ファイアーエムブレム&ティアサガ第17章

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1名無しさん@ピンキー
ファイアーエムブレムシリーズやティアリングサーガの18禁SSスレッドです。

前スレ
ファイアーエムブレム&ティアサガ第16章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115994347/

作品倉庫
ttp://members.at.infoseek.co.jp/fire_emblem2ch/fe18.html
2名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:01:49 ID:fKuKYn6F
過去スレ
「ファイアーエムブレムのエロネタでハァハァ… 」
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10044/1004451716.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第二章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1020/10200/1020016530.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第3章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1033/10338/1033828837.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第4章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1042/10422/1042292300.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第5章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1048/10487/1048789718.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第6章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1053/10532/1053271621.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第7章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10572/1057238909/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第8章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10653/1065356946/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第9章
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073706816/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第10章
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085577911/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第11章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091716927/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第12章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097309108/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第13章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101369533/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第14章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1105165398/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第15章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111765740/
3名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:02:44 ID:fKuKYn6F
倉庫未収録作品
Part13

>14-31 >44 >59-68 >165-179 >368-375 >422-432
禁忌 エイリーク×エフラム (886)
>37-43 罪 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>48-54 >100-103 >111-113 >127-130 >132-136
前スレ>911-914の続き クーガー×ターナ (UCC ◆UCC0ebT.po )
>77-92 Lesson C? 後日談その1 エフラム×ターナ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>260-275 Lesson C? 後日談その2 ゼト×エイリーク  (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>327-343 Lesson C? 後日談その3 ラーチェル×レナック (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>119-122 >190-192 >230-234 超兄貴 サムソン×シーマ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>208-216 >245-252 天邪鬼の誘い方 ホームズ×カトリ (花泉の亜茶)
>224-226 優秀な人 ルーテ×アメリア
>283 >287-288 >297 >308 >310 >312 >317 >322-323 >352 >355-356 >365-366 >386-388
秋の大運動会 聖魔オールキャラ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>406-413 前スレ>574-582の続き エイリーク編裏15話 ヴァルター×エイリーク (まごのて ◆pRlYgV5GEA)
>441-444 >483 キジ撃ち(烈火ver.) 烈火オールキャラ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>447-476 >533-561 Shanam , el Picaro シャナム×マリータ (988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>486-491 年越しSS ロウエン×レベッカ イサドラ×ハーケン (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>498-499 >501-505 外伝シルク陵辱SS
>519-525 外伝アルム×シルクSS
4名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:05:59 ID:fKuKYn6F
Part14

>27-30 コーマ×ネイミー (ダミアン◆.lt5gYzbQ.)
>43-47 >102-108 >166-182 >390-397
 ティルテュのラブソング アゼル×ティルテュ (988%マシン◆ka5BrNUzcE)未完
>58-59 長篠の戦い ※キジ撃ち続編 (ダミアン◆.lt5gYzbQ.)
>68-72 エリシャ×リュナン (ド素人)未完
>73-76 レベッカ・その愛 ウォルト×スー (ダミアン◆.lt5gYzbQ.)
>83-91 -156 闇夜 ウーゼル×セーラ
>93-98 テティスお姉さんの悩み事 ユアン×アメリア (ダミアン◆.lt5gYzbQ.)
>110-114 119-125 外伝クレア&マチルダ捕獲陵辱SS
>160-163-189 外伝グレイ×クレアSS
>196-199 論語 パント&エルク&ルイーズ (ダミアン◆.lt5gYzbQ.)
>203-213 闇の蒼い花 セイン×ウルスラ
>224 アメリア突き ロス&ユアン&フランツ&デュッセル&ネイミー×アメリア (ダミアン◆.lt5gYzbQ.)
>225-226 >229-232 >234-241 243 外伝アルム×シルク2鬼畜SS
>247-250 >252-261 外伝セーバー×ジェニー契約SS
>266 外伝ジーク×ティータ・バレンタイン(エロ無し)



5名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:08:39 ID:fKuKYn6F
>273-284 Paradise Lost フィン×アルテナ ※フィン既婚 (壷アルテナの壷贈答用◆z3RbELqBu.)
>292-296 >302-307
 王立恥丘防衛軍 クーガー×ターナ ゼト×エイリーク (ダミアン◆.lt5gYzbQ.)
>309-311 >313-315 >348 >350-355 外伝メイ陵辱SS
>319-342 紅の痕 ディーン×ソニア ※触手有り (むた◆rEtdWXJvJ6)
>360-365 個人授業Z ルイーズ×イグレーヌ (ダミアン◆.lt5gYzbQ.)
>383-384 レベッカ&赤ん坊ロイ (ダミアン◆.lt5gYzbQ.)
>403-407 >412-424 外伝アルム×セリカ強姦SS
>434-441 ルイーズ陵辱
>444-455 ヒーニアス×ヴァネッサ (髪解いた所見たいのぅ)
>461-471 ヨシュア×マリカ
>474 ウルスラ陵辱 (ダミアン◆.lt5gYzbQ.)
>485-499 ヘクトル×ファリナ
>521-531 ニルス×ニノ
>558 >564-566 >585-587 ジャファル×ニノ (ダミアン◆.lt5gYzbQ.)未完
6名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:10:17 ID:fKuKYn6F
Part15まとめ。

>20-32 >37-50 外伝クレーベ×マチルダ解放軍結成SS(外伝)
>66-73 >96-102 ロイ×ファED(外伝)
>154-164 >631-646 ティルテュのラブソング(988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>169-180 外伝マチルダ監禁残酷SS(外伝) 注:猟奇表現有
>182 シャナン×パティ(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>219-228 外伝クレーベ×マチルダ2救出SS(外伝)
>229-233 >235-236 狼×鴉(ロイド×ウルスラ
>326-328 桃園の誓い ロード三人×ペガサス三姉妹(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>379-383 車懸(くるまがかり)(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>394-398 >514-517 >572-576 アイク×レテ(355) *未完
>541-543 ジャファル×ニノ(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)→part14の続き
>547-566 運命の…… キルロイ×ワユ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>584 ズッコケ三人組U(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>660-662 >664-667 暗黒マリア近親強姦殺伐鬼畜グロ(外伝)
>680-686 アイクの奇行 アイク×レテ(680)
>707-730 ハートフル クッキング オスカー×タニス (706 ◆ZKiCFm8B3o)
>744-761 サザ×ステラ (744)

>53-57 >247-275 >280-308 天邪鬼の誘い方 (ホームズ×カトリ)
7名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:12:07 ID:fKuKYn6F
16章まとめ
>10->26 外伝ミラ様が見てるSS百合(外伝)
>42->46 グレイル傭兵団 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>54->62 外伝デューテ洗脳陵辱SS
>157 烈火ネタ(ダミアン ◆.lt5gYzbQ. )
>179->182 蒼炎ミストレイプネタ (◆ozOtJW9BFA)
>199->200 エトルリア王立魔法性玩具研究所レポート(◆ozOtJW9BFA)
>247->272 退屈なサッカーをしよう♪(988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>282->288 ルゥくんお風呂に入りましょ♪(外伝)
>292->308 死と変容(ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>318->332 外伝シスターエムブレム(外伝)
>351->370 サザ×ステラ→ ボーレ分補給>378>379(前スレ744)
>386-401 外伝エスト海賊強姦SS(外伝 ◆9QlRx9nooI)
>406-409 >433->443 >453->464 はじめてのK? ネサラ×リアーネ (SLS)
>414-418 最重要依頼 リース×ティアンナ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>496->514 外伝エスト盗賊調教SS前編(外伝 ◆9QlRx9nooI)
>526->529 聖戦親世代エロなし小ネタ(525)
>534 シノンさん(ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>539 シノン小ネタ
>554-569 マルス×カチュア(554)
>585 神父様×?…
>588->591 >674->687 アレン×ティト(588)
>593-594 地獄のコンビネーション(ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>598-636 傷跡 ハール×ジル(S・L・S ◆xTfHc.nBiE)
>693-700 外伝エスト盗賊調教SS中篇(外伝 ◆9QlRx9nooI)
8名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:32:59 ID:IaBt/951
>1乙
9名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:33:08 ID:IaBt/951
すまんageてしまった
10名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 19:26:27 ID:xgYhte10
>>1さん

お疲れ様ですたー!
11前スレ埋め立てさん:2005/07/01(金) 20:29:15 ID:/k0dJds4
前スレの埋め立てで投下中ですが、投下しきれなかったヨ   orz
というわけでエピローグだけここに投下します。

わけわからんよねー
ごめんよー
12曇り空--エピローグ--:2005/07/01(金) 20:33:13 ID:/k0dJds4
この前部分は前スレ
712〜727です

*****
仰向けに天井の一点を見つめるハールの胸に顔をのせてシグルーンが柔らかな声でいう。
「あなたもベグニオンに帰っていらして…そして私と…」
その言葉を遮るようにハールは話し始めた。
「俺はプラハ将軍の部隊でクリミア国境の防衛に当たる。万一、王都が陥落したら次は国境が戦場だ。
そこで生き残れるかどうか……」

シグルーンは起きあがり薄紫のローブを羽織った。
「クリミア軍にシハラム様のお嬢様がいるそうね…。」
「!」
ハールの表情を見ないようにしてシグルーンは言葉を続けた。
「タニスから聞いて知ったの。
そういえばアイク様たちと一緒にデインの鎧をきた赤毛の子いたのを後で思い出して…」
「…ああ。俺の部隊にいた子だ」
「ふふ、その子が心配だから戦場から離れられないのね。あなたらしいわ…」
そういうと、ハールの身体によりそって目を閉じた。

*****

翌朝のベグニオンはよく晴れて、朝の光がまばゆく黒竜を照らしていた。
眠っているシグルーンを起こさないように、そっとハールは北へ向けて飛び立った。
13名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 23:18:21 ID:cad5Js5c
>>1
>>12GJ!
14名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 23:19:18 ID:cad5Js5c
ス…スマソsage忘れた…
15名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 00:42:51 ID:TK+4ryFF
シハラムはダレルカに赴いていた。ダレルカには娘がいるのだ。
名はジル。実に久々の再会だ。シハラムにしては珍しく嬉しさが顔に現れていた。猛将と言われた眼も今はそこにない。
「ここだな」
極普通の家だ。特別豪華でもなく貧相でもない。娘は自分が特別扱いされるのをかなり嫌っていた。
「ジル、いるか?私だ」
ひょこっと窓から娘が顔を出す。
「あ、父上!来てくれたの?ちょっと待っててね!」
(少し髪の毛が伸びていたな・・・。肩のあたりだろうか。髪には綺麗な飾りモノをつけていたな。娘もそんな年頃か)
あれこれ考えてるうちに扉が開いた。
「父上!久しぶり!」
「おいおい、まだその呼び方か。いい加減、お父様と呼んでくれんか?」
「ダメだよ!変につけあがらないで!」
まあその方が娘らしいと思い、シハラムは言う。
「まあいい。あがるぞ」
「うん。入って」
家の中は昔とたいして変わっていなかった。なぜか少し安心した。
娘が用意した座椅子に腰掛け、天井を見上げる。懐かしい感じがした。
「はい、父上。お茶」
「ああ、すまないな」
いい心がけだ。シハラムは嬉しかった。立派に成長している。
16名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 00:43:07 ID:TK+4ryFF
「ところで父さん、なんでダレルカに?」
「ん?ああ、軍事で通りかかってな」
嘘だった。実は娘に会いたいがためだけでダレルカに来たのだ。だが、そんな事恥ずかしくていえない。
「父さん・・・相変わらず忙しいんだ・・・」
申し訳なかった。生まれる前からにデインの膝下に就き、それからはここにくることなどほとんどなかった。
「そうだな・・・。だがそれもすべておまえ達、民のためだ。許してくれ」
「うん。その辺は割り切ってるよ」
「成長したな・・・ジル」
「えへへ、そうかな?」
照れくさそうに娘が笑った。
「ところでジル・・・男はおらぬであろうな?」
「え?」
「お前に変な男が寄りついていないだろうかと思ってな。まさか、何者かと付き
合ったりはしていないだろうな?」
「当然です!恋人作ってる暇なんかない。」
ジルは苦笑いしながら答えた。
「そうか、ならよい。後々、そう言うことはじっくりするがいい。それまでは街にどんな悪党がいるかわからん」
「わかってるわ、父上」
「さて・・・長居するのも迷惑だろうな。そろそろ私は帰るよ」
シハラムが立ち上がる。
「もう帰っちゃうの?・・・ほんと忙しいんだね」
「ああ、すまんな・・」
「ま、いいわ!またいつか会いましょう父上!」
シハラムは笑った。最も大事な人にしか見せないような穏やかな笑みだった。
17名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 00:43:25 ID:TK+4ryFF
シハラムが帰ったジルの家は殺伐としていた。
「・・・・・もう・・・出てきていいと思います」
ジルが押入の戸に向かってそう言う。すると押入の中から一人の男が現れた。
「まさか・・・いきなりお前の親父が来るとは・・・」
その男はデイン竜騎士で武で名を馳せた者だった。元よりシハラムの配下であった、ハールだ。
「・・・けど、男のハナシ出されたときは怖かったわ・・・。さすが父上、勘がい
いって感じだった」
「俺は押入の中で冷や汗をかいたぜ」
二人は数ヶ月前から付き合っていた。もちろんシハラムには秘密で。
「なんか命がけの恋みたいですね」
「はは。少し大袈裟じゃあないか?」
「そうかな?見つかったらなにされるかわからないですよ?」
「はは・・・」
ハールは返す言葉が思いつかず愛想笑いだけした。
「でもね、もし見つかっても私は隊長から離れません。」
「いや、そうすると俺の命が・・・」
「命と私、どっちが大事なのですか?」
「う〜ん・・・」
腕を組んでハールは考え込んだ。
「なんでそこで迷うのよぉ〜!」
ポカポカ頭を叩かれるハール。平和な画だった。
「隊長好きです・・・」
怒ってたと思うといきなりそんなことを言い出す。時々謎な女だった。
「俺もだ。ジル」
ジルの頭を撫でる。髪はサラサラで一本一本の感触まで伝わってきそうだった。
「昼間だけど・・・やりませんか?」
「なっ・・・いいのか?ジル?」
「隊長さえよければ・・・?」
ちょっと顔を赤らめながらハールが答える。
「では・・・お願いするか・・・」
ハールが答えるとジルは満面の笑みを浮かべ、ハールの腕をグイグイ引っ張って寝室へ向かった。
18名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 00:43:40 ID:TK+4ryFF
裸でバッタリ寝ころぶジル。ハールはまだ何かをしている。
「できるだけ、早くしてください。」
「待て、ジル・・・ベルトが取れねえッ!・・・」
「早くしないと父さんが帰ってくるかもしれませんよ?」
「ぬう、それはヤバイ・・・」
「冗談でうしょ、隊長。」
「ぬおお・・・!外れねえええええええええええええええええええええええええええ!」
「んもぉ!」と言ってジルが起きあがる。
「私が外します」
「うう・・・・悪いな・・・格好が悪りい・・・」
「ギューギューじゃないですか。」
「むむむ・・・」
ハールがうなり声を上げる。
19名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 02:54:05 ID:PRfLUrsc
誰かリース×エニードとかリース×フェイとかリース×セネとか書いてくれる神はいないか?
後ウォロー先生とレティシアとか。
20名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 03:23:28 ID:oubpyhwx
>>11
乙カレー。
自分もハールが頼った天馬騎士はシグ姉さんじゃないかと
思ってた口なので、読めて感激したよ!

21名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 04:45:29 ID:0tKf6cjb
>>13ありがとん
>>20ども
前スレのハールジルがよかったんで、こちらは大人の切ない恋。甘甘ですな。
今読み返してみたけど、脱字やら何やらでハズカシす
改行もめちゃくちゃだし、2スレにまたがったし、何やってんだ、俺は。
スレ汚しスマソ
22名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 12:41:41 ID:TK+4ryFF
いよっす
23名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 13:18:02 ID:u0b194KX
2415:2005/07/02(土) 17:55:27 ID:TK+4ryFF
俺はパスカリ。
これは無双の小説からとった。
2515:2005/07/02(土) 22:59:43 ID:TK+4ryFF
適当な文章をググってみろ。
26名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:01:45 ID:+WluJ/fU
プラハに捕まってお仕置きされるセネリオキボン
27名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:53:17 ID:u0b194KX
真・ファイアーエムブレム最萌トーナメント準備スレ
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1120315584/l50
28名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:26:58 ID:ZnEYG1g2
むしろプラハ×イナキボン
29名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:53:39 ID:yn68eYof
[プラハ]
ほらほら、もっと良い声を聞かせておくれよ

[イナ]  13 / 20
あぁ!プラハ様もっと・・・・

[プラハ]
これがいいのかい?全くいやらしい娘だねぇ!

[イナ]  19/20
あぁ!プラハ様、きます!

イナ  20 / 20  デロン


続く
30名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 01:21:39 ID:NgP3wYsO
31名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 01:22:05 ID:NgP3wYsO
32名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 05:03:42 ID:Z219k8xN
第14章にあったティルテュのラブソングを再upしてくだ歳。
おねがいします。
33名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 22:04:40 ID:7zT9Fxgt
14章、早くhtml化してくれぇ……
34名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 22:33:04 ID:k/oQh8ju
9章すらまだだね・・・。( ´_ゝ`)
35名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:28:54 ID:sS3NrXLA
dat落ちスレ倉庫だと14章は途中までしかないらしいな。
ttp://www.uplo.net/www/vip22199.zip
36名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:31:43 ID:TW9Y9dKH
にくちゃんねるは?
37前スレ229 :2005/07/04(月) 00:19:22 ID:OItUWtmi
こんばんは、ここに投稿しようと思ってたのですが・・・
中々作品が書けず、お久しぶりとなってしまいました。

今回は予告してたケセルダ×セライナを投下させて貰います。
それでは・・・
38名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 06:43:22 ID:4Dm2zJP2
>>35
ありがとうございます。おかげさまで読むことが出来ました。

あと仕方ないかもしれませんけど、html化するのが遅いですね・・・
3937:2005/07/04(月) 07:20:34 ID:OItUWtmi
ageしまった上、前スレじゃないことに気がつきました・・・
ロイド×ウルスラの時の人です・・・巻き込んだ方々スイマセン;

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ケセルダ×セライナ

グラド帝国の王都には将軍・・・とにかく偉い人・・・
すなわち、宝石の称号を得るとか司祭だったりすると個人部屋がもらえる。
神殿のマグレガー司祭、日長石のグレンなどが例だ。
そして、ジャハナの傭兵上がりの・・・ケセルダと言う男もそうだった。

彼は「傭兵国家」であるジャハナ王国の傭兵だった。
ジャハナの王子のヨシュアと酒場で盛り上がったり、一緒に剣を振るったこともあった。
よきパートナーとして一緒にいたものだ。
だが、数年前から道を違い始めたのだ。
「民として、民の心を得て王になる・・・」
「この斧1つで、俺は王になる!」 と・・・
それで彼は、傭兵からグラドの将軍までなりあがって来た。
4037:2005/07/04(月) 07:32:01 ID:OItUWtmi
グラドの将軍になった彼は、玉座の間で会ったセライナという女性に口説き文句を掛けてみた。
今までの女だったら、素直について来た物の、この女は何かが違った。
今までどおり、初対面でも構わずに「アンタ・・・いい女だな。」と言った。
すると彼女は、無反応で睨みつけて来たのだ。
そこが、ケセルダの興味の1つだったのだろうか。
それ以後やたらとセライナに付きまとっていたのだ。


ケセルダの部屋には電気がついていた。他の部屋は大体明かりが消えている。
毎晩遅くまで明かりがともってる部屋といえば・・・ヴァルターとグレンだろう。
グレンは書類の整理でもしてるのだろう。ヴァルターは・・・多分電気つけたまま寝てるんだろ。

コンコン、と弱弱しく戸をノックする音。
ケセルダは「リオン皇子だろう」と思いながらドアをあける。
すると、ドアの前にいたのは・・・
4137:2005/07/04(月) 07:34:06 ID:OItUWtmi
―――セライナ・・・だった・・・

「お、セライナじゃねぇか。気が向いたか?」
「・・・断じてそれはない。 陛下からの書類を持ってきた。目を通して置くようにとの事だ。」
「ありがとさん。」
「じゃ、私はもど・・・」

セライナが最後の一言を言いかけた時、ケセルダがセライナの腕を引いた。
そして部屋の中へと入り、ドアに鍵をかけた。

「ちょ・・・手を離せ!」
「いやなこった。誰がそう簡単に離すかって。」
「・・・何がしたいのだ? 別に私など捕まえたところで・・・」
「アンタ、よっぽど気が強いんだな。
 俺は玉座の間で会った時から本気だったぜ。あの口説き文句も。
 そして、俺はやっと獲物を捕らえた・・・」
「馬鹿を言うな! 私は・・・」
「『陛下』か?」
「・・・っ・・・」

陛下・・・その一言だけで彼女は頬を赤くし、下を向いた。
そしてその反応を楽しむかのように、ケセルダは笑い、腕をつかむ手を強くした。
4237:2005/07/04(月) 07:37:36 ID:OItUWtmi
「ケセルダ・・・腕を・・・」
「離さない。アンタは俺の獲物だ。」
「私はお前の物になった覚えはない。 だから・・・その手を離せ。」
「あくまでも気は変わらないってか。なら無理やりでも・・・」

最後まで言いかけない内にセライナを抱き上げ、部屋の入り口の方から中の方に向かう。
其処には大きなベッドがあり、部屋内は散らかっている。
セライナはその大きなベッドに放り投げられた。
こうされてもケセルダを今まで以上に強く、睨みつけている。

「さ、始めるか。」
「・・・やっ・・・」

ケセルダはセライナの服を脱がし始めた。
上のほうから少しずつ。複雑な造りだが適当にボタンを外していく。

「・・・アンタの服、複雑だな。
 もう少し脱がしやすくしてくれると嬉しいのだが。」
と言いつつ、ケセルダはセライナの胸へと手を伸ばした。

「・・・っ そこはっ・・・!」
「何だかんだ言って感じるんだな。将軍様。」
「やめっ・・・っは・・・」

ケセルダは器用に、胸の先端の突起を舌で転がす。
その度にセライナの声がかすれた様に聞こえてくる。
だがセライナはそれでも抵抗を続けた。ケセルダの背中を思い切り叩いている。
4337:2005/07/04(月) 07:38:43 ID:OItUWtmi
「・・・・・・ル・・・ ・・・っ」
「何て言ってるのか聞こえないな。 取りあえず感じてるんだろ?」
「腕っ・・・はな・・・せ・・っ」
「じゃ、背中を叩くのをやめるか?」
「・・・はっ・・・やめ、る・・・」
「わかった。」

「セライナ、アンタ・・・ずいぶん濡れてるな・・・」
「そんなに弄る・・・なっ! そこは・・・!!っ」
「ここが弱いのか。だけどアンタ、ここも随分綺麗だな・・・まだ処女か?」
「ち・・・ちがうっ!」
「・・・親愛なる陛下かグレンか?」
「ち、ちがう・・・」
「自分の口で言ってみろ、誰だ。」
「・・・ヴ・・・ヴァルター・・・だ・・・」

言い切る前から赤かった顔が更に赤く染まる。
熱でもあるのかと言わんばかりに。

「よく言えたな、いい子だ。」
「・・・っ!?」
「だが、抵抗するならもっと・・・」
4437:2005/07/04(月) 07:40:38 ID:OItUWtmi
ケセルダなりのご褒美なのか、セライナの下の方の口に口を近づけ、其処をピチャピチャを音を立てながら舐めた。
そして弱いところをつかれると彼女はビクンと反応する。分かりやすい反応だ。
ケセルダはあえてその感じやすい場所を避けた。

「ケセルダ・・・」
「どうした?」
「・・・な、なっ・・・!」
「欲しかったら自分の口で言って欲しいだが。」
「っ・・・ お、お願いします・・・」
「・・・分かった、だからその顔はやめろ。」

ケセルダはセライナの願いを聞き入れて、彼女の感じやすいところを丹念に舐め上げる。
そして続ける内に、セライナは体を震わせ、絶頂に達したのだ。
セライナの体は力なくぐったりとしている。

「・・・っ・・・」
「・・・セライナ、大丈夫か?」
「・・・っ あぁ・・・」

「俺のコレもお前の色っぽさに起ったみたいだ。
 満足、させてくれるよな?」
「・・・あ・・・」
4537:2005/07/04(月) 07:41:47 ID:OItUWtmi
セライナの目の前に出されたモノ・・・それは自らを主張する男のシンボルだった。

「いくぞ。」
「・・・分かった。」

セライナの腰をつかみ、体勢を入れ替える。ケセルダが下になったのだ。
そのままセライナの腰をつかみながら、自らのモノをセライナの膣に入れていく。

「・・・ん・・・っ」
「すべりがいいな、簡単に入ったぞ。痛いか?」
「いた・・・くはない・・・」
「んじゃ、動かすぜ。」
「!? ・・・はっ・・・んあっ!」
「締め付けがいいな・・・っ ヴァルターはこんな事を仕込んだのか・・・ くあっ!」
「ひゃっ、い・・・っ! あっ!」
「・・・っ、出る・・・っ!」
「やめ・・・ろ・・・! ひあっ!」

ケセルダはセライナの膣に自らの精を放った。
それとほぼ同時、セライナが2回目の絶頂に達した。
4637:2005/07/04(月) 07:43:05 ID:OItUWtmi
「ケセルダ・・・私は戻る・・・」
「・・・今から部屋に戻るのは怪しいもんだな。」
「だがっ・・・!」
「ここに泊まってけ。な?」
「・・・あぁ、分かった・・・ありがたい・・・」
「それは本心か?」
「・・・さぁ・・・な。」」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あとがき。
本当は最初、ヴァルターも入れようとしたけど無理でした。
個人的にケセルダとセライナは素直にセライナを押す感じが好きです。

相変わらずヘタレですが、読んでくださった方々・・・
ありがとうございました。
47名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 00:40:23 ID:HNhZzSki
48名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 06:38:13 ID:SBOZt5MU
GJ! こういうドライな関係もいいかもですね。微ツンデレのセライナ萌え

しかし>40で灯りを電気と呼ぶのはどうかと
49外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/05(火) 17:51:09 ID:oN9QzI6y
前スレ外伝エスト盗賊調教SSの続きで、外伝エスト盗賊調教SS後編を投下します。

長くなったのであらすじ。
・恋人アベルとの同棲を目前に海賊に拉致され、強姦され輪姦されたエストさん
・バレンシア大陸の盗賊王ギースの下に送られ、陵辱調教
・傭兵ジェシーが助けに来ますが、すぐに捕まりお仕置き輪姦

今回の注意点
・エストが陵辱されます
・エストがペガサスに獣姦されます
・エストが妊娠して堕胎します

エスト陵辱獣姦堕胎注意
50外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 17:52:22 ID:oN9QzI6y
 そこは盗賊のものとは思えぬ豪勢な寝室だった。
 ソフィア王国の砂漠に拠点を持つ盗賊王国。その盗賊王ギースの寝室は、その名に相応しく、略奪品で溢れていた。
 金銀財宝。趣を凝らした芸術品。それらが無秩序に置かれている。
 そして寝台の中央で横たわる短い赤毛の少女も。
「何したって! 奴隷になんかならないんだから!!」
 きっと激しい目付きで真正面の男を、恐れもせず睨みつけるエスト。相手は盗賊王ギース。
 先日、何十人もの盗賊に輪姦されたばかりだというのに、エストはまだまだ屈服も服従も、
そして絶望もしてはいない。
 過酷な暗黒戦争を戦い抜いた彼女は、そこらの女とは気合も根性も違う。

 だがだからこそ。
 ギースは奴隷にしたくてたまらないのだ。
「そう。怖い目をするな」
 ギースが顔を寄せると、エストはその分、あとずさる。
 その顎をしっかり掴み、ギースは鼻頭を首筋に近づけた。
「いい匂いじゃねえか。ちゃんと洗ったんだな」
「う〜」
 男に体臭を嗅がれ、エストは生理的な嫌悪感を覚えた。臭姦とでもいおうか。
「そうそう。お前のペガサスな」
「え?」
 急な話題にエストは途惑った。エストと一緒に捕まった愛馬のペガサス。
この盗賊の砦に捕まっているはずだ。
「今でも元気だぜ」
 とりあえずホッとする。愛馬の無事に。そして恥ずかしくなった。
言われるまで、愛馬の安否を忘れていた自分に。
「逢いたいか」
「うん。逢いたい」
 正直に答えるエスト。その正直さに、ギースはつい苦笑する。
 彼女の純粋さは、汚れきった盗賊王には眩しさすら感じさせる。
51外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 17:53:12 ID:oN9QzI6y
だが眩しく輝くからこそ、汚したい気分にもなる。

「だったら。ほら」
 ギースは仰向けになり、己の分身を恥ずかしげもなく晒す。
「俺様を気持ちよくしてみな」
「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
 意図する処に気付いて、エストは口を真一文字に結ぶ。
「いぢわる」
「ああ意地悪さ。何せ盗賊王だからだ」
 人が良くっちゃ盗賊王は務まらない。
「分かったわよ。やればいいんでしょ。やれば」
 エストは腰を屈めてギースの股間に顔を近づけると、噛みつかんばかりの勢いでモノを咥える。

(ええっと。ここをこうするんだっけ)

 男の肉棒を膨張させるのは血液だ。血が集まって膨らませる。
 逆に言えば、血が無くなれば勃起は出来ない。
 エストはその動脈を舌でなぞって刺激する。たちまちチンコが大きくなる。
これも性奴隷仲間から教えてもらった技術だ。
「ほほう。少しは上手くなったか」
 脈を打つ刺激に、ギースは目を細める。

(まずい。臭い)

 エストは肉棒の汚らわしさに嫌気をさしながら、舌で丁寧に舐めあげ、手で根元をくすぐる。

(これが終わったら、ちゃんとうがいしなきゃ)

 男のちんこは汚れだらけ。おしゃぶりの後はうがいをしっかりと。
にしても、そんなものを体の中に挿れられると思うと、本当嫌になる。
52外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 17:53:58 ID:oN9QzI6y
 肉棒の先端の桃色の割れ目。そこを舌でツンツンと突付くと、ぴくぴくと振動する。

(ふふ。感じてるんだ)

 自分の愛撫で男が感じてるかと思うと、エストはちょっと得意になった。
 帰ったら、アベルにも試してみよう。
 でも、こんなも穢れた自分を、アベルは受け入れてくれるだろうか?

(ごめんね。アベル)

 エストの目から涙が落ちる。まだ泣ける事が、何故か嬉しかった。
「うっ・・・!」
 何の脈絡もなく、ギースは先走りに液を飛ばす。
「きゃっ」
 顔にかかる白い液に、エストはちょっとビックリ。
 その液を試しに舐めてみると、やっぱり苦かった。

「にが〜。にがにが〜」
 ぺっぺっとツバを飛ばすエストに、ギースはやれやれと苦笑い。

「ほら。来な。可愛がってやる」
 腕を広げて、エストを誘うギース。当然エスとはそっぽを向く。

「来るんだ」
 腕を取り、無理矢理胸元に引き寄せる。
 ギースの腕に抱かれ、エストは小窓を見ていた。
 寝室から唯一外が窺える小窓。その向こうには、青空が広がっていた。

(奇麗な空)
 ただ青い青い空。
 その空を見て、エストは声を殺して泣いた。
53外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 17:54:50 ID:oN9QzI6y
「ふん」
 そっぽを向いて声を殺して泣くエストに構わず、ギースは首筋に強く吸い付く。
「やっ・・・あん」
 強く強く吸い、首筋に紅いキスマークを残す。
まるで自分の物にした刻印を刻むように。
「いやぁ・・・」
 弱々しく頭を振るエストに構わず、首をキスで一杯に満たす。

「ふーん。胸は少しも大きくならないんだな」
 ベッドに仰向けに寝かせ、天を向くエストの小振りの乳房。
 ギースの言う様に、少しも膨らむ兆しすら無い。
「ふん、だ・・・」
 横を向いたまま、目を尖らせるエスト。
 ギースは知らないのだ。カチュア姉様の美乳も、パオラ姉様の豊乳も。
 いつか、自分もああなるとエストは無意識に思いこんでいた。
 そのエストの微乳を掌に包み、しっかりと揉み込む。
「大きさは変わらないが、柔らかくはなったじゃねえか」
「ばかぁ・・・」
 眉間にきゅっとシワを寄せ、エストは身をよじらせる。
「感度もよくなったじゃねえか」
「そんなこと・・・・ないもん・・・・」
 口では否定するが、体は正直だ。
 ギースの指が小さな胸に食い込む度、エストは胸底からの甘い鼓動に悩まされる。
「ン・・・・・うう・・・ううん・・・・」
 甘い吐息で、官能的に頭を振るエスト。ギースは肉体の開発具合に満足していた。
「ほら。もう勃ってるじゃねえか」
 ツンと尖った紅い突起を、指で押し込む。
「んっ・・・やああぁ・・・・ああっ・・・」
 エストは確かに、快楽をよじらせていた。
54外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 17:55:37 ID:oN9QzI6y
「ほら。上に乗ってみな」
 再び仰向けになり、その怒張を天に向けるギース。
エストに、自ら挿れるように言ってるのだ。
「ええっと・・・・」
 エストは逡巡し、用意していた言葉を口にする。
「その。口かお尻でしてもらえませんか」

 膣内射精は危険なので出すときは口かお尻みするようにお願い。

 これもいろいろと教えてもらった内の一つ。だが、
「駄目だ」
 ギースはむべもなく断る。
「今更そんな心配してどうする。散々中で出されて」
「うう〜〜〜〜」
 ギースの指摘に、エストはお腹を抱えて唸る。
この中に、アベルとの以外の子供が宿るのは耐えられない。
その事に関しても、いろいろと教えてはもらってはいるのだが。

 例えば水銀。これは母体にも危険すぎるので駄目。
 例えばアロエ。下痢作用があるらしい。
 例えばヘンルーダ。月経を促進させるらしい。
 例えばミフェプリストン。下痢、出血、吐き気の副作用注意。

 これらの薬草や薬を、エストは性奴隷仲間から分けてもらったりもしているが。
(ぎゅるるるるる)
 お腹から、不穏な音が聞こえる。どうにも、お腹の調子が悪い。
 一度に薬を服用すれば当然だ。

「どうした。来ないのか」
 なかなか動かないエストに、業を煮やしたギースが言う。
「ペガサスには逢わせてやらんぞ」
55外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 17:56:27 ID:oN9QzI6y
「分かった。分かりました」
 痛むお腹を我慢して、エストはギースの上に脚を広げて跨る。
 だんだん羞恥心も無くなってきたらしい。慣れとは恐ろしいものだ。

「んっ・・・・!」
 覚悟を決めて、エストは腰を降ろす。
 もう彼女のあそこはしめやかに濡れていた。愛撫に敏感に反応するようになっていた。
 ギースの男根もフェラチオで十分に濡れている。
 そして何より、エストの秘所は挿入には慣れきっていた。
 何の苦も無くギースのデカマラを受け入れ、最奥まで受け入れる。
「アー!・・・・・・ああ、ううぅ・・・・はあぁん・・・」
 お腹をギースのモノで一杯になり、エストはその上で飛ぶ跳ねる。
「くうぅ。相変わらずいい締まりだぜ」
 エストの両手をしっかりと握り、ギースは下からズンと突き上げた。
「いやっ・・・いやっ・・・・イヤアア!」
 愛してもいない男に貫かれ、感じてしまう己にエストは恐怖した。
 感じることが恐怖に繋がっている。性奴隷に堕ちようとしている事実に。
「ん〜〜〜〜〜〜・・・・アアー!」
 目を閉じて耐えようとしても無駄だった。
 激しい下からの突き上げに、自ら腰を振り、お腹の中の男を締めつける。

 ぎゅるるるるるる

 と、お腹が不穏な音をはっきり出す。
「やっ・・・・・駄目。出しちゃう」
「あん。なんだ?」
「出しちゃう。出しちゃうよ」
「何がだ!」
「おトイレ・・・・トイレ行かせてー!」
 焦燥が、快楽に結びつくのか。
 エストは出しそうなのを我慢しながら、早々に頂点に達した。
56外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 17:57:15 ID:oN9QzI6y
 ぎゅっと分身を締めつける膣。
「おおう!」
 溜まらず、ギースは少女の膣に果て射精した。
「駄目・・・駄目! ダメエエエエエ〜〜〜〜〜〜〜!!!」
 同時。
 エストもうんこした。

ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり
ぶりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり

 出すだけ出して、お腹すっきり!
 どうも堕胎薬を一度に服用すると、下痢気味になるようだ。
「このうんこ女! 俺様に出しやがって!!!」
「わ〜ん。ごめんなさ〜い」
「うんこ! うんこ女!」
「いや〜。言わないで〜。いぢわる〜」
57外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 17:58:06 ID:oN9QzI6y
 翌日。
 エストは馬屋に連れて来られた。
 約束通り愛馬のペガサスに逢わせる為に。
 ギースと数名の盗賊に囲まれ、緊張していたエストも、馬屋でペガサスの姿を見ると、
パッと顔を輝かせて駆け寄る。
「よかった! 無事だったんだ!」

 だが−

「ヒヒーン!」
 ペガサスは、近寄ってきたエストを、ドンと頭突きで突き飛ばす。
「きゃっ」
 尻餅ついたエストは、愛馬の信じられないリアクションに、呆然とした。
「どうしたの? 私よ。エストよ」
「ヒヒーン!」
 ペガサスをエストの声など聞こうともせず、その場で足踏みし、
さらには壁に体をこすりつける。
 まるで何かに焦れているように。
「落ち着いてよ。どうしたの?」
 主人のエストが声を掛けても、一向に収まる様子は無い。
「見ての通りだ。こいつ、最近はやたら暴れやがる」
 背後からギース。キッとエストは睨みつける。
「当たり前でしょ。こんな所に閉じ込めて」
 ペガサスは自由に空を飛ぶ生き物。ずっと閉じ込めておいて、大人しくしているわけがない。
 もっとも、それはエストも同じだが。
「そこでだ」
 ギースはエストの肢体を艶めかしく見つめて言う。
「お前、ペガサスの欲求不満を解消してやれ」
「え?」
 エストは、ギースの言葉を誤解していた。
58外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 17:58:57 ID:oN9QzI6y
 ペガサスのストレス発散と聞いて、エストは真っ先に一緒に空を飛ぶ事だと思った。
「じゃあ・・・・この子を空に飛ばしてあげるのね」
「阿呆か。そんな事したら、逃げられるじぇねえか」
「あっそうか」
「不満を解消っつったら、アレが一番だろう。こいつも雄みたいだからな」
「あれ?」
 まだエストはピンと来ない。当然だろう。
「ほら、いつも俺たちにしてくれてるじゃないか」
 ギースの言葉に、取り巻きの盗賊がニヤニヤと笑う。
 それでエストもようやく気づいた。
「ええっと・・・・冗談よね。そんな・・・」
 さすがに顔が蒼い。
「罰だ」
 俺様にうんこ漏らした事のな、とは言わずにギースは部下に合図する。
「ちょっと待ってよ・・・・あれは・・・」
 エストに言い訳を許さず、彼女を取り押さえた盗賊はその服を脱がしにかかる。
 性奴隷に与えられたのは、一枚布の簡素な服。簡単に脱げるように。もちろん下着なんて無い。
 あっという間に全裸に剥かれたエストは、四つん這いにさせられる。
 その股間を背後から覗き込み、
「このまんまじゃさすがに無理か。オイ、誰か濡らしてやれ」
「へい」
 すぐさま、少女の股間に背後から一人の盗賊が顔を埋める。
 この男、挿入よりもクンニを好む、ギース盗賊団でも一番の舌使いだった。
「へへへ。すぐに濡らしてやるぜ」
 まるで猫がミルクを舐めるように。
 ピチャピチャと音を立てて、男は少女の可憐なピンクの割れ目を舐め上げる。
「ひいっ・・・!」
 ピクット顔を上げ、小刻みに震えるエスト。
 その割れ目から、早くも蜜が流れ出る。
59外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 17:59:45 ID:oN9QzI6y
「アアアアア・・・・ウンンゥ・・・・だめ、だめー・・・あふうぅ!」
 四つん這いで首を振りながら、必死に官能に耐えようとするエスト。
だが股間からの熱い衝動はドンドンと性感を刺激する。
 男はエストの官能を肌で感じ、その愛液をすすりながら、さらに奥までこね回す。
「アー! アアア・・・・あうぅ・・あうく・・・あうぅ・・・!
 だめ・・・だめだよ、こんな・・・・こんなぁ!」
 好きでもない男にあそこを舐められ、感じる。
 エストにとっては、恋人アベルを裏切ったような気分にさせられる。
「ひいぃ・・・やだぁ・・・もうやだよぅ・・・こんな・・・・
 こんなのもうイヤアアアアアアーっ!」
 全身が極限まで緊張し、そして弛緩する。あそこからドッと溢れた愛液を、
男はズズッとすすった。この味が堪らない。

「ようし。もういいだろう」
 絶頂に達し、あそこを十二分に愛液で濡らしたエストを、ギースは四つん這いのまま、
 ペガサスのいる馬屋に運ばせる。
「イヤ・・・・こんなのもうイヤアアアアアアーっ!!!」
 このときばかりはペガサスも何故か大人しい。
 そして四つん這いのエストに、早速上から覆い被さる。
「だめ・・・! やめて! お願い。いい子だから・・・いい子だからぁ」
 エストを傷つけないように、体重はかけずに上に乗るペガサス。
 そしてその秘裂に、己の性器を突き出す。

 文字通り、馬並みの大きさの勃起した馬ちんこ。

 人間の性器なんぞ、小枝のようなもの。大人の腕ほどの大きさと太さ。
「うそ・・・こんなのうそよぉ・・・うそうそぉ・・・」
 まだ現実を受け入れられないエストに−

 ペガサスの性器が突き刺さる。
60外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 18:00:34 ID:oN9QzI6y
「ぎゃああああああああああああっ!!!!」

 でかい、あまりにもでかいペガサスのそれ。
 強姦され輪姦されてきたエストのとっても、あまりにも異質な大きさのそれは、
容赦なく少女の秘裂を限界を超えて押し広げ、先端を埋没させる。

「ぎいいぃあああああああああああああああああ!!!!」

 だが挿ったのは先端だけ。それ以上は物理的に無理。
それ以上挿れようとしたら、エストの体が裂けるだろう。

「ア、アアア・・・・・ワアアアアアアアアアアアアアアー!!!」

 顔を上げ、喉の奥から絶叫するエスト。
その瞳は焦点を無くし、口からはポトポトとヨダレが落ちる。

「ヒイイィ! ひぎいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃっ!!!!」

 脚ががくがくと震え、膝が落ちる。だがエストが倒れこんだ分だけ、ペガサスも腰を落とした。
「ヒヒーン!」
 先端だけとはいえ、ペガサスも満足なのだろうか。鼻息荒く、体の下のエストを見ている。
 それが自分の主人だと認識しているのか。
 それとも、知ってて犯しているのか。

「だめー! やめてえええええぇぇぇぇぇ!!!」
 涙を飛ばして、エストがそう叫んだとき−
「ヒヒーン!」

 ペガサスは、エストの膣内に射精した。
61外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 18:01:24 ID:oN9QzI6y
「ア・・・あああ・・・・あああああ・・・・」

 お腹の中に熱い、熱すぎる濁流を受け、エストは気を失う。
 気絶したエストに、ペガサスはなおも性を放ち続ける。

 ドクン・・・・・ドクン・・・・・・・

 ペガサスの白濁液はあっという間にエストの膣を満たし、外に流れ、足下まで濡らす。
 ずるっと結合部からでかすぎる馬ちんこが抜け落ち、エストは馬屋に倒れ込む。
 そして気を失ったエストにペガサスはなおも精液の雨を降らし、その全身を染めていった。

「あ・・ああ・・・・」

 愛馬の、ペガサスの精液を受け、エストは白く染まっていった。


 エストは夢を見ていた。
 それは夢とはっきり分かる夢。
「ねえ。パオラ姉様」
「なに。エスト」
「私ね。アベルのこと好きになっちゃった」
「え?」
「彼もね。私のこと好きなんだって」
「そ、そう。よかったわね」
「これからアベルとお付き合いするから。よろしくね」
「う、うん。がんばって」
「うん。私がんばる。ありがとう、パオラ姉様」
「そう。アベルと・・・・」
「えへへ。パオラ姉様もいい人見つかるといいね」
62外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 18:02:10 ID:oN9QzI6y
 気が付けば、そこはいつもの性奴隷部屋だった。
「あれ? わたし・・・・」
 そして思い出す。ペガサスに犯された記憶。あの痛み。体を包む精液の臭いと感触。
 今でも、あの臭いが染み付いているような感覚。

「イヤ! イヤーッ!」

 悲鳴を上げ、身をよじるエストを、しっかりと誰かが優しく包み込む。
「エストさん。もう大丈夫よ。大丈夫だから」
 ミラ教のシスターだ。いつもエストを励ましてくれる。
 でも今は・・・・
「いや! こんなのもうイヤー!」
 エストはシスターに食ってかかる。
「ねえ。いつまでこんなこと我慢しなきゃいけないの!
 どうして、私がこんな目に遭わなきゃいけないの!
 ねえ!? 教えてよ!!!」
「エストさん・・・・」
 こんな時、年配のシスターは少女を優しく抱きしめてやる。母親が子供にするように。
 それしか出来る事が無いと知っているから。
 
 神の教えを説いても、ここでは無力だと知っているから。

「わあああああああああっ!」
 エストはシスターの胸に顔を埋め、ただ泣きじゃくる。
 その頭を撫でてやりながら、シスターはそれでも女神ミラに祈っていた。
 
 皆の幸せを。

 祈る事だけはシスターはやめなかった。
 祈る気持ちを忘れずに。
63外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 18:02:58 ID:oN9QzI6y
 そんな陵辱の日々。
 唐突にエストはお腹を抱えて、台所に向かう。台所はあります。
「う・・・ううぅ・・・・」
「エストさん?」
 気持ち悪そうに嘔吐するエストを、介抱してやるシスター。
 その様子に嫌な予感がした。
 そしてシスターの予感は当たっていた。

 それからしばらくして。
 エストはギースの部屋に呼ばれていた。
 いつもの寝室ではなく執務室。
 エストはマケドニアの白騎士団にいたから知っているが、普通の砦の指揮官の部屋と大差ない。
 ただの盗賊ではなく盗賊王を名乗るギース。仕事はしっかりやる。
 その部屋には、何故かシスターも一緒だった。
 ギースはニヤニヤ笑い、シスターは沈痛な表情。

「おめでとうエスト」
と唐突にギース
「何が?」
 訳が分からず、上目で睨みあげる。
「分からぬか? 女がおめでたといえば一つだけだろ?」
「あっ・・・」
 我知らず、お腹を抱えるエスト。
「そんな。まさか・・・」
「そうだ。懐妊ってやつだ」
「そんな・・・そんな・・・・」
 お腹を抱えたまま、その場にへたり込むエスト。
 今まで散々犯されて膣内射精されてきたのだ。
覚悟はしていたが、やはり現実になると、ショックは計り知れない。
 そんな様子のエストに、ギースは追い討ちをかける。
「どうした? 嬉しくないのか」
64外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 18:03:50 ID:oN9QzI6y
「嬉しいわけないでしょ!」
 涙目混じりで、エストはまた睨みあげる。
 好きでもない男に妊娠させられて、嬉しいわけがない。

「そうか。嬉しくないか」
 ギースは沈痛な表情のシスターに向け、ニヤリと笑う。
「では選べ。
 産むか。
 堕ろすか」
「え?」
 言われた意味を図りかねて、エストは途惑う。そしてすぐに気づいた。
「選べって・・・お腹の子供をどうするか?」
「もちろんだ。お前の子だからな。父親が誰かなんて分からないし」
 何十人、ひょっとしたら何百人と犯されたのだ。特定は無理だろう。
まさかペガサスということはないだろうが。
「だからお前に選ばせてやる。このまま産むか。お腹の子を殺すか」
 ギースはあえて「殺す」という言葉を使う。
「ああ。言っとくが、産んだ子の面倒はちゃんと見てやるからな。
 母親ともども可愛がってやる」
 盗賊王ギース。意外に面倒見はいいらしい。

「私は・・・・」
 お腹を抱え、エストは考え込む。そして沈痛な表情のシスターと目が合った。
 シスターとしては、命を大切にしてほしいのだろう。当然だ。
 地母神ミラは慈悲と豊穣の女神。その信徒たるシスターが、命を粗末にする堕胎を薦めるわけがない。
 だが望まぬ妊娠をしたエストの気持ちも分かる。だから黙っている。
「私は・・・・」
 そしてエストは決断する。

 出産か−望まぬ子を産み育てるのか。
 堕胎か−宿った命を殺すのか。
65外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 18:04:38 ID:oN9QzI6y
 そこは薄暗い地下室だった。
 ひんやりとする空気。
 その中央にある石のベッドにエストは寝かされていた。いや拘束されていた。
「な、なによ」
 両手両脚を革のベルトで拘束され、裸で寝かされ。さすがにエストも緊張する。
 そして正面には、短剣を持ったギース。
「なにって堕胎だよ。お前が自分で選んだんだろう?」

 そう、エストが決断したのは結局堕胎。
 はっきり言えば子殺し。
 そのとき、シスターが目を逸らしたのをエストは忘れなかった。

「ではこれより堕胎を開始する」
 言うと、ギースは無造作に短剣でエストのお腹を切る。
「ぎいいいいいああああああああああああ」
「こら暴れるな。手元が狂う」
 白目を剥いて叫ぶエストに構わず、ギースは鮮やかにお腹の皮のみを切り裂いて、内臓を露にする。
 ギースのクラスは魔剣士。剣の扱いではもっとも卓越している。

「ぎゃあああ・・・・ギイギャアアアアアアアアアアア!!!」
 石台の上でお腹を開かされ、エストは朦朧とする意識で、ただ喚いていた。
 気を失えばどれだけ楽だろう。
 だが彼女の強靭な意志がそれを許さない。
 そしてギースに麻酔を打つとかそういう考えは無かった。

「ほうほう。お腹の中も奇麗だな」
 エストの内臓を覗き込み、ギースは感心していた。
 どれもピンクに輝く臓物。
 大腸もグネグネと渦巻き、胃もとっても奇麗。
 そして子宮の中には、小さな命が息づいていた。
66外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 18:05:33 ID:oN9QzI6y
 その子宮の皮を丁寧に切り裂くギース。
 母体に与える損傷は最小限に与える、見事な腕前だった。
「あ、あがががが・・・があああああああ・・・っがう・・・」
 ぶくぶくと泡を吹くエスト。
 ギースは子宮の中の、小さなおたまじゃくしのような胎児を素手で掴み採り、

 ぶちっ

 エストの眼前で握りつぶした。

「ギャギャガカァァアアア・・・・・・くくくくく・・・・」
 声にならない断末魔のような悲鳴。エストは我が子の死を見届けて気絶。
「ふん」
 気を失ったエストを見下ろし、ギースはその奇麗な内臓に注目する。
 どくんどくんと脈打つ臓器。
 ふとこの中にちんこを突っ込みたくなる。
 だがやめておいた。彼に内臓姦の趣味は無い。
「シスターを呼べ。エストが死ぬ前にな」

 呼び出されたシスターは、その惨状に目を覆いたくなった。
 だが今は目を閉じてる場合ではない。
「お願いです。ミラ様」
 女神に祈り、リカバーを繰り返す。
 この大陸での魔法の行使は、生命力を代償とする。
 即ち命を削り、魔法の力に代えているのだ。
 そして。
 シスターは死ぬ寸前まで命をすり減らし、エストの命を救い、お腹の傷を塞ぐ。
 だがそれが幸せだったのかどうか。
 
 翌日からまた。
 エストの性奴隷生活が始まる。
67外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 18:06:25 ID:oN9QzI6y
 そこは盗賊のものとは思えぬ豪勢な寝室だった。
 ソフィア王国の砂漠に拠点を持つ盗賊王国。その盗賊王ギースの寝室は、その名に相応しく、略奪品で溢れていた。
 金銀財宝。趣を凝らした芸術品。それらが無秩序に置かれている。
 そして寝台の中央で横たわる短い赤毛の少女も。
「お願いです・・・もうひどいことしないでぇ」
 妊娠と堕胎が決め手になったのだろう。
 エストはすっかり気の強さを失い、ただ怯えるようになった。
「ふん」
 そんな普通の女と同じ反応をするエストに、ギースは容赦なく覆い被さる。
「いや・・・・いやぁ・・・・」
 ギースの腕の中で、ただ小刻みにエストは震え、泣きすする。
 耳を舐め、ギースが囁く。
「エスト。お前、姉がいるんだってな」
 その言葉にビクッ、と震える。
「はい・・・パオラ姉様とカチュア姉様です・・・」
 以前だったら、絶対に姉の事は口にしなかっただろう。
 だが今の心が折れたエストは、何でもするようになっていた。
「舐めろ」
 言われて、素直に肉棒を口に含む。
 そんな従順なエストを見下ろし、ギースは内心呟いていた。
(待ってなエスト。もうすぐお前の姉に逢わせてやるぞ)

 最近になって、二人のペガサスナイトが、エストを探し回っているという情報を、
 ギースは掴んでいた。
 おそらくはエストの二人の姉だろう。
 そしてギースは、その二人を生きたまま捕まえるように命じていた。
(楽しみだぜ。どんないい女か)
 まだ見ぬエストの姉に、胸を高鳴らせるギース。
 考え事をしている間に、肉棒は大きく膨張している。
「ようし。もういいぜ」
68外伝エスト盗賊調教SS:2005/07/05(火) 18:07:12 ID:oN9QzI6y
 ギースに上から押さえつけられ、エストは深くベッドに沈みこむ。
「いや・・・いや・・・いやぁ・・・」
 弱々しく頭を振るが、許されないことは分かっている。

 ギースは大きく脚を開かせ、腰を割り込ませ−
 優しくそっと、エストの膣に入り込む。
「ひっ・・・・」
 中に入れられた衝撃に、エストは身を震わせる。
 もう痛みは無い。ただ肉欲が高められる。
「いやぁ・・・やああぁ・・・・」
 犯されて感じる自分が、とことん嫌になる。

 じゅぶ・・・じゅぶじゅぶ・・・・

 愛液が溢れ、膣はぎゅっと男を締めつける。だが心は泣いていた。

(ごめんね。アベル)

 ふと小窓から外を見れば、透き通るような青空だった。

 だがその空は今は遠い。

「どこ見てる。おらっ。出すぞ」
「ああ・・・許して・・・もう許してください」



 セリカ一行がギースを打倒するまで、エストの性奴隷生活は続く。
 その間に、彼女が何回の妊娠と堕胎を経験したかは分からない。


(おしまい)
69名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 19:29:40 ID:7kq2wEdS
普通にGJ
70S・L・S ◆xTfHc.nBiE :2005/07/05(火) 21:23:48 ID:pe5INxmk
>>外伝氏  三部作完結お疲れ様でした!( ゚Д゚)ヒィ エストーエストー!!
皆の注目の的だった堕胎シーン・・・まさかこうくるとは('A`)度肝を
ごっそり抜かれですよ・・・。その後のおまけ話を期待AGE


>>前スレアレティト様 赤騎士推奨派なのでアレン×ティト良かったでs!
いきなりやっちゃうところが何ともアレンらしくてGJ!
次はディーク×シャニーをぜhi・・(うわー何をするr)

>>前〜現スレハルシグ様 (゚∀゚)=3 微妙にリンクモードでぃすか?!
シグ大人の色香爆発でよかったです。リンクといえば、前スレの
サザステラ様とも時系列が同じだったことに今更気付いた罠。
同時進行であんなことこんなことを・・・


>>前スレ670様

すいません;書いたは書いたんですが、ちっとしたことがあって
投下悩み中です・・。この掲示板の特性なんか解りきってる
はずなのになあ。世間は広いようでセマス (´・ω・`)
71ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/05(火) 22:04:38 ID:pcosleub
フォルカさん

この日の食事当番は、オスカーとミストだった。
「う〜ん・・・」
ミストは悩んでいた。このところの行軍で、仲間の好みの味付けは大体わかってきた。
しかし・・・・・・彼の、フォルカの好みだけが、どうしてもわからない。
「あっ、お兄ちゃん。」
「どうした、ミスト?」
兄のアイクがやってくると、ミストは質問した。
「ねえお兄ちゃん、フォルカさんの好みって、どんなのかなあ?」
「そりゃ、お前よりも綺麗で、もっとむちむちっとした・・・・・・」
「女の人のことじゃないわよっ!!!味付けのことよっ!!!」
「さあな・・・・・・それなら、本人に聞いたほうがいいんじゃないか?」
「でも、どこにいるかわからないし・・・・・・」
「何だ、そんなことか。それなら、俺が呼べば出てくるよ。フォルカ、いるか?」
アイクが呼ぶと、柱の影から、人影が姿を現した。
「何だ?」
フォルカが姿を現すと、早速ミストが質問する。
「ねえ、フォルカさんの好みの味付けって、どんなのですか?」
「・・・・・・。」
すると、瞬時にフォルカの姿が消えた。そして・・・・・・
「きゃあっ!!!」
いきなりミストのスカートの中に手が入ってきた。そして、その手はミストの下着の中に入り込み、彼女の最近急激に発達してきた
陰毛をむんずと掴み、引きちぎった。
72ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/05(火) 22:05:49 ID:pcosleub
「痛い!何するのよ!」
ミストが反撃しようとすると、その影はもういなくなっている。
「な、何だ!?」
アイクとオスカーも驚いている。間もなく、フォルカは、たまたま近くを通っていたチャップを引っ張って戻ってきた。
「な、何かなあ?・・・・・・わし、何か悪いことでもしたんじゃろか?」
とぼけた返事をするチャップに、フォルカが言った。
「手を出してくれ。」
「こ・・・こうか?」
チャップが手のひらを見せると、フォルカはその上に自分の拳を乗せた。
そしてフォルカが拳を開くと、先ほど引きちぎったミストの陰毛が、チャップの手のひらに乗る。
「・・・・・・これだ。」
チャップの手のひらを指差し、フォルカはミストのほうを見た。
「痛いよう・・・・・・フォルカさん、ひどい・・・私が、何したっていうのよ・・・」
「・・・・・・ケチャップか。」
アイクがそう言うと、フォルカはこくりとうなずいた。
「ケチャップぐらい、口で言えるだろう?それに、何もミストの毛でやらなくても・・・・・・」
アイクが言うと、フォルカは口を開いた。
「・・・・・・俺の趣味だ。」

おしまい
73外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/05(火) 22:36:24 ID:VCYPgz6v
今頃致命的なミスに気付きました。泣きたいぐらいに。
>>65 修正
>>ギースのクラスは魔剣士。剣の扱いではもっとも卓越している。
     ↓
>>ギースのクラスは魔戦士。剣の扱いではもっとも卓越している。

「ませんし」をまけんしと間違えるなんて!
お詫びに最萌では<<ギース>>に一票いれます。え、男なし? じゃあ外伝キャラ全部
外伝には、むらびと→けんし→ませんし→むらびとの無限ループがあって重要なクラスなのに!
ギースも村人からCCしてまた村人になるのですよ。

>>70 S・L・S氏 ええ、次はパオラさんとカチュアさんの番ですよ。やっぱ妹だけじゃ不公平ですから
新作お待ちしてます。

>>ダミアン氏GJ! 毛チャップか・・・しかもミストの
俺の趣味ってことは妹趣味???
74外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/05(火) 22:43:26 ID:VCYPgz6v
って言ってるそばから無限ループを間違えた。
むらびと→ようへい→けんし→ませんし→むらびとの無限ループ
傭兵入れ忘れたよ。てへ
75名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 23:05:37 ID:EUJZJ9Xp
そうにゅう→なかだし→にんしん→だたい→そうにゅう
76名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 00:36:53 ID:/isPJaWA
ダミアン氏最高。そのセンスに惚れたぜ。
77名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:28:20 ID:TtvSauyc
誰かアイク×ミストを
78Z-flag ◆4MIOkG8mvM :2005/07/06(水) 03:10:44 ID:ZqyFkdhM
前スレでアレンティト物を書いた者です。

またインスピレーションが光臨したので(また封印の剣物ですが)投稿するつもりです。
ヨロシクオネガイシマス。
79名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:17:56 ID:HzKRmrhA
キルロイの懺悔室

アイクを筆頭としたグレイル傭兵団はクリミア復興のため、戦後しばらくの間、王都メリオルにとどまっていた。
その中でもキルロイ司祭は教会の再建に尽力し、戦争に疲れた人々の心を癒す存在としてクリミア国民に広く知られ、愛される存在となる。
教会の懺悔室にはキルロイ司祭に罪の赦しを乞い、心の重荷を解かれようと望む人々が列をなした。

しかし司祭の没後、メリオルの聖リデル教会の地下宝物庫で発見された司祭の若き日の手記は教会関係者に激しく暗い衝撃を与えることとなる。
手記は関係者の手により公表を許されず、ひっそりとその存在を消されたはずであった
しかし、その一部がリデル教会を荒らした盗賊の手により古物商にわたり、白日の下にさらされたのである。 
    
*****

その人は、今日も懺悔室にやってきた。
しかもまた深夜の誰もいない時間を見計らって…。
よほど隠したい罪があるに違いないが、今夜も何もいわずに座っているだけだ。
いったい僕に何を求めているのだろうか。

*****

「告白しなさい。私は女神アスタルテの代理です。
話すことで罪は赦され心に平安が訪れるのです。
ひとりで抱え込んではいけませんよ。さぁ。」

僕は今夜もやさしく語りかける。
80名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:19:18 ID:HzKRmrhA
「……に、肉欲の罪です。キルロイさん
しかも……司祭である…あなたへの……」

その言葉に僕は思わず透かし窓を覗きこんだ。
ふだんは懺悔を聞くだけで、相手の顔を見るのは極力遠慮していたが、この時ばかりは見ずにいられなかった。
透かし窓の向こうには、見知った女性が肩を震わせて座っているのが見えた。

*****

こんなところで話すのも落ち着かないと思い、僕は教会地下の自室に案内した。
そう、これが間違いの元だったのだ。しかしあの時は話せばわかってくれると根拠のない自信があった。
自分の説話に少々自信過剰になっていたのかもしれない。反省すべき点だ。

簡素な椅子に座らせ、僕は安息効果のある薬草茶をふるまった。そして

「独身のあなたが異性を欲することは何ら罪ではありません。
健康なベオクなら、あたりまえのことですよ。
軍にはあなたに思いを寄せる男たちがたくさんいたことでしょう。
その方たちとおつきあいし、ゆっくり愛情をふかめればいいのです」

そう、あたりさわりのない話をした。

*****

「私、軍では…あまり友達がいません…でした。口をきいた人も…少なかった…し…」

うつむいたまま、彼女は蚊のなくような声で話し出した。
そういえば、彼女は軍の男連中から「大人しい、無口、無表情」と噂されていた。
しかしそれは揶揄ではなく、槍を片手に黙々と行軍する彼女の勇姿に謎めいた畏怖を感じていたからにほかならなかった。
81名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:20:41 ID:HzKRmrhA
そんなことをぼんやり考えていると、急に彼女に抱きつかれ、僕は部屋の寝台に押し倒された。
驚きで声も出せず、必死でもがいたが両手首を彼女に押さえこまれ全体重をかけられて身動きひとつとれずにいた。

「力3のくせに……私に勝てるわけないんじゃ」

彼女の口調が突然変わって、僕はハッとした。
その目が熱を帯びて妖しく光っている。恐怖で心臓が早鐘のように鳴るのが自分でもわかった。

「キルロイさん、私ずっとあんたのことが好きじゃったんよ。だから戦争が終わっても故郷(くに)には帰らんかった…。
気づかんかったか?私がずっとあんたを見ていたのを。ずっと…」

そういうと彼女は僕の耳たぶを口に含み、強く噛んだ。
顔にかかる彼女の長い髪の隙間から床にこぼれた薬草茶が染みを広げていくのを目の端にとらえながら
僕はゆっくりと気を失っていった。

*****

寒気に目が醒めると、法衣は前がはだけて胸から腹までが冷気にさらされていた。
彼女は火を熾しているのか、暖炉の前にしゃがみこみ、こちらに背を向けている。
「まだ夜は冷えるけんね…」僕が起きあがった音に気づいたのか、それとも独り言なのか、
そう呟くと寝台の脇に立った。

綿の地味な下着姿の彼女は、軍にいた頃よりずいぶんと子供っぽく見えた。
翡翠色の長い髪が胸まで垂れて、白く端正な顔立ちをよけい際だたせている。

そういえば、この人の顔をまともに見たことはなかったな。いつも兜を深くかぶって。
僕はまだ朦朧とする意識の中で、ふとそんなことを思い出していた。
82名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:22:44 ID:HzKRmrhA
「するけんね。いいよね…。」
有無をいわさぬ、低く、それでいて強い口調は僕を凍りつかせた。

する…って何をするのだろう。まさか、男女の秘め事をここで…。女神様がおわす教会の地下で…。
それだけはあってはならないことだ。ここでだけは絶対に!

しかし僕はまたあっさりと押し倒された。法衣に通したままの両腕は後ろ手に拘束され、身動きがとれない。
彼女は僕の下穿きを一気に降ろした後、肩を押さえつけたまま、片手で自分の下着を脱いでいった。
髪と同じ翡翠の瞳はじっと僕の羞恥と苦痛に歪む顔を見ている。片頬に薄い笑みさえ浮かべて…。

*****

「やっぱり、まだ縮んだままじゃねぇ。でも、キルロイさんて案外大きいね」
恥ずかしさに堅く目を閉じ顔を背けるが、見られていると思うと身体中があつくなる。

「あ、動いちょるよ…。ほら、動いちょる」

なんてひどい人なんだ。

そのうち頭がガンガンして、身体に力が入らなくなってきた。また発熱かもしれない。
息苦しくて口で呼吸をしようとした時、そこに異物が侵入してきた。柔らかい、他人の舌。
両頬を彼女の手のひらに包まれ、僕は口づけをされていた。
身体の上には、彼女の身体がぴったりとはりつき、はじめて味わう感覚に僕はおののき混乱した。
そのなめらかさ、そのやわらかさ。はじめて触れる女性の肌に。
83名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:23:52 ID:HzKRmrhA
唇が離れたのでやっと息を継ぎ、恐る恐る目をあけると、そこには彼女の顔があった。
唇からは唾液がしたたり、瞳はとろけたように甘く光っている。

「大きく…なってきたよ」と彼女は僕の肩にかけた力をほどき、身体を移動させて僕自身を口にくわえた。
もう自由に動けるはずなのに、動けない。身体が軋むのは、やはり熱のせいだ。
彼女は僕の根本を片手で握りながら舌で舐めたり、唇でしごいたり、音をたてて吸ったり……

思わず吐息とともに声が漏れる。こめかみがドクドクと脈打つ。背筋を何かが走るような感覚に襲われて驚いて腰をひねると、
彼女の口から解放された自身がビクビクと己を震わせながら空に精をまき散らした。

*****

「口に出してもよかったんよ…。」
僕の足のつけ根で、まだ跳ねながら白い液を流している自身に彼女は再び唇を近づけ
「きれいにしちゃるけんね」と舐め始めた。

僕はやっと自由になった両手で顔を覆い、泣いていた。
84名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:25:13 ID:HzKRmrhA
なんの接点もないカプでごめん
ファンの方、ごめん

続きは後日
85名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 02:10:13 ID:331D3q2E
乙女キルロイ萌えwwネフェニー方言だとイカつい感じがして怖ぇ
86名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 11:51:16 ID:VsLAjOq1
ヤバスちんちんおっきおっきおっきおっきした。エロいな。
あとキルロイがかわいいw
87名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 12:01:56 ID:XPdmZAZ4
エロいっちゃけんよ。続きまっちょるけんね
88S・L・S ◆xTfHc.nBiE :2005/07/07(木) 13:44:50 ID:4SBcTAMm
(゚∀゚)=3 ネフェニー育ててたので愛着が! 犯られるキルロイにも萌え
続き楽しみにしてますー ウホッ

>>外伝氏 姉2人も有りですか!今度はどんな話になるのか期待AGEです。
作品_| ̄|○ 有難うございます。勇気を出してTSスレ逝ってきます。

>>ダミアン氏 フォルカさん趣味最高。○○さんシリーズで
次も密かに待ってます。
89名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 14:19:39 ID:9kDdViH7
>>S・L・Sたん
コテが出しゃばってくるとウザがる奴がいるから気を付けてね。
セネリオ女体化楽しみにしてるよノシ
90外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/07(木) 18:18:29 ID:ozHtg47g
>>88 SLS氏 TSスレ見てきたよ。こっちでもGJ!
作品別ではなく、シチュ総合スレならではのネタも散りばめてて(笑)
91名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:14:15 ID:eAGNwscS
キルロイの懺悔室(後半)
前半は>>79->>83

読んでくださったみなさん、ありがとう。
エロいというのは最大級の賛辞でうれしいです。

後半は妙な具合に筆が滑りました。
嫌な気分になる方もいるかもしれません。

ごめん。
92名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:15:35 ID:eAGNwscS
キルロイの懺悔室(後半)

ぴちゃぴちゃと彼女が僕自身を舐める音が聞こえる。

僕は羞恥と屈辱で涙を流しながら、理性では説明の出来ない感情が胸の奥に仄かにともるのを感じていた。
言葉ではうまくいいあらわせないその感情は「開放感」にとてもよく似ていた。

僕は聖職者であるがゆえの禁欲を自分に課したことは一度もなかった。
軍の男たちがそういう話に花を咲かせているのを聞いても、特に何の感情も起きなかった。
そんな僕を見て、ティアマトさんは「キルロイは聖職につくために生まれてきたような人。聖人ね」
そう誉めてくれたのに…。

「キルロイさん、あんた泣いてんのか」

顔をあげた彼女の言葉に我に返った。僕自身は再び大きく張りつめて、唾液で赤黒く光っている。

もしかして僕は心の深海で求めていたのだろうか。女性を。
93名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:16:11 ID:eAGNwscS
僕はゆっくりと肩に羽織っていた法衣を脱いで床に落とした。暖炉で薪がパチパチとはぜる音がかすかに聞こえる。
寝台に投げ出されたように無防備に裸体をさらしている彼女は僕の手を取り、自分の胸に強く押しつけるように誘導した。

柔らかく、僕の手の中で形をかえる白い乳房。桃色に染まる突起に指が触れると、湿った吐息が彼女の唇から漏れるのを聞いた。
彼女の瞳で牙を剥いていた攻撃性はすっかり影をひそめ、今は甘えるように潤んで僕の顔を見ている。

僕はこのとき、今まで味わった事のない感情を知ることになる。
「嗜虐」……今ならば、このように言葉を探すこともできるが、あの時はただ名前のない黒く渦巻く感情だった。


僕は力をこめて彼女の乳房を強く揉んだ。敏感な突起をも構わずに指でひねりあげる。

「ひっ…痛いよ!キルロイさん、痛い!」彼女の目に小さな恐怖の発芽を認め、僕は少し満足をした。
94名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:16:54 ID:eAGNwscS
僕は求められるままに彼女の上に覆いかぶさった。

理性を覆い尽くす強い感情。その感情に突き動かされて、僕は必死に彼女の上でもがいた。
手で乳房を、舌で彼女の肌に唾液の筋を残す。呼吸が苦しくて息が荒くなるが、それは彼女も同じだった。

彼女は無言で僕の手を太腿の間に持っていった。
そこにあるのは湿った茂みと蜜をあふれさせた彼女の大切な場所だった。

指で突くと、ぬるりと入ってしまう。その中はじっとりと暖かく、肉がしめつけるようにうごめいていた。
彼女は喘ぎながら腰を振ると、自分の指を僕の指の少し上の場所に添え、震わせるように動かしはじめた。

「ああ!はぁぁ…」彼女の背中が反りかえって、長い髪がうねるように揺れる。
僕はそれにあわせて、一心不乱に内部に入れた指を動かしていた。

*****

「いいよ…キルロイさん、すごくいいよ」彼女の指の動きは早さを増し、僕は3本の指で彼女の中を不器用に掻き回した。
汗の滲む乳房を口で吸うと、また髪が揺れる。

「くは…ぁぁ」彼女は突然、痛みをこらえるような顔をして僕の肩に爪を立てると、身体を数回大きく痙攣させた。

僕は驚いて、部屋の隅に立てかけてあるライブの杖の存在をたしかめたが、すぐに必要のないことを悟った。
彼女は、彼女の中から出した僕の指を口に含んでしゃぶると、うっとりとした目で微笑んでいたから。
95名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:17:32 ID:eAGNwscS
先ほどは指を入れていた場所に、僕は僕自身を入れた。ぬめぬめと飲みこまれ、すぐに彼女を満たした。

「うふぅ…私の中がキルロイさんでいっぱいじゃ」
満足そうに呟く彼女を見て、僕はまた黒い感情が湧き上がってくるのを止められなかった。

僕は、彼女の細く白い首に手を回し絞めた。

「ひっ、くう」彼女の目は大きく見開かれ、僕自身を飲み込んだ秘所もより一層きつく締まる。
その時、僕は生まれてはじめて「快感」が何か知ったような気がした。
それは暗闇の奈落へ堕ちていくような、そんな恐怖にも似ていた。
96名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:18:15 ID:eAGNwscS
首を締めつける手を強めたり弱めたりしながら、僕は腰を突いていた。
もちろん、力のない僕が人を手で殺すことなんて出来ないのは彼女も知っているのだ。
最初は恐怖に染まった顔も次第に甘くとろけてきた。

自らの尻を僕の動きに合わせて切なそうに振る彼女の口から吐息と喘ぎ声が漏れている。

「は…あ…こんなの、初めてじゃよ…」

僕はいよいよ高ぶりが押さえきれず、はち切れそうな僕の肉で彼女の身体を強くむさぼった。

「や…あ!い…くぅぅ…」彼女は僕の腰に両足を巻きつけて、絶頂の歓びに震えた。


女神よ。アスタルテ様よ。なぜ僕にこのような試練をお与えになりますか。
僕は……僕は、まだ元の場所に戻れますか。
それとも…。


彼女が達したのとほぼ同時に、僕は彼女の中に全てをぶちまけた。
彼女の内部から蜜と一緒に白濁した液が混じり合ってあふれるのを、震えながら見た。
全身の皮膚に鳥肌が立って、僕はまた意識が途絶えた。
97名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:19:13 ID:eAGNwscS
気がつくと、もう夜は明けていた。
自然光の差さない地下室でも、教会の朝の鐘はすぐ真上から聞こえる。


「あたし、田舎物で早熟じゃけえ、キルロイさん驚いたろ?」
「こんなに気持ちよかったの、はじめてじゃ。やっぱり愛しとるからかなぁ、キルロイさんのこと」
「思い切って来てよかったよ。ずっとずっと考えとったんじゃ」

僕が目覚めたことを知って、彼女は屈託のない様子で饒舌に話す。

僕は鐘の音に耳を澄ませ、胸の中で女神アスタルテへ懺悔のことばをくり返していた。

*****

「…キルロイ…さん」

呼びかけられてふり向くと、不安に怯える子猫のような目をして僕の顔を覗きこんでいる彼女がいた。
乱れた髪が顔に陰を落とし、長いまつげがかすかに震えているのがわかった。

「あたしのこと、ふしだらな女だと思っとるか?嫌いになったか?キルロ……」

僕はそのことばを遮るように彼女の口を唇で塞いだ。
手は乳房を探りあて、強く握る。


女神は僕に赦しを与えてはくれなかった。僕の声はもう女神には届かない。
僕は暗闇の荒野にひとり立っている小さな迷子になってしまったようだ。
98名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:22:48 ID:eAGNwscS
【蛇足】

無垢なキルロイさんを暗黒面に落としてしまい反省
ネフェニーたんをひどい扱いにしてしまい反省
訛が前半と後半では微妙に違ってしまい反省
(会話を見直したら少し違ってた)

99名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:34:03 ID:EEx7ecet
シスじゃ!シスの仕業じゃ!
100名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:34:38 ID:EEx7ecet
烈火の女軍師受は需要なし?
101名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 20:37:27 ID:q6SHxLV0
102名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 21:01:40 ID:laD+K4GL
103名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:29:55 ID:1pJyby48
広島弁は奥が深いけんのぅ…。
ギギギ…。
104名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:33:19 ID:kXZg9Zvc
>S・L・S氏
TSスレの作品GJっす!!
情景、心理描写も丁寧ですが、戦闘の描写も簡潔で綺麗だと思いました。
あっちのスレでも好評で、このスレにあなたが投下して下さる事が誇らしく思えます。
これからも期待しております。是非頑張って下さい!

>外伝氏
カラスに襲われてた子猫の話、覚えていて下さったのですね?
自分へのプレゼントだと思って読ませて頂きました。有難うございます!!
個人的ですがその後の報告。
家で拾ったレテ似の猫(毛並も赤茶と白の縞模様)ですが、やんちゃ盛りの仔犬と毎日戦ってる内に
・椅子を利用した三角跳び⇒上空からのネコパンチ
・下からの首抱き付き&鋭い爪つきネコキック
のコンボ技を覚え、今や犬をも脅かす程に成長しますた。将来が楽しみっすw

正直お二方やダミアン氏とかレベル高杉。勿論亜茶氏や千葉犬氏もお待ちしております。
105名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 06:20:52 ID:6+xM3P56
ここって、微スカトロネタなんかもOKなのかな?
106名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 09:29:38 ID:ywMvBRgW
上で思いっきりやってますが
107名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 11:18:51 ID:SyeybJRf
おまいらに質問。
FETSキャラの中で、一番駅弁が似合うキャラは誰だと思いまつか?

他の体位もOK。

俺的には、駅弁といえばやっぱレベッカ。
108名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 19:23:38 ID:OL1ggh2F
烈火の女軍師受は需要なし?
あれば書くけど。
109名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 20:01:00 ID:WQGyGgfy
>>108
需要の有無よりも職人さんの萌えやリピドー(つまりは魂)が重要。
作品に魂が篭っていれば、需要の壁を越えて面白い作品に仕上がるはず。
是非投下をお願いします。お待ち申し上げます。
110名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 20:22:21 ID:/dnWeHl2
リン×女軍師ならここに需要が!!
111名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 20:32:41 ID:T5K5xcgB
>>107

風呂リーナ 相手はヘクトルとか
112名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:52:52 ID:4xHvJWVa
女軍師ものキボンヌ!何でもこいです。
113名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 22:57:36 ID:feYzZN7R
覇者の剣のSS読みたいな。ティーナは美人でおっぱいも大きいので
やりがいありそう。どなたか書いて欲しいです。
114名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 01:48:53 ID:tTmLMj1q
「アスタルテ様がみてる」だなw
115名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 11:48:09 ID:5gZKZypQ
封印のルトガー&クラリーネって需要ある?
116名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 11:49:00 ID:5gZKZypQ
封印のルトガー&クラリーネって需要ある?
117名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 12:22:09 ID:pxa9cgbQ
>>115-116
あるある

2回聞かれたから2回答えてみた。
118名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 14:06:48 ID:5gZKZypQ
まだ途中なので七月中旬までには上げます
1191日目夜 1/11:2005/07/10(日) 16:41:56 ID:vjamyw5K
 どうしてこうなったか、ロイはよく憶えていない。
 きっかけになった出来事といえば、エトルリア国境の砦で竜族の少女を保護した時に、少女の保護者である
彼女に丁重な礼を言われたことかも知れないし、互いの親が顔見知りだったということかも知れない。一昨日
から昨日までのエトルリア王都奪還作戦でロイが負傷した時に、彼女が敵を仕留めるやすぐにスカートの裾を
引きちぎって包帯替わりに巻きつけたこともきっかけと言えるかも知れない。
 しかしやはり、とロイは思う。ナバタの里で彼女を初めて見た時から、どこか惹かれていたのだろう。
彼女の大人の女性としての穏やかな振る舞いや、時折見せる悲しげな表情、そしてそれらと相反するような妖
艶さ。王都解放を祝うささやかな祝宴の席でも、彼女はどこか寂しそうで、つい話しかけずにはいられなかっ
た。座の雰囲気もあるのだろう、ロイはいつになく多弁になって、彼女を何とか楽しませようと試みたが、あ
まり上手く行ったという記憶はない。しかし、彼女の儚げな憂顔と、傷の手当てをした時スカートの裾から覗
いた褐色の太腿のなまめかしさの違和感に興奮したことだけははっきり記憶している。
 祝宴の料理が少なくなるのに合わせて、ロイの話題も少なくなってきた。しかしその頃には、彼は自分がす
べきことに気付いていたらしい。どう話を持っていったのか、彼が気が付いた時には、宿泊用に割り当てられ
た部屋のベッドの上に彼女を押し倒していた。
 「……やめてください……あっ……」
 「イグレーヌさん……」
1201日目夜 2/11:2005/07/10(日) 16:42:30 ID:vjamyw5K
 エトルリア王宮の賓客用の部屋ともなれば、シーツ一つとっても雪のような白さだ。その白いシーツの上で、
イグレーヌの褐色の頬が蝋燭の明かりで妖しく艶めいている。ロイが彼女の肌を覆う服を脱がせようとすると、
イグレーヌは形ばかりの抵抗をしただけで、じきに男の欲望に身をまかせた。
 ロイがイグレーヌの上着をむしり取ると、あらわになった乳房が音を立てんばかりの勢いで弾んだ。
 「あっ……」
 朱い唇から漏れる喘ぎはかぼそく短い。しかし、ロイのようなおとなしい少年さえ牡に変えるような甘さが
あった。ロイは弾む小麦色の胸に顔を埋め、その柔らかな感触をむさぼった。
 「……ぃやっ……う……」
 女の拒絶の言葉も、蜜のような甘さと熱さを帯びている。それに彼女の腕は、しっかりとロイの背中に回さ
れていた。
 (こんなに柔らかいのか……)
 ロイはもっとその感触を味わうため、両手で褐色の胸を揉みはじめた。最初はふよふよと、やがて握り潰す
ほど強く、乳房を愛撫する。ロイの白い指の間から、桃色の乳首と褐色の肉がはみ出した。
 「はぁっ……!う……そんなに、強く……ぁ」
 女の喘ぎに欲情を高めながら、ロイは赤子のように乳首に吸い付いた。我ながらはしたないと思うくらいに
音を立ててすすり上げ、唾液で濡らし、舌で味わう。イグレーヌは切なげに喘ぎながら、ますます強く少年を
抱きしめた。
1211日目夜 3/11:2005/07/10(日) 16:43:28 ID:vjamyw5K
 「イグレーヌさん、その……」
 ロイが顔を上げた。女狙撃手は喘いだまま、なに?という表情で見返す。ロイは恥ずかしそうに視線をそら
すと、意を決したように顔をイグレーヌに寄せた。
 「抱いて、いいですか」
 やはり貴族なのだ、とイグレーヌは可笑しくなった。酔った勢いで押し倒し、服まで脱がせてから、続きの
許可を求める不器用さというのは、しつけられた貴族の子弟だけが持つ滑稽さではあるまいか。
 イグレーヌは返事の替わりに少年を抱き寄せ、唇を重ねた。
 「…………」
 「……ぁ……イグレーヌさん……」
 「いいわ……きて……」
 ロイを見つめるイグレーヌの砂色の瞳には、いつも見せる寂しげな翳の中に、妖しい光が煌いていた。ロイ
が無言で彼女を抱きしめると、少年の胸の下でたわわな胸がひしゃげ、硬くなった男性自身が熱を帯びた女の
下腹部に押し当てられる。イグレーヌはもどかしげにロイの服を脱がせ、男の身体の温かさを求めるように、
白く引き締まった肉体に顔を埋めた。ロイはそっと、女のくすんだ金色の髪を撫でた。
 しばらく無言のままそうしていたが、イグレーヌがロイの胸板にキスし始めると、彼は思わず呻き声をあげ
た。イグレーヌの唇は、徐々にロイの身体の下の方に愛撫を加えていく。そして男の下腹部にまで達すると、
有無を言わさぬ手つきで少年を引っくり返し、素早くズボンを脱がせてしまった。
1221日目夜 4/11:2005/07/10(日) 16:44:00 ID:vjamyw5K
 「あっ」
 ロイは下半身をあらわにされて思わず腰を引いたが、イグレーヌは隆起し切ったそれを優しくつまんだ。そ
して朱の唇をそっと寄せ、先端に湧き出していた透明な雫をちゅっと吸い取った。
 「ううっ……!」
 初めての感覚に、ロイは身体を震わせた。そんな青年の性の歓喜をいとおしげに眺めたイグレーヌは、ちろ
っと出した舌で、筋や傘の裏側を舐め始めた。大きな乳房で男の脚を挟みながら、熱い舌と指でロイ自身を愛
撫していく。ときどき軽く歯を立てて甘噛みしたり、舌先から唾液の糸を引いたりして、そのたびに上目づか
いで男の反応をうかがう。ロイは高まる欲望を必死にこらえていたが、イグレーヌの美しい憂顔が淫らな色を
浮かべて彼を見るたびに、二つの相反する感情が噴き上げてくるのを感じた。このはかなげな美女を悦ばせた
い、そしてこの妖艶な女を汚したい。ロイにとって、自分がそんな感情を抱くのは驚きだった。
 突然、凄まじい快感がロイを襲った。イグレーヌが、彼自身を口に咥えたのだ。
 「んっ……んふっ…………ずちゅ」
 温かい口腔の中で、ロイは唾液にまみれ、舌で嬲られている。美女の頬の内側に押しつけられ、音を響かせ
て強く吸われる。イグレーヌが時折漏らす悩ましげな吐息と、粘液質の淫音だけが部屋に響いていた。
1231日目夜 5/11:2005/07/10(日) 16:44:33 ID:vjamyw5K
 「も、もう……」
 イグレーヌがむせながらもロイを喉の奥に迎えた瞬間が限界だった。ロイが熱いたぎりを解放すべく女の口
から己を引き抜くと同時に、濡れた先端から白濁液が奔出した。
 「あふっ!……ぅ、うぁ……ん」
 イグレーヌの金色の髪に、憂いを含んだ眉に、整った鼻梁に、どろりとした粘液が貼り付く。さらにロイの
肉刀が震え、イグレーヌの右のまぶたから頬にかけて白く汚していった。
 「んうっ!」
 濁液は右目を覆い、頬からあごにかけて褐色の肌を白く染めている。惚けたような表情を浮かべた美女の口
にゆっくりと精液が流れ落ちて、紅い唇を桃色に変えていくのをロイは荒く息をしながら見ていた。
 「……あの人も、好きだったの」
 口元についた白い液体を指で拭いながら、イグレーヌはつぶやいた。
 「こんな風に私の顔に射精するのが」
 そう言って彼女は、粘液のまとわり付いた指先をずちゅっと舐めた。その音と仕草が、ロイを再び欲情させ
る。イグレーヌはいつもの寂しげな微笑を浮かべながら、若者の勃然としたものを軽くしごいて、自分の秘所
へと導いた。彼女のそこはすでに蜜で濡れそぼっているのが、ロイからもはっきり見てとれた。しかし、彼女
が自分に欲情しているのではないということも、イグレーヌの表情から理解できた。
1241日目夜 6/11:2005/07/10(日) 16:45:19 ID:vjamyw5K
 (……)
 今自分を子宮に迎えようとしている女性は、他の男のことを想っている。ロイは、嫉妬にまかせて目茶目茶
に彼女を突き上げたいという欲望と、ずっと独りでいた女の寂しさを抱きしめて慰めたいという哀憐の情が同
時に湧き上がっていた。
「ん……は……」
 イグレーヌの豊かな腰が、ゆっくりとロイを飲み込んでゆく。肉柱の先端が侵入していくにつれて、女の肉
襞は貪欲に男を飲み込もうと収縮し始め、少年の性感を激しく刺激していった。イグレーヌの膣は淫らに濡れ
つつも、処女のようにきつく締まっている。彼女が「あの人」と別れてから、ずっと独りだった証だった。
 「イ、イグレーヌさん……!」
 自分が「あの人」以来初めての男だということが、ますますロイを興奮させた。まだロイを完全に納めきっ
ていない女の肉鞘を、下から激しく突き上げた。
 「うっ!……あぁっ!……きゃ!」
 突然の奇襲に、イグレーヌは少女のような悲鳴をあげた。ロイはそんな彼女の腰を掴んで、強く接合部に打
ちつける。吸い付くような褐色の肌の感触を味わいつつ、女の腰を上下に前後に激しく揺さぶった。
 「そ、そんなにっ……うっ!はぅん……ああぁ、はげしく、だめっ……!ああっ、ああっ!」
 金色の長い髪を振り乱し、イグレーヌは激しく腰を振りながら悩乱の舞を踊り続ける。背を反らせてわなな
きつつ、自らも脂ののった腰を揺り動かす。オスとメスの、濃密な性のダンスだった。
1251日目夜 7/11:2005/07/10(日) 16:46:06 ID:vjamyw5K
 「あ、ぐぅ……ひぁっ、あう!は、う、もっと、もっ……と!」
 必死に何かをこらえるようなかすれ声でイグレーヌが喘ぐ。その一方で、彼女の下の口は性の歓喜に震えな
がらロイを飲み込んでいた。熱く湿った柔肉がきゅきゅうっとロイを包みこみ、彼女の腰の動きにあわせて激
しく震えている。ロイが突き上げるたびに、イグレーヌの黄金の髪が舞い乱れ、豊かな胸が大きく弾んだ。
 「……っ!うあぁ、あああぁ!いくっ、いっ………………!」
 自分とロイの激しい腰使いに、とうとうイグレーヌが達した。膣が歓喜に震え、男をきつく締め付ける。女
は両手をロイの腹について思い切り背を仰け反らせ、全身をびくっ、びくっと数回大きく痙攣させた。小麦色
の肌が汗に光って艶めき、彼女の首筋から乳房にいたる曲線は妖しくきらめいている。ロイは荒く呼吸しなが
ら、絶頂の悦びに震える美女に見入っていたが、不意に腰を大きく突き上げた。
 「きゃあっ!あっ!」
 再び訪れた官能の疼きに、イグレーヌは前のめりに倒れた。ロイは両手で彼女のたわわな胸を掴んで受け止
める。汗ばんだ褐色の乳房は、ロイの掌の中で融けるように揉み崩され、イグレーヌは声にならない悲鳴を漏
らした。柔肉がひしゃげて捻り潰されるたびに、女は腰をくねらせて身を悶えさせていた。
1261日目夜 8/11:2005/07/10(日) 16:46:52 ID:vjamyw5K
 ロイは女の子宮を突き上げながら、執拗に胸への愛撫を続けた。形良く盛り上がった曲線をつっと指でなぞ
った直後に、恥らうように勃起した乳首に爪を立ててつまみ上げる。かと思うと、乱暴に掴んでぐりぐりねじ
り回す。そのたびにイグレーヌは喘ぎ啼きの声を漏らすが、切なげなその声は男の欲望を燃え立たせる音色だ
った。
 「も、もうっ……いぁっ……え!?ああん!」
 ロイが胸を掴んで思い切り引き寄せたので、イグレーヌはロイに倒れこんだ。イグレーヌの方が背が高いの
で、ちょうどロイの顔が彼女の胸に当たる格好になった。ロイは目の前で揺れる二つの大きな肉の果実にかぶ
りついた。
 「い、いたっ……噛んじゃ……あ、だめ…………う、くぅん……」
 ロイの熱い舌が、汗に濡れた乳房を舐めまわす。音を立てて乳首を味わい、吸い上げると、イグレーヌはぶ
るっと震えた。
 「イグレーヌさん、僕、もう……」
 ロイは呻くようにささやいた。もう彼の下半身は爆発寸前で、女の肉壷をこすり上げる腰の動きは一層早く
なっている。イグレーヌを見上げると、彼女の寂しげな瞳と目が合った。
 (ごめんなさい……)
 ロイは、彼女の砂色の瞳がそう言ったような気がした。次の瞬間、イグレーヌは彼をぎゅっと抱きしめ、数
瞬そうしてからロイを膣の外に引き抜いた。そして愛液に光る彼自身を、自分の胸で挟み込んだ。
1271日目夜 9/11:2005/07/10(日) 16:47:29 ID:vjamyw5K
 「うぁぁっ!」
 肉壷とは全く異なる感触に、ロイは思わず声を上げた。イグレーヌは懸命に乳房でロイを愛撫し、乳首の先
端で亀頭をつつく。
 「だして……」
 イグレーヌはいつもの悲しげな表情に淫靡な色を浮かべてロイを見上げる。ロイはたまらず、美女の胸の中
で欲望を解き放った。イグレーヌはそれをすぐに口に含んだ。
 「うっ……はむっ…………」
 「え?あ、ああっ……!!い、いいです……イグレーヌさんっ……」
 ロイの射精が続く間、イグレーヌは脈打ち続ける肉柱を吸い続けた。圧倒的な快感に、ロイの背に痛みに似
た衝撃が走った。放出されたおびただしい白濁液を、イグレーヌはためらいなく飲み込んでいく。そして少年
の射精が終わった後も、なお激しく口腔でロイを愛撫し続けた。
 「……うむっ……ずちゅ……ちゅうっ……」
 「も、もういいですっ!イグレーヌさん……あ!そんなに、ううっ……ま、またでます……ぅ……っ!」
 射精を終えて敏感になっていた肉柱に熱い舌が絡んで、ロイはあっという間に達してしまう。イグレーヌの
流れるような金の髪を掴んで、三発目の精を彼女の喉の奥深くに放った……。
1281日目夜 10/11:2005/07/10(日) 16:48:08 ID:vjamyw5K
 「膣中はだめ」
 ようやくロイを「解放」したイグレーヌは、憂顔に寂しげな微笑を浮かべながらロイにささやいた。ロイは
呼吸を落ち着けながらうなずく。そんな様子をいとおしげに眺めながら、イグレーヌは上体を起こした。部屋
の明かりに、さまざまな体液で汚れた彼女の褐色の肌が妖しく照らされている。
 「でも、それでいいなら……」
 イグレーヌはロイを自分の胸に抱き寄せた。ロイは誘われるままに、彼女の胸に顔を埋める。
 「……何度でも、して」


 これが同じ女性なのだろうか、とロイは翌日の軍議の席で思っていた。議題はエトルリア奪回後の方針につ
いてであり、会議の参加者はサカ進軍派とイリア進撃派の二つに割れていた。しかしロイの視線と意識は、長
方形のテーブルの反対側の隅に座っているイグレーヌに集中している。
 結局あの後、彼女とは二度も身体を重ね、明け方に目を覚ましてから―裸で部屋のカーテンを開けた彼女の
後姿に欲情して―さらにもう一度交わったのだ。肉体の交わりを重ねるごとに彼女の喘ぎは大きく激しくなり、
二人が互いにもたらす快感も膨らんでいったが、彼女の表情から憂悶の色は消えなかった。
1291日目夜 11/11:2005/07/10(日) 16:48:42 ID:vjamyw5K
 それから数時間後のこの軍議で再び彼女と顔を合わせた時、ロイはどぎまぎして彼女の顔を見上げたが、彼
女は全く以前と変わりのない、遠慮がちな会釈をしただけだった。軍議の席でも何度か目が合ったが、ロイの
視線はことごとく受け流されていた。二回ほど彼女が発言したことがあったが、一度目はファに危険な戦闘を
させないで欲しいという要望、二度目は今後の進軍方向はイリア方面が望ましいという意見であり、いずれも
要点のみを簡潔に、凛然とした調子で述べただけである。
 昨夜から今朝までの彼女の口は、熱い吐息と喘ぎ声を漏らし、ロイの全身をくまなく舐め回し、その男性自
身を含んでしゃぶり倒す器官だったが、今は思慮深い沈黙で閉ざされている。ロイは女という生き物の不思議
さに、ため息が出る思いだった。

 結局この軍議では進軍方向は決まらず、戦力の回復と物資の確認を急ぐことを確認して散会となった。ロイ
はすぐに席を立たず、他の参加者と共に会議室を出ようとするイグレーヌに話しかけるタイミングを探ってい
たが、その前に別な人物に呼び止められた。
 「ロイ、ちょっといいかしら?」
 ぎくりとして背後を振り仰ぐ。声の主は、かつての師であるセシリアだった。
(2日目午前に続く)
130名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 16:50:12 ID:vjamyw5K
続きは股の機械、もといまたの機会に。ノシ
131名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 17:21:29 ID:b1gj6kda
やっばい、次セシリア先生!?

ささっさ早急につつ続きキボンヌ!
132名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 17:52:20 ID:KL/ilM38
行き遅れのセシリアおばさんキタ------!

行き遅れのおばさんは何を仕出かすか分からんから怖い。
133名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 20:42:46 ID:c5COvtfW
セシリアクル━━━━━(*´∀`)━━━━━!?
股ーリお待ちしております。
134名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 20:47:20 ID:vjamyw5K
>>131-133
レスサンクスです。次回はセシリアとですが


……イグレーヌとはどうでもいいんですか……
135名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 21:14:46 ID:7FD6jJMx
ここでイグレーヌ×アストールをキボン
136名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 21:20:54 ID:KL/ilM38
この中で首輪をつけて御主人様と呼ばせたいのは?
ロイ
リン
エイリーク
エリンシア
137名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 21:46:06 ID:EUPF0xy/
やっぱりエイリーク
138名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:17:48 ID:5gZKZypQ
野営地を歩くゼト、そこにエイリークが走ってくる。首輪をまいて
「ゼト、五十体撃破おめでとうございます。」
不思議に思うゼト、しかし愛しきエイリークに声をかけられたのでお礼をいう
「あ、ありがとうございます。えーと…その首輪は?」
するとエイリークは下を向き顔を真っ赤にしながら
「その…プレゼントにわ、私を自由に可愛がって下さいご主人様!!」
後半は一気にまくし立てるエイリーク
一瞬広がる空白の間、気を取り直し
「…エイリーク様、これはなんのマネです?」
「えっ!?いえフォルデにゼトにプレゼントとして何をあげれば良いのか聞いたら『エイリーク様が首輪をつけて『私がプレゼントです、ご主人様』って言うのが隊長への一番のプレゼントですよ』って言っていたので…ダメでしたか?」
上目使いでゼトを見つめるエイリーク、そしてその首には赤い鎖つきの首輪。(たしかにエイリーク様がそんな恰好でおねだりしてくれるのはこの上なく嬉しいですが…)胸の鼓動がパラディンの必殺の一撃の馬脚級に速くなる。
「いえ…え〜と、そのまず首輪を、それは…ちょっと」うろたえるゼト。エイリークは台詞こそ恥ずかしいもののその『首輪&ご主人様』コンボの意味を理解していないため、ゼトの慌てぶりに首を傾げるばかり
「首輪ですか、少し息苦しいでしがみなさんには可愛いらしいと言われましたよ」
『みなさん』という言葉に反応するゼト
「そのみなさんとは?」突然エイリークの肩を掴み問い質す
「え〜と、ミスラさんにアメリアさん…」
ここらへんは素直に可愛いとおもったのであろうと思うゼト
「それにフォルデにヨシュアさんに輸送隊のみなさんですね」
「エイリーク様、とりあえず私のテントでまっていて下さい、私は少々やることがあるので」
明らかに怒りと嫉妬のオーラがでているゼト、その手には翼槍ヴィドフニル
「えっ、えっとゼトは…」
危ないオーラを悟ったエイリーク、しかしゼトの姿はすでに無かった
その日輸送隊を含む兵士達が槍をもつアサシンに襲われる事件が起き
翌日から朝エイリークがのテントから出てくることが増え、普段ゼトをご主人様と呼びそうになることがみかけられる用になったとさ
139名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:20:23 ID:5gZKZypQ
P.S「今日こそは覚悟フォルデ!!!!」
「隊長待ってください、ちょっとしたジョークですって」逃げ回るフォルデ
「それにあれならば隊長も愛しきエイリーク様を思う存分可愛いがれますよ、昼夜とわずに」
しかしゼトは
「なっ!!確かにあのまんまお持ち帰りしたかったが…じゃなかったフォルデ、貴様はそれでも王国の騎士団か!!!主君をあんなあられもない姿にするなんて!!」
と叫ぶ
「エイリーク様も喜んでましたよ、しかも首輪がどうして『あられもない姿』なんです?」
しかし普段からこのての事はフォルデが一枚上手
「うるさい、貴様には騎士団の心得を一から叩き込み直す!!!!!!」
翼槍をふりまわすゼト
「平和ですね」
ノールがいう
「全くだな」
デュッセルが頷く
(しかし少し首輪姿でおねだりするエイリーク殿もみたかったな)と思いながら
おしまい
140名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 00:09:05 ID:hnyi7djA
ミスラって誰?と思ったがミルラかな?
一瞬だれか仲間にし損ねたのかとあせった…
141名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 00:22:35 ID:1VhfPpQD
オリキャラかと思った
142名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 00:34:57 ID:AUbKdODh
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-King/6794/←休業中ワロタ
ttp://www2.tokai.or.jp/greenbelt/greenbelt/←ダメダメ属性ニノワロタ
ttp://www.page.sannet.ne.jp/hakk-jhp/←警察ネタワロタ
ttp://plaza.rakuten.co.jp/kei1006/←首輪ネタワロタ
ttp://masumi.cside.com/←ゼトのマントにテントウムシワロタ
143名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 00:43:15 ID:AUbKdODh
ttp://www15.ocn.ne.jp/~zealot00/←ヘタイラストナエタ
ttp://www8.plala.or.jp/luck1/index.html←キモイイラストハイタ
ttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/7035/top.html←腐女子ワロタ
ttp://hiro.bambina.jp/retro/←メノデカサワロタ
ttp://homepage2.nifty.com/SPIRAL-PRISON/←構図メタメタワロタ
ttp://www116.sakura.ne.jp/~kuromoji/←自分で愛らしい自画自賛ワロタ
ttp://www.user.abell.co.jp/~rimu/←ハッチャケスギワロタ
ttp://www43.tok2.com/home/navi/←トップのネサラワロタ
ttp://yotty.jellybean.jp/top.html←グルービーナ絵にワロタ
ttp://www.cmo.jp/users/etrange/←点描キモス
ttp://www3.snowman.ne.jp/~epona/←ヤオイ腐女子マジキモス
ttp://www9.plala.or.jp/snowflower/←あっさりすぎてワロタ絵柄薄い
ttp://www9.plala.or.jp/yui_k/←マジカワイス
ttp://dragongraffiti.poke1.jp/←顔ナガスギキモス
ttp://suisyounoame.nobody.jp/←キャラ全般にモエタ
ttp://ryoshu.hp.infoseek.co.jp/←線ギザギザス
144名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 00:55:03 ID:9JDIyxj8
他人の作品を叩いてばかりで自分は何も作ってない時期が僕にもありました
145名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 00:58:13 ID:qZ8GPHVV
GJ!ご主人様なエイリークたんハァハァ
ちなみに、俺は首輪をつけてエリンシアの前に出て行って困らせたい
リンにむりやりつけてスリットと首輪のコラボレーションを愛でるのもいい
ロイは却下
146名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 02:04:56 ID:ImiODAAS
ここで俺が今熱血猛烈プレイ中のベルウィックサーガのを書いてくださる勇者はおりませんか!
147名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 03:32:43 ID:EB9cfrYi
ロイ・リリーナ・ゴンザレスの三角関係を掘り下げた話が読みたい。
どう足掻いても一緒にはなれないのに、無謀にも
「私はあなたと一緒にいたいの」とか言えるリリーナの蛮勇に乾杯。



あと、ぶっちゃけクリスたんハァハァ
148名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 10:42:03 ID:KWslhnCY
>>134
待ってくれ、イグレーヌはもちろん気になるともさ。
セシリアにエロい事教えてもらう展開でも、セシリアに助言を頂いてイグレーヌにエロい事する展開でもドンと来てください。
149ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/11(月) 18:21:43 ID:5+GpxFb+
この作品をS・L・S氏に捧ぐ

TSスレで素晴らしい女体化セネリオを読ませていただきましたので、僭越ながら、全力で支援させていただきたく存じます。

途中台本形式になっているところがありますが、大目に見てやってください(汗)

150ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/11(月) 18:22:14 ID:5+GpxFb+
女体化(?)セネリオ(1)

厳しい戦闘が続く中の、ようやく訪れた憩いの時間・・・・・・
マカロフを始めとする何人かが、なにやら怪しい話をしていた。
「でね、俺としては・・・」
「ふむふむ。」
「なるほど・・・・・・。」
「よし!じゃあ、これで、一つ賭けようか。」
またか・・・・・・。
たまたまその場を通りかかったティアマトは、あきれ返った様子で彼らの話に耳を傾けている。
「あなたたち、いい加減にしなさい!また賭け事の話ばっかりして!」
「あっ、ティアマトさん。」
何とメンバーの中には、同じ傭兵団のシノンやガトリーまで加わっている。
「シノン!ガトリー!あなたたちまで・・・・・・。」
「るせえな!いいじゃねえかよ、俺が稼いだ金なんだからよ!」
ティアマトは呆れるようにため息をついた。
「マカロフ殿、そんなことでは、また妹さんが悲しむわよ?」
しかし、そこにガトリーが口を挟んだ。
「ティアマトさん、お言葉っすが・・・その妹のマーシャちゃんも参加してるんですが・・・」
がくっ。ティアマトは一瞬、こけそうになる。
「あなたたち・・・・・・。で、いったい何を賭けてるの?」
すると、マカロフはティアマトにこう告げた。
「いや〜、実は、この軍の参謀殿が・・・・・・。」
「セネリオがどうかしたの?」
「そのセネリオ殿が男か女かってのを賭けてるんです。」
「そんなこと・・・・・・セネリオは男に決まってるじゃない。」
するとガトリーがティアマトに聞いた。
「ティアマトさん・・・・・・見たんすか?」
その言葉に、ティアマトははっとした。そういえば・・・・・・何となく男の子だと思い込んでいたけど・・・・・・
151ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/11(月) 18:22:36 ID:5+GpxFb+
女体化(?)セネリオ(2)

ティアマトはこれまでの自分を振り返ってみた。
グレイル団長に拾われて、アイク達とずっと一緒に育ってきたセネリオ。
だが、よくよく思い起こしてみると、セネリオの性別を確認する機会は、ほとんどなかった。
お風呂も、おねむも、グレイルと一緒。自分が世話することは、まったくなかったのだ。
考えてみればおかしな話だ。そばに自分という女がいるのに、グレイル団長は一度も世話を頼んだことはなかった。
どうしてだろう?自分のことを、戦力としてしか見ていなかったのだろうか?それとも・・・・・・

そのグレイル団長も、もうこの世にはいない。

しばらく考え込むティアマトを尻目に、マカロフ達はいよいよ賭けを開始する。
「それじゃ、この投票箱に自分の名前と男か女かを書いて入れてくれ。」
「おう!」
そして団員たちは、それぞれ思い思いの意見を書いて投票してゆく・・・・・・
152ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/11(月) 18:22:57 ID:5+GpxFb+
女体化(?)セネリオ(3)

マーシャ「あたしは、女だと思うな・・・・・・」
ワユ「え〜!!!やっぱ男でしょ?」
ガトリー「俺は、マーシャちゃんの意見に賛成っす。」
シノン「セネリオのガキは気に入らねえが・・・・・・男だ。」
マカロフ「俺は男のほうに・・・・・・」
イレース「私は・・・・・・お腹が・・・・・・すきました・・・・・・」
フォルカ「・・・・・・男だ。」
エリンシア「そうですね・・・・・・女の子だったら、かわいいのですけれど・・・やっぱり男にしておきます。」
ユリシーズ「おおっ!麗しの我が姫君が、このような賭け事を・・・・・・女にしときましょうか。」
レテ「何をくだらぬことを・・・・・・男に決まっておろう。」
ヨファ「え〜!?セネリオさんは、男でしょ!?」
ミスト「そういえば、私も、ぜんぜん見たことないなあ・・・・・・ひょっとして、女かも・・・・・・」
ステラ「あの・・・・・・女の子だと思います。」
ジル「私は・・・・・・女だと思う。」
ハール「いや。あの坊主・・・・・・男だろ?」
ダラハウ「ダラハウは男の子だと思うのよね〜」
ケビン「オスカー!騎士団に戻れ!」
オスカー「何をこんなときに・・・・・・男だよね?」
ルキノ「そうね・・・・・・女にしとくわ。」
153ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/11(月) 18:23:31 ID:5+GpxFb+
女体化(?)セネリオ(4)

一通り意見が出たところで、胴元のマカロフから、言葉が出た。
「こりゃ見事に二つに意見が分かれたな。で、ティアマトさんは、どうするんだい?」
「私も参加するの?」
「もちろん。ティアマトさんが参加してくれなきゃ、話にならないっすよ。」
ティアマトはしばらく考え込んだ。そして・・・・・・
「女にするわ。」
ティアマトがそう言うと、周りから「おおっ!!」と喚声が上がった。
「じゃあ、これで締め切るぜ。負けたほうは、勝ったほうに明日の晩飯をおごるってことで、どうだ?」
マカロフの意見に、シノンがさっそく反対する。
「それじゃ気に入らねえな。」
「じゃあどうするんだ?」
「そうだな・・・・・・。負けたほうは、軍の全員の前で裸踊りってのも追加しようぜ。」
「う・・・・・・それは・・・・・・。」
突然、マカロフが口ごもる。
「どうした?」
「いや、ただ・・・・・・かわいい妹に裸踊りをさせるのはな・・・・・・。」
「ちょっとお兄ちゃん!どうして私が負けたって決め付けるのよ!」
「だって、男に決まってるじゃないか。」
「そんなことないもん!セネリオさんは、女の子だもん!」
「いいや男だ!」
「女よ!」
結局、シノンの意見が通った。
負けたほうは、明日の晩飯&皆の前で裸踊り。
154ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/11(月) 18:23:56 ID:5+GpxFb+
女体化(?)セネリオ(5)

その日の夜・・・・・・
ティアマトは考え込んでいた。
グレイル団長は、決して、私にセネリオの世話をさせなかった。
なぜなんだろう?
団長は、私のことを信頼してくれていたはず。それなのに、その一点だけは・・・・・・
ふと、現実に戻る。
すぐ近く、小さな小川のせせらぎが聞こえる・・・・・・
そのすぐ下から、聞き覚えのある声がした。
「アイク・・・わざわざすみません。」
セネリオの声だ。その言葉から察するに、アイクもすぐ近くにいるようだ。
「いいんだ。この秘密を、誰にもばらしたくないんだろう?」
そういえばアイクだけは、昔からセネリオと一緒にお風呂に入っていたわね・・・。
でも、秘密って・・・・・・?
ティアマトはそっと、セネリオの背中のほうから覗き込んだ・・・・・・
(えっ・・・・・・?)
その背中の中央に浮かび上がる紋章・・・・・・それは、所謂『印付き』の証。
(まさか・・・・・・そうだったの・・・・・・だから、団長は・・・・・・)
「誰だっ!?」
アイクがいきなり叫んだ。ティアマトが驚いてアイクのほうを見ると、アイクは自分のほうを見ている。
「ティアマト!」
くるりと振り返ったアイクとセネリオ。その二人の股間に付いているものは、まぎれもなく男のシンボルだった。
「ご、ごめんなさい!!!」
ティアマトはなぜだか見てはいけないものを見てしまったような気がして、急いで今来た道を戻っていった・・・・・・。
(そう・・・・・・あれのせいで、セネリオは・・・・・・皆と違う時間に、入浴をしなければならなかったのね・・・)
そして、ティアマトの前に突きつけられた、もう一つの現実。
セネリオは、男であったということ。
155ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/11(月) 18:24:20 ID:5+GpxFb+
女体化(?)セネリオ(6)

そこまで思い立ったとき、急にティアマトは青ざめる・・・・・・
「確か、負けたほうは・・・・・・」
ティアマトは「女」と書いていた。だが、さっきのセネリオには・・・・・・立派な物が、ぶら下がっていた。

裸踊り。

これが、今、ティアマトの前に突きつけられた、現実。
まさか・・・・・・私が?
いや!いやよ・・・・・・そんな・・・・・・どうしよう・・・・・・
皆の前で裸踊りなんて、そんな、私・・・・・・恥ずかしくて死んじゃう!
うう・・・・・・

こうなったら・・・・・・

ティアマトは思いつめたように歩き出した。
「セネリオを、女の子にしてしまいましょう!」
もうすでに、セネリオも自分の部屋に戻っている頃だ。
そして、セネリオの部屋の前。
ティアマトがドアを叩くと、中からセネリオの声がした。
彼は今、在宅である。
意を決して、ティアマトは今、セネリオの部屋に入っていった・・・・・・。
156ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/11(月) 18:24:42 ID:5+GpxFb+
女体化(?)セネリオ(7)

「おや、ティアマトさん、どうしたのですか?」
セネリオが近寄ると、ティアマトはいきなり、セネリオに抱きついた。
「わわっ!ティアマトさん!何するんですか!」
「いいから、私の言うとおりにしなさい!!!」
いくらセネリオが男の子といっても、鎧を着込んだティアマトのほうが、体も大きいし、それに重い。
瞬く間にセネリオは、ティアマトに組み伏せられた。
「な、何を・・・・・・やめてください!人を呼びますよ!」
「いいの?そしたら、あなたの背中の秘密も、皆にばらしちゃうわよ?」
ティアマトは必死だった。何が何でも、裸踊りだけは勘弁願いたい。
「ぐっ・・・・・・!」
セネリオの体がうつ伏せになると、ティアマトはセネリオのズボンを脱がした。
そして、お尻の谷間に腕を突っ込み、その奥にある、セネリオのシンボルを握る。
「なっ・・・・・・!!!や、やめ・・・・・・」
そしてぎゅっと握ったシンボルの亀頭のくびれに、細い紐をぎゅっと縛ると、その紐をお尻の谷間から背中に通してゆく。
「い、痛い・・・・・・」
そしてセネリオの首輪にその紐を結びつけると、ようやくティアマトはセネリオの身体を離した。
「さあセネリオ、立ちなさい。」
セネリオが立ち上がると、彼のシンボルは、股の間にぴったりと貼りつく。
その股間が気になるのか、セネリオは、自然と内股になっていた。
「これでよし。どこからどう見ても、女の子ね。(胸はないけどw)」
「ひ、ひどい・・・・・・」
157名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 18:26:55 ID:z3q+3xYO
リアルタイムキタ-!!!
158名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 18:29:55 ID:Yvx8RbT3
ハァハァ
159ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/11(月) 18:31:16 ID:5+GpxFb+
女体化(?)セネリオ(8)

翌日。
今日の予定が終わり、皆が一箇所に集まってきた。
そこにマカロフが立つ。
「さあ!いよいよ、結果発表!さあ、参謀殿、前へ!」
「僕ですか・・・・・・?」
これから何が始まるのか、何も知らされていないセネリオ。まさか、この直後に皆の前で裸にされるなんて、夢にも思わないに違いない。
「それでは・・・・・・」
たちまち、屈強な男たちに取り囲まれるセネリオ。
「な、何をするんですか!!!や、やめてください!!!」
たちまち服をひん剥かれて、セネリオは全裸になった。
「おおおおおっ!!!」
女と書いた組からは歓声が、そして、男と書いた組からは悲鳴が沸き起こる。
「そ、そんなバカな・・・・・・」
落胆するシノンやマカロフを見て、ティアマトはほくそ笑む。
「うふふ。どうやら、私たちの勝ちのようね。」
「嘘だー!!!」
「往生際が悪いわよシノン。さあ、早く裸踊りの準備をしなさい。」
「くっ・・・・・・!」
だが、一人だけ、セネリオの異変に気づいたものがいた。
賭けには参加していなかったが、その者は・・・・・・アイク。
「ちょっと待て。」
アイクは立ち上がると、そのままセネリオのほうに歩いてきた。
「ちょ、ちょっとアイク!何をするのよ!!!」
「ティアマト、何を焦っているんだ?」
そしてアイクはセネリオの後ろに来る。
「やっぱりな・・・・・・」
160ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/11(月) 18:31:51 ID:5+GpxFb+
女体化(?)セネリオ(9)

アイクはセネリオの背中をじっと見ている。
お尻の谷間から、首輪へと伸びている細い紐。
「ちょ、ちょっとアイク!余計な・・・・・・」
「余計な・・・・・・何だよ?」
冷ややかな目でシノンはティアマトを見た。
「な、何でもないわ・・・・・・」
そしてセネリオの後ろでは、アイクが剣を抜いた。
「くだらない小細工だな。」
ぷつり。
アイクの剣が、セネリオの背中の細い紐を切る。すると、今まで股の間に隠れていたシンボルが、だらりと下に垂れ下がった。
途端に男と書いた組から歓声が、そして女と書いた組から悲鳴が起こる。
「ちょ、ちょっとお兄ちゃん!どうしてそんな余計なことするのよっ!!!」
ミスト(女組)が叫ぶと、アイクはじろっとミストを睨んだ。
「な、何よ・・・・・・?」
「賭け事を奨励するわけではないが、勝負は公正にな。」
「う・・・・・・。」
「さて、負けたおまえらには・・・・・・。」
シノンが楽しそうにニヤニヤと笑う。
そしてエリンシア(男組)が、ミストの背中をぽんと叩いた。
「さあ、ミストちゃんもティアマト様も、早く準備をなさってくださいな♪」
「エリンシア、やけに楽しそうだな・・・・・・。」
161ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/11(月) 18:32:21 ID:5+GpxFb+
女体化(?)セネリオ(10)

「いいぞー!やれー!」
「ひゅーひゅー!」
「おい!お盆が邪魔だよ!」
夕食後、皆の前で、いよいよ裸踊りが始まった。
負けた女組の面々が、両手にお盆を持ち、交互に足を上げて踊る。もちろん全裸で。
「う・・・・・・。」
ティアマトが唸ると、そこにシノンの声が飛ぶ。
シノン「おいっ!もっと足を上げろよ!」
ミスト「もうやだよう・・・・・・」
ティアマト「ミスト、今しばらくの辛抱よ。」
ハール「ジル・・・・・・お前、今、マ○チラしたぞ。」
ジル「え・・・・・・きゃあ!!!」
レテ「ジル、途中でやめるな!」
マカロフ「ちょっと複雑だな。実の妹に裸踊りをさせるなんて・・・・・・。」
アイク「気にするな。俺もだ。こらミスト、もっと足を上げろ!」
ミスト「ふええええええ〜!」
エリンシア「ルキノ・・・・・・胸が、ぷるんぷるん揺れていますわ。うふふ。」
ルキノ「ひ、姫・・・・・・私は・・・・・・恥ずかしい・・・・・・」
ユリシーズ「我輩・・・・・・癖になりそうだな・・・・・・どうですルキノ殿、この後・・・・・・」
ルキノ「ず、ずるいわ!こんなときに・・・・・・ああん・・・・・・」
ワユ「やだあ〜!ガトリーさん、チ○チラしてる〜♪」
ガトリー「なっ・・・・・・!お、俺・・・・・・」
イレース「・・・・・・おいしそう・・・・・・」
セネリオ「あ、あの・・・・・・。どうして僕も、踊らなければならないんですか?」
ティアマト「乗りかかった船よ。最後まで付き合いなさい!」
セネリオ「そ、そんな・・・・・・どうして僕が・・・・・・」

おしまい
162名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 18:39:30 ID:Fp9jkMqL
今アストール×イグレーヌ書いてるんだけど
需要ありますか?

ED後でエロはかなりソフトになりそう
163名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 18:40:16 ID:z3q+3xYO
乙ですたGJ!!
セネリオ悲惨だなw
164 ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/11(月) 18:43:35 ID:5+GpxFb+
>>162
是非!おながいします!
165名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:03:30 ID:QBgfzf2i
>「セネリオを、女の子にしてしまいましょう!」

ティアマトこわぁ〜〜何をするつもりだ、と鳥肌立った。
GJ
166名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:21:55 ID:Fp9jkMqL
それでは完成したので投下します

砂漠に咲く花 アストール×イグレーヌ
167名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:22:27 ID:Fp9jkMqL
ベルンの侵攻に端を発した、後に「エレブ動乱」と呼ばれる戦いは終わりを告げ
戦いに参加した戦士たちはそれぞれの帰路に着いた。
イグレーヌはナバタへの帰路の途中、オスティアに立ち寄っていた。

彼女は戦いの途中、とある男性に出会った。それはかつて愛したあの人であった。
しかし、かつて愛した男だと思った人間は、それは人違いだと言い切った。
彼を疑いたくはなかったが、イグレーヌは納得できずににオスティアに立ち寄っている間
オスティアの密偵であるアストール、かつて愛したゴルロイスという人物にそっくりな男性に会いに行った。

「あんたはあの人と竜が暮らしている場所に帰るのかい?」
アストールが言った。
「ええ、あの土地を守るのは護り手である私たち一族の使命ですから。
それに、新しい仲間もひとり増えましたから、忙しくなりそうです」
イグレーヌは悲しみを抑えながら言った。まだ離れたくはなかった。
せめて、自分が納得できるまでこの男のそばにいたかった。
「…ヘクトル様は亡くなって、新しい盟主様はほんの少女だ、リキアも忙しくなりそうだな。
戦争も終わって密偵としての仕事は減るかも知れないが、まあ他のところに仕事はあるだろう」
アストールの口調からは、オスティアへの忠誠が感じ取られた。
「あなたは、オスティアへ忠誠を誓っているのですね」
「…ああ、ヘクトル様の器の大きさに感化されてなけりゃ、俺は今でもケチな盗賊を続けていたかもしれない。
それなのに、恩を返す前に亡くなっちまうんだもんな…、その分リリーナ様の為に精神誠意奉公しなきゃな」
イグレーヌはこの男のオスティアへの思いは理解していたが、どうしてもこのままで終わりたくはなかった。
168名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:22:50 ID:Fp9jkMqL
…アストール」
「なんだい?」
イグレーヌは言葉を振り絞った。
「…少し、あなたの周りが落ち着いたら、一度ナバタへ来てくれませんか?」
「…」
アストールは言葉が出なかった。
一瞬、適当な言葉で断ろうとしたのだが、彼女の目を見たら喋る言葉を失っていた。
「…お願いします。一度だけでも…」
彼女の瞳に秘められた思いはよくわかった。アストールは断る言葉が見つからなかった。
「…ああ、ぜひ行かせてもらうよ」
気付いたらそう言っていた、自分でも自然に出てきたその言葉に驚いていた。
「ありがとうございます。待っています」

次の日、イグレーヌは仲間と共に砂漠へと帰っていった。
アストールは後悔してはいなかった。きっとこれは聖女エリミーヌが自分たちに与えてくれた機会なのだと思った。
169名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:23:25 ID:Fp9jkMqL
それからしばらくして、いつものようにイグレーヌは外で外敵が攻めてこないか見張っていた。
と言っても、戦争が終結してからは特に戦闘もなく、ここ最近は特に何も見かけてはいなかった。

その時、ふと砂漠の砂嵐の中に人影が見えたような気がした。
遭難者かと思い、イグレーヌはその場所へ近づいた、すると…
「やあ、約束どおり来たぜ」
そこにはあの男の姿があった。
「本当に、本当に来てくれたのですね…」
自然に涙が零れた。
「おいおい、いきなり泣かないでくれよ。こんな美人を泣かせたと誰かに知れたら俺は生きていけないぜ」
「あっ、はい、ごめんなさい。いきなり泣いてしまって…」
イグレーヌは涙を拭った。
「取り乱してしまってすいません。来てくださってありがとうございます」
「ああ、あんたみたいな美人との約束をすっぽかすわけないだろう」
アストールは砂嵐の砂漠を迷わずにここまでこれたことに自分でも驚いていた。
それほど自分にとってもここは大切な場所なのだろうか、そんなことを考えていた。
「こんなところで話すのもなんですから、来てください、遺跡なら砂嵐もありません。」
「ああ」

それから遺跡で戦時中のことなど、いろいろな話をした。イグレーヌは嬉しかった。
再びこの男とこの場所で話が出来るとは思っていなかった。
「…あの竜の娘、イドゥンって言ったっけか、それとあの竜の子供はどうしたんだい?」
「2人なら、外で遊んでいると思います。遺跡の周りにはオアシスがありますから、きっとそこで…行ってみますか?」
「そうだな、中でずっと話してるのもなんだし、外に出てみるか」
170名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:23:53 ID:Fp9jkMqL
2人は外に出てオアシスに行ってみたがそこに2人の姿はなかった。
「いないな…」
「ええ…どこで遊んでいるんでしょうか…」
ふと、アストールはイドゥンのことが気になった。
「あの娘さんはあのあとどうなったんだい?」
「イドゥンはここに来てからしばらくはあまり馴染んではくれなかったんですが…
最近はファと遊んだり、私や長老にも笑顔を見せてくれるようになりました」
「そうか…」
「どうしたんです?」
アストールは答えた。
「いや、ヘクトル様の死も無駄じゃなかったんだと思ってな…
戦争は悲しいものだがその結果、こうしてあの娘はここで平和に暮らしてる。
まだまだ共存するには先は長いが、一応はその一歩目を踏み出したわけだ」
イグレーヌは驚いたような表情で話を聞いていた。
「生き残ったものが死者に出来ることは、その行動が無駄ではなかったと思い名誉を守ることだけだ。
ヘクトル様だけじゃない、ゼフィール王も、全ての戦死した兵士もだ、
みんないなくなってしまったが、こうしてこの世に残したものものもあるってわけだ」
イグレーヌは口を開いた。
「そうですね。…私もかつて大切なものを失いました。今でも悲しいことに変わりはありませんが、
ただ悲しんでいるだけでは何の意味もないと思えるようになりました。
いなくなってしまった者のためにも、私たちは精一杯生きていかなければならないのですね…」
アストールは、彼女が何のことを言っているのかよく分かっていた。
彼女はかつて夫を失い、子供まで失った。
アストールは心が痛んだ。
知らない振りをしているが、彼もその当事者である。
彼女の悲しみの半分は自分のせいであることもよく分かっていた。
だが、彼は密偵である。
密偵である自分が守るべきものを持つというのがどういうことなのか、それは彼女も、そして誰より自分自身がよく知っていた。
171名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:24:14 ID:Fp9jkMqL
「すまん、変な話をしちまったな」
この空気に耐え切れず、アストールは口を開いた。
「いえ、そんなことは…。」
イグレーヌはオアシスのほうを見た。彼女の目には、かつてその場所で幸せそうに話をしている彼女自身と夫が写っていた。
隣に立っている男の目にはどう写っているだろうか、そんなことを考えていた。
「子供のころ、ここで弓の練習をしたんです」
彼女は、頭に浮かんでいることとは別の話を切り出した。
このことを彼に直接聞くことは出来ないということはよく分かっていた。
「…あんたはなんで弓なんか使うようになったんだい?あんたみたいな女に武器は似合わないと思うんだがな…」
うまく話を変えられた、と思い彼女は答えた。
「父はこの砂漠の護り手でしたから…いずれ私もそうなるのだろうと、子供のころから分かっていました。
弓は父の友人の方に教えていただいたんです」
アストールはこのことを知っていた。でも、知っているそぶりは見せられなかった。
「へぇ…あんたも大変なんだねぇ」
知らない振りをするのはつらかった。
彼は、これ以上彼女のそばにいると言ってはいけないことを言ってしまいそうだと思った。
「だんだん涼しくなってきたみたいだな…」
彼女のそばを離れるために、そろそろ帰らなければいけないというようなそぶりを見せようと思った。
「…日も暮れてきましたしね、砂漠の夜は冷えますから」
イグレーヌは彼の意図がすぐに分かった。
「そうか、それじゃ早めに帰らなきゃな。今日は久しぶりにあんたと話せて楽しかったよ。」
そう言って彼は振り向いて立ち去ろうとした。
172名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:24:34 ID:Fp9jkMqL
彼が視界から離れていく、イグレーヌはもうそれを黙って見ていることは出来なかった。
「待って、アストール!」
アストールは振り切って歩こうとした。しかし、彼の意思に反して彼は体を前に進めることが出来なかった。
「せめて、せめて一晩だけでも泊まっていってください」
彼女は勇気を振り絞って言った。
その言葉がどのような意味を持つのか、どのような意図で言われているのか、2人ともすぐに理解した。
アストールは断ろうと思って口を開いた。
「そんなことはできないさ、これ以上あんたに迷惑はかけられないしな」
これ以上言葉を発するのはつらかった。
「お願いします…」
強い意志を秘めた瞳に見つめられて、2人ともお互いの視線から目を離せなかった。
「…ああ分かった」
気付いたら言葉が出ていた。ここに来るのを彼女と約束としたときと同じようだった。
「ありがとうございます」
彼女は続けて、少し顔を赤くしながら言った。
「…それでは私の部屋に…」
2人はオアシスを後にした。
173名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:24:56 ID:Fp9jkMqL
彼女の部屋につくころにはすっかり辺りは暗くなっていて、砂漠特有の気候であたりは冷えていた。
アストールは彼女に自分を偽ったまま彼女を抱きしめる資格があるのかと思っていた。
しかし、彼女はこれほどまでに自分を必要としている。
彼女の愛の深さに心を痛めながら、彼女に触れた。
「本当にいいのかい?俺みたいなどこの馬の骨か分からない男に体を預けて」
「…はい、…私を抱いてください」
そう言って二人は唇を重ねた。
少し戸惑っているアストールに対して、イグレーヌは積極的だった。
彼女の気持ちに答えなければならない。アストールはそう思った。
2人はベッドに倒れこむと、互いの服に手をかけた。
アストールは昔と変わらない彼女の豊満な体に興奮を覚え、彼女の胸に指を這わせた。
「あっ…」
もう長い間忘れていた甘い感覚に彼女は声を上げた。
アストールも忘れていた妻の体にに欲情し、その胸に顔を近づけた。
「あぁっ、あっ…あなた…」
イグレーヌは、一度彼に否定されてから言わなかった言葉を発した。
それは意識して言ったものではなかった。言葉が自然と彼女の口から出てきた。
アストールもその言葉に対して何も言わなかった。
今は言うべき時ではないし、言葉を発してまで否定する理由はなかった。
「…胸を、私の胸を犯して」
イグレーヌはそう言った。彼女の胸は男を興奮させるには十分な形と大きさをしていた。
「いいのかい?」
この期に及んでわざわざ確認を取ってしまう自分の意思の弱さに嫌悪を抱きながらも、
彼女の返答を聞く前にその豊満な胸に自分の肉棒をうずめた。
「んっ」
彼女は夫はこれが好きなことを知っていたし
彼女自身も他に使いようがなく、戦闘においては邪魔でしかない大きな胸に欲情してくれるのが嬉しかった。
174名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:26:18 ID:Fp9jkMqL
部屋に男女の荒い息遣いの声が零れた。
その大きな胸の圧迫感は、それほど長い間耐えられるものではなかった。
アストールも自然に腰を動かし始めていたとき、不意に彼女が先端を口にくわえた。
うぁっと彼は声を零したが彼女は執拗に彼の敏感なとこを攻めた。彼女は彼の体のことなら大抵のことは知っていた。
「くっ…もうすぐ、出そうだ…」
「はい、出してください…」
上目遣いで見つめられながらそう言われ、彼の理性は切れた。
「うっ」
軽く呻くと同時に彼の肉棒から滾るような白濁が溢れ、彼女の胸と顔を汚した。
「んあぁっ」
彼女は体で彼の精液を受け止めながら、かつて同じようなことがあったことを思い出した。
もう二度とあの夜のようなことは無いと思っていたのに、運命は不思議なものだ、と妙に冷静に考えていた。
「すまん、汚してしまったな」
彼のものは出した直後にもかかわらず、萎えるような気配はなかった。
これほど自分は彼女のことを思っていたのか、と彼は思った。
あれほど彼女から離れようとしていたのに、自分の心も体も彼女を求めていた
「いえ…大丈夫です」
彼女は口の周りについたものを舐め取り、顔を拭いた後彼の体を見つめた。
彼女は、彼の体に自分の知らない傷が大量についているのに気付いた。
彼の仕事がどれほど危険を伴うかものかは知っているが、実際に見ると心が痛まずにはいられなかった。
彼女は傷に口付け、言った。
「そろそろ、入れて…」
彼は彼女の秘部に触れた。
そこは、最後に触ったときと同じように熱く濡れていた。
175名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:26:42 ID:Fp9jkMqL
もういくぞ…」
「来て…」
お互いに言葉を発した後、彼は一気に彼女を貫いた。
「ああああああああぁんっ!」
彼女は絶叫を上げた。
長い間男を忘れていた彼女のそこは、まるで初めて男を受け入れているかのように彼を締め付けた。
「くっ…」
彼は懐かしい妻の感覚に酔っていた。お互いに見ない間にある程度年はとってしまったが、
お互いを想い、求める気持ちは変わらなかった。
「あぁっ、あぁっ、あぁん!」
彼女もまた懐かしい感覚に酔っていた。
しかし、二人は分かっていた。
これが本当に最後の夜になるということを…。
「もっと、もっと突いて…!」
それを知っていたから二人はかつてないほどの勢いで腰を振り続けた。
一生分の愛をお互いに与えるために。
「あっ、あっ、あなた、もっと、もっと…」
二人はもう限界が近かった。
この行為を終えることに抵抗はなかった。
限られた時間しかないからこそ、二人は本気で愛し合えた。
「うあぁっ…あっあぁん!イクッ、イッちゃう…」
「俺も、もう…」
足を絡め、最後に大きく腰を突き上げると、二人は達した。
「あああああああああああああああああああぁっ!」
「うっ…くっ!」
アストールは思いの丈を彼女の最奥に放った。
これが最後ならば、せめて彼女に何かを残してあげたい、そう思った。
176名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:27:02 ID:Fp9jkMqL
翌朝、アストールはイグレーヌが目を覚ます前に出発の支度を整え、部屋の入り口に手をかけた。
「すまない、イグレーヌ…」
もう一度振り返り、
「忘れてくれ…何もかもな」
そう言って、アストールはオスティアに向かった。

イグレーヌが目を覚ましたとき、彼の姿はなかった。
だが、彼女には間違いなく彼が残したものがあった。


しばらくして

「イグレーヌ、なんか最近明るくなったね」
竜の少女、ファが言った。
「あら、そう?」
イグレーヌは笑顔で答えた。
「そうだよ、前は私とイドゥンお姉ちゃんがいくら誘っても遊んでくれなかったのに」
そう言ったとき、不意にイグレーヌの顔色が悪いように見えた。
「どうしたの?気分悪いの?」
イグレーヌは突然自分を襲った吐き気に戸惑った。
木の陰で胃から戻ってくるものを処理した後ようやく自分の体に何が起こったのか思い当たった。
「大丈夫?」
ファが心配そうに聞いてきた。
「ええ、大丈夫よ」
その時、ファは今まで見たことのないようなイグレーヌの心からの笑顔を見た。
イグレーヌは思っていた。
あの人と再び出会えたこと、結ばれたこと、あの夜は夢ではなかったということ、それは運命であるということを━━━━。
177名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:27:47 ID:Fp9jkMqL
以上です

貼り付け方が適当だなw
178名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:30:24 ID:QBgfzf2i
う゛あぁぁ‥切ない。でもイグレーヌが幸せそうで、良かった。
179S・L・S ◆xTfHc.nBiE :2005/07/11(月) 20:41:32 ID:Zj7kyaLM
>>ダミアン氏
テラワロス どうも有難うございますた!!ティアマトさんにいいように
される悲惨セネリオ萌え!!

アスイグも切ないけどエロスよかったです!もう一回封印やろうかな
180名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:07:38 ID:3nHvbjRE
アストール×イグレーヌってこんなに萌えるカプだったのか…
悲恋切neeeeeeeeeee
         
         
         .。::+。゚:゜゚。*::。.        .。::+。゚:゜゚。*::。. 
      .。:*:゚:。:+゚*:゚。*:+。::。゚+:。   。:*゚。::。*:+。゚:+゚*:。:゚:+:。.
    .:+゚:。:*゚:+゚*:。*゚      ゚*(ノД`)+゚      ゚*。:*゚+:゚*:。:゚+:.
  。+゜:*゜:+゜。:+゜                   ゜+:。゜*:゜+:゜*。
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゚ ・*+:。。.。。:+*・ ゚ ゜゚ ・*+:。。.。。:+*・ ゚ ゜゚ ・*+:。。.。。:+*・ ゚ ゜゚ ・*+:。
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181名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:40:55 ID:AUbKdODh
女軍師受サンプル
お試し。続きは無い。単なる体験版。
「あ、あぁぁっ」
止めどなく溢れる蜜。流れ、混ざり合う水音。艶のある、嬌声と嗚咽。
「いつものセレネもいいけどな・・・こうして乱れる姿もたまんねーなぁ。」
そう呟くと、ヘクトルは、再び軍師・セレネの股間に顔を埋めた。
「何を・・・仰られるのですか・・・!」
額に汗の珠を浮かべ、これ以上ないくらい頬を紅潮させながら、それでも尚、
セレネは理性を失うまいとし、ヘクトルの腕から離れようと、のろのろと腰を浮かせる。
ヘクトルの指が大陰唇を押し広げ、露出したクリトリスを舌で押し潰すように転がす。
同時にヌルリともう一方の手が膣内に侵入してきた。
「ひゃぁぁぁっ」
瞬間セレネの四肢が強ばり、両の太ももが、間にいるヘクトルの身体を強く押し挟む。
きつくとがらした舌でヌチャヌチャと裂け目を何度も割るように擦り、
182名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:41:08 ID:AUbKdODh
挿入した指は鍵方に曲げて内壁を抉るように出し入れすと、
白く濁った蜜がドロドロと溢れてくる。
「甘いぜ、セレネの蜜。」
わざと大きく音を立て、肉芽ごとジュルジュルと啜り上げる。
「やぁぁぁっぁ」
息も絶え絶えに腕を伸ばし、ヘクトルの身体を退けようとするが、まったく力が入らない。
「そんなに気持ちいいのか?欲しいのか?」
ヘクトルはセレネが伸ばした抵抗の手を掴み、舌で指を愛撫しながら囁いた。
「違・・・!」
セレネはあまりの屈辱にヘクトルを睨み付けるべく半身を起こすが、
その目に映ったのは、彼女にそれ以上の羞恥を抱かせる光景だった。
自分の足の間、痴毛越しにいる、ヘクトル。
(こんなところに、ヘクトル様がいる)
(全部、見られている)
(こんな恥ずかしいことを、されている)
快楽の渦に呑まれていた最中は曖昧模糊となっていたその事実が
セレネの目にはっきり映る。
(ヘクトル様の唇が、光って・・・お顔が、濡れてる・・・あれは・・・私の・・・?)
思わず目を逸らそうとするが、ヘクトルはセレネと目が合うと嬉しそうに笑った。
「目を逸らすなよ」
それはまるで縛道のように、セレネを縛った。
目を背けたいのに、瞼を閉じるだけなのに、なぜかそれすら叶わない。
「お前が今、俺に何をされてんのか、よく見ていろよ。」
そう言いながらヘクトルはセレネの両足を高く持ち上げた。

サンプルだからね。
183名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 23:51:57 ID:fxD8WPcH
女軍師なら相手はエリウッドかリンが好みです
184名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 23:58:26 ID:U7WuPm4F
アス×イグ良かったよ……

そういえば、ここって悲恋物余り無いような気がするけど、今回の作品以外に他にあったっけ?
詳細キボン。
185名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 00:11:56 ID:sr68iXOz
>>166-177
前キボンヌしてみたアストール×イグレーヌが…!!
しかもすんごいカコイイ話。
展開に無理なくてエロくて、最後も上手く纏まってる。
クレクレ厨といわれてもかまわない。
幸せだぁ。
186名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 06:33:36 ID:3uUOVYcR
女軍師ものキター!乙です!
体験版とありますが、製品版もキボンです。
187名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 14:44:02 ID:P364fI+X
裸踊りワロスwww
さすがシノンだ
188名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 16:24:08 ID:P/BR//KV
よし、最萌のときイグレーヌに投票決定。
心理描写がいい。
イグレーヌ…(つД`)
189名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 16:28:53 ID:JOSeCbNg
イグレーヌはゲーム画面だとカッコイイ姐さんだが
オフィシャルのイラストだと色気たっぷりの体つきと表情のギャップが禿萌えだ
190 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/12(火) 20:41:45 ID:2U0ZrS9R
製品化しました。
女軍師の名前はセレネ。
191 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/12(火) 20:42:07 ID:2U0ZrS9R
チュ…ピチュ、チャク…
「ん…、はっ…あン、ア…あ…」
どうしてこんな事になっちゃったんだろう…。
「い、ヘクトル様…私…もう……」
「ん?もう我慢できないか?だろうな、ここはもうぐっしょりと濡れちまってるからな。
あとからあとから湧いてきて掬いきれねぇ。」
私の顔が羞恥に染まっていくのが分かる。
「そ、そんなこと………」
言い終わる前に唇を塞がれた。ヘクトル様の唇で。
さっきまで私のものを舐めていた唇ヘクトル様の唾液と私のモノから溢れ出た液が
混ざり合った味変な感じ。
舌を入れてきた。ぎこちないその動きを不意に微笑ましく感じて私もそれに応えてやる。
チュピチャ…
ヘクトル様が私の肩を抱く。
とさっ。
起こしていた上半身を押し倒された。離れていくヘクトル様の身体舌に絡まった唾液が糸を引いて…消える。
私はぼんやりとヘクトル様を見つめる。開脚したままの体勢がなんかヤラシイ。
ヘクトル様も上気した顔で私を見つめてきた。気恥ずかしくなって視線を下に逸らすと勃起したヘクトル様のソレが視界に入る。
息が、止まった。
全身が熱くなる。今の私は耳たぶまで真っ赤だ。間違いない。
失敗した…。完全に眼が離せなくなっている。もう何度も見た筈のソレは常に新鮮な驚きを私にもたらして来るのだ
なんて、迷惑な話。
私の視線に気づいたのかヘクトル様は唇の端を持ち上げた。
「欲しいのか、セレネ?」
致命的な一言を投げつけてくる。
192 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/12(火) 20:42:23 ID:2U0ZrS9R
じゅん、とアソコから甘い痺れが全身に伝わってきた。
言い返さなければ。ヘクトル様なんかにやられっ放しだなんて我慢できない。
「欲しがってんのはあなた様のほうなのでは。がっつかれて…ひっ」
人指し指と中指で乳首を摘まれ、そのまま軽くひねられた。
そんな些細な挙動で敏感に反応する我が身が恨めしい。
コリコリと私は突起を弄ばれる。
「あっ、…アアンん。この…調子にンム」
ヘクトル様の魔手はもうかたっぽの胸にまで伸びてきて私は唇を噛む。
指で乳首を挟まれ、手のひらを覆うように乳房に置いて揉みしだかれる。
「へへっ、可愛いぜ…セレネ…。」
ヘクトル様が覆い被さってきた。私の肩元に肘を突き、首筋に舌を這わせてくる。
舌の触れる感覚に思わず目を瞑る。
一秒ごとに頭が真っ白になっていく…そんな感じ。
「は、あ…ゃっい、ヘクトル様ぁ…」
無我夢中で伸ばした指に何か熱いものが触れる。
ソレがヘクトル様のものなのだと私の耳を食んでいた唇が動きを止めたことで分かってしまった。
気がつけばソレを握り締めている。
「お、おい…セレネ」
いつまでもイニシアチブを預けてると思わないように…
193 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/12(火) 20:42:42 ID:2U0ZrS9R
思考する部分の壊れた脳みそで思考する。…思考する。……思考する。
………思考して……何も、思い浮かばなかった。
仰向けに寝た状態で腕も伸ばしきっていて、まともに擦ることもできない。
できることと言ったらこのまま引いて私の中に招き入れることく…ら……い?
や、やだっ…そんなの、私が必死に欲しがってるみたいな…そんな
「お、くぅ。か、変わったことするな…お前」
「えっ?」
気付けば私は両手でヘクトル様のソレを包み込んで撫で回していた…。
「あっ、や…やだ、ち、違うっ…コレは、その」
「照れんなよ、新鮮で中々刺激的だったぜ。目ぇ瞑って愛おしそうに俺のもの撫でさするお前見てたら、もう完全にスイッチが入っちまったよ。」
スイッチなんかずっと前に…って
「え……」
うわ、ヘ…ヘクトル様のモノが渡曾の手の中でわかる位に硬直して…く、る。
「嘘…こんなのって」
「お前のせいだよ、セレネ。責任…取れよ。」
何を仰るウサギさん。無茶苦茶である。不可抗力である。調子に乗られぬように。
そんな言葉が頭の中をかすめてかすめただけだった。
ヘクトル様が私の足をさらに広げる。
私は何も言えず…動けず、ヘクトル様のすることを黙って受け入れる。
194 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/12(火) 20:42:54 ID:2U0ZrS9R
意に…ヘクトル様が私の身体から離れた。
「な、なんでしょうか?」
意図が掴めず思わず尋ねる。後で思えばこれは不覚以外の何物でもなかった。
私の体勢はもうヘクトル様秘蔵の春画もかくや、ってくらいに開脚している。
「セレネ、自分の指で拡げておねだりしてみな。」
…え?
今私の耳は機能したのか?ヘクトル様は今なんと言ったのか?
「な、なん…?」
ヘクトル様はニヤニヤしながら私を見ている。
「入れて欲しいんだろ?だったら俺にお願いしなくちゃなぁ」
ヘクトル様という方は…自分自身もギンギンの竿からモノ欲しそうに先走り分泌なさっているのに?
怒りと羞恥で目の前が真っ赤になる。
「お戯れを…アン!」
いきなりヘクトル様が私の…クリトリスに触れてくる。
ズ、ズルイッ。私に何も言わせない気だ!
ヘクトル様が顔をキスする気かってくらいに近づけてくる。
「俺の勝ちだな。」
息を呑む。
ああ、私は負けた、そう思った。
本当に楽しそうなヘクトル様のお顔を見て一瞬、『も、いいや』と思ってしまったのだ。
195 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/12(火) 20:43:30 ID:2U0ZrS9R
分かりました。
今回は屈服します。支配されます。ですが、これで終わりと思わないでください。
最後に支配するのは私の方ですよね?ヘ・ク・ト・ル・さ・ま
そう誓いを立て、私はそろそろと指を股間に持っていった。
「あ…」
ヘクトル様が、目を見開いて私の挙動を見つめている。
指が目的地に到達する十数秒が何時間にも感じる。それはきっとヘクトル様も同じ。
私の心臓は早鐘のようになり続けている。それはきっとヘクトル様も同じ。
耳を澄ませばヘクトル様の心臓の音も聞こえそうだが私の心臓がそれを許さない…ハズだった…のに。
チュクパァ
それは…とても大きく……淫らに鳴り響いた少なくとも私の中で…
それがアソコを指で開いた音だと理解したとき…私の頭の中は羞恥と混乱のみで埋めつくされていた。
しきりに混乱した後、ヘクトル様に聞こえてしまった?という思考が掠め、急速に頭が現実に引っ張られていく。
真っ白だった視界が徐々に晴れ…ヘクトル様を見た。
ヘクトル様は彫刻のように固まっていた。…唯一股間のモノだけが微かに、震え…て。
な、なんなの…アレ。充分に勃起している筈のソレは、まだ足りないとばかりに反りあがろうと…
成長しようと…はちきれる程に震えている。
あ、あんなので突かれたら…あ、私は
ヘクトル様は一心に私の指で開かれたアソコを凝視している。
テラテラと光る粘膜、トロトロと乳白色の汁が湧き出てくる私の……その、穴を
196 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/12(火) 20:43:39 ID:2U0ZrS9R
私は今ヘクトル様を支配している。早々に私の誓いは果たされた。
でも、同時に私はヘクトル様に支配されている。
どちらが優位でもない、危うい均衡の上に私たちはいる。
チョッとしたきっかけでその均衡はたやすく崩れ去るだろう。
どちらに?…決まってる。天秤そのものが壊れてしまうに決まってる!
そのきっかけを…引き金を私の唇が紡ぐのだ。そう、契約はなっているのだから
だから私は囁くように…声を出した。
「ヘクトル様、あ…私の中にき、来ても………いいです。」
懇願ではなかった。私のプライドが僅かに邪魔をしたらしい。
不完全な履行…それでも、それを口にした瞬間。

名前を……呼ばれた気がした
197 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/12(火) 20:43:51 ID:2U0ZrS9R
それはただの私の名を呼ぶ声ではなく……劣情を、
激情を愛情を、全ての感情を込めてぶつけられた乱暴な音の波だった。
私は腕を取られ、荒々しく組み伏せられる。
私の両足の間をヘクトル様の腰が強引に割って入ってくる。
そしてソレが私の中に入ってきた。
「…………ン!!」
声を上げようとした瞬間、唇を唇で塞がれる。
頭の中が真っ白になるどころじゃない。その時、私自身が世界から消えてしまった。
再び私が世界に戻ってきたと思えば、有無を言わさずまた意識を飛ばされる。
ヘクトル様が抽送を繰り返すたび私の思考は途切れる。
世界を取り戻すたびまた途切れる。
遮断と接続を繰り返す世界に私は気が狂いそうになる。
198 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/12(火) 20:44:08 ID:2U0ZrS9R
「ぷぁ…ハァッ、あン、あアああっハあン!」
ヘクトル様の唇を振りほどき、私は己を保とうと必死に声を上げる。
喉元を伝って落ちる雫が涎なのか汗なのか…それとも涙なのかもう判別する気も湧かない。
とにかく私は腰骨から背骨を伝って頭蓋に響いてくる快楽に痴呆のように足掻くだけで精一杯。
ヘクトル様は私の足を持ち上げ、身体を折り曲げ、ほとんど真上から腰を打ち付けてくる。
パンッ、パンと肌を打つ音が鳴っている。。
ギ、ギシ…ギィとベッドの軋む音が響いている。
ハァッ、フッ…フゥ、とヘクトル様の息遣いが聞こえてくる。
チュッ…クニュ、リュップ…と私とヘクトル様に絡みつく液の音がいやらしく。
そんな様々な音の乱れ飛ぶ中、私の嬌声だけが耳に届かない。
たぶん壊れている。壊れていく。
世界が切り替わるたびに私の何かが削れていってしまう。
違う。少しずつ別の世界に移行していくんだ。もう半分以上持ってかれてる。
私を構成するもの全てがこのまま別世界に移動したらどうなるんだろう。
「……セレネ」
え?
「…………セレネ…」
すでに耳は持っていかれてたのに。全ての音が消えていた筈なのに何かが聞こえてくる。
少しずつ覚醒しはじめる…この音は、懐かしいこの声は……ヘクトル様?
「……セレネっ、はっ………セレネ!」
ヘクトル様だ。今さら気づいた。コイツはずっと私の名前を呼んでたんだ…。
なら…なら私も返さなくちゃ。
「ヘクトル様ぁ、…アン、ハァンヘクトル様っ……ヘクトル様ぁ!」
でもそんな必要はなかった。なぜなら私も自分で気づいてなかっただけでずっとヘクトル様を呼んでいたから。
199 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/12(火) 20:48:39 ID:2U0ZrS9R
あはっ、ははは…ヘクトル様すっごい顔してる…なんだか可愛い。
でもきっと私もすごい顔してる。うわ、どんな顔か知んないけどそんなのこの方にしか見せらんないって。
……そして、私は悟ってしまった。ううん、ずっと前から知ってて今まで忘れてた。
私が今持ってかれている世界はヘクトル様だ。ヘクトル様の中に私は入っていってるんだ。
ヘクトル様が…私を連れて行かれるんだ。
大丈夫、怖くない。
どこにでも行ってあげる。そう思った瞬間から私の移動は加速する。
身体の感覚なんかもうないってのに私の中のヘクトル様だけはまだ感じていられる。
でもそれもどんどん希薄になっていって、視界も心もどんどん真っ白になっていって

私は叫んだ。

私は私の一番奥に熱い鼓動を感じて…弾けた。バラバラになった。そりゃもうミジンコに。
壊れていく私の世界。その向こうには…きっと新しい私が新しい世界を創ってる。
……わずかに残った意識の欠片で思った。
ヘクトル様…私を連れてって………
そうして…私は溶けていった…。

終了。
200名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 21:08:56 ID:V9VqDA5/
200
201名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 22:26:20 ID:5S8oIIAS
セレネっていうと鎌をもってる絵が浮かぶw
それはともかくすごいGJ
202名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:25:41 ID:3uUOVYcR
GJでした!二人ともなんだかカワイイ(゚∀゚)!!
203名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 00:22:27 ID:Qh+H4832
>>199
GJ!!
「危うい均衡」にハァハァしたよ。
自分女軍師でプレイしたんでさらに萌え。
204名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:40:52 ID:ldROuH0M
ダミアン氏、女(?)セネリオGJ! 笑い転げました(笑)
ちんこ切るかと思いました。よかった。切らなくて。

アストール×イグレーヌGJ! 切なくて(涙)
忘れろというセリフに対する忘れられないイグレーヌさんの心境がイイ。

女軍師キター! GJ!
ヘクトル様どんな顔してたんだろう(笑) 
205外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/13(水) 01:43:29 ID:ldROuH0M
>>104 いえいえこちらこそ。猫パンチ&猫キックもいつか使わせてください。

封印のディーク×シャニー接触編を投下します。
シャニー一人称です。
206封印ディーク×シャニー:2005/07/13(水) 01:44:36 ID:ldROuH0M
「それじゃ、行ってきま〜す」
 明るい声であたしは飛び立つ。
 でも地上のお姉ちゃん達は、みんな心配そうに見上げていた。
 んもう。そんな心配そうな顔しないでよ。
 これが今生の別れってわけじゃないんだから。
 だから今は笑顔で、ね。
「行くよ。ペガサス」
 あたしはイリアの空を一回りし、そして旅立つ。

 ちょっと、目に涙が溜まっちゃった・・・・。
 ゴミが入ったのかな。うん。きっとそうだ。
 泣いてなんかないもん。

 あたしの生まれ育ったイリアはとても貧しい国だ。
 一年の大半は寒い冬で、国土の大半は険しい山岳地帯。
 満足に食べ物も作れない。
 だから、国のみんなは国外に出稼ぎに出る。
 その内、もっとも稼ぎがいいのが傭兵。
 今は戦乱の世の中だから仕方ないよね。
 
 あたしの二人のお姉ちゃんも、傭兵さんの仕事をしている。
 あ、上のユーノお姉ちゃんはしていた、かな。素敵な旦那さんと結婚して、今は留守を守ってる。
 その旦那さんが、やっぱり傭兵騎士団の団長さんなんだけど。
 あたしにとって、ユーノお姉ちゃんはお母さんのような人。
 優美で優しい大好きなお姉ちゃん。

 下のティトお姉ちゃんは、天馬騎士団の隊長をしている。
 今もどこかで、颯爽と空を飛び、みんなを指揮しているはずだ。
 えへへ、とってもカッコイイんだよ。
 しっかり者で優しい大好きなお姉ちゃん。
 どっちも本当に大好き。
207封印ディーク×シャニー:2005/07/13(水) 01:45:35 ID:ldROuH0M
 あたしはちっちゃい頃から天馬騎士に憧れてた。
 そういう家系だったし、空を飛ぶペガサスはずっと憧れの的だった。
 空を自由に飛びたいって、ずっと想ってた。
 あたしは憶えてないんだけど、ちっちゃい頃にお姉ちゃんと一緒にペガサスに乗ったら、
すっごいはしゃいで大騒ぎだったんだって。
 だから、あたしが天馬騎士を目指すのは、ごく自然の成り行きだった。

「ね〜ね〜。お姉ちゃん。あたしも天馬騎士になりたいよ〜」

 そう言った時、二人のお姉ちゃんははにかみながら、それでも仕方ないような笑顔を浮かべてた。
 その微妙な笑みがあたしには分からなかった。
 もっと、喜んでくれると思ったのに。

「いいことシャニー。騎士になるのは、覚悟がいることなのよ」
「うん! あたし、騎士になる」
「例え、戦場で私やティトと戦うことになっても?」
「え〜。いや〜」

 子供だったあたしは、言われた事が分からずにただ泣いた。
 傭兵は雇われた主人の意に添って戦う存在。
 だから知り合い同士、友達同士でも、敵になる場合がある。
 そして裏切りは決して許されない。

 その覚悟を、お姉ちゃんは求めているのだ。
 そして覚悟を決められない者が、ペガサスに乗る事は許されない。
 あたしは、一人閉じこもって、泣きながら悩んだ。
 泣いて泣いて、そして決めた。

「お姉ちゃん・・・あたし、あたし、ペガサスに乗る〜。傭兵さんになる〜。
 お姉ちゃんと戦うのイヤだけど・・・でもお仕事だったらヤル〜・・・」
208封印ディーク×シャニー:2005/07/13(水) 01:46:26 ID:ldROuH0M
 その日から、あたしの騎士としての訓練が始まった。
 訓練は厳しかったけど、辛くはなかった。
 大好きなペガサスと一緒だったし。そして何よりお姉ちゃんと。

 当たり前だけど、ティトお姉ちゃんは先に傭兵団に入り、すぐに隊長になった。
 やっぱりお姉ちゃんは凄いんだな〜と思った。へへ、あたしの自慢のお姉ちゃんだもん。

 で、あたしもそろそろどこかの傭兵団に入ろうかって話になった。
 もう十分に強くなったしね。うん。多分。
 ユーノお姉ちゃんは、旦那のゼロットさんの傭兵団か、ティトお姉ちゃんの天馬騎士団を薦めてくれた。
 やっぱり身内の方が安心だもんね。
 でも、あたしはイリアの傭兵団に入るのは断った。
 そりゃ身内の方が安心で安全なのは分かるけど、あたしはそれに甘えるつもりはない。
 誰もあたしを知らない場所で、自分の実力を試してみたい。
 その時はそう思ったんだ。その方が修行のためになるし。

「あたしはイリア以外の傭兵団に入る」

 そう言ったときの、ユーノお姉ちゃんの驚き様ったら。
 でも、「あなたがそう言うのなら」とあっさり納得してくれた。
 ただし一つ条件を付けられた。
 入団する傭兵団はゼロットさんとユーノお姉ちゃんに決めさせること。
 あたしはそれに素直に従う。そこまで逆らうのは、ただの我が儘だ。
 ゼロットさんとユーノお姉ちゃんが見込んだ傭兵団なら、悪い人たちということは無さそうだし。

 で、あたしはその傭兵団の下に向かって飛んでいる。
 ディークという人が率いている傭兵団なんだって。
209封印ディーク×シャニー:2005/07/13(水) 01:47:31 ID:ldROuH0M
 ディークという人がどういう人で、お姉ちゃん達とどういう関係かは知らない。
 でも、すっごい凄腕の傭兵なんだって。
 会うのが楽しみ。

 イリアを発ったあたしは、ペガサスと一路南へと進む。
 ディークさんの庸兵団は今、エレブ大陸の南、リキア地方に居るんだって。
 イリアは北だから、かなり遠い。けど大丈夫。
 この子とだったら、何処へだって行ける。
 今日も空は快晴、良い天気。
 ・・・・・と思ったら、急に曇って大雨ザーザー。
 ありゃりゃ。

 雨が降ったら雨宿り。風邪引いたら大変だもん。
そして良い天気になったら出発。
 ん〜、太陽さんが気持ちいいよ〜。
 あ、鳥さんだ〜。
「こんにちわ〜。鳥さん」
 鳥の群れにペガサスを近づけて、一緒に並行飛行。
へへ。こうしてると、鳥さんの仲間になったみたい。
 と、先頭の鳥さんがこっちを見る。

「くるっくー」

 え、風が来る?
と思ったときには、強風に煽られてた。
 いや〜ん。飛ばされるー。るー。

「あー、ビックリした。ね、ペガサス」
「ひひーん」
 木の枝に引っ掛かったまま、あたしはペガサスと顔を突き合わせる。
そして笑った。
210封印ディーク×シャニー:2005/07/13(水) 01:48:24 ID:ldROuH0M
 旅は順調、空は快晴。リキアはもうすぐだ。
 でも暑いな〜。汗かいてきちゃった。
 あら、丁度下の方に泉がある。
 すごいご都合主義だけど、あたしは地上の泉へと降りる。

 わ〜、綺麗な泉。すごく透き通ってる。
 まずは喉を潤して、ペガサスにも飲ませてやる。
 ちょっとここで休憩。ペガサスも荷物と鞍を降ろしてやる。
 そして・・・・周囲に誰も居ないのを確認して、ぱっと鎧と服を脱ぐ。

 ばしゃーん

 水に飛び込むと、ひんやりと冷たい。キャ〜
「おいで。ペガサス」
 手を伸ばして、やって来たペガサスにも、水をかけてやる。えい。
 水をかけられたペガサスは、ぷるぷると体を震わせて、前足を上げて、こっちに水を飛ばしてきた。
 やったな、この〜。

 しばらく、ペガサスと水かけっこ。きゃ〜。

「は〜」
 水かけっこで返って疲れちゃった。
 あたしはぷかーと泉に浮かんで、青い空を見上げた。
 イリアと同じ青い空。でも異国の空。
 ふふ。なんて感傷に浸ってみたり。

 ぱしゃ、と腕を上げて、胸を覆う。
 まだまだちっちゃい小振りの胸。形は気に入ってるけどね。
 お姉ちゃんみたいに、大きくなるのかな。なるといいな。
 あ〜・・・でも、その前に素敵な人が見つかるかな?
 そこまで考えて、あたしは紅くなった。
211封印ディーク×シャニー:2005/07/13(水) 01:49:12 ID:ldROuH0M
 やだ。あたしったらなに考えてるんだろう。
 今から、お仕事で庸兵団に入るのに。
 でも、ね。やっぱり期待しちゃうじゃない。
 白馬に乗った王子様が迎えに来るんじゃないかって。

「は〜」

 これからの事を考えて、どうするの?
 その時になったら考えよう。うん。

「ひひーん」

 と、熟考してたあたしは、ペガサスの呼び声で我に返る。
「どうしたの? ペガサス」
 顔を上げて、ペガサスのいる泉の側を見て、あたしは硬直した。

 いつの間にか。

 見知らぬ男が居た。それも複数。
 見た感じ、堅気の人には見えない。薄汚れた服に手には斧。
「・・・・どなたですか?」
 自分でも間抜けな問いをしてしまう。胸ともっと大事な場所を隠しながら。
 男たちはその問いに応えず−
「やれ」
 いきなり襲い掛かったきた!
 彼らは二手に分かれて、一方はペガサスに飛び掛かり、もう一方は泉の中のあたしに、
ばしゃばしゃと水をかき分けて迫ってくる。
「逃げて!」
 あたしはそれだけ言うのが精一杯。
 背を向けて逃げ出す。
 武器の槍は泉の側。賊のいる方向。どうしよう。
212封印ディーク×シャニー:2005/07/13(水) 01:50:14 ID:ldROuH0M
 くそっ。こんな奴ら、槍があれば一突きなのに!
 泉から逃れたあたしは、裸のまま、薄暗い森を駆け抜ける。
 肌に直接木の枝が触れ、傷を創る。裸足のままで足の裏が痛い。
 でも止まる訳にはいかない。
「待て!」
 背後から山賊が追いかけてくる。
 ああ、もうしつこい。
 ちらっと後ろを振り返ると、目があった。
 紅く血走った目。何故か、ビクッと背筋が震えた。

と、足下に何か引っ掛かる。
「あっ」と思った時には、視界がぐるぐる回っていた。
「きゃっ」あたしは木にぶつかって、その根元に転がる。どうやらこの根っこに引っ掛かったらしい。
「そら。捕まえた!」
 僅かな陽光を遮って、山賊がバッと飛び掛かる。
「きゃ〜きゃ〜きゃ〜」
 あたしは座り込んだまま、無我夢中で脚を突き出す。

 ごきっ

 丁度飛び込んできた山賊の顔を正面から蹴り込んでやった。
 でも、その後ろからまた別の山賊。あたしの綺麗な脚を捕まえる。
「きゃあああああぁ!!!」
 男に足首を掴まれ、あたしはついつい悲鳴を上げてしまう。絹を裂くような悲鳴、と言うのだろう。
 こんな声が出せるなんて、自分でもちょっとビックリ。
なんて余裕かましてる場合じゃない。
「はなして! はなしなさい!」
 尻餅ついたまま脚をばたつかせても、放してくれない。
 その触れる手の気色悪さったら・・・・!
と、また別の山賊があたしの両手を抑えつける。
213封印ディーク×シャニー:2005/07/13(水) 01:51:42 ID:ldROuH0M
 ちょっと状況を整理してみましょう。
 あたしは木の根っこに転がって尻餅ついて裸。
 そのあたしの脚を掴んでいる山賊が一人。左手を抑えてるのが一人。
右手を抑えてるのが一人。あ、こいつはさっき蹴った奴ね。鼻血出してる。

 そして山賊たちの視線は、一点にあたしの脚の付け根の集中している。
 イヤ〜そんなとこ見るな〜。
 あたしは悲鳴の代わりに、ギロッと山賊たちを睨んでやる。
 でも三人とも視線に怯むどころか、気づいてすらいない。う〜。
血走った目はギラギラ輝き、ハァハァと荒い息は臭うほど臭い。

 どうしよう?
 このままじゃ、山賊たちのピーされちゃう。
 きっとプチプチとかプツンとかされちゃうんだ。 
そうなったら

 そうにゅう→なかだし→にんしん→だたい→そうにゅう

 の無限ループ!
 そういや、旅立つ前にお姉ちゃんが言ってた。

「いいことシャニー。敵に捕まるのは危険だから出来るだけ避けなさい」

 悔しい。悔しい。悔しい。
 槍があれば、ちゃんと戦う準備さえ出来てれば、こんな奴ら敵じゃないのに。
「く〜」
 あたしはグッと歯を食い縛って、全身に力を込める。
 でも抑えられた手も足もビクともしない。
「押し返せないか。非力だな」
 山賊が哂う。
 く〜や〜し〜。
 このままピーされるなんて絶対イヤ!
214封印ディーク×シャニー:2005/07/13(水) 01:52:32 ID:ldROuH0M
「へへ。カワイイ胸じゃねえぇか」
 腕を抑えた山賊が、あたしの可愛い胸に手を伸ばす。
 やだ触るな!
 あんたなんかに触られたら、腐っちゃう!
「イヤー!」
 咄嗟に声を上げた。

「ようし。そこまでだ」

 胸を触られる寸前、男の声。
 え? 誰? ひょっとして白馬に乗った王子様?
 と思ったら、

 ザン!

 目の前の三人の山賊から頭が消えた。
 ううん斬られたんだ。
 そう認識した時−
 斬られた首から、血が降り注ぐ。
「・・・・・・!?」
 あたしは血の雨に打たれ、その生暖かい感触に包まれ−
 ふっと視界が暗くなる。

 消える視界の中、傷だらけの男が剣を向けていた・・・・。

「ねえお姉ちゃん」
「なーにシャニー」
「旦那さんとはどうして出逢ったの?」
「ふふ。秘密」
「あー。ずるーい」
「シャニーもその内分かるわよ。どうして秘密にするのか」
「えー。そうかなー」
215封印ディーク×シャニー:2005/07/13(水) 01:53:25 ID:ldROuH0M
 ハッ、と気が付けば、青い空。
「よう。気が付いたか」
 声に見上げて、
「きゃ〜!」
 あたしは悲鳴を上げた。
 だ、だだだだだだって、その男の人、ほとんど上半身は裸だったんだもん!「きゃー! きゃー! きゃー!」
 一通り叫んでから、あたしはようやく落ち着いて、周囲を見る。
 どうやらさっきの泉の側らしい。
 さっきの男の人が心配そうにあたしを見下ろしている。
 全身傷痕だらけの、如何にも強そうな男の人。顔も傷痕だらけ。
 ううん、実際強いんだろう。雰囲気というか、気配で分かる。
「大丈夫か?」
 意外にも優しい声。
「は、はい大丈夫です」
 あたしは起き上がろうとして、
「ああ、まだそのままの方がいい?」
「へ?」
 言われてあたしは気が付いた。
 自分がまだ全裸で、マント一枚被せられただけだということに。
「きゃー!!!!」
 また叫ぶ。男はやれやれといった表情で耳を抑えた。
「ほら。あれはお前の馬だろう?」
「え?」
 顎で指した方を見れば、ペガサスが水辺にいた。
「よかった! 無事だったんだ!」
 あたしはマントを体に巻きつけて、ペガサスに抱きつく。

「ひひーん」

 と、ペガサスからは嫌がる声。
 あ、そうか。まだ血塗れだったんだ。血の匂いが鼻をつく。
216封印ディーク×シャニー:2005/07/13(水) 01:54:13 ID:ldROuH0M
「あ、あの。ありがとうございます」
「ああ」
 男はぶっきらぼうに言う。
 見れば、あたしの荷物は全部無事。槍も鎧も。
 なんか、山賊の死体もちらほら見えるけど、見なかったことにしよう。
「あの、それでですね。あたし、体洗って着替えたいんですけど」
「そうだな」
 男は言ったまま、動こうとしない。こちらに視線を向けたまま。
 もう! 鈍感! こうなったら、はっきり言ってやる!
「だから! あっち向いててください!」
「おお。こいつは失礼した」
 言われて、やっと男の人は背を向ける。
 もう。デリカシーないんだから。
 あたしはほっぺた膨らませつつも、体をごしごし洗う。
 今でも鳥肌立つ、あの山賊の血走った目、荒い息、気色悪い手の感触。
 それを忘れるように、ふやけるほど洗い、服と鎧を身に着ける。
「ほほう、なかなかさまになるじゃないか」
鎧姿のあたしに、男の人はそう声をかけた。
「助けて頂けて、ありがとうございます」
 あたしはぺこりと頭を下げた。
 御礼が遅くてごめんなさい、とういのは省略して。
「あたしはシャニー。イリアの天馬騎士です」
 修行中というのはやっぱり省略。
「そうか。俺はディーク。しがない傭兵さ」
 あ、やっぱり傭兵さんなんだ。
 え、ディーク?
「あ、あの。ひょっとして、ディーク庸兵団のディークさん?」
「ああ、そうだが」
 え〜!?
「あたし、ディークさんの庸兵団に入りにきたシャニーです」
「ああ、聞いてる。よろしくな」
 これがあたしとディークさんの出会いだった。
217外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/13(水) 01:55:31 ID:ldROuH0M
封印ディーク×シャニー発動編に続きます
218 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/13(水) 02:04:12 ID:tTjmWX6w
GJです。
発動編、テカテカしながら待ってます。
219S ◆xTfHc.nBiE :2005/07/13(水) 11:41:39 ID:CO6eM/lb
うわああ!超GJ! 同じくテカテカしながら楽しみに待ってます。
今の時点では裸見ても無反応な親分がどう恋愛にシフトしていくのか
悶えながら期待してます。

太宰治の女生徒を読んだ時みたいな甘酸っぱい萌えを覚えますた
重ねてGJ!
220名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 17:08:24 ID:VZi3Db2k
>>213辺りのどこまでも楽観的な思考がカワエエ。
221 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/13(水) 23:03:50 ID:tTjmWX6w
6時間レスなしという奇跡
222名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 01:01:27 ID:ktfDmjwL
(職人執筆期間)空白(完成・投稿期間)空白(感想レス)空白(職人執筆期間)


今ちょうど空白のあたり・・・。
というより過疎いのか?
223名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 01:11:12 ID:cJg6Fd+I
あんまり小説の間開けるのも迷惑だしな。と勝手に思ってる
224マララー( ・∀・) ◆uAUwMARaRA :2005/07/14(木) 15:37:35 ID:3iLbH99T
 
225あき:2005/07/14(木) 15:53:44 ID:38hKd2UZ
「おしえてあ・げ・る」

風俗嬢が教えるエッチのすべて。
エッチのテクニックあんなプレイやこんな客。
http://www.goodma.jp/magazine.php?i=4924
226 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/14(木) 21:20:21 ID:l3AtREkV
6時間レスなしという奇跡
227名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:01:46 ID:CeOqkQg9
別に珍しいことではない
228 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/14(木) 23:17:42 ID:l3AtREkV
24時間以内に2作目投下という奇跡

エリウッド×軍師セレネ

229 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/14(木) 23:18:20 ID:l3AtREkV
包帯が昼中近くなるにつれて薄い灰色へと変わっていた。
前の戦いで、敵に射られた所為だ。仕方が無い。僕の不注意だ。
毎度毎度のことなので放っておいても良いと思ったが、どうも気になる。
僕は、軽く昼食を口にしてから、衛生兵に包帯の替えを貰いにいくことにした。
「エリウッド様。」
一人、廊下を走ってくる。……セレネ。
彼女は照れ隠しのように笑い、どうしたの?と聞いてきた。
「いや、包帯の替えを……」
「私が、替えますよ。一緒に行きませんか?」
いや、いい、と言いかけた瞬間、その双眸に射抜かれた。
柔らかく、だけど寂しそうに、彼女は微笑んでいた。
「痛かったでしょう?」
230 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/14(木) 23:19:15 ID:l3AtREkV
しん、と静まった衛生兵の詰め所には、いつもならケガ人で賑わっているはずが
誰もいないので、不思議と静謐さを感じさせる。
……どこかで聞いたような構図だ。どこだか思い出せない。
ベッドに僕が座り、向かい合うようにセレネが椅子に座る。
道具の入った木製の簡素なトレーを膝に置く。消毒液のオキシドールが鼻をつく。
「まずは右から……」
セレネの手は、思ったより細かった。 戦場に出て、指先ひとつで敵を滅ぼす…
滅亡を生み出す指とは思えないほど細かった。
するすると解かれていく腕、微かな痛みが蘇ってくる。
少し、傷口から血が溢れる。徐々に痺れも現れる。
ガーゼに消毒液を染み込ませ、手を包んでいく。
うっ、と僕が呻いたのを聞いていたようで、くすりと笑った。
「……痛かったでしょう?」
「こんな傷くらい、別に……」
「いいえ、傷だけではなくて」
いつもとは違う、セレネがいる。……まるで。
231 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/14(木) 23:20:05 ID:l3AtREkV
「あの……傷の他に何かあったのでしょうか?」
「何故?」 
肩にかかる細い髪を、すと払った。
僕を見据える目が、『僕』を突き抜けた、『誰か』を見ていた。
セレネが少し、照れたように笑う。
これは、何だ?
ここにいる自分は、何かを正当化しようとしているんだ。
やめてくれ、僕は、思い知らされたんだ。このままじゃ……
彼女の手を振り払い、立ち上がる。
その瞬間、右の包帯がばらけ、セレネの膝にへばりついた。
「……エリウッド様?」
「僕は…君とただ友達でいるために一緒にいるんじゃない!」
彼女の顔が見れず、窓から見えるグラウンドに目をやった。
「……僕は、ヘクトルに…勝つために……」
彼女が、僕の右腕を取る。
ぷつり。
僕は、彼女をベッドに押し倒した。襟元を押さえていた両手は剥き出しで、
血が彼女のシャツ白いブラウスに滲んでいった。矢に刺されるような激痛で、力が入らない。
……これ以上、僕は、僕を、辱めたくない
232 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/14(木) 23:20:40 ID:l3AtREkV
「苦しいのですか……?」
刺すような、痛み。彼女が添えた、細い指。
「僕は、ヘクトルに負けた!だけど……」
唇を噛む。僕のこわばった頬を、彼女は両手で包んだ。
感情に任せたことにはっとして、僕は離れようとした。
しかし、セレネの手は、全てを掴んで離さないでいて……
頭の中で、さっき聞こえた包帯の切れる音が、聞こえた気がした。
その彼女の唇に重ね合わせる。小さな悲鳴を上げ逃げようとするが、痺れる手で頬を捕らえた。
彼女は、もう逃れようとはしなかった。
血のついてしまったシャツのボタンを外して、右手で彼女の乳房に触れた。
ブラウスの下の服を引き出し、背に左手を伸ばして胸のさらしを外そうとするが、指が言う事を聞かない。
散々てこずっていると、セレネは背中の結び目を千切って、自分から外した。
ふっと右手が軽くなった。少し、汗ばんでいる。
服を押しのけ、その手に覆えるほどの乳房に口を付けると、堪えていた吐息が漏れた。
親指で、乳房の先端をさすると、鼻にかかった「鳴き声」をあげる。
「……んんっ、……」
彼女は左腕で口を塞ぎ、声を殺していた。僕は何故だかそれをほどいた。
「……誰も、来ないはずだ」
「……やっ、うんっ……。ぁんっ」
スカートをたくし上げ、股関節の辺りをなぞると、声が跳ね上がった。
その嬌声としか感ぜられない音色に、僕の知らない『僕』が目覚めていく。
233 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/14(木) 23:21:16 ID:l3AtREkV
「足、開いて」
耳元で無粋な言葉を囁き、そっと秘部に指を当てる。
ぎゅうっと目をつぶり、身体を強張らせている彼女の額にキスをして湿ってしまったそこを擦る。
ちゅ、と柔らかな肉の感触が分かる。
「はっ、……んん、あっ……やあっ」
締め付けられる、胸の奥に渦巻く『それ』。
気づきもしなかった感情に、僕自身が驚いていた。
こんなことが、あるものかと。その中心より、少し上の辺りに触れた時、彼女の身体が跳ねた。
「……い、やぁ……」
「……いや?」
くん、と揉んでやると、ああ、と仰け反る。汗と体液で濡れた布切れを腿から引き降ろし、
桜色に上気した肉の襞をなぞる。腹側の盛り上がった場所。
「ああっ!……っ……んんっ!」
にちゃ、くち、と水音が聞こえる。顔をゆがめ、頬が火照っている彼女を
僕は見たことがなかった。こんなに、いやらしい彼女。
「い……ゃあ……、はうっ……!んんっ!」
くっ、くっ、と別の生き物のように蠢く。
冷静で、感情をあまり表に出さない…それでいて皆に好かれている
いつもの「軍師セレネ」という人物はいない。快楽に溺れゆく女がいる。
それが僕には鮮烈で、そして僕も、溢れ出そうになる『誰か』への感情を昇華せんとしているのだ。
僕は、傲慢な人間だと思う。「はけ口」といえばそれまでだ。
だけど、それと並行する『それ』が、どうしても分からない。
234 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/14(木) 23:21:42 ID:l3AtREkV
「……ごめん、僕」
荒い息遣いの彼女は、もう一度、僕の頬に触れ、それに導かれるように、もう一度口付けをする。
舌を絡ませ、お互いがお互いを貪る様に、そして唇が離れると、そのまま僕の首にしがみついてきた。
僕は熱を持ち続けている塊を、そおっとあてがう。
しがみついたままでは、どうしても入れることは出来ないのだが、「離れて」と言えなかった。
……嬉しかったから。
「いっ……痛っ、ううんっ」
僕の背に爪を立て、彼女は呻いていた。
「すまないっ、……僕」
「ああああっ」
入った瞬間、全部が消えた。
「くっ、……うっ……」
「ああっ、はうっ、……あっ、あっあっ」
……くそ、もう……。
「ああっ、ぁはっ……んんんっいやっ、ああっ」
「……好きだ、ううっ」
どくん、どくん……、自分の身体が脈打ち、少しだけ震えが走った。
「ヘク…トル…さま…」
235 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/14(木) 23:22:55 ID:l3AtREkV
「…ごめんなさい、エリウッド様。」
最初に出たのは、謝罪の言葉。
妖しく、囁くような声。普段のセレネからは想像できないような艶やかなものだった。
「私っ…………。」
声が詰まる。しばしの沈黙。聞こえるのは、二人の呼吸の音のみ。
「……君が好きなのは………ヘクトルなんだろ?」
息を荒げたまま、僕が問う。
「……………」
「………いつも、見てたじゃないか、ヘクトルの事………だから、知ってた。」
「……………」
「………なのに、僕はなんでこんな…」
「エリウッド様!」
僕の声を遮るように、セレネはきりだした。
「私は……大丈夫だから…」
そっと囁いた。そして、何がでしょうか、と笑った。
僕は、ふっと笑っていた。

終わり
236名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 00:13:08 ID:EOs2/E80
グラウンド、ブラウス、スカート…
微妙に学園物の香りを感じつつGJ。
237 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/15(金) 00:57:08 ID:655K4dG7
ああ、適当な表現が思い浮かばんかったから。
238 ◆Zj04YgnjOU :2005/07/15(金) 18:36:28 ID:655K4dG7
18時間レス無しという奇跡
239名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 19:29:01 ID:w9xVNOkq
レスが欲しいならそう言えば?

いいかげんにしつこいよ。
240名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 20:07:48 ID:W4Py0iBC
ヒント:NGワード

でもうざいよ。調子乗るな
241名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 21:33:20 ID:PK8+3ao3
ああ、うざいな。

文章力はあるからその態度を改めれば神職人も夢じゃないよ、と
フォローしておく。
242名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 21:40:44 ID:2epZh03K
褒められるために書くのは間違っちゃいないけどな。
口に出すか出さないかだけで。
もちろん他の理由で書いてる人もいるけど。
243外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/15(金) 22:15:40 ID:gKv8GADr
読んでくれた方、レスしてくれた方、ありがとうございます。
>>205->>217 の続きで、封印ディーク×シャニー発動編を投下します。
寸止め注意。シャニーの一人称です。
244封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:17:10 ID:gKv8GADr
「たいちょ〜」
「隊長じゃねえっつってんだろ」
「じゃあ、みんなみたいにアニキ」
「やめろ。いつもみたいに、ディークさんでいい」
「えー。それじゃ他人行儀みたいじゃない」
「じゃあ呼び捨てでいいぞ」
「ディーク・・・・う、やっぱり違和感ある」
「なんだそりゃ」
「だって。あたしがディークさんを呼び捨てなんて、なんか恥ずかしい」
「ところでシャニー」
「はい」
「お前いつも一人で戦ってるな」
「だって、みんなが遅いんだもん」
「馬鹿。お前一人で戦いに勝てるもんか」
「う〜、ごめんなさい」
「まあなんだ。俺の目の届く所に居てくれないと、守れないからな」
「え?」
「なんでもない」
「や〜。もう一回」

 あたしがディークさんの庸兵団に入ってからは、大忙しだった。
 まずフェレ家に雇われて、リキア同盟軍に加入することになる。
 このフェレ家のロイというのが、まだ若いロードなんだけど。
あたしとそう変わらない年齢なのに、とてもしっかりしている。
 でもまだ若いせいか、どこか子供っぽいというか、可愛いとゆーか。
 これからの成長が楽しみなタイプかな。
 それにとっても礼儀正しい人で。あたしをちゃんと女性として扱ってくれる。
 どこかのディーク隊長とは大違いだ。
 庸兵団は男所帯だから仕方ないかもしれないけど、とにかくデリカシーに欠ける。
 女として、見てないんじゃなかろうか。
 いや、ありゃ完全に子供扱いだね。
245封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:18:00 ID:gKv8GADr
例えば−
 あたしがいる目の前で、平気で裸になって着替えたり。
 もう。嫁入り前の乙女の前だよ?
 ちょっと信じられないよね。
 で、それを口に出して抗議したら、
「お前も裸になれ」ですって。
 もう信じられない。ぷんぷん。

 リキア同盟軍に入ってからは、女の仲間も増えて、肩身の狭い思いはしないけど。
 そうそう、今エレブ大陸はとっても大変なんだ。
 まず東のベルンが侵略を開始したでしょ。
 あたしたちディーク庸兵団が雇われた、フェレ家のリキア地方も攻め込まれて。
 なんやかんやで、なんとか侵略は阻止できた。
 その中心になったのが、さっきのロイ様。
 もう凄かったんだよ。
 ベルン王女のギネヴィア様を保護したり。
 オスティアで反乱が起こったら、すぐに鎮圧して、侯女のリリーナ様を救出したり。
 ああ、二人ともお姫様だけあって、すっごい綺麗。
 リリーナ様はロイ様の幼なじみなんだって。いつも二人仲良く過ごしてる。
うーん、あれはちょっと割り込めないな。
 そしてあたしの大活躍で、なんとかリキアを守ることができました。
 そう、あ・た・し・の活躍で。
 もうね。あたし一人で敵全部やっつけたようなもんだから。楽勝ってもんよ。
偉い! シャニー偉い。
「えらいえらい」
 なに隊長? その呆れた表情は。
「隊長はよせ」
 ふふーんだ。照れちゃって。
「どうしてくれよう、こいつ」
246封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:18:48 ID:gKv8GADr
 そしてリキアの戦いが一段落済んで、今度は西方三島に行く事になった。
 エトルリアからの要請だそうだけど、多分に政治的な理由なんだって。
 西方三島では住民に悪さする賊をやっつけるのが任務。
 それだけだと思ってたけど、現地に行ってビックリ。
 なんとエトルリアから派遣された総督が賊と結託して住民を苦しめてたの。
 で、真相を知ったロイ様は、地元のレジスタンスと協力して、総督とも対立する道を選んだ。
 偉いよね。下手したら、エトルリアを敵に回すかもしれないのに。
でも、住民を守るはずの総督が、逆に賊と手を組んでみんなを苦しめてるなんて、
やっぱり許せない。
 よし。あたしもがんばろっと。

 で、リキア同盟軍は、踊り子のララムさんの案内で、村人が無理矢理働かされてる鉱山に向かってる。
 強制労働されてる人たちを助けるんだ。オー!
 でも、あたしはそこで、意外な人と再会した。
 もっとも最悪の形で。

 鉱山を守る敵を倒しながら進んでると、急に背後から敵の増援が現れた。
 なんだろーなーと様子を見に行って、あたしは目が点になった。
 ばさばさと飛ぶペガサスの群れ。その背には美しい乙女たち。
「あ〜! ティトお姉ちゃん!」
 なんと! ティトお姉ちゃんにばったり出くわしたのです。
 他の天馬騎士のお姉さんも、イリアで見た顔ばっかり。
「おねーちゃーん」
 あたしは何も考えず、ティトお姉ちゃんにペガサスを向かわせるけど・・・
「シャニー。あなた今どこの軍に味方してるの?」
「え? リキア同盟軍だけど?」
「ならば答えは一つね。槍を構えなさい」
 シャキーン、とティトお姉ちゃんは槍を構える。あたしに向かって。
 え? ええええええええええ??????
247封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:19:39 ID:gKv8GADr
「そんな・・・やだよぉ。あたしお姉ちゃんと戦いたくない!」
 言いながらも、あたしはイリア庸兵団の誓いを思い出していた。
 傭兵は決して雇い主を裏切ってはいけない。
 例え肉親と敵同士になっても、手は抜かない。
「お、お姉ちゃん・・・・」
 手が震える。ティトお姉ちゃんの本気の瞳に。
でも。その目の端っこが光るのを見逃さなかった。
 後続のお姉さんたちも、困惑した表情をしている。
 理性で分かっても、感情が割り切れるものじゃない。

 嫌だ。
 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
 ティトお姉ちゃんと戦うなんて、殺しあうなんて、絶対嫌だ!!!
「シャニー!」
 ティトお姉ちゃんから厳しい叱責の声。あたしが無茶やった時によく聞かされたっけ。

『シャニー。言うことを聞けないなら、もうペガサスには乗せないわ』

 よくそう言って、あたしを心配してくれた。
 その時と同じ表情、同じ声であたしに向かってくる。

 ヤらなきゃヤられる。

 頭では分かってても、体は震えて動かない。
 ああ、ティトお姉ちゃんに殺されるんだ、あたし・・・・。

「トマホーク・ブーメラン!」

なんだかアレな叫びと共に、飛んできた手斧がティトお姉ちゃんを牽制する。
 ディーク隊長の投げた手斧だ。
248封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:20:41 ID:gKv8GADr
 そうそう。最近、隊長は剣だけでなく斧も使えるようになったんだよ。
あ、隊長じゃなくディークさんだった。

「シャニー!」

 空気を震わせるような怒声に、あたしは、うっと縮こまる。
 射抜くような、光るような視線。あたしは目を合わせられなかった。

「ヤる気がないんなら退がれ。あとは俺がやる」

 言いたいことはよく分かる。
 傭兵なら、戦いに私情は持ち込まない。
 あたしがイリアで何度も教えられたことだ。
 敵として戦場で出会ったら、例え肉親でも全力で戦う。殺しあう。
 でも。

 理屈で分かっても、感情では分からない。

 手斧で出鼻を挫かれたティトお姉ちゃんが、もう一度仕掛けてくる。
 その目は本気だ。ゾクッ、と背筋が凍えた。
「シャニー!」
 お姉ちゃんが怒鳴る。ディークさんと同じ声で。

 みんながみんな、あたしに戦えと言う。
 傭兵として。騎士として。

「ひひーん」
 ペガサスが鳴く。ううん、だめ。逃げられない。ここで逃げても同じ事。

 だったら。
「わああああああああああっ!」
 あたしは覚悟を決めた。
249封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:21:39 ID:gKv8GADr
 ティトお姉ちゃんの先手を紙一重で避け、反撃の一撃。
お姉ちゃんはなんとか槍で受け止めたけど、大きく吹き飛ばされた。

 強くなったのはディークさんだけじゃない。
 あたしも闘技場で限界まで鍛えて、それからファルコンナイトになった。
 今のあたしは、お姉ちゃんよりもずっと強い!

「かかってらっしゃい!」

 お姉ちゃんや天馬騎士団のお姉さん方にピシャッと言ってやる。
 小指をピシッと立てて。

「・・・・・・」
 ・・・・・・

 あれ? お姉ちゃんたちの動きが止まった。
「それやるなら、中指だろ」
 地上のディークさんがポツリ。あ、そうか。立てるのは小指じゃないんだ。
 まあいいや。

「みんなまとめて、かかってきなさい!」
 小指を立てたまま続けてやる。
 ふふ、なんかカッコイイぞあたし。

「・・・・・総員攻撃開始」
 ティトお姉ちゃんがボソッと呟くと、本当に天馬騎士団全員でかかってきた。
 げっ。マジですか!?

「お姉ちゃ〜ん、ひど〜い」
 いや〜、死んじゃう〜、きゃ〜。

「待つんだ! ティト!」
250封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:22:37 ID:gKv8GADr
 突然の声に、ティトお姉ちゃんも天馬騎士団のみんなも、ピタッと動きを止める。
 地上を見れば、クラリーネさんと、彼女によく似た金髪の貴公子がいた。
「ティト。これから我々はロイ将軍のリキア同盟軍に味方する」
「はい」
 ティトお姉ちゃんはすぐに頷くと、踵を返して敵陣に向かう。
「何やってるのシャニー。置いていくわよ」
 早っ! お姉ちゃん変わり身早すぎ!
 地上を見れば、クラリーネさんがニコニコとさっきの貴公子さんに抱きついてる。
 あの人がティトお姉ちゃんの雇い主で、こっちの味方になってくれたってことぁ…。
「あ〜ん。待ってよ。お姉ちゃ〜ん」

 この日の戦いは、これで決まった。
 ティトお姉ちゃんの雇い主−エトルリア将軍のクレインさん−が味方になってくれて、
鉱山を牛耳ってた総督軍を一掃。
 あたしたちは強制労働されてた人たちを解放した。やったね。

「お姉ちゃーん」
 戦闘が終わって、あたしはすぐにティトお姉ちゃんに飛びつくように抱きついた。
「きゃーきゃーきゃー」
 胸に飛び込んで頭をすりすりして、甘えん坊になってやる。
「あらあら。シャニーったら、仕方ないわね」
 そんなあたしを、ティトお姉ちゃんはなでなでしてくれるの。
 えへへ。だからお姉ちゃん好きー。大好きー。
「お姉ちゃんーーーーーーー!」
 あたしは胸に顔を埋めたまま、ピョンピョン飛び跳ねる。
 よかった。お姉ちゃんと戦わなくて。
 本当によかったよ〜。うんうん。
251封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:23:29 ID:gKv8GADr
 戦い終わって日が暮れて。
 その日はちょっとした宴会になった。
 もっともまだまだ戦いは続くから、ほんのささやかなものだけど。
 あ、でも、食事は豪華だったな。
 まだ腐ってないソーセージやジャガイモ。硬くない焼き立ての白パン。
火を通した食べられる草。水のような芋焼酎。
 すごい美味しかった。
 あれ? どうしてロイ様やリリーナ様は泣いてるんだろう?

 あたしはもちろんティトお姉ちゃんとずっと一緒だった。
 お互い積もる話もあったしね。
 ディークさんやみんなをお姉ちゃんにご紹介したり。
「お姉ちゃん。この人がディークさん。あたしが入った庸兵団の一番偉い人」
「どうも。姉のティトです。妹がいつもお世話になってます」
「ああ。いつも世話してる」
 んもう。ディークさんたら、なんて言い方。ぷんぷん。がおー。

 それから、ティトお姉ちゃんの雇い主さんもご紹介してもらった。
「シャニー。こちら、エトルリアのクレイン将軍。失礼のないように」
「どうも。妹のシャニーです。姉がいつもお世話になってます」
「いえ、こちらこそ。ティトにはいつも助けてもらってる」
 んー、さすがお姉ちゃん。お世辞じゃなく、本当に助けてるんだろうな。
 
 クレインさんには、いつも妹のクラリーネさんがくっついてた。
 ふふ。仲のいい兄妹なんだね。

「お兄さま。あちらの物陰で、私といいことしましょう」

 あらら。二人っきりでどこか行っちゃった。
「あいつも相変わらずだな・・・」
「あれ隊長、じゃなくてディークさん、クレインさんとお知り合いなの?」
「ん、まあな」
252封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:24:22 ID:gKv8GADr
 ふーん。ディークさんに貴族の知り合いがいるなんて。ちょっとビックリ。
と、兄妹の逢引きを見てたティトお姉ちゃんがちょっと変。
 目が座ってるし。手に持つコップが、ガタガタ震えてる。

 きゅぴーん

 キタキター! 乙女のハートにキュピーンときましたよー。
「ねえティトお姉ちゃん」
「なに?」
「あのクレインさんとはどういうご関係なの?」
「ど、どうって・・・ただの雇い主と傭兵よ」
「本当に?」
「それ以上、何があるってのよ」
「ふーん」
 あたしは下からお姉ちゃんを見つめ上げ、
「じゃあ、あたしが取っちゃおうかなー」

「ふっ」

 ああ。鼻で笑った。笑いやがった。
「そういうシャニーはどうなの?」
 あたし?
「シャニーは、誰かいい人いないの?」
「いないよ」
 あたしはさくっと即答する。だって、本当にいないもん。
 ロイ様はちょっといい人かなーと思うけど。いつも幼なじみのリリーナ様が張り付いてるし。
 誰か女の人がロイ様に近づくと、いつも魔道書を持ってニコニコしている。
 ちょっと、いや、かなり怖い。
 ディーク隊長は、アニキーて感じだし。
 正直、恋愛対象にはなりにくい。
 向こうも、あたしを妹ぐらいに思ってるんじゃないかな。
253封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:25:14 ID:gKv8GADr
 ・・・て、なんでディークさんが頭に浮かぶんだろう。
 酔ってるんだ。うん。きっと酔ったんだな。
 お酒はあんまり飲んでないけど。
 えーい。こうなったら、もっと酔っちゃうぞ〜。

 ぐびぐびー、ぷはー。

「ちょ、ちょっとシャニー、そんな急に飲んだら」

 えへへー。だいじょーぶ、だーじょーぶ。
 あれれ? なんか地面がユラユラしてるー。

 ふにゃにゃーん
 はにゃにゃーん
 にゃんこー

 ねーむーいー。
 ・・・・寝よう。

「ちょっとシャニー。こんな所で寝ないでよ」

 ティトお姉ちゃんー、おやすみー。

・・・・・・・・・
「まったく。いきなり酔い潰れて」
 あれ? なんだろう?
 とっても暖かい背中。
 うん。あたしは誰かの背中におんぶされてた。
 誰だろう。大きくて暖かくて優しい背中。
 ユーノお姉ちゃん? ティトお姉ちゃん?
 ううん。もっと違う人。
「ほら着いたぞ」
254封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:26:02 ID:gKv8GADr
 大きな背中の人は、あたしを優しく降ろす。あったかいベッドへと。
ああ、ベッドなんて久しぶりだなー。いつも野宿だったから。
「ほら。シャニー。靴ぐらい脱げ」
「はーい」
 言われるまま、あたし靴を脱いで、ベッドに潜り込む。
 あ、あれ?
 そこであたしは気が付いた。
「た、たいちょう?」
 あたしをおんぶしてたのは隊長だった。
「隊長はやめろ」
 おっとそうだった。
「なんでディークさんが?」
「ああん? お前が急に寝たから、部屋まで運んでやったんじゃないか」
「お姉ちゃんは?」
「あいつなら、クレインを探しに行ったぞ」
 うーん、やっぱりそうなのかな。
と、ディークさんが背を向ける。
「あ、待って」
 あたしは慌てて、その背中をつかんだ。
「なんだ?」
「あ、あのですね。もう少し一緒に居てほしいなって」
「なんだそりゃ」
 だって、今日はいっぱいドキドキしたし。なんだか寝付けない。
「たいちょ・・・ディークさんは、恋人とかいるんですか」

 突然の質問。やだ。あたしなに言ってるの?
「急になんだ。酔ってるのか?」
 うん。そうかもね。
「で、どうなんですか?」
「ふん」
 ディークさんはいつも携帯してる剣を見せて。
「俺の相棒はこいつだけさ」
255封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:26:54 ID:gKv8GADr
 それはそれで寂しいような。
「じゃあ・・・じゃあ誰か好きな人とかいないんですか?」
「烈火の剣デュランダル。あれは良い剣だ」
 いきなり人じゃないし。神将器の1つじゃん。
「そういうお前はどうなんだ?」
 あたし?
「あたしはねー」
 ちょっと考えて、イタズラっぽく笑う。
「あたしはね、アニキが好き」

 言った!
 とうとう言っちゃったよ。オイ!

「そうか」
 いきなり立ち去ろうとするディークさん。あたしは咄嗟に腕を取る。
「もう。いきなりどこか行こうとしないでください」
「お前やっぱり酔ってるだろ」
 はーい。酔ってまーす。酔っ払いでーす。
 だからいきなり脱いじゃいまーす。

 んしょんしょ

 いきなりシャツを捲り上げるあたしに、ディークさんは目を丸くする。ちょっとだけ。
 ふふ。やっと驚いてくれた。やりいー。

「ねえ。あたしキレイ?」

 ぺたんこの小振りの胸。それをあたしは見せつけてやる。
 どうだ。もっと驚け。紅くなれ。恥ずかしがれ。
 でも。
 ディークさんは全く平然としていた。
256封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:27:49 ID:gKv8GADr
「ふっ」

 あー! 笑った。鼻で笑った。
 もう。失礼しちゃうなー。ぷんぷん。
「なんで女の裸見て、平然としてるんですか!」
「あのなシャニー。盛りのついたばかりのガキじゃあるまいし、女の裸見せられたぐらいじゃ、
大人の男はなんともないんだよ」
 そ、そうなんだ。大人ってすごい。
 そういや、最初に出会った時も、あたしの裸見て平然としてた。

「もう。女に恥かかせて。責任取ってください」
 勢いで言っちゃうあたしに、ディークさんはニヤリと笑い、
「いいのか?」
「いいですよー」
「お前は酔ってるし、俺は途中でやめるような優しい男じゃないぞ」
「いいもーん」
 あたしが言うと、

 ばさ

 ディークさんがあたしの頭を抱きしめ、ベッドに押し倒した。
「きゃっ」
 ディークさんの汗臭い匂い。ディークさんの熱い温もり。
それがあたしを包み込む。

 そしてディークさんもあたしの髪に鼻を埋めて、
「酒臭いな。お前」
 いやーん。言わないでー。いつもはこんなんじゃないもーん。

 もっとロマンチックにしてー。
「本当にいいのか?」
257封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:28:39 ID:gKv8GADr
 耳元で囁く。あの人が。
「うん」
 あたしは小さく頷く。
「あ、あの・・・」
「ん?」
「優しく・・・してください」
「まあ・・・できるだけな」
 ディークさんはあたしから身を離し、自分のズボンと下着を脱いだ。
 その下には・・・・

「きゃー!!!!!!!!」

 あたしは思わず大声を出した。
 だって。だってだってだって!
 ディークさんの股間からは、長巨大な芋虫が生えてたんだもん!
「な、なんですかそれー!」
「何って。まさか男の見るの初めてか?」
 いや、知識としては知ってたよ。
 でもあたしの家はお姉ちゃんだけだったし、男の人は身近にいなかったし。

 うわー。男の人のあそこってああなってるんだ。
「きゃーきゃーきゃー」
 あたしは両手で顔を覆いつつ、ちらちらとその物体を盗み見る。
 大きいー。あたしの腕ぐらいあるんじゃないか。それが天に向かってピシャと伸びてる。
 ん? でも待てよ?
 あれするとなると、アレがあたしのあそこに入るんだよね?
 えーと・・・・
 あたしはあのでっかいのが、体の中に入るのを想像して−
 入らない! あんなでっかいの入らないよ!
 どうしよー。ふえーん。
 お目目ぐるぐるー。ふにゃーん。
258封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:29:30 ID:gKv8GADr
「あ、あのディークさん」
「なんだ」
「今日のところはこれぐらいで」
「言ったろ」
 ディークさんは顔を近付け、
「途中でやめないって」
 ベッドの上のあたしに覆い被さる!

 きゃー! きゃー! きゃー!

 あたしがギュッと、身を硬くしてると−
「なんてな」
 上に乗ったディークさんが、すっと離れる。
 あれ? あれれ?
「あんまり、大人をからかうもんじゃない」
 そしてズボンを履いて、そそくさと部屋を出て行く。
 途中でやめないって言ったのに。
 結局途中でやめちゃうんですか?
 あたしはホッとする反面、どこか悔しさを覚えた。
 今度は・・・・うん。今度はちゃんとしよう。
「おやすみー」
 あたしはそれからすぐに眠りに就いた。
 すやすや。

 ぐー
 すぴすぴー
 がおー
にゃんこー
 
 ふにゃにゃーん
 
 はにゃにゃーん
259封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:30:27 ID:gKv8GADr
(幕間)

「くそ。シャニーの奴。思わせぶりなことしやがって。
 ・・・・・・・・!」
「ふっ。よく受けたな」
「ルトガー! てめえ、いきなり背中に斬りつけるな!」
「お前の背中に傷をつけるのは俺だ」
「ああ。もうお前でもいいや」
「なんだ」
「ちょっと付き合え」
「だから何をだ」
「決まってるだろ。剣の勝負だよ」
「ふっ。いいだろう」
「ただし下半身のな」
「ふっ。いいだろう」
「ようし。そう来なくちゃな」
「お前のケツに傷をつけるのは俺だ」

(幕間終了)
260封印ディーク×シャニー:2005/07/15(金) 22:31:24 ID:gKv8GADr
 あれから一晩経って。
 あたしは昨夜のことを思い出し、カーと紅くなった。
 ああ。なんであんなことしちゃったんだろう。言ったんだろう。
 馬鹿馬鹿あたしの馬鹿。
 どんな顔して、ディークさんに会えばいいの?
 ああ、もうどっなってもいいや。覚悟完了!
 あたしは覚悟を決めて、ディークさん会いに行く。
「お、おはようございます」
「ああ。おはよう」
 ディークさんはすっごい爽やかな笑顔で出迎えてくれた。
 何故か。一緒に居るルトガーさんもとても爽やか。
 一体何があったんでしょう? でしょう?
「あの、昨日のことは」
「気にすんな。俺は気にしない」
 はあ。そうですか。乙女の一大事をそんなあっさりと。
「ほら行くぞ。集合時間に遅れる」
 ディークさんお後を追いながら、あたしは決めた。

 今日から、騎士修行の他にも、もう一つ修行を始めよう。
 ずばり花嫁しゅぎょ〜。
 え。誰のお嫁さんになるのかって?

 ふふ。それはね。

「たいちょ〜。待ってくださいよ〜」
「隊長はよせ」
「アニキ〜」
「それもダメ」
「ディークさん」
 いつか、さんが取れる日が来るのかな。
 
(封印ディーク×シャニー完結編に続く)
261名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 22:35:57 ID:H0iGIN5t
キタコレ!!

リアルタイムGJであります!! シャニーかわええ超萌え!!

・・・でも幕間は嘘だと・・フィクションだといってくだ034bwm
_| ̄|○
262名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 23:27:59 ID:3gfeVkoj
シャニーが超女の子してて和む〜。
しかし幕間…ルトガーがヤるほうなのか?そうなのか?
263名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 23:58:19 ID:A6iYJlqv
外伝氏様、ごめんなさい。
当方ペガサス騎士萌え。なもんで、エスト陵辱モノの時
いくらなんでも酷すぎると、腹をたてていました。
こういう作風なんだからと、意識しないよう必死でした。

シャニーの話を読んで、自分がいかに浅はかだったかを知りました。
つーわけでなんだ、おまいが好きだ(*゚Д゚)

264名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 01:15:39 ID:bdRNy79G
幕間でハゲワロタ

うほっの趣味は無いが
265名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 08:39:35 ID:JQlItkOr
拙筆ながら>>28に捧ぐ


「来たね。まあ多少散らかってはいるが、気にしないでおくれ」
「……はい」
プラハ将軍の私室に呼ばれたイナは、恭しく一礼したものの、すぐに
室内の惨状に目を見開いて立ち止まってしまった。
部屋の奥に着くまでの十数歩に脱ぎ散らかされた鎧や、部屋のあちこちに
積み上げられた、どうやら本日使われた報告書の類であるらしい紙束のおかげで、
さながら室内は戦闘の後のようであった。
違うところといえば、死体が転がっていないことぐらいのものだ。
ちょうど、扉を開けてすぐのところに投げ捨てられた手甲を踏みつけそうになって
たたらを踏む彼女の様子を、実に面白そうにプラハは観察しながらゴブレットに注いだ酒を呷った。
床にぶちまけられた様々な物を踏まないように苦心しながらも、
なんとか主人のもとまでイナはたどり着いた。持っていた書類を指で繰って見せる。
「次の作戦の打ち合わせを……」
「今はいい。気が利かないね。酒が不味くなるじゃないか」
「そう……ですか。では後ほどまたこちらに、」
「いいよ。飲み終わるまでここで待ってな」
本来の来室の目的を突っぱねられ、この場に引き止められたイナは
所在なさげに辺りを見回した。
プラハはといえば、途方にくれたような顔をしている軍師を面白そうに見ている。
足元にブーツを脱ぎ捨て、光沢のあるなめした獣皮を縫い合わせた上から
柔らかな毛皮を掛けた長椅子(ソファ)に腰掛けて、悠然とくつろいでいた。
戦闘後の開放感にでもひたっているのか、プラハはほとんど服らしいものを身に着けていなかった。
胸と腰に下着を纏わせただけの姿、それもずり落ちかかっていてなんとも危なっかしい。
かすかに頬を染めるイナの眼前に、引き締まった象牙色の肌が惜しげもなくさらされていた。
溢れんばかりに見事に張り詰めた乳房の白さと、黒絹の下着との対比は、
少女であるイナの目にはあまりに刺激的に映った。
イナはなるべくそれを見ないように、部屋中に乱雑する鎧や書類を片付け始めた。
266名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 08:40:27 ID:JQlItkOr
手落ちのない、緻密な作戦を立てる彼女だが、こういった面でもなかなかに気の利く性質であるらしい。
<なんて言うか……可愛らしいねえ>
甲斐甲斐しく足元で書類を拾っているイナの背はほっそりしていて、
いかにも頼りなく見えた。
市井の娘の多くがそうであるように、彼女は戦場に身を置きながらも
武器を取ったことなどないのだろう。
プラハにしては珍しく憐憫のような感情が湧き上がる。
同時に、この身体を思う存分玩んでやりたかった。
普段から表情に乏しいこの娘が弱々しく泣いたり、苦痛と恥辱に悶える様を一度見てみたい。
負の感情は、正の感情より強い。
それが己の破壊衝動に忠実なプラハなら尚更だった。

「イナ」
上官の思惑を知る由もないイナは素直におもてを上げる。
「……なんでしょうか」
「いつもご苦労なこったね。陛下から賜った上等の酒だ、お前も飲んでいきな」
「……私は、お酒は飲めません……」
「上官命令だ」
そう強く言われると、部下としては逆らえない。
その上イナはプラハの気性をよく知っている。
もし不興を買えば、己の身にどんな恐ろしい仕打ちが降ってくるか、想像もつかなかった。
「……わかりました。……では」
しぶしぶといったていだろう、明らかに気の進まぬ様子で
琥珀色の液体の注がれたゴブレットを受け取り、それをゆっくりと口に当てる。
267名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 08:41:13 ID:JQlItkOr
「っ! ……!?」
灼けるような飲み口に不意打ちを食らって、傍目には滑稽なほどにイナは取り乱した。
おそろしく強い酒に間違いない。
一口にも満たぬ酒を口に当てた手に吐き出し、なおも噎せているイナを見て、
プラハは心底愉快そうに笑う。
「なんだい、だらしないねぇ」
「……です、から、……うぅ……飲めないと……」
口の端に残る辛い酒を袖で拭い、ようやく落ち着いたらしい。
大きな瞳が今にも泣き出しそうに潤んでいる。
そんなイナを無造作に引き寄せると、自らが座っていた長椅子に引き倒す。
一瞬何が起こったかを理解し損なったのか、大きく目を見開いた。
頬を撫でる感触の正体を見極めようと首を動かしたイナは、次の瞬間息を呑み、身を竦ませた。
先ほどまでのプラハが、そして今は彼女が敷いている長椅子に敷かれた毛皮は
ラグズの、獣牙族のものだった。
以前プラハが戯れに討ち取った、ガリアの戦士のものだ。
「おまえでも半獣は怖いのかい。……やっぱり小娘だねえ」
身は竦んだまま、目は白黒、といったていでなされるがままになっていたイナだったが、
プラハの手に胸元を弄られ始めると、さすがに相手の意図を理解したらしい。
わずかに背を仰け反らせ、逃れようとするそぶりを見せる。
「どうなってるんだかね、この服は。脱がしにくいじゃないか」
「将軍……、夜伽のお相手でしたら、どなたか将軍格の方を手配します。ですから……」
「おまえでいいよ」
「……?」
「最近は男を相手にするのも億劫なんだ。腰抜けのくせに、腰を振る勢いだけはあるから
あちこち痛くてたまらない。まぁどうせ抱くなら、女のおまえの方が可愛げがある」
「あ……」
信じられないものを見るような目でイナが見つめ返す。
その頬を軽く打ち、プラハは無情に命令を下す。
「さっさと脱ぎな。脱いだら足を開くんだ。これは上官命令だよ」
268名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 08:43:44 ID:JQlItkOr
たぶん続く。

近親かつ片思いのナーシル×イナの執筆に詰まったので、息抜きに書いてみた。
イナを辱められればなんでもよかった。反省はしていない。
269名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 12:44:34 ID:PvXrw78t
うわぁ〜‥すんごい萌える。グッジョブ>>268
烈火のリンとフロリーナにはそんなにハァハァしなかったけど
蒼炎の女性キャラはかなり萌えるジルミストやらイレースルキのんやら
27028:2005/07/16(土) 13:05:55 ID:FPjkBfVf
うぉぉ!ありがとう!
そして超GJ!!
酒が飲めないイナかわえぇ!ハァハァ
続き・ナーシル×イナ、ともに楽しみにしてます!
271名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 16:52:13 ID:UTFiX8Co
イナきたー! GJ!
プラハさんに責められるイナたんをハァハァしつつお待ちしてます。
272外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/16(土) 16:55:39 ID:UTFiX8Co
読んでくれた方、レスしてくれた方、ありがとうございます。

>>243>>260 の続きで、封印ディーク×シャニー完結編(死姦注意)を投下します。
シャニー死亡&死姦注意
シャニーが死ぬので、ここだけ三人称です
273封印ディーク×シャニー(死姦注意):2005/07/16(土) 16:56:53 ID:UTFiX8Co
 後にベルン動乱と呼ばれる大戦。
その戦争を起こしたベルン国王ゼフィールは、王都にてついに討ち取られた。
 しかしロイ率いるエトルリア軍は、暗闇の巫女を追い、竜殿を目指して、さらに進軍。
 竜殿の前にある大きな湖をはさんで、ベルン残党軍と対峙する。

「ディークさん。もうすぐ戦争も終わりですね」
 ペガサスに乗ったまま、気楽に話しかける少女を、ディークは眩しく見上げる。
「そうだな」
気のない返事。だが微妙に視線を逸らす。今のディークにはシャニーが眩しくて。
 もはやベルンの主力と国王ゼフィールは倒され、あとは残党と魔竜のみ。
竜は確かに手強い敵だが、対抗する為の神将器は全て揃えてある。勝算は大きい。

 もうすぐ戦争は終わる。そしてその後は−

「ディークさんは、戦争が終わったらどうするんですか?」

 まさに今考えてることをシャニーに聞かれ、ディークは内心焦る。
それを表に出さないようにしながら、
「後のことは、その時考えるさ」
 ぶっきらぼうに言い放つ。
「ふーん」
「そういうお前はどうするんだ?」
「あたし?」
「ああ。イリアに帰るのか?」
「ふふふ」
 シャニーはやおらイタズラっぽい笑みを浮かべ、
「後のことは、その時に教えてあげます」
「はっ。なんだそりゃ」
274封印ディーク×シャニー(死姦注意):2005/07/16(土) 16:57:45 ID:UTFiX8Co
「うふふ〜。楽しみに待っててください」
 小さな胸を張るシャニー。
「なんで、俺が待たなきゃいけないんだ」
「だって・・・ねえ?」
 最後の「ねえ?」はペガサスに向けて。
「ひひーん」
 天馬も主人の想いに気づいたか、ディークに向けて非難めいた声を上げる。
「だからディークさん。戦いが終わったら、待っててくださいね」
「ああ。生き残ったらな」
「う」
 シャニーは渋い顔で、
「もう。なんでそんなこと言うんですか」
「まだ戦いは終わっちゃいない」
 厳しい傭兵の顔で、ディークは言う。
「最後まで気を抜くんじゃない」
「はーい」
 気のない返事をするシャニーに、ディークはふぅとため息を吐く。
 その後ろ姿を見送りながら、ディークは今までを反芻する。
 思えば、シャニーにはいつも手を焼かされた。
 一人で突っ走るシャニーに、いつもやきもきさせられた。
 一人で何が出来る、と厳しい事を言ったのも、ただ死んでほしくないから。
 最初は妹分にしか想ってなかったシャニー。
 だがその健気さ、そして明るさに、知らず知らずのうちに惹かれていた。
 それは殺伐とした戦場で生きてきたディークにとって、あまりにも眩しい輝き。
 だから最後まで守り抜きたい。守り抜く。
 戦争はもうすぐ終わるのだから。
 そして全てが終わったら、はっきり決めよう。
 シャニーと共に生きるか否か。

 そしてベルン残党軍が始まり−
 シャニーが戦死した。
275封印ディーク×シャニー(死姦注意):2005/07/16(土) 16:58:42 ID:UTFiX8Co
 湖の中にある小島に設置されたアーチ。
そこからの長遠距離射撃が、たまたまシャニーを直撃する。
 命中するだけでも、ほんの何割かの確立。さらに致命傷になるほどの痛恨の一撃。
 不運に不運が重なって、シャニーは死んだ。
 頭の右側から突き刺さった矢が、左側から突き抜ける。
 その一部始終を、ディークははっきりと目に焼き付けた。

「シャニー!!!!!!!!!」

 戦闘の最中だというのに、ディークは目の前の敵をほっぽり出して、
ペガサスから落馬したシャニーに向かう。
 彼の長い傭兵人生でも、初めてのことだ。

「シャニー! シャニー!!!」

 嘘だといってくれ。何かの間違いだと。
 一縷の望みを胸に、ディークは倒れたシャニーに駆け寄る。
 地面に仰向けに倒れて動かない、シャニーの小柄な体。
側では、愛馬のペガサスが心配そうに寄り添っている。

「シャニー・・・・・」

 その動かない少女の姿に、ディークは全身の血が凍った。
 もちろん人死には慣れている。戦友が亡くなったのも何度も経験した。
 だが今までにない衝撃に、歴戦の傭兵が表情を強張らせた。
 そしてヨロヨロと死んだ少女へと寄り、その体を抱き起こし、
「おいシャニー。冗談はよせ。目ぇ開けろよ」
 返事はない。
 ぽかんと開いた口。開かれたままの虚ろな瞳。だらんと脱力した手足。
射抜かれた頭部の左右からは、血が流れ、中身が垣間見えた。
「わあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁーっ」
276封印ディーク×シャニー(死姦注意):2005/07/16(土) 16:59:33 ID:UTFiX8Co
 一体いつまでそうしていただろうか。
 腕の中でどんどん冷たくなるシャニーの死体。
 その冷たさが、否応もなく死を実感させる。
 その開かれたままのがらんどう瞳を、そっと閉ざしてやる。
 物言わぬ冷たい躯となった少女を抱え、ディークは何処ともなく姿を消す。
戦場の喧騒から背を背けるように。
 まだ合戦中の戦場から立ち去る。それはディークの傭兵人生の終わりを意味していた。
 戦場から離れる二人に、ただペガサスだけが寄り添う。

 どのぐらい歩いただろうか。
 やがて湖から離れた場所で、小さな泉に差し掛かった。
 綺麗な水の湧く鏡のような泉。

(そういや。お前と初めて会ったのも、こんな場所だったな)

 ふと思いつき、ディークは死体を泉の側へと優しく降ろす。

(女の子だもんな。綺麗にしたいよな)

 泉の水で布で濡らし、シャニーの血に塗れた頭部を洗ってやる。
 それから、血が飛び散った服を脱がして、ディークはうっと唸った。
 シャニーの可憐な小振りの乳房が目に飛び込んできたからだ。
 シャニーには、裸を見ても何ともないと言ったが、大嘘だ。

 少女の、まだまだ未成熟な華奢な肢体。それは男の劣情を刺激するに、十分なものだった。

 シャニーには平然そうに見えても、ディークは内心、己の自制心を働かせるのに必死だった。
 無垢な少女を汚さないように。傷つけないように。
 だが今となっては、後悔だけが募る。
277封印ディーク×シャニー(死姦注意):2005/07/16(土) 17:00:24 ID:UTFiX8Co
(こんなことなら、あの時ヤっとけばよかったかな)

 己の分身を見せられた、きゃーきゃー騒ぐウブな少女。
 その微笑ましい姿に、内心ほくそ笑んだものだ。

「馬鹿野郎。勝手に死にやがって」

 綺麗に拭った死に顔に、ぽつり、ぽつり、と水が落ちる。

「お前の姉に、なんて言えばいいんだよ」

 死体は応えない。死んでいるから。

「馬鹿野郎」

 冷たくなった死体を思わず、ぎゅっと抱きしめる。
 死後硬直が始まり硬くなった死体。少女の柔らかさは、今や失われようとしていた。
 その冷たさ、硬さに、ディークは決心する。

「シャニー。抱くぞ」

 死体に話しかけ、服を脱がせ、自らも服を脱ぐ。
 かつてシャニーが「大きすぎ」と騒いだイチモツ。今も天に向かって反り返っている。
 こんな時にまで勃てる自分に、ディークはつい苦笑してしまう。
 だが死体のシャニーは笑わない。死んでいるから。

「綺麗だぞ。シャニー」

 死体に向かって、ディークはすっと目を細める。
 死んで蒼ざめた少女は、確かに美しかった。
278封印ディーク×シャニー(死姦注意):2005/07/16(土) 17:01:13 ID:UTFiX8Co
 短く切った青い髪。小さな小振りの胸。きゅっと引き締まった小さなお尻。
 一見ボーイッシュにも見えるシャニーだが、こうして死んで生気を無くしてみると、
まるで、しおらしい乙女だった。

 その小さな胸を、ディークは大きな掌で包み込む。
 硬く小さなシャニーの乳房。死後硬直だけでなく、元から硬いのだろう。
 その僅かな膨らみを、ぎゅっと力を込めて握りしめる。

(どうだ。シャニー)

 生きていたら、痛いとか文句を言うのだろうか。
 死体はされるがまま、揉まれる度に胸を揺らす。
 どれだけこね回しても、冷たいままの乳房。その先端の乳首も、埋没してへこんだまま。
 その先端の突起に、ディークは口付けする。
 ちゅっ、と乳首をキスし、口に含んで味わう。
 冷たく色褪せた乳首。やはり無味乾燥だった。

 それでも構わずに、ディークは乳首を味わい、次いで、その首筋にキスしてやる。
 冷たく蒼ざめた首に、紅いキスマーク。だがすぐに体温を失い消える。

「シャニー」

 小さく呼びかけ、そっと両脚を広げるディーク。
 脚の付け根、乙女の秘所も、やはり色を失っていた。
 まだ固く未成熟な蕾。その中心に、ディークは己の硬直した分身を突き出す。

「挿れるぞ」

 死体に一声かけ、ディークは死んだ少女の処女を貫いた。
279封印ディーク×シャニー(死姦注意):2005/07/16(土) 17:02:03 ID:UTFiX8Co
 硬い。硬く小さなシャニーの膣。その秘肉を引き裂いて、ディークの男が突き進む。
 無理矢理こじ開けられた結合部。だが血は流れない。

 あまりにも大きなモノの侵入に、少女の体が大きく揺れる。だが痛いともなんとも言わない。
 ただディークのされるがまま、腰を揺らす。

 やがて硬い秘肉を切り裂き、肉棒が最奥まで到達する。
 シャニーの膣は、狭くて硬く、そして冷たかった。

 その冷たい膣を、ディークは己の分身で行き来する。
 まるでシャニーの胎内を暖めようとするかのように。
 だがどんなにピストン運動を繰り返し、激しく腰を振り回しても、シャニーは冷たいまま。
 じっと目を閉じ、男を受け入れる。

(最低だな。俺)

 自嘲気味に己を蔑むと、不意に限界が近づく。

(本当に最低だな。俺)

「射すぞ。シャニー」

 シャニーの冷たい死体に、精液が一杯に注がれる。
 冷たい膣を満たす、熱い精液。でも死体は何も応えない。
「ごめんな。シャニー」
 ディークは繋がったまま、シャニーの頭を抱き寄せ、
「ごめん」
 唇にキスする。
 そして泣いた。
280外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/16(土) 17:05:43 ID:UTFiX8Co
終わりです。
脱字修正>>274 下から二行目。

>>そしてベルン残党軍が始まり−
       ↓
>>そしてベルン残党軍との交戦が始まり−

ハッピーエンドと二通り考えてましたが、死亡エンドにしてみました。
ご意見ご指導ご感想、よろしくお願いします。
281名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 17:22:12 ID:69m0EKSS
外伝氏の作品にしては珍しく仄仄とした話になるかと思ったら
やっぱりこういう風になるわけね
_| ̄|○
282名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 17:26:42 ID:jim23k6Y
GJ

屍姦か・・・
いつぞやのDQN17歳が人妻を屍姦して、その娘も殺したって事件があったな・・・
あと、ギリシア神話系ではいくつも。

283名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 17:33:05 ID:jim23k6Y
ちなみに、屍姦は死体損壊罪にあたるので
現実世界の皆さんはマネしないように。
284名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 18:17:51 ID:EbIEGo/E
外伝氏…
ハッピーエンドも書いてくれ_| ̄|○
285名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 21:30:23 ID:q2+38kSr
>268
GJGJ
286 ◆rEtdWXJvJ6 :2005/07/16(土) 22:50:37 ID:nl16DjXb
度胆を抜かれた……orz
ほのぼのと進めてきて、敢えてそうくるとは。
思ったより猟奇でなくてよかった。
でもやるせない〜。
どうせならハッピーエンドも読みたいです。
287名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 23:06:58 ID:bdRNy79G
死んだんかい!
まぁシャニー弱いしな・・・
CCして力守備が9しかなかった時は唖然としたさ。


前までのほのぼのした雰囲気のハッピーエンド編を
熱烈に希望
288名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 23:17:27 ID:nLcgc1/z
面白かったけど、ショック…
ハッピーエンドを是非とも
289 ◆ka5BrNUzcE :2005/07/16(土) 23:53:24 ID:A0sBcWiv
外伝氏…
ここまで引っ張ってのキャラ殺害⇒屍姦なのに
すんなり読める出来に仕上がってるのが素晴らしい。
GJ!完全にハット・オフです。

最近書いてないのにスマン…
290名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:06:14 ID:R5h4UDhk
>>外伝氏
辛過ぎ…また読もうとは思えないし、ムスコも途中で萎えた。
でもそれは好みの部分で、作品として一歩ひいて見れば
今までの中で一番上手い。
こういうの好きな人にとっては、間違いなく神だな。
291名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:13:12 ID:Sz1vnEg2
外伝氏
この人ほのぼの路線で十分いけるな、と思った矢先にこれかorz
292名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:52:24 ID:qT4LC6pF
まぁ戦争ゲームだから死についてネタが浮かぶのは当たり前だけど…だっ…だけどやっぱりハッピーエンドを激しくキボンヌ!!!!外伝氏の作風が暗いものばかりなイメージを払拭してくれ〜。でもGJ。
293名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:55:50 ID:gWeSC0vk
あの程度の、プラハ×イナくらいなら書けるわい。

待ってろ、1ヵ月以内に仕上げて見せるぜ
294名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 03:21:46 ID:ZQNfowrB
誰か15章うpしてくれませんか?
295名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 03:33:02 ID:EgV/cA64
ディークとの年齢&体格差は真っ先にキまくったけど
シャニーはワードとでも普通にイケるのでは無かろうか。
シャニーの言葉遣いがムダに乱暴で、しかもツンデレなのと
ワードの最後まで振り回されてるっぽいテンションがいい。
>245のくだりを近くで聞いて鼻血噴いてそうだw
296名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 11:48:06 ID:WkTEkfjS
死姦…とくるとorzなのだが、外電氏が書いたと聞くと、
なんとなく納得できるのはなぜだろう…。
297名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 12:28:22 ID:FmxOjYiW
_| ̄|○ ・・・夢オチきぼんぬ。

でもGJです。三部お疲れ様ですた〜!
298名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 13:19:37 ID:WkTEkfjS
そうだ、119-氏、イグレーヌ物最高でした。次のセシリア先生物にも
期待してます。がんがってください!
2992日目午前 1/19:2005/07/17(日) 13:33:47 ID:ORJXmjPD
 「どうかしたの、ロイ?軍議の席ではぼーっと座ってただけじゃない」
 エトルリアの魔道軍将の私室ともなれば豪華なものだ。セシリアに呼び止められたロイは、そのまま有無を
言う間もなくこの部屋に連れてこられて、命じられるままに椅子に座らされた。ロイは未だにこの女将軍には
頭が上がらない。
 「あの、ごめんなさい……これから先のことが気になって、つい……」
 「よく眠れてないみたいね。前にも教えたけど、軍はリーダーがいなくなったらおしまいなのよ?」
 セシリアは長い髪をかき上げながら、ロイの向かいの椅子に腰掛けた。彼女がいつも軍服として着ているス
ミレ色の魔道服は、一番上の止め具が外れており、そこから白い首筋がのぞいている。あわててロイは視線を
そらした。
 「しっかりしなさい、司令官」ロイの視線の動きに気付いたかどうか、セシリアは柔らかく微笑んだ。
 ロイは危険を察知した。セシリアが自分を名前でなく肩書きで呼ぶ時は、必ず説教が始まる。普段ならむし
ろ喜んでこの美しい師の言葉を聴くのだが、今ロイが欲しいのは褐色の肌の美女の言葉だった。
 長期戦は避けられそうに無いと覚悟したロイだったが、何とか別な話題に持ち込めないかと部屋中に視線を
泳がせ、一冊の本を目に留めた。
 「あ、セシリアさんに相談しようと思ってたんです。その兵書の演習問題がどうしても解けなくて……」
 兵法の勉強で寝不足と言えば、セシリアも納得するだろうとロイは確信していた。果たしてセシリアは本を
取り上げ、椅子をずらしてロイの目の前に身を乗り出して、どの問題かと優しくロイに尋ねた。
3002日目午前 2/19:2005/07/17(日) 13:34:22 ID:ORJXmjPD
 「ああ、『小粒島』ね。この演習の攻略方法は二通りあるわ。一つは、歩兵による山岳越え。もう一つは、
三本のルートのいずれかから軽騎兵を投入し続ける力押し。ロイはどうしてたのかしら?」
 「えっと……」
 うわの空で答えるロイの意識は、縦に開かれた本にはなかった。彼の意識は、彼の膝にかかるセシリアの長
い髪の感触や、時折触れる白い指先の温かさ、そして胸元からのぞく白い大きな……
 「……ロングアーチの補給を絶つ必要がある訳よ。で、どこを見てるのかしら?」
 胸が作る谷間を見た瞬間、講義していたセシリアが手を止めた。ロイがあわてて顔をあげると、師がこちら
を見下ろしてあきれたような微笑を浮かべていた。
 「え……あっ!!いえっ、あのっ、上のページを……」
 「いいのよ……ロイの年頃なら、こういうところが気になるのも当然ですものね」
 「そんな……ち、ちがいます……!」
 「あの女の人と、どっちが大きい?」
 「どっちが……?」動転していたところにさらに追い討ちが来た。
 「お、女の人って……!!」
 「あの弓のお姉さん。軍議の間、ずうっとあの人ばっかり見てたわよね?」
 「そんなこと……」
 「隠したってムダよ、ロイ」セシリアは椅子から立ち上がり、自然な動作でロイの背後に回りこんだ。
3012日目午前 3/19:2005/07/17(日) 13:35:00 ID:ORJXmjPD
 「同じ表情していたもの、あなた」
 「同じって……?」
 ロイが顔をセシリアに向けるより早く、セシリアが腰を曲げてロイの耳元に口を寄せた。
 「私があなたを抱いた次の日と同じ表情よ」
 「…………!」
 ロイは体内の血が全て顔に昇る思いだった。セシリアは真っ赤に染まったロイに耳にちゅっと口付けした。
 「覚えてるわよね?あなたがオスティアから本国に帰国する日。出発まで、あなたったらずっと『昨夜はあ
んなことしてくれたのに……』っていう顔していたのよ」
 「う……」
 ロイはうつむいて黙り込んでしまった。帰国の前日の夜、セシリアに呼び出されたロイは、彼女に男女の交
わりについての手ほどきを受けたのだ。最初は訳も分からないまま果ててしまったが、セシリアは優しく励ま
しながら少年をリードし、その童貞を奪ったのだ。しかし翌日見送りに来たセシリアは、そんなことなど忘れ
てしまったかのように、あくまで師と弟子の関係でロイを送り出したのだ。
 「ゆうべ、彼女としたのね?」
 「…………はい……」
 セシリアの両腕が、そっと後ろからロイを抱きしめる。ロイは思わず身を固くした。
3022日目午前 4/19:2005/07/17(日) 13:35:39 ID:ORJXmjPD
 「口で、してもらった?」
 「え……はい……」
 「私は口ではしなかったものね……気持ち良かったでしょう?」
 ロイは、イグレーヌの口腔の温かさを思い出して勃然とした。背後の女将軍は、悪戯っぽく微笑んで、ロイ
のそこに手を伸ばした。
 「あっ……」
 「彼女とは何回したの?」
 「ご……六回、です」
 「あらあら、頑張ったのね。どうされた時が一番気持ち良かった?」
 「ど、どうって……えっ、わぁっ!」
 突然ロイはセシリアに「お姫様抱っこ」され、乱暴に部屋の隅のベッドに放り出された。セシリアはロイの
身体の上に覆いかぶさり、馬乗りになって彼を見下ろした。
 「答えなさい」
 セシリアのエメラルドの瞳がじっとロイを見つめている。からかうような表情の中で、その目だけが違う輝
きを放っていた。
 「……う……どれも……みんな気持ち良かったです……」
 ロイは目を脇にそらしながら辛うじて答えた。
3032日目午前 5/19:2005/07/17(日) 13:36:15 ID:ORJXmjPD
 セシリアはふっと笑みを浮かべると、ロイの上に倒れこんだ。柔らかい胸の感触が、衣服を通してロイに伝
わる。女将軍は白い指を少年の身体に這わせながら、そっとささやいた。
 「キスはどうだった?私としたのと、どっちがよかった?」セシリアの指は、ロイの上着を器用に脱がせて
いく。ロイはなすがままにされながら、震える声で答えた。
 「……ど、どっちも……うあっ!」
 ロイの答えに、セシリアは露わになった少年の乳首を強く噛んだ。「正直に答えなさい」
 「はぃ……イ、イグレーヌさんの方が……」
 「……方が?正確に、詳しく」上目づかいにロイを見ながら、セシリアは少年の胸を舐めまわしている。
 「あっ……なんていうか、その……舌の動きが、激しくって……あと、舌の、絡めかたが、ううっ、その、
すごく、情熱的っていうか……」
 セシリアは体を滑らせ、ロイの上気した頬に唇をつけた。
 「ふふ、正直ね。じゃあ、ご褒美」
 セシリアはそう言うや、ロイの頭を掴んで引き寄せ、驚く彼の口の中に自分の舌を差し入れた。
 「…………ぅ……ん……」
 ロイの口中を、生あたたかい師の舌が蠢く。歯茎をこすり、少年の舌をつつく。ロイが舌を突き出すと、す
かさずセシリアは自分の舌を引いて焦らし、追ってきた少年の舌を自分の口腔に迎えて、唾液と舌で嬲りあげ
た。首の角度を変えて、より深く、貪るように互いの舌を絡めあう。
3042日目午前 6/19:2005/07/17(日) 13:37:04 ID:ORJXmjPD
 「…………む…………ぷぁっ!」
 ようやく離れた時、二人の間に唾液が糸を引いて、垂れ落ちた。ロイが何か言おうとする前に、セシリアは
彼をきつく抱きしめ、さらに長いキスを交わした。より深く、より長い接吻。
 「…………んっ!?うっ……!!」
 ロイの隆起した部分にセシリアの指がそっと這い回り、服の上から焦らすような動きでロイを刺激していく。
少年はキスに応じながら、思わず腰を動かしていた。
 「……ふう。どう?気持ちいい?」ようやく唇を離したセシリアが、ロイの下半身への愛撫を続けながら優
しく尋ねた。
 「あ……ああ……セシリアさん……」
 「ふふっ……」
 セシリアは妖艶な笑みを浮かべると、ロイの下半身を一気に露わにした。
 「ああっ!」
 「まあ、ロイったら……こんなにして」
 勃起という表現そのものに膨れ上がったそこを、セシリアの手がぎゅっと掴んだ。
 「あっ……あ、ああっ!」
 「うふっ、かわいい……」セシリアは握った手をそのまま上下に動かし、ロイの反応を楽しんだ。
 「セ、セシリアさん……う……あ……」
3052日目午前 7/19:2005/07/17(日) 13:37:38 ID:ORJXmjPD
 「あら、どうして欲しいの?いやらしい司令官様」
 切ない喘ぎを漏らすロイの頬を、セシリアはぷにぷにと指先でつついた。少年は無意識のうちに腰を振りな
がらも、きつく目を閉じて圧倒的な快感に耐えていた。
 「あ……セシリアさ、ん……僕……はぁっ……はっ……!」
 「まだ、ダメよ」
 セシリアはロイから手を離すと、手早く魔道服を脱ぎ捨てた。目を開いたロイの目に、真っ白なセシリアの
裸身が飛び込んできた。
 「目を閉じないで。女の人が服を脱いだのに、見ないなんて失礼よ」
 あわてて目を閉じようとしたロイを、セシリアは優しく叱った。今や彼女は下着まで脱ぎ去り、窓から差し
込む陽光に白い肉体を輝かせていた。それは昨夜、ランプの明かりに照らされたイグレーヌの褐色の肌とは正
反対の妖しさでロイを誘惑した。
 「ほら、触っていいのよ……」
 セシリアが上体を倒し、ロイの目の前に白くて大きなバストが迫ってくる。ロイはごく自然にその柔らかい
肉と脂肪のかたまりを受け止めた。
3062日目午前 8/19:2005/07/17(日) 13:38:17 ID:ORJXmjPD
 「あ……ンっ」
 ロイの手が、むにゅっとセシリアの乳房にめり込んでいく。大きさはイグレーヌのそれとほとんど変わらな
いが、イグレーヌの胸の感触が幾分弾力的なのに対して、セシリアの胸の感触はどこまでも柔らかい。ロイは
つい手に力を込めて握りしめてしまい、セシリアが小さく悲鳴をあげた。
 「あっ!痛っ……」
 「あ、ご、ごめんなさいっ!」
 「だめよ、ロイ。自分だけじゃなくって、相手も気持ち良くなるように考えないと」
 「すみません……」
 「いいの。ロイは優しいから、きっとすぐ相手の『いいところ』を察して…気持ちよくしてくれるのよね?」
 セシリアはそう微笑むと、自分の胸にロイを抱きこんだ。
 「……ん……む……」
 セシリアの豊かな胸に顔を押し付けたロイは、しばらくむにむにとその柔らかな感触に溺れていた。セシリ
アの背中に手を回し、顔を左右振って乳房に擦りつける。セシリアはそんなロイをいとおしげに眺め、彼の赤
い髪をそっと撫でた。
 「こら。そんなんじゃ、いつまでたっても私は気持ちよくならないわよ」
 「……あ……ごめんなさい……」
 「でも、今日は特別。ロイの好きなように、私の身体をもてあそんで……」
 「……めちゃくちゃにしても、ぐちゃぐちゃにしてもいいのよ」
3072日目午前 9/19:2005/07/17(日) 13:38:56 ID:ORJXmjPD
 セシリアの甘いささやきに、ロイは我を忘れて彼女の胸にむしゃぶりついた。すでに硬くなっていたピンク
色の乳首を音を立てて吸い、もう一方の乳首を指でつまみ上げる。その本能にまかせた行動は、予測できない
だけに下手な愛撫よりずっと刺激的だった。
 「きゃん!ちぎれちゃう……!ああっ、うん……あふっ」
 セシリアの嬌声に興奮したロイは、さんざんしゃぶっていた乳房から口を離すと、身体を這わせていきなり
セシリアの太ももに噛み付いた。
 「いやぁぁ!あはぁっっ!!」
 純白の肌に、ロイの歯型が微かに残る。イグレーヌの太もももむっちりしていたが、馬に乗る分セシリアの
方が幾分引き締まっている。ロイはセシリアの腰のくびれのあたりを撫でさすりながら、思う存分肉付きのい
い太ももを賞味した。
 「あっ、あうっ……うっ、くぅっ……!!ううう、うああっ!!」
 太ももへの愛撫に感じているのか、セシリアの喘ぎ声は激しさを増していた。昨夜のイグレーヌとの情事で
は、女は必死に喘ぎを押し殺そうとしていたが、セシリアは白昼あられもない嬌声を張り上げている。自室と
おう安心感からか、それとも彼女の性癖なのか。
 「…………!!うくぅっ!!あ、ああぁん!!い、いいっ、ロイ、いい…………っ!!」
 ロイの愛撫が太腿部を駆け上がってセシリアの濡れた秘所に達すると、彼女はたまらず腰を揺らした。熱く
湿った花びらが少年の指でめくられ、充血した蕾に舌が触れると、セシリアは白い腿でロイの頭部を強く挟み
つけ、背を弓なりにそらして歓喜の悲鳴をあげた。
3082日目午前 10/19:2005/07/17(日) 13:39:37 ID:ORJXmjPD
 「あう、ああ、はぁん!!きて、ロイ、あああぁ…あ……んああ、うあああ!!」
 ロイは舌を伸ばして、師の膣に舌を挿入する。熱い肉襞を舌でかき分け、より深く挿入するべく彼女の腰を
掴んでぐいっと引き寄せると、セシリアの悲鳴は言葉にならない絶叫に変わった。
 「うあ、うふぁっ…………!!〜〜〜〜〜〜!!!!」
 セシリアの身体がびくびくっと震える。ロイは顔をあげると、隆起した自分自身を濡れたクレバスに強く擦
り付けた。が、わざと挿入はしない。
 「いや、いやぁぁぁっ!!もっ、もっと、いやっ、だめぇ……っ!!じらさ、ない…でっ!!」
 セシリアは上ずった声で叫びながら、ロイを肉鞘に収めようと必死に腰を動かす。ロイはもっと焦らしたか
ったが、師の痴態の凄まじさに刺激された欲望を制御するのが困難になっていた。
 「じゃあ……挿れます……」
 「はやくぅ、ロイ!!ああ、そう、そうよっ…………あはぁぁあ!!!」
 ロイは先端を入れたところで一瞬動きを止め、次の瞬間思い切り腰を打ちつけた。セシリアは軽く達してし
まったらしく、白いおとがいを反らして痙攣し、声を詰まらせている。ロイは構わずセシリアの腰を抱えなが
ら、激しい前後運動を開始した。
 「――――――!!っ――――――!!!、ぅ…………あ…………」
 セシリアの先刻までの絶叫は、今やすすり泣きに変わっていた。が、悲しくて泣いているのでないことは、
彼女の腰の動きと膣壁の収縮ぶりで明らかだった。
309名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 13:40:02 ID:gWeSC0vk
                      ___, -一ァ ̄ ̄ ̄ `ヽ、
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3102日目午前 11/19:2005/07/17(日) 13:40:19 ID:ORJXmjPD
 (セシリアさん……)
 眩むような快感の中、ロイは目の前で乱れまくる師を美しいと思いつつ犯し続けていた。大きなバストが生
き物のように跳ねまわり、端麗な顔は切ない喘ぎを漏らし続けている。ロイが突き上げるたびに、セシリアの
大きめの腰がうねり、愛液で湿る肉孔は絶え間なく少年を包み込み、締め付けていた。
 「…………っ……ロイ……だいて…………っ!!」
 セシリアは快楽に喘ぐ合間に辛うじて声を絞り出し、両腕をのばして弟子の少年を抱きよせようとした。ロ
イは女将軍の弾む胸に倒れこみ、彼女の背に腕をまわして強く抱きしめる。汗で濡れた乳房がロイの胸で潰れ、
セシリアは大きく息を吐き出した。彼女は手をロイの背に這わせ、長い脚をロイの下半身にからめて、より強
い接合を求めた。
 「はぁ……ぁ……ロイ…………はぅ……ぅんっ、ああぅ…………!だして……だして……っ!」
 強く抱き合いながら、セシリアはロイの耳元で切なげにささやく。絶頂が近いのか、肉襞はロイのそれを舐
めるように収縮し、時折びくんと震える。ロイも、憧れの師の肉体を貪りながら、限界に近づいていった。
 「セシリアさんっ……僕……」
 「セシリアって……セシリアって呼んで!!」
 腰を激しくくねらせながら、セシリアは叫んだ。哀願するようなその顔には、ミントグリーンの長い髪が数
筋汗で口元に張り付き、凄艶さを増している。ロイはぐいっと深く挿入し、師をはじめて女として呼んだ。
 「……セシリア……僕、もう……!!」
311名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 13:40:26 ID:gWeSC0vk
                      ___, -一ァ ̄ ̄ ̄ `ヽ、
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312名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 13:40:51 ID:gWeSC0vk
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3132日目午前 12/19:2005/07/17(日) 13:41:12 ID:ORJXmjPD
 「いいわ……ロイ……ぃ……!!だして、なかに、だして……いっぱい…………!!」
 セシリアは叫びながら、いやいやするように頭を大きく左右に振る。快感に身を委ねるのを恐れているかの
ような、激しい動きだった。
 「セシリア、セシリアぁ……っ!!」
 ロイは目の前で震える白いバストに顔を埋めながら、セシリアの膣内深くに射精した。最初は背徳感が、そ
の直後からは圧倒的な快感と征服感、そして愛情がわき上がってくる。少年の熱い欲望を子宮に注ぎ込まれた
セシリアは、声も出せずに背をそらせてぶるぶると震えていた。
 ロイはぎゅうっとセシリアの白い肉体を抱きしめる。初めて彼女に抱かれた時は無我夢中で何もわからない
まま終わってしまったが、今は彼女の身体を味わい尽くし、お互いに快楽を貪りながら同時に達したのだ。憧
れの師匠との、事実上初めての交わりだった。
 ロイのそれは、まだセシリアの肉孔の中で白濁液を放出し続けている。ロイが脈打つたびに、セシリアの膣
は歓喜とともに熱い粘液を飲み込んでいった。


 「セシリアさん…………」
 ようやく射精を終えたロイが、結合したままセシリアの顔に貼りついた髪を指で払いのけた。セシリアはう
つろな目を虚空に泳がせ、空気を求めて荒い呼吸を繰り返している。
314名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 13:41:25 ID:gWeSC0vk
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315名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 13:42:54 ID:gWeSC0vk
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3162日目午前 13/19:2005/07/17(日) 13:46:18 ID:ORJXmjPD
 (………………)
 女性の胎内に射精したのは、ロイにとって初めての体験だった。初めてセシリアとした時は、あっという間
に彼女の下腹部に白濁液をぶちまけてしまったし、昨夜のイグレーヌとの交わりでは―彼女の希望もあって―
一度も膣内には出していない。女性の膣の中に射精するのがこれほどの快感をもたらすということを、ロイは
いま快い疲労感とともに思い知っていた。
 「……は……ぁ……ぁぅ……」
 「セシリアさん…………大丈夫、ですか……?」
 「ロイ……」セシリアは弱々しく腕を伸ばしてロイの赤い髪を撫でた。「……大丈夫……」
 「すごいわ……こんなに……うまくなってるなんて……」
 「…………は、はい……ありがとうございます……」
 「ふう……あんな……じらすなんて。あの弓のお姉さんに教えてもらったの……?」
 「……はい……」
 恥ずかしそうにうつむくロイを、セシリアはいとおしげに撫でた。
 「ふふ……私があなたを気持ち良くしてあげようと思ってたのに……すっかり逆になってしまったわね……」
 「そ、そんなこと……ないです……。セシリアさんの……その……中に、出せて……すごく……」
 そこまで言ってロイは口ごもってしまった。あの射精の感覚を思い出し、セシリアの膣内で「休んで」いた
ロイ自身が激しく反応してしまったのだ。
3172日目午前 14/19:2005/07/17(日) 13:46:53 ID:ORJXmjPD
 「!?」
 ビクン、と跳ねるような感触に驚くセシリア。胎内深く打ち込まれた肉の楔が、また大きく力を取り戻して
彼女の膣壁を叩きだしたのだ。
 「ぁ……あ…そんな……ま、まって……!!」
 「あ……ごめんなさい!!」ロイはあわてて腰を引いて離れようとした。
 「ち、ちがうの……!ロイ……」
 セシリアは羞恥に顔を染めつつ、長い脚を絡めてロイの下半身を抱きとめた。「……もっと、して……」
 「セシリアさん……」
 「セシリア、って呼んで!」
 そう言ってセシリアはロイを抱き寄せ、汗で光る顔にキスした。
 「あのお姉さんにしたみたいに、私も……」
 「……セシリアさん…………セシリアっ……!!」
 ロイは力の限り、セシリアの柔らかい身体を抱きしめた。挿入した部分が、粘液質の音をたてる。二人は窓
から射し込む陽の光に汗を光らせながら、夢中でキスを交わした。

 しばらく抱擁と接吻を繰り返していたロイは、ふと身体を起こしてセシリアから自分を引き抜いた。ちゅぽ
んと恥ずかしい音を響かせて、膨張しきった肉刀が露わになる。そしてセシリアが何か言おうとする前に彼女
をもう一度きつく抱きしめると、肩をつかんで引っくり返した。
3182日目午前 15/19:2005/07/17(日) 13:47:23 ID:ORJXmjPD
 「え……?えっ!?ま、まさか、ロイ……!!」
 いつになく狼狽するセシリアにかまわず、ロイは彼女の大きな腰を抱えて、ヒップを突き出させた。形よく
盛り上がったお尻の肉がぷるぷると震え、露出した秘裂からはさっき注ぎ込んだ白濁液が溢れ出して太ももを
伝い落ちていく。セシリアは腰を振って抵抗したが、その動きはかえってロイの獣欲に火をつけただけだった。
ロイは尻肉に指がめり込む程強く腰を掴み、先端をゆっくり挿入した。
 「セシリア、入れるよ……」
 「あっ、あああっ!!だ、だめ、うしろから……なんて……いやぁっ!!うぁああああ!!」
 一気に根元まで押し込まれ、セシリアが悲鳴をあげた。手できつくシーツを握り締め、上体を激しく悶えさ
せた。下半身はロイの手と腰の動きに完全に支配されている。
 「あ、あふぅっ!!そ、そんぁ……ああああっ!!わ、たし……ひくっ!!うしろからなんて……きゃっ!」
 セシリアは喘ぎながら、首を後ろに向けて泣きそうな表情でロイを見上げた。
 「……はぁぅううううっ!!うしろって、はじめて、なのっ…!!あああッ!!あ……ふあああっ……!!」
 ロイは思わず腰の運動を止めた。この師が後背位未経験だったとは、夢にも思わなかったのだ。あわてて己
を抜こうとしたロイだったが、昨夜のイグレーヌの言葉が脳裏をよぎった。
 (女の人に遠慮してばっかりじゃダメ。自信があるなら、積極的に……ね?)
 「ごめんなさい。でも、僕……セシリアを、気持ちよくしたいから……!!」
 ロイは意を決して、引き抜く寸前だった肉の楔を、再び女の胎内に強烈に打ち込んだ。
3192日目午前 16/19:2005/07/17(日) 13:48:00 ID:ORJXmjPD
 「えっ、ああ、いやぁっ!!……うっ、うふぅ、あひっ……ぃ……もう、もう……っ!!」
 前からの交合とは全く異なる刺激に、セシリアは肘で上体を支えることもできなくなってベッドに倒れ伏し
た。ロイは激しい前後の抽送に加えて、腰を上下に動かしたり円を描いたりして、あらゆる角度からセシリア
の肉壷を責め立てる。
 「……はっ……うっ……あ……ああ……いあ……ううっ!!」
 セシリアの喘ぎに甘さが混じってくる。太ももを流れ落ちる粘液が量を増し、柔襞は肉刀の責めを歓喜とと
もに受け止め始めていた。
 「……うう、い、いいっ……あ、ああぅん……え?えぁあああああ!!うあああああ!!」
 ロイが彼女の腰を抱えるようにして少し持ち上げた瞬間、セシリアは突然狂ったように悶えた。ロイは一度
体をもとに戻し、もう一度同じようにして突き上げると、女将軍は獣のような叫びをあげた。
 「いい゛……ぉおっ、おあああああ!!いぁあああ、も、もう、ぅああ ああ あはああああ!!」
 どうやら彼女の「最も感じるところ」を探り当ててしまったらしい。ロイは呼吸を整えると、残る力を振り
絞って激しく「そこ」に肉刀を斬りこませた。
 「〜〜〜〜〜〜〜〜!!うぁああ!!い、いぁ、も、もう……ゆるしてぇぇええ!!ゆるしっ……っ!!」
 もはや喘ぎではなく吼えるような悲鳴をあげるセシリア。眩むような官能に身をまかせ、ぎくん、ぎくん、
と哀しいくらい背中をそらせ続けていた。
3202日目午前 17/19:2005/07/17(日) 13:48:31 ID:ORJXmjPD
 そんな白くなまめかしい背中に、彼女の長くつやのある髪が汗でへばりついている。師の痴態に興奮してい
たロイは、たまらなくそこを汚したいと欲情した。
 「セシリア……だすよ……」
 「……ろ……ぅ……ぃ…………」
 すでに達してしまったのか、うつろな声でセシリアが応える。ロイは最後の一突きをして、きつく締まる肉
孔から自分自身を引き抜き、膝をついてセシリアの背中めがけて勢いよく射精し始めた。
 「……んっ!!……あ……うあぁ……あつぅい……あついの……」
 ぐったりした背中に、濃厚な精液が降り注いだ。腰の近くに落ちた塊は、汗にまじってゆっくりと背中を滑
っていく。背の中央では、美女の肌が白濁液に穢され、髪が汗と精子を吸い込んでへばりついていた。
 「や……ぁ……やだ……あ……ふぅ……」
 どろりとした感触にセシリアが悶えて上体を揺らすと、背中に水溜りをつくっていた濁液が脇にこぼれ落ち、
大きな乳房を伝ってシーツを汚していく。ようやくロイが射精を終えると、セシリアの突き出した腰が力尽き
たように崩れ、ベッドに倒れこんだ。充血したクレバスはまだヒクヒク痙攣し、分泌された体液を吐き出して
いた……
3212日目午前 18/19:2005/07/17(日) 13:49:03 ID:ORJXmjPD
 「…………セシリアさん……」
 「……ロイ……」
 ロイとセシリアは、横に寝転んで疲れきった身体を休めていた。ロイが赤子のようにセシリアの乳房を吸お
うとすると、セシリアが少年の額を指で小突いた。
 「とっても、気持ち良かったわ。その……後ろから、してもらって」
 「は、はいっ!なんか、無理矢理したんじゃないかって……不安だったんです」
 「いいの。はじめて後ろからした相手がロイで……うれしかったわ」
 「はい……」ロイは頬を染めてうつむいた。
 「でも、最後はダメ。女の人の膣内と髪にだす時は、ちゃんと相手の同意を得なさい。髪に…あれが付くと、
洗うのが大変なんだから」
 「あ、ご、ごめんなさい……僕、どうしても……かけたくって……ごめんなさいっ!」
 ロイが顔を真っ赤にして答えるのを見て、セシリアはふふっと微笑し、ゆっくり身体を起こした。
 「じゃあ……罰として、ちょっと手伝ってもらおうかしら」
 「はいっ!何でも、何でもやります!でも、何を……手伝うんですか?」
 「アイディアが欲しいの。小説の、ね」
 幾分不安げに尋ねるロイを安心させるように、セシリアは微笑んだ。
3222日目午前 19/19:2005/07/17(日) 13:49:35 ID:ORJXmjPD
 「小説、ですか」
 「そう。例えば今は軍務の合間に、緑髪生腕の少年盗賊と黒髪の弓騎士の伯爵令嬢の禁断の恋のお話とか書
いてるんだけど、どうもこのところ行為の内容のネタに詰まってるのよね」
 「行為って……?」
 「愛の行為よ!この前は油ぬるぬるプレイとか拘束目隠しとかやったんだけど、控え目だった割にネタが枯
渇してきちゃって」
 「…………愛の行為で拘束、ですか……」
 「まあ、今日ロイとしたおかげで少しは展開が見えてきたわ……という訳で次回は弓が『攻め』ね。
 『いかせて欲しかったら……<大好きです、お姉さん>って言ってください』
 とか!ああ、でも『婚約指輪した指にぶっかけプレイ』も捨て難いわね」
 すっかりいつものセシリアに戻っている。セシリアはベッドの脇の小卓から、用箋とインク、ペンの一式を
手早く取り出した。
 「そういう訳でロイ、あなたも何か愛のある小説のネタを考えなさい。テーマは……そうね、『女の上司と
結ばれる男性部下』。私が浴室で身体を洗ってくるまでに書いておくこと。ネタの箇条書きでもいいけど、あ
なたが小説書いても構わないわ。いいわね?」
 「………………はい」
 つい先刻まで「もうゆるして」とか泣き喚いていた女性とは思えない豹変ぶりに、ロイは内心ため息をつい
た。イグレーヌといい、女性は皆こうふたつの顔を使い分ける生き物なのだろうか……
(2日目昼休み(エロ無し)に続く)
323名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 13:53:23 ID:ORJXmjPD
>>298
投下直前に励ましのレスを頂戴し感謝です。ご期待に添えましたでしょうか。
続き(2日目昼休み)はエロ無しの予定で、2日目午後はロイ以外が「活躍」の予定です。
完成がいつになるかは分かりませんが……
324298:2005/07/17(日) 14:12:22 ID:WkTEkfjS
>>323
神がキキキキkkkッキター!!!!!

>ご期待に添えましたでしょうか。
いえ、正直ショックですた…期待とかそういうレベルはすでに超越しております。
ロイはやっぱりセシリアせんせいに食われてたんですね(笑)。
これが終わったらでかまいませんから、そのへんも是非詳しくおねがいします!
ああ…こんなに続きが待ち遠しい作品はひさしぶりだ…眼福眼福。

次はミレディとかエレンかな…ユーノかも知らんですが。
325名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 14:28:01 ID:quD2j37N
>>323
超GJ!
ロイ、サザ×ステラのネタ出しがばれ!
326名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 14:43:14 ID:sTWHCpXT
か、かかかか神キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
セシリアエロい(;´Д`)ハァハァ
このシリーズ(?)いつまでつづくか分かりませんが毎回楽しみであります。
327名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 15:25:35 ID:gWeSC0vk
                      ___, -一ァ ̄ ̄ ̄ `ヽ、
                ,-‐¬  ̄---┘'7        `ヽ.
          , -‐ ''"  し' '´_ /,ィ ̄           ヽ_
       ,r/      __   ,イ::             ゙) 7
      / ||ヽ  -'     / ̄ )::             /ノ )
    ,r '   ヾ、  ,-、____ , イ  ::       ェ==-   ヒ-彡|
  / ヽ    `ー−ソ  .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ト,ィ⌒ヾ,,_ r';' }   
. /    \_   /    〉"l,_l "-,r==- ;::)  f';|ヒノ:} '`ニ゙レr-{    GJであります!
         ̄/      | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i  ==-'    r';' }
        /     . ゙N l ::.  ""..:;イ;:'  l 、  ""  ,l,フ ノ
       <        . |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"
     /           .| ::゙l  ::´~ 、  ' '__. ィ  ''` ,il" .|'"
                 {  ::| 、 :: ヾ三ニ‐':"  , il   | 
\               /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
               / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
328名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 16:16:01 ID:EgV/cA64
>>323
いいセシリアさんだ。さすが魔乳軍娼。
よく見かける「だしてぇぇ」がどうしようもなく新鮮に聞こえたよ。GJ
329名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 19:36:48 ID:inZqcHtZ
>>272
外伝氏GJ!
後からじわじわと切なさがきます(ノд`)
でも俺もハッピーエンドverきぼん!!
きゃーきゃーいいながら初夜を迎えるシャニーが見たいんだよ。
で、そんなシャニーをいいこいいこしているたいちょーが見たい。

>>299
すげーエロくてイイ!
最中で主導権を握るロイさいこーでした。
後ろがはじめてな正統派?セシリアさんに萌えもえ。
次も期待しています。
330ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/18(月) 00:31:13 ID:iGCZ+RVT
唐突ですが・・・・・・

イレースといえば百合。
百合といえばイレース。

それでは・・・・・・
331ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/18(月) 00:31:44 ID:iGCZ+RVT
百合V(1)

空はどこまでも青かった。

戦争が始まって、久しく荒んでいた己の心を瞬く間に吸い込んでいくような、本当に、全てを吸い取ってしまうような、どこまでも、どこまでも
遠い青空・・・・・・

(あたしは、今、何をやっているんだろう?)
自分たちが今までしてきた戦いさえも、この天井の無い広大な青空から見れば、ちっぽけでしかない。
雲一つない、遠くまで真っ青な空、その中に、一つだけ輝く円形がある。
それは、全ての命の源。ありとあらゆる生命を育んできた、父親ともいえる存在。
その父親の名前は、太陽。
この大きな大草原に寝っ転がって、好きなだけ太陽の光と、深遠なる青い空の恩恵を受けていると、自分たちが、
今戦争中の兵士であるということさえ忘れてしまいそうになる。
「あーっ、気持ちいいー!」
ワユはずっと、この青空を眺めていた。
「本当に、いいお天気ですね・・・・・・。戦争中でなかったら、皆でピクニックに来たかったです・・・・・・」
ワユの隣で、イレースも寝っ転がって、空を眺めていた。
「あっ!それいいかも♪ねえイレース、この戦争が終わったら、皆でここでピクニックをしようよ!」
ワユの提案に、イレースは満面の笑みを浮かべた。
「・・・そうですね。うふふ、すごく楽しみです。」
「な、なあ、ソの時は、モウディも呼んでクれるカ?」
イレースの隣に、モウディも寝ている。
「うん!もちろんよ!」
彼の質問に、ワユは元気よく答えた。せっかくのこのいい天気と、豊かな大草原の恵みである。
それを独り占めするのは、何だかもったいない。それに、仲間は多いほうが楽しいに決まっている。
「うふふ・・・・・・楽しみです・・・・・・」
「モウディも、楽しみなのダ。」
332ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/18(月) 00:32:49 ID:iGCZ+RVT
百合V(2)

三人とも、この青空の下、普段張り詰めている緊張をほぐして、のんびりしている・・・・・・
まるで、今戦争中だということも、忘れてしまいそうな、穏やかな空・・・・・・
そして、この広大な草原を、そっとそよ風が吹き抜けた・・・・・・

「・・・何だか、少し・・・・・・肌寒くなって・・・きました・・・・・・」
そよ風に少し体温を奪われたのか、イレースがぶるっと体を震わせた。
「・・・そうだね。」
ワユも同じに思った。少々、肌寒くなってきている。そして、それはモウディも同じであった。
だが、この三人には、どうすることもできなかった。
衣を纏おうにも、三人の両手両足は自由がきかなかった。
恐ろしく重い、かつ頑丈な鎖によって、三人の手足は、ベッドの4隅に縛られていた。
怪力を誇るモウディでさえも、外せないほど、頑丈な鎖。
彼女たち三人は、草原の地べたに、じかに寝ていたわけではない。
この草原に設えられた3つのベッドに、仰向けに寝かされているのだ。
その三人の身体を、草原のそよ風が、また、ふっと撫でる。
「サすがに、モう寒くなってキたな。」
モウディも、身体をぶるっと震わせた。
三人が、寒気を感じたのには理由がある。三人とも、身体の上には、布一枚纏っていなかった。
身体の大事な部分も、恥ずかしいところも、すべて丸見え。人はこれを『全裸』と呼ぶ・・・・・・。
333ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/18(月) 00:33:26 ID:iGCZ+RVT
百合V(3)

「ようやく気がついたようだな。」
ふと、モウディの頭上で声がした。
「ア、アイク・・・・・・」
その声の主は、傭兵団団長のアイク。そして、その後ろに、傭兵団の他のメンバーもいる。
「ね、ねえ大将、あたしたちが、一体何をしたっていうの・・・・・・?」
ワユの声に、アイクはすぐ横にいるセネリオに目配せした。すると、セネリオは冷徹な目で3人を見下ろし、続けて報告書を読んだ。
「では報告します。一昨日の晩、わが軍の備蓄の食糧は、134合ありました。しかし、昨日の調査では、わが軍の食料は、わずかに20合だったのです。
つまり、一晩で114合の食料がなくなったことになります。このうち、14合は昨日の食事で使っていますから、使途不明な
備蓄の食糧は、合わせて100合。」
ぎくっ。
三人の背中から、思わず冷や汗が流れる。それをセネリオは見逃していない。
「お心当たりが、あるようですね。ズバリ言いましょう。あなたたち三人が、人知れず勝手につまみ食いした。違いますか?」
ワユは何とか言い訳を言おうと考えた。しかし、この冷徹な参謀は、そんな焦ったワユの顔色さえも読んでいる。
「どうやら図星のようですね。」
「え、ええと・・・・・・」
そこにティアマトが横から割って入った。
「でもセネリオ、ちょっと変じゃない?」
「何がですか?」
「いくら何でも、3人で一晩で100合もの食料を平らげるというのは・・・・・・」
すると、セネリオはあくまでも冷徹な目で答える。
「この三人ならば、可能です。」
「そうだったわね。私としたことが、すっかり失念していたわ。」
そう言ってティアマトも冷静に3人を眺めた。
334ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/18(月) 00:34:10 ID:iGCZ+RVT
百合V(4)

「しかし、ワユはすごいな。一人で、あの100合を平らげてしまうとは・・・・・・」
台所番も兼ねているオスカーがそう言うと、ワユは顔を真っ赤にして怒った。
「あたし一人でそんなに食べれるわけないじゃない!あたしはせいぜい3合・・・・・・」
「ほう、自分で認めたね。」
「やばっ・・・・・・」
そしてセネリオは三人を見た。
「僕の独自の調査によると、ワユが3合、モウディが11合、残りは・・・・・・」
するとイレースがいきなり真っ赤になった。
「そうなると、ワユ、モウディ、イレースの順に、罰が重くなっていくということだな?」
アイクがセネリオに訊くと、セネリオは首を横に振った。
「そうですね。ただ、食べた量はどうであれ、三人とも盗み食いをしたのは事実ですから、三人ともに厳しく刑罰を与えなければならないでしょう。」
「そうだな。で、どんな刑罰にするんだ?」
「それはすでに考えてあります。」
刑罰と聞いて、三人の顔色がみるみるうちに青くなる・・・・・・
まるで、この、果てしなく広がる青空のように・・・・・・

つづく

今日はここまで
335名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:40:20 ID:sbOfnW/7
リアルタイムキター(・∀・)ー
お仕置きハァハァ
336名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 01:01:08 ID:BTr+oXMn
モゥディ様の名前を間違えるとはけしからん
337名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 02:44:24 ID:zccWTJrB
どうでもいいけどモゥディの喋りはアクセントのつくところが片仮名
いやどうでもよくないけど
338名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 02:46:21 ID:h2IqbUpJ
GJGJGJ!!
339S・L・S ◆xTfHc.nBiE :2005/07/18(月) 06:06:04 ID:BKcKJx79
お早うございますー。

外伝氏、いつか自分がぽつりと呟いたディーク×シャニー
完結編まで投下していただいて有難うございますたー。
うわあ・・でもやっぱり悲しいー。ifってことでハピエンド編も
投下きぼんぬです・・。

箸休めにもなりませんが、短いSS投下しますー。
先日のダミアンさんのセネリオ女体化SS(?)のお返しに。
タイトルぱくってます、スイマセヌ。しかもエロなしですが。
それでは投下ー
340続・シノンさん:2005/07/18(月) 06:07:04 ID:BKcKJx79

「はあ・・・・。」

マーシャは大きな溜め息をついた。
寝台の上に広げられた革袋の財布からは、僅かな金額の
銅貨が数枚零れて散らばっている。
彼女をこれ程憂鬱にさせている原因は、マーシャの実の兄である
マカロフが賭博でこさえてきた多額の借金なのだ。

本来ならば、兄自身の手で全て返済を済ませ
1日も早く身奇麗になるのが筋と言うものなのだが
マカロフが金を借りた先の幾つかは、その道でもかなりの極道らしく
在り得ない程の暴利を彼に突きつけ、更に妹にまで返済の義務を迫ってくる。

その為マーシャは自らの決意でベグニオンの聖天馬騎士団を脱退し、
傭兵団へと身をやつし、粉骨砕身戦いを続けているのだ。

「もう・・・こうなったら覚悟が必要だわ。とても辛い選択だけど
たった1人のお兄ちゃんのためだもの・・・。

私が・・・身体で稼ぐしかない!」

マーシャは独り自室で決意を固め、両の拳を握り締めた。
341続・シノンさん:2005/07/18(月) 06:07:42 ID:BKcKJx79

「・・・というわけでガトリーさん! ・・・あの、

わ、わたしのバージン買ってください!!!!!」


「え、えええええええええ?!!!!」


クリミア軍が現在駐屯しているデイン王城の裏手の森に、ガトリーの
素っ頓狂な叫び声がこだまする。
「そんなに大きな声で驚かないでください」とマーシャは赤く染まった顔を
両の手で覆った。
ガトリーは浜に打ち上げられた死にかけの魚のように、
ただ呆然としながら口を開閉させている。二筋の鮮やかな赤い血の流れが
彼の鼻腔から止め処なく溢れた。


「え・・・ええと、うん、あれだ。丁度金の使い道に困ってたことだし
マーシャちゃんも何か訳ありみたいだし。お、俺でよければ
・・・というか、是非!!!!!!!!」


しどろもどろに両手で宙を掻きながらガトリーがそう応えた刹那、
一筋の閃光がマーシャの髪をかすめて、ガトリーの眉間に突き刺さった。
その衝撃で、彼はどうっと後ろへ倒れ込む。
342続・シノンさん:2005/07/18(月) 06:08:20 ID:BKcKJx79

「き・・・きゃああっ!!ガトリーさんっ??!!!」


「ガトリーなんか駄目!!!! マーシャさんのおとめは僕が買う!!」

マーシャが後ろを振り返ると、そこには弓を構えたヨファが顔を激しく
紅潮させながら立っていた。

ヨファが仲間を殺すなんて・・・なんてことなの・・・とマーシャが
ガトリーの死体を改めて見ると、彼の額には鏃の変わりに吸盤が
括り付けられた矢が張り付いていた。

どうやら、彼が倒れたのは自分で大量に流した鼻血の所為らしい。


「ヨファ・・・。ちょっといくらなんでも・・・。」

「お金なら心配しないで!!僕オスカー兄さんにもらったお年玉とか
傭兵団で稼いだお金とか使わないで貯金してたの。だから大丈夫だよ!」

「そんな・・・ヨファからお金なんかもらえな・・・いえ、お金のことじゃなくてね。
こんなこと聞くのもなんだけど、ヨファそういうことのやり方・・知ってるの?」

「ううん、知らない。
僕マーシャさんが全部解ってると思って。」

ヨファは穢れの無いきらきらとした瞳でマーシャを見つめる。
マーシャはそれを見て額に手を当て、がくりと肩を落とした。
343続・シノンさん:2005/07/18(月) 06:08:55 ID:BKcKJx79

「えええ・・・。実は私もよく知らないんだよね。

布団の上にごろって横になってちょっと我慢してればすぐ終わるかなーって
・・・思ってたから。」

「えー!なんだあ、マーシャさんだって知らないんじゃないか。
じゃあどうするのさー。」

ヨファは頬をぷくっと膨らませてマーシャに歩み寄り、彼女の腕をぐいっと掴んで
せがむように揺らしている。幾らなんでもこんな可愛い子供が相手じゃ
私の方が犯罪だわ・・・と頭を抱えた彼女の傍らの茂みで何かがガサリと動いた。


「オーケイ、話は聞かせてもらったぜ。この俺に任せな。」

「あっ!シノンさん。シノンさんだあ!!」

ぱっと顔を輝かせたヨファが、茂みから姿を現したシノンに抱きつく。
シノンはにやりと微笑むと、ヨファの頭を大きな掌でわしわしと撫でる。

「可愛い弟子の記念すべき筆おろしだ。俺が誠心誠意努力して見事成就
させてやろうじゃねえか。ヨファ、お前の一世一代の晴れ舞台だ。
気合入れろよ。」

「わあ、シノンさん有難う!!シノンさんはいつだって僕の味方だよね!!」

涙を瞳のはじに光らせながらひしと抱き合う2人。
嗚呼麗しき師弟愛哉。

マーシャは2人の側で瞳を白黒させながら呆然と立ち尽くしていた。
344続・シノンさん:2005/07/18(月) 06:10:14 ID:BKcKJx79

「よろしくおねがいします!!!」

「よ、宜しくお願いします・・・。」

寝台の上で正座で向かい合いながら深く頭を下げるヨファとマーシャ。
顔を上げながら、彼女はちらりと横目をながす。

「え・・・と、あの、それで。

・・・なんでシノンさんがそこにいるんですか・・?」

寝台の横に置かれた木製の椅子には、腕と足を組みながらシノンが
どかりと腰を下ろしていた。

「ああ、俺の事は気にするな。続けて続けて。」

「ええっ・・!! だって。恥ずかしいんですけど。
このままだとシノンさんにまぐまぐしてるところ見られちゃうじゃないですかぁ。」

「馬鹿野郎!!! 俺の姿は霞・・・そして俺の声は天の声だと思え!!
前途多難な若い身空の男と女を、年配者のこの俺が親切にも
導いてやろうとしているんじゃあねえか!!!」

「ひゃぁっ・・・すっ、すいませーん。」
345続・シノンさん:2005/07/18(月) 06:10:40 ID:BKcKJx79

シノンの怒気を孕んだ大声に思わず居竦むマーシャ。

「さあ、臆するなヨファ。今という時は待ってはくれねえぜ。大丈夫だ
お前には俺が付いてる。

男なら・・・・やってやれだ!!」

「はい!!!!!!シノンさん!!」

「だ、大丈夫かなあ・・・・。」


瞳を潤ませながらシノンを見つめるヨファ。
そして万感の思いを胸に弟子に愛の眼差しを注ぐシノン。
不振極まりない複雑な顔で2人を眺めるマーシャ。
流血して昏倒したまま森に放置されるガトリー。

グレイル傭兵団の夜は今日も平和に過ぎていく・・・。


346S・L・S ◆xTfHc.nBiE :2005/07/18(月) 06:12:28 ID:BKcKJx79
スレ潰し失礼しましたー。

それでは〜。職人さんの続編いろいろ
楽しみにしていますー
347名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 07:25:06 ID:CELbp8/c
>339
おひおひ、こんな美味しいシチュで寸止めは無しってぇもんですよ。
是非とも続き、と言うか本番をっっ! (*´Д`)ハァハァ
348名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 09:49:57 ID:mDZg9Cw/
つまみ食い3人衆も監督シノンも両方ワロス
349名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 13:52:33 ID:U5uIyQdo
>ダミアン氏
全裸三人に和んだ。ワロスw

>S・L・S氏
何となくダミアン氏のルイーズ奥様思い出したw
続き続き!激しくキボン
350名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 15:29:34 ID:FEE/hMJ0
異議有り!

イレース=モゥディ12人分

これだと、モゥディが11合なので、11*12=132合

計算にあいません。
351名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 15:34:12 ID:FEE/hMJ0
3+モウディ+12モゥディ=100
13モゥディ=97

正しく計算するなら
ワユ9合 モゥディ7合 イレース84合が正しいかと!
352名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 15:35:33 ID:FEE/hMJ0
そして、私のIDはFE
353名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 00:48:42 ID:AmNkZY6O
>>352
おめ
354名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 01:08:52 ID:O3dcIHd3
>>353
355>>28に捧ぐ:2005/07/19(火) 03:22:53 ID:AQi9ZEiQ
>>352
フィーとも読めますね。

今回も未完ですが、>>265>>267の続きです。
イナがちょっと痛い目にあう話なので、苦手な方はスルー推奨。
356プラハ×イナ:2005/07/19(火) 03:23:34 ID:AQi9ZEiQ
肘をついて身を起こし、異国風の衣装をそろそろと脱ぎながら、なおもイナは
渋る素振りを見せていた。
貞操の危機に晒されている若い娘としては当然のことだったが、この場合はあまりにも相手が悪すぎる。
複雑なボタンや留め紐をはずし終えるや否や強引に服をむしり取られ、再び長椅子に組み敷かれてしまう。
抵抗らしい抵抗もできないまま。
「将軍……将軍、お許しください……」
「ああもう、うだうだと煩いね」
言いながらもプラハは裸身を隠していた下着を脱ぎ捨て、
裸の胸を両手で隠したままのイナに覆い被さった。
解放された乳房が重力に従って重たげに揺れる。軍人として鍛え抜かれた身体だが
女らしさは失われていない。胸の盛り上がりから腹筋やくびれた腰への悩ましげな曲線などは、
さぞ男の本能に訴えるものだろう。
片やイナの体つきは楚々としたものだった。
もともととてもほっそりしているので、胸や尻に付く贅肉も少ない。
「……思った以上に小さいねえ。こんな胸で男を満足させられるのかね」
だが、触れてみればなかなかに官能的ではある。肌はすべすべとなめらかで傷ひとつない。
小ぶりな膨らみに触れれば指を押し戻す確かな弾力。悪くはない。
少年のように短い髪、物憂げに潤む目ばかりが目立つ幼げな顔など、
その手の好事家には堪らないものだろう。
357プラハ×イナ:2005/07/19(火) 03:24:00 ID:AQi9ZEiQ
「ふん……」
「……なんでしょうか?」
全身をくまなく不躾に見つめられると羞恥心が煽られてやまないが、
それよりも居心地の悪さを感じてしまう。
「赤ん坊みたいに綺麗な肌してるじゃないか」
そのことにかすかな嫉妬を覚えてプラハは毒づいたが、イナは相手の本心を量りかねて
戸惑うばかりだった。つい今しがた、密かに気にしていた胸の大きさを指摘されたばかりだったので、
彼女が自分に対して優越感を抱いていると思ったが、そうでもないらしい。

「口開けな」
イナは素直に唇を開いた。うっすら開かれた唇に噛み付くようにしてプラハが口付ける。
無意識のうちに逃げようとする舌を執拗に絡めとり、吸う。
ぬめぬめと絡む舌と舌、その慣れない感覚にイナは翻弄される。
<……違う。知らない、こんな……>
恋人と交わした口付けは、甘くはあったがここまで激しいものではなかった。
今より幼い頃にナーシルがしてくれた、額へのおやすみのキスならなおさら。
口付けがこんなにもいやらしいなんて、こんなに胸が高鳴るなんて知らなかった。
「ん……」
擦り合わさった乳房の下に、ぷくりと勃ち上がった乳頭の感触を感じる。
「感度はいいってわけか。……案外【虫】あたりに、種なり技なり仕込まれてんじゃないのかい?」
蜂蜜色の肌が目に見えて青ざめるのがわかった。
「! ……違います。あの人は……関係ありません」

【虫】――――たしかナーシルといったか。イナと同じ肌の色の男だった。
余程大事に思っているのだろう。この娘を盾にした要求をすべて鵜呑みにし、
それを忠実に守り続けている。それだけでもイナの利用価値はある。
358プラハ×イナ:2005/07/19(火) 03:24:31 ID:AQi9ZEiQ
<なるほど。大当たりか>
たまたま彼女に近しい男を挙げてみただけに過ぎなかったが、
顕著な反応が返ってきたことに思わずほくそ笑む。
「ふぅん」
「……あの人は……」
「ひとつ教えてやろうか、イナ」
イナの薄く尖った耳朶に口を寄せたプラハが、含み笑いと共に囁きかける。
「人の寝所では他の男のことを考えないほうがいい。あたしはプライドが高くてね、
そういう奴は恋敵もろとも焼いてやりたくなるんだ」
いま自分が敷いている毛皮の持ち主のように。
この人は躊躇いなくナーシルに危害を加えるだろう。それだけは耐えられなかった。
「やめて……!」
イナはとうとう両手で顔を覆った。
普段こんな風に取り乱すことのない彼女としては、珍しいことだった。
「あの人は関係ない……。私、何でもしますから……あの人には何もしないで……」
「何でもする?当然だよ。おまえに拒否権なんてないんだからね」
フフンと鼻で笑って見下ろすプラハの表情は、ひどく不吉なものに見えた。
知らず知らずのうちに肌が粟立つのをイナは感じる。
「まずはそうだね……自分で慰めて見せな」
「? ……それは、その、自慰……というものですか……?」
「イナ……おまえ、まさか知らないってことはないだろうね」
実際イナは戸惑った。恥らうより先に、どうしたらいいのかがわからない。
女が自分で自分を慰める行為があることは知識として知っていたが、
実際にそれを行ったことはなかった。婚約者への裏切りのような気もしたし、
もともと長命で少子の竜鱗族の大体は性欲に疎いものだ。愛情から生まれる肉欲はあれど、
いわゆるさかりの季節はない。若く健康なイナですら多分に漏れずそうだった。
359プラハ×イナ:2005/07/19(火) 03:24:58 ID:AQi9ZEiQ
「はぁ……」
案の定頷いた少女を見たプラハは、立ちくらみに近いものを覚えた。
気を取り直そうとゴブレットを傾けるが、そこにも酒瓶にも酒は残っていない。
「とにかく、そこに座りな。こっちを向いて……ああ、どこも隠すんじゃないよ」
プラハが顎をしゃくった。その指示に従って、長椅子の傍らの卓にイナは腰を下ろし、
促されてゆるゆると両の腿を離す。
水晶を切り出した仕事卓はひやりと冷たかったが、火照った身体には心地よく感じられる。
「あの、どうすれば……」
ここに至ってもイナはよくわかっていない様子だった。
足を閉じたそうに腰をもじらせているが、プラハはひと睨みでそれを禁じる。
空を泳ぐ手を掴まれ無理矢理恥部に触れさせられても、途方にくれたような目で
プラハの顔を見返すばかりだった。
「……呆れた。あのねぇ、イナ。自慰ってのは、このあたりを弄くってりゃ
そのうち気持ちよくなってくるもんなんだ。好きなようにやってみな」
「は、い……」
これ以上広がらないというほど大きく足を開かされているので、
足の付け根の割れ目から柔らかそうな肉が覗いている。
イナの呼吸に合わせて、薄赤い柔肉が誘うようにわなないていた。
その上方に薄く生えた茂みは髪と同じ桃色。ただしもう少し細く、柔らかい。
おずおずと、媚肉の溝に触れたイナの指が動き始める。
はじめは緩慢に、次第に慣れた動きになっていった。湿った音がかすかに聞こえてくる。
360プラハ×イナ:2005/07/19(火) 03:25:31 ID:AQi9ZEiQ
「……っ!?」
ふとしたはずみだった。
軽く花弁を弄っていた指先が滑り、意図せず花芯に触れた。
痺れに似たものが背を走る。あまりに強い刺激に思わず手を離してしまう。
だが、その手が何かに弾かれ、その勢いにイナの軽い身体は卓の上に倒れこんだ。
床に落ちていたフレイムランスを掬い上げたプラハが、槍の柄でしたたかにイナの手を打ったのだ。
そのまま、背を打ちつけ呻くイナの太腿を無造作に蹴りつける。
「…………う……」
「手がお留守だ」
再び行為を強要されるイナは、傍目にもわかるほどに怯えていた。
瞑った両目からは熱い涙が溢れ出す。痛いのは掌でも太腿でもなかった。
「……あぁ……」
こんないやらしいことを誰かの前でするなど、到底イナには信じられない。
たとえ愛するラジャイオンの前であってもできないだろう。
もしそんなことをしたら、恥ずかしくて死んでしまう。
自分を揶揄しているらしい上官の姿が霞んだ視界の端にあるが、すでにイナには見えていない。
「好きな男の事でも考えれば、少しは気が乗るだろ」
茫洋とした思考の中で、投げつけられたその一言だけが現実とも思えた。

<これが……私の指が、ラジャイオンの指だったら……?>
だが指先がもたらす刺激より、恋人に愛される想像にイナは昂ぶってしまう。
「いや……。いやぁ……こんな……」
こんな風にラジャイオンに触れられたい。
そう願った途端に下腹の奥のほうから痺れに似た感覚が湧き上がるのを感じながら、
イナは一層自慰に没頭していった。
「くく……、とんだ淫乱だね、おまえは」
プラハは愉快そうに笑い、新たに栓を抜いた二本目の酒を呷った。
「こいつはたっぷりとお仕置きがいりそうだ」
361名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 03:33:12 ID:AQi9ZEiQ
イナたんを淫乱にしてしまって正直スマンカッタ。
プラハ将軍の武器は、フレイムランスよりも鞭とかの方がいいと思います。

半ば自給自足で書き始めたものですが、イナ萌えの同士がいるようで嬉しいです。
次回で終わります。多分。
362名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 09:35:57 ID:mBDrhU+z
すげえー!!萌ええー
363名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 14:39:41 ID:2C2bRwm6
>>323 ロイ×セネリオGJ! 中出しの快感が伝わるようで
ロイのエロ小説もとっても楽しみ

ダミアン氏百合GJ! どんなお仕置きが待ってる期待
しかし草原で放置プレイの三人が、飢えた獣に食い殺されないか不安
ガクガクブルブル

S・L・S氏続シノンさんGJ! シノンの言うがままのヨファが笑た
借金を返せなくなったマーシャが娼婦になるんじゃないかとドキドキ

イナGJ! 同士ならここにいるぞ!
うわあー。イナの自慰がメチャかわいい。お仕置きが怖えー
364外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/19(火) 14:42:14 ID:2C2bRwm6
>>279 の続きで、封印ディーク×シャニー完結編ハッピーエンド

「シャニー。シャニー」
 死んだシャニーの死体を抱え、いつまでもむせび泣くディーク。
そのシャニーの死体からは、異臭が漂い始めていた。肉が腐り、蛆虫が湧き出したのである。
 それでも臭いにも虫にも気付かず、ディークは死んだシャニーを愛し続ける。

 と、そこへ近寄る老婆が一人。
「おやおや。そのお譲ちゃん、死んじまったのかい」
「誰だ!?」
「そう心配しなさんな。わたしだよ」
「あんたは・・・・ニイメか」
 山の隠者と呼ばれたニイメ。彼女は、腐った死体のシャニーをすっと目を細めて見る。
「おやおや。こんな若いのに、可哀想に」
「くっ・・・・!」
「そう怖い顔をするな。わたしなら、この娘を蘇えらせることが出来る」
「なにっ!? ほ、本当か?」
「ああ、本当だとも。ただし、あんたはわたしの下僕になってもらうよ」
「分かった。俺が出来る事なら何だってやる。だからこいつを、シャニーを、蘇えらせてくれ」
「ふぉふぉふぉ。いいだろう。付いておいで」

 そして・・・・ニイメの秘密の隠れ家にてシャニーは生まれ変わる。
「シャニー! よかった! 蘇えったんだな」
「たいちょー」
「おいおい。たいちょーはよせ」
「たいちょーたいちょーたいちょーたいちょー」
「ははは。こいつぅ」
「たいちょーたいちょーたいちょーたいちょーたいちょーたいちょー」
「シャニー。これからは、ずっと一緒だ」
 こうして、ディークとシャニー(死体)は末永く幸せに暮らしました。
      めでたし、めでたし
365外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/19(火) 14:48:07 ID:2C2bRwm6
・・・・マジごめんなさい。
真面目なハッピーエンドは執筆中です。ぶわーと砂糖はきながら
外伝<<シルク>>の支援SSも書きたいのですが・・・・
366名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 15:51:29 ID:TarI1FRi
頑張ってるねぇ。
頑張りすぎて死ぬなよ。
367名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 16:32:32 ID:xwyuTafh
>>365
お疲れ様です。とてもよかったです
カチュア・パオラ編も期待してます
368名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 17:03:47 ID:QGl9crdU
>>364
それだと、聖魔のオルソンと奥さんと……(((´д`;)))ウワァァ

ここまで読み手にハッピーエンドを切望させる、外伝氏GJ
ハッピーエンド編も楽しみにしてますぞー
369名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 17:15:48 ID:XeX9kiyp
「かまいたちの夜」とか「街」のギャグ系バッドエンドを
思い出しますた・・・。

でもGJです。そして今度こそ真のハピエンドをー
370名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 17:55:21 ID:/WngTCkH
>>364

むせび泣くディークを嘲笑したバカ(オージェあたり)を撲殺する
というシナリオも追加したら禿藁GJだったのに。
371名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 19:53:50 ID:AmNkZY6O
>>364
聖魔の「あなたあなたあなたあなた(ry」を思い出した…あれは恐怖だった。
しかもさらりとグロいこと書いてある…さすが外伝氏というべきか。
これがネタで良かったと思わずにいられないです。
真のハッピーエンドお待ちしてます。
372名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 20:50:06 ID:itaqiJ0F
ここのスレって、短文と長文、どっちが好かれてるんだろう?自分は長文の方が好きだけど。
皆はどうなの?
373名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 23:50:26 ID:ReeLx4Dy
やっぱり中身重視でしょう。
内容良ければ短くても長くてもイイ。
あんまり答えになってなくてスマソ・・
374名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:34:12 ID:TT6jzEIM
シャニー腐敗とか生ける屍化とかネタだとしても辛いってかタチ悪くないですか?確かに外伝氏は文章力あるけどちょっと過ぎたトコロが…。 はい!SS書けない分際で生意気ですた。すいません。本当のハッピーエンド待ってます。
375名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 01:30:39 ID:PnX21zP9
どう受け止めるかは人それぞれなのかなあ。
自分は昔、とあるサイトに掲載されてた鬼のような鬼畜小説を読んで
それ以来耐性が付いたので、大概のものは作品として読める。

それよか思った以上にハッピーエンド志向の人が大勢いて
かえって嬉しかったり。
376名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 01:48:55 ID:FQVYZSkO
シャニーといえば、Part8スレにあった「のーぱんシャニー」、あれすごくよかった。
シャニーがめっちゃかわいくて。

というわけでパオラ視点タン復活キボンヌ
377名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 14:14:04 ID:Sw9Ai1Hn
>>375
どこなのか三つくらい目星ついた。
378名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 18:05:11 ID:T/wO4ReV
>>363
>ロイ×セネリオ
379名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 18:12:43 ID:7BDHKZbk
>>378
あえて誰もつっこまなかったのに…
380363 ◆9QlRx9nooI :2005/07/20(水) 20:12:41 ID:PSC3AM+F
つまりこれはクロスオーバーでロイ×セネリオを書けという神の啓示・・・・!
マジごめんなさい。ロイ×セシリアでした・・・・ガクガクブルブル

あああ頭の中がセネリオさんでいっぱいだったんですよぉ。大好物だから
3812日目昼休み 1/8:2005/07/20(水) 20:26:02 ID:fIX6KmZK
 ロイは激しい抽送を繰り返している。二人の少年の激しい息づかいだけが、部屋に響いていた。
 「ロイさん、僕、ぼくっ…う……っ」
 軍師が苦しげに喘ぐ。ロイは彼を後ろから犯しながら、背徳感と射精感の高まりに必死に耐えているた。し
かし、相手が時折漏らす妖しげな喘ぎ声や、自分を締め付ける女性器とは全く異なった感触が、ロイを絶頂に
導きつつあった。
 「セネリオ……このまま、出すよ……?」
 ロイは相手の返事を待たず、猛り狂う己の先端から熱い濁流を噴出させる。同性の中に出すということがこ
れほどの快感を

 (えっ!?)
 そこまでペンを進めて、ロイは我に返った。セシリアからの課題について考えているうちに眠くなり、何を
書いているか分からない状態だったのだ。今書いていたのは課題のテーマに沿うどころか、それ以前にどこか
間違った行為である。ロイは顔を真っ赤にして、「失敗作」を破り捨てた。
 (どうしよう……)
 セシリアの入浴はまだ続くようだが、彼女を満足させるようなものは容易には出来そうも無い。とりあえず
落ち着こうとロイが立ち上がった時、ふと一冊の本が目に入った。さっきセシリアに指導してもらっていた、
軍学の教科書だ。彼はしばらくそれを手に取って眺めていたが、やがてベッド脇の小卓に戻ってペンを走らせ
始めた……
3822日目昼休み 2/8:2005/07/20(水) 20:26:59 ID:fIX6KmZK
 「どう?できた?」
 「はい、何とか……」
 さすがにあの量の粘液を髪から落とすのは容易でなかったらしく、セシリアが上着だけを羽織った姿で浴室
から出てきたのは、太陽が中天を少し過ぎた時分だった。セシリアはロイが差し出した「作品」を受け取ると、
椅子ではなくベッドに腰を下ろし、自分の隣に座るようロイに向かって軽く首を振った。
 「お疲れ様、ロイ。どんな『愛の行為』を書いてくれたのかしら?」
 セシリアはロイの肩を抱き寄せながら、ロイ作の「女性上司と男性部下が結ばれる愛の小説」を読み始めた。


 将軍は司令官としばらく無言のまま見つめあっていたが、やがて将軍は報告書を投げ出し、女司令官を抱き
寄せた。
 「……あ……えっ……ええっ!?」
 「弟じゃ、嫌なんです」
 「…………ジョン……ぁ……」
 将軍は司令を抱きしめる腕に力をこめた。「レイチェルさん、僕は……」
 「ダメよ、ダメだってば……!」
 とっさのことで動転していた司令があわてて将軍を突き放そうとした。
3832日目昼休み 3/8:2005/07/20(水) 20:27:32 ID:fIX6KmZK
 「ジョン、ふざけないで!」
 「……ふざけてなんかいません。僕は……本当にレイチェルさんを愛してるんです!」
 女司令官の抵抗が一瞬止まる。将軍の真剣なまなざしが、彼女の瞳を射抜いた。
 「好きです。この戦いが始まった時から、ずっと……好きでした」
 将軍は司令官の赤い帽子をそっと脱がせると、そのまま彼女の唇にキスをした。
 「っ!!…………んー、んんーー!!……むー、んぅうう……ぷ……」
 将軍の左手は司令の背を強く抱き、右手が彼女の跳ねた後ろ髪を優しく撫でる。最初は首を動かして抵抗し
ていた司令官も、やがて将軍の静かな接吻に身をまかせた。
 「…………うむぅ……ちゅう……っ……はっ、あ……あ、ああ!!」
 長いキスが終わった途端に将軍に抱きかかえられ、司令は思わず悲鳴をあげる。将軍は上官を幕舎の野戦用
の簡易ベッドに横たえた。
 「え……あ……ジョン、あの……え?」
 ベッドに押し倒され、男が手早く上着を脱いでいく様子を見て、司令は混乱していた。男に抱かれるという
ことがどういうことなのか、処女の彼女にとっては経験ではなく知識でしか分からない。
 彼女が戸惑っているうちに、年下の将軍は上半身を脱ぎ終えて、そっと憧れの上官のむき出しの腹部に顔を
寄せた。
3842日目昼休み 4/8:2005/07/20(水) 20:28:05 ID:fIX6KmZK
 「あっ……ちょ、ちょっと、ジョン!!」
 「レイチェルさんがいけないんです……いつも、こんな可愛いおへそを出してるから……」
 「あっ、ひああっ!!」
 さっきのキスもファーストキスだった彼女にとって、腹部へのキスなど想像も出来ないことだった。将軍の
熱い舌が、生き物のようにへその周囲を這いまわり、唾液とともに形のいいへそをえぐっていくと、未知の感
覚が子宮のあたりから湧き上がってくる。
 (え…………あ……いや……っ!!)
 意識していた男の舌が自分を愛撫していると思った瞬間、じわっと熱いものが下腹部の芯から溢れ出すのを
感じた。それも、下着をぐしょぐしょに濡らす位の濡れかただ。
 「や、やだ、やめて……!!」
 司令の哀願にも構わず、将軍は彼女の腹部に顔を押し付けて、激しく愛撫を続ける。しかも彼の右手は、司
令も気付かないうちに彼女のコットンパンツのベルトに掛かっていた。
 「!!やっ、だめ、だめぇ!!お願い、ジョン……あ……ああ……!」
 将軍は腹部への責めを続けながら、司令の下半身を剥きにかかった。わざとベルトを緩めず、力まかせに少
しずつパンツをずり下げていく。しかも、下着もいっしょに剥ごうとしていた。
 少し、また少しと、司令の白い下腹部が露わになってくる。彼女は腰を振って逃れようとしたが、力が入ら
ない。彼女の腰の一番盛り上がった部分では、余った肉と脂肪に衣服が喰い込み、彼女の女らしさが将軍を興
奮させた。
3852日目昼休み 5/8:2005/07/20(水) 20:28:38 ID:fIX6KmZK
 「レイチェルさん……全部、取ります」
 「え……お、お願い……お願いだから……ジョン、やめて……う……」
 「…………レイチェルさんも僕のことを愛してくれてるなら……止めます」
 そう言って将軍は、司令の目を見た。いつも真剣で、信じるものに全てを捧げる純粋な瞳だ。司令は将軍の
肩に置いていた手に力を込めた。
 「私……私も、ジョンが好き……大好き!だけど……ううん、だから、やめなくて……いいよ……」
 勇気を振りしぼって告白した司令を、将軍は強く抱きしめた。司令も、彼の名前を呼びながら抱き返す。
 しばらくそうしていた二人だったが、将軍の手が司令の上着を脱がせ、さらに胸を覆うシャツにかかると、
司令は再び抵抗した。
 「あ、だ、だめっ、そこだけは……胸だけは見ないで!!」
 しかしその時には、彼女の薄い胸が露わになっていた。司令は顔を覆って泣き出した。
 「……ごめんね、ジョン……わたし、お姉ちゃんみたいに……胸、大きくないから……」
 嗚咽の合間に、彼女は愛する男に詫びた。司令の胸は、丸みを帯びた下半身とは対照的に、絶望的に平坦な
のだった。
 「男の人って、おっぱいが大きいほうがいいんでしょう……?私、こんなだから……ごめんね……」
 「レイチェルさん……!」
 将軍の怒気をはらんだ口調に、司令はびくっと肩を震わせ、潤んだ瞳を将軍に向けた。
 「僕が、そんなこと気にしてると思ってるんですか!?」
3862日目昼休み 6/8:2005/07/20(水) 20:29:12 ID:fIX6KmZK
 将軍は本当に怒っているようだった。自分が身体の肉付きで愛する人を嫌いになるような人間と思うのかと
無言で抗議している。彼は司令の上半身を完全に裸にして、ところかまわずキスを浴びせた。
 「僕は、平坦な地形の方が得意なんです!これだけまっ平らなら、僕のスペシャルブレイクを使って全ユニ
ットの攻撃力を大幅アップしさらに車輌系間接攻撃の射程がプラス2でいまいち使いどころが分からな


 「ちょっと待ちなさい」セシリアはロイの「作品」を放り出した。「……何よ、このオチ」
 セシリアは抱いていたロイの肩を突き放し、完全な教育モードに入った。
 「途中まではそれなりに濡れる展開だったのに、何で肝心なところでこうなるの!?」
 「いえ、そこは……登場人物の個性で……」
 「第一スレ違いよ。軍学教科書の登場人物の小説なんて、3レス半も使う内容?」
 「すれ違い……?」
 きょとんと首をかしげるロイに、師は深くため息をついた。
 「……スレに沿った『女上官と男部下』なら、格好の題材があったでしょう?ほら、私と同業の黒髪おかっ
ぱのブラコンでそのくせ雷二回攻撃なんて強すぎる専用魔法持った将軍とその副官とか」
 「ぼ、僕もそれは考えたんですけど……どうしても、副官の名前が出てこなくって……それで……」
3872日目昼休み 7/8:2005/07/20(水) 20:29:51 ID:fIX6KmZK
 「……?副官の名前は『エリートの剣』じゃなかったかしら?」
 「…………多分違ってる気がしますし、そもそも人の名前じゃないです……」
 「……まあいいわ。おへそから下腹部を責めるってのは使えそうね。特に、下着ごとずり下げるってのはな
かなかいいと思うわ。余った脂肪云々は……女の身としてはアレだけど、使えるかも。あと女の子が劣等感を
抱いてるところのフォローとか……フォローになってない気がするけど……」
 そう言ってセシリアは、ロイが使っていたペンを使って猛烈な勢いでメモし始めた。ロイはベッドの端に腰
を下ろしたまま、もじもじしながらそれを見守るだけだ。
 「一応合格ってことにはしてあげるわ、ロイ。それなりにネタになりそうだし」
 セシリアが筆記しながら講評するのを、ロイは安堵しながら聞いていた。
 「ただし……」
 セシリアが筆記用具を小卓に放り出してロイの方に向き直った。はおっただけの上着の間から、真っ白い胸
の隆起がのぞいている。
 「どういう感覚がするのか、私にもやってみせなさい。おへそとその周りだけを責めて、私を満足させるこ
と。いいわね!?」
 そういうなりセシリアはロイに飛びかかり、少年の赤い髪をつかんで彼の顔面を自分の腹部に押し付けた。
3882日目昼休み 8/8:2005/07/20(水) 20:30:28 ID:fIX6KmZK
 エトルリア王宮は、広い。
 ようやくセシリアの執拗な責めから解放されたロイは、割り当てられた部屋に戻ろうとする途中で、完全に迷
ってしまった。衛兵に道を尋ねようとしたが、戦闘の後始末やら何やらで一人も出会っていない。ただ、今ロイ
がいるのは王宮居住区の南棟であり、彼の部屋は北棟にあることだけははっきりしている。
 ふらつく足でひたすら北をめざしていると、小さな中庭に出た。中庭は回廊に囲まれているが、おそらくここ
は南棟の北端で、ここを突っ切れば多分自室に戻れるだろうという勘があった。
(…………?)
 芝を踏んで中庭を渡ろうとしたロイの耳に、誰かの声が聞こえてきた。声は複数で、何かを憚るようなひそひ
そ声だ。特にロイの注意を引いたのは、その中の女性のささやき声だった。
 声は、中庭の東側の倉庫から聞こえてくる。ロイは足音を消して倉庫に忍び寄り、薄汚れた窓ガラス越しに倉
庫の中を見た。
 ……薄暗い倉庫の中には、少年3人と女性1人がいた。少年はルゥ、レイの魔法使い兄弟とその友人の盗賊・
チャド。女性は、ベルン竜騎士のミレディらしい。ベルンを憎悪することはなはだしい少年らと、ベルンの精鋭
部隊の騎士というこの取り合わせ自体非常に珍しいが、部屋の状況を見てロイは何となく事態を察した。
 女竜騎士が、少年たちに押し倒され、服を脱がされている。彼女はしきりに抵抗しているが、ロイの目には本
気の抵抗には見えない。彼女の悲鳴も、嫌悪や拒絶の響きは全く無く、むしろ少年たちの欲望を刺激するような
甘さがあった……
 (2日目午後に続く)
389名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 20:34:11 ID:fIX6KmZK
2日目午後は予告の通りですが、少し多忙のため完成及び投下が遅くなります。今回は幕間劇ということで、
スレ違いな内容、ご容赦願います。

>>363
自分に男同士は無理でした。申し訳ない。
390363:2005/07/20(水) 20:46:31 ID:PSC3AM+F
リアルタイムきたーGJ!
レイチェルさが平坦なのを気にしてたようですが・・・俺は平坦が好きだ! 大好きだ!
おへそキスがなんかエローい。へそ責めエロいよへそ責め。へそエロ
次の孤児院少年三人組とミレディ様もテカテカしつつ待ってます。

そしてセネリオ超GJ! もう思い残すことはない!
391名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 21:18:06 ID:IOXKcMfb
GJ!セネリオワロタよw
少年三人によるミレディ輪姦に期待です
392名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 01:21:27 ID:a8lkMmvZ
レイチェルって誰?
393名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 06:29:02 ID:HxOMvsem
>>392
Aリークのライバルで、親友w
394名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 07:05:39 ID:lJa9NDI9
395名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 09:24:01 ID:KSWf6Bs5
どなたか過去ログの13章〜16章まで上げてもらえませんでしょうか?
396名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 10:11:51 ID:CbRpQh8K
ファミコンウォーズwwww
397名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 11:30:45 ID:Cq1QQbls
>392
偏平胸の司令官
398名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 12:27:39 ID:9NiSOSrI
ミレディさんが来る━―━―━(゚∀゚)━―━―━― !!!!
これは某所のアレに対する神の思し召しでしょうかハァハァ
いつでもお待ちしておりますハァハァ
399名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 13:08:26 ID:rouYBeux
倉庫の更新まだかなあ・・・・・・
400名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 15:27:03 ID:/rLRkvBo
>>395
9〜14はエロパロ板dat落ちスレ倉庫で途中まで、
14〜16はにくちゃんねるでたぶん全部見られる。
でも一応うp
ttp://www.wwwwwwwwww.net/1/soko/VIP00780.zip
401名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 17:28:24 ID:VGyv3qUP
>>400
395じゃないけど助かった。thx。
402名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 18:11:58 ID:tWvYejFw
>>400
d
403名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 03:12:14 ID:9H7NINx1
保守がてら宣言させてくれ。
いつもSSを書こうとしてエロシーンで詰まり放棄していたが、今回こそは紋章の
ナバール×フィーナで一本書き上げる!!

……万が一最後まで書きあがったら投下させてください。
404名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 09:57:27 ID:PsIApCKJ
外伝メイ陵辱SSの未遂でないの見てみたいなぁ。
たったひと突きで処女奪えたのにあんまりだ・・・orz
405名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 15:50:29 ID:C6hjm/fu
>>403
フィーナクル━━━━(゚∀゚)━━━━!!!?
お待ちしております(*´Д`)
406395:2005/07/22(金) 18:48:48 ID:30duEIuG
んあ、書き込まれてなかった。
>>400
無事いただけました。
どうもありがとうございました。
407名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 19:00:07 ID:k32UrPCa
>>403
そういえばフィーナ関連のSSって今までなかったね
今から大変楽しみにしております
408名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 20:22:02 ID:EUk9pPZ/
FE小説の有名どころってどこ?
教えてエロい人。

骨董甲子園あたりが有名だと・・・
409名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 23:47:30 ID:l1diAUES
名前を出すな
最悪、サイトが閉鎖するぞ、お前……
これが厨なのか……
410外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/23(土) 03:20:46 ID:Ok0nRGVh
>>404 メイ陵辱に関しては三章でもう一度書くのでお待ちください。セリカとジェニーもだが。

>>243-260 のもう一つの続きで、封印ディーク×シャニー真完結編(ハッピーエンド)前編を投下します。
シャニーの一人称です。死なないので
411封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/23(土) 03:22:21 ID:Ok0nRGVh
 後にベルン動乱と呼ばれる大戦。
その戦争を起こしたベルン国王ゼフィールは、王都にてついに討ち取られた。 でもあたしには、ゼフィール王がそんなに悪い人だとは思えなかった。
もちろん良い人だとも思わないけど。
 「世界を解放する」と言ってたけど、一体何から解放したかったのか。
 分かるような分からないような。ディークさんには分かるのかな。
 ともあれベルン王都は陥落し、ベルン王国は降伏した。

 しかしロイ様率いるエトルリア軍は、暗闇の巫女を追い、竜殿を目指して、さらに進軍。
 竜殿の前にある大きな湖をはさんで、ベルン残党軍と対峙する。

「ディークさん。もうすぐ戦争も終わりですね」
 ペガサスに乗ったまま、あたしは気楽に話しかける。
そんなあたしを、ディークさんは眩しく見上げる。何でだろう。
「そうだな」
 気のない返事。でも微妙に視線を逸らす。もう。ちゃんとこっち見てよ。
 もはやベルンの主力と国王ゼフィールは倒され、あとは残党と魔竜のみ。
竜は確かに手強い敵だけど、対抗する為の神将器は全て揃えてある。きっと勝てる。
 あたしは絶対そう信じてる。

 もうすぐ戦争は終わる。そしてその後は−

「ディークさんは、戦争が終わったらどうするんですか?」

 あたしが不意に聞くと、ディークさんはちょっと焦ったようだった。
それを表に出さないように必死にしてるって感じ。ふふ。バレバレだって、
「後のことは、その時考えるさ」
 ぶっきらぼうに言い放つ。いかにもディークさんらしい。
「ふーん」
「そういうお前はどうするんだ?」
「あたし?」
「ああ。イリアに帰るのか?」
「ふふふ」
 あたしはイタズラっぽい笑みを浮かべ、
「後のことは、その時に教えてあげます」
「はっ。なんだそりゃ」
「うふふ〜。楽しみに待っててください」
 誇らしげに胸を張る。小さいけど。
「なんで、俺が待たなきゃいけないんだ」
「だって・・・ねえ?」
 最後の「ねえ?」はペガサスに向けて。
「ひひーん」
 天馬も一緒になって、ディークさんに向けて非難めいた声を上げる。いい子。
「だからディークさん。戦いが終わったら、待っててくださいね」
「ああ。生き残ったらな」
「う」
 途端、声に詰まる。ああ、今のあたし、きっと渋い顔してんだろうな。
「もう。なんでそんなこと言うんですか」
「まだ戦いは終わっちゃいない」
 厳しい傭兵の顔で、ディークさんは言う。傭兵の心掛けを。
「最後まで気を抜くんじゃない」
「はーい」
 敢えてお気楽に返事すると、ディークさんはふぅとため息。
412封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/23(土) 03:23:23 ID:Ok0nRGVh
 あたしはその場から離れ、持ち場につく。
 そのあたしの後ろ姿を、ディークさんはずっと見ていた。一体何考えてるんだろう。
 ちょっと聞いてみたいな。

 そして。
 ベルン残党軍との交戦が始まり−
 あたしは戦死した・・・・・・なんてことはない。
でもちょっと危なかったな。
 湖の中央に設置されたアーチ。そこからの長遠距離射撃が、あたしの頭をかすめた。
 あービックリしたよもう。
 当たってたら死んでたね。ありゃ。
「シャニー!!!!!」
 地上から、ディークさんの悲鳴のような声。もう。そんな情けない声出さないで。
 でもそんなに心配してくれるなんて。ちょっと嬉しいな。
「だ〜いじょうぶ」
 あたしが振り向いて笑みを向けると、ディークさんは心底ホッとする。
「ティト! シャニー! 行くわよ」
 おっとこうしちゃいられない。
 あたしはユーノお姉ちゃん、ティトお姉ちゃんに合わせて、
 今必殺の!

「「「トライアングル・アターーック!!!」」」

 やったね! 三姉妹の必殺技には誰も勝てないんだから!

 激しい戦いの末、ようやくベルン残党軍を撃破した。
 最後まで抵抗していた三軍将の1人ブルーニャさんも遂に倒された。

「陛下・・・・今お側に・・・・」

 その最後の言葉を聞いて、あたしは胸が熱くなった。
 ああ、この人はゼフィール国王のことを・・・・
 胸がジンと熱くなり、涙が落ちそうになった。
 そのあたしの肩を、ディークさんがそっと抱きしめる。
「行こう。まだ戦いは終わっちゃいない」
「うん」あたしは涙を拭う。
 そして。人と竜の、最後の戦いが始まる−
 竜殿での戦いは、人と竜の過去の清算でもあった。
 あたしも神将器の一つ、氷雪の槍マルテを持って参戦した。
 へへ。あたしが八神将の一人になるなんて。ちょっと不思議。
 ディークさんは烈火の剣デュランダル。感慨深げに烈火の剣を見つめてたのが印象的だった。
 何か思い入れがあるのかな。
 
 竜族の生き残りヤアンから聞かされた真実は、あまりにも衝撃的だった。
 また泣きそうになるあたしを、ディークさんが支えてくれる。
「今は泣いてる場合じゃない」
 うん、そうだ。泣くのは後でも出来る。
 今は・・・・暗黒の巫女を、ううん悲しい竜の少女を解放しないと。

 イドゥンさんの変化した魔竜はとっても強かった。
 でも。それ以上に悲しかった。
 あたしの気持ちは、ロイ様の、みんなの気持ちでもあった。
413封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/23(土) 03:24:24 ID:Ok0nRGVh
 神将器の力を一つに合わせて対抗する。

      烈火の剣デュランダル
      天雷の斧アルマーズ
      業火の理フォルブレイズ
      至高の光アーリアル
      氷雪の槍マルテ
      疾風の弓ミュルグレ
      黙示の闇アポカリプス

 ファちゃんもマムクートに変身してみんなをバックアップする。

「いっっっっ・・・・けえええええええぇぇぇぇぇ!!!!!」
 みんなの気持ちが一つになり−
 魔竜の力を真正面から打ち破り、超えていく!
「ロイ!」
 リリーナ様が叫ぶ。
 ロイ様が頷く。

「僕は、人も、竜も斬らない」

 封印の剣が、魔竜に突き刺さる。ロイ様の、皆の想いを乗せて−

「その悲しみだけを斬る!」

 竜殿を、閃光が包む。

 崩れ去る竜殿。

 最後に抜け出たロイ様の背には
 安らかな表情のまま気を失った少女がいた。


『わあああああああああああっ!』
 どこからともなく歓声が上がる。
 それは戦いの終わりを告げる声。

 そう。戦いは終わったんだ。

 みんながみんな肩を叩き、抱きしめ合う。

 あたしもみんなと喜びを分かち合う。
 大好きなユーノお姉ちゃん。ティトお姉ちゃん。
 そして−ディークさん。胸に飛びついて、抱きつく。

 あたしたちはみんなで笑い−
 そして泣いた。
 戦い終わって日が暮れて。
 その日はみんなのお別れ会になった。
 ロイ様が、軍の解散を発表したからだ。
 でも仕方ないよね。
 戦争はもう終わった。
 あとはみんなそれぞれの道を歩むんだ。

 だから今日。
 今日言わないと、駄目なんだ。
414封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/23(土) 03:25:37 ID:Ok0nRGVh
 もし今言わないと、あたしは一生後悔する。
 結果がどうなっても。
 だから−

「あ、あの。ディークさん」
 あたしが声を掛けたのは、ワードさんとロットさんと酒を飲んでる時だった。
 ずっと庸兵団で一緒だったワードさんとロットさん。
二人にもすっごい感謝してる。あたしのことを妹のように可愛がってくれた。
 でもね。あの人にだけは、妹や娘とは思われたくないんだ。
「なんだシャニー」
 酒盃を傾けながら、あの人が言う。
「うん、あのね。お話があるの」
「ここじゃ駄目か?」
「うん。駄目」
 あたしがきっぱり告げると、ワードさんとロットさんが、ディークさんの肩をポンと強く叩く。
 二人とも、悟りきった表情だ。
「やれやれ。仕方ないな」
 どっかと腰を上げるディークさん。
「ほら。話があるんだろ」

 みんなが宴会を開いてる場所から、ちょっと離れた雑木林。
 人目につかないに、あたしとディークさんはやってきた。
 ふふ。なんだか逢引みたい。あ、みたいじゃなくて、そうなんだ。
 ちらっと見れば、他のみんなも、二人っきりになって、なにやら話してる。
 みんながんばってるんだ。そうだよね。これが最後の夜だもん。
 うん。あたしもがんばろう。

「で、なんだ」
「あ、あの」
 ディークさんに真正面から見つめられ、あたしは言葉に詰まる。
 ああん。この時の為に、いろいろ考えてたのに。でも考えてた言葉は出ない。
 その代わり、今までの思い出がふっと頭をよぎり、

「ありがとうございました!」

 あたしは頭を下げていた。
「あん?」
 正面からディークさんの眼差しを見つめ返し、あたしは想いを紡ぐ。
「今まであたしがやってこれたのも、ディークさんのおかげです。ありがとうございました」
 この想いは嘘じゃない。
 ディークさんに出会って、庸兵団に入って。
 あたしは多くのことをディークさんに学んだ。助けてもらった。
 その感謝の言葉。

 ありがとうございます。

 あたしに、いっぱいドキドキを教えてくれて。
 すると、ディークさんはあたしの頭に手を置き、
「いや。お前もな。よく頑張った」
 えへへ。ディークさんに褒めてもらった。頭なでなでしてもらった。
 えへへ。幸せ。

 おっと。ヘラヘラ笑ってる場合じゃない。
 頭なでなでで満足しちゃいけないんだよ。うん。
415封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/23(土) 03:26:38 ID:Ok0nRGVh
「あ、あの。それでディークさん」
「ん?」

「あたしをお嫁さんにしてください」

・・・・・
「・・・・」
・・・・・・
「・・・・・」
・・・・・・

「さ、帰るか」
「な、なんでいきなり戻ろうとするんですか!」
 せっかく・・・・せっかくど真ん中ストレートで攻めたのに!
 あえて逃げ場を作らないように勝負かけたのに!

「あー。なんだ」
 ディークさんはポリポリと頭をかき、
「実は俺は妻も子供もいて」
「なんですかその言い訳。ちゃんと知ってるもん。ディークさんは独身だって。
ワードさんとロットさんが教えてくれましたから」
「あいつら・・・」
 ちっ、と舌打ちするディークさん。

「もう。恥ずかしいの我慢して、女の方からプロポ−ズしたんですから。
 ちゃんと返事してください」

 それがどんな結果になっても。あたしは後悔しない。
 この日の為にしてきた花嫁修業が無駄になるけど。
 あたしに見つめられ、ディークさんはふぅとため息。
 そして観念したように口を開く。

「駄目だ」

 ズキン! と胸が痛んだ。
 あ、やっぱり。なんて納得してる場合じゃない。
「理由を聞いてもいいですか?」
「お前は、そのなんだ。娘や妹みたいなもんだし」
「違います」
「ん?」

「あたしは、娘でも妹でもありません」

「そうだな」
 優しくふっと笑い、ディークさんはあたしの頭をよしよしと撫でる。
「でもな。お前をどうしても女としてみれないんだよ」
「あたしは女ですよ?」
 頭に置かれた手を握って、自分の胸に押し当てる。
「ほら。胸だって大きくなってます」
 ディークさんの暖かくて大きな手。それを胸に直に感じ、ちょっと、ううんかなりドキドキ。
「ちっせーな」
 胸に手を当てたままポツリと呟く。
「これから大きくなるんですよ」
 ディークさんはあたしから手を離し、
「とにかく。断る」
416封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/23(土) 03:27:39 ID:Ok0nRGVh
 う。やっぱ、いきなり求婚なんて早すぎたかな。
 はしたない女の子って思われちゃったかな」
「あ、あの。だったらお友達からで」
 かなり後退?
「そうじゃなくて」
 ディークさんはふと空を見上げ、
「もうお前を側に置くわけにはいかない」
「なんですかそれ!?」
「イリアに帰れ。それがお前の為だ」
 そして話は終わりとばかり、背を向ける。
「待ってください! 話はまだ・・・」
「終わりだ」
 あたしの腕を振り払い、あの人が遠ざかる。あたしを見捨てていく。

 行かないで。お願い。

 そう声をかけようとしたけど。止めようとしたけど。
 どうしても声が出なかった。体が動かなかった。

 ああ。あの人が遠ざかる。あたしの手の届かない場所に。

 お願い。行かないで。捨てないで。
 ずっと一緒にいて。
 妻じゃなくていい。
 恋人じゃなくていい。
 ただ一緒にいたい。
 それだけなのに。

 それだけなのに・・・・・
 視界がぐらぐら揺らぐ。滲む。
 目に水が溢れる。
 ううん。涙だ。
 失恋の涙。
 ああ、そうか。これが失恋っていうのか。
 初めて恋して。
 初めて振られたんだ。

 いつもは近い空がやけに遠く感じる。
 あたしは空を見上げることが出来なかった。
 その代わり、下を見つめる。

 あたしはいつの間にか、地面にへたり込んでいた。

 そして、
「わあああああああああああああああああああああ」
 声を張り上げた。

 どうして?
 どうして!?
 ねえ! どうしてなの!?

「どうしてえええええええええええええええええええ!」

 ディークさん。あたしの好きな人。
 でも。
 振られちゃった。
417封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/23(土) 03:28:37 ID:Ok0nRGVh
 (幕間)

「すまんなシャニー・・・・・
 ・・・・・・!」
「どうした。背中ががら空きだぞ」
「ルトガー! てめえ、いきなり背中に斬りつけやがって!」

「ようやく。お前の背中に傷をつけたな」
「ああ。そうだな。これで満足か」
「いや・・・・やはり今のは無しにしておこう」
「ああん。なんだそりゃ」
「さっきのお前は、いつもと違ったからな。あれなら誰でも斬れる」
「・・・・・・」
「あの娘が気になるのだろう?」
「な、何言ってやがる」
「剣は嘘はつかない」
「・・・・・・」
「お前の剣が泣いてるぞ」
「だったら。なんだっていうんだ」
「素直になれ。お前らしくない」
「俺はいつだって素直だよ」
「だったら。何故ああも易々と背中を許した? 平常心を失ってるからではないか?」
「てめえ」
「お前が元に戻ったら。また勝負を申し込むとしよう」
「へっ。お前に心配されるとはな。俺も焼きが回ったもんだ」
「また・・・・どこかの戦場でな」
「ああ。また味方同士だといいがな」
「ふっ。俺が敵同士の方がいいがな」
「ああ、そうそう」
「なんだ」
「お前のケツ。なかなかよかったぜ」
「ふっ。お前のケツもな」

(幕間終了)
418封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/23(土) 03:29:43 ID:Ok0nRGVh
 それからどれぐらい時間が過ぎただろう。
 泣いて泣いて。あたしは泣き疲れて。
 もう一生分ぐらい泣いて。
その場に、呆然とへたれこんでた。

「シャニー?」

 声にビクッと振り向くと、

「ユーノお姉ちゃん」
「シャニー・・・・・」
 心配そうなお姉ちゃんの声。何も言わなくても、分かってくれてるんだ。
 あたしはお姉ちゃんの胸に飛びつき、

「わあああああああああああああ」

 また泣いちゃった。
 まだ涙が出るのが、まだ泣けるのが不思議だった。
 胸で泣きじゃくるあたしを、ユーノお姉ちゃんはよしよしと撫でてやる。
 昔みたいに。本当のお母さんみたいに。
 優しく。優しく。
 昔っからそうだった。あたしが泣いてると、ユーノお姉ちゃんは、何も言わず慰めてくれた。

 そして。
 あたしは泣くだけ泣いて、顔を上げる。
「ひっく・・・・ユーノお姉ちゃん・・・・・」

「ほらシャニー。ちーんして」
 差し出された手拭いでちーんと鼻をかむ。
 ユーノお姉ちゃんの胸も、鼻水でずいぶん汚しちゃった。
「ほら。そんな泣いてたら駄目よ。シャニー可愛いんだから」
「だって・・・・だって・・・・・」
 ユーノお姉ちゃんはあたしの口に指を当て、ニコッと微笑む。
「いいこと。一度断られたぐらいで諦めてたら駄目。まだこれからよ」
「え? でも・・・・」
「ふふ。実を言うとね」
 いきなりユーノお姉ちゃんは笑い出し、
「最初あの人とは敵同士だったの」
「え?」
「でも、今ではこうして夫婦になって、子供も産まれたわ」

 そうそう。ユーノお姉ちゃんは、女の子を産んでお母さんになった。
それ聞いたときはもうビックリ。あたしの留守の間だったもん。
だけどまだその赤ちゃんには会っていない。可愛いんだろうな。
 あたしもお母さんになれるのかな。
「だからシャニーも、これからどうなるかなんて分からないじゃない」
「うん・・・・・」
 あたしはこくっと頷き、ちょっと考える。
 ・・・・・うん。そうだよね。
 一度振られたぐらいなんでもないよ!

「ありがとう! ユーノお姉ちゃん!!!」
 あたしは駆け出す。
 あの人のもとへ。
 そして今度こそ−
419封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/23(土) 03:31:08 ID:Ok0nRGVh
「ディークさん!」

 あたしの大声に、あの人はビクっと飛び跳ねる。
 一緒にいるワードさんとロットさんも驚いた表情だ。
あの後、ディークさんはまたこの二人とお酒を飲んでいた。
でもなんだかしんみり。

「まだ勝負はついてませんよ!」

 そう。乙女の一大勝負はこれからこれから。
 負けないんだから!

「あたしの本当の戦いは、まだこれからです!」
420外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/23(土) 03:35:29 ID:Ok0nRGVh
後編につづく。ここからどうするかはまだ決めてなかったり

ああん、最萌の初日、外伝<<シルク>>の支援SSを書きたいのに、もう時間がねぇ
421名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 08:19:18 ID:dvGa5vOT
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422名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 11:29:54 ID:NcqHyiWN
>「あたしの本当の戦いは、まだこれからです!」

コレ見ててっきりジャンプの打ち切り的な終了するかと思ったけど
後編に続くらしいんでよかったww
423名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 19:31:24 ID:dPI9kY3N
ちょwwwww
ケツってwwwwww
ディークおまえwwwwwwwww
424名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 22:22:08 ID:sfK1Andg
幕間のお尻会話ワロスw
後編待ってる。外伝も
425名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 06:45:39 ID:5n9KGifw
幕間の後に、クラリーネに涙目で「ルトガー…!どういうことですの!?」と問い詰められておたおたするルトガーが幻視できた
426名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 11:03:29 ID:sKeuSy9v
二日目午後の人まだかなー…ワクワクテカテカ。
ひょっとしてミレディのエロってはじめてジャマイカ?
ショタ三人+ロイなのか、それともロイだけなのか、
続きが待ちきれない日曜日…。
427名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 11:35:40 ID:Rbh9vaX4
>>400
9〜14なら一応最後まで見れますよ>dat落ちスレ倉庫

スレの一番下に、続きへのリンクがあります。
428外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/24(日) 23:02:35 ID:nEY96CBm
>>410-420 の続きで、封印ディーク×シャニー真完結編(ハッピーエンド)後編を投下します
シャニーの一人称です。
429封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/24(日) 23:03:40 ID:nEY96CBm
「たいちょー」
「隊長はよせ。もう解散しただろうが」
「アニキ」
「アニキも駄目」
「ディークさん」
「よし。それでいい」
「あなた」
「なんだそりゃ!?」
「あなたあなたあなたあなたあなた」
「やめろ。それなんか痛い」
「あなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなた」
「やめろって」
「えー。いいじゃない。あたし、奥さんになるんだし」
「断っただろうが」
「いーえ。これからそうなるんです」

 戦い終わって、みんなバラバラになって。
 あたしはまだディークさんと一緒に居る。
 だって好きなんだもん。
 今はあたしとディークさんの二人っきり。
 ワードさんとロットさんは、一足先に故郷の西方三島に向かった。
 ふふ。気を利かせて、二人っきりにしてくれたんだ。
ディークさんはずいぶん恨みがましい目で二人を見送ってたけど。

 そしてあたしたちは・・・・あれ?
「ねえ、あなた」
「あなたはよせ」
「あたしたち、どこに向かってるの?」
「決まってるだろ。イリアだよ」
 びっくり。あたしの故郷じゃん。
「あっそうか。ちゃんと家族に挨拶してくれるんだ」
「んなわけあるか。お前を引き取ってもらうんだよ」
「ふふーん。無駄無駄」
 だって、ユーノお姉ちゃんもティトお姉ちゃんも、やるだけやりなさいと応援してくれたもん。
「あ、でも。ユーノお姉ちゃんの女の子の赤ちゃんは見たいかも」
 あたしはペガサスから、ぎゅっとディークさんい抱きついて、
「わーい。ありがとうディークさん。あたしに赤ちゃん見せてくれるんだ」
「そのままイリアに帰ってくれ」

 ディークさんに背中から抱きついて、あたしは耳元で囁く。
「ねえねえ。あたしたちの子供は、いつ作るの?」
「人の話を聞け」
「名前はなんてする?」
「男はチンコ、女はマンコ」
「あ、それいい名前だね。そうしよっか」
「やっぱり聞いてないだろ」
「えー。聞いてるよー」
 ディークさんとあたしの赤ちゃん。
 きゃー。
 考えただけで胸がドキドキもんもんしちゃう。
 いやーん。ディークさんたら、ちゃんと名前まで考えてくれて。
 よーし。よしよし。
 この二人旅の間に、ディークさんを攻略するんだ。
 がんばるぞー。おー。
 シャニーがんばれ!
430封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/24(日) 23:04:42 ID:nEY96CBm
 ・のーぱん大作戦

 往来を往く中。
「たいちょー」
 あたしはペガサスに乗って、上空から隊長に舞い降りる。
「隊長はやめろ」
 ディークさんは上を向いて、

「ぐはぁっ!」

 やおらよろめいた。
「シャ、シャニー。おめえぇ」
「どうしたんですか?」
 あたしは地上に降りて、ひらっとミニスカートをひるがえす。
「やめろ。中が見えるじゃねえか」
「ふふ。見たいんでしょう?」
 そう。今のあたしは、パンツを履いてない。

 のーぱんシャニーなの♪

「あたしの大事な場所見ましたね?」
 あからさまにうろたえるディークさんに、ずんすん言葉押し。
「お前が見せたんじゃないか」
「ひどい。女の子の大事な場所、黙って見るなんて。責任取ってください」
「断固として断る」

「えーん」
 あたしはノーパンのままその場にひざまずき、大嘘泣き。
「えーん。えーん。えーん。ディークさんがあたしのあそこ見たー」
「勝手にしやがれ」
 履き捨てるように呟くと、ディークさんはそそくさと道を急ぐ。
 
 ちぇっ。もう少しだったのに。
 でもディークさんのあの慌てた顔ったら。
 のーぱん大作戦。まずは成功かな。
 次!
431封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/24(日) 23:05:35 ID:nEY96CBm
 ・裸エプロン大作戦

 ある町に立ち寄って。
 いつも野宿じゃなんだからと、宿屋に宿泊。
 本当はディークさんと一緒の部屋がよかったんだけど、別々の部屋にされちゃった。
 ちぇっ。
 でもがんばるもん。
 宿の厨房を借りて、愛の手作りお料理を作るの。
 花嫁修業で、ちゃんと料理は習ったもん。
 ちゃんと、食べられる草と食べられない草の見分けもつくんだよ。
 あたしってすごい!

 で、特製の玉子焼きとトラキアワインを手に、あの人の下へ向かうの。
「ディークさん。お夜食作ったの」
「ん? そうか」
 ディークさんはこっちを振り返り、

「ぐはあっ!」

 やおら仰け反りかえる。
「な、なんだその格好は」
 裸にエプロン。今のあたしは、いわゆるひとつの裸エプロンです。

 裸えぷろんシャニーなの♪


「やめろ。服着ろ。
 うわっ。こっち来るな」
「うふーん。そんな照れなくても」
「うわっ。やめろ。そんな所触るんじゃねえ」
「うーんと。ここがいいんですか?」
「やめろ。どこ触ってやがる。飯持ってきたんじゃないのか」
 おっとそうでした。
「はい、あなた。お召し上がりください」
 あたしが、あーんと玉子焼きを差し出すと、ディークさんは一口でぺろり。
「どう? 美味しい?」
「ひょいしーひょいしー」
 ふふ、喜んでくれて、とっても幸せ。

「じゃあワインも飲んでください」
「飲んでってコップは?」
 あたしはコップは持ってきていない。でも。
「大丈夫です。コップならほらここに」
 あたしはお股をぴったり閉じて、そこにトラキアワインをとくとくと注ぐ。
「・・・・・なんの真似だそりゃ」

「わかめ酒♪」

 ちょっと毛は薄いけどね。
 あたしはエプロンをつまみ上げ、ワインを注いだ股を差し出す。
「さ、飲んで」
「・・・・・出てけ」
 ディークさんはひょいと、あたしを部屋の外に放り出した。
「やーん。ひどーい」
 ふふ。照れちゃってさ。
432封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/24(日) 23:06:28 ID:nEY96CBm
 のーぱん、裸えぷろん。
 この二つの作戦の遂行により、ディークさんはもうふらふら。
 ノックアウトするなら今の内♪

 イリアに向けて、てくてく旅するあたしとディークさん。
 あたしはペガサスに乗ってるけど、ディークさんは徒歩のまま。
 一緒に乗ろうよと言っても、凄い剣幕で断られちゃった。
 一緒に相乗りしたいのになー。

 あっ、でも待てよ。

 早くイリアに到着しちゃうとつまらないから、わざと徒歩でゆっくり進んでるのかな。
 うん。きっとそうだ。
 もうディークさんたら。やっぱりこの二人旅を楽しんでるんじゃない。

「なにニヤニヤしてやがる」
「ディークさんと二人っきりで幸せだなーって」
「ああ、そうかい」

 そっぽを向いちゃうディークさん。あらら。

 とかやってたら、雨が降ってきちゃった。
「きゃー・・・・」
 あたし達は大慌てで、大きな木の下で雨宿り。
「ふー・・・」
 あたしは胸当てを外して、胸をぱたぱた。
 ふふ。ディークさんたら、こっちを見て慌てて顔を逸らしてる。
 見てもいいのにね。

 雨はザーザーと降り続け、とうとう本降りになっちゃった。
 幸いここまではあんまり落ちないけど。
 ディークさんは立ってるのも飽きたのか、どっかと腰を降ろす。
 あたしもそれに習って、木の根っこに腰を降ろす。お尻の下がひんやりと冷たい。
「ディークさん。雨ですね」
 彼は何も応えない。ただじっと前を見ている。
 あたしはその横顔に、しばらく見取れてた。
 傷のいっぱいあるディークさんの顔。最初はちょっと怖かったけど、すぐに馴染んだ。
 だって、ディークさんが本当は凄く優しい人だって分かったから。
 口では冷たい事も言うけれど。それも本当に心配してくれてるからだよね。

 ね? そうなんでしょ?

 あたしはその肩に、ぴと、と頬を寄せ、顔を預ける。
 大きくて暖かいあの人の肩。
 あたしは知らないけど、お父さんがこんな感じなのかな。
 おっといけない。お父さんじゃなくて、夫と思わなくちゃいけないんだ。

 ディークさんはあたしが肩を寄せても、何も応えず、そのまま前を見つめる。

 しんしんと雨が降り注ぐ中、大きな木の下で身を寄せ合う二人。

 あれ? あれれ? なんだかいい雰囲気ですよ。
 やだ。ドキドキしてきちゃう。
433封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/24(日) 23:07:27 ID:nEY96CBm
「あの。ディークさん」
「・・・・なんだ」
「なに考えてるんですか?」
「別に。なにも」
「はぁ」
「そういうお前はどうなんだ」
「あたし?」
「いつまで俺にくっついてるんだ?」
「ずっとです」
「ずっとって・・・・おまえなぁ」
「どうして、ディークさんは・・・・あたしを遠ざけるんですか?」
「迷惑だ」
「じゃあ迷惑にならないようにします」
「そういう問題じゃない」
「あたしだって、もう強くなりました。ディークさんの足はひっぱらないと思います」
「夢を・・・・・見たんだ」
「夢?」
「お前が・・・・死ぬ夢だ」
「・・・・・」
「夢の中で、お前が死んで・・・・・俺は何も出来なかった」
「なんだ。そんなことですか」
「あたしは死にませんよ。ううん。体は死んだって、心はずっとあなたと一緒です」
「シャニー・・・・?」
「あたしにとっては、ディークさんが側にいない方が死ぬことよりも辛いです。
 もちろん、あたしだって、ディークさんが死ぬのは嫌です。
 でも。
 傭兵があなたの生きる道なら、あたしも一緒に歩みます」
「お前を・・・・巻き込むつもりはない」
「なに言ってるんですか。あたしは元々イリアの傭兵ですよ」
「これからもずっと・・・・か。
 俺と一緒にいたら、戦場に立つことになる。
 お前は天馬騎士だからな。
 まぐれ当たりの弓の一撃で死ぬことだって・・・・」
「ディークさん。こっち向いてください」
「ん?」
「いいから」

 言われた通りに、こっちを向く彼。
 あたしはその唇に、自分のそれを重ねた。

 固く冷たく臭い唇だった。ふふ。

「大丈夫」

 口を離し、あたしは精一杯の笑顔を見せてあげる。
「あたしは、ずっとあなたと一緒です。
 例え死んだって。
 ううん。あたしにとっては、あなたと一緒に居られない事の方が死と同じなんんです。
 だから。
 側にいさせてください」
 ディークさんはもう何も言わない。
 ただ優しくあたしを包み込み、今度は自分から唇を重ねる。
 あたしはディークさんを陥とした瞬間だった。やったね。
434封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/24(日) 23:08:21 ID:nEY96CBm
 雨がやみ、空には大きな虹。
 その青空の下で、あたしとディークさんは愛し合う。立ったまま。
 ええと。青姦てやつですかこりゃ。
 でも大丈夫だよね。見ているのは、ペガサスだけだし。
 あっ、ちょっとあっち行ってて。
 あたしの気持ちが通じたか、ペガサスはどこか飛んでいった。ちょっと拗ねた様子で。
 ごめんね。後でちゃんと相手してあげるから。

「ほら。ちゃんとこっち集中しろ」

 あん。ごめんねあなた。
 あたしたちは服を脱ぐのももどかしいように、ただ唇を重ねあう。
 最初は気色悪いだけだったキスも、慣れればどんどん気持ちよくなる。
 貪るように相手の口を貪り、べろべろと舌を絡ませる。

 あん♪

 あの人の唾液があたしに。
 あたしの唾液があの人に。
 口を通じて流れ込むの。

 キスしながら、あの人が胸をまさぐる。
 胸当てはもう取ってるから、服の上から直に触る。
 あん。すごくドキドキ。
 あの人があたしの胸を包む。

 ドキドキ。

 ねえ聞いて。
 あたしの胸が、すごくドキドキしてるの。

 ふふ。
 でもあたしだけじゃないんだ。

 ディークさんの胸に顔を埋め、あたしみはっきり聞いた。

 ドキドキ。

 あなたの胸も、すごいドキドキ鳴ってる。

 ねえ聞いて。あたしのドキドキ。
 ねえ聞かせて。あなたのドキドキ。

 あたしとあなたは愛し合ってるんだよ。

 きゃー♪ きゃー!

 なんだかすごい不思議だね。

 あの人があたしの胸を揉み、服をはだけて、その胸の先端を直接口に含む。
 やーん、もう。そんな慌てないで。
 ちゅうちゅうと胸を吸うあの人。
 赤ちゃんみたいで可愛いな。
あたしはあの人の頭を優しく抱きしめてあげるの。
 かわいいな♪
435封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/24(日) 23:09:14 ID:nEY96CBm
 ゆっくりとあたしを抱きかかえ、地面に敷いたマントの上に降ろしてくれる。
 あたしはもじもじしながらも、脚を広げて見せた。
 ミニスカートの中。そこには何も履いていない。

 今日のあたしも、のーぱんャニーなの♪ えへ

 ディークさんは苦笑いしながら、あたしのミニスカートに顔を突っ込む。
「いやん。そんなとこ見ないで♪ きゃっ」
「きれいだぜ」
 本当か嘘か、そんな言葉を返してくれる。嘘でも嬉しいな。
と、股間に集まる熱い血潮。

「あん!?」

 あの人が、あたしのあそこをぺろぺろしちゃうの。
 いやん。恥ずかしい。

「あっ・・・・・・やん・・・・」

 自然に声が漏れちゃう。
 どうして?
 胸がキュンと鳴って、切なくなっちゃう。
 でもとっても甘い疼き。
 大事なあそこを舌で這い回されて、胸がキュウンと高鳴っちゃう!

「あ・・・あん・・・・あん、あん・・・・」

 あ、舌があたしの中を嘗め回して・・・・熱い・・・・体が熱い・・・・・よぉ。

「はあぁーん」

 あたしはぎゅっと背筋を仰け反らせ、ミニスカートの中のディークさんの頭を押さえる。
 と、あたしの一番の中心を、ツンと突付く。

「はん!」

 ピーンと芯まで痺れちゃった。
 全身がビクっと震え、割れ目から何か熱いモノが溢れちゃうのが分かった。
 おしっこするような心地よい感触。でもおしっことは別の何か。

 あたしの股間から、顔を上げたあの人の口には、何かの液体が濡れていた。 いやーん。

 今度はあたしの番。
「ねえ。脱いで」
 あたしはあの人の服を脱がしていく。
 そして現れるのは、体の傷。
 大きな傷から小さな傷まで。
 あたしはその傷の一つ一つに、優しく暖かいキスをしていく。
 傷が癒されますように。
 ううん。体の傷は問題じゃない。
 心の傷が癒されますように。
 長い間、傭兵をやっていたディークさん。
 きっとあたしなんかじゃ想像もつかない体験もしたんだろうな。
436封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/24(日) 23:10:26 ID:nEY96CBm
 だから、あたしを一緒に連れていかない気持ちも分かる。
 でもね。
 あたしは決めたんだ。
 どんなことがあっても、同じ道を歩むと。
 だから、ね。
 あたしを信じて。
 
 その想いをキスの一つ一つに込めて、あたしは傷口に口を合わせる。
 ディークさんは目をつむって、あたしのキスを受け入れていた。
 その表情はとても優しい。
 あたしはそれだけで幸せ。想いが満たされる。

 そして、ディークさんの目の上の傷までキスし、
 今度は向こうからキスする。唇に。

 ディークさん。
 大好きです。

 そっと、あたしを横たえるあの人。

「いいかい?」

 もう。いいに決まってるじゃない。

「いいよ」

 でも。あたしはあえて言葉で伝える。

 あの人が自分のちんこを取り出す。
 きゃー♪

 以前はでっかい芋虫みたいだった、男の人の象徴。
 でも今は可愛く見えて仕方ない。なんか先端の割れて赤い所とか。

 ぷにぷにと震える、あの人のムスコ。

 やーん。かーわーいーいー。
 ぷにぷに。
 それに以前は腕みたいに大きく見えたけど、今はそんなに大きくは見えない。
いや、大きい事は大きいんだけど。
なんとか入るよ。うん。

「力を抜け」

 そんなこと言われたって・・・・ねえ?

 やっぱあたしガチガチに緊張してんだろうな。
 なんかギュッと目を閉じちゃってるし。
 やーん、怖くて、見れなーい。

 きゃーきゃーきゃー

「あー。よしよし」
 優しくあの人が、頭を撫でてくれる。
 えへへ。
 と思ったら、いきなり耳に熱い息を吹きかけられた。
437封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/24(日) 23:11:18 ID:nEY96CBm
 やーん。
 耳に息を吹きかけられ、あたしはふっと緊張を緩める。

 と同時。

 あたしのお腹を、熱いモノが一杯に満たす。

「ひぃあ!?」

 股間を割って侵入する異物。

「あが・・・・あがが・・・・あうぅ・・・・」

 その衝撃が、足の先から頭のてっぺんまで、ツーンと突きぬけ、

「はぐうぅ!」

 一気に、お腹の中に、ずしんと居座る!

「はうん!」

 あたしはディークさんに必死にしがみつき、
 ディークさんはあたしを優しく包み込む。

 ああ、もうダメ。
 なにも考えられない。

 あたしは途端に頭の中が真っ白になり、

「ぎゃああああああーーーーーー!!!」

 とか

「わあああああああああああああーーーーー!!!!」

 みたいな雄叫びをあげ、ディークさんにしがみつき、爪で引っかきたてる。
 でもそれが分かったのは、後の事で。
 ヤってる最中は無我夢中だった。

 ただあの人と一つになれたのは、実感だった。

 一つになって、一つに繋がって−

 あたしのお腹の中に、熱い衝動が爆発する!

「ひぅあああああああああああぁぁぁぁぁぁーっ!!!!!」

 お腹の中で熱い衝動の直撃を受け、あたしの意識は、大空の彼方へ飛んでいく・・・・・。

「とんじゃううううぅぅぅぅぅぅぅぅー!!!!!!!!」

 あたしは真っ白な意識の中で。
あたしの意識はとろとろに溶けて。
 あの人と一つになった。
 大好き。幸せ。
438封印ディーク×シャニー(ハッピーエンド):2005/07/24(日) 23:12:11 ID:nEY96CBm
「あ、あの。ごめんなさい」
「ああん?」
「背中に傷つけちゃって」
 そうなんだ。あたしは無我夢中で爪を立てて、ディークさんの背中を引っ掻いちゃった。
 ごめんね。
「気にすんな。これぐらい」
 あたしの頭に手を置き、優しく囁く。優しい表情で。
「それより。お前こそ大丈夫か?」
「うん」
 あたしは股間に手を置き、
「まだ、何か挟まってる感じ」
 あたしが「へへ」と笑うと、彼も笑ってくれる。
 えへへ。

「ねえディークさん」
「ん?」
「また。ね?」
 今度はあたしから、ディークさんの上に乗る。
「しょうがねえな」
 あたしを下から抱き、ディークさんがまたキスする。

 それから・・・・・・また・・・・・・しちゃった。何回も。

 次の日、腰が凄く痛くなっちゃったけど。
 えへへ。
 でもディークさんは平然としてた。
 やっぱ凄い。
 
 そしてあたしは空を飛ぶ。
 今度は大好きなあの人と一緒に。


『ユーノお姉ちゃん。ティトお姉ちゃんへ。
 お元気ですか。
 あたしは元気です。
 時には辛い事もあるけれど。
 あたしは元気です。
 だって大好きなあの人と一緒だから。
 ラブラブです♪ 』
439外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/07/24(日) 23:16:29 ID:nEY96CBm
めでたし、めでたし〜

あああ、とうとう最萌の外伝<<シルク>>の支援SSは間に合わねぇ〜。あと一時間なのに。
こんな事なら「シルクが予選落ちしたらハッピーエンドはない!」ぐらいは言っときゃよかった。
というわけで上記ハッピーエンドをシルク支援SSにさせてもらいます。ください(無理)
440名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 00:45:55 ID:HPT7ueN5
何かGJすぎて泣けてくる…
441名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 16:32:49 ID:VGsk3B7M
久々にトラキアやり直した記念です。
3章でさらわれたナンナたん

男の一突きごとに膣から漏れた精液と乾き始めていた破瓜の血と
そして気休め程度の微量の愛液とが混ざりあって泡立つ。
 「…んっく…んっ……」
 男が動く度にギャグをはめられたナンナの口から微かな呻きと共に涎が漏れ床に小さな水たまりを形作る。
 「へっもう喘ぐ気力もねぇのかよ?しかたねえな!」
 男が下卑た笑いを浮かべながら一際深く腰を突き入れるとナンナの膣内に自らの精をぶちまける。

ナンナの夢はいつもそこで終わる。
 外は暗く明け方には程遠い時間にいつもナンナは目覚める。
 「…またこの夢。嫌なのに、忘れたいのに……。」
 夢の後は決まって体が疼く。
 その疼きを慰めるのもすでに日課と化している。
 わずかな逡巡の後、緩やかに右手で優しく労るように左の乳首を愛撫する。
 「!!…んっ。」
それだけの事でも体は過敏に反応する。―してしまうのだ。
 すでに愛液の量はシーツを湿らす程になっている。
 あいている左手でこれも緩やかに優しく沿うように自らの陰部を撫で回し、
乳房への愛撫を中断した右手の中指と人差し指を添えて小さな肉芽を軽く摘む。
 「んんっ!!ふあっ……!」
 そして男達に弄ばれ短期間で開発されつづけた体はそれだけの刺激でも絶頂に達する。
 ベットに倒れ込んだままの体を丸めながら呻く。
「…もう嫌。…こんな私なんか嫌…ごめんなさい……リーフ様…」
 泣こうとしても涙はでなかった。
 涙はすでにあの場所で出し尽くしてしまったのだから―。
そして外は少しずつ明るくなりだして来ていた。
442名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 16:35:54 ID:VGsk3B7M
長編にしてハッピーエンドにしたかったけど漏れの技量では無理ですた
改行などおかしかったらごめんなさいm(_ _)m
443名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 18:17:26 ID:sOFUFx/G
444名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 20:47:01 ID:1hOoeYTU
あああ、ここまで待ち続けた甲斐がありました。
外伝氏GJです。そしてお疲れ様でしたー。
445名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 21:08:56 ID:AmjaH1P4
ナース服を着させて、診察して欲しいのは?
1ロイ
2リン
3エイリーク
4エリンシア
446名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 21:14:42 ID:k95KR3Wg
>>445

ち  ょ  っ  と  ま  て  w w w w w w w w w w w w w 


1はリリーナの間違いだよな?な?な!?
447名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 21:35:17 ID:rOM/8f0B
いや、>445はロイに鬼畜に診察してもらいたいのかもしれん
448 ◆rEtdWXJvJ6 :2005/07/25(月) 21:35:41 ID:fG5Zz1gr
外伝氏、お疲れ様です〜。
元気なシャニーに押されて
たじたじなディークがどこか可愛いです。

>今のあたしは、いわゆるひとつの裸エプロンです。
なんかこれが妙にツボにきました。
449名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 00:25:04 ID:DKSBQ5Yo
http://www.intsys.co.jp/recruit/s_staff/index.html

おまいら、2ちゃんエムブレムの時代が来ましたよ
4502日目午後 1/21:2005/07/26(火) 20:41:58 ID:LSBCrHLc
 ベルン王室付の竜騎士は、多分に儀礼用の集団になりつつある他国の近衛兵や親衛隊とは一線を画す存在であ
る。武術は当然達人の域に達していなければならず、しかもその武技は自分のためでなく主君のためだけに振る
う覚悟がなければならない。また、主人の意思を主人以上に把握して忠実に実行するだけの知性と行動力も求め
られる。要するに、精神力、人格、戦闘力、全てにおいて優秀なものだけがベルン王室の親衛隊に抜擢されるの
であり、王妹付親衛隊長となれば、ベルン屈指の完全な武人と言っていい。まして若い女の身でその任を全うし
ているミレディは、ほどんど人間離れした完璧な武人と言えた。
 
 「……そうだったの。ベルンに……」
 ミレディは形の良い眉を曇らせ、ルゥに先を促した。ルゥは美しい女竜騎士に見つめられ、思わす目をそらす。
 「うん……だから、ベルンの人間なんて、いなくなればいいと思ってた。強くなるために、憎みつづけなきゃ
って……そう、思い続けてたんだ。でも…ミレディさんは、味方なんだよね?憎まなくても、いいんだよね?」
 「そう言ってくれるなんて、うれしいわ。……そう、私たちは味方同士。でもルゥ、あなたと同じ孤児院の仲
間も……私のことを味方だって思ってくれているのかしら?」
 「大丈夫です、ぼくが必ず説得します!」
 勢い込んで請け負うルゥ。ミレディははじめて笑顔を見せ、そっと少年を抱き寄せた。
 「えっ……あ……ミレディ…さん……」
 「……ねぇルゥ、やっぱりこういうことって……きちんとけじめをつけておくべきだと思うの。私の謝罪を、
あなたたちに受けて欲しいのだけれど……」
 「えっ……?」きょとんと首をかしげるルゥを見て、ミレディは再び微笑む。しかしその笑みには、どこか妖
しい翳があった。
4512日目午後 2/21:2005/07/26(火) 20:42:31 ID:LSBCrHLc
 「お前らベルンのせいで!」
 レイが竜騎士の乳房を握り潰しながら罵る。両手を後ろ手に縛られて身動きできないミレディは、身をよじら
せつつ小さく悲鳴を漏らした。
 「あぐッ……いたぃっ……ん……」
 謹直で知的な竜騎士の顔は、淫靡な笑みを浮かべて期待に紅潮している。自分の胸を力まかせに握り潰そうと
するレイの手を見つめる目も、抵抗するのではなくむしろもっと力を込めろとささやいているようだった。
 「うわ、あんたのここ、すげぇ濡れてる……」
 女の下半身を裸に剥いていたチャドが、好奇心むき出しで言う。盗賊少年は女の白い太腿に指を食い込ませ、
しっかりと彼女のすらりとした両脚を開かせていた。
 「ああ……そんなに、見ないで……」
 自分の秘所に注がれる少年たちの視線を感じたのか、ミレディは首を振って抵抗する。が、そんな彼女の態度
とは逆に、彼女のそこは湿り気を増していた。
 「へぇ、俺たちに見られてるって想像して欲情してやがる」
 「ほら、ルゥもよく見てやれよ。何にもしてないのに、ぱっくり開いてるぜ?」
 「う、うん……うわ……すごい……」
 少年三人の舐めるような視線が、ミレディのクレバスに集中する。彼女は腰をひねって逃れようとする素振り
を見せたが、下腹部のくねりは少年達を誘う踊りでしかなかった。
 「さてと……全部剥き終わったし、この女もよだれダラダラだし、早いとこやっちまうか」
4522日目午後 3/21:2005/07/26(火) 20:43:11 ID:LSBCrHLc
 レイの言葉に、女がびくっと反応した。紅い唇の隙間から、悲鳴のような吐息が漏れる。
 「じゃ、さっき決めたとおり最初はルゥからだぞ」
 「うん……でも……」
 ミレディの秘所や胸をちらちら見ながら、ルゥは真っ赤になりつつ躊躇っていた。じれったそうにチャドがそ
の脇を小突く。「なんだよ、怖気づいたのか?」
 「そういう訳じゃないけど……やっぱりよくないよ、こんなこと……」
 今目の前で裸に剥かれているのが、さっきまで真摯な態度で自分の話を聞いてくれた、知的で高雅な騎士だと
は、ルゥには到底信じられなかった。
 「じゃあベルンの連中が院長先生とか孤児院のみんなにした仕打ちはいいってのかよ!」
 「………で、でも……この人とは、関係無いんじゃ……」
 「うるさいな、『ベルンに復讐したくない?』って誘いやがったのは、こいつなんだぜ?」
 「…………」
 「それにお前もすっかりやる気じゃないか。ほら、ベルン女のそこに入れてやれよ」
 そう言われて、ルゥは恥ずかしそうにいきり立った股間を手で覆った。
 「あーもうじれったい兄貴だな、俺がやるぞ!」
 ミレディの胸を貪るようにこねくり回していたレイが、立ち上がって双子の兄を押しのけた。チャドはやれや
れという調子で、空いた女の胸にかぶりつく。ミレディは甘い声で抵抗した。
 「あ……あうっ、くうぅん……や、やめ……やめて……っ!」
4532日目午後 4/21:2005/07/26(火) 20:43:48 ID:LSBCrHLc
 「ほ、ほら、いれるぞ!!せいぜいよがってみせろよ!」
 レイは叫びながら、自分自身を握ってミレディに挿入しようとする。が、強気な態度とは裏腹に、なかなか標
的を捉えられない。
 「くそ、めちゃめちゃにしてや……ぅっ……あ……」
 「……何だよ、挿れる前にいっちまったのか?」
 チャドが同情するようにつぶやく。興奮しすぎたのか、レイの魔法の杖は女竜騎士を犯す前に力を放出してし
まっていた。ミレディの下腹部に、不本意ながら発射された白濁液が水溜りを作っている。
 「う、うるさいなっ!!」レイは赤面して女から離れた。「じゃあお前やってみろよ!」
 「いや、次はルゥでいい。オレは本番前に一発抜いておくから」
 チャドはミレディの形のいいバストを弄びつつルゥを促した。ミレディは乳首を屹立させて小さく喘ぎながら、
ルゥに期待するような視線を送る。
 「う……うん、やってみる……」
 「おう、ベルン女に思い知らせてやれ」
 意を決した様子で、ルゥが赤毛の竜騎士の前に跪く。彼女の呼吸が一段と荒くなり、切なげな喘ぎが唇から漏
れた。
 「じゃあ……ミレディさん、いくよ……」
 「あっ……いや……許して……っ」
4542日目午後 5/21:2005/07/26(火) 20:44:33 ID:LSBCrHLc
 あの凛々しく生真面目な女竜騎士が、あられもない姿で悶え、ベルンの蛮行への償いをしようとしている……
そう考えると、ルゥのようなおとなしい少年でさえ獣欲を抑えることができなかった。
 「…………っ!」
 「あああ!!いやっ、やめてぇ!!あっ……あうっ……」
 ルゥは一気に肉孔に挿入した。ミレディは首を振って抵抗していたが、白く長い脚はルゥの腰にしっかり巻き
つけている。そして彼女の膣壁も、少年のものを温かく激しく迎え入れた。
 「あ……ミ、ミレディさん……」
 ルゥは無意識のうちに腰を動かしていた。ミレディは逃れるように腰を振るが、それは実際は少年のものをさ
まざまな角度から責め立てるための動きだ。ルゥは誘われるように両手を伸ばして彼女の腰のくびれを掴み、ぎ
こちなく自分の方に引き寄せた。
 「ああっ!!いぃ……いや、いやぁっ!!そんなに、うごかさない……でっ……!!」
 レイのチャドも、眼前の光景に目を奪われている。男女の交わりに関する知識はそれなりにあったが、目の前
で行われるそれは彼らの想像を超えていた。ルゥも、無我夢中で美女の子宮へ己を突き立てていく。
 「ミレディさん……」
 「あ……む……!!むちゅ、ん…………」
 悩ましい吐息を吐き出す濡れた女の唇を、ルゥが塞いだ。ミレディは自分から少年の口腔に舌を差し入れ、積
極的に少年の舌を愛撫する。甘くなまめかしい舌の感覚に、蠢く膣に収まったルゥの肉杖は硬度と大きさを増し、
ミレディの肉鞘はきゅうっと収縮を繰り返して少年を高まりに導いていく。
4552日目午後 6/21:2005/07/26(火) 20:45:10 ID:LSBCrHLc
 「くそ、ベルン女とキスなんかしてるんじゃねーよ!」
 レイがたまらずに叫んだ。さっき暴発したばかりだというのに、彼のそこはもう再充填を完了し、猛り狂って
いる。ミレディの背後から胸を揉みしだいていたチャドが、立ち上がってレイにささやいた。
 「なあレイ、だったらこの女の澄ました顔に……かけてやろうぜ?」
 「いいな、それ。……ほらルゥ、頭どけないとかかるぞ」
 ルゥは名残惜しそうにミレディの口から舌を抜いた。離れた二人の口の間に、唾液が太い糸を引いた。
 「あ……いやっ……そんな、顔に…顔に出すなんて……あッ、あくっ……やめてぇ……」
 ルゥに子宮を突き上げられながら、女竜騎士は必死に思いとどまるよう懇願する。しかしルゥは、彼女の膣壁
が一層きつくすぼまり、膣奥が細かく蠕動しているのを感じ取っていた。
 「ほら、オレたちが二人してしごいてるのが見えるか?」
 「もうすぐ……もうすぐ出るぞっ……そのキレイな顔のどこに出して欲しいんだ!?」
 「あ、あぅっ、いや、いは……っ!!いやだ、やめて……ゆるしてっ……」
 少年二人は犯されるミレディの左右に立って、自分自身を夢中でしごいている。女は言葉で抵抗していたが、
腰を激しくくねらせてルゥのものを貪欲に味わい続けている。
 「……ミレディさん、ぼ、ぼくも…でちゃうっ……!!」
 「お、じゃあルゥもこいつの顔にかけてやれよ!」
 「…………!!そ、そんっ、あっ……あうっ!!さんにん、なんて…ぇ…!!ぁ……あー……ぅ……」
 その瞬間、ミレディの肉孔がぎゅうっと収縮し、彼女は絶頂に達した。上半身を激しくばたつかせ、胎内にあ
る少年のものを搾り取るように膣が痙攣する。
4562日目午後 7/21:2005/07/26(火) 20:45:54 ID:LSBCrHLc
 「そ、そらっ、いくぜっ!!」
 女性が達する瞬間を見て興奮したチャドが、たまらずミレディの顔めがけて射精した。ちょうど彼の方を向い
ていた彼女の端整な鼻筋に、粘つくほど濃厚なミルクが注がれる。
 「!!うぐっ、むっ……ぶ、ぷはっ……っ!!」
 「…………はぁっ……はぁっ……」
 盗賊の少年は自分の行為に興奮しつつ、脈打つものの先端を動かして憎いベルン女の顔を白く汚していく。す
でにミレディの鼻の頭と頬は、塊状の白い濁液にまみれていた。
 「う、い、いくぞ、こっち向けよ!!」
 「ぼ、ぼくも……ミレディさんっ……!!」
 女の顔が汚される光景に興奮した双子の兄弟が、ほとんど同時に達した。レイが女の左側から射精し、ルゥは
急いで己自身を膣から引き抜いて、女のあごから口元めがけて発射する。
 「……っぷぶっ!!むふぅ、ぅぶっ……ちょ、ちょっと……まっ……!!げ……ぷっ……」
 「あ、ご、ごめんなさい!!」
 喘ぐミレディの口元に、ルゥの精液がもろに命中してしまった。朱の唇が白く染まり、唾液とともに精液がそ
の口から流れ出る。そうする間にも、ミレディの真紅の前髪や額、耳たぶが、チャドとレイによって容赦なく汚
されていった。
 「うあ……ぷはっ…………うあ、いあ……あ……やめて……もう……おねがい……」
 竜騎士はそう叫びつつ、びくびくと下腹部を波打たせた。少年3人に同時に顔射されたことで、再び達してし
まったらしい。少年達は悶えるベルン竜騎士の顔面への陵辱を続けながら、女の痴態を息を呑んで鑑賞していた。
4572日目午後 8/21:2005/07/26(火) 20:46:52 ID:LSBCrHLc
 「ほら、脚開けよ……オレの番だぞ」
 しばらく少年達は虚脱状態だったが、チャドが下半身をみなぎらせて立ち上がった。顔から白濁液を滴らせて
喘いでいたミレディは、抵抗しながらも長い脚を開き、蜜が溢れる秘裂を少年の前にさらけだした。
 「あ……ああっ……んぅうう……」
 「ほら、入った…………っ!!ど、どうだ、もっと叫べよっ!!」
 「んんうううぅ!!あ、あああん……あ、あっ、うっ、いいっ、だめっ、あああっ!!」
 チャドは挿入するなり、激しく腰を突き動かす。技巧も何も無いが、勢いにまかせた激しい責めはたちまち淫
乱な女騎士の肉壷を淫液であふれさせる。交合部が、いやらしく湿った音を立てはじめた。
 「お、おおうっ、濡れてるぜ、この女!!」
 「いやぁああっ!!もう、もうっ……!!うあああっ……ふぐぅうう……」
 「くっ、し、締めやがる……っ!!おい、あ、謝れよっ!!」
 「……うくっ、ああっ、あ、あやまるっ、あやまるから……っ!!ベルンの、犯した、ぐぅっ、罪を……あう
うっ!!……ゆ、ゆるして……みんなの……ぉうっ、せんせい、の、ことも……ゆるしてぇえ!!」
 顔を精液まみれにして、喘ぎ泣きながら許しを乞う竜騎士の姿に、少年達は満足感より征服感を覚えていた。
欲望を抑えきれなくなったレイは、ミレディの頭の上に正座した。
 「う、ううっ…………あ……?」
 「そら、咥えろよっ!」
4582日目午後 9/21:2005/07/26(火) 20:47:44 ID:LSBCrHLc
 仰向けで犯されているミレディの口に、レイがいきり立った己自身を突きたてた。女の顔に付いた精液で少年
の太腿が汚れたが、口腔の温かい感触に夢中になって腰を振るレイは気付かない。
 「おぉぐぅっ!!むごっ…………おうっ……んー、んぉう……むぅぐっ!!!!」
 苦しげにレイを咥えるミレディの哀れな姿に欲情し、上下の口を責める二人は共に激しく腰を動かす。子宮と
喉奥が肉の剣で滅茶苦茶に突き回され、ミレディは嗚咽しながら絶頂に追いやられつつあった。
 「うおっ、こ、この女、ちゃんと舌……使ってやがる……!!」
 「こ、こっちの締め付けも……すごっ……!!」
 「ううぉ、んんっ、んむぅぅうう!!!う゛ごぉ、ぐむっ…………おうっ!!おおうううう…………!!!」
 精通して程無い年頃の少年に口と膣を犯されながら、ミレディは再び絶頂に達した。膣壁と咽頭が震え、凄ま
じい快感が少年達を襲う。
 「……で、でるぅ……だすぞっ!!」
 チャドは耐え切れず、痙攣する肉孔から己を引き抜いた。2発目とは思えない濃い粘液が、女の丸い腰まわり
にたっぷりと降りかかり、熱い体液を浴びたミレディの下腹部は、びくん、びくんと波打った。
 「ど、どけよ、チャド!!」
 射精の余韻に浸るチャドを押しのけるようにして、レイが割り込んできた。今までさんざん竜騎士の口腔を犯
していたモノは、濡れてはちきれんばかりになっている。
 「……まあいいか。まだ挿れてないのは、お前だけだからなぁ」
 「うるさいっ!!そら、はいれよっ!!」
4592日目午後 10/21:2005/07/26(火) 20:48:41 ID:LSBCrHLc
 「……あっ……そ、んな……!!すぐにっ、いれたら……あ!!……いいぃぃ、もっと……っ!!」
 休む間もなくレイに犯され、ミレディは歓喜に喘ぐ。もともと彼女は少年達に詫びたいなどいうのは、自分の
性欲を満足させるための言い訳に過ぎない。今や彼女は、全身で性の喜びにふるえていた。
 ようやく挿入に成功したレイは、口の中とは全く異なる快感に陶然となりながら、無意識のうちに腰を揺らし
ていた。
 「う……すごい……っ……あったかくて……ぎゅって締め付けてくれて……」
 「ああっ、うあ……もっと、もっとぉ……っ!!はぁっ、はうっ、いいの、いいっ…………!!」
 「……あ…………」
 ミレディの悩乱ぶりに男の本能を刺激されたレイは、思わず彼女の膣内に精を放っていた。熱い濁流が、悶え
るミレディの子宮めがけて注ぎ込まれていく。
 「!?ああっ!!う、くあ……ぁ……な……なか……に……ぃ」
 「あ、ご、ごめん……」
 思わずレイが詫びながら己自身を引き抜く。まだその先端からは精の噴出は続いており、ミレディのすらりと
した太ももを汚していった。
 「あー!!お前、膣内に出しやがったな!!まだまだお楽しみは続くってのに、この早漏!!」
 「そ……!!何だとデコ助野郎!!」
 「やめてよ、二人とも……」チャドとレイが喧嘩しそうになるのを、ルゥが間に入って止める。
 「もう、やめようよ……ミレディさんも、ちゃんと謝ってくれたし……」
4602日目午後 11/21:2005/07/26(火) 20:49:27 ID:LSBCrHLc
 そう言うルゥの視線が、ある一点で釘付けになる。レイとチャドがその視線を追うと、だらしなく開いたミレ
ディの脚の奥のクレバスから、たった今レイが放出した白い粘液がどろりと流れ出すところだった。
 「………………」
 分泌された愛液と混じった白濁液が、ゆっくりと割れ目を流れ落ち、豊かな尻肉を伝って床の敷物に垂れ落ち
る様子を、少年達は固唾を呑んで見守る。
 「……レイ……もっと……して……」
 甘ったるい声で、ミレディが誘った。レイがびくっと肩を震わせる。
 「なかに……出したとき、ごめんって……あやまったあなたの表情……とっても、可愛かったの……。……顔、
見ただけで…感じて…しまった……」
 ルゥとチャドの視線を受け、レイははっと我に返り、照れと困惑に顔を真っ赤に染めた。
 「こ、この淫乱女!!俺が謝ったのはこいつら二人だっ!!くそっ」
 レイは叫ぶなり、ミレディに襲いかかった。「……そんな口きけなくしてやる!!」
 そう言ってレイは、ミレディの身体をうつぶせに引っくり返し、ヒップを高く突き出させた。
 「あっ!!そんな……うしろから、なんて……ぁああ……」
 「ふん、ただ後ろから、なんてのじゃ済まさないからな!」
 そう言ってレイは、自分の唾液をたっぷり手に取って、未だに硬度を失わない自分自身に塗りたくる。ミレデ
ィもルゥも意味が分からなかったが、チャドだけはにやにやしていた。
4612日目午後 12/21:2005/07/26(火) 20:50:17 ID:LSBCrHLc
 「!!ま、まさか……っ!!」
 レイが唾液にまみれた指で、ミレディの後ろの穴の周囲を湿らせ始めた瞬間、彼女はようやくレイの行動の意
味を悟った。そして彼女が抗うより早く、滑りやすくなったレイのモノがその穴に侵入してきた。
 「あ……いや、それだけはいやっ!!おねがい、おねがいだからッ…………あぐうっ!!!」
 「くっ、そら、力抜けよ!!」
 レイも実際に経験があるわけではない。とにかくがむしゃらに、筋肉質の穴に己を突きたて、激しい抵抗を押
しのけるようにして挿入していく。
 「ぐはぁっ!ああああ゛っ……うあ、ひぐっ……!!」
 「く、うっ、ほ、ほら、はいっ……た、ぞ……」
 最初のうちこそ異物を全力で拒絶しようとしていた穴も、ある一線を越えるとむしろ飲みこむように激しく収
縮した。恐ろしいほどの締め付けと背徳感に、レイはしばし呆然としていた。
 「〜〜〜〜〜!!うあ、うあああああ!!んう、あうっ、いやあああああああ……!!」
 ミレディは狂ったように吼え、両腕を拘束された不自由な上半身を空しく跳ねさせる。初めての経験に、さし
もの竜騎士も悶え狂うしかない。
 「くっ、そ、そんなに、締め付けるなよっ……」
 レイは歯を食いしばって、凄まじい締め付けに耐えている。ミレディも必死に耐えていたが、耐える対象は苦
痛から快感の方に変わり始めている。見物していたチャドは、それを見透かしたようにニヤッと笑った。
 「よしルゥ、オレたちも行こうぜ」
4622日目午後 13/21:2005/07/26(火) 20:51:11 ID:LSBCrHLc
 「え……?」
 「オレは口。膣はお前な」そう言うや、チャドは喘ぎ狂うミレディの顔の前に膝をつくと、勃起したものを彼
女の口に突っ込んだ。
 「!!!おぐっ!!!ぐぉっ、おううう……むむぅ、んうー、んぶっ……!!」
 「ほらルゥ、身体潜り込ませるんだ。レイも協力してやれよ」
 「そ、そんな余裕、ないって……!!」
 「よっと……こ、これで、入るかな……」
 器用にミレディの身体の下に潜り込んだルゥは、何とか挿入しようと身をよじる。目の前に押し付けられたミ
レディのパストが邪魔で視界が塞がれているが、レイが少しずつ腰を下げたおかげで何とか入れるべき孔を探り
当てた。
 「んんーーー!!!んぶっ、ぶぷっ……んぐぉ……ぅんんんんんーーー!!!!」
 少年3人に身体中全ての穴を犯されると理解した瞬間、ミレディの子宮に痺れるような感覚が走り、つぅっと
熱い何かが胎内を満たした。
 「い、いれるよ、ミレディさん……」
 「!!!おぐっ!!んぐ、うううぅぅ………………ぐっ!!!!」
 「お、入った入った」
 「……う……何か……すげえ嫌……」
 「あっ、ミレディさん……っ!!」
4632日目午後 14/21:2005/07/26(火) 20:51:52 ID:LSBCrHLc
 ベルンの最精鋭である騎士としての誇りも尊厳も忘れ、ミレディは3人の少年に穴という穴を犯されてもがき、
呻いている。レイに犯されている後ろの穴の苦痛も、今や禁断の快楽を彼女にもたらしており、膣奥深く打ち込
まれたルゥの肉の杖とレイのそれが薄い肉壁を隔てて擦れあっている。
 「おっ、ごっ、うむふ…………っ!!んっ、んんんっ、むぐぐぐ…………っ!!」
 ミレディが苦しげにむせる度に、チャドの先端に振動が伝わって、名状し難い快感を盗賊少年にもたらす。レ
イとルゥは合図もないのに巧みに腰を交互に出し入れし、膣と後ろの穴を間断なく責め立てていく。少年達の本
能にまかせた激しい辱めに、彼女は懸命に意識を繋ぎとめようとするが、ルゥが彼女の乳房にかぶりついた瞬間、
限界が来た。
 「………………ぅ……!!……ぅ、ぅ………………!!」
 これまでにない大波のような絶頂の快感に、ミレディは全身を激しく震わせた。膣の肉襞の一つ一つが、口腔
と喉の奥が、腸管が、生き物のように痙攣し、少年達を共に絶頂に導こうとする。
 「い、いくぞっ!!」
 レイとチャドが同時に叫んだ。レイはミレディの引き締まった尻たぶを、チャドは彼女の真紅の髪を、それぞ
れ鷲掴みにして、今突っ込んでいる穴の奥深くに精を打ち込む。
 「ぼくも、ぼくも……っ」
 少し遅れてルゥが彼女の肉孔におびただしい精液を注ぎいれる。少年3人の射精を感じながら、ミレディは官
能の嵐の中で気を失った……
4642日目午後 15/21:2005/07/26(火) 20:52:43 ID:LSBCrHLc
 少年達はぐったりした白い肉塊から己を引き抜くと、しばらく倒れこんで荒い息を吐いていた。性的な充実感
以上の感情が彼らを支配していた。
 「……おう、どうする……?」チャドが呼吸を整えながら双子の兄弟に尋ねる。レイは憤然として答えた。
 「まだ、まだ汚し足りないぞ……!!この女、俺を『可愛い』なんて言いやがって!!」
 「も、もう許してあげようよ……」
 「……って言ってる割に、ルゥのが俺たちの中で一番元気そうじゃないか」
 「こ、これは……う……」ルゥはうなだれてもぞもぞと股間を隠した。
 「いいかルゥ、レイ。今はただ入れて出しただけだ。もっとこう、身体のすみずみまで嬲って汚さないと謝罪
にならない。こいつのおっぱいも、こいつの尻も、見ろ!!夢中で気付かなかったけど、すげえ綺麗で汚し甲斐
があるだろ!?」
 「……全然分かんないよ、その理屈……それにもう、ベルンとかどうでも良くなってない……?」
 「よし。とりあえず服を着ろ。それとルゥ、包帯貸してくれ」
 「……?いいけど……」
 ルゥは衣服を引き寄せ、携帯用の布袋から包帯を取り出してチャドに渡した。盗賊の少年は包帯を適当な長さ
に切ると、口の端から白い粘液を垂らして失神しているミレディの顔に目隠しをした。
4652日目午後 16/21:2005/07/26(火) 20:53:34 ID:LSBCrHLc
 「目隠し?これから何するんだよ?」
 レイの問いに、チャドは手早く衣服を身に着けながら答えた。
 「これから3人で……こいつをもっと責めるための道具を調達しに行く。その間、動けないようにするだけだ
……まあ、まさかこんな状態で逃げようなんて考えないと思うけど」
 「ま、まだやるの?」
 ルゥは抗議の声をあげたが、チャドは完全に彼を無視して続けた。
 「オレとレイは、道具の調達。床に敷くのはもっと柔らかい布がいいし、魔法使って責めるのもおもしろそう
だしな。ルゥ、お前は後片付けの道具を揃えてくれ」
 レイは黙ってうなずき、魔術師のローブを身にまとい始めた。ルゥもこれ以上の抗弁は無駄と思い衣服を着け
始めたが、一つだけ腑に落ちないことがあった。
 「……ねえチャド。どうしてミレディさんに目隠しするの?」
 「……理由は三つある。一つ目は、周りを暗くしておく方が目覚めにくいから。二つ目の理由は、目を覚まし
ても手を縛られてるから目隠しは外せない。目隠しが外れなければ、逃げようがないからな。三つ目は…」
 「……?」ルゥとレイは同時にチャドを見た。盗賊の少年は彼らに背を向けて、部屋のドアに歩み寄った。
 「オレの趣味だ」
4662日目午後 17/21:2005/07/26(火) 20:54:20 ID:LSBCrHLc
 ……窓の外から一部始終を見ていたロイは、少年達が部屋を出たことを確認すると、改めて周囲を見回した。
中庭にも、中庭を見下ろす建物にも、人のいる気配はない。倉庫の中では、さまざまな体液に汚れたミレディが
両手を後ろで縛られ、目隠しされて床に転がっている。ロイは痛いくらい膨れ上がった股間のたぎりを必死に押
さえようとしていたが、ミレディの引き締まった肉体から目が離せない。
 イグレーヌやセシリアとは全く異なる、深く紅い髪。気品と威厳の備わった美しい顔。大きさは普通だが、横
になっても形が崩れない見事なバスト。くびれた腰、少しだけ大き目だが引き締まったお尻と太もも、そして長
い脚。ロイは以前からミレディを美しいと思っていたが、こうして裸の彼女を見ると、ますますその美しさに嘆
息する思いだった。
 (…………)
 ロイはそっと窓枠を引いて見た。貴重品の無い倉庫だからか無用心だからか、音も立てずに窓は開く。ロイは
素早く窓を乗り越えて部屋に入り、そっと窓を閉めた。
 「…………う……ん……?」
 微かな気配を感じたのか、ミレディが気付いたらしい。思わずロイは飛び下がったが、相手は拘束され、目隠
ししていると思い出して、彼女に近寄った。
 「……?あ……ルゥ……?レイ?……チャド……?」
 人の気配が一人しかないことに不審を抱いたのか、ミレディは目隠しをしたままきょろきょろし始める。その
不安気な仕草と、普段の隙のない竜騎士の姿とのギャップが、ロイの男の欲望に火をつけた。
4672日目午後 18/21:2005/07/26(火) 20:55:29 ID:LSBCrHLc
 「……あっ!!きゃっ!!」
 汗で光るヒップを掴まれ、ミレディは悲鳴をあげる。視界を塞がれていることが、彼女の恐怖を煽った。
 「だっ、誰っ!?……あっ、いや……っ!」
 「………………」
 ロイは息をひそめつつ、素早く右手でズボンのベルトを外し膝まで下ろした。さっきまで鑑賞していた陵辱劇
のせいで、ロイの男性自身は先端から透明な液体をあふれさせて天を向いている。ロイはミレディのお尻の肉を
外に押し広げるように掴んだ。後ろの穴から、ついさっきレイが注ぎ入れた白い粘液が漏れ出している。
 「………………っ!!」
 「ええっ!!?そ、そんっ……ぁあああ!!!いや、いやっ!!やめ……ぐあはああっ!!」
 ロイは一気に美女の恥ずかしい穴に挿入した。なぜそんな行為をしようとしたのか、自分でもわからないまま
先端をねじり込む。女の秘裂から流れ出した白濁液が、二人の太ももを濡らしていった。
 「あ、あ、ひゃうっ、お、ぬ、ぬいてっ、やだぁ、くはっ…………!!」
 ロイは切れ切れに悲鳴をあげるミレディの尻を犯しながら、そのあまりにも異質な快感に圧倒されそうだった。
先端を挿入するのは非常な苦労を伴ったが、中ほどまで打ち込むようにして挿れると、あとはむしろ引きずり込
まれるようにずぷずぷと侵入していった。
 「…………っ、…………!」
 ロイは必死にうめき声を押し殺した。膣や口腔の粘膜質の感触とは対照的な、筋肉質の凛呼とした動きがもた
らすその背徳的な快感は、少年のむきだしの性感を容赦なく責め立てる。
4682日目午後 19/21:2005/07/26(火) 20:56:20 ID:LSBCrHLc
 「うーー!!あっ、ああーー!!ふあぁあああ」
 ロイは懸命に高まりつつある射精感に耐えつつ、ゆっくりと腰を前後に動かした。ミレディは首を横に激しく
振って、子供の泣き声のような嬌声をあげる。激しい前後運動より、排泄行為を想像させるゆっくりした動きの
方が、遥かにミレディの性感を高めていく。
 (もう、ミレディさんも気付いている……よね?)
 今自分と獣以下の交わりをしている男は、3人の少年のうちの誰かではない。しかもこの男は、先刻まで少年
3人にかわるがわる犯されていた自分の痴態を見ているかも知れない……
 ロイを同じことを想像したのか、ミレディがぎくんと背を波打たせる。知らない男に、本来男を迎えるべきで
ない箇所を犯され、そして感じてしまっているということが、この軍務に忠実な女竜騎士の子宮を疼かせていた。
 (…………で、でるっ!!)
 あまりの締め付けに、ロイはたまらず達してしまう。熱い精液がミレディの中にほとばしり、彼女の腸内を灼
いていく。
 「…………ひぅううう!!あ、あ゛あ〜〜〜〜っ……!!」
 絶頂を迎えた女竜騎士が、背を反らせて絶叫する。ロイはあわてて自分自身を引き抜く。引き抜く時に、大き
な恥ずかしい音と共に白い粘液がこぼれ出たが、ロイはそのまま汚れたものをミレディの口に押し込んだ。
 「!!おぐっ!!…………げほっ、ぐむぅ…………ぐぇえっ…………!!」
 視界を塞がれている彼女にとっては、これ以上ない不意討ちだった。喘ぐ口に汚れた男性自身を突っ込まれ、
しゃぶらされる。次に何をされるのか、3人の少年達はいつ戻るのか。そうした不安と恐怖が、いっそう彼女の
欲望の炎を燃え上がらせた。
4692日目午後 20/21:2005/07/26(火) 20:57:17 ID:LSBCrHLc
 「…………ずちゅっ、ぐぷっ……う、むうう……。あっ……あ……?」
 突然男のものが抜かれたので、四つん這いで腰を揺らしながら口で奉仕していたミレディは、口を開けたまま
次の男の行動を待った。顔に出すのか?膣に挿入されるのか?それとも想像を超える行為を……?
 だがロイは、犬のように口を開けて待つミレディを部屋に残したまま、そっとドアを開けて立ち去った。いつ
3人組の誰かが戻るか分からないし、ロイ自身も体力的に限界が近い。それに、彼女は期待と不安に性欲をかき
乱しながらじりじりと待ち続け、3人の少年達はおあずけを喰らった女竜騎士を見てますます欲情するだろう…
…そう思って、あえて彼女を放置したのだ。
 ロイは廊下に出て誰もいないことを確かめると、北棟に向かって静かに走り出した。


 逃げるようにして北棟にたどり着いたロイは、手近な柱にもたれかかって弾む息を鎮めていた。今日一日で、
何回女性の身体に放っただろう……
 (朝、イグレーヌさんのおっぱいに1回……セシリアさんの膣内と背中に1回ずつ、宿題の後おへそに1回…
…ミレディさんのお尻に1回……)
 今日だけですでに5回、昨夜のイグレーヌとの交わりも含めれば10回にもなる。しかも、激しい運動を伴う
射精である。そして今気付いたが、午前中の会議の前に朝食を採って以来、セシリアの部屋で茶と軽食をつまん
だ他は食事もろくにしていなかった。
4702日目午後 21/21:2005/07/26(火) 20:58:09 ID:LSBCrHLc
 (とにかく夕食まで休もう……)
 ロイはそう決めて、疲れ切った体を引きずるようにして階段までの廊下を歩く。彼の部屋は3階で、考えただ
けで憂鬱になった。
 (……あれ……?)
 階段にたどり着いた時、地下へ降りる階段を誰かが駆け下りるのを目にしたのだ。それだけなら今は無視して
自室に戻るところだったが、目撃した対象と、彼女が持っていたものが問題だった。
 大きなため息をついて、ロイはそっと階段を下りていく。北棟の地下は倉庫になっていると聞いていたが、確
か宝物庫もあると耳にしていた。階段からの夕陽と小さな天窓からの明かりしかない廊下は薄暗く、人影は全く
無い。
 (まさか、とは思うけど……)
 ロイは廊下の突き当たりの宝物庫のドアの取っ手をそっと回す。案の定、宝物庫の扉は開いていた。静かに扉
を開いて中を窺う。盗賊の侵入を防ぐ理由でこの種の部屋に窓は無いから、中は真っ暗なはずだった。しかし、
今は部屋の入り口付近の燭台には明かりが灯っており、さらに部屋の奥の陳列棚の脇にはランプが置かれている。
 陳列棚の前では、盗賊の少女・キャスが、持参したランプの明かりに宝石をかざして眺めていた。

(2日目夕方に続く)
471名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 21:15:05 ID:9aWgiFJN
GJ!
472名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 22:45:24 ID:fT/AXW3p
デススターGJ
473名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 22:48:06 ID:YOedKc84
ロイ…wwwww
474名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 13:46:38 ID:PFt/C/Iy
>>470
GJGJ!
ロイ、がんばれよ
475ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/27(水) 15:50:39 ID:qyTYthuL
百合V(5)

ワユはごくりと息を呑んだ。
彼女の周りに、次々に人が集まってくる。しかも、そのほとんどは男だ。
「な、何をするつもり!?」
ワユが気丈に聞くと、アイクを始めとする男たちは一斉に舌を出した。そして、セネリオがワユに向かって言った。
「それでは、ワユ・・・・・・あなたには、『洗浄の刑』!」
「洗浄の・・・刑?」
「それでは皆さん、ワユを・・・・・・洗浄して差し上げて下さい!」
セネリオの号令と共に、男たちの舌が、一斉に彼女の裸体を這い回り始めた・・・・・・
「ひゃははははははは!!!ひい!ひいいいい!!!や、やめっ!やめてええええっ!!!」
ぬめりとした感触が彼女の全身を覆う。しかし、その感触は、次第にある場所に集中してきた。
「うわ・・・・・・これが、ワユさんの・・・・・・酸っぱい・・・・・・」
ヨファが早速感想を述べると、ボーレがそれに返した。
「まだまだ餓鬼だな。この酸っぱさがいいんじゃないか。」
「お、おいっ!早く俺にも回せよ!」
いつのまにか、彼女のぺったんこな胸や、妖しく光る股の間はがら空きになっている・・・・・・男たちの注目は、彼女のわきの下・・・
「あひいいい!!!くすぐったいよう!ごめんなさい!もうしません!だから・・・ひいいいいいいいっ!!!」
彼女の黄金のわきの下・・・・・・いつのまにか、周りには行列が並んでいた。
途中、何人かがプラカードを掲げている。そこには、こう書いてあった。
「ここまで、30分待ち」
「ここまで、1時間待ち」
その光景を見て、セネリオは頷いた。
「さすが、ワユのわきの下は、大人気ですね。」
476ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/27(水) 15:51:29 ID:qyTYthuL
百合V(6)

ワユのわきの下目当てに並ぶ行列・・・・・・そんな中、一人の男がワユの枕もとに立った。
「あっ、キルロイさん!お、お願い!どうか、や、やめさせて!あひい!ひい!」
ワユが彼・・・・・・キルロイに向かって早速懇願する・・・・・・しかし、キルロイは彼女の顔を覗き込むと、こう告げた。
「さあワユさん。デンタルチェックをしましょう。」
そしてキルロイは言葉を続けた。
「まずは前歯からです。そののちに、順に奥歯へと移動してゆきますよ。」
「キ、キルロイさん・・・・・・!!!」
次の瞬間、ワユの唇が塞がれる・・・・・・キルロイの口によって。
そして、ワユは前歯に、キルロイの舌の感触を感じた。その舌は、彼女の歯の一本一本を、順番に上下になぞっていく・・・
そして、その感触は、次第に奥歯へと移っていく・・・・・・
「ん・・・んんん・・・・・・んん・・・」
やがて、全ての歯のチェックが終わると、キルロイはようやく唇を離した。
「ふう・・・・・・ワユさん、歯は健康なようですね。ですが、万一ということもあります。薬を処方しておきましょう。」
「薬・・・?」
「大丈夫。とても強力ですから。」
そう言うとキルロイはズボンを下ろし、ワユの顔の上に立った。その彼の股間からは、キノコ型の注射器がぶら下がっている。
「さあワユさん、口を大きく開けて。」
「いやっ!いやあっ!」
ワユの悲鳴も虚しく、キルロイの股間は徐々に下がってゆく・・・・・・そして、キノコ型の注射器は、大きく開かれた彼女の口へと入っていった。
「もごご・・・・・・」
反撃のすべはなかった。
キルロイの身体は今、ワユの顔の真上にある。ただしゃがんでいるだけなので、そんなには重くはなかったが・・・・・・
「噛んだら、そのまま乗っかりますよ。」
彼の言葉が脅しになっている。病弱とはいえ、大人の男性なのだ。そんな男性に顔の一点に乗っかられたら・・・・・・
たちまち、彼女の顔は、骨折してしまうに違いない。
477ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/07/27(水) 15:52:07 ID:qyTYthuL
百合V(7)

結局、ワユは、彼のされるがままになっている・・・・・・
「ワユさん、自分で舌を使って、注射器を刺激してくださいね〜」
ワユは指示通りに彼の先端を舌で擦る・・・すると、徐々に苦いたんぱく質の味がしてくる・・・・・・
その直後・・・・・・
熱く苦いものが、いきなり注射器から飛び出し、そのまま彼女の喉を通っていった。
苦い・・・・・・
ワユの目に涙が光る・・・・・・そして、キルロイが注射器を抜き取ると、ワユは急に咳込んだ。
「大丈夫ですか?仕方ありません。この薬は強力ですから。」
そして、キルロイはそのまま彼女の下半身へと回り込む・・・
「念のために、こちらの下のお口にも、注射しておきましょうか。」

つづく

>モゥディたんの名前間違い
正直、スマンカタ・・・・・・OTL
>モゥディたんの口調
どうか大目に見てやってくだされ。難しいっす(汗
478名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 16:01:38 ID:tHd+/fsg
男のキノコ型注射器はバイ菌だらけだと思うな。
479名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 19:07:28 ID:7HyiXMuL
ダミアン氏、GJ
テカテカして続き待ってる

>478
薬というかワクチンなのかもしれん
480名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 19:10:00 ID:R/XtIF+A
地下室でレイガンス達にあ―んなことやこ―んなことされるリリーナ希望
481名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 19:13:24 ID:wHVMKhwt
>>480
地下室で自分の見ている前で自分の服を着られたり、
ロイへの手紙を声に出して読まれたり!?

そら死ぬほど恥ずかしいわ
482名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 01:53:41 ID:PT1Xk5Lc
地下室ってあったっけ?牢はあったけど


というかあの辺りで致したら全方位に大公開の予感
483名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 08:28:58 ID:dvSXVWgB
なぁなぁ、ミルラのSSあったっけ?
484名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 13:22:59 ID:tbRXbgVe
作品倉庫にある。
485名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 19:21:02 ID:H7WrpTE8
倉庫の管理人は根性が足らん!!
486名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 19:31:15 ID:Ovr19DWY
ページ分けキボンヌ
メモリ不足で途中までしか見れない…。
487名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:51:41 ID:CP+D/qPy
自分で作れば?
488名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 03:16:29 ID:ASbitgOU
ボーレ×ミストきぼん
自分も書いてるが他の職人のも見たい
489名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 03:39:10 ID:z1K+J+vZ
見たい!というか>488氏書いてるのか!
期待!
490名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 11:23:10 ID:wS0xeBts
ボーレ×ミストは俺の好きな神サイトにある。
が、最近全然更新してくれねぇ・・頼む、更新して下さい
491名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 16:25:05 ID:xGB0dK9m
>>490

シレじい?
492名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 17:06:31 ID:wS0xeBts
自慰のとこにSSなんてないだろ
493名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 14:01:36 ID:iVBZFLOU
「いや!やめて!」
「げへへへへ・・・俺が最初だぜ。」
「い、いやあああああああ!」
「けっ、うるせー女だ。萎えちまったな。帰ろうぜ。」
「え?え?」
494名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 14:14:31 ID:QTcQRKKc
2日目夕方の神様、まだかな…。
495名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 20:38:11 ID:GjYLJhCz
ボ―ルスの槍がウェンディを貫くのキボン。何故か強姦っぽ
496名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 23:03:38 ID:iCZl2O9I
ボールスは紳士なので一応了承を求めることはします。
497名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 23:29:50 ID:fKUOA5Bn
結局貫くんですか?
498名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 11:33:38 ID:o/MXpS/I
某駄文サイトでFEのリクエストはじめたから、おまいら投票しる。
オリジナルなんかよりFE書かせるぞ。
499名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 12:56:11 ID:8rKWDsb2
>>498
どこだかわからん
検索語句だけでもカモン
500名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 17:24:53 ID:1vEphPnD
500
501名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 17:58:08 ID:o/MXpS/I
普通にFEのSS載せてるとこだよ。
蒼炎サーチとかで見つかる。
502名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 20:21:33 ID:8rKWDsb2
そっか、見てみるわ
503名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 21:59:59 ID:nn2K9tCW
ところでアイク×レテってどうなったんだ?
楽しみだったんだが。
504拠点にて:2005/08/02(火) 22:56:31 ID:Pvb7v60S
エロなし小ネタですが投下させてください。

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マカロフ「あー今日も疲れた。マスでもかいて寝るか。
           美人の姉ちゃんに一発抜いてもらえたら一番いいんだけどなー」
マーシャ「もう、兄さん! そんなこと大声で言わないで!」
エリンシア「何の話をされていらっしゃるのですか?
             『マスでもかく』『一発抜く』とはどういう意味でしょうか?」
マカロフ「(げっ! 聞かれてた?)ハ、ハハ…そ、それは…
           『マスをかく』というのは『軽く寝酒を飲む』
          『一発抜く』は『肩を揉む』って事です…」
エリンシア「そうなのですか。教えてくださってありがとうございます」
マーシャ(兄さん…あんなデタラメ言って。どうなっても知らないから)

―1時間後―

エリンシア「ジョフレ、大丈夫でしたか?」
ジョフレ「姫…お気遣いありがとうございます。
     クリミア再興の日まで必ずや生きて姫を守ることをお誓いします」
エリンシア「あまり無理はしないで…今日はマスでもかいてゆっくり休んで下さい。
       それとも一発抜いてさしあげましょうか?」

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江戸小噺の本に載ってた話から思いつきました。
最初相手はアイクだったんですがこの後の反応が面白そうなのでジョフレに。
505名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 00:41:59 ID:N/EfIXYY
爆笑した
506名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 02:29:26 ID:qjo4z6ad
ジョフレの顔を想像して、寝る前の牛乳吹いた
モニタ、掃除して寝る
507名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:24:51 ID:FVvhbuBL
ボーレ×ミスト投下します。
純愛で少女漫画っぽい路線なので、苦手な方はスルーしてください。
508名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:25:30 ID:FVvhbuBL
「…よし。これで終わりっと」
指を差して確認を終え、ボーレはため息をついてベッドに腰を下ろした。
何せ、明日はクリミア城における決戦の日である。
諸悪の根源デイン王アシュナードの待ち構える城…苦戦は必至だ。
彼は何度持ち物を確認してもどこかに見落としがないか気になり、眠れずにいるのだった。
しかし、よし、とは言ったものの再び不安になる。もう一度だけ確認しよう。
そう思って荷物に向かったその時だった。
こん、こん
ドアが控えめに、うっかりしていると聞き逃してしまいそうな軽さでノックされる。
こんな時間に…?と疑問に思いながらボーレは鍵を開けた。
「…ボーレ?」
扉の間から、少女が顔を出す。夜着一枚に身を包んだ彼女は不安げな顔をしてボーレを見上げていた。
「ミスト?どうした?」
「なんか、眠れなくて…ボーレも?」
「ああ、まぁ…。…外、寒いだろ。入れよ」
うなずいてミストは部屋に入った。他にいる場所もないので、必然的にボーレの隣、ベッドの上に座ることになる。
彼女は黙っていた。膝の上で手を重ねて、視線を足元に落として。
意味深な沈黙にボーレは困惑し会話の糸口を探し始めた。
なんで来たのかは聞いたし、自分が眠れないって話しはしたし…
「…怖かったの」
ああでもないこうでもないと思考を巡らせていたボーレは不意を突かれ素っ頓狂な声を上げた。
「へ?」
「わたしの目の前で、お兄ちゃんと…あの黒い鎧の騎士が戦ってて…。
二人とも、すごかったの。重そうな剣をぶんぶん振り回して…真剣な顔で…
わたしはただ、見てるだけしかできなかった…」
ぽつりぽつりと、ミストは語り始めた。最初は何事かと思ったボーレも、アイクと漆黒の騎士との
死闘のこととわかると次第に真剣にそれに耳を傾ける。
「そしたら、敵が…きたの。わたしを狙ってきて…お兄ちゃんは、逃げろって言った。
でもわたしは逃げなかった。…今逃げちゃったら、わたしはわたしのことを許せないって…。
怖くて手が震えたけど…でも、逃げなかったよ?」
ミストはボーレを見上げる。
「だけど…一歩間違ったら、きっとわたしは死んでた。運が良かったんだと思う…。
だから、思ったの。明日は…どうなるか、わからないって」
「ミスト…?」
ようやく彼は気が付いた。ミストの肩が、腕が、小さく震えていることに。
509名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:27:41 ID:FVvhbuBL
「ミスト…震えてるのか」
「…うん。明日、最後の戦いでしょ?
最後で、これで戦争が終わるってわかってるけど、あのアシュナードが…最後に待ってる。
漆黒の騎士でさえあんなに強かったのに、それより強いなんて…勝てるのかな?わたしたち…」
「…アイクを信じようぜ。あいつ、ひよっこだったのに…いつの間にかあんなに強くなってた。
あれはグレイルさんにも劣ってないよ」
「うん。お兄ちゃんは、きっと勝つよ。でも…わたしは、死んじゃうかもしれない…」
悲観的な少女の物言いに、思わずボーレは叫んだ。
「そんなこと言うな!おまえは…お、おれが!絶対守ってやる!」
「ボーレ…」
「だから…安心しろ。おれは死なねぇし、お前も死なさねえから…」
勢いに任せて言ったはいいが、徐々に気恥ずかしさが襲って彼は顔に血が上るのを感じた。
語尾は語頭に比べ幾分小さめであったがミストはしっかりと聞き取り、そしてうなずく。
「うん…ありがとう…」
そういって彼女はボーレの肩に自らの頭をあずけた。
思わずそちらを向いたボーレの目に、薄い夜着の間からちらりとのぞく胸元が飛び込む。
慌てて視線をそらしてもその光景は脳裏に焼き付いて離れなかった。
意識するなと自身に言い聞かせるほど隣の存在が気に掛かる。
戦場で見かける、馬を駆り剣を振るう雄姿。戦闘が終わり、負傷兵の手当てに駆け回る背中。
先程の、小刻みに震えるあまりに小さな体。肩に接する体温とつややかな髪。
ばくばくと心臓が鼓動して、手に汗が滲む。少しだけ肩を抱いてもいいだろうか…?
「ねえ、ボーレ…」
そのままの体勢でミストが呟く。
「わたしが…どうしてボーレの部屋にきたか、わかる…?」
そしてかぶりを上げ、ボーレを潤む瞳で見上げた。そのあまりに真剣な瞳に彼は意識を引き込まれる。
その問いの答えには彼も感づいていたし、意識しないながらずっと願っていたことだった。
彼女は、待っているのだ…ようやく彼は気が付いた。
澄んだ水のように清らかな瞳に促されるように、ボーレはようやく想いを口にした。
「ミスト…おれ…ミストが、好きだ」
「ボーレ…ほんと…?」
「こんな嘘、つくかよ」
「ううん…」
ミストの瞳から、この時を待ちわびていたように大粒の涙がこぼれた。
ボーレの服をきゅっと握り、彼女は曇った視界を晴らそうと何度も瞬きをする。
ようやく想いの通じ合った人の姿を少しでも長く見たくて。
510名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:29:10 ID:FVvhbuBL
「わたし…っ、嬉しい…ボーレぇ…好きなの、ボーレ…」
「あー…。泣くな、泣くなって」
「だって…嬉し…っ」
「違うだろ。嬉しいときは、笑うもんだろが。…笑ってくれよ。おれ、ミストは笑顔が一番好きなんだ」
ミストは一瞬あっけにとられたような表情を浮かべたが、次の瞬間には笑みを顔いっぱいに広げていた。
きっと、実の家族であるアイクすら見たことのないほどの、これ以上ない最高の笑顔を。
「うん…!ボーレっ!」
「うわっ」
急に飛び付かれ、ボーレは飛び付いた本人と一緒にベッドに倒れこむ。
彼の逞しい胸板の上でミストの胸が押し潰され、柔らかな感触をもたらした。
彼は頬を赤くする。再び、ミストと想いが通じ合ったことを意識して。
「ミスト…」
「えへへ…ごめんね、痛かった?」
「いや。むしろ胸が当たって、気持ちい…」
そこまでつい口にしてしまって、彼ははっとした。またミストの鉄拳が飛んでくる!
かたく目を閉じて身構えるボーレの耳に入ったのは、想像とはまったく反対の言葉だった。
「…ほんと?」
「へ…お前、怒らないのかよ」
「ばっ、ばかぁっ!」
今度は予想外のところで怒られた。しかし彼女は拳を振り上げるどころか顔を真っ赤にしてそっぽを向いている。
「わ…わたし、ボーレが好きだよ?だから…わたし…」
「へ?ちょっとお前、もうちょっとおれに分かるように…」
「だから…明日、どうなるか分からないでしょ!だから…だから、わたし…ボーレと、ひとつに…なりたい」
「……へぁ?」
混乱した頭がようやく絞りだした声は、自分でも恐ろしく気が抜けるような声だった。
ボーレは何度もミストの言葉を反芻する。ひとつになる…つまり、おれが、ミストを…抱く?
突然すぎる展開に思考が追い付かず目を忙しくしばたかせるボーレを見て、ミストは笑顔を作る。
「いっ、嫌なら、いいの。ごめ…、ごめんね…っ」
その笑顔は、いくら鈍いボーレといえども無理矢理作っていることがわかるような痛々しい笑顔で。
511名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:30:11 ID:FVvhbuBL
「い、い、嫌じゃねえよ!おれ…も。おれも、ミストと…ひとつになりたい」
「ほん…と?嫌なら、無理しないでいいんだよ…」
「だから、嫌じゃねえってば!」
照れ隠しに叫んで、ボーレはミストに口付けた。上手とは決して言い難い、稚拙な唇を合わせるだけのキス。
しかしそれは二人にとって何より深いキスだった。
「…これで、わかっただろ。ミストがおれを好きなのと同じくらい、おれもミストを好きだから…
だから、お前を抱きたい。これはお前に頼まれたからじゃなくておれの意志だ。だから、抵抗…すんなよ…」
再びミストの双眸から涙があふれる。しかし今度は一粒だけだった。
「うん…。ボーレ…わたしを、好きにして…。いっぱいいっぱい、ボーレを感じさせて…」


薄い夜着は互いの体温も、少女の柔らかな胸の感触も少年の斧を振るううち硬くなった手の皮膚の感触もほぼそのまま通してしまう。
初めて自分以外が、明らかな目的を持って胸に触れている。そう考えるだけでわずかな声が漏れた。
「ん…、ふぁ…っ」
目を閉じて指の一つ一つの動きに集中する彼女に優しくキスを繰り返しながらボーレは愛撫に没頭していた。
あまり大きいとは言い難い胸の膨らみの輪郭をなぞり、手のひら全体で包み込むと優しく揉みしだく。
つんと尖ったものが手の平を突き、少女の興奮をありありと伝えた。
今度はその尖った一点を刺激してみる。指の腹で撫で、時折指で摘み上げる。ミストはその未知の刺激に可愛らしい声を上げて答えた。
「あっ、あぁっ…!ボーレ、それぇ…っ」
その声が聞きたくてボーレは少し意地悪をすることにした。乳首への刺激を止め、その周辺…乳輪を円を書くようにさする。
最初はいじらしく体を捩るばかりだったミストも我慢しきれなくなり、ついに声で訴えた。
「やん…やだ、ボーレ…そこじゃいやなの…」
「じゃあ、どこならいいんだ?」
「もぉ…、ばかぁ…っ」
快感に潤んだ瞳を半分開けてミストはふくれてみせた。ボーレに、そこの名称を言わせて楽しむような趣味はない。
その代わりに彼は許可を請う。
「ミスト。脱がせても…いいか?」
少し間を置いて、ミストは答えた。
「うん…」
512名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:30:46 ID:FVvhbuBL
前の合わせのボタンを、ゆっくりといていく。徐々にあらわになる愛しい少女の白い肌。
男として劣情をもよおさずにはいられない。やがて胸が完全に姿を現したところで彼はボタンをとくのをやめた。
下を脱がすのにはまだ早いだろうし、何より彼自身の心の準備もできていないのだ。
ミストは、小振りだが形がきれいな胸をしていた。誰にも触れられたことのないピンク色の先端はつんと尖り
刺激を待ちわびている。それに吸い寄せられるようにボーレは手を伸ばした。初めは、指の腹でそっと触れてみる。
「はぅんっ!」
子犬のような声を上げてミストは腰を跳ねさせた。今度は爪を使って、ぴっと弾いてみた。
「ふあぁぁっ…」
「ミスト…気持ちいいか?」
「うん…っ、もっと…もっとして…」
息を荒げての要求に応え彼はそこを刺激した。そのたび過敏とも言える反応を返すミストに、ボーレの興奮は高まる。
もっともっとミストを感じさせたい…そう思った彼は、たっぷりと唾液を絡ませた舌でそれを舐め上げた。
「ひゃああぁぁぁっ!」
ひときわ大きな喘ぎが上がる。自分でもあまりの声の大きさに驚いたのか彼女は手で口をふさいでしまった。
ボーレが舌を滑らせるたびそれを通したくぐもった声が彼の耳に入る。
「ん、んっ…んむぅ」
「口、ふさぐなよ。もっと聞かせろ…」
「あ…」
そっと手を取り、指先にキスを落とす。ミストの全てが愛しかった。
「ボーレぇ…、ボーレ…っ」
「…ミスト」
繰り返し自分の名を呼ぶ少女の唇を、ボーレはゆったりと自分のそれでおおった。
本能が彼を動かし、知識としてうっすら知っていた程度のことを実践する。
ほころんだミストの唇を舌でなぞり、開いた隙間に舌を滑らせた。
異物の口内への侵入に一度は驚き目を見開いたミストだったが、
それが大好きな人の舌とわかると目を閉じて彼の背中に腕を回した。
513名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:31:15 ID:FVvhbuBL
「ん、…っ、…ふ…っ」
歯列をなぞり口内のあらゆる部分を舌で刺激する。
やがておずおずと差し出されたミストの舌をも絡め取り、互いの唾液を交換するような激しいキスを始めた。
…わたしの口の中で、ボーレの舌が動いてる…
そう思うと自然と頬に血が満ちていくのを感じた。
やがてボーレは口を離した。互いの舌を、唾液の銀糸が繋ぎやがて切れる。
その淫らな光景にミストは背中をくすぐられるような感覚を覚えた。
「ミスト…下、脱がすぞ…」
荒い息の合間に聞こえた彼の擦れた声に、ミストはためらうことなくうなずいた。
中途半端に脱がせたままの服を取り去り、今ミストを守るものは純白の下着のみとなった。
どきどきと緊張しながらそれの端に指をかけ、そっと引き下ろす。
「…ぁ、ボーレ…恥ずかしい…」
完全に下ろし足から抜き取ると今度こそ少女は一糸纏わぬ姿となった。その体はいつもよりずっと細く、そして小さく見えた。
「ねえ、ボーレ」
じっと見られることに恥ずかしさで耐えられなくなったミストは口を開く。
「ボーレも、脱いで…?」
「え…!お、おれは…」
「おねがい…わたしも、ボーレの体、見たいの」
「わ、わかった」
服を脱ぐ手が震える。下も脱ぐか迷ってミストを見ると小さくうなずかれたので、迷わず下も脱いだ。
ミストと同じくボーレも生まれたままの姿となり、座って向かい合う。。
「ボーレの体…すごいね…」
鍛えぬかれた戦士の肉体の胸板に手を滑らせて彼女は呟いた。
514名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:32:27 ID:FVvhbuBL
やがて指が不自然に硬くなった皮膚に触れた。あるものは縦に走るように、あるものは横に一筋、おびただしい量のそれがある。
その正体に気付いて少女は表情を曇らせた。
「これ…全部、傷だよね…」
「あー、まあ、傭兵やってればこれくらいは…」
「痛かった…よね」
「そりゃあ…って、お、おい…ミストっ?」
ミストはそこにそっと口付けた。音を上げて吸い上げて、舌で愛撫する。
その行為にボーレはもちろんミスト自身も高ぶっていった。
「み、ミストっ!」
ボーレはミストの肩を掴み自分から引き剥がした。これ以上されれば抑えがきかなくなりそうだったからなのだが、
彼女は口のまわりに唾液をべったりとつけ、上目遣いで挑発するように見上げてくる。
愛撫を受け勃ち上がった自身にさらに血液が集まるのを彼は感じた。
「あっ、い、嫌だった…?」
「バカ、逆だよ!」
乱暴に言って彼は少女の手をとって、自分の中心に導く。ミストはその熱さに息を呑んでボーレを見上げた。
「お…お前があんなことしたせいで、興奮しちまった…」
「ほんと…?」
恐る恐る、初めて目にする男性の性器に触れてみる。
「あ…、すご…っ」
「こ、こら、あんまり触んなっ」
「えっ、ごめん!痛かった?」
「だから逆だって…!」
きょとんとするミストをボーレは押し倒した。脚の間に体を割り込ませ、ぐっと押し開く。
「やっ!そんな、ひらいちゃ…っ!」
上ずった声で叫んで少女は秘部をさらされる羞恥から逃れようとして身を捩るが、両脚をがっちりと
シーツに縫い付けられて動かすことができない。
ボーレは初めて目にする女性の中心部に釘付けになっていた。
薄い茂みに覆われた恥丘、ぷっくりと立ち上がった突起、そしてややほころんだ花弁。
綺麗なピンク色をした未開の場所は、先程の愛撫で湿り気を帯びていた。
515名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:33:19 ID:FVvhbuBL
「ミスト…すげえ…」
「やだったらぁ…あんまり見ないで…っ」
「触っても、いいか?」
彼女は少し葛藤した後、「…いいよ」と小さく答えた。
許可を得たボーレはそっと筋をなぞってみた。ぬるり、とした感触の液体が指に付着する。
柔らかなむき出しの肉に、彼は指を何度も往復させる。
「ん、んっ」
少女は不思議な感覚に身を震わせる。くすぐったいような、もどかしいような…なんとも形容しがたい感覚だ。
「すげ…ここって、こんなにやわらけえんだ…」
やがて彼は指を深く潜らせていく。何も侵入したことのない道は狭くその太い指をきゅっと締め付けた。
「あぅっ…い、いた…っ」
初めての異物の侵入は快感と程遠い痛みをもたらした。まだ女と少女の狭間にいるミストにとってそれは苦痛にしかならない。
第一関節まで入れたところでボーレは指を引き抜く。
「ごめん…痛かったな」
「ううん、いいよ…ボーレが、わたしのためにしてくれたことだから…」
「ミストっ…!」
必死に笑顔を見せるミストがどこまでも愛しかった。彼女の思いに応えるべく、少年は少女の秘肉を割り開き中心に舌をのばす。
たっぷりと唾液で湿らせてつんと尖らせた舌先を差し入れ、肉の道を探す。
艶めかしい声を遠くに聞きながら彼は真剣に愛撫した。柔らかな肉を掻き分け、探り当てた場所にゆっくり沈めていく。
「あっ…なにか、はいっ…て…」
舌のほんの一部分を挿入するとボーレは少女の膣の天井に押し当てた。
つうっと滑らせれば内壁のごつごつとした網目のような質感を舌先に感じる。
必然的に味わうことになるミストの分泌液は甘いようなしょっぱいような妙な味がした。
「ああぁん…それ、変だよぉ…っ」
ミストは自身の人差し指を噛み、頭を左右に振って身悶えた。目尻からは涙がぽろぽろと落ちてシーツに滴っている。
彼女もボーレも気付いていないが、それは明らかな快楽の涙。
彼女が感じてくれていることが嬉しくてボーレは一心不乱にそれを続けた。より奥へ舌を差し込み、前後左右にかき回す。
ある一点を刺激するとミストは明らかに今までと違う反応を見せた。
「あ!いいいいぃいっっっ!!」
腿をびくひくと震わせて、白い喉を仰け反らせる。彼は執拗にそこを責めることにした。
わざとぐちゃぐちゃと音を立てて舌先で擦る。
516名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:34:15 ID:FVvhbuBL
「…っっ!〜〜〜〜〜!!」
その叫びはもはや声になっていない。達する寸前なのだろう。
最後の一押しとばかりにボーレは舌を膣壁に押しつけながら円を書くように回し、激しく出し入れする。
「いや、いやぁ!そんなっ…へんになるぅぅっ!」
そして仕上げに、刺激を待ちわびている上の突起を爪でえぐるように引っ掻いた。
「っ!?あ、や、あああああああああっっ!」
ミストの背が弓なりに反り内部がぎゅっと収縮する。
びくびくと絶頂の波に体を震わせる彼女から舌を引き抜いてボーレは腿にキスをした。
あらゆる刺激に敏感になった少女の体はそれすら快感として受けとめる。
彼はミストの分泌液と自身の唾液にまみれた口元を手の甲で拭い彼女が落ち着くまで待った。
荒くなった息と早鐘を打つ心臓を整えようとしながら、さらけ出された秘部を隠すこともせずミストは横になっている。
「……ボー、レぇ…」
やがて弱々しい声で愛しい人の名前を呼び、そして手招きをする。
「わたし…ボーレが、ほしいよ…はやくほしくて、へんなかんじなの…」
「ミスト…きっと痛いぞ?」
「それでも、いい…。はやくきて…きて…」
うわごとのように繰り返す少女に少年はのしかかった。彼の肉の楔はすでに臨戦態勢をとっている。
早く入れたいと思っていてもミストのためにと我慢してきたが、もう歯止めはきかないほど
先程のミストの要求によって高ぶっていた。
「入れるからな…」
「うん…きてぇ…」
先端で柔肉を擦りながら入り口を探し当てる。一瞬ためらってから、ゆっくりと挿入を開始した。
少しずつ腰を沈め、肉を押し広げていく。
「……っ…ぅ…」
ミストの顔が苦痛に歪み、かたくつぶった瞳から大粒の涙が落ちた。
必死にシーツを掴み耐えるその姿はあまりにも健気で痛々しく、ボーレはいったん動きを止める。
「痛いか…?」
「ん…ちょっと…。でも、平気だから…それより、わたし、早くボーレとひとつになりたいよ…」
「ミスト…おれも…」
「うん…。ね、キスして…」
517名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:35:09 ID:FVvhbuBL
ボーレは目に涙を浮かべながらも笑顔で求める少女の唇を割り開きそっとキスをする。
おそるおそるながら舌を入れると彼女もそれを絡ませてきた。その間に挿入を再開する。
「ん…んふぅ…、んむっ」
可愛らしい吐息が喘ぎと混じり濡れた音の合間に響いた。その間もボーレは自身のいきり立った肉をミストの内部に滑らせていく。
それは柔らかで温かな潤んだ膣壁を掻き分け、やがて根元まで深々と突き刺さった。
「ミスト、ほら…入ったぞ…」
言って少女の手を取り結合部まで導く。そこに触れて、彼女ははっと息を呑んだ。
「すご…、繋がってる…」
体の中心に広がるじんと痺れるような感覚で入っていることはわかってはいたが、こうして触れて確かめると
内部の彼の存在感が増したような気がした。
「わたしたち…今…ひとつ、に…?」
「ああ。繋がってんだ…」
「…えへへ…嬉しいよ。どうしようもないくらい、嬉しいよ…」
ミストの目尻から涙が溢れた。しかしそれは先程までの、痛みによるものではなく…喜びの涙。
「だいじょうぶか?痛むなら、もうしばらくこのままで…」
「痛くないよ。嬉しくて…痛みなんて、感じないし…。…ボーレはいつも、わたしに気を使ってくれるね?」
「それは…お前が、大切だからだよ…」
いつもの彼であれば絶対に口にしないような言葉がするりと唇から引き出される。
そんな彼を前にして、ミストもまたどこまでも健気だった。
「えへ…ありがと、ボーレ。でも、わたしもボーレが大切だから…だから、早く気持ち良くなってほしいよ?
さっきはわたしばっかり、その…してもらったし。ね?」
「いいのか?おれ、どうなるか…」
「ボーレなら、いいよ…。それに、わたしのこと好きにして…って、言ったじゃない…」
その言葉を聞き終わる前にボーレは腰を思い切り打ちつけていた。ミストの言葉で理性のタガが完全に外れたのだ。
たった今まで純潔を保っていた少女には激しすぎる突きだったが、少女は少年の背に手を回して受け入れる。
「ああっ!あくっ…ひあああぁああぁっ!!!」
ぐちゅぐちゅと激しい水音を纏いながら結合部からやや白濁した泡立った液体が飛び散る。
518名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:37:35 ID:FVvhbuBL
「ミスト!ミストっ!!」
少女の内部は柔らかく、そしてほどよい強さでボーレのものを締め付け、扱き上げた。脳がびりびりするほど彼は感じていた。
自分の手で処理するのとは比べ物にならない快感に、全身がわななく。
ミストも内部を抉られる痛みの中にそれとは違った感覚を見い出していた。
それは、先程ボーレに舌でされた時に感じた感覚と同じもので。
(あ…わたし、気持ちよくなってる…っ!)
そう思えば思うほど、快感が量を増す。全身を貫くものはやがて苦しみから悦びへすり変わっていた。
「ひぃっ…ボーレぇっ!!わたし、わたし気持ちいいよぉっ!!」
「ミスト!おれも…おれもぉっ…!」
「もっと、もっとっ!もっといっぱいっ!いっぱい欲しいぃ!」
ミストの腰は彼女の無意識のうちに、いつの間にか淫らに揺れていた。円を描くように内部に擦り付け、精を求める動きで。
同時にささやかな乳房も上下にぷるぷると震え男を誘惑する。
ボーレは本能のままにそれに手を伸ばした。痛いくらいの力で掴み乳首を指の間に挟んで揉みしだく。
許容量を超える快感は脳に突き抜けてそれ以外を感じる神経を麻痺させる。今のミストにとって、痛みすら快感でしかなかった。
「いっ!!そ、そこぉ!そこもっとして、もっともんでぇ!」
淫らに狂ったミストは片方の手を結合部近くまで伸ばした。
そして衝撃に揺れる恥部の上、充血して膨れ上がったクリトリスを指でぎゅっと押しつぶした。
「!!!!!あああぁあああああぁぁーーーっっ!!」
それが起爆剤だった。ミストは体を大きく反らせてイッた。
激しく収縮する内部をボーレは何度も往復し、そしてミストに少し遅れて達したのだった。



ミストはすぐに眠りについてしまった。目を閉じて眠るその姿はまるで年端も行かぬ幼女のようである。
先刻の様子とは全く違う可愛らしさにボーレは苦笑した。
髪を、そっと撫でてみる。汗で額に張り付いた数本を払い、頬を撫でる。
今、ボーレにとってその小さな少女は何よりの生きる目標となった。
グレイル傭兵団の一員である前に、少女を守る盾になりたい。
そして少女と共に道を歩きたい。これからの、人生という道を。
「おれが…絶対、守るから…」
ブランケットに包まった細い体を抱きしめて彼は呟いた。
「うん。わたしも、ボーレを守るからね」
予期せぬ返答にボーレは目を丸くする。眠ったとばかり思っていたミストは、いつの間にか目覚めていたらしい。
「そしたら、ずっと一緒だよ…。ずっとずっと…」
ミストは囁いて目を閉じた。ボーレはそっと、その額にキスをする。
それはひとつの誓いだった。小さな、しかしたったひとつの確かな誓いだった。
519名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:41:47 ID:iuPanCBQ
連投規制に引っ掛かったから携帯から。
以上です。御粗末さまでした。
エロくなくてすまんかった
520名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 11:59:31 ID:fROCwodu
凄まじくGJ。
521名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 19:09:35 ID:e3v+hJBv
ハァハァGJ!
522名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 20:27:22 ID:PkkiG8cV
>>507-518
GJ

>>504
不覚にも爆笑した
他のスレにも貼りたくなる名作だ
523 ◆Zj04YgnjOU :2005/08/03(水) 22:46:50 ID:f7/exLhy
女軍師セレネの作者ですが、
次、執筆する作品の希望を聞きたいのですが
誰とのカップリングがいいですか?
524名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 23:22:32 ID:aZQd/zRM
>>523
アイクとレテ
525名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 23:46:21 ID:LDSD+dnu
マカロフとステラ
526名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 23:49:12 ID:OMiA8RSX
>>523
クロードとシルヴィア
527名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 00:05:45 ID:3pxnPahB
モゥディたんとミスト
528名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 00:44:50 ID:1Jy+8CiT
ツイハークとイレース
529名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 00:57:37 ID:dsz50XA9
俺とソフィーヤ
530名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 01:15:42 ID:QB13nwtt
>>529採用
531名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 01:17:44 ID:0SzYbKNQ
ゼフィ―ルとソフィ―ヤ
532529:2005/08/04(木) 01:24:24 ID:dsz50XA9
>>530
ヤターソフィーヤゲトー
533名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 01:36:22 ID:cEtp740x
ロイとソフィーヤ
534名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 02:29:04 ID:M0CdS9d0
>>524
に1票!!アイク×レテ希望
535名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 03:02:02 ID:/gvSNpFX
ロイとソフィーヤで。
536名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 03:56:20 ID:Lo5NEK4s
ゴンザレスとリリーナくらさい。
537名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 05:24:52 ID:/O8VgAxi
ロイとセシリアか
ヘクトルとリンかな
538名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 06:34:02 ID:0SzYbKNQ
ゴンザレス×リリーナ 俺もキボン
539名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 06:46:45 ID:wsDercRU
一番エロく書けそうなのを
540名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 07:15:39 ID:VUZS6+nz
ロイ×ソフィーヤかゴンザレス×リリーナキボン
しかし、このカップリングに同士がいるなんて感慨深いな。

ところでゴンザレス×リリーナは和姦……だよな?
541名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 07:37:14 ID:avZ6GlXs
皆(間違った意味での)確信犯なのか……?


パント×フィオーラきぼん。
542名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 07:53:34 ID:7qW87piq
これって封印以降限定なのか?

俺のフェルグス×カリンが…
543名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 14:53:19 ID:0SzYbKNQ
ロイがリリーナほったらかしでソフィーヤとズッコンバッコン
怒ったリリーナ、ゴンザレス誘ってギシギシアンアン
544名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 15:14:58 ID:kMN//LpV
外あちい
意表を突いてタニス×リュシオン
545名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 16:41:19 ID:fPOFpkZ1
マイナーなアイク×ワユきぼん

>544
凄い組み合わせだな
546名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 16:51:43 ID:Axfnvcx0
>544
童貞処女っぽい組み合わせだな
それでいて双方とも体育会系
547名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 16:54:43 ID:kMN//LpV
>>546
545の間違いかな?
リュシオンはどっちかっつうとマネージャー。
548名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 16:57:24 ID:Axfnvcx0
いや、リュシオンとタニスで合ってる。

二人ともノリと根性が体育会系に見える。
体育会系よりも軍人系か
549名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 20:47:25 ID:Lo5NEK4s
>543
無理にロイ絡めなくてもあの二人ならヤリそう

どうせならアストール除く重騎士団+リリーナで計五人大乱交とか
…収集付けんの難しそうだな…
550名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:42:57 ID:GbMsFBjz
まあここで
>>525に同意して
マカロフ×ステラ
551名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:43:18 ID:0SzYbKNQ
重騎士だんってだれがいたっけ…ボ―ルスにバ―スにレイガンスに、って最後にスつきすぎ。
後だれ?ウェンディはいる?
552名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:14:44 ID:7qW87piq
オージェ?

オージェ×ララムも好きだ
553名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:02:11 ID:/O8VgAxi
オズイン×セーラも(・∀・)イイ!!
554名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:33:25 ID:8ctxBRtw
もしかして>>523
烈火の誰か×女軍師セレネ のリクのつもりなのかもと思ってみた。

そこでマシュー×セレネをキボンヌしてみる。
へクトルに惚れているのに、ヘクトルの周りの人間と交わる。
オズインでもイイが、マシューの方が恋人死んだ設定とか
性格に隙があるから書き易そうかと。
555名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:43:09 ID:Ci/5RmXU
そんならリン×セレネ見たいな。
556名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 02:22:44 ID:6TCjYVif
>554
そんなの皆とっくに判ってるってw
マシューも面白そうだけど
思い切ってリンとかセーラとか女性軍数名と乱交を希望してみる。

ごめんなさい嘘です。

>551-552
そんな感じ。
557名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 04:16:14 ID:SRhFA49n
オージェ×ララム俺もキボン
558名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 05:38:10 ID:NTvTGaaT
折角だから俺もゴンリリを選ぶぜ!
リュシタニも捨てがたいけどナー
559名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 08:35:09 ID:wxi/D48M
マシュー×セーラもいいんではないだろうか

ここぞとばかりに思いつく限り挙げていってるなw
560名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 08:49:50 ID:xENmX9r6
>>556

すまん、素で気づかなかった。
烈火プレイしてないんだけど、女軍師っていわゆるオリキャラ?
561名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 08:56:06 ID:dYbPShVJ
ヤナフ×ルキのん希望。
見た目年下男に翻弄されるルキのんが見たい。
562名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 09:54:03 ID:x81KQNYn
ルキのんはあんな靴はきながら戦場で惨殺するのはすごいとオモタ
563名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 12:19:33 ID:nby5YoH0
ルセア×セーラでハードなエロスが見てみたい!

ここぞとばかりに無茶なことばかり言ってるなw
564名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 13:47:03 ID:5ZKOfjKj
むしろセーラ×ルセアでセーラ様がルセアを喘がせてくれ!
565名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 16:12:08 ID:DrPwOTZx
いいかげんアンケート、うざい

>>523
適当なとこでレスしないといつまでもこの流れだぞ
566名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 16:13:16 ID:hWrfp9hv
前に投下されてたネフェニー×キルロイみたいなやつな。
あれで新たな世界に目覚めたような気がする。

というかあれのワユ版誰か書いてくれないか?
ワユに縛られて目隠しされて体中弄られた挙句に上に乗られるキルロイ
567名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 16:46:18 ID:rBKWkZRu
ちょいマジにゴンリリ希望だ。
っていうかリリ―ナ物が読みたい。今日の夢に出て来たしハァハァ
568名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:38:51 ID:exsHsqGJ
ゴンリリのエロ小説だったらどこかでみたぞ
確か女性向きもあったから注意しろな
569名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:30:45 ID:O8AdFSRo
保管庫にも少しはあるな
570名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 01:52:32 ID:RG0sxgGS
百合少ないなぁ・・
571名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 03:51:29 ID:c/Y9OiAq
ベルサガはないのか?
572名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 04:32:13 ID:OJn/vyiz
>560
性別も選択可だよ。最早オリキャラというレベルでは無い
…完全半陰陽な軍師も読んでみたいな
微妙にふたなりや女体化レーダーに引っかかりそうで恐いけど。
普段は潔癖淡白不能な顔して、誰かを妖しく狙ってたりするとウマー

>567
読みたいからお前が書いて下さいお願いします
573名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 05:35:49 ID:PBtxqRtr
アンケートっつーか、乞食の群に見えた
574名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 13:55:55 ID:U+cHJdQB
まぁ、もしかしたら他の人も触発されてくれるかもしれないしっつー事でひとつ。

エロパロ板じゃなけりゃな…まだ自分の殻が破れないよ
575名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 22:10:25 ID:UITWKbo9
はじめてこのスレに来たんだけど、倉庫の方を見てビックリした。
こんなに沢山のSSが・・・・・・

それで、聞きたいんですけど、良い作品ってどれでしょうか?ついでにここで神って
呼ばれている職人さんってどの人なんでしょう?教えて下さい、ここのスレの住民の皆様。
576名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 22:17:15 ID:v03jMR8x
良い作品はあなたが良いと思った作品。
職人さんは皆神様です。
577名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 22:18:28 ID:/DeFi/6o
職人に貴賎なし
578名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 23:03:03 ID:KjG7h+i5
ルセアって・・・男だったのか。俺はてっきり女だと思ってやったー美人だけでパーティくむぞえへへとか考えてたのに
orz

クラスチェンジした瞬間萎えた。
579名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 01:03:23 ID:CJMo3Bsj
>>578
性別がどうこう言う奴は素人
580名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 01:50:03 ID:EfOAcdKY
素人童貞
581名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 02:45:12 ID:gUPLCCmh
女だと思えばいいじゃない
582名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 08:19:29 ID:esixY1BN
どっかで見たけれど、ルセアって女でも全く違和感ないんだよな。
シナリオ的にも別に不都合はない。むしろしっくりくるw
5832日目夕方 1/15:2005/08/07(日) 12:04:27 ID:UI7Onb+z
 キャスが手にしているのは、大粒の赤い宝石だった。一方、彼女の目の前の陳列棚のガラスの天板は開いてい
て、ちょうどその宝石が嵌る大きさの窪みが陳列ケースの中央に空いていた。
 「!!」
 ロイがもっとよく見ようとそっと足を踏み出したとたん、その気配を察したキャスが横に飛んで別な陳列棚の
影に隠れ、ロイ視界から姿を消した。
 「あ…………」
 ロイは一瞬の出来事に呆然と立ちすくんだ。いつもながら、彼女の身のこなしの軽さには驚かされる。彼女と
は不思議に「仕事場」がかち合い、三度に渡る説得の末に軍旅に加わってもらったのだが、怪盗を自称するだけ
あって彼女の盗賊の腕前は相当なものだった。
 が、今は彼女らしからぬヘマをしている。この種の宝物庫は、警備上窓を無くして出入り口も一箇所にしてい
る場合が多い。従ってロイがここを動かなければ、袋のネズミという訳だ。
 「あの、キャス……でしょ?何を……」
 しているの、と倉庫の中に声をかけた時、盗賊の少女が猛然とロイの目の前に駆け寄って来た。
 「今ここにあたしが来なかった!?」
 「え?」
 突然の質問に戸惑うロイに、さらにキャスが詰め寄る。
 「馬鹿じゃないの!?そいつがあたしよ!!あたしに化けて潜り込んだのよ!!」
 「はあ」
 「貴族のくせに変装も見破れないの!?穀潰し!!」
 「……?えーと……」
5842日目夕方 2/15:2005/08/07(日) 12:05:36 ID:UI7Onb+z
 「…………」
 「…………」
 「で、何してたの?」
 得意芸が通用しなかったキャスは、むっとしてロイに背を向け、さっきの陳列棚の前に戻った。ロイもその後
ろについて、彼女が真紅の宝石を展示ケースに戻すのを無言で見守った。
 「何してたと思う?」
 ようやくキャスが振り向いてロイを見上げた。いつもロイに見せる、拗ねたような表情だ。
 「……宝石を手に取って、そして棚に戻した……」
 「じゃ、その宝石はどこで手に入れたと思う?」
 からかうような口調で、キャスは手を腰に当てた。ロイはしばらく考えたが、彼女のハシバミ色の瞳を見なが
ら答えた。「少なくとも、君が盗んだわけじゃないよね」
 「どうしてそう言えるの?あたしは怪盗。しかもここ、貴族の親玉の城の宝物庫よ?」
 腰に手を当てたまま、顔をずいっとロイに突き出したキャスは、ロイを値踏みするように眺めまわした。
 「だったら、することは一つじゃない。それを疑わないってんなら、余程のお人よしか馬鹿か、どっちかね」
 「……いや、正直に言うと…僕も最初はひょっとしたら、って思ったけど」
 ロイは少女の挑戦的な視線を受け止めつつ、つぶやくように答えた。
 「あの宝石を見てた君の目は、獲物を見る盗賊の目じゃなかったよ。なんて言うか……その……」
 「人を慈しむ目だった、とか?」
 「……それは違うと思うけど。でも、純粋に綺麗なものに感動してる、可愛い目だったよ」
5852日目夕方 3/15:2005/08/07(日) 12:06:41 ID:UI7Onb+z
 キャスは、彼女にとって非常な驚きなのだろう、大きな目をさらに大きくして何度も瞬かせた。
 「さすがは伝説のお貴族さま。いきなり口説くつもり?」
 「いや、だから違うって……とにかく、だから君がそれを盗んだんじゃないって思ったんだ。違う?」
 キャスはふっと小さくため息をついて、陳列棚の宝石に視線を落とした。
 「正解。ほら、一昨日ここの城で戦った時、あのバカっぽいベルンの竜騎士が身に着けてたのをくすねたの。
『デルフィの守り』と一緒に、ね」
 ロイは一昨日の王都攻略戦を思い出してうなずいた。あの竜騎士の将―名前は忘れた―は、キャスによって護
符を奪われたことに気付かず、さんざん偉そうに吹きまくっている最中にあっさりクレインの弓で串刺しにされ
たのだ。凶暴な飛竜の攻撃を巧みにかわし、乗り手に短剣で斬りかかりつつしっかり護符と宝石まで頂戴してい
た彼女の手練の技に、ロイは改めて感嘆した。
 「どうせあのベルンの馬鹿も、戦利品としてこいつをくすねる気だったんでしょ。あんなのにはもったいない
から、ついでに奪い返してこうして元のところに返したってワケ。返すのが今になったのは、せっかくだから昨
日今日じっくり観察して、別れを惜しんでただけ。文句ある?」
 「文句なんて無いよ。むしろ、宝石を取り返してくれたことにお礼を言いたい」
 ロイはそう言って頭を下げた。が、キャスは不満げに鼻を鳴らした。
 「取り返す、ねぇ……どーせこの宝石も、ここの部屋にある絵も彫刻も宝剣も、みーんな領民から搾り取った
お金の産物なんでしょ」
 「…………」
 ロイは無言でキャスの瞳を、彼女の目にある静かな怒りと悲しみの色を、見つめるしかない。反論しないロイ
をしばらくつまらなそうに見ていたキャスは、大きくため息をついた。
5862日目夕方 4/15:2005/08/07(日) 12:07:42 ID:UI7Onb+z
 「ま、いっか。なんかあんたと顔あわせるたびに同じこと言ってるし。さて、あたしはそろそろ行きますか」
 「あ……待って」
 ロイの脇を抜けて立ち去ろうとするキャスの肩を、思わずロイは掴んでいた。
 「な、何よ?」
 「僕たち貴族は……」
 呼び止めたロイは、言葉に詰まった。彼の属する世界と、キャスたちが生きる世界の違いをどう正当化するの
か。言い争っても、つい数日前までこの城砦を占拠していた連中―絹の服をまとった権力欲の塊や、帝国の武威
を背景に略奪の限りを尽くす木偶―のことを考えると、貴族という制度がいかに人間を馬鹿にしきったものかが
明らかになるだけで、不毛なことこの上ない。
 「貴族がどうしたの?ん?僕もあの連中と同じです、って?」
 キャスは、肩に置かれたロイの手を掴んで引き剥がし、挑発するようににらみつけた。
 「僕は……違う……僕は……」
 「ふん、だ。じゃあ、お偉い貴族さまがどんなことするか……試してあげる」
 言うが早いか、キャスの姿がロイの視界から消えた。次の瞬間、ロイはキャスに足を跳ね上げられ、無様に床
にのめって手をついた。その無防備な背中に盗賊の少女がのしかかり、あっという間にロイを腕をねじり上げて、
腰の小袋から引き伸ばした縄で後ろ手に縛り上げてしまった。一瞬の早業に、ロイは言葉も出ない。
 「ロイ様は、領内の女の子を召し上げて食い散らすようなマネはしないわよねー、まさか」
 キャスは獲物を見つけた猫のように微笑みながら、両手を縛られたロイを仰向けにする。そして手早くロイの
ベルトを外して……
5872日目夕方 5/15:2005/08/07(日) 12:08:46 ID:UI7Onb+z
 「ああっ!」
 「何よ、女みたいな声出して。……ふーん、ちゃんとムけてるんだ。ま、平民の女の子を好きなだけ漁れる貴
族が童貞のワケないか」
 キャスは軽蔑と情欲の混じった目でロイのそれを眺め回す。ロイにとっては、まだ事態が飲み込めていない。
キャスと口論になりかけ、彼女が僕を蹴倒して縛り上げ、下半身を露わに……
 そこまで現状を整理できた瞬間、ロイの男性自身が温かいものに包まれた。キャスが、小さな口いっぱいに彼
のものを咥えたのだ。
 「あ、な、何、を……!」
 「…………ずちゅっ……む、ぐぷ……ぷっ、っぷうっ…………ん、んっ……」
 ロイの言葉を完全に無視して、キャスは一心にしゃぶり続ける。一瞬で隆起したロイを吸い、傘の裏まで丹念
に舐めあげ、時々上目遣いにロイを見る。仰向けになったロイのものを四つんばいで愛撫するキャスの目は、ロ
イの反応を楽しんでいた。
 「だ、だめだ、キャス……っ!」
 「じゅっ……ぷっ…………むー、むっぐぅぅ…………」
 キャスは一気に喉の奥までロイを迎えて、そのまま頭を前後にゆする。先端が少女の柔らかい喉奥を突き、ぬ
める舌が肉の筒を隈なく這い回る。彼女の舌は、軟体生物のようにロイの亀頭を這いずったかと思うと、ザラつ
くヤスリのように傘の周りをこすっていく。一枚の舌がさまざまに姿を変え、ロイの性感を責め立て続けるのだ。
 「んーっ、んむう、ぐむっ……!!ぅぅうう、むぉ……っ……」
 「も、あ、でるっ……でちゃうっ……!!」
5882日目夕方 6/15:2005/08/07(日) 12:09:47 ID:UI7Onb+z
 容赦のないキャスの責めに、ロイがたまらず叫ぶ。が、キャスは愛撫の手を止めず、限界までロイを喉の奥ま
で迎え入れた。そして喉と口中を一気にすぼめて、男の射精を促した。
 「あっ……!!でっ……あ……」
 「!!むっ!!ごふッ……!!むぐぐぅ……ぐ……」
 口腔の奥深くで精を放たれ、キャスは苦しげにむせつつも熱い粘液を飲み込んでいく。発射した精液を直接少
女の喉に流し込むことの快感を、ロイはぼうっとなりながらかみしめていた。
 「……あ……キャス……」
 「はぁ……どう?下賎な女の奉仕は。全く貴族って、こんなことでも興奮するんだから」
 「こんなこと」をされたら誰だって興奮する、とロイは抗議しようとしたが、口元の白濁液を指先で拭うキャスの
仕草を見て、また劣情を催しそうになり、あわてて目をそらした。
 「じゃ、次はもっと貴族のお偉いさんの好みに合わせてあげる」
 「え……?」
 「貴族っていく連中はね、女の子に無理矢理奉仕させるのが大好きなのよ。ついでに言うと、山賊とかああい
う手合いもそう。やっぱ似てるのよねー、平民のもの奪ってのうのうと暮らしてる人種っていうのは」
 そう言って微笑んだキャスの顔は、ロイが見たことも無い儚げな表情だった。思わずどきりとしたロイだった
が、次の瞬間、再び下半身に甘い刺激が走る。キャスがまたロイを口で愛撫し始めたのだ。
 「あ、ま、まって、また……あっ!」
5892日目夕方 7/15:2005/08/07(日) 12:10:48 ID:UI7Onb+z
 「ちゅぶっ……ん……んむっ」
 キャスは硬度を失いつつあったロイのそれを含み、まだ管に残っていた汁を残らず吸い出す勢いで激しく責め
始める。さっきより遥かに激しい愛撫に、ロイは思わず腰を浮かした。が、キャスの責め方がどうもおかしい。
 「……むぅうう、むうっ!!……むぐっ、ぐはっ……!!いや、ゆるして、ゆるしてください……!」
 ロイは驚いてキャスを見た。少女の愛撫の愛撫は、というより少女自体が、先刻とはまるで違っている。
 「ぐぇっ……うぶっ……ぁ……も、もう、いや、いやぁ……っ!」
 「キャ、キャス……?」
 「……むぐっ……うぅぅううっ、あぐっ!!おねがい……です、もう……っ!」
 キャスは目に涙をため、哀願の言葉を口にしながらロイのものを咥えている。というより、まるでロイが無理
矢理彼女の頭を掴んで奉仕を強制しているように呻き、抵抗し、意思に反して男の隆起を口いっぱいに含まされ
ているようだった。
 「う゛うぅぅ、ぐぶっ……げ……おぶぅ……あ、ああっ……」
 苦しげに喘ぐキャスの顔からは、いつもの小生意気で勝気な色は完全に消えていた。大粒の涙をぼろぼろこぼ
して苦しげに喘ぎ、耐えられなくなって逃れようとすると見えない手に掴まれ哀しい愛撫を強いられる。唾液で
たっぷり湿った肉の柱をさらに濡らし、じゅぱっと吸い上げていく。キャスの華奢な肩が震え、小さな口をすぼ
めて「ぶっ」と音を立てる度に、ロイのそこは敏感に反応していった。
 「……う、ぐうぅ〜〜〜〜っ!!おぐっ、おっ…………むっ…………!」
 少女の頭がひときわ大きく沈んだ。少女はロイのものを根元まで咥え、必死に首を振って抵抗しようとするが、
見えない手はそれを許さない。ロイは本当に自分が彼女の頭を押さえつけ、少女の可愛らしい口に猛り狂った己
自身を捻じ込んでいるのではないかという錯覚にとらわれた。
5902日目夕方 8/15:2005/08/07(日) 12:11:49 ID:UI7Onb+z
 「ぐ……むぐうぅぅ……げはっ!!げほっ……なんでも……なんでもしますから……ゆるし……あうっ!!」
 少女のえずきと哀訴の声、そして激しさを増す口腔の愛撫に、ロイはまた射精感が高まるのを感じた。さっき
は純粋にキャスの性技によって達したのだが、今回はそれだけではない。少女を人形のように乱暴に扱い、奉仕
させ、力づくで屈服させるというこの状況に、ロイは明らかに興奮していた。
 (だめだ、こんなことで……感じちゃ……いけない……)
 ロイは必死に歯を食いしばって湧きあがる快感に耐え、征服欲と背徳感と押し殺しているが、キャスの切ない
喘ぎと卓越した舌の妙技はそんな彼の努力を彼方に押しやってしまう。
 「お゛ぐぅぅ、んんんーーっ!!お、おぅうぐじ……でっ……!!」
 喉の奥までロイのものを挿入されたまま、キャスが絶叫する。か細い喉の筋肉の痙攣とどす黒い満足感が、ロ
イの欲望をついに放出させてしまった。
 「あくっ……キャス、でる……っ!」
 「うぶあっ!!……きゃ!!あ……う…………は……いやぁ……」
 キャスは、脈打つ肉柱から噴出する白濁液を顔面で受け止めた。涙で濡れた頬に、白い粘液の塊が飛び散って、
涙の痕を伝ってあごへと滴り落ちていく。放心状態の少女の可憐な顔に、さらに熱い精液が降り注いでいった……

 「どうだった?『権力をバックに無理矢理プレイ』は?」
 木綿のハンカチで顔を拭いながら、キャスはロイに笑いかけた。もう、いつもの小生意気なキャスに戻ってい
る。ロイは荒い息をつきながら、まだ立て続けの射精の快感の余韻に浸っていた。
 「ま、聞くまでもないか。2発目だっていうのに、あんなにたくさん出しまくるんだから……ホント、気に入
ったみたいね」
5912日目夕方 9/15:2005/08/07(日) 12:12:56 ID:UI7Onb+z
 「ち…違う……」ロイは依然として後ろ手で縛られた格好のまま、キャスを見上げた。
 「ふーん、何が違うの?」
 「……僕たち男っていうのは……ああいうことされたら、その……とっても、感じてしまうんだ。…たくさん
…出した、のも……君が、可愛いからであって……貴族だからとか、無理矢理したからとかじゃ、ない」
 「……そういう態度が気に入らないっていうのよ」
 「……え?」
 よく聞き取れなかったロイが上体を起こそうとした瞬間、キャスは彼の両肩を掴んでその動きを封じた。
 「あくまでいいカッコしようってワケね。わかったわ」
 にやっと小悪魔的な微笑を浮かべて、キャスは体を沈めていく。またするのか、とロイは愕然としたが、キャ
スは彼の体をうつぶせに引っくり返し、両足を縄で縛りつけた。ロイはあわてて首をひねってキャスを見上げる。
 「え?何を……」
 「ふふん、気になる?あせらなくても、教えてあげるわよ」
 キャスは微笑んだまま、腰につけた別の小袋から包帯を取り出した。目隠しをする気だ、とロイが気付いた時
には、もう彼の視界は塞がれている。
 「さて、やりますか」
 盗賊の少女は軽い口調で言ったが、目隠しされたロイには彼女が何をしようとしているか分からない。先刻、
同じ状態のミレディを犯した報いなのかと嘆息した時、激痛が走った。まさにロイがミレディにしたのと同じこ
とをされたのだ。勃起した男性自身か、少女の指かだけの違いである。
 「っ!?痛っ!!ううあぁっ!!」
 唾液で湿らせたとはいえ、また少女の華奢な小指とは言え、指をいきなり肛門に挿入された衝撃は、肉体的な
苦痛以上だった。キャスの指は少しづつ、もみ込むようにして侵入していく。
5922日目夕方 10/15:2005/08/07(日) 12:13:57 ID:UI7Onb+z
 「どう?ま、痛いのは最初だけだから。そのうち気持ちよくなってくるわよ」
 キャスはからかうようにささやき、小指をずぶずぶと根元まで挿入した。そして、ゆっくり前後に出し入れし
てロイの反応を楽しんでいる。
 「うっ……ぐっ……あ……ああっ……!」
 「いいわねー、貴族がこんな変態行為で悶えるの眺めるのって。ほら、こっちも責めてあげる」
 キャスは小指でロイの後ろの穴を陵辱しながら、右手でロイのものをまさぐりだした。
 「さすがにまだ感じてはいないか。2回も出したし、ねぇ……でも心配無用。ちゃんと搾り出してあげる」
 「え……うぁっ……またっ……そんなっ……!!」
 少女はロイを横に倒し、少年の肛門を指でこねくり回しながら、三度彼のものを口に含んだ。
 「もうっ、もう出ない……よっ……ああっ!!だめだっ…て……キャスぅ……!!」
 「ちゅぷっ…………んっんんん……ぶちゅっ、むぷっ」
 キャスは挿入した指をくいっと曲げ、ロイの腸壁を引っ掻くようにして刺激する。舌による愛撫は前にも増し
て強烈で、男の精を吸い出そうと音を立てて激しくロイを責めたてていた。
 「くっ……ぅ……い、いたい……っ」
 ロイは認めたくなかったが、キャスの指の方の責めは、じわじわと彼に未知の快感をもたらし始めていた。が、
それは更なる射精を促すことになり、昨晩以来酷使してきた彼の性的機能は悲鳴をあげている。腰から脊髄にか
けて疼くような痛みがあり、少女の口腔に愛撫されているものの内側の管も腫れているような感覚があった。
5932日目夕方 11/15:2005/08/07(日) 12:15:02 ID:UI7Onb+z
 「ちゅぽっ…………ふう。いたいの?もしかして、出しすぎ?」
 ロイのものを口から解放したキャスが、少年の内心を見透かしたように言った。ロイは同意する訳にもいかず
ただ喘ぐしかない。
 「じゃ、やめてあげようかなー。あんたが許してくださいって言ったらね」
 キャスはロイの直腸の中で指を動かしながらささいた。勝ち誇ったような口調だ。
 「え……許すって……ぅっ……」
 「うーん、そうねぇ。『貴族は平民から搾り取るだけの寄生虫です、こんな僕を許してください』とか」
 そう言って盗賊の少女は再びロイを口に咥え、いきなり喉の奥まで挿入した。同時に左手の小指を引き抜き、
間髪いれず人差し指をずぶりと挿入した。
 「うあああっ!!あ、ああ、あぐっ!!」
 「……むぐぅ……ぐちゅ……んんっ!ほら、言いなさいよ、『許してください、お願いですからもうやめてく
ださい』ってね」
 「…………ぅぐっ……あっ……あ、あああ、うぁあああああっ!!」
 「苦しいでしょ?痛いでしょう?許してって言えば、やめてあげる。貴族のお偉いさん」
 ロイの真っ赤に充血したものの根元をつかんで、キャスは熱っぽくささやいた。彼女にとって、貴族は憎悪と
呪詛の対象でしかないことはロイも十分承知していたが、だからと言ってこんな理不尽な仕打ちに耐える義理は
ない。ロイは下半身の痛みと快感に耐えつつ、言葉を搾り出した。
 「……言わない……っく」
 「え?」
5942日目夕方 12/15:2005/08/07(日) 12:16:09 ID:UI7Onb+z
 「ぼ、僕が悪いことなら……、君の、気がすむように…謝るよ……ぁ……でも、いわれの無い謝罪は、しない
……くぅ……うあッ!」
 「……ふーん」キャスは手を止めて、まじまじとロイの顔を見た。歯を食いしばって必死に耐えるその表情を
見て、彼女は目をそらした。
 「……父さんも、こんなだったらな……」
 「…………?」
 「何でも無いわ。じゃ、お望みどおり続けてあ・げ・る」
 そう言ってキャスは、凄まじいまでの責めを開始した。ロイの後ろの穴は彼女の細い指で徹底的に嬲られ、彼
の男性自身は少女の幼さの残る小さな口でたっぷり吸い上げられる。ロイは激痛と快感の中で、3度目の精を少
女の喉奥深くに放った……

 「う……あ…………は……」
 立て続けの射精で、ロイの意識と身体は疲労し、何も考えられない。彼は目隠しをされ、両手両足を縛られた
まま、床に転がされている。下半身はむき出しのままだ。
 「ちょっとは見直したわよ、あんたのこと」
 視界を奪われたロイの耳に、キャスの声が響く。彼女の声に、普段の挑戦的な色はなかった。
 「もしかすると、あんたについてきて正解だったかなー、なんて思ったりして」
 「…………」
5952日目夕方 13/15:2005/08/07(日) 12:17:10 ID:UI7Onb+z
 返事のしようもなく、ロイは無言でいる。ようやく生殖器の痛みも治まりだし、動悸も静まりつつあった。
 「何とか言いなさいよ」
 「…………縄……解いて欲しいんだけど……」
 キャスはロイの要求に答えなかった。その代わり、ロイの身体を優しく仰向けにすると、そっと彼を抱き締め
た。そして戸惑うロイの頬に小さな唇を寄せて、キスをした。
 「…………」
 しばらくキャスはそのままロイを抱き締めていた。少女の小さな胸を通して、彼女の鼓動がロイに伝わってく
る。やがてキャスはもう一度ロイの頬にキスすると、素早く立ち上がった。
 「さて、あたしはもう行くとしますか。で、あんたはこのまま放置だけど……敬意を表して特別に助けてあげ
る。感謝しなさい」
 すっかりいつもの口調で、キャスは「後始末」を始めた。自分の痕跡が残っていないか点検し、持参したラン
プをひょいを手に取った。
 「これからあたしが自分の部屋に戻るまでの間に、最初に出遭った人に『地下の宝物庫に人が倒れてます』っ
てメモ書きを差しあげまーす。いい人に出会うといいわねー」
 「……え……」
 「じゃーねー。もし男に会っちゃったらご愁傷様。そのカッコじゃ、ズタズタに犯されるかもね」
 「……ちょ、ちょっと……キャス……!!」
 ロイは必死に呼びかけるが、もうキャスの気配は無かった。
5962日目夕方 14/15:2005/08/07(日) 12:18:13 ID:UI7Onb+z
 (…………)
 ロイは必死に状況を整理した。キャスの縛った身体の縄は外れそうもない。芋虫のように這って逃げる?下半
身はむき出しのままだ。助けを呼ぶ?地下の一番奥の部屋で?
 結局、キャスの言う助けを待つしかない。問題なのは、それが誰かという点だった。キャスの部屋は、この北
棟の2階だったはずであり、自動的に南棟の住人(セシリア以下の三軍将やクレイン等の「エトルリア組」と、
賓客扱いの「ベルン組」)は除外される。また北棟でも、3階より上の人間も可能性は低い……
 そこまで考えて、ロイは絶望的になった。北棟の1・2階は、傭兵系やオスティア重騎士が占拠している。筋
肉と斧が基本原則の、あの漢達である。あのスジとかメジとかいう斧使い2人組―違ったかもしれないが名前は
忘れた―や、大剣を振る時の腰使いが妖し過ぎるディークといった連中が今のロイを見たら……!
 しばらくロイは必死に縄を解こうと試みたが、無駄に終わった。もう、キャスが寄り道して部屋に戻ることを
期待するしかない。今はとにかく考えることにも疲れていた。

 キャスが消さないでおいた入り口の燭台の明かりが、目隠しの布を透してロイの視界を赤く染める。その温か
な光を見ながら、いつしかロイは眠りに落ちていた……
5972日目夕方 15/15:2005/08/07(日) 12:19:13 ID:UI7Onb+z
 ロイの目前に、父・エリウッドがいた。夕陽で真っ赤に染まった部屋の椅子に腰掛け、穏やかに微笑んでいる。
 「ロイ。明日は久しぶりにどこかに出かけようか」
 「は、はい!」
 病気がちだった父が外出を誘うというのは珍しい。しかし、それだけにロイにとってはうれしい誘いだった。
が、その時背後の扉が勢いよく開いた。
 「ちょっと、明日は私に剣を教えてくれる約束だろ?」
 ロイが振り返ると、そこには女勇者・エキドナが立っている。エリウッドはすまなそうに彼女に向き直った。
 「ああ、そうだったね。ロイもどうだ、家族みんなで剣の稽古っていうのは?」
 「……父上……?これは一体……『家族』って……?」
 「これも何もないだろ、ロイ。弟なんだから言うこと聞けって」
 エキドナは豪快に笑ってロイの背をばんっ、と叩いた。エリウッドはそんな様子をにこやかに眺めている。
 「お、弟って……父上!?」
 「だってロイ、前に……『兄 さ ん が 欲 し い』って……言ってただろう?」
 「うわあああああああああ!!」

 ロイは自分の悲鳴で夢から覚めた。心臓が飛び出しそうな勢いで脈打っている。
 「よっ、お目覚めかい?」
 いつの間にか目隠しは外されていた。そして彼の目の前で彼の縄を解いているのは、夢に出てきた人物―エキ
ドナだった。
(2日目日没に続く)
598名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 12:30:16 ID:0iMBpO3h
イヤッホォォォォオオオウ!!!いつもの神様キター!
今度はエキドナですか?エキドナさんは初見かな?あったかも知らんが忘れた。
封印キャラの新しい魅力を発掘する神様に感謝!

サジマジバーツ並みにどうでもいいのねロイ…。
599名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 14:36:22 ID:knKq1/p1
うほっ。いいロイキャス。いやキャスロイか。

>>大剣を振る時の腰使いが妖し過ぎるディークといった
ちょwwwwww
ディークwwwwwww
腰使いってwwwwwwwww

エキドナさんも楽しみ。どなどな〜。全裸で待ってる。
600名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 21:34:18 ID:TDuBEv3U
>「だってロイ、前に……『兄 さ ん が 欲 し い』って……言ってただろう?」
>「うわあああああああああ!!」

もしかして…番外王…!?
601名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 21:45:40 ID:UI7Onb+z
>>600
正解(33丁目だっけ)。まさかこのスレで元ネタ知ってる人がいるとは。
602名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 22:21:41 ID:0I2yGHlU
スジとメジワロスwwwwwww
603名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 05:55:31 ID:P6AMIj7Y
お貴族様プレイ(・∀・)イイ!! キャス凌辱っぽいとこも新鮮でした

あとスジとメジの本名馬路で思い出せないwwww
どんなに頑張ってもサジマジバーツになるwwww
604名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 07:20:56 ID:1YX4IVUB
ロットとワードだっけ

思い出すのにマジで3分かかったw
605名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:29:08 ID:XIXpuqvx
駄目だ…前前々スレくらいにでたキルワユのSSに、あかざわRED風の押し絵とLapisLazuli風の押し絵を内妄想で当ててみたんだが、その映像がどうしても頭から離れんorz

darekatasukete
606名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:51:38 ID:SWHZ3Byv
エフラム×ラーチェルorヒーニアス×ラーチェル
607名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 23:09:24 ID:K5/hZ+3z
>>605
助けてやってもいいがその前に「押絵」と「挿絵」の区別をつけたまえ
608名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 01:35:14 ID:6f/pZ5dV
挿絵と旅する男 ワロス

>>607のおかげで>>605の意味がわかったよ
609605:2005/08/09(火) 07:19:02 ID:lTWaZZsi
                  __ __ __ __ __                 __ __
                 ∠__∠__∠__∠_.∠_../ |        __∠__∠__∠l__
               ∠__∠__∠__∠__∠__/|  |        ∠__∠__∠__∠__/.|_
.                ∠__∠__∠__∠_.∠_./|  |/|       ∠__∠__∠__/   /|  |/|
.                /   /  ./   /   /  /! |/|  |     |  /  /  /| ̄ ̄|  |/|  |
              | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|  |/  |/|     |_| ̄ ̄| ̄ ̄|  |__|/|  |/|
        __ _|    |__|__|__|__|/| ̄ ̄|  |    ∠__|__|__l/   /|  |/|  |
.         /   / | ̄ ̄|  |_|/|    |    |  |__|/|   |    |    |    | ̄ ̄|  |/|  |/
      | ̄ ̄| ̄ .|    |/|  |  |    |__|/|    |  |   |__|__|__|__|/|  |/|
.     ___|__|__.| ̄ ̄|  |_|/      |    |  |__|/     |    |    |    |    |  |/|  |
.   /   /   /  |    |/|.         |__|/|          .|__|__|__|__|/|  |/
  | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|  |.         |    |  |            .|_|    |    |  |__|/
  |__|__|__|__|/        |__|/               |__|__|/
610名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 20:42:02 ID:+vY8CWQr
魔法先生ロイま!
611名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 21:32:28 ID:3e8+yXJy
誰か>>504をラーチェル様風味に改編していただけないでしょうか…?
612名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 21:40:21 ID:eMlIuDUR
聖魔ってルネス双子をさり気にプッシュしてるよな〜と
某亭で支援会話表を見ててふと思ったw

というわけで双子キボンw  保管庫にも無かったしorz
613名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 23:19:43 ID:+vY8CWQr
保管庫の管理人のやる気がナイッシュ
614名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 09:54:09 ID:E8oD0Wa4
トリビア

双子の専用武器ジークリンデとジークムントは
かの英雄ジークフリートの双子の両親
615 ◆xdqnyIRU92 :2005/08/10(水) 09:59:22 ID:d2Fcibsi
保管庫更新マダーーーー
616名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 15:31:36 ID:DOgIEwTS
ラクチェの放尿SSキボン
617ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/08/10(水) 21:55:34 ID:ZWDUjhWj
どうも。夏バテでスランプなダミアンです。
夏真っ盛りということで、こんなのを書いてみました。

注意書き

・猟奇というよりも怪奇ネタです。
・今回はエロはありません。申し訳ないです。

それでは。

618本当は恐ろしい蒼炎の軌跡:2005/08/10(水) 21:56:47 ID:ZWDUjhWj
俺は思わず息を飲んだ。
今、俺の目の前に立っている一人の儚げな少女・・・・・・彼女はずっと、俺の顔を見つめていた・・・・・・
俺も、そして、彼女も、声が出ない・・・・・・緊張の面持ちで、お互いに見つめ合っている・・・・・・
何だか、周りの空気が、熱を帯びている。それにつられてか、俺と彼女の体温も、徐々に上がっていった。
いや、ひょっとしたら、逆なのかもしれない。俺と彼女の体温につられて、周りの気温が上がっているのかもしれない。
ともかく、今、この場には、俺と彼女の二人だけ・・・・・・
「ガトリーさん・・・・・・」
彼女はうっすらと頬を赤く染めながら、俺の顔を見上げた。
「イ、イレースちゃん・・・・・・」
俺も何とか、彼女の名を呼ぶ・・・・・・すると・・・・・・
彼女はゆっくりと瞳を閉じた。そして、その潤んだ唇を、そっと前に突き出す・・・・・・
ごくり。イレースちゃんが、俺に・・・・・・口づけを・・・・・・求めている・・・・・・
こういうときは、俺も男として、かっこよく決めなければ・・・・・・
「イレースちゃん・・・・・・」
俺は彼女の唇にそっと顔を近づけた。彼女も、緊張している。その感じが、すごくよく伝わってくる。
俺はその唇に、ゆっくりと自分の唇を近づけていった・・・・・・
そして、俺の唇と、彼女の唇が、そのまま重なり合う・・・・・・

信じられなかった。
今、俺とイレースちゃんは、まぎれもなく口づけを交わしている。
夢じゃないんだ!ついに、俺とイレースちゃんは・・・・・・
唇を重ねたまま俺が目を開けると、イレースちゃんも瞳を開けていた。
その眼は、うっとりしたように、俺を見つめている・・・・・・
彼女の心がじかに伝わってくる・・・・・・
(私、幸せです・・・・・・)

こんなに近くに、イレースちゃんのかわいい、そして美しい顔・・・・・・
嘘じゃない。今、俺は、そのイレースちゃんを独占しているのだ・・・・・・
今までの曇った俺の心に、一瞬光が差して、全ての雲を取り払ってしまったかのような、清々しい気分・・・・・・
これが、幸せってことなんだな・・・・・・
619本当は恐ろしい蒼炎の軌跡:2005/08/10(水) 21:58:10 ID:ZWDUjhWj
「・・・・・・おい!おい!」
気がつくと、誰かが俺を呼んでいる。
「・・・・・・おい!しっかりしろ!」
俺はうっすらと目を開けた。すると、俺の顔を覗き込んでいたのは、シノンさんだった。
「あ、あれ?シノンさん、どうしてここに?」
「どうしてじゃねえよ!ったく、危ねえとこだったんだぞ!」
シノンさんの横に、グレイル傭兵団の皆もいた。
「あれ?皆、どうしたんだ?」
すると、ティアマトさんが心配そうに俺の顔を見た。
「よかった。気がついたみたいね。」
「あれ・・・・・・俺、確か、イレースちゃんと・・・・・・」
するとティアマトさんが言った。
「ガトリー、あなた・・・・・・お腹の辺りまで呑み込まれてたわよ。そのイレースちゃんに。」
その横からセネリオも口を挟んだ。
「まったく。僕たち全員で、何とか引っ張り出せたからよかったものの、完全に呑み込まれてたら今ごろは・・・・・・」
その横に、当のイレースちゃんがいた。
「ごめんなさい・・・・・・その・・・・・・お腹がすいてしまって・・・・・・」

おしまい
620名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 22:08:42 ID:6a1vrYDu
そのまま食べられればよかったのに。ごっくんごくごくと。
イレースの胃袋で消化されるガトリー。ハァハァハァハァ
621名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 23:06:05 ID:cmcP5uJ7
蛇みたいだな、イレースw
622名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 01:06:24 ID:LpX0OYCP
デブで、守備30の戦士キボンヌ
623名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 01:08:26 ID:LpX0OYCP
媚びろ〜〜!!
媚びろ〜〜!!
俺は天才だファハハハ!
624名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 01:12:56 ID:LpX0OYCP
魔法先生ニノま!
ニノ・ギア
ニノ100%
ながされてニノ島
これが私のニノ様

どれが一番萌えると思う?
625名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 01:49:21 ID:Op1WbIGE
マカロフ×ステラってまだ出てない?
この二人って、萌え〜って言ってる人は多くてもエロは見たことないんだよなあ。
サザ×ステラってのだとエロも見るけど。

何となく、女はサザ派が多くて男はマカロフ派が多い気ガス
そんな自分もマカステだとエロ思い付かなくて、何故かツイハーク×イレースを書いているが。
626名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 02:03:22 ID:/H/hHs6y
「ルセア様聞いてください!もう私ムカついちゃってしょーがないんです!」
「はい、なんでしょうセーラさん」
「たったさっき、軍の男どもがお酒を飲みながらルセア様のことを噂してるのを
偶然聞いちゃったんです」
「私のことを…?」
「はい!それがもう…最初は性別について議論してたんですけど、そのうち
口に出して言うことすらおぞましいような下品な言葉で、ルセア様のその美しい
お顔とか…カラダとかのことを噂し出して…私、もう……」
「あ、セーラさん、そんなに泣かないで下さい……。女性に間違えられるのは昔から
のことですし、いやらしい目で見られることも、もう慣れました」
「いいえ、そんなこと慣れちゃいけません!私がちゃんとその男どもにビシッと言って
おきましたから安心してください!!」
「あ、ありがとうございます……。」
「『ルセア様には立派なおちんちんが付いていて、魅力的な女性を前にすれば健全な
男性の反応を示すはず』って私、そいつらに言い聞かせましたから!
……でもそしたら、ルセア様を女だと信じ込んでいやらしい妄想をしていたヤツから、
『じゃあ証拠を見せてみろ』って言われちゃったんですよね」
「え!?ええとあの、セーラさん…何を……?」
「だからルセア様、私に証拠を見せてください!」

「……うわ…すごぉい……ルセア様の、おっきい………」
「いけません……神に仕える者がこんなこと……あっ……!」


>564を見て発作的に書き殴ってみたw
萌えに文章力が追いつかない。職人さんはすげえなぁ。
627名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 03:46:53 ID:LQvgcDSQ
ツイハーク×イレース、待ってますよ。
オレ、途中で異様に暗くなって挫折してしまったから。
マカロフはなぁ。なんか萌えないっス。
628名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 04:05:19 ID:kCzxBSDA
マカロフとステラは割といいと思った
ただ、ガンダムとかそっちのほうがダメな人はダメかなと思った
629名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 07:39:33 ID:2rUebMGC
>>626
いや、素敵なネタありがとうΣd(´Д`;) ハァハァ
630名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 09:20:04 ID:eqWRwbp/
>>624
ニノショー
ニノうとは思春期
魁!ニノマティ高校
さよならニノ先生
631名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 17:08:09 ID:bX5XOsXU
>>626
やっぱこの二人いいなぁ
632 ◆Zj04YgnjOU :2005/08/11(木) 23:27:00 ID:LpX0OYCP
「女の子は好きな男の人にキスされると子供ができるんだって
だから、軽々しくキスするのはダメだってお母さんが昔言ってた。」
リンの発言に耳を疑うセレネ。
「はぁ?」

ちょっと思いついた
633625:2005/08/12(金) 02:22:12 ID:bbaRY6vn
>>628
な、なぜガンダム。
>>627
ツイハークが絡むと、彼の事情が影を落としかねないですよねえ。
支援Aの雰囲気がいいんだけど。

って訳で、衝動的に書いたものですがツイハーク×イレースを投下させていただきますです。
エロSSどころか普通のSSもあんま書いたことない+エロ以外の部分が思ったより長くなった……けど、良ければどぞー。
初めてなので、投稿で不始末しでかしたら申し訳ない。
634蒼炎:ツイハーク×イレース:2005/08/12(金) 02:23:41 ID:bbaRY6vn

 「で、誰か一人くらいは、もう食っちまったのか?」
 天幕の立ち並ぶ中に松明が点在する薄明るい宵闇のなか、赤い髪の酔っ払いがにやにや笑いながら、傍らで酒を飲む金髪男へ語りかけた。
 屋外に仮設置された酒場では、行軍中の鬱積した気分を晴らす為に、年齢関係なく様々な所属の兵士たちが言葉を交わしている。
 そんななかであまりにもぶっちゃけた質問をされ、男は思わずむせて机につっぷした。
 「うわ、汚ねえな!」自分のグラスを抱えてのけぞる赤髪スナイパー。
 「シ、シノンさんが変なこと言うから! こんなとこで!」涙を浮かべて口の周りを拭う金髪重歩兵。
 「俺のせいかよ!
 ガトリーよぉ……どうせお前のことだから、口じゃでかいこと言ってても、どの女からも相手にされてねえんだろ?」
 「そ……んなこと、ないっすよ!
 ステラお嬢様とは一緒に死線を乗り越えた仲だし、マーシャちゃんはよく気にかけてくれるし、イレースちゃんとは何度も食事したし……」
 慌てて言い繕うガトリーを横目で見ながら、黙ってシノンはある方向を指差した。
 そこには、賑わう他のテーブル……。

 数秒後、がっくり肩を落とすガトリーがいた。
 酔っぱらって何ごとかわめきながら赤髪の斧騎士に抱き着く天馬騎士マーシャと、なかば眠りながらそのマーシャの兄の剣騎兵に寄り掛かっている、弓騎士ステラが見えたのだ。
 「で、でもまだ……」
 「お前、どこまでめでたい頭してんだよ。どう見てもてめえにゃ勝ち目ねえ状態だろ」
 これみよがしに、ふーっとため息をつくシノン。
 彼は同情している訳ではない、面白がっているだけだ。
 「イレースちゃんは……」
 「私がどうかしましたか……?」
 「!?」
 ふいに背後から響いた声に、ぎょっとして立ち上がるガトリー。
 見れば、そこには華奢で可憐な魔道士の女の子。両手に食べ物の皿を持っている。
 全く気配はしなかった。
 あなどれない、と、シノンも驚く。
635蒼炎ツイハーク×イレース:2005/08/12(金) 02:25:21 ID:bbaRY6vn
 「い、いや、良かったら一緒に飲まないかい」
 ガトリーは笑って席を空けたが、そこへ胸を突き刺すイレースの一言。
 「ありがとうございます……えっと……ごめんなさい、私、人のお名前覚えるの苦手で……もういちど、いいですか?」
 「……………」
 悪気の全くない笑みを浮かべるイレース、これ以上ないほど項垂れるガトリー、それを見てテーブルを叩きながら声もなく笑うシノンだった。

 対照的な反応の二人のことはあまり意に介さず、イレースは言葉を続ける。
 「あの………人を食うって……仰ってましたけど……そんなことなさるんですか……?」
 途端に、ガターンと大きな音。
 ガトリーが椅子から転げ落ちたのだ。
 「だ、大丈夫ですか?」
 「ああ、いいのいいの。
 そうだな……お前、好きな男はいるのか? そいつに、私を食べて☆って言やあ意味が分かるし相手も喜ぶぞ」
 話している間もずっと飲んでいたシノンは、すっかり出来上がった口調で適当なことを教える。
 それを聞いて、がばっと起き上がるガトリー。願いを込めた顔でイレースを見る。
 しかしイレースは、
 「そう……ですか。
 分かりました。ありがとうございます」
 と、ふらふらと何処かへ去っていった。
 僅かな祈りも砕かれ、崩れ落ちるガトリー。
 反り返り大笑いするシノンに「もうこうなったらシノンさんでもいいー!」と抱き着いて、奇声とともに眉間に一発喰らったのは数分後の話。

 一方、二人と別れたイレースは。
636蒼炎:ツイハーク×イレース:2005/08/12(金) 02:26:37 ID:bbaRY6vn
 いつも腹を空かせている性質上、食べるという言葉には過敏に反応してしまう。
 だからさっきも、本当は二人とはだいぶ離れたテーブルで、会ったばかりの兵士に御馳走になっていたのだが……それを切り上げて(でも皿は持てるだけ持って)近付いてきたのだった。
 なかば、無意識に。
 普段、魔道のことと食べることばっかりしか考えないから、二人の会話はよく分からなかったけれど……言う通りすればどんなことなのか分かるのなら試してみようと思う。
 まさか本当に人肉を食べる訳ではないだろうけど、うまくすれば一人分は何か食べられるのかな?
 でも、誰に聞こう……と、考えながら、酔ってもいないのにふらついた足取りで酒場を歩く。

 しかし彼女に飯をおごった男は数多居れど、彼女が名前を覚えている男は、たったひとり。

 「ツイハークさん、もう飲まないのかい?」
 「ああ、酒が明日に残るとまずいからね」
 まだまだ盛り上がる騒ぎのなか、青に光る銀髪の剣士が、ひとりこっそりと賑やかなテーブルを後にした。
 静かな天幕が並ぶ場所へ戻ると、薄ぼんやり光る空気のなかでイレースが佇むのが見えた。
 「どうしたんだ? 女性兵士用の天幕は反対方向だろう」
 いぶかしげに声をかけると、彼女はほっとした様子で彼に歩み寄ってきた。
 「あ、あの、あなたを探していたら迷ってしまって……あ、会えて良かった、です……」
 「?
 今日はもう金はないぞ?」
 この男にはどうも、イレース=たかる、の図式が頭に刷り込まれてしまっているらしい。
 イレースは激しく頭を振り、否定した。振りすぎて大きくよろめき、ツイハークは慌ててそれを抱きとめた。
 イレースは、顔が赤くなるのが分かった。それが何故なのかは分からない。
 何も言えなくなる前に、言っておこうと言葉を吐き出す。
 「えっと、その、あ、貴方に聞きたいことがあって……!」
 自分にしては大きな声だと、イレースは少しびっくりした。
 「……何だい?」
637蒼炎:ツイハーク×イレース:2005/08/12(金) 02:27:53 ID:bbaRY6vn
 「わ、私を……食べて下さい!」
 
 「……………」
 
 少々酔いの回った頭のせいか、あまりに彼女の普段のイメージと懸け離れたことを言われたせいか、いつも冷静なツイハークも数十秒は絶句した。
 あまりに彼が黙っているので、やっぱりこれは人肉を食えということなのかしら?とイレースは不安になってきた。
 やがて彼はやっと口を開いた。
 「………とうとう、そこまで切羽詰まるほどお腹が空いてきたのか?」
 「え……? いえ……」
 「分かった、何か内職をする約束で誰かから金を借りてこよう。だからそんなに自分を安売りしな……」
 「え? え?
 いえ、あの、わ、私、貴方が喜ぶと思って……」
 ツイハークの深刻そうな様子をみて、シノンに担がれたのだろうか、と混乱するイレース。
 するとしばらくして、慌てふためき顔を押さえる彼女の右手をツイハークは自らの左手で掴んだ。
 彼女が驚いて顔を上げると、何かを迷っている表情でツイハークが呟く。
 「なんで、俺に?」
 「あ……の……、私……私……貴方に言われるまで、何にも考えずに日々を過ごしていて……。
 はじめて、なんです……私を変えようとしてくれた人……だから」
 「だから?」とても優しい声。
 「だから……その………す、好きです」
 そう、あの赤髪の弓兵さんは、好きな男に言えと言ったのだもの。
 言い切った満足感で、イレースはふらふらになりながら思わずへたり込んだ。
 「はじめて、か……」
 すっと、イレースの頭上が月影を遮られて陰る。
 前髪を分けた額に、生暖かく柔らかい感触が一瞬だけ触れる。
 「こんな、素性も分からない流れ者でいいのか?」
 「私だって……そうです……」
 「では、俺も……変えてくれるか?
 君が――」

 そう言って、彼はイレースを抱え上げた。何かを決断したような顔をして。
 突然のことにびっくりして、何も言い出せないイレース。
 彼の体から薫る、つんとした酒の匂い。そして、自分とは違う、紛れもない男の匂い。
 自分が何を言ってしまったのか、何となく分かってきた。
 だが敢えて訂正はせず、彼の胸へもたれかかった。
638蒼炎:ツイハーク×イレース:2005/08/12(金) 02:29:09 ID:bbaRY6vn


 女の子は誰でも、自分に引き合わされた運命の王子様は清廉潔白で慎み深いものだと思っている時期がある。それが、強く見目麗しい男なら尚更だ。
 大食漢でロマンチシズムとは程遠そうなイレースでさえもそうだった。
 しかしそれが間違いだと、程なく気付くこととなる。

639蒼炎:ツイハーク×イレース:2005/08/12(金) 02:30:13 ID:bbaRY6vn
 「あ、あのっ……こ、ここ……そと……」
 「すまない、俺の寝る天幕にはムワリムとトパックがいつ帰ってくるか知れない」
 耳元に、熱い息とともに投げかけられる言葉。
 月影の下、仲間の喧噪を近くに聞いて、物資用の車置き場で馬車の荷台の上にイレースはマントを脱いで腰掛けていた。
 「ここなら、夜は誰も来ないさ」
 そう言いながら、彼はどこからか毛布を引っぱり出してくると床に敷き、彼女を寝かせた。
 仰向けになれば、幌のないこの荷車からは、星がよく見える。
 カンテラの光も天までは届かず、真っ黒なまでの空は距離感が掴めなくて、周りを包まれているようで、そう思うと恥ずかしさも少し薄れた。
 そこへまた、酒の匂い。
 ふいに視界を遮られ、頭を抱え込まれて、強く口付けられた。
 先ほどの、挨拶のようなキスとは違う。
 普段の紳士的な態度からは考え付かない、貪るような口付け。
 角度を変えながら吸い付き、やがて軽く彼女のあごを引かせて口を開かせて舌を差し込む。
 イレースは、はじめそれもキスなのだとは気付かなかった。
 どこで息をすればいいのかも分からず、苦しくて彼の服を引っ張る。僅かに開いた口から、飲み込めない唾液が頬を伝う。
 「ふぅ……あ……」
 無意識に足をばたつかせると、彼は体をずらして彼女の足の間に自分の体を滑り込ませてひと息つき、顔を上げた。
 「もう戻れないぞ? いいな?」
 それは、誰へ向けての言葉だったのか。

 その頃、まだ騒がしい盛り場の者たちは。
 もう話すこともなくなり、いなくなったツイハークを肴に他愛無いことを語り合っていた。
 「あの兄ちゃんもさー、顔はいいのに目立たねえよなー」
 「………なんで、坊ちゃんがここに」
 「わしも、真面目でいい男なんじゃけえ、さぞやもてるんじゃろ? って聞いたんだがね、『俺みたいな物好きを好きになる女の子にはなかなか出会えない』って言うとったよ」
 「あの男の場合……それより、自分の心の問題だろうがな……」
 「ああ、そうじゃねえ……」
 「??
 なんのことだよ、おいらだけ分かんねえー!
 っていうか、あの当たり障りねえ感じの兄ちゃんが物好きって……どういうことなんだ?」
640蒼炎:ツイハーク×イレース:2005/08/12(金) 02:31:25 ID:bbaRY6vn


 場は戻り、車の上の二人。
 ツイハークは、イレースの履いているロングブーツをゆっくり脱がせて靴下も剥ぎ取り、その白いヒザに軽く口付けた。
 剣士にしては細く見えた手も触れてみればごつくて、それがそっとふくらはぎをなぞり、太股を伝う。
 「あ……」
 同性にも滅多に触れられることのない足、それを彼が触れているというだけで体中がむず痒くなってくる。
 彼の指先が足の付け根に近付くほど、下腹が熱くなる。
 背中に腰に尻に汗が滲む。足の間にも何か違和感を感じる。
 あ……パンツ……なんだか気持ち悪い……見られちゃ恥ずかしい……な……。
 ツイハークの足があるため足を閉じることは出来ず、彼女は思わず体をよじった。
 すると彼は、そのまま足の付け根に触れることはせず、スカートの中に手を入れて彼女の後ろに回すと、下着の上から尻を掴んだ。
 「ひゃ……」
 「あれだけ食べるのに……本当に、華奢なんだな。面白い子だ」
 「そ、そうですか……?」
 彼の顔を直視出来ずトマトのように頬を真っ赤にして横を向く彼女に笑い、彼はその無防備な細い首筋に舌を這わす。
 「……んっ……あ……」
 思わず漏れた声に、彼女は自分で驚いて口を抑えたが、その手をどけさせる。そして鎖骨をなぞり、服の前を少しずつ開け、僅かな胸の谷間へ顔を埋める。
 小さなその胸は、仰向けに寝た状態ではあまり膨らみが感じられない。
 下着の金具を外してまくり上げると、両脇から柔肉をすくうように掴んで揉みしだいた。
 「やっ…」
 普段とは違い、食べ物ではなく自分の指をくわえて息を荒くするイレース。
 初めて、両親以外にそんなところを触られて、柄にもなく『女』の顔をしていた。
 赤く固く尖った胸の先を指で押しつぶされ強く吸われ……初めての感覚に気持ち悪さもあるものの、徐々に体の芯に沸き起こる何かの感情に気付き始めていた。
 ツイハークの顔を見てしまえばそれが爆発しそうで、強くまぶたを閉じて爪を噛む。
 「……どうせくわえるなら、俺のにしてくれないか?」
 「……?」
 ふいに呼び掛けられ、おそるおそる目を開けると、これまた少し息が荒い赤い顔が目の前にあった。
 彼も上着は脱いでおり、ベルトの類いは全て外して、上はアンダーシャツだけ身に付けている。下は、先ほどまでと一緒だ。
 何のことだろうと思っても常に動きの緩慢なイレース、起き上がる訳ではない。
641蒼炎:ツイハーク×イレース:2005/08/12(金) 02:32:24 ID:bbaRY6vn
 彼は彼女の手を引くと、自分の股間へ導く。
 すでにかなり張り詰めたそこに手が触れて、驚いて彼女は珍しく素早く手を引っこめた。
 「あっ………」
 彼は苦笑し、彼女の口へ自分の指を差し入れる。
 「そうだな、アイスキャンデーを舐める時みたいな感じかな。でも、頼むから噛まないでくれ」
 「んっ……む……」
 彼の指は、汗の味がした。
 これが何の意味があるのかは分からないけれど、言われた通りにイレースは指を舐める。とてもゆっくりだけど、彼女なりに必死に。
 指の腹も、爪先も。余すところなく。
 「……ふっ……う……っん、む……」
 その様子に少し満足したのか、彼は指を引っ込めると彼女を抱え起こした。
 そして。

 「こ………ここを……ですか………」
 「あー……うん。まあ、嫌ならいいんだが……その、君があとで痛いかもしれない」
 灯りはぼんやり程度しかないからよくは見えないけど、それはイレースが初めて見る、勃起した状態のもの。
 彼のように綺麗な顔をした男でもそこはもれなくグロテスクで、でもそれが蒼銀色の陰毛とミスマッチで、ちょっと見ていると何だか笑えてきた。
 「……ふふっ……」
 「!? ど、どうしたんだ」
 「なんでも……ないです……分かりました……」
 何にでも順応するというか流されるイレースだが、さすがにこの時ばかりはごくっと息を飲んで思い切ってそれに顔を近付けた。
 「う……」
 すぐ上から小さくもれる声。
 彼女だって、男女の交わりに全く知識がなかった訳ではない。
 けれど、女の方は寝てちょっと我慢していればそれで終わるものだと思っていた。
 だから、見た目からは分からないけれど、今は相当混乱している。全てが夢心地だ。
642蒼炎:ツイハーク×イレース:2005/08/12(金) 02:33:32 ID:bbaRY6vn
 「きゃっ……!?」
 突然、イレースが小さく声を上げて反射的に顔を上げた。その拍子に彼のものに少し歯を立ててしまって、彼も呻く。
 「す、すみませ………!?」
 「あ、い、いや……いい」
 彼は、自分の足の間に屈み込む少女の頭をなでて、それでも彼女の背中からスカートの中に回し入れた手をなおも動かす。
 「……あのっ……あっ…ゃ……」
 「……力を抜いて」
 「は………あ……い……」
 彼の……タコが出来て節くれだった指が、下着もその下の茂みも押し退けて、小さく薄いひだをめくり、より柔らかい部分の表面を何度もなぞる。
 はじめそれは少しくすぐったいだけだったけれど、やがてそこから水音がしはじめるにつれて、彼女はなにか自分がおかしくなる感じがした。
 もう、彼がどこを触れているのか分からない。
 背中から脳まで突き抜けるような痺れる感覚が気持ち良い。
 そんなだったから、彼の「入れるぞ」って声もよく聞こえなかった。
 「……あっ……!?
 や、あああっ……!!」
 突然足の間に激痛を感じて、あたり構わず悲鳴を上げて、向かい合う彼の首筋にしがみつく。
 「いたっ……いた………い……です……っ……」
 「んー……」
 焦って、ヒザの上に座らされた状態から腰を浮かそうとするイレースと、困って頭をかくツイハーク。
 「やっぱ指ひとつ入ったくらいじゃ……きつかったか」
 今まで誰にも許したことのない場所、しかも体つきがとても華奢な彼女では、そうなることはまあ予測出来た。
 けれど、彼ももう待てない。
 「あの……う、も……う少し……」
 常日頃冷静で優しい彼だから、涙目で訴えればもうちょっとゆっくりやってくれるとイレースは思った。
 しかし、見据えた相手の目の奥には、獣のような光が見えた。
 いつも見ているラグズたち、あれが化身したときのような。
643蒼炎:ツイハーク×イレース:2005/08/12(金) 02:34:38 ID:bbaRY6vn
 「すまない、けど、すぐ慣れるさ」
 彼はそう言って口付けると、彼女をうつ伏せにさせて足を自分に向けさせて腰を抱え上げた。
 「……えっ……」
 猫とか犬とか、あんな感じの格好をさせられて、恥ずかしいと思うまえにまた秘所に痛みが走る。
 「……ん…あっ……………!!」
 くっつきあって大事な箇所を守っている、膜のような肉を無理矢理押し開いて、熱く固いものが体のなかへ侵入する。
 「………………だ……めっ…………」
 「…………」
 完全になかに入ってしまって、馴染むまでは彼も動かなかったけれど、やがて強く腰を動かし始めた。
 「ひっ………う……」
 「……痛いかい?
 でも、君を食事に誘ってた奴らは……これが、最終目的だ……」
 「……じゃあ……っ、ツイハークさんは……なにが、最後の目的ですか………?」
 途切れる会話。
 腰を抱えられた状態では足に力も入らず、ただ突かれ揺らされるだけで「いたい」としか言わなかったイレースだが、
 「イレース………」
 と、彼がことの最中に初めて名前を呼んで、その響きがとても甘くて、聞いた彼女の様子が変わった。
 「……ツイ……ハークさん……?」
 涙目ながらも微かに笑みを浮かべて、肩ごしに振り返り彼を呼ぶ。
 応えるように、彼女の背中に覆いかぶさる彼。
 しかし、口付けるのかと思ったら、首筋に噛み付いた。
 そう、軽くだが歯を立てて。
 それもまた猫のよう。
 ………いったい、どんな人と……付き合っていたのかしら……
 経験のなかったイレースとて、彼がこれが初めてではないことくらい分かる。
 この状態が、ちょっと異常なことも。
 けれど、すぐにそれは考えられなくなった。
 背後から抱き締められて、激しく突かれて、頭が真っ白になる。
 からだのなか、最奥にものがぶつかるたび、それを締め付ける肉が擦れるたびに、お互いに足先まで快感が走り抜ける。
 「ふぁ…………」
 「ん…………っ」
 とろんとした目で毛布を握りしめて口を半開きにしたイレース、ただでさえキツい彼女のなかが更に痙攣するほどの締まりをみせて、耐え切れなくなるツイハーク。
 「あぅ…、はぁっ、ああんっ……!!」
 いつもの彼女からは考えられないような甲高い声とともに、彼女も、そして彼も果てた。
644蒼炎:ツイハーク×イレース:2005/08/12(金) 02:36:02 ID:bbaRY6vn


 彼の欲で汚してしまった彼女の白い太股や額に浮かんだ汗を拭い、服を着せてやる蒼銀色の剣士。「すまなかった」と、呟く。
 気付けば、もう宴もほぼおさまってあたりは静寂を取り戻しつつある。
 疲れてうとうとしているイレースを眼下にみて、彼は苦笑した。
 もう誰も愛さないと思っていたのに、「変われるかも」という希望だけで、こんな色んな意味で腹の底が見えないような女の子と。
 ………でも、彼女はベオクで俺より若い。ならば、俺がずっと守ってやれば、俺より先に逝くことはないはずだ。
 そう思いながら、彼は彼女の額にまたキスをした。
 そして、おもむろに立ち上がる。剣を掴んで荷車を静かに降りると、近くの茂みへ素早く駆け寄った。
 「…………そこの、出歯亀。大人しく出てきてもらおうか」
 「…………出歯スナイパーだ」
 わざとらしく茂みから両手を上げたのは、紛れもないあの赤髪酔っぱらいスナイパー。
 まだまだ酒は抜けていないようで、半分眠りかけてはいるようだが、一連の光景を見ていたのは歴然だ。何をもってそう言えるのかは、言わずとも明らか。
 「どちらかといえば年長者、とは思えない行動だ」
 「俺だってなあ、見たくて見てた訳じゃねーよ。
 あのバカが、本気で俺を追っかけ回すから逃げてきたら、先客がいたっつーだけのことだ。うるさくて寝られねーし」
 二人は、イレースを起こさないようコソコソと言い合った。
 「けどよ、まさかホントにこーなってるとはなあ」
 「………あんたが、たきつけたのか。素であんなこと言うような女の子じゃないと思ったが」
 「良いサプライズだったろ?
 いっつも食ってばっかの女だ、さぞや美味かったろうが?」
 酔っ払いはクスクス笑う。
 それを下品と思いつつも、ツイハークはさほど嫌そうでもなく頷いた。
 そこへ、イレースが何やらむにゃむにゃと寝言を呟く。
 「ん………もう……おなかいっぱいです……」
 さっきまでの色気はどこへやら、それでこそ彼女だと……二人は薄闇のなか爆笑した。

 end.
645ツイイレ終わり:2005/08/12(金) 02:42:00 ID:bbaRY6vn
以上です。
蒼炎の中ではツイハークはあまりに普通の人なので
イレースをもっとなんかこう食欲魔人ぽく書きたかったけど叶いませんでした。
読んでいただき、ありがとうです。
646名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:52:45 ID:fZPzP0q8
リアルタイムで堪能、GJGJでした
オレの「暗黒ツイハーク×イレース」はお蔵入りしました
647名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 04:38:05 ID:sRHbHM1u
うは〜
ツイ×イレ超GJです
キャラがそれっぽくてイイ感じ
落ちが軽くて読み味も良かたよ
648名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 12:37:00 ID:v89W3wq9
猫の交尾の様子もよくご存知でw
グッジョブ
649名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 14:05:05 ID:3SZtA8ki
すっごくGJ! うはっ、イレースたんカワエエ。もえもえ。
650名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 16:56:35 ID:37Opzt2n
>>648

雌って昇天する時闘争本能に火がつくんじゃなかったっけ。
そんで雄のことバリバリって攻撃するの。

過去のツイハークたん南無。
651650:2005/08/12(金) 17:03:44 ID:37Opzt2n
ごめん、ぜんぜん違ったっぽい

ttp://paradisecity.cool.ne.jp/nekogaku/koubi.html
652名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 16:44:26 ID:NL0Ebhxr
二日目日没の神様マダー?
653名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 17:06:25 ID:ey84ZAL2
ラーチェルスレの163氏マダー?
6542日目ごご 1/3:2005/08/13(土) 20:26:05 ID:gx0uOFQ7
 「あの、ラーラさん?」
 「なに?アスベル」
 マンスター攻略を前にして、ラーラとアスベルは二人きりで兵装の準備をしていた。魔法使いの少年は、ラー
 ラがどきりとするような明るい笑顔を彼女に向けた。
 「ぼく、ずっと疑問に思ってたんですけど……『ベーション』っていうのは、いったいどんな装備なんでしょ
うか?」
 「え?」
 耳慣れない単語に、元盗賊の踊り子は困惑した。傷薬を並べる手を止め、アスベルに向き直る。
 「薬なら『ポーション』だし、『レーション』は携帯食糧よね。聞いたことないわ、そんなの……」
 「そうですか……」
 アスベルはうつむいて、魔道書の点検を再開した。ラーラも作業に戻りながら、少年に尋ねた。
 「どこで聞いたの?そんな装備の名前」
 「はい……先日、斧の人たちが話してるのを聞いたんです。『マスターベーションは最高だよな』って」
 「……!!」
 ラーラは危うく傷薬の瓶を取り落としそうになった。アスベルがその単語の意味を全く理解していないことは、
彼の少女のように純真無垢な顔からでも分かる。
 「マスターソードとかマスターランス、マスターアックスってありますけど、きっとそういうのと同じくらい
……いや、『最高』って言うくらいですから、もっと強力な装備だと思うんです。だからせめて、格下の『ベー
ション』だけでも、と思ったんですが……そんな武器が、リーフ様の手にあったらな、って……」
6552日目ごご 2/3:2005/08/13(土) 20:27:07 ID:gx0uOFQ7
 ラーラはしばらく呆気にとられていたが、アスベルの柔らかな緑色の髪や澄んだ緑色の瞳、むきだしのほっそ
りした脚をじっくり眺めているうちに、その唇に妖艶な笑みが浮かんできた。
 「ああ……『ベーション』だけだから分からなかったわ。『マスターベーション』なら知ってるわよ?」
 「本当ですか!?」
 「しかも、リーフ王子や……あなたも使えるわ」
 「すごいです……!」
 目をいっぱいに見開き、心からうれしそうに喜ぶ少年魔法使いの可愛らしい顔を見て、ラーラの情欲はいっそ
う燃え上がった。
 「ふふっ、特別に教えてあげる……立ち上がれなくなるくらい、たっぷりとね……」
 ラーラは黒髪をなびかせ、四つんばいになって猫のようにアスベルに歩み寄った。

 「ふふ……アスベルきゅん……(;´Д`)ハァハァ ……」
 「セシリアさん……っ!あのっ……」
 執筆への集中を妨げられ、セシリアは声の主に不機嫌そうに向き直った。
 「あら、リリーナじゃない。どうしたの?」
 「あ、ノックしたんですけど、返事が無くって……それに、はぁはぁって苦しそうなお声がしたので……」
 「ごめんなさい、気付かなかったわ」
 かつての教え子の姿を見て、セシリアは機嫌を直して微笑んだ。
6562日目ごご 3/3:2005/08/13(土) 20:28:07 ID:gx0uOFQ7
 「戦闘の記録を書いていたの。集中してて……リリーナは何の用かしら?」
 「はい、あの……ロイが来なかったかなって……」
 もじもじしながら答えるリリーナを、セシリアは好意のこもった目で見つめた。
 「お昼少し過ぎまでここにいたわよ。その……軍事作戦の要諦についての理論と実践のために、ね」
 「はあ……」
 「ロイも成長したわ……目標との接触の中で『決勝点』を見出し、そこに容赦ない全力攻撃を加える……ふふ
……素晴らしいわ……」
 「あの……それで、今どこに……?」
 「自室に戻っていないの?」
 「はい。そろそろ、夕食の時間だから……ロイはどこで食べるのかなって、気になったものですから……」
 セシリアはため息をつくと、椅子から立ち上がってリリーナの肩を励ますように叩いた。
 「大丈夫よ、そのうち部屋に戻るから。……相当疲れてるかもしれないけど」
 「はい……」
 「ロイを夕食に誘うのかしら?」
 セシリアの問いに、少女は正直に頬を染める。
 「し、失礼しました!」リリーナはあわてて部屋を飛び出した。
 「いいわね、若いって……」
 セシリアは再び机に戻って、少年魔法使いへの愛撫を本格的に書き始めた……
657名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 20:30:44 ID:gx0uOFQ7
>>652
申し訳ありません、仕事が忙しくなり完成が遅れます。
投下は次スレになるかもしれませんが必ず書きますので、それまで>>654-656でご容赦願います。
658名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 20:53:37 ID:QjjZ5X48
>>656

セシリア先生何やってんのw
659名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 22:41:29 ID:QNYthsI/
うむ、セシリアの筆は順調に進んでいるようだな(ワラ

>>657
乙。リアルもがんばってください。待ってますよ。
660652:2005/08/14(日) 10:02:35 ID:xXaaiuCD
やっべ、奇襲食らった(笑)。
神様笑えるものをどうもありがとうございます!

トラキアで支援会話システムがあったら…アスベルきゅんの支援相手は
リーフとセティ以外では誰になるやら。
661名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 17:27:32 ID:VCY9OjTi
神が多いねこの板。
662名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 17:29:16 ID:VCY9OjTi
http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/emblem/1123296562/l50

エロはないけどここにもFE小説の神が。
初心者って言ってるけど、この書き口はタダモノじゃない。
663625:2005/08/14(日) 21:09:24 ID:NkUz0ELN
拙作にレスどうもでしたー!
あんまエロ部分はっちゃけられなかったんだけど、それでもいいのかなーと思いつつも楽しかった…
こんなんで良かったらもう一度くらいは書いてみたいっす。

>646
暗黒でないのを是非頑張って下さいな。
664名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 21:49:42 ID:qgXdXxN5
ちょっと来ない間に神たちが・・・
ありがとうございます・・・
665外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/08/15(月) 11:21:12 ID:WDx2yADp
外伝パオラ&カチュア陵辱SSを投下します。
パオラ&カチュア陵辱注意。
外伝第三章セリカ軍ソフィアの海岸。
NPCのパオラとカチュアを勝手に戦わせたら負けます。
666外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:22:28 ID:WDx2yADp
 エストが海賊に拉致されて。
 パオラとカチャアは、アベルにそのことを伝え、すぐに海賊の後を追う。
 エストが海賊に拉致されたことを知らされたアベルは、ショックを隠しきれず、ひどく狼狽した。
 今にも飛び出して、エストの下へ向かおうとした。
そんなアベルに、パオラは絶対にエストを連れ戻すと誓い、悲壮な決意さえ見せて旅立つ。
 カチュアももちろんエストを救出する為に同行するが、姉の内心を慮ると複雑だった。

 ともあれ二人は、ペガサスに乗り込むと、海賊船を追い、海を越え、異国の地へとたどり着いた。
 二柱の神の治める地。バレンシアへと……。
 バレンシア大陸を目前にした二人は、ある島でエストを拉致したと思われる海賊の砦を発見する。
 だがその海賊団は、すでに壊滅した後だった。
 何者かによって、海賊は皆殺しにされ、エストの姿もまた無かった。
 姉妹は仕方なしに、バレンシア大陸本土に上陸。
 ソフィアの港で、セリカという少女と出会う。
この時点で二人は気付かなかったが、先の海賊団を壊滅させた少女である。
さらには、大きな運命を担うミラの乙女。
 
 そこではセリカと一旦別れたパオラとカチュアは、独自に調査を開始。
と言っても、手頃な盗賊を締め上げて、エストの居場所を聞き出すという、乱暴な方法だが。

「さあ。エストはどこ。教えなさい!」

 捕らえた盗賊に啖呵を切るパオラの鬼気迫る姿に、カチュアはガクガクと凍えたものだ。
 その甲斐あって、盗賊から「てんしのゆびわ」という素敵アイテムを入手して、カチュアが装備する。
 だがエストに関する情報は何も得られなかった。
 とりあえず、捕まえた盗賊は皆殺しにして処分。
 途方に暮れる姉妹は、協力者を見つけようと決めた。二人だけでは、どうしても行動が限られる。
 最初はソフィア王国を解放したアルム軍に目をつけたが、あまりにも子供軍隊すぎて却下。
 以前出会った、セリカに合流しようと、再びソフィアの港を目指す。

 だがそんな彼女らの前に、盗賊団が立ち塞がった。
盗賊王ギース部下、盗賊ガッハの盗賊団。

「気を付けてカチュア。彼らは盗賊よ」
 姉の言葉に、カチュアは緊張を含んで頷く。
「私の側を離れないで」
 パオラとしては、エストに次いでカチュアまで失うわけにはいかない。
妹を守る姉の使命感が、彼女に重圧として伸し掛かっていた。

 そして、ペガサス姉妹と盗賊団の戦闘が始まる−

「はっ!」

 上空から手槍を投げつけ、群がる盗賊を串刺しにするパオラ。
 急降下して、傷ついた敵にとどめを刺すカチャア。
 空から自在に攻撃を繰り出す姉妹は圧倒的だった。最初のうちは。
667外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:23:40 ID:WDx2yADp
 倒しても倒しても群がる盗賊。
 だんだんとパオラとカチュアも意気が上がる。もちろんペガサスも。
 疲労で緩慢になる天馬騎士に、ガッハは伏兵として配置した弓兵に合図を送る。
 狙いすました矢の一撃が、カチュアのペガサスの翼を射抜いた。
「きゃっ!」
 翼を傷つけられ、急降下していくカチュア。だが地面すれすれで体勢を立て直し、
なんとか墜落だけは免れる。
だが、そこへ生き残った盗賊が群がってきた。
「きゃああっ!」
 先程よりも大きな悲鳴。斧を持った盗賊に一斉に襲われたら当然だろう。
しかし彼らはその斧を使わず、カチュアを生きたまま捕らえようとする。
「カチュア!」
 エストに続いてカチュアまで失うわけにはいかないと、パオラも急降下していく。
 だが天馬騎士は上空にあってこそ、その真価を発揮できる。
「おっと。ここは行かさないぜ」
 パオラの前に、頭目のガッハが立ちはだかる。
「どきなさい!」
 手槍を構えて、突撃するパオラ。そこへ横から、再び先程の弓兵が矢を放つ。
 天馬を傷つけないように、弓兵は翼だけを射抜いた。
「きゃっ!」
 バランスを崩し、よろめくパオラ。そこにガッハが飛びかかる。
「あっ!」という間に、地面に引きずり倒されるパオラ。
 そこにガッハが上に乗り、パオラを押し倒す。
 後頭部にガンと固い地面がぶつかり、ふっと意識が遠のく。
ハッと覚醒した時には、上に男が伸し掛かっていた。
「イヤー!」
 思わず、絹を引き裂くような悲鳴が出てしまう。そして恥じた。
騎士たる自分が、小娘のような悲鳴を上げたことに。
 背中に土の温もりを感じながら、パオラはキッと上に乗る盗賊を睨み付ける。
長い緑の髪が土に汚れるのを、ちょっと気にしながら。

「どきなさい!」
「どいてほしけりゃ、そうしなよ」
 不適に笑うガッハ。パオラは悔しさに顔を歪ませ、全身に力を籠める。
「くうぅ!」
 歯を食い縛って、立ち上がろうとする。だが、上から押さえつけるガッハはビクともしない。
「「どうした。押し返せないか」
「うう〜」
「非力だな。所詮、女か」
「うう〜」
 女、と呼ばれて、パオラは悔しさに口の端から血を滲ませる。
 戦場で男と同じように戦える為に鍛えてきたつもりだった。
所詮女と言われるのが、女騎士にとっては最大の屈辱。
「私を、どうするつもり!」
 怯えを隠すように、キッとさらに強く睨む。
 爛々と輝く緑の瞳に物怖じせず、ガッハは明後日の方向を見る。
「決まってるだろ。ああするんだよ」
「え?」
 首だけをそちらに向け、パオラは目を見張る。

「いやー!」
 カチュアが複数の盗賊に、裸に剥かれようとしていた。
668外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:24:41 ID:WDx2yADp
 天馬騎士の鎧は薄い。申し訳程度の胸当てと肩当てを付けただけだ。
その鎧の紐を切られ、もはや普通の娘のように守る物の無くなったカチュアの服を、
取り囲んだ盗賊が引き裂いていく。
 ペガサスから引きずり倒されたカチャアには、より多くの盗賊が群がっていた。
 胸が破かれ、形の良い乳房が晒される。ミニスカートがたくし上げられ、
その中身がケダモノの好奇の視線を集めた。

「やめて! やめてぇー!」

 カチャアも泣き叫びながら抵抗を試みるが多勢に無勢。
パオラと同じように地面に押し倒され、手足を押さえつけられる。しかも複数の男に。

「あ、あああ……」
 襲われる妹を目の当たりにしたパオラは、声も無く呻く。
「だめ! やめてやめて! マルスさまぁー!」
 だがカチャアの悲鳴にハッとなり、上に乗るガッハに、それまでとは一転して真摯な声音で、
「お願いです。私はどうなっても構いません。
 だから妹には、カチャアは許してください」
(アベル)
 心の中で密かに愛する男性を思い浮かべながら、パオラは我が身を盗賊に売り渡す言葉を口にする。
 エストが海賊に攫われ、さらにカチャアまで奪われる分けにはいかない。
「お願いです。どうか、どうか私だけを」
 その切実な願いが通じたのだろうか。
「ほほう」
 ガッハは面白そうに、体の下のパオラと、嬲られているカチャアを見比べる。
 緑の長髪のパオラと、青みがかった黒髪を肩の長さで切り揃えたカチュア。
姉妹ということだが、あんまり似ていない。
 パオラの方が成熟しているように見えるが、僅かな年の差だろう。
「まあ。一人ずつじっくりというのもいいだろう」
「え?」
「おい、お前たち。そこまでだ」
 ガッハが怒鳴ると、カチュアに覆い被さっていた男たちは、ピタッと動きを止める。
 ほとんど全裸にされ、今まさに挿入される直前だった。
カチュアの顔は涙でクシャクシャで、勇敢な天馬騎士の面影は何処にもない。

「ほらよ」
 ガッハが上からどくと、パオラはきょとんとするしかない。
「何やってる。立て」
「は、はい」
 反射的に言われるまま、立ち上がる。
「なにぼさっとしてる。お前が相手するんだろ」
「……はい」
 パオラはちらっと、男に囲まれ涙顔で押さえられるカチュアに視線を向ける。

「姉さま……」
 これから行われる忌まわしい行為に気づいたか、カチュアはさらに嗚咽を漏らした。
(大丈夫)
 妹を安心させるように、パオラは強く頷く。
 決して、カチュアには手出しさせないと。例え我が身を犠牲にしようと。
669外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:25:29 ID:WDx2yADp
「ほら。自分で脱げ」
言われて、躊躇うことなくパオラは服を脱ぎ捨てた。
 鎧を剥ぎ取るように引っぺがし、上着をゆっくりと脱いで丁寧に畳む。
ミニスカートに手を掛け、やや躊躇したが、思い切って下まで下ろした。
言われる前に、下着まで自分で脱ぐ。そしてきちんと畳む。

『おお!』

 そうして露になったパオラの美しい全裸に、盗賊はやんやと喝采を送った。
 女性らしく成熟した肉付きのよいパオラの豊満な肢体。
 上を向いた豊かな乳房はいかにも揉みがいがありそうで、ぷるぷると揺れている。
 むっちりした太ももはしゃぶりつきたいほどで。脚の付け根の割れ目には、
髪と同じ緑の陰毛が生え揃い、豊かな茂みを思わせた。
 鼻息荒い盗賊の視線に、恥ずかしげに身をよじって大事な部分を両手で隠そうとするが、
隠しきれるものではない。
 豊乳は彼女の腕をはみ出して、しっかりと自己主張していた。

「姉様……ごめんなさい……」

 自ら痴態を晒すパオラに、ただ一人カチュアがむせび泣く。
「さあ。俺たちに、どうしてほしいんだ?」
 脱がしただけでは飽き足らず、ガッハがその先を促す。
「は、はい……」
 恥ずかしさで真っ赤になり、今にも崩れそうなガクガク震える脚を支えながら、
パオラはなんとか顔を上げる。

(ごめんなさい。アベル。ミネルバ様)

 密かな想い人と主君に内心詫び、パオラは騎士の誇りを押し殺して、盗賊に哀願の言葉を吐く。

「ど、どうか。この私を、好きにしてください」

『おおー!』

 見るからに誇り高そうな女騎士が自ら脱いで、羞恥に満ちたセリフを吐く。
 その全裸を隠そうとする痴態に、盗賊の欲望がムクムクと頭をもたげる。
 全員が見ているだけで勃起したのだ。

「やめてー!」
 と不意に金切り声が響く。カチュアだ。
「もうやめて! 姉様! 私なら平気だから!」
 羞恥を晒す姉に耐え切れず、カチュアが遂に声に出して泣き出す。
 だが、
「いいのよ。カチュア」
 パオラは笑顔を向けた。
「これは、私の罰なのよ」
 妹を、エストを守れなかった報い。
 今またカチュアを守れなかった報い。
 パオラはそう想うことで、成熟した身体を、盗賊に差し出す。
「さあ。お好きにどうぞ」
「そうか。じゃあ好きにさせてもらおう」
 最初は当然、ボスのガッハから。
670外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:26:11 ID:WDx2yADp
「地面に手を付けて、尻をこっちに向けな」
 言われるまま、地面に手を向き、犬か猫のような体勢で、剥き出しの白いお尻を向ける。
「もっと高くだ」
「……はい」
 消え入りそうなか細い声で返事し、尻を可能な限り高く上げる。
その視線の先には、全裸のまま縛られているカチュアの姿があった。
 縄で縛られ、地面に転がされ、同じくこちらを向いてむせび泣くカチュア。
パオラが少しでも逆らえば、すぐさまカチュアが襲われる。
(大丈夫よ)
 それでも笑顔を向けるパオラ。今の彼女には、自身の貞操よりも、妹が大事だった。

「いいケツじゃねえか」
 丸みを帯びたパオラの肉付きのいい白いお尻。
そのプニプニのお肉を手でなぞり、その指が肉に食い込む。
 高く上げられたパオラのお尻。後方から眺めると、陰毛に覆われた桃色の割れ目もはっきり見える。
 そしてガッハは、ぷにぷにのお尻をしっかりと両手で押さえ、狙いを定める。
「ん……」
「もう子供じゃねえんだ。いくぞ」
「え?」
 返事も待たず−

 ズン!!!!!

 ガッハの巨棒が、醜悪な性器が、パオラの乙女を貫く。

「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁーっ!!!!」

 愛撫も何もなしのいきなりの挿入。乾いたままの陰唇は無残にも裂け、血を吹き出させる。
「なんだ。初めてだったのか?」
 女性器を見て、その綺麗さにまさかと思ったが、貫いてみて確信した。
 この反応と膣の狭さは初めてだと。
 男の侵入を拒む秘肉の固さは、いきなりだからだけではない。初めての初々しさも含んでいた。
 流れる血が豊かな太ももを伝っていく。
「ひぎいいぃいいい、ぎいいい、いいいいいぃぃぃー!!!」
 目を閉じて、歯を食い縛っても、体の内側からの激痛は消えようも無く、むしろ増すばかり。

「すまんな。初めてだと知ってたら、もっと優しくするんだったが」

 言葉とは裏腹に、ガッハはガツンガツンと腰を打ち付ける。
「がはあぁ! はああぁぁ! ひやあぁ!!!」
 尻をあげたまま、獣のように穢されるパオラは、痛みで引きつった顔を地面に擦りつけ、
地面の熱さを頬に感じながら、溢れる涙を地に落とす。

「ひぐぅ。ひぐっ。ああう」

 パズン! パズン!

 乾いたままの膣肉に、容赦なく肉棒が行き来し、男の欲望を叩きつけ。
 パオラの神経は真っ赤に焼き爛れていた。
671外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:26:59 ID:WDx2yADp
 頭の中はただ痛みで真っ赤になり、
「くうぅ! うううぅん!」
 快感も屈辱も感じてる暇はなかった。

 ズツン! ズツン! ズツン!

 乾いたままの肉壷を、熱い肉棒が抉る。それはどんな外傷よりも、熱く激しいものだった。

「ひぎいいぃ! ぎいいぃ!」

 体内を文字通り突く肉棒に、パオラは長い緑髪を振り乱し、地面を引っかいて泣き叫ぶ。
「ぎゃあああぁ! わあああっ!!!」

 ズン! ズンズンズンズン!

 ガッハが肉棒を深く突き刺すたび、結合部からは血が溢れ、太ももに紅い染みを作っていた。
「かはあぁ! あがあっ!」
 痛みで仰け反り、顔を上げるパオラ。その口からは、白い泡が吹き出していた。
「いやー! 姉様!」
 縄で拘束され転がったカチュアが悲痛な叫びを上げる。だがその叫びも、姉には届かない。
「姉様……ごめんなさい姉様……」
 気丈な姉の、嬲られ犯され泣き叫ぶ姿に、カチュアはすすり泣くしかない。

「がぁ……あああ…………」

 口から泡を吹いて、顔を上げたまま硬直するパオラ。ガッハも限界まで腰を上げて硬直する。

「くうぅ!」

 一息深く突き−
 どぷん

 何の前動作もなく、いきなり精を放つ。
 どくん…どくん…
 胎内に注がれる熱くぬるい液体に、パオラはわなわなと全身を震わせる。

「いや…いや……イヤあああああああああああぁぁぁぁぁー!!!」

 二人の結合部から、紅い血と白い精液が混じりあい、零れ落ちる。

「やああぁぁぁぁぁ! ナカは、ナカはイヤー!」
「もう遅せーよ」
 射精しつつ、ガッハは最後の一滴まで搾り出そうと、腰を打ちつけた。
「ひいぃ!」
 四つん這いのパオラの全身が小刻みに震え、胎内の膣も、きゅっと肉棒を締め付けた。
「あー!」
「なんだ。締まってきたじゃねえか」
 パオラの締め付けを感じ、ガッハは一気に出し尽くす!
 パオラの子宮に向け、男の精子が存分に放たれた。
672外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:27:50 ID:WDx2yADp
「はぁ……はぁ…」
 長い長い射精を終え。
 ようやくガッハから解放されたパオラは、荒い息を吐き、地面に死んだように横たわる。
 もはや目は虚ろで、ただビク、ビクッと小刻みに振動するのみだった。
 その秘所は無残に腫れ上がり、痛々しく開いた割れ目からは血と精液が零れておる。

「ふー」
 とりあえず出すだけだしたガッハは、満足しきった清清しい表情で、部下に命じた。

「犯せ」

 その言葉を待つまでもなく。
 股間をパンパンに膨らませた盗賊の群れが、パオラに群がる。
「姉様! 姉様!!!」
 無抵抗なパオラに群がり、豊満な裸体をしゃぶりつくすケダモノの群れ。
 凄惨な光景を見せ付けられ、カチュアは視線を逸らすことも出来ない。

「よーく見てな」
 そのカチュアの顎を掴み、耳元でガッハが呟く。
「お前の姉ちゃんが壊れる様をな」
「くうぅ!」
 ぎりっと歯を食い縛るカチュア。無力な自分が、これほど恨めしいことはない。
「他人事だと思うなよ。あいつが壊れたら、次はお前だからな」
 パオラが相手する間は、カチュアには手を出さない。
 ガッハは律儀にもその約束を守っていた。だから裸体のカチュアにも手は出さない。
 だがそれも時間の問題だろう。

「がはあぁ! あああっ!!!」

 パオラの下に回った男が、下から前の穴を激しく突き上げる。
 さらに後方の男が、お尻の穴を奪い、手を回して胸を揉みこむ。

「ぐはああっ! ひいううぅん!!!」

 初めてでいきなりの二本刺し。傷ついた前も、初めてでこじ開けられたお尻も、
焼け付くような痛みに意識が遠くなる。
 だがふっと意識が遠くなると、口の中にまで、肉棒を突き込まれた。
「んぐううぅ!?」
 肉の生臭い感触が口いっぱいに広がり、パオラは意識を呼び覚まされる。
 順番待ちの男が、待ちきれないといった風に、パオラの手に己の肉棒を持たせ、無理やりしごかせる。
 彼女の長い緑髪にも男の肉棒が絡まされ、しごく道具にされる。
 長いパオラの髪。それでちんこをしごくと、さらさらの感触が心地良い。
「んんぅ! んんんんぅぅぅ!!!」
 穴という穴を、手も髪も男をしごく道具に使われ、パオラは気が遠くなりそうだった。
 肉の血生臭い感触と臭い。それが全身を包み、内部にまで侵食してくる。
 そう。子宮にまで。
「出すぞ!」
 男たちは一斉に欲望を解き放つ。
673外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:28:40 ID:WDx2yADp
 熱い、熱い精液のシャワー。
 髪も、口も、手も、胸も、お尻も、そして膣も。
 男の欲望の白濁液が全身の内外を満たし、そして染み渡る。

(アベル。ミネルバ様)

 混濁した意識に浮かぶのは、想い人と敬愛する主君。

(カチュア。エスト)

 そして、守りたい妹、守れなかった妹。

 ふっと糸の切れた人形のように倒れるパオラを、次のケダモノの群れが受け止める。
「おら。まだ寝るには早いぞ」
「全員の相手をしてもらうんだからな」
 陵辱はまだ始まったばかり。
 
 パオラとカチュアに大勢倒されたとはいえ、盗賊団はまだまだ残っている。
 その全員が、一通りパオラを貪っていく。

 ある者は、正常位で犯し、膣に注ぐ。
 ある者は、お尻にねじ込み、そのまま精を放つ。
 ある者は、豊かな胸にしゃぶりつき、胸に肉棒を挟んで解き放つ。
 ある者は、長い髪にちんこをしごかせ、白濁液で綺麗な髪を汚す。
 ある者は、口に挿入しフェラチオに徹する。

「ぷはあぁ……」
 口に放たれた精液をこぼしながら、パオラは地面にへたれこむ。
 その全身が精液と血にまみれ、もはや白い肌は見る影もない。
 光を失った瞳に意志は残っておらず、ぽかんと開いた口からは、精液を吐き続けていた。
 そして痛々しく腫れ上がった股間からは、さらに大量の精液と血がこぼれ、両の脚まで濡らしていた。
 彼女の周囲の地面も汁まみれで、精液の海に沈んだといった表現がぴったりである。

「あ……あああ……」
 その精液の海で、無意識に呻くパオラは、それでも妹を見ていた。

「姉様……もういい。もういいの」
 パオラが必死に意識を保っていた理由。それはカチュアを守るため。
 だがその約束も、もう守れそうにない。

「もう終わりか? だったら、次はこいつを犯すぞ」
「や…めて……カチュアは……ゆるして…」
 それだけ言って、パオラの意識は深い闇に沈む。
 全身に生臭い男の欲望を感じながら。
 穢された悲しみよりも、妹を守れなかった悔しさが心を満たす。

「か…ちゅ……あ…」
 パオラが意識を無くし、気絶したのを確認してから、
「ようし。次はお前だぞ」
 ガッハは早速、裸体のカチュアを押し倒す。
「いやぁ……」
「恨むんなら、気ぃ失った姉ちゃんを恨みな」
674外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:29:32 ID:WDx2yADp
 パオラを犯し尽くして満足したからか。
 ガッハはすぐにカチュアを貫かず、ひたすら愛撫に徹する。

 ちゅく、ちゅく……

 可憐な乳房の頂点の蕾を口に含み、ひたすら嘗め回す。
「ん…うう……」
 眉間に皺を寄せ、何故か押し寄せる切なさに耐えながら、カチュアは姉の無残な姿を見ていた。
 精液に包まれ、ズタボロにされて横たわる躯のようなパオラ。
 ガッハは恨むなら姉を恨めと言ったが、到底そんな気にはなれない。
 自分を守るために、身を呈して犯された姉。
 誇りに想いこそすれ、恨むつもりなどない。

 だから。
 どんな屈辱にも耐えようと決心していた。
 例え愛するあの人に捧げるはずだった操を奪われようと。

 なのに。
「ああ……んぬぅ!?」
 胸の先端を舌で転がされる度、胸の奥から、キュンという疼きと甘さが湧き上がる。
 経験の全くないカチュアは、それを抑える術を知らなかった。
 即ち性の悦びを。

「へへ。もう勃ってるじゃねえか」
 胸から口を離したガッハが、そう囃し立て、ぷっくりと脹らんだ乳首を指で撫で回す。
「んんっ……いやあっ……!?」
 眉をきゅっとしかめたまま、カチュアはイヤイヤと首を振る。そうしても、胸の疼きは止めようがない。
「姉ちゃんが犯されてるってのに、濡れてたのいか?」
 と、ガッハの手が不躾に、乙女の股間を包む。
「ひいぃ!」
 いきなり敏感なあそこを生温い手で覆われ、カチュアは身をすくめた。
「まだ濡れてるわけじゃねえか」
 カチュアのそこは、乾いたまま。
 姉の痴態や稚拙な胸への愛撫で、そうそう濡れるものではない。

「おい。誰か、こいつをイカせてやんな」
「へい」
 ガッハに呼ばれ、一人の盗賊がカチュアの股間に顔を寄せる。
「な、なにを……ひいぃ!?」
 と、その盗賊が、股間に顔を埋め、秘所に舌を走らせる。
「はうぅん!?」
 そんな事をされるのを夢にも思わなかったカチュアは、ただ困惑するだけだった。
「や……そんなとこ汚い…」
 カチュアの薄い陰毛に覆われた割れ目。その筋にそって、男はペロンと舐める。
「ひっ……1」
 ガクン、と腰が持ち上がる。反射的に、痺れが走った。

「いやぁ…マルス様……マルス様…」
 無意識に想い人の名が口を出る。
 だがこの地に、バレンシアにマルスはいない。
675外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:30:51 ID:WDx2yADp
「どうだ。少しは気持ちよくなったか?」
「う、ううぅん……ふぅん…」
 股間を舐められ、身をよじって甘い吐息を漏らすカチュア。
頬が紅く染まり、目は潤み、肌は汗ばむ。
 明らかに、感じている状態だった。
「よーしよし」
 そのカチュアの上半身に馬乗りになり、ガッハは上から強く乳房を押す。
「ひゃ、やああぁ」
 形良いおっぱいが潰れ、胸に刺激を与える。
 ガッハはそのまま、胸を両手でこね回した。
「いや…いや……いやいや」
 柔らかな乳房が、無骨な手の中で揉みまわされ、縦横無尽に形を変えていった。
「ひゃああっ!?」
 ガクンとカチュアの腰が上下に揺れ、じっとりと湿り気を帯びる。
 その気配を敏感に感じ取り、割れ目を愛撫していた男が、包皮を剥いて、紅い豆を直接舌で突付いた。
「ひやあああああっ!!!」
 ビクッと全身に痺れが走り、カチュアの腰が高々と持ち上がる。

「やあぁ……もういや…」
 涙とともに、割れ目からは透明な液が漏れ出していた。
 ずず、と音を立てて、男は愛液をすする。
「いやぁ……ダメ…」
「ようし。もういいだろう」
 充分に濡れたのを確かめ、ガッハが股間の男をどかせ、自らのブツを構える。
 パオラの処女を奪った禍々しい肉の凶器。
 今また隆々と天を向いている。
「いや…! いやあぁ!!!」
 首を振って泣き喚くカチュア。覚悟を決めたはずだが、やはりその時が来ると、ただの乙女と変わらない。
「ほうら。お前の姉ちゃんと同じようにしてやるぜ」
 パオラを貫いたときの血が、まだ残ったままの醜悪な肉棒。
 部下の盗賊が二人がかりでカチュアの脚を大きく開かせ、その中心にガッハを腰を進める。
「いや…いやいやいやいや……イヤーっ!!!」
 すっかり蒼ざめた表情で首を振り回すカチュア。
「マルスさまーっ!」
 カチュアが天に吼え、涙が飛び散ると同時、

 ずぶ

 男の欲望が、乙女の純潔を貫く!
「わああああああああああああぁぁぁぁぁぁーっ!」
 ぱっくり開いた割れ目から、鮮血が滲み、男の象徴はさらに突き進む。
「さすが姉妹。よく似てやがる。
 ごつごつとした男を拒む固い肉の壁。その感触は、姉のパオラとよく似たものだった。

「ぎゃああああっ! わあああああああああっ!!!」
 ただただ大声で泣き喚くカチュアは、もう何も感じなかった。
 快楽も、痛みも。
 ただただ犯された、純潔を奪われたというショックだけが、心を占める。
 だが悲しいかな、彼女の膣は、女の本能に従って、男を締めつけた。
「ひいいぃぃぃぃ! ぬいて! もうぬいて!」
 カチュアの泣き叫ぶ声だけが響き渡る。
676外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:31:46 ID:WDx2yADp
「おねがい! もうぬいて! ぬいてください!」
 決して言うまいと思ってた懇願の言葉。
 だがなりふり構わず、カチュアは貫かれたまま、取り乱して泣き叫ぶ。
「ゆるして……もうゆるして…おねがいですぅ…」
 引き裂かれた下半身から伝わる、ずしんと思い熱い痛み。
 それよりも、カチュアは男を受け入れたという事実の方がショックだった。

「ごめんなさい…マルスさま……」
 ふと、意味のない謝罪の言葉が口に出る。
「ふん」
 犯されてる最中に他の男を口にするカチュアに、ガッハは目に見えて不機嫌になる。
 カチュアの涙に溢れた目は、こちらを見ていない。
 どこか遠くにいる男を思っていた。
「こっちに集中しやがれ」
 腹立ちまぎれに、パン、と腰を強く打ち付ける。
「ひいいぃ!?」
 同時に、カチュアの膣がきゅっと締まる。

 ドクン

 そして、なんの前兆もなく、ガッハは果て、精を放った。

 ドクン ドクン

「あ、ああああ…………」
 胎内にじわっと広がる、熱く濃い体液。その衝撃が、カチュアに残酷な事実を伝える。

「やああ、いやあああ、やああああああああああぁぁぁぁぁっ!!!」

 カチュアの膣に、男の精液が注がれていく。
「あ、あ、あああ……いや……」
 カッと開かれた瞳から、光が失われていく…。

「ふー」
 最後の一滴まで膣に注ぎ込み、ガッハは満足しきった清清しい表情で、カチュアを手放す。
 糸の切れた人形のように地面に倒れ込み、カチュアは呆然と横たわる。
 もう放心しきった表情。手足はだらんと投げ出され、口はぽかんと開いたまま。
 視線は宙をさ迷い、光を失った虚ろな瞳に、騎士の誇りはない。
 大事なものは全て奪われた。

「か、カチュア……」
 と、弱々しい声。
 意識を取り戻したパオラが、むくりと顔を上げている。
「そんな…そんなカチュアまで……」
 パオラの虚ろな目から絶望の涙が落ちる。
 エストを奪われ、カチュアまで犯され。
 守りたかった者は、全て奪われた。
「そんな…そんな……」
 呆然と呟くパオラの長髪を掴み、ガッハは不適に笑う。
「お前がいけないんだぜ。気を失うから」
 そして部下に命じる。
「その女を犯せ」
677外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:32:35 ID:WDx2yADp
 言われるまでもなく、放心したカチュアに群がる盗賊。
「だめ……やめて……」
「ここから見てな。あの女が、ぼろぼろになるとこをな」
「カチュア…カチュア……」
 必死にカチュアに向けて、手を伸ばすパオラ。
 だがそうした所で事態は変わらない。
 今まさに、犯されたカチュアはケダモノの群れの餌食になろうとしていた。
「助けて。誰か、誰か助けて…」
「へっ。誰も助けなんか……」
 と、ガッハが呟いた時。

「ファイアー!」
「サンダー!」
「エンジェル!」

 炎が、電撃が、天使の聖なる力が、ついでに矢が、今まさにカチュアを襲わんとしていた、
盗賊を打ち倒していく。

「な、なにぃ!?」
 ガッハは攻撃の来た方向を見て、そして驚愕した。
 赤髪の娘に率いられた武装集団が、いつの間にか攻めてきていた。
 神官セリカに率いられたセリカ軍。
 ソフィア城からミラ神殿に向かう途中だった。
「て、敵だ!」
 裸のまま、武器を手にする盗賊団。
 だがパオラとカチュアを犯すのに体力を使い果たし、ろくな抵抗も出来ないまま、
次々と殺されていく。
「ぎゃあっ!」
 ボスのガッハも、セリカの聖なる剣に斬り裂かれ、絶命した。

「あなたたち……大丈夫ですか?」
 穢され、精液まみれのパオラと放心したままのカチュアに、セリカは心配そうに声をかける。
 以前、ソフィアの港で出会った異国の天馬騎士の姉妹。確か、妹を探しているはずだった。
 同じ女性だけに、痛々しいほどに気持ちは分かる。つもり。
 セリカの後ろでは、好奇心と助平心で覗き込む男性陣を、メイとジェニーが叱り飛ばしていた。
「ボーイ! 子供は見ちゃダメ!」
「セーバーさん! なにジロジロ見てるんですか!」
 男どもを追い払う間に、セリカは二人にマントを羽織らせてやる。

「ありがとうございます」
 まだ意識を失ったままのカチュアを抱え、パオラが礼を述べた。
「あ、あの。とりあえず、体を綺麗に。それと、怪我の手当てを」
 セリカに促され、パオラは自身とカチュアの体を綺麗に荒い、傷を魔法で癒してもらい、服を着る。
 だが穢された体を洗っても、傷を癒しても、心の傷は消えない。
 そうして、身を清めた頃には、カチュアも意識を取り戻していた。
「姉様……」
「カチュア……」
 姉妹は穢された身を抱き合い、そして泣いた。
 それでも、エストを探すことに変わりはない。
 二人はセリカに仲間にしてもらうように提案する。
678外伝パオラ&カチュア陵辱SS:2005/08/15(月) 11:33:30 ID:WDx2yADp
パオラ「良かった、あなたをさがしていたの」
パオラ「私たちここで待ってても仕方ないし、あなたたちと一緒に行きます」
パオラ「あなたの旅も大変なようだし、私たちだって力になれると思うわ」 パオラ「ね、セリカ。一緒に行きましょう」
カチュア「ああ、エストが早く見付かればいいのになぁ・・・」
カチュア「これは内緒だけど、私たち3人揃えば凄い技が使えるの」
カチュア「あれ? 何で知ってるの?」

 Pナイトのパオラとカチュアが味方になった。
 新たな心強い仲間の加入に、喜ぶセリカ。
 だがセリカも、そしてパオラとカチュアも気づいていなかった。
 男たちの姉妹を見つめる目が、盗賊のそれと同じことに。
 男たちは、犯されたパオラとカチュアの姿を、しっかりと目に焼き付けていた。

(おしまい)
679名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 11:34:21 ID:KSAWyxro
キタ━━(゚∀゚)━━!!
GJです
680名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 11:41:56 ID:h/hwO/nm
(;´Д`)ハァハァ さすがGJ!これから一人一発抜きます。
681ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/08/15(月) 13:45:23 ID:b+1p/Ewn
ヴァイダ姐さんの3分クッキング

何だって!?・・・・・・ちっ、仕方ないねえ。いいよ。わかったよ。あたしがお料理を作ればいいんだろ!?
よし、じゃあ、始めるよ!ほら、何ぼさっとしてんだい!!!始めるよってんだから、さっさと用意するんだよっ!!!
今日のメニューは『トロピカルフルーツジュース』だよ!

あん?何だって!?あたしだって肉しか食わないわけじゃないんだよ!そんなにあたしにフルーツが似合わないかい!?
失礼な奴だね!何ならあんたの肉料理にしてやろうかい!!・・・・・・ふん、あたしだって、フルーツぐらい食べるんだよ。

材料

果物・・・・・・たくさん

じゃあ、まずテーブルの上に大きなボールを置きます。・・・・・・だから!あたしが丁寧語使っちゃいけないってのかい!
わかりやすいように説明してんだからいいじゃないか!
まったく・・・・・・時間がないんだから、どんどん行くよ!
次に、上半身裸になって・・・・・・どうだい、あたしのおっぱいは?あたしだって、女なんだよ!
そしたら、この胸をボールの上に来るように移動します。
それじゃあ、始めるかねえ・・・・・・まずはレモンだ。
レモンを左右の胸の間に挟みこんで、左右から胸を一気に寄せて押しつぶします。

グシャアアアア!!!・・・・・・ツー

おっ!いっぱい出たね!じゃあ次は・・・イチゴで行くか。イチゴは小さいから、一気に五個ぐらいいくよ!

グシャアアアア!!!・・・・・・ツー

よしよし。まあ、普通の女なら、ここまでだろうけど、あたしは違うよ。次はリンゴ!

グシャアアアア!!!・・・・・・ツー
682ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/08/15(月) 13:46:26 ID:b+1p/Ewn
ようし!次は・・・・・・メロン!

グシャアアアア!!!・・・・・・ジャーーー

さすがに大きいな・・・・・・たくさん果汁がでたね。でも、これで終わらないのがあたしさ。
次は、このパイナップルだよ!・・・・・・ふん!!!

グシャアアアア!!!・・・・・・ジャーーー

次は・・・・・・すいかだ!

グシャアアアア!!!・・・・・・ジョーーー

そして、マンゴー!!!

グシャアアアア!!!・・・・・・ジョーーー

最後に・・・・・・椰子の実だよ!!!

グシャアアアア!!!・・・・・・ジョーーー

ようし!できたよ!さあ、このボールに溜まった果汁をグラスに移して、あたし特製の『トロピカルフルーツジュース』の
完成だ!

せっかくあたしが作ったんだ。残すんじゃないよ!残したら・・・・・・ぶつよ!

おしまい
683名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 14:18:25 ID:s3w73mUO
クソワロタwww
684名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 14:18:57 ID:w3ktb3KN
すげえ!!すげーよヴァイダ姐さんwwwwww
685名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 14:42:14 ID:4Fd2bWjC
>普通の女なら、ここまでだろうけど、

いや普通に普通じゃねえしwwwwww
686ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/08/15(月) 16:40:37 ID:nLgxmb4J
カアラさんの3分クッキング

ふむ・・・・・・ヴァイダのお料理教室は、すごくためになるな・・・・・・

ヴァイダ:ふん!ようやくあたしのすごさがわかったかい!

うむ・・・・・・それでは、私も、同じようにしてみよう・・・・・・

ヴァイダ:あんたにできるのかい?

だから試してみるのだ。それでは・・・・・・まずはこの、バナナを挟んでみるとするか・・・・・・

ん?バアトル、どうしたのだ?何を前かがみになっている?

バアトル:むむむ・・・・・・いや、その、何だ・・・・・・続けてくれ・・・・・・

おかしな奴だな。ふむ・・・・・・それでは次に、このキュウリを・・・・・・

バアトル:むおおっ!?

バアトル・・・どうしたのだ?さっきから、変だぞ?

バアトル:あ・・・いや・・・・・・その・・・・・・鼻血が・・・・・・

バアトル、大丈夫か?

おしまい
687名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 17:34:03 ID:aqtAFlQ7
イカと栗の花も用意したいとこだなw
688名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 19:36:05 ID:ksi3jLRS
カアラさんはバナナとキュウリで何を作るつもりなんだwww
689名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 22:12:28 ID:+CE2Wm+i
ということは
カアラは蜂蜜ときゅうりでメロン味を作ろうと言うことだな!
690名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 05:29:20 ID:zhPwZUdK
無駄に逞しいヴァイダ姐さんにワロスw
691名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 10:57:09 ID:bmr8KSTK
>681-682
大きく振りかぶっての女監督みたいなヴァイダワロス
692名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 11:27:55 ID:htti6H9n
ああっ!
>691の頭にモモカンの自力金剛輪が!
693名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 13:33:34 ID:3n0bW1FV
そろそろ次スレだね・・・
694名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 13:45:46 ID:PhDcdmob
>>665
お疲れ様です
続編期待してます。
695ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/08/16(火) 23:51:12 ID:NLKBUUCK
17章まとめ

>12 曇り空--エピローグ-- ハール×シグルーン 前スレ>712-727の続き(前スレ707)
>28 プラハ×イナ
>39-46 ケセルダ×セライナ(15章229)
>50-68 外伝エスト盗賊調教SS後篇(外伝 ◆9QlRx9nooI)
>71-72 フォルカさん(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>79-83 >92-97 キルロイの懺悔室(前スレ588=Z-flag ◆4MIOkG8mvM)
>119-129 1日目夜 ロイ×イグレーヌ(119)
>138-139 エイリーク×ゼト(138)
>150-156 >159-161 女体化(?)セネリオ セネリオ受難(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>167-176 砂漠に咲く花 アストール×イグレーヌ (162)
>181-182 女軍師受サンプル (181)
>191-199 女軍師受製品版(181=◆Zj04YgnjOU )
>206-216 封印ディーク×シャニー(外伝 ◆9QlRx9nooI )
>229-235 エリウッド×女軍師セレネ(◆Zj04YgnjOU )
>244-260 封印ディーク×シャニー発動編 >206-216の続き(外伝 ◆9QlRx9nooI )
>265-267 >356-360 プラハ×イナ(265)
>273-279 封印ディーク×シャニー完結編 >244-260の続き(外伝 ◆9QlRx9nooI )注:死姦
>299-308>310>313>316-322 2日目午前 ロイ×セシリア(119)
>331-334>475-477 百合V ワユ&モゥディ&イレース陵辱(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)未完
>340-345 続シノンさん ヨファ×マーシャ(S・L・S ◆xTfHc.nBiE)
>364 封印ディーク×シャニー完結編ハッピーエンド >279続き(外伝 ◆9QlRx9nooI )注:死姦
>381-388 2日目昼休み (119)
>411-419 >429-438 封印ディーク×シャニー真完結編 >273-279異伝(外伝 ◆9QlRx9nooI )
>441 ナンナ陵辱(441)
>450-470 2日目午後 ミレディ輪姦(119)
>504 拠点にて エリンシア小ネタ(504)
>508-518 ボーレ×ミスト(507)
696ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/08/16(火) 23:51:59 ID:NLKBUUCK
>583-597 2日目夕方 キャス×ロイ(119)
>618-619 本当は恐ろしい蒼炎の軌跡 ガトリー×イレース(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)注:エロなし
>626 ルセア×セーラ(626)
>634-644 蒼炎:ツイハーク×イレース(625)
>654-656 2日目ごご (119)
>666-678 外伝パオラ&カチュア陵辱SS(外伝 ◆9QlRx9nooI )
>681-682 ヴァイダ姐さんの3分クッキング (ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>686 カアラさんの3分クッキング (ダミアン ◆.lt5gYzbQ)

今回は、僭越ながら、おいらがまとめてみますた。
でも、この作業、思った以上に大変ですた・・・・・・
いつもやってくださってる方、すごいでつ。

それでは、新スレ立ててきまつ・・・・・・

立てられなかったら、どなたか代行よろ。
697ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/08/17(水) 00:13:36 ID:8ZpjJDWX
立てますた。

ファイアーエムブレム&ティアサガ第18章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124204091/

立てたのはいいけど、途中でPCがフリーズして大変だったでつw
698名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 01:19:58 ID:DAEe+u1Q
>697新スレおつかれさまです。

みんなに質問。
女の股に酒を注いで飲むのはわかめ酒。
では男の股に注いで飲む酒は?
キノコ酒?
教えてエロい人。
699名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 13:29:16 ID:P7ehzgNQ
 
700アイク:2005/08/17(水) 18:37:57 ID:9qp33LwR
ミストの小便は最高だ。
701名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 20:13:25 ID:k8pMkefl
>>698
竿酒
だった気がする
だけど記憶があやふやだからちゃんと後で調べとけ
702名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 00:05:37 ID:CSm8wtal
>701
・∀・)つ〃∩ヘェー
703名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 00:47:06 ID:lcvbVS9r
竿や〜竿酒〜
704名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 15:23:56 ID:E55yts2W
男の股間に酒そそいで楽しいか?
705名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 16:58:13 ID:vDloWZAA
マリクとかルゥならリフなら……
いやなんでもない。
706名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 18:02:52 ID:9hgfI91w
最後のは何だ
707名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 18:07:57 ID:2ZllRtux
モゥディとかごんザレスならブリアンなら……
いや忘れてくれ
708名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 19:22:37 ID:Zgn8i1zJ
モゥディたんならアリかも・・・
とか思っちまったわけで・・・orz
709名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 21:08:46 ID:f5/49NNb
竿酒屋はなぜつぶれないのか
710名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 22:42:00 ID:XZ2zfkwV
やっぱりルセアたんのわかめ酒ですよ。
それかラガルトおじたん。
711名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:00:25 ID:9hgfI91w
俺もその中でならモゥディたんがいいな
712名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:47:54 ID:g2H8kQRy
俺はむしろ、モゥディたんの造り酒
713名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:34:22 ID:3/7GOWQ0
実際に強精家のアザラシのペニスを漬けて作る酒があるんだって。
マムシのペニスのお酒もあるよね。

だから、蛇やアザラシのラグズをオリキャラとして作って
竿や〜竿酒〜
714名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:45:41 ID:Z4jKAGKX
漢方で虎のペニスってのもあるね。
イレースなら傭兵隊全員の竿酒飲み干しそう。
もちろん竿ごと
715名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 18:26:36 ID:HuD/UgKI
モウディたん萌え多いな
716名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 18:58:41 ID:8YaplDNr
ここでイレースに捕食されるモゥディたん希望
女×男が見たい…
717名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 09:03:52 ID:bYj0+JkI
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4163550402.html

小泉武夫の「地球を怪食する」では、
奇酒「男根酒」について記述があるらしい。
718名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:20:16 ID:T0dCj0pt
ゴーストファッキン  出たと思って下を見ると、便器には落ちてない。でも紙にはちゃんと付くファッキン。
クリーンファッキン  出たと思って下を見ると、確かに出ている。でも紙はよごれないファッキン。
ウェットファッキン  50回ふいても、まだ付いている気がするファッキン。万一のことを考えて、パンツにトイレットペーパーをあてがってトイレを出る。
セカンドファッキン  終わってパンツを上げかけたところで、再びもよおすファッキン。試してみると、確かにまだ出る。
ヘビーファッキン   食べ過ぎ飲み過ぎの翌日のファッキン。重くて流れにくい。
ロケットファッキン  すごい速度で出てくるので、パンツをすばやくおろさなくてはならない、そんなファッキン。
パワーファッキン   勢いがあるので、水がピチョンとはねかえってくるファッキン。広範囲をふかなくてはならない。
リキッドファッキン  液状で、一般に痛みと音がすさまじいファッキン。3日たっても痛いことがある。
ショッキングファッキン  においが強烈なため、便後1時間は誰もそのトイレに入れない、そんなファッキン。
アフターハネムーンファッキン  すぐそばに他の人がいても、平気で音とともに出せるようになる、そんなファッキン。
ボイスファッキン  あまりにも固くて切れないので、出すのにかけ声が必要なファッキン。
ブレイクファッキン  量が多すぎるため、休憩をとっていったん水を流さないとあふれてしまうファッキン。
バック・トゥ・ネイチャーファッキン  森の中や田舎のあぜ道、時にはビルの地下などにナチュラルにしてあるファッキン。
インポッシブルファッキン  絶対にトイレに行けない状況のときにもよおすファッキン。すべてをあきらめるか、バック・トゥ・ネイチャーファッキンしかない。
エアーファッキン  出そうな気はするのに、何回やっても屁しか出てこない仮のファッキン。
ノーエアーファッキン  屁だと思って軽く力を入れたら、出てきてしまったファッキン。多くの場合、取り返しのつかないことになる
719名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:25:50 ID:4gnV6OYZ
>>717
面白そうな本だな。
FEとは関係なくても興味がわいたからまた借りて読んでみる。
720名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 11:04:33 ID:w14XROER
へー。竿酒や男根酒と呼称するのか。ありがとうエロい人
721名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 13:47:38 ID:+9axU+ZC
諸外国では「ネッシー」と呼ばれてるらしいぞ!(嘘)
722名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 00:10:21 ID:Nm9e5M8Z
水面からだんだん首をあげていくネッシー(仮)を想像して
なかなかに荘厳な姿ですんなぁ、とか思ってしまった。
723名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 07:58:48 ID:rh6e7/mw
アイラとティルテュでワカメ酒やりたい。
724名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 11:21:53 ID:g7IpjoZa
オヤマ!菊之助の1巻でチャイナ娘に日本の文化を教える何たらで
ワカメ酒というのをやっていたぞ。

本屋で新品買うなら410円
古本屋なら2、300円で買えるはず

http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=07008134
セブンアンドワイな
725名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 11:23:04 ID:g7IpjoZa
んで、ペレのネッシーは水中にもぐったまま二度と浮上しませんでした。
726名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 11:10:17 ID:XZpAxuNy
相談してください、私ならそうします。
727外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/08/29(月) 20:04:19 ID:ku0u80Zh
埋めネタ マルス×大人チキに変身したチェイニー


・紋章二部テーベの塔

長く困難な砂漠行「アンリの道」を超えて、マルスたちはやっとテーベの塔にたどり着いた。
見ればひとりの女性が立っている。
「ようこそ。マルスお兄ちゃん」
「えっ。君は」
いきなり予想もされなかった呼び方をされて、マルスは面食らった。
「やだ。忘れちゃったの。チキだよ」
「君がチキちゃんだって!? しばらく見ない間に大きくなって……」
チキだと名乗る女性をしげしげと見て、マルスはさらに困惑する。
暗黒戦争の後、チキはガトーに連れられていったはずであった。
その時の容姿は、10歳になるかならないかの少女である。
二年しか逢わない間にすっかり大人の女性になったと言われても、違和感が残るだけであった。
それとも、マムクートは、短期間で大人になるのだろうか。
「それだけ、マルスお兄ちゃんが俺を放っておいたからだよ。淋しかったんだから」
「俺!?」

「しまった。バレたかな?」
「 (*´Д`)ハァハァ。俺っ娘チキちゃん 。 (*´Д`)ハァハァ」
「マ、マルス? なにをハァハァして……」
「俺っ娘チキちゃん…… (*´Д`)ハァハァ」
「お、おい。目が本気だぞ」
「チキちゃん…すっかり大人になって……
 淋しかったんなら、慰めてあげるよ 。(*´Д`)ハァハァ」
「うわっ、やめろ! ハァハァしながら、こっち来るな!」
「チキちゃん (*´Д`)ハァハァ。チキちゃん (*´Д`)ハァハァ」
「やめ……やめろおおおおおおおお!!!!?」
「チンポー (*´Д`)ハァハァ 。ちんぽー(*´Д`)ハァハァ」
「ぎゃあああああああああっ!!!」

(翌朝)

チェイニー「空が……青いな…」
マルス「そうだな……」

(終わろう)
728名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 20:10:34 ID:jK0n6C8D
ワロタwGJ
729名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:39:32 ID:l5YhLLbU
 
730名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 14:20:35 ID:8q3BKi3O
>>727思わず吹いてしまいましたよ。チェイニー使ったTSネタもありなのね。
731ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/09/01(木) 13:15:10 ID:y+d6+Wb2
こんなベルウィックサーガは嫌だ!

・リース騎士団のシノン公子

・アーサーの父親がデュー

・クリスが途中でエレノアと改名する

・で、エルバートと結ばれて、赤い髪の男の子が生まれる

・その男の子の名前は「エリウッド」

・エルバートとクリスのHシーン満載(いいかも・・・)

・クリスの父親との修羅場も満載(しかも流血沙汰)
732名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 13:52:44 ID:YafEnAks
嫌だというよりいい気味だよ。そんなの出たら今度こそ裁判で負けるよ。
733名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 18:49:02 ID:XrkNXt7F
ベルウィックサーガ安くなったらかおう
734レテ×?:2005/09/02(金) 03:54:10 ID:TS2POOby
「ふぅ……」
レテは本陣に戻る行軍の列からひとり離れ、森の中に入っていった。

心臓の激しい鼓動を抑えることができない。身体にまとわりつく血の匂いが興奮に拍車をかける。
「この頃、いつもこうだ……」
レテは肩で息をしながら木々の間をどんどん分け入り、ひとりごちた。
戦闘が激化し、戦場を漂う邪悪な「負の気」が強くなってきた今、レテは自分の身体に妙な変化が
現れていることを自覚していた。
戦いが終わり化身が解けても、気持ちがささくれ立ったまま、まだ誰かの血に飢えて敵兵を捜して
しまう。それが邪悪な「気」によるものなのか……レテ本人もわからなかったが、とにかく陣営に
戻るまで、気持ちを落ち着けて「いつものレテ」に戻りたかった。ガリアの戦士として部隊を率い
ていた彼女は、上官は動揺を見せてはならないと常に自分を律していた。

そのためには……レテは森の奥の大木に身体を預けて、革袋のついたベルトを外した。
右手を戦闘服であるショートパンツの中に差し入れると、汗とは違う粘ついた水気で下着が濡れて
いる。
「は……ぁ…」
小さく息が漏れる。陽光さえ届かないような薄暗い森。まわりには誰もいないはずなのに、レテは
恥ずかしそうに下を向く。頬が火照っているのか、朱に染まっていた。

自慰によって気を静める方法をレテに教えたのは、ガリアの女戦士だった。
獣牙族、とりわけ猫族の女性戦士は時々戦いの余韻を強く残しすぎる……我に返るのが遅れて味方
を傷つけることさえあると先輩戦士はいい『そんな時はこれが一番効く』と大らかに笑った。
それを半ば呆れながら聞いていたレテだったが、まさか自分がそれに救われる日がくるとは……。

レテの指は滑らかに二枚の花びらの間に収まった。そこはすでに充血し、愛蜜であふれていた。
その蜜を指で掬い上げ、やはり膨らんだ蕾に塗ると背中がビクンッと跳ね、首から提げた鈴が小さ
く鳴った。
空いた手で胸を強く揉みながら、秘所の指はゆっくりと蕾を擦る。荒い息の間にかすかに喘ぎ声が
漏れるのをレテは自覚していたが、我慢できなかった。膝に力が入らなくなり、ぐったりと木にも
たれながら指を動かしているとき、ふいに鉄の匂いを感じて目を開けた。

「誰だ!」
慌てて身繕いをし身構えると、そこには………
735レテ×ツイハーク:2005/09/02(金) 04:21:07 ID:TS2POOby
そこにはツイハークが立っていた。
「や……やあ…」
恥ずかしそうに、戸惑った顔をレテに向けると下を向いた。
「ふっ、みっともないところを見られたな」
レテはそれだけいうのが精一杯の強がりだった。本当は叫びながら走って帰りたかったが、それも
出来ずに、ただ立っているだけだった。

「いや…なんていうか……その…」
ツイハークは指で頬を引っかきながら言葉を継いだが、怒ったような顔を赤くして下を向いている
レテにかける言葉はおいそれとは見つからなかった。
「俺が昔愛していた人もそういうところがあったから……君と同じ獣牙族だったんだ」
その言葉に弾かれたように顔を上げたレテはツイハークを見つめた。
「驚いたかい。君にしてみたら、ベオクとラグスが恋愛をするなんて考えられないだろうけど……」
ツイハークの目に寂しい光を感じ、レテは思った。たしかにアイクたちに会う前の自分だったら、
そんな行為は『おぞましい』の一言で切り捨てただろう。だが今は……胸に去来する複雑な感情に
飲みこまれそうになって、レテは会話に戻った。
「で、その人とはどうした?」
「……添い遂げられなかった。俺は彼女を守ってやることができなかった。だからトハの港で君を
見たとき、どうしても守りたかったんだ」
ツイハークの目が潤むのが見ていられなくて、レテは彼に近づいた。なぜ自分がこんなことをして
しまうのかわからないまま、彼女は彼に抱きついていた。

「レテ……」
「私はその人のかわりになるか」
答えない男にかまわず、レテは唇を男の顔に近づけた。
「かわりにならなくてもいい。今、この火照りを鎮めてくれ……」
黙って棒立ちのままレテの口づけを受けていたツイハークは、しばらくすると両手でレテの背中を
抱きしめた。
736レテ×ツイハーク:2005/09/02(金) 04:57:06 ID:TS2POOby
レテは木に身体を預け、ツイハークに背を向けていた。
長い尾を高く上げ尻を向けるのは、猫が男を受け容れる時のお決まりのポーズだ。
ツイハークは後ろからレテの豊かな胸をまさぐり、つんと上を向いた突起を指で弄んだ。
「あ……」
喘ぎとともに、木に食いこむ爪がキリリと音を立てた。レテの短い髪に口づけをしながら、なかな
か行為に及ばないツイハークにレテは少し焦れていた。
「焦らしているのか?」
怒気を含んだ声に胸を揉む手が止まる。衣擦れが聞こえたかと思うと、いきなりツイハークは男を
レテの肉壺に打ちたてた。
「はぁっ…っう…ん」
いくら濡れていたといっても、ほとんど前戯なしの挿入にレテの身体は悲鳴を上げた。しかも初め
てのベオクの男だ。その陰茎の形状はあきらかに獣牙族のそれとは違っていて、レテを驚かせた。
挿入したままレテを後ろから抱きしめ、ツイハークは息を震わせていた。
「……思い出すのか?」
レテは小声で聞いた。ツイハークは何もいわなかったが、首筋に落ちた涙が返事のかわりだった。

ツイハークはゆっくりと腰を動かし始めた。それはとても優しく、穏やかだった。
腰を抱いていた手をゆっくりと下ろし、肉壺の前にある蕾に触れると、レテの尾が震えるのがわか
った。指でつまんで擦るように愛撫をするとツイハークの陰茎を包む肉が怪しくうごめき、男を
昂ぶらせていった。
「レテ……レテ…」
律動を早めながら、男が自分の名前を呼ぶのをレテは不思議な感覚で聞いていた。自分は男の恋人
じゃない。それなのに、なぜこんなに嬉しいのか……。名を呼ぶたびに、男がレテの胎内で暴れる
のがわかった。
レテは絶頂を腰を揺らして迎えた。大きく背をのけぞらせて痙攣すると鈴がまたちりちりと音をた
てた。ツイハークはレテが達したのを確認すると、男を引き抜き自分の手で処理をした。
737レテ×ツイハーク:2005/09/02(金) 05:04:27 ID:TS2POOby
二人が陣営に戻ったのは、もう日暮れだった。
「レテ、君たちが好きな、あの草のある場所を知ってるぞ」
レテが顔をあげると、ツイハークは穏やかな目をしてレテの髪を撫でた。
「興奮が収まらないとき、持っていると少しは役に立つかも知れない。明日、取ってきてやるよ」
爽やかに笑う男にレテは改めて好感を抱いた。
「そこに、一緒に行ってもいいか?」
尋ねるレテにもちろんとうなずいて、ツイハークは頬に軽く口づけをした。
738名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 05:06:17 ID:TS2POOby
埋め立てように、軽く書きました。
埋まるかと思ったら埋まらなかったのね。
書きながら貼ったので、失敗したです。

まぁ梅用なので。
739名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 10:30:55 ID:Ofjmqip9
レテたんはオナニーなんかしないよ!
でもGJ!
740名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 11:32:13 ID:PYLSTOzq
埋めようぜ。
741名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 14:19:19 ID:bUyULORx
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埋め
742名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 14:20:13 ID:jIaFX5ab
埋め



後どれぐらいだ?
743名無しさん@ピンキー
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