EDが烈火聖魔形式だったらなぁ…まぁそれでもこの2つに比べれば封印は恋愛要素が薄い方だったけど。
その辺はプレイヤーが各々で補完するしかあるまい。
「ウ、ウェンディ……正気に…………うわっ!!」
「………………」
ムダとは知りつつも、ロイは必死にウェンディに呼びかけた。が、『バサーク』の魔法に囚われた重騎士は、
槍の一撃を次々とロイに繰り出してくる。彼女が槍を突くたびに雨滴が撥ね飛んで、間一髪かわしているロイの
頬にかかった。
(声は届いてるはずなんだけど……)
ウェンディの側面に回りこむ運動を繰り返しつつ、ロイはセシリアの抗魔法術の講義を思い出していた。セシ
リアいわく、『バサーク』の魔法にかかった人間は各種の感覚が増幅され、かつ暴力的な衝動が止まらなくなる。
その一方で本人の意識は保たれるので、自分が手当たり次第人や物に斬りかかるのをなすすべも無く見ているし
かなくなる……
要するに今のウェンディの状態は、彼女の意思に(たぶん)反してロイを攻撃しているもので、彼女自身それ
が分かっていながら身体の動きをどうすることも出来ないということなのだ。治療法は、魔法の効果が切れるま
で放置するか、『レスト』の杖で治すかの二つだけだ。が、今の状況ではどちらも期待できない。
(…………待てよ)
正確に心臓を狙った刺突をかわしつつ、ロイはもう一つ選択肢があることを思い出していた。いや、本当にこ
の方法は『レスト』の代わりになるのか。何しろさっきエレンから教わったばかりで、ロイ自身確かめた訳では
ない。いや、確かめはしたが結果は不明、と言った方がいいのだが……
しかしロイがウェンディを斬り伏せる訳にいかない以上、他に選択の余地はなかった。意を決した彼は回避運
動を停止し、あえてその場に突っ立って、ウェンディの必殺の一撃を誘う。
「…………あ……」
少女の意識の正常な部分が、必死に身体の動きを止めようして発した叫びなのだろう、小さなうめきが彼女の
口から漏れた。が、『バサーク』の魔力を破ることはできず、恐ろしい速さの突きがロイの胸めがけて繰り出さ
れる。ロイはその瞬間を待っていた。彼は幼少の頃のマーカスの教えを思い出しながら、重心をつま先に移動さ
せる。昔聞いたマーカスの声が、ロイの頭の中に響く。
(槍に対しては絶対に引いてはなりません。追われて防戦一方になるだけですぞ……)
ロイはギリギリまでウェンディの槍先を引きつけ、素早く左斜め前に飛び出した。
(刺突に対しては、左にかわしつつ前に出る、これしかございません。敵の槍を右の脇腹と腕で挟み取るおつ
もりで、思い切って飛び出すのです)
マーカスとの稽古では、何度も稽古槍で胸を突かれて地面に叩き伏せられたものだ。うつぶせに這うロイの尻
を槍の石突で軽くつつくマーカスが、老顔になぜかいつも「えもいわれぬ笑み」を浮かべ、腰を妖しく前後に揺
らしていたのが気になったが、ともかくもその鍛錬のおかげで、今この瞬間、魔法に囚われた仲間の槍を紙一重
の差でかわせたのだ。
(手元に付け入られれば、槍の長さは長所から短所になります。こうなるとどんな名人であっても槍を手繰ら
ねばならなくなり、そこにどうしても隙が生まれ……あとは、お分かりですな?)
初めて老騎士の槍をかわして剣の間合いに入れた時、マーカスはロイの耳元でささやいた。妙に熱っぽく、耳
元に息を吹きかけるようなささやきだったが、ロイはあの時の教えを忘れていない。
「ごめん、ウェンディ!」
ロイは見事にウェンディの槍をかわして、彼女の懐に飛び込んだ。そして重騎士が反射的に身体を退こうとす
るのに合わせて体当たりし、雨で濡れる石畳の上に押し倒した。
「………………!!」
「ごめん……ちょっと、縛るから……暴れないで……」
ロイは少女の槍を奪い取り、もがく腕を押さえつけて、ウェンディをうつぶせにさせる。そして手早く腰の小
嚢から包帯を取り出して、彼女の腕を背中で縛り付けた。
「…………!!…………ぅ……!!」
「だ、大丈夫?……とにかく、ここじゃ雨で濡れるから……そこの小部屋に……あいたっ!!」
うつぶせに拘束したウェンディを助け起こした瞬間、彼女は強烈なまわし蹴りをロイに喰らわせた。が、両手
を後ろ手に縛られている状態で、しかも雨で滑る石畳の上での蹴りは無理がある。彼女はそのままバランスを崩
し、もんどりうって倒れてしまった。
「いたた…………ウェンディ、大丈夫……じゃないみたいだね……」
重騎士の少女は頭を打ったのか、気を失っている。ロイはとりあえず彼女の身体を覆う重い鎧を外して、担げ
るようにした。この露天広間にも、下の階層と同じように小部屋がある。とにかくそこに入ろう……
(で……どうすればいいんだろう……?)
気を失ったウェンディを小部屋に引きずり込んだロイだったが、そこから先について途方に暮れていた。とに
かく明かりのカンテラを探し出して火を灯し、小部屋を明るくして、敷物の上でうつぶせにされている重騎士の
少女を観察する。
部屋に運び込むために、桃色の鎧は外して部屋の片隅にまとめてあったが、甲冑をまとっていない彼女を見る
のは初めてだった。リリーナのそばに侍るウェンディは常に重い防具に身を固めていたが、戦場以外の場所では
頭部をさらしていたので、彼女の生真面目な顔はよく見知っている。すみれ色の短い髪は今は雨に濡れているが、
普段のその髪はさらさらしていて、よくリリーナにうらやましがられていた。
(…………)
鎧を外された彼女は、黒がかった茶色の厚手のシャツと同色のリネンのタイツだけの姿で伏せている。彼女の
ずんぐりした甲冑姿を見慣れたロイにとっては、そのすらりとした体型は意外だった。硬い鎧から肌を護る厚手
のシャツは、濡れて肌に貼り付いていても身体のラインを隠している。が、問題は下半身の方だった。
男の騎士は、頭部や胸部と同じ位股間の防御に気を使う。マーカスも、「鎧に身を固めた相手を倒す最後の手
段は、ここですぞ……そう、そこ……う……おほっ!そ……そこを一息にお突きなさるのがあああ!」とロイに
木剣で自分の股ぐらを突かせながら教えてくれたものだ。が、オスティアには女騎士の股間を狙うような不心得
者はいないらしい。彼女の下半身の防具はごく簡単なもので、必然的にその下に身に着けているタイツも……
(……下着のライン……見えてる……よね……?)
思わずロイが彼女のうつぶせのお尻を凝視してしまった程、薄手のものだった。重い鎧をまとっても機敏な動
きが出来るように鍛錬された彼女の腰は、横よりも縦に盛り上がっている。そして、雨で濡れたタイツがぴった
りと肌にまとわりついているせいで、下着のラインがくっきりと浮き出てしまっていた。さっきのエレンとは逆
のパターンだ。
白い僧服越しのエレンの肢体を思い出したロイは、頭をぶんぶん振って妄念を追い払ったが、それでもウェン
ディの臀部から目が離せない。それに、彼女を「治療」する必要もある。ロイは苦しげに呼吸する少女の顔に口
元を近づけ、ささやいた。
「ウェンディ、ごめんね……味方を傷付けさせる訳には、いかないから……」
仮にその声を少女が聞いていたとしても、これからロイがする行為と同士討ちの危険にどんな関係があるかは
絶対に理解できないだろう。ロイはそう分かっていたが、それでもやるしかなかった。彼はうつぶせに横たわる
ウェンディの腰をぐいっと持ち上げて、尻だけ突き出させる格好にする。
「…………う…………うっ…………?」
男に腰を抱かれて、ウェンディは意識を取り戻したらしい。が、まだ半分しか目覚めていないらしく、『バサ
ーク』の効果は現れていない。
「ウェンディ、じっとしててね……」
ロイはそうつぶやくと、目の前に突き出された豊かな丸いヒップを愛撫し始めた。さっきよりもはっきりと浮
き出している下着のラインを、指先でつつっとなぞる。四つんばいよりもさらに尻を突き出した体勢のせいで、
彼女のお尻の肉は濡れた黒い布地からはちきれそうになっており、その双丘に下着の筋が走っている。腰のくび
れの下から始まるラインは、丘のもっとも盛り上がった部分を斜めに横切り、股下の秘密の渓谷に向かって流れ
落ちていくが、ロイは左右同時にその線をなぞっていった。
「……ふっ……あ…………は……ぁ……ぁ……」
ウェンディの吐息が、少しずつ大きく、切なくなってくる。ロイは、眼前で揺れる大き目のお尻への愛撫を続
けながら、自分の男性が徐々に充血し始めていることに気付いていた。
「……はぅっ…………あっ……や……ああんっ!」
少女のみっしり詰まった尻肉を、ロイはぎゅっと掴んだ。まるで水気の多い果実を握り潰した時のように、ウ
ェンディのタイツと下着にしみこんでいた雨水がにじみ出して、ロイの指の間から垂れ落ちていく。濡れた繊維
越しの柔肉の感触を貪りながら、ロイは泥をこねるような手つきで彼女のお尻を揉みしだいた。
「うっ、はあ…………あ……はうぅ……う…………」
ウェンディの喘ぎには湿り気が混じり出し、彼女は太ももを擦り合せるようにして腰をもぞもぞと動かしてい
る。『バサーク』の魔法には、性感を増幅する効果もあるのだろうか?ロイは少女の腰の動きに胸を騒がせなが
ら、いきなり丸い果肉に歯を立てて噛み付いた。
「…………っつ!!うああっ、あううう゛っ…………っ!!は、あ…………くううっ!!」
重騎士の少女は腰をくねらせて逃れようとするが、少年は強引に彼女の腰を抱き寄せつつ、みずみずしい尻肉
にかぶりついて離さない。口いっぱいに肉を含んで噛みしめると、服にしみ込んだ雨水と少女の悲鳴がしぼり出
される。ロイは雨水をすすり上げながら、ヒップの割れ目に鼻筋を押し付けて上下にぐりぐりと押し付けた。
「ひああ……あうっ!!あ、いああ、ふああ……ああ……っ!!」
ウェンディは濡れたすみれ色の髪を踊らせながら上体を悶えさせていたが、ロイの腕に抱きかかえられた彼女
の豊かな腰は、少年の苛烈な愛撫がもたらす刺激に痺れていた。その刺激がただの痛みでは無いことは、彼女の
口から漏れる叫びの甘さが物語っている。
ロイは顔を上げると、少女のタイツを少しだけ引っ張った。湿って肌に貼りついた黒い布がずり下がり、彼女
の腰のくびれの下部が少しずつ露わになっていく。
「え……あ…………やぁ…………ああ……」
ウェンディが抗議するような吐息を漏らす。激しい愛撫を止めたのが不満なのか、それともついに衣服を脱が
されることに抵抗しているのか。ロイは少女のタイツと下着をじらすようにずり下げていき、尻の割れ目が見え
るギリギリのところで止めた。
「…………ひゃう…………ひっ……んん……っ」
微妙な位置で止められ、ウェンディは腰を縦にもぞもぞと動かした。「元に戻して」とも取れるし、「恥ずか
しいから脱がせるなら一気に」とせがんでいるようにも取れる。ロイはそのどちらもせずに、むき出しになった
割れ目の上にある三角地帯―「仙骨」のあたり―を、そっと指先でタッチした。
「!!!」
性感の集中地帯を触られたウェンディは、びくんっと文字通り腰を浮かせた。ロイは触れるか触れないかとい
う絶妙な力加減で、白い肌の下の神経を刺激していく。とんとんと指先でノックし、指の腹で雨滴を塗り広げる
ように円を描き、軽く爪を立てて……
「うあうっ…………ああ……んっ!!はうぅ、きゃあああんっ!!もう、もっ……うっ…………!!」
背中で縛られた少女の腕がむなしくもがく。彼女の太ももはぶるぶると痙攣し、露わになっている腰のくびれ
がカンテラの炎に照らされて妖しくくねっている。ロイは右手で敏感な三角地帯への刺激を続けながら、左手で
彼女のタイツと下着を静かに、しかし一気に引きずり下ろした。
「……っ!?………きゃああああ!!そんっ…………や、あ、ああああああっ!!」
腰を高々と突き出した格好のまま局部をさらされ、ウェンディは悲鳴をあげた。ロイはその嬌声を消すかのよ
うに、思い切り彼女のむき出しのお尻を平手打ちした。肉を痛打する音が小部屋に響く。
「きゃあんんっ!!!ひあ、いやああっ!!あ……あああんっ!!」
手の平全体を使って、びたんと派手な音を立てて大きくて可愛らしいヒップを打ち据える。かと思うと、横か
ら浅い角度で左右の尻を何度もひっぱたく。重騎士の少女の白いお尻が、たちまち朱に染まっていった。
「きゃうっ!!あぐっ!!んああ、いやっ…………っ!!」
柔肉が打撃でぷるぷる震えているお尻の下で、ウェンディの初々しい秘裂ははっきりそれと分かる位充血し、
透明な液体をにじませていた。魔法のせいなのか、あるいはもともとお尻が性感帯なのか、彼女は歓喜の滴を膣
奥からしたたらせている。
(もう、いいかな……?)
ロイは屹立した自分の男性自身をそっとズボンの合わせ目から取り出すと、慎重に少女の秘所に先端を押し当
てる。『バサーク』の魔法を解く作業の総仕上げとしてはいささか後ろめたい方法だが、ロイはウェンディの真
っ赤に染まった尻肉をぎゅっと掴んで引き寄せた。
「ふあ…………あ…………」
「ウェンディ……いくよ……」
生真面目さの塊のようなこの努力家の少女に、男性経験があるとはロイには思えなかった。彼女の初めてを奪
うのだと考えた瞬間、彼の先端がビクンと脈打つ。
「ごめんね……」
ロイは、こんな形で処女を失う少女に哀憐の情を覚えたが、魔法の効果で初めての痛みが薄らぐことを祈りな
がら、ゆっくりと彼女の膣に挿入していった。
「…………っ!!……う、はあああああああっ!!」
上体を反らせて、ウェンディが悲痛な叫びをあげる。ロイはまだ先端を潜り込ませただけだが、彼女の膣壁は
十分湿っているにも関わらず、ひどく硬い。ロイは少女の尻を揉んでいた手を離すと、彼女の腕を縛っていた細
縄を解いた。そして上体を倒して彼女に覆いかぶさり、彼女の脇に手をつく。
「はあ……っ!ああ……うあん…………んんん……」
「ウェンディ……大丈夫だから……」
彼女の耳元で、ロイは優しくささやいた。雨に濡れた彼女のすみれ色の髪が、彼の鼻先をくすぐる。ロイは彼
女の耳たぶを髪ごと甘噛みすると同時に、一気に肉刀を膣奥まで突き込んだ。
「…………ひああああっ!!!うあっ、ふあああ…………っっっ!!」
凄まじい締め付けがロイの男性自身を襲う。少女の肉孔は、侵入した「男」を喰いちぎりそうな勢いで締め上
げるが、同時におびただしい体液を分泌してロイを濡らした。ロイは少しだけ腰を動かしながら、ウェンディの
シャツをまくりあげて、彼女の胸をまさぐる。
「ふあああ、いやっ……むねは……だ……あ…………っ!!」
ウェンディは自由になった手で少年の手を引きはがそうとするが、ロイはかまわず少女の胸を撫でる。彼女の
胸は、年齢から言っても未成熟―はっきり言って貧乳―で、彼女が劣等感を抱くのも無理は無い。お尻は素晴ら
しく魅力的なのに……
「ごめんね、ウェンディ……でも、可愛いな……」
ロイは彼女の小さな乳首をくりくりと指先でもてあそびながら、首を伸ばして彼女の唇にキスした。
「…………っ!!」
おそらく初めてのキスだったのだろう、ウェンディの紫の瞳が驚きに見開かれる。よく考えると、キスより先
に処女を奪うというのもかなり邪道な振る舞いだが、かえってそれがロイを興奮させた。片手を彼女の顔に回し、
自分の顔に押し付けるようにして、さらに濃厚なキスを交わす。
「むぅぅっ…………!!ぴじゅっ……む…………むぐっ…………んふう……」
いきなり舌を挿入され、少女はびくっと身体全体を震わせた。が、間もなく従順に少年の温かい舌を口中に受
け入れて、自分の舌をぎこちなく絡めようになっていく。あふれた唾液が、少女の柔らかなあごを伝って床の敷
物に垂れ落ちた。ふたりの間で同じ快楽が共有されていくに従い、ロイの腰は無意識のうちに速く、大きく動い
ていき、ウェンディの肉孔も徐々になじんでいく。
「……むうー、むうううーーっ!!……んんっ、ぷはっ…………あ……あああっ…………ふあ…………」
ウェンディは切なげに喘ぎながら、ロイの肉剣がもたらす衝撃を受け止めている。硬ささえ感じた彼女の肉孔
は今や濡れそぼち、締め付けばかりでなく収縮もしてロイの男性を刺激していた。少女の「初めて」の痛みは消
えて、酔うような快感に変わっている。『バサーク』の魔法がなければこうはならなかっただろうが、果たして
それは彼女にとって幸せなことだったのだろうか、とロイは内心でつぶやいた。
「いいっ、きもち、いいですっ、ああっ、はあああああっ!!ロイさま……ああっ!!」
ウェンディは自分からも大きな腰を動かし始め、大胆にもロイの顔を引き寄せて自分から唇を押し付けてくる。
ロイは彼女の情熱的なキスに応じながら、一層激しく腰を突きあげた。今はとにかく彼女を魔法から解放するこ
とが大切であり、そのために自分ができることを精一杯やろうと決心し、両腕でぎゅっと彼女の身体を後ろから
抱きしめた。
「うむう…………ちゅぷっ………………んんっ…………あ、ああ……もっと……もっと…………」
彼女の性格そのままに、肉襞が丁寧にロイに貼り付いて、むき出しの男性を粘膜が入念に包み込む。初めての
ぎこちなさを懸命に補おうとするように、時々不意にきゅうっと肉孔が締まって、ロイの性感を高めていく。ロ
イは興奮に息を荒くしながら自分の上着をまくって腹部を露出させ、彼女の大きなお尻の肉に触れさせた。濡れ
た肌に包まれた柔らかい尻肉の感触が下腹部を刺激し、ロイは思わずぶるっと背を震わせた。そしてもっとその
感覚を味わおうと彼女の尻を突き出させた時、突然ウェンディは吼えるような快楽の叫びをあげた。
「う……ひっ……いああああああっ!!うあ、だめっ、ロ、イ、さ……いやあああああ〜〜〜〜!!」
ウェンディは顔を敷物に擦り付け、必死に性の歓喜の爆発に耐えようとしていた。ロイの胸の下で、黒いシャ
ツに包まれた背中が大きく何度も波打つ。ロイは少女の背中に手を入れて、背骨のあたりをつつっとなぞりなが
ら、肉の剣を存分に振るってウェンディの最も感じる箇所を容赦なく責めた。
「〜〜〜〜〜っ!!!いやああ〜〜〜〜、もう……もう……っ!!あっ、ひゃううっ!!ゆるしっ……リ、リ
リーナさまぁ……お、ゆる…し……ぃやあああっ!!!ロイさま、ロイさまあああああっ!!」
少女の子宮が痺れるように震えるのをロイは勃起の先端で感じつつ、震える彼女のうなじにぴったり唇を押し
当てる。その瞬間、少女の中で何かが爆発した。
「だめぇ、わた、し……っ!!リ、リーナ、さ…まっ………もう、し…わけ……あ、ああああああああっ!!」
ロイに後ろから抱かれたまま、重騎士の少女は絶頂に達した。全身が激しく痙攣し、やがてぐったりと床の敷
物の上に倒れこむ。ロイは最後の一突きを震える子宮に見舞うと、ゆっくりと己自身を引き抜いた。そして足元
までずり下げられていた彼女の黒いタイツを、ぶるぶる震える大きなお尻に元通りに履かせると、その盛り上が
ったヒップに勢い良く射精した。
「…………ふ……あ………………ああ……あつ…ぅい…………」
虚ろな声でウェンディが喘ぐ。黒く濡れたタイツに白い濁液が次々と降りそそぎ、丸いお尻のラインをゆっく
りと垂れ落ちていき、ロイの射精が終わる頃には、彼女のむっちりしたお尻を包む黒いタイツは白くまだらに染
められている。彼女の突き出された腰が、ゆっくりと床に崩れ落ちた。
「……ウェンディ……?」
ロイは荒い息を整えながら少女に声をかける。半分忘れていたが、『バサーク』は本当に解けたのだろうか?
それと、なぜ絶頂に達した時にリリーナに許しを乞うたのか……?
しかしウェンディは、恍惚の微笑みを浮かべたまま眠っていた。どうやら魔法からは解放されたらしい。
(……そう言えば……)
彼女の笑顔を見るのは初めてだったとロイは衣服を直しながら気付いた。彼女は常に真面目で緊張した表情し
か顔に出さない。また貴重な戦力が一人減ってしまうが、それでも彼女はこのまま寝かせておこうとロイは決心
して、そっと小部屋を出た。雨はまた激しくなってきている。
強い雨の中一気に階段を駆け上がり、ロイは『聖女の塔』の露天部第三層に到達した。もはや雨というよりは
季節外れの嵐と言った方がいいような天候の中、これまで見てきた2つの露天部と同じような構造の広間をそっ
と窺う。が、誰もいない。敵はどうやら最上層に戦力を集結させているようだ。ロイは石畳にところどころ出来
ている水溜りをよけながら、慎重に広間を通過しようとした。
石畳の床の水溜りにばかり気をとられていたに違いない。最上層に上がる階段をもっと警戒すべきだ、とロイ
が気付いて顔をあげた瞬間、その階段の上端で黒い影が動いた。豪雨で良く見えなかったが、その影は手にした
棒を振ると、すぐに姿を消した。
(…………?)
おそらく杖を使ったに違いない。すでに最上層に味方が突入していて、その戦いの最中に広間の端に逃れて杖
を使ったのだろうか?あるいは……まさか……
その可能性に思い至った瞬間、頭が激しく割れるように痛んだ。思わず石畳に膝をついて頭を抱え込んだ程の
強烈な頭痛だ。この痛みと感覚は、抗魔法術の講義で習った、あの……!!
(バサーク……僕が!?)
愕然とするロイの意識に反して、彼の体は迷い無く剣を抜く。そして飢えた獣が獲物を探すように、彼の目は
何か斬れそうなものを探し始めていた。彼の体は、今完全に『バサーク』の魔法の支配下にあった。
(まずい……今、味方が来たら…………っ!!)
激しい雨の中、ロイは必死に身体を制御しようとするが、完全に意識と身体が分離してしまっている。ロイは
どうすることもできないまま、味方が誰も来ない事を聖女エリミーヌに祈るしかなかった。
「……ロイ様?」
やはりエレンの「治療」をした際に、聖女像に白い欲望をたっぷりぶちまけた罰があたったのだろうか。ロイ
の身体が背後の声の主に振り返った瞬間、彼はそう思わざるを得なかった。
叩きつける雨の中、気遣わしげに立っていたのは、遊牧民の部族の娘・スーだった……
(3日目・攻城4に続く)
>>351様
仕事が急に忙しくなったところに風邪が重なり、大分完成が遅れてしまいました。申し訳ありません……
乙です。
マーカスwwwwwwwww
密かに毎回楽しみにしています。
マーカス…この調子ではまさか若かりし頃のエルバートやエリウッドにまで……ww
ウェンディGJです!あそこの敵のウィンダム?だったかのバサークには最初引っ掛かりました。
ちょwwwwwマーカスwwwwww
うわーん、ウェンディを縛って処女喪失なんてロイGJ!
でもどうせなら、膣内射精して妊娠させればよかったのに。
次の暴走ロイがスーをレイプして二度と正気に戻らないほどメチャクチャに壊してポイ捨てするのが楽しみ。
ワクワクテカテカ
ひどいや。
だがそこがいい。GJ!
461 :
353:2005/11/19(土) 21:58:53 ID:AzX1tNTf
超乙です。ニブチンロイが果たしてイリーナと結ばれる日は来るのか…。
個人的にソフィーヤの出番はあるかなとワクテカしております。
ところで、神の後で恐縮なのですが、
>>371の続きを投下させていただきます。
462 :
353:2005/11/19(土) 22:01:20 ID:AzX1tNTf
続き。
あらすじ
ラグドゥ遺跡を調査中のルネス軍は、一番近くロストン宮殿にお邪魔していた。
ちなみにドズラは、デビルアクスの特殊効果が発揮される前にデビルアクスが壊れたので生き延びたようです。
朝食を終え、ミルラは自分の(色々な意味で間違った)知識の師であるルーテの部屋を訪ねたのでした。
463 :
353:2005/11/19(土) 22:01:54 ID:AzX1tNTf
こんこん、とミルラはルーテの部屋のドアを叩いた。
「失礼します…。おはようございます、ルーテさん…」
ドアを開くと、ルーテは椅子に座って本を開いているところだった。小さな片眼鏡を外し、ミルラの方に視線を向けると、心なしルーテの顔がほころぶ。
「おはようございます、ミルラ。少し遅れましたね」
「すいません。食器のお片づけを手伝っていました…」
「それは、とてもいいことです。よいことをしましたねミルラ」
「ありがとうございます…。あ…すいません…ご挨拶が遅れてしまいました。おはようございます、アスレイさん」
うんうんと頷くルーテの横、椅子に座って驚愕しているアスレイに、ミルラは小さく頭を下げた。
「……み、ミルラさんー!!?!??!」
アスレイが悲鳴じみた叫び声をあげ、じたばたと足をばたつかせた。
それもそのはずだった。アスレイの局部は、社会の窓から外に飛び出して、今にも破裂しそうなほどに勃起している状態の上、
両腕を椅子に括り付けられ、動けない状態にされていたのだ。
混乱しきった状態のアスレイを見て、小さな溜息をつくと、ルーテの手が翻る。
「うるさいです」
ルーテが屹立するアスレイの男性器をぴしゃりと叩いた。
「あひぃぃ…」
静かになったアスレイは、泣きそうな目ををしてルーテとミルラを交互に見つめた。そんなアスレイを無視して、二人は淡々と話を続ける。
「ルーテさん、アスレイさんと何を…? どうして縛っているのですか?」
「私、恋愛についてはまだまだ勉強不足ですから。こうして、男女の関係について学んでいるのです。
部屋に篭もって書物を開いているだけではいけません。実体験の伴った実学が大事ですから」
「ルーテさんは…相変わらず勉強熱心ですね…」
「私、優秀ですから」
その時、硬直していたアスレイが、ふと我に返って喚き始めた。
「ルーテさん! 何を普通に話し始めてるんですかっ! は、早くミルラさんを外に…」
「うるさいです」
「あひぃいっ!?」
ルーテが手を動かしアスレイの股間からぶら下がる袋に力を込めると、アスレイは子犬のような悲鳴を上げて、すぐに大人しくなった。
464 :
353:2005/11/19(土) 22:02:43 ID:AzX1tNTf
「そうだミルラ。私の助言は役に立ったのでしょうか?」
「はい。とても…。ルーテさんに教わった『フェラチオ』で、ドズラさんはとっても気持ちよくなってくれたみたいです。沢山『射精』してくれました…」
アスレイが今にも泣き出しそうなくしゃくしゃの真っ赤な顔で叫んだ。
「る、ルーテー!? 何てこと教えてるんですかー!?」
「うる(ry」
「あひ(ry」
ルーテは何事も無かったように続ける。
「それはよかった。私の知識が、実践においても正しいものだと言うことが証明されました」
「はい。ルーテさんは凄いです。男の人って、本当にあんな風になるんですね」
「当然です、私、優秀ですから。ともあれ私の知識が役に立ったようで何よりです」
「はい…。ルーテさんには、本当に感謝しています…。いつも色々なことを教えていただいて、本当にありがとうございます…。
サレフがユアンのお師匠様なら…ルーテさんは私のお師匠様ですね…」
「なるほど。ではあなたの師匠として、もっと頑張らなければいけませんね」
ふっとルーテの唇がほころび、優しい笑みが浮かんだ。ミルラもつられるように微笑を浮かべる。
「ふふ…。はい、これからもよろしくご教授の程をお願いいたします、お師匠様…。
…ところで、先ほどの『実体験』というのは、何をしようとしていたのですか? アスレイさんと何を…?」
「ああ、それは単純なことです。先ほども言いましたが、知識はただ頭の中に溜め込んでおくだけでは、単なる自己満足に過ぎません。」
知識に裏打ちされた『実践』へと応用可能な『知識』。すなわち『知恵』こそが大事なのです。
なので、私としてもミルラに教えた知識…即ち、男性器を口を使用して愛撫する性行為、『口淫』あるいは『フェラチオ』と呼ばれる『性技』。
この『実践』について学んでいる最中と言うわけです。
まあ要するに、フェラチオでアスレイをどう悦ばせるか訓練していると言うことですが」
「なるほど…」
ミルラが視線を向けると、アスレイは真っ赤な顔でうつむいていた。目尻が少し光っているの涙が浮いているからだろう。
465 :
353:2005/11/19(土) 22:03:25 ID:AzX1tNTf
「では、ミルラ。折角ですから、勉強の成果を見せてもらいましょうか。ここで『実技』を行います」
「はい」
こくりとミルラが頷いた瞬間、アスレイが勢いよく顔を持ち上げた。
「…る、ルーテさん…? じ、じ、じ『実技』というのは一体どういうことです…? 」
ルーテはアスレイの言葉を軽やかにスルーすると、アスレイの太股に手を置いて、その場にひざまずいた。
「ミルラ。こちらにどうぞ。そこでは見難いでしょうから」
「はい…」
ルーテの横にしゃがんだミルラとルーテとを交互に見つめながら、アスレイはふつふつと浮かんでくる嫌な予感に、冷たい汗を流した。
「だ、だから…『実技』とは一体何をどうしようと…」
「アスレイ、少し黙っていてくださいね」
「ひっ!?」
ルーテが繊手をアスレイの男性器に絡めると、小さなくぐもった声がアスレイの喉から零れた。ルーテの顔に、艶然とした微笑が浮かぶ。
「では『おさらい』です。ミルラ、まずはアスレイのおちんちんを『フェラチオ』してみましょう。その後はもう少し上のステップに進んでみましょうか」
「はい、お師匠様…」
ミルラはアスレイの股間に、そっと顔を近づけた。
「だっ、だっ、駄目です! 駄目です! ミルラさん、やめてください! ルーテさん! 何をしているんですか、早く止めて…」
「…だから、静かにしろと言っているでしょう」
アスレイの袋をルーテが鷲掴みにする。きゅうっ、という喉から搾り出すような声を漏らしたかと思うと、アスレイは弾かれたように大きく震えた。
「…今度邪魔をしたら、ひどいですよ?」
ぴとぴとと股間にライブの杖を突きつけられ、蒼白になったアスレイは千切れそうな勢いで首を縦に振った。
「では続けましょう」
「はい」
と、ミルラが少し不思議そうな顔をした。
「…アスレイさんのおちんちんは…何だかドズラさんのとは違います。ドズラさんのは…皮がありませんでした。つるんとした先の部分が見えていました」
466 :
353:2005/11/19(土) 22:04:07 ID:AzX1tNTf
「ああ…それは『露茎』ですね。皮を被っているものを『包茎』といいます。アスレイのものは『仮性包茎』といい、皮を被っているだけで通常の性交には問題ありません。
『仮性包茎』は『真性包茎』とは違い、簡単に皮もずり下ろせます。これに対して、『真性包茎』は勃起しても皮が亀頭にかぶさったままで、無理に剥こうとすると怪我をする場合もあります。
とは言え大人になると、自然に『剥ける』場合が多いですね。ミルラ、試してみてください」
「ずり下ろす…こうですか?」
「あひいっ!」
ミルラがアスレイの茎を掴んで、一気に腕を下に動かした。亀頭にかぶさった皮が引っ張られて、子供のような色をした亀頭が露になる。
「とても上手です。どうです、ドズラさんのものと同じではありませんか?」
「はい。ドズラさんのとそっくり…」
ミルラの小さな手が、ぴたぴたとアスレイの男性器の感触を確かめるように撫でては擦るを繰り返す。
「あ…。でもアスレイさんの方が、先のきのこの傘みたいなところが、ピンク色をしていて、薄い色です…。ドズラさんのは、もっと色が濃かったです…」
「よく観察していますね。アスレイは最近まで『童貞』で、当然女性との性交渉は無く、もちろん男性との性交渉もありませんでした。
その上『自慰』を行ったことも無く、殆ど性器を触ったことも無かったそうです。そのため、このように性器が薄い色をしているわけですね」
「…あの、ルーテさん」
「なんでしょう」
「…『童貞』とはなんですか? 『自慰』とは…?」
「ああ、すいません。その言葉は教えていなかったのでしたね。『童貞』と言うのは、性交渉……特にいわゆる『本番』。女性器に男性器を挿入する正常な膣性交を行ったことの無い男性を指します。
なのでアスレイのは、まだ『童貞』のおちんちんというわけですね」
「なるほど…そういう意味なのですね…」
アスレイはさっきから、ぐすぐすと鼻を鳴らしていた。頬に一筋の涙が伝っていった。
「そうです。そして『自慰』というのは、自分自身で性器や性感帯を刺激し、性感を得る行動をいいます」
「自分で…ですか…?」
「それについては、後ほど私が実践的に教えて差し上げましょう。まずは『フェラチオ』のおさらいからです。ミルラ、続けてみてください」
ミルラはこくこくと頷いて、アスレイの男性器の前で口を大きく開けた。
「はい、やってみます。…はむ」
「あひいいっ!?」
思わず声をあげるアスレイに構わず、ミルラは膨らんだ亀頭を口に含んだ。
467 :
353:2005/11/19(土) 22:04:54 ID:AzX1tNTf
「ちゅ…む…。んん…」
歯を立てないように気をつけながら、舌を伸ばして鈴口に捻りこむように刺激を加える。とろみのある先走りの味が、舌先にじんわりと痺れるように広がった。
「…むっ、ふむぅ…。ちゅっ…ちゅぅちゅぅ…ちゅぅ…ちゅっ、ちゅっ」
ミルラの目が眠くなったかのようにとろんとする。だがその頬はほんのりと朱に染まり、息も微かに荒くなり始めていた。
「ちゅぷっ…ぷはぁ…っ…。…んくっ、ふう…。…塩辛い味がします」
一度唇を離し、ミルラが一息つく。唾液でぬらぬらと光るアスレイの亀頭は、流れ込む血液で今にも弾け散りそうだった。
「とても上手です、ミルラ。私の経験から言って、アスレイは非常に興奮した状態です。すぐにでも射精してしまいそう」
ルーテが人差し指で、男性器に浮いた尿道管をぐりぐりと押す。
「では今度は、口で『いかせて』見てください。…あら…? ミルラ…?」
ルーテはミルラの顔をじっと見つめ、不意に穏やかな微笑を浮かべた。
「どうやら感じているようですね、ミルラ」
ミルラはぱちぱちと目を瞬かせた。
「感じる…? …わかりません…。感じるって、何を感じるのですか…?」
「ふふ。どうやらまだ自覚できていないようですね。わかりました、では私が教えて差し上げましょう」
ルーテは膝立ちで移動し、ミルラの背中に回りこんだ。
「ミルラ、足を広げてみてください。ああ、『フェラチオ』は続けていて構いませんよ。…したいでしょう、『フェラチオ』。とても美味しそうにアスレイをしゃぶっていますから」
「はい…。…『フェラチオ』…変ですけど…美味しいです…アスレイさん…美味しいです…」
ルーテの手がミルラの小さなお尻に、優しく触れる。
「気持ちはとてもよくわかります。…ですが、ミルラはまだ子供といっていい体つきをしているのに、感じやすいのですね。確か実年齢は千年以上にもなるのでしたか」
「はい…」
「でしたら、『フェラチオ』するだけでこんな風になってしまうのも当然かも知れませんね」
くちゅっ…と水っぽい音をしながら、ローブの中にもぐりこんだルーテの指が、ショーツに包まれたままのミルラの股間にずぶりと埋まる。
「ふあっ! る、ルーテさん…?
「千年以上も、誰にも触ってもらえずにいたのですから、敏感なのも当たり前かも知れません。…もしかしたら種族的な特徴なのかも知れませんが。何にしろ、一度調べてみたいものですね。
まあそれは今は置いておいて…。ふふ、すっかり潤っていますね。くちゅくちゅ言っているでしょう? ミルラ、あなたはどうやら発情しているようですね」
「はつ…じょう…」
468 :
353:2005/11/19(土) 22:05:27 ID:AzX1tNTf
「そうです。ミルラはとてもエッチなのですね。こうしておちんちんをしゃぶるだけで興奮して、発情してしまっているのです」
「…わ、私…発情しているのですか…?」
「そうです。発情です。正直がっかりです。伝説に謳われる『竜』が、蓋を開けてみたらたかが人間の性器をしゃぶって発情する変態だったとは」
「…る、ルーテさん…そんなこと…言わないでください…」
何故かわからないけれど、途轍もなく恥ずかしい気がして、ミルラは顔を赤らめた。だがルーテは構わず続けた。
「駄目です。ミルラは竜の癖に人間相手に発情する淫乱竜です。考えても見なさい、犬に発情する馬がいますか。ミルラはつくづくエッチな子です。幾らなんでもいやらしすぎますよ」
ミルラはいやいやをするように、首を横に振った。頭にどんどん血が上ってきて、どうしてなのか恥ずかしくて仕方ない。
「ああ…い、言わないで…ください…」
「ふふふ…いいのですよミルラ。褒めているのです」
耳を塞ごうとするミルラの手をルーテが取り、そのまま自分の股間へと導く。
「あ…ルーテさん…。…湿ってる…?」
「そうです。ミルラがとても可愛くてエッチなので、私も発情してしまったようです…これでおあいこですね」
「…ルーテさん…。…はい…おあいこ…です…ルーテさんと、同じですね…。私…発情してるんですね…」
「そうです。ミルラは発情しています。…すいません、ミルラが可愛いのでちょっと苛めてしまいました。続きをしましょう」
「はい…。アスレイさん、放っていてごめんなさい、今気持ちよくしますからね…」
ミルラは再びアスレイの男性器を咥え込んだ。喉の奥までたっぷりと飲み込んでは、頬張って口内粘膜に擦りつけ、たどたどしい舌使いで亀頭下の括れを抉り、強く吸い付いて吐精を促す。
とろとろと溢れる先走りを、甘い蜜であるかのように夢中になって啜った。小さなクレヴァスは愛蜜で潤み、床に垂れるほど濡れきっていた。
「…ミルラ、では『フェラチオ』を続けつつ、先ほどの『自慰』についても説明するとしましょうか」
「…んんっ!? ぷあっ、る、ルーテさん、何を…!?」
ルーテの指が、湿りきったショーツの裾に引っかかり、するりとずり下ろして、ミルラの殆ど亀裂のような見た目の女性器を剥き出しにする。
「すーすーします…」
「ミルラ、これから『自慰』のレクチャーを始めます。おちんちんはしゃぶっていていいですから」
「は、はい…よろしくお願いします…」
アスレイの男性器を頬にくっつけたまま、首を後ろに向けて、ミルラは頷いた。
469 :
353:2005/11/19(土) 22:06:06 ID:AzX1tNTf
「…あっ!」
ルーテの右手の人差し指と中指が、ミルラのクレヴァスを優しく拡げた。顔を覗かせるミルラの中、ひくつく可愛い色をした襞々の中に、左の人差し指がそっと埋没する。
「あ、ああ…は、はいって…ルーテさんの…指が…入ってしまいます…」
「とても強く締め付けてきますね、ミルラ。気持ちいいですか?」
「わ、わかりません…こんなこと…したことが無くて…」
「あら、初めてでは無いでしょう? ドズラさんのお髭に、ここを擦り付けて気持ちよくなっていたのでしょう? この『おまんこ』を」
「『おまんこ』…? …は、はい…私…ドズラさんのお髭に…『おまんこ』を擦り付けて…ひあっ! …あ…あ…で、でも…こんなに…中にまで…入ったのは…初めて…で…」
「でも、ドズラさんのお口で気持ちよくしてもらったこともあるのでしょう? ドズラさんの舌はミルラの中に入りませんでしたか?」
「きゃあっ! んくうっ! は、はい…えっと…確か、ですが…る、ルーテさんの方が…ずっと奥に…ふぁああっ! は、入ってます…!」
「そうでしたか」
「あ、あの! ちょっと二人とも!」
突然アスレイが、焦った声で口を開いた。不思議そうな顔で見つめる二人に、真っ赤な顔でアスレイは叫んだ。
「ほ、本当にこんなことを言うのは何なのですが…も、もう駄目です! 限界なんです!」
「…限界…?」
「いくのが近いと言うことでしょう」
「そうですっ! だ、だからもういい加減離してください! 『フェラチオ』の練習だと言うなら、もう充分でしょう!? お願いです! も、もう…さっきから…我慢していて…」
それ以上は声にならず、アスレイは泣き出してしまった。ミルラとルーテは顔を見合わせた。
「…どうしましょう…」
ルーテは少し首を傾けると、小さな微笑を浮かべた。
「ミルラ。…アスレイはもうすぐ、いくのだそうです。
「? はい…」
「男性はいくと『射精』します。…あなたが今、しゃぶっている男性器から出ている『先走り』とは比べ物にならないくらい味も、匂いも濃い、『精液』を出します」
ミルラの喉が、こくんと小さく動いた。
「…ミルラ…アスレイの『精液』…飲みたいですか? 口の中で、勢いよく『射精』して、喉の奥まで『精液』注ぎ込んでもらいたいですか…?」
アスレイが喉が張り裂けそうなほど大きな声を出した。
「な、ななな、何言ってるんですか、ルーテさんっ!!!!!」
「うるさいです。(キュッ)…どうしますか?」
「…はい…。…アスレイさんの『精液』…飲みたい…です…」
ルーテは淫らな微笑を浮かべ、自らもアスレイの男性器をそっと手に掴む。
「では…アスレイをたっぷりと口で犯してあげましょう」
ミルラが小さく頷いた。……その瞬間だった。
470 :
353:2005/11/19(土) 22:07:11 ID:AzX1tNTf
……ガチャッ。
「失礼。ミルラ様ここにいらしたのですか…探しま…し…あ……な、なあああっ!?」
こんこん、とドアを叩く音がして、誰かがルーテの部屋のドアを開き、中へと入ってきたのだ。
ミルラの目が丸くなる。その誰かとはサレフだった。
ルーテは即座に立ち上がり、ライブの杖を掴んだ。
素っ頓狂な叫び声をあげるサレフが、その場に棒立ちになっている間に、全ては終わった。
流れるように横一文字に振りぬかれたライブの杖の先端が、サレフの顎を、軽く掠めたように見えた。その次の瞬間、サレフの体から力が抜け、彼はその場に膝を付いていた。
「ミルラ、そっちを持ってください」
「はい…こうですね。うんしょ、うんしょ…」
ルーテはあっという間にアスレイ同様サレフを椅子に縛り付けてしまった。勿論魔道書の類は服を脱がしてさっさと奪い取っておいた。
装備類を取り外し、最後に残ったファイアーの書を奪った瞬間、サレフが意識を取り戻した。
「な、何を…何をしているのだ。これは一体どういうことだ! ミルラ様に何をした!」
「…サレフ…。どうして怒っているのでしょう…。今のサレフは、何だか怖いです…」
怯えたような目で見つめられ、サレフが慌てて怒りの表情を和らげる。
「い、いえ、ミルラ様。これは何もミルラ様に言っているのではなくて…」
ふむふむと、サレフの様子を見て、ルーテが自分だけ納得したように頷いた。
「なるほど、そういうことですか」
「…ルーテ殿。何を冷静な顔をしているのだ。何故ミルラ様はあんな格好をしている! ルーテ殿! これはルーテ殿の仕業なのか!」
サレフの怒りを軽やかにスルーし、ルーテはミルラと共に男性勢に背を向けて、ひそひそ話を始めた。
「…アスレイ殿。説明してもらおう。…先ほどミルラ様に、一体何をしていた!? どうして下半身を丸出しにしているのか!?」
「…こ、これはですね…話せば長くなると言いますか…そもそも私自身も…その…いうなれば被害者の一人でして…」
「ミルラ様にあんな真似をさせておいて、被害者だと!? 貴様何様のつもりだ!」
「すいませんすいません! いえ、ですからこれは本当に誤解といいますか何と言いますか…」
471 :
353:2005/11/19(土) 22:07:58 ID:AzX1tNTf
「お取り込み中ちょっと失礼」
男性陣二人が、ぱっとルーテへと顔を向ける。
「ルーテ殿…! …どうやら説明の用意が出来たようだな。事と次第によっては…」
「ミルラ。我がアプレンティスよ、GOです」
「はい、お師匠様」
「…は? み、ミルラ様? あの何を…なに…を…!? なっ、なっ、なああああー!?」
ミルラが椅子にくくりつけられたサレフの前にひざまずき、するりとサレフの腰紐を解いて、下半身を下着だけにした。ぺたりと頬をサレフの股間に擦り付けて、ふぅ…と熱っぽい溜息を吐く。
「なっ、なっ、何!? 何故!? ミルラ様!? はっ…お、おやめください! どうか私から離れてください! そんなことをしてはいけません!」
ミルラは構わずに、サレフの下着の前についた窓からそっと手を入れて、だらりとしている男性器を外に出した。
「…可愛い」
「あら、本当に可愛いですね。アスレイよりももっと綺麗な色をしているとは。でも大きさは少し上かしら…まあ大きくなってみないと判断は下せませんね」
サレフはあまりのことに絶句するしかない。硬直しているサレフに、ミルラは蕩けそうな微笑を見せた。
「サレフ…。サレフも一緒に気持ちよくなりましょう…」
「みっ、み、み、み、みるっ、ミルラ様っ!? 何をー!?」
ぷらぷらと手の中で男性器を振るうと、ミルラは何の躊躇いも無く、サレフを口の中に入れた。
「んっぅぅ…はふ…ちゅるっ、ちゅるちゅるちゅる…ちゅぅ…ちゅぅ…」
「ミルラ様! ミルラ様! おやめください! だ、駄目…駄目です…! いけません! どうかおやめくださいっ! お許しを…ああ…」
見る見るうちに、サレフのものはミルラの口の中で膨れ上がり、硬くそそり立って上顎を内側から擦った。唾液の糸を引きながら、苦しげに息を吐いて、ミルラは口からサレフを出す。
「…サレフのおちんちんは、アスレイさんのよりも大きいのですね」
サレフの男性器は、大体ドズラと同じほどの大きさがあった。へそまである長い茎。よく張った傘。立派といえるものだ。
だが色は綺麗なもので、殆ど黒ずんだ部分が無く、子供のような色をしている。
加えて完全に勃起しているのにもかかわらず、亀頭が殆ど露出していない、鈴口が少しだけ顔を出しているだけだ。先の方で、皮が巾着の口のように寄っていた。
『包茎』なのだろうが、アスレイのものとも違う気がする。
472 :
353:2005/11/19(土) 22:08:39 ID:AzX1tNTf
「サレフのおちんちんは…『包茎』なんですね…」
サレフの、いつでも冷静で無表情な顔が、この時明らかに赤く染まった。
「では…おちんちんの皮を剥いてみますね。…あ…。…剥けない…?」
しっかりと手に掴んで、皮をずり下ろそうとするが、何故かアスレイのものと違って亀頭が露出しない。途中で抵抗があって、止まってしまうのだ。
「…どうしてでしょう…?」
「簡単です。サレフさんのおちんちんは、『真性包茎』だからです」
「る、ルーテ殿ー!?」
「ああ、なるほど」
「なるほどー!?」
「さきほどルーテさんに教えてもらいましたから…意味は知っています。つまり…。サレフは…子供のおちんちんなんですね…?」
「!?」
「わかりました…。私が、サレフの、おちんちん…今から大人にしてあげますね…」
「み、ミルラ様! 竜人様ー! だ、駄目です! 駄目…みひやあっ!?」
ミルラは愛しいもののように、サレフの男性器を口に入れた。
「むぐっ…ひゃふ…。ひょっぱいです…。それに…サレフのおちんちん…。…ちょっと…匂い…が…はう…サレフの…匂い…。すん、すん…」
陶然と潤んだ目をして、ミルラはサレフの皮に包まれた亀頭をしゃぶる。亀頭と包皮との隙間に優しく舌をもぐりこませ、潤滑液代わりの唾液で潤ませて、ゆっくりと包皮をずり下ろそうと試みる。
「ちゅぱっ…ちゅぱっ…んっ…ふ、ちゅっ、…っく…」
「ふむ。ミルラ、独りでは大変でしょう。私も手伝うとしますか」
「なああああっ!? る、ルーテ殿ー!? な、何故! 何故こんな真似をー!?」
ルーテは少し考えて答えた。
「…どう説明したものですかね…。…つまり、まあ要するに、貴方みたいにいつも悟ったような顔をして、ろくに笑いもしない男の顔って、屈辱と快感で滅茶苦茶にしてやりたいと思いません?」
「何だそれはー!」
「はい、お手伝いお願いします、お師匠様」
「ミルラ様ーー!? …はぐうっ!?」
ミルラがサレフの左側に、ルーテがサレフの右側に移動し、二人仲良くサレフの分身を口で愛し始めた。
「あ、あああああああ…」
473 :
353:2005/11/19(土) 22:09:30 ID:AzX1tNTf
「ふぅ…ちゅぴっちゅぷ…。あむ…んー…。ふはっ、あ、じゅ…っ…ちゅう…」
「んっ、ふっ、ふっ、ふっ…。頑固な…皮、ですね…。ちゅっ、ふっ…アスレイのものの方がずっと素直でしたよ…さすが…年季が入ってますねぇ…」
反論する元気も無くなり、サレフはただぶつぶつと小さな声でうわ言のようなことを呟き続ける。
「んっ、もうそろそろ…大丈夫かな…。ミルラ、では一気に剥いてしまいましょうか…いち、に、さんで行きましょう」
「はい、お師匠様。では…いち、にの、さん」
「…いいいっ!?」
サレフが悲鳴をあげ、足を突っぱねた。ルビー色の亀頭が露出し、とくっとくっと鈴口から先走りが溢れ出ていた。
「…あの、この白いものは何でしょうか…?」
「ああ、それは恐らく『恥垢』ですね。アスレイにも最初は少し付いてました。…ミルラ、綺麗にしてあげましょう。…ぺちゃっ…。飲み込まず、ティッシュに出してくださいね」
「はい…んっ…ぺろっ…」
「る、ルーテ殿ー! どうか頼む! み、ミルラ様にこんな真似をさせないで頂きたい…!」
「…でも、ほら。嫌がってませんよ? むしろ嬉しそうです」
「あむっ…ぺろ…ぺっ、ちゅっ…大丈夫ですよ…サレフ。私も本当に小さい頃、お母さんとお父さんにこうしてもらいましたから…サレフのここ、綺麗にしてあげます…んふっ…ふっ…」
「やめてー! 謝りますからもうやめてくださいー! ルーテ殿! あなたもこんなことは嫌でしょう!?」
「私にとって、知識欲は全てに勝るのです。アスレイとはやはりちょっと味も匂いも違いますね」
「NOOOOOO!!!」
「…ルーテ…」
そんなルーテを見て、アスレイは泣きそうな…というか、もう既に泣いていた。
「…ぷはっ。…綺麗になりましたね…」
「よい仕事です。ミルラ」
にこにこと笑いあう女性陣とは対照的に、男二人はぐったりと大人しくなっていた。
「お師匠様…私、『フェラチオ』が上手になれたでしょうか…?」
「ええ、きっと。ミルラには天性のものがあります」
「ありがとうございます…」
「では、最後に二人ともいかせてしまいましょう。それで今回のレクチャーは終わりです」
男二人が、びくっと顔を上げる
「…二人とも…」
「…い、いかせ…?」
474 :
353:2005/11/19(土) 22:10:19 ID:AzX1tNTf
ミルラはこくこく頷いて、サレフの男性器を優しく握った。
「はい…では、私が…サレフですね?」
「その通り。よくわかっていますね。…と、その前に…ミルラ、ちょっとお願いを」
「何でしょう…?」
ルーテは腕をつくと、アスレイによく見えるように、お尻を高く突き出した。
「…まずは、私のスカートを脱がしてください」
「わかりました。…あ…これは…?」
言われるままスカートをずり下ろしたミルラの目に、見たことの無いものが飛び込んできた。
ルーテの太股に付けられた皮のベルトに、何かのスイッチらしきものが挟まれていて、そこからのびたコードがルーテの下着の中へと入っている。
複雑にレースの施されたピンク色の下着は、ルーテの中から溢れ出したものですっかりぐしょぐしょになっていて、耳を澄ますと小さな振動音が聞こえてきた。
「…これは…何でしょう…?」
「はあ…ミルラ…下着を脱がせてください…」
「はい、お師匠様…。…? 何ですか、これは…?」
すっかり剥き出しのルーテのお尻、その中心の窄まりから、ぴょこんと引っ掛け金具の付いた紐が飛び出している。
コードの方はルーテの秘密のクレヴァスの中にもぐりこんでいて、どうやら中の方まで入っているらしかった。
「んっ…ふっ…はあ、ひんやりする…。…ミルラ…何事も最初は大変なものです…。
性交渉の場合もそれは同じ。人間の女性には『処女膜』と言うものがあり、男性器を挿入する際に痛みを伴うといいます。
折角の初体験…痛みに苦しんで、途中で終わってしまうと言うのはお互いに興ざめでしょう。実際、そのせいで分かれるカップルも少なくないとか…まあ眉唾ですが。
とはいえ、私も正直痛いのは、いやです。そのため、こうして…んっ!」
ルーテは自分の中から伸びるコードに、そっと指をかけた。
「…はああぁ…。…ミルラ…私の代わりに、抜いてもらえますか?」
「はい、わかりました。…えいっ!」
「ひああっ! …き、急すぎです…。…はあ…まあいいですが…。まあ、こうして、魔法や器具を使い、予め痛く無いように感じさせておいたわけです。私優秀ですから。準備はおこたりません」
ミルラの手からぶら下がるコードの先端には、楕円形をした球が、ぶぅんと低い音を立てていた。
475 :
353:2005/11/19(土) 22:10:56 ID:AzX1tNTf
「なるほど…ルーテさんは流石です。凄いです。お師匠様です」
「んっ…では、ミルラ、お尻の方もお願いします…あああああっ! …で、ですから…急、す、ぎ、です…もっ、と…ゆっくり、抜いて、ください…」
引き抜かれる瞬間に軽く達してしまい、ルーテの声は震えていた。
「ご、ごめんなさい…」
「ふふ…いえ、構いません…アスレイも凄く興奮したみたいですし…」
「…あ…あ、い、いえ…あの…」
アスレイは先ほどからじっとルーテの痴態を凝視していた。股間の勃起も、血が集まりすぎて痛いくらいに膨れ上がっている。
「…ふふふっ…。ミルラ…アスレイの腕の紐…解いてください」
「! る、ルーテさん!? み、ミルラさん、駄目です、お願いです…今、縄を解かれたら、わ、私は…私はルーテさんを…汚してしまう…!」
「…構いませんよ、アスレイになら」
アスレイは、その一言に言葉を失った。
「今日はいっぱい苛めてしまいましたからね…どうぞ仕返ししてくださいな……好きなだけ、汚してください」
ルーテがお尻を高くあげ、誘うように淫らな動きで腰をくねらせる。ちゅっ、と音がして、クレヴァスから蜜が垂れた。
ミルラが縄を解き、アスレイの腕が開放された。迷っていたのは、ごく短い時間だった。
「…る、ルーテさん! ルーテっ!」
アスレイはルーテのお尻を鷲掴みにした。濡れたスポンジを掴んだかのように指が深々と埋まり、ルーテが鼻にかかった甘い息を吐く。
「あぅんっ…! アスレイ…早く…私にアスレイの全てを教えてください…」
「ああっ…る、ルーテーっ!」
「あああああーっ!」
アスレイがルーテへと圧し掛かり、一気にその分身でクレヴァスを引き裂き、深々と貫いた。
「あ…あ…。…あ、あす、れ…い…アスレイ…」
つぅっとルーテの頬に涙が伝い、溢れる愛液に破瓜の証の赤色が混じった。
「だ、大丈夫ですか…? 苦しくは無いですか?」
「大丈夫…痛いけど…。それよりも…心地いい…アスレイが私の中にいる…」
「る、ルーテさん…」
「…動いて…。…私に…アスレイのこと、いっぱい教えて…?」
「…! る、ルーテぇっ!」
「ああっ! アスレイっ!」
476 :
353:2005/11/19(土) 22:11:32 ID:AzX1tNTf
「…こくっ…」
深々とルーテに突き刺さるアスレイの男性器を見つめ、ミルラがほぉっと熱い息を吐く。
サレフの太股に頬をくっつけて、手で優しく、硬い屹立を扱き始めた。
「あああっ! み、ミルラ様! だ、駄目です。どうか、お許しを…ミルラ様が…穢れてしまいます…!」
「ちゅっ、ちゅぱっちゅぱっちゅぱっ…ちゅっ、ちゅっ…」
サレフの声など聞こえないかのように、ミルラは愛し合う二人を見つめながら、男性器を口で愛撫し続ける。
「ぐああっ! み、ミルラ様…も、もう駄目です…もう…! お、お許しください…! あっあああっ!」
袋がきゅっと縮んだだかと思うと、勢いよくサレフの鈴口から、半ば黄ばんだ、ひどく濃い粘液がミルラの顔に叩きつけるように吹き出していた。
「…ぺろっ…」
ミルラはルーテとアスレイを見つめながら、重力に引かれて唇まで垂れてきた白濁を、舌で舐め取った。
「はあっ、あすれい、あすれいっ! ああ、ああっ! アスレイが、アスレイがあ、私の中に、全部入ってる…やあっ! 凄いっ…本当に入ってる…!
アスレイ、アスレイっ! へん、なの…っ…ああ、やあっ! 苦し…でも…ああ…何、これぇ…こんなの、知らない…! アスレイっ…!」
「ルーテ、ルーテっ! …あっ!?」
……どくっ。
「あっ! あ、ああ…んっ…ああ…ふぁああ…」
どくっ、どくっ、どくっ…。勢いよくアスレイの鈴口から、白濁した粘り液が吹き出て、ルーテの中へと注ぎ込まれていった。
先ほどの口戯に加え、散々焦らされた後で、ずっと昔から思い続けていた女性と初めて結ばれたのだから、それも仕方ないと言える。
「…ふ、ふふ…アスレイ…駄目ですねえ…それじゃあ、仕返しになりませんよ…?」
「あ、あ、あ…。…す、すいません…わ、私だけ…先に…」
「…ふふ…。…ライブ…」
「え…? あ、あああっ…!?」
アスレイの中に癒しの力が満ち、たちまち射精したばかりの男性器が力を取り戻した。
「これで…大丈夫です。…まだ…離れたくありませんから」
「る、ルーテさん…」
見つめあい、二人はそっと口付けを交わした。お互い気恥ずかしいものがあるのか、触れるだけのキス。
「…あんなことまでしたのに、こうしてキスするのは恥ずかしいものですね…。人間心理というのは実に複雑です。…あ…」
ふとミルラの方に視線を動かして、ルーテは眉を寄せた。
477 :
353:2005/11/19(土) 22:12:14 ID:AzX1tNTf
「ちゅぷっ、ちゅぽっ、くぷっ、ちゅぷっ…。はぁ…はぁ…。…んぅ、ちゅぷっ…ちゅぷっ、ちゅぷっ…」
熱く潤みきった瞳で、ミルラはルーテとアスレイを見つめていた。視線はそのまま、お気に入りの玩具のようにサレフの男性器を口に入れ、手で扱いている。
のぼせたような色の顔に、べっとりと膜のようにかかっているのは、サレフの出した精だろう。あれだけ口で愛されては到底我慢できるものではない。
サレフはミルラが口や手を動かすたび、天井に向けた頭をがくんがくんと震えさせていた。
ミルラはサレフを弄りながら、先ほどから、ぱたん、ぱたんと壊れた玩具のように、延々と太股を閉じては、また開くのを繰り返していた。自分の手で慰めると言う発想が頭に無いのだろう。
仲間はずれにされた子供のような、寂しそうな目をしていた。
「んっ…ふぅ、ミルラ…。ごめんなさい、私達だけミルラを放って、気持ちよくなって…」
ルーテが膝歩きでミルラにしがみ付き、半開きの口にキスをする。舌を絡め合い、とろっと唾液の橋を架けて唇を離す。
「はぁ…はぁ…ルーテさん…」
「一緒に気持ちよくなりましょう。…私の上に、乗ってみてください」
ルーテは床に寝転んで、両腕を広げた。
「は、はい…。あの…こうですか…?」
ミルラは恐る恐るルーテのお腹の上に馬乗りになった。ルーテは微笑むと、そっとミルラを抱きかかえ、恥丘と恥丘が重なり合うように身体をずらした。
「こう、です」
優しい微笑を浮かべると、ルーテはミルラの手と自分の手をくっつけ合い、指を絡めた。
「少し腰を上げて。そう…。」
言われるまま、ミルラが少し腰を上に持ち上げる。重なり合ったミルラとルーテのそこに、少し隙間が出来た。
「…アスレイ。この間に、アスレイを挟めてください」
「…え?」
一瞬何を言われたかわからなかったが、意味を飲み込んだ瞬間、アスレイは叫んでいた。
「え、ええええっ!? そ、それは…ま、まずいのでは…」
「…早く」
「は、はい…」
アスレイはすぐさま命令に従い、熱い勃起を支持されたとおりに、重なり合う二人の間に差し込んだ。
「きゃあっ…! あ、る、ルーテさん…!」
アスレイの男性器が、ミルラのスリットを辿り、その上の包皮に包まれたクリトリスも刺激する。ミルラは可愛らしい声をあげ、鋭い快感に身を跳ねた。
478 :
353:2005/11/19(土) 22:13:04 ID:AzX1tNTf
「ふふふ、ミルラ、とても可愛いですよ。さあアスレイ、動いてください…」
「し、しかし…」
まだ踏ん切りがつかないアスレイに、ミルラが切なげな声で懇願する。
「アスレイさん…。…動いて、ください。…はぁ…っ…わ、私…お…『おまんこ』…? …が、じんじんして…もう…」
堪え切れなくて、ミルラはアスレイの男性器に秘裂を擦り寄せては、快感を引き出し始めた。くちゅくちゅと濡れた粘膜同士が音を立て、視覚と聴覚両方からアスレイの興奮を煽った。
「アスレイ…私も…もう我慢できない…。…動いて…」
「っあっ! る、ルーテっ…!」
ルーテもまた、腰を持ち上げるようにして、脈打つアスレイ分身に性器を擦り付けた。ここまでされて我慢できるほど、アスレイは人間が出来ていなかった。
「…う、っ…うわああっ!」
「ひああっ!? ひっ、きゃあっ! ああっ! す、すごいです…頭が…真っ白に…きゃふっ!」
「んんーっ! あ、アスレイっっ! やああっ! ああっ! は、はげし…いいんんっ! んんっ! ああーっ!」
二人の重なって出来た狭い隙間を、アスレイの男性器が激しく往復する。まだ未成熟だが刺激に飢えた幼い秘裂と、破瓜を迎えたばかりで性感に目覚め始めた秘所に、乱暴な愛虐が容赦なく打ち込まれた。
愛蜜はとめどなく溢れ出し、ますます滑りよくなってはより動きやすくなっていく。ぱんぱんに張った傘が小さなクリトリスを抉るたび、ミルラの口から甘い悲鳴が飛んだ。
「はあっ! ひっ! ひゃふっ! ふああっ! る、ルーテさん…私…きゃあっ! へ、変ですっ! 何だか…体が…体があっ…! う、浮いたみたいで…あああっ!」
「ああんっ! んっ! ふ、ふふ…っ…んんっ! だ、大丈夫ですよ…それで、いいんです…」
「る、ルーテさん…だっこ…だっこしてください…わ、私…怖い…怖いんです…!」
「ふ、ふふ…いいですよ…。ほら…大丈夫…」
「ああ…ルーテさん…」
「はあっ、はあっ…んっ、いい子、いい子…。ひっ! …あ、そうそう…サンダー…あああっ!」
小さな火花が散り、サレフの腕を縛る縄が切れて床に落ちた。
「んっ、ふっ…はあっ、こ、これでよし、と…。ミルラ、サレフさんも…仲間に、入れて、あげましょう…やあっ!」
「は、はい…。んんっ…んーっ!」
ミルラはサレフの足を掴み、一気に引っ張った。ごん、と背もたれに後頭部が当たり、サレフは正気を取り戻した。
「こ、ここは…はがっ!? かぐっ!? み、ミルラ様…わひぃっ!?」
「はむっ…じゅっ…じゅる…。あむっ。んっ、んー…んふー…。ちゅっ、ちゅぅっちゅっちゅぅっ!」
意識を取り戻した途端、ミルラの唇がサレフの勃起を包み込み、飴でも舐めるかのようにむしゃぶりついた。先ほどいったばかりで敏感な粘膜にこの刺激は強すぎ、たちまち肉の棒に筋が浮かぶ。
「ひっ、ひいっ! ミルラ様! い、い、いけません! うあっ! あああっ!? ま、また…ミルラ様を穢してしまいますーっ!!」
ミルラはサレフを唇に咥えたまま、不思議そうに小首を傾げた。
「…? んっ、だ、だから、さっきも、…っ、言ったでは、ありませんか…。ひんっ! …い、いいんですよ…?
汚して、ください…ああっ! …さ、サレフの精液、いっぱい出して、気持ちよくなってください…じゅうっ、じゅううっ!」
「み、ミルラ様! そんなことをいってはいけませ…しひっっいっあっ!?」
可愛らしいくらい敏感な反応を見せるサレフを、ミルラは優しい瞳で見つめていた。ミルラはしばらく考えて、
「…あ…そうだ…。え、エッチな、台詞も…んっ、い、言った方が、ひっ! い、いいですね…その方が、興奮するんですよね…んんーっ!
はあっ、はあっ…。…っ。…ええと…『おまんこ、すごいの。サレフ様の、おちんちんで、ミルラを可愛がって、ください』…?」
「み、ミルラ様ー!?」
479 :
353:2005/11/19(土) 22:15:21 ID:AzX1tNTf
「…んふっ…サレフの…おっ、おちんちん、どんどん…っ…ふう、んんっ…とろっとしたのが、出てきます…まるで、と、溶けちゃっている、みたい…興奮、しているん…です…ね」
「み、み、ミルラ様、おやめください! こ、こんなことは…いけませひいぃぃっ!?」
「んっ、はぷっはぷっはぷっ…サレフ…私に…ええと…『サレフ様、の…とっても濃い、熱々、絞りたての、精液、いっぱい飲ませてください』…?」
「いやぁああああ!? ミルラ様駄目です! 駄目ですってばー! …あっ」
ミルラが深々と喉の奥までサレフを飲み込んだ瞬間、サレフは限界に達した。
「っ! んっ、んーっ!」
口の中でサレフの亀頭がぐぐっと膨れ上がり、弾けるように灼熱の白濁液が噴出した。むせ返りそうな匂いと濃さを持つ粘塊が、喉の中を滑ってミルラをお腹の中から満たし、『穢し』ていく。
「あっ…ああ…」
ぶるぶると小刻みに震えながら、サレフはミルラの中に溜まりに溜まった欲望を吐き出し続ける。
「うっ、うううっ! も、もう駄目ですっ! い、いくううっっ!」
ちょうど同じ頃、アスレイも限界に達した。ルーテのミルラの隙間に深々と肉の棒を突き入れた瞬間、勢いよく射精してしまう。
「あんっ! あっ、アスレイっ…ああ、あ…。…あ、熱い…」
あまりに勢いが良すぎて、白い飛沫はルーテの胸を越え、顔にまで降り注いだ。そのままアスレイは肉棒を引き抜いたが、まだ射精は続いていた。
まだ未成熟なミルラの亀裂にも、白濁は容赦なく浴びせかけられ、薄い皮膜状になるまで注がれた。
それだけたっぷりと吐精してもまだ尿道口から小刻みに吹き出し続ける精液を、重なりあう二つの丸いお尻へと垂れ流す。アスレイの精が肌にかかるたび、ミルラはその熱さに小さく震えた。
*
「ミルラ…」
ルーテが息を整えながら、口を開いた。
「はい…?」
ルーテはミルラの手を取り、そっと何かを握らせた。
「ミルラにあげます。私には、今のところはもう必要ありませんから。」
ミルラが手を開くと、そこにはコードで結ばれた球とスイッチのついた器具。そしてルーテのお尻に入っていた、数珠を縦に並べたような道具があった。
「好きな人と結ばれる時に、苦しむことの無いように、慣らして置きなさい。ミルラは、小さいですから」
「…お師匠様…」
「私からの贈り物です」
心から分かり合えた微笑を交わす師弟。
その傍らで、一人の修道士は己の主に許しを乞い、一人の賢者は既に走馬灯を見ていた。
おしまい。
むしゃくしゃして書いた。今は反省している。
なお、決してサレフ、その他のキャラを貶める意味はございませんので、どうかご寛恕をば。
では失礼しました。
GJ!
同じくGJ!!
さて、残り容量も20KB切ったから、次スレだな。誰か立ててくれい。
ミルラかわいーGJ!
おちんちんしゅぽしゅぽ
19章のまとめ、どなたか新スレにお願いします……
次こそセリカ様。次こそ。
次はギースの砦戦終了後から。
死姦をカットしてしまった。
でも第三者視点で死姦は大変。
ていうか、第三者視点で「実はすぐ近くで見てました」はどうよ。
次の人、遠慮せず投下どうぞ。
埋まるのか?
490 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 02:40:19 ID:RcVLvyQc
あと13KBか
491 :
誘導:2005/12/11(日) 12:32:01 ID:6QW9o628