
「と、とら?虎とはどっちじゃ?こっちなのか…?」
「リム、頑張れー!あとちょっとー!」
「陛下、足元にお気をつけてー!」
あーあ。私がチーズケーキ魔人を仕留めてる間、ガレオン殿も混ざってキャッキャウフフなスイカ割りですか。
あ…でも姫様が!姫様が水着で目隠しッ…!?
な、なんてぇ…なんてハードでアブノーマルなんですかぁ!で、でも、これは…
す、凄すぎますよぉ!くう!誰の発案かわかりませんけどGJですッ!!
「……ここかぁっ!!」
「がふっ!? …お、お見事ですぞ…陛下…ッ!」
「ガレオーーーーンっ!?」
「ガレオン様ッ!?」
「む!?が、ガレオン!?大丈夫か!?すまぬ、目を覚ませ!」
ああ!姫様の持っていた木の棒がガレオン殿の脳天に直撃!
いえ、でもより問題なのは姫様が目隠しをとってしまったところ…いえいえぇ!待ってくださぁい!
そ、その目隠しをよもや私に「つけるのじゃ、ミアキス」と微笑んで渡しちゃったりしてぇ。
あ、ああぁあ姫様ぁっ!もっとなじってくださぁい!ぶってくださいぃ!姫様ぁぁあ…っ!
……とと、いつまでもトリップしているわけにはいきません。仕込みはばっちりです。
とぼとぼと、おなかの前で手を組みながら、4人に近づいていきますよぉ。
「む…仔細在りませぬ。失礼仕った」
あ、ガレオン殿が復活しましたねぇ。人間…?
「よかった…コブもできてないね、うん」
「そうか…すまぬ、わらわの配慮不足であった。反省せねば…ん?」
「あ、ミアキス様!こっちです!」
「おお、ミアキス殿か…先にやっておりますぞ」
宴会に遅れちゃったみたいな扱いを受けましたぁ。でもいいんですよぉ?ふふふ。
奴はチーズケーキとでも寝る男だ
「…あれ?ゲオルグは?」
「…ゲオルグ殿?」
「そうですよ。さっき一緒に…」
ふっふっふっふっふ…ここです。ここですよぉ!
俯いて、じわりと目を潤ませて…くっ!と…
「……し、知り合いの女の人と…ぐ、偶然鉢合わせてしまってぇ…
すっごく仲がよろしいようでしたので、ぇ…さ、先に戻ってきちゃいましたぁ!」
これです!秘策、「昔の女に好きな人をとられて、寂しく帰ってきたけど全然つらくないから☆」と強がる
切ない女の子の一夏の思い出…! これを私の演技力とミックスしますとお。
「…ゲオルグが?まさか…でも…」
「そんな、酷いです!ゲオルグ様、ミアキス様と…」
「むむむ…あやつがそんな酷い奴であったとは!見損なったわ!」
三者三様の私の心配……してない気がしますけどぉ。
ふっふっふ、これでゲオルグ殿のイメージダウンは確実ですねぇ?これで姫様にも迂闊に近づけはしないでしょお。
「…如何やら、ゲオルグ殿には1から女王騎士の心得たるを教えねばならぬようですな」
どっから取り出したやら戟と盾をお持ちになったガレオン殿。
やる気になってぬっとその場に仁王立ちになりました!
し、渋いですぅ!格好いいですよぉ!ええ、ふんどしがばっさばっさはためいてるのが気になりますけどぉ…!
「陛下、みなさまは楽しんでいてくだされ。わが輩は、女王騎士としての務めをまっとうして来ます故」
「ガレオン…」
「ガレオン様…」
ずしーんずしーんと向こうに行ってしまったガレオン殿。ああ、何とたくましいんですかぁ…!
あなただけは非道な罠にはめたくなかったんですぅ!うう。本当によかった…
…結果的に騙す形になっちゃいましたけどぉ。
「…ねえ、ミアキス、遊ぼうか?いやなことは遊んで忘れよう?
ゲオルグには、あとで聞けばいいんだからさ」
「そ、そうですよ!」
「リオンちゃん、王子……」
「あれー?ゲオルグ殿とガレオン殿はどうしちゃったんですかー?」
…いいところにぃっ!
姫様の慰めの言葉をもらおうとしたところで、背の高い影…
いつの間にか近くにいたカイル殿が、私たちに声をかけてきてくれましたぁ。
…ふふっ。まあいいでしょお。これも計算のうちですからぁ…うふふふふ。
「あ、カイル殿ぉ!」
「おお、カイルか!さっきぶりじゃな。用事とやらはどうした?」
「済ませてきましたよー。これでようやく気兼ねなく遊べるってもんです」
「あ…わかった。カイル、フられた?」
「お、王子っ!」
「あはは、王子にはかなわないなー」
フレンドリーな空気。まずはカイル殿から―――
…なんていうのは素人考えですよねぇ。うっふふふふふ。
このすました3枚目さんに苦渋を味合わせる前に、まずは…このおふたりから。
ふふ。姫様ぁ、待っていてくださいね?夢の世界には…一歩、一歩…
「カイル殿、ちょっと姫様いいですかぁ?
姫様ぁ、ちょっと出かけるので、王子とリオンちゃん借りますねぇ?すぐ戻ってきますからぁ」
「え?俺はいいですけどー」
「何じゃ?どこに行くのじゃ、ミアキス。折角に一緒に遊べると思うたのに」
あふぅうっ!く、口を尖らすなんて姫様あーっ!!
あ、ああ、今でもその口を啄ばんで吸い付いてあんなことやこんなこと…!
でも急いではいけません!…ふふふふふ。ああ…くちびる…。
「ごめんなさぁい。でも、すぐに…ね?王子、リオンちゃん、ちょっといいですかぁ?」
「ん?いいけど…リオンは?」
「王子が行かれるなら私も行きますっ!」
「それじゃあ、カイル殿…姫様にへんなことしちゃダメですよぉ?」
「な、何を言うておるのじゃミアキスッ!」
「あははー、わかってますよー」
本当に手ぇ出したらナマスどころじゃすみませんけどねぇ。ふっふっふ…。
談笑するリオンちゃんと王子をつれて、私たちは沖合いの岩場に向かいましたぁ。
「…小船?」
「え…どういうことですか、ミアキス様」
「はぁい。知ってますかぁ?王子、リオンちゃん。あの無人島」
指さした先、海の向こうにぽつんと見える孤島。ええ、もちろんただの島です。ちょっと大きいだけの。
…でも、そんなことは王子もリオンちゃんも知らないんですよねぇ。
「あそこには、縁結びの祠、っていうのがあるんですよぉ?」
ピク。
…ふっふっふ、私の眼は誤魔化せませんよぉ?おふたりとも若いんですからぁ。
身分の差って恐いですよねぇ。私もわかります。うふふふ…で・す・か・らぁ。
「お疲れ様のプレゼントですぅ。ただのお呪いですけど、結構有名なんですよぉ?
姫様に内緒で…こっそり、ね?」
「ミアキス…」
「…ミアキス様…あ、ありがとうございますっ!」
「いえいえぇ。オールは船につんでありますのでぇ。ごゆっくりぃ」
「はいっ!」
「じゃ、行ってくるよ。 …行こうか…リオン」
「王子………」
おふたりがらぶらぶしながらお船に乗って、ピンク色の風を纏われながら
ゆーっくりと進んでいくのを、私はじぃっと見守っていましたぁ。
――――そして暫く座り込んで待っていましたよぉ。うふふふ…なぜなら!
どばーん
無人島の近くから、大きい水の柱が上がりましたぁ。うふふふふ。
ええ、船には時限式の烈火の紋章の魔法をかけておいたんですぅ。
お二人が船から一定距離はなれると…発動。ふっふっふ、これでも女王騎士の中では紋章が一番すごいんですからぁ。
海にはくらげの巣。陸にはあんまり強くない巨大蟹……おつかれの後は、
祠の中でキャッキャウフフ…ふふふふ、そして私も姫様とぉ…うふ、ふふふっ…
頑張って作ったミアキス印のお船を自分で海の藻屑にするのも抵抗ありましたけどぉ…必要な犠牲、ですよねぇ?
…ここで計算外でしたぁ。岩場からひょこっと顔を出して遠くに見えるのは、カイル殿と姫様のはず。
…でも、見えるのはガレオン殿と姫様です。よねぇ?どう見ても。
カイル殿は一体どこに――― …!?
「はーい、つかまえましたよー。」
「んむぅっ…?!」
唐突に背後から口をふさがれ、片手を引っ張られ、ぐいぐいと岩場の影に引きずりこまれてしまいましたぁ。
カイル殿!?…いつの間に!
「だめですよー、ミアキス殿。悪いことかんがえちゃ」
「ぷはっ…な、何のことですかぁ?駄目ですよ、カイル殿ぉ、セクハラは…」
「残念だが、お前の野望もここまでだな、ミアキス殿」
そこに颯爽とあらわれたのは……
「よう」
「あ、大丈夫でしたー?ゲオルグ殿」
…くっ…!迂闊でしたぁ…!最初からこの二人、グルになって私を姫様に近づけまいとお…!
「すまなかったな、カイル殿」
「いえいえー。 …ほーら、反省しないと、ミアキス殿。
…俺の大事な人たちに、あろうことかあんなこととかこんなことしようだなんて…ね」
「んっ………」
耳元で艶かしく囁かれ、吐息を吹きかけると…その。
まだ若い体はぞくぞくっとしちゃいました。ああ!こんなことしている場合じゃないのにぃ!
姫様、姫様がぁ…!うう、姫様ぁ、なんてしているところ、ゲオルグ殿に顎をつかまれてしまいました。
うぅ、確実に怒ってますよねぇ…?青い炎がぁ…よく見ると、カイル殿にもぉ…
「野望だか何だか知らんが、お前に勝ち目はなくなったようだな。 …少し仕置きが必要なようだ」
「ふむぅっ…んんぅ」
「あ、ゲオルグ殿ずるいですよー。 …じゃ、俺はこっち。お仕置きです」
「んふっ…んーっ!」
ゲオルグ殿に唇を奪われ、カイル殿が水着の間から胸に手を差し入れて…
「あ…意外と。ミアキス殿、着やせはもったいないですよー?」
「んんっ…んふ…ぅ…んっ」
やわやわと私の胸を揉むカイル殿の手と、深いキスでのゲオルグ殿の舌使いは…ですねぇ、その。
経験がない、私の…素人目からみてもですねぇ、とても、とてもお上手でしてぇ…あの。
っぁ…だ、だめですぅ、ゲオルグ殿、そっちに手は…
ふぁ…あ、あ…カイル殿も、摘んじゃ…ぁうっ!
…ひ、っ…だ、駄目…同時、はぁ…
……ぅうあっ! ぁ、かはっ……
い、あう…あっ、ああっ……ん、ぁ……
…あぁっ――――――!!
「……………うぅー…」
あの手この手その手の「お仕置き」を数十分されちゃった私は、心身ともにへろへろでしたぁ…
自業自得とはいえ、この腰の痛みは……っ
それにぃ、さんざんぐちゃぐちゃにしておいて放置だなんてぇ…!
あの人たちだって、騎士の名前は似つかわしいですよぉ!
…と、とりあえず、海水で汚れは洗い流して、水着も調えて…腰を抑えながら、戻ろうと…
ざざっ…ざぱっ…ばしゃばしゃ、ざばぁっ。
…ひた、ひた。 ひたひたひたひた。
「……ぁ…」
海から出てきたのは、ええ、とっても恐い影がふたつでしたぁ。
濡れてたれた前髪からは表情はうかがえませんでしたが…えぇと。
物凄く荒い息は、とぉってもお疲れの様子でしてぇ…ええ。
黒髪と銀髪……あ、あー…っと、そのぉ。前髪の間から、「ぎゅぴーん」っておめめがお光りに…
「…ただいま、ミアキス…」
「すっごく楽しかったですよ…ミアキス様…」
「あ、あは、あははは…お、王子にリオンちゃぁん。た、大変でしたねぇ…?!」
恐いっ!物凄く恐いですよぉ!しまった…!私、この人たちの潜在能力も見誤ってましたかぁっ!
手負いの獣に睨まれた私は、じりじりと後ろに後退するしかなく…
「…ゲオルグから聞いたよ」
「姫様を…あろうことか…ッ…そのために私たちを…!」
え、ちょっと歪曲して伝わってませんかぁ!?
「…行きますッ!」
ふ、とリオンちゃんが消え…どこにって言う前にさっき見たいに後ろからがっちりと掴まれちゃいましたぁっ!
え、何で王子、怒り状態で血の涙を流してるんですかぁっ!?
「王子っ!」
「よくも……よくも、ぼくのリムをぉおおおおおっ!!!!」
あなたのじゃねぇぇぇぇぇぇえ!!!っていうか、まだなにもしてませーーーーんっ!!
「…はぁ、は…はぁはぁ…う、ううー…」
腰が痛いです。とーっても。あろうことか、女同士も一緒に体験してしまうとはぁ…。
若いエネルギーを思いっきりぶつけられて、這うように私は海岸に…ぅー。
他のみなさんも姫様のところに…こんなことになるなら、最初から…
「遅いぞ、ミアキス!」
「……へ?」
…姫様が、私の目の前で、しかめっつらで腰を手にあてて、ぷーっと膨れていました。
「待っておったのじゃぞ?全く」
「…ひ、姫様…?他の、みなさんは…」
「何を言うておる!泳ぎを教わるのは二人きりがいいとそなたが言っておったというから、
気を利かせて他の者どもは先に帰ったわ!
ほら、何をしておる?さっさと行くぞ、ミアキス!
海で泳ぐのははじめてなのじゃ!ミアキスは泳ぎが……、ミアキス?何を泣いておるのじゃ?」
……私は、何てことをしてしまったんでしょう。
こんなに…優しい人たちを。
邪魔者といったり…姫様が好き、ということを言い訳にして…最低、ですねぇ。
自惚れすぎて…調子に乗って…色んな人を、傷つけた…駄目な女王騎士なのに。私、私はぁ…
「ひゃうっ!?み、ミアキス、一体どうしたというのじゃ!?」
「な、なんでもないんですぅ…なんでも…」
ぎゅうっと姫様を抱きしめて、あの人たちの優しさを、大好きな姫様を感じます。
…どれだけ謝ればいいんだろう、こうして、ゲオルグ殿も、王子もリオンちゃんも、傷つけちゃったのに…
「…姫様、泳ぎましょうかぁ。ちょっと、海水って目に染みちゃうんですよぉ」
「う、うむ、そうか?無理をしているのではないか?」
「全然ですよぉ。行きましょお?」
「大丈夫ならいいのじゃが…うむ、では頼むぞ。ずーっと楽しみにしておったのじゃ!
一生懸命やるぞ!」
「はぁい。がんばりましょお!」
…。
「どうじゃ、ミアキスっ!」
「姫様、あんまり深いところにいっちゃ駄目ですよぉ?あは、そうですぅ、その調子っ」
「っぷは…ふふふ、そなたに追いついたかのう?もうこんなに長く泳げるのじゃ」
「ふふ、私も負けませんよぉ?そうだ!ここから浜辺まで、競争しましょうか!」
「負けぬぞー?もしわらわが勝ったら、そなたの夕飯のデザートを貰うぞ?」
「えー、それはちょっとヤですよぉ。負けられませんねぇ、それじゃ、行きますよぉ?」
「よーい…」
「「どん!」」
姫様は、泳ぎもとってもお上手でしたぁ。
フェリド様は群島諸国出身ですし、陛下も運動が得意でしたから…。
それに、楽しいから、やる気が出たんでしょぉ。すっごくお上手になっちゃったんですよぉ。
にこにこって笑う姫様は、まるで太陽みたいでしたぁ。
ふたりでいっしょに。 …でもきっと、みなさんと一緒でも、とっても楽しかったですぅ。
「…ふう…同着とはのう。ミアキス、よもや手を抜いておったのではあるまいな?」
「ふぅ、はぁ…いえいえぇ、私はちゃーんと全力でしたよぉ?姫様、さすがですねぇ?」
「そうかのう?でもまだまだじゃ。兄上ももっと速いそうではないか!明日はみんなで競争じゃな!」
「…明日?ですかぁ?」
「そうじゃぞ?急遽船の便が変わってな、明日も結局滞在することとなったのじゃ。
こんなに遅くまではいられぬが、午後は街を視察じゃ。お忍びは、結構融通が利く」
「……そうですねぇ、みんなで…ふふ。」
水平線の向こうへ沈み行く夕焼けを、ふたりでならんでぼんやり。
「…姫様ぁ、そろそろ行きましょうかぁ?」
「うむ、そうじゃな。ミアキス、明日こそは大差で勝つぞ!」
「ふふ…」
所定の場所で着替えをすませました。
姫様をお送りするお仕事もありましたけどぉ…謝らなければ。今までしたことないくらい深く。
そんな気持ちでちょっと焦っちゃって、かえって時間かかっちゃったんですよねぇ。
「ふう、ちょっと疲れたのう…」
「おんぶしてあげましょうかぁ?」
「む、バカにするな。歩けるぞ!」
宿への道はちょっとありますけどぉ。それでも、灯りの眩しい夕方の街はにぎやかでしたぁ。
「…ぁ、ガレオン殿」
「おお、ガレオンか!どうしたのじゃ」
「お迎えに馳せ参じました…陛下、ミアキス殿、こちらへ」
今しか、ないと…。思いましたよぉ。すっごく。
「ガレオン殿、姫様をお願いしますっ!」
「ミアキス!?」
駆けました。早く、早く。
底抜けの愚か者な私が…許されるとは、思ってませんけど…!
「ご心配なされぬよう、陛下。迷うのもまた、ひとのさだめ。
明日にはまた、立派な女王騎士としての顔をお見せすることでありましょう…」
「何か、あったのか…?」
「老兵にはわかりかねる機微ではありますがな…」
「むう…色々あるのじゃな。わらわには、あやつらはとても仲良く見えるのじゃが」
「…間違っておりませぬ。陛下…さ、行きますぞ」
「ん?うむ……?」
受付でお部屋を聞いて、あわただしく階段を上がる。
ちょっとお行儀は悪いんですけどねぇ。
全員偽名で泊まってますからぁ、ちょっと首を傾いじゃいましたけどぉ
…2階の、一番奥からひとつ離れたお部屋でしたぁ。
「し、失礼しますぅっ!」
乱暴に扉をあけると、4人分の視線がこちらに。
…楽しく、トランプをやっていましたぁ。 …ずき、と胸が痛みます。
ちくちくと、不安が募ってきます…自業自得、わかりきっているというのに。
この人たちに拒まれてしまうことが…
「あ…おかえり、ミアキス!」
「何をしている?座らんのか?」
「一緒に遊びましょーよ、ミアキス殿ー」
…ぁ、
「ミアキス様、ポーカーしましょう?ミアキス様、お強いですよね?
だから、みんなでミアキス様に勝てるよう、特訓してたんですよ?」
「………ッ、」
いつものように、穏やかに笑ってくれるひとたち…。
…おこがましいのかもしれません、けど、嬉しくて、嬉しくて…。
「きゃっ…み、ミアキス様!?」
「ごめんなさい、ごめんなさいぃ…私、私ッ…」
ぎゅっとリオンちゃんに抱きついて、泣いちゃいました。
それを…きゅっと優しく抱き返してくれました。
「ミアキス様…大丈夫ですよ」
「う、うぅ…リオンちゃぁん、ゲオルグ殿、カイル殿、王子ぃ…
みなさん…なんて、いいひt」
「もちろん」
…へ?
と、見上げると…ええ、みなさん、笑っていましたぁ。
…でも、目が笑ってないんですよねぇ。むしろ、据わって…あは、ははは…え?
「…あの恨みは、これくらいじゃ晴れないけどね」
すくっ。
「甘党でロリコンで眼帯…か、言ったものだな…」
がたっ。
「大体、俺のこと途中で忘れてたじゃないですか。ひどいですよねー?」
いそいそ。
「巨大蟹…蟹狩りの人に助けてもらわなかったら、私も王子も…ふふ、ふふふ…」
「え、ぇ…?」
「「「「協力攻撃・お仕置きファレナッ!!!」」」」
ぎゃあああああああああああああっ!!!
……4人の熱い絆とチームワークでぇ、四十八手コンプリート…でし、たぁ…。
う、うう…体が痛くて動きません…部屋も暗いし、みなさん、疲れて寝ちゃってますしぃ…。
「ミアキス……」
…げ、ゲオルグ殿がおきていらっしゃったみたいです。うぅ…まだお仕置きですかぁ?
でも、しかたないですよ、甘んじて受けましょう…。
…でも…私の頬を撫でてくれる手は、とても暖かいんですよね。
明日は…ちゃんとしないと駄目ですよねぇ…許してくれるでしょうかぁ。
いえ…ずっとみんなで…。そう思わせてくれる、カイル殿、リオンちゃん、王子、ガレオン殿、姫様…。
…そして、ゲオルグ殿も…ずっと。
「俺は、ファレナを出ることにしたぞ」
…待てや!
劇終。
101 :
ほっけ:2006/03/21(火) 00:12:03 ID:4fFTRMHr
ミアキスは大好きです。リムミアも大好きです。
うちのミアキスは好きです。
そしてうちのミアキスはみんなに愛されてます。(色んな意味で。)
もともとは「責任とってくださいねぇ?」と言わせたかったのに、受け受けに。
…ま、真面目にかきます!次はいい子のミアキスを書きますから…!orz
ゴメンナサイ…
>>100 本当に「待てや!」だwww面白かったです、GJ!
103 :
ほっけ:2006/03/21(火) 00:13:16 ID:4fFTRMHr
うちのミアキスは好き、て。
うちのミアキスは受け、の間違いです。ぐう。
ちょwwww蟹www4様がwwwwww
ワロスwww
シリーズ化してくださいよー
GJ!
でも微妙に笑い続けたものだから口元が痛いです、どうしてくれるんですかw
どうでもいいことだけど
>>77の催促は逆効果だと思うんだがw
GJ!
キャラがいい具合に壊れててワロスww
いろんな季節ネタをやって欲しいです。
花見とかクリスマスとか。
109 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 11:51:37 ID:ELpmRjoM
どこまでGJ!!!!なのですかぁぁぁ!!
ゼラセ様ご乱心!?
GJ!ワロタwww
GJ!キャラ壊れすぎててワロタ。
ミアキスは受けだったのか。斬新な解釈に乾杯。
>…でも…私の頬を撫でてくれる手は、とても暖かいんですよね。
に萌えた。 やばい、ゲオミアに萌えそうだ。
ママンと王子の組み合わせって意外に難しいな…
どうしても理性が邪魔をする。
リムの時は平気だったんだけどなぁ。
むしろママン×王子、フェリド×リムでいいじゃうわなにをするやめ(ry
ああ、たしかに理性がジャマするな。
あの服、ヘンに乱したり脱がせたりしたら
ママンひとりじゃ着なおしたりできなさそうだから
後で大変なことになりそうだな、と。
フェリドが突発的にハァハァしてきて
アルのワガママボディーでまあ色々とやったあとは
アルの衣装直しを嬉々として手伝ってそうな気がするな
むしろロードレイクのことで心痛めるアルを少しでも和らげるため
あえてSMっぽく責めるフェリド
事後は優しくなでるのもデフォ
クレイグ団長がとても可愛く見えてきたので誰か男にしてやってください
119 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 19:25:16 ID:ELpmRjoM
このスレのせいでクレイグがいじられキャラとして俺のなかで定着してしまったジャマイカ!!
ハスワールがシュンミンとエレシュ連れて、
本拠地を散歩するだけの話なんだが、需要ある?
よかったのかホイホイ需要を尋ねちまって。
俺はエロ無しだって大歓迎な人間なんだぜ。
なんでもいいよ、なんでもこいよ
あと30分くらいで終わるから、
21時ジャストに投下する。
わくてか
余談ですが最萌ではシュンミンたんにばっちり入れてきました
レレイ+シュンミン+エレシュでもいいぞ
今まで自分がルクレティアに懐く方だったから
シュンミン+エレシュに懐かれて戸惑うレレイたんてのもいいぞ
お風呂でレレイのひざに乗ってはじめてしまうシュンミンとエレシュ。
その流れに乗ってしまうレレイ
wdsk?
期待hage
mddsk?
mーmtkrmsn
>>113 リオンが気を効かすイベントのように最初は母子の温かい会話だったが
美しく成長したわが子を見ているうちに段々裏モードに・・・というのは?
放置プレイか
それもまたよし
hsw-rtrkwis krigxhsw-rkbn
rsrnkwi-yrsrn
tntnokkst
>>132 「本当に立派になって……立派に……ふふふ……さぁ、わらわにりっぱになった息子の姿を見ておくれ。」
ファルーシュに伸ばされた指が頬を伝い、あごを伝い、唇を伝う
「ファルーシュ、さぁ、母にそなたの立派な姿を見せておくれ。」
指がゆっくりとファルーシュのうなじへと伸びる。ファルーシュは逃れられなかった。
母の眼を、初めてみる母の女としての潤んだ瞳に魅入られていた。
女王の優しく蠢く指がファルーシュを裸にしていく。引き締まった父親譲りの筋肉、傷ひとつない母親譲りの白い肌、ファレア女王国血統の証とも言える銀の髪の毛、そして………
「ここも、やはり同じ色なのですね………ファルーシュ」
若い体毛を梳り、うっとりとアルシュタートは微笑んだ。
「という小説を新聞に連載しな……」
「却下ですぜ、ルクレティアさん。さすがにそこまでいくとやりすぎですぜ。 お子様も見ているかも知れないんですぜ。」
「やっぱり駄目ですか? テイラーさん。 最近娯楽が少なくて………」
5新聞の連載小説、筆者は軍師様だった!っていいな。
なんで小説載せてくれなかったんだろう。
投稿されたのが百合小説だったから?
138 :
120:2006/03/21(火) 22:13:02 ID:c/qaBbs1
風呂ですっかり意識が飛んでましたよ・・・と。
見直して10分後に投下する。
140 :
お散歩:2006/03/21(火) 22:38:55 ID:c/qaBbs1
さて、では投下
妄想が膨らみすぎたんですが
股間も膨らみすぎた。
もしかしてボクはマゾでしょうか?
はぁはぁ・・・
ハスワール…えーと…しらねーよ!!!
トーマ乙
うそつき!投下するっていったじゃない!
148 :
ほっけ:2006/03/21(火) 23:01:55 ID:4fFTRMHr
>>134 ハスワールテラカワイス クレイグ×ハスワールキボン
ルセリナかわいいよルセリナ
>>135 ちんちんおっきした
「決めた」
「どうしたんですか、王子…?」
「まず最初は朝起こしにきてくれたリオンを見て、一日のはじまりを確認する。
挨拶がてらにまずルクレティアに挨拶、する前にレレイと楽しくするとして、
次にルセリナの控えめな態度にハァハァしたら、
ミアキス相手に優位に立たれるという背徳的な感覚を味わう。
その後にイザベルのふとももと足を見てソレを加速させたあと、
ズンダを見て小休止。いい感じに冷めてきたらランとスバルを見て
こういうのもいいなあと大小さまざまなソイツを思う存分眺めた後に、
超ド級のキサラを堪能。ノーマを見て寝取りもいいなぁと思いを馳せた後は
リンファとニフサーラさんに変な目で見られてゾクッとした後に、
ジーンさんのお店で思いっきり前に乗り出して」
「…ッごめんなさい!」
「はぐぅっ!?」ドサッ
「ゲオルグ様、行きましょう」
「どこにだ」
妄想することに罪はないと思う。
まさかどこかに誤爆して気づいてないとか?
>>148 suk
ormkrigxhsw-rkbn
brnddsnkw-y
「あ、ああ………」
リオンの目の前では思いもよらない光景が広がっていた。
地下室の癖にいくつものランプのためか明るいそこに居たのはハスワールと引き締まった白い体と銀の髪の………
「お、お…王子?!」
「あら、リオンちゃんいらっしゃい。もっとこっちにきて見なさいな。」
ハスワールがいつもと変わらない笑顔をリオンに向けた。
「これは……」
とリオンは近づいて、固まった。
黒い皮製の目隠しと球形の口枷と、そして目隠しとそろいの黒い皮製の下着以外はうっすらと汗ばむ白い肌と銀の髪をあらわにしたファルーシェだった
「リオンちゃんはファルーシェちゃんの裸を見るのは初めて? どう、綺麗でしょう。」
そういうとファルーシェの前に座るハスワールは素足を伸ばして、黒く張った下着に足の指を這わせる。
「ファルーシェちゃん、こうするのが大好きなのよ。ほら、ちょっと弄ってあげるだけでビクッとしてる。」
「な、なんでこんな……」
「あら、そんなの簡単よ」
足の指で器用に下着の中身が想像できるほどに浮き出た形を挟み込み上下に擦る。
「さっき言ったでしょ、ファルーシェちゃんが大好きだからよ。リオンちゃんは知らなかった?」
「……え?」
「きっと必死で押さえ込んでいたのね。こんなにいやらしいことされたがっているとみんなが知っちゃったら大変よね。みんながみんなファルーシェちゃんの体を味わおうとするわ。統率が取れなくなっちゃう。」
器用にファルーシェの乳首を足の指で摘む。口枷から漏れる息が荒くなる。
「だから、戦争中にも相談されてたのよ。他に誰も相談できないもんね。こんなにやらしい事。」
「そ、そんな………」
「それでね、リオンちゃん。お願いがあるの」
ファルーシェを弄るのを止めてハスワールはリオンの方を向いた。
「え?」
「後をお願いね。これからは貴方がファルーシェちゃんを慰めてあげるのよ。」
ハスワールはとびきり優しい笑顔でリオンにつげた。
「私ね、結婚するの。だから、これからはリオンちゃんの出番。ちゃんとしてあげないとファルーシェちゃん逃げちゃうわよ」
そう言ってハスワールはリオンをファルーシェの前に座らせた。
「お…王子………」
「声は聞こえてないはずよ。竜笛を応用した耳栓をしているから。」
ハスワールはリオンの履物を脱がして、素足にする。
「見えるでしょ、ファルーシェちゃんの体、女の子と一緒で乳首も感じるのよ。もちろんおっきな所もね。」
「………」
リオンはわけが分からなくなっていた。
目の前に居るのはホントに王子なのか、もしかするとロイなのか
そもそもこんな非常識な光景を認めていいものか
もしかすると夢なのか
そうするとこれは自分の願望、王子を拘束して弄ることを楽しみたいという欲望があるのか
「ほら、足を伸ばして触ってみてあげて。あまり強くしちゃ駄目よ。敏感すぎるから。」
「は・・・はい・・・・」
ハスワールの言葉に操られるようにリオンが足を伸ばして、足の指をファルーシェの肌に触れるかどうかのところまで伸ばす。」
瞬間、びくっと大きくファルーシェの体が痙攣する。
「あら、いっちゃったかしら? ふふふ、やっぱり誰が触っているのか分かるのかしら」
そういってハスワールの視線をたどるリオン。そこにはびくびくと震える黒い下着。きっとその中は………
「という小説を……」
「却下! ルクレティアさんといい貴女といいなんで王子を弄るのがお好きなんですか?」
「なにか不都合でもありますか?」
「いやね、ゼラセさん。新聞は子供も見るんですからもっと普通のが欲しいんですよ。」
「そうですか………そうですね………では王子とそれを慕う妹の恥ずかしい……」
「だから却下だ!」
城には娯楽が少ないらしい
>>152 GJだがファルーシェじゃなくてファルーシュだと思われ
ゼラセ様…w
クレイグ×ハスワール様を妄想してはいるが
ギャグかそれなりにシリアスかでクレイグのキャラが激しく変わるので困る
>>153 ファルーシュだった、スマン
誰も居なくなった浴槽で仰向けになったファルーシュの上にミルーンが乗っかる
「ちょ、ちょっと待ってよミルーン。」
「王子さまいつも大変ですから〜。マッサージしてさしあげますよ〜。」
お湯に濡れた手でファルーシュをゆっくりと擦りはじめる。
「ん、んんはぁ」
やわらかい毛で擦られるとファルーシュは抵抗をやめ、体中の力を抜いた。
「ほらぁ、気持ちよくなってきたでしょう。」
上気してほんのりと色付いてきたファルーシュの肌
「さぁ、今度はこっちですよ〜」
そういうとミルーンはファルーシュの股間へと手を伸ばした
「え、え、えぇ?!」
「こっちはお口でマッサージです〜」
硬くなった王子の棒に口を近づけて………
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ………
「いきなりうずくまって、どうしたのですか?」
「いや、なんでもないです…………というかですね、。スプラッタはちょっとまずいですよ。いろいろと………」
「スプラッタではないです、私はこの戦争にすこしでも潤いを………」
「というか、貴女はどなたです?」
「私ですか。私の名はレックナート」
「カエレ!」
今日もお城は平和です
王子×ハスワール、王子×ベル辺りをキボンとか言ってみる
ヤベ、マリノとベルクートで乳繰り合うの考えてたけど、もしかして需要ない?
Mさん:斎主様ってぇ、やっぱり処女なんですかねぇ
OJさん:!! いっいきなり何を言い出すんだ!
M:聖地の主ともなればぁ、掟でできないんでしょうねぇ……おかわいそうにぃ…
OJ:知らなければそれはそれで…
M:クレイグ団長もぉ、経験なさそうですよぉ
OJ:まさか…イイ年した大人が…
M:ブッブー! 竜馬騎兵ってぇ、女よりも竜馬にウツツを抜かす野郎の多いこと
この上なしなんですよぉ! 王子も街の女の子たちの話聞いたじゃありませんかぁ!!
OJ:聞いたかもわからんんねw
M:童貞と処女だと大変そうですねぇ…
という訳でクレイグ×ハス姉キボン
161 :
エロデリク:2006/03/22(水) 00:30:03 ID:zGsEB9Pn
この前の続きうpしますよー
今回は王子×ミアキスです
↓
162 :
欲望の秘薬9:2006/03/22(水) 00:31:38 ID:zGsEB9Pn
…
…
…
「お邪魔しまーす……」
ファルーシュが研究室に入ると、中にいたムラードとレヴィが彼の方を見る
「ああ、君か」
先に口を動かしたのはレヴィだった
それに少し遅れてムラードがファルーシュに話す
「おはようございます、王子殿下」
「……あれ?シルヴァさんは?」
リオンはシルヴァもいると言っていたが見当たらない
「ああ、シルヴァさんは念の為ここから離れて貰いました」
「念の為……?」
「まあ、君の為でもあるがな」
レヴィがニヤニヤしながら話す
「君もバーサンとやるのは嫌だろう?」
「えっと……ああ……」
ファルーシュはやっと理解した
あの薬は女なら老婆でも構わず犯してしまうということか
「まず、その薬について分かった事をお話します」
ムラードが真剣な眼差しでファルーシュに話す
「王子殿下が受けた水は、紋章学界で紋章水と呼ばれている物です」
「紋章水……?」
「紋章の力は液体に吸収されます
本来なら本当に微量しか吸収されずに、紋章水になる程の効力は出ません
ですが……」
「ある特殊な技術を使えば吸収率を大幅に上げることが出来る
だが、それでも効力は火の紋章なら"暖かい"雷の紋章なら"静電気が起きる"程度」
「じゃ、じゃあこれは一体?」
ファルーシュが当然の疑問を投げかける
それにムラードが答える
「強力な紋章の力を紋章水にすれば、効力も強力になります
そう、27の真なる紋章などの……」
ファルーシュは青ざめる
「幽世の門が27の真なる紋章を持っている……?」
「いや、それは無いだろう」
レヴィの言葉にファルーシュは少し安心する
レヴィが続ける
「27の真なる紋章を持っているなら、こんな回りくどいやり方はしないだろう
おそらく27の真なる紋章を持っている誰かから紋章水を作る技術と交換で
紋章水を貰っているのだろう
ああ、ちなみに君のそれは獣の紋章の紋章水だ」
「獣の……紋章……」
たしかエルンストの紋章の親玉だったっけ
という事はエルンストにも僕と同じ症状があるのだろうか?
ノーマの事が思いやられる
「ああ、獣の紋章の紋章水には触れた者の性欲を異常に高める効果がある
それで君はそんなオイシイ思いが出来る訳だ
……オイシイ思いで思い出したが
紋章の宿主の体液も効力は半減するが紋章水になりえる
あの娘の傷をあそこまで癒えさせるなんて君はかなりの絶倫なんだな」
「は……はは……」
ファルーシュはリヒャルトの何千倍も口が軽そうな人に昨晩の事を知られてて青ざめる
「この程度の事なら冗談になるのですが……」
ムラードが口を開く
「これを太陽の紋章でやられると洒落になりません
太陽の紋章の紋章水は触れただけでその部分が焼け焦がれます」
ファルーシュは血の気が引く
そんなものが大量生産されたら……
「で、それを防ぐための緩和薬を今開発している
そのかわり君の黎明の紋章をくれないか?」
「嫌です!」
「君は相変わらずケチだな!
まあいい、私も太陽の紋章の紋章水に焼かれるのは嫌だから緩和薬は開発するとするよ」
「わざわざこんな所にお呼びして申し訳ありません
我々が緩和薬を完成させるまでなるべく女性を見ないようにして下さい
では我々はこれで」
ムラードはそう言うとレヴィと緩和薬を開発する作業に戻る
それを見てファルーシュも外に出る
と、そこにはミアキスが立っていた
「勝手に聞いちゃいましたぁ
……今朝は何も知らずに怒っちゃってごめんなさい……」
「い、いや
自分を押さえられなかった僕も悪かったし……」
ミアキスが上目遣いでこっちを見る
「それでも気分が悪いですぅ
罪滅ぼしさせて貰えると嬉しいですぅ」
「わ、わかった
じゃあ罪滅ぼしでも何でもして!」
その言葉を聞くとミアキスはニパッとして
「じゃあ取りあえず私の部屋にいきましょぉ〜」
とファルーシュを引っ張って自分の部屋に連れて行く
「これあげますぅ」と引き出しからお菓子を出してはファルーシュに食わせる
ファルーシュが何個目かのチーズケーキにフォークを入れたとき、ファルーシュに異変が起こる
「っ!?」
急に頭がボーっとしてくる
視界が狭くなっていく
体中が火照ってくる
「しまった……」
ファルーシュはミアキスの方を見ないように、下を向く
しかし、
「こっち見て下さいよぉ
寂しいですぅ」
とミアキスが無理矢理自分の方を向かせる
その顔はニヤニヤしている
まさかこの人は……
時既に遅し
狭くなった視界にミアキスが映る
「ミアキス……」
子供のような笑顔
おいしそうな唇
意外に大きめな胸
短いスカートから覗かせる太もも
それらが目に入る毎にファルーシュの理性は消えていく
「ミアキス……何を……」
そう言った所でファルーシュの理性は消えた
166 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 00:35:34 ID:iKBlascP
>>156 俺もクレイグ団長で考えているんだが、妄想しようにも、黒王子にハスとミアキスで美味しく頂かれる団長とか、赤青+イサトに押さえ付けられ、ハスに襲われる団長とか…
ごめんよ…団長…
ファルーシュはミアキスに抱きつき唇を奪う……いや、これは奪われると言った方が良さそうだ
ミアキスが舌を絡ませてくる
理性を失ったファルーシュも舌をミアキスの舌に絡ませる
「ん……ふぅ……」
初めて聞くミアキスのいやらしい声と顔にかかる吐息に、ファルーシュ自身が更に堅くなっていく
ミアキスはそれを服の上から触れ、キスをしている口を離し、ファルーシュの耳元で囁く
「王子のココ、生まれたてのゴーストシールドみたいに堅いですよぉ」
いつもの訳の分からない例えさえ、ファルーシュを興奮させる
ミアキスは息が荒いファルーシュを見て、ニヤニヤしながら彼の服を脱がせる
もうこれではどっちが紋章水をかけられたのか分からない
服を脱がされるとファルーシュの「生まれたてのゴーストシールドみたいに堅い」自身が露わになる
「うふふ、こんなこんな王子の姿姫様にも見せて差し上げたかったですぅ」
とファルーシュ自身を優しくしごきながらミアキスが耳元で囁く
ファルーシュはミアキスの手の気持ち良さに情けない声を上げてしまう
「あ……ぅぁ……みあきすぅ……やめひぇ……」
「嫌ですぅ
こんな可愛い王子の姿見たら止められませんよぉ」
そう言うとミアキスは手の動きを速くする
「う……ぁ……ミアキス……もう…出る……」
もう出る……と言う所でミアキスにファルーシュ自身の根元を強く握られる
「そうはさせませんよぉ」
射精感はドンドン強くなっていくのに射精出来ない
理性が戻り始めてた頭がまたおかしくなりそうだ
「お願い……ミアキス……手ぇ離して……」
「じゃあ"ミアキス愛してる!"って叫んだら離してあげますぅ」
「ミ……ミアキス愛してる!」
「うふふ、本当ですかぁ?」
「本当……だから……離して……」
「じゃあリオンちゃんと私、どっちの方が好きですかぁ?」
「……リオン」
「王子酷いですぅ!
……でも今回は特別に許してあげますぅ」
ミアキスがファルーシュ自身を握っていた手を離す
するとファルーシュ自身から大量の精液が吹き出し、ミアキスの鎧にかかる
「いっぱい出ましたねぇ
そんなに気持ちよかったんですかぁ?」
「ハァ……ハァ……」
ファルーシュは疲れてもう声もでない
「じゃあもっと気持ちいいこと教えてあげますぅ」
ミアキスが疲れて倒れているファルーシュにのしかかる
ミアキスがまたファルーシュの唇を奪う
ミアキスの甘い香りを感じながらファルーシュは気を失う
ファルーシュが目を覚ますと、隣にミアキスが寝ている
「!?」
よく見るとシーツが血で塗れている
まさか……
と思いミアキスを見るが、血の発生源はミアキスでは無いようだ
ふと自分の腹を見る
ドクドクドク
「ぎゃああああぁぁぁぁああ!!」
…
…
…
その後、ミアキスの部屋には夢遊病注意の札が立てられた
170 :
エロデリク:2006/03/22(水) 00:38:48 ID:zGsEB9Pn
以上ですよ
171 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 00:43:44 ID:iKBlascP
>>170 GJ!!
途中で割り込んじゃってスマンカッタ。
クレイグ様×ハスワール
クレイグ様×ミアキス
クレイグ様×スバル
クレイグ様×スバルでも書いてみるか
>>159 マリノ叩きに切ない気分の今日この頃なベルクート×マリノ好きです。
期待してよかですか?
>>173 まあマリノが叩かれてんのは半分ネタみたいなもんだから気にすんな
>>173 自分、現在ベルハヅ作成中の身だが、ベルマリも読んでみたい雑食人間なので気にするな。
多彩な萌え(文化)があってこそ良いのだと、ジョセフィーヌ様なら言うだろう!
ベルマリもベルハヅも正座して待っています。ハァハァ
>>172 ちょww超ロリコンwww
有難ぇ。エロパロでもマリノ叩かれてるかと思ったけど、大丈夫っぽいし、話組み立てようと思いますね。
まぁ、多分エロければ何でもありの方向なのかな。
マリノが叩かれる理由がようわからん
そしてハヅキとマリノの百合を待つ
マリノを好きじゃいけないんじゃないかと思いかけていたので、なんかほっとしたですよ。
ここはエロパロという前提があるせいか、平和でいいなぁ。
ハヅキとニケアもイベントなかったっけ。
ネタだけ思いついた。
警告無視して調査を続ける王子様の寝室に、
ゼラセ様逆侵攻。
「……それで?私の何が知りたいというのです……?」
馬乗りになって詰問。
>>180 ――数時間後
「何をしているのです!早くそれを勃たせなさい!」
「も、もうムリです…」
王子は絞りつくされていた。
誰から誰でなく酒を注ぎ合い、誰からとなくグラスを傾ける。
好き好きなペースで、小さい円卓を囲んだミアキス、ゲオルグ、カイルの
若い女王騎士の面々は、朝までの僅かな時間で酒盛りに興じていた。
「初恋ですかぁ」
カイルが何気なく振った話題に、ミアキスはそのかわいらしい唇に
己の指を当てて考え込んだ。
「10…歳、くらいですかねぇ…リューグちゃんだったんですぅ」
「ほう、あの竜馬騎兵団の」
「幼馴染かぁ。いいですねー」
「ふふ…結婚式ごっことかしてたんですよぉ?
でもあの頃は子供でしたからぁ…今はお互い大人ですしねぇ。
今は本当に、兄妹みたいな感じですよぉ」
「今はミアキス殿もリューグ殿も異性に大人気ですしねー」
「やだ、カイル殿も女の子に大人気じゃないですかぁ」
「確かに。ソルファレナでもミアキス殿の評判は高いからな」
つまみのチーズケーキの最後の一切れを、フォークの鍔迫り合いで
渡すまいと眉間に皺を寄せるゲオルグとミアキス。
その間にもミアキスはカイルと談笑していたが、
自分は巻き込まれないようにとサラミに手を伸ばしていた。
「で、カイル殿はどうだったんですかぁ?」
「あ、オレのこと気になります?」
「当然だろう」
「ゲオルグ殿まで。いやー、もてて困っちゃうなー」
「…………」
「話の流れだろう。気持ち悪いものを見る目で俺を見るな、ミアキス殿」
「わー、貞操の危機ー …ごめんなさーい、うそでーす。 オレはですね」
闇の中に僅かに鞘走りの音が響き、人死にが出る寸前でカイルは冗談をしめくくった。
「…初恋…っていうと、そうですね。お姫様でしょうか」
「ほう」
楽しげに眉をひそめるゲオルグと対照的に、ミアキスの状態は「怒り」に加速した。
「落ち着け、ミアキス殿。どう考えてもリムではない」
「ふーっ、ふーっ…ふぅ、ふ…」
噛み付こうとした手を腕を差し出してカイルをかばったゲオルグは、
手刀で軽くミアキスの頭を殴って制した。
「すいません、ゲオルグ殿」
「構わん。で、姫とは?」
「御伽噺のお姫様ですよー。多分ミアキス殿の初恋よりもっと小さかったころ」
「はふっ。 そ、そうだったんですかぁ?」
「ええ。凄いえらいのに、優しいお姫様。で、オレはその物語の騎士になりたーい、って思ったんですよね」
「そうか」
「そうですかぁ…」
ミアキスとゲオルグは、サイアリーズの姿を瞼の裏に思い浮かべ、そして目を開いて消した。
「それで、ゲオルグ殿の初恋は?」
カイルがそう言うと、ミアキスもゲオルグに視線をうつす。
噛まれた腕をさすりながら、ミアキスがカイルに襲い掛かろうとした際に
ちゃっかりゲットしたチーズケーキを飲み込み、視線を上げた。
「俺か?」
「そうですよぉ。気になりますぅ」
「そういえばオレたちって、殆どゲオルグ殿のこと知らないじゃないですかー」
「………そうだな、初恋か…」
10数年前、群島諸国。
アルシュタート・ファレナスがファレナ女王即位して2年。第一子は男児であり、
その国の肩を僅かに落とさせたものだが…
女王騎士長フェリドとアルシュタートの人柄と手腕は、ファレナに希望を見出させる程の器を感じさせた。
女王が乗った船が、とある島の港へ入った。
視察は視察であるが、多少密裏の王務であるため、出迎えは最低限の人数だった。
「…群島諸国は相変らず暖かいですね」
「ファレナは今少し肌寒いからな。大丈夫か?日傘は」
「心配はいらぬ。ふふ…最初にここで会ったときも、そのようなことを言ってくれましたね」
宿の廊下を歩く二人。もうピンク色ムードである。
激動の内乱を潜り抜けた二人の絆は確固たるもの。最強の新婚である。
「はい、あーんv」「あーんv」とかしそうな空気を読んでか読まずか、足音が彼等の向かいから響く。
「フェリド!アルシュタート!」
「おお、ゲオルグか!」
まだ群島諸国の仕官として活動していたゲオルグ少年。10代半ばの美味しそうな年頃である。
ニフサーラがいれば思わず舌なめずりしそうな、眼帯の厳つさを銜えても十分な美形だ。
「久しいな。壮健であったか?」
「まあな。話は聞いたぞ」
「まあ、アルの手腕あってこそだ。そうだ、ゲオルグ。お前も「陛下」と呼ばんか」
「構いませんよ、公務の折ではないのですから。久しぶりですね、ゲオルグ」
「……ぁ、ああ。久しいな」
そのゲオルグの美顔が少し紅くなる。
アルシュタートの美しい微笑みにやられたのか、といえばそうでもない。それもあるが…。
…何を隠そう、ゲオルグの初恋の相手は彼女である。
群島諸国ではじめてアルシュタートにあった2年ほど前。見事な一目ぼれであった。
その時は、フェリドと激しい争奪戦を繰り広げたものである。
「…ふふ、ゲオルグ。アルは綺麗だろう?」
「フェリド…」
「ああ、噂に名高いファレナの女王に相応しい」
「そうだろう?そうだろう?だがな」
にやにやと笑っていたフェリドは、ぐっとアルシュタートの肩を抱き寄せた。
思わず驚き恥らう、まだ幼さを残すアルシュタートの顔。
しかしゲオルグの瞳は驚きの一色に染まっていた。
「だが、俺の嫁だ」
「………!」
「もう、フェリド…」
「ふふ、いいではないか。忘れたわけではなかろう?あの夜を…」
「睦言を楽しげに語るのは礼に反しますよ?…それに、思い出すのは腰の痛みばかり…」
「それだけか?…気遣ったつもりなのだがな」
「いえ…それだけではありませぬ、が」
「ふはははっ!照れるな照れるな!」
「もう、フェリド…。 …でも、もっと思い出深いのは、あのときみたファレナの空…」
「ああ、星が綺麗だったな…」
「フェリド……」
「アル……」
「…………………」
「…ふっ」
「(うわ、何かすっごい切なそうに笑ってるー!)」
「(な、何かまずいこと聞いちゃいましたかねぇ?)」
う、最初にサラミ食おうとしてたのはカイルか。失敗。
GJ〜
チーズケーキとサラミの素晴らしき掛け合い。
でもゲオルグ寺セツナス…(´・ω・)
まだ幼さを残すアルシュタートの顔。
を見てみたいな。
リムを白くした感じ
GJ!
初恋がアルだとしたら、ゲオルグは自分で初恋のひとを……と思うとめちゃくちゃ切ないが、
親友の願いと、かつて恋したひとが紋章に支配されないように……と思うと萌えられる自分に乾杯。
リム「…叔母上は大きいのう。わらわも成長すればそうなるのかのう」
ミア「陛下も凄いですねぇ…こういうのは血筋が関係ありますから、姫様も大きくなると思いますよぉ?」
リム「そうか!兄上も大きい方が好きだといいのう!」
サイア「ミアキスだって鎧を外したら凄いんです…っていうんじゃないのかい?」
ミア「そんなことありませんよぉ。…まぁ、それなりにはあるつもりですけどねぇ」
リオン「あの…何のお話しですか?」
リム「……(ジーッ)」
ミア「………(ジーッ)
サイア「…………(ジーッ)」
リオン「…あ、あの……?」
サイア「ま、まぁ大きけりゃいいってもんじゃあないさね!大きいと肩がこってねぇ」
リム「兄上は意外に小さい方が好きかも知れぬな!」
ミア「あんなものは飾りですよぉ、リオンちゃん。男の人たちはそれが分からないんですぅ」
リオン「…だから何の話ですか!」
リオン(ノ∀`)
上記の会話を男たちが男たちのあれでしているのを考えてちょっと凹んだ
はいはいまだ途中なんでネタバレが怖くてレス一個も読めない俺が来ましたよ
X発売してからもう2スレ近く消費してんだよな〜
早く俺も一気読みしてえよ
つかキサラさんがランとスバルを評して「姉妹のように仲が良かった」とか言ってんだけど
まさかスバルって女の子だったのか!?
>>195 スバルを仲間にするときの選択肢で
「恋人?」を選ぶと……
何の疑問も持たず女の子だと確信してたんだけど…少数派?
でもあえてからかうつもりで「恋人?」を選んだけど。
>>194 風呂場にて
王子「…ガレオンのは大きいなあ。僕も成長すればそうなるかなあ」
ゲオルグ「フェリドのも凄いぞ…こういうのは血筋が関係あるらしいし、ファルーシュのも大きくなるのではないか?」
王子「そうか!リオンも大きい方が好きなのかなぁ」
ガレオン「ゲオルグ殿こそなかなか・・・」
ゲオルグ「そうか?・・・まあ、それなりには大きいとは思うがな」
カイル「あれー?何のお話ですかー?」
王子「……(ジーッ)」
ゲオルグ「………(ジーッ)
ガレオン「…………(ジーッ)」
カイル「…あ、あのー?」
ゲオルグ「…まあ、大きければいいというものではないな。男は中身だ」
王子「小さいほうが好きっていうマニアックな人もいるかもしれないね!」
ガレオン「気にしてはなりませぬぞ、カイル殿。男の価値はそのようなモノで決まるものではない」
カイル「…だから何の話ですか!」
さて、ホワイトデーのママン編でも投下しますか。
2周目を初めて台詞回しが少し把握できたもので。
でもママン難しいよ…
かなり妥協してしまいました。
201 :
ホワイトデー:2006/03/22(水) 18:04:53 ID:BlxNmsWu
最終章 アルシュタート
――3月14日 深夜 太陽宮 女王の寝室
部屋の入り口からこっそり中の様子を覗う。
中は暗く、人が動く気配はない。
「……母上はもう眠ったかな…?」
邪魔な衛兵は、母上と内緒の話があるからといって下がらせてある。
お金を掴ませといたらしいから、しばらく戻ってこないだろう。
「ふふ…失礼しまーす」
僕は用意してきたカンテラに火を灯し、ゆっくりと部屋の中を歩いていく。
目的地は天蓋付きの大きなベッドだ。
抜き足、差し足、忍び足…
ベッドを覆うカーテンを開けると、目の前には目的の女性が…
「こんばんは〜、母上…」
202 :
ホワイトデー:2006/03/22(水) 18:05:35 ID:BlxNmsWu
話は少し遡って。
約束していたとおり、夕食後にリオンの部屋に行った僕は、あんなことやこんなことをして愛し合ったわけで。
めでたく童貞を卒業いたしました。
初めてはやっぱり大変だったけど、好きな人同士でできたのは良かったと思う。
で、周りにバレると何かとうるさいだろうから、その日はとりあえず自分の部屋に戻って眠りについた。
…はずだったのに。
気がつくとミアキスが部屋の中にいた。
「王子、こんばんはぁ」
「な、なななな、なんでここにいるの?」
「あら、心配しないでくださいぃ。別につまみ食いに来たわけじゃありませんからぁ」
「つ、つまみ食いって…」
ミアキスは声を殺して小さく笑うと、手に持っていたカンテラを机に置いた。
「で、リオンちゃんとはどうでした?」
「どうって……まぁ、上手くいったよ、たぶん」
たぶんね。それなりに上手くやった方だと思う。
ミアキスはそれを聞くとにっこり笑った。
「それはよかったですねぇ」
しかし、その笑みには裏があったのである。
「……じゃあ、最後は陛下ですねぇ」
「ぶっ…そ、それはカンベンしてって言ったじゃない!」
本当に焼き殺されちゃうよ。
日干しにされるのもごめんだ。
「だいじょうぶだいじょうぶ。そこまで酷いことにはならないと思いますよぉ」
「なんでそう言いきれるんだよ!他人事だと思って!」
しかしミアキスは、笑みを浮かべたまま言葉を続けた。
「実はぁ…フェリド様によるとですね、最近おふたりは『してない』らしいんです」
「………は?」
なにをしてないの?
僕はよっぽど間抜けな顔をしていたのだろう。
ミアキスは吹きだしてしまった。
「ぷっ、なんて顔してるんですかぁ?『してない』って言ったら『アレ』をしてないに決まってるじゃないですかぁ」
「……え、『アレ』っていうと…アレ? ……って、父上はなんでそんなことミアキスに話してるの!?」
アレは分かったけど、今度はそっちが気になるぞ。
203 :
ホワイトデー:2006/03/22(水) 18:06:14 ID:BlxNmsWu
「まぁ、上手く話を誘導したとだけ言っておきますぅ。話に乗ってきたのはカイル殿くらいでしたけどねぇ。
まぁそうだろうね。ザハークやアレニアやガレオンがそういう話をするのは想像できないし。
「で、フェリド様は『いやぁ、俺も最近忙しくてな。陛下の相手をなかなかしてやれんのだ』
…そう仰ってましたぁ。でも、傍目から見るとちゃんと仲良くされてるように見えるじゃないですかぁ」
「うん、確かに。相手をしてないってことはないと思うけど…」
「つまりぃ、相手をしてないっていうのは夜のお相手をしてないってことですよぉ!」
「えーーーーーーーっ!!」
僕は思わず叫んでしまう。
「しーーーっ!声が大きいです」
「ご、ごめんごめん」
謝ると同時に、僕は父上と母上のそういう行為を思い浮かべてしまい、慌てて頭を振って振り払う。
うーん、そうか…母上はご無沙汰か……
「…じゃなくて!それがどうさっきの話と繋がるのさ」
「まだ分からないんですかぁ?王子も鈍いですねぇ」
むっ…人を小バカにして…僕だって、言いたいことは分かってるよ。
「ご無沙汰だから多少エッチなことしても許してくれるっていうんだろ?
それは分かるけど、そう上手くいくものかなぁ?」
「上手くいきますって、絶対」
妙に自信たっぷりなミアキスにそう言われると、なんとなく上手くいきそうな気がしてきた。
「もし上手くいかなくても、たったひとりの可愛い息子を日干しにするようなことはないと思いますしぃ」
……やっぱりちょっと不安。
でも、ここまできたらやってみたい気もするなぁ。
この夜が明ければ3月15日。ホワイトデーにお返しできなかったことになってしまうし。
「よし、わかった。…やるよ」
「それでこそ王子ですぅ。陛下の部屋の前の衛兵には、王子が大事な話をするからって下がらせてあります。
お金を渡してありますから、しばらくは大丈夫だと思いますよぉ」
「うわ、準備万端だったのね…」
「うふふ…はい!」
204 :
ホワイトデー:2006/03/22(水) 18:06:53 ID:BlxNmsWu
と、こういうわけで僕はいま母上の部屋の、ベッドのすぐ横にいる。
ベッドでは母上がすやすやと寝息を立てて、静かに眠っている。
起こさないように布団をゆっくり剥いで……う、随分薄い寝間着を着てるんだなぁ。
肌が透けてるよ…ちょっと目のやり場に困るというか…
それにしても…息子の僕が言うのもなんだけど、本当に綺麗だ。
いつまでも見ていたい気もするけど、それじゃあ勿体無いな。
ここまで来たらやるしかない!
僕は自分の息子を取り出すと、母上のお顔の側に腰を近づける。
「…ははうえー、突っついちゃいますよー」
息子の先でつんつんと唇をつついてみる。
はぅ、柔らかい唇だなぁ。
亀頭がぷにぷにと当たる感触が気持ちいい。
「…ん……」
母上はわずかに声を上げるが、起きる気配はまだない。
なんだかだんだん興奮してきたぞ!
まずはその綺麗なお顔に一発出してしまおうかな。
息子もむくむくと起き上がってきて、臨戦態勢はバッチリ整いました!
「ハァハァ…母上……」
実の母親にこんなことをしているという背徳感が、興奮を倍増させる。
僕はあっという間に絶頂に達してしまい…
「母上っ…で、出ます……」
母上の寝顔に思いっきり射精してしまった。
「……んん………っ!? ファ、ファルーシュ!?」
あ、目を覚ました。
205 :
ホワイトデー:2006/03/22(水) 18:07:33 ID:BlxNmsWu
「…ファルーシュ!そなたここで何をしているのです!」
「あ、起きましたか?ホワイトデーのお返しですよ」
いきなりこんなことを言われてもワケが分からないだろうけど、混乱させるにはちょうどいい。
「お返し……な、何を言っているのです?」
思ったとおり、僕が何言ってるのか分からなくて混乱してる。
大丈夫。自分でもよく分かりませんから。
「ホワイトデーだから白いお返しです。母上って息子の僕から見てもとっても魅力的なんですよ。
さっきも寝顔を見ていたら、ついこんなことしたくなっちゃいまして……」
本当は『ついしたくなった』わけじゃないけど、魅力的っていうのは本当だ。
母上は精液にまみれた顔のまま、口をポカンと開けて目を何度か瞬かせる。
「そ、そなたは何をしているのか分かっているのですか…?」
「はい」
「……いえ、そう言いきられても困り…!」
いきなり母上にキスしてみた。とりあえずは軽くだけど。
そして唇を離しながら、耳元でささやく。
「親子でこんなことをするのがいけないのは解かっています。でも僕はもうガマンできません!」
いや、別に最初はするつもりなかったんだけど、実際に肌の透けたネグリジェみたいな寝間着を
着てる母上を見てから、ちょっとムラムラしちゃってるんだけどね。
「ファルーシュ……そなた……」
母上はいきなりキスされた唇を押さえ、そしてそのまま、頬についていた精液を拭い、それを見る。
しばらくそのまま固まっていた母上は、やがてゆっくりと笑った。
「ふふふ…わかりました。息子の成長を確かめるのも親の役目。たまにはいいでしょう」
そう言って、手についた精液をぺろりと舐めた。
うわー、なんか凄いエロい仕草だ。
「さぁ、どれほど成長したか…母に見せておくれ…」
206 :
ホワイトデー:2006/03/22(水) 18:08:26 ID:BlxNmsWu
「うふふ…随分と立派に育って…」
「うっ…は、母上…っ…すごっ…」
「まだですよ、ファルーシュ…もう少し我慢しなさい」
僕は今、母上の胸に挟まれている。
服を着ていても大きいとひと目で判るあの胸が、僕の目の前であらわになっている。
母上は僕の息子を胸で挟み、上下に動かしてくれているんだけど…
「ふふふふ…フェリドもこうすると喜んでくれました……」
絶妙な感触が僕を襲い、すぐに果ててしまいそうになる。
しかし、母上はそれを察知すると動かすのを止めてしまい、なかなか達することができない。
「そなたのこれも…フェリドに負けず劣らず、なかなかの大きさですね」
は、母上の胸が…目の前で上下に揺さぶられ、弾けるように揺れている…
僕とリムというふたりの子供を産んでいるとはとても思えないほど、肌の張りも形もよくて…
…って、こんなことを考えてる余裕がもうないです…い、イッちゃいそう…
「ふふ…そろそろ辛そうですね…さぁ、もう出してよいですよ。母が口で受け止めてあげます…」
僕の様子を察してか、母上はそう言って僕の先端を咥える。
「あっ…は、母上っ!……っ!」
僕が思いっきり母の口の中に精を放つと同時に、日付の変わり目を告げる鐘が鳴り響いた。
母上は口の中の精液をゆっくりと味わうように飲み下すと、僕に微笑んだ。
「…ホワイトデーのお返し…間に合ったようですね、ファルーシュ?」
「はぁ…はぁ……はぁ…」
僕はあまりの気持ちよさに言葉も出ない。
「さぁ、そろそろお行きなさい。衛兵を下がらせてあるのでしょうが、そろそろ戻ってくるかもしれませんよ」
「は……はい…」
まだ膝がガクガクする…
もうあの感触を味わえないかと思うと、ちょっと残念。かな。
「ふふふふ…ファルーシュ。また来年、バレンタインにチョコレートをあげますからね…」
――翌日
「で、誰がいちばん良かったですかぁ?」
「…………ははうえ」
「ぷっ……ククッ…あははははは!」
「わ、笑うなよミアキス!!」
― ホワイトデー 終 ―
207 :
ホワイトデー:2006/03/22(水) 18:10:30 ID:BlxNmsWu
終わりました。
いや、辛かったです。
しかし、ミアキス書いてると楽しいなあ。
いちばん好きなのはリオンなんですが、書くのはミアキスの方が楽しいですね。
GJ!!
しかしさすが王族
近親相姦ぐらいなんともないぜ
>>182 うはー切ない話だのう。ついついゲオルグとフェリドを同年代の親友関係に
思いがちなんだけど、先輩後輩ぐらいの関係なんだっけ?
>>209 まあ、そんな厳しくしなくてもいいんじゃないか?
ゆったりやろうぜ
in風呂
王子「あっはは…でもこういうことで盛り上がるなんてなかったから、
下品なんだけど…ちょっと楽しいや」
ロイ「男の話で喜ぶなんてどうかしてるぜ?
……今ごろこの壁の向こうに、リオンも…」
王子「ごめん、でもロイもさ、楽しま………」
ロイ「あ?なんだよ」
ミア「でも、本当にそっくりですよねぇ、ロイ君と王子」
王子「ねえミアキス!?それ嫌味!?嫌味だよね?!ああー酷いなあミアキスは!
ミアキスにいじめられたってリムに言っちゃおー!」
ミア「え、ええ?王子ぃ?」
リオ「…王子を傷つけて…私、ロイ君のこと…許しません」
ロイ「(…何もしてねーよ畜生)」
>>213 これの内容が理解出来ない俺に誰か解説キボンヌ
王子:被害妄想
ロイ:妄想キモオタ
リオン:ストーカー
ミアキス:空気読めない
>>216 >リオン:ストーカー
ここに気づいてくれて嬉しいw
「今日もよろしくお願いしますね、ゲオルグ様」
「手加減しちゃダメですよぉ?」
「ああ」
「…最近、ベルナデッドさんとミアキスとゲオルグが夜中に何かしてる」
ファルーシュが食卓でぽそぽそと呟くと、カイルの手からフォークが落ちた。
リオンはそのおまんじゅうほっぺを膨らませていたところ、こくんと飲み込んでしぼませる。
「何でしょう…武術指南でしょうか?」
「どうなんだろう。ミアキスはともかく、ベルナデッドさんて紋章系だし」
「甘いな。王子、リオンちゃん。そろそろそういうのも学ばないと」
フォークを拾いなおしながら、頭上に疑問符を浮かべる二人にカイルはチチチと指を振ってみせた
「そういうの…ですか?」
「王子は、そっちのことちょっと知ってるから気になったんですよねー?」
「う……で、でもゲオルグに限って、そんな…」
「どうでしょうねー。ゲオルグ殿も男ですし。それに、あの二人くらいの年頃だと、
包容力のある男性が好きになっても可笑しくはないじゃないですかー。
ありえないことじゃないと思いますよ?ゲオルグ殿がただものじゃないことはみんな知ってるじゃないですかー」
「え、ええと…何の話でしょう?」
「あ、いや…その…だから、さ」
「男女の関係を、複数人でナイショで持ってるかもしれない、ってことだよ、リオンちゃん」
「…………」
どぎまぎする王子、楽しげなカイル。そして硬直するリオン。
次の瞬間、お饅頭が桜餅になった。
「え、ええっ!?そ、そんな!?不純ですよ!そ、そういうことがあるのはしかたないにしても…!」
「事の顛末は想像しやすいかもね。ほら、ゲオルグ殿とミアキス殿、急に仲良くなったし」
「でも、あれはお詫びにお菓子を持っていったからじゃないの?」
「そうですよ!ミアキス様の誠意をゲオルグ様もちゃんと受け止めて…」
「うーん、王子とリオンちゃんにこういうことを教えるのも気が引けるんだけどなー」
『…ゲオルグ殿ぉ、その…』
『ミアキス殿、もういいと言っているだろう?』
『でも、私が納得いかないんですよお。受け取っていただかないと、けじめがつかないですぅ。
それに、また繰り返しちゃうかもしれないから…』
『ほう』
ゲオルグの口許が妖しく歪む。
常には飄々としていて、重みのある言葉を発するその口が、愉快なものを見つけて、否。
まるでチーズケーキを見つけたときの、大好物を目の前に据えられたときの喜悦の色に染まる。
『え…?あ、げ、ゲオルグ殿っ…!?』
『誠意、というものを指南してやろう―――何、自らを子供だと思うのなら。
先んじた者達の知識を吸収するのもいい経験になる』
『で、でもぉ…こ、こんな…』
『すぐ済む。力を抜け』
『あ、…ぁっ』
「題して、「ゲオルグ先生の夜の武術指南」。」
「あ、ありえませんっ!あのお二人に限ってそんなっ!」
「……で、でもありえるかもしれない。あの二人、もう大人だし…20台だし…。
どっちかっていうと、歳の近いカイルの言う言葉のほうが真実味があるっていうか…」
「王子まで…」
「で、でも!それだったらベルナデットさんが一緒にその、そういうことするっていうことの説明がつかないよ!」
「そうかなー?ちょっとゲオルグ殿に悪人になってもらうけど…ミアキス殿とベルナデットさんって、仲が良い」
「まさか…」
「まさか?な、何ですか、王子?」
「ベルナデットさんって、美人ですよねー、ってこと」
「…み、ミアキスを利用して…?」
「…? ………! そ、そんな…!」
「でも、このままじゃ卓上の空論ですよー。ここはやっぱり」
「…オボロさんたちに頼もうか?」
「いや。ここはオレたちがするべきですよ!同じ女王騎士として!そして王子は、彼等の上司として!」
「で、でもどうするんですか?」
「決まってるでしょー」
夜。
「……やっぱり…声が聞こえる」
「もうみなさん寝ていらっしゃるのに…」
「むむ、ゲオルグ殿ってば実はいやらしいんですねー。オレも誘ってくれればよかったのに」
「カイル様っ!」
「冗談ですよー。でも、まあ、この目で確かめないことには、ね?」
「行こう」
「…はい。でもいいんでしょうか、覗き見なんて…」
「仲間を正しい道に引き戻すのもオレたちの務めだよ、リオンちゃん」
「…うう」
ひそひそ話と抜き足でそろりそろり、ミアキスとベルナデッドの部屋に忍び寄る3人。
「……!」
ぴたりと扉に耳を当てた3人。
「ぅ、ぁ…はぁ、は…げ、ゲオルグ殿ぉ…もう、もうダメですぅ…」
「ふ、はっ、わ、私も…もう……」
「だらしがないな、二人とも。最初の威勢はどうした?
…ほら、こうだろう?はやくするんだ。」
「ぁ、あっ……!」
「うぁあっ…!」
「………、ッ!」
「〜〜〜〜〜〜〜ッ…!!」
「…やーっぱり…ゲオルグ殿ってやっぱ凄いなー」
「カイル様、感心している場合じゃありません!一刻も早く」
「入って止めるの?それはどうかと思うなー」
「ま、まだ何が起こってるのかわかったわけじゃないよこの目で見て確かめないと良いか悪いかもわからないじゃないか」
「王子!ちょっとパペッジさんがうつってますよ!」
「王子もやっぱり男の子ですねー」
真っ赤になったリオン。目が血走って息が荒くなりはじめた王子。終始楽しそうなカイル。
「じゃあ、こっそり見ちゃいましょう」
「で、でも…!」
「そ、そうだね…!」
「王子!」
「なんだかんだ言ってリオンも見たそうじゃないか」
「そ、それは…」
扉の淵に未だ耳をくっつけてたリオン。
そして3人の眼は暗闇に慣れきっている。つまり。
「いきますよー」
「は、はい…」
「う、うん…」
カチャ。
その3人が見た光景は、忘れられる気が全くしない凄惨なものだった。
大人への階段を昇り始めた二人の女性が、年上の男と――――
「違うと言っているだろう。そうではない!」
「ッ…く、う、腕がぁ…」
「腕が痛いのか?まだ1時間だぞ」
「で、でも…足も…」
「たわけたことを言うな。パティシエは不眠不休で立ち続けているんだぞ。
わかったら早くあわ立て器を動かせ!腕全体をつかって素早くかき混ぜろ!」
「「は、はいっ!ゲオルグ殿/様!」」
「リムとスカルド提督の笑顔が見たくないのか!」
「「見たいです!」」
「ならば復唱しろ!料理は!」
「「愛情ッ!」」
「ケーキは!」
「「真心ッ!」」
「味の道は!?」
「「ド根性ぉ〜〜〜〜〜ッ!!」」
電気消す必要ないだろーッ!と心の中で突っ込みを入れた3人。
ファレナを愛する気持ちはみんないっしょ。
まるで作品が違う―――何か甘ったるいにおいの中ありえないくらいの熱気に包まれたお部屋。
ボウルに満ちたケーキになりかけのものをかき混ぜる二人。
竹刀のかわりに居合い刀を構えて熱血指導を行うゲオルグ。彼の眼は本気だ。
腕が震え、膝が笑ってもその指導を受けながらケーキを作る二人。彼女たちの眼は本気だ。
ゲオルグの口にちょっとクリームがついているのは恐らく、「指南」の過程で出来た完成品を食っているのだろう。
「………王子、カイル様」
「うん…帰ろうか」
「そうですねー…」
朝。
「その、ゲオルグ…ごめん」
「ゲオルグ様、ごめんなさい…」
「ごめんなさーい」
「何がだ。まあ、座れ。チーズケーキを1ホール頼んである」
平和じゃないはずなのに、セラス湖のお城は今日も平和。
おめーらもうちょっと真面目にファレナの未来考えれ。
くだらねーことばっかり思いつく。
まともなの書こう…orz
GJ!
こういうの大好きw
馬鹿ヤロウ!
面白すぎるわ!
GJ!GJ!!
GJ乙!ゲオルグwwww
>>224 GJ!
面白かったw
ってーかミアキスはわかるが父親のために頑張るベルがかわいいなw
こういうバカネタ大好きだ。GJ!!!
チーズケーキを一ホール頼みつつ、それを王子たちに振舞うゲオ様に萌え。
幻水5はキャラが壊れまくってていいなぁ。
ゲオルグは2でも好きキャラだったけど、5で更に好きになった。
ちょwwワラタwww
チーズケーキを必死に作成するミアキスベルナデッドカワイス。
そして本気なゲオルグ萌え
カイルのネタキャラっぷりに萌え。
こういうバカネタ大好きだ。
>>229 まあ8/10ホールはゲオルグが食べるんだけどな
団長×ミアキスの変態プレイ
お…おれは書くぞ!!
クレイグ×スバルを!!!
嫉妬に狂ったリオンが風呂場でミアキスを溺死させる話書いてたら消えちゃった…。
○月○日
今日から噂の黒衣のあの人の観察日記をつけたいと思う。
書き始めたこの瞬間から、死と隣り合わせになるだろう。
しかし私はやらねばならない。
○月×日
書き始めて数日が経った。わかったことは彼女は非常に敏感であるということ。
協力者に頼んでカモフラージュに探偵を置いておかなかったら
私も危なかっただろう。あの青年には囮になってもらって感謝している。
それはそうと、彼女が城を出歩くのは珍しいからなのだろうか。
普通に歩いているだけで幾人もの人に話しかけられている。
しかし、返事をする気配はない。むぅこれがツンというものなのか。
何人かの男はそれを期待して話しかけていると見受けられた。
今日の発見・彼女はツンで人気がある。
○月□日
今日は意外な発見があった。なんとあの彼女が執着していた紋章関係で
あの紋章師の女と話していたのだ!!これには何かある!私の紋章に対する
第6感が告げている!完璧だ!
そう考えれば全ての辻褄があう!!なんと良い気分だ…。
もう寝よう
×月×日
私は見てはいけないものを見てしまった……
まさかあの2人が…………………ガタガタガタガタ
もう私は書けない……
>>236 ちょwww猟奇wwww
むしろ私は王子の身のほうが心配です。
女王騎士長になったあと、王子とリムがべったりだったら……
「フェイタス河のお水は… つ め た い で す よ ぉ ?」
俺は何を書いてるんだ○| ̄|_
>>239 「…ふふ、ゼラセ―――相変らずきれいな身体をしているわね…」
「やめなさい、こんなことをしてっ…」
「相変らず、恥らっていても顔は赤くならないのね…でも、ここは…」
「あ――――」
というのでも見たんですか?
ジーン×ゼラセというのは、何気に想定外だった。新鮮だ。
つうか、ジーンさんが絡むとなんでも妖しくなるな(w
星の紋章は夜の紋章の眷属なんだから・・・
夜のご奉仕も得意に違いない
108星集めた王子へご褒美プレイハァハァ
黎明の紋章の影響で朝立ちが凄いことになる王子
>>245 黄昏の紋章を宿したリオンは、夜になるにつれて暗くなっていくんですか?
ミアキスやリオンもいいけど、もうちょっとマイナーなキャラにも注目していこうぜ
具体的に言うとフェイレン
御石神様並になるんだろか>王子
…ああ、だから2の時みたいに起こしに来てくれないのか、誰も。
>>248 リオンは確か起こしに来てくれたような……
サルム死んだ晩にルセリナがノーマに教わって手作りした普通のクッキーを
リオンやらサイアリーズやらで落ち込んでる王子に差し入れて
涙でちょっぴり塩味のクッキーを一人で食べる妄想をして今日はもう寝るわ
>>247 分かった、そんな貴殿のためにロイ×フェイレンを書こう。
少し時間がかかるがいいか?
>>251 うお!まさかホントに書いてくれる人がいるとは!
いくら時間がかかっても良いので頑張ってくらしゃい
ワクテカして待ってます
>>245 >>249 起こそうとするも、なかなかベッドから出ようとしない(出るに出られない)王子に対して
「いい加減起きてください!」と勢いよく布団を剥ぎ取るリオンさん。
そこで大変元気のよろしい王子ジュニアとご対面、コンニチワ。
「ルセリナ、奉仕しなよ・・・バロウズの罪を償うんだろ?」
彼の足許にうずくまる――いや、彼がうずくまらせているのは、可憐な少女だった。
普段の心の強さを表すような瞳は、おびえているようになり、体すらも震わせて
彼の言葉を聴いている。彼――ファルーシュはその顔に見合わぬ凶暴な一物を
少女――ルセリナの前で扱きあげながら命令を下すようにする。
「わかりました。殿下・・・これで少しでも罪を償えるのなら・・・」
一瞬の間があった後、ファルーシュのモノに冷たい感覚が走る。ほんやりとした
ルセリナの細指が触れて、ゆっくりとそれをつつむようにしていく。
ファルーシュは愉悦の感覚に浸りながらも、本心ではそれを望んでいなかった。
違う。僕が彼女に望むのはこんなことじゃなくて――
だが、突然ある感情が爆発して、今は彼女にこのようなことをさせてしまっている。
原因が何かは今もってわからないが、ただ確かなのは、それでも自分のモノに
精一杯舌を這わせて快楽を与えんとする彼女の所作に自分が喜んでしまっている
ということだけだった。
ごめん吊ってくるorz
鬼畜王子!!
続き!続き!
257 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 01:34:31 ID:3Lxw4fIq
>>254みたいなのもありえんではないよな
一国の王子なんだから,どっかの婿養子になったとき恥かかない
性教育は実技も含めて完璧だろうし
奉仕を望む鬼畜な王子もGJ
>>159でマリノとベルクートの乳繰り合い云々言ってたのできたから流れも切って晒しますね
書いてて泣くほど欠点が見えるけど、魂は込めました
どうにも、キャラ同士の会話が希薄だったり、擬音が多かったり、エロの表現が単調だったり童貞が書いたの丸わかりだったりしますけど、ご容赦を
追伸:魅惑の紋章はジーンさん保有の効果ではなく、四段階レベルある感じでお願いしますね
259 :
強襲のマリノ:2006/03/23(木) 02:46:07 ID:JKNs4ofA
「紋章ください」
「あら、いらっしゃい。珍しいお客さんね。何の紋章が欲しいのかしら?」
マリノが真剣そのものの表情で買い物にきたのは昼過ぎの事だった。
ジーンは自分と同じ衣装を着せてもこもこしていたメルーンを放してカウンター越しに微笑んだ。
ちなみに放されたメルーンは半泣きになりながら「にゅお〜」と逃げていくがマリノは歯牙にもかけませんでした。
「その紋章が欲しいんです」
背後に鬼さえ見えるような表情のまま、マリノが指差すのはジーンの額。
目でマリノの指先を追えば、数回、ジーンは目を瞬かす。
「魅惑の紋章?」
「はい……」
奈落から響くような重く深いマリノの返事に、ジーンは一つ小首をかしげた。
「一応、聞くけど、どうしてかしら?」
「その紋章は異性を骨抜きにするんでしょう……?振り向かせたい人がいるんです……」
「ベルクート君……?」
「……はい」
その名が出た途端、暗黒の気配に沈んでいたマリノの頬が赤らんだ。
乙女の変わり身を、ジーンは微笑ましそうに眺めていたが、紋章屋のお手伝いをしている男性19歳(童貞)は「うわぁ、この人、闘神祭の時から全然成長してねぇ」と心の中でだけ呟いた。
「でも、今のままでも十分親密じゃないかしら?別段、焦る必要はないと思うけど……?」
「そんな事ありません!最近のベルクートさん、何かとハヅキさんと一緒にいるんですよ!?朝の稽古も昼の稽古も夜の稽古も一緒なんです!?これじゃいつ間違いが起きるか……いいえ、もう起きているかもしれないんです!?だから!!!」
ばん、とカウンターを勢いよく叩き、マリノは魂から叫び声をひねり出す。
そして柳眉を吊り上げ、ずいと顔も前に押し出してジーンに紋章をせがむのだった。
「だからお願いしますジーンさん!その魅惑の紋章で、何とかベルクートさんを手篭め……あ、いや、振り向かせたいんです……!!!」
ジーンはその熱演を耳にして、一寸、人差し指を頬にあてて逡巡。
それから一つ頷いてマリノに妖艶な笑みを浮かべた。
「そうね。今はお店があるから、夜になったらまたいらっしゃい…」
「ほ、本当ですか?!」
「ふふ、たまには恋のお手伝いをするのも、いいかもしれないわね」
260 :
強襲のマリノ:2006/03/23(木) 02:47:42 ID:JKNs4ofA
静かにドアが開く。
月明かり程度の光しか存在しないその部屋に響く、規則正しい寝息を耳に、マリノはするりと入室。
しかる後、後ろの手で極力音を立てずにドアを閉めた。
この時点で起きなきゃ戦士失格であるのだが、エロパロ板ゆえにベルクートの寝息に乱れは出ない。
小ぢんまりしたその部屋は、主であるベルクートの性格を現すかのように質素で、必要最低限の備えしかなかった。抜き足と忍び足を数歩。マリノは堪え切れない笑みを零しながら、穏やかに瞳を閉じるベルクートへと接近した。
ベッドの傍らまでやってきたマリノは、窓から差し込む慎ましいな光の助けを得てベルクートの寝顔に見入って深い官能のため息をつく。いつも凛々しく、毅然としたベルクートが、今では少年のような無防備な寝顔をさらしているのである。
そのギャップに、胸にいつもたぎっている愛しさがより濃さを増した。
実に美味しそうなその寝顔に、艶然とした笑顔を抑えられぬまま、マリノはするり、するりと衣服を床に落としていった。その動作の中、ジーンからのいくつかの言葉を思いかえす。
(えっと……『日常生活で魅惑するのはエロくないので夜這いで一発かます事』……は、もうほとんどクリアしたわね)
手早く下着姿になり、さらにその薄布へと片手をかけながら、もう片方で額にうっすらとできているアザのようなものに軽く触れる。
魅惑の紋章だ。
魔力の通わせぬ間であれば、紋章はそれほど顕著に視認できるものではなく、マリノ自身、宿してもらっておいて実感が乏しい。
(『魅惑の紋章は、レベル2までしか使っちゃ駄目よ。レベル2までなら異性に魅力を感じる程度だけど、レベル3以降はもう異性を貪る事しか考えられなくなっちゃって、しかもヤッちゃった後の疲労が凄い事になるから』と。
そもそも魔力が少ないし、レベル2の効果を持続させるだけで精一杯だろうから、これもOK、と)
布のすれる音が二度。
一糸纏わぬ姿となったマリノは、誰かの視線があるわけでもないが、羞恥に顔を朱に染めて、想い人の部屋に全裸でいるという背徳に生唾を飲み込んだ。そして、一つ深呼吸をしてからジーンの最後の言葉を思い返した。
(『魅惑の紋章を使ってる間は、周囲の異性に性的な興奮を与えて、それの意思を少しだけ掌握できるけど、扱いには注意すること。じゃ、頑張ってしっぽりね』……と、よぅし!)
覚悟を極めて、マリノはぐっと額に力を込めた。
少し、間をおいてマリノの額に魅惑の紋章が輝きだす。
それは、月明かりに劣らぬ程度という光度であるが、確実にベルクートへと降り注いだ。
うっと、ベルクートが軽く眉根を寄せる。
261 :
強襲のマリノ:2006/03/23(木) 02:49:05 ID:JKNs4ofA
「ふ、ふ、ふ、ベルクートさぁん……」
思いっきり甘い声色をベルクートに吹きかけて、マリノはベッドへと滑り込む。
ややぎこちない手つきでベルクートの寝巻きに手をかけていくと、小さく呻く様な声を出しながら、うっすらとベルクートが目を開く。目いっぱい色っぽく口角を吊り上げて、マリノはベルクートの唇に口付けた。
寝ぼけているのか、ベルクートもそのキスを嫌がるそぶりなくすんなりと受け取り、マリノの鼓動が早くなっていく。
そして、まぶたを半ばまで開いたベルクートの第一声。
「ハヅキさん…………?」
「うぉーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
魅惑の紋章レベル3発動!
「ぐあーーーーーーーーーーーーーー!!!って、えぇ?!マ、マリ…ノさん?!!?」
「は、は、ははは、ハヅキさんって何ですか!?ベルクートさん!!ちゃんと説明してください!!わた、私よりハヅキさんに夜這いしてもらいたかったって事ですか!?」
ベルクートの肩をがっつり掴んでがっくんがっくん揺さぶるマリノ。
寝起きから一転、ベルクートは冷水をかけられたように覚醒しながら本気でパニクり言葉を紡ぐ。
「い、いえ…て、てっきりハヅキさんがまた夜の一騎打ちを……………あっ」
ぴたりとベルクートを揺さぶる手が止まる。
真正面からベルクートを見据えるマリノは、額の紋章の輝きと相まって、まるで天女と見まがうほどに美しい笑顔をベルクートへと向けた。
その笑顔は、魅惑の紋章による性的な興奮を抜きにして、ベルクートをドキリとさせるほどに綺麗だったという。
そして魅惑の紋章レベル4発動!
「夜の一騎打ちって何だ固羅ーーーーーーーーーーー!!!!」
「ぐあーーーーーーーーーーー!!!」
262 :
強襲のマリノ:2006/03/23(木) 02:50:18 ID:JKNs4ofA
マリノの笑顔に心を奪われていたベルクートは、最強まで捻り出された魔力をモロに浴び、魔性の色欲を裡に植えつけられてしまう。脳が、心臓が、下半身が燃えるような熱を帯びて、ただ情欲に身を任せてしまいたい衝動に駆られてしまった。
が、ベルクートは眼前にいる般若のようなマリノに手を出せない。
今すぐにでも、女であれば誰でも何者でも、恥じも外聞も後先も無く、ただひたすらに蹂躙してしまいたいほどに焼け付く体が、憤怒の相を見せるマリノに襲い掛かれないのだ。
魅惑の紋章である。
怒りと嫉妬により、もう何かヤバイぐらい魔力跳ね上がってベルクートのほとんどをその支配下においたのだ。
マリノの額から発せられる妖しい光輝にあてられて、もはやベルクートはマリノを絶対とも思えてしまう。
「……それで、夜の一騎打ちって何ですか?」
「そ、それは……その……」
「答えなさい」
氷点下の双眸に睨みつけられ、ベルクートは過熱する体で背筋が凍る思いをする。
王者のように高い位置に見えるマリノの言葉に逆らえず、おどおどとベルクートは口を開いた。
「……よ……夜の営みを……」
「何回ですか?」
「……に、2回ほど……」
「………………………………………………………………本当は?」
「………………………………………………………………4回です……」
「…………………………………………………………………………………………」
もはや小動物のようにマリノに怯えはじめるベルクートだが、しっかりと下半身の男の象徴はマリノに反応しているのを把握しつつ、マリノはただ無言でベルクートを見つめた。
ベルクートとて、マリノの気持ちに感づいていないわけではなかったのだ。だかたこそ、後ろめたさや申し訳なさも手伝って、マリノの備える魅惑の紋章の作用が強くなる。
「そんなに楽しんだのなら………」
ベッドの上、座って見詰め合う形が崩れた。
はだけたベルクートの上服を脱がせながら、マリノはゆっくりとベルクートへとしなだれる。
「私にもしてくれますよね…?」
有無を言わさぬマリノの音調に、ベルクートはただ頷くしかない。
そんな従順ともとれるようなベルクートの態度に、マリノは嗜虐心を胸に育てながら自分の豊かな乳房をベルクードの厚い胸板へと押し付ける。肌と肌が触れ合う瞬間、ベルクートは咄嗟に退く体勢を作るが、マリノの左手がそれを許さない。
マリノは張りのある胸を押し付けながら、ベルクードの首へと巻きつけた左腕を引き寄せる。
二人の肉体の隙間に広がるように淫靡な変形をする乳房。その柔らかな肉感と、もう幾分か硬くなってきた乳首のしこりが火照ったベルクードに擦り付けられる。
「ぁぅ……」
263 :
強襲のマリノ:2006/03/23(木) 02:51:42 ID:JKNs4ofA
色欲に研ぎ澄まされた神経に、この柔らかい感触と、それに混じった固くなりかけた二点のしこりは暴力的とも言えた。さらにマリノは、自慢できるバストをベルクートに押し付けたままゆったりとした動作で上下する。
むにゅむにゅ、やわやわ、と胸板から腹筋にかけてを這い回るマリノの乳房は、極上の快感をベルクートへと届けてくる。
ぴくん、ぴくん、と軽い反応を連鎖するベルクートの首筋へ、マリノはそっと口付けた。そしてまるで血を吸う鬼の如く、食むように甘噛みしてから、口内に収まっている首筋を舌先でそよいでいく。
「あ……ぅあ……」
ベルクートの奮えが速く多くなる。
ちゅぅっと、含んだ首筋に強く吸い付いてから、ぽっと音がするように唇を離す。
「ぅ…あ…あ……んぅ…」
もっとしていて欲しい、という気持ちがありありとベルクートから伝わってくる喘ぎ声。
それに答えるように、次にマリノはベルクートの鎖骨へと唇を持っていく。
美味であるように、マリノはベルクートの薄皮一枚向こうにある鎖骨へとむしゃぶりつき、甘噛み。
幾度か軽ぅく歯を立て、鎖骨をこりこりと味わってから、マリノは唇だけでベルクートの鎖骨付近をさすっていった。厚くも無く、薄くも無い、丁度いい肉質なマリノの唇をなすり付けられ、まるで歯の無い赤子に咬みつかれた気分で息を荒くしてしまう。
さらに、その唇が頬へと降ると、ベルクートはもう辛抱できないと言わんばかりにマリノに抱きついてしまった。
「ぁん…」
マリノの背に回った手は、痛いほど締め上げてくる。そのせいで、密着したマリノの乳房はさらにベルクートへとその柔らかさを強調しるのだった。
ようやっとその気になってきたベルクートに、マリノは優雅に妖しく微笑めば、その右手を緩慢な動作でベルクートの下半身へと持っていく。ズボンの下には、脈打つ男の根。
これ以上ないほどに固さと熱さのそれを、ズボンの上からマリノは指を絡めて、小指、薬指、中指、人差し指の順でゆぅっくりと擦り上げるように撫で、握ってやった。
びくん、とベルクートが大きく跳ねる。それでも、マリノを放さない。むしろよりきつく抱きしめた。
「ふふ……もっと弄り回して欲しいですか?」
「……は…い…マ…リ…ノ…さ、ん……お願…」
264 :
強襲のマリノ:2006/03/23(木) 02:53:27 ID:JKNs4ofA
返事の途中。
マリノは不意打ちまがいにベルクートの剛直を握り締めた。急激な圧迫の変化に、ベルクートは情けない声を出してしまうが、それを心地よく耳に収めながらマリノはさらに、亀頭を親指でこね回す。
「うぁ……おおおぉ……」
目を閉じて股間で暴れる快感に耐え、ベルクートは呻く様な声を漏らしてしまう。その、閉じられたまぶたへと軽いキスをしてから、マリノはその手を放した。それどころか、一度ベルクートから体を離してしまった。
唐突に消えてしまった悦楽の感覚に、戸惑うベルクートだが、マリノは素早くベルクートのズボンに手をかけて、脱がしてかかる。
すぐさま、裸身となるベルクート。
脱衣に一旦離れた体は、また触れ合う。
仰向けになったベルクートの右足にマリノは両足を絡め、ベルクートのフトモモを己のフトモモに挟み込む。魅惑の紋章に焚きつけられたベルクートの触覚は、マリノの内ももの肌触りに心地よすぎる灼熱を得てしまう。
さらにマリノは、己の腹をベルクートの男根になすり付け、乳房をベルクートの鳩尾辺りに押し付ける。
太もも、男根、腹の辺りと三重に甘い快感を叩きつけられたベルクートは痙攣じみて奮えた。
さらに、マリノはベルクートの乳輪へと指を這わせ、先端だけは決して触れずに円を描くように玩ぶ。
「あぁ……う……ぅあぁ……」
そして、首筋に口づけの嵐を吹かせつつ、マリノは喘ぐベルクートの上で自らの肉体を躍らせるのだった。
むっちりとした若さあるマリノの素肌が余すことなくベルクートの筋肉質な肉体を犯していく。押し付けられた極上の感触に、ベルクートはもう身体がとろけてしまいそうだった。
右足に絡むマリノのフトモモは柔らかく、さらには股間の茂みまでもベルクートを責めてくる。時間がたつにつれて、マリノのフトモモの動きに摩擦が減っていくのは、彼女の秘所から溢れ始めた愛液のおかげだろう。
これ以上ない屹立をする剛直は、滑らかで適度な脂肪に包まれ、もう吐精してしまいそうに漲っていた。規則的に、しかし荒い呼吸に応じて蠢く腹部は、それだけでベルクートの股間を刺激する。
ぷるんぷるんのバストは、マリノが動くたびにいやらしくベルクートの鳩尾辺りで遊び回り、場所場所に応じてベルクートの肌にフィットして、尖り切ったニプルの感触と一緒におかしくなりそうな甘い痺れを突きつけて来る。
そして、乳輪だ。マリノは、絶対にベルクートの乳首の先端には指を持っていかずに、焦らす様に乳輪だけを触れるので、どんどんベルクートは昂ぶってしまう。
「……マ……リ…」
「…入れたいですか?」
弛緩しきった顔で、ベルクートが喘ぎ声以外の声を紡ぐ。
265 :
強襲のマリノ:2006/03/23(木) 02:55:06 ID:JKNs4ofA
マリノが単刀直入にベルクートへ問いかければ、懇願するような瞳のままうベルクートは頷いた。
ゆっくりと、マリノはベルクートの上で披露していた肉の舞を止める。
そして、少しだけベルクートの上を這えば、男根と肉華が触れ合う、唇と唇が触れ合うように身体を重ねる形を作る。脈打つ肉槍を、マリノは器用にフトモモに挟んでからベルクートの顎にキスする。
火傷しそうに熱い男の象徴を、もじもじするようにフトモモで擦り合わせながら、マリノは喘ぐベルクートにさらに問いかけた。
「じゃあ……これからずっと、毎晩私と一緒にいてくれますか……?」
「……は…い……」
本当ならば力づくでも、今すぐにマリノへと挿入してしまい、思いのまま放ちたいベルクートだが、魅惑の紋章の支配のおかげでこの焦らすような問答にも応答しなければならなかった。
もう何をしてでも、中へと入りたいベルクートに、マリノは笑う。
「約束、ですよ?」
ぬるりと、ベルクートは股間がフトモモとは違う温かさに包まれるのを感じる。
さらに、握り締められるほどに強い圧迫。
「―――――――!」
声にならない悲鳴を上げながら、ベルクートはマリノをきつく抱きしめる。
ベルクートに肉体を擦り付けている時点で、もう十分に興奮していたのだろう。マリノの中はほとんどの抵抗なく、スムーズにベルクートを受け入れる。
入ってきた肉を、まるでもてなす様に、膣内のヒダが絡みつき、大きな痙攣をするベルクート。強烈な、待ち焦がれた快感に、喘ごうと口を開くベルクートだが、その唇にマリノはかぶりつく。
「んんむぅぅ……」
まるで人工呼吸のような大胆な口付け。
唇と唇が重なれば、マリノはたっぷりの唾液を乗せた舌を強引にベルクートの舌に絡みつかせる。一瞬で味覚がマリノの味に染まり、くらくらするほどに頭が悦び一色になっていく。
まるでお互いがお互いの口を食べてしまうのではないかというほど、濃厚に唇を唇で、舌を舌でむしゃぶりあう。
266 :
強襲のマリノ:2006/03/23(木) 02:57:00 ID:JKNs4ofA
そして、そんな上の口と同じように、下の口も熱烈なのであった。
一番マリノの深いところまでベルクートがたどり着けば、亀頭を奥に押し付けては子宮口をこじ開けんばかりに擦り付ける。その際生まれる痛いほどの甘い痺れは、マリノの腹を突き抜けて脳天を犯していく。
たまらずマリノが腰を浮かせようとしても、無造作にお尻を掴まれ、ぐっと引き寄せられるのだ。ぐりぐりと膣奥をこねくり回される快感に、マリノは接合部から涎のように愛液を垂れ流す。
さらなる快楽で、もう飛んでしまうのを覚悟に、マリノはお尻を左右に振ってベルクートの肉槍を膣内でぐにゃぐにゃとヒダにこすり付け、なすり付け、締め付ける。
「んんぉおお……」
「むぅううぅぅ……」
舌にしゃぶり付き合いながら、ほとんど動物的な呻き声を同時に上げながら、二人は快楽の絶頂へ加速度的に上り詰めていく。
首筋までお互いの唾液でべたべたになりながら、もう徐々に共に余裕がなくなってきている事を悟るベルクートは、フィニッシュとばかりに掴んでいるマリノのお尻に一層の力を込めて、大きく腰を振る。
大きな動作だが、速く激しいそれに、膣内をかき回されるマリノは軽い絶頂の小波を幾度も味わう。
そして、ぴくぴくとヒダさえも悶え始めれば、ベルクートの男根にかかる快感はさらに強くなっていく。
もう、吐精の衝動がすぐそこまで迫るのを感じたベルクートは、腰の上下と一緒に、マリノのお尻をピストン運動にあわせて思い切り引き寄せる。そうして、亀頭と膣奥がこすり合う程度だったのが、もはや暴力的な衝突と化すのだ。
「んぃいいぃいいいぃぃぃ……!」
白目を剥かん勢いで超絶の快感に溺れ、マリノはベルクートと唇を合わせながら叫ぶ。
しかしベルクートはさらに加速していく。子宮口を亀頭で殴る、殴る、殴る。
「はぎゅっ、はぎゅ……ぃひ……んあぁああああああああ!!」
もうマリノはベルクートにしがみつくだけ。
泣くほど激しく責め上げられた女は、立て続けに潮を噴いて、眼前が真白になるような絶頂を迎える。
「……ぅ…く…イキ…ます…」
そして、ベルクートの野性的なピストン運動が、膣の最奥に男根を叩き付けたタイミングでぴたりと止まる。
次の瞬間、自分でも信じられない量の精液が肉華の奥深くで放たれる。一発放つごとに意識が飛ぶほどの快感が背筋から脳へと駆け上がり、視界が明滅しては痙攣した。
しばし、荒い息のまま二人は抱きしめあってお互いの温もりに浸る。
夢心地でいたベルクートがゆっとりとした表情で天井を眺めていると、挿入したままだった肉槍がやわやわと柔らかく刺激されるような気がした。悪い予感がベルクートに降りかかる。
ふと、マリノと目を合わせれば、熱っぽくベルクートを見ていた。
「………ハヅキさんに追いつくまで、あと3回ですね」
魅惑の紋章を額に煌かせるマリノの天女のような笑顔は、この時ベルクートには魔王のように見えたという。
267 :
強襲のマリノ:2006/03/23(木) 02:58:42 ID:JKNs4ofA
「………うぅ、腰が……」
早朝。
結局、太陽が昇るまでいちゃいちゃしていたベルクートは、そのまま寝ないで日課の朝の稽古へと赴いた。
しかし、単純にハッスルしたのと、魅惑の紋章の負担が相まって身体の随所は悲鳴を上げている。
特に腰があれだ。
それでも体に染み付いた日々の鍛錬を行わぬのも調子が悪くなる一方だろうと、ベルクートは湖の遺跡付近へと足を運んだのだった。
草木の生い茂る自然。そこで、気を引き締めた時だった。
ぽんと肩に手を置かれる。
負のオーラを感じた。
最凶に悪い予感がよぎったベルクートは、ゆっくりと。
本当にゆっくりと振り返る。
いたのは、ハヅキだった。
その表情はこの上ない笑顔だ。
穏やかで、優しい、最上に魅力的な笑顔だった。
が、ベルクートは腹が凍るような恐怖で心身が氷りつく。
目が笑っていない。
「これからの朝の稽古について、話したい事がある。男が大声で許しを請うても誰も来ない場所に移動しよう?」
そして額に、マリノと同じ輝きを放つのだ。
めでたしめでたし
長すぎた……すごいごめんなさい……orz
GJ!所々笑いがあってよかたよ!
つか皆ハヅキ派なのか…?自分はマリノ派だからハヅキがこっぴどくふられる話が読みたいよ。
ベルクートカワイソスwwwwwさすが女難の星だな。
読んでマリノが好きになったわw最高wwマジGJ
>>224 おバカなネタ大好きです
パペッジがうつってる王子は少し落ち着けw
>>239 (;´Д`)ハァハァ
ゼラセ様とジーンさんのガチレズですか?
>>254 何をしているのです!早く続きを書きなさい!
>>268 ベルクートマジ可哀想…って、自業自得な面もあるかw
わ、笑いすぎておなか痛い…・・・。
マリノ怖かっこいいよマリノw
マリノカッコヨスw
マリノ好きだから嬉しかったGJ
マリノとハヅキの協力攻撃でベルクートがなにからなにまで吸い取られるのも見てみたい
274 :
羊さん大好き:2006/03/23(木) 06:57:02 ID:+nFH0OnX
ユズ「タロウーーーー!タロウはかわいいねーーーー!!」
タロウ「メェェェ!」
ユズ「毛もふさふさであったかいねーーーー!!」
タロウ「メェェェェ!」
ユズ「きゃっ!きゃはは!お顔なめないでーーー!くすぐったーい!!」
タロウ「メェェェェェ!」
ユズ「きゃははは!あは、やめてってばーー!!…あ、あれ?ジンギスカンにハンバーグも…?」
ハンバ「メーーーー!」
ジンギ「めぇぇぇぇ!」
タロウ「メェェェェェェ!」
ユズ「ぎゃはは、あはははは!や、やめ、やっ…あしなめないで…くすぐった…あはは!」
タロウ「メェェェェェ!」
ジンギ「めぇぇぇぇ!」
ハンバ「メーーー!」
ユズ「あ…お洋服ひっぱらないでぇ!やぶけちゃうよぉ!」
ビリビリビリ
ユズ「やん!…あっ、そんなとこなめたらきたないよ…あは、ひゃっ…!」
タロウ「メェェェェェ!」
ユズ「はぁ…はぁ…あんっ…やだぁ……だめだよぉ…」
ハンバ「メーーー!」
ユズ「うぅぅっ、な、なんか変な感じだよぉ…あっ……」
ジンギ「めぇぇぇぇ!」
ユズ「な、なんかくるよぉ…やっ、あぁぁぁぁぁぁぁっ!」
タロウ「メェェェェェェ!」
ユズ「はぁっ…はぁ…はぁ……はぅ…」
※このあと、羊はユズちゃんが美味しくいただきました。
朝もはよからバカなネタを書いてスイマセンでした
>「ハヅキさん?」
>「うぉーーーーーーー!!」
笑い死ぬかとオモタwwwwGJwww
ランとスバルの人かなあ。描写が丁寧で尊敬ですよう
277 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 10:43:49 ID:gR8PXC7D
ど こ ま で !! GJ!! なのですか!!!!!!
.∠二==) くだらねえやる気出さなくていいから
.||┐-Lll 仕事やる気だけ出せよ
lヽ- 「 」
マリノの雄叫びにりんご吹いたwww
GJ!!マリノがんばってw
280 :
恋模様:2006/03/23(木) 11:39:11 ID:BtJNjh0q
「…リオン、あのさ…その、」
「あ、王子?どうしました?顔色が優れませんが…」
「いや、そうじゃなくて…い、いや、何でもないよ!」
「殿下…では、今日は誰を連れて行きます?」
「そうだね…ゲオルグ、ミアキスと…じゃあ、ロイ、来てくれるかな」
「ああ、わかった。足ひっぱるなよ、王子様?…よろしくな、リオン」
「え?ええ。頑張りましょうね、ロイ君」
「後は―――(ぞくっ) …え、えと…フェイレン」
「ロイと一緒なら。じゃあ、行こ、ロイ」
「…(何でフェイレンさん、私を睨むんだろう…)」
ルセリナちゃん→王子→リオンちゃん←ロイ君←フェイレンちゃん
「青春ですねぇ。若いですねぇ」
「鈍感なのも困りものだな…悪気はないんだろうが」
「リオンちゃんは純朴ですからねぇ。まさか王子が玉砕するとは…」
『り、リオン!ぼく、ぼくはリオンのことが、好きだっ!』
『え、えぇ?王子、どうしちゃったんですか? …わ、私も、好きです、けど…』
『本当……!?』
『ええ。私は王子の護衛です。フェリド様のご恩もありますが、王子のことが大事ですから…』
『リオン……』
『こう言ってはなんですけど、ずっと、王子のこと、弟みたいに思ってたんです。ふふ…護衛失格でしょうか』
『え"』
隠れてガッツポーズとるロイ。
「…でもぉ。鈍感、って言うと…はぁ。……ゲオルグ殿は、気になる人とか居るんですかぁ?」
「レツオウ殿だな。チーズケーキが絶品だ」
「いや、そういう意味ではなくてですねぇ、その…恋愛、というk」
「ベルナデッドや、そういえばマリノ、意外にレレイ殿の作るチーズケーキも美味いんだ。
今度…ああ、そういえばルクレティア殿の―――」
「……………」
「…ん?」
天異星
―――
>>278 ミューラーさーーん♪
ミューラーさーーん♪
ベルナデットの胸が素晴らしい件について
>>268 マリノスゴスwwwwwベルクート哀れwwww
マリノのことが今まで以上に好きになれそうでした、GJ!
>>280 ちょ、ゲオルグ死んだwwww
マチルダK様の王子リンファの続きを楽しみにしまくってる俺ガイル。
まったり気長にまっとりマース。
>>280 エロなしでもマジワロスwww
285 :
175:2006/03/23(木) 18:36:05 ID:LKKzZP2F
>>268 読んでて死ぬほど笑った。
ベルクートが女難の星らしくて、愛着が増したよ! GJ!
>>268すげーおもしろかったwwGJ!!
さっき攻略本買ってきてはじめてハスワール様の全身絵みたんだけど超かわいい。…てゆうか少女。跳ねてるじゃん。三つ編みじゃん。
もう相手はクレイグ団長でもカイルでも何でもいいから初夜で
「…優しく、してね?」
って微笑みながら頬を染める38歳処女なハスワール様がみたい…。
>王子のこと、弟みたいに思ってたんです
これ言われちゃうと王子は大ショックですねw
ゲオルグはチーズケーキしか頭にないのかww
>>280 ワロタw
リオンもニブいけどゲオルグも大概だなw
>>286 同じく!処女のハスワールたんの話が読みたい!
怪医ムラードは外勤専門です
すまぬ誤爆だ
さっき攻略本買ってきてはじめてクレイグ団長の全身絵みたんだけど超かわいい。…てゆうか思春期。悩んでるじゃん。三つ編みじゃん。
もう相手はハスワール様でもミアキスでも何でもいいから初夜で
「…優しく、してね?」
って微笑みながら頬を染める44歳童貞なクレイグ団長がみたい…。
km
ヒント:改変
>微笑みながら頬を染める44歳童貞なクレイグ団長
想像したらちょっと気持ち悪かった
いそいそと新居にフリルまみれの寝室を準備するクレイグ団長44歳童貞
あれだな
団長は「どうしようどうしよう結婚なんて」とか言いながら
寝室を花まみれにして夜明けのコーヒー用カップやらヤカンやら
訳分からん物ばっちり準備してwktk盛り上がるタイプだな
王子に「優しく、してね」とか言われたら相手は困るだろう。
ルセもリオンも。あ、美少年保護とママンは喜ぶか
いやぁ・・・設定資料集見る限り主人公が後ろ髪
ほどけば冗談にならんような
>>300 「…そういうときがあれば、その…優しく、してほしい」
「ふむ…どう思う?アル」
「甘えるものではありませんよ。ファルーシュ。」
「母さん…!?」
「営みには痛みも苦しみも伴って然るべきことです。
それを和らげようと、女性に願うなど、男児としてあるまじき甘え。
そうは思いませんか?フェリドは、そのようにあなたにも教えてきた筈ですよ」
「…すいません」
「何、構わんさ。恐いと思うのは普通だ。
だがな、男たるもの、女を護り支えてやらねばならん。このファレナではな。
いずれお前にも、かけがえのない相手と思える者があらわれるだろう。
その時に護ってやれるようにな。そして、できる限りの優しさを与えてやれ」
「ぼくも…父さんみたいになれるかな」
「はははははっ!ならば一層努力せねばならんぞ!」
「そうですよ、ファルーシュ。フェリドは…とても凄いんですよ?
決して優しいとは言えぬ野蛮なそれであったのに、
痛みなど考える暇もなく、甘美な悦楽のるつぼへとわらわを落とし込め…」
「それもお前を愛するが故だ、アル。 …今晩は、どうだ?」
「フェリド…」
「アル…」
「……………」
「…リムも結婚したらああなっちゃうのかなぁ…やっぱぼくはハブなのかなぁ」
「王子!元気を出してください!大丈夫ですよ、大丈夫ですから…!」
「あの二人は二人してあいつに性教育を施していたのか。…十数年前から変わらんなあいつらも」
「…それも心得からですかー。何か凄いですねー」
「王子も姫様も愛されてますからねぇ。ふう、姫様つまみ食いをするのも命がけでしたよぉ」
「…つまみ食い?」
「ふふ」
ワロタw
ほっけ最高w
こっちに移動してたのね…もう少し経ったら王子×リンファの投下いいかな?
もう少したったらなんて言わずに今すぐ投下してくださいよこっちはあなたの投下が楽しみで楽しみでしょうがないんですよもう
実は前スレにあった黒マティアスが凄い素敵だと思ってるんだけど、あれもう終わってるのかな?
わ、わかりましたパペッジ先生。では投下。
「残念、騙してきた人は一杯いるけど、いい男なんていなくてね」
「そ、そう…」
「だけどそのお陰で、こうしてファルーシュ様に初めてを捧げる事が出来るんじゃなぁい?」
「い、いえ僕は…」
顔を横にしてリンファの秘所から目を逸らしているファルーシュは、余計な会話をして諦めも悪く時間稼ぎをする。
もう身体の感覚も戻ってきて、意識も鋭角になってきている…少々荒げれば逃げ出す事も可能だが、もしもの時を考えてもう少し時を待つ…はずだったのだが…。
「そ、そういえば…僕の手首にいつタオルを巻いたんですか?」
「気づいてなかったの?お風呂から出した時に、逃げられないようにしてたんだけど」
「え…?」
「ギュッと二重縛りしてあるから、逃げようとしてもすぐに捕まえられるわ」
先手を打ち微笑を浮かべたリンファは片手でファルーシュの顔を、そしてもう一方は片手の人差し指と中指を使って秘所を広げて見せた。
まだ誰も姦通した事の無いと言うのは本当であろう、桜色にも例えられる綺麗な色…そしてきつく締めあげて放す事のなさそうな膣壁がそれを物語っている。
「まずは…ファルーシュ様の舌で清めてから…」
ファルーシュの顔の上に股を下ろすと、秘所を彼の唇へとあてがった。
「ふぅ…ぅ…リ、リン…ファ…さ…」
「そうそう、もっと動かして…」
吃驚しながら口を動かして喋るとリンファの愛液が流れ込んでくる。入るのを拒むように口を閉じるが、太ももで息を止められる苦しさと、わずかな隙間から染み込んむ愛液で思わず口を開けてしまう。
その事によりリンファの秘所を舐めてしまい、刺激を与えていく…まるで仕組まれていたように…。
「さすがファルーシュ様…そんなに舐めて…すっごく気持ちいい」
「うー、うー!(ち、違うよ!したくてしたいわけじゃない!)」
頭を抑えられ、秘所に押し付けられ…わずかに残る理性はもう皆無に等しくなっている。
「(ご、ごめん…ビッキー…僕は)」
耐え難い興奮にファルーシュはビッキーへの罪悪感を感じながら、この状況下で楽な方への行動を選択してしまった。
「ひゃうっ!ファ、ファルーシュ様!?…あっ…そ、そんなぁ…いきなり激しく…」
ファルーシュは舌先をリンファの膣壁に沿って、這わせながら奥へと侵入させていく。
今まで拒んでいたファルーシュの行動に驚いたリンファは、覚悟が出来ていなかったのか激しい歓喜の声を
上げながら身体を背筋を伸ばす。
「リンファさんが壊れるまでするからね…後悔はしないでよ」
「あ、あっ…あん…」
やけっぱちのファルーシュは、膣口を吸いながら舐めていく…巧みに責め立てる淫行は自慰しか経験の無いリンファに強烈な快楽を与えて、絶頂へと加速していく。
「ふあ、い、いいのぉ…」
「勝手にイッちゃ駄目だよ、僕がいいって言うまでは我慢して」
「はぅ…無理よぉ…そんなの絶対むり…ひゃぁぁ…」
変貌したファルーシュは一方的に責め立てて追い詰めていくと、リンファはそれに応える様に、蕩けそうな顔をして、止まる事の無い愛液を垂れ流す。
「やぁ…い、イク…イッちゃうわぁ!」
「ん…おっと…まだだよ」
「えっ…やだ!止めないで…」
ファルーシュはリンファがイク寸前で膣内で活発に動かしていた舌を止める、いきなり快楽を取られた当の彼女は悲しそうな顔でファルーシュの目を見つめると、彼は柔らかい笑みを浮かべた。
「駄目、このまま続けたらリンファさん勝手にイッちゃうからね」
「意地悪言わないで、お願いよぉ…」
「ふーん…それじゃあ、僕の手を縛ってるこれ取って」
「取る、取るから…早くぅ…」
完全にファルーシュに心酔しきってしまったリンファは言うがままに、ファルーシュの手に巻いていたタオルを取り外すと今度は反り起つペニスの上に膝をつく、すると待ちきれないのかクリトリスに亀頭を擦り付けて悶えていた。
「まだ、まだぁ…?早くファルーシュ様の…」
「僕の何?」
「ファルーシュ様の…ファルーシュ様の大きくてすごぉいおちんちんを…ここに」
だらしなく涎を垂らして混濁する意識の中、精一杯のおねだりでファルーシュに頼み込むリンファ。
「どうしようかな…?」
「も、もういいでしょ…おねがぁい…」
「はぁ…最初で最後だからね」
必死で懇願するリンファに折れたファルーシュは、彼女の太ももに手を添えると微笑を浮かべる。
あの時と同じ顔、同じ青い瞳、濡れていて輝きが増している銀色の髪…リンファの感情が一気に高ぶる。
「…じゃあ…私のあげちゃうからね♪」
「…もう一回言っとくけど、これだけだから…」
了承を得たリンファは、硬く勃起しているファルーシュのペニスを優しく掴むと、秘所の中に誘導しながら亀頭を膣口に触れさせた。
「ねぇ…処女って…その…痛いのよね?」
リンファは不安そうな顔でファルーシュにお願いをする。ファルーシュは安心させたい一心でリンファの頬を擦りながら…。
「僕が支えてあげるから、心配しないで」
と言って微笑みを見せると、ファルーシュに対して開放的だったリンファが突然恥ずかしがって、黙って頷くだけだった。
「い、いくわよ…」
「うん、無茶しないでゆっくりでいいからね」
気遣うようにファルーシュが喋ると、リンファの手でペニスをズリュっと膣内に挿入させていく。
「ん、くぅ…あぁぁ…」
リンファは苦しみの表情を浮かべながらもゆっくりと腰を下ろしていき、亀頭まで挿入されると口を開けながらファルーシュの顔を恋しそうに覗き込む。
「はぁ、はぁ…」
「痛い?」
ファルーシュの問いにも答えられないくらいに夢中になるリンファ。ペニスは更に奥まで入っていき、もう少しで全部膣内へと収まってしまいそうになっていた。
後一歩…後一歩でファルーシュに処女を捧げて一つになれる…リンファは最後の勇気を振り絞ってファルーシュのペニスを全て膣内へと飲み込んだ。
「いぁ…痛ぅ…」
「ぜ、全部入ったよ、リンファさん」
「はぁ、はぁ…ファルーシュ様ぁ…」
ファルーシュと繋がった瞬間、リンファの全身に言葉では表せない程の痺れが襲うと、痛みと涙を堪えて彼の身体の上に手を置きながら、接合部からファルーシュの腰に流れ出す処女の血を見て弱弱しい笑みを零している。
「や、やったわ…これで私、完全にファルーシュ様の物ね…」
「まだ痛む?」
ファルーシュは心配そうにリンファに声を掛けると、彼女は嬉しそうに返事をする。
「ちょっとね…でも気にしないで動いていいわ」
「本当に大丈…あ、うぁ…」
「この通り…もうファルーシュ様を満足させて上げられるわ」
まだ痛むが耐えられない程でもなく逆に気持ちよさが増してきていた。
リンファはファルーシュを早く気持ちよくさせてあげたいと、膣口を締めるとゆっくりと腰を動かしてペニスに快楽を与えてあげる。
「い、いきなりは卑怯だよ…」
「ごめんなさぁい…だけどもう待てないのぉ…」
「分かったよ、でも最初は優しくするから」
痛くないと嘘をついているのを見破っているファルーシュは、目に涙を浮かべているリンファを気遣うように腰を動かした。
「あっ…いい…」
「ぼ、僕も凄く良いよ…リンファさんのがエッチに締め上げて」
「い、嫌…変態みたいに言わないでよっ…はぁん!」
「あれ?誘ったのはリンファさんなのに…恥ずかしがって可愛いね」
「だ、だって…ファルーシュ様がこんな…あぁ!」
リンファはファルーシュに言葉で攻められて恥ずかしがる。まさかこんなにされるなんて思ってもいなかったと。
「リンファさんって押しに弱いんだね、強引にされると感じちゃう方?」
「は、はぃ、でもファルーシュ様だけよ、ファルーシュ様だけに犯されるのがいいの…ひゃっ、あ、ああん!」
「本当に?信じられないなぁ…」
「ほ、本当よぉ…んぁっ!」
言葉で攻められるリンファは新たな快楽を得て既に痛みなど無くなっていた。ファルーシュに沢山犯されたい…苛められたい…そんな思いが感度を良くして次第に腰の動きまでも速くした。
「…あ、リンファさん…」
「だ、めぇ…ゆっくりじゃなくて…激しく突き上げて…」
「う、うん…(マズイ…これじゃ今日の朝と同じだ)」
またもや複雑な状況下に置かれるファルーシュ。だがリンファはそんな心境の彼など知らず、膣肉を擦っているファルーシュのペニスを、蕩けるような顔で見つめながら引き抜こうとしては一気に腰を下ろす。
その度にズチュ、ズチュと愛液がペニスに纏わりつき、滑りながらキュッキュッっと出入りを繰り返えす。「はぁぁぁ…ふぅぅ…おちんちん…奥までくるぅ…」
「…うぁ…(なんかさっきから攻めては受けて、受けては攻めの攻防戦だなぁ)」
「はぅ…んくぅ…(すごぉい…これ一回じゃやめられないわ…どうにかしてファルーシュ様と…)」
二人とも心の奥では今の状況では関係の無い事を考えながら性交をしている。特にリンファは略奪愛とも言わんばかりの思惑。
「い、厭らしいね…リンファさん」
「い、厭らしくさせてのは、あぁ、んはぁ…どこの王子様よ…?んっ…」
ファルーシュはリンファの喘ぎと口を塞ぐように抱き寄せ深いキスをすると、両手で彼女のお尻を掴んで一気に突き破るようにペニスを奥まで突き上げる。
「ああん!はげしっ!すごぉい、すごいのぉ!んむっ…ちゅ…」
「はは、リンファさん…さっきより腰の動きが速くなってる…くっ!」
「だって、だって!ファルーシュ様のおちんちんが、子宮突いて来るからぁ!ふあぁん!」
突き上げる度にファルーシュの腰とリンファのお尻がぶつかり合ってぱちん、ぱちん!と露天風呂内に生々しい音を起てて、ピストンする度に鳴る愛液が起てる音を消し去っている。
「リンファさんって押しに弱いんだね、強引にされると感じちゃう方?」
「は、はぃ、でもファルーシュ様だけよ、ファルーシュ様だけに犯されるのがいいの…ひゃっ、あ、ああん!」
「本当に?信じられないなぁ…」
「ほ、本当よぉ…んぁっ!」
言葉で攻められるリンファは新たな快楽を得て既に痛みなど無くなっていた。ファルーシュに沢山犯されたい…苛められたい…そんな思いが感度を良くして次第に腰の動きまでも速くした。
「…あ、リンファさん…」
「だ、めぇ…ゆっくりじゃなくて…激しく突き上げて…」
「う、うん…(マズイ…これじゃ今日の朝と同じだ)」
またもや複雑な状況下に置かれるファルーシュ。だがリンファはそんな心境の彼など知らず、膣肉を擦っているファルーシュのペニスを、蕩けるような顔で見つめながら引き抜こうとしては一気に腰を下ろす。
その度にズチュ、ズチュと愛液がペニスに纏わりつき、滑りながらキュッキュッっと出入りを繰り返えす。「はぁぁぁ…ふぅぅ…おちんちん…奥までくるぅ…」
「…うぁ…(なんかさっきから攻めては受けて、受けては攻めの攻防戦だなぁ)」
「はぅ…んくぅ…(すごぉい…これ一回じゃやめられないわ…どうにかしてファルーシュ様と…)」
二人とも心の奥では今の状況では関係の無い事を考えながら性交をしている。特にリンファは略奪愛とも言わんばかりの思惑。
「い、厭らしいね…リンファさん」
「い、厭らしくさせてのは、あぁ、んはぁ…どこの王子様よ…?んっ…」
ファルーシュはリンファの喘ぎと口を塞ぐように抱き寄せ深いキスをすると、両手で彼女のお尻を掴んで一気に突き破るようにペニスを奥まで突き上げる。
「ああん!はげしっ!すごぉい、すごいのぉ!んむっ…ちゅ…」
「はは、リンファさん…さっきより腰の動きが速くなってる…くっ!」
「だって、だって!ファルーシュ様のおちんちんが、子宮突いて来るからぁ!ふあぁん!」
突き上げる度にファルーシュの下腹部とリンファのお尻がぶつかり合ってぱちん、ぱちん!と露天風呂内に生々しい音を起てて、ピストンする度に鳴る愛液が起てる音を消し去っている。
「くぁ…い、イくよ…(あ、これじゃ…膣内に…)」
「も、もうイクの…?駄目、駄目よ…私も一緒にイキたいのー!あぁ、っん!」
一緒に果てたいという想いなのか、リンファの腰の動きが更に速まって、ファルーシュのペニス全体に不本意にも射精感が来てしまった。
「だ、駄目だよ、これじゃあ膣内に…」
「はぁ、んんっ!い、いいのよぉ!射精してぇ!一杯射精してよぉ!」
「あ!」
ズニュっと膣内の奥までペニス入った時だった、ファルーシュの意思とは反対に、ドピュ、ピュル!とペニスが脈打ちながらリンファの膣内へと精液を注ぎ込んだ。
「あ、熱いぃ…お腹が…火傷しちゃうぅ…」
「…や、やった…やってしまった」
歓喜の喘ぎを叫び、身体を反り返して絶頂に達したリンファは、膣内の奥へと注がれるファルーシュの精液の熱を感じながら口の中から舌を出していた。
一方のファルーシュはというと、余韻を感じているのは確かなのだが、ポケッとしながら密着しているリンファの身体を受け止める感じで大の字で目をパチクリしていた。
「ふふ…ファルーシュ様の…赤ちゃん…」
「…こんな台詞…どこかで聞いた様な…んむっ…」
リンファは最後の仕上げでファルーシュの唇にキスをすると、精液が射ち込まれたお腹を擦って微笑んでいた…その顔と行為に人生の終わりを感じたファルーシュは、リンファのキスを受けると目を瞑っていた。
翌日…激しいリンファとの性交…ほぼ逆レイプで終った情事…。
しかし昨日の事なんてすっかり忘れて深い眠りについていたファルーシュ、その至福の時を潰そうとする者が部屋の前に来ていた。
ドアをノックする音、起きたくない…でも起きないと。
「う〜ん…」
無駄な不屈の意志を消費しながら掛けている布団を捲ると、ファルーシュは眠い目を擦りながら立ち上がった。
「は〜い…リオンでしょ…開いてるよ〜」
いつも寝坊しそうになると起こしに来てくれる。刷り込みが完了している脳はそれがリオンだと勝手に決めつけていたのだが、ドアが開いた瞬間それがリオンでじゃない事をはっきりと理解した。
「王子さまー!」
「王子様!」
「う、うわぁー!」
ドアが破壊されるんじゃないかと錯覚するほどの勢いで突進してきた二人の女性…。
一人は愛して止まない天然テレポート少女ビッキー…そしてもう一人は思い出したくない昨日を穿り返す美人ギャンブラーリンファであった。
「な、何?何が?」
「王子さま!リンファさんより私の方がいいよね!?ねっ?」
「何言ってるの!ビッキーちゃんより私でしょ!」
「は、はい?」
まだ覚めきらない脳が情報を整理するが、罵声の如く吐かれる言葉に追いついていけない。
「ぜーったい、私だよっ!」
「私よ!」
「あ…あの…ぐ、ぐるじいんですけど…」
口論が続く二人の下から死にそうな声。ビッキーとリンファは一旦口を止めて下敷きになっているファルーシュに目をやると、二人がいつの間にかファルーシュの口を胸で押しつぶしていた。
「あわっ!お、王子さまー!」
「ちょ、ちょっと、顔が真っ青になってるわ!」
「じ、じぬ…まだファレナ解…放じでないのにぃ…」
真っ暗になっていく意識の中、ファルーシュはこれから大変になるんだろうな、と思いながらまた至福の深い眠りについた。
この時、今朝早くからの作戦会議室ではファルーシュが遅れていることが話されていたが。
「王子は夜遅くまで王族としての仕事をがんばってますから、今日は私達だけでも構わないでしょう」
と軍師ルクレティアが言うと皆は納得してファルーシュ抜きで会議をすることにした。
「くくく、夜遅くまで王族の仕事だって、笑わせるじゃないか」
ルクレティアの真意を知っているラージャは笑いを堪えている。
意味は二人しかいないだろう…何故なら、この軍師殿の策略がリンファとビッキーを動かし、ファルーシュに苦渋の選択を与えているのだから。
「それでは…今日の会議は…」
扇の下で不適な笑みを見せながら、ファレナ奪還の作戦会議を始めるルクレティアの言葉に皆は耳を傾けた…。
「今日のフェイタス河はもっと冷たいですよぉ〜だって、可愛いなぁミアキスちゃんは…」
そんな状況ではないだろうとも思わず、同僚の声真似をして喜んでいる女王騎士の男は、漁師の網に引っかかっていたところを助けられ謎の怪物と称された後、見事にテイラーの黎明新聞の一面を飾ったという。
それは丁度、女王騎士カイルが行方知れずとなってから1週間後の話だったとか…。
終りです。そういえばシュンミンってハイヨーに犯されて(勝手な思い込み)死んじゃうよね…
だから王子×ルウか歯切れの悪かった王子×ビッキーを掛けたら書きたいと思う。
それではまた…
このGJめ!GJめ!GJめ!GJめ!
>318
…負けましたorz
攻略本を買って来たのですが、ベルさんもネリスもスタイルが良過ぎる…。
筋肉質なベルさんを想像してたのですが(省略)
このGJを貴方に奉げます。
えっとネリスって誰の子孫だったっけ
パブロ
流石に何度も同じカップリングはどうかと思うし、
王子×リオンでも書くか……モソモソ
リオンちゃんいじめてみました。
「フェリド様、お呼びですか?」
「おうリオン、すまんなこんな時間に。」
「いえ、それで私にお話って?」
「ああ、実はお前の護衛の話なんだが…。」
「……?…」
「リオン、お前の王子護衛の任を解く事になった。」
突然の宣告に頭が真っ白になる。
「えっ!?そんな!!どうして、どうしてですか!?」
「それが俺にもよくわからん、
いきなりリオンを僕の護衛から外してくれないと死ぬ、とか言い出してな。
まあちょっとした冗談だろう、しばらくの間我慢してくれ。」
「…はい、…わかりました…。」
とても納得できる説明ではなかったが今はうなずくよりなかった。
とぼとぼと長い廊下を歩いていくリオン。
いつもならこの時間は王子やリムスレーア、サイアリーズ、
そう、本当にいつもの賑やかな面々で会話をしているはずなのに。
「…あ。」
それでもリオンの脚は王子の部屋の前で止まっていた。
王子の部屋の前からはいつものような話し声
それは自然とリオンの耳にも入ってきた。
「それで何ていったと思う?ずっとずっと王子をお守りします!だよ。
ほんと、かんべんしてくれって話でさあww」
「なにそれきもーいw」
「リオンって王子の横に引っ付いてる子ですよねー、そんな気持ち悪い子だったなんて。」
「いやー僕もだいぶ我慢したんだけどね、さすがに父上にそろそろ護衛変えてくれって頼みにいったよ。
父上はかなり反対したけどね、僕の泣き落としにかかればちょろいちょろいww」
「それじゃ今度は私を護衛にしてく〜だ〜さ〜い〜w」
「私も私もw」
「どっかの貧乏臭いのと違って君たちみたいな可愛い子なら大歓迎だよ。
さっそく父上に頼みにいこうw」
ガチャと部屋を出てくる王子と見知らぬ女達。
リオンと目が合うのは必然だった。
「…王、…子……。」
「……。父上は一階だ。それじゃ行こうか!」
王子は残飯を見るような目つきでリオンを見捨てたあと、女達とその場を去っていった。
いつの間にか日が暮れていた。ぽつぽつと雨音が聞こえてくる。
「雨、降ってたんだ…気づかなかったな…。」
どこから歩いたのか、いつから歩いていたのかリオンの身体はびしょぬれだった。
そのときである。
「…っ…ぅ!!」
リオンの身体を激痛が走った。
「な、にこれ…。」
自分の胸から流れるドロっとしたもの。
左胸にぽっかりと空いた傷穴。
普通では考えれないくらいの血がそこから噴き出ていた。
「リンドブルム傭兵旅団、さんじょーww」
「アホ、しっかり仕事しろよ。生きてんじゃねえか。」
「おかしいなあ、ミューラーさんの為に急所貫いたはずだったのにw」
「あなた…たちは…。」
そこにいたのは現在王家で雇っているはずの傭兵。
「可愛い嬢ちゃん殺すのも気が引けるが、これも契約の内なんでな。」
「…契…約…?…まさか、まさ…か。」
「王子様がね〜君いらないんだって〜だから僕たちが処分しにきたのさ〜、ねミューラーたん?」
「さん、だボケ!勝手にしゃべるんじゃねえ!」
キン!ガキィン!ガキン!
既に致命傷を負っているリオンだったが必死で抵抗した。
しかし相手は体調が万全であっても勝負にすらならない剣王。
勝ち目は微塵もなかった。
「ぅ…あ…っ…。」
噴き出る鮮血、ドスンという音、リオンの身体から何かが舞い落ちた。
「やったあ〜ミューラーさーん右腕切り落としたよ〜w」
「右腕切り落としたよ〜じゃねえよボケ!さっさと勝負つけろ!」
「もーミューラーさんってば、そこがいいんだよね!うん!」
「ま…だ、負…け……。ぁ、うぁァアアア…。」
剣をつかもうとしたリオンの片手を切断するアヒャルト。
「これでもう何も出来ないよね〜残念だなぁ〜。」
「…ぁ…ひぐっ……うっ……。」
リオンの頬からは涙が流れていた。
「…お…うじ……、…お……、う……じ……。」
脳裏にはいつも、どんな時でも自分を大切にしてくれた男の姿が浮かんだ。
「……う…じ、…だい……き…で、す……。」
「おい!わかってんだろうな?胴体と下半身は隊長に持ってくんだからな!」
「わかってますよ〜ミューラーさんやきもち焼きなんだから〜って」
「あ?」
「この子死んじゃってますよ〜w勝ちました〜ミューラーさーんw」
「うるせえボケ!こんな時間かけやがって。死体はお前が持って帰って来い!」
「えー僕非力なのになー、あぁん!ミューラーさん待って下さーいw」
翌日ファレナ王宮の前には女王騎士見習い行方不明の立て札が一枚立てられたが
王都の人々の記憶に残る間もなく次の日には立て札は撤去されていた…。
>>326-330 スレが賑やかになってくるとこういうのも出てくるんだなぁ。
えーと、アレだ。氏ねよ
リオンちゃん許して下さいね。
うん、しね
リオン叩きたいだけの糞か( ゚Д゚)<氏ね!
ん〜、なんというか…。
とりあえず…NG指定はしとけ、な?
こういうのはスルーが一番だろ。
以降何も見なかったということで、職人さんたちの作品をお待ちします
ハスワールで書きたいんですが、やっぱり相手は団長なんですかねえ。
ゲーム内や資料集なんかでヒントは出てるのかな?
自分なりに書いちゃってもいいのかな?
王子でもいいよ
>>エロ妄想スレ
エッチすること自体が作家さんが自分なりに書いた魂ですよッ!
応援しております。
>>325 前スレのSSもすごく素敵だったので期待してます
できたら今度は幸せな二人がいいなぁ
うわー、変なのきてんなあ。
個人的にはリオン嫌いだけどさすがにこういうのは引くわ・・・。(´д`;)
お天気雨が来たぐらいに思っておくのが一番
>>341 これを機会にリオンを好きになったらいいと思うよ
7スレ目の422です。
かなり長く時間がかかりましたが、王子×リオンの続きを投下します。
やたらと長いです。ヌルいです。
組み敷かれた彼女は表立って抵抗する様子は見せない。
ただ、涙で潤んだ瞳は捉えて離さず僕に語る。王子、やめてください、と……。
さっきまで率直過ぎるほど反応していたのに、頬は赤く染まり始めているのに、何を言うんだ。
濡れた瞳で毅然と見上げる彼女の表情に、本能は逆に煽られる。こんな顔をされて、止める男がどこにいる?
彼女の静かな抵抗は逆効果に終わった。僕は構わずにリオンの服を脱がしていった。僕自身も服を脱ぐ。
ひとつ、またひとつ、衣類を剥ぐ度に、露わになった素肌から彼女の香りがふわりと漂ってくる。
リオンにとっては、服を脱がされることさえ耐え難く恥ずかしいものであるようで、布が摺れる音が耳に届くたび、
目をきつく閉じて、生まれたままの姿になっていく自らを見ないようにしていた。
下着以外の全ての衣類を剥ぎ終え、次に僕はリオンの髪飾りを手に取る。
手入れの良く行き届いた真っ直ぐの髪から、それはあっさりと外すことが出来た。
そのまま、さらさらと心地よい黒髪に口付ける。先刻風呂から上がったばかりからか、僅かに水分を含んでいる。
艶やかな髪からは、リオンの身体から発せられるものとはまた別の、甘い香りがした。
「………王子?」
真っ赤な顔で不思議そうに僕の行為を見つめるリオンと目が合う。
僕はリオンに笑みを返し、顔を近づけ、小さいながらもぷっくりと膨らんで形の良い唇を、そして口内を貪った。
ほとんど裸の状態にさせられては、もう抵抗する気がないのか、歯列をなぞって蹂躙するのも、舌を絡ませるのも素直に受け入れた。
自分から絡み合う、ということはしなかったけれど。
くちゅくちゅと、繋がった唇からいやらしい水の音が響き、口内に収まりきらない唾液が、
口の端から零れ出て、リオンの白い首筋を伝っていった。
一度リオンの唇から離れ、流れ出た唾液の線を辿りながら首筋に吸い付いた。
「……んっ、んん……っ」
再びリオンが声を上げ始めた。
僅かに粘性のある唾液が伝った線を愛撫でなぞり終えると、首から胸の膨らみの手前までに紅い痕の道が出来上がる。
服を脱がせる前につけたものと合わせて、多くの痕が出来たが、これくらいで満足などしない。
口での愛撫を続けながら、僕はリオンの上の下着に手をかけた。
「……っ、お、王子……っ」
「イヤ、なんて言わないよね?」
背中の金具を外し、下着を剥ぐと、僕の手のひらに収まるほど小さいが、
形の良く、花の蕾のように可愛らしい胸が目に飛び込んできた。
胸の膨らみの頂は、やわやわとではあるが尖り始め、自己主張を始めていた。
「ふぅん……リオン、感じていたんだ」
「……いえ、けしてそのようなことは………」
「恥ずかしがらなくてもいいよ、僕、嬉しいし」
「え………ぁ、ゃあ……あぁ……」
僕はリオンに言葉をかけながら、片方の膨らみを右手で掴む。すっぽりと収まるそれは想像していたよりも柔らかい。
揉み解していくと、指の動きに合わせて簡単に形を変えていく。肌もまた水分を含んでおり、胸が手に吸い付くようだ。
手の動きが激しくなるにつれ、先端もまた自己主張を強め、あまり長い時間をかけずにコリコリと硬くなっていった。
掴んでいなかったもう1つの膨らみに顔を近づける。片方の先端に呼応するかのように、こちらも硬くなっていた。
一度左手の指でぴん、と弾いてから、口に含み、甘噛みし、舌でつつき、転がす。その間も右手の動きは止めない。
「あっ…ああっ、ぁ、んっ、やっ……!」
リオンの喘ぎ声が激しくなっていく。
胸から口を離し、柔らかな胸に頬ずりしてから一端上体を起こす。
はぁはぁと半ば苦しそうに、リオンは息を荒げていた。
「そんなに感じているの?」
「………ち、違うんです、違うんです、王子……」
「感じているんだ、じゃあここも、感じていてくれてるのかな?」
胸から右手も離し、身体をリオンの下腹部へと移動させる。
何かの予感を感じ取ってか、閉じていた太股をこじ開け、最後に残された下の下着の上から、蜜壷をなぞる。
リオンの身体が硬直し、震え始めた。彼女は涙を瞳一杯に溜め込んで、僕に訴える。
「お、おうじ……や、止めてください、ダメです、そこは………」
「そう?リオンのココは、早く触って欲しいって言ってるよ?」
「そ、そんなこと……」
リオンの返事が終わる前に、もう一度下着越しにそこに触れる。
「ひゃぅっ!」
今までで一番大きな反応を見せて、身体を震わせ、リオンはシーツの海に崩れ落ちた。
「ね?そうでしょ?」
わざと意地悪く笑って見せると、僕は最後の下着をするりと脱がせて、直接蜜壷に手を触れた。
まだ指を中には入れず、弄って遊ぶ。愛撫に反応して潤っていたそこは、ぐちゅぐちゅと卑屈な音を立て、リオンは言葉にならない声を上
げ続ける。
敏感な身体を持っているらしい彼女でも、慣れというものは来るもので、だんだんと反応が薄れていく。
反応が鈍り、あまり声を上げなくなったところで、僕は中心の真珠に触れる。更に人差し指と中指で強く摘まんでみた。
「ぁあっ、んっ、ああーっ!」
リオンは一際大きく、鋭い声を出して反応した。
しばらく真珠を弄り倒してから、次の段階に進みたくはあったが、そろそろ我慢も限界に近づいてきた。
僕自身が、見ていて痛々しいほど勃ち上がり、先走りの液を滲ませていた。
「ごめんね、リオン………」
僕は初めて謝罪の言葉を口にした。
濡れているとはいえ、十分に慣らしているとは言いがたい蜜壷に挿れるんだ。痛いに決まっている。
それでも我慢出来ない自身を情けなく思いながら、次に与えられるであろう快感に期待を寄せていた。
ぴたり、と先端を蜜壷に押し当てる。リオンの身体が、蜜壷が、ひくっ、と反応する。
「お、王子……」
「リオン……ごめんね」
元はといえば、テイラーの一言だった。そこから、リオンの気持ちが僕に向いているか確かめたかった。
だから僕はリオンを押し倒した。だけど、実際にリオンを抱いてみて、どうだろうか。
彼女の気持ちは僕に向いているだろうか。むしろ、彼女は拒絶の言葉ばかり口にしていた気がする。
あの恥らうように染めた赤い頬も、ただ僕が勘違いしていただけだったのか――――
ここに来て罪悪感を感じ始める、でもどうしよう、もう止められない………
「……王子、大丈夫ですよ」
「…リオン?」
「私は、大丈夫ですから……王子なら……本望です」
リオンが上から、両手で僕の顔を優しく包み、慰めているように感じる……実際に押し倒しているのは僕なのに。
冷静に考えれば、僕は相当酷いことをしたのに……僕は彼女に救われる。
「うん……ありがとう、リオン」
リオンの中に僕自身を沈めていく。中は酷く狭い。
締め付け、硬直や弛緩を繰り返し、暖かく、柔らかく、僕自身に吸い付き、離れようとせず、離そうとしない。
数瞬ごとに違った形で与えられる快感は射精を促す。
「………おうじ、……ぉうじぃ……うぅ……ん」
「リオン……くっ、大丈夫、リオン」
リオンの表情は苦悶に満ちている。それを見れば彼女が痛がっているのは一目瞭然だが、決して口に出そうとはしない。
そんなリオンに申し訳なく思いつつも、理性がなくなりつつあるのを僕は感じていた。
このまま中途半端な体制でいても、リオンは痛がるばかり、ならば――――
「んっ…んん――――――――!!!」
リオンが声にならない声を上げる。瞳からは、ぽろぽろと大粒の涙が零れ始めた。
僕は僕自身を蜜壷の奥まで一気に挿入した。蜜壷も一気に僕自身を締め付ける。今までにないほどの快感を覚えるが、
まだここで全てを吐き出すわけにはいかない。
僕とリオンが繋がっている場所からは、赤い液体が流れ始めていた。
「っ、リオン、ごめん、でも全部入ったよ………」
「ああ……王子……っ、うっ、王子」
「しばらく、このままでいるよ、痛いだろう?」
「……はい………ありがとうございます」
口で零れた涙を拭い、耳を甘噛みし、瞼の上からキスを落とす。黒い髪に擦り寄ってここにもキスを落とし、
口にも触れるだけのキスを落とし、耳元でリオン、リオンと囁いた。感じやすい首筋に紅い痕をつけていくと、
リオンがだんだんと安らいでいくのが分かった。
「もう……平気?」
「ええ、たぶん……大丈夫、だと思います」
「そうか……じゃあ、動くよ、リオン」
「はい………」
最初はゆっくりと、あまり大きな動きをせず、小さく動いてみる。
挿れた時のような苦悶の表情は薄れているが、感じているかどうかは分からない。
様子を伺いながら動き続けていると、そのうちに喘ぎ声が口から漏れてきた。
「ぁ、あぁっ、んっ、ゃぁっ、ああっ、王子、おうじ……」
「くっ、リオン……リオン……」
リオンが欲しい、欲しくてたまらない。そう思うと、自然と腰の動きが激しくなる。
最初はゆっくり小さくに動いていたものが、大きく速く動いてしまっている。
僕の動きの激しさに比例するように、リオンの声は甲高くなっていく。蜜壷も激しく蠢いている。
「おうじ、おうじ……っああ、王子……ぁっ」
卑猥な水の音と、僕がリオンを呼ぶ声、リオンが僕を呼ぶ声が部屋に満ちる。
今の僕たちの間に、誰も入れはしない、入らせない。
「リオン、リオンっ!!」
「王子、あっ、王子、ああーーーーっ!!」
蜜壷がびくびくと痙攣する。僕は最後に一回大きく彼女に打ち付けると、自分の欲望を全て彼女の中に吐き出した。
イって気を失ったリオン、その中から自身を引き抜き、白濁した液体が逆流するのを見届けると、僕は眩暈に襲われた。
まだ薄闇が支配する時間帯に、僕は目を覚ました。
太陽は昇りかけている。窓から朝日が差し込み始めた。
リオンは、すぅすぅと穏やかな寝息を立てて眠っている。
さて、リオンが昨日自身の寝室に戻らなかったこと、僕の部屋から出てくることを考えれば、何が起こったのかは
誰にでも想像がつくことであろう。
カイルなんかは、もう分かっているかもしれない、そんな気がする。
さて、どう言い訳をしようかと考えながら、僕は再び瞳を閉じた。
横に眠るリオンの体温を感じながら、嬉しさと気恥ずかしさを同時に噛み締めつつ。
おしまいです。もし待っていた方がいたのなら、遅くなって申し訳ありませんでした。
エロを書くのは難しいですね……職人様方はすごいと改めて感じます。
だらだらの展開申し訳ない。
書いているうちにリオンの逆襲編とか、薬ネタとか、カイル×サイアリーズとか、成長したトーマとリムとか、
なんか書きたいなと思いましたが、それはまた機会があれば。
需要があるかどうか分かりませんが。
>>348 GJ!乙です!
俺もフェリド×アルシュタートを・・・
う、腕が!腕が動かない・・・
>>成長したトーマとリム
お前は俺か
まあ何にせよGJ!!!!!!!!!!!
>>348 GJ!!
主従関係ならではで萌えた。
王子×リオン好きだ。
>>成長したトーマとリム
自分もこの二人で考えてるんだけど、女王騎士って闘神祭に出ること出来たっけ?
序盤だから忘れてしまったよ。
いや、リム曰くもう闘神祭やめるって言ってるからもう関係ないだろうな。
成長したトマリム楽しみだwktk
成長したトーマ…
ゲッシュの影響できっと素敵な笑顔を浮かべる青年になっているんだろうなあ
>>354 レスサンクスです。
そっか、闘神祭辞めちゃうのか。
リムの旦那になるためにフェリドを真似て後ろ盾無しに戦うトーマなんてのを
妄想してたよ。
しかし、リムの旦那は漏れなくミアキスに命狙われるだろうな。
357 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 03:35:30 ID:uEIDm3uq
>>337 カイルだろうが団長だろうがガヴァヤだろうがマミムメモ+フワフワだろうがトーマだろうが…
バッチコイ!!!!
要するにWKTKして待ってます。って事で…
やばい、はまってしまた
ゲオミア厨になってしまった
どうしてくれんだおまいら!!
>>358 遅いな
俺なんか「リオンちゃんどいてそいつ殺せない」の時からゲオミアだ
>>359 いや、ただ興味でここに来ただけで
ゲオミアとかそういうのには興味なかった。
それがはまっちまって前スレのやつまで
読んじゃったw
あの職人さんマジすげーな
>>348 GJ!GJ!
やはり王子×リオンのエロラブはいいなぁ
リオンの逆襲編も期待してます
>>348 王子リオンは良いですなぁ。
自分もこのくらい厚みのある描写ができたらと思う。
ただひたすらGJ!
たのむからアンカーつけないでくれよ。
あぼんさせても見えちゃうだろうが。
本当だ。初めて知った
ホットゾヌだとアンカーでも見えない訳だが
368 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 12:50:01 ID:uEIDm3uq
団長×ハスの小ネタ、エロ無しだが閃いたので…
リューグ「お、団長お下げ解いたんですか?」
クレイグ「うむ。気分を変えようかと思ってな。」
いつものお下げは解かれ、後ろで引っつめられている。ずっと三つ編みだったので、少々ウェービー。
そんな彼らの背後から忍び寄る怪しい人影が…
???「可 愛 い い〜!!」
たたたたたっ…がばぁっ!
一同「!!!!!!!!!?!?」
なんと、クレイグの背中に弾丸の如く突撃したのはハスワールだった!
クレイグ「ハ…ハスワール様っ!?」
彼女はクレイグの背中にぎゅ〜〜っと抱きついている!
ラハル「あの、ハスワール様?…今、団長に、かわいいとか仰りませんでしたか…?」
見た目厳つい44歳。『かわいい』などと言う形容詞とはかけ離れていると思われるが。
リューグ「……ちなみに、どこら辺が?」
ハス「ここら辺♪」と、笑顔で団長の後ろ髪を指した。そこは緩くウェーブし、もふもふしてる。
ラハル・リューグ「(そこかよ〜!!)」
さて、先程から団長は固まっている訳だが、理由はハスワール様に抱きつかれたからなのか、女性に『かわいい』と言われたからなのかは定かでは無い。本人の名誉の為、伏せておこうと思う。
後日、団長が酒場でやけ酒を呷っていたとか、いないとか…
お粗末。
369 :
信義と約束:2006/03/24(金) 13:00:05 ID:xrlLWzxR
小ネタです。エロじゃないです。次は絶対エロをかくので許してください。
思いついたんです…!2をやってたら。
370 :
信義と約束:2006/03/24(金) 13:01:24 ID:xrlLWzxR
血に穢れた、太陽宮の謁見の間。
これは、数ヶ月前に遡る―――ゴドウィン軍の強襲により、太陽宮が陥落した日。
否…今語られる話に乗っ取れば、女王騎士ゲオルグ・プライムの乱心により、
女王騎士長フェリド、ならびにファレナ女王アルシュタートが殺害され、
サイアリーズと王子ファルーシュが誘拐された日、となる。
「我に逆らう悪しき民よ!太陽の裁きを受けるがいい!」
破壊と豊穣を司る輝きが、ファレナを愛した女性の憎悪に呼応し、全てを飲み込まんとしていた。
ゴドウィンか。太陽宮の兵士か。幽世の門か。
立場、敵味方はばからず、灼熱の光が逃げることも許されぬものどもを包み、
僅かな悲鳴の合間に、光の粒へと焼き尽くし、消滅させる。
…太陽の紋章。 歴史の表舞台へ幾度か姿を現し、その度、ひとつの大陸すら左右するほどの
強大な力を示してきた、ファレナの象徴とも言うべき、27の真の紋章のひとつだ。
しかし、ファレナの空を何時も照らす太陽とは、違った。
その温かさで、抱きしめるように、大地を包むことはしない。
悲しみ、怒り、憎しみ…それらが入り混じったとは思えぬ、美しい輝きが、
人、海、大地…一切の容赦なしに、焼き払い、消しつくそうとしている。
思わず眼を覆う輝きだ。
恐らくこのままでいれば、何れ自分も、このファレナと共に焼き尽くされるのだろう。
嘗て恋焦がれた女性と、誰よりも信頼した親友が愛した地とともに。
…その親友が愛した、己が恋焦がれた女性の手によって。
ゲオルグは強く、柄を握る手に力を込めた。
フェリドも…恐らく、こうする決意はあったのだろう。しかしフェリドは、
あまりに悲しすぎる最期を、今しがた遂げた…自分の目の前で。
『頼んだぞ』
…耳を打つのは、昨晩聞いた優しく、悲しい声。
371 :
信義と約束:2006/03/24(金) 13:02:17 ID:xrlLWzxR
「フェリド…俺に、やれというのか」
―――迷いも、躊躇いも、悲しみも、踏み出す足には、それが一切なかった。
約束と、信義。己に賭けてくれた者の気持ち。
今果たさなくて、何時果たすというのだ。ないがしろにして、たまるものか。
絨毯を蹴り、踏み込む。 一瞬にも満たぬ何時もやってのけた己の生業が、
その日は、まるで、永遠に続くかのようなスローモーションの中、もがいているように感じられた。
閃く。
そして。
『もう終わりですか、ゲオルグ?』
『ぐっ……』
地を舐めた少年が、ゆっくりと身を起こす。12、3か。元服も超えていない、
…その眼にある眼帯が目立つ、模擬刀を持った少年だ。名を、ゲオルグといった。
その前で、華麗に三節棍を構えて見せたのは、まだ姫君の立場でいるアルシュタート。
二人の成り行きを見守っていたのは、アルシュタートと恋に落ちた、一介の群島諸国の仕官であるフェリド。
『…まだだ。』
『はっはっはっは!その意気だぞ、フェリド!どれ、次は俺が相手をするか。アルは少し休んでいてくれ』
『ふふ…では、お言葉に甘えることとしましょう。 …はじめ!』
勇ましい掛け声とともに、錬兵場に木の鍔迫り合いの音が響いた。
まだ幼かった頃の記憶。
片方の眼から見通した、二人の憧れの瞳は、希望に満ちていた。
…この二人なら、きっといい国を作ることが出来るのだろう。
ゲオルグは、そう、根拠のない確信を抱いていた。
372 :
信義と約束:2006/03/24(金) 13:03:01 ID:xrlLWzxR
『サイアリーズにも紹介してやりたいものですね…』
『まあ、俺の弟のようなものだからな。ははははっ』
『勝手に弟扱いするな』
『ご不満ですか? …であれば、ファレナに来ませんか?』
『…ファレナに?』
『それはいい!俺が女王騎士長になったあかつきには、お前を主席に置いてやっても構わんぞ』
『長く留まるのは性に合わん。それに、未熟者の俺ではまだ役に立つことは出来ん』
『でしたら』
僅かに自分より身長の高いアルシュタートが屈み、ゲオルグと目線を合わせた。
『そなたがその手に十分に力を得たときは、わらわ達に…ファレナに、力を貸してはくれませんか』
『お前なら歓迎するぞ、今すぐでなくてもいい、風の吹くまま流れて、
たまたまファレナに立ち寄った折にでも、子供に訓練をつけてやるだけでもな』
『………考えて、やってもいい。
…何だ、何故笑う』
『いえ、別に…』
二人して、笑いを堪えている様子に、ゲオルグはつまらなそうに眉を顰めた。
幼い自分の照れ隠しが、滑稽に見えたというのか。
『ゲオルグ。ファレナの情勢は、言ってはなんだが、がんじがらめだ』
『…私たちは、それを正さねばならぬ。その為に、多くの血が流れましょう。
でも、もし、私たちがその屍の血と血流の海を礎に、平和なファレナを作ることが出来たのなら。
そなたもきっと、その時には、戦の意味も、悲しみも、知っていることだと思います』
『戦火は消えはせんが、フェイタス河はそれすら抱いてくれる…それに相応しい国を作っていきたい』
『………』
『…楽しみにしていますよ、そなたが来るのを』
『待て』
『どうした、ゲオルグ?』
少年は、顔を伏せて悩んでから、顔を上げて。
『…ファレナには、美味いケーキ屋はあるのか?』
顔を見合わせたフェリドとアルシュタートは、また高らかに笑い、
ゲオルグは今度は模擬刀を振り回して怒った。その姿は、兄弟のように…
373 :
信義と約束:2006/03/24(金) 13:03:43 ID:xrlLWzxR
―――慣れ親しんだ感触だった。
命が潰える瞬間とは酷くあっけないものだ。ほんの一秒の交錯で、その者の数十年が露と消える。
刃に乗った紅が、それを物語っている。
手に鮮明に伝わってくる感触は―――……悲しいくらい、同じだった。
腹腔を貫いた。 …致命傷だ。
太陽の紋章の放つ輝きが、緩く弱まっていく。
「陛下ッ!」
聞きなれた声が聞こえる。 …光りの向こうに、背の低い影が見えた。恐らく、ミアキスだろう。
「そんな、そんな……」
誰より愛されていて、誰よりも愛した女性が、無頼者に命を奪われた。
…ミアキスが少しでも己を信用していてくれたのなら、それは、彼女への裏切りにもなるのだろう。
一部始終を見守っていたガレオンも…ファルーシュたちの元へ向かったカイルにも。
立ち去っていく後姿を見送ることはない。
もとより、約束を背負った時点で、この腕に伝わった生々しい感触も想像できた。覚悟もできた。
……躊躇いも、悲しみも、悩みも、全て、今、十数年ぶりに流した一筋の涙とともに捨てる。
…この国を、ファレナを、助けねば。
この国を担う、フェリドとアルシュタートの志を継いだ者たちを。
「……ッ」
ずるり。
抜き去った刃の紅は、これまで見たこともない程に美しく、そして、これまで感じたこともないほど重かった。
じわりと、紅の絨毯に広がる異の紅、その中に倒れふそうとする、
真白き輝きのような、強く、儚かった女性…アルシュタートを、抱きとめた。
「…俺を恨むなら、それでもいい。 …甘んじて受けよう」
「…いいえ、ゲオルグ…よく、やって…くれました」
腕の中の体温が、急激に失われていく。その声は掠れ、消え入りそうだった。
「そなたは…わらわを、ファレナを…救ったのです…
ゲオルグ…子供たちを…子供、たちを…頼み、ま…」
…そう、自分は、そうやって生きていく。決めたのだ。ようやく見えてきた二人の肩に、二度と追いつくことはなくても。
「…約束、しよう」
374 :
信義と約束:2006/03/24(金) 13:04:27 ID:xrlLWzxR
「ふぁ、ファルーシュ…の、好き嫌いは、しって、いますね…?と、鶏のから揚げを…
レモンは、少なめに…り、リムに、あまり…甘い、ものは…かふっ、あげすぎない、ように…
にんじんを、積極的に、たべ、させ……リオンには、少し、肉と、牛乳を……、
カイル、は…魚好き、ですが…はぁ、…時々、抜いてくることも、あるので…3食、きちんと…
み、ミアキスは…、生活のリズムを、正さないと…太ります、と…健康的な、メニューを…
…が、ガレオンは…醤油や、塩での、薄めの味付けで…ふ、煮物が、好き、だと…
それから、それから―――――」
「…………」
「た、頼みました、よ…ゲオルグ………ガクッ」
「…わかった」
「お、おおお…おぉおおお…陛下、陛下…!」
最期の最期に、子供たちと女王騎士の美容と健康に気を遣った、
ファレナの女王、アルシュタートは…逝った。
「陛下ぁぁぁぁぁああ―――――――ッ!!」
野営地。
「ねえ、ゲオルグ、どうしてぼくがから揚げ好きだってことを知ってるの?」
「そうです。すっごい美味しい…それも、みなさんの分まで」
「…いや、別に…」
リオンとファルーシュは、食事当番のゲオルグを見て、眼を瞬かせた。
その後ろで、ゲオルグが作った自分の大好物を食べながら大泣きしている女王騎士3人の真意に気づかずに。
「う、うぉぉ…おお…こ、この、煮物はぁ…ッ」
「ふ、えぐっ、ぐすっ…ぅ、美味しい、ですねぇ…このフレンチトースト…」
「はは、はっ…ゲオルグ殿には、かなわないなー…どんなレストランより美味しいですよ、このムニエル…」
ゲオルグ・プライム。信義と約束に生きる男。
375 :
信義と約束:2006/03/24(金) 13:05:23 ID:xrlLWzxR
ギャグにもシリアスにもならなかったorz
ギャグ分抜いておかないとエロがかけないよ。
そして
>>371の下から8行目、フェリドじゃなくてゲオルグ…
376 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 13:07:46 ID:uEIDm3uq
このスレの上の方のクレイグのネタに思い切り吹いた。
そして妄想が止まらなくなった。反省してるよ…だからゼラセ様隕石は止めて下さい……!!
>>368 萌へました。次回は是非エロでよろしく。
GJ
>>368 ちょっとホロリときたがオチでわろたww
382 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 14:20:03 ID:uEIDm3uq
>>375 GJ!超GJ!!
最後の最後まで…!!素敵だよ、陛下!
>>377 ゼラセ様…!!
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい許してくださ(ry
陛下ーーー!!!
子供達のみならず、リオンや女王騎士の面々にまで細やかな気遣い。
感服しましたぞ。
375氏GJ!!
陛下とフェリドは余りに素敵過ぎるからあの最期は本当に辛かったよ。
せめて、二次創作内では幸せであれ。
なあなあ
カラスの紋章っていろいろイタズラやり放題じゃぬ?
「本当は欲しくてたまらんくせに、素直じゃない女だ」
レーヴンはぇろい
チャック「王子様の好きにするんだな」
アッー!
>>375 やばいわ。陛下ごめん、今までフェリドと万年新婚と思ってたけど王国の母っぽくて惚れ直した。
GJ!
>>368 早くエロい続編を書くのです!
>>375 GJ!
アルママン…ステキすぎる最期だ・゚・(ノ∀`)・゚・
>リオンには、少し、肉と、牛乳を
胸か…
そういうことかw
ワロスw
「きゃぁっ!?」
「ミアキス!」
「ミアキス様ッ!?」
敵の攻撃を受け、ふらりと地に倒れ伏すミアキス。
「……………」
静かにゲオルグに灯る青い炎。「怒り」状態である。
「(げ、ゲオルグ殿…私、あんなにひどいことを言ったのに…
ゆ、許してくださるんですね…あ、あり、がとう…)」
「(…道具袋があの一撃で潰れたな。あの中のレアチーズケーキを
あとで分けてもらおうと思ったのだが…
…許せん。甘味を無駄にする者は…斬る!)
行くぞ!ファルーシュ、リオン!」
ミアキスからゲオルグへの好感度が上がった!
「あ、あのぉ、ゲオルグ殿、さっきは」
「ああ、すまん、今手が離せないのでな。また後で頼む。
もうあんなことがないように、ゆっくり休んでおくことだ」
「あ……はい、ありがとうございますぅ!」
「(誰か本当のこと言いなよ…)」
「(で、でも、こういうことは言い出すのもどうかと…)」
「(ゲオルグ殿の昔馴染みなんか出てきちゃったら、こりゃー血が流れるね…)」
ゲオルグwww
>>391 きっとレツオウさんに代わりのチーズケーキ頼みに行くから手が離せないんだなww
最萌えトナメでジルとミツバがもうちょっと予選突破できそうだな。
ナナミが通ったんだっけ?
本選いって支援一杯出ると嬉しい
劇中の王子とリオンはキスするだけでも後、数年かかりそうだ・・・。
ところで前スレで探偵兄妹ネタを思いついたと言ってた人は2周目無事クリアできただろうか
>>395 どっちも奥手だからな…
今、王子とリオンを引き離そうとロイとルセリナ辺りが共闘して、いつの間にか2人とも仲良くなるという話が思い浮かんだがそっと心の中にしまっておく
王子とリオンじゃなきゃ嫌だ。
でもルセリナは王子とじゃなきゃ嫌だ。
ロイ「ッは…はぁ、リオンっ……」
リオ「あぁっ!ぁ…だ、だめ……んっ
お、王子ッ……!」
ロイ「…………!?」
ロイ「という夢を見た。立ち直れるまで武術指南に付き合ってください」
ゲオ「その…なんだ。元気を出せ。俺に出来るのは」
ロイ「チーズケーキも持ってきました。」
ゲオ「つきあおう。」
ゲオルグがオチ担当になってる件についてw
このスレでゲオルグとチーズケーキの出現頻度が比例して上がっている件に関して
このスレ見てたらゲオルグが女王殺し引き受けたのもチーズケーキで釣られたからのような気がしてきたじゃないかwwww
ジョセフィーヌをエロい目にあわせるには
どうすればいいんだろう?
>>400-402 ミア「という意見が出てるんですけどぉ、どう思いますかぁ?」
ゲオ「確かにチーズケーキは好きだ」
ミア「(そんな躊躇いも迷いもない真っ直ぐな瞳で言われましてもぉ…)」
ゲオ「だがな。それ以上に優先すべきものもある。
…確かに、チーズケーキが最優先されているように見えるのかもしれんが、
真面目な側面だけでは息が詰まるだろう?というわけだ」
ミア「つまり、真面目な展開ならチーズケーキがなくても大丈夫ってことですよねぇ?」
ゲオ「………………… ああ。」
ミア「…そんな捨てられた子犬みたいな顔で言わないでくださいよぉ」
ゲオ「すまん」
ミア「…じゃあ、試しに聞きますけどぉ。私に和解する展開と、チーズケーキ食べ放題だったら、どっちですかぁ?」
ゲオ「決まっているだろう」
ミア「そうですよねぇ。やっぱり、真面目な展開…」
ゲオ「チー」
ミア「……………」
ゲオ「……ミアキス殿と和解する」
ミア「はぁい、よくできましたぁ!」
ガヴァヤ×ジョセフィーヌというのを今考えてるが・・・
どうもうまくまとまらない
>>395 「リオン………」
「王子………」
「王子じゃなくて、名前で呼んでよ。」
「は、はい。ふぁ、ふぁる、ファルー……シュ………さま」
「では、これより王子とリオンさんの子供が早く見たい作戦の会議を始めたいと思います」
「ルクレティアさま、そのためだけに戻ってきたんですか?」
「あら、ルセリナさん。私だけでは無いですよ。いつのまにかゼラセさんも居ますし、ハスワールさんも盛り上がってますから」
「………王子っておねぇちゃん受けもよかったんですね」
「ふふふ、王子は妹受けも動物受けもいいですしねぇ………まさにスキのない逸材」
「でも、そんなに受けがいいならリオンさんは邪魔なのでは?」
「解っていませんねぇ、いいですか? 王子は受身なんですよ。そしてそれを眺めるのが楽しいんじゃないですか。ねぇゼラセさん」
「まったくです。」
「………解るような、解らないような………」
「まぁ、ルセリナさんだったらリオンさんとガチバトルで王子を寝取るというのも手ですよ。」
「ちょ、ちょっとルクレティアさま!」
やっぱり俺が書くとルクレティアさんは悪戯おねぇちゃん、王子は受身、ゼラセは王子のストーカーのようになってしまう………
ま、いいか
──ゲオルグがファレナに来た真相──
「ゲオルグ、ファレナに来てくれないか?」
「…そのことなら前にも断ったはずだが、それに女王騎士など俺には似合わんさ」
「そうか、残念だ…ファレナは水に恵まれているせいか、いい牧場も多いんだが」
「…?」
「特に牛や羊、山羊なんかは肉も美味いし、ミルクも新鮮だ」
「………」
「そんな話を聞きつけたのかどこぞの有名なチーズ作りの職人が多く押しかけてきてな」
「……!」
「おまけにケーキ作りの職人まで引き連れてそのままソルファレナにケーキ屋を出したんだ」
「…!?」
「うちの女王騎士で甘いものが好きな奴がいてなぁ、そいつが言うには『これこそ究極、至高のチーズケーキですぅ!』だそうでな」
「ッ!!?」
「…あ、いや、時間を取らせて悪かったなゲオルグ。そろそろ帰らんとな。邪魔をした」
「……………まて、フェリド」
「ん?」
「……あんたの頼みだ。あまり気は進まんが行ってやろう。あんたには借りもあることだしな」
「おお!そうか!それは助かる」
「なに、気にするな」
正直すまんかった…
Uの料理勝負エンディング
「ば、馬鹿な!!この玄武のジンカイが敗れただとぉ!!?お、おのれハイ・ヨー!」
「竜命計画なんて、間違っているよー!絶対に!!」
「…………」
「それを……それを命を懸けてくれたシュンミンが教えてくれたよー……」
「ハイ・ヨー……」
「レツオウさん……」
「すまん、ハイ・ヨー……」
「もういいよー…レツオウさん……」
「
あれ、レツオウじゃないか。久しぶり!なぁ、俺だよ俺、ゲオルグゲオルグ!いや、どっちも
年齢食ったもんだ。どうした、暗い顔して、元気ないじゃないか?そういう時はお前の作ったチ
ーズケーキが一番じゃないか。久しぶりにどうだ、チーズケーキを肴に牛乳を一杯やらんか?こ
この牛の管理人はなかなか熱心でな、いい素材がそろってるんだ。そういえばシュンミンはどう
した?さぞかし綺麗になった年頃だろう。まだお前の手伝いをやってるのかな?それともお前よ
り腕のいい料理人見つけて惚れ込んで、寂しいお父さんをやってたりするのか?いやぁ、まぁ、
積もる話はやはりチーズケーキ片手にだよなぁ……」
と、空気読めないゲオルグを書いてみたが、正直すまんかった…orz
誰だ!ゲオルグをネタキャラにした奴は出て来い!
ゴメン俺だ
>409
わろす。
ゲオルグ、渋いヒトだと思ってたのに〜!
カバァヤ×リムたんを妄想している
ロリコン乙
>409
うは!ゲオルグ超親父www
>>409 そのまま流れていっちゃえばよかったのにゲオルグ!(つД`)
王子×リオン、また暗くなっちまいそうだ…何故
ゲオ「うう・・・」
ミア「あれぇ?どうしたんですかゲオルグ殿?そんなにやつれちゃってぇ」
ゲオ「・・・最近、あまりにもチーズケーキネタに振り回されるものだから
思い切ってチーズケーキ断ちしてみたんだが・・・」
ミア「それはずいぶん思い切りましたねぇ」
ゲオ「もう、三日もチーズケーキを食べていない・・・」
ミア「ふふふ〜。私、実は今チーズケーキを持ってるんですよぉ〜」
ゲオ「!!!」
ミア「しかも、レツオウさん特製の!最近ミルクが切れてきたって言ってましたから、
もしかしたらコレが最後の一つかも知れませんねぇ?」
ゲオ「!!!!」
ミア「では、いただきまぁす!ムシャムシャ・・・」
ゲオ「は、吐き出せぇっ!今すぐ吐き出せぇ!!」
ミア「ぶぅっ!?・・・もうっ!何するんですかぁ!?こぼしちゃったじゃないですかぁ!!」
ゲオ「・・・・・・」
ミア「え・・・?ちょっとゲオルグ殿、なに床にこぼれたチーズケーキを凝視してるんですかぁ?」
ゲオ「・・・・・・」
ミア「ちょ、ちょっとゲオルグ殿・・・?い、いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
王子「あれ?ミアキスにゲオルグ、なにして・・・」
ミア「見ないでぇ!!今のゲオルグ殿を見ないでぇ!!!」
エロパロ板的には、チーズケーキを食べたミアキスを食べたほうがよかったんじゃまいか?
こう、あれだ、役得っていうか、そんな感じ。
それもそうだな
ここがエロ妄想スレだってことすっかり忘れてたよorz
ゲオ「ミアキス殿」
ミア「ふぁ?ふぁんでふふぁあ? …こくん」
ゲオ「お前は今、チーズケーキを食べた」
ミア「はぁい、そうですよぉ」
ゲオ「俺が今、チーズケーキが食べたいのはわかっているな?」
ミア「…は、はい、もちろんですぅ」
ゲオ「それを承知で俺の目の前でチーズケーキを食べたわけだ」
ミア「………は、はぁい…」
ゲオ「お腹が減っている」
ミア「…そ、その…ご、ごめんなさぁい(ガシッ)ひっ!?」
ゲオ「…頂きます」
ミア「―――――…!」
リオ「…み、ミアキス様、どうしたんですか?隅っこでお膝を抱えられて…」
ミア「……(ふるふる)」
リオ「そ、それにその服の乱れは…」
ミア「……(ふるふる)」
王子「ゲオルグ、チーズケーキは食べられた?」
ゲオ「ああ、美味かったぞ」
王子「そんなに美味しかった?凄く顔色いいけど」
ゲオ「そうだな、極上だった。ある意味…」
その後、何故かミアキスが牛乳の仕入れに口を出すようになった。
GJ!ワロタw
421 :
416:2006/03/25(土) 00:42:09 ID:zEd9BfC5
ミアキス「美味しいですぅ〜最後のチーズケーキ〜」
ゲオルグ「何!最後のだと!?」
ミアキス「しばらくレツオウさん休むみたいですよ〜」
ゲオルグ「……………」
ミアキス「もぐもぐ…?どうかしましたかぁ?ゲオルグどっ…んんっ…」
口移し
みんなチーズケーキネタでゲオルグをおもちゃにして遊んでいるが、
そのうちシリーズ中で「何故ゲオルグはチーズケーキに執着するのか?」
について語られる時が来たら、「重い、重いよゲオルグ…」と泣きながら
チーズケーキを食べる事になるぞ間違いない。
ミア「チーズケー」
ゲオ「(がばっ)」
ミア「ま、まま待ってくださいよぉゲオルグ殿!いつからパブロフの犬―――」
(暗転)
このスレを読んでからかなり好きになってしまったもの。
・クレイヴ団長(乙女)×ハス様(最強)
・ミアゲオ
・チーズケーキ
体重計が気になる今日この頃です。本当にありがとうございました。
シンロウの道具屋にチーズケーキが入ってきた。
どうやら、外国産らしい。
ゲオ「………外国産…」
国産=ミアキス
輸入=ベルナデッド
ゲオ「………!」
ミア「どうしたんですかぁ?チーズケーキを持って固まってるなんて、珍しいですねぇ」
ゲオ「すまん」
ミア「え?」
ゲオルグが堕落しはじめている。
きっと離乳食もチーズケーキだったんだろうな。
ちなみにレアとベイクド、どっち?
最後にグの付く男はネタキャラにされる運命なのか
リューグも?
ゲオルグ
クレイグ
ログ
何か納得。
まるで子供のよう。
全身でウキウキオーラを発しながらゲオルグはレツオウ特製のチーズケーキを前に手をあわせる。
心の底からの食材に対する感謝とともに、一言。
「いただきます」
そして、銀のフォークで愛しいその眩しいばかりの黄色の1/10ほどを断つ。
ただそれだけで半身が切り刻まれんばかりに胸が痛むがしかしこれからくるチーズとケーキのコラボレーションが
生み出す遥かなる時の積み重なりが生み出した儚くも美しく舌の上でしゃっきりぽんと踊る滑らかな甘みと美味み
とふんわりとした食感に加えてミルイヒ・オッペンハイマーを彷彿とさせる優雅さに潜む万民を跪かせん極楽がな
んたらかんたらにどうたらこうたらして本当マジ美味いわチーズケーキって感じで。
そんな至福に溺れ、もうなんかファレナの未来とかどうでもよくなってきたゲオルグの耳に、やや離れたテーブル
から楽しげな談笑が流れ込んできた。
「へぇ〜、ジーンさん、そんな紋章まで開発しちゃったんですかぁ〜」
「はい、ジーンさんも甘いものが好きだからって理由らしいですよ」
「それにしても チ ー ズ ケ ー キ の 紋 章 ですかぁ〜。それ、戦闘に使えるんですか?」
「さぁ……何分、小耳に挟んだ程度のことですから。あとで本人に尋ねてみましょうか」
「あぁ〜いいですねぇ〜それ」
ベルナデットとミアキスである。
二人の会話にエレクトリックな衝撃を受けたゲオルグの隻眼が煌いた。
風の速さでレツオウの愛情篭ったチーズケーキを口に放り込み、秒速15噛みの禁断の味わい方を行ったしかる後、
彼は紋章屋へと疾ったのだった。
「紋章ください」
「あらいらっしゃい。必殺の紋章でいいのかしら?」
「 チ ー ズ ケ ー キ の 紋 章 だ !」
「ふふ、100万ポッチよ」
「払うとも。っで、効用は?」
「された人とした人のキスがチーズケーキ味になるわ」
「是非もない!」
「ミアキス殿」
「あ、ゲオルグ殿、ちょうどよかったぁ〜。今からですねぇ〜ジーンさんの」
「ためさせてもらうぞ!」
「お店で…むぶっ!?ひゃぅ!えっ!?甘っ!!えひゅ……んっ…んっ…ぁあン…」
――――わたしのファーストキスはチーズケーキ味でした
なにこれ?
ランスバ、マリベルみたくジーン基点でエロくしようと思ったら人の道外れた
orz
ゲルルグ・プライムって親族がいそうだなと、ふと思いついた今日この頃
この世界で名字持ちは基本的に貴族らしいからね
パーシィとか例外だけど
カラヤは族長でさえ持ってないって事はルクレティアはハーフかなんかか
ゲルググと読み間違えた俺が居る
>>434 メルセス卿っていうのが空いてて、そこをマルスカールに与えられたって
可能性もあるかもよ。もしくは新たに作ったか・・・
流石にルク×禿は思いつかんがw
ルクはレレイしか無理だと思いこんでいる俺がいる。
ルクとキャザがアンアンなきながら抱きあっている様子を一部始終観賞したいと思っている俺カイル
軍師の部屋→ルクキャザレレイ
王子の部屋→王子リオンルセ
ゲオルグ部屋→ゲオチーズミア
広間→
>>438 でFA?
ゲオ「レックナートよ」
レック「なんでしょう?」
ゲオ「念のため聞いておくが『真なるチーズケーキの紋章』というのは・・・」
レック「ありません」
ゲオ「そうか・・・使い手になる自信はあったのだが・・・」
ゲオルグ×チーズケーキでいいと思う。
ゲオルグ「っ…すごいな…チーズケーキ…」
チーズケーキ「…!!!っっっっ!!!っーーーー!!!」
ゲオルグ「っうあ…出すぞ…!!」
そういえばヤール×ネリスっていいかな?
>>442 お、良さげなニューカポーが>ヤール&ネリス
でも昨日出た攻略本を読んで軽くショボーンだったな。
>443
え?どこがショボーン?
ヤールの声がキングってこと?
設定資料集にヤールの声優だけが載ってないから変だとは思ったけどね
ステータスが「怒り」になるときの詳しい解説が載ってるページより。
内部パラメータの「怒り値」が100超えると、怒り状態になるんだが…。
・ネリス戦闘不能→ヤールの怒り値+20、「部下思い」故らしい。
・ヤール戦闘不能→ネリスの怒り値+0、「嫌い」だかららしい。ひでえw
この怒り加算値表、気持ちの温度差がかいま見えて面白い。
・ウルダ戦闘不能→イサトの怒り加算値+20
・イサト戦闘不能→ウルダの怒り加算値+80、とか。
447 :
パンチラ☆:2006/03/25(土) 04:34:40 ID:lqRM6m8i
(まずい…これはまずい。)
ヤシュナ村からビーバーロッジへと抜ける山道の中、ミアキスは一人頭を抱えた。
今日はここにドレミの精がいるという情報をどこからか掴んだコルネリオにせっつかれて王子と共にドレミの精探しに明け暮れている訳で……面倒だとは思うがまぁ、それは良い。
散々探して見付からず、コルネリオがこの凡俗がぁ!!と王子をなじっている。
切り刻んでフェイタス河に沈めてやりたい所だが、今問題なのはその事ではなかった。
綺麗な青色のスカートの裾をギュッと掴む。
そう、今ミアキスを悩ましているのはこのスカートと…その中身である。
普段ミアキスは丈の短いスカートに合わせてスカートと同色のボクサータイプのショーツ、所謂見せパンをはいている…………が、今日に限ってそれを履き忘れ今履いているのは最近買った勝負パンツだった。
22才ともなればもう大人、下着のお洒落も楽しみたいということで仲の良い女の子グループで買いに行き、昨夜お風呂上がりに見せ合いっこなどしていたのが悪かったのであろうか。それを忘れてここまで来てしまった。
短いスカートは歩くだけでもヒラヒラとして中が見えそうだと言うのに
もし!もし戦闘不能になりでもしたら!!
(そ…それだけは避けたいですよねぇ…)
フィと顔を横に向け他のメンバーを見やる。
(しかも何でこんな日に限って…男性ばかりのパーティなんでしょぉ)
王子、ミアキス、コルネリオの他はツヴァイク、カイル、ガヴァヤという最悪なメンツである。
コルネリオはドレミの精にご執心なので興味は無いだろうが、ツヴァイクは女湯に平気で乱入してくる変態だし、カイルとガヴァヤに至っては言わずもがな、である。
考えるだけでげんなりしてきてミアキスは盛大にため息をついた。
唯一、話の分かりそうな王子に事情を話して早く帰りたい所だが
その王子はコルネリオの相手に手一杯という感じでとても二人で話せる雰囲気ではない。
諦めてとっととドレミの精を見つけた方が早そうだ。
448 :
パンチラ☆:2006/03/25(土) 04:35:29 ID:lqRM6m8i
とはいえ宛てなくウロウロするばかりで雑魚モンスターとは遭遇しても目的のドレミの精はなかなか現れない。
ミアキスはヒラヒラ揺れるスカートを気にしながらモンスター達にとどめを刺していく。
本当なら他のメンバーに攻撃させて自分は高見の見物といきたい所だが、なまじ速の値が高い為、殆どミアキスが先陣を切る形になる。
その度スカートが気になって仕方がない。
「ミアキス殿、調子でも悪いんですかー?」
敵その1、カイルだ。
「そんなことありませんよぉ?普通ですぅ」
「そーですか、いやなんか普段より体のキレが悪そうだなーと思って」
目ざといヤツめ、ミアキスは心の中で舌打ちする。
此奴に知られてろくな事にはならない事は長い付き合いでよくわかっている。
「あっ!新手ですぅ!」
話を逸らそうとミアキスは自らモンスターに向かって行く。
サクサクと敵を倒してゆく後方で誰かが紋章を発動させようと詠唱している。
この呪文は……風の紋章!振り向くと敵その2ツヴァイクがまさに今魔法を使おうと右手を掲げていた。
(こっこのエロ親父!!そんなもん使ったらパンチラどころかパンモロ←パンツモロ出しの意になるでしょうがああ!!!)
渾身の力を込め手にしていた小太刀をツヴァイクに投げつける!
あわや顔面に突き刺さろうという寸前でツヴァイクは小太刀を避けきった。
「ななななな何をするんだね!!君は!!!!」
「あはぁ、手が滑っちゃいましたごめんなさぁい」
そんな事があるか!と言い募ろうとするツヴァイクだが、先ほど投げつけられた小太刀が木の幹に深々と突き刺さっているのを見て言葉を失う。
「今日はその紋章…使わないでくださいねぇ?風が吹いたりしたら、また手元が狂ってしまうかもしれませんからぁ」
「…………」
うふふと邪悪な笑みを浮かべるミアキスにツヴァイクはただただ頷くしかない。
蒼白な顔でプルプルと震えているツヴァイクを後目にミアキスは小さくガッツポーズをする。
(やりましたぁ!敵その2撃破!!)
449 :
パンチラ☆:2006/03/25(土) 04:37:13 ID:lqRM6m8i
後は度々ちょっかいを出してくる敵その3ガヴァヤをのらりくらりかわしつつ、カイルに気付かれないよう注意するだけだ。
ガヴァヤ…ふと彼が何故か後方に陣取っていることに気付く。
(そういえばこの前一緒にパーティ組んだ時もそうでしたねぇ…彼は確かSレンジだったハズ)
普段前衛を担当しているはずの彼が何故かミアキスがいる時だけは後衛なのだ。
おかげでミスを連発していたから印象に残っている。
(つまり…………そういうこと、なんですねぇ?)
ある考えに思い至り、顔は笑ったままでミアキスはぎりりと歯ぎしりをした。
それをうっかり目撃してしまったツヴァイクがブルブル震えている。
(やっぱり女の子のスカートを覗くようなヤツにはお仕置きが必要、ですよねぇ)
となれば早速…
ミアキスの右手に宿した火の紋章が淡く光る、ガヴァヤがモンスターに攻撃してるのを見計らって……レベル4魔法、大爆発!!!!
「にぎゃあああああああぁ!!!!!!111!!1」
モンスターと共にガヴァヤも火に巻かれていく。
「あらぁ失敗ですぅ…これって事故ですよねぇ、ね?王子」
「えっ!?…………そ、そうだね」
ただならぬミアキスの気に押されて王子は目を泳がせながら頷く。
黒こげになったガヴァヤを見てツヴァイクはガタガタ震えている、もう失神寸前だ。
(うふふ…大成功ですぅ!後は…カイル殿だけですねぇ)
しばし思案して
(危険な要素はない方がいいですもの…ね)
水の紋章で瀕死のガヴァヤを治療してやっているカイルの横に立ち
「そういえばカイル殿ぉこんな所で油売ってていいんですかぁ?」
「え?」
「え?じゃないですぅ!露天風呂解禁て今日ですよぉ皆楽しみにしてましたしぃ…あ、ベルナデッドさんも今日は絶対露天に入るって言ってました」
「マジですかー!!!!ありがとうミアキス殿!王子、オレ城に戻ります!!!!」
「え!?えええぇ!!?ちょっとカイル?!」
呆然としている王子をよそにカイルは風のようなスピードで山を下りていってしまった。無論、治療途中のガヴァヤはそのままで。
(うまくいきましたねぇ…邪魔者は全ていなくなりましたぁ!後はドレミの精が捕まれば完璧なんですけど)
「あ!いた!!」
木陰からふらふらと出てくる青いローブのドレミの精を発見した王子が声を上げる。
(やったぁ!王子GJ!!)
心の中でガッツポーズをするミアキス
コルネリオが捕獲しようとドレミの紋章が発動させたその時
ドレミの精の先制攻撃
王子のカウンター!
ドレミの精は逃げ出した…
「………………反撃の紋章つけてたの忘れてた」
450 :
447:2006/03/25(土) 04:39:04 ID:lqRM6m8i
おわり
一番かわいそうなのはツヴァイク
>反撃の紋章つけ忘れ
あるあるww
>>450 GJだけど…ちくしょう!
いつパンチラするのかとワクテカで待ってたのに!
…はっ!?やめてミアキスさくぁwせdrftgyふじこlp
ついでに。
最萌にミアキスが出場中だ!
ミアキス好きなみんなで支援しようぜ。
>>396 仕事とかあるんであんま進んでないっす、申しわけねぇ。
レルカー終わった辺りでラフトフリートの塩の相場が100以上にならなくてビクビクしながら進めております。
…つか、あいつら兄妹なん?
だったらちょこーっと困るが…まぁ、どーにかするべ。
・ロミオとジュリエット1
ロミオ:リオン
ジュリエット:王子
「ああ、ロミオ…!きみは、いや、あなたはどうしてロミオなの…!?」
「(王子…早く、王子に会わないと…お助けしなければ…
意地の悪い家の者どもに、王子が酷い目に…王子…王子…
『ぁ、ああっ…リオン、リオン!助けて…!』)
王子――――ッ!王―――子いい―――――ッ!!」
「演劇で負傷者が続出するとはな…配役ミスか」
「仕方ありませんね。ゲオルグ殿、ここは大人が見本を見せましょう」
「…やるのか?」
「はい、お姫様ですから」
・2
ロミオ:ゲオルグ
ジュリエット:ルクレティア
「嫌な城だな―――攻めにくそうだ」
「ああ、ロミオ…!あなたは、はっ…どう、して…ロミオなのぉ…!?」
「(夜劇ではないのだが、あの女はそのあたりわかってるのだろうか)
ジュリエット!私はここだっ!」
「ああ、ロミオ! …えーと、まずは1の通路で、"槍"でお願いします」
「わかった」
「階段に何人か控えています。階上の弓兵は憲兵を盾に動揺を誘ってください。
階下からの追手は伝えていた手はずどおり一網打尽に。
300人近い憲兵がいますが、出来ますね?」
――――
「ああ、ロミオ…!」
「ジュリエット…!」
ひしっ
「(何と血なまぐさいロミジュリか…)」
俺も今度から短編集書いていこうかなって思ったんで、
適当に書いていきます。
ソルファレナ決戦前夜、僕とリオンは同じ部屋、同じベッドの上にいた。
ただそれだけで、手を出す気なんて最初は全然なかった・・・。
「お・・・王子!?」
リオンが声をあげた。
僕の手がリオンの2つの白い膨らみの上にあったからだ。
だが僕は意地悪をして、何事もない様に聞いてみた。
「どうしたの?」
「ど、どうしたのじゃないです!」
リオンの張りのあるそれを突っついたり摘まんだりしているうちに、
リオンの白かった肌が段々と赤くなってくるのが分かった。
「ごめん、でもこうしてると落ち着くんだ」
「・・・・・そうなんですか?」
しばらくの沈黙の後・・・、
「わかりました、こんな事で落ち着くならお好きなだけ・・・」
「ありがとう・・・」
リオンは恥ずかしさのあまり、目が潤んでいた。
「痛っ!」
「あ、ごめん!」
「だ、大丈夫です・・・大丈夫・・・」
僕が摘んだ時少し力が入りすぎていたらしい。
「王子、大丈夫ですから」
「いや、いいよ・・・今日はもう寝ようか」
「・・・・・はい」
「このまま・・・」
「え!?」
そうして僕はリオンの2つの膨らみに手を当てたまま深い眠りに入った。
「でも・・・なんでほっぺたなんだろう???」
ほっけさんみたいにメル欄に名前入れていこうと思ったんだが、
いきなり忘れてしまった。
初投稿、っていうかこういうの書く事すら初めてなんで、
変な所あったらすまん。
>>457 短絡思考な俺は見事に引っかかった。GJ。
462 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 11:45:14 ID:S4pwviVA
「げ、ゲオルグ殿ぉ〜やっぱり苦いですぅ」
「そんなものを口にするからだろう…」
「けほけほ、だってお味は気になりますからぁ〜」
「全くお前は…。ほら、飲み込まんでいいから、ここに吐け」
「……はふぅぅ、すいませぇん」
「…でもぉ、コレがもっとおいしかったらよかったのにぃ」
「また、おかしなことを云っているな…」
「う〜ん、そうですねぇ…例えば見た目と同じでコンデンスミルクみたいに、甘ぁ〜いとかぁ」
「……」
「そうしたら私、毎回飲んじゃってもいいですねぇ。
それどころか、毎日、毎晩、一昼夜、飲ませてって頼んじゃうかもしれないですぅ。
むしろ、嫌だと云われても、もう出ないと泣かれても、最後の一滴、
いえ、赤 い 玉 が 出 る ま で 搾り尽くしちゃうかもしれません〜ふふ〜」
「……そうか…(甘くなくて良かった。本当に良かった…)」
エロいな
>>432 ミアキス、初キスがフレンチキッスですか。しかもチーズケーキ味。
最初っから感じちゃうくらいのソレで後々満足できるのか心配でした。
GJ
>>463 仕 返 し さ れ ま し た ぁ 。
「はぁっ…はぁ、はぁ…」
「…………」
「…指についたのまで、舐めないでくださいよぉ」
「血が出ない分だけマシだろう」
「ぅ………どんな味、ですかぁ?」
「体液だからな、どうにもいい表現は思い浮かばん」
「…でも、甘くないから……」
「血は出ないだろう」
「え、えぇ、まぁ、出ませんねぇ……」
「なら問題はない筈だぞ?」
「で、でも、美味しくないですよぉ!」
「甘いものは好きだが、別に他が嫌いというわけではないからな」
略
エロい。そしてある意味甘い…かもしれない。
467 :
前スレ582:2006/03/25(土) 16:14:28 ID:xUq0gRAK
前スレでツヴァイク×ローレライを書いて、このスレ337でハスワール
の結婚相手を聞いた者です。
ハスワールの新婚初夜を投下します。
相手は迷ったんだけど、結局特定してません。
読んだ方々のお好きなように脳内補完してくださいませ。
慌しい一日は、一つの儀式を残して終わろうとしていた。ファレナ女王家の血を引く先の
斎主ハスワールさまと自分との結婚式は、内乱終結後の慌しさと政情の不安定さを鑑み、
ごく内輪で執り行われた。
参列者はごく少数の親族だけだったが、心温まる、とても良いものであった。
さて、夜である。結婚式の夜と言えば新婚初夜でもあるのだが、果たして自分はどうすれば
いいのだろうか。
ハスワールさまは斎主を長年務めており、処女であるのは元より俗世との関わりも薄いお方で、
夜のことなど知っているかどうか甚だ疑問である。
ノックの音がして、侍女が顔を見せた。
「ハスワールさまのお支度が整いました」
部屋に入ってきたハスワールさまをみて、心臓が高鳴るのを感じた。
白い夜着を身にまとって髪の毛を下ろした彼女は、38歳とは思えぬほどの初々しさだった。
穢れを知らぬ乙女という呼び方が、まさに相応しい。
…駄目だ。こんな彼女を汚すなんて真似は出来ない。神への冒涜だ。
「どうかなさいました?怖いお顔」
「いや、別に何でもありません。それより、お疲れになったでしょう。どうぞごゆっくり
お休みください。自分はここで警護かたがた、しばらく起きておりますので」
ハスワールさまの表情が小さく曇った。
「一緒にお休みにならないの?」
「いや、自分はその…」
言葉を濁していると、ハスワールさまが近づいてきて、背伸びをしてキスをしてきた。
もっとも、目測を誤ったのか、唇ではなく顎のあたりだったが。
「わたしたち、夫婦になったんでしょう?いつまでも王族とか斎主といった目でわたしを見るのを
やめてちょうだい。そりゃ、わたしだって若くはないし、その、色々大変だとは思うけど…」
「ハスワールさま」
「覚悟はできてるのよ?だから…ねえ。わたしが女だってこと、感じさせて?」
たまらず、言葉の代わりにキスを交わす。
自分は大ばか者だ。こんなことを彼女に言わせてしまうなんて。
少しでも力を入れれば壊れてしまいそうなほど華奢な彼女を優しく抱きしめ、唇に、まぶたに
頬にキスの雨を降らせる。
少し開いた歯列をこじ開け、無理に舌を挿し伸ばし相手の舌を絡めとる。と、びくんと
体を仰け反らし、ハスワールさまは床にへたり込んだ。
「大丈夫ですか?」
「ちょっと、驚いちゃったの。ごめんなさい、でも大丈夫よ?ね?」
頬を上気させながら上目遣いで話す彼女がいとおしく、そっと抱き上げてベッドへと横たえた。
そして体重をかけないように気をつけてのしかかる。
「お辛いようでしたらおっしゃってください」
そういうと、ハスワールさまは子供のようにコクンと頷き、手を伸ばして自分の首に絡めてきた。
キスを交わしながら、夜着の紐を解く。
ファレナ王家の血を汲みながら彼女の胸は少女のように小ぶりだ。しかし小ぶりながらも
形は良く、触れると吸い付いて離れないような張りがあった。
「ご、ごめんなさいね?わたし、胸が大きくなくて…」
ハスワールさまが泣きそうな顔をする。
「何をおっしゃるんです。とても美しいですよ。形も良くて、柔らかい」
「やだ、言わないで…っ、あん、あぅ…ん」
途中で声が乱れたのは自分が頂部分を口に含んだからで、ハスワールさまは体をくねらせ
ながら可愛い声を上げる。恥らいつつも抑えきれずに声を出すハスワールさまの表情は、
自分の欲望の炎を焚きつけるに値する、艶かしいものだった。なんとか理性が留めるが、
あまり長い間持たないかもしれない。自分も、こうしたことはしばらくご無沙汰だったから、
どうも初めて知った時の少年のように、つい性急になってしまいがちになる。
と、ハスワールさまが足をもぞもぞと動かしている。試しに手を下腹部に伸ばしてみると、
そこは熱を持っていた。
「ハスワールさま…」
「いや…恥ずかしい…わたし、ヘンなのかしら。体が熱くて…おかしいの…」
「もっと熱くして差し上げますよ」
するりと下着を脱がし、じかに下腹部に触れた。指でいじっているうちに、熱いものを
解放するかのように液体が溢れ出し、手を濡らした。
「あ…ッ!ど、どうしましょう」
「いいんですよ、これが正常なことなんですから。抑えようとしないで」
濡れた指をハスワールさまの口元に持っていくと、自ら進んで咥えはじめた。眉を寄せ、
快楽と羞恥の双方の感覚に身を焼きつつ、一心に嘗めあげる。ざらりとした舌の感触が、
自分の体の芯を熱くする。
空いた手で彼女の下腹部に触れ、指を一本中に入れた。
「ああ…っ!!」
悲鳴に近い声を上げ、彼女は体を仰け反らせた。初めて異物を呑み込んだということで、
体が拒否反応を示しているのだろう。指一本なのに、ものすごく締め付けてくる。
「…ぅぅっ」
「ハスワールさま、体の力を抜いて。大きく息をして」
ゆっくりと挿し抜きしていくうちに徐々に慣れてきたのか、彼女の表情からも苦悶の色は
消え去っていく。もう一本指を増やすと、最初にまた苦痛の表情を浮かべたが、徐々に
慣れていく。二本の指を激しく出し入れする時に生じる水音と、自分たち二人の荒い息遣い
が静まり返った部屋に響く。
「大丈夫ですか?これからちょっと痛いかもしれませんが、我慢できないようなら
おっしゃってください」
聞こえているのかいないのか、ハスワールさまは荒い息の合間に小さく頷く。
彼女の中に割って入り、膝を立たせて一気に押し入れた。
「あ・・・!!ああ、あっ」
ハスワールさまの中はものすごく狭く、入り口のところでつかえてしまう。彼女も額に汗を
浮かべ、必死に歯を食いしばっている。だが、まだほんの少ししか入っていないのだ。
いったん抜こうと体を浮かせようとすると、目じりにうっすらと涙を浮かべた彼女が
腕を掴んで頭を振った。
「大丈夫…だから、ね?」
長引かせるより一気にいってしまった方がいいのかもしれない。そう思いなおして、
再び体勢を立て直して押し入れた。
「ハスワールさま、少し、腰を浮かせてみてください」
「こ、こう…?」
角度が変わり、少し奥まで進む。ここならいけると判断し、目をつぶって無理やり貫く。
「・・・・・っ!!!」
ハスワールさまの声にならぬ悲鳴が聞こえた。
彼女の中は狭く締りがあり、気を抜くとそのまま果ててしまいそうだった。
一方のハスワールさまは半ば放心して、空ろな瞳で天井を見上げている。
「申し訳ありません、痛いですか」
「痛くない…って、今は、とても嘘ついてあげられないわ。でも、大丈夫だから、ね?」
荒い息の合間を縫うように、彼女が途切れ途切れに言葉を発する。
今日何度目かの「大丈夫」の言葉から彼女の健気な気持ちが伝わってきて、いとおしさが
こみ上げて、そっとキスをした。激しく求めるキスではなく、大事なものを守るためのキス。
そんなものが今まであるなんて思わなかった…。
少しずつ腰を動かす。大切な人を壊さぬように。欲望のままに彼女を傷つけないように。
動かすたびに彼女は小さく顔をゆがめ、シーツを掴む手に力が入る。彼女が力を入れると
中もますます締り、すでに限界の足音が近づいていた。
「あ…っ、あ、あぁ、あふぅ…」
くぐもった声の合間に、かすかに彼女の嬌声が交じる。それがよけいに五感を刺激する。
「ハスワールさま…っ」
いつしか獣のような咆哮と共に、彼女に欲望を叩きつけていた…。
「この年だと、赤ちゃん産むのは難しいのかしら」
全て終わり、腕枕の中で身を寄せてくるハスワールさまがポツリと呟いた。
「さて。自分はそういうことには疎くて…。今度シルヴァ先生にでも聞いてみましょう」
「わたしね、アルちゃんたちみたいな、素敵な家族を作りたいの」
「そうですね、自分も、ハスワールさまに良く似た子供が欲しいですね」
そういって、彼女の胸を指でまさぐる。体を重ねたことで、そういった気安さも生まれて
来たような気がした。
「ところで、いつまでハスワールさまって言うつもり?他人みたいで好きじゃないわ」
「では、なんとお呼びしたらいいですか?」
「ハスちゃんとか」
「ハ…」
絶句していると、ハスワールさまは鈴の音のような笑い声を立てた。
「冗談よ。あなたが好きなように呼んで」
「では、自分のことも名前で呼んでくださいませんか?」
「……」
ハスワールさまの顔が今日見た中で一番真っ赤になり、金魚みたいに口をパクパクさせる。
やがて布団を背中を向けて布団を被ってしまった。
「恥ずかしいから、練習してからにするわね?」
「いいですよ。時間はゆっくりあるんです。あなたが自分の名前を呼んでくれるのを、
楽しみに待っていますよ、ハスワール」
そういって、後ろから包み込むように抱きしめた。この幸福な時間ごと、抱きしめるように。
474 :
582:2006/03/25(土) 16:24:10 ID:xUq0gRAK
おしまいです。
「相手」の一人称にしたから、ちょっと分かりづらいかもしれない。
小説指南所あれば「構成」のスキルを伸ばしたい…。
475 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 17:12:20 ID:Y/0TCxTY
>>474 超絶GJ!!
ハスワール様かわいいよハスワール様。自分もエロ部分書けたら団長×ハスを書いてみるんだが…
>>474GJ!!!本当にGJ!!!!名前呼ぶのが恥ずかしいとかほんとかわいいよハス様
>>475楽しみに待ってる
>>474 GJ!
微妙に一人称が謎なのも楽しいな〜
触発されて何か書こうと思ったけど、難しい
いっそシルヴァxガレオンの夫婦時代でもでっち上げてみるか
ただエロは難易度が高い・・・
GJ過ぎる!!ハスたん、ハスた〜ん!かわいいよハスたん!!
ハ ス ワ ー ル 様 萌 え
「……何してるんですかぁ、王子ぃ?」
「えっ、いや、な、な、何でも無いよっ!?」
「……怪しぃですよぉ? その箱の画面見せて下さいよぉ」
「やっ、ごめ、ちょ、何その構え。刀持って笑わないでよミアキス!」
「うふふふ。王子はまだ未成年ですから、こんなの見ちゃいけませんよぉ。お気持ちは分かりますけどぉ」
「ちょ、ミアキスごめ、ごめ、ごめん、リオンには言わないで、お願い!!」
「どうしちゃおうかなぁー。そうだ、チーズ(ry)
何でもありません。ハスワール様に萌えてたら勝手に手が(ry
妹属性プラス未亡人属性のリム
一生懸命ご奉仕してくれそうなリオン
見えそうなとこでハーラハーラーなミアキス
こっそり説明書で乳首が見えてる女王陛下
暑い時にはアレで扇いでくれるルクレティア
紋章持ってる間はずっとそばにいてくれそうなゼラセ
スタンダード美人なルセリナ
王子は幸せ者だなチクショー
ハスさま…(*´Д`)GJ…ハフ…
王子とリオンのようにお互いがお互いを信頼している関係ってあこがれるなあ・・・。
素直にうらやましい。
ルク「チーズケーキは、美しい女性を指す意味合いもあるんですよ」
リオ「そうなんですか?」
ルク「ええ、北の大陸ではそういった風習もあるようです。
最も俗な話題ですので、王子にはナイショにしてくださいね?リオンさん、ミアキ……あら」
リオ「あれ? ミアキス様?」
オボ「おや、どうしました?ご依頼ですか?」
ミア「ええ、ちょっとゲオルグ殿の女性関係についてなんですけどぉ」
>>474 ハスワール様にマジ萌えしましたよ!
年齢を感じさせないおとめな部分がツボすぎ!
GJ!
486 :
もみもみ:2006/03/25(土) 19:46:43 ID:wAvg9o5y
「王子…ちょっとお話しがあります」
「ど、どうしたの?深刻な顔して…」
「あの…王子。王子もやっぱり、胸の大きい女性の方が好きですか?」
「…………は?」
(リオンってば、いきなり何を言い出すんだろう?
あ…そう言えば昼食の時、カイルとミアキスが胸がどうとか話してたっけ…
僕は適当に聞き流してたけど、リオンが妙に静かだったのが気になってはいた…
…リオンは気にしてたのかなぁ?彼女はお世辞にも胸があるとは言えないし。
いやいや、そんな失礼なことを思っちゃいけない。気にしてたとしたら、ここは慰めてあげるべきか?
でも下手な慰めは逆効果だしなぁ…僕としては胸があろうとなかろうとどうでも良いんだけど)
「……やっぱり、王子も男性ですし、胸がある方がいいですよね…」
「ちょっと、なんでそうなるのさ!」
「いいんです。「はい」って即答されなかっただけ嬉しいですから。気遣ってくださってありがとうございます」
「だからそうじゃなくて!」
「無理をなさらないでください。陛下やサイアリーズ様のような豊満な女性に囲まれていたら、
ぺたぺたのぺったんこの私なんて……せめてミアキス様くらいでもあれば良かったんですけど…」
(うわ〜、こりゃかなり深刻だなぁ。何を言っても耳を貸しそうにないや。
かと言って、こんな調子のまま放っておくのも可哀想だし……どうしよ。
…………はっ!?いい考えがある!)
「リオン…」
「……(ため息)」
「聞いてくれ」
「…はい…なんですか?」
「…リオンの胸を大きくしよう」
「…はぁ。……え?」
「前に誰かが言ってたよ。胸は揉めば揉むほど大きくなるんだってさ!
母上も叔母上もミアキスも、みんな胸を揉まれまくって大きくなったに違いないよ!」
「………………」
「……あ、いや。嫌なら別に…その、決してヨコシマな気持ちからじゃなくて…」
「……ありがとう…ございます」
「え、うん…(泣いてる…泣くほど悩んでたのか…)」
「さっそくお願いします!早く胸を大きくするためなら何でもします!毎日牛乳飲みます!」
「うん。そ、その意気だよ。がんばって」
――リオンの部屋
「じゃあ揉むよ…」
「は、はい…お願いします」
「……」
「……っ!……んっ」
「い、痛い!?」
「いえ…大丈夫です……それより、その…私、小さいから…揉むのも大変じゃないですか?」
「そんなこと気にしないで。……正直に言っちゃうと、今は少しね。でも、すぐに大きくなるさ」
「はい…!」
「…続けるよ」
「お願いします!」
487 :
もみもみ:2006/03/25(土) 19:47:47 ID:wAvg9o5y
「はぁ…はぁ……なんだか変な気分になってきました…胸が苦しくて…」
「…………」
「お、おうじ…?」
「(;´Д`)ハァハァ」
「………あの…」
「……はっ!?ご、ごめん!その、つい夢中になっちゃって!」
「いいんです。私なんかで夢中になってくれるなんて…それだけで嬉しいです」
「リオン…」
「王子…」
「…本当のことを言うとね、胸の大きさなんて気にしてないんだよ。でも、苦しんでるリオンを放って置けなくて」
「ありがとう……ございます……」
「今日はこのくらいにしておこうか?」
「…はい」
――1年後
「リオンちゃんの胸、この1年でずいぶん成長しましたよねぇ」
「そうですか?…牛乳とかをいっぱい飲むようにはしてますけど」
「……ホントにそれだけですかぁ?」
「う……そ、それだけ…ですよ?」
「いいですねぇ。私も姫様…陛下とそういうことしたいですよぉ」
「……(////)」
地の分が苦手なのでいっそセリフだけにしてしまった。
登場人数が少ないのでなんとかなりました。
胸が小さくて悩んでるおなごは可愛いのぅ。
ゲオミアな流れに逆らってゲオルグ×ベルナデッドでも書こうかねぇ
>>487 いや、いや、描写抜きで十分萌えました
顔文字が絶妙
GJ!
>>487 1年間ずっと胸だけにしか手を出してない王子に感動した。GJ
>>488 何をしているのです!早く(ry
「次の休暇にでも、甘いもの好きの皆でケーキ食べ放題の店に行きませんか?」
「いいですねぇ!あ、チーズケーキがおいしいって噂のお店、あそこにしましょう〜」
「その話、俺も乗らせてもらおう」
うふふふ…あはは…たのしみですねー…
「…あら?何か歌声が聞こえますね」
「あれは、エルンストと…」
「ノーマちゃんがお歌を歌っているみたいですよぉ」
『エッちゃんはね。お菓子が大好き本当はね♪(ガオー)
だけど、獣化してるから甘いものは満月の時しか食べられないの♪
可哀想ね、エッちゃん♪(グルル〜ン)』
「…これ、エルンスト君に…秘蔵のチョコレートボンボンのお裾分けですぅ」
「少ないが俺のチーズケーキ×6も持っていけ…」
「どうぞ、このお取り寄せロイヤル・プリンも次の満月まで持つわ…」
「でも、自分の為にお菓子を作ってくれる女の子が一緒にいてくれるなんて、
ちょっと羨ましいですよねー」
>>488 カモ──(゚∀゚)──────────────────────────────────────────
─────────────────────────────────────────────────
─────────────────────────────────────────────────────ン!!!!
「ゲオルグ、どのぉ…私、私ぃ…もう、我慢…できませ…早く、欲しい…」
「駄目だ」
「…!そんなぁ…!」
「俺に任せると言っただろう?それなら俺の言うことを聞け」
「で、でもぉ…もう、何十分、もぉ…」
「そんなに急ぎたいならそれもいいが…
…もう二度と、やらんぞ?」
「……っ、う、ぅ…」
「泣いても駄目だ。言う事を聞く、という言葉に責任を持つんだ、ミアキス殿」
「…こんなに30分が長いと思ったことないですよぉ」
「ケーキが10分かそこらで焼きあがる筈がないだろう」
「待ってるだけも辛いですねぇ、時々様子みなきゃいけませんしぃ」
「本を持って来ればよかっただろう?作る段階からくっついているからだ」
「だって、材料もとっても美味しそうでしたしぃ…あ、そろそろじゃないですかぁ?」
「駄目だ。あと20分だな」
追記
この後数時間、冷やす時間があるのをミアキスはまだ知らない。
GJ!
ミアキスカワイス
454さんではないが……自分もシグレ×サギリが書きたいと思っているのだが、
兄妹かも知れないという点でためらってしまう。限定版買ってないから資料集
見てないんだよ。
そこらへんは明確にせずに書いていけばいいのかなあ?
つか、兄妹か否かくらい本編中にはっきりさせて欲しいよ…orz
>>496 つ[近親相姦]
ミアキス「エストライズ産のクリームチーズとロードレイク産のミルクを贅沢に使い、
時間をかけてしっとりと焼き上げる……。
洗練された食材と調理法によって生まれる滑らかな舌触りと、
さっぱりとしていてコクのある味わい。これがチーズケーキです!
それに対しリオンちゃんのは、チーズの塊が残ったまま!
クッキーの生地も充分に休ませておらずボロボロ。
あまつさえ使っている調味料は……、塩じゃないですかぁこれ!!」
リオン 「ふ……」
ミアキス「っ!?」
ガレオン「それでは、王子殿下に味の判定をしていただきましょう!」
ファルーシュ「ミアキスのチーズケーキはしっとりとしていて香ばしく、
口に入れた途端にとろけるような滑らかさはまさしく至福の時という感じだった。
でも、リオンのチーズケーキは! 料理としての基本もなっていないながらも、作った者の愛情を感じさせる味!
これは、リムが僕の誕生日に一所懸命作ってくれたあの時の味と同じ……、いわば家族の味だ!
……しょっぱいところとか。
この勝負、リムの為にも絶対に負けられないという気持ちを思い出させてくれた、リオンの勝ちだっ!!」
ズギャーン!!
ミアキス(ぬ、抜かりました……。まさか姫様にわざと塩を使わせたツケがこんな所に来るとはっ!)
ゲオルグ「ミアキス殿……、お前は料理というものをまるでわかっていない」
ミアキス「!! ゲオルグ殿!?」
ゲオルグ「チーズケーキとは……、料理人の為にあるものではない。食べる者あってのチーズケーキだ。
……これはファルーシュの気持ちに気付けなかった、女王騎士としてのお前の慢心が生んだ結果だ!
ミアキスよッ!! お前は何の為にチーズケーキを作るのだッ!!」
ミアキス「くっ!!!!」
焼きたての温かいチーズケーキも美味しいですが、ゲオルグは冷やすんですね。
っていうかまた紛らわしい展開…w
シグレとサギリがそれぞれ戦闘不能の際怒りを加算するのは、
「同じ不幸な身の上」とかだったような気がします。
で、シグレかサギリの説明に「同僚」っていう言葉があったので
オボロが二人をつれて組織を逃げる際に、
自分の偽名(オボロ)と似たような名前をつけてあげよう、ということで
二人は似たような名前なのではないか…
と思ったことが私にもありました
>>498 >姫様にわざと塩を使わせた
それは姫様に「王子に厳しい判定食らったので慰めてくれミアキス」展開を希望していたのですかっ!
恐るべしミアキス!君の浅はかなところが好きだ。GJ
デレなゼラセたんが見たい
505 :
496:2006/03/25(土) 21:40:59 ID:J1fNDBKa
うーんと…近親相姦にするのは、ただでさえ重い過去のふたりにさらに重荷を
背負わせてしまいそうで、なんとなく抵抗があったんだー。
個人的には500さんと似た考えを持っていて、それがなかなか頭から離れない。
二人は親戚や幼なじみみたいな関係であって、直接的な兄妹ではない、とか。
今後、決定的な証拠が出てくる前に、頑張ってかこうかな。
マティアス×イザベルのエロ無し(予定)を書こうかと思っているんだが…需要あるかな?
つーかエロ妄想スレなのにエロ無しとか俺orz
できる限り頑張るんでそのゼラセ様星のもnあwせdrくぁgyrきもちdftg
>>503 「このチーズケーキは不要です、あなたが処理なさい
…何ですか、その顔は。勘違いしないでください。たまたまあまってしまっただけです」
と顔を赤らめてもじもじしながらチーズケーキを差し出すゼラセ様
相手はミアキス
やばい、リオンスレ見てたら、ドルフ×リオンの陵辱とか妄想してしまった。
リオンは幸せになってくれないと嫌なはずなんだが…おかしいなぁ。
>>506 なんか最近、読みたいと思った話が
口に出す前に差し出されてくる感じ。
つまり、読みたいということだ。ノシ
ゲオ「ミアキス殿」
ミア「どうしたんですか?ゲオルグ殿ぉ
そんな怖い顔しちゃってぇ」
ゲオ「俺のレアチーズケーキ見なかったか?」
ミア「知りませんよぉ」
ゲオ「じゃあ口元に付いてる白い物はなんだ」
ミア「これはさっきレツオウさんに貰った……」
ゲオ「うるさいうるさいそんな事で俺は騙せんぞチーズケーキの恨みここで晴らしてやる覚悟しろミアキス殿!」
ミア「え?え?きゃあああああぁぁぁ!」
オボロ「あれ?ネズミ君どうしたんですか?
そんなに口をモグモグさせて……
え?チーズケーキうまかった?
駄目ですよ勝手に人の物食べちゃ」
ミアキスはチーズケーキがない時のゲオルグの主食でFAですか
チーズケーキの代わりかよww
ミアキスカワイソスwwwww
>>505 は、早くするんだ!
4月3日には電撃の攻略本で決定的な証拠が出てしまうかもしれないぞ!!
イザベルの全身イラストはエロすぎる
>>496 色々悩み所多いだろうけど、作品の完成楽しみにしてる。
髪の色とか本当に微妙だよなぁ。
>>454の作品もいつまででも待ってます。
517 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 23:07:17 ID:gp666Nfj
518 :
496:2006/03/25(土) 23:15:57 ID:J1fNDBKa
ありがトン!努力するよ。
…只今製作中です、明け方までには披露できるかと。
濡れ場が書けずにイライラしてます。
ヴ…ミアキスの一人称「わたし」だったか…orz
ミアキス最萌予選1位突破オメ!
522 :
スキル:2006/03/26(日) 00:11:38 ID:r/N2cl5R
「と、いうわけでぇ、最萌えで予選10組目で1位になっちゃいましたぁ」
「おめでとう、ミアキス殿」
「ありがとうございますぅ。 で、ゲオルグ殿ぉ」
「? 何だ」
「私はもう、みなさんのアイドル的存在になっちゃったわけですよぉ」
「そうだな」
「今度から、気軽に話しかけたら、みんなに殴られちゃうかもしれませんねぇ。
いえ、私はいいんですけどぉ…こう、「ミアキス様」って呼ばないと…
まだフェイタス河のお水って冷たいんですよねぇ。うふふふ。」
ミアキス・スキル「天サド」S
「わかった。ではアイドル様には今後一切かかわらないようにしよう」
「え」
「祭り上げられてしまったのなら、ファルーシュやリムはともかく、
俺やガレオン殿、カイル殿にリオンもお前への接し方を改めねばなるまい」
「あ、あのぉ…」
「いや、何、気にするな。お前はアイドルらしく下々の者の前に姿を見せずに、
高い場所で見下ろしながら理想的な偶像となり振舞っているだけでいい。
そうそう苦労を負うのもアイドルらしくはないからな。ああ、返事はしなくて構わんぞ、俺は行く」
「………ご、ごめんなさいぃ…」
ミアキス・伝承スキル「実はM」SS
523 :
スキル:2006/03/26(日) 00:15:33 ID:r/N2cl5R
「王子、お疲れ様でした!」
「あ、うん、ありがとう、リオン……」
「王子、さすがですねー!はい、どうぞ。おくすりです」
「大丈夫ですかぁ?結構痛いところにはいってたみたいですけどぉ」
「教えたとおりの動きが出来ていたな。後は、左からの攻撃に慣れれば済む」
「殿下、素晴らしき成長振りでございました。その立ち振る舞い、若かりし頃の陛下を思い出しますぞ」
「ありがとう…みんな。 大丈夫、さあ、進もう!」
ファルーシュ:スキル「人望」SS 「地位」SS
「で、王子様。じゃあ今日は私と遊ばないかい?美少年は夜も磨いとかないとね」
「あら、ボウヤは今日は私と遊ぶんでしょう?ほら、早く来なさいよ」
「よぉー、王子様。 …何だ、リオンいねーのかよ、じゃーな」
「で、王子ぃ。やっぱり女装はしませんかぁ…?」
「…………」
ファルーシュ:スキル「威厳」D(やめておいたほうが無難)
524 :
スキル:2006/03/26(日) 00:22:19 ID:r/N2cl5R
「キャザリー、あなたの淹れるお茶は相変らず美味しいわね」
「私に面と向かってお茶を淹れろ、と言ったのはあなたがはじめてだったな。
…相変らずだ、ルクレティア」
「うふふふ。あなたも」
「…………」
「レレイさん、一緒にお茶しませんか?」
「いえ、私は…」
「いいわよね、キャザリー」
「ああ。私も、レレイ殿のことは気になっていた。よく知りたいと思っていたんだ」
「え…私のことを、ですか?」
「あら、キャザリー。私の弟子を取っちゃ駄目よ」
「(私の…私の!?ルクレティアさまの…?)」
「(……先に帰ればよかった)」
ルクレティア:スキル「腹黒」SS 「タチ」SS 「ネコ」S
レレイ:スキル「百合」A ネコ「SS」
キャザリー:スキル「女難」S
「ミューラーさ〜ん♪」
「いいから静かにしろボケ、いい時間だろうが」
「じゃあ、静かにしてたら一緒にいていい?」
「まとわりつくな。殺すぞ」
リヒャルト:スキル「ミューラーさん」SSS
ミューラー:スキル「苦労」S 「神経性胃炎」SS
「…まさかそのために呼んだのか? 酷い話だ」
「チーズケーキをやるぞ」
「やる」
ゲオルグ:スキル「オチ」S
ちょっとスマン。
ロイとフェイロン、フェイレン兄妹は幼馴染と扱っていいんか?
よく考えたらいつから一緒にいるか明確にかかれてないけどそん
な感じがするからそう書いちまったから…。
もうちょいでできるから投下する前に聞きたい。
>>525 ロイ:レインウォールで悪事を働いていた不良少年。
フェイレン:元々はレインウォールに住んでいたが、ロイがユーラムに利用されてセーブルで山賊行為を働くようになると、
兄と一緒に山賊団に身を投じる。
フェイロン:妹のフェイレンと一緒に、ロイの山賊団に加わった、昔からの不良仲間。
>>524 スゲー笑った。GJ!
そうか、ミューラーさんは胃炎なんだ。あんな顔して大変なんだな……。
>>526 フェイロンが昔からの不良仲間ってことは一応二人ともそう扱っても
セーフってことなのかな。
ありがトン。
348ですが、皆さんレスありがとうございました。嬉しいコメントをどうもです。
その勢いと調子に乗って、成長したトーマとリムの導入編を投下したいのですが、よろしいでしょうか?
導入編なのでエロはなくて、例によってやたらと長いのですが……
>528
フェイレンも限定版資料集にレインウォールからの不良仲間という
記述があるからおkだと思うよ
すみません、トマリム投下します。
導入です、エロありません、長いです。
ほんのり……でもなく王子×リオン要素が入っているので、ご注意ください。では。
カン、カァンッ、キィン!
金属質の物体がぶつかり合う音が、太陽宮の一角にある、女王騎士のための稽古場から聞こえてくる。
日の光が燦々と降り注ぐ中、汗を輝かせながら武器とともに己の闘志をぶつけ合い、高めあう。
女王家に伝わる三節棍を自由自在に振り回す臨時女王騎士長と、その身にはまだ不釣合いに見える戟を携える女王騎士見習い。
どちらが優勢であるかは一目瞭然である。
その証拠に、女王騎士長――ファルーシュは、汗はかいていたものの、
余裕のある表情でまだ自分よりも背の低い相手の攻撃をひらりとかわし、
女王騎士見習い――トーマは、息を切らせ、闘志を剥き出しにしながら鋭い目つきでファルーシュを見据え、
隙らしきものを見つけては重い戟を勢いよく振り上げ、ファルーシュに向かって振り下ろすのだが、筋を見極められて避けるなり三節棍で
受け止めるなりされてしまう。
大きな動作の後にこそ、隙は生まれやすい。模擬戦を始めて十数分、ファルーシュは疲弊の色が隠せなくなってきたトーマの腹に
遠心力が乗った一発を打ち込んだ。
どすっ、と鈍い音がした後、「う……」と一言口から漏らしながら、トーマは戟にしがみつきその場にうずくまる。
少しやりすぎたか、と内心反省をしながら、武器を仕舞い、ファルーシュはトーマに近づき、手を差し伸べた。
「ごめん、トーマ、少しやり過ぎたか」
「こ、これくらい、何ともねェ――と言いたいけど、
流石に今のはキツかったなぁ……やっぱり王子さんは強いや」
「だけど、ここに来たばかりの頃より、トーマは格段に強くなったと思うよ。
この前リオンも言ってたんだ、”トーマくんは本当に強くなりましたね”ってね」
「はは……、実感は湧かないけど、騎士長と現役女王騎士の両方のお墨付きを貰ったから、本当なのか…な」
ファルーシュの言葉に頬を綻ばせたトーマは、素直に彼の手を取り、立ち上がる。
「うむ、見事な手前であったぞ、兄上!」
女王騎士の詰め所に繋がる扉の方向から、少女の声が聞こえてきた。
16歳ながらこの太陽宮の主であるファレナの女王、リムスレーアの声だ。
「これは女王陛下、ご覧でありましたか」
「兄上、そのような言葉遣いをするでない、兄妹なのじゃから気遣いは無用じゃ!
トーマも、なかなかの戟の使いであったぞ」
「へ、陛下……ありがとうございます」
しどろもどろになりながら、トーマはリムの言葉に答えた。
女王家に仕えるからには、敬語はきちんと使えなければいけないのだが、トーマはどうにもそれを苦手としていて、
見習いになってから年月が経ったが、未だに正しい使い方をすることができない。
王族であるリムスレーアもファルーシュも、言葉遣いを気にするような人間ではないのが幸いであった。
もっとも、しどろもどろになってしまった理由は、別のところにあるのだが。
「リム、公務はいいのかい?」
「半分片付けたから、今は休憩の時間じゃ。今日はチーズケーキを食べるのじゃが、
侍女が珍しく準備に手間取っていてのぅ、暇じゃから兄上とトーマのところに来たのじゃ」
「ミアキスがしょんぼりしているのが目に浮かぶよ。
リム、折角来てくれたのは嬉しいけど、僕はこれからリオンのところに行くんだ、ごめんね」
ごねんねと謝罪の言葉を口にしつつ、ファルーシュの表情は限りなく明るい。
「明日も同じ時間から稽古だ、トーマ。しっかり休んでおけよ」
背中を見せ、ひらひらと手を振りながら、ファルーシュは詰め所への扉を開き、稽古場から去っていった。
「いったい、何なのじゃろう……?
兄上、リオンが倒れてから、見舞いに行く度に嬉しそうな顔をするのじゃ……」
リオンが倒れたのは3週間前。ファルーシュが稽古付ける前は、リオンがトーマの稽古を担当していて、
彼女が倒れたのは戟と長巻で切り結んでいた最中のことであった。
「確かあの時、リオンさん、吐き気がするって言って倒れたんだっけ……
戟を直接身体に叩き込まなかったか、ってしつこく聞かれたし……」
「わらわが兄上に尋ねても、”近々話すよ”の一言だけじゃし、何があったのじゃろうなあ……」
小首を傾げ、何があったのかを懸命に考える2人がその答えを知るのはしばらく後のことである。
>>529 大丈夫じゃないっすか。トマリム待ってます。
>>530 dクス。残りのエロパート頑張ります。
女王リムスレーア。先代のアルシュタート、そしてその夫のフェリドの意思を澱むことなく受け継ぎ、
まだ若いながらも、優秀な人材、そして彼女自身の尽力により、戦争で疲れ切ったファレナは再興し、繁栄の道を辿っていった。
アルシュタートに並ぶ名君として、多くの民から支持されている。
また、リムスレーアは美姫としても評判が高い。
癖のない柔らかな栗色の髪は昔から変わらず流れるように艶やかであり、
愛くるしい大きな瞳は成長して女王としての凛々しさも出てきたが、まだ少女としての部分も垣間見せる。
小枝のように細かった手足はすらりと伸び、大人の女性へ一段と近づいてきている。
そして、母性の象徴と言える胸はたわわに実り始めていた。成熟にはまだ至っていないが、十分な大きさで実っている。
母のアルシュタート、叔母のサイアリーズの遺伝子を確実に受け継いでいるようだ。
敬愛すべき女王に、女性としての魅力を少なからず感じつつ、トーマは紅茶を飲んでいた。
女王の目の前で。
「ふふ……こうしていると、初めてそなたと会ったときのことを思い出すのぅ」
「え、いや、その、お、オレもあの時は、世間知らずでしたから……」
ガレオンの元で修行を積み、女王騎士になるためにソルファレナに来たときのこと。
ファルーシュの紹介の元、謁見の間に入ったトーマは、鮮やかな衣装に包まれたリムスレーアを見て意識せずにこう言った。
「か、可愛い」、と。
幸いファルーシュとリオン、ミアキス以外に誰もいなかったから、咎められることはなかったものの、
その言葉を受けたリムスレーアは頬を赤らめながら酷く動揺したものである。
今まで、挨拶の一環としてお美しい、麗しいとはよく言われていたのだが、個人の率直な感情として言われたのは初めてだったのだ。
「そ、そ、そなたは、そなたは、なななななにを……………………きゅう」
思春期を迎え始めた純粋培養の女の子にとって、相当衝撃的な言葉であったのだろう、リムスレーアはその場で卒倒した。
「フェイタス河のお水は氷のように冷たいですよぅ」とミアキスに刃を突きつけられたのは忘れることが出来ない思い出だ。
「あれには驚いたが……とっても嬉しかったのじゃ、しかし、悪いことをしたのぅ、
あのせいでミアキスに睨まれるようになったのじゃろう?」
「でも、自業自得のようなものだし……だけど、本当にそう思ったから、言わずにはいられなかったというか、何と言うか……」
「なあ、トーマよ」
「……?何ですか、陛下」
「今でも、わらわを見てそう思うか?」
「ふぇ、陛下?」
「今のわらわでも、そなたは可愛いと言ってくれるかと聞いておるのじゃ」
「…………か、可愛いですよ、陛下」
はにかむ様に笑いながらトーマが答えると、リムスレーアも花のように微笑みながらチーズケーキを口にした。
「そなたの笑顔を見ると、わらわも嬉しいのじゃ、元気が出てくるのじゃ」
「陛下………」
「はぁい、そこまでですよ、トーマくん、それ以上進むと不敬罪ですからねぇ」
2人の間を割って入るミアキスに、リムスレーアは不満を隠さずこう言った。
「それならそなたは何度不敬罪に問われておる………?」
「いたたっ、王子さん、もうちょっと手加減してくれてもいいのに……って、
女王騎士がそんなんじゃ駄目か……」
夕飯も風呂も終わり、トーマは今日の王子との稽古で負った傷の手当をしていた。
女王騎士の鎧を脱ぎ、服も脱ぎ、上半身裸の状態で、青いアザがついている腹部に恐る恐る触れる。
じん、と鈍い痛みが腹部から全身に広がった。
「ってぇ……、後で医務室に行って薬貰って、寝れば何とかなるか」
さっさと医務室に行こうと服を手に持ったとき、コンコン、とドアをノックする音が聞こえた。
(?誰だろ?王子さんかな?)
王族といえどもファルーシュは男、ならば上半身を見せても構わないだろう。
「開いているよ、王子さん、どうぞ」
「……………わらわなのじゃ、トーマ……」
「……………………?!り、リムスレーア陛下?!」
ギィ、と小さく悲鳴を上げるドアの向こうから出てきたのは、女王リムスレーアだった。
今日は以上です。キャラ違っててすみません、特にトーマ。
近日中に続き書く予定です。では。
うは…割り込みスマソ…
期待して続き待ってます。
>>535 GJ!
キャラが違ってるといっても、元々ツンデレの激しいトーマだから問題ないです。
つうか、王宮に押しかけてくるくらいだから、これくらいが妥当なきが・・・
>>535 GJ!
根が素直なあたりがやっぱりトーマらしくて良い
これからの展開に期待してます
というか王子の種がちゃんと着床しちゃってるしw
ほのかな王子×リオンも素晴らしい
539 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 01:52:46 ID:7JfJPOxv
GJGJ!!
最大の障壁はミアキスだなw
ageてしまった、すまないです。
ブリーフネタ禁止↓
542 :
541:2006/03/26(日) 01:57:17 ID:8+SU+7KS
誤爆スマソ・・・
GJッ!初々しい感じがまた…(*´Д`)
トーマが小太刀二刀流の餌食にならないよう安否に気遣いつつwktkして待ってますッ
>>541 致命的なネタ制限がきてしまった…orz
うむ。
ブリーフが使えないとなるとキツいな・・・
そもそもあの世界の下着事情ってどーなってんだろ
女王騎士がフンドシであることはまあ想像に難くないとして
なんとなく思いついたけど、エンディング後のファレナ首脳部は女性比率が高いな。
女王騎士長代行ENDだと・・・
女王:リム
女王騎士長:王子
女王騎士:ミアキス、リオン
女王直属内政官:ルセリナ
つか、王子のハーレムだコレ
ミアキス→リム→王子←リオン
↑
ルセリナ
ミアキスがかなり切ないことになっている気がしてきた
チーズケーキ←ミアキス→リム→王子←リオン
↑ ↑
ゲオルグ ルセリナ
ゲオルグがいなくなるのでミアキスはチーズケーキをゲット、
リムに照準を絞りつつ虎視眈々と王子抹殺を企て…
…あ、リューグがいるじゃないかファレナに
>>548 ちょっwルセリナずれてるずれてるw
太陽宮に百合が咲き乱れ(r
>>549 ミアキスなら王子の抹殺よりも、王子とくっついて名実ともにリムの義姉化する方を選びそうだがw
執務室が5Pの舞台か・・・
リューグは電プレの載ってる書き下ろし見たら、ウホッな人にしか見えなくなっちまった・・・
ミア「…しかたありませんねぇ。闘神祭ですか、また」
王子「(婿候補が次々と謎の失踪を遂げてるんだけど…)」
トマ「(女王騎士長も逆らえない現在最年長の最強の地位…か…
恐ェなぁ、ガレオンじーちゃんならどうすんだろ…)」
リオ「あ、あの…まさか、ミアキス様も出場なさるんじゃ」
ミア「もちろんですよぉ。でも、今回も代理の出場は認められてるんです(すっ)」
リオ「あ、どこへ」
ミア「ちょっと用事があるの。リオンちゃん、あとよろしくぅ」
ミア「シンロウさん、ちょっと国外に名指しで大量の贈り物を届けたいんですけどぉ」
シン「お、ミアキスさん。どんと言ってくんな!」
ミア「あと、その人を出来れば連れてきてほしいんですけどぉ。
…とりあえず、高級チーズケーキを30人分。グラスランドにいる――――」
ゲオルグまたチーズケーキか!ww
ガイドの美味しさで女性キャラは殆ど美味しい訳だが…触手はまだでございまするか?
しかしゼラセ様は仕方ないとしてニケア…
姫様のためなら奴は女王殺しの念に苛まれる男を利用することすら厭わない!
…くらい姫様が好きだと言いっこなしですが、
>>550 ここを見て
「リオンさん…その、私…」
「何も言わないでください、ルセリナさん。私も…わからないんです」
「……殿下は…」
「王子に知られたら、軽蔑されてしまうでしょうか…?
恐い、ですけど…あなたと離れることも、考えられないんです…」
「リオンさん…」
ライバルである筈なのに、何時しか情愛を育んでしまったリオンとルセリナ。
「…ミアキス、今夜も…なのか?」
「当たり前じゃないですかぁ、姫様。性教育のお仕事も、私のおつとめなんですからぁ」
「で、でも、じゃな…その、翌日、だるいのじゃが…」
「それは、おあいこですよぉ?姫様だって、時々私を…」
「ば、馬鹿者! …そ、それは…おぬしがあまりに愛いからじゃろう…?」
「姫様ぁ……」
「ボズさん、エルメラークに乗せて欲しいんだけど」
「おや、どうされましたかなぁ、閣下。はぁっはっはっはっは」
「ちょっとグラスランドへ」
>555
王子…
王子×ミアキスの純愛ってないよな
>>556 前スレとかその前には結構あったような…
「私に言うことを聞かせたかったら、私を倒してからふゎぐうわぁあっ!?」
―――戦闘終了
「…王子…ケホッ、私…姫様を、お護りできませんでした…」
ニアミアキス…!(抱きしめる)
ミアキス…!(押し倒す)
ミアキス…!ええと、約束だからとりあえずしゃぶってください
王子「ぐあああああああ」
リオ「王子!そこは迷うところじゃありません!
だ、ダメです!1番上の選択肢を!妥協しても2にしてください!」
王子「うう、っ…うあああっ!!」
リオ「お部屋訪問イベントがありますから!いいところで暗転しますからっ!」
という心情でした
保管庫逝ってくる!
559 :
前スレ291:2006/03/26(日) 06:13:03 ID:v/yFfdWs
ロイ×フェイレンできた…。疲れた…。
投下開始します
別に無理してついてこなくていいんだぜ。お前らがやりたいことがあるんなら…。」
「やりたいことはロイの手助けをすることだよ。」
「そうそう。兄貴の言うとおりあたしたちは自分のやりたいようにしてるんだから。」
オレたちは、いや…オレはあのファレナでの戦いの後しばらくやりたいことを見失っ
ていた。成り行きとはいえ王子さんの影武者を勤めたことは、ただのチンピラだった
オレにとっては昔のチンピラ時代より命が危険に晒される事があるとはいえ刺激的
な毎日だった。
だからこそ、終わってからの先がなにも見えなかった。さらに追い討ちをかけるよ
うに失恋もした。どうあがいても王子さん一筋なリオンがオレのようなやつに振り向
く事はないと思っていたが、かなり必死になっていたからその反動は大きかった…。
まあ、思ったよりすぐに割り切れたのはリオンの相手が王子さんだったからかな。一
緒に戦ってみて、はじめオレが思っていた世間知らずのボンボンなんかではなく、す
げぇヤツだってこと痛感させられた。だからこそ、あんなに必死になってアプローチした
リオンを王子さんに任せてもいいかと思えた。あいつら、旅に出る前には恋人みたい
にはなってなかったらしいが時間の問題だろ。
オレはしばらくなんもする気がしなかったが、ある日フェイロンとフェイレンに気晴らし
に連れて行ってもらった劇団の演劇を見て、なんか来るものがあったんだよね。そ
ういえば何人かがオレが王子さんの影武者をしている時は生き生きしてるって言って
たっけ。まぁ、その時は否定したんだけど思い返してみるとそんな気がしないでもない。
俳優みたいに何かを演じることがオレの天職かも、そう思ってその劇団の団長に入れ
てもらったってわけ。
つーわけで、今はその劇団はもともと北の大陸にいたのがファレナに来たらしく、オレ達
はそれについて行って今は北の大陸を転々としてる。オレは俳優見習い、フェイロンは
大道具係、フェイレンは劇団の雑務とか家事を手伝ってたりして毎日を過ごしてる。二
人には無理してついてこなくていいって言ったんだが結局あん時、オレが軍に参加した
時と同じようについてきた。…なんだかんだ言ってあの二人には感謝してる。
ガキの頃から身を寄せ合って生きてきた仲間の二人、あいつ等がいつでもついてき
てくれることがオレにとっては心の支えになっている事を自覚したのはいつ頃からだろう
か?
「相変わらず、よく食べるよな…」
「ん?そう?」
オレは隣で食事にがっつくフェイロンを見てそう呟いた。軽くオレの二倍ぐらいは食べて
る。レツオウさんの飯が食えた頃はもっと食っていたが相変わらず食う…。
「ロイもいっぱい食べないと、ほら腹が減っては…」
「はいはい、前にも聞いたよそれは…」
「だから断るって言ってんでしょ!」
急に和やかな食堂に似つかわしくない怒声が響きわたる。
「ねえ、ロイ…」
「ったく…」
イライラしながらオレは立ち上がる。そして、優男に絡まれてるフェイレンのもとに向かっ
た。
「いいじゃない、俺達に付き合ってくれたってねえ。」
「そうそう、君暇なんでしょ?オレ達と一緒に飯でも食おうよ。」
「だから、連れがいるって…」
「おい」
オレが声をかけると絡んでる男はオレの方を向いて睨んできた。
「ロイ!兄貴!」
「なんだ、ガキが。俺達は見てのとおり暇じゃないんだよ、あっちいきな!」
「いや、オレらの連れなんだけどそいつ。嫌がってんだからやめてくんない?」
そういってオレはヤツラを睨みつける。イライラもかなりキてる。周りも、なにやらざわめき
はじめてきた。
「おい…」
「ちっ…」
ヤツラはバツが悪くなったのかこそこそと去って行った。ヤツラを一瞥して、オレはフェイ
レンを見る。なんか顔が赤いのは気のせいだろうか?まぁ、とりあえず…
「ほら、フェイレン。飯食いに行くぞ。」
「まだ食べてる途中だから。早く行こう。」
「あ…うん…。ありがと、ロイ……あと兄貴も…」
妙にしおらしくなったフェイレンを連れてオレらはテーブルに向かった。
フェイレンのヤツが男に絡まれるのは結構ある。なんせフェイレンは王子さんの軍にいた
時も美少女なんて言われてたぐらいだ。なんであいつに声をかけてくるヤツはいっぱいい
る…。
前は本人が嫌がってるから追っ払うみたいな感じだったが、今はなぜかオレもイライラす
るから追っ払うって感じだ。はぁ…、なんとなくオレがイライラする原因は分かっている…。
けどなぁ…。
「ご苦労さん。今日はもう上がっていいよ。」
「ありがとうございます!」
あたしは、そう言われてロイと兄貴が先に行っているであろう町の食堂に向かった。二人
が様子を見に来てくれたが、待たせると悪いから先に行ってもらってる。食事の時間はロイ
と話せる貴重な時間だ。最近はロイもあたしも兄貴もお互いにやる事があって、なかなか
一緒の時間をとる事ができない。その中で、顔をあわせられる食事の時間はあたしにとって
楽しみだ。
「よう、やっと終わったか」
「ロイ!どうしたの?」
普段なら夜の稽古に備えて早めにご飯を食べに行くのにロイがそこにいた。
「ん…、いや、この町にきてから前に比べてお前が絡まれやすくなってるからな。ちょっと心
配になって…な…。」
「ロイ…」
あたしは嬉しくなってロイに飛び付きたくなった。でも、そんなことして嫌がられたら…そう思
うとできなかった。
「ほら!さっさと行くぞ!オレもあんま時間ないんだから!」
「…うん!いこ!」
「また会ったね。…ってガキも一緒かよ…」
食堂に行く途中、人通りの少ない通り道で昼間フェイレンに絡んできたヤツラがまたいた。
「ロイ…」
「はぁ…、あんたもしつこいなぁ。いい加減にしろよ!昼間でこいつが嫌がってんのは分かっ
ただろ!」
マジでイライラしてきたオレは声を荒げてそいつに突っかかった。
「ああ、分かったよ…だからさ…昼間のお詫びもかねてね…」
「…フェイレン、離れてろ。」
なんかヤバイ雰囲気を感じたオレは護身用に持ってた連結式三節棍に手をかけた。
「ロイ!後ろ!」
「なっ!」
後ろを見るともう一人の男が俺に向かって棍棒を振り下ろそうとしてた。
「ちっ」
ガッ、と鈍い音がする。頭に直撃は避けたが左肩をやられた。痛みに気をとられかけたが耐
えてすぐさま相手の腹に蹴りを入れる。さらに九の字になったヤツの顎を思い切り蹴り上げた。
「ぐぁ…。」
「ってぇ〜…。くそっ!やってくれんじゃねえか!」
「ロイ、大丈夫!」
フェイレンがオレに駆け寄ってくる。
「へぇ〜、なかなかやるじゃない。ただのガキかと思ったら。」
ヤツが汚く笑いかけてくる。当たり前だ、こちとら王子さんの影武者やチンピラやってたんだ。こ
んぐらいたいしたことねぇぜ。…いてぇけど。
「だけど…おいてめぇら、出てきていいぞ。」
どうやらまだ仲間が潜んでいたらしい。物陰から一人…二人……五人か…。まずいな。
「なっ…、この卑怯者!恥ずかしくないの!」
「へへ、お嬢ちゃんがおとなしく俺らと付き合うってんならガキは逃がしてやってもいいぜ。」
ばっかじゃねえの、そんなことする訳ねえだろ。心の中で毒づきながら
「へっ、寝言は寝てから言いやがれ。」
「てめぇ…」
オレは連結を合わせ棍を構える。さらに隣で身構えてるフェイレンにヤツラに聞こえないよう
話しかける。
(フェイレン、武器は持ってないよな)
(え…、うん。)
(オレが気をひきつけるから町に向かって行け。んでフェイロンや町のヤツラを呼んできてくれ)
(そんな…ロイ!あたしも残るよ!武器はなくても紋章が…)
(いいから、こんな多人数じゃ武器をもってねぇお前をかばいながら戦うのはきつい。だから助
けを呼んできてくれ。分かったな。)
(ロイ…でも…)
(あ〜、もう、オレのことは心配すんな!いいな。…んじゃいくぜ!)
「ほら、かかって来いよ!それとも怖くなったのか?ハハッ、大人数で来てそりゃ世話ねえな!」
オレは思いっきりヤツラを挑発した。…むかついてるのか、あっけなくヤツラは乗っかってきた。
「てめえ…、おい!女はあとだ!まずこのをガキをボコるぞ!」
ヤツラが俺に向かってくる…俺にしか注意が向いてない。今だ!
「フェイレン、走れ!」
俺の隣にいたフェイレンがヤツラの間をすり抜けて素早く走り抜ける。よし、うまくいった!
「な…。あの女っ!」
「オラ!よそ見してんじゃねえよ!」
ゴッ
「がはっ…。」
フェイレンの方を向いた男の首筋に棍を叩きつけ、気絶させる。さらに他のヤツラが一瞬驚いた
隙に、囲まれた円の中から抜ける。
「はい、一丁上がりっと。」
「どこまでもコケにしやがって…。このガキ!」
後ろを取られないよう壁を背にして再び構えなおす。連結は外さずに戦った方がいいな。棍の方が
片手でも戦いやすい…。はぁ…ついてねぇなぁ。だけどフェイレンを逃がせて良かったぜ。へっ、後
はどうにでもなりやがれ!
あの後あたしは全力で町の食堂に向かって走った。そこでご飯を食べてた兄貴にロイの事を伝える
と、顔色を変えてすぐに行こうと言った。他にも手伝ってくれると申し出てくれた人を連れてロイのいた
場所に向かったけど…。
「ロイ…。っロイ!」
そこには倒れてるロイと何人かのびていた男がいた。
「ロイ!しっかりして!ロイ」
ロイは気絶していた。
いろんなとこをなぐられたのか痣があちこちにできてた。ごめん…ごめんロイ!あたしのせいでこん
なに殴られて…いたい思いして…。
「ロイ…。うっ…ぐす…ごめ…ん…ね」
涙が止まらなかった。頬を伝った涙がロイに落ちる。
「…フェイレン、この中の誰かとロイを町のお医者さんのところに連れてって。後すいませんが何人
かボクの手伝いをしてくれませんか。」
いつもののほほんとした兄貴の声じゃなかった。
「兄貴…」
「…そこにのびてる人をたたき起こして事情を吐かせる。逃げたやつがいるなら許さない…。ロイを
こんなにするなんて!」
あたしはあの後、町の人に手伝ってもらってロイを医者のところまで連れて行った。騒ぎを聞いて
団長や劇団の人が来てくれた。結局あの後、町の警備の人がきてくれたみたいで取調べは自分達
がやる…とのことらしい。自分でロイの恨みを晴らすつもりだった兄貴はなかなか納得できなかったら
しいが、団長に説得された。今は私と一緒に病室の前の廊下でロイが目覚めるのを待ってる。団長
達には待ってもらうのも悪いから、劇団のテントに戻ってもらった。
「フェイレン…ロイの様子は…」
「命には別状はないみたい…。だけど…そんなの関係ない!あたしの…あたしのせいで…。」
さっきから自分を責めることしかできなかった…。助けになりたい、そう思ってロイに付いてきたのに
結局あたしは迷惑かけてる…。自分が…自分が許せなかった。
「ごめん…ロイ…。ごめんね…。」
「ん…いてて…」
意識が覚醒すると同時に体のあちこちから痛みが襲ってきた。ああ…、結局三人ぐらいぶっ倒してか
らボコられたんだっけか…。ここは…、なんか薬のにおいがするな。病院か?
「気が付いたか…」
町の医者のおっさんが俺に話しかけてきた。おっさんの話によると気絶したオレをフェイレン達が運ん
できたという事、骨まではやられてないだろうけど暫くは安静にしておかなければならないという事など
など。
「左肩はひどくやられてるがそれ以外はすぐになおるだろう。」
「ああ…すまねぇ…。」
ぶっきらぼうだが、腕は確かだという町の評判の聞いたことはある。オレは素直に礼を言った。
「ちょっと待ってな、外で待ってるやつらがいるから。お前の連れらしいが帰っていいと言ったのに聞か
ないからな。目を覚ましたら会いたいらしいから呼んできていいか?」
「ああ、別にかまわないぜ。」
「ロイ…ごめんね…」
さっきからフェイレンはこんな調子だ。いつもは少し男勝りなくらい元気なのにすっかりしょぼくれてる。
フェイロンともさっき話したが、あいつは団長のとこにオレが起きた事を報告に行くらしく出て行った。医
者のおっさんも他の患者がいるからと部屋をすぐに出て行った。つーことでこの緊急用の医務室には、オ
レとフェイレンしかいない…。やべぇな…。前に怪我した時は、怒りつつもしょうがないな、みたいな反応だ
ったけど…。気まずい…。
「…なぁ、だからお前のせいじゃねぇよ。だいたいお前が助けを呼んできてくれなかったらもっとひどい怪
我になってたかもしれないんだぜ?」
「でもっ!」
フェイレンが顔を上げて俺を見た。
「あたし、ロイを助けたいと思って付いてきたのに…。あんまり手助けできないのに…こうやって逆に助け
られて…だから…だ…から…」
「だぁ〜!泣くなよ!」
いきなり堰を切ったように泣きはじめたフェイレンにオレは慌てた。寝てる身を起こしてフェイレンに話かけ
る。
「あのなぁ、お前がどう思ってるかは知らないけどオレは結構助かってるんだぜ?」
「ロ…イ」
「お前とフェイロンがいるからオレはなんつ〜か…、不安にならねえでこうやって過ごせてるんだ。それだけ
でずいぶん助けになってる。だからそんなこと言うな…。」
あ〜、ガラに合わねえこといってんな。言ってからかなり恥ずかしくなってきやがった…。
自分を責めるあたしをロイは励ましてくれた。やっぱり…ロイはすごく優しい…。普段はぶっきらぼうでも…
昔からそうだった。だから…あたしはロイの事が好きになった。でも、このことをロイに言ったら今の関係が壊れ
そうで…しかもロイは一時期別の女の子を追いかけてた。あの時は辛かった、けどロイを諦めるなんてできな
かった。今はその子は好きな人、ファルーシュ王子様と一緒に旅に出てどうなってるかはあたしには分から
ないけど、ロイもふっきれたみたいだけど…だからといってロイがあたしのことを好きになってるかなんて分か
らない。あたしのこと、ただの妹分としか思ってないのかもしれない。
でも…、もうずっと我慢してきたから…止めることができなかった。
「…ありがと…。ねぇロイ…」
「ん…、なんだよ。」
ガラにもないことを言ったと思ってるのか、ロイの顔が赤くなってる。
「あたし、ロイの事…好きだよ…。ずっと前から…好きだった。」
思ったより緊張しないで言う事ができた…。あんなに思い悩んでたのに言う時はあっさりしてるな…。
「…な、何言ってんだ!冗談もほどほどに…」
「冗談なんかじゃないよ…」
顔を背けているロイにあたしは近づく。あたしはロイの右手を取って自分の胸に当てる。胸の形がぐにゃっと
変わるのが分かった。同年代より大きい胸は目立ってジロジロ見られる事もあって嫌だったけど、ロイに触られ
るなら別にかまわない。
「ほら…あたしドキドキしてるんだよ。ロイが近くにいるから…。ロイの事が好きだから…」
「いや!いいから離せって。シャレになんねぇ!」
「嫌!絶対離さない!ねぇロイ…あたしのことどう思ってるの?ずっと聞きたくて…だけど怖かったし、王子様の
ところで戦ってる時は…あたしのことなんかちっともかまってくれなくてあの子のこと追っかけまわしてたし…」
ずっと嫉妬してた…。どうしようもなく寂しくなって、話をするようになった同じく幼馴染の好きな人がいるノーマさ
んに相談したり、だれも見てないとこで自分で…その…しちゃったりした事もあった…。
「フェイレン…」
「…だけど…だけどもう抑えられないの!ロイが優しいから…いけないんだよ。どんどん好きな気持ちが大きくなっ
て…抑えられないんだから…」
「オレは…」
ロイは相変わらず顔を背けてる…。やっぱり、駄目なのかな…。
「ねぇ…ロイ。恋人になるのが嫌なら一回だけでいい。あたしと…セックスして。」
訳がわかんねぇ、どうしてこんな事になってんだ…。フェイレンに好きだって言われて、今度は付き合わないな
ら一回だけセックスしてくれって…。とりあえず落ち着かせないと。
「おい、落ち着けよフェイレン…」
「嫌…なんだよね…あたしと恋人同士になる事も…セックスする事も…」
こっちの話をまるで聞いてないようにフェイレンは自分の中でどんどん話を進めていってる。はぁ…こっちも腹くく
るしかねえか。
「いいぜ…」
「え…。」
「だからオレはつきあってもかまわねぇって言ってんだよ。お前の事…その…好きだし」
「え?え?」
オレもフェイレンのことが好きだ…。いや…最近になってあいつがどれだけオレを支えてくれたか、そのありがた
みってのに気付いて、誰にもあいつの事渡したくないって思うようになった。けどオレはちょっと前までは他の
やつが好きだったことはあいつも知っているだろうし、言っても尻軽だって言われて嫌われるか冗談と笑われる
のが落ちだと思ってたのに…。昔から好きだったなんて…。
「だけどさ…。オレ、お前の事ずいぶん傷つけてるよな…。ずっと前から…その…だったなら。オレ、お前の気持
ちも知らずにリオンばっかに気をかけてたし…。いいのか、オレなんかで?」
オレの言葉を信じられないような顔で、オレを見ていた…。
「ロイ…ほ…んとう…なんだよね…。あたしの…事…」
「ああ、本当さ。なんなら血判を押して宣誓しても…うぁ!…んっ」
急にフェイレンが抱きついて…キスをしてきた…。心の準備なんてできてない。オレの心臓は興奮で破裂しそう
なくらいドキドキしてる。
「ん…ぷは!」
お互いの唇が離れた。名残惜しそうに唾液でできた糸ができて…すぐに切れた。
「…ロイ…嬉しいよ…。あたし…。なんていったら」
左肩に痛みがまた走る。…そ〜いやオレ、怪我してんだった…。
「っ…。いってぇ〜」
「あ!ごめんロイ!あたし…考え無しで…」
「いいから気にすんなって…。それより…その…離れてくんねぇか…」
急に言われてフェイレンは悲しそうな顔をするが…。ヤバイですマジで…。さっきは手をあいつのでかい胸に押し
付けさせられて、それだけでかなり興奮したのに今度は全身を合わせられて…。はい、もう完璧に起っちゃって
ます。なるべく今は気付かれずにすませたかったが…。
「あ…ロイ…なんか固いのが…」
ヤバ…気付かれた…。
「いや…その…」
「……ねぇ…このまましちゃおう」
「おいおい…ここは病室だぞ!だれか緊急で入ってきたらどうするんだよ!」
「でも…ロイのこれ…苦しそうだよ。」
そう言ってオレの息子をあいつは服とかけられた布団越しに撫でてくる。おまけに潤んだ瞳でこっちを見てくる…。
こんな状況で断れる男がいるだろうか…いや、いない。
「じゃあ…してあげるね…」
「いや、オレが先に…」
「ロイは怪我してるんだから…無理しないで…。こういうこと初めてだから…うまくできないかもしれないけど…」
そう言ってあたしはロイにかかってる布団を剥ぎ、ロイのズボンと下着をおろす…。大きい…。こんなのがあたしの
に…。自分で指入れてみても狭かったのに入るのかな…。
「それじゃ…うまくできないかもしれないけど…」
あたしは、ロイの…それに触った。すごく熱くて固くなってる…。
「っ…」
「ロイ!?痛かった?」
「…いや…気にすんな、痛くはねぇ…」
痛くはないんだよね…。良かった…。え〜と、確かこうやって擦ると…。
「…っ、フェイレン…」
「気持ちいい?ロイ…」
「…ああ…」
あたしに言われてロイは真っ赤になって答えてくれた…。いつもは頼りになる顔を見せてくれるロイが、そんな風
になってるのはとってもかわいく見えた。それにあたしも…なんだか興奮してきた。
「嬉しいよ…ロイ…。」
あたしがロイを気持ちよくしてあげている…。それだけで嬉しい。もっと頑張らないと…次は…。
ヤバイ…。他人の手で…しかもガキの頃から一緒だったフェイレンの手で触られてる…。
それを考えるだけでもかなり興奮してる…。でも男の意地というか…すぐにイってしまうのは情けないと思って耐
えてるのに…。
「それじゃあロイ…。舐めるから…」
「…ちょっ!まて!今日風呂に入ってないし汚ね…うあっ」
オレの制止も聞かずにフェイレンはオレのを舐めてきた。最初はぎこちなく下から上に舐めているだけだったが。
「ん…ロイ…この筋みたいなとこ舐めるとビクって動くね…。ここが気持ちいい?」
「ん…いや…その」
「あたし、ロイの気持ちよくなるとこ知りたいの…だめ…?」
「あ…ああ…気持ちいいぜ…」
やべぇ…。本人は必死でオレに聞いてきてんのは分かるんだが…オレにとっては軽い羞恥プレイだ。
「舐めるだけじゃなくて手も動かしてして擦ってもらうと…。」
「ん…ちゅっ…分かった…」
「その…上の部分咥えるとき歯を立てないようにしてくれ…」
「ん…ふぅ…こふ?」
だんだんと、射精感が込み上げてくる…。だめだ!もう耐えられねぇ!
「フェイレン!離れろ…もう…射精る!」
「え…?…いいよ、そのまま出して!」
「ばかやろ…かかっちまう…って!うあ!」
フェイレンはオレの息子の先っぽを咥えてきた。そんまま飲むつもりなのか!?
「だひて!ろひ!ほのみゃみゃあたひに…」
「やめろ!フェイレ…っ!」
「!!」
結局そんまま出しちまった…。フェイレンは最初は驚いて目を見開いたけど、そんままオレが出し切るまで目を
かたく閉じて耐えている。…不覚にもその顔がそそるなんて思っちまった…。
「ん…ん…ぷ…ふぅ…」
「おい!すぐ吐いちまえ!」
すべて出し切った後、オレはすぐにフェイレンを離しオレの精液を吐くように言った…。だけど、フェイレンは頑な
に口を閉じて吐こうとしない。それどころか…。
「う…んぐ…んっ」
必死にオレの精液を飲もうとしてる。閉じた目からは涙が少し流れで出る。
「お前…無理すんな!飲むもんじゃねえよ!」
「……んっ…けほっ…」
飲みやがった…。あんなもん見た目から飲めるもんじゃねえのに。べとべとしてるし、変な匂いするし。
「どうして飲んだんだよ。不味いだろこんなの…」
「ロイの出してくれた精液だよ…。不味くなんてない…。変な味だったけど…。それに…」
「飲んでくれると嬉しいんだよね。男の人って…。」
そう言ってオレに笑いかけてくる。健気なヤツだと思った…。オレは…。
「フェイレン…」
「ロイ?……んっ!」
オレはフェイレンにキスをした。さっき勢いでしてしまったキスとは違う…舌を絡めるディープなキスってヤツだ。
さっきフェイレンの口の中に俺の精液が少し残っているかもしれないけど…そんなのは関係ない。こいつ
に何かしてやりたかった。健気なこいつにキスをしてやりたくなった。それだけしか考えられなかった。
「ん…ふっ…んんっ…ちゅる…」
フェイレンもオレに合わせてきてくれた。お互いの舌を絡め、唾液を吸いあう…。ぴちゃぴちゃと音が鳴って興
奮する。
「……ぷはぁ……。ロイ…」
「ありがとな…フェイレン…。次はオレが…」
「ロイ…でも…」
「オレの気がこんままじゃ済まないんだ…。いいよな…」
ロイの手であたしのシャツがたくし上げられる。その下に巻いているさらしを取られて、初めてあたしの胸はロ
イの前に晒された。胸が大きくなるのはロイが喜んでくれるかもしれないし、王子様の軍で戦ってた時、ライバ
ル視してたリオンが言っちゃ悪いけどぺったんこだから、胸が大きいのはひそかな自慢だった。だけど動く時
にゆれると邪魔だから、いつもはさらしを巻いている。
「わりいな…。片手しか使えないし、オレも初めてだからうまくできねぇかもしれないけど…。」
そう言ってロイはあたしの頬に手を当ててまたキスをしてきた。…ああ、もうほんとにこれが現実なのか分かん
なくなってきた。ロイからキスしてくれたり…ロイがあたしの服を脱がしてくれたり…。
「んじゃ…触るぜ。痛かったりしたら言えよ。」
そう言って、あたしの胸にロイは触り始めた。見てるとあたしの胸はぐにゃぐにゃロイの手に合わせて形を変え
る。気持ちいい…。ロイの掌が乳首をかすめたり、直接指でいじられるとそれはさらに大きく感じる。
「あっ…ん…ロイ…い…いよ…」
「フェイレン…」
さらにロイは色んなとこにキスをしてきた。おでこ…首筋…鎖骨の辺り…胸…。されるたびにあたしは体を震
わせた。
「うん…んっ…ロ…イ…」
「…フェイレン…下も…脱がしていいか…」
片手で脱がすのは辛そうなのであたしも少し手伝った。今、あたしはたくし上げられたシャツとパンツだけに
なってる…。
「少し…染みができてるな…」
「…っ…ロイが…いっぱい触るから…」
ホントは、ロイのを舐めたりしている時からあそこが濡れてきてるのを感じてた。その上からロイはあたしのあ
そこを触ってくる。
「んっ!ああ!」
「フェイレン!?」
「だい…じょうぶ…きもちいいから…。だけど…汚れるとやだから…脱がしてもらった方がいいかな…」
「ああ…分かった…」
「んっ!…あう!…ろ…いっ!」
ロイの指があたしのあそこを動き回る。まだ直接は入れられてないが撫でられるたびに快感があたしの体を
はしりまわった。
「すげぇな…。オレも興奮してきた…」
「い…や…っ!はずか…しいよ…!音…そんなに…たて…!ひゃん!」
あたしは恥ずかしいのに…ロイはいたずらっぽく笑ってわざと音を立ててくる。グチョグチョとあたしのからでた
愛液が音を立ててる。
「さっきの仕返しさ…。それにあんなにオレの咥えたり舐めたりしといて…今さらだろ?」
「…で…もぉ…」
抗議するあたしの声を無視してロイは愛撫を続ける。
「ひゃっ!あぅ!んん!…ろ・・・いぃ…」
「…なあ…指…入れるぞ。」
「ん…うん…」
そう言ってロイはあたしのあそこの穴に指を当てる。初めて自分以外の人の指が私の中に入ってきた。
「…くっ…ん…」
「大丈夫か…」
「うん…そのまま動かして…」
あまり痛みはなかった。ロイがぜんぜんかまってくれなかった時、自分でしちゃう事が結構あったからなのかそ
んなに異物感はなかった。だけど…本番はもっと大きなロイの…が入ってくる…。
「ん…いいよ…。そうやって…前後に動かして…たまに…指で中を…かき回すように」
「ああ…分かった」
ロイが中で指を動かすたびにまた音がなる。…少しずつ…あたしの中で何か…膨らんでくる物があった。
「あぅ…ああ!」
「…フェイレン…」
ロイがあたしの中から指を抜いた…。指から愛液が伝って垂れている…。いよいよ…だね。
「ロイ…いいよ…
フェイレンがオレの体に気を使ってくれたのか、オレは今医務用のベットに隣接してる壁に背をもたれて上半
身だけ起こし、フェイレンがオレの体にまたがってる。さっきより体は痛くなくなってきてるし今更なんだけど、フェ
イレンに何回も言われておれもしょうがないからしたがった。
「大丈夫か…」
「う…ん…。やっぱり…大きいね…」
「自分のペースでいいからな…。無理だって思ったら…」
「分かってる…。…よし!」
自分の頬を両手でピシャッと叩いてフェイレンはオレの物を自分のにあてがった。気合を入れたつもりなんろう
があんまりこの場に似つかわしくないのは黙っておこう。
「それじゃあ…入れるから…」
ふつーなら男の台詞だよなあ…と心の中でオレはぼやいた。そして…まだ感じた事のない感覚がオレのを通し
て伝わってくる。とてもきつく締めてきて、熱い…。だけど…
「ん…うう……っ!!ああっ!」
「お…おい!フェイレン!」
フェイレンの股に血が少し伝わってきた。顔も苦痛でゆがんでる。
「いや…いや!こん…なのに…まけな…い…ろいと…ひとつに…なるん…だから!ああっっ!!!」
「フェイレン!無茶すんな!抜いちまえ!」
「ずっと…ずっ…とす…きで…やっと…せっくす…でき…るのに…やめる…なんて…したく…ないよぉ…」
「フェイレン…」
涙で顔をぐちゃぐちゃにしながらそれでもオレのを入れようとするフェイレンに心を痛めながらも、ここで止めるの
はもっとフェイレンを傷つけると思ったオレは、少しでもフェイレンの気持ちが和らぐようにさっきみたいに胸を触
ったりキスをしたりした。
「フェイレン…落ち着け…自分のペースで…な…」
「う…うん…ろ…い…やっぱ…り…やさしい…ね」
「…ばかやろう…オレは優しくなんかねぇよ…お前にだって何回も迷惑かけてるし…」
「…やさしいよ…ろいは……どんかん…だけど」
「うっ…それは…すまねぇ……」
少し落ち着いてきたのか、オレが話しかけてるから意識が痛みに少し取られなくなってるのかさっきより表情が
和らいだ。そして…
「全部入ったぞ…フェイレン」
「ほんと…よかっ…た……ろい…あたしの…なか…へんじゃない?」
「他のに入れた事ねぇからわかんねぇよ。…だけど…気持ちいいよ…」
言ってて恥ずかしくなってきやがった…。だけど、こいつは痛みに耐えて最後まで頑張った…オレもしてやんな
いと。
「まだ動こうとするなよ…痛いだろ…」
「え…うん…」
「落ち着くまでオレに任せてくれ…」
「ろい…んっ…ふっ…」
そう言ってオレはフェイレンの赤髪を撫で顔に手を添えてまたキスをした…。そして開いているほうの左手で…
上まであがんないし、動かすと肩に痛みが走るけど…フェイレンのあそこに指を当ててさっきみたいに愛撫する。
「んんっ!はぅ!ぷは……ろ…い…」
「少しは気持ちよければ痛みを少なくできると思ったんだけど…。駄目だったか?」
「だいじょうぶ…駄目…じゃないよ…」
そのまま暫くオレはフェイレンへの愛撫を続けた。少しづつまた愛液が出てきてオレの指を濡らしてきた。
「ん…ロイ…もう…だいじょうぶだから…動くよ…」
「フェイレン…無理は…」
「むりなんか…してないから…お願い…」
そう言ってフェイレンは腰を上げてまた下ろす。そのたびにぐちゃっ、ぬちゅっとフェイレンの血と愛液の混じった
液とオレのがいやらしい音を出す。
「ん…あっ…ふぅ…んっ…くぅ…」
「まだ痛いだろ…無理すんなって…」
「ん…だい…じょうぶ…いたくないし…すこし…気持ちいい…ロイは…気持ちいい…?」
「…いいに決まってんだろ…」
よかった…と微笑むフェイレン。こいつ、いつもは気が強くて男勝りなのにこんなに健気だったなんて…。そう思
うと、オレのフェイレンに対する気持ちがさらに強まった。
「くっ…フェイレン…オレ…お前の気持ちに気付かなくて…ずっとお前の事傷つけてきたけど…」
「んっ…ロイ…?」
「ほんと…虫のいいことだってのは分かってる…だけど…お前の事…その分…大事にするから…」
「ロイ…ロイっ…!」
フェイレン動くスピードが早くなる。オレも自然と腰をフェイレンに合わせて動かし始めた。
「フェイレン…!フェイレン!」
「あっ!あうっ!ああっ!ロイ!ロイっ!」
水音もだんだん激しさを増してきてる。それと同時にオレも…だんだんと限界が近づいてきた。
「フェイレン…オレ…もう!」
「ロイ!っあ…いいよ!んっ…あたしの…あたしの中に…ちょうだい!」
最後にオレはまた腰を動かすスピード上げた。
「っ…出すぞ…フェイレン!」
オレは力をこめてフェイレンを突き上げ、それと同時にイった…。
「ああ…ろい…だして…るんだね…あたしの…中に…」
ロイがあたしの中に精液を出してくれた後、緊張の糸が切れたのかあたしの体がふらついた…。
「フェイレン!」
「……あ…ロイ…」
ロイがあたしの体を抱きとめてくれた。
「っと…大丈夫か?」
「うん…ちょっと…気が抜けちゃって…へへ…ほんとにしちゃったんだね…あたし達…」
「ああ…」
とりあえず、腰を上げてロイのを抜く…。抜けたら…中からあたし達の液が混じった物が流れ出てきた。抜いた後
もすこし…まだロイのモノが残ってる感じがする。
「なんか…恥ずかしいね…」
「お前から誘ってきたんだろ?今更なにを言ってんだか…。」
「むっ…だけど…気持ちよかったでしょ?」
あたしはいたずらっぽくロイに微笑む…。
「…ああ…ってやば!?」
「ロイ!どうしたの!」
急に声を上げたロイにびっくりしてあたしは聞いた。
「ここ…病室だってのすっかり忘れてた…」
「あ…」
あたしは周りを見る…。シーツに残った血とピンク色の液体の跡…精液と愛液の独特の匂い…。どうみても事後
です。本当にありがとうございました。
「やべぇ…おっさんになんていわれるか…。それに声もかなり上げてたし…」
「ど…どうしよう…」
結局ロイがその後あたしを帰して、医者のおじさんに謝りに行ったらしい。どうやら、あたし達が中でやっちゃって
たのはばれてたらしく、さんざんからかわれた上に一週間昼飯をおごれと言われてその件はチャラになった。
「ったく、ひでぇ医者だぜ…」
「病室で…しかも安静にしろといったのに激しい運動をする馬鹿な患者には言われたくないな。」
「う…」
あたし達は今、そのおじさんと一緒に昼ごはんを食べてる。
「だけど嬉しいよ!ロイが義弟になってくれるなんて。」
「あ…兄貴!」
兄貴は前からあたし達が付き合う事を素直に喜んでくれた。だけど恥ずかしいし、兄貴がべらべらしゃべるおかげ
であたし達ができてる事が劇団に広まってしまった…。
「はぁ…もう…勝手にしてくれ…」
「ねぇ…ロイ…」
「謝るなよ。」
「え?」
二人が気を利かせたのか先に食堂を出て行ったあと、あたしが謝ろうとするとロイはあたしがそうするのが分かっ
てたかのようにそう言ってくれた。
「オレだってあの場でやめる事なんてできなかったし…お前が気にする事じゃねぇよ。」
「ロイ…」
やっぱりロイのこと好きになってよかった…。ファレナでの戦いの時…ロイは王子様の影武者だったけど…あたしに
とっては…影武者なんかじゃない…本当の王子様だ。今までも…これから先も…ずっと…。
「ねぇ、ロイ…。あたし、ロイのこと好きになってよかったよ。」
そういわれて、顔を赤らめるあたしの王子様に、あたしは笑顔で笑いかけた。
(糸冬)
572 :
前スレ291:2006/03/26(日) 06:46:32 ID:v/yFfdWs
王子×リオンの続きと、どっちを書くか迷ったんですがこっちを書きました。
書くと宣言したんでなるべく待たせないようにしたんですが…。
内容はもう、自分はギャグを書くと中途半端になりやすいので今回も無駄にシリアスに行きました。
フェイレンは健気でいい子なんで、ロイにはしっかり幸せにして欲しいと思う所存であります。
では、また何か出来上がったら投下します…。
最後に…ゲオルグのチーズケーキネタにGJ!
やべー!!!萌えた!
GJ!GJ!GJ!
すっげぇ!GJ!
実を言うとロイはあまり好きじゃなかったんだが、考えが変わった!
いいじゃん、フェイレンとのカップル!
575 :
前スレ291:2006/03/26(日) 08:09:29 ID:v/yFfdWs
うは…何箇所か直したいとこハケーンorz
徹夜して書くもんじゃねぇや…。
>>573 ありがとうございます
>>574 山賊トリオは実はいい子たちですよ…ホント…。
フェイレンもリオンの影武者したりロイと偽お守り攻撃とかやったらいいのに
と思う今日この頃…であります。まぁロイがフェイレンの変装を爆笑して、没
になったんですけどね…。
フェイレンたん(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ\ア / \ ア / \ ア
あれで14歳なのはけしからん
>>552 うほっ
他キャラについてもkwsk
書き下ろしついてるなら買うかなー
>>575 直しちゃえ。修正箇所だけ投下しなおせば、それほど容量も食わないでしょ。
んで、まとめサイトに収録してもらう時、修正版のほうを載せてもらえばいいんじゃない?
>山賊トリオは実はいい子たちですよ…ホント…。
王子リオンのシンパなので、「テメーなにリオンにちょっかい出してんだ」としか思ってなかったんだよ。
ロイ、マジごめん。3人セットで見ると実はいいトリオじゃないか!
少し大人になりました。
578 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 09:05:08 ID:/SjGT8oY
最大まで拡大した視点で本拠地内を歩き回っていてふと思った。
……カウンターの向こうから笑顔で応対してくれるマリノさんの、
あのでっかいスカートの中にもぐりこんでイロイロいたずらしたい。
マリノの悲鳴を聞き付けたベルクートが、
>>579を後ろからばっさりだ!
ベルクートが出払ってて、かわりに助けてくれたハヅキとマリノが!
>>580 すると、俺をバッサリやったベルクートの剣は
マリノのスカートも一刀両断することになるよね……?
一番盛り上がってるところに間が悪く入ってきたベルクート!
妖しい微笑で頷き合うハヅキとマリノ。
申し合わせたように二人で(呆然としてる)ベルクートの手を引いてそのまま3pへ・・・
マリノを性の奴隷にしてベルクートをご招待、
「どうする……?この女のことはもう諦めるか?」と
妖艶な笑みを浮かべるハヅキ。
ベルクート「そこまで……そこまでやるんですか、ハヅキさん!!」
でもイイな。
>>582 スカート内部より
>>579追い出す→吊り橋上でベルクートが後ろからばっさりだ→セラス湖に
>>579投棄→悪戯で身を熱らせたマリノがベルクートに体でお礼
よし、OK。なお、百合好みな方は「ベルクート」を「ハヅキ」に変更してお楽しみ下さい。
でもスカートまっぷたつも面白いな。その後王子にパーティ編成で呼ばれると、頬が手の形に赤くなってるベルクート。
>>585 うん、じゃあ俺、バッサリやられるまで精一杯頑張って火照らせるー。
ちょっと質問、
シュンミンって1人称なんだっけ?
>>587 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<丶`Д´> < 一人称は「ウリ」ニダ!
( ) \
| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〈_フ__フ
>>588 なんでやねん( ゚∇゚)σ>`Д´>サクッ
「…は、はぁっ…ぁん、ゲオ…ルグ殿ぉ…っ」
「何だ?」
「やぁン…あッ、ちょ…やめ…って、ちょっとちょっとぉ!その手ぇ抜いて下さぁい!」
「…どうした」
「そんな、静かにムッとしないで下さいよぉ。
…えっとぉ、そのですね、盛り上がってきたところ何なんですけどぉ…」
ドガガガガ…ッ
「苦さを克服したい…ということで今回は色々用意してみましたぁ!!」
「何なんだこれは…?」
「コンデンスミルクにひいらぎハチミツ続いてメープルシロップピーナッツバター
マーマレードジャムミルクジャムチョコレートソースカラメルソースえとせとらっ!!
…ワンブレスで云い切りましたよさぁどうですかぁ…っ!」
「いや、何に使うんだ?」
「ナニに使うんですよぉ」
「………」
「ふふふ…見てるだけでよだれが出ちゃいますよねぇ。じゅるぅり」
「もしかして、これを…塗るのか?」
「わたしは、塗っても載せても掛けても垂らしても漬けてもいいと思いますけどぉ」
「……なるほどな」
「あ、他に生クリームなんかが良ければ、わたし今から頑張ってツノが立つまで泡立てますよぉ。
全裸で」
「…エプロンくらいは付けていても問題ないと思うぞ」
「あー、ゲオルグ殿はそっちの方がお好きでしたかぁ。次は用意しておきますぅ」
「しかし…ベッドや床が、クリームやらソースまみれになったりしないか?」
「それはちょっと困りますねぇ。そうだ、お風呂場行きますかぁ?証拠隠滅しやすいですよぉ」
「…夜中に誰もいないだろうとはいえ、公共の場を利用するのは感心せんな。
それに、あそこは声が響くだろう」
「あ、そうですねぇ。さすがにゲオルグ殿は抜かりないですぅ〜。
確かに、わたしもちょっと黙っていられる自身ありませんしぃ。誰かさんのせいでぇ」
「いや、それは単にお前の堪え性の問題だろう。…いや、こっちの話だ気にするな」
「…あ、それなら思い切って野外とか!
湖畔の茂みの方なら人もいないですし、きっと開放感もありますよぉ」
「甘露に蟻やらカブト虫やらひいらぎの精やらが集まってくるぞ」
「そ、それは嫌ですぅ…。じゃあ、お外もナシということで。
誰かに見られたりしても恥ずかしいですしねぇ。
二人でスポーツ黎明(注・新聞名)のゴシップ面を飾っちゃったりなんかしてぇ」
「………」
「で、結局どうするんだ?」
「…仕方ないのでここで、頑張っておふとんを汚さないようにする方向でぇ」
「やめる、という選択肢はないんだな…」
>>572 山賊ズがきました!篭城ルートのエンディングのフェイレンの健気さに
この二人はイイ!と想ってた次第であります。GJ!
>>590 ・甘いもの
・裸エプロン
・野外
・蟲姦
マニアックなプレイがもさもさと出てくる20台ズがオソロシス GJ
ゲオルグが、母を殺した。
―――…彼女が、その目で見たと。
「…本当に、見たんです…」
俯いた彼女は、震えた声でそう紡いだ。…信じたくはなかったが、彼女を疑うこともしたくない。
何かある。 今は取りあえず、彼女にも休んでもらおう。
「そっか…うん」
ゲオルグを庇っても、彼女を庇っても、今は逆効果だろう。
そう思って、ファルーシュはひとつ頷いた。
「ミアキス、もう休んだほうがいいよ。きっと…疲れてるんだ。
…ほら、こっぴどく殴っちゃったしさ。まだ残ってるでしょ?」
「はい…王子、失礼しますぅ」
沈んだ様子で、控えめな礼のあと、彼女の揺れる特徴的な結った髪を見送り、
彼女が部屋から去り、扉が閉まると、肩を落としてベッドに飛び込む。
どうすればいいのか、ぐるぐると混濁する意識は、そうそうにまどろんではくれない。
…結局2時間近くを要して、ようやく深い眠りにつくことが出来た――――
…かちゃ。 ぱたん。
…コツ、コツ、コツ、コツ
…………ぎし
もそ。 …ぐい。 もそもそ。 さら。
何か妙にくすぐったくて、ファルーシュは瞳をあける。何か頭を持ち上げられた気も…
「…………?」
「…寝ててもいいですよぉ?」
「………!?」
ベッドにもう一人分の体重が加わっている。
見える筈の天井は、ミアキスの微笑みに隠されていた。
「…だいじょうぶですよぉ……"姫様"」
「ミア――――」
むちゅっ。 ちゅぅ、ちゅっ。 くちゅ……
ちゅる…ちゅぱっ。ん……ぷ、ちゅ……にちゃ…
ちゅく、 ……ふむ…っ …ちゅうううっ…ちゅ。 ぽんっ
「…………」
「…おやすみなさぁい」
およそ数分に及ぶ"それ"に体中の力を奪われたファルーシュは、
唇に色濃く残る感触の残滓に身体を震わせながら、熱くなった体を懸命に冷まそうと大きく胸を上下させる。
背中から何かを抜き取られる感触を感じながら、数分で数時間分疲れた意識を闇に沈めた。
去っていく足音は子守唄というより、死神の笑い声に聞こえた。
「……まだ残ってる」
翌日。もう夕方である。今日は作戦を練ったりなんたらで、出かけることはない。
ファルーシュは赤い顔で、唇をごしごしと擦りながら、先程出かけた、臨時の護衛ミアキスを待った。
明日の日程を確認しに行った、とかで。朝からずっと顔を合わせておらず、
レレイから彼女が伝える、という事を聞いただけ。 …いや、顔をあわせたら平静ではいられないだろうから、
ある意味安心している。しかし、彼女が来る時が刻一刻と迫っている状況は、安心を段々と奪っていくのだが…
自分の部屋のベッドが、まるで敵地のように感じられた。
「………寂しいのはわかるんだけど…」
ベッドに落ちていた亜麻色の長い髪。恐らくカツラだろう。
誰をもしたもの、とは言うまい。
…それにしてもあんな。 いや、うん、はじめてだったんだけどね、うん。
リオンにはナイショだな。というか誰にも言うまいよ。 それにしても身体の力が抜けるほどの―――
「王子ーっ!」
「うわぁぁぁぁあっ!?」
何時の間に入ってきていたのか、ミアキスはいつもの調子でファルーシュのもとに近づく。
「お待たせしましたぁ!」
「あ、ああ、うん…」
「ちょっとお城の間取りも聞いてきたのでぇ、遅くなっちゃいました。ごめんなさいぃ」
「いや、いいけど…」
「明日は、朝早くから外出ですよぉ?夜ご飯はしっかり食べて、しっかり寝てくださいねぇ?ではぁ」
言うが早いか、さっさと出て行ってしまったミアキスを見送る。元気は出たようだ。が…
「……間取り…?」
顎に手を当てて、彼女の言葉を頭の中で反芻する。
そして、ひとつの―――ある意味嫌な結論に結びついた。
「………まさか……」
その夜。セラス湖の城の一角。
「遅ぇーなあ、フェイレンにフェイロン。何やってんだか…」
コンコン、と聞こえたノックに、自室のベッドでトゲつきの三節棍の手入れをしていたロイは、
扉に振り向く。珍しい。こんな時間に…兄弟分である二人はノックなぞしないから、
誰か、と…思ったら、問う前に
「ロイ君?起きてますかぁ?」
「あ……?ああ、女王騎士のねーちゃんか。(リオンじゃないほうの。)あいてるぜ、どーしたよ」
「開いてないですよぉ?開けてくださいぃ」
ノブをかちゃかちゃやっているミアキスに、そんな筈はない、と首をかしいで腰を上げたロイ。
彼女が向こうで弄っているノブに、内側から手をかけて」
「何だ、開いてるじゃねー……うぐっ!?」
ドアの隙間から飛び込んできた細い腕(篭手つき)がロイの鳩尾にめり込み、
意識を一瞬で消し飛ばされたロイは、がくりと膝の力を失い、滑り込んできた少女…ミアキスに、
きゅっとその身を抱きかかえられた。
「…ふふ。フェイレンちゃんとフェイロンくんは、赤月帝国特産"ぬすっと茶"で、きもちよーく眠ってますよぉ」
天使のような微笑……だったらよかったのに。
亜麻色の長髪のカツラを持ったミアキスは、腕の中で気を失っている少年に視線を向け、
「おいしそう…」。そう言いたげに、うっとりと潤む瞳を細め、ぺろりと舌なめずりをした。
翌朝。
「………ミアキス、は一緒に来るから…あとは…ロイ」
「はぁ?いや、俺影武者の仕事あるから却下」
「ダメ。一緒に来て」
「わがまま言うなよ王子様。あんたたちがやれって言ったんだろ?軍師のねーちゃんも反対するぜ」
「あら、私は別にかまいませんけど」
「あんたはちょっとは展開って言葉も考えろ!それに、行きたくねぇんだよ一緒にっ!」
「わがまま言うなよロイ、それ以上駄々こねると影武者強制から強制自慰にランクアップするよ?」
「な…!?…ま、まさかお前も…」
「死なばもろともって言うだろ?さぁ来るんだ!来るんだよ!一緒に!」
「ふざけんなッ!昨晩、俺が、俺が…」
「共有できる苦しみは共有しようよ!さあ!さあさあさあ!」
「あらあら。あらあらあら…お二人とも仲良しさんですねぇ」
「全くですね。うふふふふ」
「……ロイ、うん…頼むから」
「わかった……まぁ、どっちがどっちでも、恨みっこなしな。…もう、どうにもならねぇし…」
「「(…女って、恐いな)」」
終わり
ミアキスなにやってんだw
リムと離れたせいでそこまで壊れるかw
闘神際でリムが勘違いするとこを見てたら、王子×リムが読みたくなってしまった。
王族なんだから近親婚したっていいじゃんねぇ。
ギゼル君の野望も防げるしさ。
いいストーリー思いついたぞ。
王子とリオンは立場上、付き合う事を許されてなかったが、恋に落ちてしまった。
だからソルファレナから二人で逃げ出した。
そしてしばらくして王子は一人でソルファレナに帰ってきた。
だがある一つの屋敷のなかで見た物は、目隠しで輪姦されてる少女だった。
王子が覗いていると、目隠しを取ってもらった少女と目が合った、その少女はリオンだった。
そこで、いきなり後ろから殴られ王子は意識を失った。
目が覚めてみると、そこにいたのはサイアリーズ叔母さんと、見知らぬ男に辱められてるリオンだった。
そこで、叔母さんから王子がソルファレナにいた頃から、リオンがフェリド父上に調教されているのを聞いた。
そして、ソルファレナを二人で抜け出してからも、リオンだけ呼ばれ、フェリド父上に陵辱を受けていたのだと。
まぁ、完全に鳴子ハ○ハル氏のパクリだ。
ニア「ギゼルかな」
「ベルクートかな」
「ミアキスかな」
………
ニア「ベルクートかな」
ミアキスの好感度が下がった!
ニア「健闘を祈るよ」
「次会うときは兄弟だ」
………
ニア「次会うときは兄弟だ」
…………!?
「…王子ぃ?ちょっと後でいいですかぁ?」
ニア「健闘を祈るよ」
「やっぱりなんでもないですぅ。ふふ」
ニア「ギゼルかな」
「ベルクートかな」
「ミアキスかな」
ミア「………」
「ギゼルかな」
「ベルクートかな」
ミア「ミアキスかな」
ミア「よろしいですぅ」
「な、何を言うておるのじゃ!お、女同士では結婚なぞできぬ!」
「………」
「ミアキス様、本気で泣かないでください…!」
リム「のぅミアキス」
ミア「はい?何ですか姫様ぁ」
リム「お主は結婚せんのか?」
ミア「私は……私はぁ……姫様と結婚したいですぅ!」
ミア「……わらわもじゃ……ミアキス……」
ミア「姫様ぁ……」
ミア「ミアキス……」
ミア「あんっ……姫様ぁ……駄目ですよぉ……そんな所触っちゃあ……」
ミア「よいではないかよいではないか」
ミア「あっ、あっ、ん……姫様ぁ……姫様ぁ……」
リム「何をしとるのじゃお主は」
「いいい、いかんぞ兄上!兄妹は結婚できぬのじゃ!わわわわかっておるのか!?」
「リムは僕のものだ!誰にも渡さない!」
次に会う時は穴兄弟だ
>>604 「ゲオルグ殿」
「…言いたいことが何となくわかるが、そんなことは出来んぞ。
俺はあいつのことも、リムのことも託された身だ」
「ああ、あんなところにチーズケーキがありますよぉ」
「覚悟しろファルーシュ!」
「おい」
607 :
闘神祭:2006/03/26(日) 21:23:21 ID:GiwLX019
「あ、兄上!勝ってしまうとは何を考えておるのじゃ!?
このまま兄上が勝ち進んでいけば、わらわは兄上と…」
闘神祭の奉納試合が終わって、リムが血相を変えて医務室に飛び込んできた。
なにやら慌てて妙なことを口走っている。
「いいい、いかんぞ兄上!兄妹は結婚できぬのじゃ!わわわわかっておるのか!?」
まったく、何を言ってるんだリムは?
「兄妹で結婚したっていいじゃないか」
「……お、王子?」
「あ、兄上…今なんと?」
あれ?ふたりとも妙な顔をしてるなぁ。
兄妹で結婚するのがそんなにおかしいかな?
「姫様ぁ〜〜〜」
ミアキスがやってきた。
どうせリムに変なことを吹き込んだのは彼女に違いない。
「ミアキス、ダメじゃないか。兄妹は結婚できないなんて嘘をリムに教えたら」
「……は?」
「僕はこの闘神祭で優勝して、リムの夫になるんだ」
「…あのぉ、王子?…本気じゃ、ないですよね?」
ミアキスまでそんな顔をする。
王族における近親婚は普通のことじゃないか。
何も変に思うことはないし、誰にも文句は言わせない。
「リムは僕のものだ!誰にも反対はさせない!」
「あ、兄上……本気でわらわの婿になると言うのか?」
「もちろん。リムは誰にも渡さない」
「兄上…う、嬉し…い、いやそうではない。やはりそれはいかむぐっ」
僕はリムを抱きしめると、そのまま優しく口づけした。
「リムは僕が嫌いかい?」
「そ、そのようなことは…」
「じゃあいいじゃないか」
「しかし…母上や父上が…」
「よし、じゃあ逃げちゃおう」
こうして、リムスレーア王女の婿を決めるはずの闘神祭は、
王女と王子が駆け落ちするという衝撃の展開で幕を閉じる。
「…はずないでしょお!王子ぃ、許しませんよぉ?」
「王子…冗談はそのくらいにしてくださいね?」
「な、なんでリオンたちがそんなに怒るんだよ…目が怖いんだけど…」
「いや、リオンの方は何となくわからぬでもないが…ミアキス、そなたがなぜそこまで…?」
「姫様…王子は渡しませんよ?」
「王子ぃ、姫様は渡しませんよぉ?」
「「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁっ!!」」
>>607 「そうか…!子供たちがそれぞれ身内で結婚してしまえばいいのか!
おい、アル!名案だとは思わんか」
「そうですね…愛しい子らが育む、孫の姿…。
それこそ理想、そして至上とも言えます……では、早速式を」
「お前らは…本当にそれでいいのか?」
「だまれ下郎!」
「ぐあー」
そろそろ自分がウザくなったので消えておきませう。
仕上げないと…いけないのに…筆が進まねぇ…(´Д`)
ギガワロwww
>>609 ガンガッテくだちい
貴方の作品大好きです
ソルファレナを奪還して1ヵ月後の話。
「あ〜〜〜に〜〜〜う〜〜〜え〜〜〜〜〜〜〜!!」
夢の中で僕を呼ぶ声がした。
と同時にお腹のあたりに何かのしかかる感じがして目が覚めた。
「兄上〜早く起きるのじゃ〜〜」
妹のリムだ。僕のお腹の上に乗って騒いでいる。
うるさいなぁと思いながらもとりあえず挨拶をした。
「お、おはようリム」
「おはようなのじゃ!!」
挨拶と同時にもう一人女性がいた事に気づいた。すぐに僕はその女性にも挨拶をする。
「おはよう、ミアキス」
「おはようございますぅ」
僕は異変に気がついた。
いつも僕を起こしに来てくれるリオンの姿がない。
「あれ?リオンは?」
するとミアキスが、
「こんな時間ですもの、まだ寝てますぅ」
「・・・こんな時間?」
僕は時計を見てみた。時計の針は6時半をさしている。
「・・・・・6時・・・半・・・おやすみぃ〜・・・」
僕は布団を被り2度寝に入ろうとした、なぜかというといつもの起床時間は8時。
まだ全然早い。しかし布団の上のちぢれマイマイがそれを許すはずもなく、
「兄上!!起きるのじゃ!!わらわと2度寝と、どっちが大事なのじゃ!!」
「それはもちろん2度寝ですぅ」
なぜかミアキスが答える。
「あ、でもリオンちゃんと2度寝なら、リオンちゃんですよねぇ?」
「こやつはなにを・・・」
「でも王子ぃ、約束はちゃんと守らなきゃダメですよぉ」
約束?そういえば昨日寝る前に、
「兄上!明日は休みじゃから、わらわと1日中遊ぶのじゃ!!」
思い出した。
「だから王子ぃ、早く起きてくださいぃ」
「う、うん」
僕はとりあえず体を起こした、そして質問をした。
「でも、なんでこんな早くに?」
「早くないのじゃ、兄上が遅いのじゃ」
「リムだってこの時間はいつも寝てるだろう?」
「うっ・・・」
ミアキスが口を開いた。
「きっと楽しみで早く目が覚めちゃったんですよねぇ、
だって昨日の夜姫様ったら、「明日は兄上とデートするのじゃ〜〜」なんて騒いでたんですよぉ」
「眠かったんですけどぉ、部屋に戻らせてくれなかったんですぅ」
「べべべ別に騒いでなどおらぬわ!それに戻りたければ戻ればよかったであろう!!」
「え〜だってぇ〜、姫様が眠る前に部屋に戻るとぉ、姫様泣いちゃうからぁ」
僕は気になって聞いてみた。
「泣く?」
「そうですよぉ、姫様お化けが怖くて・・・」
「ミアキス!!!」
リムが急に大きな声を出した。まぁおおよその予想はつくが・・・。
「で、何して遊ぶの?」
「遊園地に行くのじゃ!!」
「遊園地?」
「チケット貰ったのじゃ、早く支度するのじゃ!」
そう、レインフォールの西のあたり、大穴があった位置に今は大きな遊園地ができている。
「う〜ん、たまにはいいか、昨日1日中遊ぶ約束もしちゃったしね」
「だから早くするのじゃ」
「じゃ、姫様、部屋に一度戻りましょうかぁ」
「なぜじゃ?」
「なぜって・・・姫様、殿方の裸に興味あるんですかぁ?」
「ななな何を言っておるのじゃ!馬鹿な事を申すな!早く戻るぞ!」
「はぁい」
30分後、支度が終わった僕はリムの部屋に向かった。
「リム、支度終わったよ」
「あ、兄上、ちょっと問題があってのぅ」
「問題?」
「チケットが4枚あるのじゃ、誰を誘おうかのぅ」
すると奥からミアキスが出てきた。
「ですからぁ、そんなの決まってるじゃないですかぁ。ね、王子ぃ!」
「・・・・・はい」
そうして僕は、リオンを誘って4人で遊園地に向かった。
続きは後日。
エロがなくて申し訳ないです。
>>606 それだと王子に勝ったゲオルグがリムと結婚することにならないか?
koteuzee
ここって女体化ありだっけ。今突然
『ひょんなことから王子が女の身体になってしまい
「どうしよう!?」と慌てていたら、ミアキスにばれて……』
みたいなネタが舞い降りてきたんだが
全然OK全然OK
前は禁止じゃなかったか?
前々スレ辺りでスレチで該当スレへ誘導されてる人がいた気がするけど。
まあ現住人が皆おkと思うならいいと思うよ。
流石にサルムとかムラードの女体化だったら厳しいがw
シルヴァ先生がヘンな薬を飲んで若返っちゃった!…
すんませんすんません
その内、女体化させて男キャラと絡まそうとするのが出てきそうだけどな・・・約一名、予備軍がいるようだし
ちなみに俺は一発ネタとしては構わんがガチでやられると引く
ど、どっちだ(´・ω・`)
まあ、とりあえず書き上げれるか分からないが書いてみるお
>サルムとかムラードの女体化
ちょ、状況が知りたくなるwwww
ショタは801逝けとか言われるが
男の求めるショタと女の求めるショタは違うんだよなあ・・・
何が言いたいかというとトーマきゅんハァハァ
「ゲオルグ様、最近元気無いですね。」
「いや…、ただ哀しいだけだ…。
最近の俺はとりあえずチーズケーキと絡ませとけ、みたいな感じでな…。
とりあえずビール、とりあえずゲオルグにはチーズケーキ、だ。
いっその事チーズケーキなんて無くなってしまえばいいのにな…。」
「ゲオルグ様…、じゃあ自分で新しい味を作ってみればいいんじゃ…。」
「!!」
「…俺は、戦う理由を見つけたぜフェリド。」
「ゲオルグ様!?ゲオルグ様ぁあ!!」
「…その後私たちはソルファレナを奪還しました。
でもゲオルグ様には二度と会う事は出来なかったんです。」
女体化男と男の絡みはNGでよいのではないでしょうか…?
や、読みたいものは読み、読みたくないものはスルーがいいですが、
ルールに記されていますし、つまり、何が言いたいかというと、はい
何をしているのです(ry
エロパロ避難所に女体化スレが隔離っぽく置いてありますが、どうなんでしょうね。
王子×ルウ途中までエロ前まで書いたんだけど投下いいかな?
629 :
無知は罪?:2006/03/26(日) 23:34:35 ID:wOXqVkhu
城の一室…王子殿下であるファルーシュの部屋では、連日の最前線での指揮、部隊の統制を仕切り続けて疲れ果てたファルーシュの姿があった。
今日は戦後処理を昨晩に済ませ久々の休息を得て、ベットの中で蹲るようにして眠りについていたが、疲れがまだ抜けきっていないのか、瞼が重く睡魔が頭を支配している感覚だったが、その睡魔を弾き飛ばすような不快な音が耳を劈いてきた。
それは入り口のドアを叩く音で、ファルーシュの状況の空気を読まずに激しく叩いている。
「う〜ん…」
掛けている毛布を被って音を遮ろうとするが、音の衝撃はそれを破り頭の中に直接響いてくる。その行為に完全に眠れなくなったファルーシュは、いい加減にして欲しいと不愉快な気分で眠たい目を擦り、仕方なく扉の方へ重たい身体を引きずっていく。
「は〜い…」
眠気の欲求を振り払いながらも半分しか開いてない目で欠伸をしながらドアノブを握って開ける。ファルーシュには大体誰が来たのか予想が付いていた。こんな朝っぱらから元気良く…いや無神経に人の部屋のドアを叩く人間はただ一人…。
「おはようー!」
「やっぱり君か…ルウ」
目の前にいる少女を見て予想通りの人物だった事にファルーシュは肩を落とし、まだ束ねていないはねっ毛のある銀色の髪を掻きながら溜息をついた。
「今日は何の質問…」
「あのね!そのねー!」
630 :
無知は罪?:2006/03/26(日) 23:35:20 ID:wOXqVkhu
ルウの質問に答えるのが日課になっているファルーシュ…始まりはつい最近だった、パペッジと弟子一号が遊んでくれない事に腹を立てていたルウが目安箱に彼宛てに愚痴を書いた手紙を送ってきた。
それがちょっとばかり可哀想だなと思い話し相手になってあげた事がきっかけだ。
まだ幼さが残り好奇心旺盛な彼女はファルーシュがどんな生活をしていたのか、どんな事を学んだのかを次から次へと聞いてきた。
時には三節棍を貸してくれと無理矢理奪い取られ飽きられるまでぶん回された事もあった。しかしファルーシュは気が優し過ぎる為にルウのそんな行動も笑顔で見ているだけ。
だが、それがマズかったのか、親切にされまくったルウは何かとあらば子犬の様にファルーシュにべったりで、リオンに激昂されても小悪魔の笑みであしらっていたりしている。
そして今日も空気も読まず、親切なファルーシュに最近知ったばかりの質問を聞くために朝早く訪れたのだが…それが予想だにしない問いであったのにファルーシュは耳を疑った。
「せっくすって何?」
「ぶっ!」
耳に入ってきた成人用語に眠気の纏う目が一瞬にして開き、背筋を伸ばして驚いた表情をする。
「い、今何て?」
「だからー、せっくす!」
「…!」
ズビュ!と鋭利な刃物で脳をぶっ刺される感じがした。ルウの口から発せられた言葉を刺された脳内で解析するがどう考えても2つの答えしか出ない…。
それはファレナ国大辞典に書かれていた説明文と捏造された記憶の一部が混じった物…。
セックス 壱【性別を表す、男、女】
セックス 弐【性交…説明省略―表現例(騎士長は元気な子が欲しい女王の為に激しい性交を嗾けた)】
631 :
無知は罪?:2006/03/26(日) 23:36:33 ID:wOXqVkhu
「(ち、違う!違う!特に二番!)」
一瞬変な事を考えてしまい頭を横に振って自分の妄想を消し去ろうとするがパニック状態の頭ではそれをする余裕などない。
「ねー、どういう意味なの〜?」
「そ、それは…その…何と言うか…」
「せーっくす!せーっくす!」
おまけに答えないと連呼する始末でファルーシュはパンク寸前まで追い詰められていた。
そもそもどこでそんな成人用語を覚えてきたのかが謎だ…とにかく事態の終始を図る為に目の前の問題を一つずつ解決しなくてはならない。
「ルウ…教えるからさ…静かにして」
「分かったー!」
ルウは人の気も知らずにはしゃいで喜んでいた。そんな姿を見ると嘘をつけなくなってしまう性格のファルーシュは仕方なく重い口を開けた。
「セックスって言うのは、互いが想い合っている男性と女性が快楽を…じゃなくて!愛を確認する行為なんだよ」
「ふむふむ」
「ふぅ…これ以上は別の人にでも聞いて…」
「えー!?」
教えられる範囲はここまでだが、知識だけならもっと詳しい領域まで知っている。しかしそんな事を真顔で言えるわけがない、ましてや今セックスについて説明している事すら恥ずかしい。
「あのね…口で説明するのは難しいし…」
「うー…説明が難しいならやってみてよー」
「はぁ?…やってみてって…」
「口で説明できないならやって見せればいいんだよ」
632 :
無知は罪?:2006/03/26(日) 23:37:19 ID:wOXqVkhu
適当な答えに不満が限界値まで達しているのか、ルウはファルーシュを睨みつけて現実から逃そうとしない。
「で、でもねルウ、これはやれって言われてやれるものじゃなくて…男性と女性が…」
「じゃあ私とすればいいじゃん」
「いや…どういう意味か分かって言ってるの?」
「分からないから王子様に聞いてるんだよ〜」
一歩先を潰しに来る言葉にどうしていいか分からず、ただ迷いだけが感情を惑わして苦しめる。こんな時、父フェリドであったらどうしていただろう…母アルシュタートなら…。
「ファルーシュ!男は勢いだ!俺だって昔は勢いだけでアルを襲っては毎晩ヒィヒイ言わせていたぞ!」
「フェリドったら、わらわが泣いて懇願しても止めてはくれなかったのですよ」
「父上…母上…それは息子である僕に話すべきことじゃないと思うけど…」
「ははは!細かい事は気にするな!それよりもお前は俺の血を受け継いでいるんだ!お前なら出来る!彼女がお前を望むなら、それに応えてやるのも優しさってもんだろう!」
「そうですよ、ファルーシュ…迷うくらいなら覚悟を決め、やってしまいなさい…わらわもフェリドと共に見守ってますよ」
確かに聞こえた父フェリドと母アルシュタートの声に「そうだ…僕は…女王騎士長フェリドと女王アルシュタートの息子なのだ」と纏わりついていた迷いを断ち切るように心で叫ぶ。もう障害は無い、あるのは静かな心、研ぎ澄まされた感覚…明鏡止水。
「ルウ…そんなに知りたい?」
「え、教えてくれんの?」
ファルーシュは返事の変わりにルウの肩に手を回すとベットにルウを倒す。いきなり押し倒されたルウはキョトンとした表情で見つめ返してくる。
「もう一回聞くけど、本当にいいんだね?」
「う、うん…だってどんなのか知りたいし…」
怯えているのか口が震えて声が霞んで聞こえてくる、それに思わず口元を吊り上げて暗い笑顔を作った。
ここまでです。別ので陵辱系書いてたんですが…可哀想だと思ってしまう私には無理でした…。
この後エロ入りますのでなるべく早く書きたいなと…前のはグダグダになってしまったので…。
634 :
前スレ291:2006/03/26(日) 23:52:43 ID:2jmqHWaz
>>577 お気遣いありがとうございます。修正したいのは誤字だけなんで、こっちに投下はやめて
保管庫のメルフォを使いたいと思います。
ロイに変装した王子×フェイレンってどうよ?
ルウ(;´Д`)ハァハァ ×100
いい加減この話題はループだがこのスレでは女体化はNG
女体化は801避難所板に幻水女体化エロ専用スレがある
過去スレにリンクがあるはずだから●がなけりゃ
肉なりまとめサイトのリンク頁なりでログのミラーを掘ってこい
お互い快適に過ごすためにきちんと住み分けしよう
今度から女体化スレへのリンクをテンプレにいれないか?
2スレに1回位この話題が出て延々続く
ああ、エロパロ避難所だったか、ごめん
>>637 おk、じゃあそっちに……と思ったが、
向こうはどうも男キャラ×女体化の傾向が強いようだね
何か向こうでも板違いになりそうだから、どっちにもうpしないでおくよ
ノマで良いのが浮かんだら、いつか投下させてもらうお。トンクス
幻水サイトを色々回ってみたけど
ミアキスがらみの組み合わせだとカイル×ミアキスが多いのね
ここの傾向とあまりに違っててワロスw
そりゃゲオルグには愛しいチーズケーキがいるからな
野営中(料理班のテント)
「…チーズケーキがないのか」
「ゲオルグ殿ぉ、勝手にまたたきの手鏡使おうとしないでください」
「いや…久しく食べていないからな、ふと食べたくなった」
「よく我慢できましたねぇ。いいこいいこしてあげましょうかぁ」
「いや、要らん。それより、何を作……」
「私は野菜を切るしか出来ませんよぉ?…って、ど、どこ見てるんですかぁ!」
「……美味そうだな」
「えぇ!?」
「白く、むちむちとしていて…目だけでもわかるその言い知れぬ柔らかさが
じっくりと俺の頭の中に伝わり、流れ込んでくる」
「両手をわきわきさせながら恥ずかしく語らないでぇ!じりじりとにじり寄ってこないでぇ!」
「逃げようと思えば何時でも逃げられた筈だ。そう言えと言われたのか?」
「何で料理する時に逃げなきゃいけないんですかぁ!目を覚ましてくださいゲオルグ殿ぉ!
このままじゃ本当に、チーズケーキしか考えられない好色、もとい好食な男に認定されちゃいますよぉ!?」
「………そうだな」
「そこは格好よく笑うところじゃないですよおっ!」
「舌に乗ったときのしっとりとした感触は、チーズケーキが美女の暗喩として通るのも
仕方なしというべきか、瑞々しい肌に似ている…そうか、つまり…
俺の求めていたチーズケーキは、ミアキス殿ッ!」
「私はチーズケーキのかわりですかぁッ!?」
「それもいいさ」
「望んでませぇんっ!」
>>640 もうちっと絡んでくれれば書きやすいのに、
ミアキスを恐がってるっぽいカイルが目立ってたから、ミアカイのほうが書きやすいw
チーズケーキの絡んだゲオミアしか書いてないので趣向を変える
っていうより、カイルって目だった欠点のない普通に格好いい人だから、
ぶっちゃけネタにしにくくね?
とりあえず…うん、カイミアも頑張ろう…その前に王子リオン…ドルリオ…orz
ミアキススレで儲け話を持ちかけられるカイルを見てから
ミアキス×カイルも好きだ
ゲオルグ×ミアキスもミアキス×カイルも大好きだー(*´∀`*)
職人さんたちGJ!!
ミアカイ(カイミア?)なら昼ごはんのおごりをかけて
夜の一騎打ちをするも見事に連敗を重ねてるカイルとか萌えるよ
>>645 カイル、早いのか…!
発売前まではカイミアが来るかと思ってたから今でも好きだ
カイルはちょっとへたれてる方が面白い
意外に早かったりとかね
>>633 GJ〜!いつも楽しみに待ってますよ。
ルウのセクロス連呼にハァハァ…
やっば!ルウが可愛くなってきた。
ここで
カイル→ファルーシュ→リオン→ミアキス→リム→カイル
と言ってみる。
>>650 カイル→ファルーシュ
ちょっとこの変危険だが
ファルーシュ→リオン→ミアキス→リム
ここらへんすっごく倒錯しとるやないですか
…大好物です
アルシュタート×フェリド ゲオルグ カイル
↑ ↑ ↓
ゲオルグ←ミアキス→リム→サイアリーズ←ギゼル
↑ ↑ ↑
ラン→リューグ リオン←ファルーシュ←ルセリナ
↑ ↑
スバル ロイ←フェイレン
ゲオ「……頭が痛くなってきたな」
カイ「ゲオルグ殿、すっごくヘンなこと考えてませんかー?」
サイアちゃん大人気だな
654 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 13:47:59 ID:Ffy+2Um6
5ネタもそろそろあきてきたんで1〜4ラプソネタがほしい今日この頃みなさんいかがおすごしでしょうか?
>>652 そう言えばここではゲオルグ←ミアキスだけど
発売前は絶対サイア⇔ゲオルグと思っていた自分。
自分も2でゲオルグが言ってた女性ってのは
サイアリーズのことだと妄想してた。
オバさん「叔母さんは疲れちゃったから休ませてもらうよ」
ゲオルグ「そうだな。オバさんは早く休んだ方が良い」
オバさん「……なんだって? ちょっと待ちな、ゲオルグ!」
お似合いだよな、この二人。
>>655 そもそも何でゲオミアなんだろう
>>657 ゲオルグスレにあった短い妄想の会話文で
この二人にもおおいに萌えたなぁ…
夜にでも、需要低そうなドルフ×リオン投下します。
>>659 おk 期待してる
以前言ってた王子×リオンもいつか投下してくれるの待ってるから
>>659 正座して待ってる。
ドルフ×リオンは小さい頃何かあったら良いとか妄想してたが
かくりよではそんなことしてる暇なさそうだな
リオンかルセリナかそれが問題だ
どちらも甲乙つけがたいぜ
ルセリナも確かにいい娘だな。
王子にはリオンがいるから…って遠慮がちな思考を取らせるのが王道だろうか。
王子に「でも僕は君が好きなんだ」みたいに言わせればギシアンコースへ直行。
・甘党
「げ、げ、ゲオルグ殿ぉ!」
「ん…ミアキス殿、…どうした、こんな朝早くから…」
「た、大変なんですぅ、さっき気持ち悪くなって、ちょっと戻しちゃったんですよぉ!
そ、それにおなかもちょっとおかしくて…まさか…まさか…」
「菓子の食べすぎだろう」
・野菜好き
「(じー)……ミアキス様」
「あら?リオンちゃん、どうしたのぉ?はい、石鹸」
「ありがとうございます。…じゃなくて、その……特別な運動とか、されていました?」
「あぁ…。してないわよぉ?体質とかもあるし…
あと、牛乳とお肉でしょうかぁ。やっぱり、脂肪ですしねぇ」
「そうですか……」
「あと、刺激するといい、って聞いたような気がぁ…」
「ぁ…だからミアキス様のお胸も最近…」
「……リオンちゃん?」
・味オンチ
「あのさ、ルセリナ…ヨーグルトに、胡椒は…ないと思うんだけど」
「え…で、殿下もそうおっしゃられるんですか?」
「うん。だって、甘いのが美味しいんじゃ…だ、だからって唐辛子もダメだよっ!
若いうちから辛いものばっかり食べるとよくないってゲオルグが…!」
「きゃぁっ!? ヨーグルトが顔に…… …殿下!?お顔が赤いです、大丈夫ですか…!?」
「…大丈夫、大丈夫だから…は、早く拭いて」
・女好き
「ゲオルグ殿、ひとつ思うんですけど、ミアキスさんの胸ってどうなんですか?」
「何故俺に聞く、というよりも早く作戦を立てて欲しいのだが」
「いえ…ただちょっと興味がありまして。リオンさんは案の定控えめでしたし」
「……試したのか?」
「ええ。しかし惜しいことをしました、サイアリーズ様を部屋に連れ込…仲良くする機会がもてなくて」
「やけに胸にこだわるな、やはり無いからか?」
「ゲオルグ殿、最近私、紋章の勉強もしてみたんです」
「すまん、聞き流してくれ。 …で、俺に用とは何なんだ?」
「美味しいですか?そのチーズケーキ。手作りなんですよ」
「ああ、美味いが」
「100万ポッチです」
「何だと」
「ちなみに、もっと美味しいのもあります。 …というわけで、可愛い女の子を2、3人、ここに…」
「………」
>>659 引越しの準備しながら待ってます…ミスマルとミカフツ、と書くと新鮮に感じるのは…多分俺だけ。
リオンと王子も期待してますよ!!
>>654 たしかに、最近5以外がでてないな。
そろそろ読んでみたいかも。
5ネタもマンネリ気味だし。
ソニア×ブラックマンきぼんぬ
↓ルセリナ(不潔だと思っても、王子との妄想に負けてしまい自慰行為)
ゲオルグ(アルシュタート似なので)→ファルーシュ←リオン(ミカフツ乙!)
↑ミアキス(姫さまと義姉妹作戦遂行の為に)
ゲオ「こう迫られては!四方から逃亡は無理だな!ファルーシュ!」
確かに5は出すぎてるから、4で4主(ラズロだっけ?)×ミレイ書いてみたいと思うんだが。
ラズロが安心して寝られるようにミレイは部屋の前で警護してるし、懺悔の時に
ラズロをどう思ってるかって聞かれたら一瞬間があってから答えたし。
それでもここは荒れてないな
某スレでは大作が出た直後は酷かった
平和でいいじゃない。
>>668 「……綺麗な花だな」
絶世の美貌を持つ誇り高き水将軍と謳われたソニアは、ある一点を見つめてそう呟いた。
金の髪が、風になびいてさらさらと揺れる。
それと同じように、ソニアの見つめる先にある真っ赤な花も揺れていた。
「おひとつあげましょうか」
背後からそう声をかけられ、ソニアは慌てて後ろを向く。
花畑の主であるブラックマンが、ソニアに対し優しい笑みを浮かべている。
「あなたにこの赤い花はとてもお似合いになるでしょう」
ブラックマンは足を進め、軽く赤い花に触れる。
まるで大事な何かを触れるような優しさを伴うブラックマンの動作に、ソニアはふっと笑った。
「……いや、いい。この花はこのままここで咲かせていてくれ。美しい花だ」
「そうですか? ソニア殿がそう言うならばそうしましょう」
「しかし、……その、また見に来ても良いか?」
「ええ、どうぞ。ソニア殿でしたら、きっとこの花たちも大歓迎ですよ」
「……有難う」
赤い花が、ふわりふわりと揺れている。
その赤さはどこかの将軍の息子を思い出させるようだった。
「……有難う……」
ソニアはもう一度、そう呟いた。
こんなんが浮かんだ。
しかしこれはエロでもなければソニア×ブラックマンでもなかった。
どっちかと言うとソニア→坊ちゃんだ。今は反省している。
>>672 と思ったら、ブラックマンって花の種の人じゃなかったね。
ごめん、忘れてくれorz
確かに最近5が多かったね。
セシルでも書くかな。
と言いつつ
>>659さんのドルリオに期待。
裸で待ちます。
旬の時期ですからな。
僕はXネタでも過去作品でもどちらでも
構いませぬ。
しかし、ゲオミアハァハァ
>>670 今まではフォーとしてなってた。
だが俺はそんなの気にしない!4主に好意を抱いているミレイがどう料理されるのか
見てみたいぞ!
早く(ry
>>672 ソニア様が美しいからいいじゃない。
ゼンの立場のブラックマンかっこよす。
すっげー2主×ワカバが読みたいんだが
いまさらか?
今さらなんて組み合わせは存在しません!
ワカバもいい娘だよなー
だよねー。ナナミイベントの後2主を慰める役とか
似合いそう。その流れで・・とかないかなあ
681 :
久の字:2006/03/27(月) 20:07:30 ID:WL0JCEyh
>>678 あ、5年以上前にリクエストされてたのをいまさらながらに思い出した
今からでもゲオルグとサイアリーズエロもいいんじゃないかと言ってみる
ドライな関係とか
>>682 ハァハァ(´д`*)
いつまでも待ってる
ヴ。夜までは無理ぽい、申し訳ナス
リオンとルセリナの役柄を変えてみると面白いかも・・。
護衛:ルセリナ
内政:リオン
・・・ないな
ルセリナはあのままでいいんだよ
奢らず、でしゃばらず、内政に口を出しても殿下の気持ちに口出しはしない、
あくまで謙虚に、あくまで凛々しい、そんなルセリナだからかわいいんだよ
ルセリナかわいいよルセリナ
「兄を受け入れてくださって…ありがとう、ございます」
ニア「君のためさ」
「殿下………」
暗転
いや、微妙に王子が嫌な奴になってるな、失礼した
>>690 いや、ユーラム仲間にするとしたら、ネタ以外はルセリナのためでしかないと思ふ。
実利面でエレシュの方が圧倒的にリードしてるし。
ムルーン×ミルーンの擬人化エロを見たいと思う俺はバカですか、そうですか
擬人化なんて邪道だ!
そのままの姿で勝負しろ!
前にコロク×コニーとかあった
フレイルたんとランスで…すんませんでした
ルセリアのスカートの中に入りたい
シャルミシタに話しかけたら「わたくしたちを受け入れてくださってありがとうございます、
このお礼は身を以ってさせていただきますわ」だと
身を以って…な、なんかエロいね?
もちろん
ニフサーラが王子にたっぷりと
もちろん
ユマがサイアリーズに(ry
もいいな
そういやカスミって2の後ってどうなってんだっけ?
坊ちゃんの後を追ったのか、それとも諦めたのか。
ロッカクの里に残って、次期頭領として腕を磨いた…
…とかだったような気が、曖昧ですが。
たまに会いに行ってるんじゃなかったっけ。どうなるのかね、あの二人は
外伝で何かあった記憶が…
>>701 坊ちゃんは不老だから結ばれはしないだろうけど
>>702 1のデータをコンバートしてると見れるな
坊ちゃんが釣り糸を垂らしながら2人でまったり会話してた
坊ちゃんはUの後いつまでグレッグミンスターにとどまったのかな?
それによってはカスミと結ばれることもなくはない気がする
カスミの死をみとってまた旅だっていった。とか
ほっけは作品投下する時以外はメル欄いらなくね?
自己主張もいいが視界に入って気になる。
2ch近辺のお絵描き板なんかだとレスのみの時は完全名無しが推奨されてる所もあるしな
>>707 自分も視界に入っては気になる
作品は好きだけどな
坊ちゃんとカスミもの読みたいな。
どう頑張っても悲恋しか待ってないから、切ない感じで。
(とか言いつつそんなの無視したラブラブバカップルでも良いな)
最近5ばっかなのは、今が旬なので構わないですけど、たまに旧作なんかも
はさまっていたら、なんか豪華。
ま、とりあえずドルリオに期待。
皆さんはお優しいですな………
了解しました。
正直同意。
何かにつけて予告したり宣伝したりするのも気になる。
雑談の時にはコテ?書き手?何それおいしいの?という顔をして
投下時にさらりと豹変するのをおススメする。
というかそれが普通だ。
その昔、悲しいことがたくさんあった。
血のつながった身内が殺し合い、奪い合い、周りをも巻き込んで沢山の人が悲しい想いをした。
もう二度と、そんな事がないように。
そう願った。
ちょっとした公務で、サイアリーズは護衛の女王騎士と共に、エストライズ近くの小さな村を訪れていた。
ソルファレナと違い、夜になれば村は闇に包まれる。
一軒しかない宿屋のテラスで、寝つかれなかったサイアリーズは、なんとなく夜空を眺めていた。
暗い夜空には、冷たい光を放つ星々。
「どうかしたのか、こんな時間に」
かけられた声に振り返ると、立っていたのは隻眼の男性だった。
ゲオルグ・プライム。今はサイアリーズの護衛を務める、女王騎士に名を連ねる異国の剣士。
「……あんたかい」
「あまり夜更かしすると、また朝起きられんぞ」
彼は不思議な男で、フェリドはともかくとして、サイアリーズを含むほとんどの王族と敬語を使わずに話していたが、
それをあまり咎めようという気にさせない。
それは決して、女王騎士長のお墨付きという立場からではなく、ゲオルグがどこまでも自然体で自分たちに接しているからだろう。
もちろん必要に応じてけじめはつけているが、自分をオバさん呼ばわりする女王騎士は、この男が最初で最後だと思う。
「まったく…無礼な男だね」
もはや定番になってしまった台詞。
しかし、サイアリーズの顔に不快感はない。
王族ではなく、一人の人間として自分に接してくれるゲオルグと話をするのが、サイアリーズは嫌いではなかった。
「眠れないのか?」
ただ、困るのは。
この男と話していると、自分が『女王の妹』ではなく、一個の人間に戻ってしまうこと。
自分は王族の中でも、特に王族らしく振舞っているという訳ではないし、気ままにやっているほうだと思う。
それでも抱えている『何か』があって、それを立場を忘れてぽろりと零しそうになってしまう時がある。
彼があまりにも、普通の人間として自分に接するものだから。
「まぁね。こういう時は寝酒でも軽くやれば、一発なんだけどねえ」
横に並んだゲオルグに肩をすくめて見せると、彼は何故か嫌そうな顔をした。
「……俺は起こさんぞ」
そのまま二人で、しばらく星を眺めていた。
姉の言葉は、正しかったと思う。
サイアリーズとて、あの惨劇を繰り返したくなかった。
結婚もせず、子供も作らない。
油断のならない貴族たちが横行する中で、原因を作らないことは重要だろう。
だから婚約も解消した。
だが、最近時々様子のおかしい姉も基本は昔から優しかったし、義兄は頼もしいし、可愛い姪も甥もいる。
今、何か不満があるわけではない。
それでも時々……ひどく、寂しさを感じる事があった。
自分だけの温もりが欲しい。そう思ってしまうことが。
サイアリーズは、空に向けていた視線をゆっくりとゲオルグへむけた。
「………ねえ、ゲオルグ」
「なんだ?」
「今夜だけでいいんだ。一緒にいてくれないかい?」
「………」
その言葉の意味に、ゲオルグが一瞬だけ目を見張る。
サイアリーズは返事が返る前に、両腕を彼の首に回し背伸びをすると、開きかけたその唇を塞いだ。
それは決して早い動きではなかったが、ゲオルグがサイアリーズを拒絶する様子はない。
「まったくうすらでかいねえ、あんたは」
「フェリドも、他の男の女王騎士もどっこいだろう。俺だけが特別でかいわけではないと思うが」
「で、どうなんだい。こんな美女が誘ってるんだ。断るのも失礼ってもんだろ?」
「ふっ……そうかもしれんな」
ゲオルグは小さく笑い、やんわりとサイアリーズの細い腕を解いた。
夜の早い小さな村とはいえ、ここはテラスである。一応、人の目を気にしたのかもしれない。
「ひとつ確認するが、今夜だけでいいんだな?」
「……ああ」
サイアリーズとて、恋愛的で面倒なことを言うつもりはさらさらない。
この一晩だけの関係で良い。
そんなサイアリーズから何かを読み取ったのか。
ゲオルグはいいだろう、と頷いた。
なんか読みづらいな。すまん。
続きは気が向いたら。
ジョセフィーヌ・シュラ投下します。
エロ無しです。
初なので、温かい目で見てやってください・・・
717 :
兄妹:2006/03/28(火) 06:40:50 ID:Ywfl3Ish
王子軍・本拠地
夜も深まろうかというころ、王子の部屋前の目安箱に急ぐ一つの影があった。
・・・影という言葉には不釣合いなほど派手な出で立ちだったが。
「うふふ・・・。今回は自信作ですわよ。」
ピンクのドレスの令嬢、ジョセフィーヌである。
彼女は過去3回にわたり、王子の新しい衣装のスケッチを目安箱に入れたのだが
一向に採用された気配がない。
一度王子に直接問い詰めたことがあるのだが、複雑な笑みでやんわりとはぐらかされた。
しかし、今回こそは自信があった。
「・・・これを見たらあの方、どんな顔をするかしら。」
――ふと、自分の考えた衣装に身を包み、戦場で勇ましく戦う王子を想像した。
敵軍を蹴散らし、城門を開け放ち、城を制圧する王子。
そしてその夜、自分の部屋を尋ねるのだ。
『ジョセフィーヌ、今日の勝利は君のおかげだよ。』
『あら、それは王子自身が文化的に戦われた結果ですわ。ワタクシは少しお手伝いしただけに過ぎません。』
『いや、君の考えてくれた衣装が僕に勇気をくれたんだ。あの衣装に身を包まれてる間、君を傍に感じてた。』
『お褒めに預かって、光栄ですわ。』
『…僕はもう、君と君の衣装なしでは生きられないよ。これからもずっと僕の傍にいてほしい、ジョセフィーヌ…』
王子が立ち上がり、息がかかるくらいの距離まで顔を寄せる。
『お、王子・・・いけませんわ……。』
『…やめてよ、王子だなんて。名前で呼んで・・・・・・』
『ファ…ファルーシュ…さ・・・ンッ!』
突然、唇で言葉を遮られる。お互いの唾液が口の中で混ざり合う。
そして……
「!! あ、あら。ワタクシったら、なんてはしたないことを・・・・・・」
・・・意識が数分飛んでいた。
ジョセフィーヌは頭をぶんぶんと振り払うと、再び目安箱へ歩を進める。
・・・・・・しかし、そのにやけた表情と、真っ赤に火照った頬までは振り払えなかったようだ。
718 :
兄妹:2006/03/28(火) 06:42:10 ID:Ywfl3Ish
「……ユマ、何をしている?」
「あれぇ? こんな遅くにどうしたんですかぁ?」
「!!」
…一番見つかりたくない相手に見つかってしまった。
兄、シュラ・ヴァルヤと元女王騎士、ミアキスである。
おそらく廊下で立ち話でもしてたのであろう。
「す、少し夜の散歩をしていただけですわ。」
咄嗟に目安箱への投書を後ろに隠す。
「今後ろに隠したものはなんだ? 見せてみなさい。」
「お兄様には関係のないものですわ! …今、お二人に用はございません。失礼させていただきます。」
「そうは行かない。兄は、また何かお前がおかしなことをしでかさないか心配なのだよ。・・・ミアキス殿、お願いします。」
「え? いいんですかぁ? …ごめんねぇ、ジョセフィーヌちゃん。」
・・・言葉とは裏腹に、表情はまるで新しい玩具を見つけた子供のように楽しそうだ。
一瞬のうちに背後に回りこまれ、紙を取り上げられる。
「あっ!?」
「はい、どうぞぉ。」
ミアキスの手からシュラに紙が手渡される。
「ありがとう、ミアキス殿。」
「か、返して!!」
紙を取り戻そうとシュラに掴みかかろうとしたが、すぐさまミアキスに腕を拘束される。
「ダメですよぉ、暴れちゃ。寝てる人もいるんですからぁ。」
「ミ、ミアキスさん…あなた…」
憎憎しげにミアキスを睨みつけるが、彼女はその人懐っこい笑みを崩そうとはしない。
そうこうしている内に、シュラは投書を読み終えたらしい。
「・・・・・・ユマ。なんだ、これは?」
幼い頃からよく聞いた、静かだが威圧感のある声。
「何って・・・王子の新しい衣装のスケッチです・・・ゎょ・・・・・・。」
声がだんだんと小さくなる。
「こんな奇想天外な衣装を着て戦争をする指揮官がどこにいるというのだ?」
「そ、それはお兄様がアーメスのような文化後進国にずっといたから、真の文化というものが分からないだけですわ!」
「では、お前の憧れた文化先進国の元女王騎士殿に意見を伺おう。・・・ミアキス殿、この衣装をどう思います?」
「え? えぇーと・・・ずいぶん独創的なセンスで、いいと思いますよぉ?」
「ほ、ほぉら御覧なさい! やはり分かる人には分かるのです!」
「……本音は?」
「うーん……。コレを着て人前に出られる人のセンスを疑っちゃいますねぇ。」
「!!!」
「・・・・・・と、言うことだ。」
「う… う……!!」
719 :
兄妹:2006/03/28(火) 06:42:43 ID:Ywfl3Ish
――恥ずかしさと、怒りと、あとなにやら訳の分からない感情が入り混じる。
…この兄は、絶対に自分をいじめて楽しんでいるのだ。
昔からそうだった。
こうやって完全に逃げ道を断ち、自分が苦しむさまを見ているのだ。
・・・・・・そして今回もまた、幼い頃から何百回となく言ってきたセリフを言わされるのだ。
「…うわぁぁぁぁぁぁん!! お兄様のバカぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「あーあ・・・。泣かせちゃいましたねぇ。」
「ふむ・・・。ちょっとやりすぎましたか・・・。」
ジョセフィーヌが走り去った後の廊下で
シュラとミアキスが再び言葉を交わす。
「まあ、不肖の妹にはいい薬ですよ。」
「またまたぁ。ホントは妹さんが大好きなんでしょぉ?」
「…わかりますか?」
「えぇ、それはもぉ。」
「お恥ずかしい話ですが、ユマのあの不貞腐れたような泣き顔・・・あの顔がもう可愛くて可愛くて。
よく、あの顔が見たいがためにからかったりもしました。
あの子には少し可愛そうでしたけど、こればかりはやめられなくて。
……この数年、あの子の顔が見られなかったのは本当に寂しかったですよ。」
ミアキスはシュラの手を両手でガシッと掴んで、こう言った。
「それ、ものすごくよく分かりますぅ!!」
……心の底からの同意だった。
終わりです。
今度はエロ有りにも挑戦したいなぁ・・・
ゲオサイもジョセシュラもグッジョブ!シュラwwwそして王ルセ小ネタ。続きはきっと無い。
平穏を取り戻したここファレナの首都太陽宮。その自室で、かつての
英雄である王子は、一つのものに目を留めた。ずらりと棚の上に揃えられたのは、
暇つぶしの一環として嗜んだチェッカーの駒達である。自分と道を同じくした
108の星達や、家族の姿がそこにあった。その細工の精度はまさに精緻を極めた
出来具合と言ってもよく、近くでしっかりと見ると、まるで生きているかの如く
感じる程でもあった。
王子がいとおしげに手に取ったのは、蜂蜜色の髪をした、お嬢様然とした女性の
駒である。弱さの見せ方を知らない、気丈な乙女。ちょっとその頬をつねろうと
してみるが、それは所詮駒に過ぎぬわけで、そんなことが出来るはずもない。
つまらなそうにしてもてあそびながらも、それにしても出来がよい、なんてことを
考えていると、ふとピタと手を止めてしまった。大きく膨らんだスカート。ひょっとして――
首を振ってまさかとその妄念を振り払うが、そう思うようにはいかず、徐々にその
駒を天に掲げて覗き見るようにしてしまう。頭の中では、冷静な突っ込みが入る。
それはそうだろう。駒のスカートの中をのぞき見るなんてどう見たってアレである。
天国の母や父も嘆き悲しむことであろう。泣いて喜ぶのは金髪の熱烈歓迎女王騎士ぐらいの
ものである。が、一度生じてしまった妄想に従い、手を震わせながら天にかざした、
その駒のスカートの中を、片目で覗き見ようとしたその瞬間――
パサリ、と書類が落ちるような音がした。おそるおそるそちらを振り返ると、駒の元となった
その乙女が、戸惑いの表情でもってそこにたたずんでいた。
「あ、あの・・・殿下、その・・・」
顔を真っ赤にしてしどろもどろになる彼女に対して、思わず可愛らしいという想いを抱いて
しまうが、それどころではない。見られた。そう思った瞬間、自分の顔が蒼ざめていくのが
鏡を見ずともわかってしまった。奇妙な静寂がこの部屋に流れて――
ゲオサイのしっとりGJ!
受け受けしいユマもGJ!
>>721 王子wwwwwwwwwww
わかる、気持ちはわかるぞ…!!
あげ
>715
チーズケーキ食べながら待ってる
ラプソネタは厳禁なのか?
>>726 いいんじゃないか?
ララクルネタなら最高だが。
>>720 ジョセフィーヌってこんな萌えキャラだったの!?
1周目で仲間にしてなかったから、ただのナルシーだと思ってた!
次は是非とも仲間にせねば!
>>721 ワロスww
まぁ、気持ちは分かるw
って言うか続ききぼんぬ。
>>721 リオンでもなくミアキスでもなく、ルセリナを配役したあなたのセンスに万歳。
その後の展開を是非!!!!!1111
今更ながら、そのミニゲームを一度もやっていない事に気がついた。
>>720 ジョセフィーヌ好きの俺にいいものを見せてくれましたね!
確かにあの顔はいいよなあw
>>721 そんなこと言わずに続きを
>>729 リオンもミアキスもパンツは見えないじゃん。
5主が誰かと結婚してもルセリナはずっと手元に置いておきたい
ルセリナは王子ラブだけど、馬鹿なこと言ったらひっぱたいてくれそうなところがいいと思う
芯の通ってる子だから
>>731 よく考えたらその通りだった…orz
まあパンツが全てという訳ではないけどね!
ただいま未プレイだった4をやってるが、なかなか魅力的な子がいるなぁ…。
お初でもいいんだよな?もうちょっと立ったら何か書くわ。
wktk期待
期待して待つ
個人的にはアグネス希望
ミレイ→4主はガチ
それ故ラプソディアでミレイ→ジェレミーになってたのは泣いた
何 故 だ 。
会話イベもないし…orz
そうか?どっっちかっていうと仲間意識に近かった気がするが
武器も同じだし
ラプミレイはおくすりもらうと4主の時だけ台詞が変わる
ミレイ「このおくすり・・・イカ臭いし苦いです・・・」
ミレイ「フォ、フォー様!今日は、お、お寒いでしょうからお布団を暖めさせてもらいました!」
ゲオサイGJ
しかしゲオサイってハードな響き
>>746 ミレイって4主に対して暴走気味だよな。
流れぶった切ってスマンが、グレミオ×カミーユって需要ある?もしくは変じゃない?
まだ書き始めてもいないけどふと思い浮かんだ。
あるある
たっていた一物に強い力を加えると、折れることがあるらしい。
小さい子のいる男が、朝布団の上からのしかかられて、時々泌尿器科に相談に来るという話を聞いた。
ふとリムが王子に朝いきなりのしかかって、黎明立ちしていたちんぽこがぼっきり折れたなんて事を、想像してしまった。
>>749 あのグレミオがちゃんと勃・・
カミ−ユタンは襲いたいが。
5やっと終わりここちゃんと見られる。楽しみだ。
しかしレツオウとシュンミンって2出たっけ?
さっぱり記憶にない。
エロ無しの小ネタがまた出てきたんだが投下していいかい
>>752 レツオウは料理イベントの最後の奴の前の敵。
シュンミンはハイ・ヨーの恋人。
リーダーにくっつく護衛みたいな人=性処理係
坊ちゃん→グレミオ(死ぼん後に)→カスミ
2主→ナナミ(死ぼん後)→アイリ
ヒューゴ→ジョー軍曹これ絶対!
4主→ミレイ
5主→ミアキス→リオン→対抗する為にルセリナ
>>754 >坊ちゃん→グレミオ
ちょっと待て
ミアキス、王子が精通する前には既にリオンに代替わりしてそうだがw
駄目だと言ったら止めるのか?
3はトーマス→セシルでいいじゃない。
グレミオはどう見ても坊ちゃん命!の人だから・・・
カミーユ×グレミオが合っているような気が
いや、あのままだと一生独身童貞で終わってしまうぞw
城塞で坊ちゃんに掴みかかる演技をしたけど、
テオに拾われる前はああいうガラ悪い性格だったんだろうか…?
>758
じゃあ止めたら
グレミオ「夜中、起ってしまった坊ちゃんを抜いてあげたものですよ」
坊ちゃん「待て!」
ジョー「お前が小さい頃は俺が抜いてやったもんだ!」
ヒューゴ「ちょwおま!ww」
ミレイ「こ、これでよろしいでしょうか…」
4主「うん、悪くないよ」
なんか4の主人公って腹黒い感じがする濡れ
「んっ、んっ…王子、気持ちいい、ですか…」
「うん、凄くいいよ…リオン、上手になったね。
…肩揉み」
「…………」
「姫様ぁ……」
「…………」
「姫様、姫様ぁ……」
「…………」
「姫さ」
「ええい、鬱陶しいわ!ネコのように部屋の扉をカリカリしおって!
よ、よよよよ夜伽など要らぬと言うておるじゃろう!」
最初ってさやっぱり
「兄上ー、あにうえー、会いたかったのじゃー!」
「り、リム…やめて(何か寒気が)」
「ファルーシュ許すまじ…」
「ひっ!ミ、ミアキス!」
「なんですか〜?」
>>765 リム「リムと呼んで欲しいのじゃ」
ゲオ「わかッ………た」
リム「?」
ミア「…………(にこにこにこにこにこにこ)」
リム「あ、兄上ぇ…うううっ、う…うぁぁぁぁああっ…!」
王子「(ぎゅ……)」
ミア「(にこにこにこにこにこにこ)」
リオ「(はらはら)」
ゲオ「(合掌)」
ミレイ誰それ?状態だったので久しぶりに4を起動させ確認しようとしたら……
4の一週目のクリアデータしか残ってなかったorz
そういや容量確保の為に各ゲームのデータは最新時間のセーブか
プレイ時間の多いセーブデータを一つだけ残して後はデリっていたっけ・・・
ミアキス「王子ー、姫様と姉妹になるにはどうすればいいんですかぁ〜?」
王子「そ、それは…リムと愛に国境は関係ないとか…」
ミアキス「手っ取り早い話ぃ〜王子とやればいいんだろうがぁ!」
ゲオ「うむ」
王子「そ、そんなぁ!」
リム「お、おおおのれミアキス!兄上とそっくりなその子はなんじゃ!!」
ミアキス「あら〜、嫌ですわぁ〜姫様〜の甥っ子ですよぉ〜、そして私は姫様のおねいちゃんですよ〜」
リム「げ、ゲオルグ!どういうことか説明せい!」
ゲオ「うむ、チーズケーキで釣られた」
王子「リム…ごめん…」
>>766 サイア「やっぱりいたね、ギゼル・ゴドウィン
あたしの元婚約者が参加してるなんて複雑な心境だよ。」
ミア「…………姫様を二股ふたまたフタマタフタマタ…。」
リオ「ミアキス様?」
ミア「なぁにリオンちゃん(にこにこにこにこにこ)」
ギゼ「痛ぅ!…靴に画鋲入ってる(´・ω・`)」
>>767 たしかラインバッハに強制的に許婚にされて家出した少女。
4主に説得みたいな事?をされて恩人と思うようになって仲間に。
主人公が安心して眠れるように部屋の前で護衛をする。
懺悔室では4主の事をどう思うと聞かれると少し間があってからいい人だと思うと発言
多分主人公に恋心を抱いているんじゃまいか…と
>>768抱き合う二人のところで…
ミア「ごめんなさい、王子…私もう姫様を守れなくなっちゃいました…」
王子「ミアキス…いいんだよ、君が無事でいてくれただけで…」
ミア「…にやり(これで姫様と姉妹計画フェイズ1終了)」
マル「ぐおっ!ワシの毛はえ薬が全部ペンキに!」
ギゼ「ぎゃあ!靴にムカデ入ってる!」
リム「…闘神祭を廃止することは出来るのかのう」
ゲオ「可能だろうな。それが大きな起因のひとつでもある今回の動乱だ、お前の意思で決めることも出来る。
最も、アストワル山脈のことが俺の最後の仕事だ。俺は言うことしか出来んがな」
リム「ゲオルグ、おぬし……」
ミア「(バァンッ)姫様、姫様ぁっ!と、闘神祭を廃止されるって本当ですかぁ!?」
リム「な、何じゃミアキス!やぶからぼうに!」
ミア「わ、わたし、こ、この際言っちゃいますよぉ!姫様ぁ、け、けっこんしてくださいぃっ!!」
リム「はぁ?な、何を申しておるのじゃミアキス!わらわとおぬしは双方女、
リンドブルム傭兵旅団の副長と剣王であるまいし、同性婚など出来るはずがなかろう!」
ミア「姫様、姫様は女王じゃないですかぁっ!いっそ法案を変えちゃう方向でぇ!」
リム「だ、第一わらわの意思は無視か?おぬしが男としても結婚…」
ミア「ひ、姫様ぁ…姫様は、わたしがお嫌いなんですかぁ?」
ゲオ「いや、実際問題、王位継承者が求められぬ以上、法案を変えることが出来ても非難を呼ぶだろう。
ミアキス殿、リムが大事なのなら、ここは我慢するところではないのか?」
リム「おお…さすがじゃゲオルグ、頼りになるのう。ということじゃ、ミアキス。だが、おぬしはわらわにとって…」
ミア「…わかりましたぁ」
リム「…む?どうした?」
ミア「…じゃあ、ゲオルグ殿。お嫁にもらってくだ」
ゲオ「リム。愛は性別すら越える。同性婚を検討してもいいと思うが」
ミア「ちょっちょっとぉ!?どういう意味ですかぁ、ゲオルグ殿ぉ!」
ゲオ「いや、リムとお前の為だと思ってな」
ミア「明らかに話をそらしたじゃないですかぁ!そ、そんなにわたしがお嫌いですかあ!?まだ気にしてらっしゃるんですかぁ?」
ゲオ「何のことだ?それとも、お前はリムと結婚したくないと言うわけでもあるまい?」
ミア「それは無いですけどぉ!わ、私のプロポーズが二度も蹴られるなんてぇ…ッ」
ゲオ「というわけだ、リム。どう思う?」
リム「………何というか、見てて飽きぬし割と息も合っているようじゃから、おぬしらが添い遂げたほうが良い気がする」
アナ・コッポラ
フェリド「アル…どうしたのだ…」
アル「フェリド…ファルーシュが…ファルーシュがわらわから授乳しないのです…」
フェリド「な、何!そ、それでファルーシュは!?」
ゲオ「フェリド…助けてくれ」
フェリド「何だ、今はお前に構ってる暇は…ファ、ファルーシュ?」
王子「はむはむ…」
ゲオ「俺のチーズケーキを離さないのだ…」
王子「嘘だぁぁぁぁぁぁぁー!」
ゲオ「嘘ではない…お前のオムツも食事も俺が与えてやったんだ」
リオン「悲しい過去ですね…」
ミア「そうですかぁ〜?」
リム「うむぅ…ではわらわはどうなのじゃ…」
ゲオ「お前はファルーシュだったな、オムツもトイレも」
リム「ななななな!そ、それではわらわの初めては!」
ゲオ「そういうことになるな」
ミア「王子…ちょっとお話が〜」
王子「もう…どうにでもしてよ…」
リム「いやじゃ〜。わらわは絶対に兄上と結婚するのじゃ〜」
ミア「じゃあ姫様、私からとっておきの提案がありますぅ」 ゴニョゴニョ
リム「……なに? 立場と関係なしに闘神祭で優勝したものを伴侶として迎え入れるじゃと?」
ミア「えぇ。私が裏で手を打っておきますから、後は優勝を待つのみですよ……うふふ」
――――――――――――――――――――
リオ「お、王子! 大丈夫ですかっ!?」
王子「うん、試合前にゲオルグから差し出されたチーズケーキを食べたら眠くなっちゃって……。
それで優勝は誰になったの?」
リオ「……」
>>770 d
いたな確かそんなキャラが・・・
もう1年半くらいプレイしてないから記憶がおぼろげなんだよな。
俺が4で鮮明に覚えているのはジーンの初登場シーンくらいだ。
最近ミアキスの暴走ネタが多いなw
ハヅキ×ローレライの百合です。
目が覚めたのは自分の部屋だった。部屋の中は酒の臭いが充満していて酷い。臭いだけでもまた酔いが回りそうだ。
(…昨日はハヅキと一緒に飲んでいた筈……思い出せないな)
確かに昨日はハヅキと一緒に飲んでいた。ハヅキの方はここ最近ずっと出ずっぱりで久しぶりに一緒に過ごす時間だからと言ってわざわざ
奢ってくれた。何だか申し訳なく思えたがせっかくだと思いつい飲んでしまい、挙句の果てには酔い潰れると言う醜態を晒してしまった。
多分ハヅキは私をここまで運んでくれたのだろう。でなければベッドの上で寝ている事などありえない。
ふと、私は部屋の中の違和感に気付いた。床が肉眼で確認できる。普段はシンダルに関する書籍・資料が部屋中に散乱していた。膨大な
資料を分析している内に部屋に自ずと溜め込んで行き、気が付けば片付けが手に付かない状態になる事が日常茶飯事だ。
それに、酒を飲んでいるとは言えこれだけぐっすりと眠れたのも久しぶりだった。シンダルの資料は複雑かつ難解で、その資料の解読
をしていると一日二日寝ずに居る事など当たり前になってくる。時には三日寝ずにやっていた事もある。
その話をして「良く倒れない物だな」とツヴァイクに言われた。確かにそうかもしれない。
とは言え、その資料も棚に乱雑に置かれているのではなくキチンと整理されて置かれていた。私が見ても一目で分かる。
それに、私が今着ている服装も昨日着ていた服装と違っている。それに下着も穿き替えてある。これもハヅキがしてくれた物だろうか?
となると、何から何までハヅキの手を煩わせた事になる。酒代を奢ってくれただけでなく酔い潰れた私をわざわざここまで運んで、しかも
部屋の片付けまでしてくれた…何だか恥ずかしく思えて思わず布団に顔を埋める。
「……チッ、情けない」
一応ハヅキには礼を言わねば。彼女の所在地は大体予測できている…が、そこに行くには少し骨が折れた。日中、ハヅキは城内には居ない。
こんな昼間なら城外で一人物思いに耽っている筈だ。とりあえず、簡単に荷物をまとめて部屋をでた。
日光が眩しい。瞼にズキズキと刺さる。夜行型の私には昼間の太陽は眩し過ぎる。無論、王子に呼び出されれば昼間だろうが夜間だろうが
関係ない。嫌々ながら相手をしなければならないのは癪に障る。
城内と西の遺跡を結ぶ橋を酒が抜けきってない状態でフラフラしながら歩く。情けない話だが、酔って桟橋から足を踏み外して何度か湖に
落ちていた。それを知ってか城の兵士が遺跡の前までわざわざ付き添ってくれた。不甲斐無いがここは素直に感謝する。
城を出ると目の前に視界が開けた。建物一つ無い平原が何処までも広がっている。人はこう言うのを見ると感動を覚えると言うが私はその
反対だ。既に見慣れている景色に感動などする筈がない。故郷の島がそうだ。周りは海ばかりで寄港する船もなければ出港する船も無い。
唯一出港する船と言えば漁船の類のみ。波止場に閑古鳥が鳴く何も無い島…それが私の故郷だが今更どうでも良い。
草むらを無造作に掻き分けて進んでいく。途中でウッパが襲ってきたりもしたが睨み付けると尻尾を巻いて逃げ去った。酒が抜けきらない
状態の私はとにかく目付きが悪いらしい。自分では自覚は無いのだが…。
更に草むらを掻き分けて行くと不意に視界が開けた。丁寧に草が踏まれ均等な厚さに整えられておりまるで絨毯の様になっていた。それと
合わせて草独特の臭いが鼻をつく。私は軽く顔をしかめつつもハヅキが何処に居るか探したが案外すぐに見つかった。
ハヅキは草の上に寝転がって目を閉じている。口には草が咥えられていた。普段見る事が出来ない大胆な姿。この草の臭いの中で良くも
横になれるな、と内心苦笑しつつ私はハヅキに近付き声をかけた。
「…ハヅキ」
「……………」
反応が無い。私は今一度声をかけた。
「おい……起きてるか?」
「…クー…クー…」
ハヅキは眠っていた。しかもこんな平原のど真ん中で堂々と横になって。彼女の愛刀ミマスは脇に置かれていたがそれでも無用心だ。
こんな状態で敵に襲われたりもしたら流石のハヅキでも苦戦を強いられるに違いない。
しかし、ハヅキの寝顔は初めて見るが実に綺麗な寝顔だった。整えられた目元・口元、目と目の間隔も寸分の狂いは無く容姿端麗とはこの
事を指すのかもしれない。思わず見惚れてしまった。
体型にも無駄が感じられない。何故その体型を維持出来るのかと訊ねた事がある。この体型は鍛錬の賜物だとハヅキは口にした。体全体か
ら生気がみなぎっているのを間近でも感じたし、それを実戦で遺憾なく発揮しているのはハヅキ以外にそう多くは居ない。鋭く、なお且つ
力強い剣先で私は何度も窮地から救われた。
いつしか私はハヅキの隣に座って寝顔をまじまじと眺めていた。端から見れば異様な光景に見えるに違いないが今は誰も居ない。何故ならここは平原だからだ。
私はそっとハヅキの胸に手を当てる。トクン、トクンとハヅキの小気味良い心臓の鼓動が手を伝わって感じ取れた。胸の膨らみにそってゆ
っくりと手を滑られる。この胸に抱かれたい、そう思ってハヅキの帰りを待ち焦がれていた事か。現状、ハヅキは忙しいからそうも言って
られない。逢ってもなるべく無理強いはさせたくなかった。
それでも今は状況が違う。城から離れたこの場所では誰にも邪魔はされないし、ましてハヅキも非番だ。条件は悪くない。
私はハヅキを起こさぬ様そっと自分の手をどけた。その代わりに私自身顔をハヅキの胸にそっと当てた。胸の鼓動が手ではなく直に感じる
事ができる。それに温かい。日光を浴びていたのもあるが何よりもハヅキ自身の温もりがここまで温かくしているのだろう。私が待ち焦が
れた温もりはここにあった…柔らかくそして温かい。
「私の胸の温もりはいかがな物か?」
「…!」
私は声に反応して顔を上げようした。が、ハヅキの手が私の頭を優しく包み込んでくれる。
「…いつから気付いてたんだ?」
「そうだな……貴殿がこの地帯に足を踏み入れた時から、と言えば大げさか?」
「…いや。それよりもハヅキの安眠を妨げた事は謝らねばならないな……ゴメン」
「気になさるな……それより私の方こそ貴殿に謝らねばならぬ。多忙な日々を送っていたとは言え、貴殿の事を思ってやれなかった事を許して欲しい」
起き上がり、上から私を覗き込むハヅキと視線が合った。その視線は優しい物だった。私は何だか恥ずかしくなり顔を背ける。
「…ローレライ?」
「別に怒ってる訳じゃない……ただ」
「…ただ」
「ただ……寂しかった…ハヅキに逢えなくて……忙しいのは重々分かっている……たまに戻ったハヅキを見ると疲れているのかと
思って…私はなるべく声をかけるのは控えていた。…けど、それでも体がお前を求めて止まないのだ。水を欲しがるみたいに…」
そこまで言うと後は言葉にならなかった。ただ、ハヅキの胸に顔を埋め声を殺し、泣いた。嬉しさ・切なさ・申し訳なさ…溜めていた何かが
一挙に溢れ流れた。ハヅキはそんな私を何も言わずただ抱きしめてくれた。
どれ位時間が経ったのだろうか…泣いて少しは落ち着いたが、滅多な事では泣かない私がこんなに泣いた姿を他人に見せたのは久しぶりだった。
勿論、ハヅキに見せたのはこれが初めてだ。
「しかし、貴殿も泣く事があったとは…」
「…失礼な奴だな、私も一応は人間だ。泣く事位はある」
何気にハヅキが言った言葉に私はちっとも腹が立たなかった。これがツヴァイクなら話は別、今頃は急所を蹴り上げているかもしれない。いや、急所を潰している可能性すらある。
太陽は私達が寝転がっている真上から少し西へ傾いた所にある。城を出た時はまだ真上にあったので、今は昼下がり頃だろう。
あれから草の臭いはすっかり気にならなくなった。むしろ好きになった位だ。体を寄せて横になっている私達の上を鳥があてもなく飛んで
行く。それにつられる様にゆっくりと雲が流れ、時も流れて行く。喧騒は聴こえない。
「ふぁぁぁ…」
私は一つ、大きくあくびをした。無理もない。この陽気に合わせて地面に寝転がっており、それは地面に反射した熱気をまともに受けているのと同じだ。
「フフフ…少し休まれるか?」
そんな私を見てハヅキは笑いながら誘う。
「ハヅキが休むなら、な」
「承知した。私ももう一眠りしたいと思っておった所故」
そう言うとハヅキは前掛けの一部を私の体にかけてくれた。そして、残りの部分を自分の体にかける。それでも私達の体は離れない。
「ローレライ」
「何だ?」
呼ばれて顔を向けた途端、ハヅキの顔が近付いたと思えばキスされた。それは不意のキス。
「一本、取らせて頂いた」
そう言うとハヅキは目を閉じた。
「…参ったな」
私は苦笑しつつもハヅキの体に抱きついて目を閉じた。ハヅキの腕は私をそっと捕まえる。
それは、私達の距離が更に縮まった瞬間だった。
お目汚し失礼致しました
すみません…やっぱり浮気はできません。
ネリス×ベルさんで書いてました無理でした。
やっぱハヅキ×ローレライは捨てられません。
>>784 GJGJGJ
なんか、ほんのりするハヅロレ萌たよー
>>784さんがもってくるカプは俺の好きなキャラばかりで困る。ネリベルかよ・・・!
ルビークの民族服って腰のとこもこもこしてていいよね
イクお姉さんかわいいよイクお姉さん
ドラゴンボールのブルー将軍みたいだけど。
788 :
ほっけ:2006/03/29(水) 04:03:25 ID:Sv9VOdmA
ミアキス暴走が流行しているので暴走させてみました。
ミアキス→ゲオルグと、ミアキス→リムで
苦手な方はスルー推奨、即興でヤッた小ネタですので、ぼろぼろなのには目を瞑ってください。
時間軸は、加入直後、ゲオルグの裏切り疑惑直後。
―――――にちゃ
太腿の間に差し入れられた、相応の大きさしかない手についた5本の指。
己の意思で好き勝手に動かしていると、そのうち水音がたちはじめる。
「………ぁ…」
真っ暗な部屋、もそりと身をベッドの中捩って、布団に身体をこすり付けるようにもがく。
全身にゆったりと広がっていく甘い痺れに、うっとりと瞳を細めた。
しかし其処で止める筈もない。僅かな潤みを更に広げんと、己の秘された部位を踏み荒らすように、
爪先で優しく掻き、指の腹で押して、全体でなぞりあげ、シーツが、指が汚れるも厭わずに。
「は、ンッ……ん、ん…」
枕に押し付け、落ち着きを見せずに乱れていく紫の髪。
その隙間を縫って、きゅぅと閉じた唇から零れていく艶かしい吐息。
その唇が綻べば、快楽に酔った媚声が零れるのだろう。
誰が、こんな彼女を想像するだろう。
普段屈託のない笑顔を浮かべている彼女からは想像もつかぬほど、卑猥で、淫蕩で、
どうしようもなくおびえて、快楽で意識を混濁させることで気を落ち着かせようとしている儚い姿を。
「ンく、ぅっ……ひ、め、様ぁ…っ」
愛する者を呼ぶ。
自分の半分くらいしか生きていないのに、今、その幼い身に不安と孤独という刃が落とされている。
傍にいたい、お救いしたい、幸せでいてほしいと願うも、自分には何もできない。
否、それ以前に、仲間がいる、孤独でないこの状況で、まるで半身を失ったかのように、潰れてしまっている。
夢想し、独りで己を慰める。
身体と精神を繋ぎとめるには、愛しい、太陽のような微笑みを思い浮かべるしかない。
どれだけ想っても、自分はこれほどに卑しく、弱い。
想いが強くても、恐らく、あのひとを最初に抱きしめる資格は自分にはない。
そう思えるのに、頭に描いた瞬間恐くなって、誤魔化すように指の動きを強め、自分を追い詰める。
「ふぁ、ッ…はっ、あ、」
思い浮かべ、流れていく思考の中、銀色が最初に見えた。
そしてそれに纏わりつくべたついた真紅が過ぎり、そして、冷たくも優しい光を持った瞳が思い浮かんだ。
「ッ、…やだ……ぁ、んっ」
出てくるなと、ぎゅ、と唇に歯を立て、痛みと、指が秘部を弄る音と快楽に思考を濁そうとする。
しかしそうすればする程に、その像が鮮明になっていくのは何故か。
それは、愛しい存在の今と関連付けるにはあまりに適した存在であり、そして自分の胸に強く刻み込まれた存在でもある。
――――裏切り者!
数年越しの激情をぶつけた、愛しい者の血縁を奪い、居場所を奪った…逆賊。
太陽宮を血で汚したその影、誰よりも憎い筈なのに、憎もうとする傍ら、その瞳に宿る、
どの女王騎士とも違った、「好むもの」、戦火に身を投じる者特有の色に、惹かれていた自分をも思い出してしまう。
そう、その思い描く"自分"が、彼女にとってはどういうものかわからず、不安になる。
何故、一心に憎むことが出来ないのか。
そうぐるぐると巡る思考を誤魔化すにも、また指を動かすしかなかった。
「あっ、ン…!ふぅッ…」
頭がぼぅっとしてきても、愛しい影と、恨みし影はぼやけることなく脳裏に残る。
快楽に意識が崩れてくると、そのふたつの強い感情が浮き彫りになっていく。
どうにもできない不器用な己の、感情と、一心に酔えぬ快楽しか発さぬ指。
それすら憎くなった。
「くふっ…んぅ、…んんうっ…!」
ようやく絶頂が近づく。上り詰めた一瞬、ほんの一瞬だけ、全てを忘れることが出来る。
発しそうになる甲高い嬌声を、枕に顔を押し付けることで抑し、くぐもった音と温かい吐息で、
僅かに枕を湿らせ、びく、と小さな身体を一度強張らせた。
「ふぅ…は、…」
思わず閉じた瞳を開くと、潤んでいたのか、既に幾筋か零れていた涙のとおりみちを、また新しい涙が落ちた。
肩を動かし、呼吸を整えようとしても、熱い体と疼く胸がなかなか許してくれない。
下着の中に入り込んでいた手を取り、月の灯りだけを頼りに顔の前に持ってきて、凝視した。
だらしなく塗れ、指と指の間で細い銀糸を輝かせる醜態。
……わすれることなどできはしないのに。
股に残る熱と湿り、じっとりとした全身を包む暑さと気だるさ。
むなしさと悲しさ、無力、自責、色々なものがこみ上げて来る。
抑えることが出来ず、身体を丸め、出来るだけ、声を抑えて泣いた。
…翌日、同室のベルナデットが自分より起き抜けが遅いのを見て、
ミアキスはどうしようもないくらい申し訳ない想いにかられた。
気づかない振りをしてくれているのだろう。
しかし、彼女が気を回し、寝ている間にシュークリームの山と、「ごめんなさい」の手紙を添えたせいで、
互いにそれを知っていること、をかえって認識してしまい、夜まで顔を合わせることが出来なかった。
そのため、か。場所を変えた。寝静まったベルナデットをよそに、ある場所で、熱を高め、そして冷ます。
そして、自分のベッドで目をさます一連。
…だが、その意図にも行動にも気づいてしまい寝付けなくなったベルナデットが、
寝る前に無理してお酒を飲んでいることは、知らないのである。
792 :
ほっけ:2006/03/29(水) 04:07:54 ID:Sv9VOdmA
あれに続くでも続かないでも
ミアキスばっかり浮かぶのは、リオンとかルセリナが清純すぎて
ちょっと大人びてる22歳のミアキスがエロいせいだと思います
……別のもやらなきゃ
>>792 乙!今のままでも十分凄いと思うよ。
ところで、リム×王子の途中まで書いてみたんだが、
初挑戦だから正直言うとあんまりな出来だと思うけど、投下しても良いかな?
>>792 GJ!
確かにミアキスはエロイね。
年齢的にもそうだし、あの顔で22歳ってのもエロイ。
>>793 OKOK。お初大歓迎。
>>794 分かった。あんまり叩かないでね(´・ω・`)
「…すまんが、その話は断らせて貰うのじゃ。」
大きな太陽宮の中でも一際広いこの部屋の中に、その声は響いた。
「そうですか、分かりました。…しかし忘れないで下さい、貴方はこの国の女王です。
今すぐにとは言いませんが、いずれは民や国の為にも伴侶となる方を決めて頂かなくてはなりませんぞ。」
「…………」
女王と呼ばれた少女…リムスレーアは彼の話を少し俯きながら聞いていた。
そんな事はとっくに分かっている。彼女は胸の内でそう呟いていた。
彼女とファレナの国全体を巻き込んだ争乱は数年前に終結を迎え、ようやく戦乱によって負ったファレナの深い傷跡も癒えかけた頃である。
このような縁談が若き女王に持ちかけられるのは至極当然の話であった。
「まぁ、姫様にはもう今すぐにでも結婚しちゃいたい人がいますもんねぇ?」
縁談を持ちかけてきた者が立ち去り、一息付いたリムスレーアに、彼女の隣にいた女性が突然話しかけた。
「ななな、何を言っておるのじゃミアキスッ!わらわにはそのような相手などっ!」
リムスレーアはミアキスと呼ぶ護衛の女性の放ったその言葉に慌てて反論する。
「またまたぁ、王子が帰ってきてからというもの、お仕事のとき以外はずぅっと一緒にいようとしてるのはどなたですかぁ?」
「ち、違うのじゃ!わらわは兄上と、けけ、結婚など「あらぁ?誰も王子が結婚相手だなんて言ってませんよぉ?」
「うっ…」
リムスレーアはまさしく一本取られたという様な表情だ。対照的にミアキスはまるでオモチャで遊ぶように楽しげである。
「こ、こやつは〜……」
「ふふ、御免なさい姫様ぁ。…でもですねぇ、最近、その王子が結婚するって噂があるんですよぉ。
王子、周りの国々でも有名になっちゃいましたからねぇ、旅して回ってる時でも色々話があったって噂ですよぉ?」
途端にリムスレーアの顔が青くなり、口調が早くなる。
「そ、それはまことかミアキス!?なぜもっと早く言わぬのじゃ!?」
「すいませぇん。でもぉ、私もこの噂を聞いたのはつい最近なんですよぉ。」
彼らに王子、兄上と呼ばれるその人、ファルーシュはファレナの王子であり、リムスレーアの実の兄である。
彼は先の争乱を終結へ導いたリーダーであり、国民からの信頼も厚い勇将であった。
彼がそうなる以前からリムスレーアはファルーシュに付きっきりであったのだが、
ファルーシュがリムスレーアをゴドウィンの手から開放した時から、
また、彼がその後の戦乱終結から姿を消し、そして帰ってくるまでの間、彼女の兄への想いは日に日に膨れ上がっていた。
そして、彼がこのファレナに帰ってきてからようやく落ち着いたこの時、リムスレーアにとってのまさしく兄上との時間、
あんな事やこんな事を楽しみにしたいこの時にこのような噂が流れてきたのである。
リムスレーアは考えるよりも早く、脱兎のように謁見の間を走り去っていった。
「ですからぁ、姫様も…あれぇ、姫様?姫様〜?」
大きな太陽宮の中でも一際広いこの部屋の中に、その声は響いた。
「はぁ…リムが結婚かぁ。もうそういう時になっちゃってたのかなぁ…」
自室にて、その噂の王子がため息と共に呟いていた。
彼にも公務の用があったのだが、謁見の間の前でたまたま衛兵と話している最中に縁談の話を聞いてしまっていた。
…もしリムが結婚するなら誰が良いだろうか。ふと今では廃止となった闘神祭を思い出した。
まずベルクートを思いついた。だが今では宮廷で剣の指導をしている彼ではあるが、マリノとハヅキの板挟みとなっており、今だにその辺りは窮屈そうだ。ダメだな。
次にリヒャルトの事を思い出した。途端に何処からともなく「ミューラーさ〜ん♪ミューラーさ〜ん♪」と幻聴が聞こえてきた。
…論外だった。って言うか何であいつは闘神祭に出場したんだ?と今更なツッコミをしてしまった。
じゃあユーラムだろうか。今では昔の言動が嘘の様にしっかりとしており、ファレナの為にも尽くしてくれている彼だ。
どうなんだろうな…と考えていると、突然目の前の扉が勢い良く開いた。
「兄上っ!ここに兄上はおらぬかっ!?」
いつだったかどこかで聞いたような台詞と共に、リムが飛び込んできた。
「ど、どうしたんだリム?そんな血相を変えて…」
「どうしたもこうしたも無いのじゃ!あ、兄上!兄上が…け、結婚するというのは本当なのか!?」
「へ?」
突然の妹の言葉に思わず変な声を上げてしまった。が、すぐに平静を取り戻し考えてみる。
僕自身は結婚する気は全く無かった。そのような噂が流れてるのは知っていたが、どうせミアキス辺りが喋った話が回り回って大きくなっているだけだろうと、その程度に考えていた。
そんな思考を遮り、リムは続ける。
「じゃから、兄上は結婚するのかと聞いておるのじゃ!」
「いや、僕はまだそんなつもりは無いけど…何で急にそんな事を?」
「ミアキスの奴がそう言ってきたのじゃ!兄上は、その…諸外国のおなごとも中が親密だからじゃと…」
眉を八の字にして聞いてくる妹に、僕は少し可愛らしさを感じていた。こんな顔がミアキスは好きだからそんな事を言ったのだろうかと勘繰ってしまう。
「そんな事は無いよ。それに外国を見て回った時でも、恋人なんていなかったしね。」
「そ、そうか!それなら良いのじゃ!」
今度は急に笑顔になったリムを見て、またもや可愛いと思ってしまった。いけない、目の前にいるのは妹だぞ。
自分に話をするように制する。丁度良い機会なので、今度はさっき自分が思っていた事を聞くことにした。
「じゃあリム、僕からも聞いておきたい事があるんだけど…良いかな?」
「何じゃ兄上?わらわが分かる事なら何でも聞いて良いぞ。」
「そう…じゃあ聞くよ。リムには…結婚したい相手はいるの?」
「……!!」
兄上にから…兄上まで、わらわの結婚の話をしてきた。何故だろうか、涙が込み上げて来るのを感じた。
「兄上…兄上も、わらわに結婚しろと言うのか…?」
「リ、リム?」
「兄上も、わらわを、わらわを女王としか見てくれないのか?」
「…………!」
「わ、わらわにだって、好きな相手はおる!わらわだって、好きな者と結ばれたいのじゃ!」
その瞬間、わらわは兄上にぶつかるように兄上の胸元に顔を埋めてしまっていた。
勢いがあり過ぎたのか、兄上はそのまま後ろに倒れ込み、わらわが押し倒すような形となっていた。
「でも、でも…わらわの好きな相手は…いつだってわらわの手には届かないところにいた。それは女王になった今でも変わらぬ…」
「リム……」
「わらわは…わらわは兄上が好きじゃ!兄妹なんてしがらみなんぞどうでもいい!兄上と結婚したいのじゃ!…でも、でもっ…」
涙が溢れてくる。叶わない恋だと初めから分かっていた。しかし、胸の内にある物を全て吐き出すように叫んでいた。
その時だった。叫んでいた唇を、兄上がその唇で優しく塞いでいた。わらわ自身、何が起こったか理解するのに短く時間がかかっていた。
この部屋に喋るものはなくなっていた。静寂が時を支配していた。
時間はどれほど経っていただろうか。兄上は口付けした時と同じ様に優しく唇を離した。
「ぷはっ…はあ、はぁ…あ、兄上…?」
すまん、ここまでだ。要望があったら続きを書けるかもしれない
寸止めはゼラセ様に怒られますよ!
ゼ「何をしているのです!早く続きを書きなさい!」
ホラ怒られた。
冗談はともかく、GJです。
いや、マジで続きが気になるんですけど。
数年後ってことは、リムは13〜4歳くらい?
十分に結婚してもいい歳ですな!
GJ!
リム可愛いよリム。
書け!ゲオルグの分のチーズケーキやるから書いてくれ!頼む!
801 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 10:38:08 ID:oCg02Ez1
気付かない振りするベルも、兄上一直線なリムも、烈しくGJ!!!!!!
ここで行かないでどうする!!!
803 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 11:45:46 ID:9S4AVOKo
まだ書き始めてもいないんだがベルハヅって需要ある?
萌えたぎりすぎて何か書いてみようと思ってるんだが…。
ごめんsage忘れ…。
千枚皮をする王子が思い浮かんだw
>>803 wktk
っていうか需要のない組み合わせなんてオニールとかくらいじゃね?
SS自体初挑戦なのに以外と好評だな…三点リーダが多過ぎだろとかもっとボロクソに叩かれてると思ったんだけどなぁ。
需要があるんなら出来たら近日中にうpするよ。にしてもエロパートって難しいなぁ
噂好きのオバさん
>>803 萌えたぎる熱い思いをぶつけてくれ
オニールはなあ、誰かの弱みを握って無理矢理みたいな展開しか思いつかないな
>>792 なんか最後のほうが切なかったよgj
せっかく名前出てきたことだしベルナデットで書くのはどうだい?
ノーマルでもミアキスとベルの百合でも(*´Д`)ハァハァハァハァ
ベルナデットは百合ならいくつかアテはあるが、
相手が男だとネタが浮かばん…
やっぱ王子しかないなのかなぁ。
王子、ワシール、ゲオルグ、ヤールくらいだが
おなかの太いおぢさんがエロになると何か鬼畜くさい絵が思い浮かぶので
王子かゲオルグかヤールということで
じゃあ、初な上亀なのでいつになるかわからんが書いてみるかな、ベルハヅ。
たぎりすぎて文章になるかどうかw
できたら投下します。
大河の如き慈愛と太陽の如きwktk
「アズラッドさん、あの上の棚にある本取っていただけますか?」
「エレシュは身長が低いので届かないのです」
「これかい?(やはり、見た目は幼いがこんなに難しい本を・・・)」
「いえ、その隣の本です」
「むっ・・・あぁ、これか」
「ありがとうございます、ではエレシュは机で読んできます」
「(・・・・・ぐりとぐら・・・)」
やべエレシュテラカワイスwwwww
アズラットのキャラが変わってるw
リオ「絵本…ですか。懐かしいです」
ゲオ「やはり、昔は読んだのか?」
リオ「はい…もう読む歳ではなかったんですけど、本を読んだこともなかったので。
でも、昔といえば、王子と一緒に遊んだのも、懐かしいです」
ゲオ「ほう………」
王子『リオン、リオンッ!お医者さんごっこしよう!』
リオ『え…お、王子……?』
ゲオ「…………」
リオ「も、もう、ゲオルグ様、笑わないでくださいっ!」
ゲオ「いや、何。あいつらしいと思ってな。元気な子供だったと」
リオ「はい…もう、2年も前になるんですね……」
ゲオ「……………何だと?」
不覚にも吹いた
821 :
旅立ちエンド:2006/03/29(水) 17:05:30 ID:Sv9VOdmA
「…殿下とリオン殿、そしてゲオルグ殿も発たれるのか」
「ですねぇ。リオンちゃんに王子は戻ってこられますけどぉ。
ちょっと、寂しくなっちゃいますねぇ…」
「……ミアキス殿、大丈夫ー?」
「ぇ?は、はぁい、な、何のことでしょお?
それより、お見送りの準備もしませんかぁ?盛大にお送りしましょお!」
「そうですな。あの方々は一丸となりファレナを救い、未来を示すべく我らの
先陣を切った方々、相応の…」
「……でも、3人旅ですよねー。 …ってことは」
〜十数年前〜
| \
| ('A`) ギシギシ
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄ アンアン/
↑ゲオルグ →フェリドとアルの部屋
〜これから〜
| \
| ('A`) ギシギシ
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄ アンアン/
↑ゲオルグ →リオンと王子の部屋
「………あぁーッ!!」
「ゲオルグ殿…!かような覚悟を、あの御仁は…!!」
「オレたちにちょっとは相談してくれればいいのに…!」
「これはもう、思い切り送り出すしかないですよぉ!パーティは大量のチーズケーキを用意する方向でぇ!」
「うむ、わが輩もロードレイクへ駆け、巨大なケーキを作る手伝いをする者どもを集めてきますぞ!」
…船出の時
「ゲオルグ殿ぉ…!さよーならー!頑張ってぇ…!」
「オレ、ゲオルグ殿のこと忘れませんよー!また、かえってきてくださいねー!」
「ゲオルグ殿、そのほうの覚悟、感服いたした…!」
数々の激励の中、ゲオルグを祝福する言葉も多い。
「…みなさん、あんなに泣いて…もう…」
「絶対…帰ってこなきゃなぁ。じゃあ、行こう、リオン、ゲオルグ」
「………………ありがとう…」
「(…あ、ゲオルグ様も泣いてる…)」
ゲオルグ毒男www
\
ギシギシ
アンアン/
→ゲオルグとチーズケーキの部屋
「兄上〜〜〜兄上兄上兄上♪」
「(なんだこいつ・・・ってファルーシュの妹か・・・)」
「やあ、リム」
「ん?おぬし兄上ではないな」
「なんでわかったんだ?」
「なぜって兄上はいつもリオン臭いのじゃ」
「orz」
>821
ガレオンが呼んできた
ゲッシュやトーマやシルヴァやタルゲイユが
馴れないケーキ作りを手伝う姿を想像して和んだw
今更だがなんで王子の名前ファルーシュなの?
>>827 キングのメモカ内の王子の名前がファルーシュだったんです
1.2.3.4のスレ公式主人公の名前の由来は?
>>829 1=ティル(公式小説?)
2=リオウ(同上?)
3=未定
4=フォー(発売直後、まだ小説がなかったため、協議の末FOUR=フォー。ノベルではラズロ)
1,2は小説
3はそのまま
4は4だから
>>819 ちょw2年前の年齢でお医者さんごっこってww
王子犯罪だよそれw
>>821 毒男ゲオルグワロスw
>>821から連想
王子「今日はこの町で一泊しようか」
リオ「そうですね、王子」
ゲオ「じゃあさっそく宿をとるか」
王子「じゃあ2部屋お願いします」
ゲオ「俺とファルーシュが同じ部屋だな」
リオ「あ、その…」
王子「僕とリオンで同じ部屋使うから、ゲオルグはひとりで1部屋使っていいよ」
ゲオ「………。そ、そうか…」
ギシギシアンアン
ゲオ「…('A`)」
>>835 その発想は無かった
パブロはネリスの先祖
ベルハヅ書いてみたけど長くなりすぎた。まだ終わらない…。
ので、小ネタだけ投下。小ネタの癖に長くてスマソ。
839 :
ベルハヅ 1:2006/03/29(水) 21:13:51 ID:9S4AVOKo
大きな手が、歳相応に膨らんだ乳房を包み込む。
「あ…」
ハヅキの華奢な身体が小さく震えた。ほんの一瞬漏らした声さえも、恥ずかしそうに飲み込んで、
うっすらと開いていた瞳をきつく閉ざした。
緩やかに揉みしだき、熟れた先端を指で摘むと、抑えていた声がまた洩れた。
こうしてハヅキを抱くのは何度目になるだろう、ベルクートはふとそんな事を考えた。
いくさの最中に不謹慎だとは思いながら、それでも、いつからかこの少女の身体を求めずにはいられない自分が居る。
確かハヅキはまだ17だ。自分よりも11歳も年下の、子供と言ってもおかしくない年齢。
どんなに身体は成熟していても、まだ子供なのだ。
そんなハヅキの身体を、自らの欲を満たす為に汚している。
こうして抱くたびにそう思い、これで最後にしようとも思う。だが、そう簡単に忘れられるわけがない。
割り切れるわけがない。そうして結局何度も求めてしいまう。堕ちてしまったのは自分の方だと思い知らされる。
どんなに葛藤しようとも、ハヅキに触れて、ひとつになって、情事を終えて抱き合って眠る。
僅かな時間でも触れている時が今の自分にとって最も満たされる時間なのだ。
「…何を、考えている?」
甘く掠れた声で囁かれ、ベルクートは意識を戻した。熱く潤んだ瞳が自分を見上げていた。
いつもきっちりと結われた髪は解かれ乱れている。誰も知らない、自分だけが知っているハヅキの顔。
840 :
ベルハヅ 2:2006/03/29(水) 21:15:24 ID:9S4AVOKo
「…あなたの事です」
「嫌なら、その…無理を、しなくてもいい…」
少し、悲しげな色を帯びた瞳が伏せられた。ハヅキは今まで男を知らなかったどころか、
誰かを好きになったことが全くなかった。ベルクートが初めて好きになった男で、
初めての相手だった。そのせいか剣士としての自分には自信があっても、女としての自分にはまるで自信がないのだ。
「お前はいつも…その、最中に…考え事をしている」
いつも目を閉じて必死だとばかり思っていたが、意外と見ているものだ…と内心で驚くが、
そんな素振りは見せない。見せてしまえばハヅキが不安になるのを知っているからだ。
何度好きだと言っても、何度睦みあっても、些細なことで落ち込んだり傷付いたりしてしまう。
いわば年齢に相応の女性なのだ。
「そうですね…いつも考えています」
「何度も言うが、嫌なら無理をしなくてもいい。私は平気だ」
気丈にそう口にするが、表情はそう言っていない。普段とは正反対と言ってもいい程の
弱気で脆いハヅキを、心から愛しいと思う。手放したくない。
「無理なんてしていませんよ。…考えているのは、あなたの事ばかりです」
「本当か?」
「信じられませんか?」
逆に聞き返すとハヅキは黙ってしまう。
「私はハヅキさんを抱いているときが一番幸せですから」
「は、恥ずかしいことを言うな!」
「そんなこと言われても本当の事ですから。ハヅキさんは美人ですし、
スタイルもいいし、敏感」
「もういいと言っている!馬鹿!」
そう言うとまた目を閉じて顔を背けた。耳まで赤くして照れている。
841 :
ベルハヅ 3:2006/03/29(水) 21:16:03 ID:9S4AVOKo
「ハヅキさんはどうですか?」
「何?」
「いつも、どんな事を考えていますか?」
問いかけながらハヅキの最も敏感な部分に指を這わせる。胸だけで十分に感じていたのか、既に蜜を溢れさせていた。ゆっくりと指を挿し入れるとほんの一瞬だけ体が強張った。
「あッ…そ、そんな事…」
強すぎる刺激を与えないように、ゆるやかに内部をかき回しながら、答えを待つ。もうそんな事を考える余裕などなくなっているのは見て取れるが、敢えて先を促した。
「…お前は馬鹿か」
絶え間なく与えられる快感に細い腕を伸ばしてベルクートの首にしがみついた。空いた手をハヅキの背に回し支えてやると、耳元でハヅキが怒ったような声で囁いた。
「…お前の事以外、考えることなどない。私はそんなに器用ではない」
そもそも、どうでもいい男に身体を許すほど私は軽くない。ハヅキはそう続けると、「もういいだろう」と余裕のない声で言った。その答えにベルクートは満足げに笑った。
見直してみると改行が変だ…ゴメorz
王子8歳「ねぇねぇ、ゲオ」
ゲオルグ「ん、何だ?」
王子8歳「ギシアンって何ぃ?」
ゲオルグ「パパとママが夜中にプロレスやる事だ」
王子「父上、ギシアンしよう!ギシアン!」
フェリド「な、何だって?」
アル「な、何を言ってるのです!ファルーシュ!」
王子「母上でもいいからギシアン、ギシアン!」
アル「そ、それは…しかしわらわとファルーシュは実の親子…」
フェリド「何悩んでいるんだ!悩むことじゃないだろう!」
王子「いいよもう…ミアキスー!ギシアンギシアン!」
ミアキス「まぁ、王子ったらそれじゃあお部屋に行きましょうね〜」
ゲオ「すまん…フェリド」
ゲオ「それが…フェリドと女王への償いだ…」
王子「……」
>>841-843 ベルクート…!天暗星=ヘタレの汚名返上だな。
でも11歳年下は、妹かと…!
ともあれGJ。禁欲的なベルクートだからこそ、こういうのはいいですねえ
>842
発情した犬のようにハァハァしながらGJ
アンカーがおかしい、839-842
>>839 ベルハヅGJ!
…ハヅキって17歳だったんだ…
>>843 ゲオルグってそのころまだファレナにいなかったから、
カイルに言わせたほうがよかったんじゃないか?
ともあれワロタ
王子「ミアキス、やっぱり早いよね。ゲオルグの次くらい…」
リオ「小太刀の決め手は、やはり素早さですか?」
ミア「そうですねぇ。でも、わたしよりカイル殿のほうが早いですよぉ?ね?」
カイ「……………」
王子「…カイル?」
リオ「ど、どうして落ち込んでらっしゃるんですか、カイル様…?」
カイ「あ、あはは…な、何でもないですよー…」
サイ「…長続きする心得でも伝授してやったらどうだい」
ゲオ「いや…助言はした。だが…」
サイ「だが?何かあったのかい?」
ゲオ「…ミアキス殿にも早く終わらせる方法を聞かれてな」
サイ「…いくらスキルが万人に与えられるからって。カイルのサイフがすっからかんになっちまうよ?
しかし、早く終わらせる方法ねえ。一体ミアキスにはどうやって…
…ちょっとゲオルグ。何で顔を逸らすんだい。ちょっと顔貸しな!」
>>839Gjスギ!
べ、ベルクート…死んだな。
>>843 それでは王子の童貞は取られてしまったんだなw
王子「カイルー何してるのー?」
カイル「おや、王子ですか、丁度良い所に、ちょっと来てくださいよー」
王子「なになに?」
フェリド「ふんっ!」
アル「ああっ!フェリド…も、もうやめてぇ…」
フェリド「そう言う台詞は俺の物を咥え込んでいるこれをどうにかして欲しいな」
アル「そ、そんなぁ…」
カイル「ね、凄いですよねー」
王子「あ、あれギシアンだー!ミアキスとした事あるー!」
カイル「な、何だって!王子!それはマズイですよ!」
ミアキス「あらあら、何をしてるんですかぁ〜?」
王子「あ、ミアキス〜、ギシアンしよ、ギシアン!」
ミアキス「うふふ、王子ったらおませさんになってしまいましたねぇ〜」
カイル「あの王子がこんなに立派に…うぅ…!」
王子「カイル…執事の爺さんみたいになってきたね…」
ミアキス「そうですね〜」
ミア「ちょっとおなかがすいちゃいましたねぇ。…夜中の二時…
…寝付けそうにないですし、ちょっとだけ…」
厨房前
ミア「…あれ?ちょっと声が聞こえますねぇ。カイル殿と…ゲオルグ殿?」
カイ「で、どうだったんですか?ゲオルグ殿」
ゲオ「さすがとしか言い様がなかったな。やはりジーン殿は違う」
カイ「やっぱり…そういえば、レレイちゃんやルクレティア殿も?」
ゲオ「ああ。それぞれに魅力がある。特にルクレティア殿の―――」
カイ「やっぱり大人の技巧は違う、ってことですかねー。
…あ、そういえばミアキス殿はどうだったんですか?」
ゲオ「そうだな…まあ才はあるが、未だ拙い。経験の浅さもある。
彼女らに比べたら、割と劣っていると見ていいだろう。資質はあるが―――」
カイ「ああ、ミアキス殿まだ若いですからねー。でもレレイちゃんはもっと若いじゃないですか」
ゲオ「ルクレティア殿に仕込まれているんだろう」
カイ「ああ、夜な夜な。そういうわけですかー」
ミア「…………ッ!」
ゲオ「……気配が途切れたな。何だったんだ?走り去っていったようだが…」
カイ「そうですねー、刺客じゃないみたいです。ああ、いいなーゲオルグ殿。
オレも食べたいですよー。美女の作ったチーズケーキ」
ゲオ「カイル殿も頼めばいいだろう?…そろそろだな。
しかし、カイル殿が甘いもの好きだとは意外だった」
カイ「女の子と一緒に食べるのはやっぱケーキとか多いですからねー」
泣きながらケーキやけ食いしてるミアキスがいたとか
5もマンネリ化してきたから、0時ジャストにトーマス×セシル投下してみる。
4主×ミレイ、明日にも投下してみる。最初は4主×アグネスだったんだが…ネタが
>>842 がっつくベルクートGJGJ!ハヅキかわいいなあ
トマリムの続きを、投下しようかと思ったのですが、
852さんと時間帯ずらして投下します。今の時点で何故かリムトマになっているんですが……ね
>>856 トーマス×リムか。珍しい組み合わせだな!
トーマスはオバサン好きなのか……
3の時代で37才か、リム。
ミアキス49才、カイル51才、ゲオルグ56才、リオン43才、ガレオン…
ガレオンご臨終
トーマスはセシル以外認めねぇ
しかし名前似てる奴が多いから略称はややこしいな
すみません、トーマ×リムスレーアです。
突っ込んでいいのか悪いのか分かりませんでした orz
期待してるよ!
おどおどしながら言い出すに言い出せない
>>862(; `Д´)/ヽィアー/ヽィアー!!
トーマス×セシルは3のマイフェイバリット
坊ちゃん×カスミ
2主×アイリ
トーマス×セシル
4主×ミレイ
5主×ルセリナ
はドッピュンマイフェイバリット!
>>852 >>854楽しみにしてます!
>>862 リムはむしろ攻めくらいのほうが可愛いさ!!
トーマ×リム目茶目茶期待してます。
グレミオ×カミーユ
シエラ×クラウス
ゲド×クイーン
ラインバッハ×ミレイ
ゲオルグ×ミアキス
はマイフェバ……
…主人公いねえ!!ゲドだけか…
>>854 激しく期待している。
アグネスも好きなんでそっちも気長に待つよ。
2主×ナナミ
トーマス×セシル
4主×ミレイ
キリル×セネカ
5主×リオン
がマイハァハァハァハァハァハァハァハァ
トーマ×リムがトーマス×リムに見えた罠
wktk
wktk
wt
wt
w
〜時ジャストに投下と言った人が投下した例がない
ハスワール様のお散歩を未だに待ち続けている
>>793のエロパートがようやく完成したけど…正直投下する勇気が出ない。
無駄に長くなってしまったし、軽く鬱かもしれん
そんなこと言わずにカモーン!
877 :
甘党眼帯:2006/03/30(木) 00:28:44 ID:73OO9mBY
>>875 多くの戸惑いが作品投下にはあるさ。
それから逃げるってわけじゃないさ。
スレと自分と作品を見て、それからどうするか考えるんだ。わかるな。
早く(ry
誘い受けテラウザス
>>878 う…すまん。ちょっと調子こいてたかな。まぁ一応投下してみるよ。
>>797からの続きね。
「ぷはっ…はあ、はぁ…あ、兄上…?」
「リム…僕だってお前と同じだ。家族だから、妹だから…お前をそういう風に愛しちゃいけないって思ってた。
でも、お前を忘れることが出来なかった。旅をしていた時も、彼女を作ることも出来た…でもそうしなかった。
いつも、彼女、とか好きな人、って考えるとね。お前の笑顔しか出てこないんだ。
でも、いつもいつも、お前は家族だから、相手になるべきなのは自分じゃないんだ、そう思って自分を縛り付けてたんだ。」
「兄上……」
「だから、お前が…その、告白…をしてくれた時に、お前があまりに俺の思ってる事と同じ事を言うから、つい…ごめん、リム。」
「何を謝るのじゃ!兄上がしなかったらわらわが先にやってたのじゃ!」
兄上も同じだった。ただただそれが嬉しくて、つい強がりな嘘をついてしまった。顔がほころんでいくのが自分でも分かった。
リムは涙で腫れた目を擦りながら、僕でも分かる強がりを言ってくれた。嘘だ。あんなに泣いてた癖に。
そう考えていたら僕も少しだけ余裕が出てきた。そして今更だがリムに押し倒されている事に気付いた。
「リ、リム…悪いんだけど、上からどいてくれないか?」「嫌じゃ。」「へ?」
再び変な声を上げてしまった。先ほどの余裕もいきなり消え失せてしまった。
いきなり拒否をしてくれたリムの顔を見上げると、頬を真っ赤に染めてじっと僕の目を見ている。
「リム、何で?っていうか何する気だ?」
「兄上、両想いの女と男のやる事と言ったら一つしかなかろう?」
頭が沸騰するような感覚に襲われた。やる事?一つ?女と男?
「こ、こら、リム!いくら何でも話が飛び過ぎだ!」
「…でも、いきなりわらわの唇を奪ってきたのは誰じゃ?そんな気分になってしまったのは兄上のせいであろう…」
「うっ…」
何も言い返せなくなってしまった。そりゃあんな事をしてしまったけど、それ以上手を出すのはだめだと思う。思う。
「兄上…」
そんな事を考えている内に、いつの間にかリムは上半身に着ている衣を脱ぎ捨てていた。
「リリ、リム、本当に…」
その時、リムの手が僕の腕を持ち上げ、その露になった左の胸に押し当てた。
リムの胸はまだ発展途上ではあったが十分に大きくなっており、母の血筋を髣髴とさせた。
そして、何よりもリムの鼓動がこれ以上無いほど早く動いているのが分かった。動き過ぎて破裂しそうなほどに。
「兄上…わらわは、兄上にだけ抱いて欲しいのじゃ。他の見知らぬ男には抱かれたくない。
兄上に、兄上だけ、わらわに触れて欲しいのじゃ…」
ここまで言われてしまえばもう後には引けない。すみませんお父様お母様。不肖の息子をお許し下さい…
「…分かったよ、リム。」
今まではあえて目を逸らしていたリムの体だったが、改めて見ると、その成長した姿は紛れも無く母アルシュタートの娘であり、
これ以上美しい肢体は存在しないとさえ思えた。僕はそれ程にリムの体に見惚れてしまった。
「あ、兄上、そんなに見ないでくれ…恥ずかしいのじゃ…」
リムは先程触らせた胸を手で隠し、俯きながら呟く。
「ご、ごめん。でも本当に綺麗だ。」
「兄上…」
「…でもねリム。僕はお前にはこういうのはまだ早いと思ってる。
痛いと思ったらすぐに言って、僕が無理だと思ったらすぐにやめるよ。良いね?」
リムは無言で頷いた。その目はじっと僕を見つめ、もう迷いは無いように見えた。
お互いに服を脱ぎ捨てた。床に転がされたままする訳にもいかなかったので、裸になり縮こまっているリムを自分のベッドへと運ぶ。
折角なので、「お姫様抱っこ」をやってみる事にした。リムの美しい亜麻色の髪が腕にかかり、ほのかに甘い香りが鼻を擽った。
「ふふっ、兄上にこうして貰うとまるで姫だったころに戻ったようじゃ。」
「リムは今だって姫だよ。少なくとも今は…いや、僕の前では、まだまだ…ずっとね。」
先程の、ファルーシュでさえリムを女王としか見ていないのか、という問いの答えだろうか。そう考えるとリムの目からは再び涙が流れてくるのを感じていた。
「あ、兄上…兄上、ありがとう…本当にありがとうなのじゃ…」
ファルーシュはそんなリムを静かに抱き寄せ、優しく微笑んでいた。
涙も引いて、再び落ち着きを取り戻したリムは開口一番にこう言い出した。
「わらわは兄上には世話になりっぱなしじゃのう。…わらわからも、一つお礼をしたいのじゃ…」
「お礼?何か…」
そう言い切る前にファルーシュの言葉は止まった。リムがファルーシュの股間に手を伸ばし、やんわりと握っていた。
突然の事態にまたもや平静を失い、声を上げてしまう。
「ななな、何をしているんだリム!ミアキスに何か吹き込まれたのか!?」
「な、何故分かるのじゃ!?…いや、もうそんな事はどうでも良い。わらわは兄上の為ならこんな事ぐらい朝飯前なのじゃ!」
そう良いながらも、あからさまにぎこちなく、不慣れな手付きでリムはファルーシュの肉棒をしごく。
それだけでもファルーシュには背徳感と、リムの小さく少しひんやりとした手による動きで射精感が込み上げていった。
そして、リムは少しだけ止まると、意を決したようにその口をファルーシュの肉棒へと持って行った。
「リム!?駄目だ!汚いよ!!」
「兄上のなら…例え本当に汚くても、全て舐めとってみせるのじゃ!」
リムはそう言うと、その肉棒を小さな口に収め、亀頭のエラを唇で直接擦るように舐めていった。
「ふむっ……ちゅっ………んん…」
静かな部屋にその水音にも近い音が響き渡る。そのままもごもごとリムは喋ろうとする。
「んんっ……ぷはぁ…これが兄上の匂いなのじゃな……」
その言葉にファルーシュは言いようの無い恥ずかしさを感じる。そして、その音と声に加えてファルーシュの呼吸も次第に荒くなっていく。
「リム…っ、だ、駄目だ、もう離れろ!」
しかしリムは離れようとはしない。逆に口の動きに合わせて吸い取るように亀頭に圧力をかけた。そして…
「駄目だ、も、もう出る!」
それはファルーシュの悲鳴にも似た嬌声と共に勢い良くリムの口内へ飛び出した。
「!!…………ん………ううん…」
リムはほとんど全てのファルーシュの精液をそのまま口の中で受け止め、飲み込んでいった。
こくっ、こくんと喉が鳴り、ようやく言葉を口に出した。
「んん、苦い…それに喉が痺れるのじゃ……でも、全て飲めたぞ兄上!」
こんな事をしてもえへへと笑うその姿を見て、ファルーシュはこれ以上ないほど背徳感と興奮に蝕まれていた。
「じゃあ…今度は僕の番だね。大丈夫か?」
「うう…やはり、自分にされる、と分かると恥ずかしいのう…」
そう言うと、リムはまたもや胸を隠して縮こまっていった。その仕草まで可愛らしくて、ファルーシュは思わず押し倒しそうになる。
しかしそこは女王騎士長の息子、ついさっき抜いてもらった事もあるのだ。理性で無理やり押さえ込んだ。
「じゃあ…力抜いてね、リム。」
リムの胸を隠している腕をそっとはずし、代わりに僕の指がリムの胸を包んでいく。
十代半ばにしてはふくよかなその胸をゆっくりと揉みしだく。段々と手の内側で胸の突起が勃っていくのが分かった。
揉んでいた方の手を乳首に移し、反対の手でもう片方の胸を弄ぶ。
「ん…ぅ…ふ、不思議じゃのう…ぁ…兄上に触ってもらうと、とても気持ち良いのじゃ…」
上ずった声で話すリムの言葉に反応し、僕の理性も高揚していく。
「あ…ふふっ、くすぐったいのじゃ…ひぁっ…兄上〜。」
手をずらし、そのまま下腹部や腰、太ももを撫でる。その度にリムはくすぐったさで顔を緩めたり、
少し困ったような顔をする。それらも全て愛おしかった。
そして、ついにその手はリムのまだ幼さの残る秘所をなぞる様に触れだした。
幼さと緊張からだろうか、その秘所を開くためにはまだまだ慣れが必要そうだった。
確実に濡れてきてはいるものの、指一本でもきついこの秘所を突破するため、ファルーシュは意を決した。
「リム、お尻をこっちに向けてくれてもいい?」
「うぅ…良いが…いくら兄上でも恥ずかしいのじゃ…でも、何を?」
「もっと力を抜いて。ほぐしてあげるから。」
そう言うと、ファルーシュはリムに秘所に口を付けて、丹念に舐め回した。
「ひゃんっ…や、やめるのじゃっ、兄上!その様なところに口を付けるなど汚いでは…ない、か…」
「お互い様だよ、リム。僕からもお礼だ。」
舐めながら秘所に近いところで喋るのでファルーシュの息や感触がリムへ伝わっていく。
リムはあまりの恥ずかしさに声を上げるが、確かに感じてしまう自分の体と火照ったファルーシュは止められなかった。
秘裂に沿って舌を這わせ、その上にある小さな突起を重点的に舐める。その度にリムはあまりに激しい恥ずかしさと快感に身を捩らせるのだった。
ファルーシュは舐めるのと同時に、秘所を指でほぐすのも忘れていなかった。
なるべく痛みは無いように、舐めることで感じてくれているのなら、その内に指で入り口を押し開くように、細心の注意を払っていった。
そして、二本目の指が入るようになってからしばらくの時、リムの呼吸がとても荒くなり、嬌声は酷く上ずってきた。
「あ、兄上ぇ…わらわは……わらわは頭がおかしくなってしまいそうじゃ…」
「だ、大丈夫か、リム?」
「兄上っ、兄上ぇ!わらわもっ…ああっ、ふあああああああああっ!!!」
その瞬間、頭が真っ白になった。暫くの時をあまりの快感に酔いしれ惚けてしまっていた。
「…リム、大丈夫か!?リム!」
兄上の声が聞こえ、はっと我に返る。ベッドのシーツがまるで水でもかけたようにびしょ濡れになっているのが分かった。
「大丈夫か?…良かった。やっぱりこれ以上はもうやめるか?」
兄上はここまできてわらわの心配をしてくれている。そんな優しさも兄上の魅力の一つであり、嬉しくもあるのだが、
子供扱いされた様な気がしてちょっとムッとしてしまった。
「兄上、わらわは大丈夫じゃ。それにこれはわらわが自分で望んだこと、ここまで来てやめるのは女王の名折れじゃ!」
「…そうか、分かった。…じゃあ最後までいこうか。」
既にお互い十分過ぎるほど濡れた、その肉棒と秘所を擦り合わせる。リムはそれにも感じているのか恍惚とした表情が現れてくる。
そんな妹の姿を見ていると、またもやファルーシュのい理性は決壊しかかってくるのを感じてくる。駄目だ駄目だ、もうすぐその時が来るというのに。
そしてファルーシュは気持ちを取り直し、最後の確認をした。
「力を抜いてくれ、リム…行くよ。なるべく痛みが残らないように一気に挿れるから。」
「わ、分かったのじゃ。これで…ついに兄上と一つになれるのじゃな…」
やはり本当は怖いのだろう、僕の腕にしっかりと捉まっている。震えも微かに伝わってくる。
僕はそんな妹の身を案じながらも、腰を前へと進めた。途中で引っかかるものがあった。これが処女膜だろうか?
「リム…どう、痛いか?」
「まだ…大丈夫じゃ。痛くは無いし…むしろちょっとだけ気持ち良いかもしれぬ。」
先程から赤くなりっぱなしのその頬を更に赤くさせて、リムは答えてくれた。さっきの愛撫が効いてるんだろうか。
それから僕は何も言わずに相槌を打った。じっとリムの目を見る。リムも不安げな目で無言で頷いていた。
そして…一気に奥まで挿し込んだ。
「−−−−−−−−−−!!!!」
声にならない悲鳴を上げた。痛みで涙が溢れ出てくるのを感じた。痛いとは聞いていたが、ここまでだったとは。
「うぅ…兄上、兄上ぇ……」
痛みで目を堅く閉じてしまう。涙が頬を伝う。そんな時、唇にまた触れるものがあった。
兄上の唇だった。この人はこんな時でも優しさを見せてくれる。わらわが惚れたのもこんな優しさのせいだったかもしれない。
そんな兄上の優しさに触れていくと、不思議と痛みも薄らいでいくような気がした。
…暫しの時間が経った。外はもう真っ暗になっていた。
「…兄上、もう動いても大丈夫だと思うのじゃ。」
「本当?無理はするなよ?」
「分かっておる。もう痛くは無い。…ずっと我慢させて悪かったのう…兄上の好きな分だけ動いてくれ…」
顔から湯気が出てきたような感覚に襲われた。実の妹にこんな事を言われる日が来ようとは。
しかし、僕ももう我慢の限界だった。自分でも良くここまで耐えられたと思えてくる。
「じゃあ、リム…動かすよ。」
「ああ…来てくれ兄上…」
ゆっくりとだが、確実に腰を前後に進める。動かす度に接合部からジュプジュプと音が溢れ出て来る。
「んっ……はぁっ!兄上ぇ…す、凄いのじゃ。こんなに気持ち良いなんて…」
「ぼ、僕もだ…くぅ、これは…きついな……」
我慢をやめた体が、より快楽を貪ろうとする。自然と体を動かすのが早くなり、腰に力が入ってくる。
それはリムの方も同じ様で、最初は僕に任せているだけだった腰も、僕の動きに合わせて動いてくれている。
そして、あまりに強い快感は、そう長くは保たなかった。
「兄上…わらわは、ま、また頭が飛んでいってしまいそうじゃ…」
「ぼ、僕もだ…もう、で…出そうだ…」
「…兄上………出すなら…出すなら、わらわの中に出してくれ!」
「へ?」
またまた変な声を上げてしまった。これで何回目だろうか。
「ま、まずいよリム!それ以上は!」
しかし、僕の腰はリムの足を絡まされ、離れる事が出来なくなっていた。そして…
「う、くぅっ!出る!」
結局は膣内で出してしまった。リムの膣内に僕の精液がドクドクと流れ込んで行くのが分かる。
「ひあああああああっ………はぁぁ…兄上が…お腹の中に入ってくるのじゃ…」
事後の余韻に浸り、リムの満足そうな顔を見るとそのまま第二ラウンドへ突入したいところだったが、
出した事で少し平静さを取り戻し、なぜ突然中でなどと言い出したのかと聞いてみることにした。
「リム、何で中に…?」
リムは真剣な眼差しで僕を見つめて、こう答えた。
「兄上。わらわは兄上と結婚したい。今もその気持ちに偽りは無い。むしろ、その気持ちはさっき言った時よりも大きくなっておる。
わらわは…兄上との子供が出来ても構わぬ。…いや、むしろ兄上との子供が欲しい。兄上が…兄上が欲しいのじゃ!」
「リム…そこまで…」
「あ、兄上は…わらわを…」
「…分かった。リム、僕は一生を君と共にいる事を、この太陽と大河に誓おう。
君と僕が結ばれることで、色々と君に迷惑をかけるかもしれない。それでも…」
「駄目じゃよ、兄上。」
リムは僕の言う事を制し、こう続けた。
「元はといえば、わらわが兄上にこの様な恋心などを持ってしまったのが悪いのじゃ。兄上が気に病む事ではない。」
「でも、それもお互い様だ。」
「ふふ、そうじゃな。」
「兄上…」
「ん?」
「これからも…ずっと、ずぅっと一緒にいるのじゃぞ、兄上?」
これで終わりです…すいません、いや本当に投下しない方が良かったかな…
何を
大河の如きwktkと太陽の如きGJ!
>>883 なぜそんな消極的なんだ?
こんな素晴らしいものをあなたは書いたというのに。
もっと堂々とすればいいものを・・・。
なんでもいいがGJ!!
だから誘い受け(ry
面白くて萌えて「素直に謝る>879テラカワイスGJ」とかレスしようと思ってたのに
最後の一文で萎えた
>>883 まぁ、不安な気持ちも分かるが、一度投下したなら反省は心の中に
だけ留めておき次に生かせばいい。いちいち書くのはあらぬ誤解を
受ける。と言ってみる。
けどそんな謙虚さもGJ
>>890 ん、別に俺は責めてるわけじゃない。その謙虚さはいいんだけど
誘い受けにも取られやすいってことを知って欲しかった。
ROMってる間にまたネタが思いついたら、今度は自信もって投
下すればいい。ガンガレ。
892 :
645:2006/03/30(木) 01:38:14 ID:t36p+Br6
>>848 遅レスだけどGJ!!!
テラウレシス(´Д`*)
534の続きのトーマ×リムスレーア、続きを投下します。
やっぱりトーマのキャラが違っています、ごめんなさい。
「そう畏まる必要はない、休んでいたのであろう、
昼間は兄上にしごかれていたようじゃし、構えずともよい、楽にせよ」
楽にしろとは言われたものの、相手は女王である、無礼を働くわけにはいかない。
しかし、女王の命に従わぬわけにもいかない。どうしよう、とトーマは予想するはずもなかった事態に
おろおろと混乱するしかなかった。
その様子をリムスレーアは微笑みを浮かべて見ていたが、あまりにも長い時間醜態を晒せばそれでこそ不敬罪に繋がる。
やや落ち着きを取り戻したトーマは、右手に掴んでいた衣服の存在をやっと思い出した。
「陛下、上だけでも着替えさせて下さい、御用があるなら着替えてから、き、聞きます!」
「その必要もない」
ぴしゃりとリムスレーアが言い切ると、またトーマの思考が熱暴走し始めた。
「へ、へへへいか、それはいったい………」
「先ほど医務室に寄ってな、侍医から一番効く薬を貰ってきたのじゃ。
……今日の稽古で兄上からずいぶん貰っていたから心配だったのじゃが、……トーマの身体は傷だらけじゃのぅ」
見れば、リムスレーアの左腕に、クリーム色の壷が抱えられていた。
それはそれは大事そうに、壷を抱えながらリムスレーアは、トーマの座るベッドの方へとてとてと近づいていく。
アザだらけのトーマの身体を気遣い、そっ……とベッドに腰掛け、改めてトーマの上半身を眺める。
今日、昨日、一昨日、そんな次元の話ではない。
あの戦いが終わり、ガレオンに師事したその日から、トーマの身体には傷が刻み込まれてきた。
かつては憎みもしたけれど、絶望から自分たちを助けてくれた、大切な人たちを守り、共に歩むことを望んだゆえ。
女王騎士を志した時からの歴史そのものが、その身体には刻み込まれている。
そうは言っても、傷は傷。リムスレーアにはトーマの身体がよほど酷い状態に見えたらしく、
大きな瞳を宿す目を細め、悲しそうにも見える顔で口を開く。
「この薬はな、塗れば2日と経たず傷が治るそうじゃ。
トーマ、もう少し、楽にはできんか。わらわが塗ってやろう」
「………陛下、そ、そこまでしなくても……薬を持ってきてくれただけでも十分ありがたいのに」
「…女王の命に逆らうのか?」
「いっ、いえ、そんなつもりは……」
「ならば身体を楽にせよ、そうだな、身体を横たえるがいい、わらわもやりやすい」
数瞬の躊躇いのあと、トーマはおずおずと上半身を柔らかなベッドの上に倒し始めた。
リムスレーアは満足そうにトーマを見下ろすと、抱えていた壷の布蓋を外し、壷の中に右手を入れる。
人差し指と中指、薬指の腹で白い軟膏を掬うと、それをトーマの腹に乗せ、塗りつけ、指を細かく動かして軟膏を薄く広げていく。
(………うっ)
異性としての愛しさすら感じている女王に、自分の傷を労わってもらうのは幸せなことだと思う。
問題があるとすれば、傷の位置で、
その傷と言うのが、中腹から下腹のあたりにかけて広がっていることである。
女性の指が、自分のモノにかすかに触れるか触れないかのところまできている。じれったい。
だけど、ここで素直に反応してしまうのは非常にいただけない。この何年かで培った精神力さえ総動員し、
身体の底から果てなく湧き上がるものを何とか押し留めた。
「……リムスレーア陛下、もう大丈夫です、だいぶ楽になってきました……」
「そ、そうか……そうか、それなら良いのじゃ。この薬、随分と効き目があるのぅ……」
トーマの声を聞き、リムスレーアは指を止めた。トーマの言葉をそのままの意味で捉えたらしい。
ああ何とか開放された、とトーマが一息つく。
その直後で、トーマはまた事態が変化していることに気づいた。
リムスレーアはまだトーマを見下ろしていた。笑みを浮かべている。しかしそれは、いつもの無邪気なものではない。
頬をほんのり赤く染め、うっとりとした目でトーマを見ている。その仕草一つ一つに色のようなものを感じた。
「………トーマ」
声にもどこか、艶っぽさを感じるのは、錯覚だろうか。
違う、何かが違う、陛下がいつもと違う。なぜ部屋に入ってきたときに気づかなかったのか。
このまま事が進めば、後には引けなくなってしまう、そう感づき始めたとき。
リムスレーアが顔を近づけ、肩を掴み、トーマの唇に口づけた。
触れるだけではなく、事態に頭の中の収集がつかず、ぽかんと空いたままになっている口に舌を差し込んだ。
「………んっ」
リムスレーアの意図が読めない、だけど、あちらが呼びかけてきた以上、こちらとしても応えないわけにはいかない。
先ほどは精神力で抑えたものも、今度は抑えられそうになかった。
自らの口内に侵入してきたリムスレーアの舌に、自分の舌を絡ませる。
離れなくなるほど絡ませたと思えば、わざと離れたりを繰り返し、歯列を執拗になぞり、奥の奥まで侵入させ、
ひとつの動きに飽きると動きに変え、それを繰り返す。
繋がった口内で溢れていく唾液を何とか飲み込もうとするが、それでも飲み切れないものは口から流れていってしまう。
やがてどちらからともなく口同士が離れる。2人とも息を切らせた状態のまま、口を開かなかったが、
数分した後、リムスレーアが先に口を開いた。
「伯母上がな、言っておった。
本当に好きな者を口付けを交わすときは、このようにしろ、とな」
サイアリーズさまのことか。
トーマはあの戦いで最期までリムスレーアとファルーシュのことを思いながら散っていった女性のことを思い出した。
それにしても、10歳の頃にこんなキスの仕方を教えるとは、大したものである。
「……日増しにな、そろそろ結婚してはどうかという声が高まっていくのじゃ。
我こそは、と名乗り出る者もいる始末じゃ。わらわの相手は、わらわ自身で決めると言うておるのに
じゃけど、この先、もしかするとわらわの意志では相手を決められん状況が来るかも分からん。
……ならば、初めてくらいは、わらわが好きな相手としたいのじゃ……」
先ほどの積極的な姿勢から打って変わって、頬を真っ赤に染めて、目は伏し、
もじもじとした仕草をしながらリムスレーアは言う。
「……陛下にそんな風に思われているなんて、オレは幸せものですね」
この国の誰からも愛されている人の愛を受けられるのだ、これ以上の幸せはない。
「そっ、その言葉、誠であろうな」
「……本当ですよ」
「嘘を言うておるのなら承知せぬぞ」
「本当ですって」
トーマの真摯な目。その光が、リムスレーアの胸を射抜く。
射抜いた胸の中にあるしこりのようなものが昇華していくと、リムスレーアは心からの笑顔をトーマに見せた。
「そうか……!
では、トーマ、ここからしばしの間、わらわは女王の地位を忘れる、そなたもそのように心得よ」
「分かりました、陛下」
「こら!女王ではないと言っておるじゃろう」
「……それでは、何とお呼びすれば」
「……リム、と呼んでほしいのじゃ、それと……敬語も必要ないのじゃ、もとよりそなたに敬語は似合わぬ」
「わっ……分かった、リム」
トーマの返事に、リムスレーアは満足げに頷く。
「それでは……トーマ、わらわの服を脱がせてくれぬか?」
「え……」
「そなた、これ以上女に恥をかかせるつもりか?」
「あ、ああ」
女王ではないと宣言されても、目の前にいるのはやはり女王、服を脱がせるのには抵抗があったが、
彼女自身それを願っており、さらに男として、これ以上リードされたままというのは情けない。
トーマはリムスレーアを組み敷いて、衣服を脱がしていく。要所要所に結われている帯や紐を解き、滑りのいい滑らかな肌から
手早く取り去っていった。
そうして一糸纏わぬリムスレーアの身体が露わになる。
着痩せしていたのか、服の上から見るよりも大きく見える乳房や、きゅっとしまったくびれなど、
ずっと見ていたい気もするが、リムスレーアが恥ずかしがって急かしそうなので、見つめるのは大概にしておく。
リムスレーアの身体に近づき、両手で大きく実った胸の実を掴み、円を描くように丹念に揉みあげる。
リムスレーアの口から、声があがり始めた。
「ぁ……ふぁ、ぁぁあ………」
やがて、自分の手のひらを、胸の実の中心が突き始める。揉み解せば揉み解すほど、桃色の中心は硬さを増していった。
十分に硬くなった中心を、親指と人差し指で摘むと、リムスレーアの身体がびくんと跳ねた。
「ひゃっ………」
「リム、感じているのか?」
そのようなことを聞くのか、とリムスレーアは目で返事をする。
「肯定するのか、リムは素直なんだな」
「そ、そうはいっておら……ぁああっ!」
必死に否定しようとするものの、身体はやはり素直だ。与えられた快感に嫌になるほど従順に反応する。
トーマはリムスレーアの胸に顔を寄せ、今度は口で刺激を与え始めた。
濡れた唇のぬるりとした感覚に、リムスレーアの身体は一層敏感に反応を示した。
赤ん坊のように乳首を吸う。時々甘く噛んで別の感覚の与えることも忘れない。
何もかも始めての感覚に、リムスレーアの頭は真っ白になり始めていた。
「ふっ……ん、あっ……ゃ……」
胸への愛撫を再び手によるものに切り替え、トーマは顔を下腹部のほうへと下げ始めた。
指によって胸の先端が弾かれ、捏ね繰り回され、さらに胸から下半身に向かって口による愛撫が移動していくのだから堪らない。
我を忘れたように、リムスレーアは声を上げ始める。
…………と、胸への愛撫が止んだ。
快感の感覚で失われていた思考が甦る。
何が起きたのだろう、とリムスレーアが身を起こそうとすると、一段と強い感覚が襲い掛かってきた。
「ああぁっ、ふぁっ、んんっ」
「……随分濡れているよ」
「何を言って……ゃあんっ!」
自分の秘所に、熱くぬめった、ざらざらしたものが出入りしているのが分かる。これは―――
「や、やめるのじゃぁ……そんなっ…とこ、き、きたな……」
「汚くなんかない、ましてや女王陛下のものだもの」
「とっ、そなた、やめよと……んっ」
ぴちゃぴちゃという音が響くごとに、リムスレーアの喘ぎ声も増していく。再び考えることすらままならなくなっていく。
硬く尖らせた舌で、秘所の中心を突くと、更に喘ぎ声が増していった。
口での愛撫を止め、間髪入れずに今度は指でリムスレーアの秘所に浸入する。
リムスレーアの内部がトーマの指にきゅっと吸い付く。身動きが出来ないほどに締め付けられるが、
それでも入れたり抜いたりを繰り返すと、リムスレーアの身体が仰け反った。
ぷるぷると揺れる胸が官能的である。その光景に、トーマのモノが酷く反応した。
(そろそろ、オレも――――)
「リム、オレ、そろそろ……近いんだ」
「………駄目じゃ」
「……え?」
「とでも、わらわが言うと思ったか。そのような殺生なこと誰が言うか。
ただし……優しく、してほしいのじゃ……」
「……分かった、出来るだけ、無理させないようにやってみるよ」
「うむ」
リムスレーアの秘所に自身を押し当てる。秘所が待ち望んだようにひくっと反応したが、
リムスレーア自身は玉座にいるときのように堂々としている。恐怖心をその内に押し隠しながら………
十分に濡れそぼったそこは、トーマの侵入を簡単に許した。ずぶずぶと音を立てるように、トーマ自身がその中に埋まっていく。
しかし、侵入はあくまでゆっくりと行われた。必死に耐えている少女のために……
だけど、彼女の秘所は、本人の意思を無視し一刻も早い到達を促している。
秘所の望みに応えて一気に刺し貫かないようにするのには、かなりの自制心を伴った。
奥に、奥に進むたびに、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が部屋に響いた。
「リム……見て、全部入ったよ」
汗をかきつつも穏やかに笑うトーマを見て、こわばっていたリムスレーアの表情もやわらぐ。
「……トーマ、わらわは、嬉しいのじゃ………
心から慕うものと、ひとつになれるなど、これ以上に幸せがあるじゃろうか……」
「オレも、同じ気持ちだ……」
繋がったままの状態で、ふと、目が合う。そのことも嬉しくて、トーマとリムスレーアは静かに笑いあう。
「………そろそろ、動いていいか?」
「…ああ、大丈夫じゃ……」
もう一度、目を合わせあう。それが合図となり、トーマが腰を動かし始めた。
傷つけないように、傷つけないように……そう気遣っても、彼女の秘所は、もっと激しくと要求する。
そして、自分自身も、もっと強い快感が欲しいと嘆願し始めていた。
この状態で欲望を押さえつけるのは至難の業だった。危うい天秤のような、あっけなく崩れてしまいそうなバランスを保ち続ける。
「くっ……うっ………」
「トーマ……わらわは、大丈夫なのじゃ、もっと、思うが侭に動いてくれても、かまわぬ」
この状況で、自分だってけして余裕があるとは言えないのに……
だけど、彼女の承諾が得られたのなら、躊躇う必要はなかった。
抜いて、差して、抜いて、差して。苦しそうな顔をするならキスの雨を降らせて。
自分の中で他のモノが激しく動く感覚。そして、一緒に溶けて行く感覚。
他の誰かなら決して受け入れることが出来ない。トーマだから、受け入れることができる……
獣に戻ったように求めあい、相手の名を呼び続ける。何もかも忘れてしまいそうな快感が、頂上までに達したとき、
2人は同時にイき、そして果てた――――
翌日。
リムスレーアに上手く撒かれたミアキスが、彼女を見つけたのはトーマの部屋でだった。
裸のまま抱き合う2人の姿を見て、こういう日のために研ぎ澄ました刃だ、とトーマの首に突きつけると、
リムスレーアがむくりと起き上がり、慌ててトーマをかばった。
「ひ、姫様ぁ、可愛そうな姫様、トーマくんに引き摺られていったんですねぇ……」
「違う!わらわが自分の意思でトーマに抱かれたのじゃ!」
「……姫様、正気ですかぁ?頭まであるまじろんになっていないでしょうねぇ!?」
「そなたはどこまで本気なのか!そなたは変わらぬのぅ……
大丈夫じゃ、責任はちゃんと、トーマに取ってもらうからな」
後日。
ファルーシュに付き添われて太陽宮に戻ってきたリオンは、
「戻ってきたからには、トーマくんの稽古も再開しなければなりませんね!」
と稽古場に走っていった。ファルーシュが何やら名前らしきものを叫びながら顔を真っ青にして追いかけていったが、
彼女はあまり気にしていない様子だった。
そこで彼女がみたものは、鬼の形相でトーマに襲い掛かるミアキスだった。
「あ、リオンちゃん、お帰りなさい」
「……ミアキスさま、何をされているんですか?」
「何って、トーマくんの稽古ですよぉ」
「どうみても、本気で切りかかっているように見えますが……」
「うふふふふ、責任は、ちゃあんと取って貰いますからねぇ」
事情を知るファルーシュは、トーマの心の底から同情しつつ、リオンの手を引き、謁見の間へと向かった。
数年後、ロードレイク出身の若者が新たな女王騎士長になった…かどうかは、不明である。
終わりです。
トーマの口調は6年後ということで、どんな口調になっているのか分からなかったのでこうなりました。
こんなのトーマじゃない!と言う方、ごめんなさい。
では、おやすみなさいませ。
GJGJ
トマリムはいいですねぇ。将来、ありえそうです。
>こういう日のために
ミアキスwwwwwwwww
>>898 GJ!
トーマ合掌w
さりげなく王子×リオンもいいな
>>898 なんだトーマスじゃなかったのか!
すみませんボケてみただけ。GJGJ。でもファルーシュが真っ青になった訳がわかんない読解力ない俺。
>>887 一々突っかかるのもどうかと思う。
>>883 いいですね!
禁断の愛GJ!
待ってますからまた書いてくださいな。
>>898 リムトマもイイですねぇ。
ミアキスにワラタ。こういう日のためにってw
あと王子とリオンが幸せそうで嬉しい。
王子「あっ…だめ、ルクレティア、そこっ…」
ルクレティア「うふふ、往生際がわるいですよ、王子?」
王子「ああっそこだめっ…強すぎっ…!」
ルクレティア「あら、まだやめたくなさそうな目をしてますね王子」
王子「コマゲームくらい少しは手加減してよ、ルクレティア」
ルクレティア「駄目ですよ。正々堂々やらないと」
__
何書いてんだ俺はorz
後日ってのは産まれた後?
身重なのに走ったりして大丈夫なのかってことでしょう>>真っ青
出産後だったら子供ほっぽってリオン何やってんのって話になるべ
圧倒的優位。…彼の立場を示すなら、この言葉が適しているだろう。絶対的、とも言っていいかもしれない。
己を見下ろす彼の瞳は、普段の彼のその強い光を残している。常に余裕で、乱すことの出来ない、
多くの経験に裏づけされた不動の体勢。それに比べてわたしはどうだろうか。彼が今からしようとしていること、
それを考えると身が竦む。供物が如く差し出されたわが身を、彼は恐らく、思うままに…。
「…ゲオルグ、どの」
必死に名前を呼べど、耳に届くだけで、届いて欲しいところは弾いてしまうのだろう。わたしは震えながら、
懇願するように見上げる。しかし、わたしが望むところは不条理だ。彼がわたしをこうすること、わたしが彼に、
こうされることは、彼が受けた痛みと、わたしが与えた痛みを見れば、因果応報と言える。
此処で、許して、というのはただの我儘だ。でも、わたしの、誰にも踏み荒らされたことのない、
未だ穢れの知らぬからだを、欲望と怒りの捌け口として蹂躙される…そう考えると、涙がこぼれそうになる。
彼に憧れがあったのは事実、そして、いずれはこうなっても良いと思っていたのも…。
愛し、愛されるという形で、この状況を呼べればどれだけ幸せか。
自分が招いたことを、あの時こうしていたら、と悔むのは、卑怯以外の何者でもないだろう。
「ッ…ゲオルグ、殿ぉ……」
銀光りするそれが突きつけられる。もう、逃げ場はないのだ。
その隻眼の強い輝きは、ただ発散するが為に己を貪ろうとするだろう。蹂躙し、かき回し、まるで租借するように。
彼が味わう悦楽の分、わたしはその何倍もはしたなく、己の身の悲しい仕組みに従って乱れるのだろう。
これから始まる、その手は優しく和姦のそれでも、心が心を陵辱する虚しき情交。
……でも、仕方がないのだ。わたしがしてしまったことは、こうなるに値するほどのこと……。
目を閉じて、受け入れよう。あわよくば、この痛みと悦楽を刻み込み、決して忘れぬ戒めにしよう―――…。
「…人がチーズケーキを食べようとしている横で妙なナレーションをつけるのはやめてくれないか、ミアキス殿」
「だってぇ。ゲオルグ殿が一人でチーズケーキ全部食べちゃうから悪いんじゃないですかぁ。
だからぁ……わかりますぅ?」
「…………」
苦々しい顔で、にこにこ笑うミアキスのほうに手付かずのチーズケーキの皿を押すゲオルグ。
すんでのところで止まっていたフォークを収めるも、
そのナレーションのせいで少しムラッときてしまったのか、ミアキスを押し倒してしまうのはこれから数秒後の話である。
ベルハヅって両方とも色気ない天然でエロに持って行きにくいな…。
マリハヅの百合なら割とやりやすい
純愛でもちょっと強引なのも
ごめ。マリノ無理。
しかし中の人大丈夫かw
流れ読まずにお初で4主×ミレイ投下する。
913 :
心配性?:2006/03/30(木) 15:38:11 ID:JUMZJw4P
「お出かけですか?」
「うん…そうだけど…ミレイ…」
よりによって今一番会いたくない人物に出会ってしまった、何故か?それは昨日フォーの部屋での出来事であった。
暇を潰そうとわんさかわんさか集まった男集達でやったババ抜き…チープ―との接戦との末、ジョーカーを最後に持っていたフォーが罰ゲームを受ける事になってしまったのだ…その内容とは。
「既に話はつけてある…だから発注元のラズリルの道具屋で一人一人の趣向のエロ本買って来い!」と言う極めてえげつない罰ゲームだった。
だが彼らにも人の情という物はある、ちゃんとお金を渡してくれた事だけだったが…。
「では、今日は私もご一緒させていただきます」
「い、いや…行くのはラズリルだし…僕一人で」
「いいえ!いけません!フォー様は私達、反クールーク艦隊のリーダーである御方です!そんな御方が一人で出歩くなど!」
そうは言われてもラズリルにそんな脅威は残っていないし、来られるのが本当の脅威だ…今、フォーにとっては最大の敵は女性であるミレイと言っても他ならない。
「あ、あのさ、ラズリルは…」
「何を言っても私はフォー様の護衛をさせていただきます!」
914 :
心配性?:2006/03/30(木) 15:39:03 ID:JUMZJw4P
そんな真剣な表情で見られては困ってしまう…だが一緒についてこられるともっと困ってしまう。
「ラズ…」
「護衛させていただきます!」
「ラ…」
「護衛させていただきますので宜しくお願いします!」
もう蛇に睨まれた蛙…言葉がカウンターの様に防がれて段々顔が近づいてくる。さすがに逃げるのは無理だろう…なら道具屋までついて来て貰って外で待ってもらえばいい。
「分かったよ、僕の負けだ…護衛お願いするよ」
「あ、有難う御座います!」
深々と一礼をして満面の笑みを見せるミレイ、余計な頑固さがなければいい娘なのに…とフォーは溜息をついていた。
「ラズリルは大丈夫だと思うけどなぁ…」
「安心して下さい、全身全霊を持ってお守りします」
ミレイの事は諦めるしかないだろう、後はどうやって上手く本を買い漁りかえってくるかが問題だ。フォーは目の前の問題を諦めて次の問題に移ろうと考えながらビッキ―の元に向かいラズリルに飛んでいった。
915 :
心配性?:2006/03/30(木) 15:39:35 ID:JUMZJw4P
ラズリル…フォーが拾われ育った街でもあり無実の罪を着せられ追われた街でもある。
つい最近まではフィンガーフート家により無血開城で明渡され、クールークに支配されていたが、フォーを筆頭とする解放軍によりその自由な姿を取り戻した。
「大きな袋です、一体何を買うのですか?」
「う、うん…何だろうね」
それは今から皆のエッチな本を買うんだ、大きくなくては持ち帰れない。かなり大きな袋の為に街の皆も視線をこちらに向ける。
「あ、フォーさんだ」
街を解放した英雄として知られているフォーは一度誰かに気づかれると伝染病のように伝わって街中の皆から声を掛けられる。
「フォー、そっちの女の子は恋人かぁ?」
他の人と来る時も言われる言葉…護衛だと知っている筈なのだが昔から馴染んでいる人はそうやってからかう事も少なくは無い…だが冗談だとは分かっているフォーは曖昧な笑みを返して答えるだけであった。
「わ、私が…フォー様の…」
「…何か言った?」
「あ、い、いえ!何でもありません!護衛を続けさせて頂きます!」
街の人の会話を聞いて真っ赤な顔で慌てふためくミレイ。いつも冷静な彼女しか知らないフォーには意外だった、というか何を慌てているのか分からずにいた。
916 :
心配性?:2006/03/30(木) 15:40:19 ID:JUMZJw4P
「はぁ…早く終らせないと…やだな…」
背中に背負っている大きな袋をよいしょ!と背負い直すと重い足取りで道具屋の方へ歩き出したが、ミレイが少し距離を置いてついて来るようになっていた。
「ごめんよ、あの人昔からああだから、あまり気にしないで」
「き、気にしてなどいません!寧ろその様に見てくれて嬉しいです…ってあれ…な、何言ってるの私…」
「嬉しいですって、何が?」
鈍感極まりないフォーは彼女の言葉の意味を理解できずに頭を傾げていた。だが本音を言ってしまったミレイはというと真っ赤になり、あまりの恥ずかしさに両手で顔を隠していた。
「ももも、申し訳ありません!フォー様にご迷惑をかけるような発言をしてしまって!」
「迷惑?」
何か迷惑でもかけられたかな?とまたしても鈍感な頭で考えるが、ラズリルに来てからさっきまでの間に思い当たる節が無い。
「別に迷惑なんてかけられた覚えは無いし、逆に僕は感謝しているよ」
「か、感謝…?」
「うん、いつも部屋の見張りもしてくれるし、護衛だって大変なのに自ら志願してくれてさ」
「そ、そんな…私は自分の意志でしているまでで…感謝なんて…」
フォーから顔を逸らしてミレイは困惑しているが表情は嬉しそうだった。
「だからさ、もし良かったらこれからもお願いできる?」
「私で良ければいつまでも…」
「ありがとう」
微笑を浮かべて感謝の言葉を述べると歩き出したフォーの隣にピタッとミレイがくっついて歩調を合わせると、そのまま道具屋に向かって行った。
5の影響のせいか…王○×リ○ンっぽくなってしまったがゼラセ様以外は受け付けないので悪しからず。
GJ!
>>917 GJ!だけど、「何をしているのです!早く続きを(ry」
自分も今書いてる途中だけど、なかなか筆が進まない…
そろそろネタ切れの季節なのだろうか…
まだ・・・フェリド×アルママンが・・・
星辰剣×ゼラセ様がまだだ。
もうそろそろ次スレの季節?現時点で489KBですが。
>>921 一番ありそうでこのスレではまだ出てないんだよな、パパンとママン。
どんな展開でも愛がありそうだ。
フェリド×アルや王子×リオンの王道が浮かばないで、
ゲオミアやらカイリンやらマイナーなのばかりが浮かんでくる始末だ
やっぱり神聖な王道よりも、ある程度好き勝手できる20台同士のハァハァが俺好みなのだろうか…
王道も書きたいんだけどね…。
ジョセフィーヌのエロイの書きたいけどいい相手が・・・
そういうときは萌えるカップリングを考えればいいんじゃね?
カプ厨のノリになるといいの浮かぶよ
私の場合
レインウォールとサウロニクスの交易路確立のために店の前で頭を下げて回るユ−ラム
話を聞いてすらもらえず丸一日店の前で頭を下げっぱなしとか言う状態で、ぶっ倒れているところをランとフェイレンに拾われ。
ミアキスに以前聞いた『殿方を女性がお助けするときは、裸で暖めるというのが〜』を真に受け実践してーとか言うのが色々ネタとしてあるがまとまらねえ。
>>917 gjだ…4主×ミレイ好きの濡れにとっては続きがすげー気になる…
つーかミレイ可愛いよ、ハァハァ…
コルネリオ乙
>>927 ちょっ…超みたいんだけどもwwwwww
頼んだ。本気で頼んだ。
927じゃないけど、ぬぉぉー!メモカ壊れてユーラム君の改心後の喋り方分からなくなったー!
誰か…教えて…
>>932 敬語。
「くっ…私はまだ、殿下の足を引っ張ることしかできないのか!?」
「今更罪が許されるなどとは思っていませんが
どうか、私を殿下の陣営に加えていただけないでしょうか」
みたいなテンション。細かいところはわからないけど、ルセリナと似てるよ。
頭の良さそうな喋り方というか
男版ルセリナを想定して書けばいいってことね
がんがれ
>>932 >>927も超期待してる。ユーラムとかラン絡みのやつが見てみたかったんだ
リムがユーラムと結婚なんてことになったら暴動起きるんだろうな
改心後ならリムを任せても良いとさえ思えるほどの変貌ぶりだけどな。
>>932 改心後は一人称が私になってるのがポイントだ。
あと、オボロさんの調査の三段階目まで行くと、元々はルセリナみたいな聡明さを持ってたけど、
心を病んでしまった母親の為に親離れ出来ない情けない性格を演じてるうちに
どっちが本当の自分かわからなくなったんじゃないか、って話が聞ける。
オボロさんの推測だけどね。
何かしら参考になればなにより。期待してるぜ。
埋めついでに、ふと思いついたリヒャルト→ハヅキネタ
「ハヅキさぁーーーん! ハヅキさぁーーん!!」
「なっ…!! そんな大声で私の名を呼ぶな!」
「えぇ、何でさ? ハヅキさんはハヅキさんじゃないか」
「ええいっ、寄るな! このっ、このっ!」
「あはははは、そうやって怒るハヅキさんも可愛いなぁ」
「―――…っ!! 貴様だけはこの手で殺してやる!!」
「でも、笑った方がハヅキさんはもっと可愛いと思うよ?」
「―――貴様ッ! ベルクートの前に貴様との決着をつけてやる!」
「え? それじゃあやっとキスしてくれるんだ? 嬉しいなぁ」
「ちがーーーうっ!!」
「あの…、ミューラーさん、あれ放っておいてもいいんですか?
下手をするとリヒャルトさん、大怪我しますよ?(それを防いでるリヒャルトさんも凄いけど…)」
「………あの嬢ちゃんには悪いが、俺もようやく解放されたんだ」
「……とか言いつつ、心のどこかで寂しかったりするんjy」
「殺すぞ」
…あれ? ガヴァヤ? しかもエロくないorz
リヒャルトは笑顔でさらりと凄いことを言いそうな印象がある。
まあ、ミューラーさぁんな人なので、ありえなさそうだがw
密かに萌えていたリヒャハヅがまさかみられるとは。超GJ!
呼び方は個人的に「ハヅキさん」じゃなく「ハヅキちゃん」の方が良いな。
同い年だし。
932だが、ユーラム×誰かではないから期待しないでくれ…
>>939 「ちゃん」だと自動的に「ふ〜じこちゅわぁ〜ん」に脳内変換されてしまいます。
いや、リヒャルト変なところで言葉を伸ばすからさー
アヒャルトとハヅキっ協力攻撃あるのな
リ「ベルクートさんはハヅキちゃんと仲良しなんだね、うらやましいなー」
べ「(仲良し…?)リヒャルト君はハヅキさんが好きなんですか?」
リ「うん、ミューラーさんとヴィルヘルムさんの次に好き!」
べ「……そうですか」
リヒャルトだしな。奴の世界基準はミューラーさん(と、その上司のヴィルヘルム)。
吹き荒れる嵐。風と雨が窓を叩き、輝いている筈の月は暗雲が覆い隠していた。
「お前、医者なんだろう!?何とかならんのか!」
隔離されたような山小屋の一室に、少年の怒号が響いた。
白衣の初老の男性に掴みかかり、隻眼が今にも抜刀せんばかりに殺気立ちながら
首元をつかまれた初老の慌てた姿を映し出している。
「無茶を言わないでください!この疫病は、この国には…
赤月帝国のリュウカン様なら、あるいは…」
「赤月だと?何ヶ月かかると思ってるんだ!ここは群島諸国、お前はこのあたりでも
指折りの医者なんじゃなかったのか!?」
がくがくと男の肩を揺さぶり、隻眼の少年は吠えたてる。
しかしその怒りは目の前の男が起因ではなく、彼の焦りと恐怖、そして無力感が
かき立てる、幼いものだった。
「………ゲオルグ、やめて」
ベッドから、小さく、か細い声が響く。
ゲオルグと呼ばれた、隻眼の少年はその声に振り向くと、白衣の襟元から手を離し、
軽く躓きかけながらも、ベッドに駆け寄った。
「…お医者様は、出来る限りのことをしてくださったわ…」
「だが………」
「仕方ないのよ…傭兵が、病気で死ぬなんて…っふふ、笑い話、よね」
そこの眠っていた少女の顔は青ざめ、生気といったものが抜け落ちかけていた。
病人特有のやつれ方をしているも、美しさを損なっていないその風貌が微笑む。
「お医者様…、彼が、あずけたお金は…、残りの、お金は…彼に…。
私も、彼も…身寄りが、ないん、です」
「何を……」
少女の手を取ったゲオルグは、今にも泣き出しそうな目で彼女に問い返す。
そんな彼女は、襟元を正した医師を見て、懇願した。
申し訳なさそうな、悔いたような目をして、医師は頷く。
「お前………!」
「やめて、って言った、でしょう、…ゲオルグ」
その了承は、即ち、彼女が死ぬということ。ゲオルグは再び医師に掴みかかろうとしたが、少女は制した。
「…戦場で、人が、死ぬのも、当然のよう、に…。
病気、でも……人の命をすう、紋章も…あると、言うわ。
あなたも、…お医者様も、悪くない、の……運が、悪かった、のよ」
「……何を…諦めるのか?こんな簡単に…」
「…あなた、これから…たくさん、人の命を、背負うことに、なるのよ…?
こんな小さいことで、迷ってたら、奪っていく、ときの悩みに、も…きりが、ない…」
彼女が振っていた槍は、恐らくこれから幾人もの命を奪う筈だった。
ゲオルグが振う剣も、無論のこと。
そして、今この状況は、「命が失われる」。病魔という、悪意のないソレに奪われる。
…誰を恨むこともない、潰える状況の典型だ。
はぁはぁと、やせた胸を上下させ、少女は無理に微笑み、懐かしげに告げた。
「……ゲオル、グ、おぼえてる…? む、昔、あなたが、まだ…フェリドと、一緒にいた、とき
甘いもの、嫌いだ、って…言った、のに、私…無理に、作ったチーズケーキ…食べさせ、て」
「………何を」
「でも、私、あれしか…つくれなく、て…美味しい、て言ってくれ、たとき…嬉しかった…
…ね、ねぇ、ゲオルグ…」
「もう、いい……もう喋るな…」
「……ま、また…一緒に、……チーズケーキ、食べたかった…な…」
薄い唇が、震えた声を絞り出すと、その横で、つぅ、と涙が一筋流れた。
唇が、ゆっくりと止まり、ゲオルグが握っていた手に入っていたなけなしの力が、抜ける。
…ゲオルグは一瞬、時間が止まったような錯覚を覚えた、そして。
「…嘘だろう?…目を、開け…目を開けてくれ、頼む……」
ゲオルグは、神の祈る言葉を知らなかった。静かに、医師が己の無力を悔み、そして彼女の冥福を祈った様を
背に感じながらも、体温の引いていく手を抱きしめ、縋るように泣き続けた。
一晩。ゲオルグは自らの怒りも、そして、不条理に抗えぬ己を恥じ、医師に頭を下げた。
埋葬を済ませ、金は彼女の好んだ花と、墓石を立てるに当てる。
そして礼金だけを残し、数日後、ゲオルグは忽然と、その疫病伝染を防ぐため隔離された山小屋から姿を消した。
すべての考えを受け入れる男、ゲオルグ。彼のその思想は、たった数ヶ月連れ添った傭兵の少女に影響されたものだった。
そして、彼がチーズケーキを食べるのは、その彼女のことを忘れぬようにするため。
少し焦げてしまった、決して達者とは言えなかったけれども、何より美味しかったあの味を―――
「……っていうことがあってもおかしくありませんよねぇ、ゲオルグ殿って謎が多いですしぃ」
…り、リオンちゃんに王子ぃ?つ、作り話よぉ?泣かないでぇ…」
「で、でも……有り得ない話じゃないよ、ね…うん。」
「全てを捧げてもいい女性、がいる…って聞きましたし」
「……へぇ、そうだったんですかぁ」
ふと、夜。レストランでお茶をたしなんでいたファレナ馴染みの3人が、ゲオルグについての話題を出した折。
ミアキスが想像力を働かせて作った話を、受け入れてしまえるほど、この3人はゲオルグについて
底の知れぬ、悲劇の男。という印象を抱いていたことがわかる。
リオンがぽろっと彼が零した言葉を出してしまうと、ミアキスの顔に影が宿ったが、まあ別の話。
「…ねえ、チーズケーキ、焼こうか?明日食べてもらおうよ」
「そうですねぇ…。 実際、あそこまで拘るのはきっと何かありますしぃ」
「あ、レツオウさんがレシピを持ってるみたいですよ? …でも、ゲオルグ様、どちらに行かれたんでしょう」
「ああ、ルクレティアと作戦会議だってさ。何だか、とっても大事な作戦だとか。レレイも外したみたいだし」
「へぇ…何なんでしょうねぇ」
「どうですか?ゲオルグ殿」
「ああ、美味い…すまんな、いつも」
「いえ。まあ、結構馬車馬に働かせてしまいましたし。たまには女らしいところも見せておきませんと。
伝説の剣士さまに、愛想を尽かされても寂しいですしね」
「馬鹿を言うな。何時でも、お前は事を上手く運ぶことが出来るだろう?」
チーズケーキの乗った皿と、紅茶で満ちたカップを互いの手元に置いた二人。
照明の落ちた軍師の部屋で、ルクレティアとゲオルグ…誰も想像だにしない、ひそかな、
それでいて大人な、恋愛関係、である二人の密談が交わされている。
「…それにしても、ゲオルグ殿ってどうしてチーズケーキがお好きなんです?」
「ああ、特に意味はない。子供の頃、たまたま食べてみたらはまってしまってな。今に至るというわけだ」
「そうですか…いえ、もしかしたら、私よりチーズケーキを優先するのでは?何て」
「……今は、グラスランドのそれに乗り換えてもいいかと思っているが」
「新しいものが上場してきても、浮気しちゃ駄目ですよ?」
「………ふ」
…3人の純粋な尊敬の念など知らず、伝説の謎多き剣士は軍師といちゃいちゃしていた。
伝説とか、謎とかは、時に誇張されることも多い。