青い小鳩亭 inソードワールド 6号店

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1名無しさん@ピンキー
いらっしゃいませ、『青い小鳩亭』へようこそ!
当店では、青い果実からとろりと甘く熟した果実まで各種取り揃えております。
肉料理や各種酒類もありますのでお気軽にご注文くださいね。
(ヒース「レアな焼き鳥1つ!」ぼごっ「ぐはぁ!」)

今宵もまた吟遊詩人さんを大募集しております。
特に男女の艶話を扱った叙事詩が大好評を得ておりまして、
毎夜毎晩それを目当てにご来店する方も数多くいらっしゃいます。
異国の歌も大歓迎です。
十人の子供達、草原の国に賢者の国、陰謀の街、そして混沌の大地――――
彼の地には如何なる歌があるでしょうか。

(酒場の片隅から弦を爪弾く音が聞こえてくる。それと共に辺りは静寂に包まれる。)

あら、演奏が始まったみたいですね。
それでは、ごゆっくりお楽しみください。

関連施設(スレッド)は掲示板(>>2-10)を参考にしてくださいませ♪
2名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 16:45:48 ID:xC+pMOF2
前スレ:
夜の青い小鳩亭 inソードワールド 5号店
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116533654/

過去スレ:
夜の青い小鳩亭 inソードワールド 4号店
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109001950/
青い小鳩亭 inソードワールド 三号店
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097640743/
【青い】ソード・ワールドエロパロ【小鳩亭】2号店
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083737371/
【青い】ソード・ワールドエロパロ【小鳩亭】
http://pie.bbspink.com/eroparo/kako/1072/10728/1072800780.html

フォーセリア関連スレ:
ロードス島戦記のSS2【クリスタニアも】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083410959/

その他関連?スレ:
ライトノベルキャラで抜こう! 4th
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1079917442/
卓上ゲームエロパロ総合スレ6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119032007/

本家スレ
SW- ソードワールド 短編集-その64- (ライトノベル板)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1121958328/
おしどり夫婦大錯乱 ソードワールド115(卓上ゲーム板)
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1122007200/
3名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 17:14:49 ID:1BCuz/Fe
糞スレ終了
4名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 17:36:01 ID:Vd1b0WNP
>>1
乙〜。さて、このスレでもヒース×イリーナに萌えるか……。
5名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 21:34:57 ID:Fg/YvR3v
スレ立て乙。
コミックス版読んでヒース×マウナが急浮上。
どっかにないか?
6名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 21:56:09 ID:+IXI3XBn
シンデレーナばりのご都合主義の魔法駆使のエロ話が読みたい
7名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 22:36:42 ID:e5K+3ccz
>>1
乙。でも誤爆したんで750点
8名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 00:37:16 ID:KbWZLYXG
唐突だが、ヒースとイリーナの子どもについて考えてみる。

ヒース2号とイリーナ2号が出来上がりそうなのは気のせいですか?
9名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 01:02:40 ID:clpmssxc
>>8
正義馬鹿のヒースとツンデレのイリーナ。
10名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 01:11:30 ID:nqQkxyE4
女遊びをして、つやぴかヒース。
風林火山のファリス式精神注入棒に
ボコられる寸前に、決死のパラライズ成功。
冷静に精神集中を続けながら、イリーナにイタズラを仕掛け始めるヒース。

…んー、ちょっと弱いか。
11名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 01:21:27 ID:8AVxw2CC
ヒースは敬虔なファリス信者だから
そんな事しないよーヽ(`Д´)ノ
12名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 01:24:48 ID:i4DMM5MI
で、精神集中は解けているんだけどイリーナはそのままうごかないってのは
13名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 01:32:04 ID:Cf8ZP5LF
>>12
キタコレ!!
14名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 01:36:49 ID:AtmyPULH
>>12
あんたすげえよ!
なんでそんな一文で萌えさせてくれるんだこいつぅ(´∀`)つ)´∀`)
15名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 01:56:03 ID:nqQkxyE4
>>8 既にヒースとイリーナは、3人の子持ちも同然…。
血と名付け親。一番親身になりそなカポーも、この2人。
16名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 02:05:25 ID:21jiRKxc
ヒースとイリーナの子供がどんなになるかを判別する方法

1.チビーナたちに姉妹の素を一つ分けてもらう
2.種を植える
3.イリーナの血とヒースの血を数滴垂らす
4.大事に育てる
5.新たな兄弟誕生
17名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 02:19:06 ID:5DTNmchz
さて産まれるのは、

1.尊大な正義馬鹿
2.マッチョなツンデレ
3.ボーンサーバントだけが友達の武器フェチ

…なんかどれも微妙にヤだなw

18名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 02:24:11 ID:8AVxw2CC
怪力ファリス信者の尊大ツンデレ少女キボーン
19EQ:2005/07/26(火) 02:58:42 ID:nqQkxyE4
あのさ、ヒースとイリーナの血を混ぜて与えた時点で
男と女が混ざったイキモノや
男でも女でもないイヤなイキモノになる
可能性が高いことに思い到らない?
20名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 03:26:20 ID:HfiT36zB
妄想の暴走を語る場でなにを今更……。
21名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 03:29:07 ID:6Z0ijj8N
取敢えず>>1

つ 「I点」
ミッション失敗で500点な!
22名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 03:50:33 ID:Vpu3/8sv
子供の顔予想に流行りそうだな(笑)>夫婦のアルラウネ

芸能人カポーん時CG合成するように
23名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 04:34:08 ID:Vpu3/8sv
種に血を与えるとアルラウネになるってこたぁ

処女の…に種いれてからことに及べばー

中で血がかかるのでそれを出産。
土に埋めるとなんかホントに子供みたk(石ツブテ
24名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 09:17:07 ID:K0rhVN25
なぜそこで「ふたなり」という言葉が出てこない?
25名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 10:55:08 ID:k6CU2s1a
ふたなりはプリキュア……いや、何でもないんだ忘れてくれ。
26名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 10:59:10 ID:Vpu3/8sv
白のノリーナと黒のエキューナか……

ピンクはふりふりルーイだな
27名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 11:09:38 ID:KbWZLYXG
イリーナの怪力と真っ直ぐさ、ヒースの素早さ…
生まれてくる子どもはアリーry

…すまん、ゲームが違ったな。

>>26
白はイリーナ、黒はアンジェラ…。
これもスレ違いか、ごめん。
28名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 11:16:48 ID:bePzqS0D
まぁマジメな話、ヒース×イリーナは前スレまでで出尽くした感がある
29名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 11:37:30 ID:k6CU2s1a
>>28
ならばイリーナ×ヒース、つまり…イリーナ攻めで!w
酔ったイリーナを送るヒースが逆に襲われるとか、コミックス6話の後にいろいろお仕置きされるとかとかとか……
30名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 12:02:47 ID:Vpu3/8sv
マウナがクラウスとまんざらでもなく
ヒースとイリーナがまんざらでもないとき

マウナとイリーナの精神が何かの拍子に入れ代わると
新しいエロカポーの予感。

チビーナに思い切りメロリンQするイリーナまま(マウナ)だけでも飯が食えそうだ
31名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 12:47:44 ID:ctW+43F8
>>28 いや、まだネタはある。
そう! 子供時代の二人の幼姦がまだだ!
問題はユニコーンによる処女判定をどう潜り抜けるか。
そうだ。初潮前の貫通は処女喪失とは見なさないことにしよう。
32名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 13:37:24 ID:n7TURLtw
>31
つデル
33名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 14:21:26 ID:5L9LQQsf
ロリーナが出てこなかったのが心残りだ
34名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 20:21:13 ID:xONHtHFq
俺は長編に期待してる。みやびは伏線を逃さんしな
35名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 21:50:56 ID:YNgsmpRR
しかし真面目な話、へっぽこに替わる新たな主流を生み出さないとこのスレ停滞しないかな?
とは言うものの思い浮かぶのはヘッポコネタばかりなんだけどな
36名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 22:00:48 ID:OV0sx80P
ぺらぺらの今後の展開に期待…イマイチだなあ。
へっぽこはヒースという存在があるからこそ盛り上がってる気もするし。
37名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 22:02:34 ID:bePzqS0D
いいかおまいら、このスレ的なクレスポの真の問題点は、低い能力値でも空気読めてない発言でも、ましてやシナリオ進行に非協力的なところでもない。

あ の 変 な 口 調 だ

SSにしづらいんじゃボケ
38名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 22:17:56 ID:WhdVmf3N
せめて真面目な場面では口調変えてくれればいいんだがなあ。
……そう言えばぺらぺらーず、真面目な場面って、あったっけ。
39名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 22:27:52 ID:tZ+0k3+I
遅くなったけど>1乙
でも削除依頼まで誤爆するのはどうかと思うぞw
40名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 22:52:12 ID:1Phv88EG
関わったもの全てが俗っぽくされる奴等ですから。
ええ。
41名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 22:58:06 ID:7mp1kklW
マロウまで穢れてしまったから・・・・・
42名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 23:03:59 ID:5L9LQQsf
マロウ、シャイアラ、シータの親子カットに萌えた
43名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 23:10:21 ID:J1PV5qIb
>>42
仲間がいた…。あれはいいものだ。
ぺらぺらは本編がああだから、妄想がいまいちしにくいのう。あれはあれで好きだが。
44名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 23:24:32 ID:wSCjfm1T
短編集のロシに萌えた
45名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 23:27:55 ID:8AVxw2CC
>>37
ディーダと同じ口調なのにな。
46名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 23:31:43 ID:6eFTIzbK
NEXT4巻p81のイラストの女魔法使いに萌えた。

頭上に鞭もったブラックベルカナがいるもんだから、
そのままSMプレイでも始まるんじゃないかと思ったくらいだ。

クレスポ首にして、あの娘をパーティに入れてくれ。いやマジで。
47名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 00:02:47 ID:JedPoUWK
>30 あ〜、いいなあ。ご飯2杯ならイケそう。

ヒースってば、もうシェイプチェンジが使えるんだから
シースルー使わなくても、ノゾキできるよ〜。
行け逝け女風呂、アンジェラ姐さん。
公衆浴場ないのかオーファン。
イリーナ、マウナ、カレンさんらに囲まれて、鼻血を必死で我慢するアンジェラ姐さんとかイイなあ。w
48名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 00:19:37 ID:dgsipr1o
なんかヒースは裸体を
『隠せよ!!』と怒りそうな気がする。

漫画でもそうだったし。
49替え歌ネタ:2005/07/27(水) 00:55:26 ID:t23K2ien
遠い遠い中原の国
5人のへっぽこがおりました

大地のように揺るぎなく
皆に突っ込む 気苦労の人
マイリーの神官戦士♪

風のように頼りなく
自由奔放 気侭な人
シャーマンな盗賊小僧♪

水のようにまだ清らか
恋の歩みすら 節約の人
未来の小鳩亭女将♪

稲妻のように閃いた
考え何故か 裏目がちな人
毒舌魔法使い♪

炎のように勢いよく
情熱先立ち ドツボ填る人
ファリスの猛女様♪

先陣切って突っ走る 神官戦士と猛女様
盗賊小僧が続き出て、背を守るは乙女と魔術師
5人がそれぞれ勇気を持って 役割果たせれば
出来ないことなど何もない♪


…埋めネタ向きだったか。
50名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 01:06:14 ID:5bgoSrjv
「あ〜あ、何だか飲み過ぎちゃったみたい……」
 くらくらする頭を押さえて、シャイアラは立ち上がった。
「ブック〜。ちょっと、部屋に連れてってよ〜」
 目の前がゆらゆらと揺れている。
 酒場の中は更に人が増えてきたようで、人の塊のようなものがあっちこっちに動き回っている。 
 テーブルに手を掛けて、旧知のグラスランナーを探すが、その姿はどこにも見当たらなかった。
「も〜、どこいったのよぅ。そーいえば、みんなは〜?」
 きょろきょろと見回した拍子に、男の肩がぶつかって、シャイアラは大きくよろけた。
「きゃ……」
「おっと。大丈夫かい?」
 そのまま倒れ込みそうになったところを、横合いから出た腕が、優しく抱きとめた。
「気を付けなくちゃ駄目だよ。ここは荒っぽい人ばかりだからね」
「――マロウ!?」
 そこにいたのは、シャイアラの仲間の一人である、木訥なハーフエルフの青年だった。
 だが、今の彼のまとう雰囲気は、いつもと大きく異なっていた。
「マロウ、一体どうしたのよ? 変装はもう終わったはずじゃないの?」
 とある事件のために、彼等がしばらく姿を変えることになったのは、つい先日のことだ。
 皆、思い思いに普段と違う格好で身を固めたのだが、中でもマロウの変装は驚きだった。
 いつもの土臭い雰囲気が綺麗さっぱり洗い流され、爽やかな美青年に変身していたのだ。
 彼の口調や仕草に、演技とはいえ、ドキリとしてしまった自分が何だか恥ずかしい。
 そのことを思い出して、シャイアラは少し赤くなった。
(マロウって……こうやって見ると、本当に格好いいのよね)
 しかしファンドリアを後にしてきた今、変装の必要はないはずだが……。
「これは変装じゃないよ」
「え?」
「こういう服の方が、君が喜ぶと思って――駄目だったかな?」
 困ったように目を伏せるマロウに、何だか妙にどぎまぎしてしまう。
 あのときは面白半分な気持ちがあったが、こうやって間近で接していると、とてもそんな気分にはなれない。
「そ、そんなこと……ないけど」
「よかった」
 爽やかな笑顔に、キラキラと白い歯が光った。
51名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 01:07:28 ID:5bgoSrjv

「――さん、姐さん」
「ん、んっ…?」
「シャイアラ姐さん、起きて下さいよ」
「ううん、なによぉ……って、ブック?」
「そうですよ。まったくもう、こんなとこで寝ちゃって」
「……どこ、ここ」
「どこって、レムリアの≪新緑の泉≫亭ですよ。行きも泊まったじゃないですか」
「……アタシ、寝てたの?」
「飲んでる途中で、突然寝ちゃったんです。昨日は盛り上がってましたからね」
「…………夢?」
「――あ。シャイアラどん、起きたんだべか?」
「!」
「そろそろ出発の時間だべ。みんな準備してるだよ!」
「…………」
「どうしたんだべ?」
「寝る」
「ええっ!?」
「ちょっと、待って下さいよ姐さん! 姐さん!?」
「寝るっ! もう今日は、ずーっと寝てやるんだからっ!!」
「シャイアラどーん、一体どうしたんだべかー!?」
 
彼女が機嫌を直すには、およそ3時間ほど掛かったという。
52名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 01:08:57 ID:5bgoSrjv
国境ジャンプと、ホストマロウにメロメロなシャイアラに萌えたので。
しかしエロは書けなかった。中途半端スマソ
53じゃあ俺も:2005/07/27(水) 01:15:29 ID:PwVxcAZC
六つの光へっぽこと人は言う。

一人は騎士白き鎧に大なる剣。
ファリスが猛女、イリーナなり。

一人は戦士尖った耳に心奪わる。
耳フェチ傭兵、エキューと知る。

一人はドワーフ未だ夢見しマシなガキ。
忘る事なきスカウトの王、ガルガド。

一人は魔術師知識は法螺吹き。
いつか大賢者、ヒース。

一人は赤貧こよなく小銭を愛せしは、(今のところ)清きハーフエルフ、マウナ。

そして最後はアホウのシーフ。まだましだった、デボン・ロンデル〜
54名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 01:59:09 ID:durkSJWn
>>52
GJ
55名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 04:09:05 ID:2BJRyILu
某アニメの深夜放送を見てて思ったネタ

ヒースとイリーナにエロい恋愛関係があるものとして

ある日全身金属鎧すっぽりがぬげなくなる呪い(原因が拾ったフルフェイスヘルムならなおヨシ)
にかかるイリーナ

愛を求めるイリーナに、解除に奔走するがうまくいかず

鎧のままヒースのグレソー(笑)をイリーナがあいb(グシャア
56名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 04:20:04 ID:JedPoUWK
ヒドス (⊃д`)エログロス。
57名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 06:12:46 ID:CsaVZqVQ
ヒースのグレソー+1(必要筋力1〜2)
58名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 06:19:14 ID:2BJRyILu
鋼(娘)とエロ魔術士
59名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 08:30:34 ID:HMKk3m/q
みんなぺらぺら嫌いと言うが、このスレ的にはベルカナは凄くいいキャラではないか。
1時期のベルカナ調教ブームはどこへ?
今回の短編でファザコン要素も追加されたし、スカートの中はズロースではなくパンツだったことも判明。
ブラックベルカナも強化され、本人は貧乳を気にしているという事までわかったじゃないか!

くれすぽ?どうでもいい。
60名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 08:46:24 ID:2BJRyILu
黒ベルカナS転、胸の怨みでシャイアラ調教


ならみたい俺ガイル
61名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 10:23:20 ID:klt/hMRV
>>12-14
…どういうこと?
62名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 12:13:27 ID:Xq5FJcYX
>>61
国語の授業ちゃんと受けてるか?
63名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 13:10:55 ID:ay3eXomR
スリープクラウドをいつも通り失敗しているはずなのに、寝た振りをするイリーナとかもよさげ。
本当に寝たのか? って感じに、最初はくすぐりとか耳に息吹きかけ程度の悪戯だったものが、
だんだんエスカレートしていくと。、
64名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 13:24:39 ID:z+S/ehCn
マロウとシャイアラのほのぼの若夫婦というのも悪くないなと、新刊を見て思った俺がいる。
65名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 15:03:32 ID:EaXOJrLi
>63
残念ながらスリープクラウドはちょっと触られただけですぐに目覚める。
ちょっとやそっとで目覚めないのは精霊魔法のスリープ。
66名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 16:51:21 ID:REtEe8mB
>>65
しかし、スリープクラウドに慣れていないヒースには判らないんじゃないか?w
67名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 18:01:48 ID:+eb0WnGf
>65
ちょっとやそっとで、というか
解呪されない限り目覚めない
年もとらない
病気(になってて)も病状進行しない
いわゆる仮死状態に近い
68名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 18:23:18 ID:HMKk3m/q
>>65
スリクラは触ると無条件で起きて、周りで騒いでると抵抗ロールを振れるんだよね。
スリープは叩こうが抓ろうが犯そうが拷問しようが起きない。
犯しても息もしてないし微動だにしないから殆ど人形だが。
69名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 18:24:40 ID:HMKk3m/q
あ、息してないってのは水中でも眠り続けてるということからの連想ね
70名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 20:01:42 ID:REtEe8mB
スリープで眠らせた美少女をコレクションしている変態とかいそうな気もする。
毎日いろんな格好に着替えさせて、悦に浸ってたり。
71名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 20:07:40 ID:029uExNo
昔セッションでそういうネタやったことがあったなあ…'`,、('∀`) '`,、
プレイヤーたちに交渉の余地なくぬっころされましたけどね…。
72名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 20:27:30 ID:ay3eXomR
>>65-66
じゃ、イリーナがそのことを知らないか、忘れていて、かかった振りしなきゃと寝た振りしてる。
そいつを、ヒースが内心にまにましつつ悪戯するという流れなら何とかなるかのー?
73名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 21:27:50 ID:ZsK2wLix
ヒースなら悪戯なんてせこい真似しないよ。
ぐちょぐちょに犯して汁まみれにするんだよ。
妄想で
74名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 22:12:25 ID:l1bT3S2H
>49 ナカナカgjダヨー

ゴダイゴのholy&brightでもう一発おながい
7549:2005/07/28(木) 00:00:16 ID:AHbi+GUr
>>73
妄想かよ!w

>>74
ありがと。てか、このネタでgjもらえるとはw
ここのスレだと元歌知ってる人皆無だろうと思ってたし。
で、その歌は知らないので、申し訳ないが替え歌は作れないorz
76名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 00:30:37 ID:/Fzoo34h
ヒースはイリーナとの妄想はしてもなかなか実行できない性格のような。
しかも妄想するごとに「ええい、俺様はなんてこと考えてるんだ」とかいって悩んだり。
77名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 01:05:34 ID:LEylJfZp
>>76
まぁヒースの性格も、かなりひねくれてるからねぇw

ん?まてよ、あの性格・・・女性だったら 『ツンデレ』 とかいうんジャマイカ?
78名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 01:11:18 ID:0AX4Kant
遅ればせながら、>>50-51乙!そしてGJ!
シャイアラさん可愛すぎです。
79名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 01:12:11 ID:K7MfGJSE
漫画の女人化ヒースが一番萌だったりする漏れ。
80名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 01:21:26 ID:T6bu00vP
>>77
> ん?まてよ、あの性格・・・女性だったら 『ツンデレ』 とかいうんジャマイカ?

尊大な態度に言動、その割にヘタレ、なおかつ素直じゃない、
意外といいトコ(子供・動物好き)がある・・・

あ あ ツンデレ っ ぽ い
81名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 03:23:34 ID:oxEsQoWP
ヒースがイリーナをむっちゃ大事にしてるのはわかるんだ。
だけどアイラ好き、むっちり好きとか、お嬢好きを、なんとか消化しないとSS書けない。
全部イリーナを恋愛対象として見てませんヨ〜、のヒネクレポーズなら都合いいんだが。
82名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 03:38:36 ID:6gclyeg0
>81
イリーナ自身に問い詰めさせればいいじゃない

イリーナ「ヒース兄さんはアイラさんが好きなんですか?」
ヒース「もちろん」
イリーナ「ヒース兄さんはカレン(ry

イリーナ「ヒース兄さんは私が嫌いですか?」
83名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 03:55:41 ID:0l/XXr0Z
>>81
どっちかっていうと、イリーナを恋愛対象から意識的に排除しようとしている、って感じじゃないかな?
逆に言えば、そうしなければならないほどイリーナの存在が大きいって事だわな。
84名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 08:54:58 ID:0hte8Bwu
まわりがあんまりヒース×イリーナと囃し立てるもんだから逆に意地になってるのかも。
無意識にそうしてるのかもしれないが。

でもどっちにせよ最も身近な異性なんだから意識しないはずがない、お互いに。
85名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 10:48:52 ID:1VkM4Vty
>>81
イリーナは気になるが、それはそれとしてアイラさんもロリも好きなんだって事で。
86名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 15:08:52 ID:1lw8VC6+
結論は、やっぱりヒースはツンデレということでいいか?
87名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 15:34:58 ID:4jNiR8j9
そうそう。みんなの前ではイリーナにツンツンしてるけど、
いざ二人きりになったら、デレデレしちゃうんだよ。ばかっぷるぶりに。
88名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 15:50:57 ID:NSYKbB2g
ご機嫌取りに洋服をプレゼントする、ヒース兄さんの不器用さが好きだ。
89名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 16:18:22 ID:8vA7W6ol
子供になったときにはマウナに対してツンデレだったな
なんだかんだ言っても一緒の布団で寝たしw
90名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 21:22:05 ID:gjB12lmF
短編新刊よーやく読了。
ユリィ導師、初老!? なんつーか美人女教師(導師だかW)みたいなイメージ持ってたのでチョイガッカリかも……orz
ところでイリーナがラス戦闘で1ゾロ出し捲ったのは、実は生理日だったから……、ってのはナシ?
91名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 23:38:14 ID:Y/OVai/C
俺は一度死んだときの恐怖心がしらずしらず影を落としてるのじゃと妄想した >1ゾロ連発
92名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 23:40:43 ID:pcX8DQC8
>>90
むしろお目出度だったとか。
93名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 23:50:45 ID:ycQY43GY
ロストバージン直後で、腰に鈍痛が走ってたからだよ。
94名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 00:48:21 ID:M1hZf669
ああ、「もう乙女じゃない」ってヒースが言ってたよな……


95名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 00:52:18 ID:UDCf0EgP
うわ、意味深っ。w
96名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 00:53:04 ID:v4HqNk8L
>>94
ちょ…まさかそれって…
97名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 00:57:13 ID:M1hZf669
正確には「すでに、乙女じゃねえよな(ぼそ)」だった。
10巻297ページ(確認)。
981/4:2005/07/29(金) 01:02:18 ID:UDCf0EgP
ブルー・ポイズン

シーン1 メラリア・ヴァルサス事件

「…汝らは邪悪なりっ!!」
捕えた暗黒神信者とメラリアを護送した馬車を皆で見送った。
イリーナは誰にも知られないよう、こっそりと
自分自身の体を抱きしめ、支えていた。
992/4:2005/07/29(金) 01:12:46 ID:UDCf0EgP
ブルー・ポイズン

シーン2 ヒースクリフの自習室
その事件から一晩、導師になれるかどうか、
今まさにタイトロープというその課題を徹夜で成し遂げ
解放されきったヒースの元へ幼なじみの少女が訪ねてきた。
「…わたしを、しょうどく、してください…。」
意外に小柄なイリーナの体には、朱色の異様な傷跡が、散っていた。
家族にも誰にもいえない秘密を、幼なじみの兄貴分にだけ、打ち明けた。
太陽のように明るい、快活なイリーナは
…もうどこにも、いなかった。
1003/4:2005/07/29(金) 01:22:34 ID:UDCf0EgP
ブルー・ポイズン

シーン3 夜

「――してやる。」
あらゆる渦巻く感情をおさえ、震える手で、慰めを与えた。
ヒースのけだるい眼が、机の上の青い小瓶をとらえた。
魔法薬と薬草学の希なる成果、事件後に徹夜で仕上げた
『ブルーロータス』の小瓶。

――忘れちまえ。お前を――したヤツのことなんざ。

小瓶をとり握りしめた手に、痛い程、爪がくいこんだ。
1014/4:2005/07/29(金) 01:30:56 ID:UDCf0EgP
ブルーポイズン

シーン4 青い小鳩亭
「ごめんなさいっ、ヒース兄さんっっ!」
「……。」机にかじりつき、ヒースはやけ酒をあおる。
「いいんだ。さよなら、俺様の導師用ローブ…。」
にぎやかに、あかるく、いつもの声が響く。
「では『伝説の魔法・雷付与』の物語、どうぞご静聴くださいませ。」
「静聴、できるか〜〜〜っっ!!」

…いつもと、同じ、その声が。





細かい、ツっこみはナシよ♪
102名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 01:51:16 ID:ug1rBGqV
ごめん、ブルーロータスってどんなだか覚えてないやw
103名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 01:56:02 ID:v4HqNk8L
記憶を消す毒薬だったはず
1042号店-795:2005/07/29(金) 22:29:37 ID:5H1ns++O
『結婚式狂想曲』 5スレ目からの続き



離れた顔の間を、光る糸が繋いで消える。
なれない深いキスのせいで、朦朧とした意識を、首を振ることで何とか払い落とした。
「イヤになったら、すぐ言えよ。早ければ早いほど、なんとかなるかもしれないから」
両手を、一度は合わせたバスローブの襟にかける。
「……わかりました。でも、たぶん、言いません」
あわせを押し広げ、腰で結ばれた紐を引く。
ばさりと、その肩からローブの布地が落ちて、シーツに広がった。
「ちょっと、待ってください」
キャミソールに手をかけたところで、イリーナの手がその上に重なった。
「止めるのか?」
「違います。兄さんのシャツ、私に……」
そうぼそぼそとつぶやいた顔は赤い。
「ん」
だから余計なことは言わず、キャミから手を外し、イリーナの手をシャツのすそに誘導する。
脱がせやすいように、両手を挙げた。
ゆっくりと、布地が肌を滑っていく。
服を脱がされるのは、子供の頃以来久しぶりで、どこか心地よい。
首周りが引っかかってしまったりする、ぎこちない妹分の動き。
やっぱり自分と同じく、緊張してしまっているのだろう。
やっと腕から袖が抜けて、部屋の空気が肌へと直に触れる。
徐々に高揚してゆく神経のせいで、寒いのか、暑いのか、分からなくなっていた。
「じゃ、俺の番」
「はい」
今度はイリーナが手を上げる。
肩を細い紐で支えられているだけのキャミは、簡単に肩や首を抜けていった。
そして目の前に、幼馴染みの裸身が現れる。
胸の隆起は穏やかで、腰から太腿への流れも、緩やかだ。
「こう、しみじみ言うのもなんだが…。凹凸はイマイチだな」
「子供体型で、スミマセンデシタ!!」
頬を膨らませ、子供っぽい仕草で怒る妹分の顔に手で触れる。
そして慰めになってない慰めの言葉と共に、軽く笑った。
「ま、気にするな。コレはコレで好きな奴もいると思うぞ?」
「そんな娘を抱こうとしてる、ひーすにいさんは?」
そう聞かれてしまえば、
――やっぱりその体型は女の子のもので自分は男なのだから――
魅力的としか答える事しか出来ない。
「……俺は、ないすばでぃなジョセイが好きなはず、何だがな〜」
でもそれを正直には答えたくなくて、あいまいな言い方で、ごまかした。
そしてごまかしついでに、小柄な体を押し倒し、唇や頬や首筋に軽い口付けを落とす。
1052号店-795:2005/07/29(金) 22:30:29 ID:5H1ns++O
好みから外れている…というか、性欲の対象としてみたこともなかった妹分。
そのはずだったなのに、微妙に欲情しているという事実は、自分自身の事ながら困惑するしかない。
「んん……、実は、許容範囲でしたか。やっぱり、ぁ、ロリ疑惑は、有効ですね」
首筋をなぞり降ろした指先を、ふくらみまで這わす。そしてそっと包み込んだ。
「うるせ! 俺だって、よく分からんのだ」
慎重に力を加え、力の加減を測る。手のひらの中央に、ころっとした感触があった。
「…それにしても、ぺったんこ。でも…」
「……兄さんの馬鹿」
反対の手は腹部や太腿をさわさわと撫で回す。
「でも、柔らかいんだな」
手にはよく鍛えられた筋肉の感触が伝わってくるが、同時に、女の子特有の柔らかさも返してくる。
「きゃ、く、く、く、くすぐったい〜」
「色気のない奴」
「そんな事いわれても、ふあ、は、く、くすぐったいんだもん」
けらけらとくすぐったがって笑い転がる妹分に苦笑して、這わせていた手を放して体を起こした。
「まあ、こんな意図で触られたこと、ない訳だしナ。しょうがないか。
さて今回でどこまで開発できることやら……」
「兄さんスケベ」
「何言ってやがる。スケベじゃない男なんて、早々いないぞ。
あー、ちなみに。知識だけ、はそれなりにあるから心配するな。
ただしどこまでそれを生かせるかは知らん!」
「それ、威張って言うことじゃアリマセン」
「ま、ナイよりあったほうがいい、ってね」
「……アレ? 『知識だけ』って……もしかして兄さんも、初めてなの?」
言葉の中にこめられた裏の意味に気がついたのか、彼女の首がかくりと傾けられる。
「よくぞ気がついた上に俺の立場がなくなりそうな冷静で冷徹で冷酷なツッコミをしてくれたなお前さん」
「だって例のバンパイア騒ぎの時にみょ〜につやつやしてたし、普段から色んなこと言ってるし。
だから私はてっきり……ねぇ?」
「あの時はそんな状況になる以前の問題だったからな〜」
「……合流した時に言ってた事?」
「そうだ。ふふふ、冷たい氷の笑みとセットの【電光の束縛】を目の前で見てみろ。
俺様にとって一生モンのトラウマになりそうだ、あれは」
あの瞬間の光景に『魔女』の出現と同時に凍る音。
そして繰り広げられた静かなる修羅場を思い出したのか、ヒースの体は大きく震える。
顔からは血の気が引いて、青くなっていた。
「他には?」
「たぶん、だが。イイ店に行ったらド厳しいツッコミかます事確定ナお前らがいなかった……」
そこまでを口にしたところで、何かが瞳すれすれを横切った。
1062号店-795:2005/07/29(金) 22:32:00 ID:5H1ns++O
少し遅れて、前髪が風圧でふわりと浮かぶ。
「はい。兄さん、何か言いましたか?」
やたらめったらにこやかな笑みのイリーナ。
何かを認識した瞬間、どっと額と背中に冷たく気持ち悪い汗が吹き出してくる。
彼女の手刀がぴたりと眉間に突きつけられていた。
「ゲフゲフ。ツヤツヤしていたように見えましたのは、イマハ亡きフレディと共に、
全力【麻痺】を大成功して、思い出し笑いをしていたから、だとオモイマスデス。
ええ、オトコばっかりでムサクルシイと思いつつも、
ハレバレとしたカイホウカンニ満ちアフレテいたナンテ、少しも思ってマセンヨ。
……ソレニ普段はナゼカ行く機会がなかったとイウカ、
微妙に懐寂しいときもあったからというかナンテイウカ」
「兄さん……無理はしないでくださいね?」
カクカクと変な語調で言い訳を述べまくる兄貴分に、妹分が情けなさそうな口調と共に見上げる。
こう、哀れみに満ちあふれて垂れ流しな光が、視線の中に漂っていた。
「むごいこと言いますないりーなさん。どちらかってーと、俺が言ったほうがよい言葉だと思いますがな」
「お互い様です」
「それもそっか」
「まあ、初めてって事は横において……。私達、今、半裸ですよね」
彼女の視線がさがる。
バスローブが引っかかっている自らの体と、兄貴分のがっちりとした胸板を軽く指先でなぞる。
「それは見れば分かることだが。それがどうした?」
「ええっと、なんだか、さっきのキスのほうが、よっぽどこう、なんていったらいいのかな?」
「……『いい雰囲気』か?」
「ん〜。そうですね、しっとりした感じと言うか。…まあ兄さんの言うとおりです」
「いいんじゃないか、俺たちらしくて」
「でもなー。なんか、こうイケナイコトしてるはずなのに、全然色っぽくないないよ」
「そうか? 俺はそうでもないと思うぞ〜。こことか、な」
ヒースが手をふくらみにあて、緩やかな胸の隆起を揉み解す。
ふにりと優しくつぶすと、中央にあった感触が敏感に反応していた。
「んん!」
びくりと彼女の背が跳ねて、足を抱えて丸まろうとする。
「ほれ、乳首はしっかり反応してるぞ。さっきよりも固くなってるし、ぷっくりしてきたみたいだ」
「うぁ……や、です。そんな事言わないでくださいよ!」
「だって、分かってないようだから。俺様だって好きで言ってるわけではナインダゾ。ウンウン」
「嘘だ〜! 兄さん、絶対楽しんでる! 楽しんでるよ」
にまりと意地悪な笑顔でヒースが笑う。
「ご名答。ンじゃ、ちっとばかし強くいくぞ」
そしてすばやくピンク色の左の頂に、ちうっと吸い付いた。
「ひんっっっ!」
再びイリーナの背が跳ねる。
出来た隙間にすばやく左手を差し込むと、逃げられないよう腰を抱え込んだ。
1072号店-795:2005/07/29(金) 22:33:04 ID:5H1ns++O
薄い乳房を吸い上げ、右手は反対の胸を変わらずに揉み解す。
彼女の腕が胸から手を引き剥がそうと手首付近に添えられる。
しかし思ったように力が出ないのか、ヒースの動きを静止することすら出来ない。
舌を乳輪に這わせ、乳首を軽くはじいたり唇で挟み込んで転がしたり。
思いつく限りの方法で胸をいじり続ける。
しだいに頭上から聞こえてくる呼吸と声が雰囲気を変えてきた。
始めこそ、得体の知れない刺激に恐怖を持っていたようで、困惑気味で拒否反応に近いものだった。
しかしその刺激を快感と認識し始めたのか、今耳に入る声は少しだけ鼻かかった甘いものに聞こえる。
胸に吸い付いたまま視線を上げると、頬は明らかに上気し、瞳の中にある輝きも蕩けそうになっていた。
(もう、胸はいいかな?)
最後に強く吸って甘噛みし、ちゅぷんと微かな音を立てさせながら、唇を胸から離す。
「ン! ンァ……っ!」
粘ついた唾液が糸となって滴り落ち、胸元はべたべたになっている。
ふぅっと軽く息をついたところで、イリーナの手が伸びた。
頭に回り、引き寄せられる。
「うわ!」
次の瞬間、顔が胸元に埋まっていた。
「くぅ!」
少し遅れて、苦痛の声。
「……大丈夫か? 無茶なことするんじゃない…」
すぐに苦痛の原因に思いあたり、小さく嘆息をする。
その息の風が優しく肌をくすぐったのか、彼女からの返事はない。
代わりにもどってくるのは、ちょっとだけ甘い呼吸音だった。
ふにりとした柔らかさを額に感じる。
わずかな谷間から腹部にかけて浮かぶ痣に軽く唇を寄せた。
もぞもぞと頭を動かすと、穏やかな口付けを繰り返す。
両手はわき腹にそえて、さらに下へと進み始めた。


ではまた。
108名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 22:34:32 ID:FgBhHw+t
NEXTの執事の件で「ホモはやめて欲しかった」という意見を見て、
幼児赤子はいうに及ばず、種族だって人間亜人種動物魔物なんでも来い、
でなかった分まだ可愛いじゃないかあのダブラブルグ、
と思った自分はセンス・イービルに引っかかるぐらい汚れていたんだな
109名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 22:38:12 ID:FgBhHw+t
などと阿呆言っていたら続きが。
10巻を早速取り入れる所が流石です。
というかここで「ではまた」なんて言われたら読んでいる我々の方が
大丈夫ではないです。待ってます。
110名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 22:41:18 ID:4uU+lmJF
>104-107
月並みですが、神と言わせてもらいますよチクショウ!
ああ、もう、いつもどおりの雰囲気なのが、ラブ。
ヒース兄さんのごまかしっぷりと、イリーナの可愛さが…大好きだ。
111名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 23:32:37 ID:43CQWKTI
GJ!
素材(ヒース×イリーナ)の良させいもあるが、この二人の雰囲気を上手く表現できてるのが良いです。
112名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 01:00:36 ID:5SXFJmwg
でわ、また。…って、生殺しですかぁっ!? トホー
113名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 18:41:00 ID:fJYx7Uxv
>>108
>>幼児赤子はいうに及ばず、種族だって人間亜人種動物魔物なんでも来い
つまり、腹が減った時、目の前に居るのが人間でも何でも「欲望に忠実」なら喰ってもおk(ry
というスプラッタが展開は極端かも知れんが、あの理論だと、こうなってもおかしくない…
アレは単に、あのダブラブルグが両刀だったということで

後で多方面から突っ込み食らったって言ってたから、素で解釈がおかしかったことに気付いてなかったみたいだ
114名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 20:08:30 ID:CidopB91
SWのデーモンに肉欲が有るようには見えないがなあ。
例外として人間に乗り移った魔神王や記憶をコピーしたグレータードッペルは
もとの人間の意識に引きずられるようだが
115名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 21:31:12 ID:UKqF5+2T
暴力欲や殺戮欲はありそうだけれど、それも気紛れなものか。
そもそもデーモンに性別はないよな?
人間の行動をなぞるのが好みだったんだろうか
116名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 22:19:41 ID:/lOGIHVN
どっちかって言うと人間の苦痛とか絶望、負の感情を見るのが好みな希ガス。




……ドラまた魔術士の魔族みたいだが。
117名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 23:25:09 ID:ENotKlgU
ベルカナをドロワースにした奴出てこい
頃してやる
118名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 07:54:23 ID:hg6Oc3fa
欲望全開悪魔、あまりにもあまりなのでツンデレヒースのホラにしてみるといいかもしれん。

ヒースが襲い掛かる時の口実。
イリーナ「それってとってもじゃあ…」
ヒース「だからお前に治してほしーんだよ」(がばあっ)
119名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 08:19:36 ID:cBbX4VJk
>>117
ミニスカートでアレ履いてるのは納得が…いや、ロングなら許せたってわけでもないが
普通に動いただけで下着が見えてるワカメちゃん状態にならないか、アレ

いいシーンだけにもったいない
120ナニを吸ってるんだか:2005/07/31(日) 19:45:22 ID:SV/IepXg
「マローウ、また『ちゅーっ』させてー」
「まただべかシャイアラどん」
「いいじゃない、マロウのっておいしいんだもの」
「こんなのに味なんて関係あるだか・・・?」
「気にしない気にしない。あ、マロウは動かなくていいからね。それじゃ、いただきまーす」

ちゅ〜〜〜
121名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 20:42:02 ID:oSWGX9uV
トランスファーするのは、シャイアラだけじゃなくて、ベルカナにもなんだろうけど
マロウの精神力を巡っての三角関係とかありそうだなー。
自分の治療分をめぐって、クレスポも参戦しそうだ。

最終10巻でヒースからは『ヒース×イリーナ』のフラグ立てが読めたけれど
イリーナのキャラ方はいまだに、オコチャマのままなんだよなあ。惜しい。
蘇生した後も萌え展開はなかったし、ヒースがいい店にいったのもからかいがはいってたし。
くっつけ。小説展開でマジくっつけ。
122名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 21:12:57 ID:2q6n1139
>>117
一ついいことを教えてやろう。
ドロワースってな、股間のところがぱっくり開いてるんだぜ。
123名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 21:16:07 ID:fpVLRul9
>121
つ[セイバーヘーゲン旅行記〜アノス経由〜]
その間何も無いわけないでしょ。
124名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 22:48:56 ID:7Sz+R5bL
負っ負っ負
125名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 01:20:20 ID:vYqGzIPr
>>121

イリーナ「ヒース兄さん。どうして、そんなにつやつやと解き放たれた表情をしているんですかぁ?
(グレソ握り締めて爽やかに)」
ヒース「ちょ、ちょっと待てイリーナ!少なくとも今回俺は依頼人に手を出したわけじゃないぞ?
お前に鉄拳制裁くらう理由は無いはずだ!」
イリーナ「むう…確かにそのとおりですね」
ヒース「だろ?俺様のプライベートな時間くらい、好きにさせてくれなさいHAHAHA!(冷汗)」

(その日の夜)
イリーナ「確かにヒース兄さんの自由なんだから、別にそういうお店でそういうコトしても、
わたしには関係ないのかもしれないけど…。
あれ?じゃあなんでわたしはあの時、ヒース兄さんに対して怒ってたんだろ??」

こんな展開を勝手に脳内補完していたり。
腐女子な自分がノーマルカップリングにハマるとは思っても見なかったヨ。
126名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 01:32:39 ID:rh5ys4eI
自分で腐女子とか名乗んな
127名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 01:38:57 ID:BRC0jNZ7
どっかにヒース×イリーナのいいSSありませんか?
128名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 02:29:06 ID:4pLMRYy8
流れをぶった切って、>50あたりの続き。
無駄に長いわりにエロくないので、苦手な人はスルーよろ。

個人的には、シャイアラたんは寂しがり屋でツンデレだと思う。
マロウはとにかく動かしにくい。全体的にヌルいのはヤツのせいです。スマソ
129名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 02:29:43 ID:4pLMRYy8
 マロウの指が、シャイアラの細い髪をさらさらと撫でる。
 それが妙にくすぐったくて、シャイアラは思わず身を捩った。
「マロウってば、くすぐったいわよ」
 何だか、彼の触れる所が、妙に熱を帯びているような気がする。
 それが危険な徴候だというのは、シャイアラにも分かった。
 早く身を離さなければとは思うものの、彼の腕の中は午睡のように心地よくて、
とてもそんな気分になれなかった。
「何だか……変なの……」
 いつの間にか周りには誰もいない。
 そういえばマロウに部屋まで運んでもらったんだっけ?
 てことは、二人きり?
 部屋の中で二人きりで、アタシはベッドに座ってて、マロウもベッドに……あれ?
 次々と疑問が生まれては、うまくまとまらないまま消えていく。
 ――ほら、たまには素直になりなさいよ。
 頭の奥で誰かが囁いた。
「素直……?」
 ああそうか、とシャイアラは納得した。
 何も疑問に思うことなんてない。何故なら、これは自分が望んだことなのだから。
「シャイアラ」
 マロウの顔がゆっくりと近付いてくる。
 シャイアラは目を閉じて――
130名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 02:30:16 ID:4pLMRYy8
 そこまで思い出して、あまりの恥ずかしさにシャイアラは身悶えした。
「あーあーあーうーわー」
 じたばたじたばた。
「あーもう、なんて夢見てんのよアタシっ」
 そりゃあマロウの変装にちょっとときめいてしまったのは確かだけど。
 いくらなんでも、飛躍が過ぎるというものだ。
 あんな妄想を作り上げてしまった自分の頭が恨めしい。
「う〜〜〜」
 ごろごろごろごろ。
 ひとしきり転がった後、ぐったりと寝そべったままシャイアラは大きくため息をついた。
 もちろん長く生きてきたわけだから、こういう経験がないわけではない。
 だが、こんな仲間内で、しかも普段なら触手の動かないような純朴青年によろめいてしまうとは。
 いままで相手をしてきた男は、たいがい彼女をちやほやしてくれるような人種だったし、
彼女自身もそんな関係を望んでいたはずなのだが。
「……だから、あれは夢なんだってば。夢よ、夢」
 自分に言い聞かせるように繰り返す。
 あれはマロウじゃない。夢の中の誰か知らない人だ。
 だから、仲間のハーフエルフ田舎青年相手にときめくわけがない。ありえない。よし。
「シャイアラどん、何かあったんだべか?」
「ひゃっ!?」
 幌の外から突然掛けられた声に驚いて、シャイアラは跳ね上がった。
 口から思わずしゃっくりのような音が出てしまって、慌てて手で押さえる。
「びびびっくりするじゃないの。急に声かけないでよ」
「そ、それはすまねぇだ」
131名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 02:31:30 ID:4pLMRYy8
 今の会話で、ようやく現実が戻ってきた。
 ファンドリアから帰る途中、馬車の車輪が故障したために、ここで野宿することになった。
 車輪自体は何とか修理したものの、だいぶ時間を取られたせいで、夜になってしまったのだ。
 皆が野営の準備をしている間、シャイアラはひとり馬車でくつろいでいた。まぁいつものことだが。
「……で、なに?」
「苦しそうな声がしたもんだから、具合でも悪いのかと思って……」
 幌ごしに戸惑いの気配がある。
(聞かれた?

 奇妙な焦りが込み上げてくる。早く落ち着かないと。
(で、でも、聞かれて困るようなことは何も言ってない、はずよね)
「大丈夫よ。ちょっと……えーと呪文の練習をしてただけ」
「はぁ。なんだ、そうだったんだべか」
 ほっと息を吐く音。あわせてシャイアラも、そっと息を吐いた。
「シャイアラどんは、勉強熱心だべなぁ」
「ま、まぁね」
 心配させてしまったのだろうか。
 悪いな、と思う反面、何故だか嬉しい気もする。
 まあいいか。あんな変装なんかしなくたって、マロウはマロウなんだし。
「あ、そうだ、シャイアラどん。奥の方にある香辛料を取ってくれねぇべか」
「ん。わかったわ」
 鼻歌交じりで荷物を探るが、なかなか香辛料の袋が見つからない。
「ちょっとぉ、どこにあるのよ〜?」
「奥の右に入ってたはずだが……ああ、すまねぇ。荷物の下になってただな」
 幌を引き開けて、マロウが馬車の中に入ってきた。
 シャイアラのそばに屈み込んで、他の荷に埋もれていた奥の袋を取り出す。
「皆が積み上げるもんだで、ちょっと分かりにくくなってただな」
 にっこりと微笑む顔が近い。
 うわっ。せっかく忘れかけてたのに。
 シャイアラは、どうしようもなく頬に熱が昇るのを抑え切れなかった。
132名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 02:32:39 ID:4pLMRYy8
「シャイアラどん? どうしたんだべ、顔が赤いだよ?」
「な、何でもないわよ! 何でもないってば!」
 心配そうに顔を覗き込もうとするマロウから、必死に目をそらす。
 こんなんじゃ、まともに彼の顔が見られない。見られるわけない。
 朝からできるだけ、顔を合わさないように心がけていたのが、全部水の泡だ。
「何でもないわけねぇべ。だいたいシャイアラどん、今日は朝から様子がおかしかっただよ」
「うっ……と、ともかく何でもないったらないのよ!」
「いーや。熱でも出したら事だべ!」
 何とか追求を避けようとするが、めずらしくマロウは断固とした態度を見せた。


 こういう時のマロウはとにかく強引だ。
 それがいつもは頼もしくもあるが、今回はやたらと恨めしかった。
「少し、熱いみたいだべな」
 ほのかに冷たい手が、額に触れる。
 このさい、風邪を引いているということにしたほうが、楽かも知れない。とシャイアラは思った。
 もう一眠りしたら、夢の記憶もだいぶ薄れることだろう。
(少しもったいないような……って何考えてんのよ)
 自分で自分につっこみつつ、適当に嘘を並べる。
「そういえば、昨日はちょっと寒かったから」
「風邪を引きかけてるのかもしれねぇだな。ごはんが出来たら持ってくるから、あったかくして待ってるだよ」
「あ……」
 出て行こうとしたマロウの服の裾を、シャイアラは思わず掴んでいた。
 何をしているのか、一瞬自分でも分からなくなる。
(な、何!?)
 はっとしてすぐに離そうとしたが、もう遅い。
 ちょうど不安定な体勢になっていたマロウは、そのためにバランスを大きく崩した。
「わっ!」
「きゃ!?」
 どさっ。
 シャイアラの上に、重いものがのしかかる。
133名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 02:33:47 ID:4pLMRYy8
「ったぁ……」
 目を開けると、息が掛かるほど間近にマロウの顔があった。
「シャイアラどん、大丈夫だか!? すまねぇ、オラが……」
「それはいいけど――は、早くどいてくれない?」
 身体に軽い重みを感じながら、シャイアラは上擦った声で言った。
 マロウが床に手を突いて、できるだけ体重が掛からないようにしてくれてはいるのだが。
 まるで押し倒されているようにしか見えない。
 シャイアラの足の間に、マロウの片足が入り込んでいるような形になって、かなりあられもない格好だ。
 恥ずかしさで、全身が熱くなる。
「そ、それが……シャイアラどんの髪が、オラの服に絡まってるみたいで……ちょっと待ってけろ」
「ええ〜!?」
 早く何とかしては欲しいが、自慢の髪を切ることになるのはもっと嫌だ。
(ブックか誰かに頼めば……)
 でも、こんな所を皆に見られたら――!?
(冗談じゃないわ)
「んーと、ここがこうなって……」
 もぞもぞとマロウが身体を動かす。
 見たところ髪は、シャイアラの胸元のボタンと、マロウが付けている金具の両方に絡まってしまっているようだった。
 細くて柔らかいシャイアラの髪は、いったん絡まるとなかなか解けない。
「いたっ!」
「あ、すまねぇ!」
 根元の方の髪を引っ張られて、思わず悲鳴を上げる。
 マロウはこの体勢ではやりにくいと感じたのか、足を前に移動させた。
「やっ……!?」
「すまねぇ、また引っ張っちまっただべか?」
「ち、ちがうけど」
 服の裾が大きく捲れ上がったのを感じる。
(でも、この体勢ならマロウには見えないわよね……?)
 ここは下手に騒がない方が、髪を早く解いてもらうにはいいかもしれない。
 太股がマロウに触れないように、シャイアラは少し足を開いた。
「何でもない。大丈夫だから、早く取ってよ」
134名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 02:34:54 ID:4pLMRYy8
「んっ……」
 この体勢が、かなりきついものだと気付くには、それほど掛からなかった。
 マロウが身じろぎするたびに、奇妙な感覚が全身を走る。
 今の自分は、耳の先まで真っ赤になっているに違いない。とシャイアラは思った。
「まっ……まだ、な、の? はや、くしてよぉっ……」
 何だか自分が自分じゃないようで、おかしくなってしまいそうだ。
 こんなことなら、さっさと髪を切ってしまったら良かったかもしれない。
(でも、もう我慢できない)
「マロウ、お願い……」
「あ――ほら、取れただよ」
 突然ふっと体が軽くなる。
 それがマロウが起き上がったせいだと気付くのに、数秒の時間を要した。
(と、取れた――の?)
 シャイアラは我に返ると、ばっと起き上がって服の裾を押さえた。
 まさか見られてないかと、上目遣いで様子を窺うが、マロウはまるで気付いた風もなく、
脳天気に『一本抜けてしまっただなぁ』などと、金具に絡まった髪の毛をつまんでいる。
(人の気も知らないで……)
 一時はほっとしたシャイアラだったが、のんきなマロウを見ている内に、だんだん腹が立ってきた。
「……マロウ」
「ん? なんだべ?」
「アタシ、すっごくお腹すいた。早くごはん持ってきて」
「そう言われても……すぐには無理だべ」
「それから体調悪いし、何か豪華なものが食べたいな」
「豪華って、どういうものだべ?」
「とにかく、豪華で美味しいものよ! なかったら探してきて。ブック連れてってもいいから」
「はぁ。わかったべ……」
 微妙な表情を浮かべながら、馬車を出ていくマロウを見送って、シャイアラは大きく舌を出した。
 こうなったら、目一杯振り回してやろう。そうじゃないと気が済まない。
(そう簡単に、許してなんてやらないんだから!)
135名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 02:35:43 ID:4pLMRYy8

「シャイアラどん、何だか機嫌が悪そうだっただな」
 マロウは立ち止まると、どこか困ったような表情で、空を見上げた。
「やっぱり、あのときのあれが悪かったんだべか……」
 倒れた拍子に唇に触れた、柔らかい感触を思い出して、マロウは赤面した。
 シャイアラは気にしていないようだったので、ことさらに謝罪を繰り返すこともしなかったのだが。
(気にならないわけないだな)
 実際マロウも、髪の毛が絡まった時は、いつ内心の動揺がさとられるかと、緊張し通しだった。
 シャイアラの声が、何故かやたらと艶っぽく聞こえてしまったせいもある。
 できるだけ、彼女の方は見ないように気を付けていたのだが、それが逆効果だったかも知れない。
 そういう勘違いをしてしまうところが、まだまだ未熟者だ。
 ――とにかく、誠意を込めて夕食を作ったら、もう一度謝ろう。
 ぱしぱしと自分の頬を叩いて、マロウはため息を吐いた。
「オラも修行が足りねぇだ」
136名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 02:37:11 ID:4pLMRYy8
途中変な改行が入ってしまった…脳内あぼーんでヨロ
137名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 03:21:21 ID:ESwFBx+J
>>125
同じ〜。
これまでSWやリプ内カップル萌えなんてありえなかったのに、
9巻の漢気ヒースとマンガのキノコ注意報で、なんかがキて
10巻口絵イラストと見開きイラストでトドメ萌え〜。
イリーナにしてみれば、『体と魂』を救われ(去就を委ね)たって、ある意味Hより強い絆ですよ。
>>127 『五四○壱』氏の連作ヒース×イリーナは、私的にネ申モード。
前スレの蘇生後のヒー×イリもめっちゃ素敵だった〜。
まだ、ネクストキャラ萌えは、さっぱりできないんだけど。
138名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 03:37:33 ID:HxYTFMeb
>>135
乙。俺のツボにヒットしまくり
139名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 03:56:06 ID:ESwFBx+J
あ、IDがSW。二度目だw
140名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 08:43:42 ID:BRC0jNZ7
>>135
    _  ∩
( ゚∀゚)彡 ツンデレ!ツンデレ!
 ⊂彡

贅沢を言わせてもらえば、もっとツン分を!

>>137
過去ログとか保存してるところってありませんか?
141名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 10:01:14 ID:Zt6NW8vw
某板のスレで腐女子とか自称した馬鹿がいた。
漏れも見てるけどわざわざあっちで言うなよと。
しかもそれに同意すんなよ頼むから空気嫁。
142名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 10:02:06 ID:Zt6NW8vw
誤爆スマソ
143名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 12:00:39 ID:FGhL6raU
>140
過去ログは分からない。作品の保管庫なら
http://sslibrary.arings2.com/
のライトノベルの部屋その3とその7にほぼ全部網羅されている。
他はオリジナル・シチュエーションの部屋その2の純愛SSスレ関連に一作品、
http://trpg.h.fc2.com/
の卓上ゲームまとめサイトにも一作品あった。
144名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 13:33:16 ID:BRC0jNZ7
>>143
トン。すげぇ、なんか良作ぞろいっぽ
145名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 13:43:12 ID:RJv99S5+
>>136
さっさと続きを書きなさーい!!
146名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 14:53:25 ID:QDwnuiXJ
ネクストキャラは、襲ってきたニ−ソ魔術師とファンドリアギルドの幹部がいますよ
ロマールを舞台にした短編集があるからファンドリアを舞台にした競作もありそうだね。
そこでニーソ魔術師が依頼を受けるまでで一本書いてくれるかも。名前がでればこちらでも
一本でるわけですしね。(期待)

ファラリスが国教の国で法律乱発かあ。
ファリス神殿が怖いな。
口直しに
オーファンナイトウォーカー
マナール湖畔のミナヨウ村から小船で数時間。色とりどりの美少女が甘い歌声でお出迎え
殿方に夢のひと時を
お店からひとこと
山岳地帯には、姉妹店は、ございません。ご注意を








147名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 15:15:30 ID:mn6o/RbH
たしかにファラリスが強い国で法律がたくさんあるのは解せないなぁ。
それとも法律を破ることを推奨してるのか?
148名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 15:39:42 ID:wfiro2sa
>>147
自分たちが自由に動くために法律を作るってのはどうかな。
ファラリスが国教とはいえ五大神もいるわけだし、貿易商ギルドとかの有力勢力もいるし、
法律もなしに好き勝手とはいかないのでは?
邪教禁止の他の国だったら法律なんて守っちゃいられないだろうけど。
149名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 20:11:04 ID:tyhyBn63
あれ、ファンドリアってファラリスが国教なんですか?ただ公認されいてるってだけじゃなくて?
150名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 20:28:41 ID:i9KsVdQm
そういや各国できっぱり「国教」とかかれたソースってあったっけ?

「アノス=ファリス」「オラン=ラーダ」「オーファン=マイリー」「ファンドリア=ファラリス」「ロドーリル=禁止」
っていう風に思ってたけど。
151名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 20:33:43 ID:LJR6t/TD
>>149-150
文庫やリプレイを探すのはちとめんどいから止めとくけど、今月号のドラゴンマガジンの
123ページ、新リプレイNEXTメンバーによるソード・ワールド解説コラムのなかで、

>「ファラリスが国境の国ファンドリアでは、妖魔なのに市民権がある(ダークエルフのこと)」

とあるよ。
152名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 20:36:38 ID:LJR6t/TD
国境→国教な、誤字スマソ。
153名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 21:10:09 ID:67iLUN50
>>150
リファールはチャ・ザじゃなかったっけ?
154名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 21:19:59 ID:OSp3r0FV
>147

148がだいたい正しい。
ファンドリアには絶対的な有力者はいなくて、主要組織の寄り合い所帯だ。
ただし、主要組織によって構成される議会の決定は絶対。
つまり「皆で決めたこと」を覆せるような組織がない。
法律が乱発されるのもこれが理由。
ちなみに、ファリス神殿も議席と大臣ポストを持っている。

あらゆる面で周りの王国とは違う国だから、小説にするにも二次創作の対象にするにも大変だ。
リプレイで八歳の子供が字を読めたのも、ファンドリアではおかしなことではない。
155名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 21:28:20 ID:4oso9cNx
>140

五四○壱氏は個人サイトも開いてますよ。ググれば見つかるはず。
156名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 22:18:25 ID:23sOM6cH
さてここからどうエロに繋げるか
157名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 22:42:46 ID:kKbD8HWT
盗賊ギルド×商人ギルドとか頭の中をかけめぐりますた。
お金持ちでツンデレな商人ギルドに盗賊ギルドがちょっかいをかけるとか。
158名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 23:33:14 ID:ChyHyYz+
>135
萌えた。GJ。次はぜひエロを入れてくれ!
159名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 01:05:15 ID:cVNl3mW6
>>157
なんか妄想したら萌えた
160名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 04:02:58 ID:uLNElX1V
迂闊にファンドリアについて触れるのは危険だ
あそこは小さなレベルで纏まった日本のような国である。
国教とは言ってもファラリス神殿はそこまで力があるわけでは無いし、
ファリス神殿は賄賂などで腐敗が著しく、子飼いの警官隊は横暴だ。
権力をあまり持たない神殿は事なかれ主義
唯一の庶民の味方であるマーファ神殿もその内に暗殺部隊を飼い馴らしている。

色々な面で常識外れ。かつめっちゃ複雑で分かりづらい。
それでもファンドリアSSを創ろうというなら応援するぜ
161名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 09:18:53 ID:CkPRwQ9u
「奴もまた、ファンドリアの闇の犠牲者だったんだ……」
とか、松本清張のバリの社会派SSになりそうだな。
面白いんじゃないか?w
162名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 14:54:50 ID:b8bht0SN
すんません、社会派でかつ萌えなSSは書けそうにありませんorz
163名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 14:56:27 ID:3J7jO1z9
「奴もまた、ファンドリアの闇の犠牲者だったにゅう」
164名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 14:58:33 ID:kBU7OPrr
ファンドリアが萌えた
165名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 19:03:38 ID:KS6dBYTw
>140
はっはっは、ツンになるのはこれからですよ。
行方不明の既刊が見つかったら、続きを書くかもしれない。

エロは……難しいな。何つーかマロウが。
ぱっと思い付くのは、定番の媚薬ネタぐらいか?
これからもっと、濃いキャラになっていってくれたら良いんだがなー。
166名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 19:44:36 ID:6y7ReWVG
マロウはモテモテだから意外にパーティー内で一番経験豊富だったりしてw
女性側から強く迫られると断りきれなさそうだし
167名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 19:45:56 ID:6y7ReWVG
あ、そういやマロウは田舎出身…田舎では夜這いの習慣があるところもあるそうな…
村中ほとんど穴兄弟w
168名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 19:55:31 ID:H7haLDwA
なんかで読んだ本では田舎で15歳で童貞処女ってのはほぼいなかったようで。
だいたい10歳ちょいで経験するとか。
反対に古代ゲルマン民族は大人になっても童貞=勇者だったとか。
169名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 20:17:56 ID:GVc3YHJQ
田舎者は経験豊富ってのも結構定番なんだが、マロウは純朴さでキャラ立ててるようなもんだからなー。
下手にエロエロにすると、誰?って感じになりそうなのが恐ろしい。
大きく崩しても大丈夫なほど、キャラが立ってない気がするんだよなぁ。
下手すると、単なる田舎親父になってしまいそうだ。
170名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 23:57:03 ID:3bAdR5zm
「うっっ、シャイアラどん・・・そんなことをされたら封印が・・・」
「封印??」
(カッ!!!)
「クックック・・・やっと出てこれたべ・・・」
「きゃー!何!?」
「あれは・・・」
「100人斬りをして封印されていた超絶倫スーパーブラックマロウ!!本当にいたの!?」
(ゴゴゴゴゴゴゴゴ)

そんなくだらない妄想をしてしまった夏の夜。もうね、アフォかと(ry
171名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 00:06:28 ID:x0JbgSn+
マーファ神官てエチーしたら即結婚じゃないの?
そこまで厳しくはない?
つーか設定わからん奴はここにいてはいけないっぽいですね…
172名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 00:24:23 ID:gXyqoXmm
誘い受けの教科書に載せたい
173名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 05:56:46 ID:kasAi4Qg
超絶倫人
174名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 08:11:41 ID:Zk2NUeZ1
>160のファンドリアのイメージって、何かとかぶるな〜っと思ったら
…ナニワそのものやないかいw
175名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 09:47:15 ID:PHUL6D0h
>>171
各地方、各神殿によると思う。
いざ結婚して体の相性が悪かったりしないようにとか、本番の子作りでへましないようにとか、
欲情するのは自然なことだとか、こじつけは出来ると思う。

それに神の教義って人間が拡大解釈や曲解、果ては全く無関係なことを決めてたりするから。
目の前に神がいるクリスタニアでさえそんなこともあったくらいだから、アレクラストならなおさら。
176名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 09:55:14 ID:AtCD7ge1
>>171
マーファはごくごく真っ当な人としての営みを行えという神だから、
両者が納得しているのなら恋人付き合いや同棲は許容範囲だと思う。
神官ならそれでも結婚を視野に入れての付き合いになりそうだけれど。
完全に禁じられているのは同性愛や、子供が出来そうにない、あるいは特定できそうにない
アブノーマルエチーじゃなかろうか。
177名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 11:55:19 ID:WtHNifgy
男の自慰も禁止されてそう、と思たですだよ
178名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 12:28:11 ID:cHMhAQyY
自慰するぐらいならヤれ、と。
マーファ神殿てそういうための部屋が用意されてそうだw
179名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 13:32:02 ID:2nf6rVap
んー、性欲が溜まって仕方ないので自分で解消、ってのも
それはそれで青少年としては自然な事じゃあないかい
180名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 13:48:34 ID:2ZPDDkvD
>>178
それはコクーンワールドw
181名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 15:56:28 ID:FMN8jXwU
じゃあアナルセクースは禁止なわけですね?
182名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 17:31:01 ID:AtCD7ge1
うむ、アナール責めとアナールセクースの間ぐらいがきっと境界線だな。
自慰は、育った環境にもよるだろうが、現実世界でさえつい最近まで
忌まわしいものとされていたのではなかったか?
教えてエロい人
183名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 17:38:28 ID:iwBk9q8A
確かアメリカの裁判で自慰を誘発させるAVは宗教上問題があるか云々みたいなことが
論じられたことがあったような…記憶違いかもしれないが。
同じ宗教でも相当ばらつきはあるし、マーファ神殿内も地域や筆頭の司祭の考えによるかもね。
アナルセクースは自然ならざる、っつーことで完全禁止の予感だけど、自慰はしかたねーべ、っつー感じで黙認とか。
184名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 18:04:16 ID:FMN8jXwU
マーファ神殿は避妊もしちゃいけないのかw
あと初潮前にやっちまうとかもダメw
185名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 18:37:25 ID:SFXo/wcc
避妊する前に婚約くらいしろ! …だと思うが。
つーか、どの神殿の概念も倫理も教義や禁忌も、曖昧でイカンな。
結婚式ならマーファみたいに固定観念があって、
マイリー式やガネード式の結婚式って、なんか違和感ありまくるし。
ファリス式【浮気=誓約破り厳禁】やチャ・ザ式【仲良きことは美しき哉】は、まだ理解しやすい。
186名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 19:43:13 ID:cnXi5hR8
>>183
アメリカの場合、一応キリスト教国であり、キリスト教は自慰行為も禁じている。
昔、あさりよしとおの漫画でそれに関する三段論法があった。
キリスト教は自慰を禁じているので青少年は性欲がたまると神の教えに反することは
せずにレイプに走るのだとか。
187名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 20:21:28 ID:SFXo/wcc
レイプに走る時点で地獄逝き確定だとおもう、1女子。
レイプされて妊娠しても、堕胎できない法律のある州もあるみたいだし、
それもまた生き地獄だな。
188名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 20:36:01 ID:JIJQUG0r
キリスト教で天国というか、神の王国にいけるのは、童貞(オナニーもしてない)の白人だけですよ。
他はみーんなじごくいき。
189名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 21:04:48 ID:SFXo/wcc
つ【妖魔夜行・戦慄のミレニアム上・下】コレだね!

そろそろ、萌えが、萌えが、足りなく(∨ブレス)、なってきた。
昔のSSでも読んでこよう。

190名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 00:16:12 ID:bVg3IPlX
マロウの事を知ったら某国の近衛騎士団長がうらやましがるだろうな・・・・
自分の境遇を嘆き、最近仲良くなった漢達相手に愚痴こぼしてそ・・・・



ラージシールド+1くらい買ったれや、奥さん
191名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 01:25:52 ID:7sHaR5Ws
>>185
マーファ式とファラリス式の違いがわかりません!
192名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 01:32:44 ID:04if6QaR
ファラリス式って多夫多妻可、飽きたらポイ捨てもOKな感じだ
193名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 01:34:25 ID:26XSZFGz
マーファは豊穣の女神です
故にふたなりです

カーディスは破壊の女神です

両者とも後々の世で呪われた島となる場所で互いを刺し貫いて息絶えました

この公式から導き出される答えは一つッ…!
194名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 02:15:49 ID:1dY5whth
カーディスもふたなりなんでつね。つд`)シクシク。
一応、柱数少ない『女』神なのにね。
後はフーズィーやラフォンテール、クロイセ、有翼のキュラフくらいしか女神おらへんのに
なぜにふたなり…。
195名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 02:20:45 ID:1SabCOIj
>>194
実は触手持ち
196名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 02:21:02 ID:1dY5whth
あ、尾長燕のリュティーク嬢と山んばバルメラを忘れてた。

SWでも伝説や神話で出てきてくれたら、おもしろいのにな。
197名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 02:28:16 ID:kFd4+lTS
先生、マイリー神(in混沌の大地)
198名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 13:26:51 ID:W3aE3KjF
公式設定じゃないよな、ふたなり

>>192
ファラリスはポイ捨てされた復讐も可、だろう。怖。
マイリーは「苦難を一緒に戦っていきます」、
ガネードは「一生をこの相手に賭けます」の気がす。
199名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 13:29:20 ID:6GXSuPTM
ポイ捨てしなくても、浮気したら刺すよってのはあるかも。
200名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 16:46:51 ID:04if6QaR
理由なんかなくていいよ。刺したいから刺すだけ。
201名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 17:58:28 ID:1nyeRnvO
汝の為したいように為すがよい
202メディカル☆アミバ(G):2005/08/04(木) 18:04:49 ID:AiQJJ0y7
汝の刺したいところに刺すがよい
203名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 18:41:46 ID:1dY5whth
やっぱり北斗七星の剣かファンドリア。
204名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 18:53:02 ID:vVd6Epqo
ファラリス「な、汝の…刺したいところに…さすがよい」
だんだん小声になりながら、ファラリスは顔を真っ赤にしてうつ向き、俺の答えを待った。
ファリス「―――汝は、邪悪なり」
気のきいた言葉でもかけてやりたい。だけど、結局はいつも通りのセリフを吐いてしまう。
もどかしさに苦悩しながらも、ファラリスの中へと自らを沈めていった―――


ファリス×ファラリスとか読んでみたいね。
ちなみに自分SWリプレイ程度の知識しかないからむりぽ
205名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 18:56:19 ID:wC7ujx3P
奴ら兄弟だぜ
206名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 19:08:30 ID:r4eQfxcI
アッー!
207名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 19:24:00 ID:Loo7+E5R
どうしましたか多々野さん
208名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 19:43:36 ID:1dY5whth
>>204 やおい的には、かなりおKなんだが…

普通は奔放ファラリスがお固いファリスを翻弄するパターンを考えつくから
微妙になんか新鮮?
209名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 19:45:16 ID:6GXSuPTM
ここは一つ女体化して貰って百合に。
210名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:02:41 ID:GETyNPIm
昔、卓ゲースレで、神々を萌え美少女化したハーレムもののSSがあったな。
マイリーが体育会系、ファリスが委員長、名無しが電波系、ミルリーフがスク水で…
211名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 22:10:51 ID:FMTnuqfB
>>209
じゃあ悪さをしたファラリスに、お仕置きと称してファリスがスパンキングして
「あ〜ん、ごめんなさいお姉さま。もうしないから許して〜」
「まあ、この子ったらお仕置きされてるのに感じちゃってるの! これじゃあお仕置きにならないわね」

という感じか
212名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 22:25:39 ID:1dY5whth
ま、神様レベルなんだから、シェイプチェンジもポリモルフで女体化もアリだな。

しかし萌え美少女化だとイマイチ色気が足りない。
ファリスなら委員長ぐらいじゃなくて、
ストイック制服美女、女刑事や女弁護士、監察女医あたりなどイイカモ。
213名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 22:54:15 ID:1dY5whth
>204 後、ファリスがヒースぽくて ドキドキ♪
214名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:32:14 ID:FMTnuqfB
女王様ファリスとかもいいかも
夢が広がるw
215名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:34:33 ID:6GXSuPTM
鞭をかまえた軍服美女なファリスとかも。
216名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:41:21 ID:rk0XjV+q
>210
あーあったあった、あれは萌えたな
ラーダの眼鏡っ子(;´Д`)ハァハァ
217名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:01:12 ID:CtqQto6p
神と書いてルビは"びしょうじょ"
218名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:07:04 ID:S8MPtqTE
>217
ひでぼんの書でも読んでなさい。
219名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:35:20 ID:0hZOUXmF
>>214 超★女王様伝説聖姫を思い出しました。
…ファリス男神攻めとファラリス女神受けというと何が近いんだろ。
かなり古いがビックリマンのヘッドロココ×サタン(シヴァ)マリアが浮かんでしまうオイラはダメダメだ。
220名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:54:56 ID:Sjv1y+zk
>219
あー、うん…
でも方向性はばっちしな気がする
221名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:06:34 ID:2Jx44n5X
個人的には、お堅い潔癖症のファリスたんを、羞恥と快楽で堕落させて欲し
いハアハア
222名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 09:34:34 ID:KVYl0u9h
ttp://r.skr.jp/10240/files/9478.jpg

     ∩
( ゚∀゚)彡 貧乳!貧乳!
 ⊂彡
223名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 09:50:20 ID:KVYl0u9h
|      ∩  _, ,_
|・)二⊃⊂Σ( ゚Д゚ ) 貧乳! 貧にゅ・・・!?
|      `ヽ_つ ⊂ノ


|    _, ,_
|⌒ ( `Д´) )))
|`ヽ_つヽ_つ ))


|, ,_
|Д´) ))
|ヽ_つ )


|
| イヤアァァッ ───── !!!
|





|
| < 3a
|
224名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 11:14:39 ID:OqFLKiJT
>>222
GJ! 出来れば33ページ目も希望 …カボチャじゃなければなぁ…

>>219
やっぱり、何でもアリなファラリスおねーさまが、男嫌いのファリスお嬢を調教し(ry
神様ネタ、なんだか色々浮かんできたが、カーディスは超Sか …個人的には真性Mだが、両属性持ち合わせてそうだ
225名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 12:12:59 ID:sR3iqPk4
>204
今更だがめちゃめちゃ萌えた
ファラリスタソは美少女に脳内変換
なんで男なんだよ公式orz
226名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 13:53:02 ID:oMx7n2Cz
とうとう神様にまで妄想を広めるとは、罰当たりな(笑)
枝角は、逃げ回るから挿入まで一苦労
ブルーザは、突然猛り出す
蟻は、・・・ふつうの人では、できない場所でもプレイ可能

神様じゃ罰当たりだから「エロ神官戦士が6人」というわけで
それぞれの教義に合わせた性格のキャラが一人の少女を大人にする。
ファラリス・・・「押したしゃあいいんよ」
ファリス・・・「相手が邪悪なら・・・」
チャ・ザ・・・「交流は、大事です。お互いに気持ちよくなくちゃ意味がない」
マーファ・・・「自然が大事です。やはり大自然の中で全てをさらけ出して行うのが自然です」
ラーダ・・・知識だけは、一人前。女体化したらやたらエロ知識だけは、ある幼女で
マイリー・・・「エッチは、戦いじゃあ」
227名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 14:13:02 ID:0hZOUXmF
>>226 キャラ神様の口調台詞まで推敲していただけると
三倍速く萌えれます。
228名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 18:53:14 ID:GlVrFNaq
こういうのも擬人化って言うのかなぁ
229名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 20:02:46 ID:ZPZzNPuQ
前に卓ゲ板で話題になってたのは、
ファリスが委員長属性で、
ラーダが眼鏡ッ娘で、
ファラリスが小悪魔系幼女で、
ミルリーフがスク水あたりじゃなかったか

(そんなの別にどうでもいい)

230名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 21:21:24 ID:sR3iqPk4
いやそれは大変重要だ。
ラーダは眼鏡っ娘でなければならない。
もちろんみつあみおさげだ。
スカートはひざ下5cmで三つ折靴下だ。

【馬鹿は世迷言を言い始めた】
231名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 21:38:54 ID:+8IXOGrR
>229
ガネードが不良と誤解されやすい娘で、屋上で佇んでいると、
ミルリーフは綺麗な電波してるから良い人だと慰める、
最後に主人公がやってきて、
とかってSSだったな。
232名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 21:45:38 ID:OqFLKiJT
ファリス
潔癖症で男嫌いのお嬢様 他人にも自分にも厳しく、周りから煙たがれることも 少々短気で、ファラに食って掛かるのは日常茶飯事
釣り目の金髪ロング

ファラリス
怠惰な雰囲気のおねーさま 何事にも囚われず、ファリスが口やかましいのは、彼女なりの会話手段としてあしらう むしろ楽しむ?
黒髪ロングのボンキュッボン

マイリー
男勝りの武道少女 明るい性格のボクっ娘、何事も正々堂々とした態度で同姓にもてる ファリスは親友で百合の噂も
赤髪ポニテ

チャ・ザ
マイペースに我が道を行く強運娘 トラブルメーカーで良く周りを騒がすが、どうも憎めない 関西弁?
三つ編み

マーファ
おっとりした深層の令嬢 世事に疎く簡単に嘘を信じてしまう…が、騙した相手を弁護してしまう様な超お人好し
ふわふわのウェーブヘア

ラーダ
知識に裏付けられた自信家で秀才 が、自分の間違いを認めたがらない意地っ張りな面も 論破されると人前で悔し泣きしてしまう 
紐で括ったお下げ 眼鏡
233名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 21:46:25 ID:OqFLKiJT
ガネード
小柄ではしっこい元気娘ロリ 底抜けに明るく、一見お馬鹿に見えるが、頭は良く、腹の底で計算してることも 趣味は趣味はイタズラ(スカート捲り)
ショートヘアー

ミルリーフ 被害妄想の気があり、一人でいることが多い 自宅で飼ってる魚が友達
腰下まで伸びる、くせっけの強い黒髪

カーディス 無口で常に微笑を浮かべる、近寄りがたい雰囲気 自傷癖(自虐)のある真性Mで体にはボディピアスや怪しい刺青が
病的に白い肌の黒髪赤目

ヴェーナー
自分の感性に従って生きる変わり者 友好関係は広く、ファラやミル、名も無き、カーディスのような外れ物とも平然と話す
左右非対称の変な纏め髪

名も無き狂気の神
電波電波電波 情緒不安定で、突然、窓ガラスを割って暴れたかと思えば、捨て猫にミルクを与えていたりもする
ボサボサの髪を色んな色で染めている 良く言えば虹のよう


こうですか? わかりません!
234名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 21:55:15 ID:lYnxpEaT
なかなかわかっているではないか
235名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 21:59:33 ID:5kOXs+uJ
ラーダはめがねっ娘だよね。
236名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 22:16:15 ID:0hZOUXmF
アンジェリークの守護聖女体版に読めましたが…?
237名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:01:50 ID:xt91Iexc
フェネス
狼少女。ファリスの妹。意外と規則正しい。
怪我は舐めて治します。

ブルーザ
マイリーの後輩のゆるゆる居眠り娘。たまに起きると猪突猛進。
♪君の瞳は百万ボルト(即死)。

バルバス
今日も屋上で復習手帳を読み上げ、
階段下の領有権を黒い人と争ってます。

ラフォンテール
あはは、捕まえてごらんなさ〜い♪

こうですか? 全然わかりません!
238名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:08:02 ID:qnyjY1Qb
先生!男の人がいないとエロ妄想がしにくいです!!
239名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:17:54 ID:OqFLKiJT
>>237
神様、まだそんなに居たのか…上のしか知らなかった

>>238
百合は駄目? 男は…名も無き通行神Aとか、矮小な人間とか
そもそもどういう世界観でのエロ展開なのかが謎w
240名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:24:59 ID:Sjv1y+zk
学園ものだろ?

「お気を付けなさい。始原の巨人が見てらしてよ」
241名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:35:27 ID:yjY6BdRO
>227
ファラリス「フフ…好きにすればいいじゃない」
ファリス「邪悪だから罰を与えたまで。…それだけです」
チャ・ザ「えへ。初めては好きな人とって、決めてたんや」
マーファ「そんなに気負わないで下さい。自然なあなたが好きなんです」
ラーダ「なんなの、この感情…こんなのっ、私の知識にない!」
マイリー「何をするつもりか知らないけど、ボクはキミには負けないからねっ」

>232とうまく合体できません!
242名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:03:52 ID:d5BR4A4s
>>241
その辺は各人の脳内保管で

ファ「貴方と言う人は!どうしてそう…いつもいつもいつも…(中略)ふしだらなことばかり口にするのですかっ!」
ファリ「はいはい、わかってるわよ……わかってるから、そんな大声出さないで、ねぇ?」

チャ「まーた始まった。懲りんなぁ、あの二人。ま、アレはアレで仲がいいのかも知れへんけど。端から見てる分にはおもろいし」
マイ「僕、やっぱり止めにいく!周りにも迷惑だよ! ……こらー!二人ともいい加減にしろー!」
ラーダ「放って置きなさい…と、もう行ってしまいましたか。ふぅ、くだらない。こういった事は当事者同士でやらせて置くべきです」
マーファ「ど、どうしましょう…わたくしも仲裁に行くべきでしょうか…でも、ラーダさんの言うことも…あぁ…(マーファはおろおろしている!)
243名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:09:51 ID:QP/pIskC
ラーダたんは実は腹黒
244名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 01:14:17 ID:LSbx36wB
でも、最後は神殺しの竜(不良?)に犯されて、食い殺されると。
245名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 01:57:58 ID:npjEMdUG
気高く美しいがゆえに、
暴走族『神殺奴隷躯』メンバー分裂の抗争の発端となり巻き込まれ
儚く処女と命を散らして行く
聖フォーセリア学園の乙女たち。

光側『神殺奴隷狗』「ファリスお嬢様、貴方の為にヤツらを粛正してまいります。」
ファリス「下僕よ。必ず生きて戻っていらっしゃい。」

………
闇側『神殺奴隷苦』「くくく…、みつけたぜェ、ファリス。今日こそ、その澄ました顔をグチャグチャにしてヤるゼェ。」
ファリス「馬鹿な。あのファラリスがわたくしにその様な邪悪コトを許すなど!」
闇側『神殺奴隷苦』「わかってねぇなぁ、ファリス。汝のしたいようにするがいい。
オレたちが、ヤりたいことを勝手にヤっているだけだゼェ。
くく、可哀想になぁ、姉妹に売られるなんてよ。」


とか?
246名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 02:11:54 ID:+4lvnUOF
でわ、その勢いで一本SSを仕上げてくだされ。
247外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/08/06(土) 02:28:20 ID:LSbx36wB
>>245サンクス

ファリス「わ、わたくしが、男なんかに……! 男の汚らわしいモノを挿れられるなんて……!」

ファラリス「ふん。好きにしたらいいさ。ほらほら。もっと腰振りな」

ラーダ「きゃあ!? こ、こんな乱暴な行い、私の知識にはありませんわ……! そ、そんなお尻にまで……!」

チャザ「こんな奴らに……あたいの運も尽きたかな。タダでヤられるなんてさ。お金も取れやしない」

マイリー「くうぅ! ボクが、ボクがこんな奴らに負けるなんて……悔しい! ああっ! やだっ! そこはダメぇ!」 

マーファ「このような行為は自然ではありません……。ダメぇ! 頭がボゥとして……!。カーディスさん、もうやめてください」

カーディス「うふふ。マーファちゃんのここカワイー。ヒクヒクしちゃってるわ。さあ。一緒にイキましょう」

こんな感じ?
248名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 03:01:17 ID:FNXAcmsu
>>230
ファー様…好きじゃあ

どのファー様が狙われるのじゃろか
249名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 03:03:04 ID:npjEMdUG
フォーセリア的な神話変換

光側『神殺奴隷狗』リーダー:天竜王ファルトアール「ファラリス様、何故このような抗争を引き起こされたのですか?!
今からでも遅くはありません。私からもファリス姉上に口添え致します。…終わりにしましょう。」
ファラリス「(首をふる)できないわ、ファルトアール。姉上に忠実な白い騎士…。
この抗争は止めることができないの。私たち、行き着くところまでイくしかできないの。」
ファルトアール「ファラリス様…?! 貴方はナニを…?!」
ファラリス「愛しているわ。白くて綺麗なファリスお姉様。お姉様には出来ない事が、闇に生まれた私には出来る…。
ねぇ、ファルトアール。私を止めたいのでしょう? 私を止めるには言葉では、ダメよ?
その体、その命、その魂も賭けて、私を止めてごらんなさい。…ファリス姉様の白い…忠実な狗。」
幼さをも残していたはずのファラリスは、ファルトアールに向け妖艶で挑戦的な微笑を投げかけた。
250名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 03:30:08 ID:npjEMdUG
ファラリスは黒いレースのドレスから、病的なまでに白い両腕を伸ばし、ファルトアールの首に絡ませ引き寄せた。
ファラリス「賭けをしましょう。どちらが先にお互いを屈伏し、篭絡させることが、できるか…。」
ファルトアールは厳し青い瞳で、無邪気な闇色の少女を見つめた。
ファラリス「私はそなたが欲しいわ。ファルトアール。以前からお姉様から奪ってみたかったの。」

ファラリスはファルトアールの白いレザー服のチャックを下げ始めた。
「…そなたは、汝のなしたいように…」僅かに羞恥で上気した声で続ける「…なすがよい…」
幼なさの残る顔に妖艶で、満足気な笑みを浮かべ、小さな赤い唇でファルトアールのものをくわえこんだ。
251名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 09:36:32 ID:d5BR4A4s
がねーどの観察日記

今日のファリスちゃんは模様がいっぱいなレースの紐パン お堅い癖にぱんつはえろえろだ
捲くった時に、紐を解いてちょっと拝借 追っかけられたけど離脱成功 思いっきり走ったから中が見えてた 薄い?生えてない?

ファラリスちゃん、ぱんつはいてない おとなだ
はいてない仲間でファリスちゃんとおそろい 何だかんだ言って二人は気が合うのだと思う まる

マイリーちゃんは飾りっ気がない白ぱんつ 多分ブラもお揃い
動きやすさ重視だと思うけど、可愛いのも履けばいいのに 今度そういうのプレゼントしよう

チャ・ザは普通のしましま あまり服装にお金は掛けないみたい
だがそれがいい

マーファちゃんのスカートに潜り込んだら、かぼちゃぱんつ発見しました隊長 似合ってはいたけど色気がない 修正してやる
おうちに忍び込んで、全部てぃーばっくにしてみよう きっと真っ赤な顔してもじもじと、ふふふ

ラーダちゃんを捲くってみたら普通の白…と思ったらお尻に子猫のワンポイント付き にゃー
蹴られた ちょっと涙ぐんでたかもしれない かわいいのに
252名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 11:02:47 ID:uttxl2y5
>>232-237
よーし、パパも妄想しちゃうぞー

バルメラ
東北出身で訛っている。畑仕事が好きで日焼けした肌。そばかすを気にしている。
大柄でたくましい体つき、髪は黒、ショートの天パーで麦藁帽子を愛用。
性格は純朴、ひまわりのような眩しい笑顔をする。
家畜の交尾や出産を見てるので意外と性に対してあっけらかんとしている。
マーファと仲がいい。また、田舎にヤスガルンという友達がいる。

ブラキ
工業課の生徒。いつも作業服で禁煙パイプをくわえ、携帯工具セットを持ち歩いている。寝るときはジンベエ。
ロングの茶髪をゴムで無造作に束ねている。性格は男っぽい…つかオヤジくさい。
町工場の社長の娘で社員のおっちゃんたちと良く飲む。
酔うと脱ぐらしい…が、恐ろしくざるなのでそのころには皆つぶれている。
ガネードの手先の器用さには一目置いている。チャ・ザと商売の話をすることも。

ジョーカー
生徒会書記。病弱で肌が青ざめたように真っ白で、日よけに紫のフードを目深に被っている。
髪は色素が薄くてグレー、ウェーブがかっていて腰までロング。前髪も顔面が隠れるほど伸びている。
タロット占いが趣味で良く当たると評判だが占うときに浮かべる邪悪な笑みに引く人も多い。
名も無き〜のように電波と思われがちだが実は物凄く計算高い。
人付き合いは少ないがファラリスとは仲がよく、参謀的役割もする。

ゲームマスター
生徒会長。理事長の娘で教員も頭が上がらない。何かと風変わりなイベントを企画しては全校生徒を振り回す。
本人は企画、運営のみで参加側には決してならない。
非常に移り気でその日その日で服装、口調、趣味や思想までも変わるので
実は何人もいて入れ替わってるのではないかと言われる。

ふむう、難しい
253名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 11:15:51 ID:aV6WCGtC
>バルメラ
酒の神という面も忘れるな。

ニルガルは…ゲテモノ料理か?
254名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 11:38:07 ID:J/ab+plR
うほっ。イイ神様たち。
>>250 続きお願いします。高貴なファリス様をぐちょぐちょに!
255名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 12:20:20 ID:fPAEMVmK
なっなにを!貴様のような邪悪なやからに身体を許しは、せぬ。
気丈にも抗うそぶりをみせるものの身体が動かないんだな。
で神犯しの龍の舌が全身を這い回りその毒が麻薬のように全身を這い回る
いけない、このままだと。邪悪なものに・・・
それに相反して心の隅にその快感を受け入れたい気持ちもあってそれを
必死に押さえ込む。

フェネスが舌でぺろぺろなめがら「どう?お姉ちゃん?」と上目遣い

後は、ファリスおねえちゃんが集団で陵辱されると、やっぱ気丈で正義感の強くて
人を縛りたがる生意気な女は、陵辱
楚々としたマーファは、・・・やはり陵辱、お口で御奉仕
耳年増で知識心旺盛なラーダは、向こうから求めてくるのでそれに応じるも
初めてなので最初は、痛がる。

なんか神様達は、話にあわせて男になったり女になったりするなあ
256名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 14:52:52 ID:8UGWgAVh
ここは罰当たりな人々が集まるスッドレですね
257名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 15:39:28 ID:Y7O9rpxZ
肉体のあったころのファラリスは邪神じゃなかったはず(クリスタニア参照)
たしか自由に振舞ってもいいが責任はとれよぐらいのニュアンスじゃなかったけ?
ふたなりファラリスたんが姉のファリスたんに
ファリス「ああ・・・妹に中出しされてるよう・・・・」
ファラリス「フフフ、子供ができたらちゃんと責任とってあげるね(はぁと)
みたいな感じでどうよ
258名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 19:21:42 ID:+4lvnUOF
いいんじゃね?
それで一本いってくだせえ。
259名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:12:05 ID:lyxqCQfp
ダイス
世界の秩序と混乱を一手に担う気まぐれな女の子。
気に入った人の運命をいろいろといじくるのが趣味。
彼女が思うだけで1レベルでもドラゴンが瞬殺され、超英雄でもゴブリンに殺される。
世界の全てを司ると言ってもいいが、気まぐれで放蕩人のためなかなか掴ませてくれない。
白スク水にダイス目をプリントしたものを着ている。
ツインテールの??色(その時々で色が変わる)。ぺったんこの体型を気にしている。
260名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:36:36 ID:ObYFx4j2
この流れも割と面白いんだけど、あんまりSW関係ない世界に突入してきたね。
スレが盛り上がってるのはいいことなので、やめろって言いたいわけじゃないから気にしないで。
261名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:51:49 ID:h66r10BR
ファリスお姉様は攻め、つかSってことでひとつ
262名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 12:07:41 ID:O8TRDDA9
ファラリス×ファリスなら
「姉妹なのにこんなことは許されないわ」ってかんじで
俺の中でファリスがMになってしまう
263名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 13:22:58 ID:qXGuX4jP
俺的にも、奔放な妹ファラリスたんに流される、ファリスたんハァハァだったりする。
264名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 13:39:22 ID:dVFIGmbR
奔放すぎる妹をお仕置きするファリス姉さまってのもそれはそれで。
265名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 15:01:23 ID:wjqCqc2b
じゃあ、そういうのをクローゼットの中から飛び出してきて、
「承認します!」って叫んで帰っていくディオーレンお姉さまを。
266名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 15:24:59 ID:ygVWX6bC
もちろん出てきた瞬間は、ブラとかパンツが頭の上に乗ってるんだよな?
267名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 15:39:00 ID:wjqCqc2b
当然乗ってるさ!
冷静に考えて、
人が入れるクローゼットで、
ブラやパンツが頭の上に乗るのっておかしい気もするが、
当然乗ってるさ!。
268名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 19:22:16 ID:xLUZF2+r
だから、そういうSSを投下していただけまいか?
269名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:24:43 ID:Ypw9t5AG
>>245
このコンセプト最高
270名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:25:18 ID:Pjsx17CD
ディオーレン?
271名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:39:06 ID:WXX0gZNY
クリスタニアの認め印男が信仰している神様だと思われ
272名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:45:52 ID:gtkWSgqG
ディ“オーレ”ンじゃないディ“レーオ”ンだ。
273名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 22:08:44 ID:xLUZF2+r
あー、あー、ああああー、ディレーオォーン♪
(ジャムプロ調で)
274名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 23:12:47 ID:We1T2Nx8
ちょーわくせーせんとーぼかーん ディーーレオーーン♪
(串田アキラ声で) 
275マトック:2005/08/08(月) 06:53:23 ID:rQ56s7Ng
神サマ萌えな流れを読まずにSSを投下させていただきます。
タイトル「氷の魔女の溶ける夜」
内容はロンダミ×ラベルナです。
ラベルナは若干Mっ気が入ってしまいました。気になる方は何卒スルーの方向で一つお願いしますw
276氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 06:54:38 ID:rQ56s7Ng
王都ファンの歓楽街の一角で、その騒ぎは起った。
貫禄ある壮年の男に率いられた一団の前に一人の美女が忽然と現れたのだのだ。
“魔女”の二つ名で呼ばれる賢者の学院きっての天才魔術師ラヴェルナその人である。
普段は“氷の彫像”とも仇名されるほどに冷たい印象の持ち主なのだが、今の彼女からは烈火のごとき迫力が全身から奔っていた。
その見る者全てを焼き尽くさんばかりの強烈な眼差しが真っ直ぐに先頭の男に注がれる。
男も女の方を、ややたじろぎながらも見つめ返していた。
「用件はお分かりですわね。さ、行きましょうか」
277氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 06:55:49 ID:rQ56s7Ng
有無を言わさず、それだけを告げると水晶の指輪を閃かせ呪文を詠唱する。
次の瞬間二人の姿はその場から跡形もなく消え失せていた。

自宅の居間に転移した二人だったが“魔女”の怒気は治まる気配がない。
むしろ人目を憚る必要が無くなった分烈しさが増したくらいだ。
「さて、まず何から聞かせてもらえるの? 報告? それとも釈明かしら?」
険しい顔つきで言い寄るラヴェルナに対し、男――ローンダミス。彼女の夫にして王国の近衛騎士団長である――は、困ったような表情で答えた。
「君のことだ。どちらも必要ないと思うがな」
278氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 06:56:51 ID:rQ56s7Ng
意外な言葉に虚を突かれた妻に向けて夫が更に言を重ねる。
「王宮へは既に行って来たんだろう? ならば俺の部隊の報告は聞いているはずだ。街に帰って来た日時なんかも含めてな。でなければ、あそこに来る理由がない。それに何より……」
一旦言葉を切り相手の反応を伺う。
妻に一応話しを聞く気があることを確認しつつ言葉を続けた。
「俺がお前以外の女に心を奪われるなど有り得ない」
臆面もなく言いきった男の視線にラヴェルナは心を鋭く射抜かれた。
獲物を捕えて離さない鷲のごとき瞳から逃れるように、つと顔を背けてしまう。
279氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 06:57:45 ID:rQ56s7Ng
(あの瞳の輝きが、いつも調子を狂わせてしまう)
それは彼女が初めてこの男に出会ってから今に至るまで、ずっと感じてきたことだった。
幼い頃から天才ともて囃され、或いは魔女と呼ばれ畏れられてきた彼女だがそれを誇りと思っていたし励みにもしてきた。
しかし身に募る言いようのない孤独感は募るばかりだった。
まして学院と王宮の双方で重責を担う今の立場は、彼女に極度の緊張を強いてきた。
しかし、この男に抱かれると自身の内に秘めた本性に何故か素直になれる。
仮面と枷から解き放たれ、心地よい安らぎに身を任せられるのだ。
280氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 06:58:41 ID:rQ56s7Ng
すべてを捨て去りただの女として、愛する男に抱かれる。
日頃のあらゆるしがらみから解放され、さながら獣のように、ただひたすら肉欲に身を委ね歓喜の涙を流して快楽に溺れる。
それは逃避であり夫への、いや男への女としての依存だ。
このままではいけない……と、思う。
今まで、ひたすらに身を律し、努めて冷静であるよう心がけてきた自分の生き方を根本から破壊されてしまいそうになる。
しかし一方でそうされることを望んでいる部分も確かに存在するのだ。
彼を愛し、愛されたい。しかし、その愛に呑み込まれてしまうのは怖い。
281氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 06:59:40 ID:rQ56s7Ng
ローンダミスが腕を伸ばすとラヴェルナは一歩、間を開けた。しかし半瞬遅く背後から抱きしめられてしまう。
「お願い…、もう少しだけ待って……。今は、まだだめよ……」
そう言うものの言葉とはうらはらに動きには力が感じられない。
ごつごつした筋肉の付いた量感のある腕。
この腕と、その持ち主は幾つもの危険と災厄から自分を守ってくれた。
その実感があるだけに、こうして抱きしめられるうちに彼女の内には夫への情欲が次第に高まってきてしまうのだ。
男のほうもそのことを知悉しているからこそ妻を放そうとはしなかった。
282氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:00:37 ID:rQ56s7Ng
力強い戒めは、やがて愛しい者を包み込む抱擁へと変わっていった。
じわりと伝わる体温の心地良さと微かに感じる息使いにより着実に彼女の内に有る女としての領域が活性化されていく。
重ねられた腕から次第に力が抜けていった。
「ラヴェルナ……」
耳元で名を囁かれただけで堪え切れずに漏れてしまう熱い吐息。
幾らか気分が出て来たらしい妻の様子を見て夫が微笑を漏らす。
ラヴェルナは目を向け、形だけの抗議をしたが細い顎を掴まれ唇を塞がれてしまう。
ぬるり、と舌で唇を舐められると、その妖しい感触に身震いが走った。
283氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:01:36 ID:rQ56s7Ng
「ん、ふあっ…ん……っんん!」
堪らず息を継ごうとした途端すかさず舌を挿し込まれる。
口腔内を隈無く舐られると最初は子供がいやいやするように顔を振っていたはずが、いつしか自分のほうから舌を差し出すまでになっていた。
舌と舌、唇と唇とが絡み合い静かな室内にピチャピチャと淫靡な音色が染み渡っていく。口元から溢れた、つぅっと糸を引き床に、ぽたりと落ちる唾液。
そして背後からは男の手がゆっくりと愛撫を開始した。
背中を上下へと撫で下ろされキュッと締まった尻肉を鷲掴みにされると子宮にズキンと疼痛が走る。
284氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:02:31 ID:rQ56s7Ng
同時にもう一方の手はラヴェルナの乳房をローブの上から揉みしだく。
着衣のままでもはっきりと分かる豊満な双丘は手の動きに合わせ、自在に形を変えていった。
「はぁん、だめ…。だめよ、こんな……、ずる…い、んっ!」
しかし唇を軽く重ねられると自分から舌を突き出し、より深い接吻を求めてしまう。
僅かに残っている理性がイケナイと警告するが固く痼った乳頭が服の中で擦れる度にあられもない声が漏れるのを抑えられない。
(だめ、だめよ…。あぁ……そんな…に、しな…っいでぇ。わたし……なっ、ながされ……んっはぁぁん!)
285氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:03:45 ID:rQ56s7Ng
既に彼女の秘部は徐々に溶けはじめ、下穿きの内には愛を感じた証しと分かる染みが現れていた。
(感……じ…てる。こんなこと、わた…し……。あぁ、でも……、っあんん!)
身体が熱い。胸が張り詰め、尻が震え、恥ずべき部分が切なく疼く。
肉欲が豊満な肢体の内で次第に膨らみだす。
その快感に恍惚となったその時、彼女の身体をまさぐる手が突然離されてしまった。

(……!?)

思わず声に出して続きをせがみそうになるのを必死で堪える。
妻から離れたローンダミスはソファに身を沈めると淡々とした口調で言った。
286氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:04:44 ID:rQ56s7Ng
「こっちに来て自分で脱ぐんだ。出来るな?」
「………えぇ…」
躊躇いは一瞬だった。
頷いて男の前に歩み出ると羽織っていたローブを、するりと脱ぎ捨てる。続けて腰帯に手をかけ、迷うことなく抜き取った。
逸る心を抑えて一枚一枚、衣服を脱いでいく。
剥き出しになった肌を這う男の視線を意識すると、それだけで敏感になった部分に刺激が走るような気がする。
シュミーズが取られると、ふるふると揺れる豊乳と、その頂きにある二つの突起が露になった。
見られている、ただそれだけなのに酩酊感にも似た背徳的な興奮が湧き起る。
287氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:05:47 ID:rQ56s7Ng
次いでローンダミスは自分の服をも彼女に脱がさせた。全裸の肢体が男の前に跪き、おずおずと命令に従う。
ズボンに手をかけベルトを外し下着を下ろさせると女の目前にいきりたつ男根が飛び出し、その鼻をピシャリと打った。
反射的に顔を離すが目はひたすらにその逞しいモノに釘付けになる。気が付くと再び顔を近づけていた。
「まずは胸からだ。さぁ、やって貰おうか」
官能に精神を侵されたラヴェルナが、その命令に背くことはなかった。
両手で張り詰めた乳房を捧げ持ち目の前に屹立する男根を挟みシュッ、シュッと扱き始める。
288氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:06:42 ID:rQ56s7Ng
(わたし…、なぜ、こんなに……? でも、もう…)
混乱する心とは裏腹に身体はますます昂ぶっていく。
乳房を支える手の指先が自らの乳首に触れるとピリピリとした刺激を伴う快楽が駆け抜ける。
柔肌から吹き出す汗と男根からにじみ出る先汁が混ざりヌルヌルになった巨乳。
愛する男の快楽のためだけに自分を道具に貶める。その背徳感が一層女の興奮を煽り立てた。
「くっ、いくぞっ! うぉぉおおおっ!!」
野太い声を上げ絶頂に達したローンダミス。
放出された大量の精液がラヴェルナの顔に、胸に、ぶちまけられていく。
289氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:07:33 ID:rQ56s7Ng
その牡汁をうっとりとした表情をしながら指で掬い舐め取っていく。
鼻を突く異臭も、もはや淫欲を燃え上がらせる燃料だ。
床の上に仰向けに横たわり脚の間に指を這わせる。乳首をコリコリといじり、秘部を恐る恐る掻き混ぜる。
それでも望む快楽は得られない。
白い裸体が絨毯の上でクネクネと卑猥な動きで焦れたように踊り続ける。
やがて何かが遂に彼女の中で弾けた。
「ほっ…ほしい、の……。あなたぁ。もう……ね…。来て、おねがい……」
その言葉を待っていたローンダミスは会心の笑みを浮かべて妻の身体に覆い被さっていった。
290氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:09:08 ID:rQ56s7Ng
その衝撃は突然やって来てラヴェルナを瞬く間に悦楽の渦に投げ込んだ。
前戯もせずに、いきなり男根を女の腟内へぶち込んだのだ。
「んはっ! ひぃやぁああん!!」
熱く太く硬いモノがドロドロに溶けた秘肉を掻き分けて奥深くまで挿し込まれていく。
幾重もの襞がその剛直に絡み付き更に腟壁全体でキュウッと絞り上げていくのが感じられる。
大きな動きで腰を使われるとその度に全身がビクビクと痙攣し甘く蕩けた悲鳴を漏らしてしまう。
「すごっ、こん…なっ、ああぁ、いやぁーっ、こわ…いの、だっ、だめぇぇええぇ!!」
291氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:10:52 ID:rQ56s7Ng
絶頂がすぐそこまで来ている。
「い…くぅっ。わたし、ひぁっ。っんああぁぁん!」
だが男の責めは突然止んでしまった。
「まだ、終わりじゃあないぞ。そのまま四ん這いになって尻をこっちに向けるんだ」
(……えっ!?)
戸惑う女に男はニヤリと笑い言った。
「イかせて欲しいなら早くするんだ」
ヌルリと男根を引き抜かれ、代わって男の指が女の蜜壷に入れられた。
焦らすように入り口の辺りで小刻みに出し入れを繰り返されると限界まで膨れ上がった快感がラヴェルナの正気を削り取っていく。
「ひどっ、ああ……っ、はぁあん!」
292氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:11:42 ID:rQ56s7Ng
快感に支配され思うように動いてくれない身体では男の求める姿勢を取れない。
男も、それを分かっていながらわざと焦らしているのだろう。
「素直になれない奴には、お仕置きだなぁ」
意地悪な台詞とともに愛液に塗れた指が肢体を徐々に這い進む。
辿り着く先はフルフルと揺れる胸の頂きだ。
痛いほど尖ったその先端をクリクリと転がされ、或いはギュッと抓まれる。
口に含んで丹念に舐め回したかと思えば歯を立てて甘噛みしてくる。
空いた手が反対の乳房や脇腹をサワサワと撫でていく。
肉欲が心を満たしを膨らむ興奮を抑えれない。
293氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:12:49 ID:rQ56s7Ng
「ひっ、痛っ…いぃ。や……めぇ、んはぁぁ…ん」
痛みと快感が交互に弾け、脳裏に火花がバチバチと散る。
しかも、男の加減は巧妙で悪辣だった。女の限界をきっちりと見切り寸前まで押し上げてはスッと引かせる。
気が狂いそうなほどに泣きじゃくり、悲鳴をあげても男の責めは容赦がなく続けられた。
「お……ねが…い、たす…け……、死…んじゃ…んぅ」
穴という穴から牝の匂いを撒き散らし、ダラダラと汁を滴らせ、ビクンビクンと熟れた肢体を震わせるラヴェルナ。
その精神は極彩色の闇の中に半ば沈みかけ、崩壊する一歩手前だ。
294氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:13:46 ID:rQ56s7Ng
そんな妻に夫はようやく許しを与えた。
手を挿し延べてその身体をひっくり返し、次いで膝を立たせていく。
うつ伏せになって床に這い尻だけを高々と突き上げる、まさに牝犬と呼ばれても仕方ない格好だ。
男はその尻を掴み割れ目をグイッと広げ、口を付けて激しく吸い付いた。
ジュルッ、ジュルルッ、と音を立てて後から後から溢れ出る蜜を吸い上げ、舌を使ってパックリと開いた秘裂の中を執拗に抉る。
「ぁ……ぁぁ、んっ、ぁあ…はあぁ……」
だらしなく口を開け、涎を垂らしながら呆けた表情で与えられるままに悦楽を貪るラヴェルナ。
295氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:14:38 ID:rQ56s7Ng
堕ちきった妻の痴態を前にローンダミスの男根もまた限界を迎えつつあった。
「行くぞ」
短い一言を告げられ、背後から一気に長大な肉槍を突き挿されると大量の淫蜜がブシュッと吹き出した。
激しい動きで腰が打ち着けられるとたちまち女は嬌声上げ、自分からも尻を振り始める。
湯気が立ち昇るほどに煮えたぎる蜜壷から聞こえてくるのは淫らな有り様を示すかのようなグチョッ、グチョッという恥ずべき音だけ。
一突きされるごとに頭の芯まで響いてくる魔的な快感。危険な、しかし例えようのない甘美な刺激に陶酔していく。
296氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:15:30 ID:rQ56s7Ng
「ひぃっ、ひぃっ、ぅああぁっ、っは、ああぅ、んんぁぁぁ!」
絨毯に爪を立て、尻を振りたくり、汗と涎と牝汁を撒き散らし、獣じみた淫声をあげる。
時折背中や尻を打たれるが、そんな痛みも既に快楽にしかならない。
肉芽を抓まれ、乳房を揉まれ、力強い律動を秘部に受け、狂おしいほどの悦楽に溺れる。
「だめ…っ、もっ、あぁ、いくっ、い…っあ、ふぁあああああ!」
ひときわ高い声で叫びを上げ背をピンとのけ反らせラヴェルナは果てしない絶頂へと昇りつめていった。
同時にローンダミスも限界を迎え、その精を妻の中へ放出する。
297氷の魔女の溶ける夜:2005/08/08(月) 07:16:33 ID:rQ56s7Ng
ドロドロに溶けた精神と身体に心地よい疲労を感じながら折り重なって横たわる。
「…すまんな……」
行為の後、そう言ってローンダミスが謝るのはいつものことだ。
労るように身体を撫でる夫の手が気持ちよく、そのまま睡魔の誘いに身を任せていく。
明日からは、国務に追われることになる。
だからこそ、今、この身体を満たす充足感を大切にしたい。
寝室へ運ぶために逞しい腕が自分を抱き上げる。
その感触を最後にラヴェルナは深い眠りに落ちていった。

298マトック:2005/08/08(月) 07:19:08 ID:rQ56s7Ng
以上です。
長々と失礼しました。
感想、批評などいただければ有り難いです。
299名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 07:41:10 ID:a37jFn1B
そんな事いわれたって……
GJとしか言えないよ!
300名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 09:10:25 ID:otni7/3A
GJ!

ですが、網目模様はどこでついたんでしょう???
301名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 10:13:43 ID:wOpE50n7
つ[引っ掻き傷(両手分)]
302名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 11:29:54 ID:VfHjnQM4
>>276
ヒースは恐しさで「魔術師ギルド乗っ取り計画」の変更を考えたり、エキューは「短耳怖い。やはり長耳」とか思ったんでしょうか?

…それはそれとして、面白かったです。
303名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 19:00:20 ID:4dnC4xaa
GJ!
ロンダミがテクニシャンwすぎてワロタ

>300
きっとラヴェルナの方が早く目覚めたんだよ。
で、となりでぐーすか平和に寝てるロンダミをみて
「夕べはなんか流されちゃったけど、元はといえばこいつが…キィィィーーーーー!!」
バチーーーッ
みたいな。
304名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 19:25:17 ID:TgyNE+2g
>303
翌朝、ぐーすか平和に寝てるローンダミスを見て
また身体が熱くなったラヴェルナが愛撫している間にローンダミス起床、
「昨夜の罰か?なら…もっとしてくれ」
と言うと、ラヴェルナは事に及びながら顔にツウッと。
…それでますます興奮するローンダミスだったらそれこそMか。
305名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:42:47 ID:kbF93l9l
GJだな276 次は神と呼ばれるよう更に精進してくれい!
306名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:47:09 ID:V+PKT6Ux
GJ!

いや、ホントにへっぽこ9漢の惨事は怪我の功名になったな。
ドジっ子魔女とロンダミの兄貴に対してマッハで親近感湧いたし。
307300:2005/08/09(火) 09:27:53 ID:uP/0f6u9
300っす
303の説がぴったりフィットするですよ。
308名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 09:55:44 ID:jSfZjv1G
>>276
スルー→乙→GJ→神→ネ申
の五段階なら“乙”かな。
夫婦カプ、萌え成分スクネなあたりが減点対象。あと、文章がブツ斬りっぽくなってるところとか。
やる気は買うからガンガってちょうだい。
309名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 10:32:05 ID:ceH6mgjS
>>308
夫婦カプ好きな漏れに対する挑戦か。
それはともかくGJ!
しかしバカップル描写で雌〜はちと。
310名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 11:12:17 ID:TCskbAX7
ロ×ラを見て

夫婦になってこなれた逆ロンダミ×らべるなの
ヒース×イリーナを
見てみたくなった
311名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 13:19:29 ID:kiqAoqwh
夫婦モノになっちゃうと、萌えポイント。
イリーナの『ヒース兄さん』の呼び方呼びかけが無くなって別モノになりそうな悪寒。
312名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 14:14:07 ID:LIFjUyg/
>311
分かってない。お前は何も分かっていない。
夫婦になっても呼びかけは「ヒース兄さん」。これ最強萌え
313名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 14:29:22 ID:X/XO5t2X
>312
狂おしく同意。
普段や人前では『あなた』、二人っきりの時や夜は『ヒース兄さん』だと
個人的には更に萌えで倍率ドン。
314名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 14:49:03 ID:kiqAoqwh
>>312-313 …ソウダッタノカ… orz
でもなんかw
315名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 15:27:24 ID:jSfZjv1G
「ご飯の用意、できましたよ。ヒース兄さん」
「ああ、分かった。それとな、いい加減ヒース“兄さん”は、やめれ。……一応、その…夫婦なわけだしな」
「そうですね、ごめんなさいヒース兄さ…、あっ……」
「まぁ、ぼちぼちでいいさ」

とかは、どーよ?
316名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 15:32:14 ID:qfF9WQmd
無実の罪でロマールの盗賊ギルドに捕まり、
取調べと称して背中どころか全身の毛の長さを
余す所なく計られるへっぽこーずのSSはまだですかー。
317名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 16:09:03 ID:QeA1/IIR
>316
クレスポどん、そっただことしたらだめだべ
女の子にはやさしぐ接してやんねぇど

と、マロウにやさしく触れられるイリーナのSSまだだべか?
318名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 16:40:58 ID:1rO4xyFA
>>315
なんでたった4行の文章に絶妙な萌えを埋め込めるのだ?(笑)

319名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 18:19:50 ID:TCskbAX7
>315 GJ!

しかしイリーナの料理って
どすんっ
ヒース「いりーなサン、コレハナンデスカ?」
イリーナ「ヒースにいさ…、スタミナのつくガーリックステーキにしてみました。調理も簡単だからってマウナに教わって来ました。」
ヒース「半分こじゃ少ないだろうから、多めにやるな」
イリーナ「ありがとうございま…ありがとう、ヒースにい…さん。相変わらず優しいですね」
ヒース「そ、そんなんじゃねーよ」(ぽりぽり)
(単純に喰い切れないんだよステーキ一キロ。っていうか塊のまま焼いてどうするんだよ)

みたいな(ガクブル)
320名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 18:57:54 ID:gM+5qE/B
イリーナのエプロン姿って想像できんな〜・・・
ヒースは妙に似合いそうだがw
321名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 19:22:08 ID:2UtPUm78
そういやソードワールドのキャラをネタにした同人は今度の夏コミでどのくらいでるんだろ
322名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 19:34:36 ID:UUrQ2HYR
>>320
ヒースのほうが家事は得意そうな気がする。
なんとなくだけど。

それよりも、イリーナが家事をすると…
料理:豪快な料理(それこそ>319のように肉の塊を焼くとか)しか作れない
洗濯:力任せに洗濯、シャツがぼろぼろ
掃除:モップが折れる、勢いあまって床を突き破る

それでも可愛いならOK、なのか…。
323名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 19:38:46 ID:JSNPMImS
イリーナ「おかえりなさい、ヒース兄さん。今日こそ私がご飯の用意しますね」
ヒース「いや待て、イリーナ。メシの用意はいつもどおり俺がする」
イリーナ「でも・・・私、ヒース兄さんの・・・その、奥さんなんですよ?たまには料理くらい・・・」
ヒース「お前の料理する姿は見てて危なっかしいんだよ。
     なんだかまな板を材料ごとたたっきってシチューの具にしてしまいそうで。
     まあ、そんな芸当ができるヤツなんざ、アレクラスト中探してもお前くらいの・・・
     ・・・その、いりーなサン、必要筋力24の包丁を俺に向けるのはヤメテクレませんカ?」
イリーナ「ヒース兄さんひどいです!・・・たまには私だって手料理くらい食べてもらいたいのに(ボソ」


ちなみに、まな板をシチューの具にできる人はアレクラストにもう一人だけいます。
324名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 19:43:32 ID:TCskbAX7
そこで

イリーナ「ベットの上くらい、私に家事?させてくださいね、ヒース兄さん」

ですよ!
325名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 19:45:19 ID:gM+5qE/B
イリーナだって家事は得意ですよ。
部屋の模様替えとか。
326名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 20:23:41 ID:Q/mVvbJF
イリーナだって家事は得意ですよ。
まき割りとか。
部屋の後片付け(全て外に叩き出す)とか。

コミック参照
327名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 20:58:04 ID:UUrQ2HYR
>323
確かスチャラカのバーナス一座の怪力男だったっけ(筋力24)?
大男の作ったシチュー、か…。

ケッチャの1ゾロシチューといい勝負かも。

炊事洗濯はやっぱり器用度が関係するのか?
コミックでイリーナはじゃがいもの皮むきド下手だったし。

んで夜の家事は+生命力がウワナニスルンダヤメry
328名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 21:04:23 ID:jSfZjv1G
夜の家事に生命力が影響するならヒースとイリーナの相性は、あんまりよくないな。
So Lowなヒース……w
329名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 21:07:50 ID:X/XO5t2X
>328
そこでマウナ直伝、スタミナのつくメニューの出番ですよ。
つ ガーリックステーキ1キログラム(塊のまま>319)
330名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 21:16:37 ID:20q7K9fC
筋力24はデュダシリーズにもいます…いたっけ?
331名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 21:19:52 ID:20q7K9fC
>>328
そこでヒースがなぜ生命力を11(+1)→12(+2)にしたか考えるんだ
つまり本編で二人はすでにy
332名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 21:20:38 ID:LvyG4qL4
ラーンの事だよね?>まな板シチュー
333名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 21:28:16 ID:E6LUoZ1f
>>308=>>315
他人のssに萌えが足りないとか言うだけは有るな
GJだったよ
334名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 21:34:53 ID:gM+5qE/B
>>328
イリーナが回復させます。
どーやってってそりゃ(ry
335名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 21:44:07 ID:UUrQ2HYR
>>332
ごめん、そうだった。>まな板シチュー

筋力24ばっかり(イリーナはもう25だが)気にしちゃってターヨ…。
ヒースを回復させるにはもちろん追加ダメージ10点の黄金の指を彼のおしry
336名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 22:14:27 ID:s2uwug6Q
アッー!
337名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 22:42:10 ID:4smPvU4R
ヒース「スミマセンいりーなサン、モウ勘弁シテ下サイ。ヒョハァァ〜」

てな感じだろうか。

つーか>>323 の必要筋力24の包丁が気になる・・・
338名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 23:03:44 ID:kiqAoqwh
イリーナは裸エプロンとか男物シャツ一枚とか似合いそうな、
(見た目と性格だけは)可愛い新妻になれそうだ。
無理矢理させて嫌がられたら、楽勝で婿が死ねるけどな。

ともかく【ヒース×イリーナ 新婚編】×3部作 それぞれにGJ!&ワロタw
339名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 23:33:00 ID:Pg0AZUa+
イリーナの得意料理ベスト3

1位  マッシュポテト
2位  手打ちうどん(きしめん限定)
3位  ハンバーグ


「…まぁ、1位はすぐにわかる。ふかして潰すだけだからな。お前の得意分野だ」
「えっへん!(いばり)」
「…2位のうどんはなぜきしめん限定なんだ?」
「生地を打つのは得意なんですが、細く切るのが難しくて…」
「…3位のハンバーグというのが意外だな。なかなか家庭的でいいじゃないか」
「まかせてください!ミンチにするのは得意ですから!」
「…いりーなサン、ソノぐれーとそーどデ肉ヲみんちニスルンデスカ…」
「あとタルタルステーキも得意です!」
340名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 23:54:06 ID:jP62I94B
イリーナが男物Yシャツ一枚で…やば、かなりツボだ。

「あの〜?兄さん?この格好すごく恥ずかしいんですけど」
「…『兄さん』っていつまでも治らないから、罰ゲームだ
今日は一日そのままでいろ」
んで、あまあまにちょいキチークなエロに…
3412号店-795:2005/08/10(水) 00:07:08 ID:44jiSmv8
皆様の新婚編えとせとらに萌え転がりつつ、『結婚式狂想曲』の続き。
今回でラストまで。 15レス程失礼します。

再びイリーナの肌を撫で回す。
いつの間にかじっとりと汗ばむ彼の身体と、自分の身体。
手の平に触れる肌は、先ほどまでとは明らかに違う。
さらさらと言うより、しっとりとしていて、吸い付くようだ。
彼女から返ってくる反応は、さっきとはまったく違う。
アレだけくすぐったがって笑っていたのに、今は軽い呼吸を繰り返すばかり。
「お、くすぐったくないのか?」
「う、うん。ぁ、その、くすぐったいとも、ちょっと、ちがうの……」
「なら、なんだ?」
「…わかんない。で、でも、兄さんの手とかキスとか、すっごくあったかくて、イイ……の」
新しい場所に触れるたびにさまざまな反応が返ってくる。
「うむ、それは男冥利に尽きると言うものだ」
「くぅ……っ」
好奇心・探究心の導くままに手を動かす。わき腹を通って太腿。外側に内側。
そして大事な部分は、後のお楽しみ。
動かせば動かすほど、皮膚の下に隠された筋肉の流れがよく分かる。
でもそれ以上に、男である自分には存在しない、感触に夢中になった。
鍛えられた身体は、どこを触っても固いくせに、弾むような柔らかさも持っているという矛盾。
でもヒースの中では、
『規格外な腕力でも見た目は子供っぽいしまあ一応女であるわけだからそうなのかもしれないな〜』
と言う微妙かつどこか無理矢理な理由で、あっさりと棚に上げられていた。
(あ、そういや、まだあそこを触ってないな。えっと、触りやすい体勢は…)
ふと思いついて、頭を抱え込まれたままゆっくりと横へと力をかける。
(こうだな。うむ。俺様ナイスアイデア)
「―――え?」
ぽてんっと、二人そろって横向きに転がった。
先ほどは触れなかった背後へ両手を回す。
きゅっと締まって持ち上がったお尻へと手を置いた。
「すげ。胸とはまた違うんだな。ちょっと固めで……なんだか熟れる直前の果物みたいだな」
「どーゆー、例え、ですか。それは……」
そのままゆっくり手全体を使って肉を揉む。
一本一本の指に力を出し入れし、手首を返してリズムよく動かす。
ため息とも嬌声ともつかない声が漏れはじめた。
「あ、ぅ……」
妹分の腕は、再び頭をしっかりと抱え込む。
肌へ絶え間なく与えられる口付けを逃すまいと、身をよじっていた。
3422号店-795:2005/08/10(水) 00:08:21 ID:44jiSmv8
片手をお尻から首筋へと伸ばす。
「きゃ!」
中指と人差し指をそろえて軽く触れると、するりと背筋をなでおろした。
指先はウエストを通り過ぎ、その更に下、お尻の割れ目の部分にもぐりこもうとする。
そのとたん、彼女の背が急に強張り、体に力が入った。
明らかに狼狽し、兄貴分の頭を抱え込んでいた両手を離す。
「え、嘘。やだ、ヤダ! まだ心の……」
あせった調子でそう叫んで、反射的に逃げ出そうとする。
ヒースはそれを逃すまいと、身を起こして組み敷き、妹分の両手首を掴んでシーツに押し付ける。
少しだけ距離を離して、真下の妹分の顔を覗き込んだ。
「……どうする? これ以上先は、戻れないぞ。止めるなら、今だ。今なら、なんとかする」
「ぁ……」
二人でじっと見つめあう。
やがて、イリーナがこくりと小さくうなずいて、強張っていた体から力が抜けるのがわかった。
「悪かった。手首、痛かっただろ」
膝の間から手をすべりこませ、下着に覆われた秘所に、初めて触れる。
「あ、そこ――でも、でも……」
布地越しに軽くなでると、妹分は顔を両手で覆い、泣きそうな声を出した。
指を離し、再び顔を覗き込む。
「ごめんなさい、ごめんなさい。私、大丈夫だから……。もっと、ください」
「ああ」
イリーナを覆う、最後の布に手をかける。
一度だけその体が跳ねたが、すっと腰が持ち上がった。
するりと降ろし、両足を布地が通りぬける。
その間もわずかに体は震え続け――自分も、イリーナも――体の熱さは更に増していった。
力が抜け切っている足をわずかに広げ、彼女の足を挟みこむように、移動する。
そしてこれからの刺激に不安そうな顔に、何度も何度も軽いキスをする。
表情が緩み、浅い呼吸が繰り返されているのを確認すると、右手を彼女の足の付け根へ伸ばした。
とんっと叩くとぺたりと指先に何かが触れ、湿った水音がわずかに聞こえる。
そのまま、何回も何回も軽く叩いた。
鈍い水音は、ほんの少しづつではあるが、大きくなる。
時折するっと筋に指を走らせると、鼻かかった声がもれて首をゆるく振る。
「あうう……ん」
下半身をまさぐるヒースの腕に、イリーナの手が添えられたが、特に静止しようとはしていない。
されるがままに、なっていた。
固く閉じていたスリットが、緩やかに開いてくる。
その間をかきわけ、ほぐすように回し続けると彼女の息は荒くなり、ぴくぴくと体を震わせる。
それにあわせてヒースの下半身には血が回り、心臓も心も何もかもが激しく飛び跳ねる。
「ちょっと、痛いかも知れないぞ」
「え?」
イリーナの中への入り口を探り出し、スリットを人差し指と薬指で広げ、中指を差し込んだ。
「……っっっ!」
初めて体験する異物にその体が反応し、排除しようと力がはいる。
ソレにかまわず、ゆっくりと回すと、更に強く締め付けられる。
さすがに、指が痛い。
「ちっとは力を抜け。そうしないと……お前が、辛いぞ?」
「そんな、こと、言ったって〜! 体が、勝手に………」
本当に辛いのか、ぼろぼろと涙をこぼしている。
必死で深呼吸を繰り返して、固くなる体から力を抜こうとしていた。
呼吸のたびに、締め付ける力は変わる。
弱くなるタイミングにあわせて指を回すうちに、少しずつ余裕が出てきた。
3432号店-795:2005/08/10(水) 00:09:44 ID:44jiSmv8
「どうだ? こっちは少し楽になったが……お前は?」
「ひゃ…ぁ……。もう平気、で、す。兄さんの指、すごい、刺激で……くらくら、してきます」
「ならよかった」
問いかけの間も、動かし続け、イリーナが反応するところを探り続ける。
そして十分に指が動くようになったのを感じると、するりと抜き取った。
「――んぅ!」
持ち上げた手にはぬるりとした、汗や水とは明らかに違う液体がついている。
「ほぅ。こんな感じになるんだな」
「に〜い〜さ〜ん〜」
「性的刺激等を受けると、防衛本能もかねて濡れるのは知っていたが……」
「……恥ずかしいですよぉ…なんでそんな事…」
擦り合わせるとわずかに糸を引くそれを見て、きゅっと笑った。
「そこは、ほれ、あれだ。純粋な好奇心及び学術的興味。伝聞や本は、実地とは別物ってやつ」
「うぅ〜。だからって、そのぅ。……言わなくても、んく、……いいじゃ、ないですか〜」
花へ指を添え、今度は人差し指にもイリーナの蜜を絡める。
「ん? お前の反応楽しいし。―――俺にとっては」
高揚した神経そのままにさわやかに言い放ち、そっと挿入した。
今度は中指と人差し指の二本が、思っていたよりは簡単に、入り込む。
妹分から、ちょっと苦しそうな声が漏れていたことは、あえて聞こえなかった振りをした。
再び押し広げるようにまわす。
動かせば動かすほどに、締め付ける力に余裕ができる。
その代わり指に壁は自在にまとわり付き、伝う蜜はさらに多くなり、
空気と混じる音が耳に入るようになった。
「ヒース、ぁぅ…兄さんの、バカ〜……ん…お返し、です」
規格外の腕力で顎をつかまれる。
慌てて逃げの言葉を言おうとしたところで、はぷっと唇に吸い付かれた。
「んん゛〜!」
言いかけた言葉は喉の奥へと逆流し、不明瞭な呻き声となって響いた。
攻める指とは対照的に、口付けはイリーナに翻弄される。
口腔内に入ってきた舌は、ヒースの中を調べつくそうと、無茶苦茶縦横無尽に動き回る。
柔らかくざらつく舌で絡めて噛まれ、吸われて遊ばれる。
ふにりと弾む唇が擦られ吸われ、噛まれて弄られる。
流れる唾液が彼女の喉をふさぎ、無意識の内に飲み下す音がする。
収まりきれない唾液は混じり、可憐な唇の端から零れ落ちた。
キスに負けじと、二本の指の動きを変える。
それまでは中でゆっくりとまわしていたのを、浅い位置で出し入れする。
イリーナの喉の奥から、音が響いた。顔にかかる息も、速さを増す。
ぴくぴくと小さく跳ねて、その度に胸が胸板にあたり、固くなった乳首が皮膚を刺激する。
中もそれにあわせて絡み付いてきた。
3442号店-795:2005/08/10(水) 00:11:29 ID:44jiSmv8
繰り返すうちに少しだけ指が疲れてきたので、親指をスリットの先端へ添える。
指の腹にこりっとした感触を感じたとたん、彼女の体が大きく跳ねた。
「ぷぁっっ! そこ、っつぁぁ!!」
唇が離れ、それまでと比べたらはるかに大きい嬌声が漏れた。
足先がぴんと伸び、やがて弛緩する。
ぱたりと両足がシーツの上に投げ出された。
呼吸は激しく、両胸が大きく上下している。
固く閉じた瞳からは涙がこぼれ、顔は真っ赤だ。
「今のは……イッた、のか?」
「ぁ、はぁ、はぁ…たぶん、そう、だと………。んぁ、びりっと、したぁ…」
わずかに開いた両目の輝きは鈍くて、いまだはじめての余韻にひたっているのが分かる。
そしてふわりと柔らかい笑顔を浮かべて、ヒースの額へ手を当てた。
その表情に言い表せない愛しさと、獣じみた衝動が浮かび上がってくる。
突き動かされるように、そのくせじりじりと身体を移動させ、足の間へと入り込んだ。
膝に手を添えて左右へ広げる。あると思っていた抵抗はなかった。
むしろ、イリーナのほうから受け入れるように、わずかに両足が広がる。
生まれて初めて女としての部分を視界に入れた。
「う…ぁ」
――思わず出たのは、ため息。
そこは、まるで別の生き物のように息づき、誘っていた。
思わず無言でみつめてしまう。
「やぁ…あんまり、その……」
羞恥に満ちたイリ−ナの声が遠く、はっきりと届かない。
ごくりと、音がした。
それが自らが生唾を飲み込んだ音だと認識するまでのタイムラグ。
これからどうするか。そして自分がどうするべきか、どうしたいか。
とっくに分かっているのに、身体が動かない。
「あの、兄さん」
停滞していた思考が、呼びかけで断ち切られた。
「……怖じ気づいてる訳じゃ、ないですよね?」
「お前ナ……あー、ココまできたらもう『やめる』という選択肢は存在しない!」
「なら、来てください。…女のほうに、これ以上、誘わす気ですか?」
挑発とも取れる言葉とは裏腹に、その身体は軽く震えている。
鈍いイリーナにも、初めてのときは痛いという知識はあるからだろう。
だから、その誘いは精一杯の強がりだ。
それが分かったから、ため息を一つついた後は、もうそれ以上何も言わない。
さすがに妹分にこれ以上言わせてしまうのは、兄貴分としても男としても沽券にかかわる。
十分に準備の整った自分のモノを軽く握ると、あまりの熱さと固さに、自分のモノながら驚く。
そして同じく準備の整っている(と思える)彼女の入り口へ押し当てた。
3452号店-795:2005/08/10(水) 00:12:31 ID:44jiSmv8
ぐっと入り込もうとするが、緊張のせいで互いの身体は強張り、何回か滑ってしまう。
その度小さく身体が振動し、二人そろってなんともいえないため息を漏らしてしまう。
結果、更に彼女のスリットは潤み、自身のモノにも蜜がまとわりついて、灯りの下で艶めかしく輝いた。
やっと先端が中へと入り込む。
さすがに何回目かは、焦りが強すぎてよく覚えていないし、情けないから覚えていたくもない。
「「あ……」」
思わずつぶやいた声が重なった。
「やっと、か」
「……ちょっと、痛い……」
彼女は眉根を寄せて、しかめっ面をしている。
どんなに戦いで傷ついていることが多いとはいっても、やはり胎内の痛みとは種類も心構えも違うのだろう。
「たぶん、もっと痛いぞ。イインダナ?」
「いいです。でも、あんまり痛くはしないで……って、そんなの無理ですよね。なら、こう一気に」
「お前さんのほうが豪快だな……。ほれ、深呼吸」
そう言うと、妹分は大きく息を吸って、吐いて、吸ってを繰り返す。
その度に締め付けは少し強く、わずかに弱く、少し強くを繰り返す。
何回目かに息を吐くタイミングを見計らって、体重をかけて腰を押し込み小柄な体を引き寄せた。
ずるりとモノが埋まって行く。
「い! ぃた……たたた!」
明らかな苦痛の声が漏れているが、先ほど彼女が言った言葉を尊重し、動きを止めることはしない。
一気に、真っ直ぐに奥へと進んでいく。
湿った音を立てて、妹分の中を押し進んでいく。
痛いのはイリーナのはずなのに。
なぜか自分も快感よりも痛みの方を強く感じている。
夢中で押し込むうちに、彼女の方に限界がきた。
「ん……ふ、ぅぅぅぅ―――」
長いため息が、弾む唇から漏れ、ヒースの頬をくすぐった。
緊張と痛みで強張っていた身体から力が抜け、締め付ける内も少しだけ緩む。
(俺のが、イリーナの中に入ってる? ……実際になってみると、変な、感じだ)
自分の意志で入れたはずなのに、まず浮かんできたのはそんな思いだった。
未知の刺激にどうしようもなく興奮している身体と、それとは裏腹の冷静な思考が遊離している。
「ヒース兄さん」
声が、かかった。
自分の下にいる、自分が抱いている、自分とつながっている妹分が、わずかに笑っていた。
口元は微笑を形取り、潤む瞳には嬉しそうな光が宿っている。
右手が、指先が、頬に触れた。
「ありがとう……でも、ごめんなさい」
小さくつぶやかれた一言は、余りに以外で、遊離は更に激しくなる。
返答がない事を気にしていないのか、言葉は続く。
左手も頬にふれ、緩やかに撫でられる。
「兄さんと比べたら、私、いつまでたっても子供のままで――」
言葉に合わせて、目じりのナミダがぽろぽろと落ちていく。
両手の指先が耳元を通り、髪をすく。
わずかな仕草に隠し切れない色気を見てしまう。
動悸は激しくなり、身体には更に熱がこもる。
それは冷たく離れていた思考を、身体の中へと引きずり戻す。
「これからお前は、もっともっと、大人になる。してやる。俺が、して、やる」
そして気がついた時には、そんなことを口走っていた。
3462号店-795:2005/08/10(水) 00:13:56 ID:44jiSmv8
ゆっくりと小刻みに、身体を動かしはじめる。
漣のように襲ってくる刺激を必死で耐えながら、彼女の肩と腰に腕を回す。
答えるように、首に回っていたイリーナの腕に力が入る。
自分よりはるかに細いはずのその腕が身体に食い込んだ。
そして遠慮なく締め付ける、何人たりとも受け入れたことのなかった、純潔を奪ったばかりの彼女のなか。
それらに神経は痛みを訴える。
でも、そんな事――場合によっては生死にかかわるかも知れないのに――どうでもよかった。
動きは自然に大きくなる。刺激は快感へと変化する。
強く、彼女の身体を抱きしめる。
張り付く肌は熱くて淫靡。
聞こえる音は妖しく混色。
二人で固く、抱きしめあって……とにかく必死だった。
ひたすらに荒くなる呼吸に、正常な思考は溶け込んでゆく。
代わりに表へ出るのは、荒々しいまでの本能。
知識ばかりが肥大した稚拙な技術も。
僅かばかりの気遣いも。
互いを喜ばせることも。
全てを忘れて身体を叩きつけた。
ほつれた長い髪が肌をすり、浮かんだ汗は身体をすべり。
その自らの感触すら、動きを更に加速する要因にしかならない。
妹分の身体にしたたる汗は、彼女の汗と涙に混じる。
それはまるでつながっている自分たちのようだと片隅で思う。
「うぁ……ぁぁ……」
彼女から漏れる、苦しそうな吐息。歯を食いしばり、瞳は固く閉じて雫が流れる。
それを少しだけ申し訳ないと思いながらも、貪る動きは激しくなる。
その分強い快感で意識は混濁し、感覚全てが麻痺しそうな錯覚に陥っていく。
じゃれあいとしか言いようのなかった前儀が、嘘のようだ。
あれだけ二人で、何時もの調子で会話を交わしていたのに。
つい先ほどまで、義兄と義妹で幼馴染みだったはずなのに。
今部屋の中に響いているのは、呻き声と苦しい呼吸音。
つながる湿度の高い音に、叩きつける乾いた音。
スプリングがきしむ激しい音。それらに少しだけ混じる、互いの名前。
それらを創るのは、男と女の、動物としての儀式。


――――泣きそうだった。
なぜなのかはワカラナイ。ただ、泣きそうだった。
「ン……ふぅ……い、リーナ、リーナ。イリーナ……」
口付けを繰り返す。深く、軽く、浅く、強く。
その度に動く顔。たつ時と共に彷徨う表情。
「ひーす、にい…。ふぁ…く…ぁああん――にいさ、ん。ひー……」
苦痛の中に甘さが混じる。ほんの少しだけ。
その音は耳朶をくすぐり、揺らぐ視界は更に小さくなる。
栗色の瞳の中に、うつる顔。陶然とした、虚ろな自分の顔。
灰青の瞳の中で、みえる顔。恍惚とした、愉悦の女性の顔。
求める体に受け取る体。
自分は細い首筋に口付けを落とし舌を這わせ、手で栗色の髪をかき回す。
妹分の手は象牙色の髪を荒々しく梳り、指先に細い滝が絡まっていった。
3472号店-795:2005/08/10(水) 00:14:57 ID:44jiSmv8
理性なんて、どこか遠くへ。
いつの間にか、二人が奏でているはずの音は、全て消えていた。
残っているのは、熱い、体の感覚のみ。
視界もゆらぎまわって正確な焦点を結ばない。
互いの体に回る腕とつながる部分が、大切な現実との接点だった。
余りに唐突に、ヒースの頭頂から足先、背筋からモノの先端までを寒気が襲う。
自分でする時にも感じることがあるが、今回のは明らかに強さが違った。
痛みにも近い快感が思考を直撃し、それに慣れていない体はあっさり臨界を越えてしまう。
反射的に小柄な体を引き寄せ、更に固く抱きしめる。
イリーナの奥深くに体を叩きつけると、衝動のままに全てを解放した。
「く……ぅぅ、ぐ……っ!」
断続的に体が震える。
「あ、は……ん、はぁ…―――あ…」
そして体に回した腕を経由して、イリーナの身体も震えているのを感じ取る。
自らの振動から少しだけ遅れるそれが、とてつもなく愛しくて、満たされる。
しばらく続いた震えの後。
ふわりと、互いの腕にこもっていた力が緩んだ。
世界に音がもどる。視界がもどる。―――現実が、もどってくる。
激しい呼吸。つながったままの、体。涙でぐちゃぐちゃな、妹分の顔。
こめかみから唇を通って落ちた汗が、イリーナの乾いた唇へ落ちていった。
ずるりと彼女の中からモノを抜き取り、その隣へところがり落ちる。
すぐに抱きついてきた妹分を抱きしめ返し、荒くなったままの呼吸を、ゆっくりと整え始めた。
そして泣きそうになった理由に思い当たる。
……一度は失いかけたから。そして手が届かない場所へと、自分が行ってしまう可能性もあるから。
おそらく、それが唯一つの理由だ。
「……あの、兄さん」
そんなことを考えていたから、隣の妹分からかけられた声に反応するのが遅れた。
再び、かかる声
「ヒース、兄さん」
「何、だ?」
「顔、色っぽい、です」
「え?」
「すごく、おとなっぽい。いいな…」
「お前も、だぞ」
「嘘」
「俺は法螺はふいても嘘はつかん。今のお前は、確かに、大人だな」
「そう言われると、くすぐったいです」
「奇遇だな。俺もだ。だから、言ってくれるな」
短い言葉での会話が途切れる。
そして続くのは、心地よい、沈黙。

3482号店-795:2005/08/10(水) 00:16:24 ID:44jiSmv8



やっと荒かった呼吸が穏やかになってきた。
身体は睦み事の余韻でけだるいが、このままでいるわけにはいかない。
だから、まだ絡みついたままの腕をそっとはずすと、ベッドから抜けだした。
「あ……兄さん……」
名残惜しそうに指先がヒースの腕を伝い、疼きが残る体を刺激するが、それを何とか振り払う。
そしてまだ横たわったままの小柄な身体を毛布に包んで抱き上げた。
部屋のソファへゆっくりとおろすと、額を優しくなでて、栗色の髪を梳る。
にへ、っと情けない顔で妹分が笑い、気持ちよさそうに瞳を閉じた。
しばらくそうやって落ち着かせた後、またベッドの方へもどる。
(実はする前より、した後のほうが気恥ずかしいかもしれんなぁ…)
体の下になっていたバスローブには、白と赤と透明が混じった雫がこびりついている。
そして絡み合った白金と栗色の髪の毛も、ところどころに落ちていた。
(うわはははははは。――証拠隠滅!)
改めて睦み事の痕跡を見てしまうと、心も体も落ち着かない気分になってくる。
だから汚れたバスローブをすぐに外して床に落ちていた服や下着を拾い上げた。
部屋の中や浴室の脱衣所を覗き込み、汚れ物のかごを探して、その中にローブを放り込む。
脱衣所の中に用意されていたタオルや女物の寝巻きを見つけ出すと、イリーナの元へ歩み寄った。
「ほれ」
彼女はじりっと立ち上がると毛布を体から落とす。
差し出された兄貴分の手から、それらを受け取った。
「ありがと……っ」
鈍い痛みが体に響いのか、声色が引きつり、わずかにかがみこむ。
「大丈夫か?」
「大丈夫なわけ、ないです」
タオルを身体に押し当て、ふわふわと汗などをふき取りはじめた。
ふと、その動きが止まる。
自分の仕草を見つめるヒースの視線に気がついたのか、真っ赤になってタオルで前を隠す。
「……なに見てるんですか! 後ろ向いててください!!」
そんなイリーナにため息をついて、言うとおりにぐるりと後ろを向く。
「へーへー。何を今更……。ちょっと前まで隠せって言っても恥じらいの欠片もなかったくせに」
ぼそぼそ小声でつぶや来ながら、自分も身を整える。
「何か、イイマシタ?」
「いーえ、何にも。とっとと着替えろ」
二人分の衣擦れの音が空に舞った。
時折聞こえる、小さい吐息。まだ抱かれた余情から解放されていないのか、その呼吸は艶っぽい。
「……何やってんだ?」
後ろでしていた音が消える。少し遅れてヒースも着替え終わって、ちらりと視線を送った。
3492号店-795:2005/08/10(水) 00:17:18 ID:44jiSmv8
「ま、お前がいいなら、いいや。突っ込まれたらその時……なんだが、すっごく怖い」
「ん〜。マウナとか、バスさんあたりは気がついても、気を使ってくれる、かな?」
「……あの二人に弱みをこれ以上は握られたくないぞ、俺様」
「やっぱり握られてるんですか。何かは聞きません。でも――、予想通りですね」
苦笑いと共に、イリーナがベッドの方へ歩み寄った。
そのまますとんと腰掛け、そばのワゴンにあるティーポットを手に取る。
「……お茶、冷めちゃいました」
睦み事の前のままなカップへ、残っている中身を注ぎ込む。
白い磁器の中に広がる色は、濃い。
「あはは、出すぎちゃってるなあ」
ヒースはベッドの脇に置いたままの椅子に座る。
「ミルクと砂糖、入れれば大丈夫だろ」
あっさり言うと、彼女の返事も待たずにピッチャーのミルクとシュガーポットの砂糖を放り込む。
二つのカップを銀のスプーンでぐるぐるぐるぐるかき混ぜて。
「ほれ」
妹分へと差し出した。
取っ手で指先が自然に触れ合い、それに少しどきりとする。
それを何気ない表情で押さえ込む。
落とさないようさりげない気遣いを加えつつ、イリーナの手の中へ受け渡した。
自分の分を手に取り、ごくりと喉へと流し込む。
予想外に喉が渇いていたのか、続けて一気飲み。濃さも甘さも気にならない。
「くはぁ〜」
親父くさいため息をついて、カップを置く。
勢いをつけすぎたのか、カシャりとカップとソーサーが高く響く音を立てた。
目の前にいる妹分は、カップを両手で包み込み、コクコクと喉を鳴らして飲み見続けている。
しだいに頭が仰け反り、白い喉が見えていた。
そこにある情事の跡は紅くて色っぽい。
「ん……。あ〜、喉渇いてました!」
「俺もだ。……ま、そりゃそうだよな。結構な運動量だ、アレは」
「ですね〜」
「だな」
「「はははははははははは…」」
照れ隠しの乾いた笑いが重なって、低音高音ふたつが唱和する。
「んで、真面目な話、体はどうだ?」
二人同時に笑いを消して、妹分の顔を真顔で覗き込んだ。
3502号店-795:2005/08/10(水) 00:18:32 ID:44jiSmv8
不躾な質問に、イリーナは下腹部に両手を当てて、少しだけ考え込む。
「想像以上に痛かったし、苦しかった」
ゆっくりと動いている両手は、続く痛みを抑えるためなのか。
それとも痛みすら愛しさとなっているのか、それは分からない。
「全然気遣う余裕なかったしな……スマン」
だから、素直に謝罪する。
自分の衝動に負けて無茶をしてしまった自覚があるから、なお更だ。
「でも……」
「ん?」
「でも、嬉しかった。何でだろ。あんなに苦しかったのに、今だって痛いのに…」
「えーっと、何言ってるかわかってます?」
「分かってますよ。……兄さんは、どうでした?」
「聞くかそれを」
「聞きます。聞きたいです」
「――えーっと、そのー……」
「?」
「ちと痛いぐらいきつくて、その〜、よかった、です」
「……―――♪」
「あー、あんまり細かく突っ込んでくれるな。恥ずかしいから」
「……ネエ兄さん、私達って、何なのかな?」
「今日はともかく明日以降は……」
「『何時もの通りだろ』ですか?」
「ああ。あの約束が有効なのは、今日だけだ」
「えっとですね、ちょっと、それじゃ寂しいんです」
「……」
「それに兄さんだけが、よかったなんて、ずるい」
「……あの〜」
「私だって、ね?」
ココまでの言葉が意味する事は明白で、思わず頭を抱え込みそうになる。
哀願のこもった妹分の視線がちょっとだけ痛い。
「つまり、またしてくれということなのかいりーな!!」
「……女にそんな事、言わせる気ですか?」
「いや、既に言ってるに近いと思うが。……お前は、俺をどう見てる?」
「兄さんは、兄さんです。でも同時に、男の人です」
「そっか。俺にとって、イリーナは妹だが――」
「ソウデスカ、ならキョウの……」
言葉が出た瞬間、視線をそらして明らかに落胆した表情で、ぼそぼそとつぶやくのが聞こえた。
真顔で瞳を覗きこむと、柔らかい頬を両手でぷにりと摘み上げ、言葉を止める。
「人の話は最後まで聞きなさい」
「さびごまふぇ?」
「妹だが……女だったんだなぁ、一応」
そう言って、びよんと左右へ伸ばすと、頬を開放した。
3512号店-795:2005/08/10(水) 00:20:17 ID:44jiSmv8
わずかに赤くなった頬を恥ずかしそうになでて、イリーナが首を傾ける。
「微妙な答えですね、それ」
「うーん、答えになってないか?」
「ふふ、大丈夫です。もう二度と『だったんだなぁ』とか『一応』と言わせませんからね!」
「ちょっと気合を入れる方向が違うぞ、それは」
「でも、流石に今日は……つらいんで」
「当たり前だ。そうじゃなきゃ、服はやらん」
「今から脱いだら、します?」
「ショーダン。そんな事いって、脱ぐつもりはないだろ?」
「あ、分かりました?」
「長い付き合いだからな。まだお前のそばにいるのは……何でだろうな? いるのも、イヤか?」
「ん〜ん。むしろ、横にきてください」
「横に?」
イリーナが体をずらし、奥の方へと転がった。
そして腕と手のひらが上下して、ぽむぽむと自分の横のシーツを叩く。
「一緒に寝てください。……ダメですか?」
「懲りてないな、お前さん」
「ええ。懲りてません。兄さんと一緒だと、あったかくて、ふんわりするから、ね?」
「ガキか、お前は」
「さあ、どうでしょう?」
「はいはい。お子様はゆっくりお休みクダサイませ」
上掛けを引き上げ、ばふりとイリーナの顎先まで掛けると、その横へともぐりこんだ。
「兄さん、棒読み」
「恥ずかしくて真顔で言えるか、こんなせりふ」
気恥ずかしさから背を向けようと動く―――前に、イリーナの手が腕を抱え込む。
動揺して止まったところで、彼女の足が的確に足を絡めとった。
もうこうなってしまえば、逃げられない。
あきらめて一つため息をつくと、添えられている小さい手をなでて、瞳を閉じる。
「……こうしてると、子供の頃を思い出します。私がぐずって兄さんのところに入り込むと、
なんだかんだ言いつつ一緒に寝てくれましたよね」
「そうだった気がする。…ていうか、そうしないとお前さんは全力で泣き出すしな〜。
……でもどっちにしても、次の日親父さんとクリスさんに締め上げられて、俺様超辛かったんだぞ〜」
おとりでの緊張と、初めての疲れと。今まですっかり忘れていたものが、体を侵蝕してくる。
「あら? そうだったんですか。知らなかった」
ゆっくりと思考が停滞し、喋るテンポも間延びしてくる。
「知らないのは幸せだ。――なあ、後悔、してるか?」
だから、妹分に問いかける口調はゆっくりで、声も小さい。
「何でそんな事聞くんですか。後悔してたら、とっくの昔に追い出してます」
「それも、そう、だな」
最後に答えた声は途切れ途切れで、手足に絡むイリーナの暖かさに、弛緩する。
「うん。おやすみなさい」
その音を最後に、意識はすとんと眠りの中へと落ちていった。


3522号店-795:2005/08/10(水) 00:21:42 ID:44jiSmv8

数日後――

依頼は終了し、また其々の生活にもどっている。
あの後、官憲が捕虜にした襲撃者からさかのぼって首謀者まで暴いていた。
何時もの事ながら、終わってみればあっけない。
元凶は―――――『げに恐ろしきは嫉妬に狂った恋心』と言う所か。
嫉妬心からファラリス神の手引きをすれば、如何に家柄がよかったとしても、どうしようもないものだ。


まあそんなわけで、何時もの仲間で、小鳩亭の一室に集まっている。
「はい、お待たせ〜。報酬の山分けよ!!」
弾みまくったマウナの声が、部屋に響く。
その顔は生き生きし、瞳はきらきらと輝いていた。
「相変わらずだね〜」
「と・う・ぜ・ん!」
「こういう所はいつまでたっても変わらんのう…。それだけ赤貧状態が辛かったのだろうが…」
はしゃぐマウナに呆れた視線を送りながら、バスとノリスが手早く金貨や宝石を分け始めた。
「こらクソガキ! 手の中に何を隠そうとした!!」
「え〜、何にもしてないよ! いくらボクだってそんな事したら速攻で撃沈されるも〜ん」
「当然。着服しようとしたら、【戦乙女の槍】をぶち込むから。マウナさんの変わりにね」
「大丈夫ですぞ。ワタクシが見ておりますゆえ。ああ、もちろん挑戦してくださってもかまいません。
その時は一連の顛末を歌とするだけですからな」
「……黒いな。やっぱり。知れば知るほど底知れんぞ、このドワーフ」
「実は一番物騒なの、バスさんかもですね」

―――そんなちょいと物騒な会話をしながら、七等分の山が出来た。
其々が手元へ引き寄せ確認を始める。
しばし無言で音が響き、やがて終わった。
「やっぱり数えがいがありますね〜」
嬉しそうに声をあげるイリーナとは裏腹に、ヒースの方はしかめっ面だ。
そして、もう一度最初から数え始める。
「ん? 兄さん?」
それも終わる。イリーナを除いた五人は、何故か楽しそうにその光景を見つめていた。
「…おい」
「なにかしら」
「確か追加報酬も出たんだろ?」
「ええ、出たわよ」
険しい顔を向けるヒースに、マウナはさも当然とばかりにさらりと言い返す。
「なら、どうしてなんだ。初めに提示されてた金額よりも……」
「はい、そこまで」
「エキュー!」
身を乗り出しかけたヒースを、隣に座っていたエキューが手で制す。
「マウナさん、ガルガドさん」
「む」
呼びかけられた二人が、懐から小箱を取り出す。
それを、ヒースとイリーナの前に置いた。
「コレが、追加報酬分……だ」
「まず中を確認して。……いろんなことは、確認後に言うから」
ヒースは猜疑の視線を皆にむけ、イリーナは純粋に不思議そうに小箱を手に取る。
慎重に中を開け、更に入っていた――宝飾品を入れる――ケースを開けた。
そのとたん、二人の顔が微妙にゆがむ。
ヒースは焦りで、イリーナは照れで。
3532号店-795:2005/08/10(水) 00:23:26 ID:44jiSmv8
「はい、見ての通りよ♪」
「僕達にハーフェン導師、そして依頼主からの祝い品」
「二人は囮になったからの。合計金額はみんなより多いはずだ。後で計算してみろ」
「ま、意味は分かるよね〜。だから現金が少し減ってるんだ〜」
「お二人とも、後で色々お聞かせクダサイ。どういう展開で、こうなったか楽しみですぞ」
周りで口々に喋る仲間の言葉なんて上の空。
二人は手元のケースに納まるものに固まっている。
瞳に映っているのは、其々に見覚えのある指輪。
やがて、ぎぎぎと音を立てそうな動きで、ヒースの首が上がった。
そして、叫ぶ。
「―――おーのー! 言いふらしやがったな、マウナ!!」
「うぅ……恥ずかしい、恥ずかしいよう……」
反対にイリーナはへなへなとテーブルへ突っ伏す。
「言いふらしてないってば。言・い・ふ・ら・し・て・は。私は予想ついてたし、
みんなも自力で気がついてたもの。気がついた上で『情報交換』はしたけどね」
「くそ、やられた! 確かに『言いふらしては』いないぞーーー!」
「気を使うとか、使わないとか、そういう以前の問題でしたか……ふふふふふふ」
そう虚ろな視線と口調で、膝を抱えてうずくまってしまう。
「ま、発破かけたの僕だしね。朝食の時、二人とも変だったから『あー、そうなんだ〜』と」
何かを多分に含んだ笑顔で、エキューが笑う。
「それに夜にボクとバスで行ったのに、ぜ〜んぜん部屋にもどって来ないんだもん。
どれだけ待ちぼうけしたか、わかる?」
「さすがに半信半疑でしたが。そうだったらいい唄のネタが出来たと…」
ノリスがにやにやと笑いながら背中を叩くのもそのままに、ヒースは頭を抱え込んでしまう。
「やっぱり夜には部屋にもどるべきだったか」
「ワシは……夜の内にそれを聞いて朝一番に行ってみたが、お前さんはまだもどって来ていなかった」
「……おやっさん、朝、早いのナ。俺様、一応朝早くにモドッタンダゾ」
「ねえ、私、エキューが言うとおり……変、でした?」
ぼそぼそとつぶやいて、やっとイリーナが頭をあげる。その顔は真っ赤で、涙ぐんでいた。
「うん。ものすごく。自覚はなかったでしょうけどね。後は……辛そうだったから、かな…」
「あう〜〜」
のの字を描いて机を削りはじめたイリーナの手を止めようと、マウナが手をそっと添える。
「イリーナ、備品は壊さないでちょうだい。現金から差っぴくわよ」
「ひどい、マウナ、ひどいよう〜」
「それはそれ。これはこれ」
「……さすがですね、マウナさん」
「あーー、もう!!」
唐突に、ヒースが椅子を蹴り上げて立ち上がった。
「知らん、もう知らん! 俺とイリーナは、どうなろうとただの幼馴染みだ!!」
その叫びを聞いて、イリーナの目に生気が戻り……どころかそれを通り越して烈火の怒りの炎を燃やす。
そしてがきりと兄貴分の首を掴み上げた。
「ちょっと、兄さん。本気ですか! 本気なんですかー!! じゃあ私は、私はーーー!」
「うごご…やべろ、シぬ、……あ〜、なんか、ミエル―――」
「やだ、イリーナ。ヒースこのままじゃ死んじゃうわよ!」
「ばか、おおばか。兄さんの、ばか〜〜〜!!」
「ガルガドさん! バスっっ!! 止めて、止めて〜〜」
全力でヒースへの首締めを実行するイリーナを止めようと、ガルガドとバスが組み付く。

白目をむいて泡を吹くヒースに、泣きながらダメージを与え続けるイリーナ。
それを止めようとする、仲間達(煽ったのが悪い)。
仲が良いんだか悪いんだかイマイチわからない冒険者達の叫びが、青い小鳩亭の一室で木霊する。
それは何時もの通りの、何時もの光景。
『バンパイア・スレイヤー』とも、『へっぽこ』とも呼ばれる冒険者達の、お話の一つ。



――ちなみにこの出来事を後世へ詠え伝えたのは、仲間のうちの一人といわれている。
初めてお披露目をした時に、彼が無事に生き延びたのかどうかは……特に詠われて、いない。

354名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:24:42 ID:44jiSmv8
以上です。
思ったより遅くなってしまってスミマセンデシタ。
元ネタの5号店53様。
ふと書いた小話で絵を描いてくださった5号店181様。
そして、最後まで読んでくださった皆様。
本当にありがとうございました。

2号店-795(五四○壱)
355名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:38:43 ID:AUGM8q7J
>>2号店-795様
GJっ!超GJっ!
萌え死にます、1日の疲れが吹っ飛びました!
こんな甘甘SSが書けるなんて…素晴らしいです!


こんないい話の後なのに流れをぶった切って。
イリーナ裸エプロンねた…。

「今帰ったぞー、って何だその格好は!?」
「えへへ、ちょっと恥ずかしいですけど・・・似合いますか?」
「(顔を赤らめそっぽを向きながら)…誰の入れ知恵だ?」
「え?」
「どうせマウナから『男の人は女性の裸エプロン姿にそそられるのよ』とか言われたんだろう?」
「…バレちゃいましたか」
「まぁ、その、何だ。例え女の風上の端っこに辛うじて置かせてもらっていても衣装が良ければ
似合うという事が判明することが分かった」
「それはどういう意味ですか!」
そしてそのままヒースを押し倒すイリーナw
356名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:43:27 ID:8k1+wdO1
>319
ステーキの材料はイリーナが倒してきたワイバーン(パーティ通算6頭目)でしょうか?

リプレイ番外編と長編小説の構想があるらしいが、あの連中はレベルが上がっても
フランツから食材調達依頼を受けたりしてそうだ。

357名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:43:59 ID:6T9ef0i9
>>354
キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
個人的には最萌えだなあ、この二人は。まさに最高。GJ
358名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 01:17:07 ID:yotV3C6w
>>354 すんごくGJ!なんだか素晴らしすぎて涙が出ます。
結婚式も済ませたし、次は新婚編か。
そして倦怠期→離婚→寄りを戻す→再婚の無限ループ。くまー
359名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 01:27:19 ID:XZRLyN1J
>>354
うひょー!!!萌えに燃えましたー!!!
やっぱりこの二人最高だ。
そして、2号店-795様、乙でした!
いつも萌えをありがとう!
360名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 01:44:05 ID:8Uo8UWXy
新婚想像ネタ談義のあとなのがいっそうイイ


はうあ。
まじで新婚編きぼん
361マトック:2005/08/10(水) 01:54:20 ID:0j/QOIKS
台所、若夫婦が揃って料理をしている。どうやら芋の皮を剥いているらしい。
しかも手解きしているのは夫のほうで、その妻の手付きは些か心もとない。
「だっ、バカ。そうじゃないって。こうやって、こうだ」
「え…と、こうやって……」
夫の手捌きを真似ようとする妻だが、やはり上手くいかないようだ。
「あー、貸せっ。もう一回やってやるから!」
「いいです、やらせてください。出来ますからっ!」
焦れる夫と食い下がる妻。
「だから、根元を押さえて芋のほうを回すんだって。違っ、だーっ、やっぱ貸してみろって……イテッ」
362名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 01:55:10 ID:0j/QOIKS
包丁を取りあっているうちに夫が手を滑らして指を切ってしまった。
「ああっ、ごめんなさい。大丈夫ですか!?」
慌てふためき、涙ぐむ妻に気丈に笑って見せる夫。もう片方の手で妻の頭をぽんぽんと叩き、そのままクシャリと髪に指を絡ませる。
「イテテッと、平気へーき。泣くなよ、大丈夫だから。お前なら治せるだろ、これくらい」
「……ぐすっ、はい。手…、貸してください」
傷ついた夫の手を取り祈りを捧げ治癒の奇跡を神より授かる。傷口が塞がっても妻はその手を握り続けた。
「ばかだな、平気って言ったろ? 元気出せって」
363名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 01:56:21 ID:0j/QOIKS
ぶっきらぼうな言葉は不器用な夫なりの優しさだ。
頭を撫でていた手をゆっくりと滑らせて妻の顎にもっていき、くいっと上を向かせる。
「ヒース兄さん……」
「“兄さん”は、無しだ」
それだけを告げ、唇を、そっと重ねる二人。
そのキスは今の二人にとって、どんな料理にも優る美味だった。
「…お料理の練習、あとまわしでもいいですよね……」
「ん? …その、まぁ……なんだ。お前さえ良けりゃ、俺は別に……」
どちらからともなく抱き合い、先よりも深く唇を重ねる。
昼下がりの陽光が寄り添う二人の影を優しく映していた。
364マトック:2005/08/10(水) 01:57:02 ID:0j/QOIKS
以上、恐れ知らずの新婚ネタでした。
365名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 01:58:59 ID:44jiSmv8
GJ!! 萌え過ぎて萌えカスになりそう…。
366名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 05:23:46 ID:zUXV2lqO
>354 GJ!! つーか私的に素敵!!
あちこち蚊に喰われるのも気づかず読み耽ってしまったよ。カユー
最後にヒースが往生際が悪いとこがイリーナ可哀想w

>裸エプロンネタ萌え乙! 珍しく、いりーなサンが押し倒すパターンですね。
>>361 GJ!ほのぼので正しい新婚サンの風景だ。裏山しいなあ、おい。

今日はめっちゃ好きなヒー×イリ萌えが、死ぬ程できて幸せでした〜。イイ日だ。
367二号店の48:2005/08/10(水) 06:17:46 ID:/C9S3JJF
ううむ……
ラヴェルナ×ローンダミスを書き上げてみたら、なんかネタが被ってた……
(こちらはアレクラスト視察旅行中の話ではあるけれど)

とはいえ、せっかく書き上げたSSをお蔵入りさせるのも惜しいので
投下させてもらいますが。
368二号店の48:2005/08/10(水) 06:18:27 ID:/C9S3JJF
……母親の薬代を稼いでいるという花売りの女の子に、ローンダミスは少し多めの銀貨を渡した。無
骨な彼の口元に、珍しく屈託のない笑みが浮かんでいる。
その微笑みがわたしに向けられたものでないことが少し残念だったけれど、希少な場面を目撃できた
幸運を素直に喜びたい……

……わたしとすれ違おうとした少年の腕を、横から伸びたローンダミスの手がつかんだ。
腕をねじり上げられた少年――よく見ればグラスランナーだ――の手から、銀貨を詰めた革袋が落ち
る。それは、紛れもなくわたしの財布だった。
恥をかかされた(よりによってローンダミスの前で!)わたしは、頭にかっと血が上る。
それなのにローンダミスは、財布を取り返しただけであっさりとグラスランナーを解放した。官憲に
突き出すほどのことはない悪戯だと言って……

……そしてローンダミスは……


“自動書記のペン”によって綴られた文章に、わたしは目眩を覚えた。
これではまるで、恋に浮かれる少女が書いた日記ではないか。こんなものをリジャール陛下やカーウ
ェス師にお見せしたら、なんと思われるだろう?
オランの大賢者マナ・ライ師から頂いた羽根ペン――セットになった髪留めを着けた者が感じたまま
を独りでに記録する魔法の道具――を眺めて、わたしは深い溜息をもらす。
わたしの任務に好都合だと思えたこのアイテムには、思わぬ落とし穴があった。
古代王国時代の手記には、筆者が怪物に殺される瞬間まで詳述されていることがあるが、その多くは
こうしたアイテムで書かれたと思われる(余談だが、それでは説明できない事例も稀にある。古代人
の心理は、我々の想像を絶している)。
すなわちこのアイテムは、自動なるが故に「何をどう記述するか」を操作できないのだ。
369二号店の48:2005/08/10(水) 06:19:02 ID:/C9S3JJF
いったい誰が知ろうか? オーファンの“魔女”と呼ばれたわたし――ラヴェルナ・ルーシェンの胸
の内で、これほど人間らしい情念が炎をあげていようとは。
「ローンダミス……」
わたしの偽らざる想いを書き著した羊皮紙の束を抱きしめるようにしながら、その名を呟く。
我に返って一人赤面したわたしは、誰かに気付かれてはいないかと周囲を見回した。幸いなことに、
同室者たちの寝息は先ほどまでと変わりないようだった。
それでも居心地の悪い気分になったわたしは、
「……夜風に当たって頭を冷やそう」と、誰にともなく言い訳して部屋を出る。
音を立てないように扉を開けた時、見間違えようのない背中が宿から出かけてゆく光景が、わたしの
視界をかすめた。彼の行く手にあるのは、夜の街。
わたしは、衝動的にその背中を追いかけていた。

わたしの予想に反して、いかにもそれ風な店の前を素通りしたローンダミスは、街頭に立つ吟遊詩人
を見つけては何やら話しかけるばかりだった。
五人目にして、彼は、望みのレパートリーを持つ詩人と巡り会った。
夜の街角へと響き出したそのメロディは、ラムリアースの宮廷でわたしが詩を詠唱させられた折、共
に旅していた吟遊詩人――今は亡きリンドが演奏した曲だった。
沈痛な面持ちでその曲に耳を傾けるローンダミスに倣って、わたしは「いにしえの滅びの街」で生命
を落とした友人を悼んだ。
と、その時。見知らぬ中年男が、わたしの肩を叩いた。
「どうしたい、お嬢さん? こんな美人さんが、一人で寂しくお散歩かい?」
酒臭い息をしたその男は、なれなれしく話しかけてくる。
わたしは無礼者に相応しい報いを与えようと、発動体の指輪に意識を集中させた。だが――
「なんだ、ラヴェルナ。もう来てたのか?」
ことさらにのんびりとした声が、呪文を唱えようとするわたしの機先を制した。
370二号店の48:2005/08/10(水) 06:19:38 ID:/C9S3JJF
ローンダミスは少し慌てた様子で(それが判るのは、わたしだからだ。周囲の者たちには、悠々とし
た態度としか見えないだろう)歩み寄ると、即興芝居を演じた。
「すまないな。待ち合わせの時刻には、まだ間があると思っていたんだ」
彼は、わたしの肩に腕を回し、そっと――と見えて、実は強引に――抱き寄せる。古代語魔法に必要
な身振りが取れないように。
「こんな美人をほったらかしなんて、いけねえな、あんちゃん」
そう言って中年男は、意外に人の良さそうな笑顔を浮かべた。してみるとわたしは、一人歩きしてい
る若い女を心配してくれた善意の人に、危うく『電撃』を浴びせるところだったらしい。
「判ってるさ。お詫びの印に、今夜はたっぷり可愛がってやるよ」
投げやりにお愛想を返すローンダミスに調子を合わせるように、わたしは彼に寄り添って歩き出す。
「よぉ! 見せつけてくれるねえ!」
「仲良くしなよ、お二人さん!」
徐々に足早となってその場を離れるわたしたちを、野次馬たちが囃し立てる。
渋い顔をして先を急ごうとするローンダミスに、わたしはこっそりと耳打ちした。
「今夜はわたしを可愛がると、おっしゃいましたね?」
「いや、それは、あの場を取り繕うためであって……本気じゃないことくらい、判るだろう?」
しどろもどろになるローンダミスなど、初めて見た。笑みがこぼれだしそうになる口元を必死に引き
締め、わたしは彼を冷たくなじった。
「公衆の面前であんなことを言われたのでは、実際に傷物にされたのと同じです」
そしてわたしは“魔女”という二つ名にふさわしい表情で、言った。
「責任は、取ってくださいますね?」

部屋に入るなり、わたしは半ば習慣で『光明』の呪文を唱えた。
こぢんまりとしたその部屋は、質素だけれど掃除が行き届いていた。ろくな調度もない代わりにベッ
ドだけが妙に大きくて、ここが特定目的のために存在する宿なのだと意識させられた。
371二号店の48:2005/08/10(水) 06:20:14 ID:/C9S3JJF
「……いいのか?」
背後に立ってわたしの両肩に手を置いたローンダミスが、少し戸惑った声で尋ねた。わたしは、彼の
胸に体重を預けながら答える。
「ここまで来ておいて、お預けを食わせるような真似はしませんよ」
「いや、そうじゃなくて……」
口の中でなにやら呟いた彼だったが、どこか悪戯っぽい笑顔を浮かべると、両手でわたしの顔をはさ
み、引き寄せ、音を立てて唇を吸った。
彼の「いいのか」という質問の意味をわたしが取り違えていたと気付いたのは、魔術師のローブが床
に落ちた瞬間だった。
『光明』の効果はしばらく続く。下着姿でベッドに横たえられたわたしは、しっかりと組み伏せられ
て、もう『暗黒』も『解呪』も唱えることはできなくなっていた。
わたし自身が灯した煌々たる光の下、ついに最後の一枚が剥ぎ取られる。わたしは身をよじり、太股
を閉じ合わせて、懸命にその部分を隠そうとする。
「男にとって理想の妻とは、昼は貞女の如く、夜には娼婦の如く……か。君とは正反対だな。昼間は
魔女なのに、ベッドの中じゃウブなおぼこ娘だ」
ささやく声とともに、わたしの肌を戦士の指先が這う。彼の指は、わたしの敏感な部分を探り当てて
は撫でさすり、男を知らない肉体を緩ませてゆく。
やがてその指先は、だんだんとわたしの肌に食い込んで、念入りに揉みしだく動きとなった。
「そこは……だめ……」
痺れるような快感に陥落寸前となったわたしは、せめてもの抵抗の意志を示そうとする。
しかし、ローンダミスはやめない。
ほどなくして、わたしの両脚は力を失い、あっさりと左右に割り広げられた。秘すべき場所はしっと
りと蜜を滴らせて、彼の視線を歓迎したのだった。
「は、恥ずかしい……お願いです、そんなに見ないで……」
「いいとも。見学はもうお終いだ」
372二号店の48:2005/08/10(水) 06:20:50 ID:/C9S3JJF
軽い調子の宣言と同時に、猛りきった剛棒がわたしに突きつけられていた。
覚悟を固める暇さえ与えてはくれず、太い唸り声をあげたローンダミスは強引に腰を突き入れ、躊躇
なくわたしを貫いた。
「ひぃ!」
“女”となった証である痛みが、脳天まで響く。
わたしの最も深い場所まで一気に埋め尽くしたローンダミスは、捕らえた獲物の反応を楽しむかのよ
うに、いったん動きを止めた。
「さすが、初物の中はきついな」
一言感想を述べると、彼は抽送を開始する。わたしが順応するのを待ってくれているのか、それは、
ゆっくりゆっくりとした動きだった。
わたしは太い首にしがみつき、彼の顎やら頬やらに唇をこすりつける。いつしか破瓜の痛みは、甘い
疼きの中へと呑み込まれていった。
それを感じ取ってか、ローンダミスの動きが、速く激しくなってゆく。
未知なる何かが迫ってくることを、わたしは予感した。それは初めて経験する絶頂への期待か、それ
とも自分が別の存在に――ただの女に――変えられてしまう恐怖だろうか?
愛する男の腰が激しく打ち付けられるごとに、胎内に満ちる快感はますます大きくなって、わたしは
よがり泣いた。
子宮へとえぐりこまれる衝撃が、とうとうわたしを昇り詰めさせる。
「あ、あ、あああーっっ!」
腰の奥で炸裂する『火球』のような官能に灼かれて、絶叫がほとばしった。
全身の肌を疾走する『電撃』のような愉悦に撃たれて、目の前が真っ白く染まった。
「く、うっ……」
紫色をした星が飛び交う意識の中で、ローンダミスが苦悶する声が聞こえてくる。
一つにつながった淫らな肉を通して彼から伝わる脈動が、最後の一撃が放たれつつあることをわたし
に教えていた。
373二号店の48:2005/08/10(水) 06:21:33 ID:/C9S3JJF
「ああ……早く! 早く、ください!」
思わず口をついて出た要求に対して、意外にもローンダミスは首を横に振り、拒絶を示した。
「なぜです? わたしは、あなたが欲しいのに……」
恥ずかしさすら忘れて、わたしは哀訴する。まるで砂漠で迷った旅人が水を求めるように、わたしの
子宮は彼の精を欲していた。
けれどこの男は、憎らしいほど冷静で頑固だった。
「旅の途中で子供ができたら困るだろう? だから、今は、まだ、ダメだ!」
そう言って彼は一気に腰を引き、逃すまいと締め付けるわたしの中から脱け出していった。
「あぁ……そんな……」
魂を根こそぎ抜き取られたような喪失感に、わたしは泣き出しそうになる。
そんなわたしに向かって、ローンダミスの叫び声が飛ぶ。
「ラヴェルナ……目を、閉じろ!!」
その命令はわずかに手遅れだった。わたしの眼前でそれは弾け、熱い粘液がわたしの面貌を汚す。彼
が心配したとおり少しわたしの目にも入ったけれど、不快だとは思わなかった。
「あぁ……」
まき散らされた精汁を頬に塗りたくるようにしながら快楽の余韻に浸るわたしに、ローンダミスは幼
い子供をあやすような声をかけてくれる。
「オーファンに帰ったら、毎晩たっぷりと注ぎ込んでやるから、今は我慢してくれ」
それは、彼がわたしと将来を共にしてくれるという約束だった。
ローンダミスの熱い精で内側から灼かれる瞬間を想像して、わたしはこの旅に出てから初めて故郷を
恋しく思った。


わたしが、魔法のペンと組になった髪留めをずっと着けたままでいたことに気付いたのは、明け方近
くに帰った部屋で、床に散乱する羊皮紙を目にした時だった……
374二号店の48:2005/08/10(水) 06:22:10 ID:/C9S3JJF

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

高名なる“魔女”ラヴェルナが著した「アレクラストの博物学」――その原稿の一部は、執筆者の都
合によって隠匿された。後にその原稿がオーファン魔術師ギルドに所属する俊英の手で発見され、あ
わや外部に流出しかけることになる。
宮廷魔術師の秘め事を巡っての騒動は“ギルドの良心”とも評される人物の胃壁に甚大なダメージを
与えたが、それはまた別の物語である。

          完
375名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 07:52:01 ID:HsPprbDM
朝っぱらからGJ!

恥ずかしい日記流出させようとした俊英と師匠ワロスw
376名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 08:51:20 ID:vzw93pB4
俊英つったらヤツで、師匠つったらあの人なんでしょうなーw
3772号店-795:2005/08/10(水) 09:01:41 ID:44jiSmv8
>367
GJ!
よいもの読ませていただきました。

『結婚式狂想曲』
>348と349の間に抜け発見。以下を追加して読んでください。

妹分が姿見を覗き込み、自らの首元や鎖骨付近をなぞっている
指が触れている部分が、ほのかに赤く色づいているのが、ヒースの距離からでも分かった。
「ほっといてくださいな。乙女心ですよ!」
「もうスケベ馬に近づけないくせに……」
「直球で言わないでください! デリカシーないんだから!」
ぐぎっとイリーナに襟元を掴まれる。
体格差のせいで、ぎりぎりネックハンギングツリーにはならないが、的確に締め上げられた。
さすがに一応手加減はされているものの、呼吸は微妙に苦しい。
「うぁ……今日、二度目?」
「何がデスカ!」
そのまま襟元が引かれて、ヒースの体がバランスを崩す。
そこに、イリーナが顔を寄せて、唇が重なった。
「ん、んむ―――!」
柔らかい舌が唇を舐る。
「ぷぁ……」
つっと光る細い糸を引いて、解放されたと思ったら、今度はすぐに首筋へと落ちた。
強く吸われ、熱くぬめった感触に背筋へ振動が伝っていく。
「ふふ……」
ため息と区別かつかない妖しい吐息が彼女から漏れて、耳をくすぐった。
襟元を締め上げていた腕が緩み、外れる。
小さな手のひらが唇と肩に触れ、そっとなでられた。
「おそろい、ですよ」
耳元で囁かれた言葉に、慌てて姿見に駆け寄り首を傾けて覗き込む。
甘く弾むそれが触れいていた所には、彼女と同じように赤い跡が残されていた。
「うげ! この位置じゃ襟で隠れるかどうか微妙じゃねーか」
「これでおあいこです! 私だってぎりぎりだもん」
「やられた……。朝までに消えるか?」
「消えて、欲しいですか」
自身の唇に指先を当てて、ふわりと笑う妹分が、ちょっとだけ寂しそうに見えた。
その視線になんとなく居心地の悪さを感じ、思わず首筋へと手を当てる。
少しだけ、思案した。

以上です。……痛恨の、極みっ!
378名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 13:32:14 ID:WYgROjjX
処女とやった後にキュアすると処女に戻るのか、
膜破れた状態で直るのか気になってきた!
379名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 13:35:05 ID:6A7/C0ym
つ リジェネレーション
380名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 13:55:04 ID:zOOHV9Dp
裏SWリプレイNEXT
クレスポvsコロン
部下候補を教育

GM:じゃ普通に攻撃判定を部位ねらいと組みふせで+ー0、成功度によってどこまでずれたかきまります。
愛撫の仕方は、知識判定のあと器用度、甘いことばは、バードかなぁ
固くしたり維持するのは、生命力かぁ

でもNEXT一番の萌えキャラは、さなえタンだったりする…
困ってうろたえたり…赤くなったり…反則ですよー
381名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 14:52:37 ID:YyRG0rxr
なにやら一晩ですごいことに・・・
とにかくGJ−!

>>337
ブルスさんからの結婚祝いに違いない。
382名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 14:59:10 ID:AUGM8q7J
>>381
予想するに刃渡り1m、横幅30cm、重さ12kgの包丁か…(確か筋力1につき500グラムだったから)。
料理をする、というよりもマグロや牛を解体する為の包丁っぽい・・・。

繊細な料理は作れないな、多分。
383名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 15:00:13 ID:NAEswEg9
>>378
処女喪失は、怪我にはあたらないので非処女のままでしょう。
例えば、乳歯の生え変わりや爪の切り落とし、この辺りも、同様だと思うし。


と言うか、マジレスすると処女膜は、別段、膜になっているわけではないから。

補足すると恐らく、冒険者、特に戦士系は、処女の証しである血が流れる可能性はかなり低いと思われ。
384名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 16:11:19 ID:HsPprbDM
ぶっちゃけキュアウーンズじゃ傷跡は残るわけで。
385名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 18:15:21 ID:8Uo8UWXy
名もなき処女の精霊の精霊魔法でなおs……
386名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 19:57:06 ID:5NFIg0F8
つーか冒険者ともなれば知らんうちに破れてしまうこともあるだろう。
乗馬とかで破れてしまうこともあるらしいし。
387名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 20:01:20 ID:YyRG0rxr
てこたぁルーシィも・・・
388名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 20:18:12 ID:HsPprbDM
中に射精されなければ純潔ですよ。
389名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 22:18:54 ID:hnRMw9kO
>>387
エロ角馬判定で引っかかってないから大丈夫
390名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 23:33:57 ID:f96IuX6R
処女膜の有無が処女の判定とは思えんしな…
キュアウーンズで処女膜が再生されるでも別段問題ないと思うが…
再生されてもユニコーンからは避けられるようになるね
391名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 23:36:02 ID:xaAaA5Iy
つ【ユニコーンの角製の張り型】
392名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 02:19:48 ID:Eofl1MxO
>377 あ、やっぱり抜けてたんですね。
ね? 気づいてました? 最近のヒースのイラスト。
昔は首元でリボンの服だったんですが、最近のは襟立て(首元が隠れる)デザインなんですよー。w
クククク…。
いやあ、イロイロと妄想できてウレシイナー。HAHAHA!
393名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 04:04:26 ID:Mu08Ky7g
>>391
体力回復機能付きの張り型か。
古代王国期にこれ系のマジックアイテム創った奴絶対いるよな。
ナイフからグレートソードまで太さ大きさ変幻自在のバイブとか、オナホール・イミテーターとか。
394名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 04:11:38 ID:Eofl1MxO
生きただっちわいふを造ったり?
蛮族奴隷女で済ましてそうだが。
支配の魔法や精神破壊呪文使用はザラだったようだし。
395名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 04:26:36 ID:n34aVtvt
精神をわざわざ破壊するなんて無駄で無粋です。
嫌がって抵抗するのを無理矢理に押さえつけて絶望させるのが良いのに。
微かな希望も残してあげると長持ちしてとても良い感じになりますよー。
396名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 06:25:17 ID:r+R2tzrT
>394
そこで無駄に努力するのが古代王国期の魔法使いかとw
だっちわいふ品評会とかやってたりしてな。
遺跡を見つけてもぐったらだっちわいふだらけとか。嫌だな。
397名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 06:43:57 ID:6mFutxcZ
中古なだっちわいふはイヤだな。


遺跡で発見された等身大のホムンクルス。
調整途中だったらしく、何のために創られたのか本人もわかっていない。
しかしぢつは夜のお相手をするためのもので、
しかも体を維持するためには・・・
398名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 10:30:01 ID:Mu08Ky7g
>>397
そいつをへっぽこーずが発見するわけか。
苦しむだっちわいふ少女を何とか助けようとするが、

エキュー 耳尖ってないからパス
バス 人間(型)には興味ない?からパス
ヒース ・・・・・・


で、何かモヤモヤするイリーナ。
399名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 10:41:53 ID:fMRcw8Lj
>398
ヒース「ノリス。お前に大人の階段を上がらせてやる!」
400名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 11:14:12 ID:EK2X5cQs
>>390
>キュアウーンズで処女膜が再生されるでも別段問題ないと思うが…
問題あるって。キュア・ウーンズをかけてもらう度に破瓜なんて女には地獄だ。
強姦されたとかでどうしても処女膜を再生したい場合は>>379でいいんじゃないか?
マーファ神殿とか、こっそりそういう娘さんが駆け込んだりしているんだろうな。
401名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 11:55:01 ID:ssCSnO6w
>>383も言ってるが

処 女 膜 は 実 在 し な い
402名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 11:58:25 ID:foaD3Z+z
>>397
うむ、ミスリル銀の指輪が必要なんだな。
403名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 12:07:27 ID:Mu08Ky7g
>>399
ノリス「やだなぁヒース、ボクはとっくに(ry」

とか言いそうだ。
404名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 12:16:01 ID:7IUhrOjq
リプレイ風味ロンラヴェ1レス妄想エロ無し

足元に倒れている、網目状に焦げ目の付いた自らの夫を連れて、
オーファンにこの人ありと歌われる「魔女」ラヴェルナは、歓楽街から自宅の寝室へと瞬時に帰りついた。
少しの間、彼女は床に転がるローンダミスを立ったまま見下ろしていたが、どうも一向に彼が動く様子はない。
仕方がないので、夫のそばに背中を向けて腰を下ろし、彼の意識が戻るのを待つことにした。
ラヴェルナからすれば、それほど強く電撃を放ったつもりは無かったのだが、
ぼんやりしながらしばらく待ってみても、夫はなかなか目覚めない。
ちょっとばかり加減を間違えたかも、とさすがの彼女もわずかに不安を覚え始めたころ、
「ラヴェルナ」
唐突に背後で、ローンダミスが妻の名前を呼んだ。
「……なに」
ラヴェルナは背中を向けた胡坐のまま、いつもどおりのそっけない返事を返す。
「お前は男の甲斐性というものをだな、もうちょっと理解いででででで」
ローンダミスの軽口は、ラヴェルナが彼の火傷の上に、背中から倒れこんだところで中断された。
「まだ言うか」
「言わない。言いません。ちょっとイタイですゆるして」

たっぷりと時間をかけて夫をイジメ抜いてから、ラヴェルナは彼を解放した。
「さて、もう夜も遅いし、ぼちぼち寝ようぜ」
「勝手にすれば?アタシはこれから、王への報告書を書かなきゃいけないの。
 どっかのお気楽変態近衛騎士サマと違って、宮廷魔術師は忙しいのよ、いろいろ」
「……動けない。ベッドまで運んでよ、魔法で」
「うるさい黙れ。地獄へ堕ちろ」
「魔女」の二つ名には、非常に相応しいと言える捨て台詞を吐いて、ラヴェルナは立ち上がった。
そして部屋を出ようとする彼女の背中に、
「ラヴェルナ」再び、声がかかった。
「なによ」
「――会いたかったよ」満ち足りた、声音。
「……」
振り返らずとも、彼がどんな表情をしているか――たぶん目を閉じたまま、口元だけで微笑んでいる――は大体わかるので、
彼女は鼻を鳴らしただけで、そのまま無言で寝室を出ると、そっとドアを閉めた。
ふん、そんなの。

――アタシもよ、ばか。
405名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 12:38:49 ID:hj7p4oLS
バカ夫婦というか、バカップルというかw
406名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 13:37:22 ID:6mFutxcZ
>>398
クラウスまで巻き込んで散々もめた挙句、
「女性用だっちわいふ」少女ということが判明したりしてw
407名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 13:40:10 ID:6mFutxcZ
>>404
ロの字の中の人にヒースとノリスが見えるw
408名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 14:41:16 ID:r+R2tzrT
>406
誰が飼うんだ、ソレw
409名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 14:49:46 ID:Eofl1MxO
>>406 イリーナ「女性用!? ダメです。いけません。そんなのファリス様がお許しになりませんっ!」
マウナ「そーよ、だって…そんなこと、したらユニコーンに乗れなくなっちゃうかも…ボソボソ」

エキュー・クライス「……!」
ヒース「…、あー、まあ、アレだ…。」
エキュー「こんな迷惑なモノ、ヤっちゃっていいんじゃない?」
ヒース「このエロ人形には、早々に元の保存庫に、お帰り願うか。」
410名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 14:57:29 ID:KUpAsUly
ラヴェルナが青葉姉さんに見えた……

エロ馬の処女判定って男の精を受けたかどうかで決定しそうなきも
しないではないんだけど、それはそれで口内だとどうなるかとか
ぶっかけでどうなるかとか悩むな(笑
あ、あと後ろの方とか。
411名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 15:42:10 ID:Eofl1MxO
そのテのユニコン処女判定に絡めたのSSは、ヒース×ルーシィとか、凌辱マウナが過去にあったな。
412名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 17:04:00 ID:rsXB0VdF
>>298
1レス短すぎ
もっと詰めろよや
413名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 17:49:29 ID:AVg11XZd
ホムンクルスといえば、レンちゃんの性別については確か設定なかったよな?
言動を見る限りだと、メンタリティは男みたいだけど。
414名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 17:51:25 ID:leQzPy9h
まぁ性霊力の関係だろうな
415名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 17:52:55 ID:K3NaSq7G
ヒースにお兄様と呼ばれてるが
そもそもホムンクルスに性別があるかどうかが未設定だろうしな
作者が意図的に作れば性別有り、そうでなければ無性とか両性とか
416名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 23:05:13 ID:TQHW33d+
ちょっと前の芋剥きヒース×イリーナに触発されてクラウス×マウナなぞ投下してみる。
エロパロとしてはちょっと微妙なとこもあるけど見逃してくれい。
417クラウス×マウナ:2005/08/11(木) 23:06:02 ID:TQHW33d+
「さすが、見事なモンですね〜」
マウナの持つナイフがひらめくたびに、クラウスは感嘆の声を上げる。
「ふふ、そんなことないですよ。毎日やってればこれくらい普通ですって」
謙遜はするものの、褒められて悪い気はしない。マウナは上機嫌でさらにナイフを動かす。
2人がいるのは青い小鳩亭の台所。もう夜も更け、にぎやかに冒険者を迎えていた店もとっくに閉店している。
雑談しながら店の片付けをすすめる中で、どういう風の吹き回しか、
クラウスがマウナに料理を習いたいといってきたのだ。
とりあえず腕の確認を、とまずは芋の皮剥きなどさせてみたわけだが、
普段クラウスは店の裏で力仕事をしたり、仕入先に自ら出向いて交渉したりと、厨房には回ることはない。
そんな、今まで料理などしたことのない人間である以上、当然野菜の皮剥きなどもやったことはなく……
「俺のほうは、やっぱ無残な出来で」
苦笑するクラウスの前には、ひどく角ばってしまった芋が積まれている。
「そんなことないですって。初めての割には上出来じゃないですか」
そういってマウナは笑う。実際、初めてイリーナに料理を手伝わせた時のことを思えば十分及第点だ。
「刃物には慣れてるから、もうちょっとうまくいくもんかと思ってたんですが」
「ふふっ、剣とは全然違いますからね」
クラウスにとっては、恐ろしい魔物達よりも、手のひらよりも小さな芋のほうが強敵らしい。
真剣な顔で芋とナイフを握るクラウスを、マウナは微笑ましく思う。
並んで厨房に立つ自分たちの姿は、端からはどんな関係に見えるのだろうか。



青い小鳩亭主人夫婦の養子である自分と、夫婦の甥っ子であるクラウス。
イリーナ達は、自分とクラウスが将来一緒になって青い小鳩亭をきりもりしていくと信じきっている。
養父母も、クラウスと結婚するかは別としてもそれを望んでいるようだ。
小鳩亭に訪れる冒険者には、すでに若夫婦だと思われているふしもある。

だが、実際には自分とクラウスの間では、約束していることなど一つもない。

クラウスに好意は持っているし、向けられている自覚もある。
だが、お互いにそれをはっきりと口に出したことはなかった。
はっきりしない関係のじれったさに、自分から告白してしまおうか……などと思ったこともあった。
けれど、自分の中のなにかがそれを押しとどめる。


――自分は、大切なものを作るのが怖いのだ。
418クラウス×マウナ:2005/08/11(木) 23:06:47 ID:TQHW33d+
今までにも、いくつも大切に思えるものはあった。
けれど、それらは、ことごとくマウナの手の中から失われていった。
お守りだったスカーフ、放火された青い小鳩亭、そして――仲間であったイリーナまでも。
青い小鳩亭もイリーナも、今はまた元通りマウナの傍にある。
けれど、また失ったら? 今度こそ戻ってこないかもしれない。
青ざめた顔、冷たい手のひら、泣きじゃくり、うちひしがれる自分たち……。
イリーナの命が失われた時。それらは今だって、ふとした瞬間にはっきりと瞼の裏によみがえる。
当時のことを思い出したせいか、背筋に走った悪寒にマウナは両腕を抱きしめた。
イリーナが死んだ時、今までに見たことがないほどに真剣な表情で、
てきぱきと指示を出していたヒースの姿を思い出す。
彼女が復活できたのも、彼の迅速な動きがあってこそだろう。
神殿に押しかけて散々無礼を働いてしまったと聞いたときは呆れ、
最期まで格好つけられないヒースらしいとも思いはしたが、
それもイリーナを復活させたいがためだったはずだ。
その時ただ泣くだけで、うろたえてばかりいた自分が、恋人が死んだ時にそこまでできるのか……
ノリスにしろイリーナにしろ、復活の奇跡に縋れたのは本当に運が良かったのだ。
次に誰か失った時、今度こそ奇跡は起きないかもしれない。
そして、それが自分の恋人だったら――
そうなったらもう、きっと自分は立ち直ったりはできない。
仲間の一人にとどめておけば、きっと悲しむだけですむはずだ。
これ以上、クラウスに深入りしないほうが、きっと――


「……ナさん、マウナさん?」
「―――え?」
「どうかしましたか?」
ふと気がつくと、クラウスの顔が間近にあった。
「え?! あ、いえ、その」
「顔色が悪いようですが……大丈夫ですか?」
考え事をしているうちに、自分の世界に入りきってしまったらしい。
「いえ、ちょっとボーっとしちゃって……」
「すいません、今日もちゃんと仕事があったのに
俺がこんなこと頼んじゃったせいで。もうお疲れでしょう?」
クラウスはすまなそうに頭を下げる。
(結局、誰にでも優しい人なのよね……)
ふっとそんなことも思う。
彼は基本的に礼儀正しく、露骨に敵意を向けてくるエキューに対してもそれは変わらない。
思い返せば、感情的になったところだって見たことはないような気がする。
彼が向けてくる好意はいつも穏やかなもので、世間一般でいう恋のような激しさは見当たらない。
(エキューほど……とは言わないけれど、せめてあの半分でも態度に出してくれるなら、
こっちも気持ちを固めようってものなのにな……)
マウナが感じている好意も、結局のところ仲間に対する好意であるかもしれないわけだ。
想いを受け止めてもらえるはずだ、と自分から告白して、
もしクラウスの方はそんな気がなかったとしたら……
それを考えるといつだって、恋の予感に浮かれていた気持ちは一瞬で冷え切ってしまう。
振られてもいいからなんて、なりふり構わずに彼に対して愛を求めることなどできない。
419クラウス×マウナ:2005/08/11(木) 23:08:11 ID:TQHW33d+
「……あの、本当に大丈夫ですか?」
「へっ? あ……」
ほんの短い間だったようだが、また思考に没頭してしまっていたらしい。
気遣わしげな表情のクラウスが顔を覗き込んでいた。
「今日はここで終わりにしましょう。俺が片付けておきますから、先に休んでください」
クラウスはマウナを椅子に座らせると、手早く芋の山や床に散乱した皮を片付けてゆく。
あわててマウナも手伝いにかかった。
「そんな、クラウスさんだけにやらせるわけになんかいきませんよ」
「いえ、そもそも俺がお願いしたことですからね。このくらいやらせてくださいよ」
朗らかに笑いかけてくるクラウスの顔を見ると、
彼の気持ちがどうだこうだと考えていた自分がなんだか恥ずかしくなる。
ごちゃごちゃ考えたりしないで、もっと素直になれれば良いのに――と、マウナは小さく溜息をついた。
使っていたナイフをまとめて水桶につけようとする。と、その瞬間、
「痛っ……」
指先に鋭い痛みが走り、手の中からナイフが滑り落ちる。
不注意だったせいか、ナイフを持った時に薄く指先を切ってしまったようだ。
ひっかいただけに見えるような傷の上に、じわりと血の玉が浮かんでくる。
普段なら絶対やらないような失敗に、マウナは再び溜息を漏らした。
小さな傷とはいえ、やはり水に浸かるとしみるし、
包丁を握ったり皿を運んだりする時には力を入れると痛んでしまう。
かといってヒーリングするような傷ではないし、包帯をまくのも大袈裟すぎる。
どうしようか、面倒だなあ、などと傷を見ながら考えていると、あわててクラウスが飛んできた。
「切りましたか?!」
「あ……はい。でもそんなたいした傷じゃ」
引っ込めようとした手をクラウスは強引に取り、彼女の指先をじっと見つめる。
傷を確認するためとはいえ、手を握られたことにマウナの頬はわずかに紅潮した。
普段から水仕事をしたり弓を使うことで、どうしても指先は荒れ、固くなってしまう。
働いている手を恥じようとは思わないけれど、それでもなんとか見た目が悪くならないように――と、
湯を浴びた後や寝る前には手入れをかかしていなかった。
普段から気をつけていて良かった、と内心マウナは安堵する。
「うん……このくらいなら、すぐ直りますね」
「そうでしょう?」
だから手を離して…と、口に出す前に、クラウスがマウナの指に顔を寄せた。
「……っ?!」
止める間もなく、マウナの指は彼の口にくわえられていた。
つううっ…と、傷の上を生温かく湿ったものが這う。
(ししし舌がっ!!)
指先に伝わる、ちりちりとした痛みとぬるついた感触。
傷口を舌でぬぐわれるたびに背筋がぞくぞくする。
舌の感触が気持ちいい、と一瞬感じ、次の瞬間マウナの顔は羞恥に紅く染まった。
(て、手当てだってのにあたし……気持ちいいだなんてっ……)
傷の大きさからすればほんの数回ぬぐうだけで血は止まるだろうに、クラウスの口はなかなか離れない。
執拗と言えるほどにマウナの指を舐り、舌を這わせている。
420クラウス×マウナ:2005/08/11(木) 23:09:17 ID:TQHW33d+
(っ…く……)
握られた手がひどく熱い。その熱が身体中に広がっていくようだ。
心臓の音がひどく大きく聞こえる。
必死にかみ殺していないと吐息が漏れてしまいそうで、マウナはたまらず口を押さえる。
クラウスの顔は伏せられ、その表情もうかがうことは出来なくて、
そして自分の顔も見られていなくて良かったと心から思った。
「ひっ…!」
不意にびくっ、とマウナの身体が跳ねた。
クラウスの口が、舌が、徐々に移動している。傷などない指の上を舌が這い、唇で甘く挟む。
「うぁ………っ」
指の間から吐息が漏れた。
握られた手が、指が、身体全体であるかのように感じる。
彼の舌がすべるたびに全身が震えた。
口を押さえていた手はもう役にはたたず、それでも声をこらえようと、マウナは唇を噛み締める。
彼女の押し殺した喘ぎが聞こえているのかいないのか――クラウスは顔を上げることなく、
ただただ彼女の手に愛撫を続けている。
指先から根元へ向かって舌が這い、手のひらに口付け、指の腹で手の甲を摩る。
マウナにも、もうそれが手当てなどではないことはわかっている。
けれど、手を振りほどくことが出来ない。
元々が手当てだったはずの行為を気持ちいい、と思ってしまった
後ろめたさが、マウナから制止の言葉を奪った。
口を開けば、どんな事を言おうとしてもそれは喘ぎに変わるだろう。
それだけは聞かせてなるものか、と強く噛み締めた唇に痛みが走る。
「っく……ぅ」
ただ手を触られるだけで、どうしてこんなに身体が熱くなるのか、マウナにもわからない。
異性に手を触られたことが無いわけじゃない。
酔っ払い相手に料理を渡す際、わざとじゃないふりをして手を握られるのなんて日常茶飯事だ。
――それなのに、どうして今はこんなにも身体が反応してしまうんだろう。
多分わかっている。けれどわかりたくない。
はっきりと、自分たちの関係を明確にしてからじゃないと、
“そういう行為”に喜ぶ自分を認めることが出来ない。
(……だめ)
けれど、クラウスの舌が這うたびに、マウナの手を握る彼の手の強さが増すたびに、
彼女の理性は少しずつ押し流されてゆく。
彼を引き寄せて、抱きしめ、すべての思いを打ち明けたいと身体が叫ぶ。
(…………だめ)
これ以上は駄目だ。恋人ではないのだから、これ以上許してはならない。
口を開いて、ただ一言「やめてください」、と。そう言えば良いだけだとわかっているのに、
言葉が嬌声に変わってしまいそうだから、そんな声を彼に聞かせたくないから、
それだけの理由で唇は強く引き結ばれてしまっている。
(だめぇっ……………)
がくがくと両足が震えた。今にもへたりこんでしまいそうな身体を気力だけで支える。
身体中が熱を持ち、まるで全身を愛撫されているかのようだった。
421クラウス×マウナ:2005/08/11(木) 23:09:53 ID:TQHW33d+
もうだめだ、これ以上耐えていたら、彼に全てをささげたくなってしまう。
マウナは食いしばった歯の隙間から一音一音搾り出して、彼の名を呼んだ。
「ク、クラウ、ス、さ……」
「――あ」
クラウスはその声にはっと我に返ると、はじかれたように口を離した。
その表情は呆然としており、まるで自分のした行為が理解できないかのようだった。
わずかに頬が紅潮している。
「えっと……その………」
言い訳の言葉を捜すように、クラウスの視線が宙をさまよう。
けれど、結局言葉は見つからずに、黙り込んでしまった。
マウナの口も、言葉を忘れてしまったかのように固まっている。
けれど、握った手は離れないままだった。振りほどくこともできない。
永遠とも思えるような静寂を、先に破ったのはクラウスだった。
「……………すいません」
視線を床に落としたまま、搾り出すように謝罪を口にする。
なんでいきなりあんなこと、とか、怒ってます、とか、色々言いたいことはあったはずだった。
けれど、マウナが返した言葉は、
「……謝らないで下さいよ」
「え……」
驚いたような声音。視線を上げることはできなくて、彼の表情は想像するしかない。
握られた手のひらに汗がにじんだ。
「その……いや、だったら………さっさと振りほどいてますからっ」
勢いにまかせて唇から吐き出した。そのまま黙り込んでしまう。
クラウスも言葉を返すことが出来ず、再び場を静寂が支配する。
身体中にクラウスの視線を感じる。顔が熱くてたまらなかった。
自分の発した言葉が、見られていることが、手を握られたままでいることが、ひどく恥ずかしく感じる。
いっそこの手を振りほどいて、部屋まで逃げ帰れれば良いのに、とも思う。
けれども口も身体も動かない。何を言っていいかもわからない。
緊張感に耐えかねて、もう何でもいいから何か言わなくちゃ、と
思った瞬間、マウナの耳に彼の言葉が滑り込んできた。
422クラウス×マウナ:2005/08/11(木) 23:10:26 ID:TQHW33d+
「……くち」
「え?」
何を言われたのかが分からず、ふっと顔を上げてしまった。
思っていたよりもずっと近くで視線がぶつかる。真剣な眼差しがマウナの目を奪う。
「唇、傷ついちゃいましたね」
クラウスの手のひらがマウナの頬に添えられ、噛み締めた唇の傷痕を親指がなぞった。
手を伸ばせば身体に届くほどに近づかれたことに気づかなかった。それほどに緊張しきっていたのだ。
言葉を探して探して探して、マウナが選んだ言葉は――
「……誰のせいですか」
「すいません」
上目遣いににらんだ彼女に、クラウスは苦笑する。
笑みが戻ったことに緊張は緩み、マウナもわずかに微笑を返した。
クラウスはぎゅっと握った手に力をこめる。
その触れ方には、先ほどまでの激しさはない。
ようやく普段どおりの彼に戻ったことに安堵し、ほんの少しだけ、勿体なくも感じた。
(ああもうあたしったら……)
あのまま奪われても良かったのかもしれない、なんて、一瞬でも思ってしまったことを恥じる。
結婚するまでお預けなんては思ってはいないけれど、やはりこういうことは段階を踏んでからがいい。
「それじゃあ、責任とって俺が、手当てさせてもらってもいいですか?」
冗談めいた声に、マウナ怒った振りをしてみせる。
「そういうことする前に、はっきり言っておいてもらいたいことがあるんですけどね」
笑みを含んだ言葉に、クラウスは笑い返す。
「そうですね。――でもそれは、もうちょっとあとから言わせて貰います」
クラウスはマウナの背に手を回し、彼女も彼の胸元に両手を添える。
両腕を首に回してやるのはちゃんと告白を貰ってからだ。
目を閉じ、穏やかで甘い空気に身体を預ける。
――がしゃんがしゃん
「マウナさん……」
耳をすべる彼の言葉が心地よい。背に回された手に力がこもり、身体が引き寄せられる。
――がしゃんがしゃんがしゃん
頬に添えられた手に促されるまま上向いて、その時を待った。
そうして、二人の唇が合わせられる瞬間――
がしゃんがしゃんがしゃんがしゃドゴばたーん!!
「マウナああああっ! 芋の皮剥きの特訓させて!!」
厨房直結の裏口の扉がぶち破られた。
423クラウス×マウナ:2005/08/11(木) 23:11:54 ID:TQHW33d+
「もう何度やってもヒース兄さんみたいにうまくできないし何でだか芋つぶれちゃうしで
コツを教えてもらいたくてって………あれ?」
扉をぶち破った張本人――イリーナがそこで目にしたものは、
「どうしてまたクラウスさんも厨房に?」
「いやははははちょっと片付けの手伝いを」
しっかり2mは距離を取って、床にへたり込んでるマウナとクラウスの姿だった。
「なんか疲れきってるみたいだけど……そんなに今日は大変だったんですか?」
「ほほほそーねーええもう疲れましたともこの瞬間」
疲れきっている…というよりも、脱力している、と評した方が正しかっただろうが、
その辺の違いがイリーナにはわからない。
「それじゃ……俺は失礼しますんで………」
「はい………お疲れ様でした」
クラウスは散らばった芋の皮を片付けると、よろよろと厨房を出てゆく。
マウナも引き止めることなくそれを見送った。
イリーナはそんな2人の姿に交互に視線を飛ばす。軽く頬を染めて嬉しそうに、
「マウナ……こんな時間までクラウスさんと一緒だなんてっ」
「いっときますけどイリーナが期待してるような報告なんかないわよ」
ええもう寸止めでしたから。邪魔してくれたのはあなたですから。
「ええー………残念」
それはこっちの台詞、と頭の中で一瞬考えてしまい、あわててその考えを振り払う。
照れ隠しに乱暴に言葉を張り上げた。
「それでっ? 芋の皮剥き、ねえ……」
まあ……いくら大切な仲間とはいえ、ちょっとくらい報復させてもらったって良いわよね?
「コツって言っても……やっぱり基本は数こなすこと。まあ、これだけやれば巧くなるんじゃない?」
「え……」
どん、と目の前に積まれた芋の山にイリーナは引きつった笑みを向けた。
「……………こんなに?」
どんなにきつい鍛錬にもねをあげたことのない彼女の額に汗がにじむ。
そんなイリーナに、マウナはにっこりと極上の笑顔を見せてやった。



その日のイリーナが、半泣きになりながら桶いっぱいの芋を剥き続けたのは言うまでもない――。
「ああっ、もうにわとりが鳴いてるよう………」
424名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 23:14:08 ID:TQHW33d+
以上です……が、最後の2文訂正。

その晩のイリーナが、半泣きになりながら朝まで芋を剥き続けたのは言うまでもない――。
「ああっ、もうにわとりが鳴いてるよう………」



ということで、長々お目汚し失礼いたしました。寸止めですんません。
425名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 23:36:18 ID:xW+OpV3o
エロス薄いけどその分萌えた。
幸せに臆病なマウナが激可愛いです。GJ!
426名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 23:52:28 ID:r+R2tzrT
流されそうになる描写うまいなぁ、GJ!
思わず手に汗握っちゃったよ。
ところでヒースとイリーナはなんだってじゃがいもの皮むきをw
427名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 00:21:03 ID:9bSk2h1e
自分的最萌えカプキター!!!!!
萌えた!!萌えたよ!!!
428名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 01:43:52 ID:C4dGB3I5
ID変わってるでしょうが>>416-424書いた奴です
温かいお言葉ありがとうございます
なし崩しエロ突入しようか否か迷って結局逃げましたスンマセンスンマセン
初エロパロじゃああれが限界でしたorz
今後はもちょっとエロスの濃度を上げられるよう精進します、ハイ


>ところでヒースとイリーナはなんだってじゃがいもの皮むきをw
>>361-らへんに触発されたから……でしたが、自作内ではよく考えてなかった…orz

イリーナ:たまには私が料理とかしてみますっ
 ヒース:ナンデスカいりーなサンその1cmはありそうな皮の厚みは
      皮剥きってのはこうやるんですよホラホラ
イリーナ:ううううう………ヒース兄さんの意地悪っ!!(ボゴグシャー)
      マウナに特訓してもらってきますっ!!
      (たまには私も女の子っぽいことがんばってみようと思ったのに……ションボリ)

みーたーいーなー。2人の関係は違うけれどもネタそのまんまで申し訳ない。
429名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:21:54 ID:9yi+6ABN
>>424-428 GJGJ!!しかし…
(右手でコブシを作り天高く突き出して)
「コラー!いいとこで邪魔すんな!」<イリーナ
(気持ちはへっぽこ漫画P75 2 コマ目そのまんま)
いきなり現れるんじゃなくて、遠くから鎧の音が聞こえてくるあたり絶妙w ワロタ
430名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 11:08:03 ID:nzFvbbFG
GJ
しかしイリーナは芋の皮剥き習いにいくときまでフル装備なのなW
431名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 11:23:27 ID:Y0Tjaxdd
GJ!
>>430
たとえ芋の皮むきとはいえイリーナは真剣なのですw
432名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 11:33:56 ID:BQxmUllQ
マウナいいなあ・・・キャラが本編と違和感ないよ
GJ!
433名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 13:00:11 ID:+Ynk7KJZ
マウナ&クラウスはこういう寸止めが最高なのではないかと思った今日この頃
434名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 14:05:37 ID:cM7TuAHP
エキュー的には、マウナ&クラウスの寸止めはどうなんだろうなあ…?
435名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 14:27:40 ID:9dzrU58Q
クラマウきたーーーーーー
けどレンジャー4レベルのクラウスが芋の皮むきができないというのは解せんな
野宿とかするだろうし当然自炊もしてると思うんだが
436名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 14:32:32 ID:9kxx48bb
そこは野趣溢れる料理を…
437名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 15:02:19 ID:cuzF3ccF
エキュー「ここはマウナさんに、僕の華麗な芋の皮むきを見せて
アピールすべきだ…!見て下さいマウ」
クラウス「マウナさん、いつも野宿の時の見よう見真似ですが、
まかないを作ってみました」
マウナ「わあ、料理作った事がないなんて嘘じゃないですか、
とっても美味しそうですよ。ほら、エキューも皮むきなんて休んで
一緒に食べよう」
エキュー「はい…(血の涙)」

とかなる訳だな。
438名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 18:08:03 ID:Y0Tjaxdd
イリーナはきっとこーいうのが得意。
つ「果実100%ジュース」
439名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 18:36:21 ID:wotnPrJD
(((((((( ;゚Д゚)))))))
440名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 19:07:25 ID:242ugneu
ヒース「お、オレンジジュースか」
イリーナ「はい。私が手絞りで作ったんです。果汁100パーセントですよ」

ヒース「こっちは・・・りんごジュースだな・・・これもか?」
イリーナ「はい。それも私の手絞りです」

ヒース「ココナッツジュース・・・」
イリーナ「手絞りです」
441名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 19:38:50 ID:9dzrU58Q
ココナッツジューステラマズス
万博で飲んだけどありゃダメだ
牛乳をちょっと腐らせたような味だった
442名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 19:51:11 ID:yHUN0W8g
>>440
ヒース「・・・相変わらず人外の筋力だな。もはや乙女とは言えない粉砕式ジューサーめ」
イリーナ「!(ムカ)」

      
      
      
     グシャ
      
      
      

マウナ「あれ、こっちの赤いの何?」
イリーナ「ヒー・・・・・・トマトジュースです」
443名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 19:52:51 ID:9kxx48bb
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
444名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 20:23:24 ID:Y0Tjaxdd
イリーナって素手で缶詰を開けられそうだよね。
・・・アレクラストって缶詰あったっけ?
445名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 20:27:49 ID:1fHuIUXI
イリーナ「ヒース兄さん、野菜ジュース作りました。手絞りです。」
ヒース「中身はなにかねチミー」
イリーナ「カボチャにニンジン、トマト…甘みを出すためにリンゴ、風味つけにオニグルミを…」
ヒース(ガクブル)
446名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 20:58:48 ID:nzFvbbFG
んで、夜になったらヒースがイリーナのジュースを絞り取るわけだ
447名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 21:13:38 ID:E4//iUOG
わからんぞ、ヒースのミルクを搾り取ってるかもしれん。
448名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 22:38:40 ID:FK3DY07N
ミルクの元をちぎりとってないといいよね
449名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 22:44:14 ID:M/Le+c5+
>>446>>447の安否が非常に気遣われる・・・・・・
イリーナさんがそちらに向かったようですよ?
450名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 22:47:13 ID:9dzrU58Q
10巻の扉でイリーナの万個の前にいる赤目銀髪の女誰?
こんな奴出てきたっけ
451名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 22:54:47 ID:MJaUiYV6
>>450
短編集に登場したキティらしい。割と既出。
452名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 22:56:58 ID:Y0Tjaxdd
フランツ「どうしよう、いくらイリーナさんから頂いたとはいえ、
     正体不明の肉を客に出すわけには・・・」
453名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 23:01:18 ID:9dzrU58Q
>>451
ノリス編で出てきた盗賊ギルドの幹部?
あーあー、あんな容姿だったかも
454名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 23:29:18 ID:nzFvbbFG
>>449
んじゃ青い小鳩亭深夜のスペシャルメニュー“ハーフエルフのワカメ酒”とかゆーと赤毛の槍小僧がバルジャベってくるのかW
455名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 23:29:19 ID:9yi+6ABN
>>444 イリーナはポパイですか。 
>>446-448 うむ、夏のエロパロ板らしいネタ万歳。
他のとこだと総スカンくうからな。
新妻イリーナならでわの良いとこも発見できるといいんだが。
456名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 23:56:57 ID:HlBXH/wC
わはははははは、サインは後で。

↑こいつでエロパロ書けた香具師はネ申
457名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 23:57:29 ID:HlBXH/wC
盛大に誤爆。
458名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 00:05:24 ID:TyVsQRJA
ふと思ったんだがあの世界、一般人の能力値って10前後ぐらいなんだよな?
そう考えるとイリーナだって、言うほど不器用でもおバカでも無いんじゃないかと思えてきた。

ところで、これだけ料理ネタが出てきて、誰もケッチャの名前を上げないのが不思議だ。
第一部不朽の名シーンだというのに。
459名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 00:13:37 ID:uMZUGpYe
>>458
一般人の平均は14というから、知力10はかなりおバカなレベルかな、と。
そもそもセージ技能がないと、共通語の読み書きが出来ないという設定やからなー。
460名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 00:24:22 ID:PsZTwY1i
一般人の平均能力値は10だよ。
14は英雄候補的冒険者(つまりPC)の平均値。
だからイリーナも本来なら一般人並なだけで、お馬鹿さんじゃないはず。
461名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 00:37:25 ID:YiJ8iL9c
『一般人』の平均が10/14と考えずに、普通の人間の平均が14と考えてはいかがか?
普通の人間平均から考えると、無器用でお馬鹿。
『一般人』は『冒険者』を抜いた集合体と考えて。さ。

つーか、そのネタいつも荒れるから。
462名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 00:43:08 ID:YiJ8iL9c
それから『一般人』の平均は『冒険者』には数少ない、老人や子供等も含めての『平均』かもよ。
能力値減少分で、平均が自然と低くなっているのかも。
463名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 00:45:56 ID:PsZTwY1i
んだね。
ま、能力値云々なんざエロパロ書くのには、あんまり関係ないしなW
464名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 02:08:52 ID:UHbrpceV
一般人平均は12じゃなかったか。
465名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 02:24:38 ID:vN9zxU65
いやいや、平均なら13cmはあっただろうww
466名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 02:43:14 ID:gv/jUiTL
まあ、エロパロには関係ないとは言え、間違いは正しておこう。

Q&Aブックの28p
み:一般人の能力値は冒険者より低いという話を聞いたのですが、本当でしょうか?
清:本当です。冒険者(PC)は英雄候補であり、平均的に一般人より高い能力値を持っていると考えて下さい。
み:どのくらい?
清:冒険者の平均は14だよね。一般人の場合、10〜11が平均になる。
み:ドワーフやエルフは?
清:異種族は存在が珍しく、それだけで英雄候補になりうるからね。これは、一般のエルフ、ドワーフに比べて、能力値が高いことはないんだ。一般のエルフ、ドワーフでも、冒険者(のエルフ、ドワーフ)とほぼ同じ能力値です。

>>462
その解釈は英雄候補「個々人」が「優れている」ことと相反するでしょ。
467名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 04:10:01 ID:YiJ8iL9c
>>464 あ、そうだったね、間違い。『すべての人間の能力値の平均』は12だ。ウカツ。

あくまで『平均』だから、オール18の一般人がいても別にいいはずなんだけどね。
オール4動物以下の役立たずもも何処かにいそうで恐いが。
468名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 04:10:37 ID:YiJ8iL9c
>>464 あ、そうだったね、間違い。『すべての人間の能力値の平均』は12だ。ウカツ。

あくまで『平均』だから、オール18の一般人がいても別にいいわけで。
オール4動物以下の役立たずもも何処かにいそうで恐いが。
469名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 04:15:44 ID:q2SuTdQ1
>>467-468
このうっかりさんめ

( ´∀`)σ)Д`)プニプニ

という↑の様なしぐさも、イリーナがやるとほっぺた貫通して顔面に穴があくんだろうな。
470名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 04:30:34 ID:YiJ8iL9c
ぐはぁ…なんで2重カキコ。

きっと穴が開いたら誠心誠意謝って、優しく治療してくれるだろうから…イリーナにプニされるならおK!
471名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 09:56:18 ID:5aWLEKOy
(コロコロ)あっ、1ゾロ…
ご、ごめんなさい、ガルガドさんお願いできますかー!?
472名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 10:12:55 ID:f2I5L3XG
しょうがないのう…(ぶつぶつ)
ほれ、わしに見せてみろ(そう言って>470の頬っぺたをぐりぐりと触って)
…ふむ、これ位ならキュアはいらんじゃろう。

なぁに、お前さんの再生能力なら3日もあれば直るじゃろう。
ただしそれまでは地獄のように痛いと思うが。
ま、それもマイリー神のおぼし召しと思えばありがたい事だがの。
473名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 13:27:15 ID:2LFCvqhu
>>471
掛けなおしゃええがな・・・
5回ぐらい掛けなおすことになりそうだが。
474名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 16:24:20 ID:1/QSZJkN
マウナにも「触りたくないから…」と拒否される>>470
475名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 16:53:15 ID:y0GhCiuu
仮に>>470の生命力が12として全治3日の傷と言えば、5〜6点のダメージ。
指でつついてそれだけのダメージを与えるファリスの猛女恐るべし。
476名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 18:05:50 ID:SbvGEn2a
実際、素手パンチのダメージの半分と見積もっても、5点ぐらい当たり前にいくからな…。
477名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 18:19:29 ID:de/M0oDB
哀れ、>>470(;_;)
ぷにぷにでそれだけのダメージがいくのならヒースのアレを握り締めたら…
あいつのアレが生命点5もあるとは思えない…
ひぃぃぃぃっ!
478名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 18:25:21 ID:de/M0oDB
しかもsage忘れた…orz
俺も追加ダメージ5点のぷにぷに食らってくる…
479名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 18:53:54 ID:+8NSp8dP
器用ならいいんだよ、加減がうまいから

イリーナは人外筋力でぶきy
480470:2005/08/13(土) 23:30:52 ID:YiJ8iL9c
ああっ、半日来れなかったら遊ばれてるっ!
ツンツンだらけかよ。orz
いりーなサン、一応ファリス平信者デス。優しく治してクダサイ。
481名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 08:27:10 ID:qw8ChlLL
デコピンしっぺなんてされた日にゃ……。
482名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 09:30:41 ID:Pz8vvMyV
>>481
つ「ラーン(筋力18)のデコピンで
  おいちゃんの額がぱっくり割れてるという事実。」
483名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 10:29:00 ID:YV+jZAtV
ムチウチになるデコピンと、骨折するしっぺか。
484名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 11:47:32 ID:ttTuAHW3
ほっぺたぷにぷにで頬に穴開く指か…。

某ワンピの「指銃」を連想してしまった。
「鉄塊」は元からだから、イリーナは二式使いということだな?
485名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 14:10:36 ID:hYad7c0t
取りあえず、
ほっぺたぷにぷに→後ろからハグ→そのまま向き合って抱きしめ
は最強コンポですか?

イリーナだと
ほっぺたぷにぷに(5点のダメージ)
後ろからハグ(「締め付け」で毎ラウンドごとにダメージ)
そのまま向き合って抱きしめ(この時にはぬか喜びの野に旅立ち決定)

…デスカ?

お気の毒に、ヒース…。
486名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 14:44:50 ID:wsaX3Mvw
浜田絵師の同人買えなかった…やっぱ人気出たのね
487名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 16:27:30 ID:NjCulLL0
絵師本人はヘッポコーズの同人は出せないから、別のサークルでなかったか聞きたいんだが?
488名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 20:45:09 ID:Mo3Xeaes
そういえば、熊とダンスしたときにイリーナは締め付け攻撃してたかな?
489名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 21:36:58 ID:JIxFfu/h
しかしエロパロ板だというに色艶より、お笑いテンションが高いスレだなあ。
ちょっと悲しい。
490名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 22:15:15 ID:YV+jZAtV
リプレイがそんな雰囲気だからねぇ。仕方ないんじゃない?
491名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 22:31:28 ID:YFfuCNVi
それに、へっぽこ以外のSSが投下し難い空気な希ガス

俺だけ?
492名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 23:00:58 ID:wLxnIOYY
へっぽこから入った俺には心地いいよ
もっときぼんぬ
493名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 23:11:51 ID:JIxFfu/h
ある日、いきなりヒース×イリーナに萌えはじめたオイラにも、心地はいいけど
レベル高いというか名作が多くて、未熟な妄想萌えを投下するのは辛いかなー。

へっぽこ以外でも琴線(萌え魂)に触れればおKなんだけど。
494名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 23:52:14 ID:emUJLED9
そこで
レジィナ×サンドくん(セバスチャン)とか

レジィナ×リズ とか

きぼーん
495名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 00:30:09 ID:Vsz5t7D3
>>494
ショタコンと獣姦ですか!?

…それもいいかも(ヲイ)

496名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 01:36:08 ID:8X7lbs54
>495
少し勘違いしてるみたいだけど、リズはサーカス団の幼女。
獣姦ってのは、おそらく虎のトップのことかな?
……個人的にはどっちもOKだけどヽ(´▽`)ノ
497名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 02:43:09 ID:Vsz5t7D3
>>496
あー!そうだった…orz
暫くバブリーズ読んでなかったから抜けてた…。

フィリスから平手打ち喰らってくる…。
498名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 08:35:17 ID:G8tajXvZ
前スレで虎トップ×リズちゃん獣姦があったんすけど……
499名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 16:07:54 ID:ktQlgdnB
唐突にカシス×ラーンというカプが思いついた。

あてにしていたアンマント財宝はスカ、その上自分の蘇生代金のせいで
さらに借金が増えてしまい、「自分は皆に迷惑をかけてしまった」と
激しく落ち込むカシス。見かねたラーンがカシスを慰めようと…。

というシチュはどうだろう?ラーンがお姐さん属性をたっぷり発揮して
バージンなカシスを優しくリードしつつ二人で絶頂。
脳内ではまとまっているんだが文才が無いので書けない。無念なり。
500名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 17:51:34 ID:CYwoveRb
ラーンは情が薄いからなあ
キャラとしては好きだがエロは創造できない
501名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 19:40:32 ID:CKCgLyVK
ラーンならマイスのがいいなぁ。
4部から5部の間、ミンクス蘇生の手段を模索してあちこち駆け擦り回って身心ともに疲れきり弱気になったラーンをマイスが優しく慰め励ます。
んで、いー感じになりエチーに……とか。
502名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 20:35:41 ID:WB4vtXxp
…(妄想中)…

だめだ。
マイスの伊藤絵R田中一郎的半眼が、ギャグにしかならない。orz
503名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 00:20:37 ID:54GVuUMT
俺はミンクス×マイス派なんだがね…
エロいシチュエーションはどーも思いつかないんだよなぁ
へっぽこは周囲が煽るからラブ話が妄想しやすいというのはある
504名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 00:36:10 ID:6cAP76IO
第五部はエロ向きではないんだよ。多分。
マイス萌えだけど、エロは考えられないし、エース×ラーンも考えたけど。
ラーンが情の薄い女なのが原因じゃないか?
505名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 00:41:50 ID:U5Wr3ZzA
せっかく伊藤センセが書いてくれてんだから、
ラーンの性格をモンコレのカッシェかナスターシャ並みのエロエロ属性にしてしまえばよい。

もちろんカシスにはコルボ並みの受け属性を付与して。
506名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 01:35:15 ID:hFlUDTSo
ではその方向で投下をたのむ。w
507名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 07:14:01 ID:4DQ5ht6L
他のスレでSWモノ書いてたけど、こちらには何も投下してなかったので唐突に思いついたアホなネタを投下。
流れを無視したヒース×イリーナで、ちょっとマニアックプレイ。

* * *

「うーん……」
 自室で、イリーナは深く唸り声を上げた。
「やっぱり、ちょっと怖いかも……」
 様々な武器を使いこなしてきた自分にとっても、それは未知の刃物だった。
 使い方を誤れば、自らの体を傷つけてしまうかもしれない。
「じゃあ、こっちにしよう………」
 やはり、使い慣れたものに勝るものは無い。日常生活でもよく使うそれを手にし、試しに「素振り」してみる。
 ちょき。ちょき。ちょき。
「……うん。やっぱりこっちにしよう」

 ちょき。ちょき。ちょき……。
「何で急に……恥ずかしい……」
 ぶつぶつと一人ごちながら、「得物」を操る。だが、「敵」が「敵」だけにさすがのイリーナも苦戦している。
 いつもの筋力ゴリ押し戦法が効かない。どちらかというと、器用さを要する敵だった。
「……やっぱり、あれじゃないと上手くできない……残っちゃう」
 かた、と軽い音を立てて得物を置く。だが、敵はまだしぶとく生き残っている。
 やはり、慣れない得物に頼るほかないのだろうか。
 再び、うーんと思案する。
 と、そこへ。
「おーっす、イリーナ。来たぞ」
「………」
 ばーん、と傍若無人に扉を開け放って、ヒースが入ってきた。
「……お? ハハハ、どうしたイリーナ、もう準備万端カ?」
 ヒースの視線は、イリーナの下半身へと釘付けになった。
 イリーナは、下半身すっぽんぽんだったのだ。
「……きゃあああああ!! ヒース兄さん、勝手に入ってこないでください!」
「勝手に、って今日は大丈夫だからって呼んだのはオマエじゃなぶがばべっ!!」
 悲鳴を上げたイリーナの拳が、ヒースの顔面にめり込んだ。

「……で? 最近、なぜだか急成長してきた、と」
「……はい」
 ぶすっとした表情で方膝をついたヒースが、問いただすように言う。イリーナはしゅんとなってそれに答える。
「それで、今朝起きたら、薄く陰毛が生え始めていた、と」
「………はい」
 真っ赤になって答えるイリーナ。
「で、カミソリで剃るのが怖くて、ハサミで切っていたと?」
「………」
 無言で頷くイリーナ。
「ぶわははははははは!!」
「わ、笑わないでください! きゅ、急に生えてきてすごく恥ずかしかったんですから!」
 腹を抱えて爆笑するヒースに、真っ赤になって怒るイリーナ。
 もうすでにパンツもスカートも履いているが、心なし恥ずかしいのか手は股間を隠している。
「い、いや、むしろ今まで生えてなかったことのほうが恥ずかしい気が……ぐべらっ!」
 笑いながら続けるヒースの顔面に再び容赦なくイリーナの拳がめり込む。
 鼻血を流して悶絶するヒースにキュア・ウーンズを駆けてから、ぷいとそっぽを向くイリーナ。
「もう知りませんっ!」
508名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 07:15:23 ID:4DQ5ht6L
「ま、まぁまぁ。ちゃんとオトナになってる証拠じゃないか。そして成長してるのは、この俺様のおかげだろう?」
 にやりと笑いながら、イリーナに後ろから抱き着いてぷにぷにと胸を揉みだすヒース。
「あぅ……えっちです、ヒース兄さん……んっ」
「どーれ。じゃあそのイリーナがオトナになったところを、ヒース兄さんに見せてみなさい」
 イリーナをベッドに横たえると、スカートの中に手を突っ込み、するするとパンツを脱がしにかかる。
「ひ、ヒース兄さん、オヤジっぽいです……」
「うっさい」
 ヒースはイリーナの足からパンツを抜き取ると、今朝方陰毛が生えてきたという恥丘を覗き込んだ。
 確かに、陰毛が生えていた痕跡があった。だが、今はハサミで切り取られていて、根元がかすかに残っている程度だ。
「はっはっは。イリーナ。天然モノに勝るパイパンはないz……あしげっ!」
 今度はヒースの顎に強烈な蹴りが見舞われた。
「ヒース兄さん、汝は邪悪です……」
「げふげふげふ……じゃ、じゃあ真面目にやらせていただきます、イリーナさん」
 咳払いをしてからイリーナの秘所に手を伸ばすヒース。
「んんっ……はぁぁ……」
 すでにぬれ始めていた割れ目を指でこする。くちゅくちゅと水音が部屋に静かに響き渡る。
「あふっ、ヒースにいさ……気持ちいいです……」
「どれ。じゃあそろそろ、味見させてもらうか」
 ヒースは指を動かしながら、顔を近づけ舌を伸ばす。あふれ出る愛液を掬い、口に運び、かと思えば舌を激しく動かし、必要以上に音をたててイリーナを攻め立てる。
「あっ、あくっ、うっ、ひっ、ヒース、にいさっ……ああっ!」
 びくびくと震えながら、快楽を貪るイリーナ。
「こっちは……」
 今度は、イリーナの切ってしまった陰毛跡に舌を這わせるヒース。
「んー……やっぱハサミじゃ跡が残りすぎるな。ジョリジョリしてオヤジの髭面みたいだ。ほれ、じょりじょりじょり……もげらっ!」
 懲りないヤツだ。再びイリーナの蹴りを食らって昏倒するヒース。
「もう少し雰囲気考えてください……っ」
 打ち所が悪かったらしく、再びキュア・ウーンズをかける。えちぃの最中に回復魔法を飛ばすカップルも、そう多くはいまい。
「もう今日はいいです!」
 衣服を引っ張り寄せるイリーナ。
「ま、待てイリーナさん。わかった、俺が悪かった。その礼に」
「お礼に?」
「俺様が綺麗に剃ってやろう……うおおおお!?」
 6ゾロ的紙一重回避。突き出されたイリーナの拳を寸前で避けるヒース。
「冗談でいってるんですか?」
 にこにこと笑顔のイリーナだが、逆に怖い。
「い、いいや、そんなつもりじゃ。カミソリの使い方がわからないっていうから俺様が親切丁寧にレクチャーしてやろうと思っただけでしてお前も剃りたくなったら自分で出来るほうがいいだろうと」
 だらだらと汗を流しながら、一息で言い訳するヒース。
 イリーナはしばらく黙り込んでいたが、右斜め45度の角度で頬を染めて、
「……じゃ、じゃあお願いします。優しくしてくださいね」
「……へ?」
509名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 07:16:15 ID:4DQ5ht6L
 なし崩し的に、イリーナの剃毛をする羽目になったヒース。
「しかし剃る意味のないような毛の跡だしな……」
「ジョリジョリで髭みたいっていったのはヒース兄さんです」
 どうやら、そのことを気にしているらしかった。
「……へいへい、わかったわかった。俺が悪かったよ」
 観念して、イリーナの恥丘に泡を塗りたくるヒース。そして、カミソリを押し当て、ゆっくりと動かし始めた。
 シャッ、シャッと刃を滑らすたびに、微かに残ったイリーナの陰毛が剃られていく。
「ん……なんか、変な気分です」
「……だろうな……感じるなよ」
「か、感じてません!」
 ぴくん、と微かに動いたイリーナを窘めるが、逆効果なような気がする。
 次第にイリーナの恥丘が、以前と同じようなツンデラになっていく。
「よし、出来たぞ」
「は、はい……」
 ヒースが残った泡を拭き取ると、そこは元通りのつんるつてんに戻っていた。
「どうだ?」
「……うー……なんか」
 言いよどむイリーナを、ヒースはにやにやと促す。
「なんか?」
「……なんか、恥ずかしいです」
「生えていたのが恥ずかしいといったり、元に戻っても恥ずかしいといったり、難儀なヤツだな」
「だ、だって……」
 そこで、ヒースはふっ、と笑ってみせる。
「そういうのがオトナってもんだ。オトナになると、あるのが当然になるからな。無くなると、急に恥ずかしくなる。お前は立派にオトナになってきたってことだ」
「ひ、ヒース兄さん……」
「と、いうことで」
「?」
「オトナなイリーナとは、オトナの遊びをしようじゃないか、うはははは」
「! や、やっぱりヒース兄さんはオヤジです! オヤジすぎます!!」
 今までちょっとじーんとしていたというのに、イリーナは真っ赤になって枕を投げつける。
「わはははは、逃げても無駄だぞ。まさかエキューだけでなく俺様までこれをやるとはな」
 などとほざきながら、ルパン飛びでイリーナに飛び掛るヒース。
「あーん、もうー!! ヒース兄さんなんか知りませんっ!!」

 ごけばきょめぎっ☆

* * *

……ファイアーボールとか撃たないでください、ライトニングバインドとか撃たないでください(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
イリーナはつるなイメージがあったもので。出来心でやりました、今は反省しています(逃)
510名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 14:20:02 ID:hFlUDTSo
いやおもしろかったっす、乙!!
511名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 15:03:34 ID:l35OtFxJ
>>509
剃毛プレイ(・∀・)イイ!!

次はファリス神殿に夜中に忍び込んで
神官服着用でお漏らしさせる
マニアックプレイ希望。
512名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 01:22:43 ID:6zwvxAVV
ヒースの国家の危機に、1週間の沈黙の謎、小説でこってり描写してくれんかなあ。
(まあ、王に対する不敬罪があったとしても、王宮での暴言じゃないし、
機動性のある高レベル魔術師をただ牢屋で寝かせておくのも、惜しいはずなのに。)
バスの言葉はバードと本屋の違いあれ、売れ筋の真実ついてる。
『悲劇も彩り、恋愛物は若い女性にうけるのです。』
だから、こってりしたのを、読ませてくれんかなあ、みやびたん。
513名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 16:27:12 ID:bTVsYENp
みやびと清松って付き合ってんの?
514名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 18:40:51 ID:Yu1iFef7
ねーよwwwww
515名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 19:07:22 ID:EiZolGzZ
.     _}二O{
      (゚Д゚ ) 
     i"ノl~,)
.      |_|_| 
      U U 
516名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 19:09:12 ID:EiZolGzZ
すまん壮絶に誤爆した。
牢屋のヒースを観察しにいってくる

……いない?
517名無しって呼んでいいか?:2005/08/18(木) 02:12:52 ID:ueJ2M78s
夢を見ていた。 暗い冷たい世界で、誰かが呼んでいるのを。
遠くで誰かが 喋っているけれど 目を覚ますことができない。
目覚めたいのに目覚められない、悪夢のよう。
『…ナ、ワシは先にゆく、お前はできるだけ…養生せい。』
遠くで、聞きなれた声がしたような気がするけれど。
意識が遠のいて、また暗闇に堕ちていった。

意識が再び浮上しても、悪夢は終わらなかった。
暗闇。目蓋を開きたくても開けない。体もピクリとも動いてくれない。
ここは…? わたしの体は、どうしたんだろう?
そう遠くない処で、気配がした。…近づいてくる。
誰何したくても、声も、でない。
下腹に力が入らず、ひゅうひゅうと喉が鳴るだけ。
近づいてくる…ゆっくり。誰?何?
それは、わたしのすぐ近くまできて、覗きこんでいるようだった。
危険なケモノなら食べられてしまうかもしれない。ファリス様!!
518名無しって呼んでいいか?:2005/08/18(木) 02:42:46 ID:ueJ2M78s
ソレはわたしのすぐ近くを、
わたしを覗きこみながら、何度もウロウロと歩き回った。
やはり、猛獣かナニカだろうか? 
そう思った途端、ケモノっぽい息遣いを、わたしの聴覚が捉えていた。
やはり、ケモノかナニカで、わたし、タベラレテ、シマウのでしょうか? 
ほとんど感覚のない背中に悪寒がはしる。
ウロウロとしていたソレは、ふいと近づき、わたしの胸の上に触れたのです。
わたしが死んでいるのか、生きているのかどうか、はかっているように。
生きていればトドメをさされ、死んでると思えば、
そのままカプリと食べられてしまうに違いありません。
胸の上の生物が動き、やはりトドメを刺そうと思ったのでしょう。
今は顔の近く、喉元に気配を感じます…!
それが、顔に触れ……わたしは身を竦ませ、息をこらしました。
間近に息遣いを感じます。
その顔に触れたモノとは別のなにかが、口のあたりをかすめました。
そうすると、すぐにその気配は遠く離れて行き、
木の軋む音とともに聞こえなくなりました。
…わたしはいったい何と対峙していたのでしょう?
この目を開けることも出来ない、悪夢が終わるのは、いつなのでしょう?
ただあのケモノに、懐かしいような
体臭を感じたのは、気のせい、なのでしょうか?
わたしの意識は、緊張に疲労し、また深い暗闇に堕ちて行きました。

519名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 10:15:29 ID:gmuFwv3M
>>517-518
乙!いいふいんき(←なぜか(ry
520名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 14:52:46 ID:hSUtxAW7
このスレ的にはベルカナって一人上手だよね。

ある夜ベルカナがイガーと感覚を共有してみると、
なんと交尾中のイガー。
ベルカナ「…これも勉強ですわ…」
521名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 15:27:14 ID:XhjfFU9D
>>520
イイ! 是非とも続きをSSに!!
522520:2005/08/18(木) 16:35:05 ID:Zmv0Z1fv
>>521
イヤスマンムリw

イガーってオスのよーな気も。
舐めさせてたりして。
いやベルカナのことだ、咬m(マテ
523名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 19:58:00 ID:/jMPHN1U
猫はざら舌だから舐めさせたら怪我するよ
524名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 21:18:55 ID:j91mURoO
昔、ルナヴァルガーというラノベでザラ舌だからこそ効く、という展開がありました
525名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 21:20:40 ID:9IAsZ6pR
>523
さすが経験者の発言だ、重みがあるぜ(笑)

>522
雄のイガーの交尾中の感覚を共有して、タチに目覚めてしまうベルカナとか?
526名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 21:50:07 ID:cTJ1UEqc
ベルカナのおくちで大人になるイガー・・・
527名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 22:18:48 ID:2UGSQjkf
本スレで聞いたRPGドラゴン最終巻の予告、SW放課後なんちゃらの
女キャラのイラスト、けっこう仮面みたいだお
528名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 09:14:06 ID:G8bbCfGa
ラベルナ→ヒース
クラウス→ガルガド
チビーナ→エキュー
はわかったけど男組のほうがわからん
ローンダミス→バス?
ヤムヤル→イリーナ?
ノリス→マウナ?
で合ってる?
529名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 09:50:33 ID:/noB8nc4
>>528
10巻発売以来、卓ゲ板やラノベ板でも度々議論されているが
「断言するだけの材料が無い」という結果に落ち着いている。
530名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 10:06:40 ID:G8bbCfGa
(´・ω・`)ショボーン
531名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 10:51:01 ID:n4loZla+
ベルカナにネコ耳つけてみたい
532名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 11:20:23 ID:iIcNoA4U
イガーが擬人化&巨大化
ベルカナは猫耳と尻尾が生えて
イガーの使い魔として性奴隷化される立場逆転ものをきぼん
533名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 12:46:48 ID:VrQgOFnP
きぼんする前に自分で書けよ
534名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 13:34:33 ID:q+HVIuJd
マウナがノリスは確定と思う。
合流後のプレイでもマウナが「ノリスが●●します」とか言ってるし。

あれ?ということは元のノリスプレイヤーって何処に?
535名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 14:42:31 ID:RmVrofek
ここがエロパロ板と知っての狼藉か
536名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 15:02:55 ID:Ochsw5jp
チビーナ「ろーぜきかー!」
プチーナ「ろーぜきろーぜき〜」
ロリーナ「…ろーぜき」
三人娘「「「ろーぜきって何でつか?イリーナまま」」」
537名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 15:20:33 ID:paplnETu
イリーナ「そう、狼藉です!…ところでヒース兄さん、狼藉って何ですか?」
538名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 15:50:30 ID:VrQgOFnP
ヒース「はっはっは、しょうがないから教えてやろう。“ろうぜき”っていうのは読みの通り蝋で作った堰のことだ。
そんなもんで堰を作っても、すぐに破れちまうだろ?
そこから転じて“後でヒドイ目にあうことが分かるくらいバレバレの一時しのぎ”を“蝋堰”というよーになったのさ」
539名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 16:11:18 ID:F1VKGYX/
>538

ヒースクリフよ・・・(苦悩するハーへん師匠)
540外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/08/19(金) 17:07:33 ID:vDloWZAA
・狼藉

なに『狼藉』を教えてほしい?
ならちょっとそこ動くなよ。
そ〜れ<パラダイス>。
あっはっはっは。どうだ動けまい。

ほーれ、集中力を切らさないように、と。

(ずりずり)

お、なんだ。かわいいパンツはいてるな。
どれこの中身はと。
はは〜ん。なんだ。まだ毛も生えていないのか。
やっぱり固いな〜。スケベ馬にはまだ乗れそうだな。

(はぁはぁ)

おや? イリーナさんもう動けるんですかな?
そんなグレートソードを振りかぶって。

(しまった。集中が解けた)

そうそう。こんな風に相手に失礼な働きをするのが「狼藉」というものだ。
乱暴が加われば乱暴狼藉という。
分かったか?

「はい。ヒースパパ」
「よくわかりまちた」
「でもママが怖いでつ」

「ヒース兄さんの……バカー!!!」
541名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 17:33:35 ID:VrQgOFnP
>>540 GJ!
しかし、パラダイスって………W
542名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 17:46:21 ID:ULschsqb
GJ!
ヒース先走りすぎw>パラダイス
543名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 17:53:04 ID:paplnETu
>>540
ワラタ、GJ。
多分ヒースはこれからする出来事に頭がパラダイスになってたんでしょうね。

マウナ「あれ、ヒース。またイリーナに何かしたんでしょー。…て今回は流石にやばそうね、額がぱっくり割れてるわよ」
ヒース「そこまで分かっているのならどうか『快癒』をかけてくれなさい、マウナサン」
マウナ「しょーがないわねー…。酒場が血で汚れるのも嫌だし」
(『快癒』発動、何とか一命は取り留めたヒースに向かって)
マウナ「ったく、今度イリーナに対して変なことしたらあの件バラすわよ、レイノルト君」
ヒース「…(床に突っ伏して何も言えない)」
544名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 18:35:32 ID:03IXKveA
どうすればグレソの一撃で額がわれるんだ!?
545名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 18:51:38 ID:RIwzUPKp
絵師サイトの色紙イラスト、ヒース出張りすぎでワロス
546名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 18:57:54 ID:kST0KXcc
同じ顔して、親子ちっくな父性愛ヒース・チビーナにモエス。

ヒースイリーナは元気杉で色気がいまいちだでな。
547名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 19:03:11 ID:paplnETu
>>544
演出しすぎた?ゴメソ。
まぁダメージ判定でイリーナが3の出目を出して辛うじて生き残ったという事で。
548名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 19:23:00 ID:ULschsqb
イリーナ「峰打ちです。急所は外しました。(汗)」
チビーナ「"てかげん"でつね!さすがイリーナまま、おこっててもれいせいでつ。」
イリーナ「そうそれ!てかげん!お利口ですねチビーナ!」
549名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 20:19:49 ID:CyqPZymc
>>544
剣の刃ではなく横っつらで引っ叩いたんじゃ?
550名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 21:31:26 ID:KWRcxCV7
斬ろうが叩こうが「額が割れる」程度で済むかというと・・・

エキュー「見てよバス。このグレートソードにはヒースに当たった形跡が無い。」
バス「つまりこれはアレですな、"しょうげきは"という奴ですな。」
551名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 22:08:52 ID:7w2sYjo0
浮島か?
552ファラリス的反則ネタ 清松×秋田:2005/08/19(金) 22:15:05 ID:aEtbqVUN
)513

 清松みゆきと秋田みやびは、深夜の秘密のセッションを行っていた。
「みやびはここがいいのか、ほれほれ?」
「あ、ああっ……そこ、気持ちいです……っ」
 みゆきがみやびの乳を揉みしだく。もまれるたびに、ふにふにと形がかわり、先端が尖っていく。
「ほら、みやびのダイスを転がしてやろう」
 ころころころ。1D、2D、3D……みやびのダイスがころころと転がされる。
「そっ、それはダイスじゃありません……っ」
「じゃあなんなんだ? 言ってみ」
 くにゅっ、とみやびのダイスが摘まれた。
「ひああああっ! そ、そんなの言えませんっ!」
「じゃあ、1ゾロだな」
 ぴたり、と愛撫の手を止めるみゆき。
「あ……ああ……。や、止めないでください……」
 あそこから愛液をとろとろと流しながら、みやびはもじもじと呟いた。
「じゃあそこは何なのか言ってみ?」
 再び、みゆきはみやびのダイスの周りを指でいじりはじめた。
「……あぅ……だ、ダイスでいいです」
 さすがに恥ずかしくていえなかった。
「ん? ダイスじゃないんだろ」
「いっ、いじわるです、清松さん…!」
「はっはっは。俺は意地の悪いGMとしては定評があるからな」
 笑いながら愛撫を続けるが、決してみやびのダイスを転がすことはしない。
「ぅぅ……く、クリトリスです……」
 真っ赤になって囁くみやび。それをきっかけに、激しくダイスが転がされた。4D、5DとSWでは滅多に使われないダイスロールだ。
「はぁぁぁぁんっ!! き、気持ちいですっ、も、もっとぉ!」
「回して欲しいか? ん、どうなん?」
「ま、回してくださいっ、もっとぉ!!」
「俺はシーフじゃないからな、クリティカルは2Dで10以上だぞ。どうだ、これは10以上か?」
 くににっ、とみやびのダイスが押しつぶされる。
「ふああんっ、ひいっ、くふうううっ!! じゅ、10以上ですっ、クリティカルしてます! イリーナのクリティカルよりすごいですっ」
 みゆきの執拗な攻めに、のけぞって快楽を貪るみやび。
 愛液が溢れだし、ベッドに巨大なマナール湖を作る。どうやら、軽くイったらしい。
 はぁはぁと荒い息をつくみやび。
553ファラリス的反則ネタ 清松×秋田:2005/08/19(金) 22:15:50 ID:aEtbqVUN

「じゃあそろそろ遺跡探索をはじめるか」
「は、はいっ、こ、これが地図ですぅ……」
 自分の指を使って、秘所をぱっくりと広げるみやび。
 みゆきの指が進入して、ぐちょぐちょとかき回す。ただでさえあふれ出していた愛液が、その動きに合わせてびちゃびちゃと飛び散る。
「んああっ!! あんっ、ああっ! す、すごい、罠も鍵もどんどん破られてます! か、隠し扉までぇ!!」
 ぐにぐにと自在に動くみゆきの指が、みやび遺跡を踏破していく。
 ついに、みゆきアドベンチャラーズは、最深部の部屋まで到達した。
「も、もう我慢できませんっ! き、清松さんお願いしますぅっ!!」
「よし、じゃあガーディアンとの決戦だ。俺のグレートソードを受けてみろ……って、俺GMなのにな」
 みゆきはぶつぶつと呟きながら、自前のグレートソードを取り出し、みやび遺跡に突っ込み、最深部のガーディアンを攻め立てた。
 ずん、ずん、ずん!! ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちゅっ!! 
「ふあああっ、すごいですっ、イリーナのグレートソードなんか目じゃないです! いきなりクリティカルですっ!!」
 グレートソードが繰り出されるたびに、ガーディアンが突き上げられ、みやびはのけぞって嬌声を上げる。
「ははっ、俺のグレートソードは、イリーナのなんか、目じゃない、ミスリル製だからなっ!」
 ぐぽぐぽ、じゅぼっ、じゅぶっ、ずんずんずん、ぐちゃっ、じゃぽっ!!
「あんあん……だ、ダメ、ミスリルグレートソードすごすぎっ……も、もうガーディアンもたないっ!!」
「ほれ、トドメだ! コマンド・ワード、《イってしまえ!》」
 ずんずんずんずんと激しくみゆきのグレートソードで攻め立てられるみやび。体中がびくびくと痙攣し、ガーディアンの生命力は限界を迎えた。
「ああっ、あくっ、ひんっ、ああんっ、いやっ、い、いぅ……ガーディアン壊れるぅぅぅ!!」
「おりゃー、魔力発動+強打クリティカル−1だー!!」
「あああああああーん!!! 6ゾロクリティカルしてるぅぅ!! いくぅぅぅ!!」
 奥まで突っ込まれたミスリルグレートソードは、ガーディアンにトドメを刺し、みやび遺跡の奥で魔力を開放させた。
 みやびは全身を駆け巡る快楽に全身を震わせ、足でみゆきをかにバサミにして絶頂を迎えた。
 噴き出した潮と溢れ出す魔力の残留が、ベッドのマナール湖をエア湖サイズにまで拡大させていく。
「ぐ、グレートソード、さいこーですぅぅぅ……」
「俺のグレートソードは天下一だk……


マロウ 「こんな夜中にグレートソードがどうかしただか、藤沢GM?」
クレスポ「またエロいシナリオでも考えてたんじゃないんッスか?」
藤沢GM 「……びくぅ!!」

* * *
554上のかいたひと:2005/08/19(金) 22:17:09 ID:aEtbqVUN
しかも最初のヤツ、アンカーミスってるーorz
>>513
555名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 01:20:14 ID:U3b02Lcc
>>552-553
反則っつーか萎えるわこんなもん、とか思いながら読み進めたら・・・

オチで生命力6点噴いた。
556名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 01:49:53 ID:3f5X+mfR
グレソ短編並に反則じゃわいw
557名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 01:58:53 ID:IPTDZGpL
オチがなきゃ、無視してスルーするべき作だったな。
うっかり、立ち止まってしまったけれど…。
558名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 02:17:09 ID:dRrKSej2
そして、嫁と飼っている金魚に報復されるみゆきちタソ
559名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 13:35:20 ID:NzcFHi4d
>552
まあ一回だけなら良いんじゃないの?

乙!
560名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 17:55:45 ID:7aqHKYD3
むしろさなえ嬢は
ミズノリョー×キヨマーか キヨマー×ミズノリョーか
で悩むはz(ベルカナメイス
561名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 18:45:08 ID:8E2oOzJy
デーモンアゲインを読んだ感じ、水野が誘い受(ry
562名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 19:05:41 ID:lNTQaIAi
それはつまり クレア×スイフリー ってことかW
563名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 20:13:31 ID:BX7XpmPv
実物の(といっても何年か前のサイン会でみたきりですが)水野先生はどっちかというと攻め顔ですよ。
564名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 21:03:34 ID:IPTDZGpL
リウイとスパーク読めばわかるじゃないか。
完璧、誘い受けのヘタ(ry
565名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 21:59:07 ID:m4W+jyxx
しかし、手元のリプレイ見てみるとスチャラカ・バブリーズ・へっぽこ・ぺらぺらと
女キャラは2キャラずつなんだな。
ブロブのときに「マニアックな〜」発言で女性陣が怒ってたみたいだけど
プレイヤーの性別と一緒なんだろうか?
566名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:03:07 ID:7T6U3WSq
つ[バト/ルテ/ックリプ]
567名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:12:18 ID:8E2oOzJy
結論が出ないことにこだわっても意味無いよ。
素直にキャラクターに萌えとこうよ。
568名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:13:13 ID:IPTDZGpL
>565 …怒るゾ?w

ケッチャ、アリシアン、ユズ。3人!
ザボ(中の人が看護婦さん)
569名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 01:31:14 ID:KVDBBpYg
>565…怒るゾw

第四部
ラーン、ミンクス、ステラ婆さん。3人!
第五部
ラーン、ミンクス、ルーイ。……3人?
570名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 02:02:22 ID:l5pNBNXb
>>569
第五部に追加
ふりふりカシス
571名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 04:12:51 ID:t26edSr2
>>565
手元のリプレイですら間違ってる上に
第二部も、アラシャ、フィリアン、シアと三人 他は568から先を参照

565は、単に、女性キャラは二人がベストだ!とか言いたいんだろうか
カシスは女性、ステラ婆さんは男だったみたいだけど…それとも中の人ネタ? それはちょっと勘弁
572名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 12:53:08 ID:LUd8+NZd
女装させれば無問題。

どうでもいいが、「スチャラカ冒険隊南へ」の表紙は鬚づらのディーボ以外、みんな女性に見えた。
573名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 19:44:33 ID:7AT1Q4Fe
>572
まあ、ケイン君はおかっぱだしザボさんはリボンつきだしな…
あらためて見返して思ったんだが、アリシアンの耳ってケイン君と遜色ないほど長いのな。
エキューが彼女にどう反応するのか、見てみたい所だw
574名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 22:13:11 ID:LUd8+NZd
エルフ
ケイン、フィリアン、スイフリー、マイス、シャイアラ、シラルム、エリス、ディード
半エルフ
アリシアン、ベルモット、マウナ、マロウ、フェニックス、マティアラ
白黒エルフ
ミスリル
半ダークエルフ
ジール、イッシュ(黒い肌の軍師)
ダークエルフ
ピロテース他

エキューはどのラインまで萌えるんだろうか。
彼・彼女らを並べると、簡単にマウナを見捨てそうな気がする。
575名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 22:41:10 ID:yVtUIWe3
女ならどの系統のエルフでもおkの予感w
576名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:03:16 ID:e04wCEYa
あと5年10年したらシルヴァーナさんが落とせるだろう。
強引にでても負ける要素ないよ、エキュー。
577名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:19:57 ID:/WiTC8Yb
>>574
半エルフにリンも忘れんでくれ
シアターのミスリルとリンの話好きなんだ
578名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:53:26 ID:PTQ0VcmU
>574
マウナはクラウスとエンディングみたいだな。
エキューがその程度で諦めることはないだろうが、他の耳が現れたらあっさり乗り換えだろうし。
579名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 01:23:08 ID:1dWKVk/J
エロパロ記念マウナ争奪杯

クラウス 本命 
エキュー 対抗
ヒース  大穴
ガルガド 頼れる髭
バス   頼れるR指定財布
ノリス  ショタ女装萌えならアリ
イリーナ 倒錯の百合 
580名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 01:24:39 ID:kRLq4wi9
>574
スイフリーが白エルフである事に納得がいかないのは自分だけだろうかと悩む。
581名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 01:52:07 ID:+GrgsDlr
>574
ここに某熱血爆風ハーフエルフプリンセスを混ぜても、やっぱりエキューは萌えるのか?
582名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 02:22:05 ID:1dWKVk/J
エキューは(なんとなくだけど)生意気な女は嫌いそうだから、微妙かもな。
キャレリン16歳シーフ7Lv。
583名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 03:33:14 ID:H3ZNuntH
>579
母性本能なら:アルラウネ三姉妹
可愛いならなんでも:デボン、BB1号
584名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 03:45:52 ID:iJRVwrBu
>>579
いけないわ義父さん:青い小鳩亭主人
585名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 04:57:52 ID:f1YmzlFV
>>580
気持ちはよくわかるよ。
でも一応+4無いからな
ウーンズは使ってたけど
586名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 05:36:43 ID:1dWKVk/J
性格はすっかりダークエルフだよスイフリー。
幾ら頑張っても+4精神抵抗も暗視も手にはいらんけどな。
サーラ2やアドベンチャ2の悪党エルフの2歩手前みたいな?
587名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 07:35:33 ID:pollbvGZ
こうして並べても、エルフとハーフエルフで大してメンタリティに違いはなさそうだな。
遺伝子よりも育ち方の方が重要かな。
シラルムより、ハーフのリーライナのほうが「エルフの誇り」にこだわったりとか。
588名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 11:00:22 ID:XlnJv29O
そういやチェンジリングなんかで人間に育てられたエルフは神を信仰しうるんだったか。

ときに上記の逆パターンはあるんだっけ?
エルフの夫婦から生まれた人間。
589名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 12:05:51 ID:pollbvGZ
確率論としてはありえると思いますが、人間の夫婦とエルフの夫婦の数では分母数に差があるので、ひどくまれな人間夫婦の取り替え子の中でもさらにまれな存在かと思われます。
590名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 12:33:44 ID:XFIn6qeT
更に言えばその場合さっさと人間世界に里子に出しそうなイメージがあるな
591名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 12:41:05 ID:ec5OYbYb
>>574
たまにはギルガメッシュと人妻ハーフエルフのことも思い出してやって下さい。
592名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 17:54:36 ID:ioHrdNXD
ガルガライスに住む、でっぷりと太ったアリシアンの母親(エルフ)とか。


そーいえば、サティアお母さんがいない。
593名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 18:01:26 ID:XSsCgqwX
新刊が出て、サービスシーンもあったのに話題にならないエルマ・・・
594名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 19:44:18 ID:fCzRdzcp
>>592
アリシアンの母親は人間。
「でっぷりと太ったエルフ」のお母ちゃんではなく、
でっぷりと太った「エルフのお母ちゃん(この場合、奥さんの意)」と読むのが正しい。
595名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 21:57:28 ID:pollbvGZ
都会に出て盗賊に染まったエルフが、盗賊ギルドの幹部に見初められたのが出会いだったのだろうか。

は!シャイアラさんもしや……。
596名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 22:47:17 ID:1dWKVk/J
>592 サティアの母親はアドベンチャ5の巻末おまけに申し訳程度に採用されて載っている。
カリア・リーティ。ラバン宿屋経営エルフ。父親の違う子供が何人もいる…(ため息)
…ヤリマンエルフぽい7Lv戦士3Lv精霊使い。
スチャラカ冒険者、南へで、ヒョロヒョロエルフ父と太った人間母でした。アリシアン父母。

…しかし、なぜココで色っぽくないネタばかり。
売り切れでエルマのネタには乗れないし。くぅ〜。
597名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 22:57:35 ID:D4N7mIYQ
>596
君は人の意見を理解できないタイプなんだね
598名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 23:34:17 ID:Oj6mQVKL
山本のエルフと、清松のエルフ(エリスとか)を見てると同じ種族とはとても思えない。
599名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 23:38:30 ID:Bcd71iVE
エリスは、不自然なくらいエルフしてたね。
混沌カムバーックッ
600名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 23:39:34 ID:qxep5+WQ
ぶっっちゃけSWには幼女エルフが足りんのですよ。

「おなかぺっこぺこだおー」

こういうキャラが一人でもいれば……!
601名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 00:03:11 ID:G2oPUyOn
>おなかぺっこぺこ
イラネ…('A`)
602名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 01:44:59 ID:UH5eWwa8
やはりエルフはエキゾチックな感じがほしいよな

「haーhahahahaッ、ナイッスジョォォクッ、グッジョーッ」

というエルフが一人でもいれば……!
603名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 06:45:39 ID:7/fMjvtG
アルシャスレに帰れ、トイレの芳香剤
604名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 10:51:40 ID:QPubFMBi
>>602
あれを見たら、エキューは多分首を括る。…さもなきゃ、狂気の神を信仰しそうだなあ。
605名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 23:26:55 ID:N77evDGc
何故トイレの芳香剤の香りが・・・・

ハッ!もしや、田○天がSWリプレイに参戦して新米GMを泣かせる前兆か!?
606名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:17:17 ID:YnDXTC2a
>>605
芳香剤の中の人は「じゅんいっちゃーん(cv.小暮絵魔)」だろう?
607名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 01:34:15 ID:fWZqaogV
いや、そじゃなくて・・・・

セブ○フォートレスとかナイ○ウィザードとかアル○ャードとかの香りがしたから。
で、どうせアノ内の人達が参戦するなら・・・って事。
芳香剤=森羅○象の人ってのは解ってるサ。
608名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 02:52:52 ID:viiqi8MV
森羅違う(笑)
609名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 02:56:28 ID:fWZqaogV
あれ?
610名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 06:03:00 ID:XiH+0eKx
天羅万象。神羅万象。微妙にちがう。スレもちがう。

とりあえず脈絡なくナニも考えずにエロを置いておこう。

「ヒースにいさん、ちょっと、しゃぶらせて下さい。」
「な、ナンデスカナ?…いりーなサン、ナニをいきなり…?」

(…ズ…チュバ…ビチュ…) 
611名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 11:36:03 ID:ISgcZWxG
イリーナのパワーで吸ったら何もかも吸い出されそうだな
612名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 12:01:41 ID:Johx0SAM
そういうホラー映画があった気がする。
後に残るのは干物のような死体。
613名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 15:14:30 ID:HM3Jt0FW
びっくりしたイリーナがあわてて吹き込んでヒース復活
614名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 18:30:19 ID:i0VVyhDp
>613
×ヒース復活
○ヒース破裂
615名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 20:47:45 ID:vpU/uXFL
>612
「あなたの性器吸わせてください」とかいう奴だな。

……あれ?精気だっけ?
616名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 22:20:05 ID:a1pP64y4
>>456
あまりに懐かしすぎて書き込んでしまった。
板違いだ。
617名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 23:22:37 ID:Johx0SAM
いまさらだけど、漫画のエキューを見てて思う。
シャーマンの覗き魔は凶悪だと。
もしシーフ技能も付いていたらさらに……ノリスは性欲なさそうだけど。
618名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 23:30:24 ID:i0VVyhDp
>617
ノリスならむしろ、正面から堂々と入って同化してそうなw
619名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 23:38:08 ID:avFZElcI
高レベルソーサラーも。奴らは透視だって変身だってお手のもの。使い魔が猫だったらそれも活用できるし
620二度目ネタ:2005/08/25(木) 00:59:08 ID:dK6OUoor
アンジェラ姐さんインへっぽこ温泉女湯
621名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 12:49:02 ID:664VXrUV
性転換したイリーナに、男の筋力で殴られるヒース兄さん悲惨。

ついでに、ひげが無くなったバスはなんだかかわいい。
622名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 13:12:49 ID:TCP+6uDL
そりゃ、女バスは雑誌掲載時に枠外でヒロインを予定されていましたから
623名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 14:24:19 ID:eR4lfnj7
前スレ489のイリーナ本は流石に消えたか。
まあ二ヶ月以上前じゃなー
624名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 15:10:23 ID:1DTYZjrU
>>623
それはもしかして遠まわしに
再うpキボン!
と言ってるのかね?大将
625名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 15:58:16 ID:qBJU9FTn
人工呼吸とか心臓マッサージって概念はあるんだろうか。
結構体力使うよね。
イリーナ「まかせてください体力には自信が(ry
626名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 16:14:18 ID:acRMIA2Q
ふう〜っ、パン!
ぐいっ!メキョッ、グジャッ!
627名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 19:14:52 ID:664VXrUV
>624
お願します!

>625
人工呼吸?
息の入れすぎで相手の肺を破裂させちゃいそう。ストローカエルのごとく。
心臓マッサージ……肋骨がボキボキと……胸骨陥没……。

なんでイリーナがやると想像するとスプラッタになるんでしょう。
628名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 20:43:24 ID:3g2d7XMm
ちなみに、実際の救急現場では、肋骨が折れたとしても心臓マッサージのほうを優先させるそうだ。
629名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 21:14:27 ID:HR6ONvNL
死んだら意味ないですからね。骨が折れて助かるくらいならもうけもの。



…だからってイリーナサン…あなたはやめうわああああ
630名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 21:16:35 ID:664VXrUV
リザレクションがあるので、安心して心臓マッサージをうけるべし。




あれ?
631名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 21:31:50 ID:JJwbQnhb
心臓マッサージは攻撃方法の一種ですか。

さあ、貴方は海で溺れてしまいました!
どちらを選ぶ?
1:イリーナの人工呼吸&心臓マッサージ(筋力25のマッサージと生命力22の肺活量)
2:グイズノーの人工呼吸&心臓マッサージ(筋力11のマッサージと生命力12の肺活量)

これこそリザレクションの準備が必要かw
632名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 22:00:36 ID:eR4lfnj7
>>631
所詮イリーナもグイズノーも、
レンジャー技能持ってない=応急手当技能は無い=まあ多分無駄死ぬんだろうな

ならばここは冥途の土産にイリーナでしょう。
633名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 22:43:36 ID:IQji+p4z
ディーボさんの「フォースで心臓マッサージ」でひとつ。
634名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 01:11:31 ID:n5f6ZFS1
>631 誰が生臭坊主とマウス トゥ マウスするか!
断然、イリーナ!!
てか、素直にキュアしろよ。

…ニヤ。
人工呼吸、クレスポとヒースとディーボ、パラサだったら誰がいい?
635名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 01:35:33 ID:W4S460Hr
レンジャー持ちで生命力も程よく低いヒースクリフ希望。
・・・・・・アンジェラ姐さんバージョンで。
636名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 04:12:17 ID:9dSPB0VF
なんかヒースクリフっていうと五竜亭思い出すな。
ヒースって言えばへっぽこのヒースなんだが。
637名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 08:48:46 ID:8KzS1kkq
あっちのヒースクリフは吟遊詩人だっけ。
638名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 08:51:57 ID:n5f6ZFS1
五竜亭の吟遊詩人か。
レンジャーのメロスの印象が強くて一瞬イメージがあわなかったや。
639名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 13:36:27 ID:BttZ6IUF
>>638のおかげでメロスと混乱してしまった…。
640名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 13:41:29 ID:9dSPB0VF
あ、俺もメロスとヒースクリフがごっちゃになってた
641名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 13:47:30 ID:+Oao/Rm2
ソードワールドのヤオイスレはありませんか?
642名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 13:47:31 ID:yq/hlsvx
ヒースクリフは外見すらも忘れてしまったが、
メロスって外見スナフキンのレンジャーだよね。
643名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 14:30:03 ID:9dSPB0VF
そうそれ。エルフと恋仲の。
ヒースクリフはバズを美形にしたみたいなバード。
644名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 15:56:25 ID:n5f6ZFS1
>641 ん?誰と誰のやおいを期待してンだ、おまいさん?
ロードスはともかく、SWに適応するキャラいるかあ?
645名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 16:01:21 ID:+Oao/Rm2
エキューナやノリーナ受けで。
646名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 16:09:03 ID:9dSPB0VF
ガルガドやバズ受けで。
647名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 16:31:51 ID:o+DVHlzk
>>641
801板にリプレイスレがありますぜだんな。
648名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 17:19:32 ID:jp/Ry73t
意外なカップリングが人気あるんだなーと独り言。
649名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 22:36:38 ID:Aaqe2Spv
随分前に、神官服おもらし希望とかいわれてたのを思い出して書いてみるテスト。
おもらし、っていうのとはちょっと違うかもしれんけど。

* * *

 ある日の夜。
「今日も一日おつかれさまー」
 イリーナは自室で数々の武具を磨いていた。
 大量のグレートソードから始まり、魔剣、風林火山、弓、クロスボウ、勇気盾、さらには巨大な岩まで磨いてから鎧を磨きにかかる。
 すべてを磨き終えると、わざわざ全ての武具にチューしてから、それらを片付ける。
 それらの作業が終わる頃には、すっかり深夜にさしかかろうとしていた。辺りはしんと静まり返り、ただでさえ小さい神殿内は人の気配すらなかった。
「ふぁー……今日もがんばりました、ファリス様」
 最後に祈ってから、パジャマに着替えてベッドにもぐりこむ。
 今日も安眠できそうだ。
 夕飯時聞いていたバスの歌の影響なのか、髭面のアーティストドワーフな格好をした妖精さんが、眠りの世界にいざなってくれる。
 しかし、イリーナの安眠は唐突に妨害された。
「万物の根源たるマナよ(ぼそぼそ) 我に道を開けよ(ぼそぼそ)」
「はっ」
 不意に入り口の扉の外に、人の気配が生まれた。続いて、もぞもぞと動くような物音と、小さな魔法の詠唱の声。
 そして、カチリと音を立てて鍵が開いた。
 ばーんと、傍若無人に扉が開かれた。
「おら、イリーナ起きやがれ」
「堂々と夜這いして何が起きろですかー!!!」
「っていきなりかyべぼぎゅるばっ!!」
 不埒な侵入者、ヒースクリフのどてっぱらに必要筋力25の岩がめり込んだ。


「それでこんな時間に何しに来たんですか!? まさか本当に夜這いじゃないでしょうね?」
 さすがにお冠になったイリーナが、言葉の隅々にトゲを生やしてヒースを問い詰める。
 下にちゃんとパジャマを着てるというのに、毛布で身体をガードまでしている。
「そ、それより治していただけませんでしょうカ、いりーなサン……」
 口の端からだくだくと血を流したヒースが揉み手をしながら懇願する。
「大丈夫です、手加減しましたから」
 おいおい、岩は手加減できないだろう……
「なんだ、それを早く言えよ。気が利かないやつだな」
 ……。
 しゃきっと立ち上がって、見事復活するヒース。もう突っ込み余地も無い。
「で? 何しに来たんですか、いい加減白状してください」
「ああ、それはだな。学院で急所、聖水が必要になってしまったんだ。だから、神殿にコネ……つーか、仲間に神官であるお前がいる俺が取りに来たというわけだ」
「聖水、ですか?」
「そうだ。知らないのか?」
「し、知ってますよそれくらい!」
 いわく、高司祭が聖別した水。いわく、奇跡を起こして作り出す水。諸説あるが、とにかくちょっと神聖っぽい水のことだ。
「神聖っぽい水のことですよね?」
「ああ。間違っちゃいないが、神官のお前がその程度の知識でどうするとかいう問題もあるが……とにかく、それがいるんだ」
「確か、うちの神殿にもあったと思いますけど……こんな時間じゃ、鍵もかかってますし、お父さんに許可をもらわないと」
 ずいぶん前の話だが、父のキリングが「これが聖水だ」と小さな瓶を保管していたような記憶があった。
 保管した棚は、神殿の奥の保管庫で、鍵は父が持っているはずである。
「はっはっは。もって来れないなら、作ればいいだろう」
 だが、ヒースは笑い飛ばして見せた。
「でも作り方なんて知りませんよ」
「問題ない、俺が知ってるからな」
「え!? 本当ですか?」
「ああ。俺はこれでもセージ5レベルだからな」
「さすがヒース兄さん、すごいです!」
 何の疑いも無く、尊敬のまなざしでヒースを見つめるイリーナ。
「じゃ、聖堂のほうへ作りに行くぞ。そのためには神官であるお前の強力が必要なんだ」
「は、はい、わかりました」
650名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 22:38:28 ID:Aaqe2Spv

 そして深夜の聖堂。そこには、きちんと神官服に着替えたイリーナとヒースの2人しかいない。
「なんか、夜中だと不気味ですね」
「ま、遺跡なんかよりはよっぽどマシだろ」
 カツカツと足音が響く中、聖堂を進む。
「よーし、じゃあさっそく作るか。イリーナ、そこに座って」
 と、祭壇を指差すヒース。
「え、でもあそこは……」
「いいからいいから。そういう使い方もするんだよ」
「そ、そうなんですか。わかりました」
 祭壇の上によじ登るイリーナ。どうにも落ち着かない。
「よしよし、じゃあパンツを脱ぐんだ」
「………」
 一瞬の間。
「……え、ええええ!?」
「でっかい声だすよな、必要なことなんだから。ほら、信託を受けるときは裸になって水に浸かるって行程があるだろ? 具体的にいうと、アニメ版リウイの第1話」
 まったくわけの分からないことをいいながらイリーナを言いくるめるヒース。
「た、確かにメリッサさんは裸でした……!」
 まったくわけのわからない受け答えをするイリーナ。
「そういうことだ。さぁ脱げ」
「うう……は、はい」
 しばらくもじもじしてから、腰を浮かせてもぞもぞとパンツを脱ぐ。
 ぱさっとパンツが落ち、神官服の裾からイリーナの秘所がちらちらと垣間見える。
「よしよし」
 どさくさにまぎれて、イリーナパンツは回収してポケットに突っ込んでおくあたり、抜け目の無いヒースだ。
「そ、それからどうするんですか?」
 もう耳まで真っ赤になったイリーナが訪ねる。
「おう、次はだな……この瓶の中に放尿しろ。盛大にな」
 ヒースは懐から、いかにも聖水やポーションが入っていそうな小瓶を取り出し、尊大に言い放った。
「………」
 次は、長い長い間。
「え、えええええー!? な、ななな、なんでですか!?」
「知らんのか? 神官の女の尿のことを、聖水っていうんだよ。きっとこの神殿にある聖水も、こうして神官の女から採取されたんだろうな」
 しれっととんでもないことを言いのけるヒース。
「ほ、ほんとなんですか……?」
「ああ、本当だ。文献にも記されているぞ」
 それはエロ本だろ、などと突っ込むものは誰もいない。
 はじめは疑わしそうにヒースをジト目で見ていたイリーナだったが、そういえば、以前事故で神殿の裏庭で男女の秘め事を目撃してしまった経験を思い出した。
 もやもやもや(回想音)

「ああっ、いいっ、も、もういっちゃうう〜〜!!」
 ぴゅしゃああああ!!
「はは、すごいすごい、聖水があふれ出してるぞ」
「ああんっ、せ、聖水すごいぃ〜〜……気持いい〜っ」

 もやもやもや(回想終わり)
「わ、わかりました! が、がんばります……」
「お、聞き分けがいいな……(ぼそ)」
「何か言いましたか?」
「いいや、なんでもないぞ。さぁ盛大に放尿してくれ」
 かといって、しろといわれてすぐに出るものではない。武具の手入れの前にすでに1回済ませてきたし。
「ん……んんー」
 神官服の裾を握り締め、ぷるぷると震えながら下半身に力をこめる。
 裾から覗くイリーナの割れ目がひくひくとうごめくが、おしっこが出てくる気配は無い。
「んんーーーー……は〜〜〜っ……。ひ、ヒース兄さん、出ませんよ……」
「ん? そうか、じゃあ俺様が手伝ってやろう」
「え? ちょ、ひ、ヒースにいさ……あひゃっ!?」
 言うが早いが、ヒースのイリーナの割れ目に指を這わせた。
651名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 22:39:50 ID:Aaqe2Spv
 くちゅ。
「お。尿はでなくても濡れてるぞイリー……がふっ!」
 イリーナをいぢめるためにしゃがみこんでいたヒースの顎に、強烈な膝が叩き込まれた。
「や、やるならもっと真面目にやってください!」
「ほほう。よーし、わかった。真面目にやってやるぞー」
「ひ、ヒース兄さん、汝はじゃあ……ひぃんっ!?」
 ヒースは指をイリーナの割れ目に突っ込みかき回し、そして顔を近づけ、舌で尿道口をくすぐり始めた。

 ぐちゅぐちゅ……ぴちゃ……ぐちゃぐちゅっ!

「ふあぁぁ……ひ、ヒース兄さんっ……あんっ!」
 イリーナは仰け反って快楽に打ち震えた。
「イリーナ、また毛が生えてきたんだな」
 いつぞやに剃ってやった陰毛が、疎らながらも再び生えてきているのを見たヒースは、意地悪く笑いながら恥丘を舐め上げる。
「ひっ……だ、だって……」
「はっはっは。みなまで言うな、オトナになってきてるんだからな」
 言いながら、ヒースの攻めは止まらない。中に突っ込んだ指を激しく出し入れして、舌で尿道口だけでなくクリトリスも攻め上げる。
「ふぁ……ああっ……だ、だめ……ヒース兄さん、もう……!」
「お、出るか?」
「は、はい……で、でちゃいますっ……聖水でちゃいますっ!」
「よし、そら、出せだせっ」
 ヒースは空いた手で瓶のふたを当てると、イリーナの割れ目に当てがい、激しく舌で責め上げる。
「ふぁ……はあああああああんっっ!!」

 ピュシュッ!! ピュアアアアアアアアッッ!!

 イリーナがヒースの頭を抱き、嬌声を上げる。
 次の瞬間、イリーナの股間から聖水が迸った。
「こ、こら、イリーナ、頭はなせ! 瓶に上手く入らない!!」
「あああ……ふぁ、ふぁい、ごめんなさい……っ」
 うつろな表情でヒースを解放すると、ぐったりと後ろに倒れこむイリーナ。未だおしっこは放物線を描いて噴き出し続けている。
 ヒースはそれを瓶に収めると、満足げに蓋を閉めて懐にしまいこんだ。
「よし、立派な聖水が出来たぞイリーナ、助かったよ」
「……ふぁい……」
 ぽやーっとした表情で、こくんと頷くイリーナ。
「はっは。しかしイリーナのこっちは、まだ満足してないみたいだな」
「ひゃ……きゃんっ!?」
 愛液をとろとろと流し続ける割れ目を再びいじって、イリーナを抱き上げて祭壇から下ろす。
「ほら、イリーナ。入れてやるから、手ぇ付いて」
「あ……は、はい……」
 イリーナに祭壇に手を付かせると、ヒースは膨張したマイサンを取り出すと、一気に挿入した。
「ああっ……あああああんっ!! ひ、ヒース兄さんっ、ふ、深いですっ!!」
「うお……い、イリーナ、熱くて締まるぞっ」
 ねっとりと包み込まれる心地よい感覚に、うめき声を上げながらヒースは腰を動かす。
 
 ぐちゅっ、ぎちゅっ、ぬちゅっ、ぐちゅっ!!

「ひんっ、はぁんっ、んっ、んっ!!」
 激しく往復するごとに、粘着質な水音が聖堂内に響き渡る。
 あふれ出した愛液が、足元に池を作っていく。
652名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 22:40:58 ID:Aaqe2Spv
「ほら、イリーナ見てみろ」
「ああんっ……は、はい…っ?」
 ヒースはずんずんと突き上げながら、イリーナの顔を上に向けさせた。
 そこでは、ファリスの神像が信者たちを見下ろすように鎮座している。
「ほら、こんなえちぃ格好をファリスに見られてるぞ?」
「ああ……ひっ、ふぁっ! こ、こんなところを……ふぁ、ファリス様が……見てますっ!」
 突かれるたびに嬌声を上げながら、ぼんやりとした頭でその言葉を繰り返す。
 神聖な聖堂で。愛する人と。ファリス様が見てる。ヒース兄さんが熱い。
 様々な思考がぐるぐると頭の中を駆け巡る。

 ぱんぱん、ぐちゃっ、ぬちゅっ、ぱんぱんぱんっ、にちゃっ、ぶちゅっ!! 

 気持いい。何も考えられない。気持いい。
「い、今は……っ、ヒース兄さんのほうがいいですっ! も、もっとしてくださいっ……!」
 だんだん理性が吹き飛んでいく。イリーナは、自分からも激しく腰を動かし始め、ヒースにせがむ。
「よし、いい子だなイリーナは」
 ソレに応えるべく、ヒースはイリーナの腰を抑えていた手を離し、神官服の中にもぐりこませて、小ぶりな胸を激しく揉みしだく。
 小さな胸がぐにぐにと形が変わり、先端のコリコリになった乳首がつね上げられる。
 少し痛かったが、その痛みも快感へと変わってくる。
「はあああっ、ヒースにいさっ、はげ……っ!!」
「なに? 俺がハゲだと? 失敬なヤツだな、うりうり」
 意地悪に笑ったヒースは胸を揉むのをやめ、イリーナのお尻を押し広げ、その中央のすぼまりに指を突っ込む。
「ひいいいいんっ!! ちがっ、違いますっ、激しすぎますって……!! ああんっ、そ、そこはダメです、汚いっ!!」
 制止の声も聞かず、ぐにぐにとイリーナのアナルに埋没していくヒースの指。
「汚くなんか無いぞイリーナ。それに、ギュウギュウ締め付けて離さないのはどの肛門だ?」
「や、やあああっ……くふっ!!」
 言葉攻めは専門分野。腰を動かし、指を押し込みながらあの手この手の羞恥の言葉でイリーナを攻め立てるヒース。
 そのたびに肛門が、膣がぴくぴく反応して、ヒースを締め上げる。
「うっ……そろそろ限界か」
「ひ、ひんっ……ヒース兄さんっ、わたしもイきそうです……っ!!」
653名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 22:42:57 ID:Aaqe2Spv
「よ、よし……じゃあラストスパートだ」
 ぐりっ!
「ひ、ひんっ!?」
 ヒースは体位を変え、イリーナを抱き上げて、いわゆる駅弁スタイルでずんずんと突き上げまくる。

 ぐぶっ、ぶっ、ぐじゅっ、ぶちゅっ、ぶぶっ!!

「はんっ、あんあんあんっ、んあっ、くんっ!!」
「はぁはぁ……」
 打ち付けられるたびに、空気が押し出されるようなくぐもった卑猥な音が結合部分から響き渡り、愛液が滝のように溢れ出す。
「ひ、ひーすにいさ………も、も……ダメですっ……!!」
「イリーナっ」
 ヒースがイリーナの一番奥を突き上げると同時に、熱いものがその中ではじけた。
 イリーナの全身に衝撃が走りぬけ、脳天を突き上げるような快感が支配する。
「ふぁあああああぁぁぁああああぁぁんっっ!!」
 イリーナはヒースに身体を押し付け、抱きしめ、びくびくと打ち震えながら絶頂を迎えた。

 ぴゅるるるるるる〜〜〜っ!!

 その股間から、潮ともおしっことも取れる液体が噴き出し、イリーナはヒースと共にぐったりと崩れ落ちた。


「はー。えがったー。イリーナコレクションも増えたしな」
 ぐったりと失神したイリーナを部屋に届け、ヒースはファリス神殿を後にした。
 ヒースは上着を小脇に抱え、ご機嫌に鼻歌を歌いながら通りを歩いている。
 先ほどどさくさ紛れにゲットしていたイリーナパンツを手で弄んでいる。
どうやら、イリーナコレクションとやらに加わるらしい。
「それより、一番の収穫はこれだよなー」
 もちろん、学院で使うわけがない聖水ことイリーナのおしっこ入りボトルのことだ。
 脇に抱えた上着の内ポケットに手を突っ込み、それを取り出そうとして……
「げっ!? 割れてやがる!? ……そ、そうか、イリーナがイったときだな」
 ぎゅううと抱きしめられたことを思い出す。そのときに割れたのだろう。
「……くそう。さすがは聖水……一筋縄にはいかんというわけか」
 割れた瓶を放り捨て、ぼそりと呟くヒース。
 あんたの場合は考えが邪悪なだけだ、とファリスが言い放った……か、どうかはまさに神のみぞ知る。

 翌日、後始末を忘れていたため、イリーナのおしっこ(+愛液やら精液)が聖堂に残されたままだったが、それは雨漏りだと思われてしまったとかいうオチがつくのは、どうでもいい話である。

キリング 「ずいぶん粘着質な雨だな……まぁ、夏に雪が降るくらいだし(リウイ2巻参照)こういうこともあるか」

* * *

またバカ話ですみませんですた。
654名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 23:53:18 ID:n5f6ZFS1
乙!! そちらのヒースは、イリーナアイテムのコレクターさんなんですね。
まさか以前の剃り毛も…?
堂々とした夜這いにワロタ。
イリーナめ。もっと色っぽい反応してくれればいいのに、
いつも、どつき夫婦漫才に流れるのは悔しいな。
655名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 23:54:34 ID:FualMcdp
乙。きっとヒースはファリスの怒りをかったに違いないw
656名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 00:25:28 ID:Yv92qi+x
リリーナでよかったんじゃね?
完全平和主義者でもキニシナイ
そうすりゃロリーナなんてアホな名前つける必要もなかったわけで
657名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 01:00:36 ID:Tp5mjAak
「平和主義者クラッシュ」で正義を知らしめるアルラウネのイメージが浮かびましたが…?
658名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 02:37:06 ID:DtE3DSLP
>>657
外見さえイリーナであれば、別段そのイメージは間違ってないと思うのだが…。
659名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 02:50:01 ID:BODqnhsV
イリーナの放尿プレイハァハァ。ヒース兄さんマニアックすぎです。
ところで、>>649にある変換ミスの「強力」を、「ごうりき」と読んでスルーしかけたのは私だけでしょうか。
660かいたひと:2005/08/27(土) 03:19:49 ID:L+eDkkq1
はっはー、指摘されて気づいたけど誤字多すぎですね、自分。
強力→協力とか急所→急きょとか他にもたくさんorz

あと、夫婦漫才テイストなのは書き手の性分なのでカンベンしてください(ぉ
661名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 07:25:30 ID:c4DEvtf7
GJ

そちらのヒースに アルラウネ生態観察やアルラウネコレクションをする趣味はありませんか?(ワクワク)
662名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 15:49:17 ID:cyzx57lB
ロリーナじゃなくてミニーナでいいじゃまいかと思った。
663名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 16:58:30 ID:KUgXJ+97
……人間、とっさに何か言おうとすると本音が出るものだが、まさか……
664名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 17:01:19 ID:VaRQdq+Z
世界一有名な黒ネズミのオンナが浮かぶので、ロリでいいよ。
665名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 04:20:34 ID:yuZHI6+a
ヒースにはぜひ、エンチャントウェポンと性行為の相姦、
もとい相関について研究していただきたい。
666名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 11:04:33 ID:3F6VgPGE
「ヒース兄さんの、なんだかいつもより熱くて火傷しそう……」

(……ファイアウェポンかけてみたなんて、口が裂けても言えん)
667名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 13:13:18 ID:FjfYayls
火傷「しそう」程度かよw
ダメージ通って無いぞ、ヒース

女性側にかけた場合どうなるんだ?
668名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 16:29:40 ID:3F6VgPGE
「ワタクシガワルカッタノデヌカセテクダサイ、いりーなサン。ってか、まじ焦げそうな気がするから」
「いやです。だいたいヒース兄さんはいつも非道いです。さっきだって」
「あ」
「あ……って、ああぁっ、人の膣内にナニだしてるんですかっ!ちょっ、早く止めてくださいってば!?」
「……はふぅ」


この後血と尿に塗れた死体が発見されたとか。
669名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 19:29:41 ID:bX5CQUx4
>>656
謝れ!全世界のロリーナさんに(ry
670名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:34:52 ID:tudzrYjm
ファナシティズムとかだとどうなるんだろう?
腰を振るスピードは上がるが耐久力は減る、とか?
671名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:53:10 ID:uCXLcU/L
男にファナティシズム…外にだすのが下手になるが孕ませやすい
女にファナティシズム…18ラウンドだけ孕みやすくなる

つまり不妊治療として有効
672名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 00:25:36 ID:iiZTojmI
呪歌のマーチで「イく時は一緒ね」とか……。
673名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 00:58:49 ID:7MhrxQ8l
集中できないんじゃないだろうか…
674名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 01:18:25 ID:TzNwtGT/
ワシントンポストの曲のリズムに合わせて腰を振る光景を思い浮かべてしまった。
・・・・・・ムードも何もないな。
675名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 02:34:29 ID:Tg7o3Pbj
あれだ、騎上位で、女が楽器を弾きながら息をあわせた動きをするんだよ。
んで、快感に耐えられなくなってくると、曲が乱れて呪歌の効果がなくなり、快感も弱まると。
そこで再び呪歌に集中できるようになるんだが、やっぱり快感がつよくなって曲が乱れてしまう。

その繰り返しに耐え切れなくなって、ついには楽器をほっぽりだし、更なる激しい動きで快感をむさぼるわけだ。
676名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 04:55:38 ID:WynmXNwn
だめじゃん。
677名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 07:47:22 ID:nmzJgYik
イリーナとヒース兄さんが(;´Д`)ハァハァしてるそばで、バスがマーチを奏でてるんですよ。

「ワタクシは記録者ですから、この場にはいないことになっているのです。
 ささ、どうぞ気にせずに・・・素晴らしいサーガを紡いで差し上げますぞ」
678名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 10:14:24 ID:V6vlP7F+
旦那にスロウ、自分にはヘイストをかけて騎乗位で腰を振るラヴェルナ
679名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 16:46:37 ID:XJYxAdld
両方にヘイストならすごいんでしょうな、やっぱり。
680名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 19:05:25 ID:hIBhrdfP
で、二人して3分でイくのかW
681名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 21:25:02 ID:frgx3D/h
早漏の精霊の力がはたらいているんだね
682名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:45:50 ID:hIBhrdfP
スローが掛った状態でイくとエクスタシーを通常より長く感じる…、とかは、どうだろうか?
あくまで体感的に長くなったように感じるだけだが。
683名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 23:16:26 ID:+BYseKEE
>>678
自分が何度イっても終わってくれなくて許しを乞うラヴェルナ
684名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 23:41:27 ID:avoWeNOf
イクのを我慢できるのは生命力ラウンド分の時間だけ
685名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 23:58:21 ID:PsMWEu85
>>675
感じたらホイッスルを鳴らすって言うAVを思い出しちゃったろ。
686名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 00:57:00 ID:sY6Dcr4Z
カンタマをかけろ
687名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:20:49 ID:0VxokIt7
中田氏してもピュリフィケーション使えば避妊完璧じゃね?
688名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:29:09 ID:kzwjfjeF
生命の精霊力強すぎてピュリフィは効かないんじゃないか?
689名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:30:14 ID:3aS7SyPf
ピュリフィケーションは体内の血液は浄化できない。
よって中田氏された精液も無理の可能性が高い。
とマジに考察してみる。
690名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:46:40 ID:9pPrLo6T
>>671-672
ベルダイン方面に「マーチ」が鳴る腕輪を持つ男と、ファナティシズムを操ることができる女…という
素晴らしい組み合わせのカップルがいますね。
691へっぽこリープ:2005/08/30(火) 02:30:35 ID:dyvRJKdQ
イリーナが目を覚ますと、裸で毛布の中にいた。毛布とシーツと人肌の暖かさに意識がはっきりする。
イリーナは裸で、裸のヒースの腕の中に抱きすくめられていた。
ヒースはイリーナが目を覚ましたことに気づくと、幼い頃に見せたーーここ数年は見る事のできなかったーー優しい表情で、イリーナを抱き寄せた。
「え? きゃあっ!!どうして!? なぜ私裸で…?! 此所…ええっ!? 何時の間に私っ、ヒース兄さんの部屋に!?」
パニックになりながらも毛布でミノムシをつくり、ヒースの寝台の片隅に緊急避難する。
「へ? どうしてって、まあ成り行きってヤツ? お互い人生ナニがあるかわからないもんだな。HAHAHA。ところで、毛布を持っていくな。オレサマ裸で寒いだろーが。」
692へっぽこリープ:2005/08/30(火) 02:41:53 ID:dyvRJKdQ
当然イリーナは、ヒースのすっぽんぽんを目にするわけで…、ヒースは乙女らしからぬイリーナの「ぅぎゃあああああっっ!?」という叫びを耳にすることになった。
「あ? なんだ? 人のを拝んでおいて悲鳴を上げるとは。失礼なヤツだ。」
「だって!だって! こんな手順も段階もすっとばして、イキナリなんて、私の意志を無視した行ないも同然です!セクハラです!邪悪ですっ!!」
「イリーナ?いりーなサーン?? ナニを言ってラッシャルノカ、ワカリマセンガー? オレサマ達ちゃんと昨晩も一昨昨日も、合意の上だったろー? 無理強いなんてしてないし、してたらオレサマ楽勝で死ねるしナー。…大丈夫か、お前?」
693名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 02:57:21 ID:sY6Dcr4Z
お、
694へっぽこリープ:2005/08/30(火) 02:58:08 ID:dyvRJKdQ
「へ?昨晩?一昨昨日? だって昨日は…あれ? おつかいは?冒険は?」
「は?冒険?4日前のヤツかあ? 本当におかしいぞ、イリーナ。」
イリーナは困惑した。「とりあえず、この状況を確認させてくださいっっ!!!」
イリーナは毛布から飛び出し、そのまま椅子に掛けてあった下着や服を身に着け、グレードソードを担ぎ、そのまま部屋を飛び出していった。
羞恥心の欠片もないコドモのように。
「…なんか悪いものでもくった…、…か、そういえば…」
ヒースは象牙色の髪を掻き、こっそりため息をついた。
「ゆうべは、あんなにしおらしかったってのに、…また逆戻りか…。」
ひとり倒れ込んだベッドには、まだイリーナの残り香と温もりが残っていた。
「…ち。」
手に入れたと思った宝物はどうやら、ぬか喜びの野の彼方に去っていったようである。

続く。
695名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 03:03:11 ID:sY6Dcr4Z
あ、邪魔になったスマソ
696へっぽこリープ:2005/08/30(火) 03:14:36 ID:dyvRJKdQ
それは、私の記憶の欠如でした。

どうやら、ここしばらくの間に何かがあって、私とヒース兄さんは、つまり、そーゆー関係になったようなのですが……、思い出せないのです。
ヒース兄さんはあれから、私とやや距離を置き、平静を保ちつつも微妙にヤケ酒気味。
それは多分、私のせい。マウナや皆にはまだ、私達の間にあったナニかは知られていない模様。
恥ずかしくて人には言えないので、私は自分で自分の足取りを追うことにしました。
4日前、私の記憶では昨日。私は神殿でおつかいを頼まれました。
ファン郊外2時間程の街のファリス司祭様に聖書の写本を届けに行きました。
私とヒマを持て余したヒース兄さんと、ノリスだけの道中です。
697へっぽこリープ:2005/08/30(火) 03:34:14 ID:dyvRJKdQ
ノリスの証言:
え?忘れちゃったって? 豆腐の角にでも頭ぶつけた?(どげし)はうっっ!!
あてて、でもなぜ真っ先にヒースに聞かないのさ?ケンカでもした?
あの日はたしか、司祭様んとこ泊まって、大変だったよね?
―ノリス。どう大変だったかちゃんと説明して下さい。お願いですから。
風林火山ふりかぶるのヤメてくんない?イリーナ。(冷汗)
街の子供が行方不明だってんで一晩皆で捜したんだよ。結局、町外れの穴に落ちてて、ボクらが助けた。
ボクはロープ使えるし、ヒースは空飛べるし。
―ふむふむ。そのお子さんが怪我をしていたら私が治せますしね。そういえば、そんなことがありましたね。
そんで、その穴なんだけど遺跡ぽかったんだ。で潜っていいかって話になって。ハハ、ボクはね一応止めたんだヨ。ホントだヨ?
―嘘っぽいです。てゆーか、それは嘘です。
ははっ、それで4人で潜ってみた。ファリスのおっちゃんと一緒に。
698へっぽこリープ:2005/08/30(火) 03:53:27 ID:dyvRJKdQ
そしたら宝物らしいのはヒーリングポーションとか、ビーストメイカーとか
ヒースクリフ様の神のごとき深遠なる知識じゃわかんなかったのとか。
その後でヒースとイリーナが罠に掛かったんだ。危うく胸ばかりか全身ペッタン…(ぼかっ)ぐはぁっ!!
―セクハラは邪悪なりっ!!私の胸は余計ですっ。それに私はペッタンコじゃないですから!
うう、ヒドぃ。…でさあ、その凶悪なトラップの解除方法がさ、リドルだったんだよ!
―ええっ?! それでは絶対に助かりませんっっ!! 私とヒース兄さんとノリスじゃ、絶対に無理です!一巻の終わりですっ!
…イリーナ、ちゃんと足あるだろ?(トホホな表情)
ボクとおっちゃんで頑張って間一髪救出したよ。
…まあ、ちょっと、かなり、時間がかかってヤバいかなあ〜とは思ったけどラッキーだったヨ。
はははは。ボクをアガメタテマッテもバチあたんないよ? イリーナ。
699へっぽこリープ:2005/08/30(火) 04:03:37 ID:dyvRJKdQ
―…くっ、ありがとう、ノリス…。
なんで屈辱そうなの? まあ、危険だし他にこれといったものもなかとたし切り上げてさ神殿にヒールポーションを寄贈して
後の訳わかんないのや役たたずのビーストメイカーはヒースが帰ってきてから
学院に売りつけて、人数割りして、おしまい。それくらいだよ?
…そういえばイリーナあの後、調子悪そうだったよね? もういいの?

どうやら遺跡の中でわたしは記憶をおっことしてしまったらしいのです。
遺跡に潜ったのは覚えています。
でも遺跡からでてきて、ヒース兄さんの部屋で目覚めるまでの記憶はすっぽりとありませんでした。
そう、人をペッタンコにする邪悪な罠から助かったという記憶が、今のわたしにはないのです。
…後はヒース兄さんから聞くしかないのでしょうか? ものごっつきまずいです。ファリス様。
700へっぽこリープ:2005/08/30(火) 04:22:17 ID:dyvRJKdQ
マウナの証言:
え? ここしばらくで変わったこと? ん〜。イリーナもヒースもここ暫くはウチでランチとっていってくれないことくらいかな?
あはは、冗談よ。そんな気分のときもあるって。
そういえば、こないだへべれけで帰ったでしょ? 大丈夫だった?


ヒースの提案:
んあ? 記憶毒のたぐいは失った記憶を取り戻せないことが多いしな。
取り戻そうとしても、大概ムダだ。
それに俺とお前の間にナニがあったか説明してもだ、
今のお前の感情が、受け入れたり、納得できるとは考えられん。
知る必要はないと、オレサマは思うが? …あ? 冷たすぎる?
ドライって、おまえなあ…。
あー…、んじゃ、ノリスと一緒に例の遺跡に行ってみるか?


  もうちょっと続く。
701名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 20:56:23 ID:lSczyI8/
すげぇ、新機軸だ。GJ!
続き楽しみにしてます
702名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 22:16:58 ID:vVMEkuMY
おおっオモロだ。
ミステリっぽいワクワク感が。超期待!
703名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 00:02:22 ID:EaRtAwHi
ノリスクロス
704名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 07:59:26 ID:MMNizJED
ハイパーイr(ry
705名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 15:02:04 ID:qPET9elJ
イリーナ、ヒース、ノリスか
たった三人でもバランスの取れたパーティだな
706名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 15:34:00 ID:zhda3k7+
ファイター、シーフ、レンジャー、セージ、ソーサラー、シャーマン、プリーストと
見事に技能が揃っているな。前衛二人に後衛一人と、バランスもいいし。

……なのに、そこはかとなく不安になるのはなんでだろう?w
707名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 17:20:02 ID:OiRZC81l
暴走を止めるツッコミ役や冷静な判断を出来る役が一人も居ない・・・。
708名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 18:37:29 ID:ZNC2znRS
真面目にいくと 回復力の不足 じゃまいか。

まあ>>707だけど うわなにをsふうりかざあwdgひじょkl;@「:
709名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 18:52:37 ID:j9hWOnhS
ノリスがノリーナになればいいんだよw
710名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 20:21:37 ID:X5Xw6hx9
ダブルマu(ry
711名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 23:39:45 ID:27frbcSI
>>709
さらにヒースはアンジェラ姐さんで。
うむ。

カ  ン ペ キ だ
712へっぽこリープ:2005/09/01(木) 04:12:32 ID:4LnUZ4Xi
その遺跡の入り口は一見小さな枯れ井戸のようだった。慎重に地下に4,5m程も降りる。
イリーナはノリスと別れ、ヒースに促されて例のトラップの作動ポイントに立った。
わざわざ罠に嵌りにくる冒険者という、冒険者もめずらしい。
それはすぐさま反応し、ヒースとイリーナをトラップシュートに放り込んだ。
僅かな時間のあと全面石壁の部屋に落ち、排出口は直ぐに分厚い石壁がスライドし閉ざされてしまう。
この部屋は天井と石壁の両方が、18ターン毎に1mずつ巨大なサイコロ状の壁が押し出されるようにジリジリと迫ってきて、
内部にいるものをペシャンコにする陰険なトラップだった。現在5m四方。この罠を解除するには、
部屋の外にある彫像のリドルに正解するしかない。
「わかったか? オレサマたちの命運が、あのクソガキに託されてしまったのだ! まあ…普通、死ぬな。」
「何落ち着いてるんですか!」イリーナは不安そうだ。
「そうそう、以前もそんな感じで。」「…。」
「とりあえず、最初の数分はお前さんが、石壁を壊そうとやっきになってて…。」
「ええ、たぶん、そうします。」「で、無理っぽかった。」「…むう。」
―――ゴゴゴゴゴ。最初の時間が経過し、天井と壁が一方向に動いて迫ってきた。
「次に、そん時に手に入れていた魔法薬でどうにかならないかと、必死で確認した。」
「ふむふむ、どうでした?」「ブロブになれば、もしかしたら助かったかもしれんが、
 オレもお前も、それはお断りだった。」
「当然ですっ!」「他のは精神力回復、海豚になるもの、
 つまり期待できないものばかりだった。……ただひとつ。」「…へ?」
「オレサマの深遠なる知識をもってしてもわからない効果の瓶を1本持っていてな。
 もののはずみで、イリーナ。お前が飲んだ。」ヒースの声が苦味をおびた。
「今思えば、それが記憶を消す毒だったんだろうな。」
「ブロブにならなかっただけ、マシでしょうね。今は特に責める気はないです。」
「まったく変化や異常をみせないと、思っていた。その時は。」後の展開から、その後媚薬のたぐいと疑ったことがあるのは、とりあえず口をつぐんでおく。


713へっぽこリープ:2005/09/01(木) 04:17:11 ID:4LnUZ4Xi
―――ゴゴゴゴ。一定の時間が過ぎ、壁がせまってきた。部屋はさらに狭くなる。
「ところでノリスだけにまかせて大丈夫だったんですか?
 一度解除してるとはいえ…。」「うむ、リドルが別問題にでも変更されていた日には、
オレとお前は非常にグロい意味で、ひとつになっちまうなあ。」
「…なにイヤな想像してるんですかぁっっっ!!!」
「イヤか? で、そろそろ『お前のマイスイート・グレソがヤバくなって』くる。」
「えぇっ!? ぅうわぁぁぁぁんっ!!」この次に部屋が狭くなると、
グレソの巨大な大きさが収容しきれない。対角線上に収容できたとしても、
その分のとばっちりは人間二人にくる。「うわ! ノリスーッ、もういいよーっ!
 罠止めて!! グレソが折れちゃう!壊れちゃうーッ!!」
「『グレソより命が大事だろうが! ほれ、ツっかえ棒!』」
―――ズゴゴゴ…。さらにさらに部屋は小さくなる。最初の半分程もない。
もはや2m四方の小さな部屋で、ヒースとイリーナは最後に残されるであろう一角に身を寄せた。
「『うわぁぁぁん!!わたしのグレソー!!』ノーリースーっ! 
ああんっ!折れちゃう、壊れちゃうぅぅ、死んじゃうぅ〜!!」
そんな様子のイリーナをヒースは横目でとらえて(最後のは寝床で聞きたい台詞だったナー。)
そんなことを頭の片隅でちらりと考える。
714へっぽこリープ:2005/09/01(木) 04:20:50 ID:4LnUZ4Xi
「『まさかとは思うが…。こんなところで筋肉娘と心中かあ? ち、色気のねえ…。』」
「むか。『色気がなくてすいませんでしたっ!』 もうこんな時にっ…」
ふとイリーナは互いにヒッシと体を密着させていることに気づいた。
ヒースの腕がイリーナを守るように、まわされている。ヒースの匂いと、体温が伝わる。
胸がしくり、と痛んだ。
「…ヒース兄さん…。」「…んあ?」
「…キスをしたのは…もしかしたら、私からですか?」
ヒースは驚いた眼でイリーナを見返した。
都合よく記憶がもどるような奇跡は信じてはいない。…それでも。
「あ? なんだ? したくなったのか? んん?」
意地の悪い表情で、イリーナの顔を覗きこんだ。
「え? あの、兄さん…?」焦りに冷えていた体温が、一度にあがった。
「オレサマもささいな未練残してアンデッドには、なりたくないしな。
マジでクソガキが、失敗しやがった時の冥土の土産だ。
ありがたく、もらっておくか。」
顎をとり、くいと上を向かせ、ヒースはイリーナにキスを落とした。
「『色気がないってのは、撤回だな。』」
なぜだか、その最後のキスでイリーナの痛みはさらに増した。
「ヒース兄さ…」
次の瞬間「イリーナ!ヒース!逃げてっ!!」声が響いたと思うと、
石壁にぽかぁりぽかぁりと、いびつな穴があいた。
「ゴメーン!!失敗しちゃった!」ノリスの声がする。
穴の向こうにマウナとエキューの姿が見える。
「ナンデストォ――――ッ!!」
叫んでヒースとイリーナは転がるように、その穴から飛び出した。

「…死にかけました。」
マイスイート・グレソを抱きしめ、イリーナは虚空を見つめて呟く。
「年の為、皆をこっそり呼んでおいて正解だった。さすが俺サマ。」ふっ、とカッコを着けて前髪を払うヒース。しかし次の瞬間に肩を落とし、首を傾げる。
「…マテ。俺サマが皆を呼んでおいたのは、緊急避難用トンネル作成要員ではなく、ノリスだけでは不安だった、リ ド ル補助要員だったはずだガ?」

「「「「…てへっ。」」」」…声がそろった。


715へっぽこリープ:2005/09/01(木) 04:22:41 ID:4LnUZ4Xi
「大丈夫?イリーナ。 ヒースもヒースよ! なんであんな危険なことするかな? しかもフォローはこっそりだなんて、一体ナニ企んでたの?!」
ポンポンと怒るマウナに、ヒースはあさってを見たまま応じる。「イリーナの口から聞け。オレサマはイリーナの希望にそったであろうシチュエーションを再現しただけだ。」
「ありがとう、マウナ。本当にゴメン。 でも、なんとなく…わかったから。」
「は? なんとなく?」バスが首をかしげる。
「うん、…なんとなく。」
イリーナは胸に手を当てて自分の鼓動を感じていた。痛い。ココロが、イタイ。
そんなイリーナと視線があい、ヒースは誰にも見られないよう自嘲の笑みを浮かべた。


716へっぽこリープ:2005/09/01(木) 04:25:09 ID:4LnUZ4Xi

「ヤあ、イリーナさん。俺様の部屋に何用ですかナ?」
「…最初に意味もなくハグしておいて、ワケワカリマセン、ヒース兄さん。」
そう言いながらも、微妙にイリーナの顔は赤い。
お昼時のヒースの個室。最近は簡単な授業の手助けもするヒースの自由時間。
「アー、コレは最近のオレサマなりのフレンドリーさを表現するスキンシップでしテ?
 今回はタマタマ、妹分だったダケダヨ。」
「…妹。」「ナニカ?」
「…そうですね、まずは、ちょっとお話があります。いいですか?」
ヒースはイリーナを招きいれると、鍵をかけた。
椅子が一脚しかないので、イリーナはベッドの端に腰かけた。
飛び出した以前とたいして変らないままの部屋。
ヒースの匂いに満ちていて、気持ちがもぞもぞする。
ヒースは椅子を逆向きにベッドの傍に置いてから、レモン果汁を水で割って
ハーブと砂糖を入れた飲み物をカップに注いで、イリーナに手渡した。
「ありがとうございます。兄さん。」
その液体を覗き込んで、思いついたようにイリーナはヒースに問い掛けた。
「ヒース兄さんは、あの私が飲んだものが何か、もう解っているんですよね?」
「ん、とりあえずソレらしいのを調べておいた。 
まず、間違いないとは思うが『マインドトラベラー』の類だな。 
飲んでから解毒するまでの間の記憶を消してしまうシロモノだ。
西部諸国の一部で、秘密の管理用に使用されているという薬だ。
特徴は毒を服用して解毒される間、舌に星型のアザがでる。
イリーナは確かあの日、二日酔い気味で、自分にキュアーポイズンをかけた時に、
その効果を発動してしまったと考えられる。…ま、失った記憶が数日分で、幸いだったな。」
その割にヒースの表情は、苦虫を噛み潰したようなものになっているわけだが。
717へっぽこリープ:2005/09/01(木) 04:29:56 ID:4LnUZ4Xi
「すいません。」
「…お前だけのせいでもないしな。もっとはやくに気づいておくべきだった。」
沈黙が降りる。
「ね、兄さん。」「んあ?」
「私を、もう一度、ヒース兄さんの彼女に、してもらえませんか…?」
イリーナは手の中のレモン水に目を落としたまま、小さく尋ねた。

「…アー、…成る程。 既にああいうシチュエーションがあるせいで
そこまで露骨に、話もシチュも省略されるのか。
……却下。 色気がない。」 
びし、と指をさし冷たく宣言する。
「えええええっっ!?」
「記憶の前提に甘えるな、と言っているのだ。
今のお前には、俺様とひとつベッドの上で
いちゃいちゃしただろうという記憶に、甘えてるだろうが。
…それを、一度忘れろ。」
「むう…意地悪です。」
「ふ、オレ様を陥落させようってんだ。これぐらいの難易度は当然だ。
ちなみに……以前のイリーナは成功している。悔しいが。」
「はうぅ」
「ほれ、やりなおし。」
「くぅ、難しいです。…昔の自分に嫉妬しそう。」
「「・・・・・・・・・・」」
きまずい沈黙が続く。イリーナは顔を真っ赤にしながら考えこみ、
ヒースはどこか冷めた目でその様子を見ていた。
ふと、目があう。「・・・・・。」怒ったような不機嫌そうなヒースの顔に
「…あのね、ヒース兄さん。」イリーナがおずおずと話しだす。
「私は前の、何も知らないイリーナじゃないから、同じコトは言えない…と思う。」
ヒースは目だけで、続きを促した。

「ただ、あの遺跡で死んじゃいそうだったとき、兄さん心中なんて言ってたけれど、ものすごく。悲しかった。私は死にたくなかったし、兄さんも死なせたくなかった。
悪態つきながら、どこか諦めたようなコトを言う兄さんが、腹ただしかった
『もっとたくさん、一緒に生きていきたい』 皆とも家族とも、別れたくない。
まだ、やりたいこと。したいことがたくさんあって。私は未練だらけ。
特別な人に『好き』って言っていないし、私のコト好きになってくれる人から『愛してる』って、聞きたい。」

718へっぽこリープ:2005/09/01(木) 04:32:03 ID:4LnUZ4Xi
「あの日…ヒース兄さんが、私の『特別な人』…っぽくて、正直、驚いたけど。
本当に取り戻したいと思ったのは、私の『記憶』じゃなくて、
私の『気持ち』……なんです。」
ヒースを見上げる、茶色の瞳。
「…『ヒース兄さんが特別な人』だと『大好き』だと、思った証しが、欲しかったんです。」
その茶色の瞳の端に涙の玉が浮かんでいる。
「…それが、手に入ったか?」 ヒースは内心ギクリとした。
「あれから、ずっとずっと、ココロが痛いです。ヒース兄さん。
それに、アネットが去っていった時みたいに、痛くて、怖いです。
この痛みを、止められるのは、ヒース兄さんしかいない。…そうでしょう?」
座っていた椅子ごと、イリーナの傍へ移動してきて、ヒースはイリーナの頭をガシガシと乱暴に撫でた。イリーナの泣き顔は苦手だ。
「…オレ様も、おまえさんの痛みを止めてやることはできん。
むしろエグることもある。…恋ってのは、そんなもんだ、イリーナ。」
「…恋。」
「知らずにスメバ、ココロ穏やかに過ごせる。
フラレて地の底まで落ち込むこともなければ、血涙ながすこともない。それを恐れる事も。
昔、どこぞの女ったらしが歌った、へっぽこな歌があったな。
[知れば迷い 知らねば迷わぬ 恋の道] 
迷い。惑い。恐れ。時に自分自身ですら見失う。
今までお前は、そんな感情を持ち合わせていなかったんだろう。
まっすぐな、・・・コドモだったから。」
瞼の裏に、茶色い小さな子犬のようについて回った年下の幼馴染が映る。その面影が再び遠くなる。
痛みを覚えさせたのは自分。遺跡での軽率な言動とキス。あれが、きっかけ。
わかってて、繰り返した。 繰り返させた。
幼馴染の関係を、最初に壊したのはイリーナの方だったけれど。
ココロの痛みに負けたのは自分。ヒースクリフ・セイバーヘーゲン。
消失のイタミに負けたのは、自分の方。
だから、甘いけれど、もういいだろう。
「泣くなヨ。 オレサマのココロも痛くなるだろーが。」
立ち上がりイリーナを抱きしめると、胸の中で妹分は本格的に泣き出した。
イリーナの髪は、以前と変わらないひなたの匂いがする。
ヒースは頬に茶色の髪の感触と、胸にココロの痛みを感じながら、
自ら最後の一歩を踏み出した。
「その痛みと向きあい、ずっと付きあって行く気があるか? イリーナ。
その覚悟があるなら、言え。
いつか特別な誰かに、言いたかった言葉。
お前の聞きたい言葉を、ちゃんと返してやる。」


「そうね。記憶を失うのも、忘れられるのも、きっともの凄く辛いわね。」
ずっと後に、マウナがそう呟いた。
719へっぽこリープ:2005/09/01(木) 04:56:25 ID:4LnUZ4Xi
昇ってきたばかりの月の光が窓から差し込む。
「はじめてなのに、はじめてじゃないんですよね? ヘンな気分です。」
腕の中のイリーナはくすぐったそうに笑った。
「同じイリーナ、なのにな。」
ヒースはイリーナの首筋に顔を埋めた。
一度は諦めかけた、イリーナの肌の匂いに包まれる。
「ひゃ?」
キスを落とし、こっそり赤いしるしを残す。
オレサマの、もの。と
「・・・おかえり、イリーナ。」





すまん、次こそは濡れ場を・・・

720名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 11:34:11 ID:sLp9+psk
乙&GJ!

天井と壁が一斉に動くというのは、やっぱり魔法仕掛けで部屋ごと縮んでるということかw
721名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 11:46:31 ID:89AUFzI/
>>720
クロちゃんGM乙
722名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 20:03:53 ID:jkgsTU3s
>712-719
おおお、続けてGJ!
ヒースの誘導がいい感じだ
穴あけたシャーマンズにワロタ
723名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 20:42:00 ID:1KFBfKJR
>>712-719
GJです〜

>>624
ついでに遅レスだが、前スレ489のイリーナ本ってタイトルなんだっけ?
「鳴らせ! 猛女の胸の鐘」とは違う?
そうなら、アップして欲しいかなーと思ったり……
724名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 02:40:44 ID:YQ2WLrCb
>>720 一応カラクリでと
天井壁の一辺1平方サイコロ柱状の壁石が潰す分だけ、順に押し出されてくる…の
つもりで書いていたが、やっぱわかりにくかったかな。
部屋全体が魔法だと、トンネル効きそうになかったので。

うぐ、見返したら数行抜けてるやんorz
元ネタは察しの通りの高畑小説。ノリスクロス、ワロタ
粗筋はとりあえずこのキャベツを切ったら何ができるかな? バージョン。
マジメにタイムリープ系ネタを考えたら、頭が痛くなった。
まだHシーンがまだだけど、これはこれで納まりがいいような?
725名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 21:41:39 ID:pgnErTY3
シャイアラ×マロウが激しく読みたい
726名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 23:02:16 ID:xTfx4PPv
むしろぺらぺらで乱交が見たい
727名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 00:17:56 ID:imFrqw0f
728名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 00:51:08 ID:sOlX/nHN
小さい!
小さいですよ!





ベルカナの胸が
729名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 04:06:48 ID:XDUaNlS8
君はいったい、何を期待してるっていうんだ?





ベルカナの胸に
730名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 10:06:03 ID:jclMxfbH
性徴を期待しています





ベルカナの胸に
731名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 00:29:33 ID:d5gmKhrL
ベルカナはいいからシャイアラ×マロウを
732名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 00:46:06 ID:eOUF2pM3
むしろNEXTとヘッポコ以外でひとつ…
733名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 00:53:52 ID:40jhUXkY
ならばミンクス×マイスとか?

……ラーン×マイスとか。
734名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 01:53:07 ID:213Lrytz
自分で書けばいいジャマイカ。
同じ嗜好萌えの職人さんが、いないかもしれないよ。
でなければ妄想シチュを投下して、職人さんの創作意欲そそるとか?
735名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 02:25:47 ID:Ky6W+Fjm
こんな流れの中、へっぽこ投下で悪いけど。
>>666このへんのネタを参考に。

* * *

 またまた深夜のファリス神殿。
「あんっ、ああっ、ひぃんっ、ひっ、ヒースっ、にいさっ、あんっ!!」
 前フリも何もなく、イリーナの私室の中は真っ最中だった。
「はっはっは。いりーなサン、随分いやらしく腰を振るようになったじゃないカ」
 自分が主導権を握るつもりだったはずなのだが、下手をしたら自分のほうが先に果ててしまいそうなヒース。
 ここはひとつ、主導権を取り戻すためにもちょっとした趣向を凝らそうではないか。
「イリーナ、ちょっとストップだ」
「はっ、へ? ひ、ヒース兄さん、これからってときにどうして」
 なかなか淫乱なことを言うようになったなぁ、と胸中で呟きヒースは続ける。
「いやなに、もっと気持ちよくなりたくないかと思ってな」
「い、今のままでも十分気持ちいいですよ? ヒース兄さんの熱いのが、ずんずんって突き上げてくれて……気持ちよくしてくれるなら、早く続きをシてください……」
 バックの姿勢から顔だけこちらを振り返る。そして熱っぽい表情で、さらに潤んだ瞳でヒースを上目遣いに見つめ上げるイリーナ。
(な、なかなか高等テクを……しかも何気に嬉しいことをさらっとほざきやがって……)
 イリーナの好意に少々罪悪感を覚えてしまったが、そこで引き下がるほど我らがヒースクリフ様は甘くは無かった。
「もちろん続きもしてやるが、もっと気持ちよくしてやろうというんだ、ほれ」
 じゃーん、と効果音をセルフで鳴らしながらそれを取り出した。
「………ただの布……帯みたいに見えるんですけど」
「そう。ただの帯だ。しかぁーし、こういう使い方をすれば……」
 グキ、と首から音が鳴りそうな勢いでイリーナの顔を元の位置に戻して、神業級の手並みでイリーナの目をそれで覆い隠してしまう。
「はわわ……これじゃあ前が見えませんよ」
「それでいいんだ。見えないことによる快感ってもんがあるんだ。こういうふうに……」
「……? ……ひあっ!?」
 怪訝そうに目隠しされたまま首をかしげるイリーナ。少し間をおいてから平らな胸に手を伸ばし、乳首を転がしてやる。
 すると、不意に襲い掛かった快感に、大げさに声を上げてびくりと仰け反る。
「どーだ、気持ちいいだろ?」
「は、はい……いきなりサンダーウェポンを食らったときみたいに、ビビってきまし……ふあああっ!?」
 イリーナの言葉が終わらないうちに、ヒースは腰の動きを再開させた。
「ひ、ヒース兄さんっ、いきなりやられると……んっ!!」
「より気持ちよくしてやるっていっただろう?」
 意地悪な笑みを浮かべ、ヒースはイリーナを攻め立て続ける。
 さらに調子にのったヒースは、イリーナの視界が塞がれていることをいいことに、別の帯でイリーナの無防備な両手を縛り上げてしまった。
「あっ!? ひ、ヒース兄さん今度は何を!?」
「拘束プレイってやつだよ。これも学術的に快楽を数倍に跳ね上げるという報告がされているれっきとしたプレイだ」
 相変わらずのヒースのウソ薀蓄。
「え、あっ、そ、そうなんっ、ですかっ? ああんっ、た、確かにちょっと、い、今まで感じたことないキモチですっ!!」
 だが、不思議とイリーナの感度は増していっているようで、あえぎ声がさらに激しくなってきた。
 思い込みの力だろうか。イリーナの膣内が締まり、ぎゅうぎゅうとヒースを締め上げる。
「おおう……なかなかだな。……じゃあ次の段階にいっても問題はないか」
 それから程なくして、何を思ったか急にヒースはイリーナの中からマイサンを引き抜いた。
「あんあんっ……あ……へ? ど、どうして……?」
「いやな。実は今日来たのは魔法の実験のためもあったんだ」
 唐突に切り出す。そんなことは初耳だ。
「ま、魔法の実験ってなんですか?」
「うむ。簡単にいうと、だ。性交渉の際、武器にファイアウェポンをかけた場合、相手はどうなるかという実に単純明快な実験だ」
 悪びれもせず、しれっと言いのけるヒース。
736名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 02:26:48 ID:Ky6W+Fjm

 ファイアウェポンといえば、魔法に疎いイリーナでも良く知っている。何度もその恩恵を受けているから。
 読んで字のごとく、武器に炎をまとわり付かせて攻撃力を上げる魔法である。もちろん、その炎は熱い。
「なっ!? そ、そんな! あそこが火傷しちゃいますよ!?」
「あ? あそこってどこだ? 俺は肝心なことだけ知ってないことが多くてな」
 鼻をほじりながらとぼけて、いそいそと脱いだ服の中から発動体を持ってくる。
「そ、それはおまん……じゃなくて! っていうか言わせないでください!」
「大丈夫だ。ファイアウェポンくらいのダメージ、お前なら鎧ナシでも緩和できるだろ」
「そ、それと熱いのとは別です! って、ちょっとなに詠唱始めてるんですか!!」
「まぁまぁ気にするな。『万物の根源たるマナよ。光り輝く刃となれ』!」
 おや。少し呪文が違うようである。
「マナよ、炎となりて刃になれー」
「や、やめてくださいぃ!」
 本来の呪文を唱え終わってから、イリーナにも分かる共通語でエセの呪文を唱える。
 それが本来自分が理解できないはずの古代語だとも気づかずに信じ込んで悲鳴を上げるイリーナ。
「はっはっは。俺様のジュニアが華麗に燃え上がったぞ。やはり自分にかける分には、どこにかけても熱くないようだな」
 などと意地悪く笑って見せるが、実際は燃えてなんかいない。
 ただマヌケに、ヒースのジュニアがキラキラと光り輝いているだけだ。熱なんてこれっぽっちも感じられない。
 お分かりかと思うが、これはエンチャントウェポンの魔法である。純粋な打撃力は増すが、熱などのダメージは一切無い、攻撃以外では人体に極めて無害な光である(たぶん)。
「ほーれ、じゃあお待ちかね。ファイアジュニアをブチこんでやるぞーぅ」
「あっ、いやっ、やめてくださいヒース兄さんっ!!」
 だが、もちろんそんなことにも気づかず身もだえするイリーナ。拘束された腕の帯を引きちぎろうと力を込める。
 ヤバイ、引きちぎられたら自分の命がなくなる、とヒースはイリーナの腰を掴み一気に挿入した。

「ああああああああっ!!! あっ、熱いですっ!!」
 熱いわけが無い。だが、イリーナは暗示によってそれを熱く感じているのだろう。
「そーか熱いかぁ。だが気持ちよくもあるだろう? ん?」
 盲目状態のイリーナの耳元で囁き、ヒースは腰を振る。エンチャントジュニアがキラキラ輝きながらイリーナの膣内をかき混ぜる。
「んんんっ!! そっ、そんなことっ、ひあっ!!」
「その割りに喘いでるなぁ。それに音もすごいぞ」
 連結部分からぐちゅぐちゅと聞こえる水音に、にんまりと笑うヒース。
 わざと音が鳴るように腰を使うヒース。
「ひんっ、そんなっ、熱いのにぃっ!! き、キモチいいですぅっ!!」
「はっはっは。ようやくこの熱さに快感を覚えてきたか。イリーナは淫乱だな」
 またしても意地悪く言葉攻めをしながら、ヒースは奥へ奥へと突き上げる。
「あはっ、んふっ、ああんっ! い、淫乱じゃないですっ、ひ、ヒース兄さんがっ、ああああっ!!」
「んんー? 俺が何だって言うんだ、ファイアジュニアであんあん感じてるイリーナさん?」
 本当は光るだけのマイサンをイリーナの膣内でぐりぐりと円を描くように動かしながら、ヒースはイリーナのアナルに手を伸ばす。
「ヒース兄さんがエッチなだけで……あぅんっ!?」
「エッチなのはどっちだ、ケツの穴で嬌声を上げてるイリーナさん?」
 にやにやと笑い、イリーナのアナルを押し広げる。指がずっぽりと埋没したのを確認すると、もう1本の指も突っ込む。
「いやああっ、き、汚いですっ!! ふぁああっ、熱ぅぅっ!!」
「そんなこと言いながら2本もくわえ込んでるぞ」
 来る日に備えてアナル開発も忘れない用意周到なヒースクリフ様。
 さらに腰を使うことも忘れず、イリーナは暗示による熱と羞恥で、全身から汗を噴き出して頭を振って悶える。
737名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 02:30:39 ID:Ky6W+Fjm
 次第にイリーナの膣内がびくびくと収縮を始める。
「お、イリーナ、そろそろイきそうか?」
「は、はっきり言わないでくださいっ……ああんっ!!」
「でもイキそうなんだろ?」
「……んぁっ!! は、はい……っ!!」
 イリーナは真っ赤になりながら肯定した。
「いつもより早いな。見えないのと縛られてるのと燃え盛ってるのが効いてるのか? んん?」
 ヒースはどこまでも意地悪く言葉攻めを続けながら、イリーナの腰をがしっと掴んで激しくピストン運動を始める。
「ひあああっ!! あんっ、あんっ!! ヒースにいっ、激しすぎっ、壊れちゃいますっ!!」
「よし、いいぞー、いくらでも壊れてしまえ!」
 イリーナの丸いお尻をピシピシと叩きながら、ヒースは猛然とラストスパートをかける。
「ああんっ!! ひぃんっ、あぐっ、ひぃぃっ、んくぁっ!! こ、壊れるぅ、イリーナのおまんこ壊れちゃいますっ!! ああっ、んぐっ、熱いぃっ、ヒース兄さんのおちんちん熱いぃぃぃ!! 火傷しちゃいますぅぅぅ!!!」
 やはり燃えたチンコをぶち込まれたとしても、お前にとっては火傷程度なのか? と内心でツッコミを入れながら、ヒースは激しくイリーナを突き上げる。
「っていうか、あまりにも冷静にツッコミすぎたせいで、せっかく珍しくイリーナの口から淫語が飛び出したというのに聞き逃してしまったではないか!」
「ふああああっ、あぅっ、あんっ、あんっ!! ひ、ヒースにいさっ、な、何か言いましたかっ!?」
 思わず口に出して叫んでしまったが、イリーナはアンアンするのに必死で、よく聞いてなかったようだ。
「いや、なんでもない。俺もそろそろイくぞ!」
「あああんっ、は、はいっ、い、一緒にっ、一緒にぃっ!!」
 イリーナも自ら腰を振り、ヒースの動きと合わさって絶頂へ向かって急速に階段を駆け上がる。
 そして。
「ああっ、ああっ、あああああああっ!! イク、イク、イっちゃいますぅ!! 焼け死んじゃいますっ、ああああっ、も、も……死んじゃうぅぅぅ―――!!!」
「うぐっ……イリーナ!!」
 イリーナを抱きすくめ、一番奥に精を注ぎ込む。
 イリーナは絶叫を上げ、身体を弓なりに仰け反らせ、よだれを垂らし、潮を噴き上げながら絶頂を迎えてベッドに突っ伏した。

「どーだ、気持ちよかったかイリーナ?」
「は、はい………でもホントに焼け死んじゃうかと思いました……ヒース兄さんのが出たときなんて、物凄く熱くて」
 無論、そんなころにはとっくに持続時間の3分が過ぎているから、それは完全にイリーナの暗示だろうが、もちろん事実を話すことなんかしない。
「病み付きになりそうか?」
 にやにやと意地悪く問い詰めてみる。
「あ……ぅ……えっと……す、少しだけ」
 小さくなりながら、もじもじと答えるイリーナ。
「はっはっは。そーかそーか、じゃあまた今度、気持ちいいことしてやろう」
 高らかに笑うヒース。今日もいろいろとフラグを立てることに成功したようだ。
「ひ、ヒース兄さん……私、また身体が火照ってきました……」
「ん? 2ラウンド目か? はっはっは、やっぱり淫乱だな、イリーナは」
「ち、違います!! わ、私はヒース兄さんだからそのあのえっと……」
 だんだん尻すぼみになるイリーナ。
(い、いかん……不覚にも萌えてしまったではないか……)
 クリティカルヒット。
 我慢できなくなったヒースは、再びイリーナに飛び掛っていった。
 こんな真夜中にもかかわらず、接近しつつある足音にも気づかずに……。
 2人は、2ラウンド目へと突入していくのだった。

* * *

まだ続く予定だったけど、モチベーションの問題でここで一旦切り。

>>732
>>734が言うように、リクするならするで妄想シチュとか投下してくれれば書きやすくはなるかもね。
自分で書かなくても、妄想シチュくらいなら投下してもいいと思うぽ。
738名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 03:20:15 ID:DJ5YQmpG
幼年時代イリーナ&ヒースのお医者さんごっこプレイや
エキュー&マウナの耳フェチプレイが見たいです。
739名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 04:16:32 ID:213Lrytz
>>735-737 毎度ありがとー! GJ!
ああ、しゃーわせ。ヒース×イリーナ好きなんだよー。
段々とレベル上がってきてるね。
この二人のシチュ珍プレイ。w
このままフラグたてたら、どこに行くんだろう? 楽しみだ。
また、よろしくお願いします!
740名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 04:21:32 ID:213Lrytz
>738 どんなやりとりや台詞が読みたいかを書いてくれると、妄想しやすい。
妄想萌えゲージが、貯まると、いきなり書きたくなるもんですよ?
741名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 09:26:59 ID:eOUF2pM3
イリーナを布切れで拘束したぐらいじゃあなぁ。
快感で身悶えしたはずみで引き千切りそうだW
742名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 13:07:31 ID:0W+j6OIG
それじゃあ
布団蒸しにしたノリスを女子二人でいじくりまわす
のが見たいですw
743名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 13:50:51 ID:pNigwJhI
例の子供になる毒薬と性転換の毒薬でヒースをょぅι゛ょ化して・・・
744名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 15:19:40 ID:UZ3RuXPF
ヤバイそれテラモエス
745名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 15:36:54 ID:eu5RZSxJ
口は悪いし素直じゃないが、本当はよいこなツンデレょぅι゛ょか・・・
746名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 15:41:21 ID:CA38+Bc5
なにその萌えの塊
747名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 15:43:32 ID:0W+j6OIG
そこまでしなくても俺はベルカナで充分
748名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 15:46:59 ID:F+qOSiSG
ブラックベルカナ×ダークマロウでひとつ……
749名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 17:41:05 ID:pNigwJhI
>>743
いくらロリコンとはいえ実際に手を出したら不味いからな。
自分の体なら全くもって問題無い。
750名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 21:17:40 ID:GauYADbc
>いくらロリコンとはいえ実際に手を出したら不味いからな。

いや全然そんなことはない。さっさと手を出して味見して、自分色に染めるべし
751名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 00:10:29 ID:85+S7dEy
>>748
マロウはシャイアラがいいよぉ…
752名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 00:29:43 ID:qe0Hm9Lg
ヒースの嘘にころっと騙され、どんどんアブノーマルなプレイに走っていくイリーナ。
どうやら今晩は放置プレイのようです。
「よーし、イリーナ。このまましばらくこのままでいるんだぞー」
「あ、あの、ヒース兄さん?これはいったい?」
問いかけるイリーナの姿は、目には目隠しをされ、両手は後ろ手に固く縛られ
両足も足首のところで縛られているというなんともアブない格好です。

その格好のまま部屋に放置されるイリーナ。この後どうなるのかと妄想しつつ、早くも股間が湿り出してます。
そこへ登場するのはヒース。しかしあらかじめ「ディスガイズ」を使っており、姿はそのままですが
声だけはまるで別人になってます。
「ヒース兄さんの声じゃない…!あ、あなたは誰です!」
イリーナは逃げようとしますが、拘束されていては出来ぬ相談。あっというまにヒースに組み倒され、犯されます。
ヒースではない(と思ってる)相手に犯され、暴れるイリーナ。しかし体は次第に反応していきます。
イリーナが絶頂に達っしようとした時、悪魔に魂を売り渡したヒースは「リプレイス・サウンド」を使い
部屋の戸口に自分が今まさに現れたかのような演出をします。
「イリーナ…何を…。その男は一体…」
「いやぁ!ヒース兄さん!見ないで下さい!ダメぇ!」
絶望の声を上げながらも体は感じているイリーナ。とどめとばかりに(偽)ヒースが一言「中で出すぞ!」
「ダメぇ!中はダメぇ!いやぁ!中で出さないでぇぇぇぇぇ!!!!!」
753名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 00:35:38 ID:qe0Hm9Lg
…コトが終わって、泣きじゃくるイリーナを見て、さすがに罪悪感を覚えたヒースがネタばれ。

・三択。一つだけ選びなさい
1、「私、死のうかと思ったんですよ!」と泣きながらヒースの胸に飛び込むイリーナ。その後第二ラウンド
2、「こういうのも結構いいかも…」ますますアブノーマルなシチュに目覚めるイリーナ。次は3p?
3、グレソで脳天唐竹割り。現実は非情である



…とあるエロゲにまんま、似たようなシチュのエロがあるのでパクってみました。
ここまで書いてなんだが、イリーナだったら拘束されてても「フォース」で応戦とか出来るから、ダメだな…。
754名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 00:37:12 ID:/Jv2pgRM
そこで抵抗したらヒースを殺すと脅迫ですよ。
755名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 00:50:47 ID:5Cdgy9S7
ディスガイズというのは姿を変える魔法で声はそのままだが。
756名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 00:56:22 ID:7gICPH0Q
本スレの>>414-415に何か萌えた
ヒースとマウナのお互いを慰めあうような情事……
……正確には妄想した、が正しいか
757名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 00:59:02 ID:iF6bOLQw
          .,Å、
        .r-‐i'''''''''''i''''‐-、
       o| o! .o  i o !o
      .|\__|`‐´`‐/|__/|
       |_, ─''''''''''''─ ,、 / _
     /              \
    /    /            i
    |      ● (__人_) ●   | キングカワイソス・・・
    !                   ノ
    丶_              ノ
758名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 01:44:20 ID:0kw9NHEu
>>753
思わず「脳天唐竹割」まで行かなくても「人間サンドバック」で慌てて呪文唱えるイリーナしか思いつかん
759名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 01:44:40 ID:uQ+0FqL6
>>756
イリーナ「ヒース、私はもう充分生きました。もう手も顔も皺だらけになって、
重い物なんて持てなくなって何年も経ちますね…。
私はこのままファリス様の元へ赴こうと思います。それが自然な姿ですから。
小さな頃から、こんな歳になるまで我が儘を言い続けてすみません。
今でも覚えてます。まだ「兄さん」と呼んでいて…
みんなと共に…オーファンを冒険していた頃の事…。
子供たちも一人前になりましたけど…昔の私たちのように危なっかしいですから
あなたがまだ…しっかり見守ってあげてください…ね…」

ヒース「イリーナ!くそっ!馬鹿野郎!俺様を残していくな!
どうしてお前はいつも一人で先に行ってしまうんだ!」

イリーナ「ヒース…私が死んだら…マウナとなら再婚しても良いですよ?
魔術師で寿命の長い貴方とも同じ時を過ごせるでしょうし…。
口は悪いけど本当は良い人だって…マウナもわかってくれてるから…。
クラウスさんに先立たれてからずっと沈んでるし…」

ヒース「阿呆かお前はっ!こんな時にまで人の心配をしてるんじゃない!
こんな時ぐらいお前自身のことを………イリーナ?おい?…イリーナァァァッ!」


という悲しい別れがあるわけですな。
マウナとどう絡んでいくかはいまいち思いつかない…誰か続き書いてちょ。
760名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 03:55:13 ID:ZWx13Gmu
>759 レイノルト×マウナ (100年後の再会編)
とか?
てゆーか、SS用のネタのひとつの流用。
今は他のネタに夢中で書けないので、他の人に期待するです。
761名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 05:06:42 ID:ZWx13Gmu
>>752-753 乙!!
シチュエーションものとして美味しかったです。
魔法と、その効果確認まで必要になるから、結構やっかいだね。

和姦モノが多いので、一度「ヒース兄さんヤメて!」の手込めモノを読んでみたい。
けど、そのシチュエーションを作るのは、きっと大変。
762名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 06:57:15 ID:RYU7WwW3
そこで例のキノコですよ。
763名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 14:58:40 ID:ZWx13Gmu
筋力はオニマダラカサタケ(例のキノコ)で問題ナシ。
ただイリーナのフォースを封じるとなると、聞きたい萌え台詞まで聞けなくなるんで。
764名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 16:33:44 ID:FA5a9y7R
イリーナごとき筋肉女の阿呆フォースごとき俺様のカンタm(ごすっ
765名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 18:04:59 ID:ZldAZMEp
>759
ベタなところだと、

葬式後も意気消沈のヒース

「自分もクラウスを失った時はそうだった」と身の回りの世話をしてやるマウナ

そのうちなんとなく同棲

かな。
泣くことも出来ずに固まってるヒースを、マウナが心身ともにほぐしてやる
なんてシチュが入ると大変自分好みだw
766名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 21:22:13 ID:0O/0sahJ
>759
>765

ごめん、SWには詳しくないんだけど、「魔術師が長寿」って公式設定?
767名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 21:39:06 ID:gHL5RUwQ
若い頃の姿になれる魔法があるんだよ、ソーサラーは。
768名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 21:40:17 ID:++LtkLxB
>766
「高位の魔術師はその気になれば長寿も可能」程度かな。
全員が長命にチャレンジするわけじゃないと思う。
769名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 21:51:02 ID:xOGkBJlY
遺失扱いで年の取り方が遅くなる魔法がQ&Aで有ったような気もするね
若い姿に変わる魔法だとディスペルマジックで一気に老衰死するんだっけ?
770名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 21:54:26 ID:AgT7PBjZ
一番簡単なのは接続時間が術者の任意によるシェイプ・チェンジで若い姿で居続ける。
Q&Aでも否定はしてないが、「ディスペルマジックで解呪されると一気に老衰する」ということで、
「かくて魔術師はダンジョンにこもる」というオチがつく。
でもどんな方法であれ、イリーナと結婚するヒースが、そんな不自然な長寿に手を出すとは思えないが。
771名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 21:58:48 ID:m6AhkI/J
むしろ、長命の道を選ぶほうが少数派だと思うんだけどね。

アレクラストじゃ、ただでさえ魔法使いは一般人から偏見を持たれてるのに
いつまでも若い姿でいれば、ますます偏見はヒドくなる。
そうなれば世間の風当たりは強くなるし、近所付き合いも難しくなる。
おまけに生きれば生きるほど、同じ道を選択した魔術師仲間とデミヒューマン以外の周囲の人物は
どんどん年老いて死んでいくんだぞ?

なんか「生涯の課題」みたいなのを抱えた、研究一筋のソーサラーでも無い限りは
若返りはしないと思うな。あるいは、それこそ恋人や伴侶がデミヒューマンでもなけりゃ。
772名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 22:01:32 ID:85+S7dEy
ラヴェルナは?
773名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 22:15:26 ID:iYMHFLVz
ラベルナは例外
どっかでみつけた不思議魔法により不老になった。

それより台風恐い、明日仕事・・・
774名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 22:25:51 ID:JxMpZYOA
>>772
記憶が曖昧だが
彼女は、あえて「魔女」にふさわしい姿でいようと一定年齢で容姿を固定しただけで、
寿命を延ばしたとは言っていなかったと思う。

個人的には、そういうことは実行する前に亭主に相談しろよ、と言いたい。
775名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 22:29:34 ID:EmSeH6Pc
>>773
マナ・ライに教えてもらった魔法だぞ。

>>774
老化が止まるんだから、寿命も延びるんじゃねーか?
776名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 22:31:07 ID:ZWx13Gmu
ラヴェルナや禁断の守護者シルベラあたりは、オンナだから。
オンナの歳、美貌と若さに対する執念妄念は理解しがたい?
ま、漫画や小説なら男でも、権力者なんかは不老不死に血道あげるみたいだし?
普通の魔術師でも、死が怖いの自然だとおもう。
老衰死を回避できるのに回避しない、なんて
よっぽど悟った人か、生きるのに疲れた人でしょ。
マナ・ライ(120歳)もカーウェスより若々しい、らしいので、魔法か薬で不老延命してるんだろう。
どーでもいいが、ヒース×マウナも好きだ。
777名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 22:58:15 ID:Df3gY8p/
クラウスはだめか
778名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 23:28:27 ID:UQ2J12Hl
駄目だな
779名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 23:31:36 ID:ZWx13Gmu
ダメじゃない。
780名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 23:42:12 ID:XZThQi9H
今、素でマナ・ライは半マナティだから寿命が長いんだよと書こうとしてた…しっかりしろ自分。
781名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 23:52:28 ID:gHL5RUwQ
シャーマンインザダークでクラウスが好きになった。
782名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 23:57:43 ID:FA5a9y7R
フィリスが若返る魔法を使ってるゾ。

きっとコーラスアスのがらくた置場に遺失魔法のスクロールかなにかあったんだよ
783名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 23:58:29 ID:IPqwGTDC
>>776
このスレでマナ・ライ(120歳)もカーウェスより若々しいなんて書かれると
偉大なる魔術師もハッスルじじいに聞こえるじゃないかw
784名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 01:01:18 ID:Uq1BDxou
マナ・ライ(123歳)おちゃめで、偉大なるカーウェスより
偉大で若々しいハッスルじいさん。

…引きこもりなどとは特に言われていないので
若い姿で街に繰り出しているかも。
P43ワールドガイドの挿絵のマナ・ライなんぞ、マフィアのボス並になんかエロい。
他は(SWSFC、PC)禿ジジイだというのに。
785名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 01:11:34 ID:p1UkOsFJ
一応古代語魔法の素養のある人間は古代人の血が濃いってことで
寿命も純蛮族より長いって話無かったっけ?
786名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 01:44:48 ID:Uq1BDxou
? ライトファンタジーにありがちな設定だとは思うが、知らね。
787名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 02:07:09 ID:DleaNNSn
>>776
ロードス島のバグやんなんてまさにそれ。魔術を極めたいとノーライフキング。
788名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 05:35:05 ID:E73AGmeP
>>770
イリーナもソーサラー技能を取って不老化すれば無問題…って、
やっぱソーサラー1レベル程度じゃ無理なのかな。
かなりの高レベルにならないと不老化は無理なんだろうか。
789名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 13:10:21 ID:E8oVnbcX
レイリアは教義の点で絶対出来ないが不老の魔法を使ってて欲しかった。
新ロードス1巻で「目尻に皺」と明言されてしまった……
790名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 13:16:32 ID:OqQNSyof
その皺に萌えられない君は男としてまだまだだな
791名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 13:37:20 ID:J8KVt+LU
>>788
そんな事しなくても、イリーナ16〜17歳時点の姿と能力をヒースは知ってるんだし
『ポリモルフ』をかけてイリーナを若い頃の姿にするってのもできるんだよな。
能力値のデータもあるから、表面だけじゃない完全な変化(若返り)が可能なはず。

まあ、それをイリーナが受け入れるかは別だけど。
力一杯拡大して強制的にかけるか……ヒースは難しい呪文ばかり成功率高いから
意外と運良くかかってしまうかも知れん。
792名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 15:06:24 ID:GUYNrztR
>>791
そこでヒースのロリ嗜好が影響して年齢1ケタ台に。
793名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 15:48:14 ID:zrdie+2i
>>792
さらにエターナルチャイルドで精神も幼児化に。

「ひーしゅ兄さん、ぐれーとそーどがほしいでつ」
「ひーしゅ兄さん、せいぎをちに行きましょう」

…この口調じゃまるっきりチビーナじゃないカorz
794名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 19:20:35 ID:QgYDRY+e
いいね。幼児化したイリーナを育てるヒースパパ。

「わははイリーナ。また俺が正義の神官戦士に育ててやるぞ」
「はいでちゅ、ひーしゅパパ」

そしてツンデレ神官戦士イリーナが誕生
795名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 19:58:39 ID:APHW/hkR
わざわざイリーナを幼児化させんでも、チビーナとかプチーナでいいだろ…。

てか、自分とイリーナの間に生まれた子供を育てるっていうのはダメなの?
二人の子供か…。職業逆転とかしてると面白そうだな。
イリーナと同じく小柄で怪力の少女だが、キウイ並みに魔力より腕力にモノ言わす魔法戦士なイリーナJr.と
ヒースそのまんまの皮肉屋でいらんこと言いだが、根はいい人なファリス神官のヒースJr.
やべぇ、ちょっと読みたい。
796名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 20:37:21 ID:dKJP227G
そこで性別をチェンジするとすばらしいツンデレが生まれます
797名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 20:45:43 ID:Uq1BDxou
>795 ファイアーエンブレム聖戦の系譜を思い出しました。
798名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 20:46:42 ID:6x2RdiaW
マジレスするとソーサラーとファイター両方に経験点裂くのは自爆行為
799名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 21:31:38 ID:ulyyI4Sh
プレイヤーキャラはな。NPCならなんでもあり
800名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 21:47:12 ID:6x2RdiaW
そりゃそうか。
801名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 21:48:09 ID:zkj4AAUj
チビーナ・プチーナ・ロリーナの三人の自称姉に振り回されるヒースJr.


ちなみにこの場合近親になるのだろーか。
802名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 22:02:58 ID:22PkdvgZ
某ファイブリアの無口を目指す長男坊のように育ちそうだ>イリーナJr
チビーナ「正義をするのでつ!」
プチーナ「正義をするのでつ!」
ロリーナ「正義をするのでつ!」
イリーナJr「正義をするのでつ!」
803名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 22:08:58 ID:VUWmI3Qq
>>777
駄目ではない。
駄目ではないが・・・・・・




アーチー「つまらんな」
804名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:08:01 ID:hxchmwCe
各キャラに合う幸せの形を考えてみる。

イリーナ:普通の幸せよりは、ちょっと変な位が似合う。お相手はヒース兄さんかスゲーナ。
マウナ:普通の幸せが似合う。クラウスが鉄板、意表をついてガルガドw
ヒース:アクが強すぎるので、イリーナ以外は制御出来ないかと。もしくは、子供なら操れると思うんでチビーナ達の面倒を見させられるヒース兄さんなんてのも面白いかもしれない。
ノリス:キティ、はどうなんだろ?レベル的には見合うが。尖った人を和らげたりさらに尖らせたりする生き方を推奨。
エキュー:永遠のマニアな予感。一生エルフフェチなんだけど、結婚相手は普通の人間な気がする。
ガルガド:新米冒険者訓練所を設立して、日々有能なシーフを育てていて欲しい。


エロ的には、ノリス×キティとか、エキュー×イリーナなんかが見たいかも。
805名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:43:11 ID:qkp9gkNX
リクエスト無視してなんだが…投下していい?
806名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:45:53 ID:3N1t99jM
>>805
良いか悪いかは、投稿した後に解る物です。
まあレス間が開きすぎないよう、メモ帳に書き上げておくぐらいの気配りは必要でしょうが。
807へっぽこリープ 0 :2005/09/07(水) 01:24:03 ID:x3ryPyUQ
――――――――――
「色気がなくてすいませんでしたっ!」
むかっとした。ヒースの襟首を掴むと、強引にくちづけた。空気が凍る。
「…オイ。」ようやく離された唇に真っ白になる。
「ふんだ。 満足ですか?」「ばぁか。」ヒースはうろたえ、手の甲でイリーナの唇の触れた箇所をゴシゴシとぬぐったが、ふと、迫る石壁に目を向けた。このトラップが、どうしたら止まるの皆目見当すらつかない。
外にいるのは、頭の堅さで有名なファリス司祭とノリスだけだ。正直アテにはできない。
マジで死ぬかも。
拭ってしまった手の甲を見下ろす。…惜しいことを、したかもしれん。
「…オトナのキスできるか? イリーナ」「へ?」
「やっぱりオコチャマには無理だな。…こうするんだ。」「!…むぐ…」
口付け、僅かに開いたイリーナの歯の隙間から、ヒースが侵入しイリーナのものを探り当てた。イリーナは躊躇いつつも、抗わない。
ヒースは僅かに動揺しつつもイリーナの口内を侵し、イリーナはヒースのなすがまま、舐められ、からめられ、強く吸い上げられた。
「…ぷはっ。っは。……まあ、色気がないってのは撤回だな。」
イリーナは顔を真っ赤にし、瞳が羞恥で潤む。
「…兄さんの、バカぁ…。」「お互いサマ。」
「もうっ。」ぷっ、と一瞬ふくれた顔が、柔らかく崩れる。
「…ふふ。もっとたくさん、一緒に生きていきたいです。ヒース兄さんとも皆とも…」イリーナはお祈りのカタチに手を組み、目を閉じる。「…ファリス様…。」
――ゴゴゴっ
さらに石の擦れる音にグレソの最後と、命の危険を感じて身をすくませた…。
―――ゴトン…
「ヒース〜イリーナ〜、大丈夫〜?生きてる〜?」
すぐ近くから、ノリスのお気楽な声が聞こえる。
頭を上げるとすぐ近くの石壁が、ポカリと口をあけて階段の上り口が見えていた。
その階段の上には、クソガキの顔が覗いていた。
安堵と照れくささに目配せだけを交わし、無言で階段を登り始めた。
808へっぽこリープ 0 :2005/09/07(水) 01:28:38 ID:x3ryPyUQ

「ヒース兄さん、差し入れもってきましたよ〜。」
昼時、小さなバスケットを抱えたイリーナが顔をだした。「おう、サンキュ。」
学生も教授方も昼食のために階下へと降り、通常でさえ人数の少ない導師級クラスに割り当てられた、宿舎の階は静かだった。
「ま、折角だ。ありがたくいただこう。」差し入れのバスケットを、積み上げられた研究資料を脇にどけて置く。
「サンドイッチと木の実の焼き菓子です。」だろうな、ヒースはちょっと笑った。
繊細な料理はイリーナの性にあわない。切ってはさむだけ、捏ねて焼くだけ。
実にシンプルで解りやすい。ひとつ、つまんで口に入れる。美味い。
まあ、シンプルな料理をあえて不味くさせるのは、ある意味才能だろうが。
イリーナもマウナも冒険の最中では食事当番になることも多いし、現にそつなく、こなしている。
それぞれの家庭も、甘やかされて育てられたわけでもない。
「ラムリアースの紅茶の茶葉があるんですが、ポットは…」
「ん、あ。 以前に使ったまんま、洗ってねえな。」「兄さんもそういうとこ、男の人ですよね…。
洗ってきましょうか?」なんとなくトホホな視線。
「いや、いい。」手元の水差しを引き寄せた。魔術師ギルド内の水は、新鮮な湧き水を魔法のオーブから引き寄せている。
食事も終わり、話が途切れると、なんとなく気まずくなる。
お互い、なにもなかったのかのような昨日の今日。
ちょっぴり、不満と不安で気分がもぞもぞする。
所在無く立ち上がり、壁際に座るヒースの前に立って、その顔を覗きこんだ。
「…兄さん。アイラさんのこと好きですよね?」「ん? ああ、まあ、うん。」
現在、行方不明との噂のあるヒースより年上の女性魔術師。ファン一の富豪の孫で、
胸も尻もふくよかな肢体をもつ眼鏡美人。ヒースが冒険者として立とうと決意したのは、
彼女と親しくなりつつあった冒険者と張り合う為だった。
「カレンさんは?」「へ?」
冒険をはじめて間もない頃に、お世話になった依頼人。その冒険で遺産を無事ゲットしお嬢様になった、
イリーナと同世代の清楚で可憐な娘さん。そんな事実もないのに、ヒースは、マイスイートといって憚らない。
…ホントにそんな事実がないのか、イリーナはよく知らない。
「ルーシィは?」「おい?」
隣国ラムリアースへの冒険で知り合ったユニコーンの乗り手で、有力貴族のお嬢様。綺麗な金髪に水色の瞳。
ユニコーンに将来は超美人とお墨付きを得ている美少女。ヒースはライバルのユニコーンに張り合って
彼女をゲッチューしようとしていた。今でも寝言にでるのは、彼女の名前だ。

「…私のことは?」「…イリーナ?」「兄さんにとって私は女の子?」
809へっぽこリープ 0 :2005/09/07(水) 01:30:48 ID:x3ryPyUQ
ヒースは固まったまま、イリーナの次の言葉を聞いた。
「…わたし、ヒース兄さんの好みじゃ全然、ないです。」
イリーナは愛しげにヒースの手を取り、自分の頬に触れさせ、キスをおとす。
「ゴメンなさい。でも。」
「…イリーナ。」そして胸へと誘導した。
手のひらにはイリーナの胸のふくらみと、硬い頂きの隆起を感じる。
「ずっと、兄さんのこと好きでした。 
恋愛の対象として、みたことはなかったけれど。 ずっと。 
ううん、ホントはヒース兄さんの顔がちらつくことは、ありました。 
けれど、ずっとずっと、打ち消してきたんです。 
ヒース兄さんをそんな風に思っちゃだめって。思っちゃイケナイって。
…でも、ダメです。気持ちが、止まりません。」
恥ずかしさに真っ赤になりながらも、イリーナの手はヒースの手を下方へ誘導した。
滑らかな太ももへ、スカートの中へ…。
やめろ、と力まかせに、振放すこともできるだろう。だが、できなかった。
「…イリーナ!」 
くちゅり、と、ヒースの指に液体の湿った感触がした。
「抱いてください、ヒース兄さん。」
ヒースの思考が凍る。
イリーナは羞恥心に真っ赤になり、潤んだ茶色い瞳でヒースを見つめていた。
ずっと、妹として見てきた。 めったに逢うこともなくなった本当の妹以上に、『妹』として、大切に愛しんできた。 だけれど、本当はイリーナと同じ。
ずっと、好きだった。 恋愛の対象として、みたことはなかったけれど。 ずっと。 
いや、実際は時折、イリーナの顔がちらつくことはあった。 あっけらかんとミニスカートを翻し、とっさの危機に裸を惜しげもなく晒す妹分に、視線のやり場に困ったことは一度や二度ではない。
けれど、その度ごとに打ち消してきた。 そんなふうに思うな。俺はイリーナにとって、ただの兄がわりだ。父性愛に近いものだ。俺サマの趣味は〜、と。.
ただ一度、気持ちの枷が外れた。あの遺跡で。
この世への未練をすべて、あのイリーナへのキスで吹っ切ろうとすら、した。
そして、あの時、イリーナは拒まなかった。
予感がしていた。何かが壊れてしまう、予感。
810へっぽこリープ 0 :2005/09/07(水) 01:31:44 ID:x3ryPyUQ
「いいんだな…?!」怒ったように、立ち上がると、ヒースはイリーナの身体を壁に押し付け、顔を覗き込んだ。
イリーナは微笑んでヒースの身体にすりついた。
息が詰まるくらい長く深いキスを交わす。深く深く貪られる。
互いの唾液を何度も何度も交わして、嚥下した。
神官服は胸の上まで捲り上げられ、あまり豊かとは双胸が曝け出される。
ヒースは両手でその乳房をふにふにと揉みしだき、いとおしげに桜色に頂きを指で刺激したあと、口に含んで、ちゅ、と吸った。
ヒースがスカートの中に手を入れ下着を引きずり落とす。応えるようにイリーナは足を軽く上げて下着を足から外した。
ヒースの長い指が、まだ薄い茶色の茂みをかき分け、イリーナの秘所に分け入る。
くちゅくちゅと猥らな音をたてるように、動かし始める。
「ぁ、んっ、…んんっっ…」
イリーナはビクリと身体をすくめ、声をあげる。
秘所からの熱い蜜は、ごくわずかな愛撫の間に溢れ出し、次の段階へとヒースの背を押す。
ヒースは黒いズボンの中から、熱く血が上りそそり立つ、男性自身を引き出した。
お互い立ったまま、イリーナの足を開かせて、秘所にあてがい、強引に押し入れる。
ぬぷり、とヒースのモノが侵入した。
想像以上に鈍く重い、初めての強い痛みにイリーナは声をあげる。
痛みに身体が震え、涙が止まらない。
「はあっ…ああっ!ヒース兄さんっっ! ヒース兄さぁんっ…」
「っく…。」ヒースの腰がゆれる。同時にイリーナの身体も上下する。
卑猥な音が、部屋にこだまする。
イリーナの目の前に、ヒースの身体の向うに姿見が見えた。
姿見に映るヒースの背中、背中に絡みつくイリーナの腕。
兄さんに抱えられ、広げられた足。
押し入るヒースのモノの痛みに歪み、泣きながらも、鏡に映る自分の顔は嬉しそう。
気持ちがストンと落ちた。そう、私はヒース兄さんが『好き』なんだ。
『大好き』。 身体に、全身に、兄さんを感じる。
唇に、胸に、まわす背中に、秘部に、太ももに、兄さんの身体の熱さを感じる。
肌の熱さと、体臭と、息づかいを、身体に感じる。
大好きな人に抱かれている。それは信じられないくらい、幸せなこと。
それをヒースの肩越しに、鏡の中に見ている。
「…はぁっ、兄さんっ、ヒース兄さんっ、『好き』、…『大好きっ』。」
ヒースの腰が叩きつけられる。イリーナの身体も上下に揺れる。
はあっ、はあっ、はあ、はあっ、はあっ…
獣のように荒い吐息が、切ない。
もっと、もっと、もっと、身近に感じたい。
互いの身体。その境界線がもどかしい。もっと、ひとつになれたらいいのに。
「く、はぁっ!」達する直前、ヒースはイリーナから、ペニスを引き抜いた。
「は、…あぁっ」イリーナは切なげに声をあげる。
ヒースはイリーナに背を向け、壁に肩を預け、汗にまみれて荒い息を繰り返している。
はあ、はあ、はあ…。
姿見には、汗だくで胸を露出し、足を開いた、猥らな自分の姿だけが、映っている。
ヒースの身体で隠れないで晒されたその姿は、醜くくみえた。
「…イリーナ。」「兄さん…。」「帰れ、今すぐ。」冷静を装った、低く震える怒声。
「にいさ…!?」「…はやく!」
千切れそうな思いで服を正し、バスケットを手にヒースの部屋を飛び出した。
『嫌われた…。私が無理矢理、誘ったから…。 醜い自分を見せたから…。
兄さんが、本気で怒ってた…。
…わたし、ヒース兄さんに嫌われたんだ…』
刹那の幸せから、一度に地に突き落された。 絶望的な思いだった。
811へっぽこリープ 0 :2005/09/07(水) 01:33:56 ID:x3ryPyUQ
―――――
『オチた。落とされた。 完璧に、ハマった。 抜け出せる自信が、ない。』
後悔、罪悪感、怒り。すべて自分に向いていた。
絶頂直前の、身体の震えが止まらない。
ほんの僅かに刺激を加え与えただけで、それは白濁液を床に撒き散らした。
「くぅ、あっ…。…は! 情けねえっ…。」
羞恥と後悔で、顔を覆う。
ただ、今わかるのは。 
イリーナ。
その名前が『妹』ではなく、『女』そのものを意味する響きに、変ったことだけ。
止めることができた。途中までは。
だが、結局は止められずに強引に、イリーナの処女を奪った。
奪ったとたん、止めることなど考えられなくなった。
ただ、ただ、イリーナの身体をより深く、貪りたい。その欲求だけの雄になった。
…イリーナに、溺れた。
女がすべてそうなのか、イリーナが特別で、もしかしたら『名器』と呼ばれるモノなのかどうかは知らない。ただ、強く熱く深い快楽に、飲み込まれていた。
とにかく、欲望のまま胎内に出す直前に、理性を引き戻せたのは僥倖だった。
「イリーナ…。」下腹が、まだ足りないと主張して、うずく。
無理にでも帰さなければ、初めてのイリーナをどこまでも貪り、犯し、
もしかしたら、壊していたかもしれない。
いや、逆にどこまでもイリーナの身体に、絞り尽くされたのかもしれないが。
「……情けない兄貴分で…スマン。」荒い息を抑え、壁を背に床に座り込み、うなだれた。
堪える為の体力はあまり、無いようである。
812へっぽこリープ 0 :2005/09/07(水) 01:35:13 ID:x3ryPyUQ
――――――
泣きながら走って帰った。その日は小鳩亭にも早めに顔をだして、用事があるからと、ヒースに顔を合わせる前に帰った。
ヒースを受け入れた身体の一番深い場所が、傷ついた痛みを主張していて、
神聖魔法で治そうかとも思ったけれど、これがヒースとの最後の繋がりのようで、それも躊躇われた。
「…ヒース、兄さん…。」
怖い。こうなる可能性だって、わかってたはずなのに。気持ちが止められなかった。
より多くを、期待してしまった。
遺跡でのキスから…。女の子として見てもらえるんじゃないかって…。
浅はかだ。
キスして、オトナのキスをして。抱いてもらった。
つかの間だけど、確かに幸せだった。だから、一度きりでも、満足しなきゃ…。
わたしはヒース兄さんのことが、好き。大好き。 だけど。
でも、皆と別れなければならないのなら、これからヒース兄さんとずっと気まずい思いするくらいなら、
ヒース兄さんに嫌われるくらいなら、何も無かったことにする…。
…全部、忘れてしまってもいい…。
その夜イリーナは、ココロの痛みに震えながら、眠った。

―――――――
次の日の夕方、イリーナは小鳩亭で珍しくお酒を頼んだ。
しかも早々に度が過ぎ、酔ったイリーナはこっそりとマウナやバス、エキューらの手を借りて個室に隔離された。
看板冒険者のファリス神官のへべれけな姿を、常連とはいえ一般客に見せるわけにはいかない。
それは例えば、警察官がへべれけな姿を一般人に見せるがごとく、店とパーティのイメージダウンになるから。
「にぁあ。」「あら、デボン。ヒースは?」
マウナは若い白猫に話しかけ、残り物の小魚のフライを小皿にとって出した。
白い猫はデボン・ロンデル。ヒースの使い魔。
諸処諸々の事情があって、以前に失った使い魔・カラスのフレディの代わりに、新しくヒースが儀式を行って使い魔にした。
口の堅い元主人より、使い魔から知れるだけの情報を引き出そうという目論見もあった。元主人が結局、亡くなったのも一因だ。
「にぁあ。」ぱたぱたと猫が、尻尾を振る。
「そう、まだなのね。 悪いけど個室のイリーナ達の傍にいてくれる? そっちにヒースの分も運ぶから。」
小魚を食べおわって一息ついた白猫は、不思議そうに首を傾げた。
個室の前で「なあ。」と鳴くと、扉が開いてイリーナが顔を出した。
「あ、デボン〜〜。」イリーナがとろんとした瞳で白猫を抱えあげた。
「おいで〜〜。」イリーナは白猫を自分の席に招き、レアな焼き鳥をわけてあげる。
白猫の食事風景を愛しそうに眺めながら、イリーナの体が斜めに傾いて行く…。
「ふにぁ〜?」
なれない量のエールのジョッキ林に囲まれて、イリーナはテーブルにつっぷした。
「…ねぇ、デボン。わたし、ヒース兄さんに嫌われちゃったのかなぁ…?」
テーブルの上にちょこんと座るデボンを覗き込んで、イリーナは悲しそうに呟きテーブルの上で顔を隠してしまった。
白猫はイリーナの頬を慰めるように舐めた。
813へっぽこリープ 0 :2005/09/07(水) 01:37:06 ID:x3ryPyUQ
しばらくの後、夜の小鳩亭。
「よう。」「あら、ヒースいつものでいい?」「おう。」
マウナは焼き鳥とエールを注文しに厨房へと消える。
個室へと足を向け「よ。」と、手をあげて、それぞれに挨拶する。
「あ、きた。今日も依頼は入ってないよ。」ノリスが報告する
茶色い髪の白い神官服はテーブルの隅の方で動かない。
「イリーナはもう潰れてるのか。」「らしくないね。」エキューが果汁を飲みながら呟く。
ノリスとバス、エキュー、そして養女のマウナはこの宿に常駐しているから、遅くまで付き合っていたのだろう。
ガルガドは用事ができたら呼んでくれと、今日は神殿を離れていない。
「しょうがないな…メシ食ったら、とっとと送って行ってやるか。」
照れくささから秘め事を悟られないよう、デボンを抱えあげながら、なんでもない顔で、恩着せがましく言った。

背にすやすやと、寝息が聞こえる。背にイリーナの温かさを感じる。
背にイリーナを負うたのは、あのイリーナの死亡事件以来だった。
今でもそれを思い出すと、心が冷える。
その記憶のせいか、今はイリーナの体温を感じる事が、嬉しい。
「…むぅ〜、…ひーす、にいさん〜?」背中でイリーナが、目を覚ました。
「おう。」夜道をファリス神殿へと歩く。もうそう遠い距離ではない。
ちなみに後ろから白猫が、てちてちと着いてくる。
「……ひーす、にいさんは…」小声で続ける。
「ひーす、にいさんは…えっちなコ、嫌い…?」
「嫌いじゃないな。」歩を進めながら、ヒースの口に微笑が浮かぶ。
「…ひーすにいさんは、えっちなわたし、嫌い…?」
「えっちだろうが、なんだろうが、イリーナはイリーナだろ。」
「…わたし、ヒース兄さんに、嫌われて、ない…?」
「んなわけ、あるか。バカ。」言ってから、ヒースは苦笑を浮かべた。
その呟きをデボンの耳で聞いたときに、同じ科白を講義中にうっかり漏らしてしまって周囲を凍りつかせていた。
「大事な、俺サマの、イリーナだ。」
「…ホント…?」
「ん? 証明がほしいのか?」背中で、こくりと頷いた気配がする。
「このまま、俺の部屋にくるか?」ファリス神殿までは後、ほんの少し。
「それか、明日の午前中から昼までなら、俺は手が空いてる。 尋ねてキナサイ。」
イリーナの体を地面に下ろして、答えを待つ。
イリーナはおろおろと、神殿への道とヒースの顔を見比べた。
やはり、朝帰りはしたくはないようだ。
微笑を浮かべて「じゃ、また明日ナ。」と背を向けて手を振った。
「デボンを、預けておいてやる。いつでも繋がるとは限らないが…ま、何かあったら、連絡ナサイ。」
「にゃあ。」足元で、白にゃんこが、イリーナにすりついた。

814へっぽこリープ:2005/09/07(水) 01:42:12 ID:x3ryPyUQ
とりあえず 今日はここまで。
容量とって申し訳ないが、もう1エピソードと番外分だけよろしく。
815名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 21:19:35 ID:ETNpw+V2
前の話といまいちつながらないんだが、
これはイリーナがなくした記憶の話でいいんだよな?
816名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 22:06:26 ID:SZj3e8u2
0って書いてあるから、そうだろ。
817名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 00:54:10 ID:eCVTWs4B
GJ!!
微妙にたどたどしい二人の関係にハァハァ
こんなイイ記憶を失うなんてもったいない。
818名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 21:46:11 ID:Y1n9R15/
デボン(ヒース)×イリーナを妄想しました。
バ、バター猫ハアハア。
819名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 03:13:52 ID:oxj9nXl6
>>793
>「ひーしゅ兄さん、ぐれーとそーどがほしいでつ」

違う意味で考えてしまった俺はどうよ
820名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 07:56:05 ID:cfAG9Kbd
いや、漏れもちょっと考えた。w
剣はアレの暗喩によく使われるしな。
821名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 09:42:21 ID:CrgeYGgm
だがそう置き換えると"ソードワールド"が酷いことになる罠
822名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 11:48:57 ID:oa3KmbDO
キウイとかリジャールはある意味「ソードワールド」なのかw

ちなみにヒースはグレートソードか?
精々ロングソードだろw

余談だが、先ほどのくだりを聞いて海兵隊ソングを思い出した。
「私の彼氏はロングソード…」ってやつね。
823名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 18:46:33 ID:PW1GLGeK
シャドウニードルの処女喪失ネタ。
彼女に報われないと諦めつつ思いを寄せる無用者ジャール。
シャドウニードルも彼の気持ちは薄々察していた。
忠実な彼に感謝の気持ちはあるが、彼を男としては見れなかった。
その生い立ちゆえにまともな恋愛は彼女自身諦めており、
身体ぐらい許しても良いと考えていたが、そうすると彼が死ぬのでそれもできない。
結局ジャールには気づいてない振りをして接し続けていた。
おそらく彼は自分の気持ちがレアンに知られてると分かれば姿を消していただろう……
しかし追っ手から逃れるうちにジャールはレアンをかばって致命傷を負う。
薬も無く、司祭に見せる事もできず、おそらくあと半日ほどしか保たないジャールを看護していたレアン。
高熱ゆえか、それとも消える生命の最後の灯火か、そこだけは激しく勃起するジャールの男根を見て、
彼に最後の手向けを与える事を決意する……
824名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 19:55:29 ID:3f/Vt8P4
>>822
実はレイピア
825名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 20:48:34 ID:d0TW0zQS
>>824
いやシャムシール。反り返った立派なモノをお持ちです。
826名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 21:10:10 ID:N2IDV6xu
改造手術を受けてメイスになるとか。イボイボが抉ります
827名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 21:45:17 ID:oa3KmbDO
>>824-826
どっちゃにしても幼児化イリーナの中には入れたらやばいだろw

17歳イリーナなら

「きゃふんっ!ヒース兄さんのものが、奥まで当たってますっ…!」
byレイピア

「ああっ…!ヒース兄さん、大きいですっ…!私、壊れちゃいますっ…!」
byシャムシール

「そんなに激しくしないで下さいっ…!イボイボが擦れてっ、ああっ!」
byメイス

かなー?
828名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 22:29:50 ID:TKEq64q0
違うな。ヒースの生命力を考えると。

「……(冷たい声で)小さい」
byショートソード

「……(蔑んだ声で)こんな粗末なモノで私が満足するとでも?」
byダガー

「……はっ(クイーン・オブ・冷笑)」
byメイジスタッフ

相手は人妻ラヴェルナ
829名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 23:01:55 ID:cfAG9Kbd
? メイジスタッフは必筋1〜10だで幅があるなり。
ちなみにヒースが鼻で笑われる場合には
アーチーはさらに酷い扱いを受けまするな。フッ。
生命力同じくらいの筋力下。
830名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 23:45:27 ID:KNFR3trZ
個人的に、太さとか大きさは筋力っぽい希ガスw
生命力は、持続時間とか出る量っぽい?

要するに、ヒースはバスタードクラスの早漏。

イ「あっぁぁっ、ヒース兄さんのバッソすごいです!」
ヒ「うっ、バカイリーナ、そんなごっついプレートメイルで締めるな!!」
 びゅびゅっ。
イ「……あ。ヒース兄さんのがバッソからダガーになりました……」
831名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 23:53:03 ID:Jx1Tz5NA
陰茎は海綿体だから筋力じゃないでしょ。
副能力値F(体格?)なら関係すると思うが…
832名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 23:54:15 ID:Jx1Tz5NA
>825
六本木で使用?
833名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 23:57:09 ID:cEo4NMd6
>>819-822
ヒースソードがアレだからイリーナがグレートソードをねだったんではw
834名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 00:34:24 ID:HFz0+pNb
マジレスすると、アレの長さとか太さとか固さとか持久力は
体格や身体能力とは無関係だぞ。

ゴツくてマッチョでも、短小で早漏なヤツはいるし
チビでひ弱でも、アナコンダで遅漏なヤツはいる。
835名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 01:30:54 ID:SyU6dI/u
ノリスは意外とスゴそうだ
836名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 04:11:52 ID:2SB2BUBi
マロウやスイフリーは白くて細長い気がする。
>レイピアとかスピア?
短いかどうかはともかく、太くはないだろ。
837名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 09:21:45 ID:NyJlH/T2
マロウのは黒くて太い
838名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 10:03:27 ID:GYhGbVtO
種族   長さ  太さ  持久力
人間   標準  標準  標準
エルフ  長い  細い  早漏
ドワーフ 短い  太い  遅漏
グララン 短い  細い  絶倫
839名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 11:20:50 ID:A7W8b0uP
いやそこは
グララン 長い  太い  絶倫
だろう。
840名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 11:27:24 ID:fVhgsTYC
でもまあ、グラランの場合、相手もほぼ確実にグララン(ハーフが出来ないしね)だから、ちっさくても困らないんじゃない?
841名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 11:31:47 ID:r0u0Wj83
>>839
体の大きさに比例しての大きさか?
グラランの体で人間よりでかいってのもなぁ
842名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 12:44:23 ID:D9lKLvpj
待て。女にとって重要な要素の
「硬さ」が見あたらないのは仕様か?
843名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 13:42:28 ID:He9OB5Ut
>>842
種族   硬さ
人間   標準
エルフ  ぷよぷよ
ドワーフ ごつごつ
グララン ふさふさ
844名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 14:14:51 ID:r0u0Wj83
>>843
Σフサフサ!?
845名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 14:20:30 ID:rW8LJjRd
>>843
ふいたw
846名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:32:38 ID:o6JCBpsb
ってか、シェイプチェンジしてみるとか
847名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:43:06 ID:He9OB5Ut
ここで女性をふたなり化する遺失魔法というものを提案してみる。
848名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:09:41 ID:jZ0VVJOk
それって誰が使うのを想定してる?
黒ベルカナ×シャイアラとか?
849名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:30:26 ID:SfQoHQy7
子供にまぎれたグラランを識別するには性器を見ればいいのだろうか。
妖魔夜行にもそういう妖怪がいたな。
850名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:58:04 ID:MYQFLRcu
でもそんなチェックやったら…マウナがノリスをパン一にするよりも青少年に刺激が…
851名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 03:29:59 ID:EofNaOFx
>>835
ではノリーナでお願いします
852名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 05:39:25 ID:oLq4Rn9v
緑の陰でオモタが、
みやびか浜田絵師だかが、ノリーナ萌え気味ジャマイカ?

それから、
みやび:ホモは嫌いだけど、女装モノが多い(浜田漫画の性転換含む)
さなえ:ひたすら、ホモだらけ。。
853名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:12:15 ID:oLq4Rn9v
あ、追加。
エキューのまわりだけ、ホモ話や少年女装が多い印象が。
たとえば柘植小説。
あれはパパママ能力値や高技能だけでなく、隠しゲストまで出て嫌らしかった。
854名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 12:08:38 ID:D9Kp9QcL
そうか?エキューのパパママは傭兵として先輩な訳だし、
ファイター5のエキューより高レベルでもさほど違和感なかったけどな。

で、これまでのスレの流れと>>847から、
ふたなり化遺失魔法を試しで使ったフィリスのを偶然見たアーチーが
二重の意味で凹んで家出、という場面が思い浮かんだ。
フィリスをケッチャに、アーチーをザボさんに変えた方がダメージでかいかも。

ところで>>823はそれをきちんとSS化するように。
855名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:09:48 ID:oqKK/h2T
別にみやび自身が女装ネタ書いたわけじゃなくてプレイヤーがノってただけだと思うが
856名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:38:42 ID:UrogZcUs
あと断っとくが、浜田の漫画のネタを考えたのは浜田自身であって
別にみやびはネタとか出したわけじゃないぞ。
あくまで大元がSWリプレイであるから、原案にみやびの名前が入っているだけ。
(だから原案にみゆきちゃんとSNEの名前も入っておるのだ)
ネーム段階でチェックや監修はやってただろうけど、後半はそれすらあんまりしてなかったようだし。

だからエキューの女装もヒースの性転換もマウナのサービスシーンが多いのも、ぜーんぶ浜田の趣味。
エキュー短編の女装少年絡みの話も、浜田が漫画で女装エキュー書いたのが最初だよ。
だからみやびが女装好きってのは見当違いもイイトコだ。
さなえがホモ好きってのは否定せんが。
857名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:31:25 ID:ZIPmiwCa
否定しないのかよw
858名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:56:06 ID:xcZBERcS
さなえのキャラ形成については、多分に編集の意向が絡んでんじゃないのか。
859へっぽこリープ 0:2005/09/11(日) 23:18:49 ID:4qJ7TMiD
今回で最後。お目汚しスマソ。でも楽しく書けて嬉しかったヨ。
860へっぽこリープ 0:2005/09/11(日) 23:21:48 ID:4qJ7TMiD
ヒースの背をぼんやりと見送る。
ナニカ、イワナケレバイケナイ、タイセツナコトガ、アッタノニ…。
白猫を抱きかかえ、イリーナは酔いを振り払おうと、軽く頭を振った。
ヒースの姿は、ファンの闇に消えてゆこうとしている。
「…まってください…。」
本来なら聞こえる筈もない、距離と小さな声。
けれど、ヒースの足が止まった。
「そのまま、ちょっとだけ、まっていてください。」
ゆっくりヒースが振り返る。
イリーナは神殿へとあぶなっかしく駆け出し、しばらくして戻ってきてヒースと並んだ。
「…おくっていきます。どうしても、いま、いっておきたいことが、あるんです。」

わたし、さいていだ。
あやまらなきゃ。ゆるしてもらえなくても。
ずっと、じぶんのことばかり、ヒース兄さんのきもち、考えなくてなくて、
むりばかりいってて、こんなのじゃいけない。
ヒース兄さんは、まだ、こんなに優しくしてくれるのに。
わたし、まだ、ちゃんと、あやまってもいない。

人通りのなくなったファンの夜道を、ふたりで並んで歩きだした。
「…ごめんなさい、兄さん。」
やや肌寒い夜気に、イリーナは小さな白い毛玉に暖をとり、うつむきながら切り出した。
「ごめんなさい。わたし、兄さんのキモチ考えて、なかったです。」
「…まあ、イリーナは一度暴走すると、止まれないからな。
ま、暴走した後、ちゃんと反省できるトコがイリーナのいいとこだが。」
冒険中にはそれで苦労したことも、非常手段として簀巻きにして止めたこともある。
「…ほんとうに、ゴメンナサイ…。」
「…HAHAHA。正直、俺様。背筋が凍った。」おどけて肩を竦めてみせる。
「…あ、んで、ひとつ確認しておきたかったんだが…、イリーナ。 
遺跡でお前が飲んだアレ、媚薬やラブ・パッション(惚れ薬)ってことは、…ないか?」
「…媚薬や惚れ薬…?」
「もし、そうなら、とっとと解毒の呪文でカタがついた。
それに気づけなかった俺にも責任がある…。」
861へっぽこリープ 0:2005/09/11(日) 23:22:44 ID:4qJ7TMiD
「…どう違うんですか? ホントの気持ちと…?」
「ん〜、そうだな。」知識の中から媚薬として有名な魔法薬のデータを引っ張りだす。
「薬を飲んだ瞬間から、身近な相手にゾッコンになっちまうのがスタンダードな、ラブ・パッションだが? 俺様も匂いは嗅いだが、影響はなかったし…。匂いもそれらしく、甘くはなかったが…。
もし二人で影響されていたら、即座に熱烈なバカップルが出来上がるところだったな。HAHAHA。」
「…それは、たぶん違うと思います。…即座にと言う訳では、なかったですし…。」
「ん? …そうか。」嬉しそうでも、落胆したような声音でもなく、淡々とヒースは応じた。
「…ゴメンナサイ。」
「アヤまるな。オレサマもイロイロと、悪った。」
「違います。兄さんは悪くないです。最初に軽いキモチでキスしたのはわたしなのに、
そのキモチを止められなかった。それに…無理やり、誘ったのはわたしです。」
「俺も、悪かったんだよ。 煽って、その気にさせた。拒めたのに拒まなかった。
流されて、傷つけた。うかつな態度で…お前を泣かせた。」
「…どうして…どうして、そう、兄さんはいつも、優しいんですかっ…」
「イリーナ?」
「ずるいですっ。だからっ、…好きになっちゃう…。
期待して、甘えて、止まれなくなっちゃうっ…。」
あやまることすらも不要と煙にまき、いい加減にみえる、さりげない優しさ。
「兄さんの気持ち、大事にしたいのに。嫌われるコトなんてしたくないのに。
…謝りたいのに。ただ、許してもらえなくても、謝りたいのに…。」
ぽんぽんと茶色の髪を、軽く言い聞かせるように叩く。
「…アー、わかった。謝罪は聞いた。ちゃんと聞いたぞ、イリーナ? 
…ではそれに対する返事をするぞ? いいな?」
ヒースはイリーナの顔を伺い、泣き顔寸前のイリーナはこくりと頷いた。
「…許してなぞやらん。イリーナ、責任取れ。」
「へっ?」
「おまえさんの悪辣で邪悪な手管のせいで、
オレサマの清らかな貞操が奪われたのだ。 責任とれ。」
普通は逆だろ!とツっこまれそうな、微妙な表現に困惑しながら、
「…ええと、具体的にどうすればいいんですか? 」
アイラさんやカレンさん、ルーシィと懇意になる手伝いをしろとでも言うのだろうか?と、イリーナは首を傾げる。
「あー、もう、ホントに頭の悪い。
…とりあえず黙ってついてこい、イリーナ。」
862へっぽこリープ 0:2005/09/11(日) 23:23:30 ID:4qJ7TMiD
静まり返った魔術師ギルド。そのヒースの部屋。ちなみに白猫は、現在自由行動。
ヒースが壁の棚から、いそいそとランタンをひとつ選び出し、灯りを点す。
その棚には、某土産物の名所地名提灯のごとく、ランタンが10個ばかりずらりと並んでいる。
「適当にすわっとけ。」言ってヒースは、一度姿を消し、次に現れる時には手に、ティーポットと水差しを持っていた。
「湯が沸くまでしばらくかかるな。」薬草の煮詰めに使う小さな実験用ランプに火を点し、三脚を置き、その上にポットを乗せる。
イリーナはベッドの端で、ヒースは椅子に足を組んですわり、
しばらくは二人で、そのオレンジ色の火を、黙って眺めていた。

「…俺は誰にでも、見境なく優しいわけじゃない。」
ぽつぽつと、ヒースが言葉を紡ぐ。
「本気で拒むなら、いくらでも手段はあった。
そうだな、パラライズかけて簀巻きにして、頭冷やせバカモン!と
部屋から放りだしていたかもしれん。」
イリーナは、その最悪の光景を想像して、ぞっとした。
「…だから、自業自得。自己責任。そしてイリーナを本気で嫌っている訳でもない。
ちょっとばかし、自分自身に腹がたっただけだ。」
「ありがとうございます、兄さん。…それだけでも、救いになります。
後はもう、煮るなり焼くなり、好きにして下さい。」
ショボーンとイリーナは肩を落す。
ヒースはそのイリーナの言葉に、常にはない壁を感じた。
幼馴染だから、わかる。 いつも一緒だったから、感じる。
己の行為を恥じ、怖れ、造ってしまったイリーナのココロの壁。
もどかしさに苛立ち、立ち上がり、イリーナの手首を掴んだ。
イリーナはビクリとして、ヒースの顔を仰ぎ見る。
「後悔しているのか? イリーナ。 
お前は俺に抱かれたことを、後悔しているのか? 
もしそうなら、俺にはなにも言うことはない。 
今までどおり『ただの幼馴染』でいてやる。」
お前はそれで、…いいのか?」
ヒースの怖いくらいに真剣な表情。冒険のさなかに見せる本気になった時だけの顔。
「…ヒース兄さん、わたし…、わたし、欲張っても、いいの…?」
欲張りは罪悪だけれど、大好きなひとを潔く諦められる程に、いまだ心は強くない。
イリーナは涙を浮かべて、ひとことひとこと、絞り出すように、問い掛けた。
「…ヒース兄さんの、傍で、誰よりも傍で、
一緒に、ずっと、ずっと、一緒にいても、いい…?」
「傍にいてくれ。他の男の、誰のものにもなるな。」
ヒースは会心の皮肉屋な笑みで、妹分の体を抱きしめた。
ぶっちゃけ、とっくに腹はくくっていた。
自分の中にイリーナへの欲望を、独占欲を認めた時、腹をくくるしかなかった。
863へっぽこリープ 0:2005/09/11(日) 23:25:00 ID:4qJ7TMiD

抱きしめる腕の中に、甘い匂い。
最初の時には気づかなかった、優しいイリーナの匂い。
服の上からでも、イリーナの肌の温かさや、甘い匂いに安らぎを感じる。
いとおしさが広がる。それはとても、暖かくて、優しい感情だった。
未だに小さく、くすん、くすんと、泣いているイリーナを子供のように背を叩いてあやす。
茶色の頭髪にキスをする。額に、瞼に、頬に、顎に。
二人の瞳が逢う。どちらともなく瞳を閉じて、愛しい人を唇に感じた。
――もう何度目のキスになるだろう? 
軽く触れるだけのキスなのに、今が一番、愛しい相手を身近に感じる。
まるで、今初めてキスをしたように、心がどこまでも安らかに澄んでいく。
「――ん、落ち着いてきたな。 湯が沸いた。茶でも飲もう。
おまえさんが差し入れてくれた、ラムリアースの。」
熱くなったポットをおろし、火を消す。
「…えへへ。 実はそれ、ルーシィが贈ってくれたんですよ。 皆さんへって。」
「は? 俺サマ聞いてないぞ?」
「言ってませんから。」さらりとイリーナが言う。
「ロイヤルな紅茶だったのでマウナとエキューが図って、兄さんの分ガメちゃったんです。
 ちょっと申し訳なくて、わたしの分を分けて持ってきたんですけど。」
「くっ、マウナのヤツめ。」茶葉を入れ抽出すると、ふわりと、よい香りが部屋に広がる。
「…ルーシィに未練、あります? もうヒース兄さんが、夜中に寝言で名前呼んで、やきもきしたり、しなくなるんでしょうか?」
「あーどーだかなー。」視線を逸らし、遠くを眺める。
背を向け、顔を逸らしていても、イリーナの表情がわかる。長い付き合いだから。
肩で笑う。振り向いて見たイリーナの顔は、予想通りの膨れっ面だった。
「ほれ。」笑いを噛み殺しながら、温かい紅茶を手渡した。
イリーナの喉がこくりと鳴る。「あ、おいしい。」
「…うまいな、たしかに。」ついで飲んだヒースも誉める。
「ルーシィ、いいコだね。」「ま、一度はオレサマの眼鏡に適った娘だしな。」
「兄さん、それって遠まわしに、気を使ってくれているつもりなんですか? ちょっと、遠まわし過ぎなんですけど。」ちょっと悲しげに小首を傾げる。
ヒースはそんなイリーナを、可愛いと思ってしまう自分に、苦笑いをした。
以前なら「あってはならんことだ。」と、即座に打ち消していた感情を、受け止める。
864へっぽこリープ 0:2005/09/11(日) 23:25:54 ID:4qJ7TMiD
空のカップを机の上に置き、ヒースはイリーナと並んでベッドに腰掛けた。
「イリーナさん。」「はい?」「ちょっとこっちにキナサイ。」
イリーナの体を膝の間に移動させ、後ろからと、きゅっと抱きしめた。
「…ヒース兄さん?」「…ちょっとだけ、黙ってろ。」
…とくん、とくん、とくん、とくん…
鼓動だけが、伝わる。響く。次第に、少しずつ速くなってゆく。
少ずつ、肌に感じる体温が、温かくなっているよう。
「…わかるか? イリーナ。」イリーナの小さな手を包むように、ヒースの大きな手が重ねられる。 その手が、僅かに震えている。
「兄さん…?」「わかるか? 俺が、お前に、欲情、してるんだ。」
首筋にヒースの唇と吐息が触れ、イリーナは思わず唾を飲み込んだ。
「責任とりやがれ、イリーナ。」「せ、責任って…。」「…抱かせろ。」
「…それは」もちろん…とイリーナが続ける前に、言葉が続いた。
「んでもってガキができたら、責任とって、イリーナ、産め。」「ヒース兄さんっ?!」
「オレサマ体力ないから、毎回必ず、外ダシとか、多分無理。」
冗談めかしてとんでもないことを、さらりと言う。
一度は狼狽して、頭の中が白になったり、トホホな気持ちになったイリーナも、
懸命に気持ちを立て直すと、気づけることがあった。
「その時には兄さん、パパになってくれるんですよね?」
包むヒースの手を重ね返し、甘えた声で言ってみる。
「…それも、やむなし。」半ば観念したような声音の返事が返ってきた。
「えへへ。逃げちゃ、ダメですよ?」
「もうすでに、子持ちの気分だけどな。3人の娘の。」
「チビーナ達の妹弟分が、そのうちできるんですね。
あは。ちょっとダケ、はやく会いたいって思っちゃいました。」
「…もうしばらくは勘弁して下さイ、いりーなサン。」
ヒースの手がイリーナの神官衣の、胸の赤いリボンに伸び、解く。
開いた鎖骨にヒースはくちづけを落す。そのまま、舌を首筋に這わせ耳元まで移動すると、甘く耳朶を噛んだ。神官衣の上着の中に潜ったヒースの左手が、イリーナの滑らかな肌をさわさわ、と這い、右手はスカートのホックを外した。
「ぁっ、んんっ…」
「うむ、イイ。そそられますナ。もっと鳴いてくれなさい。」
865へっぽこリープ 0:2005/09/11(日) 23:29:54 ID:4qJ7TMiD
「や…っ、兄さんのイジワル…。」
「意地悪な兄さんが嫌いか? んん?」「…嫌いじゃ、ないです…」
赤面して俯くイリーナの上着を脱がせ、スカートをすべらせ、落す。
ランプの光でオレンジ色に浮かび上がる、イリーナの肌の色は艶かしく美しい。
たしかに筋肉娘なだけあって、ムダのないすらりとした肢体は、ちょっとした身動きで
筋肉の筋がわかり、腹筋が割れていたりはするけれど、かえって物珍しさで目が離せない。
それでいて男とは違う、女性特有の身体の丸みが愛らしい。
そのまま惚れ惚れと眺めていると、イリーナが抗議の視線を送ってきた。
「兄さん、ズルイです。わたしだけ、モノスゴク恥ずかしいんですけどっ。」
「おおう、悪い悪い。」自分もさっさと上着を脱ぎ上半身を曝け出す。
イリーナが動揺し、軽く息を呑む音が聞こえた。
ちょっとした思い付きから、ベッドに座るイリーナ前に立ち、イリーナの手で腰のベルトを外させるように誘導する。
イリーナは中から現れた下着と、男のモノに真っ赤になって視線を反らせた。
「ナンダナンダー? イリーナサンが欲しがっていたオトコのシンボルですゾー?」
「…ふえ〜ん…兄さんやっぱり、意地悪ですっ…」
「嫌いじゃないんだろ?」くくく、と邪悪ちっくに笑う。
「ま、それはさておき。確かにミタメは凶悪だが、これも俺様の大事な体の一部だ。
いとおしんでクレナサイ。…今はともかく、追々に…。」
イリーナの手をとり、それに触れさせようとイタズラ心を起こしたが、「うひゃぁっ…」と、
全力で手を引っ込められて、ちょっぴり傷つき意気消沈なヒース。
屈んで、イリーナに残された最後の一枚をゆっくりと下ろすと、着衣はまとめて椅子の背もたれに掛けた。
もはや布一枚身に着けていない、イリーナの小柄な身体をすっぽりと胸の内に抱き締める。
「あ…。」互いの素肌が直に触れる。恥ずかしさもある。それ以上に心地よかった。
イリーナは恥ずかしげに、ふわりと笑って、ヒースの首に腕を回して擦りついてきた。
「勿体つけると、なかなか照れくさいもんだな。」とくに一度目は勢いだっただけに。
「悪かったな。強引にやっちまって。」イリーナは首をふるふると振る。
「いいの。兄さんが、抱いてくれた。それだけが大事なんです。それに、ちょっぴり、
 わいるどな、兄さん…とても素敵でした…。」
(…ナニカ、嬉しいことを言われている、キガスル…)ヒースはうっすらと赤面した。
焦りに逸る気持ちを抑えて、ゆっくりと両手をイリーナの小さな肩へ背中へと這わせる。
肌を優しく撫で上げながら、軽くついばむようにキスを交わす。
イリーナの唇は、弾けるような弾力を持ちつつ、やわらかくて、そして甘い。
舌が隙間に入り込み口腔内を優しく探る、イリーナはその動きを受け入れ、応えた。
舌が絡まって、ぴちゃぴちゃ、と卑猥な湿った音が部屋にこだまする。
866へっぽこリープ 0:2005/09/11(日) 23:32:18 ID:4qJ7TMiD
愛しさと、卑猥さに息が上がる。どれくらい時間が立ったのかわからないくらいに、長い長いくちづけ。
ようやく唇を離すと、二人の間を唾液が、つぅっと糸を引き、途切れた。
ヒースは軽く息を整えると、舌と唇を首筋へと這わせ、そのまま鎖骨へ、そして胸へと降りていった。
指が刺激で固くなった桜色の蕾の先端を摘み、転がす。
愛おしさに押されるまま、舌で舐めると唾液がランタンの光を受けて、てらてらと妖しく艶めいて、小振りな乳房が震えた。
舐め、甘噛みをし、転がす、その度ごとにイリーナの甘い吐息が、空気を震わせる。
滑らかな腹に背に手を這わせて、さらに快感をひきだす術をもとめて彷徨う。
きゅっと引き締まりながらも柔かさと、愛らしさを残す尻や太ももを、幾度も優しくなで上げ、揉みしだく。
尻の谷間を深く侵してヒースの長い指先が這う。「…ひんっ!」行きつく先に与えられた刺激に、
尻を震わせイリーナは声を殺した悲鳴を上げた。
イリーナのまだ薄い栗色の茂みを、焦らすようにゆっくりとかき分けてゆく。
恥丘の谷に指を潜りこませ、刺激を与えつつ少しずつ更に降りる。
雌芯を探りあてると、指で挟み、ぷるぷると刺激を与えた。
僅かな間に雌芯は強く反応し、イリーナが息を乱し、首を激しく振って悶えはじめる。
「あ、やん、…やだっ…こんなのっ、こんなの、しらなぃっ……はぁっ…」
同時に秘所から溢れた熱い蜜が、ぬちゅり、とヒースの指先に絡んだ。
「あ、すげ…。…イリーナ……お前……こんなにして。」
「あん、いやっ、やだ、言わないでっ、は、恥ずかしい…」
「いいのか? 感じてるのか? イリーナ?」ヒースは刺激しやすいよう体位を変えて、
雌芯を弄る指先にさらに激しさを加える。
「…はぅ、んく、…兄さん、兄さんっ、いいよう、…でも、切ないの、
にいさんが、遠く、なっちゃうっ…あ、やだ、いやっ…いやぁっ…!」
半開きの瞳を潤ませ、いやいや、と首をふる。
そんな姿にヒースの本能が、嵐のように刺激される、痛いほど下半身が猛る。
イリーナの肌に浮かんだ汗の玉を舐めとると、イリーナはビクリと喉を反らせた。
親指で雌芯を刺激し続けながらも、イリーナの秘所から溢れ出る泉へと指を伸ばす。
そこはイリーナの一番深い場所、一番熱を持つ場所。中指に蜜を絡めて深く深く差しいれる。
くちゅくちゅと猥らな水音が響きはじめる。
「あ、つぅっ、…にいさんっ、ひーす、にいさんっ…」「大丈夫だ。すぐに良くしてやる。」
ぬちゅ、ぴちゃ、くちゅ…。容赦なくイリーナの秘所を捏ね回し、刺激し、押し広げる。
二人の口からは荒い吐息がこぼれ、イリーナの意味を成さない喘ぎが続く。
ヒースの手と腰が動き、イリーナの蜜の溢れ出した秘所にヒースのモノを擦りつけた。
867へっぽこリープ 0:2005/09/11(日) 23:34:27 ID:4qJ7TMiD
蜜を己のモノにねっとりとからませて、蜜を溢れ出す泉や太ももに、ぬるぬると擦り付ける。
イリーナは下半身から伝わる、熱く切ない刺激にもどかしさを覚えて腰を震わせた。
「ひゃんっっ…」「…わかるか? 俺の×××××がイリーナの××××に…って、…どうした、イリーナ?」
イリーナはヒースの口から飛び出した単語にあまりの恥ずかしさに全身真っ赤になって顔を伏せて硬直していた。
口を両手で覆い涙目にすらなっている。
(やっぱりイリーナには、猥語でも効き過ぎるくらい、効くな。)
これで容赦なく言葉責めをしたり、おねだりを強要したらどうなるだろう? 
と、ちょっぴり嗜虐心そそられてしまう。(ま、追々に、だな。)
そのうちでいい、イリーナの唇がモノを啄ばんでいるところも、見てみたいもんだ。
きっと悶絶してしまうくらいに気持ちよくて、可愛くて、そして愛おしいだろう。
「悪かったヨ。」とイリーナの体をぽんぽんと、あやすように叩いた。
ベッドの上にイリーナを横たえると、ヒースはイリーナの小柄な体を、体の下に組み敷いた
ほつれた象牙色の髪が、イリーナの胸をくすぐる。お返しとばかりに、目前の火照ったヒースの胸を
さわさわと刺激し、乳首に、ちゅっとくちづける。
「おうっ!?」不意打ちで受けた刺激にヒースは、危く限度を超えかけた。
(おのれ、こいつめ。…そのうち絶対に、イロイロと開発してやる、からな!)
恥ずかしげなイリーナの足を、問答無用でM字に押し開き、熱い蜜を溢れ出す秘部に、ヒースの男性自身をあてがう。
「いくぞ。」一言声をかける。イリーナは瞳を笑みのカタチに変えることで応えた。
ぐっと押し込む。 先端がイリーナの熱い蜜とモノに包まれる。「くっ…。」
その感触だけで意識がトびそうだ。それにもかまわず、さらに深い快楽を貪るために、
まだ窮屈なその場所を、ぬぷぬぷと侵してゆく。(…やっぱり、イリーナ…スゲ…。)
イリーナの手は刺激と痛みを耐えているのかシーツを固く握り締めていて、放射状のしわがシーツによっている。
完全には埋まらないが、ヒースの強張りの殆どを、イリーナの熱い秘所が咥えこんだ。
イリーナは痛みに震え、その微妙な震えはヒースを快楽の深淵へと突き落とそうとする。
「動いて、いいか?」問うヒースに、イリーナはこくりと頷いた。
「無理、しないで。…兄さんの好きに、して、ください。」
「そっちこそ、無理すんな。」
ゆっくりと、突き上げる動きにイリーナの双胸が揺れる。ベッドが軋んだ音をたてる。
リズムをもった、猥らな水音が響く。
イリーナの吐息が、すべての動きが、響く音が、少しずつ、確実に、理性を奪っていく。
…はあっ、はっ、はぁっ、はぁ、はあ、…。 …あん、はっ、あぁんっ、んん…。
ヒースの象牙色の髪が、汗に額に張りつき、イリーナの肌に汗が散る。
868へっぽこリープ 0:2005/09/11(日) 23:35:26 ID:4qJ7TMiD
そして徐々に速くなる腰の動きに、イリーナが腕を伸ばし、逞しいヒースの首を抱える。吸いつくように肌が触れ二つの双胸の先端が、ヒースの胸にぷるぷると擦れる。
イリーナから求めて、ヒースの唇にくちづけた。求めるように舌をヒースの唇に這わせると、ヒースも応えて舌を伸ばし絡め、舌を吸い上げた。
呼吸なんて、ままならないくらいに、高ぶっているのに、それでも繰り返し繰り返し、キスを交わす。
腰を打ちつける度ごとに、せつなくも熱い刺激が、じりじりと身体を覆い尽くし、際限なく、高みへと登りつめてゆく。
イリーナは半開きの瞳の端に大粒の涙を浮かべ、堪え切れない刺激に嗚咽を漏らしながら、いやいや、と首をふる。次第にその身体が、がくがくと震えだし…
「ああぁっ! にいさんっ…! あぁんっっ…!」
突如、イリーナの中がイキナリ締め上げ、弓のように背を、喉を仰け反らせ喘いだ。
「! くぁっ、…イリーナぁっっ!!」
その刺激に、ヒースも限界を超えた。 
脳髄から身体中を熱い衝撃が走る。 止められない。
自身をイリーナから引き抜こうとするが、襲ってきた強い刺激のために意識が朦朧とする。
熱い奔流がほとばしる。ヒースの身体は震えて、白濁した熱い液をぶちまけた。
ようやく意識を引戻し、目を開けるとそこには、白と肌の色でまだらに染まったイリーナの肢体があった。
イリーナは達したのか、涙を流した目をぎゅっと瞑り、身体をビクビクと震わせている。
「イリーナ…。」頬に触れる。その頬や唇にも白い飛沫が飛んでいる。
ヒースは痺れる身体をなだめつつも、やや放心して、その妖しい猥らな光景を眺めていた。
「……に、いさん?」「……お、おう。」
程なくして意識が戻ったのか、イリーナが声をかけて来た。その声にハッと我に返る。
「あ、わり。…汚しちまった。」ベッドから降りて、タオルを引っ張り出してくる。
イリーナの頬や唇を、首筋や胸を、下腹を、そこに散った情事の後を、丁寧に拭ってゆく。
「にいさんも。」イリーナの小さな手が、ヒースからタオルを受け取り、ヒースの手や腹や汗にまみれた肌を、不器用に拭っていった。
ふと、互いを拭う手が触れる。瞳が逢う。照れくささの中にも、満たされた優しい想いを感じ取る。ヒースはイリーナの手を取り、手のひらにキスをした。
「あ、えと、…兄さん、ありがと…。」
照れくささにイリーナは、はにかんで背を向け、顔を隠してしまった。
「ドイタシマシテ? てゆーか、お互いサマ?」
ヒースは後ろからイリーナのうなじにキスを落し、舌を這わせながら、抱き締める。
「ふっふっふっ。えっちな、いりーなサンを、たあっぷりと、拝見、堪能させてイタダキましたからネエ。」
くくく…と意地悪く笑うと、「うぎゃ!」という悲鳴と共に、ヒースの腕に八重歯の噛み後が残った…。
「もうっ! てゆーか、自業自得?」ヒースを見上げ悪戯っぽく笑うイリーナの細い腰を、ちょっぴり涙目で引き寄せ、ベッドの上に転がせた。 

夜明けまでは、まだ時間がある。
869へっぽこリープ 0:2005/09/11(日) 23:36:35 ID:4qJ7TMiD
…毛布の中、何もしなくても身体に触れて感じる互いの肌の温かさで心地よい。
「…兄さん、ヒース、兄さん。…好き、大好き、です。」
すっぽりと抱き締めるヒースの耳もとで、くり返し甘く囁くイリーナの声。
それは心地よい音楽のよう。
ぴちゃ、ぴちゃっ…と、幾度も惜しむようにくちづけをかわし、
それでも情事の後の疲れと気だるさに、次第に眠りへと落ちていった。



朝方、ふと目覚めると、ヒースの温かな腕のなかにイリーナはいた。
体にはヒースの腕が、まるで大切なものを守るように巻きついていて、
とても幸せで、くすぐったい気持ちになる。
ヒースは目を閉じ眠っているよう。表情は安らかだった。
(ヒース兄さん、ありがとう。)
ちょっと小首を傾げると、ズキリと、頭に重い鈍痛が襲った。多分、昨夜のお酒のせい。
兄さんに嫌われたと思い込み、過ぎたお酒を飲んでしまった。
慣れない鈍い痛みに『キュア・ポイズン』をかけようとして、ふと昨夜の会話を思い出す。
『媚薬や惚れ薬の影響…ってことはないか?』
そうではないとは思う。でももし、そうでも、絶対に後悔なんかしない。
(ヒース兄さんが好き。大好き。抱いてもらって、もっともっと好きになった。)
このキモチは、間違いでも、偽りでもない。
「ファリス様…」呪文を唱える。「…『キュア・ポイズン』」
頭の痛みが薄れていき、確かな手ごたえを感じる。 
同時に意識もクラリとまわり、ぽてっ、とヒースの胸の上にイリーナの頭が落ちた。
(あれ? ふふ。まだ、ねむい、の、かな…。)
頬や身体に感じるヒースの肌の温かさに、イリーナは幸せな夢の中を落ちていった…。


―――ソシテ、いりーなハ、アノ日カラ、此ノ夜マデノ日々ヲ、忘レタ―――。

870へっぽこリープ END:2005/09/11(日) 23:38:02 ID:4qJ7TMiD

大事な人、愛する人の記憶がすっぽりと抜け落ちたなら、
その関係はもう一度、最初から築き上げるしかない。
タイミングを失すれば、関係事体を諦めなければならない事だってあるだろう。
そうならなくて、よかった。と、ヒースは思う。
消失の痛みは今も僅かに残るけれど、それでも腕のなかにはイリーナがいる。
その小柄な身体を抱きしめて、そう思う。

昇ってきたばかりの月の光が窓から差し込む。
「はじめてなのに、はじめてじゃないんですよね? ヘンな気分です。」
腕の中のイリーナはくすぐったそうに笑った。
「同じイリーナ、なのにな。」ヒースはイリーナの首筋に顔を埋めた。
一度は諦めかけた、イリーナの肌の匂いに包まれる。
「ひゃっ?」キスを落とし、こっそり赤い印しを残す。オレサマのもの、と
「…おかえり、イリーナ…。」「へ?」
「いや、なんでもない。」神官衣の赤いリボンを、いそいそとヒースが解く。
「あ、えと、ひーす、にいさん。」「大丈夫だ。処女のつもりで、優しくしてやる。」
「それは、そうお願いしたいんですけど。…聞きたいことがあるんです。」
「なんだ?」「最初わたしと二度目わたしと、その間にあった出来事を…」
「そのうち聞かせてやる。今は聞かないほうがイイ…と思うぞ?」
「ふえ?」(今から泣いて逃げられても困るしな。)上着を脱がせる。
今のイリーナが、最初は自分から猥らに誘惑したことを知ったら、多少なりとショックをうけるだろう。
万が一にでも逃げ出して、橋の下にでも行かれたらと思うと、口を噤まざるをえない。第一、メンドクサい。
「また失うのは、勘弁だからな。…トラウマもんだ、アレは。」スカートのホックを外す。
「ごめんなさい。わたし、結果的に兄さんを混乱させてしまって、弄んだようなカタチになるんですよね。」
「悪いと思うなら精精、オレサマに御奉仕なさって下さい、いりーなサン。HAHAHA」
(ぎりぎり)
「あたたたたっ。俺様、片耳エルフになるので、耳をひっぱるのはヤメテくれなさイ。」
「にいさーん…。」ベッドの上に下着だけの姿でぺたんと座り込み、トホホな表情で、ヒースを見あげる妹分。
愛しさに、きゅっと抱きしめると、イリーナはおずおずと抱きしめ返してきた。
イリーナの身体をベッドの上で組み敷き、ヒースは声を落して耳もとで囁いた。
「逃げるなよ?」 イリーナは、ふるふると首を振り、応えた。
「…好き。大好き、です…。ヒース兄さん…。」
イリーナはヒースの首に、腕をからめて、その時を待った。


         Fin
871名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 00:23:27 ID:e+DBnLMo
個人的に、超個人的な意見だけどさ

「台詞」地の文

て形式は読みにくい気がする
個人的な意見なんであんまりツンケンしないでほしい
872名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 01:22:21 ID:R+qao/kI
>>871
「台詞」
地の文

だと行数制限に引っかかることが多くなるのだとオモ。
制限回避のためには一回の書き込み量を減らして、その分書き込み回数を増やす事になる。

●持ちなら連投制限は関係ないけど、そうでないなら規制が掛かって全部終わるまで時間掛かるぞ。
873名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 02:20:48 ID:PQnCA2mb
読みにくいのは、文章力のせいじゃろ。
次作があるならレベルアップ期待でいいんじゃね?
874名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 10:56:58 ID:N48vIbqp
作家は神。

今日もスレの神に感謝
875名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 18:27:47 ID:AbapxGj1
>>871-873
個人的に議論も批判も意見もばっちこーいだとは思う。
しかし、貼ってくれた書き手に対して乙もいえんのか。

と言うわけで乙。いいもんよまさせて頂いたよ。
次があったらどうぞよろしゅう。
876名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 20:54:52 ID:iJtCz9NW
乙。ヒースが気の毒になったw
ここまで盛り上がって盛り上がって、んで翌日ぱったり忘れられたら
そりゃ荒れるわなw
877名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 21:21:04 ID:yknotDlB
>>859さん

良いッス!やっぱヒースとイリーナはベストカップルですな。

オフィシャルなリプレイや小説ではちょっぴり仄めかす程度だったので
もう少し仲を進展させて妄想ネタを提供して欲しい…と思いつつも
オフィシャルではお互い気になる微妙な関係で止めて
SSで補完、の方が良い雰囲気なのかなあとも思ったり。
878名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 22:30:17 ID:jjHyIYlU
絵師サイトの日記絵テラモエス
879名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 01:51:43 ID:aI9JRHQr
>877-878
ヒース×イリーナ好きとしては、是非もっと踏み込んで欲しいなあ。公式w
ラノベの売り筋としては、くっつくようでくっつかない
ヤキモキさせて期待させて買わせるってのが王道だけど
くっつくのは10年アトン後とか、飽きたから続き書かないって
放置されるカポーが大杉てな。
880名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 02:16:42 ID:nzw2JmpK
? リプレイをラノベと思ってる? いや、いいんだけどエロけりゃ。
でも小説はともかく、リプレイでくっつけ言うのは無茶だろ。
プレイヤーが男同士なんだから。
野暮なツッコミ失礼
881名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 02:32:28 ID:dsMDam5r
リプレイじゃなくて短編小説のほうでってことだろうさ。
882名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 04:18:44 ID:aI9JRHQr
長編小説のほうで期待してますが、なにか?
ヒースの漫遊とイリーナの巡礼でメイン、ついでに冒険じゃないの?
二人旅なら萌え。…だが、普通はないだろーな。
883名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 07:54:41 ID:OmHbhaHS
マウナはクラウスと一緒に小鳩亭で待っていそう。
バスはネタの為についていくだろう。
エキューは…新たなるエルフ探しをするだろうが…ついてくるかな?
ノリス・ガルガドは…ついてこさせる事も可能だが…既に別の冒険に出ていそう。

ロードスでも、パーンとディードはリプレイでは別にカップリングじゃなかったはずだから、小説でくっ付けるのはOKだろ。
884名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 14:40:51 ID:IluijYhA
自分は逆に、萌えや恋愛要素の全く無い、ガチガチの戦闘重視冒険小説を期待。
「軟弱な萌えなどいらぬ! 萌え萌えうるさいんじゃ! くっつくより生き残る方が大事!」
ぐらいに書いてほしいな。殺伐でグロくて殺し合い最高。
エロはこっちで発散して吸収すればいいし。
885名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 14:51:00 ID:7WgotavT
>>884
そういうのはそういうので良いんだが、へっぽこでやるのは勘弁。
886名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 15:08:13 ID:VJ7K29oc
エキューからエルフ分を取り除けば殺伐となるのでは。
887名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 18:52:01 ID:LgAAGFwt
>>884
あの挿絵とほのぼのブラックで殺伐としたふいんきは無理だろw
888名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 19:11:06 ID:XrYliHQk
>>886
つまりエキュー覚醒をネタにすれば少なくとも前半は殺伐だな。
889名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 19:14:55 ID:H/NmDYih
ベルセ○クみたいなイリーナもいいな。
片目片腕失って、義手に大砲仕込んで、竜殺しの剣をぶんぶん振り回す。
ヒース? とっくに死亡済み
890名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 19:17:08 ID:snxQrUNd
もしくはキマ○ラみたいなイリーナか?

ヒースとの色恋沙汰もあり。
891名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 20:26:35 ID:7WgotavT
ベル○ルクなら、ヒースはアーパーになるんだろw
アネットあたりが暗黒神官になるために、ヒースを犯して狂わせてみたりするんだな。

やべぇ、読みたいw
892名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 22:54:19 ID:aI9JRHQr
>>884 死ぬ前に子種を残すのも、動物として殺伐とした使命ですたい!
893名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 23:13:04 ID:OmHbhaHS
>片目片腕失って、
リジェネレーション!はい修復。
894名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 23:22:20 ID:OmHbhaHS
猟奇スレが一杯になりそうだし保管庫もないのでこっちに避難。
猟奇ネタなので苦手な方はスルーして下さい。
題して「〜ニルガルの聖餐〜」
895〜ニルガルの聖餐〜:2005/09/13(火) 23:24:55 ID:OmHbhaHS
ロマールの闇市には、様々なものが売られている。金さえ出せば非合法の奴隷から、ご禁制のユニコーンの角までなんでも手に入る。
そして、そればかりかこんなものまで…

「クソっ、フランツの野郎…」
路地裏で<料理人>はかつての師匠に悪態をついた。
以前の彼は、「フロンティア精神に溢れた料理人」の名声をもっていた。しかし、師匠から破門された事により、今では悪評の方が強い。
グルメが美味の追求から珍味を好むのは珍しい話ではない。より美味を求めるフロンティア精神が、今まで食材とみなされなかった物に、文字通り食指を動かす。
かつての師匠フランツは、それを実践した人間だった。
モンスター。彼はこの敵、忌まわしきモノ、脅威、とされるモノを、美食への追求から食材として捕らえなおしたのだ。
その結果として、ジャイアントスラッグステーキ、ハンガーレッグ――陸棲寄生蛸――マリネなど、幾多の成功作を生み出してきた。その美味故に、マニアックな客層もつき、店はそこそこ繁盛もしている。
食材について秘密にしていたころに比べれば、大分減ったが。
志を同じにする先達、しかも成功者であれば、師としてその教えを請うのに何の躊躇があるだろうか。そう思い、<料理人>は彼の料理店に下働きとして入門した。
もともと料理の腕は悪く無い。料理に対する情熱で行動する人間なら、当然のことと言えよう。だからじきにその腕を認められ、フランツ片腕とまで称されるほどの地位についた。
そして、彼は新メニューの研究にも参加できるようになった。師匠は様々なモンスターを調べ、既存の食材との類似点を見つけ、それを元に次々に新料理を開発する。
大半は、既存の料理のレシピを一・二箇所書き換える――レシピより冒険譚に出てきそうな名前に――程度で済むが、まれに一から調理方法を確立しなければならないものもあったりする。
そんな時は、彼と師匠は寝を忘れて――試食をするので寝食とはいかない――調理方の確立に没頭したものだった。
896〜ニルガルの聖餐〜:2005/09/13(火) 23:27:05 ID:OmHbhaHS
やがて、おおよそ入手可能な食材を試した結果、二人の嗜好のズレが生じた。
例えばスキュラ――少女の上半身に多数の蛇を下半身に持つ魔獣――の調理に関して、師匠はその下半身を食材と考えたのに大して、彼は上半身を食材と考えた。
他にもダークエルフ――闇に潜む忌まわしき妖魔――を、師匠は食材とはみなせなかったのに対して、彼は食材と考えた。
そうこうする内に、彼の嗜好の正体に気付いた師匠は、彼を破門にした。やがて同僚達――彼の抜擢への強い妬みを持っていた――からその噂は街広まり、彼は王都から出て行くはめになったのだ。
「おいおい、またいつもの愚痴かよ」
仲間の<魔術師>が声をかける。
「しゃあねぇだろ。“趣味”がばれてひどい目にあったんだから。恨み骨髄って奴だ」
と、これは同じく仲間の<闇司祭>が、その教義上から肩を持つ
「もういいだろうがよ。こうして曲がりなりにも自分のレストラン持てたんだから。今はそっちに専念しようぜ」
<精霊使い>が路地の方を顎で指す。見ればそこを一人の平民の娘が歩いている。格好は、多少くたびれて継ぎのある質素な服だが、汚れてはいない。
貧民というわけでも、金持ちというわけでもない、必要な量の食事はとっており、それは野菜中心のヘルシーなものだと言えよう。身体を売るほど貧しくも無く、遊ぶほどの余裕もない。
何より、顔貌が良い割りに大人しげで絶好の素材と言えよう。
早速4人は配置についた。
彼女が人気の無い路地を通りかかった時、まず<精霊使い>がしかけた。行動順を送らせ、拡大したシェイド――精神的ショックを与える闇の精霊――を複数まとめて叩きつける。念の為、続いてもう一度食らわす。
気絶したの少女を、飛び出してきた残りの三人が隠れ家へと引きこむ。この間僅か20秒。目撃者は誰もいない。
最後に、<精霊使い>が入り、ドアを閉める。さて、これから“作業”だ。
897名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 23:28:15 ID:OmHbhaHS
<魔術師>が破かぬよう、少女を傷つけぬよう、丁寧に服を脱がす。同時にその白く熟しかけの身体を隅々まで眺める。
<精霊使い>と<闇司祭>は、湯を沸かした鍋から手拭を取りだし、搾って<魔術師>に渡す。
気の早い<料理人>は、刃物を取り出して待ち構えている。
<魔術師>は、少女の華奢で、しかし必要な部分には十分肉のついた肢体を眺めながらその身体を隅々まで綺麗に拭う。
やがて拭い終わると、三人掛かりで少女を台の上に乗せる。黒ずんだ染みのついた石造りの台だ。周囲を枠で囲まれ、僅かな傾斜をつけてある。
「今回は、ドコいきます?」
仰向けの少女の両腕を抑えてそれを眺めながら、<魔術師>が尋ねた。
「どこでも、汝の欲するままに…」
左足を掴んでいる<闇司祭>が教義の言葉を口にする。
「オレは、脚だな。このむっちりとしたのがたまらない」
これは右足を掴んでいる<精霊使い>。
「では、右足にしましょう。左の膝に、傷痕があるから」
<料理人>がかなり大振りの肉切り包丁――筋力15のソード相当――を構える。
部位狙いのペナルティーも、相手が避けないなら意味はない。よく狙ってクリティカル値を下げた強打をかました。
少女の右腿の付け根目掛けて、ブンッと唸りをあげて振り下ろされる。命中。ドンッと音がして刃が肉に食い込む。“回った”。血飛沫がパッと飛び散り、周囲を紅の斑で染める。
熟した果実のような切断面からは、ワインにも似た流れが台にこぼれ、やがて台の流し口から下のバケツへと受けとめられる。
<料理人>は、血に塗れた脚を満足げな表情で抱え、逆さに持って血抜きをする。
少女は微かにウッと呻き声を出しただけで、目を覚ます事はない。シェイドで精神力を削り尽くされれば、6時間は気絶したままなのだ。
898〜ニルガルの聖餐〜:2005/09/13(火) 23:29:06 ID:OmHbhaHS
美味しそうに飛び散った飛沫を舐めていた<闇司祭>が、少女の傷口をうっとりと眺めて、キュアウーンズを唱える。見る間に切断面の血は止まり、肉と皮が覆う。
「ちぇっ、もう塞いじゃうのかよ。つまんねぇな」
<精霊使い>が不満の声をあげる。
「そろそろあぶねぇだろ。殺したら元も子もない」
<魔術師は>は部屋の隅にある篭へと向かう。そして中身のジャガイモにポリモルフをかける。変身の魔法によって、記憶術によって憶えた少女の肉体がそこに再現される。
精神は再現できないが、肉体面は完全に再現できる。食材として見るなら、“女体盛り”とか踊り食いでもしないかぎり、これで十分だ。
<料理人>は、すでに俎板の上で嬉々として少女の脚の調理を開始している。
「あとは、後始末だ」
<闇司祭>はそう言い、リジェネレーションを唱える。皮に覆われた切断面が見る間に盛りあがり、伸び、形の良い脚をへと変わっていく。
「なあ、左足もやらねぇか?」
<精霊使い>の提案は却下された。
「生え変わったら、傷痕が消えてしまうよ。ばれる可能性は排除しないと」
<魔術師>はそう言って、
「それに、再生したところは1周間は不自由だ。両足が急に不自由になったら、怪しまれる。大きな欲望を達成するには、小さな衝動をこらえることが肝心」
<闇司祭>がそう説明する。
「ちぇっ、しかたないか」
<精霊使い>は不満げに呟くと少女についた血飛沫を拭い始めた。
やがて服をきせられ、元通りの身体になった少女にを、<精霊使い>と<闇司祭>が連れ出す。
人気のないのを確認して、元の路地に少女を寝かせる。<闇司祭>がトランスファーメンタルパワーで、少女の精神を回復させる。
899〜ニルガルの聖餐〜:2005/09/13(火) 23:30:09 ID:OmHbhaHS
「もしもし、大丈夫ですか。お嬢さん」
そう声をかけられて、少女は気がついた。倒れている彼女を、二人の男が覗き込んでいる。
「急に倒れたので、驚きましたよ」
一人がそう言って、手を差し伸べる。
確か、急に目の前が真っ暗になって、その後の記憶が無い。貧血でも起こして倒れたのだろうか?
手を掴んで起きあがろうとして、彼女は再び転んだ。
「え、あ、脚が…」
右足が痺れたように動かない。
「おや、脚でも捻挫しましたか?」
もう一人が、肩を貸して起こしてくれる。
歩くことはおろか、立つ事もやっとだ。
「しかたありませんね。家まで送ってあげましょう」
そう言って、肩を貸してくれた方が彼女を抱きかかえ、家まで送ってくれた。

ロマールの闇市には、金さえはらえば何でも手に入る。そう、人肉料理すら。
900名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:48:46 ID:7XnMIjM5
>894
乙。

エロパロ的にはどうかと思うが個人的にGJ。

魔術師が何故か脳内でヒースに変換されてしまったので責任取るよーに。
901名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:12:19 ID:IV4jKvzE
>>894
乙です。
まぁ確実にばれたら官憲、もしくは巡礼中のファリスの猛女あたりに成敗されそうだが。

あとあまりSSの中でルール的な事(クリティカル値を下げた強打等)は書かないほうがいいかも。
902名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:16:21 ID:WozbhkD8
リジェネが使える高レベル完全犯罪…。

今夜、誰かが、食べられる。

ところでニルガルってなんだっけ? 
どっかで見たことあるよーな、ないよーな。
903名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:58:52 ID:fUod1q9A
>保管庫もないのでこっちに避難
そんなんでいいなら、二つばかりネタがあるぞ。
まずは「黄金の車輪」で一つ。
904黄金の車輪:2005/09/14(水) 01:59:37 ID:fUod1q9A
【192頁14行目から】

「お褒めにあずかり、光栄です。
 それでは、これで用は済みましたので始末させていただきます」
 その声に反応して、ラミアの背後でドッペルゲンガーが変身を解除して、蟻から元の姿へと戻った。この接触を予期して、ここ数日ずっと近くに潜み、機会を伺っていたのだ。
 音は立てなかったはずだが、ラミアは盗賊ギルドの幹部だ。気配だけで背後の敵の出現に気付き、振り向いて身構えた。
 ラミアが反撃しようとする前に、ベラが素早く全力で静寂の呪文を唱え、同時にドッペルゲンガーが電縛の呪文を唱えた。ラミアは輝く雷の網に絡め取られ、完全に動きを封じられた。
 電縛の雷鳴とラミアの叫びは、ベラの唱えた静寂の呪文によって封じられた。電光の輝きも、ベラが事前に路地の出入り口に配置したシェイドによって完全に隠蔽されている。
 恐らくラミアはすべてが自分の思惑通りに進んで、浮かれていたのだろう。他人の重要な秘密を知り、その相手に自分が秘密を知っているなどと無闇に伝えるのは、陰謀渦巻くファンドリアでは極めて迂闊な行為だ。
 やがて、かつてラミアと呼ばれていた女性は性別すら判然としない消し炭の塊と成り果てた。
「秘密を知っている者は消す。それが鉄則なんです」
 ベラは、二日前に迷宮の中でマイシリカに伝えた言葉を繰り返す。すると、最後に聞いた彼女の言葉が脳裏を過ぎる。
(いつかあなたもこうなるのよ)
 そうだ。いずれ、自分もだれかが企てた陰謀の犠牲となって消えるのだ。それがいつか、あるいは敵か味方のどちらの手によってかはわからないが……
「それじゃあ、あたしはこの姿で何日か過ごしてから、適当な理由で消えるから」
 ラミアそっくりに化けたドッペルゲンガーは、オリジナルそっくりの声色と口調でそう伝え、微笑を浮かべながら、軽く手を振って別れを告げた。

【以下、194頁頭に続く】

177頁後半と191頁の後半が矛盾しているので修正してみた。
905名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 02:02:37 ID:fUod1q9A
続いて「サーラの冒険」スプラッタなネタなので、嫌いな方はご注意を。
906サーラの冒険:2005/09/14(水) 02:05:04 ID:fUod1q9A
深夜、少女の部屋の窓がコンコンと叩かれる。簡易な灯り――灯心と火皿と針金の取っ手――をフッと消して就寝しようとした部屋の主――ようやく十代半ばの少女――は、ハッと窓の方を向く。
ここは農村。時間の止まったようなのんびりとした田舎。事件らしい事件といえば、昨日村に来た余所者達の一団くらい。
本来は農村の朝は早く、それに応じて夜も早い。が、今日はその一団と村の人々とのやりとり――珍しい異国の冒険談を肴にしたささやかな宴とか――で、寝るのが遅くなったのだ。
そんな平和な村だから、深夜とは言え少女はためらいもなく窓――ガラスを使わない木戸のみ――を開ける。
窓の外に立っているのは、闇の凝縮したような一人の少女。黒い髪、黒い瞳、黒い服。明るく平和な農村の陽の雰囲気を纏う少女とは対照的な、都会の影の妖の雰囲気を纏う少女。余所者の一団の一人、彼女とほぼ同年齢の少女だ。
「今晩は」
闇色の少女はニコッと微笑んで挨拶をする。が、足元や後ろに回した手が妙にそわそわとしている。
昨日、初めて見た時には影の雰囲気に相応しく引っ込み思案だったけれど、それに比べれば大分後打ち解けた笑顔だ。
「今晩は。どうしたの? こんな夜中に」
尋ねてくる理由がわからず、陽の少女は怪訝そうな表情をする。そもそも彼女が来るのは予想外なのだ。
かと言って、この村で夜這いの類はありえない。村の同年代の少年達はまだまだガキで、毎日くだらない事でワイワイと騒ぐ連中だ。一人例外はいるがそれは夜這いとは無関係――理由は目の前の少女だ――だし、そもそも今日は来れそうもないはずだ。
「あの…、昨夜のお礼を、まだちゃんと言ってなかったから…」
闇色の少女は、内気そうにそう答えた。
「なんだ。そんな事。別に今日でなくても良かったのに」
この少女が人見知りしやすい性質なのは知っているので、殊更ニコッと答える。
907サーラの冒険:2005/09/14(水) 02:06:30 ID:fUod1q9A
昨日、村に始めてきた少女との雑談――主に都会についての根掘り葉掘りの質問――の最中のことだった。
冒険の途中に来た彼女は、短い髪に野外活動に向いた男性と見まごうばかりの服装なので、村の少女達と一緒に着飾らせてみたのだ。
村の少女達が思った通り、都会の少女は磨けば光る宝石の原石だった。着飾った少女を前に、少女の彼氏――この村出身で彼女の幼なじみ――がドギマギとしているのを眺めて楽しんだりもした。
おまけに、その後二人はしばらく森の中で過ごしたりしていた。やっぱり都会の娘はススンでいるんだ。
「でも…、明日は…、すぐにここを発たなくちゃならないから…」
少女は闇色の目を、フッと伏せがちにした。昼間、少女達と一緒に来た余所者の一団は一人の仲間を失っている。
おそらくは、それで何か不都合でも起きたのだろう。折角仲良くなったのに、もう立ち去ってしまうのは寂しい。
「そっか、残念ね。あ、立ち話もなんだから、中に入って」
都会の少女は、村の腕白坊主の誰よりも上手に、スルリと窓から入る。さすが、宝探しに来ただけの事はある。
と、彼女は、少女が手に何かの入った袋を持っているのに気付いた。ポコリとした形から、何か丸いものだとわかる。
少女は、彼女から目を逸らして、たどたどしく言葉を紡ぐ。
「あの…、あたし。あっちじゃ同じ年頃の友達とかいなくて…、だから、あんな風に女の子らしい格好とか、したことなくて…、それで昨日、女の子らしい服とか着れて…、本当にうれしかった。ありがとう。あたし、あなたのこと…、とっても大好き」
少女は、オドオドとした瞳で、心に秘めた思いを一度にドッと全部吐き出した。まるで、これが最後の機会であるかのように。
「あ、うん。あたしもあなたの事好きよ」
彼女も、ニコッと微笑んで返す。
「彼と仲良くね」
少女のが、ハッと恐怖の表情を浮かべる。その一言が、何か重大な傷にでも触れたかのように。
「そう…、彼が…、彼が、大変なの」
見開かれた目から、ツウッと一筋、涙がこぼれる。さながら、溜めていた気持ちがこぼれ出したかのように。
「え?」
彼女はきょとんとした聞き返す。彼なら、夕方見た時不安そうな雰囲気をしていたが、確かこの少女が傍で支えていたはずだ。
「だから…、死んで」
908サーラの冒険:2005/09/14(水) 02:08:15 ID:fUod1q9A
ヒュッと空気が裂けた。左胸がパクッと裂け、血が滴る。
「ヒッ…」
恐怖で声が詰まる。今まで後ろ手に隠していた少女の短剣が、彼女の血に濡れていた。
「彼が、彼が大変なの。生贄が、血が必要なの。でも、でもあたしじゃダメなの。あたしじゃもう、あたしの身体じゃもうダメなの…。だから、お願い。貴方の血を…」
少女は都会の闇で育ち、幾多の修羅場を潜り抜けた相手だ。農家の娘などにその動きを避けることなど不可能だ。
少女は、悲鳴を上げぬよう、助けを呼ばぬよう、左手で彼女の口を押さえ、そのまま押し倒して馬乗りになる。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…」
ひたすら繰り返される謝罪の言葉と共に、少女は動転して身動きの取れない彼女の左胸、命のリズムを刻むその場所にひゅっと短剣を振り下ろした。
無慈悲な鋼鉄の牙は、ドスッと彼女の命を穿ち、朱に染まる。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…」
謝罪の言葉だけ、ズブリズブリと白刃は振り下ろされ、その度に部屋は朱に染まる。
すでに数え切れぬ程刃を振り下ろし、ハァハァと荒い息をしてようやく彼女は動きを止めた。もはやズタズタに切り裂かれた彼女の胸からは、止めど無く紅の流れが溢れ、すでに平和な農村の一室は凄惨な血の海と化していた。
彼女の胸から流れる血潮に呼応して、少女の闇色の瞳からは彼女に並だがボロボロと流れ落ちた。それは少女の抱く、彼女への想い。ほんの僅かの間だけれど、心を許せる親しい相手への想い。
そしてそれは、彼女の心の奥底へたった一つ残す、宝石の如く輝く想い以外のすべての想い。これから行なう事の為に、捨て去るあらゆる人の持つ想い。
総ての想いを流し終わり、少女は血に塗れた手で両眼を拭う。ギンと心の奥を見つめる、揺るがぬ決意を秘めた瞳。それが忌まわしい色彩の隈取に彩られる。
少女は手にした袋から、部屋と同色の禍禍しい光を微かに放つ黒い宝玉を取り出した。
「彼を救うためには、この宝玉の力を開放するには、使用者の親しい"乙女”の血潮が必要なの」
物言わぬ彼女にそう呟き、少女は服を脱ぎ捨てる。
まだ未成熟な、しかし明らかに将来の成熟を期待される微かに膨らんだ胸。細い腰と形の良い臍。まだ膨らんでいないが貼りのある尻と、ようやく生え始めた正面の淡い翳り。
かつては親しかったその骸に、少女はその白い裸身を重ね、我が身と宝玉に満遍なく血を塗りたくる。
次第に冷えゆく血潮が、石の様に冷たい宝玉が、次第にカッと熱を帯び、ドクドクと脈動する。やがて、闇の力が少女の肉体を侵した。
それは、彼への愛情ゆえの侵食。先程、“危機”故に彼に抱かれ損ねた少女にとって、それはさながら彼との性交とも錯覚する、強烈な感覚。
少女は、最愛の少年を救うための力を、闇の魔物の力をその身と心に受け入れた。


それは一つの強大な魔物と、愛ゆえにそれに立ち向かう一人の勇者の物語の始まりとなる。
909名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 12:26:39 ID:3IgjI9wg
新スレ立てりゃ良いものを何故ここに投下するんだか。
910名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 20:30:33 ID:NFhzIJYw
猟奇スレは作品保存してるサイト無いしソードワールド扱っている分、やむおえないのでは?
911名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:25:22 ID:WozbhkD8
しかし、エロパロに落とすんだったら、無理矢理でもいいから
エロを匂わせるか、混ぜてほしいと思う、一住人。
912名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:28:04 ID:GvjlUvxb
エロくも無いし、パロとも呼べん気がするが。
>>903-908に至っては何がしたいんだかワカラン。
913名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:29:13 ID:GvjlUvxb
ありゃ、被ったw
914名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:32:58 ID:qI/7KrCI
人体切断にエロさを感じる人もいるんでしょ。それは否定せんよ。
発想は面白かったし。
黄金の車輪はどっかで同じことしてる人がいた気がするんだが。
サーラは小説読んでないんでパス。

エロを、一心不乱のエロを!w
915名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:49:25 ID:fUod1q9A
>909

何か勘違いしているようだが、「ニルガルの聖餐」はもともと保管庫のない猟奇スレにあったものを、保管庫のあるここに転載したものだよ。
それとも新スレを保管庫がわりにしろっていう意味なの?

>911
全裸の血塗れ少女フェチってのは存在しちゃいけないんですか。そうですか。

>912
898に便乗して、保管庫のないスレから保管庫のあるここへ転載。
分かった。以後このスレでは、原作で朝チュン等で省略されているセックスシーンを細かく描写するのはNGって事だね。

>914
黄金の車輪は、もともラ板のソスレに投下したものをこっちに転載したもの。
916名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:53:57 ID:eJPf/DVc
…人を選ぶネタは慎重に。
917名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 00:08:24 ID:tA7hlSqO
センセー、原作で朝チュン等で省略されているセックスシーンが
細かく描写されているようには見えないのですが。


あ、そうか。短剣でズブズブ突き刺してるのがセックスの隠喩なんですねw
918名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 00:11:03 ID:kYTKUZV2
ごめん。なんか不用意な転載で荒れちゃったみたいでスマン。

>914
>人体切断にエロさを感じる人もいるんでしょ。
いや、切断へのエロじゃなくてカニバリズムのエロティシズムを書きたかったんだけど。
女の悲鳴や苦痛、破壊も好きだけど、今回は純粋に食人を書きたかったので苦痛なし・後遺症もなしにしたんだけど。

>916
人の趣味は千差万別。いちいちスレ丸ごと規制するよりも、事前告知して苦手な人はスルーさせれば無問題でしょ。
919名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 00:24:07 ID:hdMPfNpH

>>918の言うとおり投下する人が事前に「苦手な人はスルー」って書いてあれば無問題。
嫌ならスルーすればいいんだから。
むしろそう書いてあるのにわざわざ混ぜっ返すのはどんなものかと。
920名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 00:33:14 ID:slbRgXV7
>>918
事前に理由書いたうえで転載していいか聞いとけば良かったかも。
あとデルスレ利用されないまま残ってるから、とりあえずそっちに転載しとくとか。

>>919
まぁそうなんだが、萌えスレっぽい雰囲気になってるし。
明らかに人を選びそうなモノ投下して嫌ならスルーしろってのもどうかと。
921名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:03:16 ID:kSgvBuHn
>920
ここは萌えスレじゃなくてエロパロ。21歳以上の大人だけの社交場。
嫌ならスルー。嫌だ嫌だと騒ぐのは厨房。書く方も注意書きしてんだからいいだろ。
食人でも切断でも猟奇でもグロでも皆殺しでも、どんどん来てほしい。
個人的にはヒースとイリーナが無残に食い殺されるの希望。
922名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:08:51 ID:v6PPzVdE
…どっかさ、猟奇スレでも立ててやってくれまいか
923名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:10:16 ID:r2ITTN46
事前にNGワードなりトリップなりつけとくなら何の問題も無いな。
924名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:13:44 ID:kYTKUZV2
>922
猟奇スレなら既にある。というか、そもそもの発端になったSSが、猟奇スレにあったもの。
あっちに保管庫がないから、保管庫のあるこっちに転載したわけなんだが。
925名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:21:27 ID:tA7hlSqO
保管庫無いからってこっちに転載されたんじゃ猟奇スレ分けてある意味ないよな……
926名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:23:32 ID:nIcTqXUs
ほんとにヒースやイリーナが、喰い殺されるシチュで喜べる?
まあ、ヒー×イリ好きだけど、シチュ次第で書けないこともない。
スレ的に凌辱や歪んだ愛もアリだとは思う。
けど、ただ単純に自分が『嫌いなキャラ』がひたすら
酷い目にあっているのを読みたいって言ってるだけなら、ヤダなあ。
一応エロパロ板だし。歪んでても愛はほしいのよ。
927名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:23:46 ID:v6PPzVdE
それだったら保管庫の中の人に直接お願いしたほうがいいんでね?
猟奇スレのレス示したりしてさ。少なくともこっちに転載する必要はないかと。
928名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:29:25 ID:kSgvBuHn
? 猟奇が駄目な理由が分からない。
自分が見たくないからって、他人にまで押し付けないように。
そもそも。
イリーナがグレートソードで人間を斬り殺すのを克明に描写するだけで、グロになるんだし。
ヒースがフャイアボールで人間を焼き殺す、でもいいな。

>>926
俺はヒースもイリーナも大好きですよ。食べたいぐらいに。
二人とも容赦なく人殺しするのが、もう最高。

イリーナのグレソで脳髄と眼球をぶちまけて倒れる惨殺死体。
ヒースの火球で肌を焼かれ、悶え苦しみ焼け死ぬ焼死体。

ソードワールドは殺し合いの世界。へっぽこだって、人間を殺しまくってるわけだし。
929名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:31:55 ID:v6PPzVdE
なんだキチガイだったのかよ。相手にした俺がバカだった。
930名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:34:00 ID:kYTKUZV2
>927
スレ違いにならず、尚且つ保管庫の方に見てもらえるようなスレって?

>926
>ヒースやイリーナが、喰い殺されるシチュ
個人的にはNG。男が食い殺されても萌えんし、女は食っても殺すのはちょっとヒク。
理想は殺さずに食う。生きてるまま食う。何度でも食う。そのためのリジェネ&ポリモルフダミー。
931名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:37:24 ID:v6PPzVdE
>>930
保管庫に掲示板やメアドがあるからそこに書き込みなりメールでもすればいいじゃないか
932名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:41:19 ID:kYTKUZV2
>931
それは知らなかった。情報ありがとう。
933名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 02:50:04 ID:fgkobX51
職人様は事前の注意書き。
読む人は嫌ならスルー。
当たり前のことだが、これでいいじゃないか。
純愛は純愛スレにどうぞ、と言い方も出来るし。
純愛でも猟奇でもグロでも食人でも好きな様にどうぞ。
934名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 03:21:05 ID:EimI+E24
猟奇嫌いって騒いでるのはマナー違反の厨房だろ?
書いてくれる職人様は神様。気にせず、こっちに投下お願いします。
猟奇スレや保管庫に行くことないない。みんな楽しみに待ってますよー。
純愛も猟奇もいっぱい来てほしい。嫌い嫌いと騒ぐ厨は来なくていい。
次の作品お待ちしてますよ。がんばれ
935名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 04:19:14 ID:M/3UtxRt
事前の注意書きと名前欄にトリップでもつけてくれたらいいな >猟奇モノ
見たくないならトリップをNGワードに入力すれば視界に入れなくて済むし
936名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 04:35:41 ID:eEpnyE1L
>>929 何だこのキチガイは?
アンチ猟奇厨の方が、うざいしマナー違反だな。
937名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 08:43:06 ID:N4WoGIdq
こーいった人を選ぶものは、作品そのものよりそれに便乗して
自演や自治議論で荒らそうとする輩が面倒なんだよな・・・

そういった意味で作者サマ方には書きこむ前には今一度、投下先を考えていただきたい。
何のために棲み分けしてるのか、ってことも一緒に。
938名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 11:38:13 ID:s+3MWkKh
真面目にツッコミ入れとくと、リジェネレーションで足や腕などの欠損部分が回復するには1週間かかる。
一瞬では無理と思われ。
939名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 12:32:26 ID:ywtOALFd
内容云々より向こう保管庫ないからこっちに転載ってのが
ゴミを押し付けられた気がするのだが

こっちのほうがよほどマナー違反ぽいな
940名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 14:20:53 ID:zN02zV2e
>939
ゴミとか言っててマナー違反じゃないと思ってるのか? 失礼な奴。
荒らしはもう来なくていいよ。

>>937
どこに投下するかは職人様が決める事。
気にせず、猟奇もこっちに投下お願いします。
941名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 14:29:47 ID:slbRgXV7
今回のについては投下じゃなく転載なんだろ?
ゴミ云々はともかく、最初に保管庫無いスレに投下しといて
後から転載ってのがマナー違反だといってるんじゃないか?

そもそも転載してんのは書き手本人なの?
942名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 14:37:45 ID:iDeMTQQ3
どこに投下するかは職人しだいだが、場違いなところに投下すれば責められるのは当然だろう。

猟奇で興奮する趣味の人を否定する気はないが、だったらちゃんとそっちでやってくれ。
保管庫がないというのなら、自分で造ったら?
943名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 14:43:26 ID:zN02zV2e
場違いじゃない。エロパロですぜ、ここは。
猟奇が見たくないなんて騒いでるのは荒らしの厨房だろ。
勝手に脳内ルール押し付けるなよ。
944名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 14:58:02 ID:+JBwe5bd
>職人様は事前の注意書き。
>読む人は嫌ならスルー。

エロパロにこれ以上のルールは必要ない気がする。
純愛でも猟奇でも自由に投下すればいいさ。
汝の為したいように為すがよい。
945名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 15:04:32 ID:slbRgXV7
なんかもう職人さん不在って感じの議論だが、そろそろ次スレの季節だな。

次は青い小鳩亭じゃなくフランツさんの店の名前でw
それなら猟奇有りでも納得するよw
946名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 17:31:20 ID:zd6OVdKD
>945
歌う鍋亭だっけ?
いっそフランツの店でも分かる人は分かると思うが。
てことは触手系もあり?
947名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 17:39:48 ID:vUgWuSXv
テンプレ案
うなずく小鳥亭 inソードワールド7号店
いらっしゃいませ、『うなずく小鳥亭』へようこそ!
当店では、青い果実からとろりと甘く熟した果実まで各種取り揃えております。
肉料理や各種酒類もありますのでお気軽にご注文くださいね。 そしてお食べください。
(ヒース「アルラウネのレアな丸焼き1つ!」ぼごっ「ぐはぁ!」)

今宵もまた料理人さんを大募集しております。
特に女性の肉を扱った料理が大好評を得ておりまして、
毎夜毎晩それを目当てにご来店する方も数多くいらっしゃいます。
異国の肉料理も大歓迎です。
十人の子供達、草原の国に賢者の国、陰謀の街、そして混沌の大地――――
彼の地には如何なる肉料理があるでしょうか。

(酒場の片隅から肉を焼く香ばしい香りが漂う。それと共に辺りは静寂に包まれる。)

あら、料理が始まったみたいですね。
それでは、ごゆっくりお楽しみください。

関連施設(スレッド)は掲示板(>>2-10)を参考にしてくださいませ♪
948名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 17:43:09 ID:vUgWuSXv
>>946
歌う鍋亭は、フランツの店<うなずく小鳥亭>のライバル店。
自分で書いてなんだが、今のテンプレも果実やら肉やら香ばしいな。
949名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 18:03:52 ID:slbRgXV7
>>947
さすがにほぼ今のままってのはどうかとw
普通のから普通じゃないのまで幅広く扱うみたいのをうまいことアピールできないかな?
950名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 18:14:03 ID:A2f1oyjL
テンプレの肝は、マウナのエロイ営業案内にあると主張。エキューを絡ませるといいかも
951名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 20:01:55 ID:tx+Gcaz/
そしてオチはクラウスにおいしいところをもっていかれるエキューで
952名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 20:37:19 ID:MHrHfIAg
にしても昨日は単発IDいっぱいで面白かったですね(・∀・)
953名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 21:51:38 ID:mEww5ALw
テンプレ案をちょっと変えてみた

うなずく小鳥亭 inソードワールド7号店

いらっしゃいませ、青い小鳩……じゃなくって、『うなずく小鳥亭』へようこそ!
当店では、ご存知の通りありとあらゆる素材を使った料理を取り揃えております。
珍しい肉料理や聞いたことも無いような酒類もありますのでお気軽にご注文くださいね。

(ヒース「あっちはクビ、いや勘当されたか?」ぼごっ「ぐはぁ!」)
今日は新しい支店の開店日だから手の空いてるのと一緒に手伝ってくれって言われたの!
……まぁ、結構な依頼料もらったし、エキューなら全額私が貰っても文句言わないかなって。

(エキュー「ゲテモノ料理を運ぶマウナさんも素敵だ…… アイツも居ないし」)
……後でクラウスさんもこっちに顔を見せるなんて言えないわね。

コホン、こちらのお店でも吟遊詩人さんを大募集しております。
特に男女の艶話を扱った叙事詩が大好評を得ておりまして、
毎夜毎晩それを目当てにご来店する方も数多くいらっしゃいます。
異国の歌も大歓迎です。
十人の子供達、草原の国に賢者の国、陰謀の街、そして混沌の大地――――
彼の地には如何なる歌があるでしょうか。

あ、それと料理人募集の張り紙を見ていらした方はオーナーが面接いたしますので、
>>2階に回ってくださいね。

(酒場の片隅から弦を爪弾く音が聞こえてくる。それと共に辺りは静寂に包まれる。)

あら、演奏が始まったみたいですね。
それでは、ごゆっくりお楽しみください。

姉妹店・取引先(スレッド)は掲示板(>>3-10)を参考にしてくださいませ♪
954名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 21:53:47 ID:mEww5ALw
テンプレ続き

やぁ、始めまして。私が『うなずく小鳥亭』オーナーのフランツです。
料理人志望の方ですね? では当店で働くにあたっての注意事項などを。

当店ではお客さまに満足いただける食事を提供するため、『食に禁忌なし』を
モットーに、ありとあらゆる食材を扱っているのはご存知かと思います。

なかにはそれらの食材のいくつかが口に合わず騒がれる方もいらっしゃいます。
あなたも料理人なら、そういったお客さまは不愉快でしょう。
しかしながら、こちらも客商売なのですから、そういった場合でも声を荒げることなく
速やかにお帰り願ってください。もちろんお代は受け取らずとも結構ですからね。

あぁ、どういった食材を使っているか、事前の説明を怠ってはいけませんよ?
それを忘れてはお客さまがお怒りになられるのも当然ですからね。

そうそう、あらゆる食材を扱うとはいえ、このフォーセリアで手に入らない食材を
使ってもらっても困ります。
お客様はそういった料理を求めていらっしゃるわけではありませんからね。

それだけ守ってもらえれば当店で働いてもらうには十分です。
紳士的なお客さまばかりですから、そうそう問題も起こらないでしょうしね。

……ここで働いていいのか、ですって?
もちろんです。ほら、外を御覧なさい。もうお客さまがお並びなのが見えるでしょう。
あれだけお客様がいらっしゃると、料理人はいくら雇ってもそれで十分ということは
ありませんからね。
そんなわけですから、早速厨房に入って腕をふるっていただきますよ。

……普通の食材を使いたい? 
構いませんとも。あなたの造りたい料理で結構です、これと思う一品をお出ししてください。
なんでしたらコース料理でも構いませんよ。腕に覚えがあれば、ですがね。
仮に仕上がりを貶されたとしても、料理人にとっては修行のうちですから。

さて、前置きが長くなりましたが、そろそろ私たちも厨房に入りましょうか――――
955名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 22:16:06 ID:mEww5ALw
言わずもがなだけど、食事=SS、食材=ネタ、料理人=職人さまってことで。

ところで久しぶりにフランツさんの出てる1巻読み返したんだけど、
なんか表紙のマウナがすげー美少女っぽいね。
イリーナはシールドとブロードソード装備してるしw
956名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 22:32:11 ID:iOOL7QsK
SSスレっぽい気はするけど2が長すぎるんじゃないかな
957名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 22:42:55 ID:mEww5ALw
>>956
そうかも。雑文とはいえ、なかなか難しいもんだね。
職人の方々には頭が下がります。
958名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 23:59:10 ID:nIcTqXUs
あくまで一個人の感想だけど、
かなり邪悪度がアップしましたね。とほ。
959名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 00:06:38 ID:uqPy4Dr2
>>797
暗黒教団とのラストバトルで天空から隕石が降り注いで全滅するへっぽこが思い浮かびました。
ニヤリ
960名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 00:08:32 ID:lshcwTqp
ファ〜イア〜〜エ〜ンブレ〜ム 手〜強い〜〜シミュレ〜ション

続きがわからん
961名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 00:19:02 ID:ig7M4oJ3
やってやるぞと勇ましく〜

スレ違いゴメソ
962名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 00:58:58 ID:9p/luTaM
勝ってくるぞと勇ましく〜
危なくなったらスタコラ逃げろ〜♪

後は知らん。
スレ違いゴメン。
963名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 01:02:48 ID:cfsm8VsP
たかだか最後のほうに猟奇ネタがポツポツ出た程度で、テンプレからタイトルまで
変える必要は無いと思われ。

猟奇ネタを書くなとは言わん。でもそれを読み手に押し付けんでくれ。
「オラ、書いてやったぞ。さぁ読みやがれ。批判は許さん」
って感じで投下されても、読む気無くなるんだが。

書いてくれる職人はたしかにありがたいが、読み手あっての書き手ってのも頭の片隅に入れて欲しいな。
誰も読んでくれなきゃ、どんな名作もただのフォントの塊だよ。
964名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 01:04:54 ID:48TV5S11
所詮ここは2ちゃんねる。
書きたい奴が好き勝手書き、読みたい奴が読んで好き勝手に批評する場。
荒らさなきゃなんでもいいや。
965名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 01:54:55 ID:9p/luTaM
新作キボーン
966名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 05:28:44 ID:f8cXx9yk
質問。
ここってSWの設定(魔法、アイテム、世界観等)のみを使ったオリキャラのSSは、おK?
967名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 06:13:12 ID:xtXwQugt
>>966
…そりゃ既にパロじゃないな。
シェアワールドでの一次創作か?
968名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 06:17:11 ID:5bxFykI5
>>966
別に「悪い」というルールはないが、
エロに限らずパロディがメインな場所にでオリキャラ登場させるのは、
書いた当人の思い入れが強いほど読んでる方が引く、という
某メイン・ストリームがSWファンから嫌われてるのに近い状態が産まれやすいんじゃないか?
969名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 08:46:29 ID:LWSBsoQL
既存キャラの共通認識を使えるかどうかの差は大きい
まあ、毎度の短編集の1話限りキャラクターみたいな物と思えば、幾らかは許容範囲かもしれないが
しっかりキャラ立てて話作ってエロやって、ってのは大変だと思うぞ
970名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 17:09:25 ID:gBzEK5nC
次スレまだーー(AAry
971名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 19:28:11 ID:CUXfp8J9
>>953の「吟遊詩人を大募集しております〜」は
「吟遊詩人を大募集しております〜」に変えたほうがしっくり来ると思った。
てなわけで、失礼を承知で勝手に改変案を投下。

うなずく小鳥亭 inソードワールド7号店

いらっしゃいませ、青い小鳩……じゃなくって、『うなずく小鳥亭』へようこそ!
当店では、ご存知の通りありとあらゆる素材を使った料理を取り揃えております。
珍しい肉料理や聞いたことも無いような酒類もありますのでお気軽にご注文くださいね。

(ヒース「あっちはクビ、いや勘当されたか?」ぼごっ「ぐはぁ!」)
今日は新しい支店の開店日だから手の空いてるのと一緒に手伝ってくれって言われたの!
……まぁ、結構な依頼料もらったし、エキューなら全額私が貰っても文句言わないかなって。

(エキュー「ゲテモノ料理を運ぶマウナさんも素敵だ…… アイツも居ないし」)
……後でクラウスさんもこっちに顔を見せるなんて言えないわね。

コホン、こちらのお店では料理人を大募集しております。
詳しくはオーナーが面接時に説明いたしますので、>>2階に回ってくださいね。

(客「おねーさーん!注文お願いしまーす!」)

はーい、ただいまお伺いしまーす!
それでは、ごゆっくりお楽しみください。

姉妹店・取引先(スレッド)は掲示板(>>3-10)を参考にしてくださいませ♪
972名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 20:18:08 ID:ooYnX63u
973名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 23:13:49 ID:9p/luTaM
オリキャラかあ、ちみっと読んでみたいとも思う。
不味かったらスルーしちゃうけどね。

>作者の思い入れが深いほどヒクと、読んで
アドベンチャーやシアターの作品類を思い出したよ。
974名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 23:16:57 ID:9p/luTaM
あ、そだ。
保管庫のアドレスもテンプレ近くに張っておいてほしいな。h抜きで。
975名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 00:29:03 ID:hhHPEr7R
こっそり告白。
この板の職人さんのおかげで今毒舌魔術師とファリスの猛女のカプがマイブーム中
976名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 00:58:29 ID:uvrigMCh
埋め埋め。
私もですよー>>975
977名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 01:28:45 ID:GaVk7oeG
>>975 同じく、でーす。
女なのに…勢いで、
ヒース×イリーナのエロエロな
妄想絵が描けそうな勢いの萌えっぷりです。
マイ・ベストカポー。
978名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 01:42:24 ID:aOA8Vo+D
こっそり埋めます。
>>977さん
是非描いてください!
出来れば汁まみれ希望で。
ここではスレ違いならばどこかにアップロードしても構いませんので…。
979名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 02:05:16 ID:uvrigMCh
エロなしならネタがあるのになぁ、という状況だったりー。
エロい関係になる前段階の情けないヒースネタとか、
けっこう萌えませんか!w
埋めー。
980名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 02:16:16 ID:GaVk7oeG
前書きで、一応、エロなしと一言断ってから投下希望!
てか、保管庫にもこれからイイトコだろオイ! なネタがあるから大丈夫じゃないでしょうか。w

梅梅。描けたらね。
981名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 08:12:00 ID:gOZNYEAH
結局テンプレはこのスレと一緒か。工夫が足んねぇよと思いつつ埋め。
982名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 15:33:53 ID:8KkI3p+T
>>981
ナイス判断だったんじゃないの? と言いつつ埋め。
荒れてる時に、荒れに負けて色々変えるのは良くない。
「今までどおり」で様子を見るのが無難でしょう。


あと、確かに投稿は(猟奇だろうと)自由だけど
スレ住人の嗜好もあるんだし。猟奇は好まれてないみたい(勿論俺も)
だから猟奇系は、GJを貰いづらいのは確かだよ。

GJを貰いたいのなら、非・猟奇系の投稿に切り替えるか
もしくは、このスレを出て元の(?)猟奇創作スレに帰るのが良いんじゃないかな?
(「ソードワールド猟奇スレ」を立てると言う手もあるが、お勧めしない。)

まあ、『乙もGJも要らん、俺はこのスレに猟奇作品を投稿したいだけなんじゃー!』
という男気溢れる(=頭悪い)方は、荒らし扱いされない程度に頑張ってください。
俺は乙もGJも言わずNGID(orNGName)であぼ〜んしてスルーしますが。
983名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 15:54:08 ID:MROzEdJG
つーか投稿する前に簡単な内容を1レスにつけておけばいいだけじゃない?
「内容は猟奇、NGNameは***」て書いとけばノー問題だろ
984名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 17:12:58 ID:CojZaYSz
内容の注意書きはするが、猟奇でもなんでもこっちに投下するんでよろしく。
生め産め
985名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 18:18:50 ID:UvZP0z7S
本日のNGID:8KkI3p+T
汝の為したいように為すがよい
986名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:16:52 ID:pAfwrJ7y
なんかヘンなのに居座られたような気がする
楳楳
987名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:38:07 ID:yxJ0IvcW
好みが違うだけで変なのとか言われたらたまらんなぁ。
埋め埋め
988名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:59:34 ID:sul+5yJ0
スカトロ以外ならなんでもいいよ
食人猟奇ALLOK うめ
989名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 20:36:55 ID:pAfwrJ7y
嗜好の問題で言ってる訳じゃないよ?
990名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 21:51:52 ID:VSuC7g7t
好みでいうならヒース×イリーナももちろん好きだが、たまには他のカップリングも見たいというか。
毎度毎度極厚ステーキで嬉しい悲鳴なのは確か。
いや、たまには野菜も食べねば野菜。
991名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 22:01:47 ID:uvrigMCh
たまにはスイフリー×クレアも良いなぁと思いつつウメ。
992sage:2005/09/17(土) 22:08:10 ID:zjbId9/S
ヒース×カレン なんていう自分はマイナーなんだろうなと思いながらウメ。
993名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 23:26:09 ID:jwm24fDN
こっそりとシャイアラ×ブックが見たい。
グラスランナーのブツはフサフサなのかどうなのか
994名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 23:33:59 ID:tGMwm+WH
実際アイラさん、カレンさん、ルーシィお嬢だったらカレンさんが一番可能性高そうだけど
995名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 23:37:20 ID:yjqhE7cP
梅がてらそっと呟く

ヒース×マウナにフラグが立っていると思っていた時期もありました…
996名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 00:29:14 ID:j8Ksczlv
旧リプレイでは第五部が一番好きなんだけど、
こいつらエロに持っていくの難しいんだよな…
強いて上げるなら借金ネタでルーイ×ラーン…とか?

などと呟きつつ梅
997名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 00:52:00 ID:JbKBjIg8
スイフリーとクレアが読みたいな

998名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 03:29:31 ID:bRvWV1Lg
俺も、ラーンのエロ見てえと思ったよ、梅。
999名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 07:45:34 ID:CjfgxICt
第5部は嫌いじゃないが、奴らには抜けるようなエロスを感じないんだよな
美味え
1000名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 07:48:57 ID:HpGyd/fu
五部だけ読んでない(見付からない)私が1000get!
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このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。