夜。
縁側。
縁側に座る、影が一つ。
「…………」
特徴的な黒髪。
十二単を着れば似合うのではないかと思われるほどの、長髪。
そして、赤みがかった瞳。
黒崎沙夜子。
それが、彼女の名前。
「……月……」
誰にともなく、彼女は呟いた。
「……綺麗ね……」
そう呟く彼女の顔は、どこか悲しげだった。
――元始、女性は実に太陽であつた。今、女性は月である。――――
昔の人が、そんな事を言っていた。
言われてみれば、そうだと思う。
自分の人生を振り返れば、あまりにも痛感してしまう。
あの人との出会い。
朝美との出会い。
家出。
永劫の別れ。
苦労。
バイトの数々と失敗。
内職の日々。
ほら、まるでひっそりと動く月ではないか。
この9年間、感じていた事。
私は弱い。
そして、世間はあまりにも広過ぎた。
だから、私は月のような生活を送っていた。
ひっそりと。
こっそりと。
でも。
「――――――お母さん?」
その声に、私は振り向いた。
太陽のように純真爛漫な瞳。
人ごみでも目立つ、緑色の髪。
私の、太陽。
「お母さん、大丈夫?」
「―――――ええ、大丈夫よ」
朝美の頭を、ゆっくりと撫でる。
少し、こそばゆそうだ。
「お母さん、今日はもう寝よう。明日は日曜日だし、内職する時間も十分あるよ」
「―――ええ、そうね―――」
もう一度、空高きにある満月を仰ぐ。
月の光は、弱い。
科学的に言えば、太陽光の照り返し。
でも。
「―――月の光だって、温かいわよね―――あなた」
真っ暗闇の中に、唯一つ、綺麗な黄色い光。
それは、昼の太陽とは一味違う、温もりのヒカリ。
「太陽も月も―――――似たものだものね」
昼間、太陽は明るく照らし。
夜中、月は温かく導く。
だから。
私は、朝美を、しっかり照らしていきたい。
夜道に、迷わないように。
―――気をつけろよ―――
「…………?」
気のせい、だろうか。
満月の温もりは。
あの人のにおいがした。
<<Sun And Moon, Light and Black>>is the end.
というわけで、「MoonLight Promise」でした。製作時間15分強。
メインテーマは「太陽と月」です。どちらがどっちかはお解かりですね。
結局、太陽も月もお互い依存している、という所です。
まるで黒埼親子のようですね。
ついでに新スレ立ててみます。
どっちの意味でも乙。
さて、あと10KBですな。
着衣プレイ期待!
なんか変な期待させちゃってるようだけど、書いてるのはこないだ言った凌辱モノだから。
>>761 あなたはこのスレにとって貴重なエロ補給担当なので頑張ってください。
763 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 12:01:14 ID:m1dhRpz4
>>761 あなたはこのスレにとって貴重なエロ補給担当なので頑張ってください。
きっと夏厨も喜んでますよ。
凌辱と強姦の間には大きい隔たりがある事を知っていてもらいたい。
786まであと少し。さあみなさんご支援を、クッ
ぁぁぁぁぁぁぁ((((((;゚Д゚))))))巨大AAハリタイ巨大AAハリタイ
ぁっぁぁっぁぁ((((((;´Д`))))))ぁぁっぁぁっぁっ
>>766 ヤメレ・・・このスレを伸ばすんだ・・・
まぁ、待て。
まだ慌てるような時間じゃない。
残り何バイトよ?
現在491KB、さぁ、どうなるドナルドどっきどき
あぁ、凄くなんかあれだよ
こっちに投下しt(ry
>>786には「鳴滝荘にはもっと大切なことがある」とか何とか言ってもらおう
>>773 壁なんてただの飾りです!偉い人にはs(あwせdrftgyふじこl;p
_、_
ヽ( ,_ノ`)ノ 残念、それは私のおいなりさんだ
へノ /
786ノ
>
まだだ! まだ終わらんよ!
伸ばすぞ伸ばすぞ
ぁあぁっぁぁぁ((((;゚Д゚))))貼り足りねぇ…貼り足りねぇょぉ…
_ ∩
( ゚∀゚)彡 786!786!
⊂彡
一つ!
2つ!
3ゲリア
4霊のはらわた
785 :
11位の人:2005/09/06(火) 22:23:12 ID:hA5C+lVz
786はいただいた
786日の金曜日
クッ。
さぁ埋め埋め
ヽ(・ω・)/ ズコー
\(.\ ノ
一言いいですか〜
ちっとも面白くないんじゃボケ〜
風呂屋に沈めんぞワレ〜
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>>786__ ) ::::。::::::::::::::::: ゜.::::::::::::
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... ..:( )ゝ ( )ゝ( )ゝ( )ゝ無茶しやがって… ..........
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.. 三 | 三 | 三 | 三 | ... ............. ........... . .....
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
三三 三三 三三 三三
三三 三三 三三 三三
死のようかん!
: : |:l: : : ',ヽ;、: : :, く: -─` ̄ ̄l`_: : : :|: : '、
: : :|:l; : : ヽ,ヾ- 一 _ _ _ ',|´\:l: : : '、
: : : |'、: ,、r '' ` ィォ~'"´ ̄` 〈、 |: : : : :'、
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ト;: : ' ,_ │ |
: ヽ, ィfr'" ̄ _.|
>>786 |
: : _ヽ Z' , '´ | |
: ::! -\ // ヽ !
>>722に土下座するデス〜 │
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: :.: `'ー-‐\ ,.r‐ 、| |ry´
: : : : : : : : : : ` ー──ユ 、 \ レ
: : : : : : : : : : : : : : : :./ノ ヘ ヽ / ´
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orz
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| | ・∀・|
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| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |. 恐怖! |
| |. 死の羊羹 |
|__|______|
俺は生きる! 生きて珠実と添い遂げる!
…みずようかん…
黒崎沙夜子はそう呟いた。
朝食を食べた後、眠りについた彼女が、12時丁度に目を覚ました後の第一声である。
彼女は、部屋の中を見回した後、部屋中に積み重ねられたダンボール箱の中の一つをのぞいた。
当然、水羊羹は無い。
部屋を出ると、真っ直ぐに食堂へ向かう。
食堂を探し回った後で、非常時用の備蓄羊羹を切らしている事に気付いた。
しかたなく白鳥隆士のお茶を飲んだ後、しばらく食堂をうろうろしていた。
その後、水羊羹で頭がいっぱいなのか、昼食をとらずに部屋に戻る。
「すいませーん。宅配便でーす。」
部屋に戻る途中、玄関から声が聞こえた。
「ハンコお願いします。」
配達員が言った。
彼女はハンコを探しにいった。
約三分後、彼女は泣きながら戻ってきた。
「…はんこ…ないの…」
「あっあの、サインでもいいですよ」
配達員が慌てて言った。
彼女は配達員に渡されたペンでサインをした。
「ありがとうございまーす」
配達員が去った後、彼女は荷物を見た。
どうやら、白鳥隆士宛てのようだ。
しかし中身は水羊羹だと思っている彼女は、そんな事にはお構いなく荷物をあけた。
当然、中身は水羊羹ではない。
がっかりした彼女は、荷物をそのままにして部屋へ戻っていった。
終わりか?
799 :
11位の人:2005/09/06(火) 22:53:49 ID:hA5C+lVz
書き込めるかテスト
なんか残ってたorz
中身はなんだったの?
ネタ考えてたら逃した
ショボーン
アアア
: : |:l: : : ',ヽ;、: : :, く: -─` ̄ ̄l`_: : : :|: : '、
: : :|:l; : : ヽ,ヾ- 一 _ _ _ ',|´\:l: : : '、
: : : |'、: ,、r '' ` ィォ~'"´ ̄` 〈、 |: : : : :'、
|: : : ;>゙´ `┌─────────────┐
ト;: : ' ,_ │ |
: ヽ, ィfr'" ̄ _.| 私にエッチなことさせる |
: : _ヽ Z' , '´ | ID:o7i2SsEL |
: ::! -\ // ヽ ! は逝ってヨシDeath〜 │
: :.:', ゙ゞ、 \ _.| |
: :.: `'ー-‐\ ,.r‐ 、| |ry´
: : : : : : : : : : ` ー──ユ 、 \ レ
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