少女漫画「花より男子」のエロ小説5

このエントリーをはてなブックマークに追加
1代行スレ立て
このスレも遂に5を迎えました。
作家さん、新人さん、どんどん書いてね。


前スレ
少女漫画「花より男子」のエロ小説4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101129753/l50

過去スレ
少女漫画「花より男子」のエロ小説3
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1072178687/-100

少女漫画「花より男子」のエロ小説2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1047289853/

少女漫画「花より男子」のエロ小説ってありませんか?
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1018880722/l50
2名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 14:25:02 ID:1cZ9nrdY
>>1さん乙です。 代行スレ立てありがとうございます。
3名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 17:05:46 ID:T1jAU6xc
>>1タン、まりがとん(´∀`)
即死死守〜(`・ω・´)シャキーン!
4911:2005/12/05(月) 19:24:20 ID:xqshNO/o
>>1さん お疲れさまです。

前ス911です。
新しいの書いたので投下しようと思ったら512Kオーバーに
なってしまったので、いい機会だと思って修正していました。

道明寺がかなりオバカな設定になってるので嫌いな方スルー
して下さい。
5911:2005/12/05(月) 19:25:59 ID:xqshNO/o

「で、何? 俺らに相談って?」
「類は呼ばなくてよかったのかよ?」
「………………………………」

「そんなムスッとしてないで何とか言えよ」
「本当にさー、呼び出しといて不機嫌なのやめろよ」
「………………………………」
「もう一時間以上お前の話し待ってるんだぜ!?」

「………………………………
 俺は牧野のために頑張ったつもりだった」
「そりゃわかってるよ。4年かかるはずだった仕事の引き継ぎ1年で
  終わらせて帰って来たの、牧野のためだろ?」
「俺も1年で仕事引き継ぐって尋常じゃないがんばりだと思うけど」
「ちげーよ。ま、それも頑張ったんだけど…、…あっちだよあっち」

「あっちってどっち? わかる? 総二郎?」
「まさかあのあっちではないよな。司と牧野に限って…」
「いや、司が帰って来て一ヵ月。もしかして…」

「…そうだよ。そっちのあっちだよ…」
「すっげーじゃん!!司がついに脱童貞!!よかったなー」
「二十歳を前に脱童貞! 牧野もやっと鉄のパンツを脱いだか。
  俺らは本当に嬉しいよ!」
「ん? じゃあ何でそんな不機嫌なんだよ」
「だいたいいつそんなことが起きたんだ?」

6911:2005/12/05(月) 19:27:25 ID:xqshNO/o
「俺が帰って来た日、お前らがパーティー開いてくれただろ。その夜」
「うわー、司もやるね。速攻じゃん」
「牧野が『今日は泊まっていく』って言い出してさ。
  あの後、俺の部屋にいったわけよ。女から泊まるって言い出したんだぞ。
  俺だってバカじゃない。牧野もついにその気になったと気付いたわけよ」
「で?で?  何で不機嫌? 実は牧野にヤル気がなかったとか?」
「いや、そんなことはねー。最初は緊張してたみたいだけど…。
  かわいいんだぜ、あいつ。肩なんかふるわしちゃってさ…
  ん?お前ら楽しんでね?この話」
「いやいや、真面目にきいてるよな!?」
「当たり前だろ、なっ」

「それで、二人でベッドに入って、俺がいなかったあいだの話しとか
  してるうちに、まーそういう雰囲気になってだな」
「それで?それで?」
「うわー、盛り上がってきたね!」
「お前ら、絶対楽しんでる。
  ……………………………。 で、服を脱がせたわけよ」
「おー!!司頑張れ!!」
「実況中継してるわけじゃねーよ……。
  そこからぐらいかな、おかしくなりはじめたのは…」
7911:2005/12/05(月) 19:28:34 ID:xqshNO/o

「牧野のやろー、恥ずかしがって、毛布にくるまっちまってよ。
 『恥ずかしいから見ないで』とか、言いやがる。
  惚れた女の裸見たくねー男がどこにいるってんだよ。
  で、毛布取り上げようとしたら怒っちまって…」
「………………」
「………………」

「牧野も頑固で毛布絶対取らねーんだよ。
  だから、そんなもんかぶってたらできねーって、こっちもイライラしてきて」
「………………」
「………………」

「だけど、俺も鬼じゃねーから、無理強いはよくねーって考え直して
  嫌だったらやめてもいいって言ったんだよ」
「………………」
「………………」

「そしたら牧野は『いやじゃない』って。それから二人して沈黙になって…。
  一時間くらいだまってたかな」
「………………二人とも裸で? 一時間沈黙?」
「おう、裸で一時間くらい」
「………………よく萎えなかったな」
「……あきら、つっこんじゃダメだ……」
8911:2005/12/05(月) 19:29:36 ID:xqshNO/o
「司、そんな恐い顔すんなっ。そんでどうなったんだよ」
「そしたら牧野が『私はわからないから全部道明寺にまかせる』」って」
「牧野えらい!大人になったな、牧野も」
「そうだなー、牧野イイ女じゃねーかよ」
「牧野がイイ女なのは俺が一番よく知ってる!!」
「ほら、司怒んない怒んない、褒めてるんだから」

「……………恥ずかしい話しなんだけどよ、俺も初めてなもんだから、
  どっからどーいけばわかんなくなっちまって」
「初々しいねー」
「うっせー!!!しょーがねーだろ。心底惚れてる女をこれから
  抱こうってときに頭なんかまわるかよ!!!」
「司、落ち着いて。ごめん、ちゃんと聞くから」
「…わからないながらも色々やったんだけど、牧野のやろー、
  うんともすんとも言わねーの」
「声出すの恥ずかしかったのかもな」
「そうなのかな…。でも、わかんねー。
  感じてるかとかもさっぱりわかんねーから、『嫌じゃねーか?』
  って聞いたら『大丈夫』って答えてさ。
  だから、いれようとしたんだよ」
「!?!?!!」
「!?!?!!」
9911:2005/12/05(月) 19:30:41 ID:xqshNO/o

「うんともすんとも言わない女にいれようとしたのか!?」
「大丈夫っていうからOKだと思ったんだよ」
「いやー、大丈夫ってそういう意味じゃ…」
「なかったんだろうな。
  あいつ急に『まだ無理!!早い早すぎる!!!』とか叫びやがって」
「そりゃそうだろ……」

「でも、俺だって初めてで何もわかんねーし、
  散々焦らされて待たされてやっとできると思ったら叫ばれて、
  俺のメンチ丸潰れじゃんかよ」
「……メンツね……」
「……あきら、つっこんじゃダメだ……」

「あきらだって総二郎だって、そこまでいったら最後までやるだろ?」
「やるけどさ、もうちょっとほぐしてあげないと」
「そそ、じゃないとはいらないしね」
10911:2005/12/05(月) 19:32:00 ID:xqshNO/o

「………、やっぱはいんねーか」
「ん!?」
「司、マジでそのまま入れたわけ!?」
「我慢も限界だったんだよ…」
「でも、いや、それはちょっと」
「牧野も何かゴチャゴチャ言い出して、すげーうるさいんだよ。
  色気も何もあったもんじゃねーの。俺のイライラもかなりきてて
 『ゴチャゴチャ言ってっと入るもんも入んねー!!  
   俺にまかせるって言ったんだから黙っとけ!!!』って」
「黙っとけって言って、そんで、もしかして…」
「そう、牧野の足をぐいっと広げて…」
「ぐいっと……?」

「…」
11911:2005/12/05(月) 19:33:00 ID:xqshNO/o

「マジ!?」
「つーか、でも入んなかった。少しだけはいったっていうのかな?
  いや、あれは入ってねーだろーな」

「かわいそうな牧野。俺マジで同情する」
「俺も同情する」
「なに言ってんだよ!!!そしたらあいつ『ギャー!!』とか言って
  俺の顔に思いっきりグーでパンチしたんだぜ!!」
「そりゃするわな」
「するする。しかたない」

「あいつそのまま服着替えて帰っちまいやがった」
「司が悪い」
「そう、司が全部悪い」
「………………。」
12911:2005/12/05(月) 19:33:44 ID:xqshNO/o

「それから、牧野とは会ったのかよ?」
「…まーな。」
「牧野はなんて言ってた?」
「『こないだのことは忘れてあげるから、二度とあんなことしないで!!』
  って言われた。それから、二人になれる場所とかに行こうとすると
  あからさまに嫌がるようになっちまったんだよ」
「まー、しょうがないかもな、
  牧野だって色々期待してた部分あったんだろうし」

「はー、何でうまくいかねーんだよ。これがあれだろ。セックスレス」
「……司達の場合はどっちかっていうとプラトニックじゃ……」
「……あきら、つっこんじゃダメだ……」

「とにかくだな、わかった。
  司の相談てのは、この状況を何とかして欲しいってことだろ?」
「…まー、そんなもんだ」
「ったく、素直じゃないな。」
「ま、仕方ないか」
「仕方ないな」

「司、俺らにまかせとけ。愛のセックス講義してやるぜ」

13911:2005/12/05(月) 19:37:37 ID:xqshNO/o
お目汚し、すみませんです…。
クールな道明寺が好きなのですが、こういうのも
ありかなーって思って書いてみました。
第二部書いてる途中です。
誰か一人でも楽しいって思ってもらえたら嬉しいです。
ありがとうございました〜。
14名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 12:12:30 ID:VqWiWaQb
いいですね〜第二部はどうなるんでしょう?とても楽しみです!
15名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 20:30:48 ID:+A/sdDYC
落ちそうなので支援
16名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 22:17:36 ID:G+xqjuny
楽しみ〜
17名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 23:03:38 ID:qztmDsTX
新スレ記念に、投下してみます。
つかつくです。
処女作なのでホントに拙いです(;´д`)
ノーマルエチですが嫌な方は以下スルーで…
18司×つくし・1:2005/12/07(水) 23:05:29 ID:qztmDsTX





約束…━━━━
4年後 必ず迎えに来る━━━━


そういってアイツがNYへ旅立ってからもう4年。
この4年間色々な事があった。
寂しくて挫けそうな時…会いたくてどうしようもない時…。
みんながいたから乗り越えて来られた。
一人じゃないって何度も何度も実感した。

あたしは今、英徳大学の3年生。
進学しないで就職しようと思ってたらF3や滋さんや桜子、優紀や和也くんにまで猛反対された!!
もちろんアイツにも…━━━━


「あたしね、高校卒業したら働くから。今のバイト先で店長に、卒業したら社員として働かないか?って言われたの」

「………牧野。オマエ大学行けよ」

「お金ないから無理!それに今のバイト先はみんな優しくて気に入ってるし」

「金なら心配すんな。総二郎に話は通しとく」

「そういう問題じゃない!!あたしは」

「オマエが良くても俺が嫌なんだよ!!」

「道明寺…」

「俺はオマエが心配なんだ。大学なら総二郎やあきら、心配だけど類だっている。オマエに何かあっても俺は助けに行けないんだ。だから牧野。大学行けよ」


あたしにはアイツの気持ちが痛い程分かった。
会いたいのは自分だけじゃないんだって…

だからあたしは大学に行くことに決めた。
もちろんアイツにお金を借りるなんてまっぴらゴメンだから特待生として。
19司×つくし・2:2005/12/07(水) 23:08:16 ID:qztmDsTX





大学には高校時代と同じメンバーが揃ってた。
滋さんも大学は英徳にしたらしく(試験は受けなかったって言ってたけど どうしてだろう)通っている。
そう、いないのはアイツだけ。
たった一人足りないだけなのにすごく寂しい。
理由は分かってる。アイツはあたしの[トクベツ]だから━━━━


「よぉ、牧野」

「花沢類」

「もう帰んの?」

「うん、バイト。遅れたらタマ先輩に怒られちゃう!!」

「ああ、司んちか。今日はいつもより頑張ってみたら?何かいい事あるかもよ。じゃあ頑張って」


そういって花沢類は去っていった。
ニコニコしてたけど…何かいいことでもあったのかな?
そういえば今日は西門さんも美作さんも滋さんや桜子までおかしかったな。
人の顔見てニヤニヤして。
変な日だなぁ。


ピーンポーン━━━ガチャ

「遅いよつくしっ!!いつまで何やってたんだい」

「っ!?ビックリした。タマ先輩!いきなり出てこないで下さいよ。みんな忙しそうですけど、お姉さんでもいらっしゃるんですか?」

「ハァ。そうだね。アンタはそういう奴だったのを忘れてたよ」

「なんなんですか。それより今日は庭の手入れでもしますか?いいお天気だし」

「いや、つくし、オマエには西側の一番奥の部屋の掃除をやってもらう」

「ええっ!?あの部屋はちょっと」

「あたしの言うことが聞けないってゆーのかい!!これは使用人頭タマの命令だよ!!さっさと着替えて掃除しなっ」

「ハイっ、タマ先輩!!」
20司×つくし・3:2005/12/07(水) 23:10:14 ID:qztmDsTX





西側の一番奥の部屋…アイツの…道明寺の部屋。
私は高校の時の団子屋のバイトを辞め、タマ先輩のすすめ(命令?)で道明寺家の使用人として働いている。
タマ先輩は気を使ってくれたのか道明寺の部屋は今まであたしには掃除させなかった。
今はいないアイツの部屋には正直あまり行きたくなかったから助かった。
でも今日はあたしに言うくらいだから人手が足りないのかな。


ガチャッ━━━━
誰もいない。
当たり前だけど。
そういえば5年前あたしはココで道明寺に抱かれそうになったんだよなぁ…
4年も会ってないのに頭の中にはアイツが鮮明に思い浮かんでくる…
自分勝手ですぐ怒る。
でも優しくて愛しい。
いつのまにかあたしの目から涙が流れてた。

「道明寺……」

あたしは次々と流れだしてくる涙を止めることが出来なかった。

「っ!?」

不意に誰かに後ろから抱き締められた。

「泣くな。俺がいない所で一人で泣くな。」

あたしは一瞬耳を疑った。
懐かしい声。
少し低くて優しいあたしの大好きな声。
すぐに誰だか分かった。

「道明寺…」

「会いたかった。スゲー会いたかった」

さらにあたしの目からは涙が流れだす。
あたしは涙のせいでもう何も言うことが出来なかった。
そんなあたしをアイツはキツく、でも優しく抱き締めた。
あたしは向きをかえられ、キスをした。
何度も何度も繰り返し繰り返しキスをした。
涙はいつの間にか止まってた。
21司×つくし・4:2005/12/07(水) 23:15:48 ID:qztmDsTX





「グスッ…なんでここにいるの?」

「一週間位前に帰国が決まって、総二郎に言ったら牧野には俺が伝えるから絶対言うなって。タマにも言ったぜ」

「西門の奴っ!!タマ先輩まで…」

「牧野」

「な、、、何?」

「ずっと待たせてごめん。もう、離さない」

そしてまたキツく抱き締められる。
あたしは久しぶりの感覚で心臓が破裂しそうだよ!
でも、あたしに負けないくらい道明寺の心臓もドキドキしてた。

「あたしもずっと会いたかった。道明寺…」

「んな可愛いこと言うなよ。押し倒したくなんだろーが」

「なっ!?………いいよ……」

あたしは素直に自分の気持ちを言えた。
道明寺をあたし自身で感じたいって思えたから…。

ふわっ━━━━
あたしは道明寺に抱き上げられ、ベッドの上に降ろされたた。

「牧野。本当にいいのか?俺 前みたいに途中で止められる自身ねーよ」

「うん大丈夫。もう…」

言い終わらないうちにキスが降ってきた。
いつもより長めのキス。

「っ!?」

不意に口の中に違和感を覚えた。
ドキドキしたけど大丈夫。
上手くリードしてくれたから。
本当にコイツってキスが上手…

「愛してる…つくし」

急に名前を呼ばれ、あたしの顔は一気に赤くなった。
あたしの心臓大丈夫かなぁ。


道明寺の唇があたしの目 頬 唇 首 鎖骨と移動してブラウスのボタンが外されていく。
キスをしながらブラのホックが外された。
あたしの顔はさらに赤さを増した。
22司×つくし・5:2005/12/07(水) 23:17:22 ID:qztmDsTX





「ヤベー。その顔スゲー可愛い」

「ちょっ、そーゆー事言わないでよ!!恥ずかしいじゃん」

短いキスの後、道明寺の手があたしの胸に触れる。

「あたし…胸大きくないからあんまり見ないで…」

「あぁ?そんなの関係ねー。俺はオマエならいい」

そう言うと道明寺は優しくあたしの服とブラを脱がせ、自分も服を脱いだ。
そしてゆっくりと胸を揉み始めた。
あたしはどうしていいか分からなかった。
右胸にキス、左胸の乳首を摘まれてあたしの口から勝手に声が出てくる。

「んっ………やぁっ……あっ…」

何とも言えない初めての感覚であたしは頭がおかしくなりそうだった。

「っ!?」

スカートの中に手を入れられ体に力が入る。
恐いっ!!

「大丈夫だ。何も恐くない。安心して」

耳元で優しい声で言われ、力が抜けた。
その瞬間あたしのスカートとパンツが脱がされ、直接触ってくる。
そこはもう、あたしの意志とは関係無しに道明寺を受け入れる準備をしていた。
23司×つくし・6:2005/12/07(水) 23:19:55 ID:qztmDsTX





ゆっくりと指を動かしていく。

「んっ……あ、あっ………いやぁっ…」

とめどなく出てくる声。
本当にあたしの声なの?
二人の熱い吐息。
自分でもよく分からなくなってくる。

道明寺の指が[あたし]を愛撫する速さが増す。
部屋に聞こえるクチュクチュという淫らな音。

「牧野、大丈夫か?」

「どーにか…」

「じゃあ…痛かった無理しないで言えよ」

そういうと道明寺は[あたし]にゆっくりと入って来た。
あたしを労るようにゆっくりと。
でも[あたし]はアイツをなかなか受け入れようとしない。

「ん゙………ああっ」

痛いっ!!
道明寺の動きが止まった。

「大丈夫か。やめるから言えよ、無理すんなって」

優しくそう言うと目からこぼれる涙を拭ってくれた。
いつの間にかまた泣いてたんだ…
でも大丈夫。
なんとなくだけどそんな気がした。

「大丈夫だから…道明寺…続けていいよ…」

「無理すんな!!俺は辛い思いをさせるためにオマエを抱くんじゃねぇよ」

「本当は痛いよ。でも今、ここでやめちゃうのはもっと痛い。…心が痛い。ね、あたしは大丈夫だから」

「牧野…わかった。でも我慢出来ないときは絶対言えよ」

また道明寺が動き始める。
ゆっくりゆっくり時間をかけて少しずつ少しずつ[あたし]の中に入ってくる。
24司×つくし・7:2005/12/07(水) 23:21:46 ID:qztmDsTX





強烈な痛みと共に道明寺が全部あたしの中に入った。
そしてゆっくり動きだした。
初めは痛みだけしかなかったが、次第に痛みとは違う感覚があたしを襲う。

「ぁんっ……はぁっ!!んんっ………道明寺…あっ………ぁあん」

いやっ勝手に声が出てくる!!
熱い吐息が交じり合い。
クチュクチュと淫らな音が結合部から流れる。

「うっ………牧野。俺もう…」

「んっ………あたしもっ…なんかヤバイかも」

二人同時にイった。
あたしは痛さと何とも言えない感覚でしばらくベッドに横たわっていた。

「牧野、身体大丈夫か?痛くねぇ?」

「ちょっと痛いかも…でも大丈夫。何か、涙出てくるよ……」

「俺以外にそんな顔とか声絶対見せたくねぇ!!」

優しいキスの嵐。
あたしはコイツに抱かれながらゆっくりと夢の中に入って行った。
25名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 23:23:22 ID:qztmDsTX
以上です。
お目汚し失礼しましたm(__)m
ではロム子に戻ります(´∀`)ノシ
26名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 00:12:29 ID:bznPPdyl
早速読ませて頂きました( ´艸`)ムププ
何か初々しい2人素敵です〜

次回作も期待です^^
27名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 13:01:30 ID:47dg03Xi
オレのいないとこで一人で泣くな!
に禿萌え(´ω`)
ごちそーさまでした!
28名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 19:18:50 ID:Y+GZP2G7
話の流れが焦ってて微妙
29名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 15:38:36 ID:+MnXDOnA
ageホシュ
即死回避30だよね?
30名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 15:56:56 ID:r7hzGuy5
ほしゅー!
31名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 17:07:54 ID:mv5L/7Fh
新スレ立ってるの今ようやく気付いたww

>>5-12
>「……あきら、つっこんじゃダメだ……」
ハゲワロスwwwww
32名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:14:53 ID:UBScNh1j
33名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:41:30 ID:ce87SC9B
自分も新スレになってるの今気づいたw
>911さん18さんごちそうさまでした。
続きが読みたい
34名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 20:57:01 ID:k17TCxr6
>>911さんのも>>18さんのもすごくいいいいっす!
はげしくGJ!!

続きワクテカしてます
35名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 23:01:31 ID:PrGxZO1P
同じく、
>>5-12
声に出してワロタww
36名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 00:20:52 ID:+Qr31nS6
続きマーダーチンチン
37名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 06:48:11 ID:W9ZmBvZy
ココですっかり類ファンになっちゃたから
類つく 読みたい(・∀・)yy
お願い〜神様
38名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 01:37:29 ID:cA2ffLRs
かなり遅ればせながら、ドラマをきっかけにこの作品好きになって、此処にも来た。
だから過去ログとかわかんないんだけど、保管庫とか、ないのかな?
エロパロの保管庫にも、此処の奴ないよね?
39名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 07:26:21 ID:KXuGfVMg
花男関連のスレの過去ログ保管庫

ttp://hanadan.s21.xrea.com/

ここで過去ログが読めますよ

エロパロ保管庫にはここのは入っていません
前に入れてもらおうかって話はあったような?気がするけど
いわゆる「まとめサイト」みたいなのも無いです
40名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 20:22:43 ID:FV62O3Ct
自分は入れてもらってもいいと思ってる
41名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 18:34:00 ID:7RIs9JmO
ドラマ最終会あげ
42名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 18:31:52 ID:Z085Pv7e
誰か新婚ほやほや司×つくしかいてくれ〜
43名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 20:23:30 ID:uYURjOkA
新婚ほやほや あるにはある。途中までなら。
でもずっとつかつく続きなので、るいつくせつない系を完成させてから
書き上げようと思ってます。いつになるかは分かりませぬが・・・
(´Д`)役立たずでスマソ。他の作家さまの降臨をお待ちしてます。
44名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 20:25:36 ID:b+5p477w
>>43
おっしゃああああ!楽しみにしてます!
45名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 22:16:00 ID:3+Zw+iuT
てか、過去ログ保管庫につながらない・・・
のは、自分だけ?
46名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 01:11:43 ID:NJQUSeuP
↑だけど
つながったわ・・・ごめん・・
47名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 01:31:52 ID:qdYOIBjJ
>43
楽しみにしてます。つかつくは今はドラマの影響で人気上がったね。
以前はるいつくの方が2次小説は多かったが
48名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 03:38:56 ID:5UKoyryz
二次だと今でもるいつくのが多のでは?
最近二次サイト行ってないのでよくわからんが
49名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 02:58:19 ID:afWxyRMu
避暑地の夏


『あっ、この浴衣すっごくかわいい!あんたの分もあるよ、ほらっ。』

―つくしと司はとある避暑地にある高級旅館へ来ている―

『さっき旅館の人に聞いたんだけど、今夜花火大会があるんだって。ここの庭から見えるんだってさ。一緒に見ようよ。』
『ああ。』
『あたし浴衣着て花火見るから、あんたも浴衣着てよ。』
『あー?俺も浴衣着んのかよ。』
『とーぜん!浴衣デートってしてみたいじゃん。』

―事の発端は司の姉の椿だった―
『えー、あなた達、夏休みだっていうのにまだどこにも遊びにいってないの?』
道明寺邸でばったり出くわした椿から『2人でどこかへ遊びにいったの?』と聞かれ、
つくしが『いいえ、まだ・・・』と答えた事からはじまった。
つくしがアルバイトの掛け持ちで忙しかったせいもあり、2人の夏休みはちょっとおあずけになっていたのは事実だった。
『そんなのダメよっ!お姉さんが2人の為に日本の夏≠演出してあげるわっ。』
言い出したらどうにもこうにも止まらない椿の勢いに圧倒されるように2人はこの高級旅館へとやってきた。旅館は豪勢にも貸切になっていた。
2人がやってきた旅館は海外から来日するVIPの接待にも利用される和風の高級旅館でこじんまりとした隠れ家的な雰囲気をもっている。
椿がこの旅館を選んだ理由については、つくしや司は何も聞かされていない。
あえて道明寺家所有の施設を選ばなかったのは、その方が気兼ねなく2人の時間を楽しめるだろうという椿の配慮だったようだ。
実際、旅館の従業員は2人の関係を詮索するわけでもなく、当たり障りなく、そつなく2人に接していた―

50名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 02:59:14 ID:afWxyRMu
『花火までまだ時間あるんだろ?俺、風呂入りてーな。おまえも一緒に来いよ。』
『やだっ!』
『なんでだよ。どうせ貸切で客は俺ら2人だけだぜ。』
『あたしは離れの露天風呂に行くっ。』
つくしは顔を赤らめながら司の誘いを拒否する。
『じゃー俺も露天風呂に一緒に行く。』
『だーめ、だめったらだめっ。絶対だめ。』
『ったく・・相変わらずもったいぶりやがって・・。』

つくしと司は、じゃれあいながら避暑地の夏休みを楽しんでいた。

夜も更けた頃、打ち上げ花火の音が聞こえてきた。
『あっ、花火上がってる。急がなきゃ。』
つくしは髪を上げ、浴衣に身を包み、団扇を持って司の前に現れた。
『どお?』
『馬子にも衣装だな。』
『あ、まごにも衣装ってちゃんと言えるようになったんだ・・って、なによ失礼なっ!』
『うそ。かわいいよ。』
司は笑顔でつくしを見つめる。
『道明寺、その浴衣すっごく似合ってる・・』
司は風呂上りのせいか、髪が濡れてまっすぐになっている。
浴衣姿の司は凛とした雰囲気を漂わせ、つくしの胸の鼓動を大きく弾ませる。
≪魅入られちゃいそう―≫
『わーすごい。花火こんなに近くに見えるよ。』
つくしは心を揺らめきを司に悟られぬように、打ち上げ花火の方へと
さりげなく視線を外した。

51名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 02:59:59 ID:afWxyRMu
菊・柳・椰子・・花火は次から次へと舞いあがり、散ってゆく。
旅館の庭からは花火がとてもよく見える。まさに特等席だった。
2人は庭にあった桧の木の長椅子に並んで座り、花火を見上げた。

浴衣姿のつくしは可憐さの中にも艶やかさを感じさせる。
団扇の風にそよぐ後れ毛。浴衣からのぞく襟足と胸元。
つくしは普段とは違う大人びた女性の色香を漂わせていた。

そして司の視線はいつしか花火ではなく、つくしにそそがれていた。


ふと、視線を感じたつくしは司の方を振りかえった。
花火の赤い光が司を照らし出す。
つくしはその眼差しを何度か見たことがある。
いつもは子どもっぽささえも感じさせる司が、男に変わったときの眼差し―
司の眼差しに気づき、つくしは体が火照るように熱くなるのを感じる。
つくしは司から視線をそらすように花火を見上げる。
≪見られている―≫
胸の鼓動は静めようもない。
つくしはうちわ越しにひそかに司の方を見る。
目に映ったのは司の大きく、そしてしなやかな手。
この手に―
ふとつくしの脳裡をよぎった光景。
それは司の力強い手に抱かれ奪われる自分の姿だった。
≪道明寺に抱かれたい―≫
つくしは、自分の中にはじめて芽生えた激しい衝動を自覚する。
『花火、きれいだね・・』
つくしは衝動をかき消すようにつぶやく。
『ああ・・きれいだ・・』
少し間をおいて司はつくしの横顔を見つめながら答える。
次の瞬間、大きな手がふわりとつくしを抱き寄せた。
『道明寺・・』
つくしの手から団扇が落ちる。
司の広い胸に抱きよせられ、つくしの鼓動はさらに大きく弾む。

ひときわ大きな花火が上がる。

2人は熱い想いをひそやかに息づかせる。


52名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 03:01:01 ID:afWxyRMu
部屋へと戻ると待ちきれないように司がつくしを求めてきた。
部屋には青白い月明かりが差し込み、つくしと司の姿を浮かび上がらせる。
つくしは司に強く抱きしめられその力に崩れ落ちる。
『あっ・・・』
つくしを抱き寄せた司は、つくしの唇を奪い、深く深く舌を絡ませる。
そしてつくしの髪にふれ、まとめあげていた髪を少し乱暴に下ろし唇を寄せた。
つくしの浴衣の帯に司の手がかかる。
帯がゆるめられ、つくしの浴衣の襟元が少しずつすべり落ち、つくしの肩があらわになる。
司はつくしのなだらかな肩を抱き、何度も唇を這わせる。
ふたりの吐息と、浴衣の衣擦れの音が、静寂な部屋の中に甘く響き渡る。
つくしは司の浴衣の襟元からそっと手を入れ、司の肌にふれる。
司はつくしの手の動きに気づき、浴衣の襟元をゆるめつくしの手を胸元へと導いた。
『道明寺・・・』
つくしは司の胸の鼓動を感じながら胸元にそっと唇を寄せる。
司はつくしの浴衣の中へと手をまわし入れ、くるおしいほどに抱きしめる。
つくしの浴衣は胸元まで落ち、つくしの上半身があらわになってくる。
透き通るようなつくしの肌が月明かりで青白く照らし出される。
司は激しい欲望にかられるようにつくしを抱え上げ胸の蕾へと唇を寄せた。
つくしは司の肩に手をかけ、目を閉じ、天を仰ぐ。
司の唇の動きに、つくしの華奢な背中がしなる。
『ん・・・』
つくしはくせが戻った司の髪に唇をうずめ、声を忍ばせる。
その控えめな喘ぎ声に司は挑発される。
左手でつくしの胸を激しく愛撫し、唇で蕾をやさしく愛し、体をしならせるつくしを右手で力強く抱きかかえる。
『ん・・あっ・・・』
つくしは我慢できずにわずかに声を漏らす。
司は抱き上げていたつくしを横たわらせ、浴衣の上半身をはだけ、体を重ね合わせた。
つくしの肌を求めて司は顔をうずめ、唇をよせる。
つくしは唇をふさぐように手をあて、声を押し殺すようにして耐える。
司はつくしの唇をふさいでいる手をとり、やさしくくみ伏せた。
つくしは恥ずかしそうに目で司にうったえる。
『誰も来ねえよ・・』
司はつくしの耳元でそっとささやいた。


53名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 03:01:53 ID:afWxyRMu
司はつくしを求め、唇を下腹部へと這わせてゆく。
つくしは息をひそめ、司の唇の行方を探る。
司の指がつくしの秘部にふれる。
司の唇の行方をさえぎるように、つくしは手を伸ばし、秘部を覆い隠そうとする。
しかし司は力でつくしの手を抑え込み、つくしの秘部へ唇を寄せた。
『あっ・・』
司に抱かれるようになってから初めて受ける行為―
つくしは動揺を隠せなかった。
つくしはなおも抵抗するが、司は強い力でつくしの手を抑え込む。
『道明寺・・恥ずかしい・・』
つくしは消え入りそうな声で司に懇願する。
司はつくしを抑えこんでいた力を緩め、体を起こし、顔をあげた。
月明かりに照らされたのは、今まで見たことの無い司の表情だった。
『道明寺・・』
つくしは息をのみ、司を見つめる。
『おまえのすべてが欲しい・・』
司は切なそうな表情でつくしを見つめる。
額から流れる汗は涙にも似てつくしの胸を熱く切なくしめつける。
『おまえは俺の女だ・・』
司は再びつくしの肌に顔をうずめた。
司の唇はつくしの体をやさしく這う。
唇の行方は、もうわかっている。
司の手はつくしの手をやさしく握りしめる。
つくしは目を閉じ、抗うことなく司の唇を静かに受け入れる。


54名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 03:03:36 ID:afWxyRMu
―「ねえ、道明寺」
「ん・・?」
「・・してね。」
「たりめーだ。男の義務だって言ったろ?」
少し前に司と交わした会話がふと思い浮かぶ―

司の熱く屹立したものがつくしの中へと静かに入ってゆく。
『あっ・・』
未だ男性を受け入れることに慣れていないつくしはびくんと反応する。
『緊張すんな・・・』
司はつくしの頭をやさしく撫でながら、もう一度そっとつくしの中へと入っていった。
静かにつくしの体を突き上げる。
『あっ・・』
司はつくしをさらに何度も何度も突き上げる。
『あっ・・ああっ・・』
つくしは切なく肩をそらせ、汗ばんだ司の肩を強く抱きしめる。
司はさらに深くつくしの体へと自らを沈めてゆき、
つくしはかすかな痛みに耐えながら、司を受け入れてゆく。
昂ぶる興奮を止められない司は、少し呼吸を乱しながら、つくしの手を荒々しくくみ伏せ、
さらにつくしの体を激しく求める。
『痛っ・・・』
司の激しい男の動作につくしは苦悶の表情を浮かべ思わず声を上げる。
『痛いか・・?』
司はつくしを気遣うように問いかける。
『大丈夫・・・』
つくしは司を見つめながら答える。
『好きだから・・求められるの嫌じゃない・・』

つくしの頬を司の大きな手が包み込こむ。

司はつくしをやさしく抱きしめながら最後の瞬間を迎える―







55名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 09:13:01 ID:/7Ex+AdR
なんでお話コピペしてんの?
意図がわからん
56名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 10:20:28 ID:aM2EjNZi
無断コピペはダメだよ
荒れのもとになるからね
57名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 02:26:11 ID:7JTQpeHc
コピペの意図は?
58名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 12:15:09 ID:WbfcnccQ
ただのイタズラでしょう。
スルーしとこう。
59名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 02:42:59 ID:N6A8MLqr
バレスレからきますた!
なんかほんとにありそうな話でワロス
しかも克明に描写されてても色っぽくないのもワロス
60名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 07:53:46 ID:zTgdM4iL
ウソバレさん、またはその御一行様でつか?
61ウソバレ ◆TMllRipZsY :2005/12/23(金) 02:15:14 ID:c7jb8y63

ビンゴです本気でビビったんですが!www
ここバレスレとは板が違うからIDも違うよね?ww
62名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 07:21:47 ID:eGNBzwk4
エロバレ ◆TMllRipZsY :2005/12/23(金) 01:23:50 ID:sgvJ5W48
ムラムラしてやった。今は反省している。
---------------------------------
第一話:感動の再会?
http://www.geocities.jp/firstmind321/theillusionofHorsetail1.txt
第二話:雪山の一夜
http://www.geocities.jp/firstmind321/theillusionofHorsetail2.txt
第三話:二人の体温
http://www.geocities.jp/firstmind321/theillusionofHorsetail3.txt
第四話:司の部屋
http://www.geocities.jp/firstmind321/theillusionofHorsetail4.txt
第五話:司様専用つくし
http://www.geocities.jp/firstmind321/theillusionofHorsetail5.txt
第六話:午前0時
http://www.geocities.jp/firstmind321/theillusionofHorsetail6.txt

See you soon!


63ウソバレ ◆TMllRipZsY :2005/12/23(金) 10:36:20 ID:c7jb8y63
>>62
ドラマ続編なのでここにはどうかと思ったのですが貼っていただいたのですね。
って言うか、この中ではエッチしてないけどスレ違いじゃないのか?www

できれば、リンクじゃなくて、中身貼りたいけど駄目かな?
バレスレは最近、スンドメ規制が強くて張りにくいんだよねwww
64名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 20:06:56 ID:lzOc6rVv
花だんの保管場所あります?
65名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 20:15:56 ID:oD6BuiqS
>>64

>>39参照
66名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 16:11:36 ID:oZxaqXLW
911タンの第二部はまだかなぁ?
すっごく楽しみにしてますw
67名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 19:46:26 ID:knj/4RoM
クリスマス投下があるかな〜と期待して来てみたけど
やっぱり無いかw
作家さんお待ちしてます〜
68名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 19:47:43 ID:knj/4RoM
ageちゃった
ごめんなさい。。
69名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 23:53:17 ID:axJumPPV
久しぶりに類つく読みたいよ〜
神様お願い・・・m(__)m
70名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 13:26:06 ID:fBcEy+tb
どこの二次サイトにも裏ってあるもんなの?
71名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 23:20:20 ID:GEWmh8fG
どこにもあるとは限らないだろ。
裏作るのが面倒くさい人もいれば、隠したいと思う人もいるだろうし。
72名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 08:10:22 ID:RxXqqZu6
つーか、二次サイトの話題はスレ違い。
ついでにドラマの二次もスレ違いでつよ。
73名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 17:10:29 ID:s55cSu2C
西門さんとつくしの
セックス小説読みたぃ…
74名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 17:36:16 ID:s55cSu2C
あ、西門となら誰でもいいんですヶドね…。
誰かお願いします
75名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 22:02:25 ID:vCHe4635
類とつくしが絡み合う悪夢で目覚めた司。
間の悪いことにつくしが寝言で「類…」と言ってしまい
司が激高して暴走するネタでどうか一つお願いします。
76名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 23:38:07 ID:zZT3rk7x
それより西門さんの方がいいとおもう!!!!
つかさ&司はもうあきたよ・・・
今は西門さんの時代でしょ。
77名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 23:39:44 ID:zZT3rk7x
↑のやつ間違え…
つかさ&司 ×
つくし&司 ○
です。
ごめんなさぃ
78名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 23:46:37 ID:3D2W3Ooi
ここってpinkだよな?
冬厨とか湧かないはずだよな?
79名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 00:27:26 ID:fmOy448Q
湧かないはずだけどな(´ー`)y-~~
西門に罪は無いが>>76は超余裕でお断りだ!
80名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 01:48:43 ID:2SYHbDp9
オカシイ (*´・ω・)(・ω・`*) ネー
81名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 18:29:55 ID:kfy7GzuD
オカシイ (*´・ω・)(・ω・`*) ヮー
82 【豚】 【59円】 :2006/01/01(日) 04:54:09 ID:OEbf22ZQ
test
83名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:45:58 ID:mc5bY8eG
ageちゃえ
84類×つくし その1:2006/01/04(水) 02:13:08 ID:MRqNcw6D
あけましておめでとうっていうことで書き手は初心者ですが小エロネタ投下します。
携帯からなので改行うまく出来なくて見苦しかったらごめんなさい。

温泉に司、類、滋、つくしの4人で泊まることになり、類とつくしの部屋のシーンにて。
ひとつの布団に花沢類と二人。。
「花沢類、手つないでもいい?」

「・・いいよ」
花沢類はそういうと優しく手を握ってくれた。あぁやっぱりこの人が好きだな。
たとえ恋愛関係になくても一緒にいるだけで癒される。
なのに何であいつのことが気になるんだろう。
やめた!やめた!考えたって苦しくなるだけだ。

「ねぇ、花沢る・」
振り向いてそういいかけた時、暖かいものが唇に触れた。
85類×つくし その1:2006/01/04(水) 02:29:44 ID:MRqNcw6D
ビックリして目を見開くと、そこにはサラサラの髪と整った顔があった。

え?! なに? 頭がパニックになりボーゼンと固まるあたしを横目に花沢類は無邪気な笑顔でクスっと笑った。
「変な顔ー」
花沢類はあたしの顔を見てさらに笑った

「わ、悪かったわね!・・って違うでしょ!なんで・・キっキスなんかっ」
「牧野、司のこと気になる?」
今度は真剣な顔で見つめてくる。

「きっ気になってなんかないよ!しっ・滋さんとうまく言って良かったじゃん。これであたしも自由になれたんだし。嬉しいわよ」

花沢類はじっと見つめる。

「な・なによ!・・そうじゃなくてなんでキスなんかしたの?話ごまかさないでよね」
「したかったからした。」

「ハァ?したかったらしていいって問題じゃあないでしょっ・」

すみません眠いのでまたあした以降続き投下してみます。
86類×つくし 続き:2006/01/04(水) 18:15:07 ID:MRqNcw6D
「牧野、そんなに司のことが気になるならちゃんと気持ち伝えなよ。でも、司のこともう忘れたいなら、俺は遠慮しないよ」
花沢類の言葉が胸を締め付ける。道明寺のことは忘れたい。辛いけど、あいつとはこれ以上・・。でも・・

「あのね、花沢類、あたしは決めたの。道明寺とはもう関わらないって。自分の世界を守りたいから。もうあたしのせいで傷つく人が出るのは嫌。。」
泣くもんかと思っていたのに・・涙が溢れ出す。

「牧野・・」
花沢類は切なそうな顔であたしを見つめる。
「ご、ごめんっ。何で・・だろう。泣くつもりはなかった・・のに、あ・あたしっ・もう・」
涙が後から後から出てくる。言葉にならない。最後まで言い切る前に花沢類の冷たい手が頬に触れ、体を預けるように引き寄せられた。

「牧野、今、言うのは卑怯かもしれない。だけど聞いて?」
花沢類の声が震えてる・・
あたしは何も言わず耳を傾けた。体を預けたまま。

「俺は、静のことが好きだと思ってたけど、それは憧れだったんだって気付いた。いや、牧野が気付かせてくれた。いつもあんたといると心が揺れる。これが好きだってことなんだって気付いた。」
花沢類はあたしの体をを少し離すと真正面から見つめた。

あたしはたった今、苦しい気持ちでいっぱいだったのに、今はドキドキが止まらない。

「花沢類・・」
そういうだけで精一杯で。。

「牧野、俺は牧野が好きだよ。司は大事な友達だから遠慮してたけど、司があんたを守れないなら、あんたが司を忘れたいなら、俺はもう遠慮したくない。」
花沢類はひと呼吸おいてから続けた。

「牧野、俺と付き合って欲しい。前みたいじゃなく本当に好きだから。」

信じられない。花沢類があたしのことそんなに想ってくれてたなんて・・

花沢類はあたしの言葉を待っている、でもどう言えばいい?嬉しいけど、こんな気持ちで甘えたりしたら花沢類を利用してしまう気がする・・やっぱりダメだよ・・
あたしが言葉にしようとすると花沢類が遮った

「牧野の考えてること分かってるよ。俺に甘えたらいけないとか、利用したらいけないとか考えてる。」

「花沢類・・その通りだよ。今までだってたくさん助けてもらった。今回だって甘えられたら楽なんだと思うし、気持ちはすごく嬉しいんだけど。。」

「あのさ、俺が牧野を助けてやってるなんて一度も思ったことないよ。好きだから何かしたい、力になりたい、ただそれだけだよ」
87類×つくし 続き:2006/01/04(水) 18:18:40 ID:MRqNcw6D
sage忘れな上に携帯からだと改行の要領が分からず、しかもエロ突入になかなかなりません。

ごめんなさい。続きは他の作家さんが来てくれるまでのんびり投下します。

嫌な方はスルーして下さい。m(__)m
88類×つくし 続き:2006/01/04(水) 22:21:43 ID:MRqNcw6D
「花沢類・・」
どうしたらいいんだろう。さっきまでの気持ちは・・? なんで揺れるのよ、あたし。。
「牧野。俺は甘えるのが悪いことだとは思わない。時には身を任せるのもいいと思うけど?」
花沢類は優しい。あたしが頷けば抱きしめてくれる。断ればまた道明寺とのことを応援してくれるだろう。そしていつも側にいて助けてくれる。
道明寺とはどんどんきまずくなる。振り回されて疲れる。
あたしが本当に必要なのは、花沢類なのかもしれない。

でも・・いいの?
またフラフラしてるヤツだって思われるかもしれないよ、つくし。けど、弱ってるせいかもしれない、甘えるのも身を任せるのもいいのかもしれないな。。
「花沢類、ありがとう。側にいてくれて。あたしを想っていてくれて。。」 涙がまた溢れる。

「寄りかかっていいよ。」
花沢類は、それからあたしの答えを迫らなかった。ただ寄りかかるあたしを抱きしめ、頬にキスをした。

少し体を離すと目があって自然と目を閉じてキスをした。

熱く溶けそうなキス。唇に何度も何度も触れる度に体がしびれた。
「んっ・」
苦しくなって唇を開くとそこからするっと舌が入ってきて深く優しく絡ませる。

温かい二人の吐息と、だんだん激しくなっていくキスにあたしの心臓は緊張でドキドキ音を奏でていた。
続く
89名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 01:11:37 ID:PuW9fqN8
唇を離すと花沢類は耳たぶを甘かみするようにキスをする

そして・・首筋に優しくキスをする、ツ、ツーと舌を這わせた

「キャアっ」
思わず声が出てしまった。
ふいに体をのけぞらせると浴衣が肩からハラリと抜け胸が見えそうな格好になっ
て慌てて直そうとすると今度は太ももの部分から下着まで見える格好になってし
まった。

花沢類はそんなあたしを見てクスっと笑いながら言う。
「牧野、スゲーそそる」

「バっバカ! 西門さんみたいなこと言わないでよ」
恥ずかしい・・今あたし、顔が真っ赤だ。そしてこの状況・・
!!急に怖くなって体をガチガチに固くさせると花沢類はあたしの腕を取り、腰
を抱いて布団に寝かせた。

「はっ花沢類っ」
急に男を感じてあたしはさっきよりもっとドキドキが止まらない
・・怖い・目をギュッっと閉じると、優しく頬に花沢類の手が触れる。

「牧野、俺は答えを求めようとは思わない。今までもずっと自分の気持ち抑えて
きたつもりだから、いつまででも待つ自信はあるよ。もしそれでも牧野が司を選
ぶなら俺は応援する覚悟もあるよ。だから牧野は自分が今どうしたいか素直にな
って欲しい。無理に抱こうとはしないよ。でも拒否しないなら俺は今、牧野を抱
く。」

「ずるい。。拒否する理由なんかないの分かってるくせに。。」 あたしは胸が
キュンとしてどうしようもない気持ちでいっぱいだ。
あたしは花沢類の首に腕を伸ばし引き寄せた。自分でも大胆なことしてるの分か
ってる。だけどそうせずにはいられなかった。

続く

長編になりそうです(>_<)

90類×つくし 続き:2006/01/05(木) 01:12:35 ID:PuW9fqN8
それを合図に花沢類はまた優しいキスの嵐を降らせる
首筋、肩、腕、そしてはだけた浴衣をすっと降ろすとそっと胸に触れた

思わずびくっと体が反応する。

「今は俺のことだけ見て。何も考えなくていいから。」
花沢類の言葉にあたしは頷いた・・・

小さな胸を右手で優しく包む。乳首に触れるか触れないかのぎりぎりのところで
指を這わせもう片方の手は腰のあたりを上下にさするように触れる。
あたしが怖がらないように何度も何度も優しく愛撫を繰り返す。
そして熱いキスを何度も何度も繰り返す。

恐怖心はいつしかなくなり、体の奥から熱いものがこみあげてくる感覚を
味わった。

胸を愛撫していた指がついに頂上にたどり着き、ツンツンと刺激する。
円を描くように乳首を刺激しはじめる。あたしはその刺激に耐えられず
声をあげた。

「あっ んん・・・!」
こんな声が出るなんて・・・恥ずかしくて口を手で押さえると花沢類は
そんなあたしの手をどかせてキスをする。舌が絡み合い、なお乳首への刺激
はとまることはなかった。また声が出てしまう。

「や・・ぁ・・あぁ・ん」

「牧野、可愛いよ。もっと声聞かせて。恥ずかしくないから」
そういうと今度は乳首を口に含ませ舌で舐めはじめた。

「あっやだぁ そ・・そんな・ことっ・・言わ・・ないでっ」
言葉にならない。あたしはこんな初めての快感でどうにかなりそうだった。

乳首を舐めたり吸ったりチュパチュパ音を立てて刺激する。
あたしは体の奥から何かが流れてくるのを感じた。

「ひゃ・・ぁん あっあぁ」
あたしが声を上げるたびにますます激しく刺激する。

花沢類の手が腰のあたりから下まで降りてきた。
そして下着の上からそっと触れる。そして上下に指で刺激をする。
・・・・そして一番敏感な部分クリトリスをつまんだ。

「あっあっいやぁ・・やだぁ」
あたしは快感の渦に巻き込まれ体が沈みそうな感覚に陥った。
どうにかなりそう・・・・・・・!

「大丈夫だから。もっと感じて。俺に任せて」
そう言うと下着を剥ぎ取り直接クリトリスに触れる。
触れたかと思うとその周りに指がいったりきたりしてあたしは
だんだん奥がうずくのを感じた。

・・・・・もっと触れてほしい・・・

91類×つくし 続き:2006/01/05(木) 01:13:38 ID:PuW9fqN8
あたしの中から何かトロリとしたものが出ていくのを感じた。
花沢類は指で刺激しながら今度は、そのクリトリスを舌で舐めはじめる。

「やだっ汚いよっそんなところっ」
あたしはびっくりして体を起こそうとした。

「汚くなんかないよ。ほら、こんなに感じてるみたい」
そう言うと、指に光るものを見せ舐めてみせた。
あたしははずかしくてはずかしくてそれでも快感が止まらなかった

花沢類はまたクリトリスを口に含むとチュウっと吸い上げる。
そして舌でコロコロと転がしながら今度は指を穴の中へゆっくりと進入させた。
まだきついその中にゆっくりと・・・・

指を出し入れしながらクリトリスを刺激する。強弱をつけながら吸ったり舐めたり
舌をとがらせて刺激をする。さっきよりもっとあたしの中からトロトロと出ていく
のが分かった。更にクリトリスを強く刺激しチュウっとまた吸い上げるとその瞬間
あたしは頭が真っ白になった。中に入っている指をぎゅうぎゅうと締め付ける。






92類×つくし 続き:2006/01/05(木) 01:14:10 ID:PuW9fqN8
「あぁ・んんっ!・・・あ!・・やだっこわいっ いやぁぁぁっ・・ああ!!」
びくんびくんと体が波を打つ。

「牧野、イッちゃった? 可愛いね」
何を言っているのかも頭がついていかなくて分からない。
花沢類はまた唇に優しくキスをする。

そしてまた、さっきの続きをはじめる。今度は指を2本にしてゆっくり中に進める。
クリトリスを舌で刺激しながら。どんどん溢れる愛液をチュッチュッとすすりながら
指はとうとうもっと奥へ進んでいった。そして上下に移動させ中のざらざらしたところを
刺激する。あたしはまた真っ白になりそうになった。

「あぁっ んんんっ花・・沢・・・・類っ」

「牧野、俺も限界だから・・・入れるよ」
そしてうっすら目をあけると、固く大きいみたことのないものが見えた。
も・・・もしかしてあれをあたしの中に・・?!

「やっやだっ怖いよっ花沢類」

「大丈夫 最初はちょっとつらいかもしれないけど優しくするから」
不安そうなあたしにまたそっとキスをした。

「それから・・・・」
「そ・・それから・・・???」

「そのフルネームやめて。類でいいよ。類って呼んで。」
「る・・・類。」

「そう。」
花沢類は優しく微笑んだ。そして下の入り口に固くおおきなものをあてる
そしてゆっくり進入させた。

「っつ 痛っ・・・ぁ」
あたしが苦痛に顔を歪めると指でクリトリスを刺激しはじめた。
あたしはまたさっきの快感に力が抜ける。その瞬間ぐっと中へ入っていった。

「あっあああああっ」
怖くて痛くてでもいとしくてたまらない気持ちでわけが分からなくなった

「牧野、好きだよ」
そう言うと優しくまたキスを繰り返しながら指でクリトリスを刺激しながら
腰をゆっくりと動かしはじめる。そしてだんだんと動きが激しくなり腰を
打ち付けるように動かした。

「あっ類っ・・・類!!」
あたしは、だんだん痛みが快感に変わるのを感じていった。
どうしようもなく愛しくて胸がぎゅっとなるような気持ちで
そしてまたさっきの真っ白になる瞬間に近づいていっている

狂ったようにお互いが唇を求め、動きが一段と早くなったその瞬間、真っ白になり
あたしは落ちていった。

「あぁっ類っ んんっ あっあっあぁぁぁぁぁ!! 」

「牧野っ」
同時にドクンドクンと熱いものが中へ注ぎ込まれた。

93類×つくし 続き:2006/01/05(木) 01:15:44 ID:PuW9fqN8
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

目が覚めると横ですやすやと眠ってる花沢類の顔があった。
あたしがそっと起きて下着を取ろうとした瞬間花沢類をめがけて転がり
どすっとにぶい音を立てて転がった・・・・

「なんだ・・・・???」
花沢類が目覚めてあたしの姿に驚く

「なっなによ?!」
あたしはさっきまでの行為が急に恥ずかしくなって目を伏せる

「鏡見てごらん」
クスクスと笑う花沢類

「鏡???」
あせって見ると何もつけていない自分の体が!!

「きゃああっ」
慌ててシーツを引っ張り体を隠す

「そんな隠さなくても もう全部みちゃったよ」
また花沢類は笑った。

「もぉーー!」
あたしが殴ろうとするとすっと抱きしめキスをする。

「牧野、好きだよ」
「あ・・・あたしもなんか愛しくてどうしようもないっていうか何ていうか」
どう説明していいか分からない、けれど、あたしも花沢類が好き。

「じゃあ類、好きって言って」
いたずらっこな目であたしを見る花沢類

「ええっやだっ」
真っ赤になるあたし・・・

「じゃあ司が好き?」
今度は悲しそうな花沢類の顔。ちょっと嫉妬してる??

「るっ類が好きっ」
そう言うと花沢類は満足げにあたしを抱きしめた。

_______________________________________________

(続きのストーリーあり?? とりあえずFin)

すみません。こんな感じでありがちーな感じですが、
暇つぶしに書いてみました。続きというか司×つくし
を書く予定なんですが、怖いので反応見てからにします。
お目汚しすみません<(_ _)>
94名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 10:47:43 ID:dJhrhlKY
乙!おもしろかったよ。
この後の続編もキボン
9584-93です。:2006/01/05(木) 16:59:10 ID:AtW4a+CA
>>94 感想ありがとうございます。
そういってもらえて嬉しいです。

続編は今執筆中なんですが、司がHしちゃった類×つくし
の部屋へ乗り込んでいこうとする場面・・・からスタートします。
なんだか人が少なくてさびしいですね。作家さんも他にたくさん
来ることを期待してます。作家さんがなかなか現れないので
自分で書いてしまったという現状ですペコリ
9684-93の続き 司×滋:2006/01/05(木) 17:22:30 ID:AtW4a+CA
>>84-93の続きです。

類と牧野が一緒の部屋で今、何をしているのか俺は・・・

「司どうしたの? そんな怖い顔して」
滋が司の顔を見つめる。

「・・・俺、牧野たちの部屋行って来る」
そう言うと部屋を出ようとした。

「司、だめだよ! 今、きっと二人取り込み中だよ」
滋の一言で道明寺の顔が変わった。滋は道明寺を行かせないよう
ドアの前にたちふさがった。切ない顔をして。

「うるせぇ! そんなのぶち壊してやる どけっ」
滋を突き飛ばしドアに手をかける。

「きゃあっ」
ドアを無理やり蹴飛ばし花沢類と牧野つくしのいる部屋へ
向かっていく。

「司っ! 待ってってば!」
滋が後からバタバタと追いかける。

二人の部屋の前についた道明寺がドアを開けようと
した瞬間に、二人の声が聞こえてきた。
いや、声ではない、何か違う声が聞こえてくる。
息遣いと・・・淫靡な音と・・・

道明寺はその場で立ちすくんでしまった。
”あいつがあんな声を・・・やっぱり類と・・・”

「ねえ、司、やめなよ。二人が愛し合ってるの邪魔するの?」
「司、聞いてるの?!」
滋が道明寺の顔をのぞきこむ。
ふうっとため息をつくと滋は言った。

「そんなに乗り込みたいなら、行けばいい。なんで司はあたしのこと
みてくれないのよ。どうしてつくしのことばかり考えるの?!
つくしが今、何をしてるか分かってる? 二人愛し合ってるんだよ?」
そう言うとドアに少し隙間が出来るくらいにそっと開けた。
9784-93の続き 司×滋:2006/01/05(木) 17:23:57 ID:AtW4a+CA
「ほら、見なさいよ、ちゃんと。」

そこには、裸で抱き合う二人の姿があった。
気持ちよさそうに喘いでる牧野つくしの姿があった。

"なんでだ!あいつが好きなのはずっと俺だと思っていた。"

「分かったでしょ? さぁ、あたしたちも、ねぇ愛し合おうよ」
滋が道明寺の腕に絡みつく。

道明寺は滋の腕を振り払った。振り払ったかと思うとぐいっと
つかみ、自分たちの部屋へ戻っていった。

「いっ痛いよっ司。そんなに急がなくたってあたし逃げないよ」
滋が嬉しそうに言う。

「早く脱げよ。好きなようにしてやる」

「司・・・・」
司の目が・・・怖い

「脱がないなら、こうしてやるよ」
そう言うと、滋の着ていた浴衣を引きちぎり押し倒した。
乱暴に唇を貪るように求める。

「あっ司 痛いっ」
”・・・怖い・・気持ちがないっていうのも分かってる・・・だけどいい
司なら。このままあたしを抱いてくれればいい”


続く・・・・?
9884-93の続き 司×滋:2006/01/05(木) 17:32:03 ID:AtW4a+CA
うーん・・・乱暴なエッチってあんまり好きじゃないので
ちょっとネタつまりました

類×つくしは愛がいっぱいあるのを描きたかったんですけど
司が不憫に思えて、とりあえず司×滋 司×つくしって
もっていこうと思ってるんですがネタ切れのためちょっと
いつになるか分かりませんっ
99名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 18:07:21 ID:dJhrhlKY
>>98
おお!乙です。いい感じいい感じ。
司×滋 司×つくしって続いていただけるととても萌えます。
100名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 18:18:07 ID:FSx0GFUw
>>98
最近過疎ってたので、こんなに沢山嬉しい。
続き楽しみにまっています。
10184-93の続き 司×滋:2006/01/05(木) 19:46:18 ID:Zc2q/XpA
皆さん、ありがとうございます。未熟者ですが頑張って書いてみようと思います。

長編になりそうなので気長におつきあい頂けたらなと思います。
10284-93の続き 司×滋:2006/01/05(木) 21:47:20 ID:Zc2q/XpA
激しく息も出来ないほどのキス。
舌を吸い付くように絡め、お互いの唾液を飲み込む。

「司、好きだよ」
滋の目には涙が溢れていた。

道明寺は何も言わない。ただ同じように何度もキスを繰り返し、
今度は乱暴に胸を揉みはじめた。

「あっ・・司、いいよ。もっとして」

道明寺は狂ったように胸の膨らみをつかみ、そのままむしゃぶりついた。
まるで獣のように。

不器用な愛撫だったが、それが逆に滋を高ぶらせていた。

「あんっ 気持ちいいよ・・あぁ司っ・・」
胸の頂上にある蕾を口に含み軽く噛んだり
まるで赤ちゃんのようにチュパチュパ音を立てはじめる。

「あぁっ感じる・・いぃっんっ」

激しく不器用な愛撫で下はもうすでにグショグショに濡れていた。
10384-93の続き 司×滋:2006/01/05(木) 21:51:23 ID:Zc2q/XpA
“牧野・・まきのっ”
道明寺は滋につくしを重ねてみている。

道明寺はそのまま足を開かせると固く大きく興奮したものを一気に進入させた。

「あぁっ!大っきぃっ司っいいよっ奥まで入れてっ」

道明寺は狂ったように腰を動かした。激しく突き上げるように。
部屋中に音が響いていた。激しく大きくいやらしい音を奏でていた。
滋はそんな激しさにイキそうになりながら道明寺の腰をしっかりと掴む。

“まきのっお前もこんな風に類に抱かれてるのか・・?“

“類に抱かれて感じてるのか・・?”

「・・やめた」
突然腰の動きを止める。

「えっ?! なんで?司っやめないでよ お願い!最後までしてよ」
イキそうなところを止められ、滋は懇願するようにすがりつく。

それでも道明寺は自分自身のものを引き抜いてしまった。

「俺は・・牧野じゃなきゃダメなんだ。こんなのはフェアじゃねぇ」

「ひどいよ、司。。本当に好きだったのに。本当にあたしを抱いてくれたらこれから幸せになれると思ったのに!!」

滋は泣きながら道明寺の胸をたたく。何度も何度も。

「ごめん・・ごめんな。悪かったよ」
そういうと滋を抱き寄せ子どもをあやすように頭を撫でた。

続く
104名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 21:55:18 ID:Zc2q/XpA
ここまで書いてみました。
やっぱり司には滋と最後までさせたくなくてこんな結末に。。
次は翌日に、類と司の対決、司×つくし、と続く予定です。
10587-93の続き 司×つくし:2006/01/05(木) 23:50:21 ID:Zc2q/XpA
「じゃあ、せめて今夜は側にいてよ。それくらいならいいでしょ?」
ヒックヒック泣きながら滋は言った。しがみつきながら。

「あぁ・・」
道明寺は静かに答えた。

花沢類と牧野つくしの熱い夜と、道明寺司と大河原滋の眠れない辛い夜・・二つのそれぞれ夜が静かに明けていく。

--翌朝--
つくしは早く目が覚めて中庭を歩いていた

“昨日は本当にあたし、花沢類としちゃったんだ・・/// ”

“花沢類、優しかった。あんな色白くって華奢なのに、胸や腕、たくましくて力強かった。怖かったけどあんな気持ちははじめてで・・”

思い出して赤面しながら歩いているとそこに道明寺が立っていた。
「・よぉ。早いな」

心臓がズキっと痛む。あたしはまともに道明寺の顔が見れない。
10684-93の続き 司×つくし:2006/01/05(木) 23:52:27 ID:Zc2q/XpA
「おっ・おはよ」
やっと言葉に出来たのはその一言だった。

二人の間に長い沈黙が訪れる。どれくらい経ってるんだろう。道明寺はそれから一言も発していない。
“きまずい・・何か話さなきゃ”そわそわ考えてると道明寺がやっと口を開いた。

「牧野、昨日は良かったか?」

「は?!・なっ何がよ?」

「その、類とだよ」

あたしは突然聞かれ戸惑った。
“ば、馬鹿じゃないの、何が言いたいのよ。聞き方ってものがあるでしょうが”

「類に抱かれたんだろ」
道明寺は急にあたしの目の前に立ち肩をつかんだ。

“怖いっ!!”
あたしはとっさに目をギュッっとつぶった。

・・・・

“あれ・・?”
そっと目を開けるとそこには悲しい目をしている道明寺・・あたしは胸が痛くなった。

“道明寺・・”
あまりに悲しげでとっさに体に触れようとした瞬間、ギュッと強く抱きしめられた。

続く
107名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 00:26:55 ID:MDIiwLfd

作家さんのコメントがちとキモイ
続き待ってます。

新規さん増えたと思うけど好きなキャプ以外のキャプにレスなさすぎで
作家さん消えたけど復活待ってます。
前スレの類×つくしのせつな系の続き待ってます

あと前リクで書いてくれた和也&つくしの面白かった
108名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 00:48:12 ID:fWtr3dsF
キャプってなんだよw
閑散としてたスレ久々の作家さん降臨なんだから
もっと言い方考えろよ キモイとかいうなヴォケ

84-93さん
滋と司のやりとり、好きです、雰囲気出てた
続きマターリ待ってます
109名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 00:54:05 ID:BXNQEGYL
乙です。悲しげな道明寺萌えー
続き楽しみにしてます。
110名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 01:30:20 ID:jz0CnRoY
GJ、乙です
続き楽しみにまってます!
111名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 14:23:24 ID:DwoQKw7s
ぺこりはいかがなものかと・・・
作家さんこなくなったのは読み手のレスなしでしょ?

今なら結構多いし
初期に戻った感じだぬ司マンセー増えたし
112106:2006/01/06(金) 16:44:07 ID:GlXFWZK8
106まで書いてた者です。
色々なご意見参考になりました。
賛否両論あるようなので、続けるの迷っています。
自分のサイトがあるので書いたらここと自分のサイト
にアップしてるんですが、読んでて不快な方が
いるようならここではやめようかと。

とりあえずエロなしなんですが、少しだけ続き投下しますね。
不快に思われた方ごめんなさい。
113106:2006/01/06(金) 17:18:08 ID:GlXFWZK8
>>84-93 >>96-97 >>102-106

道明寺の腕に力が入る。自分では離れられないくらい強い力で。
「ど、道明寺痛いよ」

道明寺はハッとして、それからまた顔色を変えた。
「・・・この腕で、類を抱きしめたのか?」

あたしはぞっとした。道明寺の顔がさっきとは違う。
恐怖で言葉が出ない。

「この唇で類とキスしたのか・・?」
そう言うと道明寺はあたしの頬を片手でぎゅっとつかんだ。

”怖い・・・こわい・・やだ”
あたしは震えていた。これから何が起きるのか恐怖で。

「いいご身分だよな。あっちへふらふらこっちへふらふら」
「男を渡り歩いて、さぞいい気分だろうがよ」

目が・・怖い
あたしは必死に抵抗して逃げようとした。でもがっちり掴まれ
離れることが出来ない。

急にわたしを地面に押し倒すと荒々しいキスをしはじめた。

「やめて!!」

「道明寺、やめて!!・・やめてよ!」

あたしが涙を浮かべると、道明寺は悲しげな顔で言った。
「そんなに類がいいのか? なんで俺じゃねぇんだよ!」

道明寺の手が震えている。あたしは何も出来ない。
何もいえなかった。


・・・・・・・・
114106:2006/01/06(金) 17:19:12 ID:GlXFWZK8
「何やってるの?」

・・・花沢類!

あたしは慌てて土のついた浴衣をほろった。
そして花沢類の元へ駆け寄る。

「司、牧野をいじめるのやめてくれない?」
放心している道明寺へそう声をかける。

少しの間沈黙が続いた。その後、道明寺がやっと口を開く。
「類・・・お前 なんで牧野なんだ・・?」
「また静の身代わりか? ふざけんじゃねーぞ!
この俺を裏切って、友達だったんじゃねーのかよっ」

道明寺が花沢類に殴りかかろうとした瞬間、あたしは目をつぶった。

ボカッと鈍い音がする。あたしはそっと目を開けると
道明寺の口が切れ、血が流れている。

殴られたのは花沢類じゃなく道明寺の方だった。

「類、てめぇ」

「司、俺は本気で牧野が好きだよ。お前は、牧野が好きかもしれないけど
牧野のこと、傷つけてばっかりだろ。守ってやれてない」

道明寺が何も言わないでいるとさらに花沢類は続けた。

「昨日の夜、俺は牧野を抱いたよ。これからも譲る気はないから」

・・・花沢類・・・
115106:2006/01/06(金) 17:20:08 ID:GlXFWZK8
花沢類はあたしの方を振り返るとこう言った。
「牧野、昨日のこと覚えてる? 素直になれって言ったよね?」
「司が好きじゃないなら、ちゃんと言葉にしなきゃ。」

道明寺は震えていた。怒りと悲しみと、想像もつかないほどの
感情でその場に立ちすくんでいた。

・・・あたしは・・・
昨日の夜、あんなに辛かったのに、だけど、あたしは・・・
花沢類と・・・これからも一緒にいたいと思うのは花沢類だよ。
そうだよね・・?つくし

だけど、道明寺の傷つく顔が頭から離れない。
今も、目の前で震えているあいつのことが・・?
なんで、すぐに言葉が出ないんだろう・・

「何してんのよ!」
ドタバタと滋がやってくる。

「あ〜あ、つくし浴衣こんなにしちゃって」
滋が慌てて駆け寄る。3人の緊迫した空気に割って入った。

滋は3人の空気を読み取ると、切なそうな顔でつくしに声をかけた。
「ねぇ、つくし、女同士で話したいことがあるの。」

・・え? でも今は・・・
あたしがオロオロしていると滋さんは強引にあたしの手を
ひっぱり奥の部屋へ連れて行った。

「えっ?滋さんっちょっと・・!」

・・・道明寺、花沢類、2人にして大丈夫だろうか・・・
116106:2006/01/06(金) 17:34:46 ID:GlXFWZK8
とりあえずここまでです。
お目汚し失礼いたしました。
117名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 17:34:55 ID:XSh95zqq
>>106
面白くて続きが楽しみです。
それと>>106さんの他の作品も読みたいです。
良かったらサイト教えてください。
無理なら検索のヒントでも教えてもらえませんか?
118名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 18:03:09 ID:bjjnq/Rt
サイトのアド知りたーい!
教えて!o(^-^)o
119名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 18:56:41 ID:RtRShAcr
ぜんぜん不快じゃないっす
続き読みたいよーーーーーー
120名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 20:11:07 ID:R8gfRgOv
原作は続編ケテーイ、ドラマもSPかパート2やるかもって
くらい盛り上がってるのに
ここだけ過疎ってたから久々にぎわってうれしいよ

サイトどこにあるのか
こそっと教えて欲しいw
121名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 20:17:18 ID:+w81feVT
是非とも続きを書いて下さい!
122名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 21:31:42 ID:tTFvx0bx
久しぶりに来てみたら、長編大作がーーーw
道明寺とつくしのせつない感じが出てて、すんごくイイと思いまっす♪
是非続きのうp待ってます!
123名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 23:36:54 ID:F0yl+gu3
もう一つの花男!楽しみです。面白いです。続き待っていま〜す♪
124名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:05:24 ID:y3IFdc9c
続き気になって寝れないよ…
125Flower☆Girl:2006/01/07(土) 01:50:46 ID:CQf5+9Ol
115まで書いた106です。感想ありがとうございます。
こんなに反応があって嬉しいです。批判もあるかとは
思いますが、これからもちょこちょこお邪魔したいと思います。

サイトなんですが、もっと見たいと思って下さった方だけ
訪問お願いします。荒れると悲しいので・・・こっそり
http://hanayoripink.blog44.fc2.com/
私のハンドルネームはFlower☆Girlです。2つ大人版と純愛版の
ブログ&HPを所有している中の大人版です。実はあまりエロ
が得意ではなく純愛系だけ書いてたんですが、ここをスレを読んで
書く気になりました。

ブログに移転したばかりなので、過去ログはこれからアップ
ロードするところです。個人サイトなので多めに見てもらえると
助かります。続きはまた今日の朝アップします。

長々と失礼しました。
126Flower☆Girl:2006/01/07(土) 01:52:35 ID:CQf5+9Ol
hを抜いてアップするの忘れました。ごめんなさい。
ttp://hanayoripink.blog44.fc2.com/
127名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 02:20:41 ID:DM409bmL
HPに入りたいのに↓これになってしまいます。なぜ?
ご指定の条件に該当するページは見つかりませんでした。
128名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 04:40:57 ID:ShRLNQqz
同じく106さんのHPに入りたいのにえち〜なお姉さんが
動いてる絵がどびだして来ました▼・ェ・▼
129名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 08:33:23 ID:UcgaxsCv
ピンクサーバーからは直接とべないので
アドレスバーにアドレスコピペしてみ
それで見られるはず
130Flower☆Girl:2006/01/07(土) 15:49:43 ID:O1rVDWnG
>>84-93 >>96-97 >>102-106 >>113-115

お騒がせしてます。見に来て頂いた方がいて嬉しかったです。
ピンクサーバーの件、すみませんでした。
色々意見はあると思いますが、とりあえず出来上がった分だけ
アップしていきます。
______________________________


「温泉に来たのに土だらけなんて・・。
まずは、浴衣なんとかしなきゃね。」
滋さんはニコッと笑ってあたしに新しい浴衣を渡してくれた。

「ありがとう、滋さん」
”やっぱり滋さんのこと憎めないなぁ。
男だったらやっぱり多少わがままでもこういう人選ぶよね。
可愛くて・・スタイルよくて・・なのになんで道明寺は・・”

なんで・・なんでっていう理由を突き止めればそこにたどり着くのに、
あたしはいつも見てみぬフリをしてきた。あいつの気持ちが重くて、
あいつとはもう関わらないって・・・

・・・ダメダメっ!あたしは花沢類と・・・

「ねえ、つくし、昨日はどうだった?・・花沢さんと。」
突然そんなことを聞くからまたあたしの心臓が飛び跳ねる

「どうって・・・別に・・」
”あー・・さっきの訂正するわ、こんな時にそんなこと聞くなんてっ”
あたしはつい昨日の夜のことを思い出して恥ずかしくなった。

「ふふっそうだよね。やっぱり。」
悲しそうで崩れそうな笑顔でそうつぶやいた。

「えっ?」

「あのね、つくし、そのことで話たいことがあって・・・」
そう言うと、滋は下をうつむいて小刻みに震えていた。

「あの・・滋さん・・?」
泣いてる・・・?

「つくし・・あたし司とだめだった!」
涙目になりながらそう話はじめた。

131Flower☆Girl:2006/01/07(土) 15:51:28 ID:O1rVDWnG
「あのね、ごめん、つくし、実は・・昨日の夜、
司がつくしの部屋に行こうとするの止めようとしたんだけど、
聞いてくれなくて悔しくて、部屋のドアを・・・少し開けて
司に見せちゃったの・・・」

あたしはさーっと体の血の気がひくのを感じた。
昨日の夜の・・いったいどこを見たんだろう
どんな風に道明寺は感じたのだろう・・そのことで頭が
真っ白になった。あたしがぼーっとしてると更に話続けた。

「それから・・ね、司が私を抱いてくれようとしたんだけど・・・
だめだったの・・あ・・あたしじゃダメなんだって! 
つくしじゃなきゃ・・・ダメなんだって、そう言ってたよ?」
滋さんは涙目になりながら必死にぬぐいながらそう話してくれた。

「・・・滋さん」
あたしは何もいえなかった・・・・。

「私、司とはダメだったけど、つくしとは友達でいたい。
だから、つくしの本当の気持ちを聞かせて?」

「あたしの・・・本当のきもち・・?」
あたしは動揺していた。昨日は、花沢類の気持ちが嬉しくて、
単純に好きだって思った。だって今までずっとあこがれていたから。

でも・・・道明寺に見られたなんて・・
あたしじゃなきゃダメだなんて・・ 
どうして、道明寺のことを考えてしまうんだろう。

「つくしは、本当に花沢さんのことが好き? 司のことは・・?」

「あっあたしは、別に道明寺のことは・・花沢類が好きに決まってるわよ。
じゃなきゃ・・昨日の夜・・」
なのに・・・なんでこんなに胸が痛いんだろう。
どうしてあたしはあいつのことを考えてしまうんだろう。
それだけがひっかかってしまう。

「・・・つくし・・」

ガチャガチャガシャーン

「何?! なんの音?」
突然鳴り響いた音に滋さんもあたしも驚く。

「あっちに行ってみようっ」
「う、うんっ」
あたしたちは音のなる方、さっきいた場所へ戻った。

続く

_______________________

Hネタ期待してる方には申し訳ないんですけど、長編なので
Hネタよりは本文長いです。。
132Flower☆Girl:2006/01/07(土) 17:32:14 ID:O1rVDWnG
さっきまでいた場所に急いで戻ってみると、そばにあった鉢植えや
窓ガラスが粉々に壊れていた。

「何よ・コレ?!」
滋さんも顔が真っ青になっている。
あたしは道明寺の顔を見てますます真っ青になった。

道明寺は狂ったように暴れていた。まるであの時のように・・。

「つくし、とりあえず今日は帰りなよ。私なら大丈夫だから。」
滋はそう言うと、花沢類に目で合図した。

「牧野、行こう」
花沢類はあたしの手を引っ張り別荘から外へ連れ出した。

133Flower☆Girl:2006/01/07(土) 17:33:18 ID:O1rVDWnG
・・・花沢類・・・
花沢類の手からも血が流れていた。口元も少し切れている。
あたしは、胸がズキっとした。
ごめんね、なんでか分からないんだけど、あいつのこと気になる。
今も、胸が痛い。あなたのこと大好きなはずなのに・・
昨日のことだって、本当に嬉しかったのに・・・
あたしが・・二人の仲を壊してしまった・・・

「牧野・・?」

外へ歩いて、あいつから離れていくその間、あたしは涙で
前が何も見えなくなって立ち止まった。

花沢類は、あたしの気持ちを察したのか、何も言わず抱きしめて
くれた。それから、花沢類が運転手さんを呼んでくれて家まで
送ってくれた。

見送ってくれた顔が悲しげで、あたしは、花沢類のことも、
道明寺のことも、滋さんのことも、みんな傷つけているのは
自分なんだって思った。

あたしのせいで傷つく人が出るのは嫌だと思ってあいつから
離れた。だけど、結局みんなを傷つけてるんだ・・・。


「・・・ただいま」
家に帰ってくると、急に現実に引き戻される。あたしは今日も
働かなきゃいけない。

「まぁ、お帰り、つくし!2泊くらいしてくれば良かったのに!」
ママがまたいつもの調子で話しかける。

「ね、どうだったの、道明寺さんと!もしかして・・・!」
ニコニコしてママがまとわりついてくる。

・・・うるさいなぁ・・・
「あたしはママなんかに構ってる場合じゃないのよ!」

ママの顔が一瞬固まる。そしていつものように・・・
「パパーーつくしがっつくしがーー」
ママの泣く声。

「ええっママどうしたんだい、つくしは。」
パパのオロオロする声。

・・・はぁっ落ち着いて悩んでもいられないのね。・・

面倒になって、今日はいつもより早目にバイトに向かうことにした。

続く

なんだか、私ばかり書いていて申し訳ないです。
もし迷惑になるようでしたら控えめにしますね。
ブログの方を先に更新するようにしました。
134名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 20:30:38 ID:N84zmDgf
503エドウィンのCMに出て歌ってる女性が    私の滋のイメージだな
135名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 21:30:35 ID:nTIqVuXv
続き楽しみにしています。
HPに入れないので、こちらで待っていま〜す♪
136名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 22:27:25 ID:e0QFA1CH
土屋アンナか>>134
137名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 23:26:28 ID:N84zmDgf
知らなかった
138名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 09:38:17 ID:eweJLP4N
久々に来てみたら大盛況ですね!
今年は原作も続編決定、ドラマも続編が期待できそうですし
このスレも盛り上がって欲しいです。

>>75さん
亀レスですが、この設定ツボってしまいました。
いつになるかわかりませんが、この設定で書かせてください。
139名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 13:47:01 ID:3lhjX2MS
Flower☆タン待ち
140名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 15:28:06 ID:bxE/z6OA
>>138さん
楽しみに待ってます〜
141名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:24:38 ID:pZ4bWmHi
>>138
ワクテカ
142Flower☆Girl:2006/01/08(日) 21:37:01 ID:EMFgfpmE
>>133までの続きです。
ちょっとだけ出来上がった分アップします。
なかなかエロ入らずごめんなさい。

>>138さん 私も楽しみにしてます!

_____________________

「・・ハァ」

「どうしたの?つくし、今日はため息ばっかりついてる」
優紀が心配そうに声をかけた。無理もない。
バイトが始まる前からこんな調子でため息ばかり。

「なんか色々ありすぎちゃって」“昨日、今日の事、ちゃんと考えなきゃいけな
いよね。”
あたしは道明寺と花沢類の悲しい顔を思い出しまた胸がギュッとなった。

「あれ?なんかココ赤くなってるよ」
優紀があたしの首筋を指差す。
そういうと急に優紀は固まった。
「え、?」

「こ、コレッてもしかして!、キ、キスマーク?!」
大きな声が響く。あたしは慌てて優紀の口を塞いだ。

「ごめんっごめん、で、どっちと?」
案の定、ニヤニヤしながら聞いてきた。

あたしは昨日と今日の出来事を一から話をした。
花沢類とのこと、滋さんのこと、そして道明寺のこと。

「・・そっかぁ。。そんな事があったんだ・」

「うん・・」

「つくしは、でも、花沢さんが好きなんでしょ?」

あたしは、言葉に詰まってしまった。花沢類が好き、だけど
道明寺のあんな悲しい顔を見たのははじめてだった。
それが心に引っかかる。皆を傷つけていることも。。

それからしばらく黙りこんでしまったあたしの肩をポンポンと叩く優紀。

「何にもしてあげられないのが歯がゆいけど、元気出しなよね。雑草つくしパワ
ーでしょ!ね?何かあったらまたすぐに言いなよね」

「ううん、聞いてもらってちょっとスッキリした。ありがとう、優紀。」
やっぱり持つべきものは友達よね。
・・その友達の仲を・・道明寺と花沢類の仲を壊してるのはあたしなんだよね、


143Flower☆Girl:2006/01/08(日) 21:37:52 ID:EMFgfpmE
「あ、いらっしゃいませ!」
さあ、仕事しなきゃと思い優紀に続けていらっしゃいませと言おうとして固まっ
た。

「よぉ!勤労処女探したぞ」
西門さんと美作さんが現れた。

今一番会いたくない連中なのに・・!

この二人に捕まれば、昨日の夜はどうだった、とか根掘り葉掘り聞かれるに違い
ないから。
「優紀ちゃん、今日も可愛いね」西門さんが優紀にささやくと優紀は嬉しそうに
ポーっとしてる。

・・まったく・・

「今日はどうしたの?用事がないなら帰ってよね。それから、その呼び方やめて
よ。あたしはもう・・」
と言いかけて、・・!・・しまった!・・と思った。

それを西門さんは見逃さなかった。
「優紀ちゃん、ちょっと牧野借りていい?」

「えっ?あたしはいいですけど、女将さんが・」
相変わらず優紀はぽーっとしてる。
「ちょっちょっと!」
無理矢理連れていこうとする二人。あ〜もう・・!なんで金持ちってこうワガマ
マなの!

「ゆ、優紀〜」
優紀にしがみつこうとするあたしをはねのけて西門さんは言う。

「優紀ちゃん、女将さんに、今日これ全部買いますって言っておいて」
そういうとウィンクした。優紀はすっかりハートマークの目、・・ためだこりゃ
。。

「さ、あきら、牧野、行くぞ」

結局なすがまま、近くの喫茶店に連れていかれた。

「さぁ、さてと・・」
腕まくりする二人にビクビクするあたし。

「昨日のこと、話してもらおうか・?」ニヤニヤする二人。

ハァ・・やだなぁ

続く♪

_______________________
144Flower☆Girl:2006/01/09(月) 04:59:09 ID:6twvj7Io
なかなか言い出さないあたしを横目に・・

「なんで、俺たちが呼び出したか分かるか?」
西門さんがそう切り出した。

「類の様子が変だったんだよ。怪我してたしなぁ・・」
美作さんが口元を指差しながら言った。

「それから、司の様子も変だった。」

「つまり、牧野、お前が原因!」
二人声を合わせて言う。

あたしは渋々、昨日と今日のことを話はじめた。
花沢類とのこと、道明寺のこと・・さすがに滋さんの
ことはなんとなく言えなかった。

「ひょーっついにヤッタんだ、じゃあ処女じゃないわな」
西門さんと美作さんはまたいつものようにふざけはじめる。

「類・・・」
「つくし・・」
「今夜の君はきれいだよ」
「なんつってー・・・だろ?」
ニヤニヤあたしを囲む二人。

「で、牧野はどうしたいわけ・・・?」
西門さんがぐいっと顔を近づけてくる。

「どっちにするのかはっきりしろよ」
そういうとおでこをトンっとつついてきた。

「痛いなぁ・・もー。」
もうやだ、この二人・・・ハァ
145Flower☆Girl:2006/01/09(月) 05:00:12 ID:6twvj7Io
「まぁ、どっちを選んでも、大事な親友が傷つくとあらば
黙っていられないよな」
美作さんが真剣な顔をする。

「正直な気持ちはどうなわけ?」
だんだんイライラしながら西門さんは問い詰める。

「あたしだって、わかんないよ・・・けど・・」

「けど????」
また声を合わせる二人

「でも、花沢類のことが好きなのは事実だよ。・・道明寺のことは・・」そう言うと涙が溢れてきた。

「もー・・・あたしだって大変なのよ。家のことだってあるし、ふらふらしてるっていうけど、どうしたらイイっていうのよー」
ボロボロ涙を流すあたしを見て、二人は深いため息をついた。
西門さんがヨシヨシとあたしの頭をなでる。

146Flower☆Girl:2006/01/09(月) 05:01:35 ID:6twvj7Io
「まぁな、俺たちのような美しい男に取り合いされたんじゃあ、牧野も迷うよなぁ」
ハハハと笑いながらそんなことを言う。あたしの気も知らないでー

「そうじゃなくて・・!あーもーやだーだからあんた達に話すの嫌だったのよ」

「よし、分かった、俺たちが司を説得する」
目を輝かせ、二人が立ち上がる。

「ええっ?!」
あたしはまた何か嫌な予感がする・・・

「ひとつ言っておくけど、これが、牧野の結論でいいんだな?」
西門さんがちらっとにらみつける。

「け・・結論って何よ?」

「ほんと、お前ばかだなぁ、司といい勝負だわ。」
ふうっとため息をはいてやれやれといった顔をする。

「つまり!!司をけって類を選ぶってことでいいんだな?!」

あたしはまた黙ってしまう。でも決めたんだ。
誰を選んでも傷つくのならば、一番好きな人を選んで、分かって
もらうしかない・・・・そうだよね、つくし・・

「どうなんだ?!」
苛々してテーブルにどんっと手をつく西門さん

「いっいいですっ!」

「よしよし、OK!」
美作さんが笑顔で納得したようにうなずいた。

「どんな作戦でいこうかねぇ・・まぁ俺たちに任せとけよ。悪かったな、バイト中に。俺ら帰るわ。重大な仕事ができたことだしな。」

「うん・・」

「じゃあな!勤労処女!・・・あ!違った。」
わざとそんなことをいいながら、二人は喫茶店を後にした。

・・・なんだか嫌な予感がする。
不安な気持ちのままあたしはまたバイト先に戻った。


__________________________

続く

ここまでです。お粗末さまでした。次、エロ突入予定です。
司、類、どっちとかはまだ決めてません。
147名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 13:44:41 ID:7KpdpoQ3
ヤッホー♪次の展開が楽しみ〜
FLowerさんGJ!
148名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 23:41:28 ID:9K7kFF/3
続きまだかな〜!
149Flower☆Girl:2006/01/11(水) 07:05:04 ID:0w3sYhBu
こんにちは。146まで書いているFlower☆Girlです。
昨日、自分のサイトの方で6話分アップしました。
完結まであと少しになりました。
元々エロねたがあんまり得意じゃない方なので、
エロパロのスレなのに、エロねたが短いんです。
そこで、皆さんのご意見をお伺いしたいのですが、
エロなし小説でもこのまま続きアップしてもいい
んでしょうか?

もしスレ違い扱いになるよ、というご意見が
ありましたら投稿は控えさせてもらいます。
まずはご意見聞かせていただけたら幸いです。
それから、サイトの方に遊びに来てくださった方、
本当にありがとうございます!
150名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 09:08:29 ID:rQE//IPc
ここは気にせず、自分の持ち場で書きたいものを書いたらいいと思う。
エロ展開の時だけお裾分けしてくれると有りがたい。
151名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 09:54:31 ID:I15XdaHi
そもそもここで自サイトの事を語る事自体が間違い。

2ちゃんと言えどもルールはあるからもう少し弁えた方がいいよ。
152Flower☆Girl:2006/01/11(水) 11:51:59 ID:Wfp7H2Sh
>>150
なるほど。ご意見ありがとうございました。
参考になりました。

>>151
ご意見ありがとうございました。すみませんでした。
自サイトの話題は控えるようにします。

また何かここのスレに合うような展開があれば
その時はお邪魔したいと思います。それまでは
自粛させて頂きます。長々お付き合い頂いて
ありがとうございました。
153名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 21:06:18 ID:7sRtFzpn
おつ
154名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 21:39:52 ID:GUJRvN9p
寸止めかよ!
155名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 00:15:51 ID:ccasOAr4
乙です。これからはサイトのほうにお邪魔させていただきますノシ
156名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 01:15:24 ID:scM92cQJ
mu
157名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 01:21:14 ID:scM92cQJ
↑間違い。スマソ。
Flowerさん乙です。でも良かったと思ったのに・・・
いちいち注文つけてたらそうやって職人さんがどんどんいなくなっちゃうよ。
誰か投下してー
158名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 01:33:10 ID:sYzbueDE
Flowerさんサイトの方でカットしたエロ部分だけをこっちで落としてくれると嬉しい....
159名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 03:03:32 ID:7AqRvSYK
Flowerタソとこに新しいのうpされてたね
次の展開が待ち遠しい〜〜〜!
160名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 03:41:59 ID:pRvKPGli
文句はつけるくせに投下しないんだから
作家さんだって寄りつかなくなるよ
161名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 05:53:51 ID:bViSgZ8g
はいはいワロスワロス。
162名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:46:13 ID:zEZAA6jW
コピペしても、HPに行けないワレはどうしたらよいのか〜
投下しておくれ〜
163名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 17:11:56 ID:pRvKPGli
>>161みたいに性格悪いヤツがいる内は
無理だろうね
164名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 18:34:43 ID:I2E6As8z
>>162なんで行けないの?
165名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 19:11:01 ID:MGj/j/Il
初歩的だけど
hを抜かしたアドレス貼ってないか?
そうじゃなければアクセス出来るはずだけど
166名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 20:25:21 ID:oouJL3Qj
>>162です。
HP行けました〜
もちろん、hも入れてますけど、なぜか
<ご指定の条件に該当するページは見つかりませんでした> がよくあるんです・・
今回はYAHOOで検索してみたらうまくいきました♪
ご心配お掛けいたしましたm(_ _)m
167名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 09:25:03 ID:VVj1Pe2y
誰かいる?
おーい・・! また過疎化したね、ここ。
作家さん来てくれないかな・・おいらも
投下したいけど文章力なさすぎだからな・・
168名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 09:36:42 ID:v6ejzucL
いるよ〜ノシ
169名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 15:45:21 ID:0kzMlrPq
つかつくが読みたいな。
甘えん坊な司がみたい。
170名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 19:59:06 ID:QvHFburS
911タンまだかなぁ・・・・
171名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 02:14:36 ID:e6MHTXsN
夜中にふと目が覚めると腕の中にいるはずの牧野の姿がない
ベッドには微かに温もりが残っていてベッドサイドのライトを点け部屋を見渡したが姿はない

シャワーか?トイレか?
いてもたってもいられない俺はシーツを乱暴に跳ね除けベッドから抜け出した。
部屋に備え付けのシャワールームを覗いても姿はなかった。
時計をみると午前2時を指していてこんな時間に散歩をするとも思えず
妙な胸騒ぎを覚えて部屋を出た。

隣室から、かたっぱしにドアを開けて声をかけるが返事は返ってこない
深夜だからか?俺が大きな声で『牧野』を呼んでも使用人すら出てこない
廊下を進むとドアが少し開いて光が漏れる部屋をみつけた。

多分あそこだな何やってるんだよ。
まったく迷子なってんじゃねーよ
驚かせてやるか
光が漏れる部屋に足音を忍ばせて少し開いたドアから中を覗いてみる
172名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 02:15:10 ID:e6MHTXsN
やっぱり・・・
覗いてみると窓辺に立つ牧野の姿が目に飛び込んできた。
心配させやがって
ドアに手をかけた時、牧野が優しく微笑みかけ誰かに話かけている
誰と話してんだよ?たまか?

誰とこんな夜中に話してるのかと不思議に思った俺は様子を窺う事にした
誰かが牧野に近づいてくる

類・・・・
なんでだよ
お前はこんな時間まで起きてられねーだろ?
なんで居るんだよ

牧野に近づくとなんのためらいもなく手を伸ばし牧野も拒むこともなく
類の背中に腕をまわした・・・

どうなってるんだよ
待て落ち着け・・・
解った新年早々の悪趣味なドッキリだろ
俺が部屋に怒鳴り込んだらどっかからあきらと総二郎が笑いながらはいってくるって魂胆だろ
そんな子供騙しひっかかるかよっ
逆にはめてやるからな・・・
173名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 02:20:22 ID:e6MHTXsN
>>75
↑こんな感じ?ってまだ途中だからわかんないよねw
スマソ
174名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 06:26:11 ID:2Z3W3aVM
待ってました!

いい!続きキボン!楽しみだー
175名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 09:40:34 ID:yzJQt2kE
新作(・∀・)キタコレ!
176名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 13:38:58 ID:diAoSKNO
キターーーーー!!
ワクテカしてまってます!
177名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 03:32:15 ID:8IOoczkE
キタコレ!
続き待ってます
178名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 21:24:05 ID:s4SLvG72
◎道明寺と類が漁村へつくしを迎えに行った時のシーンです。
 このシーンを私の希望的観測で変えてみました。
                        1話完結
 
★★道明寺×つくし・漁村編★★

つくしは道明寺から話があると言われ、2人は砂浜を海岸線沿いにゆっくりと歩き始めた。
遠くの所々に電柱の明かりはあるが、暗い砂浜を歩くには月明かりだけが頼りだ。
打ち寄せる波音と砂にきしむ2人の足音、
少し離れた所で、類と話している吉松くんの声が途切れ途切れ聞こえてくる。
さっきまで、4人で座っていた場所だ。と言ってもほとんど吉松くんが1人でしゃべっていた。
その時から道明寺とは、まともに口を利いてない。

・・なんか気まずい・・
そんな気持もあって、道明寺より1歩後を歩くつくし。
・・なんか言わなきゃ・・
「あの、道明寺・・さっきはありがとう・・お金はちゃんと返すから・・」
「いらねえよ。あれはおまえの給料分だから」
前を向いたまま、不機嫌な声で道明寺は言った。

・・つい昨日のことのように蘇るあの雨の夜。
漁村にいる間、思い出す道明寺の顔はいつもあの夜の辛そうな顔だった。
それが今、手を伸ばせば届く距離に道明寺がいる。すぐ、目の前に。
でも、あたし達の間には消すことの出来ないあの雨の夜があるんだ・・

さらに、沈黙が続く。。もう類たちの声も聞こえないし、姿も見えない。
突然、道明寺が立ち止まった。
ぶつかりそうになって慌ててつくしも立ち止まる。
振り向いた道明寺の顔がすぐ目の前にある。つくしが後ずさりしようとすると、
それを許さないかのように、道明寺はつくしの腕をつかみ引き寄せた。
「何やってんだよ、お前は!俺はずっとすげえ腹が立ってた。何も言わず姿くらましやがって!
心配するだろうが、このバカ!」せきを切ったように怒鳴りたてる。

殴られる!そう思った次の瞬間、つくしは道明寺の腕に中にいた。
「すげえ、会いたかった・・」 『私も』と言いそうになったが、つくしは言葉を飲み込んだ。
・・ああ、こんなにも私を心配してくれてたなんて。
大きくて広い胸・・包み込んでくれるたくましい腕・・なんて居心地がいいんだろう。。
いつもの高そうなコロンの香りが懐かしい。。道明寺がここにいる・・
つくしは涙をこらえるのが精一杯だった。

身体を少し離した道明寺は右手でつくしの頬をやさしく包んだ。
そしてもう片方の手でつくしの腰を力強く引き寄せ、唇を重ねる。
今までだって何度かキスはしている。でもこれまでのとは何か違う。。
我慢していた涙がつくしの頬を伝わる。
「お前はどう思っているかわからないけど、もう関係ねえ。
俺はお前をあきらめねえからな」
さっきとは打って変わって、やさしく諭すように話す道明寺。
「だめだよ。だって・・」道明寺楓の顔が脳裏をかすめる。
「だめじゃねえよ。俺はまだお前の彼氏だろ?2ヶ月たってねえしな。」
つくしの気持ちを見透かしたように、さらに言葉を続ける。
「ババアのことは心配するな。お前もお前の家族もダチも俺が守ってやる。
俺たちF4がついてるんだから、怖い物なんてねえよ」
・・何を根拠にこの人は・・
179名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 21:25:20 ID:s4SLvG72
再び、道明寺の顔が近づく。
「ちょっと、類たちがいるんだよ」
すでに類たちの場所から見えないのは分かっている。
「いいじゃん、見せつけてやりゃあ」いたずらっぽく笑う道明寺。
それでもためらっているつくしの腕をつかんで、道明寺は歩き始める。


砂浜に置かれている古びた小型船の陰・・・いつのまに見つけたのか・・
「とにかく、なんでもいいから戻って来い。お前がいない生活なんてもう耐えらんねえ。
俺はお前がいないとだめなんだよ」
まっすぐつくしを見つめる道明寺。潤んでいるように見えるその瞳は真剣だった。
・・あたしに心配かけまいと、こんなに一生懸命な道明寺にこれ以上何が言えるだろう。
あたしだって、あの夜の悲しげな道明寺のあんな顔を2度と見たくない・・
初めて2人の気持ちが1つになったような気がした。
・・前途多難なのは分かっている。でも、今は道明寺を信じよう・・

道明寺は潮風に揺れるつくしの髪をやさしく掻き分けながら、そっとつくしの耳にキスをした。
・・きゃっ・・思わず肩をすくめるつくしだが、そんなことにお構いなく首筋へ唇を移動させる。
高鳴る鼓動。・・全然嫌じゃない、むしろ愛おしい・・
再び唇が重なり合ったとき、つくしは完全に道明寺に身を任せていた。
一瞬、つくしの唇が少し緩む。すかさず道明寺の舌が入ってくる。
確信を得たように激しく求める道明寺。何度も続くキス。。。


・・気が遠くなっていく・・
「好きだ」という道明寺の声を何度か聞いたような気がする。
「牧野・・おい牧野」道明寺の声でハットするつくし。
・・やだ、あたし腰くだけになってるじゃない、恥ずかしい・・
力無くしゃがみ込んでいるつくしを抱きかかえながら道明寺が言う。
「チェッ、類たちが探しているみたいだから行こうぜ。あの野郎、いいところで邪魔しやがって。」

「つかさ〜」類の声が近づいてくる。
花沢類の声を聞いた途端、つくしは急に顔が熱くなった。
・・良かった、まだ薄暗くて、赤い顔を類に見られたくない・・
「おまえ、類が呼びに来てほっとしてんだろ、続きは帰ってからな」
ニヤっと笑いながら、耳元でささやく道明寺。
「つづきって・・又、そういうこと言う」
「恋人同士なんだから、色々したいに決まってんじゃん」
さらに嬉しそうに言う道明寺。
・・あたしは、この人の笑顔が好きだ。道明寺が好きだ・・

半ば強引に手を繋ぎながら、類たちの下へ歩き出す道明寺とつくし。
「ああ、いてえ。お前チビだから首がいてえよ。背伸びするとか気を使え、バアカ」
「な、何よ。無駄にでかいんでしょ、あんたが!」
「うるせえ、もっと早く歩け・・」
「痛い!手が抜けるよ〜離して〜」

そんな2人を見守るように微笑んでいる類。

━水平線の輝きが4人を照らし始め、夜が明けようとしていた━

                           お粗末様でした。。
180名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 23:15:41 ID:AAFJXJ6S
乙。
良かったよ〜!この道明寺好きだわw
181名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 23:35:34 ID:aTWvPVPb
>178さん
ありがd
台詞にある続きのシーンが読みたい。

>171
続きが読みたい。気になってたリクエストの内容だったから嬉しい


最近エロパロ版だがエロが少ないような・・・
長いフリは好きだがエロも読みたい
182名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 01:20:48 ID:cWZr4mMo
だってよここは俺の自宅だぞ?
ほんの数時間前までダチで集まって飲んではいたが類は早々と「眠い」って帰ったし
総二郎も女からの呼び出しで帰ったし、あきらは桜子と滋と連れ立って遊びに行ったし
ぜってー罠だろ
ダチとはいえ勝手にこの家に、いやこの敷地内に入るのは野良猫だって難しいんだからな
類が戻ってきたなら尚更だ、俺の耳に入らないわけがない
残念だったな新年早々にお前らの悪巧みは失敗だぜ!!!


「やっと2人きりになれたね」

「うん・・・でも」

「大丈夫だよ案外さ、敵のテリトリー内の方が安全だよ」

「うん」

お互いが相手を優しく包み込むように抱き合ってる

ムカツク
演技だってわかってても腸が煮えたぎって拳を力任せに握った
お前らは演技の練習でもしてんのかよっ

少し空いたドアの影から微かにみえる世界

月明かりが2人のシルエットを照らし出しそっと重なった

どうなってるんだよ
抱き合ったまま角度が変わったのか2人の姿がシルエットでしか確認できない
少し離れた影はまた重なり重なった時間が長くなった・・・
何してんだよ?

「んっ待って・・・」

「オレは今のままで平気
 司には悪いと思うけどそれ以上に牧野と一緒にいたい」

「あっあたし」

「司がいなかった4年間、誰にもばれなかったでしょ?」

「うん」

誰だよシナリオ担当は?
類か?あきらか?総二郎か?悪い事はいわねーよ
会社継ぐよりそっちの道に進め
俺様が投資してやるよ
声に釣られるように中を覗き込むと見詰め合ったまま
動かない2人
183名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 01:24:37 ID:cWZr4mMo
ははぁ〜んここまでかシナリオはだったらここからは2人のアドリブだな?
見せてもらおーじゃねーか
類の手が牧野の頬を優しく包み顔がどんどん近づいていく
どうせフリだろ?

顔の角度が変わって俺は一気に硬直した
フリだと思っていたキスは頬ではなく唇に繰り返されていた
一度触れた唇は優しく啄ばむようなキスに変わり角度を変える度に
牧野の顔が赤く火照っていく。

お前らマジなんか?
俺が居なかった間に2人はそんな関係だったのか?
一瞬にして頭に血がのぼった

もう限界だ!!!
ドアノブに手をかけ勢い良く引いた
ドアが開いたはずが・・・
一ミリも動いちゃいない
なんだよっ

「おいっなにやってんだ?」

ドアの隙間から叫んだ。
あれ?
今確かに大声で叫んだのに2人共キスを辞めるどころか一層深くキスを繰り返す

「おいっ」

「おいっ類、牧野っ」

俺がどんだけ叫んでも2人はびくともしねー
あきらと総二郎も現れない
こんなに大きな声を上げても使用人すら現れない
なんだよっクビだっ全員クビだ

再度ドアノブに手を伸ばそうとしたがもびくともしねー
なんなんだよっ

「おいっ誰か?あきら、総二郎いるんだろ?
 おいっ類、牧野っもーわかったから
 おいっタマ、タマはいねーのかよっ    」

俺がどんだけ体を動かすとしても石の様に重くて動かねー
俺がどんだけ叫んでも誰も気づかねー

部屋の中の2人は俺の声なんか聞こえてない様子でいつの間にか
部屋の片隅にあるベッドに移動していた
横たわった牧野に覆いかぶさるように重なる類

何度叫んでも届かない声
何度動かそうとしてもビクともしない体
どうなってんだよっ

俺は爪が掌に突き刺さるほど強く握り足を前に出そうと必死にもがく
額には嫌な汗が滲み
届かない声、動かない体、2人の密会に苛立ちがピークにきた
184名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 01:25:54 ID:cWZr4mMo
ベッドの上でお互いの服に手をかけ一枚、また一枚と床に投げられる
繰り返すキス
類の手が牧野の体を撫で回す

唇から首筋に
体中にキスが繰り返され
類の手が牧野の胸を捉えて形にそって撫でられる
愛撫が繰り返されると鼻にかかった甘ったるい声が部屋に響く

おいっやめろっ
やめてくれ

血がのぼった頭じゃ考える事さえできねー
ジタバタしてみたもののビクとも動かず
ただ隙間から2人の情事を肩で息をしながら眺める事しか出来ない

下着を剥ぎ取られた牧野の形のいい胸の突起を口に含んだ

「あっんっ」

類から与えられる快楽に喘ぐ姿が艶かしく
行為の合間に愛しそうにみつめる2人は正に演技ではないと思った

俺の耳には胸の突起を愛撫する類の唇の音と荒い息
愛撫に答えるように吐かれる甘い吐息が直ぐ傍に感じた

「んっはぁっ」

類の愛撫が激しくなったのか牧野の手が類の頭をかき回し
さっきより大きな喘ぎ声が聞こえてくる

胸への愛撫と同時に体を弄る手
潤んだ瞳で類をみつめる牧野

「気持ちいい?」

「んんっはぁっうん」

「司とどっちがいい?」

「あっそっそんな事わかんないっ」

繰り返す愛撫に限界なのか足と足を擦りつけ
ベッドにかかとを何度も擦りつけシーツに大きなシワを作っていた
体を弄っていた手が太ももに移動して内ももの柔らかな肉を抓むように楽しんでいる
どんどん頭がぼーっとしてきた
みたくもない行為を見続けなければいけない状況に爆発しそだ

「あぁっんんんっんっはぁっ」

ごくりっ
生唾を飲み込んだ音が脳に響いて心臓が大きくドクドクト波打つ
ドア一枚隔てた直ぐそこで世界でたった一人の愛しい女とガキの頃からのダチの情事
全身に嫌な汗をかいて気持ち悪い
輪郭をなぞって滴り落ちる汗を拭うことも出来ない
185名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 01:26:30 ID:cWZr4mMo
「はぁっんっんっんっ」


ちゅっちゅぱ
牧野の喘ぎ声にねっとりとした愛撫の音

今すぐ瞼を下ろして見たくない
今すぐ耳を塞いで牧野の声も聞きたくない

今すぐ部屋に乗り込んで類をぶっ飛ばしたい
今すぐ部屋に乗り込んで牧野に事情を聞きたい
今すぐ部屋に乗り込んで・・・嘘だといって欲しい

想いと裏腹に部屋を覗いたままの俺は牧野の姿に欲情した・・・
俺だけが知っているはずの牧野の淫靡に歪む顔は類も知っていた
そんな光景を見ながら下半身が硬くなり始めた自分に心底幻滅した

足を開かせた類は溝に指を沈めた

「はぁんっつ」

ゆっくりと指が上下してその度に類の頭を牧野がかきむしる
体は仰け反り速さを変えて抜き差しされる度に一層大きい喘ぎ声が部屋に響いた

「あぁんっあっつ」

「んっ牧野っいつもの言って?」

胸への愛撫を止めた類が牧野に声をかけた
下半身の指は相変わらず動いていてその動きに合わせて牧野の腰も上下している
口元を手で覆った牧野が照れたように類をみつめている

「言わないとっここで終わりだよっ」

「んっんんんっるっ類・・・好きっ」

「オレも好きだよっ」

はにかんだ笑顔で類を引き寄せる牧野・・・
やめろっやめろっ


「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」


聞きたくない言葉・・・
拳を力任せに握り大声で叫んだ・・・・・



夢編は、ここまで長くなってごめん
後編は後日
186名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 01:46:25 ID:YnnI1ItB
イイヨーイイヨー!!!!
wktkしながら待ってます(・∀・)
187名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 03:30:07 ID:Gwy0oi5p
すげえええ楽しみっす!
188名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 16:22:05 ID:vxGZQ07G
イイネ!イイネ!
続き楽しみに待ってます!
189名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 19:49:33 ID:u2gR2kXW
遅まきながら>>75でリクエストした者です。久々にのぞいてみたら
まさか応えてくれる方がいたなんて…本当に嬉しい!ありがとうございます。
190名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 23:15:28 ID:UDhya4kd
色々彷徨ってここへ来ました。他スレは何だか叩きが最近多い気が...。
ウソバレ氏いる? そろそろ次回作が見たいです。
191名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 19:58:16 ID:TW9/+5HM
>>190 タイトルからしてドラマ版はここではスレ違いでしょ。>>72さんも言ってるし。

ところで、ドラマ版別に立てていいのかな?
ここの流儀がよくわからない。古参の住人さん教えて下さい。
192名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 20:26:20 ID:v9fGiY4M
既存のスレなら、「ドラマ・シネマのエロ台本スレ」というのがあったと思う。
需要がありそうならドラマ版のスレを立ててもいいのでは。
193名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 11:54:54 ID:JnAzdjaw
>>185 後編待ちほしゅ
194名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 03:27:14 ID:dDP5c8VM
落ちそうなのでage
195名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 23:31:51 ID:20+UxR9Z
moeta

age
196名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 01:44:51 ID:zgV2+B4R
\\  ビ    \\  \  \\\  \\ \ \
 \\ \\ ュ    ウ     \\ \ \\
 \\  \\  \\  \ ウ  \\\ \\
 \\\  \\ \∧_∧      ウ  \\ \
  \\  \\  (`Д ´ ∧∧      ゥ\ \\
     \ \   (   (゚Д゚ )  \\ \\ゥ\\
 \  \\   \| | |  ヽ    \\    ゥ
 \\ \ \\  (_(_UU( )〜′ \\  \\
 \  \\ \  | ̄ ̄|     ̄ ̄\ \\ \\
   \ \ \  / Y \  ∨  |   ̄ ̄ ̄ ̄ヽヽ
 \\  \\  |  |  |  \  ヽ
      たとえ人が来なくても、今はただ耐えるのだ!
197名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 07:38:50 ID:3e6a2OL3
>>196
チャ〜ん
198名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 08:03:43 ID:i3sEQOYd
>196
一人じゃないぞ!
耐えるんだ
いつか春は来る〜
199名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 22:43:29 ID:jg6C/s6g
保守aga
200名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 23:25:13 ID:H/Eg0aC1
ageんなボケが
201名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 00:34:12 ID:NDZBzeBl
「うわぁっ」

雄叫びを上げベッドに飛び起きた。
ぜーぜーと肩で息をしながら額からこめかみを流れる汗を拭った
状況が上手く呑み込めねー
夢だったのか?現実だったのか?
体は妙にだるいのに頭ははっきりしていて徐々に平静になるにつれて
体に掻いた汗でパジャマがべっとりと張り付いて不快感に襲われた。

まて、牧野は?
慌てて左手にゆっくり視線を落とすとシーツに包まるように眠る牧野が目にはいった
「はぁ〜」ほっとしたのか酷い脱力感に襲われる
夢とはいえ瞼を落とせばあの光景がリアルに浮かんでくる

あいつ夢にまで出てきやがって全く嫌な奴だな!!!!
さっきだって牧野と親しげに話しやがって・・・
まー俺の夢に登場できただけでもありがたいと想えよ
2度目はねーからなっ
夢なんて久し振りに見たぜ今年はいって初かっ
体に張り付いたパジャマがイライラさせる
隣で無防備に眠る牧野の寝顔までむかついてきた
シャワーだ
さっぱり綺麗に洗い流してやるさ
現実にあんなことが起きるわけねーからな
今日はちょっとあいつらが仲良さそうにしてたから気になっただけだ

俺はベッドからそっと抜け出すと足早にシャワールームに向かった
202名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 00:38:05 ID:NDZBzeBl
汗を含んだパジャマを脱ぎ捨てると鈍い音がした

金色の蛇口をひねるとほわほわとした湯気を立てながら勢い欲お湯が流れ出した

頭から熱いシャワーを浴びながら脳裏に浮かぶのは類と牧野の情事
淫らに絡む2人の姿・・・
あーーーーーーーやっぱムカツク
殴りてーーーーーー
だめだだめだっ牧野がまた怒るし、あきらに総二郎がまた面白がって
3年は言い続けるからな
やらしー顔しやがって
何が好きだよっ
あんときの類と牧野の顔を思い出すと・・・
なに考えてるんだよ!!!
時間がたつにつれて曖昧になる記憶に所々現実が交差して
さっきより苛立ちが抑えられなくなってきた

どうにも落ち着かない俺はシャワールームから戻ると
ベッドの片隅に腰を下ろした。
シャワーを浴びてすっきりするはずが胸の中はまだもやもやとしていた
タオルで髪を大雑把に拭きながら牧野の寝顔をみつめる
203名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 00:40:23 ID:NDZBzeBl
お待たせしてスマソ
PC不調だから明日以降にします
204名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 00:42:25 ID:ZmUFQKCe
待ってまーす
205名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 00:54:13 ID:3GFYo0x9
ハァハァしながら待ってます!
206名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 01:36:55 ID:sdx9XzEs
待ってました。続き楽しみにしてます。
207名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 02:51:48 ID:s5OmnYrj
うまーい!描写がいいよ、いいよ
どちらかというと、台湾版道明寺の顔が浮かぶっす。。
208名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 10:17:48 ID:48gBrvEJ
待ってて良かった。
続きを楽しみにしてるよ!
209名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 20:26:59 ID:G0BkIIzR
やっと逢いたいと思えばいつでも逢えるようになった

やっと手を伸ばせば触れる事ができる

やっと心と体がひとつになれたっててーのに
夢と現実が逆転したな
俺は思わず苦笑した。

離れていた4年は仕事と勉強に明け暮れて
たまに見る夢に牧野が出てくるだけで幸せだった。
くじけそうになった日も怒りでブチ切れそうになった日も
牧野に逢える事だけを信じてつっぱしった。

やっと日本に戻ってきて慌しい毎日にくたくたになっても牧野の声を聞くだけで
パワーが湧く

どんなに疲れてても牧野に逢う為に睡眠時間を割いてでも逢えれば疲れなんか吹っ飛ぶ

NYで吸い始めたタバコも牧野がキスするたびに「不味い」って言いやがるからやめてやった
日本に帰ってきたら自然にタバコが不味くなったんだよ
多分、牧野に逢えないストレスからタバコに走ったんだな今はタバコは必要ない

こんな大口開けて眠るお前さえも愛しいぜ
そうだ夢なんだよさっきのは
現実が幸せだから逆の夢みたんだよ
そりゃ4年間逢えなかった間の2人には興味あるぜ?
だけどよ牧野のこと信じてやれるのは俺だけだからな
馬鹿馬鹿しいぜ全く
210名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 21:22:04 ID:G0BkIIzR
まて、類のやつ変な念力で俺の夢に侵入してきたんじゃねーだーろな?
あいつは寝てばっかだから眠りに関してはプロだからな
よしどんどん来い!!!
俺の夢に出てるって事は牧野の夢には出てないって事だろ?
まーいいさ災厄な夢だったが忘れてやるさ


体も乾ききった所でさてと寝るか今度はいい夢みせろよ
パジャマを用意させるのも面倒でバスローブを脱ぎ捨ててシーツに潜り込んだ

「んんんっ」

俺がベッドに入るとマットが沈んで牧野がうなるような声とともに俺と反対方向に寝返りをうった
おいおい、お前はこっちだろ?
肩に手をかけ俺のほうに体を転がそうとしたとき

「んっ花沢っるっいっ」

俺は自分の耳を疑った
こいつ類の名前呼んだだろ?

収まったはずの怒りの感情が一気に噴火した
やっぱりこいつら俺のいなかった間に
夢の中でもいちゃこいてんのか?

ふざけるなよ

俺は感情のままに牧野の肩にかけた手に力を込めた
211名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 21:22:34 ID:G0BkIIzR
「んっいたっ」

肩に痛みが走ったのか牧野の眉間にシワがより寝苦しそうな声が吐き出された
牧野に覆いかぶさると微かに瞼が動いた
邪魔なシーツを剥ぎ取ると牧野のパジャマの上着の襟ぐりに手をかけた

「んっ道明寺?」

体制を変えて馬乗りになった俺を下からみつめる牧野
まだ寝ぼけている様子で瞼は開ききっていない

襟元からきっちりとはめられたボタンに手をかけると

「ちょっちょっと何してんのよっ」

慌ててもがき始めた牧野を無視してパジャマの胸元を掴むと一気に引き裂いた

「きゃっなななんなのっ?」

ボタンがベッドのあちこちに飛んで肌蹴てみえた素肌には先ほどの行為でついた印が
体中にいくつも浮かび上がっていた

「ちょっとなに?なんなの?どいてよ」

牧野の口から次々と言葉が吐き出され逃げようと俺の体の下でもがいている
掴みかかってきた牧野の手を簡単に左手で止めてベッドに押さえつけた

不安に揺れる瞳ではなく鋭く睨みつける瞳から逃げるように唇を重ねた

「んんんんんんんんんっ」

唇を割って舌先を進入させる
右手は素肌を楽しむこともなく下着の上から胸を鷲掴みし強く揉んだ

「んんんっんっうぅうううっ」
212名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 21:47:46 ID:G0BkIIzR
掌にレースのざらざらとした感触が邪魔で下着をズリ上げる
掌で円をかくように強弱をつけて揉むと抵抗とは違う声が混ざり始めた
強く揉むたびに胸の突起が主張し始め逃げていた舌先も痺れるほど絡められる
突起を親指で弄れば体を仰け反らせて反応する
唇を離しぶつかった視線
先ほどまでの鋭い瞳から快楽で濡れた瞳に変わっていた

「んっはぁっやめてっ どうしたの?」

潤んだ瞳から視線を逸らすと首筋を辿ることもなく胸の突起を口に含んだ

「あぁんっちょっとんっ待って」

固くなった突起を舌で転がし甘噛みを繰り返す

「はぁっんっ」

「類となにしてたっ?」

「はぁっんっ?花沢っ類と?いつのことはっ」

「さっきだよっ」

「あぁっんっんっんなんのこと?」

ベッドに押さえつけていた手を開放してやると俺の肩を力一杯押してきた
どっかりと覆いかぶさった体は微動たりすることもなく肩を掴まれる度に
爪がくい込んで痛みが走った
213名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 22:28:48 ID:G0BkIIzR
「お前の体に触れていいのは俺だけだっ」

「はぁっなにいってんの?」

牧野の体から離れるとパジャマのズボンに手をかけた
すぐに俺の手を止めようと重ねられる牧野の小さな手
下着と一緒に膝まで下げるとジタバタと暴れる足を掴み開かせた
ベッドの隙間から体を無理矢理ねじ込んでパジャマが邪魔で開ききらない足の間に
顔を埋めた

「ちょっとヤダやめてよっ」

肩に乗せた足はジタバタと暴れだし自由になった手で俺の肩を何度も押している
指で蜜部を開くと固くなった突起を口に含んだ
指で弄る事はあったが始めてする行為
俺の頭を何度も掴み押しやる手も突起を舌でれろれろと舐める度に弱くなってきた

「はぁっはぁんっんっんっいやっ」

何時もなら牧野が快楽に仰け反り素直に反応する顔をみながら愛撫するのが好きだ
だが今日はとても顔をみられる心境じゃなかった

類との行為で淫らに悦んだ顔がちらついて声さえもムカツク
そんな2人の行為に苛立ちとは裏腹に反応する下半身・・・
なんなんだよっ

まだ濡れたりないそこからはとろりとした愛液が溢れてきた

女の体は恐ろしい
嫌だと口で言いながら体を弄ばれれば体は悦び男を誘い込む準備を始める

大きく舌を動かすたびに大きくなる喘ぎ声
くちゅくちゅといやらしい音をたてながら舐めれば抵抗していた手も今では頭を撫でている

「んっんっあぁっ」

ぐちゃぐちゃの心境
類が牧野に愛撫を繰り返す姿
類の愛撫で淫らに喘ぐ牧野の姿
俺の愛撫で抵抗しながらも淫らに喘ぐ牧野の姿
どれに自分の体が反応しているのか解らず下半身は一気に硬くなった

突起を開放してやると荒げた息を落ち着かせるように肩で息をする姿が瞳に映った
214名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 22:40:10 ID:EykOb4Wp
わくわく
215名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 22:41:22 ID:EykOb4Wp
わくわく
216名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 23:00:08 ID:wvbjpBPo
どきどき!
続きもよろしく〜
217名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 23:21:42 ID:+6KwOMMJ
素敵すぎる
続き楽しみだー
218名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 23:35:16 ID:G0BkIIzR
足の間に体を割り込ませるといきり立ったそれを泉に押し当てた

「まってっつけて?」

「めんどくせーよっ」

俺は泉に押し込むとまだ濡れきっていないのか俺が焦りすぎで入らないのか
なかなか収まらずぐいぐいと押し込んだ

「いたっいたいっ」

眉間にシワを寄せ俺の腕にしがみつく
そんな声を無視して蜜を絡めるように泉に押し込むとゆっくりと動かし始めた

「あっいたっんっんっ」

愛撫を怠ったとはいえ、ほんの数時間前にした行為と唾液で充分かと思ったが
まだ充分ではなかったようだ

逃げようとする腰を押さえつけ浮かしては沈め角度を変える度に苦痛の声は消えた
体がぶつかる音と蜜部からのいやらしい音が耳に残る

「んっんっんっはぁっん」

「はぁっはっお前、類としてんだろ?」

「んっんっしてないっ」

「類のこと好きなんじゃねーの?」

「はぁっんんっ好きじゃないっ」

「嘘ついてんじゃねーだろーな?嫌なんだろ?やめてやろうか?」

「あんっいやっ嘘なんてっついてない」

今のも泣きそうな表情
俺の腰に絡まる足は離れるどころか痛いほどに引き寄せられて濡れた唇からは
荒い息と甘い吐息が混ざり腰も動いている

「あんただけっあたしが好きなのは道明寺っあんただけっ」

物欲しげに見上げる表情と打って変って潤んだ瞳だけは真っ直ぐ俺をみつめている
速度を上げて突き上げればシーツにしがみつきキレイに敷かれていたはずのシーツは
大きなシワを幾つもつくっていた。

腰を動かすたびにベッドが軋み海を泳ぐマーメイドの様にシーツの中で乱れる姿は妖艶に映った

シーツを握り締めていた手が背中を駆け巡りお互いの腰の動きは早く深くなった

「あはぁんっもうダメっんっふっつ」
219名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 00:22:01 ID:yJfPkMX0
「我慢しろ」なんていった所でできるわけもなく
俺の背に爪を立てて乱れている

「はっもうっいきそうか?」

「んっはぁぅっもうダメっ」

「はっはっ一緒にいくぞっ」

額に滲んだ汗は頬を伝い牧野の体に滴り落ちる
腰を一心不乱に振り続けると中がきゅっと締まって

「んんんんっつあぁあああっ」

「んっくっつ」


腕に残った力で体を支え牧野の体に重なるように倒れこんだ
ぜーぜーと肩で息をしながら放心状態の牧野
体を離したくなくて繋がったままで牧野の回復を待つ
額や首筋に汗でべっとりと張り付いた髪を指でそっとはがす

「んっつ」

気だるそうに瞼を上げた牧野が怪訝な顔で俺をみている

「どっどいてよっ」

俺の肩を押して体を離すように催促が始まった
220名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 00:26:10 ID:yJfPkMX0
「どいてってば・・・で、なんなの?」

「お前夢みてただろ?」

「あーーーみてたような気がする」

「俺も見たんだよっ」

「それとコレがどんな関係があんのよっ」

「お前夢で類となにやってた?」

「はっ?なんでいわなきゃいけないのよっ人に聞く前にあんたが先に話しなさいよ」

額の汗を拭いながらぷりぷりと怒りしまいには俺の胸を数回殴りやがった

「お前がやってたんだよっ」

「はっ?何を」

「何をって今、俺達がしてた事をだよっ」

「なんで花沢類が関係あんのよ」

「だから類とやってたんだよお前がっ」

「ばっかじゃない?」大きな声で叫んだかと思えば腰をぐいぐいと押して
俺を追い出そうとしている

「うるねーなっ鼓膜敗れたらどうすんだよっ」

「あんたがバカみたいな夢みるからよっ」

「じゃーなんでお前の夢に類が出てきてんだよっ」

全く自分の行動がどれだけ俺を苦しめてるか解っちゃいねーんだよお前は

「だからっそのっ」

急に口ごもった牧野に不信感が湧いた

「絶対いわないっ」
221名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 00:26:40 ID:yJfPkMX0
「お前が正直に話さない限り離れねーからなっ」

まだ繋がったままの下半身ぐいぐいと押してやった

「ちょっとっ、けっ結婚式で花沢類が居眠りしてたからっ起こしてたの」

「はぁああああああ?なんで類と結婚すんだよ」

「違うわよっあたしとあんたの結婚式で花沢類が居眠りしてたのっ
 ましてやあたしが花沢類とこんなことするわけないでしょ?
 あたしが好きなのはあんたなんだから 
 それにあんたと違って花沢類は野獣じゃないんだからっ、ほらどいてっ」

俺の尻をペチペチと叩いて早口で言われた言葉に重要なポイントが3点
シラフの時に牧野の口から「好き」なんて言葉が聞けるのはすっげーレアなわけよ
しかも俺から催促されて言うのが殆ど
おいっ誰か録音してねーのかよっ

しかも俺と牧野の結婚式だぜ?
こいつ「まだ結婚なんて」っていっといて俺と結婚したくて仕方ねーんだなっ

俺が野獣ってどうゆう意味だよ
俺が怪訝な顔でにらみつけると牧野の口が開いた

「あっあんた自分の誕生日になんて夢みてんのよっ」
はっ?日付が変わって今日は俺の記念すべき誕生日か

「あんた本当にバカねっプレゼントは後にして先に言っとく
 誕生日おめでとう・・・結婚してあげてもいいわよっ」

「サンキューっおい今なんて言った?」

「結婚してあげるって言ったのほら、どいてっあっ」

「マジか?よし気が変わらねーうちにっ」

「ちょっと今終わったばっかりなのになんで固くなってんのよっ」

あまりの嬉しさに下半身も反応してしまった俺は

「よーしっ子供は多い方がいいからなっやるぞっ」

「ちょっとぉおおおおおおおっ」

俺がみた初夢は悪夢だったが牧野が聞いてチャラ
牧野がみた夢は初夢でもなく俺が聞いてしまったが半年後正夢になった
222名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 00:28:57 ID:yJfPkMX0
読み難かったらスマソ
長くなりすぎたw誤字脱字も大目にみてほしいw
御目目汚し失礼
223名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 00:32:57 ID:Pnv2P7Hc
よかったよー待っててよかった。
224名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 09:14:03 ID:FDylKG89
面白かったよ!お疲れさま! この内容で類バージョンも読んでみたい!どっちも好きだから。
225名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 10:18:32 ID:Rlw+rFj6
パワフルな司が面白かった。
また書いてね!
226名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 22:01:40 ID:eukg1ePw
絶倫な司にポッ…。読めてうれしい〜!ありがとう!
227名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 01:08:30 ID:QjaDxiAW
落ちもイイ!!GJ!!
228名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 18:46:16 ID:q0tWwmfJ
ローカルに置いて見ることのできる、花男スレキャッシュファイルです。
スレッド1から5の227まで拾ってあります。目次ついてます。
ダウンロード後解凍の上、 index.html をダブルクリックで見られます。
html が 2MB ありますのでローカルでも激重(w
修正はしません。疲れました。どなたかお願い。

ファイル アップローダ
ttp://sugar310.dip.jp/cgi/upload/upload.cgi (←アドレスコピーして半角hを補ってIEのアドレス欄にコピペで)
[up2462.zip]
hanadan archives
882kb
2006年01/30(月)18:36

passはかけてありません
229名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 22:32:25 ID:AzpHVc3q
このカプの需要はないかもしれんが・・・ほんのきまぐれで書いてみた。
他の作家さんが降臨するまでのツナギと思ってください。



「あたしたちいつも・・・過去形で話してる」
そうぽつりとつぶやいたサラの言葉に思いがけず俺はたじろいた。

ガキの頃から一緒に過ごし、一緒に大きくなった。
格式ばかりを重んじる温かみのないこの家庭に嫌気がさして、遊び歩くようになってもサラとだけは本音で話が出来た。サラが来てる時だけはこの冷たい家にも温かみが増すような気がしてた。
こいつだけは俺のそばでずっといっしょにいてくれるものだと思っていた。
だけど、サラは1人の男としての俺を求め、俺はそれを拒んだ。
多分俺は・・・怖かったんだと思う。
恋とはいつか終わりが来るもの。
そういう関係になって終わってしまうくらいなら このままあいつの気持ちに気づかないふりをしてこの心地よい関係を続けていたい、そう思っていたんだろう。
だけど、あいつがいっちまってぽっかりとあいた心の穴を見つけ、同時にあいつへの思いに気づいたんだ。あれからずっとサラを忘れられなかった。心の奥のどこかでサラを探してた。

「過去のことじゃないよ。俺は今でもサラ お前を必要としてる」
そういいながらそっと肩を抱き寄せた。
3月とはいえ夜明けの屋外はまだまだ肌寒い。
プルッと小さく震えたサラの肩は2年前とちっとも変わっていなくて、相変わらずやせっぽちで。
あの時俺の部屋で転びそうになったこいつを支えたときのまんまだった。
「ずい分遠回りしたけど、2年間を・・・埋めていかないか。俺と一緒に」
「ジロー・・・」
戸惑いがちに俺を見上げたサラの瞳が所在無く泳ぎ、突然ある一点で止まる。
「あ・・・」
朝焼けの中浮かび上がる「ジロー」の看板。
2年前にはあった「すき」の文字はもうなかった。
思わず顔を見合わせるが俺はすぐにサラの耳もとで次の言葉を告げた。
「なくなった言葉はサラの口から聞きたい」
この言葉が幼馴染としての俺たちの関係に終止符を打つことを願って。

「すき・・・ジロー・・・」
今にも消え入りそうな声でそう呟いたサラの背中を俺は力いっぱい抱きしめていた。
今までに数え切れないほど女を抱いてきた。
なのにこんなに胸が高まるのは初めてで足さえも震えるほど。
こんなに抱きたいって思うのも初めてで、でも大切にしたいっていう思いもあって。
牧野の鉄のパンツをなかなか脱がせられない司の気持ちがやっとわかった気がした。
230名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 01:37:04 ID:vDX08n/y
つなぎと言わずにもっと書いて下さい〜。
231221:2006/01/31(火) 18:08:15 ID:wVPaU5Ed
まとめでスマソ
感想ありがとう。
>224タソ少し待ってくれたらアップします。
232名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 10:14:03 ID:8eVGc1KQ
>>228
纏め人さんですか?乙です〜!
>>229
つ、続きはないのですか?(*´д`*)ハァハァ よければ是非お願いします
233名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 00:31:41 ID:dVgFARTY
類があたしの内側を刺激する
綺麗なその指を内側でくいっと曲げてあたしの弱い所をせめてくる

ねぇ、あなたの瞳に映っているのは誰なの
誰を想ってあたしを抱くの
その心には 誰が住んでいるの

聞けないままにあたしは一回目の絶頂を迎えた
234名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 08:01:27 ID:fVRZzEdI
>233を書いたのは>221タンかな?
続き待ってます
235233:2006/02/02(木) 13:44:25 ID:bhYnS9pt
類は薄茶のビー玉の瞳であたしの顔を覗きこむ

「今日はこれでおしまい」

いつものように最後まではしてくれない。

どうしてそんな切なそうな顔をするの?
あたしじゃその切なさ埋める事はできないの?
あなたの心は誰のモノなの?



236233:2006/02/02(木) 16:26:42 ID:bhYnS9pt
ぐったりとした体を起こして乱れた洋服を整えて帰り支度をする
本当はもっともっと ずっとずっと一緒に居たい
心地いい疲れに浸りながら 心あらずなあなたでも感じていたい 見つめていたい
でも、それは迷惑だろうから

「じゃ・・・・・今日はご馳走様。ありがとう か、帰るね」

興味なさそうに、チラッとこちらを一瞥して

「あぁ、またね 」

お手伝いさん達が頭を下げているのを横目に 
あたしは部屋から走って出て行く

寂しくて・・・寂しくて。

どうしてこんな関係になっちゃたんだろう
非常階段で過ごしたふわっとした空気に包まれる
あんな時間は二度と戻ってこないのだろうか・・・?

花沢類の気持ちはどうなの?
どうして最後まで抱いてくれないのに中途半端なことするの?
どうして心に誰か居るのにあたしにかまうの?

こんなにもあたしは  好きなのに
この気持ちは届かない 
237233:2006/02/02(木) 18:42:37 ID:bhYnS9pt
いつもいきなり掛かってくる電話
待ち合わせをしてご飯を食べて
類の部屋で優しいキス と 無言の途中までの行為

道明寺と別れてからずっと隣にいて支えていてくれた
ううん・・・別れる前からずっと好きだった

類を傷をつけていたのはあたし
鈍感な自分をいまさらながら責めてみる

   


今日のひる昼休みも会社の屋上でボーっとしていると電話が鳴る

・・・類からだ

嬉しさの反面の寂しさ

  「もしもし、牧野? 今日6時にいつもの所で待ってる」

  「・・・うん。あ、あたし、あ、あのね、・・・・・・・・」

  「くすっ・・・じゃあね」

強引な彼の誘いを断れない
優しいキスがほしいから
たった一回でも彼の手で昇りつめたいから
そう考えただけでも あたしの中心はジンッとなる


彼の心に誰が住みついているのか
彼の瞳に映っているのは誰なのか
怖くて聞けない。臆病なあたし

238233:2006/02/02(木) 19:09:43 ID:bhYnS9pt
いつものようにご飯を食べていつものように誘われる

 「ねぇ、家くるでしょ・・・?」

 「あ、あたしね、今日はいけない。」

思いっきり息を吸って一気に言う


 「は、は、花沢類が好きなの! 好きだからもう会いたくない。
  もうこれっきりにしてほしいの。
  あ、あーゆう事は、好きな人とじゃなきゃダメだよ
  花沢類も心に決めてる人に、言いなよ。
  いつも切なそうな顔して想ってる人に伝えなきゃ・・・しあわせになってよ」

目に涙をいっぱいためて顔を真っ赤にしながら力説しているあたしは馬鹿だ
類の心に誰がいても、ほんの少しの快楽でもいいって思ってたのに。

でも、それ以上に類には幸せになってほしいから

 「ふぅ・・・牧野はホントに馬鹿だね。」

 「はっ、はぁ??」

 「オレの心に住みついているのは牧野だよ。今も昔もこれからも牧野だけだよ」

 「だっ、だっていつも、、、途中までしかしないし。あわわ・・・あたし何言ってんだ。
  そ、その行為の最中もあたしの顔なんて見ないし、いつも心ココにあらずって感じだったし・・・」

 「待ってたんだよ。牧野が司を忘れて、本当に俺だけを見てくれるのを・・・
  ホントはいつも最後まで抱きたかったよ。
  でも、どっかで司の代わりになるんじゃないかと怖かったんだ・・・
  オレの思い込みだけで最後まで抱いてあんたを壊してしまいそうで」

 「・・・花沢類・・・・」

そんな風に想っていてくれたの?
あたしの事まだ好きでいてくれたの?

あたしは目の前の大好きな人に飛びついて抱きしめながらキスをした

 「牧野、これからは遠慮しなくていいんだね。
  そうと決まれば!行こう牧野。」
239233:2006/02/02(木) 19:43:03 ID:bhYnS9pt
いつもの類の部屋
いつもの類のベッド
いつもと同じ優しいキス

でも違う。気持ちが違う
あたし達はやっと心がつなっがた

何度も何度も優しく舌を絡めてくる。息が出来ないほど何度も何度も
角度を変えてあたしの舌を追いまわす

類のキスがあたしの首筋に一つ赤い花を咲かせる


  「もう、オレのモノ。誰にも渡さない。触れさせない」

類の独り言のような呟きを甘美に痺れる頭で聞いていた

類の手がいつのまにか太腿に降りてあたりを撫で回す
あたしの一番敏感な真ん中を優しく優しく刺激する
いやらしい手の動きに おもわず腰が浮いてしまう

それを合図にショーツの隙間から類の綺麗な指が進入する
内側を刺激され いやらしい音が部屋に響く
あたしは我慢できずに いやらしく声をあげ 一回目の絶頂を迎える


いつもはそこで終わる行為に恐る恐る目をあけて見る

類と目があう。まっすぐに見つめてくる薄茶のビー玉みたいな瞳


「 牧野 おれ・・・もう限界」


いきり立った類のそれをあたしのびちゃびちゃになった中心にずぶっと差し込まれる
 
 「あっ・・・あっ・・類、類、類」

何度も打ち付けられる
深く浅く、何度も。
そうしながらも左手はあたしの敏感な真ん中を刺激し続ける

 「る、、類、いいっ、好き、好き、、、気持ちいいよぉ」

思わず叫びあたしは頭の中が真っ白になった
同時にあたしの中に類が放った


 「牧野、愛してる」

あたしは嬉しくてぎゅっと類に抱きついた

 「くすっ、そんなに引っ付くと下半身が反応しちゃうよ・・」


望むところよ!だってずーっと類に抱いてほしかったんだもん!


              終
240233:2006/02/02(木) 19:50:14 ID:bhYnS9pt
>234しゃん
私は221タンではありません。あんなに流れる文章かけませーん

でも続き待ってますなんて嬉しい事おっしゃてくれるので
調子にのって連続投下してしまいました

初めて書いた話なのでちゃんとなってるのかどーだか

でも結構サクサク楽しく書けました
241名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 20:28:30 ID:NlZU4yMi
なんか読みづらいし、わかりづらいような・・・
242名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:51:12 ID:oxLlkHEO
−司がNYへ発ってから5ヵ月後の夏休み−
『プルルルル…』つくしの携帯電話が鳴った。
道明寺の番号だった。「もしもし…」2日ぶりの電話に声を整え電話にでるつくし。
「もしもし…牧野か?俺だよ」
「何よそ行きの声出してんだよ。そんなに俺と話せるのが嬉しいのか?」
照れながらも嬉しそうに話す道明寺。
「嬉しいわよ…」珍しくも素直に答えるつくし。
「・・・!」電話の向こうの道明寺は真っ赤になりながら絶句する。
「実はな、来週土曜から3日間、日本に帰るんだ!」
気を取り直し道明寺が話しだす。
「えぇ!本当?」思わず声が大きくなるつくし。
「痛ぇ!そんな大声出されたら鼓膜破れるわ!・・・土曜から3日間、
俺のために牧野の時間空けといてくれ。昼には着くから、俺んちで待っててくれ。
じゃ、よろしくな!」
ガチャン!ツーツー…捲くし立てるように一方的に話し道明寺が電話を切った。
『なに、一方的に話して切っちゃって…でも、でも、やっと会える。
何ヶ月ぶりだろう、嬉しい・・・どうしよう・・・』
携帯電話をじっと見つめ微笑みながら思うつくしだった・・・。

243名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:52:10 ID:ed7VgyeQ
>>233さん
よかったよ!
私は好きです。
244名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:52:37 ID:oxLlkHEO
−土曜日−
午前10時30分、つくしは既に道明寺家に居た。
タマとお茶を飲みながら道明寺を待つ。
「えらい早くきたもんじゃのぉ。嬉しくて嬉しくて待ちきれず落ち着かなかったんじゃろ。」
図星を突かれ「っうっ(図星指されてる…)嬉しいなんて・・・
家の用事も済ませちゃって退屈だったから」と苦しい言い訳をするつくし。
落ち着かずうろうろしだすつくし。それを見かね、
「まぁいいわい。坊ちゃんが帰ったらすぐ呼んでやるから、坊ちゃんの部屋で待ってな」
タマに促されつくしは司の部屋に移動した。

司の部屋のベッドに座り、きょろきょろと落ち着きなく司を待っている。
しかし待ち疲れ、ウトウトしてきた。
『あ・・・いけない眠っちゃ。道明寺が帰ってきちゃう・・・』
緊張のため昨夜寝られなかったためか、つくしは急に睡魔に襲われ
そのままベッドで眠り込んでしまう。
245名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:53:26 ID:oxLlkHEO
「お前ってホントいつでもどこでも寝れんのな」
聞きなれた、でも懐かしいその声に目を覚ますつくし。
目を開けると鼻先が触れるほどの目の前に司の顔があった。
「ぎゃっ!」大声を出し飛び起きるつくし。
「『ぎゃっ!』はないだろ、てめぇ。感動の再会が眠って出迎えかよ」
そう言いながら道明寺は起き上がり、つくしを抱きしめる。

「会いたかった・・・」搾り出すように司が言った。
「私も・・・私も。会いたかった。」
そういうつくしの目には涙が浮かんでいた。
抱きしめられながら顔を上げ道明寺を見つめるつくし。
「ごめんな、寂しかったろ」
つくしの涙を長い指先でそっとふき取ると司はつくしに優しくくちづけた。
優しいキス。顔を少し離し見つめあい再びキス。深く長く−。

「充電」
つくしを見つめ、照れながら司がつぶやく。
「恥ずい・・・」つくしは顔を真っ赤にし顔を反らせようとする。
抱きしめていた右手でつくしの顔を司に向け再び唇を重ねる二人。
軽く、深く、時折見つめあう。
「あ〜っっ!こんなんじゃぁ、充電1日ももたねぇ!」
246名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:54:10 ID:oxLlkHEO
再び強くつくしを抱きしめ、その手を緩めるとつくしの両腕を掴み
すばやくベッドに座らせる。
「んんっ!?なにすん・・・」
言い終わらないつくしの口を塞ぐようにつくしにキスをする。
司はつくしを左手で支え、キスをしながらベッドへ横たわらせる。
つくしの上に四つんばいになった司。
そのキスは、唇へ、髪へ首筋へとチュッチュッと音を立てながら移動してゆく。
司の唇がつくしの首筋に触れ軽く舌先が当たった瞬間、
「あっ・・・」つくしが思わず声を漏らす。
その声につくしへの愛しさが増した司はそっと顔を離しつくしを真上から見詰める。
「リベンジしていいか?次会えるときまで俺の体をお前でいっぱいにしておきたい」
静かに、強く司が言う。
「・・・うん。私もフル充電しとかないと、次会えるまでもたない・・・」
つくしが司から目をそらし、頬を赤らめ小さな声でつぶやく。
その横顔を見た司は『やべーっ。かわいすぎる・・・』
と思うと同時に手が動いているのだった。
つくしの頬に耳にチュッとキスをしながら司の長くしなやかな指は
つくしのブラウスのボタンをひとつひとつ外していった。
左腕でつくしを支え、右手は背中に伸びる。
247名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:54:46 ID:oxLlkHEO
背中を触られつくしが「あ・・・」再び小さな声を上げる。
その声に煽られた司は唇にキスをしながらブラのホックを外した。
「あ・・・やだ…自分で外す」照れながらつくしがか細く言うと
さらに司は煽られる。「ダメだ・・・」と再びキスでつくしの唇を塞いだ司の右手は
つくしの肩にかかる。ブラウスの肩とブラのストラップが同時に落とされた。つくしの左の乳房が露になる。
「恥ずかしい・・・」顔を背けるつくしに司の感情は一気に高ぶった。
「俺もうダメだ・・・!」とつぶやくと、司はすばやくシャツを脱ぎ、
つくしの残りのブラウスとブラを一気に剥ぎ取った。
唇、首筋、そしてつくしの胸の突起にキスをする。
「あぁっ・・・」つくしが声を上げる。
さらに胸の突起にキスをし、舌先で愛撫を始める。
右手はもう一方の突起を優しく撫でている。
「ぁあっ、やぁっ・・恥ずかしいよ・・・道明寺ぃ」
熱っぽい眼で司を見つめるつくし。
つくしのその頬を唇をやさしく左手で触れながら、
口を休めることなく腰に移動。
「きゃぁっ、あぁ、あぁ・・・」くすぐったさは快感に変わり、
快感に漏らすかわいい声はさらに司を煽り立てる。
「牧野、好きだ。・・・愛してる」つくしをじっと見つめ司が言う。
「私も・・・私もだよ。道明寺を愛してる」つくしが言うと同時に司は再びつくしを抱きしめ、
深い深いキスをする。司の舌がつくしの口腔内を優しく愛撫する。
無抵抗だったつくしの舌も司の愛に応えるように、司の舌先に絡めてゆく
248名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:55:38 ID:oxLlkHEO
つくしを抱きしめていた司の右手はつくしのジーンズにかかった。
キスを止め、つくしを見つめる司。
「牧野、大好きだ、愛してる」
つくしがこれからの行為に怖がらないようにと優しく優しく司が言った。
つくしの恐怖心を和らげるための司の優しさを感じ、思わず司にキスをするつくし。
「ありがとう。こんなにも待ってくれて。道明寺、大好きだよ」
熱っぽく見つめながらつくしが言う。
「はぁぁ〜、やべぇ、幸せすぎて苦しいぜ。こんなん初めてだ」
「私も幸せ・・・しばらく会えなくても、次会えることを楽しみにそれまで生きていける」
「よし、じゃぁ、次の時までの分、充電だっ!」
そういうと司はつくしのジーンズと下着を脱がせ、ベッドの下に無造作に投げた。
司は自分のジーンズと下着も荒っぽく脱ぎ捨て一糸まとわぬつくしを強く強く抱きしめた。
そして再び唇を重ねる。始めは軽く、次第に深く、司の舌がつくしの口腔内を強く優しく愛撫する。
司の右手はつくしの下腹部に移動し、つくしの蜜部に到達した。
蜜部を開き、硬くなった突起を優しく弄ぶ。泉から蜜が流れ出す。
「ん、んんっ」司の動きが激しさを増すたび、つくしが声を漏らす。
「はっ・・・恥ずかし、い・・・」快感にうまくしゃべれないつくしに(や、やばい、もうダメだ俺!)
「限界超えたっ」
司はつくしの足の間に体を割り込ませると、いつの間にかゴムを装着し、
いきり立ったそれをつくしの泉に押し当てた。
249名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:56:22 ID:oxLlkHEO
「牧野、いくぞ」
「う・・・うん」顔を赤らめ司を見つめる
(やばい、かわいすぎる)より司のそれはいきり立つ。
「痛かったら言えよ」そういうと司は蜜でいっぱいになったつくしの泉に優しく押し込んだ。
「んっ!いっ痛・・・」つくしは苦痛に眉間をゆがめ、司の両腕を強く握る。
「あっ、大丈夫か」(怖ぇ、牧野壊しちまいそーだ)ゆっくり泉から引き抜く。
「んんっ、大丈夫、ゆっくり優しくしてくれたら・・・」顔を真っ赤にし、眼を潤ませ司を見つめる。
(やっべぇ!かわいい、かわいすぎるこいつ!)「大丈夫だ、優しくする、牧野。・・・愛してる」
そういうと再びつくしの泉に優しくゆっくり押し込んでゆく。
「あっ、んんっ・・・」
「大丈夫か?」
「うん・・・大丈夫。道明寺が私の中にいるのがなんか嬉しい・・・」
(!!!なんてかわいいことを言いやがるんだ!)つくしに再びキスをし腰をゆっくり、動かせ始める。
つくしの蜜に溢れた泉は、司の腰の動きに合わせネチャネチャと音を出し始める。
「あん・・・あぁっ、あ・・・」右手の甲で口を押さえるも漏れてしまうつくしの声に
ますます煽られた司の動きは激しくなる。
「好きだ!!つくし!」
初めて呼ばれる下の名に、感動の涙が出てくるつくし。
「痛かったか?大丈夫か」つくしの涙にハっとし、腰を止め司が言う。
「違うの・・・なんでこんなに好きなんだろうって思って・・・」頬を赤らめるつくし。
250名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:56:57 ID:oxLlkHEO
(!!!!!)
つくしの中の司がドクンっと膨らんだ。
ゴム越しの愛液がつくしの中を暖かくする。
「お前がかわいいこと言って、かわいい顔すっから、俺もう限界超えちまったじゃないか・・・」
顔を真っ赤にしてつくしに呟く。
「?」訳のわからぬつくしは司を見つめる。
「だーかーらー、そんなかわいい顔で俺を見んなっ!」
と言い強く強く、つくしを抱きしめる。
「どうしたの? つ・・・つか・・・さ」
(!!!???)
「お前・・・今・・・」顔を真っ赤にし、抱きしめたまま再びつくしの顔を見つめる。
「つ、司も私のこと『つくし』って呼んだじゃん。同じ呼び方しないと変でしょ・・・」
再び強く抱きしめる司。
「つ、続きは、この3日間たっぷりやって、フルどころじゃない充電していくぞ。3日間、家に帰さねぇからな」
「えぇ〜3日も一緒にいたら飽きちゃうかも・・・」いたずらっぽく笑うつくし。
「何!飽きるだと!? こんな男前独り占めにしといて何言うか!お前!!」
「嘘だよ・・・次会えるときまでの為に、道明寺の感触を忘れないようにしたい・・・」
「忘れられないくらい抱きしめてやるよ・・・ってお前、また『道明寺』かよ!」
「なんか慣れないね〜『司』なんて。ま、道明寺の方がしっくりくるからこっちでいくわ」
とあっけらかんと答える。
「はぁ〜、恋人っぽくはなかなかなれねぇもんかね」少しがっかりしたように道明寺。
「いいじゃん、私たちっぽくって」
「じゃぁ次ぎ会うときまでの宿題な。『司』って呼べるようにしとけよ」微笑むと、つくしに優しくキスをした。

「ねぇ・・・」
「ん・・・どうした・・・」キスの余韻に浸りながら司が答える。
「ぼちぼち抜いて欲しいんだけど・・・」顔を赤らめ、つくしが言ったのだった。
251名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 23:56:26 ID:ogNkHFKz
(・∀・)イイ!!
つかつく大好き!!

ずうずうしくもリクエストさせて頂きたいのですが…
司がつくしと過ごしている時に、
なんらかのアクシデント等で
射精してしまい、つくしにバレないようにするが
結局バレてそこからHに…みたいな(;´Д`)ハァハァ・
変態ですいませんw射精フェチなんです…
司のオナニーとか最高w(;´Д`)ハフハフ…

作家さま、ヒマがあればどうか
お願いします(´・ω・`)
252名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 01:41:44 ID:xTdYm5JZ
>>251
テラワロスw
なんつーか、251が好きだ。
253名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 01:43:25 ID:Tt9Ofr5C
待ってました!
つくつか!!!
もう二人のウブさが出ていて何度も読み返しました
「ぼちぼち抜いて欲しいんだけど・・・」
もう最高すぎます(涙)
結局抜かず朝まで抱き合いながら寝るっていうのをリクエストします
続き楽しみにしています★
254名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 02:56:00 ID:Kh+URvNl
誰かの話に似てる・・
255251:2006/02/03(金) 14:23:02 ID:UF4DtWqZ
度々すいません
本人(司)は出したくない
or出す気がないのに
抑え切れず出てしまう、という所がポイントなのです。
なおかつ相手(つくし)にも出してやろう、なんて気はなく、
エロい場面でないのにもかかわらず…
みたいのが大好きです。(;´Д`)ハッフハッフ…
心優しい作家さまがおられましたら
ぜひお願い致します。(´д`)
ずうずうしくてすいません。
こんな場所でしか読めないので…(´・ω・`)(´・ω・`)ショボボーン
256名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 15:49:26 ID:9YoDFXXP
つかつくは可愛いな〜GJです!
初体験といえば興奮しすぎて勃たないバージョンも読んでみたいかも。
司はそんなヤワじゃないだろうけどw
257名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 18:11:19 ID:UCEObaT/
251が好きだ(;´Д`)
道明寺のオナニー話は読んだことないかも。夢精してるのでもいい・・
変態だな。自分・・
258名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 19:12:53 ID:3OLL7pJo
久々にコミック読み返し、最終話に改めて悶々としていて、
辿り着いたのがこのサイトでした
他のたくさんの素敵な作品に自分の妄想を膨らませてたんですが
愛に満ち溢れて、思い遣りと優しさでいっぱいの初体験が見たかったので
自分の妄想&希望を書いてみました
表記がバラバラだったり、他の素敵な作品に影響されてたらゴメンナサイ
思いついたら続き書いてみます

259名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 19:34:29 ID:3OLL7pJo
↑続きです
相手を好きすぎて、エロい場面じゃないけど、
相手の可愛らしさに出してしまうってうのは大好きです!!
好きだから繋がったまま寝るっていうのもかわいらしくて大好きです
夢でつくしが出てきて夢精ってのも愛に溢れ、ドキドキします
こんなに反応があり、嬉しかったです
妄想が膨らんだら違うバージョンも書いてみます

260名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 22:42:20 ID:c5tQcjE1
はじめまして〜 
いつも読ませていただいていましたw

いつもは読む専門なんですが251さんの書き込みを見て触発されました!
お目汚しで申し訳ないですが投下させていただきます・・

---------------------------------------

「くっ・・ 牧野っ・・・」

はぁ〜っ・・
なんでこの俺が自分でこんなことしなくちゃいけねぇんだよ・・


牧野と4年間離れる覚悟を決めて訪れたNY


殺人的なスケジュールに嫌いな英語、そんな生活の中で癒されるのは
あいつのことを考えているときだけだ。
時差があるから電話でもなかなか話せねぇし、
なによりあいつからは電話代がもったいないとかで全く連絡してこないときた。

ほんとに俺のこと好きなのか・・?

そう思うこともしょちゅうだがあの日の、あの晩のあいつは確かに俺

折れそうな身体のどこにそんなパワーがあるんだってくらい華奢で、
透き通るように白い肌、すいつくような柔らかさ・・

やべぇ・・
思い出したらまたやっちまいそうだ・・・

くそっ、牧野・・ 今度は熱だすんじゃねーぞ・・
今度こそお前とひとつに・・

くっ・・

それまではしばらく右手が代わりだな・・・

--------------------------------------

初書きでやっぱり書くことは難しい!と実感しました。
また頑張れそうなら投下させていただきます。

お目汚し、失礼しましたっ
261251:2006/02/03(金) 23:42:55 ID:UF4DtWqZ
>>260
ありがとう!!
本当にありがとうございます!!
私の中で貴女様はネ申でございます(´Д`)ポワワン
欲を言えば司のオナニー中の
リアルな描写を頂きとうございます。
擬音とか大好きですw
引き続きつかつくアクシデントバージョンを
書いて頂ける奇特な作家様を求めております。
「自分で書け」
と思う気持ちも良くわかりますが
何分自分の描写では興奮できません(´・ω・`)トホホ
私の携帯の予測変換は[お]と押すと
オナニー最高(;´Д`)ハァハァ…
とでた…orzモウダメポ

[裏花男・司の性事情]という本が出版されたら
二万まで出しますww
262名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 12:04:30 ID:K6wgfGGW
司は変なところロマンチストだから、
好きな女ほど汚せない→でもヤッチャター
→剥げあがるほど後悔OTL→久々つくしとの再会
→俺が右手に頼らないといけないのはお前のせいだふじこ
→そのままエチーなだれこみ

というギャグもチョト見てみたいな。
263名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 22:47:49 ID:MlKAKn5w
「はっ夢か・・・」

目が覚めて飛び込んできたのはオフホワイトの天井だった。
頭の先から足の先まで硬直した体・・・
何かに縋る様に力一杯握り締めた指を徐々に緩めるとベッドに起き上がった。
なにも身にまとっていない素肌に感じる生暖かな風が不快に感じる。

暗闇の部屋で時計のカチカチと時を刻む音が平静さを取り戻させてくれた。
ふと落とした視線はシーツに残る2ヶ所の変色したシワの跡だった。
どれくらいの力で握られていたのかを知らせてくれた。

体の力は抜けても固いままの下半身・・・

「はぁ〜あんな夢みたのに・・・」

ベッドに導かれるように体の力を抜いて倒れこむと柔らかなマットが体を包んだ。

「んんんっ」

ヤバイ起こしたかな?
体ごと左に向けるとベッドの端で俺に背を向けて眠っている彼女が
むにゃむにゃと寝言を言いながらベッドの端で寝返りを繰り返している。
そーっとそーっと起こさないように牧野に近づく・・・


無邪気な顔で寝息をたてている牧野の体を引き寄せると生肌の暖かさにホッとした。
深い眠りに落ちて力が抜けている体はされるがままに俺の腕の中に納まった
264夢・・・類Var:2006/02/04(土) 22:51:58 ID:MlKAKn5w
スマソ↑アップしたのはいいけど
更新できてなくて流れ変わってて
空気読めてなかったスマソ逝ってくる
265名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 00:52:29 ID:eULv78k8
>>264

待ってました!夢、類バージョン、リクエストした者です! 楽しみに待ってます!
266名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 01:32:29 ID:tOGeJzvm
age
267花火:2006/02/05(日) 07:32:53 ID:AvXXRE+O
ご無沙汰しています。

花火が何故ここへ?自サイトでやればいいのに…という話になるかと思うのですが…。

実は>>75さんの書き込みを見て設定にツボってしまい、>>138でぜひ書かせていただきたいとお願いをしていました。
こちらのスレの書き込みを元に書いたものなので、こちらで出すべきだと考え、ノコノコとやってまいりました。

>>75さん
冬休みの宿題を今頃やってきたようなものですが;
こちらを見ていらっしゃいますでしょうか。
もしご了承をいただければ、今回のお話をサイトへUPしたいのですが…。
(75さんのアイディアである旨の但し書きをつけさせていただきます)


先に同一設定で書かれている方のお話は、影響を受けないよう、あえて読まずに書きました。(投下後に心置きなく読ませていただきます)
同じ設定を元に書いていますので、もしかすると表現その他が多少被っている場合があるかもしれません。ご了承ください。

花火をNGワードに設定されている方、久々に出てきてしまってごめんなさい;
珍獣が来たと思ってしばらくスルーしてやってください。
268花火(朝霞の中):2006/02/05(日) 07:38:51 ID:AvXXRE+O
もうずっと周囲の景色が変わらない。
生まれ育った家で迷うはずがないと思いながら、司は廊下をぐるぐると歩き続ける。
堂々巡りを幾度か繰り返すうちに、やっと自分の部屋に辿りついた。
扉を開けると、部屋の中は昼のものとも、夜のものともつかない曖昧な光に包まれている。
ドアのそばに飾られた赤い薔薇に目をとめた。
朝露に濡れた花びらが小さな雫を滴らせ、蜂蜜のような甘酸っぱい芳香を放っている。
不思議な浮遊感を覚えながら、司はふらふらと部屋の中へと入ってゆく。
『牧野、どうしてここに…?』
いつの間に来たのだろうと思いながらも、目の前の官能的な光景に目が眩む。
ベッドの上に散らばった色鮮やかなトランプ。
カードを散らしたその真ん中に、白い背中をさらしたつくしが座っている。
カードを一枚一枚拾うたびに、しなやかに伸びる細い腕。
その腕の間からわずかに覗く丸みを帯びた乳房。
カードを拾い集めながら、時折、誰かを探すように周囲を見渡している。
『牧野…』
早く行って抱きしめてやろう。そして思いっきり−
はやる心を抑えきれず、つくしのもとへと駆け寄ろうとする。
が、躰が重く沈みこみ、思うように前へ進めない。
『な、何なんだ…?』
前へ進もうともがく司の目の前を、ガウン姿の男が悠然と横切ってゆく。
『類…なんでおまえがここに…?』
視点がぐるぐると回り始める。目の前で起こっている事がまるで理解できない。
269花火(朝霞の中):2006/02/05(日) 07:40:05 ID:AvXXRE+O
類は腕を組みながら、つくしの裸身を後ろから眺めている。
気配を感じたつくしはゆっくりと向き直ると類を見上げ、えもいわれぬ笑みを浮かべる。
類はその笑みに誘われてゆっくりと歩み寄り、つくしの頬に手をあてる。
どちらからともなく唇が寄り添い重なった瞬間、つくしの手に握られたカードは、ベッド
の上へとふたたび散り落ちてゆく。
カードを離したその手で、つくしは類の躰に愛しそうに触れる。
『牧野っ!おい、類!』
名を呼ぶ声は二人の姿を前に無残に弾き返される。
『おい!ふたりともどうかしちまったんじゃねーか!?』
司の悲痛な叫びは届かない。
つくしは慣れた手つきで類のガウンのベルトを解き、類の躰からすべてを取り
去ると、胸板に手をあて、何度も何度もキスを繰り返す。
『牧野、何やってんだ…おい、やめろ!』
握りしめた拳を振り下ろしても、むなしく空を切る。
つくしはゆっくり顔を上げ、類を見つめながら、何かを告げる。
『抱いて』
その声ははっきりと聞きとれなくても、わずかに動く唇の形でわかる。
その言葉に類は目で頷き、つくしとベッドに倒れこんだ。
類の唇がつくしの躰をなぞりはじめる。
『ああっ…』
唇が胸元へと辿りつくと、その声はますます甘さを増し、司の耳まで届くようになる。
『あんっ…』
うっすらと上気した肌。とろけそうな視線。
声を漏らさないよう口元に手をあてる仕草。
躰を重ねるたびにその目に焼きつけてきた、つくしの女の姿。
そのすべてが類の前で惜しげもなく晒されている。
『あんっ…』
びくんとしなった躰が、類と繋がったことを嫌というほど教える。
あまりに衝撃的な光景に、視野が暗く狭くなってゆく。
『どうして…どうしてなんでこうなるんだ…?』
激しく突き上げる鼓動に、胸が張り裂けそうになる。
重く躰にまとわりつく息苦しさを振り払うこともできない。
誰よりも愛している女。幼い頃からの親友。そのふたりの痴情にまみれた姿。
目の前で繰り広げられる行為にただ愕然とする。
その間にも二人は高みへと昇りつめようとする。
不意に司の方を向いたつくしが、何か物言いたげに唇を開く。
そして静かに首を振り、顔をそむけてしまう。
『ちくしょう!こっちを向きやがれ!牧野っーー!』
司の必死の叫び声に、つくしはまた振りかえった。
そしてゆっくりと司の方へと手を差しのべようとする。
その手を握ろうと、なりふり構わず手を伸ばす。
重い躰を引きずって一歩前へ踏み出した瞬間、足を踏み外しまっさかさまに堕ちてゆく。

『わーーーーーっ!』

270花火(朝霞の中):2006/02/05(日) 07:42:37 ID:AvXXRE+O
混り気のない朝の空気が、どこからともなく流れ込んでくる。
重く開いた瞼は、まだ目の前の景色さえも映し出せない。
耳元に届くのは幾度となく聞いた寝息。ゆっくりと肘をつき、肩を上げ躰を起こす。
やっと目の前に光が差し込んでくる。
夢だったのだと気づくのに少し時間がかかった。
山積みの仕事。否応なく肩に圧し掛かる道明寺家の後継者としての重責。
疲れのせいかもしれないと気を取り直し、つくしの寝顔を見つめる。
その指先は誰かを求めるようにわずかに伸ばされている。
瞼に焼きついた残像を振り払い、夢では触れることが叶わなかったその指先をそっと握り
しめる。
『んっ…』
つくしが軽く寝返りをうった。
起こしてしまったかもしれない。そう思いながらそっと頬を撫でてやると、つくしは思い
がけない言葉を発した。

『…類』

吐息のように漏れたその言葉に、司はかっと目を見開き、確信する。

つくしはあの夢の中にいる。
類の腕に抱かれながら、夢の続きの中でまだ快楽に溺れている−

いてもたってもいられず、つくしの肩を掴み、ぐらぐらと揺り起こす。
『おい、起きろ、牧野』
心地よい眠りを妨げられたつくしはぎゅっと目をつむり、シーツに深く躰を沈める。
『ちくしょう…起きやがれっ!牧野!牧野っ!』


起こさないで、もう少しだけ眠らせて−
つくしは遠くからかすかに聞こえてくる呼び声に、そっとつぶやく。
大きな胸の下。逞しい腕。汗ばむ躰。
肩に爪をたてて快感を伝えながら、絡み合う姿を見つめる、もうひとつの熱い視線を探す。
お願い、もう少しだけだから、もう少しで−
271花火(朝霞の中):2006/02/05(日) 07:47:30 ID:AvXXRE+O
『おい!起きろっ!』
つくしが目覚めを拒めば拒むほど、司は激高する。
何が何でも起こそうと、つくしの頬を軽くぱちぱちと叩く。
『痛っ…何?』
まだ覚めやらない目をこすりながら、ぼさぼさの髪もそのままにむくっと起き上がる。
『おまえ、今、夢見てただろ?』
その言葉に、つくしは思わずびくっと躰を震わせる。
たった今まで見ていた淫夢。相手の顔を覚えていない行為。
そんな事を司に気づかれてはいけないと、必死でその場を取り繕う。
『ゆ、夢なんて。そんなの見る間もないくらい、グーグー寝てたし!』
何とか話題を逸らそうと、わざとらしく枕元にあった時計を掴みとる。
『あーもう、まだ朝の5時じゃない。あたし最近バイトを増やしたからすっごく忙しいの
っ。休みの日くらいゆっくり寝かせてよね!』
まったく視線を合わせようとしないつくしに、司の直感が働く。
『おまえ、何か隠してるだろ?』
鋭い眼差しでつくしを見つめ肩に手をかける。
『なっ…何?』
振り返ったつくしのガウンのベルトに手をかける。
『きゃっ…何なの!』
いきなりつくしの腕を掴み、強引にガウンのベルトを解く。
『ちょっと!朝っぱらから何すんのよっ!やだ、やだ、やだってば!』
はだけたガウンを合わせようとしても、司の手がそれを許さない。
ガウンはあえなくつくしの肌から取りあげられてしまう。
つくしは何とか肌を隠そうとシーツを躰に巻きつけ、ベッドの上を転げ回る。
『おまえ、夢、見てただろう!俺にはわかってんだぞ!』
その言葉に冷や汗が流れる。
シーツは力づくでずるずると引き寄せられてゆく。
敵わない力に翻弄されながらも、つくしは必死で抵抗を続ける。
あきらめてシーツを手放し、胸元を隠しながら司から逃れようとする。
『ごまかそうたってそうはいかねーぞ!正直に言えっ!』
逃げ回るつくしをベッドの隅に追い詰める。
『見てないもん!いやらしい夢なんか!』
思わず叫んだあと、慌てて口をふさぐ。
『俺はいやらしい*イだなんて一言も言ってないぜ。自分からバラしてりゃ世話ねえ
な。』
司はふっと笑みを浮かべ、観念したつくしを捕らえる。
272花火(朝霞の中):2006/02/05(日) 07:50:24 ID:AvXXRE+O
『おまえ、類に抱かれる夢、見てただろ?俺も同じ夢を見てたんだぜ』
つくしの頬に手をあて、顔をぐいっと仰がせる。
『えっ?同じ夢って…まさか、そんな…』
同じ夢、という言葉につくしは驚きを隠せない。
『だからわかってんだよ!おまえ、類に抱かれていただろ?』
なぜここで類の名前が出てくるのか、つくしは訳がわからず混乱する。
『えっ?ちょっと、待ってよ!違うよ!確かに…してたような気がするけど。それに…』
そう言いかけて、また慌てて口をふさぐ。司はその仕草を見逃さない。
『それに、って何なんだよ。全部白状しやがれ!』
司の怒りが空気を激しく揺るがす。
つくしは身を縮めながら頭を垂れ、夢の続きを告白する。 
『その…しているところを、誰かに見られていたような気がして…』
司はその告白に目をぎらつかせる。
『見ていたのは俺だよ。類に抱かれながら俺の視線を感じて、ますます興奮してたって
か?』
慌てて首をふるつくしに、さらに追撃ちをかける。
『じゃあ、寝言で類≠チて言ってたのは何なんだ?』

夢の中にいたふたりの男。腕に抱かれた男。それを見つめていた男。

『あ…』
逞しい肩、腕。その手にまだ残る感触は目覚めた今でも鮮明に蘇る。
抱かれていたのは、絡み合う姿を見つめていたのは−
眠りの彼方へ迷い込んだ記憶。それを手繰り寄せる糸はふっつりと切れている。
『あ、じゃねーよ。んないやらしい夢見やがって!』
胸を隠す両手首を掴み、無理やり開かせる。
『何するの!やだっ!』
華奢な手首に指先がめり込み、脈打つ血筋を止める。
掴んだ両手を広げ、高く掲げる。
目の前に晒された乳房が小さく震える。
『あんな…あんな淫らな夢…』
力で磔にしたつくしを見下ろし、首筋に噛みつく。
『ああっっ…』
全身を瞬時に駆けた痛みに痺れ、躰が動かなくなる。
『んっ…ふっ…』
薄く繊細な肌をじわじわと噛みしめる。
バランスを失い崩れそうになる細い躰を、さらに力をこめた腕で支える。
『はあっ…あっ…』
苦しげに肩で息をするつくしを磔から開放し、胸に抱きとめる。
赤く染まった傷跡を舐めあげ、耳元でささやく。
『俺の目を見ろよ』
273花火(朝霞の中):2006/02/05(日) 07:59:02 ID:AvXXRE+O
うっすらと滲んだ目が司を見上げる。
『こんな風に類と見つめあっていたんだぜ。ホントは覚えてんじゃねえのか?』
つくしは弱々しく首を振る。
『違う…違うよ…』
言葉とはうらはらに、いつものつくしとは違う、迷いのある表情に司は苛立ちを覚える。
夢の行為の代償。それはひとつしかない。
『俺のガウンを脱がせろ』
命令じられるままに、つくしはガウンのベルトを解く。
その手つきは夢の中で見たよりもぎこちなく、ベルトを解くのにももたつきながらガウン
を取り去ってゆく。
『胸にキスしろ』
戸惑いながらも、つくしはおずおずと胸に手をあて、そっと鼓動をうつ場所に唇を寄せる。
夢の中で見た、類に触れるなめらかな手つき。胸板をなぞる唇。
たかが夢だと思いながらもその全てに嫉妬を覚える。
つくしを躰から離し、その裸身を見つめる。
例え夢の中でもこの躰を他の男が抱いたのだと思うと、抑えきれない感情が湧き上がる。
再びつくしを組み敷き、十字に磔にする。
『罰だ…』
唇が白い肌を貪りはじめる。
耳朶を噛み、獣の熱い吐息を吹き込む。
『ああっ…』
無意識に逃れようとする手首をさらに強く抑えつける。
瞬きもせず、つくしが身悶えする姿を目つめ、夢で見たつくしの姿と重ね合わせる。
耳から首筋、そして舌先は、つくしの敏感な場所へとたどり着く。

淡い色の胸の蕾。その小さな蕾を舌先で何度も何度も執拗に弾く。

『あっ、あんっっ…』

綻んでいた蕾は舌先で濡れ硬く尖りはじめる。
つくしを磔から解放すると、その手で乳房を乱暴に揉みしだく。
『ああっ…やっ…』
乱暴な愛撫を拒みながら、その声はとろりとした甘さに満ちている。
上気した肌がうっすらと湿り気を帯びてくる。

274花火(朝霞の中):2006/02/05(日) 08:09:07 ID:AvXXRE+O
司の指先はつくしのもうひとつの敏感な場所へと滑り込む。
小さな茂みをかきわけ、小さな芽を探りあてる。
『あっ…ああっ…』
司の指先に呼応するように喘ぎ声をあげる。
右手で司の髪に指を絡め、左手で自ら胸をそっと揉みしだく。
微細な指先の動きに弄ばれ、躰は何度も弾み、そして果てる。
『やだ…指だけじゃやだ…』
それでも司は決して自らをつくしに与えようとしない。
『夢で散々類に抱かれたくせに、まだ抱かれたいのかよ』
求めるつくしを冷たくあしらう。
『指だけじゃいや…お願い、道明寺…』
情欲に溺れ、その救いさえも司に求める。
『だったらもっと欲しがれよ…夢であんなに欲しがってたじゃねーか』
つくしは切なげに眉間を寄せ、熱くなっている司のものへと手を伸ばそうとする。
司はその手を先回りして捕らえ、求めるものに触れさせようとしない。
散々弄んだ場所は激しく火照り、指先では物足りないほどに溶けきっている。
『道明寺っ…道明寺…あっ…ああっ…』
気がつくと、つくしの目から小さな涙が零れ落ちそうになっている。
涙ぐみながら、それでも指先から絶え間なく与えられる刺激に耐え切れず躰をしならせる。
泣かせるつもりなどなかったのに−
苦い思いがつくしを弄んだ指先に小さな痛みを与える。
『牧野…牧野…』
名を呼ぶたびに胸が締めつけられる。その後の言葉が続かない。
司はつくしの願うまま、すべらかな内腿の間に熱くそそり立った自らのものを沈める。
『あんっっ…』
もう誰もふたりの間には入りこめない。
それを確かめるように、荒々しいほどの波を打たせる。
ぬかるんだ音。肌が触れ合う音。胸の下で悩ましげに喘ぐ声。
つくしと確かに繋がっている。
それでもまだ、あの夢の中での類との行為が目に浮かぶ。

『おまえを手に入れたはずなのに…夢は叶ったはずなのに…。こんなことで不安になるな
んてな…』

唇を噛み、つくしを見つめる。
目を閉じて見る夢の中でもつくしを求めてやまない。
その想いの深さにつくしの胸が熱くなる。
そして、司から注がれる愛に甘えて口にしなかった言葉で、その想いに応える。
『愛してるよ…夢の中でだって…』
つくしは目の前で荒ぶる獣の頬に手を差しのべる。
『牧野…』
その目から険しさが消え、ただ愛を乞い願う美しい獣へと変わる。
つくしの頬に手をあて、涙の筋を拭い去る。
そっと重なりあった唇から互いの想いが溢れ出す。
『道明寺…』
強く抱きしめる腕の筋線に指先を這わせる。
『牧野…』
朝の眩しい光が、ふたりを包み込む。
『ああっ…』
つくしの唇から歓喜のような短い喘ぎ声が漏れ出す。
その声を聞き届けた司はつくしの中で自らを熱く迸らせた。
275花火(朝霞の中):2006/02/05(日) 08:17:22 ID:AvXXRE+O
時化の後の静かな波打ち際。
乱れたシーツもそのままに、ふたりは行為の余韻に浸る。
『あの夢…あたしを抱いていたのは道明寺だったよ』
司の胸の中でつくしはぽつりとつぶやく。
『でも、おまえ、相手の顔覚えてねーんだろ?』
そっと髪を撫ぜながら、つくしの顔を覗き込む。
『確かに顔は覚えていないけど…でもわかったんだ。あれは道明寺だった』
首を傾げる司の前に掌をかざす。
『この手が…覚えているんだ。あれは道明寺だったよ』
掌をじっと見つめるつくしの目に迷いも嘘の影も無い。
『じゃあ、寝言で類って言ってたのは何だったんだ…?』
そのつぶやきに、つくしは複雑そうな表情を浮かべる。
その表情に気づき、髪をそっと撫で額に唇を寄せる。
『いいんだ。もう怒ってねーよ』
つくしの手をとり、胸の前でぎゅっと強く握りしめた。
276花火(朝霞の中):2006/02/05(日) 08:18:44 ID:AvXXRE+O
だいぶ日が高くなった頃、司は屋敷の片隅に一人佇んでいた。
広い邸内の中でも、ひときわ人目の届きにくい場所。
それゆえに幾重にも張り巡らされた防犯カメラを睨みつけ、用心深く背を向ける。
服のポケットから携帯電話を取り出した。メモリーを呼び出し、ためらいがちにボタンを押す。
コール10回。あきらめようとした寸前に、相手はようやく電話に出た。
『こんな朝早くから何…司?』
類の眠たげな声が聞こえてくる。
相手が寝起きかどうかなど、考える余裕はない。
遠回りはしないと、単刀直入に用件を切り出す。
『朝早くって、もう昼だぜ…。それよりおまえ今朝ヘンな夢見なかったか?その…牧野
が出てくる…』
類の吐息が一瞬止まり、沈黙へと変わる。
『なんで知ってるの?』
類に代わって今度は司の吐息が一瞬止まる。
『俺も見たんだよ…その…牧野と、おまえが出てくる夢を…』
夢の中で絡み合う類とつくしの姿がふたたび蘇る。
あたしを抱いていたのは道明寺だったよ−
あれはつくしの思いやりのある嘘だったのかもしれない。
そう思いながら、類にさらに詰め寄る。
『見たんだな、あの夢を…』
軽く寝返りをうったのか、ベッドが軋む音が電話の向こう側から聞こえてくる。
『あんな夢見たって言ったら、司、怒るだろうなと思って黙ってるつもりだったんだけ
ど』
類の声がゆっくりと起き上がる。
『ふーん…司、俺と同じ夢を見たんだ。そういうコトもあるんだね』
ひとり考えに耽る類の思考を罵声でさえぎる。
『んなこたどーでもいいんだよ!おまえ、見たのかよ!牧野のあんな…あんな姿を…』
興奮して捲くし立てる司の声に、類の声が覆い被さる。
『見たよ。しゃーないでしょ、あの場合』
その冷静な口ぶりが司の怒りをふつふつと沸きあがらせる。
目の前に再びちらつき始めた二人の悩ましげな姿が、怒りの沸点をさらに上げる
『しゃーない、じゃねえだーろが!夢の中とはいえ、よくも…よくも牧野を…』
怒り狂う司をよそに、携帯電話の向こう側から類の深い溜息が伝わってくる。
『ふたりが絡み合う姿を俺に見せつけておいて、それはないでしょ』
『あ?』
一瞬、類が何を言ったのか理解できず、ぽかんとする。
『俺、まだ眠いから。電話、切るよ』
類の声が再びゆっくりと横たわってゆく。
『あ、おい、待て!おいっ!』
追いすがる司の声を、ツーツーという無機質な音が突き放した。
『ちくしょう、類のやつ!』
力いっぱい押したリダイヤルに応答したのは事務的な女性の声だった。
お客様がおかけになった番号は電波が届かない場所にあるか電源が入っていない為かかりません…お客様がおかけになった番号は…
『んだよっ…電源切りやがって!』
司は携帯電話をブチっと切り、ポケットへと押し込んだ。

『俺は確かにあの夢を見たはずだよな?でも牧野は相手は俺だったって…。しかも
類まで…。ん…なんでそうなるんだ??』

END
277花火:2006/02/05(日) 08:30:30 ID:AvXXRE+O
長々とお邪魔致しました。

更新がうまくできなかったのかうっかりして『夢・・・類Var』に割り込んでしまいました。
大変失礼いたしました;
申し訳ありませんでした。
278名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 12:43:48 ID:tOGeJzvm
内容がすごく濃くて本当に良かったです。
279名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 13:54:45 ID:i1okIZM7
昔からのスレ住人だけど
私ン中では花火さんがマイベスト作家さんです
久々に読んだら改めて思ったわ・・
花火さん、またよかったら書いてくださいね
280夢・・・類Var:2006/02/05(日) 15:46:12 ID:SveW26it
263はスマソなかったことで
28175:2006/02/05(日) 21:30:43 ID:R1glF8mX
>>267
>>75です。花火さん、本当にありがとうございます。
まさか花火さんに書いていただけるとは…夢にも思わず
作品が落ち着いて読めないほど感激しています。
是非、サイトへもupして下さい。ここでもサイトでも読めるだけで満足なので
但し書きは無しでお願いします。
282名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 02:53:57 ID:3qtcwuSy
>280
アリアリで続きをひとつ
283名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 09:01:28 ID:Yj4htNSA
>>280
シチュ同じだから展開も似る。
でも書く人によって味わいが違うんだよね。
アンソロジーみたいな気分で書いてくれるとうれしい。
284名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 12:26:06 ID:SEEGHPGD
つくしの事が好き過ぎて不安になる司が切ない

このままだと監禁しそう
285名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 06:22:42 ID:cRucdFmb
監禁  やっちゃいそう・・・w

私は類派なので許せませんが

>>280 なしなんて言わず書いてください
嫉妬する類・・・かわいすぎます
お願いします


286名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 08:12:40 ID:68BM5sHW
>>280タン
上に同じく
夢・ルイルイバージョン待ってるよ〜
夢ネタは作家さんの創作意欲をかきたてるお題目だったみたいだね
>>75タン、GJ!
287名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 09:41:01 ID:93iXjLb+
>>280タソ
是非とも書いて下さい!
288名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 01:02:40 ID:EpUDo/+b
>>277
ここでまた花火さんの作品が読めるとは思っていなかったので
感激です。いやー。半ば強引な司はかなり萌え。ごちそうさまでした。

>>280タン、そんな事言わずに是非!お待ちしてますよ〜
289Flower☆Girl:2006/02/08(水) 08:15:07 ID:iVCX7cmJ
久しぶりに遊びに来てみました。自サイトで運営に差し支えるために
撤去した部分だけ載せていきます。ある夜の類とつくしの情景です。

ひとつひとつボタンが外される度にあたしは体が熱く
なっていくのを感じた。ボタンが外され、ブラジャーが丸見えになる。


花沢類はブラジャーの上からそっと胸をなぞるように捉えて、
そして愛撫する。

その間もキスは止むことがない。舌を絡ませあい、
深く熱く繰り返されるキス・・・・

そして優しく、そして強く、強弱をつけながら胸を揉み、
そしてブラジャーをそっと外すとピンクの小さな突起を指で刺激した。
指でこねたりつまんだり指でそのピンクの突起を転がすようにもてあそんだ。

「あっ・・あんっ」

あたしは思わず唇を離し、声を出してしまう。
その声を聞くと花沢類は今度はそのピンクの突起を口に含み舌で
レロレロと舐めはじめた。そして今度はチュパチュパと
突起を吸い上げては舌を絡ませ、そして片方の手はもう片方の胸を
優しく揉んでいる。

チュッチュパッチュパ

「やぁ・・んっ あっ・・はぁん・・」

あたしは背中をぞくぞくとさせた。
舐められる度に下着に湿ったものが流れていくような感触を味わう。


部屋中には二人の甘い吐息が響き渡っていた。


290Flower☆Girl:2006/02/08(水) 08:16:33 ID:iVCX7cmJ
「・・・牧野、気持ちいい・・・?」

花沢類はいったん胸から唇を離すと目を潤ませながら
突然そんなことを聞いてきた。

あたしは顔が真っ赤になる。

「・・・や・・だ そんなこと・・・聞かないで」

あたしが恥ずかしそうにそっぽを向くと、さらにこんなことを言った。

「・・・もっと気持ちよくしてあげる」

そう言うと、花沢類はまたあたしの胸に唇を這わせ舌を遣って
またさっきと同じところを刺激する。そして片方の手を腰の
あたりをさまよわせながら、下着の上から今度は下の突起を
指で刺激し始めた。


・・・っ!

体中に電気が走る・・・

「あっああぁんっ」

あたしの声が高らかに鳴り響くとさらに刺激を強くし、
下着の上からこすりつけるように指を上下に動かした。


「・・・ここ・・染みになってる」

そう言いながら、するりと下着の中に手を入れると、
今度は直接そのぷっくりとした部分を優しく指で愛撫する。

「んんんっ やぁ・・ああっはぁっ ああんっ・・・」

直接触れられた部分はさっきの刺激よりもずっと快感を与えた。


もう何も考えられない・・・・快感と愛しさとそれだけで
いっぱいで体中が操られているかのように感じた。


そして愛撫していた指が花芯を捕らえたとき、
あたしはいっそう高らかに声をあげた。

「あっ!!あああっ や・・ぁっ・・んんんんんっ」

思わず口元を押さえるあたしの手を静かにどかせると、
花沢類はこんなことを言う。


「・・・恥ずかしいことなんかないよ。もっと感じて。自然に力抜いて。」


そう言うと、あたしの足をゆっくりとM字に開かせ、
目の前のぱっくりと割れたそこに顔を埋めた。
291Flower☆Girl:2006/02/08(水) 08:18:12 ID:iVCX7cmJ
そして、ゆっくりと舌を這わせ、花びらを溶かしていくように舐めた。

ピチャピチャピチャ

厭らしい音がまた部屋中に響き渡ると、その音がさらに
あたしを快感に導いていた。


「あっあっ はぁっ ああっん・・」

そして花びらの周りをさまよっていた舌が、
今度はピンク色に染まりピンと張った花芯を
捕らえた。

その瞬間、あたしはまたさっきよりもずっと大きな電気
が走るのを感じた。

「あっあっあっああああああっ やっ・・・なんか・・はぁっ・・」

あたしが耐え切れなくなって腰を浮かそうとするとそれを
ぐいっと引き止め、さらに刺激を続ける。
そしてわざと音を立てて強く吸ったり舌を尖らせて刺激したりする。

チュウウッチュパッ ピチャピチャっ

厭らしい音がさっきよりも激しさをまし、
あたしのそこはまるで滝のように蜜が溢れている。
とどまることなく流れ、それをすくうように花沢類は吸い上げた。


「んんんっ あっあっ ああっ だめっ・・・・ もう」

だんだん限界が近づき、あたしが花沢類の顔をそこから遠ざけようとする。
それでも離してはくれず、どんどん溢れる蜜を丁寧に吸い上げる。

チュウっチュパっチュ ピチャっ・・・チュチュっ

「やっんっ だめっ・・・や・・ほん・・と・・・にもう・・・」

あたしはついに限界を迎えそうになる。
292Flower☆Girl:2006/02/08(水) 08:19:52 ID:iVCX7cmJ
「・・・いいよ。そのままイカせてあげる。」

そう言うと、さらに舌をたくみに操り、激しく速さを増して
花芯の周りを舌で舐めまわした。
そしてきつくまた吸い上げ舌を尖らして刺激を強く加えた瞬間・・・


・・・・・っ!!!!!!!!

「あっ!! ああああああっ やぁっ うっんんんっ!!!」


・・・・・・・

・・・・・・・

あたしはその瞬間頭が真っ白になって落ちていった。


そして、花沢類はそんなあたしの足をまたさっきよりも大きく開くと
自分自身のものをゆっくりと中へ進入させた。


「あっ!あああっ はぁっ はぁんんん」


イッたばかりだというのに、そこへまた熱く大きく
硬いものが進入してくるとすぐにまたイキそうになった。

「ふぅっ・・・ ああん はぁっ ああっ」

花沢類は、あたしの両胸を揉みながら、腰も左右に動かす。


「あっはっ・・・んんんんっ・・・!・・・」

きついその中にゆっくりゆっくりと奥へ奥へ入っていく。
そして奥まで入ると、今度はそれを抜き差ししながら腰を上下に動かす。

あたしは中を突き上げられるような感覚に体中がまた痺れを感じた。


擦れるような厭らしい音が鳴り響きながら腰を動かす。
だんだんとあたしはたまらなくなって自分から腰を動かしはじめた。
293Flower☆Girl:2006/02/08(水) 08:20:58 ID:iVCX7cmJ
それを感じ取ると花沢類はあたしの腰をがっちりと
掴んでM字に開いていた両足を閉じさせそのまま屈伸させると
また強く腰を動かし突き上げる。

あたしの中がギュウギュウと締め付けると、花沢類は快感で顔を歪めた。

「っ・・・」

男の人が感じている顔はどこかすごく色っぽく厭らしい
・・・・そしてその姿を見ると愛しさがこみあげてくる。

急に動きを止めると今度はあたしを四つんばいにさせ後ろから挿入した。

・・・・!!・・・

あたしは初めて取らされるそのポーズがすごく恥ずかしくて抵抗する。

「・・・っ類っ・・・だ・・・めっ 恥ずかしい・・・よ こんなっ」


あたしがそう言いかけると、有無を言わさずあたしの腰を
たかくひきあげまた動かしはじめた。

「っ・・・恥ずかしくなんか・・ないよ。
もっともっといろんなところ見せて。」

そう言うと、あたしの腰をつかみ、いっそう激しく腰を動かし、突き上げた。

パンパンっと打ち付ける音そして・・・クチュッグチュっ
という音がまた部屋中に鳴り響いている。

「あっ・・・あっあっ ああんんっはぁっ・・・」

あたしはまた快感の波が徐々に近づいてきたのを感じた。
またギュウギュウと中が締め付けるような感覚を覚えた。
そしてそれに比例して、中で熱く硬いものがますます硬度を増し、
大きく膨らんでいく。


後ろ向きにしていた体を、つながったまま今度は仰向けにされると
あたしはなんだか恥ずかしくなり、目をぎゅっと閉じる。
294Flower☆Girl:2006/02/08(水) 08:22:45 ID:iVCX7cmJ
すると、そこへ花沢類は優しくキスをした。
また口内へ舌を侵入させ、あたしのべとべとに濡れた
蜜が舌に絡みついたままなのか、ねっとりとしている。

ふっと目を開けるとそこには優しい顔をした花沢類の顔。

そしてこう囁く

「好きだよ・・・」

あたしはどうしようもなく愛しくなり、花沢類の体を自分の方へ引き寄せる。


「あたしも・・・好き・・・」


そう愛を囁きあったあと、さっきよりももっと深く腰を
引き寄せ、奥へ奥へと突き上げるように腰を動かす。

動かされる度にまたグチュグチュっと蜜がどんどん溢れていく。

そしてよりいっそう激しく動かされた瞬間・・・お互いに限界が訪れた

・・・・・!!!!


「あっあっ・・・・いいっ ・・・」

「牧野、イキそう? 言ってごらん・・・イクって。」

「や・・・やああっ はぁぁんんんんっ ふぅっ や・・だ・・ぁ」

・・・・恥ずかしくてそんな・・・言葉っ・・・言え・・ない

でもあたしはもうとっくに限界を迎えていた。誘導されるように
あたしはその言葉を発っした。

「んんんんんっ やっあああっはぁっ 
イ・・・イクっイクっ・・・・!!!」

・・・・・!!!!!・・・・・・

あたしのその声を聞くと、さらに腰の動きを激しくすると、
お互いに限界を向かえぐったりとそのまま果てた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから・・・あたし達は、一度だけじゃなく気が遠くなるほど
何度も何度も深く激しく愛し合った後
・・・・ぐっすりと眠りについた・・・・


終わり
295Flower☆Girl:2006/02/08(水) 08:25:13 ID:iVCX7cmJ
へたくそな文章でお目汚し失礼しました。
自サイトから消すくらいならここでupしたくて載せました。
暇つぶしということで、さらっと読んでいただければと思います。
以上です。
296名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 08:00:34 ID:OgJwDNR4
自分のサイトで出せないからって理由は微妙……
そういう理由で投下されてもレスしようがない。
297名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 11:33:56 ID:Ad9mII8H
>>296タソに胴衣だな。
余計な一言が毎回あるから正直モニョる…
298名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 11:56:34 ID:tpT9Jy4y
>>280タン
ルイルイ夢バージョン期待してますよ〜
絶対続き書いてね(・∀・)y
299名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 18:07:26 ID:LMqx9cPE
ここはお前のチラシの裏じゃないんだと小一時間(ry

は言いすぎだけど、ま、もうちっと言い方があるわな。
300名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 00:30:08 ID:zPeX+OhK
(´ー`)y-~~
301名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 11:37:05 ID:Y7xwMcdd
類×つくしとあるからには
類らしさ、つくしらしさがあったほうが良いような・・
登場人物の名前をいれかえてもいけそうだったので・・
エロ小説って難しいね
302夢・・・類Var:2006/02/10(金) 15:00:03 ID:1mJgRl7/
リクd 近日中にUPします
司初夢をUPしたの自分なんだけど
花火さんに非があるわけではないんだけど
同じつくし×司と花火さんが書いた内容が
類似点に困惑した・・・消化するまでに少し
時間がかかって申し訳ない。

もう少しひねりたいからしばしお持ちを
長文スマソ
303名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 19:08:52 ID:w14hw7+a
花火の書いたのが良かっただけに、だろ?
かわいそうにな。
304名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 19:39:17 ID:H5K7mDQe
>>302タソ ↑そんな事無いよ
確かに似てる部分はあるだろうケド
書いてる題材が同じ夢なんだし。
私はあなたの書いたもの大好きです
すごい司らしさ、類らしさが出ていて素晴らしいと思います
ルイルイバージョン期待してます(・∀・)

305名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 22:49:51 ID:xEzVYGRP
>>302タソ
時間がかかっても構わないので
満足いく物を書いてね。
首を長くして待ってるよ(・∀・)
306名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 03:00:03 ID:D9H+QEam
>>302 自分も良かったと思ったよ。
シチュがシチュだけにあの程度似る事は想定内。別に気にならなかった。
どっちもすごく良かったので又書いてホシイ!
307名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 09:14:24 ID:npGm9I2S
類似点が気になったっていうのはさ
花火サンにパクられたと感じたってことじゃねーの?

同じシチュリクで書いてるなら似てて当たり前だと思うがな

308名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 13:32:41 ID:Gz9ejGUI
Flower☆Girlさんのお話私は好きです!!
これからも楽しみにしてます!!
309名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 01:51:02 ID:/Y+C2Dd/
読む方は偉そうに文句だけ言ってればいいんだから楽だよな。
書き手がいなくなるの納得。花火タンもFlowerタンも可哀想。
なんだっていいじゃん。読めれば。
310名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 01:52:05 ID:+/L0Bju7
もう少し期間おいてから書けばよかったんだよ花火。
そうすればどっちも楽しめたのにな。
残念だ。
311名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 03:45:55 ID:0gtn56Vs
Flowerタンだって過去ログで「カットした部分でもいいので載せて」
って書いた人いたからじゃないの?
下手するとすぐ過疎スレになるんだから、読み手も作家さんも
もっとマターリの心境でいいじゃね?
312名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 04:24:48 ID:3Ve985yX
>>311
自サイトだと運営に差し支えがある
なんて書かれたら素直には喜べないと思うけど?
言葉選びがマズかったって事でしょ
313sage:2006/02/12(日) 17:29:26 ID:GYE8DABk
>>302様 続き、すっごく楽しみにしてます!! 花火さんの作品も私は久々大興奮でとっても楽しませていただきました。
んで、現在は302様の「ひねりたい」発言にドキドキと期待しています。色々な可能性と感動、おすそわけしていただけたら嬉しいです。ドキドキとここで待ってまーす。
314名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 21:57:35 ID:OUeYjwyR
(゙д゙)ウッウー

315名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 09:27:01 ID:L+lZHnwb
全年齢向けサイト持ってる人や、エロなし投稿場所でやってる人が、
いつものとこに置けないエロバージョンを書いたらここで受け入れる。
この点に議論する余地はないと思う。
というか、 それを待ってます! という感じだし。

>>312
小中学生も来てる可能性のある表サイトに18禁小説を置けと?
まぁここの人たちは前から事情知ってたから、
あの説明は別に要らなかったんだけどね。それは同意。
316名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 10:18:01 ID:GT50TiYj
> 全年齢向けサイト持ってる人や、エロなし投稿場所でやってる人が、
> いつものとこに置けないエロバージョンを書いたらここで受け入れる。
> この点に議論する余地はないと思う。


なんで?パスかけるなり、隠しにするなりいくらでも方法はあるでしょ。



> 小中学生も来てる可能性のある表サイトに18禁小説を置けと?


ここだってそうですが?論点ズレ杉て話にならん。
317名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 11:05:05 ID:oFiVjP/B
いや、ここは違うだろう。
318名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 11:11:26 ID:xZJqCiKs
はぁ?(゜д゜)違わないだろ。
ここは2チャンの中だけど21歳以上しか入れないんだぞ?
それがどうして違うなんていえるんだ。
319318:2006/02/13(月) 11:15:35 ID:xZJqCiKs
ゴメン、自分日本語読めない人みたいだ…。カンチガイモハナハダシイ。

>316に、ここは21歳以上しか入れない場所だと言いたかったんだ…。

逝ってくる。
320名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 12:03:18 ID:I5lFXyiF
21歳以上しか入れない場所とは言っていても実際入れるわけだし。
まぁそれを疑ってたらエロパロなんて出来ないけど。
ただ自分もサイト持ちは制限かけて対処すればいいと思う。


いや、サイト持ちが投下したって良いんだ。余計な事言わなければ。
321名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 12:26:22 ID:laOKTy2k
自サイトの有無に関わらず作家さんの投下は大歓迎だよ。
痛い発言や誘い受けはやめて欲しいけどw

つーか読む方も荒さないように気をつけないとね。
322名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 00:07:29 ID:SJ+K4Mjt
1・カプ表記、傾向
2・本文

書くのはこれだけでいいと思うんだけど
323名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 09:33:58 ID:Y8BcMdM7
で、読ませていただく方は
批判がましいこと言っちゃだめな訳よね?

あなたの「○○○」はまるっで
○○○らしくないじゃん、アフォじゃん、
やってるだけじゃん、音だけじゃん、とかさ。
324名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 17:53:24 ID:LIPWt+EA
投稿する人がいなくなる訳だ。
325名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 19:08:57 ID:q+/olsdb
ダメ出しするにしても>>323みたいなのは論外
他に言い方ってもんがあるじゃん

あーギスギスしてたら作家さん来てくれないよ
夢ルイルイバージョン待ってるのにさ……
326名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 19:25:59 ID:ulAek/36
他に言い方ってもんがあるじゃん>>325
327名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 20:30:46 ID:s2xBQP66
ハァ?おまえらの方がよっぽどウザイ。なんだったら自分で書けば? 批判してやろうか?
書く方も読む方ももっと考えた方がいいんじゃね?
バカらしい。マジ萎える。
328名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 20:53:52 ID:O98lwJnn
っていうかサイトに晒さないなら、コテ付ける意味なくないか。
329名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 21:34:51 ID:A4XtCfr7
どかーん!
(⌒⌒⌒)
 ||

/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| ・ U      |
| |ι        |つ
U||  ̄ ̄ ||
   ̄      ̄
もうおこったぞう
330名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 22:01:01 ID:0MIqDuO4
>>327
…小学生?ここ21禁だよ。
言いたい事は分からないでもないけど、
それこそもうちょっと考えてレスったら?
331名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:05:40 ID:xEOV7q5y
牧野が牧野らしくないカッコでこっちに歩み寄ってくる
しなやかに腰を振りながら。
そのカッコは、シースルーのベビードールで歩くたびに艶かしい足がちらちら見える

驚いて声も出せないオレの首に腕を回し、色っぽい目でオレを見つめながら深く深くキスをしてくる
たまらなくなってその場に押し倒す。
されるがままに牧野は横たわる。
なぜかブラもつけていない牧野の胸を思いっきり弄び、舌で指先で執拗に愛撫を繰り返す
体中にキスをして赤い花を咲かす。
牧野の切ない甘い泣き声が耳に心地いい。もっともっと鳴かしてみたくなって下の泉に手を伸ばす
驚いた。同じ様にスケスケの下着は真ん中がぱっくりと割れていて
そのまま事が進めるようになっている。
たまらなくなったオレは蕾の中に指を進入させた
ひと際大きな声で喘いだ後、息もも絶え絶えに潤んだ瞳で見つめながら牧野らしくない一言。

「指じゃ嫌・・・道明寺がほしい。道明寺でぐちゃぐちゃにして!」
332名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 17:30:15 ID:MEMGmEaa
>>331
続き気になる。
333名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 22:35:04 ID:GTo/wFe1

挿入しようと牧野の足をM字に開かせ、ぱっくり割れた蕾にあてがい一気につきあげる
牧野はうっとりした表情で「いい・・・もっと・・・もっと奥までついてぇ・・・・・」
甘い声で懇願してくる。
たまらず思いっきり腰を打ちつけながら敏感なクリトリスを摘んでやる
オレの動きにあわせて自分の腰もいやらしく動かしている牧野が
「あぁ・・いい。道明寺、すごい・・・」喘ぎながらうわ言の様に呟く
牧野の中がオレを締め付け喘ぐ声も大きくなって一回目の絶頂を向かえたみたいだ
「ねぇ、次はあたしが上になる・・・」
牧野は信じられない言葉を口にしながら繋がったまま体を起こし、そのままオレを押し倒すように
キスをしてくる。深くオレの舌に絡ませて自分の唾液を送り込んでくる
積極的に腰を回しながら自分の一番いい所に摺り付け、よがり続けて
オレの手をとり自分の胸の頂きへと誘導する
愛撫してやると牧野の中もきゅっとしまる
だらしなく口をあけ今にも涎をたらさんばかりの恍惚とした表情で
「あぁーーーっ もう、、、だめ・・いきそうっ」
そう口にするとさらに激しく腰を摺り付けてくる
そんなに激しくするとオレもヤバイ・・・
334名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 22:36:53 ID:GTo/wFe1

目が覚めた・・・ソファで転寝してたのか、体中が痛い。
「・・・・・夢か・・?」
だよな、そうじゃなきゃあんな積極的でいやらしい牧野なんてありえねぇよな。
なんて寝ぼけた頭で考えながら、下半身の不快感に気づいた
やばい・・・オレ様とあろうモノが、嘘だろ!!
これこそ夢だ。そうだ、これも夢だ
なんて現実逃避してみても不快な感じは否めない
恐る恐る自分のボクサーパンツの中をのぞいて見る
「・・・」
信じられない。このオレ様が、夢精!?
よく思春期のガキがいやらしい夢を見てついつい出ちゃってましたっていう、あの夢精か???
ショックを受けながらもシャワーを浴びようと、よろよろとソファから立ち上がる。

冷たいシャワーを頭から一気に浴び、だらけた体を覚醒させる
同時に頭の中もくっきりしてくる
そりゃ・・・あんな牧野だったら夢とはいえ出るもんはしゃーねぇな
なんて思いながら、あのいやらしい牧野の喘ぐ姿を思い出す。
色っぽくオレを誘い、オレの上で乱れる牧野
妖艶な姿を思い出していると、オレの下半身が硬く反応してくる
ためらいながらも目を瞑りそっと右手をあてがう
夢の中の牧野を思いっきり陵辱しながらこすり続けた・・・
335名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 22:42:20 ID:GTo/wFe1
>>251タソ、259タンのアイデアを頂きました
へたくそで訳の判らない部分も誤字脱字も多々在ると
思いますがどうかご勘弁下さい。
御目汚し失礼致しました
336名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 09:57:41 ID:VXBD09ph
    ∧⊂ヽ
キタ━━(゚∀゚)ノ━━!!
____|⊃|____
\ 北 /| |\ 北 /
 \/ ⊂ノ〜\/
 /\(⊂∪⊃)/\
/ 北 \__/ 北 \
 ̄ ̄ ̄ ̄\/ ̄ ̄ ̄ ̄
337251:2006/02/16(木) 13:46:30 ID:ikvEc3vI
>>331サマ(・∀・)アリガトウ!!
こんな変態意見が通るなんて夢みたいだわぁ(;´Д`)ハッフハッフ…
誤字脱字なんてとんでもない!!
書いて貰えただけで恐縮ですだー!!|`・ω・)ノ
338331:2006/02/16(木) 15:26:20 ID:KAjCkSWf
こんなへたくそな文章を読んで感想まで頂けて
こちらこそアリガトウです(TдT)
調子に乗って色々書きだめているものを載せてしまっても
よろしいでしょうか?
339名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 15:39:33 ID:HVj2Xqej
投下しる
340名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 17:32:51 ID:z0QpBI6R
>>331
道明寺の夢精もの良かったです(・∀・)b
次の日につくしにあって、勝手に赤面してて欲しいです。
投下待ってますノシ
341名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 18:06:45 ID:mQ64Eh23
>>331タソ
是非、投下して欲しいです(*´∀`)
342名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 02:21:48 ID:UmB8cWNW
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
343331:2006/02/17(金) 11:24:09 ID:5zRqdVpu
お言葉に甘えて投下させて頂きます

オレと司は飲んだままソファーで寝てしまったらしい
起き上がるのが面倒で薄目を開けて辺りを見回す
総二郎とあきらの姿が見えない、たしかみんなで飲んでいたはずなんだけど・・・

帰ったのかな?まぁ、どうでもいいや。

瞼が重くなり睡魔に襲われかけたその時、信じられない光景が目にはいる。


牧野が寝ている司の横に座り、司の頭をそっと持ち上げ自分の膝に乗せる
そのまま愛しそうに見つめながら頬をそっとなでる

なんで、それはオレにする事でしょう。
牧野はオレの彼女なんだから。
それとも・・・また司に戻っちゃうの・・・?

起き上がって牧野を引き寄せ力強く抱きしめようと思うのだけど
体が動かない。
そんなオレの事などお構いなしに牧野は司にキスをした。

目を覚ました司は、起き上がり牧野を抱き寄せ深く深くキスをする
舌を絡ませあい、時折牧野の吐息が漏れる
オレにしか見せてはいけない、キスに酔ったうっとりとした表情で
司と見つめあっている。
司の指が牧野のブラウスのボタンをひとつづつ外して、だんだんと牧野の白い肌が
あらわになっていく。
司の指が唇がまるで生き物のようにいやらしく動いて牧野の体のあちこちを愛撫する
二人は俺に気づかれないように声を押し殺して感じあっている
そろそろいいか?なんて司に小声で聞かれて、素直にうなずき
司のモノに深く腰を落としながら、ハァっとうっとりした吐息
隣で寝ているオレにばれないようにか?激しい動きは無いが
ゆっくりと深く動いてる。
そのうち牧野がのけぞり始める、いきそうな時の合図だ
司もそれが判ったのか、少し激しく腰を打ちつけ、大きな喘ぎ声をあげそうな牧野の口を
手で押さえて二人は達した。

344331:2006/02/17(金) 11:26:09 ID:5zRqdVpu
続きです

達した後も二人は肩で息しながらも見つめあい微笑みあい
「牧野、愛してる」
「あたしもよ、愛してる、道明寺」
なんて囁きあっている。

・・・、二人は続いていたのか・・?
オレには恥ずかしいからとなかなか言わない言葉をいともたやすく
司を見つめながら口にする。

いいかげん腹が立ってがばッと立ち上がる

ハッと目を覚まし飛び起きた
いつもの何も無い自分の部屋のベッドの上。
「・・・夢か・・・」
心底ホッとしながら、夢とはいえかなりムカツク
何だよ、司も牧野も。


そのままもう一度眠ろうと思ったけど、夢の中で見た光景が頭から離れない
いつまでもいちゃつきあってる二人が頭の中から出て行かない

「・・・ふぅー、シャワーでも浴びようかな」
一人呟いて首をコキコキならしながら洗面室へと向かう


頭からシャワーを浴びて寝ぼけた頭がスッキリする。
なのに、頭の中からあの映像が離れない。

見つめあい、微笑みあい、キスをする。
そう、いつもオレと牧野がするように

あらわになった牧野の白い肌を思い出す
司に愛撫され、頬を上気させ、切なく喘ぐ牧野
仰け反りながら、腰をくねらせてもっと深く司を咥え込もうとする

そんな親友と彼女の背徳の匂いのする情事を思い出し、自分のモノが大きくなっている
腹立ち紛れに少し乱暴に右手でそれをこすりつける
裏切り者のいやらしい牧野を想い・・・
苛立ちとともに自分の中に溜まった白く濁ったものをぶちまけた。



345名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 16:19:47 ID:nScRbxng
331タンキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n`∀`)η゚・・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!

>>331
もしかしてサイト持ちですか?
346331:2006/02/17(金) 18:00:34 ID:5zRqdVpu
感想ありがとうございます
すいませんm(__)m
類にまでオ○ニーさせてしまいました
わたしも射精の虜になりつつあります・・・

>>345タソ
実は今日の朝に勢い余って開設しちまいました。



347名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 19:39:37 ID:q4X6WKMs
道明寺がNYに行ってしまったのをいいことに結託するF3
罠に落ちるつくし

技の西門
言葉責めの花沢
巨根の美作

・・・なんて想像力はあっても
文章力がない自分 _| ̄|○
348名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 22:01:59 ID:RtrSTPxH
言葉責めの花沢、書いて...。
349名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 22:05:57 ID:Nad4+bVA
>>331タン
おめでd。
先にあちらを見つけた後、ココ見てもしや?と思いましたヽ(´ー`)ノ
350名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 02:19:14 ID:eC0SCd87
>331
乙かれ。つくしが道明寺に膝枕をするくだりがツボにはまりました。

サイト開設されたみたいなので今から探しに行ってきます。
351331:2006/02/18(土) 06:28:02 ID:hTDFtR/u
早速の反応ありがとうございます
駄文ばかりですが頑張ります。
書いているものがどうしても怪しい方向に行ってしまうので
こちらにもまた書かせて頂くつもりですので宜しくです
352名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 10:54:39 ID:6+hsPhkr
>>331
すいません。
331さんの作品が好きでサイトに行きたいんですけど
いくら探しても見つかりません。
検索のヒントをもらえないでしょうか?
353名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 14:23:02 ID:zohCsZxU
>347
4Pでつか?
激しく読みたいかも・・・・

354名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 17:26:18 ID:qvPB+XG4
>>331タソ
待ってます!

私も検索のヒント教えて欲しい!
355名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 02:34:14 ID:vakTAkzR
パソコン持ってないから携帯で[花より男子 小説]で
ググッたら夢小説(司×〇〇←見てる人のやつ)ばっかりでてきた…
ちっがぁーうっ!!
司はつくしじゃなきゃいかんのですよ!!。・゚・(ノД`)・゚・。
「〇〇…」って私の名前じゃダメなんですよっ!!
携帯じゃあここしかつくつか読めないよ…(つД`)
356名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 03:34:11 ID:p5C+s8ri
>335
スレ違いだが検索を2次小説で検索するともっとひっかると思うよ。
357355:2006/02/19(日) 17:52:54 ID:vakTAkzR
>>356
ありがとう…パッと見た感じ
花より男子はほとんどなかったけど
新たな扉がたくさん開きました…。・゚・(ノ∀`)・゚・。
358名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 23:29:01 ID:HzCae2Az
331タソ
みつからない
ヒントお願いします
359名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 12:56:30 ID:8tf1yh+h
「ちょっとまて、お前、熱あんぞ」

道明寺があたしのおでこと自分のおでこに当てて言う。
さっき外のプールに落ちたからだ。
あたしはそう思った。
道明寺のため息が聞こえる。あたしは申し訳なさすぎて、強がりを言った。

「だだだいじょうぶだって
こんなチャンスに度とないよ」

「あのなあ」

道明寺があたしを抱きしめる。

「お前とこーしてるだけでいい」

そんなこと言われたら、明日から1人になることを思い出してしまう。

「だめ。やっぱり涙出ちゃうよ」
「うん」

道明寺があたしをさらに強く抱きしめた。
お互いの体温が溶けて気持ちいい。
もう、明日から道明寺はいないんだ。
道明寺のぬくもりを感じるほど、あたしは明日の孤独を感じてしまう。

360名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 12:57:14 ID:8tf1yh+h

「・・・・・・」

声にならない。
そんなあたしに道明寺が気付いた。

「なあ」
「なによ」

鼻水まじりの声であたしは答える。

「俺には、どんなに離れててもお前が必要だからよ。」
「道明寺・・・」

頭の上から聞こえる道明寺の声。あたしは目を閉じる。

「牧野、お前以外いらね-から。
だから、心配しないで待ってろ。」
「道明寺・・・」

心地いい道明寺の声。うれしくてふと顔をあげると、道明寺が優しく微笑んでいた。

「ひでー顔」

くしゃっと笑う。

「うっさいな」

涙でぼろぼろのあたしに道明寺は優しく唇を落とした。
そしてまたぎゅっと抱きしめて言った。

「お前にも俺が必要なんだよ」

かなわない。
この真っ直ぐな心に、あたしは心底負けたと思った。

「だから泣くな。」

あたしは道明寺の背中に力を込める。

「道明寺」
「待ってるね」

あたしは作り笑顔で言った。
きっと、ほんとにひどい顔をしていたと思う。
道明寺はうれしそうに

「おう」

と微笑んだ。
あたしを全部受け止めてくれるこのバカでガキで頼りになる男との間になにかを残したい。
この道明寺の心臓の音を近くに感じながら、強く思う。
証がほしい。
確かなものがほしい、と。

例えばそれは。
361名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 12:59:10 ID:8tf1yh+h
あたしは決心を固めて道明寺の整った唇に自分の唇を触れ合わせた。
やわらかい、あったかい唇。
愛しいと思う。道明寺の手が、あたしの首筋に触れた。
キスをもっとせがむかのように力を込めて、唇を離さない。
あたしも道明寺の頬に手のひらを置いた。

「お前、熱は?」

「あんたにうつしたら治るかもしんないもん」

「ひでー女」

また、このセリフ。道明寺の首に両手を回しながら、あたしは道明寺の目を見つめ返す。
道明寺があたしの首もとに唇を寄せてきた。
ビクン、と体が反応するのがわかったけど、それでもなんとか自分を押さえ込んだ。
今にも逃げたくなるあたしの心。
道明寺があたしの頭に手を置き、そっと言った。

「こわいか?」

「・・・・・・」
「全然。こわくなんかない」

震えた声で強がるあたしを、道明寺はさらに抱きしめた。

「心配すんな」

こんな時いつもはバカやってる彼の「男」がちらつく。
こうやっていつもと違うトコロを見せられると、
アタシは照れ臭くなってかわいくない言葉を言ってしまうんだ。

「あ、当たり前じゃない。
ヘンなことしたらぶっとばすからね」

そう言いつつ、自分でも声の震えを感じて急にはずかしくなった。
ふっと道明寺が笑う。

「すげーかわいい」
362名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:00:00 ID:8tf1yh+h
あたしの目は点になって、体がピクリとも動かなかった。
こいつがそんな甘いことばばかり並べ立てるなんて、どうかしてる。

「ぶはっ」
「すげっタコみてー」

こいつにムードなんて存在しないんだ。
でも道明寺の笑った顔がうれしくて、あたしも照れ笑いした。

ふと、道明寺が穏やかな表情になり、あたしの首元に唇を寄せる。

あ・・・

初めてなのに、声が漏れてしまう。
本能が、アタシにもあるんだ。。。
ゾクゾクとした快感に身をまかせていると、道明寺の手があたしの胸を捉えた。
道明寺がなにかつぶやいた。
「え、何?」
「なんでも」
「なに?ちっちゃいって言いたいの?」
「あ?お前はホントに・・・」
「なによ」
「かわいー」
363名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:01:34 ID:8tf1yh+h

あたしの目は点になって、体がピクリとも動かなかった。
こいつがそんな甘いことばばかり並べ立てるなんて、どうかしてる。

「ぶはっ」
「すげっタコみてー」

こいつにムードなんて存在しないんだ。
でも道明寺の笑った顔がうれしくて、あたしも照れ笑いした。

ふと、道明寺が穏やかな表情になり、あたしの首元に唇を寄せる。

あ・・・

初めてなのに、声が漏れてしまう。
本能が、アタシにもあるんだ。。。
ゾクゾクとした快感に身をまかせていると、道明寺の手があたしの胸を捉えた。
道明寺がなにかつぶやいた。
「え、何?」
「なんでも」
「なに?ちっちゃいって言いたいの?」
「あ?お前はホントに・・・」
「なによ」
「かわいー」
364名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:02:34 ID:8tf1yh+h
あたしは心臓をわしづかみにされた気分だった。
自分の鼓動があまりにも早すぎてこのまま死んじゃうんじゃないかなんて思う。
道明寺の唇が肩に、鎖骨に、顎に、胸に、降り注ぐ。
その長い指と整った唇が、あたしの体を確めるように這う。
そして、胸の突起を掠めた。

「ふっ」

行き場をなくした吐息があたしの口から漏れる。
道明寺はあたしの反応を見てから指をそこから動かさなかった。
やがて、道明寺が唇を落としていく。
突起に唇が触れたとき、痺れるような感覚があたしを襲う。
必死で昇ってくる快感の声を抑えようとあたしが手で口を塞いでいると、
道明寺がその手を押さえつけた。

「聞かせろよ」

ぼそっとつぶやいた道明寺の声。
あたしの心臓は爆発寸前だった。
365名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:03:50 ID:8tf1yh+h
「やだ・・・」

体からじわじわくる未知の感覚から逃げようと道明寺の頭を胸から遠ざけようと試みて、道明寺の髪の毛に触れた。
いつもなら触られるのを嫌がるのに、今日はそのままおとなしく触らせている。
ふと見上げる道明寺の目。
あたしは赤ん坊みたいな道明寺を可愛いと思った。
母性って怖い。
男をこんなにかわいく思ったのは初めてだ。
そんなことを考えていたら、道明寺の手がそろそろとあたしの下腹部に伸びてきた。

「やっ・・・」

あたしはその侵入を拒もうとしたけど間に合わなかった。
道明寺の指があたしに触れて気付いた。
濡れてる。

「痛かったらすぐ言え」

こいつ、なんでこんなに扱いがうまいんだろう。
ぜったい初めてじゃない。
366名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:05:04 ID:8tf1yh+h
でも、そんなこと冷静には考えられなくなっていた。

「ん、ん・・・」

あたしの突起を捉える。
なんだかもどかしく感じてあたしは道明寺の腕をつかもうとした。

「黙ってろ」

その手を逆の手で遮られる。
こんなことが恥ずかしくて、嬉しいなんて言えない。
なおも道明寺の指は、あたしの突起を攻め立てる。体に電流が走ったみたいだ。ビリビリと体が動く。
うっすらと目を開けると、目の前に道明寺の顔があった。

「まきの・・・」

愛しそうに見つめる道明寺の潤んだ瞳が眩しくて目をそらす。
367名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:07:54 ID:8tf1yh+h
「・・・やっ・・・道明寺、お願い・・・
もう・・・ダメ・・・」

道明寺の唇があたしの声を塞ぐ。
唇を割って入ってくる舌先に、自分の舌が触れたとき、ぞくっと快感が押し寄せた。

「ん、んっ・・んん・・・」
唇を塞がれているためくぐもったあたしの叫び。
突起に触れていた指が、あたし自身に侵入してきた。
あたたかい道明寺の指が、あたし自身に入っている。そう考えただけであたしは不思議な感覚に襲われた。

「ちょ、道明寺、待って」
「まてねー・・・」

入口を弄り、そろそろと内部に侵入を許す。

「あ、あっ」

熱っぽい目で道明寺があたしを見つめている。
368名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:08:58 ID:8tf1yh+h
「そんなに見ないで・・・」

精一杯の抵抗も、
道明寺には勝てなかった。
水に触れたような音が響く。

「まじで痛かったら言えよ」

首筋をなぞる道明寺の舌。
くすぐったいような、痺れるようなこんな感覚は初めてで、どうしたらいいのかわからなくて、あたしは道明寺に操られたおもちゃみたいだ。

「い・・・・・・」

不意に訪れた痛みに、あたしは思わず声を漏らす。

「痛いか?」
「う、ううん、平気・・・」
369名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:09:41 ID:8tf1yh+h
涙目になっているあたしに、優しく道明寺は唇を落とす。

「んっ・・・」

こいつとのキスがこんなに気持ちいいなんて知らなかった。
唇から、道明寺の思いが伝わってくる気がして、思わずため息ともつかないような吐息が零れる。
訪れる破瓜の痛みと快感。あたしの頭の中は真っ白だったけど、その中には愛しいあたしの恋人の残像が見える。

「牧野、俺も限界」

道明寺がそう囁くと、あたしの中に入っていた指をすっと抜き、
体勢を変えた。

なんだかあたしの体じゃないみたいだ。
あたしと意志とは無関係に熱くなり、反応し、受け入れる準備をしてる。
370名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:41:22 ID:8tf1yh+h
普段じゃ考えられないくらい恥ずかしい格好なのに、
不思議と嫌じゃない。
道明寺はそそり立つ自分をあたしの太ももに当てた。

あったかい

そう感じただけのつもりだったのに、声に出てたみたいだ。
道明寺と目が合い、急に照れ臭くなった。

「牧野、まじどーなんのか俺にもわかんねぇ。」

「・・・・・・」

「我慢できなかったら言えよ」

念を押すように道明寺が呟く。
あたしはその一言にほっとする。
いつもの道明寺だ、って。

「大丈夫。あんたと一緒だから、恐くない」
371名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:43:49 ID:8tf1yh+h
あたしはそう言って、
道明寺の頬に手を伸ばす。
入口を割って、道明寺が進んできた。

「・・・ふ」

痛い。
必死にそれを隠そうと顔を逸らす。

「まきの・・・」

「だい、じょうぶ・・・」

頭の中が熱い。

「牧野、もうちょいだから」

無言で頷く。

道明寺が見せる初めての表情。
下半身も、頭もとろとろに溶けそうだ。

全てを受け入れたのを確めて、道明寺が言った。

「動くぞ」
372名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:44:36 ID:8tf1yh+h
「あ、あ・・・」

規則正しいリズムに合わせてあたしの口から漏れる声。
恥ずかしいなんて考えてる余裕もないくらい、道明寺でいっぱいだった。
ここに、あたしと道明寺しかいない。
世界がふたりだけなのかと錯覚するくらい、道明寺で溢れている。

「・・・・・・っ」

道明寺の眉がゆがむ。
あたしの目尻から涙がこぼれていく。
動きに合わせて息がはずむ。
口付けしてるときも、そのイキ¥遣いがあたしに伝わって、心が締め付けられた。

道明寺の愛しい表情をぼんやり見ながら、
あたしたちは大丈夫、そう、決意できた。

この先も、一緒に。
どんなに離れていても。
373331:2006/02/22(水) 19:07:59 ID:5RXfLnK1
>>359タソ お疲れ様です
つくしがかわいくてツボでした〜
またつづき期待してます

>>352タソ >>354タソ >>358タソ 
自分でも検索しても出てこないんです。スイマセン
もし、みなさんがよければアドレスコピベしてもいいでしょうか?
自サイトの話はスレ違いなのにもうしわけありません


374名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 20:13:10 ID:3c/VVewk
>>359さん
イイヨ、イイヨー。
2人が初々しくてドキドキしたよー。

>>331さん
その御三方ではありませんが、よろしくお願いします。
375331:2006/02/22(水) 22:48:23 ID:5RXfLnK1
>>374タソ ありがとうございます
お言葉に甘えて貼らせて頂きます
コチラ→ttp://plaza.rakuten.co.jp/kokumaruirui/

お世話になったココにもまた書かせて頂きます。
376名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 23:54:50 ID:CoabyiOB
>359さん
お疲れ様です。つかつく初々しいですね。
会話がつかつくっぽくて(・∀・)イイ!!
また書いて下さいね。
377名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 08:24:36 ID:NiQPbRXY
>359タソ
つかつく話(・∀・)イイ!!
378名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 15:44:51 ID:Zbfzi6aM
保守
379名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 01:12:46 ID:Jw8878NB
>>4>>12の911さんは、この後投下されたんですか?
このF3の会話ストーリーが最高に好きです!
モロハマリです
こんな感じの読みたいっス

今日も読んでワロスw
380名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 01:25:17 ID:Jw8878NB
>>379
すいませんsage 忘れ申したw
381名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 18:28:32 ID:yCPTdcOo
保守
382名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 13:05:52 ID:L4VdHB4Z
>347

だれかお願い
383名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 14:55:40 ID:FngRjGaJ
エロ無しですが、すいません、
場つなぎということで、場所ふさぎご容赦下さい。


≪タイスの瞑想曲≫
〜〜大河原家別荘にて〜〜

確か…お互いに腕を伸ばして、間をなるべく空けるようにして
手をつないで寝た、はずだった。
ところが、夜中にふと目を覚ますと
俺の右手は伸ばしたままで、腕に彼女の肩が乗っていた。
そんなに重たいヤツじゃないが、肘の内側を圧迫されて少し指先が痺れた。

「牧野?」 
小さく声をかけてみたが、むにょむにょと呟いただけ。
とにかく右腕を少しずらそうとした その途端。
「あ、○×△$εβ∬…ふふふッ」と
やけに明るい声で、寝言を言って身体を寄せてきた。
!!!!!
384名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 14:56:30 ID:FngRjGaJ
いくらなんでも。
俺、男なんですけど。
隣に寝てるの、散歩のふりして顔見に行っちゃうくらい、気になる女なんですけど。

まあ、牧野は司の婚約者を応援するって言っていたけど
本心からとは言えないようだし。
司だって今日はこの部屋割を受け入れて、
婚約者に襲われている(?)けれど
明日はそいつをぶっちぎって 牧野のところに舞い戻るかも。
やはりここは......我慢……か?
落ち着け、俺。ヴァイオリンのイメトレでも…。
なんか、こう、暗〜くて冷た〜い曲調のやつを。
と、思ったら、頭の中に流れたのは、タイスの瞑想曲だった。

なんでタイスの?
タイスは超美人で 娼 婦 だったんだから
牧野とは……似てないでしょう。いや、もう 全 っ 然。
瞑想曲は、タイスの改心のモティーフだが、
ちょっと気持ちを静めるのには向いていない。
385名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 14:57:37 ID:FngRjGaJ
オペラのあらすじを無視して聴けば 結構、甘い曲だ。
他に暗いの、冷たいの、落ち着くの、と念じてみたけど
アタマの中で 瞑想曲は鳴り止まなかった。
_________________________________________________________________

ああ、わかった。
俺、あの修道士なんだ。
タイスを改心させよう、救ってやろうとして、彼女に惚れちゃう奴。
修道士だから、恋なんかしちゃいけないのに、タイスに執着しちゃうオトコ。
アタナエルっていったっけ?
アタナエルは……タイスに誘惑されたこともあったんだけどねえ。
俺、アタナエルよりも寂しいじゃん。

まったくもう、人の気も知らずに、はぁぁ…。
身を寄せたっきり、グースカ寝ている牧野を見て
ため息をついた。
バスケの勝負の後、司んちの寝室に 2人で
閉じ込められちゃった時よりヘヴィな状況だね、
どうしたもんでしょう、コイツ。

386名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 14:59:34 ID:FngRjGaJ
俺は 彼女のほうを向いて……。
そうっと彼女の肩に左腕を回して……。
軽く額にキスしてみた。
ほら、起きるか、離れるとかしたらどう?

もう一度だけ、額にキス。次はまぶた。そして頬。もう一度 頬。

いつの間にか タイスの瞑想曲は止まっていた。

少々ためらった後、唇にも軽くキス。
(上…上…下……正面。)

さすがに寝ている相手に これ以上はマズイ…。
目が覚めている時に (強引にでも)合意をとりつけてからでないと。
しかし、あしたの牧野がフリーだという保証はない。
考えてみると、この先 俺が触っても触られても
鬱陶しくない女なんて現れないかも。
しゃべっていても飽きないのに黙っていても退屈じゃない、
そんな女には出会えないかも。
387名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 15:00:30 ID:FngRjGaJ
鬱陶しくない女なんて現れないかも。
しゃべっていても飽きないのに黙っていても退屈じゃない、
そんな女には出会えないかも。

触っても触られても鬱陶しくない女?
それって自分に嘘ついてるよ、
俺は 触 り た い 。 (やっぱ、そうか、納得)
も っ と 、 も っ と 沢 山。
抱 き し め た い。 (司に遠慮せずにね)
キ ス し た い。 「 友 達 」 は 止 め に し た い。 

(勝算…あるのか?)
…………。
あ っ て も な く て も。
.........。
よ し 、 明 け 方 ま で は コ イ ツ を 寝 か せ て 
然 る の ち に…………。

                         (了)
388名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 22:03:23 ID:RK0GDKED
>>383
イイッスネ!こんな語り口調の話めちゃスキッス。
「然るのち」の続き読みたいーーー
389383:2006/03/06(月) 22:09:24 ID:FngRjGaJ
383です。
オペラ 『タイス』の中で
修道士アタナエルの友達が

遊 び 人 で 金 持 ち で

名 前 が ニ シ ア ス。 (ホント)

これはどっかで西門さんを出して。
と思ったが、頭がぐるぐるでまとめられませんでした。
書き逃げ、許して。
別の温泉に2人だけ移動させたかったんだけど。
390Em.:2006/03/08(水) 01:38:01 ID:F8W11AMv
別に、牧野つくしに興味はない。
ただ、無性に気になるのは・・
司と類、俺の幼少からのダチを二人も夢中にさせている。
いや、司はともかく、だ。
類が、なんであの女に執着するのか。
相手が静なら、納得はいく。
静の魅力は、俺も感じてるし。
もし、類が惚れこんでなかったら・・
きっと一度は俺も、本気で落としにかかってただろう。
でも、牧野つくしだろ?
「いい女」には程遠い。(って司が聞いたらキレんだろーな・・)
だからこそ、あの女のドコに・・司と類が惚れたのかが知りたい。




「よぉ、勤労処女!」
お決まりの文句を言って、俺は和菓子屋に入った。
『西門さん、その呼び方やめてください!』
牧野つくしは顔を真っ赤にして怒る。
俺は店に、牧野一人しかいない事に気がついた。

「今日、優紀ちゃんいないの?」
『優紀は、風邪で休みです。』
391Em.:2006/03/08(水) 01:56:15 ID:F8W11AMv
「ああ・・優紀ちゃん、風邪なんだ。心配だな。」
そんな俺の言葉には答えず、牧野は何やら忙しそうに動き出した。

「何してんの?」
『見て分からないんですか?売れ残った分を数えてるんです。』

俺の質問に、牧野は可愛げのない答えを返してきた。
(もっと、愛想よく出来ねぇのかよ・・)
俺は心の中で毒づいた。
そして、牧野は追い討ちをかけるように言った。

『何も買わないなら、出て行ってくれませんか?もう閉店なんで』

ムッとして、何か言い返そうとした時、ポケットの中で携帯が鳴った。
店の表に出て、通話ボタンを押す。
その瞬間、司のバカデカイ声が聞こえた。
『おい総ニ!!牧野のやつ・・・・・・』
あ〜あ、また始まったよ。



「頼むから司、もっとボリューム下げろ」
392名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 02:05:49 ID:F8W11AMv
司の話によると、どうやら牧野と喧嘩をしたらしい。
(だから、牧野もあんなにトゲがあったのか・・)
さっきまでの、牧野の態度にようやく合点がいった。


俺は適当に司をなだめて、電話を切った。
そして、待つこと15分。ようやく店の外に牧野が現れた。


「おつかれさーん」
俺は、軽い感じで牧野に近づく。
牧野は一瞬、面食らった顔をしたが・・
すぐに硬い表情に戻り、
『なんですか?』と言った。
「もう遅いしさ、送ってくから乗りなよ。」
そう言って俺は車へ促す。
しかし案の定、
『結構です。そんなことしてもらう義理ないですから』と踵を返す。
そんな後姿に向かって、俺は言った。





「司と、喧嘩したんだって?」
393Em.:2006/03/08(水) 02:21:48 ID:F8W11AMv
牧野の足が止まった。
そして、振り向かずに聞く。
『なんで知ってるんですか?』

俺は、わざとそれには答えないで言った。
「乗りなよ?」
何か言いたそうにしながらも、牧野はおとなしく車に乗り込んだ。
それを確認して、俺は運転手に行き先を告げた。


六本木にあるバー。
店に入ると、すぐに支配人が個室へと案内する。
そして、カクテルを適当にいくつか持ってきてもらう。
その時、支配人にさりげなく耳打ちをする。
「大事な話をするから、呼ぶまで来ないようにね」
かしこまりました、と言って、支配人は出て行った。

「牧野、酒って飲めんの?」
『平気です、それくらい・・』
そう言って、目の前にあったものをグイッと飲んだ。
だが、強がっているが、困惑の表情だ。
店の高級な雰囲気に圧倒されてるのだろう。
飲みながらも、キョロキョロしている。


「で、なんで喧嘩したの?」
394Em.:2006/03/08(水) 02:41:04 ID:F8W11AMv
『だって、道明寺のやつ・・・・・』
そう言って、牧野は愚痴り出した。
原因は、どうやら司にあるらしい。


話を聞きながら、俺は呆れた。
(コイツら、馬鹿かよ・・・)
今時、中学生でもこんな理由で喧嘩なんてしないだろう。
いわゆる、、ヤキモチってやつだ。
たまたま、道端で会った中学時代の男友達と牧野が仲良く立ち話。
そこに、運悪くと言うか、何というか・・司が居合わせちゃったわけだ。
手は出さないまでも、その牧野の友人に、司は暴言を吐きまくった。
それで、牧野がブチッといったわけだ。
まぁ、自分の友人をけなされたら、腹は立つだろう。――特に牧野なら。



話をしながら、牧野は涙ぐんでいた。
そして、俺は----そんな牧野を横から抱きしめた。
『西門さん・・?』牧野は驚いたような声を出した。
自分でも、なんでそんな行動に出たのかは分からない。


ただ、この女だけは泣かしちゃいけない。
そんな気がした。

395Em.:2006/03/08(水) 02:48:22 ID:F8W11AMv
牧野は、いつのまにか泣き止んでいた。
しかし、どちらも振り払うことをせず・・俺たちは抱き合ったままでいた。
そして、そうしているうちに・・
俺は牧野に、「女」を感じ始めていた。


腕に当たっている胸のふくらみ。

香水をつけてるわけじゃないのに・・
いい匂いのする体。

そして・・無防備に制服の裾から見えている太もも。



「女」を感じずにはいられなかった。
そして、俺はそっと牧野に―――キスをした。
396Em.:2006/03/08(水) 03:03:56 ID:F8W11AMv
唇を離すと、牧野は潤んだ目で俺を見上げていた。
その表情が、何とも言えなくて・・俺は、たまらずキスを繰り返した。
何度も、何度も・・・舌を絡め、牧野の息が少しずつ荒くなるのを確認しながら。


キスをしながら、制服のボタンをひとつずつ、外していく。
そして、その間から手を滑り込ませ・・ブラの上から形のいい胸を優しく揉みしだく。
牧野のキスがだんだん激しくなってきた。

鎖骨のあたりを撫で、背中に手を回し、ブラのホックを外す。
そして、弾力のある胸に直接触る。


俺の指が、そっと乳首をなぞったとき・・牧野の口から声が漏れた。
『・・・ぅあッ・・』

その声に欲望を掻き立てられ、両手の親指と人差し指を使い、優しく乳首を攻める。
『・・んんッ・・・・西門さ・・んッ』
息を荒くしながら、俺の体にしがみついてくる牧野。
なんだか、たまらなく可愛いと思った。
397名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 15:49:34 ID:EX6Mnldv
  +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

398名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 16:03:36 ID:FbjfV0Lv
ひとつ気になることが。
つくし、制服でバーはまずいんじゃないの?
無粋なこと言ってすみませんが。
399名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 23:32:08 ID:jFH062yE
続き読みたい!!w
400Em.:2006/03/09(木) 00:20:25 ID:FPgugIAr
>>396

俺は、キスを中断させ・・唇を首筋へと移した。
『・・・ッ!!・・・んふぁッ』
首筋だけで、こんなにも感じる女に、俺の興奮も高まった。
少しずつ唇を下へ下へ―――這わせていく。
ゆっくりと、時間をかけて。
唇の動きに、牧野は声にならない喘ぎを漏らす。
そして、乳首への刺激に身をよじる。


俺の唇が、乳首に到達した時・・
牧野の喘ぎ声は、一層大きくなった。
『・・・ぅぁあッ・・んんッ』
その声を聞きながら、何度が小さな乳首にキスをした。
そして、その突起を口に含み、舌で丁寧に転がす。
『んぁ・・西門サンッ・・もぉ・・・ッッ・・・』


耐えかねたように、牧野は軽くイッた。
俺を見上げる牧野の瞳はトロンとしていて。
半開きの口で、呼吸を整える牧野の表情が、さらに俺を誘った。
401Em.:2006/03/09(木) 00:39:30 ID:FPgugIAr
俺は、牧野の額に軽く口付けをした。
そして、瞳を覗き込んで聞いた。
「もうイッちゃって・・そんなに良かった?」
俺の言葉に、牧野は頬を赤らめる。
そして意外にも、素直にコクンと頷いたのだ。
(すげぇ・・可愛い。)
やっと――いや、さっきから感じてはいたが。
俺は、何故この女が司と類の心をつかんだのかが分かった。
いつも、強がっているクセに・・時々見せる弱々しい態度。
そのギャップに魅了されるのだ。
そして、もっとギャップを感じたくなる、、、犯したくなる。



俺は再び、牧野の首筋をキス攻めにした。
イッたばかりでも、ピクンと体は反応し・・声も漏れ始める。
『ッおか・・しくなっ・・ちゃ・・・』
一度イッたせいか、さっきよりも敏感になっている。


唇を首筋、鎖骨、胸・・と這わせながら。
俺は右手で太ももを撫で回した。
そして、パンティの中に滑り込ませ・・
クリトリスへの刺激を始めた。
402Em.:2006/03/09(木) 00:56:31 ID:FPgugIAr
『・・ぅッ・・西門・・さんッ・・』

クリトリスから指を下に滑らせてみた。
牧野自身も、とっくに自覚してるのだろう・・
そこは、準備OKと言わんばかりに蜜が溢れていた。

俺は、牧野の汁で指を濡らし、再びクリトリスへ戻る。

「こんなに濡らしちゃって・・エロイな」

『だっ・・て・・ッんん・・』

「だって何?どうしてほしいの?」

『・・・・・ッ』

「言わなぃと止めちゃうよ?」

そう言って、わざと指を離しかける。
俺自身、かなり限界なのを抑えながら。


しかし、離れかけた指を、牧野の手が抑えた。

『やめないで・・・・・』

涙目になって、俺に訴える。
(クソ・・もぉ抑えらんねぇ・・)



俺はソファに牧野を押し倒した。
403Em.:2006/03/09(木) 01:08:04 ID:FPgugIAr
長い間、ズボンの中に収まっていた俺自身は、張り詰めていた。
耐え切れず、牧野の中に挿入する。



『んぁあッッ・・・』
入れた瞬間、牧野は歓喜とも言える声をあげた。
いつもならば、入れてからも、もっと相手を焦らして悶えさせる俺も・・
今日は止まらなかった。
俺を締め付ける牧野に、すぐにでもイッてしまいそうになった。


『西門さん・・ッ・・』

「・・ぅぁ・・牧野・・・」

『・・・っ気持ちぃ・・』


いつもの余裕は、とっくに無くなっていた。
何度もイキそうになり、我慢した。
(女より先にイク訳にはいかない・・)
ギリギリのプライドだった。


俺は、牧野をイカせるべくラストスパートに入った。
404Em.:2006/03/09(木) 01:22:12 ID:FPgugIAr
牧野の汁で、動かすたびにエロイ音が聞こえる。
グチュッ・・プチュ・・


俺の激しい動きに、牧野は声をあげた。
『んぁっ・・もぉダメ・・』

「俺も・・・無理・・・ッ」

『んあぁ・・・イクッ・・・』

牧野は果てた。
そして、俺自身も長くはない事を悟り、ピストン運動を速めた。
早くイッてしまいたい気持ちと、牧野をもっと味わいたい気持ちが交錯したが。
既に、限界に達していた。


「・・・・・・うッ・・・」

(やばぃ・・・ッ)
俺は寸前でペニスを抜き、牧野の太ももに射精した。







そして、そのまま牧野を抱きしめた。
牧野の体は汗ばみ、火照っていた。
部屋の中には、二人の荒々しい息だけが響いていた。


俺たちは、どちらからともなく、キスを交わした。
405Em.:2006/03/09(木) 01:40:21 ID:FPgugIAr
「しっかし牧野もエロイよなぁ〜」

帰りの車で、俺は言った。

「司もいて、類もいて、まだ物足りないかよ」

こんな言い方をしたが、俺なりの照れ隠しだった。
興味がなかった牧野と、体の関係を結んでしまったこと。
何より、親友たちへの多少の罪悪感。

『そんな・・イジワル言わないで下さい』

牧野が心底恥ずかしそうな表情で答える。
だが、その口調はいつもの強い牧野に戻っている。
そして牧野は、こう続けた。

『でも、西門さんってエッチうまいんですね』

・・・そりゃ、司や類とは経験数が違う。
あいつらと比べられても、その差は瞭然だろう。

それにしても・・
この牧野つくしと言う、平凡な女にF4のうち、3人がやられるとは・・。
いや別に、俺は惚れたわけじゃない。
たまたま、こういう関係になっただけだ。
ただ、それでも―――抜け出せなくなりそうな予感はあった。。



『今日は、本当にありがとうございました』
そう言って車を降りようとした牧野の携帯が鳴った。

デスプレィに、表示されていた名前が目に入った。――美作あきら。



(おい・・・・・マジかよ・・・・・)





〜END〜
406Em.:2006/03/09(木) 01:47:52 ID:FPgugIAr
勝手な投稿スミマセンでした。
初めてなので、思うようにまとまらず・・
グダグダな作品になってしまいました。


次は、もっと頑張ります;;
407名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 07:12:35 ID:RRFgXj0v
>>406
乙!F4を手玉に取るつくし、なかなか面白かったですよ。
出来れば、美作編も読んでみたいです。
408名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 15:27:10 ID:/xTNl7rS
無粋なツッコミだけど、つくし→西門の口調は
そこまで丁寧ではないかも?と思った。

でも面白かったです。F4義兄弟設定ウマーw
409名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 10:20:43 ID:RfJ3ewht
ありそでなかったF4義兄弟!
面白かったです
私も美作編希望〜
410名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 14:02:17 ID:HDXLAiVy
オリジナルのってか、基本的なつくしのイメージを引きずりつつ読み始めたんで、
最初、こんな簡単に受け入れていいのか〜?とか若干の違和感あったんだけど、
最後の美作がでてきたところで、すべて許せちゃったww
これはこういう話なんだって。
これはこういうシリーズとして、続編期待しちゃうな。
411名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 21:17:25 ID:R52qCBxF
確かに今までなかったね>F4義兄弟
F4全員を味わいつくすつくし。
なんておいしい設定w
続編希望!

412名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 01:46:41 ID:fVFNjKka
hoshu.
413名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 00:35:43 ID:XnQtZcmI
保守
414名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:45:37 ID:jv3LgDyl
ho
415名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 10:09:18 ID:2yXOwJsK
gensaku no novelize dakede
annani space totte iinokayo!
kuso site!
416名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 10:09:48 ID:2yXOwJsK
済みません、誤爆。
417名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 16:57:33 ID:sL3la7QY
スレが動いているなと思ったら誤爆かあ……
作家さーん、投下待ってます!
418Em.:2006/03/19(日) 18:33:15 ID:ZOPjVoQn
西門&つくしは続編なしの予定でしたが、
美作編書き始めました。
難しくて、少しずつのアップになりますが、お許しを・・
419Em.:2006/03/19(日) 18:36:12 ID:ZOPjVoQn
>>405 続編 【美作ver.】


西門さんの車を降りて、あたしは鳴り続けていた着信に出た。
「もしもし」
『牧野、司と喧嘩したんだって?』


道明寺のヤツ・・美作さんにまで言ったの!?
本当、おしゃべりなんだから。


「だって道明寺ってば・・」
西門さんに話したのと同じ事を、美作さんに愚痴った。
でも、二度目のせいか、不思議と冷静に話せた。
それは、美作さんにも伝わったようだ。
『いやに冷静じゃん。安心したよ』


美作さんは、やさしい。
F4の中で誰よりも大人だと思う。
だから、あたしは何でも話せてしまう。
道明寺のこと、花沢類のこと。
西門総二郎のことを話すのも時間の問題だと思う。


『とりあえずさ、早いとこ仲直りしろよ?』
「でもッ・・」
『いや、じゃないと俺らに被害が来るんだよ』
「・・そんなの知らない」
『いや、やべぇんだって、司の不機嫌は』
「・・・・」
『俺らでも手に負えないんだよ、だから頼むぜ?』



あたしの返事を待たずに、美作さんは電話を切った。
「そんなこと、頼まれたって・・。」

420Em.:2006/03/19(日) 22:29:13 ID:6ZyPoWAO
俺は、カフェで牧野を待っていた。
電話で牧野に司との仲直りを説得するのは無理だ。
そう思って、呼び出した。

(それにしても・・)
俺は、なんとなくモヤモヤしていた。
(なんで牧野は昨日、あんなに落ち着いてたんだ?)

あいつらの喧嘩は日常茶飯事だ。
司の八つ当たりにも、牧野のキレようにも、もう慣れた。
だからこそ、昨日の牧野に違和感を覚えた。
(類に会ったのか?)


『ごめんなさい、遅れちゃって』
約束の時間を15分過ぎて、牧野がやってきた。
「珍しいな、牧野が遅刻なんて」
『優紀のお見舞い行ってたら、遅くなっちゃって・・』
そう言って、牧野は向かい側に座った。
走ってきたのか、暑そうに制服のブレザーを脱ぐ。


その瞬間――かすかに、匂った。
(総二郎・・・?)
一瞬だったが、間違いない。
幼少からの親友の匂いを、間違えるハズがない。
これは、総二郎がBVLGARIの社長に特注させた香水だ。


俺は、昨夜、総二郎から電話があったことを思い出した。
いつもなら司や牧野に対して「勝手にしろよ」と干渉しないあいつが・・
珍しく二人の喧嘩について心配していた。
いや・・実際は心配なんてしてなかったのだろう。
心配してるフリをして・・
自分のやったこと――牧野を抱いたことに正当性を見出してるだけだ。
(昔からそうだよな・・)
俺はようやく、合点がいった。
昨日、牧野の愚痴を聞いてたのは、類なんかじゃない。
「総二郎、か・・」

俺は牧野の首筋の痕を見ながら、呟いた。
421Em.:2006/03/19(日) 22:56:10 ID:6ZyPoWAO
何故だか分からない・・
しかし俺は、総二郎に対して、激しく嫉妬した。


別に、牧野に惚れてる訳じゃない。
だから、牧野が司や類のことで相談してきても、何とも思わない。
ただ総二郎が、牧野を抱いたこと・・
そして、おそらく満足させただろうことが・・無償に面白くなかった。


「場所、移動しようか」
俺は、平静を装って言った。
「夕飯まだだろ?近くのホテル予約してあるよ」


俺は、総二郎のように、行き当たりばったりで女と時間を過ごさない。
会うときは、店を予約して、それなりの雰囲気を演出する。
付き合う女性に人妻が多いからかもしれないが・・
相手に少しも不快な思いをさせないよう、最高の夜を提供する。
そんな俺を「マダム・キラー」と、総二郎はバカにするが・・。








店に着き、食事を始めると不思議とさっきまでの腹立ちは収まった。
目の前で、牧野が目を白黒させて料理を食べている。
『おいし〜』 『何これッ生まれて初めて食べる』
そんな風に、思ったことを口に出して、次々と口に料理を運ぶ。
「すげぇ食欲・・」
いつもながら、俺は苦笑してしまう。
そして、少しだけ司がこの女に惚れ込んだのが分かってしまう。
(こんなうまそうに食事する女っていないもんな・・)


デザートまできっちりと食べた牧野は『ごちそぉさまッ』とご満悦だ。
「昨日のこと、少し話したいからさ、静かな所に移動しようか」


“静かな所”と言われて牧野は、少し赤らんだ。
牧野と二人で会うのは、今日が初めてじゃない。
それが何を意味してるのか、分かってるハズだ。


俺は、牧野の肩を抱いて部屋へと向かった。
422Em.:2006/03/19(日) 23:43:59 ID:jmu5K6GS
『うぁ〜 綺麗ッ』
予約してあった最上階の部屋から見える夜景に、牧野は感動の声をもらした。


そして、外を見たまま振り返らないで言った。
『昨日の話って道明寺のこと?』
「それもあるけど・・」
言いながら俺は、後ろから牧野を抱きすくめる。
白いうなじに唇を這わせ・・
牧野の口から甘い息が漏れたのを確認して、聞いた。


「総二郎とのセックスは、良かった?」

『ど・・して・・知ってるの?』
息を荒くしながら、牧野が問い返す。


それには答えないで、後ろから胸を揉んだ。
腰から胸にかけて撫で回し、優しく乳首を摘む。

『んん・・ッ・・ダメ・・・』

そして、後ろから制服のボタンに手を伸ばしかけた時・・
また、総二郎の香水が匂った。




その瞬間、俺は牧野をメチャクチャに犯したい衝動に駆られた。

423名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 01:46:59 ID:6p7pNJ77
>Emさん
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
あきらのこの後の行動が気になる

424名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 15:14:33 ID:M/xG/TKW
続きが楽しみ!
425名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 22:33:05 ID:E424eQ9u
保守
426夢・・・類Var:2006/03/25(土) 23:52:36 ID:E424eQ9u
「また・・・っか」

ベッドの上で溜息交じりの言葉を吐き捨てた・・・
喉の奥が乾いて唾を飲み込む度に喉仏の辺りに違和感を感じる
静寂が広がる寝室で時計の規則正しい秒針の音が妙に耳に残り
全てが不愉快に感じる
不快を少しでも解消させたくて気だるい体を起こしサイドテーブルに置かれた
飲みかけのペットボトルに手を伸ばした・・・
キャップを乱暴に外し口をつけると一気に流し込んだ
生暖かな水が喉をさらさらと流れて一瞬潤ってはまたすぐ乾き始める。
最後の一滴まで飲み干したものの喉は潤わなかった・・・
ペットボトルをゴミ箱に投げ入れると冴えた頭に浮かぶのは先ほど見た夢だった・・・

繰り返し見る悪夢・・・
夢を見てこんなに辛くなった事はない
夢をみても目覚めと同時に忘れたり、覚えていても断片的だったり・・・
夢なんてだいたい都合よく俺の心を幸せにしてくれるものが大半だった。
そんな夢でさえ半日もすれば夢を見たことさえ忘れるのに今回は何かに
とり憑かれたように忘れる事さえ許してくれない
427夢・・・類Var:2006/03/25(土) 23:54:56 ID:E424eQ9u
同じ景色に同じ行為・・・
牧野がまだ制服を着てて隣には当たり前のように司がいて
司が牧野を抱き寄せると鮮やかな景色が一変して暗闇の世界に呑み込まれる

真っ暗な部屋に一筋の明かりが何処からか指し込み
照らされた先には男の本能を駆り立てるような目に鮮やかな真っ赤なシーツが印象的な
ベッドに目を奪われる

ベッドの脇で光に導かれるように2人がみつめ合いベッドにもつれ込む
真っ赤なシーツに牧野の白い肌が際立ち、本能のままに司が愛撫を繰り返す
まるで巨大スクリーンで映画でも見ているような錯覚を引き起こし
食い入るように2人のセックスをただ観ている・・・

牧野の唇から熱い吐息混じりに「愛してる」と囁かれると決まって
俺の頬を一滴の涙が伝って落ちる・・・
その涙が床に落ちると俺を包んでいた暗闇に稲妻が走り強烈な光が四方八方に亀裂を作る
まるでパズルが崩れ落ちるみたいに見ていた光景が崩れて
あまりの眩しさに顔を背けると俺の足元が一気に崩れ落ちるんだ・・・

そしてベッドの上で目覚める・・・・
428夢・・・類Var:2006/03/25(土) 23:57:30 ID:E424eQ9u
悪夢を見るのは決まって司と牧野が顔を合わせた時。
司が帰国して仲間内で集まって以来見るようになった。
顔を合わせればあの頃のままでケンカ口調でじゃれて総二郎が冷やかす
変わったのは牧野が司の隣じゃなくて俺の隣に居るってこと・・・
眠る事が大好きな俺もこんな夢ばかりみてたら眠る事も正直辛くなってきた。
気がつけばため息を何度もついていた・・・
ベッドに横になった俺はオフホワイトの天井をみつめあらぬ事を考えていた

牧野と付き合ってから夢のような毎日を送ってる。
牧野から想いを告げられた夜、信じられなくて・・・
夢なんじゃないないかって疑った・・・

牧野と初めて一つになった夜
眠るのがもったいなくて夢なんじゃないかって・・・
朝、目覚めたら隣に牧野が居ないんじゃないかって怖くなった・・・

牧野が隣に居てくれる毎日が夢のようで・・・
幸せ過ぎて怖い・・・
だってこれより幸せを知らないんだ・・・
もしも牧野が隣に居なくなったら?

初恋はほろ苦く心に大きな傷を残した
あんたがあの日浜辺に来なかったら俺は今もあのどん底から
抜け出せてなかったかもしれない
俺の傷を癒してくれたのは他の誰でもないあんただから・・・
じゃ・・・あんたが俺の前からいなくなったらどうやって傷を治せばいい?

考えるだけで怖い・・・・
だって幸せの後に来るのは不幸でしょ?
また独りに戻るのが怖い・・・
429夢・・・類Var:2006/03/25(土) 23:58:37 ID:E424eQ9u
夢のおかげで行き場のない感情が溢れ出した・・・
腕に残る鈍い痛みに幸せを感じる・・・
存在をも忘れて感傷に浸っていた俺は左腕にあったはずの重みがない事に
気がつき左方向に寝返りをうった・・・

こんなに大きなベッドなのに寝てても牧野の性格が良く現れてるんだ。
腕の中で眠りについても寝てる時くらいゆっくりすればいいのに
いつの間にかベッドの端で俺を待ってるみたいにこちらを向いて眠っている。
けして寝相が悪いとかじゃなくて寝返りを繰り返して端で止まる
それを追いかけるように牧野の体に寄り添って眠るのがほとんど・・・
今もシーツを掻き分けて牧野の傍まで体を移動させた。

寝顔を見るのが結構好き・・・
無防備で飾り気のない寝顔は俺の宝物なんだ
頬にかかる乱れた髪を指でそっと耳にかける
頬に指が触れる度一瞬ぴくっと反応して眉が動く
牧野の寝顔をみてたらさっきまでの感情が沈下してゆく・・・

眠る牧野の腕を伸ばして腕枕をしてもらう
細い腕に頭を乗せると心臓の音が心を落ちつかせてくれる
重みが加わるとむにゃむにゃと寝言のような言葉にならない声を出しながら
俺の頭を抱きこむ・・・
ちょっと苦しいけど結構幸せ・・・
牧野はどんな夢みてるのかな?
俺は夢の中でも牧野の隣にいる?
430名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 06:12:05 ID:dRbh0Iwc
新作、歓迎拍手。
431名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 12:41:21 ID:Z+fXxJKY
続きに期待してます。
432夢・・・類Var:2006/03/26(日) 23:40:18 ID:F+Hww4B7
以前司Varを投稿したんだけど
すぐ規制されて書き込みできなくなるので少しお待ちを
433名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 22:12:10 ID:kK0Hle5s
あきら続編すごく気になります〜
つくしうらやましィ〜
434名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 18:02:57 ID:HTNJeDlR
gj
435名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 21:58:30 ID:apD3eNpi
あきら編の続きはまだでしょうか…
436名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:13:52 ID:fogdJzRo
ここ5になってから自演臭がするのは気のせいですか
437名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:27:06 ID:u7AGayN2
どうだかわかんないけど
また過疎ってきてるから
自演でも書き手さん降臨してくれたら嬉しいよ
438名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 01:49:24 ID:dvu2Kyhm
3月32日age
439名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 02:22:03 ID:+XOZ0rPo
新年度か…
440Em.:2006/04/04(火) 01:03:30 ID:et0UN/5C
>>435

遅くなってゴメンナサイ。
完結じゃないけど・・少しアップしますね☆
441Em.:2006/04/04(火) 01:05:13 ID:et0UN/5C
>>422

俺は牧野を床に押し倒した。
そして、乱暴に制服のボタンを外す。


『美作さん?』
驚いたような声を出した牧野は、もう既に半裸だ。
俺は爪を立て、強く胸を揉んだ。
つかまれた部分に残る赤い爪跡が、異常なくらいに淫乱に見える。
『んぁ・・・待って、ちゃんとベッドで・・』


理性が跳びそうになりながらも、牧野は必死で訴えかける。
俺に怯えて、少しだけ涙目になりながら。


そんな牧野を無視して、俺は乳首を攻め出した。
優しく、舌先で乳首を撫で・・そっと口に含む。
次の瞬間には、血が滲むくらい強く乳首を噛む。
そして、その傷をいたわるように再び優しく舌で撫で回す。

『みッ・・まさか・・さん?・・・痛ッ・・』
いつもの俺と違うことに、戸惑っているようだ。
華奢な腕で、俺の体をどけようと必死になっている。
そんな牧野を見ていて・・俺の中では更に残酷な欲望が燃え出した。
442Em.:2006/04/04(火) 01:06:41 ID:et0UN/5C
俺は、牧野からサッと身を離した。
そして何事もなかったかのように、煙草に火をつける。

そんな俺の行動に、牧野は面食らったようだ。
乱れた恰好のまま、床から体を起こす。
『ねぇ・・どうしたの?』
「何が?」
『続きは・・?』
真っ赤になりながら、俺に尋ねる。


「したいんだ?」
『そりゃ・・だって、ここまでしたら・・』
口ごもりながら、必死に訴えている。
「じゃあ、俺にどうしてほしいか言ってみ?」
『・・・・ッ』
俯くだけで、牧野は答えない。
「言わないなら、もうやらねぇよ」
そう言って俺は風呂場に向かおうとした。


『・・・てくださぃ・・』
「何?聞こえねぇって」
『美作さんのを・・入れてくださぃ・・』
443名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 05:55:30 ID:gP1mhoq5
>>442
wktkしてまってます
444名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 23:24:27 ID:KlfEozpm
こうなってくると、花男じゃないw
キャラは守ろうよ つくしに思えないw
445名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 13:12:18 ID:9NN/DQ6C
>>444
まぁまぁかたいこと言わないで
つくしも経験したら案外こんなになるかもよ?!
446名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 13:32:47 ID:fQ4Q0OHr
上に同じくw
やめられないだろうな
F4全員としちゃったら……

私は続きを楽しみに待っているもんでw
ダメならスルーでよろしく。

447名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 05:48:11 ID:ZttxDywU
>>444タソが言うのも分かるが、原作に忠実っていったら
今までの作家さんで出尽しちゃってんじゃね?
原作に忠実にって書いたら書いたで、
誰かの真似だ盗作だって言われるし・・・
448名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 01:47:24 ID:Guquk2gB
Em.さんのお話私は大好きです!!
F4とのからみいいですね〜
続き楽しみにしてます。無理せずに頑張ってください!!

そのうちできれば、このお話のF4とつくしのからみ見てみたいッス!!

449名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 17:38:45 ID:KTsSC+nc
Sっぽいあきらが今までにない感じで萌え。続き楽しみにしてます!
450Em.:2006/04/08(土) 01:03:38 ID:c7EmW8Oz
>>442


牧野はそれだけ言って、俯いた。
微動だにしないで・・俺の行動を待ってるのか。
俺は、俺を求める牧野に欲情した。
そして、今までにはない感情が次々と生まれ出す。


「そんなに欲しかったらさ」
俺の声に牧野がビクンッと反応した。
「オナニーしてみろよ」
言いながら、俺は背筋がゾクゾクするのを感じた。
なんていうか・・言葉にし難い快感が俺を支配する。


『自分で・・?』
「そう。やったことあんだろ?」
『・・・・。』
「自分でしてる所を見せて、俺を誘ってみろよ」
451Em.:2006/04/08(土) 01:11:01 ID:Hp2VtBJj
牧野は硬直したまま、しばらく動かなかった。
だが・・
ゆっくりと自分の制服に手をかけ始める。
そして下を向きながら、脱ぎ始めた。
ブレザー・ブラウス・スカート・・
次々に脱いでいき、あっという間に牧野は下着のみの姿となった。
透き通るような白い肌に、ピンク色の下着が妙に艶かしい。


『どうやれば、いいですか?』
牧野は消え入りそうな声で、俺に問い掛けた。


「下着も脱げよ」
俺は更に、命令を下す。
・・牧野は決してそれに逆らわない。
再びゆっくりと、脱いでいく。
そしてついに、一糸まとわぬ姿となった。



(いつからこんなに従順になったんだ?)

いつも、F4に何かと突っかかってくる牧野。
あの司に憎まれ口を叩ける程だ。
そんな勝気な女が・・今、俺の支配下にいる。
俺の言う通りに動いている。


そう思うだけで、俺は今までになく欲情してしまう。

452Em.:2006/04/09(日) 01:31:18 ID:+qgHESKi
「まず胸から揉んでみな」
俺の命令を聞き、牧野は自分で両胸を揉み出した。
床に膝立ての状態で、少しだけ息を荒くしながら。
そんな牧野を、俺は椅子に座って見下ろしている。
決して大きくはないが、弾力のある胸が手で揉まれている。
見ているだけでも、その柔らかさは充分に伝わってくる。
「もっと乳首も攻めろよ」
言いながら、俺は下半身に血液が集中しているのを感じた。
そんなことに気付くはずもない牧野は、言われたとおり乳首を触り出す。
『んぁ・・』
小さく快感の声を漏らしながら、細い指で乳首を摘んでいる。
突起したピンク色の乳首が、俺を誘う。
『・・・んふッ』

そして、耐え切れなくなったのか・・
俺が何も言わないのに、下も触りだした。
クチュクチュ・・と卑猥な音が聞こえる。
『ぁあッ・・・んッ』


「足、もっと広げて見せて」
快感に酔いしれる牧野に、俺は要求した。
牧野はそれに答えて、大きく足を広げた。
M字に膝を曲げ、俺の方を向いて再び自ら愛撫をする。
『はっ・・ぁ』
牧野の声に呼応するように、次々と蜜が溢れてくる。


俺の股間は張り裂けそうに、膨張していた。
453名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 10:11:59 ID:d++3lxBB
Em.さん、続きを‥
454名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 16:32:09 ID:Z8HDnM57
確かにキャラ違うかもしれないけど、
けどこうゆう設定すごい好きw
続き待ってます!
455名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:12:01 ID:MAl+ToSl

 その日俺は長期の出張を終え、足早に家へと急いだ。
両手には抱えきれないほどのプレゼント。

あいつ怒るんだろうな。「またこんなに無駄遣いして」って。

でもな、普段寂しい思いさしてるんだからこれくらいはさせてくれよな。
数々の難関を乗り越えてやっと結婚した俺たちは、道明寺家とは別に新居を
構えた。と言ってもマンションだが、警備員もいるし各階ワンフロアの直通
エレベーター付きだからセキュリティ面ではバッチリだ。

牧野はもったいないとごねていたが、・・・なぁ・・・
新婚の間は誰にも邪魔されず、二人で過ごしたいじゃねぇか。
お手伝いとか、たまがいたんじゃなかなか出来ない男の欲望
ってやつもあるしよ・・・

おっと、想像したら顔がにやけちまったぜ。

結婚したからといって、あのババァが仕事量を減らしてくれるわけでもなく
嫌がらせのように出張を押し付けてきやがる。鬼だぜ、まったく。
まぁ、そんなこんなで今日帰国したんだけどよ、予定日は伝えてなかった。
突然帰って驚かしてやろうと思ったから。玄関の鍵をそーっと開け、
音を立てないように、リビングへと続く廊下を忍び足で歩く。
あいつ、どんな顔するか楽しみだぜ。きっとびっくりして、怒るんだろうな。
でも直ぐその後はあのとびっきりの笑顔で迎えてくれるに違いない。
そんな事を考えながら俺は一人ほくそえんでいた。
456名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:13:37 ID:MAl+ToSl

ドアノブに手を掛けると、牧野の声がする。やべ、もう見つかっちまったか?
いや。そうじゃないらしい・・・。

笑い声?誰か来てんのか?
そっとドアを開けて確認するが、ここからじゃ見えねぇな。
くすくすくす・・・あんっ・・もう、だめだってば・・・・
んんっ・・・くすぐったい・・・
やだっ・・・爪痕はつけないで・・・
やんっ だめっ・・・
・・・今夜、泊まっていく?
でも・・・こんな所を司に見つかったら・・・

お楽しみの所わりぃけどよ、もう見つかってるぜ・・・
この声を俺は知っている。と言うより、正確には俺しか知らない筈の
つくしの甘い声だった。
何だ?何が起こってるんだ? 突然の事に回らない頭で必死に考えた。
・・・・浮気・・・・か? まさか、あいつに限って・・・
でも、目の前で起こっている事は現実だ。
どうする?現場に乗り込むか?乗り込んでどうするんだ?
相手を突き止めて、浮気を決定的にしてそして・・・・・
俺の頭には、「離婚」の二文字が浮かんだ。あいつと別れる・・・?
冗談じゃねぇ。何があろうとあいつはおれのもんだ。
じゃぁ、どうする・・・・・
俺は、現実を知るのが怖くて、その場を逃げ出すしかなかった。
457名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:15:57 ID:MAl+ToSl

「・・・・・はぁ!?いきなり会社に乗り込んできて、何を言い出すのかと
思えば、牧野が浮気!?・・・ありえねぇだろ」
「牧野じゃねぇ!今は道明寺夫人だ。」

・・・いや、ツッコミどころはそこじゃねぇだろ、司・・・・

「で?件の道明寺夫人の浮気相手とやらは、どこの誰だかわかってんのか?」

「・・・・」

「なるほどね。確かめる前に尻尾を巻いて逃げ出してきたって訳か。」

「うっせぇよ・・・」

ソファーに腰を下ろして頭を抱え込む俺にあきらは所在無さ気だったが、
上着を手にすると
「さて、行きますか。」と俺の肩を掴んだ。

おい、あきら。失意のどん底にいる俺を置いてどこに行くつもりだ?

「司、いつまでもここで頭抱えてるつもりか?お前らしくねーじゃん。」

「あ?どういう意味だよ。」

「だからさ、浮気相手の男が司んちにいんだろ?だったら話は早いじゃ
ねーか。とっとと、カタつけちまえ。ここでウダウダしていても何も
解決しねぇぜ。」

確かに、あきらの言うとおりだ。逃げ出すなんて俺らしくもねぇ。
俺は天下の「道明寺司様」だ。正面切って、相手の男と戦ってやろうじゃ
ねぇか。覚悟しときやがれ!

ふーっふっふっふっ、はーっはっはっはっはっ!!!
458名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:17:21 ID:MAl+ToSl

大きく啖呵を切ったものの、不安な表情が出ていたのだろう。あきらが
「様子を見てくるから、ここで待ってろ。」とだけ言い残し車を降りて行った。
どれくらい待ったのだろうか・・・着信を知らせる電話の音。ディスプレイには
「あきら」の文字。



「司か?」
「おう・・・」短く返事をして、あきらの次の言葉を待つ。
「取り敢えず、上がって来い。でもな、覚悟はしといた方がいいぜ・・・
今回の相手、おまえに勝ち目はないかもな。」

それだけ言うと、電話は一方的に切れた。

「おいっ!あきらっ!!!」

勝ち目はない?覚悟?どういうことだ?
俺は牧野を失う事になるかもしれないという恐怖感を抱えたまま、部屋へと急いだ。

大きく深呼吸をし、ドアを勢いよく開ける。一番に目に飛び込んで
来たのは・・・・・

459名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:25:38 ID:MAl+ToSl
すいません。PCの調子が悪くて、うまくコピペできないようなので
今日はここまでにしておきます。
しかも、カプも書き忘れてるし・・・orz カプはつか×つくです。
連載途中の作家さんや、新しい書き手さんが降臨される事を
祈りつつ、逝ってきます。
460名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 01:35:32 ID:LibQ5BDs
>459
何がしたいの?この話どこかで読んだことあるんだが
461名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 06:31:16 ID:BrxgQ28b
? メモ帳とかからペースト出来ないって事じゃないのかとオモタけど、違うのか・・・
いくらなんでも他人の作品をコピペする馬鹿はいないんでない?
何でもかんでもイチャモンつけるのイク(・∀・)ナイ!!
462名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 15:23:29 ID:/3UGUoiz
wktk!!
463名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 20:41:51 ID:v6b5TSqG
458の続きお願いします〜
待ってます

464名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 08:51:02 ID:I3Q8nOAB
オチが猫とか犬とかっていうのなら読んだことあるなw
465名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 13:45:27 ID:Z8kS6DHu
ありがちに犬猫がオチなのか
フツーの二次だな
エロはないのか……
466Em.:2006/04/19(水) 21:36:36 ID:jqjUqJXk
>>452

「牧野・・舐めて・・」
耐え切れなくなった俺は、牧野に懇願した。
牧野はオナニーしていた手を止め、ゆっくりと俺に近づいた。
そしてジッパーを下ろし、俺を見る。
『・・どぉやればいいんですか?』
「舌で先端を舐めて」
言われたとおりに牧野は、先端を舐め始める。
チロチロと赤い舌を出し・・俺の先走り液を、丁寧に舐めあげる。
「ぅあ・・」
俺は思わず声を漏らした。
その声に反応し、牧野の舌の動きは速くなった。
そして、裏筋をゆっくりと舌先でなぞる。
牧野の舌は冷たく、柔らかい。
俺のモノに、しっかりと絡み付いてくる。
「ぅ・・もっと・・くわえて・・」
467Em.:2006/04/19(水) 21:59:52 ID:MAw2eeeH
俺のペニスは、ゆっくりと牧野の口に吸い込まれた。
そして、何も言ってないのに顔を上下に動かしだす。
「・・・ッぁあ」
牧野の舌が、頬が、俺のモノを締め付ける。
目をつむり、口いっぱいに俺のをくわえている。
「牧野・・もう・・」


限界だった。
これ以上、牧野の舌に刺激されていたら間違いなく果てる。


俺は牧野を床に押し倒した。
そして、間髪入れずに牧野の中に挿入する。
『ふぁ・・・』
「・・・ッ・・」
入れた瞬間、お互いに声にならない声を漏らした。
468Em.:2006/04/19(水) 22:01:00 ID:MAw2eeeH
俺は、奥まで届いたのを確認し、動き出す。
『んん・・ぁ・・・・』


ゆっくり、牧野の表情を見ながら・・・と言いたいけれど。
俺自身、そんなに長くもたないだろう事を感じていた。
牧野の中は、熱くて締まっていて・・
最高に気持ちがいい。
『美作・・さぁ・・んッ』
「牧野・・・ッ」
『・・・ぁ・・気持ちィ・・』
牧野は感度がいい。俺の動きに敏感に反応する。
俺は抑えられずに、動きを速めた。


ニュプニュプ・・と淫靡な音が部屋に響く。
『んぁ・・ッふぅ・・』
牧野の口から漏れる、熱い息。喘ぎ声。
俺の下で、乱れている姿。
そして、何度も締め付けてくる内側。
俺の全神経が刺激されている。

(もうダメかもしんねぇ・・・)
469Em.:2006/04/19(水) 22:24:46 ID:unD8VSy6
俺は牧野の奥を何度も突いた。
腰を引くと、牧野の内側は離すまいと吸い付いてくる。


「あぁ・・牧野・・」
『・・んふぅ・・』
「俺・・もう我慢できねぇ・・」
『あぁ・・・ぁッ・・』



俺は更にピストン運動を速めた。
『ッはぁ・・・・もっと・・』
「ぁあ・・」
『美作さん・・ッ』
「・・あきらって言えよ・・」
『・・んぁ・・あき・・ら・・・』

牧野は息を荒くしながら、何度も俺の名前を呼んだ。
そして俺は、本当に我慢出来なくなった。

「わりぃ・・イクッ・・」
『来て・・ぁあたしもッ・・・ぁあッ』

俺は最後に一回、思い切り突くとペニスを抜いた。
そして、牧野の腹の辺りに出した。


息が苦しい。
牧野も苦しそうに息を整えている。
その唇に、俺は軽くキスを交わした。
470Em.:2006/04/19(水) 22:51:03 ID:unD8VSy6

『ねぇ・・・どうして西門さんとのこと気付いたの?』
湯船の泡を手で遊びながら、牧野が聞いた。
俺が何も言わずにいると、少し怒ったような表情でこっちを向く。

『ねぇってば』
「さぁ・・香水、かな」
『香水?』
「そ。あいつの特注した香水」
『へぇ・・そんなので分かるんだ』
「あぁ・・司も気付くぜ?気をつけないと」
『・・・気をつけよぉ』


そう言って牧野は湯船にブクブク・・と沈む。
そんな牧野の耳元で、俺は気になってたことを聞いた。

「俺と総二郎、どっちが良かった?」
『・・・わかんない』
「どっち?」
『・・・・選べないけど』
「けど??」


牧野は俺の目を見て、イタズラっぽく言った。
『花沢類は、上手だよ』


そう言って、浴槽から上がる牧野。
その背中を見つめながら、俺は牧野の言葉を反芻した。


(類が・・・?)

「いや、ねぇだろ」
そう一人で呟き、笑った。
類よりは、俺も総二郎も経験してるハズだ。
負けるハズがない。


だけど・・・
無償に落ち着かない俺。


「いや・・・ねぇって」
自分に言い聞かせた。





続編 【美作ver.】   THE END...
471Em.:2006/04/19(水) 22:53:37 ID:unD8VSy6
あぁ〜・・
グダグダな感じでゴメンナサイッ。
キャラ違いの指摘も、ごもっともです。。
もっと修行しなくちゃダメですね。
とりあえず、完結で・・・・・。


失礼しました↓
472名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 22:58:01 ID:pI85SbsL
Em.さん良かったです。
ぜひ類ver.お願いします。
473名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 23:52:15 ID:ALPWT35g
GJでした!

自分的にはペニスと言う直接的な言い方は萎えるなぁ

って少数意見?
474名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 00:01:56 ID:QFCb9XjO
面白かったけど、やっぱりつくしの言葉使いには違和感を覚えるかなぁ。
嫌な雰囲気だったので、作家さんが来てくれないかとオモタけど
よかった。何はともあれGJ!
475名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 00:33:40 ID:kIOvgJ0a
類Ver読んでみたいです.是非
476名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 08:12:41 ID:wV104oZr
>473タンの意見は少数派ではないとオモ
でもこればかりは個人の好みもあるしね
直接的な表現の方が萌える人もいるだろうしエロパロはそういう世界だからさw
とにかくこの閑散としたスレに来てくれた作家タンに感謝
類Ver.読んでみたい
477名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 23:09:11 ID:ZhpNZa67
Em.さんとても面白かったです。
同じく類Verを。。。
そして司とも。。
ばれてしまって取り合いになるのもいいかも〜
そして、つくしがF4の妻!?になって欲しい。。。

478名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 23:32:05 ID:cp3AeFqz
職人さん以外sageようよ
479名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 14:56:01 ID:uDcpUv8o
Em.さんGJ!
上手な花沢類を待ってます

静に仕込まれた技を披露するときだ、花沢類!
480名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 19:00:20 ID:GVAwoLmV
つくしを取り合う道明寺と類の壮絶な戦いも観たい!
481名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 23:50:50 ID:6yhXWlSc
キャラらしさが無ければそのキャラじゃなくても
いいって事になるよね?
直接的な表現は漏れもNGだな・・・
下品になる気がする
482名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 08:54:54 ID:fyj4cgpV
人それぞれだしいいんじゃないかなぁ。

私は逆にはっきりペニスって表記している方が萌える。
へんに隠語使うのは苦手。
483名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 09:15:40 ID:Wvv9tWYy
私も〜
Em.さんGJ!
484名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 16:46:46 ID:CztlZuuW
花火タンのサイトの17番
???になってるけど見れる?
485名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 22:12:11 ID:aGaOt7Gi
準備中じゃないすかね。
486名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 21:35:50 ID:uXqe6yEY
487名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 01:14:36 ID:z3l0+STq
類バージョン、まだ〜? (・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン
488名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 10:48:35 ID:lA+l7/2b
同じく。。。待ってます!!!
EM.さんカムバック〜
489名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 01:55:36 ID:4a1EXbAA
緑毎回同じニオイがするw
ageるなよ
490名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:56:29 ID:zGEsdP5L
類verみたいですー。
491名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 00:42:29 ID:b6eKzapw
いろんな虹サイト行ってエロ虹呼んだけど、
司より類のが鬼畜っつうバージョン、多いよね。

類の言葉攻めで、否応なく拓かされるつくしってパターン好き♪
492名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 21:54:42 ID:BYcc0SAK
某作家のエロ読みたいけど最近更新してないみたいで・・・
悶々としてる。
493名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 15:59:48 ID:WzjcympG
F4を手玉にとるつくし いいっすね!
キャラに違和感がないこともないけど高校生じゃなくて
社会人ぐらになってたらいいかも。

類の話も読みたいです。
いっそF4を手玉にとるつくしに興味をもったF4の父たちも参戦してしまえ!
494名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 23:07:14 ID:laCkghvE
それウケるw
495名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 01:16:10 ID:+RvdmKMN
>>492
某大型サイトで気に入ってた作家さんの名前が
消えて正直凹んだw
他の作家と違って気に入ってただけに・・・
496名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 01:40:45 ID:wXoUydG5
>>495
某大型サイトってどこのこと?
エロ専門の大型サイトなんてあるの?
ヒントだけでもプリーズ
497名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 09:36:52 ID:RXnKVwGd
同じく 知りたい
498つくつか:2006/05/14(日) 00:01:45 ID:iarT8EXK
深夜、いつものように司があたしのベッドにもぐりこんでくる。
「つくし・・」と小さく耳元で囁くと、慣れた手つきであたしの部屋着を1枚1枚剥ぎ取っていく。
あたしが寝ていてもお構いなしに、勝手に事を運んでいく。

なんだかんだあったけど、あたしは今、道明寺家で暮らしている。
道明寺のお母さんから、婚約式を済ませるまでは使用人の手前もあるから部屋は別にというお達しなのだ
司は渋々了承したものの、会社から帰り自分の部屋でシャワーを浴び、
素肌にバスローブをはおると、結局はあたしの部屋にやってくる。

「・・司・・おかえり」と声をかける。
「おまえ、たまには起きて待ってろよ」と不機嫌そうに言う
「あたしだって、忙しいし疲れてるんだから・・」
「修行は順調か?辛くないか?」一旦、手を止めてあたしの顔を覗き込む
薄暗い部屋でも、彫刻のように目鼻立ちの整った司の顔は陰影がつき浮き上がる
濡れてストレートな髪が余計に野生度を増して凛々しくかっこいい

「うん、それはなんとか。。でも、司の方が心配だよ
毎日来なくていいのに。疲れてるでしょ?」
「おまえは男が分かってねえな、疲れてる時ほどやりたくなるんだよ」
「ええっ、そうなの?」
「もう、うるせえよ、時間がもったいねえだろ」
「でも、少しでも睡眠とったほうが」と言いかけたところで唇がふさがれた

酒の付き合いがあった日とあたしの女性の日以外は必ずあたしの部屋にやってくる
しかし、この人の体力は獣だわ
事が終わっても、司はここであたしを抱きしめたまま眠る
明け方、自分の部屋に戻るとまたシャワーを浴び着替えて出勤する
出勤する前、あたしは司の部屋に行き一緒に朝食をとりながら
今日のあたしのスケジュールの報告と「いってらっしゃい」の言葉を掛けてお見送りをする
これはあたしの日課だ

高そうな石鹸の香りがあたしを包み込み、濡れてる髪があたしの肌に絡みぞくっとする
「髪くらい乾かしてくればいいのに」と司の髪に触れる
「そんな暇人じゃねーよ。その分お前を長く抱けるだろ」
まあ、ストレートの司も気にいってるから、それ以上強くは言わないけど

「ほんと、おまえのおっぱいは癒されるよ」胸の愛撫の途中にそんな事を言う
少し前、あたしの胸が自分好みで好きだと言っていた
その時は、コンプレックスの胸を司が気を使ってくれている嘘だと思った
でも、確かに胸への愛撫が長いような気がする。
次の日、乳首がひりひりすることがあるから

今夜も両手で揉みながら、交互に口に含み舌で刺激すると
一旦、あたしを横にしてさらに背後から胸を強弱をつけながら揉み、
首筋、背中と唇を這わせる
「んっ・・つかさ・・ぁぁ・・」あたしも司の手の上に自分の手を重ねる



止まっているので、カキコしましたがへた過ぎてだめだわ
どなたか、この続きを書いてくれても・・リレー方式でヨロ
499名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 02:43:52 ID:/h9CF7sf
どこがっ、どこがへたなのでありましょうか!!
司、ひりひりするまでなんてヤリ過ぎですw
職人様!ぜひぜひ続きを・・・お待ち申し上げております。
500名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 03:12:27 ID:Bkb0bkzX
Em.さん、続き待ってますーーーーーσ(o・´口`・o)
501名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 22:59:14 ID:bReygiQO
ワクテカ
502名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 00:47:10 ID:R76XPCzU
gj
503名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 18:31:21 ID:LvNKS3wz
続希望・・・待ってまーす^^
504名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:39:46 ID:uL47yVaw
投下待ちしながら、また、1巻から読み返そうっと♪
505名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 23:16:38 ID:RIKZF1el
ねえ>>495の言う大型サイトがずっと気になってるんだけど。。。
あれからいろいろ探したけど見つけられず。。。
ヒントもらえないのかな
エロ専門のサイトなんてなかなかないから超気になる。。。
506名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 15:13:51 ID:y8ONRw4M
エロ専門サイトってわけじゃなくて、
大規模ファンサイトのエロコンテンツってことじゃないの?
花男の大規模ファンサイトって数える程しかないと思うから、
多分あそこでしょ。
507名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 21:07:18 ID:zAPro1Lw
てか同盟のこといってるんでしょ
508名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 23:25:39 ID:oF4UFysA
人少ないな〜
509名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 00:10:49 ID:6jPZxILi
同盟だったらわかる!!!!
私も気になる作家さんいるし
なかなか更新してくれないから>>492同様悶々としてるよw
ここにも作家さん降臨しなかなー
510名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 15:08:40 ID:S+r3BNZl
過去ログの3と4が見れナス・・・・・・(TдT)
どこかにまとめが欲しいッス〜
511名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 20:20:44 ID:VHLZ2142
同盟って、どこからいけるの?
どの同盟の事?
512名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 07:23:45 ID:d1CpmCIA
>511
自分でぐぐって探してみれ
ファンサイトの話はスレ違いだよ
513名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 12:48:14 ID:R43HqQXW
514名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 10:05:39 ID:QRqChMhC




515名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 19:25:07 ID:0Y4tacid
職人さん、待ちage〜
516名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 05:37:19 ID:ZIZ6Gtea
七月五日発売のマーガレットに
花男の続編が読み切りで載るので
うれしいage(゚∀゚)
517名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 07:34:24 ID:tJEXfR0y
>>516
え!マジですか!
どういう話なのかな〜見たい!
518名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 16:29:48 ID:RB8SFMiE
なんか、おまけ(ミニタオル?)とかも
付くのではなかったっけか。

でも、続き読むのコワイ。
ただのドタバタループじゃないの。
519名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 16:49:15 ID:1cHsCcyM
予告見る限りドタバタループぽいよね
エロパロほどでなくてもいいから
つかつくのラブシーン見たいんだけどな……
520名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 01:02:36 ID:+caNpVdg
もう頼むから、頼むから!ちゃんとした
終わりにして欲しい。
あんな切ない終わりイヤダーヽ(`Д´)ノウワァァァーン!!
つかつくのラブシーンみたいよー。
521名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 21:48:07 ID:gCtiH9J/
ほしゅっとくか
522名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 15:52:27 ID:BvWdAF9R

    ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧( ´∀`)< 保守age
 ( ⊂    ⊃ \____
 ( つ ノ ノ
 |(__)_)
 (__)_)

523名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 19:56:48 ID:B4fRdF3j
類つくの息の根を止めないでほしいい
524名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 20:34:23 ID:LiW005vc
続編のコト?>523
バレスレにあった予告を見た限りでは
そういう展開ではなさげだったよ。
525名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 22:57:37 ID:EBPfAOsq
少女漫画・花より男子ファンサイトを語るスレ

ttp://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1150724831/
526名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 00:43:08 ID:/oeFO4cT
www
527名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 19:43:36 ID:LrTQTjkw
誰もいないの(´・ω・`)
みんな↑へ行ったの?
作家様降臨待つ
528名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 20:56:56 ID:H/rFjmVM
つかつく読みたいよ〜誰かおねがいします。
529名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 23:23:02 ID:LrTQTjkw
英徳大学 カフェ
取っていた講義が急に休みになって
空いた時間を1人で潰す
530名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 18:56:43 ID:+NS42gLu
↑書こうと思ったけどやはり無理でした
作家さんの降臨をおまちします すいません
531名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 22:56:45 ID:eCDj+NAZ
読みきりで誰か書いてくれないかなー
532名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 14:34:52 ID:aIAYrcVQ
休止、閉鎖....最近つまんね....
533名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 18:11:19 ID:X9YQXxgr
スレチごめん…。
昨日は 暗黒の土曜日だったね。
534名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 21:23:12 ID:fb2Iigi3
ここをヲチスレ化するのはやめてくれ
535名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:38:29 ID:XibUzlYh
新人ですが書いてもいいでしょうか?
といっても平日のこんな時間なので、書かせていただきます。
勢いで書いてるところもあるので、読みぐるしい方は
読み飛ばしてください。
536名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:39:27 ID:XibUzlYh
あげてもうた!!
この時点で逝ってよしか!?
申し訳ありません。
537名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:55:56 ID:XibUzlYh
ニューヨークから帰ってきて、花沢類の思いを知ったつくしは
晴れ晴れとした気持ちだった。
独特の、男とい性別を越えたような花沢類の存在があまりにやさしく
自然で、自分の中が浄化され、純粋な気持ちだけが昇華していくような
晴れやかさをつくしは感じていたのかもしれない。

道明寺と約束した。
あいつは守るっていった。大丈夫、待てる。
あいつがまたうちに来るまで何日あるんだろう、何時会えるんだろう?
そんなことを考えていた。


次の日、つくしはバイトを追え、いつの間にか夜になった町を歩いていた。
「お茶しない?」
げ!ナンパ!!

…ってあれ??

「花沢類!!」

538名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:07:33 ID:wmBYVB+R
「びっくりした〜」

花沢類と二人、いつかの喫茶店に来ている。
前にもこんな風にお茶したことがあった。
あの時は滋と道明寺にも出くわし、勢いに乗って
温泉行ったんだっけ。

「二度目だね、何してたの?またさんぽ?」
「うんそしたら牧野が見えたから…」
「もう猫背じゃないでしょ!結構気にしたんだから!」
「うそつけ絶対忘れてたろ。今日も背中丸かったよ」
「!」

たわいない会話が続く。
やっぱり花沢類は独特だ、なんだか癒されて…。
リラックスしすぎかな…なんだか眠く…。
「牧野、バイト疲れた?眠そうだよ」
確かに、幾ら花沢類といるからってリラックスしすぎ…って言うか
今にも寝ちゃいそう…。
「牧野…」
花沢類、何か言ってる?だめ…遠い…
「ごめんね、お休み」

花沢類が笑ってる。だめ、もう何も聞こえない…。


つくしは机に突っ伏して倒れ、ティーカップが机から滑り落ちた。

花沢類は満足そうに微笑んでいる…。
539名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:25:37 ID:wmBYVB+R
「牧野…牧野!」
「ん…あれ寝ちゃった……!!」

おきるとそこはきれいなつくりのログハウスだった。
当たりはしんと静まり返り、車の音も聞こえない。
「ここどこ!?…!なにこれ!?」

つくしの手には手錠がはめられている。
華奢な手が傷つかないよう、手首にはやわらかい皮のようなものが巻かれて
いるが、それを通してでも冷たい質感が伝わってくる。

「花沢類!これはなに!?どうして…」

花沢類は優しく見守ってくれた、いつでも。
お兄さんみたいに私が傷つくといつでも癒してくれた。
道明寺のように力強いわけではなく、
それは花沢類から自然に湧き出る何かで、私は癒されていた。
でも今は…これは何!?

「牧野好きなんだ、やっぱり…」
「そんな、ほどいてよ!こんなの花沢類じゃないよ!!」

涙があふれる、信じてたのに…
どうして?見守ってくれると思った、道明寺への気持ちを…
花沢類なら…花沢類だから!

「もうどうしようも出来ないんだ、こんな気持ちになるなんて…
自分でも驚いてる」

「…っ!」

花沢類が私を抱きしめる。
強い力、あのやわらかな雰囲気からは想像もつかない強い力、
耳に唇がつきそう、だめ息が掛かる、くすぐったい…怖い。
「こうしたかった、牧野、やっぱり細いね…
折れちゃいそう。こんなに震えて…かわいいよ」

しゃべられるたび、耳に掛かる息が体を振るわせる。
花沢類のにおいが鼻に掛かる。
高級なコロンじゃない、花沢類のにおい。
髪が頬に触れる、柔らかい、赤ちゃんの髪みたいにふさふさしてる。

体がどんどん敏感になっていった。
540名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:27:19 ID:wmBYVB+R
一応今夜はここまでです。
ここから、類がつくしを飼いならしていくみたいな内容になるのですが、
どうでしょう??

感想お待ちします!!
541名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 01:22:06 ID:TjdMCS/l
乙でーす。所で、これって類つく?
なら嬉しいんだけど。
542名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 01:52:41 ID:Il1oQro3
>>489さんの続きよみたいな。
もう書いてくれないのかな
543名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 02:10:01 ID:Il1oQro3
まちがえた>>498だった。
544名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 18:43:04 ID:pjNlWWoD
類つく好物です
飼い慣らしいいっすね
続きヨロ
545535:2006/07/14(金) 01:06:33 ID:z9SsYl4Y
こんばんわ。
類つくものです!続きをアップしたいと思います。

と、言うより激しく文章に自信がないため、他の作家さんが来る
までのつなぎということでひとつ…
546535:2006/07/14(金) 01:15:44 ID:z9SsYl4Y
花沢類の唇がゆっくり頬へ移る…

まさかキスするつもりじゃ…

真っ赤になってあごを引き、唇を少しでも花沢類から
離そうとする。
しかし、花沢類はつくしのあごをそっとつかむとゆっくり上へあげる

「俺の方が牧野を幸せに出来る…」

花沢類はそう言ってそっと唇を寄せた。
やわらかいキス。手錠がなければ、きっとお姫様みたいだ。
花沢類は私が何もしなくても、私が一番きれいに見えるように
してくれる。
どこをどう動かしたら、女の子が一番素敵に見えるか知ってるみたい…

花沢類は私の輪郭にそうように指を這わせ、愛しむように見つめている


547535:2006/07/14(金) 01:26:39 ID:z9SsYl4Y
花沢類の大きな手が私の顔を包み込む
「牧野…」

切ない声でつぶやいて何度も何度もキスをする。
不思議…
多分、言葉に出せば、もう道明寺に望みがないことや
花沢類のほうが私を幸せに出来るってことは痛いほど分かる

なのに花沢類は最低限の言葉しか言わない。

花沢類も切ないんだ…。

そう思うとまた涙があふれてくる、
こんなに強引に、手錠まではめられてるのに…
もうさっきの涙とは違う。
これは花沢類が愛しくて流す涙。
恋でなくても、私はこの人が愛しい。

「牧野…」

涙に気づいた花沢類が心配そうに見つめている。
花沢類にも気づいたんだ、この涙がさっきまでとは違う事が…

「…っ花沢類…私、道明寺が好きなのに…
花沢類が愛しくて…私…卑怯だよね…」

「いいんだよ…」
花沢類が私を抱え込むように抱きしめる。
さっきとは違う、壊れ物にでも触れるような、やさしい花沢類だ。

「こんな牧野を見れるのは、俺だけだから…そこから始めればいいよ」

548535:2006/07/14(金) 01:28:56 ID:z9SsYl4Y
今日もここまでにします

分割しすぎですいません!!
なにぶんつなぎということで…


面目ない
549名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 22:29:43 ID:lneP/esg
続き期待してます!
550名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 00:30:55 ID:vTU21LLe
きたいあげ
551名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 03:58:31 ID:a7Pd+nZq
スレ違いですが、どうしても見つからないので、
ご存知の方がいれば、教えて欲しいのですが。
このスレの前の方にも書いていた、Flower☆Girlさんや
他の二次小説(類同盟?)のサイトさんが休止・閉鎖した原因と
なった掲示板って、2ちゃんですか?
又、そこを読みたいのですが・・・。
教えてちゃんで、すみません。
552名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 11:34:56 ID:HL5O84ky
553sage551:2006/07/16(日) 14:39:01 ID:JgawHeRG
>>552さん
失礼しました。
ありがとうございました。
554名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 16:20:16 ID:S4I2hUdx
私も547の後の文章つくったよ。みてください。
555名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 16:38:19 ID:S4I2hUdx
ガチャ  ドアの開く音がした。
「牧野逃げるぞ」よくみると大雨の中、びしょぬれになった道明寺。
「なんで?でも手錠が・・・」とつくしが言うと「類殺す」となぐりはじめた。
「きゃあ。やめて」と泣きじゃくるつくし。
類がカギをだして倒れた。「よし」と司はいいながらカギをあけてくれた。
「あり・・がと・・う。」泣くつくしを抱きしめる道明寺。
「薬くさいな。」とにおいをかぐ「やめてよ」とわめくと「おまえこのままだと死ぬぞ」
といってきた。
556名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 16:44:52 ID:S4I2hUdx
「なんで?」と言うと「眠り薬を大量につかったらしい。」と司が言ってきた。
「花沢類・・・なんで・・」と泣きながら倒れた。
そのつくしをかかえて司は走った。滋が家にいれてくれた。
「つくし・・・死なないで」と泣く滋。
ピンポーン・・とインターホンがなった。
557名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 16:47:11 ID:S4I2hUdx
類がきた。「司の母ちゃんに1億で頼まれた。ごめん」と誤った。
「あのババア殺す。」司が立ち上がった。






今日はここまで 
558名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 16:47:17 ID:A/ivAzNT
>>535
続き期待してるよ
559名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 03:28:10 ID:9inGXRnd
下げでいきましょう。続き待ち
560名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 11:37:37 ID:K44y72Wy
滋の言葉も聞かないまま走っていった司。類が血を吐いた。「ごふっ」
その間桜子がつくしの看病をしてくれていた。「ん?」つくしが目を覚ました。
「やっと起きたのね。よかった」と微笑む桜子。つくしが「道明寺は?」と聞くと「・・・・。」
「桜子?」つくしが心配そうに見守るとドアの音がした。
あわてて滋が走っていくと司が「牧野。かけおちしよう。」と言った。
「なんで?」つくしが答えた。「ババアが・・・」としか言わない道明寺。
「いつ?」とつくしが聞くと「明後日」道明寺がゆっくり答えた。
「わかった。滋さん私たちをここに1日だけ泊めてください。」と言うと
「わーーーい。うれしい。つくし、部屋案内するね☆」とはしゃぐ滋。
あっと言う間に1日が過ぎた。「ありがとう。桜子、滋。」
その言葉だけが最後に1ヶ月が過ぎた。
561名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 11:42:40 ID:K44y72Wy
飛行機に乗りながらおかしを食べて1時間なんてすぐ過ぎた。
「ここはカナダ?!」つくしがあわてて言うと「俺ん家の別荘に泊まるぞ」
「うっうん。」タクシーに乗ってやっとついた。「やっぱりここだったわね。」
にっこり笑った道明寺のお母さんがいた。




                         パチン  
                                 




                       今日もここまで
562名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 15:09:53 ID:v3FgLEkv
頼まれてもいないし、了承を得てもないのに人様の作品の続きに駄文を長々と…

ごめん。みんなスルーしてたけど言わずにいられなかったorz
あまりにもひどすぎて…

本物の続きを待ってます。
563名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 19:02:23 ID:987fIOXL
新手のアラシだな。
わざわざ駄文書き連ねるとは。

本物さん、続きヨロ。
564偽者小説家:2006/07/18(火) 15:27:53 ID:e4z4jzGH
562さん。ごめんな。また俺やっちまったよ・・・・
昔ガキの頃、小説家になるのが夢でさ・・・そんでいつもそうなんだよ。
このスレにきて思った。「ここなら受け入れてくれるかな?」って。
だからついついやっちゃった。ごめん。夢をあきらめ切れなくてさ。
人の作品にすぐ手を出すのが俺の悪いくせだ。ごめんよ。
そりゃ文句も言われるよな・・・自業自得だ。ごめんよ。
565562:2006/07/19(水) 00:13:54 ID:gRuH/lvS
お久しぶりです
偽小説家さん、謝らないでいいですよ。
こちらも毎日書き込むつもりでいたのにパソコンが不調で、こんなに間が空いてしまいました。
あくまでも、もともといる常連作家さんたちが帰ってくるまでのつなぎ、という
甘い気持ちで書いていたので、こちらにも非があるわけですし。
これを期に連続ドラマのように毎日書き込みたいとおもいます。
連続ドラマほどの完成度はありませんが(;^_^A
566535:2006/07/19(水) 00:17:06 ID:gRuH/lvS
自分の名前間違えるアンド筋違いなレスをしちゃいました…ね?
マジデすいません
567535:2006/07/19(水) 00:30:59 ID:gRuH/lvS
花沢類は私を抱き締めた。今度は赤ん坊をあやすようにそっと…
今はさっきまで敏感に反応していた体が、
ぬくもりを求めるようにおだやかだ。

花沢類にしみこんで、花沢類がしみこんでくる…
道明寺とは違う喜び。
振動が伝わるような鼓動ではなく、ゆるやかに一体化するやさしいリズム。
激しくはない。
でも確実に、花沢類にあわせて、私の体はほてっていく。
「こわいよ、花沢類…」

ふいに言葉が出た、自分でもびっくりするほど
かわいらしい声。自分の声じゃないみたい。

「道明寺が…傷つく…私……」
「牧野、…牧野は傷つかないの?」
568535:2006/07/19(水) 00:50:59 ID:gRuH/lvS
面食らった、言葉にだされると、意味が後から後からわいてくる。

「…私」
放心しながらつぶやく私に花沢類は
泣く子にするようにしぃーっとつぶやく。     「俺に任せなよ…」
何?何を言ったの花沢類?
もう一度キス…今度はキスだけじゃない。
花沢類の指がそっと耳、喉にふれる。
感じる所を探して私をなぞる花沢類にびくっと体が震える。

「花沢類!」
首筋をつたう指から火花が散るみたい。
内腿までびりびりする。
花沢類は止めない。
ゆっくりと私を押し倒し、抗議しようとする私の唇をキスでふさぐ。

首筋をはっていた指はいつのまにか内腿にうつり、
さっきびりびりと共鳴したあたりをさわる。
「…っあ、」
何でわかったの?やめて!それ以上は…

声にならない…
さっきまで解け合っていたのに、今は違う。
体をも一つになろうとしている。
やがて花沢類の指はスカートの中へ…
569535:2006/07/19(水) 00:53:51 ID:gRuH/lvS
今日はこの辺でやめときます。
というよりこの先の文章をもう一度練り直させて下さい。
すみません
570名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 07:12:04 ID:28JXVsWT
562は私ですがw
まぁ、偽の人が535さんではなく何故か私に謝っていたので間違えるのも無理はないですね。

それはさておき、535さん続きを楽しみにしてます。
571つくつか:2006/07/19(水) 18:22:26 ID:xq9iaepL
>>498 続きです

司の動きに合わせている自分の手に、思わず力が入ってしまうが、
あたしの肌に触れる司の手は衝撃を与えないようにやんわりとやさしい
そして感触を楽しむように、頂点をやさしく摘み
それと同じくらいやさしい背中への愛撫が徐々に下へ移動していく

恐らくベッドの中の司が、こんなにやさしくデリケートだとは誰も知らないだろう
誰も知らないこんな司の一面をあたしは知っている
唯一あたしだけに見せる司の誠実な一面に癒され、全身に喜びの電気が走る

そんな満足感に酔っていると、いつの間にかあたしは仰向けにされていて
司は湿っているその部分に顔を埋めている
直に訪れる強烈な快感にあたしは官能の声を漏らし、上半身を仰け反らせる
唯々気持ちよくて、それを全身で受け止めたくて自ら自然に足が開いていく
司の愛撫は決して裏切りことなく、あたしを官能世界へ完全に引き込んでいった

M字型に開いたあたしの足を両手でしっかり掴み
その間で司の頭が大きく激しく動いているのが見える
耐えられなくなった刺激にあたしは司の頭に軽く手を置き声をかける
「はぁっ・・つかさ・きて」
「なんだよ?もう限界かよ・・しょうがねえなぁ」

一旦、あたしの体を鎮めるかのように唇を求め
再び司の手がやさしくあたしの身体を這う
穏やかな官能を味わう間もなく、司の指は体の中心をとらえ刺激する
唇を離し仰け反るあたしを今度は許してくれるわけも無く
容赦なく指の抜き指しが繰り返えされ、淫靡な水音がクチュクチュと響き渡る

逃げられないように司の左手はあたしの体をしっかり抱き
右手は責めるように抜き差しを繰り返す
辛そうにしているあたしの表情をまるで楽しむかのように、
司はすぐ横であたしを見ている
見られたくないと顔を背けると、司の荒い吐息がさらに近づき耳たぶをやさしく噛んでくる
そんな容赦ない攻撃に、あたしは思わず司の腕を制すように掴んだ
「ん?もうだめか?・・・限界みたいだな」
あたしの返答を聞くまもなく覆いかぶさると、奥深く進入してきた

すでに限界に近いあたしは必死に耐えようと
唇をかみ締め、シーツを力の限り掴む
司の付き上げる激しい動きにあたしの体は少しづつ移動し
頭がベッドから落ちそうになった
572名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 18:33:05 ID:YXn+1tSN
うわ!ありがとうございます。
続き楽しみにしてます。
すごく楽しみです。
573つくつか:2006/07/19(水) 18:36:19 ID:xq9iaepL
そんなあたしの上半身を両手で優しく抱きお越し
そのまま司はベッドの上に座り、その上にあたしをまたがらせた
激しい口付けを交わしながら、司は下から腰を動かし突き上げてくる
「おまえも動かせよ」
あたしは必死に司にしがみ付きながら、朦朧とする意識の中で、
言われるままに腰を上下に動かした
途切れることのないあえぎ声と司の荒い息が頂点に達し
同時に二人は終点を迎えた
そのまま二人はベッドに倒れ込むように横になると、
まもなく深い眠りに入っていった

朝、珍しく寝坊した司が、床に落ちているガウンを慌ただしく拾い羽織ると
寝ぼけ眼のあたしに声をかける
「今日は朝食わねえで行くから、おまえはそのまま寝てていいぞ。じゃあな」
そう言って、唇を合わせると急いでドアへ向かう
「ねえ、廊下に誰もいないか確認してから出てよ」
「今さらかよ」眉をよせ、呆れたように振り返りそう言うと
もちろん気にすることなく、バタン!と大きな音を立て出て行った

司の出て行ったドアをしばらくボーッと見つめていたあたしは
は〜っと、大きくため息をつくと、
一瞬脳裏によぎった夕べの行為に、一人赤面し布団にもぐった
ウトウトし始めたころ、携帯が鳴った
「はい・・もしもし・・」
「牧野?おはよう・・」
「あっ、類?おはよう・・」
「あれ、寝てたの?珍しいね。司はもう行った?」
「あ、うん行ったよ。それが今日は二人とも寝坊しちゃって・・はっ」
思わず言ってしまった大胆な自分の言葉に詰まってしまったが
類もすぐに言葉を返してこない

そんな気まずい状況をなんとか変えようとして
あたしは意味不明な単語をつらつら並べてしまう
「いいよ、牧野。分かりやすいな相変わらず。
  それで今日は総二郎のとこ行く日だよね」
「えっ?あっ、そ、そうだよ」
「ふっ、わかった。じゃあ、またいつもの所で待ってる。後でね」
そう類は言いきると、プツンと電話が切れた。


*誰もリレーしてくれないんで書きましたが
  お目汚しすんませんです。
 この後、微妙な類との関係を誰か書いてくださいまし〜
574名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 20:53:52 ID:YXn+1tSN
言ってみるもんだ
全然お目汚しじゃないっす。
司かっこいい!またステキなお話書いてください。
待ってます。
575535:2006/07/20(木) 00:32:33 ID:qQ51Gb61
うあW!

さすがうまいいぃ
ぜんぜんお目汚しじゃないです!

今日はこの余韻を楽しんでいようと思います。
576名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 08:09:35 ID:OMCwzlQf
すばらしい物読んでしまった。
目の保養になりました。ありがとうございます
577偽者小説家:2006/07/21(金) 08:22:10 ID:26ykDagN
やっぱりすごいです。僕なさけない気持ちです。許してくださってありがとうございます。
親切な人でよかった・・・この後の文を楽しみにしています。
578名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 08:34:27 ID:OMCwzlQf
>>576
>>571さんへのレスです。
579偽者小説家:2006/07/26(水) 14:51:44 ID:lIBbqhLt
僕・・・小説を書いたんですが読んでいただけますか?
主人公  楓  16歳
主人公の彼 翼 17歳
この2人がデートをするのだが・・・大変なことに巻き込まれる。
殺人事件だった・・・
              っていう感じなんですが読んでいただけますか?
580名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 15:10:52 ID:ppGtUW40
あのさ・・・スレ違いっつーの
581名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 15:23:06 ID:mIJPvcvh
わらたw
582名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 17:57:57 ID:uGOZhZLr
スレタイ嫁
>偽者小説家
翼って誰だよ
ドリームなら自サイトでやってくれ
583名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 18:36:06 ID:lEqXB6X8
夏だなあw
って、ここpinkじゃねーか('A`)
584名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 14:57:44 ID:GAj8hYNL
ルイルイでオナる30〜4主婦いる?
585名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 15:37:41 ID:PwQw2s+j
おいおい  かわいそうじゃないか!  579をよってたかっていじめてさ
おもしろい? いいじゃんか翼で! いいじゃんかスレで小説を語って。
ここは小説を語るスレだろ? 
「読んでいただけますか?」って聞いてやってんのに返事もしないのかよ。
正直見損なった。 579!俺はおまえの見方だからな!
おまえの小説読むからな。
586名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 21:55:33 ID:SZ5dgF00
万が一にもないと思うが、スクリプトエラーか何かで
スレタイが間違って表示されてるとか有るのか?
587名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 21:59:02 ID:NHWN6aH3
>>586
そんな訳ナカロー。
588名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:33:12 ID:qiGXJYyw
>>586のdデモ発想にワロスw
589名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 06:32:28 ID:AX/77TQu
ごめん。あまりにも見当違いだから万が一って思ってさ……(´・ω・`)
ここpinkだから夏厨とか関係ないはずだしさ……。
590名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 16:13:12 ID:b1yIhHg6
暑さで目が溶けてんだろ
591名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 16:49:14 ID:hoFlSx9N
>>585
自作自演ですか?
592名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 10:48:11 ID:a8v3wuks
ちがいます
593名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:42:20 ID:A1iT/WQf
緑ちゃん..ププッ
594名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 23:13:12 ID:Zk0P0QTd
誤解はとけたのだろうか
595名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 10:31:41 ID:pV9Gmvzk
どう見ても自作自演です。本当にありがとうございました。
596名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 14:27:07 ID:fmNM1DIa
597名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 01:23:42 ID:VzRgXjpG
保守
598名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 22:18:44 ID:Zelz+yWA
誰か書いておくれ〜
599名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 21:36:34 ID:6PRj7KQy
8cgタン、サイト閉鎖しちゃうんだね
最近、ここ出身の作家さんのサイト、全然更新がないような希ガス


ドラマのパート2も決まったのに寂しい夏だな
600名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 09:31:17 ID:B01znltF
本当ショック!!
601名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 21:12:27 ID:BbI2BjE2
別に
602名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 21:44:13 ID:h6swDg0u
>>534 嫁
ここもすたれちゃったね
603Em.:2006/08/16(水) 22:12:13 ID:iAaL6C4W
かなり昔(470くらい)に、ここで書いてた者です。。
つくし&西門→つくし&美作・・と書いたけれど。。
キャラ違いの指摘を受けて、つくし&類ver.を書けなかったヘタレです↓

でも、もう一度書こうと思っています。
今さらですが・・どの辺に違和感を感じたのか、教えてもらえますか?

いきなりでゴメンナサイ。
お願いします。
604名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 01:16:10 ID:CW3KEHqa
>>603
Em.さん
私もファンですよ。
多分つくしがエロに対して前向き(なんか日本語変w)
な所ではないでしょうか?
なんて言ってるけど難しいですよね。

そんな私は射精フェチで、以前このスレでも
【射精しちゃったんだけどバレないように
焦る道明寺】
なんてマニアックなリクエストをした事もある
通りすがりの1変態ですのであまりあてにならない
かもしれませんが…w
605604:2006/08/17(木) 01:23:10 ID:CW3KEHqa
引き続きageですみません。
今初めての小説執筆中なのですが、
携帯しか持っていないので一度に500文字程度しか
書けず、かなりのレス数になってしまいます。
なおかつ連投のせいでアク禁になる恐れもあります。
Em.さんとかぶらないようであれば2時頃から
載せたいのですがよろしいでしょうか?
初めてなのでお目汚し程度ですが…。

もしよろしければ、アク禁予防に
小説中に支援して頂ければ助かるのですが。
ずうずうしく本当にすみません。( ´・ω・`)
606名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 01:26:18 ID:3PQl2yJN
るいつくはもういいよってぐらいいっぱいあるじゃん
おなかいっぱい。つかつく読みたいよ誰か書いてくれないかな
>>458さんのつづきとか読みたいな
607名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 02:00:17 ID:+0FjFL5+
業界初の登録制大喜利サイト!
絶対面白いからみんな来てね!
もちろん無料だよ!!
http://m-space.jp/?goodavenew
608射精フェチ:2006/08/17(木) 02:01:57 ID:CW3KEHqa
「お前さぁ、明日から一週間バイト休めよ。」
突然そういわれても、急に休める訳がない。

「馬ッ鹿じゃないの?はいそうですね〜、って
休める訳ないじゃない。ったく、これだからボンボンは…」
「はぁ?意味わかんね。じゃあ総二郎にでも
団子買い占めさせりゃいんじゃねえの?」
道明寺を眺めるつくしの表情は、
すでに諦めきっていた。

「旅行行こうぜ。
タヒチの別荘にプール作ったんだよ。」

ジワジワとした暑さの続く中、プールという言葉に惹かれた。
真夏の不快指数がつくしの背中を押した。
609名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 02:04:44 ID:CW3KEHqa
優紀も誘っていいと言う道明寺に、
“二人っきりじゃないんだ”
と少しホッとした。

お互い惹かれあってはいるものの、
二人きりの旅行は少し恥ずかしい。

「一週間で帰るから。」
道明寺との旅行と聞き、小躍りする
家族を尻目に家を出た。
外は茹だるような暑さで、
汗が自然と滲んでくる。
前髪をかきあげると、風が通って気持ち良かった。
610名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 02:12:29 ID:CW3KEHqa
待ち合わせた優紀と一緒に空港へと向かうと、
空港にはすでにF4、滋、桜子がいた。

「おっ、やっと来たか。行こうぜ。」
西門が声をかけると、みんなゾロゾロと動きだした。

「おいっ!類、寝てんじゃねえよ!さっさと行くぞ。」
「……眠い…。」
美作に強引に起こされた類も、
渋々イスから立ち上がって用意を始めた。

「お前はここ。」
「…やだよ。あたし優紀と座る。」
自家用ジェットにある二つ列んだ席に少し顔が赤くなった。
「うるせぇ、いいから座れよ。」

まったく…偉そうなんだからもう。
611射精フェチ:2006/08/17(木) 02:15:13 ID:CW3KEHqa
しかしつくしが一緒に座ろうとした優紀はすでに
滋、桜子とはしゃいでいた。

「まぁまぁ、お若い者同士仲良く座りなされ。
フォッフォッフォッ。」
「…滋さん…。」
“あんたも充分若いじゃないか”
そんな思いを抱きつつ道明寺の隣に渋々腰を降ろす。
道明寺はあたしとの旅行がよっぽどうれしいのか、
「サルもたまにはいい事言うじゃね〜か。」
と横でニヤニヤしている。

昨日緊張のせいか少し寝付けなかったあたしは、
機内のフカフカのシートに身を預けたまま
すぐにうとうとしてしまった。
612射精フェチ:2006/08/17(木) 02:29:22 ID:CW3KEHqa
ピシィッ!!! 「イダッ!!!!」
おでこの痛みに目を覚ますと、
青筋を立てた道明寺が目の前にいた。

「てめぇ…着くまでひたすら寝こけるとはいい度胸だ。」
「ごっ、ゴメン。着いたの?」
「さっさと降りるぞ。」

怒っていても寝かせてくれていた
道明寺の不器用な優しさに思わず笑顔がこぼれる。

別荘に荷物を置くと早速プールへ。
つくしの水着は、パレオのついた花柄のビキニ、
サイドは紐になっている。
優紀は白のワンピースタイプの水着。

プールは、見渡せない程の余りの広さにびっくりした。
613名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 02:36:45 ID:CW3KEHqa
「キョロキョロして迷子になんなよ。」

道明寺はからかっている様だけど、本当に迷子になってしまいそうな広さだった。

「…オレ寝る…」
「おいっ、皆でビーチバレーしようぜ。」
「おっ、いいねぇ。あきらと俺チーム対、
桜子と滋と優紀ちゃんの三人チームでいんじゃね?」
なんて結構みんな楽しんでるみたい。

「俺らは泳ごうぜ。」
道明寺は二人で入れるような大きな浮輪を手に誘いにきた。
スラッとした綺麗な体型に思わずドキッとしてしまう。ナイスバディな桜子や滋をみて、貧乳を恨んでいると
「ほらっ、行くぞ。」
と強引に手を引っ張られた。
614射精フェチ:2006/08/17(木) 02:48:56 ID:CW3KEHqa
―チャプン…

プールに足を浸けると冷たさが心地いい。
背後で道明寺が入る水音が聞こえた。

プールは結構深めの流れるプールで
胸元まで水があった。
一瞬視界がバサッと暗くなったと思ったら、
浮輪を被せられていた。

「おい、もうちょっと詰めろ。」
そう言うと道明寺はチャプンッと潜ると
浮輪の中に入ってきた。

ザパァッ!!
「プハーッ…!結構せめーな。これ。」
「なっ、ちょっ!何してんのよ!!出てってよ、バカ!!!」

髪が濡れたせいでストレートになり、
かっこよさを一層際立たせる。

ポタポタと髪から落ちる雫すら宝石みたい…
615射精フェチ:2006/08/17(木) 02:52:31 ID:CW3KEHqa
胸のドキドキが伝わってしまいそうで
思わず後ろを向いた。
「水着、似合ってんじゃん。ウマコにも衣装だな。」
“マゴだよ。しかも褒め言葉でもないっつーの。”
苦笑いをごまかしつつ「ありがとう。」と言っておいた。

「ヤベエ…」

「何が?」

「なんでもねぇよ!…あーっ、クソッ!」

腰に硬い違和感が…??

「あの…、道明寺…」
恐る恐る振り返ると顔を真っ赤にした道明寺が
「しょーがねぇだろうが!!!
惚れた女とくっついてるんだからよ。」
なんて開き直っている。
道明寺から【男】を意識して、
あたしの感情が高まっていった。
616射精フェチ:2006/08/17(木) 03:08:48 ID:CW3KEHqa
水着越しでも伝わる、熱に侵されていく…。
プールに揺られながら
自分の息が少し荒くなっているのに気付いた。
道明寺にバレませんように、なんて思いながら意図的に
呼吸を落ち着かせようとした。

「牧野…、俺の事好きか?」
「…うん。」
「俺、もう限界。」

後ろから抱きすくめられた。
道明寺の鼓動が重なる。
指がスルッと胸に近付いてきた。
「…ンッ…フッ」
思わず息が洩れる。
無意識にお尻を道明寺自身に擦りつけてしまう。
恥ずかしいのに止められ無かった。
617名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 03:11:57 ID:CW3KEHqa
「オイ、ヤバい。離れろって…」

道明寺が腰を引く。
なのにあたしは我慢出来なかった。
自分がこんな行動に出るなんてどうかしてるかもしれない。
体が熱い。道明寺自身に体を押し付けていく。
―道明寺が欲しい―

「道明寺…。好き。」
「えっ!?ちょっ!!!待っ…ンッッ」

ドクンッ…ドクッドクッ!!!
道明寺自身が律動し始めた。
慌てて自身をで抑えていたけど、
あたしにも道明寺がイッてしまった事はバレバレだった。

「クッ…ンン… ハァッハァッ…」
618名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 03:15:35 ID:CW3KEHqa
ビクビクと道明寺の体が揺れる。
肩越しに聞こえる熱い吐息に
あたし自身からも蜜が溢れていく。

「…マジで悪い。ってか死にてぇ。恥ずかし過ぎる」道明寺は真っ赤になった顔に手の甲をあてて、上を向いていた。

愛おしさが込み上げてきて、抱きしめる。
「…いいよ。なんか、嬉しかったし。」
「牧野…。今更だけどヤリてぇ。いいよな?」
「本当今更だよ(笑)」
「うるせぇよ!」

クスクス笑いながらキスを交わす。
初めは軽く、段々奪うようなキスにかわっていく。
619名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 03:18:45 ID:CW3KEHqa
「ンッ…ンンッ」
道明寺の舌があたしの舌に絡む。
頭がクラクラして何も考えられない。

どこまでも続くような流水プールで、
他のメンバーの姿はとうに無かった。


―まるで二人だけの楽園のように―


指が肩からスルリと胸に下り、
水着の脇から差し込まれた指先が膨らみを捉らえた。「アッ…」
「お前、すっげー可愛い。」
膨らみの頂点を指で摘む。
あたしは道明寺のまっすぐになった髪に触れ、
もう片方の手で腰に抱き着く。
620射精フェチ:2006/08/17(木) 03:30:57 ID:CW3KEHqa
道明寺自身にそっと触れる。
「…クッ…気持ち良すぎ…」 道明寺の感じる顔に理性が無くなっていく…。

―クチュ―
「…アァッ!!!」
道明寺の指があたしを捉らえた。
水着の脇から指を滑り込ませると
プールの水ではないヌルヌルした蜜が道明寺の指に絡む。
「…すっげぇヌルヌル。お前エロすぎ。」
「ンッ、ヤッ! 入れてぇ…。」

ズプッ!グチュッグチュッ
道明寺の指が入った。
中で折り曲げて手前を擦る様に出し入れする。
「アッ!アンッ!……アァッ!!!」
抑えようとしても声が自然にでてしまう。

「…もうすぐあいつ等ん所だぜ。」
621射精フェチ:2006/08/17(木) 03:43:23 ID:CW3KEHqa
耳元で囁くその言葉に我に帰る。
いつのまにか一周してしまったらしい。

「んんっ、じゃあ指…抜いてよ…!」
ニュプッ!…スルッ

指を抜いたかと思うと水着のパンツの紐を解いた。
サイドは紐仕様なので簡単に脱げてしまった。

「冗談やめてよ!道明寺、ちょっと!」
道明寺はつくしのパンツを
ポケットにしまうと
「パレオがあるからバレねぇよ。」
と不敵な笑みを浮かべた。
「…いくわよー!!!」
バシィ!!!
「桜子ナイス!」

楽しそうな声が近付いてくる。
なのに道明寺はパレオの中、いやらしく指を這わせてきた。
622射精フェチ:2006/08/17(木) 03:44:37 ID:CW3KEHqa
ヌルヌルになったソコは、なんの抵抗もなく
道明寺の指を招き入れる。
ヒクヒクと誘うようなソコに、道明寺自身も痛い位に
勃起している。

「あっ、つくし〜、プール気持ち良さそうだねー。」
「おいおい司ー、仲良くやってんじゃねえか。
後でビーチバレー参加しろよ。」

「おう、もう一周したら参加するわ。」
なんて涼しい顔をしている道明寺に反して、
あたしはきっと真っ赤になっていたと思う。

だって指が入ったままだったから。

足がガクガクする。道明寺は西門さん達と何か話してるけど
頭が真っ白になりそう。
623射精フェチ:2006/08/17(木) 03:46:28 ID:CW3KEHqa
羞恥心からか今にもイッてしまいそうな程興奮していた。

あたしは桜子や優紀や滋さんに話しかけられても
適当な返事しかできなかった。

道明寺が腰を引く動作をした。
―クプッ
指を抜かれ、「あっ」と声が洩れたけど
周りには気付かれていないようでホッとした。

ググッ!
あたし自身に熱い塊があてがわれた。
「えっ!?ちょっ!!!」
道明寺の腕はあたしの腰を強く掴んで離してはくれない。
冷静な顔をしているのに、あてがわれた
道明寺自身は獣のように熱かった。

「…やっ…あぁ…」
ヌプッと先が入ってきた。頭がおかしくなりそう…
624名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 03:54:25 ID:CXL+baiB
つC
職人さんまだいるー?
625射精フェチ:2006/08/17(木) 04:00:20 ID:CW3KEHqa
誰もまさか今目の前にいるあたし達が、
エッチしてるなんて気付いていないけど皆見てるのに。

二人用の幅の広い浮輪とパレオのおかげで
バレないのをいい事に、
道明寺は挿入していく。

グッ、グプッ、とあたしの中を熱くて硬いものが
おしひろげていく。
少しの痛さよりも快感の方が強いなんて、
自分でも信じられなかった。

足が震える、今声を出したら我慢できない。
大きい声で喘いでしまいそう。
徐々にみんなから遠ざかっていくなか、道明寺は
あたしの敏感な蕾を擦り上げる。
626射精フェチ:2006/08/17(木) 04:01:27 ID:CW3KEHqa
「アンッ!道明寺、ほんとダメッ!ヤァッ…」

皆が段々見えなくなる。
「あがろうぜ、俺も我慢できねぇ。」
手をひかれてプールサイドの木の影に隠れた。
数メートル向こうに皆の姿が見える。

「声、抑えろよ。痛くねぇか?」
つくしを茂みに寝かせ、正常位で自身をあてがう。

グチュッ…! 「ふっ…ンンンッ!!!」
グチュッ、グチュッ、
一気に貫かれ、体が電流が走ったような快感に襲われる。

「ハッ…ハァ…すげぇ…、ンッ」
道明寺の髪から落ちる雫が頬を伝う。

「あぁ―っ、…あたし…もぅ…イキそぉ…!!!」

「俺も…!あぁー…ヤベェ、イキそう…。」
627射精フェチ:2006/08/17(木) 04:02:48 ID:CW3KEHqa
「あぁあーッ!」
ビクビクッと体が魚のように跳ねた。
つくし自身がキュウゥッと締まる。

「おいっ、締めんなっ!……出るっ!!!…クッッ」
ドクンッ!ピュッ、ピュッ!!
急いで抜いた道明寺自身から白濁液が溢れ出る。
シュッシュッ、と絞るように手で自身を擦り
最後の一滴まで出し切った。
「はぁ…はぁ…」
二人の吐息が重なり抱き合った。

シャワーを浴び、皆の元へ
向かった二人だけど、道明寺がバレバレの態度をとった
せいで結局皆から祝福され、
タヒチ旅行は西門、美作ペアから
今後【脱童貞、脱処女旅行】と
からかわれるのでした。


―END―
628射精フェチ:2006/08/17(木) 04:06:31 ID:CW3KEHqa
なんとかアク禁にならず書き切れました。
支援ありがとうございます。

アホみたいにレス数を使ってしまい申し訳ないです。
初めての小説ですので自信はありませんが、
暇潰しになれば幸いです。
射精フェチなのでやたら射精シーンが大好きです。
変態的ですみません(゚д゚)グフフ
629名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 20:33:16 ID:3PQl2yJN
つくしタンも司もエロくていい!!
また書いてください
630射精フェチ:2006/08/18(金) 01:13:56 ID:9ecI7Mk1
今頃気付いたんですが、
>>617
の下から三行目、

×自身をで

〇自身を手で

の間違いです。すみません(`Д´;)
631名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 06:50:17 ID:MXx7mXUf
>603
Emさん、お久し振りです。
私も、ファンです!
ぜひ、あの続きの類ver.お願いします。
新作、待っています!


632名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 15:47:54 ID:n4AanQo4
プールの水の中で射精って…
なんかいくら小説っていってもちょっと気持ち悪かった。
633名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 15:13:16 ID:slDJbCOJ
>>628
なんてステキなフェチなんだ(´Д`;)ハアハア
またお頼み申します(`・ω・´)
634名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 16:51:16 ID:HaxqlG1o
つかつくで濃厚なのが読みたいな〜
635名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 17:22:08 ID:/FUdEGW2
わたしもww
636名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 09:44:17 ID:Zb0GHFao
水中だと水圧で簡単に入らないんだけど。
あとプールでそんなことしたらバイ菌はいりそうなんだけど。
637名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 15:50:47 ID:imBj7Kw2
とりあえず濃厚はOKだけど
キモイのはやだ!
638名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:50:15 ID:hsb8jNx4
入るよ。
あとばい菌気にする人なら最初からしないでしょ。

小説にリアリティ求めるのは解るけど、
道明寺の個人プールなんだからいいんじゃない??

作家さん誰もいないじゃん。
このまま落ちる希ガス。
639名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 16:32:09 ID:H5xbn6Yd
少なくとも次スレは不要だろ

エロオンリーはもう飽きた
640名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 16:43:16 ID:4CmchbYB
>>639
飽きたらブックマーク消せばいい
641名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 20:35:06 ID:6L/nD49e
少女漫画・花より男子ファンサイトを語るスレ2
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1156700052/l50
642名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 00:23:21 ID:NL4wNOq+
保守っとくか
643名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 13:56:46 ID:NEu+2uH5
保守るよ
644名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 15:59:16 ID:ryZKEcce
マダー?
645名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 07:49:48 ID:WrMVM3bj
少女漫画・花より男子ファンサイトヲチスレ
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1157371039/
646名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 04:29:53 ID:lCZK7JkE
>>632>>636
自分は書かないくせに揚げ足取りだけ立派なヤシだな。作家さんに感謝の気持ちも無いし。文句あるにしろプラス面のフォロー入れるなり、言い方考えたら?
こーゆう人って理想ばっか追ってて、実際の恋愛経験無さそう。創作と現実を区別して純粋に楽しめる余裕も無いんだね。
だいたい日常には、Hでばい菌入るより危険なことなんて溢れてるのに考え過ぎ。
何百万分の一の確率を恐れて、アメリカ産牛肉は一切食べないんだろうな。
ツマンネ
647名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 13:00:21 ID:SKcKAOMH
普通に気に入らないカップリングだから叩いてるんだろ。
今までつかつくは乗せた後必ずたたかれてる。
もしくは話の途中で叩かれて未完の作品多いよね。
648名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 01:50:52 ID:KPhPAsXm
>>646
何熱くなってるの?w
書いた本人なのか知らないが理屈過ぎて萎える
まずは改行覚えてよ
649名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 23:08:31 ID:v9FiG68H
まあまあ
650名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 15:23:33 ID:FgYYbKls
人いない・・・
651名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 22:05:04 ID:QZAt1ARE
誰も作家様いないのですね
リレーで何かどうですか
652名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 22:05:35 ID:tJKwtS3f
ちょっとトピズレしてるのかも知れませんが、
↓の内容の小説をアップしているサイトなのですが、
知ってる方居たら教えてください(><)

つか×つく で、つくしの家の隣に住んでる子供視点で書かれているエロ小説です。
司の事をその子供が“隣のお姉さんが飼っている大きな黒い猫”という表現をしてます。

どうやってたどり着いたのか全く分からなくなってしまって続きが読めず
ウズウズしてます(苦笑)
ご存知のかたよろしくお願いします。



653名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 22:19:46 ID:BRjF8ap1
冷たいことを申し上げて済まぬ。

>>512
>>534
>>552
654名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 22:20:18 ID:qQU44l6w
司アンチの方?前つかつくファンになりきってつかつくサイト
自作自演で中傷してたけど・・・。
655名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:24:41 ID:BRjF8ap1
>>654
違います。
本スレに、時々花男アンチ(と私は思っている)が1人、
出てくるでしょ。 司アンチじゃなくて
花男アンチなんじゃないの、その人は。
656名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:00:28 ID:3157sfU9
>>655
それは違うな。今司アンチが結構定着してるから、司アンチが
マズイと思ってスレの住人に司ではなくて花男の安置とみせかけようと
花男安置のなりきりして自演してる。
657名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:20:43 ID:xTgh6NxR
そんなことよりつくしの初体験はいぱいあるので
「つくしの開発物語」がよみたいで〜す。
作家さんどうすか?
658名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 13:25:46 ID:MWKVdETL
なんつーか・・・エロいスレだよね?ここは。
○○したら気持ち悪いとかうざい。
エロに何夢みてんだか知らないけど、嫌ならスルーすべきじゃね?
綺麗なエロ以外は認められないスレなのか?
659名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 15:39:32 ID:V4GOYiJ0
表現力の問題なんじゃないの?推敲されてないって感じはした。
投下するにしたって、読んでもらうならそれなりの努力は必要だし
作品にしたって、何でもかんでも褒めちぎればいいってもんでもない。
時には 率直な意見も必要なのではないかと思う。言葉は選ぶべきだけどね。

しかし、最近特にあからさまに悪意のあるレスが目立つのは確かではある。
展開の先読みとか、投下途中にも関わらず、感想の一言も無しに、
「違うカプ読みた〜い」とか言うのは明らかに嫌がらせだろって思うよ。
これじゃあ、作家さんも投下しにくいんじゃないのかな。
TVドラマで花男の人気が再燃したのは嬉しい事だけど、それが反って
変な風に作用しちゃったなぁって感じる今日この頃・・・
660射精フェチ:2006/09/13(水) 17:06:17 ID:bkeE0t9V
何か私の拙い小説のせいで、
荒れてしまって申し訳ありません。
私をフォローして下さった方々、ありがとうございます。
厳しい意見も、必要不可欠だと思っています。
ありがとうございます。

推敲は何度かしたのですが、初めてチャレンジした小説ですので
完全に私の力不足だと思います。
申し訳ないです。(´Д⊂
661名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 18:01:03 ID:V4GOYiJ0
>>660
推敲されてないは言い過ぎでした。ごめんなさい。
余計なお世話かもしれませんが、マニアック?な物には最初に注意書きが
あると、嗜好に合わない人は回避出来るのでいいかもしれないです。
厳しい意見もありますが、次回作マターリお待ちしてますねノシ
662名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 21:22:02 ID:L74NUOdx
これだけ作品が枯渇してる今
書いて下さる方は ネ申 ですよ。
663名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 23:05:45 ID:r6ZMxrJp
>>660
気にすることないですよ。前スレなんかつかつくの話を
書いたらすぐ文を改行して、見づらいとかいろんな事いって荒らされてましたよ
それで書くのをやめた人もいたし。
664射精フェチ:2006/09/13(水) 23:08:48 ID:bkeE0t9V
ご丁寧にありがとうございます。
自分の趣味が異質でマニアックな物だと今日知りました。( ゚д゚)ヤバス

本当は一度きりで最初で最後の小説のつもりだったのですが、
私も他の作家様を待ち侘びている身。
皆様の小説を読みたい気持ちがわかるので
また何か小説を作ってみます。
暇つぶしにでもなれば幸いです。
次回は注意書きを初めにしておきますね。
射精シーンは外せませんがねw(*´д`*)
665射精フェチ:2006/09/15(金) 03:13:39 ID:c7uWf5I2
つかつく小説です。


注意点
・エロありです
・遊園地内でのプレイです
・フェラありです
・射精シーンありです


二回目のHという設定で、つくしが攻めな感じです。
嫌いな方はスルーお願いします。
666射精フェチ:2006/09/15(金) 03:14:35 ID:c7uWf5I2
・・やべぇな、この俺様が完全にハマっちまったみてぇだぜ。

牧野を抱いたあの日から、寝ても覚めても頭が牧野でいっぱいだ。
まぁ牧野でいっぱいなのはずいぶん前からだけどな。
あの日以来は裸の牧野が離れねぇ。
一回抱いたからって頻繁に求められる訳ねぇだろ?
総二朗じゃあるまいし。





あの日道明寺に抱かれて、あんなに気持ちいいなんて
初めて知っちゃった。
今まで男の顔の道明寺が怖かったけど、今はもっと知りたい・・・。
あれから一ヶ月もたつのに道明寺はキスしかしてこない。
なんなのよ、もう!





「ねぇ、つくしっ!!一生のお願い。ダブルデートして欲しいの!」
団子屋のバイト中、優紀が相談してきた。
「優紀、中塚君であれだけ散々だったのにどうしたの?
無理だよ!だってあの道明寺だよ!?」
「そう、だけどあれは中塚君が悪かったんだから。
今回は大丈夫だと思うんだ。」
「相手は誰なの?」





「おぉ、なんだよ総二朗。」
「司ぁ、ちっと俺の頼み聞いてくんねぇ?マジで。」
俺が風呂から上がって髪をガシガシ拭いていると
総二朗から電話がかかってきた。
「あ?どうしたんだ・・と、わりぃ、キャッチ入った。
牧野からだ。かけ直すわ。」

牧野からの話をまとめるとこうだ。
牧野の友達のなんとかと、総二朗がデートの約束をしたと。
だが総二朗は気乗りしていない、が断りきれなかった。
だから「司と牧野も誘おうぜ。」となったらしい。
まぁ総二朗が相手なら喧嘩になる事もねぇだろう、と思い
俺は牧野にOKの返事を出した。
はは〜ん・・、総二朗のあの電話はこれの事か。
667射精フェチ:2006/09/15(金) 03:15:36 ID:c7uWf5I2
「道明寺、おはよ!」
校内のカフェで道明寺を見かけ、挨拶をする。
「おう、ここ座れよ。」
隣に促され、道明寺の隣に座った。
浅井達は相変わらず遠巻きにあたしを睨んでいるけど、もう慣れた。
校内でも付き合っている事はバレバレなせいで、
つっきーつっきー うるさいんだっつーの。
こっちは慣れないなぁ。

ざわつくカフェテリアの中、道明寺と話す。
会話中も“あぁ・・あの唇であたしに触れたんだ・・”
なんて考えちゃって思わず頭を振る。

「何やってんだ、お前は。犬か。」
にやける道明寺に、あたしの中のヨコシマな気持ちは
伝わっていないようで胸を撫で下ろす。
あぁ、背中に変な汗かいたわよ。
だけど、デートか。楽しみだなぁ。

「そうだ!!!遊園地行きたい!遊園地!!」
「ハァ?ありえねぇよ。貧乏臭ぇ。」
「いいのっ!遊園地ね!じゃっ、決定って事で。」
つくしは席を立つと片手を上げながら走り去っていった。

「完璧に言い逃げじゃねぇかよ、あの野郎・・」
怒りでプルプルする道明寺を一人残して・・・。


デート当日。

「ねぇ、あたしの恰好おかしくない? 西門さん気に入ってくれるかな?」
スカートを少しつまみ、あたしを見る優紀はすごく女の子らしい。
いいなぁ、優紀のそういう所。
「大丈夫、すごく似合ってるよ。」
あたしはすこし緩んだ顔をして答えた。





・・遅ぇ、遅すぎる。1時に待ち合わせじゃなかったのかよ。

「遅ぇ。」
入園ゲート前のベンチに座る司は、
時計をみながらつくし達を待っている。
「司、女の子は時間がかかるもんなんだぜ。
まぁ、この間童貞卒業したばっかりのお前にはまだわかんねぇかな。」
「万年盛ってるお前とはちげーんだよ。」

「・・・お待たせ。って、何の話してんのよ、バカ!」
会話に夢中になった二人は、つくしと優紀が近付いているのに気付いていなかった。
668射精フェチ:2006/09/15(金) 03:16:38 ID:c7uWf5I2
「全く!真っ昼間の往来で恥ずかしいったらありゃしないわよ。」
頬を赤らめたつくしと、クスクスと笑う優紀が歩いてきた。
オフホワイトのタートル、デニムのミニスカート、
ベージュのブーツを履いたつくしは秋の装いで、
司をドキッとさせた。

「何から乗りますか?」
「俺、絶叫系苦手なんだよねー。」
「お前、短ぇスカート履きやがって。他のヤローにパンツ見せんじゃねぇぞ。」
「ばっ、バッカじゃないの!?見せないわよ!」

秋風の吹く柔らかい日差しの中、ダブルデートがスタートした。


「ねぇ、これ行きませんか?」
優紀が立ち止まり、指した指の先には
[ミラーラビリンス]
と書かれてあった。キラキラとしたクリスタルの様な建物で、
中を覗くと鏡の迷路が広がっていた。



「じゃあ、俺と優紀ちゃんペア、司と牧野ペアで勝負しねぇ?」
「上等だぜ、負ける訳ねぇよ。」

司と西門の提案で、競争をする事になった。
中はかなり広く、ズラッと鏡が広がっている。
永遠に続いているみたいに見えた。


「じゃあ、優紀また後でね。
西門さん、優紀に変な事しないでよ!」
つくしがそう優紀に声をかけると、二組は左右に別れてスタートした。
669射精フェチ:2006/09/15(金) 03:17:30 ID:c7uWf5I2
「すごぉい、結構広いねぇ。」
「お前に任せてたら総二朗に負けちまうぜ。ついてこいよ。」
スタスタ歩く道明寺に着いていく。

ガンッ!!「イテェ!何だちくしょう!!」

早速鏡に頭をぶつけたみたいで思わずため息が漏れる。

「はぁ・・、私が先に行くよ。」
「あー、あれだ。カッパの川遊びってやつだ。」
「もしかしてカッパの川流れって言いたいの?プッ。」

クスクス笑うつくしをおいて司は真っ赤になって先を急いだ。


「また突き当たりだぜ。本当に出口あんのかよ!」


あたし達ははまた迷っている。 平日の遊園地は空いていて、ミラーハウス内に
人の姿も見つけられない。
道明寺と目があった。
ふいに道明寺の顔が降りてきて、唇が重なる。
あの日から何度もキスはしている。キス・・だけは。
薄く目をあけると、周りの鏡にあたし達がうつっていた。
他人が目の前でキスをしているような光景に、体が熱くなる。


ヌルッ・・
「・・んっ・んうっ!?」
道明寺の口に舌を入れる。
あたしからは初めての行為。
慌てて顔を退こうとした道明寺の肩に手を回し、
尚も舌で道明寺の舌を探っていく・・・。
670射精フェチ:2006/09/15(金) 03:19:01 ID:c7uWf5I2
な、なんだ!?牧野どういうつもりなんだよ!
ヤベェ、ヤバすぎる。すでにキスだけで俺の息子は
痛い位にズボンを押し上げ始めてる。
バレる訳にはいかねぇ。ばれたら俺様のメンチョが丸潰だぜ!!





「・・ンうっ・・牧野、ヤベェよ。」

「道明寺・・好き。」





あれからキスしかしていないあたしの体が
道明寺を求めて止まらない。
今すぐ・・今ここで・・道明寺が欲しい。


クチュ・・

名残惜しそうに離れた唇からは、唾液が繋っていた。

「あたし・・・道明寺と・したいよ・・。」
「したいってお前、こんな所でできねぇだろ・・。」
道明寺はキョロキョロとすると、一つだけ開いていた通路を塞いだ。
強引に鏡をひくと、左右が少しづつズレたので
向こうからは行き止まりだと思うだろう。
その奥にある鏡囲まれて、ぽっかりとできたこの空間には気付かずに・・・。



「牧野、俺も押さえられそうにねぇ。限界。」

一ヶ月も互いを求めあわず我慢していた二人は、
何度自分で自分を慰めた事か。

もう・・止まる事ができない。
671射精フェチ:2006/09/15(金) 03:20:07 ID:c7uWf5I2
「声・・押さえろよ。バレたらヤベェからな。」

あたしにそういうと、ジャケットを脱ぎカーペット仕立の床にひく。
その上にそっとあたしを寝かした。

唇を重ね、丁寧なディープキスをする。
互いの舌で愛撫を繰り返す。
上着を胸元までずらすとブラジャーを外す。
舌で、円をかくように乳房を舐めていく。

「んっ・・ふっっ・・」

チュプ・・チュプ・・

道明寺の舌が胸の実を摘むように吸い、
指がふとももをゆるゆると撫で上げていく。

焦らされているあたし自身から、クプッと蜜が溢れたのを感じた。
パンティの横から、指が・・入る。

ヌチュ・・

「・・んんんっ!」
閉じている口から声が漏れる。
道明寺の指が、あたしの中へと二本入って
細かなピストンを始める。

肩越しに道明寺の荒い息を感じる。
ふとももにあたる熱い塊が愛おしくて、
足を動かして道明寺自身をさする。


「・・・牧野、それヤベェ。・もうイキそう。」

感じている道明寺が可愛い・・。
つくしは上体を起こして、道明寺のズボンのジッパーに手をかける・・・。
672射精フェチ:2006/09/15(金) 03:21:40 ID:c7uWf5I2
「・・牧野!?・ちょっっ!!」

牧野が俺のジッパーに手をかけて、少しずつ下げていく。

チリ・・チリリ・・

俺自身がトランクスを持ち上げ、俺は恥ずかしくなって顔を思わず背けた。

自身が外の空気に触れた、と思ったらすぐに温かい
粘膜に包まれた。
驚いて顔を戻すと牧野がくわえていた。


「・・まっ、牧野っっ!待て、マジで!」
舌が自身を下から上へとなぞっていく。
「・・うあぁっ! イク・ヤバイ、離してくれ!」

「・・ん・んぅ・、道明寺、出して・」

ちょっと待てよ、牧野の口に出せる訳ないじゃねぇか。
あぁぁ、でも・・我慢できねぇ・・っっ。

ジュプ、ジュプ、とつくしの頭が上下に揺れる。


「あっ・・うあっ・・もうっっ・・イクっ・・っ!」
ドクッ・・ドクドクッ

全身が粟立つ様な快感に、道明寺自身から欲望が溢れでる。
・・ゴクッ・
つくしはそれを飲み干すと先端に舌を少し入れ、
チュッと吸った。

「・・っはぁっ・はっ・・すげぇ・良すぎ・」

声を押さえる事も出来ず、頭は夢を見ているように曖昧だった。
673射精フェチ:2006/09/15(金) 03:22:34 ID:c7uWf5I2
信じらんない。このあたしが道明寺に・・・しちゃうなんて・・。

道明寺の感じている顔が、愛おしくて・・。
あたしが舐めている時、チラッと顔を見ると
眉毛を歪めて額に汗を滲ませ、我慢しているような顔がもっと見たくなって・・。

あたしの蜜壷はもうトロトロで早く一つになりたい。
道明寺はイッたにも関わらずもう硬くなっていて
あたしを堪らなくさせた。

「牧野、いいか?」
声をかけられたと同時に、腕を引っ張られてたたされた。
鏡に映るあたしは胸まであげたタートルに、
スカートからは蜜が膝上まで垂れていて
自分で見てもドキドキする程イヤラシイ姿だった。

パンティをするすると脱がせられると、鏡に手を付かせられた。

道明寺が自身に手を添え、あたしの中へ後ろから入ってきた。

グププッッ

周りの鏡に繋がっているあたし達が映る。

腰を支えた道明寺が、後ろから遠慮なしに突いてくる。
ズンッ、ズンッッと突く度にあたしの最奥まで熱いのが
擦れ、息も出来ない程に感じてしまう。

「・ああっ・・ンッ・・やっ、あああっー」

鏡に映るあたしの口の端からだらし無くよだれが伝う。
グチュグチュと自身を突き立てる道明寺は、
眉間に皺をよせ口をつぐんでいる。
時折口から
「・・ハッ・・んっ・ンッ・」
と掠れた声が聞こえる。
674射精フェチ:2006/09/15(金) 03:23:24 ID:c7uWf5I2
「・あっ、あっ、あぁっ、・・」
突かれる度に声が漏れる。
道明寺の指があたしの蜜壷のすぐ側にある
実をつまむ。
興奮してプックリとした実を中指で押さえる様に擦る。

「だめぇっ・・道明寺・・イッちゃうよ・・っっあぁんっ!」

「・・いいぜ、イケよっ・ハッ・・」

グプッ、クプッ、グプッッ
「・・・あっ!・・イクっ・・あぁぁぁーっっっ」

つくしの蜜壷がビクッ、ビクッと締まる。
道明寺も限界だった。

「・俺もっっ・・だすぞっ・・ うっ・んんっ・ イクッッ・・!!」

グチュッ、ドピュッ、ドクッドクッ・・

勢いよく出た白濁液はつくしの足の間から、鏡を濡らした。

肩で息をする二人は、熱いキス何度もかわした。





「あいつ等、どんだけ迷ってんだよ!」
「ほんと、結構広かったけどつくし達大丈夫ですかね?」
西門と優紀はとっくに出て、待ちくたびれている。
「司の野郎、帰っちまったんじゃねーの?あいつ昔っから自己中だからな。
優紀ちゃん、二人で他まわろっか。」

まさか「お前じゃあるまいし」と、言っていた司が、
つくしと二度目のSEXをしているとは思いもよらず、
結局ダブルデートはまたもや失敗に終わったのでした。
今後、ダブルデートの企画は立たないでしょうww

―――――END―――――
675射精フェチ:2006/09/15(金) 03:24:07 ID:c7uWf5I2
なんとか二度目の執筆です。
気を付けてはいるのですが携帯からなので
改行がおかしくて読みにくかったら申し訳ありません。

また機会があれば書いてみたいですが、
小説ってなかなか難しいですねw

射精フェチはさすがにアレなんで、以降執筆の時は
SFと名前欄に書かせて貰います。
宇宙ファンタジーみたいですが・・w
676射精フェチ:2006/09/15(金) 03:29:38 ID:c7uWf5I2
今貼り終えてチェックして気付いたんですが
ちょっと行間開けすぎました。すみません。

つくしサイドの時と、道明寺サイドの時が
わかりづらくならない様に
多めに行間を開けたんですがちょっと予想外でした。
読み辛くて申し訳ありません(ノД`)
677名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 09:42:43 ID:cP8qhlhd
>>676
GJ!!すごく良かったですよ。
678名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 10:54:20 ID:VWNeZ87P
>>676
ナイスです!乙です!
またお願いします
679名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 11:56:55 ID:2qmZY+j2
よかったですぅ〜。また書いてください!SF殿。
ただ視点を変えるのはいいですが
ところどころつくし視点でも司視点でもない
三人称の行が含まれるのが気になります。
統一してもらえるともっと読みやすいかなと思います〜。
680名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 13:09:47 ID:amYeAWtw
射精フェチさん乙です。
話自体は面白く読ませてもらいましたが、
グチュッ、ドピュッ、ドクッドクッ・・
とかの擬音が、自分的には少し引っかかった。
何というか、同人誌読んでるような感じで。
あとは>>679さんに同意で人称を統一してもらえると
もっと読みやすくなると思います。
読ませてもらう側がえらそうにすみません。
司の射精シーンには私も萌えるので、次の作品も期待してます!
681SF:2006/09/15(金) 14:12:55 ID:c7uWf5I2
レスありがとうございます。
私自身書いている途中から誰目線なのか
訳解らなくなっていまいうやむやになってしまいました。
なかなか難しいですね。
擬音もなぜか書くとなると 、何もかもが嘘くさく見えてしまって・・・。

頑張って精進します。
ありがとうございました!
682名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 16:03:34 ID:KFdA2CqW
>>681
つくしが攻めてて新鮮でおもしろかったです。続きがとても読みたいです。
擬音とか何人称とか全然気にならなかったですよ。
683名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 22:38:13 ID:Q3NEK8rb
つかつくもっと読みたいですSFさん。
書いてください!この後の二人がみたいなあ。
684SF:2006/09/16(土) 23:59:16 ID:3CMCy5Sy
皆さん色々リクエストありがとうございます。
とても嬉しいです。
なるべく応えたいのですが作家様のすくない現状なので、
あまり私だけがダラダラと書いてしまうとスレの私物化に
なってしまうのではないかと思っています。

他の作家様が来て下さる事を願ってヽ(`Д´)ノボッキアゲ
しておきますね。
685名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 04:48:20 ID:4po1vckC
超こち亀にたった1PしかF4載ってなくても、中川が類系の顔だった俺は2100円出しても勝ち組
大好きな類が一番小さかったけどな…orz
あの扱いはないだろ
686名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 20:22:02 ID:zzOWhfx2
名前が司のセフレができた漏れは勝ち組
これから一杯楽しもうと思っています
687名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 21:12:14 ID:1K49rwsX
初めて書かせていただきます。
つかつくの放課後微エロということで、
他作家さんまでの繋ぎにでもなればと思います。

いねぇ…いねぇ…ここにもいねー!

「おい!牧野みなかったか!」
「俺見てない。美作みた?」
「見てねーよ。つーか、なんかあったのかよ?司」
「うるせぇ!おい類!寝てんじゃねぇ!」
「…ん…なに?牧野なら見てないけど」
「てめ、聞いてたならすぐ答えやがれっ!」

なんだどうしたと騒ぐ総二郎と美作、シカトをしていた類を放って俺はまた足早に歩き始めた。
(牧野のやろう、どこいきやがった!場合によっちゃただじゃおかねー!)

688名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 21:12:48 ID:1K49rwsX
***
ことの始まりは昨日の放課後。
いつものようにそそくさとバイト先へ行こうとする貧民牧野を校門で捕まえると、俺は用件をきりだした。
「なに?あたし今日バイトだから急いでるんだけど」
「わかってんよ。お前明日の放課後空いてるか?つーかあけとけ」
「はぁ?何いきなり。ていうか命令しないでよ」
この俺様からの誘いに眉根を寄せて食ってかかる女はこいつぐらいしかいない。
さすが俺様の選んだ女だぜ…なんてことはどうでもいい。
「いいから言う通りにしろ。約束破ったら羽千本食わせるからな」
「それを言うなら針でしょ。じゃーね」
ぐっ…バカにしやがって。まぁいい、明日になればこいつも俺様の魅力にメロメロになるのだから。
「いいか、放課後だからな!」
さっさとその場を去っていく牧野の背中にむかって、俺は忘れるなよという気持ちを込めつつそう叫んだ。
689名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 21:19:53 ID:1K49rwsX
そして今日の放課後。俺は最初意気揚々とした気持ちで牧野のクラスを訪れた。
「ど、道明寺さま!」
「どうなされたんですか!?」
ワラワラと集まってくるクラスの女共は無視してクラスを見回す。
「おい、牧野いねーのかよ」
「ま、牧野さんですか!?」
「さ、さぁ…今日は見てませんけど。もうお帰りになったんじゃありません?」
牧野と聞いた途端ヒクリと顔を引きつらせる女を睨みつけると、少し怯えたような声で
「本当ですのよ。あの方アルバイトをしてるそうなので、今日もそうかもしれませんわ」
と言ってきた。どうやら本当にクラスにはいないらしい。
690名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 21:30:52 ID:1K49rwsX
(どこ行きやがった…?俺としたことが場所くれー決めとくんだった)
一杯の不覚とはこのことだなと思いつつ、それから俺は手当たり次第に牧野を探した。
別にもっと探しやすい方法がないわけでもないが(校内放送や他の生徒に探させる等)
今日はダメだ。目立つ事は避けなければいけない。
しかし捜せど捜せど牧野は見当たらず、怒りを通り越して廊下の壁を蹴りつける今に至る。
(まさかあいつ、本当に帰ったのか?まさか何かあったんじゃねーだろーな)
怒りが段々と不安に変わってきた俺は、ふと目に付いた音楽室に足を向けた。
(そういえばここはまだ捜してねーな。あいつがここにいるとは思えないっちゃ思えないんだが)
夕方近くでオレンジ色に染まった音楽室にカラカラ…とドアの音が響く。
691687:2006/09/24(日) 21:34:02 ID:1K49rwsX
ちょっとここで切らせていただきます。
なんだか長くダラダラとなりそうなのですみません
できるだけ短くまとめますので…!
692名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 21:40:56 ID:71ZFQa1k
いいぞォー
693名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 22:39:46 ID:n1bQhBVn
美作はあきらって呼ばれてるよ。
694名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 22:58:33 ID:1K49rwsX
>>693
うわぁあごめんなさ…!
単行本読み直してから書くべきでした
695名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 23:28:16 ID:1K49rwsX
整頓された机。ポツンと置いてあるピアノ。
(ちっ…やっぱいねーか)
軽くため息をつくと気晴らしにピアノでもひこうか、と珍しく思いたつ。
(途中までしか弾けねーんだけどな…!!!)
ピアノに近づくとそこには牧野がいた。
鍵盤に腕をのせ、その上に頭を預けて寝息をたてている。
(なんだこいつ…ピアノなんか弾けんのかよ?想像つかねー)
さっきのイライラした気持ちとは違って、牧野のめずらしく無防備な格好に口元が緩む。
「ったくしょーがねー奴。さんざん心配かけやがって」
口にだしてボソリというと、起こすのも可哀想かと思いながら軽く頭をなでた。
「ん…花沢類…?」
ピクリ、と反応した牧野の口からでた名前-それは類の名前だった。
696名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 23:29:06 ID:1K49rwsX
はっとして牧野の顔を見ると、寝ぼけただけだったらしいのかまたスヤスヤと寝息を立てている。
なんだ?なんで類の名前がでるんだよ?
心の中から黒い気持ちが滲みだす。
無意識のうちに拳は硬く握られていた。
(お前は今日俺と約束してたんじゃなかったのかよ?類をここで待ってたっつーのか?俺を無視して?)
いつもならここから出て行ったかもしれない。でも、今日は優しさより怒りや嫉妬の方が強かった。
牧野の制服の襟を掴むと、そのまま引き釣り上げる。
「うわっ…!何!?…ちょ、道明…んぅっ!」
いきなりの事に飛び起きた牧野と目があった瞬間、自分の唇を牧野の唇に強く押しつけた。
何が起きたのか分からない牧野は、それでも必死に抵抗して腕で俺を突っぱねようとする。
その拍子に椅子からずり落ちると、牧野から体当たりを食らった鍵盤がバァン!と音をたてた。
「ッはぁっ…いきなり何すんのよ!?」
へたり込んだ牧野が俺を見上げて声を荒げた。怯えた目が黒い気持ちをくすぐる。
「何よ…!」
697名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 23:41:49 ID:1K49rwsX
俺は、自分でも驚くような静かな声で口を開いた。
「類を待ってたのかよ」
「え?」
何を言っているのかわかない、というように眉根をよせて首をかしげている。
「類を待ってたのかって、聞いてんだよっ!!」
爆発した気持ちが叫びとなって教室に響き、びくり、と震えた牧野の肩を屈んで強く掴むと、
「痛ッ!」
と言って顔を歪ませる。
「何が痛ーんだよ。俺よりお前のが痛がるのか?おかしいだろうが」
「何いってんの…?つーか、花沢類を待ってたとか、わけわかんないよ」
その言葉にキレた俺は、そのまま牧野の肩を乱暴に床に押し付けた。
「やっ…!」
「てめーが呼んだんだよ!類の名前を!」
それを聞いた牧野は、目を瞬かせて口を開いた。
「…いつ?」
「今、俺が頭撫でたら言ったんだよ。『花沢類』ってな。上等じゃねーか。俺との約束はシカトして、
類と仲良くやろうってか?とんなことさせて、たまるかよ!」
698名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 23:58:38 ID:1K49rwsX
そういうと、牧野の制服の胸元のボタンを無理やり引きちぎった。
「ちょっと道明寺!やめてよ!やぁっ…!あ、」
そのまま首元に吸い付くと、舌を這わせて鎖骨を舐める。
片方の手で牧野の両手を頭上で押えつけ、もう片方の手をちぎれた制服の間から肌に滑り込ませた。
「っふっ…ぅ、あ…や、だ…!」
荒く息を吐きながら抵抗しようとするが、体に力が入らないのか足で軽くもがくだけに終わる。
「なんだよ?嫌いやの割には興奮してんじゃねーか。なぁ?牧野」
耳元でぼそりと呟くと、体をビクリとさせて反応する牧野に、自分自身も興奮を抑えられない。
もっと虐めてぇ、思い知らせてやる、お前が誰のものかって事を-
邪魔な下着をずり上げると、柔らかい感触がするそれを乱暴に掴んだ。
「いたっ!いたい、よ、道明寺…!」
「あー?聞こえねーよ。こここんなにしといて何言ってんだお前」
硬くなった突起を軽く撫でると、それだけで反応する牧野は喘ぎながら俺をなみだ目で睨みつける。
「ん…!ぁ、はぁっ…サイテー…」
699名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:31:26 ID:4R1jdS4P
「…テメーに言われたかねーな」
ふっと笑うと腕をスカートと太ももの間に入れる。
「そこはやだッ…!」
足を閉じて拒む牧野の間を無理やり開くと、サラリとした感触が指先から伝わった。
そのまま割れ目に這わせるとしめった感触に突き当たる。
「なんだよ、濡らしてんじゃねーか。こっちはすっかりヤル気みたいだぜ?」
「そんなこと、ない…!あはぁっ!んぅッ…!」
否定しても体は正直で、突き当たった場所を強く押すと牧野は体を仰け反らせた。
「邪魔くせーな。おい、脱がすぞ」
「だめだってば!んんっ…」
下着をずり降ろして片足だけ脱がすと、そのまま指をツプリと埋め込む。
「あああっ!や、ぁ…待って…ふぁ…」
「待たねー」
最初は嫌がっていた声に快感が混じり始めると、もう止められなかった。
指を引き抜いてズボンのファスナーに手をかける。
自分のそれを取り出すと、牧野にあてがった。
700名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:31:59 ID:4R1jdS4P
「ほ、ほんとに…?」
「当たり前だろ。いくぜ」
強く押しつけると、少しずつそれは中に入っていった。
「…っつ!」
「痛っ…!い、はぁ、…んぅっ…」
その時辛そうに顔を歪める牧野を見て、初めて罪悪感が頭をもたげる。
「牧野…」
拘束していた手を解いて動き始めると、牧野は手をのばして俺の頭を抱え込んだ。
「道、明っじっ…!」
動かされて辛そうにしながらも離さない牧野の耳元で、情けないくらい小さく、小さく囁く。
「…ごめん…」
701名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:33:17 ID:4R1jdS4P
***

「ほんと、バカじゃないの!?」
「…わりぃ…」
「謝ったって、しらないよ!道明寺なんて大っきらい!」
情事が終わったと同時に頭をはたかれて、俺は自分が勘違いしていたことを知った。
『あたしちゃんと道明寺のこと待ってたよ。てか、あんたが場所言わなかったから
自分で捜したんだから。でも見つからなくて疲れて…。ていうか花沢類のことだって、
あいつがたまにバイオリン弾いてたからそう思っただけなんだからね!覚えてないけど!』
それからは非難轟々、牧野は背を向けたまま座り込んでいる。
「それに…」
「なんだよ、だから悪かったって。」
ふてくされている牧野に何度言ったか分からない言葉をかける。
この俺様が謝るなんて、何の大安売りだ?
けど、そこでぽつりと呟いた言葉に俺は死にそうになった。いや、死んだ。

「してる最中、道明寺一度もキスしてくれなかった…」

ズキューン!!!!
「ま、牧野…!」
「知らない!バカ!アホ!天パ!死んじまえ!」
すっくと立ち上がった牧野は俺の顔面に蹴りを一発食らえると、そのまま教室を飛び出していく。
「待てよ!おい!牧野!……好きだコノヤロー!」

こうして俺と牧野はまた一歩深い仲になった。
俺が本当は今日何をしたかったかって、それは言えねーな。
ま、終わりよければすべてまし、だ。
702687:2006/09/25(月) 00:36:52 ID:4R1jdS4P
長ー!!
一人で消費して本当にすいません。
あとヘタクソで申し訳ないです
いろいろ誤字脱字や矛盾点もあるかもしれないですが、
少しでも楽しんで頂けたらありがたいです
703名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:57:07 ID:i55keUbx
GJJJJ!!

久しぶりの作家様に巡り逢えて幸せー(゚∀゚)

「終わりよければすべてまし」にワロタw
704名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 14:55:40 ID:+Nd/iYun
>687
GJ。つくしがかわいい(*´Д`)ハァハァ
道明寺の荒さもいい
もうちょっと後半読みたかった
705名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 20:17:06 ID:MTyWfP0I
好きだコノヤローで笑ってしまったw
おもしろかったです。やっぱ道明寺はつっこみどころ満載でいいですw
また読みたいな〜。
706名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 00:36:04 ID:tOJsMlEx
>>703
ありがとうございます!
道明寺は脳内だとつっこむ人がいないから
とんだ勘違い野郎になりますw

>>704
すいません
書いてるうちに、エロなんか書けっか!
と恥ずかしくなって最後は濁してしいました…

>>705
書いてて一番楽しいのは道明寺のボケですからw
ありがとうございます。
ぜひぜひまた書かせて頂けたらと思います
707名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 21:35:31 ID:fd8K8jEQ
おー!!!!!!!!!!!!
  ネ申!

GJです
708BB:2006/09/28(木) 13:41:36 ID:6RJA7Xve
初めて書かせていただきます。
つかつくの微エロ、本番なしですが…
どうぞよろしくお願いします。


F4の卒業した高等部は、不気味なほど平和だ。
いかに奴らが騒動の元だったのか、解るというもの。

「あーら、牧野さん」
嫌みなクラスメイトの声を聞いてうんざり。
「もう進路は決定なさったの?」
大変ねぇとさも見下したような態度で、あたしを睨みつけた。

あたしの家が貧乏だって知ってるから
あたしが大学部に進学できないって知ってるから

握りしめた拳を、クラスメイトの顔ギリギリの所に打ち付ける。
バンと派手な音を立てて、彼女の後ろにあった観葉植物がざわざわと揺れた。


「おかげさまで」


もちろんにっこり笑うのも忘れずに。
ぱくぱくと声にならないうめき声のようなセリフを言ってるクラスメイトは
お世辞にもお上品とは言えなくて、思わずぷっと吹き出した。


みるみる内に彼女の頬が緋に染まる。


「覚えてらっしゃい!」
チンピラと変わらない捨て台詞で、
長くカールした髪を翻して、クラスメイト達は足早にその場を去った。
709BB:2006/09/28(木) 13:42:23 ID:6RJA7Xve
はぁ、と大きなため息をついた。
沈み込んでしまいそうな気分を、無理矢理引き上げる。


こんな気分の時は ―――


あの、非常階段へと続く廊下を足早に歩く。
あそこに行って叫んでやる。
拳を握りしめて、うんと大きく頷いた。


ドアのノブをがちゃりと開ける。


一面の青空、髪を攫う柔らかな風。
すうっと息を吸い込んだ。




「金持ちだからっていばってんじゃないわよっ」
もう一度拳を握りしめて、大きく息を吸う。
「ばーーーーーーーーーーかっ!」




「誰がバカだ?」
低く、響く懐かしい声。
「おい、牧野」
手すりにつかまったまま、呆然と立ちすくむあたしの背中から、
ふわりとたくましい腕が伸びる。

背中に感じる、懐かしいぬくもり。
身体中を覆う、甘い香り。

「なん、で?」
かろうじて声になったセリフは間抜けにもそんな3文字で。
「お前が呼んだからだろ?」

「嘘…?」
「嘘じゃねーよ」

振り返った先にいたのは、確かに道明寺で、
あたしはその先のコトは何も考えられなくなってしまった。
710BB:2006/09/28(木) 13:45:19 ID:6RJA7Xve
久しぶりの道明寺の顔をまじまじと見る。
「あんま、見ンな」
道明寺があたしの瞳を掌で覆った。
「キスできねぇだろ」

最初は触れるだけのキス。
柔らかな感触。甘い甘い恋の味のするキス。
溶けるような気持ちで身を任せた。
ゆっくりと道明寺がその角度をずらして、
あたしの唇を、深く深く味わい尽くす。
絡め取られる舌、柔らかになぞられるその仕草、全身が甘く痺れて、うっとりと道明寺の両腕を掴んだ。

これが、夢なのか、現実なのか ――― もうそれさえ判断がつかない。

「逢いたかった」
道明寺の掠れた声に、返事さえ出来ずにあたしは必死に空気を吸い込んだ。
痺れた頭の隅で、これは夢かもしれないと思う。
だって道明寺はニューヨークにいるはず…
これは、夢だ。
そう思うと、自然と素直な自分がむくむくと顔を出す。

「あたしだって、逢いたかった」
ぎゅっと道明寺の背中に両腕をまわす。
夢とは思えないほどリアルなそのぬくもりに酔いしれた。
「そーか、そんなに逢いたかったのか」
道明寺が嬉しそうに笑いながらあたしを見、もう一度キスの雨を降らせる。
「俺も、逢いたかったし ――― ずっと、こうしたかった」
道明寺が耳元に唇を寄せて、そっと囁いた。
「アイシテル」
触れるか触れないか、ギリギリの所を動く唇と、
耳元に触れる声の微かな振動に、全身がびくりとなってしまう。

「ここ、弱いのか?」

意地悪な声と、それとは裏腹な優しいキスが耳を襲う。
ずくり、と脳裏で光が弾けた。
感じたことのない感覚に支配されて、あたしは道明寺にすがりついた。
「…んやっ」
自分の声とは思えないほど甘い響き。
道明寺はクスリと笑って、あたしの首筋にキスを落とした。
きつく吸い上げられるそれに、あたしは身もだえて首を振った。
「俺に任せろ」
そう言ったかと思うと、道明寺の綺麗な指先があたしの制服のボタンを器用に弾いた。
まるでマジックのように制服と下着が上半身からずり落ちた。
あらわになる肌に、あたしは身じろぎをする。

「逃がさねぇよ」

捕まれた両腕はほどきようもなくて、晒された胸の頂がどうにも恥ずかしくて、泣きそうになった。
711BB:2006/09/28(木) 13:47:06 ID:6RJA7Xve
道明寺の強い天パの髪が、鼻先をくすぐった。
そして、胸の辺りに柔らかなしめった感触が走る。
それは頂を避けて、ぐるりとじらすような動きで
何度も何度も柔らかな胸の裾野を繰り返しなぞった。
くすぐったいような、痺れるような、不思議な感覚。
不意に道明寺の舌先が、敏感な部分を掠める。
「ぁああっ」
思わず漏れた甘い叫びに、道明寺が上目遣いでにやりと笑った。
「牧野、乳首立ってる」
「や、ヤダっ」
「そうじゃねぇだろ?」
冷たく言い放って、道明寺が繰り返しくにくにと
胸の先を転がすようにもてあそんだ。
「…あ…っんっ」
みるみるうちに、あたしの身体はあたしの理性を超えていく。
ぴたり、と道明寺の動きが止まった。

「嫌、か?」
真剣な瞳で、道明寺があたしを覗きこんでいた。
嫌と言えば、道明寺は辞めてくれる。
頭のどこかでブレーキが点滅する。
拒否するなら、今 ―――
「もっと…シて…」
一度超えてしまった本能は、どうにも止まりそうになかった。

ゆっくりと道明寺のキスがあたしの胸に降り注ぐ。
そのたびにあたしの身体はびくんと飛び跳ねて、
堪らず道明寺の身体にしがみついた。
片方の胸を舌先で、もう一方の胸を指先でいじりながら、道明寺があたしを上目遣いで見つめている。
「やっ…見ないで……っ」
「牧野、感じてるカオ、やらしーな」
「や…っあぁんっ」
「すっげ、エロい」
そういって道明寺がゆっくりと瞬きをした。
「もっと見せろよ、そーいうの」
勝手に口から漏れる吐息も、思わず捩ってしまう身体も、恥ずかしくて堪らない。
夢じゃなかったら穴を掘って自分から埋まりたいくらい。
「悪ぃ、我慢できねーかも」
道明寺がそういって、あたしのスカートの中に掌を差し込んだ。
するりと滑るように内股を撫で上げられて、
あたしはビリリと雷が全身を突き刺したような感覚に陥った。

そっと、ショーツの上を道明寺の掌が滑っていく。
そして、道明寺の指が何かを見つけたみたいに、一点をくいと押した。
「あぁぁぁぁ……っ」
一瞬目の前が真っ白な光に包まれる。
頭の後ろで何かが弾けて、一気に腰の辺りまで快感が走り抜けた。
ビクンビクンと身体が言うことをきかない。

あたし、どうなっちゃうの?
薄れゆく視界の中で、道明寺の苦笑いがやけに鮮明に脳裏に焼き付いていた。
712BB:2006/09/28(木) 13:48:13 ID:7paTH5es
久しぶりに来て見たらこんなトコで寝てるなんて、相変わらずだよね。
類は思わずクスリと笑いを零して、フェンスにもたれるようにして寝ている友人を見下ろした。
「ん……」
やっと目を覚ました牧野が、目を白黒させて俺を見ている。
「る、る、類っ」
「何?」
俺の返事なんて頭に入ってないくらい動揺して、
牧野がワタワタと妙な動きを繰り返していた。
「なんで…道明寺…やっぱ、夢?」
相変わらず。
考えてることは全部外へ垂れ流しの牧野に、思わず吹き出した。
「何よ!?」
真っ赤になった牧野が、ぷんと顔を背けて拗ねてみせる。
ひゅうと少し強い風が、俺たちを攫っていく。
牧野の髪がふわりと舞った。

首筋に、くっきりと残るキスマーク ―――

「相変わらず、早いね、牧野のこととなると」
くすくすと笑いながら小さく独り言。
「何よっ!?」
「――― ナイショ」

司に、牧野が滅入ってるよって伝えたことも
たまには会いに来ないと奪っちゃうよって言ったことも
たぶん、牧野が夢だと思ってることが、現実だってことも



夢で逢えたら 素敵


713BB:2006/09/28(木) 13:51:34 ID:7paTH5es
たくさん消費してすみませんでした。
最初の方、改行が読みにくくて重ね重ねすみません。
キャラのイメージを損なってしまったらすみません。
最後に…駄文で申し訳ありませんでした! 失礼します。
714名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 22:23:52 ID:QIzHJ1AL
すごいっ!!
初めてとは思えない程の出来だと思う!
情景もありありと浮かんでくるし、セリフも(・∀・)イイ!!

私も以前書いたけど(SFです)難しくて難しくて・・
シメも綺麗に纏まってるしほんと脱帽です。
凄くよかったです!
GJGJGJー!!
715名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 22:59:33 ID:c3DFaic2
誰か新作を書いてくれ…
716名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 23:35:49 ID:Vf4D73gX
>>715
二日前に小説きたばかりで、そこから2レス目なのに
感想スルーで催促ってあまり良くないよ。

作家さんは頭悩ませて時間さいて書いて
小説の出来やみんなの感想が気になったりして、
何回も何回もスレのチェックしたりしてるのに
なにもなかったみたいに催促ばっかりのレスじゃあ書く気なんておきないよ。

別に好評価じゃなくても、自分の小説を見てる人がいるって
わかるだけで作家さんも書きたくなるんじゃないかな?
717BB:2006/10/01(日) 01:37:38 ID:e3pqinSu
初心者が調子に乗ってすみませんでした
いろいろ皆さんに嫌な思いや気遣いをさせてしまって反省してます。
素敵な作家さん達のご活躍の邪魔をしてすみませんでした。

SFさん、丁寧なレスありがとうございました。
SFさんの作品、とっても楽しみにしてます、ファンです!
これからもがんばってくださいー!!
718名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 11:05:19 ID:jl0oGH4M
>>717
邪魔なんてとんでもないですよ!!
すごくいい小説でした
ひとつ前に書かせて頂いた者なのですが
比べものにならないくらいの素敵さに凹み
なかなか米できませんでした。スミマセン。。
楽しみにしていますのでまた書いてください!
719名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 11:53:00 ID:Z3tCdQQr
ほしゅっとくか
720名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 19:02:42 ID:yNtsdPHs
保守として道明寺のボケ会話

「なぁ、俺最近悩んでんだけど…」
「どうした?あきら。」
「お前の悩みなんて知るかよ」
「…」
「俺、この間初めて年下の子をオッケーしちゃったんだよ」
「マジかよ!?あの年上しか相手にしなかったお前が!?」
「明日はやにが降るかもしれねーな」
「「槍だって…」」
「!!うるせー!わざとだわざと!」
「(無視)でもよ、やっぱ俺ムリなんじゃねーかと思って、
今からでも断ろうかと思うんだよ…」
「まぁ、お前はなー。根っからのマダムキラーだし」
「だったら最初っから受けるんじゃねーよ。
は、まさに航海後先たたずってやつか」
「…どう思う?あきら」
「いや、多分間違えてると思う…。」
「あぁ!?なんだよ」
「なんでもねーって。おい類、寝てないで少しは俺の相談にのれよ!」
「………なに?」
「!こいつマジでねてたのか…!」
721名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 23:49:56 ID:51+dRU1/
(´゠ω゠`)ショボーン
722名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 09:33:20 ID:2m5XCSpw
類×つくが読みたいっ
723名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 12:03:29 ID:zowXNF8K
┐(´ー`)┌
724名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 15:25:32 ID:AUBUnHSD
神あらわれないかな
725名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 01:47:27 ID:P9jmE7uG
726名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 12:14:46 ID:nDf0HFKu
727名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 00:46:07 ID:KPZsRFwD
新作なんでもいいです!お願いします
728名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 23:54:57 ID:LopRt2pU
それじゃあ、ファンスレで上がってたBLを出します。
見たくない人はスルーでお願いします。初めて書きますので、拙い文で見苦しい所はご勘弁を
BL@
NYの町並みが冬景色へと煌びやかな色とりどりとのクリスマス色に染まっていく
牧野と離れて3年・・・それこそ、NYに来たばかりの頃はここに立っているのが精一杯でやっと逢えたのが1年後
今では、仕事や牧野をこっちに来させる要領を覚えて3ヶ月に1回は逢えるようになった・・・
それでも男としての本能が時々疼く事がある
一度、女の中で出す快感を味わったら自分でなんかできねぇーと総二朗たちが言ってたけど、こんなに辛いなんてな・・・
つくしのあの声、あの顔、思い出すだけでもたまんねぇー。思い出すだけでも窮屈そうなズボンにはっきりと主張しだし男が疼きだす。
逢いてぇーよ牧野。
言い寄ってくる女達は数知れねぇーが、俺は総二朗達とは違う牧野だから欲情するんだ。考えただけで気持ちわりぃー
おっ、考えただけで萎えちまったじゃねーか
729名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 00:11:33 ID:KmUHeZp3
BLA
「トントン・トン」
誰だこんな時に、秘書の奴がTELして来ない所をみるとババアか?
何事もなかったように返事を返す。「はい」
 ドアが開けられ、そこに立ってたのは懐かしい幼稚舎からの旧友だった
「久しぶりだね司、元気にしてた?」
「類、何だお前か。どうしたんだ?」
「何だお前かって、久しぶりに会った旧友に言うセリフ? 父さんの使いでこっちに来てる。それに牧野にも頼まれたからね」
何だ牧野の頼まれ事って、まさか類、お前
「勘違いしないでね。週刊誌とかゴシップが日本にも伝わってきてる。」
「牧野に頼まれて俺を確かめに来たって事か?」
頭に来るなぁ、こっちはこんなに辛い思いしてんのに俺を疑って類をよこすなんてな
「牧野を怒らないでね、不安なんだよ牧野は。司のためにと慣れない稽古やらしてるんだから」
「ああ」
俺がNYに来てから、姉ちゃんが牧野改造計画と言って習い事とかさせてる。エステやらフィットネスクラブまで姉ちゃんの特製メニューとか言って
そのせいもあってか、見違えるように綺麗になった牧野。体つきも以前と比べて幾分女らしくなった、透き通る肌に、括れたウエスト、以前とボリュームを増した胸・・・
やべっ、想像したら疼いて反応しちゃったじゃねーか
「どうしたの司? さっきから挙動不審だけど。まぁ、司はいつも普通じゃないけどね」
「いや、急ぎの用を思い出した。お前なんか飲むか?秘書に何か持ってきてもらうぞ」
おもむろに立ち部屋を出て行く司
「ふーん。いつも自分から動くことなんてないのにね。それより眠い・・・ここで寝せてもうらおう」
カッシーナ製のソファーに身を埋め眠りの世界に落ちて行く類


730名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 00:13:01 ID:VM57y13c
あげ
731名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 00:48:54 ID:+/eJofAr
BLB
類の前で疼くなんて俺もどうにかしてるな。気持(体?)ちが落ち着いたところで部屋に戻るか
「類、茶持ってきたぞ」
ちゅーか、またお前こんな所で寝やがって
「おい、類起きろよ。おい」
「うっ、う〜ん」
何だよお前、女みてーな声出しやがって。それにしても、こいつの寝顔じっくり見るの初めてだな
こうして見るとすげーっ睫毛長いし、透き通るような肌。女でもここまで綺麗なやつは少ないぞ。
無意識のうちに類の肌に触れる手。何だ、吸い付くような滑らかな肌・・・牧野の感触に似てる。まあ、牧野はもっとほわっとしてるんだけどな。
顔を赤らめ、つくしを想像する。その時、下半身に思いもかけない衝撃的な刺激が
「類・・・」
はちきれんばかりに主張し始めた俺自身を摩りながら、天使の顔をした悪魔がささやいた
「欲しいんだろう。欲しくて疼いてるんでしょう? 俺が相手してやろうか?つ・か・さ」
「なっ、なに言ってるんだよ類。自分が何言っているのかわかってるのか?」
青褪める顔と裏腹に怒張して尚もはちきれそうになる司自信を見つめながら類はささやく
「司さぁ、絶えられなくなって他の女と浮気でもしたらさぁー。悲しむのは牧野だよ。俺は牧野を泣かせたくないし、司にも辛い思いをして欲しくないんんだ」
「これが一番の方法だと思うよ」
ニコッと天使の微笑をしながらベルトに手を掛ける類。その手を払いたいと頭で思っても体が、体が動かない。
快楽を求める自分がいる。俺はこの先どこに行くんだろう・・
732名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 01:04:42 ID:+/eJofAr
なんかBLはNGですか? ageちゃってから気付くなんてすいません。
この先、どうしましょ?
その後の話しで、日本ではつくしが疼いててそれを類が満たしている話を書こうと思っていたんですが。
つくしが罪悪感を感じないよう、類は司を満たしてあげるVersionが今回のBL。
とってもつくしを思ってる天使な類シリーズです。
733名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 02:28:47 ID:F+VVkfZ0
どうしましょと言われても。
数字板にスレ立てるなんなりしてくれないか。
BLはどうしても苦手な人いると思うし。
734名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 10:11:51 ID:i3blXGMh
同意
BLなら801にスレ立ててやって欲しい。
BLはBL萌えじゃないとキツい。
735名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 14:31:03 ID:lXBMosUG
言葉責め類つくを書きたいんだけど、モロ卑猥な言葉は引く?
やっぱ伏字がいいのかな?
736名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 17:28:07 ID:D93RTdsS
言葉責めいいねー。引かないよ。
737名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 17:30:05 ID:XfnPc5hf
BLは苦手だなぁ
738名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 22:24:07 ID:xpxnsOym
初歩的な質問ですが
BLってボーイズラブのこと?
だったら私もパス
739名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 22:37:44 ID:lXBMosUG
言葉攻め、書いてみたんだけど、つくしの性格が変わってる…w
エロ好きになっちゃってるしw

想像つきにくいかもしれないですが、
類とエッチしているうちに、エッチ好きになっちゃったつくしってことで。
もし読みたい方がいらっしゃればうpします。
740名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 22:43:10 ID:43zlaDHC
束、BLという言葉の意味わかってるか?
ボーズラブだ
類と司がつくしのことを想ってる時点でBLじゃない
BLを書くのなら、原作の設定をある程度忘れなくちゃ
花男ではムリだよ
BLをちゃんと読んだことないのなら、BLは手を出さない方が無難
それにやるのなら、ちゃんと数字板で
最低限のルールは守れ
741名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 23:09:22 ID:XfnPc5hf
>>739
ぜひぜひ読みたいっ!お願いします
742739:2006/10/30(月) 23:33:53 ID:lXBMosUG
激エロを書きたくなっちゃたもんで…、
読まれた方で、引いちゃったら方がいらしたらスミマセン。
最近ここ厳しいからw、気に入ってもらえるか心配だw
では、本編です。↓




今日も牧野はいつものとおり俺の部屋にやってくる。
そうして、いつもと同じように俺を求めて身体を摺り寄せて来るはずだ。
付き合い出したばかりの頃はそういう雰囲気に持っていけば行くほど、牧野にかわされることが多かったのに、
今となっては立場は逆転して、牧野のほうから誘ってくることのほうが多くなっている。
牧野の身体は開発すればするほど、どんどん応えてくるようになった。遅咲きな分、貪欲に俺を求めてくる。
俺だって驚いてるんだ、牧野がこんなに淫らでいやらしい女の子だったなんてさ。
ほら、今だって、テレビをぼーっと見ている俺の顔を、チラチラと横目で見て様子を伺っている。
俺がエッチな気分になってくれないかな、って思っているのが一目瞭然。
意地悪な俺は、判っていても気が付かない振りをする。

743739:2006/10/30(月) 23:34:25 ID:lXBMosUG

「花沢類?」
普段の牧野とは違う声が聞こえる。
俺は目線をテレビに残したまま、声だけで答える。
「ん?」
「…眠く、ない?」
そうきたか。眠くはないけど、牧野とはしたい。でも、そんなことは言わない。
「別に、眠くないけど」
「そう…」
残念そうな表情で言うと、牧野はそのまま目線を下にする。
「眠いなら、寝るといいよ」
俺は一瞬だけベッドルームの方に顎をやって、再びテレビに向う。
「テレビ、面白い?」
「別に」
あくまで俺の気を引こうと必死になってる牧野。だけど俺は冷たく答えて牧野には目もくれない。
暫くすると、じれたように牧野が俺のそばに来てソファに座る。
「花沢類…」
我慢できないというような声で言うと、牧野は俺の股間へと手を伸ばした。
内面では硬くなりかけている股間も、表面上はまだ柔らかいままで、牧野にはまだ俺の興奮は伝わってない。
「ねえ…?」
誘う声で囁くと、牧野は俺の股間を上下にさする。
「ダメだよ、今日は」と、たしなめるように言って手をどかそうとすると、
「どうして?」と拒否られた理由を聞きながらも手をどかそうとしない。
「牧野、どうしたの、そんなにエッチになっちゃって」
「だって…花沢類が悪いんだよ…どんどん気持ちよくさせるから…」
いやらしく潤んだ目で俺を見つめながら、股間の手を更に強める。その摩擦で俺も硬くなり始める。
苦笑を作って見せると、
「仕方ないな…じゃ、今日は俺の言うこと、全部聞くんだよ?」
と条件を提示する。
「ん…分かった」
牧野は小さくうなづいて、キスを要求した。
744739:2006/10/30(月) 23:35:47 ID:lXBMosUG

舌を絡ませあうねっとりとしたキスをしながら、牧野の胸を服の上から揉む。
牧野は息を荒くしながら、俺の股間から手を離そうとしない。
ブラウスのボタンを外してブラをずり下ろすと、少しだけ豊かになった牧野の乳房が現われる。
乳首を指でこねながら、もう片方の乳首に舌を這わすと、牧野が声を出して喘ぎだす。
音を立てて唾液を絡ませ、乳首を吸いながら指で牧野の秘部に触れると、しっとり湿り始めている。
「もう濡れてるよ?」
牧野の顔を見て言うと、真っ赤になって口ごもる。
「だって…気持ちいいんだも…」
「もっと気持ちよくなろっか」
俺はスカートの下から下着を脱がせると、足をソファの肘掛にかけさせて、Mの字に開かせる。
「やだ…こんな格好…」
恥ずかしがって即座に足を閉じようとする牧野に、俺は意地悪く言い放つ。
「今日は言うこと聞くんだよね」
「でもっ…」
「だめ、閉じたらもう、続きしない」
俺の言葉に、牧野は諦めたのか足を広げたままにした。そこはすでにいやらしい涎が満ちている。
「すごい…まる見え、牧野」
「や…」
俺から目を逸らそうとしたので、「俺を見てなきゃやめるよ?」と言って、視線を俺に向けさせたままにする。
「やらしいカッコだね、牧野」
牧野を見つめて視姦を続けると、触れてもいないのに、牧野の泉からは愛液が溢れて、革張りのソファを汚していく。
牧野の腰が震えだしたとき、俺は牧野に質問する。
「舐めて欲しい?」
「…うん…」
息も絶え絶えに答える牧野。
「じゃ、『おま○こ舐めて』ってお願いしなきゃ」
牧野は目を見開いて、首を振って否定する。
「そんなこと、言えな…」
「じゃ、今日はこれでお終い」
俺が、脱いだシャツとチノパンを手にした時、牧野は小声で答えた。
「おま○こ、舐めて…お願い…」
「よく出来ました」
俺は上機嫌で牧野の腰を持ち上げると、マングリ返しで牧野のそこに吸い付く。
「あああああっ」
待ちかねたのか、牧野は大きな喘ぎ声で悦びを表現する。
溢れる蜜を吸いながら、ちょうどその上にある蕾を剥いて触れると、更に牧野の喘ぎは大きくなる。
「ああああんっ!」
「牧野、クリトリス弱いんだよね」
悦びに満ちた顔で、牧野がうなずく。
「ああんっ……花沢類………」
「美味しいよ、牧野のここ」
指を牧野の中に入れて汁を掻き出しつつ唇でクリトリスを吸うと、
吸うたびに溢れ出す蜜が止め処なく俺を指を濡らしてゆく。
745739:2006/10/30(月) 23:37:11 ID:lXBMosUG

「牧野のここ、こんなにいやらしくなっちゃって…そうそう、ここも弱いんだよね」
指を更に奥に進め、指を中でくの字に曲げて牧野の弱い場所を攻撃する。
「あああんんっっ」
中と外を同時に攻めていると、牧野の喘ぎが泣き声のように変化する。
この声になると、もう我慢できないってことなんだよね。
「そろそろ、別のものが欲しいんじゃない?」
「うんっ…欲しいっ…」
「じゃ、俺のも大きくして」
牧野を元のように座らせてその横に立つと、牧野は俺の下着の上から肉棒を舐め始める。
ボクサーパンツの上からでもはっきりと形が分かるくらいに硬くなった俺のモノを、
牧野は唾液でタップリと濡らして先端から舐めていく。
「俺の顔を見ながらしゃぶって」
牧野の動きが一瞬止まって、彼女の躊躇が見て取れた。数秒の後、牧野は上目遣いで俺を見る。
その恥じらいを伴った表情が可愛くて、俺の興奮度合いがますます上昇する。
「うん…いいよ、牧野、直接舐めて」
牧野は既に唾液でベチョベチョの下着から俺の肉棒を取り出すと、直接舌を延ばした。
いつからこんなに上手くなったんだろう、牧野は。
そう思えるほどのテクで、俺を舐め上げていく。特に、裏スジを舐める舌の動きは、それだけでイキそうになるくらいだ。
ジュルジュルと淫靡な音とともに、牧野の口から俺が出し入れされるたび、吸い付く唇と舌が俺を硬くする。
まるで美味しいお菓子を食べるようなその口の動きが、牧野が本当にエッチが好きな女の子になったことを俺に教える。
「牧野…これ、好き?」
俺を咥えたままでうなづいて、牧野は頬を窪ませる。吸い付きがすごい。
「そろそろ入れて欲しい?」
もう一度うなづくと、口からモノを出して小さな声で答える。
「入れて、欲しい…」
「じゃ、どこに、何を入れて欲しいのか、言ってご覧?」
もう牧野の表情は、いつもの牧野ではなく、既に欲望に溺れた女の子の顔だった。
「あたしの、おま○こに、…花沢類の、おち○ちん…入れて…」
「素直で可愛いよ、牧野」
牧野の足をさっきと同じようにMに広げて、その足の間に立ち膝で立ち、牧野のソコに俺をあてがう。
先端を挿入すると牧野の嬌声が響いたので、全部は入れずに、先端だけをゆっくりと出し入れする。
「入り口、気持ちいい?」
「うんっ…気持ちいい……」
「半分だけ出し入れしてるんだよ、今」
「ああんんっっ」
「顔を上げて、入ってるところ見てごらん」
牧野は言うとおりに顔を上げると、俺達が繋がっている場所を見た。
746739:2006/10/30(月) 23:37:59 ID:lXBMosUG

「よく見える?」
「…んっ…うんっ…見えるっ…」
「すごいよ、牧野。ヌルヌル」
「あああんっ」
「俺のこと、飲み込んで…本当にエッチだね」
「あああんっ…っ…」
「半分でそんなに気持ちいいんなら、全部は入れなくてもいいね」
意地悪く問うと、牧野はイヤだと首を振る。
「いやっ…」
「もっと欲しい?」
「うん…あっ…欲しいぃ…んっ…」
「どこまで欲しい?」
「…奥まで…」
「どこの?」
「あんっっ……おま○この…奥っ…」
「突いて欲しい?」
「うんっっ……お願い…」
「なにで突いて欲しい?」
「類のっ…おち○ちんで…突いて…」
「牧野、可愛い…」
俺が一気に根元まで挿入すると、牧野は一際悦びの声を上げる。
「ああんっ!…気持ちいいぃっっ!」
「うん、入ったよ…」
出し入れする速度を早めて、お互いを擦り合わせる。
牧野も腰を動かして、俺の動きに合わせて自分を打ち付けてくる。
「ああんっ…っ…類っ……奥、当たるっ」
セックスするときだけ、しかも我を忘れているときにだけ俺を名前で呼ぶことに、
牧野は気付いてるんだろうか。
「牧野、すごいよ。やらしい腰の動き…」
「ああんっ」
結合部からは、牧野が溢れさせる愛液が淫靡な音を立てる。
「ほら、すごくやらしい音も聞こえる…ずっと入ってたいよ、牧野の中、気持ちよくて」
「うううんんっ…類……奥、気持ちいぃ…っ!」
「ズッポリ入ってるからね…」
牧野の奥を突きまくりながら、限界が近づいているのを感じて、
フィニッシュを迎えるため、俺は一段と動きを早めた。
「あああっ!…んんっ…類、類っ…!」
牧野は身をよじって声を抑えることも忘れて俺の名前を呼んだ。
「類、類っ…イク、イッちゃううぅぅっ!」
「いいよ、一緒にっ…」
より速度を上げた俺の腰は、牧野に昇天の扉を開かせるべく、更に奥を突いていく。
そして、牧野は一段と声を張り上げて。
「あっ、あっ、あっ、あっ、……―――あああああっっっ!!」
身体をビクつかせて、俺を締め付けながら奈落の底に落ちてゆく。
「まきのっ…!」
俺も牧野の中に全てを注ぎいれて、牧野の上に崩れ落ちた。



射精の後、薄れ行く意識の中で、牧野の隠れたマゾ体質を更に開発する楽しみが増えたと、
嬉しく思う俺がいた…。
747739:2006/10/30(月) 23:40:16 ID:lXBMosUG

お粗末さまでした。
隠語はモロ言葉にしようか、○つき伏字にしようか迷ったのですが、
やはり少しはオブラートが必要かと…w

エッチなつくしを想像できない方、スミマセンでした…。
748名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 23:41:46 ID:XfnPc5hf
いい!好きこんな感じ。つくしがH好きに開発されたのも
749名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 23:45:28 ID:XfnPc5hf
>>747
類つく大好きなんでありがたいお話だぁ。
次のもぜひぜひUぷしてください
750名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 09:44:33 ID:8W2Ko+Lw
>>747
好きです!こんな感じ。伏せ字もいいっ!次の話も楽しみにしてます
751名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 14:49:23 ID:cHUK3Um7
久しぶりにきたら作家さん。ルイ好きにはたまりません。
752名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 22:27:27 ID:d8pgLuSG
類視点スキー
うまいね
753名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 03:39:07 ID:doacxnNz
言葉責めの類いいね
754名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 20:44:20 ID:haDiB2Oy
ほしゅ
755名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 22:24:34 ID:RFLol1io
age
756名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 22:04:13 ID:y/dY6D6+
総つくないかな
757名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 23:35:55 ID:UmGLzCNg
意地悪な類に萌え萌えだ〜(´ρ`)
なぜか、ここでは類って鬼畜キャラだよねw 大好きだ!
758名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 00:18:23 ID:Fu3W2d7x
鬼畜なルイルイにもきゅんとするねっ
759名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:16:06 ID:8v9i6ui7
さて、どうしたものか・・・
760名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 23:28:59 ID:1nKqK5N8
甘甘系よみたい
761名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 18:40:32 ID:7YKUC+XV
ほしゅ
762名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 11:57:36 ID:CzClJzII
ho
763名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 13:49:22 ID:I84MLZ09
あまあま・・・
764名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 10:42:24 ID:xIEsU+NI
よみたいなぁ
765名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 21:19:26 ID:DCr+DL+9
よみたい
766名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 20:31:05 ID:VAPkNGmo
ほしゅage
カップリング問わず。作家さん投下待ってます!
767名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 14:59:33 ID:Qd+04pyG
来月にはドラマはじまるし。作家様是非ともよみたい
768名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 00:23:01 ID:VvNgRIKl
SFさまー!ファンです。前の続きをかいてくださいませ。
769名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 20:26:47 ID:rTV2jxoe
よみたいです!
770SF:2006/12/03(日) 22:49:22 ID:NwkB724Z
私もほぼ毎日このスレをチェックしてたので
名前が出ててびっくりしたw

昨日なんとなーく書いて見ようかと思ったのですが
イメージが広がらず諦めた所でした。
よろしかったら希望の場所等を教えて下さい。

ちなみに
・なんとなく人前、もしくは人のいる所。
・道明寺の射精シーン。
は外せませんがw
771名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 00:30:15 ID:DwojKJTj
書いてくださるのなら何でも・・。
あれからつかつくがどーなったのか気になって気になって・・。
宜しくお願いします。SFさんの作品すごく好きなんです。
エッチになれてやりまくってるつかつくも読みたいです。
772名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 00:34:44 ID:iwBB3lBs
是非ともSFさんのお話楽しみに待ってます
773SF:2006/12/04(月) 02:35:11 ID:DE193Qpu
今頑張って書いている所です。
早ければ投下は明日になると思います。

・遊園地デートの続き
・つかつく
・大人のおもちゃ使用
の予定です。
嫌いな方はスルーでお願いしますね。
774名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 17:53:32 ID:+27Dm7hS
待ってまつ(`・ω・´)
775名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 22:21:33 ID:iwBB3lBs
楽しみに待ってます!
776SF:2006/12/05(火) 03:01:02 ID:ZYHFHI+d
遅くなりました。
なんとか書き上がりましたので投下します。

8レス使用させて貰います。



注意書き
・つかつくです
・つくし攻め寄り
・おもちゃ使用
です。
777SF:2006/12/05(火) 03:03:18 ID:ZYHFHI+d
「おい、司てめぇ昨日途中でバックレやがったな!?
フザけんなよ。結局優紀ちゃんと二人でデートするはめになったじゃねーかよ。」

「……昨日バックレ…?――っっ!!」


総二朗の言葉に昨日の牧野との出来事を思い出し、俺は耳まで赤くなった。
結局あの後、お互いこっぱずくなっちまってそそくさと遊園地を出たんだよな。
しかし総二朗に会わなくて正解だったぜ。
ニヤニヤするのを抑えられそうになかったからな。


「お前俺が優紀ちゃんは苦手なタイプだって知ってんだろぉ?
――って何一人でニヤニヤしてんだよ!?」

「おおっっ!? 俺今ニヤニヤしてたか?やべーな…。」

「いや、今もニヤニヤしすぎだろ(笑)
はっはぁ〜ん…、昨日牧野と何かあったな?」

図星をつかれ真っ赤になる俺の肩に手を回し、総二朗は顔を覗き込んできた。

まぁあまり詳しく言うと牧野にぶん殴られそうだからな。
とりあえず簡単にラビリンスであった事を話してやった。2時間位。


「………わかった、お前の牧野に対する愛だとか
牧野がお前にとってはすげぇ可愛く見える、という事はよくわかったから。」

俺様がカフェテリアで語り続けるのを総二朗は遮った。
顔に疲労の色が見えるのは気のせいか?


「この恋愛のエキスパート、西門総二朗様がお前にいい店を教えてやるよ。
いいか?ただし牧野に無理強いはすんじゃねぇぞ?」
そう言うと一件の店を教えてきた。
なんだこれ?




「やばい!やばいよ優紀。
あたしおかしいかも!」

昨日あれから帰っちゃった事をお詫びしに、
今日は優紀の家に遊びにいったんだけど
相談も聞いて貰う事に。

「道明寺がさ、すごくカッコイイなって思う事もあるんだけど、
その………してる時は凄く愛おしくなっちゃって
あたしの方が止まんなくなっちゃうと言うか…。」

自分の言っている事の恥ずかしさにどんどんと頬が染まっていく。

「フフ、みんなそうなんじゃないかな?
それで道明寺さんが嫌がったりしてないんだったらいいんじゃない。
うらやましいよ。」
778SF:2006/12/05(火) 03:05:41 ID:ZYHFHI+d
優紀にそう言われ、あたしはやっぱり奥手な部分があったから
積極的になる事が恥ずかったりするのかな…なんて思った。


今日はなんとかく道明寺の顔を見るのが恥ずかしくてサボっちゃったけど、
明日は学校行こう。

なんか道明寺に会いたいなぁ…。




―翌日―

英徳の門をくぐった所で牧野を待つ。
すっげぇ寒い。ハンパじゃねぇ。
あと5分でこないと容赦しねーぞ!


「なにやってんの?」
「…今俺が寝てるようにでも見えるか?
待ってたんだよ!早く行くぞ。」

牧野の手をとり足早に大通りへと行きタクシーを捕まえる。

「ちょっ、なんなの急に。」

外の冷たい場所から暖かい暖房の効いたタクシーに乗り、
ようやくイライラも治まってきた。

「ちょっと買い物、付き合えよ。」


何を買いに行くのかは教えねぇ。まぁサプ…、サプ……、サプリメントってやつだ。




なんなの急に。買い物なんて珍しい事言っちゃって。
しかもタクシー?運転手もいる高級自家用車を持ってる道明寺が!?
……怪し過ぎる…。


「ここでよろしかったですか?」
事務的に話しかける運転手さんに一万円札を渡すと、
「釣りはいらねぇ。」
そう言いながらタクシーを下りる。

いやいや、お釣り貰えよ! 心の中でブツブツいいつつ道明寺の後を追い掛ける。
足の長さが違う分、道明寺と歩く時は早足にならなければいけない。もぅ!
779SF:2006/12/05(火) 03:07:38 ID:ZYHFHI+d
「…ここか……。」
ゴクリ、と思わず喉がなる。
総二朗が教えてくれたこの店はなんでも会員制のおもちゃ屋らしい。
個室でカタログから選べるから、他人にジロジロ見られる心配もねぇって訳だ。
もちろんおもちゃと言ってもガキが遊ぶような下らないもんじゃねぇ。
俺様の様なVIPかつ大人じゃねぇとな。

いつまでも牧野に攻められているようじゃ男がすたるぜ!




道明寺が明らかに緊張している。
この寒い中、汗がジンワリ滲んでいるし店の前で固まっている。
外観は最高級のマンションのような感じだけど、本当にお店屋さん!?
…な、何を買う気なの?


「…早く入ろうよ。ここなんでしょ?寒いんだけど。」

カチコチとぎこちなく歩く道明寺を引き連れ、店のドアをくぐる。


ドアをくぐると黒いカーペットの敷いた廊下が真っすぐに続いていた。

奥から黒服のピシッとしたお兄さんが出て来る。
道明寺は一言、二言話すとすぐ左にある部屋に入った。
なんか今西門さんの名前出さなかった?
780SF:2006/12/05(火) 03:08:17 ID:ZYHFHI+d
…おぉー!!緊張したぜ。
まぁここまで来ればこっちのもんだ。
ポカーンとほうける牧野をソファーへ座るよう促した。

「まぁ…なんだ、緊張すんな。」
「…ここ何?」
「おもちゃ屋だ、…大人の。」
「ああそう……、ってハァァ!?」
「総二朗のやつがさぁ、マネキン防止にもなるしすっげぇハマるって奨めてくれてよー。
まぁ俺達はマネキンなんかじゃねぇけどな。」
「――マンネリの事…?」
「まぁそんな感じだ。
おい、牧野どれがいい?遠慮すんなよ。」




どれがいいかと言われても…。
見た事もない器具が写真にズラッと写っている。
…携帯用オナホール…?
『装着したまま外出しても周りにバレない
スリムなデザイン。羞恥プレイや放置プレイに最適です。』

羞恥プレイ…か。道明寺につけさせてデート、いいかも。
道明寺の我慢している顔、想像するだけでドキドキしてきた。
あたしって結構Sっけあるのかも…。
自分の思わぬ性癖に頬が緩んだ。
781SF:2006/12/05(火) 03:09:18 ID:ZYHFHI+d
…ワイヤレスバイブ?
『コードがないので挿入したまま外出できます。
付属のリモコンで操作できます。』

すげぇ、こんなんあるのか!
総二朗に感謝だな。
これで牧野をこの俺の虜にしてやるぜ。

テーブル上の写真から、番号で注文する。
牧野も何か頼んでたようだな…。




「ありがとうございました。」
品物は帰りのドア前で渡され、黒服の人は深々と頭を下げた。
手渡された紙袋は、まさか大人のおもちゃが入っているとは
思えないような高級感溢れる物だった。

道明寺はあたしの手を取ると、また足早にタクシー乗り場へと歩き始める。
汗ばんだ手が道明寺の緊張を語っていた。


「とりあえず、ここ入るか。」

目の前にはお城のようにそびえ立つメイプルホテルがあった。

…まさか大人のおもちゃ持ってこのホテルに来ようとは……。

手慣れた様子で道明寺はあたしを部屋へとエスコートした。

「道明寺、何買ったの?」
「おう、俺か。 これだ。」

ガサガサと袋を開ける音がホテルの一室に響く。
あたしも自分の買った物を
道明寺に見せ付ける様にテーブルに出した。


「オナ…ホール?なんだこれ。」
「じゃあ…お互い着けちゃう?」
気分が高揚する。道明寺の我慢する顔を思い出すだけで
下着の中に熱が篭る。

早く……道明寺をイジメたい。
あたしの中のサド心が高ぶってくる。
782SF:2006/12/05(火) 03:12:24 ID:ZYHFHI+d
なんだ!?なんで牧野はこんなに乗り気なんだ!?
って言うか俺すげぇ押されてないか?

しかも牧野が買ったやつ、これめっちゃ男用じゃねーか。
お互いって俺もかよ!?
――恨むぜ、総二朗!!


「これ…もしかして俺のか?」
「ダメ?」
「いや、ダメっていうか…。」
「あたしだけじゃ……恥ずかしくて出来ない。」
……ズキューン
「俺も…つけてやるよ。しゃあねーなぁ。」




あたしの口から滑るように道明寺への言葉が出てくる。
学園では王様の様に振る舞う道明寺を、あたしだけが虐める事が出来る。
呼吸が上気していく…。




「道明寺…。」
「牧野…。」
俺は牧野に口づけた。深く、貪る様に。
ヌルヌルと擦れる舌は俺の理性を取っ払うのに充分過ぎた。

たまらず牧野をベッドへ運び、上着をずらし上げた。
ボタンを外すのももどかしい。
ブラジャーもずらし、乳房へ舌をはわす。
舌の上で硬くなる乳首を
舌でクルクルと愛撫したりクッと押してやる。

「んん…、はっ…。」

牧野の声を頭上に聞き、俺自身は硬くズボンを押し上げている。
牧野のスカートの裾から、手を差し入れ太ももを焦らしながら上へ、上へと撫でる。
下着の上からでも解る位濡れたそこは、ジットリと言うよりも
すでにヌルッとしていた。
783SF:2006/12/05(火) 03:14:08 ID:ZYHFHI+d
「牧野…、買ったやつ使っていいか? 」

牧野は何も言わず、コクリと頷いた。
俺よりも一回り小さい位の黒いバイブ。
下着を脱がせ、愛液を滴らせる牧野の蜜壷の周りを擦ってやる。

ヌプッ…ヌプッ…っと卑猥な音が響き、
牧野自身は誘う様にヒクヒクと俺を誘惑する。

「道…明寺ぃ…。……もぉ…」

早くバイブを入れて欲しいのか腰をくねらせる牧野。
牧野の中へバイブを入れてやる。

グプッ………
…ズッ…ズッ…ズッ
「あぁあっ!! …んやっ、ハァッ!!」
スイッチの入っていないバイブなのに
牧野はシーツを握りしめ快感を我慢している。

目の前でグチュグチュと飲み込まれるバイブは、
俺との行為を客観視している様で
言いようの無い興奮に包まれた俺自身から我慢汁が滲む。




「あっ、んぅ! …ダメ、ダメぇ…!!
道明寺っ、待ってぇぇ…アァっ!」

バイブがあたしの中を掻き回し、意識が飛んでしまいそうになる。
道明寺にも感じて欲しくて、思わず道明寺にストップをかける。

「…ハッ…ハァッ…、あたしも、道明寺にっ、したいよ。」

「牧野…?」

バイブをしっかりとくわえ込んだあたしは、恍惚とした表情のまま道明寺を押し倒す。

「んっ…んぅ…。」
道明寺の肩に手を回し、口の中を犯す。

「…ハッ…。牧…野っ……。」

道明寺の手が背中を撫でる。
あたしの体は思わずビクンッと反応する。

道明寺の上着を脱がせ、あたしの服も脱ぐ。
道明寺のジーンズに手をかけ、チャックを開ける。

トランクスには既にヌルヌルとした染みが出来ていて、
トランクス越しに舌をはわす。
784SF:2006/12/05(火) 03:15:25 ID:ZYHFHI+d
あたしの唾液で濡れたトランクスは、
道明寺自身に張り付いていて
下着のままあたしはくわえた。

下着の中、硬さを増していくソレはあたしの口の中でビクビクと昇り詰めていく。




「…牧野…っ、…ハッ…ハァッ…我慢出来ねぇよ…っ!!」
布越しで感じる焦れったさに、おかしくなっちまいそうだ…。

「…んっ、…じゃあ…あたしも着けて…いいっ…?」
牧野は俺の返事も聞かずに俺自身に買ってきたおもちゃをあてがう。

「…ちょっ…っ!…ハアァッ、…んんッ、…クッ!!」
グチュッ、グチュッ、と牧野が俺自身を擦り上げる。
牧野の中とはまた違う感触だが、自身へと絡み付いてくる
オナホールに、既にぶちまけてしまいそうだ。

「…ま…牧…野ッ…! ハァッ…!! 手を……放して…くれっ…、ウッ…んんっ…」
「…アッ…ん…、道明寺イキそ…?
イイっ…よっ…!」

牧野は片手で俺自身をオナホールで擦り、
もう片方の手で自分のバイブを抜き差ししていた。

牧野の淫らな姿に、俺自分は今にも暴発しそうで
思わず牧野のバイブのスイッチを〈強〉にした。
785SF:2006/12/05(火) 03:17:16 ID:ZYHFHI+d
ヴ…ヴィーッ、ヴィーッッ!!!
「……アッ!? アッ、アッ、……ッッッ!
ヤァァアアーーーッッ!」
あたしの中のバイブが暴れ狂う。
グチュグチュになったあたし自身をグリグリと乱暴に掻き回され
あたしは一気に昇りつめた。
体がガクガクとゆれ、唇の端からだらし無く
唾液があごを伝って落ちる。

道明寺も限界が近いようで、眉間にシワを寄せ声をあげる。
あたしがイッた弾みで道明寺自身を掴む手に力がこもる。

「…ハァッ…、…もっ…!……もうっ…、限…界っ…!
…わりぃ…ッッ!……出るぞ…ッ!! クッッ…アッ…ウッ…んくっ…!!」

ビュクッ、ビュクビュクッッッ!

手の中が熱くなる。ドクドクと旋律を続け、道明寺は体を震わせる。

最後まで出し切る様に手を上下させると
「……ハッ…ハッ…ァア…ッ」
と道明寺は堪らず声を漏らした。
786SF:2006/12/05(火) 03:18:09 ID:ZYHFHI+d
俺と牧野はお互いベッドの上で、
汗や唾液にまみれたまま熱いキスをかわす。

お互いイッたものの、まだ牧野の蜜壷はとろとろと蜜を溢れさせ俺を誘う。
俺自分も硬さを失う事なく牧野を求めている。

手早くゴムを着けると、牧野の腰の下に枕を敷いてやる。
牧野の足を俺の肩に乗せると一気に最奥まで貫いた。
…ズプッッ……!!
「……ああァアーッ…ッッ!!」
「……クッ…ッ!」

物凄い快感に支配され、頭ん中で光がチカチカする。

まるで本能だけで動いているかのように
腰が牧野を打ち付けていく。
互いの繋がっている場所からは
グチュッ、グプッ、と粘膜の擦れあう音が聞こえる。
牧野はシーツを握りしめ、体をそらせ
「…ぁあっ…んんっ…!!
道明…寺っっ……凄いッ…イイ…ッッ!」
と堪えきれずに喘いでいる。

俺からは牧野の充血したいやらしい蜜壷に
出入りする光景がまる見えですげぇ興奮する。
グショグショになった結合部は
まるでエロビデオでも見てるみてぇだ。
787SF:2006/12/05(火) 03:19:00 ID:ZYHFHI+d
あたしは突き上げてくる快感に嬌声をあげる。
上で獣のように動く道明寺の汗が落ちてきて、あたしの胸元を濡らす。

グチュッ、グチュッ…!
「 …すげぇ…ッッ! 牧野の…中……良すぎ……!」
「あぁッ…!道明寺…っ…のも……おっき……あぁあッッ!」

「も…ぅ……イッて…いいか……クッ…ッッ!」

「あたし…もぉ…イ……くぅ…ンンッッ!」

「……ンンー…ッッ、 ウッ……ぅあッッ!」

あたしが道明寺を締め付け、道明寺があたしの中でグッと膨らむ。
と、弾けるように射精する。
あたしの中で道明寺の熱がドクドクと出ていく。

「…ハァッ…ハッ…ハッ…、牧野…。すっげぇ……愛してるぜ…。」
「……ハッ…ハァッ、あ…たしも……、道明寺、愛してる…。」




あたしと手を繋いで歩調を合わせてくれる道明寺に、そっと耳打ちした。

「今度は、おもちゃ…外で使ってみよっか?」

「――外?……外ってお前ッッ!」

真っ赤になって慌てる道明寺を見て
あたしは西門さんに感謝だな、なんて思った。




牧野すっげぇハマってねぇか!?総二朗、やべー所教えやがって。
今日の事は総二朗には言えねぇな。
俺様のメンチョが潰れちまうからな!






―――――END―――――
788SF:2006/12/05(火) 03:27:10 ID:ZYHFHI+d
うわぁぁあーっ!!_| ̄|○
誤字をすでに二つも見つけたー(ノД`)オワタ

すみません、なぜか推敲してる時は気付かなかったみたいです。
改行ERRORで8レスには収まりませんでした。

お目汚し失礼しました。
789名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 16:01:34 ID:8Ycrou4v
すごくおもしろかったです!有り難うございます。
sのつくしが最高でしたw
790名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 23:39:41 ID:ThHCg8Cv
SF様ありがとうございましたm(__)m
いやぁいいっ!
791名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 15:47:09 ID:veXWjdVf
GJ!!
792名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:42:22 ID:uTuEZR4U
また読みたいです
793SF:2006/12/08(金) 10:51:40 ID:RhkOmEAf
感想、ありがとうございます。
私もほぼ毎日このスレはチェックしているのですが、
めちゃめちゃ人少なくないですか…?(´・ω・`)


(1) 本当に少ない
(2) 実はいるけどROMってるので気付けない
(3) 全部一人のジサクジエーン

もし見ている方がいるなら、苦情でも罵倒でも結構ですので
レス頂けると、
『見ている人がいるから次を書こう!』
と思えるのです。私は!!w

他のエロパロスレも見ている私ですが、
作家さんが多い所は人自体が多いのではないかと思います。

もし見ているだけの方がいれば(・∀・)ニヤニヤでもなんでもいいので
レス下されば励みになります。


さぁ!スレ違いの上に長文だ!
叩け!私を叩けばいいッッ!!
794名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 11:10:58 ID:Z+bvGGy7
つーか、なんか勘違いしてるっぽいので。
書いてくれるのは嬉しいが、ここはあなたのサイトでもなんでもないうえに、
レス強要するなんてお門違いもいいとこだw



795名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 11:54:43 ID:h2BxSegR
>>793
設定面白かったし、つかつく両視点で書いてるのもよかったです
ただHシーンの会話?アァ・・だのウッ・・だのが多すぎて
その部分だけ単調な感じがしました。個人的感想ですが・・。

>>794さんの意見もわかるけど
作家さんもレスないと書く意欲わかないのも分かる


>>793さんGJです
またいつか書いてくださいね
796名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 12:36:05 ID:SI9PYI2c
るいつくで、類がめっちゃ暴行的な設定で!!
797名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 13:31:46 ID:pzRVkVbA
つかつくで甘甘な感じで
798名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 13:39:12 ID:sXL0hcVq
昔からの住民だけど、ここはレスそんなにつかないよ。
初代の頃にいた花火さんあたりでもレスは控え目だった希ガス。
1人の作家さんをマンセーすると他の作家さんが出てこられなくなるからね。
799名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 15:06:22 ID:rFKFCSu9
(・∀・)ニラニラ
800SF:2006/12/08(金) 17:49:41 ID:RhkOmEAf
お門違いな事を書いて申し訳ありませんでした。
やはり以外に見ている人はいたんですね。

レス下ってありがとうございました。
また他の作家様が来る事を私も願っています。

すみませんでした。
801名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 18:54:02 ID:cnLwX7sV
SFさん、また書いて下さい(・∀・)
802名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 22:24:06 ID:dFQ3+41l
SFタン
ここでは投下後感想レスが3〜4レスつけば人気作家の誕生ということでw
(つーか、よそのスレってそんなにレスつくの?)
今後もがんがってください。




803名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 23:45:32 ID:Z2ymXCOL
(・∀・)ニマニマ
804名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 14:09:58 ID:keZs+L9B
(・∀・)ムラムラ
805名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 17:34:49 ID:lCHVX7N5
ルイルイつくしで読みたいな
806名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 23:46:05 ID:R0Anfk/M
確かにカプリクばっかで作品に対する感想レスは少ない気はする。
SFさん、久しぶりの作家さん降臨嬉しかったですよ。
807名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 00:36:31 ID:N3Vo9ELj
3P 類つく司、投稿していいですか? どっちかというと、最終的には類つくになるのですが
808名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 09:28:02 ID:wzZQbeUd
司はやめて。類と二人でやりまくれば。
809名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 11:16:04 ID:8JHGhhoW
3P珍しいねー。ぜひ読みたいです。
810名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 12:19:28 ID:Je+VReVb
3Pぜひ読みたいです!
SFさんおもちゃ良かったです!!また次のお話楽しみに待ってます
811名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 19:30:22 ID:KlFfoixn
3P読みたいです。投下お願いします!
812名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 22:34:51 ID:VD/YB2jk
同じく読みたいです!
813名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 19:11:54 ID:rHepJvWO
保守
814名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 23:26:42 ID:9igAJowE
司つく読みたいです!
815名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 01:08:05 ID:FmA+E3BE
久しぶりに前スレ読んだ。
ひなはなさんや花火さんが懐かしい。
もう来てくれないのかな。
816名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 13:50:15 ID:CwqDyyBa
花火さんはサイト持ってらっしゃるから、
ここには来ないで自分のサイトでアップしてくれるでしょう。
しかし閑散としてますね・・・
817名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 15:43:18 ID:jLFYuo6+
もうすぐドラマも始まるのに。
ここは盛り上がらないね……
818名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 20:32:47 ID:tMqIwfbN
クリスマスに読みたい
819名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 00:06:45 ID:yVCfo3Y7
3Pの職人さんは???
820ある人物:2006/12/29(金) 23:52:46 ID:HoWQWO9Z
 それは、ある日突然のことだった、と言うべきであろう。
牧野つくしは、ふと、一枚の写真をみつけた。そこには、かつての恋人が写っていた。
「道明寺・・・」牧野つくしは、そうつぶやいた。その写真は、まだつくしと会っていなかったころの写真であり、
司の表情は、不機嫌さに満ちていた。
すると、つくしの頭に、過去の記憶がよみがえった。
もう、8年も前のことだが、まだ永遠に忘れられないであろう恋人のことが・・・

それは8年前のことだった。道明寺が、長いNY生活を経て、戻ってくるまであと1ヶ月というときだったのだ。
つくしの心は、はずんでいた。もう何年もあっていない恋人と会えるからである。
もちろん、電話や手紙で、連絡を取り合ってはいたが、一回もあっていなかったのだ。
しかし、現実はそううまくいかない。道明寺楓が、縁談を持ってきたのだ。といっても、司にではない。
つくしの弟の進にであった。なぜか2人は気が合い、とんとん拍子で話は決まった。そして、
2人は結婚。その結婚式は、道明寺司が日本に帰国する日だった。
しょうがないので、つくしは、結婚式に出た後に、かつての恋人と会うことにした。
結婚式に出ていたつくしは、初めて進の結婚相手の兄の、拓郎に出会った。
拓郎は、見た目はよく、少々道明寺司に似ているところがあった。
その日、司が帰国するのは午後6時。午後2時に、拓郎から、半ば強引に車に乗せられた。
つくしは、少々お酒が入っており、おまけに司に似ている拓郎だったために、つい車に乗り込んでしまった。
そこで・・・つくしは、その後のことは思い出したくない、というように首を振ると、片付けの続きをし始めた。
821名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 12:55:41 ID:z5HP9FJt
続きまってます
822名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 22:34:18 ID:mPGf4ujH
ほしゅ
823名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 23:52:12 ID:OimWh4L3
牧野つくしの部屋は、元来小さく、必要最低限なものしかおいていないため、
すぐに片付いた。その部屋の真ん中に、小さなコタツがあった。
その中に入り、つくしはゴロンと横になった。
すると、心中に、さっきの写真のことが思い出されてきた。
あの、不機嫌そうな表情。でも、つくしの一枚の、道明寺司の写真だった。
すると、思い出は湯水のように思い出されていく。
「なんで、クリスマスの日なんかにまで、あんな奴を思い出さなきゃいけないのよ・・。」
そうつぶやいたが、思い出したものは、とどまることを知らない。
「せっかく、あんなやつ、忘れることができたと思ったのに・・・」
そうまたつぶやくと、眠りに落ちた。

 目が覚めると、真っ白な天井があった。そして、シャンデリアがかかっている。
どう考えても、あの小さなつくしの部屋ではなかった。
「あ、あれ・・・」
急いで起き上がってみた。つくしの今まで寝ていたものは、ふかふかのベッドだったようだ。
そして、近くの窓からは、とてもきれいな夜景が見えた。だが、そんな夜景も、つくしの部屋のものとは
格が違った。部屋を見渡してみると、いくつも部屋がつながっており、とても広かった。
「ホテルかも・・・」つくしはそうつぶやき、思考をフル回転させた。
(なんであたしがこんなところに・・・監禁?まさかね。あたしなんかを監禁するわけがない。
じゃあ、誘拐・・・いや、どう考えても金持ちそうに見えないし・・・うーん)
ベッドに座り、色々考えてみた。だが、思いつかなかった。
「おい、全部聞こえてるぜ」
声がした。低く、くぐもった声だ。相当怒っているようだ。
牧野つくしは、その声を聴いた瞬間、行動が止まった。
だれかは、すぐにわかった。つくしは、振り返りも、立ち上がりもしなかった。
「何無視してるんだよ。8年ぶりだぜ、8年」
またもや声がした。だが、この場で、道明寺司と向き合おう、という思いは、全くなかった。
気がついたら、立ち上がって、逃げようとしていた。だが、いつの間にかベッドルームのドアには、
かぎがかかっていた。先ほどまであいていたのに、である。
司が歩いてくる音がした。そして、つくしの後ろに立った。
そのことは、つくしもわかっていた。
「な、なにするつもり・・・」つくしの声は、いつの間にか嗄れていた。
そして、その自分の声を聴いた瞬間、思った。あの時と一緒だ、と・・・。
824名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 02:59:44 ID:I7oCTGAa
一話良かった!
これからの展開に期待age
825名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 20:11:00 ID:ZrRlzOhV
  つくしは、ドアのほうを向いていた。だが、道明寺司が、つくしの真後ろにいることは、よくわかっていた。
「ちょっとぐらいこっち向けよ」
だが、つくしは、何も言わず、ドアのほうを向いただけだった。
「おい、向けって言ってるだろ!」叫び声がした。だが、あちらを向く気にはならなかった。
つくしは、今の状況がよくわからなかったが、道明寺司とは、会いたいようで、会いたくない・・・そんな気持ちだった。
もちろん、あんなことさえなかったら、まだ会いたかっただろう、だが・・・。
つくしは、今でも、司のことが好きだった。だから、一刻も速くこの場から離れて、司を悲しませたくないのだった。
だが、ドアにはかぎがかかっており、そんなことは無理だった。
826名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 20:18:29 ID:ZrRlzOhV
 どれくらいそうしていただろうか。司は、あれ以来何も言わなかった。いや、
むしろまるでいないかのように、息もなく、いる気配さえしなかった。
つくしは、もういないかもしれない、という淡い期待ができ、振り返ってみることにした。
まあ、それもつくしにとっては、多大なる決心が必要だった。
というのは、つくしは、あのことがあって以来、絶対司の顔を見ない、と決めていたからだったのだが・・・。
振り返ってみると、司がいた。だが、向き合う形にはならなかった。
というのは、司が、しゃがみこみ、うずくまっていたからだった。
その姿は、天下の道明寺家の跡取り息子とは思えない姿だった。
そして、まるで泣いているようにも見えた。
「道明寺・・・」つくしは、気がついたらこう、つぶやいていた。
すると、司が立ち上がった。あまりに突然な出来事に、つくしはなにもできなかった。
そして、あの長い足でつかつかと近寄ってきた。瞳は、つくしだけを見つめていた。
827名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 20:47:37 ID:ZrRlzOhV
 道明寺司は、つくしの目の前に立った。その目は少し充血していた。
だが、視線はつくしを捉えたままだった。つくしは、その視線から目をそらすこともなく、じっと見返していた。
「牧野。」
道明寺司は、そう言った。
「おまえは、俺のこと好きか?」
つくしは、そう聞かれて、なんて答えればいいか少し迷った。
(道明寺を?好きに決まってるじゃん。でも・・・あたしは道明寺を裏切ったし・・・。)
すると、司が言葉を発した。
「おれは、おまえのことが、いまでも好きだ。8年間の間も、あのことがあっても・・・」
その顔は、本気だった。
(道明寺は、あたしのことを、好きといってくれている・・・あんなことがあっても・・・
あたしは、この人を、苦しめている。あたしが、あのときに、のこのこくっついていくから・・・
こんなことになったんだ)

 ベンツに乗り、つくしと拓郎は、超高級レストランにやってきていた。
「あ、あの、拓郎さん・・・こんな高そうなとこ、あたしお金払えないし・・・」
つくしは、料金のことばかり気にしていた。
「いや、いいよ。おれが払うよ」
「で、でも・・・」
「妹の、夫のお姉さんなんだから、これくらい当たり前だよ。
あすから、加奈子が、お世話になるんだから」
拓郎は、そう微笑んで言った。
まだ負に落ちないつくしであったが、料理が来たため、その話はうやむやになった。
その料理は、とてもおいしそうだった。
「おいし〜い!」つくしは、料理を食べて、本当においしそうに言った。
その様子を見た拓郎は、少し笑った。
「つくしさんは、本当に料理をおいしそうに食べるねえ」
「だって、おいしいですから」
拓郎は、その様子を見て、少し悲しそうな表情になった。
だが、それも一瞬で、途中からきたお酒をつくしにすすめた。
「じゃあ、少し・・・」
「進君と、加奈子の結婚を祝ってカンパーイ!」
つくしと拓郎は、そう言うと飲み始めた。
828名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 04:00:40 ID:txLd0TXX
ローマ字で花より男子をぐぐるとこんなのあったよ。
誰かがまとめ作ったみたいだね。
でも初期の作品がなかったー。

ttp://mblog.excite.co.jp/user/hhhd/

829名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 20:35:24 ID:XPvVZP3M
>>828
見てきた。途中いくつか作品がMIXされてるんだけど、
あれは単なるミス???何はともあれ乙
830名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 07:07:00 ID:5VMuXEoY
このスレ見てる人だろうから、間違い箇所指摘したら直してくれるかもね。
だけどあれだけの数を見直すのってマンドクセになりそヽ(;´Д`)ノ
831名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 16:11:10 ID:Drgfkj4H
ドラマが切なすぎるんで誰かつかつくで甘甘お願いします
832名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 19:39:22 ID:vVjWBsmm
つかつく不足・・・ドラマが切な過ぎて見てられん!
ので原作の26巻以降を読みながら投下待ってます
833夢幻-1:2007/01/14(日) 19:24:29 ID:4+H+urhN
初めて書いてみました。
駄文ですが、よろしくお願いします。


NYに来て2年、毎日が戦いの日々。

大学に通いながら、この巨大な財閥についてを把握し、訳の解らねぇ会議や、男も女も上辺だけ取り繕った、くそ面白くもねぇパーティーへの出席・・・精神的にも、肉体的にも、追い詰められる。
毎日、ドロドロに疲れていた。

NYと日本に離れ、時差を気にしながらも何とか連絡を取り合っていた俺と牧野だが、最近は、忙しすぎて、電話すら出来ずにいた。

例えテレビ電話越しでも、その顔を目にするだけで、その声を耳にするだけで、疲れなんか一瞬でぶっ飛ぶのに・・・

牧野、逢いてぇ・・・
次に逢ったら、今度こそ、お前の全部を手に入れてやるからな・・・もう、限界なんだよっ!

今日も悲痛なまでの思いを感じながら、それでも、明日は2カ月ぶりの休みだ。
絶対に、牧野に電話してやる・・・そう気を取り直し、俺はベッドに身を沈めた。
834夢幻‐2:2007/01/14(日) 19:38:10 ID:y3OhXo2S
まさに眠りに堕ちようと、夢と現実をさまよっていた時に感じた、誰かの重みにベッドが沈む気配。

隣に誰か来たのか?

その時、俺の耳元で狂おしいほどに待ち望んだ声が、鼓膜を震わせた。
「道明寺・・・逢いに来ちゃった。」

牧野だ!!

思わず、手を伸ばして抱き寄せると、背中に手を回された感触と・・・俺に身体を預ける重みまで感じる。

だが、ここはNY。
日本に居るはずの牧野が、こんな所に居るはずがねぇ。

「逢いてぇと強く思いすぎて、こんなにリアルな夢見てるんだな。」
感触だけじゃなく、牧野の甘い匂いまで感じちまうなんて、俺もそうとう重傷だわ。

それにしても、リアルすぎじゃねぇか?
目を開けて確かめてぇけど、夢なら、目を開けた時点で覚めちまう・・・
そんなの、冗談じゃねぇよな。

今は、夢でもいい、このまま牧野を感じてぇ・・・

そっと、唇にキスを落とす。
その刹那、俺の欲望が溢れ出す。
キスはどんどん深くなり、俺は久しぶりに味わう牧野の口腔内を、貪り尽くした。
835夢幻‐3:2007/01/14(日) 19:54:29 ID:LBCaKGE9
深いキスを素直に受け入れる牧野に煽られた俺は、背中に回した手を解き、そっと胸の膨らみに触れた。

牧野は、少しの抵抗も見せずに、それを受け入れている。
現実には、未だ結ばれていない、俺と牧野。
せめて、夢の中だけでも・・・
「牧野・・・いいか?」
胸元に、牧野が頷く気配を感じた瞬間、俺の理性はぶっ飛んだ。

牧野のカットソーを一気に捲り上げ、露わになったブラジャーを乱暴にずり下すと、目の前に現れた胸にむしゃぶりついた。
白くて柔らかな牧野の胸を、下から揉み上げ、鷲掴み、中央に寄せると、両方の頂を同時に口に含む。

舌を忙しく動かし、レロレロとピンクの頂を刺激すると、そこは見る間に固く尖ってきた。
その反応を目にした俺は、喜びを抑えきれず牧野の顔を覗き見ると、牧野は上気した顔で口に手の甲を押し当て、必死に声を抑えていた。

片手で胸への愛撫を続けながらも、牧野の口元に添えられた手に口付けながら優しく拘束すると、途端に牧野の口から、今まで聞いた事もないような、艶めかしい女の声が零れ落ちた。

「・・・あぁっ」

その声に堪らなくなった俺は、胸を揉みしだいていた手を、下へと滑らせていく。
牧野に口付けながら、指先で脇腹を優しくなぞり、辿り着いたスカートのホックを外し、ファスナーを下した。
836夢幻‐4:2007/01/14(日) 20:14:53 ID:WZWVoRsY
スカートを力任せに引きずり下すと、小さなショーツが目に入った。
緊張のためか、牧野の両足はピッタリと閉じられている。
その初々しい反応が、更に俺を煽り立てる。

俺は、牧野の緊張を解くように、太股を上下に擦りながら、その指先は少しずつショーツへと近付けていく。

しばらく、太股を優しく撫で続けると、両足をピタリと閉じていた牧野の力が緩んだ。
俺は、すかさず自分の足を牧野の足の間に割り込ませ、ショーツの上からそっと割れ目を擦った。

「あっ、いやぁっ・・・んぅっ・・・」
牧野の口からは、控えめな、それでも俺を煽るには充分刺激的な嬌声が零れる。

何度か指を往復させた後、クロッチの脇から指を滑り込ませ、直に花弁に触れると、ショーツの中は湿り気を帯びていた。

花弁をかき分けて指でその場所を探っていると、指先に小さな突起を感じた。
そこを優しく転がすと、牧野の喘ぎ声が大きさを増した。

「ここ、感じるのか?」
「・・・あぁっんっ」

反応を楽しみながら、執拗に突起を責めると、指先にトロリとした感触を感じた。

濡れてる・・・
837夢幻‐5:2007/01/14(日) 20:40:03 ID:Nls+4tBE

蜜の溢れてきた場所へと人差し指を滑らせると、泉は俺の指を招き入れた。
泉の中はうごめき、俺の指を締め付ける。

「これが、女の・・・牧野の中か・・・」
俺は、指先を動かし、探るように壁を擦る。
指を前後に動かすと、牧野の背中がしなった。

指を2本に増やし、中指と人差し指で泉を攻める。
指先でリズムを刻むように、トントンと内壁を刺激したり、指を奥まで突き立てたり、軽く出し入れして、入り口を刺激したり・・・
思いつくままの動きを繰り返し、牧野が敏感に反応を返す場所を探り当てていく。

牧野の感じる場所を見つけると、今度はそこを執拗に愛撫する。
すると、牧野の中からは、蜜がどんどん溢れてきた。

キラキラと零れ落ちる蜜は、俺を誘っているようにも見え、気がつくと、俺は牧野の脚を思い切り広げて、蜜の溢れる場所へと唇を寄せていた。

とっさに脚を閉じようとした牧野の動きを封じ込め、両手で太股を押さえつけながら、舌を突き出し、蜜を舐めあげると、牧野はいやいやをする子供のように、頭を左右に振りながら、頬を紅に染め、「ひゃぁ・・・ぁっ」と、声にならない声を上げて悶えている。

俺の愛撫に乱れる、初めて見る牧野の女の顔・・・やべぇ、すっげー可愛い・・・

もっと乱れた顔が見たくて、もっとなかせてやりたくて、泉に口付けると、音を立てて蜜を吸い上げた。
そのまま舌を尖らせて、指の代わりに牧野の中へ突き立てると、舌先を動かし、刺激する。
そうしている間にも、蜜がどんどん溢れてくる。

・・・もぉ、我慢できねぇ・・・
838夢幻‐6:2007/01/14(日) 21:09:16 ID:eRMAwZ0X

俺は、痛いほどそそり立った俺自身を解放すると、牧野へとあてがった。

指で、舌で、充分にほぐしたとは言え、牧野の中はまだまだ狭く、簡単には奥へと進むことが出来ない。

それでも、きつく締め上げられた俺自身は、入り口に少し入れただけで、信じられない程の快感を感じている。
これで奥まで入れたら、俺、どうなっちまうんだ?
想像しただけでも、もぉ、やべぇ・・・

牧野は、シーツを握りしめ、必死で痛みに耐えている。
「牧野、大丈夫か?辛いか?」
牧野を思いやる気持ちはあるものの、全身を支配するあまりの快感に、俺は止まれない。

何から何まで妙にリアルだけど、所詮、これは夢だ・・・という思いに後押しされて、牧野に「わりぃ。」と告げると、俺は牧野の細い腰を強く掴み、力任せに泉の中へ俺を押し込んだ。

「いやぁ〜っ、痛い〜〜〜っ!!!」

・・・本当の初めての時は、絶対に優しくするから・・・牧野の叫び声を耳にし、罪悪感を抱きながらも、俺は欲望のままに腰を振り続け、脳天を突き抜けるような快感を貪り続けた。

「牧野・・・くっ・・・愛してる・・・お前さえいれば・・・何もいらねぇんだ・・・何も・・・ぅっ、イクっ」
ビクビクと痙攣した俺は、夢の中なのをいいことに、戸惑うことなく牧野の中へと欲望の全てを解き放った。

・・・翌朝、えもいわれぬ満足感を感じながら目覚めると、俺は枕ではなく、生まれたままの姿の牧野を抱いて眠っていた。

「えっ、夕べの事は、まさか、現実なのか!?!?!?」
俺は、まだ寝ぼけているのか!?訳が解らず呆然としていると、牧野がそっと瞼を開いた。

「道明寺、おはよ///」
心から照れくさそうに、シーツを目の下まで引き上げている牧野を見て、昨夜の事は現実だったんだと思い知る。

「牧野・・・夕べは悪い・・・俺、疲れきって寝てたから、全部夢だと思ってて・・・身体、辛かっただろぅ?初めての時は、優しくしてやりたかったのに・・・」

「うぅん、すごく痛かったけど、でも、嬉しかったよ・・・道明寺だから・・・」

最後は消え入りそうな声でそう答えた牧野に、俺の下半身は熱くなっていく。

「お前、そんな可愛いこと言うんじゃねぇよ!
あ〜っ、やっぱ、夕べの事は夢だっ!
うんと優しくしてやっから、今すぐやり直そうぜ!!」

「ちょっ、ちょっと待ってよ、ど〜みょ〜じ〜〜〜!!!」

つくしの叫びは司の熱に呑み込まれ、その日二人が部屋から出てくる事はなかった・・・


Fin.

839夢幻の書き手です:2007/01/14(日) 21:15:12 ID:eRMAwZ0X
いっぱい消費してしまい、すみませんでした!!

しかも、いくら何でも、途中で夢じゃないって気付くだろ!司!!と突っ込みが入るのは、百も承知でございます;

初めての書物だったので、お目汚し、本当に失礼いたしました!
ドラマ、早く二人のじゃれ合いが見たいですね。
読んで下さった皆さん、本当にありがとうございました!!
840名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 14:50:33 ID:JMGjrCPh
ありがとう!心が潤いました。
841名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 15:56:07 ID:iyCDqrRY
類×つくし見たいです!!
842名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 17:20:33 ID:i9ZFZMwn
>>833
つかつく良かったです!ありがとうございましたm(__)m
843名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 18:56:28 ID:N222bH7z
ルイつく希望!!
844名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 23:13:12 ID:PDQFgW6B
>>839幸せな気持ちになりますた。ありがとう。
845名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 01:42:44 ID:6c/hQent
>>839
ありがとうm(__)mドラマが切なすぎてヤサグレてたんで潤いました
846名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 06:02:29 ID:iAxS5IHI
つかつく話ありがとう。
ドラマの切なさが見ていてつらかったので
ラブラブな二人のお話が読めてうれしいです。
847夢幻の書き手です:2007/01/16(火) 09:43:53 ID:IMc5tf+E
感想をいただいた皆さん、ありがとうございました。
初めての小説なので、酷評を覚悟していたのですが、優しい書き込みばかりで、本当に嬉しかったです。

自分も、ドラマ花男が切なすぎてこの妄想を書くに至ったので、本当に、早くつくし大好きなおバカ道明寺を見たいもんです。

自分は、つかつく妄想しかできないので、類つくのご希望に添えず、ごめんなさい;
類つくの素敵作品が登場することを願っています!
848名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 11:25:58 ID:Idov2Srv
>>847
ありがとうございました。ドキドキしました!
849名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 13:42:42 ID:x24HyGl9
>>839
GJGJGJ!道明寺っぽくてヨカタ
850名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 14:56:43 ID:cIGipAx6
新しい書き手さんウレシス!
次作品も楽しみにしてるよ!
851夢幻の書き手です:2007/01/16(火) 17:10:06 ID:yyVlqpf0
自分の拙い文章に、たくさん感想をいただいて、本当に嬉しいです。

調子にのって、夢幻のその後を書いてみました。
先日アップした作品が嫌いな方は、スルーして下さい。
エロ少なめですが、投下します。
852夢幻その後ー1:2007/01/16(火) 17:22:08 ID:yyVlqpf0
つくしがNYに逢いに来て、初めて結ばれた司とつくし。

つくしが滞在したのは、授業の調整ができたほんの1週間ほどだった。
司も、その間休みがとれたのは1日だけで、大学へ通いながら仕事もこなし・・・と、決してゆっくりと二人の時間を過ごせた訳では無かったが、
司にとっては、仕事が終われば邸につくしが待っている、つくしを胸に抱いて眠ることが出来る、それだけで、本当に幸せな1週間だった。

1週間、つくしは司の求めるままに応えてくれた。
それは、この1週間が過ぎてしまえば、またいつ逢えるか解らないという気持ちから。
司は、どんなに疲れていても、毎日つくしを求め、満たされて眠りについた。


司の母である楓は、NYにつくしが尋ねて来た事は知っていた。
つくしが邸に滞在中、楓はヨーロッパへ行っていたため、顔を合わせる事はなかったが。

司は2年前NYに来て以来、学業も仕事も意欲的に頑張っている。
それが牧野つくしとの『4年後の約束』のためだという事も解っていたため、とりあえずは、黙認する形をとったのだ。


夢のような1週間は瞬く間に過ぎ去った。

つくしは帰国後、今までにも増して学業に励んだ。
それは、NYで司の忙しさを目の当たりにし、将来、少しでも司の役に立てるようにと、二人の未来に思いを馳せてのことだった。

つくしは、大学進学の際、栄徳大学の4年分の学費を司が支払ってしまったので、学費の心配は全くない。
離れて暮らす両親も、何とか自分達の収入で生活をしている。
弟の進も高校生になったので、バイトが出来るようになり、つくしは自分の最低限の生活費だけを稼げば良くなった為、勉強に割ける時間も増え、大学での成績は優秀だった。

ある時、某起業が、学生の発想を取り入れようと、ビジネスプランを公開募集した。
企業名は明かされなかったが、優秀な案件は、社内コンペに提出され、その大手企業で採用の可能性があると言う。
そこで目に留まれば、その一流企業への就職が有利になると聞き、つくしも勿論、それに応募したのである。

つくしのビジネス案は、斬新且つ、長期的に安定した収益が見込めるもので、社会的需要も充分にあり、企業側にも、消費者側にも有益なものだった。
つくしのビジネスプランは、その企業の社内コンペに提出されることになり、優秀な社員達が提出した並み居る候補プランに打ち勝って、事業化される事が決まったのだ。

その一流企業というのが、実は、道明寺財閥だった。
楓は、将来有望な人材を囲い込むために、数年に一度、このような機会を設けていた。
853夢幻その後ー2:2007/01/16(火) 17:27:31 ID:yyVlqpf0

道明寺の優秀な社員のプランにも打ち勝ち、最終選考に残ったのが、牧野つくしのプランだった事を知った楓は、正直、驚いた。
そのプランの内容を目にし、更に目を見開き、呟いた。
「あの娘は、きっと化ける・・・」
司との事は別に考えても、道明寺に欲しい人材である事を確信したのだ。

道明寺に嫁ぐ女性は、将来、財閥のために働かなければならない。
それなら、我がまま放題に育ったお飾りにしかならない令嬢よりも、天性のビジネスセンスを身に着け、何故か人を惹き付ける魅力を持ったつくしのような女性の方が、道明寺にとって、必要なのではないか・・・
しかも、司の力を最大限引き出すことができるのは、牧野つくし以外に考えられない。
楓の中に、そんな思いが生まれていた。


その頃司は、『つくし欠乏症』に陥っていた。
つくしが帰ってしばらくは、周囲が目を見張るほどの頑張りを見せていた司だったが、だんだんと集中力が無くなり、イライラと落ち着きが無くなって、全ての効率が落ちてきたのだ。

元々、超人並みの体力がある司が、愛する女から得られる、この上ない快楽を知ってしまった。
司は、自身の性欲を持て余していたのだ。
だからと言って、他の女で解消できる程、つくしへの思いは中途半端ではない。
相手はつくしでなければダメだ。
仕方無く、自身で処理するしかない日々を送っていたが、やはり、つくしの中で迎えるこの上ない満足感とは、雲泥(うんどろ)の差である。←間違ってるよ〜(by-ドラマ類)

自分でもこの気持ちをどうする事も出来ず、悶々とした日々を送っていた。

そんな司の様子を見た楓は、ある事を実行に移すことにした。


1ヵ月後、道明寺で新しいビジネスプランが動き出した。
学生が発案したプランという事で、あらゆる方面から注目を浴びている。
そのプランの指揮を司に任せ成功させれば、司にとって、社外へのこの上ないアピールになる。
発案者がつくしの案件と司が知れば、失敗などするはずがないと考えた楓は、司に新規事業の一切を任せた。

初めて自分の力だけで行う、大きな事業。
その発案者との顔合わせという名目で、司はメイプルホテルの一室に来ていた。
しかも、秘書を伴わず、ただ一人で・・・

楓の命令でここへ来た司だが、
「何で、事業の発案者との顔合わせが、ホテルのスウィートなんだよ?しかも、秘書を連れて行くなって、何を企んでやがる!?」
楓は司の疑問には答えず、今日はその後の仕事は良いから、とにかく行くようにと言い渡し、司は釈然としない面持ちで相手が現れるのを待っていた。

しばらくして、部屋のドアがノックされた。
司がドアを開くと、司の前に事業の発案者として現れたのは・・・強く思いすぎて焦がれ死にするかと思うほどに思い焦がれた、牧野つくし、その人だった。
854夢幻その後-3:2007/01/16(火) 17:31:45 ID:yyVlqpf0
息をするよりも先に、司はつくしをその胸に抱き締めた。
「牧野・・・牧野・・・牧野・・・」
どんなに逢いたいと願っていたかを伝えたいのに、名前を呼ぶことしか出来ない。

瞳を見つめると、互いの瞳には、お互いを求め合う気持ち以外、映し出されてはいなかった。

司は、その情熱の全てをぶつけるように、つくしの唇を求めた。

つくしの唇を覆いつくし、全てを自分のものにするかのような、司の口付け。
息苦しさに開いたつくしの口の隙間から、長い舌を滑り込ませ、歯の表面から裏側の隅々までなめまわし、舌を絡めとる。
口の中に溜まった二人の唾液を吸い尽くし、口腔内をくまなく味わうと、司はやっと唇を離した。

あまりにも情熱的な司のキスに放心状態で、肩で息をするつくし。
司は、そんなつくしを大切に抱き上げ、ベッドへと運んだ。

逸る気持ちを抑えて、つくしの着ているワンピースのボタンを一つ一つ外していくと、そこには、求め続けたつくしの白い肌があった。

数ヶ月ぶりに見たつくしの身体は、あの時司に愛されて以来、女らしさを増していた。
胸に手を伸ばし、揉みしだきながらも、司の頭の中はある欲望に支配されていた。

『今すぐ、入れてぇ・・・』

「牧野・・・入れさせて・・・」

司はうわ言のように呟き、つくしの身体をうつ伏せにすると、腰を持ち上げ、ショーツを剥ぎ取り、バックから一気に貫いた。

つくしは先ほどの情熱的なキスですでに濡れており、性急に求めて来た司を受け入れた。

数ヶ月ぶりに司を受け入れたつくしの中は、初めての時のように締まっていた。
その感触が、一層、司の喜びと快楽を引き出す。

司は夢中でつくしを突き上げた。
「あうっ、うぅっ、ぐっ・・・」
司の情熱を一心に受け止めたつくしは、もはや切なく喘ぐことしかできない。

あまりに激しい打ちつけに、うつ伏せにされて下を向いたつくしの乳房がゆさゆさと大きく揺れる。
司はそこへ片手を伸ばし、揉みしだきながら、もう一方の手でクリトリスを刺激した。

途端に、つくしの締め付けは一層強くなり、司に至上の快楽をもたらす。
「牧野・・・お前、最高だよ・・・俺・・・頭・・・おかしくなりそ・・・くぅっ」

つくしと再開してわずか数分後、司は欲望の丈を、つくしの白い背中に放った。
855夢幻その後-4:2007/01/16(火) 17:35:54 ID:yyVlqpf0

少しの沈黙の後、司は、バツが悪そうに口を開いた。
「牧野、俺、またやっちまった・・・お前を見てると、おかしくなっちまう。自分じゃどうにもならねぇほど、俺はお前にいかれてるんだ・・・」

「いいの・・・道明寺、逢いたかった・・・」

大きな瞳を潤ませながら囁いたつくしの切ない声を聞いた途端、果てたはずの司自身は力を取り戻し、司はつくしへと覆いかぶさる。
「今度は、お前が気持ち良くなる番だ。今まで見たこともねぇような天国へ連れてってやるよ・・・」
司は、持てる愛情の全てを注ぎ込み、つくしを愛していった。


存分に愛し合い、この上ない満足感と喜びに包まれた司に、つくしは言った。
「この事業が始まるって決まった時、あんたのお母さんから連絡があってね・・・私、こっちの大学に通いながら、この事業を発案者として手伝っていく事になったんだ。
・・・それでね、あの・・・住まいは、道明寺邸で・・・あんた達家族と、一緒に暮らすようにって・・・」

「えっ!?お前・・・マジかよ?」

「うん。」

「やっりぃ〜!!!」

司の歓喜の叫びが、部屋中に響き渡った。


つくしがNYに渡ってから6年後、数々の新規事業を発案し、成功に導いた道明寺財閥の若手敏腕女性と、経済界の逸材と世に名を馳せる同財閥の若き後継者が、紆余曲折を乗り越え、周囲の誰からも祝福されて、NYの抜けるような空の下、永遠の愛を誓った。

それは、二人の出会いから10年後の事だった・・・


Fin.
856夢幻の書き手です:2007/01/16(火) 17:42:03 ID:yyVlqpf0
再び、駄文を晒してしまい、失礼いたしました。
これで完結なので、またしばらく、ROM専に戻ろうと思います。

この板も、ドラマ花男同様、盛り上がりますように!!
素敵作家さんの新作、楽しみにしています。

拙い文章ですが、読んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。
857名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 18:27:02 ID:2cgDhx54
GJJJJJJJ
つくしが可愛いよ
これで完結なのが残念ですが楽しませてもらいました。
858名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 19:59:49 ID:cIGipAx6
すごくよかったよ(泣)
859名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 20:11:20 ID:1JDt8e1d
癒されたよ、ありがとう
860名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 21:50:44 ID:x24HyGl9
良かったよー!GJ!

自分も書きたくなった
どこかで続編のあらすじだけでも読めるとこない?
どこ探しても完結版20巻がなくて・・・
続編の内容わかればパロ書けそうな気がする
861名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 00:32:01 ID:hD3uhS5p
すごく良かったです有り難う!!
最期とはいわずもうちょっと10日間(初めて結ばれた後)の
話おねがいいたします。気になる!
ラブラブなとこが見たいので・・・。
862夢幻の書き手です:2007/01/17(水) 19:23:38 ID:7jD3mUQq

感想を下さった皆さん、ありがとうございます。

>>860
続編のあらすじを掲載しているサイト、幾つか知っているのですが、ここに個人サイトの名前やアドレスを勝手に掲載することは出来ませんので、『花より男子 続編
ネタバレ(又はあらすじ)』などで検索をすると、出てくると思います。
自分も、こうして書いてみて、拙い文章でも喜んで読んで下さる方がいらっしゃる事を知り、とても嬉しかったので、是非、書いて下さい!楽しみにしています!!

>>861
ありがとうございます。
私ばかりが、連続で投稿してしまうのは申し訳ないですし、類つくや他のカップリングが好きで待っていらっしゃる方も、沢山いらっしゃると思います。
ですので、とりあえず、しばらくは新しい作品をアップするのは、保留させて下さい。
せっかくリクエストいただいたのですが、ごめんなさい。
でも、初めて結ばれた後の話、妄想は膨らんできたので、書いてみたいと思っています。
しばらくし時間を置いて、投下させて頂きたいと思いますので、しばらくお待ち下さい。

何回もレスを使ってしまい、すみませんでした。本当に、ありがとうございました。



863名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 00:08:04 ID:/t7WEdEN
すっごい良かったぁ。司坊っちゃんの心情が伝わってくる!
ROM専に戻るなんて言わないで下さい!どんどん投下してください
864司×つくし 新婚1:2007/01/18(木) 00:44:09 ID:5lfNZx+4
初投下です。携帯からのため改行おかしいと思います。スマソ

新婚生活でエロなしです。


in道明寺邸

玄関で靴をはき終えた俺様は牧野に靴べらを渡した。
すると牧野は俺様を見つめて(にらんで)きやがった。
照れるじゃねぇか…
「道明寺!あんたまたネクタイゆがんでるよ…」
牧野はあきれた顔をして俺様のネクタイを結びなおしだした。
「何が天下の道明寺財閥よ!聞いてあきれるわ…
ネクタイも結べないなんて!」
『朝からうっせぇなぁ…』
そんなことをいいながら牧野は綺麗にネクタイを結びおえた。
「はい!できたわよ。行ってらっしゃい。」
牧野は笑顔でそういうとネクタイから手をはなそうとした。
俺様は牧野のその手をつかみ抱きよせた。牧野は真っ赤になってやがる。
俺様がかっこいいから仕方のないことだ。牧野は俺様に骨折り(骨抜き)なんだからよ。
865司×つくし 新婚1:2007/01/18(木) 00:45:07 ID:5lfNZx+4
2

『なぁ新婚ならさ…行ってきますのチューがあんだろ?してくれよ』
俺様が意地悪く笑いながらそういうと牧野は腕の中であばれだした。
猛獣はお前だな…俺様はそんな事を考えながら牧野の名前をよんだ。
『つくし…』
牧野は静かになり俺様を見上げ、キスをしてきた。
「ほ…っほらっ!早くいかなきゃ遅れるわよ。」
顔を真っ赤にした牧野はそういうと俺様の背中を押してきた。
『わかったよ。いってくる』
俺様は玄関を後にした。

ネクタイなんて本当はちゃんと結べるんだよ。
俺様にできないわけがないだろ。衛星(英才)教育うけてんだからな!
866司×つくし 新婚1:2007/01/18(木) 00:46:07 ID:5lfNZx+4
3
曲がったネクタイを牧野がなおしてくれるから
行ってきますのキスが毎日できる。こうでもしなきゃキスができねぇしな。
あいつは奥手だから仕方ない。俺様が優しくリーチ(リード)してやってんだよ。
だから牧野は俺様のそばにいてくれよ。絶対に幸せでいさしてやるから。

fin

おまけ

タマと椿が毎朝の現場を2階のバルコニーから見ていたのはいうまでもない。



終わりです
すれ汚しスマソ
867名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 06:41:55 ID:NcGNXiDS
わはは
楽しませてもらいました
868名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 09:20:50 ID:cP237pZ4
類つくキボン
869名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 16:19:18 ID:/t7WEdEN
おばかな司がかわいかったです
870名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 17:09:10 ID:dybjZJ4j
可愛いです。和みました。
871名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 21:03:58 ID:HhYxZGf+
道明寺節炸裂で好きっす!
ありがとうございました
872名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 02:40:48 ID:4HJtY7rX
司×つくしの初体験がまた読みたくなってきました
誰かよかったら書いてください!
873 ◆hI0MzqIQm. :2007/01/19(金) 07:12:44 ID:933FVPif
なかったら
874名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 12:21:58 ID:SljoiQWh
875名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 03:31:04 ID:8QB0yqAB
「ふぁあ…」
「…」
「なによ」
「言っても直んねーだろうから、もういい」
「?何が?」
ムスッとしてこっちを睨む牧野を見て、ほんとにこいつは色気がないと思う。
別にあくびを我慢しろとは言わないが、もう少し女として自覚をしてもいいんじゃないだろうか。

大体こいつがこんなだから一々俺が心配しねーといけねーんだよな…

思わず睨むと、怯むどころか牧野は
「なんか文句でもあるわけ?」
と言って睨み返してきた。
「お前が隙だらけだから悪いんだよ!」
「は、はぁ!?ワケわかんない!どこが隙だらけなのよっ」
「それが隙だらけだっつーんだ!」
ついてけない…とため息をつく牧野に、つきたいのはこちらの方だと心の中で言い返す。しかしコロコロ興味が変わるこいつはもうその話題は終ったらしい。
「ねぇこれなに?アルバム?」
なんていいながら本棚に手を伸ばしていた。
こいつは…と思った矢先、ふとスカートを履いた足に目が止まった。
床に膝をついて尻をこちらに向けているスカートからは、
足のつけ根がほぼ見えている。
(パンツみえんぞ)
微が上気するのを感じながら、顔を下に下げる自分がいた。
(あと少し…)
876875:2007/01/20(土) 03:32:24 ID:8QB0yqAB
書き忘れてました
すすすすいません…
一応つかつくです。
あまりエロにはならないかもしれませんが…!
877785:2007/01/20(土) 03:40:30 ID:8QB0yqAB
見えそうで見えないそのギリギリの感覚にイライラする。
あーもうめんどくせー!
次の瞬間、思わず手が伸びていた。

「ギャッ!な、何すんのよ!?」
はっとして自分の手をみると、そこにはめくられたスカートの端を
つかんでいる自分の指があった。
「な、何って…スカート捲り?」
「そんなの分かってるよ!早くはなしてよスケベ!」
顔を真っ赤にしながらこちらを振り返って怒鳴る牧野を見ていると、
つい興奮する自分がいるのを隠せない。
「そんな事言っていいのかよ?」
「な、なによ…」
「お前のスカートの運営は、俺が握ってるんだぜ?」
ニヤリと笑っていうと、一瞬牧野がバカにした顔で俺をみる。
「運命、でしょ…」
「う、うるせー!てめー、自分の立場分かってんのか!」
そう言って牧野に掴み掛ろうとすると、足がもつれてバランスを崩して…
「あ…」
ドカッ!
「いっ…たぁー…」
思いっきり俺に乗っかられた牧野のうめき声が聞こえて、慌てて身を起こす。
「わ、わりぃ…」
下をみると、涙目の牧野が下半身を露にしてこちらを見上げていた。
「んなっ!?」
思わず右手を挙げると、そこには破れたスカートが握られていた。
878875:2007/01/20(土) 03:48:05 ID:8QB0yqAB
「え…?やだ!さ、最低!早くどいてよ!」
慌てふためく牧野を見て慌てて退こうとする
…けれどちょっと待て。
これはチャンスなんじゃないか?
思えばこいつはいつもいつも何かにつけて逃げ回って、一度も素直にやらしてくれた事がない。
けれど今のこいつは…
「なぁ、牧野」
「な、なによ!?」
「お前恥ずかしくないの?そんな恰好で」
「恥ずかしいに決まってんでしょ!」
「だよな。だったら…」
そう言って牧野の顔に自分の顔を近付ける。
「ちょ、何す…」
「だったら従えよ」
「なんで…!」
「従うまでここからどかねぇ」
言って唇を押し付けた。
「んぅ…!」
と言って牧野が強く目を閉じる。
自分の手を俺の肩に置いて押し退けようとするが、力が入ってないのが分かる。
879875:2007/01/20(土) 03:59:32 ID:8QB0yqAB
俺は唇を押し付けたまま、右手で牧野のシャツのボタンを外していった。

「…っ!」
半開きになった牧野の目には涙が溜まっていて、それが余計に興奮させる。
唇を首筋に移動させながら胸を下着の上から触ると、
「んんっ…!ど、みょ…じ…」
と息を荒くしながら呟いた。
「牧野…」
はぁ、と息をついて牧野に視線を向ける。
「いや?」
「今更、言われても困るよっ!」
軽く頬を殴られて、思わず右手で押さえた。
「いてぇ…」
「…が、がんばる」
「は?」
一瞬牧野が何を言ったのか解らずに思わず聞き返すと、
顔を真っ赤にしながら牧野が今度は強く怒鳴った。
「だ、だからがんばるって言ってんの!
その…限界まで…」
880875:2007/01/20(土) 04:12:50 ID:8QB0yqAB
驚きと嬉しさで、自分の顔も赤くなるのが分かる。
「お、おう…」
まさかこんなに素直になるとは思わなくて、どうしていいか分からない気持ちとかわいいと思う気持ちがいり混じる。
「じ、じゃぁ…始めるか」
「ブッ…」
「なんだよ」
「そんなこと言って始めるなんて、変」
くっくっと笑う牧野をみて、一瞬反論しようかと思ったけれど、つられて笑ってしまった。
「そーだな」


「は、あ…」
指を入れられて息を切らす牧野は、顔を腕で被っていた。
それをどかすと、「なんで?」と顔で聞いてくる。
「顔、見えない」
にやりと笑って言うと、最低、と小さく呟いた。
「んんっ…!ぁ…も、…」
指をゆっくり動かすと、牧野が強く顔を横に振る。
「イキそうなのかよ?」
「ち、ちが…!」
「じゃ、なに?」
頬を上気させながらこちらをみるも、
何も言おうとしない牧野を見てさらに指を動かす。
「ひゃ!あ…だ、め…っ!」
「なら言えよ」
881875:2007/01/20(土) 04:29:36 ID:8QB0yqAB
いじる指をやめないでそう言うと、
牧野は途切れ途切れに呟いた。
「ど…みょ、じと……」
「聞こえねー」
「…道明寺とっ…一緒に…んぅっ…イキたい…よ」
そう言ってこちらを見上げる牧野は、いつになくかわいくて、
まさかそんなことを言われるとは思わなくて。
「牧野…」
指を抜いて軽く唇を押し付けて。
「大丈夫かよ?」
「…ん…」
自身をあてがってそう言うと、牧野はこくんと頷いた。
それを確認すると、一気に自身を埋める。
「んぁ…!ちょ、いきな…」
「わりぃ。我慢できなかった」
これまで何回かしたとはいえ、まだ慣れていない牧野の体は敏感に反応する。
「は…あ…あ、あ、あ…」
動きと一緒に漏れる吐息の度に、何度も何度も愛しくなる。
「牧野…」
呼び掛けると、こちらに顔を向けてくれた。
「やべぇ、マジかわいい…」
バカ、と短く呟くのを聞いて、思わず口が緩んだ。


「はー…これ、どうしよう」
そう言ってスカートを見つめる牧野はさっきまでの色気が嘘のように、
俺のズボンを履いてあぐらをかいていた。
「どうするって、捨てるしかねーだろ」
「えー!もったいないよ!サイド縫えばまだ履けるかもだし」
貧乏発言にももう慣れた。
882875:2007/01/20(土) 04:36:23 ID:8QB0yqAB
「俺が買ってやる」
「ダメだよそんなの!自分のものだし自分で買うよ!」
こんなやり取りにももう慣れた。
「でもまぁ、破いたのは俺だしそんくらいさせろ」
「そ、そりゃあそうだけど…!」
ただまだ慣れない事がある。
こうして牧野が照れながら顔を赤くする、この表情が。
「たまんねーんだよな…」
「は?」
「なんでもねーよ。それより腹減った」
「あんたねぇ…」
呆れる牧野を見ながら、こいつは色気なんぞなくとも、
あの顔だけで十三分だしな
と一人で納得しながら、牧野と一緒に部屋を後にした。


※※※
なんだか拙い文章
エロショボ
でスミマセヌ…
少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです
883名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 12:15:36 ID:kKaBT0g2
GJ
884名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 17:01:31 ID:Eu1S5+d0
いいね!つかつく。司がお馬鹿でエロくていいっ。
885名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 22:37:40 ID:cmi7w95i
素晴らしい!!
886名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 00:17:36 ID:SVlie1yn
つかつくはかわいいなw心和む
887名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 00:44:49 ID:1pUH1Wl1
つかつく!いいね!ドラマもちょっぴりでいいから野獣な司がみたい
888名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 05:55:42 ID:T4UBmmCp
つかつくは読んでて微笑ましいですね。

ところで、このジャンルの二次は書いたことないのですが
どこまでなら許されるのかな?
ここで聞くのもあれですが、サイトさんの幾つか読んでみたのですが
激しいのは少ないですよね?
規制とか厳しいですか?
質問ばかりですみませんが、西門さんで書いてみたいので
ギリギリラインがあれば教えて欲しいです。
グロとか汚い痛いエロはないですが、精神的にきてるのとか嫌です?
889名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 06:28:29 ID:ClRPXdgl
>>888
個人的にはかなり期待>精神的にきてるの
ただ苦手な人もいるだろうから最初に断り書きした方がいいかと
890sage:2007/01/21(日) 10:26:36 ID:940L1faS
読んでみたい>西門さん&精神的にきてるの
カップリングの好みもあるので注意書きさえしておけばOKじゃないかな。
891名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 10:27:54 ID:940L1faS
>>890です。
間違えてageてしまいました。すみません。
892888:2007/01/21(日) 14:13:54 ID:T4UBmmCp
アドバイス有難う御座います。
注意書きつきで、触りを投下します。
CPは総二郎×優紀で不倫ネタのハードエロス。
総二郎が壊れていきます。
苦手な方はスルーしてくださいませ。
893総×優 1:2007/01/21(日) 14:15:15 ID:T4UBmmCp
厚手のカーテンの隙間から差し込んだひよわな光。
そっとベットを抜け出し爪先を床につく。ひんやりとした冷たさが背筋をつたう。
ちいさく身震いし、そばにあったガウンを羽織り窓辺へ近づいた。
カーテンを開け、大きな出窓を両手で押し開けると、遠くにいる森の鳥たちが朝靄の中で一斉に羽音をたて飛び去っていくのが見えた。
ここは深い森の中。すべてから隔離された世界。誰とも接触することはない。
唯一、彼との繋がりのために用意された場所。
ここに連れてこられたのはいつのことだったのか。あれからどのくらいの昼と夜を迎えたのか。
そんな遠い昔のことは、もう忘れてしまった。
かるく頭を振り、後ろを振り返る。
ベットの中で枕を抱えるようにうつ伏せている彼の瞳と視線が絡んだ。
ゆっくりと差し出された彼の右手と、その眼差しの持つ熱に引き寄せられ、操られるように近づきその手をとった。
指先が触れ合った瞬間、腕を引かれ膝をベットの上についた。
屈み込むような姿勢のまま掌で彼の美しい顔をなでる。そのまま唇を寄せ合いその動きだけで彼の名を呼んだ。
戯れのような口付けと愛撫が繰り返され、じきに二人を呑み込む狂熱に変わるだろう。
それまではただこうして。静かに与え合うのも悪くはない。
誰よりも愛しい貴方が笑っていられるなら。
私のすべてを貴方に捧げよう。この先の未来も過去も。こうして肌を合わせている現在も。
私は貴方だけのものだから。
未来永劫に。私は貴方の為だけに存在する……。
894総×優 2:2007/01/21(日) 14:19:04 ID:T4UBmmCp
過去に遡ります。
以下、本文。

−…もう終わりにしましょう

別れの言葉を切り出したのは優紀からだった。
なのに君はどうしてそんなにも辛そうな顔をしているのだろう。
先の見えない二人の関係。もう嫌気が差した、と言われるほうがどんなに良かっただろう。
苦しいくらいに互いを求め必要としてきた俺たち。
西門に相応しい相手との政略結婚。
敷かれたレールと失うことなど出来ない大切な君との間で、血反吐を吐くまでに追い詰められた精神と肉体を隠し、優紀と過ごす僅かな時間だけが救いだった。

「西門さんのことは遊びだったんです。…だって、ほら。かっこいいお金持ちの彼氏って皆に自慢できるでしょ」
そんな風に切なげな瞳で。震える声で、精一杯に似合いもしない悪い女を演じて。誰が騙されるというのだろう。
すべては俺のため。酷い言葉の裏にひそんだ溢れんばかりの君の愛情。
だから君を開放してあげようと思った。
もうこれ以上、俺のために心を痛めては欲しくはなかった。
騙された振りをするのは俺にとっては簡単なことだから。

でもね…優紀。何でこんなに心が寒いんだろう……。



あれから一年。
親の決めた資産家の娘と見合いをし、結婚した。
徐々に親父の跡を引き継ぎ仕事をこなし、自分の心の奥底に閉じ込めた優紀への想いに気付かぬ振りをし日々慌しく生きていた。
秒刻みのスケジュールに追われ、一日の仕事が終わったころには疲れきって眠るだけ。
それでも良いと思ってた。
久々に会った司や牧野たちの集まりで、彼女のことを聞くまでは。

もうすぐ優紀、結婚するんだって

何も知らない牧野は嬉しそうに自分のことのように喜んでいる。
こいつらは知らない。
俺と優紀が付き合っていたことを。
側にいる親友たちに気付かれぬよう、胸の痛みを隠し必死にポーカーフェイスを取り繕うだけで精一杯だった。
895名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 14:44:14 ID:wieEDDr6
つ・・続きを!
できれば早めにドカーンと落として欲しいです
896名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 13:02:36 ID:mIXSLCbW
不倫っ。切ないけど総×優ならありそう。
是非続きを
897名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 20:48:27 ID:V1H/zM7R
楽しみにしてます!
898総×優 3:2007/01/23(火) 10:42:04 ID:o1vfH1uL
こんなところまで来て、いったい何をしようというのか。
優紀の会社の前まで来ると、大通りに面した交差点脇のガードレールに浅く腰掛けて蹲るように寒さをしのいだ。
自宅を出るときには振り出していなかった、今年一番の初雪が先程から降り出していた。
厚手のロングコートの襟を正しマフラーで口元を隠してコートのポケットに手を突っ込んだ。
これで多少の寒さは防げる。
頭上に舞い落ちるちいさな雪の粒は、いつしか大きなぼた雪に代わっていた。
背中を丸めじっとしていると、まるで捨てられた小動物のようで滑稽だ。
牧野の口から結婚話しを聞かされてから、ずっと考えていたんだ。

今の君は幸せ?

そう、…ただそれだけなんだ。
君が幸せだって、あの陽の光のような笑顔で言ってくれたら、俺も一歩前に進めるような気がする。
だから、今日はそれを確かめにきただけ。
そんな虫の良い言い訳がさっきからぐるぐる、と頭の中で回っている。
彼女と別れてからまったく進歩していない自己中心的な考えに自嘲の笑みが零れた。
あの時も、柵から彼女を自由にしてあげるという言い訳で、結局は優紀の優しさに甘えていたに過ぎないと解っていたんだ。
そんなことをつらつらと考えていたとき、暖かな光を凍えきった肌が感じ取った。
俯いていた顔をゆっくりと上げる。
冬将軍の支配する鉛色の世界に、一ヶ所だけ春の空気に包まれた空間がある。
優紀がそこにいた。

ただ見つめ合っていた。何をするでもなく。じっと互いの視線を絡み合わせていた。たぶん、ずいぶんと長いこと。いや、もしかしたらほんの数秒の間だったかもしれない。

「こ、これ。ハンカチどうぞ」
静かな沈黙を破ったのは優紀だった。
すこし距離を置いたところから駆け出してきて、淡い桃色の花模様のハンカチを差し出してくれた。
一瞬ほうけている俺に、失礼しますと言うと頭上に薄っすらと積もった雪を柔らかな布で拭っていく。
ふんわりとした甘い香りとしなやかな指の感触に眩暈がする。
このままここで優紀を抱きしめたい衝動に駆られる。
でもなんとかその感情を押しとどめて口を開いた。
もう、いいよ。ありがとう。
それから、矢継ぎ早に言葉を繋ぐ。
「久しぶりだね、元気してた?」
そう言った俺の声は掠れてはいなかっただろうか。ちゃんと微笑んで言えただろうか。そうだといい。



遠慮がちに誘いをやんわりと断る君を説き伏せてお茶に誘った。
「ね、お茶くらいならいいでしょ。このままじゃ俺、凍っちゃいそうだし?」
困ったように微笑む優紀の手を引き近くにあったホテルのティーラウンジに入った。
最初は緊張していた彼女も、牧野たちの話題を振るといつもの彼女に戻っていった。
そうやってずっと他愛もない話しをしていた。
離れがたくて。それでも、もうもとの二人には戻れないことを知っている自分がいて。
沈黙するのが怖かった。
会話が途切れると君はきっと行ってしまう。最初はただ、こうして向き合っているだけで良かった。ウソじゃない、ほんとだよ。
「そろそろお暇しようと思います。ほら、西門さんも早くお家に帰らないと。奥様が寂しがりますよ」
そう言った彼女の言葉に弾けるように顔をあげるといつもと変わらない優しい微笑みを浮かべている。
でも、その瞳がほんの一瞬悲しみに揺らいだように見えたのは、俺の都合の良い錯覚だろうか。
ずっと聞きたくて。でも、ほんとうは聞きたくなかった問い掛けを口に出していた。
「優紀ちゃん、今幸せ?」
咄嗟に握った彼女の指先がぴくりと反応した。
それから、ゆっくりと
「幸せですよ…」
と、遠くを見つめるような瞳で呟いた。
その瞬間、俺の中の何かが音を立てて砕けた。
899総×優 :2007/01/23(火) 10:45:33 ID:o1vfH1uL
続き待ってると言って下さり有難う御座います。
チマチマ書いてましたが、遅筆の上にやたら長くなりそうなので途中端折って投下です。
ここから、総二郎が壊れていきますので苦手な方はご注意ください。
また区切りの良いところまで出来たら投下します。
900名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 22:28:46 ID:sDLLTLQv
壊れてくださいw楽しみです
901名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 23:46:27 ID:5C3tWB19
総×優はいらない。
なんか、優希と総は原作ですっきり終わってそれが凄くさわやかで感動したから
まあ、終わり方といか総には恋愛感情はなかったと思う。ただ、慰めてくれる人のぬくもりが欲しかっただけの関係
総にとっては、昔の思いを吹っ切る為、優希にとっては総の思いを吹っ切る為。
お互いを利用して次にステップアップするための関係だけど、なんともさわやかで感動的だった。
902名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 23:49:19 ID:28uOgfvE
>>898
優×あきら
のほうが、その小説あってると思う
903名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 00:17:28 ID:XCF0lgdW
読まなければいいだけの話。
書き手さんは投下する、読み手は気に入ったらレスすればいいし、
そうでないならスルー。
904名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 00:47:27 ID:nu0Uyz2d
>>903
禿同。
読みたくないなら読まない。そんな事いってると作家さん投下しにくくなってここ過疎化になるよ(_´Д`)
905名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 03:34:00 ID:bgY06Q04
>>901
誰もあんたの原作感想文なんか、聞いてない。読みたくなければスルー汁。
っつーか、どっか逝け。
906名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 08:34:42 ID:RoN0MweT
>>903-905
禿同
なんの為に投下前に注意書きしてくれたか分かってないんだろうか
907名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 12:02:41 ID:xaVQ7QuS
以前、夢幻という作品を投下したものです。

読んで下さる方に、作品やカップリングの好みというのは、勿論、あると
思います。
ただ、書いている方の立場で申しますと、好みでない作品の場合、
それでも気に入られたい、とは決して申しませんので、スルーして頂けると
ありがたいです。

作品を皆様の前に晒している以上、批判的な意見がある事も、
作品を投下している方々は承知していると思いますが、個人的な
意見としましては、この場を皆で楽しめれば良いな・・・と思っています。

総×優の作者さん、続き、楽しみにしていますので、ご自身のペースで
投下お願いします^^
それから、自分の作品ではないのに、勝手にこのような意見を書いて
しまって、失礼いたしました。
908総×優 :2007/01/24(水) 17:29:57 ID:3VokZiKj
総×優の作者です。
最初スルーしようと思いましたが、他の方がレスつけてくださってるのに
自分だけスルーは、と思いレスします。
こういった集合板ですと、色々CPや設定に好みもありますでしょうが
注意書きも初めに付けているので、総優が苦手、設定が苦手な方はスルーでお願いします。
909名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 21:01:03 ID:FGUur2z9
>>907
>>908
まぁバカは気にすんな、楽しみにしてる住人の方が多いから安心汁
910夢幻の書き手です:2007/01/24(水) 22:04:26 ID:kNwAUptM
総×優さんの連載の途中なので、迷ったのですが、ちょっと、掲示板が微妙な空気なので、作品を投下しても良いでしょうか?

>>861さんにリクエストを頂いていた、>>833-838 で初めて結ばれた後の話を書いてみました。
読まれる方は、>>833-838>>852-855 の間の話の設定と考えてお読み下さい。
リクエストを頂いた方のご希望にお応えできていると嬉しいのですが。
(ドラマの展開がビターなので、こちらはかなりスイートにしました。)

私が今までアップした話がお嫌いな方、つかつくのカップリングがお好みでない方、甘々が苦手な方は、スルーして下さい。
よろしくお願いします。
911夢幻 -Love so sweet- 1:2007/01/24(水) 22:14:53 ID:kNwAUptM
牧野がNYに来てから、つまらねぇ邸が、まるで天国。
今まで、自分の家に愛着なんて感じたことの無かったこの俺が、牧野が待ってると思うと、一秒でも早く帰りてぇ・・・
こんな風に思っちまうなんて、俺もたいがい、牧野にいかれてるよな。

牧野が来てから、秘書の奴も驚く位、俺の仕事のペースは上がった。
だってよ、早く帰って、牧野を、その・・・可愛がってやりてぇだろ?

牧野を初めて抱いた時、マジで驚いた。(俺は夢だと思ってたんだけどよ。)
あの時の牧野の顔・・・本当に、やばい位可愛い。
声だって、普段のぶっきらぼうな口調からは信じられねぇ位、甘い声を出しやがる・・・
うおっ、思い出しただけで暴走しちまいそうだ・・・

ドアをノックする音に、俺は我に返った。
・・・今は仕事中だった、集中しろ、俺。

「入れ。」

扉が開くと、入ってきたのは、秘書の斉藤だった。

「司様、失礼いたします。実は、本日来訪予定だったA社の専務ですが、こちらへいらっしゃる途中、事故に巻き込まれたそうで・・・
幸い、お怪我は軽いものだそうですが、こちらへの訪問が後日に延期になりました。
急なのですが、30分ほどお時間が空くことになりましたので、よろしくお願いいたします。」

「わかった。」

30分か・・・予め解っていれば、牧野を呼び寄せておいたのに・・・そうしたら、ここで・・・
でも、あいつのことだから、『神聖な職場で、そんなこと出来るか!』とか怒り出すんだろうな。

時間が空いたと解った途端、気が抜けたのか、頭の中が牧野の事でいっぱいになった。

牧野が来て以来、俺は邸に居る間中ずっと、牧野を俺の傍から離さなかった。
夜は同じベッドで、胸の中に牧野の柔らけぇ身体を抱き締めて眠る。
勿論、ただ抱き締めるだけじゃねぇ・・・牧野を抱いて寝るのは、愛し合った後の話だ。
毎日が最高に幸せで、最高に満足してる。

気の強い牧野が、ベッドの中ではあんなに従順だとは思わなかったぜ・・・そのギャップがまた、たまんねぇんだよな。
顔を真っ赤にして、恥ずかしがってよぉ・・・あ"〜っ、今すぐ帰って襲いてぇ!!

・・・でも、牧野はどうなんだ?
俺が満足に感じているように、牧野も感じてくれているのだろうか?
その・・・良く言うところの、『イク』ってゆう状態にはなっているのか?

俺は、以前良く総二郎やあきらから聞かされた、『セクシャル・レッスン』とやらの話を思い出していた。

そういえば、女っていうのは男と違って、イクまでに時間が掛かるって言ってたな。
で、イッタ時は、痙攣したり、意識を失ったり、愛液が飛び散る・・・潮吹きとか言ったっけ?そういう状態になるとか・・・
この3日間、牧野の中があんまり気持ちよくて、俺自身、いつも余裕が無くて・・・牧野がイッてるかどうかなんて、考えてやってなかったよな・・・

大切な牧野が、俺に全てを与えてくれたんだ。
俺も、牧野を気持ち良くしてやりてぇ・・・でも、どうすりゃいいんだ?
912夢幻 -Love so sweet- 2:2007/01/24(水) 22:18:42 ID:kNwAUptM
俺は、目の前にあったパソコンで、それらしい事をちょっと調べてみた。
幾つかのサイトを渡り歩き、辿り着いたサイトで、あるものが俺の目に留まった。

それは、『女が内なる欲望を開放する』とかいうエッセンスで、情事の前に飲むと、感じやすくなると書いてあった。
その商品はオンラインショッピングのサイトですぐに購入できるようになっていたので、俺は、備考に『バイク便でも何でも使って、速攻届けろ』と記載し、注文を終えた。

注文を終えると、俺は空き時間の30分を待たず、仕事に取り掛かった。
仕事なんて、さっさと終わらせて、その分早く邸に帰りてぇからな。

夕方、フルスピードで仕事を進めていた俺の元へ、小さな包みが届いた。
それは、午前中注文しておいた、あのエッセンスだった。

「当日届くとは、いい店じゃねぇか・・・」

その包みを前にすると、乱れる牧野の姿を想像し、俺の仕事のスピードは更に上がった。

小さな包みを宝物のように抱えて、俺が邸に着いたのは、午後8時。
こんな時間に帰ったのは、もしかしたら、NYに来て以来初めてかもしれねぇ。

いつも通り、玄関で出迎える使用人達。
今までと違うのは、ここに牧野の姿がある事だ。
俺は、3日前まで誰にも言ったことが無かった言葉を、牧野だけに伝える。

「牧野、ただいま。」

「お帰り、道明寺。今日は早かったね♪」

嬉しそうな顔しやがって・・・本当に可愛い奴だぜ。

「おぅ、お前が待ってると思うと、早く帰りてぇからな。自然と仕事のスピードも上がるんだよ。」

「何、恥ずかしいこと言ってんのよ!・・・今日は、お夕飯一緒に食べられるね。」

・・・何てことねぇやりとりが、こんなに幸せなことだったなんて、俺はこいつに出逢うまでの18年間、知らずに過ごしてきた。
だが今は、家に帰ると、誰より愛しい女が待っている・・・
こいつとなら、俺が経験した事のねぇ、『温かい家庭』ってやつを築いていける・・・改めて、俺は確信する。
大切なのは金なんかじゃねぇって事が、今なら解るよ・・・それを教えてくれたのは、お前だな、牧野。

温かい気持ちに満たされた俺は、牧野の肩を抱いて、部屋へと向かった。

今日は、牧野と一緒に晩飯を食える・・・俺は、食事を『俺たちの』部屋に運ばせた。
誰にも邪魔されずに、二人きりで食事を楽しみてぇからな。
まぁ、俺のメインディッシュは、皿の上のフィレステーキなんかじゃなく、それを美味そうに喰ってる牧野の方なんだけどよ。

食後のデザートと紅茶が運ばれてきた所で、俺は、例のエッセンスを取り出した。
そのエッセンスには、何種類かのフレーバーがあったのだが、俺が選んだのは、ストロベリーのフレーバー。

どうしてストロベリーを選んだかって?そりゃ、牧野が苺好きだからだ。
なんでも、牧野の家じゃ、あいつがガキの頃から、ケーキの上の苺を誰が食べるかで、毎度、家族で話し合いが行われていたらしい。

牧野は昔っから自分よりも人の事が優先だったみてぇで、何でも家族に譲ることが多かったようだ。
だから、小せぇ頃から、苺は憧れの存在だった、とか何とか・・・ケーキの上の苺ごときで家族会議ってゆうのが、俺にはイマイチ、理解できねぇんだけどな。
とにかく、そんなこんなで、ストロベリーのフレーバーを選べば、牧野は喜ぶって訳だ。
913夢幻 -Love so sweet- 3:2007/01/24(水) 22:22:32 ID:kNwAUptM

エッセンスの小瓶を牧野の目の前に差し出すと、俺は牧野に言った。
「これなんだけどよ、紅茶に入れると、ストロベリーの香りがして美味いらしいから、買ってきた。試してみてくんねぇ?」

「えっ、ストロベリーの香り?わぁ♪そう言えば、紅茶って、苺ジャムを入れて飲んだりするもんね。うん、入れてみる!!」

何も知らねぇ牧野は、無邪気に喜んでいる。
俺は、この後、俺の胸の中で牧野がどんな反応をするのかを考えると、顔がにやけてくるのを抑えられなかった。

「わぁ〜、いい香り!道明寺も入れてみたら?すっごく美味しいよ!!」

「いや、俺は味も匂いも甘いのは苦手だから、お前が喜んでくれればいいんだよ。」

「道明寺、あたしのために買ってきてくれたんだ・・・ありがと///」

「おぅ。」

俺は、自分のしましまな心(←よこしまな心だよ、司っ;)を悟られないように、短く返事を返した。

デザートを食べ終えても、牧野には変わった様子は無かった。
期待しすぎたか?と思いながら、俺はシャワーを浴びるために、牧野を部屋に残してバスへと向かった。

俺がシャワーを済ませ、バスローブを羽織って出てくると、使用人が用意したナイトウェアに着替えた牧野と、目が合った。
ところが、目が合った途端、牧野は何故か顔を逸らした。
どうしたのかと思って顔を覗きこむと、真っ赤な顔をして俯いている。

「牧野、どうかしたのか?」

「なっ、なんでもないわよ///」

一人、真っ赤な顔で照れたり焦ったりしている様子が可愛くて、思わず牧野を抱き締めると、バスローブ越しに伝わってくる牧野の鼓動の早さに俺は驚いた。

「牧野、すんげぇ心臓バクバクいってるぞ?」

「・・・なんだか解らないけど、あんたを見たら、ドキドキしちゃって・・・」

・・・どうしたんだ、こいつ? すっげー可愛い・・・

俺は、その鼓動をもっと感じたくて、手のひらでそっと牧野の左胸を包んだ。

「ひゃっ」

胸に手を置いただけで、何の刺激も与えてねぇのに、牧野の口からは女の声が零れた。
これはもしや、あのエッセンスが効いてきたのかもしれねぇ・・・

俺は、期待にあそこを膨らませながら(いや、期待で膨らむのは胸だよ、司;)、牧野へ熱〜いキスをお見舞いしてやった。
今日は、ゆっくりと時間をかけて、牧野をイカしてやりたいと思っていた俺は、唇もじっくりと時間を掛けて侵していく。

俺は唇の間から舌を少し覗かせると、牧野の上唇の形に添ってチロチロと這わせ、下唇も同じようになぞっていく。
上唇と下唇を交互に甘噛みし、今度は長く舌を突き出し、口腔内をまんべんなく彷徨った。

長い口付けの途中で、息苦しくないよう唇をずらすと、「はぁんっ」と、息継ぎじゃねぇ甘い声が漏れる。

キスだけでいつもと違う反応を確信した俺は、牧野を抱いて、クローゼットへと向かった。
914夢幻 -Love so sweet- 4:2007/01/24(水) 22:35:56 ID:kNwAUptM
俺の部屋のクローゼットは、牧野のぼろアパートがすっぽり入る位の広さで、コーディネートを確認するために、片側の壁は、全面鏡張りになっている。
俺は昼間から、今日はここで牧野を抱こうと決めていた。
俺たちの愛し合っている姿を牧野に見せつけ、その羞恥心を煽ってやりたい。

牧野は、自分の連れて来られた場所が寝室では無い事に気付くと、困惑したような表情になった。

「道明寺、ここ・・・」

「あぁ、クローゼットの中だ。・・・なぁ、今日はここで可愛がってやるよ。」

牧野を後ろから抱き締めながら、耳に唇を寄せ、吐息を吹き込みながらそう囁くと、牧野の身体はビクンッとはねた。

『こいつ、いつもよりも断然、感度がいいぜ・・・』

牧野のナイトウェアの細い肩紐を左右にずらすと、繊細な生地のそれは、スルスルと牧野の滑らかな肌を滑っていった。

下着姿になった女と、その女を背後から抱き締めたバスローブ姿の男が、壁一面の鏡に映っている。
俺は、鏡越しに牧野と視線を合わせた後、牧野に見せ付けるように、上から下までねっとりと舐めるように視線を這わせながら、ゆっくりと牧野の下着を取り去った。

さっきまで、恥ずかしがって俯いていた牧野が、今は視線を決して逸らさず、鏡越しに俺を見つめている。
その瞳は、欲望を湛えて揺らめいているように感じた。

「なぁ、俺も、脱がせてくれよ・・・」

牧野は身体を俺の方へ振り向かせると、ためらうことなく、俺のバスローブの紐に手を掛けた。

ハラリとバスローブの前が肌蹴ると同時に、牧野は俺の身体からローブを剥ぎ取った。

一瞬、俺の視界から牧野の姿が消えたと思った途端、俺は下半身に何かが這うような感覚を覚えた。
視線を鏡に戻すと、信じられねぇ光景が映し出されている。
鏡に映ったのは、俺の前に跪き、俺のボクサーパンツの上から、俺のものを愛しげに撫でている牧野の姿だった。

牧野はしばらく下着の上から俺を撫でると、その小さな手で、俺の身体から下着を取り去った。
足元に、俺のボクサーパンツが落ちている・・・

次の瞬間、感じたことのない感覚を覚えた。
驚いて視線を移すと、鏡越しの牧野は、その小さな愛しい口から出た紅い舌で、俺自身を刺激していたのだ。

「ぅっ、牧野!?」

牧野はそのまま、キャンディーバーを舐めるように、俺自身に舌を這わせ、次には先っぽを口の中に含んだかと思うと、喉の奥まで咥え上げ、頭を前後に動かした。
初めての行為が生み出す、牧野の唇の、舌の、拙い動きが、俺を否応無く刺激する。
しかも、壁一面の鏡には、牧野の口から俺のブツが見え隠れする様が映し出されている。
それを見ると、湧き上がった俺の血液は、一気に下半身に集まった。

これじゃぁ、鏡を見て煽られているのは、俺の方じゃねぇかっ!
そう思うが早く、俺は牧野の口の中へ、白濁を放ってしまった。
それは、牧野の口から俺自身を抜く暇も無いほど、あまりにも一瞬のことだった。
915夢幻 -Love so sweet- 5:2007/01/24(水) 22:39:48 ID:kNwAUptM

牧野の唇の端からは、その小さな口には含みきれなかったほど飛び出した、俺の白濁が溢れていた。

一瞬、苦し気な顔をした牧野は、次の瞬間、喉をごくりと鳴らし、口内の液体を呑み込んだ。
俺は、嬉しさと恥ずかしさと愛しさがない交ぜになった、なんとも言えねぇ気持ちを抱えていた。

それはすぐに、大きな喜びとなって、俺の全身を包み込む。

どうして、この女は、こんなにも俺を喜ばせるんだ?
牧野だけが、俺の全てを支配できる。
俺は、心も、身体も、とっくにお前に捧げてるんだぜ・・・

お前も、もっと差し出してくれ。
もっと、俺に狂ってくれ。
厭らしく乱れた姿を、お前の内なる欲望の全てを、俺の前に曝してくれ。
そうすれば、俺は、お前の羞恥心なんか打ち砕くほど、お前を愛してやるよ。
二人で一緒に、どこまでも堕ちていこう・・・

「牧野・・・お前はやっぱり、最高だよ・・・俺は・・・お前以外、愛せない・・・」

俺はもう一度、牧野を鏡に向き合わせると、俺の上に牧野を抱えるように、毛足の長いラグの上に座った。
牧野の脚の間に俺の脚を割り込ませ、そのまま、大きく左右に広げると、鏡には淫らに開いた牧野の花園が映し出される。

「なぁ、牧野・・・お前のここ、綺麗だろう?
ここに、俺が入っていくんだぜ・・・
ここは、俺だけの場所だ。お前の身体は、全部、俺だけのもんだ・・・」

そう囁きながら、俺は指で花弁を開き、その奥まで鏡に映した。
そのまま中指で中央を擦り、小さな突起を見せ付けるように刺激する。

俺は指を2本突き立てて牧野の目の前でチラつかせると、牧野の中へそれを沈めていった。

指は牧野にギュウギュウと締め付けられながらも、牧野の中を容赦なくかき回す。
「ひっ、ぁっ、あぁ〜っ!!」
恥ずかしがって控えめなはずの牧野の声が、いつもよりデカイ。

俺の指は更に壁を擦り、牧野が声を出す場所を執拗に刺激すると、牧野の泉からは、ドクドクと愛液が流れてきた。

「牧野・・・見えるだろう?お前の身体から流れる蜜が・・・
とろけそうな位、甘いんだぜ。自分で味見してみろよ・・・」

牧野の中から指を引き抜くと、俺は牧野の前に蜜をまとって妖しく光る指を差し出した。

「舐めろよ・・・」

牧野は、言われるままに、俺の指にまとった蜜をその紅い舌でペロペロと舐めている。
舐め足りないのか、指を奥まで口に含んだ牧野を見ていると、さっきまで俺を咥えていた姿を思い出し、俺はまた熱くなった。

「甘いだろ?お前の蜜は・・・これ、俺の大好物。」
そう言って俺は牧野の前に回りこむと、牧野の花園へと顔を沈めた。
916夢幻 -Love so sweet- 6:2007/01/24(水) 22:45:33 ID:kNwAUptM
舌を出し、花園の隅々まで舐め上げる。
赤く膨らんだ突起を転がすと、牧野は背中を反らせながら喘いでいる。
俺は小刻みに頭を振り、刺激を続けた。

溢れる蜜を舌で何度もすくい取るが、蜜はどんどん溢れてくる。
泉にストローでも突っ込んで、呑みつくしてしまいたい。
俺だけが味わうことのできる、とろけるような、牧野のジュース・・・

じっくりと、時間をかけて牧野を味わっていると、牧野の太腿がワナワナと震えだした。
顔を上げると、牧野の細い下腹部も、波打つように揺れている。

もう一度、牧野の感じやすいクリトリスを転がしながら、泉に指を突っ込み掻き回すと、牧野は声を張り上げた。

「あぁっ、道明寺〜っ、あっ、あたし・・・あたし・・・あぁ〜っ!」

牧野が突然、意識を手放し動かなくなったので、俺は慌てた。

「おいっ、牧野、牧野!?」

声をかけ、軽く揺さぶるが、反応が無い。
息は?・・・大丈夫だ。心臓は、ドキドキと早鐘を打っていた。

・・・これが、イッタってことなのか?
俺は、牧野を気持ち良くしてやる事ができたのだろうか?
だとしたら・・・

愛する女をイカしてやれた喜びに、俺は浮かれた。
牧野が今まで以上に愛しく感じ、俺は優しく唇を重ねた。

溢れる愛しさを止められず、牧野が覚醒してもいないのに、そのまま、唇を首筋から胸元へと移動させていく。
ツンと尖った胸の頂を口に含み、もう片方の膨らみを掌で大切に包み込む。
片方の頂を飴玉のように口の中で転がしながら、一方を揉みしだいて柔らかい感触を楽しんでいると、意識を失っていた牧野が声を上げた。

「ぁっ、道明寺っ、あたし???あっ、待って・・・あぁっ・・・」

苦しそうに喘いだ牧野の、その表情が、俺を煽る。

胸を刺激されて起きたのか?そう言えば、イッタ後は、感じやすくなるって総二郎たちも言ってたっけ・・・

「ど、みょ・・・じ? 私、何だか、頭がボ〜ッとして・・・あぁっ」

「お前、イッタんだよ。気持ちよかっただろ?
でも、俺まだ、お前に入れてもいねぇんだぜ?
今日は、何度でもイカせてやるから・・・覚悟しとけよ。」

俺は、牧野の胸を覆っていた手を再び動かし、牧野を侵略していった。

一度達した牧野は、今までとは比べ物にならねぇ位、感度良好。
もう、全身性感帯なんじゃねぇかっていう程、どこに触れてもいい声で啼きやがる。
その声だけで、かなりクルぜ・・・

「牧野、そろそろ入れるぞ。」

俺は、そそり立ったブツを、牧野へと沈めた。
917夢幻 -Love so sweet- 7:2007/01/24(水) 22:48:49 ID:kNwAUptM

うぉっ、なんだこりゃ!?
入れた途端、牧野の中が俺を強く締め上げた。

「ちょっ、おま・・・そんなに締めたら、いっちまうだろ?」

「あぁっ、道明寺ぃ〜・・・気持ち・・・いいの・・・どうしたら良いのか、解んない・・・」

照れ屋の牧野がこんな事を言うなんて、信じられねぇ・・・あのエッセンスってやつは、すげぇな・・・

きつい締め上げと蠢く内壁の、何とも言えない感触を楽しみながら、俺は腰を動かしていく。
時には再奥まで突くように深く、時には入り口を刺激するように浅く・・・
突き上げる角度を変え、グラインドさせ、牧野が声を上げる場所を探りながら突き続けていると・・・牧野も、俺に合わせて、動いている?

牧野は、背を仰け反らせて顔は天を仰ぎ、嬌声を上げながら、無意識の内に自分の良い場所へと俺を導くように、腰を動かしていた。

「牧野、鏡、見てみろよ。」

鏡に映し出されていたのは、牧野が俺を呑み込み、淫らに腰をくねらせている姿だった。
牧野は、それを熱い眼差しで、ジッと見つめている。
鏡越しに視線を絡めながら、俺は腰を激しく打ち振るった。

「なぁ・・・すげぇだろ?・・・俺達はこうやって繋がってるんだぜ・・・俺達の身体は、もう、一つなんだぜ・・・」

俺は、牧野を抱えあげたまま立ち上がり、牧野の手を鏡に付かせると、牧野の脚を大きく広げて蜜部を鏡に映し出し、後ろから思い切り突き上げた。

「あぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」

叫び声を上げて全身を痙攣させた牧野の泉から、愛液が飛び散った。
途端に、今まで感じたこともねぇほど強烈に締め付けられた俺も、牧野の中に全てを解き放った・・・


激しい情事の後の、濃密な空気が漂う中、俺は思った。

良く、女を開拓するって言うけど、こういう事だったんだな。
目の前に居るのは、俺が調教し、俺が仕立て上げた、俺だけの女。
俺に愛され、俺の与えた愛撫に、俺の思い通りに応える、誰よりも愛しい、俺の牧野。
やっぱりこいつは、俺だけのために生まれてきた女なんだと、そう、確信する。

心でも、身体でも、こんなにも強く結びついちまった・・・もぅ、俺たちは、離れられねぇよ。
牧野、愛してる・・・誰よりも・・・そう、俺自身よりもずっと・・・

後数日で、牧野は日本へ帰っちまうんだな・・・
でも、今は我慢の時だ。

なぁ、牧野・・・今日も、明日も、抱き合いながら、一緒に眠ろう。
なぁ、牧野・・・今は束の間の逢瀬でも、いつか一緒に、永遠を誓おう。
それが、誰にも変える事なんてできねぇ、決して揺らぐ事のない、俺たちの未来だから・・・

Fin.
918名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 23:44:33 ID:SFuEh13B
久しぶりに来てみたら・・・きゃー!!!
つくしも司も満足(しすぎ?)で、私も満足!
すれ違い度満点のドラマで、ストレス溜まりつつあったけど一気に解消!って感じでした。
作者さんありがとう(*^^*)
919名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 00:33:07 ID:KPZsRFwD
つかつく最高!!本当にありがとうございます!!
ドラマもこの位Love so sweetだといいのになぁ。
920名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 03:02:25 ID:85I/3f/P
Sな道明寺とMなつくし最高でした!
素敵な作品ありがとうございました!
921名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 05:25:23 ID:Jz6+tqJp
GJ! 司らしくって面白かったです。
ドラマでのモヤモヤ感が吹っ飛びました。
ありがとうございました!!
922名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 08:34:05 ID:YOKV2odb
すげー、司。
本当に媚薬使うとイケるのかな。
Love so sweet早く出ないかな。
923総×優 4:2007/01/25(木) 11:59:29 ID:4Y4VrfMa
今回はRのみです。苦手な方はスルーください。

>>898
あの雪の日から、理由を付けては幾度となく優紀との逢瀬を交わした。
最後に見せた彼女の儚げで消え入りそうな姿が眼に焼きついて離れてはくれない。
忘れようとしても思い出すのは、その寂しげな瞳だけ。
もう一度、この手で笑顔を取り戻してやりたかった。
でも逢うたびに君は苦しそうな顔をして、これっきりにしようと懇願する。
でも、ごめん。たとえ君の願いでもこれだけは譲れないんだ……。

今夜も俺たちは同じ会話を飽きもせず繰り返す。
君は、「もうやめましょう…」と、呟く。俺は「どうして?」と君が大好きな笑顔で嫣然と微笑む。
そんな会話すらも、俺たちにとってはこうして抱き合うためのあまい言い訳。いつだって君は上手に演じてくれる。

ソファに座った彼女の足元に跪くと、掌で彼女の頬をなでた。
すこしだけ冷たい指先で彼女の柔らかな髪を耳に掛け、そのまま耳裏から頬の線をなぞり、顎を掬うと優紀の身体が小さく身震いした。
「ダメですっ…」
そう…そんなにいいんだ。
「いじわる言わないで、…ね?」
ハヤク ダキアオウ

俺だけを映す潤んだ双眼。両頬に手を沿え上向かせて、視界がぼやけて歪む寸前まで近づき食い入るように見つめた。
綺麗…可愛い…。ああ、ほんとうに…溜息が出そうだ…。
一頻り見つめ合いゆっくりと頬や額に口付けを落としていく。
耐えられないくらい君の唇が欲しくて。それでも限界まで我慢し、触れ合うぎりぎりのところでそっと彼女の上唇を舌で掠め啄ばんだ。
「んっ…」
幾度がそれを繰り返すとちいさなため息。薄っすらと開いた優紀の唇の隙間に舌を挿し入れる。
ぴちゃりと濡れた音と感触を突きつけられ、そのあまりの淫らさに腰が大きく震えた。
歯列をなぞり彼女の舌をこちらに誘い出し絡めとり吸い上げる。
その間も俺の手は休むことなく、項から喉元をなぞり、ブラウスの襟から忍び込んだ指は鎖骨をなぞり肩口をなでていく。
もう一方では優紀の腰を柔らかく揉みこみまさぐっていた。
924総×優 5:2007/01/25(木) 12:00:29 ID:4Y4VrfMa
「いゃ…っ」
ストッキングの上から爪を立てて膝から腿をなであげると、それまで俺の肩に懸命にしがみついていたその指に力が篭る。
今にも泣き出しそうな顔を見ながら、器用に歯と唇だけでブラウスのボタンを外し胸を肌蹴させ、ストキングを脱がせた。
はやく君の白い肌に触れたい。その綺麗な肌に俺を刻み込んで焼き付けたい。
でも、そんな淫らな姿の君も綺麗で可愛い……。
暫し見入って、我慢しきれずに頬を柔らかな胸に摺り寄せた。
「きもちいい…」
しっとりと吸い付くような肌の感触とあまい香りに、うっとりと溜息すら零れる。
熱い吐息の感触に仰のいた首筋をあまく噛み吸い上げると紅い花弁が散った。
普段は付けないようにしていた所有の印も、一度付けてしまうと止まらない。
残った衣服を剥ぎ取り身体中を吸い上げた。
「あっ…やめっ…」
彼女の身体のそこかしこに散った、紅い印を眺め指先でなぞりあげると快美な痺れが全身を貫く。
それだけでイキそうな自分に慄きつつ、噛み付くように彼女の名を呼びながらキスを繰り返した。

「んっ、ああっ」
貪るような口付けのなかで胸を揉みしだき先端を押し潰すように転がすとあまい声があがる。
胸の裾野から円を描くように舐めまわし、焦らすように乳首を濡れた舌先で掠め転がし、もう彼女が音を上げるほど執拗に攻め立て一度軽くイカせた。
「ねえ、きもちよかった?」
軽く気を飛ばした彼女の髪をなでながら、耳元に深く吹き込むように囁く。
君がよければ俺もいいから…。
乱れた呼気が整うのを待ち、唾液をたっぷりと含ませた舌で全身を舐めあげていく。
頭の天辺から足の爪先まで丁寧に舐めあげると、それまで触れていなかった身体の中心に指を這わせた。

身体中の何処よりも熱く滑った感触を確かめると、彼女を抱き上げベッドに横たえもう一度、深いキスをしあまえたように囁く。
「優紀、俺が欲しい? ねえ、…俺が欲しいって言えって」
大きく睫の先を震わせるだけで、強請ることをしない意地っ張りな恋人のために愛撫の手を再開する。
耳殻に唇を寄せあま噛みし、舌でなぞりあげそのまま首筋から鎖骨まで舌を這わせて下降した。
感じる箇所をゆっくりと責め、下腹部のもっとも敏感な部分に顔を埋め熱い息を吹きかける。
「ああっ!」
焦らされ責め立てられたその身体は従順に反応を示し、薄い花弁がぴくりと震えていた。
その瞬間、逃げようとする優紀の腰を掴み、ぬかるんだ箇所に唇を寄せると悲鳴にもちかい嬌声があがった。
925総×優 7:2007/01/25(木) 12:01:33 ID:4Y4VrfMa
「いやぁっ…ん、んっふっ…ああっ」
蜜をたっぷりと掬い塗りつけるようにクリトリスを口内で丹念にねぶる。
ときおりあまく歯を立て、わざとのように音を立てて肉芽を吸い上げると、ちゅるいという音が俺の鼓膜を叩いた。

「もぉ、あぁっ」
限界がちかいのか、優紀の腰が大きく揺らぐ。
それでもまだ足りなくて、指を挿し入れ胎内を掻き混ぜると、くちゅりと音をたてて愛液が会陰を伝い落ちていく。
指を抜き差しするたびに、唇も指もしとどに濡らされ痛いくらいに頭の血管が脈打ちこちらも昂ぶっていく。
「おね、っ、もう、ゆるし…っ」
堪えるように、シーツを握り締めていた彼女の手が股間に埋められた俺の髪をまさぐり俺を求める。
ほんとうはこのまま前戯でもう一度イカせてあげたいけど、俺ももう持たない。
指での愛撫を続けながら、顔をあげ、ねだるように囁いた。
「もう我慢できない? 俺が欲しい?」
お願いだから、君から俺を欲しがって……。
926名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 19:20:39 ID:hDKKPyuw
ごめんなさい話の途中で許してください!
つかつくリクエストしてしまった者です。
幸せですありがとうございました!!
927名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 19:25:24 ID:hDKKPyuw
ちなみに>>861です。すいません。
リクエストしておきながらコメントが遅くて
おもしろかったです!!!最高です。
928名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 19:52:06 ID:eDa2vcdz
総×優の不倫、いいですねぇ・・
壊れた総次郎が最高です
続きも楽しみにしています
929夢幻の書き手です:2007/01/26(金) 11:49:17 ID:al1Z9fII
感想を下さった方々、ありがとうございました。
自分の拙い文章を受け入れて下さって、本当に嬉しかったです。

≫861さん
リクエストして下さったご本人に読んで頂けて、私こそ幸せです。
コメント、ありがとうございました。

総×優の作者さま
お話の途中での作品投下やコメント、本当に失礼しました。
総二郎が、今後更に壊れていくのかな?と、ドキドキしつつ、続き、楽しみにしています。
930総×優 8:2007/01/26(金) 13:49:01 ID:IzWoWp4d
早朝会議の後、次の仕事まで僅かだが空き時間が有った。
久し振りにメープルにでも行って、牧野の顔でも見るか。
美作の本社からメープルまでは歩いても5分足らずだ。デスクワークで鈍った身体のためにもたまには少し歩こうか。
秘書からコートとマフラーを受け取ると、迎えの車を断りビルを出た。
「いきなり顔を出したら、牧野のやつびっくりするだろうな」
あいつの驚く顔を想像し、ほくそえんでいると見覚えのある横顔に気付いた。

…あれ、もしかして優紀ちゃんかな?

信号が点滅し、赤から青に変わるのを認め足早に見知った顔を目指した。
「優紀ちゃんだよね!?」
背後から突然声を掛けられ、驚きと戸惑いを隠せない表情で振り返った彼女に「俺だよ、俺。美作」と微笑んで返した。

目的地を変更した俺は、今は優紀ちゃんとお茶を飲んでいる。
女性に人気のティーラウンジも、ピーク前の時間帯で客の数も疎らだ。これならば、落ち着いて話せるだろう。
「何かあった?」
俯いてティーカップを掌で包み込んだまま何も言わない彼女の代わりに、口に運んだカップをソーサーに戻すとこちらから切り出した。
「…………」
「俺たち仲間だよね?」
その一言に弾けるように顔をあげた優紀ちゃんの瞳は、今までに見たこともないくらいに大きく揺らめいていた。
「話してごらんよ…それでらくになるなら。俺、何にも出来ないかもしれないけど、聞くことぐらいは出来るから」
「ごめんなさい…ごめっ…さい」
肩を震わせ、首を振り続ける彼女。きっと深刻な悩みを抱えているのだろうが、ここ数年は牧野を介してでしか彼女のことは知らない。
数ヶ月前に聞いた話では、もうすぐ結婚すると言っていた。
なのに、何故、今眼の前にいる彼女はこんなにも悲しそうなのだろう。
まるでその姿は、嘗て自分がそうであったように、どうしようもない程の想いに縛り付けられ苦しめられている姿と重なり放ってはおけない。
「優紀ちゃん、…好きな人のこと?」
ぴくりと彼女の身体が強張った。どうやら確信を突いたらしい。
胸のなかで深い溜息をついた。
どうして俺の周りのやつらは次から次へとこう恋愛に関しては問題ばかり起こすのだろう。
まあ、司と牧野から始まってもう慣れっこだけどな。
あいつらはともかく、総二郎のやつも良い噂は聞かないな…。
あいつにも会って、また話し聞いてやらないとな。
ああっ! 俺ってどうしてこう世話好きなんだろう…。
そう思うと、苦笑いが洩れた。
「大丈夫だって、恋愛なんてあれこれ深く考えても仕方ないんだよ? 自分の心の思うままに体当りしてごらん」
「体当り?」
「そう。当たって砕けろだよ。司と牧野を見てみなよ、あいつらあんなに障害だらけの恋愛だったのに全部乗り越えて、今じゃ魔女のお許しを得て結婚間近だろ?」
「つくしは本当に頑張りましたから」
曇っていた優紀ちゃんの顔が、牧野のことになると一気に明るく輝きだす。
本当に、牧野のことを大切に思っているのだろう。こんな時でも変わらない女同士の友情に心が暖かくなる。
「そうそう。その顔。優紀ちゃんは、笑ってたほうが可愛いよ。なんてったって、あの牧野の親友だし、総二郎に革命をもたらしたすごい子なんだから」
励まそうと口にした俺の言葉に、先程まで明るく輝いた笑顔を見せてくれていた彼女の顔色が変わった。
931総×優 9:2007/01/26(金) 13:53:39 ID:IzWoWp4d
「ごめんなさいっ」
手にしたカップを倒し、慌てて拭き取ると余程、動揺したのか側にあったホットウォーターのポットを派手に倒した。
白いテーブルクロスや彼女のワンピースに熱い湯が広がっていく。
「いいから! そんなことより、ほら、火傷してないか?」
咄嗟に椅子を立ち、濡れた彼女の衣服をおしぼりで拭うと微かに男性もののコロンの香りを捕らえた。
…移り香?
小さく鼻を鳴らし、香りを確かめる。
それは俺も慣れ親しんだ匂い。
総二郎が愛用している特注のコロンの香りがした。

「とにかくここじゃなんだから、着替えを持ってこさせる。この上に部屋を取るから、手当てしてもらってから着替えて」
躊躇う彼女をホテルの女性スタッフに任せ、新しい衣服を用意させた。
「すみません。お洋服までご用意していただいて…」
「気にしなくていいよ。それより、火傷のほう消えるまで少し時間が掛かるみたいだけど、残ることはないみたいだから安心して」
そう言いながら微笑んだ俺の顔は自然に見えただろうか。
手当ての最中、悪いとは思ったが見えてしまった彼女の身体に残った生々しい愛咬の痕と切なげな表情。
総二郎のコロンの香りと最近実しやかに聞くあいつの悪い噂。

−これですべてが繋がった。

でも俺には何も言えない。
こうして二人を見守るしか出来ない。俺たちはもう子供ではないのだ。
他人がどうこう言っても男女の仲はどうすることも出来はしない。
ただただ切なくなるだけ。
F4としての集まりは最近は殆どない。皆、自分の仕事で忙しくて時間が合わないのだ。
だが、つい先日、たまたま時間の合った総二郎と夜の街に繰り出した。
もう昔のような騒々しい場所には行かない。落ち着いて話せるバーで酒を酌み交わしていた。
別に深い話しはしなくても、気心しれた親友とのひと時は慌しい毎日を送る俺たちにはかけがえのない時間だから。
あのときの総二郎の顔が今もはっきりと瞼に焼き付いて離れない。
夢を見ているような眼をしていた…。
とても幸せそうな。なのに、切なそうな。そんな感情が入り混じった…。

両親の決めた女との政略結婚の後、人が変わったように自分を追い詰め仕事に没頭していたあいつはいつも辛そうだった。
なのに、あの晩の総二郎の顔は違っていた。
あいつも牧野の口からではあるが、優紀ちゃんが結婚を決めたことは知っていただろう。
なのに、何故…。
いつからだ。

他人のものになろうとしている女を愛してお前は幸せか?
彼女の左の薬指には、フィアンセから贈られたであろう婚約指輪がしっかりと嵌っている。
総二郎が彼女と過ごせるのは、ほんの僅かな時間だろう。
スイートルームを一歩出れば、彼女はまた自分の世界に帰っていく。恋人と一緒にいる時間の方が遥かに大きい。

それでも、あいつは……出逢うたびに尚、一層、狂おしく彼女の身体を抱くのか……。
求めても求めても。生涯、自分のものにすることなど出来ない相手を狂うほどに愛し乞うるのか。

夢見るような総二郎の顔。
胸締め付けられた…。
932総×優 :2007/01/26(金) 14:03:39 ID:IzWoWp4d
今回は美作さん視点でした。
レスくれた方。
壊れ総二郎でも楽しんでいただけているようで、安心しました。

あと、投下中に書き込みや他作品の投下はまったく気になりませんので
どんどん新作や雑談をしてくださいね。

では、また切の良いとこまで書けたら投下に来ます。
933名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 20:18:58 ID:fRvXP0FW
ウッハーですよ!一人ニヤニヤしながら、待ってまーす☆
934名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 00:42:09 ID:aMBOq0+I
ドラマの総×優みて不倫ネタありありと思ってしまったぁ

935名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 08:13:32 ID:VY/sfucD
あきら君視点もいいですね
第三者からみると二人の切なさが際立ちます
総次郎の夢見るような顔・・壊れ具合が本当に切ない
続きも楽しみにしています
936名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 01:07:47 ID:KRDqKiSJ
次のレス立て誰かお願いしまつ
937名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 08:23:40 ID:djykLjSn
スレ立て?
そういや立ってなかったか。
938名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 19:33:51 ID:vOXy8J04
なんだかんだでもうすぐ1000だね
939名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 20:38:56 ID:C/fbs6Tc
あげとくね
940司誕生日投下:2007/01/31(水) 23:07:01 ID:kRpC1JwZ
今日は、司の誕生日なので、司視点の話を投下させて下さい。
話の内容は、誕生日とは関係ないのですが;
新スレが立つまでのつなぎとして、良かったら読んで下さい。
司安置の方は、スルーでお願いします。
941司-1:2007/01/31(水) 23:09:18 ID:kRpC1JwZ
俺は今、女を抱いている。
一年前、ヨーロッパ社交界にデビューして以来、世界中の社交界で話題をさらっている女を。

ここはニューヨーク。
メイプルホテルの最上階、大きな窓に囲まれたスイートルームのベッドの上。
部屋に入り込む月光に浮かび上がるのは、腰まで届く長い髪を振り乱し、シーツの海で溺れる女の姿。

俺の腕の中で恍惚の表情を浮かべながら、しなやかに乱れる肢体に、俺の欲情のたけをぶちまける。

ヨーロッパ以外では、パーティーに出席することも無ければ、メディアへの露出も無かったこの女。
だが、一目会っただけで誰をも魅了する容姿と、若い女にしては、あまりにも卓越したビジネス手腕は、噂が噂を呼び、世界中の社交界での話題をかっさらっていた。

道明寺財閥は、ヨーロッパでの事業は社長であるババァが一手に担っており、ヨーロッパ社交界でのパーティーには、俺はほとんど出た事がなかった。
そのため、女の噂だけは、以前から話に聞いてはいたものの、今俺に揺さぶられているこの女と俺は、パーティーなどで顔を合わせたことは無かった。

数時間前にババァに連れてこられたこの女・・・
アメリカでも1,2を争う屈指の企業、カーネギーの一人娘だ。
俺の婚約者だと、一方的に ババァに告げられた---


牧野との約束の4年を目前に、大きなプロジェクトを成功へ導き、俺は経済界での確固たる地位を得た。
道明寺財閥の重要な一翼を担う者として、もう、俺を卑下する声はねぇ。
牧野と離れてから4年、邪魔な声も、悪意に満ちた圧力もねじ伏せるだけの力を、俺は勝ち取った。
全ては、あの約束のために・・・

折りしも、道明寺財閥の創立100周年という記念の年である今年。
プロジェクトの成功と100周年記念の式典を絡め、道明寺主催での、過去最大とも言える盛大なパーティーが開催されることとなった。

俺は、密かに決めていた。
このパーティーで、牧野との婚約を正式に発表すると・・・
そのために、牧野を迎えに行く。
誰にも文句は言わせねぇ。

あとは、日本へ飛ぶだけだと思っていた矢先の、ババァからの宣告だった。
「司さん、今度のパーティーでは、カーネギー財閥の娘さんをパートナーとしてエスコートしていただきます。また、当日はその方との婚約を発表いたします。
この事は、決定事項であり・・・牧野さんも、すでに了承済みです。」

俺は、ババァが何を言っているのか解らなかった。
牧野が、俺とカーネギーの娘との婚約を了承済みだって!?
そんな事は信じねぇと食って掛かった俺に、ババァは顔色一つ変えず、牧野は了承済みだと繰り返す。
そんなこと、あってたまるか!何故なんだ、牧野・・・・・・・・
942司-2:2007/01/31(水) 23:11:44 ID:kRpC1JwZ
今、俺が組み敷いているこの女。
一年前、突然ヨーロッパの社交界に現れ、瞬く間に世界中の社交界の話題の中心に躍り出た女。
カーネギーというビックネームを背負っていることだけでも、十分話題性はあるのだが、パーティーに出席する際の独特のスタイルも、常に話題の的だった。

煌びやかな社交界の女達。
そのほとんどが、カールした髪をアップにし、胸元を露にした、色とりどりのドレスを纏っている。
そんな中で、話に聞いていたその女はいつも、胸元が隠れたドレスを纏っているという。
代わりに、腰まで伸ばした髪をおろし、髪で隠れたドレスの背中は、尻の割れ目ギリギリまで、深く、深く、開いている。

一歩間違えると、露出過剰になる後姿だが、その背中は長い髪に隠れているせいで、微塵のいやらしさも感じさせない。
しかし、優雅な動きの中で時折髪の下から覗く、背中からヒップのラインは、それは官能的で、男どもの視線を一手にこの女に釘付けにしているらしい。

その妖艶な見た目とは対極に、近頃カーネギーの手にしたビッグビジネスのほとんどが、話がまとまる際に、この女の手が掛かっているというのだ。
経済界ではかなり若い・・・1年前に社交界デビューしたばかりの女が、幾つもの世界的なビジネスに関わっている・・・
しかも、誰もが魅了されると言う容姿が備わっているとなれば、社交界のみならず、経済界でも噂にならないはずが無かった。

しかし、今まで、ヨーロッパの、しかも限られたごく一部のパーティー以外では姿を現さなかったその女は、その存在の全てが、秘密のベールに包まれていた。
その謎だらけの女が、道明寺のパーティーで、世界的にお披露目されると言うのだ。
しかも、俺の婚約者として・・・

牧野への連絡もつかず、ほとんど放心状態でパーティーの当日を迎えてしまった俺。

女とはじめて顔を合わせたのは、パーティーが始まる1時間ほど前だった。
俺の控え室であるメイプルのスイートルームに、ババァが入ってきた。
「司さん、本日エスコートしていただく、カーネギーさんよ。
あなたの婚約者です。ご挨拶なさい。」

俺は、女を見ようともせず、仕方なく名を名乗り、不機嫌な態度を露にしていた。
次の瞬間、女が俺に歩み寄り、俺の瞳を捕らえた。

!!!!!!!!!!!!!!

「カーネギーの娘のつくしです。
本日は、パーティーでのエスコートを受けて下さると聞き、嬉しく思っております。
よろしくお願いいたします。」

ババァは、驚きのあまり目をひんむいたまま、身動きのとれなくなった俺を一瞥し、「それでは、今日は頼みましたよ。」と言って、部屋から出て行った。
一瞬、その横顔は、微かに口元を綻ばせているように感じた。
943司-3:2007/01/31(水) 23:13:42 ID:kRpC1JwZ
今、俺の目の前には、あの頃と変わらぬ強い意思を湛えた漆黒の瞳に、腰まで伸ばした艶のある黒髪の、俺が求めてやまないこの世にただ一人の女が居る。
3年振りに目の前に立ったその女は、少女を脱ぎ捨て、あまりにも妖艶な色香を纏い、噂以上の存在感でそこに佇んでいた。

微動たりとも動けない俺の耳に、心配そうに様子を窺うような、懐かしい声が響く。

「道明寺・・・」

その声が俺を呼び覚ました。
次の瞬間、俺は、牧野を腕の中に閉じ込め、その唇を貪る様に味わいつくしていた。

牧野・・・牧野・・・熱に浮かされたように、何度も愛しい名前を呼びながら、深く、深く、情熱的に口腔内を侵していく。

牧野の瞳から、大粒の涙が次々溢れる。
その表情に溺れながら口腔内を味わい尽くし、やっと唇を離すと、牧野は息も絶え絶えに、俺の胸に倒れこんだ。

ひとしきり抱き合うと、俺と牧野は、お互いの3年間の事を話しはじめた。
俺の知らない牧野の3年は・・・

俺がニューヨークに訪ねて来た牧野を突き帰した時、流れかけた道明寺とカーネギーとの企業提携を、牧野が救ったことがあったらしい。
何でも、ババァとカーネギーの間に入って、両者を和解させたとか・・・相変わらず、牧野はすげぇ奴だ。

3年前、静の結婚式直後、突然ババァが牧野を尋ね、子供のいないカーネギーが牧野の事をいたく気に入り、養女にと熱望していることを聞かされたと言う。
カーネギーの元で上流社会の教育を受け、語学とビジネスを学び、3年後にババァが牧野を認めた暁には、申し分のない家柄と共に、道明寺に迎え入れること。
それが、カーネギーの希望でもあること。
牧野家の家族会議の結果、両親も弟も、大喜びで後押しをしてくれたことを、牧野は懐かしそうに話した。

その後、フランスに留学し、英語やフランス語、経済学や上流階級のマナーを習得し、それが形になった去年、社交界にデビューしたのだ。
ヨーロッパの社交界で、牧野の陶器のようなきめの細かい肌と、東洋人特有の真っ直ぐな美しい黒髪は羨望の的だったようだ。

カーネギーは、牧野にハリウッドでも活躍するメイクアップアーティストやスタイリストを付け、外見からも、社交界で決して恥をかくことのないよう、牧野を仕立て上げた。
世界屈指の美容チームは、牧野の魅力を存分に引き出し、瞬く間に、牧野をヨーロッパ社交界の華へと押し上げた。

牧野の出席するパーティーは、VIPと呼ばれる連中の中でも、ごく限られた者のみしか出席が許されない程の、敷居の高いものに限られていた。
だからこそ、牧野の情報が安易に外に漏れるような事も無かったのだ。
勿論、牧野の情報が決してメディアに晒される事の無いよう、マスコミも、カーネギーの力によって抑えられていたようだが。

そんな社交界の中にあっても、牧野のマナーは、生まれながらの上流階級の令嬢のそれとは違い、荒削りだ。
でも、それが素直で優しい牧野の本来の魅力と相まって、うわべを取り繕うばかりの上流社会の奴らの中で、独特の魅力を持つ令嬢として評判になった。

そんな牧野のあり方は、ビジネス面でも好影響を及ぼし、カーネギーが牧野を連れて交渉の場に赴くと、牧野の雰囲気に呑まれて、その場が和やかになり、交渉が上手く進んだ。
それに尾ひれがついて、類まれなるビジネスの手腕を持つ、と評される事となったらしい。
944司-4:2007/01/31(水) 23:16:23 ID:kRpC1JwZ
俺は、他人との婚約を牧野が了承したと聞いた時、ババァの話を信じる事もできなければ、納得なんて出来るはずもなく、3年ぶりに牧野に連絡をとろうと携帯を手にした。

静の結婚式で牧野と再会し、やっと結ばれた俺たち。
あの日、俺は牧野を胸に抱きながら、牧野を迎えに行けるその時まで、連絡は取らないと宣言したんだ。
実際、このバケモノみたいな財閥の仕事を、4年という限られた時間で掌握するためには、1分、1秒も余裕など無かった。
俺は、あの日牧野を抱いた事で、なお牧野への気持ちを強くし、あいつとの未来を手にするために、自分を律する事を誓った。
牧野という甘い存在から己を断ち切り、ただ、未来のみを見据えて、残りの3年を過ごす事を自分に課したんだ。

くじけそうになる度に、何度、あいつの声が聞きたいと思ったかしれねぇ・・・
そんな思いを幾つも乗り越えて、やっともうすぐ、あいつを迎えに行けると思っていたのに・・・

あいつの口から真実を聞こうと、3年ぶりにボタンを押した牧野の携帯番号は、すでに使われてはいなかった。
牧野の自宅に電話を入れても、やはり電話はつながらない。

こうなったら、あとはここしかないと、やはり3年ぶりに親友へと電話を入れる。
こんな時に絶対に頼りたくはないが、あいつなら、何かを知っているはず。
だが、その期待も、すぐに打ち砕かれた。
牧野が一番頼りにしていたであろう、類までもが、あいつの行方を知らなかった。
あいつは、3年前のある日、突然、みんなの前から、姿を消してしまっていた・・・

3年前牧野は、決意を胸に、カーネギーの指示により単身、フランスに渡っていた。
家族以外、誰にも・・・親友の優紀にさえも行く先を告げず、友人達にはただ、心配せずに居て欲しい、との言葉だけを残して・・・。
牧野の家族も、仕事と生活の保障を与えられ、人知れず引っ越していたため、仲間の誰もが、牧野と連絡をとれずにいた。

F3、滋、桜子は、心配はいらないと言われても尚、それぞれ牧野の行方を捜したが、カーネギーによって牧野と家族の消息が隠されていた為、探し出す事ができずに月日は流れた。
牧野が消えた当初、F3は勿論、俺への連絡を試みたが、ババァの手回しで、俺にも連絡がとれず終い。
俺も、牧野との連絡を絶ったと同時に、仲間とも連絡をとっていなかった為、今日の日まで、ただ時間だけが過ぎていた・・・

何も知らねぇ俺は、俺達の気持ちは決して揺るがないと、それだけを信じて、一日も早く約束を叶えるべく、激務を耐え抜いた。

そして、知らねぇ女との婚約発表という、絶望的だと思っていた今日、全てが報われる時が来た。
お互いを信じて、新しい世界への扉を開け、そこへ飛び込んで種を蒔いた俺達の努力が、今、花を咲かせたんだ・・・大輪の花を。

再会を果たした時から、俺はたまらない気持ちを抱えていた。
3年ぶりに目にした牧野は、本当に、魅力的になった。

美しく艶やかで、凛とした魅力があるのに、儚げで可愛い。
俺のために生を受けた、俺だけの女。
こんな女、二人といない。
945司-5:2007/01/31(水) 23:18:37 ID:kRpC1JwZ
俺達は、挨拶を終えると、パーティーの終わりを待たずに、部屋に戻ってきた。
部屋の扉が閉まった瞬間、俺は牧野を強く抱きしめ、唇を貪りつくした。
牧野を失神寸前まで追い込み、脱力した身体をベッドへと運ぶ。

ベッドの上に牧野をうつぶせて、パーティー会場中の男達を魅了した背中を、唇で侵していく。
背筋に舌を添わせると、牧野は小さく喘いだ。

「ぁっ・・・」
羞恥を含んだあまりにも色っぽいその声は、俺の欲情を駆り立てた。
大きく開いた背中から一気にドレスをはぎ、体を仰向けにすると、牧野の白い肌が、以前よりも膨らみを増した胸が、先端の美味そうな蕾が、露になった。

俺の理性という理性は全てぶっ飛び、俺は欲望のまま、牧野の体にむしゃぶりついた。
胸を揉みしだき、先端の可愛い蕾を口に含む。
舌先で転がすと、蕾は固く尖った。
その変化に狂喜し、もう片方の蕾も指で弄びながら、身体のすみずみまで舌を這わせていく。

首筋から、鎖骨をなぞり、胸の谷間を通って、へそを攻める。
ウエストで止まっていたドレスを引き下げると、牧野が身に纏っているのは、ストッキングと小さなショーツのみとなる。
俺は、ストッキングを脱がすことすらもどかしく、力いっぱいその薄い膜を引き裂いた。

露になったショーツの上から、割れ目に添って指を動かす。
「ぃやっ・・・」
小さな抵抗を含んだ牧野の声に煽られて、脇から手を差し込み、直に割れ目に触れる。
「ぁっ・・・あぁ・・・」
恥ずかしがって声を抑えようとする牧野から我慢できずに漏れる喘ぎ声は、俺を益々駆り立てる。
目の前の愛しい女を、メチャメチャにしてしまいたい・・・湧き上がる欲望が抑えられない。

控えめに濡れていた割れ目からトロッと垂れてきた愛液を確認すると、俺の欲望が走り出した。

中指を泉に突き立て、牧野の中をかき回す。
「あぁんんっ」
濃度を増した喘ぎ声にたまらなくなった俺は、ショーツを剥ぎ取り、牧野の脚を思い切り開かせて泉に舌を差し込んだ。
舌先を巧みに使い、花びらを舐め上げ、蕾を攻めたてると、牧野の太ももが痙攣してきた。

俺は蕾を舌で攻めたまま、泉に指を深く沈めて、抽送を繰り返しながら、壁をノックした。
「あっ、だめ、いやぁぁぁ・・・」
強すぎる刺激に、下半身を痙攣させた牧野は、意識を手放した。

しばらくして、牧野の目が開いたのを確認すると、俺はもうとっくに限界を超え、これ以上ない程にそそり立った自分自身で、一気に牧野を貫いた。
「いつっ・・・あぁぁぁ・・・・」
悲鳴とも喘ぎともとれる声を聞きながら、すっかり余裕の無くなった俺は、牧野を思いやる事も出来ず、己の欲望のままに、抽送を繰り返す。

牧野の中は、意思を持っているかのようにざわつき、締め上げ、俺を攻め立てる。
あまりの刺激に、数回出し入れしただけでいってしまいそうになるのを必死で堪える。

「くっ、すっげ・・・牧野、俺、どうにかなりそうだ・・・」

「どぉみょ・・じぃ・・・私も・・・あぁっ」

牧野と一緒に、どこまでも堕ちて行く事を望んだ俺は、えもいわれぬ快楽の渦に巻き込まれていく。
俺は牧野の両脚を肩に乗せ、腰を掴んでもっと深く、もっと奥へと、自身を突き立てていく。
「あぁっ・・・も・・・だめぇっ!!!」
牧野が果てる瞬間、強く締め付けられた俺は、ビクビクッっと脈動を撃ち、牧野の中に一滴も残さず欲望の全てを解き放った。

女達の羨望と男達の欲望の眼差しをまとった社交界の華が、月明かりを浴びてシーツの海で乱れ、溺れている。
牧野にまとわりつく男達の視線を思い出し、果てたばかりの俺が嫉妬をまとって硬くなっていく。

もっともっと、俺だけに溺れさせてやる。
会えなかった3年分の思いを、お前の身体に刻みこんでやる・・・尽きない思いを抱えて、二人の長い夜は続いていった・・・
946司誕生日投下:2007/01/31(水) 23:24:20 ID:9buoQ7B3
以上です。
お目汚し、失礼しました!

新スレ、立て方が分からないので、分かる方、どうぞよろしくお願いします。
947名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 11:13:39 ID:5NjeSh9x
司生誕良かったです!ありがとです
948名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 22:08:59 ID:d/0rWBxu
いやーよかった。GJ!
949名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 20:48:38 ID:fWGHxOrX
この展開実際にありそうだねGJです
950名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 00:02:23 ID:CF5CTJBS
司×メイドつくしが読みたいっ!ドラマでも来週メイドだし。
951総×優 10:2007/02/03(土) 19:09:39 ID:54FTyEml
「もっと一緒にいて…」
あんなにもベッドの上で乱れていた彼女が、俺が一度、射精すると手早く身支度を整えて帰ろうとする。
それって、結構ムードない。
でも、怯まない。
彼女が部屋のドアノブに手を掛けたところを、背後からゆっくりと羽交い締めにし、左右の足で前後に挟み込むように、腕のなかに閉じ込めた。
うなじに唇を寄せ口付けたまま「帰らないで…」とあまえたように囁く。祈るように。
それでも彼女は肩をわななかせるだけで、言葉を返してはくれない。

この子は素直で可愛い。
けど一度決めたことは、頑なに貫き通そうと、意地になる。
全部解ってて、俺はこの子の我が儘を許してあげる。
俺って結構、健気なとこあるよなぁ。
952総×優 11:2007/02/03(土) 19:10:11 ID:54FTyEml
「もう帰らないとっ」
柔らかい髪に顔を埋めてると、固い声で肩を怒らせて彼女はこたえた。
鼻先を左右に振りダメとこたえた。
「明日は日曜日だよ。それに君の友達も、……出張でまだ帰ってこないし?」
最後の友達というとこは、すこし刺々しい声だったかも?
だって仕方がないじゃないの。俺よりも、そいつのほうに気を遣ってるみたいだし?
これって結構、納得いかないけどさ。でも大丈夫。俺だって昔は結構遊んでた。つうか、かなり遊んでた、と言ったほうが正しい?
だから、こうして彼女の我が儘を許しちゃってる健気な俺がいるって訳。
それなのに「困るんです」と酷いお言葉。
なんで? 君だって俺と一緒にいたいばずだよ。
「どうしても、帰らないとダメ?」
こんな風に聞いたって帰す訳ないじゃない。解っててそう問う。
「もう、…本当に帰らないと」
消え入りそうな語尾なのに、彼女の手は腕の拘束をとこうとしている。
「もう一回、しよ?」
それには気付かぬ振りをしてねだる。
そしたら、君の好きにしていい。ほんとは朝まで一緒にいたいけど、譲歩してあげる。
顎をこちらに向け、視線を合わせた。
驚きに眼を見張る優紀の瞳が大きく揺らいでいる。
それから、きゅっと唇を噛み締めゆっくりと眼を閉じた。

「あっ…西門さ、んっ」
「ねえ、きもちいい?」
眉間に皺を寄せ苦しげに喘いでいる彼女の姿は酷く官能的で美しかった。
もっとやさしくしてあげたいのに。そんな姿に我を忘れて気の済むまで彼女を突き上げていた。
「あんっ…ああ…っ」
「教えて。優紀のいいとこ教えて…」
「んっ、あっ…」
「ここ? …ここ好き?」
「ん、…いっ…。きもち……いっ」
「きもちいいとこ全部教えて…なんでもしてあげるから。君の好きなとこ全部良くしてあげる…」
「…んっ」
きっと今の俺は最高に幸せそうな顔をしているだろう。
だってそうだろう? 二人がまた会うようになってから初めて優紀の口からその言葉を聞いたんだから。
いっだって彼女の身体は正直で、触れると蜜を沢山溢れさせてあまい声を聞かせてくれるのに。
どんなに乱れていても、俺の囁いた睦言には知らんぷりで結構プライド傷付いてた。
なのに、今日は素直に悦びを表現してくれて……。
もっとよくしてあげたくて。可愛らしい喘ぎ声が聞きたくて。俺の名をベッドの中で呼んで欲しくて。
懸命にしがみついてくる腕が愛おしくて。
夢中になりすぎて、何度も気を失わせた…。
それでも足りない。
全然足りない。
もっと君が欲しい。

このまま永遠に。
誰の眼にも触れさせずに、…君を閉じ込めておけたら。

−…いいのに。
953総×優 :2007/02/03(土) 19:13:02 ID:54FTyEml
読んでくださる方、有難うです。

>935
丁寧なご感想有難う御座います。
あきら視点で、二人の。
総二郎の切なさを理解していただけ嬉しいです。
954名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 18:11:28 ID:BBT2QiBu
切なくてよいですっ
955名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 00:16:42 ID:cCkncyKQ
ほんと切なくていいですね。続きを知りたい!!
956総×優 12:2007/02/05(月) 07:37:57 ID:4Y4VrfMa
西門総二郎の名義で家具付きの洋館を購入した。
もちろん誰もこのことは知らない。あきらたちF3にも言ってはいない。
出来る限り人目につかない地理で検討し、行き当たったのがここ信州の深い森のなかに佇む邸だった。
戦後の間もない頃、物好きな外国人が日本に滞在中、作らせたという邸だと聞いた。
国道から細い小道を抜けて、しばらく歩くと湖が見える。
邸はその湖を越えて更に奥まった場所にある。
車は入り込めない。ここまでは舗装のされていない獣道のような道を抜けて自力でくるしかない。
嘗ては、整備されていたはずの小道も人が去ってからは荒れ放題に荒れていた。
「なんでしたら、私どものほうで整備の依頼を出しましょうか?」
誰一人見向きもしなかった邸の買い手が付き、よほど嬉しいのか物件の所有者である不動産屋がにこやかに言った。
「いや、このままでいい。すこしくらい不便なほうが、都会の煩さを忘れられるだろう?」
こちらもにこやかに返した。
「そうですか、では私はこれで失礼致しますが、何か必要なものがあれば、いつでもお知らせください」
「ああ、有難う」
古びたアンティークゴールドの鍵を受け取ると、男は帰っていった。
すこし建て付けの悪いドアを抉じ開けるように開くと、湿った匂いが鼻を掠めた。

契約のときに一度だけ室内に足を踏み入れただけだからな……。

とりあえず、空気の入れ替えのために窓という窓をすべて開け換気した。
ソファには埃よけの白いシーツが被せてある。
一枚ずつ剥がして、一人掛けの椅子に深く腰を下ろした。
右手の壁にあるマントルピースに眼を遣ると、小さな肖像画が眼に入った。
近寄って手に取ってみる。
以前の持ち主のものだろうか。だが、しかし密画に描かれていたのは日本の若い娘だった。
「永遠の時を…?」
密画の裏には、サインとメッセージのような走り書きがある。
細部までは文字が潰れていて読めない。

密画を元いた場所に戻すと、邸のなかを彷徨った。
絵のなかの娘の手掛かりが、まだこの邸の何処かに残されているかも知れないと思ったから。
手入れのされていない階段を登ると、ギシっと朽ち掛けた階段の鳴く音がする。
登りきった二階には全部で五つの扉がある。
まずは奥の部屋から順に開けた。
ここは元は書斎だったのだろうか。大きな書棚が二つ並んでいる。
窓際には使い勝手の良さそうな、木製のライティングデスクにお揃いの椅子。
マントルピースは階下の居間と同じもの。暖炉にはいつからそこに置いてあったのだろう。薪がくべてある。
「湿ってる…」
薪を一本拾い上げると、長い期間放置されていたのが解るくらいに湿り気をおびずっしりとした重みを腕に感じた。
書棚の扉を開くと、様々な分野の書物がぎっしりと並んでいた。
指先で書籍の背表紙をなぞりながら、興味を惹かれるものを探していると一冊の古書の上で止まった。
何度も綴じなおされた跡のある体裁。
古い革表紙の本。
表紙を開くと、先の密画の裏に書かれていたと同じ文字。
「日記?」
恐らく以前の邸の持ち主が残したものだろう。読みにくい字面ではあるが、英文の日記に間違いはなかった。
957総×優 :2007/02/05(月) 07:40:56 ID:4Y4VrfMa
昨日出来た分投下したつもりでしたが、残ってました。
切ないと言ってくださる方、すいません。
話しが変な方に向かいつつありますが、お付き合いくださると嬉しいです。
958総×優 13:2007/02/06(火) 22:46:07 ID:Rl7DrFGN
ここに訪れたときは、まだ太陽は南中にあった。
どのくらいの時間が過ぎたのだろう。手にした日記を夢中で読み耽っていた。
太陽はすでに傾き夜の帳が訪れている。
遠くの森で梟が鳴く声が聞こえた。

ここに呼ばれたのは偶然か。
男の想いに引き寄せられたのか。それとも、…俺、自身の手が手繰り寄せたのか。
どちらでもいい。
ただ解っているのは一つだけ。
以前の家主もまた、俺と同じ想いに苦しんでいたということだけだ。

男と娘は戦後間もない混乱の東京で出逢ったらしい。
二人はすぐに恋に落ちた。
一目惚れだったのだろう。
だが、男は外国人で身分も階級も高い家の生まれで本国には許婚もいたという。
娘は貧しい生まれで、もちろんあの時代なら尚更、食べるものにも困っていただろう。
周囲の反対は凄まじく、それどころか敵国の男と恋仲に落ちるなど信じられないと酷い嫌がらせを受けていたらしい。
二人は男の帰国を機に一度は別れを選んだ。
だが、再び出逢ってしまった。
そうなるともう誰にも止められなかった。
本国の妻や親兄弟を捨て、男は娘を連れてこの邸に隠れるように住みついたのだ。

「似た話しってあるんだな…」
本を閉じ、センターテーブルの上に置くとおもいきり腕を伸ばした。
何時間も同じ姿勢で日記を読み続けて、身体が固まっていた。

「あっ…電話すんの忘れてた」
本当なら邸の修復の為に、業者に連絡を入れ、家政婦を雇う手配をしなければいけなかったことに気付いた。
「ま、明日でいいか」
誰もいない邸で、俺はひとりごち初めての寝床に潜り込んだ。



昨日の失敗から、今日は目覚めてからすぐに業者に連絡をつけた。
家政婦は不動産屋の紹介で口の堅い者を選んだ。
『なんでも、昔は旧家の女中頭をしていたらしいので、口は堅さはお墨付きですよ』
「そう。なら、すぐにでも頼める?」
『もちろんですよ。以前、いらしたときにすぐに連絡を取ってますから、今日からでもお伺い出来ます』
「それって、通いはムリだよね?」
『ええ、あの道が舗装されたら通うことも出来るでしょうが、老人の足ではとても毎日は…』
「そうだよね…。って、その人、お婆さんなの? 大丈夫?」
『ははっ。大丈夫です。まだまだ、現役の者には負けないと言ってるくらいですし』
「あっそ。んじゃ、都合がつき次第、すぐにでも来てもらえる。とりあえず、部屋は邸の裏の使用人部屋を使っても良いからさ」
『解りました。これから、連絡を取り、なるべく早く連れていきますから』
用件を終え電話を切ると、することもないのでまたあの書斎に向かった。
日記は全部で十冊あった。
一年で一冊とし、十年分になる。
あの続きが気になっていたのだ。
だが、あったのは男の方のものだけで、娘のものは見付かっていない。
日記なんてものは、皆がみんなつけてる訳ではないからな。
気にはなったが、男のものだけで大体のことは解るだろう。
昨日の続きを手に取った。
959名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 17:04:07 ID:wESOnVSm
長すぎ・・・・何時まで続くんだwww
総×優は箸休め程度で丁度いい。あんまり濃いと胸焼けする。
960名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 18:26:53 ID:xjRjJN7m
>>959
お前の好みなんて聞いてない

作家さん、気にしないでどんどん投下して下さい!!
作家さんの切ない総二郎がツボで、総優にはまりました
961名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 18:27:06 ID:KUQD4612
総×優完結まってます!
つかつく読みたいです
962総×優 :2007/02/07(水) 19:30:37 ID:kKb6xAwj
こんばんは。
随分とカットしての投下ですが、選んだ設定上もう少し長くなりそうです。
あとこれ以上カットすると、話しが解らなくなりますので、申し訳有りませんが
設定が好みでない場合、スルーくださいね。

その他、レスくれた方有難う御座います。
総優に嵌ってくれたかたも、元から総優すきなかたも楽しんでくれたら良いです。
963名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 08:46:36 ID:7DKpdJzr
うん、でもエロ無しが長すぎるのは最初に言って欲しい。
スレも残り少なくなってきたし、一応ここはエロパロ板だし。
カプがどうとかいう問題じゃないよ。
964名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 08:52:25 ID:sIv0M4xm
>>962
どうでもいいから、一気に落としてくんないかなー
ちまちましないで全部書いて欲しい
スレもわずかだから長くなるなら新スレ立ててね
965名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 14:59:17 ID:5YqIh3SR
新スレ立てお願いします
966名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 16:24:10 ID:MYRDH2xe
ここエロパロだよね???
どうでもいいけど、長編二次置き場みたいなスレになってきた。
967総×優 :2007/02/08(木) 18:25:58 ID:mYrSDu88
花男は、エロ部分のみの投下ですか?
その場合は、そういう書き方は出来ないので打ち切りにしますね。
968名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 18:58:50 ID:BUPesT6h
結局誘い受かよ
969総×優 :2007/02/08(木) 19:06:58 ID:mYrSDu88
>>968
穿った受け取り方は、不愉快です。
花男のエロパロに作風が合わないようですので、投下しても無駄と判断しました。
何度も表記しているにも、関わらずCPに対し絡まれるのは心外ですし、
その他のことも書いておいたと思います。
それに、この程度の長さでエロナシが長い。
作品自体が長い、というのも私とこちらでは合わない、と考えての打ち切りです。
誘い受けまでして、読んでもらいたい。書きたいほど、時間に余裕も有りません。
残念ながら。
970名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 19:55:10 ID:/eBztjoG
あ〜あ。作家さん追い出しちゃったよ。
他に投下がある訳でもなかったし、スレの進みも慌てて新スレ立てるほど早くもなかったのに。
エロ部分だけを投下なんて誰が決めたの?
全くエロ部分無しの作品じゃないんだからいいじゃん。
これでまた作家さん来なくなって過疎ったら最悪。
971名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 20:20:32 ID:dbasa69i
次スレ立てようとしたけどダメだった。
でも、書く人がいないんじゃ立てても意味ないか・・・。
972名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 20:41:23 ID:7DKpdJzr
作品自体が長くなりそうという理由で自サイト開いたり
自サイトにうpしてた作家さんが多かったからね。
注意書きしてくれてるのにカプに文句つけるとかは論外だけど、
あまり長くなるとどうなんだろうとは思う。
またもし長編なら、一気に書いてうpするくらいの配慮は欲しい。
他の作家さんが投下しづらくなるよ。このくらいのルールって
別にこのスレに限ったことではない、暗黙の了解だと思う。
973:2007/02/08(木) 20:50:58 ID:+OoBRph+
このスレでこんな風に作家さんを追い出すなんてショックです;
私も一読者として、楽しませて頂いてました。
次にまた投下しようと思っていましたが止めますね。
974総×優 :2007/02/08(木) 20:53:41 ID:mYrSDu88
>>972
今、投下済みの文章の回収中ですので、この作品専用のサイト作る予定です。
途中放棄は性に合わないので。
でも、今までの投下でこの程度のレス数の投下で文句を言われたこともないので
気が付かなかったです。他も似たような投下の方が多くて。
たぶん、ジャンルの違いでしょう。
最初の投下前に、聞いたらCPと注意でOKというレスでしたので詳しくは書いてません。
書いてみないと中編、長編になるか不明ですので。
しかし、これ以上終わったことにレスも必要ないので。
擁護、批判ともにナシでお願いします。
性格的に女性っぽいのが苦手ですのですいません。
975名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 21:01:17 ID:x9aeJuLn
こんな事になってしまって残念ですが、
総優の続き・サイト完成楽しみにしています!
976名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 21:02:03 ID:MKuXCRkS
>性格的に女性っぽいのが苦手

・・・・
977名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 21:05:47 ID:I4PGa+tn
作家さんは、お前みたいな、ねちっこい婆が苦手と言ってるって分かんないかな?
978名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 22:21:43 ID:DV7ct4PI
サイトを作られたら是非教えてくださいね。楽しみです。

空気を読まずにリクいいでしょうか。
少し強引なS司が読みたいなあなんて・・。
979名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 22:50:46 ID:E7OBAd/9
私も総*優の続きとサイト完成楽しみにしてます!!総二郎のせつなさがとても好きだったので。。
980ネックレス:2007/02/09(金) 00:31:04 ID:2YVI66MQ
つくし司です

誤字脱字改行など変な所あったらすみません

優紀と西門さんの婚約パーティーを楽しんだつくしと桜子と滋。
「優紀綺麗だったね〜。親友の結婚って自分から離れるみたいで寂しかったな。」
「そうですか?私の方が綺麗ですよ。西門さんはやっぱり素敵でしたね。
美作さんも相変わらずかっこよかったですね。」
「つくしが結婚する時あたしも寂しかったよ〜。けど司と幸せみたいだし嬉しいよ」
いつも以上に桜子は毒を吐き滋はニコニコとしていた。
「あんたねぇ…」
「けどとても幸せそうだったし、いいんじゃないですか。」
「桜子は逃げられててばかりだから、幸せが羨ましいんでしょ?今から合コンに行くわよ!」
つくしが気づいた頃には滋が桜子を連れ去り、小さくなった二人の背中が見えた。

道明寺邸に着きつくしはあることに気づいた。
「な…ない…」
顔を青ざめバッグやポケットを確認するが、道明寺からもらった土星ネックレスは見つからない。
慌てふためいていると、司はつくしが帰って来たことをメイドに聞き、玄関までつくしを迎えにきた。
「よぉ、遅かったじゃねぇか。」
司はつくしを抱きしめた。
「う…ん。」
つくしの様子が変なため、道明寺はつくしの顔をのぞきこんだ。
981ネックレス2:2007/02/09(金) 00:31:44 ID:2YVI66MQ
「俺が仕事で一緒に行けなくて寂しかったのか?結婚式には行くんくからよ」
「ばっ…馬鹿そんな訳ないでしょ!
久々にF3に会えたから寂しくないわよ!」
つくしは腕を伸ばし道明寺の体から離れた。
「可愛くねぇの。で楽しかったか?」
「うん!優紀がすごい綺麗だったけど、西門さんが相手だからこの先不安だよ…」
つくしは道明寺を見上げ、不安そうな顔をした。
「大丈夫だろ!お前がついてるんだろ?」
道明寺はつくしの髪をクシャっとなでた。
「それよりお前シャンプーいつもと違う香りなんだけど」
道明寺は抱きしめた時に違う香りに気づいたのだ。
「あっそれはね…」
その時ガチャリとドアが開き、類が立っていた。
「類どうしたの?」
類にかけよるつくし。それをにらむ司。司の視線に気づかない類。
「牧野バスルームにネックレス忘れてたよ。はいこれ」
類はつくしの手の中にネックレスを落とした。
つくしは顔をハッとさせ、無くしてた事を思い出した。
「類お前帰れ!!牧野に触んな!」
司は類を扉の向こうに押し出した
扉が締まる時
「じゃぁね」と言いニコッと笑った類の顔が見えた。
「つくし!!!!どういう事だ!!!!」
982ネックレス3:2007/02/09(金) 00:33:05 ID:2YVI66MQ
「いっいや違うの!誤解よ誤解!!!」
司はつくしの言葉など聞きもせず、つくしを担ぎあげ寝室へむかった。
「降ろして!降ろしてよ!」
司の肩の上でジタバタするつくし。司は黙ったままだ。
「そんなに嫌なら降ろしてやるよ」
勢いよく投げられると思ったつくしは目をきつく閉じた。
ポスン…ベッドの上に優しく降ろされつくしは目をあけた。
見えるのは天井と司の顔だけだ。
「ちが…」
訴えるが司はつくしの唇を奪い歯列を舌で丁寧に舐める。つくしは体をビクっとさした。
司は舌を絡めながらつくしのドレスを丁寧に脱がしていく。
「ちょ…っと…待っ…てよ」
「もう待たねえ。俺を怒らした罰だ」
司は耳を甘噛みし首筋に赤い印をつける。つくしはパーティーでカクテルを飲んだため、
体が言うことをきかず抵抗することができない。
司は胸の蕾に舌をはわせ歯を軽くたてる。蕾は硬くなり膨らんだ。
何度も執拗に胸を舐めたり揉んでいると、つくしは腰をくねらしだした。
「もうほしいのかよ?やらしい女だな。類にもそうやって欲しがったのかよ?」
司は花弁を指で触り泉から溢れでた水を舐めた。
「だから…違う…の」
983ネックレス3
つくしは上半身を起き上がらせようとするが司はそれを許さない。
つくしの足を開かせ内股に指を滑らし、赤い舌をつくしの中に入れた。
「あっ…やめ…て…んっ…」
「無茶苦茶にしてやる」
舌で小さな突起をつつくと背中を反らし甘い声をもらす。
「っ…はぁ…はぁ」
「類にもこうやってもらったんだろ?」
司は類に嫉妬し小さな突起を噛んだ。
「いっ…痛い!」
それと同時に泉から水がピュッと飛び出した。
「美味い…誰にもやらねえ」
司は花弁に吸い付いたり舌を巻き付けた。
つくしは司の肩に手を置き小さな抵抗をするが無意味だった。
そして司はつくしの足を肩にかけ、自身で一気に奥を突いた。
つくしの息は荒くなり時おり声にならない声をもらす。
司はその声を聞き足を降ろし往復の速度をあげる。
部屋には荒い呼吸と結合部分から漏れる音だけ。
つくしは潤んだ瞳で司を見つめ背中に手を回し、しがみついた
そして二人は絶頂をむかえ体をダラリとさせた。


司は唇を重ね終えるとつくしの横に寝転び、ぎゅっと抱きしめた。
「お前は俺の女なんだよ。俺以外の男に触んな。なんで類なんだよ…」
司は抱きしめながらつくしをなじった。