パンネロえろい
( ゚д゚ ) 2GET
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
3 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 00:08:00 ID:9LD7qou+
パンネロはエロいな〜ぴっちぴちだもんな〜
4 :
ヴァン:2006/03/17(金) 01:42:35 ID:Vq5KwomA
ほしゅ
5 :
ヴァン 1234:2006/03/17(金) 01:44:06 ID:Vq5KwomA
hosyu
牢屋で犯られまくる女囚人のSSまだ〜?
漏れはアーシェ派だ。
アーシェたん(;´д`)ハァハァ
アーシェがさあ武器構えたりするたんびに
尻をムリンムリン振るわけさ、あれがもうねry
パンネロって誘拐されたとき絶対犯されてるよな
バンガは異種族の女でも発情するみたいだし
地下牢でフランに迫って尻触ってビンタくらってたバンガがいたよな
亜人なら♂♀問わず萌える俺としてはなかなかよかったな、それ
>>10
異種姦スキーの俺としては絶好の世界観なんだよな。
レイス討伐イベントのとき、依頼主はヒュムの女性なのに怯えてた子供はシークだったから
シーク族との子供!? と、思ったな。
異種族でも発情出来るのはあきらかっぽいしな
ヒュムとウサミミ以外種族の作品も描いてくれると嬉しい
っていうかヒュム同士なんて他のSSのキャラの名前だけ変えればいいじゃんな物になっちゃう事あるし
何かヒュムって単語だけでも飯が食えそうなんだが
ヒュムはFF11だけでお腹いっぱいです
バンガはエロい
よな、バンガエロいよな
でも男おおいから、異種族の女や男同士でヤる事の方が多そうだな、バンガ
牢獄でフラン×バンガ希望 !
フラン攻めかよ
それも良いけど
バッガモナン達(♂バンガ三人)×パンネロのレイプ物がネタとしてはやりやすそうだけど
バンガ三人組だっけ。
鉱山で逃げ回るとき4人いたような・・・
1人は女バンガだよ
敵リスト見ると 紅一点ってかいてある
パンネロ×ラーサー希望
逆でもいいよ
ラーサーは実は女の子 だと信じる日曜の午後
ミゲロ×パンネロかパンネロ×ミゲロ希望
あとはバッガモナン×パンネロ
もしくはフランと囚人バンガ
・・・パンネロ以外は全部亜人だな
>>21 そうなんだ、サンクス。
王女様には全く食指が動かんが、パンネロはいいね。
パンネロとラーサーの百合が読みたいんだ、兄さん・・・
個人的にはバッシュ×アーシェの主従ものもおいしいと思うがな
ヴァン×アーシェでアーシェが攻めキボン
じゃあバルフレア×アーシェで辛抱できなくなりやっちゃう殿下
今だ30ゲッツ
ヴァン×アーシェキボン
誰か…誰かパンネロとショタ王子を…
ラーサーの「パンネロさん」と言いながらキザたらしいことを言いまくるアレに
萌えたぞ畜生
33 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 05:10:07 ID:y4qtpbji
今のとこだとFFドラクエ板のほうがエロいなwww
誘導plz
36 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 15:08:35 ID:ye8u12q3
え?ウサ耳萌ブームの予感?
アーシェ×ヴァンというのみたいな
バッガモナン×パンネロ希望
じゃあ俺はパンネロ×ラーサーで
ここは俺含めクレクレ厨だけで職人さんはいねぇのかねw
発売して一週間も経ってないしなあ。
クリアしてから一品書き上げるにはまだ時間が必要だろ。
それはそうと、ヴィエラには女しかいないのかな。
女しかいないならどうやって増えてるんだ?
口から吐き出(ry
きっとデクの木様にヴィエラの実がなるんだよ
>>41 森のなか徘徊してるトレントに(ty
なんて考えてた
>>40 まだFF12を遊びつくしてない
しばしまて
ラーサー×パンネロがいいな。
パンネロは攻めるタイプじゃない!
パンネロの年下のショタっ子ラーサーに様つけて敬語つかってるのがたまらん
パンネロファンのが多いなぁ。やっぱヒロインらしくないせいで食指が動かないせいだろうか?
オレはアーシェの言動にいちいち悶えてるんだが・・・
ヴィエラのブタっ鼻がもうちょっと大人しければなあ
49 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 22:49:21 ID:LlSCKnRI
夏コミは黒バニーガールのフランがラーサー王子(ラモン)を犯す
「逆レイプもの」
年上のお姉さまで黒のバニーガールだぜ。
それでショタっ子な王子様が逆レイプされりゃウハウハ
ラーサー×パンネロ
バルフレア×フラン
バルフレア×アーシェ
バッシュ×アーシェ
ラスラ×アーシェ
のどれかが読みたい。
ヴァンいらね(´・ω・`)
ミゲロ×パンネロ
パンネロ×ミゲロ
バッガモナン×パンネロ
パンネロ×バッガモナン
フラン×パンネロ
パンネロ×フラン
バッガモナン×ミゲロ
ミゲロ×バッガモナン
囚人バンガ×フラン
フラン×囚人バンガ
どれかが読みたい
ラーサー「パンネロさん、僕の筆下ろししてくれますよね?」
FF板から貰ってきた
280 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/03/19(日) 19:15:03 ID:XwJYhcSZ0
「おとなしくしてろ」パンネロを飛空挺の中の狭い部屋に押し込んだバッガモナンは言った。
するとパンネロはバッガモナンの腕にひしとしがみついた。
驚いたバッガモナンを見上げるパンネロの瞳は、少し潤んでいた。
「ひとりは、もういや」パンネロはそう言うと、大きな体に抱きついた。
バッガモナンはパンネロの震える小さい肩を、そっと抱きとめた。
パンネロは、ゆっくりとしゃがみ込むとバッガモナンのズボンを脱がせた。
「お、おい・・・」躊躇するバッガモナンにかまうことなく、パンネロは取り出した性器を咥えた。
丸太のような太いそれは、無数のいぼでざらついていた。
パンネロはそのグロテスクな性器を、目を軽く閉じながら丁寧に舐めた。
「おい、お前・・・そんなことを・・・」
バッガモナンはパンネロの唇と小さな手のひらで愛撫されると、数刻で果てた。
バンガ族の精液は濃く、苦い。
コップ一杯ほどもある精液が、一気にパンネロの柔らかい口の中に注ぎ込まれた。
主人公厨の漏れにはこれで書く気がイマイチ起きねえ・・・。
ヴァンがアーシェとパンネロ2人から矢印出てるくらいが漏れ的には
ちょうどいいもんで…。
でもせっかくだからミュリンとかヴァン×パンネロで何か書くかも。
人外好きの俺としてはFF12の世界観は最高なんだが、
仲間キャラが人間しかいないから絡め辛い…。
ヴァンが兄が死んだ逆恨みでアーシェを犯す夢を見た
妄想を膨らませて書いてみようと思ったがまだクリアしてないんで、
下手なこと書くと後で恥ずかしいしな…
ヴァン×アーシェみたい
人外の女は綺麗なのに男はなんでみんなSWモンスターなんだろう。
バッガモナンの仲間の一人は女だったはず
それはそうとラーサー×パンネロ激しく希望
>>59 女シークとかも街にいる
格好が男と同じだから気付かないだけだ
62 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 19:12:02 ID:3wSTdnR/
「お姉さんが教えてあげる」的にフラン→ヴァンorパンネロ→ラーサー希望!
いくら主人公が空気だからって、パンネロを空気嫁と呼ぶのはあんまりだw
確かにおまけ扱いの主人公だよなぁ…
65 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 20:47:28 ID:Wk7NJcsJ
フランのエロ小説をみてみたい・・
ここじゃあまり人気無いようだけどアーシェ最高ですよ!
宵のつれづれ、寂しさとプレッシャーを紛らわせるためか
ひとりおのれの体をまさぐるアーシェ王女。
死んだ旦那の顔によらない激しい愛撫を思い出してしまい、
こみ上げてくる寂しさと悲しさとやるせなさで半泣きになりながら
そんなわびしさから今だけでも逃れようと半泣きで更に激しく肉体を弄ぶ!
結局、無理矢理達した後シーツに突っ伏して忍び泣き→号泣。
ちょっと開いたふすまの隙間から悲しそうな顔のラスラの霊がそんな様子をじっと見ている。
こんな妄想で頭がいっぱいで何も手につかん。
>>65 俺も読みたい
あの尻を拝むたびにハァハァする
>>66 俺もだ
妄想だけ先行してゲームが先に進まん…
まぁキツイ言い方すれば進めようと思わせるものが少ないだけなんだけどさ。
アーシェってさ、本編に入ると目が悪い人みたいにいっつも目細めてんだもんww
まぁ「カワイイ」キャラにしなかった心意気は買うけどね・・・。
バルフレアを手玉にとるフランお姉さまものキボンヌ
アーシェはツンデレ?
いや、あれはツンツン
あえて言うなら ツンツンツンツンデレ位
ヘタにおハローとか言われるより100万倍くらいマシ
アーシェの分パンネロが良い感じにデレデレから良いジャマイカ
フランさまにぐりぐり踏みつけられたひ
77 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 19:38:09 ID:R5Vl8SOB
おハローはいま考えても普通に殴りたくなってくるな
>>75 ツン無しのデレに価値なぞ!!!111!! なくもないな
バル×フラン読みたい
読みたいな
フランたんの弱点は耳
どっかで見た10年後くらいのハイポ殿下が女キャラを食いまくる妄想が頭から離れない。
あのエロガキとんでもない奴になりそうだ。
ラーサー「パンネロさんは僕のもの、アーシェさんも僕のもの、もちろんフラン姉さまも僕のものです」
ラーサー×パンネロ
バルフレア×アーシェ
フラン×ヴァン
が読みたい
ラーサー×パンネロ
凄くよさそうw
あえてパン×サーを推す
気丈に振舞ってても兄や帝国のことで内面傷ついてる(←ここ妄想)ラーサー君を
(経験皆無な)お姉さんが慰めてあげる。な感じの拙いセックルを所望したい
初めは自分がリードしようとするが
ウサミミをいじられると途端に受け受けしくなるフランたん
を妄想して萌えた
いじいじ
「・・・・・・あっ・・・」
「あれ?今なんか可愛い声が聞こえたぞ?」
「っ、気のせいよ」
いじいじ・・・ペロッ
「んっ・・・あぁ!」
ちょwwwおっきしたwww
93 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 00:42:40 ID:5mS1WA+C
人少ないのであげてみる
バッガモナンとその手下の3人(♂2♀1)に犯されるパンネロ
ラーサーとパンネロがいい感じ
96 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 02:00:01 ID:SFcJpcuQ
女パーティがオルトロスに襲われる妄想をして見る
ラーサー「バッシュさん、ハイポーションです! 使って下さい!」
バッシュ「かたじけない!」
ラーサー「ヴァンさん危ない!ハイポーションをどうぞ!」
ヴァン「オイヨイヨ!」
ラーサー「パンネロさん、あなたにはローションを!横になって。大丈夫、優しくします」
パンネロ「ラ、ラーサー様!? あっ…駄目ですそんなとこ…あ、あぁっ!」
ヴァン「ムセテンナヨ!」
ラーサーに保護され食事も終わり、今はラーサーと2人きりだ。
パンネロ「ね、眠い…」
ラーサー「大丈夫ですか?今日は色々とありましたし、もう横になられてはどうでしょう?」
パンネロ「いえ、大丈夫です私元気がとりえですから」
ラーサー「そんなこと言わないで、もう寝たほうがいいですよ」
パンネロ「いえ、でも…」
ラーサー「寝ましょう!」
パンネロ「わかりました…それではお言葉に甘えて…」
横になった瞬間、何故かパンネロはすぐにグッスリと眠れた…
疲れのせいだろうか…
実はラーサーが食事に睡眠薬をしこんでいたのだ。
100 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 15:21:40 ID:Kfl2QpVq
ヒュムの小娘が「ハナシテ-」ってうるさいから
腟の中に性器あてて死ぬほどナデナデしたら
「キァー…ヤダッ…キャー…ヤダッ…キャ-」ってなった。
最初は面白かったんだけど、なんかバルフレアがビュエルバに来たみたいなので
精子を横から思い切りぶっかけたら「ヒトリハモウイヤッ」みたいなこと言いながら
すごい勢いで逃げて行った。
そんなバッガモナンとパンネロの話を、ずっとチンコ握って待ってるよ
やべ、アーシェ拷問もの書いてたら調子に乗りすぎてアーシェ殺してしまったw
103 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 22:35:20 ID:SFcJpcuQ
104 :
98:2006/03/25(土) 22:48:35 ID:wQuCDiiX
ん…
パンネロは目覚めた。
(――!?)
パンネロ「何これ!?」
パンネロは気づいた、自分の服の上半分が脱がされていると同時に乳首が濡れている…
ラーサー「おはようございます♪パンネロさん」
いきなり声をかけられたのでパンネロは驚いた。
パンネロ「ラーサー様…?キャァ!!」
パンネロは自分の服装を思いだし、慌ててシーツで自分の体を包んだ。
ラーサー「恥ずかしがらなくても…もうタップリ奉仕しましたし…」
パンネロ「そんな……。」
(――ヴァンにも触られた事ないのに…)
声を失うパンネロ
しばらく無言が続きパンネロが口を開いた。
パンネロ「あの…」
ラーサー「なんでしょう?」
パンネロ「一体…どんなことを私にしたのでしょうか?」
ラーサー「そんなヒドイ事はしてないですよ、ただ胸を触らせてもらい、舐めさせてもらっただけです。」
「覚えてないんですか?眠りながらも可愛らしい声で喘いでたじゃありませんか(笑)」
また口を閉ざすパンネロ。
するとラーサーがパンネロに近づいた。
パンネロ「な、なんですか?」
怯えながらパンネロが尋ねると、ラーサーは自分のズボンを脱いだ。
そこには少年とは思えない立派な男性器があった…
パンネロ「!?い、いったいなんですか!!?」
ラーサー「言ったでしょう?奉仕だと、次はパンネロさんの番ですよ♪」
moesu
106 :
98:2006/03/25(土) 23:55:20 ID:wQuCDiiX
パンネロ「あの…年齢はおいくつですか?」
ラーサー「12ですよ。」
パンネロ「あの…12歳のせ…性器って言ったらもっと…こうちっちゃいというか…」
ラーサー「ああ、これですか。これは10歳のとき帝国の儀式の為に薬でこうしたのですよ」
パンネロ「そ、そうなんですか…」
ラーサー「はい、さ♪はやく舐めてください♪」
パンネロ「で、でもなんで私が――
(――でもなんで私がこんなことしないといけないんですか?こう尋ねようとしたが
ラーサーがパンネロの口にペニスを入れこんだ。
ラーサー「あー気持ちいい、パンネロさんもっと舌を使ってください」
パンネロは何をしていいか解らず、咥えたまま何もしなかった。
ラーサー「聞き分けがないのはいけませんねぇ…少しお仕置きです。」
するとラーサーは外の物に電話をした。
「おい、アレを持って来い」
すると、すぐに人が現れ、物を受け取っていた。
「さ♪パンネロさんお仕置きの開始ですよ。」
そういってパンネロの性器にバイブをさし、電源を入れた。
パンネロ「くぅっ・・・あぁ・・・ぃい・・・あ・・・ひぃ、あぁっ・・・!!」
パンネロが小刻みに動き始めたので、ラーサーはまたパンネロの口にペニスを入れた。
ラーサー「ぅ・・・パンネロさんいいですよ…もっともっと舐めてください…」
バイブがよすぎるのかラーサーの言葉など耳に入っていない…
それなのに気持ちよさのせいか、舌が勝手に動く…
ラーサー「ぁあ・・・いいです・・・うぁ・・・もうイきます…」
ピュッ!ドピュッ!ドピュッ!!
ラーサー「はぁはぁ…パンネロさんありがとうございました…」
パンネロは我に返った
(――なんか口が苦い…何この生ぬるいの…でも、終わった…)
「終わった…」
そう口に出そうとした瞬間ラーサーがいった。
「さ、バイブのおかげで下の方も準備はいいでしょう…」
続くかも
がんばれ!
続け
続いて欲しいが♪はいらない気がする
ごめんやっぱどうでもいい
>>103 Revengi or Freedom ってどういう意味?
revengeのミスタイプなのは明白だが
復讐か自由か?
マジレスされた……くやしいっ!
はぐれウルタン×モーグリ希望
>>106 上手いなぁ
セリフが、パンネロっぽいし、ラーサーっぽい
今更ながらクリムゾン大人気だなw
フランものたのむよクリムゾン!
いけない!これはミストを感じ過ぎるっ!ブルブル
バルフレア以外の男の手で…こんなに感じてしまうなんて…っ!
アーシェ「バルフレア!私はあなたを愛しているのよ!どうして何も言ってくれないの!?」
バルフレア「やれやれ、もっと可愛気のある言い方はできないものかね」
アーシェを押し倒す
アーシェ「きゃっ!」
バルフレア「やればできるじゃねえか」
アーシェ「くっ・・・」
栗無損の最初の犠牲者はアーシェだろうね
アーシェと見せかけてパンネロ本を出すと思う>クリムゾン
まぁ誰本だろうが内容は同じだけどな
くりむぞんで和姦が見たいです
アルシドのお付のセーラー服の娘に萌えた訳だが
まだこのゲーム捨てたもんじゃないな
おー。
あの女中(?)エエよなあ
秘書と呼んでやって!!
ほほう、秘書の秘所ですか
>>130 ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
>>131 ( ´д)ヒショ(´д`)ヒショ(д` )
ヴァン×カトリーヌキボン
まぁ、ヴァンは薄すぎて話を作るのは難しいかw
カトリーヌの存在を知らないとFF12の魅力が半減すると断言していいな
FF12ってカトリーヌ育成ゲームじゃないの?
ラスラとアーシェのエッチが読みたい。
初夜とか出征前夜の最後の交わりとか。
店番してるパンネロたんをカウンターの下に隠れてイタズラし、
「やだぁ・・ヴァン・・・お客様がいるのにぃ・・・」
みたいな話はダメですか?
ホモグロ以外何でもおkなので誰か書いてください
ナプディスでバクナムス族大勢に犯られちゃうフランとか
>>138 イイヨイイヨー(・∀・)
パンエロとヴァンはセットで萌える
あいつらは「俺にはなかった青春」のカタマリだものなぁ…ああ、妄想広がる。
パンネロは、戦争で父母を失っている。ヴァンだって兄を失っている。
ラバナスタのダウンタウンに生きる子供達は皆そうだった。
生きるのも楽じゃない、そんな人生を今まで歩んできたのである。
ヴァンじゃないけれど、パンネロだって戦争を起こした帝国は憎いし、
皇帝だか帝王だかの横っ面を一発殴ってみたい――そんなことを思ったことだってあったのだ。
しかし、アルケイディアの皇帝の息子だという、
つまりは帝国の王子だというラーサーに出会って後も、
パンネロはアルケイディア皇族の横っ面を殴る機会に出会うことはまだ出来ていない。
いや、多分一生、ラーサーに限って殴るなんて出来ない。
結構いい人だったのである。
結構いい人だった、で極端に言ってしまえば父兄、母の仇である者にささやかな報復をするのをやめてしまうのも変な話であるが、それは彼女の生まれついての人の良さと面倒見のよさの成せる業であった。
殴るのをやめるどころか、パンネロはラーサーの心配までし始めた。
まだまだ小さい背中に彼は大きすぎるものを背負ってはいないだろうか。
厳しすぎる現実に傷付いてはいないだろうか。
共に旅を続ける間、幼い彼は全く年長のものに甘える素振りをしなかった。
それがパンネロにはとても悲しく、かわいそうな事に思えたのだ。
だから、宿のベランダで一人風に吹かれているラーサーを、見逃すことがどうしても出来なかったのであった。
だれか エロになだれ込むつづき たのんだ
アーシェのきぼんぬ
「さぁ、おとなしく捕まるんだ」
一人の帝国兵が叫んでいる。
「ふざけるな、貴様達の思い通りになんか・・・」
アーシェは叫び、そして帝国兵に切りかかった。
「グッッ・・・・・」
ガラムサイズ水道に叫び声がよく響いた。
「貴様!!こんな事をしてタダですむと思うなよ」
「おい、衛生兵を呼べ」
「ハッ!!」
「悪いが、女だからといって手加減などはせぬぞ」
2分ほど立っただろうか、ひとつ剣が飛んだ。
「ふん、粋がってみても所詮は女だな」
「クッ・・・・殺すなら、殺しなさい・・・・」
「殺す?ハッハッハッハッハッ!」
「安心しろ。殺しはしないさ。上からの命令で生け捕りにしろとの命令だからな」
ごめん、メチャクチャ変になっちまった・・・
一応要望あればエロの続きに持っていくきだけど、グダグダだな・・・
147 :
ω:2006/03/31(金) 10:55:23 ID:BxJJ1nUZ
パンネロたんのドキワク援助交際
「はぁ所持金13Gヵ・・・ポーションもかえねーなぁ」
「元気出してヴァン!またダルマスカ砂漠でサボテン倒して千本針集めればいいじゃない」
「千本針かー、、、めんどくせーなぁ」
「そうだ、また手っ取り早く帝国兵から財布スってやろうか?」
「だ、だめよヴァン!もうスリはしないって約束でしょ!」
「むぅー」
(私が何とかしないと、ヴァンがまた危ない事をしちゃうわ・・・)
その夜
「ねぇアーシェさん、私これから洗濯に行くけどアーシェさんの服も洗ってこようか?」
「え、よろしいのですか?」
「いいですよ〜ついでですし、此間みたいに服が縮んじゃ大変ですし」
「すみません、どうも私未だに洗濯が上手く出来なくて・・・」
「ふふ、私の寝巻き貸しますから、先に休んでて下さいね」
「ありがとう、パンネロさん」
まんまとアーシェの服を盗み出したパンネロ
果たしてどうなるのか!?
148 :
ω:2006/03/31(金) 11:28:04 ID:BxJJ1nUZ
服を盗み出したパンネロは、ある目的のためにその衣服を見に着けていく
(アーシェさん、自分で気がついてないかもしてないけど、この衣装かなり過激よね)
特にこの超ミニスカート
肌にぴっちり張り付きヒップラインがくっきり浮かび出るほど薄手の生地に加え
股下数cmの超マイクロミニ
(ふふ、オトコを誘惑するにはもってこいよね)
アーシェの服を身に着けたパンネロは、鏡の前で容姿チェクをする
スリムな体系のアーシェの服を、ナイスバディなパンネロがきた為
唯でさえ露出の多い格好が、雄を誘う雌のような扇情的な格好になっていた
胸は乳首部分がかろうじて隠れ
今にもこぼれ落ちそうにプルルンとたわわに実っている
超マイクロミニは
パンネロの大きな桃尻を隠すには役不足で立ってるだけで
お尻が3分の1ほど見えそうになっている
「やだ、パンツ丸見え、、、しょうがないこれ穿こうかしら」
パンネロはヴィエラ族の友達から貰った黒のTバックを穿いた
「うん、これでパンティーラインが隠れて足が長く見えるわ♪」
化粧を終えたパンネロは
ラバナスタの秘密の裏通り、通称『蜜蜂と穴熊』に降りて行く
そこはラバナスタ最大の歓楽通り
ヒュムやヴィエラの美女美少女が男たちを出迎える通り
通りのあちらこちらから、卑猥な喘ぎ声や、粘膜がこすれる音が聞こえる通り
そして大量のGが動く通り
「ふふ、ここに来るの久しぶり・・・」
目を細め、淫乱な笑みを見せるパンネロ
股下0cmになった超マイクロミニ、そこから伸びるムチムチした太ももに
つっと愛液がしたたる
「やだ、もう濡れて来ちゃった」
(つづくかも)
つづけ
もう32日か…
152 :
バルフラン:2006/03/32(土) 00:58:28 ID:aTe4Ot6S
あんまエロくないけど、投下。
まさか俺がこんな旅に出ることになるとはな…。
メラメラと燃える焚き火を囲み
ヴァンがおどけたことをいって、パンネロとアーシェがクスクスと笑っている。
自然と視線がアーシェへと向かう
―全てを失った少女
強い女。
俺はそういう女が嫌いじゃない。
「アーシェが気になる?」
「!?」
「フラン…おどかすな」
「私の気配に気づかないなんて、あなたらしくないわね」
「そうだな…気を付ける」
大きな石に座る俺の横に、同じようにフランが腰掛ける。
「彼女は強いわ」
「ああ…」
「あなたは優しすぎるから」
「なんのことだか」
フランには嘘とか隠し事とか一切通用しない
顔のちょっとした表情とかですべて見抜かれる
「二枚目は大変ね」
「かなわねーなお前には」
153 :
バルフラン:2006/03/32(土) 00:59:02 ID:aTe4Ot6S
アーシェの好意には気づいてるつもりだ
でも、今までの普通の女みたいに扱いたくない
俺はもうあの子のことを仲間だと認めてる
ヴァン達のことも、きっともう認めちまってるんだろうな
そういうところが、フランからすると甘い部分なんだろう。
まぁでも、それでも俺についてきてくれるフランはもっと甘いやつだと思う。
自分で言うのもなんだが
今まで女に不自由したことなんかないし、女好きなのも否定しない。
女を落とすことなんて、シュトラールの運転より簡単だった。
でもフランだけは違った。
俺よりもあいつのほうが大人だったってことだ。
俺は自分のバカさに気づかされた。
フランのような人がいることで、世界の広さを知った。
だからこいつに認められる男になりたいってそう思ったんだ。
こんな強い女に認められる強い男に。
俺ってマゾだったのかもな。
だからかな、芯が強くて、いつも強気なアーシェを
ほっとけなかった。
でも本当はそれだけじゃない…俺がここにいる理由。
「そろそろ聞かせてくれてもいいんじゃない?」
「……」
何のことを言ってるのかは大体わかる
「私には聞く権利があると思うわ」
「あんなやつ、もう親父だなんて思ってねーが
あいつを止めれるのは俺しかいねーだろ…」
154 :
バルフラン:2006/03/32(土) 00:59:29 ID:aTe4Ot6S
「わかってて、ついてきたんだろ?」
「わかってても、わかっていなくても、私はここにいたと思うわ」
「何でだ?」
「あなたがここにいるから」
やっぱかなわねーわ、この女には。
「なぁフラン」
俺のほうを向いたフランの顎を軽く掴む。
「あの子に見られるわよ?」
「かまわねーよ」
俺は少し背伸びするようにフランの唇に軽くキスをした。
「あ!」って大きな声を出しそうになったヴァンの口をパンネロが必死に押さえつけていた。
「バカ!ヴァン!」
「子供には刺激が強すぎたか」
その様子を見て、アーシェもこちらを振り向く。
しかしすぐに目を逸らした。
俺は見てみぬ振りをし、フランを誘いテントの中へと入った。
「よかったの?」
「何が?」
「酷い人」
「傷は浅いほうがいいだろう」
155 :
バルフラン:2006/03/32(土) 00:59:57 ID:aTe4Ot6S
そんな会話をしながら、フランを寝袋を重ねた上に寝かせた。
「彼女―」
といいかけたフランの唇を自分のそれで塞ぐ。
「今日はめずらしくおしゃべりだな」
フランは決して言葉には出さないが
俺が女の匂いをさせて帰ってくると
最低3日は機嫌が悪いんだ。
引き締まった腰に手をそっと添えると
フランは答えるように俺の腰に手を回す。
「ずいぶんと手馴れたわね」
「誰かさんのお陰でな」
「あら、誰かしら」
「すごいいい女だったよ」
「過去形?」
「今はもっといい女だ」
「そう、ありがとう」
そして2度目のキス。
その時フランの頭に着いた武具が頬に当たり
心臓をドキリとさせる。
「邪魔だな、はずすぞ」
フランの耳を傷つけないように、ゆっくりと外していく。
「素顔見たの結構久々だな」
「そうね、ずっとこんな暇なかったものね」
「今も暇ってわけじゃないんだが」
156 :
バルフラン:2006/03/32(土) 01:00:20 ID:aTe4Ot6S
「もうさすがに我慢できなくてな」
「お前のせいだぞ」
「そう、それじゃあ仕方がないわね」
子供を諭すように言うフラン。
いつも悔しいくらいに、大人で余裕があるフラン。
だからこそ、むちゃくちゃにしたくなる。
狂うほど、情熱的に。
いつもの冷静な俺が居なくなる。
フランの前では、俺はいつだって子供なんだ。
最年少ジャッジ。
天才。
さすがシドの息子。
そんなもの糞くらえだ。
でもそこから逃げられなかった俺は、もっと糞だ。
フラン。俺はおまえに出会わなければ
まだあの闇の中にいたんだって思うとぞっとする。
俺はただの男だ、ただのバルフレアっていう一人の意思を持った人間なんだ。
もう誰の言いなりにだってならない。
自分の生きたいように生きる。
その勇気をくれたのは、フランだった。
あのときのフランとの出会いに、俺は初めて神に感謝したんだ。
157 :
バルフラン:2006/03/32(土) 01:00:45 ID:aTe4Ot6S
「どうしたの」
「ちょっと思いだしてただけだ」
「何を?」
「お前にあった時のこと」
「たしかヴァンくらいだったかしら」
「ああ…」
「かわいかったわね、あのときのバルフレア」
「やめてくれ」
「ふふ、どうして?」
「からかうなよ」
「どうせ、今の俺だって、フランから見れば
あの時とかわっていないんだろ?」
「そうね、まだまだね」
「だと、思ったよ。」
俺はフランの腰に当てた手をゆっくりとお腹に伝わせ
そのままゆっくりと下へと持って行く。
「んっ…」
微かにフランの口から甘い声が漏れた。
自分が発した声に顔を赤らめるフランがとても愛おしい。
いつも気丈な分、こういう一面を俺だけが見れるんだって言う
優越感。
それが俺の中の何かに火をつける。
158 :
バルフラン:2006/03/32(土) 01:01:28 ID:aTe4Ot6S
フランの顔いっぱいにキスの雨を降らす。
ピンと立つ耳にも優しくキスをする。
耳はすごい感じやすいらしく、初めは触らせてもくれなかった。
初めて触らせてくれたとき、受けれてくれたんだって
本当に嬉しかった。
フランは声が出ないように必死に堪えていた。
「声出せよ」
「何いっ―てるの、ヴァン達が…あっ…」
「聞かせてやれよ」
「ばか」
下に持っていった手を更に奥へと侵入させる
じわじわと熱いものが溢れ出し
まるで、俺を誘っているかのように感じた。
片足を持ち上げ、ゆっくりと、そこへ自分のそれをあてがうと
何の抵抗もなく、そこに入ることが当たり前のように
奥へと入っていった。
「んんっ…」
フランの顔が微かに歪む。
その顔を見ると更にもっともっと
歪ませてやりたい衝動にかられ
激しく、奥に突き立てる。
ついに我慢しきれなくなった大きな声が
フランの口から溢れ出す。
その声で俺もまた、フランの中に全てを吐き出していた。
159 :
バルフラン:2006/03/32(土) 01:01:53 ID:aTe4Ot6S
「はぁ…はぁ…」
俺はフランの上に覆いかぶさるように、雪崩れ込む。
「フラン、愛してる」
普段はこんなこと絶対言わないが
なんでか今日は、どうしても言いたかったんだ。
「どうしたの?」
「どうもしてねーよ」
「死ぬかもしれない…なんて思ってる?」
「……」
思ってないって言ったら嘘になる
「主人公は死なないんでしょ?」
「…ああ。死なないよ」
「私を残して死んだら、許さないから」
きっと俺が寿命で死んだとしても、フランはきっと人生の半分くらいだ。
それ以前にこうやって一緒に居られるのもあと20年が限界だろう。
人間の俺にとっては十分すぎる時間だ。
でもフランにとっては、240年という長い年月の中のたった一握りの時間。
きっと、人間と交わることで、
必要以上に、別れを経験しているはずだし、これからもするはずだ
おれは、そんな決断をしたフランを本当の意味で強い女だって思うんだ。
俺にはきっと耐えられないから。
「ああ、わかってる」
だからバルフレアという一人の男が居た証を
こいつの記憶と心に刻めるのなら
それは、空賊として名前を残すことよりも
とても幸せなことだって思うんだ。
「死ぬときはお前も連れて行くよ」
「ええ、言われなくても付いて行くわ」
きっとこの”嘘”もフランには見抜かれているんだろう。
END
GJ!!
おっきしたお
最高にGJ!!!!!!この二人はそんな感じだよね!!!すごい!
>>152 こんな関係のバルフラを待ってました。余裕あるフランテラモエス。
そしてヴァンとパンネロの反応にはげワロスw
(*´Д`)ハァハァ
IDがレベル7www
骨狩りしてくる
GGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ!!
なんかすげぇ(・∀・)イイ!!
バルフレア、カッコカワイすぎ。フラン超イカス。大人。惚れる。
どうやったらこんなん書けるんだ…マジすげえ超GJ!!
旅の中でこんなことがと考えるとハァハァする
二人の会話のやりとりがたまらん
ものすごくGJ!
すごい・・・GJです・・・
ところでラーサー×パンネロはマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
プレイし終えて一番好感度が上がったのが、カトリーヌて・・・
バルフラ萌える…ハァハァ
グッジョブ!
バッシュ×アーシェキボンヌしてみる
マイナーかな
バルフラGJ!激しく萌えた
ダウンタウンコンビの二人の反応もナイスだw
しかしここでもヴァンの影がうすいな
ところでヴァンって誰?
175 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 19:00:41 ID:KalvkABG
ヴァン×女体化カイツ
ヴァンなんていたっけ?それよりパンネロたんのきぼんぬ
しかし、パンネロは可愛いなあ
オイオイヨって何だっけ?全クリしたけど忘れたから誰か教えてくれ。
そういえば,画面中央をウロツク餓鬼がいたんだが,アイツはいったいなんだ??
お前ら酷すぎるw
ヴァンってあれだろ
ヒロインの兄でラスボスな奴
劇毒がうんたらとか言ってた人
「あの…ラーサー様。こんな事は…」
突然の告白に戸惑うパンネロ。身分違いの恋。そんな常識が彼女の心を縛る。
「ずっと心に秘めていようかとも思いました。でも、これだけは伝えておきたい。そう思ったから」
以前は見上げるようだった、併し今は真正面から彼女を見据える双眸。
(ラーサー様…背が高くなったんだ…)
そこに宿る真摯な光だけは変わらず、彼女の心に強さと、
そして安らぎを与えてくれるのだった。
「あ、あの…ラーサー様、私も…」
頬を赤らめて俯くパンネロ。
ふと自らの首もと、ヴァンから貰ったペンダントが目に入る。
「ごめんなさい。もう少し、もう少しだけ考えさせて…ください」
(ああ…私は何て臆病なんだろう)
「僕はいつまでも待っています。一つの答えを信じて」
「アイアッエアヨー(何やってんだよ…」
止めたいと思いつつも、どうにもならない透明な壁に阻まれ
ずっと傍で泣きながら見守る事しかできないヴァンなのであった。
よくわかんないけどヴァンって人はアルベド人みたいだな
×アルベド
○オイヨイ
>ID:aTe4Ot6S
遅レスながらにGJ、この2人は本編でもこんなシーンを期待してたんだが
改めてアーシェの存在が邪魔だなと気付かされた
恋愛要素を盛り込まないって言うなら、あの中途半端な思わせもいらなかったよな
ヴァンの寝取られはネタとして確定しつつあるみたいだけど
これでHはいるとちと精神的にきついな
むしろ存在自体を抹さ(ry
別にアーシェ邪魔だとは思わないけどな。
最後の王族という使命感だけで突っ走ってるけど中身は10代の小娘。
なのにバッシュもウォースラもラスラですらも彼女を王女としてしか見ていない。
唯一、個人として力に惑わされるなとアドバイスしてくれたバルフレアに魅かれるのは当然かなと。
1年後の時点でアーシェの片思いも終わってると思う。ただ、普通の恋をしたことで
王だ王女だと持ち上げる民衆の声に流されるままではいけない、自分で考えないとって分かったんじゃないかな。
というわけでラスラ×アーシェのエロキボン
誰だったかと一瞬考え込んでしまった。幽霊ね・・・
今回若い子の印象が薄いな。シドとかレダスとかアミバとか
オジサンは印象深いのに。やっぱりパンネロを風俗デビューさせるか。
ラスラで思い出したが、あの世界も左手薬指の指輪の意味ってリアル世界と同じだよね?
アーシェは自分のを薬指に、ラスラの指輪を中指にしてる、と
バルフレアの指輪は一体何なんだ
バルフレアの指輪?あいつ指輪してたっけ?
おもちゃのビニールの指輪っぽいやつだけど、一応それらしきものが左手の中指と薬指にある
バルのはお飾りっぽくない?
アジアン雑貨やパワーストーン売ってる店に行くと、メノウとかをくりぬいて作った
ああいう感じの指輪売ってる>バルリング
でもちょっと昔の篠原ともえっぽいよバルフレア
じゃらじゃらさせて喜ぶ系かww
やっぱ第一印象は篠原ともえだよなw
正直渋めの全身とブレス+指輪がミスマッチだ
篠原並みにはしゃぐバルフレアを想像してしまったorz
そろそろエロい雰囲気に戻ろうぜ
ォースラの秘めた愛情とアーシェとか
でもォースラって王女を出世の道具として見てる部分も…
>>200 それ良いな
2年間一緒だったんだよな、色々妄想できそうだ(*´Д`)
バッガモナンに犯されるパンネロマダー
王道はコレだろ
正直パンネロいらね
アーシェ頼むよマジで
アーシェこそいらね
じゃ、間をとってフランで
まだまだ職人さんが少ないのに
「○○いらね」とかいうのイクナイ
多ければ言っても良いというものでもないだろう
港町のおっぱいのおおきいお姉ちゃんがいい
パンネロの大きなお尻に顔埋めてクンクンしたい
よしここは1つ
女キャライラネ
これでどうだ
大胆にすぎるッ
バルフランまぁああだあああああ??
>>152-159 GOD JOB!!!嫉妬するフランカワユス。
耳のこと寿命のこと二人の出会いのこと心理描写全てが神補完だ。
その関係のバルフランの、あなたが書く濃いエロが読んでみたいっす。
うへへ、まだ序盤なのに読んじゃってちょっと後悔だぜ。
でも萌えたぜ。
アーシェが早速クリムゾンの餌食になった件
アーシェよりパンネロを餌食にするべきだ
ガブラスとドレイス頼む
フランのおまけは結局つくのか?
220 :
ヘルリース:2006/04/06(木) 18:17:18 ID:wO4vPWlW
皆。旧市街やプルオミシェイスの
ス ト ッ キ ン グ が 破 け た 女
はエロいだろう
表情にエロさがない
5点
バッシュがアーシェを犯す話、
もしくはラーサーがパンネロを犯す話が読みたい。
普段紳士的な二人だけに
アーシェまだ?
229 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:37:37 ID:WgZmrSmq
>>225 ラーサーがパンネロ犯す話ならFF板にあるお
230 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 17:58:16 ID:NwM6MHt1
過疎
ヴァン×パンネロを読みたい俺はマイノリティリポートなのか?
ヴァンネロ
ヴァンとフランで童貞調教でひとつ
234 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 04:44:34 ID:Fg4MRFAC
>>152-159 GJ!!!さっきFF12クリアして久しぶりにきてこんな神作品見れるとは!!
キャラのイメージそのまんまでかなり萌えた(*´Д`)
ひたすらLv99までやり込んで虚しくなった気持ちが救われたw
>>234 すげー綺麗だー!! GJ!!バルフランSSと一緒に保存させて頂きました(*´Д`)
>>234 うひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
GJ!!!!
流れてる・・・再うp激しく希望
気になるじゃないか
242 :
234:2006/04/10(月) 23:28:38 ID:vFEQmh/G
244 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 23:51:08 ID:Ddmbyifs
バルフレアとフランの間には男女の垣根をこえた仲間意識があってほしい。
だからバルフレアはほかの子と…なんて考えても候補がいないんだなorz
仕方ないからバルフレアがお姫様を陵辱とか…
陵辱とか ・・・
りょうじょく・・・
>>242 ものすごく萌えますた(*´Д`)
気が向いたらまたぜひバルフラ描いてください
パンネロたんのエロ絵まーだー??
>>242 禿萌え。すん止めもいいもんですね
そんでもってバルの背中が心配だ・・・w
引っかき傷どころじゃすまない気がしてならない
ザルエラ×巫女とか、マティウス×氷の女神とか萌える
おもっくそ同志少なそう
250 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 15:51:26 ID:qv4m+CBW
俺の12の初オナネタはマティウス×氷の女神だぞ
ヴィエラの里を襲撃したいお
>>251返り討ちに会うのが見えているからやめとけ。
俺はカトリーヌがいれば何もいらん
253 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 21:55:52 ID:+86AH9HZ
ネ申はまだ〜??
バルフレアからフランを奪うくらいならできそうだな
フランは自力でバルフレアの所に帰っちゃうんじゃないか?
ここで敢えてシド×フランと暴言を吐いてみる
シドはもう勃ちませんがな
そこでチンコ型人造破魔石ですよ
なんと!?
いっそ親子がグルになってフランにサンドイッチファックを!
あれだけミストに過敏なフランがチンコ型人造破魔石のミストに
反応しない訳がありません
更にシドの手による破魔石のミストにはヴィエラを『どM』に変
貌させる細工がしてあって、メロメロになっていても自我はある
フランをあの手この手で辱めていきます
そしてシドの魔の手はフランの姉妹にまで及び、ヨーテ、ミュリ
ンとのレスボス関係まで結ばされ、姉妹揃って毛嫌いするバッガ
ナモンやその手下達にまで犯されて、ヴィエラのプライドも女の
尊敬もズタズタにさせられて、真のM奴隷になるまでを・・・・
妄想するオイラはどこかに死ぬまで幽閉されたほうが世の為でしょうか('A`)
>>262 時間も文才もないオイラにゃ妄想するだけで精一杯っす
それにどっかのエロ小説のパクリになるのは間違いないですから・・・
どなたかに描いていただけると・・嬉しいなぁ
もう寝ます(´・ω・`)
>>261 ありがとう。
そういやバルフランスレで一度あったな>シド×フランで子供がバルフレア説
シドフランもいいなぁ…
でもシドが破魔石を手に入れたのは6年前だから、やるとしたらEDみたいな優しさの塊みたいなシド博士になりそうだ
アーシェ人気ないな('A`)
うん・・・
発売前なんかここもアーシェ祭りになるのかなって思ってたが・・・orz
俺もそう思ってたけど
『お前はやめて』
『あなたはそんな人じゃなかった』
『バルフレアー!』
で株が急落したんだと思う
伝統的なヒロイン想像してた椰子は、ブルオミシェイスあたりでも萎えただろうし
270 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 10:58:59 ID:7ZIB53TC
『お前は〜』で主人公とヒロインの王道ロマンスを期待した層を振り落とし
『あなたは〜』で王子王女の切なロマンスを期待した層を振り落とし
『バルフ(r』で何か色々突き抜けた感じ
もったいないな
テイルズのシャーリィみたいなもんだな
発売前から恋愛要素は薄いって言われてたからこんなもんかと思ったけどな。
さすがにバルフレアー!はいきなりすぎて???だったが。
最後まで松野ストーリーだったらマシになってただろうに残念。
まあ今のままでも俺はアーシェが好きなわけだが。
バッシュ×アーシェあたり誰か頼む( ´Д`)ハァハァ
>>272 エロはあまり書いたことがないが、俺もそろそろ見たかったところなので拙文で良ければ頑張ってくる
アーシェよりパンネロたんのが読みたい
>>273 うおお正座して待ってます(・∀・)wktk
>>270 ヴァンもなんでお前ってしつこく呼び続けるのかわからん
普通に名前で呼んでやりゃよかったのに
今夜もバルフラの神を待つぜ
王女殿下にはいつもお世話になってるけど書くのはムリだよなあ。
若くてキレイで悲しい未亡人ってだけでもう辛抱たまらんわ。
パンエロきぼんぬ
>>273 もう手遅れかもしれないけど、手遅れじゃなかったらバッシュはあくまで優しいバッシュでお願いします(> <)
楽しみです!
>>280 自分の価値観を人に押し付けるのは間違ってる
嫌だったら自分で何かつくりな
バルフラ書きたいけど未プレイ&大人カップルなんでハードルが高すぎる…
空気を読まずにバルフレア×アーシェ希望
誰も書かないなら自分が書く
>>282 未プレイだとどうしても人物や背景に違和感が出てしまうものなので
やはりプレイしてからのほうがよろしいかと…
>>284 書くならプレイすべきだと思うけど
正直オススメ出来るゲームではない
ゲームとしてなら幻水とかジアビスのが遥かに上・・・
「パ、パンネロさん。机の前に座るときはもうちょっと背筋を伸ばして頂けませんか?」
「・・・はい?わ、わかりました。」
「も、申し訳ありません。その、前屈みになっているパンネロさんが前に座っていると集中力が保てないので。」
「・・・?はい。ラーサー様がそういうなら。」
ラーサーの言葉に釈然としないながらも頷くパンネロ。
執務中のラーサーの姿が物珍しく、じっと見ていたのがよくなかったのだろうか。
邪魔にならないようにしていたつもりなのだが、
執務中の部屋にいる事がそもそも不遜な事なのだろうからパンネロは素直にラーサーの言う事を聞くことにした。
椅子から立ち上がる。溜息をついた。
執務室、飛空挺から眼下に広がる景色は素晴らしいが、こう毎日だと飽きる。
無論パンネロは幽閉されている訳ではなくラーサーから飛空挺内は動き回れる範囲内で見学してもいいとは言われている。
かといってラーサーの執務室以外には物々しく甲冑を着た兵士がうろうろとしているので
気楽に飛空挺内の散歩に洒落込むというわけにも行かなかった。
兵士達に叱られる事はないが、彼らはパンネロを見つけ次第、非常に丁重な態度でなんやかやと
接してくるのでなんとなく一人で出歩くのは億劫になるのだ。
自然、ラーサーがいる執務室でぼんやりとする事になる。
ラサパンきたあああああああああああああ
MOE!
頬杖とかついて覗き込むように見てたのかなあ
ラーサー少年はドキドキな訳ですね
眼下の景色を見ながらついパンネロは呟いた。
「ヴァン、どうしてるかなあ・・・」
自分に禁止していた言葉だ。
言ってしまうとつい寂しくなってしまうから。
パンネロの言葉を聞いた瞬間、ラーサーは机の上から顔を上げた。
わずかに逡巡した後、ラーサーは何時もの落ち着いた態度とは違って少し戸惑った口調でパンネロに声を掛けた。
「もう、戻られたいですか?つまらないでしょうこんな所。」
逡巡したのは僅か一瞬。ラーサーの顔色は元に戻っている。
普通の人間なら見逃しただろう。しかしスラムで育ち、
人の顔色を見て生きてこなくてはいけなかったパンネロはラーサーの一瞬の変化に気づいた。
帰りたくない、と言えば嘘になる。ヴァンの事も心配だ。
しかし・・・
「いえ、とんでもないです。助けて頂いた上になんかむしろ私なんかがこんな所にいていいのかなって。場違いだしほら。
ラーサー様のお仕事の邪魔だし。あはははは。」
パンネロは帰る、帰らないの話になるとラーサーに帰りたい、とは言い出せなかった。
「そ、そんな事ないですよ。パンネロさんのお話はとても面白いし、
僕はも、もしパンネロさんがよければずっと。こ、ここにいて話し相手とかになってほし・・・」
そう、そういう話になるとラーサーは帰りたいかと聞いてはくるものの、
こうやってまるで気の弱い少年のようにおどおどと帰って欲しくない。という事を言ってくるのだ。
まあ無論ラーサーは帝国の要職にある人物と言えども年齢としては少年なわけだし、
そうやって懐かれてしまうとパンネロとしてもなんとなく悪い気はしない。
最初のうちはびくびくおどおどとしていたが、ラーサーのそういう態度もあって今では意外とフランクに話したりもするようになってきた。
「ま、ヴァンはヴァンで宜しくやってるだろうし。」
ふう。とワザとらしく溜息をつきざま振り返って笑いかけるとラーサーはあからさまにほっとした顔をして、
その後直ぐにハッと顔を繕ったりする。
「いえ、帝国の軍人、いえ、帝国の国民の一人としてパンネロさんのような被害に会われた方には直ぐにでも落ち着ける所に戻られたほうが良い事は判っているのですが。残念ながらこの船は私の一存のみで彼方此方と言って良い訳ではなく。」
明らかに嘘だ。パンネロ一人ぐらいどこぞの小さい船でホイッと放り出せば良いのだ。
そういう所もカワイイ。
「いえいえ、ラーサー様。都合が良い時で私は構わないです。」
つい、パンネロは苦笑しながら答えてしまう。
リアルタイムラーサー×パンネロにハァハァ中
この二人いいよいいよ〜
「ラーサー様の邪魔もしたくないし、お風呂、入ってこようかなあ。」
お風呂は飛空挺内の数少ない娯楽だ。
しかも兵士用にはシャワーしか無いとかで王族専用の風呂場を使わせてもらっている。
温かな湯に泡立ちの良い石鹸。窓からは外を眺める事もできる。
全面外が見えるので外からは見えないのかとラーサーに聞くと外からは見えないようになっているらしい。
とにかくスラムに比べれば食事とお風呂は言うことなく素晴らしいの一言だ。
ホカホカにふやけるまでお湯に浸かった後、
風呂上りに常備されているハイポーションを飲むのも最近のパンネロのマイブームだ。
ハイポーションどころかポーションだって高嶺の花であったパンネロにとっては
お風呂上りに飲むハイポーションは目の眩むような贅沢に思える。
んんー!と伸びながら呟くと、
ラーサーは顔を真っ赤にしながら俯いてしまった。
ラーサーはパンネロの言う着替えとか、お風呂とかそういった言葉にでも良く敏感に顔を赤くしてしまう事があった。
毎日毎日こんな年齢で帝国の政治について色々と考えている偉い少年でもそんな事が恥ずかしいのかなあ。
とパンネロは不思議に思う。
ヴァンとは小さい頃良く入ったし、ラーサーも幼馴染の女の子の一人くらいはいるのではないのだろうか。
「ラーサー様、一緒に入ります?あ、侍女の人達に怒られますね。お仕事頑張ってくださいー。」
パンネロはそれだけ言うと、自室として割り当てられているやたらと広い部屋へと戻るためにラーサーに背を向けた。
その後ろでラーサーが顔から湯気を出して書類の上で顔をごろごろと書類に揉みこむようにして悶えている。
------------
んーーー。
個人的にはバルフレア×アーシェは大人の恋を楽しむタイプ。
バルフレア×フランはセクフレ及び親友。
パンネロ×アーサーはこんな感じです。姉弟系。
(=゚ω゚)
>>297 ラーサーのリアクションがいちいちカワユスwwwwwGJ
ラーサーかわいいよラーサー
ラーサーがヒロインだったら良かったのにな
ラーサーが実は女の子だったという衝撃の事実を終盤に期待していた時期が俺にもありました
パーティキャラにラーサー
ゲストにアーシェだったらなぁ
>>288 ゲームの質じゃなくてキャラ萌えとしては確かに上だな
ジアビスはあのフリーズさえなかったら評価も全然違っただろうにな…
とまぁスレ違いはここまでにしておいて職人さんの降臨を祈願してディスプレイの前で踊ります。
純情ラーサーカワエス!!
306 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 00:27:14 ID:B9wfeAGO
アーシェよりフラン
フランよりパンネロ
そもそもジアビスとFFでは方向性が違う・・・
FF8とジアビスならまあ似てるといえば似てる
アビスはヒロインと恋愛できるが12は不可能だしな
ヒロインと恋愛出来ないゲームなど糞
とはまったく思いません
ヒロインがキティばかりのこんな世の中じゃ
ヴァンとパンネロのほのぼのって需要ある?
ある!!!読みたい!!
-----
目の前に迫り来るモンスターに剣をつけた。
「さあ、モンスターめ。来るが良い。」
モンスターの鋭い一撃を飛び上がるようにしてかわしながら一撃を与える。ヴァンの元へと走った。
「さあ、これを使って下さい!ハイポーションです。」
「お、おお!サンキュー。」
ラーサーの手元から放られたハイポーションが吸い込まれるようにヴァンの手の中へと吸い込まれて行く。
その瞬間、バルフレアの手元から放たれた銃弾が最後の敵を薙ぎ倒した。
ラーサーは休む瞬間も無く、傷ついた仲間にハイポーションを手渡していく。
パンネロの「ラーサー様、頼もしい」と言う視線を受けながらラーサーは右手を高く上げ、叫んだ。
「さあ、皆さん。もう少しです。行きましょう!」
「おお!」
ラーサーの言葉にメンバー全員の気合の入った言葉が返ってくる。
メンバーはラーサーを中心にして纏まっている。
前衛で戦うバッシュやヴァンを華麗に補佐し、
時に最前線で敵と切り結ぶラーサーは既にメンバーに居なくてはならない人間となっていた。
メンバーの信頼も厚い。
ラーサーのハイポーションがあるという安心感が、皆の行動を軽やかに、動きやすいものとしているのだ。
しかしそこに油断があったのかもしれない。
後ろから出てきたモンスターに気づくのに一瞬、遅れたのだ。
先頭に立っていながら、しかしそのモンスターの気配に最初に気づいたのはラーサーだった。
最後尾にはパンネロが立っている。
「パンネロさん!危ない!」
ラーサーは走った。斬りつける余裕はない。
ぼうと立っていたヴァンを突き飛ばし、パンネロを庇うように回り込み、そして・・・
パンネロを庇ったその瞬間、モンスターの触手が深く、ラーサーの肩から腹にかけて切り裂いていった。
バッタリと倒れたラーサーにパンネロが、皆が駆け寄ってくる。
「か、掠り傷です。」
ラーサーの声に、しかし傷を確かめたバルフレアが首を振る。
「ラーサー様!」
パンネロの悲痛な声が響いた。
「パンネロさん。あなた、いや、帝国民の幸せの為、私は戦ってきたのです。悲しまないで頂きたい。
そ、そもそもあなたにそのような声は似合いません・・」
「ラーサー様!」
「しかし、心残りが一つだけ・・・私、私はあなたの事が・・・いえ、多少の年齢の差がある事は承知しています。
無論私の立場も。そして恐らくあなたは私をそのような目で見ていないと言う事も・・・しかし、わ、私は帝国国民、いえ、一人のお、男として」
「ラーサー様!」
「パンネロさん、一度で良い。一度で良いのです。私をラーサー、ラーサーと、呼び捨てに・・・」
@@
「ラーサー様・・・・」
「ラーサー様?」
温かな日差しがぽかぽかと差し込む中、パンネロは机に突っ伏しているラーサーの頬を突きながら声を掛けている。
「ラーサー様。さっき兵士の方が睨んでましたよ。」
ついついと頬を突く。
「む、又現れたか。しつこい奴め、父と兄の名にかけて、このラーサーがいる限り、」
パンネロの指を払いのけながらラーサーはむにゃむにゃと何かを呟いている。
「何かと戦ってるのかなあ・・・」
「こいつめ、こいつめ。さあ、掛かって来い。このラーサー、パンネロさんには指一本・・・」
「こんな書類ばっかり見てたら眠くなるよね。」
ふう。と溜息を吐きながらぱらぱらと書類をめくる。中に何が書いてあるのかは知らないけれど。
こんな少年が読まなくてはいけないものなのだろうか。
「漫画とかで書いてあればいいのに。」
「・・・いえ、このような傷、なんでもありません。掠り傷です。さあ、ここは危険です。パンネロさんは私の後ろに。」
「むずかしすぎるよ。」
溜息をつく。
日差しはぽかぽかと暖かく体を包み込む。
捲ってみても書類は何が書いてあるかさっぱり判らないし、ラーサーの頬を突きながらパンネロも瞼が重くなってくる。
「私も寝ちゃおうかな。」
「ハイポーションなど。・・・ケ、ケアルですか?パンネロさん、そんな。いえ、そんなそのような。そ、そんな・・そんな所・・・あ、ああ。」
空の上はスカンと抜けるように綺麗だけれど、日差しは少し強い。
日はまだ高い。ご飯を食べれば眠くもなる。
「書類も大事だろうけど、お昼寝も大事だよね。」
綺麗な夕焼けが出てくるまで少し一緒に昼寝くらいしたってきっと罰は当たらないんじゃないかな、とパンネロは思って。
「良く判んないけど。ラーサー様、がんばれー」
と呟いて。
ぐでっとラーサーの横に突っ伏していった。
-----
なんとなく続きで。
では。
ノシ
>>311 あるある!
けれどここはエロパロ板なので、もしエロが無いなら前書きに一言添えると吉。
>ぼうと立っていたヴァンを突き飛ばし
ラーサーとパンネロの組み合わせだと必ずヴァンが酷い扱いを受けるなwwwww
GJwwwwwイイヨイイヨー
まえ無駄に長文のエロまで到達していないラーサー×パンネロ書いた者だけど、
続き書いていい?間空いたけど・・・
>>288 今回の幻水は目も当てられない程ひどいモノだったが…
好みの問題だとは思うけどね。
ヴァン×バッシュ×パンネロのほのぼの3Pが見てー
戦時下で性教育もまともに受けられなかった(けどもしかしたら経験豊富な)二人に
一応ランディス時代に性教育は学んだ(けど実践0の)バッシュが絡んだら確かにホノボノスww
バッシュ童貞かよwww
FFドラクエ板にあったやつ。
25 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ 投稿日:2006/04/15(土) 14:19:45 ID:Q+jHFwQFO
オイヨイヨ「こうやって折角三人で酒飲んでんだから、たまには腹割って話そうぜ」
バルフレア「なんだ急に。俺はそういうの御免だな。どうせろくでもないこと聞くんだろ?」
バッシュ「まあそう言うな。面白そうではないか」
バルフレア「アンタ何も解ってねぇな。困るのは俺よりもアンタの方なんだぜ?」
バッシュ「?・・・どういうことだ?」
バルフレア「じゃあ聞くけどさ、アンタがあいつ位の歳の頃、頭ん中で何考えてた?」
バッシュ「覚えてないな」
バルフレア「・・・あっそ。じゃあいいわ。身を持って体験しな。おい小僧、このオジサンが何でも答えてやるってよ」
オイヨイヨ「ホントに?」
バッシュ「ああ。何でも聞けばいい」
オイヨイヨ「じゃあさ、聞くけどさ」
バッシュ「何だ?」
どことなく頼りにされてるようで嬉しいバッシュ。
笑顔で対応します。
オイヨイヨ「初めて女とセックスやった時ってどんな感じだった?」
バッシュ「ぶはっ」
酒をおもいっきり吹き出す。
バルフレア「きったね〜な〜!だから言っただろ」
バッシュ「す、すまん!余りにも驚いたものでなっ」
オイヨイヨ「ね〜ぇ、それでどうなの〜?」
バッシュ「ぇっ、あ、ああ・・・困ったな」
バルフレア「ちゃんと答えてやれよ〜(笑」
バッシュ「・・・(汗」
ヴァン『なぁ、どんな感じだったんだよ?』
バッシュ『う・・・。こ、こら、キミはまだ未成年だろう。酒は〜
ヴァン『誤魔化すなよな!!』
バッシュ『困ったな・・・』チラチラとバルフレアを見る。
バルフレア『ったく、もう逃げられないぜ、事細かに教えてやれよ。こんな会話、男同士じゃ当たり前さ
バッシュ『困ったな・・・。・・・経験がないんだ。』
ヴァン・バフルア『( ゚д゜)』
バッシュ『すまない・・・キミのような若者に、男として何の助言も出来ないなんて・・・』
ヴァン『ごめん』
バッシュ『もう少し待ってくれ!!いつか必ず!
ヴァン『ごめん・・・』
バッシュは純粋に愛した女が二人位居そう。
別に他意はないぞ^^;
>>329の貼った元ネタも言及されてたが、
バッシュは思春期を戦争→難民→苦節経てダルマスカ軍→数多くの戦でダルマスカの勝利に貢献
の流れで完全に潰してるから、色恋沙汰に関係する時間はなかっただろうし、女に耽ってたら逆に幻滅するだろっていう意味。
どこかのウォースラとのネタ展開してる板よりはよっぽどマシだと思うけど。
ガブラス×ドレイスって需要ある?
>>329 将軍新事実発覚www
童貞が必死です
個人叩きしたいならVIP行ってきて
338 :
ガ部ドレ:2006/04/17(月) 22:34:33 ID:S9jDNpa/
マイナーだけど、気にせず投下。
ジャッジ・マスター全員集合!第1回目のその夜な話のつもり。
339 :
ガ部ドレ:2006/04/17(月) 22:37:03 ID:S9jDNpa/
背後のドアからノックの音もなく誰かが部屋に入ってきた。
気配を押し殺して中に入る様はさすが武人らしいところをうかがわせる。
確かめるまでもなく、すぐに誰かはわかった。
「早かったじゃないか」 「呼び出したのはそちらだ」
軽い嫌味を含めて声を掛けると、すぐにぶっきらぼうな挨拶が男の口からとび出した。
「何を焦っている?」
「早く用件を言え」
振り返る。
ベッドの傍らに置いてあるランプのわずかな明かりだけだったが、
ガブラスの顔は険しく影を落としているよう見えた。
蜜色の光がブルーグレイの瞳をちらりと照らす。
そこから何かを見出そうとする。が、無駄と思いドレイスは諦めて口を開いた。
「陛下に元老院の件に関して報告をした。
ついては、何か策をお考えなさるそうだ。
―それと…卿の兄の話を伺った」
刹那に瞳が炎の色を湛えた。彼の全身から殺気が膨れ上がり、部屋の空気を一瞬にして変えた。
心臓を貫かんばかりの視線の鋭さに、彼女は立っているのがやっとだった。
「手を出すな。奴は俺が殺す」
「…誰も兄弟喧嘩に手を出す物好きはいないだろう…
しかし…卿は一体何をしたい?」
「どういう意味だ?」
怒りに捕らわれた男には周りが見えていない。彼女は一歩彼に近づく。
「何故陛下が私などに卿の私情をおっしゃったと思う?
盾が己が役割を忘れ、復讐に駆られてしまえば主を一体誰が守るというのだ」
「陛下が卿にラーサー様の盾役を命じられた意味をわかっているのか?
私だけでは力不足なのだ。私は剣の役割を果たさなければならない。」
口を開いている間だけでも、息の根を止められそうな威圧だった。
脇から嫌な汗が染み出る。ここで引き下がるわけにはいかなかった。
「今の卿は全く周りが見えていない。
そのようなことでは、ラーサー様をお守りできるわけがない。
それほどランディスの復讐をしたいか。
それほど兄が憎いの―・・・」
言い終わるか、終わらないうちに首に男の手が絡んだ。
叫ぶ間もなく、ベッドに押し倒される。
340 :
ガ部ドレ:2006/04/17(月) 22:44:31 ID:S9jDNpa/
「黙れ! お前に何がわかる!?」
ドレイスの上にのしかかり、噛み付くように彼女の唇を塞いだ。
舌を無理やりねじ入れ、逃げ回る彼女の舌に吸い付く。
喉の奥から聞こえるおののきを全て飲み込み、歯の裏側の甘い唾液を絡めとる。
体の下で暴れている手をひねり上げ、あいた手で乳房を強く掴んでやる。
一際、彼女の身体が大きく震えた。
押さえつけていない腕が何かを探して、シーツに皺を寄せた。
彼女の手が枕の下にそっと潜り込む。
ナイフがガブラスの頬に向かった。
ドレイスが本気でないことが致命的であったか、容易に手首を掴まれた。
握られた手首が白く変色していく。
痛みに顔を歪める様をしげしげと見つつ、ナイフを取り上げた。
「護身用か…」
まさか、彼女が刃を向けてくるとは思わなかった。
唇を離してやったが、少し安堵した顔が気に入らない。
平手で右頬を強く打つ。
乾いた音が部屋に響く。
「ぅっ」
唇の端を噛んだのか、血が滲んでいた。
こちらを睨みつけてくる。
取り上げたナイフでガブラスは彼女の服を引き裂き、
引き千切るようにパンツを太腿から下ろした。
ドレイスが喉の奥で悲鳴をあげた。白い肌が露になる。
鍛えられた身体には少々きつめに見える邪魔な下着を肌を傷つけぬようナイフで切った。
「ぉぃ!ガブラス!!」
また暴れ出す。いい加減五月蝿かった。
彼女の唇に噛み付く。じわりと鉄の味が広がった。
厚みのある舌にしゃぶりつき、口を塞ぐ。
「んーっ!んー」
腕をまとめて彼女の頭の上で押さえつけてやる。
取り上げたナイフを振りかざす。
そして彼女の瞳のすぐ横―枕にナイフを突き刺す。
銀色の髪が数本が犠牲となって彼女の頬から落ちた。
枕の傷口から羽毛が舞う。
一瞬、放心状態となりドレイスの瞳が涙で潤みだす。
341 :
ガ部ドレ:2006/04/17(月) 23:09:53 ID:S9jDNpa/
―殺される。
彼からこれほどまでの殺気を一度も彼女は感じたことがなかった。
その形相はまさに鬼人そのものであった。
誰に向けられたものであろうと、自分は確実に殺されると彼女は思った。
が、彼女は彼の瞳の陰りを見逃さなかった。
喉奥に響く彼の心臓の振るえが聞こえた。
ガブラスが唇を離したときには彼女は抵抗を止め、
ぐったりと目の前の男を見つめていた。
「…卿が…それを望むのならば、私は…受け入れよう…」
彼女の腕が優しく首にまわり、ガブラスの頭を引き寄せる。
震える声では何のフォローにもなっていない気がした。
「今、私にはそうすることしかできないのなら…」
彼女自身それは、呟きであったのか心の中で言ったものかあまりに小さく判断できなかった。
ただ、彼には届いてないことは確かであった。
342 :
ガ部ドレ:2006/04/17(月) 23:20:09 ID:S9jDNpa/
「んっ」
乾燥した大きな手が、ドレイスの裸体を荒々しくまさぐる。
喉にそって唇を滑らせ、押し上げるように形の綺麗な胸を揉みほぐし、
指先でツンと上を向いた乳首を転がす。
「ぁ」
見事に鍛え上げられた筋肉が小刻みに震え、甘い香りが身体から染み出る。
腹筋のラインをなぞり臍下の肌を撫でると、軽く達したのか胴震いをおこした。
「ぁっ…あぁ」
熱い吐息をガブラスのうなじに浴びせ、彼の首にしがみつく。
抑えることができないのか、無意識か自ら腰を浮かせ、
せがむように彼の腹筋に押し付けようとする。
筋肉の塊のような、普通の女より太い腿を抱えてやると喘ぎが一層激しくなった。
「そ、そこは・・・ぁ!」
「名前を呼べ」
舌でドレイスの耳をなぶり、息を吹きかけるように囁くと、
彼女は顔を真っ赤にさせて唸った。
「ガ、ガブラス…」
彼女が彼の名前を言うのと同時に骨張った指が彼女の中心に侵入していく。
既に赤く充血した花弁は、ガブラスの指を飲み込みながら蜜で入り口をぬめらす。
「ひっ…ぅ」
始めはゆっくりと小刻みに指を動かしていく。水音が夜の部屋に響いた。
「ぃ・・・ぁっあ」
普段の男勝りな強気の声とは想像もつかないようなか細い声が、彼女の喉から響く。
彼には、ドレイスが自分だけに女を見せることが、とてもいとおしく思えた。
「…ドレイス」
「っぁ…」
ドレイスが喘ぎを漏らすと、彼女の中心がひきしまり、彼の指を奥へ奥へと導こうとする。
指を増やし、さらに彼女の中を攻め立てる。
引き絞られた太腿の内側を溢れた雫が濡した。
ランプの明かりを浴びて妖しく光る。
途切れ途切れにもれていた嗚咽が、快楽の深さを指し示すように、深みのある声に変わる。
同時に、膣壁が奏でる音も一際大きくなり、絶頂が近いことを指した。
「あ、あ、ぁ、もぅ…」
「…イけ」
ドレイスは身をよじり、高い悲鳴をあげた。
足の指を折り曲げ、身を縮めこませる。
ガブラスの指を彼が痛みを感じるほど締め付け、力尽きた。
ベッドにシミが広がる。
回された手が力なくベッドの上に落ち、
視線をどこかへ漂わせながら肩で息をする。
ガブラスは挿入していた指を引き抜き、絡みついた白濁を舐めとった。
鼻をつくツンとした匂いが広がった。
―はぁ…は・・・はぁ
彼の下で、浅い息を繰り返しているドレイスがあまりに小さく見え、
一瞬、胸に突き刺さるものを感じた。
髪の生え際に浮かんだ汗の粒を親指で拭ってやり、銀色の髪を撫でる。
思ったよりも、指の隙間からすり抜ける髪の良い感触に複雑な気持ちを覚えた。
343 :
ガ部ドレ:2006/04/17(月) 23:26:10 ID:S9jDNpa/
「入れるぞ…」
「う・・・ん」
反りあがったガブラスのものに一瞬しり込みをしながら、手をのばし自分の中に導く。
「んんっ!」
先端が入った瞬間思わず、ドレイスは自分の口を手の甲で覆った。
あまりの熱さに下半身が溶けてしまいそうだった。
ゆっくりとガブラスが浸入してくる。その大きさにびくびくと身体が震える。
ドレイスの顎にガブラスがキスを落とし、静かに動き出す。
「ぁ・・・あ」
ドレイスは喘ぎながらも、その手は何かを探すようにガブラスの身体を撫で回し、
彼の厚い胸板に舌を這わす。
動きがさらに激しくなり、先端が膣壁をこすりあげた。
「ひっ・・・ぁ、ぁ」
ガブラスが彼女の腰のくびれを撫でると、彼女の指は彼の尻に触れた。
「ドレイ、ス…」
「んっぁ・・・ぁ、ぁ」
彼女のしなやかな指が彼のアナルを刺激し、もう片方は後ろから袋を弄ぶ。
「あ、ぁ、あ・・・!」
「くっ・・・」
互いが絶頂に近いということがわかった。
ドレイスは腕を彼の背に回し、ガブラスは彼女の腰を引き寄せた。
ガブラスが低い唸り声を上げ、腰を震わせると
同時に彼女は甲高い悲鳴をあげて、彼の背に爪を立てた。
344 :
ガ部ドレ:2006/04/17(月) 23:32:16 ID:S9jDNpa/
太い腕で腰を引き寄せ、腹に鼻をこすりつけて、穏やかな寝息を立てている男を見おろす。
こうして見ると、まるで甘えている子供のように見えた。
そっと、短く刈られた金髪を撫でる。
「すまない…私にはお前の気持ち全てを受け止めることはできないようだ・・・」
「全てではなくても・・・助かる」
ぼそりと呟きが聞こえたので一瞬寝言かと彼女は思い目を丸くした。
「なんだ、起きていたのか…」
ひゅっと息を吸い込む音が聞こえた。
今彼がどんな顔をしているのか分からないが、どうかこのまま上を向いてほしくなかった。
ぎゅっと力が込められ、もう一方の腕も腰に回され、抱きかかえられる。
「ぉい、苦しい…」
それでも力を緩めないガブラスを見てくすくすと笑いながら、頭を抱えてやる。
「二人でラーサー様をお守りしよう」
「・・・あぁ」
終了。
>>338-344 神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
リアルタイムで読ませていただきました。
いいものが見れてよかった(^人^ )
ネ申キタコレ!!!!!!!GJ!
347 :
ガ部ドレ:2006/04/17(月) 23:38:06 ID:S9jDNpa/
書いて思った。
体力使うなコレ… orz
失礼しました。
萌える・・・
普段は冷徹だけど兄の事となると激昂して感情の抑制のきかない
ガブとキツそうで優しい包容力のあるドレイスが好きだー。
>>347 長文乙華麗ノシ
読むのは時間かかったけど全然苦じゃないくらい萌えた
キタコレ! ドレイス好きなんで実は待ってた。
作者さん乙。どっぷり萌えさせて頂いた。
うおおぉぉぉGJ
ドレイス可愛い
352 :
273:2006/04/18(火) 23:34:18 ID:BHp2aFTn
バッシュ×アーシェ書いたらかなり長くなってしまったんだけど、ここにそのまま投稿していいか?
エロの比率が3割前後で申し訳も勃たないんだが…
きたあああああああああああああ
バッシュモノ待ってました!
>>352 ちょ!!!
ぶっちゃけこの一週間wktkして待ってたぞwww
早く早くカモォォォン!(*´д`)モレチャウ
あの日。
全ての人々が自由と尊厳を取り戻したあの時。
彼の目に映ったのは青く澄み渡った空を眼下に佇む1人の女性。
その傍らに立ち、その力ない肩に触れようとする瞬間
彼の夢は醒める。
ガブラスは長い瞠目の末、ゆっくりと蒼い双眸を見開いた。
彼の目に映ったのは青く澄み渡った空を眼下に佇む1人の少年。
その傍らに立ち、その視線の先を追えば、広がるものは空ばかりではない。
首都アルケイディス、長年変わらぬ壮言な建物群を闊歩する人また人。
平和への道にあって賑わう町並みを、ガブラスは深い感慨を持って静かに見下ろした。
「ジャッジ・ガブラス」
ふいに声をかけられ、彼は彼より遥かに背の低い少年に、しかし上目で振り向いた。
ラーサー・ファルナス・ソリドール。
皇帝を任じる機能を有する元老院の再編に時間がかかっている為に未だ正式には即位していないが、
幼いながらも唯一にして最も皇帝の座に近いソリドール家の最後の光。
「パンネロさんからの手紙にあったように、アーシェさんの戴冠式が目前に迫っています。
当然ながら僕には国交回復の一石として出席する義務があります。ですから貴方には……」
ガブラスには、この真摯な瞳の少年が何を言いたいのか痛い程に理解できた。
パンネロからの手紙を自分に読ませた意図を察して、ガブラスは先に首を小さく横に振る。
先を制されたラーサーはしゅんとうなだれ、ぼそりと呟いた。
「”僕達”は貴方に大きな負債があるのです。貴方の幸せを”僕達”は幾度も砕いてきたから…」
ソリドール家の過去の行いまでも背負いこもうとする少年に、ガブラスは再び首を振る。
「ラーサー様が悔やまれることなどありません。
今はまだ、帝国にとって大事な時期。戴冠式に出席なさるラーサー様の留守を守る者は必要ですし、
何よりイヴァリースの平和の為に働けることは最上の幸せです」
「僕が言っているのは、”貴方自身の幸せ”です。
貴方は自分を犠牲にすることを全く厭わないし…それにまだアーシェさんのことを………」
そこまで口にしてラーサーは言葉を呑みこんだ。ガブラスの瞳が僅かに滲む。
「…私が初めてお会いした時、殿下は丁度今のラーサー様くらいの御歳でした。
年も一回り半も離れています。お気持ちは嬉しく存じますが、邪推はいただけませんね」
「す、すみません…」
冗談半分に笑い流すガブラスに、ラーサーはバツの悪そうな笑みを返した。
「…あの方は本当に我侭ばかりおっしゃる方でした。オンドール候を困らせ騎士達を困らせ…
兄君らが次々にお亡くなりになったせいもあって私たちが甘やかしすぎたこともありますが。
結局ラスラ様にお会いする前夜まで我侭をおっしゃって……当時の我侭ぶりはラーサー様にも見習っていただきたいくらいで…」
普段はあまり喋らない故郷の人の話をしたからだろうか。
今日のガブラスの口からは二度と戻らぬ日々の他愛もない話がポロポロと零れる。
帝国の奪った日々に胸を締め付けられながら、しかしラーサーは気になる単語に反応した。
「ラスラ殿とお会いして以降は、アーシェさんの我侭はなかったんですか?最後の我侭って何だったんですか?」
突然の問いに我に返ったのか、ガブラスはしまったといった顔を浮かべて紡がれてきた言葉を遮断し慌てて後ろを向いた。
失言した時にそうするのは彼の癖だ。ラーサーは少々意地の悪い笑みを浮かべるとガブラスの手前に回った。
見上げれば生真面目な顔が秋の紅葉のように紅潮している様子に、少年の頭にアイディアが浮かぶ。
「ジャッジ・マスター ガブラス。今から貴方に”命令”を下します。命令拒否は受け付けません」
動揺するガブラスに、ラーサーはトドメの一撃を放った。
「我侭、見習って欲しいんですよ ね?」
―――戴冠式前日 ―――
ダルマスカ王国首都ラバナスタ王宮の離宮に備え付けられたテラスから、
彼女は暮れつつある夕焼け空を見上げ、かつてガリフの戦士長が発した言葉の意味を胸に抱きとめた。
王宮内と宮殿前広場では明日の披露宴とパレードの準備に追われ、まるで国中が沸き立っているかのようだ。
一度滅んだ筈のダルマスカ王国はこの一年で驚く程の回復を見せた。
人々の生活、交通、思想、その全てが解放され、町も人も活気に満ち溢れている。
3年前、彼女の愛したラスラと二人で見渡した美しきラバナスタは、明日になればきっと戻ってくるに違いない。
確信を抱きながら、アーシェは侍従の声に外から視線を反らした。
「殿下、ラーサー・ソリドール殿がご到着なさいました。如何致しましょう」
「ラーサー殿が?……いいわ、直接こちらにお通しして」
「…は、しかし」
「貴方も承知とは思うけれど、ラーサー殿とは昨年命を預け合った間柄。大勢の兵士が待機する謁見の間でお話しするほうが無礼です」
侍従が渋々と退出しラーサーをつれてくるまでの間、彼女は何か不都合はないかとぐるりと部屋を見渡した。
狭くも広くもない個室は戦前茶会に使用されていたもので、
侍女が2名と兵士が1名常に待機している他は広めのテーブルやソファなど、最低限の調度品が揃っている。
軽く胸を撫で下ろすアーシェの耳に懐かしい声が入ってきた
「アーシェ殿下!」
侍従に誘われて部屋に入ってきた少年は、最後に会った時より声が少し低く背も高くなったようだ。
深く腰を落とすとバレンティア大陸の王族の礼に従い、膝を曲げてアーシェの指にキスを零す。
「相変わらずご機嫌麗しゅう、殿下。いえ、明日は女王陛下でらっしゃいますね」
「ラーサー殿は随分お変わりになって…ふふ」
言葉とは裏腹に変わりない相手の様子に微笑したアーシェは、
ふと、場に似つかわしくない金属音が近づいてくることに気づいて部屋の外へ目をやった。
扉の向こうから音と共に歩いてきたのは見覚えのある黒甲冑に身を包んだ1人のジャッジ。
処刑人とも呼ばれ恐れられるソリドールの剣が何故ここに……
周りとは別の意味で呆然とするアーシェをよそに、ラーサーは侍従達に対してジャッジの紹介をする。
「こちらはジャッジ・ガブラス。私の最も信頼する友人で殿下とも奇縁ある者ゆえ、
この度私の護衛と共に楽しい思い出話の友として連れてまいりました。
……あ、お通しいただいたのが謁見の間ではなかったので、帯剣は解除致しました。ご安心を」
紹介を受けてジャッジ特有の礼で返すガブラスに、周囲の緊張は僅かにほぐれたようだ。
侍従が恐々とした顔でガブラスに向けて声を震わす。
「恐れ入りますが、殿下の御前です。鎧はともかく兜は外していただきませんと…」
その言葉にアーシェの心臓が大きく跳ねた。
ごく限られた人間しか知らない真実。
ガブラスと名乗っている者の、その良く知られた顔を見たら、周りに居る者達はどう思うだろう。
発言を受けたガブラスは提言した侍従に深く頭を下げると、退出をするべく部屋の外へと足を向ける。が。
「あ、これは大変失礼致しました」
動揺を隠せないアーシェの気持ちに気づいたのか、それとも計算済みであったのか、
どちらにせよラーサーは笑いを零し、よく響くその声で、ガブラスの足を縛り付けた。
「しかしジャッジは法の番人。顔を曝すことは本来出来ませんが、殿下の御前でしたら外すこともできるでしょうね」
ラーサーの言外の意図にガブラスも含めその場の全員がギョっとした。
「ラーサー様、それは……!」
婉曲に、兜を脱がせるなら式を目前に控えた王女とラーサー以外はこの部屋から出ていかなければならない、そう言っているのである。
少年を信用していないわけではないが、流石に3年前の二の舞は避けたい。
渋る侍従達を前に、業を煮やしたようにラーサーは大げさにため息をついた。
「…私は少し疲れました。パンネロさんが後でラバナスタの夜景を案内してくださるそうなので、それまで休めるお部屋を用意していただけますか?」
「……えっ!?あ、ええ、はい…貴方達、ラーサー殿の仰るとおりにして」
問いかけられたアーシェはしどろもどろに答え、同時にラーサーが何をしたがっているのかをおぼろげに理解し始めた。
侍従らにとってすれば、アルケイディア最後の皇帝候補であるラーサーはいわばガブラスに対する人質である。
「すみません、じゃあ部屋までの案内と護衛をお願いします。ガブラス卿、アーシェ殿下のお話相手として粗相のないように」
ガブラスが不届きを働けない証を自らの身で以て立てた少年に、部屋にいた兵士や侍従が了承できない理由もない。
これ以上の厄介事をラーサーが口にする前にとその全てがラーサーと共にそそくさと部屋を出る。
侍従がいなくなっただけで広く感じられる部屋に、ガブラスとアーシェの二人だけがぽつんと残された。
数分の間部屋を沈黙が支配し、西ダルマスカの地平線に太陽がすっぽり隠れた頃。
アーシェが徐にガブラスへ歩み寄り、間近に立ち止まった。
「ラーサー殿のお計らいです。今この部屋には誰もいません」
一年前と打って変わって穏やかな声に、ガブラスは躊躇うようにアーシェの目を見る。
アーシェはガブラスから目を背けず、じっと見つめ返して静かに命じた。
「だから……兜を脱ぎなさい………バッシュ」
名前を呼ばれ、彼は小さく頭を下げる。
「恐れながら…ジャッジ・ガブラスに命令できるのはラーサー様だけです」
鎧から漏れた懐かしい声に和む間もなく、アーシェの眉に僅かに影が差す。
「ラーサー殿は貴方に、私のお話相手として相応しい態度をと仰ったわ。兜を脱いで頂戴、『バッシュ』」
「……」
数秒の沈黙の後、バッシュはゆっくりと兜を脱いだ。
額には痛々しい程大きな傷が斜めに走り、短く切りそろえられた金髪の毛先は先天的な癖と湿気で歪曲している。
アーシェは、まるで死人でも見たかのように一瞬顔を強張らせ、それから恐る恐るその頬に指先だけ触れた。
かつての再会時に彼女が一番最初に触れた左の頬に。
「髪、切ったのね……………似合わないわ」
「……………」
アーシェはするりと手を下ろすと、彼に背を向けてテラスへと歩を進めた。
ラバナスタの夜空は三方を砂漠と草原に囲まれながら、どこまでも伸びていく。
かつてこの無限の空を共有していた人は、今はもういない。
しかし彼女とバッシュが二人きりで見る夜空には覚えがあった。
アーシェは彼に背を向け空を見上げたまま、思い出したように問いかける。
「覚えてる?バッシュ。3年前、私が貴方にした最後のお願いを」
「……私には到底力及ばぬ程の我侭でした」
「はっきり言うのね」
「…………」
「『王宮から私を連れ出して。今すぐ、どこか自由なところへ』」
バッシュは返答に詰まって、アーシェのほうに数歩、歩み寄る。
「…確かに我侭ね。自分の意志とは全く関係ない政略結婚に最初から反発して。でもあの頃はまだ自由でいたかった……」
恨み言のようなアーシェの言葉に、彼はただ心を痛めた。
「でも貴方は私のお願いを聞いてはくれなかった。それまで我侭という我侭は必ず聞いてくれたのに、
あの時だけは厳重な監視をつけた貴方を、私はさんざん罵倒しながら夜を明かしたわ」
そして王宮に縛り付けられたままラスラと出会い、そのまま恋に落ちた。
望まなかった筈の出会いはアーシェの世界を広げた。彼女は彼の優しさに惹かれ、彼も彼女を愛してくれた。
「短い時間だったけど、ラスラに会えて私は幸せだった。貴方は王国の為にしたことかもしれないけれど」
「……」
「…私は全然変わっていないわね。貴方が頼みを請負う性質であるをいいことに、また我侭を言って、
今度はダルマスカとアルケイディアの平和の為の犠牲を求めて。礼一つ侘び一つ言わないで」
バッシュはまだ答えない。
アーシェを王宮から逃がさなかったのは、国の為でも、ましてアーシェの幸せを考えた為ですらなかった。
ナルビナ防衛戦で、仇討ちに我を忘れたラスラを諫め、退却していたならば、二人の幸せは今なお続いていたかもしれない。
そして彼にもっと力があれば、ラーサーと、あの青い空を共有出来たのは彼の弟のほうであったかもしれない。
「私が力及ばなかったばかりに陛下やラスラ様、それに多くの兵が犠牲になりました…これは私の償いです」
「…貴方もずっと変わらないのね」
苦笑するアーシェにバッシュは数回目を瞬く。
「何に対しても自分が悪い、自分の落ち度だと考えるのは貴方の悪い癖。
私もそれに随分長いこと甘えてきたけど、貴方はよく尽くしてくれたわ」
「殿下……」
アーシェは口元に微笑みを湛えてバッシュのほうに歩み寄り、傍に備えられたテーブルの上に行儀悪く腰をおろした。
目と目が
「貴方に裏切られたと思ってから2年間、私は強くならなくちゃいけないとずっと思ってた。
……本当は全然強くなんてなかったし、大して強くもなれなかったけど」
「申し訳ありませ…」
「謝るのはやめて」
アーシェはそういうと、バッシュの両頬を白磁のような手で包んだ。
そのまま額の傷にキスを落とす。
「!?」
突然のことに仰け反ろうと震えた鎧の首筋に、アーシェは片方の手を添える。
バッシュの動きがピタリと止まったのを感じてアーシェは唇を離した。
彼はアーシェの顔を確認すると、軽くむせながら紅潮した顔でアーシェの軽率を正す。
「殿下はご自分のお立場をわかってらっしゃらない!…ラスラ様のこともお考え下さい」
「ラスラを言い訳にして逃げないで。彼は彼。貴方は貴方よ」
逃げてなどいないという風に動揺し被りを振るバッシュに、アーシェは一瞬むっとして、それからふっと微笑んだ。
「…パンネロが言うのよ。貴方がいなくなってから、私がずっと寂しそうにしてるって」
「それはバルフレアがいないからでしょう」
バルフレアに思いを告げた直後の彼女の力ない背中は、バッシュの脳裏に焼きついている。
しかしアーシェは再び怒ったように口を尖らせた。
「だから他の人を言い訳にしないで頂戴。貴方がいないからなんだって事は私自身が実感しているんだから」
「言い訳など……第一初めてお会いした時から年は一回り半も…」
「言い訳よ。あの頃は二倍も違ったけど、今は違うわ。たった17年しか違わない」
「殿下は明日は女王陛下におなりに…」
「貴方は私の命令を聞かなくてもいい立場になったのよね。命令できるのはラーサー殿だけだもの」
この数年間、自ら立て続けた壁が、アーシェによって次々と崩されていくことに、バッシュは軽く戦慄すら覚えた。
自分の気持ちに、彼女はずっと気づいていたのだろうか?
アーシェがかけた片腕に窘めるように手を添え、彼は小さな声で最後の足掻きを見せた。
「……私はもうこの国では死んだ人間です…もう二度とお目にかかることもありません」
それは一年前、バッシュがバハム−トの甲板で打ち立てた最後の砦。
(ダルマスカと貴女に未練を残すようなことはこれ以上なさらないでください)
これにはアーシェも言葉に詰まった。大きな瞳が小さく潤む。
「………そうね。さっきのやり取りでよくわかったわ。
私がこの国の空の下で貴方の顔を見ることは、きっともう二度と出来なくなる」
「………!」
女王となれば、いついかなる時も供の者が傍につく。ラーサーの計らいも、二度は通じないだろう。
黙り込むバッシュの頬に手を戻し、アーシェは静かに呟いた。
「だから、今夜だけでいい。もっと顔をよく見せて…バッシュ」
登り始めた月だけが彼の顔を照らす。
二人の顔の距離は殆どない。
「……命令は聞けなくても我侭なら聞いてくれるでしょ?」
その言葉に、強固に構えた筈の砦は脆くも陥落した。
あの日。
全ての人々が自由と尊厳を取り戻したあの時。
青い空の下、バッシュはアーシェへの思いが異常な程に肥大していることを初めて自覚した。
それは3年前、彼女の我侭をきかなかったあの時から既に潜伏していた思いかもしれない。
ラスラとの結婚を嫌がったアーシェを留めたのは、或いはその為かもしれなかった。
しかしだからこそ、彼は自分を騙す言い訳になるものを探し続けた。
戦後の帝国行きは、何もノアに願いを託されたからというだけではない。
主への隠し通せぬ恋慕に気づいて、なお仕えることなど、彼には到底出来なかったのだ。
バッシュの両腕が自然とアーシェの細い腰と長い髪に纏わりつく。
鎧の持つ金属的な冷たさと固さに包まれた二人の体が重なり合う。
アーシェのぷっくりとした柔らかい唇が、バッシュの唇と軽く重なった。
唇と唇が幾度となく交わり、角度を変え強さを変え、何度も何度も交わされる口付けの音が場を支配していく。
お互いに長年我慢し続けてきた性欲の波が、堰を切ったように溢れ出す。
「待って……鎧が……」
アーシェの高揚した声に、バッシュは自分が甲冑を身に着けたままであったことにようやく気づいた。
仕方なく一旦抱擁を中断し、鎧を脱ぎ去るバッシュ。
なんとなく間抜けな中断に、アーシェはテーブルから降りてソファに座り、呼吸を整えた。
バッシュが甲冑の下に見慣れない服を着ていたことに気づき、ゆっくりと近づいてくる彼の全身を眺めまわす。
ラスラよりも一回り広い肩幅。体ごと包みこまれそうな高い上背。鍛え抜かれ引き締まった肉体。
見つめなおして初めて気づくバッシュの体格の見事さに、アーシェはホゥと息を呑む。
「アルケイディア式の服ね…素敵だけど、やっぱりあなたには半ズボンのほうが似合ってるみた」
言いかけたアーシェの口を、今度はバッシュが塞いだ。
きつく締めたネクタイを片手で解き、唇を重ねたままアーシェをソファの上に押し倒す。
前身を解かれたシャツからは、厚い胸板と、見事な胸毛が見え隠れしている。
肌の温もりを感じながら互いに互いの体をまさぐる二人の息は、服を着ているにも関わらず上がっていった。
二人の舌が、異なる液体の中で絡み合い混ざり合う。歯列をなぞり、互いを求め合う。
バッシュは片方の手で彼女の体を撫で回しながらスカートを僅かにまくし上げ、
アーシェからの拒絶がない事を見て今度は一気にたくし上げた。
豊満な胸が飛び出し、月灯りを受けて白光り、下から動揺の声が上がる。
「あっ…やっまだ……はぅっ…」
アーシェの返答を待たずにバッシュはアーシェの胸を痛くない程度に定期的に揉みしだいた。
太腿や二の腕こそ筋肉を帯びているアーシェだが、その胸は柔らかく、甘い香りを放つ。
「あ………あぁ………ちょ……バッ……んんっ」
思わぬ刺激を受けて美しく歪んだアーシェの唇に、再びバッシュが侵入していく。
狂いそうな快感の中、アーシェは絡みついた下半身の一部が彼女の腹部に突きつけられていることに気づいた。
バッシュのキスがもたらす刺激の嵐に耐えながら彼のズボンを下ろせば、見事に勃起した男根がぶるっと顔を出した。
先ほどの行為からか、既に先走りがぬめり照かっており、アーシェの腹部に白濁した雫をポトポト零す。
下半身に冷たい風を感じたバッシュは、そこで思いがけず正気に立ち戻った。
慌ててアーシェの上から退こうとするも、アーシェの手が絡みついて離れることが叶わず、思わず小さく悲鳴を上げた。
「…殿下!?」
「殿下はやめて……ハァ…」
「いえ……しかしこれ以上は流石に……」
「ハァ…ここまでしておいて、途中で止めるなんて…ハァ…言わないわよね…」
部屋の扉はラーサー達が退室した時のまま、鍵はかけられていない。
もし誰かが入ってきたら言い逃れの出来ない危険性を確かに認知しながらも、
行為を三度中断することは二人には出来なかった。
今一度、相手が何者であるのか、今自分が何をしようとしているのかを考え、バッシュは慄いた。
が、もう後には戻れない。彼の心を覆っていたものは、全て彼女が取り除いてしまったのだから。
バッシュは、アーシェの秘部に右手をまわし、双丘と密林に隠されたクリトリスを特定すると、くすぐるように撫でた。
元々濡れていたということもあったが、指はあっという間に愛液に塗れ、『中』へと誘われていく。
「ひぅっ…………ぁ、ぁあっ!」
ぐちゅ……ぶちゅ……ぬぷっ……!
バッシュの太い指がアーシェの中と外を行き来するのに合わせて、
まるで掻き出されてでもいるかの如く、透明な液体はとめどなく溢れソファに吸い込まれていく。
「…ふぁっ、はっ、ぅぅん…………あんっ……」
明日の式典に向けて珍しく騒がしい宮中にあって、アーシェの嬌声は二人以外の何者の耳にも届かず月へと溶けていった。
アーシェの本能の叫びにバッシュの興奮が一気に高まり、指の動きは激しさを増していく。
そして彼女が悶える度、腰を浮かせ密着してくる度にバッシュ自身も我慢の限界に近づいてきていた。
自分が今からやろうとしていることを考えると恐ろしくて仕方なかった。できることならばアーシェに止めて欲しかった。
「殿下……やはり……これ以上は……」
「………はぁ……やめてぇ…………ぁ、ぁあっ……」
止めて欲しいと思いながらも思わぬ答えを耳にしたバッシュの指と体の動きがピタリと止まる。
彼が何を勘違いしたのか、興奮した中で悟ったアーシェは、胸を激しく上下させながら同じ言葉を繰り返した。
「殿下は…やめて…ってば………名前で……呼んで欲しいの……」
いじらしく顔を真っ赤に染めるアーシェの気持ちを察してなお躊躇いが残る。
しかしアーシェはバッシュの大きな背中を強く抱きしめて思い切り叫んだ。
「…最後まで……………お願い………バッシュ…!!!!」
愛する人に名前を叫ばれ、バッシュの中の迷いが一気に失せていく。
大きくそり立つ肉棒を構え、赤く熟れた蕾の下に隠れ液に覆われた窪みへ亀頭をあてがう。
「…いいんだな………アーシェ」
幾度も口にすることを躊躇ったその名前を、低い声音でバッシュが囁く。
その声で初めて名を呼ばれたアーシェは破顔して答える。
太い首に汗まみれの手を回したアーシェに顔を重ねて、バッシュはゆっくりと中へ侵入した。
ちゅぷ……ずぷ………
「ん……あ……大き………」
一つになる悦びと、異物を呑みこむ苦痛に、一瞬顔を歪め唇を離したアーシェは高い声で鳴いた。
ラスラの死後誰の出入りも禁じてきた内壁は、久々の客を歓迎するかの様に奥へ奥へとバッシュを導く。
「…っ……………少し…腰を動かす……」
静かに腰を下ろし、奥まで入りきったのを感じ取ったバッシュは、一言断りを入れてから、ゆっくりとピストン運動を開始する。
「……あっ、あっ、あっ、あっ、ぁっ、あぁっ!!」
揺れのタイミングに合わせてバッシュの口からは吐息が、
アーシェの口からは喘ぎ声が規則的にメロディを紡ぎ、
ギシギシしなるソファと膣口から溢れる淫らな液体が伴奏を奏で、夜空へと奉納する。
豊かな胸の狭間に顔を埋めたバッシュの口からは、
何年も閉じ込めてきた愛しい人の名前が吐息と唾液に混ざって漏れ出てくる。
「…ァー……アーシェ……」
「もっと…もっと呼んで……」
「アーシェ……アー…シェ……俺は………!」
名前を呼ぶ度に激しさを増す腰の動き。二人の脳は次第に蕩けてしまいそうな熱さに犯されていく。
アーシェは体中に吸い付くバッシュの背中に片手を回し、もう片方の手で彼の整えられた髪の毛をぐちゃぐちゃにかき回した。
「…あっ………もっとぉ……」
じゅぽ……じゅぽ……じゅぽ……!
腰を沈め、ズンと一突きする度、アーシェ中でバッシュの肉棒が暴れまわる。
密着部に溜まった粘液は泡だち、その下にあるソファはずぶ濡れだ。
「ハァッ…もっと……強くぅ……!!!強く呼んでぇっ!!!」
「…アーシェッ!!!」
「あっ…だめ……イク……ん……あぁ、イッちゃう……………」
肉壁の締め付けが更に強まる。
お互いに限界が近づいているのを感じたバッシュは外に出す為に体を離そうとした。
が、アーシェの手が彼の頭を胸に押し付け、足が彼の腰を完全にロックしている為に抜く事ができない。
そしてまるでそこだけが別の生物であるかのように、彼の腰は動きを止めようとしない。
遅い来る快感の波に必死に耐えながら、バッシュの理性はアーシェに忠告する。
「くっ…………駄目だ……出るっ……抜かないと……!!!」
「イヤっ……!!!この…まま……ぁ……中に…中に出して、バッシュ!!!!」
アーシェの思いが爆ぜた瞬間、バッシュの渾身の一突きが膣壁に達した。
その衝撃に、アーシェの口は全開し、背中を仰け反らせ爪という爪を彼の後頭部と背中に立て、力む。
同時に鈍い痛みがバッシュを限界へと導き、射精を促した。
「…………うっ!!」
どぴゅっっっ!!!びゅるる…びゅ……
巨根に溜めこまれていた圧倒的な量の濃い精液が、アーシェの中に注がれる。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
腹部に途方もなく熱い重い衝撃を受けたアーシェが声にならない悲鳴を上げた瞬間、
バッシュは更に締め付けられて残っていた精液を全て吐き出した。
一気に精液を放出した竿はみるみる縮小し、膣口との隙間から入りきらなかった白い液体がドロドロと零れ出る。
流石の彼も疲れ果て、恍惚に天を仰ぐアーシェを押しつぶさないように体半分だけ重なりソファに倒れ込んだ。
途端湧き上がるラスラに対する罪悪感に苛まれ、興奮に震えながらもバッシュはそっとアーシェの顔を盗み見る。
驚くべきことに彼女は頬を上気させたままバッシュの顔を見つめていた。
彼が目を上げたことに気がつくと、彼女はまた彼の固い頬と彼女がぐしゃぐしゃにした髪を優しく撫でた。
「私は絶対貴方を忘れない。生真面目な顔も、このくしゃくしゃな髪も、優しい声も、汗の匂いも」
その言葉に、バッシュの全てが現実に引き戻された。
明日になれば、もう二度と共に過ごすことの出来ない遠い存在となってしまうだろう女性を再び強く抱きしめ、
バッシュはその匂いを心に刻みつけ、その肌を思う存分味わいつくす。
「私の体は…もう王宮からは離れられない……でも、心はいつだって自由だわ」
再び行為を始めるバッシュの体を優しく撫でて、アーシェは頭上に広がる空に宣言する様に呟いた。
「えー、それじゃあアーシェと小父様、ずっと放ったらかしにされてるんですか?」
離宮の廊下にパンネロの声が反響する。
「僕らにも悪気があったわけじゃないんですよ、悪気があったわけじゃ」
「えぇ、私共も早く殿下とガブラス殿にお夕食の支度をと考えておりましたが、
何分ラーサー殿のお話が面白いもので………」
必死の侍従に対してラーサーは明らかにわざとらしい笑顔を浮かべた。
双方の言い分を話半分に、パンネロは厨房で作ってもらった簡易食を手に道を急ぐ。
「アーシェ達もいい加減お腹空いてるんじゃありません?」
積もり積もった話があったとしてもあの二人では深夜まで続くまい。
今頃は話の種も尽きて、微妙な空気が漂っているに違いなかった。
二人が残された部屋の扉を軽くノックした途端、中から派手な金属音が聞こえてきた。
「な、何があったの!?大丈夫?!?」
バタンッ!
扉を開けてみれば、部屋から奥まったところにあるソファにぐったりと横たわるガブラスと、
その脇に腰を下ろして入口をいぶかしげに見やるアーシェの姿があった。
「小父様!?」
「あ、パンネロ、大丈夫だから。ストップ」
駆け寄ろうとするパンネロを、アーシェがソファに座ったまま制する。
「さっきうっかり転びそうになってしまったところを、ガブラス卿が体を張って助けてくださったの」
ガブラスはピクリとも動かない。打ち所が悪かったのだろうか。
先程の音を気にしながらも心配するパンネロは、テーブルに食事を置いてアーシェに声をかける。
「ケアルかけようか?」
「ハイポーションもありますよ?」
すかさずラーサーも反応するが、アーシェはそのどちらも断った。
「ガブラス卿はシャイな方だから、大勢に顔を見られたらきっと卒倒しちゃうわ。
元は私が原因ですし、お起きになるまではここで様子を見ます。
お食事は順次いただきますから、ラーサー殿はお早くお休み下さい。皆もしっかり寝て、明日に備えてください」
「…う〜、アーシェも明日の主役なんだから、小父様が起きたら早く寝るのよ?」
「ええ、ガブラス卿には申し訳ないけれど、今日はここで寝ていただいて、私は後で部屋に帰るわ」
「ガブラスの無礼をお許し下さい、殿下」
「いいえ、卿には感謝しています。お休みなさい、ラーサー殿」
従卒達も軽く挨拶を済ませ、明日を楽しみに各々の寝所へ帰っていった。
「…………もういいわ」
アーシェの言葉を合図に、部屋の鍵が自動的に閉じる。
いや、自身にバニシュをかけたバッシュが閉めたのだ。
脱ぎ捨てられたガブラスの鎧とマンとでソファの染みを隠し、言い訳したのはいいが、
笑顔で急場を凌いだアーシェの股からは、まだ精液が垂れている。疲労と重みでしばらく動けそうになかった。
「…ふぅ。冷や汗をかいたわ」
「大丈夫ですか?殿下」
バッシュの声がすぐ隣から聞こえてくる。
「殿下はやめてと言ったでしょう?」
くすくすと笑うアーシェに、戸惑うようなバッシュの顔が容易に想像できた。
「それより、もう魔法を解いて。早く私に貴方を見せて」
突然目の前に現れた男を前に、アーシェはにっこりと微笑んだ。
月はまだ、天頂にたどり着いたばかりなのだから。
その後、ガブラスと名乗るこの男は再びラバナスタの地を踏むことになるが、
それはまだ20年以上も先の物語―――――
(了)
お粗末様ですたー。
すご…文章上手いね。感動した。
GJ!バッシュ×アーシェイイ!
大作キタ――――――――(*´∀`*)――――――――!
やべ、まじオッキ!
和姦とアーシェの台詞に泣かされた…(´;ω;`)ウッ
つうか感動してたのにハイポ皇子wwwww
GJ!
>>364 ごっつぁん!激しくごっつぁん!!
バッシュの心理描写とラーサー様のマセガキぶりが生々しくてよかったっす。
くッはーッ未亡人と元家来たまンねえ!次回もお待ちしてます。
GJ!
FFXII-2
二丁拳銃のアーシェ、盗賊のパンネロ、剣士のフランがきえたヴァンをさがして飛空挺(バルフレア付き)で旅をする。
はたして三人は存在感の薄いヴァンを探し出すことができるのか?
(存在感が薄過ぎただけでどこにも行ってないんだけどね)
ヴァンすごいな。
ハンターxハンターのカメレオンの能力持ってるじゃん。
>>364 ああーマジで良いもの読ませてもらいました。
大好きな二人の話が読めて幸せです(*´Д`)ハァハァ
バッシュとアーシェハァハァハァ
>>355-364 私はバッシュとアーシェは恋愛ないだろーとか思ってたけど
もうEDがバッシュ×アーシェにしか見えないかも
この二人、障害多すぎて逆に萌えるね
バッシュの砦陥落あたりでもう泣けた・・・
ご馳走様でした(*´д`)
>>374 自分もバッシュはアーシェに対しては臣下としての忠誠や
2年前に何もできなかった事への償いみたいなものしか
なくて恋愛感情はないと思ってたけど
こういうの読むとありかなーとも思ってしまった。
職人さんGJ!
アーシェの「半ズボン」のくだりでちょっとニンマリしてしまったけど。
377 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 20:12:16 ID:I4jX2ibk
>見つめなおして初めて気づくバッシュの体格の見事さに、アーシェはホゥと息を呑む。
が「アーシェはウホッっと息を呑む」に見えた漏れは汚れているのだな
が、すごいよかった。GJ!
ごめんなさい陛下あげてしまいました
>>374>>376 俺はずっとバッシュアーシェ好きだけどそれでも期待以上だった(*´ω`)
アーシェの『我儘聞いて』や『髪型似合わない』なんかのさりげない台詞が結構印象残ったな
かさねてGJ
>>377 ちょ!!!バロスWWWWW
>見事に勃起した男根がぶるっと顔を出した。
「見事に勃起した男根がぷるっと顔を出した」
とか眼鏡かけてもこれだから駄目だ漏れ
バッシュのぷるぷるっとした男根が目に浮かぶようです
ラスボス戦後のバッシュがアーシェ見る目はほんとにいいよね
髪型似合わない、のとこは漏れも好きです
台詞中のハァハァに、かつてFFDQ板に降臨したヴィンティ神の匂いを
感じたわけだが
それはともかくおっきおっきした
382 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 01:44:37 ID:l7Ob9uKB
ガブラスに陵辱されるアーシェのSSを今か今かと待ちわびている俺が居る
パンネロたんとフランのレズものまーだー?
フランがバル犯す話まだ〜?
なんか皆イレギュラーに飢えてるのなw
ネタは有難くいただいてガブアーシェに挑戦しますおノシ
誰かヴァン×アーシェをお願いします
よかった。
痛いテンションの十代の子供はこのスレにはいないんだ。
>384
俺もそれすげー見たい
逆レイプハァアァ
少年時代のバルならもえ
フランがバルの童貞を『奪っちゃった☆』するのかwいいねぇw
実はバルフレアがフランの隠し子とかなら良いな
それか子供の頃から知ってる間柄とか。マザーファッカーはかなり好きなネタだ
イイ男に育てて手を出すフランってのも萌えるし、
イイ女なのに気付いて抱くバルフレアってのも萌える
フランの腰づかいはたまらん・・・。
そういやシド×フランは以前も話題になったなぁ。
過疎ってるな〜本編はエロ妄想出てくると思うのに
別に過疎じゃないと思うけどなぁ。
職人さんが少ないだけで、投下されるとかなり沸き立つし。
ラスラ×アーシェの初夜とかよろ!!
これから日曜にかけて職人さんがいっぱい来てくれそうな囁きが…
アルシドとかもちょっと読みたいかも。
お願い職人さん!
見たいねーアルシンド
フランバル書いてみようかな…。
ただシュチュエーションが思い浮かばないwwww
407 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 00:53:35 ID:oOeWtvuJ
>406
相棒として認め合った頃ってのが見たいと思う
10代のバルとまだヒュムの世界になれてないフランでたどたどしくとか
アルシドなら是非アーシェで!
アーシェならなんでもいいけどw
>>410と同じく大塚明夫にwkwktktkし続ける俺
>>407 たどたどしかったフランたんは50年前のこと。
>>400から2日たったけど
つまり今夜に投下があると言いたいのか
あんまり期待させてっと完徹するぞコラW
エロ飢餓のあまり(*´Д`)ハァハァハヤクキテ
アーシェは政略結婚で、扱いは夜の王族達の慰み者で、すっかり調教されてしまって、王国が滅んだ後も身体は火照る。
それでいつでもできるようにあんな短いの履いたり、はだけやすいものを着たりで、そんな時にフランとバルフレアの交わりを目撃してしまって再燃。
今ではバルフレアに頼み込んで道中二人抜け出してはハメてもらってるというのを思いついたが今は書く時間がないんだウ゛ェーネス。
パンネロたんものまーだー??
416 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 22:56:07 ID:EOeEVva7
バルフラン、シチュはシュトラールの上で、
というSSの構想練ってるんだけど需要ありますかー?
構想イパーイ^∀^
wktkして待ってる!
ってもう月曜日・・
でも気長に待ちます。
422 :
413:2006/04/24(月) 13:57:14 ID:knNK12wH
結局昨日は夜4時まで更新を押しまくっていた俺がいるわけだが・・・
職人さん、せかしてすまんかったorz
正直投下してもらえるだけで有難い!!
今
バルフラわくてか
まだかなまだかな〜
426 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 21:04:37 ID:IaQNxzk0
あれから一年、アーシェの個人的な茶会に参加したのは
結局フランとパンネロだけであった。
フランによればバルフレアは西の空賊と意気投合し
ちょっとした頼まれごとに出ているという。
パンネロは、ヴァンが武者修行の旅に出ていることが告げられた。
ラーサーは公務のため今回は割愛ということだった。
久々の再開に最初は戸惑った感もあった3人であったが、
それは戦友同士、すぐに打ち解けあい、パンネロとアーシェの間にも冗談が飛び交うほどであった。
ラバナスタ王宮には、文化遺産とも呼べる女王の浴場「暁に沐する泉」があり、
各国の貴賓には解放されている。もちろん侍従つきの最高のリラクゼーションが味わえる。
今夜はせっかく女だけなのだからと、特別な計らいでアーシェが二人を「暁に沐する泉」へ招待した。
侍従たちを早々に休ませ、のんびりと話そうというのだ。
まだまだ少女の完成されていない肉付きの持ち主であるパンネロ
すでに余分な肉がそぎ落とされて、宝玉のような輝きを持つ王女のアーシェ
そして、おそらくアーシェとパンネロは初めて見るであろうヴィエラの豊満な裸身
三人の、違った魅力を持つ肉体美を、ラバナスタの月だけが優しく見守っている。
ゆっくりと湯を浴びているとフランが切り出した。
「ヒュムの女は女同士の喜びをしっているの?」
アーシェは思わず息を止め、フランの指が自分に伸びてくるのを確かめた。
「ああん・・ちょっと・・・フラン・・・?」
どうやらもう片方の指ではパンネロをまさぐっているらしい。
湯の中でフランを挟んで王女と美少女が、
観念したかのようにフランに身を預け、目を瞑った・・・
続けます?レズ3Pから始まるこの文章?
キタキタキタキタ―――――――――!!
パンネロって対ラーサーがスタンダードなの?
ヴァンネロを期待してた俺はどうすれば('A`)
ヴァン乙
>>428 どうぞ投下してください
自分も書いてるとこ
なかなかエロシーンにはもっていけませんがねw
431 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 21:42:41 ID:IaQNxzk0
「さあ、いったんお湯から上がるのよ・・そして・・
そこのマッサージベッドに二人とも横になりなさい」
フランは二人の反応が意外にも敏感なのを確認して、
少し微笑み混じりの命令口調で言った。
この広い暁に沐する泉には、ラバナスタサボテンから繊維を取り出した籐のベッドがある。
サイズはキングサイズなど比較にならないほどの大きさだ。
春の夜、天井のステンドガラスの隙間から月が淡い光を放つ中、
まるで気を吸い取られたかのように、ヴィエラの妖術をかけられたかのように、
アーシェとパンネロはその籐のベッドに手を取り合って横になった。
「女の唇ってとっても柔らかくてとろけそうな感触よ。
さあ、二人とも・・・キスをするのよ」
フランの言葉はいまではもう魔法に匹敵していた。実際そのような妖術があるのかもしれない。
ミストにも見まがう浴場の湯気の中、意外にも最初に動き出したのはパンネロだった。
「アーシェ・・・」
パンネロは舌ったらずな声でアーシェに呼びかけると、つないだ指はそのままに
アーシェの唇に自らの唇を重ねていった。
まるでのどの渇きが限界まで達していたかのようにアーシェの唇を吸うと、
いつもは王女たらんとして狐のように鋭いアーシェの目も、
だんだん蕩けるような表情になり、やがて閉じられる。
パンネロの甘い唾液が、王女であるアーシェの麗しい唇に流れ込み、
アーシェはというと、まだ膨らみが完成しきっていないパンネロの乳房を、
お守りのように掌に包み込んだ。
「ふふふ・・いいわよ・・二人とも・・かわいいわ」
フランは二人の足元に膝を崩して座り、妖艶な微笑みで唇を吸いあう二人を見つめていた。
「パンネロ・・アーシェの乳首・・・どうなってる?」
フランがたずねると、パンネロは右手の指先をアーシェのツンと上を向いた乳首に這わせる。
それは想像以上に硬く、しかし弾力があり、コリコリにしこっていた。
「は、はい・・・硬く・・・尖ってます」そういうとパンネロは、アーシェの唇からほっぺたに、
そして耳たぶから首筋、鎖骨から引き締まった乳房、さらにはその頂きでふるふると震えている
乳首に舌を這わせた。まるで赤子のようにアーシェの乳首に吸い付くパンネロ、
それに甲高い呼吸で答えるアーシェ・・二人はもう・・女同士の終わらない快感の扉を開けてしまっていた。
フランは両手を一本ずつ、二人の太ももに這わせた。寝ている二人の脚を軽く持ち上げると
パンネロからは無毛の、アーシェからは淡い茂みが見て取れる。
そのコントラストを楽しむかのように、フランの指は、二人の最も熱い坩堝へと進んでいく。
>>430 あるあるwwww
気づいてみれば非エロの添削必要箇所が大量に………
(sage忘れてた・・・)
「パンネロ?パンネロのここ・・・きれいね・・・ほら・・アーシェも見てごらんなさい?」
パンネロの秘所に、殆ど毛が生えていないことに気づいたフランは
アーシェとともに覗き込む。
「いやん・・恥ずかしい」パンネロは急に我にかえったかのように脚を閉じ、手で割れ目を隠した。
「私・・・成長遅いって・・・だからヴァンはいつまでたっても私のこと・・」
パンネロの思わぬ告白に微笑みながらも、二人は強引にパンネロの両脚を開いていく。
「ふふふ・・もう成長してるわよ・・・ほら・・・アソコがくちゅくちゅしてるわ。
アーシェとキスしてもう感じちゃったのね」
形ばかりの抵抗はささやかなものだった。フランの指を自ら求めるかのように、
ツルツルの秘所はよだれをたらしてまっている。
フランはアーシェを引き寄せさらにディープなキスをしながら
パンネロの秘所にじっくりと、筋にそって指を這わす。
それはパンネロにとっては、自分で行う秘密の遊びとはまるで別次元の快感だった。
「あふぅ・・・フラン・・・そんな・・・わたし・・・どうすれば・・・」
フランの指はもう白く泡立つ密液でまみれ、ちょっと下にずらせばパンネロのかわいい菊につきあたる。
それを見てアーシェもフランに同様のことをする。
フランがいままで見せたことのないような顔で、アーシェとキスを続けながら下半身をまさぐる彼女の指を歓迎する。
「アーシェ・・・頭をこっちにして横になるのよ」
フランがしじするとアーシェは素直に従う。パンネロの足元に自分の顔がきている。
「そう・・・いい子ね・・・私も横になるわよ」
フランはそういうと、上からみたら三人で一つの円になるようにアーシェの顔側に脚を投げ出し
自分の顔をパンネロのつるつるの股間にねじこんだ
「さあ。。。三人で・・・舐めあうの・・・これ・・病み付きになるわよ」
もう少女も王女もヴィエラもなかった。
快感のみを追求したメスとなった三人は、輪になって互いの秘所を舐めあう。
ピチャピチャと淫靡な音が浴場中に響き渡り、それはこだまとなって更に三人を襲う。
パンネロは自分が今していることを思って、しびれた脳の中で快感物質が大量に分泌されるのがわかった。
自分の唇はアーシェの、淡い毛が蜜液によって張り付いたサーモンピンクのクリトリスを吸っている。
一方の自分の股間は、経験豊富なフランに攻められている・・・
めくるめく快感を押さえきれないのはアーシェも同じだった。
ごくごく少数の体験しかない王女にとって、いつも自分は「上」の立場だった。
ラスラとの数少ない夜の生活でさえ、アーシェは王宮の姫であり、徹底的に蹂躙された記憶などない。
フランにはわかっているのだろうか。本当は私は堕ちてみたかったのだと。
強くなければならない王女は、知らず知らずのうちに肉欲に取り付かれてみたかったのだ。
くぐもった喘ぎ声を出しながらアーシェの股間はパンネロのまだつたない舌遣いに却って興奮し、
おびただしいまでの愛液を流し始めた。
「パンネロ・・・指を・・・指を頂戴!私の・・・私のアソコに・・・パンネロの指を入れてみて!」
肉欲に支配され、我慢しきれなくなった王女を止めるものはもういない。
(宣伝)バカなブログもやってます。
http://blog.livedoor.jp/shyness/
宣伝うざい。
宣伝はいらんがフラン攻めイイ!!!
アダルティーでお耽美でどことなくアンニュイで(宣伝さえなければ)最高だ!
悪いけどブログとか個人サイトへの誘導受けると一気に萎える…
自サイトに掲載してるのは出来ればコピペして、
人のサイトならなお晒さないでくれや…
ところでバルフランとガブラスアーシェマダー?
アフィリとかクリック報酬無い自ブログなら宣伝してもいいと思うけど・・・
ラーサー×パンネロmada-?
宣伝するならサーチにでも登録汁。何?荒らされても言い訳?
金銭的利益、精神的利益。
どちらにせよ大した違いはない。
こういうところで自サイトを曝すのは自由だけど、SS以外の面でも評価が下がることは推して知るべし。
>>433が叩かれすぎててちょっとかわいそうになってきたw
最低限のマナーだからな
叩きというよりは注意忠告助言の類
ちょい長めの作ったんだけど携帯から書き込んだらズレまくる?
多少見にくい可能性あっても良ければ投下する
20レス消費以内なら俺は全く問題ない!
カモンカモ〜ン(*´Д`)ノシ
>>444 適度に改行入れてれば大丈夫でしょ。
wktk
ツィッタ大草原に沈む夕日はとても美しい。どこまでも広がる緑の大地もこの時ばかりは赤く色を変えている。
明日には帝都に着く。そうすればこの旅もひとつの区切りを向かえるだろう─────
いつものようにテントを張り終えるとパンネロが率先して夕食の支度を始めた。
「ちょっと!ヴァン手伝ってよ」
「えぇめんどくせィョ」
とは言いながらも手伝うがつまみ食いばかり
「ったく、俺が食う分がなくなっちまうだろ」
と口をはさんだバルフレアも手伝う羽目になる。岩に腰掛けてそんなやりとりを見ていたアーシェも自然と微笑んでいる。毎日の見慣れた光景だがホッと出来る一時だ。
「いつもアーシェを見ているわね」
自分に向けられた言葉にバッシュは驚いた。この旅を始めてからだいぶ経つがこんな風にフランの方から話しかけてくる事はなかったからだ。
「そうだな、ダルマスカ再建に尽し殿下を守る事が私の使命だからな」
「………違うわ」
「???」
「来て」
そう言うとフランはテントに入って行った。後を追ってバッシュが中に入るとフランがこちらをじっと見つめている。
「あなた、アーシェを愛しているのね」
「なっ!なにを言うのだ!」
「隠してもわかるわ」
「隠してなどいない!そんな事はない、私は!」
スゥ───
ヴィエラ特有の細長い指先がバッシュの唇の動きを止めた。やがてその手は緩やかに頬へスライドして行った。
「自分を否定するのは悲しい事だわ」
「……」
図星だ。その思いは誰にも打ち明けた事はない。自分の中でも考えないよう過ごしてきた。決して好きになってはならない御方だと。解りきっていた事だ。
「今とても辛そうな顔をしている、アーシェがラスラの名を口にする時も同じ顔をしていたわね」
「…私が」
「自分自身では気付かないものよ」
「……私は今のままでよいのだ、殿下の側に置いて頂けるだけで」
「嘘よ、自分を押さえ込んでいる」
「…」
「気持ちに歯止めが利かなくなってしまったら、アーシェを傷つけてしまうのではないの」
「ではどうすば良いと言うのだ!…どうしろと…」
───── チュ
ふわりと優しい香りと同時に頬へと柔らかい唇の感触がした。
「!!」
「その瞳をよく知っているの……………………………まるで昔の私のようだわ」
「……………………………フラン」
ギュッ ドンッ
その一言に思わず抱きしめた。それが押し倒す形になってしまった。露出の高いフランの格好は肌の感触がダイレクトに伝わってくる。
女に触れるのは一体いつ以来なのだろう。フランに対して仲間以上の感情があるわけではない、それでも一度高まってしまった興奮ははっきりと下半身に表れていた。
「す、すまないっ」
「私なら構わないわ」
耳元で囁くとフランはバッシュの上着に手をかけた。
「フ、フラン!?」
「静かに、外に聞こえるわよ」
再び首に口付けると前だけはだけた胸元へ向かって這うように舌を滑らせる。挟むように乳首を吸いあげると声が漏れた。
「んっ…」
「敏感なのね」
バッシュの反応を見るとフランは体勢を変え騎乗位になった。
するとバッシュのズボンが今にもはち切れそうな勢いで膨らんでいる。
カチャカチャ…スル──ッ
フランはズボンを下げると固く反り返ったモノを取り出した。すでに先端からヌルりとした液体が溢れている。それをペチュっと舌で絡め取ると先端をそっと口に含んだ。
「ぁうっ…っぅ」
ヒュムとは違うヴィエラ独特のザラリとする舌が触れると全身にゾクッと快感が伝わる。筋に沿うように舌が動きながら口が上下すると固いモノは更に大きくなった。
クチュ…チュュル…ぺチュ…クチュ…
「…はぁ…っぅ……あっ…はぁ…」
テントの中にいやらしい音と吐息が響きわたる。徐々に口を動かす速度が上がるとそれに合わせて息も荒くなる。
ふとバッシュの顔が歪んだ。
「チュル…ぅん…我慢…しないでいいのよ」
「…んぅ…だが……」
するとフランは口の動きに合わせるように手を沿えて更に速く舐め続けた。
チュッ…チュッュルチュッ!
「ぁあ…………フラぁ…ン………………もぅ………はぅ!ううっっ!!!」
ドピュッ!!…ピュッ…ピュ………ングッ
「……すまない…」
「構わないと言ったでしょ」
「………何て事を…」
「それ以上言わないで、あなた生真面目すぎるわ」
「フラン…」
「たまには息抜きも必要よ」
「………かたじけない」
そう言うと乱れた服を整えバッシュはテントを後にした。
フランがテントを出ると日はすっかり沈み夕闇が訪れていた。
「あっ、フランもうすぐ夕飯できるよー」
少し離れた焚き火の近くでパンネロが手を振った。どうやらアーシェも手伝う事になったらしく代わりにバルフレアが腰掛けて休んでいる。
「終わったのか」
「………とめてくれないのね」
「お前こそ気付いてたんだろ」
「……今夜はいつもより燃えるでしょ」
「フッ…なるほど、お前には敵わないな」
………………………意気地無し。
────end─────
>>447 GJ!!大人なフランに萌えました。
いつでもいいので出来ましたら燃え上がるバルフラも書いてくれるとうれしい。
GJ!携帯からなかなかやるねぇ!
フラン×バッシュも良いっすね。
バッシュ×フランは予想もしなかったな。
フランエロすぎ〜!
いつもと違う組み合わせだと何か新鮮だね。
凄く良かったのでまた書いてください!
こ、これ、携帯で書いたのか?スゲーオッキ!
意外な組み合わせに萌え&気付いてたバルフレアも大人なとこにぐっとキタ!
GJ
需要がなさそうな組み合わせだったけど好評そうで良かったー
また書いたら投下します
感想ありがと
フランよりバッシュの方に萌えたw
>>456 GJでした!
激しくGJ!
こういう大人関係すっごくイイ!
このスレの影響でバッシュアーシェの素晴らしさに気づけた俺からも超感謝!!
フランもバッシュもバルフレアもあとオイヨの語尾もたまんねー(*´д`)=3
上に同じく激しくGJ!!!
またの投下をお待ちしてます
460 :
はじめに:2006/04/26(水) 07:45:10 ID:WPUZujNV
※陵辱注意
・全体だけでなくエロまでの過程がとにかく長いので場所取ります。
・前置き長いのはもう嫌って人は6、7あたりから見てくださいorz
・またしてもエロの比率が低いので読むの面倒な人はスルー推奨
”絶海の塔に眠る「天陽の繭」を求めよ―”
神にも等しきオキューリア達の示した正しき歴史を、あの人が望んでいる。
新たなる契約によって紡がれし剣をもって繭から石を削り出し
帝国を、 滅ぼせと―――――
対ヤクト装置をレダスから譲られて間もなくのこと。
バーフォンハイム空港の第四倉庫では、シュトラールの若き整備士が頭のボンボンを抱えていた。
「うぅ〜ん、やっぱり時間かかるクポ…」
「どうした、ノノ?面倒でもあったか?」
怪訝そうに倉庫に入ってきたのは、空賊のバルフレアとアーシェ一行だ。
バルフレアの様子がどこかいつもと違うことに耳を傾げながら、ノノは短い手を天井に上げて嘆息する。
「クポポ……面目ないクポ……さっきの装置はちょっとモグの専門外だったクポ。
取り付けに時間はかからないと思ったクポけど、
このままだと天候いかんでグロセアエンジンに悪影響を与えかねないクポ」
「…つまり下手すりゃ最悪落ちるってことか?ヤクトの、しかも海のど真ん中に」
調査船の二の舞は勘弁と肩をすくめるバルフレアに、頷くノノ。
「整備士としては半端な状態でシュトラールを飛ばせたくないクポ。
だからバルフレア…2、3日の試験期間を貰ってもいいクポ?」
「…チッ………テストには実地の操縦士が必要だな。フラン、付き合ってくれるか?」
「どうせ飛べるまでは暇でしょう?…パンネロ、ちょっと」
「なんですか?フランさん」
「私の代わりに、シュトラールに積む食料とアイテムを買出しに行ってもらいたいのだけど…」
「ええ、任せてください!ほらヴァン、行くわよ!」
「えっ?なんで俺が?俺はシュトラールの整備を見ていた―」
「ヴァン、女の子1人に買い物させるような男は、立派な空賊にはなれないわよ」
「まぁそういうこったな。さっさと行って帰ってこいよ」
「オィョ……」
フランとバルフレアにとどめをさされ、未練がましくシュトラールを何度も振り返りながら倉庫から追い出されるヴァン。
その様子を不憫に思いつつ、アーシェはシュトラールへと目をやった。
対ヤクト装置さえ無事に積めれば、すぐにでも絶海の塔へ行くことが出来る。
(そうしたら私は……私は――――)
「王女様は散歩にでも行ってきたらどうだ?」
「えっ?」
かけられた声に周囲を見渡せば、声の主であるバルフレアとフランは既にシュトラールの腹部からノノと共に調整作業に入っているらしかった。
「私は…ここで挺の調整が終わるのを待ちます」
調整が終わったらすぐにでも発てるように。
アーシェの即答に、バルフレアが軽いため息をつく。
「何時間どころか何日かかるかもわからん。俺なら迷わず外に出るがね」
「………そう……」
軽く拒絶されたような感覚に、肩を落として倉庫を出るアーシェを見送ったフランはバルフレアをじっと睨めつけた。
「また八つ当たり」
「…そんなんじゃねぇよ」
「そう。じゃあ今のは気を使ったつもり?」
「…別に。ただ、考える時間は必要だと思っただけさ」
天陽の繭を利用するのか、それとも砕くのか。
オキューリアの存在そのものが気に食わないバルフレアにとっては、後者を選んで欲しいところではある。
が、削り取った破魔石を使えばシドに対抗することは充分可能だ。
砕くのはその後でだって遅くない。しかし――――
「………最後に決めるのは、あのお姫さんだからな」
彼は最後にぼそりと呟くと、まるで作業に没頭しているかのように視線を反らせた。
苛立っているのは、なにもアーシェばかりではない。
フランは僅かに微笑んだ。
さて、倉庫を追い出されても、アーシェには行く場所がなかった。
人々が闊歩し、駆け回る港町で、アーシェは1人世界に置き去りにされているような感覚に陥っていた。
以前からこの感覚はアーシェの中で渦巻いていたが、日に日に感覚が大きくなっていくのを彼女は感じていた。
バッシュ、ヴァン、バルフレア。皆、彼女を置いて先に行ってしまった。彼女だけが今なお立ち止まっている。
街中を歩いていても、自身の鬱々しい気持ちと対照的な人々の様子に苛立ちさえ感じ、足は自然と人通りの少ない街の外れへと向いた。
この先にあるのは―――
「殿下、どちらへ」
聞きなれた―というよりも耳すらも辟易するような声に、アーシェは振り返らずに命じた。
「ついてこないで、バッシュ」
「しかしこの先はセロビ台地です。街の外に向かわれるのであれば、護衛いたしま―」
「1人で充分です」
バッシュの提案が区切りをつけぬ内に、ばっさりと言い捨てる。
「それとも、私1人じゃこの界隈の魔物には太刀打ちできないと思っているの?護衛ですって?驕らないで」
アーシェは怒りのあまり後ろを振り返り、困惑気味のバッシュに再度念押しする。
「たまには1人にしてちょうだい。これは命令よ」
命令と言われたバッシュが渋面で目を伏せたのを御意と受け取り、アーシェは1人、バーフォンハイムを後にした。
その後ろ姿が見えなくなるまでバッシュが見つめる遥か先には、灰色の雲が忍び寄っていた。
セロビを越えたツィッタの空に、魔人の叫びと魔物の悲鳴が響き渡る。
召喚されベリアスが、周囲の魔物をことごとく燃やし尽くしていく。
圧倒的な力の前に息絶える魔物達を恍惚の表情で見下ろしながら、しかしアーシェの心中は大きく波打っていた。
彼女は充分強力な力を有している。しかし、この魔人では人造破魔石には対抗できない。
もしオキューリアの言葉通り天陽の繭を削り取れば、帝国を凌駕する力を得られるかもしれないのだ。
(力は欲しい……だけど……)
悩むアーシェをよそ目に、辺りの魔物を駆逐したベリアスが元の次元へと姿を消してほどなく。
頬に一滴の雫が落ちた。
涙は流していない。雨が降ってきたのだ。
一滴の雨粒はまたたく間にその数を増やし、ツィッタの台地を瞬く間に呑み込んでいく。
魔人に注いだ魔力が底を尽いた一方で、バーフォンハイムまで歩いて帰るには雨はあまりにも激しすぎた。
(仕方ない…雨を避けられる場所を……)
幸いなことに、ツィッタには太古の遺跡が各所に現存している為、雨宿りには事欠かない。
アーシェは手近な遺跡に身を寄せて、暗く静かな建物内で髪や服が吸い取った多量の雨水を搾り出した。
絞ってなおポタポタと落ちていく水滴をただただ見つめている内に、雨の中に霧が立ちこめる。
雨が小雨になるまで、霧がある程度晴れるまでは、この遺跡に留まるのが無難だろう。
アーシェは乾いている床を探してそこに座り込んだ。
(私、何やってるんだろう……)
その疑問に答えるものは誰もいない。
彼女自身が誰からも離れてしまったのだから。
ふと、どこかから自分を呼ぶ声が聞こえた気がして、アーシェはビクリと肩を震わせた。
人里離れたこの草原で、自分の名前を叫ぶ者などいる筈もない。
(でも誰かが迎えに来てくれたなら、街へ帰れる)
にわか人恋しさに、アーシェは耳を澄ませた。
「……ーシェ……か……アーシェ……」
雨音に紛れて聞き取りにくいが、確かに自分を呼んでいる。でも誰が?
遺跡の入口から外を見回す。視界は相変わらず最悪だが、遠くのほうに何かが動く気配を感じた。
「……ラスラ…?」
近づいてくるのが死者ではないと確信しつつも、アーシェの口からは思いがけず亡き夫の名前が零れる。
その呟きに気づいたのか、影が近づいてくる。どうやらチョコボに騎乗しているようだ。マントらしいものが風に揺れている。
それがラスラである筈はないと思いつつ、期待に胸高鳴るアーシェの視線を受けて、霧を裂いて一人の男が現れた。
「…あぁ、殿下、ご無事で」
「…!?んもう!ついてこないでって言ったでしょっ!」
予想外というより期待外れな顔を前に、高まった期待は失望へと変じ次いで怒りが爆発した。
マントのように見えたのは、チョコボに備え付けられている雨天時用の黒いコート。
それを頭からすっぽり被ったバッシュが、わざわざ彼女を探しに来たというわけか。
アーシェの態度に顔を一瞬しかめたバッシュが降りると、チョコボは一目散にどこかへと駆けていった。
雨降る中、彼女に倣って雨宿りをしようとするバッシュの行く手を意地悪く塞ぎながら、彼女は冷たく言い放つ。
「中に入ってこないで。1人で考える時間を取る為にわざわざここまで来たのに、
貴方が入ってきたら気が散ってまとまるものもまとまらないじゃない」
来た理由は決してそうではなかったが、実際は似たようなものだ。
「一体何を考えてらしたんですか?」
雨に打たれながら、バッシュがきょとんとした顔で尋ねた。
オキューリア達との会談後に、己が真っ先に反対したことをもう忘れたのか。それとも頭がそこまで及ばないのか。
アーシェは短く嘆息した。
「大灯台の天陽の繭。あれを利用すれば、新しい神授の破魔石がいくらだって手に入るでしょ?」
「…ええ」
バッシュは浮かない顔で応じる。彼は繭を利用することに反対しているのだから当然だ。
「逆に、繭を覇王の剣で砕けば、全ての神授の破魔石は石塊に帰すかもしれない」
アーシェは遺跡の内側に腰掛けて、外の白い霧景色を一望しながら話を続ける。
「帝国に対抗する力は欲しいけど………でも、恐ろしいの。神授の破魔石は強力すぎる」
帝国第8艦隊を沈めた破魔石の圧倒的な力は、彼女の心に魅力よりも恐れの痕を強く残していたのだ。
震えるアーシェを見つめながら、バッシュは諭すように言葉を紡ぐ。
「しかし帝国には神授の破魔石だけでなく、人造破魔石もあります。こちらにも対抗する為の破魔石が必要なのではないでしょうか…」
答えるバッシュに、アーシェは思わずまじろんだ。
「貴方らしくないわね…確かに、相手がヴェイン・ソリドールだけなら必要だと思うわ。でも――」
「でも?」
「…帝国に行って思ったの。あの国に生きている人々を巻き込むような武器は、あの地では使えないって」
沈黙が場を支配する。
しばらくして空気を打ち破ったのは、バッシュのほうだった。
「…………では、陛下やラスラ様の無念はどのようにお晴らしになるのですか」
「え?」
突然の思いがけない質問に、アーシェは思わずバッシュを見上げた。
彼は、已然として振り続ける雨をその身に受けながら言葉を繋いでいく。
「破魔石を使うのでなければ、如何にして帝国に復讐なさるおつもりなのですか?それがどのような答えであろうとも、私は殿下に従いますが」
「……………死んでいった者達の為、帝国に、復讐を……か」
彼女は、かつて破魔石でもって復讐することしか考えていなかった頃の自身の言葉を、再度口にし、胸中で反芻した。
ギルヴェガンで、ラスラはアーシェに帝国への復讐を望んだ。神授の破魔石でもって、帝国を滅ぼせと。
しかし彼女の周りの人は、皆既に過去を通り越して遥か先を歩んでいる。彼女だけが復讐に縛られ、取り残されている。
アーシェは少し考えてから、相手と同時に自分にも確かめるように言った。
「前にも一度、同じことで悩んでいた時期があったけど、その時貴方が私に何て言ったか、覚えてる?
ラーサーやパンネロのように手を取り合う未来が…”希望”があるって言ったのよ?」
アーシェの言葉に、バッシュの顔色が一瞬さっと青くなった。
しかし濃い霧と建物内への逆光が、その変化をアーシェに気づかせない。
「本当は自分が何をなすべきなのか、まだ全然わからないの。あの人は復讐を望んでいるし、私だって帝国が憎い。でも………」
「…ふざけるな!」
突如としてバッシュが吼えた。
彼女を見下ろす、今まで一度も見たことのないような恐ろしい顔と声に、アーシェは心臓が止まるような衝撃に襲われた。
「…………バッシュ……どうしたの?」
慌てて立ち上がり、近寄ってくる彼を宥めるように手を掲げるが、細く白い手は乱暴に掴まれ、天高く吊り上げられた。
「きゃっ!」
突然の出来事に思わず小さく悲鳴を上げ、
しかしアーシェは間髪いれずに自由に動く手でバッシュの頬を思い切りはたいた。
「無礼者!」
大きな破裂音にも似た音が建物内にこだまする。
バッシュに堪えた様子はない。が、彼の被っていたフードは平手の勢いで横に凪ぎ、雨に対して覆ってきた彼の頭部を露にした。
否、彼女に対して覆ってきた彼の顔を露にした。
何か恐ろしいものでも見るように、アーシェの目が大きく見開かれる。
それは、よく知っている顔。
飽きる程見知っている筈の顔。
しかし、髪の毛は短く切りそろえられ、毎日こまめに揃えている顎髭も、額の裂傷すらもなく、
なによりこんな禍々しい空気を放つ彼を、アーシェは知らない。
「貴方は………誰……?」
震える声に、男の口元が狂気に歪んだ。
雨はまだ、音を立てて降り続いている。
ツィッタ大草原に遅れること一刻強。バーフォンハイムにもまた雨が足を延ばしていた。
バッシュはまるで主人の帰りを待つ忠犬の如く、アーシェを見送った場所の近くの木の下で雨宿りをしていた。
命令とはいえ、この雨の中、精霊やエレメントの類に出くわしていないとも限らない。
(いや、殿下のことだ…どこかで雨宿りでもなさっているんだろう)
いつまでも心配しすぎるのは、彼の悪い癖かもしれない。
バッシュは肩をすくめると、チョコボ屋の脇を通って町中へ戻ろうと走り出そうとした――
その時だった。
「あーーーーっ!見つけたクポっ!」
雨の中でもよく響く声に振り返れば、守銭…チョコボ屋ガーディが、小さな傘と黒いコートを身に纏い、彼のほうへ飛んでくるではないか。
「どうした?俺に何か用があるのか?」
問いかけるバッシュに、ガーディは思いのほか恐ろしい剣幕で詰め寄ってくる。
「”用があるのか?”じゃないクポ!さっきモグが貸したチョコボの装備から雨天時用のコートが消えてたクポ!
使うのはいいクポけど、使ったものはきちんと返してもらわないと困るクポ!」
「さっき?俺が?君のチョコボを借りたのか?」
一瞬、何かの間違いだろうと思った。
彼は今日、第四倉庫を出てからはずっと、町とセロビ台地の間でボーッと立っていただけなのだから。
冗談だろ?とでも言うように笑うバッシュに、ガーディが怒り狂ったように叫ぶ。
「モグはしっかり!ばっちり!覚えてるクポ!誤魔化そうったってそうはいかないクポ!」
あまりにしつこい彼女の言い分に、バッシュは何か不吉なものを感じた。
「………本当に俺が借りていったのか?」
「とぼけるのはやめるクポ!モグは客の顔はぜーーーったい、忘れないクポ!……延長料金回収の為にも」
ガーディの金への執念は折り紙付だ。バッシュは、不安が沸き立つ予感を覚えた。
「……いつ!?」
「一時間くらい前クポ。チョコボは惜しくも時間内に帰ってきたクポけど」
バッシュの背筋に何か底知れず寒いものが走った。この感覚を、彼は知っている。
(そう、あれは…………………………二年前のナルビナ城塞…!)
レックスを、ヴァンの兄を、目の前で殺された、あの日の感覚。
父王の仇に我を忘れたラスラを諫め切れなかった結果に敗走した、あの時の感覚。
それは直感でしかなかった。しかし今すぐ動かねばならないと、彼の本能が告げていた。
「ガーディ、金は全部第四倉庫にいる空賊のバルフレアが立て替えてくれる。だから、もう一度チョコボを貸してくれないか?」
「……さっきのコートは?」
「バルフレアが弁償代も一緒に払ってくれるさ」
「そういうことならオッケークポ。ただ雨天時のチョコボの貸し出しは500ギルの追加料金が加わるクポ」
「恩に着る!」
言うが早く、バッシュはチョコボ厩舎に駆け込み手近にいた一匹に目をつけると、
そのまま疾風のごとくセロビ台地へと姿を消した。
――雨はまだ、音を立てて降り続いている。
口元に狂気の笑みと水滴を湛え、男は嘲笑した。
「口では復讐すると言いながら、恨みを晴らす勇気もないか……笑わせる」
「なんてこと………」
平打ちした手を口にあてがい、アーシェは軽く嘔吐の気を催した。
髪や傷などの詳細を除けば、その男は彼女の臣に、あまりにも似ていた。似すぎていた。
背筋に寒気が走ったと同時に怒りが瞬間的に臨界に達する。
ウォースラに聞かされた国王暗殺の実行犯。バッシュの双子の弟。
「……………貴様がガブラスっ!!!」
自分だと知って声をかけ且つバッシュでないならば、この男がそれに違いない。
鍛え上げた下半身を旋回させ、吊られた状態のまま渾身の力を込めて回し蹴りを放つアーシェ。
しかしバッシュと瓜二つのその男は、掴んでいた彼女の手を支点にして蹴りを受ける前に奥へと手荒く放り投げた。
アーシェの体が宙を舞い、床をこする。白磁の肌と荒い岩肌に血糊がこびりつく。
「あぅっ…」
激痛が肩に走った。摩擦と痛みで麻痺した体が一気に冷えていくのを感じる。
なんとか起き上がろうと両腕に力を籠める彼女に、甲冑を纏わぬジャッジマスターが悠然と近づいてきた。
アーシェは怯えを隠して虚勢でもって一喝する。
「寄るな下郎!」
「ほざけ、偽善者が」
響き渡る怒号を一笑に伏し、彼はアーシェの体を支えている右手の甲を踏みにじる。
アーシェの顔が痛みと憎悪とで引きつった。男の足を掃おうとするも、その手もまた掴まれ自由を奪われる。
「俺が誰だか知っているのだろう?バッシュでないと判った瞬間憎しみが噴出するのを、その肌で感じたのだろう?」
足掻くアーシェの動きを完全に抑え込みながら、ガブラスは踏みつけた足を決してどかすことなく言を続ける。
「口ではなんと言おうが、一皮剥けばかくも苛烈に燃え上がる憎悪の炎が満ち満ちているではないか!
貴様は単に強大な石の力を言い訳にして、復讐から逃げているだけの臆病者だ!違うかっ!?」
アーシェの抵抗が、一瞬弱まった。肩が小さく震える。
「はっ、図星か」
「貴様に……貴様に何がわかるっ!」
「事実から目を背ける その弱さよ」
まるで彼女よりも彼女自身を知っているような指摘に唇をかみ締めるアーシェを、ガブラスは睨んだ。
今の彼は帝国のジャッジマスターではない。
怒りに我を忘れ、託された職務を途中で放棄していることすらも失念した復讐者だ。
「過去への義務を忘れ、死者の願いを無下にしておいてよくも ”希望” などという戯言が吐けたものだな!ええ!?」
それはアーシェに対してというよりも、この場に居らぬ彼の兄への憤懣の叫びだったかもしれない。
ガブラスは、ラーサーに願いを託されたあの時、アーシェが帝国へ復讐を望むだろう事を確信していた。
国も、家族も、愛する者さえも失った彼にとって、同じ境遇に置かれた彼女は同類であって然るべきだった。
復讐を望んだ瞬間帝国の敵となる彼女が、しかし未だ彼の果たせぬ悲願を後押しする存在となるに違いないと信じていた。
……しかしこともあろうにアーシェは、そんなガブラスの気持ちを裏切ったのだ!
「いいか、人は決して過去から逃れられん!過去は現在に繋がる事実そのものだ!事実を否定することは決して出来はしない!」
彼は荒立った息を整えながらアーシェの美しい亜麻色の髪をぐいと引っ張り、その耳元に唇を近づけ冷淡に言い放った。
「そう、事実を消すことはできまい…………どのような事実であろうともな!」
「……っ!?一体何を……」
ガブラスは掴んでいた前髪を放り腕を地面へ叩きつけると、その手でもって彼女の襟元を裂く。
「っ!!!」
小さな悲鳴が石壁に吸い込まれた。
相手がこれから何をしようとしているのか、一瞬で理解した。全身に戦慄が走った。
恐怖と怒りの奔流の中から、僅かに競り勝った怒りが口を通じて奮え出る。
「………それが武人のすることか……!」
「…貴様は裏切り者だ。生き地獄を味あわせてやる。貴様にも……バッシュにも………!」
アーシェはガブラスの拘束を必死に振り払うが、疲労と焦りと痛みと麻痺とが重なり思うように足が動かない。
直後に床の凹凸に足をすくわれ無様に転倒した彼女の上に、ガブラスが覆いかぶさった。
「!!!……イヤっ!離せ!!触れるな!!!」
彼女自身は必死に抵抗しようとするも、魔力もおよそ残らず、出血し、両腕を痛め、
石の床に冷やし打ち付けた体で男の力に抗うことは難しい。
彼はそれまで身に纏っていたコートを投げ捨てると、下敷きになったアーシェの胸部を覆っていた白い生地を彼女の豊満な肉体から引き剥がした。
生地の裂ける痛々しい音に、アーシェの全身がおののく。
恐怖が差し迫る中で、目の前で荒く息をする仇に何の報復も出来ないことに、アーシェは強い憤りを覚えた。
上にまたがる男からどうにかして逃れようと、その肩を、胸板を、側頭部を、痛めた腕で殴り続けたが、
破り取られたばかりのかつての衣類で両手首から二の腕までをきつく縛られて、ろくな抵抗すら不能となってしまった。
「やめ―――」
「黙れ」
ガブラスの両手がアーシェの柔らかい胸をもてあそぶ。手に余る弾力に合わせて強く揉みしだき、乳首をこねくりまわす。
「!………っ……… ん……」
強烈な痛みと共に乳腺のあたりから脳髄にかけて不定期に送られてくる刺激を感じて、彼女の心は張り裂けそうになる。
襲い来る快感に必死に抵抗し、せめて声だけは決して出すまいと奥歯を食い締めるも、苦悶の表情は流石に隠せない。
「……感じているのか?」
ガブラスの嘲弄に、アーシェはサッと顔を反らした。自分の体が今どんなことになっているかなんて見たくもない。
しかしアーシェのその態度こそが、ガブラスの性欲と支配欲を刺激する。
彼女の胸を揉んでいたガブラスの片手が、彼女の顎の蝶番を押し込み、顔の向きを矯正し、その口をこじ開けた。
バッシュと全く同じ面をした仇の顔が近づいてくるのを、アーシェは目を閉じて拒絶する。
ガブラスの舌がアーシェの口内に侵入した。
「ーーーーーっ!」
猛烈な異物感と精神的な拒否反応が彼女の心をズタズタにした。
相手の舌を噛み切ろうにも、ガブラスが彼女の頬に指を押し挿している為に口を閉じることすら出来ない。
小さな舌は巻き込まれ、踊らされ、或いは吸い出されて淫音を奏でる。
2年もの間たった1人の為に守り続けてきた彼女の肉体は、生物の本能に従い歓喜の表情を見せていた。
「……っ……」
必死に抑えているにも関わらず、彼女自身の呼吸も、
先ほどまでの苦痛と疲労によるものではなく快楽に対するものに変貌している。
冒されることを体が受け入れようとしている事実のほうが、彼女にとっては遥かに屈辱的だった。しかし、
「……………んぁっ………」
意思の力に抑えられていたよがり声がついに漏れた。目を固く瞑っていたアーシェの瞳がはっと開く。
信じられないというような彼女に、文字通り目の前にあるガブラスの目がにやりと笑った。
彼は混ざり合った唾液を全て彼女の口内に流し込み、名残を惜しむような糸を引いて顔を上げる。
やっと解放された…………アーシェが口の中のもの全て吐こうとしたまさにその時、ガブラスは、彼女の下顎を掴み上向きにした。
……ごくん
「!!!」
口の中に押し流された唾液が嚥下される音と感触に、アーシェは強烈な嘔吐感に襲われ大きくむせ込んた。
彼女がショックを受けている隙にガブラスは下へと移り、そのきつく閉じられた両足を開きにかかった。
「……!やめ…やめろっ……!ふぁっ……」
それまで抑えられ続けたアーシェの叫びが、ついに漏れ出した。
我慢していた筈の体の叫びも最早、抑えることが出来ない。
「掴まれただけで声が出るのか。敏感だな」
「……ぃやっ!!……ラスラ……!!!!!」
口をついて出た王子の名前に、ガブラスの手に力が加えられた。無理矢理股がこじ開けられる。
スカートの下のホットパンツは、下着ごとぐっしょりと濡れていた。
下着と共に引き下ろしてみると、それが雨に濡れたせいだけではないことは容易に知れた。
蜜汁に手を差し込み、淫烈に触れるギリギリの部分を弄ぶ。
指にねちゃねちゃと絡む水音に耳を塞ぐことも出来ないアーシェの様子に興奮が高まったのか、
ガブラスは指についた愛液を、彼女の頬でぬぐい落とした。
「…どうやら口だけなのはこちらも一緒のようだな。仇に感じるとは…大した未亡人だ」
ガブラスは既に抑えきれんばかりだった自身のモノを取り出し、薄笑いを浮かべた。
「ぃゃ……やめて……”それ”はやめて………っ!」
”それ”がくることは充分予想できていながらも、アーシェは顔を強張らせ、首を何度も横に振る。
どんなに絶望的でも、2年前に枯れた涙が瞳から零れ落ちる気配はない。
しかし一方で彼女の秘部は、解放された悦びの涙を惨めにも垂れ流している。
「こんなに感じているのに?期待しているんだろう?”これ”を」
「そんなわ…ぁっ……な………ふぅんっ……やめ……」
既に勃起し赤く熟れた肉棒をアーシェの股にすりつければ、愛液にまみれて更に肥大化した。
認めないとでも言うように目を固く瞑るアーシェだが、肉棒との摩擦に疼く下半身が現実を見せつける。
キキキキテルー!!
っていいところで止まった…?
(*´Д`)オアズケハァハァ
目を瞑りながらも声を漏らすアーシェに狂気の笑みを返して、ガブラスは言い放った。
「守りたいもの程守れはしない………貴様に力があれば、守れたかもしれんがな」
アーシェの意思に関わらず、濡れきった秘唇には何者を拒む意思もない。
快感と、軽い優越感に満たされながら、ガブラスは一気にアーシェを貫いた。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」
以前から久しかった挿入に体が感じる快感が、彼女の誇りと貞操を完膚なきまでに叩き潰す。
肉の襞を突き抜ける異物感と苦痛に苦しむ中、声帯だけが快楽を歌い上げる。
何度か出し入れを繰り返し、蜜が完全に襞と男根を覆ったことを感覚で把握すると、
ガブラスは繋がった状態のアーシェを回転させ、片側の太腿を掴み上げた。
横向きになった彼女の脇から空いた手を回して、乳房を緩急つけて揉みしだく。
「…どうだ……これでもまだ…ハァ…帝国に…復讐する気がないと…言えるか…?」
「は…、は、はん、……ぁ、ぁあん、ん、ん…」
腰を動かせば、アーシェの子宮の前面に先端が何度も突き刺さり、その度にアーシェの口から喘ぎとも嬌声ともとれぬ声が漏れ出続ける。
ガブラスの声に答える余力が既に彼女にはなかったのだが、その様子は彼の神経を逆なでる。
腰で責めながらアーシェの耳の裏を舐め、耳たぶに強く噛みつく。
「ふぁっ……はぁ、ぁん……」
「…俺が憎いだろう……帝国が憎いだろう……?!!」
家族も、国も、愛する者へ捧げた貞操と誇りまでも奪われた者が復讐を望むのは、当然の権利だ。
「ひぐっ……!」
ガブラスの腰の動きが速まり、その手がアーシェの乳首を強く摘むも、その全てが逆効果で、
アーシェは答えることが出来ず、ただただ低い声で快感の吐息を漏らすだけだ。
「……えぇいくそっ!」
苛立ちの頂点に達したガブラスは、アーシェを起こし、ピストンを加速させる。
重力を取り戻した襞が、急激にガブラスを締め付け始めた。
「あぁ……も……ぁあぁぁぁ……っ!!」
「……!?……ち………このっ……」
思いの他強い締め付けに、ガブラスは慌てて彼女から自身を引き抜いた。
自分の体が中出しを拒絶したことに驚愕するガブラスの、締め上げられ抜き出された肉棒が、
快感を抑えられずアーシェの白い肌に、豊かな胸に、整った顔に大量の精液をぶちまけた。
「…はぁ、はぁ…はぁ……」
ガブラスが膣に出さなかったことに、アーシェは快楽と混乱の中で僅かに安堵し、
しかしゆっくりと彼から離れるように後ずさると、息も荒いままに痛みを堪えて小さく呻いた。
「私は……うっ……貴方のようにはならない……絶対に……」
てっきり彼女が泣くか罵倒するかとばかり思っていたガブラスは、その言葉に軽い立ちくらみを覚える。
「っな……」
復讐にかくも固執するガブラスの姿は、大切なものを奪われた悲しみに震える彼女自身だ。
だから最後に手を抜いた。
アーシェに復讐させたいのなら、自分を恨ませたかったならば、中に出すべきだったのに。
そんな彼女の思いは、しかしガブラスの矜持を著しく傷つけるだけだった。
「…俺のようにはならないだと…?俺を憐れむ資格が、貴様にあるとでも言うのか……!」
怒りに震えたガブラスが腰に備えた短刀を抜く。
「貴様など この場で……」
振り上げられた短刀に、しかしアーシェは目を反らさない。二人の目が合う。
手が短刀を宙に掲げたままブルブルと小刻みに揺れていたその時。
『……か……でんか……!!』
紛れ聞こえた声に、ガブラスは慌てて外へ視線をやる。空耳ではない。
「……くっ……」
長居をしすぎた。いや、あれが来るのが早すぎたのか。どちらにしてもここに居続けるのは分が悪い。
ガブラスは一度、目を固く瞑り、アーシェの腕を拘束していた布を一気に引き裂くと、
手近に投げ捨てたコートを掴み、射殺す程に憎悪に満ちた目で彼女を睨みつけた。
「……貴様は帝国に復讐すべきだ……俺のようになりたくなければ…よく考えるんだな」
吐き捨てるように語ると、ガブラスは白い闇の中に見る間に消えていった。
部屋に1人捨て置かれたアーシェには、共に残った喪失感と苦痛のみが感じられ、
解放されて初めて沸き立った別個の恐怖と凍える寒さに、ただただ震える事しかできなかった。
その頃、セロビの風車小屋をくまなく回るも主を見つけられなかったバッシュは、
行き違いになることも覚悟の上でツィッタ大草原までチョコボを進めていた。
大雨の中、コートも着ずに全身濡れ鼠であったが、自分のことを気にしている暇など彼にはなかった。
何故なら得体の知れない焦りと恐怖が、彼に襲いかかっていたからだ。
(どこだ…どこにいる……!?)
とにかく早くアーシェを見つけなければならない。そうでなければまた何かを失ってしまうような気がしていた。
遺跡や岩陰をくまなく探すが、濃い霧の中では視界が遮られ、
時たま出会う魔物に肝を冷やしながらもすれ違い様に切り伏せ、アーシェを呼び続ける。
ふと、霧の向こうに建物の陰を見出した。
これでもう何十軒目になるかわからなかったが、片っ端から見て回るしかない。
しかし今度の建物は何か様子がおかしかった。
すえた臭いが鼻をつく。
怪訝に思いながらもそっと遺跡の中を覗いてみたが、暗い建物内は外からではあまり良く見えない。
だが確実に人の気配がした。
バッシュはチョコボを近くの岩に括りつけると、慎重に建物内に足を踏み入れる。
いやな予感がした。いや、町を出た時から既に嫌な予感はしていたのだ。
暗闇に染まる室内で、泣き声とも嗚咽とも取れない声が響いてくるのをバッシュは聞いた。
「………殿下………?」
「!?」
中にいる誰かが、慌ててこちらを振り向くのを、暗闇の中でバッシュは感じた。
相手を視認する為に一歩前へ進んだ、その時。
「いやぁっ!!!!来ないでぇぇっっ!!!!!」
叫び声が反響した。その大きさに、緊迫した声に、バッシュの体中が思わず固まる。
目には見えないが、その声は間違いなくアーシェのものだった。
しかし、命令を無視したことに憤慨しているにしては、あまりに様子がおかしい。
血臭と腐臭と荒い吐息に満ちた室内の異様な空気に意を決し、バッシュが尋ねる。
「……一体何があったのですか…」
「……………」
返答はない。ただ、彼女が何かに怯えていることだけわかる。
バッシュは思い切ってもう一歩前に進んだ。
相手がじりっと後ずさる音がする。
「……殿下?」
「…………………ば……バッシュなの…?」
震えきった主のか細い声が返ってきた。
「はい………あまりにお戻りが遅いので…」
多少安堵したようなアーシェの様子に、バッシュは更に一歩進んだ。が。
暗闇に慣れてきた彼の目に、床に広がる何かが映った。
ずたずたに引き裂かれた布片…粘着性を帯びたおびただしい量の液体…奥でこちらに背を向けた白い肌。
「これは……」
「来ないで」
アーシェが何度も首を横に振り、弱い声で、しかし強く拒絶する。
惨状とアーシェの状態を目にし、彼にはここで一体何があったのか、ようやく理解した。
その瞬間、激しい怒りと後悔が彼を貫くも、それは本当に一瞬の感情だった。
自分でさえこれ程の衝撃を味わう事が、当のアーシェにどれ程の苦痛を与えたのか。
考えたくもなかったが、思いは自然とそちらへ向いた。
自身を喪失する前に、やらねばならない事が彼にはあるのだ。
「…すぐ戻ります」
厳かに言うと、彼は一旦建物の外へ出た。
雨は止み始めていたが、繋いでいたチョコボの鞍から雨天用のコートを取り出すと急いで建物の中に戻る。
アーシェの衣服は既に布屑と化し、彼自身の服は多量の雨水を吸っている為に着せることが出来ない。
雨天用とはいえ、これなら全身を覆うことが出来る為、一時しのぎにはなる筈だ。
コートを手にアーシェの元へ戻ってきたバッシュに、しかしアーシェはまたしても後ずさった。
「殿下。大丈夫です。賊はもういません」
バッシュはそういうとアーシェの体にコートをかけようとした。しかし――
「いやっ!!!!!」
アーシェが全身でバッシュの腕を払いのけた。思わず離したコートが宙を舞う。
震えるアーシェに、バッシュは少々強く忠言する。
「……こんなことがあった直後だということは充分に理解しております……が、このままでは…」
「いや………いや………」
顔を俯かせ、小さくイヤイヤを繰り返すアーシェから一度目を離し、バッシュは放られたコートを手繰り寄せた。
再びコートをかけるバッシュに今度は彼女も大人しく着せられる。
全身ずぶ濡れの状態で彼女を気遣うバッシュに、
やっと危機が去ったこ事を理解し、緊張の解けたアーシェの瞳が突然潤んだ。
「なんで…貴方達は……」
バッシュは、その傷だらけの腕をそっと袖に通しながら、複数形で呼びかけられた事にいぶかしむ。
彼女はそのまま問いかけるように訴えた。
「どうして同じ顔なのに……こんなに違うの……?どうして…そんなに……優しいの……」
いっそ二人ともが仇であったなら、存分に恨めたものを。
アーシェの頬から我慢していた涙がポロポロ零れ落ちた。
その涙にバッシュは言葉に詰まってしまった。ガーディの言葉を思い出す。
彼は、自分が一体何を不安に思っていたのかようやく理解できた。
そして彼女をこのような目に遭わせた者が誰かを悟った。
「…………」
バッシュは彼女の体をすっぽりとコートで覆うと、黙ったまま袖をまくし上げ、傷ついた体にケアルをかける。
表面的な傷を文字通り全て覆い隠すと、そのまま彼女を抱きかかえた。
アーシェが思わず悲鳴を上げて暴れ出す。
「…いやっ……………あ。」
叫んだ直後、彼女はハッと目を開いて俯いた。頭では理解している筈なのに体と心が拒絶する。
「…………ごめんなさい」
「……殿下の所為ではありません」
バッシュは気にしていないという顔で力なく笑うと、アーシェをチョコボまで運びだす。
水をよく弾く羽毛の上に乗せられて、冷え切った体が温められていく感覚に、アーシェは少しばかり安心した様子だった。
<この人を決して落とさないように>
賢そうなそのチョコボにそう命じると、バッシュは提言した。
「バーフォンハイムへお入りになったら、騎乗なさったまま真っ直ぐホテルへ向かってください。
チョコボの延長料金はバルフレアにつけてもらっています」
今のアーシェに共乗りすることは、バッシュには到底出来ない。
疲労の極限にあって、アーシェはまどろみ半分に頷いた。
「………本当に………ごめんなさい……私……」
「……生きていて下さって…本当に良かった」
たった一言、彼女を安心させるように笑顔で返したバッシュがチョコボの腹を叩く。
クェッと一鳴きすると同時に走り出したチョコボの影は、あっという間に霧の中へと消えていった。
その姿が完全に消えた直後。
ドガッ!!!!
遺跡の外壁に亀裂が走る。
「………くそっ!」
押し殺した低い声が、霧に消えていく。
石壁に叩きつけた拳が出血と怒りとで、わなわなと震える。
また、守れなかった……
今度こそどこまでも支え、守り抜くと誓った筈なのに。
弟と瓜二つの彼の顔に怯えていたアーシェの瞳に、バッシュは激しく苦悩した。
アーシェを守りたい気持ちは一層強くなるばかりだ。
しかし彼が傍に居ることが彼女を傷つけてしまうのならば――――
彼は霧の晴れ間を願い天を仰いだが、空は未だ分厚い雲に覆われていた。
その後しばらく、バッシュはアーシェとの接触を自ら断つことになる。
天陽の繭を前に、三人が再びまみえるその時まで。
このアオズケ感をもってFF12を表現なさるとはさすがな職人さん、分かってらっしゃる。
>>382 こんなんな上にまたバッシュで申し訳ない
ちょっくらエロの書き方勉強してきます…
>>468 スマソ
…規制にひっかかったorz
次からはあんまり長いものはどっかにうpしますお
朝からいいもん読ませて貰いました(*´Д`)ハァハァ
GJ!
>>473 ずっと待ってたよ〜ノД`)規制か!
なんだかガブラスが切ないな…
GJ!
ってあれ?もしかしなくてもバッシュ×アーシェ書いた人?
伏線とか芸とかが細かくて、俺は好きですよ
エロがもっと増えたらかなり嬉しいけどw
>>473 待ってましたよ!!
超GJです!
そろそろパンネロネタも読みたいなぁ
>>473 エロ以外の部分もなんかすごく萌えるハァハァGJ
バッシュファンは性欲をもてあましてる人が多いよ
>>473 ガブラス×アーシェが投下されるのを待ってたのに、最初普通にバッシュがアーシェレイープだと思ってました・・ヤラレタOTL
なんていうか、レイプものにこんなに萌えるアフターケアがあるとめっちゃ切ないです。
序盤のバルと終盤のバッシュの、アーシェに対する態度に激しく萌えました!マジGJ!
今後とも投下よろしくお願いします(*´д`)ハァハァ
>>473 文章がうますぎる。すごい。GJGJGJ。
切ない感じだけどそこがまた良い!
GJです!
また書いてください!
楽しみにしてます!
>>473 〜〜ん長いっ!wwww
やっと読み終わったー。
携帯じゃなかったらアーシェのレイプ本スレにコピペしたいくらい自然で(藁)萌えた
超GJです!
×パンネロ待ってる
同じアーシェレイプだけど、あのスレのネタと
>>473のはちょっとふいんきが違う気がする。
長文よりはネタがウケるっていう感じ?
でもあっちのレイプがエロギャグ主体でこっちのレイプが萌え主体ってのはなんか不思議。
つうかここは21禁であっちは全年齢だから、誘導ならともかくコピペはしないほうがいいとオモ。
フラン攻バル受(?)書いてみる
雨が世界を煙らせている。
雨粒が窓を叩く音が、まるで不器用な音楽のように耳に届く。
バルフレアがピュエルバにある隠れ家に篭って三日経つ。
要塞バハムートからの決死の脱出後、時を経てシュトラールを取り戻し以前と変わらぬ空賊の日々。
ナルビナで看守をしていたシークが囚人から巻き上げたお宝を貯めこんでいる、
という情報をジュールから仕入れたのが五日前。
楽な仕事だと楽観したのがミスだった。予想以上に苦戦して足を負傷した挙句、
フランに抱えられて隠れ家にたどり着いたのが三日前。
「俺様とした事が、まったくざまあない」
今日、何度目かの独り言。
相棒のフランは朝から物資の調達に出かけたきり戻らない。
負傷した足をベッドの上に投げ出したままゆっくりと上半身を起こした。
右足は脛から膝にかけて白い布で巻かれている。
ほぼ寝たきりなので丈の長い綿のシャツを一枚だけ身につけた格好で
傍らの壁に立てかけて置いた愛用の銃を取り足の上に置くと、工具を手にしてカチャカチャと弄くり始めた。
この三日間、こればかりやっていたので銃には直すところなど一つもない。
それでも、手先を動かしてでもいなければ退屈で死にそうなのだから仕方ない。
ふいに雨音が大きくなり、室内に風が舞い込んだ。
目を上げると、フランが扉を入ったところで体についた水滴を手で払っていた。
「お帰り。悪いな、雨の中を使い走りさせて」
「いいのよ」
外は激しい雨だ。フランの髪はしっとりと濡れて、幾筋かが頬に纏わりついている。
大胆なカットの皮のスーツは防水加工を施してあるため水を弾くが、
同様に素肌も水の球を浮かべるのは彼女の肌が未だに若々しい証拠だ。
フランが水滴をまとって立ち尽くせば雨の匂いと共にムンとする色香まで匂い立つ。
その姿に懸想しない男などいるまいが、おいそれとは触れられまい。
美しいが、危険だと本能が警告するのだ。並の男では、見据えられただけで怖気づくだろう。
彼女の美しさは、そういう美しさだ。
バルフレアは手元の銃に視線を戻した。怪我人には目の毒だ。
しかし、そんな様子をからかうように銃を置いた足にフランの手が触れた。
「包帯を替えるわ」
「自分で出来るさ」
「あなた、巻くの下手よ」
まったく、フランには適わないと思いながら何も言わずに足を任せる。
包帯が解かれるとシークの棍棒でしたたかに打ち据えられた赤黒い傷口が現れた。
まともに食らったので肉がいくらか抉り取られている。下手な魔法より、シークの棍棒は痛い。
「最近、たるんでるわ」
「全くだ。シークなんかにやられるようじゃ空賊失格だ」
「廃業して機工士にでもなったら?」
「皮肉か?」
「本気よ」
細い指先が手早く消毒を済ませると、白い布が傷を覆い隠していく。
無表情に包帯を巻きつける秀麗な横顔をバルフレアは複雑な面持ちで見つめた。
「あなたは、自由なはずよ。空賊に拘るのは解き放たれていない証拠だわ」
「フラン、俺は……」
言いかけたバルフレアの口を唐突にフランの唇が塞いだ。
ねじるように弄んだ後、ぬるりと長い舌が歯列を割って入りバルフレアの舌を吸い上げた。
フランは、いつもこうだ。
自分のしたい時にする。バルフレアの都合はお構いなし。
逆の場合は、上手く逃げる。
別に嫌なわけではないが、バルフレアは溜息を隠せない。
自由とはフランのためにある言葉だとつくづく思うから。
散々口内を弄んだ後、満足そうにフランが唇を放した。
唾液で濡れた口元を拭いもせずに、ここぞとばかりにバルフレアは文句を言う。
「怪我人だと思って好き勝手しちゃって」
「あら、そう?嫌ならいいわよ」
「あ、うそうそ。ウソです」
「フフ……」
何もかも見透かしたような淫靡な微笑をフランが浮かべると、バルフレアの腰をゾクリと何かが走り抜けた。
押し倒されるようにベッドに仰向けに寝かされ、腹の上に馬乗りになったフランに両の手首を押さえつけられる。
抵抗する気は毛頭ないが、もし本気で振り解こうとしても容易にはいかないだろう。
ヴィエラの女戦士は伊達じゃあない。
バルフレアの目の前に豊満な乳房が果実のように差し出された。
誘われるまま朱鷺色の乳首を口に含むと、フランの口元から甘い吐息が洩れる。
「あ……あ……」
手首は押さえつけられたままなので、やや不自由に頭を少し上げて揺れる乳房に貪りつく。
少しでも気を抜くと、ブルブルと揺れる乳房は簡単に口から逃げてしまう。
フランは楽しむように乳房を追わせ上からその様子を眺めている。
さぞや間抜けな面をしているんだろうなと頭の奥で考えながら、意地悪な誘惑にそれでも素直に従っている。
急に手首の戒めが解けると、目の前から乳房が遠ざかった。
起き上がろうとしたバルフレアの胸を、そっとフランの白い手が押し戻し再び仰向けにさせる。
フランの唇はルージュをつけなくとも紅く濡れている。
バルフレアの体を覆うシャツを手早く取り除くと、その唇が首筋から胸へと滑るように這った。
「ふ……」
紅い唇が乳首をついばみ、吸い上げると今度はバルフレアが声を出す番になった。
バルフレアの腰に密着したフランの腹の下で、とっくの昔に硬くなったペニスが求めるように震えているが
気付かぬ振りのフランは執拗に上半身を責めたてる。
やがて先端から溢れ出した液体が密着した腹をぬめらせると、ここぞとばかりにフランの体がうねくり、
ぬるぬるとした腹がバルフレアを刺激する。
「あ……!ああ、あ……」
一方的に与えられる快感にバルフレアが従っていると
満足そうなフランの口元が下腹部まで移動し、スッポリとペニスを咥えこんだ。
こうなると、最早バルフレアには為す術がない。
どんな港の娼婦も顔負けのテクニックに頭を真っ白にされてしまうのだ。
包み込んだ唇がゆっくりと上下に動き、中では舌が独立した生き物のように激しく這い回る。
袋の裏側をくすぐように細い指が動きまわるたびに、腰から背中を突きぬけるような快感に何度も襲われる。
「あ、あー……イイ、フラン、フラン、あ、あ、あ……」
何度受けても、フランの愛撫に馴れはない。
回数を重ねれば重ねるほど、快感は深く大胆になってゆく。
だが、今日のフランはらしくない。上手く言えないが、何かが違う。
そんな思いが白濁した頭をよぎり、少しだけ熱を冷まさせた。
空賊をやめて、機工士になれとフランは言った。
工房で、モーグリ達と共に図面を描き、飛空挺を造れと
そんな暮らしも悪くはないかもしれないとバルフレアは思った。
だが、同時に疑問もよぎる。果たしてそこにフランはいるのだろうか?……と。
「は……!ああ、あー」
覚めかけた頭を再び強引に引き戻され、バルフレアはたまりかねて身をよじった。
「もういい、フランよせ……イッちまう」
止める代わりにフランの唇がさらに激しく上下した。吸い付くような刺激にはもう抗えない。
「う……フラン、フラン……イク……う、うー……!」
フランの喉が、音を立てて上下した。
荒い息の下で見つめたフランの顔は愛しげに雫を飲み干す唇の赤さだけが異様に目立った。
「フラン……俺は……」
寂しい色だと、バルフレアは思った。
「俺は、空賊をやめない。お前と共にあるために」
フランは何か生き急いでいる気がしてならない。
空賊をやめたら、彼女は一人で危険を求めて旅に出るのだろう。
何時の間にか雨がやみ、窓から光が差し込んでいる。
光は夕陽だった。赤い色が室内を染め、フランの顔を照らした。
「死ぬまで側にいると決めた。俺を置いていこうとするな」
物言わず、バルフレアをじっと見つめている、
赤く染まったフランの瞳からこぼれた涙も、また寂しげな赤だった。
了
エロは難しいですね。
職人さん朝からGJ!
なんか別スレで言ってた椰子がいたけど
エロにこだわらなくても、昨日や今日みたいな感傷的な萌えがあるSSのが
私は好きかもしんないと最近思い出した^^
勿論エロがあればなお嬉しいですがW
次回も期待してますノシ
朝から良い気分にさせてもらいました!GJ!
体が不自由って設定もフランのテクが冴えて良いねぇ
やっぱ私はバルフラが好きなのだと際実感させてもらいました。
また書いてもらえたら嬉しいです!
ついでに投下しようと思ったらカップリングかぶるからまた後日ノシ
すげえええええGJ!!!!
切なくてイイ。GJ!
>>491 フラン攻めにGJ!!!
バルフレアのとフランのやりとりに凄い萌えた。
それと
>>465に重大なミスを見つけたので一応…
レックス死んでませんorz
ヴァンの兄が、”殺された”→”刺された”と脳内変換お願いします。
やっぱりバルフランは大人な感じでいいな〜。
GJです!!!
またの投下楽しみにしてます。
次、ヴァンネロ書いてみます。
ヴァンネロくるー!?
wktk
バッシュアーシェ、バッシュフランを見た影響でバッシュネロも見てみたくなった俺もいる
前置き
ヴァン X パンネロ
結構長くなってしまった割りにエロが淡白になってしまいました。
うれしはずかしドキドキ青春を狙ったのでむずがゆくて苦手だー!と言う方はスルー願います。
帝都アルケイディア旧市街
みんなで力を合わせて、やっとここまで辿り着いた。
帝都っていうくらいだから、どんなに立派な街なんだろうと思っていたのに、
なんだかラバナスタのダウンタウンとあまり変わらない気がする。
「帝都っていうわりには、貧乏臭いんだな」
どうやら、ヴァンも同じ事を考えていたみたい。
「これも帝国の現実さ。ここら旧市街は市民権が無くて都市部に住めない外民の溜まり場で、
上から落ちてきた奴と、どうにか這い上がりたい奴の街さ」
面白くなさそうに、バルフレアさんが説明してくれた。
この人はなんでも知っているよね。やっぱり空賊だからかしら?
「上ってのは、もっと綺麗なのか?」
「ああ、別の意味で汚いがな。……行くぞ、ドラクロアは上の区画だ」
バルフレアさんを先頭に私たちは旧市街の通りを足早に移動する。
皆、足が早いよ。私はチビだから、歩幅が違いすぎて着いて行くのが大変なの。
でも、迷惑は掛けたくないから小走りで着いて行くしかないんだわ。
「パンネロ、ほら」
前を歩いていたヴァンが振り向いて手を差し伸べてくれた。
ヴァン、やっぱり大好き。
ヴァンだけが、いつも私がついてきているか、ちゃんと気にして見てくれている。
遅いぞ、とか早くしろ、なんて絶対言わずに、ただ優しく手を引いてくれるの。
だから、私も素直に差し伸べられたヴァンの手を掴む事が出来る。
少しトラブルはあったものの、何とか帝都に侵入成功!
ラーサー様はあれからどうしているのかな?元気でいてくれているといいんだけど。
「ラーサーは元気だよ、あいつ歳の割りにたくましいし」
やだ、ラーサー様の事を考えているの何でヴァンにわかっちゃったんだろう。
このところ、ヴァンは凄く変わったと思う。前はもっと拘ってたっていうか、イラついてたっていうか。
自分のことで精一杯なところがあったよね……時々だけど。
色々見たからかな、ってヴァンが笑った。
うん、そうかもしれないね。私もこんなに色々な場所に行って、色々な物を見られるとは思ってなかった。
王女様とか、ラーサー様とか、ああいう人たちに知り合える機会なんて一生ないって思ってた。
多分、一生ラバナスタで暮らすんだって漠然と思ってたのに、何がどうなっているのか帝都にまで来ちゃったなんて、本当に驚き。
「急ごう、パンネロ。早く宿屋に入らないと夕飯の時間過ぎちゃうぞ!」
「もう、食いしん坊」
こういうところはあまり変わらない。
変わっていくヴァンと、変わらないヴァン。
どっちも私を嬉しくさせるけど、時々悲しくもさせるよ……。
今日はもう遅いから、とりあえず宿屋に泊まる事になった。
こういう時に大活躍するのがバッシュさん。
みんなの部屋割りとか、アーシェさんのお世話とか細々とした事を率先してやってるの。
「ヴァン、君はわたしと同室だ。いいね」
「はいはーい、いつもの事だしね」
「パンネロは私と一緒よ、行きましょう」
「はーい、アーシェ様」
「今日は疲れたな、酒はほどほどにして俺たちも休むとするか、フラン」
「ええ」
バルフレアさんとフランさんだけは、いっつも同じ部屋なのよね。な〜んか、ずるい。
私だってたまにはヴァンと一緒の部屋で……って、やだもう何考えているのかしら。
そんな事になったらヴァンに何されちゃうかわからないじゃない!
うんと子供の頃は一緒のベッドで寝た事もあったんだけど……さすがに今は、ね。
余計なことは考えないで早く寝なくちゃ!
さっさとスーツを脱いで楽な格好になると、頭からシーツに潜り込んだ。
ちょっとシーツがゴワゴワしてる〜、安い宿屋だから仕方ないか。
私はこういう粗末なベッドは慣れてるけど、アーシェ様は辛くないのかしら?
私より先に隣のベッドで横になっているアーシェ様の方をチラリと見たけど、声をかける事は出来なかった。
あの剣を手にして以来、王女様の表情が険しくて少し近寄りがたい雰囲気。
きっと、私には想像もつかないような重圧とかが王女様の肩にのしかかっているんだと思う。
これから一体どうなるんだろう。
旅はどんどん危険になってきていて、みんな少しずつ余裕を無くしてきている気がするの。
もうこれ以上、誰にも傷ついて欲しくないのに、そうなる方向にしか動いていない気がする……。
少しまどろみ始めたとき、変な音が聞こえてきて目が覚めちゃった。
壁の向こうから低い声が聞こえてくる。
『……ああ……ん』
……え?これってひょっとして〜。
え〜と、この壁の向こうは確かバルフレアさんとフランさんの部屋で〜……。
きゃ〜!フランさんの声に混じって何か軋む音まで聞こえてくる〜!
これって、これって絶対……だよねー!
どうしていいか分からずに暗がりの中で硬直しているとアーシェさんが起き上がる気配がした。
手早く衣服を身に着けて、あれ?外に出てっちゃう。こんな夜中になんで?
「アーシェ様!」
声をかけたけど、振り向きもせずにアーシェ様は部屋を出て行っちゃった。
階段を降りて、宿屋から出るつもりだ。
どうしよう、いくら顔を知られていないって言っても、ここは帝都だよ。
万が一アーシェ様が悪い人に見つかっちゃったら……何より一人で夜中に街へ出るなんて危ないよ!
私は急いでヴァンとバッシュさんの部屋へいきドアをノックした。
顔を出したバッシュさんに事情を説明すると、バッシュさんは慌てて身支度をしはじめた。
「殿下は私が探しに行く。ヴァン、戻るまでパンネロと一緒に居てあげてくれ。帝都では何が起こるかわからんからな」
「おいよ!」
「アーシェ様、一体どうしたのかしら」
心配だけど、ヴァンと二人廊下で立っていても仕方がないので、とりあえず私とアーシェさんの部屋に戻った。
宿屋の部屋は狭くてベッドにしか腰掛けるスペースはないから、ヴァンと二人で私のベッドに腰掛けて二人の帰りを待った。
「バッシュ将軍がついてるから、きっと大丈夫だよ。でも、なんで急に出てったんだろうな」
「うーん……」
その時、静かになったと思った隣の部屋から、またフランさんの声が聞こえてきた。
ウソー!ひょっとして二回目〜?
ヴァンも気付いたみたい。少し目を大きくした後、頬を少し赤くして私から視線をそらした。
私の顔もきっとすごく赤くなってる。どこを見ていいのかわからないので顔を伏せてじっと床の木目を眺めた。
静まり返った部屋に、壁の向こうから聞こえてくるやらしい声がどんどん大きくなって響いているような気がする。
きっと、静かだから錯覚してるんだわ。な、何か話してればきっと気にならないわよ。
「ねえ!ヴァン……!」
思い切って、顔を上げてヴァンの方を見て声が詰まった。
ヴァンがこっちを見てる。ずっと、見てたのかしら?
一気に顔が熱くなった、きっと真っ赤だわ。
心臓がドキドキして声が出ない、口を開けたら叫んでしまいそう。
そっと、ヴァンの顔が近づいてくる。
気付いたらヴァンの腕が私の背に回されて抱くように肩を掴んでいる。
ヴァンの息が唇にかかる頃、私はもう何も考えずにきつく目を瞑った。
ヴァンの唇が、私の唇に触れた。
ヴァンの右手が私の頬を包むようにあてがわれて優しいキスを繰り返す。
左手は背後から腰を抱くように回されて、私とヴァンの体をピッタリとくっつけた。
どうしよう、いつアーシェ様とバッシュさんが帰ってくるかもわからないのに。
でも、やめてって言えない。
フランさんの声に惑わされたわけじゃなくて、よくわからないけど……
多分、ヴァンの腕がとっても気持ち良いから……。
頬にあてがわれた右手がいつのまにかシャツの中に潜り込んでバストに伸びてきても、だから抵抗できなかった。
頭の中では、ずっとどうしよう、どうしようってそればっかりで、
以前、進んでる友達に聞いた感じちゃうとかそんなの全然わからなくて……ただただ、なんだかくすぐったいばっかり。
「ひゃっ!」
でも、そっとベッドに押し倒されて下着の中に手が入ってきた時はさすがに変な声を出しちゃった。
私が変な声を出したもんだから、ヴァンがびっくりして手を止めて私の顔を見た。
「パ、パンネロ。ごめん!俺……」
まるで我に返ったみたいに、急にヴァンは謝りだした。
やだ、ヴァンってば顔が真っ赤だわ。汗まで掻いて……あはは、かっこ悪い。
「ヴァン、私ね……ヴァンのこと大好き」
仰向けになったまま私はヴァンに告げた。
驚いたような目で上からヴァンが私を覗き込んでいる。
「私ね、今……凄く不安なの。これからどうなっちゃうのかなって」
旅はどんどん危険になって、皆どんどん余裕がなくなって
それでも変わらず私の手をヴァンは引いてくれるのかな?
「お願い、ヴァン。何があっても、私の手を離さないでいて」
「パンネロ……」
そしてお願い……絶対に死んだりしないで。
「大丈夫だよ、パンネロ。俺は絶対にパンネロの手を離さない。だからお前もしっかり俺の手に捕まってろよ」
「……ヴァン!」
たまらなくって、下からヴァンに抱きついて自分からキスをした。
優しく舌が絡まって、少しずつ頭がぼうっとなってくる。
ヴァンの指と舌に体中を刺激されて自分が自分じゃないみたい。
「あ……あ……ああん」
はしたない声、恥ずかしい。でも、すごく気持ちいいよ……ヴァン。
どれが指で、どれが舌なのか。一体どこをどうされているのか分からないくらい頭がぐちゃぐちゃになってる。
気付いたら、すごく熱い塊が股間にあてがわれて入ってこようとしてた。
「パンネロ……痛いかもしれないけど、ごめん」
硬い感覚が痛みを伴って体の中に入ってくると、夢中でヴァンにしがみついた。
痛い!痛いけど……やめて欲しくないから必死でしがみついてガマンした。
私はヴァンの顔を見た。
ヴァンの息の荒さが、紅潮した頬を流れる汗が、私を見つめる潤んだ瞳が痛みを少しずつ和らげた。
でも、ヴァンの体が大きく動き始めると、もういっぱいいっぱいの私は
ただひたすら固く目を閉じて、ずっとヴァンにしがみついていた。
ktkr!
結局、私とヴァンは朝まで抱き合って眠った。
目が覚めた後、慌てて身支度をして部屋を出ると、宿屋の一階のラウンジでバッシュさんが赤い目をこすりながらお茶を飲んでいた。
どうやらアーシェ様を連れ戻したはいいものの、わたしとヴァンの様子に気付き部屋に入れず、
仕方がないのでバッシュさんの部屋にアーシェ様を一人で寝かせ、自分は一晩中ラウンジでお茶を飲んで過ごしたみたい。
へらへらと笑いながらヴァンがバッシュさんに「おはよー」と挨拶すると、
バッシュさんは無言でヴァンの頭にゴツンと拳固をお見舞いしてた。
私はもう、恥ずかしいやら可笑しいやら。とりあえず笑って誤魔化すしかないかなと。
「パンネロ!」
笑いながら、バッシュさんから逃げるヴァンの手が私に伸ばされる。
ためらわずに、私はその手を掴み二人で駆け出した。
宿屋を出ると、空が青い。
どこまでも行こうね、ヴァン。こうしてどこまでも、手を離さずに。
ずっと、ずっといつまでも。
了
エロくなくてすんません。
深夜投下GJ!
爽やかエッチのお陰で素敵な夢が見られそうだ^^d
激しくGJ!!!!
パンネロてらかわゆす!すごく萌えた!あとヴァンの「おいよ」に吹いたww
それにしても空賊コンビは…ww
>>506 GJGJ(^o^)
凄いうまいです。
パンネロの優しい感じや、幼さが言葉のはしはしに出ていて、
また、あーしゃんの働きもGJでした。
バッシュ様も大人の対応で益々萌え
オイヨ‥(・∀・)イイ!
パンネロカワユス―(゜∀゜)―!!!
517 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 03:24:30 ID:8XNp6iBJ
なんだかんだ言ってヴァンは俺たちより美形だもんな。。。。。
パンネロお幸せに。。。。
パンネロもヴァンもかわいくて良かったです!
若いっていいなぁ〜。
GJでした!
初々しくて可愛かった
GJJJJJ!
>>447 の続編(バル編)です。
書いて欲しいと言う方がいたので。分からない人や長いの嫌いな人はエロのとこだけ見て下さい。
※携帯からなので読み難い事は予め承知しておいて下さい。
────────────────────
その事に気付いたのは夕食の支度の最中、ナイフを取りにテントへ向かった時だ。
(誰か居るのか…)
いつもは空いているはずの入り口が閉じている「入るぞ」そう声を掛けようと手を伸ばしたその時だった。
「どうすれば良いと言うのだ!!」
荒げた声にバルフレアは入るタイミングを失った。隙間から様子を伺うと、見えたのはガッチリとした後ろ姿との奥には長い耳。
(バッシュとフランとは珍しいな…)
別に覗き見するつもりではなかった。まして立ち聞きする気も……
そう思った瞬間、ドサッと二人が抱き合うように倒れていくのが見えた。とっさにバルフレアは目を背けた。見てはいけない気がしたからだ。
以前も似たような状況に出くわした経験があった。
俺は砂海亭で泥酔してフランが居たのも忘れて女を口説いた事がある。あんたの連れが男と出てったと聞かされて目を覚まし、街中探し回って連れ帰ったが「今夜は暇になりそうだから」と皮肉を言われたもんだ。
いつだって原因を作るのは俺の方。だから嫌な気分になる事はない。でもそれとこれは違う。
「私なら構わないわ」
フランは今そう言ったのか。
その言葉に鼓動が速まる……昔聞いた覚えのある台詞だ。その事を思い起こされれば、中で何が起きようとしているのか容易に想像出来る。
それなのに踏み込む勇気が出来ない。
いつもそう。重要な事から目を背けてしまう、そうやって親父や過去からも…
──フ…ゥ
深く息を吐き出すとバルフレアはその場から立ち去った。
それからどれくらい経ったのか、日は落ち薄っらと月が浮かび上がっていた。
──ガサッ
テントからバッシュが出きたのが目に入った。続けてフランが歩いてくる。
「終わったのか」
俺は目を合せられなかった。
「………止めてくれないのね」
その声に驚きや動揺は感じられない。ヴィエラの能力を考えれば俺の気配くらいを感じ取っていたのだろう。
「お前こそ気付いてたんだろ」
暫く間無言が続く。
「……今夜はいつもより燃えるでしょ」
ようやく発したそれは彼女なりの冗談と不甲斐ない俺に対する当てつけだ。
「フッなるほど、お前には敵わないな」
…当たり障りなく流してしまったな。
バルフレアの反応を見るとフランは何も言わずに離れ行った。
皆が寝静まった後もバルフレアは眠れずに焚き火の前に座っていた。この時期の月の位置からするとちょうど日付が変わった頃だろうか。
──ザッザッ ザッザッ
近付いてくる足音は近くまで来るとピタリと止んだ。
「…」
「…」
長い沈黙を破ったのはフランだった。
「責めないの 私を」
「…済んだ事だ」
「嘘 許していないわ」
「…………いや…自分を だな」
──サッ
気まずい空気に耐えきれずバルフレアが立ち上がる。歩き出そうとした瞬間、伸びてきた長い手に左腕を掴まれた。
「待って」
そっと身を寄せて頬をのせる。
「…………………ごめんなさい」
自分に非がある事はフラン自身が一番わかっている、そして怒ってくれた方がどんなに楽か。でもそれが出来ないのは彼の優しさと弱さ。
バルフレアは振り返った。向き合って見える彼女はいつもと変わらない。ただ違うのは月明かりを映した瞳が憂いに満ちている事だろうか。こんな顔を見られるのは自分だけだなんじゃないか、そう思うと少しばかり優越感に浸ってしまう。
「簡単に許してもらえると思うなよ」
「わかっているわ」
その返事に応えるようにフランを抱き寄せるとバルフレアは激しいキスをした。時折フランが息苦しそうに声を漏らしても止めずに何度も繰り返す。舌が絡み合い唾液が行き来する度クチュリという音がしていた。
────カツッ
「チッ こいつが邪魔だな」
いつもと違って今日は自ら仮面を外す、さらりと白銀の髪が風になびいた。
「これで良いかしら」
「ついでに俺のも外してくれるか」
バルフレアは左手を差し出した。フランはその中指をくわえると、歯と唇で指輪を外す。同じ要領で薬指や手首も外していくと溜め息混じりに呟く。
「多すぎね 少し減らしたら」
「その口元を見るのが好きなんでね」
そうに言うと二人は互いに服を脱がせながら、フランが仰向けになった。バルフレアの唇が頬へ顎へ移り首筋に赤い痕を着けながら胸へと向かっていく。
── チュ…チュィ…
片手で乳房を揉み上げ、舌で乳首を転がす。膨らみを帯て徐々にとがっていく。舌先でつつく快感に腰をくねらせてフランがあえいでいる。
「…ぅ……んぁ…」
もう一方の手は軽く爪を立てながら下へ向かう。茂みを先にたどり着くとバルフレアの指にはヌルヌルとした液体が付いた。
「なんだ 待ちきれないのか」
「…ひど…ぃわ」
恥ずかしがるの様子が可愛らしい。フランの表情を見ながら指先で谷間の突起をいじるとクリクリとした感触とヌチャリと糸引く音が興奮させた。奥から流れだす液体も増えきたようだ。バルフレアは片足を持ち上げ、ヌルリと中指を挿し込んだ。
──……ヌチュ
「!んっ…ぅ…」
思わず力が入ってしまう、しかし直ぐに掻き回される指動きで快感が増して行く。更に人指し指も膣に入るとフランは声を漏らさずにはいられなくなった。
「…ぁん…く…ぅぁ」
───ヌチュッ
「チッ 俺の方が待てないな」
指を抜くとバルフレアは顔を歪めた、ソレが硬く大きく膨らんでいる。先から流れだした滴がフランの腹部にポタッと落ちた。
するとフランはバルフレアの背中に両手を回した「いいわよ」という合図だ。それを確認するとゆっくりと反り返ったモノを当てがった。しかし
「…」
一瞬バッシュとの光景が脳裏をよぎる。
「…気に…なる…?」
「そんなんじゃない」
「…あなた…と」
「言わなくていい けど 忘れんなよ お前に触れていいのは俺だけさ」
──グィィィッ!
それと同時に一気に突き上げた。最深部まで貫いた勢いにフランは若干顔をしかめたが、それでもバルフレアを強く抱き締めている。奥で感じる度に全身がビクッビクッ反応してしまうようだ。
── チュプチュプッ
「…んっ…ぁんっ……」
微かな吐息と高揚した頬はより色気を増していき、それを見ていたバルフレアの腰の動きは一際早くなった。
── ジュプッ!ジュプッチュプッ!!
「…んっん…ねっ…ぇ」
「…っ俺も…!……」
「…ぁあ…!!」
「ん!…イク ぜっ!!」
──ドクッ!ドピュッ!!…ピュ………
フランの膣が締め付けられていくのが分かるとバルフレアたまらずに全てを放出した。ゆっくり膣から抜くと白く濁った液体がトロリと溢れ出していた。
────『私なら構わないわ』
彼女がバルフレアの全てを受け入れた日に言った台詞。それはヴィエラとして生きるのを捨てたに等しい。それでも迷わずバルフレアを選んだ。
もし出会えていなければ今もあの国や親父に囲まれて生温く過ごしていたんだろう─────
「この先もずっと 俺の側に居ろよ」
「…………今日は強気ね」
「学習したからな」
目を合わせるとフランは微笑んだ。
そしてバルフレアも…
──ピョピョ…
「朝だぞ!起きろョ」
「ぅう…」
その声に片目を開けると眩しい日差しが飛込んできた。
「おはようござます」
「はぁーこんなとこで寝てたのかョ」
(ったく 若いヤツは朝からうるせ……ぃっい゛!!)
起きようと体を持ち上げた瞬間、腰に痛みが走った。
(…ちっ 昨夜はあのま…ま……………あっ!!)
「おい!! フランッッ!!!」
「ここにいるわ」
焦るバルフレアとは対照的にいつも通りのフランがそこにいた。よくよく見るとちゃんと服も着てれば皆も起きている。
「減らすべきね アクセサリー」
「…」
(……………やっぱり… 敵わねぇ)
「なら お前にやるよ」
「…趣味じゃないわ」
────end────
────────────────────
どうもでした。そろそろ別キャラ書きますね…
キタキタ〜!
指輪外すのに悶えた…*´Д`)ハァハァ
職人さんマジGJ!
いいねぇ〜
フラン×バルやっぱカッケェ!
ぁあ、別キャラもwktk
GJです〜〜!!
バルフレアのやきもち萌え〜。
フランエロくて萌え〜。
やっぱりバルフランは大人な雰囲気で大好きだ〜!!
次も期待してます!!
バルフラ嫉妬編イイ!!!!!!
激しくGJ!!
ヴァンはあくまでもォィョなんだなwww
激しくボッキバロスwww
フランいいいいいい!GJ!
>>501の期待に応えようと考えている自分がいる。鬼畜バッシュはどうだろう?
>>534 鬼畜バッシュはいやあ(;ω;)
なのでガブラスでおながいします
神キターーーー!!GJ!
朝起きて焦るバルフレアに爆笑www
パンネロの兄貴達はバッシュの部下だったんだよな
だから小父様なんだよな?
そこらへんイジクったらネロ×バッシュも可能か…?*´Д`)
そういえば騎士団に所属してた兄貴達については、セリフどころか存在すらゲーム中では見かけなかった気が…ww
EDでもパパとママのことしか言ってないしなぁ。
陵辱注意
鬼畜将軍が嫌いな人はスルーが吉です。
バッシュは、いつも最前線の男だ。
右手に剣、左手に盾。モンスターが行く手を阻めば、誰よりも早く戦いを挑む。
恐れも怯えも微塵もなく、バッタバッタと切り伏せた。
しかし、それには理由があった。
長い軍隊生活に、二年間の監禁拘束。
若い盛りを剣に捧げた人生に、突如襲いくる婦女子の誘惑。
守るべきアーシェ殿下はかがむ事も許さんばかりのミニスカート。
ヴィエラの女戦士、うさ耳フランは大胆カットのボンテージ。
そしてそして、お下げが愛くるしいピチピチ十代のパンネロは、体のラインも顕なフィットなツナギ。
バッシュにはバルフレアの神経が理解できなかった。
あんなムチムチプリプリの娘たちの後衛に回ってなんで冷静でいられようか!
移動も戦闘も最後尾、奴は絶対ムッツリスケベだ。
……でも、バッシュはそんなバルフレアがちょっとだけ羨ましかった。
「きゃあ!」
目の前で、パンネロが尻餅をついた。
幼さを残す未発達な体を見下ろすと、バッシュは素早くパンネロの両肩を掴み、柔らかい草地に押し倒した。
頭の奥でヤメロと自分に叫んだが、体が勝手にパンネロの衣服を剥ぎ取っていく。
どうしてこんな事になっているのか、自分でもわからない。
足を負傷したアーシェ殿下のために、一人薬草を探しに来たはずなのに。
つなぎのジッパーを下ろすと小さいが形の良い胸があらわになった。
両手でわしづかみ、乱暴に揉みしだくとパンネロが小さく「いやあ」と首を振る。
日はまだ高く、あたりは風も穏やかな草原なのに、二人の周囲だけが禍禍しい空気に満ちていた。
掴んだ乳房をこねくりまわし、色の薄い乳首を口にふくむとパンネロの口から怪しい吐息が漏れ出した。
(ヤメロ!ヤメロ!)
どこか遠くへ追いやられた理性が必死に制止を促すも、いっかな狼藉は収まらない。
やがて自分の手がパンネロの下半身を守る薄い布地まで剥ぎ取ろうとするに及び、理性は益々仰天する。
(若い娘になんて事を!一体私はどうしてしまったんだ)
そもそも、何故パンネロと二人きりなのかが分からない。
一人で薬草を探すと言ってキャンプ場所を後にした。
暫く歩いて薬草を探しているうちに、気付いたらパンネロがいて、いきなり暴挙に及んでいた。
(ええい!ヤメロ、やめるんだ私!)
理性の制止をものともせず、最後の布が剥ぎ取られ、目にパンネロの薄い草むらが焼きついた。
両手で脚を大きく開かせると渇きに飢えた犬のように顔を突っ込み舐めまわす。
ぴちゃぴちゃと音を立て、すするように舌を差し込むと「いやいや」と繰り返すパンネロの声に甘い響きが交じった。
「あ……あ……だめえ、小父さま……あ、あ、あ」
パンネロの赤く膨らんだクリトリスを、尖った舌先でつつき吸い上げ刺激する。
充分に潤った秘所へそっと指を差し込むと一際大きな嬌声が上がった。
そのまま奥まで掻き回し舌での刺激も続けると、すすり泣きのような喘ぎと共にパンネロの指がバッシュの髪を掻き毟る。
まるで「もっと」と求めるように大胆に開かれた両足を抱えるように押し上げ、混沌とした営みはクライマックスを迎えた。
まるで何かに操られるように衣服を脱ぎ去る。
頭の奥で理性が首をかしげた。この感覚はどこか覚えがある。
こんな場面ではないが、過去にも同じような経験をしたような気がする。
しかし、考える間もなく体はパンネロにのしかかり開かれた脚の間に滑り込んだ。
ぐいぐいと腰を押し付け、猛り狂った雄がパンネロの狭い肉を押し進むと中はしとどに濡れていた。
包み込むように締め上げる感覚にバッシュの口から獣のような呻きが洩れる。
「ああ……!いい、あ……あああ!小父さま、小父さまあ」
恍惚とした声をどこか遠くで聞きながら、霞がかった意識の奥で最後の理性が溜息をつく。
昇りつめる感覚に腰の動きが早くなり、やがて荒い息に上下するパンネロの腹部に白濁した液体をぶちまけた。
はあはあと荒い息を吐きながら目を開けると体の下で自分を見つめるパンネロと目が合った。
瞬間、ヒュっという風を切る音と共にパンネロの平手が飛び、バッシュの頬を激しく打った。
目の奥がツンとするような痛みを感じ、熱の過ぎ去った頭に猛烈な後悔が湧き上がる。
「ゆ、許してくれ!」
何かを堪えるような表情で自分を見つめるパンネロにバッシュはひたすら頭を下げた。
許してくれと言って許されるはずも無い、年端も行かぬ若い娘に何と言うことをしてしまったのか。
いっそ死んで詫びるかと考え始めたその時、草むらを掻き分けつつ、二人を探しに来たであろうヴァンの声が聞こえてきた。
「あー!パンネロ!!またやったな!」
もはや腹を切る覚悟を決めたバッシュの耳に、意味不明なヴァンの声が届いた。
「うう〜ん、気持ち良かった。ありがと小父さま」
「は?」
「ったくー!コンフュをそういう事に使うなって言っただろー!」
「だってー、一度試してみたかったんだもん!」
「俺で試せ、俺で」
「やだよーヴァンはもう飽きた」
コンフュ?ああ、そうかどこかで感じた事のある感覚だと思ったら……あ〜コンフュねコンフュ……。
「……って、待てコラア!なんてことさらすんじゃこの小娘!」
「おほほほほほ!次はバルフレアで試してみよ〜っと!」
「だから俺で試せってーの!」
バッシュは後を振り向かない。
でも、これからは時々背後にも気を配ろう。知らずにイケナイ魔法を掛けられぬ事の無いように……。
了
ほんと色々すいません
ちょwwww鬼畜っていうよりほのぼのエロスwwwwwww
バッシュ同様、4/4でしてやられたww
この言葉はこういう時にこそ使うものだな。
職人さん、GJ!
こういうの好きだ。
鬼畜っていうからどんなのかと思ったらww
GJ!
正直12はカプ萌しないと思ってたんだがこのスレのおかげですっかりハマってしまったお。
バルフラ、ヴァンネロ、バッシュアーシェが好きだけど、その他の話しも面白エロくて大好きだ。
ここの職人さんGJ。
やべぇオチにワロタw
小父さまってなんかエロくていいな
GJでした
501は俺ですノシ
まさかやってくれる職人さんがいるなんて…!
マジでごっつぁんでした!*´Д`)ハァハァ..
バルフレア×フラン
バルフレア×パンネロ
見たいよ〜
バッシュ×パンネロも見たかったけど見れた!
オチまであってGJ!!!!!!!!
>>553 コンフュ作戦バルフレア編でよければ書けるかな。>バルパン
パンエロが性悪だけど
ゲームは酷かったけどSSはどれも良いな。
ラスラ×アーシェを読んでみたい。
うん…
読み物として完成されてるものもあるしな
職人さん達、本当に有難う
>>556 ノシ
時間かかっても良いなら挑戦さして下さい
ラスアーよみたい!
>>554 お願いします!楽しみ〜^^
バルとエンディングパンネロ(大人になったバージョン)も見てみたい
ガブラスゥ‥ぁぁん…
今夜は少し乱暴なのね‥
そんなに慌てなくてもあなたの側にいるゎょ‥。
もっと優しく脱がせて‥‥
そぅ。…そぅょ…
孤独で……淋しかったのね‥?
今日はガブの好きにしていぃゎょ。あぁ!あぁん、激しいのね…
ハァハァ……
今夜はどうしたの??
『癒されたい。言っていいか?』
ええ今夜はなんでも許すゎ‥。欲求言ってごらんなさい。
(胸の谷間に顔をうずめて)
『ママン‥アーシェママン…おっぱいちょうだい。』
ぁん、そんな事だったのね‥ぃぃゎょ‥お母さんのおっぱい気が済むまでしゃぶりなさい…
チュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパ
チュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパ
チュパチュパチュルルルル
ハァぁぁん‥‥ガブゥ‥そんなに強く吸わないでぇ‥
ぁぁん。痛い痛いゎ〜慌てなくてもおっぱいは逃げないゎょ。
ガブラス専用のおっぱいよ。優しくおしゃぶりしなさい‥ね?
チュパ‥‥チュパ…レロペロ…
チュパ…
そう…あぁん…ぃぃゎ‥
ガブラスじょうずね、ぃぃ子…あぁんもっとおしゃぶりして〜
>>559 ラスアー………めっちゃ(*゜∀゜)wktk
>>562 ちょw
レイプスレとここ、もしかしてガブラス受難期の始まり!?w
ラスアーで初夜とかみたひ
>>563他スレと同じ流れになるのはやだなぁ
静かでここ居心地良いから投下しやすいんだわ
とゆーわけで流れ戻しに投下
── 港町バーフォンハイム ──
ドクター・シドとの一戦の翌日。一行はレダスの計らいにより町宿で僅かな休息をとっていた。
「オレ出掛けるけど パンネロはどうする?」
アーシェとバッシュはレダス邸に行くと言ってたし、バルフレアとフランはシュトラールの様子を聞きにターミナルへ向かったらしい。
「うーん 洗濯物が溜ってるしやらないと あっ 誰かさんの分もね」
「えっへへ」
「だから終わったら行こっかな」
「そっか じゃ行ってくる」
「うん」
外に出ると微かに潮の香りがした。
「私は生きているぞぅ!!」
町の広場に通りがかった時だ、聞き覚えのある大声にヴァンは振り返った。
「バッシュ!?」
よくみれば広場の中央で、誰かれ構わず叫んでいる。慌てたヴァンが止めに入っても一行に止める気配はない。
「私がバッシュだぁぁ!!」
「なんだよ、どうしちゃったんだよ」
「オンドール公の発表は嘘っぱちだぁぁ!!」「え? オレのものまね??」
「私はバァァーーッシュゥ…ゥ…」
バタンッ!!
「おい バッシュ!」
突然倒れたバッシュに起こそうとしているとそれを見ていたバンガが呆れたように声をかけた。
「あんだ 一口でこのザマか お嬢ちゃんの方がよっぽど強ぇが」
「…アーシェの事か 何処にいるんだ」
「白波亭にいたぜ」
それを聞くとヴァンは店の中へ入っていった。
「私を誰だと思ってるの?早くもう一本持ってきなさぁい!」
その声の元に向かうと明らかに様子のおかしいアーシェが座っていた。
「お前何やってんだよ!」
「お前は やめれぇ」
その顔はほんのり赤く目も半開きだ。いつものきつさに加えて呂律も回ってない。テーブルの上にはビュエルバ魂やバロース酒をはじめいくつも空き瓶が並んでいる。
「何で酒なんか飲んだんだよ」
状況が掴めないまま話していると近くにいた老人シークが話しかけてきた。
「…この子の知り合いかい?」
「うん」
「すまん事をしたのう… 実はワシが賊に絡まれてる所を助けてくれてな お礼に一杯と思ったんじゃが」
理由が分かったとはいえこれは酷い。放って置くわけにはいかない。
ガバッ
「何をするの!? 離しなさいぃ」
「いい加減にしろって」
とりあえずバッシュは後だ、アーシェだけでも連れ帰らなくては。ヴァンは暴れるアーシェを担ぎ上げ店を後にした。
「ヴァン おか…わぁ!どうしたの?」
「酒飲んで騒いでたんだ」
「えぇ!? 大丈夫?」
「それにバッシュも広場で倒れてんだよ」
「バッシュさんも!? ワタシ迎えに行ってくる」
「うん オレもさ アーシェ置いたらすぐ行くから」
パンネロが部屋を出ていくと、ヴァンはアーシェをベットに下ろした。静かになったと思えばすぅすぅと寝息が聞こえている。こうやって間近で見ると服の隙間から覗く肌が綺麗、さすがは王女様。キュっと締まった小尻とふっくらした胸も見えそうだ。
(柔らかそう……ちょっとだけなら…)
ヴァンは指を谷間に差し込んだ。その感触を楽しむように動かすとゆっくりと胸部の布を持ち上げた。
(…ヤバいな…勃ってきた)
そう思っていたらいつの間にかアーシェの目がうっすら開いているではないか。
「んぅ…」
「わぁ!いやっこれは別に…えっと…ごごごめん!」
しかしアーシェは怒るどころがヴァンを優しく抱き締めた。
「……そこにいたの」
「??」
「私を一人にしないで…ラスラ……」
「えっ!?ちがっ…」
困惑する様子に構わずアーシェは口づけた。
紅く柔らかい唇が舌を包み込む。ねだるように繰り返すと口の唾液が流れる。
チュピチュピッ
「あーもー どうなっても知らないからな!」
ヴァンは白い布を剥ぎ取った。プルンと二つの乳が揺れる。顔を埋めて舌で舐め回す、アーシェから吐息が漏れるのが聞えると乳首に吸い付き両手で揉みまくった。
「あぁん!ん…んぁ!」
ヴァンは馬乗りになると我慢していた自分のモノを取り出した。尖端から滲出る液体をアーシェの乳首に塗り付けると、ヌルヌルと滑りがよくなり裏筋にあたる突起の感触に快感が一気に増していく。それを乳房で挟み込むとヴァンは腰を前後に動かした。
「うぁ…気持ちいぃ…」
「はぁっ…は…ぁん」
動くリズムに合わせてアーシェも声が漏れる。一心不乱に擦りつけているとアーシェが手を沿えてきた。亀頭から滴り落ちる滴が胸もとをテカらせている。アーシェは滴をペロリと舐めた。
ぺチュぺチュチュ…
「そんなんしたら…出ちゃ…」
「ん…きて…ラス…」
ホットパンツに手を入れると中はぐっしょりと湿っている。もう我慢はできない。ヴァンは甘酸っぱい香りのする中へ押し込んだ。
「あぁっ!」
急な刺激にアーシェは声をあげた。内側の肉が動く度に絡みつきグチョグチョと音たてる。更に突き上げていくとアーシェの中から蜜が溢れ出てきた。
「あっはぁっ!ぁん!」
「もぅ!あっ…イクョ!!」
ドクッ!!
「ん…ラァ…スラぁあ!」
達すると同時に抜き出すと白い液体が飛び出した。一気に放出されたモノはアーシェの顔や胸に飛び散っていた。
「はぁはぁ…ぁ」
(アーシェってこんな顔するんだな…)
ヴァンは服を直すとそっとアーシェ毛布を掛けた。
ドンッ
「おーい 将軍閣下を連れてきてやったぜ」
「もう!ヴァンたら いくら待っても来ないんだから」
勢いよくドアが開いたと思えばバルフレアとフランに支えられたバッシュが入ってきた。どうやらパンネロが二人を呼びに行ったらしい。
「あら 顔赤いわよ」
「なんだ お前も酔ってんのか」
「ち、違うって!」
フランの一言にドキリとしたがこの事がバレるのはまずい。絶対秘密にしておこう。
「んがぁぁ私はぁぁバァァーッシュ!!」
「はいはい わかってるよ! ったくこれだから真面目な奴が酔うとタチが悪ぃぜ」
鬱陶しそうにバルフレアがフランと目を合わせた。
「なぁフラン 頼む」
「デス!」
───end───
ちょwww
スリプルかサイレスかドンアクくらいでww
バッシュモエス!!!
GJ!
ヴァン!早いよ、ヴァン!
ま、王女様がそれだけ魅力的だったってことで
GJ!
フラン容赦ないなww
エロもGJです。
昨日のせいで乳首が真っ赤・・・ハァ・・・
ガブったら強くおしゃぶりするから紅くなっちゃったわぁ・・・
みっともない・・・
ブラ付けられるかしら・・痛ッ 擦れて痛いわ。
今日はノーブラでいいわよね。
ちょっとサイズダウンだけどそれは仕方ないわ・・・
--コンコン--
「はい、誰かしら?」
「給仕のバッシュであります。着替えをお持ちしました。」
「あらちょっとまって」
何か上に羽織らなくちゃ。シースルーだけど無いよりはマシよね
「入って良いわ」
「姫様、おはようございます。今日もいつになく素敵でいらっしゃる。お美しい。」
「ありがと。そこへおいておいて」
(な!!姫様!!チチチ乳首が!!!それに透明すぎる下着!!俺には刺激が強すぎる!!
一刻も早く着替えをお渡しし、ここを脱出せねば!!)
「ん?バッシュ?どうしたの?汗が凄いわよ?」
「姫様!今日も暑い日和ですな!!ハハ!!」
「そぉね。ねぇ、バッシュ、オロナイン持ってきてくれないかしら?」
「は!只今」
(バッシュが出て行ってから改めて乳首を見てみる)「やっぱり腫れてるわ・・駄目ね」
--コンコン--
「あいてるわよ。」
「姫様お持ちしました。オロナインです。どこかお怪我でも?蚊にやられましたかな?
「違うのバッシュ。ちょっと・・・ね。ありがとう。もう下がっていいわ」
(出て行こうとする給仕バッシュ)
「早く付けなくちゃ。痛くてたまらないわ」
(下着をまくりあげ指で薬をつける)
「アァァ-------しみるゥ!!」
(くるりと向きかえり駆け寄り姫を抱きかかえるバッシュ)
「どうしました?!姫様!!ハ!こんなに真っ赤に腫れた乳!どうしたのです!!
姫様!!」
「な、なんでもないのよ。バッシュ・・・アァ----しみるわ--!そ、それより、
もう片方続けて塗って!!これは試練よ!!私に課せられた試練なノォ----」
「姫様!?試練って!!何言ってるのです!こんなに腫れた乳どうしたら・・・・・・
考えても始まらぬ!!今塗ります!!姫様行きますよ、ちょっと痛いですが我慢です!!」
(ヌリヌリヌリヌリ)
「アァ----痛い痛いしみる!!アァ!!!!!」
「姫様少しの辛抱です!!これだけ塗れば明日はまた・・・ ハ!!」
「え?また、何?????」
「い、いえ、また下着を着けられますよ!!ハハハハハ!!わたくしは食事の支度が
ありますゆえ、失礼させていただきます・・・・・」(そそくさと部屋を出るバッシュ)
「あ〜危ない危ない。ガブラスが乳離れ出来ていない事を危うく姫様にばらすところだった」
オロナインバロスwwww
気持ち悪いオタが徘徊してる糞スレはここですか?
申し訳ありません、人違…スレ違いだと思いますよ?w
>>559 556です。ありがとうございます!
ラスラ×アーシェ楽しみにしています。
レイプスレと同じノリになってきたな。
落ち着くまで見守る事にする。
誘導があった影響かと
とりあえず俺的には、当座は
バルネロと
ラスアーに我慢汁が止まらないからおkw
583 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 05:45:00 ID:bEr3Fzu3
パンエロ
ラスアーきぼん
バッシュ×アーシェで、アーシェが媚薬使ってバッシュの理性を崩す話を書いてますが需要あるかな?
誘い受けや薬ネタは大丈夫?w
>>585自分的には大丈夫、むしろ読みたいよ
あんま前置きしすぎてネタバレしちゃうともったいないし出来たら投下しちゃったら?
>>585 バッシュ×アーシェキタ━(゚∀゚)━!
正座して待ってます
ヴァン×アーシェって全然ないな
>>559 ラスアー楽しみ…!!
>>585 キタキタ!wktk!
このスレ見てから本当、バッシュ×アーシェ好きになったよ。
つーかアーシェがすきになったのはこのスレのお陰だ……(*´∀`)
俺も…バッシュ×アーシェなんて、
ここ覗かなかったら絶対思いつかなんだ
バッシュがなんか切なくていいよな
マジで思いつかんかったか? そんなもんかー
真面目一直線硬派騎士の部下→高飛車王女様なんて超萌える
別スレにパン×ヴァンの長編エロ小説書いたから見てみて。
>>594 禿同
久しぶりにカプ萌えしたくらいこの二人にはやられたよ(*^ω^)
>>585です。途中までですがうpします。
「ん〜やっぱり良いよねここは!凄く落ち着くし。ねぇヴァン、二人で久々に出
掛けない?」
「あぁ、いいぜ。アーシェ、戻るのは少し遅くなるかも!」
モブ退治に一段落ついた一行は、ラバナスタに戻って来た。青々と広がる空の下
でヴァンとパンネロの姿が小さくなっていく。
「若いねぇーあいつらは。俺もあーやって無邪気な青春時代があったのか?」
バルフレアがフランの顔を覗いたが、フランは表情を崩さずに言い放った。。
「私にふらないで欲しいわ。貴方の全てを知っている訳じゃないもの。」
「冷たいなぁ。そこは社交辞令でお願いしますよ。で、俺たちはどうする?」
「そんな事言うけど決まってるんでしょ。私に言わせる気なの?」
刺のある言葉とは裏腹に、フランの表情は和らいでいる。この顔だ…とバルフレア
は負けました、とでも言うように自分の頬を掻いた。
「叶わないな、フランには。では今夜もお付き合いお願い致します。そう言う訳
だ、アーシェ。俺らは砂海亭に居るからよ。そんじゃ宜しくー。」
「行ってくるわ。深酒はさせないから安心して。」
仲睦まじく歩いていく二人の背中を見つめながら残された二人、アーシェとバッ
シュ。
「殿下はこれからどう致しますか?」
甘く低い声と共に、バッシュの双眸がアーシェに向けられた。整った顔立ちに生え
揃えられた髭が良く似合っている。
自分より一頭身ほど高い彼をアーシェは見上げた。
「私はバザーに行きたいわ。色々見たいものがあって…」
「では私も同行します。買った物は私が持ちますので。」
「いいのよ、そこまでしてくれなくても。久しぶりにラバナスタへ戻って来て、皆
自由に過ごしているのだから。戦士にも休養は必要だわ、バッシュ。」
アーシェはバッシュに微笑んだ。
『本当は一緒に来て欲しい…』
その言葉を言えずに飲み込んだアーシェの胸には甘い疼きがあった。
バッシュをただの家臣としてではなく、特別な思いを抱いてしまうようになったの
はいつからか…
しかし考えても分からない。かと言ってラスラに対して罪悪感を感じている訳でも
ない。自分の心境の変化にアーシェはため息を吐く。
『時代が変わっていくように、私の気持ちも変わっていくんだわ…ラスラ…』
それは寂しい事ではない。ラスラへの気持ちを邪険に扱うことでもない。ただ、目
の前の彼を一人の男性として…
「殿下?どうかされましたか?」
バッシュに問い掛けられてハッとする。考え事の所為でボーッとしていたようだ。
「ううん、大丈夫よ。ごめんなさい。」
「そうですか、ではバザーへ参りましょう。」
バッシュが歩きだすとアーシェは慌てて追い掛けた。「い、いいのよ本当に!自分の好きな様に時間を使って。」
そこまで言うと前を歩くバッシュが振り向いた。
「私は自分の好きな様に時間を使っているつもりですが。」
嬉しい…。例えそれが知らずに感じている義務感だとしても。長い主従生活の中で、公私を混同してしまう事はある。
しかしそれをおいても、やはりバッシュと二人でいられる事はアーシェにとって嬉しい事だった。
ムスル・バザーでは人種を問わず商人が集まっていた。食物・スパイス・アクセサリーなどを扱う多様な露店とそれを求める客がひしめいている。
「いつ来ても凄い人だわ…」
「殿下、足元にお気を付け下さい。」
アーシェの背中にそっと添えられたバッシュの大きな手が、彼女を人混みに飲まれないよう誘導してくれる。
「今日はどちらの店へ?」
「クランショップよ。さっきモンブランの所へ行ったらクランランクが上がった事を告げられて、品揃えの変化があるかどうか見に行きたいの。」
「成程。ちょうど戦利品も山の様にありますし、処分すれば交易品が出回るかもしれませんね。」
人混みを縫うように進み、二人はやっとクランショップに着いた。
「今のアンタ達に売れるのはこんなもんだぜ。」
新たに出された商品達はどれも高額だったが、実戦で役に立つものばかりであった。
「ねぇ、バッシュ。これなんかどう?」
「(小声で)…些か値段が高い気がします。ここは我慢をして装備の充填を考えるべきかと。」
「そうねぇ…だったら貴方だけに一つ買いましょう。」
アーシェは支払いをしようとしている。
「お待ち下さい!私の為だけに散財をなさらず…」
「いいのよ。いつもメインで戦ってくれているのは貴方なのだから、貴方にお金を掛けて当然だと思うわ。」
そして買い物を終えてみれば、ポーションなどの消耗品アイテムがかさみ、かなりの大荷物になってしまった。
「では私は荷物を持って先に部屋へ戻ります。殿下はまだこちらへ?」
「そうね。もう少しだけ見ていくわ。ありがとう。」
バッシュが去った後、クランショップの店主がアーシェに声を掛けてきた。
「なぁ、アンタどっかの国のお姫さんか何かかい?」
アーシェは突然のその言葉に目を見開いて固まってしまう。
「いやぁ、今帰った連れが『殿下、殿下』なんて言うもんだからさ。そんな警戒しなくてもいいよ。誰に言う訳でもねぇから。
この御時世、ラバナスタに他国からお忍びで来るとは物好きだねぇ。…まさか帝国の!?」
アーシェはやっと話が飲み込めた。どうやら店主は自分の事を「ラバナスタ」の王女だとは思っていないらしい。
それもその筈、自分は今死んだ事になっているのだから。バッシュもそうだ。それに顔だって意外と知られていない。実際にヴァンも自分の顔を知らなかった訳だし…
「帝国からではないわ。御想像にお任せします。」
相手に悪気は無いにしても、帝国の人間に間違われたことにアーシェは非常に嫌悪を感じた。
「すまなかったね、余計な事聞いて。端から見てたら仲が良いから最初は彼氏かと思ってたんだけどさ。」
「か…彼氏!!」
アーシェは顔を赤くした。バッシュが聞いたら何と言うだろうか。
「あ?なに、図星なの。ごめんね。」
「違います違います!」
「いいよそんな隠さなくても。主従を越えた、そんな関係があったっていいんじゃない?」
完全に誤解されてる…と思いつつアーシェは益々赤くなって黙っていた。
「そうだ、いいもんがある…」
そう言うと店主は傍らの袋の中から小ビンを出した。良く見ると読めない文字のラベルが貼ってある。舶来品だろうか?
「媚薬らしいぜ。この間手に入れたが、どう捌いていいやら迷ってたとこだ。丁度いい、アンタにくれてやるよ。」
なぜそんな物を…と言おうとする間もなく店主は小ビンについて勝手に説明しだした。
「香水と同じ様に自分に振り掛ければ良いと思うぜ。そうすりゃ相手が匂いにつられて…」
「わ、わかったわ。でも何故私にこれを?」
「別に意味はないな…ただアンタ達なら上手く使えそうな気がする、そんだけだ。」
そう言うと店主は次の客を相手にし始めた。アーシェは暫く待って小ビンを返却する機を伺っていたが、結局諦めてビンをむやみに捨てる事も出来ず、持って帰ることにした。
「あぁ、いけねぇ!あれは自分に使うんじゃなくて相手に振り掛けるヤツだっ
た…ってもうあのネェちゃん居ないか。
まぁ自分に使うのも…クククッ、アリだよな。」
ホテルの自室に戻ったアーシェは、小ビンを握り締めたままベッドへ突っ伏し
た。
「あーどうして持って帰ってきちゃったんだろ…」
自分の手の中にある不透明な液体が入ったビンを見つめる。
媚薬、か。興味が無いと言えば嘘になる。ただ気になるのはあの店主の言葉…
『アンタ達なら上手く使えそうな気がする』
思い出してアーシェは笑ってしまった。自分達はそんな関係に見られていたのか。
「でも…嬉しいわ…」
アーシェは小ビンの蓋を開けた。とても良い匂いが辺りに広がる。
その匂いにつられて一押し、二押しと身体に振りまいていく。…私ったら何をして
いるのかしら…
バッシュに淫らな期待を抱いている自分に羞恥していたが、その香りを纏っていく
うちに動悸が激しくなり正常な思考を徐々に奪っていく。
「はぁ……んっ」
思わず口から出た悩ましげな吐息に驚いてしまったが、驚きはそれだけに留まらな
かった。
頭と身体の芯がボーッとして熱く、胸がいつもより大きく張っている気がする。
そしてベッドサイドの鏡に目を向けると、紅潮し潤んだ瞳の顔が映っていた。
「これが…私なの…?」
そこには通常の自分とはかけ離れた姿があった。淫猥な空気を隠しきれない自分に
目を背けた。
確か自分に振りかけろ・・・って言ってたわよね?もしかして使い方間違えたのかしら
・・・?
自分がこんな乱れた気持ちになるとは予想もしなかった事であったから、アーシェ
は動揺を隠せない。
しかしそんな自分とは反して気持ちは高ぶっていくばかりであった。
アーシェがベッドの上で苦しみ悶えていると、突然自室のドアがノックされた。
「殿下、お帰りになっていらっしゃいますか?私です。」
聞き覚えのある声・・・バッシュだ!しかし今このような状態で出ていいのか一瞬迷っ
たが、
思いよりも先に自分の体が勝手に動いていた。
少し震える手でドアの鍵を外し、そっと開ける。
「・・・バッシュ・・・・・・。」
もはや上擦った声は自分でも気にならない。バッシュを目の当たりにして鼓動は一層
激しくなる。
「殿下・・どうなされましたか?ご気分が優れないような感じを受けます。熱でもある
のでしょうか?」
バッシュもアーシェの異変に気付いたようだ。焦点の定まらない彼女の瞳と荒い息遣
いに、熱がある事を予想した。
「熱・・・そうね。フフフ・・・確かにあるかも。ね?・・・・」
ドサッ、と倒れ込むようにバッシュの身体へ抱きついたアーシェを咄嗟の思いで支え
るが、
急なことにバランスを崩してしまい口付けをしてしまいそうな程お互いの顔が接近す
る。
「どう・・・熱、あるかしら。確かめて・・バッシュ。」
アーシェはバッシュの唇に指を当てて優しく撫でながら、甘えるように上目遣いで彼
を見つめた。
「で、殿下・・・!本当にどうなされたのですか!?とにかく一度部屋へ戻りましょ
う。」
こんな状況を他人に見られたらまずい。部屋の外で抱き合っているのかと思われてし
まう。
それにバッシュはアーシェの不自然な様子も気になった。
「さぁ、こちらへ・・・」
バッシュがドアを開けてアーシェを部屋の中へ促すと、彼女はゆっくりと中へ入って
いった。
が、次の瞬間アーシェが振り向き様にバッシュの手を自分の方へ引いたかと思うと、
そのまま彼の背後のドアを急いで閉めた。
「!!」
彼を逃さないように閉めた扉の鍵が、ガチャリ、と重苦しく部屋に響きわたる。
アーシェがバッシュの首の後ろに両手を組んで掛け、引き寄せるようにして囁く。
「ねぇ・・・・キスして・・・。」
グダグダな展開ですがまだ続きます。出来たらうpします。
リアタイ乙
>>603 (;´Д`)ハァハァ コ、ココデ キレチャウノカヨ
殿下エロイ。マジでお待ちしております。
(・∀・)イイ!最高バッシュ。
ウワーイイトコでオアズケダ!!!
バッシュアーシェ職人さんはオアズケのタイミングが絶妙すぐる!
そうか…これから…これからか…職人サン(*´Д`)マッテマツ!
アーシェ×ヴァンキボン
男キャラの女体化小説の投下っておkですかね?
女体化は読んだことないからなぁ……
でも注意書きしてくれれば、耐えられなくなったらスルーするから個人的にはおk。
女体化は獣姦やスカより拒否反応起こす人いるからな〜
落ちてますがな( ´・ω・`)
ラーサー(だけじゃないが)は男の子だから萌えるクポ。
朝起きて女の子になっていたら怖いお兄さんに食べらr(ry
女体化は文章だけだとただの801に見えてしまうことがあるからなあ…。
予め詳しく前置き書いとくか、女体化総合スレに書いてここにリンク貼るのがいいかもしれん。
女体化、801は荒れる元になりやすいから気をつけたほうがいいよ。
うるさいこと言ってごめん(´・ω・`)
女体化ってだけで具体的に誰がどうなのかわからんからなんとも言えないが……
女体化バッシュが男体化アーシェ殿下を大人のウルテクで優しく激しくやや強引に
お慰め申し上げる話だったらどうしよう。
女体は別スレでやった方がいい
多分荒れる
>>610です、皆さんご意見ありがとうございました
小説はご紹介して下さったスレに投下したいと思います
まだ出来ていないのですが
その時はまたご連絡したいなと思っています ノシ
魅力的な女キャラがいるのに女体化でやりたいとかのたまう香具師の考えは正直わからん
まあ萌えは人それぞれですから
あなたの萎えは誰かの萌え
あなたの萌えは誰かの萎え
623 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 01:36:19 ID:kep9nPHu
アーシェ×バッシュはポーションのカードとか、いたストのポスターみて公式カプだと思い込んでたんだが…
バルフレアとは。やっぱアーシェはバッシュが一番合うな。
>>602の続きお願いします!
パンネロ×バルフレア、アーシェ×ウォースラあたりもお願いします。
アーシェ×ラスラも楽しみに待ってます〜。
>>623 いろんなところでセットにされてていいね。
バルフラの大人な雰囲気とくらべてこの二人はどこか不器用そう。
そこがまた良いんだが。
GWももうおわりますが
>>602の続きはまだですか?職人さん放置プレイうまいすなぁ(;´Д`)ハァハァ
マテマテ。
GWだ。海外に行ってて執筆が進んでないかもわからんし、職人さんにはゆっくりいいものを書いてホスィ。
俺もずっとアオズケだけど(;´д`)ハァハァ
>>628に同じく
職人さん、急かすつもりはないので
マターリ書いて下さいね
バッシュ×パンネロのマジエロが見たい
バシュアーとラスアーの職人さんまだみたいだね
暇つぶしにバルネロ見る気ある人いるなら今出来たからあげてもいい?
>>631 WAKUWAKUてかてかしてまてましたーーーー職人さま、よろしくお願いします。
── サリカ樹林 ──
日が落ち真っ暗になると、大樹を覆う葉の隙間から光輝く満月が顔を覗かせている。
バッシュの提案で小屋に分散して夜を明かす事になった。二人ずつとなると自然と空賊組、後は男組、女組に分かれるようになるのが恒例だ。
小屋の中だけがぼんやりと明るく照らされている。
フ──ゥ
(親父の事を話しておくべきか…)
ため息混じりの煙が充満していく。床に置いたランタンから火を移して煙草をくわえたのが数秒前の出来事。皆がいる時は彼なりに気を使って控えているが実はかなりのヘビースモーカーだ。
コツコツ…
近づいてくる足音はさっき出掛けたフランだろう。
「………あの ちょっといいですか」
「? パンネロか 可愛いお嬢ちゃんの夜這いなら大歓迎さ」
「違いますよ もう」
「少し煙いが よけりゃ入んな」
予想外の客人に完全オフにしていた表情を切り替えた。お邪魔しますとパンネロが座る。チラチラ見回している様子を見るとフランを探しているのかもしれない。冗談混じりにフランの口調を真似ながら
「あいつなら『ミストを感じるの』って 出かけたぜ」
と、言うとパンネロがクスッと笑った。
「でもバルフレアさんにも聞きたい事があって」
「ほー嬉しいねぇ で ご用件は?」
少し恥ずかしそうにバルフレアを見つめる。「えっと……二人って 付き合ってどれくらいなのかなぁって」
「??」
唐突な質問に固まるバルフレア、逆にパンネロの瞳は真剣そのもの。二人とはもちろんバルフレアとフランだ。
「俺達はそんなんじゃない」
「えっ? 違うんだ…」
パンネロにとってそれは意外な答えだった。「…でもお互いの事ちゃんと分かってるって感じがする すごく羨ましい 私達もそうゆう風になれたらいいなぁ」
達と言う言葉に含まれているのはヴァンの事。後先考えずに発言するせいで相手を不快にさせる事がある、それは女性に対してが多い。パンネロはそれが少し気になっていた。
「あいつはまだまだガキだからな」
「ホント だからね たまに考えちゃうの 私の気持ち わかってくれてるのかなって」
自分が好きな気持ちと同じくらいヴァンは想ってくれてるのか。思春期の女の子らしい悩みだ。
しかしバルフレアの悩みに比べれば可愛らしいもの、こうも純粋だと少しばかりからかいたくもなる。
「まぁ キスくらいはしてるんだろ?」
「えっ!」
驚いていると言うことは未だなのか、と思っていると見る見るうちにパンネロの顔が赤くなっていく。すると
「……前に一度だけ」
と小声で話した。その時の事がパンネロの中を駆け巡る。頬の赤さを見せまいと両手をペタペタ当てていても上昇した体温は一気には下がらない。
「なら もっと関係が深まる方法を教えてやろう」
バルフレアは冗談と欲望の境目がわからなくなってきたらしい。パンネロの横に移動すると腰に手をまわし、顔を近づけた。
「ぇえ!?」
「安心しろ 俺は優しいんだぜ 特に女にはな」
目を見開いて止まっているパンネロ、その額に手をあてると前髪をかき上げそっとキスをした。いきなり口へとはいかない、年齢に合わせた対応は見事である。おそらくバルフレア的には反応を楽しみたいといった感じだろう。
「ん…ぁ…」
唇と舌の這う感触がパンネロの耳たぶや首筋を通る。これ以上は未知の世界、抵抗する間も無く流されてしまう。
だからいつの間にか服を脱がされていた、胸が露になる程に。
「ぃや!」
「怖いか 大丈夫だ 俺に任せればいい」
なだめる様に頭を撫でるとバルフレアは胸に吸い付いた。掌に収まる大きさの乳は、まだ誰の手も触れてないのだろう。小さな乳首はほんのりピンクがかったと言う感じ、舌の動きをプルッと弾く。
「ぁんく…すぐっ…たぁぃ…」
「それは感じてる証拠だな」
自分が感じてるなんて…パンネロは恥ずかしさの余り目を瞑った。初々しい反応にニヤリとしながらバルフレアは乳をいじくり続ける。
ジィ── ズズッ
何かの音に瞼を開けると異物が目の前に現れた。
「きゃっ!」
かなり大きいし先が濡れてるみたい…幼い頃父や兄のを見た事はあるがこんな状態になってるのは初めて見る。
バルフレアはパンネロの手を取った。硬くなったモノを握らせると、こうやって動かすんだとばかりに手を沿えてシゴく。
シュッシュッ──
動かす度にバルフレアの息が荒くなる。
「ぁ…イイぜ…そう……じゃぁ」
と、パンネロの口元へ押し付けた。
「んぅ!?」
「さぁ 舐めるんだ ゆっくりでいい」
催眠の暗示にも似たバルフレアの言葉に徐々に解きほぐされていく、口を開くと硬い感触が入ってきた。唾液なのか汁なのかクチュクチュ混ざりあってわからない。そのまま指示に従がいカリや裏筋を舐めたり、口にくわえてしゃぶり続ける。
「上手だ……よしっ」
そう言うとパンネロを押し倒し下半身に手を滑らせた。その手がササッと服を膝まで下げる、こういった事には殊更器用な男だ。何も纏わない部分は毛色も薄く柔らかい。
「そんなとこ…はぁぁ!」
その中に指が入り込んで行くとパンネロから声が上がった。流れ出る液を掬いとりクリトリスをクニュクニュこねくり回す。
「ぁあん!やぁ…なんか…へ…ん」
経験した事のない快感をパンネロは上手く表現できなかった。でもその表情はバルフレアを興奮させるには十分なものだ。
「変じゃなくて 気持ちいい だろ」
ヌルヌルした液が動きをよくさせる。肉の襞をこじ開けてその奥に指を挿すとあえぐ声は一層大きくなった。
「あぁぁん!」
侵入物を拒否するかの如く、内側が急速に締め付けていく。その流れに逆らい動かすと腹の辺りがビクッと波打つ。
中を掻き回され続けていると、パンネロは何も考えられずに只々声を漏らすだけ。
「あっ…ん…はぁっ…!」
ヒクヒクと痙攣しているのを指先で感じる。そろそろかと、バルフレアはポイントを定めて集中的に掻き出した。
「あっ!あぁっ!」
「ほら イッちゃえよ」
「あぁ!ダメぇぇ!」
「今更止めらんねぇなぁ」
「おかしくなっちゃうぅ!!あぁっ!ああぁぁぁ!!!………」
パンネロから溢れ出した液体で体も辺りもビチョビチョに濡れてしまった。バルフレアは指付いたそれを舐め取る。
「いい味だねぇ…さーて次は」
と、足を広げてモノを押し当てるがパンネロの反応が全くない。
「おい………気絶してんのか」
俺のテクなら無理もねぇ、などと自惚れてみたものの自分はまだまだ元気である。かと言って意識がないのに強姦する様な真似は如何なものか。考えた結果でた結論は
「やめだ…」
パンネロを背負って小屋を出ると突き刺さる視線を感じた。
「いつからいやがったんだ」
「若い子はいい味がするようね」
「嫌味か」
「さぁ」
「ちょっくらこいつをアーシェの所に置いてくる 先に寝てていいぜ」
「起きてるわ」
「……続きを相手してくれんのか」
「あなたが望むなら」
───end───
どうもでした。
実はオチのバルフラ書きたくていつも作ってたりする…スマソ
GJGJ!!!こんな時間まで起きてる俺も馬鹿だが覗いてみてよかた…
ぱんばるの反応が最高!ういういしくてイイ(・∀・)
ばるの眉毛が上がる様が想像できていいねぇ。
最高だ。職人さん、それに最初のエロ小説とは思えない出だしがイイ(・∀・)
おっきしたお(^ω^)
GGGGGGGGGGGGGGGGGGGGJ!
あんたホントにGJだ!
感想ありがとさん!でも見直したら改行ずれてるな…orz
次の書くネタにこのキャラでってのある?他の職人さんが今作ってるってカプは抜きで
マニアックにウォースラ×アーシェ。
互いにプライドが高くて頑固者の2人をからませたい。
俺もウォースラ×アーシェ見たい(*´Д`)ハァハァ
アルシドとアーシェとか見たいな。
ウォスとアーシェって2年間も一緒に地下活動してたんだもんね・・
なんかそういうコトになっててもおかしくない。
俺も読みたいデス。
>>649その路線でウォースラ×アーシェ作ってみるよ
アルシド×アーシェもいいかもね〜
>>602です。バッシュ×アーシェの続きが書きおわったので、今夜か明日うpしまつー。ノシ
>652クルー?!ワクテカ
654 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 21:44:17 ID:71nCIASO
アーシェのルージュを引いた柔らかそうな唇がバッシュに迫ってくる。
「……い、いけません!殿下、お気を確かにして下さい。」
バッシュはアーシェの体を制した。
「ん…ッ。やっぱりバッシュはいざと言う時は力が強いのね…いつもは私のこと腫れ物を扱うみたいに接するクセに。」
アーシェは組んでいた腕を解くと、今度は彼の引き締まった二の腕や厚い胸板に手を這わせた。
「…優しくない貴方ってどんな感じになるの…?私に教えて…」
バッシュの肩口に頬を寄せて甘えるアーシェをバッシュが再び押し留める。
「冷静にお考えください。今の貴女は王女の立場から逸しておられます。取り敢えずそこへお掛けください。」
近くにあるベッドへアーシェを強引に座らせると、バッシュはテーブル上の水差しからグラスへ冷水を注いだ。
「お飲み下さい。少しは落ち着く事が出来ましょう。」
「嫌よ。…ねぇ、そんな事より側へ来て…」
今度はアーシェがバッシュの腕を強引に掴み、彼を自分のベッドに座らせた。
「私のこと…嫌い?」
「そのような事は全くございません。」
「では好き?」
「とてもお慕いしております。」
「殿下として?それとも女として?」
「…………」
最後の質問は答えづらいものであった。バッシュの本心はどちらにも当て嵌まった。
王女の護衛としてだけでは片付けられない、積年の深い感情もあった。しかしそれを吐露出来るはずも無く今まで過ごしてきたのだ。
なのに、今この状況で自分はそれを隠せないでいる。押し殺してきた主人への恋慕を…
「バッシュ…」
アーシェはベッドに座るバッシュの膝の上に跨いで、彼と向かい合った。
スカートから曝け出された太股や尻の柔らかい感触がバッシュを刺激する。
服がはだけた胸元は大きく盛り上がり谷間が見え隠れしていた。
「私は貴方が好き…フランがバルフレアを必要な様に、パンネロがヴァンを必要な様に…私にも貴方が必要なの。」
いつも近くに居すぎるお互いの存在を再認識した時、その「感情」は堰を切った様に溢れだしてしまう。それは背徳的な事かもしれない。しかし、それでも今の二人には…
「キス…して。貴方から…」
バッシュの耳元で囁いたアーシェの情欲を含む声。
互いの視線が重なり合った瞬間、時間が止まったような気がした。
自分の上に跨がるアーシェの唇にそっと重ねると、彼女の髪や肌から甘い香りがする事に気付く。
久方振りに触れる女の肌は、禁欲的な生活を続けたバッシュにとって目眩を覚える程刺激が強かった。
「っ…ん…もっとして…」短いキスで終わらせたバッシュに不満の声を漏らすアーシェの瞳が、バッシュを求めて一層潤んでいる。
「あん…バッシュ…はやく……」
「……」
チュク…チュッ…
「んっ…んン…ッ、は‥ァ」
バッシュの理性が、甘美なアーシェの舌使いと喘ぎによって崩れていく。
「チュ……あ…んっ、んぅ…」
舌を絡めあう度、アーシェから発せられる声を聞いていると、男としての本能が徐々に甦ってくるのが分かる。
服の上からでも確認できる程のバッシュの激しい高ぶりが、キスを繰り返すアーシェの太股に当たった。
「ふふ、キスだけでこんなにして…」
それに気付いたアーシェは唇を離すと意地悪そうにバッシュを見つめ、右手を下半身へ下ろし指先で布越しから上下に触る。
「……ッ!」
「ココがとても苦しそうだわ…」
それを包み込む緩急な手つきに、バッシュの呼吸が乱れた。
「……ッ…殿下…」
アーシェは跨いでいた足を退けて、絨毯の上に跪く形を取りバッシュを見上げた。
「……私が楽にしてあげるから。」
そう言うと同時にバッシュの服のベルトやファスナーを器用に外し始めた。
「…!!いけません…!」アーシェがこれからしようとする事を察したバッシュだったが、もはやそれは無駄な抵抗でしか無い。
下着を抜がせた所に現れたそれは、ドクドクと脈打ちながら仰いでいる。
「とても大きいのね……んっ…ふぅ…」
猛る砲身の根元からじっとりと舌を這わせ、カリ首の周囲を丹念に愛撫すると先端から先走りが溢れてくる。
チュプ…チュプッ…チュッ…
その液体を掬うようにして舐め取り、そのまま亀頭を口の中へ入れると一気に奥まで銜え込んだ。
「んっ、んぅ!んっんっ、ん…ふぅ……あ…」
「………くッ」
ジュプジュプと卑猥な唾液の音と共に、アーシェの包み込んで上下する口腔の刺激にバッシュは思わず低く唸る。
「…あふ、んン……バッ…シュ…んっ、んン…」
口淫を施しながら上目遣いで自分を呼ぶアーシェと目が合う。上気した顔と同時に腰を揺らしているのが見てとれた。
「あっ……ぅんっ、はぁ……欲しい……欲し…ぃの…貴方ので…私のことを…っ!ん…ぅ…、あっ!!」
行為を再開しようとした時、突然アーシェはバッシュへの奉仕から引き剥がされベッドの上へ乱暴に放り出された。
―ギシッ…!
アーシェの重みでベッドのスプリングが鈍い音を立てた。
「…あんッ!」
体勢を立て直そうとするアーシェだったが、背後からバッシュにきつく抱き締められて嬌声をあげた。
「……はぁ…ん」
上半身の服を脱いだバッシュの筋骨逞しい体に抱かれて溜め息をつく。
自分の腰から臀部に押さえ付けられたバッシュの固い怒張が、更に大きくなり脈を打っているのがアーシェを興奮させた。
「殿下……!!私は王家に忠を誓う身でありながらこの様な不埒な真似を…ラスラ様と貴女への冒涜で業火に焼かれる事でしょう…。」
「言わないで…バッシュ…あなたは悪くない。悪いのは私よ…」
アーシェはバッシュに向き直り、自責の念に暗い影を落とした彼の顔を覗く。
互いの視線を交わすだけで、こんなにも相手を欲し身体中が熱くなっていく…
もはや今の彼らに言葉は必要なかった。
縋り付くアーシェをそのまま押し倒して首筋や耳に強く吸い付く。
「あっ……バッシュ…」
バッシュの広い背中に回されたか細い腕に力が入り、愛しそうに彼の名を呼ぶアーシェの唇に再び深い口付けをする。
「ん…、ふぅ…あん…はぁ…は、ぁ…」
先程とは比べものにならない程の濃厚なキスにアーシェの息が上がる。
バッシュはキスをしながら胸に右手を伸ばし、白いレースの下着をずらしてアーシェの豊満な乳房を出した。
そして薄桃色の乳首が現れるとキスを降下させてそれに舌を這わせ先端を甘噛みする。
「あぁッ!ゃ…ぁ…!はぁッ、ぁん…!!」
下着をずらされたまま完全に解放されない状態での愛撫に、アーシェが首を横に振り苦しそうに喘ぐ。
「あっ、ぁぁ…んンッ…!!」
目前のアーシェから放たれる強烈な色香に惑わされ、自分の本能が剥き出しになっていくのをバッシュは自制する事が出来ない。
白く滑らかな腹部を下り、乱れたスカートを捲りあげると美しい形の尻が現れた。
アーシェの身体を横向きにして、腰から大腿部にかけてを撫でながら唇を這わす。
「んっ……ぅ…」
その行為でアーシェが足を擦り合わせた間から現れた場所は、下着越しからでも分かる程ぐっしょり濡れていた。
バッシュが薄い生地の上から指で触れると、アーシェが背中を反らせて悶えた。
「あぁっ………!!!」
指で最も敏感な部分を刺激し、舌で濡れそぼった場所を愛撫する。
しかし、下着越しのそれは、快感に溺れるアーシェにとって次第に物足りないものになった。
「…あぁ…バッシュ……もう…」
アーシェの秘部はますます濡れて、何かを待ち望んでいるかの様にヒクついている。
「んん…ンッ!!や…っ………あぁ!!」
バッシュはアーシェの下着の中に手を入れ、愛液と指を絡めながら奥深くに進んでいく。
…ジュクッ……ジュ…プ…ッ
卑猥な音を立ててアーシェの肉壁の中を、太く長い指が侵していく。
「……いゃ、……は、ぁ……もぅ…だめぇ……!」
下の口で銜え込んでいたバッシュの指をキュウッと締め上げると、再び胸に吸い付いていたバッシュの頭を抱きしめて叫んだ。
「はぁ…はぁ、…欲し…ぃ…お願い…!」
「……殿下…」
アーシェの身体からバッシュが離れると、彼はベッドの上に膝立ちになりうつ伏せになったアーシェを見下ろした。
アーシェが振り返った先には、鍛え上げられた腹筋に届きそうな程反り勃つバッシュの巨根があった。
口淫をしていた時よりも更に大きく膨れ上がっており、見下ろすバッシュの瞳の色からも彼に余裕の無い事を伺わせた。
それを見てアーシェは、ぞくりと身体を震わせる。
………あぁ、あんなに大きいので…奥まで突いて欲しい………
言葉にはしないものの潤んだ目で訴えかけるアーシェの気持ちが通じたのか、バッシュは黙って彼女の腰を高く持ち上げると熟した蕾に己の怒張をあてがった。
―ズプッ、ジュプ…ズッ……ズプッ…!
最初は頭だけを抜き差しする様に動かしていると、それに痺れを切らしたのかアーシェが自ら腰を振り出した。
「…………ッ!!」
突然の展開に驚いたバッシュは、肉壁に飲み込まれそうになる快感に眉をしかめた。
「……あ、ふぅ…もっと…激しくして……もっと…」
バッシュの動きに合わせて腰を振ると、徐々にそれは体内へ飲み込まれていく。
「あっ、あ…バッシュ…んッんっ、あん!」
全てアーシェに包み込まれたバッシュの男根が、波打つ肉壁の中で激しい運動を始めた。
ズプッ!ジュッ、ジュプ…ズプンッ、ズッ、…ジュプ!
「あっ、あん!あぁッ、ハァ!んっんっ、はぁッ!!」
後背位からの責めにアーシェが髪を振り乱して喘いでいる。その様子はバッシュ中にある男の欲情を一層駆り立てた。
「殿下………私に貴女のお顔をよく見せて下さい……」
今まで殆ど言葉を発しなかったバッシュがアーシェに甘く囁き、繋がったままの状態で彼女の身体を仰向けに寝かせた。
…はぁ…、はぁ……はぁ…
息を荒げてじっとりと汗ばむアーシェの全身に、テラスから差し込むダルマスカの夕日が注ぐ。
二人がこうしてる間に、いつのまにか日が暮れ始めてきているようだった。
「…あっ、あ!……はぁ!…ぁッ…んっ!…」
仰向けにされ更に深く突かれながら、アーシェが顔を紅潮させている。
その艶めかしい様子を見下ろしながら、バッシュはアーシェの膝の裏に手を入れ足を上に抱えあげた。
「…あ…だめ…ぇ!!…アッ、あぁ!!…そんな…いやっ!!あぁっ!!」
少し浅く腰を揺らしてアーシェの一番弱い所を的確に捉えて責めると、アーシェが背中を反らせて嬌声をあげた。
「…あんッ!…はぁ!!バッ…シュ…そこは……はぁッ、あぁ!!」
襲い来る快感に耐え切れず首を横に振って暴れようとするアーシェの首に、バッシュが噛み付くようにキスをする。
「あっ…あぁん!…だめ……もうだめ……はあっ、あっ…あぁぁ…………ッ!!!!」
逃れられない突き上げにアーシェが限界に達し、ぎゅう……っと肉壁を締め付けると、バッシュもそれに続きアーシェの最奥で大量の精液を吐き出した。
「…ん、ぅん……」
気だるい声をあげてアーシェが身体に掛けられたシーツと共に起き上がると、ソファーに腰掛けていたバッシュが優しく声を掛けた。
「お目覚めですか、殿下。」
その声に聞き惚れながら乱れた髪をかきあげると、自分が裸でいる事にやっと気付いて慌てるアーシェ。
一瞬の大混乱の後、冷静に記憶を辿りだす。
『…そう言えば…あの薬をつけてからの事……あまり覚えてな…い…』
しかし自分が今この姿でベッドの上に居るという事は、そういう事になる。まだ下腹部の辺りに残る異物感は、身体が物語る何よりの証拠だ。
しかしベッドは綺麗にメイキングされ、痕跡はあとかたも見られない。おそらくバッシュが事後処理をしたのだろう。
『私…ここで気を失うまでバッシュに……!』
あぁ!と大きく息を吐くとベッドの中へ潜り込んだ。どんな顔をしてバッシュに話かける事が出来ようか。
「殿下…お話がございます。」
バッシュがソファーから立ち上がりこちらへ歩いてくる足音がする。
『いや…来ないで…!』
アーシェはベッドの中で祈ったが、その願いも空しくバッシュに上掛けを剥がれてしまった。
「……あッ!」
バッシュはアーシェを抱き上げた瞬間、バサッと身体に白いガウンをかけた。
アーシェは与えられたガウンの襟を引き寄せしっかりと着込む。
バッシュはアーシェの目前に自分の手を差し出した。
「このビンを何処で手に入れられたのですか?。」
そこに握られていたのは、あの媚薬の小ビンだった!
「いや…それは…!!」
アーシェは取り返そうと咄嗟に腕を伸ばしたが、バッシュはその動きを読んでいたかの様に手を引っ込めた。
「貴女の態度で良く解りました。これは今巷に出回る新種の催淫剤ですね?最近話を耳にしたものですから覚えがあります。
…先程のバザーで手に入れられたのですか?」
アーシェは目を伏せた。
「……ごめんなさい!出来心で………」
もはや隠せないと、事の経緯を全て白状したアーシェ。
「そうですか…。この薬の使用方法も曖昧なままで使ったのですか…
そもそも媚薬というのは相手の気持ちを促進させる為の物ではないのですか?自らに使い相手を誘惑すると言うのは聞いた事がありません。」
バッシュが苦笑しながら言う言葉はアーシェの耳には痛い…。確かに言われてみればその通りだ。そんな事も分からず自分は…。
「この薬は処分いたします。これから先、またこの様な間違いがあってはなりません。」
バッシュはアーシェの傍から離れ、外に続くドアへと歩きだした。
―間違い―…アーシェの中で言葉が反芻する。この事は間違いだったのか…それだけで片付けられてしまうのか…バッシュに対する自分のこの思いも…!!
「私は…私は後悔なんかしていないわ!!」
去り行く背中に向かって放たれたアーシェの本心。バッシュはドアノブに掛けた手を止める。
「………私は知っていた…貴女がその薬を使っている事を。ベッドの上でキスを求められた時、傍らにあったそのビンを発見して気付いたのです…。
それを知っていながら貴女を抱いた。私は…薬に惑わされたのではなく自分の意志で貴女を抱いたのです…。」
アーシェは羽織るガウンを脱ぎ捨ててバッシュの元へ駆け寄った。
「…バッシュ!!間違いだなんて言わないで…これからも私のそばにいて……」
自分に抱きついたアーシェの肩を優しく抱くと、低く囁いて問い掛けた。
「しかしながら殿下…あんなに善がり、乱れ、甘え、腰を揺らしながら懇願する貴女を見たのは始めてでした。
あれは「間違い」ではなかったのですか?それともあれが本当の姿…」
「黙りなさい!バッシュ!」
アーシェは記憶に無い自分の姿を想像して赤面し、慌ててバッシュの口を塞いだ。
「私に迫るあの様な御姿の殿下も非常に魅力的でした……もしかすると、私は本当に媚薬に惑わされていたのかもしれません。」
そんな事は嘘だ。バッシュの下手な冗談を見抜けぬ程アーシェの勘は悪くない。「あぁ…何だか今更気分が高揚して参りました…これも媚薬とやらの影響でしょうか…」
「…………バカ…。」
この様な物に頼らずとも、貴女を愛する事は出来る…
バッシュの内に秘める本意を汲み取ったアーシェが小さく笑った唇を、バッシュの甘いキスが塞いだ。
こんな時間だけどうpしました。
長くて読み辛いかもしれませんが・・・。
キター!!今まで12やりつつ待っててよかったw
色香放ちまくりアーシェに辛抱たまらんバッシュ二人ともテラモエス。
最後ラブラブなのもテラモエス。
もうムービーなんかでいちいち傍にいる二人を見てハァハァせずにいられないよ!
GJでした(;´Д`)ハァハァ
凄いよ凄い、GJGJGJ!!!!
情熱的なアーシェに理性が飛ぶバッシュに
今までで一番ハァハァ(´Д`)したよ
寝れなくなっちたけど起きてて良かったw
こんな時間まで長編乙
体調崩さないよう気を付けて
これからも投下楽しみに待ってる
会社から見てしまっておっきした。職人GJぇぇぇぇ!
バシュアー萌えた!!GJ!!
ほんと。
このスレのおかげでキャラに愛着わいたよ。
ここの職人さん尊敬ですw
668 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 18:34:38 ID:Dvnf57wn
すげげえぇぇええ!
本当に良くこんな上手に文章書けるな〜と感心します!アーシェ&バッシュやっぱ最高!GJ!GJ!
次も心よりお待ちしております!!
GJです〜!!
予想以上の出来で首を長くして待っていたかいがありました。
やっぱりバッシュ好きだ〜!
次の作品も期待してます!
GJGJ!!
しかしあれだな・・・スクエアはプロだというのに
こんな感動も与えてくれないシナリオで (ry
672 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:44:37 ID:Ft3cAatu
きめえ
ここのSSを読むと12は題材は素晴らしかったのだとつくづく感じる。
>>674 同意。
FF13のムービーが公開されたけど、
綺麗なだけでなにも伝わってこない。むしろ陳腐にさえ思えた。
12はなあ……なんでこんなことになったのか。
676 :
sage:2006/05/10(水) 00:35:49 ID:w6KJRFVl
>>675 恋愛要素とキャラ同士の内輪話とかを嫌うやつが結構多いと聞いたが。
そういう意見を間違った方向に取り入れて、薄っぺらくなったのかもな。
俺としてはキャラの心情描写は嫌いではないのだが。恋愛も含めて。
やっちまった。ageまじスマソ
>>676 はげど
一部の組み合わせ以外、キャラ同士の会話が浮かんでこないって重症だと思う・・・
二人称すら危うい
パンネロとアーシェとか、「一言も会話しない件について」なんてネタにされるくらいだし
(実際は、一応一言ぐらいはしている)
>>662 毎度GJです!
バッシュ×アーシェは背徳感が堪りませんな*´Д`)
そして
>>665会社でぴんくチャンネル覗くなwww
バッシュ×アーシェを投下した者です。
皆さんレスありがとー。この絡みは書きやすいので、また出来たらあげたいと思っています。
アルシド×アーシェも構想中だったけど、アルシド扱いづらいww中々エロに結び付かないwww
遅レスですがウォースラ×アーシェ楽しみにしてまつー!
>>681 乙ですww
アルシド確かに扱いづらそう。すっげぇ印象に残ってるけどたいして登場してないもんね。
でも気長に待ってますよw
あと、ウォスアシェもwktk
>>678確かに二人称か浮かばないから想像するしかなくて書くときは困るんだよね
>>681ホントにGJ&乙です!アーシェエロ過ぎですよ(;´Д`)ハァハァ次回作も期待してます!
でも本当にここのおかげでFF12大好きになった。そうじゃなきゃ一周目で終わってたよ。ウォス×アー書いてる者ですがちょっと長くなるかもしれんですノシ
ありふれてて申し訳ないんですが、今日中にバルフラを投下したいと思います。
きたあああああワクテカ
>>683 全然長くても無問題っすよw
エロもいいけど、そこまでの過程とアフターケア面白いし。
最近の楽しみがここの新作な俺ww
バルフレア x フラン
エンディング後数年が経過してバルフレアは20代後半くらい、という設定で。
一応、ラブラブです。
「だめよ……いけない」
暗い宿屋の部屋の中、頬に添えられた手をそっと掴むと、フランは彼の手を静かに頬から遠ざけた。
「なぜ?いつもそうやって逃げようとする」
ヘーゼルグリーンの瞳が顔を覗き込む。心を見透かされそうな視線から、フランは目をそらした。
胸が早鐘のように鳴っている。血が体中を駆け巡って、頬が熱い。
壁際に追い詰められ、自分をその影で包み込むように寄せられた体からは汗と機械油の匂いがする。
掴んだ手を放した。握り締めていては、この速い鼓動に気付かれてしまいそうで……。
「俺が嫌いかい?」
「そんなわけないでしょう」
彼との付き合いはもう長い。
と、いってもそれはヒュムの感覚であってヴィエラにとってはそうでもない。
「出会ってからもう十年だ」
「まだ十年よ」
この十年、ずっと共に過ごしてきたが、体を重ね合わせた事は一度も無い。
今まで出会った誰よりも信頼しているが、愛し合うには荷が重い。
いつものように振り払おう。明日も一緒にいられるように。
「おいたはダメよ……。バルフレア」
初めて出会った時、彼はまだ十代だった。
血気にはやり、無鉄砲でワガママだった子供は十年で眩しいほどの成長を遂げた。
若い彼の、纏わりつこうとする腕を振り解くのは容易かった。
子ども扱いしてやれば勝手に不貞腐れ、ヒュムの女を抱きに行った。
それでいいと思っていた。
短期間で目覚ましく成長する様が面白く、暫く見ていたい気持ちにさせて今に至る。
長い時間を持て余す人生の、ほんの退屈凌ぎのはずだった。
彼の一生は短い。
共に老いる事の出来ない二人が愛し合えば、互いの心に爪を立て、傷つけあわずにはいられまい。
ヒュムは、ヒュムと愛し合うべきだ。
だが、彼はもうフランの言葉にいちいち不貞腐れるような子供ではなくなっていた。
振り払ったはずの手が腰にまわされ、フランの体は逞しい胸に引き寄せられた。
何か言いたげに開かれた唇は、タバコの香りが微かに残る唇で塞がれた。
歯列をこじ開けるように入ってきた舌が、フランの舌を探り当て、逃がさぬ事を許さぬ力強さで吸い上げた。
バルフレアの唇が何度もねじるように貪りつき、唾液でぬめる唇の擦れあうその感触がフランの瞳を潤ませた。
目を閉じれば、舌の愛撫に吸い込まれるように翻弄されてしまいそうなのが恐ろしくて、随分苦労して僅かに目を開いていた。
閉じられていたバルフレアの瞼が薄く開き、様子を伺うような彼の瞳と目が合った。
できるだけ、冷静な顔をしているつもりだった。だが彼の瞳は自信に満ちて、体は更に強く抱しめられる。
拭いきれない情欲の火を、認められてしまったのだろうか?
背中に回った彼の手が、器用にスーツの止め具を外し引き下げた。
豊満な乳房があらわになる。目を射抜くような肌の白さはまるで磨き上げられた象牙のようだ。
だがその手触りは、片手で揉みしだくと弾力をもって柔らかく、男の理性を霧のように霞ませる。
激しい鼓動に打ち震え、荒い息に上下するボリュームのある半球にバルフレアの唇が吸い寄せられるように口付けた。
「ああ……」
腰をしっかと抱しめられ、背中が弓なりに反る。白い喉元が打ち震え、自らの胸に吸い付くその頭をかき抱いた。
柔らかい髪の毛が指に心地よく、乳首を弄ぶ舌の感触に唇が震えた。
「だめよ……バルフレア……やめてちょうだい……」
吐息と共に絶え絶えに吐き出される拒絶の言葉は、だが彼を益々昂ぶらせるだけだった。
バルフレアはフランの両膝の下に素早く腕を回すと、その体を二の腕で軽々と抱え上げた。
そして窓際に置かれたベッドまで彼女を運び、やや乱暴に柔らかい寝床の上に仰向けになるよう放り投げる。
抵抗する暇を与えずに、素早くフランの体の上にのしかかった。
二人分の体重を受けて、ベッドのスプリングが悲鳴をあげる。
「あ!……あぁ……お願い、バルフレア……やめて……ん……」
うるさい口だと言わんばかりに、口付けで唇を塞がれる。絡み合う舌から唾液が流れ込み口の端から伝って落ちた。
両足の間にバルフレアの腰が割って入り、布地を通してもハッキリとわかる昂ぶりがフランの腰に押し付けられた。
痛いほど胸を両手で揉みしだかれて、観念したのかフランの体から急速に強張りが取れていった。
抵抗をやめた体から、服が全て剥ぎ取られた。
窓から差し込む月明かりに照らされたシーツの上にフランの長い髪が乱れて広がる。
眩しそうな目でそれを眺めながら、バルフレアは髪の毛を一束、手で握って掬い上げると、そっとそれに口付けた。
幸せそうな顔で口付けた髪を見つめるその目が、不意に曇った。
バルフレアの体の下で力無く仰向けに横たわり、窓の外を見つめるフランの赤い瞳から、涙が溢れている。
「どうして泣くんだ」
「今夜でお別れだからよ……」
「なぜ?」
「こんな事になってしまえば、あなたを愛さずにはいられないわ……」
「それでいい、俺も愛している」
湧き上がる嗚咽に唇が震える。
告白は胸一杯に幸せを染み渡らせるも、すぐに黒い影がそれを塗りつぶしてしまう。
「あなたを縛る鎖になんてなりたくない」
「そうじゃない、俺がお前の鎖になるんだ」
想いに弾かれるように、フランの両手がバルフレアの頬を包む。
フランを見つめる彼の瞳は、確固とした意思の光を宿している。
「酷い男……あなたが死んだ後、私にどうしろと?」
「お前の寿命が尽きるまで、俺との想い出だけで幸せでいられるほど愛してみせる」
暇つぶしに見つめ続けた少年は、何時の間にか心を捕らえて放さぬ男に変化していた……。
「あぁ……!あ、はぁ……あ、あ……!」
月明かりに浮かび上がる白い肢体が身をよじった。
下腹部に舌を差し込み、奥へ奥へと進もうとする頭を愛しげに手で包み、与えられる愉悦に思うまま声を上げた。
淵を丁寧になぞる舌が膨れ上がった突起を吸い上げ、溢れるほど濡れ光った秘部を男にしては細い指先が優しく出入りする。
舌と指の奉仕は飽く事無く続けられ、フランの体が絶頂にうち震えるとようやくその動きを止めた。
大きく足を開かされ、昂ぶった彼自身が入ってくる。
体の中心を貫く大きな波に、揺られながら喘ぎを放った。
少しでも長くこうしていたいと、ゆらゆらと腰を緩く揺らしながら彼が言う。
「ん……ぁ……はっ、あ・……バル……フレアぁ……」
「……う……ちくしょ……」
名前を呼ばれて激しく昂ぶったのか、悔しげに舌打ちするとバルフレアの腰の動きが早まった。
突き上げられる快楽に何度も何度も気を失いかけ、やがてフランの胎内にほとばしるように熱が吐き出されると、
二人はそのまま絡まりあいつつ眠りに落ちた……。
バルフレアが目覚めた時、光の溢れる室内にフランの姿は既になかった。
彼はそこに六日とどまり、フランを待った。
七日目の朝、痛ましげな宿屋の主人の視線に見送られ、彼は一人でその地を旅立っていった。
了
バルフレアが旅立った先はご想像にお任せという事で。
ご覧いただき、ありがとうございました。
ヴァンのガンビット
1 自分の存在感>30% >> 存在感を消す
2 HP>80%の敵 >> ひっそり攻撃
3 雑魚 >> 全力で攻撃
フランって褐色の肌のヴィエラなのに、何で白・・・?
>>696 あ!
申し訳ない!壁紙にしてる野村絵のフランの肌が白かったもんで
すっかり黒ヴィエラってことを失念していました。
フランバル切ないのも良いすなぁ・・。
GJですた。
GJGJ!
…野村絵?
吉田絵だな。
>>700 吉田絵でしたorz
何と勘違いしているのやら…吊ってきます
GJです!!
バルフレアのセリフが良いよ〜!
あんな事言われてみた〜い!
最後切なくて悲しくなっちゃいました・・・。
でもそこがまたいいんだけどね。
次の作品も期待してます!!
GJ!切ない関係も良い!
萌えました!!
エロ描写極薄ですが…。一応バッシュ×アーシェ。
――深夜の飛空挺シュトラール。
バッシュは激しく動揺していた。
自室で呆然と立ち尽くす自分の身体に、主であるアーシェが抱きついている。
アーシェは恍惚の表情を浮かべ、バッシュの身体に腕を絡ませその顔を彼の厚い胸に埋めている。
何故だ…? いつから…このような状況になったのだろうか…? 記憶をたぐるが経緯が全く思い出せない。
バッシュは恐る恐る口を開く。
「…あの、殿下…いかがされました…?」
「…聞いてくれる?バッシュ」
アーシェはバッシュの身を屈めさせ、彼の耳元にそっと囁いた。
「性欲、持て余してるの」
「……ぶはッ!」
あまりにも突拍子もない告白にバッシュは咽せ込んだ。せいよく、セイヨク、せいよく、セイヨク……?
単語がバッシュの頭の中をグルグル駆けまわる。これはやっぱり、あの「性欲」の事かッ!?
必死に他の意味を探したが、この状況を考えるとその言葉以外思い当たらなかった。
動揺するバッシュをよそにアーシェの言葉は続く。
「………抱いて」
……眩暈がした。
何を言っているんだろう殿下は……。抱く?私が?殿下を?何故だ? 意味がわからない。
バッシュは時間をかけて呼吸を整え、自身を取り戻そうと努めた。
アーシェはその間、静かにバッシュの答えを待った。そしてバッシュはやっとの思いで言葉を絞り出す。
「殿下、立場をお考え下さい。一国の王女ともあろうお方がこのような…」
「――ラスラがいなくなってから、もう2年なのよ。……わかるでしょう?」
「………?」
「その間ずっと……し・て・な・い・の…」
「…ぶはッ!」
再び咽せた。
目の前のアーシェを置いてきぼりにして、バッシュの思考は再び猛スピードで駆けまわる。
落ち着け…落ち着くんだ!この状況を、殿下の仰っている事をよーく理解するのだ!
寝夜は相手が必要だ。それは朴念仁のこの私にだって分かるぞ!
殿下の夫ラスラ様は2年も前に亡くなった。自分もその死に立ち会ったではないかッ!
よって!今の殿下にはッ!夜を共にする相手はいないのだっっ!! ぜえっぜぇっ……合ってるよな?
で、その相手がどうして私になる?そこがわからない。
…にしてもだ。どうしても我慢ができなくなったら、男ならば独りでゴニョゴニョ…という手もある。
そういう場合は女性も同じではないのか…?もしかしたら殿下だって、夜な夜なそういったコトを……
――バッシュの妄想は止まらない。
「うわああああっっ!!」
「なによっ!」
「もーーしわけございませんっっ!!」
主のあられもない姿を想像しかけて、罪の意識に耐えられず知らぬ間に叫んでいた。
「い、いえ…独り言です…」
「……バッシュ、お願い。あなたの好きにしていいから…」
「…………………」
バッシュは困惑した。
もちろん、長年の主従関係が壊されることに対する不安がまずある。
今までダルマスカ王国、及び王家の人間には己の全てをかけて仕えてきた。
それでもアーシェには裏切り者呼ばわりされ、平手打ちを食らわされ…と、色々酷い仕打ちも受けた。
しかしそれも済んだ事。日々、誠心誠意彼女に接した結果、今ではおおむね信頼を取り戻せている………と思う。
それを、このような一時のあやまち――禁を犯すことによって、その努力を全て無に帰してしまってもいいのか?
国に対しても、裏切りに値する行為だろう。こんな事許される筈がない。
……が、しかし。
この状況は、この上なく美味しいシチュエーションだという事も十分に理解している。
自分と大きく年の離れたうら若く美しい女性……それも、ツンデレさんが、だ。
……アナタの好きにして(はぁと)…などと言ってきているのだぞ!
こんなどこぞの三文小説のような都合のいい展開が、この身に起きているんだぞ!?
ここは素直に受け入れていいような気がしないことも…ない…。が…ううむ…どうするべきか…?
バッシュは自問自答を繰り返す。
その時、彼は天からある「声」が聞こえた――――ような気がした。
『バッシュ・フォン・ローゼンバーグよ――何をためらう? 今こそ己の半生を思い起こせ。
こんな男冥利に尽きる事が今まであったか…? ククッ…無いであろう?
それに、女性から誘ってきているのだ。ここで拒んでは、相手に失礼ではないのか?
―――by エロスの堕天使・ザルエラ』
そうだ!これは、主の「命令」ではないか。それならば、家臣である私にはそもそも拒む権利など無いはずだ!
天の声が聞こえたのかどうかは知らないが、バッシュは自分に都合のいい理屈で理性を強引に振り切った。
「…殿下。本当に…よろしいのですね…?」
「…ええ、好きにして…」
日頃、気丈に振舞う彼女からは想像もつかないような舌足らずな甘い声に、そして上目使いに自分を見上げてくる潤んだ瞳に、バッシュはいてもたってもいられなくなり、夢中でアーシェの服を剥ぎ取り彼女をベッドに押し倒した。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「はぁんっご主人さまぁ…早くきてぇ…」
「ハァハァ…アーシェ。イヤラシイ女だ…ココをこんなにも濡らして……」
「あぁんっ!ご主人さまぁっ…ゆびじゃなくてぇ…」
「ん?…どうして欲しいんだ…?」
「好きにしていい」と言ったアーシェ。だからバッシュは、その言葉に甘えて『ご主人サマとメイドプレイ★』に興じてみた。
一夜限りのご主人バッシュは、ねこみみフードを被ったメイドアーシェを言葉で指で、執拗に責め立てる。
久方ぶりに味わう男性の感触にアーシェはまたたく間に溺れてしまい、欲求を満たすため懇願の言葉を叫ぶ。
「ご主人さまぁっ…早くイかせてくださぁいっっ…!」
その生まれから、人にひれ伏す己など許せないアーシェだが、このような状態になってはどうしようもない。
そう、圧倒的な欲求の前に人は皆平等なのだ。王族だろうと、平民だろうと。
バッシュは思った。
ご主人様――なんてイイ響きだろう!
彼は生まれて初めて、他人が己に服従する感覚を味わいその優越感に浸りきった。
自分は根っからの奉仕人だと思い込んでいたが、このような隠れた資質があったとは……
日頃の忠犬ぶりはどこへやら、バッシュは隠れた才能(?)を存分に発揮し、ノリノリでサディスティックなご主人様を演じきる。
「ハア、ハア…アーシェ、俺の何が欲しいんだ? ほら、言ってみなさい」
「やんっ…ご主人様のい・じ・わ・る…」
「アーシェッ!お前が欲しいのはコレだろうっ!!」
「ああんッ、ご主人さまぁッ…!おまえはやめてぇっ!ああああっ…!!」
翌朝。カーテンの隙間から射し込む朝日にバッシュは目を覚ました。
昨夜のことをぼんやりと思い返す。少々ハメを外し過ぎたかもしれない。殿下は怒っていないだろうか?
見ると、横で寝ているはずのアーシェがいない。先に目覚めて自室に戻ったのだろうか。
その時、バッシュは初めて身体の異変を感じた。
なんだ、この下半身の異物感は? 衣服の上からは何も異常は見当たらない。
が、下着がぐっしょりと濡れていた。事態を把握できないまま暫し固まるバッシュ。……これは……
「…………夢精?」
バッシュはようやく事態を理解した。
そう、全ては自分の願望が引き起こした夢の中の出来事だったのだ。
夜這いを仕掛けてくるアーシェも。主となった自分の姿も。
「夢、か……」
がっくりと肩を落としうなだれるバッシュ。しかもこの年になって、このような……
結局、性欲を持て余していたのは自分の方だったのだ。
しかし同時に、今まで通りアーシェと平穏な主従関係を続けられることが嬉しくもあった。
そうだ、夢でよかったのだ。やはり自分は生まれもっての忠犬だと、実感した瞬間だった。
洗面所で、汚してしまった下着を丹念に洗いながら、バッシュは昨夜の出来事を教訓として反芻した。
――うまい話にはウラがある。
――身の丈にそぐわない事はやるべきではない。
それと。……性欲を持て余す前に早めにゴニョゴニョしておこう。……他人に迷惑をかける前に。
終わり。
本当にスンマセン。
ちょwwwリアルタイムキタコレwww
ザルエラGJ!
ちょっとお馬鹿な展開とお馬鹿なバッシュもGJ!
いくら無意識とはいえエロい夢見すぎだよバッシュwww
パンツ洗ってるバッシュって微笑ましいねw
かわいいバッシュGJ!
夢オチwバッシュカワイソスww
ちょこれからバッシュにザルエラ習得させてくるwww
こういうのも面白いねGJww
そういえば今までアーシェ→バッシュは多いけど
バッシュ→アーシェは少ないよね、
まじめな感じのバッシュ→アーシェも読みたいな。
自分文才無いので職人さん気が向いたらお願いしますwww
結構ここのSSってバッシュ→アーシェとアーシェ→バッシュの混合タイプが多くない?
どっちも片思いだけど色んな弊害を自分で押し立てて気持ちを押し殺すバッシュと
ラスラや王族としての立場に足を取られてなかなか動けずにいるアーシェと。
だからこそ萌えるのだ。
笑いが止まらないw
こんな路線も大好きだ
おまいらの中で、バッシュは童貞キャラなのか?w
ぶっちゃけ童貞でもおかしくはないキャラだと思ってるw
確かにwwww
個人的には恋愛経験はあるがセクースはなしのほうがバッシュらしいと思う。
ランディスで一応性教育は受けているだろうが。
双子の片割れは城に居る美女とか食いまくってそうだけどなwwwwwwww
>>705です
レスどうも。どうにもユルいノリでしたが、楽しんでもらえて幸いです。
エロくなくてスミマセン。
エロにはこだわらないから
好きなパロを書いて下さい
流石にパロばかりが続くと辛いが、
ここはその点では大丈夫そうだし
>722 ?
>>650デス
ウォースラ×アーシェが出来てきたので調整したら今夜中にのせます
真面目に書いたらちょっと前置き長くなっちゃったんだがよろしいか?
どこが長かろうが大歓迎!wktk!!
>>724 個人的に長い方が好きです!待ってます!
>>724 wktkwktk!!!
ラスラ×アーシェの職人さんマダカナー
ラスラとアーシェもはやくよみたいなぁ。
一番好きなカップルだ。
お待たせしました
真面目&長いの苦手な人はスルーでお願いします。変な所があれば脳内変換で
──ダルマスカ王国 [ラバナスタ王宮]──
窓に手をあて眺める景色は変わらない。今夜は薄い雲が星空を覆いつくしている。ただ見えないのは星ではなく、自分の心の中なのかもしれない。
「…ラスラ」
葬儀を終えてから、独りこうする時間が増えた。街も皆も全てが平和への一歩を踏み出そうとしているのに。私の時間は止まってしまった。
ドンッ!!
静寂を打破るドアの音。ジャカジャカと鎧姿の男が駆け込んで来た、ウォースラだ。普段は声も掛けずに入って来る事はない、これは何か起きたのだと悟った。
「何事ですか アズラス将軍」
「殿下!……ラミナス陛下が 御亡くなりになりました」
思いもしなかった言葉に血の気が引いていく。和平調印の為にナルビアに向かったはずではなかったか。
「父が!……なぜ…」
「我々が着いた時には既に」
彼の握り拳にからは悔しさが伝わる。
「帝国はこの混乱に乗じて我が国へ攻め入る気であります 危険です!一刻も早くここを出ましょう」
「私に城を捨てろと言うの!?この国や民を!最善を尽すのが王族として義務 逃げる訳には行きません!」
「しかしアーシェ殿下なくして王国は有り得ません まずは御自分の身の安全を最優先に御考え下さい」
「嫌です!父やラスラの仇を…!」
例え一人になったとしてもここで逃げるよりはいい。
「私は行きません!」
仕方なくウォースラは強行に出た。間近に迫まり口を塞ぐ。
「失礼します!」
「何を…!…」
手の中に薬品付きの布が仕込れていた。徐々に視界は狭ばまって行き、アーシェは深い眠りに落ちていった。
肌寒い…
吸い込む空気がひんやりしている。水や人の声も微かに聞こえる。時折慌ただしい足音も混ざるが、何故か静かな時間が流れているように感じていた。
「気がつかれましたか」
「…ここは?」
聞き馴れた声に目を開ける。薄暗い空間は、水色のタイルに囲まれているようだ。
「地下のダウンタウンであります 地上は帝国兵がうろついますが ここならば見つかりはしないでしょう」
"帝国"と言葉に瞬時に記憶が蘇る。
「城は!?どうなったのですか!?」
「先ほど帝国の戦艦及びジャッジの入国を確認致しました 既に占領された模様です」
「…卑怯だわ! 自分達から和平を掲げておきながら 騙し打ちなんて…!」
黙っていられる訳もなく、アーシェは立ち上がる。
「御待ち下さい!」
「なぜ戦わせてくれないの!兄もラスラも最後まで勇敢に立ち向かっていったと言うのに!」
「陛下亡き今 殿下までを失ってはダルマスカの未来は絶たれましょう 自分とて悔しい気持ちは同じ どうかお許し下さい」
ウォースラの深々と頭を下げた。抑えようのない怒りはつい身近な人へ向いてしまう。彼を責めても状況は変わらない。飛び出してしまいそうな衝動をぐっと呑みこみ
「……いつか…必ず」
そう誓った。
その瞳が潤んでいる事にウォースラは気付かないフリをした。
混乱の一夜が明けダルマスカは落ち着きを取り戻していた。一つの話題を除いては…
「アズラス…」
飲みかけのグラスを眺めながらアーシェは問掛けた。狭い部屋には椅子すらなく床に敷いた布だけが温かさを感じさせる。
「どうされましたか」
「噂を耳にしたの……本当なのですか?」
それは国王暗殺の首謀者はローゼンバーグ将軍であるという、生き残った兵の話。
ウォースラの表情が曇る。
「自分は陛下の元へ向かう道中 将軍と別れてから姿を見ておりません 真相はわかり兼ねます」
とは言ったものの、バッシュが国王暗殺などするはずがない。絶対にない。信じている。しかしそれを証明出来る証拠などは何もなかった。
「そう…」
アーシェは再びグラスを口に運んだ。彼の言葉が嘘でないのは分かる、だが本心を話してくれない事が少しだけ寂しかった。
数時間後、帝国及びオンドール侯爵からの正式発表がなされた。兵の証言を裏付けるような内容に怒りが込み上げてくる。
「やはりあの男が父を…!」
それに加え自分が死んだと言う話はアーシェを酷く傷つけた。
国も、地位も、何もなくなった…どうして私だけ生き残っているのだろう…
倒れそうな自分を支えるはすべは、もはや帝国に対する憎しみだけとなっていた。
「私だけでも…」"戦い続ける"
その様子を何も言わずにウォースラは見ていた。自分を頼って貰えない事が少しだけ寂しかった。
「只今帰りました」
ある日、ウォースラの大量の荷物を抱えて帰宅した。これからの潜伏活動において必要なものは沢山あると買い物に行ったのだ。日常品や食料に混ざってアーシェはあるものを見つけた。
「これは?」
「いつまでもドレス姿では人目を引くかと思いまして」
そういって差し出した袋は洋品店のものだった。
「ありがとう 着替えてみます」
ウォースラが部屋の外で待っていると中から"いいわよ"と呼ぶ声がした。
「失礼しま………っ!!」
その格好を見て驚いた。いや、ドキドキしたのかもしれない。なぜなら白いレースもピンクのスカートも、これほど露出が高いとは思っていなかったからだ。
そもそも女の服など何を選べばいいのか分からず、店員に任せたのがまずかった。
「…直ぐに買い換えて参ります」
「どうして?大丈夫よ これで構わないわ」
にこりと穏やかな表情を見せた、あの日以来久しぶりに見る笑顔。ウォースラは安堵した。
「殿下がよろしいのであれば」
「ありがとう アズラス」
程なくして二人は解放軍を結成した。アーシェ存在を知る者は極一部限られ、表向きはウォースラが指揮を執った。
「私の相手をしてくれないかしら」
剣を手に取りウォースラに差し出す。
殺風景だった部屋も今ではすっかり解放軍本部。日を増すごとに武器や防具が増えていく。
「まだまだ貴方の様にはいかなけど 足手纏いにはなりたくないの」
この場合下手に手加減するのは逆効果、彼女の気を逆撫てしまうだけ。やるからには本気で、そういうお方だ。
「分かりました」
キィィン!キン
剣と剣のぶつかり合う音がこだまする。二人の額からは汗が滲み出ていた。
「痛っ!」
しまったと思った時には既に遅い。アーシェの脚に赤い筋をつけた後だった。
「申し訳ありません!」
「これくらい…大丈夫よ」
ウォースラは傷口に手を当てた、ケアルを唱えると見るみるうちに塞がって行く。
白く美しい太股。
その脚線見ているとつい触れてみたくなる…きっと滑らかな触り心地。
傷痕が消えた後も暫く手を置き続けていた。本人は気付いていなかったのだろうか。
そんな彼をアーシェはただ眺めていた。
時の流れは早いもので、大戦から一年が経過しようとしている。
これを期にある作戦が水面下で進行していた。ところが一部の者の勝手な行動が帝国側に伝わってしまい、計画は断念せざる終えなくなった。
解放軍の士気は一気に下がり、脱退を申し出る者が相次いだ。
残ったのは結成時の3分の1。
その事でアーシェは力無い自分に失望してしまっていた。
夜になると嫌な事ばかり思い出す。
なかなか寝つけずに、手元のランプをつけたり消したり。今日は何回繰り返しただろう。あれもこれもと頭をよぎる。
また今夜も眠れない。
私がやっている事は本当に正しいのだろうか…
いえ…しなければいけないの…義務だから…
分からない…どうしたらいいの…
私は…私は……
過去を断ち切れば自由
全てを断ち切れば………
「やめろ!!!」
何かを制止しようとする声にハッとした。自分の手からナイフが滑り落ちていく。私は何を……
「お独りで悩むのはお止め下さい」
アーシェの手を優しく包み込んでくる、一回りも大きい掌。哀しい顔をしてこちらを見ている。
「自分がいるではありませんか! 殿下は独りではないのです」
「……でも貴方まで…いなくなってしまったら 私は…」
本当に独りなってしまう…そう言おうとしたが声にはならなかった。こみ上げてくる想いが涙となって溢れ出す。
「いつまでも殿下の側に居ります その事を忘れないで頂きたいのです」
彼女の為だけではない。自分自信の希望でもある。国に対する忠義だけで出来るものではないとウォースラは気付いてしまったのだ。死ぬまで御一緒します、と強くアーシェを抱き締めた。とても暖かく、懐かしい匂いに包まれる。
「……ウォースラ」
久々にその名を口にした。婚約発表後、上下関係を明白にする為に名前で呼ぶ事はなくなっていたからだ。
「またそう呼んで頂けるとは思いませんでした」
彼の声は嬉しそうだった。昔から一番近くで見守っていてくれて、居る事が当たり前になっていた。だからなかなか気付かない。
でも今は分かる。
「…私には…もう貴方しかいない」
二人は瞳を合わせた。そしてどちらともなく唇を重ねていった。
ぷっくりと柔らかいアーシェの唇。その甘い香りに誘われて、中へと舌を踏み入れる。絡みつく唾液は水飴のように。
クチュ…チュピ…
もっと、もっとと激しさを増す口の動きに息が熱くなる。
「はぁ…ちゅ…ん」
そのままゆっくりと横たわる。仰向けになったアーシェの姿はいやらしくも艶麗で。
「御美しい…」
手の甲にチュッと口付け、この手をいつまでも離すまいと…指を絡ませる。
ウォースラは胸に顔を埋めた。気持いい感触だ。頬で擦ればムニュムニュ乳が揺れ動く。
「…ぁん」
レースを捲るとプルンッと2つ、顔を見せた。白く綺麗な丸みは柔らかくも張りがある。視られている恥ずかしさにアーシェは股を濡らしていた。
「…ぅ…あぁ!」
乳首に吸い付かれると快感が全身を巡った。あそこがムズムズしているのは自分が一番よく分かる。
脚をよじらせ耐えていてもウォースラなかなか止めてはくれない。
「ダメ…よ……はっ…ん」
「ならば こちらはどうでしょう」
そう言いながらスカートを脱がす。股を開かされウォースラにいじられる事を期待している、自分はこんなに淫らなんて…
「…ん!…ぅん…」
割れ目に指が侵入してくる。クリトリスが擦れると思わず反応してしまう。
ヌチュヌチュ…ヌチュッ
「!…ん」
「殿下…自分はその…」
彼の表情をみてどうしたいのかは直ぐにわかった。ただその前に
「待ぁって…」
アーシェはウォースラのベルトを抜きとった。
「…!」
「動かないで…」
はち切れんばかりに膨らんだズボンから硬直したモノを取り出した。
まさかアーシェがこんなに積極的とは思いもしなかった。ウォースラが驚いているのも気に留めず、先をくわえて舐めている。筋に沿って蛇行していく滑らかな舌先。
「はぁ…いい…ぃ」
小さな口一杯に膨張したモノが行き来している。アーシェの口内にヌメった液体が広がっていく。亀頭から滲み出る液は全て呑み込んだ。
チュプッングッ
こんな事するのは貴方にだけよ…
と上目遣いでウォースラを見つめる。それに応えるように彼はアーシェの頭を撫でた。
「殿下ぁ…もぅ…」
「ぅん…お願…ぃ…」
口の辺りに付着したものが、ちゅるんと糸を引いていく。下の口も待ちきれずに溢れた汁でぐっちゅりとしていた。
「あなたが…欲しいの…」
淫欲をそそるアーシェの言葉に彼の興奮は最高潮に達した。ウォースラは脚を持ち上げると流れ出す蜜を貪る。その奥とクリトリスを交互にいじくると、アーシェは堪らずに声を上げた。
「ぁん…あ!ぁあ!んっ!」
その反応を堪能すると溢れる秘部へと挿入した。一瞬体がのけ反る。締め付けられていく肉の中をぐいぐいと突き進む。やがて行き止まりにたどり着くと、アーシェの全身はビクッと痙攣した。
ズプッ…ジュプ…
「んぁ!んっ…あ!」
何度も何度も突き上げる。グヂュっと膣内を掻き回す。腰の動きに同調して内側はヒクヒク脈打っている。
アーシェを抱き寄せるとその肌がうっすら汗ばんでいた。
「…はぁ!ぁん…熱…ぃ」
激しくなるウォースラに大人の男とはこんなにも濃厚なものなのかと感じた。
王女とはいえまだ10代なのだから。
ウォースラが唇や胸にキスを繰り返す。素直にアーシェも受け入れる。口付けられた道筋には、髭がザリっと余韻を残した。
次第に互いを求める気持ちは強くなっていく。
「ぅん…やぁ!ん!ウォ…ス…ラ」
「…いい…あっ!」
アーシェの全身に力が入る。根本をぎゅぃぎゅい締め付け離さない。負けずにウォースラも奥まで押し込んでいく。
ヂュッポ!ズプッ!
「もぅイッ…!ます」
先に我慢できなくなったのはウォースラだった。絡みつく粘膜を突き破る。
ズポッ!ヂュプッ!!ヂュプ!!!
摩擦による快感にとうとうアーシェも限界にきた。
「…ぃあっ!…き…て!!」
ドクッ!
「んぁぁぁぁ!!」
「あ!あっ!あぁぁはぁああぁぁっ!!!」
ドピュ!!!ビュッ…!ッ……
最後の一突きと同時に熱いものが飛び出した。ドロりと流れる液体は白く濁り、卵の白身のようなものも混ざっている。それが膣に満ちていくのをアーシェは感じていた。
「風邪をひかれますよ」
力が抜けてぐったりとしていると彼は毛布を掛てくれた。アーシェの頬を撫でながら優しく微笑んでくれている。
「殿下の御側に居られて 自分は幸せです」
「ウォースラ……」
"私も……貴方だけを信じてる"
──end──
リアルタイム!職人さん乙です!
ところでラスアーなんだけど、
ラスラの性格付けに手間取ってるのでもう少し待っててください。
本当、申し訳ないorz
どうもでした。
ウォースラぽい台詞がうまく浮かばなくてバッシュと混同しちゃってスマソ
書いてるうちにウォースラが大好きなった。
>>730-738 ウワッホイ!
キテる〜*´∀`)ムハー
いやぁウォスアーいいなw
GJでした!
ラスラアーシェの人も急かしてごめんよ
焦らずゆっくり書いてください
wktkして待ってますノシ
>>730-738 GJ!!!
文が割りとかっちりしてるのにムニュムニュとかむずむずとか入ってて
なんかここら辺だけ可愛いな〜とか思ってしまったw
久しぶりに覗いたらバルフラにウォスアーに・・・・
職人さんたち乙です ノシ
どの作品も毎度楽しく読ませていただいています。
ラスアーの職人さんも自分のペースでいいものに仕上げてください
wktk
おねがい、誰か一度でいいからバルフレア×アーシェを…
同じくバルアシェきぼんノ
オマエら、パンネロたんのこともたまには思い出してあげてください
バルアシェ、準備してみます。
>>747 お!wktk
アーシェスレの方でバルアシェきてたけどアレはなぁ・・
やっぱり此処の職人さんのが見たいです。
>>748 同じ職人がスレによって使い分けてるかもしれないから、そういうこと言わないの^^
>>740 ウォーシェ良いですね!GJでした!
バルフレア×アーシェ、ラスラ×アーシェも期待してます!ヴァンネロ、アーシェ×ガブラスもまたみたいです
お願いします!
バルフレア×アーシェにもラスラ×アーシェにもwktkする反面
バッシュ×アーシェ分も補給したい俺がいますノシ
バルフレア x アーシェ
シリアス、エロ薄めです
--彼の手が私を救ってくれたのならば、褒美は何を与えるべきなのかしら--
扉をノックしたが、返事が無い。彼は確かにこの部屋に居るはずだ。先ほど、入っていくのが見えた。
みんなの前では普段どおりを装ってはいたが、その表情はどこか憔悴して青ざめていたような気がした。
ここは港町バーフォンハイム。主を失ってしまったレダス邸で、僅かな休息を各自がとっていた。
彼の部屋の扉を前にして、アーシェは自分がどれほど罪深いのかを考えた。
亡き父、亡き夫、そして犠牲となった多くの民の無念を晴らすため、ろくな報酬も与えずに彼をここまで連れてきた。
フォーン海岸で「自分を見失うな」と諭してくれた彼の目は、あんなに優しかったのに。
彼は家臣じゃない。ただの空賊。
その彼を巻き込んで、ついには実の父親をその手にかけさせた。
全て自分の復讐心が招いた結果だとしたら、果たしてこれ以上の罪があるだろうか?
もう一度ノックをする。やはり返事は無い。
ドアノブに手をかけると、鍵は掛かっていなかった。僅かに開けて、中を覗く。
彼が居た。
ドアの正面、部屋の奥の壁際に置かれたベッドに腰掛け、こちらを見ていた。
部屋の中に入り、扉を閉めると彼の前に立つ。彼の精神状態は、その表情で一目瞭然。
だけど伝えなければならない、彼がいなければここから先に進めない。
「バハムートが動いたわ。シュトラールを飛ばして頂戴……バルフレア」
自分がどれだけ酷い事を言っているのか……アーシェは勿論、よくわかっていた。
「大灯台で無理をしたから左のグロセアリングが傷んだ。修理中だから少し待て」
「急がせて」
「急がせてる。ノノならあと2時間で終わらせる、大丈夫だ。ちゃんと間に合う」
話はそこで途切れ、アーシェは立ち尽くした。所在なさげなその様子に、バルフレアは一つ溜息をついた。
普段の彼ならばここで気の利いたセリフの一つや二つ、惜しみなく出てくるのだろうが生憎とそんな状態ではないようだ。
その口から出てくるのは、アーシェの眉をきつく寄せさせるような言葉ばかり……。
「用が済んだら、出てってくれないか」
「あなたに謝罪を……」
「はぁ?何の謝罪だ」
「あなたのお父様の事……申し訳ないと、思っているわ……」
バルフレアの瞳が険しくなる。自分は何か間違った事を言ったのだろうか?アーシェの胸にそんな不安を起こさせる瞳だった。
悪し様に罵られるだろうか?これ以上付き合わされるのはごめんだと、怒鳴られても仕方がない。
なのに彼はシュトラールを飛ばすと言ってくれている。あんな悲壮な表情のまま連れて行っていいのだろうか?
アーシェが伏せた目を上げて、バルフレアに視線を向けると意外にも彼は笑っていた。
だが、その笑顔は決して優しいものではなく自嘲と侮蔑の笑みだった。
「お優しいことで、王女様ともあろうお方が、下々の事まで気にかけて下さるとは」
言葉は、軽蔑のトゲを纏って投げかけられた。
「あなたを……慰められないかと思って」
「ほう!これは驚いた。空賊風情にお慈悲をいただけると?」
「……どうしてそんな言い方をするの?」
「お情けがありがたくてね……反吐が出そうだ」
普段から、確かに皮肉屋ではあるけれど……ここまで容赦の無い言葉を投げかけられたのは初めてだ。
自分なりに、彼を助けたかった。国を失った自分が、言葉を掛ける以外に何を与えられるというのか。
ふと、影が差し、目を上げるとベッドに腰掛けていたバルフレアが立ち上がり、目の前に立っていた。
彼の大きな手が両肩を掴むと、かがむように顔を寄せられ、唇が重なった。
「……!」
突然の無礼に目の前がカッと熱くなった。しかし彼の唇が柔らかく自分の唇の上を滑り、
上唇と歯の間に差し込まれた舌が列をなぞるようにチロチロと動くと、顔を染める熱は怒りとは違った色を帯び始めた。
やがて肩を掴んだ手は背中と腰にまわされ、有無を言わさぬ力で抱きすくめられる。
彼の腕の中で戸惑いながらもその行為を許し、やがて唇を離した彼と目が合った。
「女が男を慰めるっていったら、方法は一つだろ?」
彼の緑色の目は、妙に冷め切っていると、アーシェは思った。
倒れこむように体がベッドに沈められた。スプリングが跳ね、軋む音が室内に響く。
覆い被さる体にきつく抱しめられ、再び唇が重なった。
アーシェは軽い失望を隠せなかった。口では軽いことを言ってはいても、内面は紳士なのだと思っていた。
失望は体を強張らせ、意識は否定に向けられた。
頭の両脇で手首を押さえつけられ、緩く頭を振るアーシェの小さめな唇に無作法な唇と舌が覆い被さる。
無理矢理に歯列を割って入った舌は、息苦しさに喘ぐ舌を絡めとり、時に吸い上げ、時になぞり、思うままに舐り上げた。
口の端から零れ落ちた唾液がアーシェの白い喉をツ、と伝う。バルフレアの唇がそれを追うように頬をなぞり、首筋に下りていく。
押さえつけられていた手首が自由になると、彼の手が身につけた衣服を脱がしにかかった。
「……あ!いや……!」
咄嗟に、抗う声があがった。こちらの意向を無視するように指輪をはめた手が緩めた服の裾から忍び込み、直に素肌に触れた。
彼の手首にはめられたブレスレットの冷たい感触が肌を掠めて、意識を更に強張らせた。
「バルフレア、やめて」
「勿体ぶるなよ、処女でもあるまいし」
瞬間的に、怒りで目の前が真っ赤になる。
パアン!という弾けるような音を立てて、上から自分を覗き込んでいる頬を赤くなるほど手で打った。
「無礼者!」
叫びながら涙が溢れた。彼は自分のみならず亡き夫まで侮辱したのだ。
バルフレアの胸を手で押しのけ、弾かれるように起き上がると素早くベッドを出てドアに向った。
ノブを掴み、ドアを開けて出て行こうとしたが……ノブを回そうとするその手には、力が入らなかった。
ここで部屋を出て行けば、二度と彼と会話する機会はあるまい。
ラバナスタは戦場になる。そこに乗り込むのだ、生きて帰れる保証は無い。
首尾よくヴェインを討ち取ったとしても、そこで彼との旅も終わる。
「……悪かった」
静かな声が背後から聞こえてきて、ノブから手を離した。
--自由になりたいと、心から思った。
振り向くと、バルフレアはこちらを見ずに押しのけられた格好のままベッドの上に膝をついていた。
--過去からも、未来からも
まるで許しを請うような姿勢を崩さぬ彼の傍らに立ち、後悔に震えるその頬に手を添えた。
--互いの立場も、プライドも、自分の心からさえも自由になって
自分から、そっと唇を寄せる。
--ただ自由に……彼を愛したいと、そう思った。
ついばむようなキスを終え、見つめ合った瞳は既に穏やかだった。
彼も同じ事を考えてくれたのだろうか?そうであって欲しいと願う。
「バルフレア……娼婦を抱いた事が?」
「娼婦ばかりさ」
「私を……娼婦のように抱いて」
深く重ねあった唇は、とろけるように熱かった。
汗ばんだ体が、シーツの上を泳ぐ。
執拗に繰り返される愛撫に、恥知らずな声で答えた。
誘うように脚を大きく広げ、自らの股間に顔を埋める頭に手を添えた。
短いブラウンの髪は、指を差し込むと見た目よりも柔らかく、潜り込むように差し込まれた舌が体の奥に熱の塊を生みつけた。
甘い痺れは体中を駆け巡り、溢れる液体が徐々にシーツを濡らしていくのが肌にあたる冷たさでよくわかった。
もう声も出ない、ただ息遣いだけが空間を満たす。自分の名前を呼ぼうとするバルフレアの唇を、そっと人差し指を添えて塞いだ。
何も言わないで、名前すら口にしてはいけない。
名も無い男と女になって、ただ体を貪りあいたい……。
植え付けられた熱の塊が、胎内で次々と弾けていく。荒々しい抱擁が、激しく体を突き上げる。
抱え上げられた足のつま先が火のように熱く痺れる。口から放たれる絶頂の喘ぎは心ごと唇に吸い取られ、
抜け殻になった体が、ただいつまでも震えながら彼の体に絡み続けた。
「バルフレア、バルフレアー。グロセアリングの修理が終わったクポ!」
「ああ、わかった」
扉の外から聞こえてくるノノの声にバルフレアが返事をした。
上着のブローチを留めて、ブーツを履く。バルフレアは既に身支度を終えていた。
「いくか、バハムートへ」
「ええ」
「ヴェインのやつを、止めてやろう」
扉を開けて、外に出よう。私はもう自由になった。
待っているのは解放への道。
王女として、アーシェとして、
私の愛する全ての人を、この手で自由にするために……!
おわり。
バハムートでバッシュが口にする
「その時は女王を誘拐して名をあげたい空賊の出番さ」
というセリフの真意を未だに計りかねておりまする。
めちゃめちゃ切ないすなぁ。
GJです。
そろそろパンネロのを見たい
>>761 GJです!!バルアシェ、イイ!!
切なくも萌えた。
すごいね、読みごたえあるしさすが職人さんですね。
あんまりバルアシェみないから嬉しかったよ、ありがとう!
バルフレアの台詞が良い!切ない感じがまた良い!GJでした!
滅茶苦茶鳥肌立った
GJですorz
パンネロはなぁ…
素材はいいのに出番が少ないからいじりにくいんだよね
アルティマニアで色んな裏設定が明らかになれば話は変わってくると思う
>>761 >「その時は女王を誘拐して名をあげたい空賊の出番さ」
あれ、バッシュの台詞だっけ?バルフレアの台詞だと勘違いしてたよ
バッシュの発言だとしたら→ バルフレアにアーシェを助け出させたい
バルフレアの発言ならば→ 俺(か、空族になったヴァン)が助けに行く
かなぁ?見返してこようかな・・・
アーシェばっかかよ
ドレイスがジャッジマスター共に輪姦されるSSマダー
なんかほら、ずっと付いて来てた空賊志望の小僧いたじゃん
あいつも書いてやれよ
>>768 バッシュだよ
バルはそれに対してアーシェならひとりで脱出できるだろ、と返す。
>>771 それに対してアーシェは「そんなに強いと思ってるの」と返す
ついでにそれに対して
ヴァンが「強くなくてもいいさ、一緒に行くんだ」と返していた
これってヴァン(とパンネロ)がバルフレアとフランを探しに行く時にアーシェも連れて行くつもり
というEDの複線だと思ったんだが
>>773 なんかあそこは浮いてたよな…シナリオ全体から見ると。
バルフレアーはもっとだったけど;
それまでお前は止めてーとか仲間内で喋ってるシーンが殆どなかったのに、
あそこだけ急に一致団結してる感じでプレイヤーの俺は置いてけぼり食った……
でもその隙間をここで埋めてなんとか生きながらえてるよ…素敵な職人さん達と同じ読み手の皆に感謝。
>>774 俺も公式に置いてかれた一人だ…
ここのがよっぽどゲフンゴフン
バルアシェ見たかったのでウレシス!!!
GJ!
ここの小説は皆好きだけど
だからといって本編でこれを(エロ抜きで)されてもドン引きだな
そんな自分は12のシナリオ結構好きだったりする
ばるふりゃー!!を除いては、だけど
バルフレアアアアアはねwww最悪なイメージついたよw
アーシェばっかだな
もっといろんなおにゃのこ頼む
耳長姉妹とか?
何で素直にエルフにしなかったんだろなあ
漏れはあの齧歯類臭い顔を見るたびに無念だ
アーシェよりヴィエラの顔のほうが好きな俺は少数派
かどうかはわからんが
783 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 15:37:56 ID:0Gd2PFsE
>>782いや自分もヴィエラ派だ
でもここってアーシェの書いて欲しいって人が多いのからアーシェものばっかになってんじゃないの
ageちゃったスイマセン
フラン好きだけどエロとなるとあの声が再生されて微妙に気持ち悪くなる
やはり立場的にアーシェが一番書きやすいんじゃないか?
パンネロはかわいいけど空気だしな…
バルフレアァー!でよくやった!と思ったのは多分少数派だろうな
王道が好きな人が多いから
>>781 遠まわしに書いたけどパンネロでw
俺は元々の設定とか気にしない節操なし
パンネロのエロがあれば泣き叫ぶ
しかし相手がヴァンだと萎えるw
要求ばっかですんません
ヴィエラもSexyでGood
女は基本
アーシェ
パンネロ
フラン
ドレイス
エルザ
しかいないもんな…
ここの住人は皆我侭な香具師ばっかりだな。
自分で書いて投稿すりゃいいじゃん。
ミュリン
ヨーテ
アリーシャ
カロリーヌ
カトリーヌ
トーリ
>>790 ミュリンとヨーテ以外はSSやられてもきっとわからんww
トーリ×ササナ投下していい?
といわれてもわからんか
>>789 最近特にそーなってきてないか。前はこんな要望ばかりじゃなかったはず。
ここの職人さんは聞き入れてくれるけど
だからって書いてーばっかはちょっとな。
ラーサー×アーシェに結構萌えてる。
ああいう良い子ちゃんが獣になるとすごい面白そう。
アーシェ×ヴァンも面白いんじゃないか?
お姉様が…って感じで
需要あるかな?
>>796 王道だし、面白いとはちょっと違うような・・・
アーシェ「この愚民が!」
ヴァン「なんだよ!お前!」
アーシェ「お前はやめてっていったでしょ!女王様とお呼び!」
ヴァン「(|| ゚Д゚)」
みたいなのを考えていたがここで需要あるのはシリアスみたいだしなー
ええええアーヴァン好きだよ
でも途中からバッシュも加わるよ?
パンネロの方がイイヨー
>>792 それすごく読みたいと思う私は特殊な趣味でしょうか。
あとヴィエラのおねーさんたち×行商モーグリとか。
でも要求って書かなきゃ伝わらんからな。
流れが変わらない場合は特にそうだろうし。
職人さんも需要が把握できるし
書けそうにない職人さんは反応しなくていいし
書けそうだと思った職人さんが反応すれば
滞りなく進みそうだが。
じゃあアーシェ×バッシュ×ヴァンの「女王様の下僕」書いていいでしょうか?
ホモ描写が少し含まれるので一応許可をいただきたいんですが
きたあああと思ったけどホモは…うーん
ホモはやめていただきたいんだが
ここ女ばっかかよorz
別に女ばっかとは感じないけどな。だがホモは勘弁だ。
お笑い程度の軽いものだったんですが、嫌いな人が多いみたいなので今回は止めときます(´・ω・`)
また、何か書いたら投下します(ホモ、レズではないやつ)
>>807 読みたいなー
アーシェスレの方に投下してくれませんか?
何度か投下させていただいた者ですが、ローカルルールの確認をしたい。
ホモネタは801板があるからそっちでいいとして、ここで百合はOKなんだっけ?
次スレ行きそうな気配だし、テンプレ練っていただけると嬉しいです。
今書いてるんだが、アーシェ×バッシュって需要あるかな…?
>>810 是非!
アーシェ×バッシュがいちばん好きだ!
>>810 メチャメチャあるだろう!wktkしてまっとります
>>810 待ってました!
俺もアーシェとバッシュが一番好きだ!
頼む、誰かパンネロかバルフランを…
フラネロ書きたいんだが百合OK?
>>815 ぜんぜんOK。むしろ歓迎。
注意書きがあれば百合でもやおいでもいいと思う。
いや、やおいは勘弁。
やおいは板がちゃんとあるしね。
んじゃちょっくらフラネロを練ってきます。
>>818 申し訳ないがNG指定用のタイトル入れ明記でよろしく
「希望」は何度聞いてもいいな
モーグリフランとかちょっと書いてみようと思うんだけど需要が知りたい。
あ、ごめん
>>801にあったね。
そんじゃ良いのかな?
個人的にはあんましだけど求めてる人もいるしいいと思うよ
そろそろパンネロを…
やおい用のスレってどこ?
パンネロ今挑戦してる。
いつになるか分からないけど一応。
実質21歳未満でも構わないけど、スレと板の違いやローカルルールも読めない精神おこちゃまはどうぞネヴァーランドにお帰りください。
おまいも落ち着いて改行汁
831 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 15:58:06 ID:5WZop++E
ここでやおいはかんべんな。
ドキっとした
やおいはマジ勘弁
ウホならアーシェスレへ誘導するが
正直、ホモも百合も勘弁。
両方とも専用板あるんだからそっちでやって欲しい。
百合もだよ百合も
あー……職人さんは何処………
この一週間はやはり読み手側のエゴが強すぎて引いてしまわれたか………orz
カムバック職人さん
エゴと言われてもいい
ホモだけは勘弁してください
>835
このスレの住人実は厨房工房が殆どだったんじゃないの?
うちの弟今週来週とテスト週間らしいから。
>>837 自分は一応21歳以上だけどね
確かに雰囲気悪くなってたけど
書くって言ってた職人さんもいるんだし気長に待とう
自分もアーシェものとフランもの同時に書いてるので出来たら載っけます
ごめんな…俺書くスピード遅いんだ……orz
弁解混じりに言わせてもらえば、少なくとも俺は
スレの雰囲気がどうとかで投下してないわけじゃない
途中まででも良かったら週末に一部投下するので許してけれ……
>>839 全部できてから投下のほうが言いと思いますよ
そのほうが後で書き直しとかできますからね
あぅ、スマソ;
ゆっくり書いてください…………
>>839
俺はふつーに雰囲気悪いから投下する気失せたけどな
自己マンで書いてるんだし、まったりしてきたら投下するよ
気長に保守しながら待ってるんで、気が向いたら投下してください。
自分で書けたらな〜と思うんだけどやっぱ書けない‥。職人さんお願いします。待ってます!
ヴァン×アーシェが人気無い件について
おまいら、そんなにヴァンが嫌いか
オイヨイヨ!
ヴァンが嫌いと言うより他のキャラの魅力が強すぎる
んだと思う 少なくとも俺にとってはそういうゲームだな
ヴァン×アーシェもいいんでない?
ただオイヨイヨなアホ可愛いキャラとして定着しちゃった感じがするから
エロとのイメージが結びつかないんだよなぁ。
特にアーシェ相手のシリアスなやつ。
ヴァン×パンネロならなんとなく想像つくんだけどね。
OKとNG確認するのが回りくどいので投下しるが
見たくない人はすっ飛ばすようにお願いする
※ 陵 辱 注 意 嫌 い な 人 特 に※
===========================================
ガチャ……
ノックの後に、開かれた扉。
自室を訪ねた来客を、アーシェは快く迎え入れた。
「お久しぶりですね」
そう。
いよいよ、明日は戴冠式。
2年間ぶりで、違和感があったドレス姿も、この一年間ですっかり馴染んだ。
久しぶりに皆に会える。
一部の来賓が到着したためか、慌しく対応に追われ、夜だというのに灯りが絶えない。
アーシェ自身も、ついさっきまでは、ラーサー達を出迎えていたところ。
今度は一体誰かと思えば……
「御機嫌麗しゅう アーシェ殿下 御招待に与り 誠に光栄」
丁寧ながらも癖のある、この話し方はアルシドだ。
「会わぬ間に また一段とお美しくなられて」
「またそんな あなたは相変わらずですね」
「本当の事ですよ 今宵の満月も姫の前では色あせてしまいますな」
いつものように、アーシェの手を取り口づける。
「実は折り入って御相談がありまして……」
挨拶が終ると、アルシドは本題に入った。
「明日の式典で 私との婚約を発表すると言うのは如何かな と」
「婚約!?」
驚いているアーシェをよそに、大袈裟な手振りで声をあげた。
変わった人物だとは思っていたが、流石に何を考えているのやら……
「初めてお会いしたその時から 姫の美しさに私の心は奪われたのです! 私の女神とでも申しましょうか」
「いきなりそんな事を言われても…」
「姫にとっても 我がロザリアとの繋がりを持つ事はダルマスカの未来に 有益かと思いますがね」
アーシェの為にも、とは、都合良い理由を取ってつけたものだ。
当たり前だか、アーシェは不快な表情を浮かべた。
「御断りします」
「まぁ そうだと思いましたが う〜ん 仕方ありませんな では既成事実にするまで…で…」
ガッ!と、勢いよくの腕を引っ張る。
急な動きに対応できず、アーシェの体はアルシドの腕の中へ吸い込まれた。
「いやっ はなして!」
腕を突っ張り抵抗するが、男の力に勝てる訳もなく、逆に締めつけられていく。
女一人、押さえ付けるのは片手で充分。
余った方の手で、アーシェの尻を撫で回す。
「あぁ〜この柔かさはたまりませんねぇ」
「何をするの! 無礼なっ!」
「はぁ なんとも芳しい 姫の香り」
首の辺りに顔をつっこみ、アーシェから発せられる体臭を嗅ぐ。
化粧品や髪の匂いに、汗の酸っぱさも混じり合い、頭の中を刺激する。
その香りを味わってみろ。
そう、脳から指示が出されれば、舌が涎を滴らせ、首や耳を舐めてまわす。
「やめ…て!…ぅ…ん!」
耳の中を舌が動めく音がする。
必死に抵抗を続けながらも、変質者のようなアルシドの行動に怯えていた。
「さぁ これからですよ」
軽く笑みを浮かべながら、アーシェの体を掬い上げ、ベットに向かって放り出す。
「きゃっ!」
落ちた瞬間、弾んだ体は反動で叩き付けられた。
痛っ…
真っ平だったシーツにシワがよる。
ベットに上がり込んだアルシドは、楽しそうに同意を求めた。
「少々荒いの方が燃えますよ ねぇ?」
「そんなわけないでしょ!いい加減にして!この恥じ知らず!!」
引っ叩いてやろう!
と、振り上げた手は、頬の前で止められてしまい、反対に手首を掴まれてしまった。
悔しくて、腹立たしくて、アーシェは唇を噛みしめる。
「まぁまぁ そう怒らずに 綺麗なお顔が傷つきますよ」
抵抗出来ないのをいいことに、アルシドは紅い唇に迫った。
ワイルドな顔立ちが、ゆっくりアーシェに近づいてくる。
見たくはないと、目を瞑り、聞こえたのは荒い鼻息。
「いやっ!!」
咄嗟に顔を背けた。
その行動がアルシドの気分を害したようで、僅かに声のトーンが下がった。
「少しは 大人しくして頂きたいものですな」
拒まれる程に手に入れたいと、欲が増すのは不思議なものだ。
顔を掴み強制的に、アーシェの視線を自分に向ける。
指が頬に食い込み痛い。
目が合ったのを確認し、無理矢理舌をねじ込んだ。
「んぐ!!…ちゅ…やぁっ!…くちゅ!」
息を吐くのも許されない。
生温い唾液が、直接、喉に流れ込む。
不気味な舌の動きに耐えつつも、アーシェはそれを呑み込むしかなかった。
屈辱と、息苦しさで、目には涙が滲んでいた。
コンコン…
突然の物音に二人の動きが止まる。
その音はドアから聞こえてきたのではない。
コン…コン…
再度、音は鳴らされた、方向はバルコニーからだ。
暗闇の中に伺えるのは人影だろう。
こちらが気づいたと分かると、その人物は部屋の中へと入ってきた。
「おぉ─ 久々の再会がベットシーンからとはねぇ なかなか洒落た演出だ」
懐かしい声が部屋に響いた。
少し髪が伸び、顎髭が生えてるようだが、眉を上げて笑う仕草は変わらない。
「バルフレア!?」
なぜいるのとか、こんな所を、と言う恥ずかしさもあったのだが、止めに入ってくれた事にアーシェは感謝した。
「幾度も無断侵入するとは また賞金が跳ね上がるんじゃ〜ないですかねぇ」
いいところで中断されたアルシドは、勿論面白くなかったが、嫌味を言っても口が巧いのはお互い様。
「かもな 何せ王女様公認の空族なもんでね」
「お願い 助けて!!」
「残念だな そいつは無理な注文だ 嫌なら自分で逃げるんだな」
「どうして!?」
「知ってたか 俺はずっと我慢してきてやったんだぜ なのに他の男とはヤろうなんて 許せねぇな」
「そんな! 違うわ!」
「つーわけで 先に俺が貰うぜ」
自分勝手な主張をすると、さも当たり前のように、ベットへ向かう。
予想外だが面白い展開になってきたな…、アルシドの機嫌はすっかり戻った。
むしろ楽しくなってきたと、言うべきか。
「どうやら 一輪の花には多数の蜜蜂が 引き付けられるようですな 姫」
「冗談はやめて! おかしいわ! 二人ともどうかしてっ………………………やっ!!」
ベットに入るなり、バルフレアは、ばーんとペニスを取り出した。
既に勃起した先端からは、汁がテカテカ漏れている。
どうやら、外から見ていた時には、もう興奮していたらしい。
「中々ご立派ですねぇ」
と、笑うアルシドを横目に、アーシェの顔は強張っていく。
「…そんなもの閉まって 下品だわ…」
「失礼だな ちゃんとしゃぶってくれよ」
「やめて」
「ほらほら もっと口開けて 処女じゃねぇんだ 分かるだろ」
断固拒否するアーシェの頬に、ペチペチぶつけて急かしてみる。バルフレアの表情は楽しげだ。
「やめてって言っているでしょ!」
「ったく 強情だな そうゆう女は可愛くないぜ」
無理矢理突っ込むか、と顎を持ち上げる。動けないように力を入れて。
すると、それは待てと言うように、アルシドがアーシェの服を脱がし始めた。
「いい加減にしないと 本気で怒りますよ! 触らないで!」
暴れないよう、バルフレアが押さえ込む。
ドレスと言っても所詮は布切れ、引っ張れは簡単に裂けてしまう。
いや!と、言う叫びが、何度も、何度も、繰り返された。
男二人の目の前で、全裸にされる。
その苦痛は耐えがたいものがあり、止まっていた涙が、再びこみ上げてきた。
「見ないでっ…!」
「う〜ん お顔と同じくお綺麗だ 色も形も素晴らしい」
アルシドが感激している横から、バルフレアが乳房を揉み始めた。
「いっ! はなして!」
「チッ もう少しデカけりゃ もっと俺好みなんだがなぁ」
ふっくらしていた形が崩れ、めり込んだ指の隙間からは、白い地肌がはみ出ていた。
痛い! と、訴えても、簡単には止めてはくれない。
その為、胸には、手形のような痕がついた。
「つ…よいっ…ぃ!」
乳頭を摘む。指の先で引っ掻かく。引っ張ったり。弾いたり。
やがて桃色だった乳首は、真っ赤に腫れてしまったが、それでも手を止める気配はない。
反応を楽しみながら遊んでいるようだった。
「ひぃ! やめっ!てぇ…おねがっ…い…!んん」
「まぁ そのうち 気持ち良くなるぜ」
体をよじらせ、必死に耐える。
アーシェの頬は紅潮し、額からでる汗のせいで、髪がやらしく纏わりついている。
もはや体は、抵抗出来なくなってしまった。
一方アルシドは、下半身に手を伸ばしていた。
両足を、軽々持ち上げ股を割り開く。
抵抗しようと言う気はあるのだが、執拗なまでに乳をいじられ、すっかり力は抜けてしまった。
粘着液にまみれたワレ目を、アルシドの舌がそっとなぞる。
アーシェの身体はビクッとのけ反り、良い反応を見せた。
「んぁそ…っなこと!」
「ここもまた 良いお味で 男誘う蜜が溢れていますよ」
「うそ…よ…!」
「ご自分で分かりませんか? なら教えて差し上げましょう」
アルシドは薄笑いを浮かべた。
どうするのかと怯えていると、指に唾液をぐぢゅぐぢゅ絡めて強引に、奥へ突っ込んだ。
「あぁ─!やっぬいてぇ!」
入ったばかりでは中がきつく、動かすのが精一杯。だいぶ締まりがよさそうだ。
少しはほぐした方がいいかと思い、クリトリスを擦ってやると、アーシェの反応に変化が見えた。
「ぁあ!ぅ…ぁん…うぅ!ゃん…ぁ」
アーシェの発する声は種類は、明らかに叫びから喘ぎに変わり、湿る程度だった穴の汁気も、溢れるような量に増えた。
「ふぅん 嫌だ何だと言ってても ちゃんと感じているわけだ」
少し嫌味なバルフレアの言葉も、快感を促進させている。
今だな。
チャンス到来とばかりに、開き気味になったアーシェの口へ、反り固まった息子をぶち込んだ。
「んぐ!ぅ!」
「はぁ― 間違っても、噛んだりすんなよ」
喉の奥が刺激され、アーシェからは鳴咽が漏れる。
それにも構わず、出し入れを繰り返し、アーシェの頭を前後させた。
「あぁっ あぁ! いいぜ…あぁ気持いぃ…」
「ジュプッ! …うぇっ …ジュブ! ぉえっ!」
口内に擦りつけるとペニスの形が、くっきり頬に表れる。
抗力を失った口元は、ただただそれを受け入れるだけ。
「ぃゃ゛…! ジュポッ! ん…!ぅぐ!」
涙目で必死に受け入れている、辛そうな表情がたまらない。
「王女様にしちゃ…ずいぶんエロい顔だなぁ」
「ヂュブッ! ひぃ…ど!ぃ!」
それを見ていたアルシドも、そろそろいいかとベルトを外す。
ズボンの中から現れたのは、バルフレアにも負けず劣らずの、ビッグサイズなモノだった。
しかも、もう待ちきれないといった状態。
アーシェの愛液が流れだす中、肉の襞を押し広げ、おもいっきりそれを突き挿した。
「んんぁ゛!ん゛───!!」
「あぁぁ─! おぉ 絡みついてきますねぇ ココは!」
「ブフォッ!!…うっ!ぉえぇ! ゲフッ!ゲフッ…… はぁ…はぁ…」
下の口に挿入された反動で、しゃぶっていたモノを、放り出してしまった。
口元辺りに飛び散っているのは、唾液やカウパーやら混じりあった液体。
泡立ちながら糸をひいていた。
「おいおい まだ終りじゃないだろ!」
「いや! …はぁ…ん! ぁがっ!!」
ようやく解放された、と思ったのも束の間。
直ぐに口をこじ開けられてしまう。もうだめだ…。
そしてまた、アルシドの肉棒がアーシェの中を突き上げる。
挿しては引いて、挿しては引いてを繰り返し。
その度、あえぎ声に重なって、吐き出しそうなっている。
「ん゛!…ぁぐっ!!…ん!うぐっん!!」
上からはバルフレアの、下からはアルシドの、二人の男に辱められてまるで玩具の人形だ。
「あぁ─!マズいな 先にイッちまいそうだ」
最初に限界に達したのは、バルフレア。
アーシェの頭を、がんがん揺さぶり、自分の快楽を求める様子はあまりに酷い。
おかげで思考回路は途絶え気味、頭の中は真っ白で、アーシェの意識は遠のいていた。
「おい! もっとキュッと口閉じろ! ちゃんと そう ──ぁあ!」
もうアーシェの意思など関係なくなっている、奴隷に対する命令だ。
「おぉ──きたきたっ! あぁ──いいっ!!」
「んん!んぐぁ! ジュボッ! ヂュブッ!」
逃げないようにと、頭を押さえ付け、喉の奥まで打ち込んでやる。
「あ! いいか!イクぞっ! しっかり受けとれっ! んっ!はぁああぁぁ──!!!あぁ──……!」
「ドビュッ!! ぐぁ!! ドピュ!! ぉ!うぇ! ピュ…!」
バルフレアの声と共に、口内に大量の精液がぶ放された。
口に溜った液からは、異臭が発し、アーシェは吐気を催している。
しかし、
「飲めよ 俺のだぞ」
口はバルフレアによって塞がれた。
「ポーションよりかは 美味いぜ 多分な」
「んんっんん!」
左右に首を振り、嫌だと目で訴える。
瞳から流れる涙を一粒、バルフレアは舐めとると、ニカッと歯を見せ、鼻まで塞いだ。
「んん──―!!」
バルフレアがこんなに冷徹だとは、思っていなかった……今だって思いたくはない…
でも、息ができない苦しさは限界で、仕方なくアーシェは飲み干した。
「ゴクッ!!」
美味かっただろ、と笑うバルフレアを、睨む気力は残っていない。
息つくを暇もなく、今度はアルシドが待っていた。
「お疲れのところ悪いんですがね 私の相手もしてもらいますよっ!」
ゆっくり抜き挿ししていたペニスを、勢いよく突き上げてやった。
「はぁぁぁっ!やぁん! ん! あっ!」
自由になった口からは、喘ぐ声がはっきり聞こえる。
アルシドが打ち込むリズムに合わせて、声も、体も、波打っていた。
「これぃじょ…ぁん! む! りぃ…」
「しかし今更止めはできないわけで! んお! おぉ!!」
アーシェの気持ちとは裏腹に、膣は肉棒をくわえて放さない。
内部の壁を、亀頭がぐりぐり押していて、その反応を楽しんでいる。
皮肉な事に、嫌だと思っているのは心だけ、体は素直に喜んでいた。
「あぁ姫… どちらがよろしいですかねぇ… ♂と♀」
「……!? ダメ! それはダメぇ!」
意味を理解しゾッとした。
しかも拒否する声は、アルシドに全く届いていない。
それどころか、アーシェの腰をがっちり抑え、今にもイッてしまいそうな勢いで、腰を振っている。
膣の中では粘着液が、グチュグチョやらしい音を立て、ペニスねだってヒクついていた。
肉棒の突き刺さる間隔が、どんどん短くなっていく。
終りが近いと嫌でもわかる。
「おぉ─! 絡みつく! ぁ! いい!そろそろ!」
「まってぇ!アルシド! …あぁ!中は止めてぇ! …それだけは…ダメぇ!」
アルシドには、何を言っても無駄ならば、どうにか止めさせなければと、祈るような気持ちでバルフレアに懇願した。
「おねがっ!…おっねがぃ! バルフレア!!…とめてぇ!」
「ぁん? 王女様も一緒にイッちゃえ その方が楽だ 体は正直だぜ ほーら」
頼った自分が馬鹿だった。
いとも簡単に見放され、代わりにクリトリスをいじめられた。
そのせいで急激に膣中は縮まった。
「あぁぁあぁぁぁぁ!!ぁん!ん!んはっぅ!」
アーシェの反応の良さは、そのままアルシドにも伝わるわけで……
「ぁ─っ! も! でる! んんっ!! でそ! だぁぁ!! あ あ ぁ ぁ ぁぁぁぁぁ──ぁっ!!!」
「だっ! しちゃ! だ め ぇ ぇぇぇっ!!!」
ド ク ッ ! ! ! ドク! ドク!! ド! ピュ! !
「ぁぁ………」
ピュ ピュッ─………
力なく横たわったアーシェから、すすり泣く声が漏れる。
「…ぅ…」
ようやく解放された膣の中には、放たれた精液が残ったままで、少し動くとこぼれ落ちた。
アルシドのペニスが抜かれた痕が、ヒリヒリしているし、剥けたクリトリスは敏感すぎて、自分の鼓動にすら反応している。
当分起き上がれそうにはない。
「…ぅ…ひっ…ひどぃ…」
「おい 泣くなよ」
ベットの端に腰掛けて、バルフレアは煙草を吸っていた。
「会え…る……の…楽しみに…していたのに! こんな……」
「あぁ 明日も会えるさ 一応顔出すからな じゃ 俺は帰るとするか」
そういいながら立ち上がると、バルコニーへ姿を消していった。
「さて 私も引き上げますかね ベイビーが楽しみですな」
色々な分泌液まみれの唇に、アルシドが軽くキスをする。
反射的に思い出して、アーシェの体が震えた。
「では また明日お会いしましょう」
退室しようと歩き出したアルシドが、何かに気付いて戻ってきた。
「おっと 姫 ひとつお知らせが ………………覗き魔はもう一人いたようですな」
「っ!?」
ガチャ…
「……………………………………バッ……シ…ュ………………ぃや……ぃ…い や ぁ ぁ ぁぁぁぁぁぁぁ……………!…!!」
END
変態なアルシドイイ!GJ!
そしてどさくさに紛れてバッシュwww
何でいつもバッシュがオチに使われるんだよw
オチにも使われないえーっとなんだっけ、あの小僧よりマシだろう
>>848 GJ!アルシドって文字に起せばたしかにこうだわなあw
アーシェ×バッシュ書いてるっていってたモンだけど、
書いてる内にアーシェにレイプされるバッシュみたくなってきた(;´д`)
まずかったら言って。続き書くのも投下するのもやめるから。
859 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:44:47 ID:vguc+jEu
>>859 いやいや、エロガキパンネロじゃなくてえーとバァ、ヴァ…ヴァルフレア?
>>858 全然いいと思いますよ(・∀・)
むしろ、よろしくお願いします!!!
ヴァンが好きでヴァン×パンネロが好き
ラスラ×アーシェ、アーシェ→バルフレアも好きヽ(´ー`)ノ
>>845は
>>863へのレスね
ヴァンは好きだけどヴァン×アーシェは想像できない
ギャグならできそうだけどギャグエロって需要あるのかな?
久しぶりだー!!アルシド最高!バルフレアも良い!バッシュwww良い!!その後も読みたいって感じでした。GJ!
>>858 早く見てー!お願いします!
バッシュはオチ向きなキャラなのか…w
GJ!
アルシドとバルフレアってエロいなw
てか、3P自体珍しくない?
ドキドキしたよ。
最後バッシュ出てきてるしw
続き読みたい!!
>>848-854GJww
俺の勝手な妄想だけどアーシェが王位に着いた後、
誰と結婚(再婚?)するか考えたとき一番相応しいのアルシドかと思ってたから
ちょっと嬉しかったよw
>>858さんのも楽しみにしておりますww
なんかアーシェばっかやなぁ
職人さんとしては書きやすいのか?
パンネロは清純すぎて思いつかない
フランは色気ありすぎて思いつかない
手ごろなところでアーシェ?
ど〜でも良いけど若本ボイスって聞いてるだけで笑えるつうか
腹がよじれるのって俺だけ?
この人が喋ると何でもギャグに聞こえるんだよな〜
>>848-854です。感想どうも
自分の中でバッシュは童貞キャラだから
オチですまん
今フラン×ラーサー(需要ねーな)で書いてるから出来たらまたノシ
確かにバッシュは童貞なイメージがある。
悪い意味でなく良い意味で。
簡単な性教育は受けてるとは思うけどな。
>>872 そのバッシュがいきなり実践でどうなるか気になるww出来れば続きをお願いします。
>>874 またアーシェって思う人もいるみたいだから止めた方がいっかと考えたんだが
そういって貰えるなら書くよw続き
876 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 16:32:29 ID:tnDPCZkK
>>875 「またアーシェ」云々は気にしないほうがいいと思います
私はもっとアーシェの話読みたいし。。。一番エロ向きだと思いますし(笑)
職人さんは自分が書きたいものを書けばいいと思いますよ!
>>854の続きを楽しみに待ってます!
あっ、フラン×ラーサーも(笑)
頑張ってくださいっ!
>>876 あいよ!先に続きの方から書き上げる事にする
>>877 やった!楽しみに待ってる!個人的にアーシェ×バッシュは1番好きだから、何度でも読みたい!12は他のキャラも皆好きだから、フラン×ラーサーも楽しみにしてます!
スレの最初の方アーシェ全然なかったからなあ。
ここんとこの流れは未亡人萌え的にはかなり嬉しい。
一日働いて疲れたおいらへのご褒美に違いない!サンキュー神!!
らーさーいらね
881 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 17:56:20 ID:kW73AQBU
ガブドレまた見たいなあ…
883 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 19:43:19 ID:UKOwuW97
フラン×ラーサー・・・いいですね(*´д`*)
884 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 23:01:01 ID:vDaVxP54
な…なに?;
889 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 23:23:45 ID:kW73AQBU
は?なにがしたいんだ?
890 :
461:2006/05/23(火) 23:26:45 ID:cxPeWavT
>>890 ちゃんと前書き書いてあったし、
>>890が謝るこっちゃないと思うが…
きにしないでまたSS書いてくれー。wktkして待ってるから(*´д`)サイキンオアズケデ
>>891 dクスノシ
今書いてるのが今週末までに形になったら投下させてもらうよ
>>890 あなたのはエロ以外でも萌えるのでwktkして待ってますv
頑張ってください。
>>890 そう。実はエロももちろんだが、過程とか心理描写はもっと好きで、毎回期待、感心&感動で読ませて貰っています!ここの職人さんはみんな凄い!
ラスアーまだ〜?
wktkして待ってます
ごめっ……orz
>>897 ラスアーの職人さん?気長に待ってるのでいつでもお願いします
ここって読む側もいい人多いよね
ようやく落ち着いてきたみたいでよかった
899 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 21:44:58 ID:gggY3AZD
>897
自分も気長に待ってるよ。焦らず良いもの書いてくれ
同時にこれとは違うが密かにジャッジマスター全員集合2回目も待ってる自分…
ドレイスあまり見れないから楽しみ
クリア後OP映像見てたらバッシュ萌えが再燃してきた(´Д`;)
職人さんお待ちしてまつー!ハァハァ
>>900 ここまで投下されたバッシュ関連でハァハァしながら待とうぜ
902 :
1/3:2006/05/26(金) 11:55:21 ID:GsK52Uzt
上のガブドレ職人さんの待ちながら。
以下、さしてエロくはないのですまない。
初めてガブラスを見たとき、ドレイスは、砂漠のような男だ,と、
思った。それだけだった。
だから砂漠の下に何が眠っているかなど知らなかったし、知るつもりもなかったのだ。
************
夜半、広大なアルケイディア王宮に一つだけ、灯りの点いた
部屋がある。中では端正な髪の女性が、一人で書類仕事をしている。
間もなく廊下に足音が聞こえる。そして部屋の前で止まる。
そのまま15分程時がすぎる。その間ずっと、同じページの
同じ行を凝視し続けていたジャッジ・ドレイスは遂に声を発する。
「何の用かガブラス。鍵が開いているのは卿も承知の筈だ」
ぎい、と重くドアが鳴り、一人の男が入って来る。
ドアの外にあった闇が、一緒に流れ込んで来る。
ガブラスは部屋に入った後も黙り続ける。口を開いて何も言わない事を繰り返す。
ドレイスはしばらく待った後、「用事を思い出したら言ってくれ。
私は仕事をしている」と言い、続きに戻る。
やがてガブラスはドレイスの側により、隣の椅子に腰掛ける。
そして自分の手の甲を長い間見つめた後、そのままの姿勢で
「食事に行かないか」
と言い出す。
ドレイスは顔を上げる。
「夜中の二時に?」
「あ、いや……。何も食べていないようだった」
「私は武人だ。体の管理は自分で出来る」
そうか、と、口の中で呟き、「邪魔したな」とガブラスは腰を上げる。
ドレイスは書類を見つめた後、そのままの姿勢で深く息を吸い、
なるべく声が震えていないように願いながら
「必要ない」
とだけ言う。
ガブラスは振返る。そして押し殺した声で
「何がだ」
と返して来る。
「分かっている筈だ。この間の事で、卿が私に義務感や責任を感じているのだとすれば、
それは間違いだ。私や卿には要らぬし、命取りにさえなる気遣いであろう」
ガブラスは二三歩こちらにやって来た。ドレイスは
殴られ位はするだろうと思い、顔を上げた。
そこには予想と違い、途方に暮れた子供のような顔があった。
ドレイスが何も言えないでいるうちに、もう一度踵を返し、ガブラスは出て行った。
ドレイスは大きくため息をついて椅子に深く座り込んだ。
そして手の甲を顔に当てると、随分涙に震える声で
「卿は卑怯だ」
と、囁いた。
903 :
2/3:2006/05/26(金) 11:56:12 ID:GsK52Uzt
幾晩か前、ガブラスに陵辱に近い形で抱かれた後、
ドレイスはその出来事の収め場所を自分の中に見つめた筈だった。
「あれは事故で」
ジャッジとしての自分が言う。
「あの時間の外に出てしまえば何の意味もない事だ」
たとえ同じ事がまたあったとしてもそのように対処しよう。
そう決めた筈だった。
ガブラスは砂漠のような男だ。
長い事憎しみに焼かれた末に砂漠のようになってしまい、
そこに水が流れる余地はない。あの出来事に、
過度に意味付けをするなどあり得ない事なのだから。
けれど感情が全くついて来てくれなかった。
長く、理性と剣の中に生きていた彼女は、
自分の中で起こった予想外の離叛に、苦笑するより術がなかった。
夜明けに近い頃、漸く仕事を一段落させた。そのまま
王宮内の自室に戻ると、その前にはガブラスがいた。
口をきく事も出来ず、ドレイスは黙って彼を見つめる。
「パンを買って来た」
「パン?」
「飲み屋しか空いていなかったし、そこもいい加減
食材は品切れの時間だったんだ。あと、酒も」
「酒?」
「腹は減っているだろう」
そうしてまた黙って立ち尽くす。ドレイスは笑った。
ガブラスがとたんに怒る。「何がおかしい」「何も」
それでも何か言ってこようとするから、ドレイスは
鍵でドアを開けた。そして
「入ったらどうだ」
と彼に言った。
904 :
3/3:2006/05/26(金) 11:57:05 ID:GsK52Uzt
部屋で彼等は酒を飲み始めた。何を話していいか
分からなかったので、取りあえずラーサーの今後と、
元老院の動向などについて一通り話した後、
漸くガブラスは本題に入った。
「この間の事だが」
コップの中の酒を見つめながら、ドレイスは軽く頷く。
「俺は…………上手に言えないから分からんが、
お前の考えている事と少し違うと思う」
二人の間に沈黙が落ちる。長く。その後手を伸ばし、
身動き一つしないドレイスの髪を指で梳いた後、
目を合わせないまま続ける。
「難しいな。昔は商売女で充分だった。お前にもそれ以上に
上等な感情を持っているのかは皆目分からん。
ただ、もっと複雑なんだ。複雑で、俺にもどうしていいか
良く判らない」
言葉を体の中で咀嚼した後、ふ、と、ドレイスは笑った。
正直に言うと泣きたかったのだが、淡く頭を振り、
ガブラスの指を外した。
「卿はばかだ。そうした事を、普通女に言うものではない」
「そうなのか」
「普通はな。
だが卿は普通ではない。私もだ。明日死ぬかもしれない。
だから、これでいいのかもな」
もう一度笑うと、ガブラスがそのままにしていた掌に触れた。
だからそこに寄りかかり、眼を閉じる。
首に彼のてのひらがかかり、シャツの下からもう一方の掌が
滑り込んで来る。熱いな。まるで子供の掌だ。
思ってから、ドレイスは気がつく。
そうだ、私たちはまるで、ほんの子供みたいに
感情に振り回されているじゃないか。
ドレイスは目を開いた。そして太い男の首に腕を絡ませると、
そこは子供みたいとはとても言えない長いキスをした。
自分の胸に顔を埋めて眠っている男を見つめながら
ドレイスは考える。
複雑か。そうか。いいじゃないか、この男にしては上出来だ。
尤も自分は15歳やそこらの少女のように、彼の事を
考えてしまうけれど。
考えを遮断した。二時間後は仕事だ。彼女は武人らしく、
眠りについた。
そして、砂漠の夢を見た。ずっと、目が覚めるまで。
うわおドレイス萌え!!!!!
GJ!
___ ┃
/ ┏ )))) ┃ ■■
/ / ┃神 ┃ | ヽヽ ┃\
/ / /┃ キ ┃ i 、、 | ヽヽ |\ ┃ \
/ / \ \┃タ ┃__∧ ド ド |ヽ |\ | ┃
/ / \ ┃┃ ┃゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
/ / ヽ┃┃ ┃ ⌒\
/ ┃┃ ┃/ /
/┗ (((┛ / <キタ━━━━━━
/ / ̄ \ キタ━━━━━━ !!!!!
― / ん、 \ \
―― (__ ( > )
⌒ヽ ’ ・`し' / /
人, ’ ’, ( ̄ /
Y⌒ヽ)⌒ヽ、 ) |
\_つ
ガブドレ来てるーー!!GJ!
908 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 19:23:30 ID:7qCg7SFF
うおおぉー!さりげなくて良い!GJ
909 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 15:26:21 ID:ow2YsTgp
ガブドレ(;´Д`)ハァハァ
GJ!!!!!
最近少し過疎ってますね…
職人さんお願いします!
912 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 01:35:02 ID:+oO9wQUL
うーん、過疎ってるねえ…
もうワガママ言わないから誰のSSでもいーから頼む!職人さん!
892氏はバシュア好きっぽ?
ていうか今週末ってことは今日か!
形になったら今日来るのか!?( *´Д`)ハァハァ
914 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 06:30:42 ID:DZv15aXy
・・・・・・一番右上のキーワード・・・・・えらいことになっているんですけどw
>>849の続きもう少しで出来るんだが
希望してくれた人はまだここにいるだろうか…?
過疎ってるから確認
だから誘い受けはやめろって…
投下希望。気長に待ってるよ。
>>915 続きを希望した一人です!居ますよ!!
是非お願いします!!!
なんかここのガブドレ読んでると、吉田絵で兜無しのガブラス&ドレイス
のイラストが見たくなってくる・・・・。そこにラーサーとかいたらもう泣ける。
今日こそ来るに違いない…(*´ω`)
923 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 20:56:07 ID:+cZvmJlY
すみません、新人の職人でありますが、ガブ×ドレ(?)をプチ投下。
不要でしたら続きは出さずに、これっきりにしておきます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ドレイスが帝都に帰還した頃には、日は大分落ちていた。夕映えに、帝都の街並みは赤く美しく染まっている。
短期間の任務を終え、一先ず肩の荷が降りたはずなのに、ドレイスの表情はどこか憂鬱だった。
ドレイスが己の主君と定めた少年は、現在帝都を離れている。護衛を連れているとは聞いたが、それでも不安は拭い去れない。
少年の兄は老いた皇帝に代わり、帝都を取り仕切っている。証拠は無いが、男はかつて自分の身内を謀殺したと言われている。
ただの憶測と割り切るには、ドレイスは男の手口を知りすぎていた。その上、皇帝の親衛隊たるジャッジの多くは、男の側についている。
少年は男を信じ、尊敬している。男にとって少年を葬る事は実にたやすい事だろう。
ドレイスはその魔手が少年に及ばない事を祈っていた。
ドレイス自身もジャッジマスターであるが、権謀術数で手を汚す男には否定的だった。
同僚の誰もが男の手腕に賛辞を送る中で、ドレイスが信頼できるのはガブラスだけだった。
その日、ガブラスがドレイスを訪ねてきたのは深夜だった。ドレイスは休む間も無く、執務室で書類作業をしていた。
ドレイスは休憩がてらに、ガブラスと茶を飲み交わす。
以前からの二人の話題は、目下ラーサーの事だった。今夜もそうだろう、とドレイスは思っていた。
しかし、この夜のガブラスの目的は違った。
>923
YAHOOOOO!
お願いします!
925 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 21:54:03 ID:oMPeaFB1
>923
うひょー!ガブドレ祭ばんざーい!
目障りじゃないから投下!投下!
926 :
923:2006/05/29(月) 22:53:31 ID:mZzjn4Sd
>>923続き
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「少しは自重しろ、ドレイス。ヴェイン様への否定的な言動は、かえってラーサー様の立場を危うくしかねない。ラーサー様g目障りとなれば、ジャッジ・ベルガあたりが率先して『実行』するだろうよ」
ガブラスはそう言って溜息を吐いた。
「・・・言いたい事はそれだけか?」
ドレイスは非難がましそうな目でガブラスを見る。
「言われなくても分かっている。用件は済んだだろう?お引取り願おう」
ガブラスは椅子かた立ち上がったが、部屋を出ようとしなかった。
「ドレイス!俺は真面目に言ってんだ。お前は自分で思っている以上に直情径行だ」
「・・・自分でも分かっているさ、だが性分でな」
ドレイスは言い終えると、再び書類処理を始めた。ガブラスを見ようとしない。
ガブラスは部屋から出て行くどころか、力強い歩みでドレイスの机へ近付く。
ドレイスは思わず抗議しようと、机から顔を上げた。その瞬間、ガブラスの両手は、女の端正な顔を捉えた。そのままガブラスは、開きかけたドレイスの唇を塞いだ。
二人は時間が凍りついたかのように、暫く微動だにしなかった。
ドレイスは我に返ると、ガブラスの唇に噛み付いた。舌を差し込もうとしていた男は、事前に察知し、難を逃れた。
ドレイスはガブラスの手をはねのけた。女の目は怒りに満ちている。
「・・・悪ふざけにしては性質が悪い。今すぐここから出て行け!今夜の事は忘れてやる。だが、お前はもう同志ではない!」
「悪ふざけなんかじゃない」
ガブラスは女の拒絶に動じる気配も無い。むしろ、予想していた様子だった。
「俺は本気だ。お前の事も、ラーサー様の事もな!」
ガブラスは短く叫ぶと、ドレイスを椅子から引きずり降ろした。
今は公務の時間では無いゆえ、互いに鎧は身に着けていなかった。そのまま床に押し倒し衣服を剥ぎ取る。
ドレイスは怯えるどころか、激しく抵抗する。彼女を駆り立てているのは激しい怒りだった。
同志と信じていた男は所詮は獣に過ぎなかった。ドレイスは失望した。
ガブラスは無表情のまま、ドレイスを組み敷いた。ドレイスの体は僅かな布を纏うだけだった。ガブラス自身も衣服をはだけている。
行為そのものに支障はない。ガブラスはドレイスの引き締まった肢体に口付けた。
長い愛撫と口付けの果てに、固く閉ざされていたドレイスの両足は力尽きた。だが、ドレイスの両眼は相変わらず男を睨みつけている。
ガブラスはどこか悲しげな瞳で女を見つめ返す。そして視線を逸らすと女の足を開いた。
だが、その瞬間は来なかった。
「・・・どうした?続けないのか?」
ドレイスは組み敷かれたまま男に問う。
「・・・すまない」
ガブラスは力を緩めた。その途端、ドレイスの両足が男の股間を蹴り上げた。ガブラスは思わずその場にうずくまる。
ドレイスは即座にガブラスから距離を置くと、椅子を両手にもって男を牽制する。
「今更あやまるのか?」
ガブラスはよろめきながらも、衣服を整えた。ドレイスは牽制したまま、警戒を怠らない。
ガブラスはすっかり衣服を改めると、全裸に近い女を悲しげに見やる。
「・・・今夜は俺も直情過ぎた。お前はもう、俺を信じろと言っても信じられないだろう。だが俺はラーサー様を守るつもりだ。これだけは信じてほしい」
ガブラスが出て行った後には、茫然としたドレイスが残された。先程まで張り詰めていた緊張は無い。
ドレイスはくしゃみをすると、自分が裸のままだった事を思い出す。慌てて床に散らばった衣服を身に纏う。
服の布地は一部が裂けているが、第三者に気付かれずに処分できる程度だった。
ドレイスはガブラスを同志と思っていた。友愛程度の情はあっても、決してそれ以上ではなかった。
ガブラスはそうではなかった、というのだろうか。ドレイスは混乱していた。
怒りは勿論あるが、ガブラスの真意を知りたい。
ドレイスは衣服を着ると窓の外をみた。そこには月が浮かんでいるだけだった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
すいません。遅ればせながら続きです。
ちと誤字が気になるがまあそこはご愛嬌。
股間蹴られてうずくまるガブwww
928 :
923:2006/05/29(月) 23:49:28 ID:y7tw36+4
>>927 投下後気付いた・・・
誤字スマソ(泣)
ガブドレGJです!!!
そしてバシュアー職人さんも待ってます。
おあずけ状態で漏れそうハァハァ
ガブドレ良い!!GJです!
アーシェ×バッシュ職人さん、お二方待ってます!
931 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:29:31 ID:L1NbzDI9
やっぱりガブドレ萌えるなあ
職人さん達お待ちしてますよ
ガブドレまじ萌える(;´Д`)ハァハァGJ!
もっとガブドレきぼん(;´Д`)ハァハァ
933 :
1/2:2006/05/30(火) 23:03:20 ID:mdJzeA9G
真冬に窓の外で小さな音がする事があった。兄に聞くと、あれは窓の外で星が砕けている音だ
と言った。
*******
半身をベッドの上に起こして座っている男の上に、銀色の髪の女が腰を落として行く。
「ん……」
ひと欠片も贅肉のないしなやかな背が、少し苦し気に前屈みになる。
ドレイス、と、小さく呼ぶと、その声さえも刺激になるのか、彼女はかすかにふるえた。
ジャッジマスターとして王宮を闊歩している時の彼女が頼りな気に
見える事などない。堂々として王道を歩む黄金のような女だ。
けれど今、ガブラスの腕の中の彼女は何処か子供のように、頼りなく見える。
腰を掴んで深く引き落とし、一気に自分を差し入れる。突然深く貫かれ、
かみ殺す間もなく声を上げてしまったドレイスは、自分の腰を持ったまま
ゆっくりと揺らし始めるガブラスの顔を見る。
そして一瞬、子供のような顔をする。
初めて星を見た子供がする、探るような顔を。
真昼、ガラス窓で三面を覆われた宮殿の廊下はひかりの洪水で溢れる。
その中を、鎧をまとったガブラスとドレイスだけが黙って歩いている。
会議の帰りで、内容はつまらない事だ。
「ドレイス」
「なんだ」
「お前は何故、最中に俺の目を変わった表情で見るのだ?」
一瞬ドレイスの足が止まり、また歩き出す。
「ドレイス」
「公務中だ」
「誰も居ないぞ」
しばらくドレイスはそうやって歩き続ける。が、そのうち、一つの窓の所で
立ち止まると、そこから外を見つめた。
ガブラスも倣う。外にはガラスで出来た巨大なプールがあり、
水とガラスとが双方にひかりを乱反射させ、世界にはひかり以外の
何も存在しないかのようだった。
「卿の目を見るのが好きなんだ」
ドレイスが小さく言う。
「目?」
「そうだ」
「いつも変わらぬが」
ドレイスは小さく笑う。どんな顔でどんな風に笑っているのか、
ガブラスには容易に想像がつく。
「卿はいつも、憎んでいる。この世界を、何処かにいる誰かを。
けれど私といる時、卿の目が憎しみ以外のもので埋まる時があるんだ。
ガラス容器に水を入れたときみたいに。私は、それを見るのが好きだ」
明日生きているかも分からない自分達は何の約束もしなかった。
きっとどちらかがどちらかを置いて死ぬのだろう。ドレイスはいつだったかそう言い、
ガブラスの胸を突くやり方静かに笑うと、彼の裸の胸に額を寄せて囁いた。
「卿は優しいから、きっと泣くな」
窓の外で星が砕ける音がした。
ガブラスは誰かが自分達をあざ笑っている気がして、ドレイスを守るように抱きしめて
目を閉じた。
中で達した後、二人はベッドに倒れ込み、荒い息を繰り返した。
傍らを見ると、ドレイスは銀の柔らかな髪をシーツに散らせ、後ろ向きになって
肩を上下させている。鍛え方が足りないな。思った後、こんな時にも
軍人気質かと口の端で笑い、後ろからドレイスの髪に口づけた。
ぱきん、と、銀が折れるような音がする。
「……星が壊れる音だ」
呟くガブラスを、振返るドレイスが訝し気に見る。
「星?」
「昔兄がそう言った」
瞳を固定させてじっとこちらを見て来る。その顔がくすぐったくて、
ガブラスはわざと大げさに眉をしかめると「なんだ」と言った。
「卿が自分から兄の話をするのは初めてだ」
「そうだったか」
「そうだ」
からかうなと言いたかったが、余りにドレイスが幸せそうなので言えなかった。
胸の奥から何かが上って来て、上手く言葉にならなかった。
いつか色んな事を話そうと思った。故郷の事、兄の事、星の壊れる音の事。
この戦争が終わったら、いつか。
いつか
*******
338〜 / 902〜の続き。923設定生かせずすまない。
すげー!なんか綺麗(・∀・)
ガブドレセツナイヨ・・・でもカッコイイ!!
職人さん、毎度ありがとうございます!GJGJ!!
ガブドレ切ないな〜
>明日生きているかも分からない自分達は何の約束もしなかった。
きっとどちらかがどちらかを置いて死ぬのだろう。
なんだかこの台詞で無性に切なくなった・・・・・。
うわ……凄い切ない…綺麗です。
こんなガブドレは初めて見た…
939 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 08:28:41 ID:dq7bk3zL
ガブドレキターーーー(・∀・)
すごい完成度・・・!
なんか胸にグッときたお
すばらしい…すばらしい!
ガブドレバンザーーーイ 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
941 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 13:56:24 ID:kdrK12zi
今年の夏コミはガブドレ本キボンヌ!
ガブトレ大好きだマジ。
職人さんほんとに乙です!
夏コミ
やっぱそういうスレな訳ね
でもってそういう種類の住人なのね
944 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 01:26:28 ID:IOnm8gyF
すれちがい?
スレ違いだね
バシュアーシェ職人氏がそろそろ来てくれると嬉しいんだけど
先週末は来なかったから今週末は来るかな?*´∀`)wktkwktk
そろそろアーシェものきぼん!!!!!!!!!
アーシェ不足だああああああああああ!!!!!
バシュアーまだー?ハァハァ(´Д`;)
ずーっと待ってる俺ガイル…
>>355と
>>461を書いた者だけど、今書いてるのは実は別カプ…;
でも先週要望があったので少し欲張ってみようと
バシュアー成分も入れてたらものっそ長くなりました。
分割でエロなしな部分だけになって申し訳ないけど、
前半部分を今日の夜に投下します。
後でまた書きますが、前半だけでもちょい長いので、エロが欲しい人は前半はスルーして下さい。
遅れまくってスンマソンorz
それではまた夜に。
>>948 ktkr!
て、あ〜バシュアーじゃなかったんスか・・・・
あまり長文読まない俺的には、分けてもらったほうが頭が疲れにくいので、たすかります
そうか今夜か・・・バシュアーも・・・・wktk
>>948 待ってました!夜が楽しみです。
あなたの書く文章すげー好きだ。
>>949 おまえ、ちょっと失礼じゃないか?…釣りか?('A`)
951 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 11:55:47 ID:OGbdGEEG
>>950 ごめん、言葉使いが悪かった
先週
>>948氏が何か書いてるって言ってたから、
てっきりバシュアーだと思ってバシュアー期待カキコを何回か投下しちゃったんで、
職人さんに気を使わせちゃったなと思って・・・・
ほんと、悪気はなかったんだ。
ごめん・・・このwktkは激マジです
職人さん、どうかよろしくお願いします
>>951 気持ちはわかった、とにかく餅つけ。
ageてるぞwwwww
しかし
>>948氏のSSが読めるのか。
俺もすげー楽しみだ。
んでもってFF板にエロ職人&ROMが分散されてる中で、
このスレに投下してくれてる職人さん達には感謝してもしきれない。
本当に本当にありがとうございます!
皆さんの次回作を待ちわびる者として、950レス突破を祝います!!
で、次スレ立ての話は…もうちょっと後でいいよな?w
953 :
注意書&序文:2006/06/03(土) 00:22:31 ID:+5+VQB/r
>>948です。ご期待に添えるかどうかわかりませんが、
ちょっと色々盛り込みすぎて長くなったので、前半後半に分けます。
最後のほうがまだしっかり書ききれてないので後半は近いうちに補筆添削済ませるつもりです。
※以下の人はスルー徹底でよろしくお願いします。
個人の中で各キャラ像が確立している人
とにかくエロが読みたい人(本日投下分にはエロは無し)
長文は勘弁の人
――――――
酔えや騒げや 謳えや舞えや
湖畔にたはむる 白緑の風にゃ
憂き目も吹かれて 踊らんばかり
鈴鳴る先へと 足踏み入れりゃ
酒精も歓ぶ べっぴん揃い
酔えや騒げや 謳えや舞えや
さぁさよいこれ いざ憩え
湖面を揺らす風に乗り、テノールが白緑宮を巡る。
歌い手は遥かに広がる青い世界ににやりと笑んだ。
往く往くは爵位を頂戴して並み居る美女より妻を娶り、
豊かで静かな丘陵をのんびり治める。
それが彼の密かな野望だった。
左手にはサリカ酒、右手には美人のかみさん。
(………最高じゃないか)
「……若っ!!」
「うわぁっ!!!!」
耳元で突然弾けた叫び声に慌てて飛び起きれば、
涼やかな水面も青々とした森も一瞬にして消え去り、
眼前に残ったのはどこまでも続く黄土の地平線と、側役である老人の鬼の形相。
「…………夢か」
「夢か。 じゃ、ありませんぞ。またこんな所で 売れもしない油を売りなすって!」
癇癪に半ば呆れの入り混じった老人の言葉に、彼はさめざめとした顔で返す。
「…とはいってもだな、爺。俺は――」
「帝国は言い訳したって待ってはくれませんぞ! それにもうすぐ都入りです」
「…もうか?」
時の過ぎ行くあまりの早さに、軽く眩暈を覚える。
(こんな所に来る予定なんて俺の計画にはなかったのに…)
彼は鬱々とした気分で外へと目をやれば、硝子越しに広がるは一面の砂漠。
換気設備の充実した飛空挺内にあって尚、うだるような蒸し暑さ。
おまけに鼻と舌にまとわりつく砂っぽさ。
(………最悪だ)
これから自分を待ち受けるだろう受難に頭を抱えつつ、従者に追い立てられるこの青年。
名を、ラスラという。
数日前。
周辺の小国を呑みこみ日毎に勢力を増すアルケイディア帝国に脅威を覚えたナブラディア国王は、
ロザリアとの同盟を主張する右大臣派と、
アルケイディアを刺激しない様迫る左大臣派の間で板ばさみになっていた。
かねてよりこの両派閥は何かといがみ合ってきたが、
近年に至っては、いつ政争に発展しないとも限らない程緊迫したものと化している。
これら内外の問題を何とか解決できないものかと懊悩した国王が白羽の矢を立てたのは…
「何故です父上!どうして私が……それもこんな大事な時期に…」
「このような時期なればこそだ、ラスラ」
謁見の間での想定外の宣告に反発した息子を、国王は渋目で諭した。
” ダルマスカの王女と第二王子ラスラとの婚約発表 ”
小規模とはいえ、ナブラディアより軍事的に勝る隣国ダルマスカとの包括的な共同戦線。
これにより工業国であるナブラディアは、ダルマスカの軍事力を手に入れることができる。
ロザリアをのさばらせず、アルケイディアの大義が突け入る隙をなくし、
かつ国民の不安を取り除き、国内の防備を固め、内政の衝突すらも回避する。
王家の婚約発表から婚礼に至るまでの期間は異例とも言える早さだったが、
それはまさに一石二鳥の策であるように思われた。
外交以上に内政が思わしくない事は、ラスラにもよくわかっていた。
しかし彼には第一王位継承権を有する兄がおり、彼自身に表舞台に立つつもりなど毛頭なく、
いつか田舎の領地に引っ込んでのんびりと余生を送るつもりでいたのだ。
それが何が悲しくて戦局の中核へ連れ出されねばならないのか。
しかも恐らく種牡馬としてしか期待されていないような婿養子などに!
「儀礼的なものであれば、他にいくらでも候補はおりましょう?」
傍系にも適した年齢・地位の者が何人も居るのに、
敢えて直系の第二子を国外に出す必要などあるのか。
しかし、息子の代案にも父の意向は頑として譲ることがなかった。
「我らには最早、後がないのだ…国が失せれば全てが失われる」
かぶりを振る父をラスラは射殺すように睨み、父は背けることなく射返した。
どれくらいの時間が経ったか。
謁見の間に張り詰めた緊張の糸を断ち切ったのは、国王だった。
「……これも”王家の義務”だ」
しかし息子を宥める為のその一言は、若いラスラの思いを打ち砕いた。
父とは、兄と父がそうであるのに比べて良好な親子関係を築いてきたわけでもない。
執務に追われる父親に謁見する機会など、年に数える程度しかない。
もしかしたら、ラスラは余計な継承権を持った厄介者なのかもしれない。
兄以外に近しい継承権を持つ人間を、傍に置いておきたくないだけかもしれなかった。
他国での人生を強制された事よりも、その内情こそがラスラを傷つけた。
「……”陛下”にとって、息子は兄上お一人なのですね」
二人目の息子は単なる手駒の一つ。
第一王位継承者の兄と、生まれる順番がたった一つ違っただけなのに。
自嘲るようなラスラの言葉が、国王の顔に狼狽の色をさした。
「――ラスラ、それは違…」
「御心は確かに。失礼致します。……二度と御目を汚しはしません」
口の両端を大きく吊り上げて、しかし今にも泣きそうな顔で嗚咽を堪え踵を返す。
呼び止める声を振り払うかのように、ラスラは一目散に逃げ出した。
寸刻でも早く、この目の眩むような現実からの脱出口へとたどり着けるように。
傷心の王子が通り過ぎた床上には、
ただ悔し涙だけが、場に留まる事を訴えるように零れ落ちていた。
(……若っ!しゃんとお歩きなさい!)
耳元で諫める老人の声に、視界がクリアになる。
白緑宮を彷彿とさせるガルテア連邦時代の建築様式。
一瞬、逃げ出した筈のあの王宮に戻ってきてしまったのかと慄いたが、
しかし粘つくようなこの熱気はかの地にはありえない。
そ、ここはダルマスカ王国のラバナスタ宮。
その一角で、ラスラはわずかばかりの従卒と共に案内を受けていた。
何故こんな状況で白昼夢を見たのか…暑さで意識が飛んだのかもしれない。
これではいけないと軽く頭を振った先で、ラスラは前方に複数の人影を捉えた。
こちらの存在に気づくな否や、廊下の端に寄り、礼を取るその様相は武人のものだ。
(あの鎧は……将軍職か…?)
よく見ればヒュムの中にバンガやヴィエラも混ざっている。
物珍しげに通り過ぎる途中、彼は一人の男を見出した。
顎髭を申し訳程度に生やしたその茶髪の男は、
まるで値踏みでもするかのように鋭い目つきで一行を観察していたようだったが、
ラスラ本人と目が合った途端、慌てて他の将軍同様顔を床へ背けた。
(…なんだっていうんだ)
明日からの王位正統後継者を知っておきたい好奇心からのものだったのか、
或いは、農業国からの『田舎者』が珍しかったのか。
いずれにせよ面白くない事には変わりない。
彼自身が未だ婿入りに乗り気でないという事が、それに拍車をかけた。
半ばヤケになって了承した婚約ではあったが、結局のところ、諦めが作用した結果に過ぎないのだ。
「本日はこちらでお休みいただく事になります」
通された部屋は、予想以上に豪奢な造りの広い部屋だった。
部屋の中に実際に通されたのはラスラと側役の老人だけで、
残りの者達は先に臣用の部屋へと案内されている。
ナブラディアの自室よりも広いその客間に度肝を抜かれたラスラの心中を
知ってか知らずか、案内役の御殿女中は恐ろしくにこやかな顔で
今後の予定をつらつら述べていく。
「今宵は陛下とのささやかな晩餐にご出席合わせいただきます。
明日午前には王女殿下との接見、後市内を巡回するお披露目のパレードに。
続いて聖堂内でお二人の御婚礼の後、夕方になりましたら殿下には上層にお移りいただきます」
「ふぇっ?」
聞き捨てならない単語に抜けた声で返したラスラの側腹に、爺の肘打ちがヒットする。
「グェッ」
「いやぁ〜〜この年になりますと耳が遠くて困ります…今晩はアーシェ殿下はお見えにならないので…?」
大きく間延びした声で場を濁す老人に、女中は変わらず笑顔で応対する。
「さようでございます。今宵は国王陛下始め一部の臣のみとの御会食になります。
アーシェ殿下とのご対面は、パレードの直前になります」
思わず何かを噴出しそうになったラスラの腹部に二発目の肘が入る。
「それでは、時刻になりましたら使いの者をやります故、それまでごゆるりとおくつろぎ下さいませ」
彼女が何事も感知しなかったかのように絶やさぬ笑顔のまま扉を閉めた直後。
「……婚礼パレード直前まで結婚相手に会えないなんて話、聞いた事あるかい…?」
ラスラの凍るような声が老人に突き刺さる。
何かを訴えるような主君の視線からわざと目を反らした老人の肩が、がっつりと掴まれた。
「いやまぁさすがに先方も当方も急な婚談でしたから、何と言いますか時間に余裕がないと言いますか…」
「でも今から晩餐まで随分時間があるよな…あっちが忙しいだけなのか…?」
ラスラの顔が絶望の色に染まっていく。
あまりの性急さに王子が二の足を踏んでいる。この状況はいただけない…
何か誤魔化せるものはないかと模索する老人に、若き王子の最大の不安が口をついて出た。
「王女がブスだったら………どうすれb」
本日三度目のエルボーは顔面にヒットした。
事態が個人の趣向を追求していられる状況にない事は、ラスラにだってわかっていた。
しかし、国の為に人身御供になった上に結婚相手の容姿も知れないことは、
かつてささやかな夢を抱いていた彼にとっては重大な不安要素だった。
(いや、むしろブスだから直前まで会えないのか?そうなのか?そうなんだな!?)
その可能性は低くない、否、そうに違いない。
思い込み激しく悶々と唸り続ける若者の想像世界の中では、
王女が不美人であることは最早確定事項と化してきていた。
確かに王女と面会出来るのが今日だろうが明日だろうが、結婚する事に変わりない以上、
政治的観点において、事前確認は無意味かもしれない。
(でも心の準備は必要だ。相手がブスなら尚更のこと…)
思い立ったが吉日。元より彼の本質は好奇心の塊が核を成している。
「爺、俺はちょっと宮中を散策してくるよ」
「はぁっ!?」
突拍子もない主人の発言にあきれ果てる従者をよそに、彼は隠し持ってきた従卒の服を取り出してさっさと
着替え始める。
元は公務を抜け出す際、人目を忍ぶ為に着用していたものだが、
まさかここで役に立つとは思いもよらなかった。
「大丈夫。ここの建築手法は白緑宮と大差ないし」
「ちょっ…若!?」
「王女様を遠目で確認したら晩餐までには帰ってくるからさ、じゃ!」
小姓姿の主がさっと部屋から逃げ出すのを呆けた顔で見送った老人は、
事態の深刻さを重々承知しているにも関わらず、喜びのため息をついた。
ナブラディア国王との謁見以降ナリを潜めていた本来の彼が、ようやく戻ってきた事に。
賓客の案内や明日の催物の準備で、宮中は先刻よりも遥かにざわめき混雑していた。
この状況なら、ナブラディアの小姓が普通に歩いていたとしても見咎められることはないだろう。
(さっきの女中は上層がどうのと言ってたな……)
キョロキョロと見回すと、都合よく上層階への階段を捉える事が出来た。
たった一層越えただけで人気が失せ静寂が支配する上層階を、ラスラは一人進んでいく。
王女がこの先にいるか否かは大した問題ではない。時間はたっぷりあるのだから。
ふと、どこかから誰かの声が聞こえてくる。
何を話しているのか。好奇心に駆られていけば、廊の一角で二人の男が言い争っていた。
よく見れば、片方は先刻ラスラと目が合った茶髪の将軍で、
もう一人は同じくらいの背格好をした金髪の男だった。
(なんだ…?)
金髪の男がいきり立つ茶髪の男を懸命に宥めている。
『少しは落ち着けウォースラ』
『お前は俺じゃないからそんな事が言えるんだ!』
『…全てはアーシェ殿下のおん為だぞ』
どうやら茶髪の男が何かを渋っているらしいが、一体何を…
『そうだ、我ら騎士団が大切にお守りしてきた殿下だ!それをあんな青二才に…』
どうやら二人の議論の中心には自分がいるようだ。彼らは、ラスラとその結婚相手の話をしているのだ。
(青二才で悪かったな)
不快には違いなかったが、二人が話している対象は、まさにラスラの欲している情報そのものだ。
『ウォースラ、今はそんな話をしている暇はない、早く殿下を……』
『待てバッシュ、これは非常に重大な問題だぞ!』
(バッシュ…バッシュ・フォン・ローゼンバーグ将軍か!)
白緑宮でも吟遊詩人の語り種になっている。ダルマスカの英傑だ。
思いがけぬ名前にちょっとした興奮を感じて笑んだラスラの耳に、
しかし怒り収まらぬウォースラの衝撃的な一言が舞い込んだ。
『大切な殿下が田舎者に寝取られる現場を警護するなんて、俺には耐えられんのだ…!』
(…………は?)
田舎者という言葉は気になったが、それとは全く別の次元でラスラの目が点になる。
今、ウォースラは何と言ったか。
寝取られる”現場を警護する”?
『部屋の外からだ。見るわけじゃない。そんな気にする事でもないだろう?』
『”声” は 聞 こ え る だ ろ う が !童貞のお前にはわからんだろうがな、あれは恐ろしく響くんだ!』
『ぶほっ…!』
思わぬ反撃にむせ込むバッシュ。
ラスラにも、幾度か戯れに女官とまぐわう機会があった。
しかしそれらは自由な環境下で(半ば王家公認で)行われていたもので、
いくら性交中の人間が無防備とは言え、警備などついた試しはない。
それが。衆人監視下での性交?
(あ……ありえない……)
頭がくらくらするのを必死に抑える。
『そうだ!そこまで言うならお前がやればいい!俺の気持ちがきっとわかる!』
『ちょ、ちょっと待てウォ ―』
『”全てはアーシェ殿下のおん為”だ。大事な任務だぞ』
『…ぐ…………』
自らの言葉に詰まるバッシュ。二人の決着はついたようだった。
『よしバッシュ、とにかく今は殿下の件が先決だ――』
『……むぅ……;』
話し終わった二人がラスラの隠れているほうへと歩いてくる。
(やばっ、このままだと見つかる…!)
人気のない上層階にナブラディアの小姓が一人だけ。怪しまれることは必至だ。
呆けた頭を掻き毟り、その場から立ち去ろうとしたが、足がふらついて言う事をきかない。
二人の足音が近づく。ラスラの手が宙をかく。どこかに逃げ場は……
壁越しに後ろ手が部屋のものらしきドアノブを掴んだ。鍵がかかってなければいいが…
カチャリ……
(開いた!)
鋭く息を吐き、僅かに開けた隙間からラスラは中へと潜り込んだ。
パタン
「…………ふぅ」
緊張の糸が切れ、ラスラは広くも狭くもない客間の床へと座り込んだ。
(……赤の他人に声まで聞かれるのかよ)
もし本番で下手をうてば男として見くびられる事は間違いない。
おちおちアヘ声も出せやしないし、相手によっては行為以前に自分が萎える事もあり得る。
よくよく損な役回りを受けたものだ。
「……部屋に帰るか」
下手に実物を確認すれば悪夢にうなされるかもしれない。
せめて今宵だけでも幸せな夢を…
そう思って立ち上がった時だった。
「きゃっ」
小さな悲鳴と家具の揺れた音にはっとして振り返れば、部屋には先客がいた。
急な来客に反射的に隠れたのだろうか。
倒れた家具を下敷きにして真っ赤になりながら、
出窓のカーテン越しに覗かせる端整な顔立ち、栗毛、白磁の肌。
着ている服は女官服と大差ない。しかしその物腰からは育ちの良さが滲み出ている。
白緑宮の美女達には見劣りするも、控えめに見ても愛らしいその娘に、ラスラはすっかり参ってしまった。
「………ちょっと」
「?」
「? ……じゃないでしょう?転んだ女性に手も貸さないなんて、それでも紳士?」
「…あぁ、すまない」
傲慢な言い口にも関わらず、道理の正しさに苦笑を漏らし、ラスラは慌てて駆け寄った。
しかしいざ手を差し伸べても女人は一向に立ち上がる気配を見せない。
いや、立ち上がれないのか。
「………もしかして、腰、抜けた?」
図星だったらしい。ただでさえ紅潮していた頬に、紅葉のような赤みがぱっと差す。
(アーシェ王女がこれくらい可愛かったら結婚もいいものかもしれないなぁ…)
不謹慎な考えが胸裏をよぎるも、いつまでも彼女を放置しておくわけにもしておけない。
ラスラは手を引っ込めると、女性と同じ視線までひょいと腰を下ろした。
「ちょっと失礼」
「え、何?……きゃっ!」
出し抜けに抱き上げられて叫ぶ、その柔らかい四肢の感触に思わず顔の緩むを堪えつつ、
ラスラは『紳士的な顔』を崩さないように彼女を手近のソファに座らせた。
あいにく回復魔法を使えるような器量は持ち合わせていない。
第一彼の今の目的は、宮中の女人とお近づきになる事ではない。
「ちょっと待ってて。一度部屋に戻って何か薬を貰ってくるから――」
「そ、そんな事少し休めばその内立てるわ。有難う」
どこか落ち着かない様子の女人は、しかし先程よりは遥かに柔和な態度で彼を引きとめる。
早く場を立ち去りたいかったラスラは、まんまと引きとめられた己に苦笑いをする他なかった。
彼女はとんとんと片足を踏み鳴らしながら、不意に口を開いた。
「ね、あなたナブラディアの人?」
突然身元を尋ねられ、ラスラの心臓が大きく波打った。
何とか怪しまれないような言い訳はないものかとしどろもどろになる。
「えぇ、まぁ。あ、でも別に怪しい者じゃなくて―」
「ラスラ殿下のお身内でしょ?」
「あ、うんそうそうちょっと迷っちゃって…って……よくわかったね」
「だって明日は婚礼の日だもの?この階層に来られるナブラディア人なんて他にないわ」
微笑みから紡がれた「婚礼」という言葉に、一気にラスラの気が重くなる。
彼女も、よもや明日の新郎がこんな格好で目の前にいるとは思うまいが。
「立てるようになったらお部屋まで案内するわ。それまでちょっとお喋りしましょう?」
正直なところ、この女性とずっと喋っているつもりはラスラにはなかったが、
もしかしたら王女に関する情報が聞けるかもしれない。
「じゃあ、案内はお願いしようかな」
急がば回れ。ラスラは彼女の脇に腰をかけ、よく使う常套句を放つ。
「俺はダラン。君の名前は?」
「えぇっ?わ、私?私はア…、アマリア……」
突然名前を尋ねられて驚いたのか、相手はしどろもどろに答える。
「アマリアか。いい名前だな」
褒められる事に慣れていないのか、彼女は慌てて話をはぐらかす。
「そ、そんなことより!ね、ナブラディアの話を聞かせて?ダルマスカとは全然違うんでしょう?」
「んー。そんなに違って見えるかい?」
アマリアの言い様に、ラスラは俺を見てごらんとでも言うように、諸手を広げて肩をすくめた。
服装や生活様式こそ多少異なるが、元は同じガルテアの子供達である。
「何が違うっていったら、多分気候と産業だけだろうな。ナブラディアには砂漠がないから」
「ええ。緑と水の豊かな国だと聞いたことはあるわ」
「観た事は?」
ラスラの問いにアマリアは小さく首を振る。
そのあどけない様が可笑しくて思わず笑ったラスラに、アマリアは頬を膨らます。
その態度にさえすっかり気を良くして、彼は陽気に語ってやることにした。
湖面に映える白緑宮の壮麗さを。
首都を囲むサリカ樹林の木漏れ日の精彩を。
数多く産出している銘酒の芳醇なさまを。
帰ることかなわぬ、愛しい故郷の思い出を。
人々がせわしなく動き回る宮中の回廊を、老人が一人、酷くゆっくりとした速度で歩いていく。
何をするでもなく、誰を探している様子もない老人は、
まるで人の流れそのものを観察しているようでもあった。
しかし人通りが多い中で充分以上に目立つその鈍重さは、
彼の探していた人物をいとも簡単に引き寄せた。
「もし、ご老人。道に迷われましたか?」
かけられた声に徐に振り向けば、視線の先には何故か顔中傷だらけのバッシュが立っていた。
「どうなされた?そのお顔は」
尋ねた内容と全く異なる返事を返され、バッシュは恥ずかしそうに顔を歪めた。
「いや…これはちょっと…猫にやられまして…」
老人の皺だらけの顔に既視感を覚え眉をしかめるも、どうしても思い出せない。
「…失礼、どこかでお会いしたでしょうか?」
「ほっ!」
背中の曲がった老人に上目を使うバッシュに、老人は快活に笑った。
「いやいや、お初ですな。お勤めご苦労様です」
「そうですか…申し訳ない、仕事柄なもので」
謝ってはみたものの、このまま立ち去る気は彼には全くなかった。
女子供老人には優しくは騎士のモットーだ。
「宜しければ、宮殿の出口まで案内させましょうか」
「いえ結構。道は充分把握しております故」
そう言って、やおら出口までの道筋を的確に説明し始める老人に、
バッシュは半ば呆れ半ば驚嘆として、無意識下に侮ったことに対して深々と頭を下げた。
今日は宮中の誰もが明日の準備に忙殺されている。
バッシュに至っては先程ウォースラに厄介事を押し付けられたばかりだ。
一人で外まで出られるのであれば、本人にやってもらったほうが何よりも助かる。
「…それでは、私はこれで」
貴人に対するのと同等の礼でもって会釈し、彼は彼の仕事へ向かおうとした。
しかし。
「待たれよ」
老人の発したしわがれた声に得体の知れない重圧を感じ、バッシュははっとした。
先程とはうって変わった鋭い瞳にただならぬものを宿し、老人は続けた。
「ナブラディアは近い内に帝国の侵攻対象になるでしょう」
「!?」
思わぬ情報に、バッシュの視界が刹那に歪んだ。
「国内の内争が昨日大きく動きましてな。ロザリア帝国よりの重臣どもが勢いを増し、
これ幸いとアルケイディア軍が既にフォーン海岸まで侵攻してきておるのです」
「あなたは一体…」
その真偽と確からしさに眉をひそめるバッシュに、
老人は骨ばった皺だらけの指を唇に軽くあてた。
「この件は貴方と国王陛下にのみお伝えすること。
ナブディスは長くは保たないという事、ゆめゆめ忘れなさるな」
近い内にダルマスカが戦に巻き込まれることを覚悟せよ。
老人はそう言っているのだ。
動揺を隠し切れないバッシュを前に、老人は小さな背を更に曲げた。
「ナブラディア国王陛下からのお言伝です。
”レイスウォールの子らの未来を、貴殿らの剣に託し申す”」
その小さな背中の小刻みに震える様に、彼は直感でそれが事実であろう事を了解した。
「……畏まりました。どなたかは存じませんが、ご忠告痛み入ります」
そう言うと、バッシュは急いで場を後にした。
しばらくはウォースラに、存分に働いてもらわねばなるまい。
足早に作戦室へと向かう途中、バッシュはかつて
この国で最高の栄誉を受けたとある人物の名を、おぼろげに思い出していた。
ひとしきりラスラの話を聞き終わり、アマリアは満足げに息を吐いた。
「ナブディス…素敵な都ね」
「いつか見に行けばいいさ」
彼にとっては明日の婚礼以降、そう何度も帰れない場所になるだろうが、
彼女なら暇を見て飛空挺を利用すればいい。
しかしアマリアは自嘲気味に下を向いてしまった。
「…私は無理よ。この国から出てはいけないの」
ラスラには彼女の言っている意味が理解できなかった。
「出られない?監禁されてるわけでもないだろ?」
入ってきた時、部屋には鍵もかかっていなかったし、なによりここは牢獄ではない。
だが彼女は再び首を振った。
「父が許してくれないわ。私はこの国にいないといけないのよ」
「随分箱入りなんだな。愛されてるじゃないか」
息子を政局の駒に使った父王と娘に固執する彼女の父親との違いに、
彼は軽い嫉妬を覚えたが、その言葉はアマリアの気に触れたらしかった。
「あんなの愛情なんかじゃないわ!人をまるで……」
吐き捨てるように滲み出たアマリアの叫びに、彼はきょとんと目を丸くする。
その変化にはっとして、アマリアは自らの軽口をつぐんだ。
気まずい沈黙が漂う。窓の外から入り込む、人々の賑わいだけが騒がしい。
唐突に、アマリアがぽつんと呟いた。
「ダランは…ダランは、お父上にとても愛されていたのね」
「…どうだろうね」
「だって貴方の目はとても優しいもの」
アマリアの言葉に、ラスラは父への冷笑を禁じえなかった。
彼ほど父親の愛と縁遠い息子もいないだろうに。
「息子を二度と国に帰れなくするのが愛情なのかな」
「え?」
「や、なんでもない。実は俺はもうナブラディアには戻らないんだ」
明るく放たれた言葉に何を感じ取ったのか、何故かアマリアの瞳が夕陽に揺れた。
そう。もう彼はナブラディアには戻らない。戻れない。
死ぬまでダルマスカという名の牢獄に囚われるのだから。
しかしそれは同時にアマリアをこの檻から逃がすチャンスでもあるのではないか。
ラスラは漠然としつつも突然そんな事を考えついた自分に驚いた。
そう、今なお自身の瞼裏に宿る青々とした山峰を、木々生い茂る森を、煌めく湖畔を、
この砂漠しか知らない少女に見せる絶好の機会ではないのか。
「アマリア」
「な、なに?」
ラスラはすっくと立ち上がり、アマリアの目を見つめた。
彼同様に、果てない世界を夢見るつぶらな瞳を。
彼がダルマスカの王になれば、帝国との戦争が終われば、平和が訪れれば。
「いつか君にナブディスを見せてあげよう。約束だ」
明日になれば、彼は会ったばかりの娘と結婚し、そう遠くない内に戦に出向くのだろう。
しかしそれは他の誰の為でもない、彼とアマリアの為の結婚であり、約束を叶える為の戦だ。
一方でラスラの言葉は彼女には到底理解できないものだった。
彼女を縛り付ける鎖は絶対的に太く、固いのだ。
「そんなのは無理…」
穏やかな微笑みを湛え、ラスラは彼女の額に短く口づけた。
突然の出来事にアマリアの瞳が大きく瞬いた。
「!」
硬直したその背中を一回優しくさすると、ラスラは颯爽と部屋を抜け出した。
案内はいらなかった。
彼にはもう、王女を探す理由も必要もなくなったのだから。
(〜後半はまた後日。お待たせして申し訳ない)
>>953-960 GJ&乙です(・∀・)
エロ無しでも楽しめました!!!
後半もwktkして待ってます!
じっくりゆっくり頑張って下さい( ̄ー ̄)
>>960 リ、ア、ル、タ〜イム!
待ってた甲斐あった(*´Д`)ハァハァ
もしかして後半は羞恥プレイ?
やべー我慢汁止まらね…!
ラスラがスゲー切なすぐる…マジでGJ!
&バッシュがどう絡むか楽しみだ!
乙でしたっ!
乙です!!
ラスアーにバッシュを絡ませてくる仕事ぶりに感服。
続きも凄く楽しみです!バッシュどうなる事やらハァハァwww
すごいGJw読んでて所々顔が綻んでしまうよw
しかし、やはりバッシュは童貞なんだなww
ぁあ〜続きwktkだ〜
GJ!GJです!バッシュwwwどう絡んで来るか楽しみです。続きが早く読みたい!
967 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 14:06:51 ID:TG4q9v0g
「寝取られる」という言葉の使いかた間違っているような・・・
それともアーシェはウォースラと恋愛関係なの?
ごめん、ちょっと気になっちゃって。
でも職人さん、GJ!
続き楽しみにしています!!
>>960 前半投下乙です。
1作目2作目とどんどん長く壮大になってきてますが(笑)
テンポが凄くよいので最後まで一気に読めました。まさに職人。
スケコマシで思い込み激しいラスラは意外でしたけど、凄い好きですv
後半のバッシュにも期待してます。
>>967 性的意味以上に所有の意味で「自分達の」姫がってことかも。
「大切にお守りしてきた」とか言ってますし。
もしかしたら後半じゃ恋人関係だったーとかかもしれないけど^^
誰かも言ってたけど、今970で週末だから、そろそろスレ立てしたほうが、
職人さん達が思う存分投下しやすいと思うんですがどうでしょうか?
>>962-968 エロ無しにレスをどうもです。
後半はエロも頑張るので……
>>967 ご指摘有難うございますノシ
どっちかってーと
>性的意味以上に所有の意味で「自分達の」姫がってこと
と思い違いをしてたのでここで正していただいて幸いでした。
970 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 17:56:10 ID:T4W9YbBX
あげ
ドラマとかでも親父が「娘を寝取られて〜」みたいな事言ってるから
俗語では解釈広がってるんじゃね?
れるられるじゃないけどさ
スレ立てに朝鮮してくるかな
あ、テンプレどうする?
なんか必要?
973 :
テンプレ案:2006/06/03(土) 18:27:24 ID:HRCg4OEw
---------------ここから------------------------
ファイナルファンタジー12のエロパロSSをwktkして待つスレです。
職人さんも読み専さんもマターリ楽しみましょう。
基本的に男女CPでお願いします。
801、百合は該当スレがありますのでそちらへどうぞ。
次スレは970くらいで立てて下さい。
FFDQカッコイイ男キャラコンテスト〜小説専用板〜
ttp://jbbs.livedoor.jp/game/3012/ (したらば)
百合カプスレ@エロパロ板 4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108536012/ ---------------ここまで------------------------
誘導は微妙。
801はしたらばだし、百合はFF専用スレじゃないし。
該当スレがあるんだからこのスレに投下してはいけないという根拠にするにはちと弱いかも。
あぼん用のワードを名前欄に入れれば可、とかの方が柔軟な気がする、荒れるかもしれんが。
まあ煮詰めてくれ、判断は任せる。
あまりポンポンくるものでもないし次スレは
FF総合と統合でいいんじゃないかと思うがどう?
向こうも過疎ってるしちょうどいいと思うが。
総合スレ住人の中にはまだ未プレイやプレイ中の椰子もいると思うんだが
ネタバレになるんじゃないか?
ネタバレ嫌だったら来ないんじゃないか?
発売されて約3ヶ月は経ってるわけだし
どうだろう
もうワンクッション置いたほうがいいと思う
あそことここは職人さんの系統も読み手の需要もまるで違うし
あと向こうの進行速度とここの進行速度も全然違うから、
下手に押しかけると「12のSS以外キボンとか言われそう;
とりあえず12で次のスレ立てて、次スレ最後になったらその時様子見すればいいかと…
ヴァン×アーシェってほんとないな
一応主人公とヒロインなのに
>>981 前にあったと思う。アーシェが酔ってヴァンが部屋に運んで‥って感じ。やっぱヴァン×パンネロのが自然なのかな?ヴァンネロまた読みたいな。
次スレ立ってないみたいだけど、良かったら立ててこようか?
>>983 よろ。
ただ、前も言われてたが、わざわざテンプレで誘導する必要はないような気がする
(そういう要望があった時はここからURLコピペして誘導すればいいし。)
ので、誘導部分だけ外してもらえると助かるノシ
すまん、ホスト規制引っかかって立てられない…
誰か他の人よろ。
ここまできたらラスアシェの後編は次スレだね、
此処のスレの職人さん感動をまりがとうw
次スレでも期待してます。
埋め〜
次スレでも職人さん達ヨロシク。
梅
職人さん、次スレもよろしくお願いします!
ラスラアーシェの続きwktkで
産め〜
次スレの投下をwktkしつつ膿め〜
なんか、ここ、いいですね
素晴らしい読み物がいっぱいある
普通に感動した
次スレもう投下あるし!!!職人さんマジで凄ス!
ここは職人さんにも読み手にも恵まれてる良スレだな。
次スレも繁栄することを祈ると共に住人の皆に心からの乙華麗、
次スレでもよろしくお願いしますノシ