谷川流 第4章

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1名無しさん@ピンキー
前略、俺は谷川氏の小説が結構好きだったりします。
という貴方がSSを書き込むスレです。
時が経つうちにタイトルも増え、定番のハルヒシリーズ、学校、イージスはもちろん
絶望、ボクのセカイをまもるヒトなんかも出ました。
来年はハルヒがあの京都アニメーション製作でTVアニメ化することだし、
盛り上がっていきましょう。
ちなみに俺はハルヒ派ですよ。
2名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 23:38:01 ID:pjY5Hl8y
@前スレ
【ハルヒ】【学校】谷川流 第3章【イージス】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110707994/

@これまでに投下されたSSの保管場所
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
3名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 23:58:45 ID:756aIa5y
谷川浩司のエロパロスレかと思った
4名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 00:00:13 ID:XeEh1eu4
初のヨン様
>>1
5名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 00:24:35 ID:o4vWom/H
>>1
6名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 00:31:34 ID:FuTl4bPv
7名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 00:51:12 ID:wY+j6IBb

8名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 02:17:02 ID:cagQz86A
>>1
9名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 06:53:37 ID:MXbs5Gon
スレタイが分かりにくかった・・・・・・
10名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 08:34:05 ID:Yp3LeAlk
でも来てんじゃん
11名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 10:09:48 ID:GWEZQbjR
実を言うとキョンは異世界人なんだ。
だから誰とも結ばれない。


・・・てのはありえないんでしょうか!?
12名無し@じょーたろう:2005/11/19(土) 12:15:44 ID:a69FNgHF


ジュドナイカがウホッ♪でハルヒとキョンが危機一髪のところをシャナと悠二が登場するという電波を受信した。


しかも、ハルヒ&キョン視点とシャナ&悠二視点で書けと頭の中の妖精が騒いでいる。





(・∀・)
13名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 12:23:54 ID:Yp3LeAlk
書きなさい。妖精さんに逆らうと碌なことがないよ
14名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 13:14:28 ID:cfYvbApi
個人的にはイージスでひーくん×巴が見たい。
15名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 13:19:23 ID:kFW3+9DL
やはり文体模写が出来てないとまずいのだろうか?
16名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 13:39:59 ID:5XvzLvtN
禿動
17名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 14:34:11 ID:XriFG4QE
>>1
18名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:02:26 ID:laGYBBVF
>>15
俺はエロ八割原作二割ぐらいを期待してるから、そのへんはあんまり。
19名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:50:06 ID:a69FNgHF

ハルヒ「不思議を探し出すために、『根掘り葉掘り聞き回る』の…『根掘り葉掘り』……って、『根を掘る』ってのはわかるわ。すごくよくわかるの。だって、根っこは土の中に埋まってるじゃない。
だけど、「葉堀り」って部分はどういう事なのよっ!?葉っぱが掘れるわけないじゃないッ!絶対におかしいわこの言葉っ!あぁ!もうっ!イライラしてきたわ!!葉っぱなんかを掘ったら、裏側へやぶれちゃうじゃない!掘れるものなら掘ってみなさいよ!
キョン!
どういう事なのよこれ!どういう事なのっ!もうっ!葉堀りって、どういう事なの!イライラするわ!」

キョン「……いきなり、どうしたんだ?」
20名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 23:36:54 ID:Yp3LeAlk
ハルヒの頭がおかしいのはみくるがかわいいのと同じくらい当たり前のことです
21名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 23:43:11 ID:FuTl4bPv
ジョジョですか?
22ハルヒナ草第2話:2005/11/20(日) 00:05:03 ID:vK1xS3+L


12月23日。俺が目を覚ましてから2日たった。

俺は12月18日に階段から落ちて意識不明の状態になり、この病院に運ばれた。
そして目を覚ましたのが21日の午後5時で、それからこの病院で2晩過ごしたということになっている。

実際は誤作動を起こし、世界をまるごと改変した長門を元に戻しにいったときに朝倉涼子に刺されて意識不明の重体にされたのだが、
どうやらこの世界ではなかったことになっているらしい。釈然としない感じはあるが、そんな些細なことはどうでもいい。

一番の問題は、その朝倉に刺されたときにウィルスだかプログラムだかを注入されて、毎日だれかとセックスしないと生きていけない身体にされたことだ。



その日は朝から問診触診採血に検尿、CTスキャンとありとあらゆる検診を受けた。
なんで頭を打って入院したのに検尿が必要なんだと本気で悩んだが、まあ病院側にも色々言い分があるのだろう。
検便をもってこいと言われなかっただけマシとしておこう。


検査の結果はすべてシロ。明日には退院できるということになったが、一番深刻な問題はいまだ解決していない。
肝心の朝倉ウイルス(と呼ぶことにした)は、地球の技術では治療することはおろか、発見することもできなかったようだ。

まあ、たいていの傷は一秒で直してくれるスーパードクター長門ですら治療に3日かかるほどの悪性ウィルスなのだから
仕方ないといえば仕方ないのだろう。

そんなことで、今はヒマと身体を持て余しながら病室で食っちゃ寝を繰り返している。
23名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:05:34 ID:vK1xS3+L

「キョンっ!死んでないでしょうね!?」


バンッ!!と、スライド式のドアが勢いよく開く。確認するまでもない。ハルヒだ。
ああ何とか生きてるさ。ただ明日も同じように生きていられるかは保障できないけどな。冗談抜きで。
それより今日はいつもより早いな。SOS団の活動は休みか?

「古泉君と有希とみくるちゃんがしっかりやってくれているからキョンは心配しなくていいわよ。
それより、あんた忘れていないでしょうね!?」


何のことだ。目的語をすっ飛ばして話されても何のことだがさっぱりわからんぞ。


「みんなを心配させた罰として明日のクリスマスパーティー一発芸をやるってことよ!もうこれは決定事項なんだから覆らないわよ!!
そうね、トナカイの着ぐるみを着てピンク・レディーの『UFO』とマイケル・ジャクソンの『ムーンウォーク』を熱唱してもらおうかしら?
もちろん振り付けつきで歌いなさいよ!!」


もはや罰ゲームを通り越して拷問の域に達しているな、それは。
ついでに言わせてもらうが、俺はピンクレディーもマイケルジャクソンも両方とも名前だけしか知らん。どう考えてもネタが古すぎるだろ。

「だったらヒゲダンスでもやってもらおうかしら。古泉くんの投げるピンポン球を口で受け止めるってのも中々面白そうね」


…本気でお前は本当に高校生なのか問い詰めたい。



そんな、他愛もない言葉のやり取り。
なんだかんだ言いながら、明日はやってくると信じて疑っていなかった俺に

『それ』は、訪れた。



ズキン。

脇腹が痛んだ。

初めは少ししびれたぐらいしか感じていなかった。

それは瞬く間に全身に広がり、やがて激しい痛みへと変化した。

例えるなら、全身に高圧電流を流されているような――――――



「あっ、ぐっ!ぐああああぁああああ!!!!」
痛い。いたい。イタイ。痛痛痛痛イタイイタイイタイ――――――

24名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:05:56 ID:vK1xS3+L

俺はまるでクスリの切れたヤク中患者のように悲鳴を上げ、ベッドの上をのた打ち回る。

「か…は……ぐっ!ぐああ!!!!」
あまりの痛みに息さえまともに出来ない。痛い。脇腹。冷たいナイフ。朝倉の微笑――――あの日の出来事が脳裏に過ぎる。
痛い。それ以上に怖い。死ぬのは嫌だ。助けてくれ、長門。ながと――


「ちょ…キョン!大丈夫なの!!!」
俺の尋常でない苦しみ様に度肝を抜かれたハルヒが俺の顔を覗き込んでくる。
手を伸ばせば届きそうな距離。死にたくない。生命エネルギー。粘膜。迷ってるヒマはない――

俺は死に物狂いでハルヒの頭を抱き寄せ、ハルヒの唇を奪った。


「んむっ!?ん、んんーーーーー!!!!!!!」
ただキスするだけではなく、舌をねじ込みハルヒの舌を絡めとる。一瞬の早業だった。


たった数秒のやりとり。俺は痛みが和らいでいくのを感じ、ハルヒを離してベッドに勢いよくぶっ倒れた。
「はあ、はあ…こ、このスケベ!!!!」

ハルヒは怒りと羞恥に頬を赤く染め、右手を振り上げる。 ハルヒが右手を上げるのとほぼ同時に、俺の手がハルヒの左手を掴んだ。
ハルヒは自分の手を握る力の弱弱しさに驚き、右手を振り上げたまま硬直した。

「ちょ、ちょっとキョン。…マジなの?」

ハルヒの顔が蒼白になる。くそ。痛みはある程度和らいだが身体が全然動かない…

…身体が重い。動かない。天井がやけに遠くにある。
ふと俺の身体がベッドをすり抜け、落ちていくような感じがした。
肉体から意識だけが離れ、落ちていくような感覚。 沈んでいく。 必死の形相のハルヒがあんなに遠くに――――――


25名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:06:17 ID:vK1xS3+L

――気づいたら暗闇の中に立っていた。


いや、座っているのかもしれない。立っているかもしれない。
浮いているかもしれないし沈んでるかもしれない。止まってるかもしれないし流されてるかもしれない。
目を閉じてるのかも開いているのかも、これが夢なのかも現実なのかも分からない。
俺は生きているのか、それとも死んでいるのか――――


暗闇の中に光が現れた。光は裸の女の姿になり、俺に語りかけてきた。
――こっちにいらっしゃい、と


女が笑う。氷の微笑。どうしても名前が思い出せない。 ただ、俺の本能が「こいつは危険だ」と訴えていた。


――こっちにはおいしいパンと紅茶、それにいつまでも眠れるベッドがあるわ。
   好きなだけ食べて、好きなだけ休んでいいのよ


女が手招きする。悪いが俺は米食派だ。それにここ最近は睡眠時間も十分足りている。他を当たってくれ。


女が笑う。女が一歩、俺に近づく。

俺は必死に逃げようとするが、いくら足掻いても女との距離は一向として離れることはなかった。
女が歩みを進めた分だけ、俺との距離が縮まっていく。一歩、また一歩―――




――女が、俺の目の前に立った。



――さあ、永遠の快楽の夢を見続けましょう。あなたの大好きな長門さんも待ってるわよ。
     犯し犯され侵し侵され汚し汚され散らし散らされる、そんな奈落に一緒に堕ちましょう――――――


女が手を伸ばす。 嫌だ。 俺をそんなところに連れて行かないでくれ。 助けて。 助けて――――――

女の手が俺の腕をつかむ直前――――




突然、世界に光が戻った。
26名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:06:38 ID:vK1xS3+L

「起きなさー――――――いっ!!!!」

悪夢から目覚めた俺が最初に見た光景は、今にも泣きそうなハルヒの顔だった。
ハルヒは大声を出しながら、俺の寝巻きの襟をつかんでぶんぶん振り回す。…おいハルヒ、お前は俺を殺すつもりか?


「うるさいうるさいうるさい!生きてるなら返事ぐらいしなさい!!
いきなり半目開いたままピクリとも動かなくなるし!揺すっても引っ叩いても全然反応なかったから本当に死んだのかと思ったわよ!!!」

さっきから頬がじんじん痛いのはこいつのせいか。少しぐらい手加減しやがれ、このバカ。
「…悪かったわね」

なんともばつの悪そうな表情でそっぽをむくハルヒ。まあそんなことはどうでもいい。問題なのは…
試しに指を少しだけ動かしてみる。途端に爪の間に針を刺されたような激痛が走った。
指一本動かしただけでこの痛みだ。洒落になっていない。
俺はさっきからマウントポジションをとったままのハルヒを見上げ、この状況をどう切り抜けるべきか考えた。
ハルヒに手を出すのと、このまま死ぬのとどっちがマシだろうか?死ぬのは絶対に嫌だが、だからといってハルヒに手を出すのもリスクが高すぎる。


ハルヒと目があった。全く、素材はいいのにな。勿体無い。
俺に顔を見つめられたハルヒは、顔を赤らめて俺から視線をそらす。
朝倉ウィルスにやられて心身ともに弱っていたからかももしれない。何を血迷ったか俺は、そんなハルヒの仕草を見て、ほんの少しだけ



涼宮ハルヒを可愛らしいと思ってしまった。


「と…とにかく!明日のクリスマスパーティーまでには完治させてきなさいよ!絶対なんだから!!
もし休んだりなんかしたらトナカイの格好でグランド10周よ!!!」

よくもまあそんなに次から次へと罰ゲームが思いつくな。新陳代謝の活発な脳で本当に羨ましいよ。
だがそんな罰ゲームは必要ないぞ、ハルヒ。俺だってせっかくのハルヒ鍋をみすみす食い逃すつもりはないし、
このままくたばって朝倉ワールドに招待されるつもりもさらさらない。だから、ハルヒ――――――


「ごめんな」
俺はハルヒに『力』を使った。

27名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:06:59 ID:vK1xS3+L


「あっ…」
『力』の虜となったハルヒは、俺の上にぺたりと座り込む。
そしてまるで凍えているかのように自らの肩を抱き寄せ、ぶるぶると身体を震わせた。
「ちょ…キョン……あんた、私に何したの…?」

太ももをぴったり閉じてもじもじするハルヒ。なんというか、妙に色っぽい。
あのはねっかえりの暴走女をここまで変えてしまう長門の『力』の凄まじさに、俺は改めて驚嘆した。
「あ…あんた、私をこんな目に合わせてただで済むと思ってるんじゃないでしょうね!」
俺の視線に気づき、ハルヒが逆ギレ気味に怒声をあげる。煩い、病人を怒鳴りつけるな。


「い、いいから早く何とかしなさいよ…このままだと私……んぁっ…」
視線を受けているだけでも感じるのか、ハルヒは悪態をつきながらも甘い吐息を吐き出す。くそ、身体が動かないのがもどかしい。

そのままの状態で、時間だけが過ぎる。
ふと気づくとハルヒが乗っかってる場所がやけに冷たくなっていた。その部分だけぐっしょりと濡れている。
汗、じゃないよな。ということはアレか。こんなになっても耐えるとは…まったく、大したもんだなコイツの強情さは。


「はあ、はあ…」
だんだんとハルヒの瞳が虚ろになっていき――――――

そして、ついにハルヒが音を上げた。
28名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:07:22 ID:vK1xS3+L

我慢の限界に達したハルヒは、馬乗りになった状態のままいきなり俺の寝巻きを脱がし始めた。
ボタンをぶちぶち飛ばしながら乱暴に衣服をむしり取っていく。

「はぁ…はぁ…
な、何よ。文句あるならはっきりいいなさいよっ…」
無言の抗議を受けて、ハルヒが俺を睨みつけてきた。いつも以上に有無を言わさぬ迫力が視線に込められていて非常に怖い。
頼むから寝巻きを破らないでくれ。家族に言い訳できん。


「ええーい!うるさいうるさいうるさーい!!!!」

ハルヒは上着を乱暴に引っ剥がすと、続けて俺のズボンとパンツをまとめてずり下ろした。
半起ち状態になった俺の息子が丸出しになる。ううっ、なんだか死ぬほど恥ずかしい。
「うわ…これがキョンのおちんちんなんだ…」

俺を丸裸にひん剥いたハルヒは、サンタにクリスマスプレゼントをもらった子供のように目を輝かせて声を上げた。
ハルヒは無防備にさらされた俺のペニスを掴み、ぐにぐにと弄り始めた。棒と袋を同時に揉みしだかれ、あっという間に勃起させられてしまう。
「…すごい…おっきくなってきた……」
「ちょ、ちょっと待て、ハルヒっ!」
「ふーん、15センチぐらいあるかしら。それに上向きに反り上がっているんだ。へえ…」
聞いちゃいねぇ。測るな。観察するな。


「…美味しそう」
ハルヒがぼそりとつぶやく。

…思わず、背筋が冷たくなった。
29名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:07:44 ID:vK1xS3+L

ハルヒは俺のペニスをもてあそびながら俺を見下ろす。
不敵な笑みを浮かべたその表情は、朝比奈さんに新しいコスプレ衣装を着せるときの表情によく似ていた。
朝比奈さん、少しあなたのことを見直しました。俺だったらこんなこと毎日続けられたら一発でPTSD障害を引き起こしてます。冗談抜きで。

そんな感じで、これからハルヒに犯されるのかと戦々恐々としていると。


ぐいっ

ハルヒは俺の頭を思い切り引き寄せ、キスをしてきた。


「んっ…」
数秒間唇を重ねるだけのキス。ある意味で予想外の行動に俺の胸が早鐘を打った。

「…これはあたしのファーストキスを奪ったお返しよ」
ハルヒがいたずらっぽく言った。一瞬だけ照れ笑いを浮かべ、そしてすぐさま照れ隠しにむくれてみせる。
な、なんだこの展開は。てっきり逆ギレしたハルヒに怒鳴りつけられながらセクハラを受けるものだとばかり思ってたのに。おい、どうなってるんだこの状況は。
頭の中が混乱してくる。こんな可愛らしいハルヒは俺の知ってるハルヒじゃない。

くそ、ハルヒが相手なのに、胸のドキドキが止まらない…



目に見えて動揺している俺に、ハルヒが二度目をキスをしてくる。
さっきより遙かに長い時間…たっぷり数十秒かけてキスを味わってからハルヒが顔を離す。


「あたし、キョンが欲しいの。もう我慢できないの」
怒っているような表情…ほかにどんな顔をしていいのか分からなくなったときに見せる表情を浮かべながら、ハルヒが言った。

「だから、これからキョンのすべてを奪ってあげる。拒否権は認めないわ」
そう言い放った。
30名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:09:17 ID:vK1xS3+L


「ちゅっ、ちゅううっ、んむっ…」
ハルヒは俺の身体を撫で回しながら、俺の耳に、胸板に、首筋に舌を這わせ始める。
湿った柔らかい感触を感じるたびに声を上げそうになってしまう。
「んふっ…はむっ」
喉の当たりに舌を這わせ、首筋に軽く甘噛みし、強く吸い付いてキスマークを作る。
…なんだか雌ライオンに捕まったガゼルの子供のような気分になってきた。

「はあ…キョンを食べられるんて…夢みたい……」
…喰うのはかまわんが、食うのはやめてくれ。頼むから。


ハルヒは身体を触るだけでなく、全身を使って俺に身体を摺り寄せてくる。ボリュームのあるバストが俺の胸に押し付けられ、ひしゃげる。
朝比奈さんの胸はぷにぷにと柔らかいおっぱいだったが、ハルヒのは弾力があってこれもまたいい感触だ。


ハルヒが身体を摺り寄せる。そのとき、俺の肉棒がハルヒの下の突起を弾いてしまった。

「ひゃんっ!?」
突然襲ってきた快感にハルヒが身を震わせた。

「……………………♪」
ハルヒの興味が、俺の下半身に移った。ハルヒの手が俺の股間に伸びる。
「うわ…こんなに硬くなってる…ふふっ。」
俺のペニスをしごきながら、肉食獣さながらの笑みを浮かべてハルヒが言った。

「あんまりじらしてもかわいそうだから…そろそろ挿れるね」
肉棒に軽く口付けを交わし、期待と興奮が交錯した表情を浮かべながらハルヒはそう宣言した。



ハルヒは俺の男根を自分の花芯に導き、先端をこすりつけて自分の愛液をまぶしていく。
狙ってなのか、それともただ単にどこに挿入するのか分からないだけなのか。その行為だけでも暴発してしまいそうになり
歯を食いしばりながら必死に堪えた。
「はぁ…あっ、ここに…んっ」


亀頭がハルヒの入り口を捕らえた。
「くす。…キョン、今のあなた 酸欠起こしたヒキガエルみたいな顔してるわよ。」

勝ち誇ってたような笑顔を見せながら、ハルヒがゆっくりと体重を乗せる。
肉棒に圧されたハルヒの秘裂がほころび、そして俺のモノをゆっくりと呑み込んでいく。


「しっかり見てなさいよ、キョン。あなたのおちんちんが、あたしのあそこに食べられる瞬間をね」

そして。



俺の肉棒の先っぽが、ハルヒの中に姿を消した。
31名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:10:24 ID:vK1xS3+L

「くっ…」
先端が生暖かい肉の壁に包まれる。そのぬるい感触に俺は思わず声を上げてしまった。
ハルヒは先っぽをくわえ込んだところで今度は本体の棒の部分に片手をそえ、もう一方の手で自らの花芯を開きながら
埋め込むようにして中におさめようとする。
「くぅ…い、痛っ……あんっ……」

俺の肉棒を受け止め、ハルヒのあそこが丸く大きく広がっていく。
ペニスの先っぽに膜状のものが触れたところでハルヒの動きが一旦止まった。
「んっ…痛…あ、あっ…ひぁっ!?あああぁああああ!!!!!」

ぶつっ!


輪ゴムが切れるような音を立て、俺の肉棒がハルヒの奥まで深々と突き刺さった。

「痛いっ!あっ!ああっ、あぁん!!、んぁぁ!!」

思いっきり背中を反り返らせ、ハルヒが痛みを訴える。
俺のほうも、ハルヒを気遣う余裕などどこにもない。気を抜いたら一発でイってしまいそうな強烈な締め付けに必死に耐える。
「ぜ、ぜんぶ私の中に…はぁん……」

ハルヒの口から溜息が漏れる。
「…キョンも苦しいのね。ふふ、私もすごく痛いからこれでおあいこよ」


ハルヒは大きく息を吐き俺の胸に両手を置くと、ゆっくりと腰を動かし始めた。

「んっ、んんっ、あんっ、キョン」
最初はぎこちなく悶えるような動きだったが、だんだんと動きがスムーズになってくる。
ハルヒの腰の動きが前後運動から回転運動に変わっていく。

「はぁん、あんっ、キョンっ、いいよぉっ」
再び回転運動から前後運動に戻っていく。早くも「コツ」を掴んだハルヒは、身体を反らしたり前かがみにしたりしながら
色々な角度から俺の肉棒の感触を愉しみ始めた。
ハルヒが身体を反らすと、中から押し上げられた部分がぽっこり膨らんでいるのがまともに見える。
あまりにも卑猥で生々しい。
32名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:11:00 ID:vK1xS3+L

「あんっ、いいっ、キョン、きもち、いい?」
快楽に目覚めたハルヒが目を潤ませながら問いかけてくる。 ああ、お前は最高だよ。お世辞抜きでな。
「嬉しい…キョン、もっと気持ちよくしてあげるわ」
ハルヒは俺の上でヒザを閉じ、その状態で腰を動かし始めた。
「ぐあっ」

ヒザを閉じることで、膣の締め付けが更にキツくなる。おい、ちょっと待て、さっきまで処女だったお前がなんでこんな裏技を知ってるんだっ。
「ふぁあっ!あんっ、あんあんあんあんっ」
さらにハルヒがラストスパートをかけてくる。や、やばいっ!もう限界だっ!!
「は、ハルヒっ!もう駄目だ!抜いてくれっ!!!」
恥も体裁もなく、俺はハルヒに嘆願した。
秋に桜を咲かせるようなヤツだ。月経周期をコントロールするぐらいやってのけるだろう。
安全日に合わせてくれるのならまだしも、常時危険日状態でスタンバってるという可能性も捨てきれない以上はこのまま中出しするのはあまりにも危険すぎる…!


「だめっ!キョンっ!私の中でイキなさい!!!」
俺の嘆願はあっけなく却下され、ニワトリを屠殺出来そうなぐらいの強烈な締め付けが俺の肉棒を襲った。



「う、うああああ!!」

殺人的に強烈な締め付けを喰らい、俺は情けない悲鳴を上げた。
必死に射精を堪える俺に対し、さらにハルヒは俺のペニスを自らの最深部に叩き込んで子宮口に亀頭をぐりぐりとこすりつける。
ひとたまりもなかった。限界を超えた俺の肉棒は先端から白い血反吐をぶちまけながらハルヒの内部をのたうち回った。


「んはぁ…私の中がキョンのでいっぱい……あんっ」
ハルヒは俺の精を膣内で受け止め、恍惚の表情を浮かべる。
「どくどくいってるぅ…素敵……」

俺はハルヒを押しのけペニスをハルヒの内部から抜こうとするが、朝倉ウィルスと射精の脱力感のせいで全然力が入らず、
ただハルヒの下で悶え蠢くことしかできなかった。

「…うふふ」
ハルヒは俺が必死に抵抗する姿を見て邪悪な笑みを浮かべる。
嗜虐心を煽られたハルヒは逆に俺を上から押さえつけ、さらに俺のモノを自分の中に押し込んで深く結合させた。
そのまま、ゼロ距離射撃状態で俺の精がハルヒの子宮口に浴びせられる。
どこからどう見ても、完璧な中出しだった。
33名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:11:31 ID:vK1xS3+L

どぷっ、びゅく、びゅく、…びゅるっ。ぴゅっ。ぴゅ。
ハルヒは俺の精液を膣内で受け止め、まるでそれを呑み込むかのようにアソコをひくひくと痙攣させた。
中に放出するたびにきゅうきゅう閉めつけられ、まるで哺乳瓶からミルクを飲む赤子のように精を吸い出していく。
最後の一滴まで飲み干し、子宮の奥でたっぷりと俺の精の味を愉しんだハルヒは淫靡な笑みを浮かべながら満足げに息を吐いた。

「ふぅ…ごちそうさま、キョン。すごく美味しかったわ」


ぬちゃり、と卑猥な音を上げながら俺のモノがハルヒから引き抜かれる。
それと同時に、どろり、と俺が中で放ったものが逆流してくる。

ハルヒは妖しく笑うとゆっくりと腰を上げ、自分の中から精液が滴り落ちる様を俺に見せ付けた。
そのあまりの凄惨さと淫猥さに俺は思わず息を呑む。

「こんなにいっぱい出すなんて。そんなに気持ちよかったんだ、キョンは。…でもね」
ハルヒは続ける。


「あたしはまだまだ犯り足りないの。それで、次のフィニッシュはどこでイきたい?
中出し? 顔射? 口射?  胸射? 別にどれでもいいわよ。どうせ一通り犯るんだからね。」



――――――涼宮ハルヒの陵辱は、まだ始まったばかりであった。――――――
34名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:11:55 ID:vK1xS3+L

その後、俺は絶倫超人に進化を遂げたハルヒの相手を4回もさせられた。
ハルヒは宣言通り俺の肉棒でグランドスラムを達成し、現在は勝利の余韻に浸りながら俺のベッドで寝息を立てている。

俺は肉のアウシュビッツに閉じ込められ、次々と死地へと送り出された我が息子たちに対して哀悼の意を示す。
すまん、生き残られても迷惑だから迷わず成仏してくれ。
また、俺自身あやうくハルヒの腕の中で死者の仲間入りを果たすところだったと付け加えておこう。
腹上死しなかったのはただの結果で、ただの奇跡だ。同じことをもう一度されたら今度こそその日が俺の命日になってしまうだろう。間違いなく。


「あん…キョン…だめぇ……そっちはおしりの穴だって…すけべ……」
俺の隣で、ハルヒがむにゃむにゃと寝言を言う。…頼む、夢の中でまで俺をレイプしないでくれ。
俺がかろうじて動くようになった身体を起こし、とりあえずハルヒの身体を拭いてやろうとタオルを取りに行こうとすると。




開かれたドアの向こうに長門が立っていた。

「………………」

間の悪いことに俺は全裸だった。

「………………………」

さらに間の悪いことに、ハルヒが俺のベッドでイビキをかいてぐっすり眠っていた。

「…………………………………」


長門の視線が、俺のとある身体の部位の一点に集中する。
長門はしばらく俺のモノを観察した後、一度ベッドの上のハルヒに視線を移し、そしてまた俺のナニに視線を戻す。


そのままカップラーメンが出来上がりそうなぐらいの時間が流れた後、


「…………………………………………………………………………………………」


パタン、と扉が閉まった。



…余談になるが、その翌日、長門はなんとなく不機嫌そうだったとだけ最後に付け加えておく。
35名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:14:23 ID:vK1xS3+L
どうみても製作に2ヶ月かかっています。本当にありがとうございました。
これでエロシーン2割削ってるんだからびっくり。


次は長門で最終回。完成するのは多分一ヶ月後で。
36名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:18:50 ID:uIxz04I1
GJ!!
長門編楽しみにしてます!!
37名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:20:34 ID:Fe2YdNtT
最終回と言わず、続けてください。
38名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 01:31:22 ID:dht21xE+
乙です。
女性の方でしょうか。緻密な文章堪能いたしました。

が、
>ニワトリを屠殺出来そうなぐらいの強烈な締め付け

はニワトリがカワイソすぎです。
小生も想像して思わず股間を押さえました。
次作も期待しております。かしこ。
39名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 08:26:04 ID:PY6L34wO
ハルヒかわいいよハルヒ(*´Д`)ハァハァ
40名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 08:39:35 ID:UqdZ7+Rh
超乙!

そして長門編ク…(-_-)ク(_- )ク!(-  )クッ!!(   )クル(.  ゚)クル!( ゚∀)クルッ!!(゚∀゚)クル━━!!!!!!
41名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 13:06:27 ID:I7OWALVo
グッジョーーーブ!!!!!!!!
42名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 14:08:42 ID:Ikzx9j3P
神と呼んでいいですか??
43名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 15:04:54 ID:PY6L34wO
むしろ













お姉さま
44名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 23:48:15 ID:MTPHn++Q
忘れないほどグッジョブ!!
長門編お待ちしております。
45名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 10:42:09 ID:CgA9jMTm
乙華麗!
46名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 12:40:55 ID:MIMkmmD0
ハルヒの反撃GJ!!
やはりキョンはこう言うキャラだよね < 違います
47名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 16:40:46 ID:7DVPAYgb
俺の脳内ではキョン×ハルヒがガチ。

ハルヒをメタメタに犯すキョンに一票
48名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 09:03:57 ID:M86n1VLe
>>46
やはりキョンはこう言うキャラだよね < そのとおりです
49名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 14:04:26 ID:5o3NnWDw
俺の脳内ではハルヒ×キョンがガチ。

キョンをメタメタに犯すハルヒに一票
50名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:17:53 ID:8DdcNlLb
久しぶりに、こんな物を投下してみます。
ただし、まだ前半しか出来てませんので、エロは無し。切腹。

一応、時系列的には、最終話後の話。
51『ビリビリクラッシュメン』:2005/11/23(水) 16:21:12 ID:8DdcNlLb

 Evil・Ones・Species――略称EOS。

 大学の名誉教授を務める僕の爺さんが、怪しさ万歳な実験中にうっかり次元に亀裂を入れてしまい、
そこから僕らの世界に漏れ出て来るようになった他次元侵略体。放置しておけば地球全体を覆い尽くし異次元化してしまうという厄介者である。
 1年程前の僕らにはその正体はさっぱり分からなかったが、この前の世界存亡の危機の際に、それが『高次元意志エネルギー』であることが、異次元のEOS管理者より告げられた。爺さんが言うには、
エネルギーである以上は有効利用する道があるそうだが、今のところガニメーデスとぴょろすけ以外は
僕らにとっては招かれざる客以外の何ものでもない。
 その形態は様々。僕が初めて見たのはクラゲ型だった。それ以降、雪だるまやら提灯アンコウやら
バラエティーに富んだ姿で僕らの前に現れてきたが、共通するのは色が蛍光ピンクであることと、その
内部に存在する《核》という円盤型の物体が弱点であることだ。それを破壊するまでは再生を繰り返す
あたり、単細胞生物(?)の厄介さとでも言うのだろうか。
 また『意志エネルギー』というだけあって、それぞれに『意志』というのがあるらしい。余計な頭を
使われて、僕達も何度か全滅のピンチに陥った事もある。だが『知能』と言える程のものを持っていた
のは、前出の二匹を含めても数少ない。概ね自衛本能がある程度だが、それでもどうやら僕達のことを
『敵』とみなしているらしく、遭遇した途端、いきなり攻撃的になったりする。まあ、こちらも問答無用で
攻撃しているのだからお互い様と言えばお互い様か。

――というわけで、僕達は今、新手のEOSを撃退するため、深夜のドライブを経て
  町外れの工場跡地に到着し、眼前の敵を視界に納めた所であったのだが――

 そのEOSを見た僕、逆瀬川秀明の最初の感想は――マジか?――というものであった。
52『ビリビリクラッシュメン』:2005/11/23(水) 16:23:13 ID:8DdcNlLb

 このEOSは何を選り好んで、この形状で出現したのだろうか。まあ、出現形態を選択出来ないなら
それも納得できるが、ならば、コイツは今の自分の姿を見てどう思っているのだろうか……いや、よく
見れば目も無いから自分の姿形もわからないだろな。と、不思議と僕はこのEOSに嘗て無い同情の
念を抱いてしまっている自分に気づく。全ては、この造形が悪い。
 だが、そんな感想を抱いているのは、恐らく僕だけだ。100%であると言い切れないのは、もしや
ガニメデは僕と同じ心情になれるかもという不安があるためだが、このエロAIと僅かでも共感する
事象があるというのはやはりご免蒙りたい所だ。
 さて、あらかじめ断っておくが、僕は決して特殊な趣味があるわけではない。が、立場上、これから
実際にEOSと戦闘を繰り広げる彼女達の様子を確認しなければならないだろう。
 助手席に座る巴は両手で顔全体を覆い隠していて、その隙間から見える頬だけでなく、耳の先やら
首筋や肩まで真っ赤になって俯いてしまっている。免疫が無いであろう彼女には刺激が強すぎたらしい。
さっきから「なにもみていませんええわたくしはなにもみていませんとも」と呪詛のように繰り返している。
 後部座席のあろえは、目と口をまん丸に開けて「ほわー」とか溜息だか驚きだか分からない息を吐き
「ねぇねぇひーくん。あの芋虫くんちょっとちょっと変だよね? お稲荷さん背負っているよね?」
 ……『無知とは罪』と昔どっかの誰かが言っていたような気がするが、この場合は寧ろありがたい。
 その隣の埜々香は既に失神しており、ぴょろすけに頬をぺろぺろ舐められている。埜々香らしい素直な
リアクションだが、その様では将来が心配である。夜道で変質者にでも遭遇したら、それこそ即どこか
暗くて湿った場所に連れて行かれてしまうに違いない。
 埜々香に膝枕する形になった凌央は、いつも通りのガラス球のような瞳で何の感想も無さそうにEOSを
中心とした景色を眺めている。
 そして、残る一人、琴梨はというと――
「ぎゃはあっははははああっははっはっは!!」
 ……いつにも増して可笑しそうに、笑い転げていた。
53『ビリビリクラッシュメン』:2005/11/23(水) 16:24:21 ID:8DdcNlLb

「ひっひっひひひっははははっは!!」
 夜の廃棄工場に響き渡る琴梨の気が触れたような笑い声は、晧晧と冴える満月に届かんばかりだ。
 何故か僕は何となく『きよしこの夜』を英語で歌いたい気分になってきた。いや、全くもってそんな
場合じゃないってのは分かっているんだけど。
 一頻り笑い終えた琴梨は、腹筋が引き攣ったのかお腹に手を当てて涙目になりながら、それでも痛み
1割笑い9割の表情で、EOSを指差しつつ僕に向かって弾むような声でこう言い放った。

「ひっひっ、ひーくんっ、ち、ちんこだ! でっかいホーケーチンコだ! どっ、どうしよう!!」
 
 ……どうしようって言ったって……。
 全然困ったような様子も無く、再び笑い転げ始めそうな琴梨に、
「こ、琴梨! よよよ嫁入り前の娘が、そそっそそんな破廉恥な言葉を使う物ではありません!!」
 巴が、まるで耳にするのも汚らわしいと言わんばかりに反応する。
 振り返って琴梨を睨みつける瞳には、うっすらと涙すら浮んでいた。 
「うへぇ? じゃあチンコ以外に何て言えばいいんだい、巴っ?」と、きひひっと笑いながら琴梨。
「なっ……ななななっ!?」と、たじろぐ巴。見事に自爆してしまったようだ。
「ねー、教えてよ巴ー! あれ何て言えばいいのかなー!?」
「ぬくぅっ……や、止めなさい琴梨! 首がっ、首が痛いのです!」
 琴梨が巴の頭を両手で挟んでEOSの方に無理矢理向けようとし、その手に必死に抵抗しながら、
巴は苦し紛れに目線を外そうとして、うっかり僕と視線がぶつかってしまった。
「あ………うぇ……」
 巴はこの上ないほどに顔を真っ赤にして、その整ったパーツをウニウニと忙しなく動かしている。
 普段の凛々しさの欠片も無くなった彼女に、とりあえず頬を掻きながら愛想笑いを返してみると、
「――――――!」
また顔を隠してしまった。ただし、今度は両手で耳を塞ぎ、顔は膝の間に埋めるようにして。
 辛うじて僕の動体視力で捕らえる事が出来た最後の一瞬、巴は本当に泣きそうな表情だった。
 どうやら、今回の戦闘では巴は役に立ちそうも無い。まともに戦えそうなのは、琴梨とあろえと凌央
ぐらいか。
54『ビリビリクラッシュメン』:2005/11/23(水) 16:26:51 ID:8DdcNlLb

 蹲る巴の背中を楽しそうに笑顔で突っついている琴梨に、
「琴梨、巴で遊ぶのはそれぐらいにしてくれ。それと悪いけど、あのEOSの戦闘力を知りたいから、
 アイツの周囲で色々牽制してみてくれるか?」と言って、僕はEOSに目を向ける。
 EOSは、まるで『さあ、かかってきやがれ』とでも言わんばかりに、僕達の乗るオープンセダンの
正面にどどんと鎮座し、竿と袋部分の付け根にある細い無数の触手をうねらせていた。あれは、もしや
陰毛のつもりか……。
「わっかったっ! おしっ、いっくぞーホーケイ野郎!」
 琴梨が《あたらんて》を駆り、ジグザグ走行で砂煙を撒き散らしながらホ……EOSに向かっていく。
『うるせえ! 俺はちょっと皮が余ってるだけなんだよぉ!』
 何となく、そんなEOSの心の声を聞いたような聞かないような気がしていた僕の肩を
「ひーくん、ひーくん。あたしは?」と、あろえが突っつきながら尋ねてくる。
「琴梨が情報収集してくれるのを待って、僕が指示を出す。それまで待機してくれ」
 あろえは素直に「はぁい」と返事をすると、凌央と並んで「琴梨ちゃんがんばれー」と応援を始めた。
 凌央はただぼんやりと後部座席に座っているだけだが。 
 と、
「くぅん」
 お、ぴょろすけ。お前も頑張ってくれるか。でも、お前は気絶中の飼い主の面倒を見てやってくれ。
「……わん!」
 答えて、再び飼い主を介抱するぴょろすけ。うむ、愛い奴だ。
 そして、ぴょろすけと元は同じ筈なのに、ちっとも可愛くない羊の方に僕は声をかける。
「……そろそろ気が済んだか、ガニメーデス」
『さすが秀明さん。私の行動原理を見事に了知されてらっしゃるようで。やはり、漢の魂を持つ者同士
 言葉を交わさずとも分かり合えるいうのは至高の喜びに他なりませんな』
「黙れ。僕はお前の思考をトレースしただけであって、歪んだ性癖に共感するつもりはない」
『そのような事は私の記憶ベースに転送した、羞恥に煩悶する巴さんを全方位から撮影した珠玉の
 VTRをご覧になってから仰ってください。必ずやご期待に応える事が出来るかと思いますよ』
「……誰の期待にだよ」
55『ビリビリクラッシュメン』:2005/11/23(水) 16:30:15 ID:8DdcNlLb

 ちらりと捉えた視界の端で、巴はまだ耳を覆っていたので僕達の会話は聞こえていないようだ。
「それより、アレの《核》はどこにある?」
『それについても、秀明さんは想像がつくのではありませんか? それがビンゴです』
「……やっぱり、そうか」
 ――男性器に形を模して発生したEOSならば、その弱点もまた男性器と同じではないか。何となく
そんな気がしていたのだが、ガニメデの言うことを信用すれば、《核》は陰毛のような触手に守られた
精嚢の中にあるということになる。
 それはつまり、彼女達にあの玉袋をブチ破って中の《核》を破壊させるということであり……うわ、
頭がくらくらしてきた。
 僕が一人こめかみ辺りを押さえていると、
「ひーくん、ただいまー!」
 ずざざざーっ、という音を立てて琴梨が戻ってきた。
 何とか気力を振り絞って顔を上げる。
「……ああ、琴梨、どうだった?」
「うんっ、思ったよりしぶとそうだ! 何度か蹴りつけてやったけど、ぐにゃって弾かれちゃったよ!
 伊達に皮があり余ってるわけじゃないね! みこすり半じゃイカないや!」
「……あと、《核》はあの袋みたいなものの中にあ――」
「キンタマだっ!」
「……その中にあるそうなんだが、近づけそうかい?」
「えっとね、チンコそのものは動かないからいいんだけど、チン毛がちょい邪魔かなっ? キンタマの
 表面や裏側までびっしり生えてたよ! 剛毛だね! ホーケイの癖に生意気だ!」
 何だか、琴梨はホーケイに対して差別意識があるようだ。そう言わないでくれ。彼らだって頑張って
生きているんだからさ。彼らになり代わって僕が声を大にして主張したいっつーか、彼らって誰だ?
「で、どうすんだい! ひーくん!?」
「え? えーと、そうだね……うーん……」
 両腕を組んで考えてみるが、どうも余計な雑念が頭の中を飛び回っていて、上手いアイデアが思い
つかない。正直言えば、このまま何事も無かったかのように帰ってしまうのが一番だ。この5人娘に
アイツと戦闘をさせることそのものが嫌だし、あのEOSが破壊される様もその過程も見たくない。
 だが、ここで任務を放棄すればこの世界が異次元化してしまうのは既知の事実である。
56『ビリビリクラッシュメン』:2005/11/23(水) 16:32:25 ID:8DdcNlLb

 世界の平和と男の本能の間で懊悩する僕を見かねたのか、あろえが助け舟を出してくれた。
「ひーくん、あの触手がお邪魔お邪魔なんだよね?」
「……ん、ああ、そうだな」
「じゃあ、それを何とかすればいいね?」
 僕が返事するよりも早く、彼女はスケッチブック《あぐらいあ》の表紙を開けていた。右手に持った
ちんまい鉛筆を一心不乱に走らせる。何を描き始めたのか気になったが、あまりに真剣な表情だったので
声をかけるのもその手元を覗き込むのも躊躇われた。
 仕方なく、再度EOSに目を向け――僕は、自分の目を疑った。
「……おい、アレ、さっきと様子が変わってないか……?」
『そのようですね。出現当初と比べ、体長が約1.8倍、体積にして約3.2倍に拡大しています。
 ご存知の通り、EOSは時間の二乗に比例して拡大していきますから、早めに撃退いたしませんと』
 いや、そういうことじゃない。時間経過によるものにしては巨大化のスピードが極端に速すぎる。
今までの連中は、こんな短時間で何倍にも大きくなったりしていない。
 それに形だって変わってきている。
 陰茎部分が今まで薄い蛍光ピンクだったのが、今じゃ赤黒さを交えたマゼンダになり、ところどころ
太さの異なる血管状の筋がいくつも浮かび上がっていてピクンピクンと脈動している。それどころか、
その先端部からは、つやつやしたサーモンピンクの亀頭部分が一部露出しているではないか。
「あっ、言い忘れてたよ。あたしが蹴飛ばしてたら、いつの間にかあんなに大きくなったんだった!
 でも蹴られて興奮して勃起するなんてマゾだね! 間違いないよ! 変態だ!」
 ああ……なんてこった。
 そこまで、リアリティを追求する必要性が一体どこにあると言うんだ。
 巴に倣って頭を抱え込んだ僕を、さらに鬱にさせる会話が頭の上で続く。
『いえ琴梨さん。マゾヒズムは一種の性癖として現在社会的に認知され始めております。程度の差こそ
 あれ、人は本質的にマゾかサドの二種類に区分けされるものなのですよ。かく言う私もその気が無い
 わけではありませんので、どうか変態扱いはお止めください』
「なんだ! ガーもマゾだったのかい!? ゴメンよ! でも変態は変態だ!」
 ……頼む、誰か助けてくれ。 
57『ビリビリクラッシュメン』:2005/11/23(水) 16:36:17 ID:8DdcNlLb

 その時、救世主が現れた。
「できたよ〜!」
 あろえの声が、まるで魔界と化した地上に響き渡る天使のファンファーレのように聞こえた。
 咄嗟に振り返る僕。だが、その目に映ったのは――
「………………………………」
 全長5メートルはあろうかという銀色のハサミと、その出来栄えに満足げな笑顔のあろえだった。
《あぐらいあ》で生み出したモノには重量が無いのか、背丈の何倍ものある凶器をお箸でも持つかの
ように軽々と扱っている。
「これで、触手をちょっきんちょっきんしてくるよー」
 ジャキンジャキンと刃をかみ合わせるあろえ。その無邪気な笑みに、酷く嗜虐的な色を見出した僕は
よっぽど精神的に参ってしまっていたに違いない。
「よしっ、行こうあろえ!」
 琴梨が、あろえの身体を抱き上げて《あたらんて》に乗せるや否や、
「覚悟しろ! このカセーホーケー!」
「カセーホーケーっ」
 僕が止める間もなく、二人でカ……EOSに向かって真直ぐに疾走していった。
『だまれぇ! 俺の心の痛みがお前らなんかに分かるものかぁ!』
 そんな言葉が、僕の脳内で空気振動とは別の経路で音声変換されているのをぼんやり聞いていると
「わんっ」
 ぴょろすけの嬉しそうな鳴き声が混じった。
「あ、埜々香、大丈夫かい?」
 う〜んと唸りながら上半身を起こした埜々香はきょろきょろ辺りを見回して、ぴょろすけを見つけると
嬉しそうに微笑みかけ、僕を見るとおどおどと申しわけ無さそうな上目遣いになり、そして僕の背後に
視線を移し――再び卒倒した。
 だめだ、こりゃ。
58『ビリビリクラッシュメン』:2005/11/23(水) 16:38:48 ID:8DdcNlLb

 仕方なく再度正面を見ると、既にあろえと琴梨の奮闘が始まっていた。
 残像すら残しEOSの周囲を飛び回る光速スケボー。それを掴まえようと伸ばされる触手をあろえの
持つハサミが切断していく。閃光となった二人が通過した瞬間、青白い火花が次々と炸裂する様子は、
見ていて爽快感を覚えるほどではあったが、僕自身も言い様の無い緊張感に包まれていた。
 もし、あろえがハサミ捌きを間違えて玉袋の方を切りつけてしまったら、という想像してしまい、
身体の色々な部分が縮こまる思いだ。ある意味、これは拷問である。
 切断された触手はそのまま消滅し、残った部分も片っ端から刈り取られる。EOSの方も頑張って
再生を繰り返しているが、失うペースの方が遥かに速い。それでも、琴梨達の攻撃は容赦なく続き、
さっきまで青々と生い茂っていた密林は、もはや22世紀のオアシスのように枯れ果ててしまっていた。
とうとう、再生そのものも諦めたようだ。何となく、僕も股間の辺りがすーすーする。
「よっしゃ! そろそろ締めといこっか!」
 弾むような琴梨の声に、僕は溜息を漏らすように応える。
「……ああ、一思いにやってくれ」
 琴梨が最後の一撃を打ち込むため、EOSからやや距離を取ったのを見て、僕は目を伏せた。
 例え自分のモノではないとしても、あの形をしたもののあんな所をぶち抜かれる様を記憶に残すのは
精神衛生上よろしくない。それは、男という性別を持つ人間であれば通常の反応だと思う。ある意味、
本能的なものだ。
 一つ溜息を吐いて、
「ガニメデ。終わったら教えてくれ」
『何と。この超高度人工知能にしてenergy of space-time continuumの体現たる私に対し目覚し時計の
 役割を申し付けるおつもりですか? それは正しい日本語で言う所の役不足というものです』
「そのご大層な性能を煩悩のためだけに浪費しているお前には、十分な役どころさ」
 ガニメデの不平不満を一蹴し、両手をお腹の前で組んで体重を全て運転席に預けた。
 後は、ミッションコンプリートの報告を待つだけ――

 ――のはずだった。
59『ビリビリクラッシュメン』:2005/11/23(水) 16:40:54 ID:8DdcNlLb

 …………………………
 ………………
 ……

 暗闇の中、ガニメデの声が耳に入り込んできた。だがそれは、戦闘終了の報告ではなく、
『秀明さん。残念な事に、私はこれから非常にバッドなニュースを二つ程あなたにお伝えしなければ
 なりません。バッドの程度から言えば大と小に分けられますが、どちらから報告しましょうか』
「? じゃあ、小からにしてくれ」
『はい、それでは』
 必要も無いくせに、羊のぬいぐるみはコホンと一つ咳払いをした。
『先程、琴梨さんがEOSに対して試みた突進攻撃ですが、見事に性……ではなく成功しました』
 そんな、活字にしなければ気づかない所をわざわざ言い直さなくても。
「それのどこが悪い知らせなんだ?」
『ええ、攻撃に成功し《核》も破壊したのですが、EOSはまだ消滅していません』
「何だって? EOSは《核》さえ壊せば倒せるんじゃないのか?」
『それが今回のEOSは変種でして、《核》が2つあるのですよ』
「……………………」
 言われてみれば尤もな話だ。精嚢に《核》があるのであればそれぞれに入っていてもおかしくない。
『しかも厄介な事に、片方の《核》を破壊しても、残った方の《核》がそれを再生させてしまうので、
 このEOSを消滅させるためには同時に両方の《核》を破壊する必要がある模様です。ちなみに、
 あろえさんの出したハサミは既に時間切れで消滅しており、あろえさんは応援部隊に転向しています』
 ……要は、役立たずってことか。
 それにしても、戦況は芳しくない。
 現在の状況では、戦闘力に数えられるのは琴梨と凌央だけだが、この二人が息を合わせて、同時に
別々の《核》を破壊することができるのだろうか……ま、それはひとまず後に置いておこう。
「で、もう一つは?」
『それについては、目を開けて直接ご覧になった方が分かり易いかと思われます』
60『ビリビリクラッシュメン』:2005/11/23(水) 16:42:45 ID:8DdcNlLb

 言われるままに、僕は目蓋を上げ、
「げげっ!」と思わず声をあげてしまう。
 先程から膨張状態にあったEOSは更に体積を増し、表皮に覆われていたカリが完全に露出していた。
怒張は破裂寸前の風船のように限界まで張り詰めて反り返り、ビクンビクンと小刻みに震えている。
思春期を経験した男性なら誰もが知っているその様は、まさに射精寸前のペニスそのものだ。先走りが
出てないのがせめてもの救いか。
 いや、救いなんて何一つ無い。なぜなら、このEOSのシャフト部分、その延長線上には僕らが乗る
オンボロセダンがあるのだから。
『次元エネルギー反応増大中。現在のところ、先日現れた2P凌央さんが放出した次元エネルギーの
 1.025%程度のエネルギー規模ですが、我々を吹き飛ばすには十分な威力があるはずです』
 ……吹き飛ばされると言うよりも、多分ぶっか――いや、そんな事より
「何落ち着いて解説してるんだ! 早く逃げろ!」
『それが出来ればとっくの昔にやっています。どうかタイヤをご覧下さい』
 下半分しかないドアから、僕は身を乗り出す。
 前後両方のタイヤに、雪道で使用するタイヤチェーンの如くピンク色の触手が巻きついていた。
『我々に気取られないよう地中を通して触手を伸ばしてきたようですね。琴梨さん達に切断された分の
 再生を止め、諦めたかのように見せかけたのも恐らくフェイクだったのでしょう』

 ――つまりこれは。

『今そこにある危機、です』
 
 考えるまでも無い。僕のすべき行動は一つだった。
「逃げるぞ巴! ぴょろすけは埜々香と凌央を頼む!」
 叫びながら、僕は傍らの羊モドキぬいぐるみを掴んで車外に投げ捨ててやった。武士の情けである。
 ガニメデが落下するよりも早く、狼に形状を変えたぴょろすけが、気絶中の埜々香の襟首を咥え、
背中に凌央を乗せて跳躍していた。僕もまたドアの縁に足をかけ、この慣れ親しんだオンボロセダンを
最後に一度、振り返り―― 一瞬、背筋が凍りついた。
61『ビリビリクラッシュメン』:2005/11/23(水) 16:44:18 ID:8DdcNlLb
 
 ……しまった。
 助手席の中でまだ耳を塞いだままの巴。彼女には僕の、僕達の声が届いていなかった。
 どくん。
 心臓が握りつぶされる。
 思わず僕は、EOSに視線を飛ばしていた。

『刮目しな。これが俺の生き様さ……ブチ撒けてやるぜ……俺の全てをよおおぉ!!』

 そんな『意志』が、僕の脳裏に流れ込んでくる。 

「――くそ!」

 迷ってなんていられなかった。
 脱出しかけた身体を180度回転させた僕は、助手席で蹲ったままの巴の膝下に右手を滑り込ませる。
そして細い両足を持ち上げると同時に、倒れてくる背中を支えるため左手で華奢な肩を抱き寄せた。
「なっ!?」
 巴は首筋に氷でも突っ込まれたかのように全身を跳ねさせたが、そんなことには構っていられない。
ましてや、掌に感じた柔らかくて温かい感触なんて愉しんでる場合じゃない。できれば、巴の方から
僕の首に手を回してくれると楽だったんだが。
 ギアの辺りと助手席の縁に両足をそれぞれかけて踏ん張り、関節からあがる悲鳴を無視して、全身の
バネを駆使して巴を抱えあげる。
 そして、自分でもよく分からない叫び声をあげながら、僕はドア上部を蹴り、車外に跳び出した。
 
62『ビリビリクラッシュメン』:2005/11/23(水) 16:46:01 ID:8DdcNlLb

 もしも、僕が少年漫画のヒーローだったのなら、このまま数メートル先の地上に華麗に降り立ち、
腕の中の巴に優しく微笑みかける事が出来ただろう。しかし残念な事に、僕の役柄は何の取柄も無く、
隠された潜在能力があるとかいう設定とも無縁のライトノベルの主人公にありがちな只の一学生だった。
 結果として。
 火事場のバカ力で跳び出したと言っても、2メートル程先に転がり出るのが精々だった。しかも、
空中でバランスを崩した僕は、折角助け出したはずの巴を途中で前方に放り出すという誰にとっても
おいしくない展開に陥る羽目になる。

 どげしゃ
「ぐぶっ」「きゃあっ」

 受身も取れず砂利の上にまともに真正面からダイブした僕と、お尻から落ちた巴。
 肋骨辺りに生じた衝撃は、痛みだけではなく肺をも圧迫し、僕を一瞬呼吸困難に陥れた。それでも、
すぐに腕立て伏せの要領で、強引に意志の力だけで上半身を起こす。
 とりあえずの危機からは逃れられたが、まだあのEOSが存在している以上、いつまでも寝転がって
いるわけにはいかない。早く態勢を立て直さなければ。
 片膝をついて立ち上がろうとする僕の目の前で、尻餅をついたままの巴が
「……あの……これは一体……?」と、切れ長な瞳を大きくパチクリとさせて僕を見上げていた。
 どうやら、自分の置かれた状況がいまいち分かっていないらしい。
 僕は、膝に片手を置いて、よっと立ち上がり、もう片方の手を巴に伸ばした。
「大丈夫? 怪我は無いかい、とも――」
 言い切るよりも早く、巴の姿が、景色が、急激に視界を通り過ぎていく。 
 それが、EOSの発射したモノにより僕の体が吹っ飛ばされたためである事に気づいた時、既に僕の
身体は猛スピードで弾丸ライナーのような放物線を描きながら宙を舞っていた。

 巴の悲鳴が、僕の名を呼ぶ声が、通り過ぎてゆき――そして、途切れた。

(つづく)
63名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:47:47 ID:8DdcNlLb
以上です。

続きは……今年中に完成すればいいなー。
64名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 17:13:17 ID:oHPgNpg5
面白い、んだが、えっと、ここで切れるのですか?!
うわぁ、楽しみな分先が長そうなのが辛いー。
65名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 17:59:19 ID:1tbu4N1N
乙です。

谷川作品はハルヒしか買ってないんですがイージスも読んでみようかなー。
66名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 18:03:04 ID:zw00ZCY4
カセーホーケイワロタw
67名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 19:14:22 ID:c+9xhUcg
実にGJ。なんとなくスクライドを思い出したのは俺だけでいい。

続きは早めに頼むぜ先生?
68名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 21:33:27 ID:CLGfFzAV
面白いんだが本能的に妙な寒さを感じる…w
続き期待してます!
69名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 23:27:33 ID:B7dt58ZB
ワロタ
70名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 15:38:46 ID:iG80IXNJ
こんにちはおまいら
71名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 19:48:32 ID:PYmWKru8
おはようおまいら
72名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 21:38:12 ID:6vTbTS13
アロハーおまいら
73名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:15:51 ID:NfpulPpc
長門萌え
74名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:51:13 ID:PRz86m0y
クラッシュなほどグッジョブ!!
こんばんわおまいら。
75名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 09:00:32 ID:vDsRxdtT
ございますおまいら
76名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 15:14:58 ID:l6yrBhp3
ばかっ!挨拶なんかクソ食らえよっ!
77名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 23:26:23 ID:axDH1sOz
前スレで言われてた真琴がユキちゃんを逆レイプする話を希望。
78名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 11:13:32 ID:qJzzWEJA
しようかな、と思ったけどやっぱ若菜が有希ちゃんにせまる展開で
79名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 12:38:49 ID:x8iBPFdZ
前スレより下がってるぞ・・・・・
80名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 15:23:18 ID:paK9nbfQ
>>78
作品のクロスオーバーですか。

春菜ってたまに目にするが春奈に対する愛がないのか若菜萌えなのか
「はるやさい」を変換して打ち込んでいるのか。
81名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 10:44:23 ID:j2BNxhLe
長門萌え
82名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 11:18:27 ID:SRXnoBTP
>>50
GJです
谷川節が炸裂していますね。
ひーくんぶっかけられちゃ(ry
83名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 13:21:58 ID:bHgP4WJG
>>82
(((((((;゚Д゚))))))))ガクガクブルブル


そういやキョンたちは兵庫県の南部に住んでるのに
なんで関西弁じゃないの?
84名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 16:53:38 ID:O1El5yox
ageたくなった。
85名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 21:09:13 ID:jcJbvyRC
これほどの神スレに今まで気付かないとはっ!!!
86名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 00:01:01 ID:jcJbvyRC
長門待ちage
87名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 12:48:27 ID:F6qhTL8F
>>83
「ただの人間には興味あらへん。こん中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がおったらウチんとこ来い。以上や」

とか?
でもそうすると消失のラストを飾る長門のセリフが「おおきに」になっちゃうじゃねえかYO!
88名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 13:47:58 ID:XetS8PW2
>>87
ええやん
89名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 22:16:39 ID:RtkENAJ+
長門のセリフの

「そう」

は何になるんだろ。普通人なので解らない。
90名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 22:21:09 ID:BxbdvQug
せや
91名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 22:39:17 ID:RtkENAJ+
馴染みがない答えが返ってきてしまった……
つっても2文字だと

「ほな」

位しか自分は知らないのだった。
ともあれ即レスサンクス。
92名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 22:57:22 ID:nnAPkssh
まぁほらあれだよあれ。



翻訳:谷川流
93名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 23:15:20 ID:UbPSQ5uJ
んなこまかいこと気にせんでええやん。
94名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 08:19:58 ID:SacCGmOP
絶望系〜がブックオフで100円だったから買ってみた。表紙折れてるけど。今から読んでくる
95名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 15:27:13 ID:03/3t4Xa
>>83
〜陰謀口絵より〜

「……何してはるんですか? そないなとこで」
朝比奈さんは目をパチクリさせとった。


「食べぇ」
長門と朝比奈さんの顔、見もーて食うのもおつなもんやなー。
96名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 19:55:30 ID:RJO3W1j+
消失口絵。

「なんでお前がここにおんねん」
「悪い夢でも見とったんとちゃうんか?」
97名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 21:09:25 ID:W6eChL0V
何この「食前絶後」
98名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 20:22:52 ID:1gtw7dcd
シャナの高橋のアレを思い出した
99名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 08:10:26 ID:jCIKVhCt
>>95
それは兵庫じゃねえ!
100名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 21:28:28 ID:VileKjoz
age
101名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 22:40:39 ID:/WZXugMa
退屈口絵。

「こーやって見とると……子供みたいだがね」
朝比奈さん(大)は朝比奈さん(小)の頬をぷにぷにとつっついとらっせる。
102名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 18:33:48 ID:xcleMbOb
ハルヒナ草期待age
103ハルヒナ草第3話前編:2005/12/04(日) 23:30:30 ID:bfG2NqnD







「一週間ぶりね、長門さん。ご機嫌いかがかしら?」
――――――朝倉涼子が、長門に告げた。







104名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:31:07 ID:bfG2NqnD

12月24日。
無事病院を退院し学校をサボる理由もなくなった俺は、冬休み前の最後の行事(つまり終業式)に出席した後
かねてより予定されていたSOS団クリスマスパーティに参加していた。
長テーブルの上ではカセットコンロにかけられた土鍋がグツグツ言っており、俺たちは雑多な食材が適当に煮えてるだけのその鍋を囲み昼飯代わりにしている。

参加メンバーはいつものSOS団5人組と、スベシャルゲストとして呼ばれた鶴屋さん。
現在の状況は、ハルヒがデタラメな順番で投入する肉や野菜類を布巾をかぶったメイドバージョンの朝比奈さんが
菜箸でより分けたりこまめにアクをすくったりして鍋の世話をし、それを俺と長門と古泉と鶴屋さんはただ食いまくっているといった具合だ。

鶴屋さんは黙々と(不機嫌そうに)食い続ける長門と張り合うようにいちいち雄叫びを上げながら箸を高速移動させて
鍋の中身を自分の取り皿に運び込み食いまくっている。
「やっぱ冬は鍋だねっ!さっきのキョンくんのトナカイ芸も大笑いだったし、いやーっ今日は楽しいなあっ」


あんな似てないピンクレディーの物真似でウケてくれたのはあなただけでしたよ鶴屋さん。
他の4人の反応で、いかに自分に人を笑わせる才能がないかということを理解できた一瞬だった。将来間違ってもお笑い芸人にだけはなるまいと心に決めたところであるが、まあそれはいい。

鍋を食い終わった後、SOS団クリスマスパーティの二次会を長門の部屋で行うということになり、俺たちは
様々な馬鹿騒ぎをひたすら繰り広げてそれぞれが目一杯クリスマスイブを楽しみまくった。

二次会の内容だが、ハルヒと長門相手に脱衣麻雀をやって返り討ちにあったり、ツイスターゲームで
ハルヒと押し合いへし合いしている瞬間、昨日の出来事がフラッシュバックして下半身がヤバい状況になったりと
色々と羽目を外しすぎじゃないのかと思えるイベントも多々あったが何のその。



それが、俺の選んだ選択なのだから。
105名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:32:07 ID:bfG2NqnD
夜中の11時を回ろうかという時刻にパーティはお開きとなった。俺はハルヒたちと別れ一人で我が家までの道を歩いていく。
長門のマンションから俺の家まではチャリで30分ほどのところにある。誘拐犯もホモの変質者もこの辺りに出没したという話を聞かないから、俺一人で帰宅しようが身の危険などないだろう。
実際何の事件もなく自宅までたどり着いた。
ハルヒたちとの馬鹿騒ぎで疲れてしまったこともあり、俺は風呂に入った後さっさと布団を被って眠ってしまう。


眠りにつく前に、女の声を聞いたような気がした。







――気づいたら暗闇の中に立っていた。


座っているのかも立っているかも浮いているかも沈んでるかも止まってるかも流されてるかもわからないこの感触。
何だか懐かしい感じがする。昨日訪れたばかりなのに。

暗闇に光が射す。光は女の姿になった。




――準備は出来たかしら?


女が俺に語りかけ、俺に近づく。 逃げるという発想すら思いつかず、俺は立ち尽くす。


ぼんやりとした頭で、俺は女に問いかけた。




「…お前はどこに行くつもりなんだ?朝倉涼子」


106名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:33:48 ID:bfG2NqnD

――女が、俺の目の前に立った。笑みを浮かべながら、『朝倉涼子』は俺の問いに答えた。



――そんなの、決まってるじゃない。あなただってわかっているでしょう?


――――女が俺の手を握った。









今度は、助けはこなかった。




気づいたら、長門の住む高級分譲マンションの前に立っていた。
どうやってここまで来たのかは全然覚えていない。夢遊病だろうか。それよりなぜこんなところにまで来たのだろうか。
忘れ物はなかったはずだ。今日は終業式で学生カバンの中もほとんど空っぽのままで登校しているから、忘れるような物を持ってきていない。

痴呆のように立ち尽くし意味も無く玄関入り口のパネルを眺めているうちに、俺は自分がやるべきことを段々と思い出してきた。
―――そうだ、俺は長門に会いに来たんだ…


…頭がぼんやりする。眠い。今何時だ? とにかくここは寒いから中に入ろう…
                    ...
俺は玄関入り口のパネルに『505』と入力し、続けて暗証番号を入力する。


…カシャン。
玄関のロックが、音を立てて解除された。
107名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:34:50 ID:bfG2NqnD

俺はエレベーターのボタンを操作し、7階に向けて発進させた。505号室になど用はない。目指すは長門のいる708号室だ。
そのとき、なぜ自分が505号室の暗証番号を知っていたのか、そんなことは全く疑問に思わなかった。

         . . . . . . . .
当然だ。何せ自分が住んでいた部屋なのだから。

俺は寒さに身を震わせる。ポケットの中に手をいれると、硬質なものに指先が触れる感触があった。
取り出してみると、それはサバイバルナイフだった。


どこかで見たような気がするナイフ。人一人、十分殺せそうな迫力、重量感―――
胸騒ぎがした。谷口から借りたチープなアダルトゲームにもこんな展開があったような気がする。ナイフをもったその男は、マンションに住む女を――――

「……………くっ」
――――俺は、俺は長門に会って何をするつもりだったんだ?


言い知れぬ恐怖と不安に駆られ、俺はナイフを投げ捨てた。





エレベーターの表示が7階を指し、扉が開いた。後数十歩歩けば長門の住む部屋にたどり着く。

…まだ頭が重い。眠い。焦点が定まらない。視界が揺れる。歪む。



一歩、また一歩足を進めるたびに意識が薄れていく。眠い。暗い。長門、ながと――――


…ようやく、708号室の前までたどり着けた。俺はドアノブを掴み、回す。





そこで、俺の意識は途絶えた。
108名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:35:26 ID:bfG2NqnD











扉が開いた向こうに長門が立っていた。長門と対峙するのは男物の服を着た、髪の長い女。

女は微笑を浮かべながら長門に語りかける。






「一週間ぶりね、長門さん。ご機嫌いかがかしら?」
――――――朝倉涼子が、長門に告げた。










109名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:37:47 ID:bfG2NqnD
>>102に急かされたので日付けが変わる前に書けるだけ書いてみた。
というわけで3話は朝倉×長門で。



…朝倉×長門って俺が初めてか?
110名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 11:44:42 ID:rJvhHay9
キング オブ GJ!!
111名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 18:42:08 ID:sJba7Ks8
神が舞い降りた
112名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 00:41:04 ID:qQxj4CH1
GJ

どうでもいいけど直死の魔眼?
113名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 16:02:45 ID:XjYs1wbm
何が?
114名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 19:28:31 ID:Ao9YBn+v
志村ー、月姫、月姫
115名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 21:45:26 ID:gdWsoYFL
ハァ?日本語で言えよ
116名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 00:31:56 ID:yrUjfrHD
神の降臨じゃぁぁぁぁぁぁxaxaxaxaxaxaxaxaxa
117名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 00:58:00 ID:ngqjp4M1
やはり
ハルヒナ草は
ネ申
だな
118名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 12:40:00 ID:Vr/gG+n4
やはねだ…?
119名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 12:52:56 ID:hWZD9tvp
反転衝動なほどグッジョブ!!
本編での朝倉の再復活を切に願います。
120名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 19:56:27 ID:0RAYhNmu
ところで八巻はいつ出るんだ?
121名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 00:15:37 ID:JAC81WDb
本スレでネタが振られていたけど、茉衣子の「個人的に見せたくない顔ベスト1」って
なんだろうなぁ?泣き顔?
122名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 00:52:03 ID:jqW3kK2C
イキ顔
123名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 23:45:23 ID:WCYVjtR6
酔っ払った勢いのネタ

長門、情報統合思念体からサポートを受けれなくなる。(理由は不明)
その勢いで、一人でいることへの恐怖が増してしまう。
キョンに頼んで添い寝→そのままキョンが犯してしまう
リンク戻る→キョン謝る→長門それを許す

…途中が絶対ありえない気がするが、長門って情報統合思念体から切り離されると、
パニック起こしそうな気がする。
124名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 09:15:18 ID:XDKAbv+d
ハルヒ×キョンの関係に味をしめたハルヒが今日もキョンを逆レイプしようとしたら
キョンの反撃にあってキョン×ハルヒな展開に。ハルヒ篭絡キョンの肉奴隷に


って電波を受信した。
125名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 13:42:59 ID:yItDH1LE
>>123
>>124

うむ。なかなか良いシチュエーションですな。
そこまで妄想が練れたら後は実際に書いてみるだけだね。
二人のエロSS待ってるよ。
126名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 16:46:19 ID:OEndmU9b
なんかハルヒって意外と長門のキョンへの感情の変化に気付くと、
自分の気持ち無視でキョンを長門に譲りそう

そんでみくるに「本当にそれでいいんですか?」って言われる
127名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 16:55:30 ID:j2CpqnRs
>126
みくると仲良くしてると、わかりやかす嫉妬するハルヒらしくないと思うけど。
確かに、長門の変化には気づいてたけどね。
128名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 20:59:11 ID:0UXgUBCE
このスレはハルヒと長門好きが多いんだなぁ。
みくる好きは多そうで少ないんでしょうか(´・ω・`)
129名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 21:18:24 ID:PxXA/cFu
ハルヒも長門も苦手なタイプ。
でもみくるで書くとなるとこれが難しい。
130名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 21:51:01 ID:FVz10GD2
みくるはどうも内面の掘り下げが浅いというか・・・
本心がわからんキャラだし。
ハルヒはある意味わかりやすい。長門は変化してるのがわかるから好き。
131名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 22:09:32 ID:xlsTu9ha
何気にSOS団の三人娘って3人とも庇護欲を誘うキャラクターなんだよな。
兄気質のキョンとは相性が良いわけで。
132名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 01:09:23 ID:po8A+nNB
>>130
どうも最近の原作の流れを見てると
みくるに関しては

何も知らされず未来から来て上司の言いなりになっていて可哀想
−>いやいや、本人も悩んでるしそれなりの自覚を持って健気に頑張っている

とかいう中途半端な引きと掘り下げが繰り返されているがゆえに
キャラが腰砕けになってしまっているのではないだろか。

もっとこお……

ハルヒの言うまま上司の指示のまま、
してはイケないアブない事まで誠心誠意やっちゃいますっ!
朝比奈さん…あなたそこまでしてしまいますか……

みたいな突き抜けた魅力が欲しいの。
133名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 06:34:19 ID:2F5AUOFJ
エロシーンだけで考えるとみくるより圧倒的に長門のほうが難しい。
長門が喘ぐようなシチュエーションに持ってくのに現在進行形で苦労している。
134名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 08:12:26 ID:sDAVs2VB
長門は一見マグロに見えて局部はびしょびしょにしてるようなタイプだと思う(必死に我慢してるみたいな
135名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 18:19:59 ID:EwZoifiN
>>133
ハルヒシリーズでエロの難易度が高いキャラだと
長門を抜いてダントツで鶴屋さんだと思うな。
あの人はなんか不可侵的なイメージがある。

>>134
詳しくw
136名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 20:00:04 ID:2F5AUOFJ
>>135
鶴屋さん×みくる×キョンのシチュを考えていたときもありました。
今はハルヒ×みくる×キョンで構想を練っている。


その前に長門編完成させろよ俺。
137名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 16:17:19 ID:SCH5nhqs
SSで3Pってムズイと思います。
138名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 19:34:54 ID:8ys28m+e
Fランク:みくる(大)
Eランク:みくる(小)
Dランク:ハルヒ
Cランク:朝倉
Bランク:鶴屋さん
Aランク:長門
AAランク:妹

独断と偏見でランク付けしてみた。
139名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 19:47:25 ID:s7N/aGnY
書きにくさのランク?
140名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 21:12:43 ID:SM6+6AUR
胸の大きさか
141名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 00:33:35 ID:BDOv2v3b
>>140
うん。どうみても胸の大きさのランクだな。

しかし長門がAということはいくらなんでもないだろう。
暴走の口絵を見れば、ほら少しは谷間が……あれ?
142名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 13:11:03 ID:M/8M84HD
>>138
喜緑さんと森さんと偽長門とミヨキチと敵対勢力のミドルティーンの女の子は?
143名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 18:11:56 ID:429eBstU
死んだ
144名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 18:46:05 ID:ZEUwFjKw
>>143
どうした?
145名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 00:59:48 ID:95MLm0ms
仰木さんかな
146名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 18:47:30 ID:Ye+oFauM
>>142
>敵対勢力のミドルティーンの女の子
なんかこの人しゃべり方とか朝倉っぽいんだけど……
体だけ入れ替えての朝倉復活キボン!!
147名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 01:54:21 ID:YZ3YI7/B
朝倉×長門
148名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 01:56:26 ID:YZ3YI7/B
が見たい
149名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 17:51:15 ID:Ha72fArM
>142
ミヨキチって誰?
150名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 19:06:12 ID:vWYK3R+e
キョンが高校に入る前の春休みに頼まれて一緒に映画観に行ったり茶店でお茶した女の子。
クラスの男の半分くらいに惚れられてるんじゃないかとキョンが推測するくらいに綺麗な娘。
今でもたまに家に遊びに来て晩飯食っていったりするそうな
151名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 21:36:33 ID:FLZa8lt7
>147-148
ふたなりでレイプで妊娠エンドでよければ俺が…
152名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 00:28:15 ID:4Eqr969O
>151
是非書いてくれ。ふたなりは大好物です。
153名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 11:44:24 ID:KHfaYYWm
期待sage
154名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 13:45:42 ID:Qe+2bfK0
>>151-152
ごめん、俺それどうやっても好きになれない。
他にも、熟女、SM、レイプ、スカトロとかも…

純愛しか愛せない俺は偏食家ですか?
155名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 17:08:49 ID:bYmJUJoI
追い出しにかからなければなんでもいいよ

>>151さんもそういう人の為なんらかのNGワーオを付けてくれると嬉しい
156名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 16:28:58 ID:RO4UhAm8
今月の靴には今度こそのいぢたんのサイン色紙が付いてくると信じています。

>155
ワーオってなんだー!!
157名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 16:38:55 ID:saSzlPuv
長門はキョンがしようと言えば拒まないと思うが
自発的に何かするようには思えないので、ssがかけませぬ。
158名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 18:18:01 ID:o9xX1eqq
長門は確信犯(誤用)的に事を起こしそうな気がする。
予測はしているけれど個人的希望もあって敢えて成り行きに任せたりとか。

例えば、
端末としての機能を制限して、物質(自身の身体)への依存が高まってきた長門が風邪をひく。
当人の希望もあって敢えて宇宙的パワーによる治療は行わない。
キョンが見舞いにいく。
熱に浮かされ求めるままに無言実行する長門さん。
……。

誰か書いてください。
159名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 19:54:05 ID:LjMvW35I
>>157
自発的に世界改変しちゃった実績の持ち主ですが、なにか?
160名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 20:23:00 ID:F1zDgDQx
なんだ、腹黒長門に萌えるのは俺だけじゃなかったのか
161名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 19:02:55 ID:K7BAo4ka

みくる(大) :受け(誘い受け)
みくる(小) :受け
ハルヒ   :攻め(潜在的M)
朝倉    :攻め
鶴屋さん :攻め
長門    :受け
妹      :攻め
キョン   :受け


独断と偏見でランク付けしてみたが、ハルヒの項目だけは譲れん。
162名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 22:09:58 ID:xiIfSJPF
某エロゲで普段ツンの奴がベッドの上でだけデレたりしおらしくなったりするのに萌えました
ハルヒもそうだと思う
163名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 23:10:27 ID:k+dGF2JR
>>161同意 ハルヒにはそれしかないと思う。

…純愛では物足りない俺に誰か鬼畜ものを書いてください
164名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 01:35:47 ID:IqiNzGyN
要するにツンデレってことだろ?
165名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 05:03:31 ID:DuJVcp0T
普通のありふれた4Pの良くある話とか書いても
どこにも受けそうにないのが残念だ……
166名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:18:40 ID:BjtKPNMU
むしろハルヒ×長門でいつの間にか長門×ハルヒに逆転ってのをキボン
167名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 19:47:29 ID:WhAH8y8V
>>166
えーとつまりそれは、

長門の感情の動きを察したハルヒが団長として自分の物であるキョンを分けてやろう、とリードしつつ初体験させるつもりが、
普段無表情であるところから感じてる反応は酷く可愛らしいものでギャップにやられ熱くなる内に逆転、
気付けば二人分の痴態でケダモノと化したキョンに対し、後ろから抱きついた長門に太股に足をかけられ大開脚で召し上がれと呈示され、
いつになく深くイってしまって薄れいく意識で受け止めきれなかった分を長門が注がれているのを感じつつまあいいかと眠りに落ちるハルヒ

と言うことですかな。
168名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 21:52:18 ID:46StHmko
>>167
誰かそれでSS書いてくれ
169名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 00:06:09 ID:wOGZrQho
いやむしろ>167が
170名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 08:10:52 ID:WfG9PkUv
>>167に期待
171名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 13:23:31 ID:I8sy2hMt
172名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 21:33:23 ID:wKqIB4JT
新刊早く出ないかな…

新作誰か書かないかな…
173名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 02:40:15 ID:aXz8+kL8
だれか〜。
174名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 02:42:58 ID:aXz8+kL8
長門さんぷり〜ず
175名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 21:14:02 ID:lZsU/Fc8
176名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 21:52:59 ID:2cZrPs9H
涼宮ハルヒで検索していたからこのスレずっと見つからなかったorz
177名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 01:48:31 ID:KYKh9waX
前スレみたいにハルヒ・学校・イージスくらい入れればいいのに
178名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 01:28:00 ID:454wUMuZ
おまいら明けおめ。
今年もいい作品が投下されることを望む…
179名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 09:09:23 ID:rldTIykk
あけおめ

ほぼやってるだけキョン×長門投下
180名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 09:10:44 ID:rldTIykk
長門とこういう関係になったのは何故だろうと、今でも時々そう思う。
別に嫌だとか不自然だとか、その手の違和感があるわけじゃないが。
しかし、こうなった後でも、この関係が、全く他に波及していないという意味で。つまり日常が、あまりに今まで通り過ぎて。
自分と長門の関係は、結局一体どういう事になっているんだろうと、ふとした切欠で考える事がないといえば確かに嘘になるのだ。
「…………」
頬杖のまま、目だけを遣る。
半端なシャギー。入り浸る、まではいっていない、それでも見慣れた殺風景。
ぬばたまの瞳は冷たい蛍光灯を照り返し、ただ、しずかに知性をたたえ輝いている。
「……する、か?」
コタツの天板に飲み干した湯飲みを置く。
柄にも無く緊張していたのか、思ったより大きな、硬い音。
すこしの間があって。それと分からないほどの首肯が返る。
受けて。微妙な恥ずかしさを振り切るように立ち上がって、すぐ傍らの襖に。
長門も正座を解いて、後に続いてくる。
「…………」
表情を変えぬまま、俺のシャツの裾を指先でつまんでくる。違うのに、懐かしい仕草。
数歩あるいて、すぐ、離れる。
入った客間の押入れから例の、朝比奈さんと並んだ、さらに、幾度となく長門と使用した布団を引っ張り出し
二人で端と端とを持ち、部屋の真ん中に敷く、と、押し潰された空気のそよぎが、鼻先をくすぐった。
そういえば。洗濯とか日干しとか、こまめにやっているんだろうか。
そうは思えないというか、それ以上の、新品の如くすっきりとした手触り。
今更気付くのもアレだが、毎回の始末は
「……なあ」
顔を上げると。既に下着姿の長門。
何、と小首を傾げるのに、フラフラと布団の上を歩き、近づいてゆく。
「いや、いい」
そう。こいつの周囲の、瑣末な不可思議現象なぞ、正味どうでもいい。
慣れたというか、そっちの方がデフォルトだ。
さっそく獣入ってきてる俺に、僅かに、脅えが感じ取れなくもない無表情。
あらゆる意味での、存在の大きさとは裏腹、本当に小さな肩を抱き、唇をおろす。
181名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 09:11:37 ID:rldTIykk
「…………っ」
これ以上に優先すべき事柄など、世界の、宇宙の、どこを引っくり返しても見つからない。
ピロートークは後だ、後。
長門は、そうするものだと教えた、静かに目を伏せ。
俺も続いて瞳を閉じ、進入した舌先で、つるつると滑らかな綺麗な歯並びをなぞりはじめる。
「ん……」
ひたすらに舐る。
手の平の下。剥き出しの肌が徐々に汗ばみ熱くなる。
「…………っ」
酸素の続く限りしたあと、糸を引き、粘膜を離すと、
同時に、押し下げる方向に力を込め
長門の膝をゆっくりと折る。
「…………」
やがて正座したその首筋に、鼻っ面を埋め
上半身が倒れる事を許さず。二の腕を拘束するようにきつく掴み。仄かな香のする肌を思い切り、吸う。
出自不明の甘い、甘い。
長門が小さく息を飲んだ。
一秒でも離れがたく
それでも離れると、桜色の跡。
キスマークは、傷と同じでいとも簡単に消せるので、遠慮なく、服で隠せないところ。
「…………」
長門はあまり、喘ぎ声というものを発しない。
我慢しているというより、反応を、そういう形で表すことを知らないかのように。
わずかに開いた唇。小刻みなのがやっと分かるくらいの吐息。
表にあらわれる変化といえばそれくらい。
だからといって、改まって「喘げ」というのもなにやら妙で、結局、妥協点はこういう形だった。
「手」
そう言うと、一拍の間の後。長門の右手がふらりと持ち上がる。
こちらも左手を追わせ、正面から、指を絡める。
気持ちと急所を伝え合う、通信機、代わり。
182名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 09:12:30 ID:rldTIykk
それから少し面倒ではあるが、空いた片手で長門の背中のホックを外し
白いシンプルなデザイン。二人を阻む、無粋な布切れを、布団に落とす。
薄いが確かなふくらみ。屹立しはじめている、小ぶりな頂点を、ついばんだ。
「っ」
甘噛みするたび、絡む指に力が篭められる。
強めに歯で咥え、乱暴ギリギリで引く。
乳腺を舌先でこじ開ける勢い。押し付け、また無理矢理に引き出す。
目だけで見上げると、視線が絡む。
霞む涙目の目元が、仄かに染まって。相変わらず、表情だけが動いていないが。
「…………」
長門の無言の視線が、横に。
一瞬の動きではあったが。その意図するところは、すぐに悟れた。
そちらでは、もう一方。右のふくらみが、ぽつねんと放置され、勝手な主観も付け加えれば寂しそうに佇んでいたのだ。
「そっちも、か?」
唾液まみれの突起から口を遠ざけ、聞くまでもないことを聞く。
首肯。
長門はねだらず、照れない。
声に出さず笑い。左とは対照的に、包むように優しく、まださらさらとした乳房を触れる。
当然、繋いだ手にも、揉む手にも、また長門の左胸に戻った唇にも、負荷はかけられなかった。
長門の正座に、足を開いた正座で向き合う格好なので。そうすると、自分の前かがみの上半身を、腰だけで支える羽目になる。
結構、きつい。
だからもう、押し倒してしまおうか、と。
だが俺は、座ったまま、長門が徐々に蕩けてゆくその過程を見るのが、とても好きだった。
そうさ。耐えよう。趣味のために。
さいわい長門も俺も、別の意味での我慢は効かなくなってきている。この体勢も、そう長くは続くまいし。
責めたのはまだ胸だけなのに、長門の息はかなり荒く。
とはいえ、耳を澄ませねば分からぬ程度なので、見知らぬ一般に比べると、やはり随分と大人しいのだろうが。
とにかく、無表情から、想い通りの、俺だけに分かる長門の切なさが
そう。こいつの、俺だけが知る。
泣きたいほどの優越。
一枚も脱いでいないこちらのズボンの中も、一段と窮屈に。
183名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 09:13:30 ID:rldTIykk
「足」
肉付きの薄い腿に触れて促すと。おずおずと腿間の角度が増え。
見下ろすと、純白の三角に点ほどの湿り気。
そこに手を入れ、中指をあてる。
くりくりと未だこなれていない閉じたたたずまいを布越しにほぐし。湿度の高い長門の息を、旋毛に感じ続ける。
変色の広がり。一本線沿いに蜜を塗りつけるように。
「…………」
行為は、チキンレースに似ている。
長戸にその自覚はないだろうが。彼女なりに熱く、しっとりと、息を荒げるその姿は、正直言ってかなり、いや、絶望的に辛抱たまらんものだ。
もっともっと、その艶姿を楽しみたいという欲求が。自分も快楽を重ねたいという欲求に負けた時。
それが、俺の、甘美なる敗北の時。
とかカッコつけてるが、実はもうヤバイ。冗談抜きでクラクラする。
「ぁ」
へそ側から布に手を入れ、薄い叢を越えて。触れる方もにゅるにゅると心地いいそこに。
延々咥えていた胸の頂から離れ。ほぼ無表情のまま欲情に潤みきるという、器用な真似をしている長門に、二度目の、キス。
唾液のありったけを、交換し合う。
粘性の薄い糸を引き、ぷは、と、至近でみつめあい。
それから顔をすれ違わせ。しばし。
顎を長門の細い肩に乗せ。温かい吐息を聞きながら、俺もまた喉を鳴らす時。
知り尽くした弱点を捏ねまわす度。長門が、繋いだ手から、それをどう感じているかを、細大漏らさず、正直に伝えてきていた。
そして長門の空いた手が、シーツをもどかしげに握るのが、見えた。
くそ――。
くそ――。くそ――。
くそ――。くそ――。くそ――。
くそ――。くそ――。くそ――。くそ――……
「……無 理」
頭の中で、一人勝手に白旗を上げる。
ようやった俺。
うん、よく持ったほうだ。
虚しく労をねぎらいながら体を起し。その虚しさと真逆の塊、真実、愛おしいと想うようになった人型を、瞳に映す。
184名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 09:15:09 ID:rldTIykk
手の平を合わせた左手と。抜き去り、愛液も拭わぬまま、長門の細い手首を掴んだ右手。
そのまま、バンザイ準備にも似た体勢にさせて、軽く、押す。
壊れ物を扱うように横たえ。窓から差し込む、傾いたオレンジ色の光が、汗の粒を浮かせた肌を褐色に照らすのを見る。
「はぁはぁっ」
かなり危ない俺自身。
夜の路地裏に出現したら、100%痴漢と断定していい顔。
それを隠すことなく、血走った両目を、曝け出す。
視界の端に畳があった。
ここが布団の端なのだと、ようやっと気付き。
なんの拍子か、長門の目から、零れる涙がひとつ。
同時に手の平が、本日一番の圧力を。
そう。
それでも俺は、確かに、望まれているのだ。
一瞬の心の跳ね。強張りが、解ける。
煮え滾る。
眩暈すら覚え、くちびるを開き、大出しにした舌を長門のそれに捻じ込む。
三度目。僅かに低い口腔の温度が、俺に馴染んで。やがて目盛りを揃える。
緊張と、食べてしまいたいという言葉通りに噛み千切らない為。ぶるぶると、顎が震えた。
捉えていた長戸の手首が、逃げる。
それにより空いた拳を布団に置き、上半身を肘で支え、手首から先はひらいて長門の頬に充てて。
その間に俺の腹を辿った長門の手が、ズボンを留めるチャックを開ける。
トランクスから飛び出たモノに、長門の逆手が添えられ。情けなくも、それだけで喉が犬のように鳴いてしまった。
目の前の無表情は嬉しそうに。
それが俺にも嬉しく。
でも、足りない。
早く、早くもっと重ねたい。
「腰上げて」
一時たりとも離れずに、呂律をそのままキスで言う。
聞き取れなかったのか、怪訝そうに長門。
それで俺が、か弱い最後の砦のゴムに指をかけると。察して、素直にお尻が上がる。
片手で、しかも急いての行動は、肉付きにゴムが食い込み、脱がすにつれ長門の足をも擡げてしまうけれど。
185名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 09:16:00 ID:rldTIykk
流石に息が続かなくなり、口付けを解く
のを待っていたかのように、長門が、追いかけて
「いれ、て」
言葉の意味を理解すると同時に、長門の両足首のところまで来ていた白いくるまりから、手を放す。
ぽすん、と、長門の足が布団を叩く可愛い音。
背に力を込め、上体を高く持ち上げ。
それで。
そこに。
全ての準備が整っていることを知る。
肋骨の段がうっすらと浮いていた。
あまりに肌理細やかな肌。
やたらに、美しかった。
見蕩れ。さらに高まり。
かえって、手管がゆっくりになる。
手を戻し。パンツで繋いだ両足首を押し。Oの字のがに股。
ああ、なんて格好だ。
長門の、オムツでも代えているような。
だがそんな女子のみっともなさが、どれほど男を昂ぶらせるか。
長門の足の間に、体を差し込む。
もう、引き返せるわけがない。
「入るぞ」
確認ではなく宣告。
照準するまでもなく。合わさり慣れたふたつは、一度で見つけだす。
「入る」
繰り返す。
かすかな水音。目の端にピンク。
ん、という嬌声に、深深と貫
爆発。
融解のはじまり。
脳中で大事なものがはじけ散った。
それが俺の形に戻るまで。
186名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 09:17:08 ID:rldTIykk
じっと、全霊で、ざわめきを味わう。
喉が、カラカラに渇くほどの熱い息を、一度に放り出し。
長門は、もうこれ以上ない強い力で俺の手を握り。
それが痛みではなく。ただ圧力として互いの皮膚を
腰を引く。
先走りと蜜が、おそろしい量カリに扱かれてシーツを汚す。
突く。
あっという間に湧き始めた互いを、子宮に押し入れる。
引く。
また、掻き出して。
突く。
もういっそ、もういっそこのまま刺し殺したい。
そうすれば、これを、永遠を手に入れられる、などと。
だがその埒も無い妄想も、やがては失い
馬鹿のような繰り返しに、全てが没頭してゆく。
長門は俺の体の下で、ぎゅっと眼を瞑り、艶光る唇の隙間から薄っぺらな吐息を、忙しく出し入れしている。
突く。
包まれ。
引く。
思考が、漢字にならない。
あまりにも、きもちよすぎる。
おれの。
おれのながと。
長門も鳴いていた。
初めてのことだった。
何故だか分からない。
切欠は……
疑問は、脳中の未処理の書類棚に放り込まれ。
やはり得られた結果のみを乱暴に味わ
没頭。
体全体が、ずりあがる。シーツに皺が寄り、やがて布団圏から外れる。
畳の目。摩擦も気にならない。
187名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 09:21:38 ID:rldTIykk
だが長門の柔肌に、どうでもいい騎士道精神が働いた。
長門を持ち上げる。
崩した正座から、さらに胡座に崩し。その上で、長門の華奢な体を踊らせる。
向かい合い。顔が互い違い。
他人事のように、二種類の獣声を鼓膜に叩きつけ。
恋しさ。
何度も何度も名前だけを呼ぶと、くぅくぅと喉だけの嬌声が返る。
ながと、おれのながと。
神聖な庇護欲と、それを暴虐する、背徳の、悦び。
そしてなにより、自分が想うように、相手も自分を想っていると、確かに賭けられる確率の奇跡。
これにくらべればこれにくらべればこれにくらべればこれにくらべれば――――

引き換える物も思いつかぬ表現が終わるより早く、とうとう、別のものが果てた。

――――――――――――――――――









目が覚めたら、日が落ち暗くなった室内で、全裸の長戸に膝枕されていて。
どっかで誰かに、と既視感を覚えながら、「一緒に逃げるか?」と言ったら「無理」と言われた。
首に手をかけ、前に屈ませて、キスをしながら髪を梳く。

ずっと一緒には、居てくれるらしい。
うん。愛してるぞ、長門。
……照れるな。
だが、それだけは間違いがない。
188名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 11:17:46 ID:372z0V4R
でっかいお年玉乙〜
189名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 11:59:45 ID:454wUMuZ
新年早々BIGなお年玉乙!
今年も期待!
190名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 14:28:07 ID:SGfyTdnE
新年早々幸先良すぎるぜGJ!
191名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 22:34:58 ID:Axo69D7k
あけましておめでとうだGJ!
192!omikuji!dama:2006/01/02(月) 00:11:18 ID:fRykROT0
あけおめGJ!
193名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 19:18:52 ID:82Zsvrks
あけおめ。そしてGJ!
長門もキョンもイイ!
194名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 21:29:18 ID:13oitr4p
ハルヒがふたなり長門と暴走キョンに犯されるのを書いてるんだが・・
投下してもだいじょうかな?
やっぱり断りいれてからのがいいか?

…ついでにキョンの本名って何なんだろうな?
書いてる途中で猛烈に気になった…
195名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 21:33:50 ID:f7EXrjBl
凶司郎
196名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 21:45:41 ID:I0QC/WeO
平気平気、どんと来い。
197名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 22:21:28 ID:Hz2oVl26
>>194が今日中に作品投下しなかったらハルヒナ3話中篇投下する。
198194:2006/01/03(火) 22:25:35 ID:13oitr4p
>197俺が投稿しなくても投稿してくれ。
今日中は多分無理かな?少なくても日付は変わると思う。
199194:2006/01/03(火) 23:13:34 ID:13oitr4p
俺が投稿しなくても→俺が投稿してもしなくても
に脳内変換よろ。
200名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 23:20:23 ID:Hz2oVl26
日付変わったら投下します。
今書いてる途中だけど…
201名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 23:32:52 ID:Hz2oVl26
12時までに、キリのいいところまで書けそうにないので作品投下を取りやめます…
202駄文作家(194):2006/01/04(水) 02:22:56 ID:em4RS5HN
とりあえず導入部分投下。パンツは下ろさないように。
SSを書くのが初めての経験なので自信がないです。
あまりにも評判が悪かったら後半は投下するのはやめときます。
…というかエロシーンむずかしい。
今までの職人様方流石って感じです。
それでは。

注:まだ導入なのでエロはないですが、後半ふたなりネタを含みます。
  そんなにハードな奴ではないですがだめな人はご遠慮ください。

203駄文作家:2006/01/04(水) 02:23:37 ID:em4RS5HN
放課後の鐘とともにいつも通りの退屈な授業が終わりいつもどおり部室へと足を運んだ。
部室の前に到着すると軽くドアをノックする。
このドアをいきなり開ければ素敵な光景が目に焼き付けられるのだろうが、
まだまだ俺の理性は勢力を保っているらしく欲望を撃ち散らした。
「……。」
いつもならすぐに可愛らしい舌っ足らずな声がすぐに聞こえてくるはずだが今日はそれがない。
「まだ来てないのか?」
耳をこらして中の様子を探るが何の音も聞こえてこない。
どうしようか2秒ほど悩み返事はなかったんだしと割り切ってドアを開ける。
部屋の中には長門が定位置でこじんまりと本を読んでいただけだった。ちょっぴり残念。
長門の読んでいる本を見ると珍しいことに本の厚みは驚くほど少なかった。いやまぁそれでも多いんだが。
「よう。」
「………。」
「なに読んでるんだ?」
そう聞くと長門は本のタイトルをこちらに見せ付けるようにしてくれた。
「東西演劇の出合い―能、歌舞伎の西洋演劇への影響…お前演劇に興味があったのか?」
長門は答えずじっと俺を見つめるだけだった。
「著者は…サン・キョン・リー?なんだこれは。俺への当て付けか?」
思わず聞き返したが長門は変わらない表情で
「特に意味はない。」
と返しただけだった。
妙に気になりはしたが追求しても無駄だろう。
後でどんな人物か調べてみよう。この変なあだ名にも最近愛着がでてきた。
同じ名が入ってる人物が実在すると知ればどんな人間か知りたくなるのが筋だろう?
今日はオセロはやめてネットで検索でもしてみるとするか。古泉が手持ち無沙汰になるだろうが
俺の知ったことではないからな。
鞄を机に置いたところでまだ長門が見つめていることに気づきいやな予感がする。
いつもと違う行動を少しでも長門がとるとき。それは何か俺が厄介ごとに巻き込まれるときだからだ。
「なんだ。なにかようか?」
こくりとする長門。
「今日の部活後、部室に残ってて。」
おいちょっと待て。今ここじゃまずいのか?
「だめ。」
それだけ言うと長門は読書に戻ってしまった。
さまざまな疑問符が頭に浮かんだがどうせすぐに分かることだ。
またハルヒが何かやらかしたんだろう。いい加減この手の展開にも慣れてきた。
いちいち大騒ぎしてたら俺の身が持たないしな。
204駄文作家:2006/01/04(水) 02:24:40 ID:em4RS5HN
ハルヒが好き勝手に騒ぎ朝比奈さんが給仕をし長門が読書…
いつも通りの部活風景(部じゃないから団活か)が広がる。
違うことといえば俺がネットでサン・キョン・リーについて調べ、古泉が一人でつみ将棋をやってることくらいか。
それも大して変わりない。いつもの風景だ。
―――パタン
そしていつもどおり長門の本を閉じる音で帰り支度を始める。
…だがここからはちょっと違う行動をとらねばならない。なにせ長門が何か用があるようだからな。
帰り支度をわざともたつかせ、ついでに靴紐まで縛りなおす。
古泉が最後に出て行ったのを確認すると、同じくまだ残っている長門に向き直る。
「で、なんのようだ?またハルヒが何かやらかしたのか?」
首をミリ単位で横に振る長門。
「涼宮ハルヒがなにかするわけではない。私たちから涼宮ハルヒに行動を起こす。」
「と、いうと?」


「わたしとあなたで涼宮ハルヒを犯す。」
205駄文作家:2006/01/04(水) 02:25:24 ID:em4RS5HN
「………!」
3点リーダーを連発するしかなかった。いわゆる絶句。
そりゃそうだろ。いきなり同級生を犯すといきなり宣言されたら誰だって固まる。
それも俺までそこに含まれてたらなおさらだ。
「あの長門さん?それはつまり俺に犯罪の片棒を担げと?」
「そうではない。全てはあなたのため。」
俺のためだと?悪いが谷口のアホみたいに童貞捨てることに躍起になってるわけでもないんだが。
「あなたと私の体には現在朝倉が仕掛けたナノマシンが潜伏している。」
それからの長門の話を要約するとこうだ。
朝倉の最初の襲撃。俺はほほをかすったとき。長門は串刺しにされてたとき。
朝倉は生意気にも俺と長門の体に潜伏性のナノマシンを仕込んだ。
全くもって往生際が悪い。散るときは潔いいほうが美しいもんだ。
大変複雑なものらしく巧妙にカモフラージュされ絶対に気づかれることはない。
長門ですらぜんぜん気づけなかったのだ。俺にわかるはずない。ただし単体での発動は不可能。
発動は2回目の朝倉襲撃。俺は滅多刺しにされてたとき。長門はナイフを素手でつかんだとき。
このときにナノマシンの発動因子をぶち込まれ、見事に発動。
全くやられたときを想定して用意するとはそれも2段構え…ってそうか。
同期とやらが出来るんだから未来が分かるのか。
長門は今の長門には同期はできないから気づけなかったわけだ。ホント運が悪い。
そのナノマシンは今のところ破壊する手立てはなくほおって置けば大変なことになるらしい。
「なんだ、その大変なことって?」
「自律神経を破壊され朝倉涼子が指定したプログラムにそって行動するようになる。」
自律神経が破壊って事は思い通りに動けなくなるってことか。俺が俺でなくなる…怖い話だ。
「その指定されたプログラムとは?」
「涼宮ハルヒにたいして様々な陵辱を与えそれによる様々な反応を見ることが目的とされている。
 具体的にはあなたを利用し、昼夜を問わず犯して調教し彼女の『心』と情報爆発に
 ついての関係をまず調べる。その後結果が得られなかった場合は、彼女の起こす
 『行動』との関係を調べるため調教の成果を利用し彼女に様々なことをさせる。
 それでも結果が得られなかった場合は、可能性は低いが『身体』との関係について調
 べる。その場合最終的には脳を解剖することとなる。」
朝倉は俺に調教やら解剖までやらすきだったのか。
俺にはそこまでハードな趣味はないぞ。
「あなたの自律神経は初期に破壊されるのであなたの趣味思考は関係なくなる。」
多分朝比奈さんのメイド姿を見ても何も感じなくなるんだろうな。さびしいこった。
「大体なんで俺なんだ?ハルヒを調教することくらいお前一人でもいいんじゃないのか?」
まぁ、調教なんてこと自体がどうかと思うがこいつならそれくらい無表情でやり遂げそうな気がする。
「私では意味がない。涼宮ハルヒが特別視をしているあなたの手によって行われることに意味があると
 朝倉涼子は考えている。」
まぁどっちにしろ恐ろしいことだ。あまりそっち方面には詳しくないが、相当やばいこと
をするのだろう。想像するだけで恐ろしい。
「で、俺はどうすりゃいいんだ?このまま犯罪者コースまっしぐらしか道はないのか?」
「朝倉涼子のナノマシンを破壊することは不可能。ただ中和して弱毒化することは可能。」
弱毒化だと?弱毒って事は毒が残ってるって事じゃないか。結局は犯罪者になるしかないのか?
「弱毒化したナノマシンにわたしとあなたがプログラムを遂行したという情報を与え、
 無力化させる。わたし、あなたともに自律神経は破壊されずに済むためわたしによる
 記憶修正が可能となる。そのため申告刑である婦女暴行罪は適用されない。よってあなたが
 犯罪者になることはない。」
いや、表面的な問題はそれでいいかもしれんが内面的にはどうだろうか。
キスでさえ一生もののトラウマなのだ。犯すとなるととんでもないことになりそうな気がする。
あぶなくなったら長門に俺の記憶も消してもらうとするか。
「明日、涼宮ハルヒをわたしの部屋につれてきて。方法・時間帯は問わない。」
…やっぱりやるのね。仕方がない。調教なんざをするよりはよっぽどましだ。
朝比奈さんを見ても石ころを見てるのと変わらなくなるのもいやだしな。
…どうも俺の運命のドミノはもう行くところまでいくようだ。
あの時不用意に話しかけたせいで始まったこのドミノが…
206駄文作家:2006/01/04(水) 02:26:54 ID:em4RS5HN
その後家に帰ると俺はしばし悩んだ後ハルヒに電話をかけた。
少しばかり不機嫌そうだったハルヒに
「長門が今ものすごく悩んでいてぜひ団長に相談したく明日のいつでもいいから
 自分の家にきてほしいそうだ。俺も一緒にいくことになっている。お前が時間
 を決めたらその時間帯に合わせて駅で待ち合わせして一緒に会いに行こう。前
 雪山で話したことと関係があるんだ…」
ということを何とか伝えきった。ほとんど嘘八百だったのだがハルヒはすぐに食いつき、
せっかちなことに朝8時駅集合ということとなった。電話を切ると今度は長門に電話し
8時30分頃にいく旨を伝えた。
飯をかき込むとすぐに自室のベットに転がり込んだ。
つくづく思うがよくまぁこんな非常識な出来事をすんなりと受け入れられるもんだ。
同級生をだまして犯すなんてまさにエロゲの世界だ。
俺もずいぶん物分りがよくなったものだ。よすぎるの問題があるが。

その日の夜。俺が朝まで眠れなかったのはいうまでもない。
207名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 02:33:23 ID:F7tOaldc
wktk
208名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 02:47:17 ID:TNefz2ox
………今回はここでおわりなの?
209名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 03:02:05 ID:0bgOtTil
わびしい話である
210駄文作家:2006/01/04(水) 15:05:38 ID:yorKQqda
すいません。もう少々お待ちください。
今日の夜にはもう一話投下しますゆえに
211名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 20:08:36 ID:F7tOaldc
ザスニ今号の表紙はなかなか…
212名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 20:18:47 ID:ML9aoEFf
さいしょ長門だと気づかなかった
213ハルヒナ草第3話中編:2006/01/04(水) 21:19:37 ID:zZhHEL0A

「一週間ぶりね、長門さん。ご機嫌いかがかしら?」
朝倉涼子が、長門に告げた。
三度目の復活を遂げた朝倉涼子は男物の服――俺の服を着ていた。背丈も長門より頭一つ分高い。
朝倉は柔和な笑みを浮かべながら長門と対峙する。対する長門は、無言。


「安心して、ちょっと彼の身体を借りてるだけよ。完全に乗っ取ったわけじゃないわ。
 用が済めばちゃんと返してあげるからね」

軽やかなソプラノの声で、朝倉は答える。
声も姿も朝倉だが、復活したわけではなく俺の身体を乗っ取って今ここにいるということらしい。
ボイスチェンジャーとかホログラフフィとかそういう類の技術で俺の姿を変化させているのだろう。ちなみに俺は、
身体の自由はまったく利かないが意識だけはなんとか残っているといった状態だ。
ただ身体中の感覚がマヒしていて、まるで夢を見ているような感じになっている。しかもとびっきりの悪夢ときたもんだ。勘弁してくれ。

「それじゃあ、お邪魔するわね」


朝倉は靴を脱ぎ、律儀にそろえてから長門の部屋に上がりこんだ。
部屋の主の了承も取らずに上がりこむ朝倉を無言で見つめる長門は、無礼な闖入者に対して怒る様子も見せずに
いつものポーカーフェイスのまま事の成り行きを静観している。
朝倉はリビングをてこてこと歩いて横断し、きょろきょろと辺りを見回しながら

「…相変わらず殺風景な部屋ね」
と一言コメントした。

「私のあげた羊のぬいぐるみはどうしたの?目つきが悪くてまんまるのキモカワイイやつ」

朝倉が不満げな表情を浮かべて言う。っていうか、そんなものをプレゼントするな。長門が処分に困るだけだろうが。
一人で喋り捲る朝倉に対し、徹頭徹尾に終始無言の長門の態度に朝倉はやれやれと肩をすくめる。

「つれないわね。そんなに警戒しなくてもいいのに」
俺の身体を乗っ取っておいて何をいいやがるかこの女は。

「ふう…ま、いいわ」
朝倉は軽く溜息をつき、次は和室を物色し始めた。
214名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 21:20:35 ID:zZhHEL0A


「えーっと、確かこっちの部屋にあったはず…」

朝倉は和室に踏み込んで、勝手に押入れの中を漁り始める。
かつて知ったる人の家とはいえ、少しは遠慮をしたらどうだと問い詰めたい気分だ。 お前はハルヒか、朝倉涼子。

「よいしょっと」
目つきがエロくてまんまるの羊のぬいぐるみを探しているのかと思いきや、朝倉は押入れから
布団をひっぱりだし畳の間に敷き始めた。
…おい、ナニをする気だ。いや聞かなくてもだいたい予想がつくけど。俺としては外れていて欲しいところだが。


朝倉は、畳に敷かれた布団をぽんぽんと叩きながら長門に呼びかける。

「こっちにいらっしゃい、長門さん。可愛がってあげる」

215名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 21:21:18 ID:zZhHEL0A

長門に手招きする朝倉。その呼びかけに対して長門は、

「…………」
呼ばれるままに歩み寄り、敷布団の上にぺたりと座り込んだ。
「ふふっ、いい子ね。長門さん」

朝倉は長門と向かい合わせに座ると、自分から服を脱ぎ始めた。
今の朝倉は俺の着ていたものを身に着けているため、当然ブラとかそういうものは装着しているはずもなくシャツを脱いだ時点でその見事な乳房が露となった。
おわん型の、白くまろやかな略してマロい乳房である。
「どうかしら長門さん。なかなかのものでしょう。立体映像だけどね」

大きさではハルヒや朝比奈さんの方に軍配が上がるが、スポーティに均整のとれた朝倉のボディも中々素晴らしい。
ってなんで俺が批評をしてるんだ。朝倉にバレたらもう一回刺されるな。

「バレてるわよー」

うぐっ。
「まあ、彼の品のない批評はおいといて」
朝倉はズボンとパンツを脱ぎ捨て、一糸纏わぬ姿で長門の前に仁王立ちする。

その股間には―――――


女性にはあってはならないものが、白い女の肌の立体映像を突き破って反り繰り上がっていた。

「何度も言うけど、今の私は彼の身体に立体映像を投射しているだけなの。
 ということで、使えるものはなんでも使わせてもらうわ」

悪知恵を思いついたときのハルヒに負けないぐらいの極上の笑みを浮かべながら、朝倉は長門にそう宣言した。



「とりあえず、舐めて♪」
216名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 21:21:49 ID:zZhHEL0A

ちろちろ。ちゅ。ぬぷちゅ、ちゅ…ぬちゅ、ちゅーっ…



畳の間に、長門が俺の…というか朝倉のペニスをしゃぶりあげる音が響き渡る。
「うん、あったかくて気持ちいいわ。上手ね、長門さん」
朝倉が長門の頭を撫でながら言った。

朝倉の感じている快感が、俺の方にも伝わってくる。長門の可愛い舌がぺちょぺちょとペニスを這うたびに
殺人的な快楽が俺の脳髄に炸裂する。

半ばというか、99%レイプといえるようなシチュエーションなのに、長門は眉一つ動かさず
一心不乱に肉棒をしゃぶる。
こんな状況でもポーカーフェイスを崩さないため、悦んで犯ってるのかいやいや犯らされてるのかも判断つき難い。


ちゅく、ちゅ、んちゅ、くちゅ、ちゅう…

長門は先っちょを口に含んだり、ほお擦りしたり、てっぺんから根元までペニスの裏筋にそってゆっくりと舌をなぞらせたりして
まるで百戦錬磨の娼婦のごとく、俺のペニスを攻め立て続ける。

「くっ…こ、これはさすがにキツいわね……」
眉間に皺を寄せながら、朝倉が言った。
217名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 21:22:27 ID:zZhHEL0A

ちゅうちゅう、はむ。ちゅ、ちゅるるっ。

長門の攻めが続く。少しでも気を抜いたら射精してしまいそうなほどの快感が絶え間なく続き、
俺たちに休む隙すら与えてもらえない。

相手に快感を与えることがそのまま相手のダメージになるというならば、俺と朝倉はとっくに長門にやっつけられていることだろう。
朝倉軍は敗走し、占領した砦に長門軍の旗が高々と掲げられてほら貝が鳴らされる。
救出されるお姫様役が俺なのは若干気に食わんが、この状況をなんとかしてくれるのなら贅沢は言わん。なんでもいいから助けてくれ。
ヘルプミー長門お前だけが頼りだ頼んだぞ。


そんなつまらんことを考えてるところに、肉棒をしゃぶりながら上目遣いに見上げる長門と目が合ってしまった。
綺麗な瞳。いや、それ以上に綺麗なのはその唇。

柔らかそうな、すごく綺麗なピンク色をした唇が俺の肉棒を頬張っている。
唾液で湿った唇が、蛍光灯の光を反射している―――――


「んむっ」
長門の口の中で俺の怒張がさらに大きくなり、長門がくぐもった悲鳴を控えめに漏らした。

「い、今のは私じゃないからね」
これは朝倉の弁明。す、すまん長門、苦しくなかったか。
そんな俺を長門は朝倉の立体映像越しに睨みつけ、抗議の言葉を浴びせる代わりに



ぱく。

長門は立体映像の下に隠れた俺の睾丸に食いついた。

「ひぅっ!!」
それは朝倉にとっても想定外の行為だったらしく、朝倉は可愛い悲鳴を上げながら身を捻った。
睾丸は完全に映像の下に隠れてしまっているため、傍からみれば女同士でクンニリングスしているような風景が展開されている。
見事な百合の花だ、と冗談を言う余裕もない。その被害は俺にまで及んでいた。
朝倉と一緒に俺までやっつけるつもりの一撃だ。 というよりも明らかに俺狙いのような気がする。



ちゅるっ、ちゅむ、ちゅぅー――っ

長門は肉棒を右手で掴み、睾丸を舌で転がす。
時折口に含んでちゅうちゅう吸い上げたりして攻め立てる。

精嚢をぺろぺろはむはむもぐもぐちゅっちゅと執拗に攻め立て、さらに肉棒をしごきあげてトドメを刺しに来る。

「ああっ!!な、長門さんっ!出るっ!出るぅっ!!!」


朝倉が悲鳴を上げる。長門は一片の慈悲もなく肉棒をしごき、そして絞り上げる。

「くぅっ!あ、ああああぁぁぁん!!!!」
朝倉は腰をガクガクいわせながら、絶頂に達した。
218名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 21:22:59 ID:zZhHEL0A

「ああああぁぁぁん!!!!」

朝倉は悲鳴を上げ、怒張から大量の精液を撒き散らした。
グワッと広がった先端から勢いよく白濁液が吐き出される。大量の精液は、目の前にいる長門をベトベトに染め上げていく。

ふたなり美少女の顔射シーンというそのあまりにもシュールな光景に俺は声を失う。射精は信じられないほど長く続き、
長門の髪の毛にまで飛び散っていった。




 どびゅぶびゅぶびゅるっ!びゅっ!びゅっびゅっびゅっ!
 どびゅどぶるぅうっ!!!ぷぴゅっ!!

…射精というか、まるで水道管が破裂したかような勢いで白濁液を撒き散らす。

AV男優でもここまでの量は出せないだろうというぐらいの精液をぶちまけ、長門の顔を自家製生クリームで
デコレーションしまくったところでようやく射精が止まった。
これが俺の身体から吐き出されたものだっていうのだから更に驚きだ。むしろ怖い。
朝倉が俺の身体に変な細工をしていないことを切に願うことにしよう。



「はあ…凄かったわ、長門さん……」

長門の顔を真っ白に染め上げ、朝倉は恍惚の笑みを浮かべた。


…どろり。
長門の鼻の頭の方からかたまり状になった精液がだらりと垂れてきて、そのピンク色の綺麗な唇を汚す。

なんというか…ただ唇に精液が付着しただけなのに、それだけで俺は何か背徳的な気分になってしまう。
そんな長門に対して俺は、何か大切なものが汚されてしまったような喪失感と、どこか捻じ曲がった黒い欲望を同時に感じていた。


「…………」
再び長門と目が合う。長門は俺を数秒間ほど見つめた後、


―――ぺろり。
長門が唇についた精液を舐め取った。
長門は俺の精液の味に1ミリほど眉を動かしたが、更に自分の頬に付着した精液を手でぬぐい、次々と口へと運び始める。


「あ、長門さん。私にも頂戴」


朝倉はむくりと起き上がり、手についた精液をなめなめしている長門にいきなりキスをかました。
219名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 21:24:04 ID:zZhHEL0A

ちゅ、ちゅくっ…ねちゃぁああっ。
                                               ぬめ
二人の舌が絡み合う。その舌の間には俺の精液がねちょねちょぬちょぬちょと滑っている。
俺の精液が二人の舌によって弄ばれる光景は、まるで俺自身が朝倉と長門によって犯されているような気分にさせられる。

やがて二人のキスが終わる。交尾を終えた軟体生物のように、二人の舌は糸を引きながらゆっくりと離れていった。


「…ぷはぁーっ。長門さんってばキスも上手なのね。彼と練習しているのかしら?」
朝倉の冷やかしに、当然のごとく無言で答える長門。

「彼の精液美味しかったわね。臭みも苦味もあまりなくて飲みやすかったわ。
 ふふ、でもあのぐらいじゃ足りないでしょう? あなた食いしん坊さんだものね 」

そういうと朝倉は長門にしなだれかかり、スカートの中に手を伸ばして長門の秘部をまさぐり始めた。



「今度はこっちにごちそうしてあげる」
220名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 21:26:59 ID:zZhHEL0A
中編終了。色々と問題作ですがご容赦を。
221名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 23:02:01 ID:BoxUzJyy
乙∩GJ!
222名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 00:59:21 ID:xHIRTjCk
問題作でもGJ!
223名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 11:51:16 ID:4EzamdHa
朝倉の目的が気になるGJ!
224名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 22:19:33 ID:s+KnFAL6
日々、グッジョブ!!
225名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 14:22:41 ID:qmU8ZHSm
まとめサイトにあった
http://red.ribbon.to/~eroparo/sslibrary/h/haruhi37.html
これってどういう意味?
226名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 16:02:36 ID:kDoAX+Sk
遅ればせながらGJ!

>225
「ひぐらし」でググるべし。
227致命的存在:2006/01/08(日) 22:51:36 ID:KSOJ7D3E
致命的存在です。
このたび、恥知らずにも帰って参りました。
もちろん手土産はもって参りました。
「長門有希の牢獄」
その短編三つと完結の合計4作品です。
1、海開き 2、夏祭り 3、疑惑 4、完結
最初の牢獄は保存庫の方で見てください。俺の稚拙な文がみれるはずです。チクショー
時間をずらして一本づつ投稿します
4は本番無しです。つーか俺の自慰みたいなモノなので特に見る必要はないです。
久しぶりの投稿なのでミスしてしまうかも知れませんが、生暖かい視線で見守っていてください。

それでは、一人長門祭りを開催します。
228長門ユキの牢獄Uの1:2006/01/08(日) 22:53:29 ID:KSOJ7D3E
「カミソリシュートッ!」

天と地に響けと力いっぱい叫びつつ、ビーチボールをアタックするのは我らがSOS団部長、涼宮ハルヒ
小生意気にもハルヒは桜色のビキニ、健康的に見えるのはあいつの精神年齢の低さのせいかな?
 10mくらい離れていれば、青い空と海の似合う美少女に見えなくもない。

「あわわわっ」

 飛んだボールをトスしようと水を掻き分ける、が転ぶ朝比奈さん
 フリルのついたワンピースタイプ水玉模様使用だ、可愛いという言葉を正しく使いたいなら彼女に用いれば間違いはないだろう
 わが精神安定剤にしてカンフル剤。

「ふむ」

 朝比奈さんが取り損ねたボールを絶妙の力加減で返す古泉
 海パン
 こいつはどうもでいい。
 俺はSOS団の高水準さ(野郎を除いて)に頬を緩めた。
 と、尻に何かが触れる感触

 ぎゅう

 あぁ長門、お前もかわいいよ。
 ハルヒコーディネートのスク水が目に眩しい、ビューティフルだ。
 だから尻をつねるな、力を込めるな、ねじ切るな。
229長門ユキの牢獄Uの2:2006/01/08(日) 22:54:19 ID:KSOJ7D3E

       長門ユキの牢獄2


 我等SOS団部は今、海に来ていた。
 ただの海水浴ではない、家族連れとカップルがごった返す平凡きわまる海水浴場だ。
 なぜこんな所にいるのかというと、もちろん目の保養などではない
 エンドレスエイト、この狂った世界をぶち壊すためだ。
 今年の夏はすでに孤島で海水浴を楽しんでいるが、あそこは静かな孤島のプライベートビーチだ。
 ハルヒは形式にこだわるタイプだ、あいつの偏見と火薬の詰まった頭には海水浴というならこっちの方がしっくりくるだろう
 俺が長門たちの水着姿が見たかったからでは断じてない、一週間後の天気予報くらいには信じてくれるとうれしい。

 誘うのは簡単だった。
 昨日、ハルヒに電話で「海に行かないか?」と誘ったら0.2秒で「行く!」と力いっぱい叫びやがった。
 その後、集合時間や持ち物の打ち合わせしている時からハルヒのテンションは天井知らずに上がりっぱなしだった。
 会話のキャッチボールを成立させるだけでも苦労したが最後の方では

「今から行くわよ、キョン?」

 と言い出しそうな気配を俺の鍛え抜かれたハルヒ迷惑レーダーが感知したので強制的に切った。
 だが次の日、長門や朝比奈さん、後ついでに古泉の姿を見て急に不機嫌になりやがった。

 何故?

 まぁハルヒの行動を予測できるものは全人類どころか全宇宙にも存在しないみたいなので気にしないでおく。
 ともかく、俺たちは日の昇りきる前から電車に乗り、10時ごろにはそこそこ有名な海水浴場に到着した。
 道中でのハルヒの奇行は書かないでおこう、それで俺の気が晴れるわけでもないしな。
 とにかく俺がパラソルを砂浜に突き刺したころにはハルヒの機嫌も直っていたのでひと安心だ。
230長門ユキの牢獄Uの3:2006/01/08(日) 22:55:01 ID:KSOJ7D3E

 そして今、俺は程よく膨れた腹をさすりながらビーチパラソルの影で休んでいる。

 団長に命じられ、浮き輪やベッドを酸欠になりながらも膨らませたり
 朝比奈や長門によって来る野郎どもを追い払ったり(ハルヒは必要なし)
 くそまずいラーメンを海の家で食べたりと忙しかったが、やっと一休みできた感じだ。

 と、そこへ

「あんた、暇そうね。」

 遠慮というもの子宮に忘れてきた女が近寄ってきた。

「暇というならここにいる奴等のほとんどがそうだろう。」

 暇でもなければわざわざ塩水につかりに来る奴などいない
 ハルヒは俺の返事を聞いて大きくため息をつきやがった、失礼なやつだ。

「こんな美少女がわざわざ声をかけてるんだからもっと喜びなさいよ、無愛想キャラがもてるのはアニメか漫画の中だけよ。」

 余計なお世話だ、とっとと用件を言え。

「ふんっ、まぁいいわ。」

 そう言うとハルヒは、俺のハルヒ迷惑レーダーが最上級の警報を鳴らしそうな微笑を俺に見せた。
 ハルヒはベッド形の浮き輪を俺の横に置き、自分もその上にうつぶせに寝た。
 そして背中のビキニの紐を解き、俺の顔を挑発的に見ながら言いやがった。
231長門ユキの牢獄Uの4:2006/01/08(日) 22:55:33 ID:KSOJ7D3E

「あんたには特別に私にオイルを塗る権利をあげるわ」

 自分の手にした幸運に神様とハルヒ様に感謝しなさいといった感じだ。
 だが、俺といえばこの状況に困り果てていた。

(海に来たことは何回かあったがこんなパターンは初めてだ。どうする俺?)

 そう、海水浴自体は何回か来ているのだ(この海水浴場は初めてだが)
 繰り返される夏の記憶にない事態に多少、戸惑っていた。
 そんな俺の逡巡を見て何を思ったのか、ハルヒは顔を少し赤らめて

「早くしなさい、団長命令よ!」

 軽く、半径50メートルに響きそうな声で言った。
 まったく、周囲の好奇と侮蔑の視線が痛いことこの上ないね。
 ふん、まぁいいさ。
 団長命令というなら仕方がない全力で持って余すところなくオイルでヌレヌレにさせてもらいましょう

 薄く微笑みつつ、ハルヒのすでに薄く小麦色の背中ににじり寄った。
 俺のやる気を見て取ったのかハルヒは顔を浮き輪にうずめた。
 俺はサンオイルを両手にたっぷりと盛り、ハルヒの背中にゆっくりと触れる。

「あっ」

 俺の手が触れた瞬間ハルヒが色っぽい声を出す。
 手を止め無言の態度で、やめるか?と聞く
232長門ユキの牢獄Uの5:2006/01/08(日) 22:56:23 ID:KSOJ7D3E

「つ、つづけなさいよっ!途中でやめたらひどいんだからっ」

 まぁ、いまさらやめてなんて言われてもやめないけどさ、そう思いながら俺は手の動きを再開した。
 ゆっくりと、丁寧に、時間をかけてに背中にオイルを塗る。

「…なんか、やけに上手ねあんた。」

 ハルヒのどこか釈然としない発言を聞き流しながら俺はオイル塗りを、というか愛撫を強める。
 肩甲骨を触れるか触れないかで焦らし、骨の浮き出る脇腹を滑らかになでる。

「…ん、………ふぁ」

 ハルヒが俺の一挙一動に敏感に反応する様は感じるものがあり、ついつい本気になりそうだった。
 一通り背中を攻め終えた俺は首筋を優しくなでまわし、脇の下、さらにはつぶれた双胸の端へと攻撃の場所を移す。

「あっ、だめっ……んっ」

 敏感な場所を触られたハルヒは背中軽くそらせる。
 おいハルヒそんなかっこうで動くと胸が見えるぞ、そう言おうと半笑いの口を開きかけた所で

 辺りがいきなり薄暗くなった。
 
 なんだ?と振り返ってみると
233長門ユキの牢獄Uの6:2006/01/08(日) 22:56:53 ID:KSOJ7D3E

  波と目が合った。

 そこには2メートル級の津波が俺の目の前、ほんの数十センチの世界で存在していた。
 あまりの事態に固まる俺にお辞儀するように、視界いっぱいの波が倒れてきた。

 一瞬で海水に飲まれた俺は波と波の間に、ハルヒの胸に二つのポッチを見た。




 節々が痛む体に鞭を打ち、起き上がってみると

 そこには阿鼻叫喚といった表現をいやでも使いたくなるような光景が広がっていた。

 俺達の他に5,6組、波に飲まれたようで浜辺に投げ出されている。
 もっとも不思議と全員生きているようではあるが

 俺は奇跡的にも難を逃れた朝比奈さんを見つけると、比較的近くに転がっていたハルヒを押し付けて海の方を見た。
 沖のほうを見るとそこには犯人が浮き輪を使ってぷかぷかと浮いていた。
 俺の視線には気づいてるはずだが、私は何も知りませんといった感じであさっての方向を見ている。
 俺は苦笑しつつ、海に入ると長門へ向かって泳ぎだした。


234長門ユキの牢獄Uの7:2006/01/08(日) 22:57:41 ID:KSOJ7D3E

「ぷはっ」

 俺はやっとのことで捕まえた浮き輪に体重を預け、大きく息を吸った。
 本当ならもっと早くに捕まえることができた
 だが、こいつが俺の近づいた分の距離のから正確に2分の1づつ遠ざかるものだからとんだ遠泳になってしまった。

 もちろんそんなことを普通の人間ができるはずも無い
 そうだよな、長門

 その長門はというと、俺に背を向けたまま無言で俺にプレッシャーをかけてくる。
 しょうがないな、と苦笑して俺は後ろから長門の肩を抱いた。

「悪かったな。」

 もちろんさっきの津波は長門の仕業だろう
 何故あんなことを?
 というのも分かる、ただの嫉妬からだ。

 先ほどの俺とハルヒの姿が長門にはいちゃついてるように見えたのだろう。
 と考えていた俺の息子を、海パン越しに小さな手がつかんだ。
 長門はゆっくりと振り向くと冷徹に言い放った。

「勃起している」

 それは男の悲しい性と言うものだ、長門
235長門ユキの牢獄Uの8:2006/01/08(日) 22:58:17 ID:KSOJ7D3E

「そう」

 まるで虫けらか塵を見るような、絶対零度が暖かく思えるような眼差しで俺を見据える。
 そして俺の息子を掴む力が強くなる。

「ごめんなさいもうしません赦してください調子に乗ってました猛省します」

 考え付く限りすべての謝罪の言葉を息もつかずに使うが、それでも俺の息子を掴む力が弱まることはない。
 そろそろ使用不能になるかも、といった考えが脳裏に浮かんだとき、俺はついに観念した。

「俺が好きなのは、長門だけだ」

 こんな台詞、俺のキャラじゃねぇな
 目を瞑り多少顔が赤くなっていることを自覚しながらそんなことを考えていると
 ふっ、と息子が圧迫感から解放された
 目を開くとそこには、うれしそうに少しだけ顔をほころばせる長門

あー、かわいいぞこんちくしょー

 俺は体を寄せ顔を近づける、長門も応えるように瞼を閉じ顔を寄せる。

 フレンチキスから入り、ディープへ

 一分ほど唾液交換を楽しみ、口を離す
 いい感じに蕩けた表情の長門、わずかに開いた唇から熱い吐息がこぼれる
 その熱に喜んで感染した俺は体を支えていた右腕を使い、長門のあごに添える
236長門ユキの牢獄Uの9:2006/01/08(日) 22:59:00 ID:KSOJ7D3E

 そして顎や首元を、撫でるように愛撫する

「…ん」

 まるで猫のように悶える長門
 堪らなくなった俺は、長門の唇にできた僅かな隙間に人差し指を挿し込んだ

「!」

 一瞬驚くも、すぐに受け入れる長門
 自らずぶずぶと指を咥え込む。
 俺といえば長門の口内の柔らかさと暖かさに肉棒がさらに硬くなるのを感じた。
 そんな俺の表所見て何を思ったのか、長門は俺の指を愛撫しだした。

 唾液に塗れた舌が俺の指を嘗め回す。
 指から伝わる刺激は激しく、背骨が蕩けるような快感が体を支配した。

「くっ」

 思わず引き抜こうとした俺の指を、長門の甘噛みが止める。
 長門の整った歯が、触覚と痛覚の中間の感覚で俺を攻める
 
 とその時、長門は海パンの中の肉棒に手を伸ばした。
 先程とは違い、優しく俺の竿を握り、しごく
 長門のやわらかくて綺麗な手が、俺の汚いものを愛撫している
 その事実が、感じる快楽を倍増させた。
237長門ユキの牢獄Uの10:2006/01/08(日) 22:59:37 ID:KSOJ7D3E

 指と股間を同時に攻められ、限界が近くなった俺は思わず声を漏らした

「つっ」

 無様にも漏れた俺の声を聞くと、長門は陰茎から手を離した。
 股間から送られる快感の中断にこれで終わりか?
 そう思った時、今度は咥えられっぱなしだった指が離された。
 呆然とする俺を見た長門は、小さく頷くといきなり水中に潜った。

 ザブッ

 海に消えた長門を、残された浮き輪と共に待っていると

ズルッ

 突然海パンがずりおろさた
 抵抗する暇も、身構える余裕も無い、
 そして一瞬の隙に、膨張しきった俺の息子はぱくりと咥えこまれていた。
 もちろん魚などではない、長門の仕業だ
 まさか水中で口淫とは、さすが宇宙人やることが違う。

「…………っ」

 馬鹿なことを考えてる間に、長門は口撃を開始した。
 口に海水を含みながら陰茎を小さな唇でしごき上げ、手は睾丸を攻め立てる。
 俺の視界には透明度の高くない水の中にゆらゆらと蠢く物、長門の髪が見えるだけだ
238長門ユキの牢獄Uの11:2006/01/08(日) 23:00:10 ID:KSOJ7D3E

「っ」

 先程までで十分勃起していた肉棒は、宇宙一の娼婦にあっという間に発射寸前にされていた。
 青い空の下で射精する事に俺の常識が非難の声を上げるが、そんな物は本能の一発で完全に消滅した。
 俺は長門の頭をやや強引に掴むと、自ら動き出した。
 突然の凶行に僅かに暴れる長門、だがそれすらも快楽にして俺は腰を振った。

 程なく限界を感じ、肉棒をを限界まで長門の口の中に埋める
 息子の先端に、長門ののどちんこを感じた瞬間
 俺は溜まったものを怒涛の如く放出した。

 ドクンッ

「うっ!」

 あまりの快楽に思わず口から声がこぼれた。
 そしてあまりの量に、そして直に喉に出される感触にピクピクと震える長門の頭
 
 全て出し終えると同時に、俺は長門の頭を掴んだ手を離した。
 すごい勢いで俺の眼前に浮上する長門の影

「ぷはっ」
239長門ユキの牢獄Uの12:2006/01/08(日) 23:00:50 ID:KSOJ7D3E

 さすがに水中フェラはきつかったのだろう
 水面に出ると同時に俺につかまり、長門にしては大きく息を吸った。
 そのまま俺に全体重を預けるように、強く抱きついてきた。
 多少の罪悪感もあった俺は優しく背中をさすってやる。

「大丈夫か?」

 今更やさしくなる俺を長門は少しだけ白い目で見た後、呟いた。

「塩辛かった」

 あー、当然だな。ここ海だし
 そんなこと考えながら背中をさすっていると、突然長門が俺の片足に脚を絡めてきた。
 一瞬驚いたが、理由はすぐに分かった。
 というか、顔を真っ赤にして股間を擦るように腰を動かす長門を見れば一目瞭然だった。
 考えれば、今日長門は快感を与えてばかり、快感を受けるほうは全然だ
 大方、俺のモノを咥えていたら、アソコが熱くなっちまったのだろう。

 この淫売が。

 俺は、背中に廻した腕を使い、長門を抱き上げる
 そしてもう片腕を長門の可愛らしいお尻に廻し、股間の部分の水着をそっと引っ張る。
 長門に目だけで確認を取る。挿れるぞ、と
 長門は常人には理解できない角度、首を傾け肯定の意を示した。
240長門ユキの牢獄Uの13:2006/01/08(日) 23:01:34 ID:KSOJ7D3E

ぐちゅっ

 と挿入の瞬間に音が自分の内側を通って聞こえてきた。
 俺はいきり立った息子を長門の最奥まで、ゆっくりと突き入れた。
 海水のおかげか長門の愛液のせいかは不明だが、抵抗はさほど感じなかった。

「あはっ」

 自分の体内に俺の肉棒を感じたのか長門は惚けたように口を開き、嬉しそうに喘いだ。
 まったく、お前がそんな声あげて俺がまともでいられると思ってんのか?
 普段無表情でまともにしゃべらないお前がそんな顔しやがったら、俺の理性なんて一瞬で砕け散ることをそろそろ覚えてほしいね。

 ぐっ!

「くぁっ」

 長門が耐え切れず天を仰ぐ、まぁみっちり奥まで詰った状態でさらに抉り込まれたらそうなるか
 もちろんそこで止まるほど今の俺は優しくはない
 長門の柔肉を抉るために、海水を掻き分け強烈なピストンを開始する。

「ひぃ、くぁ、ぎっ、うぁあっ」
241長門ユキの牢獄Uの14:2006/01/08(日) 23:02:13 ID:KSOJ7D3E

 暴れる長門を力いっぱい抱きしめることで抑えつける。
 俺たちの周りの海水は激しい運動で水面が揺れていた、もしかすると遠くSOS団の誰かが見ているかもしれない
 そんな考えが頭の片隅によぎったが、それすらも俺を絶頂へと高める要素になっていた。

「あっ、がぁ、ぐっ、んあっ」

 長門がさらに大きな声で悲鳴とも喘ぎ声ともつかない声をあげる。
 いつもより声が大きいと感じるのは青姦だからだろうか?
 いい加減俺のほう限界だった、早くこの媚肉を俺の白濁したもので染め上げたい
 それだけしか考えられなくなっていた

「長門、いくぞっ」

 長門の形のいい耳に囁いた後、噛み付く
 長門の返答は、力のこもった抱擁と股間に感じる締め付け
 俺は溜まりに溜まったものをためらいなく吐き出しだ。

「「―――――――――――――――――ッッ!!!!」」

 俺と長門は同時に達し、声無き叫びが空気を振るわせた。
 俺から長門へ吐き出されるものに脳裏が真っ白になるのを感じながら、それでも俺は長門を離さなかった。

242長門ユキの牢獄Uの15:2006/01/08(日) 23:02:57 ID:KSOJ7D3E


「なぁ、長門」

 余韻が過ぎ去り、跡がつくまで抱き合った手を離して俺は長門に尋ねた。
 長門は視線だけで、何?と俺に聞いてくる。
 俺は胸に満ちる愛情と不安を隠しながら、ゆっくりと口を開いた。

「………俺の海パン、どこだ?」

 一瞬、時が止まった。

 たらり

 長門よ、お前とは長い付き合いだがマンガ汗をたらすところは始めて見たよ。


END
243致命的存在:2006/01/08(日) 23:04:35 ID:KSOJ7D3E
とりあえず1つ
後三つ、先は長いな
次は12時くらい投稿の予定
244名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 23:09:19 ID:UfftK+li
リアルタイム乙&GJ!
長門かわいいよかわいいよ長門
245長門ユキの牢獄Vの1:2006/01/08(日) 23:58:25 ID:KSOJ7D3E

「ほれ」

 俺は屋台のおっちゃんから受け取ったものを長門の頭にかぶせた。
 
「?」
 
 長門は相変わらずの無表情で抵抗はしなかった、俺はそっとソイツを落ち着く位置に直した。
 今、長門のショートヘアの上には光の国からわざわざ地球に来たという宇宙人のお面があった。
 ぶらぶらと長門と祭りを歩いているうちに発見したお面屋で見つけた物を俺が冗談半分で買ってやったのだ。
 同じ宇宙人として気が合うのか違和感なく長門の頭に落ち着いている。
 うむ、怪獣とハルヒという迷惑極まりないものを相手にしてる所も似てるかな。
 ふと、長門は光の国の戦士とやりあっても勝てるんじゃないか?などと妄想してみるがやめておこう
そのとき俺の呼び名は「ウルトラマンより強い女を抱いた男」となってしまう。
 一度でも特撮に心奪われたものとしてはあまり呼ばれたくない名だ。

 もっとも、俺と長門が付き合っていることを知る奴なんていないのだから戯言みたいなもんだけどな。




       長門ユキの牢獄3



246長門ユキの牢獄Vの2:2006/01/08(日) 23:59:32 ID:KSOJ7D3E


「似合うぞ」
 
 俺はお面に隠されていない部分を撫でながら正直に言った。
 そこら辺の女ならば間違っても喜ぶ所ではないのだろうがそこは長門だ、口の端をうっすらと持ち上げ微笑んだ。
 いい加減慣れてきたが、それでもこいつの微笑みは致死レベルの範囲内だ。

 特に今の長門はいつもと違って浴衣姿、襟元から見える白い鎖骨が俺を狂わす。
俺の心拍数を勝手に上昇させ、長門だけにしか感覚のチャンネルが合わなくなる。

 今だってこのままそこら辺の茂みに連れ込んでしっぽりとくみつほぐれつしようかな、と本気で……
 
「キョンッ!!!」
 
 ガキンッと、俺の頭のチャンネルが無理やり戻された。
 俺は背後からいきなりお寺の鐘の音を食らった気分で振り返った。
 そこにはいつの間にか、ハルヒが仁王立ちしていた。
 
「いつまでだらだら歩いんてんのよ!遅いだけならゾウリムシでもできるわよ!」

 こいつは先程まで金魚すくいを朝比奈さんとやっていたはずだが……
 ――と手元を見てみる、そこには透明なビニールの中にぷっかりと腹を見せて浮いた金魚3匹の姿
 かわいそうに先程の音波兵器の被害にあい、お亡くなりになられたのだろう
 それにしても恐るべきはハルヒ、水中までお構いなしか、流石は地球最高の迷惑女
 
「あんたが何度呼んでも返事しないからでしょバカキョン!」
247長門ユキの牢獄Vの3:2006/01/09(月) 00:00:10 ID:JteStWIi

 あぁ、長門に見とれてたからな。
 などとは口が裂けても言うまい、今度は音波兵器(声)ではなく撲殺兵器(拳)を喰らう羽目になる。

「まったく、あんたは団長に対する礼儀ってもんを一度しっかり教え込まなきゃならないようね。
 ………あれ?ユキどうしたのそのお面」
 
 俺に是非とも勘弁願いたい宣告をしてからハルヒは俺の後ろにいた長門に、特にその頭に乗っかっている物に注目した。
 一瞬、俺はどう答えようか迷ったがとりあえず嘘をつく事にした。
 
「ああ、さっき長門が「買ってもらった」」
 
 俺の言い訳の途中で長門が答えた。
 長門が人の声をさえぎるなんて滅多に無い、俺は少し驚いていた。

「誰に?」
 
 ハルヒはいつもと違う長門に何かを感じ取ったのか、押し殺した声で長門に聞いた。
 それに対して長門は―――
 
 ぎゅ
 
 ―――と俺の服の袖を掴むことで答えた。
当然の答え、長門と一緒にいたのは俺だけだ、突然現れて女子供にお面を買い与える奇特な人間はこの近辺にはいない
 ……たぶん、いない、確実にと言えない所がこの世界の怖いところだ。
 
「そう」
248長門ユキの牢獄Vの4:2006/01/09(月) 00:01:03 ID:KSOJ7D3E

 呟く様にそう言ったハルヒの表情は、いろんな感情が交じり合った形容しがたいものだった。
 あえて言うなら―――嫉妬、だろうか?

 はっ馬鹿馬鹿しい、この「強引グ・マイ・ウェイ」を地で言ってる女にそんな感情があるはずがない。
 現在進行形で俺に、俺たちに迷惑をかけまくる女にそんな感情あっていいはずが、ない
 

 
 
 
 
 その後、微妙な空気は朝比奈さんの国宝指定の天然ボケで一気に霧散した。
 流石です朝比奈さん、それとも未来人には空気を読むという常識が存在しないのでしょうか? 

 それはそれで嫌な未来な気がしてきたのは秘密だ

 さらに古泉と合流した俺たちは団長の鶴の一声により、川原で花火にしゃれ込むこととなった。

「コラッ、何で避けるのよっ!」
 
「無茶を言うんじゃねぇ!むしろお前の正確すぎる狙いを避ける俺をほめろ!」
 
 ハルヒが気でも狂ったように発射してくるロケット花火どもを、俺は第6感の導くままに回避し続ける。
 ハルヒのトサカ頭にしては珍しく自分の発言を忘れてなかったらしく、今俺はきっちりとSOS団の礼儀を教え込まれている。 
 
 つーか、古泉。何でお前が手際よく点火したものをハルヒに渡していやがる。
249名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 00:01:44 ID:WPx/PzLO
wktk
250長門ユキの牢獄Vの5:2006/01/09(月) 00:01:48 ID:JteStWIi

 俺の強烈な視線を受けた古泉は
あなたは一度、痛い目を見るべきです。といった感じで皮肉げな笑みを浮かべる。

 ――――あの野郎。
 
 ちょうどいい、貴様とはいずれ決着をつけようとは思っていた
 どうやら今がその時のようだ。
 
当方に迎撃の用意あり!!!
 
 俺は懐に手を入れると、先程花火を買ったコンビニでハルヒから隠れて買った大筒を取り出した。
 
 超極太黒花火「や・ら・な・い・か」

 なぜか尻の辺りが寒くなるようなネーミングだ、俺はハルヒの花火を避けながら注意書きを読む。

※この花火は人に向けて、特に男に向けて打つ花火です。
 ※花火発射部分のチャックを下げると勝手に点火します。
 ※すっごく太いです。
 ※愛は人種と性別を超えます。
 
 俺は少しだけこの花火を買ったことに後悔しつつも発射口を古泉に向けた。
 
「――――ッ」
 
 突然の反撃に固まる古泉とハルヒ、だがもう遅い。
 俺は古泉に向かって、ゆっくりと、チャックを、下ろした。
251長門ユキの牢獄Vの6:2006/01/09(月) 00:02:38 ID:JteStWIi


 やらないか?

 
 この時、俺の頭に響いた声は幻聴であると信じたい。
 筒から飛び出した花火は狙いたがわず古泉に向かって圧倒的な量の光を吐き出した。
 その色は、なんだか……黄ばんでいた、その上どういう仕組みなのか少しイカ臭かった。
 
古泉は回避することもままならず、モロに光を食らい1、2mほど吹っ飛ばされ、倒れた。
 
「「「「・・・・・・・・・」」」」
 
 俺とハルヒはもちろん、俺たちを見守っていた朝比奈さんや長門まで無言だった。
 
「……だ、だいじょうぶ?」
 
 ハルヒが恐る恐るといった感じで声をかける
 だが古泉はハルヒには何の反応も示さず、何事もなかったように俺に背を向けて立ち上がった。

「・・・・・・」

「お、おい」
 
 流石に心配になった俺が声をかけると古泉は体を優雅に半回転させた。
 ひと安心した俺に、風に乗って何か背筋の寒くなる声が聞こえてきた。
252長門ユキの牢獄Vの7:2006/01/09(月) 00:03:28 ID:KSOJ7D3E

「……ふふふふふふそうですかそれがあなたの気持ちですかいいでしょうそれならば僕も応えないわけには逝きません」
 
「こ、古泉?」
 
 もう一度声をかける俺に古泉はぎんっと目を輝かせた。
 
「―――――やりましょう。」
 
 俺は全力で逃走を開始した。










―――――――ガサガサ

 俺の隠れる茂みをゆらす音に俺は全身をこわばらせた。
 奴が、来る。
 人を超えた速度を出し、奇声を発し(フォーッ!)ながら追いかけて来るあいつ
 その影から逃れんと必死に走っているうちにどうやら山の中に入ってしまって様だ。
当然のごとくSOS団女性陣は置いてけぼりだがこの場合仕方ないだろう
 そんな些細なことより今は目の前の危機だ。
253長門ユキの牢獄Vの8:2006/01/09(月) 00:04:08 ID:KSOJ7D3E

――――ガサガサ

 どうする?今発見されたら流石に逃げ切る自信はない、つまりはデッドエンド
 ならばやるしかない、と俺は近くにあったほどよく尖った木の棒を手に取った。
 どれほど血にまみれようとも俺は純潔を失う気はない、たとえそれが自業自得だったとしても!

―ガサガサ
 
 いよいよ近づく音に俺が木の棒を振り上げたその時
 
ひょい

 と、顔を出したのは長門だった。

「はぁーーー」

 がくっと気の抜けた俺はその場で木の棒を手放した。
 そして、改めて前を見てみるとそこには浴衣についた汚れを払う無表情な天使がいた。
 おそらく俺を探しに、いや見つけに来るためにわざわざここまで来てくれたのだろう。
 それを見て、俺の中で抑えていたものがはじけた。

「ながとぉーーーー!」

 俺は恥も外聞も忘れて半泣きで長門の胸に抱きついた。
 だが、考えてみてもほしい暗闇の中、人気のない山の中を襲撃者におびえながら隠れ続ける。
 それが一般人である俺にどれだけ困難で精神に重圧をかけるのかを!
254長門ユキの牢獄Vの9:2006/01/09(月) 00:05:10 ID:JteStWIi

「・・・・・・」

 そんな惨めな俺を長門は優しく抱きとめ、無言で頭をなでる。
 数分間程そうして、やっと落ち着いてきた。
 そしてようやく今の自分の状況を分析できるだけ冷静になった
 
(・・こういうのも、いいな)
 
 俺は今、はっきりと長門に母性を感じていた。
 それはもちろん母に似ているとかではなく、自分を包み込んでくれるような、許してくれるようなそんな感覚
 葉を青々と茂らした大樹を背に廻し、膝をついた俺を抱えるように聖母のように抱擁する長門
 頭を浴衣越しに頭をうずめた乳房からは、長門の香りが仄かに漂っていた。

 その甘い香りが俺の中の何かを狂わせた

 俺は犬のごとく鼻をこすりつけ、浴衣の胸元をずらした。 
 僅かに露になった双胸は大きくもなく、小さくもないものだったが、今の俺には至高の果実に見えた。
 ここまでくれば俺が何を求めているかはわかって当然だが、それでも長門はただ俺の頭を撫で続ける。
 
――ちゅ
 
 俺は一切の遠慮なく長門の乳房に吸い付いた。

「…ん」

 わずかに声を上げた長門を無視して俺は舌先で長門の乳首を攻めたてる。
 片手で長門を固定し、もう片方の手は余った胸をゆっくりと優しく揉みほぐす。 
 透けるような白だった長門の体が徐々に赤みを帯びていく
255長門ユキの牢獄Vの10:2006/01/09(月) 00:06:05 ID:JteStWIi

「――んぅ・・・つぁ」

 そして押し殺した声も艶が増していく
 気を良くした俺は、いっそう愛撫に力を込める。
 
「ふぁっ」
 
 敏感なところを強く摘まれた長門が声を上げる。
 俺は綺麗なものを汚す背徳感と、母性を穢す征服欲にすっかり酔っていた。
 と、俺はそこでもぞもぞと俺の腹のあたりで動くものに気がついた。
 いったん長門から体を離してみていると、そこには乱れた浴衣から覗く内股をこすり合わせる長門の両足があった。

「――――っ」
 
 わずかに頬を赤める長門、その顔はうつむき俺を見ていなかったが俺にはその姿が雌犬のそれに見えた。
 俺は顔に浮かぶ残忍な笑顔を隠そうともせず立ち上がり、もう一度長門に体を寄せた。
 そのまま長門の背後にある大樹の間に挟み、両手を長門の柔らかな尻に添える。
 そして長門の浴衣が乱れるのもかまわず、腰の位置が合うよう長門をずり上げる。

 浴衣越しに掴んだ長門の尻は軽く汗ばみ、俺に長門が下着を履いていない事を教えてくれた。
 俺の方はもちろん準備万端、俺の中の熱いマグマは噴火の時を待って火口に集まっている。
 俺は手早く肉棒を取り出すと、帯が緩んで前面の肌が完璧にあらわになった長門の中心にある薄い茂み、その入り口に添えた

「 」

 長門が熱いため息をこぼす、まるで好物を待ちきれない畜生の吐息だ。
 ならばちょうどいい、俺も長門を犯すことしか頭にない獣だ。
 畜生と獣の乱交、理性なんてくだらないものはさっさと食い散らかして本能に従って行動しよう。
256長門ユキの牢獄Vの11:2006/01/09(月) 00:07:17 ID:JteStWIi

 俺は長門の体重を支えていた両腕の力を少しずつ抜いていった。
 今現在、重力の鎖にとらわれている長門の両足は地に付いておらず、下方向に向かって鎖に引っ張られる

「あ、うっ」

 自重によって突き刺さる異物に長門の口から悲鳴に似たものが漏れる。

―――くちゃ…ぺちゃ

 だが俺はそれには一切かまわず長門の顔を舐めまわす、唇、頬、鼻、瞼、眼球、お構いなしだ。
 俺は唾液がついていない部分の存在をを許さず、ただ一心に舌を動かした。
 その間も長門は俺の行為に抵抗せずに恍惚の表情を崩さない。
 ぬらぬらと光る長門の顔はこの世の者ではないと思わせるくらい、淫靡だった。

「――ん」

 と、やっと俺の息子が長門のなかを満たしたようだ。
 しかし、だからといって万物に平等主義な重力君は仕事をやめようとしない。

「――ん、く」

 俺と長門の身長を比べれば俺のほうが20センチほど高い。
 身長差は当然、足の長さにも比例する
 つまり、長門の足が大地を踏みしめることは無い。
 その結果、限界以上に子宮を圧迫する俺の肉棒に苦鳴を漏らす長門ができあがる。
 見れば長門のあばらがうっすらと浮かび上がる腹部、そのちょうどお臍の下辺りがほんの少し盛り上がっていた。

「あぅっ」
257長門ユキの牢獄Vの12:2006/01/09(月) 00:08:09 ID:JteStWIi

 下腹部を少しだけ力を込めて撫でると長門は、びくんと震えた
 そしてそれと同時に長門の膣もその締め付けを増した。
 まぁ、当たり前だろう。
 ただでさえパンパンなのにさらに外から圧力を加えられれば当然といったところだ。
 ここでもし俺が初心な少年だったり、慈愛あふれる男だったったら眉をゆがめる長門の顔を見た瞬間、手は動きを止めていただろう。
 だが残念ながらここにいるのは、一匹の駄犬だ。
 次なる世界を見るためにためらうことなど何も無い!

ぎゅっっ!

「――――――、――――――っっ!!!」

 俺がふくらみを力いっぱい抓るように掴むと、長門はのどを振るわせるだけの叫びを上げた。
 長門の秘部から流れ落ちる愛液はとどまることを知らず、俺の股間と大地をぬらしていく
 目をむき、いっぱいに開いた口からよだれをたらしながら絶叫する長門に、俺の嗜虐心は完全に満たされた。

 そう、満たされた。

 ならば、後は放つだけだ。

 幹に押し付けた長門の体は軽く、固定するのには片腕一本で十分だった。
 もう一本の腕は俺と長門の接合部へと伸ばす
 目的のものはすぐに見つかった、日の明かりの元で見れば痛々しく充血した陰核が見れたことだろう。
 俺は軽く、クリトリスを摘んだ。
 よし、準備は整った。
 後はどれだけ長門が耐えれるかどうかだ。
258長門ユキの牢獄Vの13:2006/01/09(月) 00:08:56 ID:JteStWIi
 
 俺はゆっくりと腰を下げ、陰茎の半ばまでを引き抜き
 一気に奥まで貫く!

「―――――――」

 肉と肉が打ち合う音と長門の悲鳴が夜の闇に響く
 だが、まだまだ終わりじゃない。
 俺は限界まで長門を貫いた肉棒を、さらに腰を横に振ることでぐりぐりと圧迫する。

「――――、――――――」

 今まで触れられた事の無い場所への刺激が、長門を狂わせる。
 尻を掴む腕からかつて無いほど体を硬直させる長門を俺は感じた。
 だが、それでも俺の嗜虐心は萎えることはない
 
 俺は長門を支えていないほうの腕の指
 つまり、長門の陰核を摘んだ指にぐっと力を込めた。
 グミほどの硬さしかないようなクリトリスにそれを跳ね返す力など皆無
 結果、つねられた陰核は面白いように形を変える

「―――――――――――――――――――――」

 面白くないのは長門、限界値をはるかに超える刺激に肺に溜まったすべての空気を使って大気を振るわせる。
 伸びきった足は指の先まで硬直し、背中に回された腕は俺の背中に浅くない傷をつける。
 長門の痴態を楽しむべく見上げた視界には、長門の狂乱する姿がはっきりと移っていた。
259長門ユキの牢獄Vの14:2006/01/09(月) 00:10:29 ID:JteStWIi

 もしここで、長門にとって不幸があるとすれば
 それは俺が一回のピストン運動で射精する様な早漏じゃなかったことだろう。

 俺はゆっくりと肉棒を引き抜くと
 一連の工程を最初から繰り返した。
 すなわち、突き、抉り、摘む
 当然の如く長門が悲鳴を上げるが、そんなこと知ったことではない。
 俺は駄犬で相手は雌犬だ。
 ただ、種を出すことだけを考えればいい

 ガシガシと腰を振る
 ピクピクと女が震える

 終わりはあっけなく来た。

「――――っ」

 ドクンドクンと長門の中に精子を送り込む

 おそらくは十数秒ほど出し続けただろう、疲労感が頭の中に染み渡るのを感じた。
 手足に溜まった疲労を感じた俺はゆっくりと体を離した、長門はズルズルと木に背を預け力無く座り込む
 そのまったく意思の感じられない姿を不審に思い、顔を覗き込んでみる
 長門は途中から気を失っていたのか目の焦点があっていなかった。

(汗)
260長門ユキの牢獄Vの15:2006/01/09(月) 00:11:18 ID:JteStWIi

 ちょっーーとばかし、やりすぎちまったかなー
 と、頭の中で少しばかり反省した。
 ようやく理性が息を吹き返したらしい
 先程までの乱行を思い出し、背中に冷たい汗が流れるのを感じた。
 湧き上がる罪悪感を感じつつも純粋に介抱するために長門に近づく


 そのとき、神の悪戯か、悪魔の誘惑か不意に月明かりが長門を照らした。


 青白い月明かりに照らされるは乱れた浴衣
 形のいい小ぶりの乳房は呼吸とともに誘うように揺らめく
 常に知性を感じさせるその瞳も、今は虚ろ
 桜色の唇は閉じることなく、涎を流し続ける
 投げ出された美しい両足は時たま弛緩し、その存在を知らしめる
 そして恥じらいも無く開いたその股からは零れ落ちるは、穢れた白濁の液

 完璧だった。

 芸術だった。

 即死だった。


 何が死んだって、そりゃあ理性なんてせこいもんじゃない
 俺の人間性、十数年で培ったものすべてが死んだ。
261長門ユキの牢獄Vの16:2006/01/09(月) 00:12:26 ID:JteStWIi

 もう、どうでも良かった。


 終わらない夏を終わらせるとか、終わらせないとか
 俺の体力が限界とか、限界でないとか
 長門有希が気を失っているとか、いないとか

 すべてがどうでも良かった、つまるところ俺は人でなしになってしまった。

 人でないが故に俺は、気絶する長門に襲い掛かった。



 END

262長門ユキの牢獄Vのおまけ:2006/01/09(月) 00:14:10 ID:JteStWIi



 人でないが故に俺は、気絶する長門に襲い掛かった。

 …が

 その前に生尻をがしっと掴まれた。
 胸の奥底から火山の如く湧き上がる恐怖を無視して振り返ると、そこに

 クスクスと笑う、もう一匹の人でなしの獣がいた。

「つかまえましたよ。さぁ―――」

 歯がカチカチと音を立てる、喉が引きつり呼吸ができない
 あぁ、神よ!どうせ殺すならどうか純けつが奪われる前に!

「――――やりましょう」





DEAD END?
263致命的存在:2006/01/09(月) 00:17:59 ID:JteStWIi
2つ目終了
きつい、ミスしないように投稿するのは精神に負担をかける

ハルヒの扱いが悪いのは、話の流れ的に仕方のない事なので我慢して欲しい。

あと、やらないか花火については正直すまんかったと思う。見逃して

次は30オーバーの長め、俺の精神が持つか心配だ。

一時ごろに投下するのでよろ
264名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 00:21:25 ID:fVwnLtQk
とりあえずここまでお疲れっす
265名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 00:21:52 ID:ETie3ytn
GJ!!
266長門ユキの牢獄Wの1:2006/01/09(月) 00:56:32 ID:JteStWIi
 よし、まずは落ち着こう。孔明の罠かもしれないから

 俺は目を閉じて大きく息を吸い込み、そしてゆっくりと吐き出した。
 いわゆる深呼吸というものだ、これを行うことで人間は新鮮な空気を肺に送り込み
 新鮮な空気は肺より血液に染み込み、そして脳や心臓に浸透する。
 簡単にいうとリフレッシュすることができる。
 物事を考える前にするととても効果的だ。
 
 よし、落ち着いた。
 頭の中で深呼吸の解説を3時間ぐらいできそうなぐらい落ち着いた

 俺はゆっくりと眼を開き、

「どうかしたのキョンおじちゃん?」

 どう見ても小学校低学年の容姿をした長門を見て

 少し、泣いた。





       長門ユキの牢獄4



267長門ユキの牢獄Wの2:2006/01/09(月) 00:57:26 ID:JteStWIi

 俺はねぇねぇとすがりつく長門を無視して、とりあえず今日一日のことを思い出し始めた。

 一日の始まりはこのごろでは珍しく、自分の家から
 この間の夏祭り以来、ハルヒの監視が厳しい
 いつもの視線がギンッって感じとすると、このごろの視線はズキャァァンって感じだ
 俺は長門と話し込むたびに銃殺される気分だった。

 ともかく、俺の朝は妹のシャイニングウィザードもどきにより始まった。

 朝食は痛むあごをさすりながら妹と一緒に食べた。

 ふと時計を見ると本日のパトロールの集合時間が迫っていた。

 逝ってきます、と告げる俺に妹がじゃれついてきた
 聞けば今日のパトロールに参加したいのだと言う
 俺は数秒考えたが、この狂った夏に必要なのはハルヒの体験した事が無い未知のもの
 むしろイレギュラーは望むべきものだった
 というわけで俺は妹の参加を快諾したのだった

 集合時間の5分前には駅に到着したが、そこはSOS団
 他のメンバーはとっくに集合していた
 この時の長門の様子はいつも通りだったと思う。

 奢る、奢らないかでひと悶着あったのだがそこは割愛
 とりあえず妹の参加を伝えると、ハルヒはテンションを三倍増させたのだった。

 いつものグループ編成、このごろは長門のイカサマをしていたが今回はズルは無しだ。
 久しぶりの運試しに不覚にも少し、ワクワクしてしまったのを覚えている。
268長門ユキの牢獄Wの3:2006/01/09(月) 00:59:19 ID:JteStWIi

 結果は俺、古泉、妹という考えうる最低メンバー
 久しぶりの古泉スマイルに不覚にも少し、ビクビクしてしまったのを覚えている。

(だ、だいじょうだよな)

 忌まわしき黒歴史は再起動を果たした長門によって封じられたはずである

 閑話休題



 そのあとは照りつける太陽を避けて、適当に建物に入り時間をつぶした。
 妹がこれ買って、あれ買ってと五月蝿かったが俺はうまくかわして、すべて古泉に押し付けた。
 おかげで古泉の野郎、今日だけで5千円近く使ったのではなかろうか?
 いい気味だ、待ち合わせのたびに奢らされる俺のつらさが少しはわかっただろう

 待ち合わせの場所に到着
 集合場所では既に到着していたSOS団女性陣の冷たい視線が俺を迎えてくれた
 そのあまりの冷たさに、今が夏であることを忘れそうになる

 まず朝比奈さん、視線を俺から妹へ、妹から俺へと忙しく動かしている。
 その表情は厳しく、まるで朝比奈さんに似合ってない。

 それからハルヒ、なんかやっぱりね、って感じで納得していやがる。
 その勝ち誇った表情は非常にムカつくが、ハルヒらしいといえばらしい。
269長門ユキの牢獄Wの4:2006/01/09(月) 01:01:07 ID:JteStWIi

 最後に長門、視線を一転に固定して微動だにしない
 その刺すような視線を追うと、そこには妹の手にある買い物袋(古泉に買ってもらった服などが詰っているはず)があった。


 そう、今思い出せばこの時からだった長門の様子が変になったのは


 その後、妹の活躍によりなんとか和んだ空気の元、定例の報告会
 もちろん、新しい宇宙人も超能力者も未来人も見つからなかったわけで即時解散ということになった。

 妹との帰り道
 先程の女性陣の様子が変だったのはなんだったんだろう、と思っていた所に着メロが響いた
 誰からだろうと画面を見てみる、そこに映し出されていたのは見慣れた長門の家の番号だった。

 妹から少し離れ電話を取る

「どうかしたか?」

 この頃はハルヒの監視の目が厳しいので当分は会わないことにしている
 ならば、別のところで問題でも起こったのか?と心配になって聞いてみる。

「……来て」

 俺の質問には一切答えず、長門は用件だけ言うとあっさりと電話を切った。

「?」
270長門ユキの牢獄Wの5:2006/01/09(月) 01:02:20 ID:JteStWIi

 わけがわからない。
 無口キャラを地でいく長門も電話だったらそれなりにしゃべる。
 それが人と視線を合わせて喋るのが苦手なのか、仕草で伝えることが出来ないからなのかは知らないが。

 …そんな長門が、ただ一言

 もしかしたら俺の想像も出来ない何かが起こっているのかもしれない。
 そう、考えた俺ははやる気持ちを抑えて、妹に「国木田の家に泊まる」と告げて別れた。
 俺は妹の姿が見えなくなってすぐに走り出した、目指すは長門の住む分譲マンション

 待ってろよ長門






―――――と、長門の家に着いたのが十分ほど前だ

 そこで俺を迎え入れてくれたのがこのチビ長門というわけだ
 チビ長門、便宜上この名前で呼ぶことにする。
 身長は俺のへその高さくらい、体重は40キロあるかも怪しいだろう
 見た目で言えば小学3年生ぐらいだろうか?
 ようやく俺の論理回路が動き出したようなのでチビ長門に質問してみる。

「君の名前は?」
271長門ユキの牢獄Wの6:2006/01/09(月) 01:03:31 ID:JteStWIi

「長門ユキ!」

 元気いっぱいに答えてくれましたよ。

「うん、俺の知り合いにも同じ名前の人がいるんだけど、その人から何か聞いていない?」

 俺はなるべく刺激しないように、ゆっくりと丁寧に聞いた。

 チビ長門は最初は頭の上に?マークを出して考えていたが何かを思いついたのか、頭に豆電球をつけて居間に走った。
 テコテコと戻るチビ長門の手の中には一通の手紙があった

 俺はチビ長門から手紙を受け取ると少し手荒に封を開けた。
 中に入っていたのは長門らしい明朝体の文章が少し長めで記されていた。

――本日、定例のパトロールの中で一つの議案を涼宮ハルヒが発表した。

 いきなり本題に入る所なんか長門らしいな、と思いながら続きを読んだ。

――即ち「キョンは重度のシスコン」疑惑である

 俺はずっこけそうになる体を強引に支えた、支えなければチビ長門がぺしゃんこに潰れていただろう
 ハルヒ、あの女に一回ぐらい俺の剛直をぶち込まなければならない気がしてきた

――語られる証言は、証拠ととるにはあまりにも不十分だった

 当たり前だ、むしろ邪険に扱っている時のほうが多かった気がする
272長門ユキの牢獄Wの7:2006/01/09(月) 01:04:26 ID:JteStWIi

――が、その後にこのような事を涼宮ハルヒは語った


「いい?もし今日あの娘が買い物袋を持って、うれしそうにしていたら危険信号よ
 いやらしいキョンのことだから、物品と交換で破廉恥なことをあの娘に要求するに違いないわ。
 いえ、もしかしたらもうその毒牙に…」

 毒牙に…。じゃねぇ!
 どんな電波受信すればそんなこと思いつくんだ?
 お前の頭の中には何が詰ってるんだ!?
 俺は打ちひしがれて四肢を床についた_| ̄|○

 そんな俺の頭をいいコ、いいコと撫でるチビ長門
 そうだ、まだチビ長門のことには触れられていない続きを読まなくては

――結果は涼宮ハルヒの予想通り、物を買い与えていた。

 誤解だ、買い与えたのは古泉で、妹が嬉しそうなのはいつでもだろう

――危機感を持った私はあなたに試験を課すことを決めた。

 試験?それがこのチビ長門とどんな関係が?

――あなたの眼前に涼宮ハルヒの言う妹属性を持った少女が現れた場合、あなたがどういった対応をするのか?

――それが試験の内容。

――追伸、明日の朝には元の姿に戻る。
273長門ユキの牢獄Wの8:2006/01/09(月) 01:05:36 ID:JteStWIi

 手紙は以上だった。
 むしろ、手紙は異常だった。

 それでか、それでお前は自らの体を変化させ、性格や口調をハルヒの言う妹っぽく改造したわけか
 これが超思考存在にも恐れられるハルヒ効果なのか?
 あぁ、世界が電波に染まっていく
 俺は久しぶりにちょっとだけ、本気で泣いた。
 頭を撫で続けるチビ長門の存在を感じながら






 よし、復活
 この非常識な世界で生きていくには強くなるしかない。
 開き直った俺は、とりあえず何をするべきかを考えた


「…………………うん」


 逃げよう

 逃げてまた明日長門を訪ねて記憶を消してもらおう
 目的を決めれば後は迅速、俺はチビ長門を優しく椅子に座らせると玄関に向かった。
274長門ユキの牢獄Wの9:2006/01/09(月) 01:07:02 ID:JteStWIi

 そして絶望した。

 見慣れたドアには張り紙が張られていた。

 ――明日の朝まで脱出不可――

 どうやら俺の行動は読まれていたらしい
 というか、俺が見つけられなかっただけで最初っから貼られていたっぽい
 さすがは長門と、言うべきなのか

 と、玄関で固まる俺をチビ長門が居間から呼ぶ

「キョンおじちゃん、ご飯つくってー」

 すべてを諦めた俺は、

 従者の如く、奴隷の如く、亡霊の如く働き始めた



 現在の時刻22時丁度

 語るも涙聞くも涙の苦難の道のりだった

 何が辛かったって言うと―――――
275長門ユキの牢獄Wの10:2006/01/09(月) 01:08:11 ID:JteStWIi

 19時10分

「キョンおじちゃん?」

 このテストがどういった基準で行われているのかは俺の理解の範疇に無い。
 そんな中で迂闊な行動はとれない、とりあえず俺はデフォルトのままおじちゃんで逝くことにした。


 19時30分

「ミルクが飲みたいの」

 料理に忙しかった俺が「冷蔵庫から勝手に取って飲みなさい」と言うと
 チビ長門は首を振ってこういった。

「おじちゃんのあったかいミルクが飲みたいの」

 2、3回まな板に頭を打ちつけて心を静めた後、ホットミルクを作ってやった。
276長門ユキの牢獄Wの11:2006/01/09(月) 01:09:09 ID:JteStWIi

 20時00分

 食事中

「おいしいか?」

「うん、ユキおじちゃんの作ったものなら何でも大好き!」

 それじゃあ、俺が自家生産したあったかいミルクはどうだい?とは言わなかった


 20時30分

「おなかいっぱい」

 あぁ、わかったから服を捲り上げて腹を見せないでくれ、桜色のポッチが見えそうだ

「じゃあ、お風呂だね」

 それはもちろん「今からお風呂に入ります」という決意表明で、俺に同時入浴の荒業を成せと言ってるんじゃないよね?

「ユキと一緒に入りたくないの?」

 泣き落とされた
277長門ユキの牢獄Wの12:2006/01/09(月) 01:09:41 ID:JteStWIi

 20時50分

「これなーにー?」

 あぁ、女を喜ばせるために神様から授かったものだよ。

「ふーん」

 今の俺にまともなこと受け答えを期待しないでくれ。
 天井を見つめて「古泉イツキ最高」と唱えるのに忙しい
 だから俺は幼い裸体ををチラチラと見ていないし、体全体でプニプニの肌とか感じてもいない

「ねー、キョンおじちゃん。もう体あったまったよ。」

 うん?もうあがるのか?

「ううん、体を洗うの手伝って」
278長門ユキの牢獄Wの13:2006/01/09(月) 01:10:35 ID:JteStWIi

 21時30分

 危なかった。特に「キョンおじちゃん、胸の所がくすぐったいよ」と言われた時は一線を越えそうになった。
 今は風呂も上がり、チビ長門とバニラのアイスキャンディーを舐めながらテレビを見ている。

 「おいしいね!」

 ああ、そうだね長門
 長門は見た目に違わず無邪気に笑う
 だから、アイスの舐め方とか、口についたバニラがいやらしく見えるのは俺が有邪気だからだろう。



――と、本当にいろいろなことがあった。
 よく我慢したな俺、と少し股間を膨らませながら思う

 今俺がいるのは寝室、チビ長門が眠たげに目をこすりだしたのでご就寝ということになった
 俺とチビ長門はタオルケット一枚のみで同じベッドに寝ている。
 クーラーが効いているとはいえ、温暖化の進む日本ではこのぐらいがちょうどいい
 ちなみに俺の寝巻きはジャージのズボンに袖なしのシャツ、長門はフル装備の猫柄パジャマ
 パジャマをどこから出したかは俺も知らない
 俺としては溜まりに溜まったものを処理してから眠りたいのだが、右腕にぴったりとくっついたチビ長門がそれを許さない。
279長門ユキの牢獄Wの14:2006/01/09(月) 01:11:39 ID:JteStWIi

 まぁ、それなりに精神を消耗したから眠れないことはなさそうだが

 「…………」

 …明日にはチビ長門ともお別れか

 そんなこと考えているうちに頭の中に靄が広がっていくのを感じた。


 ?時??分

 もぞもぞ動く気配を感じて目を覚ました。

 首をわずかに動かして右腕を見た。
 俺が目覚めたことに気がついていないのか、俺の片腕にとりつた何かは動きを止めない。
 そこには予想を裏切らず、俺の腕を使って自慰ふけるチビ長門の姿
 荒い息を吐きつつ、俺の腕を股に挟んで秘部を刺激している
 俺のむき出しの腕はわずかに湿ったチビ長門のパジャマを感じとっていた。 

 これが最終試験というわけか?長門
 
 ならば考えが甘かったな

 お前は日本の由緒正しき文化というものをまるで考慮に入れていない。

 即ち、「据え膳食わぬは男の恥」という日本最高の文化をだ!
280長門ユキの牢獄Wの15:2006/01/09(月) 01:13:02 ID:JteStWIi

「どうかしたのかユキちゃん?」

 俺はできるだけ優しく聞いてやった、裏にひそむ狼を気づかせないために

「!」

 俺が寝ていると思っていたのだろう、驚いたチビ長門は淫靡な動きを止めた

「どうか、したのか?」

 俺が重ねて聞くとチビ長門はおずおずと話し出した。

「キョンおじちゃん、あのね。おしっこする所が熱いの。ユキ、病気かな?」

 そーか、そーか、熱いのか。
 それなら大丈夫だ、その病気なら俺が治してあげられるから

「本当?」

 あぁ、俺のぶっとい注射器で長門にお薬を注いであげるからね。
 だから俺の言うことをきくんだよ

「うん、わかった」

 いいコだ、いいコにはご褒美を上げよう
 俺は体を起こしてチビ長門に覆いかぶさると、その小さな唇に自分の唇を重ねる。
 一瞬驚いたようだったがチビ長門はキスが気にいったようで自分からも押し付けてきた。
281長門ユキの牢獄Wの16:2006/01/09(月) 01:14:13 ID:JteStWIi

(上等)

 チビ長門の意外な行動に、俺はレベルを一つ上げることにした

「?」

 自らに触れる俺の舌の意味が分からないのか、唇を硬く閉じるチビ長門
 いつもなら自分から開いてくれるのだが、それはそれ。
 これならこれで楽しみようはある。

 俺はチビ長門の小さく張りのある唇をゆっくりと舐めた。
 舌先から伝わる味は極上、最高級の肉もこれには劣るだろう
 
 おいおい、前菜でこれかよ。
 これは最後まで逝ったら死ぬな
 死を覚悟した俺は、更なる味覚を求めて侵攻を再開した。

 時間をかけて舐めたおかげでわずかに開いた口孔、そこに一気に俺の舌が侵入する!

 ぴくんっ

 予想もしていなかったのだろう、パジャマごしにチビ長門の体が震えたのが分かった。
 だがチビ長門の反応にはかまわず、俺は口内を暴くのに集中する。

 唇を肉とするなら口の中は果物、蕩け堕ちる果肉に包まれ甘き蜜が満ち溢れる最高の果実だ
 俺は更なる果肉を、蜜を求めて舌を縦横無尽に動かした。
282長門ユキの牢獄Wの17:2006/01/09(月) 01:15:19 ID:JteStWIi

 舌を弄び、歯をなぞり、裏頬を抉り、唾液を奪う

 今まで感じたことの無い刺激に戸惑うチビ長門、俺の舌から逃れようと顔を動かそうとする。
 しかし、今の俺がそれを許す道理は無い

 両の手を使い、チビ長門の顔を固定して反抗を防ぐ

「―――!」

 今頃になって自分の目の前にいるものの恐ろしさに気がついたのか、体全体で暴れるチビ長門
 だが悲しいかな所詮は子供の力、体重とわずかな力で動きを封じ込めることができる。
 俺はやっとの事で大人しくなった肉を、ゆっくりと味わいだした。



 5分ほどだろうか?我ながら熱中しすぎたようだ。

 チビ長門は抵抗どころか、ピクリともしない。
 顔を離してみると、真っ赤になったチビ長門が蕩けた目をして荒い息を吐いていた。

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よし)

 乱れる幼女を見た感想が「よし」
 俺は壊れているのかもしれん
283長門ユキの牢獄Wの18:2006/01/09(月) 01:16:54 ID:JteStWIi

 ま、とりあえずは――

 剥くか

 むしろ俺は人間失格らしい

 プチプチとパジャマのボタンをはずし、ご開帳。
 もちろんシャツもブラもつけていないので僅かに朱に染まった肌が顔を出す
 依然として抵抗が無いので、下のパジャマもパンツごと一気に脱がす
 未完成の裸体が俺の前に現れる。
 
 それは芸術だった
 
 仄かに桜色に染まった白い肌
 呼吸のたびに上下する未発達の胸
 無駄な肉のついていない黄金率の足
 そして、一切の穢れの幼い恥丘

 そしてその全てのパーツが何の違和感も無く融合した未完にして完璧な芸術だった。
 俺は数秒間、何があろうと忘れないように脳裏にこの光景を焼き付ける。

 心ゆくまでチビ長門を鑑賞した俺は、芸術を汚す行為を再開する事にした。

 両足をやや強引に開くが、チビ長門は無抵抗
 若干物足りないものを感じるが、まあいい
 薄明かりの元で見るチビ長門の股間は少し赤くなっている程度
 これで俺の肉棒を受けるのは少しばかりきついだろう
284長門ユキの牢獄Wの19:2006/01/09(月) 01:18:06 ID:JteStWIi

 仏心がわずかに顔を出した俺は、チビ長門に救いの手を差し出してやる事にした。

 俺は掴んだ両足を持ち上げ、チビ長門の腰を強制的に俺の顔の位置まで持ってくる
 ここまですれやる事はひとつ、俺は秘部にゆっくりと舌を這わせた。

 びくん、と今までとは違った反応を示すチビ長門
 どこかに逝っていた意識が戻ったのか、四肢に力がこもる

「…キョン、おじちゃん?なにを、しているの?」

 今の自分の状況が分かっていないのだろう、不安げな声が俺に質問してくる

「ユキちゃんの病気を治す注射の準備だよ」

 だから、暴れちゃだめだよ

「…うん、…わかった」

 純粋に俺を信じたのか、抵抗が無駄だと気がついたのかは謎だが了解は取った。
 それじゃあ治療を始めよう

 俺はチビ長門の赤くなったタテスジに再度、舌を這わせた。
 まずはゆっくりと時間をかけて、唾液を塗りたくるように舌を使う
 しばらくするとチビ長門の割れ目から、唾液以外の液体が分泌されているのに気がついた。
285長門ユキの牢獄Wの20:2006/01/09(月) 01:19:04 ID:JteStWIi

「おじちゃん、…そこ、…くすぐったいよ」

 そして熱いんだろう長門、大丈夫、わかっているよ
 俺に任せておけばみんな幸せになれる、最初は痛いかもしれないが
 だけど最後は、必ず極楽へ逝くことができるよ。
 百戦錬磨の俺が言うのだから間違いない

「うん、ユキがんばる」

 OK、俺もがんばる
 とりあえずいい加減疲れたので、両足を掴んでいた手を離してチビ長門の腰を支える。
 結果、見た目パイルドライバーをかけられているようなチビ長門ができあがる。

「おじちゃん、これ何?」

 チビ長門が目の前にある俺の息子に戸惑いの声を上げる

「風呂場でも言っただろう?ユキちゃんを喜ばせるために神様から授かったものだよって。」

 俺は優しく答えた。

「でも、…おっきくなってるよ」

 それはね、おっきければおっきいほど女を喜ばすことができるんだ。

「ふーん」
286長門ユキの牢獄Wの21:2006/01/09(月) 01:20:16 ID:JteStWIi

 どうやら質問タイムは終わったようだ。
 俺は別にチビ長門にフェラを期待してはいない、間違って歯でもたてられたら事だ。
 もししてもらうなら、もっと元気が無くて従順になった時がいいだろう。
 そんなことを思いながら俺は自由になった指を使って割れ目を広げた。

 俺の手によって開かれたそこは、わずかに愛液を滴らせて肉色の孔をさらけ出した
 口の中に涎が溜まるを感じた。
 俺は今までよりもさらに顔を近づけ、舌を挿し入れた。
 
 くちゅ

「――あっ」

 外側を舐められる行為とは違う、内側を侵される感覚にチビ長門は敏感に反応した。
 その反応に気を良くした俺は、先程のディープキス以上に舌を動かした。

 …ぴちゃ……くちゅ…ぬちゅ

「―――うぁ!…はぁっ、んっ、だめぇ!」

 淫猥な音と未熟な嬌声が部屋を満たす

 柔らかいくせに硬い幼肉は俺の舌を受け入れるように動いたと思えば、次の瞬間には弾き返そうと俺の舌を楽しませる。
 小さな蜜壺は僅かな愛液で満たされ、何者も触れたことが無い場所を犯す行為は俺を昂ぶらせた。
 俺はいったん口を離すと、自由になっている指の先をチビ長門の秘裂に潜り込ませた。
287長門ユキの牢獄Wの22:2006/01/09(月) 01:21:42 ID:JteStWIi

 最初「え?」と軟体な舌とは違う、硬質な指の感触に戸惑うチビ長門
 だがチビ長門が戸惑っている間も、俺の指は止まる事は無い。

 第二間接が隠れるまで小さな淫裂にゆっくりと指を埋め込む
 それから、中指を折り曲げたり、伸ばしたり、角度を変えることで孔を掻き回、媚肉の感触を楽しむ
 先程の舌の時にも感じた、この初々しくも淫らな感触にしばし酔いしれる。
 チビ長門の方と言えば、先程よりもさらに深くを抉られる不快感に目を閉じて堪えている。

 ならばと俺は中指をぴんっと伸ばすと、さらに深く指を埋める。

 ずぷっ

「――ああ、あ」

 体内に侵入した異物に惚けたよう口を開け、涎をたらすチビ長門
 と、中指が肉壺の中で壁のようなものに行きあたった。
 体が小さくなっているので期待はしていたが、本当に処女膜がありやがる。

 たまらなくなった俺は、指を一気に引き抜き「ひぅっ」口を大きく開け唇を完全にチビ長門の股間に口づける
 そして一気に愛液をすすり上げた。

 ずずずっと重い水音が響き渡る

「――ふあああああああああぁぁぁぁ!」
288長門ユキの牢獄Wの23:2006/01/09(月) 01:22:46 ID:JteStWIi

 チビ長門は中心から蜜と言わず媚肉までをも吸い上げられそうな力に、軽く達してしまったようだ
 せっかく戻りかけていた意識が、またどこか遠くに逝ってしまった。
 俺としては今からすることにあまり騒がれても興醒めなので、丁度良いといえば丁度良かった。

 チビ長門を固定していた腰を離し、仰向けに寝かせる。
 まず俺は発射寸前の弓のように自らの腰を曲げ、力をためる。
 それから両手を使い、チビ長門の左右の太ももを強めに掴んだ
 そして力の篭っていない両の足を無理やり開き、チビ長門を引っ張ることで幼い秘裂に俺の肉棒をそえる。
 チビ長門は「ぴくん」と反応したが、それだけだった。

 もちろん俺は心優しいので息子に唾をつけておくのを忘れない。

 さて、準備完了だ
 後はどうやって挿入するかだが、チビ長門のサイズじゃ俺のはあまりにも大きすぎるだろう
 別に大きさを自慢するわけじゃない、中指一本できつかった現実を元に演算しているだけだ。
 いくら人体の神秘を考慮に入れようともかなりの激痛を伴うのは明白だ、そこで俺は……

 一気に、貫くことにした。

 やめるという選択肢は最初から皆無だった
 
 ずぶっっっっ!

 一瞬だ、一秒にも満たない一瞬で俺の剛直はチビ長門の処女膜を破り、膣の最奥まで侵入を果たした。
 俺の息子は、肉を断つような感覚の他にも処女膜を破る感覚もしっかりと俺に伝えた。
 俺は無垢の雪を汚すような達成感にしばしの間、酔いしれた。
289長門ユキの牢獄Wの24:2006/01/09(月) 01:24:19 ID:JteStWIi

「…?………っ!…あ…あ…あぁ……いっ、いたぃ」

 最初、茫洋な感覚では何が起こったのか分からなかったのだろう、頭に疑問符をつけていたが
 意識がはっきりとすると同時に痛覚もはっきりしてきたのか、弱弱しい声で痛みを訴える

「いぅ…おじちゃん?なにしてるの?」

 呼吸するだけでも痛みが走るらしく、浅い呼吸の中で穢れの無い瞳が俺に問うた

「今、ユキちゃんに注射をしたんだよ。注射は痛いものって決まっているだろう?」

 俺は、あくまでも優しく答えた。
 チビ長門がわずかに頷く

「ユキちゃんはいいコだから我慢できるだろう?」

 もう一度頷く

 俺はチビ長門の頭をよしよしと撫でると一息に腰を引こうとした。
 しかし、子供特有の直感でそれに気がついたのか、チビ長門が制止の声を上げる

「まって、いま、痛いの。うごくのやめっ!あ、あぐぅぅぅぅっ」

 が、止まれと言われて止まる馬鹿はいない、俺は勢いよく雁首の所まで引き抜いた。
 真っ赤に染まった肉棒が、何よりも醜悪に見えた。
290長門ユキの牢獄Wの25:2006/01/09(月) 01:26:30 ID:JteStWIi

 チビ長門が体の一部に空洞ができたような感覚と痛覚を刺激されて悶えている
 目を見開き、限界まで開いた口からは小さな舌が突き出ている
 体は弓のようにしなり、背骨が折れるんじゃないかと心配になるほどだ

 ある程度落ち着いた所で、また限界まで刺し貫く!

「ぎぃっ!」

 腰と腰が打ち合った瞬間、あまりの勢いに微量の愛液と共に破瓜の血が宙を舞った。
 俺とチビ長門、双方に赤い斑ができる。
 その紅さに思わず目を奪われた俺は、もっともっとと腰を打ちつけ媚肉を削る。

「―――がっ、うっ、んっ、ぎっ、いっ、いやぁっ」

 体の中心に走る異物感に目を回すチビ長門
 しかし、その動きからは抵抗というよりも、少しでも痛みを減らそうとする悲しい女の本能が感じられた。
 次第に悲鳴が小さくなっていくのがその証拠だ

 だが、それでは俺がつまらない

 俺は少女の努力を嘲笑うかのように縦の動きに横の動きを加える、同時に肉を裂く感触がいっそう強くなる
 完全なランダム、縦の動きならばリズムを覚えれば何とかなるが、それに横の動きが加わるなら話は別だ。

「――っ!!!うああっ!がぁっ!あぶっ!はぁっ!!」

 あるいは元の長門にはどうにか対処できたかもしれない、…が今のチビ長門に性交の経験は無い。
 結果、俺の腰の動きに合わせて悲鳴を上げる哀れな人形が出来上がる。
291長門ユキの牢獄Wの26:2006/01/09(月) 01:27:58 ID:JteStWIi

「――あっ、うっ、あっ、らぁっ、いふっ」

 俺の腰の動きに合わせて声らしきものを上げるチビ長門
 顔を見れば瞳は何の光も写さず、ただ涙を垂れ流していた
 だが驚いたことに、口のほうは唇の端を僅かに吊り上げて心なしか笑っているように見えた。

 信じていたものに裏切られ、絶え間なく続く激痛が少女の大切な部分を壊してしまったのかもしれない。

「うっ」

 しかし、俺のほうも限界が近い
 性交によって得られる快楽よりも、幼女を犯す背徳感のほうが俺を昂ぶらせていたようだ
 肉棒の根元に今日一日、溜まりに溜まった熱く、ドロドロとしたモノが集まるのを感じた。

 俺は限界を感じたその瞬間
 抜けるか抜けないかのギリギリのとこまで引き抜き、そして一気に限界までチビ長門を貫いた。

 ドクン!

「――――くっ」

 チビ長門の子宮の一番奥に出すべく掴んだ腰を、痛くなるほど自らに押し付ける。
 精液が放つたびに真っ白になっていく頭の中、それでもチビ長門を掴む手が緩むことは無かった。

 数十秒ほど出し続け、俺は射精の痙攣が収まったのを確認してからチビ長門を掴んでいた手を離した。
 手を離してもくっきりと残る俺の手の痕、どうやら少し力を込めすぎたらしい。
292長門ユキの牢獄Wの27:2006/01/09(月) 01:29:32 ID:JteStWIi

「ユキちゃん?お薬をたくさん出しておいたよ。」

「………」

 俺は殊更優しい声で、チビ長門に声をかけた
 対するチビ長門は無反応
 いや反応しているかもしれないがあまりにも微細な動きなので、俺に認識することができないのだろう。
 それならば、と俺はいい事を思いついた。

「ユキちゃん、病気は治ったかな?」

 やはり、チビ長門は反応しない

「まだおしっこする所が熱い?お薬は効いていないかな?」

 そう優しく聞くと同時に、俺は腰を一振りした
 いまだに繋がっているチビ長門は俺の動きに合わせて揺れる、当然首のすわってない頭も縦に揺れる。

 そうまるで、頷くかのようにチビ長門の首が揺れた。

「そうか、まだか。」

 もし、今俺の前に鏡があれば、嗜虐的に笑う男の顔が見れたことだろう。
 俺の考えが、残酷な考えが分かったのか、急速に意思の光を取り戻すチビ長門の瞳
 しかし遅い、俺は絶望的な宣告を高らかに謡った。
293長門ユキの牢獄Wの28:2006/01/09(月) 01:30:44 ID:JteStWIi

「ならしょうがない。おじちゃんは辛いけどまだ治療を続ける必要があるみたいだね。
 ちょっと痛いかもしれないけど大丈夫、ユキちゃんはいいコだから我慢できるよ。」

 俺はチビ長門の口から否定と拒絶の言葉が発せられる前に、腰の動きを再開した。

「それでは、治療を再開します。」

 童女の悲鳴が闇夜に響いた。

 9時50分

 あぁ、太陽が緑色だ。
 
 俺はぐったりと大の字に寝たまま太陽の日差しで目を覚ました。
 あの後、壊れチビ長門の上下左右、その全てを犯している時にある問題が発生した。

 それは………チビ長門の体力と、快楽への貪欲さが俺の予想はるかに上回っていたのだ。

 ある程度俺の肉棒になれ、少しづつ快楽を感じるようになってから奴は豹変した。
 自ら腰を振り、新たなる刺激を求めて試行錯誤する
 しかも、体力に底が無いかのように激しく動くのだ
 もしかしたら体が縮小された分、余ったエネルギーが体力にまわされたのかもしれない
 おかげでいつもの長門だったら、終始俺が主導権を握ることができるのだが
 昨夜は後半の方は、押されっぱなしだった。

 現に、昨日の最後の記憶は俺にまたがり狂喜乱舞するチビ長門の姿である。
294長門ユキの牢獄Wの29:2006/01/09(月) 01:31:38 ID:JteStWIi

 こんな化け物の相手にしていたら三日で枯れてしまう。
 俺はもはや感覚の無い股間を押さえて身震いした。

 と、そこで俺の顔に影がさした。
 つまり俺と太陽の間を何者かが遮ぎったということだ。

 逆光で表情は分からなかったが、誰かは分かった。

 いつもの長門、つまり高校一年生文学少女タイプの長門だ。
 長門は何も着てはいなかった、と言うか体中精液まみれで動くたびに固まった白濁液がはがれている。
 やはりチビ長門は、いつもの長門が小さくなった姿のようだ

 俺が氷解した謎に満足したその時、ノーマル長門が重々しく口を開いた。

「結果発表」

 どうやら昨日言っていたテストの結果が出たらしい。
 俺としては何を今更といった感じだ、昨日チビ長門に手を出した時点で覚悟はできている。

「涼宮ハルヒ発案の、キョン・シスコン説」

 俺はすがすがしい気持ちで判決を待った
295長門ユキの牢獄Wの30:2006/01/09(月) 01:32:40 ID:JteStWIi

「証拠不十分により疑惑の域を出ず、よって無罪」

 なにっ!と俺は無様にも驚いていた。
 あそこまでして無罪と言うならば、何をすれば有罪になるというのだ!
 俺は挑むように長門を見た。
 
 そこで俺は、長門の結果発表が終わっていない事に気がついた。

「――が、同涼宮ハルヒ発案のキョン・ロリコン説、私の現状をもって証拠十分とする」

 ハルヒの奴、そんなことまで言っていやがったのか。
 俺は心の中で今度ハルヒに会ったら問答無用、公衆の面前でぶち込んでやろうと神に誓った。

「よって、有罪」

 まぁ、当たり前だ文句は無い
 が、どんな刑が下るのかには興味があった。怖いもの見たさの精神で、だが
296長門ユキの牢獄Wの31:2006/01/09(月) 01:34:17 ID:JteStWIi

「涼宮ハルヒによると、ロリコンに処置なしとの事、よって不能の刑に処す」

 長門の言葉が終わったその時、俺の視界を太陽の日差しが満たした。
 だがおかしい、陽光は長門がさえぎっていた
 長門は一歩も動いていないのになぜ太陽が顔を出す?
 
 やっとのことで目がなれた俺は、光の中に絶望的な影を見た。

「おじちゃん、お医者さんごっこしよう?」

 つまりは、枯れ果てろ言うことか長門

 俺は「いくぞー」の掛け声の下、俺に跨るチビ長門を視界に捉え

 気を失った。
 

END
297致命的存在:2006/01/09(月) 01:36:34 ID:JteStWIi
短編終了
後は完結のみ
完結は誰もいなさそうな時間帯にコソーリと投下する予定
298名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 01:38:04 ID:X7SnEYG6
長編乙!GJ!
299名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 01:39:42 ID:SxoK4sjG
リアルタイムキタ
長門いいよ長門
300名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 01:46:07 ID:0GoPhBci
>>致命的存在氏
乙華麗〜。
そして、GJ!!

キョンの鬼畜っぷりがさらに増してますなw
冬眠期間に何か心境の変化が?
とにかく復活おめです。
完結編も期待してますよ。
301長門ユキの牢獄Xの1:2006/01/09(月) 02:28:23 ID:JteStWIi
 今、俺は長門の部屋にいた。

 もしこの狂った夏が終わるならば、俺は自分の部屋にいなければならないだろう
 何しろ明日が来れば二学期が始まるのだ。

 明日が来れば、の話だ

 現在、日本標準時間で8月31日23時33分

 つまりエンドレスエイト、その終わりと始まりのがここにある




       長門ユキの牢獄4




 部屋には甘ったるい香りと汗のにおいが充満していた。

 そんな中で俺と長門は仲良くひとつの布団で寝ていた。
 まぁ乱れた布団とか見てもらえればナニをしていたかは分かってもらえるだろう。

 まぁ冒頭でも語った通り、本当ならこんなとこでこんな事をしている場合じゃないのだが
 一年近く夏をすごしたのは伊達じゃない、もはや感覚で分かるのだ

 今回もだめだった、と
302長門ユキの牢獄Xの2:2006/01/09(月) 02:29:36 ID:JteStWIi

「どっか根本的な所で間違えてんのかなぁ」

 俺は天井を見ながら愚痴るようにつぶやいた。

 傍らで動く気配

 隣を見ると、長門が俺にだけわかる範囲で微笑んでいた。
 ずいぶんと微笑むことが多くなった長門を見て、ふと思う
 それにしても、俺はこのごろ鬼畜すぎないか?と

ちょっと前の海水浴
 この間の夏祭りの時
 記憶に新しいチビ長門の時
 その他もろもろ記憶
 いくらなんでもやりすぎだろう。
 日をおうごとに凶暴になっていく自分自身に少しだけ恐怖した。

 と、投げ出された俺の手を何かが触れた
 考えるまでも無い、長門の手だ
 僅かに青ざめた俺の顔を見て長門なりに俺の心理を推理したのだろう。
 そして、長門の推理の的中率はいつだって100%だ。
 俺は長門の目を見ながら解決編が始まるのを待った。

「あなたの凶暴化の原因は記憶継承のせい」

「・・・・」
303長門ユキの牢獄Xの3:2006/01/09(月) 02:30:39 ID:JteStWIi

 俺は無言で聞きに入る

「一年近くの記憶があなたを蝕んでいる。」

 変わる事の無い8月の日差し
 似たような行動をとる友人、家族
 一向に分からない問題の答え

 それらが少しずつ、心のたがを緩くした。
 そして、溜まったストレスが溢れ出る
 その捌け口として選ばれたのが私

 そう、長門は語った。

「最低だな、俺」

 俺の呟きに、長門が首を振った。

「巻き込んだのは、私」

 だから最低なのは私、と長門にしては大きな声で言った。
 俺はあまりの長門の必死さに少し笑った。

「じゃあ、間を取ってハルヒが最低って事で良いか?」

 俺の言葉に、今度は長門が薄く笑った。
304長門ユキの牢獄Xの4:2006/01/09(月) 02:31:40 ID:JteStWIi

 記憶継承、それが俺の凶暴化の原因だとしてもどうすることもできない。
 なぜならば、俺という人格は次に継承することで初めて継続することができる。
 次の世界に俺がいても記憶を継承していなければそれは俺じゃない、よく似た別の生物だ。
 継承を止めてしまえばそこで停止してしまう、極端に言ってしまえば死ぬ存在なのだ
 記憶の継承を行っていない、他の一万五千五百人近い俺と同じくな

 だから、どれだけ壊れようとも大事にやっていかなければならないのだ。 

 俺は強く長門の手を握った。

 確かに感じる長門の温もり
 あと20分足らずで終わる世界で、唯一確かなものだった。



 終わりの瞬間まで、まだ時間がある。
 少しばかり時間を持て余した俺はどうでもいい事を考え始めた。

 朝比奈さん何してるだろう
 妹は今頃寝てるだろうな
 俺がいない間にシャミは飢えていないだろうか
 そういえば夏休みの課題やってないな

 ……ん?
 ちょっと待てよ。
 夏休みの課題だと?
305長門ユキの牢獄Xの5:2006/01/09(月) 02:32:37 ID:JteStWIi

 頭の中に閃くものがあった
 
 俺は思いついた仮説を、今までつちかった涼宮ハルヒの行動心理を元に頭の中で検証に検証を重ねる。

 ………

 ………………

 ………………………

 そしてついに俺は、解答にたどり着いた。


 ガバッと立ち上がる。

「そうか、そうだったんだ!」

 アドレナリンが過剰に分泌され、テンションがニトロブースターを使ったかのように跳ね上がる。

「はははっ、課題?そうか!ハルヒめっ!ひねくれてるにも程がある!」

 客観的に見れば、いきなり暴れる俺は毒電波に犯されたかのように見えたことだろう。
 だが当事者の俺はあくまでも主観、白熱する頭で他人の目を気にする余裕はない。
306長門ユキの牢獄Xの6:2006/01/09(月) 02:33:29 ID:JteStWIi

「今から。いや、だめだ、時間がない。だがっ」

 普通ならば後十数分で記憶ごとリセット、消滅と再生を繰り返すこの世界では記憶というモノは泡のように儚い
 だが、俺には裏技がある。

 記憶継承という言語道断の裏技が!

「この記憶を次に引き継げれば次で、次でこの狂った世界を解放することができぞ」

 全裸でガッツポ−ズ
 トランクスさえ履いていないので汚いものがぶらぶらと揺れるが気にしない
 そこで俺は世界解放の最重要キー、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェイスの名を呼んだ。

「長門っ!」

 俺は振り向いて、膝立ちになった長門の顔を見る。

 長門は、悲しそうな顔をしていた。

 あ

 燃えさかっていた炎が一気に鎮火した、火照った体が寒さに震えた。
 白熱した頭が、醒めた。
307長門ユキの牢獄Xの7:2006/01/09(月) 02:34:37 ID:JteStWIi

「そうか………。」

 そして俺は、もう一つの真実に辿り着いた。

「そういうことか、長門。ハルヒだけじゃなかったんだな」

 長門は顔を俯かせた。

「この馬鹿げたシステムを動かしていたのは、ハルヒと、そして長門だったんだな」

 つまりはそういうことだ、この牢獄を創ったのはハルヒだ。
 だが牢獄には脱獄を阻止するための看守が必要になってくる。

 その看守が長門、お前だ。

 いくら俺がどうしようも無いアホだろうと、15497回も繰り返していれば1回ぐらいは正解を見つけることができただろう。
 だが、それは事前に長門によって潰されていたのだ
 やることは簡単だっただろう、気付きそうな俺がいたら二人で課題をやってしまえばいい
 体で釣るのも一つの手だ、俺はほいほいと付いて行くだろう。
 
 ”なぜそんな事を?”というのは無意味だ。
 継承した記憶から簡単に推理できる。
 長門有希は疲れていたのだ、次々と起こる予測不可能な涼宮ハルヒの奇行に
 そんな中で創られた閉じた2週間、ここでならハルヒの行動はある程度なら予想できる。
 ユートピア、そう呼ぶにふさわしい世界が長門の前に現れたのだ。
308長門ユキの牢獄Xの8:2006/01/09(月) 02:36:07 ID:JteStWIi

 しかし、その理想郷も回を重ねるごとに綻びが見え始めた。

 ハルヒの行動がほぼ完全にパターン化し、長門の予測の範囲内でしか動かなくなったのだ
 
 退屈は神をも殺す。

 もし、長門の心が完全に機械だったらそんな感情は湧かなかっただろう
 しかし、長門は人の心をもっちまった。

 少しだけ自惚れるならば、俺のせいで

 だからお前は作ったんだ、退屈を紛らわせるために、もしくは退屈を共有するために俺という異分子を
 そうだ、俺の記憶にはしっかりと残っている
 「記憶を次に伝える手段がある」と言う、不安げな長門の姿を
 あの時の言葉は、どれだけの勇気が篭められたものだったのだろうか

「俺は………」

 俺の呟きに長門が顔を上げる。

「俺は、お前の孤独を癒すことができたか?」

「………」
309長門ユキの牢獄Xの9:2006/01/09(月) 02:36:44 ID:JteStWIi

 数秒間の沈黙の後、長門ははっきりと頷いた。


「そうか」

 俺の言葉で長門は確信しただろう、俺が全ての真実に至った事を
 再び俯く長門
 俺にはわかる、一年近い日数を共有した俺だからわかる
 今、長門は怯えている。

 無敵にして無敗、SOS団最強の存在が怯えている。

 誰に?
 もちろん、俺にだ。
 
 俺に悪意によって罵られ、憎悪のこもった拳で殴られるのを本気で怖がっている。
 或いは、そうすることが正しいのかもしれない。
 しかし、俺の心には憎悪なんて感情は一欠片も無い
 あるのは哀れみの感情だけだ。

 だから俺は、震える長門をやさしく抱いた。

「!?」

 有り得ない事態、想定しない状況に長門が戸惑う
310長門ユキの牢獄Xの10:2006/01/09(月) 02:37:38 ID:JteStWIi

「アホだな、ハルヒ並みにアホだ」

 そんな言葉が自然と零れた。
 それは長門に言ったのだろうか、それとも自分にだろうか?

「明日を否定しちまったら何も得られないなんて、赤子だって知ってるぜ」

「それでも………怖い」

 俺は強く長門を抱きしめた。

「誰だってそうだ、それでも騙し騙しやっていくのが人間てもんなんだよ」

 暗に自分が人では無いと言われたと思ったのだろう、長門が更に俯く

「勘違いすんなよ。もうお前は立派な人間だよ。」

 つまらないことで悶々と悩むあたりな

「………」

 わずかに顔をあげる長門

「いいか長門、お前は一人で頑張りすぎなんだよ。」
311長門ユキの牢獄Xの11:2006/01/09(月) 02:38:33 ID:JteStWIi

 辛かったら誰かに頼ればいい。
 俺を頼れ、今回のようにいつだってお前の力になってやる。

「………」

 更に顔を上げるが、長門の瞳は俺の瞳を見ない。
 傷つくのが怖いのだろう
 どこまでも臆病で、疑い深く、そして弱い
 だから俺は一つの提案をした。

「なぁ長門、俺と賭をしないか?」

「?」

 やっと俺に視線を合わせる長門

「次の俺が、15498回目の俺が世界を解放できるかどうか、賭をしよう」

「………」

「介入は一切なし、長門は俺の質問に答えるだけ、もちろん正解を教えるのは無し、
 この条件で次の俺がこの牢獄を壊せるかどうか?」

 答えはすぐに返ってきた。
312長門ユキの牢獄Xの12:2006/01/09(月) 02:39:30 ID:JteStWIi

「無理、確率1%以下」

 俺は不敵に笑った

「よし、長門は無理な方だな、俺は壊せる方に賭ける」

「………」

「もし俺が勝ったらこの世界の解放、もし俺が負けたら」

 そこで俺は、長門の頭をやさしく撫でた

「この世界をお前がイヤになるまで続けていいぞ、その時は俺もつき合ってやる」

 呆然とする長門に俺は畳みかけた。

「どうだ?」

 長門は少しの間だけ悩み、そして頷いた。

 ふと時計を見ると、0時まで残り時間3分程だった。
 長門の家の時計は秒針まで正確なので間違いはないだろう。
313長門ユキの牢獄Xの13:2006/01/09(月) 02:40:24 ID:JteStWIi

 俺は少しだけ考え、思いついたことを正直に長門に話した。

「なあ長門、もし次でこの世界が終わったら俺の、この継承し続けたお前との記憶は通常の世界では無かった事になってしまうんだろ?」

 長門の体が大きく震え次の瞬間、強く俺に抱きついた。

 それはあまりにも残酷な現実
 それでも俺は言葉を続けた。

「だったら、お前に俺を罰することを許可する」

「?」

「俺は、むかついているんだ。」

 すぐ隣で長門が悩み、傷ついていた事も知らずにへらへらと生きていた自分に無性に腹が立っていた。
 そして恐らく、記憶の無い俺も同じようにへらへら生きていくのだろう

「だから・・・そうだな、知り合いの誰もいない異世界にでも送ってやれ、せいぜい慌てふためくぞ」

 俺は笑いながら自分の首を絞めるようなこと長門に告げた。

 だが知ったことか、どうせその時の俺には今の俺の記憶はない。

「………」
314長門ユキの牢獄Xの14:2006/01/09(月) 02:41:35 ID:JteStWIi

 長門を見ると少しだけ不安そうな顔をしていた。

「そんな事をして俺に嫌われないか心配か?」

 長門は頭を縦に少しだけ動かした。

「安心しろ、どんなことがあろうとも。俺がお前を嫌いになるはずがない」

 最後には必ずお前を許す、と俺は力強く言った。

「何故?」

 どうしてそんな不確定な事を断言でいるのか、と長門が問う
 俺は少しだけ視線を逸らしながら言った。

 惚れた弱みって奴だ、と

 その瞬間、長門の目から涙がこぼれ落ちた

「俺のこの記憶は、そうだな…長門との初体験が終わった時にでも渡してやってくれ」

 そして俺は、泣き続ける長門の唇を強引に奪った。
 同時に舌を侵入させ唾液と共に微量のナノマシンを長門に流し込む。

 世界の終わりのたびに行われてきた儀式も賭の結果次第ではコレで最後、そう思ったその時
 カチッと時計の短針と長針と秒針が仲良く揃った。

 俺は名残惜しそうな長門から唇を離した。
315長門ユキの牢獄Xの15:2006/01/09(月) 02:43:52 ID:JteStWIi

 光の粒になっていく体、その最後の力を振り絞り俺は言った。

「じゃあ、また明日」

 同じく、光になりつつある長門が返した。

「また………明日」

 その言葉を聞くと同時に聴覚が消え、視覚が消え嗅覚が消え触覚が消え味覚が消えた
 最後に、消えかける意識と記憶の中で呟いた

 がんばれよ、次の俺
 
 







 果たして、世界は解放された。



 しばらく後
 万能のくせに不器用な少女が孤独の果てに新世界という形で罰を実行したのは、また別の話
316致命的存在:2006/01/09(月) 02:46:54 ID:JteStWIi
完全終了
最後に、言わせてもらえるなら
今月のザ・スニーカーの表紙は最高だと思う
317名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 02:49:43 ID:X7SnEYG6
リアルタイムキタコレ 乙
318名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 02:52:12 ID:/tv2MHV2
>>316
終わらせ方もちゃんと物語への伏線にするとは…かなり乙!!!
長いこと待った甲斐がありました(`・ω・´)シャキーン
319名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 03:03:03 ID:sIKZiuUY
深夜に78レスものSSをリアルタイムで読む…
鳥肌立ったよ
320名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 03:17:46 ID:t+cwLW8l
GJ!
長門ゴスロリは俺も最高だと思う
321名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 05:17:34 ID:wmDvu6yM
パーフェクトにグッジョブ!!
眠気に耐えてよく頑張った! 感動した!!
322名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 08:51:58 ID:D2I/Qu52
神は居たな

谷川スレ住人でよかった・・・!!
323無謀者:2006/01/09(月) 14:22:14 ID:l7zvVA3/
たった今、ちょっとSSを書こうと思いたったわけだがいかんせん。
ネタが思いつかねぇ・・・。
という事で、みんなオラに電波を分けてくれ
324名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 14:27:08 ID:E0t7uGYU
みくるがキョンを攻めるSS
325名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 14:44:49 ID:f1oO3XIK
鶴屋さんがみくるを攻めるSS
326名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 16:13:07 ID:Jj5ykbxK
ハルヒとキョンが鶴屋さんを攻めるSS
327名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 17:39:45 ID:B9XpVfKZ
ガニメーデスの妄想トークにたまには付き合ってやるひーくんのSS
328名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 17:53:21 ID:Beb1MXsg
キョンがパイプカットされるSS
329名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 18:21:20 ID:bS117EPj
パイプカット・・・
330名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 18:57:16 ID:CuyMlPvB
キョンが耳を責められる小説
331名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 19:11:29 ID:vSMwQTTr
シャミセンがハルヒを攻めるSS
332Maple Syrup:2006/01/09(月) 20:14:12 ID:2rpvc0sF
ハルヒが谷口・国木田を(ry
333名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 20:35:37 ID:w25KeCB5
元の世界への帰還が不可能になったキョンが、偽長門と文芸部で2年間くんずほぐれつ
334名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 21:10:41 ID:gyhwDFo0
>>333に一票
335名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 21:10:54 ID:QSJx7zoB
>>316
GJ!
読まされますた。
感想要る?
336名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 00:13:36 ID:cU+I+aka
>333
俺も同意
337名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 00:25:10 ID:WsGXV+XQ
>>333
いっそ子供まで作ったり・・・
338名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:36:09 ID:ZvyB8KXf
ひーくんが鬼畜になるSS
339名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 02:08:02 ID:O5m2/QUw
>>致命的存在氏
完結編もGJ!!

キョン鬼畜度増しは物語の伏線でしたか……。
次回作も頑張ってくださいね。


なんだかスレが物凄い勢いで長門よりになってるな……。
340名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 02:25:08 ID:vyJ7rt1c
ひーくんとガニメーデスの意識が入れ替わるSS
341名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 02:27:38 ID:XK6Lb2eP
>>340
いきなりむやみやたらと積極的に迫られ、嬉し恥ずかしでちょっと反応に困る巴の姿が浮かんだ。
342名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 13:14:40 ID:Tvf+A3QD
いっその事SOS団全員で長門を攻める
キョン・ハルヒ・みくる・古泉×長門の5Pで
343名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 17:04:58 ID:/Bafz1dz
長編乙!
344名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 21:33:16 ID:h7DpYzdo
>>341
そしてガニメーデスの視点で巴が寝取られるひーくんに悶える訳だな。ハイセンスだな。
345名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 21:38:50 ID:vyJ7rt1c
むしろ凌央×ガニメーデス(中身ひーくん)でw
346名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 22:35:38 ID:DNTU4FGX
>>323
ぜんぜん挙がっていない学校を出ようから。
真琴×ユキちゃん。逆レイープ。
347名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 03:59:08 ID:J1XYUiQ7
>>344
厳密には寝取られとはちと違うような……
まあ、元の体に戻ったときどうなるかは見ものだけどな。
348名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 22:44:59 ID:x/J+JYP5
キョンがハルヒをレイプする話が書きたいのだが、シチュが思いつかん。
349名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 23:23:50 ID:8MuFa2Q+
多丸兄弟の孤島の話

宴会で酔っぱらう

お開き。みんな自室へ戻る

酒を飲んで「あついあつい」とハルヒがけっこうな露出をする

キョンがどうしようもなくムラムラする

酔った勢いでレイプ

350名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 10:41:02 ID:EI1/tp46
翌朝ハルヒにパイプカットされる
351名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 10:59:03 ID:8QQCDbKp
翌朝ハルヒの肉奴隷になる
352名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 05:06:50 ID:0Eb7q8ri
翌朝ハルヒが肉奴隷になる
353名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 06:08:43 ID:VErTLLae
翌朝ハルヒがガンダムWになる
354名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 11:14:00 ID:kLjb940r
翌朝ハルヒが俺のものになる
355名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 12:12:35 ID:2k8Vztm9
翌朝ハルヒが13億円横領する
356名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 12:41:25 ID:KcX594E3
翌朝ハルヒが子供を抱いている
357名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 14:17:31 ID:0YRLKEpA
よく朝無意識に目覚まし時計を止めてしまうんです
358名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 19:45:47 ID:9ewsDeGv
よく朝ハルヒが無意識に時を止めてしまうんです
359名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 23:57:20 ID:U3q9oUbN
よく朝ハルヒがキョンの肉棒をしゃぶりにくるんです
360名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 11:29:44 ID:EHutalXc
その朝長門がそれを見てしまうんです
361名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 11:49:32 ID:lUIwtu3u
古泉が写真にとってゆするんです
362名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 16:37:57 ID:BSkLZkYr
古泉らしき影がいつも写真の隅に写るんです
363名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 22:53:33 ID:8ZQe9ETc
古泉は悪霊だったのです。
364名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 23:39:03 ID:SwTGmhgH
翌朝古泉の足がない
365名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 00:42:00 ID:plDzinsc
古泉は地雷を踏んだんです
366名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 07:23:20 ID:SOKvUNKY
古泉は地雷です
367名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 10:19:34 ID:LnZVQEin
古泉はPKOによって排除されました
368名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 13:42:24 ID:zPfVjaRs
ハルヒこそPKOによって排除されるべきです
369名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 15:42:15 ID:ASKegpS6
ハルヒを排除だ、排除うだん(はい冗談) (・3・)
370名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 16:13:47 ID:sUprStmB
川相さん帰りますよ
371セレクト(1/3):2006/01/19(木) 03:33:20 ID:kPnMXQbb

 YUKI.N>このプログラムが起動するのは一度きりである。
        実行ののち、消去される。
        非実行が選択された場合は起動せずに消去される。    Ready?


 それで終わりだった。末尾でカーソルが点滅している。

 このメッセージを残してくれた長門は、間違いなく俺の知っている長門だ。
 緊急脱出プログラム。
 長門はこうなる事態を予測していたのだろうか。

 ……いや、ちょっと待て。
 何か変だ。
 非実行が選択された場合は起動ぜずに消去される?

まさか、そういう事なのか。
 変な属性はないが性格はそのままのハルヒ達。
 だが長門、お前は違う。
 それが俺にこれを問う理由なのか。


つまり長門は苦しんでいたんだ。
 ハルヒが巻き起こす問題は、結局みんな長門任せだった。
 
 あの終わらない八月を思い返してみろ。
 何も知らずハルヒに付き合っていた俺達とは違って、長門は一万五千四百九十八回というループを一人記憶していた。
 俺には到底考えられない事だ。
 そんな事になれば、長門が朝比奈さんと闘って勝つくらいの確率で気が狂っちまう。

 あいつは何度も繰り返す夏休みの間、一体何を考えていたんだろうな。

372セレクト(2/3):2006/01/19(木) 03:38:56 ID:kPnMXQbb

長門は限界だったんだ。
それはもう、こんな世界を創っちまうくらいに。

 こうなったのは俺のせいだ。
 ここまで思い詰めていた長門に気付いてやれず、何もしてやれなかった。
 なのに最後にどうするのかは俺に決めさせるのか。
 まったく、このお人好しめ。


ここにはハルヒが喜ぶような反科学的事象は何もない。
 ずっと俺が望んでいた世界だ。
 
 いや……それはもう理由にはならないだろう。
 そうさ、楽しかったさ。
 今までの、ハルヒにさんざん振り回された日々はみんな楽しかった。

 でもな長門、その記憶の中のどこにも、笑っているお前がいないんだよ。


 ここには――
 おかしな力はないが、相変わらず破天荒なハルヒ。
 超能力者ではないが、スマイル¥0は変わらない古泉。
 未来人ではないが、愛らしさはそのままの朝比奈さん。
 そして何より、表情を持つようになった長門、お前がいる。


「すまない、長門。これは返すよ」

 俺はポケットからくしゃくしゃになった紙片を取り出し、長門に差し出した。
 白紙の入部届を掴もうと長門の白い指が伸びるが、その指は微かに震えているのがわかる。
 一度失敗し、二度目にようやく摘む事に成功する。
 俺が手を放してもまだ、入部届け用紙を持つ指は震えていた。

373セレクト(3/3):2006/01/19(木) 03:43:29 ID:kPnMXQbb

「そう……」

 声まで震わせて俯いた長門からはその表情をうかがう事は出来ない。

「だがな」俺は大急ぎで言った。「俺がわざわざ文芸部に入部する必要はないんだ。なぜなら――、」

安心しろ長門。
 これがお前の望んだ世界なら、俺が最後まで付き合ってやる。
 今までお前がしたくても出来なかった事、何だってしていいんだ。
 我が儘も何だって言ってくれていいんだ。
 腹が立ったら怒っていいんだ。
 悲しかったら泣いていいんだ。
 楽しかったら笑っていいんだ。

 思いっきり笑ってくれていいんだ。

 お前の笑顔を見せてくれ。

「なぜならお前が、SOS団の団員その一だからだ」


 Ready?

 O.K.さ、長門。

俺は指を伸ばし、デリートキーを押し込んだ。



     エロがない上に続かない☆

374名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 10:54:54 ID:aJYNe6wf
ビューティフルグッジョブ!!
エロなしでも全然オケーイ!


しかし、キョンは「もし自分が同じ2週間を15498回ループしたら確実に気が狂ってるだろう」
のような事言ってたけど、実際にループ体験したわけでもないのに何でそう言い切れるんだろうね?
毎日毎日、朝から晩まで強制労働させられてるとかならわかるが。

しかしループしていたのは夏休みで、夏祭り行ったり市民プール行ったりして
ほぼ毎日満ち足りた生活だったはずだ。
それに同じ1日だけループするならともかく、2週間という間隔があるわけだからな。
しかも毎回同じ内容ではなく、少しずつ微妙な違いもある。

少なくとも、昨日の朝食のメニューさえ覚えていない俺なら、たとえキョンたちと同じ内容で
15498回ループしたとしても普通に正気でいられるよ。
375名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 11:14:56 ID:rsI9RZxG
>>374
600年近く記憶をたもったまま生きてたら、大体の人間はおかしくなると思うんだが。
376名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 11:21:03 ID:LvDloNNO
>>374

普通の人なら気が狂うんじゃまいか?
2週間を15498回で、それを年数にすると約594年?(間違ってたら赤面物だがorz

人間の寿命を遥かに超えてて、その日数から考えると2週間って周期は短すぎると思うんだよ。
そんだけ生きちゃうと生きてるのが苦痛になって気が狂うんじゃないかね。
まぁ、体験出来る人なんていないから言い切れないがね!
377名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 21:28:04 ID:FS5qviMx
長門は人間じゃない。
378名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 23:00:42 ID:0TBU0o/M
キョンの話だろ?とマジレスするテス
379名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 23:11:49 ID:btb7ZnnR
同じ1週間が延々と繰り返されるエロゲがあったようななかったような
380名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 23:54:29 ID:lF/Uk+hD
同じ3日間が繰り返されるゲームなら知ってるが。
381名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 00:24:02 ID:ho0n5M/t
クロチャでもやれ
382名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 01:13:29 ID:bTHr6WhJ
俺も月が落ちてくるゲームなら知ってる。
383名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 03:09:07 ID:Cwm4eVm8
俺も村に伝わる恐怖の伝承が実は全部宇宙人の仕業でしたってゲームを知ってる
384名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 03:32:37 ID:mPrICKaf
俺もスパイラルマタイ
385名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 13:17:17 ID:/M4s5knT
ホロウとか歌月?もそうだったか?
386名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 14:41:01 ID:+RUHcP/6
全ては吉良吉影の仕業
387名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 22:50:17 ID:0Fj//tZp
一時間を四回繰り返すのか
388名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 03:52:10 ID:gftX4yww
>>376
俺も最初は>>374のように何回ループしようが平気だろうと思っていたが
よく考えれば確かに辛いかもしれんな。
特に毎日の出来事がほぼ同じってとこが。
でも一番苦痛なのは、いつまで待ってもハルヒの新刊が読めないことかな。
389名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 04:30:08 ID:gC1Pnjnf
>>388がいいこと言った!
390名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 12:18:14 ID:RerDPvJT
本好きの長門が雑誌などの新刊を600年読めなかったのか。

そりゃ辛いだろうな
391名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 15:01:36 ID:2BXadDRV
(町の)図書館や(学校の)図書室の本、全部読み尽くしてそうだな〜〜・・・・・
392名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 13:22:43 ID:2qtfTrs9
導入とか前戯とか描写するのがめんどくさい。
いきなりCから始めても無理のなさそうなシチュってないかな。
393名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 13:49:07 ID:ryXLdZE0
いきなり朝比奈さん(大)のフェラシーンから始まったSSなら前スレにあったと思う。


>>391
600年近くループして過ごしていたら
その15498回の内、何回かにはキョンが死ぬシークエンスもあったと思う。
病死はあまり考えられないが、何かの事故などで死亡する事ならありえるだろう。
夏祭りに行く途中で交通事故に遭うとか。
それを目の当たりにして、しかし次の二週間では何事もなくまた暮らしているキョンを見たとしたら
その時、長門はどう思っていたんだろう。
394名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 20:56:33 ID:q3UlCDRM
ハルヒをk(ry
395名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 21:51:45 ID:lFFyXi0r
>393
その1回が最後の1回にならないという保証が無い以上、誰か(ハルヒとキョンだけかもしれんが)が
死ぬような事態は全力で阻止するんじゃなかろうか。

#そもそもキョンが死ぬような事態があったらあの世界自体存在を続けられないのではなかろうか。
396名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 23:00:32 ID:idoRBm2L
キョンが死んだらその時点で強制ループだろ
397名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 02:22:12 ID:Kv9ve+s7
ハルヒにまじめに付き合ってくれるのってキョンだけだからな。言うなれば杉小路に対する清村。
死んだら速攻その時点で巻き戻すだろう。
398名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 02:46:59 ID:A0agfEvk
>>397
他の3人も『まじめ』には付き合ってるだろうが、
損得抜きで付き合ってるのはSOSでキョンだけだろう。
399名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 02:53:45 ID:bWpffJST
ぐちぐちいいながらもハルヒの行動に付き合ってるキョンみたいな
ガチムチ兄貴何処かに居ないかな
400名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 08:47:54 ID:g3Tixwzn
>>392
結ばれた後の二人としてガンガンやっちゃってる話にすればいいんじゃない?
保管庫にもそういうSSはいくつかあるし。

以下思いついたので小ネタ投下。
401名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 08:49:35 ID:g3Tixwzn
部室に着くとそこにはすでにハルヒがいた。正確に言うとハルヒしかいなかった。
つまり今日の罰ゲームは残り三人のうちの誰かに課せられるってことだ。
助かった。すでに季節は春に突入しているというのに、俺の財布の中だけは未だに寒波に襲われているからな。
これ以上防寒具たる物を奪われたら凍死しかねない。
しかし定位置に座っているハルヒの表情を見て、その安堵感は一瞬にして吹き飛んだ。
ハルヒの目が悪巧みを思いついたときのような煌めきを放っているのだ。
「あれ? 他の皆は?」
確認までに訊いてみる。
「みくるちゃんはクラスの用事があるから来れなくて、有希は体調が悪くて病欠。古泉君はとにかく急用だって」
「あー、つまり今日は皆休みなわけだ」
ここで今は春休み中じゃないか? とか、
長門が体調が悪いなんてことがあるのか? とか、
古泉だけやけに理由が曖昧だな?
なんて突っ込んではいけない。
「そうね。今日はあたしとあんたの二人っきり」
ハルヒは先程まで踏ん反り返っていた団長専用いすから立ち上がると、俺の目の前にやってきた。
すうっ、とハルヒの手が伸びてくる。
しかしそれは俺に触れることはなく後に向かっていった。
僅かな金属音を立ててドア施錠される。
「何のつもりだ?」
「解ってるくせに……」
ハルヒは距離を縮め、両手を俺の背にそえた。
顔を胸にうずめているので表情をうかがい知ることは出来ないが、
きっと良い感じに紅潮してるだろう。
こいつから伝わってくる鼓動がそれを教えてくれる。
「若い男女が密室に二人っきりでいたら何をするかぐらい、いくら鈍感なあんたでも解るでしょ?」
うむ。しかしそれをするには大事な要素が一つ欠けてるな。
「何よ?」
ハルヒは俺を見上げて訊いてきた。どうでもいいけど顔真っ赤だぞ。
402名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 08:50:38 ID:g3Tixwzn
「お前、解ってて訊いてるだろ?」
「そんなの超能力者じゃあるまいし解るはずないでしょ。ちゃんと言いなさいよ」
おい、自分の言動に責任を持て。さっきお前も同じようなこと言っただろうが。
「うるさい! さっさと質問に答える!」
こんな至近距離で怒鳴るな。
「うるさいのはどっちだよ」
俺は肩をすくめた。
その所作が気に入らなかったのかハルヒはなおも抗議を叫ぶべく口を開いた……が俺はその声を出させなかった。
顔を寄せ、口を開けたハルヒに熱烈なキスをあびせてやる。いきなり舌を使った激しいディープキス。
その口撃のあまりの突然さにハルヒは報復も忘れ、ただ俺の愛撫に身を任せていた。
口内の感触を堪能し唇を放す。
「こういうことさ」
「答えになってない!」
ここまでされて解らないのか? 鈍感だな、お前も。
「〜〜っ!」
ぷるぷると肩を震わせて悔しさを滲み出させる。
ハルヒはしばらくそうしていたが一つ大きな息を吐くと、諦めたような口調で、
「ちゃんとキョンの口から聞きたいの……言って」
だからさっき口で……。
これ以上のボケをハルヒは許さなかった。
「もう焦らさないで、お願い」
と、上目づかいで一言。
ぐあっ! こいつ男心を解ってやがる。これで墜ちないやつはゲイだな。
「好きだよ、ハルヒ」
言って軽くキス。
やっぱり二人の気持ちが通じ合ってないとな。
さあ、ハルヒの番だぜ。
「ふっ」
かすなか呼吸音の後、小内刈り。視界が九十度回転する。
おい! いきなり何すんだ。危うくドアに頭をぶつけるところだっただろうが。背中も痛ぇぞ。
「さっきの仕返しよ! キョンのくせに調子に乗っちゃって……
 あー、もう腹立つ! 今日はあんたになんてやらせてあげないんだからね! あたしがあんたを犯しつくしてやるっ!」
「まあいいがその前に言うことがあるだろ?」
「そんなもんない! もう始めるわよ!」
おうっ! いつの間に俺の下半身を露出させたんだ?
小内刈りってそんな技だったか?

そんな俺の疑問をよそにハルヒによる凌辱が始まった。
結局俺はこいつには勝てないってことか……いや、まだ時間はあるさ。
俺は戦い続けるぞ。いつか勝利を掴むその日まで。

ま、一生かかってできるかどうかだろうけど。
403名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 15:28:32 ID:zFVs9g/O
テラGJス。乙。

>部室に着くとそこにはすでにハルヒがいた。
川端康成を彷彿とさせるな
404名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 17:00:48 ID:svhkJYeF
乙。


>>403
ものすごい誉め方だなww
405名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 17:29:53 ID:SgzHIsSm
川端康成って伊豆の踊子の人?
406名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 17:58:25 ID:LlFD3ZCv
そう。みづうみの人。
407名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 22:14:25 ID:FgPYjCSR
>>402
TVのニュースを流しながら読んでいて

>俺は戦い続けるぞ。いつか勝利を掴むその日まで。

の続きを
俺達の戦いはまだ始まったばかりだ!
と脳内変換している所へ

TVでどっかのハゲが
俺達の捜査はまだ始まったばかりだ!
と言って

そこでコーヒーを鼻から噴いた
(´・ω・`)
408名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 23:05:18 ID:JmIxY3Dj
パイプカットGJ
409名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 16:40:24 ID:ETUxi5Px
俺は戦い続けるぞ。いつか鶴屋さんの名を知るその日まで。
410名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 02:13:35 ID:wj/1Szm3
>>407
コーヒーとは…せめて牛乳でww
411名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 17:40:41 ID:ll4p+7VW
俺は戦い続けるぞ。いつか学校の新刊が出るその日まで。
412名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 22:54:09 ID:yq+cV6C+
>411
まずは不老不死にならないとな。
413名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 01:26:24 ID:CUh02bo9
学校の一巻を試しに買ってみたが…
あまり面白くなかったというのが正直なところ。
巻を重ねていくごとに面白くなるのか?
414名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 02:13:05 ID:w5/PwLCV
とりあえず一巻よりは二巻のがいいってのは大方の意見か
415名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 14:58:15 ID:CGo0rXIZ
学校って未完?
416名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 16:23:27 ID:tSNNihjX
蜜柑
417名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 05:30:24 ID:VgkhdWhW
俺は戦い続けるぞ。いつか絶望先生がアニメ化されるその日まで。
418名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 08:11:16 ID:uc1kGYxG
>>415
「ボクの」でまだ書くことがあるって言ってたな
419名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 10:37:50 ID:HjF34jE4
>>415
それ以前のインタビューでも、学校はまだ続けるって言ってたしな
420名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 13:22:42 ID:YPSYt7Nu
話を聞いてると学校を読もうという気にならないのだが……
これは読まず嫌いか?
421名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 16:34:36 ID:u9GDp513
うん。
422名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 17:00:07 ID:YCLOMZII
>>420
読めば分かる。
423名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 20:30:13 ID:n5zOg5TI
俺は戦い続けるぞ。いつか長門が再び眼鏡をかけるその日まで。
424名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 23:55:16 ID:gGa/Feix
学校は絵がもうちょっと良けりゃ読む気おきるかもしれんが…絶望系は〜絵に騙されたって奴が多いが
425名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 00:35:56 ID:WoUV0exq
学校の絵は普通に良い。
絶望系の文も普通に良い。
426名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 01:10:20 ID:r9PDP9p+
学校の絵が大好きな俺は学校の新刊がでることを切に願っている。
427名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 02:09:32 ID:e+FjkkeL
茉衣子タンに萌えた僕も新刊を待ってます。
428名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 11:13:42 ID:78p3FSRt
>>388
学校の新刊は、たとえループせずとも読む事はかないませぬ。
429名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 00:34:39 ID:UlxG7ALd
介入する。

実行。





430駄文作家:2006/01/31(火) 01:05:59 ID:5FFx+qGN

翌朝、寝不足の体を引きずり俺は駅へと急いだ。
結局昨日は一睡も出来なかった。おかげで遅刻することだけはなさそうだが。
まだ薄暗い街をママチャリでこいでいく。
少々早く出すぎたようだ。駅に着いたのはまだ7時前だ。
別にはやる気持ちを抑えられなかったわけではないのだが。
案の定ハルヒはまだきていない。…そういえばまえの喫茶店のツケまだ払ってもらってないな。
早く来すぎだと自分の行動を恥じたが、その数分後。なんとも驚くべきことが起きた。
ハルヒが来た。
約束の時間は8時。今はまだ7時である。本当に驚いていたのだが、それは向こうも同じようだ。
よもや俺がいるとは思わなかったらしい。ぎょっとした顔で立ち止まっている。
「あんた、何でこんなに早いのよ。」
そりゃあ仕方がないさ。一晩中起きてたからな。寝坊するはずもない。
「ふーん、まぁいいけどね。今日はどうせペナルティ無しだし。」
それは残念だ。いつも自然現象みたいに減っていく財布の敵をとりたかったのだが。
「今日は有希のために来たんでしょ?一刻の猶予も許されないわ。喫茶店でのんびりしている暇はないの!」
それにしても1時間は早すぎだろう。…人の事いえないが。それにあんまり早くちゃ迷惑だろ?
「なに言ってるの!善は急げ、急げば近道よ!さっさと案内しなさい!」
急いでるときに近道使うとろくなことがない。ハルヒならなおさらだ。
まぁそうはいってもどうせ喫茶店はまだあいていない。さりとて1時間も寒空にいる気もない。
結局早々に長門の家に向かうことにした。あいつなら多分大丈夫だろう。
431駄文作家:2006/01/31(火) 01:07:19 ID:5FFx+qGN
もういい加減見慣れたマンションのロビーへと向かい505のインターホンをおす。
「………。」
「悪い長門。予定がくるって1時間も早くついちまった。大丈夫か?」
「はいって。」
それだけいうとインターホンはきれ代わりに自動ドアが開いた。
「……。」
ちらりと横目でハルヒを見る。いまからこいつを犯すことになる…長門とともに。
引き返しても無駄なことは分かった。引き返せばもっとひどいことをこいつにすることになるだろう。
だからといってすんなりと犯せるかといったらNOである。
こいつに限らなくても、たとえ赤の他人でも絶対にYESには導けないだろ、普通。
かといって仕方がない。犯らなきゃ殺られる。Give&Take、Dead or Alive。

今すぐ舌をかんで自殺しろと命じる理性を今度は欲望と生存本能が蹴散らした。
人間やっぱりそう簡単には死ねないものだ。
「……。」
なんだかんだといってるうちにもう部屋の前まで来ちまった。
ゆっくり呼吸を整えて…もういまや心臓は爆発寸前だ。人の鼓動はここまで早くなれるものなのか。
「有希。入るわよ。」
うわ、ちょっと待てまだ心の準備が。
開くドア。
「入って。」
それだけいうと長門は部屋に入っていくしハルヒもさっさと入っていく。
ええい、ままよ。
いまだに引き止める理性をぶん殴る。俺の理性はこんなにもたくましいのか。少しだけ誇らしい。
今に行くと以前と変わらない光景が広がっている。
長門とハルヒはすでにコタツの中に入っている。
「あんたもさっさと入りなさい。ごめんね。こんなに早く来ちゃって。」
「別にいい。わたしの問題。」
「ほら、あんたもさっさと入りなさい。」
ハルヒが俺のほうを向いた瞬間。長門が何かを小言でつぶやいた。
するとハルヒはそのまますとんと寝入ってしまった。
「本気でやるのか?っていうかまだ方法を聞いていなかったな。」
そういえばまだハルヒを犯すとしか聞いていなかった。一体どうするきだ。ナノマシンをだます
とかいっていたが。
「ナノマシンを弱毒化した後、涼宮ハルヒに対してセックスを試みる。
 今から夕方まで犯し続ければナノマシンは無害化する。ただし休み無しでの激しい性交が望まれる。」
休み無しで夕方まで。それも激しくなんて俺の体が持たん。
「今からあなたにはナノマシンの弱毒化と同時に限定で絶倫効果を付加する。後遺症の心配はない。」
そうはいってもやはり不安になる。ていうか絶倫?とんでもないことになりそうだ。
「まずあなたの体内のナノマシンの弱毒化と絶倫効果を付加させる。裸になって。」
「っておいいきなりかよ!」
「着衣したままでもかまわない。ただ今後その服はスムーズな性交の妨げとなりまた行為後
 その服が役に立たなくなる可能性がある。」
脱ぐしかないか。まだこのGパンは買ったばかりだ。液でどろどろになるのはやっぱり勘弁してほしい。
情けないが脱いでいく。長門の前で…一枚一枚脱いでいくのがとてつもなく恥ずかしい。
長門が何も言わない分余計に恥ずかしい。Gパンを脱いでトランクスのみになる。
432駄文作家:2006/01/31(火) 01:08:05 ID:5FFx+qGN
「長門。やっぱりこれも脱がなきゃだめか?」
「できれば。」
まぁいまからハルヒを…ぎりぎりまで考えるのはよそう。
深く考えたらそのまま舌を噛み切るか大空へダイブするかもしれない。
最後の砦を脱ぐとなんとも情けない格好だ。長門の前で…
いっそ普通に振舞ってやろうと普段どおりにしようとする。
…結局情けないのにはかわりないが
「で。その弱毒化とやらはどうするんだ?」
「早く済む方法と時間がかかる方法がある。どちらにする?」
はっきりいって一秒でも早く事を全て終わらせたい。俺の頭がこのままどうにかなっちまう前にな。
「了解した。」
そういうと長門は俺の足元へしゃがみこんだ。
…いや長門さん?何をなさるおつもりで?
「すぐに終わる。」
それだけ言うと、幾度となく俺の腕に噛み付いたその歯が今度はわが息子に…
「!?煤刀凵吹秩噤I!!!!」
止める暇もなかった。ちょっとこのシュチエーションに興奮し半立ち状態だったわが息子に
長門は容赦なく噛み付いた。
よく漫画なんかでフェラのとき歯を立てるなといっていたわけがよく分かった。
これはやばい。マジで死ぬ。声も上げられない。
「………。」
やばい涙まで出てきた。情けないことこの上ない。そのうえ今のショックでなぜか
息子は元気いっぱい天までそそり立っている。おれはMじゃないはずだが。
「あなたのナノマシンの弱毒化には成功した。後は犯すだけ。」
「長門…もし時間がかかる方法だったらどうやってたんだ?」
「わたしの粘膜を通してあなたのナノマシンに働きかけることになる。
 つまりわたしとあなたでセックスをすることになっていた。」
…今ほど自分の選択を悔やんだことはなかったね。やっぱり人間急ぐときは遠回りしなきゃだめなんだな。
長門とセックスね。ものすごく魅力的な感じがする。機会があったら次回はぜひそうさせてもらおう。
…っておい。俺の理性はどこにいっちまったんだ?
「支度をしてくる。あなたは涼宮ハルヒの服を脱がせておいて。」
「俺が脱がすのか!?」
「わたしでもいい。でもあなたがやることが望ましい。ナノマシンをだますためにはあくまで
 あなた主体の行為が望まれる。」
脱がさなきゃだめってわけね…俺は部屋の奥に消える長門を見送った後無防備に寝ているハルヒへと向き直る。
てかやばい。これは非常にやばい。ハルヒは性格以外面もスタイルも抜群にいいのだ。
寝てれば性格なんぞ関係ない。素で襲っちまいそうだ。
くそ!だんだん俺の理性が崩壊している気がする。せめて自我は保たんと本当にとんでもないことをするような気がする。
思わず生唾を飲んでハルヒの白い肌を見つめる。
覚悟を決めるとハルヒの上着に手をかける。ぎこちない手つきで一枚、また一枚とハルヒの衣服をはいでいく。
ブラウスのボタンを一つ一つはずしていく。そのたびにあらわになっていく白い肌に思わずくらりと来た。
いかん。このまま本気で襲っちまいそうだ。(どのみち犯すのだが)
出来れば後々のためにも理性を保ちつつスマートに事を済ませておきたい俺としては出来たら避けたいことである。
もはや補給を立たれたサイパンの日本兵みたいな理性を奮い立たせなんとか俺の欲望を押さえつける。
ついにスカートまで剥ぎ取ってハルヒは完全な下着姿となった。
433駄文作家:2006/01/31(火) 01:08:59 ID:5FFx+qGN
いやもうこれは本格的にやばい。俺の理性はどんどんがけからダイブしていく一方で欲望は日本の借金のごとくどんどん膨れ上がっていく。
半ば意識が飛んでいってる俺はもう目の前の獲物のことしか考えられない獣のようになっており、
ブラのホックを乱暴にはずし、ハルヒの豊かな2つのふくらみが目に入ったときには理性は完全に崩壊した。
いまや邪魔な布切れでしかないショーツを引きちぎる。
当然何かしらの感覚がハルヒには伝わっているはずだが長門の催眠術がよく効いているらしい。目覚める気配はない。
そして今まさに襲い掛からんとしたそのとき…
ふすまが開き長門が姿を現す。思わず目を向けたその先にあった物に俺は仰天した。
裸なのはいい。長門も行為に参加するんだ。それくらいはいいだろう。小ぶりだが形のいい胸も今はいい。(いや何かコメントすべきところなんだろうが)
それよりもだ。
おい、長門よ。その股間に生やしているものは一体なんだ?
「男性器。いわゆるペニス。」
「いやそれは分かってるけどな。何でそんなもんがお前の股間に生えてるんだ。お前は女だろうが」
「インターフェイスの規格を限定変換した。」
何でそんなことを…かわいい女の子の股間にそれというのは…少々ショックが強い。
おかげで獣のようになっていた思考は元に戻ったのだが…う〜む…
「オイ長門。その股間の凶悪なものは何とかならないのか?」
「……。」
…なにも答えてくれない。おいつもしかして今までの俺の諸行を見てたとか?
よくよく考えてみるとその行動は…アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
…決めた。忘れよう。キスなんかとは比べ物にならん。脳ぶっ放しても細胞単位でこびりついてそうだ。
忘却が一番いい。人は忘れるために生きてるって誰かもいってたしな。あぁなんとすばらしきや忘却の文化。
「……。」
「……。」
「……。」
あの〜長門さん?なんかそうやって無言で立ち尽くされていてもやりにくいんですが?
「好きにして。わたしはサポートする。」
あ〜そうですか。もうちゃっちゃとやっちゃうとしますか。もう考えるのも馬鹿らしくなってきた。
俺はハルヒのほうを向き直り改めてその白い肌に目を奪われる。
口さえ開かなきゃ最高なんだ。眠ってれば性格は関係ないしな。
「それはそうと長門。このままやるのか?」
「…?」
「いやハルヒが寝たままだと非常にやりにくいんだが。」
「…そう。」
すると長門は何事かをつぶやいたあとハルヒに触れた。
「ん…あれ、私どうしてってなにこれ!ちょっとキョン!それに有希!なにやってるの!」
「なにやってるのってなぁ…」
「……。」
「この変態変態!」
どうでもいいが手当たりしだいあたりのもんを投げつけるのはやめろ。一応長門のもんだぞそれ?
「オイ長門。ちょっと動きを封じることできるか?」
長門はミリ単位でうなずいたあと再び何事かをつぶやいた。
「あれ…??か、体が…」
やれやれ。やっと鎮まったか…
「ちょ、ちょっとキョン!一体私に何したの!ていうかなにするつもり!」
「そりゃあお前…分からんか?まぁいい。宴の始まりだよ…」
                             続く
434駄文作家:2006/01/31(火) 01:10:20 ID:5FFx+qGN
以前の続きを暫定公開しました。えらく間が空いてしまってすんません。

…エロシーンって難しい…
いつになるか分かりませんがまた続き書きます。
435SILVIA ◆3AMaK.bie2 :2006/01/31(火) 10:25:49 ID:xtCHPEck
朝からいいもの見せて貰いましたよ〜(ノ∀`)烈しく乙ですよ
私ももうすぐ次が投下できそうですよ〜( ゚Д゚)負けないようにがんがって書きますぞ
436名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:12:42 ID:eOqalxk7
>>434
GJ!ふたなり長門キタコレww

>>435
wktk
437名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 05:53:31 ID:b9H87Y7s
ふたなりが苦手な俺はどうすれバインダー!?
438名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 09:24:16 ID:IKINiP3V
>>437
スルー
439名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 11:32:11 ID:RVb8935d
自分でふたなりじゃないのを書く
440名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 14:38:52 ID:yne8I1r/
(・∀・)ソレダ!!
441名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 17:14:34 ID:qmhyYk+j
週末まで生きていたらハルヒナ3話後編描く。
442名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 17:23:09 ID:RVb8935d
イ`。これを素の意味で使ったのは初めてだw
443名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 17:44:12 ID:IKINiP3V
途方にくれた昨日にサヨナラ
444名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 04:44:39 ID:HH7CXV6Q
希望に満ちた今日にオハヨウ
445名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 08:50:25 ID:bDBPCz3s
真っ暗な明日にこんにちは
446名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 14:36:57 ID:fao45tF1
そして全ての職人達に↓


447名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 14:56:17 ID:KSEVDJxZ
ア リ ガ ト ウ
448名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 16:02:38 ID:nFPUH4Ui
なにこの最終回
449名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 16:40:55 ID:1uk7Vusa
まだだ、まだ終わらんよ!
450名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 20:37:07 ID:r03ep+as
何度でも蘇るさ!
451名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:23:00 ID:E8fh41Qc
不死鳥の如く!
452名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 01:21:50 ID:guthekcO
目がぁぁああ!目がぁぁぁあああ!!
453名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 01:31:54 ID:9IGWd7pE
どうしたwww
454名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 02:03:05 ID:pe7VVdrc
点になったよ(´・ω・')
455名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 19:50:40 ID:Z/YkqanN
   _, ,_   パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆)) )ω・`)
456名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 20:21:16 ID:LiNw3jul
何なら良いのだ
457名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 22:04:29 ID:erVEac7b
>452
♪電磁戦隊 目がレンジャ〜
458名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 22:47:51 ID:pQRhbykI
どうでもいいけど
いつも左手が暖かくて右手が冷たいんだよね
これなんてエロゲ?
459名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 23:08:48 ID:LiNw3jul
なら左手でマウス持って右手でしこれ
460名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 02:18:46 ID:ByyOVCHC
もしくは妹に抜いてもらえ
461名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 18:47:34 ID:YsaufW29
ゴスロリ長門で何か書きてえ
462名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 06:40:50 ID:AXqAGcnh
さあさあ お気を確かに…! あきらめるには及ばない…!
461様の妄想力は まだ600もある…!
まだまだ… 大傑作をモノにする可能性は残されている…!
どうぞ… 存分に夢を追い続けてください…!
我々は… その姿を心から… 応援するものです…!
463名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 07:22:23 ID:RNbFOdGH
人は書かなきゃ嘘だ・・・・!
オレは萌えた・・・・・・
萌えて・・・
本当に可愛い・・・・・・・・
長門のゴスロリだった・・・・・・
そんなアイディアを>>461くんは捨てちゃいけない・・・・・・・・
>>461くんは・・・・・・・・・・・・
書ける人間なんだからっ・・・・・・・・!
書け・・・・・・・・
書くんだっ・・・・・・・・!
>>461くん・・・・・・・・・・
>>461くん・・・・・・・・!
464名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 09:57:11 ID:6ITTgtXm
ハルヒナ期待age
465名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 12:50:32 ID:9AGejO15
>>461
期待期待!

ハルヒナ草
確かに週末って言ってたが……生きてるよね?
466名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 15:10:50 ID:g64DtLYf
永遠ループの夏休み
そのなかで長門とキョンが一線を越えたことはあったのだろうか?
そしてキョンだけがその事実を忘れている、ということを妄想したら非常に切なくなった
467名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 15:17:01 ID:GEuLvk/o
>>466
その妄想を書くんだ
468名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 15:20:56 ID:CGp3qICj
永遠ループなら長門が死んだこともあっただろうな
469461:2006/02/05(日) 16:46:02 ID:MNBqpNvt
ある日の放課後。
俺はいつものように部室の前に行き、ドアをノックした。
トントン
「………………」
「なんだ、誰もいないのか?」
そんなことをぼやきつつ、俺は部室のドアを開けた。
するとそこには――――
人形のような服を着た長門有希がいた。

「………………」
「………………」
お互い無言。俺は驚きで、長門はいつもどおり。
そりゃそうだろ、長門が制服以外を着てるんだから。
朝比奈さんがいつも制服を着ていないのは当たり前だが、いや、それもおかしいのだが。
まああの人は被害者だからしょうがない。
だが、それが長門となると訳が違う。
長門は学校どころか、普段も制服を着て過ごしている。
「服を着替える」ということに関心がないからだ。
そんな長門が違う服を着ている。現実とは思いがたい。
と、とりあえず平常心、平常心。
「よ、よう、長門」
「………………」
本を読んでいた顔を上げてこちらの顔を見てくる。若干上目遣い。
「その格好は?」
「…涼宮ハルヒ」
「ハルヒが?長門に着せ替えを?」
コクリ、と長門がうなずく。



ツカレタ
470支援:2006/02/05(日) 17:52:42 ID:oCc9mHc9
毎度思うのだが、朝比奈さんといい長門といい、ハルヒによって着せ替えられた方々は
どうしてこう魅力を十二分に引き出されちまうんだろうな。
あんまりジロジロ見るのは悪いと思いつつ、鞄を置くふりをしながら長門を盗み見る。
持って生まれたセンスか。
こればかりはハルヒを諸手を挙げて賞賛したいね。

「……?」
長門が怪訝な表情をつくる。ハルヒなら「何見てんのよ?」という言葉が飛んでくるだろうが
もし、長門から同じセリフが出たとしたら、俺は、今まで真面目だった娘が
突然グレてしまった父親のようにうなだれることだろう。
まあ、杞憂にすぎんけどな。
「ああ、いや。似合ってるな、と思ってな」
とりあえず何の工夫もないほめ言葉でその場をしのぐが
それを聞いた長門が、あまり見たことのない、考えの読めない顔をしているのに気づいた。
? 妙だな。俺は長門の言いたいことを見抜くことについては自身がある。
いや、あったのだが…。
471461:2006/02/05(日) 18:30:32 ID:MNBqpNvt
長門(が)強襲ルートか
長門(を)強襲ルートか

どちらがいいだろうか?
472名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 18:43:01 ID:t8hEweQk
473名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 18:49:24 ID:GEuLvk/o
同じく「を」
474ゴスながっ!@461:2006/02/05(日) 19:26:33 ID:MNBqpNvt
まあいい、とりあえず状況を確認しよう。
「ハルヒは?」
「私を着せ替えた後、朝比奈みくるを探しに行った」
ということは朝比奈さんは今日ここにはまだ来ていないということか
古泉は……どうでもいいか。
とりあえずお茶でも飲みながらこっそり観察してみるか。
こんな長門を見られるのは今日ぐらいかもしれないから、脳に焼き付けておかないとな。

うむ、自分で入れたお茶は不味い。俺も舌が肥えたものだ。
さて、俺の目に褒美を与えてやるとするか。
ううむ、いい。小悪魔的な妖しさがある。
白黒のハイソックスが、その上からほんの少しだけのぞく太股が
フリフリとしたスカート部の白と黒のピンクの調和が、キュっと締まったウエストが
胸は……だが、それがいい。まて、負けるな俺の理性。
と、ここまで見たところでふと顔を上げると、こちらを見ている長門と目があった。
「………………」
「………………」
しまった、自分ではこっそり見ていたつもりだったがおもいっきりばれていたらしい。
「す、すまない」
「いい。気にしない、好きにすればいい。」
……情報統合思念体とやらは、長門にちゃんとした感情は与えられなかったのか。
「好きにすればいい」なんて言われたら「見る」よりも深い所までしたくなるじゃねえか。
……って、がんばれ、俺の理性。本能に負けるな。よし、その調子だ。
とそのとき長門が持っていた本を落とした。落ちた本が俺の近くに滑ってきた。
中身は………え?
475名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 21:29:18 ID:U/uPbgPO
生存報告。で、割り込みかけていいの?
476名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 21:45:12 ID:bXG1BOqt
二時間ほどたってるしいいんじゃね
477名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 22:05:02 ID:N6nTTO1f
>475-476
メル欄も見れ。
478ハルヒナ草第3話後編:2006/02/05(日) 22:28:09 ID:U/uPbgPO

「今度はこっちにごちそうしてあげる」


朝倉が呟いて、長門の飾り気のない純白の下着に手をかけた。 湿り気を帯びたショーツがひざの上までずり下ろされる。
割れ目の上に申し訳程度に生えているだけの長門の陰毛が露になった。

「ふふっ、長門さんのアソコって可愛い」
更に長門のスカートまでを脱がし、ぴったりと閉じているスジを指の腹でなで上げながら朝倉が言った。
「これで男を受け入れてないなんてちょっと勿体無いわね。せっかくだから、彼のペニスで貫いて貰いましょう」


朝倉は長門を布団の上に寝そべらせると、左手一本で長門の両足首を押さえつけ、さらに長門の身体を「く」の字型に折り曲げ屈曲位の体勢をとらせた。
そのまま「理非知らず」という体位で、長門の純潔を奪おうと狙いを定めていく。



…朝倉の怒張が長門の入り口に届こうかというそのとき。

「だめ」

長門の唇から、朝倉を拒絶する言葉が漏れた。
479名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 22:28:43 ID:U/uPbgPO


「だめ」


もう一度、長門が言う。唐突に拒否された朝倉は、面食らったような表情で長門を見つめていた。

「…長門さん?」
「だめ」
長門の返事は変わらない。


「ここまでやっておいて、『だめ』なの?」
「だめ」
「…いじわる」

盛り上がってきたところに水を差された形になった朝倉は不満気な表情を露にし、腹いせといわんばかりに長門の陰核を乱暴に指で弾く。
「…っ」

長門がわずかに眉をしかめる。そんな長門の反応を冷ややかに見つめながら、さらに朝倉はぐりぐりぐりぐりと長門の陰核を捻り回した。
「…んっ、…くぅ……」
長門にしては珍しい甘い喘ぎ声が部屋に響くが、それでも朝倉の表情は変わらない。
「あーあ、なんか興ざめしちゃったわねぇ…そうだ!」


つまらなそうに長門の陰核をおもちゃにしていた朝倉だが、急に悪知恵を思いついたハルヒのように残忍な笑みを浮かべて手を叩いた。
「…相手が彼なら、構わないでしょう?」
次の瞬間、朝倉の姿がいつぞやのときのように光の結晶となって散らばっていった。


480名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 22:29:15 ID:U/uPbgPO

「――――――うっ」
光の結晶が去った後に、俺の身体がとり残される。
光の結晶は俺の身体から離れたところで再び集まり、朝倉の姿となった。気持ちよさそうにふわふわ浮きながら、朝倉は長門の鼻の頭をつんつんとつつく。
「あら?長門さん、少し心拍数上がってるんじゃないかしら?」
「あ、朝倉ぁっ」

かろうじて声を出すことができた。ありったけの力を込めて朝倉を睨みつけてやるが、俺の抵抗もそこまでが精一杯。
身体を動かす制御権は未だ朝倉が握っているらしく、指一本動かすことも出来ない。


「大丈夫よ、あなたにも気持ちいい思いさせてあげるから」
「や、やめてくれっ」
朝倉は俺の身体を操り、再び長門を押し倒す。さらに正常位で向かい合った姿勢のまま、長門の両脚をいっぱいに割り開く。
両脚の付け根には、愛液に濡れた、ほとんど毛の生えていない未発達の秘裂が上向きになってぱっくりと開ききっていた。


「うふふっ、長門さん、今度は『だめ』じゃないのね。それにさっきより愛液の量が増えてるみたいだけど…」
にんまりと笑顔を浮かべながら、朝倉が言う。


「もしかして、感じてるのかしら?」
長門の顔が、ほんのちょっぴりだけ赤くなった…ような気がした。

そんなある意味微笑ましい会話が続けられてる間にも、俺の方の準備は刻々と進められている。
すでに俺のペニスは長門の入り口に当てられていて、朝倉の指示一つで貫けるような状況にあった。全然嬉しくない。
男として喜ぶべきシチュエーションのはずなのだが、なんだか間に合わせのAV男優扱いされてるみたいで何か納得いかないものがある。
この企画の責任者は誰だ。社長を呼べ、特急で。


「あ、そうそう。あなたにペナルティを与えておくわね」
動くに動けず待機している俺に朝倉はそう言い放つと、朝倉は長門のおなかに手を当てて何かをし始めた。


「…これでよし、っと。 長門さんの月経周期いじって危険日に変えておいたから、
 一滴でも中出ししたら責任とってもらうわよ」
「ま、待てっ!!」
「はいはい文句は後で聞くから、それじゃあ…」









  「―――――犯っちゃって」




朝倉の命令を拒否する力は、俺にはなかった。
481名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 22:30:04 ID:U/uPbgPO


ぐちゅぷぷぷっ!


俺の意思とは無関係に、長門の入り口に押し当てられた亀頭に力が込められ、グイっと腰を突き出させられる。
小さなアソコが裂けてしまいそうに押し広げられ、ギンギンに反り繰り上がった俺のペニスが長門の膣内に姿を消した。
凶悪な形をした肉の凶器が、小さな入り口をギシギシと軋ませながらズブズブと中に侵入していく。
「…っ、…んっ」

あそこを内側から広げられる感触に、流石の長門も呻き声を洩らす。
そんな小鳥の囀るような小さな悲鳴を意に介することなく、肉棒はミシミシ音を立てながら長門の処女肉を割り裂いていく。


ぷちっ

「…っ!」
可愛らしい音を立てて、最後の砦である処女膜が引き裂かれた。


「あはははははははは!!!!どうかしら長門さん!初めて男をくわえ込んだ感想は?」
朝倉の哄笑が部屋中に響き渡る。俺が腰をゆっくりと引くと、赤黒くなった怒張にピンク色の粘液が付着していた。
圧倒的な力と質量で串刺しにされた皮肉が、悲しそうにひくひくと痙攣するのをペニスに感じる。あまりにも惨たらしい光景だった。

「いいものを見せてもらったお礼に快楽をあげるわ」


朝倉は長門を後ろから抱きしめ、成長途中の小振りの胸を揉みしだく。そして耳の下に舌を2、3度這わせて
長門の耳元でそっと何かを囁いた。


「――――――催淫プログラム、始動。」
「―――――っ!!!」
その瞬間、純潔を奪われたときも平然としていた長門の表情が一変した。
表情の読めなかったポーカーフェイスが火で炙られたチョコレートのように蕩け、頬が一目でわかるぐらいに赤く染まっていく。
視線はトロンとのぼせたように力ないものとなり、長門は苦しそうに喘ぎ声を洩らした。

「あ…あっ…ああっ」
「便利ねぇ、この『力』。初めてとか関係なしに女の子をメロメロに出来るんだから」

482名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 22:31:21 ID:U/uPbgPO

数日前、俺に施した『力』を自分自身に使われて長門は力なく呻いた。『力』の影響を受けたハルヒや朝比奈さんと同じように
今度は長門が朦朧とした熱っぽい視線を俺に向けてくる。
一番深いところまで貫かれてるにも関わらず、まだ何かを求めるように眼差しだけで訴えてくる。その仕草が妙に艶やかで、色っぽい。
そんな長門の姿に見惚れてしまい、思わず生唾を飲み込んでしまった。

「情熱的な長門さんってのも、魅力的でしょう?」
朝倉が俺の顔を覗いてくる。朝倉に同意するのは業腹ものだが、確かにいつもの長門とのギャップもあって中々いい。


「狂おしいほどに彼が欲しいでしょう?遠慮することはないわ。このまま彼のすべてを全部絞り尽くしてあげなさい。
そのほうが彼も喜ぶわ」
朝倉に囁かれると、長門の内部がきゅっと締まった。そのまま長門はおずおずと自分から腰を動かし始める。
「ぐあっ…」
膣壁が擦れる甘い感触に、思わず声が洩れてしまった。

「…んっ、んぅっ」

あの長門が自分から腰を振って求めてくる。そのシチュエーションだけで暴発してしまいそうだ。
その上長門の膣内は想像以上に狭くて窮屈で、内部のヒダヒダが恐ろしい勢いでぐりゅぐりゅ絡みつき、舐め回してくる。
吸われていく。 そんな表現がぴったり当て嵌まるような恐ろしい締め付けだった。


「ほらほらっ、しっかり元栓閉めておかないと長門さん我慢汁だけで妊娠するわよ」
あ、朝倉。分かってて言ってるだろ。こんなの耐えられるかっ。
「くすっ、長門さん、中々気持ちがいいって。もっと締め付けてあげて」

朝倉の煽りを受けて、長門の膣内が更に閉まる。
閉めつけ揺するだけではなく、横方向の捩りも微妙に加えてあらゆる方向から攻め立ててくる。
俺は歯を食いしばって耐えるが、長門はあそこの中に触手モンスターでも飼ってるんじゃないかというぐらいに吸い付き絡みつき締め上げてくる。

ヒダヒダのひとつひとつが小さなギャングとなって、俺の肉竿から精を奪おうとメチャクチャに暴れまわり蹂躙し尽すその攻めの前に、
早くも俺のペニスが根を上げそうになってしまう。だ、駄目だ。もう限界だ。
「…我慢しなくていい」


泣きそうな顔をしながら必死に射精を堪える俺に対して、長門が優しく言う。
「いっぱい出して。わたしの中に」
「な、長門っ、ながとっ!!」

その長門の一言で、俺の中の最後の安全弁が外れる。
限界までふくれあがったペニスが、長門の膣内で白い大輪の花を咲かせた。
483名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 22:31:56 ID:U/uPbgPO

びゅぅっ!びゅくっ!!ぶぴゅるっっ!!


激しく脈打つペニスから、限界まで貯め込まれていた大量の精液がぶちまけられる。
白濁液はあっという間に長門の狭い膣内を真っ白に染め上げ、そして行き場を失った精液が結合部から溢れかえった。
最後の一滴まですべて長門の胎内に吐き出し、凄まじい倦怠感と脱力感を味わいながらその場に崩れ落ちた。

「たっぷり出してもらえたようね。どう?嬉しいでしょう?」
満面の笑みを浮かべながら、朝倉が満足げに言った。長門はそれに答えず、ゆっくりと息を吐きながら行為の余韻に浸っていた。
そして、ずるり、と役目を終えた俺の肉棒が長門から抜け落ちる。
無残に散らされた長門のアソコから、わずかにピンク色をした白濁液がとめどなく流れ落ちていた。



そして、物語の終幕は唐突に訪れる。

「――――――あっ」
突然朝倉の右腕に亀裂が入り、二の腕から先が破裂した。
胴体から欠け落ちた腕は床に落ち、コンクリートの上に落ちた硝子のコップのようにそのまま砕けて光の砂粒となる。


「…どうやらHしている最中に対抗プログラムを打ち込まれていたみたいね。残念だわ」

まるで、くじ引きではずれを引いたかのような軽さで朝倉が言った。
いつぞやの教室で起こった出来事のように、朝倉の身体が光の粒子と変わっていく。それでも朝倉に翳りや諦めの表情が浮かぶことはなかった。
勝ち誇るかのように笑みを浮かべながら、朝倉の姿が崩れていく。


「私にできることはここまで。後は自分でがんばりなさいな、長門さん。じゃあね。彼とお幸せに―――――」



意味深な言葉を残し、再び朝倉涼子は消滅した。
484名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 22:33:02 ID:U/uPbgPO

布団の上に、俺と長門だけが取り残された。
現在俺たちは仲良く並んで布団の上に座り込んでいる。全裸で。

…沈黙が部屋を支配する。当然だ。すっぽんぽんで対峙しているだけでも十分気まずいのに、処女を奪ったあげく更に妊娠までさせてしまったかもしれないのだから。
朝倉に操られていたと言い訳するのも男らしくないし、もう自分自身長門に何と言っていいものやら分からない。
「あー、その、長門。すまん」

謝って済む問題ではないのだが、一応謝っておく。
こういう場合はやっぱり俺が責任を取らないといけないのだろうか。不可抗力、というのも何だか長門が可哀想過ぎる。
もし責任を取るとしたら、このマンションに住ませて貰って、バイトして、足りない分は長門にデイトレードで稼いでもらって補ってもらうといったところか。
長門なら年収1000万ぐらい余裕で稼げそうだし、金銭面ではなんとかなりそうだ。…ていうか、メリットの方が多くないか?


返す言葉も見つからずに途方に暮れる俺に対し、長門が淡々と現状を報告し始めた。
「朝倉涼子が実行した懐妊プログラムは、発動してから10時間効力を保ち続ける。今からの避妊は不可能」
そこで一旦間をおいて、再び続ける。

「効果が消滅するのを確認してから受精卵を摘出し、中絶を行う」
…避妊が駄目なら中絶とは、実に生々しい話だ。
まあ、ほんの少しだけ惜しい気もしないではないが、とりあえず俺は責任追求されなくてもいいんだよな?

「大丈夫」

俺の身体にもたれ掛かったまま、動くことなく長門は言った。
「DNAデータのバックアップは保存してある。いつでも妊娠できる」

そっちかよ!
…などと突っ込んでる場合じゃない。いつでも妊娠できるってことは、俺が忘れたころにお腹が膨らんだ長門が
「責任とって」と言い出してくる可能性も無きにしも非ず、ということで、全く俺の置かれた状況は改善していないのだが。
…悪用しないって信じてるぞ、長門。


すがるような視線を長門に向けるが、当の長門は不思議そうに首をかしげるばかりだった。


485名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 22:34:03 ID:U/uPbgPO
3話終わり。伏線が消化しきれていないので4話に続きます。
486名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 22:40:21 ID:gaBpJ72b
>>485
もう来ないで
487名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 23:01:07 ID:bXG1BOqt
ヒドスww
488名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 23:04:13 ID:q5WAJept
>>485
乙でした。長門、中絶しなさそうだなw
489名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 23:13:19 ID:N6nTTO1f
受精卵の時間凍結→忘れた頃に解除、とかのほうがより怖い。
490名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 23:42:36 ID:g64DtLYf
>>485
GJ GJ GJ00000ーーーーB!!
491名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 00:14:07 ID:3cMofA0O
>>485

GJ!
長門は「責任取って」とは言わない気もするなぁ
492名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 00:25:36 ID:0UQNVzno
>>485
乙〜 催淫長門サイコ‐
なにげにこの朝倉も気に入ってしまった自分は変なのか(w
493名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 17:52:16 ID:PnyCm3bd
朝倉復活の兆しが見えたよ!
494ゴスながっ!@461:2006/02/06(月) 19:28:43 ID:scah7D9S
中身は恋愛小説だった

「………………」
「………………」

三度目の沈黙。そりゃそうだろう。長門が堅苦しそうな本以外を読むなんてのは
地球が時計回りをし始めるぐらいありえないことだと思ってたからな。
しかも恋愛小説を読むなんてのは想像どころか妄想すらしたことがなかった。
そんなことだから何と声をかけようか迷っているうちに、長門の方から話しかけてきた。

「あなたの事を考えると謎のエラーデータが蓄積されていった。そのデータを構築している
ものに一番近いものとして『恋』と呼ばれる感情があった。理由は不明」
長門は淡々と続ける
「それの理解のために読んでいた」
「でも、わからない」

長門の顔に滅多に出ない表情が出た。困惑している。
「長門、それはな……」
ここまで言って言葉に詰まった。自分でこんな事を言うのは恥ずかしすぎる。
誰かに録音でもしていたら俺はそいつを殺す自信がある。それくらいの言葉だ。だが言うしかない

「それは、俺が好きだってことじゃないか?」
やばい、顔から火が出そうだ。今だったら顔で目玉焼きが焼けるかもしれない。相当赤くなってそうだな。
「……わからない。だが、その可能性は高い」
495ゴスながっ!@461:2006/02/06(月) 19:32:13 ID:scah7D9S
これは告白なんじゃないか?そう思い返事を返すべきか悩んでいると、
俺の身体に何か暖かい物体が抱きついてきた。

長門だった。
「ちょ、おい、長門」
「エラーデータを消滅させたい。協力して欲しい」
「は?」
「エラーデータはあなたの愛を求めている。愛を与えればおそらく消滅する」
そこで長門は一瞬顔を伏せた。その顔に若干恥ずかしさがあったのは気のせいか?
「私を、愛して欲しい」

上目遣いでそんなこと言うなよ長門。服との対比でめちゃくちゃ色っぽいじゃねえか。
だが俺は少し突き放したように言う。どうしても知りたかったからだ。
「長門自身の意志はどうなんだ?俺はそれを知りたい」
だが長門は俺の予想と違い、はっきりと言った。

「今回のエラーデータは私の意志が生み出したもの。つまり、これは私の意志」
496名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 13:46:24 ID:VEl0yU5c
ちょw 寸止めw                  GJ。
497名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 19:20:28 ID:Y3/OtbOS
エラーデータGJゥゥ!!
498名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 20:45:06 ID:RbwYrESt
GJ! GJであります!
499ゴスながっ!@461:2006/02/07(火) 22:40:13 ID:HsfM+x07
頭がクラクラしてきた。汗も出てきた。
確かに今までの話を総合するとそうなるのだが、簡単に返事をするわけにはいかない。

だけどな、よく考えて見ろよ、俺。あいつは今まで誰にも頼らず陰から問題を解決へと持っていってたんだ。
感情を表に出すことも無く、一人で。
その長門に出た初めての感情が俺への『恋』だったなら、それを受け止めてやるべきだ。
それに……俺も、長門のことを放っておけなくなってるんだからな。

俺は返事を返す代わりに、長門の体を軽く抱きしめた。
長門の体が少しピクリと反応する。細いが、やわらかい体が。
そのまま何十秒か経った後、ギリギリ聞こえるぐらいの小さな声で長門が言った。
「もっと強く……抱きしめて欲しい……」
「それは長門の意志?」
俺がからかうように言うと、顔を赤くして、コクリ、とうなずいた。

緊急報告緊急報告、俺の理性軍が追いつめられています。
長門のゴスロリパワーと滅多に見せない感情のコンボは強烈すぎます。
理性復活ぷろぐらむ、Ready? O.K.

「長門……」
そういうと俺は長門の顔をクイッと俺の方へあげた。若干頬が赤くなっているのがかわいすぎる。
そのまま俺は長門にキスをした。
500ゴスながっ!@461:2006/02/07(火) 22:42:18 ID:HsfM+x07
長門の唇はやわらかくずっとキスをしていたくなる。
最初はただ唇を重ねるだけのキス。それだけでも心臓がドキドキしてくる。
だがそれ以上に俺の中の理性が溶けていくのがわかる。
やべー、ぷろぐらむ作動失敗、逆方向に作動。

それから俺はただのキスから次の展開へ移るべく、舌を動かして、長門の口の中に進入させた。
最初は拒んでいた長門も、長門の舌に絡ませるようにすると次第に俺の舌を受け入れ始めた。
お互いの舌を絡ませあい、お互いを確認しあうように抱き合う。
夕日で赤く染まった部室の中で、俺達は一つになった。

静まりかえった部室の中に響くのは、二人が唇を貪り合うクチュクチュという音と
長門の「……んっ………ん…」というくぐもった声だけだった。

この時がこのまま続けばいい。そう思っていた俺の思考をぶったぎったのは
甘ったるい空気をぶち壊しにする大声だった。


「有希ー、その服の着心地はど………」
しまった、途中からハルヒの事なんか冥王星軌道ぐらいまで飛ばしてしまっていた。
慌てて長門から離れたが、今までのキスの名残のように唇と唇を唾液の橋が繋いでいた。
部屋の体感温度が急激に低下、ハルヒの周囲を除いてだが。むしろ急激に上昇してる。
「この………」


  「ヘンターイ!!!」
何と思われてもイイや、今すごく幸せだし。
そんなことを思いながら俺の意識はそこで途絶えた。

追伸 それからしばらくの間、ハルヒどころか朝比奈さんにも口を聞いてもらえなかった

            HAPPY END?
501ゴスながっ!@461:2006/02/07(火) 22:43:33 ID:HsfM+x07
とりあえず終了。ただIfストーリーも書くかも
502名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 23:01:39 ID:RbwYrESt
GJ!
IFストーリーも期待しまつ
503名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:18:59 ID:BXAkwtC/
期待します!
504名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 03:34:08 ID:eHaJ5PqF
ハッピーエンド?グッジョビウ!!

関係ないけど題名の由来は何?
505名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 10:55:43 ID:aqHdz/GC
これはいいものだった。素敵だ。
506名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 11:01:28 ID:+o2vAxkh
461氏のヘンターイ!!!
507名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 14:38:25 ID:iWjO1zkd
>>504
つ『ザ・スニーカー』の表紙
508名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 00:20:26 ID:DLEPhwn6
いいものだぁぁぁあああ!!
グッジョォォォオオオブщ(゚Д゚щ)!!!111
509名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 07:22:25 ID:pR/L2OtF
続編に期待。
510名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 22:30:14 ID:8ym3yy2l
ネタ

元文芸部室、現SOS団アジト。
朝「ほら、これが気持ちいいんですか?」
ハ「はぁっ、あっ、ダメぇ……」
掃除当番という名目があったとしても「遅い」と詰るハルヒの傍若無人ぶりが今日も発揮されるのだろうか。
そうやや鬱になりながらやって来た俺が見たものは、予想とは180°どころか次元が違うものだった。
朝「こんなのが気持ちいいなんて……涼宮さんの変態」
ハ「はぁっ、はぁっ、気持ひ、気持ひいい!」
メイド服の朝比奈さんが制服をはだけさせたハルヒを攻めている。
こんな幻覚を見てしまうとは……とうとう俺も変人の仲間入りだな。
って違う! 俺はSOS団で唯一変な属性を持たない一般人のはずだ。
古「おや、やっと来ましたか」
おい古泉! これは一体……
古「僕達もこんな事はしたくないんですが……これは涼宮さんが望んだ事なんですよ」
なっ……本当なのか長門!?
椅子に座りながらハルヒ達のやり取りを見ていた長門がこちらを向き、数ミリ程首をふって肯定した。
511名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 22:32:50 ID:8ym3yy2l
ハ「はひっ、あっ、も、もうダメぇぇ!」
朝「もうイっちゃうんですか? いいですよ。みんなの前ではしたなくイっちゃってください」
いや、何か朝比奈さんのキャラが違うし。
一体何でこんな事になったんだ!?
古「実は……」
ゴクリ。喉を鳴らしながら唾を飲み込む。
古泉がもったいつけながらゆっくりと口を開いた。その衝撃的な事態の原因とは――
古「涼宮さんはドMだったんです!」
なっ、なんだってー!?
ハ「あっ、ダメぇ、イっちゃう! ……っはぁぁぁぁ―――ん!!」

もしハルヒがドMだったら でした
512ゴスながっ!いふ@461:2006/02/11(土) 01:06:49 ID:CXQim2cK
>>510-511 GJ!

>>500からのIfストーリー

この時がこのまま続けばいい。そう思っていた俺の思考をぶったぎったのは
長門の突然の行動だった。

長門はいきなり俺から離れると、ブツブツと呟き始めた
「この空間の空間閉鎖、情報制御を実行。問題無し」
「な、長門?」
「これで邪魔は入らない」
俺が瞬きをした次の瞬間、俺は唖然とした。部室が変わっている。

今まであったパソコンや団長専用イスなどが消え、は枕から布団までピンクで統一されたベッドがあった。
それだけじゃなく壁紙の色までピンクに変わり、今までにはなかった家具などが存在していた。
どうみてもラブホテルです、本当にありがとうございました……ってとこか。

こういう部屋にしたってことは、最後までしろって事か。
長門に目線で聞いてみたが、伝わらずキョトンとした顔をしていた。
その顔がとても幼く見えて、征服欲がムラムラと湧いてきた。さようなら、俺の理性。
そしてこんにちは、俺の本能

俺は長門の肩を掴むと、ベッドに押し倒した。すげぇフカフカしたベッドだ。
そしてそのまま二度目のキスをした。
513ゴスながっ!@461:2006/02/11(土) 01:08:17 ID:CXQim2cK
「……んっ………ん…」
チュパチュパという唾液の交わり合うことだけが響く。今度はそれだけじゃ終わらない。
俺は同時に服の上から長門の胸を揉んだ。

「……!!…」
若干驚いた顔をしたが、だんだんとその目がトロンとしてくる
小振りだがすごくやわらかい。最高の揉み心地だ。
そのままムニムニと揉んでいると、だんだん長門の息が荒くなってきたので、俺は唇を離した。
「ん……はぁ……ん………」
声を出すの我慢しているらしく、どんどん顔が赤くなっていく。
ムキになった俺は、胸を揉む手に少し力を加え激しく胸を揉んでいく
「はぅ……んん……」

しばらくそうしていると、長門の胸の頂点が屹立していくのが服の上からわかった。
そこで俺は右胸の頂点を親指と人差し指で軽く摘んだ。
「んん!」
長門がピクリと反応し、さらに顔を赤くする。
気をよくした俺は摘んだままクリクリとすりつぶすように弄んだ。ああ幸福。
「んふぅ!………んん!……ん!」

少し指を動かすたびに反応する長門は、どこにでもいそうなただの女子高生しか見えなかった。
その姿がとても愛おしく、俺はまた長門にキスをした。
「……んっ…ん………ん」
だが俺はこの時、身近に迫る反撃の手に気づいていなかった。
514ゴスながっ!いふ@461:2006/02/11(土) 01:09:34 ID:CXQim2cK
「ううっ!」
俺は下半身からの突然の快感に思わず声をあげてしまった。なんか開放感がある。
思わず見ると、いつの間にか俺の制服のズボンと下着が無くなり、俺の肉棒が露出していた。
それに長門の白い手がからみつき、ゆるゆると撫でていた。手との温度差が快感を倍増させる。

状況を把握した瞬間
「うわ!」
長門がどこから出したのか小一時間問いつめたくなるような力で、逆に俺を押し倒した。
「こんどは、わたしのばん」

その顔には妖艶ともいえる笑みが微かに浮かんでおり、その表情に俺の肉棒が反応していまう。
それに気をよくしたのか、肉棒を持った手に少し力を加え上下に擦りあげる。
「うあっ……」
すげぇ気持ちがいい。自分でやる時の100倍以上だ、癖になりそう。
そんなことを知ってか知らずか、さらに手の速度を速めてくる。
先端から出だした汁でニチャニチャという音が生まれる。

常に与えられる極上の快感に我慢の限界が迫ってきていた。
「うう…な、長門……そろそろ……やばい…」
長門はただ一言、
「そう」
というと、長門は俺の肉棒をパクリとくわえ込んだ。

「うああ!」
今までとは違う口内の暖かく湿った感触に、俺が耐えられるはずもなかった。
脳がスパークする、感じたことのない快楽が俺に襲いかかる。
ドクッ!ドクッ!ドクッ!
俺の肉棒が脈動し、一気に白濁液を長門の口に放った。
「!!……んん………ごくっ」
長門は一瞬驚いたようだったがそのまま受け止め
 そして飲み込んだ
515ゴスながっ!いふ@461:2006/02/11(土) 01:11:14 ID:CXQim2cK
「はぁ…はぁ…はぁ…」
精気を全部奪われたような感じがするのはあながち間違いでもないかもしれない。
それほどに長門はうまかった。気持ちよかったが男としては少し悲しい。
少しむせていた長門がこちらを向いた。

「にがい。それに……」
「それに?」
「……早すぎる」
ぐさ。
「もっと、がんばって」
ぐさぐさ。

俺の心に言葉のナイフ、否、核ミサイルが突き刺さる。某国もびっくりの破壊力。
長門の言葉は確かに正しいのだが、男には致命的な言葉だ。
「また、げんきになってる」
……あれ、俺ってMなの?


つづく
516名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 01:18:41 ID:KGgWtbOg
>510
ネタGJ!

>512
いふGJ!
517名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 01:35:36 ID:qknolRgf
>>511
朝のことを一瞬朝倉のことかとオモタw
518名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 20:13:13 ID:auUYt1S6
>>517
超同意
519名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 00:09:50 ID:LacTg6QD
精液って苦いの?
520名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 00:14:55 ID:Rb3GJwne
つセルフフェラ
521名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 00:20:05 ID:E9CZzDAB
>461氏
「もっと、がんばって」
522ゴスながっ!いふ@461:2006/02/12(日) 01:34:58 ID:pxubl7Wd
自分の性癖に打ちひしがれる俺を、長門は(俺の印象では)笑みを浮かべながら見ていた。
そんな長門に俺は決定的な一言を発する。
「長門、俺はおまえと一つになりたい」
その言葉に長門の体がピクリと反応する。そして普通に戻っていた顔色を又赤くする。
「……わたしも、あなたと一つになりたい」
だがその顔には普段見せることのない不安が見え隠れする。
俺は長門のそんな顔は見たくない、ならすることは一つだ。

うつむいている長門を、俺はギュッと抱きしめる。
「大丈夫だ、俺がおまえを支えてやる。お前の不安だってなんだって、受け止めてやる」
そう言いながら、右手で長門の頭を撫でてやる。髪からシャンプーの匂いがほのかにする。
長門は何も言わず、ただただされるがままになっていた。
そして次に顔を上げたとき、長門の顔から不安はなくなっていた。
523ゴスながっ!いふ@461:2006/02/12(日) 01:36:01 ID:pxubl7Wd
俺ははじめと同じように長門を押し倒すと、スカートの部分をめくりあげた。

長門のそこは、まさに芸術と言えるものだった。
陰毛はほぼ生えておらず、まだまだ少女の域である。
しかしその割れ目はすでに愛液によって濡れ、僅かに開いていた。
俺の指は自然にそこを目指し、下から上へとなぞりあげていた。長門が反応する。
「んん!」
この反応に気をよくした俺は、今度は上から下に、と何度も指を上下させた。そのたびに反応する。
「んん!……んむ!……ひぃん!」
何度かしてるうちに、俺が耐えられなくなってきた。
「それじゃあ長門、いくぞ」
「……きて…」

その言葉を聞き、俺は長門の中に侵入した。
ズブブブブブ!
「んああああ!」
だが俺の侵攻は途中で何かに阻まれストップする。処女膜だ。
できるだけ優しく、と思うのだがゆっくりとすれば、ただ痛みを長引かせるだけだ。
そう思った俺は一言
「ごめんな」
と言って、腰を一気に打ち付け長門を貫いた。プチッという音がしたような気がした。

「!!ああああぁぁぁ!!!んあああ」
だいぶキツイ、長門の痛みは相当な物だろう。
俺はいったん動くのをやめ、痛みが落ち着くのを待つことにした。
数分もすると、だいぶ長門の呼吸も落ち着いてきた。
「大丈夫か?やっぱりやめたほうが…」
524ゴスながっ!いふ@461:2006/02/12(日) 01:37:03 ID:pxubl7Wd
だが長門は俺の言葉に覆い被せるように、はっきりと言った。
「だいじょうぶ。あなたとなら、へいき」
その瞬間俺の中の何かが弾けた。ホント、俺の自我って弱いな。
一気に引き抜き、また一気に打ち付ける。もう何も考えられなかった。ただ長門を感じたい。
「んあああ!い、いきなりああああ!」
長門の中はまさに名器と呼べるものだった。絡みつくように締め付けられていく。
少し動かすだけで達してしまいそうになるが、俺の腰はもう止まらなかった。

「ひぃっ!はぁっ!ふぁあ!」
「長門、ながと、ながと!」
俺は長門を呼びながら、ただただ腰を振り続けていた。まるで獣だ。
だがそのうち、長門の声にも甘いものが混ざり始めていた。長門も感じている。それがうれしい。
「ああ!ふぁっ!あん、は、げしぃ!」
さらに気持ちよくさせてやろうと、俺は服の上から長門の乳首をキュッとつまんだ。
「んああっ!む、むねは、ふわぁぁ!」

さらにキュッ、キュッとすりつぶすように刺激してやる。
「きゃう!きもち、いい!」
それと同時に長門の中がさらにギュッと締め付けてくる。諸刃の剣だ。

しばらくそんなことをしているうちに、お互い限界が迫ってきていた。
「な、長門、中に、出させてくれ!」
長門を俺のものにしたい。そんな感情が生まれていた。そんな俺の言葉に長門は必死に笑って答える。
「だして、わたしの中に。私を満たして」
俺はラストスパートにと腰の速度をさらに早め、トドメとばかりに一気に奥まで、ズン、と刺し貫いた。

その瞬間俺と長門は同時に絶頂に達した。
「うああああ!!ながとぉぉ!」
「ふぁぁぁぁぁ!!あああああ!!」
525ゴスながっ!いふ@461:2006/02/12(日) 01:38:23 ID:pxubl7Wd



しばらくして俺は、今度こそ精根尽き果てたな、と思った。
あの後長門から引き抜いてみると、今まで出したことの無いような量の白濁液が中から出てきた。
今更ながら、妊娠の心配をしたが「大丈夫」とのことだ。
それ以外何も言わなかったのでどう大丈夫なのかはわからなかったが……

ふと横を見ると、長門は寝息を立てていた。幸せそうな笑みを浮かべながら。

俺は長門の手をギュッと握った。手の暖かみが伝わってくる。
今はこうして部室で一緒にいられるが、いつまでもという訳ではない。
後二年もすれば俺達はこの学校から卒業する…と思う。
その間一緒にいられる保証も、その後の保証もない。

でも。
俺はこの手を絶対に離さない。離したくない。


いつまでも、ずっと



余談になるが、あれから長門はスキあれば俺に甘えてくるようになった。
それはうれしいのだが、時々他に誰かいても関係なし、ということがあるので
ハルヒからは罵られ、朝比奈さんからは距離を置かれ、古泉からはニヤニヤされるという
状態に陥ったのは、また別の話である。
526名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 02:03:31 ID:WjdtPcPU
>>525

ぐ、GJ!!
最高だぜ、あんた
527名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 17:13:04 ID:5vr4x5iT
ハルヒからは罵られ、朝比奈さんからは距離を置かれ、古泉からはニヤニヤされるという
状態に陥ったのは、また別の話である。

ワロタ
528名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 18:11:37 ID:E9CZzDAB
>527
鶴屋さんからはどうされてるの?
529名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 18:58:10 ID:c+AlM9vy
ケラケラ笑うだけでは?
多分キョン誘惑して嫉妬で怒り狂う長門を見て喜ぶんだ。
そうさ、そうに違いない。
530名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 15:57:18 ID:z9OkJC9+
>>528
慰み者にされてます。
531名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 23:35:08 ID:sekRlmr3
>>529
>嫉妬で怒り狂う長門を見て喜ぶんだ。
鶴屋さん。あなた、なんてドSなん(ry

>>530
キョン、長門の二人とも?
詳しく。
532名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 19:46:21 ID:P+YmuBUS
長門の目の前でキョンを逆レイプする鶴屋さんを想像してみる。(*´∀`)
533名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 22:47:35 ID:qyqmVOSu
長門の目の前でキョンを逆レイプするハルヒを想像してみる。


ハルヒ「有希、3Pしてみる?」
長門 「する」
534名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 01:17:05 ID:vSSXtPN2
ハルヒ「ついでにみくるも参加しなさい!いいわよね、有希?」
長門「別にかまわない」
朝比奈「えぇ!?わ、私そういうのはちょっと…」
ハルヒ「つべこべ言わないの!」
535古泉:2006/02/15(水) 02:34:17 ID:Gsg71Z0K
ガラッ


「ええと」
536SILVIA ◆3AMaK.bie2 :2006/02/15(水) 02:50:51 ID:KLRIK85/
流れをぶった切っちゃいますが、とりあえずキリのいいとこまで書けたんで
うpしちゃいます。

('A`)ゆるしてくれ…
537SILVIA ◆3AMaK.bie2 :2006/02/15(水) 02:53:35 ID:KLRIK85/
「しっかし……長門――有希があんなにギャップがある女の子とは…。わからんものだな」
俺はベッドに寝転びながらひとりごった。
だがすぐに今言った言葉に誤りがあることを見つけて起き上がった。
有希はギャップがあるんじゃない。
他の団員――朝比奈さんや古泉、ハルヒや鶴屋さんも含まれるだろう――の手前、無口無表情を貫かなくてはならなかった。
特にハルヒは『SOS団の無口無表情キャラ』と有希を位置づけてしまったから、余計だったのかもしれない。
本当の自分を決して出せない。
それが有希にとってどれだけ辛いことだっただろうか。
そう考えれば考えるほど、気付いてあげられなかった俺に対する慙愧の念と、健気な彼女に対する愛しくてたまらない気持ちがつのっていく。
「……………」
気がつけば俺の足は寝室を出てリビングへと向かっていた。


リビングに着くや、俺の鼻に食欲中枢を刺激する匂いが飛び込んできた。
キッチンを見れば、有希が小さな背中を楽しそうに揺らして料理をしている。
気配で気づいたのか、有希は、ふっ、と後ろに顔を向けた。
「あ、キョンくん。いいとこにきてくれた」
満面の笑みで俺を迎えてくれたんだが……。
俺はちょいと思考がストップしちまった。
なんでかって?
有希が黄色と白のチェック柄の可愛いエプロンを身にまとって、にこにこ顔してりゃ誰だって思考能力が停止するだろうさ。
おまけに胸のところには熊の顔の絵がついてやがる。
あれだな、有希が朝比奈さんのポジションに憧れているとかなんとかいう疑惑は確かにあるのかもしれないな。
「?どうしたの?」
「いや……なんでもない」
「…変なキョンくん」
有希は、くすっ、と笑った。
今の俺には、そんな仕種ですらトテツモナク可愛く見えてしまう。
「んで、なんだ?いいとこにきたって」
多少目眩のする頭を押さえながら有希に問う。
「ああ、そうだった。キョンくん、作り始めてから気づいちゃったんだけど、夕ごはん、カレーでよかったかな?」
カレー……。
カレーって確かこの前……。
「あっ、あれはっ……、朝比奈先輩がいたから…」
有希がなんだかごにょごにょ言っていじけている。
……落ち着け俺。
今は食ってやることが有希に対しての最高の礼儀だ。
「とっ、とにかく!!今日はキョンくんとふたりっきりだから、本気で作れるの。あんな缶のレトルトカレーじゃなくて、私の愛情のこもった手作りカレーなんだから」
ズキューン!!
「とにかく、キョンくんはリビングで待ってて!」
538SILVIA ◆3AMaK.bie2 :2006/02/15(水) 03:06:53 ID:KLRIK85/
ぷい、とそっぽを向くように有希はまな板に向き直る。
俺は何気なく横で湯気を立てている鍋を見やった。
どうやらまだ、お湯を沸騰させている最中のようだ。
それを確認した俺は、有希に気付かれないように距離を詰めていった。
そして俺は左手でガスレンジのボタンを押し、敢えて火を消した。
「っ?」
有希も流石にこれには気付いた。
だが有希が完全に向き直る前に俺は
「有希……」
そのほっそりとした腰に腕を絡めていた。
「キョンくん…?」
こっちを向いた有希の頬が朱い。
俺は構うことなく左の首すじにキスをした。
「ひゃぅ…っ」
わずかに舌を出して、なぞるように這わせてゆく。
「ふぁ……ん」
耳の裏側までもっていって、そこから耳を甘噛みする。
「ぁん……んん…っ」
愛撫するたびに有希の体が、ぞくぞくっと震える。
「キョンくん…まって……っ」
「ん?なに?」
「えっち…するなら……ごはん食べてから…ひぅ……ベッドで…」
「ぇー…どうしようかな?」
そう言いつつも俺は腰に回した腕を上にもっていく。
「だめ…っだよぉ……ちゃんと…私の料理…食べてほしいのぉ……うぁんっ!」
かしゃんっ
俺の手がエプロン越しに慎ましやかな双丘を包むように撫でまわすと、有希は包丁をまな板の上に落とした。
空いた有希の両手が、俺の両の手に添われる。
「じゃぁ……愛撫だけ…」
慎ましくて、けれどしっかりと柔らかな弾力のある丘を揉みほぐしていく。
「はぅぅんっ……はぁ…ぁぅん……いつまで…続けるの…?」
「もちろん、有希がイっちゃうまで」
耳元で囁きながら右手を今度は下に、這わせながらもっていく。
「んんんっ……はふ…ひどいよぉ……」
くちゅっ
「……ひぁぁぁぁっ…!」
俺の右手が有希の秘所をエプロン越しに撫でると、有希は体をぶるぶると震わせた。
「ここからでも濡れてるのがわかる……じゃぁ今度は…」
俺は右手をエプロンの下、制服のスカートの上から秘所を撫でた。
「ぁっ…ひっ……ぅぅぅん…っ」
撫でられる度に切なげな嬌声(こえ)をあげる有希。
それがたまらなく可愛い。
ああ…俺はすっかりこの娘にやられてるな。
そう思いながらも俺の右手はスカートの中に入っていく。
「あくっ……ぁぁぁぁんっ!」
「うわ…有希のここ……ぐっちょり…」
くにくに、とショーツ越しに秘所を指で押し込んでいく。
押し込む度にショーツに染み込んだ蜜が溢れ、俺の指を濡らしていく。
539SILVIA ◆3AMaK.bie2 :2006/02/15(水) 03:08:26 ID:KLRIK85/
「ふみゃっ…んぁっ…あふぅぅぅ…」
「そんなに感じちゃって……直接さわったらどうなるのかな?」
秘所を押し込みながら、つつつっ…、と焦らすように上へ上へと割れ目をなぞっていく。
「はぁ…ぁぁぁっ……ひぁぅっ!!」
ふるふると震えていた有希の体が、びくんっ、と仰け反った。
「あれ…どうしたの有希?んー…このくりくりしたのは何かな?」
ふにふにとした感触の中に一点だけある、少し固めの感触。俺はそこを重点的にいじった。
有希はアンドロイドのはずだけど、細かいところまでちゃんと人間と同じように作られてるようだ。
霧花先生――情報統合思念体に感謝だな。
「ふぁぁぁ……らめぇぇ……」
そういえば霧花先生が有希の乳首を執拗に弄りまわしてたな。
俺は試しに右の丘のてっぺんで、つんっと張り出している蕾を左手の人差し指と親指で摘んだ。
きゅっ
「ひぃうっ…!」
有希の脚が、がくがくと震える。
思ったとおり。乳首弱いんだな、有希って。
「やら……きょんくんぅ…やらぁ…」
有希が「いやいや」をする。
たぶん絶頂が近いんだろう。
俺はとどめとばかりに、左手の人差し指と親指でそのまま蕾を摘み、右の親指で花芽をいじり、ショーツの上から中指を秘裂へと埋めた。
「ぁっ…く…ひ……っ…もう……らめ…いく……いっひゃう…んぁっ…はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぅぅぅぅぅぅ……っ」
有希の体がびくんっ、びくんっ、と弱々しく震える。
ちょっと焦らしすぎたかな?
「はぁ……はぁ……ひどいよ…きょんくん…」
有希が顔をこっちに向ける。
絶頂の余韻が残っているのだろう、とろんとなった瞳を上目づかいにして、俺を見上げてくる。
俺は堪らなくなって、有希にキスする。
540SILVIA ◆3AMaK.bie2 :2006/02/15(水) 03:09:58 ID:KLRIK85/
「んん……ちゅむっ…ちゅっ」
有希の体をこっちに向きなおし、そのまま舌を侵入させて有希の舌を絡め取る。
が――
「んむ…ぷぁっ……今はここまでっ」
有希は、すぐに俺の唇から逃れた。
「有希?」
「もうっ…せっかく下ごしらえが終わったところだったのに…」
有希は、ぷいっとそっぽを向いてしまった。
やべ、本気で怒らせちまったかな?
「あー……有希、その…なんだ」
「……………」
うあ、三点リーダーの連打が出ちまった。
こりゃ、本気で怒ってるな。
「悪かった!このとーり!」
俺は頭を下げながら、両手を合わせて前に出した。
「……………」
恐る恐る顔を上げてみる。

「んっ…」
見計らったように有希が唇を重ねてきた。
「ちゃんと…待っててくれるなら、許してあげる」
にこっ、と微笑む有希。
思わず俺も表情が緩む。
「わかった。今度はちゃんとおとなしく待ってる」
「うん。すぐ作るから。楽しみにしてて」
俺は有希の頭を一撫でして、リビングへと向かった。
541SILVIA ◆3AMaK.bie2 :2006/02/15(水) 03:16:03 ID:KLRIK85/
はい、明らかに文章力落ちてる気がします_| ̄|〇
うpまでの期間も長いしね…住人の皆様にはご迷惑をおかけしてます(´・ω・`)
ちなみに

「キョンくん」と長門は言ってますが、
私的に長門は親しくなったら絶対名前で呼ぶと思うんです
ですので皆さんには「キョンくん」を未だ見ぬキョンの本名に脳内変換してくれると助かります
本名は皆さんの妄想で…(何

ではまたいつか(・ω・)ノシ
542名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 03:52:03 ID:gQFOiw/L
>>541
乙GJ!!
親しくなったら名前で呼ぶのには同意。
ただ、長門はくん付けじゃなくてさん付けで呼びそうな気がする
543名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 22:43:38 ID:CZMk0DL0
ここでちゃん付けを提案してみる。
544名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 23:04:21 ID:S6BTo69J
つ“たん”
545名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 01:34:14 ID:nLsOs/qp
つ【キュン】
546名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 02:45:18 ID:vF7A8IRp
キョンキュン……言い難い気が。
ここであえて「キョン」と呼び捨て(?)にするのを提案してみる。
547名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 03:53:22 ID:QtdikMjN
↑同じ事考えてた……

いや、ここはむしろキョン2で
548名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 12:52:14 ID:C//360xk
一昔前のアイドルみたいだな……
549名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 17:31:48 ID:q4jb6RT8
古泉今日子
550名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 17:34:33 ID:Msf1r7BH
キョン聖下
551名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 20:42:47 ID:C09jI0dI
キョン×偽長門のゲロ甘シチュエーションでSS描きたいのに暇がない。
552名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 21:56:05 ID:C//360xk
>>551
暇を作れ
553名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 23:19:50 ID:6IOuISYn
>>551
ガンガレ! 待っているぞ!
554名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 10:01:25 ID:bxt1oVLq
何故ゴスロリの長門なのか、遅れに遅れてスニーカーが入荷した雪国の朝、やっとわかった。田舎ってやだな。

それはともかく今更だがゴスながの御方GJ。絵見たら萌え度が数十倍になったw
555名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 18:53:53 ID:EYVdy+DY
…待て。靴の2月号って去年の12月30日ごろ発売だったぞ?
お前の田舎は異世界にあるのか?
556名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 00:01:08 ID:ETVt+to5
国境の長いトンネルを抜けた先にあるのだろう。雪国だしな。


ところで、気軽の3195は転載しちゃまずいかね?
557名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 00:19:27 ID:FD4LhxnN
>>556
気軽ロダの方で消された理由もわからんから、なんとも言えん。
理由を知ってたら、まず教えて。
558名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 01:20:39 ID:GyOkhWh1
>>556
なにがうpされてたの?
559554:2006/02/20(月) 12:24:53 ID:xEyQ+XEy
>>555
ちょw そんなばかn

具体的には週間ジャンプという雑誌が最近は水曜の夕方くらいに届く異世界な訳だが。
離島ではないぞ。

スレ違いだし、どうでもいい事なのだが。
560名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 00:22:52 ID:teiNujht
ジャンプって早いとこでは金曜日には売ってるらしいな。
正式発売日の三日前か。
結局、何曜日に発売しようが一週間待たないと次のが読めんってのは同じだけどな。

とりあえず>>554にはこれを勧める。

つ【年間定期購読】
561名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 01:55:03 ID:oDXju2MA
靴の設定画で古泉の身長が178pってめがっさありえないだろ!
あと、鶴屋さんの身長が160pって……結構小柄なんですね。
562名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 09:09:17 ID:2yy3mTzi
鶴屋さんって結構大柄だと思ってた…でも小柄の方が好みですよっと。
好きだよ!鶴屋さん!あぁ、下の名前が知りたい…

靴はぜんぜん届かないな。電撃hpの方はなんとか一月位遅れて届く。

563名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 18:02:26 ID:MP6CKsDY
冨樫、久米田に続いてツガノまで… ○| ̄|_
なんでこう次々と俺の好きな作家が休載するんだ…。
564名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 19:21:54 ID:HaI8ujiC
>>563
トガシは知っているが、他の二人も休載したのか!
kwskキボンヌ


奇遇だな俺もその三人好きだorz
565名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 13:16:46 ID:2Hg91uF6
俺が三人いる!?
566名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 14:45:55 ID:fBiAzQD6
冨樫は取材だとか作者都合だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしい理由で休載してやがるんだ!
567駄文作家:2006/03/01(水) 16:08:01 ID:on8G0coC
がんばってみてはいるもののやっぱりエロシーンて難しいね。
今までの神はホントすごいわ…

今の書き終わったら鶴屋さんでなんか書きたいなと思う今日この頃。
568名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 16:18:48 ID:u0sDDiJR
鶴屋さんはツンエロなんで、そこんトコよろしく。
569名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 01:59:00 ID:VBux/zMU
鶴屋さんでカキまくりなオレ
570名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 13:00:19 ID:17WQWzeL
>>568
じゃあ谷口はバカ彦だな。
571名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 17:17:51 ID:1tx6tTTa
今週のメゾンにはツンエロ委員長なかった…
ツンエロネタが書けんよ
572名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 17:44:43 ID:756bUDXT
夢の中で鶴屋さんが本名を教えてくれた。↑メル欄




……マリみて?
573名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 17:50:04 ID:7hh6tbW2
夢は自分の記憶を駆使してできるからどこかで混じったんだろうな
574名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 19:13:05 ID:BSmd/oHa
鶴屋さんにはツンの部分がないと思ったり。
ただ淫乱なイメージはある。
575名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 03:34:50 ID:lVkUOgO2
積極的と言ってほしいにょろ
576名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 16:17:40 ID:MH31h/8R
積極的に淫乱なんですね。
577名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 16:12:31 ID:ixbHKhzn
つまり話をまとめると、ツンで積極的に淫乱な長門か。
578名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 20:17:22 ID:EpskOUSj
いまさらながらハルヒの放送局を知った俺。
579名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 23:37:46 ID:W60NPwZi
おハガキ待ってます。
580名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 23:50:43 ID:bxToI8iK
>ハルヒの放送局

どういうものか解説plz
581名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:12:43 ID:5m41xzpP
582名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:25:15 ID:t5gXhyAI
>>581
サンクス。
583名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:27:01 ID:FGW8sBh7
[アニメ放送局一覧]
ちばテレビ
テレビ北海道
東北放送
テレビ埼玉
東京MXテレビ
テレビ神奈川
テレビ愛知
KBS京都
サンテレビ
広島ホームテレビ
TVQ九州放送
以上11局

ザ・スニーカー4月号より
584名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:31:27 ID:KudqC6sq
TBSの追加を望む。
585名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 01:06:47 ID:t5gXhyAI
遅ればせながら第1回目を視聴。
一瞬だったが、「それは…禁則事項です。」が聞けてヨカタ。
586名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 17:29:12 ID:OPLHGedU
「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイス・有希に聞け!」
にハガキ投稿してみようかな。
587名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 18:07:41 ID:RDNwCvkh
ラジオは長門の雰囲気が少ない・・・・・(テンション高!!
588名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 22:56:35 ID:t5gXhyAI
>>586
「みなさんは2ch掲示板のエロパロ板谷川流スレを見たことがありますか?」
「その中の作品をラジオで朗読して下さい」

でよろしく。
つうか2番目のは質問ですらないか……
589名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 00:17:35 ID:09oEEN3d
見れない見れない見れない見れない…
おい!アニメが家では見れんジャマイカ(ノД`)・゚・。
いいからTBSでやれ!社長室に乗り込んでもいいぞ!

…ビデオ借りろということかorz
リアルタイムがいいということがなぜ分からないの!キョンの馬鹿っ!
590名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 18:44:39 ID:+cJWJAo7
んな無茶な…
せめてキョンや鶴屋さんの本名教えてとかにしてくれ
591名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 20:28:18 ID:bBoyUd5F
水戸に鶴屋って本屋があったなぁ…
592名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 23:22:28 ID:Cn6G3KCl
こんぴら参りに最も近い「つるだや」っていううどん屋もあるよ
593名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:41:39 ID:bTiZszOs
>>589
やっぱりネットカフェに置いてあるテレビとかでも無理なのか?
594名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 14:48:28 ID:Q0Rk+kwF
シャナみたくネットで無料配信ってのはないかのか?
595名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 18:05:10 ID:ENC8tr6b
>>594
同感、俺もそれを願っている・・・・・・・
596名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 19:06:42 ID:XeqvRE0I
烈しく同位。
無料配信を切に願う。
597名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 21:44:59 ID:yjXqswFW
ハルヒナ草第一話ってどこですか?
何か保管庫だと第二話からしか載ってない…orz
598名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 21:47:35 ID:RycbZFVi
599名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 00:14:47 ID:9PPk2Cgz
ハルヒにパイプカットされちゃうキョン萌え!!!!!!!!!!!111
600名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 16:12:07 ID:Gr1fdH6J
>>598
d
ゆえに乙
601名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:47:29 ID:YwmkDTvy
ハルヒのオフィシャルサイトの改変を申請します。
602名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 18:53:36 ID:YwmkDTvy
だが断る。
603名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 03:53:50 ID:T0ZRPAP/
>601
>602

(゚д゚)
604名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 05:36:22 ID:3TGo7S0G
華麗にスルー

流れを変えて好きなキャラ言いっこしようぜ
おれ鶴屋さんな
605名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 06:35:52 ID:SFinARuZ
じゃあ俺は鶴谷さん
アニメの新キャラw
606名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 09:37:47 ID:ooz3XJLk
偽朝倉
607名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 10:38:49 ID:zeSS9O+p
長門はもらった
608名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 11:10:01 ID:zJ+D0LU5
偽長門は俺が貰った
609名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 11:41:45 ID:ytZ+lw0n
>>603
こっちみんなw
610名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 13:11:31 ID:B0JynMer
じゃあ、シャミセンは俺がもらう。 そして売り飛ばす!!
611名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 13:14:27 ID:BvR8yjRc
>>607-608
好きなキャラ名を言うだけだっての
お持ち帰りはご遠慮ねがうよ





と言いつつ喜緑さんを頂いてくよ
さぁ、本当に長門と同じTFEIなのかじっくり調べさせてもらおうじゃないか(´Д`*)ハァハァ
612名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 14:15:58 ID:5WfLooKp
ハルヒは俺の横で寝ry
613名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 14:27:55 ID:3TGo7S0G
偽じゃないほうの朝倉にぐりぐりされたいです!
614名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 14:32:25 ID:Pcsv4zai
sos団の女性隊員はもらった。
615名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 15:36:21 ID:qt2/XjsD
偽のほうでいいのでシャミセンください。
616名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 12:57:48 ID:1i8CZ+SA
今からハルヒナ4話書いてくる。
617名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 13:33:19 ID:7JD5Pg1Q
auショップの近くに「ゲルマニウム温浴『有希』」て言うのがあった・・・・・
618名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 15:11:37 ID:8u+h1c89
>>616
がんばれ
619名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:45:00 ID:1i8CZ+SA







――――――願っていなかったと言ったら嘘になる。



         しかし、その再会はあまりにも唐突すぎて。






620名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:45:46 ID:1i8CZ+SA



舞台設定、北高へと至る坂道。
俺は北高へ向かって延々と続く坂道をチャリを押しながら黙々と上がっていた。
冬休みだというのに何故学校に向かっているのかというと、
SOS団の全体ミーティングは定期的に開催されるのであり、そして今日は部室の大掃除をする日となっているからだ。

メイドな朝比奈さんがまめに清掃してくれているとはいえ、ハルヒは目に付いたものを片っ端からかっぱらってくるし、
古泉は次々と新しいボードゲームを運び込んでくるし、長門は次々と分厚い本を矢継ぎ早に読破しては次の本を仕入れてくるし、
朝比奈さんはお茶くみを極めるべく色々な茶葉を持ち込んでくるし、日に日に部室は混沌化する一方であった。

部室がカオシックゾーンへと変貌を遂げる前に、年末ということもありそろそろ余計な私物の片付けを行う頃合だろうということで部室の掃除を行うことが決定したのである。
はっきりいってめんどくさいが、どうせ家に居たら居たで自分の部屋の掃除をまかされるに違いないので
不承不承ながら部室へと足を運んでいるのである。
それに俺だけサボるわけにもいくまいし、朝比奈さんの姿も見られるし。シャミセンを蹴飛ばしながら一人で黙々と掃除機をかけるよりは
随分とマシと言えよう。


621名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:47:05 ID:1i8CZ+SA


俺が部室棟にたどり着いたのはハルヒが設定した集合時間の一時間前だった。
一時間も前に来たらさすがに長門以外のメンツはまだ来ていないに違いなく、だが長門はそこにいるだろう。
…そういえば、まだ長門に礼を言っていなかったな。


俺は誤作動を起こし、世界をまるごと改変した長門を元に戻しにいったときに朝倉涼子にナイフで刺されて意識不明の重体に陥らされた挙句、
更に毎日だれかとセックスしないと凄まじい激痛を味わった上で死ぬという凶悪なウィルスに感染させられた。

そのとき長門が施してくれた『だれでも好きな女の子とセックスできる能力』のおかげで俺は何とか九死に一生を得ることが出来たのだ。


感謝の言葉を伝えるのなら朝比奈さんやハルヒにも言うべきなのだが、どうやら催淫効果のかかっているときの出来事は彼女たちの記憶から抹消されているらしく、
ヤブヘビになるだけなので俺の心のうちにだけしまっておくことにする。
出来ればもう一度ぐらい朝比奈さんのお相手をしたいところだが、それは朝比奈さんにも長門にも失礼な話だろう。
朝比奈さん、あなたの艶姿とおっぱいの感触は一生忘れません。


そんなこんなで、俺は部室の前の扉までやってきた。形ばかりのノックの後、返事を待たずに扉を開く。
「よう」

予想通り、部室の中で本を読んでいた長門に向けて俺は軽快な挨拶を送った。
「なが…」


――――――そして、俺は長門の顔を見て声を失った。



俺の前にいたのは目を見開いて俺を凝視する長門。
長門が、眼鏡のレンズごしに俺を見つめていた。
622名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:48:06 ID:1i8CZ+SA
筆が進まなかったので今日は予告編だけスマソ。
623名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 12:52:15 ID:eWJill1V
がんばれ。
624名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 16:03:01 ID:gB0kmvak
wktkして待ってるよ
625名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 17:51:10 ID:NlJnfR7U
期待してもいいですか。
626名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 16:55:59 ID:rZuH6V/7
>>617
そこは当然混浴なんだろうな?
627名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 17:04:39 ID:k56OMsSL
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクテカワクテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__)+
628名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 19:16:02 ID:SuNvkldW
ゲルマニウム温泉にはデトックス(毒抜き)効果があります。
いや、そんだけ言いたかった。
629名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 19:19:16 ID:snvhhoB1
俺は今日、有希診療所を見たぞ。見ただけだが。
630名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 21:09:32 ID:RswvxEgr
絶望先生
631名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 21:36:59 ID:XF65EDfz
>>627
なんかテカってるよ
632名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 14:11:37 ID:hzsQ8PAm
>>628
谷川キャラをデトックス(毒抜き)してみた

・ユキちゃん → ひーくん
・茉衣子 → 巴
・抜水 → 古泉
・ハルヒ → ただのツンデレ
・みくる(大) → みくる(小)
・長門 → 偽長門
・キョン → キョン
・鶴屋さん → 『よく似合ってると思わない? どうかな?』
・朝倉 → まゆげ
・宮野 → 何も残らない
633名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 18:27:26 ID:qcFD12pD
>>632
朝倉バロスwwwwwwww
634名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 18:55:30 ID:59oNJnaQ
朝倉の元ネタがわからぬ・・・
635名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 01:22:08 ID:zVkIllQ4
ぶっちゃけ朝倉マユゲだものな
636名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 05:28:53 ID:SOoOxjAC
キョンにはデトックス効果無しなのかよ!
637名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 16:23:46 ID:DPAJBGZQ
キョン君はねぇ
相当毒が溜まってるからじゃないの?
638名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 17:36:56 ID:pRMcaXsJ
キョンはいろいろと溜まってそうだな
長門あたりに抜いてもらわんと
639名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 17:41:42 ID:6IlAwNI8
ハルヒのせいで欲求不満なのな
640名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 18:38:32 ID:RsPUfQ7K
ハルヒがノリノリだと毒以外も抜けそうだ
641461:2006/03/17(金) 19:46:36 ID:dhAtnT39
いろいろ見ててゴスながの続きでも書いてみることにした。
タイトルだけ浮かんだがチャイナ服コスプレの予定。
642名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 23:16:17 ID:LAM9kqZD
ラジオにキョンと鶴屋さんの本名を聞く投稿をした。
後悔はしてない。でもさすがにエロパロ文章朗読はむりぽ
643 ◆cboFLV.7rc :2006/03/18(土) 03:21:43 ID:2kx49rpB
>エロパロ文章朗読はむりぽ

ラジオ朗読を希望しつつ小ネタ投下!
644朝比奈ミクルの冒険2 ◆cboFLV.7rc :2006/03/18(土) 03:23:53 ID:2kx49rpB

「CMのあとは……すごいことになってます……
 でも今は……」

「…………
 確かに凄い事になってるわね。
 でも今は……何?」

「…………
 禁則事項……ですっ!」

「聞こえないわ。もっとハッキリ言わないと。
 そんなんじゃキョンの腰の動きは止まらないわよ。さあ、
 でも今は……何?」

「禁則事項……ですっ!」

「大分良くなってきたわ。でも、もっと下から突き上げられる動きに合わせて。
 でも今は……何?」

「禁則事項……ですっ!」

「のけぞるようにして胸を前に出して。顎は引いたまま。右肩をもっと持ち上げて
 後ろのキョンの首の後ろを掴むようにしがみつくの。

 有希!足をもっと広げさせて脚の中心部が見えるように固定して。
 120度は開かなくっちゃ開脚とは言えないわっ!さあ、
 でも今は……何?」

「禁則事項……ですっ!」

645朝比奈ミクルの冒険2 ◆cboFLV.7rc :2006/03/18(土) 03:26:56 ID:2kx49rpB

「副団長!後ろに回った立ち方とその笑顔は上々よ。
 ただ肩に置いた右手だけどもう少し力を入れてくれる?
 その方が雰囲気が出ると思うの。肩を上からがっしり掴む感じで……OK。
 良い感じになったわ……だって脚の中央、かなり光って来てるもの。さあ、
 でも今は……何?」

「禁則事項……ですっ!」

「キョン!腰を使ってるだけじゃ駄目よ!胸を揉むの!
 全部はだけたら駄目よ。かなり汗で透けてきてるけどその尖った部分に
 白いブラウスが引っ掛かって真ん中が開いて両方ともピンク色のが
 半分見えてるのが良いんだから。生地の下に手を入れてまさぐりなさい。
 もっと激しく。匂いが伝わる位に!さあ、もう一度、
 でも今は……何?」

「禁則事項……ですっ!」

「ケイレンしてる?締まる?もう持たない?
 情けないわね。いいわ、じゃ、本番。合図したら出すのよ。
 ……何?」
 
「禁則事項……ですっ!」

「仕方ないじゃない。バイトも校内興業も禁止された今、あたしたちに出来ることは
 まずコレなのよ?やっぱりお金は必要だわ。働かざる者、喰うべからずよ。
 
 みくるちゃん、あなただって今まで通りに放課後、部室でお茶入れをしたいでしょう?
 このCMを収入源にしてお茶が買えてみくるちゃんがお茶を入れられるの!
 つまり自給自足って訳よ!実に明解だわ。と、いう事よ。
 でも今は……何?」

「禁則事項……ですっ!」

646朝比奈ミクルの冒険2 ◆cboFLV.7rc :2006/03/18(土) 03:29:05 ID:2kx49rpB

「納得してもらえて嬉しいわっ!やっぱりみくるちゃんの入れたお茶がなければ
 SOS団の一日は始まらないのよ。
 
 みくるちゃん、いいわね?ちゃんとこっちを見て。
 最後まで目を閉じずにこちらを見てないとだめよ?出されてる感が欲しいんだから。
 
 じゃ……いいわ、キョン。出しなさい。
 いいわね、思いっきり出すのよ!思いっきりよっ!さあ、みくるちゃん、
 訴えかけなきゃ駄目よ!コレは皆んなが見るんだから。CMと言うからにはそういう物なんだから。
 でも今は……何?」

「えっ……あっ?……ああっ?……?……
 ……………………………………………………
 禁……則……事……項……で……す……っ…………(泣)」

(終わり)

647 ◆cboFLV.7rc :2006/03/18(土) 03:31:18 ID:2kx49rpB
タイトルは「朝比奈ミクルの自給自足」にすればよかったなと思いますた。
つうか山なし落ちなしスマソ。
でわさようなら。
648名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 05:41:23 ID:ns4ycU8Y
GJ!!
649名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 15:37:57 ID:+luwu7FJ
グッジョブ……ですっ!

SOS団によるAV撮影の現場を見事に表現できてるよ!
650名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 01:07:19 ID:h9XbJWx3
GJです。
なんか、見えそうで見えない感じがGOOD。
651名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 04:41:55 ID:tdsnsPDb
キョン×みくる キボンヌ
652名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 16:17:50 ID:kkGzfu96
GJ!


鶴屋さんでAV撮影というのは出来ないだろうか?
653名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 18:36:40 ID:eA+5Uy+r
逆レイプ系ならOKにょろ。
654名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 19:32:31 ID:9Y57lvsE
想像したらおっきした
655名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 22:33:49 ID:f/kmY1v0
鶴屋さんほどエロのバリエーションが豊富で書きやすい人はいないって長門が
656名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 00:50:47 ID:WDs3DVGh
なんかこのスレ的に
長門>>鶴屋さん>>古泉>>みくる>>ハルヒ
で需要あり?
657名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 05:25:17 ID:owxt5R+Y
肯定も否定もしない
658名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 11:02:30 ID:mgLRLW0f
なきにしもあらず
659名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 18:25:54 ID:PRNB3sot
真ん中の古泉は否定しとく
660名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 19:57:01 ID:hlPi8bcO
ハルヒ・・・(っ_;)
661名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 20:45:34 ID:MslQwIlU
個人的には
長門=鶴屋さん>>朝倉>ハルヒ>>>越えられない壁>>>みくる=キョン妹
な感じかなと思う。
662名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 20:48:43 ID:rmPG+P/O
生でにょろにょろイカセテ
663名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 00:01:15 ID:LIcJZlxm
>>661
誘拐少女を朝倉とハルヒの間に追加して
664名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 10:34:35 ID:p4KRYMsz
エロSSの書き易さは
ハルヒ>>>みくる=偽長門>>>>超えられない壁>>>>長門妹にょろ

だけどな。個人的にだけど
665名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 05:38:32 ID:fMiNjcF2
飽くなき挑戦。
目指すは長門朝倉にょろで4P。
666名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 06:10:57 ID:yYbeF/WE
>>664,>>665
書き上がったらただ投下すればいいだろうに。
オレが書いてるキャラ(長門)が一番このスレ的に需要があるだとか
オレが書いてるキャラ(長門)が一番SS的に難しいだとか
毎日毎日、自分以外の書き手をけん制するようなレス書き込み要らんから。
667名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 18:07:41 ID:79P02R+n
俺は>>664でも>>665でもないが
この二つのどこらへんが牽制になってんのかがさっぱり分らん


俺は結構長門書きやすいかな・・
他に全く食指が動かんとも言うがw
668名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 19:58:08 ID:Ag8XgO93
でも>>665はめがっさ難しいとおも

書けたらスゴス
669名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 21:02:41 ID:B0r8qqt4
>>666
まあなんとなく言いたいことはわかる
670名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 16:18:06 ID:3G6lqger
>>668
長門の目の前で、鶴屋さんがキョンを逆レイプ。
キョンの目の前で、朝倉が長門を陵辱。
こんなシチュ?
671名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 17:40:20 ID:QqnroON5
(・∀・)ソレダ!!
672名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 22:33:30 ID:7ENz1YqR
どうも、まだ完全には書きあがってはいませんが、ちょっと疑問があってきました。
SS保管庫の方が更新されていたのを確認したんですが、どうやらハンネの方で題名出してなかったらしく
管理人さんが勘違いなされてしまったようです


3-128 涼宮ハルヒ番外編〜第0種接近遭遇〜 が私の作品になりますので、
もしこのレスを見かけられましたら管理人さん、お手数ですが、次回更新時でいいので、
作品とハンネの統合をお願いいたします。

長々とすみませんでしたw
673SILVIA ◆3AMaK.bie2 :2006/03/23(木) 22:34:53 ID:7ENz1YqR
ハンネ消えてる上にageてしまった…_| ̄|〇許して…
674名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 00:32:18 ID:16jzQSzz
あんま知られてないみたいだな、コレ↓
http://zxxxz113.e-city.tv/

ヤりたい時にヤれるっていいよw

675名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 14:06:43 ID:liBCY/ad
>>668
部室でキョンと長門がエチしてる最中に偶然鶴屋さんが入ってきて、
自分に気にせず続けろと言うが、やっぱり鶴屋さんの目が気になるキョン。

しかし長門のほうが鶴屋さんに見せ付けるように積極的に求めてくるので
その場に流され行為を続けるが、やがて鶴屋さんもその気になってきて……。

さて、これにどう朝倉を絡めるかだが。

>>673
イ`
676名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 15:36:28 ID:yars7Sid
>>675
実は鶴屋さんの正体は朝倉。
時期的に鶴屋さんが出てきたのって朝倉の消滅後だし。
677名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 10:50:13 ID:LStFy5N+
長門空間には2人ともいたけど?
678名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 16:10:05 ID:4Jkcu2Wy
新刊マダー?
679名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 16:11:32 ID:4QhofP8J
五月一日だっけ?
680名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 01:31:59 ID:Rvz5mCvV
で、漫画の方が4月27日だっけ?
アニメ開始が4月2日辺りからか。

アニメが放送局の関係で見れない……OTL
北関東って微妙な位置だ……
681名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 11:54:52 ID:QPOmOKhU
ハルヒのアニメ化が成功しますように……
682新刊マダー? :2006/03/26(日) 15:51:48 ID:t4T2/hSc
穏やかな風が窓から吹き込む。そんな風に吹かれながら外の景色を見ていた。
・・・
赤点戦線をくぐり抜け、なんとか無事2年に進級するすることができたが、あいも変わらずまたもやハルヒと同じクラスになった。そんなことは、もうどうでもいい。今は平和なのだから。
「・・・ョン、キョンったら!!ほら、テストの返却。呼ばれてるわよ」
うるいのがまた喚いている。
周りを見渡すとこれまたおなじみの国木田と谷口がにやにやと笑っている。
いや、こいつらだけではなくクラスのやつらの注目を集めていた。
こいつら絶対何かを勘違いしてやがる。
683新刊マダー?:2006/03/26(日) 15:52:26 ID:t4T2/hSc
やれやれ。
俺は、黙って席を立ち、世界史のテストを回収しに行く。
「キョン!!何点だったの?みせなさい。低い点数だったらSOS団の名折れよ」
席に戻った瞬間、すぐこれだ。
抵抗しても無駄なので俺は解答用紙をハルヒに渡してやった。
「・・・9・・・4。・・・94点!? カンニングしたんじゃないでしょうね。」
失礼な。これでも毎日、長門に勉強を教わってんだ。
「なんですって。いつ?どこで?」
ハルヒはワナワナと震えながら自分の回答用紙を握り締め世界史教師の注意も聞かず俺を睨み付けていた。
684新刊マダー?:2006/03/26(日) 16:19:50 ID:t4T2/hSc
4時限目終了のチャイムが鳴り響く。
いつもなら、ハルヒは真っ先に教室を抜け出していくはずだ。
俺はハルヒがいないのを確認すると、
机の中から数学の教科書と青チャートを引っ張りだして、弁当を片手に部室へと向かった。
 やれやれ。
今日は、指数・対数か。

長門に勉強を教えてもらうのはいいのだが、勉強自体は乗り気になれない。
だが、谷口のように、微分は微妙な分数だから微分っていうんだぜ、
とか言ってるようなやつにはなりたくないからな。

部室のドアを開ける。
そこには見慣れた筈の、無表情で本を読む少女が・・・

居なかった。
685新刊マダー?:2006/03/26(日) 16:30:25 ID:t4T2/hSc
「あら、ずいぶん早いじゃない?昼休みが始まったらすぐに部室にくるなんて、よっぽど熱心なのね?」
そこにはおどろおどろしい態度でこちらを睨みつけている、見かけは美人といっても過言ではない少女が、長門の席に鎮座していた。・・・まぁ、つまりはハルヒのことだが。

「同じクラスで、団長の私が勉強くらい・・・」
ハルヒが何かブツブツいっているが、俺はかまわず椅子に腰をおろした。
よくよく見るとハルヒは何故か、短い髪を無理やりポニーテールにした髪型だった。
686新刊マダー?:2006/03/26(日) 17:08:58 ID:t4T2/hSc
・・・ガラガラガラ・・・
後ろで戸が開く音が聞こえた。

振り返って見れば、長門が朝比奈さんを伴い佇んでいた。
「あら、めずらしい組み合わせね。有希とみくるちゃんが一緒にいるなんて」
長門は、ハルヒの声に一瞬ひるんだものの、ハルヒを一瞥すると俺の隣に音もなく腰をおろした。
「あっあっ・・・じゃあ、私はお茶でも入れちゃいますね。」
そう言いながら朝比奈さんはあたふたとハルヒの視界から逃れていった。
687新刊マダー?:2006/03/26(日) 17:11:04 ID:t4T2/hSc
重苦しい空気が流れている中、長門はじっと弁当を見つめ、その次に俺の顔を覗き込んできた。
あぁ、弁当を食いたいのか?
「・・・そう・・・」
長門は俺にだけわかるぐらいの程度で、わずかに顔を赤らめた。
俺が弁当の包みを解いてやると、長門はいつものようにどこからか箸を取りだして食べ始めた。
688新刊マダー?:2006/03/26(日) 17:12:13 ID:t4T2/hSc
「有希!!何、勝手にキョンのお弁当たべてるのよ!?」
長門が俺の弁当を食べるのを見て呆けていたハルヒは、数秒後、理性が戻ったのかわめき始めた。
「あれ、知らなかったんですか?いつも、長門さんが勉強を教える日はこうですよ?」
天使のような微笑をしながら朝比奈さんがお茶を置いてくれた。
間が悪いですよ。朝比奈さん。心底そう思った。
「・・・キョ〜〜〜〜ん・・・。あたしに黙っていつもこんなことを・・・」
おいおい、何で知らせなきゃいけないんだよ。
だが、かつてないほどの形相をし、逆上したハルヒに何をいっても無駄であった。
ハルヒは俺の隣に最高速で移動し、俺の箸を取ると凄まじい勢いで弁当を貪り始めた。

689新刊マダー?:2006/03/26(日) 17:35:50 ID:t4T2/hSc
「・・・これ・・・」
ハルヒが猛スピードで弁当を平らげていく傍ら、長門は卵焼きを箸で摘み、俺の口に差し出してきた。

むぐむぐ。
俺が長門に差し出された卵焼きを食べていると、自分の分はもういいのであろうか。
次々とハルヒの魔の手からおかずを奪い俺に差し出してくれる。

「キョンくん。あたしの分もどうぞ。」
長門を見ていた朝比奈さんも自分の弁当からサンドイッチを差し出してくれる。
むぐむぐ・・・
差し出されたサンドイッチを咀嚼し終え、お茶をすする。
至福の午後のひとときを過ごす。時計を見てもまだまだ、昼休みは終わらない。
後、30分以上も残っている。

さて・・・ハルヒの機嫌をどうなだめるか・・・
そう、思いハルヒの方を見ると・・・
頭にいきなり、衝撃が走った。
690新刊マダー?:2006/03/26(日) 17:53:41 ID:t4T2/hSc
衝撃から目を覚ますと、ハルヒが俺に馬乗りになっていた。

「キョ〜ン!!あんたって人は。私がこんなにも想っているのに。このニブチン!!」
そう言うとハルヒはいきなり唇を重ねてきた。
弁当には鳥の唐揚げが入っていたはずなのに、ハルヒの唇はとてつもなく甘い香りがして・・・

「んん〜〜〜っ。ぷはっ。・・・」
永遠の時だったかのような長い長いキス。

「ふふふ・・・。キョン・・・あたってるわよ・・・」
ハルヒはズボン越しに弄びながら妖艶な笑みを浮かべた。
・・・
ハルヒはズボンをまさぐると、ベルトに手をかけチャックを下ろしていった。
そのハルヒの横顔はとても魅惑的で・・・俺の理性は吹き飛んでいた・・・
691新刊マダー?:2006/03/26(日) 18:24:42 ID:t4T2/hSc
あっ、ふぁ・・・」
びくんと体を震わせるハルヒ。
構わずに軽いキスをくりかえす。うなじから、首筋や、喉にまで触れていく。
「あっ、ひゃんっ、あっ、ああっ」
ぴくん、ぴくんと小刻みな震えが、唇に伝わってくる。
ふれるかふれないかくらいの、かすかなキスにも、ハルヒは敏感に反応してしまうみたいだ。
内なる衝動につきうごかされるかのように、前から強く抱きしめ、耳にキスをした。
「あっ、だめ、キョン。そこは・・んっ」
腕の中のハルヒは本当にそこが弱いみたいで、続ければ続けるほど、声まで震えてしまっている。
そんな様子が俺をますます高ぶらせ、耳たぶを軽く噛みながら舌でゆっくりなぞり上げた。
「ひゃんっ、あっ、あっ、そこ・・・すごく・・・いい」
ハルヒは体をくねらせ体をこすり付ける。
692新刊マダー?:2006/03/26(日) 18:25:23 ID:t4T2/hSc
息遣いとともに、かすかに上下する胸。
布越しにも、丸くやわらかなふくらみが豊かに息づいていることがわかる。
俺はハルヒの胸に手を置き、徐々に力をこめていく。
手のひらになんともいえない弾力が伝わってきた。
「ふあああっん、んやぁ、ふああっ・・・キョンっキョンっ・・・」
豊かな胸の膨らみに指を埋めるたび、互いの息遣いが乱れていくのが分かる。
頭の奥がしびれた様な感覚の中、欲望だけが高まっていく。
布越しでは我慢できなくなった俺は、ブラウスをめくりあげホックをはずす。
白い肩がなかばあらわになり、レースの白い下着がのぞく。
手の平にふれる、細やかなレースの手触り、指先にはたわわな乳房。
「ふああああんっ、ああん」
下から乳房をすくい上げるようにもちあげ、こねくりまわし
そっと、ブラをおしさげた。
693新刊マダー?:2006/03/26(日) 18:43:40 ID:t4T2/hSc
ぷるんっとした白くて丸い乳房があらわになる。
みずみずしい果実みたいなふくらみ。
先端に、淡い桃色の、つんとした突起。
小さいながらも、硬くなっているのを見つけた俺は、我慢できなくなって指を伸ばした。
「ひああっ」
指先でくにくにと乳首を刺激しながら乳房をもみしだく。
「いや、ああん。あん、あん」
白い乳房にゆびが食い込むたび、いやらしく形を変えて俺の興奮を掻き立てる。
「あん、あああん、ひゃっ、ふあああ」
何かに耐えるように、ぎゅうっと目を閉じるハルヒ。
半開きの口から、切なげな吐息があふれる。
「や・・・激し・・・キョンっ、キョンっ」
軽く達してしまったのかハルヒはしなだれかかった。
694新刊マダー?:2006/03/26(日) 18:53:14 ID:t4T2/hSc
俺はぽちゃぽちゃした太股に手をのばし、その感触を楽しむ。
それから、ショーツ越しに彼女のおしりに触れて、さわさわとなで上げた。
「濡れてる・・・」
思わず声に出してしまう。
俺が漏らした声にハルヒは顔を真っ赤にした。
「あっ。だめ、何よ。キョンのくせに。さわっちゃ。あんっ」
 せいいっぱいの抗議はしているものの、全然嫌そうではない。
俺はかまわず愛撫を続け、先端をそっとあてがい、力をこめる。
「ん、ああっ。キョンと一つに。・・・ああん。」
亀裂を掻き分けて、先端をもぐりこませていく。
収縮を繰り返し、ぬるぬるしたハルヒの中に半ばまで呑み込まれた所で、先端が何か抵抗にぶつかった。
695新刊マダー?:2006/03/26(日) 18:57:42 ID:t4T2/hSc
「・・・つうっ」
ハルヒの顔が痛みに曇り、それが彼女が純血の証だと気づく。
ハルヒの顔を見ていると少し躊躇してしまう。
「痛くしていいから、最後までしなさいよ。このばかキョンっ!!」
・・・
俺は覚悟を決めると、腰に力をこめた。
696新刊マダー?:2006/03/26(日) 19:02:28 ID:t4T2/hSc
「ひっ、んんっ!」
すぐにハルヒの抵抗に突き当たり、くぐもった痛みの声がもれる。
「いっ、つうう・・・」
さらに力をこめて・・・
と、思った瞬間・・・ぷつんっと抵抗がなくなって、一気に奥まで入った。
「つうっ・・・・・ああああああぅっつ」
涙声混じりに叫び声をあげるハルヒ。
「・・・だいじょうぶか?」
「・・・続けなさいよ・・・」
697新刊マダー?:2006/03/26(日) 19:09:43 ID:t4T2/hSc
少しでも痛みが和らぐように、やさしく胸をもみながら、ゆっくりと腰を動かす。
それだけで、ぞくぞくするような快感が背筋を駆け上っていく。
しかし、まだ痛みを我慢しているハルヒに罪悪感を覚え・・・それ以上動かしたいのを懸命にこらえる。
「っつう。・・・ふあああっ。あん。あああんっ。」
やがて、少しづつ甘い声がもれはじめ・・・
なによりもハルヒの中があふれてくるのを感じた。
「大丈夫だから・・・キョン・・・動いて・・・」
哀願するような瞳でこちらをみてくる。
だめだ・・・すごく・・・かわいい・・・
「悪いな。ハルヒ。」
今まで抑えていたものが、一気に解き放たれた。
698新刊マダー?:2006/03/26(日) 19:21:07 ID:t4T2/hSc
「えっ?
ひゃん、ああっ、ふああああんっ、ああん!!」
深く貫き、大きく抜いて、再び強く貫く。
ぬめぬめとハルヒの中が怪しく動き、しめつけてくる。

「ああっ、激し、や、あん、ひくっ。ああああんっ」
ハルヒは、切なげにあえぎをもらしながら、俺のすべてをうけいれてくれて、
・・・さらに俺を引き寄せぎゅうっと抱きしめてくれる。
「ああんっ。キョン。離れないで!!私をみて!!ずっと・・・んああっっ。」
溶け合い、交じり合い、一つになっていく。
ハルヒの中が、さらにヒクヒクとうごめきキュウキュウとしめつけてくる。
激しい快楽に飲まれていくハルヒ。
ハルヒ自身はさらに俺を深く深く俺を呑み込んで離そうとしない。
「ひあああん、ふあああああっ、ああん、キョン。好きっ好きっ」
艶めいた声をあげ、切なそうに喘ぐハルヒ。
俺に抱きつくことで、懸命に快楽に抗おうとする。
「だめっ・・・きちゃう。きちゅうのぉ」
さらに、ぎゅっと締め付けられ目もくらむ快楽が訪れる。
もう・・・・限界だ・・・・
699新刊マダー?:2006/03/26(日) 19:25:30 ID:t4T2/hSc
「キョンがいっぱい。いっぱいなのぉ。・・・・
やあんっ。ああんっ。あゅ。あああああああああああああああああああっっぐ!!!!」
達してしまうハルヒ。
同時に俺も・・・
ありったけの精をハルヒの中に注ぎ込んでいた。
700新刊マダー?:2006/03/26(日) 19:26:58 ID:t4T2/hSc
第一部完
この後、長門、みくると続いて4Pになる予定。
続いていいですか?
701名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 19:46:24 ID:ogt90dPB
ええがなええがな
702名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 19:46:54 ID:fuZIo+VW
>>700

GJ。続けてほしいぞ。
703名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 19:53:39 ID:dctQpUTw
>>700
禿げしくGJ!
ぜひ続けてください
704名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 22:05:38 ID:iMWiIDMF
ハルヒ(*´Д`)ハァハァ
是非続けてください
705名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 11:38:25 ID:8Af3NiTe
久方ぶりにグッジョブ!!
706名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 18:41:51 ID:L+et2Ikl
>>700
あんたはこれで食っていけるよ
707名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 01:23:25 ID:wevkyGl+
>「キョ〜ン!!あんたって人は。私がこんなにも想っているのに。このニブチン!!」

>弁当には鳥の唐揚げが入っていたはずなのに、ハルヒの唇はとてつもなく甘い香りがして・・・

まで読んだ。
708名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 05:38:31 ID:TZwYoMS5
その先も読もう
709名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 11:10:26 ID:snpuZRRO
>>700
久々の良作投下GJ!!


少年Nの悲劇の内容誰か教えてくれ。
710名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:54:39 ID:9YGHco9b
確かに気になるna
711名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 10:16:25 ID:f/o4MBzT
少年ながるの悲劇
712名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 10:18:56 ID:NqNYNxQB
>>700
続けてOK.OK!
713名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 14:33:02 ID:5yuBosFF
>>711
谷川の少年時代に何があったんだYO!
714名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 16:03:40 ID:GQ+pTIeM
「ながる」だったんだな
知らなかった
715名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 16:40:43 ID:nVAxLzVJ
>>713
ラノベ作家の少年時代は、ほとんどが黒歴史ってのは
私の偏見ですか?
716名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:32:45 ID:e9EXMGvl
876は高校の教師に対しての文章が手厳しいが
高校生のとき、教師と何かあったんだろうか……(シャナ1巻参照)
717名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 17:20:09 ID:Z4DGQ2Di
876の同級生だった私が答えてやろう。
ぶっちゃけ、男喰いの巨乳女教師(いい女だった、当時はケバイとか思ってたがなんとももったいないことをした)のお気に入りになってしまい、
所属部活の顧問に無理になった挙げ句セクハラ三昧……いや、セクハラにとどまっちゃおらんかったが。
で、その女教師に横恋慕した体育教師に辛く当たられてた、てなわけだ。
体育教師はまともに当たれない(砕けるの確実だから)ヘタレだったが、まあ密告するようなことだけはなかったな。
718名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 18:53:17 ID:e9EXMGvl
意味はないけれど♪ ムシャクシャしたから〜♪
にょろの お〜でこに『肉』と書く

デンデンデデッデ

意味はないけれど♪ ムシャクシャしたから〜♪
長門のマ〜ンション偽装する

カンカカンカカッキン

コンピ研から奪ったパソで エロゲープレイする! ペケキョン!
719名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 19:04:00 ID:in9kUeKW
エロゲープレイ→ハルヒが発見→おいしい展開
720名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 10:33:01 ID:h8NY7GLq
>ペケキョン!
にワロタ


それにしてもお舞さん命知らずだな
多分、油性ペンのキャップを抜く間もなく瞬殺されるぞ
721名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 15:42:21 ID:uFTHLnZU
自分にレススンナo..rz
>>448
722名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 15:43:22 ID:uFTHLnZU
あああああAAAAA誤爆orz
723名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 23:55:08 ID:9Hwm+luH
>>719を見て
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi30123.jpg.html


みたいな展開を想像してしまった。
724名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 00:31:03 ID:lNB406iA
というか漏れはこれが

ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi30129.jpg.html

ハルヒとみくるに見えてしようがないのだが……
違うか。
725名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 00:44:10 ID:XvqkaGCa
気の迷いだろ
726名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 02:58:46 ID:lNB406iA
そりゃがっかりだ
727名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 18:57:09 ID:efynLBqf
>>724
むしろ、長門(左)と朝倉(右)に見える。
728名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 19:03:59 ID:Hhn+l++r
まったく見えないわけだが
729名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 02:51:39 ID:TQ6ynFGm
ラノベ本スレ延焼中
730名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 04:08:03 ID:a+HdsAin
引火線をここまで引き延ばし中 ゚∀゚
731お前のの仕業か:2006/04/03(月) 10:28:24 ID:Wf6/+U4Y
斬刑に処す。
────────‐───────────−────────────―─‐
─‐────‐,、r‐-、────────‐─────‐∧_∧ ───‐──―‐──‐
─────‐〃 ハ ,\_,ノ─────────‐──(; ´Д`) ────―─‐──‐
──−──‐ ( / | ヾ ヽ、──_ ───────‐ /    /─―/ヽ───‐─―─‐
──―──‐ ノ 〈ノ \  `ー'"´, -'⌒ヽ─────- | |  >730─/ | |──-───―‐
―‐――──‐ //\ ヾ ヽ  ノ───―──―─‐ | |  /──/ | |―──‐──―‐
─────‐ /( ノ \ \   `ー、―────── ∪ ./──,イ ∪ ────―─‐
────‐ 、( 'ノ∠__ソ ヽ /_ ゝ―──────‐| /−─/|| | ──−───―‐
───‐‐/` ―──\\  \\───────‐|/──/ || | ────‐─―─
───/ ───―─ /::::::〉─‐ \\――─−─────| || | ─────―─‐
──/─────────── '、:::::> ────‐───(_)_)─────―─‐
─/────────−────────────‐──────────―‐
─────────────────────────────―─────
732じょーたろう:2006/04/04(火) 03:52:23 ID:3SaTH6b7
借ります。かぶーぶが復活するまでの間、アニメ記念にちまちまと書きたい。
733【真っ赤な嘘】:2006/04/04(火) 03:56:26 ID:3SaTH6b7
 週末。SOS団による恒例の市内探索が、今日も飽きずに行われようとしていた。

「おい、ハルヒ。なんでこんな朝早くに集まる必要があるんだ?」
「キョン、異議は認めないわよ。団員は団長の命令には絶対服従よ!」

 現在午前5時。駅前の広場。
 休日ということもあって、通勤通学で急ぎ足のサラリーマンや学生の姿もなく閑散としている。出歩いているとしたら、早起きの老人か新聞配達員くらいだろうな。

 だがそこに、いつものSOS団のメンバーが顔を揃えていた。

「あ、おはようございます」

 可愛らしく頭を下げて、挨拶をしてくれる朝比奈さん。朝早くに見る朝比奈さんも乙なものだ。今日は薄いカーディガンにフレアスカートというシンプルないで立ちで、寝惚け眼の俺を癒してくれる

「………」

 もはや三点リーダがデフォとなった長門。もちろん、というべきか制服姿だ。俺のほうに軽く目を向けて、顕微鏡で見なければ分からないくらいの角度で会釈した。

「いやぁ、爽やかな朝ですね。不思議を探しに行くにはもってこいじゃないですか」

 知るか。
 古泉は朝から快調に営業スマイルを振り撒き、もとから害していた俺の気分をさらに害してくれる。
734【真っ赤な嘘】:2006/04/04(火) 03:57:56 ID:3SaTH6b7


「今日もキョンが最後だったから、お昼に途中経過を伝えに一度集まってもらう時に奢ってもらうわよ」

 そして、我らが団長・ハルヒ。こいつの爛々と輝いた目が、俺の今日の運勢が最悪であることを告げてている。
 パーカーに膝丈のスカート。今日は動きやすさを重視した服装のようだ。………それだけ俺も、振り回されるということだが。

 この面子に俺を加えた五人が市内をブラブラと市内を不思議を求めて歩き回るわけだ。
 だが、そう簡単に不思議が見付かるわけがなく大概は徒労に終わっている。この無駄な集会を終わらせるためには俺がハルヒに一言、「じつは俺を除くSOS団員は未来人と宇宙人と超能力者だったんだぜ」と言えば良いのだろうが、今のところは遠慮をさせてもらっている。
 遠慮している主な理由は、割愛させてもらおう。
735【真っ赤な嘘】:2006/04/04(火) 03:58:59 ID:3SaTH6b7
「何をポカーンとしてるの! さっさとクジを引くわよ。不思議は待ってくれないわよ」

 お前のその無駄に発せられるエネルギーを感じたら、例え逃げたくなくても逃げるだろうな。

「ごちゃごちゃ言う暇があったらさっさと引きなさい!」

 パーカーの前ポケットから、事前に用意していたと思われるクジを取り出すハルヒ。

「短い紐が二本、長いのが三本あるわ。文句なんか言ったらその場で私刑よ」
「はいはい、引けば良いんだろ引けば」

 それぞれ、クジを引いていく

結果

ハルヒ・朝比奈さん・俺
古泉・長門

というようなものになった。

「じゃ、今日はこのメンバーで回りましょう」
 少し不満そうな声で、ハルヒは決をとる。もとから従うしか選択肢のない俺達は素直に頷いた。

「いやぁ、両手に花とは羨ましい限りですね。もしよろしければ交代して欲しいものです」

 古泉、お前の表現は間違ってるぞ。これはどんなに頑張って良く表現した所でも両手に花じゃなくて、前門の虎後門の狼だ。ただし、狼には牙がなくて俺が虎から守っているのだが。

「よ、よろしくお願いします」

 と、牙がない狼こと朝比奈さんが小動物めいた動きで俺に近付いてくる
736【真っ赤な嘘】:2006/04/04(火) 04:00:56 ID:3SaTH6b7

「こちらこそよろしくお願いします」

 今日は朝比奈さんをハルヒの暴虐から守るという目的ができたので、少しはやる気が出てきたな。

「二人とも早くしなさい! ぐずぐずしてないでさっさと行くわよ!」

 俺のやる気を削ぐような勢いで朝比奈さんの襟首を掴み馬鹿力で引っ張り、歩き出すハルヒ。「わっ、わっ!」と為すがままに引っ張られる朝比奈さんを追い掛けるように、俺も歩き出した。

「それでは、涼宮さんを頼みましたよ」

 爽やかな笑顔で俺に手を振る古泉と、

「………」

 無感情な視線を送る長門を背に。


 いつの間にか昇っていた朝日が、嫌味なほどに明るく感じられた。







続きは明日か明後日に。エロは得意じゃないがハルヒLOVEでがんがる。
737名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 05:31:12 ID:AWeY9g2p
がんばってくれい
738名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 12:50:25 ID:XL0c60AK
超期待してます。
739名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 14:28:02 ID:VDCkiWQa
ガンガッテネー
740名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 01:04:29 ID:N/C58LRJ
ハルヒLOVEか!ハルヒ好きな僕は超期待しとります
741【真っ赤な嘘】:2006/04/06(木) 02:04:57 ID:qi1VhAKO
━━━━━━━━━━━━━━━



 日が暮れだした頃。
 俺と朝比奈さんとハルヒは、集合場所へと向かっていた。ハルヒを除く二人、俺と朝比奈さんは疲れきった体を引きずりながら。

「くたくた……です」

 朝比奈さんの洋服は、所々がほつれて破れたりしている。

「お疲れ様です」

 ……俺の服もヤバいな。ぐあっ!穴が空いてやがる!
 結構気に入っていたジーパンを傷物にしやがって、どうしてくれるんだ。

「それはあんたの注意不足よ。あたしは何ともないもの」

 当たり前だ。お前は俺たちに指示をしていただけなんだからな。

「そんなことはどうでもいいわ。それより、今の状況が分かってるの? 遅刻よ、遅刻。待ち合わせに遅れるなんて団長として示しがつかないわ。ほら! みくるちゃん、シャキシャキ歩きなさい!」
「あ、ふぇ! 涼宮さん?!」

 朝にも見た光景がまた繰り返される。襟首をハルヒによって鷲掴みにされた朝比奈さんは、大股で歩くハルヒに引きずられるようにして着いていく。どことなく、強引な飼い主に引っ張られるか弱い子犬を連想してしまった。

742【真っ赤な嘘】:2006/04/06(木) 02:06:22 ID:qi1VhAKO

「昼間のあの子、元気にやっていけるかしら」

 ふと、ハルヒがさも無関心を装った風に質問をしてきた。なにか意味深な感じがするな。

「大丈夫だろう。俺たちにできるのはあそこまでだ。後は本人の努力次第だな」

 と、無難な答えにしておく。ハルヒは「ふぅん……」と少し考えるような格好を見せたが、すぐにいつもの顔に戻ってしまった。

「ま、なんにせよ今日は結構有意義な探索だったわ。不思議はみつけられなかったけど、それなりに収穫はあったし」

 少なくとも、俺のジーパンには収穫より被害のほうが大きいと思うがな。

「過ぎたことは忘れなさい。さ、そろそろ本当にヤバくなってきたわ。走るからみくるちゃんはあた━━━━━━       





 突然、空が不可思議な色に変わり、日常という時間は凍結した







743名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 16:10:22 ID:i1IA6HuY
wktk
744名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 18:28:47 ID:ItBK3hqj
期待!
745SILVIA ◆3AMaK.bie2 :2006/04/07(金) 01:09:15 ID:2T60DXEX
(ノ∀`)嗚呼…まだまだ書けてないのに職人さん光臨…wktk

保管庫管理人様>統合感謝しますw

待ってろよ…遅くったって必ず書き上げるぞ…(´・ω・`)ノシ
746名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 01:45:33 ID:SRB4KsBT
待ってるよ(´・ω・`)ノシ
747名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 10:58:39 ID:CuPjnW64
私、待ってるから!
748涼宮ハルヒの性欲:2006/04/08(土) 01:51:02 ID:v0L52/up
性欲を大いに持て余す涼宮ハルヒの団。略してSOS団。
この団の目的はズバリ、宇宙人、未来人、超能力者と性交することであるそうな。
もちろん、こんなことをおおっぴらに言えるわけもなく、建前上は
「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」ということになっている。

「なのにっ、どーして宇宙人も未来人も超能力者も、私の前に現れないのよ! 
せっかく萌えマスコットたち及び美少年約一名を集めたのに!」
 まさか、朝比奈さんを部員にしたのはそのためなのか? そんなことは俺が断じて認めん。
 とはいえ、宇宙人や未来人なんてものが身近にそうそういるわけもない、はずなのだが。
「あのな、超能力者とセックスしたいんなら適任が一人いるぞ」
「まさか、自分が超能力者だー、なんて言うつもりじゃないでしょうね?」
「んなこというか。古泉だよ、古泉」
「ふざけんなっ!」
 俺の言ってることは嘘でも冗談でもないのだが、ハルヒはちっとも信じようとしない。
己の貞操がかかっているから、というよりはそもそも超能力者が
そんなに身近にいるわけがないというのがその理由だ。

749涼宮ハルヒの性欲:2006/04/08(土) 01:51:44 ID:v0L52/up

「あのなあ、だいたい宇宙人とセックスしてどうする気なんだよ。そもそも異種交配なんて
できっこないだろ」
「わかんないわよ。絶滅の危機に瀕した宇宙人や未来人なら、種の存続のために
とんでもない技術を隠し持ってるかもしれないじゃない。あたしは宇宙人の母になるのよ!」
「いや、長門は女だから」
 さぞかし長門も朝比奈も呆れているだろうと思って、チラリと視線を送ってみると
二人ともなにやら深刻な表情をしている。
「困った事態になりました。時空の歪みが発生しています」
 何を言い出すのかと思いきや、古泉が険しい声で呟いた。
この野郎、適当なこと言ってるんじゃないだろうな?
 けれど実際、ハルヒのイライラが堪ると、世界は大変なことになってしまうのだ。
 早いとこ宇宙人なり異世界人なりを連れてきて、ハルヒとセックスさせてやらないと
大変なことになる。とはいえ、普通に人間同士だって親密な関係を築くにはそれなりの
プロセスを辿るものだ。今すぐどうこうできるわけがない。


「どうにかしろ、古泉!」
「残念ながら、対象との性的交渉は禁止されてるんです」
 何が残念ながらだ。
「この事態を打開する方法が一つだけあります」
「なら、さっさとやれっての」
「それじゃ、コレを持って下さい」
 古泉が差し出したのは一本の金属バットだった。俺は反射的にそれを受け取ってしまう。
途端、何の変哲もないバットがぐにゃりと折れ曲がった。それだけじゃない、
曲がったままのバットが突然俺の手を離れ、部室内をぐるぐる回転して飛び出したのだ。
「な!?」
 俺も驚いたがハルヒはもっと驚いたようだった。目が点になっている。
「キョン、アンタ…」
「まさか、君が超能力者だったなんて」
得意の超能力を絶賛公開中であるはずの古泉が大げさに驚きやがる。
それに続いて、全くの棒読み口調で長門が言った。
「うわぁ、本物の超能力者だー」この二人、口裏あわせやがった。
750涼宮ハルヒの性欲:2006/04/08(土) 01:52:29 ID:v0L52/up
 貞操の危機を感じた俺は咄嗟に逃げ出そうと出口へ向かったが、その行く手に巨乳が
立ち塞がった。思わず足を止めてしまう。 
「ごめんなさいっ」
 朝比奈みくるが正面から俺を抱きしめる。大きくて柔らかい感触が気持ちいいが、
今はそんなことを考えている場合ではない。
「ちょ、朝比奈さん!」
「さあ、キョン。観念なさい」
 首を捻って振り向くと、ハルヒが唇を舌で湿らせて、にじり寄ってくるのが見える。
 そのまま、信じられんような腕力で俺は床に押し倒され、ズボンを脱がされてしまった。
 んでもって今はいわゆるチングリ返しという、尻を天井に向けた最悪に屈辱的な姿勢を
とらされている。

「やめろ、ハルヒ! 俺は至って普通の人間だっ」
「ただの人間がバットを一瞬で曲げられる? ふふん、ようやく念願の超能力者に
出会えたのよ。あたしの子宮にたっぷり精液を注入してもらうからね。
超能力を持った子供を産んで、幸せな家庭を築くのよ」
「メチャクチャだ!」
 万が一、ハルヒが妊娠なんてことになったら俺ともども学校を退学させられてしまう。
しかもハルヒは膣出しする気満々なようだ。
「洒落んなってねぇ」

 ハルヒが口腔いっぱいに唾液を溜めて、俺の股間に顔を近づける。
俺のジュニアはもうはちきれんばかりに堅くなっている。ハルヒが充血する亀頭に
たっぷり唾を垂らし、舌で根元からしゃぶりはじめた。
「キョンのここ、すっごい熱くなってる。へぇ、これが超能力者のペニスなのね。
こんなに太いなんて、全部入りきらないかも」
 いや、それは普通サイズだから。
というか、ハルヒは一般の男のものを見たことがないに違いない。
超ビッグサイズのハンバーガーを前にしたアメリカ人みたいに目をまん丸くして、
俺の股間の逸物を食い入るように見つめていやがる。
「まずは精液の味から確かめさせてもらうわね」
751涼宮ハルヒの性欲:2006/04/08(土) 01:53:12 ID:v0L52/up
 ハルヒが肉棒に唇を押し付けたまま、そう宣言する。くすぐるような唇の動き、
熱っぽい湿った吐息、まんまるに広がった瞳孔が潤み、ハルヒが正真正銘、
発情中であることを示している。肉棒の先っぽが吸盤のようにきつく吸われ、
舌を鈴口にねじ込まれる。
痛いくらいにぐいぐいと舌の先端を鈴口に突っ込まれて、その間にハルヒの手は
俺の玉袋をやんわりと揉みしだいていた。
精液を搾り取ろうとするその動きに逆らって、俺は必死に射精をこらえた。

 見られてる、俺のチンポしゃぶられてる姿、朝比奈さんも長門もじっと見ている。
 幸い、ハルヒのフェラチオはぎこちながったが、俺がなかなか射精しないことに
苛立ったハルヒが怒った眼できつく俺を睨みつける。
まずい、またストレスが溜まり出したのか。
 すると、今まで黙って見ているだけだった長門が、俺の背後に膝をついて、
俺の尻に顔を近づけた。俺の肛門に鼻を押し当てて、くんくん臭いを嗅いでる。
「うわ、よせって長門…」
「問題ない。これも任務のため」
 実にクールに、長門は嫌がる表情すら見せず俺の肛門をじっくりと舌で舐め始めた。

 うげ、超気持ちいい。俺ってもしかして、こっち向けの性癖を隠し持ってたんか。
 おまけに俺の顔面を太腿で挟むように屈みこんでいるハルヒのスカートの奥からは、
甘酸っぱい、本能的にクラッとくる匂いが漂ってくる。
「出していーわよ、あたしンなかに好きなだけ射精しなさい」
 んなことできるか。ああ、朝比奈さんにだけはこんな姿を見られたくなかった。
彼女は妖精みたいに愛らしい顔立ちを苺のように赤らめて、恥ずかしげに俯いている。

「ハァッ…ハァッ…、くっ」
「んふ、イキそうね、キョン。竿がビクビクしてるわよ。
鼻息荒いし、太腿がくすぐったいわ」
 ハルヒが俺への愛撫をフェラチオから手コキに変えて、さらに言葉責めを交える。
その間も長門の機械的な口唇奉仕が続いているのだから、俺としては堪らない。
 射精寸前で俺の息子がビクンと跳ね上がった瞬間、ハルヒは再び俺の勃起したペニスを
咥え、ジュパジュパと激しい淫音で唇を鳴らした。
752涼宮ハルヒの性欲:2006/04/08(土) 01:53:50 ID:v0L52/up
ドピュッ、ドピュと粘っこいザーメンが狭い尿道を通ってハルヒの口に流れ込む。
ハルヒは俺の肉棒を根元から扱いて、最後の一滴まで啜りとった。
 リスのように頬を膨らませ、口腔いっぱいに溜めた精液をクチャクチャ噛みながら、
じっくり堪能すると、実に満足そうな表情でゴクリと飲み込んだ。
「さっすが超能力者の精液は濃厚ね。ドロッとしてこの世のモノとは思えない変な味が
したわ。喉に絡み付いて、生臭い匂いがプンプン口の中に漂っているわ」
 いや、だからそれはこの世のものだし、至って健康な証拠なのだが、
男性経験皆無のハルヒは勝手に納得して頷いてしまっている。

「さあて、次はいよいよ本番よ!」
 ハルヒは俺を仰向けにすると、長門に俺の上半身を組み伏せさせ、俺の逸物を再び
舌を這わせた。俺は心底嫌がっているのに、愛に飢えた孤独なチェリーウルフはたちまち
そそり立ってビンビンに堅くなりやがった。
「それにしてもキョンのオチンチン、先っぽが真っ赤ね。節くれだってグロテスクだし、
いかにも宇宙生物って感じね」

「待ってくれ、ハルヒ。俺は本当にただの人間なんだ。あのバットは古泉の奴が…」
「私に犯されるのをそこまで嫌がってるってことは、相当すごい秘密を持っているって
ことね。何発できるかたっぷり時間を使って確かめてあげる」
 舌なめずりをする猫の如く、ハルヒは残酷に眼を光らせて俺の逸物に手を添えた。
スカートを履いたまま、下着をずらして股間だけを露出させ、亀頭を陰唇にめり込ませる。
願って止まなかった超能力者との接触に興奮しているのか、ハルヒの陰部は太腿を伝い、
透明な糸を引いて雫を垂らすほどに濡れそぼっている。
753涼宮ハルヒの性欲:2006/04/08(土) 01:54:31 ID:v0L52/up
一度、絶頂に達し敏感になっているペニスはハルヒの腰が沈み込んだのと同時にあっけなく
精液を噴火させてしまう。ハルヒが失笑を零した。
「キョン、いいわ。好きなだけ出して。子宮いっぱいにドロドロのザーメン吐き出すのよ」
「まて、ハルヒ。マジに妊娠したら退学だぞ。お前はそれでいいのか」
「もちろんよ。超能力者と結ばれることと比べたら、退屈な学園生活なんて何の意味も
持たないわ」
 ハルヒは俺の萎えかけたペニスを復活させようと、朝比奈さんに命令する。
「みくるちゃん。パンツ脱いでキョンの顔面に跨って」
「えぇっ! ふえぇ」

 この女、横暴を通り越して完全に暴走態勢だ。俺は嬉しいような悲しいような微妙な感情を
抱えながら、おずおずと下着を脱ぐ朝比奈さんを見上げた。美しい脚線から純白の下着が
引き抜かれる。朝比奈さんは胸も素晴らしいが、脚も良い。
俺の逸物はその光景を見上げているだけで再び屹立し、熱く滑り強烈に締め付けるハルヒの
膣内でムクムクと育っていった。

朝比奈さんが俺の顔面に騎乗し、ほんのり汗臭い陰唇で俺の口を塞ぐ。
ハルヒが華奢な腰を淫らにくねらせ、うねる膣襞で俺の肉棒を扱きたてる。そのあまりの
快感にさっきまでの俺なら三秒ともたずに射精してしまっただろうが、三度目の今は
ビクン、ビクンと跳ねるばかりで、まだ絶頂は訪れない。その代わり、感じすぎるほど
敏感になってしまった逸物が痛いくらいに勃起している。

「そろそろ射精しそう? 遠慮することないのよ。あんたは本能の赴くまま野獣のように
馬鹿丸出しで早漏しまくってればいいのよ。ほらほら、あたしの子宮にぶちまけなさい、
あんたの超精子をね!」
 この女、頭わりぃ。文句の一つも言ってやりたいが朝比奈さんの股間に圧迫された俺の
口は呻くばかりで何も発しない。ただ、興奮で荒くなった吐息だけが朝比奈さんのクリトリス
をくすぐり、甘い喘ぎを上げさせている。

「ああ、最高だわっ。超能力者の精液があたしの膣で泡立って、精子が泳ぎ狂ってる。
あたしを精液便所にしてる気分はどう? もっともっと射精しなさい。あんたの矮小な
キンタマ袋からありったけの精子を搾り出すのよ。妊娠するまで毎日でも続けるからね。
あたしが生理中でも超能力でなんとかするのよ、キョン!」
 ああ、また射精する。俺はぐったりと力尽き、抵抗する気力も果てた。
 後はもうどうにでもなれだ。ハルヒの発情はいまだ止まることを知らない。
「そうだわ、妊娠しても赤ん坊が超能力を遺伝するとは限らないわよね、こうなったら
キョン、あたしと結婚しなさい。新婚生活でも毎日好きなだけ膣出しさせてあげるわ。
学校を辞めて、24時間交尾しまくるのよ。素敵でしょ、いいわよね、キョン!」


 かくして、涼宮ハルヒの常軌を逸した願望は誤解と陰謀、さらには俺の意見を無視した
暴走によって叶えられたのだが、SOS団の活動にいまだ終わりはない。
なぜなら、SOS団とは性欲を大いに持て余す涼宮ハルヒの団なのだから、
この女が満足する限り俺は干乾びるまで精気を搾り取られるだろう。
頼むから、もう勘弁してくれ。

終わり

  

754名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 02:01:04 ID:dML/FR9G
はるにゃんの同人誌置いときますねぇ♪

ttp://ani.atz.jp/ip/ip2.cgi?file=06040700427.zip
755名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 02:04:20 ID:gX4a/vvz
>>748-753ワロスwwwww
756名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 02:05:14 ID:gX4a/vvz
sage忘れた・・・すまんorz
757名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 02:10:34 ID:sJBrqfQ9
ぶっdjwwwwwwww
758名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 05:03:25 ID:Hki105Q4
ヲロスww
759名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 05:30:53 ID:Ynn75S9z
GJ。
ここの良作とムシウタスレにも作品が来てる嬉しさでつい
>>754踏んじまったが大丈夫かな…共用だから下手したら兄貴にシバかれる
760名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 13:16:34 ID:mNCLLTLq
>>759
俺も踏んだがメーラーとリアルプレイヤーが開いたほかは何もなかったぞ?
761753:2006/04/08(土) 14:01:31 ID:X6gOkNpS
>>759−760

二人ともスマン。元はといえばsage忘れた俺のせいだ。
762名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 16:05:48 ID:OZgSVFVw
>>753
グジョーブ!!
763760:2006/04/08(土) 22:01:48 ID:mNCLLTLq
>>761
そんなことより言い忘れていたことがある。

グッジョブ!
764名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 23:35:40 ID:6/xs9Fc5
>>753

GJ!!!
性欲を持て余すワロタ
765名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:27:15 ID:JoFvszwR
>>753

グッジョブ!
766名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:51:05 ID:/fCPIhNL
GJだと言わせてください!
767名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:17:00 ID:MSOZ4b5c
ラノベは一巻の途中で挫折したんだが、アニメが割と気に入ったので
今日、ハルヒの溜息を買って読んでみた。(一巻の内容はコミックで補完した)
そしたら結構面白かったぞな。
768名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 15:06:43 ID:vwBbgZM8
憂鬱がだめで溜息がよかったとは
769名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 18:52:38 ID:7mWDyYsy
むしろ二巻で挫折しそうだけどな
770名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 19:27:47 ID:mM/YVH08
>>767
ちょっと聞きたいんだがそのコミックスって最近出た少年エースのことだよな?
だいぶ昔の単行本じゃないよな? な?
771名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 23:09:53 ID:4WwTOHKz
>>767
アニメが見れない俺へのあてつけか。
ハルヒは一巻発売日からのファンなのにアニメだけ見れないなんて(ノД`)・゚・。
ハン!どうせザ・スニーカーもエースも売ってないような田舎だよ!
バカヤロォぉぉ。。。(ノД`)・゚・。
772名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 00:08:57 ID:9EFBPRGA
同士よ(つД`)
773名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 08:04:12 ID:sI0Zryp7
>>770
ブックオフで見かけただけだから、案外昔の奴かもしれん。
にわかファンだから良く分からん。
ついでに言えば、アニメが見れない地域の皆、大変申し訳ない。
皆の分まで楽しんで見ることにするよ。
地方特産の有機野菜でも食べて思う存分健康体を維持してくれ。
774名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 19:38:24 ID:T7H/fr0g
エース買ってないし今月の単行本に期待だな。
>>773
まず放送範囲狭すぎだなんだよ!
都会田舎とか関係ないんだよ!
そしてお前んか嫌いだぁぁぁ!(ノД`)・゚・。
775名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 19:40:25 ID:T7H/fr0g
sage忘れた自分も嫌いだぁぁぁ(ノД`)・゚・。
776名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 23:03:47 ID:yMYe0Wov
泣くな兄弟(ノД`)・゚・。
風のうわさでアニメの出来がかなりいいとか何とか..
DVD買うしかないのか…
777名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 23:21:15 ID:EWT5zh8w
マジ、出来いいぜ >アニメ
動きがいい。
778名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 00:25:44 ID:H/cWRxf7
俺、書店員なんだが、
一話放送後は余り動きがなかったハルヒ。
二話放送後に
う ご き は じ め ま し た よ
779名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 00:40:00 ID:iRqwfWz7
>>754


半角文字列板での鑑定結果
勇気がなくて見れない画像解説スレin半角Part454

10 : 休日も暇人 ◆gJ.pSdIN3o : sage : 2006/04/09(日) 12:04:21 ID:e4ip4LPY0
前スレ998
//www.jboydvd.jp/shop/prod/coat0078.jpg
//ani.atz.jp/ip/ip2.cgi?file=06040700427.zip
上:ゲイ系のレイプAVのジャケット画像 PC無害ですが閲覧注意
下:Telnetストーム、ニュースストームのブラクラ PC有害


11 : 前スレ998 : : 2006/04/09(日) 12:07:25 ID:V7sjFKFj0
>>10
検索したら既に数多く問い合わせがあったようですね
既出のものに関してコメントいただいて申し訳ないです
(Telnetストーム、NGストームのコメントは初出でしょうか)

踏んでしまったんですが大丈夫でしょうか?すいません
780名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 00:50:46 ID:ddvFyJVb
っていうかzipな時点で踏むなよ
781名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 15:17:29 ID:8HWryI+a
某スレより転載

>男子A「てめぇ性格がキモいんだよ」
>ハルヒ「だ・・だって・・・宇宙人とかっ・・グスッ・・みっ・・・みらいじん・・・とかが」

誰かこのハルヒでSS書いてくれ。
782sage:2006/04/12(水) 17:42:10 ID:Uwt13ACA
ハルヒの小説もっと書いてください
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783名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 20:04:19 ID:gU4K1iUc
>>782
ものの頼み方を知らんのかおまいは
784名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 21:00:06 ID:iwsAKij7
アニメで朝比奈さんとハルヒの胸が揺れすぎな件






ということで、誰かパイズリSSぅp
785名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 00:08:49 ID:dBiw4PCy
>>781
それは、その特異な趣味(まあ異常な行動のことな)を持っているが、
性格は弱気で泣き虫、唯一かまってくれてるキョンに傾倒していくハルヒ。
というシチュでよいのかね?
786名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 00:18:27 ID:YR4lzFoJ
>>785
それはかなり良いシチュですね。期待。
787名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 00:58:31 ID:aVwSqh7e
>>782君へ
君のハルヒに対する熱意はわかった
よーくわかった
だがまず『sage』は名前の欄じゃなくE-mail(省略可)の欄に書こうな
そしてあまり言葉を並べ過ぎると今度は頼み事では無く悪戯に見えて来るからね
そこをよく考えて書き込める様になる為にまずは半年間は何も書き込まずに見て、書き込む時にどう言う風に書いたら良いかを学ぼうな
もし小説が書いてあって「感動した!何かこの人にお礼が言いたい!(応援したい!)」って時には一言『GJ』と書き込むと良い
文体からして恐らく君は21歳行ってないね?
あるいは2ちゃんへ書き込んだは初めてと言った処か
とにかく君がここへ来るのはまだ早いんじゃないかな
聞きたい事なんかがあったら初心者専用スレって言うのがあるからそこに行くと良いよ
788名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 02:50:00 ID:P+KJhObW
785
ツボにきますた。是非期待


泣いて甘えるハルヒ……
789名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 06:28:34 ID:JyEu07i2
もう誰なのかわからんけどなw
790名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 06:37:34 ID:sYP3nT1w
「キョンの消失」ってのはどうだ?
クラスメイトには「キョンって誰のこと?」、
SOS団員には「あなた誰?」と言われて茫然自失、
なんだかんだあってやっとキョンと再会、
泣いてすがりつくハルヒ、とか。
791名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 07:04:42 ID:66Qo4X9j
>>790キタコレ
792名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 12:36:11 ID:5E0KAxbm
>>790
想像して萌え尽きた
793名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 13:48:05 ID:sQ3JKA22
>>790
なにそのうしおととら
794名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 13:54:06 ID:hSc2qSIl
>>790
決定
795名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 15:24:38 ID:RICY6z+K
「ねえキョン……やっぱり私、おかしいのかな…? 高校に……高校生になっても諦めきれない私が、変なのかな……?」
膝の上の湯飲みの水面をじっとみつめて、ようやく泣き止んだ後に、ハルヒは、ぼそりとそう言った。
たしかに、それに対し、「そんなことないよ」とは、口が裂けても言ってやれないだろう。
ハルヒが俺を信じているからこそ、甘い囁きだけを耳に入れてやればいいというものでは、余計に、なくなってしまうのだ。
この日本にそれを旨とするクラブ・研究会は数あれど、彼女ほど真剣に、
倦みを知らずに「宇宙人」だの「未来人」だのを追い続けている少女は、おそらく二人といないのだろうから。
「……かもな」
全ての意識はハルヒに向けて、しかし視線だけは他所を向いたままどうでもよさげにそう答えると。
「……っ!」
せっかく湿度を落としたハルヒの瞳が、みるみるうちにかき曇る。
俺は、ハルヒのどんな顔も好きだ。
控えめな笑い。真摯な横顔。
驚いた丸い瞳。そして、泣き顔。
あんがいこいつを苛める馬鹿ども全員、無意識にであれその脅えに強く惹きつけられているからこそ、何度も、何度でも繰り返すのかもしれない。
ガキでもあるまいに、好きな子ほど苛めたくなるでは、どうしようもないとわかっていても。
「……ふっ……ふぅっ……ふぇっ……うぅ……うっ……うっ」
ぽろぽろと、透明な雫がスカートに落ちる。その姿。
ずっとずっとでも眺めていられるが、あまり長く苛めると後を引くので、フォローに入る。
「いや、悪口じゃなくてな」
「……?」
赤くなった目元と鼻を、袖でこすってハンカチを取り出し。
その途中で上目遣いに見てくる可愛らしさに、内心床を踏み鳴らしながらも澄ました顔で、続ける。
「俺は、お前のそういう珍しいトコ嫌いじゃないぞ」
そんなお前だから好きなんだ、とは流石に、どの口が腐っても、言えたものではありえない。
だがその裏の意味は正確に伝わってしまったようで、ハルヒの顔が、みるみる内にトマトのように真っ赤に熟す。
「……あ、ありがと……」
鳴いたカラスがもう笑う。長いまつげが伏せられて、よっぽど注意しないと見えない微笑み。
泣き顔に咲くそれがあらゆる男の庇護欲嗜虐欲をそそって止まないと、自覚は絶対無いのだろうが。
このでかいテーブルが邪魔だ。これさえなければ、今すぐ抱きしめて唇を合わせ胸元を嗅いで、思う様肺を暖め合うのに。

>>790の方が萌える事に気付いたので途中だけど廃棄決定した駄稿
つかこれもうオリキャラだなw 谷川スレでやる話じゃねーw
796名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 16:44:17 ID:zMEY1dE7
ハルヒで見つからないから探しましたよ
797名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 17:54:18 ID:rEk7bfpB
>>795
どう見てもハルヒじゃないもんねぇ…
798名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 18:57:29 ID:fNeNXdMa
ハルヒを録画したつもりが、放送大学の講義だった俺が来ましたよ
799名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 19:03:14 ID:QTh1+ct1
それはひどい
800名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 19:24:28 ID:hSc2qSIl
>>798
内容kwsk
801名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 20:57:45 ID:fNeNXdMa
>>800
深夜はバイトだから、東京MXテレビに一縷の望みを托し、録画予約をして家を出た。
バイトから上がったら、ハルヒや朝比奈さんの乳揺れがしっかりと記録されているはずだった。
しかし、安物のテープに残されたのはヘーゲルのドイツ観念論を熱心に説くおっちゃん。
MXテレビ(14ch)と放送大学(16ch)を見事に取り違えていたらしい。あうあうあー。

ちなみに1話でも似たような失敗をしたんだぜ!
802名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 21:06:25 ID:ZKduuDCq
つ旦
803名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 21:45:01 ID:O1JE5d6a
最近ハルヒの需要が多いようだが、長門投下でもありか?
804名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 21:56:27 ID:OWyRo9AP
カモンカモーン
805名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 22:25:45 ID:YR4lzFoJ
一つ質問なんだけど、795くらいだとキャラを壊しすぎなのか?
俺はツンデレのデレのときはこれくらいあってもいい気がするけど。
806名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 22:29:38 ID:OWyRo9AP
デレっていうか前提が>>781だし
807名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 23:25:52 ID:dBiw4PCy
つまりさ、普段通りのハルヒを単に泣かせばいいんジャマイカ?
808名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 23:34:39 ID:9Nz+hnLJ
「たらのぉおお人間には興味ぁあああ あぉりません。
宇宙人、未来人、超能力者がいぃたら、ぁあああ あぉたしのぉおおところに来にゃしゃいぃにゃのぉおお。以上」
809名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 23:36:26 ID:GooRL/WM
ただの人間には興味ありません。宇宙人、未来人、超能力者、キョンがいたらあたしのところに来なさい
810名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 23:47:41 ID:w+l+fVNi
>>790に萌えて創作意欲も沸くがエロが書けないorz
811名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 23:57:07 ID:rv1fFc28
>>810
エロ無しでも気にしない。
812803:2006/04/14(金) 00:06:30 ID:O1JE5d6a
どうしてこんなことになっているんだろうね?

人は来そうにもないひっそりとした廃屋。いや、正確にいえば、人は「来ることが出来ない」だな。
そんなところに俺は寝そべっている。
寝そべっている?いや、こんなところに好き好んで寝るのは、ホームレスかよっぽどの変わり者だ。
寝ているのではない。押し倒されているんだ。
目の前で妖艶な笑みを浮かべている長門。
コイツのこんな顔は、流石に初めて見た。
俺の上で馬乗りになっている長門を見ながら、俺はこれまでの経緯を思い返していた。
813803:2006/04/14(金) 00:07:32 ID:O1JE5d6a


「遅い。集合何時だと思ってるの!?」
いつもの駅前。ハルヒが仁王立ちで俺をにらみつけた。
「9時だろ?お前こそ、今何時だか判ってるのか?」
「8時45分よ。でも、一番最後だったから罰金!」
……いつもの通りの、俺の奢り。
大体、この暇人どもは一体何時にここに来てらっしゃるんだろうか?
一度試しに6時頃にでも来てみるかね?
それで誰かいたら、俺はそいつに金メダルでもあげたくなるな。
ため息を一つ吐き、最早SOS団御用達となった喫茶店に向かう。
また財布の中身が軽くなりそうだ。

814803:2006/04/14(金) 00:08:02 ID:IOO91a5/
「コーヒーと、ストロベリーパフェと、アイス盛り合わせ、ガトーショコラになります。」
ウェイターが運んできたものを見て、俺は本日2度目のため息をついた。
どうして小遣いが無くなりそうなときに限って、こいつらは高いものを注文するんだ?
コーヒーの小泉はまだいい。つーか、今回ばかりはお前に謝意を贈ってもいい。
目の前に座っている、女子三人組。
左から、3色アイスを次々と食べていくハルヒ。一番高かったんだぞ、それ。
ストロベリーパフェを小さな口に運んでいく朝比奈さん。ほっぺたにクリームが付いているところが微笑ましい。
最後に右端。黙々とガトーショコラを制覇していく長門。
俺が見ているのに気がついたか、チラッと上目遣いでこちらを伺う。
そして俺しか気がつかないぐらいの、瞳の奥の感情の変化。
すまなさそうにするぐらいなら、高いのを注文しないでくれ。
思っていることが伝わったのか、長門は笑う。
いや、実際笑っているわけではないのだが。雰囲気が笑っている。
815803:2006/04/14(金) 00:08:39 ID:IOO91a5/
こいつと―――長門と俺は、いわゆる「付き合っている」という関係だ。
もちろん表には出してないから、誰も知らないのだが。
ここにいるSOS団メンバーですら、気がついてない。
ぶっちゃけ「オトナの関係」とかいわれるものにもなっているのにな。
しかし、最近はご無沙汰だ。かれこれ2、3ヶ月ぐらい。
何故かというと、最近ハルヒが土曜も日曜も、この恒例の不思議捜しを計画しているからだ。
要するに、2人きりになる時間がない。
いや、くじ引きで長門と二人っきりになることはある。
だが、流石にキスまでで止めておくしかない。
痕が残ってハルヒに見られたら、それこそ俺は死よりも悲惨な状況に追い込まれるな。
それ以前に、探す範囲は外だし。青姦する勇気はない。
そんなわけで、欲求不満の夜を持て余してたりする。
しかし、さらに問題発生。
1ヶ月前あたりから、長門の機嫌が何というか……おかしい。
俺の方をジーッと見ているかと思ったら、唐突にどこか行きやがるし。
朝比奈さんのお茶をありがたく頂戴していたら、あのぶ厚いハードカバーの本で殴ってきたこともあった。
かと思えば、俺と二人っきりの時は無言でものすごく甘えてきたりする。
その結果、俺はこいつの機嫌が気になり、おろおろするばかりだ。
くそ。女の機嫌取るような男にだけはなりたくなかったのに。
それもこれも全て、ハルヒのプライベート無視の計画のせいだ。
財布が薄くなっていくのも……
三度目のため息を、俺はついた。
816803:2006/04/14(金) 00:09:27 ID:IOO91a5/
「今日は、探索範囲を広めましょ。というわけで、午前と午後での組み替えは無し!」
アイスを完食したハルヒが、声を上げる。
卓上から爪楊枝を5本。ボールペンで2本に印を付ける。
「じゃあ、くじ引くわよ!」
まずは俺から。
引っ張った爪楊枝の先。印付きだ。
小泉は無印、朝比奈さんも無印だった。
最後に長門。ジッとハルヒに握られた爪楊枝を見据える。
そして左を引いた……印付き。
「じゃあ、あたしと小泉君とみくるちゃん。キョンと有希の組み合わせね。集合は4時!いいわね!?」
やる気のない返事を返し、長門を見る。
今日はどうやら機嫌がいいらしい。
でも何故か今日の長門の視線は、突き刺さるような感じで冷や汗が出る。
……何か企んでなければ、いいんだが。



で、予想は的中し、今に至る。
店を出るなり、嬉しそうに俺の腕を引っ張りここまで走ったのだ。
そして空間閉鎖だか、情報制御だかをして、この廃屋を閉鎖しやがった。
「なが……」
声をかける暇もなく押し倒され、このざまである。
「今日なら4時までここにいられる。」
先ほどまでの笑みが嘘のように消え、いつもの無表情に戻る長門。
しかし、今のこいつの周りに漂っている雰囲気は、なんつーか淫らである。
「それに、ここは人には見つからない。」
言うなり、俺の頬を両手で挟み、濃厚なキス。
「ん……」
うねうねと俺の口腔に進入を試みる長門。
押し返そうと伸ばした舌も絡め取られて、ちゅうと吸われる。
やべ。久しぶりだからディープキスだけでも気持ちいい。
流石にマズイと思い、長門を押し返そうとするが……
「!?」
体が動かない。何故だ!?
ぷはっ、と口を離した長門が、銀の糸を口の端からたらしながら言った。
「あなたが逃げることは、許さない。」
817803:2006/04/14(金) 00:09:58 ID:IOO91a5/
「な……長門!?」
ジッと俺を見つめる黒い瞳の奥に灯る炎。
「わたしにも、限界というものはある。」
そう言うと同時に、下半身に訪れる開放感。
―――いつの間にか、ズボンが無くなっていた。
驚く間もなく、シャツをまさぐられ俺の胸が露出する。
それを手でしばし撫でた後、俺の肌を吸いながら長門が下へと下がっていく。
えーっと……つまり、どういうことだ?
ここは隔離されていて、俺は動けない。
早い話が、長門に犯されてるってことか?
これはおいしいのか、そうでないのか判断がつけにくいところだ。
ってか誰か代わってくれ。頼む。俺は冷静に考え直したい。
俺の肌の上のペロペロとなめていく長門の頬は、うっすらと染まっていて扇情的だ。
前言撤回。代わらなくていい。その代わり、動けるようにしてくれ。
犯されてるというのは、男にとって少々屈辱的だ。
そんな俺の願い虚しく、長門は元気いっぱいの息子までたどり着く。
繊細な指に撫でさすられて、思わず声が出そうになる。
それを満足げに見つめて、長門は舌を出してペロペロとなめ始めた。
「うっ……」
チロチロ、チュパチュパと唾液の音が廃屋に響く。
小さな口を開けて、俺のものを包み込んだ。
「ちゅ、ちゅる……ちゅぅっ……ぺろ、はぁ……」
トロンとした目がすごくそそるな。うん。
動けないのが惜しいね。
……にしても、何故長門はこんなことを?
そういえば、「わたしにも限界はある」とか言ってたな。
つまり、長門は性欲を我慢していて、それが我慢出来なかったと―――
「うぅっ!!」
カリの部分を舌でくすぐられ、思考が途切れる。
818803:2006/04/14(金) 00:10:53 ID:IOO91a5/
とりあえず、今回はここまで。
次回投下は未定なので悪しからず。
819名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 00:13:49 ID:uXG/fs2H
GJ!
次にも期待してます
820名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 00:26:39 ID:M6PMhkVY
>>781
を下地にハルヒらしさを失わせないのを追求する一案。

「ただの人間には興味ありません。宇宙人、未来人、超能力者いたらあたしのところに来なさい。い、以上。」
と鮮烈に言い放ちつつ、微かに震えるハルヒ。

「キョン、悪いことは言わない。涼宮ハルヒだけはやめ(ry」
を聞いてしまって一瞬傷ついた表情を浮かべ、走り去るハルヒ。

高校になっても結局おもしろい部活は無く、挫けそうなハルヒ。

部活作りにキョンを盛大に巻き込みながらも、
いつ愛想つかされるかビクビクしてるハルヒ。

「てめぇ性格がキモいんだよ」
「だ・・だって・・・宇宙人とかっ・・グスッ・・みっ・・・みらいじん・・・とかが」
いじめられて泣きながらも、綺麗な右ストレートで撃退する運動神経抜群なハルヒ。

こんなのはいるか?

821名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 00:58:38 ID:YsrpHRDY
右ストレートが微妙じゃない?
822名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 01:16:46 ID:npyGt6Di
>820
悪くはないし見てみたい気もするけど、なんとなくハルヒというより、ハルヒの役に当てられたみくるたんというイメージが・・・・
823キョンの消失 1:2006/04/14(金) 01:18:02 ID:V2LNT+Z0
『ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上』

 なんてことを言ったのは遠い昔だったような気がする。
 それこそ、数年も前のような、そんな過去。
 ここに入学してからのこの数ヶ月、今まで生きてきた中で一番充実している。
 宇宙人や未来人や超能力者と出会えたわけじゃないけど、仲間に――あいつに出会えた。
 色々理由をつけて、嫌そうな顔をしてるのに連れまわすことに愉しさと小さな幸せを見い出し、それに何とも言いがたい感情が付いてきたある日。


 あたしの日常が、突如として打ち砕かれた。
824キョンの消失 2:2006/04/14(金) 01:19:16 ID:V2LNT+Z0
 坂道を登る。ひたすら歩く。
 そういえばキョンは、この坂道について何やら文句を言っていたわね。
 この程度で音をあげるなんて情けない。
 一度、SOS団筋力トレーニングをするべきね。主にキョンのために。
 みくるちゃんには――そうだわ、レースクイーンの格好をさせましょう。
 ついでに大きなパラソルを差させて手を振らせる。ある種の萌えの境地ね、これは。
 次なる企画に思いをはせながら、一年五組の中へと入る。
「……あれ?」
 ほんの少しだけ間の抜けた声をあげてしまった。
 違和感。
 あるべきものがない、あるのが当たり前なのに見当たらない、変な感じ。
 教室を間違えてしまったのか、と一度廊下に出てプレートを確認する。
 一年五組で間違いない。
 それなのに、どうしていないの?
 あたしの疑問は一気に爆発し、窓際で談笑している男子生徒二人へと突進する。
「ちょっとあんたたち!」
 声をかけると二人は肩を震わせ、恐る恐るあたしの方を向く。
「キョンはどこにいったの?!」
 すると二人は顔を見合わせると疑問に満ちた瞳であたしを見た。
 何よ、ケンカ売ってるの?
 次なる言葉を投げかけようとしたとき、信じがたい言葉が耳に届く。
「誰だよ、そいつ」
825名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 01:21:45 ID:V2LNT+Z0
>>790をもとに書いてみました。エロなし予定。
続きは出来次第投下しにきます。
826名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 01:35:10 ID:CLPpkfUE
GJ!

個人的には直接的なエロがなくとも
萌えがあれば十分なんで期待して待ってます。
827名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 02:55:17 ID:1HJoY4Sf
超GJであります!
俺も萌えがあれば十分だ。エロイ人にはそれがわからんのですよ。
828名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 02:58:54 ID:gV1T7+n7
うわっ、自分も>>390をもとに書いてみたけど先を越されてる!
しかもG・Jな出来で自分のよりクオリティ高い!
一応自分のも投下させていただきますが、アレだったらスルーしてください。
829名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 03:01:05 ID:gV1T7+n7
バシッ!!

痛い。
何?あたし、今、何されたの?

「いい加減にしろ!」

ああ、キョンに叩かれたんだ、ビンタ。
でも、でも何でキョンに叩かれたんだっけ?

「新しい服だか何だか知らねえが、朝比奈さん泣かせて!」

ああ、そうだ。
あたしがみくるちゃんに新しい服を着せてあげようとしたら、みくるちゃんが嫌がって泣いちゃったんだ。それで・・・

「しかも何でそれでおまえが怒って朝比奈さんを殴るんだ!」

何で殴ったかなんてわからない。
何故だか今日は泣き出したみくるちゃんに異常に腹が立って・・・
ううん、今日だけじゃない。最近ずっとそうだった。
みくるちゃんだけじゃなくて、有希にも、そして鶴屋さんにも腹が立ってた。
何で?

「朝比奈さんはおまえのオモチャじゃねえんだぞ!」

思い出した。
キョンが最近みくるちゃんや有希、鶴屋さんとばかり話しているから。
何故かそれが無性に腹立たしくて。
あたしと話すときには一切笑顔なんて見せてくれないのに。
みくるちゃん達と話すときはすごい楽しそうに笑うのに。

「だいたい朝比奈さんは・・・」

ほら、今だってそうじゃない。
みくるちゃんのことばっかり庇って。
あたしに見せるのは呆れた顔や怒った顔だけ。
830名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 03:06:46 ID:gV1T7+n7
「朝比奈さんはいつもおまえに・・・」

そんなにみくるちゃんのこと庇うんだったら、そんなにみくるちゃんのことが好きなら、そう言えばいいじゃない。
そんなにあたしのこと怒鳴るんなら、そんなにあたしのこと嫌いなら、そう言えばいいじゃない!!!
さっきからずっと朝比奈さん朝比奈さん朝比奈さん朝比奈さん朝比奈さん朝比奈さん朝比奈さん朝比奈さん朝比奈さん!!!


「朝比」
「・・・さい・・」
「ん?」
「うるさい!」

側にある湯呑み等をしまう食器棚を思い切り叩く。
叩いた所はガラス戸だったみたいで、派手な音をたててガラスが割れた。
手がその破片で切れたみたいだけど、結構痛いけど、かなり血が出てるけど関係ない。

「ハルヒ・・・」

キョンは慌てているのか、ビックリしているのか、凄い顔で私を見ている。
今まで見たことのない顔だったけど、やっぱり笑顔じゃない。

「うるさいのよっ!さっきから朝比奈さん朝比奈さんって!何で?何でよ!そんなにみくるちゃんが大事なわけ?」
「大事も何も・・・。それよりハルヒ、手、見せろ。今はそっちが先だ」

キョンはアタシの質問に答えない。というか、アタシの顔すら見ていない。
アタシがこんなにも叫んでるのに顔すら見てくれないわけ!?
キョンがアタシの手を取ろうとする。

「触るなっ!」

綺麗なキョンの手をあたしの血にまみれた手がはらいのける。
それに驚いてあたしを見るキョンにあたしは言う。

「アンタのせいよっ!」
「・・・は?」
「みんなアンタのせいよ!あたしがこんなに苦しいのもみんなアンタのせい!」
「な、何だって?」
「キョン!アンタさえ、アンタさえいなければ!」
「お、おい、ハルヒ?」
「アンタなんか、アンタなんか・・・」

最後のセリフを叫ぼうとするとみくるちゃんと古泉君、それに有希までがこっちに走ってきた。
何でかはわからないけど、きっとあたしのセリフを止めようとしてるんだろう。

「涼宮さん、止めて!!」
「それだけは言ってはなりません!!」
「・・・ダメ!!」

でももう遅い。

「アンタなんかいなくなればいいのよ!」

力の限りそう叫んでから、あたしの意識は途切れた。
倒れる間際、強い光と振動を感じた気がした。
831名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 03:09:00 ID:gV1T7+n7
で、ハルヒが起きたらキョン消失の予定。

というか、こんなのハルヒじゃないな。
書いた自分が一番感じる。
832名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 03:11:08 ID:1HJoY4Sf
アレじゃないのでスルーしません。GJ!
833名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 04:13:13 ID:KsRI+zWN
アニメスレでの、罰ゲームでハルヒに告白させられるキョン、という言葉に触発されてさっと書いた。
冒頭だけ。ってか終着点がまだ白紙なので時間掛かるかも。
ちまちま書いていく予定だけど、エロが入るかどうかは微妙。
834罰ゲーム 1/3:2006/04/14(金) 04:16:17 ID:KsRI+zWN
酔った勢いというものは恐ろしい。
この常套句は孤島で実際に体験して学習したはずの言葉だ。
勘のいい人間ならこのモノローグだけで分かったと思うが言っちまおう。
やっちまった、と。

谷口の家で国木田と男三人顔を突き合わせて馬鹿騒ぎした昨晩。
当然のように馬鹿話になり奇跡的に相手ができた谷口や
酔った勢いで同じくつい最近ひそかに彼女ができていたことを漏らした国木田に
俺はイラつきながらもそれすら酒の力でテンションをプラスにベクトル変換して笑っていた。

調子に乗った谷口の彼女のダチを紹介してやるよ発言すら寛容できる愉快な気分になっていたのだが
ここで国木田が余計な口を挟みやがってから話はおかしな方向に転がり始めた。

以下その会話――
835罰ゲーム 2/3:2006/04/14(金) 04:18:12 ID:KsRI+zWN
「キョン、この三人の中で唯一寂しい独り身のお前に
この谷口様が慈悲の心を以ってキョウコ(彼女の名前らしい)のダチを紹介してやろうじゃないか」
「いらん。俺には朝比奈さんという天使がいる」
「くけけ、独り者の妄想は悲しいもんだなぁ。正直に言えよ、紹介してください谷口様って」
「アホか」
「そうだよ谷口。キョンには涼宮さんがいるじゃないか」
「そーかそーか。お前は変な女じゃないと勃たないんだったな」
「おい国木田、妙な妄言を吐くな。谷口は三回くらい死ね」
「死んだ死んだ死んだ。ハイ三回。じゃ、お前は涼宮に告白しろよ」
「何言ってんだ意味が分からん」
「俺はお前の言うこと聞いただろぉ。お前も俺の指示を実行しろよぉ」
「飲みすぎだ、もう寝ろ」
「告白するって約束したらな」
「何で俺がハルヒなんぞに――」
「お前ほどあれと親しくできる人類のオスは存在しねーって。いいからくっついちまえよぉ」
「うるせー。前にも言ったが俺はいかなる意味においてもハルヒと接着したいとは思わん」
「キョンって涼宮さんのことを名前で呼ぶんだー」
「……あー、気のせいだ。知らん」
「普段教室とかでは涼宮って呼んでたよなぁ。お前たちもしかしてもう――」
「なんもねー。つーかお前らには関係ねえ」
「あーんじゃあこれだこれ。このゲームで負けたら告白しろ」
「あ、それいいね。三人対戦だから負ける確立は三分の一だしいいでしょ?
僕たちは負けたらそれぞれ彼女と別れるよ」
「おい国木田、俺はまだ付き合って一週間なんだが……」
「ほう、それはいいことを聞いたな。よし、乗った。
谷口、キョウコさんとやらをお前の腐った手から開放してやるぜ」

836罰ゲーム 3/3:2006/04/14(金) 04:22:05 ID:KsRI+zWN
――さて冒頭の台詞で予知できることだろうが俺は負けた。完膚なきまでに負けた。

大体バトルロイヤル式のゲームでこんな賭けをすれば俺一人が二人から集中砲火を浴びるのは必然であり
そんな判断すらできなかった俺の酔った脳を恨むが(そもそもそんな理不尽な勝負を受けるなよ俺の脳)
さらに恨みがましいことに負けた瞬間俺の酔った脳は
何故か絶対に罰ゲームを受け入れなければならないと諦めてしまったらしく
抵抗もせずむしろノリノリで「よし俺はハルヒに告白するぜ」と叫び
二人に薦められるまま即行ハルヒに電話し
(「キョン? 何か用?」「よっ、ハルヒ。明日暇か?」「……いきなり何よ」
「メシ奢るからちょっと明日付き合ってくれ」「……気味悪いわね、何を企んでるの?」
「古泉じゃあるまいし俺にお前を出し抜くスキルはねーよ」「確かにそうね。いいわ、じゃあ駅前に12時ね」)
そして更に恨みがましいことにその記憶が鮮明に残っていた死にたい。

ありがちな賭けでオリジナリティがないのではなかろうか。
大体こういう行為が許されるのは精々中学生までであり
高校生であるところの俺がこんなガキっぽいことを実行するのはおかしいのではないだろうか
というか勘弁してください、という朝を迎えて躁状態から脱出した俺の主張は
今更何言ってやがるんだという顔をしてそのまま表情通りのことを面白みもなく発言した谷口と
できないなら半裸になって「僕は地底人です。地上人の皆さん、はじめまして!」
と叫びながら街中を2時間走り回らせしかもハルヒにあることないこと吹き込むという
無慈悲な代替案を提出した国木田の言葉によって封殺された。

正直どっちがマシかと比較すると微妙なんだが
少々ルール違反でも告白した後すぐハルヒに真実を告げて謝り倒せば
せいぜい2、3回の奢りで何とかなるであろう。
告白したことに変わりはないからな。異論は認めない。
警察に捕まりそうな感じもしないでもない代替案は、社会的な被害が甚大なため遠慮したい。

そう判断した俺はしぶしぶながら告白決行を決意した。
つくづく見通しが甘かったと思う。もう一度言おう。やっちまった。
837名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 05:45:18 ID:go+J0OHQ
アニメ効果か、神々が降臨してる。
838名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 05:56:55 ID:66QgcQDL
 神 降 臨 !
839名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 08:24:44 ID:qvVAAYUN
>>823,829,834
おお、目が覚めてみれば面白そうものが三つも投下されてる。
期待してます。
840名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 11:40:01 ID:JKdrr7zk
『神降臨連鎖概論』 著:長門有希 
841名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 15:23:12 ID:SWFEuJfx
このスレに唯一欠けていたものが
レイプや陵辱に因らないハルヒの涙であったのだと
気付かせてくれた神々にカンパーイ

続きマダー?(AA略
842名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 18:52:27 ID:vdf3WHer
>>790のお題を出してくれた人、GJ!!
それを具現化してくれる神々もGJ!!
843名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 23:01:38 ID:n12b4IJl
ある日、制服を着て学校に行くことに嫌気がさしたハルヒが
全裸で登校する。というシチュを考えたのだけど、あんまりエロくないよね。ゴメンね、エロイ人
844名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 23:04:47 ID:AZeYC1qA
それはいくらなんでもキチガイだろ
845名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 00:20:15 ID:jINSxAdb
じゃあボンテージ
846803:2006/04/15(土) 01:01:54 ID:QEl7m5RG
昨日の続き、投下します。
847803:2006/04/15(土) 01:02:24 ID:QEl7m5RG
「む……はむ……んっ、ちゅ…ぺちゃ……」
音は止まない。止まらない。
口に含んだまま、唾液を塗るように舌を絡ませ、口腔の空気を抜いて密着させてくる。
そして頬にすりつけるように頭を前後させる。
「ぐっ……やめろ、長門……」
これまでに俺が教えてきた弱点を、ぎこちないながらも的確に責められている。
さらに、いつも受動的で無表情、無感動な長門がここまで積極的だということのギャップもあって、俺はすでに限界だった。
俺の息子はガチガチに固まり、いつ歓喜の白い涙を流してもおかしくない。
もう本当にダメだ、と俺が諦めてきたその時、下半身に感じる風。
「……?」
長門が俺を責めから解放する。
嬉しいような、悲しいような。
まあ、俺の息子は不満たらたらで、ビクビクとのたうち回っているんだが。
ほっと一息つく。
しかし、俺はまだ完全に解放されたわけではないようだった。
848803:2006/04/15(土) 01:03:13 ID:QEl7m5RG
視線を長門に移す。見えたのは雪のような白い肌。
……って何で、服が無くなっているんだ!?
脱いだ形跡も、むしろ服が散らばっている様子もない。
俺の服も、今気がついたが、いつの間にか消えて無くなっていた。
まあそれについては何も言うまい。
不思議なことは嫌と言うほど経験したおかげで、悲しいかな慣れてしまった。
問題は長門だ。
その肌は何処までも白く、ほのかにピンクに染まっていて。
桜のようだな、と我ながららしくないことを思ってしまう。
頬は赤く、潤んだ目元がどこか色っぽい。
控えめなふくらみが揺れ、頂点が必死の自己主張。
切ない吐息が、心の琴線に触れる。
きっと俺が動けたならば、間違いなく押し倒していた。
くそ〜。可愛い上に、色っぽいとは。理性なんて吹き飛んじまうぞ。
「あなたが悪い。わたしをこんなにしてしまった、あなたが……」
呟き、俺の上に跨る長門。
俺のものに手が添えられ、それだけで背中に電流が走る。
ゆっくりと腰を下ろしていく。
にちゃ……と音がして、先端が長門に触れる。
俺の先走りだけじゃない。長門の愛液も確かに混ざって。
少しずつ、入っていく。
「んっ……ぁ……あぅ…ん、あ……ぁっ……!!」
沈んでいき、俺の上にぺたりと女の子座りのように足を曲げ。
ついに、肌と肌が密着した。
中がひくひくと、蠢動しているのがわかる。
はぁ……と長く、熱いため息を吐き、長門は潤んだ目を俺に向ける。
涙が一粒流れるのが見えた。
しかし、とろけた表情に浮かぶのは悦び。
はっきりと浮かんでいる訳じゃない。でも確かに笑っていた。
849803:2006/04/15(土) 01:04:02 ID:QEl7m5RG
暫し時が流れ、長門が俺の胸に手をつく。
そして軽いキス。
思わず貪りそうになった俺をかわし、ゆっくりと前後左右に揺さぶりをかけてきた。
「ん……ふぁ……はぁ…あっ……」
ねっとりと絡み付いては、俺をそっと撫でていく。
擦れる膣壁の感触がたまらん。
頭の中で、何かが弾けていく。
長門の動きは、腰をゆっくりと回すようなものに変わってきていた。
ぐりぐりと、先端が子宮を押し込んでいるのがわかる。
時折、ひくっひくっと震え、きゅうと締め付けられる。
俺の胸から手が離れる。その手は長門自身の胸に添えられ。
「……あっ!…くぅん……はっ、はっ……あうっ……」
長門の手が艶めかしく轟く。
ふるふるとふくらみが揺れ、先端はつままれたり、捏ねられたり。
意志に従っているのか、反しているのか、長門自身を自虐していく。
上下運動も加わって、長門の目が虚ろになっていく。
動くたびにきゅうきゅうと絡み付き、締め付ける。
気持ちよすぎて、もう限界のはずなのに。
何故か頭のどこかが冷静で。
俺に跨り腰を振る、長門の狂乱した姿を見つめていられた。
「ん……く、あ、あぅ……うっ……はぁっ、はぁっ……っ!!」
こんなに乱れた長門は初めてだった。
何度かしたことはあった。
それでも長門が乱れるなんてことは、ほとんど無かったに等しい。
焦点の合っていない瞳の奥が、寂しそうに見えた。
胸がギュッと締め付けられる。何故か切ない気持ちになる。
それに反するように体は熱く、長門の息と、俺の息。その両方が荒くなってきた。
昇華の時は目の前だ。
「あ、あ……はぁっ……キョン……キョンっ!!」
ギュッと強く締め付けられる。長門が恍惚の表情を浮かべる。
その顔が、あまりにも淫らで、美しくて。
それと、初めて呼んでくれた俺の名。(といってもあだ名だが)
それが嬉しいのもあって、俺も長門の中に思いっきり注ぎ込んだ。
「ふぁっ……ぁ……あつっ……あ…ぁ……」


850803:2006/04/15(土) 01:04:37 ID:QEl7m5RG
「……ごめんなさい。」
終わった後の、長門の第一声がそれだった。
ちなみに俺もその時すでに動けるようになっていた。
「長門らしくないな。」
「……ごめんなさい。」
「いや。……というか、なんでだ?」
「……わからない。ただ、我慢出来なかった。」
それもあるかもしれんが、それだけではないだろう?
ただ、性欲が我慢出来なかったというだけで、お前があんなに乱れるとは思えん。
それに、あの寂しそうな瞳。何があった?
問うと、返ってきたのは意外な答え。
「……あなたは、わたしだけのもの。」
「……は?」
思わず、聞き返したね。
長門がそういうセリフを吐くとは思えなかった。
「涼宮ハルヒでも、朝比奈みくるでも、他の誰であっても、あなたは渡さない。」
「……どういうことだ?」
「あの人達と、仲良くしないで欲しい。私だけを見ていて欲しい。」
……嫉妬、ですか。
まさか、長門に嫉妬心が湧くとは思っていなかった。
確かに考えればそうだ。
コイツの機嫌が悪くなるときは、決まって俺がハルヒか朝比奈さんを見ているか、関わっているときだった。
その上に最近はご無沙汰で、愛を確かめる行動が少なかったから、長門は拗ねてたわけだ。
なるほど、合点があった。
俺は少し笑って、長門を抱き寄せる。
その甘い匂いを思いっきり吸い込んで、俺は言う。
「心配するな。俺が好きなのは長門有希、お前だけだ。」
あ〜ガラにもないセリフだ。顔が熱い。
だけど効果はあったようで、長門の顔が緩む。
雰囲気だけじゃない、ぎこちないけど顔に浮かんでいる微笑み。
ちくしょー。かわいいじゃねぇか。
こんな風に、俺の行動で笑ってくれたり、拗ねてくれたりなんて……
今度は長門からじゃない。俺から、こいつを押し倒した。



ちなみに長門のマーキングが功を奏し、ハルヒ達に関係がバレて白い目で見られるのはこの丁度数時間後のことである。

(終わり)
851803:2006/04/15(土) 01:07:03 ID:QEl7m5RG
とりあえず、これで終了。
話の展開が下手なのは、勘弁してくれ。
852名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 01:12:02 ID:Xg7PeP4Y
GJ!
ハルヒもいいが長門もやっぱりいいね!
ただ個人的には完全無表情で黙々とキョンを犯す長門も見てみたい。
853名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 13:00:00 ID:vcaFuWOV
やはり長門は無口じゃないと
854名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 13:17:51 ID:O491rPer
GJ!!
855名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 17:11:30 ID:d0zqEOJs
長門の逆レイプ(・∀・)イイネ!!
856にょ ◆IYGUOX7fpE :2006/04/15(土) 23:41:13 ID:WFzi4HcB
 おにんにんおっきしたお(^.^)
857キョンの消失 3:2006/04/16(日) 02:16:34 ID:O4lqpehL
>>824の続き


「誰って……」
 頭を鈍器のような物で殴られたような感覚。
 怒りよりも先に驚きがあたしを襲う。だってこんなこと、普通ありえないじゃない?
 混乱しつつもキョンの本名を告げて同じ質問をして回る。
 けれども反応は何も変わらない。知らない、という音声があたしの耳に入ってくる。
「いいわよ、もう!」
 キョンの悪友二人に愛想をつかして他のクラスメイトに質問を投げかける。
 でも、あたしの望んだ答えは誰からも返ってこなかった。
「……ふん、そういうこと」
 クラスぐるみであたしを騙しているに違いない。
 あたしを騙そうだなんていい度胸してるじゃないの。
 この調子だと、主犯はキョンね。そうに決まってる。
 見つけたらネクタイ掴んで縛り上げて謝らせてやるんだから。
 浮かんできた笑いを押し殺しながら次のターゲットの元へと向かう。
 キョンが消えた理由を知ってそうな、我が団員のところへ。
「古泉くん!」
 ドアを開ける手にも力が入る。
 当然のように教室中の視線があたしに集まるけれども、彼の姿はない。
 もしかしたら、教卓の下にでも隠れているんじゃないかしら。
 ずかずかと教卓まで歩いていこうとしたそのとき。
「あなた、涼宮さんよね」
 目の前に立ちふさがる女子生徒。
 名前は知らないけど、委員長とか呼ばれていたはず。
 ちょうどいいわ。あんたに聞いてあげる。
「古泉くんはどこ?」
 すると委員長は困ったような表情を浮かべるとあたしを見て
「そんな人、このクラスにはいないけど」
 委員長の言葉を受けて、一斉にうなずく九組面々。
 ……ああ、そう。こいつらもグルね。
 キョンの奴、九組にまで勢力の手を広げてたなんて侮れないわね。
「ふん、いいわ。覚えてなさい」
 非協力的な九組にそんな言葉を残してやって、あたしは次の団員のもとへと急ぐ。
 まさか、みくるちゃんまでいなくなってるとか、そんなことないでしょうね。
 お目当ての教室を見つけ、引き倒すような勢いでドアを開ける。
858キョンの消失 4:2006/04/16(日) 02:17:40 ID:O4lqpehL
 いた。
 ほんの少しだけ笑みを浮かべてつかつかと彼女のほうへ歩いていく。
「みくるちゃん!」
「はっ、はい!」
 びくりと身を固まらせてあたしを見上げる。
 久しぶりに見る瞳の色。これは、初めて会ったときに見た色に似ている。
 何かよくない予感が胸をよぎった。
 そんな予感は払拭して、あたしはみくるちゃんの背後をとる。
「なんですか…?」
 怪訝そうな声でたずねるみくるちゃん。
 あたしは反応がどうだなんて構うことなく、とりあえず制服の上から豊満なバストをこれでもかというくらい揉んでやる。
「あふっ……やっ、やめてくださいっ!」
 誰がやめるものですか。キョンが言ってもやめないわよ。
 ……それにしても大きいわね。揉み応えがあるわ。
 乳房は母性の象徴だとかのたまう奴もいるけど、やっぱり男って大きい方がいいのかしら。
 キョンだって例外じゃないわよね。男なんだし。
 あいつの、あたしを見る目とみくるちゃんを見る目に違いがありすぎるのよ。
 どう違うのかって、詳しく説明はできないけど……でも、確かに違うの。
 ……って、違う違う。今はそんなこと改めて考えてなくてもいいじゃない。
 必死にあたしから逃げ出そうと抵抗するみくるちゃん。
 そういえば。
 数日前にキョンがいつだったか撮っていたみくるちゃんの写真を、よりにもよって部室のパソコンに隠しているのを発見したことをなんとなく思い出した。
 もちろん、写真は全部某国秘蔵コレクション4巻(年齢制限版)の銀色生物セクシーショットに差し替えてやったわ。団長の許可なく私的利用に使うなんて言語道断。この程度で済んだことを喜ぶことね。
 銀色生物の胴体を思い返しながら制服の中に手を突っ込んですべすべの肌の感触を味わいながら撫で回していると、か弱いながらもしっかりとした声があたしの耳に届く。
「あのっ……あなたは、誰ですか…!」
 瞬間。あたしは手を止めた。
 ――あたしのことが、わからないの?
 言葉を飲み込み、一歩後ずさる。
 キョンも古泉くんもいない、みくるちゃんはあたしのことを知らない。
 ということは。
 SOS団は存在しない…?
「そんな、こと」
 認めない。
 ようやく見つけた小さな幸せ、壊させないんだから。
 拳をぎゅっと握り、乾いた唇を舐める。
 まだ、諦めちゃいけない。諦めるわけにはいかない。
「あの……」
 か細い声が聞こえた。声の主は潤んだ瞳であたしを見ている。
 ……キョンが肩入れする理由がほんの少しだけわかった気がする。確かに、かわいいもの。
 ――そんなこと、今はどうだっていい。
 静寂から一転してざわつき始めた教室。もうここに用はない。
 あごを引き前を見据えて最後の砦へと急ぐ。
 あたしの――あたしたちの、部室へと。
859キョンの消失 5:2006/04/16(日) 02:18:51 ID:O4lqpehL
 ドアを蹴り開ける。大きな音を立てて数秒前までドアだったものは床へと落ちていった。修理はキョンにさせればいい。このあたしに心配をかけさせた罰よ。
 中には有希がいた。有希は相変わらず無駄な動きを最小限に抑え、一瞬だけあたしの姿を確認するとすぐに読書へと戻った。
 この子は、変わっていない。少なくとも、あたしに対する態度は。
 部室の中に足を踏み入れず、有希にたずねる。
「あたしが誰だかわかる?」
「涼宮ハルヒ」
 即答。有希の返答に安堵するあたし。
 ようやく部室に入ると早速パソコンを立ち上げた。有希はといえばあたしには感心なさそうに本を読んでいる。
 ここがあたしの知っている場所なら、パソコンなら、きっとあのフォルダがあるはず。
 マウスを操作してお目当てのフォルダが隔離されている場所を開く。
 でも。そこにあたしの期待していたものはなかった。
「嘘、でしょ?」
 あたしの某国秘蔵コレクション以下略がない。
 ……誰か消したの?
 有希がそんなことするわけないでしょうし、でもそれなら一体誰が?
「有希」
 画面から目をそらすことなく声をかける。返事はないけど構わず続ける。有希は聞いているはず。
「あたしの前にパソコンを構ったのは誰?」
「あなたが初めて」
 膝が震えた。寒気がしてくる。目の前がぐるぐると回りだす。
 そんなはずがない。あってほしくない。あたしの不安が形になっていく。
「ここは、何部?」
 手がひどく湿っている。声が震えなかったのは奇跡に近い。
「文芸部」
「……そう」
 全ての感情を押し殺すことで、かろうじて声は出せた。
 そこから学校を出るまでの記憶は一切ない。


 落ち込む気持ちに活を入れて、次に向かうのは敵の本拠地。
 何度か行っているから場所は完璧。惑うことなく歩いて、あの角を曲がればもう見えて――
 ない。なにも、なかった。
 あるべきはずのキョンの家は空き地になっていた。
 あたしとキョンを繋ぐものがなくなった。
「……これは夢。悪夢だわ。そうに決まってる」
 自分に言い聞かせるようにつぶやく。
 あと数分もすれば目が覚めて、あと数時間もすればキョンに会える。
 ――そうじゃなきゃ、困るの。
 やり残したことがたくさんある。
 伝えてない言葉もたくさんある。
 出し切れていない感情だって、まだまだある。
 なのに。なのに、どうして?
 キョン。あんたはどこにいるのよ。
 死にたくなかったら、早く出てきなさい。
 今なら心優しい団長は、半殺しで許してあげるから。
860キョンの消失 6:2006/04/16(日) 02:19:43 ID:O4lqpehL
 市内をくまなく歩き回ること数時間。太陽はとっくに沈んだ。やる気がないわね。
 最後に向かったのは東中学。行っていない場所はここだけ。
 ……でもこんな場所にキョンがいるはずない。
 そう思っても、可能性がわずかにあるならば行かなくちゃ。
 とにかくキョンに会いたい。
 締め上げて、どうしてあたしの前から逃げたのか問い詰めないと。
 はやる気持ちをおさえてひた走る。
 三年前にジョンに出逢った場所へと向かうべく全力疾走していると足音が聞こえた。
 こんな時間にこんなところにいるなんて、さては不審者ね。
 どう先制攻撃してやろうかと地味に痛そうな技を思い浮かべていると。
「ようやくきやがったか」
 あたしの思考は停止した。感情がおさえきれなくなる。
「なんでそんな情けない顔してるんだ?」
 懐かしい声。そして、あたしが一番聞きたかった声。
「夜の一人歩きは、いくらおまえでも危ないぞ。早く帰ったほうが――」
 声を遮り、あたしは胸に飛び込んだ。
 あっけにとられていようがなんだろうが気にしない。
「……ハルヒ?」
 訝しげな声。あんたの知ってるあたしは、確かにこんなことしないでしょうね。
「気の、迷いよ」
 逃げられないようにシャツをぎゅっと掴み、あたしは言ってやる。
「これは都合のいい夢よ」
 どちらかと言うと、あたし自身に言い聞かせてるのかもしれない。
「夢の中での、一時の気の迷い」
 手が、動いた。それは高く掲げられる。
 殴られるかもしれない、と思ったあたしは身を固まらせた。
 でもその手はあたしの頭に優しく降りてきて。
「ああ。そうだ。これは夢だ」
 髪を梳きながらそんなことを言う。
 ――どうして怒らないのよ。どうしてバカにしないのよ。
 あたしの頬を伝う、熱いもの。悲しくないのに流れ出ている。
「ハルヒ、おまえ…」
「……なんでもない」
 キョンのシャツで涙をぬぐうと表情を引き締めて向き直る。
 こほん、とわざとらしく咳払いをして一言。
「キョン。これは夢よ」
「おまえがそう言うんならそうかもしれないな」
 物分りがよくて結構。
 キョンの腕をしっかりと掴む。それを重点にして背伸びをする。
 お互いの距離が縮まって、キョンの表情を脳裏に焼きつけるとあたしは目を閉じた。
861キョンの消失 7:2006/04/16(日) 02:20:55 ID:O4lqpehL
 晴れ渡る空。うるさいくらいに囀る小鳥たち。
 夢のおかげで弾む気持ちを抑えて教室のドアを開けた。
 勢いがつきすぎてものすごい音を立てて外れた。誰か直すでしょう。
 幸か不幸か、そのおかげで教室中の視線があたしに集まる。
 でもただひとりだけ。
 あたしに視線を向けず、ぼんやりと外を眺める生徒がいた。
 ――そうでなくっちゃ。それでこそ、よ。
 あたしはそいつのほうへと迷わず歩いていく。
 かけるべき言葉、とるべき行動。
 家からここに来るまでに何度も考え却下して、練りに練ってある。
 息を吸い込み、手を腰に当て、あたしは朗々と宣言する。
「夢の再現、してみる気はないかしら?」
862名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 02:24:30 ID:O4lqpehL
勢いで書いたら長くなった。すみません。
ハルヒ一人称なので謎が謎として残っていますけどorz

書いてて楽しかったです。>>790タンに感謝。
最後にエロくなくてごめんなさい。ハルヒ別人でごめんなさい。
863名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 02:36:37 ID:CnRip02D
GJ!!どんどんss書いてください〜
864名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 03:44:45 ID:ndjruE4L
GJ!
865名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 04:10:22 ID:R/OCRsQy
>>834->>836の続き。
暇ができたときにちょこっと書いたものなので短い。
朝比奈さんの食事のごとくちまちまと進む予定。
866罰ゲーム 1/2:2006/04/16(日) 04:11:04 ID:R/OCRsQy
今日唯一つ幸運なことを挙げるとするなら、それは目覚めが早かったことだろう。
考えるだけで欝になるようなミッションを抱えている身に、ハルヒのきっつい瞳は毒だからな。
自宅に帰り一応小奇麗な格好に着替え、時計を見ると11時。まだまだ余裕はある。
どうやら遅刻だけはしないですみそうだ。

さて、手持無沙汰になるとどうしても考えてしまうのがどこでどう告白してどう謝るかである。
なるべくそれらしいムードになりえない、告白自体が始めからネタと思われるような場所で決行したい。
そして更に大事な条件は、ハルヒを面白がらせることだ。
演出の趣向を凝らし、かつ奴を楽しませるような言い回しで告白すれば、怒りも少しはマシになるだろう。
イタ電だって面白ければ許すと言っていたような女だ。

ふと思いついてノートPCを開く。
ビンゴ。どうやら駅前の映画館で、1時から香港コメディが上映されるらしい。
つい先日観て内容を知っているのも好都合。
底抜けに馬鹿っぽいタイトルのその映画を観てにやにやしながら
主役のコメディタッチなラヴシーンにあわせて冗談っぽく告白しよう。

時計を見る。
今出かければ待ち合わせ時間前倒し癖がある女と同じくらいの時間で駅に着くかもしれない。
もちろん出発しないが。あんな女に合わせてやる必要はないのである。
867罰ゲーム 2/2:2006/04/16(日) 04:11:49 ID:R/OCRsQy
「自分で誘っておいて遅刻するなんて、キョンあんたいい根性してるわね」
「まだ12時になってねーだろ」

二日酔いの頭を抱えて駅前にたどり着くと、案の定先客がいた。
コイツは何でいつもいつも勝手に早く来て文句を言うんだろうね。もう慣れたが。

「あたしが到着した時間より遅ければそれは遅刻なのよ。知ってるでしょ」

知ってるよ。お前がわがままで自分勝手だということはな。嫌になるほど学習したことだ。
俺は、傍若無人女の笑いながら人を睨む独特の表情に刺されながら溜息をついた。
今日のハルヒの服装は、白いセーターにジーンズというシンプルな格好だ。
加えて後ろで上げてくくった髪形と晒されたうなじが、活動的な印象を深めている。
いわゆるポニーテールという奴だ。こいつのこの髪型を久しぶりに見た気がする。

これ以上見ていると妙な気分になりそうだったので俺はハルヒから視線を外した。
868名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 04:26:06 ID:AkO1wtsl
>>862
エロが無いのは全然気にならないけど、
謎が解明されずに終わったのは、ちょっと残念です。
869名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 04:28:15 ID:Et8vWOzh
>>867
GJ!!勝負ヘアースタイルか。

個人的に>>830の続きに期待。
>綺麗なキョンの手をあたしの血にまみれた手がはらいのける。
の表現が好き。ハルヒ視点は難しいだろうが頑張ってくれ。
870【真っ赤な嘘】:2006/04/16(日) 06:49:59 ID:YmTaCafV
「なによ、これ………」

 少し不安気なハルヒの声が響く。

「さっきまでの場所、よね……ねぇキョン、これはいったいなんなのよ」

 街の真ん中のはずだが、それ以外に音が何もしないのが不気味すぎる。それに追い討ちをかけるように、俺たち以外の人や物はすべて停止してしまっていた。

 まるで、時を止められたかのように。


「ふ、ふぇ……キョンくん……これっていったい……」
「俺にもさっぱり分かりません」

 肩を抱き震える朝比奈さんは、戸惑いを隠せない様子だ。俺にも当然分かる筈がない。しかも最悪なことに今は長門がいないときている。あのすべてを知る有機生命体ならば、今の状況を打開することが出来ただろうがいないのならば仕方がない。


「おいハルヒ」
「何よ。この場所に心当たりがあるの? まさかあの時み…何でもない」
 ハルヒは何かを思い出すような顔をするがすぐにそっぽを向く。それでいい。俺も思い出したくないからな。
「とりあえずは周囲を調べてみるか。お前は朝比奈さんを頼む」
「分かったわ」

 ハルヒは素直に了解すると「あたし達はあっちを調べてみるわ」と言い、明るさ二割減な感じで朝比奈さんを連れて歩いていった
871【真っ赤な嘘】:2006/04/16(日) 06:54:56 ID:YmTaCafV
 しばらく調べて回ってみた結果だが、この妙な空間は、超がつくほどすこぶる狂っているというのがわかった。
 まず、空の色だ。明らかにおかしい空の色は、小学生が適当に作ったかのような紫色で、不気味な紋章のようなものが見える。
 さらに、だ。不思議なことに、周りの俺たち以外の人間はピクリとも動かない。さっき路地裏で見つけた野良猫や、道路の自動車、店頭ディスプレイでさえ動いていないという始末だ。
 また、この空間は密室になっているようだった。500Mくらい歩くと、なにか壁のような物にぶち当たってそれ以上は進めなくなる。

「やれやれ……俺一人でどうしろってんだ」

 自然と愚痴が溢れる。ただの市内探索だと思っていたらとんでもない目にあったな。これもハルヒの仕業かと考えたが、すぐに否定する。アイツが古泉や長門を除け者にするはずがない。

 さて、対した発見はなかったがそろそろ戻るか。
 そう思って、来た方向に向き直り歩きだそうと思った矢先に、



……る?



「ん?」

 なんだ?何か聞こえた。
 今確かに聞き覚えがある声がしたような気がしたのだが……


872【真っ赤な嘘】:2006/04/16(日) 07:01:04 ID:YmTaCafV



……聞こえる?






 やはり気のせいではない。この声の主はSOS団が誇る無口系読書好き地球外生命体の、

「長門!」

 この声の主は長門だ。やはり、このような事態に陥ることを予想していたのだろう、事前策を用意しておいてくれたのか。

「助けてくれるのか」


(それはできない)

「……どうしてだ」

(今あなたのいる空間は、別次元存在体による時空及び物質固定を広範囲に効果させる磁場領域に支配されている)

(対処は可能。だが、時間がかかる)



 別次元存在体だと?
 長門の言っていることはさっぱり分からなかったがとりあえず宇宙人、未来人、超能力者と続き、ついに異世界人まで揃い踏みになったということは理解できた。
 となれば、俺が今できることは長門の救助をただ待つことだけだな。……我ながら情けない。

「分かった。俺は待てば良いんだな?」


(………そう)


 ん?
 今の間はなんだ?
873【真っ赤な嘘】:2006/04/16(日) 07:04:59 ID:YmTaCafV
 分からないくらいの空きかただったが、少し戸惑いのようなものが長門の声からは感じられた。珍しい。


「……なぁ、長」
「あ、居た! キョンー! あんたは何か見つけた?」

 聞き返そうと質問しようとした瞬間に、向こうからハルヒが朝比奈さんを引き連れてやってきた。朝比奈さんの息がきれていることを見ると、引きづりまわしていたようだな。お疲れ様です、朝比奈さん。

 もう一度質問しようとした時には、どうやら長門との通信は途絶えたようで何も気配を感じなかった。……ま、俺の気のせいだろう。救助はくるのだから気長に待つとするか。
874>>830の続き:2006/04/16(日) 17:32:43 ID:RSbmTSWe
いや、まだ続くんですけど、一応ハッピーエンドにはしますから。
ハルヒの性格が違うのは勘弁してください
875名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 17:33:22 ID:uf9AXNqz
皆頑張れ
876>>830の続き:2006/04/16(日) 17:35:46 ID:RSbmTSWe
「・・・」

目を覚ますとあたしは部室のイスに座っていた。
こういう時って、普通は窓から夕日が射し込むものだけど、今は何の光も射し込んでこない。つまり、今は夜らしいわね。
長い時間イスに座ってたのかしら?少しお尻が痛い。

「あたし、あれからどうしたんだろ・・・」

ボサボサになってしまった髪を手で直しながら、記憶を探ってみた。

「アンタなんかいなくなればいいのよ、か・・・」

怒りという感情にまかせて、好きという感情にウソをついて、思いっきり叫んだそのセリフ。
本当はそんなこと、これっぽっちも思ってない。
今まであたしはいろんなことをやってきたけど、いつも側にはキョンがいた。
笑顔じゃなくて、面倒くさそうな顔をして、時には怒りながら、それでもキョンはあたしの側にいてくれた。
今のあたしはキョンがいるからやっていける。キョンもあたしといるからやっていける。これはきっと自惚れなんかじゃないわ。
だから・・・

「あたしの方から謝った方がいいわね、今回は・・・」

考えてみればあたしはキョンに打たれたけど、それでも今回はあたしが謝ろう。
キョンのことだもの。
あたしの方から謝れば100%許してくれる。
そして、映画の時みたいにまた仲直りできるはずよ!

「そうと決まったら今日はもう帰りましょ!」

落ち着いて考えてみれば、キョンや他のみんながどうしてあたしを置いて帰ったのか、すごく気になるけど、それは仲直りした後に問いただそう。

「んっ!!」

立ち上がる時に右手に痛みが走った。
そういえば右手、ケガしたんだっけ。
でも、そんなことは関係ない。
今は早いとこ家に帰ってまた寝ましょう。こんなキズ、一晩眠れば治るわ。

「明日が楽しみだわ!」

月に向かって叫んだ後、全速力で家に向かった。
877>>830の続き:2006/04/16(日) 17:37:25 ID:RSbmTSWe
翌日、あたしは普段より一時間ほど早く目が覚めた。
昨日謝ろうと決めてから、テンションは最高潮。
寝ようとしても寝れないし、寝ても早く起きちゃった。遠足を翌日に控えた幼稚園児より酷かったわ。
とにかくせっかく早く起きたんだし、普段はしないシャワーを浴びて、いつもより身だしなみには気をつかって、早いとこ学校に行かなくちゃ。

家を出て、やっぱり全速力で学校に向かった。
キョンが文句を言っていたあの坂も一気に駆け上がる。

「さ、さすがにこれは応えたわ・・・」

肩で息をして、靴を履き替え教室に向かう。
中にはそれなりの数の人間がいたけど、その中にキョンの姿はなかった。
荷物を置いて自分の席に座って、前の席のキョンが来るのを待つ。
さぁ、キョン。さっさと来なさい!!



「・・・遅い」

HRの5分前になってもキョンは来る気配を見せない。
一体何やってるのかしら?
谷口のアホに聞いてみると、「今日はまだ見てねえな」だって。アホな上に使えないわ。

「風邪でもひいたのかしら・・・」

結局HRになってもキョンは来なかった。
878>>830の続き:2006/04/16(日) 17:39:12 ID:RSbmTSWe
ガラリと教室のドアが開いて、担任の岡部が入ってきた。
なんでかしら、顔が暗い。辛気くさいわね、うっとうしい。
ま、あたしには関係ないけれど。

「みんなに悲しいお知らせがある」
「?」

朝一番の台詞がそれ?まったく人の気分を悪くしないでほしいわ。
それにしても悲しいお知らせ?
何かしら。誰か転校でもするのかしら?
もしそうなら、朝倉さんの転校と関係がないか、またキョンと捜査してみましょう。
まぁ、そのためにも早くキョンに謝らなくちゃいけないんだけど。
さっさと来なさいよ!

「昨日、××××(キョンの本名)が」

ドクンッ
キョン?何でキョンの名前が出てくるのよ。

「下校途中に」

ドクンッ
何?この胸騒ぎ?やだ、何これ?

「横断歩道を歩いていたところ」

ドクンッ
ウソ、まさか。大丈夫よね。何にもないわよね?

「信号を無視したトラックに」

ドクンッ
キョン、来るわよね?ちゃんとあたしの前に来るよね?

「はねられて」

い、いやよ

「亡くなられた」
「いやあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
879名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 17:58:17 ID:7u2D6R1E
GJ
ハルヒ視点はいいね、ゾクゾクしてきた
880名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 18:38:20 ID:syoBERCq
やべぇ、皆GJすぎw
881名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 19:56:06 ID:YmTaCafV
>>878死にネタは難しいけどがんがれ。
882名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 21:09:52 ID:8oErZCrD
超GJ
883名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:39:12 ID:Sc0DP5Ac
続きが気になりますね
884名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 13:28:56 ID:to2E4v4h
ミンナ ガンガッテネー( ・ω・)ノシ
885名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 16:30:52 ID:QRbonBGk
ツガノさん頑張れ
886名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 16:32:26 ID:QRbonBGk
ウヒヒ
誤爆した
887名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 18:40:17 ID:MI7bMfyy
ガンガレとしか言えん。
888名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 20:49:23 ID:8dalshwo
>>834-836 >>866-867 の続き。
今回もエロはなし。つーかやらないな多分。
889罰ゲーム 1/2:2006/04/17(月) 20:50:19 ID:8dalshwo
「で、何の用であたしを呼び出したの?」

喫茶店に入りランチを注文すると、早速ハルヒが話しかけてきた。

「くだらないことだったら承知しないんだからね」
「悪いな、くだらないことだ」

ハルヒは眉をひそめた。ま、不審に思うのも当然だろう。
俺は待ち合わせ場所に行く前に購入しておいたチケットを取り出してひらひらと振った。
ハルヒの顔が、何やってんだこいつ、という具合に歪む。

「なにソレ?」
「見ればわかるだろ」

俺はチケットをテーブルに置いた。しかしハルヒはそれを目で追わずに俺を見つめている。

「あたしが言ってるのは、なんでそんなもんを取り出したのかってことよ」
「もちろん一緒に映画を観ないか、とお前を誘ってるんだ」
「何であたしが貴重な休日を費やしてあんたと陳腐なデートもどきをしなくちゃいけないの?」
「どうせ暇だったんだろ。用件も聞かずにOKできるくらい」
「ふん」

ハルヒはふてくされた表情になって俺から目をそらしお冷やをあおった。
氷も一緒に口へ含んだのだろう。がりがりと氷を噛み砕く音が聞こえる。

「ま、いいわ。確かに暇と言えなくもないし」

意外だな。もう少し丸め込むために労力が必要だと思ってたんだが。
俺は内心首を捻りながらハルヒを観察する。
ハルヒは俺から目をそらしたまま、冷たそうなコップを頬に押しつけ店の外をじっと見ていた。
店内は少し肌寒いくらいなのだが、相変わらずよく分からない行動をする女だ。

俺は肩をすくめてチケットをしまい、料理の到着を静かに待つことにした。
890罰ゲーム 2/2:2006/04/17(月) 20:52:06 ID:8dalshwo
大体値段通りの味だった昼食を終え喫茶店を出て徒歩2分。
映画館に着いたはいいが、食事中からずっとハルヒは無言だった。
そんなに気に入らないんなら帰ってもいいんだぜ。

「別に」

そっけない反応が返ってきた。これじゃ長門と一緒でも変わらないな。

「あんた、有希と来たかったの?」
「あいつは来ないだろ」
「さあどうかしらね。案外ひょこひょこと付いてくるかもよ?」

やけに絡むな。

「もしかして、もうこの映画観たことあるのか?」

隣の座席に腰を下ろしたハルヒに話しかける。こんな雰囲気では決行しづらい。

「ないわ。楽しみね」
「ならもっとそれらしい顔をしろ」
「うるさいわね、ちょっと考え事してるのよ」
「考え事?」

俺のオウム返しに、ハルヒはいかにも口を滑らせてしまったといった表情になって、スクリーンの方へと顔を背けた。
何だろうね、突飛な行動なら専売特許なんだが、挙動不審なハルヒってのは珍しい。

俺はハルヒの横顔を眺める。最近はずっとハイテンションなので気付かなかったが
何となく輪郭がシャープになって出会った当初よりもかなり大人っぽくなっている。
黙ってたら観賞用としては最高クラスだな。白いうなじに映えるほつれ毛も色っぽい。
ま、でもやっぱりこいつは笑ってるほうが断然いい。迷惑のオプション付きだがそれも悪くない。
そしてこいつが笑顔ではしゃぎ回るテンションについていけるのは、ああ谷口、確かに俺だけかもな。
少なくとも今現在は。そして今のところ誰にも譲る気はない。

照明が落ちた。映画が始まる。
891名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 20:53:40 ID:8dalshwo
キョン君、気分が乗ってきたようです。
一時のテンションに身を預けると身を滅ぼしますよ。
つーかハルヒの分かりにくいデレを書くのが難しい。
どーやってくっつけようか苦心惨憺中。
お話は佳境。もうすぐ終わります。
892名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 20:55:47 ID:a5WohZ2Y
エロなしでもGJ!
893名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 21:02:10 ID:prX7fWvY
みwなwぎwっwてwきwたwwww
894名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 21:38:13 ID:ZriMn/p/
GJ!!
895名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 21:57:50 ID:djEHefJE
>>878
細かいツッコミだけど、教師が生徒のことを言うなら「亡くなった」じゃないかな。
896名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 01:53:54 ID:p1Dp1y4P
GJ!
続々と神々が降臨してまいりました
897名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 03:21:38 ID:wxhe2m7T
おっ保管庫が更新されてる。お疲れ様です。

気になる事が
 4-733様: 『真っ赤な嘘』

 4-870様: 『真っ赤な嘘』
が分けて収録されてるけど、これって続きなのでは?
898>>878の続き:2006/04/18(火) 03:47:54 ID:25OB+GXz
書けば書くほどハルヒとは別人になっていく・・・。
もう泥沼。やはりハルヒ視点は難しい・・・
899>>878の続き:2006/04/18(火) 03:50:37 ID:25OB+GXz
「いやあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
「す、涼宮!?」
「うそだ、うそだ、うそだ、うそだ、うそだ、うそだ!適当なこと言ってんじゃないわよ!」
「うそじゃない!誰がこんなウソをつくか!」
「ついたじゃない!キョンが死んだって!キョンが死ぬわけないないじゃない!キョンは、キョンは!」

最後の方は何を言ってるのか自分でもわからなかった。
岡部があたしの方に近づいてくる。

「落ち着け、涼宮!」
「うるさい!落ち着いてるわよ!」
「いいか?××××は死んでしまったんだ!俺だって最初は信じられなかったよ!だけど、ちゃんと見てきたんだ!」
「何をよ!」
「アイツの死体だ!病院で、確認してきた・・・」
「!!!」
「信じたくない気持ちもわかるが、アイツはもう亡くなったんだ・・・」

あたしだってバカじゃない。そんなことはわかってる。でも信じたくなかった。
キョンがいなくなるなんて。まさか死んじゃうだなんて。

「とにかく今は座れ」

何が「とにかく」なのかよくわからない。
岡部が座らせようと呆然と何もできないあたしに手を伸ばしてくる。
反射的にその腕を払おうとして

「あたしにさわ・・・」

突然、昨日のことが頭をよぎった。
昨日、あたしを心配してくれたキョンの手をあたしは払いのけた。
少し暴走したあたしに手をかけて止めてくれたキョンはもういないんだ。
昨日のあれが最後になっちゃった。こんなことになるなんて予測できなかったとはいえ、あたしはキョンの最後の手を払いのけてしまった。
900>>878の続き:2006/04/18(火) 03:53:18 ID:25OB+GXz
(俺、実はポニーテール萌えなんだ)
(いつだったかのお前のポニーテールはそりゃもう反則なまでに似合ってたぞ)
(おい、ハルヒ。この映画は絶対成功させよう)
(俺は夏休みにだされた宿題を何一つやってない。それをしないと、俺の夏は終わらないんだ!)
(ハルヒ、ヨダレを拭け)
(心配かけたようだな。すまなかった)
(長門がやっぱり転校するとか言い出したり誰かに無理矢理連れて行かれようとしてたら、好きなように暴れてやれ。その時は俺もお前に荷担してやる)
(猫耳属性の持ち合わせはねえよ)

現実の中で、夢の中で。
怒った顔で、笑った顔で、呆れた顔で。
時に優しく、時に激しく。
なんだかんだであたしを気遣ってくれたキョン。
もういないんだ。キョンは・・・いない。

キョンはいないと思えば思うほど、あたしの頭の中はキョンで一杯になった。
そしてついに、あたしの中のキョンとの思い出が形となって溢れ出した。

「キョン、キョン・・・。うぅっ、いやよ、そんなの・・・うあああぁぁぁ」

涙が止まらなかった。
周りのことも気にせずにあたしはその場に泣き崩れた。
もしかしたら泣いてるあたしを心配して、どこかからキョンがまた手を差し伸べてくれるかと思ったけど、当然そんなことはなくて。
改めてキョンがもういないことを実感して、さらに涙が出た・・・。
901>>878の続き:2006/04/18(火) 03:56:20 ID:25OB+GXz
どれくらい泣いてからだろう。
ある願望があたしの中に現れてた。

「・・・いたい」
「ん!?どうした?何だ」

急に泣き出したあたしに驚いて、ずっと立ちっぱなしだった岡部があたしに聞き返す。

「会いたい・・・」
「誰にだ?」
「キョンに・・・」
「だから、涼宮」
「一目でいいわ・・・。お願い、キョンに会わせて・・・」「・・・」

あたしの声は震えていた。
しばらく岡部は黙ってあたしを見ていたが、何か決心したのか、あたしにむかって口を開いた。

「※※※※病院」
「・・・え?」
「※※※※病院だ。そこでアイツは寝ている。酷かもしれんが、どうしてももう一度会いたいというなら、それしかない」
「※※※※病院・・・」
「授業は出席扱いにしてやる。行くんだったら、さっさとしろ・・・」
「っ!!」

あたしは立って走り出した、※※※※病院にむかって。
教室をでるとき、目の端におかしな人影が見えたが、今はそれどころじゃない。
もっと言うと、その人影はあたしを見て笑っていた気がしたけれど、やっぱり今のあたしには関係なかった。
あたしはただ、※※※※病院を目指して走るだけだった。
902名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 04:02:06 ID:wxhe2m7T
夜更かししてたらキテタ
GJ!!!
903名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 06:59:49 ID:YjnN5Pcf
GJ!
904名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 12:19:18 ID:4IgoUQU1
職人さん乙にょろ
905名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 17:49:34 ID:tT+kpVTO
GJ!!がんばってください 職人さん
906じょーたろう:2006/04/18(火) 19:48:43 ID:KEZ2Acgu
>>897続いてます。

まだまだ続きそう。まだ起承転結の起しか書けてない(´・ω・`)
907名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 20:41:06 ID:91seBHdx
GJ
908>>901の続き:2006/04/18(火) 22:08:09 ID:25OB+GXz
この寸劇も次回で終わります。
自分のもエロは結局ナシです。エロを期待していた人、スミマセン
909>>901の続き:2006/04/18(火) 22:10:07 ID:25OB+GXz
「※※※※病院・・・。ここだわ」

学校を飛び出してから30分。
あたしは岡部に言われた病院の前に立っていた。

「キョン・・・」

もう死んでしまったとわかっていても、もう一度キョンに会いたかった。
もうあたしに話しかけてくれることはないとわかっていても、もう一度キョンに会いたかった。

病院に入り、受付にいた看護士に事情を説明し、キョンの場所に案内してもらった。
その看護士によると、キョンの家族は今は病院を離れているそうだった。

「ここです」

人気のない廊下の奥、ある扉の前で看護士は足を止めた。

「ありがとう」
「それでは・・・」

あたしがお礼を言うと、看護士はさっさと来た道を戻ってしまった。

「・・・」

ドアに手をかける。
ドアノブを回すと、重たい扉がゆっくりと開いた。

「・・・キョン」

暗い部屋の真ん中で、キョンはねむっていた。
白い布をかぶせられて、線香の匂いに包まれて、本当に眠っているかのようだった。

ゆっくりとキョンの体に近づいて、キョンの手を握る。

「冷たい・・・」

前のキョンが持っていた暖かさはもうなかった。
910>>901の続き:2006/04/18(火) 22:11:01 ID:25OB+GXz
「なに勝手に、死んでんのよ・・・」

当たり前だけど、あたしの問いに対してキョンの唇が動くことはなかった。

「せめて、仲直りくらいしたかったわ・・・」

眠るキョンの頬に手を添えてつぶやく。

「だから、もう意味がないかもしれないけど、一応謝っとくわ。ごめんなさい」

あたしは淡々と独り言を続ける。

「お詫びもいろいろ考えてたんだから。でももうほとんど無駄になっちゃたわ・・・。死んだアンタにできるお詫び・・・。そうね、ありきたりでつまんないけど、アンタの分まで生きてあげるってことぐらいかしら」

そうよ。いつまでも悲しんではいられない。
突然終わってしまったキョンの人生。その分まであたしは強く生きてかなくちゃならないわ。
なぜならあたしはキョンが所属していたSOS団の団長、涼宮ハルヒなんだから!

「キョン、あたしはもう行くけど、最後に・・・」

眠ったキョンの顔に自分の顔を近づけて。

「大好きよ」

あたしはキョンの唇にキスをした。
現実世界、キョンとの最初で最後の口づけは冷たい死の味がした。

「死体とキスだなんて。涼宮さん、あんまりいい趣味とは言えな」
911>>901の続き:2006/04/18(火) 22:12:14 ID:25OB+GXz
「誰!?」

キョンの唇から離れて、後ろを振り返った。

「お久しぶりね、涼宮さん」
「朝倉、涼子・・・?」

そこにいたのは朝倉涼子だった。
一学期に引っ越し先も告げず、急に姿を消した委員長。
それがなんで今、こんなところにいるのよ。

「元クラスメイトの悲報を聞いて戻ってきた・・・じゃ、ダメかしら?」
「そういう言い方をするってことは違うんでしょ」
「ええ、違うわ」

あたしを見下したような笑顔が気にくわない。
朝倉は腰まで伸びる長い髪を揺らして、あたしの方に近づいてきた。

「確か引っ越し先はカナダだったかしら?」
「へぇ、あたしってカナダに行ったことになってたんだ」
「あんたの父親が電話したんでしょ?」
「あたしの父親!?父親かぁ・・・、おもしろいわね」

くつくつと朝倉は笑っている。ますます気にくわない女ね。
キョンとの最後の時間を邪魔した上に、わけのわからない事ばっかり言うし。
はっきり言って付き合ってらんないわ。
キョンとの別れはやっぱり悲しいけど、そろそろこの部屋から出ないと。

「まぁ、何が目的かは知らないけど、後は勝手にやって。あたしはもう行くから」

朝倉に背を向けてドアに向かおうとする。

「あら、それはダメよ。あなたには今からいろいろと付き合ってもらうんだから」

ドアがなくなっていた。
912>>901の続き:2006/04/18(火) 22:13:30 ID:25OB+GXz
「え!?あれ?ウソ、なんで?」

何?何よ、これ。
何であたしの入ってきたドアがないのよ!
何で壁しかないのよ!

「まあまあ、涼宮さん。少し落ち着いてよ」
「落ち着くって、あんた・・・。外に出らんなくなってんのよ!」
「あたしが今、ここにいる理由はね、あなたに良い事を教えてあげようと思ったのよ」
「いいわよ、今はそんなの。今、大切なのは・・・」

慌てるあたしのセリフに耳を貸さず、朝倉は言った。

「キョンくんはね、あたしが殺したの」

初めは何を言ってるのかわからなかった。
朝倉がキョンを殺した?
ウソをつくなら、もっとましな、それも笑えるものにしてちょうだい。

「ウソじゃないわよ。あなたの大好きなキョンくんを殺して、あなたがどう出るか調べたかったの」
「何言ってんのよ。キョンの事故はトラックの信号無視よ?赤信号の時にキョンが急に飛び出した!みたいな事故だったら、背中を押すとかいろいろ方法もあるでしょうけど、今回の場合は・・・」
「あたしがトラックを操ったのよ。あたしにかかれば、そのくらいの事はなんてことないわ」
「あんたね、この緊急事態にあたしを怒らせないでくれる?くだらない冗談はやめろって言ってるのよ、あたしは!」

イライラして声を荒げたあたしを見ても、終始笑顔の朝倉。
それに何ですって?トラックを操った?
今時そんな妄想は幼稚園児ですら言わないわ。

「まだ信じないの?じゃあ、そうねぇ・・・」

朝倉はそう言うと、腕を組んで何か考え始めた。
時々わざとらしく「う〜ん・・・」とか言ってる。
ムカつく。
913>>901の続き:2006/04/18(火) 22:14:48 ID:25OB+GXz
「決めたわ」

あたしの体がイライラによって震え始めた頃に、朝倉は動きだした。

「あたしがそういう力を持ってることを証明してあげる。実際に見せてあげるわ」

何よ、マジックでもやってくれるわけ?

「そうね、確かにマジックかも。ただし、消えたものは二度と戻ってこないけどね」

あっ、そう。で、一体何を消してくれるのかしら?
まさか、あたしとか言うんじゃないでしょうね?

「それもいいけど、そんなことしたらあなたをここに閉じこめた意味がないわ」

あたしは朝倉のその言葉に疑問を覚えた。

「閉じこめた?じゃあまさかドアが消えたのは・・・」
「そう、あたし。あ、証明する前にわかってくれたかしら?」

ハキハキと喋る朝倉の言葉が耳に入らなくなった。
朝倉には力がある。超能力みたいなものがアイツにはある。
ということは、さっき朝倉が言ったことは・・・

「・・・殺したの?」
「ん?何?」
「あんたがキョンを殺したのか、って聞いてんのよ!!!」
「だからそうだって言ったじゃない。話、聞いてた?」

悪びれる様子もなく、朝倉は言った。
914>>901の続き:2006/04/18(火) 22:17:00 ID:25OB+GXz
よくニュースで聞く「頭がカッとなった」って言うのはこういう事なんだろう。
頭に体中の血が昇っている気がする。

「許さない!あんた!絶対許さない!」
「すごい、すごいわ!彼を殺しただけでここまでの数値を出すなんて!もう3年前の数値を越してるわ!やっぱりあたしの予想は当たってたんだわ!」
「わけのわからないことを言うなああぁぁ!!」

あたしは朝倉に向かって突進した。
後先考えず、とにかく今は朝倉をぶん殴りたかった。

「ふふ、じゃあ、もっと怒らせたらどうなるのかしら?」

走り出したあたしに気付いているのかいないのか。
朝倉はまだ何か言っている。

「コレ、消しましょう」

そう言って、朝倉はキョンに手をかざした。

「!!!や、やめろ!!!」
「殺された上に消されるなんて。大変ね、キョンくんも。ま、火葬代とかかからなくていいかもね」
「やめてえええぇぇぇ!!!」
915>>901の続き:2006/04/18(火) 22:20:08 ID:25OB+GXz
叫んだときにはもう遅かった。
朝倉の手とキョンの体が光ったかと思うと、キョンの体はきらめく砂になってなくなっていた。

「キョオオオォォォン!!!」
「あははははは!すごいすごいすごい!もう3年前の5倍の数値だわ!あははははは!」

キョンの名を叫んだ後、あたしには突進する気力もなくなっていた。
足がもつれて無様に転ぶ。

「っくぅ!」
「あら?情報爆発が止まった・・・。でもこれだけの数値を記録すれば十分ね。あとは・・・」

ゆっくりと朝倉が倒れているあたしに近づいてくる。
あたしにはもう立ち上がる気力すら残ってない。
あたしを見下ろしている朝倉を、ただ見上げることしかできなかった。

「あなたを殺したらどうなるか調べるだけ」

気付くと朝倉は手にナイフを持っていた。

あたし、キョンの分まで生きるって決めたばっかりなのに。
こんなの、こんなの・・・
枯れたと思っていた涙がまた出てきた。

「さよなら、涼宮さん」



ピキッ


その瞬間、部屋全体にひびが入った。

「な、何!?」

そして一点の壁が完全に割れて、そこから何かが入ってきて、あたしと朝倉の間に立ちふさがった。

「ハルヒ!!!」

・・・え?
この声、この声は・・・

「すまん、遅くなった!」
「キョン!!」

死んだはずのキョンがそこに、あたしの前に立っていた。
916にょ ◆Z4nH.EB2uo :2006/04/18(火) 23:02:59 ID:wQKNyVXL
 ワッフルワッフル♪
917名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 23:23:13 ID:TPoU9dEC
GJ!!
続きが気になりすぎる
918名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 23:24:49 ID:AyFHKTBc
>>851
エロい!
GJ!
919名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 23:40:41 ID:Lg+EMIBp
続き!!続き!!
920127だった人:2006/04/19(水) 01:52:18 ID:zffe1pr7
お久しぶりです。およそ半年ぶりの書き込みであろうかと思われます。
このスレになってから書き込むの、多分初めてです。
もう覚えている方も少ないでしょうが、偽長門SSの続きです。
1章投下からかなりの日にちが経過してるので、ちょっとでも気になったら保管庫さんの方を参照ということで一つ……
921127だった人:2006/04/19(水) 01:53:50 ID:zffe1pr7
   <第2章>
 
  晩飯を食い終わり、妹とのシャミ争奪戦を終え(と言ってもシャミが俺の部屋に逃げ込もうとする
 のを妹が阻止しているのを見ているだけなのだが)、自分の部屋で落ち着く事が出来たのはもう
 すでに深夜と言っても差し支えない時間だった。
  さっき感じたデジャブの元をずっと考えていたのだが。以外にすぐに見つかった。
 あのハルヒが居なかった世界の長門だ。きっとユウキはあの世界とほぼ同じ長門だろう。
  なら、眼鏡をかけていても、部室に座っていたとしてもそれはいつもと同じことだから
 変には思わなかっただろうし。ならば、あの長門は俺を除いたSOS団全員と初対面、ということか。
 あの変な余所余所しさはそういう事だろう。この場合は好都合だと言える。
  双子という事にしているのに全員と顔見知りと言うのはハルヒに違和感を与えてしまうかもしれないしな。
 それに、あの世界の長門なら微妙にここの長門と性格も違ったような覚えがある。
  古泉が咄嗟に言った『双子』と言う単語。意外とピッタリだったかもしれない。
 見た目は全く同じ、だが性格が微妙に違う(気付くのは極一部のやつだろうが)。
 確かに姉妹と言うよりも『双子』と言った方が信用するだろう。
  それよりも問題はこれからどうするか、ということだな。
 取り合えずこのまま学校生活を送っても問題はなさそうだが………
 いつまでも長門が二人いると言うのは流石に良くはないだろう。
  ま、今の俺にはどうしようもないんだが。成るように成るさ。

  さて、このまま悩んでいても俺の貴重な睡眠時間が削られるだけであって、決して有意義な結論が
 出るわけでもなさそうだ。こういう時こそ早く寝るべきだな。きっと明日は忙しい。
 それも間違いなくハルヒのせいで。そのための体力を蓄えなくては。
 いつのまにか潜り込んできたシャミの頭を撫でつつ、明日の心配が杞憂で終わる事を祈りながら眠りに着いた。
922127だった人:2006/04/19(水) 01:55:05 ID:zffe1pr7

  一方、長門邸リビング―――
  わたしは長門ユウキ(仮称)に質問をしていた。
「一つ聞きたい。あなたはどうやってこの世界にやってきた?
 ここ最近で、時空の乱れは観測されてはいない。でも、監視者はあなたを見つけたのは、今日だった。
 時空の乱れを起こさずに、世界間の行き来の方法を知りたい。それとも、あなたはわたしの………」
  そこでわたしは言葉を濁した。これ以上先の言葉を発したくなかった。
 今までのわたしには考えられないことだったが、特に問題はないように感じる。
「あなたが何を言いたいのかあまり良くわからない。だけど、きっとあなたが思っているモノとは違うと言い切れる。
 でも、どうやってここに来たのかは不明。気付いたらあの場所に座っていた、としか言い様がない」
 情報統合生命体に確認を取る―――彼女の言う事は、今の状態ではおかしなところはない。
  ただ、気になることがあった。それだけは今のうちに確認しておかなければいけない。
「今から二つの質問をする。取り合えずそれだけは答えて欲しい」
 そう言ってわたしは彼女の目を見つめた。
 彼女もわたしの目を見つつ、こくりと頷いた。
「一つ目。あなたは、人間? それとも……?」
 あえて、インターフェースと言わずにぼやかした。
 なぜかこの単語を出す事を躊躇った。どうしてかは不明だった。
「………わたしはただの人間。それ以上でもそれ以下でもない」
 ―――人間。この時点で彼女がこの世界の住人である可能性はほぼ無くなった。
  わたしと言う固体は、この世界ではここにいるこの『長門有希』一人だけ。
 身体の近似値がほぼ100%に近い人物はこの世界上には一人も存在しない事は確認されている。
  だから、彼女は違う世界、または異なる時間の住人と言えるだろう。
923127だった人:2006/04/19(水) 01:56:18 ID:zffe1pr7
「二つ目。あなたは、何をしに来たの?」
  これが、今日一番聞きたいことだった。
 涼宮ハルヒがSOS団に団員として加える―――
  彼女は、無意識に自分に目的がある一般人以外の者、且つ敵意が無いものをSOS団に加入させている。(彼は全くの例外。)
 ということは、何かしら彼女に、あるいはその周辺に何か目的がある可能性が非常に高い。 
「………その質問に答える前に、一つあなたに聞きたいことがある」
 彼女は少し表情を変え、逆にわたしに問い掛けた。
「ここのSOS団は、いったいどういう集まり? わたしの知っているものとすこし違う気がする」
 彼女はさっきの部室の雰囲気でそれを感じ取っていたのだろう。
  わたしは彼女に涼宮ハルヒがSOS団を結成、そして今に到る簡単な経緯を伝えた。
  もちろん、わたしが世界を改変させたことや、雪山での館などの普通ではない出来事は全く伝えてはいない。
「……こちらのSOS団は、異能者の集まり、ということでいい?」
 わたしは、こくんと頷いた。一言で言い表せば、彼を除くほか4名は該当していたから。
「わたしのところのSOS団は、全員普通の人間だった。だれも特出した力なんて持っていない。
 ただ、SOS団結成の動機、メンバーの決め方等はほぼ同じ」
  わたしは再度頷いた。別に珍しい事はない。
 彼女の居た場所では、涼宮ハルヒの力があまり強くない。それだけのことだった。
  つまりは、ただの一般人。きっと世界中探し回ったとしても、特殊な力をもった者は現われる事はないだろう。
 彼女の居たところは、比較的この世界に近い平行世界と推測できる。
 ……どうやってこちらの世界に来たのかと言う謎は全く不明だけど。
「ただ、さっきの部室ので一つだけ、全然違うところを発見した。
 きっとわたしは自分の願いをかなえるためにここにやってきたのだと思う」
  自分の願い? 彼女は普通の一般人。だから、願いなんて持っていてもおかしくない。
924127だった人:2006/04/19(水) 01:57:19 ID:zffe1pr7
  否、持って居ないほうがおかしいのだ。そんな彼女の言葉を聞いて、わたしは願いを持てる彼女を少し、羨んでしまった。
「その願いは―――」
「―――!!」
 わたしは、その願いを聞いて、声を発することが出来なかった。


  翌朝。学校への通学中、ふと空を見上げた。そこには雲ひとつない、晴れ晴れとした空が広がっていた。
  だが、俺の心の中はこの晴れ渡った空とは対照的に真っ黒い雨雲に覆われていた。耳をすませば雷鳴が聞こえるかもしれないな。
 原因はついさっき、つまり今朝のことだ。
  それは、目覚まし時計が鳴る少しくらい前の出来事だろうか。
  俺は、レム睡眠真っ只中で身体が起床にむけて整えている状態だった。(多分)
 ところが、その快眠状態の俺の真上に我が妹が降って来たのだ。いや、ほんと。
 妹曰く。
「キョンくんがシャミを独り占めするからだよー。わたしにもシャミ貸してー」
 とのこと。いやいや、シャミを俺の部屋から連れ出すのは全く構わない。
 だが、どうして俺の上に飛び乗ってくる必要があるんだ!?
「キョンくんの向うにシャミが寝てるんだもん。で、キョンくんを跨いだんだよー?」
 お前はあれを跨いだと言うのか。明らかに飛び乗ってきたの間違いだと思うんだが。
「どっちでもいいじゃん、それよりシャミはー?」
 俺と妹とのやりとりがやかましかったのか、それとも妹の接近に動物的勘というものが働いたのかは解らないが
 いつの間にかこの部屋からの脱出を果たしていた。さすが狩猟動物。気配を消すのがうまいもんだ。
「むー、キョンくんのせいだからねー。シャミー? ごはんだよー」
 そう言いつつ嵐は去っていった。一体今何時だろう。かなりの時間が経っていると思うんだが。
925127だった人:2006/04/19(水) 01:58:29 ID:zffe1pr7
 果たして再度惰眠をむさぼることが可能なのか、否なのか。
  淡い期待を抱きつつも時計を見た。ほぼ同時に目覚まし機能が働いた。
 俺の貴重な睡眠時間が音を立てて崩れていった瞬間だった。その音とは目覚まし時計の音なのは言うまでも無い。
  そのことをただ単に引きずっているだけなのだが、ただの一男子高校生としては十分以上に気分を害する出来事であると言えよう。
  閑話休題。
  そんなくだらない事を思い返している内に学校に辿りついていた。
 靴を履き替え教室に入り、自分の席の後ろを見る………
  案の定、夏真っ盛りの太陽のように眩しく暑い笑顔で席についていたハルヒが目に入ってきた。
「あ、キョン! やっと来たわね」
 何だ、俺はいつも通りの時間に来たつもりなんだが。
「毎日来るのが遅いのよ。まあいいわ。それよりも、今日はユウキの歓迎パーティをするわよ!」
 歓迎パーティだ? 一体何をするつもりだ?
「その名の通り歓迎するのよ。それ以外に何かある?」
 いや、何も。お前のことだから他に何かあるのかと勘繰ってしまっただけだ。気にしないでくれ。
「そんな事言われて気にしないわけ無いじゃない! まあいいわ。あんたに付き合っててもしょうがないし。
 取り合えず、放課後。ユウキを連れて1時間ほどブラブラしてきて頂戴。その間にみくるちゃんと古泉君とで準備しとくから」
 長門はどうするんだ? 準備側にも連れ出す方にも入ってなかったような気がするんだが。
「さっき有希と話してきたんだけど、今日はちょっと用事があるらしいのよ。
 で、丁度1時間ちょっとで終わるらしいから終わってから合流する、って言ってたわよ」
 長門が用事? 珍しい事もあるもんだな。
「あんた、有希を何だと思ってるの? そりゃ有希にだって用事くらいあるわ。
 それよりも、キョン? ぜーったいにユウキにはナイショよ? もししゃべったりしたら罰金だからね?」
926127だった人:2006/04/19(水) 01:59:50 ID:zffe1pr7
 はいはい、解ってるさ。それに、話したかったとしてもあいつが何処にいるかなんて知らないしさ。
「それもそうね。そう言えば彼女、一体何処のクラスに編入したのかしら。このクラスじゃないみたいだし」
 さてね。こんな1週間の中途半端な日じゃなくて来週の頭にでもきちんと編入してくるんだろうさ。
 ちなみに、今日は週の真ん中、水曜日だ。
  ハルヒは、解ってるわよ、と呟きそれきり何も話さなくなった。原因は何て事の無い、
 担任が教卓に立っていたのだった。もちろん、転入生を連れることなく一人きりで。
 
  午前の授業の終了を告げるチャイムが校内に響き渡った時、事件は起こった。
「あ、弁当忘れた」
  朝のドタバタの所為で弁当を持ってくるのを忘れていたようだ。
 目の前の席に陣取って、自分の弁当箱を広げようとしていた谷口は、
「ご愁傷様。早く行かないとパンの一つも食えなくなるぞー」
 と、忠告なのか嫌味なのかどっちとも取れる発言をし、冷えたミートボールを口に運んでいた。
  この薄情者め。と、一言のこし、席を立った時だった。
 教室の入り口に一人の女生徒が弁当の包みを持って立っているのが目に入った。
 それ位なら良く見る光景である。他のクラスの女子でも来たのだろう。
  だが、その女生徒にはもの凄く見覚えがあった。というかほぼ毎日会っている。
 無口な読書少女、長門有希その人だった。
「どうしたんだ? このクラスに来るのなんて初めてじゃないか?」
 長門の姿に気付いた俺は、すぐに長門を出迎えた。
「………これ、よかったら」
 と、赤く染まった顔を隠すように少し俯きがちに言い、彼女はその手に持った弁当包みを俺に差し出した。
「………へ?」
  一瞬理解出来なかった。と言うか、まだあまりよく理解できていない。
927127だった人:2006/04/19(水) 02:00:41 ID:zffe1pr7
 長門が……俺に弁当…?
「あと、良かったら、一緒に食べても………いい?」
 と、少し首を傾げて伺ってくる長門さん。きっと俺の顔も赤く染まりきっている事に違いない。
  いい? とか、いきなり聞かれましてもですね。いや、いらないとかじゃないですよ?
 ちょうどお弁当忘れて困ってしまっていたもので……
 などと、何故か敬語で話している俺が面白かったのか、
「くすっ」
 っと、笑みを洩らしたのだった。
「何だか、あの二人夫婦みたいだね」
「キョンの奴……いつの間に………裏切り者め!」
  国木田と谷口の視線(主に谷口だろうが)が痛かった。この場にハルヒが居なかった事を幸運に思うべきだろう。
「長門、場所を変えよう」
  流石にそのまま自分の教室で長門と弁当を広げて食べるわけにも行かない、というか俺が耐えれそうにない。
「教室でも問題無い」
 というのは、長門の談。いや、そっちに問題なかろうがこっちには大有りなんだ。
 谷口や国木田に問い詰められるだけならまだしも、ハルヒが戻ってきた時の事を考えたら目も当てられない。
「どこに向かうの?」
 まだちょっと時期が早いが屋上に向かおう。今日は天気もいいし、居られない事もないだろう。
 こく、と長門は頷いた。
  部室でも良かったのだが、先程のハルヒの言葉がある。
 休憩中にも準備を始める可能性があるので、あまり近づかない方がいいだろう、という判断だった。
  屋上へ出た俺たちは、なるべく風が来なくて日当たりが良い場所に座った。
 冬は過ぎたが春はまだ遠い、そんな中途半端な季候のためだろう、俺たちの他には誰もこんなところには出てきていなかった。
928127だった人:2006/04/19(水) 02:01:35 ID:zffe1pr7
「やっぱり、まだちょっと寒いな」
「だいじょうぶ」
 そう言って、長門は少しはにかみながら弁当の包みを俺に手渡した。
「これ、あなたの分」
「あ…ああ、すまない……助かるよ」
 俺は心からの礼を告げ、そして、先程からずっと疑問に思っていたことを口に出した。
「なあ。長門はどうしたんだ?」
 長門はその言葉に一瞬身体を強張らせたが、すぐに普段通りに戻り、
「……今日はわたしが長門有希」
 とだけを告げた。そして、彼女は自分の分の弁当を取り出し、蓋を開け昼食を取り始めた。
  長門の表情を読むことに置いて、俺は誰にも負けない自身があった。そして、先程からの違和感。
 というか、あまりに不自然な長門の行動。つまりは、こいつは『長門有希』ではなく、『長門ユウキ』なのである。
「つまり、編入と言うよりも日替わり交代で『長門有希』を演じる、ということか?」
「…ちょっと違う。彼女は調べ物をすると言っていた。それが終わるまでの間、わたしは彼女の代わりに学校に通う事になった」
 様は影武者、ということだろうか。
 ……何だか羨ましいな。休みたいときに休めるってことじゃないのか?
「もちろん、今の間だけだけど」
 そりゃそうか。 …っと、そう言えば眼鏡はどうしたんだ? 昨日は掛けてたよな? 伊達って言うわけじゃないだろうし。
「コンタクト」
 と、一般的な答えが帰って来た。てっきり長門が視力矯正でもしたのかと思っていた。
929127だった人:2006/04/19(水) 02:02:35 ID:zffe1pr7
  そんな事を話しているうちに、長門ユウキ手作りの弁当を食べ終えてしまった。
 さて、そろそろ教室に戻ろうか。いくらいい天気だからと言って、半時間以上もこんなところに居れば身体が冷え切っちまう。
「…………」
 だが、長門は立ち上がろうとしなかった。座り込んだまま、俺の顔をじっと見つめている。
「どうした? 戻らないのか?」
 彼女はまだ立とうとはしない。それどころか、俺のズボンの裾を摘んできた。
「…………」
 そして、無言の攻撃。そんな自己主張を俺は振り払う事が出来ずに、彼女の隣へとどっかと座り込んだ。
「…身体が冷え切ってもしらないからな」
 長門は、一度だけ頷くと、俺の肩に頭をもたれ掛けさせた。
「な…ながと?」
「ちょっとだけ、このままで……」
  肩に掛かるその重みには、不快さなど一切なく、俺の心に温かみを与えてくれた。
 だが、それ以上にこっ恥ずかしさが俺の意識を占領していった。
  まだ春には遠い日の風は冷たかったが、今の俺たちには(少なくとも俺だけは)涼しく感じていた。

930名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 02:29:25 ID:mY6xBUOl
GJ!
931名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 07:20:56 ID:yCEcLKIP
どんなに遅くなろうとも、続きが書かれるのって嬉しいね。
次回も楽しみです。
932名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 07:51:52 ID:lhfbixNV
なんか最近朝比奈さん、長門に傾倒しすぎてハルヒに萌える心を忘れてた
ハルヒもいい女だしいいから出してんだよー。
誰もいない部室でハルヒに甘えられるキョンウラヤマシス・・・
933名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 08:56:11 ID:DzgugqZl
谷川流33 涼宮ハルヒ/学校を出ようetc.
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1145120478/944

944 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/19(水) 00:29:56 ID:1c6q376a
 先日、同じ学校に通うある男子生徒から電話がかかってきたのですが、受話器から聞こえてきた
とんでもない言葉に耳を疑いました。
「明日の午後の回と、明後日の初っぱな、俺とお前が組むようにしてくれないか?」
 彼は市内の探索を詐術を用いてでも私と行いたいと願うもので、とても私の観測対象に聞かせられる
内容ではありません。
 また彼はピンチになるといつも私を頼ってきます(元々の彼は頼れる性格をしています)。
 誘うなら誘うともっとはっきり言ってくれればいいのに、婉曲的表現につい沈黙してしまいましたが、
こういう所から二人が同じ歩調で歩き出すのかと思うと頬の辺りが緩んでくる気がします。
 そして当日、心地よい沈黙に包まれながら私たちは思い出の図書館へと向かったのですが、そこで私は
恐ろしい事実に直面しました。そこには未来人の少女が待ち受けている──そう利用されたのです。
 アリバイ工作のために職場の同僚を同行し、他の女と待ち合わせるという図式は浮気の構図そのもので、
その衝撃に呆然と立ち尽くしてしまいました。
 このような不安定な人間関係を内包した集団の中で気持ちに蓋をして過ごす毎日が非常に不安です。
 私たちはいったい何処へ進んでいくのでしょうか。

 対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェイス 3歳

934名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 12:34:45 ID:R4V4goDD
>>933wwww
935名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 17:13:35 ID:gFOxzNlf
>対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェイス 3歳

工エエエェェ(´д`)ェェエエ工

>>929
127氏お久しぶり&グッジョブです!
936名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 17:43:25 ID:WNvi4yt+
>>935事実です。でも精神年齢は507才です
937名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 17:47:03 ID:R4V4goDD
>>936エンドレスサマーだな
938名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 23:07:04 ID:6wnq2iEi
      ,'/    / .ハ ヽ ヽ:.:.:.:. ヽ::.. ヽヽ :.
     :. |i .i i  .i /  ヽ ト 、 \、:.:.:. ',:.',:.:.lヽ}
       |i .i l  :N_, -弋 \弌弋ナ:}:.:}
    :. |i∧ ', :{ ,ィjモト \  イjミトイイV :.  な…
       .|  :メヽ.', `ozZ}      izN。ハ::{     なんなんですか?
      :. |  :ヾ_! ゝ "゙゙    '  `゙ ハ.:', :.   ここ、どこですか?
      |  :.:_イ .:.ヽ.   (二フ , イ :.:.:!:.ヽ     なんであたし
   :.  / rィイ | :.:.ヽ: >r/`<ノ .:.::.}ヽ、\:.   貼られたんですか?
      / ∧l;l ! :.:.:.://{二 ̄ .} ..:..::リ//ハ.:\
 :.  / .{. ',ヾ、ヽi .:.:.{ /(^`  |.:.:.:.//: : :.}: . ヽ.:.
939名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 23:13:39 ID:Wkr6Jz5y
長門も精神年齢50歳くらいのときは、よく笑って人間らしかったのにね。
また元の感情のない女の子に戻ってしまったよ。
940名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 23:53:17 ID:7Xbk4DkT
鶴屋さん分が不足してると思うので誰か書いてくれー。
941名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 00:33:45 ID:oH8OUlC6
第4章では学校SS無かったな……
942名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 00:37:18 ID:NlfYthxa
夏コミでみくるがハルヒに犯されるエロ同人出ないかなー?w
943名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 00:41:00 ID:40P+Jtgi
>>941
そうだなあ。
真琴×ユキちゃんはもう望めないのだろうか。
944名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 06:57:40 ID:isVaEFEY
そろそろ次スレか
スレ名に作品名も入れた方が良いと思うんだがどうだろうか?
945名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 07:16:30 ID:zYZXGB4t
>>944
 アニメが始まった分「ハルヒ」で検索かけてくる奴も多いだろうし、入れた方がいいと思う。
946名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 09:37:32 ID:biHuvv5x
単体で立ててるアフォがいるだろうと思ったらやっぱり居た。

涼宮ハルヒのエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145356909/l50

タイトルも>1もアレだし別に立てた方がいいような気がする。
947名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 12:23:53 ID:pxg2fpi5
丁度いい時期だし乗っとるか
948名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 12:36:38 ID:PFKMdQSN
次スレ議論か……
なんだか懐かしいな。
949名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 12:51:31 ID:cDVx2kMd
>>943
学校でもハルヒみたく派閥間の抗争とかしてみたいものだ。

次スレは
【涼宮ハルヒ】【みくる】谷川流 第5章【長門】
はどうだろう。

冗談デスヨ。
950名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 14:41:17 ID:ZERkEKI7
【鶴屋さん】【キョン妹】谷川流 第5章【森園生】

前スレみたいに
【ハルヒ】【学校】谷川流 第5章【イージス】
は?
951名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 16:23:55 ID:7SO0Cwsi
【涼宮ハルヒ】【みくる】谷川流 第5章【長門】

これでいいじゃん
952名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 16:25:34 ID:f1lYxnlQ
個人的に【みくる】は入れてほしい
953名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 16:27:56 ID:OGdkScQE
作品名で検索するだろうから 
【涼宮ハルヒ】【学校】谷川流 第5章【イージス】
じゃないか?
954名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 16:53:07 ID:Cd6eiEJs
いやいや
【涼宮ハルヒ】【みくる】【長門】谷川流 第5章【イージス】
だろ
単発でやってくるやつにも確実にHITするぞ
955名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 17:06:28 ID:oe1fMjb/
谷川流スレッド設立に伴う所信表明

我がスレッドでは、谷川流作品のSSを広く募集しています。
過去にエロいSSを書いたことがある人
今現在、とても萌え萌えなSSを書いている人
遠からず、すばらしいSSを書く予定がある人
そういう人が居たら、このスレッドに書き込むと良いです。
たちどころにレスがつくでしょう。
ただし、他の作品のSSでは駄目です。
谷川流作品じゃないといけません。注意してください。
956名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 17:06:51 ID:MBsKurD8
>>954 学校やボクのセカイも入れてくれ
957名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 17:37:54 ID:xwCubwI0
【鶴屋】【キョン】【涼宮ハルヒ】【みくる】【長門】谷川流 第5章【イージス】【学校】【ボクのセカイ】
コレならどうだ
958名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 17:46:40 ID:TArSBTAF
>>957
長すぎだろ
【涼宮ハルヒ】【イージス】谷川流 第5章【学校】【ボクのセカイ】
コレでどうよ
959名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 18:10:44 ID:ZERkEKI7
>>958
BBS_SUBJECT_COUNT=48
だからそれでも文字数オーバーだね
960名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 18:27:26 ID:j2GROBkI
【長門】谷川流 第5章【涼宮ハルヒ】

アニメ組はハルヒキャラだけで十分だろうし
それ以外の谷川作品ファンは谷川で検索掛けるだろうからこれで良いよ
961名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 18:32:32 ID:MBsKurD8
>>960
その理由ならなんで【長門】がトップに?
962名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 18:32:56 ID:j2GROBkI
俺の趣味
963名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 18:36:33 ID:pw/76zrN
んじゃ俺立ててくるっす。しばし待たれい。
964名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 18:41:31 ID:ZERkEKI7
>>963
どの案で行くつもりなんだ?
965963:2006/04/20(木) 20:00:34 ID:pw/76zrN
新スレhttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145528972/l50

個人的折衷案で。ほんとは【光速の寄せ】を入れたかったんだけどね。
966名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 20:06:33 ID:7SO0Cwsi
学校へ行こうはこのスレになってから一回も作品が投下されてないわけだが…
967名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 20:08:35 ID:vRYvHMDo
釣り?
968名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 23:14:52 ID:Cd6eiEJs
ていう事は作成中の神は前書いたやつの途中もそっちもって行ってそこでまた開始
って事か?
969名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:22:40 ID:iR8XYCfr
>>968
保管庫が補間してるから必ずしもそうする必要は無いかと。
ただ即死とか考えるとそうしてもらった方が助かるかも。
という感じでは?
970名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:24:34 ID:iR8XYCfr
というか意味をはきちがえてたようだ。酔ってるかな少し。
971名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:25:05 ID:MAQmcciF
どう突っ込もうか考えてたところだ。
972名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 01:12:10 ID:M+ZwdpWu
ツっこむならやっぱりバックからだな。
973名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 03:23:04 ID:i2eYXZrc
うめ
974名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 06:11:55 ID:gdKrFl+6
削除人さん作業早くて助かる
975名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 14:09:29 ID:GvvRpKoF
なんか3話の冒頭だけ観ると、キョンと朝倉が付き合っているように見える。
976名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 15:41:42 ID:5oqyuagV
じゃあ、キョンがいつもハルヒといるから嫉妬狂って包丁で・・・って事か?
977名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 19:55:15 ID:TaIzI+RK
なんで嫉妬に狂った女の人はよく包丁を持ち出すんですか?
978名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:08:12 ID:l4UQ59dn
うめ
979名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:09:10 ID:l4UQ59dn
うめ
980名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:09:43 ID:l4UQ59dn
うめ
981名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:10:33 ID:l4UQ59dn
うめ
982名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:11:09 ID:l4UQ59dn
ume
983名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:12:02 ID:l4UQ59dn
うめ
984名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:14:35 ID:5wBkxqrn
うめ支援
985名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:29:40 ID:5wBkxqrn
うめ
986名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:31:29 ID:Qnz6Ocks
やっさいもっさい
987名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:36:20 ID:5wBkxqrn
はっちゃけぶっちゃけ
988名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:45:22 ID:5wBkxqrn
うめssssssssssっさ
989名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 22:05:11 ID:udG4a0Kv
>>977
武器は使い慣れているもののほうがいいだろ?
990名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 22:26:39 ID:rsxEqqcS
1000間近ということで一回やってみたいことがあった。

1000 ま で に ハ ル ヒ と 主 従 関 係 の 逆 転

ということで実際にやってみることに。
放課後のいつもの部室…部室にはハルヒしかおらず他の面々は用事とかで当分来ないそうだ。
犯るなら今しかない!
俺は後ろ手に部室の鍵を閉めるとハルヒを後ろから羽交い絞めにした。
「え?!なに?!ってこの馬鹿キョン!一体何してくるんのよ!」
じたばた暴れているが関係ないね。今日の俺は一味違う。
そのままいきなり唇を奪う。そのまま舌を絡め取り十二分にハルヒの口腔内を蹂躙した。
もっとじっくりと味わいたいがあいにく1000まで時間がない。
とっとと次のステップに進むことにする。
991名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 23:54:14 ID:ZO7CxGlP
「ちょっと!キョン!!こんなことしてただで済むと思ってるの!!?」

顔を真っ赤にしながらも俺を睨みつけてくるハルヒ。相変わらず五月蝿い女だ。
俺はその五月蝿い口をキスで塞ぎ、下の口をチ×コで塞いでやった。


「うあっ!!あっ、ああっ、ふああっ!!!!」
案外すんなりと入ったな。この淫乱女め、キスだけでこんなに濡らして恥ずかしいと思わないのか。

「うっ、ううっ、…ぐすっ。酷い、キョン…」
992名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 00:30:30 ID:uBiI1VGH
wktk
993名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 00:51:20 ID:tWEhKKQg
「キョンと呼ぶな!ご主人様と呼べ!」

俺はハルヒのけつを思いっきりひっぱたいた。

「ひぃ!やめてってば!ねぇちょっと!」

「まだ口の利き方がわかっていないようだな。」

パンパンパンパン…

「痛い!痛いってば!お願いだからやめて…」

「お前…さっきよりも締りがよくなってるぞ。けつたたかれて感じるなんてとんだマゾ豚だな。」

パン!

「ひ!お願い…もう痛い事しないで…」

「ならゴニョゴニョ…」

「そ、そんなこといえるわけないでしょ!」

「ほう…まだたたかれたりないのか。」

「わ、分かったわよ..言えばいいんでしょ言えば!」
994名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 00:51:25 ID:XWdH1dH/
1000が近い
995名無しさん@ピンキー
「わ、私涼宮ハルヒはけつをたたかれて感じる、い、淫乱なマゾ豚です…
こんな私にどうぞお仕置きをしてくださいぃ!!!」

「そうかそうか。ならたっぷりお仕置きしてやらないとな。」

「え?!は、話が違うじゃない!」

「自分で言っておいてなにいてるんだこのマゾ豚!」

そう言い放つと俺は容赦なくハルヒの膣を蹂躙しまくる。

「ひゃあ!ふぅあ!ああぁあ!!」

あっという間に達してしまった。やっぱりこいつは真性の淫乱のようだ。

さてこれからどうしてくれようか…