1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 09:10:18 ID:8r912oTJ
3 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 09:11:57 ID:8r912oTJ
4 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 09:17:12 ID:8r912oTJ
5 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 10:00:04 ID:feJW5YfL
えくすてーぜとクソをスルーしてる自分は話題についていけなくなりつつ
はやく本編でないかのう
>>6 クソは中古で安いから買ってみては?
どれもサモナイトしては面白いと思うし。
前スレ994ワロス
>1
乙
誰かスレタイ通りのルチルエロを…
12 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 08:29:39 ID:OqZ34pas
クソはともかく今エクステーゼを買ったら負け組
それは人それぞれじゃね?
>>12 今俺はまさにその負け組になろうとしているわけだが。
行くぜゲームステーション
15 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 16:20:56 ID:OqZ34pas
負け組って?
売れてなくて値下がりしそうってこと?
多分値下がり早かったから。
ボリューム的には携帯ゲームで出せば何も言われなかったかも。
中身は自分的には面白かったんだけどね。
今帰ってきた。
負け組。
前スレのキサナ×ユヅキGJ!!
精子とか卵子とか、孕まされてる感がすげぇー好みです。
エクステ未プレイだけどよかった。
朝から全然書き込まれてないのかよ。おちるぞ?
21 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 20:10:51 ID:mN8fePsL
だったらageればいいのさ
アゲると即死回避できんの?
とりあえずアティたん萌え
ディナ萌え。
むしろ激萌え。
つーかデラモエス。
貧乳トリスたん萌え!
皆様有り難う御座います。
重要な単語が抜けていたり文の流れが悪かったりと、
あまり出来が良くないものを投稿してしまったと反省しています。
エクステーゼはとにかくキャラが良く、エイナも最高なので、
彼女が堕ちるところまで書いてみたいなぁ〜とは思っているのですが、
こればっかりは時間が思うように取れないため、もし届けられても
何時になるかわかりません。とにかくも感想を頂き感謝感謝です。
何か書くとしたら何が需要有ると思いますの、悔しく
即死判定て30だっけ?
>>27 30だと思ってると11にされたりじゃあ11かと思ってると52にされる。
所詮運営の胸先三寸よ!
マグハサ書こうとして挫折orz
>>28 そっか。
薄い胸のハサハタンにお稲荷さんしゃぶってもらうとかどうだろ。
ハサハ話せないからせリフなし。
ソノラたんに萌えたい
ハサハタソは喋れますよ。
ただ口数少ないから、
破弧の痛みに耐えながら小さな声でお兄ちゃんお兄ちゃん喘いでるハサハタソ希望。
成長後でいいんじゃね?
馬っ鹿テメ、ちっさいハサハに大人のナニブチ込むからいいんじゃないか!!
と、神聖ペドのオレが申しております。
「お、お兄、ちゃん、ン!痛、いよ。
で、でも、なんか、アッ!き、気持ち、いいよ!
ハサハ、お、おかしく、なっちゃうよ・・・」
・・・みたいな感じか?
ハサハタンは一粒で二度美味しいんだよ。
幼女でも大人の御姉さんでもその場の気分でチェンジ可能!…ウラヤマシス
やってる最中に大人ハサハから幼女ハサハに戻って思わず射精
というのはどうか
>>36 GJ!まさにそんなカンジ。
続き続き
>>39 いや、大→小だから
いきなりキツくなってマグナウハウハ
逆に中に入ってる物が相対的に大きくなったハサハは失神寸前だな。
今思いついたが、
大人ハサハでパイズリ顔射
子供ハサハで中田氏満タン
これでどうよ!?
>>38 かなり前のアメル凌辱SSでソレあったよな
レイム+キュラー×ハサハだったかな?
>>41 ハサハは大人バージョンでもはさめるほどにはないだろ
胸だけではさめないなら手と胸と口で押さえる。
元々口数が少ないところに、おくちがふさがっているからお話できない。
くちゅっくちゅ、と淫靡な音だけが響く。
マグナがもういいよと止めようとしても止めない。
ハサハはおにいちゃんのお嫁さんになるんだから
おにいちゃんに気持ちよくなることできるようになりたい
必死に胸をこすりつけ手と口を動かすハサハタン。
なんてどうだろ。
>>43 ハサハに限らずトリスとかベルでもそうだが
無い乳を使って必死に頑張ってパイズリする姿にハァハァするのですよ。
DAT落ちに気づかずキサナXユヅキを見損ねた漏れは負け組み
・・・・・・・保管庫管理人様に期待
ハサハは大きくなっても肉体年齢は20いってない位だろ。
16〜17ぐらいに見える。
>>46 同士よ!
俺は独りでは無かった!!
つーわけで管理人様どうか保管お願いします
レオエイ、ベクリニ、キサユズとエクステーゼは一通り出そろったな
そろそろ3でなんか読みたい。最近3少ないし。
50 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 17:56:26 ID:5w+zd2tL
ハサハって狐じゃん
>>45 おまい良いこと言うな。貧乳で頑張るベルたんにハァハァ
52 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 21:46:26 ID:DMEkNceS
なんか雑談スレになってきたなぁ
やってる最中にハサハがキツネに戻って(ry
君の愛はエキノコックスに勝てるか
55 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 00:50:40 ID:BClVU47B
>>52 確かに。SS投下数も随分減った。
他のゲームの板で、凄ぇSS神がいるんだが、召還してみっか?
心当たりあるんよ。
他のゲームのSS書いてる人をわざわざ引っ張って来て書かせようと言う
その考えが理解できん。その神はサモンが好きで、サモンのSS書きたいと思ってるのか?
同意。
好きでもないジャンルのSSを書かせても、神の出来にはならんと思うよ。
>53
幼女、ショタ、801属性と二次なら節操の無い俺が来ましたよ。
この際獣姦属性もクリアじゃぁぁぁぁぁ!!!!
雑談からネタが生まれることもある。
神レベルは無理だけど、上の方の雑談でレクベル思いついたから
みんなが忘れた頃にでも投下するよ。かなり遅筆だが。
>60
馬鹿野郎!
幼女になろうが御姉さんになろうがキツネになろうが、ハサハタンはハサハタンなんだよ!
俺の大好きなハサハタンなんだよ!ってかむしろイイ!凄くイイ!
角煮の人間じゃないスレの住人である俺にしてみれば、むしろキツネの方が萌えると言っておこうか。
>>61 志に同意するが…風当たりは強いぞ。
高級フラーゼンハアハア。
人間じゃないのがいいんだよ。
63 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 19:35:08 ID:vsusNYDu
ハサハの何が良いかさっぱり理解できない
あんな使えないキャラ育てる奴いるのかよ、すぐ死ぬし
>>63 うちのハサハは一度も死にませんでしたが何か?
>>63 君は馬鹿か!?
サモンナイトのイイ所は
どんなに基本スペックの低いユニットでもBPの振り方次第で使えるように出来る所なんだよ
漏れハサハを筋肉狐にしちゃったよんw
BPとみてブルーパワーと読んでしまった。分かる人だけ笑ってくれ。
ハサハはMATに総振りしたなぁ。招雷ステキ。
>66
淫肉狐に見えた。
いつもの場所。
ふたりの他に誰も居ない船の甲板でわたしは彼女と月を見上げる。
「プラティ様」
「なに?」
「きれいな街にしましょうね」
「うん…」
「あたたかい街にしましょうね」
「うん」
「みんなが笑顔でいられる街にしましょうね」
「うん」
「わたしをおヨメさんにしてくださいね」
「――うん」
一呼吸を置いてから、わたしは彼女の想いに応えた。
「ほんとですか!シュガレットは幸せです…」
途端、間も置かず無邪気に抱きついてくるシュガレット。
そんな彼女に内心苦笑しながらも、わたしは覚悟を決める。
いつもならうろたえながらも彼女を引き剥がす為に使う両手を、そっと彼女の背中に回す。
と、体中をこちらに摺り寄せていた彼女の動きがピタリと止まった。
「なんて言うか…負けたよ、シュガレット」
言いながら、両手を肩に回し、少しだけ距離を開けて彼女と向き合う。
彼女は無表情だった。決めたはずの覚悟が揺らぐ。
なんでそこでそんな顔をするんだ。いつも通りのテンションならこちらも勢いに乗れたものを。
とはいえ、ここまできて無かった事にするわけにもいかない。
最後の覚悟を決める。全ての感情を強引に押し込め、一字一句、力を込めて宣言した。
「貴女のことが、好きです」
言った。ああ言ってしまったものはしょうがないさ。
告白の勢いに乗り、目を閉じて彼女を強引に抱き寄せ、口付けをした。
最初の出会いのときとは違う、自分から望んだ口付け。
やった。ああやってしまったものはしょうがない……と言ってしまって、良いのだろうか。
そのまま一秒が過ぎ、二秒が過ぎ、三秒が過ぎる。
何倍にも何十倍にも感じられる三秒が過ぎ(実際それくらいの時間だったのかもしれない)、
やがてじわじわと不安と後悔が押し寄せてきた時、わたしの口の中に柔らかなものが侵入する。
いい感じにヒートアップしていたわたしの脳が、それをシュガレットの舌だと認識した時思わず閉じていた目を見開き、
歓喜と至福に蕩けきった表情の彼女と眼が合った。
「「ん……ん……」」
顔は火傷しそうなほどに熱く、心臓は冗談抜きで破裂しそうなほどに高鳴っている。
頭などとうにまともな思考を働かせていない。
それでも、心の奥のどこかで、冷静に再確認した。
わたしは彼女が好きで、彼女はわたしの事が好きで、ふたりにはこうなる以外に結末などありえなかったのだ。
どっと押し寄せる安堵がわたしの心を加速させる。こちらからも舌を絡ませ、唾液を交換する。
しばらく続け、シュガレットの瞳から僅かに残っていた理性の光が消えた。甲板に押し倒される。
そのままプロテクタを外され、上着とアンダーウェアをまとめて脱がされ、最後に下着を外される。
手馴れた、手馴れすぎた手つきだ。自分でも脱ぐのには多少手間取るこの服装。
よぎるのは、心を決める前に一瞬だけ彼女の部屋で視界に納めた、やたらと細部まで凝ったわたしの等身大人形。
あの時は見なかった事にしたが、彼女はアレで何度訓練をしたのだろうか。
いや、具体的にどんな訓練をしたのかは今のわたしにとって未知の領域なのだが。
ともあれ、わたしが自分から動けたのはあのキスまでだ。後は彼女に全てを委ねるしかない。
ああ、こんな事ならサナレから押し付けられた『れでぃこみ』とかいうの、一度くらいは目を通しておくべきだった。
それはそうと、わたしとしては最初の時くらいは屋内で行為に望みたかったのだが、今の彼女を止める方法など、
リィンバウムの何処を探しても見つかりはしないだろう。もっとも、止めるつもりなど毛頭無いが。
どのみち、徹夜が基本の工房は論外だし、自宅で母の目を欺くのも何となく無謀と言う気がしないでもない。
結局、『この場所』が一番落ち着く事に気がついて――衝撃に思考が消し飛んだ。
「なにを考えていらっしゃったんですか、プラティさまぁ」
ぶれる視界に何とかシュガレットを収めると、彼女は色っぽい、あまりにも色っぽ過ぎる目でこちらを見上げながら、
わたしの膨らみなど無いに等しい胸に顔の下半分を埋め、先端を吸い上げた。
「…っ、…ぁ、…ぁ、ゃあうっ!!」
チャージボアの電撃をまともに喰らった時のように体が跳ねる。彼女が吸い付くたびに洒落にならない衝撃がわたしを襲う。
まずい、何かは知らないが、致命的な何かが急速に近づいてくる。怖い、恐い、コワイ。
この時まだイくという感覚を知らなかったわたしは、この衝撃が途方も無い快楽であるということすら認識できなかった。
しかし、未知の感覚に怯えながらもわたしは一切抵抗をしなかった。
彼女がわたしを害する訳が無いのだし、彼女はわたしに己が持つ総てを捧げてくれた。
ならば、わたしも彼女の想いに応えなくてはならないだろう。今日、一線を越えると覚悟を決めたのだから。
無論、彼女は自身の境遇を微塵ほども苦痛に思ったり後悔したりなどしていないだろう。
今、彼女にわたしの総てを捧げることに、わたしがこの上ない幸福を感じているように。
『ナニカ』に達する直前、彼女はわたしの胸から顔を離し、更に体の下部に移動した。
そしてやはり手馴れた様子で全てを脱がし、躊躇無く、
いつの間にかお漏らしをしたかのように濡れていたわたしのソコに口をつけた。
「あ、ぁあぅ、……ぁああああ!!」
先に倍する衝撃。いい加減、わたしもコレが心地の良いものだと気付き始めた。
そして性に疎いわたしでも予感があった。――これが最後の一線なのだと。
運命――なのだろう。
シュガレット。
親子二代に渡って利用してしまった(こんな言い方をすれば彼女は怒るだろうが)異界の少女。
彼女が二度も同じような失恋に堪えられるとは思えなかったし、
わたし自身、公私における最高のパートナーを手放せる訳も無かった。
負い目、同情、打算。
確かにそれらはわたしの中に存在する。
だが、それが、どうしたというのだ。
わたしは彼女が好きだ。誰よりも何よりも愛している。
ああそうだ、今なら誰に憚ることなく世界中に宣言できる。
再びどこか、きっと、とても素晴らしいどこかに達する前に、わたしは身を起こした。
もう何をどうすれば気持ち良いのかは分かった。このままひとりで達してしまうのはダメだ。彼女と一緒でなければ。
いつの間にか彼女自身も全裸だった。獣の本能で彼女に飛びついても抵抗はなかった。
再び舌を絡め合わせ、下腹部をこすり合わせる。
「「――――!!!!」」
嬌声が重なり合い、可聴域を越えた。
欲望を増幅させる水音がふたりの間から絶え間なく聞こえてくる。
動きの激しさに、船が揺れ出した。
「プラティさま、プラティさまぁ」
「シュガレット!!シュガレット!!」
相手の名以外何も言葉に出来ず、ただ、求めた。求め続けた。
そして、――達した。
「「――ぁ――」」
極限の、しかしそれでも心地良い疲労のなか、甲板にあお向けに寝転ぶ。
そのままで天を見上げると、変わらぬ位置で月が下界を見下ろしていた。
わたし達を祝福してくれていると疑いなく思ってしまうのは、まだ頭がのぼせきっていたからだろう。
ああ。今が最高のシチュエーションじゃないか。
わたしは寝転がったまま、シュガレットを抱き寄せた。
「シュガレット」
「はい」
「結婚しよう」
「……はいっ」
クソ1発売からずっと待ってたカップリングなのに、誰も書いてくれないから自分で書いてみました。
これがシュガ×プラなのかプラ×シュガなのかは微妙です。
>>77 ちょwwwwwwwおまwwwwwwwww
すまん、何年GJと言い続けても足りん
俺と結婚しろ
>>77 痛みに耐えてよく自給自足した
感動した
クソ1は本当に珍しいのでGJ
>>77 自分語りしないお前に胸がドキドキ。SSにももちろん萌えた。
>>77 (゜Д゜)ポカーン
あ、いや、スマン・・・
あまりにGJだから・・・
>>77 GJ!GJ!
SS<<神の領域<<あほエロ雑談なんだよ。
プラシュガ話をありがとう。
ふう、なあ皆。
神って、本当に実在するもんなんだな。
>>77超GJ!!
84 :
82:2005/08/25(木) 22:08:41 ID:W3yfmqaR
すまん。
SS>>神の領域>>あほエロ雑談のまちがいだ。
シュガレットかわいいなあ。
ハアハアwwww
85 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 22:55:41 ID:0JdwpVFV
(゜Д゜)ポカーン
電車男みてるあいだに神降臨GJ!GJ
神SSの後で気まずいけど、ハサハ×バルレル投下します。
なんで、二人が一緒に居るんだよ!というツッコミは却下します
「じゃあ、ラウル師匠の所に挨拶に行ってくるから、二人で仲良く留守番しててね。
特にバルレル!ハサハの事、いじめちゃだめだからね!」
そう言い残して、トリスはギブソン・ミモザ邸の門を出ていった。
その後ろ姿を、二階から見送った悪魔の目が、妖しく光る
「ケケケ♪ようやく出てったか」
バルレルの口元に笑みが浮かぶ。
後ろを向くと、ハサハがベッドでスースーと寝息をたてていた。
「おい!おい、起きろ!キツネ!」
ハサハの近くに行き、ピシピシと頬を叩く。
「んっ・・・
あ、おはよう・・・バルレルお兄ちゃん・・・」
「ったく。おはようじゃねえよ。もう昼になっちまってんだよ」
バルレルは少し苛ついた様子で、ハサハを一蹴する
「あれ・・・?お姉ちゃんは・・・?」
いつも隣に寝てるはずの、トリスの姿が無いのに気付き、
不安そうな顔でハサハは近くにいる悪魔に尋ねる。
「あぁ、アイツならメガネ達と、どっかに出掛けたぜ。
つまり、今、この家に居るのはオレとオマエだけだ。
わかるか?この意味?」
バルレルは、悪魔らしい嘲笑を浮かべて、ハサハを見やった。
しかし、ハサハはバルレルの言葉の意味が分からず、小首を傾げた状態でバルレルを見つめ返す
ハサハのその表情に、またも苛立ちを覚えた悪魔は声を荒げる。
「いつものヤレって言ってんだよ!」
バルレルの怒声に、ハサハの小さな体はビクッと震える。
「なんだぁ?まさか、嫌だ、なんて言わねぇだろうな?」
バルレルは脅しをかけるように、自身の指をポキポキと鳴らして、ハサハを睨んだ。
「や、やるから・・・乱暴・・・しないで・・・」
ハサハは、か細い声で答えると、
バルレルのズボンをゆっくりと降ろし、サオを小さな手で掴んで、
ピンク色の舌でピチャピチャと舐め始めた。
「ケケ♪わかりゃいーんだよ♪だがな・・・」
そう言って、バルレルは、先端だけを舐めているハサハの頭に手を乗せる。
「いっつも言ってんだろ?もっと深く銜え込めってよ!!」
ハサハの頭を押さえ込み、口の奥まで肉棒を突き入れる。
「ムッ!モガッ!ン!フアッ!」
ハサハは口を塞がれ、酸素が行き届かなくなった脳で、
それでも、言われるがままに舌を使って必死に奉仕する。
「ヒャハハ♪やりゃあ出来るじゃねぇか!?
この調子ならすぐ出ちまうな!最ッッ高に気持ちいいゼ!!」
バルレルの腰の動きと共に、ハサハの口内が掻き混ぜられる音が室内に響く。
ジャプッ ジャプッ ジャプッ ジュプッ
「ムッ!プァッ!バルッ、ぉ兄、ゥムッ!ちゃ!モガッ!」
ハサハの苦しげな声が、突き込まれる異音の合間に吐き出される。
その時、バルレルの体全体が絶頂を伝えるべく大きく震えた。
「くっ!出すゼ!全部飲めよ!ヒャハハハハ♪」
ドピュッ ドプッ ビュクッ
「Σ!!? プァッ!ハッ!ゲホッ!ゲホッ!」
吹き出された精液の量の多さに、ハサハはゴホゴホと咳き込んだ。
「あ〜ぁ・・・全部飲めって言っただろ?
こりゃ、お仕置きが必要だな、ケケケ♪」
バルレルは言うが早いか、ハサハの着物の帯に手をかけ、スルスルと脱がせ始めた。
「あっ・・・や、やだよぅ・・・バルレルお兄ちゃん・・・」
「やだよぅ、じゃねぇーんだよ!それに・・・」
バルレルは、ハサハのまだ幼さの残る秘部に手を伸ばす。
チュクッ・・・
「ふあぁ!!」
「ここは、もう濡れてんじゃねぇーか。
口ん中犯されて感じてたのか?ヒャハハハ♪」
「ち、違っ、ふあぁ!はぅ!」
バルレルは、ハサハの陰唇に口を近づけ、わざとピチャピチャと音を立てて舐め始めた。
「何が違うんだか・・・
もうこんなにトロトロじゃねーか?
とんだエロギツネだな。ヒャハハハ♪」
室内に卑猥な水音と、小さな狐の喘ぎ声が響く。
チュピッ チュブチュブッ チャプ チュブブッ!
「ふぁ!やはっ!ふみゅっ!や、やめてよ・・・はふっ!」
「口じゃあ、嫌がってても、下の口は欲しい欲しいって言ってるぜ?ケケケ♪今挿れてやるからな」
バルレルの下半身から突き出たモノは、
凶嵐の魔公子の名に相応しい大きさと、長さを持つまでに膨張していた。
バルレルは、それをハサハの割れ目に当て、いきなり中に突き入れた。
「ひぁぁぁぅぁぅぅっ!!」
突然の衝撃に、ハサハの口から涎と悲痛な叫びがこぼれる。
「ヒャハハ♪わりぃわりぃ。いきなり挿れちまったら痛ぇよなー。
だがな・・・
これは、お仕置きだから仕方無ぇーんだよ!」
その言葉と同時に、バルレルは勢い良く腰をピストンし始めた。
ハサハの尻とバルレルの腰が打ち付けられる音が響く。
パン!パン!ズパン!ズパァン!ズパァン!
「はゎっ!ふぁ!や!はんっ!」
突き込まれる度に、狐の耳がピクンと脈動する。
「くっ!相変わらずスゲー締め付けだな・・・
こんなに狭くちゃ、すぐ奥に当たっちまう・・・」
バルレルは射精するのを我慢するように顔をしかめていたが、
しばらくして、何かを思いついたように、ニヤリと笑った。
「そういや・・・オマエのこっちの方は、まだ試したこと無かったよな?」
そう言って、バルレルはハサハの尻の方に手を伸ばしていく。
「や!お、お尻は・・・だめ、ふあぁ!」
チュブ チュブブッ
「ケケケ♪なかなか感度いいじゃねーか?
こりゃ楽しめそうだ♪」
そう言うと、バルレルの尻尾が、シュルシュルとハサハの尻に伸びていく。
その尻尾は、いつの間にか毒々しい男性器の形を形成していた。
「ふぇっ!な、なんで・・・」
「オレは悪魔だからな。少し本気を出せば、こんくらい訳無ぇーんだよ」
尻尾の先端が排泄をするための穴に当たる。
「や、やだ・・・やめて・・・そんなの・・・入らないよぅ・・・」
「そうかもな・・・ま、試してみりゃ分かるか」
ズププゥッ!!
「ひあ゛あ゛ぁ゛ぅ!!」
ハサハの懇願は聞き届けられず、
淫乱な挿入音と、高周波に近い叫びが、空気を振動させる。
「ヒャハハハハ♪こりゃ、とんでもねぇ名器だぜ!
中の肉がオレの尻尾を擦りあげるように動き回ってやがる!」
バルレルの尻尾と腰が動く度に、相乗された水音が、部屋全体を支配する。
チュボッ ジュプッ クヂュッ ジャプッ ジャプ
「ふぁう!ひゃ、ひゃめて・・・ぁふっ!ふゃぁ!ハ、ハサハ・・・おか、しく、なっちゃうぅぅぅぅ!!」
ハサハの目からは涙が溢れていた。
口からは舌がこぼれ、涎が辺りに撒き散らされている。
それでも、バルレルはストロークの勢いを弱めようとはしなかった。
「くっ!もう出ちまう・・・中に出すからな!」
バルレルは自身を絶頂に導くため、突き込みをより一層激しくする。
「や、中は・・・ひゃあ!やめてぇ!」
ビュク ビュク ドピュッ
「ふぁはぁぁ!熱いぃ!熱いのたくさん、中に出ちゃってるようぅぅぅぅ!」
ハサハの陰唇から、ゴポゴポと音を出して、精液が流れ出る。
バルレルはサオと尻尾を抜き、その場に力無く座り込んだ。
「ふぅ〜。気持ちは良いんだが、
尻尾も変化させて、射精もしたから、
体力も魔力も随分無くなっちまったぜ・・・
こりゃ、しばらく動けねぇな・・・」
座り込んでいるバルレルに、ハサハがトコトコと歩み寄る。
「バルレルお兄ちゃん・・・」
「なんだよ?オレはもう動けねぇんだよ・・・」
怪訝そうな表情で悪魔は仙狐の顔を見る。
しかし・・・
どういう訳か仙狐は満面の笑みを浮かべ、悪魔を見返す。
その表情にいささかの不安を抱いたバルレルだったが、
その不安はすぐに確たるものになった。
「あのね・・・ハサハ、まだイッてないよ?だから・・・早く、続きやろう・・・?」
今度は悪魔の叫び声が、聖王都中に響き渡った・・・
終わりです
感想・アドバイスなど有りましたら
よろしくお願いします
死角を付いたカップリングGJ。
攻守が逆転した続編なんかあったら読みたいっす。
ここで一発覚醒バルレル×ガルマザリアとかキワモノ希望してみる。
>>94 GJ!!!!
台詞の時にいちいち改行しなくてもいいと思うよ。見やすくて親切だとは思うけど。
98 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 04:04:06 ID:wbCraHyM
ガルマちゃん可愛いよガルマちゃん
>>98 憑依召喚して攻撃時のグラフィック見てみれ。
101 :
94:2005/08/27(土) 15:36:51 ID:kHOLf6c5
感想ありがとうございます。
攻守逆転物ではありませんが、一応、続編を書いております。
出来上がったらうpしますので、その時も感想等よろしくお願いします。
>>104 投下する前に注意しとくよ。
セリフで状況を説明せずに、地の文を厚くするといい。
地の文も箇条書きみたいで、ぶつんぶつん切れる感がある。
直接的な言葉(射精など)をセリフに入れると萎える。地の文にもあまりお勧めできない。
あと、これは基本的なことだけど、擬音は独立させて使わない。
○○のような音、とか、実際に○○する音、なんかにするといい。
「!」の後ろはひとマス開ける。こだわってるならいいけど、「・・・」は「…」が普通。
なんだか偉そうでスマソ。
ほんと偉そうだな。わかってるなら黙ってろよ。
書き方からして腐女子臭がプンプン。
ここは別に書き手育成スレじゃないし過剰な助言はウゼー。
「…」とか、感嘆符のあとは一マスあけるとか地の文とかのこと
はともかく、表現についてはそれぞれなのに、何様? 直接的
な言葉使った方が萌えってヤツもいるし、擬音を独立させて使う
物書きも世の中にはごまんといるだろうにさ。
>>102みたいに場違いなご高説を突然垂れ流し出す
勘違い野郎って結構見かけるからカンに障るんだよな。
プロ目指してるなら
>>102みたいな助言はありがたいものだろうとは思うんだが。
スルーもいいが出来ればテンプレにでもいれといてほしいくらいだ。
>>107 だからいちいち相手にすんなって。相手にしてると余計にスレが荒れる。
>>101じゃないけど、
書き手からすればこういう助言は貴重で有難いよ。
ついでに言うと、
>>101の言ってることは文章の基本的なことばかりで
プロ的なアドバイスなんてもんじゃない。
こんなんに過剰反応するなんて心に余裕がないし、
文章力を高める交流を認められないんじゃ、淋しいよ。
文章力が例え中学生レベルでも、萌えられれば十分。
>>109 >>102のお仲間登場か。荒れてきたな。
>「…」とか、感嘆符のあとは一マスあけるとか地の文とかのこと
>はともかく、表現についてはそれぞれなのに、何様? 直接的
>な言葉使った方が萌えってヤツもいるし、擬音を独立させて使う
>物書きも世の中にはごまんといるだろうにさ。
ぉK?
ここが何スレかもう一度よく考えれ。そして立ち去れ。
↓以降、普通の話題
>書き手からすればこういう助言は貴重で有難いよ。
>文章力を高める交流を認められないんじゃ、淋しいよ。
ハァ?
何かこうもあからさまに腐女子の存在を実感すると気分的に萎えるな…
この嫌な空気を断ち切ってくれるツワモノな職人さんの降臨マダー?
115 :
101:2005/08/28(日) 11:01:34 ID:6hP3WZyE
なんかオレの不用意な発言の所為でひどい事になってる・・・スマン OTL
とりあえず、今は流れを戻すために頑張って書いてみる。もう少し時間がかかると思いますが・・・
つうかさあ111や114みたいな噛みつき厨の方がよっぽどスレの空気悪くしてること分からんのか?
エロパロスレに腐女子などいない!
みな 漢 だ!
はいはい腐女子タンおちゅかれー
腐女子という単語を安易に用いる馬鹿が一番の荒氏
はいはい腐(ry
なんか俺同様随分暇な奴多いみたいだなw
別にいいじゃん腐女子だろうと
書き手の中にもいるだろ?そういう人。
本当にアホだな
>>104 ほっとけばスルーされて終わりなカキコに噛みついて
火種巻き散らかしたんだから
アンカー間違えたwwww
125 :
109:2005/08/28(日) 11:27:30 ID:VtmXRgFp
自分はただ、中身や書き方に関するアドバイスや意見交換を排除しないでって
言いたいだけだからね。そういったのはなかなかないし、技術交流は貴重なんだ。
この板は文章書きが集う場所だし、そういったのがあってもおかしくないと思う。
>>101の作品は充分な完成度を感じさせるから、そんなにいじる必要は
ないと思うけど、それとはまた話が別だしね。
自分は当事者同士じゃないから横から口を出すのも何なんだし、
悪い事してないしちゃんと断りも入れてるのに
それでも喧嘩腰で非難する人に通じるのかなとも思うけど、
本人もアドバイスくれって言ったし、
>>102はその通りにしたんだと思うよ。
その辺のところは、エキサイトしないで理解して欲しいと思う。
じゃあ基本に戻って。
【ルチル】サモンナイト萌え18【エローイ】
ルチルマダー?チンチン☆
>>125 お前マジで何様(ry
これだから腐じょ(ry
こんなにも民度低かったのか…このスレは…
じゃあ基本に戻って。
【ルチル】サモンナイト萌え18【エローイ】
ルチルマダー?チンチン☆
ルチルタンの下着は前張り
馬鹿言っちゃいけません。
我らがルチルタンは何も履いてませんよ。
下着なんて邪道です。偉い人にはそれがわからんのです。
何も履いていないと漏れちゃうじゃないか
お前エロいな
いつでも準備オッケ。
エッチなお汁が漏れないように栓をしているルチルタン。
スレの主題にそった雑談をしてみた。
進んでるから作品きたかとおもたtら
まだやってたのかお前ら
腐った人なんざどうでもいいよ
>>138 こら。お前には俺らの熱ーいルチルたんエロ談義が目に入っとらんのか。
このタイミングで発言するならお前も責任持ってルチルたんのエロ談義に参加せいよ。
ルチルたーんルチルたーん!!
ぬっとり濡れまくりルチルたーんをキボンヌ
ここで敢えて静かにレシィ単品キボン
ムガムガがバター犬と化しルチルたんに襲い掛かる話キボン
143 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 13:53:05 ID:lQk6yaST
激しくルチルたんキボン
ついつい暴れて導き手に罰とかいわれてお仕置とか
酒に付き合わされて酔った勢いでとか
強欲なご主人様に魂が少ないとか言われてお仕置とか
どうよ?
ルチルの一人称ってアタシ?あたし?
僕ちん
エアがリョウガLOVEのあのおにゃのこに調教される長編きぼん
ドサクサでのクレクレ
貧乳トリスたんを単品でキボン
トリスたん単品ってことはトリスたんがひとりエッチとかそういうこと?
巨乳になるという触れ込みの妖しげな機械を使ったせいで淫らに悶えちゃうとか。
151 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 12:05:35 ID:GWuQwYxb
モナティ・エルカ
激しくキボン
ぬっとりで思い出した。
ねっとりネストリずっと待ってます(*´Д`)ハァハァ
途中で挫折する職人さんも結構いそうなのでこまめに応援しよう。
挫折も何もねっとりなネストリを書くなんて誰も言ってないと思うんだが…。
あと過剰なクレクレは余計に投下を敬遠されるぞ。
そんなに過剰に応援してるかね?
昨日荒れたばっかだしクレクレというより雑談のノリなんだけど
もう少し空気を読んでほしいな。
腐ーん
>>156 --------------------------------------------------------------------------------
_ _ .' , .. ∧_∧
∧ _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ ' ( )
, -'' ̄ __――=', ・,‘ r⌒> _/ /
/ -―  ̄ ̄  ̄"'" . ’ | y'⌒ ⌒i
/ ノ | / ノ |
/ , イ ) , ー' /´ヾ_ノ
/ _, \ / , ノ
| / \ `、 / / /
j / ヽ | / / ,'
/ ノ { | / /| |
/ / | (_ !、_/ / 〉
`、_〉 ー‐‐` |_/
テラワロスw
空気読めってほどのもんか?
さっき気付いて、言わずにいられなくなったから言うけど、もし気分を害したら先に謝っておく スマソ
トリスのクリトリス……
ルチルの一人称はアタシ、
商売して、人からお金っていう形で魂のカケラを手に入れてるっていう設定でよかったっけ?
あと、ムガって性別あったっけ?
SS書いてるんだが設定うろ覚え…。
未だにガブエアに拘泥する俺はどうしたらいいのだろうか。
>>163 特に性別の有無はなかったけど、個人的にオスっぽい感じがする
エクステSSィィョィィョ!
>>161 「トリス」という名前を初めて聞いた時に誰もが口には出さず思ったであろうことを、お前というやつは……!!
ガブエアかぁ・・・俺もきぼん。もち鬼畜で。
というかエアの鬼畜物少ないんだよな。他のキャラは大量にあるのに。
というかクソ2自体少ない
もち鬼畜なのかよw
ガブで鬼畜って想像つかないなあ。
170 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 09:40:12 ID:4y+Yv/8i
もちろんガブが受けですよね
ガブがパスゥにネチネチやられてる調教モノが読みたい。
桑島ボイスでアンアン喘ぐアメルたんが見たい。
桑島に頼め。
175 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 17:03:26 ID:DXS/mmfF
エイナの中に入れているときにレオンに替わったらどうなるの?
衝撃チェンジで吹き飛ばされます。
対ベクサー戦で衝撃チェンジしまくってるとベクサーが哀れに見えてくる。
主人公に近づくことすら出来ない男…。
>>165 やっぱイメージ的にはオスかなあ。
だったらムガがレオンにバター犬やったらウホ獣姦になってしまうか…。
やめといたほうが賢明かな。
リゼルドで書いてみたい気もするが、エクステ持ってない。
ってか機械兵士は需要は無いだろうなぁ…
ふと思ったんだが、
SSの書き手と住人の関係を上手く例えてみるとどんな感じよ?
職人→エルゴ
住人→召喚師
…微妙
SS書き職人=被災地での炊き出しを行うボランティア
住人=飢えた町の人々
職人=パイロット
住人=整備兵
>>178 需要はちゃんとあるぞ、過去スレ見ればわかる、
機械兵士で書く人は少ないから是非に。
>>178 否定して欲しそうだから言っておくが
無いからな
職人=オウキーニ
住人=その他の島の住人
これだろ
クノンやリニアみたいな人型はともかく、
機械兵士は完璧に無機物って感じだからなあ。
表情もないし、汁も出せそうにないし。
だが、その無機質な感じがいい。
自意識もって歩き回るバイブだと
思うと、ハアハアする。
>>178 一応いっとくと、リゼルドはネタも出しようがないくらいの空気キャラだぞ…。
不幸な結末にはならないが、燃えも切なさもストーリー上には見当たらなかった。
ぶっちゃけ白夜の四天王を四世界の属性で揃えたいがための、数合わせっぽい扱いだった。
>>187 その代わり人間にできないプレイができるではないか、
自爆とか。
昔からロレイラルはエロ的には鬼門だ
>>177 何 そ の 色 モ ノ
何かよくわからんが面白そうww
>>194 待て、落ち着け、そっちは危険だ
確かに面白そうだが
・・・未だ見ぬ神の投下をお待ちしております
導き手になったら浮気し放題
ガンヴァルド(♂)×ボルガノ(♀)キボーン
その性別はどこから・・・
リニア×エイナ
ドロボウネコにはお仕置きが必要のようだとかいって・・・
コソーリED後ネストリをキボン
漏れもねっとりネストリをキボンヌ
ネストリもいいが童顔貧乳のトリスたんが男を攻めるのも見てみたい。
拙い仕草で必死にアレコレ仕掛けるトリスたんハァハァ
けどネスティ相手にそれやるとネスが女々しくなりそうな予感がするし…難しい。
>>167 ならヴァリプラを求めている俺はどうすればいい…
そこでレシィ投入ですよ。ご主人様。
レシィたん(´Д`*)ハァハァ
レシィ×他の人全員
「綾ぁぁぁぁっ!……綾ぁぁぁぁぁっ!!」
絶叫としか言いようのない夏美の叫びが辺りに響く。夏美の視界に広がる光景。多数の肉
棒の群れが綾を蹂躙する姿。赤く滾る肉塊達は綾の膣とアナルを抉っていく。濡れた肉同
士が摩擦する卑猥な音。それとともに前後から貫かれる綾が洩らす喘ぎ声。綾の身体は既
に吐き出される白濁に汚されていた。精液の溢れる膣口と菊門を続けて犯され、白濁を注
ぎ込まれる。悶えながら喘ぎ続ける綾の瞳から生気が削り取られていく。
『あふぁ…くふぅぅ…あ…ぅ…夏美さ……んひぃぃっ!くふぅぅぅ!!』
絶叫する夏美の姿が綾の目にも入る。声をかけようとするが胎内をかき回す肉獣がそれを
阻む。群がる無数のペニスの洗礼は綾のヴァギナとアナルだけでは受け入れきれない。極
太の肉棒が綾の口内を犯す。それと同時に手も胸も使えるところは全て肉棒をしごく道具
として酷使される。柔らかい綾の舌の感触にたまらず絶頂に達する男根。粘性の白濁が綾
の顔に降り注ぐ。それとともに子宮に注ぎ込まれる精液。前に射精されたものと混じりあ
いながらゴポゴポ音を立てて溢れてくる。貫かれ続けたアナルはもう括約筋が酷使され過
ぎて緩んでいた。だらりと締まりのない肉穴を肉根が所狭しと出入りする。
「やめてよぉぉ!!もう止めさせてよぉぉ…こんなの……」
何も出来ない。目を閉じても卑猥な濡れた音と喘ぎ声が聞こえてくる。うなだれてただ哀
願する。こんな悪夢から早く覚めることを。
『ずいぶんな物言いだね。君のリクエストに答えたつもりだけど。種明かしをしようか。
これは君が見ている夢だ。だから目が覚めれば終わる。でも大差ないだろうね。実際は。』
そう淡々と声は告げる。これが夢。そんなことは夏美も薄々気づいている。ありえない。
不条理の連続だから。だが例え夢でも見ている夏美にとってそれは現実。大差ない。本当
の意味で。
「ぅあ…ぅ…覚めてよ…早く…あたしの夢なら…早く覚めてよぉ……」
出口の見えない悪夢の中で夏美は早く覚めることを願う。どこまでが夢でどこまでが現実
なのか。その境界さえあやふやなままに。
夢の世界。その世界にいるものにとっては夢を見ている間はそこが現実なのだろう。夢だ
と分かっているのに。自分の夢だと分かっているのに。そこで感じるものは実感を伴う。
ほっぺを抓って痛かったら夢じゃない。そんなのは嘘だ。夢だと分かってるのに痛い。夢
だと分かっているのに苦しい。そんなのは茶飯事だ。そう。悪夢も現実も区別つかぬ狂気
にとりつかれてからは。
「うぁぁ…あぅぅぅ…うっ…っぐぅ…うぇぇ……」
結局あれだけ願ったのに未だに悪夢という名の牢獄に夏美は閉じ込められていた。場面が
突然に切り替わったと思えば今度は自分が。あるいは綾が。時には二人とも惨めに陵辱さ
れた。夢だと分かっているのに苦しい。夢だと分かっているのに哀しい。覚めたと思うと
また次の悪夢。もうどこが夢でどこが現実なのかなんて夏美には分からない。どの夢の中
でも自分ないし綾が無惨に犯される。狂うおしいまでの生き地獄。もうたくさんだと思っ
ても一向に解放されない。
『分かったんじゃないですか少しは…絵美の気持ちが……』
そうふいに現れて語りかける影。絵美だ。彼女もまた夏美の心が作り出した虚像なのだろ
う。虚像とはとても思えないほどにリアルな。
『こんな風に惨めに犯され続けて…何もかも無駄だって思い知らされてきたんですよ…何
も考えずにいられたら楽なのにって思うほどに……』
今なら分かる。あのときの絵美の気持ちが。出口なんてない。解放などありえない。逃げ
ることさえ叶わず惨めに犯され続けるのだ。肉便器として。深い。深い絶望を抱きながら。
『君も本心では諦めてるんだろうね。こんな夢を見続けるということは。』
今度はキール。諭すような口調で続ける。
『夢は当人の心の投影だ。君が悪夢から解放されない。それは君自身がもうこの悪夢と同
じ結末になることを認めていることに他ならない。言っただろう?大差ないって。そう夢
の中でも…現実でも…君たちは…』
そうだ。言うとおりだ。本当はとっくの昔に諦めていた。ただ虚勢をはって誤魔化してい
ただけ。そのメッキも剥がされた。絵美に陵辱されたときに。
「やめてよ…許してよ…もう…お願いだから……」
そう許しを乞う。だが帰ってくる答えなんて聞くまでもない。自分の結末が。自分たちの
未来図が。今の夏美には容易すぎるほどに想像できてしまう。
『絵美と同じになるんですよ…あなたも…綾先輩も…絵美と同じに…』
『夢の中と現実と…どっちにいたって君にとっては変わらないだろうね。さあどちらが現
実なのだろうか。ひょっとしたら君が現実と思っている世界もまた夢かもね。』
「止めて、止めて、やめてぇぇぇぇぇぇっ!!!!」
懇願する。だが声は構わずに続ける。
『壊れてしまいましょうよ…早く楽に…そうすることでしか…救われないから…』
『僕としてはどちらでも構わないけどね。さあ君はどうするつもりだい?』
「い……や…嫌ぁぁぁっ!嫌ぁぁぁぁぁっ!!嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
覚めない悪夢。悪夢と変わらぬ現実。無常の連鎖の中で夏美はただ叫ぶ。できることはた
だそれだけ。起こりえる未来に怯え悪夢にうなされてはその都度泣き叫ぶ。そんな矮小な
存在。それが自分。そのことを心に刻み付けられながら。
気がついたときにはいつも柔らかな感触に抱きしめられていた。何度繰り返した?何度繰
り返したのだろう?動悸する心臓と脳に昇った沸騰した血液と。息切れしそうな苦しい呼
吸の中でいつも見るのは同じ顔だ。そうもはや夏美にとっては馴染みの。
「…大丈夫ですか…夏美さん……」
そう少しやつれた顔で少女は心配な顔を見せる。彼女もまたろくに眠れてはいないのだろ
う。目の下のくまに疲労のあとがくっきりと残る。
「………あ…や…綾!?………綾ぁぁぁぁぁぁっ!!」
気がつくと飛び込んでいた。綾の胸の中に。柔らかな感触に包まれる。細い腕が夏美の背
中に回される。優しい抱擁。悪夢から覚めた夏美を慰める唯一無二の存在。
「うぁぅぅ…うぐぅぅぅ…あぅぅうぅ……」
「もう大丈夫です…もう大丈夫ですから…」
背中を優しくさすってくれる。傷ついた自分を抱きしめて慰めてくれる。どこからが。そ
してどこまでが悪夢と分からぬ世界の中で。ただこの温もりだけは真実のものだ。夏美は
そう信じる。いや信じたい。
『いい気なもんだね。そうやっていつもいつも。』
(………っ!?)
ふいに聞こえた幻聴。肉声ではない。自分の内側から聞こえてくる。
『綾に甘えちゃってさ。見てみなよ。綾の顔。可哀想にあんなにやつれちゃって。』
声に従うままに覗き見る。確かに酷い顔だ。明らかな睡眠不足で憔悴している。寝付くた
びに夏美がうなされてパニックを起こすのでそれも当然といえる。
『そうやって人に甘えて…自分誤魔化して…見たくないものから目をそらして…いい加減
認めたら?』
声は容赦ない。当たり前のことだ。
『自分は綾に何もして上げられない。綾を守ることなんてできやしない。そうだよね?あ
んな年下の娘にもボロボロにされちゃうぐらいだから。笑っちゃうよね。』
聞きたくないこれ以上は聞きたくない。でも声は止めてくれはしない。確信がある。
『結局はあの娘の言うとおりなんだよ。あたしも綾も結局はああなっちゃうの。何もかも
無駄。無意味。分かってるんでしょう。』
それは自分の声だから。自分の正直な本心の声だから。だから響く。だから何も言えない。
『今こうしてあたしを抱きしめてくれてる綾もいつかは…もう今日にでもああなっちゃう
よ?絵美って娘みたいにさ。当然あたしもね。』
(………っ!!!)
刹那、フラッシュバックのように一人の少女の姿が映し出される。絵美。綾の後輩。無惨
に陵辱され続け壊れ果てた哀れな少女。その絵美をはじめてみたときの姿が生々しく脳内
で再生される。白濁に全身を染め虚ろな瞳で壊れていた絵美の姿が。
『早く壊れちゃいなよ。あの娘の言ったように。その方が楽なんだから。』
そう囁く。悪魔のささやきだ。だがそれが本心。自分の本心。
『それにさあ………』
少しかぶりをふるようにして声は付け足そうとする。その続き。聞きたくない。聞いてし
まったらもうまともでいられなくなるから。
『これが夢じゃないって保証あるの?』
「…あ…あぁぁぁ…ぅ……」
「夏美さん?」
言われてしまった。一番言われたくないことを言われてしまった。覚めない悪夢。今の目
の前の現実がその一部に過ぎないということ。そんなはずはない。だが否定を証明するも
のはない。永遠に続く悪夢の牢獄。綾と出会ってからの全ての出来事。あるいはそれ以前
キールとの遭遇。もっと昔、自分が生まれてきたこと自体が。全てがこの悪夢を構成する
パーツに過ぎぬ可能性。覚めるはずがない。自分は今も悪夢の牢獄の中にいるのだから。
「い…や…嫌ぁぁ…嫌ぁぁぁっ!!」
「夏美さんっ!!夏美さんっ!!」
呼びかける綾の声も夏美には届かない。悪夢と悪夢と変わらぬ現実と。あやふやなそれら
の境界に翻弄される夏美には。
「あぁぁぁっ!うぁぁぁぁっ!!うぁぁぁぁぁぁっ!!」
「夏美さんっ!夏美さんっ!!」
割れるばかりの頭を抱え吼え狂う夏美に、綾には何もなすすべがない
欝全開に久しぶりに続きです。夏美壊れてきました。
女の子が精神的に追いつめられるシチュはやっぱ好きですね。
ブチ壊れた夏美に対し綾はどうするか。続きはまた今度。
サラバ
で、でででで、出たー!!!
皆の者〜!!鬼畜殿がいらしてるぞーー!!!
こら、そこ起きれ!!
俺のそこがおっきしました
もう壊れに壊れてドロドロの
レズレズになる日を待っているよー
GJ! 鬱展開ハァハァ。
保守がわりにクレクレしてみる
砂を吐く程甘いアヤカシキボンw
前スレにあったような。
今思ったんだけど、エクステの世界で子作りしたらどうなるんだ?
輪廻の輪から外れた魂が、その世界で子供を作ったら、その子供はどういう存在なんだ?
転生も何も、その子供はその世界で生まれたわけだから、生まれ変わるってのもおかしいし。
>>220 魂と魂同士が子供作るわけだから、子供は魂の欠片なんじゃないかな
あの世界における『物質』の定義って大方それで片付くみたいだし
リコや商人一家はエクステの世界で子作りした結果誕生した第二世代(リコは第三)だと俺は思ってる
そうじゃないと界の狭間に来た時点で生前の記憶が消えるという設定と辻褄が合わなくなるから
じゃあその子供はエクステの世界に生まれたせいで、
試練を乗り越えなきゃ定着する存在になってしまうのか…。
223 :
4スレ815:2005/09/04(日) 18:16:26 ID:C3W8Hb1h
レオエイ前提でルチル×レオン投下します。
強引な設定に関する突っ込み所は見逃してやってください。
悪魔商人なら何でもアリかなとか思ったので…。
小さなテントの中、甘い喘ぎとともに揺れ動く女の姿がそこにあった。
その紫色の肌や黒い翼は、彼女が明らかに人間ではないことを証明している。
彼女は――紛れもなく『悪魔』なのだ。
しかし人々の間で恐れられる悪魔という存在とはうって変わって、その姿は若くも愛らしい。
「はぁっ、あん……!ふ、んぅっ」
切ない声を上げる彼女の下には、一人の男の体。
体を揺さぶるたびに聞こえる音は、粘着質な水音のみ。
暗い肌とは対照的なほどに鮮やかなピンク色の秘肉が、男の肉塊を受け入れる音だった。
「おおっ……!いい、凄いぞっ……!!」
竿を擦る膣肉の快楽に、男が上擦った声を上げる。
彼女は、男の言葉に口元を緩めた。
「そんなにイイんだ?それじゃあ、もっと……」
更に激しく腰を揺さぶり、彼女は湧き上がる男の快楽を高めていく。
――悪魔の中には、こうして男を誘惑し、その精気を糧として生きる者もいるという。
ならば、この女も同様に男に抱かれ、精気と生命を奪い取る存在なのだろうか。
「いいぞっ!もっと、もっと締め付けてくれっ!」
溶けるような肉の心地よさに、我を忘れて腰を突き上げる男。
その姿がおかしくて堪らないという風に笑みを浮かべ、彼女は更に足を開いた。
「我慢しないでよっ……アタシの中に、思いっきり出してっ」
彼女の叩きつけるような激しいピストンと、肉塊に絡みつく膣肉の具合を前にしては、男の持久力などまったく歯が立たないのだろう。
むさぼるように彼女を求めていた男の表情は、既に限界近いというふうに歪んでいた。
「ぐっ……!」
ぶるっ、と男の体が震える。
びゅくびゅくとほとばしる精液を膣内に受け止め、彼女の顔に恍惚の表情が浮かんだ。
(今回は……けっこう搾り取れたかもしんない)
目の前の男は、ぐったりと目を閉じたまま無言のままだ。
やはり、彼女は男の命を奪い取ったのか――と思った瞬間。
「ほぉーらっ!お客さん!いつまでもここで寝てちゃ困るんだけどっ?」
「んっ?ああ、悪いなルチルちゃん」
ルチルと呼ばれた彼女に頬をペチペチと叩かれ、男はようやく目を開いた。
眼前の光景は、彼女のピンク色の秘所から出して間もない精液が滴り落ちているという、何とも淫靡なものだ。
「うぉ……」
男が思わず感嘆の声を漏らす。
だが、再び頭を持ち上げた男性器にまっさきに反応を示したのはルチルのほうだった。
「なに?もっかいお買い上げといきますか?」
「い、いやいや。これ以上体力を消耗するわけにもいかんだろ。今日はこの辺にしておくよ」
「ふーん。あっそ」
心の中で舌打ちしつつも、ルチルは満面の笑みを浮かべると立ち上がる。
その姿は先ほどまで激しく乱れていたことなど、寸分も感じ取ることができない。
情事後の疲労感さえもうかがえない彼女の顔は、むしろつやつやと輝いているようにさえ見えた。
「んじゃっ、この次もよろしく頼むからね?」
営業スマイルでウインクをすると、男はその愛らしさに顔を緩ませながら頷く。
どこの世界でも男の扱いなんてちょろいものだ――と心の中でルチルはほくそ笑む。
そして去っていく客の背中に手を振りながら、彼女はお決まりのセリフを口にするのであった。
「まいどありぃーっ♪」
エグゼナの一件で、この世界の危機から逃れるために一度はサプレスに戻ったルチル。
そんな彼女であったが、レオンたちがそれを倒したという噂を聞きつけるなり、速攻で戻ってきたことはいうまでもなかった。
しかし、今までの商売方法では『強欲の貴婦人』に満足な献上もできはしない。
そういうわけで、彼女はこのたび新たな経営方法を取り入れることを思いついたのだった。
その方法とは――。
「『欲望でのお支払い方法始めました』……?」
「らっしゃーい♪」
「うわっ……!?」
テントを覗き込んだ客に向けてひょっこり顔を出すと、その人物は思わず悲鳴とともにのけぞる。
「……ってアンタ、レオンじゃない。久しぶり」
引きつった顔でルチルを見る青年は、以前この店の常連客であるレオンだった。
狼狽するその姿にどこか違和感を覚えるが、商売の前には客の事情などどうでもいいことだ。
「いや〜、アンタたちが騒動を解決してくれたおかげで、アタシももう一度ここで商売できるようになったのよ。感謝してるんだから」
「へ、へぇ、よかったじゃないか。……うん」
「もちろん新商品も揃えてるから買ってってね……ってコラ、どこ行くのよ!?」
――ルチルの声とともに、後ずさりで逃げようとする彼の頭めがけてムガが飛びかかっていた。
「で?なんでアタシの顔を見た途端逃げようとしたわけ?」
悪魔コンビの見事な連携によって連れ戻されたレオンに、ルチルは胡坐をかいて睨みかかっていた。
悪魔という立場上あまりいい目で見られた経験も少ないが、こうも露骨な態度をとられてはさすがに気分が悪い。
レオンはいまだ苦い表情でうつむいていたが、やがて渋々口を開いた。
「最近この辺にいろんな道具や薬を売ってる店ができたって聞いたんだよ。ちょっと興味がわいて見に行ってみたら……お前がいたから」
「ルチル様の店じゃ買い物はしたくないっての?ひどいっ……散々求めて利用しておいて今さらっ……!ねぇムガムガ!?」
「ムガガッ!」
「って、変な言い方はよせ!」
威勢のいいツッコミもつかの間、深くため息をつくと、レオンは髪をくしゃりとかいた。
いつも元気はつらつというわけではなかったが、今の辛気臭さ溢れる彼の姿はどうにも違和感がある。
「……なんか悩みでもあんの?そのために何かを求めて、この店を覗いたんでしょ?」
「あんまり顔見知りに打ち明けるようなものじゃないからだよ。……もちろんお前にも」
ずいぶんと思い悩んでいる様子の彼に、ルチルは腕組みをして思考をめぐらせた。
レオンとエイナは店の売り上げを何度も助けてくれた、感謝すべき上客だ。
噂によると、彼は今後エイナとともに導き手を目指して旅立つつもりでいるとか。
それならこれからも旅先で、自分の店を利用してもらわない手はない。
つまり今、彼の悩みを解決に導いてやれば――。
(恩を売りつつ、好感度アップ!更に今後の来店率の上昇は間違いなし!!)
「水臭いわねーアンタ!このルチル様にできることなら何でも協力してあげるわよ!もち、秘密厳守!!」
背中を叩きながら満面の笑顔で迫るルチルに、疑わしい視線でレオンは眉を寄せた。
しかしその瞳に向けて、ルチルは更に自信たっぷりに口の端をつり上げてみせる。
「……じゃあ」
彼女の熱意に観念したのか、レオンはおもむろに口を開いた。
「――はぁ〜。お熱いことねー。青春まっただなかねー」
「ムガ〜……」
「な、なんだよお前ら!その目は!?」
ようやくレオンが告白した悩みの詳細に、ルチルとムガは薄ら笑いを浮かべてため息をついた。
今まで幾度も過酷な試練を乗り越えてきた彼が、一体どれほどの苦悩を抱えているのかと思えば。
悪魔の彼女にしてみれば、その内容は甘ったるすぎて吐き気さえ覚える。
「『初エッチで、愛しい彼女がナニをブチ込む時に痛がっちゃって上手くいかないんです〜』って。ハッ」
「わざわざ反復するな!」
頬を紅潮させながら叫ぶレオンの表情は必死だ。
きょろきょろと周囲を見回しながら、再びルチルの耳元へと寄る。
「だ……だから、エイナに痛い思いをさせずに抱けるような、そういう道具や薬とかは扱ってないのか?」
彼の人一倍エイナを心配するところは、以前からまったく変わっていないのか。
内容はともかく、誰かのために恥を忍んで密かに行動にうつるその人間性には、さすがのルチルも感心してしまう。
ふと彼の手元を見ると、お金が入っているらしき大きな袋を大事そうに持っていた。
(いくら入ってんのよ……。それをエイナのために散財しちゃう気?このバカ)
本来なら、こんな客が来れば待っていたとばかりに金額をふっかけるものだ。
しかし――。
(こんな真っ直ぐなバカから金を騙し取るほど、アタシは腐っちゃいないからね)
苦笑を浮かべると、ルチルはテントの奥から二つの小瓶を持ち出してきた。
「これ、どっちも三万バーム。ちょっと値が張るんだけど、効果は抜群よ」
「三万……か。わかった」
「男のアレが二分の一になる薬と、女のアレが二倍に広がる薬。どっちがいい?」
「どっちもいらんわっ!!」
ツッコミが板についてきたのか、レオンのリアクションは妙にノリがいい。
両方買えば五万バーム、と言いたいところだったが、これ以上彼の機嫌を損なうことは商売上よろしくないだろう。
「もっと……ほら、ベタな薬はないのか?強烈な媚薬とか、痛みを快感に変える魔法の薬とか」
「アンタも結構マニアックな発想の持ち主ね」
「うるさいなっ!俺だって必死なんだよ」
盛りのついた年頃の童貞が彼女を想うその姿は、ある意味滑稽に映ってしまうのが何とも物悲しい。
ルチルは二つの小瓶を片付けながら、その視線を一番奥の頑丈な鉄の箱へと向けた。
「……アンタの言った後者の薬。あることにはあるんだけどね」
「本当か!?じゃあそれを――」
「でもそれ、五十万バームなんだよね」
――瞬間、吹き抜ける風とともに沈黙が空間を支配した。
「ごっ……!?」
想像を絶する金額に、レオンの体が硬直する。
彼の手にしたお金の袋も、その金額を前にしてはポスンとむなしく落ちるだけであった。
「到底払える金額じゃないでしょ?諦めて、さっきの薬を買うか、帰るかしなさいよ」
「それは無理だっ!いや、でも俺は……前に進まなきゃいけないんだ!」
「ムチャ言うんじゃないって。金を払うアテだってないんでしょ?」
彼の悩みを聞くとはいったものの、こちらの商品を購入できないというのであれば、それ以上の助力はルチルにもできない。
彼女はあくまで商売人として、この世界に来ているのだ。
いくら親しい間柄といっても、ひいきをする事などできはしない。
多少の罪悪感にかられながらも、ルチルは力なく肩を落とすレオンに視線を向ける。
――その時、ひとつの案が脳裏をよぎった。
「……そーだっ」
エイナという恋人を持つ手前、彼には提案しなかった方法がひとつあった。
それは、お金を受け取るという以外の方法で、この世界の人々から魂のカケラを頂く方法。
それを用いることで、強欲の貴婦人への献上も上々となった行為だ。
あれならば、彼から大金を受け取ることなく、薬を与えてやれる。
「――ねえ、レオン」
艶っぽい声が、ルチルの唇からこぼれる。
「……なんだよ?」
悩みの解決の糸口を見失ったレオンの声は、くぐもっていた。
甲斐性のない自身への絶望と、安易な慰めの言葉への拒否だ。
しかしルチルは、彼の返事に言葉を繋ぐことはなかった。
思い沈黙が、レオンを余計に苛立たせる。
やがて落胆したレオンの顔は、彼女に向けてゆっくりと上げられた。
……のだが。
「うわあぁっ!!?」
「そんじゃあさ、こっちの『お支払い』で買ってみない?」
絶叫したレオンの視線の先には。
――腰に交差させたベルトを持ち上げ、恥じらいもなく秘所をさらけ出したルチルの姿。
一体ナニをやってるんだコイツは。
常識を逸脱した彼女の行動に、興奮を覚える間もなくレオンは口を半開きにしていた。
「ち、痴女だったのかお前……」
「違うっての!ほら、アタシの今までの魂の奪い方、知ってるでしょ?」
悪魔であるルチルは、上司にあたる『強欲の貴婦人』に魂を献上する役目がある。
しかし強引なやり方を好まない彼女は、この世界で品物を売り『お金』という形で、少しずつ魂のカケラを集めていたのだ。
「でもさ、そのやり方じゃあ満足な量の魂が集まんないのよねえ。そこでルチル様が新提案!『体のお支払い始めました』!!」
「…………」
顔を引きつらせたまま尻もちをつくレオンに、ルチルは言葉を続ける。
「相手の欲望をこの身に受け入れることで、アタシたち悪魔の大好きな、ドロドロした感情のこもった魂のカケラが思いのほか手に入っちゃうのよね。しかもお金を貰う方法よりもずっと沢山!あ、言っとくけど命に別状のない程度だからね」
……欲望を、この身に受け入れる。
彼女の言葉の意味をレオンが理解するのに、そう時間はかからなかった。
そもそも、目の前で堂々とノーパン姿で立ちはだかるイカレた女悪魔を目の前にして、それ以外のことを思いつけというほうが無理かもしれない。
「それは……つまり」
あまりにも唐突な状況にも関わらず、レオンの喉がその言葉に上下する。
ルチルのいたずらじみた笑みが、悪魔としての妖艶なものへと変化していた。
「ぶっちゃけた話、アタシと目一杯楽しんで、その魂をほんのちょこっと貰いたいわけよ。悪い話じゃないでしょ?」
言葉を続けながら、ルチルの細い指は露わにされた下半身の、茂みの中へと進んでいく。
ふっくらとした陰唇を二本の指で押し広げると、鮮やかなピンク色の秘肉が顔を覗かせた。
青みがかった紫の肌と、鮮やかなピンクの見事なコントラスト。
思わず釘付けになる視線を必死に戻そうとしながら、レオンは慌てて首を横に振った。
「ちょ、ちょっと待てよっ。いくら金がないからって、こんな方法は……」
「あっそ。嫌ならアタシは全然構わないんだけどね」
突き放すようなルチルの言葉に、レオンは悔しげに唇を噛む。
条件を受け入れるか、このまま諦めるか。
選択肢は二つに一つ。
「ニシシシッ♪ほら、どうすんのォ?」
苦悩する人間の感情とは、なんて甘美な味なのだろう。
固く目を伏せるレオンを前に、ルチルは満足げに微笑んでみせた。
「――さあ、買わないと損しちゃうよ?」
つづく
うぉぉ!!まさにスレタイ通りのSSではありませんか。
4スレ815氏お久しぶりです。グッドジョブ。
悶えますた、GJっす、後編お待ちしてまつ
しっかしエクステーゼのSS、この作品みたく導き手ED後ベースだと
結構ネタを作りやすそうでつね、レオン、エイナも既に分かれてる以上
>>229 こ、これは・・・まさに夢想が現実に・・・!
狂おしく続き期待です
>>223 うわ、神再降臨!
ルチルたん、大好きなので嬉しさ倍増。
レオンの生真面目さが可愛らしくもワラタ。
続きも楽しみにしてますー
くそうレオンめ!50万なんてシフティ憑依でグリーンドラゴンを500匹虐殺すればすぐじゃないか
お前なんかエイナがノヴァ(小Ver)とセックルしてるところに遭遇しやがれ!
あぁ、転生の輪からこぼれおちたいなぁ。
>>223-229GJ!
うわぁ・・・神様がこのスレにきたわぁ・・・超GJ!
神だ!神が御降臨なされた!!
エクステSS待ってたよ〜すっごい楽しめた!
GJすぎて目が離せなかった。キャラのしゃべり方もふいんき(何故かry)もそのままだし最高杉(*´Д`)
>>223氏
神様、いつまでも全裸で待ちますので無理はされないようにおながいします 萌えをありがとう
こ・・・こいつぁグレイトだぜ
神だ神がおいでなさった
マジでGJ!!
導き手を目指す彼の心はとても真っ直ぐで、とても強くて。
でも、凄く不器用なところもあって。
エイナはそんな彼が好きだと言った。
完璧な人間なんていないから、自分たちも不完全な存在だから、せめて生きる目的を見出して正しい道を歩んでいきたい。
自身の欠点を受け入れたり、立ち向かったり。そうやって、旅の終着点にたどり着いたとき――。
「その時こそ、完全でも不完全でもない、私たちの『理想の姿』になれるんじゃないかな?」
「エイナ……」
「この世界の人たちにもね、そうやって、皆が追い求める素敵な理想の姿になってほしいの。定着せし者から、前を見つめる人に――ね」
そう、立ち止まってはいけない。
辛く苦しい選択肢も、前進するためには涙を呑んで選ばなければいけない時もあるのだ。
……だから、エイナ。
「こんな俺を許してくれえっ……!!」
「なに一人で叫んでんの、アンタ」
閉ざされたテントの外には、『準備中』の看板が立てられていた。
看板の隣でぷかぷかと浮かんでいるのはムガだ。
その中で何がおこなわれているかは、この『支払い方法』を実行した者なら誰でも知っているだろう。
――薄暗い空間に男女が二人。
すでに一糸纏わぬ姿となったルチルは、顔をしかめるレオンに覆い被さっていた。
上半身の服をはぎとられた彼は逞しい肉体を曝け出してはいるものの、今はその姿がひどく頼りなげに見える。
自分よりずっと華奢な女性に服を剥かれ、おまけに押し倒される日がくるなんて。
レオンは抵抗のすべを失った生娘のように、儚く目を細めた。
「あの薬が欲しいんでしょ?観念して、大人しくアタシに食われちゃいなさいって」
薄く笑みを浮かべ、ルチルは彼の首筋に唇を落としていく。
少し冷たくて、柔らかい感触。
唇のすき間から覗いた舌先が、喉仏をちろりと舐め上げると同時に、レオンの肩がわずかに強張った。
「ん、ふっ……」
くすぐったいのか、それとも別の感覚が彼を襲ったのか。
無意識に漏らした声に、レオンは慌てて口をつぐむ。
「なに?女みたいな反応しちゃって」
「だ、誰が女だっ……あっ……!?」
「なるほど、こっちはちゃんと男みたいね」
ルチルの手がするりと伸びた先には、レオンの男性を象徴するものがあった。
ズボンの上からでも指を這わせれば、それが熱を帯びた状態だということはすぐに理解できる。
レオンもれっきとした男である以上、さすがに裸の女性を前にして平静を装うことは無理らしい。
「ニシシシッ♪口では嫌がってても、体は正直じゃねえかよ?なんちゃって〜」
軽口を叩きながら、ルチルは慣れた手つきで彼のベルトをほどき、ズボンを下ろしていく。
――中から現れた男性器は、皮肉にも彼の苦悩に満ちた心情とは裏腹に、力強く屹立していた。
「あらら、まだ何にもしてないってのに、もうこんなに大きくなっちゃってんの?」
ルチルの人差し指が彼の裏筋をつう、となぞる。
「う、ぁっ……!」
一瞬の刺激。
ただそれだけのことなのに、レオンの体を電流が駆け抜けるような感覚が襲った。
無垢なエイナの、たどたどしく優しい触れ方とは正反対の愛撫。
彼女の豊富な経験が物語るものか、悪魔として生まれた者が兼ね備える素質なのか。
瞬きほどの時間に与えられた感覚は、次の快感を乞うように思考を揺さぶる。
震える膝をなんとか制し、レオンは湧きあがる欲望に耐えようと奥歯を軋らせた。
「まったく……。このルチル様のテクニックを素直に受け入れない奴なんて初めてよ?ちゃんと心も体もほぐさなきゃ、上手く魂のカケラも奪えないってのに」
「そんなこと言っても、やっぱり俺には……っておい!?」
レオンの言葉も聞き入れず、ルチルは彼の股間へと顔をうずめていく。
――同時に男性器を包み込む、温かい粘膜の感触。
「むふっ……んむ。とりあえず、アンタの魂がわざわざ手間をかけて奪うほどの価値があるかどうか、味見させてもらうわ」
「だ、だからって、いきなりそんな所に食らいつく女がいるかっ……ちょ、待っ……!?」
「ここにいるじゃん」
この状況に持ち込まれた以上、彼女には何を言っても無駄らしい。
ルチルは男性器を咥え込むと、唇をすぼめ、上下に頭を動かし始めた。
……エイナにもいまだして貰ったことのない、口での奉仕をまさか他の女性で先に経験してしまうなんて。
心の中でエイナに対する懺悔を繰り返しながら、レオンは固く目を閉じる。
だが。
「目なんか閉じると、余計に神経が集中しちゃうよ?」
「うぅっ……!」
ルチルの細い指が陰嚢に絡み、優しく揉みほぐす。
同時に口内へと性器を導かれながら、鈴口を舌先でチロチロとくすぐられる感覚。
エイナの初々しい愛撫では味わうことのなかった未知の刺激が、目蓋の暗闇の中でその快感をより強めていく。
この手が、唇が、エイナのものなら。
閉ざした視界に浮かぶのは、愛しい恋人の顔。
しかしそれは、いつもの朗らかな笑顔ではなく、頬を染めた艶かしいものだった。
「えい、な……」
他の女性にこんなことをされながら、恋人の顔を思い浮かべてしまうなんて。
しかしエイナに対して罪悪感は芽生えど、愛撫によってとめどなく溢れる快楽は歯止めを利かせることも叶わない。
――ルチルの唇が、レオンの性器を深く咥え込んだ瞬間。
「ぐ、ぅっ……!」
レオンが低くうめく。
突如、弾けた粘液がルチルの口内に広がった。
「んっ……く。ずいぶん、溜め込んでたみたいね」
男の欲望とともに、口内へと流れ込んでくる魂のカケラが喉を潤す。
おまけに彼の、恋人以外の女性に体を任せたという罪悪感と苦悩の感情は、悪魔にとってこの上なく美味しい負の産物だ。
まだ切なく震える先端をちゅうと吸い上げれば、レオンの口から思わず声が漏れた。
「ニシシシッ♪なんだかんだ言ってる割には、結構ソノ気になってんじゃん」
「うるさいなっ。ふ、不可抗力だ」
「まあ、アンタも男だしねぇ」
「……で?どうなんだよ、俺の魂を味見したかったんだろ」
頬を上気させ、ふてくされた顔でレオンは尋ねる。
彼の言葉にルチルが口を開こうとした――その時。
「……あっ……!」
どくん、とルチルの心臓が震える。
体内に溜め込んだ魂のカケラとは比にならないほどの、圧倒的な存在が彼女の中で蠢いた。
「……ルチル?」
怪訝な顔で覗き込むレオンに、ルチルの視線がぶつかる。
更に脈打つ鼓動。
――こんな凄いモノ、今まで味わったことがない。手に入れたことがない。
目の前の青年を見つめ、ルチルは喉を大きく鳴らした。
「アンタ……凄いわ」
今まで小銭という形だけで、せこせこと魂の上っ面の断片を貰っていたのがバカらしくなる。
全身が火照るような、彼女自身の魂までもが疼くような、極上の味だ。
口の愛撫で手に入れた欲望だけでも、ここ数日で他の男たちから搾り取った魂のカケラなど比べ物にもならない。
やはり自分を見出せぬ『定着せし者』と、導き手を目指す『放浪者』では魂の輝きにも雲泥の差があるらしい。
これを強欲の貴婦人に献上すれば、間違いなく満足してもらえるだろう。
……しかし、これだけではどうにも量が少なすぎる。
「ねえ……レ・オ・ン?」
「なんだよ、その笑――」
ルチルの小悪魔的な笑みが本物の悪魔の微笑へと変貌した時――レオンの背に氷のような戦慄が走った。
「まっ、待て!もう少し心の準備をっ」
「なに言ってんのよ。もう充分に心の準備させてあげたでしょ?もちろん、アッチの準備も」
仰向けになったレオンの胸板に押し付けられているのは、ルチルの程よく膨らんだ二つの乳房だ。
彼女に全身をのしかかられているにも関わらず重みを感じないのは、そのしなやかな肢体のせいか。
それとも、今の状況に対するレオンの恐怖感が勝っているせいだろうか。
「ほらぁ……下半身のほうはまた戦闘態勢に入っちゃってるよ?使ってあげなきゃ可哀想じゃん」
「うぅっ……」
「それに、アタシのほうも」
レオンの手をとり、ルチルは自身の秘所へとそれを伸ばしていく。
――ぬる、と湿り気を帯びた柔肉に指先が触れ、彼の腕がわずかに震えた。
「今更なにビビッてんの?アタシのここに突っ込まなきゃ終わらないよ」
「それは分かってるっ、けど」
ルチルに導かれ、彼の指先は言葉とは裏腹に秘所をまさぐっていく。
陰唇の谷間で指を前後させるたび、愛液が絡みつき、上にずらせば小さな陰核が指先をつつく。
じわ、と再び温かい蜜が溢れたとき、ルチルの顔が恍惚に緩んだ。
「んっ。こんなに感じてるんだよ、アタシも……。中だって、ほら」
レオンの二本の指をつまみ、自身の陰唇を広げる。
もしや、とレオンが目を見開くと同時に。
「あぁ……んっ」
ルチルの嬌声がこぼれる。
狭く熱い肉に、指が飲み込まれていく感触がじわじわと伝わっていく。
時折締めつける窮屈さも、濡れた膣肉の柔らかさと潤滑がそれを心地よく相殺していた。
胸板に押し付けられた乳房と、指先に与えられる、とろけるような女の感触。
「る、ルチル……」
レオンの鼓動が激しく高鳴り始めた。
たとえそれが恋人ではない、おまけに悪魔という存在だったとしても、彼女の妖艶な姿は男の征服欲をかきたてる。
透明な糸を引く愛液と、濃厚な女の匂いにレオンの性器は一段と熱を増していく。
このまま彼女を抱けば、苦痛とともに耐え忍んだ欲望を解放できるのだ。
それに、本来の目的だった薬も手に入れられる。
この艶かしくも愛らしい女悪魔を目の前に、これほどの好条件を差し出されて迷う男などいるはずもない。
――だが。
「……悪い。やっぱり、俺には無理だ……」
「へっ?」
上気した体と女を求める下半身とは、まったく逆の言葉を口にしたレオン。
それを聞いて、ルチルが唖然と口を開けていたのはいうまでもない。
「い、いきなりどうしちゃったのよ!?アンタは薬が欲しかったんでしょ?」
確かに、そもそもこんな状況になったのは、レオンがエイナのために薬を手に入れようと思い立ったからだ。
それを断るということはすなわち、薬を手に入れる手段を失うということである。
困惑するルチルに、レオンはおもむろに口を開いた。
「お前が魂を欲しがるように、俺もエイナを抱きたいと思ってる。あいつが痛がるなら、何とかして苦痛を和らげる方法を探したいと思ってた。……だけどさ」
こんなやり方で方法を見つけたとして、はたしてエイナは喜ぶだろうか。
もちろん他の女を抱いたことを告白できるわけもないし、エイナをそうやって抱いたとしても、あとに残るのは彼女への裏切りと罪悪感だけだ。
初めてエイナの素肌に触れた日、お互いに初めてだと告げ、緊張しながらぎこちなく愛撫をし合った。
それは触れた相手が心から愛する者だから、心地よいと思うものだ。
心が何も感じない、体だけが満たされる性行為などできるわけがない。
エイナ以外の女性を抱くなど、レオンにできるはずがないのだ。
「お前を抱くことは、エイナを裏切ることだ。勝手なことを言って悪いが……今回の話はなかったことにしてくれないか」
そう言って体を起こすレオンを、ルチルは無言のまま見開いた目で見つめていた。
が、一瞬にして我に返る。
「ちょっ!?ちょい待ちなって!」
ルチルが慌ててレオンに飛びついた。
彼はようやく見つけた、極上の魂を持つ客だ。
強欲の貴婦人が満足げに微笑む姿を思い浮かべていた矢先にこの展開は、あんまりではないか。
ルチルの胸の中で、商人魂が音を立てて燃え盛る。
……なにか方法を見つけなければ。
一度だけでいい。彼の魂のカケラを、献上できるだけの量を手に入れる方法は……。
「待ちなってば、レオン」
二度目の呼び声。
しかしそれは、先ほどとはうって変わって、凄みをきかせたように聞こえた。
「アンタ、このルチル様にあれだけ奉仕させといて、あれっぽっちの魂しか渡さないつもり?」
「……え?」
「アタシの苦労に見合った分の魂をよこしてくんなきゃ、帰さないよ」
口の端を吊り上げ、八重歯を覗かせるルチル。
その顔は、まさに悪魔というべき冷たい微笑だ。
半分脅迫まがいの言葉に、レオンは狼狽の表情を浮かべる。
……本来強引なやり方というのは好まないが、この際背に腹はかえられない。
「お、おい。魂をよこすっていっても、俺はお前を抱くつもりは――」
「うんうん。それは重々承知したわ。だから、お互いが納得できる方法でやろうじゃないの」
ルチルの顔がレオンの眼前に迫る。
にっこりと彼女が微笑むと、再び口を開いた。
「アタシがアンタを抱くわ」
「んっ!?」
同時にレオンの口内へ、何か小さなものが放り込まれた。
思わず飲み下してしまい、レオンは口を押さえようとする――が。
「って、いきなり何だよコレはっ!?」
気がつけば、彼の上半身は一切の動きを封じるように、光を帯びた太い縄でがんじがらめにされていた。
「凄いでしょ?どんな猛獣も一瞬にして縛り上げちゃう狩猟用のアイテムよ。もち、ルチル様の商品の一つね」
「んなこと聞いてねえ!なんで俺がこんな状態になってるんだ!?」
「そりゃあ、大の男に抵抗されちゃ、これからアンタを好きなようにできないでしょーが」
「…………え?」
ルチルの言葉に、レオンがぴたりと動きを止める。
背中を冷たいものが流れていく気がした。
「レオン。これ、なーんだ?」
やたらと能天気な声に、ルチルが指差す先を見たとき――レオンの嫌な予感は見事に的中していた。
「うがあぁ――っ!!?」
絶叫しながら、レオンは「それ」から逃れようと全身を揺さぶる。
……ルチルの下半身にそびえ立つ物。
それは本来、女が持つはずのない物体だった。
びくびくと脈打ちながら、赤黒いそれは硬く張り詰め屹立している。
ルチルの手に添えられながら、その大きさは彼女の手に余るサイズだった。
「アタシはこれでも悪魔なんだよ?空間の移動に始まり、体の一部をちょっと変えるくらいワケないって」
「いや、そんなことはどうでもいい!一体今から何をやらかすつもりで……」
「さっきアンタに飲ませた薬、アンタが欲しがってた『どんな苦痛も快感に変えちゃう魔法の薬』の一粒よ」
一見すればつながりのない返答。
しかし、彼女の言葉はレオンの問いに、的確な答えを示していた。
レオンの顔が、みるみるうちに蒼白していく。
「極上の魂のカケラ、たーっぷり頂いちゃうからね♪」
快楽とともに魂を手に入れる方法で、何もルチルが絶対受け入れる側になる必要はないのだ。
そしてたった今飲まされた薬。
その二つが意味するのは――。
「さあ!一名様、天国にごあんなーいっ!ニシシシッ♪」
「や、やめろっ!俺をこれ以上未知の世界に連れて行くなあぁ――っ!!」
――平和な町外れに、青年の絶叫がこだましていた。
「んぅっ……あっ、レオン……!」
強張っていたエイナの体は、次第にその快楽に気づき始めていた。
最初はただの異物感でしかなかったものが、今は体内へ飲み込むほどに溺れるような心地よさをもたらしている。
レオンの熱を受け入れる彼女の秘所は、初めて触れ合った時とは比べ物にならないほどに柔らかくほぐれ、潤っていた。
それでも生娘としての肉の狭さは変わることはない。
むしろその快楽は、エイナの膣肉をより淫らに蠢かせ、レオンを締め付けていく。
気を抜けば果ててしまいそうになるほどの刺激に、彼は唇を噛んだ。
「エイナ……大丈夫か?」
「うん、平気だよ……。それにしても凄いね、この薬。全然痛いと思わないんだもん」
「そ、そうか。よかった。俺も頑張った甲斐があったよ」
「え?」
「なっ、なんでもない」
エイナの中へ自身を沈めながら、レオンは片手をそろり、と自分の背後へ回す。
(……まさか、一人前の男になる前に「女」になるなんて……)
決してエイナを裏切ったというわけではないが、この割れ目にとんでもないモノを突っ込まれたなんて言えるはずがない。
というより、恥ずかしく言えない。
薬の効果は皮肉にも、自分の体で証明済みなのだ。
一時の効果だったとしても、思わずそっちの世界に足を踏み入れてしまいそうになった自分を思い出す。
ルチルに魂のカケラを渡したことで、薬の入手は達成したわけだが、その過程は何とも不名誉な内容だった。
しかし、エイナ以外の女性を抱いてしまうよりはずっと良かったはずだ。
「エイナッ、俺、もうっ……!」
愛しい女性の中で、欲望が弾ける。
同時にエイナがか細い声を上げ、レオンを強く抱き締めた。
脱力しながら性器を抜き取ると、彼女の愛液に濡れた入り口から、ゆるゆると白い体液が溢れ出す。
純潔を失った証がそれらに混ざり、淡いピンク色へと姿を変えた。
「お前と同じ色だな……」
性交で乱れた彼女の茂みを見つめ、レオンが思わずこぼす。
その言葉にエイナは紅潮しながら頬を膨らませた。
「もう、ヘンなこと言わないでよっ」
体を起こし、彼女はベッドの脇に置かれた薬の瓶を見つめた。
破瓜の痛みを解決してくれた、感謝すべき薬。
これのおかげで、なかなか上手くいかなかった交わりがようやく成功したのだ。
しかし。
「ねえ、レオン。……次からは、これ無しでしよっか?」
「お、おい。いいのか?もう少し慣れてからでも」
「いいの。薬の力じゃなくて……そのままの体で、キミを感じたいから」
「あ……」
微笑むエイナにつられ、レオンの頬が無意識に染まっていた。
あの薬は、エグゼナとの戦い以上に過酷な試練を受けて手に入れた代物だ。
しかし、あれほど交わることを痛がっていたエイナが、ありのままで自分を求めてくれるなんて嬉しすぎることだ。
少しもったいない気もするが、彼女が望むことなら異論などあるはずもない。
「ってコトで、さっそく二回目いこっか?レオン♪」
「お、お前、いきなりか?……まったく」
エイナを抱き寄せると、レオンは火照った彼女の頬に優しく口付けるのであった。
一方その頃、ルチルはテントを閉め切り『準備中』の看板を立てかけていた。
またどこかの客から、体で魂のカケラを頂戴しているのだろうか。
――その時、テントの中から絶叫とも嬌声ともつかない声が響く。
「ああぁっ!!んはぁっ!あ、ふぅっ……!」
耳まで赤く染めたルチルが、ぐったりと地面に倒れこむ。
その秘所もまた赤く充血し、白濁した粘液を溢れさせていた。
じり、とその体を覆う影に、ルチルの口元が引きつる。
「もう終わりかい?こっちはまだ払い足りないんだけどね」
今度の客はなかなかの美男子だった。
最近はオヤジとのねちっこい行為ばかりを繰り返していたから、たまには気分転換に――と、彼に体での支払いを求めたのがそもそもの間違いだったのかもしれない。
「お、お客さんっ!もう、さすがに充分だから、これ以上はっ」
「そんなことはないだろう?あれだけ沢山買い込んだのに。もっと払わせておくれよ」
青年はにこりと涼しい笑みを浮かべ、ルチルの耳元へと唇を近づける。
「――ファイファー様のお魚代」
「ああぁ――っ!!」
膣内を突き上げる肉塊に、再びルチルが絶叫した。
今までの男たちなど足元にも及ばない太さの剛直が、膣の入り口から最奥を際限なく往復し、蹂躙する。
肉襞を強引に擦られ、白い液体が飛ぶように滴り落ちた。
熱さと痛みに加え、奥底から掻き出される快楽の波がルチルの思考を溶かしていく。
「ほ、本当にっ、おかしくなっちゃうからぁ!やっ、あああぁぁっ!!」
「ははは、お釣りはいらないよ」
「そーゆー問題じゃないっての!」
「いいじゃないか。……『現役導き手』の魂のカケラが沢山手に入るなんて、君にとっては願ってもないことだと思うけど?」
女性と見紛うほどに端正な顔で、とんでもない行動をやってのける導き手――ノヴァ。
まさか、レオンたちがかつて探していた人物と、こんな所で出会うなんて。
しかも清楚な笑顔の割に、やってることは悪魔よりも容赦がない。
「さあ、夜はまだまだ長……いや、この世界は永遠の白夜なんだよね。それじゃあ、僕が満足するまで付き合ってもらおうか」
「いいぃっ!?」
「エグゼナに囚われている間は何もできなかったからね。じゃあ、よろしく頼むよ?」
「そんなあぁ――っ……!!」
「ムガ〜……」
獅子ヶ峰に響く声は、のどかに山彦となって反復する。
テントの外でぷかぷか浮かびながら、ムガはそのこだまにため息をつくだけであった。
後日、サプレスでルチルが異例の量の魂を持ち帰ってきたという噂が広まった。
おまけにそれは類を見ないほどに極上のもので、強欲の貴婦人からは褒美まで授かったという。
しかしなぜか異様にげっそりとしていた彼女は、以降、支払方法をお金だけの方針に戻したとか何とか。
ファイファーいわく。
「『過ぎたるは及ばざるが如し』。何事も、ほどほどが一番ということだな。うむ」
おわり
ノヴァが黒すぎてすみません。でもED4を見たらこれくらいでもアリかと思ってしまった…。
とりあえず淫乱ルチル、攻めルチル、ふたなりルチル、肉便器ルチルは一通り書けました。
ノーマルレオエイでファイファーやベクリニも絡めて書いてみたい…毎回未定な予定ですが。
リアルタイムで射精した。
うわあ、レオン×エイナまで見られるとは。
すげえですよ、GJですよ!
黒ノア×ルチルも最高にいいです、また見たいぐらい。
ノヴァ・・・絶倫なのな・・・w
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ!!
フタナリルチル・ワロタw
詰め込み過ぎww
だが…GJ!!ww
最高!神様ありがとう!!はぁ〜っすっきりヌキヌキしたからぐっすり寝るか
極上のフルコースを平らげたかのような満足感だ
次回作も本当に楽しみにしてるよ
レオンのエイナへの愛に感服。愛のあるセックスはいいな(*´Д`)
GJと言いたかったがキモッ!!
つい誤魔化されそうになるが
何でレオンの*に突っ込まれる話なんだよ…
それさえなければ神だったのに
後編で萎えた
まあ流石にウホッは好みわかれるとこかな
ウホッとはちょっと違うけど
でも全体としてはエロくてぐっど
ふと、導き手は分身できるんだからノヴァは自分たちで解消しろよとか思った
未遂なら笑えたんだがな。
こういう場合投稿前に一応せめて注意いれとくべきだと思う。
エイナじゃない奴に突っ込むより突っ込まれた方がいいのか…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
す、すげぇよレオン頑張れレオン
エイナに対する真の愛を感じた!!11!1
きっとこれからもそれをネタにあっちでアンアンこっちでアンアンな日々が(ry
258 :
4スレ815:2005/09/06(火) 19:10:49 ID:zooamKJz
ギャグのつもりだったんだが、さすがに確かに好みが分かれすぎるネタだったかもしれん…。
次からは絶対男→女一貫にする。ごめんよ。
まあ気にせずガンガレ。男がアニャル掘られるネタは以前にもあったし。
ただレオンみたいなでっかい男が掘られても萌えにゃい。
もうちょっと愛くるしい生き物なら萌えたのだが。
悪夢。無限に続く囚われの連鎖。永劫なる牢獄。脱け出すことはない。
絶望。あまりにも身近なもの。何度も味わった。それでも繰り返される。飽きることなく。
夢。自分の記憶の作り出す虚像。それの源は現実。原体験無しに夢は生まれえない。
現実。夢のような現実。荒唐無稽で無情で残酷な現実。夢とどう違う。
繰り返し見させられる悪夢とそれと寸分たがわぬ現実。それのどこに違いがある。
『もう…止めてよ……』
それは何に対して言った言葉か。哀しみと苦痛にまみれた現実に対してか。
それに不安と恐怖、絶望を更に上乗せして繰り返し再現してくる夢に対してなのか。
『助けて…だれでも…いいから助けて…こんなの…もう…」
救い出して欲しかった。こんなところからは早く。希望はない。ただ絶望を知るだけ。
朝昼晩。寝ているときさえもやすらぎはない。常に取り囲むのは不安と恐怖。
いつまた陵辱されるかそう思うだけで心が削ぎとられる。不安は脳に深い楔を打ち込む。
思い描く悪夢の地獄絵図を夢の中で繰り返し再生される。夢から覚めてもそれは解放を意味しない。
夢と同じようにされるのを震えながら待つ絶望の現実でしかないのだから。
『……綾……綾………』
一人の少女の姿が思い浮かぶ。こんな生き地獄の中で彼女の存在だけが唯一の支えだった。
優しくそしてどこか芯の通った強さをもつ少女。彼女が側にいてくれることで救われていた。
自分の方が彼女に甘えていたのに気づく。彼女の存在無しではもう自我を保っていられないほどに。
『…うっ……ぐぅ…ひっぐ…綾……綾ぁぁ………」
だが同時に思い知らされた。彼女も自分もただ慰みものにされるしかない運命にいることに。
あの哀れな少女。度重なる陵辱に心も身体も壊れ果てたあの少女のように。
どうすることもできない。自分にはどうする事も出来ない。嫌というほど思い知らされた現実。
自分は綾を守れない。自分自身さえ守れない。二人とも惨めに犯される。
泣こうが叫ぼうが助けは来ない。そして最期は壊れる。絵美のように。
『嫌…嫌ぁぁ…嫌ぁぁぁぁ……』
膨れ上がるイメージが自分を苛んでいる。何も考えなければよいのに。何も感じられなければいいのに。
そう心から思う。でも想像してしまう。この悪夢はどこからはじまったのか?
自分があの少年に遭遇した日からか。とすればこれは最初から夢。現実の自分が見ている悪夢。
ならばどうして覚めないのだろう。全てが夢ならば登場するものはみんな幻?
自分を優しく包み込んでくれる綾も。もう愛おしささえ覚える彼女さえも。
嫌だ。嫌だ。考えたくない。頭が割れる。考えたところでどうにもならない。
何も変わることなどない。自分を取り囲む漆黒の暗闇は。
『壊れちゃえばいいんですよ。絵美のように。そうすれば楽になれますよ。』
悪魔の囁き。悪魔の声はあの可哀想な少女のものだった。今なら彼女の言葉の一つ一つが容易に理解できる。
何も考えたくない。何も感じたくない。壊れてしまいたい。狂ってしまいたい。
ただ本能が赴くままにいられたならば。ああ。なんて魅力的な誘いなのだろう。
『もう…疲れちゃった…あたし…』
ポロリと零れ出る言葉。それが橋本夏美。彼女の本心であった。
荒れ狂う彼女の身体を抱きとめる。懸命に気休めな言葉を吐き続ける。
それだけだ。自分に出来ることはそれだけなのだ。
「大丈夫です。もう大丈夫なんです。夏美さん。」
欺瞞だ。言いながら自分でも気づく。何が大丈夫だというのだろう。自分達を取り囲む現実。
それをどうすることもできないくせに。ただ何もしていないと思いたくないからそう言っているだけ。
つまりは自分を誤魔化すための偽善。
「もう…大丈夫ですから……」
まだ言うのだろうかこの口は。何もできないくせに。本当に何も出来ないくせに。
可愛い後輩の苦境を助けることも出来なかった。自分の純潔さえ守れなかった。
今自分の腕の中にいる夏美。もはや自分にとってかけがえのない大切な人。
その彼女が無惨に陵辱されるのをただ見ることしかできなかった。
そして夏美を癒すことも慰めることも満足にできない。本当に弱くて無能な自分。
「夏美さん…夏美さんっ!!」
ただ彼女に呼びかけ続ける。すがっているのだ。彼女に寄りすがっているのだ。
彼女しかいないから。自分の側にはもう彼女しかいないから。
なんとも愚かで浅ましい。
「…夏美…さん?」
するとふいに夏美の身体からふっと力が抜けるのを感じる。驚き夏美の顔を覗き見る。
いつのまにか夏美は叫ぶのもやめ虚ろな瞳でただ呆然としていた。
「夏美……さん……」
言葉というものはどうして必要なときに適切なものが浮かんでくれないのだろう。
今の綾には夏美にかける言葉がない。何を言ったところで欺瞞になる。
何を言ったところで偽善だ。自分が一番よく分かっている。夏美もそう思うはずだ。
「……綾…………」
ポツリと夏美が綾の名前を呼んだ。息を呑む。心臓がドキリとした。
まるで責め立てられているかのように痛む。固唾をのんで夏美の二の句を待つ。
「もう…疲れちゃった…あたしもう…疲れちゃった……」
「っ!?」
脱力しきった表情で瞳から涙をはらりと流しながら夏美は綾にそう呟いた。
「もう疲れちゃったよ…あたし…もう…駄目だよ……」
綾が初めて聞く夏美からの諦めの言葉。常に綾を気遣って無理にでも前向きであろうとした彼女。
そんな夏美から聞かされたその言葉。その響きが鼓膜に余韻を残している。
「夏美……さん……」
声もかけられないというのはまさにこのことだろう。夏美が受けた苦痛。感じ続けた不安と恐怖。
それは綾も知っている。散々というほどに思い知らされたから。だから分かる。
何をいっても気休めにもならないことを。
「もう駄目なんだよ…っぐ…あたしたち…うっ…もう駄目なんだ…えぐっ…もう…」
ひくひくすすり泣く音。それは夏美からだけではない。綾も夏美に釣られていた。
もう駄目だ。どうする事も出来ない。分かりきった事実。何故だろう。
分かりきったことなのに改めて聞かされると哀しい。夏美の口からそれを聞かされるのはとても哀しい。
「あいつ等に…玩具にされて…嬲りものにされて…あの娘のように……」
あの娘。誰だか言われなくとも分かる。絵美のことだ。身体のみならず心まで壊された可哀想な綾の後輩。
綾と夏美がこれから味わうであろう陵辱地獄を先取りした哀れな少女。末路なのだ。あの娘は。
綾と夏美の。
「うぇぇ…ぐぅぅ…やだよぉぉ…そんなのやだよぉぉぉぉ!」
糸が切れたように夏美は泣きじゃくり出す。嗚咽が響く。ひくひくと。夏美とそして綾から。
泣きじゃくる夏美を前に綾もハラハラ涙を流していた。とめどなく。
「ふぇぇぇぇっ!どうしてっ!どうしてっ!こんな目に遭わなくちゃいけないの!?
……ふぇぇ…えぐぅぅ…うっ…ひぐぅ…うぇぇ……うぁぁぁぁぁぁんっ!!」
大声で夏美は泣き叫び出す。肩を震わせ全身をひくひく痙攣させながら。
そんな夏美を綾はどうする事もできない。言葉をかけることも。抱き寄せて慰めることも。
綾自身が泣くのを堪えるので精一杯だったから。
(夏美さん……夏美……さん……)
とめどなく涙が流れる。喉を鳴らす嗚咽は止まない。夏美が口にした言葉。
それは綾も心の中で何度も思い浮かべた。捕らえられ、監禁されて。
陵辱を受け、慰み者にされて。散々に傷つけられた。自分の大切な人たちまでも。
残酷な調教を受け壊れ果てた絵美。その絵美に無惨に犯されズタボロにされた夏美。
大切な人たちが壊れていくのに対し何も出来なかった。
今だってこうして泣くのを堪えるので精一杯だ。自分一人さえ守れない。
惨めに陵辱されて最期には自分からよがり狂っていた。自分が心底嫌になる。
なのにどうしようもできない。なにもどうすることもできない。
ただ自分が惨めに犯されるのを、ないしは夏美が目の前で陵辱されるのを恐怖しながら震える日々。
もうたくさんだ。こんなのはもうたくさんだ。狂ってしまう。自分が自分でなくなってしまう。
「綾………」
「……えっ!?」
綾が物思いにふけっているうちに夏美は泣くのを止めていた。泣きはらしたひどい顔。
涙の痕が何重にもできている。おそらくは綾自身もそんな顔をしているのだろう。
「…あたし…嫌だ…綾がまた…あんなふうにされるの……」
ボソリと囁かれる。どこか物悲しさを孕んだ響きで。
「でも…駄目なんだよね…無理なんだよね…あたし…弱いし…綾のこと守れないし……
自分のことだって…………」
その響きの一つ一つは実感を伴う。もう無理だ。もう駄目だ。そんなことばかり思い知らされてきた。
そんなことばかり。
「あたし…駄目だよ…頭痛いよ…何考えても…悪いことばっか考えちゃって…怖くて…
苦しくて…夢にまで出てきて……それで……」
そのまま黙り込んで俯く。ふいに抱きしめてやりたい衝動にかられる。でも出来なかった。
それは欺瞞だから。落ち込んでいる彼女を慰めた振りをして自分を慰めているだけだから。
この数日、何度も自分がしてきたことだ。自分だけが救われるために。浅ましく。
「ねぇ……綾……」
「……えっ…あっ…きゃぁっ!!」
刹那、どこか甘ったるい夏美の声に振り向こうとする。するとそのまま夏美に綾は押し倒された。
「夏美さん…何を………」
訳もわからず問いかける。いったいどうしたことだろうかと。だが夏美の表情を見た瞬間に綾は硬直する。
「あは…あはははは…はははは…えへへへへ……」
「………っ!?」
壊れた笑い声。狂気に引きつった顔。既視感を覚える。知っている。この顔は。既に。
(絵美ちゃん。)
そう同じ顔。あの壊れ果てた絵美と。絶望に全てを奪われたあの娘と。
「あはははは…もうどうでもいいや…どうでも…考えてたら…苦しいだけだし……」
歪みきった笑顔。その頬を伝う涙。何から何まで同じだ。あのときと。
「もう楽になっちゃおうよ…一緒に楽に…そうすれば…もう苦しまなくてすむから……」
「夏美さん……夏美さんっ!…やめっ…やめてっ!!夏美さんっ!嫌ぁぁぁぁっ!!」
悲鳴をあげる綾の身体に夏美は覆いかぶさる。無限に続く悪夢の牢獄から逃避するために。
前回から引き続き今回も欝です。欝はいりまくりです。
二人とももう追いつめられてますね。次回でやっと百合百合な展開にはいれそうです。
余談ですがワードよりメモ帳のほうが書きやすいですね。本当にどうでもいいけど。
それではサラバ。
そろそろ発狂してもおかしくな……っていうか
随分長い間陵辱に耐えてる気がするwww
ま、またオレが一番乗り遭遇…… ど、どーしょう……
GJ過ぎてどーしょうぅぅぅーーー!!
えぇ、二番乗りでしたよ
な に か ?
…すまなかった
ID:gMQArbj/
ID:YpiMkhF5
おまえら仲良いな
鬼畜野郎氏マジGJ!
GJ!
前スレに鬼畜野郎氏が犯されるSSがあったな…そろそろあの続編が読みたいw
たしか鬼畜野郎氏のSSの餌食になったキャラたちが
生意気な鬼畜野郎氏をシメてやるっ!ってな文が
あった覚えがあるな。
ちょ、スルーしたのかよw
コピペまんま、ってなわけじゃなく
そんなふいん(ryという感じの
何か変な空気だな。
かつて此処の空気が清々しく感じられたことがあったか。
いつだって精液臭かったじゃないか。
そりゃまあエロパロやし
278 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 20:20:59 ID:c5/bCXSU
ごめん雌の匂いしかわからなry
アメルたんのアナルを堪能したい。
俺も堪能したい。
俺は前の方を堪能したい
俺は貧乳を堪能したい
アナルに281と282のペニスを同時にねじ込まれ悶えるアメルたん
ヴァギナにも283のものを突っ込まれてあんあん喘ぐ
三本挿しのアメルたんの控えめな乳肉を284が愛でる
そしてその隙にトリスのクリトリスと上の口と前の口は僕だけの物
「んっ! イクよ? アメル……」
「ふぁぁっ! すごい…… マグナの熱いの…… 中でビュクビュクいってますっ!」
「ヒャハハ♪ 出しちまったみたいだなぁ? オンナもさっさとオレのでイッちまえ!」
「ふぐぅぅっ!! オシリで…… オシリでイッちゃうぅぅ!!」
288 :
283:2005/09/08(木) 21:53:49 ID:01C/r5i0
>>285 ごめん・・・堪能したくても突っ込む物持ってないんだ・・・
レシイきゅんだったら*に入れられてても抜けるよ
今過去ログ探したんだがビーニャの魔獣に掘られるレシィはあっても
ビーニャのオモチャにされて色々とヤラれるレシィ物はないのね…。
ビーニャにチンコ握り潰されるレシィはあったな。
293 :
4スレ815:2005/09/08(木) 23:41:43 ID:L4nhz/t1
なんかあとで色々思い浮かんだ事があったので、
一回投下しといて後の祭りって感じなんですが、
ルチル様のお店 後編(7/9)からの改訂版投下させてください。
保管庫管理人様、アップしていただく際には、こちらのほうに差し替えをお願いいたします…申し訳ない。
「うがあぁ――っ!!?」
絶叫しながら、レオンは「それ」から逃れようと全身を揺さぶる。
……ルチルの下半身にそびえ立つ物。
それは本来、女が持つはずのない物体だった。
びくびくと脈打ちながら、赤黒いそれは硬く張り詰め屹立している。
ルチルの手に添えられながら、その大きさは彼女の手に余るサイズだった。
「アタシはこれでも悪魔なんだよ?空間の移動に始まり、体の一部をちょっと変えるくらいワケないって」
「いや、そんなことはどうでもいい!一体今から何をやらかすつもりで……」
「さっきアンタに飲ませた薬、アンタが欲しがってた『どんな苦痛も快感に変えちゃう魔法の薬』の一粒よ」
一見すればつながりのない返答。
しかし、彼女の言葉はレオンの問いに、的確な答えを示していた。
レオンの顔が、みるみるうちに蒼白していく。
「極上の魂のカケラ、たーっぷり頂いちゃうからね♪」
快楽とともに魂を手に入れる方法で、何もルチルが絶対受け入れる側になる必要はないのだ。
そしてたった今飲まされた薬。
その二つが意味するのは――。
「お、俺が突っ込まれる側になるってことか!?」
「せいかーい!」
……マジか。
魂のカケラを手に入ようとする彼女の執念、およびその行動の発想にレオンの視界がぐらりと傾く。
「待てよ!?言っとくが、俺はそういう趣味はちっともっ」
「あら〜?エイナのためなら体を張って何でも頑張っちゃうアンタが、珍しいわねぇ。……それにさ、これを我慢しちゃえば、エイナにあの薬を持って帰ってあげられるんだよ?」
薬――。
ルチルの口にした言葉に、レオンの目が大きく見開く。
彼女の言うとおり、これを受け入れればレオンが望んだ品物を手に入れることができるのだ。
そのために、これまでエイナに懺悔を繰り返しながらルチルの愛撫も受け入れてきた。
このまま手ぶらで帰れば、彼を待っているものはエイナだけではない。
困難な性交の痛みに涙を浮かべる彼女を見つめながら、不器用な自分を責める「後悔の念」が待ち受けているのだ。
「エイナ……」
愛しい彼女が辛い目に会うのはもう、見たくない。
エグゼナに囚われた彼女を、ただ見ていることしかできなかったあの時を思い出す。
(あいつにばっかり、辛い思いをさせるわけにはいかないだろ……)
痛みを和らげてやることもせず、その体に強引に凶器を押し込むことなんてできはしない。
レオンは小さくため息をつくと、ルチルに向けて顔を上げた。
「……言っとくけどな、これは浮気じゃないぞ、エイナを裏切るわけじゃないぞ?薬を手に入れるために、ちょっと俺が辛い目に遭うだけだ」
「分かったなら話は早いわね。んじゃ、極上の魂のカケラを頂くとしますか!」
ご機嫌な表情で、ルチルはレオンの上へと覆いかぶさる。
……体格のいい青年の脚を割って、華奢な女が下半身を寄せるその光景はあまりにも異常だ。
視界の端にチラつくルチルの昂ぶりから必死に視線を逸らそうとするが……。
(――無理!絶っっ対、ムリッ!!)
レオンの額から、滝のように汗がにじみ出る。
さきほどはあれだけ彼女の肌の温もりに欲情を覚えていたというのに、今はそれがとてつもなくおぞましく思える。
粟立つ肌を強張らせ、レオンは目と口を硬く閉ざした。
「……ねえ、飲ませた薬は効いてるんだよ。痛くはしないから、もうちょっと可愛い顔できないの?」
「できるかっ!!」
本来抱く側として生まれてきた自分が、なぜか受身に、しかも女相手にそれをされるのだ。
脳裏に浮かぶ、屈辱以外のなにものでもない感情を必死に振り払い、レオンはルチルを見据える。
エイナのためだ。エイナのためだ。エイナのためだ。エイナの……。
「くっ……!!」
男としての自分の情けなさに、悲しささえ感じる。
不覚にも、ルチルを捉える視界が淡く揺れ始めた。
「ちょっ、なんかアタシが強姦するみたいじゃん!そういう顔やめてってば……」
「い、いいからとっとと済ませろ!お前は悪魔だろ?好き勝手やりたいようにやるのは得意分野だろうが」
さすがに困惑の表情を浮かべる彼女に、レオンは声を張り上げた。
虚勢以外のなにものでもないその叫びは、テントの中に虚しく響く。
ルチルはしばらく黙り込んでいたが、やがて手のひらをそっと、彼の頬に当てた。
同時に、何か恐ろしいものにでも触れられたように、レオンの肩が跳ねる。
「……ぅ」
硬く目を閉じながらも、顔を横に背けるその表情は苦痛そのものだ。
薄く開いた口から、震えるような呼吸が途切れ途切れに聞こえている。
「………………」
ルチルはレオンのそんな姿を見つめながら――やがて、大げさに息を吐き出した。
「……なんか、やる気なくしたわ」
「えっ?」
驚いて目を開けば、そこにはくたびれたように流し目を向けるルチルがいた。
くしゃくしゃと髪の毛をかきながら、彼女は気だるげな声で続ける。
「あ〜、やっぱダメだわ。アタシ、悪魔のクセに無理矢理ってのはどうにもできない性分なのよね。つーか、よがってもない相手と無理やりヤッたって、全っ然面白くないし」
ぶつぶつとつぶやきながら、ルチルはごそごそと道具箱の中を探り出す。
「それに、このお色気と魅力たっぷりのルチル様が、嫌がる男相手にむりやり擦り寄っていっただなんて、輝かしい男狂わせ遍歴に泥を塗るのもいいトコロよ。……ほらっ」
そう言ってレオンに何かを放り投げる。
慌ててそれを受け止めると、手の中に納まったそれを見て、彼は目を丸くした。
錠剤の入った、小さなガラスの小瓶。
もしかして、これは……。
「アンタの欲しがってた薬。さっさと持って帰って、エイナを喜ばせてやんな」
「ちょ、ちょっと待てよ!?俺はお前に魂のカケラを渡してないぞ!それなのにくれるなんて――」
「……は?アンタ、バカですか?」
しかめっ面で相手を挑発する姿は、相変わらずの悪魔らしい姿だ。
しかし、ルチルは八重歯を覗かせると、微笑しながらレオンに指を突きつけた。
「アンタはお得意様だからね。ツケよ、ツ・ケ!あとで絶対に全額払ってもらうかんね!」
「ルチル、お前……」
「言っとくけど!……逃げても一生追いかけてくよ?悪魔ってのはしつこい生き物だからね」
普段はそのふざけた態度に腹を立てることもあるが、今は彼女のそんなイタズラじみた笑顔が何よりも可愛らしく見えた。
守銭奴だったり、ズルイことをしたり、騙したりすることがあっても、彼女はそうしながらいつもレオンたちにさりげない協力をしてくれていた。
悪魔でありながら、他の悪魔のように強引に人の魂を奪わずに、こんな方法で細々と魂のカケラを集めているのも彼女なりの優しさだ。
悪魔なのにどこか憎めないルチルに、レオンはようやく口元をほころばせた。
「それに、一応『前金』は貰ってるしね。……アンタのアレ、なかなか濃くって美味しかったわよ?ニシシシッ♪」
「お、おい!『秘密厳守』は絶対に守れよ!?」
「分かってるって。でも、ツケの払いが遅いとどうなるか分かんないよォ?」
「わーっ!分かった分かった!なるべく早く返すから!」
「ほんじゃ、とっとと帰りなさいよ。エイナが待ってるんでしょ?」
「あ、ああ。……ありがとな。ルチル」
そう言って、にこりと微笑みあう。
恋人とか、そういう関係では決してない、不思議な温かみを心の中に宿して。
――駆け足で消えていくレオンを眺めながら、ルチルは再び大きなため息をついた。
「アタシもヤキが回っちゃったわねぇ……。人間なんかを相手に、あんな高価な商品をツケちゃうなんて」
そして、最大の後悔が頭をよぎる。
「……結局、アイツの極上の魂も貰い損ねちゃったしさぁ」
がっくりとうなだれながら、思い浮かぶのは強欲の貴婦人の額に浮きあがる、太い青筋。
……ヤバイ。今月は、絶対にヤバイ。
「あーっ!こんな甘チャンだから、毎回成績最下位でダメ悪魔なんて言われるんだよアタシはぁ!!」
「ムガガ〜……」
思わず吠えるルチルの頭に、心配そうに表情を沈めたムガが降りる。
コウモリのような羽で優しく髪の毛を撫でる仕草は、彼女のことを慰めようとしてくれているのか。
「む、ムガムガぁ……!」
友人の優しさに、ルチルの瞳が潤む。
そう。自分は一人ではないのだ。
いつもそばにはムガがいてくれる。
一緒にご飯を食べて、寝て、商売して、ときには元気付けてくれる素敵な友達が。
「ありがとう、ムガムガ。このルチル様がいつまでもくよくよしてるなんて、ガラじゃないよねっ」
ぐすんと鼻をすすると、ルチルはさっそうと立ち上がった。
――目指す先は、次の土地。
「行こう、ムガムガ!そろそろ次の場所に行く時間だよ!よーしっ、レオンなんかよりもっといい魂を持ってる奴に出会うまで、アタシはずーっとこの世界で商売してやるんだから!」
「ムガムガーッ♪」
「……ところでね、ムガムガ?」
「ムガ?」
突然声をひそめたルチルの頬は、なぜか赤らんでいる。
「次の場所はね、馴染みのライオンの爺さんがいる山なんだけど……最近、そこに結構イイ男が出入りしてんのよね」
「ム、ムッガーッ!?」
「綺麗な顔でね、悪魔心をくすぐるっていうかぁ、悪魔のお姉さんがイイ事教えちゃおうか?みたいなっ」
「ムガムガムガアァッ!!」
「でしょでしょ!?これはもう、絶対食うっきゃないよね!?よっしゃ、さっそく今から食いに……もとい商売しに行くぞーっ!」
「んぅっ……あっ、レオン……!」
強張っていたエイナの体は、次第にその快楽に気づき始めていた。
最初はただの異物感でしかなかったものが、今は体内へ飲み込むほどに溺れるような心地よさをもたらしている。
レオンの熱を受け入れる彼女の秘所は、初めて触れ合った時とは比べ物にならないほどに柔らかくほぐれ、潤っていた。
それでも生娘としての肉の狭さは変わることはない。
むしろその快楽は、エイナの膣肉をより淫らに蠢かせ、レオンを締め付けていく。
気を抜けば果ててしまいそうになるほどの刺激に、彼は唇を噛んだ。
「エイナ……大丈夫か?」
「うん、平気だよ……。それにしても凄いね、この薬。全然痛いと思わないんだもん」
「そ、そうか。よかった。やたら高いだけはあったな……やっぱり」
「え!?そんな高価な薬だったの!?ごめん、私のせいで……」
「き、気にするなって!お前の痛みを取り除けたことを考えれば、お釣りがくるくらいさ」
五十万バームというツケは、正直果てしない借金額だ。
今後旅を始めることを考えれば、労働してお金を返すという正当な方法は正直いって絶望的である。
それなら、ファイファーやノヴァ、白夜にいる仲間たちに少しずつお金を借りて……。
(う……絵に描いたような借金地獄絵図だ……)
次々に浮かび上がる光景を振り切り、レオンは目の前のエイナを見つめた。
今は、ようやく望み続けていた彼女との契りを達成できた時なのだ。
余計なことは一切考えず、この時だけは溶けるような快楽だけに身を委ねていたい。
「エイナッ、俺、もうっ……!」
愛しい女性の中で、欲望が弾ける。
同時にエイナがか細い声を上げ、レオンを強く抱き締めた。
脱力しながら性器を抜き取ると、彼女の愛液に濡れた入り口から、ゆるゆると白い体液が溢れ出す。
純潔を失った証がそれらに混ざり、淡いピンク色へと姿を変えた。
「お前と同じ色だな……」
性交で乱れた彼女の茂みを見つめ、レオンが思わずこぼす。
その言葉にエイナは紅潮しながら頬を膨らませた。
「もう、ヘンなこと言わないでよっ」
体を起こし、彼女はベッドの脇に置かれた薬の瓶を見つめた。
破瓜の痛みを解決してくれた、感謝すべき薬。
これのおかげで、なかなか上手くいかなかった交わりがようやく成功したのだ。
しかし。
「ねえ、レオン。……次からは、これ無しでしよっか?」
「お、おい。いいのか?もう少し慣れてからでも」
「いいの。薬の力じゃなくて……そのままの体で、キミを感じたいから」
「あ……」
微笑むエイナにつられ、レオンの頬が無意識に染まっていた。
たった一回分であの大金を犠牲にしたのかと思うと、苦労して薬を手に入れたことが何だか悲しくなる。
しかし、あれほど交わることを痛がっていたエイナが、ありのままで自分を求めてくれるなんて嬉しすぎることだ。
少しもったいない気もするが、彼女が望むことなら異論などあるはずもない。
「ってコトで、さっそく二回目いこっか?レオン♪」
「お、お前、いきなりか?……まったく」
エイナを抱き寄せると、レオンは火照った彼女の頬に優しく口付けるのであった。
一方その頃、ルチルはテントを閉め切り『準備中』の看板を立てかけていた。
またどこかの客から、体で魂のカケラを頂戴しているのだろうか。
――その時、テントの中から絶叫とも嬌声ともつかない声が響く。
「ああぁっ!!んはぁっ!あ、ふぅっ……!」
耳まで赤く染めたルチルが、ぐったりと地面に倒れこむ。
その秘所もまた赤く充血し、白濁した粘液を溢れさせていた。
じり、とその体を覆う影に、ルチルの口元が引きつる。
「もう終わりかい?こっちはまだ払い足りないんだけどね」
以前から目をつけていた例の美男子が、目の前にいる。
最近はオヤジとのねちっこい行為ばかりを繰り返していたから、たまには気分転換に――と、彼に体での支払いを求めたのがそもそもの間違いだったのかもしれない。
「お、お客さんっ!もう、さすがに充分だから、これ以上はっ」
「そんなことはないだろう?あれだけ沢山買い込んだのに。もっと払わせておくれよ」
青年はにこりと涼しい笑みを浮かべ、ルチルの耳元へと唇を近づける。
「――ファイファー様のお魚代」
「ああぁ――っ!!」
膣内を突き上げる肉塊に、再びルチルが絶叫した。
今までの男たちなど足元にも及ばない太さの剛直が、膣の入り口から最奥を際限なく往復し、蹂躙する。
肉襞を強引に擦られ、白い液体が飛ぶように滴り落ちた。
熱さと痛みに加え、奥底から掻き出される快楽の波がルチルの思考を溶かしていく。
「ほ、本当にっ、おかしくなっちゃうからぁ!やっ、あああぁぁっ!!」
「ははは、お釣りはいらないよ」
「そーゆー問題じゃないっての!」
「いいじゃないか。……『現役導き手』の魂のカケラが沢山手に入るなんて、君にとっては願ってもないことだと思うけど?」
女性と見紛うほどに端正な顔で、とんでもない行動をやってのける導き手――ノヴァ。
まさか、レオンたちがかつて探していた人物と、こんな所で出会うなんて。
しかも清楚な笑顔の割に、やってることは悪魔よりも容赦がない。
「さあ、夜はまだまだ長……いや、この世界は永遠の白夜なんだよね。それじゃあ、僕が満足するまで付き合ってもらおうか」
「いいぃっ!?」
「エグゼナに囚われている間はひどく人肌恋しかったものさ。……久々に楽しめそうだよ」
「た、楽しめそうって!アンタもう充分楽しんだでしょうがっ!?」
「いやだなあ、こんなのはまだ序の口だよ。年頃の男が長期間溜め込んでた欲望を、こんな短時間で解消できると思うかい?……それにね」
ノヴァの白魚のような手が、そっとルチルのあごを掴む。
彼女を見据えるその瞳は、彼の行動とは裏腹に恐ろしいほど澄み切っていた。
「君みたいな可愛い子が相手なら、男はいくらでも欲望を起き上がらせることができるんだよ?」
「うっ……」
あまりにもベタなそのセリフも、彼の甘い声とともに囁かれれば胸が勝手に疼いてしまう。
全身を襲う性行為の疲労感さえ吹き飛んでしまうほどに魅力的な彼の妖しい笑顔に、ルチルは口の端を引きつらせた。
「も、もう勘弁して欲しいけど……ああっ、やっぱイイ男だからもうちょっと……」
「はははは、それじゃあ続きを始めようか」
「いや、でもその前にちょっと休憩……ああぁあ――っ!!」
「ムガ〜……」
獅子ヶ峰に響く声は、のどかに山彦となって反復する。
テントの外でぷかぷか浮かびながら、ムガはそのこだまにため息をつくだけであった。
後日、サプレスでルチルが異例の量の魂を持ち帰ってきたという噂が広まった。
おまけにそれは類を見ないほどに極上のもので、強欲の貴婦人からは褒美まで授かったという。
しかしなぜか異様にげっそりとしていた彼女は、以降、支払方法をお金だけの方針に戻したとか何とか。
ファイファーいわく。
「『過ぎたるは及ばざるが如し』。何事も、ほどほどが一番ということだな。うむ」
おわり
始めからこっちを書ければよかったですね…スマソ
個人的には前の方が良かったよ……
まぁ、一個人の意見だ
カレーニヌルーしてくれ
え、そうなの?まあいいや…。
303 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:56:49 ID:oqnjgIKf
レオンが犯されても良いと思うよ。俺は。
二次元ならそっちもいけることに気付いた
手遅れか?
俺は萌え尽きたが・・・?
どっちも好き。
前のは前のでレオンの哀れさと健気さにワロタが、
今度のはルチルたんの可愛さが増してヨシ!
306 :
4スレ815:2005/09/09(金) 00:15:16 ID:2q5QtGyA
人の意見を聞いて揺らぐ自分が優柔不断で情けない…。
いっそのこと、保管時に後編の(7/9)からリンク分けて
レオンルート(前者)とルチルルート(後者)で載せてもらっていいですかorz
ワガママ言ってすみません…。>管理人様
>>306の優しさに萌
やっぱり神様ってどこまでも神様なんだなぁ
どちらも美味しくいただきますた
>>306 お前いいやつだなぁ…
改訂前のに文句言ってしまったけど
お前の人柄の良さに萌えたんでもういいや。悪かったな。
次は
>>306に萌えたスレ住人が
>>306を寄ってたかって可愛がっちゃうSSキボン。
…いや冗談だけどさ。
本当に投下されたらもちろんハァハァするけどな!!
現在ACT4の俺が来ましたよ
こんなノヴァ嫌だなww
「やめてっ!!夏美さんっ!止めてぇぇぇっ!!」
叫ぶ綾のの制止も無視して突き進んだ。もう後戻りはできないから。
「やっ…そんな…ひっ…いっ…嫌ぁぁぁぁっ!!」
恐怖に引きつる綾の顔には絶望の色が見て取れる。信じていたものからの裏切り。
それに遭遇した哀れな少女の姿がそこにはあった。
「あはは…あははははは………」
零れ出すのは乾いた笑いだ。自分でも虚しさを覚える虚無の笑い。突き進んだその先。
そこにはただ深淵な闇が待つだけというのに。それでも構わなかった。
一度堕ちてしまえれば後は楽になれる。そう信じているから。
動き出す手は綾の襟元を掴む。そのまま胸元をはだけさせる。形のいい双丘。
柔らかそうな乳肉が視界に現れる。
「あはは…おっぱい…綾のおっぱい……キレイ……」
露になった綾の美乳に思わず見とれる。大きさ自体は特別なものというわけではない。
同年代の少女の標準的なサイズと見ていいだろう。だがお餅のようにもっちりした肉質感と
均整に整った形が両方見て取れる。同性でも、いや同性だからこそそれに余計に惹きつけられる。
「えへ…えへへへへ…綾ぁ…しよう♪」
「やめっ…ひっ…あっ…ひやぁぁぁぁっ!!」
そのまま愛撫を夏美ははじめる。柔らかな乳房先端の突起。まずはそこに吸い付く。
赤子のようにチュウチュウと。夏美の口に含まれた綾の乳首は唾液に濡れた舌でしごかれる。
舌がなぞる度にゾクリとした触感がはしる。それと同時に乳肉は丹念な手つきでこね回されていた。
まるで何かをリプレイするような形で。
「あはは…綾ぁ…気持ちいい?…もっと気持ちよくしてあげるね…もっと……」
「あふぁぁ…んひっ…ひぅぅ…やめ…ひぅぁぁぁっ!!」
綾の敏感な箇所を責め続ける夏美。その挙動に綾は既視感を覚える。これは前にも感じた。
そうついこの間にも。
(絵美ちゃん………)
「えへ…えへへへ…綾……綾ぁ……」
壊れた笑みを浮かべ綾を嬲る夏美。その姿はまさにあの日の絵美の生き写しであった。
『えへ…へへへ…綾先輩♪…へへ……』
あの娘は泣いていた。壊れた笑顔のままで苦しい苦しいと泣いていた。
『なのに…なのに先輩は絵美よりその人を選ぶんですかっ!そんな……ひどい……』
そんなあの娘を自分は傷つけることしかできなかった。癒すことも慰めることも。
なにも出来なかった。行き場のない想いをあの娘は凶行にぶつけた。
『綾先輩が悪いんだっ!全部綾先輩が悪いんだっ!絵美のこと苦しめてるくせに
絵美のものになってくれない綾先輩がっ!!…だから汚してやるっ!壊してやるっ!
綾先輩の大事な人を絵美が無茶苦茶にしてやるんですっ!!』
狂気にはしった絵美の凶刃は夏美へと向けられた。可愛がっていた後輩が自分の大切な人を
犯し、嬲り、壊す。そんな悲劇が目の前で起こった。止められなかった。なにもできなかった。
あの娘をあそこまで追いつめたのは自分だというのに。
『先輩…死んでください…絵美からの最期のお願いです。』
何も出来なかった憤り。それをあの娘にぶつけてしまった見返り。自分の首を絞める絵美の顔。
深い哀しみであふれていた。分かっていたのに。分かっていたはずなのに。
あの娘が一番辛いということを。分かっていながらどうしてと自問する。
そう悪いのは自分だ。あの娘をあそこまで苦しめたのも、その巻き添えで夏美をあんな酷い目に
あわせってしまったのも全て自分が悪い。自分のせいなのだと。
(絵美ちゃん……夏美さん……)
大好きな人たちが自分のために傷つき壊れていく。だれもかもが自分のせいで。
夏美に愛撫されながら綾の心は自責で埋め尽くされたいた。
惨めな自分。ちっぽけで無力な自分。大切な人を守るどころか傷つけることしかできない自分。
当然じゃないか。こんな風に嬲り者にされるのも当然じゃないか。
存在自体が誰のためにもならない。誰の癒しにも慰めにも。
後輩一人守れない。親友一人助けてあげられない。そんな自分になんの価値がある。
(もう…いいです…私…このまま……)
乳房を吸われこね回されながら綾の中で諦めが生じる。自分は無価値な人間だから。
大切な人に害をなすしかない駄目な人間だから。このまま慰み者でいい。
それで夏美が満たされてくれるなら。それで夏美が楽になれるのならばと。
「あはは……綾…綾ぁぁ……えへへ……」
甘ったるい猫なで声で夏美は興じる。もう綾も抵抗を止めていた。
完全に脱力し夏美のされるがままの綾。そんな綾の乳房を夏美は存分に弄んだ。
薄桃色の先端は夏美の唾液で濡れほそっている。手に残る感触。やわかな乳脂肪の塊を
こねまわした余韻。もう自分のものだと。綾は自分のものなのだと確信させてくれる。
「もっと…もっと気持ちよくしてあげるね…ははは…綾……」
そして壊れた表情のまま夏美は自分も脱ぎ始める。綾に比べれば発育の遅れた身体。
乳肉は薄く、丸みに乏しい。だがその身体はもう知っている。淫らな快楽を。あの娘に仕込まれたから。
「一緒に気持ちよくなろうよ……綾……」
そういって夏美は綾の下半部も脱がす。露になったかろうじて純潔を保った処女肉。
それを夏美自身のそれとを重ねあわせる。貝殻をあわせあうようにして。
「綾…綾ぁぁっ…あたし…あたしっ…ひっ…くぅん…あふっ……」
「ひゃぁぁっ!…あっ…ふっ…くっ…ひぃぃぃっ…くひぃぃぃぃっ!」
密着しあった互いの肉。秘肉同士が擦れあう。最初は乾いていた互いの処女肉。
それが擦れあうたびに愛液を滲ませ滑らかに擦れる。グチャグチャと濡れた粘膜が
糸を引きながら絡み合う。生み出されるのは悦楽。その美味に溺れそうになるほどの淫蕩な果実。
それに夏美は酔いしれる。よがる。喘ぐ。陵辱を受ける綾も夏美同様に喘いでいた。
響く甘い響き。互いの吐息が顔にかかる。膣肉あわせとともに柔らかく潰れあう二人の乳房。
弾性変形をしたそれらも一緒になって擦れあう。そこに淫らな快感を生み出しながら。
「綾ぁっ!…好きぃぃっ…大好きぃぃぃっ!!綾……綾ぁぁぁぁっ!」
「夏美さんっ!…くっ…ふぅぅぅ…夏美さ…あっ…ふぁぁぁっ!!」
身体を絡ませあいながら夏美、そして綾も快楽をむさぼる。ねっとりとした蜜同士が絡む濡れた触感。
密着しあった肌同士で感じる互いの体温。トクトクと伝わる心臓の鼓動。顔に吹きかけられる互いの吐息。
そのどれもが刺激をいや増させ互いの脳に快楽の電気信号を送りつける。
「いっちゃうぅぅぅっ!いっちゃうよぉぉぉ!綾ぁぁぁぁぁっ!!」
「ふぁぁっ…ひっ…ひゃふっ…夏美さん……夏美さんっ!!!」
そしてまったくの同時に二人はオルガズムを迎える。互いの秘所から愛液を噴出しあいながら。
どうも少し短めですけど続きです。
ヤッちまったよ。今回とうとうこの二人ヤッちまったよ。
果たしてこのままドロドロの百合街道をひたはしるのでしょうか。
続きは次回。サラバ。
>>313 おお、ついに綾まで陥落?
走って下さい、どこまでも。
あなたらしくもエロエロしいのを
待ってますー。
今ここではっきり言うぞ?
やっぱりあんたは神だよ
言うことはこれだけだ
あんた最高だよ。
もっとGJと書き込まないと職人様がすねちゃうよ
それでもいいの?
うるせー馬鹿
>>317 鬼畜氏の心とキャンタマはそんな小さいものではない。
と、信じてる。
鬼畜氏はキャンタマ持ってる生物なのか!?
我輩キャンタマはついているのである。
大きさに関しては保障できんが。
ああレイム様のような絶倫なモノが欲しい。
レイム様の絶倫なモノがアメルたんを突きまくる純愛物が欲しい
と、クレクレしてみる
>>322 そんなアイスの天婦羅みたいなシロモノが存在するとでも
いや、するか。
漏れもこそっとクレクレをしてみる。
ねっとりネストリをキボンヌ。
ローカス×リプレをキボン
えぇ、ネタですよ
な に か ?
その発想がどっから出てきたのかが気になるw
世界平和の為に、鬼畜野郎氏のキャンターマの大きさが
大した事なくて本当に良かったと安心した人間がここにひとりいますよ。
ローカスをペルゴのことだと勘違いして
お料理教室か、エロいな と思った俺が通りますよ
329 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 21:35:23 ID:PSySnIiT
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
………ここじゃ人気ないんだろうか…全世界の中で一番好きなのに………
漏れもモナティ好きーw
ガウム×モナティ、もしくはエルカ×モナティか?
それともサーカス団長にあーんなことやこんなことの鬼畜展開しか浮かばない。
失敗ばかりするモナティにハヤトがおしおきを(;´Д`)ハァハァ
いやいやおしおきなら、サモナイ1中一番鬼畜っぽい
トウヤ様の出番
モナティで読みたくなってきたよw
モナティがお仕置きされるのをキボンヌ(;´Д`)ハァハァ
モナティでエルカにお仕置きするのなら、俺の脳内で既に出来てますが?
うpよろ
受けならミニスorユエルたんジャマイカ?
朝目覚めたら
「おはようですのマスター。」とかいってモナティがちんぽしゃぶってる姿を妄想
モナティだから
「おはようですのマスター。」って言おうとしてうっかりちんぽ噛んじゃう姿を妄想
340 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 17:52:50 ID:dXsl6Puc
ハヤト×モナティとハヤト×エルカなら脳内で合計4つほど
デキテルZE!!!
なんか最近アメルたんかアティ先生が無性に恋しい
エロキボンヌ
>>341とはいい友達になれそうだ
というわけでアメルたんかアティてんてーのエロキボンヌ
漏れは貧乳派なんでトリスをキボンヌ
最近は百合っぽいものやウホッぽいものが多いので
王道っぽいものを求めてみる。
つうかトリスって最近ほとんど見かけないよなあ。アティ先生も。
やはり興味は新作の方に向くのね…
そういやエクステキャラではピアだけまだ出てなかった希ガス
心を読める能力を使ってピアがオーレルを調教
346 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 20:50:20 ID:YAqTiau0
イイネ書いてくれよくださいよ神様
もっと職人のインスピレーションと股間を膨らませるような頼み方しようぜ
書いてくださいよう、ご主人さまぁ…
安西先生…カイアティが読みたいです…
純愛レイアメを書いてくれたら自分の身体を好きにしていいとアティ先生が言っていました
レイム様にとって純愛とは相手の存在全てを根こそぎ奪いつくし
陵辱することとお告げがありました。
レイム様にとって「本当の孤独」とは自分の存在を知る者を根こそぎ消し、
その知人も消し去ることだとお告げがありました。
すてきななまえなのに。
そのお告げでお願いします。
レイアメ純愛はギャグっぽいのなら過去スレにあったぞ
ちゃんと保管庫にも入ってる
保管庫ってどこ?
エロセンサーで探せ!
357 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 17:22:11 ID:cOFT9ANc
心を読める能力を使ってピアがオーレルを慰安。
落ち込んでいるオーレルを励まそうと、オーレルが読んでいた本の通りに必死でご奉仕するピア。
罪悪感と快楽の狭間で苦悩する犬。
こんな話もいいかもね。
358 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 19:29:54 ID:fcMN30Fa
だけとSなピアに調教される犬男のほうが
神様両方書いて
不覚にもオーレルに萌えてしまった
しかも漏れは男なのに(´・ω・)
>>358 オーレルが読んでいた本が女王様と犬の本。
犬の好みに合わせて初めての女王様を立派に勤めるピア。
このあたりでどうだろ。
いいね、それ。
363 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 21:34:30 ID:VwZ726JV
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
ネスティ!ネスティ!
カバティ!カバティ!
もしかして、保管庫ってPCじゃないと見れないすか?
妄想炸裂でいいのでウィル(大人)×アティが読みたい
保管庫にめちゃくちゃいいネストリがあった…(*´Д`)
ツンデレ男につるぺたおにゃのこのエチー萌
エロエロねっとりネストリが読みたいー…(*´Д`) ハァハァ
まだかな〜
あーユエル×レシィ書きてー
>>367 なんかやたらと広告があって見れないのです
絶対、無限大、間違いない!
たまにはクソも思い出してあげてください。
そういえば新作が発表されたんだっけ
今回もエロいお姉さんはいるのか
百合分はどうなっているのか
376 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 21:57:34 ID:l/aRJSV1
いつ頃発売?
勇気のありかのイベントの時の
「モチロン、アタシの オモチャにして壊れるまで、遊ばせて もらうよォ?」
発言であっちの遊びを想像してしまいビーニャ×レシィが読みたくなってきた。
ビーニャ×レシィは
属性、攻守、容姿ともにいい組み合わせだと思うのだがなぜか数が少ない。
まあ、途中で攻守交替するけどな
ビーニャにカマ掘られてるレシィしか思い浮かばない
「や、やだぁっ!放しなさいよっ!!バカッ!役立たずで弱虫のくせにッ!」
「…さっき………ご主人さまに怪我させましたね?」
「そんなことより早く放し…ひいっ!?」
「怪我…させてましたよね?答えてくれますか?」
「……だ、だからどうしたっていうのよッ!」
「あなたが……ご主人さまに怪我させた…ボクのご主人さまに……」
「そ、そのくらい別にいいじゃない!アンタに怪我させたんじゃないし……」
「………あなたみたいな悪い子にはお仕置きですっ!!」
「きゃあああっ!?」
>>380 お前のレスで何かこんなん思いついた。自分で書いといて状況がよくわからんけど。
>372
ドコモでは普通に見れるが…。
メイトルパ系ってありそうに見えてなかなかないよな
ロレイラルよりかはマシだけど
メイトルパってロリショタ系にかたよりがちだしな…。
子供ネタが苦手な自分にとってはちょっと。
ロレイラルは……………
・アルディラたんクールビューティ融機人ハァハァ
・クノンたん看護型の機械人形ハァハァ
・ネスティは…とりあえずトリスたんにハァハァでもしてれば?
と無いようで意外とある印象なんだけどなあ。
メイトルパキャラって
1 モナティ エルカ ガウム
2 レシィ ユエル
3 パナシェ マルルゥ ヤッファ シアリィ
クソ1 クッティ
クソ2 ガブリオ アーノ
エクステーゼ オーレル
と確かにロリショタ系に偏ってるよなあ
>>388 その面子にリニアたしたぐらいでしょ
機械兵士はエロ的には戦力外だし
シルターン
1 シオン アカネ カイナ カザミネ カノン(ハーフ)
2 1からの引継ぎメンバー + ハサハ ケイナ
3 ミスミ スバル キュウマ
クソ1 ラショウ
クソ2 レキ リンリ
エクステーザ ユヅキ
と結構バランスとれてるのかな
サプレス
1 魔王
2 バルレル 三悪魔 レイム様 アメル(アルミネ)
3 ファリエル(元はリィンバウム人) フレイズ
クソ1 シュガレット
クソ2 ディナ
エクステーゼ ピア
本編は悪役に偏りすぎ 流石は鬼畜と陵辱の隷属性
そういやメイトルパってヤッファ程じゃないにしても
獣だから大人キャラで野性味溢れる戦闘タイプってキャラも
充分作りやすいはずなのになんでお子様専門なんだ?
今更だが不思議だな。
獣耳が付いている=萌え
というわけでお子様なのでは?
獣人がギャレオとかルヴァイドみたいな男に猫耳ついてるキャラだったら嫌だし…。
★の画力の問題。
いや猫耳ついてたら萌えキャラ☆ってのも何か違うと思うけどな。
そこはキャラデザの力量によるだろう。
シアリィはんみたいな感じでもっと年齢上げて
むっちりむちむちハァハァキャラがいてもいいんじゃないかとは思う。
皆のスカーレルタソを忘れるな!>メイトルパ
まえまえからないない言われてるけどシアリィはんないよなあ。
まあオウキーニと純愛か 無色に襲われるかの二択やろうから
あえて書く作家もいないか
主人公、パートナー、リプレ以外の1キャラにももっと愛の手を
>>398 あいつはリィンバウム人だから除外
召喚獣も含めるとドライアードとかかねえ
スカーレルは黒豹のイメージだが
スカーレルに黒豹の耳や尻尾がついて萌えるかどうかは別の話
つか、大人の男の獣人ってヤッファだけ?あとオーレル。
今更だがケイナのSSって無いよな
と言う訳でケイナキボンヌ
SS書こうと思い、表現のヒントが欲しくて保管庫見たら書く気無くした……
職人方の文章巧すぎですよ……
漏れの駄文なんてとても公開できん……
>>403 人はそうやって成長していくのだ。かつて職人方がそうだったように!
みんな最初から上手かったわけじゃないさ。
駄目なSSスレほどの代物じゃなければ大丈夫。
エジタタを書こうとして、クソ2ユーザーのエッジ使用率のすくなさが急に気になった。
マグナと比べてどっちだろうな
サモは男主人公冷遇されるから
エッジが少ないというかクソ2自体がorz
マグナは…トリスに比べて異性キャラと組み合わせ易いイメージだけど
実際には大半が腐女子向け男男orz
ここでヤッファとアティの大人なエロキボン。
じゃあ俺はアルディラのエロキボン。
1…絶対数少な目。おそらくサモ1エロの大半を占めるこのスレでは男主人公のほうが出番多
2…マグナ冷遇かと思いきや、このスレではどっちも出番少な目。レシィのが多い悪寒
3…(ry
エクステ・糞は数が少なすぎる。
というわけで是非普及させてくれ、406
ここでヤッファとスカーレルの大人なエロキボン。
それよりもヤッファとギャレオの濃厚なエロキボン
食あたりしそうだな・・・
もう安易に公式カプのレオエイでいいんでは?
エクステ少ないし・・・偉そうな事言ってスマソ
エクステSSって今までで四つ?
番外モノだしこれくらいが妥当だと思うけどなあ。
ベクリニ、レオエイ、キサユズ、ルチル
が各一本ずつってとこか…
キャラ数少ないのも盛り上がらん一因かもな。夜会話固定だし。
つうか俺エクステやってねえからSS書けねえ。クソシリーズも。
書き手がプレイしてないことにはどうにもならん。
意外性top10に入るエッジ×トリスよろ
意外性でもないがマグアメが読みたい。
ファリエルがアティ先生の体にちょっと乗り移らせてもらって
名前忘れたけど守ってる天使とセックル!
エロ天使にそんな美味しい目はもったいない
エロ天の目の前で見せ付けるようにファリエルとセックルする展開をキボン
生前のファリエルが無色にレイプされるの希望
保管庫更新乙です!
大量に更新まことに乙です
改めて見ると意外というか、やはりというか…… Sなレシィきゅんが多いな
ここの住人に質問なんだけど、SなハサハとMなバルレルどっちがいい?
Sなハサハ
野郎はイラネ
バルレル好きだがMなのは微妙だな…。
Sなバルレルが。
Sなレオルd(ry
ハサハはSとかMとか言ってられる年じゃない気もするが・・・。
バルレルはSだろう。
レシィSSといえば、2003年8月25日19時8分に神が降臨したのを思い出す・・・
あれは神以上の何者でもないな
431 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 21:51:17 ID:Cd3IFbY4
保管庫がまだ見れていない俺が来ましたが
どうすれば良いでしょうかエロイ人助けてください
SなバルレルとSなハサハのダブルSがいいと思います。
Mはトリスがいいと思います。
433 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 21:58:15 ID:QLKmpCcP
それじゃ、皆で雑談と妄想のトスを上げて、
誰かにSSのアタックを決めてもらうとするか。
>レシィSSといえば、2003年8月25日19時8分に神が降臨したのを思い出す・・・
それを言われてすぐに6スレ目のレシユエ作品を思い浮かべ確認したらビンゴだった
おれは廃人以外の何者でもないな
というか、レシユエ自体がそれ以外に一つか二つ短編があったくらいだし。
割と多く書かれてるカプと違ってレシィやユエルは滅多に見んしな
他にこれと言われてSS思い付くカプって何かあったか
なぁ、ここってエロ無しでもいいの?
今すっごく書きたい異色ペアがいるんだけど…… えちシーンが思いつかなくて……
>基本的にSSはエロ有りの方向で。
>続きものの場合はエロ無しのパートが入っていても可能。
>特殊なシチュに関しては事前に注意書きをよろしく。
テンプレはよく読め。別に俺は構わんけど以前それでスレが荒れた経験があるからな。
止めろとは言わんがお勧めはしない。
>>439 スマン なんとかえちシーン組み込んでみる
>>437 そもそも複数の人によって書かれるカプ自体がほとんどないといっていいかも。
ネストリとレクアズが、比較的複数の人に書かれてた気がするくらい。
カイル×アティ、スカーレル×アティも過去スレではよく見たよ。
ギャレオは1つもないな・・・・(´・ω・`)
ギャレオ×アズリアをキボンヌ
アズリアとアルディラの語感が似ている二人が大好きだ
レヴィノスとレディウス
カノンとクノンとケノン
ケイナ×フォルテをキボンヌしたい…
先程、うたた寝をしていたら夢の中で
「レシィ×ケイナ、若しくはケイナ×トリスの百合」
というお告げがあったのでキボン
アメルが双子を手玉に取って弄ぶ話をキボン
誰かSS以外でいいから俺を興奮させてくれ
正統派でレックス×ミスミ様なぞ希望してみる。
オーレルおにいちゃん、いつもみんなのためにがんばってくれてありがとう。
ピアね、オーレルおにいちゃんに喜んでもらえることしたいの。
オーレルおにいちゃんが読んでいる本は難しいから、
どんなことをすればいいかフラーゼンさんに教えてもらったの。
ピアはじめてだからちゃんとできるかわからないけど、
オーレルおにいちゃんに喜んでもらえるようにがんばるね。
えーとまずね…
「卑しい白夜の犬ころ。犬なら犬らしく服従のポーズをとりなさい。」
オーレルおにいちゃんどうしたの?
おにいちゃんがいつも読んでいた本のとおりだよね?
ねえねえ、はやくあお向けになって寝転んでよ。
あーまた、ピアを無視してぶつぶつ言ってる。
もう、そんなにいっぱい考えたら頭がパンクしちゃうよ。
はい、倒れて!
オーレルおにいちゃん、あお向けにころがったね。
つぎはこのセリフでいいよね。
「自分の立場が解っていないの?教えてあげましょうね。
ピアの足でオーレルおにいちゃんを足で踏んであげる。」
オーレルおにいちゃんのおなかピアの足で踏みながらさするね。
少しずつおなかの下に動かすときもちいいんだよね?
「ふふふ。びっくりした顔している。かわいい。」
オーレルおにいちゃんの足の間に硬いものが出てきた。
これをピアの足の指先で挟んでこすればいいんだよね?
えいえい。
オーレルおにいちゃんの硬い棒が大きくなってきたよ。
どくどくって動いている。
「このいやらしい卑しい犬め!こうしてやる!」
もっともっといっぱい踏んだり足の指で挟んでこすったりするね。
ねえ、オーレルおにいちゃんきもちいいいかな?
あ、オーレルおにいちゃんの硬いのの先から、白い液がぴゅって出てきた。
「いっぱい出たね。気持ちよかった?足が気持ちいいなんてヘンタイー」
あ、オーレルおにいちゃん嬉しそう。
よかったー。ピアも嬉しい。
もういっかいするの?ピアがんばるね。
453 :
361:2005/09/26(月) 03:04:21 ID:Sf+uuO0c
ピア×オーレル挿入なしの下手エロです。
SSって難しいもんですね。職人さんは偉大です…
454 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 06:41:41 ID:K+trhQnr
あなた様も充分偉大でございます
>>452 これにもっとボリュームを加えるとなおよいかな。
心意気はよし。がんがれ。
>452
ファーストフードでは物足りないので
ランチバイキングまでのボリュームがほしいとこかな。
職人目指してガンガレ!
うむ。おフェラから騎乗位セックスあたりまで欲しいところかな。
と欲張ってみる。
>>452 つまり、思わず期待しちゃうような文ってことか。
またなんか投下してやってね。
>>452 股間のレイヴンがあんたに期待してる。
頑張ってください。
>>460 さあ、アーマードコアのスレに帰還するんだ。
>>452 挿入無しでも十分エロさは出てますなあ…
まあオレピアで挿入ってのは無理っぽいが。
神職人が現れない、そんな時は
1.職人を養殖する
2.餌まき&妄想を膨らませるためのエロ雑談
3.住人Aは仲間を呼んだ、住人は次々と集まり職・・・
4.保管庫へ行く
5.投下はしないが自家発電
464 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 23:19:31 ID:69g5LaCF
じゃあ2をやろうぜ
ファイファー様ってどうよ?
こんなのどうだ?
エイナをメインにして
ACT1の時にファイファーが「今 食事を持っていく」って言って自分のアレをご馳走
しかも、最初だからレオン出れないでウホッにならん
ここポイント☆
466 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:16:54 ID:Ztc/yGfX
最初からファイファーに犯されるわけか
お前ほんとに頭いいな
「ファイファーの・・・熱い・・・」
「いや、燃えてるし」
「今 スープ皿に入れた暖かいミルクを持っていく……」
「Σ!!?」
(ライオン‥‥‥ ライオンが喋ってる‥‥‥)
「何を驚いている? 何が起きても不思議ではないのだぞ…… さぁ、早く飲むのだ……」
「え、ええ…… あ、あの…… このミルク、少し古くないですか? なんか生臭いというか、獣臭いというか……」
「何を言う? エイナが来てから搾った正真正銘 徹頭徹尾 新鮮なミルクだ」
「そ、そう‥‥‥ コクコク (うぇ…… に、苦い‥‥‥)」
「どうした? 何故飲まぬ? 飲みにくいならば、下の口から飲ませてやろう。」
「え? ぁっ! きゃああああああ!!」
「ぅぐううぅぅ! なかなか善き口ではないか! 我のマラを銜え込んで離さぬぞ!!」
「ひぁう! ぬ、抜いて! 抜いてぇぇ!!」
「ゆくぞ! しかと味わうが良い!! グルォォォォォ!!」
「いやあぁぁぁぁ!! 熱いミルクがピューピュー出てるぅ! 喋るライオンの赤ちゃん生んじゃうぅぅぅ!!」
みさくら節ワロタ
>468
吹いた
>468
抜いたw
すまん、嘘だ。流石に無理だった。でもGJ!
エイナはなかなかいいヌキ要員じゃないかと思う今日この頃
ふと思ったんが、ステータス異常に交代不可能があるんだから
それ使えばどのシーンでもOKではないのだろうか。
状態異常攻撃をされながら輪されるエイナとか。
>>468 エイナにこくまろミルク飲ませるためにファイファーは台所でオナったのかと思うと…
しかも若本声で「エイナ…ハァハァ……うおっ…うおおおおお」って発射してるのを
思わず想像してしまった。
外見はエイナ、中身はレオンってのはどうだ?
>474
若本ヴォイスだと思うと何となく許せると思った俺はもう駄目だ orz
そのネタで考えようとしたら、あかほりのMAZEが浮かんできて腹が立った
ステータス異常の交代不可能でネタを思いついたんだけど、
この異常って雑魚敵でも使う奴いたっけ?
あと、すべての状態異常って時間経てば効果消えたっけ?毒とかも。
>>476 逆にしよう外見はレオンで中身がエイナってのはどうだ?
483 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 22:13:47 ID:Ztc/yGfX
それでやられちゃうの?
484 :
361:2005/09/28(水) 22:37:42 ID:oSQrfNse
>481
交代不可能持ちはact4迷いの森から出現する。
状態異常は全て規定時間を過ぎると消える。毒も消えるよ。
昼に輪され夜にレオンに下の口を慰められるエイナタン ハアハア
クッキー残っていた…スマン
>482
そんなレオンはオーレルと一緒にハウツー本の通りにご奉仕されてしまえ。
486 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 22:47:41 ID:Ztc/yGfX
それイイネ
>>484 サンクス。
気が向いたらエイナの体でレオンネタとかやってみる。
ピアとかユヅキとか交ぜて。
別にパロなんだから、状態異常にさせるアクセサリーとか捏造しても
通用する気がするけどナー
つ「ドリーム小説」
>>489 それは捏造の種類が全く違う
あれは人間関係レベルからの捏造だよ
ドリーム書きの漏れが言っても全く説得力が無いけど
人間関係レベルというより、基本的にキャラ以外の何もかもが捏造だろ
無縁のブツだから好きでも嫌いでも無いけど、このスレで名前が出てきたら否定するしかない。
>>487 中の人がレオンってこと?
やっぱりそれは女体化だと思うんだけど…
設定上そういうネタが出てきやすいってことは分かるんだけどね。
>>491 絡むのが女キャラならOKだろうか?
ウホにするつもりはないんだが…。
体はレオン、中がエイナで、女キャラと絡むのならいいのかな。
個人的には一般的な女体化とは違うと思うが…
無理やりではなく、作品の設定上そうなる可能性が有るわけだし
外見エイナで、中レオンでも、その逆でもお好きな方を書いて下され
なんなら両方でも…
引っ込んでる方も感覚共有するんだっけ?
やべ細かい設定忘れちったw
女体化というか、男キャラがハァハァ喘ぐ、という女体化が嫌われる要因(の一つ)に沿ったものって事ね。
相手の性別に関わらず、レオンがアンアン言うようなら俺は御免被りたい…
というわけで、スルー出来るように注意書きお願い
>>495 分かったよ。
本当にSS書くかどうかは分からないけど、その時は注意書きつけとく。
d。 きつい言い方でごめんね。
あまりのクソ物の少なさに、一本書いてやると一念発起したがはいいがさっぱり書けねぇOTL
しかしここで書かねば人間の悲惨。
>>498 「己を信じて突き進むのみだ!
さすれば道は開かれる…」
漏れは貴方を応援しますよ(・∀・)b!
せっかくクソ3の情報出たんだ。
それについて話すべきジャマイカ?
発売してもないのに、あれだけの情報じゃ話しようもない気が…。
とりあえずスレ10のレシ×ユエの続きキボンヌ
>>498に誰か援護射撃してやってくれ
クソに挑戦する男を死なせてはならん。
いや、女かも試練。
では間をとって「漢」で。
あぼーん
じゃあ498がSS作ったらアーノとディナ&シュガレットを持ってきてあげますよ
>>507 ちょい待て
アーノにディナにシュガレット? クソ三大文明じゃねーか!!
そんなん書ける奴いたら神過ぎるだろ!
今すぐ書いてくれ!!
三人を持ってくると言ったので、SSを投下するわけではないかもしれん。
510 :
4スレ815:2005/10/02(日) 23:56:46 ID:UloBptye
レオエイ前提?で中身レオンの体入れ替わりネタ投下します。
百合ネタと、設定が設定なので好みが分かれる特殊な場面があるのでご注意ください。
いい加減アティかトリスで普通のエロを、と思ったんですがとりえあずネタできたんで…。
常夜の石が作り出した、満天の星空が闇を覆う世界。
いつもそこで、レオンとエイナは旅路の話に花を咲かせていた。
旅先で出会った人たちのことで笑みをこぼし、時には戦いの話で真剣に語り合ったり。
今回もそうして、二人は体の疲れを癒すはず――だったのだが。
「……どうして私が戦ってるときに、むりやり入れ替わろうとしたのよ?」
レオンを睨みつけるエイナの眉が、険しくつり上がっていた。
その表情は怒りとも悲しみともいい難い。
困惑したように顔を伏せ、重いため息をつく彼女に、レオンは思わず唇を噛みしめる。
「仕方ないだろ!?あの時点でお前の体力は限界に来ていたし……ああしなきゃ、お前は魔物にやられちまってたかもしれないんだぞ。だから俺は、とっさに」
「でもっ、それが原因で今の状況になっちゃってるんだよ」
「う……」
「……ごめん。別にレオンを責めてるわけじゃないんだよ。だけど……」
レオンはエイナのことを思って、そうしてくれたのだ。
もしあの時、彼があの行動をとらなければ、今頃エイナは深手を負っていたかもしれない。
……彼の優しさが、エイナの身を守ってくれたという事実は変わりない。
やり場のない気持ちを胸に、二人はそのまま口をつぐんでいた。
「くそっ!あの魔物がタイミング悪く妙な攻撃しやがったせいで!」
一人吐き捨てるようにつぶやいたレオン。
抱える不安の原因はエイナと同じものの、彼の表情は、彼女のそれとはどこか違っていた。
そんなレオンを困ったように見つめるエイナが、やがて小さく口を開く。
「とにかく……さ。ファイファーに相談してみようよ?何か解決の糸口が見つかるかもしれないし」
「どうかな。お前らで見つけろって言われるんじゃないのか」
「もう、そういうこと言わないでよ」
疲れたように肩をすくめる彼女を、レオンは無言で見つめる。
――大剣を振りかざす彼に比べ、ほっそりとしたエイナの腕。
彼なら絶対に鬱陶しくなるような、長く艶のある髪の毛。
そして、鍛えられた男の硬い胸板とは正反対の――柔らかい丸みを帯びた胸。
何もかもが自分とは違いすぎる。
それは当然のことなのだが、今のレオンにとって、その違いは彼に多大なる精神的ダメージを与えるものだった。
「ファイファー……」
「うむ?」
獅子ヶ峰の頂上に住まう、一匹の老獅子。
彼のよく知るその声が、入り口から力なく聞こえてくる。
振り向けば、そこにはピンク色の髪の毛が印象的なエイナの姿があった。
「どうしたのだ?エイナ。お前らしくもない顔をして」
「…………」
ファイファーの問いかけにも答えず、エイナは彼のそばへと歩み寄る。
その沈んだ表情が彼の真正面までやってきた時、エイナはようやく口を開いた。
「……じゃない」
震える声が唇からこぼれる。
かすかに聞こえた語尾にファイファーが首を傾げると、エイナは突如、その燃え盛る体に掴みかかった。
「エイナ?」
「違うって言っただろ」
エイナの甘い声色から発されたのは、その音色には不釣合いな言葉。
そのままうつむき、押し黙る彼女の姿はどうにも違和感がある。
状況が飲み込めず、ファイファーがその顔を覗き込んだとき――エイナの瞳が淡い光に揺れた。
「俺……レオン、なんだよ」
「なるほど……。そなたの説明で、大体の事情は飲み込めた」
ファイファーの手料理を、野菜をよけつつ頬張りながら、レオンはこれまでのことをファイファーに説明した。
――魔物との戦いで体力が限界にきていたエイナを心配し、レオンが入れ替わって表へ出ようとした。
その瞬間に、運悪く魔物がそれを阻む異常効果の攻撃を繰り出したのだ。
おそらく奇跡的な確率での結果だったのだろう。
気がつけば、肉体自体はエイナのそれであるにも関わらず、レオンの精神のみが表へと出現してしまっていた。
特殊な状態のためか、回復道具を使用しても一向に治る気配はない。
おまけにこの状態の間は、二人の共有する意識は遮断され、内側にいる者には外の状況がまったく分からないのだ。
つまり、常夜の石でレオンと会話する以外に、今のエイナに他人と接触する方法はない。
彼女は孤独な世界に閉じ込められた状況となっているのだ。
「このままじゃ、あいつはずっと身動きの出来ない所で一人居続けることになっちまう。……何か治す方法は知らないのか」
「ふむ……。できることなら我も何とかしてやりたいものだが、さすがの我にも分からぬことはある」
「おい!それじゃあエイナはこのままってことかよ!?」
怒りの形相で掴みかかるエイナ――もといレオンに、ファイファーは苦い面持ちで目を伏せた。
「そもそも、そなた達の一心同体という状況自体が特殊きわまりないものなのだ。その原因も分からぬというのに、今の状況を解決する手段など我が知るはずもあるまいて」
「う……」
「……ほれ。今のそなたはエイナの体なのだぞ?いつも朗らかなあの娘に、そんな歪んだ表情をさせてやるな」
ファイファーの言葉に、レオンは自身の体に視線を落とした。
いつも客観的に見る相棒の体を、真上から眺めるのはやはり違和感がある。
……今は、レオン自身が彼女の肉体の持ち主なのだ。
彼の作った表情が、怒りの怒声が、すべてエイナの姿で表現される。
(……エイナ)
いくら焦燥感にかられているとはいえ、毎日明るく微笑む彼女にこんな振る舞いをさせてしまったことが酷く申し訳ない。
「責めて悪かったよ。……アンタだって、エイナに会えないのは辛いはずだよな」
自分の気持ちだけで先走ろうとしたのを恥じ、レオンは小さく息を吐いた。
これは、自分たちに与えられた新たな試練なのかもしれない。
旅の間、お互いの存在に頼り、その存在に無意識に依存していたから。
一刻も早く解決の方法を見つけ出し、エイナの解放と、レオン自身の体を元に戻さなければ。
「邪魔したな、ファイファー。俺、すぐに出発するよ」
「その体はどうするつもりだ?」
「そんなこと、決まってるだろ」
振り返ったレオンは、エイナの大きな瞳でファイファーに微笑みかける。
「放浪者たる者、真実は自分自身で探さなきゃいけない。誰かに解決してもらおうって考えが間違ってたんだ。――俺たち自身で見つけてみせるさ」
「――なんて、自信たっぷりに言い放ってきたのはいいが」
自分たちの状況にも関係なく、アレスパの町は相変わらずのどかだ。
町娘が道端で会話に花を咲かせ、子供たちは無邪気に走り回っている。
とりあえず、白夜の本部に戻って休憩を……と思ったが、それ以降の計画に関してはまったくの白紙だったりする。
(あとで、常夜の石でエイナと話し合――)
「どうしたのですか?エイナさん。そんな辛気臭い顔をして。いつものあなたらしくないのです」
突然背後から聞こえた、鼻にかかる物言いにレオンの口元がひきつる。
振り向けば、そこには訝しげな目線でこちらを見つめるオーレルの姿があった。
「やたら不満を抱えてそうな、その顔!まるで常に不機嫌な面構えをしてる、どこかの誰かさんみたいですよ」
「常に不機嫌な面構えで悪かったな」
「ア、アウッ……!?」
無意識に出た言葉に、レオンは慌てて口を押さえる。
忘れそうになるが、今はエイナの姿なのだ。
事情を話せば早いのだが、他の仕事に追われている彼らに余計な心配はかけたくない。
ただでさえ一つの肉体に二つの存在が入り込んでいるという異常な存在なのだ。
おまけに精神と肉体まで入れ替わって交代不可能になりましたなんてことを話せば、役目をそっちのけで心配し、大騒ぎになる可能性もある。
「いや、オーレル、その……今のはなかったことに」
「エイナさんがこの僕に、あんな言葉を……!今まで僕が調子づいていたことに対して、怒りが爆発したのでしょうか?た、確かに気の弱い僕が唯一大きな態度をとれる相手でしたが、
それは彼女を見下していたからではなく、非常に話しやすい人だったからで、けっしてそんなつもりでは……ブツブツ」
なにやら恒例の独り言が始まったのか、オーレルは壁に向かって何かを話している。
出来る限り面倒ごとは避けたい。レオンはオーレルから逃げるようにその場を立ち去っていった。
(とにかく、ややこしいことは後回しだ。まずは風呂でも入って落ち着いて――)
ぴたり、とレオンの足取りが止まった。
……今、何か爆弾発言を口ずさんだ気がする。
風呂に入って。風呂に――。
「…………風呂」
考えてもいなかった。
今の自分がエイナの肉体を持っているという事を考えれば、これからの様々な行為もすべて、彼女の姿で行わなければならなくなる。
今までは、風呂やトイレに行くときはお互いにあえて意識を遮断していたが……今回ばかりはそうもいかない。
トイレはさきほど、目をつぶって何とか済ませたが……。
「こればっかりは、どうしようもないだろ……」
共同の女湯の脱衣所にて。
さすがにこの姿で男湯に入っていくわけにもいかず、レオンは泣く泣く女湯へと足を踏み入れていた。
みんなが仕事で出払っている時間帯なので、他には誰も居ないにしても。
……眼前の鏡には、戸惑いに頬を染めたエイナの姿がある。
目をつぶったままの入浴は無理だといっても、彼女に無断で肌を見てしまっていいものだろうか。
「だけど、ずっと風呂に入らずにエイナを汗臭くさせるわけにもいかないしな……」
重く目を伏せる。
心地よい入浴に、これほど思い悩んだことがかつてあっただろうか。
「……ゆ、許してくれよ。エイナ」
――早く体を洗って風呂を出なければ。
頭の中ではそう思っているのだが、肝心の体がいうことを聞いてくれない。
洗い場で正座したまま、レオンはその身を長時間こわばらせていた。
二の腕に触れる柔らかい二つの感触が、胸を絶え間なく高鳴らせる。
薄っすらと目を開けると、視界にはエイナの白い肌が。
慌てて目を閉じ、また固まってしまう。
万が一のためにと常夜の石を持ってきたが、こんな物が使えるはずもない。
「え、ええいっ!さっさと済ませて服を着れば終わりだっ!」
ヤケになりながらレオンは叫び、頭のてっぺんから湯をかぶる。
鼻に入った水に咳き込みながら顔を上げると、正面の鏡にびっしょりと濡れそぼったエイナの姿があった。
「あ……」
濡れた髪に湯気が重なり、その姿は妙な艶を帯びて見える。
ふと、視線が鏡に映る胸へといった。
特別大きくはないが、エイナのふっくらとした丸い乳房はレオンの視界に鮮明に映し出される。
そのふくらみの中心で、淡く色づいた突起が愛らしく立ち上がっていた。
――どくん、と胸が震える。
同時に鏡に映るエイナは、頬を紅潮しながら唇を噛んだ。
……エイナもこういう表情をするのか。
そんなことを考えながら、レオンは慌てて我に返る。
これは自分自身の表情だ。エイナじゃない。エイナがやったんじゃあ――。
そう言い聞かせながらも、視線は再び鏡のほうへ。
こみ上げる妙な感覚に戸惑うエイナの表情が、ひどく可愛く思えてしまう。
「お、おかしいことを考えるなレオンッ。これは俺だぞ!変態か俺はっ……、はぁ……」
ため息とも何とも分からない吐息に、鏡が曇る。
とっさに鏡に近づき曇りを拭くと、間近にエイナの恍惚の表情があった。
「……う」
思わずごくり、と喉が動いた。
――仕方ないのだ。
(だって、俺は男だぞ。普段は無愛想でも、女の体を見て何も思わないわけがない。それに、今は体を洗わなきゃいけないし、つまり、なんというか)
両手をゆっくりと上げ、レオンは深呼吸を繰り返した。
吐き出す息が、弱々しく震えている。
「体を洗うだけだから、許してくれ……」
手のひらに、みずみずしい感触がじわりと伝わってくる。
同時に、胸のふくらみをほっそりとした指先が愛撫した。
「エイ、ナ……」
鏡には、エイナが自身の乳房を両手で弄ぶ光景が映し出されていた。
エイナの恍惚とした表情に、レオン自身の罪悪感による戸惑いが入り混じっている。
その悩ましげな姿を見つめるレオンの口から、無意識に声が漏れた。
「んっ……はぁ……」
だがそれは、エイナの甘い嬌声で彼の耳へと届く。
レオンが指を動かすたび、声を出すたび、その行動がすべてエイナとして表現されていく。
こちらを見つめるエイナの瞳が、とろんと潤む様子はあまりにも妖艶だ。
(洗うだけ、洗うだけだ……!)
固く目を閉じ、その指がへその下を伝い、ピンク色の茂みの中へと滑り込んでいく。
上気する肌とともに荒くなる呼吸を抑え、乳房を揉みしだきながらもう一方の手を秘所へと進ませていった。
(これが、エイナの……)
割れ目に沿って動かす指に、ぬるぬるとした感触がまとわりつく。
エイナの体を見つめ、愛撫を行ううちに、レオンの意思に従って体が反応を示したのだろう。
溢れる愛液の出所を探り当て、奥へと続く道に指をあてがう。
……正直、もう迷いなどなかったのかもしれない。
指先を飲み込んでいくエイナの肉襞は、多少の抵抗感はあるものの、愛液のおかげで痛みもなく受け入れていった。
ピストンを繰り返すたびに粘着質な水音が浴室に響き、レオンの感情を昂ぶらせていく。
「んふっ、あぅっ……!」
どれだけ喘ごうと、聞こえるのはエイナの甘く上擦った声だけ。
これが自分の声なら途中で我に返ることも可能だったかもしれない。
しかし淫らに悶えているのはエイナの体だ。
膣肉をかき回しながら、立ち上がった陰核を指で押しつぶし、その感覚に嬌声を上げる。
「え、エイナッ、悪い、本当にすまない……けどっ……」
心の中で何度も謝るが、その体は乱れることをやめられなかった。
エイナの体をむさぼるたびに、指は男の快感を覚え、体には女の未知の快感が絶え間なく押し寄せる。
本来なら一方の感覚しか知ることのできないものが、今はそのどちらもを楽しむことができる。
「もうすぐ、終わるっ、からっ……あぁっ」
両方の快楽に溺れながら、「エイナ」の嬌声がひときわ激しさを増したあと――レオンはくたりとその場に崩れ落ちた。
「はぁ、はぁっ……」
……果ててしまった。
しかも、エイナの体を使って。
全身を襲う脱力感に力なく息を吐き、レオンは冷たいタイルに頬を押し付ける。
火照った体はまだ疼くのか、秘所から蜜を溢れさせていた。
……エイナの知らないところで、彼女の体を弄んでしまった。
今頃になって、その事実がレオンの心に重くのしかかる。
「と……とにかく、体をちゃんと綺麗にしないと」
肩で息を繰り返しながら、だるい体を起こそうとしたとき。
「エイナおねえちゃん、なにやってるの?」
つづく
リアルタイムGJ!!
レオンの戸惑いっぷりがカワユイです!!
そして、まさかまさかのピア乱入!?
続き超期待!!
オーレルかわいいww
GJ!
オーレルギガワロスw
そしてピアに何かされそうなレオンどうなるんだ。
GJ!
GOD JOB!ピアレオンの反応に思わず吹いてしまった。
後編も期待してまっせ!
ピアは一応サプレスの天使なんだから見た目じゃなく魂で誰か判断しろよと思ったが
しょせんピアだしなぁ。
とにかくGJ!!
続編期待age GJ!
>>522 まあ、本編でもピアは中身エグゼナのキサナに不信感を抱いてなかったし…。
ディナも兜をかぶった犬っこの変装に気づいてなかったから、
魂の輝きっぷりは見れても、それが誰のものかを判別するのは難しいんじゃないだろうか。
とりあえず、サモナイということで…。
「エイナおねえちゃん、なにやってるの?」
「………………」
エイナの体を使っての自慰の直後。
快感に酔いしれて混濁した意識に、無邪気な少女の声が届いた。
よりによって、ここでは絶対に聞いてはいけない人物の声を聞いてしまった気がする。
気のせいでありますようにと内心拝み倒しながら、首をマネキンのようにぎこちなく振り返らせると。
「エイナおねえちゃん?」
……全然気のせいじゃなかった。
そこには、大きな瞳でこちらを見つめる天使――ピアの姿。
いや、それだけならまだ何とか誤魔化しようもあったのだろうが。
「……コホン」
「あらぁ、エイナさん。お一人でずいぶん……激しくなさっていたのですね」
「うわあぁっ!?」
レオンの背後にいたのはピアだけではなかったらしい。
さきほどの光景を見られていたのか、そこには顔を赤らめるユヅキと、相変わらずの微笑を浮かべるキサナがいた。
エイナの肉体をむさぼることに夢中で、周囲の変化にまったく気づけなかったようだ。
二人の視線に絶望を感じながら、レオンは言葉を失う。
しかしこんな状況にも関わらず、二人のバスタオル越しに浮かび上がった豊満な肉体に目が釘付けになってしまったのが男として悲しかった。
「エ、エイナ殿。そ、その、公共の場でそういったことをされるのは、あまり感心せぬぞっ……」
「あ、う……」
「その場に居合わせたのが拙者たちだったから良かったものの……いや、かえって悪いか」
レオンの行為が理解できずに首をかしげているピアを視界の隅に置き、彼は狼狽しながらまくし立てる。
「ち、違うんだ……いや、違うんです!俺、じゃない!私はその、あのっ」
「何もおっしゃらなくていいのですよ」
すっ、と人差し指をレオンの口元に当てたのはキサナだった。
ユヅキとは違い、彼女はずいぶんと落ち着いた様子で接してくれている。
うろたえる様子を見たことはないが、こんな時でも聖母と呼ばれる彼女は冷静に対応できるらしい。
「ピアが、あなたを見かけたときにひどく落ち込んだ様子だったと聞いたのです」
「そのあとエイナおねえちゃんがお風呂に入るのを見たから、キサナさまに言ったの」
得意満面でピアが微笑むが、今のレオンには天使の少女の笑顔が悪魔の嘲笑に見えてしまう。
「風呂は人の心を開放的にしてくれるのでな。拙者たちも行って、女同士腹を割って話し合おうと思っていたのだが……余計なことをしてしまったか」
まさか、ついさっきまで気を落としていた人間が、風呂場で盛大に自慰行為でよがっているなど誰が想像できるだろう。
ユヅキの脳内でまたしても映像がリピートされたのか、彼女は再び頬を染めて黙り込む。
しかしユヅキの言葉にキサナは首を横に振った。
「いいえ。わたくしたちが来たことは無駄ではありませんよ。今からエイナさんの悩みの相談に乗ってあげられるんですもの」
「べ、別に相談に乗ってもらうような悩みなんてっ」
「ふふふ。隠さなくてもよいのですよ」
そう言うと、キサナは端正な顔をレオンの前に近づける。
細めた目で嬉しそうに微笑むと、彼女は言葉を続けた。
「レオンさんのことを、考えていたのでしょう?」
「……なっ!」
「ほら、赤くなった」
そんなことを言われては、中身がレオン自身だったとしても赤面してしまうのは当然のことだ。
日頃から彼女には二人の仲をからかわれているが、まさか、こんな行為にふけっている時まで言われてしまうなんて。
これではまるで、エイナが淫らな女のように思われてしまう。
「俺……私は、レオンのことを考えてたわけじゃないんです!」
「では、何を考えて?」
「キサナッ!……様。あの、もう許してもらえませんか?ほら、えっと……レオンが見てますし」
「まあ。レオンさんが見ているのを承知の上で、あんな大胆なことを……?」
思わずキサナが赤面し、口元を緩ませる。
……思い切り墓穴を掘ってしまったようだ。
なんとかこの場をやり過ごす方法はないものか。
レオンが思案に暮れていたとき、キサナは再び口を開いた。
「これだけ普段、エイナさんが大胆にアピールしているというのに……。レオンさんは平然としているというわけですか」
「うっ!?」
突然キサナに顔を両手で挟まれ、鋭い視線で覗き込まれる。
すべてを見透かすような瞳に、自分の正体まで知られてしまいそうな危機感さえ覚えた。
「わたくしの姿が見えていますか?レオンさん」
「あ、ああ」
「どうしてエイナさんが答えるのです」
「ま、間違えましたっ!」
唇が触れそうなほどの至近距離にキサナの顔が近づき、思わずレオンの鼓動が早鐘を打ち始める。
眼前に迫った絶世の美貌。
特別な感情はなくても、胸が無意識にときめきを感じてしまうのは仕方のないことだ。
「……レオンさん。あなたは女性のプライドを傷つけたのも同然ですよ。エイナさんがこれほど魅力的な姿を鏡の前で見せていたというのに、あなたはそれに応えようともしないなんて」
「こ、応えるっていっても、ほらっ、レオンは不器用な奴ですし」
「レオンさんも同様に、鏡の前で自慰を見せて差し上げればいいこと」
いや、それはさすがにエイナも見たくないだろう。
むしろ壮大なセクハラだ。
そんなツッコミを喉の手前で抑えながら、レオンはキサナの気迫に息を呑む。
彼の瞳を覗き込むキサナの表情が、ふっと妖しく微笑んだ。
「レオンさんがそのつもりなら、こちらにも考えがあります」
――何か嫌な予感がする。
レオンが謎の悪寒に背を丸めたとき、そこに何か柔らかいものが押しつけられた。
「少しの間、大人しくしていてくださいね?エイナさん」
「えぇっ!?」
いつの間に移動したのか、キサナはレオンの体を背後から抱きすくめていた。
とすると、背中に当たっているのはキサナの……。
「あらいやだ。エイナさんたら、そんなに喉を大きく鳴らして。男性みたいですよ」
「ご、誤解ですよ!私はそんな……うぁっ!?」
キサナのしなやかな手が、突然レオン――もといエイナの乳房を持ち上げた。
いったい何を始める気なのかと問う前に、今度は彼女の唇がレオンの首筋へ音を立てて降りる。
「んっ……な、なにをっ」
優しい口付けが首筋から耳の裏へと上り、やがて耳たぶを甘噛みされた。
ぞくぞくとした感覚が背筋を駆け抜け、レオンの体がわずかにこわばる。
初々しい反応にキサナは口元を緩めると、彼の耳へそっと唇を寄せた。
「レオンさんが反応するくらい、魅力的な姿を見せて差し上げるのですよ。――さあ」
「ちょ、それはどういう……お、おい!」
キサナが言うと同時に、彼女の細い腕はレオンの足を軽々と開いてみせた。
元がエイナの肉体な分、本来通りの力を出すことはできない。
しかしそれを抜きにしても、キサナは想像以上の力でレオンの体を押さえ込んでいる。
いったい華奢な彼女のどこに、これほどの力が眠っているのか。
何とか足を閉じようとするが、抵抗もむなしく秘所を解放する状態となってしまった。
「まあ……綺麗ですね」
おそらくまだ男性経験はないであろう、淡い赤みを帯びたエイナの女性器が花開くようにさらけ出される。
自慰行為の名残か、そこにはぬらぬらと光る粘液がまとわりついていた。
まだ興奮も治まりきっていなかったのか、ほころんだ膣口は外気に触れ、静かに蠢いている。
まるで行為の激しさを証明するかのようなその部分を見られ、レオンは紅潮しながら俯くしかなかった。
「こんなになるまで慰めて……よほどレオンさんが愛しいのですね」
「そ、そういうわけじゃ」
「ふふふ、エイナさんは嘘が苦手なのですね。でも、そういうところは凄く可愛いわ」
キサナの視線が開かれた足の間に注がれ、レオンの頬が火を灯したように熱くなる。
いくら自分の体ではないといっても、こんな場所を他人に見られるのは恥ずかしい。
まして、それがエイナのものとなると余計に辛く思えた。
「あなたもそう思うでしょう?ユヅキ」
「えっ!?……は、はぁ」
突然話を振られ、困惑した表情でユヅキが答える。
彼女の返答にキサナは頷くと――直後、その口からとんでもない言葉が発された。
「あなたがエイナさんを気持ちよくしてあげなさい?……レオンさんが、夢中になるくらいにいやらしく」
「エイナ殿……失礼、する」
「ぅ……っ」
ユヅキの控えめな言葉とともに、ふわりと黒髪が降りた。
その先は、キサナによってあられもなく開かれたレオンの足の間だ。
とはいっても、体自体はエイナのものなので、ユヅキの目の前にあるものは――。
「さあ。早くして差し上げなさい、ユヅキ」
ひくひくと疼くピンク色の膣口を間近にし、ユヅキに戸惑いの表情が浮かぶ。
いくらサムライが主君の命令に絶対だといっても、このようなことにはさすがに抵抗があるのだろう。
今にも泣きそうな瞳を伏せるユヅキが不憫に思え、レオンはキサナに振り返った。
「キサナ、……様。やっぱり、こういうことは……ユヅキさんも無理でしょうし」
「そうかしら。ユヅキはいつもわたくしと……」
「キ、キサナ様っ!!このような場所でそんな赤裸々な話はっ!!」
「それなら、早くエイナさんにご奉仕を」
「で、ですが、拙者はキサナ様以外の人間にはこのようなことっ」
「そうですか。では、わたくしがエイナさんを気持ちよく……」
「いえ!それなら拙者がいたします!!キサナ様が他の輩に触れるくらいなら拙者が!!」
……このサムライ、ただの主君コンプレックスなのだろうか。
思わずレオンが脱力するのもつかの間、その秘所を柔らかな舌の感触が包み込んだ。
「あっ……!」
ユヅキの指が陰唇を広げ、舌先がその谷間をなぞるように這う。
時折音を立ててついばみ、陰核をしゃぶられると、湧き上がる快楽に声を抑えることも叶わなかった。
……恋だの何だのといった話題はとことん苦手だと思っていたユヅキが、これほどの性技を兼ね備えていたことが意外だ。
もしかすると、これは主に対してのみ発揮されるものなのだろうか。
レオンの脳裏に、美女二人が艶かしく絡み合う光景が浮かび上がる。
あまりにも魅惑的な想像に、体が熱を増していくのが自分でも分かった。
「素敵な表情ですよ、エイナさん……」
「ふぁっ!?」
ふぅっと耳にキサナの吐息がかかり、レオンは小さな声を漏らす。
背後から乳房を愛撫される感触と、秘所をまさぐる舌の複雑な動きが波となって思考を溶かしていく。
もはや自分がレオンという男だったことなど忘れそうになるほどの快楽だ。
ぐらぐらと揺れる視界に、小さな影が姿をみせた。
「ねえ、エイナおねえちゃん?ピアも……なにかお手伝いできないの?」
「ぴあ……」
とろんとした瞳に、幼い少女の無垢な顔が映りこむ。
天使という存在が無邪気すぎるのか、それともキサナの元で過ごしてきたせいか、彼女はこの状況にもまったく動揺していないようだ。
これが少しでも前なら、「見ちゃ駄目だ」と必死で首を振ったかもしれない。
しかし。
「それではピアは、こちらをお口に含んであげて?」
背後からキサナが、愛撫していた乳房を持ち上げる。
硬く立ち上がった乳首を目にし、ピアは嬉しそうに頷いていた。
……ちゅぷ、とピアの小さな口が、それを赤子のように含む。
「んっ、ピアっ……あぁっ!」
二人の美女と、一人の愛らしい少女が同時に快楽を与えてくれる夢のような状況。
レオンの発する、エイナの嬌声が激しくなると当時にキサナの指使いは荒々しいものとなっていく。
ユヅキの舌は立ち上がった陰核を執拗なほど舐め上げ、その指は膣内をかき回していった。
「ひっ……はぁっ、あぅっ……!」
自身の口から、耳から、もはや誰の声とも分からない淫らなものが絶え間なく聞こえる。
「素敵ですわ、エイナさん……これだけ魅力的な姿を見れば、きっとレオンさんも振り向いてくれるはず」
「はぁっ、んっ、キサナ……様……!もう、これ以上は俺……私がおかしくなりそうだからっ……」
「あら、もう限界が来たのですか?」
潤んだ視界にキサナをとらえる。
聖母の顔は、その頬を赤く染め、妖しく微笑んでいた。
「……もったいないですよ。もう少し、みんなで楽しみましょう」
「でもっ……うんんっ……!」
これ以上続けられると頭がどうにかなってしまいそうだ。
乳房に、乳首に、性器に終わりなく与えられる感覚に、正気を失う前に……。
「もう、許してくださ――」
固く目を閉ざし、レオンが絶頂を迎えようとした瞬間――光が瞬いた。
「き、キサナ様ぁ……!駄目です、私、本当に……」
「…………え」
光が消えたとき、三人の愛撫はぴたりと動きを止めていた。
いまだ止まっていないのは、エイナとして淫らに喘ぐレオンのみ。
「あの……?」
「あのも何も、もう限界なんですっ……だから、やめ――って、え?」
目を開くと、レオンの眼前にはあっけに取られた表情で固まっているピアとユヅキの姿があった。
キサナはぱちくりと瞬きを繰り返しながら、こちらを覗き込んでいる。
ふと体に違和感をおぼえ、レオンが自身を見下ろすと――そこには懐かしいかつての肉体が。
「も……元に戻ったのか?俺」
鍛えられた逞しい腕。
戦いでつけた傷跡も、以前と同じ場所にある。
まさか、もう一度自分の体を取り戻せる日が来るなんて……。
「やった……やったぞ!元に戻れたんだ、俺は!!」
こみ上げる嬉しさに思わず口元を緩め、ガラにもなく拳を振り上げてはしゃぎだすレオン。
しかし――今の状況に気づき、その感情は一気に絶望へと塗り替えられていた。
「レオンさん……これはいったい?」
レオンのかつて乳房だった胸板に手を当てたまま、彼を見つめるキサナ。
「あっ、レオンおにいちゃんも仲間に入れて欲しかったの?一緒に遊ぼ!」
相変わらず無邪気に微笑むピア。
そして……。
「……な……あっ……!?」
レオンの股の間。
しゃがみ込むユヅキの鼻先で屹立した、脈打つ肉塊。
火照っていた彼女の顔が、みるみるうちに蒼白へと変色していく。
……ユヅキの凛々しい顔立ちが、瞬時に崩れさる時だった。
「このっ、痴れ者めがああぁっ!!」
「まっ、待ってくれユヅキ!これには深いわけがっ!!」
「深いも浅いもあるかっ!見損なったぞレオン殿!」
どこからともなく取り出してきた刀を振りかざし、ユヅキが絶叫する。
「風呂場でエイナ殿の自慰や乱交を堪能しただけでは飽き足らず、自ら下半身の一部をもたげて乱入とは!恥を知れっ、このケダモノ!!」
「ち、違う、誤解だ!」
何か対抗する手段を探そうと、レオンが浴場を見回す。
そのとき――今一番見たくないものが、彼の視界に飛び込んできた。
「と、常夜の石が……光ってる……」
「ずいぶんとまあ、ヒデェ顔してやがるな。蜂の大群にでも襲われたか?」
「むしろ若気の至りで女湯を覗こうとして見つかった、愚か者の末路といった感じでしょうか」
道中で偶然出会ったベクサーとリニア。
彼らの第一声がそれだった。
後者が正解に近かったが、レオンは口には出さない。
「色々大変なんだよ、この体は。人間としても、……男としても」
ファイファーによると、おそらくあの状態の異常はアイテムで治すことは不可能だが、敵によってもたらされたものである以上、もともと放っておけば回復する代物だったんじゃないかという話だった。
結局、骨折り損のくたびれ儲けだったというわけだ。
「まっ、顔の怪我には充分気をつけるこった。せっかくの色男が台無しだぜ?俺のような男を目指すなら、なおさらだな」
「マスターが色男?私のレンズは破損しているのでしょうか」
「……テメェ。そろそろ破壊すっぞ」
「ご自分の死期を早めたければどうぞ」
夫婦漫才のような二人のやりとりが、今はとてつもなくうらやましい。
ため息混じりにレオンは常夜の石を取り出すと、それに向けて小さく語りかけた。
「なぁ、エイナ……」
「………………」
星空の下、エイナは今もふくれっ面でレオンに背を向けていた。
もう表に出られる状態だというのに、彼女は一向に出ようとはしない。
「まだ……怒ってるよな?やっぱり」
レオンの問いかけにも、エイナは無言のままだ。
当然のことだろう。
彼女の姿で自慰行為し、しかも他の女性たちと乱交までおこなっていたのだから。
許されるとも思っていない。
しかし今後も彼女と旅を続ける以上、少しでも険悪な状況をよくしたかった。
「ねえ、レオン」
「なんだ?」
ぽつりとつぶやいたエイナに、慌ててレオンが歩み寄る。
振り返ったエイナの頬は、なぜか少し赤らんでいた。
「どうして、私の体で……そんなことしたの?」
「それはっ、キサナたちとは……強引な流れでそうなって」
「私の体で、一人エッチしちゃったのは?」
「う……」
その問いに言葉を詰まらせてしまう。
決して、単なる好奇心や欲望の解消としてあんなことをしてしまったわけではなかった。
そんな単純なものじゃなく、もっと……。
「レオン?」
こちらを見上げるエイナの瞳から、視線が逸らせない。
次第に熱を帯びていく頬を押さえながら、レオンは困ったように髪をかいた。
「なんとなく欲情したとか、そんな理由じゃないことは確かだ。でも、これ以上は……俺の口からは言えるようなことじゃない」
「キミの口からは言えないこと?」
「……最低だよな、俺。女の子の体にあんなことをしておいて」
こんな説明のしかたでは納得してもらえるはずもない。
そう思いながら肩を落とすが、エイナはなぜか口元に笑みを浮かべていた。
「いいよ。何となくだけど、分かった気がするから」
「え?」
「レオン、顔が真っ赤だよ」
指摘され、ますます紅潮していく頬に慌てふためくレオンを見つめながら、エイナは困ったように微笑んでいた。
「じゃあ罰として、しばらくはレオンがお風呂に入る間、私はキミの中でずっと目を開けちゃってるからね!もう見まくりだよ?レオンのあんな姿やこんな姿……」
「おいっ!?それはいくらなんでもっ」
「因果応報でしょー?あ〜、早くお風呂の時間にならないかな〜」
「こらっ、エイナーッ!?」
鼻歌交じりで歩き出すエイナを、レオンは必死の形相で追っていく。
正反対コンビの旅は、これからも仲良く続いていくようだ。
二人の中に秘められた想いが打ち明けられるのも……そう遠くはないかもしれない。
そしてその頃、白夜の食堂では。
「こ、これは……?」
ユヅキの前に用意された食事。
そこには皿へ山盛りにされたソーセージの姿があった。
「ユヅキおねえちゃんの分は、ピアがよそってあげたんだよ?」
「それは有難いがっ!こ、この量はいったいどういう意味が……!?」
なぜか頬を染めるユヅキに、ピアはにっこりと満面の笑顔を浮かべてみせる。
「だっておねえちゃん、さっきお部屋で『ソーセージが、ソーセージが』って寝言を繰り返してたんだもん。ソーセージが欲しかったんでしょ?」
「なっ、ななっ……!そのような汚らわしいモノ、拙者が欲しいわけなかろうがっ!?」
「……?」
隣に座るオーレルにソーセージを押し付け、ユヅキは鼻息荒く食堂を出て行った。
そんな彼女の姿を、スープをすすりつつ笑顔で眺めていたのはキサナだ。
「ふふっ、ユヅキったら。そんなに嫌なら、しばらくはソーセージプレイで楽しませて貰いましょうか」
「キサナさま、それってなぁに?」
「ピアも大人になれば分かりますよ」
「……皆さん。食事のときくらいは上品にしていて欲しいのです……」
押し付けられたソーセージを咥えながら、オーレルは一人虚しくつぶやいていた。
おわり
前半GJ!! ハァハァできました(´Д`)
後半も違う意味でGJ!!
ソーセージ……ww
リアルタイムだラッキー!!
エイナタンエロいよ!
ユヅキもキサナ様もGJ!!
ベクリニ夫婦漫才ワラタw
,.-ー,,、
/@'ノ_.ヾ) good job!
/C’" _ゞ))
ノ_(( `ー, (;( n
;/ )) ., ヽ:) /ミ)
/ (( ヽ_ ))//
/ -、.)⌒' ソ./
~~~~~~~`jii〉 ~ 〈 ~~~~~~~~~~
ひそかにキサユヅなのがツボですた(*´Д`)ハァハァ
そしてやっぱりオーレルワロスww
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
GJ!!
久々の大作。GJ!
GOD JOB!ソーセージプレイメガワロスwwwww
保守ついでに甘めのネスアメをクレクレしてみたりして
じゃあ漏れはマグアメをキボン。
王道カプのはずのこの二人のSSを誰か漏れに見せてくれよ…orz
自給自足も出来ない身には辛い。
漏れはねっとりネストリをキボンヌ
じゃあ俺はクリュシュガをキボンヌ。
攻めそうだけど実は攻められちゃうシュガレットとか萌えちゃう
クリュウって誰?
護衛獣の誰かだったと思う。
ウソ教えるなよ・・・
萌えるSSだったらなんでもよい俺が来ましたよ
548 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 10:51:55 ID:Sdmwbkn1
今更ながら主張
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
では便乗して主張
アメル!アメル!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
/| |ヽ
〈ノ⌒ヽ 〉
(vWvソ>> ロリコンとかマジしねよ
<(- -ハvゝノヽ
/o〇oi ) ゛ノ
〈ノ!___ヽノ `~
‘-^-'
.,´  ̄ ヾ
()こ(ノリメ)メて)
从リ.゚ ヮ゚从 ショタとかマジしんでほしいです
.,'´父`ヽ
ハロ_ロハ
゙~tァtァ~"
552 :
たけのこ:2005/10/08(土) 16:54:55 ID:prGN1572
ふと思い付いたんで、外道召喚士+無法者×トリス投下。まだエロ無しだが、休み中に続き書く。
「シャインセイバー!」
「「「ぎゃあああ…っ」」」
無法者たちを三人片付け、残るは外道召喚士一人と無法者一人。敵と比べてレベルが桁違いのトリスは、余裕綽々の表情でターンを終わらせた。
(やっぱり弱いなぁ…もうそろそろ別の場所に変えよう。一人でレベル上げのためとはいえ、雑魚ばかりだと面白くないしー…)
そう、トリスは時々一人だけでレベル上げに励む事がある。みんなを驚かせるため、行き先を告げずに内緒で。
今日も、いつものように雑魚を殲滅してレベルをひとつぐらい上げようという気持ちだった。
だが、油断大敵。
ぼんやりとレベル上げ場所を考えていた彼女の視界が、急に闇へと包まれたのだ。
頭上ではあの気が抜けるような音楽、…事態を把握したトリスは思わず舌打ちをした。
(ムジナ…!)
すっかりなめてかかっていたため、もちろん回復アイテムは極僅か。状態異常回復用のアイテムは持って来ていない。
運良く無法者の攻撃範囲には届かず、そのターンはそれで終了した。
しかし…
シャインセイバーを撃てる程のMPは残っておらず、他のサモナイト石を用意しなければならない。
その際、焦りもあったのかトリスの手から替えのサモナイト石が転がり落ちた。
慌てて拾おうとするものの、暗闇状態のため全く位置が掴めない。
そんなトリスの様子に、外道召喚士と無法者は互いに顔を見合わせ、にやりと卑しい笑みを浮かべ足音を忍ばせて彼女に近付いて行く。
そして、腰を曲げて必死に探している彼女の臀部を無法者は思い切りよく蹴飛ばした。
「きゃあっ!」
「ぎひひひ…女一人で盗賊倒そうなんて甘いんだよっ」
「ふふ…私たちを痛め付けた分、その身体でお詫びしてもらいましょうか…」
「く…っ。…女とみれば身体、身体ってこの単細胞っ!」
「ふんっ、生意気な口を叩けるのも今のうちですよ…」
言い終わると同時に、四つん這い状態のトリスの臀部にスパ…ッと冷たい何かが走った。次の瞬間、感じる空気。
「あーあ、誰が来るかもわからねぇ湿原で尻丸出しだぜ、召喚士さんよお?」
ぎひひひ、と汚らしい笑い声と共に告げられた事実に、身体が熱く火照る。
「綺麗なピンク色してやがる、まだ突っ込まれる気持ち良さ知らねえんだろ?」
ハァハァと荒い吐息がアナルを湿らせる、生臭い雄を感じて恐怖が湧き起こって来る。
「や…やだっ、痛いのはいやーっ!!」
初めての雄の欲望に耐え切れず、涙を滲ませて叫んだトリスに、無法者はこう囁いた。
556 :
たけのこ:2005/10/08(土) 17:01:38 ID:prGN1572
夕方だとここまでがテンション的に精一杯。ムジナの暗闇状態活かしたエロ頑張る。
ではまた後日。
えらく小出しだがひょっとして携帯から?
それはさておき続き待ってまつ。
ワクテカして待ってますw
続き、続き!
560 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 14:30:55 ID:xLG5Bk2F
お願いしますからシャムロックを…。〇l ̄l_
相手は誰?
姫さまだろ。
公式でカプができた以上、トリスとかと絡ませるのも難しそうだしなあ。
保管庫のビーニャ×シャムは萌えたぞ
出会いというものはいつも唐突だ。彼女との出会いもそうであったように。思い返せば特異な出会いだった。
自分と彼女とは。ひょっとしたら一生めぐり合うことさえなかったかのようにも思える。
彼女と出会わぬまま過ごす人生。その方がよかったのだろう。自分にとっても。彼女にとっても。
彼女との出会いは自分、そして彼女をとり囲む絶望の起点でもあったのだから。
(夏美さん……)
虚ろな意識で彼女の名が脳裏に浮かぶ。橋本夏美。それが彼女の名前である。
あの不可解な術を使う謎の少年達によって綾同様に拉致された少女。
綾同様この世の地獄とも言うべき苦痛と絶望を味あわせられ続けた少女。
その名を心の中でただぽそりと呟く。自分にとってかけがえのない大切な人の名前を。
(夏美さん…夏美さん……)
いつだって悲しみに包まれていた。いつだって絶望に包まれていた。夏美と共に過ごす日々は。
夏美と出合った日のこと。脱出を試みた二人がその中途で見たものは綾の後輩である絵美。
彼女の無惨に変わり果てた姿であった。胃の内容物が逆流するほどの嘔吐感と心が張り裂けるばかりの心痛を
同時に覚えた。深い悲しみと絶望。自分に対する無力感。全てが綾をさいなんだ。
だがそれは始まりにすぎない。その後すぐに二人とも捕らえられた。脱走の咎による懲罰。
綾は犯された。夏美の目の前で。アナルと口。その他ヴァギナ以外の全ての箇所を。
犯される綾を見て泣き叫ぶ夏美の悲鳴。綾自身の口からこぼれる絶叫と喘ぎ。グチョグチョと響く卑猥な雑音。
そのどれもが耳障りで不快であったことを覚えている。犯されている。汚されている。穢されている。
そんな現実をいちいち実感させてくれるから。腹の中ではぜるような感触の後に流れこむ熱い液汁。
勢いよく射出され顔面に張り付く精液。フェラチオを強要されながらアナルを犯されるのが常態となっていた。
心も身体もボロボロに陵辱されそれでもまだ許されず犯され続ける。自分が犯される姿さえ見せ付けられる。
絶望した。人としての尊厳を根こそぎ奪われて。家畜以下の慰み者。精液を吐き出される肉便器にされて。
死にたい。こんな辛い現実から逃れられるのならば。早く死にたい。この世から消えてしまいたい。
そう強く思った。そう強く願った。どうして自分がこんな目に遭わなければいけないのだろう。
自分が。絵美が。そして夏美が。こんな事が現実だというのならば自分はもう死んでしまいたい。
もう生きてなんていたくない。死んでしまった方が救われる。そう信じていた。
『ごめん…あたしのせいで…あんな…ことに……』
するとふいに意識の中に蘇ってくる言葉がある。そう忘れもしない。あの言葉。
『ごめんね…でもあたしが守るから…綾のこと…守るから……』
その言葉が自分の心をここまで生きながらえさせてくれた。何物にも変えがたい。
それが二人の絆。そのはじまり。
「…はは…は…綾…綾ぁぁ…」
「あっ…くぅぅ…夏美さんっ!…ひぃっ…くぅぅ…ふぁぁっ!!」
神経をはしる刺激に耐えかね喘ぐ綾の身体を夏美はむさぼる。余りにも深すぎる絶望と悪夢。
その果てに夏美が辿り着いたのは刹那的な快楽に身をゆだねる狂気であった。
「綾ぁぁ…んっ…くっ…ひぃっ…」
「あ…ふぅ……夏美さ…あくぅぅぅっ!」
より快楽を得ようと夏美は強く身体を動かす。互いに触れ合った濡れた膣肉。それを擦り合わせるために。
愛液の絡み合う秘部の摩擦を繰り返すたびに悦楽が生み出される。お互いを感じることができる。
今自分の側に確かに相手が存在している。その実感に浸って。
「あっ…くぁぁっ…くひっ…あぁっ!」
そんな夏美にされるがままに綾は嬲られていた。夏美の口が綾の乳頭に吸い付いている。
乳肉を揉まれながら乳首に執拗な舌先による愛撫を受ける。その度に綾の身体を刺激が通り抜ける。
グチャグチャと音を立てながら絡み合う秘肉同士。その生み出す快楽に綾もまた虜となっていた。
(これで…いいんです…これで……)
押し寄せるオルガズムに悶え喘ぎながらも綾は夏美の手による陵辱を甘んじて受けていた。
これは罰だ。自分自身に課せられた。夏美の心も身体も救えなかった自分に対する。
(私…何もできませんでした…夏美さんにも…絵美ちゃんにも…だから…私…)
そう自虐に囚われる。そもそもの元凶は自分なのだ。そう綾は決め付けている。
先日、綾たちの前に現れたひとりの少女。絵美。綾の後輩。綾たち以前に拉致され辛い陵辱を受け続けた少女。
彼女との再会を綾はあるいわ喜び、あるいわ絵美を救えなかった自分を責め彼女に謝罪した。
だが過酷な陵辱の果てに絵美の心は壊れ果てていた。壊れた彼女は綾を求めた。自分と同じ惨めな肉奴隷を欲して。
(私のせいなんです…私が絵美ちゃんを追いつめて…それで…あんなことに……)
執拗に綾を求める絵美から綾をかばったのは夏美だ。綾を守ろうとして。そのために今度は夏美に矛先が向けられた。
惨劇。そうとしか言いようのない悪夢。狂気に取り付かれた絵美は夏美を嬲り尽す。執拗な折檻。
骨折さえしている箇所を更に痛めつける拷問そのものの所業。苦痛に悶える夏美の叫び。耳について離れない。
そればかりか綾の目の前で絵美は夏美を陵辱した。それを綾に見せ付けるように。
それはあの日の再現であった。綾が見せしめのために夏美の前で犯されたときの。
何もできなかった。見ていることしかできなかった。泣き叫び悶え苦しむ夏美を見殺しにすることしかできなかった。
あの日に夏美が味わった苦しみ。目の前で大切な友が陵辱されているのに何もできないという苦痛。
それを綾も味わった。泣き叫ぶ夏美。悶え喘ぐ夏美。そんな夏美を見ていることしかできない。夏美が壊される様を。
全てが終わって残されたのは残骸と化した夏美の姿。絵美によって壊された無惨な姿。目に焼きついている。
記憶から消せないほどに。
(私は助けられなかった…夏美さんを…傷ついた夏美さんの心を…だからいいんです…もう…)
陵辱を受け深く傷つけられた夏美の心。その心を癒すことは綾には叶わなかった。
ただ悪夢にうなされ苦しむ彼女の側にいる。ただそれだけで何の役にも立ってあげられない。
無力だ。どこまでも無力だ。絶望した夏美が絵美同様に壊れ果ててしまったのも当然なのだ。
すべて自分が悪いから。全部自分が無力なせいなのだから。だからもういい。夏美のされるがままで。
夏美が求めるのならば。彼女のための慰み者で。
『あ…その……あたし…橋本夏美…って言うんだけど…』
戸惑いながら告げられた彼女の名前。その後に自分もまた戸惑いながら答えた。
『その…樋口さんだっけ?あのさ…その…あたし…多分あたし達…変な奴に同じように捕まっちゃたんだと思うんだけど…
そいつの仲間とか…そんなんじゃないから…さ…だから……』
しどろもどろになりながら自分は敵じゃないと訴えるその姿。その姿にほっとさせられた。
『その…夏美でいいよ…そっちの方が気楽だから…』
そう言ってくれた時嬉しかった。こんなところにいても自分は一人じゃないと感じさせてくれたから。
思えばあのときから貴女は私にとって大切な友達になったのだ。
『一緒に逃げようよ綾!その絵美って娘も助けてさ。』
今でも心に残っている。あのときの約束。それが叶うと淡い期待を抱いた。そんな甘い幻想を信じていた。
『もう大丈夫!もう大丈夫だからっ!!』
悪夢の後、叫び狂う私を貴女は抱きしめてくれた。ろくに眠ってもいない疲れ果てた身体で。
『あたしが…いるから…あたしが側にいるから…だから…もう…』
すがりついた。貴女にすがり付いて私は泣いた。泣きつづける私を抱きとめるその腕。その温もりを私は覚えている。
『二度と来るなぁっ!!もう綾に指一本触れさせやしないんだからぁっ!!』
そう貴女は言ってくれましたね。私を守るために。震える身体を押さえて必死に虚勢を張りながら。
知っていました。貴女の心が本当はとても弱いことは。傷つきやすく脆く壊れてしまう。私と同様に。
そんな脆い心を繋ぎとめて貴女は懸命に頑張ってくれた。私を守るために。私を励ますために。
貴女はそんな貴女自身をむしろ軽蔑していました。自分を保つために私をダシにしていると。
でも私はそれでよかったんです。貴女が側にいてくれたから。大好きな貴女が私を守ってくれたから。
私はそれで満たされた。貴女が側にいてくれるだけで私は満たされた。死にたい。この世から消えてしまいたい。
そんなことさえ思った私が貴女に救われたんです。生きたい。生きていたい。貴女とともに生きていたい。
そう貴女が私に思わせてくれた。私に生きる希望を貴女が与えてくれた。
『ごめんね…でもあたしが守るから…綾のこと…守るから……』
その言葉通りに懸命に頑張ってくれた。私が辛かったとき。苦しかったときはいつも。
『綾に触るなぁぁっ!!綾はあたしが守るんだからぁっ!!』
傷つきとても立ってはいられないような身体でも貴女は。私のために。私を守るために。
ありがとう。そしてごめんなさい。貴女がくれたたくさんのものに対して私はなにもお返しができない。
貴女を守ることも。貴女を癒すことも。本当に無力なんです。私は。本当に情けない。
貴女にはせめてこの私自身を差し出しましょう。好きにしてください。それで貴女が癒されるのならば。
ああ。何故でしょう。悲しい。涙がこぼれてきます。どうしてでしょう。涙が零れてしまいます。
悲しい。悲しい。悲しい。それは何故?大好きな貴女が壊れてしまったから?
苦しい。苦しい。苦しい。それも何故?そんな貴女に私は何もしてあげられないから?
誰か教えてください。私はどうすればいいのでしょう。私は彼女のためにどうすればいいのでしょう。
教えてください。誰か。答えを。その答えを。
涙がはらり。頬を伝っていた。かすかな微熱を伴った雫。それが頬を滑り落ちる。
聞こえるのは喚声。雑音。何か卑猥な響き。自分の口から漏れる喘ぎ。彼女の口から漏れる嬌声。
情欲に溺れ乱れる自分と彼女。それを冷めた瞳で見つめる。もう一つの自分。
「へへ…あはは…綾ぁぁ…綾ぁぁ……」
壊れ堕ちた彼女の顔。そこには自分の大好きだった彼女の面影はない。そうあの娘のように。あの絵美のように。
(夏美さん…絵美ちゃん……)
彼女の姿に絵美の姿が重なる。あの娘と同じなのだ。辛い陵辱を受け絶望を与えられ続けて壊れたあの娘と。
絵美を思う。可愛かった後輩。自分を慕ってくれた。そんな彼女を助けることができなかった。
想像を絶するであろう辛い陵辱。自分が受けたそれよりも遥かに過酷な。その果てにあの娘の人格は壊れた。
もう自分の知っていた絵美の面影さえ見出せぬように。彼女もそうなったのだ。絵美のように。
「あはは…綾…綾ぁぁ…はは……」
そう壊れた顔で自分の身体をむさぼる彼女にもうかつての面影はない。
自分を守ってくれた彼女。自分の側にいてくれた彼女。自分を支えてくれた彼女。
戻ってこない。二度と戻ってこないのだ。絵美のように。夏美はもどってこない。自分のもとには戻ってこない。
自分が大好きだった橋本夏美はもう二度と自分の前には戻ってこない。
「…ぁ………」
かすかに肺から空気が漏れる。わずかな響き。それとともに波が押し寄せる。心の堰を押し切る感情の波が。
「…ぁぁ…あ……」
今も自分を嬲り続ける夏美。悲しい。苦しい。夏美がこんな風に変わり果ててしまって。
虚しい。悔しい。そんな夏美に何もしてあげられない自分が。本当に何もできない。自分には何も出来ない。
彼女を守ることも癒すことも。どこまでも無力で無能な自分。そんな自分に何が出来る。
(……でも……違う!)
だが思い至る。本当に何もできないのか。その答えを。自分はまだ伝えていない。自分の想いを彼女に伝えていない。
何が彼女が癒されるのならばだ。ただ逃げていただけじゃないか。彼女と同じように刹那的な快楽へと。
ただ何もかも忘れて楽な方に流されようとしていただけではないか。そうだ。私は確かに思う。
目の前の彼女。変わり果てた夏美。こんなのは夏美じゃない。自分が大好きだった夏美じゃない。
戻ってこない。自分が大好きな夏美は。それでいいのか?それでいいのか!?
嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。そんなことは嫌に決まっている。そんなことはもう。
ならばどうすればいい。このまま彼女のされるがまま?そんな筈はない。そんな筈は。
(夏美さん…夏美さん……)
今も自分にすがり付いてくる夏美。できることはあるのだ。否、しなくてはいけないことなのだ。
それを自分は今まで出来なかった。ただ流されるままにしかできなかった。
だが違う。もう違う。自分には為さなくてはならないことがあるから。夏美のために。
「駄目ぇぇぇぇぇぇっ!!」
気がつくと、叫び声とともに綾は自分にまたがる夏美の身体を跳ね除けていた。ふいの抵抗に夏美は後ろに倒れる。
身を起すと目の前には綾が立っていた。呆然とする夏美の前に立ちふさがっていた。
「夏美さん……」
ポロリと綾の瞳から涙が零れ落ちる。いまだ呆けている夏美に対し綾はいきなり抱きつく。
「……綾……?」
分けも分からぬまま夏美は戸惑う。そんな夏美の背に綾の手が回される。
「…どって……ださい……」
それは涙でかすれて聞き取れぬような声音だった。すると綾は腕に力を込める。
ありったけの力で夏美をきつく抱きしめる。そして告げる想いを。
「戻ってくださいっ!!私の…私の大好きな夏美さんにっ!!お願いですっ!」
その瞳に大粒の涙を溜め、肺から振り絞った精一杯の大声で綾は夏美に訴えた。
どうもえらく久しぶりの夏美・綾の続きです。ご無沙汰しました。
なんか最近女の子同士が絡み合うSSばっか書いてる気がする今日この頃。
意外に長丁場になった二人の絆編も次回でラスト。
う〜む〜当初は二人をここでガチレズらせるつもりはなかったが勢いの余りやってしまったよ。
続きはまた今度。ではサラバ。
570 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 19:49:35 ID:TrgDzqOK
乙です
このシリーズ好きだから終わってほしくない
(´・ω・`)
ぐちゃぐちゃにヤられるより、こうして心理描写
積み重ねられる方が痛いなー。続き待ってます。
乙です。今回もよかった。
鬼畜氏乙!
どうでもいいがエクステーゼクリアしますた
結婚EDでした。レオエイ(;´Д`)ハァハァ
ていうか、レオユズも行けるんでないかと感じた。
ツンデレ好きでゴメン
鬼畜氏に男×男のむっさいSSを書いてもらいたい。
誰でも良いですからレナードさんのSSを描いてもらいたい
神達のSS見たら漏れの駄文なんて到底投下できませんから
だれかキボンヌ
>>573 自分いまだ結婚EDが見れないんですがw
3度やって3度とも幼少転生だよorz
>>576 結婚EDは導き手EDよりは難易度低いとはいえ
満たすべき条件の数がちと多いからなあ…頑張れ。
しかしレオエイ、発売前はネストリ以上マグアメ未満位のラブラブ度かなと思ってたが
まさか結婚EDがあるとは恐れ入った…
>>576 ちゃんと条件調べたかい?
二人のレベルが離れすぎてたり、任意で見れる回想イベントを見過ごしてたりしてない?
580 :
576:2005/10/10(月) 21:44:12 ID:G9W0hjcP
>>578 レベル差はぎりぎり3、(エイナ43レオン40)
ラスボス中でレオンが41になるんだがむりぽかった。
キサナにからかわれるのはやったし
追憶(追想?)の間でレオンに担がれるエイナも見たんだが……
剣閃の書三ノ巻をとり損ねたせいか?
582 :
576:2005/10/10(月) 22:58:46 ID:G9W0hjcP
リゼに記憶の話してないな。
……て、どわ!レベル差が3だったから告白されなかったのか。
疑問氷解したよ。
後は実行した上で導き手EDを目指すだけか。
サンクス
最近アティ先生はめっさり見ないな。ネタが出尽くしたか?
肉便器なアメルたんも恋しい。
純愛マグアメをキボン
肉便器アメル様はもうお腹いっぱい。
ならば肉便器ギャレオたんをば
587 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 17:57:46 ID:jKRUF+jC
あえて、シャム×ルゥのマイナーなのが見たい…
紳士な騎士×子供みたいな可愛い子、萌え(*・∀・*)
588 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 18:18:55 ID:etJqdi/F
肉便器なレシィですよ
590 :
あああ:2005/10/11(火) 18:59:43 ID:Kp8Gcmvf
じゃあ俺もフリップさまの肉便器なネスティを希望させてもらおうか
>>591 ちょwwwおまwwwwww想像しちゃったジャマイカwwwwww
っうぇwwwwwwうぇwwwwwwww
J( 'ー`)し ゴメンネ ホントハチョットダケモエチャッタノ フジョシダカラ ゴメンネ
「うほっ」はキツイな・・・
>>592 肉便器じゃなくて糞便器に顔突っ込んで氏ね
おまいら釣られすぎですってば。
まあここは普通にトリスの肉便器なネスティってことで。
>>595 トリスにいくら上から責められても応えるネスティ。
流石へたれ責めの味方、ロレイラルの技術は素晴らしいですね。
鬼畜は鬼畜野郎氏ひとりで十分として
純愛分が足りない
足りないのはそれだけかな?
例えばだけど………
一人の『放浪者』が『導き手』を目指すのを生暖かく見守るように……
一人の『ヘタレSS作り』が『神職人』を目指すと言ったら、おまいらは生暖かく見守ってくれるか?
>>597 そんなに純愛分足りない?
ここ最近は約一名除いてはほぼ純愛系だとおもうが。
601 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 22:08:58 ID:X6z0traS
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
>>599 おう、この俺が物理的に温かく生暖かい目で見守っているぜ
>>599 俺は自分で言うのも何だが辛抱強いタイプなので、暖かく見守りたいとは思う。
「俺は」ね。
ただしSSの内容によってはモウシンボウタマランチ!ウッ…
ってな事になるかも知れん。
>>599 463で職人を養殖するという提案があったからいいんじゃないの?
>>599 職人というのもいいが
スレに集うエロ雑談の小ネタ、キボンヌ、妄想、
それらをまとめてSSにする料理長の様な存在を目指さないか?
よし、やれるだけの事はやってみる。それで無理だったら定着するよ orz
というか468とバルレル×ハサハは漏れなんだが、このスレ的にはどうなのだろう(´・ω・`)
>>606 その変態ちっくにボリュームを加えるとすてきかと思うよ。僕は。
>>606 保管庫に作品が載れば立派に職人だし、HN付けてもいいと思うよ、
期待しながら熱視線で見守りますよ、料理長。
養殖職人見習いは所詮、養殖物。
物足りないながらも真打登場までのつなぎネタを投下したいね。
料理人の手にかかれば記録に残る一品になるわけだしな。
age
誰か10スレのレシィ×ユエルの続き投下してくれー
アホかと、バカかと
とりあえずシェフのきまぐれサラダを注文しとくか
じゃあ漏れは闇鍋のほうを注文するよ。
617 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 23:35:26 ID:1CGTcvE6
じゃあ俺エグいの注文するよ
食べ切る自信ありますよ
618 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 03:21:00 ID:DfeOvHFh
シャムr(ry
茶酉…
エア×リンリ
外道召喚師+無法者×トリスの続きをまちわびていたりする。
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
たとえ俺らがリレーSSでどんなエグイ闇鍋を作ろうと、
>>614は抜いてくれるだろうと期待する。
その闇鍋に382を加えてくれんか、俺の好物なのに
料理途中で放棄されてて賞味期限も切れ掛かってるんだ
ネスティ「トリス、君を例の芋女にとられる前に規制事実を作っておいた方がいいだろう。
仕方がないんだ、我慢してくれ!天井のシミを数えてる間に終わるから・・・」
中略〜ねっとり〜
トリス「む〜よくわかんないけど気持ちいいこんなの初めてはにゃーん」
ネストリねっとり萌えそうなので書いた さあ抜いてみてくれ
初めてはにゃーん、に激しくワロタww
疲れてるな、オレ……
中略〜ねっとり〜←返せ返せー!この部分を返せー!ヽ(`Д´)ノ
くそっ
こうなったら意地でも抜くぜっっ(;´Д`)ハァハァ
奴はとんでもない物を盗んで行きました。
ねっとりネストリ部分です。
(´;ω;`)ブワワッ
なんと気持ちのいい連中だ
返せ返せー!ねっとりを返せー!ヽ(`Д´)ノ
>>625 以前読んだ堀口レオ氏のクソ2ネストリ4コマくらい萌えますた。
631 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 16:40:53 ID:aZDLwJXz
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
ねっとり!ねっとり!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
633 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 17:07:01 ID:w+pGYXGM
>>625でハアハアしたらすっごい脱力感
この調子で次回作品も期待します
トリス実写化したら、堀北まきって気がする。
シャムとかロッカはワカンネ('A`)いなくない?
ごばくorz
今からハヤト×クラレットSSを落とさせてもらいます。
純愛です。前フリが長いのでお気をつけを。
しかも、エロパートに入りきれてません。
興味の無い方はスルーしてやってくださいませ。
世界は広いと初めて認識できた時、私の傍には貴方がいた。
私の白黒の世界に、鮮やかな色彩を与えてくれたのは貴方だった。
私はずっと貴方と一緒にいたい。
―――それが、傲慢で脆い願いだと知っていても。
それでも貴方は私に夢を見続けさせてくれますか?
「…レット、クラレット!」
私の身体は誰かによって揺す振られる。
まだ夢の世界と現の世界の間を行き来している私は瞼をしばたかせながら、
突っ伏していた机からゆっくりと身を起こした。
「――…はやと?」
まだ思考がはっきりとしないまま、私は彼の名を呼んだ。
彼は寝ぼけなまこの私に呆れているのか、軽くため息をついたあと、
私の目の前で掌を振り意識が覚醒しているかどうか確かめているようだ。
……今、何をしていたのだろう。
私はよほど寝ぼけているらしい。自分の瞳に映る人物がハヤトだということ以外はなかなか思い出せない。
周りは薄暗い――、どうやら自分の部屋であることは間違いない。
「…まだ眠たい? 夕食が出来たってリプレが言ってるけど、後にするか?」
彼はまだ寝ぼけている私を気遣っているのか、柔らかく優しい口調でそう訊ねてくれた。
――そういえば、そうだった。ハヤトを元の世界に戻すために文献を調べていたら、
疲れていつの間にか眠ってしまっていたんだ。
そう気がつくと、一気に私の意識は覚醒し首を横に振る。
「いえ、今頂きます…ごめんなさい、折角起こしてくれたのに寝ぼけていて」
「あ、いや、それはいいけど…大丈夫か? 最近疲れてるようだけど…」
「いいえ、そんなことありませんよ。貴方が心配するような無茶はしてませんから、安心してください」
心配そうに覗き込む彼。こんな些細なことで心配するなんて、お人よしの彼らしい――内心苦笑すると、
頭を横に振って否定の意を伝えた。
たしかに彼の言うとおり、最近文献を調べるのに忙しく寝不足気味で疲労は溜まりやすくある。
だが、こんなつまらないことで彼を心配させるのも申し訳ないと思い、話を反らせた。
「無茶といえば、貴方の行動のほうがよっぽど無茶ですよ。
いつもいつも私に心配ばかりかけて…、もう少し落ち着きを持ったらどうです?」
「…うげっ、やぶへびだったかなぁ」
私の皮肉に彼は苦笑を浮かべながら、手を差し伸べた。
「ほらっ、行こうぜ。クラレット。 折角のリプレの料理が冷めちまう」
「……は、はい」
優しく差し伸べられた手に私は手を伸ばす。思わず頬がかぁっと熱くなるような気がした。
それが何かは分からないが。
そのとき。
軽い頭痛と眩暈が襲い、私の身体はぐらりと揺れる。
――世界が反転している。
ぼんやりとそんなことを考えながら、私は踏みとどまることもできず、身をそのまま重力に委ねた。
「クラレットッ、危ない!」
襲ってくる衝撃が思ったよりも軽かったことに気付くのに数秒。
不思議に思いふと視線をあげてみると、そこにはハヤトの顔がすぐ間近にあった。
いつもより真剣でいて心配そうな眼差しで私の顔を覗きこんでいる。
これまで何度か見てきた彼の表情。見慣れているはずなのに、どうしてか私の胸は熱くなった。
「はぁ…危なかったぁ…。本当に大丈夫なのかよ。
―――クラレット…?」
だが、その原因が何であるか確認する前に、私の意識は再び闇へと溶け込んだ。
――これは夢だろうか。
私は何も身に纏わないまま、白いシーツのベッドの上に身体を横たわらせていた。
そして周りを確認してみると、そこは見覚えのある部屋――ハヤトの部屋だった。
「やだ…っ!」
あまりに日常的な光景のなかで裸体を晒しているという羞恥に、慌てて身体にシーツを抱き寄せる。
「ど、どうして…?」
夢だと言うのに、意識ははっきりとしている。夢ならはやく覚めて、と焦りながら顔が火照っていくのが分かる。
ハヤトの部屋という場所がさらに私を焦りと羞恥に追い込んでいった。
これでもし、ハヤト本人でも出てきたら羞恥で私は死んでしまうかもしれない。
たとえ夢の存在だとはいえ、彼に自分の生まれたままの姿を見られるのは恥ずかしい。
だが、はたとそこで気付く。
私は彼にとって、そして彼にとって私とは何なんだろうかと。
また、どうして彼のことがこんなにも気になってしまうのだろうかと。
魔王降臨の召喚儀式を行ったあの日から全てははじまった。
その日まで父上の道具として生きてきた人形だった私と、
知らぬ名も無き世界からリィンバウムへと喚び出された彼が出会ったその日。
お人好しで、直情、短慮な時もあるだけど、人一倍他人や召喚獣に思いやりの心を持つ彼との出逢い。
彼は私に様々なものを与えてくれた。
今では当たり前だと思えるものを何も知らなかった私に教えてくれ、彼との日々の生活は新鮮だった。
今でも彼といるだけで、ふんわりとした優しい気持ちになれる。
きっと、彼は私にとって必要不可欠な存在なのだろう。
――それは恋と呼べるような感情ではない。
きっとそれはもっと醜悪で、妄執めいたものだと、自分でそう感じている。
私は彼を手放したくない。どんな手を使ってでも彼を守り抜きたい。
たとえ、この手を血濡れさせるとしても。
他の誰にも渡したくない。彼がいなければ、私はその生きる意味を失ってしまう。
―――だから、私は彼を守り通す。
いつの間にかそんな考えや感情を持つようになっていた。
だが、彼にとっての私はどうなのだろうか。
彼らを欺き続けて一緒に生活してきた私が、彼に必要とされたいと願うのはおこがましいかもしれない。
――だけど、許されるのなら。私は彼と共に同じ道を歩み続けていきたい。
むろん、その資格などないのかもしれないが。
そのとき、聞きなれた声が耳を通り抜ける。
「……クラレット」
「え、あ、は、はひゃとっ!?」
いつの間にか横で、私に身体を寄せていた彼の名を呼ぶ。
あまりにも唐突すぎて――夢だから仕方が無いのかもしれないが――、私の声は裏返ってしまっていた。
恥ずかしい。
恥ずかしすぎる。
彼もまた裸で、お互い向き合ったまま――しかも、ベッドの上で抱き合っているという状況は
都合が良すぎると言うか、嬉しいと思う前にただひたすら恥ずかしかった。
じっと彼は私の瞳を見つめる。
それが熱の込められたものだと思うのはやはり都合が良すぎる夢のせいだろうか。
私もまた彼の瞳を見つめ返す。彼の顔は徐々に近づいてきて、そして―――
目を覚ました。
「―――あ、気付いた? …クラレット」
これは夢の続きなのだろうか。
夢の世界から覚醒したと思えば、同じように私の目の前に彼の顔があった。
もし誰かが彼の頭を少しでも下に押したら、唇がくっつきそうなほど近くに。
「……はやと?」
「よかったぁ…、急に倒れたから心配したんだぜ?
――…ったく、やっぱり体調悪いんだろ? ……クラレット?」
「―――…ひゃ、ひゃいっ!?」
間近にあるハヤトの顔を眺めていた私は、ハヤトの言葉にさえもぼけっとしていて答えを返すことができなかった。
おもわず、夢と同じように私の声は裏返ってしまい、かぁああっと顔が熱を持ち始めるのを自覚できた。
(こんな顔を近づけられたまま話されたら、夢の続きを想像しちゃうじゃないですかっ!)
ハヤトには何かを意図しているわけではないことは分かっているのだが、
わざと私に意地悪をしているのではないかと疑ってしまうほどに、彼の顔は近かった。
だが、彼はそんな私の気持ちには全然気付いていないのか、そのまま私の顔を覗きこんで額に手を当てて熱を計る。
「本当に大丈夫か? なんだか少し熱っぽいし。 なんなら、今からセシルさんを呼んで体調を看て貰うけどさ…」
「い、いえ、ご心配なく! その、少し休めば…回復すると思いますので」
顔が熱っぽいのは貴方が顔を近づけるからです、という抗議なんて恥ずかしくてできるはずもなく、
ぶんぶんと激しく首を横に振ってそれを否定した。
「でも、本当に無理はするなよ?」
「はい、ご迷惑をおかけしてすみません……」
意気消沈する。彼のために元の世界へと戻る方法を探しているというのに、
そのことで彼に迷惑をかけているなんて本末転倒もいいところだ。
私は彼の役に立ちたくて、多少無理をしてでもこうして調査をしているというのに、この有様では自分が情けなく思えてきた。
「迷惑? クラレットも不思議なことを言うよなぁ…。別に迷惑なんてかかってないって。
それにさ…、俺、本当にクラレットのことが大切だからさ。その…何かがあると心配になるんだよ」
「そうですか―――……え?」
彼は微かに頬を紅潮させ、戸惑いながらも、少し控えめの声でそう言った。思わず聞き逃すところだったが。
(私のことが大切…? まさか…、空耳に決まっています。ええ)
本当に私は疲れているようだ。彼が私のことを大切だなんて、そんなはずがない。
だって、私は彼、いや彼らを騙し続けてきた。私に大切にされる資格なんてあるはずがない。
―――あってはいけないのだ。
私は無色の派閥の人間。どれだけ足掻いても、その事実だけは消せない。
そして、直接的にしろ間接的にしろ、父上の策謀の手助けをしていたのもまた事実。
ハヤトは気にしすぎだと言ってくれたが、私はそうは思えない。
この目で、バノッサやカノンの運命が父上に弄ばれたのを目撃しているからだ。
もし、あの時私が器として魔王召喚の儀式に成功していたとしたのなら、彼らは救われていたのかもしれない。
「もしも」の世界の話だから、それが正しいのか誤りなのかはわからない。
けれど、時々その「もしも」の世界を想像する。
もしも、私がハヤトと出会わなかったのなら、もっと違う結果が待っていたのではないかと。
「……大切なんだ、クラレットのことが」
(空耳もここまでくると重症ですね…近々セシルさんに看てもらわなくては)
「俺さ、クラレットが居たから今まで頑張れて来れたんだ」
(それにしても都合のいい空耳ですね。……こんな空耳もたまにはいいかもしれません)
「君がいなかったら、俺は、強くなれなかった。君がずっと支えてくれていたから――」
(にしても、しつこい空耳ですね…これではハヤトの話が聞こえないじゃないですか。折角二人きりなのに)
「…聞いてるのかよ、クラレット? 黙ってたら、独り言言ってるみたいで、恥ずかしいんだけど…」
(聞いてますよ。こんなに都合のいい空耳………―――って、え?)
私は慌てて身を起こし、はっとハヤトの顔をまじまじと眺めた。
それに驚いたのか、彼は顔を引っ込めて困惑したような表情を浮かべていた。
「……嘘」
「君に嘘を言ってどうするんだよ…あー、その、つまりだな…えーっと…」
―――信じられない。
もし、さっきまでの空耳が事実だとしたなら。私は、私は感情を押さえきれなくなる。
彼は今更顔を真っ赤にさせて、唇をわなわなさせながら言葉の続きを紡いだ。
「お、俺は、君のことが好きっ…好きなんだっ!」
―――…嘘?
嘘、嘘、嘘!?
ありえない。理論的に考えてありえない。
可能性はゼロに等しい。この人は何を考えてこんなことを言っているの!?
「う、嘘…? だ、だってそんな、私…」
「だっ、だから! 嘘じゃないってば!! あー、もう! これで分かるだろッ!」
彼は私の手首を掴んで引き寄せると、抱きしめられ―――…
(…―――これって…キス!?)
微かな瞬間ではあったが、彼の唇が私のそれと重なり合い、彼の温もりが少しだけだが伝わってきた。
驚いて顔を離し、彼の顔を見つめると、彼は非常に恥ずかしそうに視線を私から反らしていた。
「お、俺、これ、初めてなんだぜ…?」
これ、というのはキスのことだろう。つまりはファーストキス…もちろん私だって初めてだ。
「わ、私だってそうですっ! で、でも…っ! どうして私なんかを…?」
も、もしかしたら、ハヤトの気まぐれということもあるかもしれない。
そのときは、憤るがその前に尋ねておかなくてはならなかった。
落ち着こうとしながら、私は尋ねた。
ちょっと急用で30分ほど落ち。
その後で続きを投下させていただきます。
643 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 19:58:09 ID:1dhIqAZ/
まってまーす
「…『なんか』じゃないさ。クラレット『だから』だよ。
この世界に来て何も知らない俺に、色々と教えてくれたのはクラレット、君だ。
どんな時も呆れながらでも、俺を手助けてくれたのは君だ。
辛い時だって、悲しい時だって、そして嬉しい時だって、君は傍にいてくれた。
……いつからか、俺にとって君は必要な存在になっていたんだ。
あー、そのっ、上手く言えないけど…兎に角っ! 俺には君が必要なんだ!」
気の毒になるくらいに顔を真っ赤にさせながら、彼は言葉を紡いでいた。
だが、突然の告白に私はその言葉に現実味を感じることができないでいた。
もしかしたら、さっきキスされたのも自分にとって都合のよい夢ではないのかと思ってしまう。
「け、けれど、そうだとしても―――…私はあなたを裏切っていました。
私は、あなたに許してもらえる資格なんて…ましてや幸せになる権利なんかないんです」
ハヤトの告白が本当だとしても、私はそれを受け入れることはできない。
どれだけ彼が望んでいたとしても、私は受け入れてはいけないのだ。
私はただ彼を不幸せにしてしまうだけ。
今までだってそうだった。
無職の派閥の件は言うまでにも及ばず、私はいつも彼に守られてばかりで、足をひっぱっている。
彼は私が必要だと言ってくれるが、そんなわけがないと否定する。
きっとそれは彼が気遣ってくれているだけに過ぎない。
それにどれだけハヤトが許してしまうおうとも、私自身がハヤトを不幸にしてしまう自分が許せなかった。
ハヤトを欲していたのは私の心。だけど、それを認めてしまったら、きっと私はハヤトから離れられなくなってしまう。
どんな卑怯な手を使ってでも彼の心を束縛してしまうだろう。
―――そんな女と一緒にいないほうが彼のためだろう。
そんなことを考えていた瞬間、ふわりと私の身体は彼によって抱き引き寄せられた。
「は、はやと……?」
思いがけない彼の温かみに戸惑った。
なぜだろう、彼に抱きしめられるだけで、
今までの不安や悲しみというのは吹き飛んでしまい、逆に安堵感を得ていた。
この人といるだけで、心が安らげてしまう。わからない、分からないけれど……
「なんで、そんな悲しいことを言うんだよ…?」
―――彼は私のために泣いてくれた。
「なんで、そんなにも自分を責めるんだよ!?
フラットのみんながそんなこと気にしないのは君も知ってるだろ! 俺だってそうだぜ!?
俺は君がいるから今までやって来られた…これからも…ずっと君と一緒に居たいんだ」
ぽろぽろと涙を流しながら、彼は微笑った。
「……出来ることなら、一緒に俺の世界に来て欲しいんだ。
それがいつのことになるかは分からないけれど…元の世界に戻るなら君と一緒に帰りたいんだ」
私のために笑って、泣いてくれる彼がそう言った。
もう、私の心は答えを出している。
「…はい! ダメだって言われても絶対について行きますから!
私の世界は貴方と共に、ずっとずっと…一緒に!」
彼の言葉のひとつひとつが私の心の闇を拭い去ってくれる。
それは夜明けの陽光のように、希望として心に広がっていく。
あなたと一緒にいれば、どれだけ深い闇にも負ける気がしない。
あなたと一緒ならばどこまでも行ける―――、きっと世界を超えることさえもできる。
くだらないことを考えるのは止めた。
ハヤトが望むなら、私はすべての罪を背負ってでも前に進むだろう。
罪を悔いるのではなく、未来(まえ)を向いて自分が彼のために、そして自分のためにできることを探そう―――。
彼はすべてを受け入れてくれる。
「ハヤト…ありがとうございます。
私は…わ、たし、は……っ…! っく……ぁ、ふぁ、ぁあああああっっ!」
今まで溜まっていた感情が堰切ったかのように、泣き叫んだ。
彼にしがみついて、まるで幼子のようにその涙が枯れるまで彼の胸のなかで泣き続けた。
どれだけみっともないと思っていても、彼の前では止めることもできなかった。
でも彼は微笑むだけで、私の心を守ってくれるかのようにぎゅっと抱きしめてくれた。
こうして誰かに抱いてもらうなんて初めてかもしれない。
昔から派閥のためだけに"道具"として育てられてきた私に愛情なんてものは程遠いものだと思っていた。
けれど、目の前の彼は私を好きだといってくれ、こうして私の感情を受け止めてくれる。
どれだけ実の父親に認められなかった"愛情"という感情を、彼は―――。
「……クラレット、大丈夫か? 何なら、何か飲み物を運んでくるけど…」
「いえ、大丈夫です…ごめんなさい、みっともないところを見せちゃって」
鬱陶しく前に垂れてくる髪をかきあげながら、彼に謝るが気にしないと首を振った。
「むしろ、嬉しいぜ? なんだか頼られてるんだなぁっ…て。
俺ってさ、一人っ子だったから、妹が出来たみたいで嬉しいよ」
「妹、ですか……はぁ…」
なんだか複雑な気分だ。もうちょっと、こう…女の子として意識してくれてもいいんじゃないかと思う。
好きだと告白してくれた後で妹と言われたら少しばかりショックだ。
よくよく考えてみれば、この人は私のことを女だと意識してくれているのだろうか。
もちろん、彼が好きだと言ってくれたその言葉には恋愛感情によるものだとは分かる。
だが、それがあまり態度に出ていないのは、彼といつも一緒にいる私だからこそ分かる。
……前々から思っていたのだが、この人は鈍感ではないだろうか?
こうして私の部屋でふたりきりというのに、そういう雰囲気が作られていない。
だけど、こんな彼だからこそ、私は惹かれたのだと思う。
惚れた弱みというものなのだろうか。そう思うとなぜかおかしくて、吹き出してしまった。
「……? どうしたんだよ、クラレット」
「いえ、なんでもありませんよ。ただあなたとこうしていられるだけで、私は幸せなんだなぁと思いまして」
その言葉の意図が分からなかったのか、彼は不思議そうに首を傾げてしまう。
「ヘンなクラレットだなぁ…]
でも次の瞬間、私はとんでもない言葉を紡いでしまった。
「私は幸せです…だから、これから先も未来を歩いていけるよう…私に勇気を下さい。
……ハヤト、私を抱いてください」
「私は幸せです…だから、これから先も未来を歩いていけるよう…私に勇気を下さい。
……ハヤト、私を抱いてください」
彼女はそう言ってから恥ずかしそうに気の毒なぐらいに顔を真っ赤にさせる。
そして、後悔したかのように顔を俯かせて、ハヤトの様子を伺っていた。
(だ、抱いてって……!? その、普通に抱きしめるんじゃ…ないんだよな…?)
いくら色恋に疎いハヤトとはいえ、彼女の表情や今までの経緯からして普通の雰囲気ではないことぐらいは分かる。
「あ、あのさ、念のために聞くけど……俺でいいのか?
そりゃあ、俺は嬉しいけどさ…」
「ええ、私は貴方ではないとダメなんです…それに、私は、初めてではないですから…」
俯き加減にそう話すクラレットの言葉にハヤトは耳を疑った。
初めてではない、その言葉に一瞬でさまざまな憶測が思い浮かぶが、
そこで追求するのではなく、じっと真剣な眼差しで顔を見つめて、続く言葉を待った。
「私は無職の派閥では…その言葉通り、"道具"でした。
派閥兵の慰み者としてこの身を陵辱されたこともあれば、
召喚獣の実験と称して彼らと交わらされることさえありました。
父親にとってこの身体は"道具"以下でもそれ以上でもなかったんです。
ですから、きっとこの身体は貴方の思うような綺麗なものではありません。
………それでも、私の身体を抱いてくれますか?」
しばらく沈黙が続いた。
その間、クラレットは言い表せないほどの不安に襲われていた。
彼にこの身体を抱いて欲しいのは、ただの本能欲求から来るものだけではない。
もちろん、その欲求を否定するつもりではないが、それ以外に彼と繋がり少しでも自分のことを想って欲しいという気持ちの強さの表れだった。
昔から、周囲に彼女へ愛情を注ぐものは誰もいなかった。
ただいるのは、自分のことを"道具"としてしか見ない父親と、ただ命令だけを忠実にこなす派閥兵、
そして今ではくだらないと思えるほどの"魔王の器"としてだけ揃えられた自分と血を同じくするは腹違いの異母兄弟たち。
そんな環境で誰も彼女に"愛情"という感情を注いでくれはしなかった。
だが、ハヤトはクラレットにその"愛情"を注いでくれた初めてのヒトだった。
いや、"愛情"だけではなく、ヒトとして生きるのに必要でクラレットには魅力的にさえ思えたすべての感情を与えてくれた。
彼と出会う前のクラレットは周りの者が評価するのと同様に、自身を人間だとは思っていなかった。
ただ、父の命令に従って生きるだけの"道具"―――、そう自身でも考えていた。
いや、諦めていたというべきだろうか。
なぜなら、本当は欲していたのだ。彼女は父の"愛情"を。だけれど、それは与えられなかった。
だから、ヒトとして生きる全てを諦め自ら世界を閉ざしていた。
けれども、そんな彼女にハヤトは意識してか否か、その扉を開いてくれた。
彼が見せてくれた世界――、それはクラレットという一人の少女が生きるその世界。
それは、彼女だけが持つ色彩の世界。
その"感情"と言う色を与えてくれたのは、他ならないハヤトであった。
それがいつだったかは分からない。
監視の対象として必要以上にハヤトと接することのなかったクラレットが、自我を持ち、彼女だけの世界で生きたいと思い始めたのは。
なぜ、今まで目を閉じていたのだろう。
世界はこんなにも鮮やかな色彩を持ち、輝いているというのに。
だからこそ、クラレットは恐れた。
こんなことを告白して、彼に蔑まされないだろうかと。 彼から"愛情"を注がれないのであれば、私はどうすればいいのか。
いつの間にか彼と離れられなくなってしまった、私の世界はどうしてしまうのだろうか。
派閥での無機質なほどの環境には耐えられたというのに、今ではたった一人の青年の言葉と感情を恐れている。
それは彼が私に感情を与えてくれたからだろうか、と。
だが、クラレットのそんな不安は杞憂に終わってしまった。
「馬鹿じゃないのか、クラレット」
「ば、馬鹿ですって!?」
一大決心で告白したというのに、馬鹿とは酷い。
あっけらかんと言い放ったハヤトの言葉にしばらく呆然、
そしてむくむくと反感が湧いてきたクラレットが何かを言おうとした瞬間、彼は言葉の続きを口にした。
「ああ、馬鹿だよ。大馬鹿。分からないんなら何回でも言ってやるぜ?
バカバカバカバカ……」
「は、ハヤト!? いつも考えなしな行動をする貴方にバカだなんて言われたくありません!
それに…わ、わたしだって…言おうかどうか迷ったのに…!」
ついには瞳を潤ませながら訴えてくるクラレットの様子に、少しだけ苦笑して謝るとハヤトは彼女の身体を抱き寄せた。
「ごめんな、クラレット」
「えっ……?」
「そりゃあ、これがクラレットにとって初めてじゃないのは悔しいし、そんな目に遭わせた連中だって憎い。
今、ここにいたらぶん殴ってやりたいぐらいだぜ?
でもさ、だからと言って、クラレットが汚れてるだなんて、俺はひとつも思ってない。
だから、そんなに自分を貶めるなよ……クラレット」
「はや、と……」
どうしてこのヒトはこんなにも優しすぎるのだろうか。
そんなに優しくして貰ったら、期待してしまう―――…
「それを話してくれたってことは、俺を信じてくれたからなんだろう?
……だったらさ、もう気にするなよ。
クラレットは俺のものだ。ほかの誰にも手を出させやしない。たとえ何があったとしても必ず君を助けてみせる」
強くそう宣言するハヤトは、それでも照れるのか、ぽりぽりと頬を掻いてそっぽを向いた。
だが、その代わりにぎゅっとクラレットの身体を抱きしめる力を強めた。
「ハヤト……っ」
嬉しさで彼女は何も考えられなかった。過去のしがらみも、それに対する苦悩も、すべてを忘れ、ただ頭にあったのは目の前にいる彼だけだった。
ハヤトは緊張のためかぎこちなくクラレットの手を引っ張って彼女のベッドへと誘った。
むろん、こういうことは初めてであり、緊張もそのせいであるが彼女をリードしなくてはならない、と心のどこかで思っていた。
そんなハヤトの様子がおかしくて、笑ってはいけないと分かっていても思わず吹き出してしまう。
「ど、どうしたんだよ、クラレット?」
「ふふっ、ごめんなさい。ただ、ハヤトが可愛くて…」
「可愛い…? なんだか、複雑だなぁ…」
もともと顔立ちは凛々しいというよりも、どちらかというと童顔であると自分でもうっすらと気づいてはいるが、
こうもはっきりと可愛いと言われたのは初めてだった。
やはり、男であるからには、もっとこう…カッコいいとか、頼りがいがある、と言ってほしい、と口に出さずとも心の中でハヤトは思っていた。
そんな心中を察してか、クラレットは微笑を浮かべながら軽く顔を横に振った。
「ごめんなさい、でも…そんなあなたがとても好きなんです」
告白してしまってからは、どうも積極的になっているクラレットは臆面もなくそう言った。
そう言われてしまえば、反論もできずただ嬉しさがこみ上げてしまう自分に呆れを感じてしまい、ため息をつく。
俺って単純なんだなぁと。
複雑な思いにとらわれながらも、ハヤトはベッドを軋ませながら優しく彼女の身体を横たわらせた。
そして彼女の顔を覗き込むように、覆いかぶさる。
「クラレット……、あのさ、こういうとき、なんて言えばいいのか…分からないけどさ」
「はい…」
お互いの視線が絡み合い、瞳が重なり合う。
恥ずかしさと困惑で、うまく言葉が紡げないハヤトを励ますように、クラレットは頷きを見せた。
あなたの言葉ならすべてを受け入れる。まるでそう言わんばかりに。
「俺、君のことが好きだ」
「ふふっ…、その言葉、何回目ですか? でも、あなたのその言葉…いつまでも、何回でも聞いていたいです…」
クラレットは腕をハヤトの首に回して、彼の身体を抱き寄せた。少しだけ重みがかかるが構わない。
だって、彼の温かみを感じていたいのだから。
自然と唇が重なった。
最初は触れるだけの軽いキス。だが、ふたりはその温もりに魅了されたかのように、
何度もお互いの唇を求めて、少しずつそれは深いものへと変わっていった。
「んっ、んぅ…は…んんっ」
「はっ、はぁ、ちゅっ…んふっ、ふぅ…」
唇を離すたびに、お互いの吐息がかかりあう。
その度に、ふたりの顔は紅潮していき、目もとろんと柔らかく蕩けていく。
だが、そのお陰か、ハヤトの身体からはすっかり力が抜けてしまい緊張はほぐれてしまっていた。
「はぁ…ハヤト…」
いつもとは違う小さくとも魅惑的な声。その声にハヤトもその声を溢したクラレット自身も驚いていた。
その声は、物静かで清楚という言葉が似合ういつものクラレットからは想像できないほど、艶やかでハヤトの情欲を煽るには十分なものだった。
クラレットが驚いたのはその点ではなく、こうも容易くそのような声が出てしまったことについてだ。
もちろん、過去に陵辱されていたクラレットにとっては無理やり嬌声をあげさせられることは何度もあった。
しかし、これほど自然に、抵抗もなく出たのは初めてだった。それがとても嬉しく、反面、恥ずかしかった。
「ご、ごめんなさい…」
「い、い、いや…、その、続き、しよっか?」
謝られたのでは、どうしたらいいものか分からない。兎にも角にも、クラレットが何かを言おうとする前に強引に彼女の唇を奪った。
自分にしては強引過ぎるな、と思ったがそんなことを考えられるほど今のハヤトに余裕はなかった。
落ち着こうとするものの、先ほどのようなクラレットの魅惑的な声を聞いてしまっては、理性はどんどん溶かされていってしまっているような気がした。
それはただの想像ではなく、実際、自分に押さえが利かなくなっていたのをハヤトは自覚していた。
くちゅくちゅとお互いを貪る淫靡な音がふたりの耳に聞こえる。お互いの舌を蕩けあわせるかのように、求め合う。
それは繰り返せば繰り返すほど、ふたりの気持ちを昂ぶらせていき、
結局、唇を離したのは息苦しくなってきたクラレットが先だった。
「は、ハヤト…、ちょっと…激しすぎます」
「あ、ご、ごめん…」
何もかも初めてであるハヤトにとっては、彼女とのキスは魅力的すぎた。
加減が分からず、どこで止めたらいいのか、彼自身も分からなかったのだ。
しょんぼりと肩を落とすハヤトをフォローするかのように慌てて言った。
「あ、いいんですっ! その…私も、気持ちよかったですし…」
頬が火照るのを自覚しながらも、ぼそぼそと言葉を紡ぐクラレットを見て、ハヤトはごめんな、ともう一度だけ謝った。
たったキスのひとつだけでもまごついてしまう。だが、そんな不器用なやりとりがクラレットの心を満たしてくれる。
ハヤトは本当に自分のことを想ってくれている、そう感じたからだ。
だが、当の本人は「気持ちよかった」という言葉を耳にして、身体を硬直させてしまっていた。
ハヤトにとっては彼女の口からそんな言葉は出てこないと勝手な想像をしていたためか、
嬉しさと恥ずかしさで固まってしまったのだ。
(もう、仕方が無い人……)
おかしくはあったが、クラレットは彼を罵倒しようとはさらさら思っていなかった。
むしろ自分の行為でそれだけ興奮してくれることがとても嬉しかった。
穏やかな笑みを浮かべながら彼女は彼の身体と自分を反転させ、今度はクラレットが覆いかぶさるような姿勢になった。
訝しげにクラレットの顔を覗き込むハヤト。
「え、なに…クラレット?」
突然のクラレットの行動に困惑する。
だが、クラレットはそんな彼に構わず再度唇を重ね合わせ、片手で彼の股間を弄り撫で上げた。
ぞくっとした快感が一瞬だけハヤトの身体を駆け抜ける。
ズボンの上からとはいえ、他人に、ましてや好意を寄せている女性に触られたのであってはそれも無理はなかった。
「ん、はっ…! く、クラレット…?」
「ハヤト…、キスだけでこれだけ感じてくれているなんて、嬉しいです…。
でも、今からもっと気持ちよくさせてあげますね?」
いつもと変わらない微笑を浮かべるクラレットのその言葉にドキンと胸がなる。
いくら性の経験がないハヤトとはいえ、これから何をされるのかなんとなく想像はついていた。
それはとても魅力的ではあるものの、このままクラレットに任せっきりでは男として情けなくはないか、とも思い始めていた。
ハヤト選択
A.「…このまま、任せてみよう」
B.「俺だって、クラレットを悦ばせたい…」
というわけで、今回はここまで。
以前ハヤト×リプレを書いた者です。えー、相変わらず前フリが長くてすみません。
そして皆様の興奮を高められないようなエロくない文字列でごめんなさい。
エロSS書き諸兄の皆様みたく、エロ文才が欲しぃ。というか、普通の文才もほしい。くれ。
意外にハヤト×クラレットが書かれてなかったものですから、今回チャレンジしてみました。
相手がトウヤでなく、今回もハヤトで、ごめんなさい。彼も書きたいのだけれど、
ハヤトのほうが書きやすいというか…言い訳ですな、これは。
クラレットが陵辱済みというのは、鬼畜野郎氏の影響を受けたのかもしれませぬ。
鬼畜野郎氏、あなた様のSSには毎回毎回ハァハァさせてもらってますw
最後の選択肢は読者諸兄方に選んでもらおうかと。
参考にさせていただく、ちょびっと入れさせてもらいました。
どちらでも好きな方をお選びください。まあ純愛なので、それほど変化はないかもしれないですが。
前回と同じように間は空くかもしれませんが、完結はちゃんとさせるのでご容赦くださいませ。では、これにて。
追伸
なんていうか面白くないあとがきですみません。
654 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 20:48:55 ID:w+pGYXGM
乙であります
クラレたん。・゚・(ノд`)・゚・。。ようやくクラレたんにも全うな幸せが思っていたら。
ハヤト……クラレたんを幸せにしてやってくれ……
選択肢は我輩はAでお願いします。
657 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 20:54:49 ID:1dhIqAZ/
乙であります!
Bキボン
こういうの…………
嫌いじゃないわよ
クラレットを陵辱した香具師らをハヤトの替わりにぶん殴っていいですか?
数日後、
>>659がねっとりと陵辱されるSSが投下されることになろうとは、今の彼は知る由もなかった…
あー…職人さんGJです
でも出来ればそんな余計な捻りを加えずにもっとストレートにいってほしかった
純愛は純愛なんだろうけどさぁなんか微妙に騙された気分…orz
>>661 まぁ、そういう意見も有れば、俺みたいに感情移入が出来るから今のままでおkっていう奴もいる
つまりは個人の好き嫌いかと
できれば両方書いて欲しいってことでお願いします
ってのは無理ですかね?
664 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 00:40:49 ID:tRckwSYP
職人殿の苦労を考えると両方はきついでしょ
そうですね、でしたらBで
何を無茶いってんだか・・・orz
皆様レスありがとうございます。感謝感謝っ!
やっぱり余計なことはしない方が良かったのか…orz
騙したつもりはなかったンですが…ぁー…。
まあ、やっぱり単純にしろってことですな。
それは兎も角として、意見の傾向からして続きは
BメインのAもちょいやるか、どうせだから両方頑張ってみたりしたりして。
どうなるか分かりませんが、ほどほどに期待しないでお待ちください。
……こんなヤツでも見捨てないで生暖かい目線で見守ってやってください。
>>659さん
ええ、ぶん殴ってやってくださいw
気の済むまで。でも返り討ちには気をつけてください。相手は召喚術持ちです。
>>660さん
……そう言われると期待してしまうではないですかw
そういえば、作品とは無関係ですが、
出会いからカップル成立、そして性交に至るまで
一番早そうなカップルと、一番遅そうなカップルはどの組だと思います?
まあ、フォルケイは3番外編でアレでしたし、その二人を除くと
一番早い:ネストリorレックス×大人の女性キャラ(アズリア・アルディラ・ミスミ様・ヘイゼル(パッフェル))
一番遅い:マグアメetc.
まあ、遅そうな組なんていくらでも挙げられますけども。
ネストリも遅いんじゃないの?子供の頃から一緒なのにくっつくまでかかったし
ネス樹になってたし。早いのは後家キラーレックスかな。
ヤツは相手が後家だと手が早いっす。アズリアに対しては遅い(つうか本編じゃくっつかないし)気がするけど。
1の主人公、パートナーも出会いから考えると結構早いかも。おしかけ女房してくれるし。
ネストリは遅そうだね
ネスが屁たれだし、トリスはお子さまだし
まぁ知ってしまったらバンバンやりそうだけど
若い頃ってそんなものだよなぁ
誰かレックス×ファリエル書いてくれませんかねぇ…書いてくれたネ申には漏れの愛情詰め合わせギフトを…
中身はなんじゃらほい?
>>670 レ 「ふぁ、ファリエル……… どこから挿れればいいんだい?」
フ 「その……… 隙間からねじ込むように挿れてください……」
レ 「くぁっ! か、硬い……… 硬すぎるよ、ファリエル………」
フ 「仕方ないですよ…… 鎧なんですから………」
霊体のファリエルに直接さわれないということで………
ED後なら剣持ってりゃ触れるぞ
だからEDの最後の「大好きです…」のその後を書いてもらいたいわけですよ ムハァー
メイメイさんに憑依とかでも
そこはレックスが素肌の背中にロープで抜き身の剣をくくりつければやれるだろう。
ふと気がついたら保管庫に前スレ870-886のレオン×エイナが保管されていなかった。
>>673 普通にハイネルに実体化してもらったんじゃないの?
まずはアティ×ファリエルからだ
みさくらなんこつと楓のはらわたの同人思い出した
681 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 12:36:10 ID:I+GjjMRq
保管庫いって気がついたんだが・・・
クラレットの純愛物は♀×♀しかない・・・
カシスや夏美、綾は他にあるのにね。だからたまには幸せにして欲しい。
ということで16スレ233氏には期待。
しかし既に陵辱済み………orz
いやいいんだよ。大切なのはこれからなんだから。これからいくらでも幸せになれるんだから。
だがクラレたんの処女を奪ったのが盛んの王かはたまた無職のヒッキーか召喚獣かと思うと
。・゚・(ノд`)・゚・。
683 :
倉庫番:2005/10/16(日) 13:47:21 ID:F6rMuvHh
>677
すみません、完っ全に見落としです…。
次の更新でアップしますので、もう少しだけお待ちください。
前スレ863氏にもスレ住人の方々にもご迷惑をおかけしました(;´Д`)
684 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 21:31:00 ID:ZQTzvmre
エイナが転生の門でエグゼナに捕らえられて陵辱され、助けも入らないってのを書いて下さい
>>683 あ、すみません、修正が広範囲に渡ったため一作まるまる提出し直したい場合、
どうすればよろしいでしょうか。
>>685 保管庫の掲示板に委細を書き込めばよいのではないか?
一番いいと思うのは修正したテキストを何らかの形で管理人氏に送ることだと思われる。
これなら管理人氏の手間も少なくて済むし。
688 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 23:16:46 ID:vrIHfqXS
このスレ全体<過去スレ含む>はなんか陵辱物が多い傾向に思える・・・
3発売以前はそうだったけど、3以降は鬼畜氏が陵辱専門でそれ以外はあんまりないような気が。
エロ魔剣の人とかタケシー大好きビジュの人とかもいたけどね<陵辱系
箱悪魔の人に続き書いてほしいな……(´・ω・`)
692 :
倉庫番:2005/10/17(月) 00:13:47 ID:sJsQiP1X
>685
掲示板に書き込んでいただけると助かります。
メールフォームを用意することも考えていますが、すぐには無理なので。
>>625の 中略〜ねっとり〜 を補完してくれ…!!
>>692 掲示板に書き込みました。よろしくお願いします。
ぽ
オルパパは盛んの王扱いされるのにマルティーニ卿は何も言われないのはなにゆえだろうか?
設定上、生徒は同時存在しない(一人娘あるいは一人息子)が
オルドレは確実にやりまくっているから。
無差別に産ませまくったとかだったっけ?
1を久しぶりに引っ張りだして綾ではじめてみた。
冒頭との後輩の会話、夏美とコンパチでちょい違和感
フラットつくなり急に丁寧語になるし
しかしガゼルとエドス...地肌もろ見せもみあげ男と
パンツ一丁半裸男が二人して女の子取り囲んで
こっちの用件は云々って...
一年以上不足しているアズリア分がほしい。
それなら俺はラミ分が欲しいな。
挿入ありでw
もしくは弄り倒すのでw
レックス→ファリエル前提でレクファリ、レクアズ、レクアルが読んでみたい
要するにこの三人の濡れ場が好きなんだよ
>>699 …俺がいる。
アズリア分が欲しくて一般債と巡回してたところだよ。
ベルフラウ分がたらなさすぎて仕事に行く気が起きない。レクベルキボンヌ
ソノラ分が足りない漏れもいますよ
モナティ、モナティ言ってる人はもさかして定着してるなか!?
いや、すまん
言ってみたかっただけだ
今日友達に「サモンナイトってギャルゲーみたいなもんだろ」って言われたよ。
あながち否定できなかった漏れがいたりする…
>>706がどうして否定しようとしたのか理解できない俺が来ましたよ
最近なんかの雑誌のギャルゲ特集に名前が挙がったとも聞いた
709 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 16:34:40 ID:WBj46la4
ギャルよりもレシィだろ
レシィよりもユエルだろ
711 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 17:31:40 ID:9s2urs0J
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
モテナイ!モテナイ!
ユエルに一票
リプレに3000点
アメルにはらたいら
芋にひとしくん
717 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 14:45:00 ID:Izgb21Yj
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
718 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 16:54:52 ID:/NRLn+Mb
とりあえずクラレットに投票
アズリアおよびファリエルにBET!!
んじゃあマイフェイバリット肉便器のアメルで
まったく………
お前等には負けたよ……
俺が書いてやる………
ねっとりペルゴ×スタウトをな!!!!!!
言ったからには責任を持てよ
>>721には期待しているよ
あーはやく見てーなペルスタ!!!!!!!
そいつら出てくるのどのソフトだっけ?
サモ1のコックとハゲか
うわーいチョー楽しみでちびりそうだー
あまりに楽しみで夕食と感動の再開を果たせそうだ
ガゼル「なっ……………!」
ハヤト『ガゼルが一瞬で回り込まれた!?』
スタウト「手癖の悪いガキにゃあ、お仕置きが必要かぁ?」
ペルゴ「なにを言ってるんですか。毎晩毎晩、私のこの自慢の槍でお仕置きされているじゃないですか?」
スタウト「お前も俺のバックアタックでヒィヒィ喘いでるじゃねぇーか?」
ハヤト&ガゼル「・・・・・・・・」
すまん、これが限界だww
「こ...こいつは...すげえ...」
思わず感嘆の声をスタウトは漏らす。その深みのある肉の味に。
「おっ...おお......」
呻きを上げながらぎっしりと肉のつまった胸板にかぶりつく。
脂肪分の薄い筋肉質な胸板。その触感はむっちりとしている。
「いかがですかな。」
肉欲の虜となったスタウトをペルゴは細目で見つめる。
手練を重ねたペルゴの妙技。それはスタウトの心をとろかせる。
「ね...ねっとりしてやがるぜ...すげれ.....」
ねっとり絡み付くような触感。それは肉の味をさらに高めている。
いかな修練を積んだと言うのだろうか。百戦錬磨の自分をここまで唸らせる
ペルゴの絶技は。おもわず舌が走る。肉の棒にもがむしゃらにかぶりつく。
棒の中からはとろけるような熱い液汁がこぼれてきた。
口の中に広がる。香しき香り。スタウトはもう完全に虜となった。
ペルゴの手による肉の魅力に。
以上 告発の剣亭 新作肉料理
鳥胸肉のソテー チーズ摘めソーセージのつけ合わせ の試食現場からおおくりしました
まぁ、とりあえず漏れ的にはアティ×アリーゼとか欲しい訳であって
描いてくれたら嬉しいと思ってる
733 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 14:16:51 ID:5JL5lWsM
糞笑ったお前等天才だな
このスレ神すぎwwwwwwww
735 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 19:25:00 ID:IkpUs+dE
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
本当にお願いします蒼の派閥の眼鏡をかけた人がうるさいんです…
>>735 そうか。
ミモザ先輩が純真無垢なモナティに大人のアレコレを仕込むSSが見たいか。
見たいです
マジ見たいです
それに便乗して、アルディラ姉さんがベルフラウに色々イタズラするのも読んでみたい。
>>738 俺はクノンがアルディラ様に色々イタズラするのを読んでたい。
自分で作れりゃいいんだけどな〜・・・作った事無いし。
百合はいらな……ければスルーすればいいのか。
すまんが、『百合』の読み方と意味をれくちゃーしてくれ‥‥‥
読み ゆり
意味 レズ愛を示す隠語
>>741 『百合』は読んで字の如く『ひゃくごう』だ。
升百合のごとくたくさんのキャラを登場させるエロ満載の作品のこと。
俺はそんなSSが読みたい。
酒池肉林?同時に多数のキャラ扱うのめんどいから大半がモブ扱いになるなあ。
少なくとも俺の力量では無理。せいぜい2,3人がいいとこ。
745 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 00:03:02 ID:X00zTk84
そこの743、それもそれでいいだろうが、嘘を教えるな
どうでもいいが前スレ後半辺りから微妙に百合率高い気もする。
アヤ×カシス キサナ×ユヅキときてシュガ×プラ
夏美は血迷って綾襲うし
みんなによってたかって責められるレオンinエイナは百合に含めてよろしいか?
案外女×女好きな職人さん多い?
>>743 いいなあその解釈。俺もそういう作品読みたいぜ。
748 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 07:57:59 ID:7iN5vl8T
縛られたオーレルにピアが
「立たせてんじゃねーよこのマゾ犬が」
泣きそうな顔でオーレルが「やめてくださいお願いします」
それ聞いてピアが怒り
「飼い主に意見するんじゃないよ。お仕置きが必要だね」って言ってバイブ取り出すんだよ
そこで目が覚めた。妙にリアルだたった
夢とはいえこんな内容病んでるな俺・・・・・・
>>746 その中に含まれてる自分は百合好きというか、たまたま思いついたネタがそれ系だった。
普段はノーマルのほうが好き。
さて…アズリア分が足りなくて倒れそうなんだが、補給してくれるネ申はおらぬか?
751 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 15:38:10 ID:jt277jWT
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
【どうしよう?】
→ワレメを撫でる
頭を撫でる
「なっ…、何してるの?ユエル、何か変だよぅっ…ぁぅう…」
髪をくしゃくしゃに掻き回す
→ナカをぐちょぐちょに掻き回す
「ヤだヤだっ!ダメっ!!ユエル、おしっこ出ちゃうよぅっっ」
→ほうっておく
話しかける
「……なんかユエルのここ、可笑しいよぅ…ぬるぬるして…(自ら掻き回す)っひゃん!…ねぇ、助けてよぉ……」
【どうする?】
股を無理矢理開いて挿入
上に乗せて動いて貰う
流れ豚切りスマソ。
ユエルが読みたいが無かったから自作してシマタよ…orz {ヌケナイポ
貴方ならできる!!ぜひ長編を投下してくれい!!
754 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 12:44:24 ID:nS/u8s9g
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
755 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 15:41:08 ID:jmc79mvu
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
モナティ!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
ねっとり!モナティ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し⌒J
アティ!クッティ!ネスティ!プラティ!
いい加減見飽きたそのAA
>モナティAA
見飽きたというよりいい加減ウザい。
職人さんも逃げていくだろそれじゃ。
ファリエルキボン
(´д`ゝハァハァ
突発的に思いつくのはハイネルとアルディラの情事に聞き耳立てながら
妄想オナニーかな。 <ファリエル
生前時代の方が使いやすそう。
メイメイさんがバールのようなものでレックスの後頭部を殴打
なにか白くて半透明でもやもやしたのが口から出てくる
ファリエルに触れるようになる
合体できる
相手は小さな角折れメトラル、たいした力も無く、ノロマで弱虫で役立たず。
……その筈だったのに。
「どきなさいよぉ!立てないじゃない!役立たずの弱虫メトラルめっ!」
自分を押し倒したその少年の角は立派に伸び、目には魔力が宿っている。
少年に自分よりも魔力があるのは一目見れば馬鹿でもわかると思う。
「…ボクを馬鹿にするのはいいですよ?言われてもしょうがない事だから…
けどっ!ご主人さまを怪我させた事は絶対に許せませんっ!!」
怒鳴りながら睨みつけられて、身体が締め付けられるような感覚に襲われる。
息が上手く吸えない、全身の血の流れが止まる、指先すらも殆ど動かせない。
それでも謝る気にはなれない。自分達は人間や召喚獣より上位に居るのに、
自分より下位の物であるこの少年に頭を下げるのは酷い屈辱だ。
「……け、怪我したのは………あいつが弱いからじゃ…」
「ご主人さまを馬鹿にするなっっ!!」
自分が言葉を言い切る直前に少年の手が動き、パァンと乾いた音が響いた。
少し遅れて叩かれた右頬が痛くなり、目には涙の粒が浮かぶ。
「………もう…謝ったって許してあげませんっ…」
その小さな呟きに恐怖を感じた。力を振り絞って動かない首を横に振る。
自分の顔は涙や鼻水でみっともなく汚れているんだろうか。
おかしい、これじゃ立場が逆だ。こいつは新しい玩具になる筈だったのに。
好きな時に虐めて、自分の力に怯えた顔を見て楽しむ筈だったのに。
「………………や………や…だ……」
搾り出したようなこの言葉は相手に聞こえただろうか。
同志
>>624よ、手遅れかも知れんが賞味期限をいくらか延長したぞ。
完成は次の職人を待ってくれ。最後まで書けなくてごめんorz
ハァハァ(*´Д`) グッジョブ
続き書こうとしたんだが、さすがに直後じゃムズカシス
そのうち俺もがんがるよ
767 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 14:14:39 ID:QLPCtW/d
オーレル×エイナ‥
へたれ犬には無理か‥orz
どちらかというとエイナが攻めになりそうな悪寒。
オーレル→エイナで犬のオナヌーネタしか思い浮かばなかったorz
レオエイのセックルを覗き見たオーレルが興奮のあまりオナヌー始めるという
あんまりなネタしか思い浮かばない
オナヌーしているオーレルを哀れむピアたん…
そんなピアたんに欲情するルチルたん……
そんなルチルたんを金で買うNOVA………
流れぶった切ってイスラ×アズリアの近親相姦物キボン
もしくはレックス×ソノラかな〜
最近投下無いね〜
って事で駄作がもう少しで出来るからオラに力を
>>775 ヾ(゚д゚)ノ フォーーーーーーッ!!!
ウホッが投下されそうだな。
期待フォーッ!
禿d
オラ頑張るぞー!!
780 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 23:02:19 ID:K54knjFn
ハヤクラはまだですかな?
保守りつつ
>>775に力を
・゚・(ノД`)彡 おっぱい!おっぱい!
芋×アメル
キボン
785 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 21:54:14 ID:M8zRPqou
お芋さんで自慰するアメルたんだよ。きっと。
むかし日本の女帝も坊主がこしらえた山芋の腸型でオナニーしてたら
膣の中で折れちゃって取り出せずに死んじゃったそうな。
中で折れるのは怖いな・・・
しかし激しく痒そうだwww>山芋の腸型
788 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 22:47:17 ID:M8zRPqou
詳しくありがとうございます。
むず痒いプレイですか。手を縛っておいて掻きたくても
かけないかんじですか。激しく期待
775タンはまだかなw
まだ力が送り足りないのか!
(*´Д`)ノおっぱい!おっぱい!貧乳!巨乳!ねっとり!ぬっとり!
すまん、エチシーンが全然進まん‥‥‥ orz
おまいらのパワーは十二分に届いてる‥‥
もう少しオレに時間をくれ‥‥
大丈夫だ。俺だってえてぃシーンになると突然筆が遅くなる。
それはきっとストーリーに重きを置くあんたのスタイルだ。焦らずにゆっくり書いてくだちい。
アズリア&ソノラ&ファリエル×レックスキボン
この欲張りさんめ。
レックス過労で死んじゃうよ!
レックス死すともティンコは死せず
>>795 分離したティンコが緑色に輝いて
「我を継承せよ」とかしゃべりだすわけだな
抜剣覚醒・珍w
798 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 22:37:55 ID:KB9CS58K
でもイスラに砕かれるのか?
そういや昔本スレかどこかで誰かが「抜根覚醒」とか間違ってたな。
普通に↑の漢字に変換されてたからわざとかと思ったが。
砕かれてもまた再生、ジジィの手によって。
>>798 そりゃチンコ砕かれたら再起不能にもなるわw
なんかこのスレ急に面白くなってるw
「だから、俺……抜くよ?」
【と聞かれても】
抜剣射精!!
[緑の根帝]と[紅の暴根]
おまいらワロスwwwww
807 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 23:52:14 ID:GQnTcN5n
ハヤクラまだ〜?
>>799 どう覚醒するのか、SSで説明してくれ。
ボケツを掘ったな
いや、オケツを掘るのか?
にょたいレシィたんは需要ないの?
あるに決まってる。
女体化はNGじゃなかったっけ?
女体(ヒンヌー)
♂受
♂攻
レシィたんでなんか投下したいんだけど
奴の属性が決められん
814 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 22:14:28 ID:L+G4aazb
ショタ
個人的には碧の根帝ネタが読みたいな
漏れはネストリをキボン
うん、ショタも書きたい。
>>765さんの続きは荷が重すぎる気がするが…ご主人はトリス?マグナ?
819 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 15:30:13 ID:vc9/jWod
トリスに一票
ユエルに一票
「もしも この場で降参してアタシたちに忠誠を誓うんだったら
トリスちゃん、アンタだけは、助けてあげてもいいよォ?
アンタは、レイム様の お気に入りだしぃ?」
⇒主人公、降参する
↓
調律者を連れて帰りレイム様にたくさん誉めてもらう、そして高感度アップ、
のはずがレイム様、調律者の方と世界征服に夢中、
↓
つまらない
↓
とりあえずレシィを魔獣と命がけの鬼ごっこさせたりして虐めて八つ当たりして過ごす、
↓
いつのまにか調律者とレイム様がイイ関係になってる
↓
気に食わない&嫉妬
↓
レシィにあんたのご主人様のせいで
アタシの居場所が無くなってきてると
愚痴をこぼす、
↓
なんか怯えながらも同情される、
コイツもご主人様から見放された感じがして寂しいらしい、
↓
いつのまにかレシィで遊ぶでもなく普通に話したり
一緒にいたりレシィのことを考えてる時間が多くなり、
レシィのことが気になりだす、
ついでにレイム様が相手してくれないので欲求不満
↓
「レシィ、ちょっと目つぶっててくれるぅ?」
>>821 夢の中でそんなSS見るなんてアンタ終わってるぜ、
ちょっと萌えたがな
823 :
765:2005/11/03(木) 22:50:29 ID:o7btER0A
>>822 夢で見るのが終わりなら、
夢で見たものをここに書いた自分は終わってますねorz
とっくに終わりを過ぎてますねorz
>>818 こちらはトリスを想定して書きましたが。
っていうか是非続きをお願いします……
そんなストーリー性のある夢を見れるっていいなあ。
ストーリー性のある夢ってなぜかいい所で途切れないか?
サモナイの夢ではないがキレイにオチがついて終わった夢見たことあるぜ
いやいやいや
語らんでよろしぃがな
誰かオウキーニ×ビーニャキボンヌ!
ところで本スレの346-347を見て、
トリスが「ネス…この樹の中に貴方はいるんだね…
こうやって樹を抱きしめてると暖かくてとても素敵な気持ち…」って大樹に体をすりすりしてたら
「…樹がどくんってなったみたい…やっ…木肌から何か熱いものが染み出てる…樹液?」
くちゅ「…甘い」くちゅくちゅ
「あぁ…さっきより…もっと樹が激しく脈打ってる…
やだっ…服がぐちょぐちょになっちゃうよネスのバカっ…
でも…すごくすっごく熱くてキモチ…いいよぉ…ネス…ネスっ…!」
というエロなのかギャグなのか謎のねっとりネストリが思い浮かんだがどうよ。
微妙だが…とりあえず読みたい。
またマヌアックな住人が多いな
アメルってアナルナメルみたいだなあと思ってました。
という訳でアメル×トリス希望。
>>830 ギャグとしてなら読めそうだw
続きヨロ
アズリア×レックスのソフトSMものが読みたい
>>830見てイロモノなマグアメ思いついてしまった
そろそろ料理長の出番じゃね?
ペルゴして1時間以内にスタウトされなかったらアキュート滅亡
↓アキュートを救ってくれ
↓ついでにスレも盛り上げてくれ
842 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 23:12:35 ID:JzZXLQ4c
ペルゴペルゴペルゴ
モルスァ!!
844 :
4スレ815:2005/11/06(日) 00:40:02 ID:Pbr+AqX8
マグアメ投下します。
マグナがアホすぎるのでご注意ください。
「アメル……」
彼女が巡りの大樹へと姿を変えてから、もう随分と時を経た気がする。
いつか彼女がここへ戻ってくる日が来るはずだ――そう自分に言い聞かせながら、マグナはアメルを待ち続けていた。
彼女がいないのは寂しいが、一度もそれを悲しいと思ったことはない。
(アメルは……消えたわけじゃないもんな)
自分の隣にはいなくても、彼女は今もこうやってマグナを見守り続けてくれている。
見上げれば、そこにはいつもと変わりのない青々と茂った大樹の姿がある。
木漏れ日の優しい暖かさは、初めて彼女と出会ったときのことを思い出させた。
(いきなり木の上から降ってきてさ……。ははっ、そういやアメルって、結構おてんばだったんだよな)
――過去のことを思い返せば思い返すほど、胸の内に溢れてくるのは愛しい人への届かぬ想いばかりだ。
まだ戻ってきてくれないのか。それとも、もうここに戻ってくることはないのか。
ネスティやハサハたちの前では強がっていても、先の見えない今の状況に耐え続けるマグナの精神は、いつしか脆く崩れようとしていた。
……木漏れ日を見つめる視界が、突然揺れる。
上を向いているからこぼれはしないものの、きっと瞳には涙が溢れているのだろう。
そっ、と木に手を当てる。
「アメルッ……俺、もう耐えられないよ。限界なんだっ。君が帰ってこないと、このままじゃ、俺……」
固くまぶたを閉ざすと、大粒の涙がぽたぽたと滴り落ちた。
(君がいないとっ……)
「俺はっ……一生、 童 貞 なんだぞっ!!!」
マグナの悲痛な絶叫に、森の鳥たちが一斉に飛び立つ。
「なあ、分かってるのかよアメル!?俺は君じゃなきゃ駄目なんだ!この世界で一番愛してるのは君なんだ!君を裏切りたくないんだよ!!」
幹を乱暴に叩き、一心不乱に叫びながら嗚咽をあげるマグナ。
「君のために操を立てて、俺はいつも寂しくオナニー三昧だ!空想の世界では君が恋人!現実では右手が恋人!!こんなの健康優良児に対してあんまりじゃないか!!」
脳裏に思い浮かぶのは、彼の周りを取り囲む、多種多様の魅力的な女性たちの姿だった。
『こんにちは、マグナさん。調子はどうです?今日はバイト先の新作ケーキを持ってきたんですよ。さっ、おひとついかがですか?』
「俺はそんなケーキなんかより、アンタのこれみよがしな乳と太ももに生クリームを塗りたくって女体ケーキを作りてぇよパッフェルさんっ!くそっ、クソォッ!!」
『おにいちゃん……元気だして?おにいちゃんが悲しい顔してると、ハサハ……』
「あああなんて可愛いんだよハサハぁっ!!俺だってお前の可愛い顔を曇らせたくないんだよ!ほらっ、お前の大好きなおいなりさんだぞ!?そのちっちゃなお口で一生懸命ほおばるんだ!そうすればおにいちゃんは満面の笑顔だ!!」
『なんて顔してんのさ!そんなシケた面してると、アメルに笑われちまうよ?そうだ。気分転換に道場で相手してくれないかい?』
「モーリンッ!この俺をそんなあからさまに誘惑してきやがって!よし、俺の寝技を嫌というほどその体に教え込んでやる!」
『最近ずっとここにいるけど、勉強はどうなの?なんなら、先輩が教えてあげましょうか?』
「ええ教えてください!身も心もとろけるほどのオトナのテクを俺に教えてください!今の俺のならミモザ先輩のメガネも顔もその巨乳も真っ白にしちゃいますから!!」
『今度、自由騎士団を設立しようと』
「お前はいい!!」
「――はぁ、はぁ……」
ひたすら絶叫し、力尽きたように肩で息をするマグナだが、溜まりに溜まった欲求は治まることを知らないらしい。
ふと俯けば、彼の下半身はズボンの下から頭をもたげ、ファスナーを押し上げていた。
ここのところ、少しでも妙な想像をするだけで彼の下半身は反応を示すようになってきているようだ。
「見てくれよ、アメル……。ちょっと君のことを考えただけで、この有様なんだ」
力なく肩を落とし、マグナは重いため息をはく。
こんな近くにいるのに、心から愛する女性は物言わぬ木となって静かに立ち続けている。
通じ合えない心は二人の距離を遠ざけているような気がした。
「俺たち、いつになったら結ばれるんだろうな……?」
小さなつぶやきは、森を駆け抜ける風のざわめきにかき消されていた。
――そんな彼の目の前を、一匹の小鳥が舞う。
食料を探しに来たのか、小鳥は大樹のくぼみに忍び込むと、なにやら探りだす。
しばらくして小鳥は一匹のミミズを咥えながら、空へと飛び立っていった。
「鳥……ミミズ……穴……」
「マグナはまだ戻ってきていないのか?」
食事の支度を始めたネスティが、ひとりポツンと座っていたハサハに声をかける。
こくんと頷く彼女を見て、ネスティは目を伏せると小さく息を吐いた。
「まったく、しょうがない奴だな……」
「でも、おにいちゃんはアメルおねえちゃんを心配して」
「それは分かってるさ。だが、そうやって自己管理をおろそかにされては、僕も兄弟子として心配しないわけにはいかないだろう」
巡りの大樹を守る番人となってから、マグナは頻繁な外出のために、風邪を引いたり食事を抜いたりすることが多くなっていた。
それだけ彼がアメルを想っているということなのだろうが……。
「以前に比べて、あいつはずいぶん痩せてきていると思わないか」
大樹を守るだけでなく、ある意味マグナの子守まで担っているネスティにしてみれば、これ以上重荷を背負いたくはなかった。
体調を崩して寝込まれる前に、なんとしてもマグナの生活を正さなければ。
「ハサハ。一緒にマグナを迎えに行こうか」
「うん……」
ネスティが差し伸べた手に、ハサハは嬉しそうに頷いていた。
さわさわとゆれる木の葉に、小鳥たちの心地よいさえずり。
木の実を抱えた小動物が、のどかな森を軽快に駆け回る。
そんな平和な光景が――再び悪夢に見舞われた。
「キイィ――――ッ!!」
「ギギィッ!?」
ただならぬ気を感じ取ったのか、彼らは地面を転がり、木の幹にぶつかりながら逃げ惑う。
レルムの村を彷彿とする、新たな悲劇の再来か。
森の中で規則的に響く謎の音。それは途切れることはなく、ますますその音を早めていく。
謎の音の発生源とは――。
「うおおおぉぉぉっ!!アメルウゥゥ――ッ!!!」
巡りの大樹。アメルの分身。
マグナはそれに抱きつき、頭をもたげた自身の一部を木のくぼみへと打ち込んでいた。
絶望の淵から遂に幻覚を見始めたのか。
それとも、真剣に狂っているのか。
「こうすればっ、君と結ばれることが……できるじゃないか!俺って案外賢いな!」
真剣にバカだった。
(くそっ……バカとでも変態とでも好きなように罵れ!俺以外の奴に、この辛い気持ちが分かってたまるか!)
手の届かないところにいる女性を一途に想い、近くの数多の女性には手を出せない歯がゆさ。
盛りのついた若い男が、右手だけで性の快楽を堪能するなど不可能なのだ。
(ああ、アメルッ。木の幹はこんなに堅くてザラザラだけど、君の体はきっと柔らかいんだろうなあ……)
思い浮かぶのは、ベッドの上で白い肢体をさらけ出した、愛しいアメルの姿。
胸を両手で押さえながら、恥ずかしそうにこちらを見つめている。
小ぶりなお椀型の胸の先には、ピンク色の小さな突起がついていて……。
「下半身には、きっとまだ誰も知らないはずの、アメルの大事な部分が……部分がぁっ!!」
「……おにいちゃん?」
「ハサハ……そっとしておいてやるんだ。むしろ、見なかったことにしろ……」
木のくぼみに下半身を打ちつける弟弟子の姿を背に、ネスティは静かにその場を立ち去っていた。
時は流れ、アメルが大樹になってから季節は二度巡っていた。
マグナの信じる思いが奇跡を起こしたのか、待ち続けたそれは――遂に現実のものとなった。
「おはようございます、マグナ……」
「ア、アメル……!?」
目の前にいるのは、二年前のときと何も変わらないアメルの姿。
ただ違うところがあるとすれば、彼女は一糸纏わぬ姿でいるというところか。
思わず肌を手で覆い、うずくまるアメルにネスティは慌てて立ち上がる。
「なにか彼女に着るものと、あと皆を呼んでくる!マグナはそばについていてやれ」
「ああ、わかった」
走っていくネスティの後姿を見送ったあと、マグナはちらりと視線をアメルへ向けた。
同時に視線がぶつかり、彼は思わず視線を逸らす。
静かな場所にたった二人っきり。おまけにアメルのほうは裸なのだ。
あれほど心の中で求めていたものが目の前にあるというのに、人間はいざとなるとそれに手を出せなくなってしまうらしい。
「マグナ。あたしを見てください」
「えっ……」
振り返った瞬間、彼の体を柔らかいものが包み込んだ。
栗色の髪の毛が、マグナの喉をさらりとくすぐる。
……アメルが抱きついてきている。その状況を理解するのにそう時間はかからなかった。
「もっと、あたしの存在を確かめてください。不安なんです。マグナに触れないと、これが現実なのかどうか分からないから」
「アメル……」
それはマグナにしても同じことだった。
二年もの間、確信もなく彼女の帰りを待ち焦がれていたのだから。
ようやく舞い戻ってきた天使をそっと腕に包み込み、マグナは感動の余韻に浸った。
夢の中で、妄想の中で何度も見たアメルの素肌。
それは彼が思い描いていたものと同じ、白く滑らかなものだった。
――彼女はここにいる。柔らかくて、温かくて、優しい彼女が。
(アメルが……ついに俺のところに……)
どくどくと鼓動が高鳴る。
来た。ついに来たのだ。
二年間における地獄の自慰生活に終止符が打たれる日が。
「アメルッ、好きだアメルッ!!」
「はい、あたしも……んっ!」
彼女の言葉が終わる前に、その唇はマグナに塞がれた。
柔らかく甘い感触をより求めるように、マグナは激しく唇に吸い付く。
最初はうろたえ、されるがままに固まっていたアメルだが、この場の雰囲気と彼の感極まったらしき感情を読み取ったのだろう。
「んふっ……は……。マ、グナ……」
頬を染めながら、ぎこちなく自分からも彼を求め、深く唇を重ねようとしていた。
……急な行動に対しても、アメルは意外にまんざらではなさそうだ。
上昇していく彼女の体温を感じながら、マグナの脳内では次の段階への構想が着々と練られていく。
「俺の前で隠さないでよ。君の綺麗な体、もっとよく見たいんだ」
「え……あっ!?」
返事を待たず、マグナはアメルを芝生の上へと押し倒した。
その衝撃に、彼女の乳房がぷるんと揺れる。
わずかに開いた足の間からは――ほんのりと赤みを帯びた、秘所が顔を覗かせていた。
「は……」
アメルのすべてが眼前にさらけ出され、マグナは思わず息を呑む。
明るい日差しの下での、まばゆいばかりの健康美だった。
「す、凄いよっ。俺、こんなの初めて見た……」
丸い乳房を手に取り、中心の突起を無心でしゃぶり、残りの手は断りもなく彼女の足の間に伸びていく。
「まっ、待ってマグナ!?そんな、いきなり……」
強引な彼の行為に戸惑いは隠せなかったが、触れる感触は羽根のように軽く優しい。
次第に火照っていく肌とともに、じわじわと体を支配する快楽はアメルの思考を溶かしていった。
「はぁ……ん……」
ぼんやりと焦点の定まらない視界に、至福の笑みを浮かべたマグナが写っている。
彼の顔がアメルの耳元へと近づいたとき、それは発言された。
「ごめん、アメル。今ここで……君を抱きたいんだ」
「えっ……?それは――って、きゃあっ!?」
アメルの両足を開き、覆いかぶさるマグナは高速の勢いでベルトを外し、ファスナーを下ろしていく。
健康な成人男子がここまで行為を続け、途中放棄などできるわけがない。
頬を真っ赤にしながら首を振るアメルに熱く唇を重ねると、マグナはズボンの中から男の証を取り出した。
「んっ……、マグナ、あたしっ……」
「だ、大丈夫!調律者の名にかけて、君に痛い思いはさせないよ!」
興奮しつつ、ガチガチに全身を強張らせながら、マグナはいきり立ったそれを彼女にあてがう……はずだった。
「……あ、あれ?」
どういうことだろう。
手に握りこんだそれは、普段と変わりない姿でぐったりと萎えていた。
彼女を抱きたいと思っているはずなのに、心とは裏腹に、下半身はまったく反応を示していなかったのだ。
さすがにアメルも疑問を抱いたのか、遠慮がちに彼の下半身を見つめ、小首をかしげる。
「あの……こういう時って、普通は硬くなってたりするんですよね?」
「あ、ああ。そのはずなんだけど」
それなら、どうして今はこんな状態になっているのだろう。
アメルが戻ってくるまでは、この下半身は充分に機能していたはずだ。
いつもアメルを想いながら、ある日から巡りの大樹を彼女の体と考え、その幹の穴にヤケになって突っ込み続けていた。
そう、たびたび思い立っては、あの大樹のくぼみに欲望のたけを吐き出して――。
「…………大樹」
「あっ!?よかった。大きくなりましたよ、マグナ!」
「…………………………」
つう、とマグナのこめかみを、冷たいものが流れ落ちていった。
(も、もしかして俺は……)
「ねえマグナ。あたし、不思議なんです。木になっていたときの記憶は全然ないのに、あなたがすごく身近にいてくれた感覚だけは残ってるんです」
「………………」
「しかも、その感覚が、なんていうか……凄く恥ずかしいのに、なんだか気持ちよくって……やだっ、あたしったら恥ずかしいこと言って。嫌わないでくださいねっ」
「………………」
アメルと再開した日の夜、ネスティは自室でいつも通りに勉学に励んでいた。
弟弟子は今頃、恋人と一緒にどこかに出かけてでもいるのだろうか。
澄んだ星空を窓から見上げ、静かに笑みを浮かべたそのとき。
「ネスウゥッ!!俺にっ精神鑑定をっ!!病気を治してくれっ!!」
「なっ!?」
ドアを蹴り飛ばして侵入してきたマグナに驚き、ネスティは椅子から滑り落ちた。
「そんな古いギャグやってる場合じゃないだろ!?この俺が病気だっていうのに!!」
「病気って……なんの病気だ」
「巡りの大樹勃起症」
「君はバカか」
「ああそうだよ俺はバカだよ!!人として最低の人間だよ!!」
突然わけもわからず泣き崩れるマグナに、ネスティが疲れたように息を吐く。
「とにかく話してみろ。君の言う……なんとか症のことを」
「本当に君は……何年たっても大バカだな」
マグナから事情を聞き、ネスティの口からはもはやため息すら出ることはなかった。
彼が巡りの大樹にナニかをしていたことは密かに知っていた。
しかし、まさかそれから性欲の対象が、アメルから大樹へと切り替わってしまっていたとは。
「アメルのことはちゃんと好きなんだ!体に触れたいし、キスだってしたい。でも、なぜか勃たないんだよ!」
「自業自得だ。神聖な大樹を汚すようなマネをするから、そういうことになる」
冷たい兄弟子の言葉に、がっくりと肩を落とすマグナ。
しかし、次の瞬間マグナは思い立ったように顔を上げた。
「じゃあさ、これからアメルとそういうことをする時は、前戯はアメルで、本番は大樹を思い浮かべながらするっていうのはどうかな!?これならきっと大丈夫だ!」
「まあ。ナイスアイディアですね」
「そうだろ!?ネスもたまには俺の意見に賛どおおおぉぉおっ!!?」
いつの間にかドアの前に立っていたアメルの姿に、マグナは奇声を上げて飛び退く。
「凄い驚きようですね?あたしはただ、あんなことをしてる最中に、血相を変えて帰ったマグナを心配して来たんですけど」
おそらくマグナは、二度目の行為でも反応を示さない下半身に確信を抱いたのだろう。
満面の笑顔で言うアメルだが、そのこめかみには彼女からは想像もつかないような太い青筋が浮き上がっていた。
……確実に内容を聞かれている。
助けを求めてネスティを見れば、彼は必死に何食わぬ顔を作り勉強を再開していた。
――ふっと、マグナの正面をアメルの影が覆う。
「……ア、アメル……」
晴天の下、復興作業を始めたレルムの村には芋畑が作られていた。
アメルが戻ってきたときのために用意していたものと、彼女が作り始めた畑だ。
「アニキ。こんなに芋の畑ばっかり作ってどうするつもりだよ」
「そういうなよ、リューグ。いいじゃないか。アメルの芋料理は絶品なんだからさ」
ざくざくと耕しながら、口を尖らせてリューグがつぶやいている。
「そうはいっても、当のアメルはあんな様子だぜ?」
リューグが指差した先をロッカが見ると……そこには思いがけない状況が繰り広げられていた。
「マグナ。腕の振りが甘いですよ。腰に力も入っていません。日が暮れますよ」
「は、はいっ……」
「返事はきちんと」
「はいっ!!」
「な、なんだ?あれは……」
「まるでどこぞの刑務所の、囚人と監視員みてぇだな」
アメルが立つ横で、マグナは彼女の指示を受けながら必死で畑を耕していた。
理由はもちろん、大樹となったアメルの体にあんなことをしでかした罰である。
彼女に別れを切り出されはしなかったものの、許す条件として、一ヶ月この畑の世話をするハメになってしまった。
「はぁ、はぁ……」
「もう疲れちゃったんですか?ダメですよ、そんなんじゃ」
「そ、そんなこと言ったって、さっきから休みナシだぞ!?」
全身から汗を流すマグナを見つめながら、アメルは口元にわずかな笑みを浮かべる。
そっと顔をマグナに近づけると、彼の耳に甘い吐息が吹きかかった。
「夜になったら……あたしの相手もして貰うつもりなんですからね?」
「!?」
彼女の口から発された大胆な言葉に、思わずクワを持つ手が止まった。
相手というのは、やっぱり……。
「アメル、それって」
「あたしを見てちゃんと抱けるようになるまで、何度でもチャレンジして貰いますから」
「なっ……あ……」
小悪魔のような上目遣いの笑みが、マグナを見上げる。
顔面を紅潮させながらぱくぱくと口を開いたのち、彼は瞬時に顔を引き締めた。
「よしっ!!このマグナ=クレスメント、即行で畑を耕し尽くしてやるぞーっ!!」
「おい、アニキ。今度はマグナの奴、ものすげえ勢いでクワを振り始めたぞ」
「はははっ。明日は全身筋肉痛だね」
――双子のささやき声も意識せず、マグナは一心不乱で畑を耕し続ける。
すべては愛しいアメルのために。
(俺はアメルのことが大好きなんだ!!昼間は畑を耕して、夜はアメルという名の畑で種を蒔くんだよ!!)
鼻息荒くクワを振り回し、ふとアメルを見る。
目が合うと、彼女は笑顔を浮かべていた。
それは以前と変わることのない、優しく温かい微笑みだ。
――体は反応しなくても、この心だけはいつもそんな彼女にときめいている。
それならば、体の調子を取り戻すことだって絶対に可能なはずだ。
「目指せ、種まき!!」
「とりあえずは、畑を耕してくださいね」
「ああっ、もちろんさ!!」
その後、リィンバウムでネスティの頭を悩ませるマグナ2号が産声を上げるが……それはまた別の話である。
おわり
>845-853
ネ申
勃つというよりテラワロスw
マグナ馬鹿だねえw
GJだ、それしか言えない……
おもわず続編を期待してしまった漏れがいる
シャムロックで噴いた。マグナ馬鹿だなあw
ここまで「君はバカか」という言葉の似合うマグナは初めてだよGJ
なにこの神作品
GJ
神過ぎる。何度GJと言っても言い足りない
それにしてもマグナ馬鹿過ぎwwwww
GJ
というか、何故こんなネタが思い浮かんだのか教えて欲しい
GJ
本当に、常人に思いつけるネタではない。
何気なく読み始めたらこれは……ッッッ!
GJ!あんた神だwww
866 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 20:22:09 ID:LVbXXoDN
このスレッドは、レベルが高いな
ハヤクラの人がなかなか来てくれないからハヤトタンにちょっと浮気させて(・∀・)イイ?
相手誰?カシス?リプレ?それとも他の香具師?
869 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 08:09:16 ID:czsQTfzB
ペルゴ希望
スタウト
お前らマジでペルスタ好きだな
>>867 そういうことで来ました。嘘です。
なかなかエチシーンが難航して、ここまで時間がかかったわけですが…
今回はとりあえず前戯までで、本番までは入ってません…。
期待している人はいないだろうけれど、していた人はゴメンナサイ。
ということで、
>>652からの続きを次レスから投下させていただきます。
……あまりエチくはないかもしれませんが。(技量不足により)
「俺だって、クラレットを悦ばせたい…」
「えっ、ちょ、は、ハヤト…!?」
まるで、ドライアードの召喚術によって魅了されたかのような、
どこか心在らずなハヤトの声にクラレットは思わず目を瞬かせる。
だが、ハヤトはそんな彼女には構わず、彼女の身体を抱き寄せて、
まるで子どもたちがじゃれあうかのようにベッドの上で、ハヤトはクラレットの体にむしゃぶりついた。
「ちょっ、やめて…くださいっ…くすぐったいですよっ…」
まるで人形になってしまったかのように、クラレットの身体はハヤトによって優しく愛撫される。
ハヤトは、自分の指先を彼女の手の甲に這わせたり、首もとをくすぐったりと、
自分でもなぜこんなに自然と彼女の身体を慈しむことができるのか分からなかった。
こういう情事は初体験のハヤトではあるが、なぜか不思議と彼女がどうして欲しいのかが言葉にせずともなんとなく悟っていた。
むしろ先ほど彼女の過去について聞かされてしまえば、なおさらのことだった。
ただ、彼女の身体に興奮を覚えないわけではない。自分のひとつひとつの指の動きに合わせて、
艶かしく吐息をつく彼女の表情は他の何よりも愛おしかった。
「あのさ、クラレット…」
「え…あ、はい…」
唐突に声をかけられて、はっとクラレットは顔を上げて彼の顔を見上げた。
先ほどの愛撫が心地よかったためか、夢中になっていた自分を恥じながらじっと彼の瞳を覗き込む。
「その……あの…」
いつもはっきりと物事を言う彼が口ごもるのは珍しい。
心なしか恥ずかしそうにクラレットの視線から逃げるように顔を背けているようにも見える。
「どうしたんですか、ハヤト。いつもの貴方らしくないですよ?」
「だから、さ……服、脱がしても、いいかな?」
つっかえつっかえ、恥ずかしそうに言葉にするハヤトに一瞬唖然となって、その直後くすくすと笑みをこぼした。
「ふふっ、そんなわざわざ、私に許しを求めなくてもいいじゃないですか。
貴方と言う人は本当に……女心に疎いんですね」
本当はこんな風にわざわざ許可を求めてくるハヤトが初心で可愛らしかった。
だが「優しいんですね」というと、彼はまた照れてしまうだろう。それに、それを口にするにはクラレットも何だか照れくさかった。
「それ、じゃあ……脱がせる、ぞ?」
ハヤトの声は裏返ってしまっている。緊張しているのだろう、クラレットの衣服に手を伸ばそうとするも、
途中で引っ込めたりもどかしげに手を閉じ開きして、なかなか彼女の衣服からクラレットの肉体を曝け出そうとはしなかった。
そんな彼が可愛らしく、自分のことを考えてくれていることに嬉しさも覚えたが、少しだけもどかしくなった。
「まったくもう…。ハヤト、遠慮なんかしないでください。
貴方が私のことを想ってくれているのは充分に分かりましたから。
それに、あまり焦らされるのも…ちょっと恥ずかしいんですから…」
最後の言葉は掻き消えるほど小さな声で、クラレットはそう訴えた。
女性にそこまで言わせるのは、ハヤトでもそれが恥ずかしさを伴うことぐらいは理解できた。
それを悟った彼は思わず謝りそうになったが、ここで謝ってしまえば余計に彼女の羞恥を煽るだけだろうと考え、
その返事として、軽く彼女の唇に自分のそれを落とした。
先ほども味わったクラレットの唇だが、改めてこうして落ち着いてみると、よく彼女の唇の感触を感じることができた。
先ほどは興奮でそれどころではなかったが、こうして押し当てるだけでも彼女の唇の柔らかさを感じることができる。
「はや……んっ……」
何かを言い募ろうとするクラレットを無視するかのように、ハヤトは啄ばむようなキスをしながら、彼女の衣服へと手を伸ばした。
腰の少し上側で巻いている布を解くには少し時間がかかったが、それでも外見よりも案外造りは簡単らしく、
胸部の布の留め金をはずせば、はらりと衣服が解ける。
ハヤトはその衣服すらも器用に脱がさせて、彼女の上半身を露出させる。これで彼女の裸を守るものは純白のブラだけとなった。
それを目の辺りにしたハヤトは思わず感想をこぼしてしまった。
「クラレットって案外…着やせするタイプなんだ……」
「なっ……!」
一瞬にして、ぼっと火が灯ったかのように、クラレットの顔は真っ赤になってしまった。
ハヤトの目線の先をたどってみると、自分の二つの双丘に注がれている。
あまりクラレットの身体のことについては意識したことがなかったハヤトではあったが、
目の前で窮屈そうにブラに収まっている乳房を見てしまえば、そんな感想も口から出てしまう。
彼女の乳房は年頃の少女より少しだけ大きく、質感もありそうだった。
普段はゆったりとした衣服を着るため、あまり気づかれることはない。
しかし、ハヤトは落ち着きもあり理知的な彼女が魅力的な肉体を持っているというクラレットに対するギャップが、彼をさらに興奮へと駆り立てた。
「クラレットの胸って大きいんだな…」
「や、やだっ、ハヤト! そ、そんなこと言わないでくださいっ!」
ブラの上から乳房を弄るハヤトの言葉に、ただクラレットは恥ずかしさが募るだけだった。
別にクラレットも自分の身体についてどうこう思っているわけではなかったが、こう改めて自分の身体を観察され、触れられると、何も考えられなくなってしまう。
だがそれでも、自身の身体に欲情してくれることは嬉しく思い、クラレットは自分からブラのホックを外し、そのままの乳房をさらけ出した。
「わ、私の胸を…は、ハヤトの…好きなようにしてくださっていいんです、よ…?
滅茶苦茶にしてくれても、いい、んです…」
そう宣言して、一瞬だけクラレットの脳裏に過去の陵辱が浮かんだ。しかし、と思い彼女は首を振った。
この人になら、どうにされてもいい。この人は私のことを愛してくれる。クラレットという一人の女の子として彼は愛してくれる。なら、何も迷う必要はなかった。
クラレットという個人を必要としてくれるのなら。彼女は、何もかも彼に差し出す気でいた。
気が狂っているのかもしれない。だが、それでも、その気持ちに変わりはなかった。
「クラレット……」
だがそんなクラレットの言葉に、ハヤトは微笑むだけで、先ほどと同じような愛撫を繰り返すだけだった。
もちろん、言うとおり今にも彼女の身体を滅茶苦茶にしたかった。
けれど、そんなことをしたら、無色の派閥の連中と何も変わりはしないのではないか、そういう疑問が彼の頭をよぎったのだ。
しかし、クラレットはそんなハヤトの気持ちを悟ったのか、頬を赤らめながら潤んだ瞳で彼の瞳の奥を覗き込んだ。
「私を気遣ってくれるその優しさ、とても嬉しいです。
ですが…私は、、貴方にとっての『たった一人の女の子』になりたいんです。
だから、私は貴方に犯されたい。身体も心も、すべて貴方のものになりたい…」
そこまで言うと、彼女はハヤトの頬に手を添えて唇を重ね合わせた。
深く舌を相手の口内に潜り込ませて、まるで相手の舌を味わうかのように何度も何度も絡ませあう。
しばらくして、唇を離すと二人の間には銀色に光る唾液の橋が出来上がっていた。
「分かった、クラレット。だけど、嫌になったら何時でも言っても良いからな?
無理だけはして欲しくないんだ、俺…君のことが大切だから」
そう言うと、ハヤトは彼女の乳房を鷲?みし、優しく揉みしだいていく。
「やっ…んんぅっ…、は、ハヤトぉ…っ!」
一際、クラレットは甲高い嬌声を上げ彼の名を口にした。
それを嬉しく思ったのか、さらにこね回すように、豊かに形を変える乳房を揉みその頂きに唇を寄せる。
その頂点は鮮やかな色を持ちながらも、淫靡に硬く尖っており、ハヤトはそのまま吸い付いた。
「あ、はっ…、は、や…っ、んぅ、あ、んんっ…!!」
ピリッとした快感に、思わず目を見開いてしまう。だが、ハヤトの乳房を責める手の勢いは止まらず、
むしろ徐々にその手つきが大胆になっていった。指と指の間からは乳肉がはみ出て、それが彼女に卑猥さをもたらしていく。
「クラレット、可愛いよ……」
「はぁぁ…え、はや……んぁあああっ!」
ハヤトは乳房だけでなく、ぴんっと自己主張している突起に舌を這わせて再度吸い付いた。
今度は口内に含んだ突起に舌を這わせて、舌先で嬲り、唾液に塗れさせる。
それだけに飽き足らず、まるで赤子のように母乳を求めるかのように強く音を立てて吸っていく。
「や、やだっ…は、はひゃと…、音を立てないでください、ぃっ…!」
その拒絶の言葉が心からのものではないことぐらいは、ハヤトも悟ることができる。
その証拠に、口に含んでいるここはもっとしてと言わんばかりに、自己主張を止めることがない。
ハヤトはこんなにもクラレットが喘いでくれることが嬉かった。
今、彼女は自分だけを見ていてくれている。たとえ、どんなに過去が凄惨なものであったとしても、今、この瞬間だけはそれを忘れていてくれる。
だからハヤトは少しでも彼女が過去を忘れてくれるように、彼女に快楽を与えようとした。
それに、と彼は思う。
たとえ、彼女の過去がどうであれ、それがどうしたと思う。
もちろん、それに対する怒りはあるが、だからといってクラレットという女の子を嫌いになったわけでもない。
クラレットはクラレットだ。無色の派閥の召喚師でもなく、魔王の器でもなく、ハヤトが大切にしたい、たった一人の女の子なのだ。
なぜ、普通の女の子にそんな過酷な運命が背負われたのだろう。
それを思うとハヤトは悔しくてたまらなかった。だが、それでも今、彼女はそれを忘れてくれている。
「や、はぁっ…! はやとぉっ…怖い、怖いです…っ、どこかに、飛んでいきそう、で…っ!」
「大丈夫…俺が君の傍にいるからっ…!
「ひっ、ぁあああぁっ、は、やとぉ…っ!!」
そう言うと彼は吸っていた彼女の乳首を軽く噛んだ。
電撃にも似た快楽が一瞬にしてクラレットの身体全身を駆け抜けて、彼女は軽く達してしまった。
「はぁ、ん、はぁ…はやと…」
達した余韻からか、彼女の声はますます艶を含んだものになっていた。
ハヤトはまた彼女に襲いかかりたい衝動に駆られるがそこは殆ど蕩けかけていた
理性で押さえつけて、代わりに彼女の髪を指先ですいた。
「……それじゃあ、今度は私が、して差し上げますね?」
なんとか絶頂の余韻から回復したクラレットは恥ずかしさを堪えた様な表情で、目を伏せながらも、
ハヤトの身体に自分の身を寄せて指先を彼の胸から腹部、そして腿と這わせて、股間の辺りまで伸ばしてきた。
これにはさすがに面食らい、ハヤトは驚いたようにクラレットの手が伸びている先と、彼女の顔を見比べる。
「え、あ、あの、く、クラレット…!?」
「な、なんですかっ…わ、私を淫らな女だと思ってるんですか!? 」
ハヤトの戸惑いにキッと視線を鋭くさせて、涙目になりながら憤るクラレットに彼は慌てて首を横に振った。
「ち、違うよっ! その、は、恥ずかしいんだけど…」
「さんざん、私の…わ、わたしの、む、胸を! その……あ、あんなにイジめてたのは、は、ハヤトでしょう!? わ、私だって恥ずかしかったんですから!」
そう無理やり会話を打ち切ると、クラレットはハヤトのズボンのベルトを外し、彼のズボンを引き下げた。
ハヤトは女性にズボンを脱がされる経験なんてあるわけがない。慣れてない状況に、思わず恥ずかしさで顔を背けてしまった。
しかし、身体は正直というべきか、彼の下着は既に盛り上がりを見せており、彼のズボンを剥いた
クラレットでさえも予想していなかったかのように頬を紅潮させる。
「…クラレット…?」
「こ、コホンっ! ちょ、ちょっと驚いただけですっ。いいですから、じっとしててください!」
羞恥を誤魔化すためだろうか、咳払いし彼女は少し早口でそう言うと、トランクスの隙間から彼の欲望を手にして取り出した。
それを目にしたクラレットは思わず息を漏らしてしまう。
彼のモノは猛々しく、物欲しそうに震えていた。過去に男性器をさんざん見せ付けられ、嫌悪感さえ抱いていた彼女だったが、
なぜかハヤトのそれは可愛らしく見えた。
先ほどの愛撫でハヤト自身も興奮してくれた、そう思うと嬉しくて、もっと彼を悦ばせたいという気持ちに駆られる。
「それじゃあ…、今、気持ちよくさせてあげますから、ね…」
まるで自分に言い聞かせるようにそう呟くと、彼の肉棒を手に添えながら赤々とした綺麗な舌先をちろっと先端に滑らせた。
「―――くぁ…っ!」
それだけでも、ハヤトにとっては新鮮な感触であり、思わず射精しそうになった。
が、もっと快楽を味わいたいという欲望からか、それを抑制するだけの理性を働かせてぐっと堪えていた。
本能のために理性を働かすというのもおかしいな。
そう言葉にして思ったわけではないが、自分の貪欲な性欲求にハヤトは苦笑する。
「ふふっ、私に任せておいてくださいね…んっ…ちゅっ…」
一方のクラレットも、頂点から竿、袋へと舌を這わせて、ねっとりと舐めあげる。
過去の経験でどこを攻めたら男性は喜ぶのか、それぐらいのことは既知している。
今まで忌み嫌っていた過去がこんなところで役立つなんて。
馬鹿馬鹿しいとは思いながらも、ハヤトを悦ばせるためなら、過去なんてもう気にしてられない。
そう思い始めていた。
舌は竿全体を嘗め回したあと、再び肉棒の頂点まで戻ってきた。
そして少しだけ間があったあと、彼女はくぷっと口の中にそれを咥え込んでしまった。
「んっ…んぐっ……はむゅ…、んちゅっ…ちゅぶっ…」
「え、あっ、クラレ…!」
こういう行為は知識としてはあるものの、実際にされると巨大な興奮がかすかに残っている理性を蕩けさせてしまう。
何よりハヤトにとって、クラレットが自分のためにこんな淫らなことをしてくれていることが、悦びでもあり、欲情を煽る一因ともなっていた。
「きもひひいれすか…? はひゃと……」
肉棒を口内に含んだまま頬を赤く染めて、喋る彼女は何者よりも可愛らしくて、それでいて淫靡だった。
このとき初めてハヤトのなかで、独占欲というものが強まる。
彼女を穢した奴らを殴り飛ばしたい。たしかにそう口にしたが、その心は殺意を伴うものへとなっていた。
もし、目の前にいたのなら、その人間が何者であろうと、その言葉通り実行していただろう。
もう誰であっても彼女を傷つけさせるつもりはない。彼女は自分だけのものだ。
その思いが強まったとき、とうとうハヤトは我慢ができなくなり、彼女の喉奥まで欲望を突き入れた。
「んぐっっ!? ふぅううっんん…!! ふぁ、ふぁひゃ…んうっ…!」
勿論、その唐突なハヤトの行動に息苦しさを覚え、思わずクラレットは涙目になるが、彼のものから口を離そうとはせず、
むしろ、より彼の快感を高めようとして舌をそれに絡めて行く。
「もう、ダメ…だ! クラレット、顔、離して!」
そのためか、快感を高められていくハヤトはすぐに限界を向かえ、彼女に顔を離すよう促す。
しかし、クラレットはそれに聞かず、逆に奥まで彼のものを咥え込んでしまった。
「く、くられ…っと…ぁ、ああっ、ダメだ―――っ! で、出る――っ!!」
ハヤトは彼女の顔を剥がそうとするも、間に合わず次の瞬間、熱い欲望の塊を勢いよく彼女の口内へと吐き出した。
クラレットはぎゅっと瞳を瞑り、ごくごくっと喉を鳴らせてその白濁液を飲み込んでいった。
全ては飲み込み切れなかったのか口の両端からつっと白い筋を零したまま、彼女は潤んだ瞳でハヤトの顔を見上げる。
「これが、ハヤトの……何だか不思議です。 今まではただ苦くて嫌悪していたものなのに……全然、そんなことがない…」
「クラレット、そんな無理しなくてもよかったのに…」
陶然とした表情を浮かべて、口元から零れる液を拭い取って唇に含むクラレットの様子を見て、
興奮も覚えたハヤトではあったが途中から強引に行き過ぎてしまったことを心配して、彼女にそう言った。
だが、微笑み、クラレットは首を横に振った。
「いいえ、無理なんかしてません…。あなたが悦んでくれる事が、気持ちよくなってくれることが、私は嬉しいんです。
だから、気にしないで……」
照れたようなはにかんだ笑みを見せた彼女は、その証拠に、と言わんばかりにぎゅっと彼の身体を抱きしめた。
ということで続きを投下させていただきました。
ところどころ見苦しいところがおありとは思いますがご容赦をば。
……いや、本当にエチシーンってむずいね…orz
なんで、みんな、あんなにえちぃものが書けるのさ。
もう少し勉強しなければ……。
とりあえず、次で完結すると思います。
また期間が空くと思いますが、気長に待っていてやってくださいませ。
それでは
>>867氏が何を書くのか楽しみにしてます、と軽くプレッシャーを与えながら、
今日のところは失礼させていただきます。
飯食いながら読んだが、漏れの下半身にテントが出来た事は内緒だぜ?
回りくどい言い方したが、詰まる所GJ!
続き読みたいよ〜
>>882 高さに個人差があるテント設営吹いたwww
男が300人くらい横になってみんなでエロSS読んで、それぞれがテントを作っている絵を思い浮かべた。
ともあれGJ!
885 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 23:41:46 ID:w1Froxjb
今頃になって3に番外編があることを知った俺・・・・
そしてヘイ=パフェという事も・・・
気づいた時には既に3を売っている俺・・・・
まぁ…ある意味漢だな
888 :
885:2005/11/08(火) 16:25:29 ID:rfLiXv36
そん時はまだネットが出来なかったんだ。
+で攻略本も買っていなくてな。<電プレ読んでた
ということは間違いなく初心者なわけだな。
とりあえずsageろ
>>888 ttp://v.isp.2ch.net/up/a449429742e6.jpg
↑番外編のED絵。番外編の影の主役はパッフェル。
というわけで4が出せるように新品でもう一回買うべし。
891 :
885:2005/11/08(火) 22:44:44 ID:TQFt9Oel
友人からレンタルだ。
892 :
885:2005/11/08(火) 22:45:54 ID:TQFt9Oel
というか890殿、見れませんぞ。
──汝、この扉をくぐる者は一切の下心を棄てよ。
──無理。
「どーしてこういう事になったのかしらねー」
大仰なため息を吐きながらぼすん、とベッドに体を投げ出す。
安物ベッドのスプリングがぎしぎしと軋む。
そりゃそうだ。二人乗ってりゃ仕方ない。
「さあ、なんでだろうな」
愛想無くつぶやくと、少女がきろりと睨みつける。
「ホント何ででしょーねー。どっかの誰かさんが出かけるたびにトラブル起こしてはここに連れて帰ってくるからー、とか。
天然トラブルメーカーの女たらしは怖いわねー、とかあたしは思ってないから安心していいわよ。
「思いっきり口に出してるじゃ……って待て。
トラブルメーカーってのはまだ我慢するとして、───女たらしってのは納得できないぞ」
反論すると今度は呆れたような目を向ける少女。
……自覚無いのだろうか。
リプレ、モナティ、アカネあたりは十分好意を持っているし、もっと単純に好感度という点で見ればこやつに会った女性は
ほぼ例外なく良い印象を持っているだろう。
「だいたい俺のせいばかりみたいに言ってるけど、誰かさんだって十分この事態の原因になってると思うけどな」
そうなのだ。
今日の昼下がり、スラム近辺にはぐれ召喚獣が近づいてきたので撃退に出たのだが
誰かさんが「ちゃっちゃと片付けるわよー」とのたまって、本人曰くちょっぴり派手な術をかましたのだ。
『デヴィルクエイク』という術がある。
魔族を呼び出し、その強大な魔力を以てかなりの広範囲に破壊的な地震を起こすとても派手な術である。
その余波はフラットまで及び、崩壊には至らなかったものの天井や壁が崩れて半分ほどの部屋は使用不能に陥ったのだった。
「わかってるわよ! だから相部屋も甘んじて受け入れてるでしょ!」
──まあ要するに。
ハヤトは現在カシスの部屋に転がり込んでいるのだった。
「もういい……あたし寝るから」
頭半分ほどまで布団を引っ被るとおやすみとばかりに背を向けてしまう。
……ベッドの真ん中で。
「あの……カシスさん?」
「なによ」
そっぽ向いたままでやる気無い返事が。少しはこっち向いてくれないか。
「そんなド真ん中に寝られると俺はどうすればいいのかな」
「床で寝れば?」
冷たい。
「……この季節の変わり目で冷え込んでくる夜中に床で寝ろと。
せめて毛布の一枚でも渡してくれるのが優しさってもんじゃ」
「あたし寒いの苦手なの。廊下に出ろって言わないだけマシでしょ」
心が寒い。あたかもシベリアのように。行ったことないけど。
「イヤなら別の人の部屋行けば。キミが頼めば多分断らないから」
そーですね。例外が目の前にいるだけで。
「わかった。んじゃリプレにでも頼んでみるか」
くるりときびすを返したところに声が飛んでくる。
「ちょっと!何でリプレなのよ!」
何で最初に挙がる名前が年頃の女性なのか。ええいこのスケベめ。
「いや、チビ達がガゼルの部屋で話してたまま寝ちまったらしくて空いてないんだ。
他に広いベッドがあるのってチビ達と寝てるリプレの部屋くらいだしさ」
当のガゼルはベッドを追われ、床で寝てるらしいがそれは気にしない方向で。
(マズい……。非常にマズいわ……)
彼女がこの天然男に好意を持ってることなど周知の事実だ。
そんな中、一晩一緒に過ごしたという事実は実際に何もなかったとしても大きい。
いやむしろ!
『部屋を追い出されちゃってさ。悪いけど、ベッド半分借りれないかな』
するとリプレはすっとベッドを半分空け、軽くシーツをめくり上げる。
『ふふっ、いいわよ。子供達がいなくてベッドが冷たかったの』
そして彼を迎え入れると、あんなペタンコのちんちくりんには見切りを付けて私を暖めて、などと──
「──ダメっ!」
高速思考というか妄想が真ピンクになってきたので強制終了。
声を上げたのはハヤトがドアノブを掴んだあたりだった。
「ん?」
振り向いてみると知らずに声が出てしまったのか、カシスは口元を手で覆っておろおろしている。
「何がダメなんだよ」
尋ねても返事が返ってこず、おろおろしたり、あーうーうなったり。
何か面白いので三分ほど眺めてると、ようやく落ち着いたのか半分ほどベッドを空けてぽんぽんと叩いてみせる。
「……入っていいのか?」
「ちょ、ちょっとベッドが冷たかっただけよ! 明日はちゃんと片付けて自分の部屋に戻りなさいよ!」
いきなり態度が変わった理由はよくわからないが、ここは遠慮無く使わせてもらうことにする。
「いや良かった良かった。さすがにリプレに一緒に寝て良いかって頼むのは気が引けたからさ」
(……あたしならいいんかい)
ハヤトが空けてくれたスペースに寝転がると、ギリギリ体が触れない程度の余裕は確保できた。
「何とか入れたみたいね。良かったわねー、あたしと同じくらいの大きさで」
「ああ、そうだな。お前も俺と同じような体型で助かったよ」
がすっ
なぜこういう時、男の方だけ殴られなきゃならないのだろうか。
「じゃ、灯り消すけど……触ったらぶん殴るからね」
「……了解」
ふっ、とランプの灯が消え、天窓から差し込む月の光だけになる。
・
・・
・・・
ごぎん!
ランプの灯りが点き、頭押さえたハヤトとカシスの姿が浮かび上がる。
「っててて……」
「触るなって言ったでしょ!」
「ちょっと当たっただけだろ……思いっきり殴らなくても……」
「二度目は無いからそのつもりでいるのよ」
再度灯りを消そうとして思いとどまり、ランプの灯を細く絞る。
少し明かりがある方が何となく安心感があるような気がするのだろう。
──それから30分ほど経ったが、カシスは寝付けないでいた。
(……眠れない)
何かしてきそうということより、やはり隣に人がいるということが気になって。
そのせいもあってかベッドに入ってからずっとハヤトに背を向けたままだ。
「ッ!!」
びくっと体がこわばる。
背後から腕が回ってきた。
まだ懲りてないのかこいつは。
はーやれやれ、とため息混じりに立て掛けてあったロッドを掴もうと手を伸ばす。
そうび
rア ブラックロッド 『伸縮自在のロッド。使用者の魔力を使って驚異的な破壊力を生み出すぞ』
ロッドに手が触れる直前、ぐっとハヤトの腕に力が入る。
抱き寄せられたのだ。
単純な力では圧倒的にむこうに分があるため、抗ってもまるで意味をなさない。
思いっきり密着状態になった上、抱きつかれているので殴ろうにもまともに腕も振るえない。
それ以上に、その、何だ……当たってるのだ。おしりに何か。ええい、みなまで言うな。
さらに耳元に息かけられたりとかされると力抜ける抜ける。
こうなればもはや召喚術で一気に──
……ってちょっと待て。
頭の何とか冷静な部分が訴えてくる。
──ひょっとしてこれは本気なんじゃないのか──
回されてる腕もお腹のあたりにあり、まだ胸とか触ってるわけじゃないし。
触るほど無いとかいう説は無論黙殺する。
彼が自分に対して『好意』と分類できる程度の感情は持っているだろうとは思う。凄く自信のない推測だが。
二人きり、というこの状況下でそれが一気に噴出したのかもしれない。
もしそうならば、自分はどう対応すれば良いのか……
ふと、2〜3日前の出来事が思い出された。
買い物のついでに、たまにはと酒場に寄った時のことだ。
『相手が鈍いならこっちから動かないと進まないわよ。時間は待ってくれないんだから』
とは金髪女医の言だ。経験者はかく語りき。
こんな事態はそうそう無いであろうことを考えると、やはりここはこちらも歩み寄るべきか。
──よし。
カシスは意を決して大きく深呼吸すると
「……ね、ねぇ。あ、あたしも覚悟決めたから。
キミが本当にあたしのこと想ってくれてるなら……その……い、いいよ?」
精一杯、自分ではエサ撒きすぎと思えるくらい頑張った。もう感動するくらいに。
そのまま1分。
──返事が、来ない。
いい加減苛立ちがつのり始めたので、そっと後ろに目をやってみる。
赤くなったり固まったりしてるのかと思いきや……
寝てた。
そりゃもうぐっすりと。
ああそうですか。
こっちがこれだけ葛藤して思い悩んで勇気を振り絞ったというのに、こいつと来たら。
人を抱き枕にしていただけですか。
もはや容赦無用。情け無用の残虐ファイトも辞さないのだ。
カシスは手探りで『何か』を探り当てると力の限り──
捻った。
「──っっっ!!!」
声にならない悲鳴を上げてハヤトの体が跳ねる。
「お、おまっ……なんつーことを……」
涙をにじませながら患部を押さえてごろごろと転がるハヤト。情けない姿だが痛いとかそういうレベルではないのだ。
「ふんだ。乙女の純情をもてあそんだバツよ」
「何の……ことだよっ……」
ぷいとそっぽ向いてにべもないカシス。
背を向けていても怒ってるオーラが見えるので迂闊なことを言えない。
事情もわからず泣き寝入りするしかないとは理不尽極まる。
(はぁ……。ホントにヤな夜になっちゃった……)
これでしばらく進展は無いだろうな、などと思うとさらに陰鬱な気分になってくる。
仕方ない。もう今夜は眠ってしまうしかないか。
と、目を閉じても背中からすんすんとすすり泣く声が聞こえてくる。
「……そんなに痛かった?」
「……めちゃくちゃ痛い」
弱々しい声。さすがにやりすぎたかと罪悪感を感じてきた。
体を起こしてハヤトに向き直り
「わかったわよ、謝る。ちゃんと治療するから」
と、紫色の石を取り出し……たところをひょいと取り上げられた。
「……そいつは却下」
「なんでよ」
「なんでもだ」
取り上げた石と契約されているのは天使を呼ぶ術。
いかに天使といえど、女性に「ナニを治して」などというのは避けたいのだ。
「じゃあどうしろってのよ」
……こういう時は、つまり、あれか。
太古の昔からケガした時はとりあえず『あれ』と決まっているだろう。
ちょいちょいと顔を近づけさせてぼそりと耳打ちする。
「ぶっ! ななな何言い出すのよ!」
「やっぱイヤか」
まあ仕方ない。彼女のキャラからすれば当然の反応だろうと。
「……だ、だって……あたしまだキスもしたこと無いのに……
最初に口付けるのがアレってちょっと……」
顔真っ赤にしてぶつぶつ言いながら、シーツにくりくりとのの字を書くカシス。
あれ。何だか雲行きが変わってきましたよ。
「じゃ、先にキスから入ればいいのか?」
「うっ……べ、別にそういうわけじゃなくもないけど……いろいろムードとか……んむっ!?」
刹那。軽く顎を上げ、素早くターゲットに唇を重ねる。
およそ二秒。ゆっくりと離れていくと……対象は沈黙しているようです、サー。
というか呆けたように固まっている。
目の前で手をひらひらさせたりしてみると、次第に目の焦点が戻っていき──
はっと我に返ると赤かった顔がさらに真っ赤に染まる。トマトかお前は。
「なっ……なっ……」
口元を手で覆い、ふるふると震えるカシス。
いつものパターン──渾身のビンタが飛んでくるかと身を固くするハヤト。
「ばっ……バカ……。もう少しムードとか考えてよ……それにあんな一瞬じゃ……」
軽くうつむき、聞こえるかどうかといった声でつぶやく。
こんなリアクションは想定の範囲外ですよ。
「今の無し! ノーカウント! やり直しを要求するわ!」
今日は何からナニまで予想外だ。
「今度はあたしから、ね」
頬に手を添えられ、スローモーションに見えるほどゆっくりと唇を重ねてくる。
甘い。さっきは味わう時間がなかったが、何か頭の中をいろいろ溶かされるような感覚。
長い。一瞬かも知れない時間がやたら長く感じる。
「うん、これくらいならOK」
こっちはKOされそうですが。
「じゃ、じゃあ本題に移るわよ……」
ごくりと生唾を飲み、うってかわって険しい表情になるカシス。
パジャマのズボンとパンツを一緒に引っ張ると、『それ』が顔を出す。
びくっと一瞬引くカシス。
すみません。さっきのでちょっと元気になってしまいました。
「…………」
あの、まじまじと見られるとさすがに恥ずかしいんですが。
意を決したように近づいていき、小さい舌が申し訳程度に先端をかすめる。
「っ!!」
それである意味一線を越えたのか、あるいは何か吹っ切れたのか、舌をいっぱいに使ってなめ上げていく。
ごめんなさい。正直侮ってました。
ピンチです。とても危険です。
たまに垂れてくる髪をかき上げる仕草ですらやばいです。
そして全体をくまなく丁寧になめ上げると、小さく開いた口がそれを飲み込んでいく。
「お、おい! そこまでやんなくても……うっ!」
「んっ……んむ……」
上下に動くたび、ぬめるように舌が絡まり吸い上げられる。
他人にしてもらうというだけでなく、相手が相手なだけに快感倍増。
「んぐっ……ちゅ……んんっ……」
こりゃとても長くは持ちそうにない。
もうさっきから頭とろけっぱなしだ。
そんな気が抜けなくも腑抜けっぱなしな中、ひときわ強く吸い上げられ、あっさり限界到達してしまう。
「お、おい!ちょっと離れ──」
「え?」
ここを我慢するというのは相当無理があるわけで。
カシスが離れた刹那の後に思いっきり放出してしまった。
要するに顔面に。ブチ撒けて。
カシスは頬や鼻筋に白濁が垂れるまま、こちらをジト目で睨んでくる。
「あ、あの……これはだな……!」
言い訳不能。どう見ても精子です。本当にありがとうございました。
「……別に良いわよ。こーいうのが出るのは一応知ってるんだし。
それに、その、あたしので気持ちよくなってくれたのはそれなりに嬉しいし……」
後半を聞こえない程度につぶやきながら顔をぬぐうカシス。
だが、あいにく耳はすこぶる良かったりするので丸聞こえだったり。
できてるとこまで投下終了
直球じゃハヤクラの人にはかなわないNE
続きは週末までには何とかしたげ
投下前に適当にタイトル付けたら某ジャンプ侍みたいだ
どう見てもインスパイアです。本当にありがとうございました
>>900 タイトルと文体がウケた。次回が楽しみです。
なんか最近神が多くていいですね〜
銀〇タイトルGJ!!
エローイというより星ワロスww
ガゼルカワイソス(´・ω・`)
酒場のシーンで金髪女医とは別の部屋でペルスタがヨロシクやってるんだな と瞬時に思ってしまった俺は勝ち組
>>900 全体的に面白いんだけど笑い声までは出ない、といった感じだったが
どう見ても精子です。で吹いたw GJ
ハヤクラ、ハヤカシどっちも好きだ
ハヤトの浮気に感謝!!
つまるところ、どっちもGJ!!
ブラックロッドってあーたw
ブラックロッドテラナツカシス
>>900 題名や表現でクスッと来て
ブラックロッドでマジ吹いた。特にその説明文とか。
GJ!!
まさかダンテとはな……えれぇ驚いた。GJ!
GJ!
どう見ても精子ですフイタwwwww
>>900 GJ!
ああ、この二人ならこんな感じだろうな、っていうのがイメージできますた
何かを捻られたハヤトやらどう見ても精子ですの文体に笑いました。
もう一度GJ。
続きも楽しみに待ってますノシ
……このまま、他の女の子たちに浮気して行ってくれないだろうかw
ハヤトハーレムですな。
そろそろ次スレ準備か?
913 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 00:40:49 ID:/dFAo7rS
スレタイ皆で考えよーぜ
>>900 ネタの質・密度が本気で凄いw ハヤカシにニヤニヤしつつギャグで笑わせてもらったよ。
相変わらず素晴らしいです。GJ。
スレタイか・・・
「クラフト三作目発売」
スレタイか・・・
『ペルスタの甘い生活』
100当たりで揉め事起こったりしたし、
テンプレの方にはなにか追加すべき物はあるかい?
とりあえずテンプレについては必要ないと思う。
21歳以上の大人として良識ある態度をとれば大丈夫かと。
まあ注意書き、前スレ、保管庫以外の>1の部分やスレタイは
スレ立てする人の感性に任せるよ。
つーかトウヤって影薄くね?
>21歳以上の大人として良識ある態度をとれば大丈夫かと
じゃあ、そこだけテンプレに入れとくってのは
影薄いなぁ。トウカシとかトウクラとか見たいんだが…。
トウカシは過去に投下があったけど、トウクラはないんだっけ?
今まで通りでいいんじゃないか?
【民度と職人】サモンナイト萌え19【反比例】
ジョークにしてもイマイチ。
【巡りの大樹】サモンナイト萌え19【勃起症】
そ れ だ 9m
皆、○○氏に続け! or 不覚にも○○に萌えてしまった…
そんなわけで
サモンナイト エロ小説&エロ雑談スレその19です。
基本的にSSはエロ有りの方向で。
続きものの場合はエロ無しのパートが入っていても可能。
特殊なシチュに関しては事前に注意書きをよろしく。
各自21歳以上の大人として良識ある態度をとり、職人さんが気持ちよく投下できるスレにしよう。
【SS保管庫のアドレス】
ttp://snep.s7.x-beat.com/index.html (330氏)
【過去スレ】 関連は
>>2-4以降
>>921の言葉を受けて、こんな感じでどうか。
いいんでない?
とりあえずスレタイ決定だ。
しかし、クラフト三作目がでるとはな・・・
しまもまだアドバンス・・・今度は先生がゲストか!?
さて。
深呼吸して息を整え、色々落ち着かせる。一部分がひどく落ち着かないが。
「十秒待つから。蹴落とすなり吹っ飛ばすなりしてくれ。
──じゃないと、お前を傷付けることになっても止まれないと思う」
一、と数えたところで口をふさがれた。
「その前にこっちの質問に答えてもらえないかな」
と、三本指を立てる。
それを一本折りながら
「──あたしのこと、好き?」
「……ああ」
もう一本折り
「──他の誰よりも?」
「……ああ。そうだと、思う」
最後の一本を折り
「──あたしの気持ち、知ってる?」
「……今気付いた」
そこまでニブかったの……、と口元がひくついている。悪かったな。
「……遅すぎ。ま、ともかく問題はないってことじゃないの?」
じゃあ、とカシスはパジャマのボタンに手を掛け──くるりと背を向ける。
「何だよ」
「……少しは察しなさいよ。脱ぐとこ見られるのは恥ずかしいもんなの!」
そして、一つ、二つと上からボタンを外していく。
「ああ。別に良いよ、脱がなくても」
後ろから抱きしめて、ふくらみに手を掛ける。
パジャマの上から、布一枚を通してつんと突起の感触が手に伝わってくる。
「……ノーブラ? 下着付けないのか」
肩越しに下半身をのぞき込みながら
「ていうか……はいてないのか?」
「寝る時はブラ付けてないだけ! パンツははいてるわよ!」
いや別に残念とか思ってないよ? 本当に。
気を取り直して、両手で服越しにゆっくりと揉みしだく。
「んっ……ふぅっ……」
だんだんと漏れる声が甘く変わっていく。
その隙を突いて下半身へ手を滑り込ませ──
「やっ!だめっ!」
くちゅ。
指が触れ、湿った下着が水音を立てる。
「……」
「…………」
さっきのお返しにちょっといじってやろうと思ったんですが。
「もう思いっきり濡れてるな。……結構やらしいな、お前って」
「そういうことわざわざ言わないでよ……!」
真っ赤な顔で抗議するカシス。
いつもあなたのこと想ってひとりえっちしてるからですワ、などとは口が裂けても言えないをヲトメゴコロ。
「まあとにかく、これならもう準備できてるよな?」
「へ?」
ころん、とカシスの体をベッドに寝かせ、パジャマの下を引っぺがす。
自分でも信じられないくらいの手際良さ。
それも仕方ない。
心臓はばっくんばっくんとかつて無いほど限界突破のビートを刻むMAX HEART。ドキドキが止まらねぇ!
愚息も震える心も燃え尽きるほどヒートなのですよ。
足を割って、すでにぐっしょりと重くなった下着をずらし、自身をあてがう。
いいか、と目で聞いてみるとカシスはやや恥ずかしそうにうなずいてくれた。
OK、いざ。
カシスの腰を掴んでゆっくりと進めていく。
濡れているとは言え、初めて入ってきた異物を進入を拒むかのように締め付ける。
「痛!いった!いったーい!」
「いや、まだ先っぽ入っただけなんだけど……」
「痛いもんは痛いわよ!仕方ないでしょ!」
体を起こしてぽかぽかと頭を殴りつけてくる。わりと余裕ありそうだけどな。
「わかったわかった。とりあえず呼吸を整えて落ち着くんだ。
はい、ひっひっふー、ひっひっふー」
「そりゃ出す方でしょ!」
べしん、とひときわ強くはたかれる。
「……お前、さっきからパンパンパンパンと人の頭を。タンバリンか俺は」
「ふんだ。アタマからっぽだから良い音出してるわよ」
失敬な。アタマからっぽの方が夢詰め込める。
とりあえず元気有り余ってるみたいなので容赦しない方向で。
とにかく力抜いてもらいたいんだが、どうすればいいのやら。
「ちょっとこっち向いて」
「……何?」
向いた顔をがっちりホールドしてに唇に吸い付き、舌を侵入させてカシスの舌に絡めていく。
「んっ……ちゅ……んんっ……!」
くちゅくちゅと口内を犯して唾液を混ぜ合う。
と、良い具合に力が抜けてきたようで。
唇を付けたまま片手を背中に、もう片方を頭に回してしっかりと抱きしめる。
そのまま一息に──貫いた。
「────────ッ!」
肉を裂く感触。繋がった部分から垂れる愛液に朱が混じる。
カシスの瞳から涙がこぼれ、声にならない悲鳴が上がる。
口を塞いでなかったら家中に響いていただろう。
「……っの、バカッ……! なんてこと、すんのよ……!」
「……無茶したのは悪かったよ。でも、その……これ以上待てないって言うか。
お前を見てるともう我慢できない」
「……すけべ」
ええ、男はみんな猛獣ですよ。ビーストモードにチェンジしますよ。
「……少し落ち着いたから、動いていいよ。……ゆっくり、ね?」
「ああ、わかってる」
さすがにもう一度泣かせるわけにはいかないので、至極気を付けて。
ゆっくりと、ゆっくりと前後に動かしていく。
しっかり濡れているのに、がっちりと食い付いたかのように離さない。
「くっ……!ぁぅっ……!」
泣かせないようにと思ってはいるのだが、やはり痛みがひどいのか、
きつく閉じたまぶたから涙がにじんでいる。
「なあ、やっぱ痛むんなら──」
「……っ!……あたしも、覚悟してやってるんだから……っ。
ここでやめるとか、女の子に恥かかすんじゃないわよ……!」
恥じ入った。懸命に堪えてくれていた努力を無にするような事をするところだった。
「……じゃあ、もう最後まで止まらないからな」
「……うん、がんばる」
がんばって。
ぐっと体を沈め、奥まで到達すると、ゆっくりと引き抜く。
回を重ねるごとにだんだんとほぐれたのか、ほんのわずかだが抵抗が少なくなってきた。
それに合わせるように、腰を前後させる速度を上げてやる。
「くっ……!」
「んあっ……、あっ……、ああっ……!」
声を殺した悲鳴が、艶を帯び、あえぐような声に変わっていく。
腕を回して抱きついたカシスの爪が服越しに背中に突き立つ。
「……大丈夫、か……?」
「うん、何とか……。少し、痛みもやわらいできたから……」
ぐちゅぐちゅとした水音に、肉がぶつかる音、抑えきれず漏れるカシスの声。
鼻を突く女の臭いに頭がクラクラし、余分な思考が落とされていく。
「あぁっ……ふぁっ……!」
「……っ、もう……!」
限界が訪れ、一気に抜こうと──
したが、背中に回っていたカシスの腕ががっちりと腰を固めて引き抜けない。
「くっ……!」
「ふあぁぁっ!」
どくどくと体内に打ち込まれる精。
その度に電流が走るように小刻みに震えるカシスの体。
最後まで放出し、ゆっくり引き抜くとこぽりとカシスの秘所から精の混じった愛液がこぼれだした。
どさ、とベッドに仰向けになり、目を閉じて呼吸を整える。
さすがに疲れ──
「あの、何やってんですかカシスさん」
目を開けると、下着を脱いだカシスが膝立ちでまたがっていた。
「あたしがさぁ、ヤられっぱなしで終わると思ってる?」
にやりと口の端をゆがめて笑う。いわゆる悪魔的笑顔。
その気、ヤる気、気合十分。以下自粛。どこが未熟とか口走ったら血を見る。
「……あの、それって」
いや、さすがに無理ですよ。
と頭は思ってるものの、腰から下は別なようだ。
軽く触れられただけですぐに固さを取り戻してしまう。
「キミの方もOKみたいだし、ね?」
いえこれは一種の脅迫ではないでしょうか。
この状況で拒絶できるような男がいたらマジ尊敬すらしますよ。
とか思ってる内に、彼女は腰を沈め始めていた。
つぷり、と先が飲み込まれ、ゆっくりと腰を落とし──
「んっ!ちょっ……やだっ、深っ……あぅっ!」
一度貫かれていることもあり、すんなりとまではいかないが、いくらか抵抗は少なかった。
「はぁっ……やばっ……これだけでイっちゃうとこだった……」
体はびくびくと震え、頬は紅潮。瞳に情欲が宿り、恍惚とした表情になっている。
ゆっくりと、腰を浮かし、落とす。
先ほどより深く、一番奥までごりごりと突かれる。
「はっ……!あぁんっ……やだっ、止まんない……!」
繋がった部分からはぐちゅぐちゅと絶え間ない水音。
「お前……さんざん言ってたくせに、俺よりすけべだろ……!」
「ふぁっ……、言いたかないけど……誰かさんの、血かも、ね……」
ああ、あの人の。何か納得。
しだいに単純な上下運動から、腰を振るような動きに変わっていく。
未体験ゾーン突入。初体験はついさっきですけどね。
「はっ!あんっ!ああんっ!」
動きが激しくなり、はだけたパジャマからちらちらと顔を出す乳首が欲望を駆り立てる。
「うっ……もう……!」
「やっ!ああっ……、ふあああああっ!」
三度目。限界まで絞り取られた精を解き放つ。
「んっ……熱ぅ……!」
カシスの体が弓なりに反り、打ち出された精を最後まで受け止める。
「も……ダメ……」
「……同じく」
ぱたり、と脱力したカシスの体がハヤトの上に倒れんだ。
「でもさ、キミって女の子のシュミ悪いよね」
何だ唐突に。
ちなみに濡れた下着で寝るのはイヤ、と代えを漁ったら残りは見事に洗濯中という事態になっていたので
カシスは現在素っ裸でベッドに潜り込んでいる。
じゃあパンツ穿かずにパジャマ着ろと言ったらマニア呼ばわりされてしまった。何と理不尽なことか。
それはともかく。
「そうかな……。そういうお前はどうなんだよ」
「あたし?」
うーん、としばし考え
「かなりシュミ悪いかもね」
む、そりゃ自分でいい男だとかは思っちゃいないがちょっと傷付く。
カシスは軽く落ち込むこちらにふふっ、と笑い
「いいんじゃない? あたしの中で最高なら」
かなわないな、などと今さら思ったり。
「んーっ……」
ベッドから体を起こしてぐっと腕を伸ばす。
しんと冷えた空気。隣で寝てる裸の女の子。
目覚めもばっちりだ。
彼女は少々寝相悪いのか、胸や足がはみ出てたので布団を掛け直しておく。
寝顔が非常に性欲を持て余すのだが、見入ってるところで目を覚まされると
マズい展開になってしまうので諦める。今度エルジンに頼んでカメラ手に入れておこう。
適当に着替えて廊下に出ると、モナティがいた。
「マスター、カシスさんをいじめちゃいけませんの」
めっ、とダメ出ししててけてけと去っていった。何のこっちゃ。
3mも行かないうちにすっ転ぶモナティを見てると軽く肩を叩かれた。
「お前さ、ウチの壁がどんだけボロいかわかってるよな」
まあほどほどにな、とだけ残してガゼルも居間の方へ歩いていく。
つまりアレか。筒抜けか。
……今日一日、弄られるのを覚悟しなければ。
居間をのぞいてみれば、ロン毛やハゲなど数人がサマーセーターのお姉さんを囲んでいる。
その内の一人、ローカスが紙幣を渡し
「負けは負けだから払うけどよ。こういうのはアリなのか?」
「直接手ぇ出してないんだから文句はナシよ。ちょーっと部屋埋めただけなんだし」
あんなきっかけでヤってるなら時間の問題だったわね、わははと豪快に笑うメガネのお姉さん。
黒幕発見。
「まあ一人勝ちも何だし、記念にみんなでパーッとやっちゃいましょーか」
我らがリーダーの童貞卒業記念にね、とまた大笑い。余計なお世話だ。
と、そのエロさに定評のあるお姉さんと目が合った。
「あら大将、おかげで儲けさせてもらったわ」
ありがとねー、と軽い投げキッスをかますと飲み会の打ち合わせをし出した。
さて、もうこの一行はほっといてこっそり外に出ることにする。
背後で異様なオーラが膨れてることだし。
少し広い所まで出て、とみに仲良くなったワイバーンを呼び出す。最近使用頻度が高いのだ。
「じゃ、今日も頼むわ」
一声吼えたワイバーンはハヤトを背に乗せると翼を空撃ちし、飛び立った。
と、ほぼ同時に背後で火柱が吹き上がる。
さて、今日はどこまで飛ぼうか。
とりあえず爆炎とかほとぼりとか冷めるまで。
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ま た 初 エ チ か。そしてまたお姉さんオチか。
でもこの天然野郎が慣れている所など浮かばないのじゃよー。
そしてメガネのお姉さんはこんないいオモチャで遊ばないわけがない。
ついでにせっかく日曜だし放送日のネタをいくつか。
しかし前回の投下、ブラックロッドに一番レスが付くのはどういうことか。
キテター!
初エチグッジョブですw
オチ、裸で寝入ってるカシスたんは放置かよ!…と思ったけど、八つ当たりされそうだから敢えて逃げたのか、ハヤトw
盛んのカシス…恐るべしそしてGJ。
つか初エチフラットのメンツ全員にデバガメされたのか…
神GJ!!盛んのカシステラモエス
こっそりドラゴソボールワロタwwwww
>ビーストモード
トランスフォーマー ビーストウォーズを思い出した。
何はともあれGJですぜ
レオン×ピアって需要ある?
944 :
942:2005/11/13(日) 19:43:38 ID:Qjd+lyMr
まだ途中なんだが、純真無垢なピアがオーレルのエロ本読んでいてレオンが手解きをしましょうって感じだが…
945 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 20:21:11 ID:W96Tk89u
需要有るに決まってるじゃないですか
>>937 GJ!相変わらず表現やコネタがすばらしい過ぎる。
特にエロさに定評のあるお姉さんがきた。
スラダンの池上ですか。マジでワロタwww
>>944 何その萌設定(*´Д`)ハァハァ
お待ちしております神
948 :
942:2005/11/13(日) 21:12:46 ID:hOj6QO+h
それでさ、聞きたいんだけどユヅキって語尾〜ござるだったけ?
書こうっていう姿勢はいいんだがキャラは自分で掴むもんだろ。
住人に聞くべきじゃない。
950 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 13:37:54 ID:dvdQAnnZ
950だしそろそろ次スレ立てるべきか?
次スレについてはもう話し合われているぜ。
投下は次スレが良さげだよな
今スレは神降臨率が高かったな
955 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 21:20:43 ID:SRkyxUfj
新スレが立ったか?
ならば落ちる前に使い切れ!!
というわけでage
956 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 23:02:17 ID:NXsMGU0S
残り雑談で使い切れば良いんじゃね?
ファイファー様×ルチルが見てみたい
ギャレオ×アズリアはどうだろう?
958 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 16:22:00 ID:p+3jHMWu
ハヤト×エルカorモナティ
キボーヌ
ファナン――――
港町として栄え、聖王都への資材の搬入場所でもある。また、金の派閥の本部があるのもこの街だ。
そしてこの街の一角で一組の男女が情事に及んでいた。
「ぁくっ、もう我慢できゃしないよ‥‥」
既に女の下腹部には男の象徴が深く激しく出入りしており、終局を迎えようとしていた。
「出しとくれ!早くあんたの熱いのをっ!」
「あぁ、待ってろ‥‥今出してやるからな‥‥」
ピストンが激しくなる。限界に近付き、お互いの名を強く叫ぶ。
「うっ、出すぜぃ!おばちゃん!!」
「きてぇ!おっちゃんんんん!!」
>>959 あの鬼畜シリーズですらネタにされなかったおばちゃんもとうとうエロに……ワロス
>>959 頼む、サローネも書いてくれ
お前ならできる!
963 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 21:57:17 ID:jdSN47TU
神君臨の予感
スレ18の有終の美を飾ってくれ。
965 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 14:33:47 ID:iOn07gtB
サローネが誰か良く解らないから神小説が
投下される前に冷静に教えてくださいエロイ人
マルティーニ家の婆やさん
967 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 17:20:58 ID:iOn07gtB
ありがとうございますサモ3で最初のほうに
出て来た嫌味な婆さんですか
めちゃくちゃにするのを希望します神様
クリュシュガキボンヌ!
夜、親方の船で…
みたいな!
クリュウって誰だよw
なあなあ、ところでで今まで出てきそうで出てこない組み合わせって何があると思う?
ソルナツとかガゼリプとかかやっぱり?
971 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 17:21:32 ID:HGf0aOy6
ハヤトエドスとか?
相変わらず保管庫見れね
クリュウがよく黙殺される傾向にあるのは何故?
ソルナツとか読んでみたい。
ソルは行動系のパートナーのはずなのに、クラフト小説や二次創作ではなぜか
無愛想なキャラになってたりするな。
元気なナツミに無愛想なソルが振り回されるようなのとかいいかも。
ちょw 行動系を希望するのかと思わせておいてそれかw
1の“行動系”はアテにならないよ。
主人公にしろパートナーにしろ、もう片方の側とやる事も言う事も全部同じだし。
夏美とカシスはまだ性格が元気っぽいから良いけど、勇人やソルは性格すらおっとりさん。
ソルアヤもないなあ。普通の純愛は。
そんなこと言えばキルアヤとかもないね。
意外と1って主人公多いのにバリエーション少ないなあ
3の生徒だって違いなんかタコ喰うか喰わねーかくらいしかない
>>978 ベルのお姉さま発言や、伝説になったアリの問い詰めとか
細かいところを見ると色々と
>>978 3は別に〜系とか分けられてるわけじゃないけど、1はまるで違いがあるように区別されてたからさ。
実は没設定のような気もするが、もう大分浸透しちゃってるようだし
2の護衛獣はしゃべるタイミングや内容がそれぞれ違ってたり、専用のイベントがあったのになあ。
うめ
ネストリをキボンで梅
レックス『うおぉぉ!!』
―抜根覚醒―
一同『ああッ!!先生のナニが碧に輝いてる!!』
ソノラ(ああ…先生のナニってあんなに大きいんだ)
ベル(ッ…あの人になら…私の初めてを//)
アルディラ(あは…アソコまでマスターそっくり)
ミスミ(む…良人よりも立派な剛直じゃな…)
ファリエル(私に躯があれば…慰めてあげたいです)
スカ(センセってば大胆ね〜)
クノン(あの男性器は…標準を大きく上回っています)
アズリア(学生の頃より大きくなってるじゃないか…キモチよかったな//)
HG(フォ〜!!)
オチ?ありませんよ?
>>984 ワロスwww
アルディラ・スカーレル・クノン アホ過ぎwww
986 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 23:22:47 ID:4eazUY4U
クノンの冷静さが笑えた
SS保管庫って最近見れる?
漏れのとこからはIEでもOPERAでも京ぽんでも
串挿しても見れないんだが…漏れだけ?
PINGは返ってくるしtracertも危なっかしいけど通るけど
他の*.s*.x-beat.comも見れないし正直わけわかめ
普通に見れるぞ。