新スレ乙。
&即死回避!
5 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 19:27:03 ID:oJMjdxIt
7 :
1:2005/04/28(木) 19:44:27 ID:H/L3eq3e
ほしゅ
10 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 00:48:30 ID:g/vFcOvh
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>>1さん乙&保守
Dat落ち防止に支援投下します。
前スレの「妄想緋菜第四話」を書いている途中、同時並行で書いたものです。
勢いで書いたのでちょっとネタが散漫ですが、ご容赦ください。
物はTLSS勇太x菜由(和姦)。
NGワードは「デスマーチ」です。
デスマーチ、デスマーチ、デスマーチ、デスマーチ……
僕は毎日、PC部のデスマーチの真っ只中にいます。
デバッグ作業は思っていたのとは全く違うものです。
最悪の敵はフリーズです。
何時間も何日も、パソコンの前にうずくまり、デバッグに追われて暮らすのは、どんなものか想像もつかないでしょう。
クーラーは効いていますが、モニターを見続けているので、目は石の塊のようです。
何個かのマウスは動かなくなりました。
−森崎勇太、姉に宛てた心の手紙より−
「……森崎、あんた今『映像の世紀』のこと考えてたでしょ」
とげとげしい声にはっと我に帰る。
ふりかえると、自分の座った席のすぐ後ろに、神谷菜由が腕組みしながら立っていた。
「な、なんでそれがっ!?」
本気で驚く勇太に、はあ、と呆れた声を出しながら菜由はこめかみを押さえる。
「……あんたが勝手にブツブツつぶやいてんのよ。しっかりしてよねー……開発大詰めなんだからっ!」
菜由の片腕がさっと挙がった。その手には大きなハリセンが握られている。
びくっと首をすくめる勇太に菜由のハリセンが炸裂した。
ぱあーん
大きな音と共に、周りのコンピュータ部員もはっと目を覚ましたように姿勢を正す。
「ほらほら、みんなも。今日中に提出しないといけないんだからね。気合入れないと、あとでひどいわよ!」
そんな菜由の声に、部員たちは必死でモニターに向かう。
ハリセンより、菜由の脅しの方がよほど恐ろしい。
「やれやれ……森崎はみんなに何か飲み物用意して。あんたじゃデバッグになんないわ」
そう言って、菜由は勇太の代わりにパソコンの前に座った。
席を追われた勇太は、うん、とつぶやいて部屋を出て行く。
約二週間前、菜由から電話があったときは、こんなことになるとは勇太は夢にも思っていなかった。
菜由の用件は、毎年コンピュータ部が参加しているオリジナルソフトコンテストの追い込みの手伝いだった。
菜由曰く、
「例年コンテストは文化祭の後だったのだが、今年から日取りが変更になった」
「そんなわけで今年は夏休み返上でコンテストと文化祭用のソフトを同時開発しなきゃならない」
「でも、文化祭はともかくコンテスト用はどうも間に合いそうにない」
ということらしかった。
そこで菜由が考えだしたのが今回の「追い込み合宿」だ。
合宿といってもどこかに泊り込むのではない。
ただ毎朝学校のPC室が開くと同時に部員が一斉に集まって、帰宅させられるまで作業するというだけである。
ところで、毎朝暗いうちに集合し、夜遅くまでパソコンに向かう作業は恐ろしく消耗するだろう。
だから誰か部員の福利厚生を担当する人間がいる。
「……それが、僕って訳?」
「そうよ、毎日コンビニ弁当やカップラーメンじゃ、体調壊すわ。
あんたなら、家庭科室で10人分の食事を用意するぐらい、朝飯前でしょ」
そう言って、菜由は集合時間を告げると電話を切った。拒否はできないらしい。
菜由と夏休み前から付き合うようになって、少々のことでは驚かなくなった勇太だが、さすがに今回はあきれた。
部活動は勇太の感知しないところである。それに巻き込まれるとは……。
いや、実際のところ買出しや食事とおやつの準備は勇太にとって大した問題ではなかった。
どうせ毎日家で食事を作っているのだ。
だが、締め切りまで一週間を切ったとき、菜由は非情にも、勇太にも開発を手伝うように命じた。
プログラムなんて出来ない、と抗議する勇太に、菜由はきっぱりと言い放った。
「森崎の仕事はデバッグ。とにかくソフトを考えられるありとあらゆる方法で動かすの。
……それで、問題なく動くか確かめてほしいの、簡単でしょ?」
最後の「でしょ?」には、拒否したらただでは済まさない、という響きがあって、勇太は承諾するしかなかった。
しかし、毎回手順を記録しながらひたすらソフトを使い続けるというのは、勇太にとって想像以上の拷問だった。
しかも食事の準備は相変わらず自分ひとりでしなければならない。
真っ先に体調を壊すのは自分ではないか、と勇太は何度も思った。
そして、コンテストの締め切り当日。開発が終わるかどうか、まだ予断は許さなかった。
ところが、事態はあっさり解決した。
勇太が飲み物を用意してパソコン室に帰ってくると、部員たちは晴れ晴れとした顔でぞくぞくとPC室から出てくるではないか。
そして、彼らは口々にお疲れ様、という言葉をかけ、帰っていく。
勇太がPC室に入ると、菜由と、菜由にいつも振り回されている副部長が何やら打ち合わせをしているところだった。
「か、神谷さん。どうしてみんな帰ってるの?」
入るなり、勇太がそう尋ねる。それを聞いて、菜由の特徴的な目が、きゅっとつりあがる。
「どうしてって、開発終わったからよ」
「い、何時の間に?」
「森崎が出て行ったすぐ後にね」
菜由はあっけらかんと言ってのける。勇太は体中から力が抜けるのを感じた。
「な、なんでそれを先に……」
勇太が抗議しかけると、
「あー。あとあと。今大事な話してるんだから」
菜由は勇太の言葉を手でさえぎって、副部長との会話に戻った。
「じゃあ、オリジナルは私がノートに入れて持ってかえるから、あなたがバックアップを持って帰ってね」
「うん」
「で、あなたはその足で郵便局に向かう。着いたら……」
「神谷の携帯に確認のメールを入れる。分かってるよ。心配性だな、相変わらず」
そういうと、副部長はCDケースほどの大きさの封筒を手に取った。どうやらソフトが入っているらしい。
そして、あと頼むな、と勇太に声をかけるとPC室を出て行った。
その背中に向かって、菜由は「落とさないでよ!」と声をかける。
その様子を勇太は黙って見守っていた。
というか、呆れて声も出なかったのだが。
「……ふう」
菜由が小さく息を吐いた。
一瞬、疲れた顔を見せた菜由は、勇太の方を向いたときには、すでにいつもの顔に戻っていた。
「……で? なんだって?」
「……なんで、もうすぐ終わるって言ってくれなかったのさ。わざわざ飲み物まで用意させて……」
「あら、お茶いれるのってそんなに大変?」
菜由が不思議そうに尋ねる。勇太はむっとして声を荒げた。
「手間隙の問題じゃないよ。……もうすぐ終わるならそう言ってほしかっただけだ。それにっ」
「それに?」
「僕だって、ちょっとだけでも参加したんだ。……終わるところにはちゃんと立ち会いたかった」
そう言って勇太は静かに目を伏せた。菜由は何も言わなかった。
こつ。
乾いた靴音がして、勇太の足元に小さな影が落ちた。菜由がそっと勇太の目の前に立っていた。
「……言えるわけないじゃない。みんな最後の最後の力を振り絞ってるのに……。
『もうすぐ終わるかも』なんて言ったら、緊張の糸が切れちゃう」
菜由は静かに言った。
「そんなとき、必ず致命的なミスが発生するのよ。間違って訂正したリスト消しちゃったり、コンセント足に引っ掛けたりね」
その声は、勇太を説得するというより、自分に言い聞かせているように聞こえた。
勇太は目を挙げる。
ぼんやりと菜由を見つめる勇太。そんな勇太に菜由はちょっと悲しげに微笑んだ。
「でも、ごめんなさい。森崎も、チームの仲間だったのにね。
……完成したとき、一緒に居られなかったのは私のミス。やっぱ、ミスは起こっちゃった」
そういって、照れるように菜由はえへへ、と声を出して笑った。
「リーダーって、難しいのよね。みんなのために、あえて憎まれ役も引き受けなきゃいけないし……」
合宿という手段に部員が心から納得しているわけではないことは、勇太も察していた。
「それに、私わりと心配性だから、全部自分で管理できないといらいらするのよ。リーダー失格かもしれないけどさ」
そういって菜由は勇太にそっと背を向けた。
「ごめん」
勇太は菜由の背中にそうつぶやいた。
「あら、なんであなたが謝るの?」
「神谷さんが一番大変なのに、僕、全然分かってなかった」
そう言って勇太は頭を深々と下げる。そのまま、何秒のときが過ぎた。
「……ぷっ」
菜由の噴出す声に、勇太はさっと顔を挙げる。両手で口を押さえ、笑いをこらえる菜由がいた。
「ぷはははっ……!相変わらず、真面目ねぇ。ま、森崎らしいけどね」
「な、なんだよ。その言い方……」
思わず勇太が言い返そうとすると、
「……でも、ありがとう。あなたがいなかったら、私はこんなに頑張れなかったわ」
そういって、菜由は勇太の胸に顔をうずめ、両腕を勇太の背中に回した。
「神谷さん……」
勇太はそういって、菜由をしっかりと抱きとめた。
ひとつになる勇太と菜由の影。菜由の髪が発する、飾り気のないシャンプーの匂いが勇太の鼻をくすぐった。
やがて、菜由の方から、勇太の体を静かに解き放った。
「……ねえ、あなた、よくこの二週間、我慢出来たわね?」
その不可思議な言葉に、勇太ははっとして自分の下半身を見る。
「私のお腹に、あなたのアレ、当たってた」
勇太のペニスが、ぎんぎんに勃起して、ズボンの上にはっきりと浮かび上がっている。勇太は慌ててそれを両手で覆う。
「まあね。私みたいな美少女を、二週間もおあづけなんて、たいていの男には拷問よねぇ?」
微笑む菜由。その言葉には挑発的な響きがあった。
勇太には自分の顔が火照るのがはっきり分かった。しかも、勇太のいきりたった物は納まる気配を見せない。
「……ねえ、森崎。ここで……しない?」
驚いて、菜由を見る。
目に妖しげな光をともし、菜由は勇太の目の前で軽く両足を開いて立った。
菜由の手が、膝上丈のスカートのすそを掴む。そして、そのまま上へと持ち上げていく。
その光景を勇太は息一つせず見ていた。
スカートが巻くりあげられ、菜由の下腹部が露になる。
薄いシルクの、シンプルなショーツ。菜由の陰部を覆う茂みが、うっすらと見える。
「私もね……」
菜由の声にうっとりとした響きが混ざる。
「さっきあなたを抱いたとき、濡れてきちゃったのよ……」
そういうと、菜由は片手でスカートを持ったまま、ショーツを太ももの途中までずりおろした。
つやつやとした光沢を持った菜由の陰毛が姿を現した。
よく見ると、太ももの内側を、細い愛液の筋が走っている。
菜由が体を動かすたびに、その筋の放つかすかな輝きが勇太の目に映った。
勇太は何も言えない。ただ、目の前の光景に釘付けにされている。
もちろん、菜由と交わるのは初めてではない。既に何度となく体を重ねている。
しかし、今目の前で自分を誘う菜由には、いつもと違う言いようのない色香が感じられた。
……狂おしいほど、勇太を求める、雌の匂い。
「……ぼんやりしてないで。こっちにきて」
そんな風に、菜由はわざと強い調子で勇太に命じる。
言われるがままに、ふらふらと菜由に近づき、その前にひざまずく勇太。
「私のアソコ、舐めたいんでしょ? 舐めさせてあげる」
菜由の台詞は、勇太の願望を鋭くとらえていた。
勇太は黙ってうなづくと、菜由の陰部にそっと口を近づけた。
ちゅっ……
おずおずと、勇太は舌で菜由の割れ目からあふれる愛液を下から上へと舐め取っていく。
まるで餌を与えられた動物のように。
だが、舐めれば舐めるほど、ますます菜由の肉壷からは汁があふれ出る。
それを必死で舐め取る勇太。
やがて、鼻からあごにかけて、勇太の顔はべっとりと菜由の愛液で塗れていった。
それでも勇太は愛撫を止めない。むしろ必死で、あふれる菜由の液を全て舐め尽そうとする。
「うふっ……んン……いいわよ、そのままクリトリスも舐めて」
ことさら強い調子で菜由は勇太に告げる。
言われるがままに、勇太は舌を菜由の小さな肉豆へと伸ばし、ちろちろと舌先で擦った。
「ん……もっと……もっと全体を舐めて……私の好きなところ、知ってるんでしょ……?」
そう言われて、勇太はますます必死に菜由の陰部を刺激する。
赤く充血した菜由のクリトリスを、口ではさみ、唇をこすりつけた。
やがて、菜由の口から熱くくぐもった吐息が漏れ始める。
「き、気持いい……?」
勇太は愛撫しながら、そう尋ねる。
「ええ……とっても上手よ……あなたはどう?」
「ぼ、僕は……」
そう言って勇太は黙ってしまう。
勇太のペニスは、菜由を愛撫することでますます興奮し、ズボンを突き破らんばかりの勢いだった。
「も、もう限界かも……」
「……ふふ……森崎のあれ、出そうなの?」
菜由の言葉に黙ってうなづく勇太。
一刻も早く、菜由の膣内にその肉を突き入れたい。今や、勇太の頭にはそれしかなかった。
だが、そんな勇太の心を見透かすかのように、菜由は冷酷に言い放った。
「じゃあ、ここでマスターベーションして見せて」
「……えっ……」
思いがけない言葉に、勇太は菜由を見上げる。
「私、あなたが射精するところがみたいわ……。見せてくれたら、させてあげる」
そう言って菜由は、勇太と同じように跪くと、その股間に手を伸ばした。
とっさにそれを止めようとする勇太。
しかし、無常にも菜由は勇太のズボンのジッパーを引きおろすと、中に強引に手を突っ込んだ。
菜由のちいさな手が、勇太のズボンの中をもぞもぞとまさぐる。
そしてトランクスごしに勇太のペニスをじらすように擦る。
「か、神谷さんっ!」
「あは……本当にカチカチなんだ……」
笑いながら勇太のペニスを掴むと、外へと引きずり出す。
赤黒く、怒張した勇太の肉茎が、ジッパーの間から勢いよく飛び出した。
菜由は取り出した勇太のペニスを握ったまま、手を荒々しく上下に動かした。
「ほら、こうするんでしょ?」
初めて経験する菜由のマッサージに、思わず体を振るわせる勇太。
しかし、数度擦っただけで、菜由はぴたりとその手を止める。
「……自分でするのよ。間違わないで」
そう言って立ち上がる菜由。
そして再び勇太の目の前で軽く足を開くと、今度は自分の指でヴァギナの割れ目を開いて見せた。
「……中も舐めて」
勇太はもう何も考えられなかった。ペニスを片手で掴むと激しく擦り始めた。
そして同時に、目の前にさらけ出された菜由のピンク色の膣に、夢中で舌をねじ込んでいた。
「ふぅ……んっ。そ、そうよ……やれば出来るじゃない……ちゃんと、イクまでして……」
その言葉に何度もうなづく勇太。一度動き始めた手は、もう止まるところを知らなかった。
そして、同時に暖かく柔らかな菜由の中の味をむさぼった。
「神谷さんっ、神谷さんっ……」
「ふンぅ……はぁっ……あぁ……」
勇太が小さな声で菜由の名前を呼ぶ。それにあわせるかのように、菜由は淫らな声を漏らす。
やがて、耐え切れなくなった勇太が菜由にか細い声で言う。
「神谷さん……もう、出そう……」
もはや、我慢の限界だった。
一気にその精が吐き出されようとした、そのとき。
どんっ
菜由が力いっぱい、勇太を押し倒した。不意を突かれて仰向けに倒れる勇太。
「いたッ……神谷さん……な、何を……」
だが、その言葉をさえぎるように、菜由が勇太の唇にむしゃぶりついた。
「……前言撤回よ。私もう我慢できないの……」
それだけ言うと、菜由は勇太の腰にまたがり、自らをゆっくりと下ろしていく。
念入りに愛撫された菜由の膣口が、勇太のペニスを迎え入れるようにあてがわれた。
「入れるわね……」
菜由が淫靡な笑みを浮かべながら、ゆっくりと狙いを定める。
次の瞬間、菜由は自らの腰を勢いよく勇太へと沈めた。
「うぁぁぁっ」
「はあぁんっ」
二人の叫びが重なる。一瞬で、勇太のそれは菜由の中に完全に咥え込まれていた。
「か、神谷さん……」
「森崎のおちんちん、いつもよりずっと大きい……」
そうつぶやくと、菜由はためらいがちに腰を上下させはじめた。
小さな菜由の膣内は、勇太の爆発寸前の陰茎をぎゅうぎゅうと圧迫する。
「ふぅっ……はぁっ……ああ……ああっ……に、二週間ぶりの……森崎……」
まるで食いちぎるような激しさで勇太のペニスが締めつけられ、無数の襞がねっとりと絡みつく。
だが、菜由は自らがすっかり勇太をくわえ込んだのを確かめると、ためらうことなく激しい上下運動を始めた。
「か、神谷さん……そんな、そんなに激しくしたら……」
「まだ……出さないで……ちゃんと私をイかせて……」
うわごとのようにつぶやきながら、跳ねるように体全体で勇太をむさぼる菜由。
小さいが形のいい菜由の乳房が、服の下でまるでゴム鞠のように跳ねた。
勇太は必死で射精をこらえ、菜由の動きにあわせて腰を動かす。
そして微妙に角度を変えながら、自らの肉棒で菜由のもっとも乱れるポイントを突いた。
「ふわぁっ、やっ、森崎ぃ……そこぉ……!」
不意に自らの弱点をいじられ、悶える。
菜由は熱に浮かされたように体をゆすり、自らの内部を、勇太のペニスでかき回した。
結びついた秘所から、肉が打ち合わされる音が響く。
「森崎……キスしよ……ね……」
激しく交わりながら、菜由は勇太に覆いかぶさる。
二人の舌が互いを求め合い、蛇のように絡まりあう。
だが、その間も菜由の腰は止まらない。狂ったように勇太の体へと腰をたたきつける。
ヌチュッ! ヌチュッ! ヌチュッ!
打ちつけあう二人の体。唇をかみ締め、快感を全身で味わう菜由。
一方の勇太は、既に限界を迎えようとしていた。
「か、神谷さん……もう、我慢できないよ……」
「私も……私も……もうすぐなの……」
「だ、ダメだよ……抜いてくれないと、な、中で……」
出してしまう、そう言おうとした勇太の言葉を遮って、菜由が言葉を発した。
「抜いちゃだめよ。そのまま中に出して……」
そして、絶頂に向かってますます腰使いを早めていく。
勇太は、菜由に中だししてしまう事を恐れ、思わず逃げそうになる。
しかし菜由は両足で勇太の腰を捕らえ、膣は勇太のものを咥えて放さなかった。
最後の瞬間、勇太の体がびくっと振るえ、次に大きな快感の波が背中を走って駆け抜けていった。
「で、出るっ」
「あァっ……!」
まるで勇太のすべてを逃すまいとするように、菜由の膣がぎゅっと縮こまった。
そこへ、熱い勇太の精液が一気に放たれる。
勇太の分身たちは、菜由の奥へ奥へとほとばしり、受けきれなかったものが、二人の交接した間からあふれ出た。
「はっ……はぁっ……ああ……」
射精の脈動にあわせて、菜由が甘い息を吐き出す。
「うふ……中に、出てる……」
それだけつぶやくと、菜由は力尽きたように勇太の上へと倒れこんだ。
菜由と勇太はしばらく抱きしめあいながら、久しぶりの性交の余韻を味わっていた。
下半身はまだしっかりと結びついたままだ。
「神谷さん……」
「森崎……」
二人はしばらく見つめ合う。互いに目を放すことが出来ない。
「そろそろ、帰ろう……か?」
「う、うん……」
菜由がゆっくりと勇太の上から脇へと体をどける。
ぬらり。
菜由の秘所から、精液と愛液にまみれた勇太のペニスが抜き取られた。
先ほどまでの大胆さが嘘のように、菜由は恥ずかしそうに素早くショーツをはきなおす。
それを見ながら勇太も立ち上がり、汚れた床の始末を始める。
「忘れ物、ない?」
「……大丈夫。ノートPCだけ忘れなきゃいいから」
もう一度部屋を点検し、電気を落とすと、二人そろってPC室を出た。
並んで歩く学校の廊下。
夕暮れが迫り、オレンジ色の太陽が二人を照らしていた。
「おう、神谷、帰りか。副部長から聞いたぞ、終わったんだってな」
曲がり角を曲がったところで、コンピュータ部の顧問である男性教師が姿を現した。
一応、合宿の引率ということで、この二週間学校に通って、ずっと職員室で自分の仕事をしていたのだ。
「はい、先生。おかげさまで何とか」
菜由がそう言ってぺこり、と頭を下げる。
「最初は俺も驚いたがな。この二週間、よく部員を引っ張ったな。ご苦労」
そう言って教師は菜由の肩を軽く叩いた。
「森崎も、すまんな。こいつのわがままに付き合ってもらって」
そんなことはありません、楽しかったです、という勇太の言葉を聞いて、教師は嬉しそうに何度もうなづいた。
「そう言ってくれると俺も気が楽になる。じゃあな、気をつけて帰れよ」
それだけ言って、教師はさっさと歩いていった。
取り残される勇太と菜由。
二人はしばらく教師の背中を見送っていたが、不意に菜由がふふふ、と小さく笑った。
「どうしたの?」
「さっきね、先生と話してたとき……」
そう言って菜由は自分の内股を指で軽くなでる。そして、その指を勇太の方に差し出す。
「……たれてきちゃった」
それは、菜由の膣からあふれた、勇太の精液と菜由の愛液が混ざり合ったものだった。
「え、ええっ!?」
「ふふ、何でもない顔するの、大変だったんだから」
そう言って菜由は指ですくった勇太と自分が交じり合った液を口に含んで見せた。
それを見て、勇太が大事なことを思い出す。
「そ、そういえば、今日は中だし……」
普段ならきっちりと避妊具をつけている。
それは勇太としては当然の菜由に対する配慮だった。
だが、今日は。
「あら、そういえばそうね」
あっけらかんとしている菜由に、勇太は恐る恐る尋ねる。
「も、もちろん安全日なんだよね?そうじゃなきゃ……」
ところが、菜由はそれに大してやれやれ、といったように肩をすくめた。
「私、毎日体温測るのめんどくさくてさー。安全日とか、よく分かんないのよね」
さーっ。勇太には血の気がひいていく音が聞こえた。
「ど、どうしよう……も、もし……その、出来ちゃったら……」
呆然と立ち尽くす勇太に、菜由がいたずらっぽく笑う。
「そのときは、責任とってね。……『パパ』」
「え、ええ? ……えええーっ!?」
絶望的な勇太の叫び。
「あら、あなたは女の子を孕ませて、逃げるような男なの?」
「え……だ、だって今日は神谷さんが……」
「男が言い訳しないのっ……それとも、私じゃイヤ?」
首をかしげて、勇太の顔を覗き込む菜由。少し寂しそうな顔。
勇太はそんな菜由を見て、ううん、と首を横に振る。
「そのときは、責任取るよ」
力強く、菜由の手を握り、そう告げた。
ぽっ、と顔を染める菜由。
「……ありがとう」
それから、手をつないだまま二人は並んで歩き始めた。
「ねえ、今日あなたの家に泊まっていい?」
「え? な、なんで?」
突然のことに思わず聞き返す勇太。
「バス乗って帰んの、面倒なのよねー。親にはうまく言っとくからさ。いいでしょ」
う、うん。ためらいがちにうなづく。菜由は白い八重歯を見せてにっこりと微笑む。
「それに、まだヤリたりないし」
「ええっ!」
「当然、生だからね。どうせ一回も二回も同じでしょ」
勇太、絶句。思わず菜由の手を放して、棒立ちになる。
先を行く菜由が、振り返りながら言った。
「今日は、寝かせないわよ?」
勇太のデスマーチはまだ終わりそうになかった。
−終わり……?−
ねェさん、神谷さん、やっこのパチキという暴君の三乗が・・・この悲劇を招来したのでつ。
ムクムクでつ。
「魔界王妃Na・Yu」
「やっとイキましたね! おめでとう! このゲームをヤリ抜いたのは、君が初めてです!」
「ゲーム?」
「私が改竄した、壮大なストーリーのゲームです!」
「どういうことだ?」
「私は平和な恋愛ゲームにあきあきしていました。そこで18禁イベントを追加したのです」
「何、考えてんだ!」
「セックスは純愛ムードを乱し、面白くしてくれました。だが、それも束の間のこと。コンドームにも次第に慣れてきました」
「そこで、生……か?」
「そう! その通り! 私は、コンドームを上回る快感が欲しかったのです!」
「何もかも、あんたが書き替えたプログラムだったわけだ」
「なかなか理解が早い……。多くのモノたちが、ヒロインになれずに消えていきました。脇役化すべき運命を背負ったちっぽけな存在が必死に君を下校に誘う姿は、私さえも感動させるものがありました!
私はこの感動を与えてくれた君にお礼がしたい! どんな赤ちゃんでも産んであげましょう!」
「子作りのためにここまでヤッたんじゃねえ! よくも緋菜ちゃんを、誠太郎の性のおもちゃにしてくれたな!」
「それがどうかしましたか? すべては、私が書き替えたプログラムなのです」
「ルリ姉は、非処女じゃなかった!(たぶん)」
「神谷様にケンカを売るとは……、どこまでも楽しい弟だ! どうしても緋菜とヤるつもりですね。これも幼なじみのサガか……。
よろしい。では杉骨が気付く前に、神谷様のチカラ、とくと目に焼き付けておけ!」
奇跡って、あるんだなーって思う。
彼と再会できて、止まっていたわたしの思い出が再び動きだして……
あれから二年が経った夏、わたしたちは――
【神谷菜由 幼なじみ編】
Fin
「デスマーチ」の作者様と偶然(本当です!)ネタがかぶってしまいますた。
なにとぞご容赦を・・・m(_ _)m
>>27 なゆ は ばらばらになった!
>>24 あなたは佐/藤/幸/徳中将でつか?
もういっこ書いとくか
うぉ新スレ早々から良いものを読ませて頂いた。
TLSSのキャラはやはりエロいな
>29
魚の浮き袋も現地調達でつ
向井弥子が一人で下校していると、目の前に見知らぬ若い男が現われ、弥子に話し掛けてきた。
シルクハットにタキシード。サーカス場ならともかく、閑静な住宅街の中では
切り取って貼り付けたように違和感のあるルックスだ。
「突然ですが、私は神様です。あなたの願いをひとつだけ叶えてあげましょう」
今時ドッキリ番組?
無視して通り過ぎようかとも思ったが、家に帰ってもゴハンを食べてオナニーして寝るくらいしかやることが無い。
からかい半分に相手してやることにした。
「本当に……神様なの?」
「はい」
「じゃあ、わたしが昔飼ってた犬を生き返らせてよ。神様ならできるわよね?」
「いいでしょう。……アェウクス!」
男が右腕を振りかざすと、突然天から光の球がアスファルトに降り立った。
その眩しさに弥子は思わず目を瞑る。
が、弥子が再び目を開けた時、光の球は黒っぽい雑種犬の姿になっていた。
「――クロベエ!!」
予想外の展開に、弥子は両手で口を押さえた。
信じられない。まさか、本当に神様だったの?
目の前でこちらを向いて尻尾を振っている犬は、紛れもなく二年前に寿命で死んだはずのクロベエだった。
しかし、弥子がクロベエのもとに駆け寄ろうとしたその時、
「えっ……?!」
天から無数の光の球が次々と雨のように弥子の周りに降り立った。
次の瞬間には、光の球はすべてクロベエの姿になっていた。
「どういうこと……?」
弥子は男の方にに向き直った。
男は口の端に笑みを浮かべ、シルクハットのつばを指で持ち上げながら“ゲーム”の説明に入る。
「この101匹の中に、本物のクロベエは1匹しかいません。残りは私が作ったダミーです。本物を無事当てることができたら、あなたにそれを渡しましょう」
「ばかばかっ! どうしてそういう意地悪なことするのっ?」
「それがどうかしましたか? ただで願い事が叶うほど、世の中は甘くないのです。それに、あなたのクロベエに対する愛が本物なら、これくらいは造作もないことだと思いますが」
「うっ……」
男の有無も言わさぬ口調の前には、弥子の“自分ルール”も通用しそうになかった。
仕方ない。何とか本物のクロベエを当てなくちゃ。
「クロベエ」
弥子が101匹の犬たちに呼び掛けると、彼らは示し合わせたようにピッタリ同時に
「わん」
とフルコーラスで返事した。
まだまだ。あきらめてたまるもんですか。
「おすわり!」
「ちんちん!」
「3回まわってワン!」
「死んだふり!」
「マトリックスの真似!」
辺りは徐々に夕闇に包まれ、弥子たちの影も長く伸び始める。
だめだ。どうしても見分けがつかない。
肩で息を整える弥子とは対照的な涼しい口調で、男は語りかけた。
「日が完全に沈んだらタイムリミットです」
ええっ!? と声を出す気力もなく、弥子は涙目でそれに応えた。
これを逃したら、もう二度とクロベエに会えない。
目の前で尻尾を降り続ける犬たちをながめながら、弥子は自問自答する。
どうしよう、どうしよう、どうしよう――
その時、弥子の中で何かが切れた。
彼女は肩に掛けていた学生鞄を開けると、その中から歯磨き粉のチューブのような物を取り出した。
次の瞬間、男は目を丸くする。
弥子は制服のスカートの中に両手を突っ込むと、まるでオシッコする時のように一気にパンツをずり下ろした。
脱ぎたての汗ばんだパンツを脇に置き、その場にへたりこむと、先ほどのチューブの中身を指で股間に目一杯塗りたくる。
チューブの正体は、クリーム状のバターだった。
作業を終えると、広げた大股を犬たちに見せ付けながら弥子が命令を下す。
「さぁ……1匹ずつ舐めに来なさい。本物のクロベエの舌の感触なら、今でもはっきり覚えてるわ」
犬たちは最初戸惑い、互いの顔を見合っていた。だが、
「時間が無いの! 早く!!」
という弥子の鋭い声と表情に気圧され、誰からともなく彼女に近づいていった。
日が沈もうとしている。
周りの家から夕食の匂いが漂い、街灯も灯り始めた。
「うーん、次!」
通算100匹目の犬が弥子の膣口から口を離し、仲間たちの方へ戻っていった。
弥子の股間はバターと唾液と愛液でぐちょぐちょに濡れ、地面のアスファルトにまで黒い染みが広がっている。
足りなくなるたびに補給するうち、バターのチューブ(5本目)はほとんど空になっている。
犬たちの表情にも、さすがに疲労の色が浮かんでいる。
男が見かねたように話し掛けた。
「もう、あきらめますか?」
図星だった。弥子は本物のクロベエをまだ見つけられずにいるのだ。
「まだまだぁ……、次ッ!」
口元の唾液を袖で拭うと、泣きそうになる気持ちを追い払うように、弥子は声を張り上げた。
最後の1匹が弥子の股間に舌を伸ばした。
(――ッ?!!)
その瞬間、弥子の背中に電流が走った。
(こ、この感触はッ……)
その犬は、これまでのどんな犬とも違っていた。
強すぎず弱すぎず、犬は弥子の感じるポイントを的確に攻め立てる。
その熟達したテクニックに、他の犬たちも思わず注目する。
弥子は両手を自分の胸に当てると、それをゆっくりと動かし、自分でもオナニーをし始めた。
膣口からとめどなく溢れる愛液が、犬の鼻先を濡らしていく。ぴちゃ、ぴちゃと響く湿った音。
自分の使命も忘れ、弥子は嬌声を上げ続けた。狂おしくて、でもどこか懐かしい快感。
「んあっ! イ、イキそ……」
絶頂が近いことを悟ったのか、犬は舌を動かすペースを一気に上げる。
弥子の息遣いと両手の動きも激しくなっていく。
犬はとどめとばかりに、充血した陰核を舌で思い切り舐め回した。
快感が飽和状態になり、弥子の理性の堰を決壊させる。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
日は沈んだ。
「どの犬を選ぶか決まりましたか?」
弥子がパンツを穿き直して立ち上がると、何事もなかったように落ち着き払った口調で男は尋ねた。
「ええ」
弥子の声は自信に満ちていた。
先ほどのアレでかなり消耗しているはずだが、不思議と疲れは感じない。
弥子に対抗するように、男は不敵な笑みを浮かべる。
「では、答えていただきましょう。この101匹の犬の中から、クロベエだと思う犬を選んでください」
弥子は犬軍団をざっと見回すと、一番最後に自分をイカせた犬の前まで歩き、
「この子よ」
と、何のためらいもなく指差した。
「ファイナルアンサー?」
「ファイナルアンサー」
弥子が睨み付けると、男はシルクハットを目深に被り直した。その動作が何を意味するのか弥子には分からない。
一陣の風が吹いた。
弥子のスカートがはためき、彼女は反射的に両手で押さえる。
男は運命の審判を下したのは、風が収まった直後だった。
「残・念!!」
み〇もんた風の口調。
「本物のクロベエは、こっちの――」
と、別の犬を指差そうとした瞬間、男のシルクハットが宙に舞った。
「ぶべらッ!!?」
左頬に突き刺さるグーパンチ。
男は駒のように回転しながらアスファルトにうつぶせに倒れた。抜けた歯が何本かこぼれ落ちた。
弥子の足取りが男に近づく。
「う、うう……」
男は体を起こして四つんばいになり、犬のように頭を振った。
落ちたシルクハットに手を伸ばしかけた瞬間、男の前に弥子が仁王立ちした。指をポキポキと鳴らしている。
「か、か、神にケンカを売るとは……」
弥子の耳に念仏。
彼女は男の胸ぐらを掴んで持ち上げ、女子高生とは思えぬ低い声でこう言った。
「わたしの正解よね?」
男の左頬には青あざができ、鼻血まで垂らしている。
その表情は怯え切っていて、もはやさっきまでの威厳は微塵も無かった。
「は、はひ。あなたの正解れす」
歯が抜けたせいで、口調までしどろもどろになっている。
「あの子はわたしが持ち帰っていいんだよね?」
「ど、どうぞどうぞ」
弥子は偽クロベエを抱いて鼻歌混じりで帰っていった。
すっかり闇に包まれたその場所には、男と1匹の犬だけが残っていた。
「ったく……、最近の女子高生は何であんなに乱暴なんでしょうね?」
街灯の備え付けられた電柱にもたれかかりながら、男は呟いた。殴られた傷はとうに治っている。
『チェーンソーでぶった切られなかっただけマシじゃろう』
男に話し掛けたのは、彼の足元にいる黒い犬だった。
「嫌なコト思い出させないでください……。元に戻るの大変だったんだから」
『ほっほっ』
「でも、分からないな。どうしてあんなゲームを私に提案したんです? 普通に彼女の元に帰ることもできたのに」
クロベエは少しうつむき、地面に落とすように言葉を発した。
『迷っていた。そりゃ、わしにだって弥子ともう一度暮らしたいという思いはある。だが、本当にそれでいいのか。それであの子は成長できるのか、という葛藤があった』
「なるほど。生きとし生けるものはいつか死ぬからね」
『だから、わしは運命を天に委ねることにした。天が決めたことならそれに従おう。そう決めたのじゃ』
「天って……、私は神ですよ」
『おほっ、そうじゃったな。まあ今回は、あの子の元気な姿が見られただけでも満足じゃよ』
「元気すぎるのもどうかとおもいますがね」
『ほっほっ』
数分後――
そして、誰もいなくなった。
〈See you again〉
題名は「101匹クロちゃん」です。
お、お目汚し失礼しますた〜
>>40 乙。
漏れのヤッコたんは「バ○ー犬」なんか使わないやい!と思ったが、
も っ と 鬼 畜 な 妄 想 を し て い た
漏れには言うしかくねえっすよorz
保守代わりにカキコ。
もうすぐ俺の愛しいやっこタンの誕生日なので、やっこネタで5/8に投下しますです。
妄想緋菜のパラレルです。
すでに書きあがったので、今校正してるところです。
予告ウザイかもしれんけど、一応。
>44乙。
貴方の文体が好きなんで期待して待っとるよ。
46 :
前スレ570:2005/05/05(木) 23:11:29 ID:GmG5A+eB
>>44 また貴方のSSが読めるのを楽しみにしています。
かつて引用許可いただきましたエロ同人制作順調。
サマデの季節にはお披露目できるよう、励みにしてがんがりまつ。
向井弥子誕生日記念投下。
前スレで投下させてもらった「妄想緋菜」のパラレルです。
なので、最低第四話だけでも読んでいただかないと話は意味不明です(すいません)。
内容は勇太x弥子初エッチ(和姦)
NGワードは「がいでん」です。
パラレルをリクしてくださった前スレ743氏ありがとうございました。
最後に「やっこ、誕生日おめでとう!」
私は、向井弥子。久夏高校一年生。
私には好きな人がいる。
それは、幼馴染の森崎勇太。
ずっと昔に勇太とした約束、「私が女らしくなったら、私を勇太の彼女にしてもらう」
私はそれだけを頼りにずっと勇太を想ってきた。
でも、私はある日知った。
二年生の楠瀬緋菜さんが、勇太に告白したということを。
そして勇太はそれを受け入れたということを。
私が何もしないうちに、私の初恋は終わった。
勇太と楠瀬さんが付き合っていると知ってから数日間、私は本当に無気力に陥っていた。
ただ惰性で学校と家を往復する毎日。
勇太なんて、見たくもなかった。
でも何日かたつと、私は少なくとも表向き、いつもどおり生活できるようになった。
友達の水村洵や相原早希と馬鹿な話をして、水泳部に行って……。
そして気づいた。少なくとも泳いでいる間は普段の嫌な事を忘れられるって。
だから、以前にもまして私はプールで過ごす時間が増えていった。
そんな風に勇太と疎遠になり、水泳に打ち込むうちに夏休みになっていた。
ある日。
私がクラブの友達と帰り道商店街を歩いていたときだった。
人ごみから私の方に向けられる視線に気がついて、私は周りを見渡した。
「勇太だ……」
友達にも聞こえないよう、小さく呟く。
私の体が射すくめられたように固まる。
「どうしたの、弥子?」
「ね、あの男の人、ずっと弥子を見てるよ」
「う、うん。私の知り合いだから」
何とか私はぎこちない笑みを浮かべる事ができた。
どうすればいいんだろう。
会いたくない。話したくない。
そう思っていたはずなのに、勇太を見たとたん、側に駆け寄りたい衝動が抑えようもなく湧き上がる。
「ご、ごめん。私、彼に用があるの。先に帰って」
私は友達の返事も待たずに勇太に駆け寄る。
用事なんて無い。でも、あって声が聞きたい。
たとえそれが「幼馴染」に向けられた言葉としても。
「ひさしぶりっ」
「あ、ああ」
思ったよりすんなり、私は勇太に微笑みかける事が出来た。
勇太はちょっと戸惑っているみたいだけど。
一緒に買い物しようと言って、私たちは二人並んで歩き出す。
……こんな風に勇太と歩きたかった。幼馴染としてではなく、恋人として。
なのに、私の気持と裏腹に、私の口は勇太へと陽気な言葉を紡ぐ。
世間話、学校の話、遊びの話、そして……楠瀬緋菜さんのことも。
『いま、ちょっとうまく行ってないんだ』
『……ちょっとね。僕が昔のことで色々落ち込んでてさ。彼女に迷惑かけてるって感じ』
そう勇太が打ち明けたとき、私の脳裏に突然閃くものがあった。
「昔のこと?」
わざと分からないような振りをする。
「そう、僕の母さんが死んだ頃のこと」
勇太の言葉に私の直感は確信に変わる。
だから、私は決めた。
楠瀬緋菜さんと、直接話をしようって。
次の日。
誰もいない、学校の屋上。
私と楠瀬緋菜さんは、向かい合うように立っている。
私が、楠瀬さんの机に手紙を置いて、ここにくるようにお願いした。
『森崎勇太のことで話がしたい』とだけ書いて。
「あなたが、私を呼び出した人?」
楠瀬さんの顔には私に対する警戒の色がありありと浮かんでいる。
私も緊張しているから、たぶん同じような顔をしていたと思う。
「ええ、私、一年生の向井弥子と言います。勇太の……『友達』の」
私はわざと幼馴染という言葉を使わなかった。
この事については、出来るだけ無色でいたかったから。
ほんのわずかの間、沈黙が流れた。
「それで……話って?」
先に切り出したのは楠瀬さんだった。
私はごくりと唾を飲み、覚悟を決める。
「……楠瀬さんも、勇太の秘密に気がついたんでしょう?」
「えっ……」
楠瀬さんの顔に動揺の色が浮かぶ。だから私は自分の勘が間違っていないことを知った。
「私、勇太から聞いたんです。
『今楠瀬さんとうまくいってない、お母さんが亡くなったころの事で悩んで、迷惑をかけている』って」
私は睨みつけるように楠瀬さんを見ている。だが、楠瀬さんは黙ったままだ。
私は話し続ける。
「私には一つだけ心当たりがあるんです、勇太の悩みに」
楠瀬さんがはっと目を見開く。
「なんであなたが知っているの?」
私は楠瀬さんから目をそらさずに、淡々と話し続けた。
「小学5年生のとき、勇太が私に言ったんです。
『僕のお母さんは死んじゃったんだ。この前、やっとお母さんにさよなら言えた』って。
そのときは、勇太とっても幸せそうだった。
でも、しばらくすると勇太の様子が段々おかしくなって……。
学校でお姉さんと会うたび、まるで怯えるように顔をそらすんです。そして、るりちゃんも……」
楠瀬さんが、胸の前でぎゅっと手を握り締める。
私は、楠瀬さんに聞きたい事がある。だから、彼女に真実を伝えなきゃならない。
「るりちゃんと勇太は、ずっと前から姉弟の関係じゃないんです」
「……そうね」
「私は、それでも勇太が好きです」
楠瀬さんがそっと微笑む。
初めて胸の内を打ち明けられる人を見つけたときの顔。
「あなたは勇太を嫌いになったんですか」
いいえ、と楠瀬さんは答える。
「森崎くんは、何かを恐れている。私を……私を抱こうとするたび、それを思い出してる」
それは、女の子にとって一番辛い事実。
愛し合っているのに、相手は自分を心の底で拒絶しているなんて。
「私も、森崎くんの事が好き。でも、彼は本当は私が好きじゃない。
女の子を、いいえ、きっとお姉さん以外の女の子全てを怖がってる……。
そこまで分かっているのに、私は勇気がなかったの。
森崎くんの心の中に飛び込む勇気が」
楠瀬さんが目を伏せる。自分を責めるように。
「それに、もし私の事を本当に知ったら、森崎くんはもっと苦しむわ」
悲しさを押し殺すような楠瀬さんの微笑み。
「……やっぱり、楠瀬さんは『じっかのひなちゃん』なんですね」
「あなた、私を知ってるの?」
「一度、勇太が小さいとき、写真を見せてくれました。お母さんの実家の近所にいる友達だって」
私はそこまで言うと、屋上から降りる階段の方へと歩き出した。
楠瀬さんとすれ違う。
「あなた、まだ森崎くんのことが好きなのね?」
私は立ち止まり、楠瀬さんの方を見る。
視線が交差する。
「お願い……森崎くんを助けてあげて」
楠瀬さんは笑っていた。
でも、その目に涙が浮かんでいるのを私は見逃さなかった。
私はその足で勇太の家に向かう。
玄関に出てきたのは、勇太だった。
るりちゃんは予備校、お父さんは相変わらず仕事で忙しいらしい。
「弥子? めずらしいな」
「ちょっと、近くまで寄ったから」
何気ない様子で私は言う。
でも、私の鼓動が高まっていることを気づかれそうで、私は怖かった。
そのまま勇太の部屋に通される。
「で? 用事って何?」
どうしよう。
言うことなんて、何も考えてきてない。
ただ、私が勇太をどう思っているか、それをはっきりさせたいだけ。
それで、勇太を救うことが出来るんだろうか。
それは私のわがままなんじゃないか。
頭の中をそんな思いがぐるぐると回り続ける。
勇太が不思議そうに私の顔を覗き込んできた。
その優しそうな瞳を見て、私の中の、私の心をせき止めていた何かが弾けとんだ。
私は力任せに勇太を押し倒し、その唇に自分の唇を重ねた。
「弥子っ!?」
床に倒れ、重なりあったまま、私は勇太を抱きしめる。
「や、弥子、何を……」
口の端から漏れる言葉を遮るように、私は勇太にキスをする。
何をしているのか、何をしようとしているのか。
そんなことはもうどうでもよかった。
ただ、勇太とキスしていたい。ただ、勇太を感じていたい。それだけだった。
「私……」
息のかかりそうな距離で見つめあいながら、私は告白する。
「……私は、勇太が好き。ずっと小さいときから」
「弥子、何を言って…・・・?」
胸が熱くなるのが分かった。当惑する勇太の顔が、こんなにも愛しいなんて。
「私はるりちゃんの代わりも、楠瀬さんの代わりも出来ないかもしれない。
それでも。
それでも、私は勇太と幼馴染以上になりたいの……」
勇太の顔が赤い。それは部屋に差し込む夕日のためだけじゃないはず。
「……一度だけで、いいから」
そう呟くと、私はもう一度勇太にキスをした。
私は、驚きで言葉を失っている勇太に馬乗りになっている。
膝をついて体を起こすと、私はゆっくりと制服のスカートを捲り上げた。
白と青のストライプの入った、小さなショーツが露になる。
こんなことなら、もっと大人っぽい下着を着けておけばよかった、なんて。
一瞬思ったけど、それは本当に一瞬だった。
次の瞬間、私は腰を落とし、自分の恥丘をショーツ越しに勇太の腰に擦りつけていた。
勇太のふにゃりとした肉棒の感触が、布越しに私の陰部に伝わった。
何でこんな事をしているのか、私にも分からない。ただ、そうしたいからそうしているだけ。
高まる鼓動に後押しされるように、私は無言で陰部を勇太に擦りつけ続けた。
「や、やめろ、弥子……」
勇太は手で私の肩をつかもうとしたけど、それを私の手が先に遮る。
勇太の両腕を押さえつけ、さらに強く腰を押し付ける。
勇太のアソコが、むくむくと固くなっていくのが、ズボンとショーツを挟んでもはっきり分かった。
「勇太、女の子を怖がらないで」
いつもなら絶対に言えないことも、今の私には言える。
「るりちゃんとの関係、私ずっと前から知ってるの」
「……弥子、何言ってるんだ!?」
勇太の顔に怯えが走る。
でも、ここで私は止まるわけにはいかないんだ。
「小学校のときにね、私、見ちゃったんだ。
忘れ物をとりに勇太の家に引き返したら、勇太とるりちゃんが裸で抱き合ってるの。
私、最初は怖くて、汚らわしくて、二人を嫌いになりそうだった。
……でも、しばらくして気づいたの。それが、るりちゃんの愛情なんだって。
……勇太を助けることなんだって」
勇太は顔を真っ赤にしながら首を振る。
「違う……それは違う、僕たちは、るり姉と僕は間違ってるだけだ!」
私は勇太を真正面から見据えて、言った。
「間違ってない! 大好きな人のためなら何でも出来るの! だってそれが女の子だから……」
さっきまで勇太の両腕にこもっていた抵抗しようとする力がなくなっていくのが分かった。
「だから、私も勇太のために何でもしてあげられる」
そう言い切ると、私の胸のつかえが降りていくのが分かった。
私は勇太にそっと笑いかけ、再び体を動かし始めた。
動きながら片手を放すと、静かに勇太と私の陰部の間に手を差し込む。
燃えるように熱い。
私のショーツは、すでにわずかに濡れていた。
そこでゆっくり腰を浮かし、私は勇太のズボンの前にそっと手を添えた。
乱雑にボタンとジッパーを外し、ズボンをずらす。
私の手の中に、大きくなった勇太のペニスがある。
おずおずと触れる。
そして、わずかに上下に動かし、刺激していく。
「弥子……」
「勇太も、えっちな気分になって……」
私は微笑み、さらに激しく勇太の肉棒を手で擦った。
思い切ってトランクスの前から中に手を突っ込む。
熱い肉をじかに触れる。
それをぐいっと引っ張ると、勇太が顔をしかめた。
痛いのだろうか? でも私は気にせず、そのまま下着の外に勇太の陰茎を導く。
多分、私の両脚の間に勇太の陰茎がそそり立っているんだろう。
ところが、ここまでしておいて、私はそれを直接見る勇気がなかった。
それより、勇太の顔を見ているほうが何倍も私の体を火照らせるから。
私は自分からショーツを脱ぐ。
「勇太……好きだから。好きだからするの」
言い訳のようにもう一度言って、私はむき出しになった陰部をそっと勇太のそれの上に持っていった。
片手で何度か自分の割れ目を撫でる。
マスターベーションは何回かしたことがあったけど、怖くて何かを入れた事はない。
本当に、入るんだろうか。そんな不安が沸き起こる。
私は、自分が十分濡れていることを確かめると、そっと勇太の先を割れ目にあてがった。
つん、と陰唇と亀頭が触れ合う。
熱い。
思わず体がびくっと震える。
でも怖がっちゃ、駄目だ。だって、そしたら勇太が怖がってしまう。
勇太の顔を見つめながら、入り口を確かめるように、勇太の先で自分の陰唇をなぞる。
位置を確かめると、覚悟を決め、私は一気に腰を落とした。
その瞬間、信じられないぐらいの激痛が走った。
「い、いたぁっっ!!」
思わず叫ぶ。
勇太が驚いたように私を見てる。そしてその風景が突然曇る。涙だった。
私、泣いてるのだろうか。
自然と腰が逃げそうになるが、痛みに体が動かない。
私を貫く、圧倒的な何か。
「だ、だめ……」
泣きながら私は逃げようとする。だが力が入らない。
もがくたび、身が裂かれるような痛みが襲う。
どうしよう、どうすればいいんだろう。
私は恐怖に襲われながら、ただ歯を食いしばって痛みに耐えていた。
その時だった。
「やっこ……やっこ……」
勇太の呼ぶ声が聞こえた。懐かしい私のあだ名で。
私は息も絶え絶えに、勇太を見る。勇太が私の肩にそっと触れている。
「落ち着いて。まず、後ろに手をついて、そのままじっとして」
勇太の声は優しくて、パニックになっている私の心に響いた。
言われるがままに、私は背をそらせるような格好になって手をついた。
勇太はそれに合せて上半身を起こし、私と向かい合わせになる。
勇太の両腕が、そっと私の腰の辺りを抱いた。
下半身はつながったまま、私たちはじっと抱き合っている。
「ゆうた……」
抱きしめられた瞬間、急に痛みが和らぐのが分かった。
何でだろう、勇太の匂いをかいだだけで、気持が安らぐ。
「やっこ、無理しなくっていい。そのままゆっくり膝で立ち上がれ。そうすれば大丈夫」
勇太は両手を私のわきの下にいれ、体を上に持ち上げようとしてくれた。
でも、私の気持は決まっている。
いま、この一瞬をもっと感じていたい。勇太と一つになった今を。
「いや……もうちょっとだけこうしていて……お願い」
私はそう言って、勇太の体にしがみついた。
暖かい。
いつの間にか男性の体になった、幼馴染の胸に顔を埋める。
勇太はわかった、と耳元でささやき、私の背中をそっと抱いてくれた。
勇太の手が、私の髪を撫でている。
私は幸せだった。
勇太が、私の中にいて、私たちは一つ。
勇太の体温が私を包んでいる。
そして、勇太の匂いがする。勇太の鼓動が聞こえる。
さっきとは違う涙がこぼれた。
「勇太……大丈夫になってきたよ……」
「……本当か? 痛かったら無理しないほうがいいぞ?」
私は首を振る。本当に、少しずつ痛みが消えていくのが分かった。
もう一度だけ勇太をぎゅっと抱きしめると、私はそっと腰を上下に動かし始めた。
「……つっ……!」
かすかな痛みが走る。
でも、さっきよりはだいぶまし。
私はゆっくりゆっくり、腰の動きを早めていく。
私の中を、勇太のペニスがぬるぬると擦る。私の中一杯に、勇太を感じる幸せ。
「弥子……」
勇太の口からため息交じりに私を呼ぶ声が聞こえた。
「気持ち、いい?」
勇太がうなづく。
私は嬉しくなって、さらに腰の動きを大胆にしていった。
ときどき電撃のように痛みが走る。
でも、それも嬉しい。
ぬちょぬちょと私たちの交わった陰部から、湿った音が響く。私って、こんなに濡れやすかったんだ。
自分の体に驚きながらも、さらに私は腰を激しく振る。
勇太の息が次第に荒くなる。そして、それは私も同じだ。
「弥子の中、あったかい……」
「勇太ぁ……勇太の、私の中で一杯だよぉ……」
いつの間にか、私の口からも声とも息ともつかないものが漏れる。
私は夢中で目の前の勇太とキスをした。
勇太もそれに応えてくれる。
わずかに開いた口の間から二人の舌が伸び、絡み合った。
いつの間にか、勇太も腰を動かして、下から私を突き上げていた。
「やっ、弥子……」
勇太の声で、私は全てを悟った。
「いいよ。そのまま……」
私たちは快感を求めて、互いに腰を叩きつけるように動かしていった。
「あっ! はぁっ! あぁっ……!」
「いくよ、いく……っ!!」
「ゆ、勇太ぁっっ!」
勇太が小さくうめいた瞬間、私の中に熱い精がほとばしった。
びゅく、びゅく、と勇太の子どもたちがあふれてる。それは私の中を満たし、奥へ奥へと上っていく。
私は勇太の思いを受け止めながら、勇太をもう一度力いっぱい抱いた。
射精がすっかり終わるまで、私も勇太も身動きひとつしなかった。
やがて、勇太は息を整えて、そっと私の顔を覗き込む。
「弥子……」
「勇太……」
見つめあい、交わす言葉。
それだけで、私は勇太の全てを分かったような気分になる。
「ごめん」と、勇太。
私はかぶりを振って答える。
「謝らなくていいの。私が、勝手にしたことなんだから。
でも、憶えておいて。勇太を助けたいのはるりちゃんだけでも、楠瀬さんだけでもない。
私も、勇太を助けてあげたい。
……だって、大好きだから。これからも、ずっとずっと、大好きだから」
勇太はうん、と頷いて私のおでこにそっと口づけをしてくれた。
「弥子、ありがとう」
そうやって、私たちはずっと抱き合っていた。
〜エピローグ、そしてプロローグ〜
あの日から、私たちの関係は変わったと思う?
残念でした。
私たちは今でも幼馴染のまま。
あれから一ヶ月がたったけど、私たちの間には何も変化はない。
変わった事と言えば、残念なことに、勇太と楠瀬さんはあのあと正式に別れた事。
でも、ふたりはちゃんと友達同士だよ。
恋人でいて傷つけ合うより、友達として支え合うほうがお互いのためって考えたからなんだって。
今私はるりちゃんと楠瀬さんと相談して、勇太と四人でお母さんの実家の村に行く計画を立てている。
勇太には悲しい思い出を乗り越えて欲しいし、「ひなちゃん」の事も思い出して欲しいから。
いつになるかは分からないけど、それほど遠い先のことじゃないと思うな。
ああ、そうそう。
この前勇太からデートに誘われた。
今度の日曜日一緒に水族館に行こう、って。
私はその時、勇太との約束の事を言おうと思っている。
なぜか分かんないけど、そうすれば全てがうまくいくような気がしている。
そう、きっとうまくいく。
勇太。あなたの気持ち、日曜日に聞かせてね。
―Another End―
59 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 01:52:43 ID:OWpSJEmu
おつかれさまでーす。
四話読んでないのにやっこ編読んでしまいましたw
だってオイラ、ひなたん好きじゃな(以下略
神谷さんの話も書いてくれれば嬉しいです(黙れ
ママン実家で4P!4P!
>>54 やっこのマスターベーションってどんなんだろう?
知りてぇ‥‥ハァハァ
>61
だからバターけnうwせdrぁftgyふじpy
俺的やっこのマスターベーション。
風呂上りの弥子は、パジャマ代わりにしているちびTとハーフパンツに身を包み、自室に入る。
ふと枕元に目をやる。そこには写真立てに入った二枚の写真がある。勇太の写真だ。
小さい頃、るりと勇太と三人で取ってもらった写真。
そして、学校でこっそり隠し撮りした、今の勇太の写真。
弥子は静かにベッドに腰を下ろすと、そっと新しい方の写真を手に取る。
「勇太……」
会えば憎まれ口を叩いてしまう弥子も、一人なら自分の気持ちに素直になれる。
一方の手が、静かにパンツの間に伸びる。
綺麗に手入れした茂み(水泳部だから当たり前だ!)を自ら掻き分け、秘唇を指でなぞる。
ぴりっ、と刺激的な快感が走る。
弥子はベッドに横たわり、写真を胸に抱いたまま、夢中で自分を慰める。
いつの間にか、もう一方の手はシャツ越しに乳房を弄んでいた。
まだ熟れていない瑞々しい胸を、やさしく揉みほぐす。
「ふうん……」
まだ家人は起きている。それが分かっているから、必死で声をかみ殺す。
秘所を触っていた指で、クリトリスを転がすように撫でる。
弥子はまだ一度も自らの中に何かを挿入した事はない。
自らの処女の証を傷つけたくないから。それは、いつか勇太にもらってもらうものだから。
「勇太……勇太ぁ……」
勇太の愛撫を受けるところを想像し、弥子は快楽に身を任せる。
「あっ……い、いっちゃうぅ……」
生まれたての子犬のように体を丸め、やがて弥子は静かにオーガズムを迎える。
「勇太、おやすみ……」
もう一度勇太の写真を見る。フレームの中の勇太にそっと口づけをし、弥子は部屋の電気を消した。
隣の部屋では、姉のオナニーに聞き耳を立てた弥子の弟が、これまた自家発電に勤しんでいたのだが、それはまた別の話。
やっこエロすぎ(;´Д`)ハァハァ…
キタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!
パラレルをリクしたら、こんなに素晴らしい物を投下して下さるとは!
やっこが幸せになると今度は緋菜が悲しいことに・・・
しかし2人も幼馴染がいる勇太は幸せ者ですね。
今度は瞳美先輩に恋の悩みを相談するうちに ってな感じのをキボン
弟クンのハレームハレーム。
感想がたくさん……本当にありがとうございます。
マジではげみになります。
ちなみに現在書きあがっている(書いてる)SSはこのようなラインナップ。
<既に書きあがり、校正もほぼ完了>
「るり姉のパジャマパーティ(ハーレムもの)」
「弥子と勇太の文化祭(後夜祭編)」
「勇太の一日(前後編、オールキャラでハーレムもの)」
<現在執筆中>
菜由もの一本。
**********
このような布陣ですので、保守代わりにぼちぼち落としていきます。
GWはほとんど上三本を書くのに使いましたw
あと、これまでリクをいただいたものも考えてますので。
あとアイデアとしては、「テンパイとお風呂に入ろう」「弥子と早希と洵の保険授業」
「勇太の一日(鬼畜編)」「コスプレエッチもの」etc
……漏れはちょっとヘンタイかもしれませんね。一発抜いてきます。
そろそろウザくなってきた。誘い受け(゚听)イラネ
舞い上がってるのはよく分かるが黙って投下だけしてろよ
作品以外の部分であんたの評価下がるぞ
>>67 >「弥子と勇太の文化祭(後夜祭編)」
これをキボンヌ
まぁ、なんでもいいから
>「るり姉のパジャマパーティ(ハーレムもの)」
これを、早く。
>>68 言いたいことは分かるが、だからってものには言い方があるだろうと思う。
ぱじゃま!ぱじゃま!
ハレーム!ハレーム!
SS書きは、他人の声を聞くのは程々にし、
己のマグマを注ぎ込むが正解。
書き手がマグマを燃やせば、必ず読み手に伝わる。
それがマグマ。おっぱいだいすき。
>>68 スマソ。確かにはしゃいでた。
忠告ありがとう。これからは淡々と投下する。
出る杭は打たれてまたスレ沈静化。
歴史は繰り返す、ってやつね。
というわけで投下させてもらいます。
ハーレムもの「るり姉のパジャマパーティ」。
勇太x緋菜、弥子、菜由、瞳美、るり(和姦というか逆レイプ)。
里未と唯子がいないのは「るりが彼女達を誘う理由が思いつかなかった」からです、ファンの方すみません。
NGワードは「ぱじゃま」
全13レスです。
るり姉が突然主催したパジャマパーティ。
招かれたのは、るりの親友、有森瞳美。
るりを理想の人と仰ぐ神谷菜由。
るりと勇太の幼馴染、向井弥子。
そして勇太に告白したまま放置されている楠瀬緋菜。
普段は黒の制服に身を包んだ女の子たちが、色とりどりのパジャマを着て森崎家に集まった。
夜更かしして。お菓子を食べて。ちょっぴりお酒なんか飲んじゃったりして。
たわいもない話で楽しく過ごす。
そんな、女の子の女の子による女の子のためのパーティ、のはずだったのだが……。
パジャマパーティの会場、森崎家一階の広めの和室に、一人の少年と五人の少女がいた。
「な、なにするんだよ、るり姉!」
勇太は仰向けに寝かされ、床の間の柱に両腕を縛りつけられている。
二階にいたところ、るりに大声で呼ばれ、部屋に入ったとたん少女たちに押さえつけられた結果だ。
勇太は自由になっている足をばたばたと動かす。
だが、頭の後ろにクロスさせるように手を縛られているので、思うように動けない。
「ふふ〜ん……勇太、ごめんねぇ」
顔を赤くしたるりが舌をぺろっと出して笑った。
「実はさっきまで、みんなとトランプしてたのよ。
でさあ、最初は、お菓子とかかけてたんだけど。
お姉ちゃん連敗しちゃってさあ……かけるものが無くなっちゃってぇ」
勇太が顔を動かすと、部屋の真ん中にトランプが散らばっているのが分かった。
その周りには布団が5枚。おそらく寝転がりながら大富豪でもしていたのだろう。
「で、瞳美がね、『これ以上言うこと無いんなら、弟さんをかけたら』って言ったから、
私、あんたをかけてもう一回勝負したのよ」
はっきり言って、るりの言うことは支離滅裂だ。
だがトランプと一緒にいくつか床に転がる酒瓶を見て、全てを察した。
ワイン、梅酒、缶入りのサワー。
はっきり言って、高校生が内緒で飲む量を遥かに超えている。
周りを見れば、るり以外の女の子たちも明らかに酔っている。
「……で、るり姉、負けたんだね?」
勇太がこわごわ尋ねると、るり姉は酔ったまま何度もうなづいた。
「そうなの〜。だからあ、勇太は今から、お姉ちゃんのものじゃなくて、皆のものなの……」
そう言って、何がおかしいのか、るりはくすくすと笑う。
るりの説明を待ちわびたように、瞳美が勇太のすぐそばににじり寄った。
瞳美はシンプルな紫のシルクのパジャマに身を包んでいる。
「そう。るりちゃんは『大貧民』。だから今日はおあずけなのよ。そして私が『大富豪』だから一番なの」
瞳美は仰向けに寝かされた勇太の側に正座すると、勇太の顔を覗き込んだ。
頬はアルコールのためか赤く染まり、目が潤んでいる。
口元に浮かぶ笑みが、今の勇太には逆に恐ろしい。
「な、何が……一番なんですか」
恐ろしい予想が勇太の頭をよぎったが、勇気を振り絞って聞いた。
瞳美は子供をあやすように勇太の前髪を掻き分け、その額にそっと手をあてた。
「そうやっていっつも年上をからかって……。
下校のとき、エッチな会話して私を困らせるくせに。そんな悪い子にはおしおきしちゃうゾ」
瞳美の顔が勇太の顔に近づく。
瞳美はそっと目を閉じ、唇を勇太の方に突き出してくる。
「うわっ、有森さん、だ、駄目です」
おびえる勇太の声。
「ふふ、ごめんね。森崎くんのファースト・キス、もらっちゃうね」
ええーっ、という不満の声が周囲から上がる。
しかし、瞳美はそれを無視して勇太の唇にそっと自分の唇を重ねた。
勇太が初めて感じる女の人の柔らかい唇。そして、鼻腔をくすぐる瞳美のいい匂い。
思わず勇太も目を閉じ、瞳美の唇を味わってしまった。
だが、次の瞬間。
瞳美はむしゃぶるように勇太の唇を吸い、驚く勇太の口の中に舌をねじ込んできた。
まるで自分の舌で勇太の口を犯すかのように、瞳美の舌が勇太の口内を暴れ回る。
いったん離れたかと思えば、また夢中で勇太の口をしゃぶり、唾液でその口の周りをけがす。
唇を丹念に舐め、また自分のそれを重ねる。
初めて経験する情熱的なくちづけに、勇太は反抗する気持も失い、瞳美とのキスに溺れた。
やがて、ため息のような声とともに、瞳美の顔が勇太の顔から離れた。
二人の口の間を、細い唾液が糸を引いている。
「ふふ……森崎くん、もう大きくなってるんじゃない?」
顔を離した瞳美は、そう呟きながら勇太の下半身にそっと手を延ばす。
ズボン越しに、瞳美は勇太のペニスを両手で包むように握った。
「あっ……」
思わず苦悶の声を上げる勇太。
だが、瞳美は微笑みを浮かべたままズボンの上から勇太のペニスをゆっくりとしごいた。
「あは……もう大きくなってきた……」
瞳美は中腰になって勇太の下半身にまたがると、片手でペニスをいじりつつ、もう片方の手でズボンのボタンを外していく。
「や、止めてください。有森さんっ……」
勇太ははっとして周りを見渡す。
いつのまにか、他の少女たちも勇太の周りに集まり、今瞳美がしようとしていることを息を呑んで見つめている。
「だ、駄目です、こんなこと……!」
勇太の声にも関わらず、瞳美は笑いながら言った。
「じゃあ、ズボン、降ろしてあげてね」
その言葉に、瞳美の左右に控えていたるりと菜由が、勇太のズボンをさっとつかんだ。
緋菜と弥子は、顔を真っ赤にしながら、勇太の張り詰めた股間を凝視している。
「それでは、御開帳でーす」
るり姉の声を合図に、一気にズボンとトランクスが引きずり降ろされた。
「キャッ」
「うわあ」
「すっごーい……」
少女たちの歓声が上がる。
勇太の男性自身は、嫌がる言葉とは裏腹に、まるでそそり立つ大樹のように天を指していた。
瞳美は、それを見て満足そうにうなづくと、自らもパジャマを脱ぎだした。
上着の前をはだけ、さらにズボンを脱ぐと、ショーツ越しに自らの陰部をいじくる。
パジャマと同じ、紫色のレースで出来たショーツは、瞳美が触れる前からすでに染みが出来ていた。
だが、瞳美はショーツの中に手をつっこむと、激しく自らの性器をかき回した。
そして、もう一方の手で自らの胸を揉みほぐす。
「うんっ……んっ、森崎くん、ちょっと待ってね……いま、準備するから……」
そう言って、瞳美はさらに激しくオナニーにふける。
そんな様子を、勇太は呆然と見ていた。
「ちょっと有森先輩。私たち待ってるんですから、早くしてください」
隣にいた菜由が不満げな声をあげる。
それを見て瞳美はふふ、と小さく笑った。
「……ごめんなさいね……じゃあ、そろそろ森崎くんの『初めて』もらっちゃおうかな……」
そう言うと、ショーツをさっと剥ぎ取る。
愛液にまみれた瞳美の陰部が露になった。
それは瞳美の豊かな黒髪と同じく、つやつやとした光沢を放っていた。
「森崎くん……いくわよ」
瞳美はそう言うと、勇太の腰へ自らの腰をゆっくりと落としていった。
ずぶずぶっっ
濡れた瞳美の秘所が、ゆっくりと勇太のペニスを飲み込んでいく。
「あっ……はぁぁん……!」
瞳美は挿入の瞬間、甲高い嬌声を上げた。
勇太のペニスを柔らかい襞がやさしく包む。
瞳美の膣内の、温かくぬるぬるとした感触に、思わず勇太も声が出そうになる。
「は、入ってるわ……」
瞳美が嬉しそうに言う。側にいたるりが、わざと大きな声で言う。
「どう、瞳美。初めて本物のおチンチンを入れた感触は?」
「素敵……るりちゃんのバイブなんて、比べ物にならない……」
それを聞いて、他の三人の少女がきゃあ、とはしゃぎ声をあげた。
「有森先輩って、そういうアイテム使ってるんですか?」と興味津々の菜由。
「そ、そんなの、怖くないんですか……?」と聞くのは緋菜だ。
瞳美は自分から腰を上下させながら、首を振る。
「だって、るりちゃんが強引に使ってくるんだもの……」
「えーっ! それってまさか……」
弥子がるりの方を見る。るりは照れ笑いを浮かべている。
「そう、瞳美のバージン、私がもらっちゃった……」
「二人で勉強してたら、るりちゃんが求めてきて、そういうことに……」
えー、信じられない、るりちゃん両刀だったなんて、と口々に驚きの声を上げる三人。
そう言われて、瞳美は恥ずかしそうに身悶える。
「でもね、森崎くん……男の人を受け入れたのは、あなたが初めてなの。これは信じてね……?」
勇太にまたがりながら、瞳美は勇太の方を恥ずかしそうに見た。
勇太はすでに気持ちよさで口も聞けない状態だったが、瞳美の言葉に何度もうなづいた。
「嬉しい……。もっと、気持ちよくするわね……」
そう言うと、瞳美はさらに激しく上下運動を始めた。
ぬちょぬちょと、陰部が淫らな音を部屋一杯に響かせ、形のいいバストが腰使いに合せて揺れる。
「あ、有森さんっ……もう、我慢が……」
「んっ……はっ……ええ、いいわ……一杯、出して……」
瞳美はさらに激しく動く。二人の声が次第に高まっていく。
「で、出ますっ!」
「あっ……ふぁぁぁぁぁっ……!!」
二人の絶叫が重なり、勇太は思い切りその精を瞳美の中にぶちまけた。
瞳美の体がびくびくと痙攣し、やがて力尽き、崩れ落ちた。
力尽きた瞳美はゆっくりと自分の膣から勇太の物を抜き、勇太の頬に軽くキスをすると場所を譲った。
「さーて、次は私ね……」
菜由が舌なめずりをしながら、勇太の方へと近づく。
そこへ、弥子がさっと割って入った。
「わ、私の方が先にあがりましたよ!」
「あら、でも一回チョンボしたじゃない。それなら、先輩に譲るのが礼儀じゃないかしら?」
「そ、そんなの関係ないもん!」
にらみ合う二人。
そこへ、るりがまあまあ、と仲裁に入る。
「ここは一つ、二人同時ってことで、ね?」
るりの言葉に、二人ともしばらく小声で文句を言っていたが、二人ともるりには弱い。
やがてしぶしぶではあるが、菜由と弥子はうなづいた。
「……それじゃあ、と。まずは森崎のアソコ、綺麗にしたげないとね……」
菜由はそういうと、勇太の股間へと顔を持っていった。
目の前には精液と瞳美の愛液にまみれた勇太のペニスがある。
それはまだほとんど力を失っていなかった。
「それじゃ、いただきまーす」
そう言うと、菜由は思い切り口を開け、勇太のペニスをほおばった。
「神谷さん、そ、そんなこと……」
だが、勇太の声など聞こえないかのように、菜由は無心にペニスをしゃぶる。
まず全体を口に含んで、ペニスにまみれた液を舐め取り、それたら丹念にカリ首を舐め上げていく。
同時に亀頭を口に入れ、舌で念入りに勇太の肉棒を愛撫し続けた。
「ほーら、やっこもしたげなさいよ」
放心したように菜由のフェラを見ていた弥子が、るりの言葉にはっと我に帰った。
「わ、私だって負けないんだから!」
そう言って、弥子も勇太の陰部に口を近づける。
そして、勇太の二つの玉を、舌先でちろちろとくすぐり始めた。
「や、やっこ……」
幼馴染のその行為に、思わず勇太が弥子の方を見る。
「か、神谷先輩になんか、負けないんだから……勇太のこと、気持ちよくしたげるんだから」
勇太を見つめ、そう言うと、弥子はさらに勇太の睾丸をやさしく口に含む。
「ゆ、勇太……。腰、ちょっと上げて」
弥子の恥ずかしそうなお願いに、勇太は黙って少しだけ腰を持ち上げる。
弥子はありがと、と小さな声で呟くと、勇太の正面から玉の裏の方へと舌を滑らせた。
菜由と弥子。二人の少女の無心のフェラチオに、勇太の肉棒はたちまち息を吹き返していく。
「あはっ。森崎、元気になってきたじゃん……」
菜由が嬉しそうに言う。
何時の間にか、二人の少女は勇太に奉仕しながら、自らの股間に手を延ばし、性器をいじり始めていた。
菜由はパジャマの上から陰部を指でこすり、弥子はパジャマの中に手を突っ込んで、かき回している。
勇太のペニスをむさぼるように味わいながら、自らを慰める二人。
その異様な光景に、勇太は目を奪われた。
「ふ、二人とも、そろそろ……」
勇太の言葉に、菜由と弥子の目が輝く。
菜由はとどめとばかりに、勇太の亀頭を咥え、思い切り吸い上げた。
同時に弥子も、勇太のペニスにその舌を這わせ、ぺろぺろと舐める。
「だ、駄目だっ……やっこ、神谷さん、出るっ……!」
叫びとともに、勇太は再び、激しく射精した。
だがそれでも菜由は口をペニスから離そうとしない。
脈打ちながら放たれる白い精を、菜由は全てその口で受け止めていった。
「神谷先輩、ずるい! ひ、ひとりで飲んじゃうなんて……」
弥子が抗議の声を上げた。
それを聞いて菜由がちょっと笑う。
「それじゃ、おすそわけ……」
そう言うと、菜由は口を開けてそっと舌を突き出した。
菜由の舌の上に、勇太の精液のしずくが乗っている。
弥子は無言で舌を延ばして、菜由の舌の上に残った精液を舐め取った。
二人の少女が舌を絡ませ、勇太の精液を味わっている。
やがて二人は無言で唇を重ねあい、抱き合い、お互いの下腹部へと手を延ばしていく。
布団の上に倒れこむ、菜由と弥子。
もどかしげに二人はパジャマを脱ぎ捨て、裸で抱き合い、互いを愛撫し始めた。
勇太など忘れたかのように愛撫しあう菜由と弥子を見て、るりはやれやれ、と頭をかいている。
「それじゃあ、最後は『貧民』の緋菜ちゃんだけど……」
いつの間にか、緋菜の姿は勇太の側から消えていた。
そう言ってるりが部屋の中を見渡す。勇太もそれにならう。
「う……ふぅ……森崎くん……」
小さな緋菜のうめき声。
緋菜は部屋の隅に座り、壁にもたれかかりながら、いつの間にか自慰を始めていた。
緋菜はフリルつきの子供っぽいパジャマを着ていたが、すでにパジャマの下とショーツは脱ぎ去られている。
そして、一方の手で自分のふくよかな胸を揉み、もう一方で割れ目を夢中でこすっている。
もはや周囲の様子など見えていないのか、緋菜の両脚は大胆に開かれていた。
そして、その真ん中には緋菜の黒々とした茂みが、いやそれどころか秘肉さえはっきりと見えていた。
勇太の理性は、すでに溶けてなくなっている。
今頭にあるのはただ、「緋菜を抱きたい」それだけだった。
その時、ふっと勇太の手が自由になった。
驚いて見上げると、るりが勇太の手を縛っていた紐を解いていた。
「るり、姉……?」
「……してあげなさいよ」
るりはそう言ってうなづく。
勇太はおずおずと体を起こすと、緋菜の前にそっと近づいた。
「楠瀬……さん……」
「森崎くん……はやく……して……私にも……」
その言葉だけで十分だった。
勇太は荒々しく押し倒して緋菜に覆いかぶさると、獣のように唇を奪った。
「ふぁあっ、森崎くん……好きぃ……」
緋菜の言葉を遮り、勇太は夢中で緋菜の口の中に舌をねじ込んだ。
「う、うぅ……」
緋菜が苦しげな声を上げても、勇太はそれにかまわず緋菜の口を舌でかき混ぜた。
十二分に緋菜の唇を堪能すると、勇太は緋菜のパジャマを剥ぎ取る。
力任せに脱がせたので、ボタンがいくつか弾けとび、緋菜の豊満なバストがあっという間に露になった。
勇太はそれを力いっぱいこねくり回し、そして乳首を吸った。
「い、いやぁっ……優しくぅ……」
緋菜の言葉は勇太の耳には届かない。
勇太の荒っぽい愛撫に、緋菜の乳房のあちらこちらに、赤いキスマークが刻み付けられる。
思わず逃げようとする緋菜。
だが、勇太は力任せに緋菜を押さえ込み、ひたすら欲望のままに緋菜の体を弄ぶ。
「く、楠瀬さん……もう、我慢できないよ……入れるからね……!」
「え? あっ、ま、待って。やあっ……」
勇太は緋菜の制止も無視して、緋菜の割れ目にペニスをあてがった。
「だ、駄目ぇ……! 優しくして……!」
だが次の瞬間、勇太のペニスは緋菜の秘所を思い切り貫通していた。
「あああぁっ……!!」
緋菜の苦痛の声が上がる。
だが、それでも暴走した勇太は止まらない。
身をよじって痛がる緋菜に、力いっぱい腰を叩きつけている。
「ああ、楠瀬さん……楠瀬さんのアソコ、最高だよ……柔らかいし、暖かいし、ぬるぬるしてて……」
「いやあっ! 痛くしないで……!」
「僕をぎゅうぎゅう締めつけて……楠瀬さん、最高だよっ……!」
勇太はただひたすら緋菜の秘部を自分の肉棒でかき回す。
そして、緋菜の膣は緋菜の苦痛を和らげるように多量の愛液を滴らせ、勇太のそれを受け入れていく。
「楠瀬さん! だ、出すからね……っ!」
「もう、お願い……早くしてぇ……」
緋菜の涙交じりの懇願に、勇太は高みへと最後の力を振り絞った。
「あっ、ああっ……!」
「んっ……森崎くんっ!」
二人の声が絶叫へと変わった瞬間、三度目とは思えないほど大量の精液が、緋菜の中へ奔流となって注ぎ込まれた。
「森崎くんの精液、入ってくる……」
膣の中に熱いほとばしりを感じながら、緋菜は果てた。
「勇太ぁ……こっちに来てよ……」
「森崎……私たちにも、ちょうだい……」
勇太が肩で息をしながら緋菜の体から離れると、菜由と弥子の呼ぶ声が聞こえた。
菜由が仰向け、弥子がうつぶせになって抱き合いながら、下腹部を勇太の方にさらしている。
勇太はのろのろと立ち上がると、二人の脚の間に身をおいた。
「ねえ……してよ……」
「私たちにも……有森先輩や、楠瀬先輩と同じこと、して……」
菜由は黙って脚を開き、弥子は高々と尻を突き上げた。
「……わかってるさ」
勇太は一言呟くと、弥子の尻を抱きかかえ、菜由の下腹部に自分の下腹部を重ねた。
「森崎……早く犯して……」
「勇太ぁ……して……」
二人の懇願に勇太は黙ってうなづいた。
そして、菜由の秘所にペニスを突きたて、同時に弥子の尻を抱え、その性器を口で犯しはじめた。
「あああぁっ……森崎ぃ! おっきい……」
「勇太が、勇太が私のアソコなめてるよお……」
二人の嬌声が上がる。
菜由の膣は、その小柄な体に見合ったキツさで勇太をものすごい強さで締めつけた。
一方、弥子の秘所からはまるでお○らししたかのように愛液があふれ、勇太はその割れ目へと舌をねじ込んだ。
「ああっ……も、森崎ぃ……!!」
「勇太ぁ……」
勇太は黙々と腰を振り続ける。
動きにあわせ、菜由の膣が勇太の精を搾り取ろうとするかのように収縮を繰り返す。
「私にも、ちゃんと出してね……」
うなづく勇太。そして菜由の願いに答えるため、さらに力いっぱい動く。
「神谷さんっ、出すよっ!」
そして、絶頂に達すると、思い切り菜由の膣の中に射精した。
「あ、いぃっ……!!」
菜由は泣き叫ぶような声と共に絶頂に達し、全ての力を使い果たしたように身を横たえた。
菜由の割れ目から、逆流した精液が泡を吹いて流れ落ちている。
「次、私だね……」
弥子はそう言うと、仰向けになって、勇太の方に自らの秘所をさらした。
勇太は弥子の両足首をつかんで、自らの左右の肩に弥子の足を担ぐ。
そして精液と愛液、そして緋菜と菜由の破瓜の血にまみれた物をいきなり弥子のヴァギナに突きたてた。
「い、痛っ!」
初めて男を受け入れる苦痛に、思わず弥子は悲鳴をあげた。
だが、勇太はそれを無視して、ひたすら奥へ奥へとペニスを挿入していった。
「は、はいってくるぅ……!」
弥子の苦しみとも喜びともつかない声が勇太の耳にも聞こえた。
やがて、最後まで挿入しきると、勇太は弥子の両足をつかんだまま、激しく前後運動を始めた。
「あぁっ……やっこっ……!」
「うんっ……んぁ……うれしい……」
弥子は痛みに耐えながらつぶやく。
「うれしい……私……勇太とセックスしてるよ……」
弥子の呟きに答えるように、勇太のペニスが弥子の膣内で暴れまわる。
ほどよく鍛えられた弥子の体は、勇太のものを強く、そしてやさしく締めつけた。
肉が打ちつけあう音が、高らかに響く。
「やっこ、もうイキそう……」
「いいよ、きてぇ……!」
その叫びとともに、勇太は弥子の中に大量の精液を吐き出し、弥子の体の上に崩れ落ちた。
その後も、性の饗宴は続いた。
緋菜のパイズリで彼女の体を白く汚し、他の四人に陰茎と緋菜の体を舌できれいにさせた。
弥子を騎乗位で犯しながら瞳美を顔の上にまたがらせ、その蜜を味わった。
また、菜由と駅弁スタイルのセックスを楽しみながら、るりに自分の菊門を舐めさせた。
抱き合って互いのヴァギナをこすりつけあう瞳美とるりを交互に犯し、乳房を揉みながら後背位で緋菜と交わった。
るりと緋菜のダブル・フェラを受けながら、菜由の性器を舌でいじくり、両手で瞳美と弥子の膣を指でかき回した。
四つんばいになった五人に順番にハメたあと、全員の顔めがけて思い切り精液をぶちまけた。
繰り返しあがる少女たちの嬌声と、肉の交じり合う音。
破瓜の血と勇太の精液を陰部から滴らせながら、なお少女たちは勇太を求める。
もはや誰と交わっているのかすら定かではないほどの乱交の果てに、勇太の記憶は途切れた。
次の朝、勇太が目を覚ましたとき、既に和室には誰の姿も無かった。
勇太は服を着て、布団に寝かされている。
他の布団はすでに片付けられたのか、見当たらない。
「……夢……ってことは、ないんだろうな」
立ち上がろうとした勇太の腰と下腹部に激痛が走り、昨日の乱交が夢ではないことを教えてくれた。
とりあえず這うようにして隣のダイニングへと向かう。
すると、ふすまの向こうから五人の少女たちの声が聞こえた。
「……だからぁ、私はピル飲んでるから大丈夫なんだってば」
とるりの声。
「そんなの……ずるいよ、るりちゃん。わたし危険日だったのに、出来ちゃったら……」
泣き出しそうな声で話すのは弥子だ。
ぽんぽん、と肩を叩く音がして、菜由の能天気な声が聞こえた。
「まーまー。いまさら気にしても始まらないって。気楽にいきましょ、気楽に」
「そうよ弥子ちゃん。危険日だからといって100%妊娠するわけじゃないんだから。それに私たちもついてるし」
そう言っているのは瞳美。その声にはあわてたところなど何もない。
「……でも、森崎くんの赤ちゃんなら、私産んでもいいけど……」
緋菜が恥ずかしそうにそう打ち明けた。
ふすまの向こうから、場の空気が変わったことが伺われた。
「……そうよねえ。私を除いて、みんな出来ちゃう可能性はあるもんね」
るりの言葉に、弥子があああ、と絶望的な声を出す。
「こういうとき、どうやって勇太に責任を取らせたらいいのかしら」
るりがあっけらかんと言い放つ。一人だけ心配がないので、気楽なのだ。
「結婚か、堕胎……?」
瞳美がそれを受ける。
「わ、私森崎くんの子供堕ろすなんてイヤですっ」
緋菜がきっぱりと言う。
「私も。けじめはきっちりつけてもらわないとね」と菜由。
「るりちゃんを『お姉さん』って呼ぶのもいいかもね」と瞳美。
「そ、それなら私だって、勇太の赤ちゃん、産んでもいいけど……」
最後に弥子がそう言い放って、しばらく全員が黙ってしまった。
「もし二人以上が妊娠しちゃったら、やっぱり一人は本妻で、あとは愛人ってことになるのかな」
菜由がふむ、とひとりごちた。
「誰が本妻になるの? やっぱり一番年齢が上の人が奥さんになるべきかしら?」
と言うのはもちろん瞳美だ。
「……一番若い人がなるってのもありですけど」
弥子が噛み付くように言い返す。
「あるいは一番『相性』のいい人がなる、とか……?」
顔を真っ赤にして緋菜が言う。昨日の勇太に誉められ、体に自信を持ったようだ。
「難しいですね、るりさん」
「日本は一夫多妻じゃないしね」
「もうこうなったら、イス○ム圏にでも行ってみんなで生活するしか……」
「あら、でも菜由ちゃん。イス○ムによれば、『全員を平等に愛せる男』しか多妻は認められてないのよ」
るり、瞳美、菜由がそんなことを言う。
勇太はふすまの反対側で青ざめている。
なんにしろ、自分がとんでもない状況に陥ったことは間違いない。
とりあえず、まだ寝た振りをしておこうと、布団に戻りかけたとき、背後でふすまの開く音がした。
「……勇太、聞いてたわよね?」
立っていたのはるりだった。勇太はぜんまい仕掛けの人形のように振りかえる。
「い、一応……」
五人の少女の目が勇太をじっと見ている。
「とりあえず、さ」弥子が全員を見渡して言った。
「誰が一番相性が良いか決めないといけないし……」緋菜がもじもじしながら椅子から立ち上がる。
「森崎くんが私たちを『平等』に愛せるか確かめたいし……」瞳美が笑う。
「毒食らわば皿までって言うし」と菜由。
「今日は日曜日だし、ねえ?」るりが全員に振り返った。
うなづく五人。力なく笑う勇太。
ぱさり、ぱさりと少女たちの脱いだ服が床に落ちる音がした。
−終わり−
むひょー。
ハレーム!ハレーム!
6P!6P!
結婚なんて形式なのでつ。
愛し合い出産するのは自由なのでつ。
ここはひとつ菜由のクラッキングテクで役所のコンピュータに
介入して、婚姻届が4通同時に受理されてしまったことに……。
みんなでとろとろのべとべとでつよ。
♪ぱ、ぱ、パジャマじゃまーだ
GJ! GJ!
ハーレム!! ハーレム!!
重婚!!! 重婚!!!
殷賑!!!! 妊娠!!!!
>>93 ♪ぱ、ぱ、パジャマじゃまーだ う○星ですね?
ならば、私はこちらを……
♪パパッパ、パッパッ、パジャマジャマ〜
訂正レス。
>>77 ×「で、瞳美がね、『これ以上言うこと無いんなら、弟さんをかけたら』って言ったから、
○「で、瞳美がね、『これ以上かけるもの無いんなら、弟さんをかけたら』って言ったから、
>>88 ×顔を真っ赤にして緋菜が言う。昨日の勇太に誉められ、体に自信を持ったようだ。
○顔を真っ赤にして緋菜が言う。昨日、勇太に誉められ、体に自信を持ったようだ。
失礼しました。
保管庫の中の人、お手間を取らせてスマソ。
97 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 20:12:53 ID:QCyLIVQY
ぱじゃまネ申キター!!!!!
保守ついでに妄想を。
みさきと炬燵に一緒に入ってぼぉ〜っとしたい。
君子の入れた紅茶、かすみの作ったお菓子で、まったりお茶したい。
かなめと一緒に湯船につかり、背中を流しっこしたい。
るり姉ぇに腕まくらしたい。お互い生まれたままの姿のまま(;´Д`)ハァハァ
恋愛ゲームなのに各作品で
血縁者が人気上位な点について
攻略できないチラリズム。
>99-100
恋人も欲しいけど姉妹も欲しいんじゃね?
どっちもリアルじゃ手に入らないような場合
流れぶったぎりで投下。
勇太x弥子の文化祭編。いつも通りワカーン。相原早希と水村洵もおまけで登場します。
NGワードは「ぶんかさい」。全10レス。
それにしてもいつもTLSSばかりでスマソ。他の職人様、待ってます。
文化祭。いつもの学校が、まるで遊園地のように非日常の空間にかわる一日。
見慣れたはずの校舎も、同級生も、普段とは違う顔を見せる。いつもは小うるさい先生も、この日だけは大目に見てくれる。
文化祭。彼と過ごす、初めての文化祭……!
「ほらーっ、森崎先輩、もっとよく見てあげてくださいよー」
「ねー、向井、かわいいでしょ?」
快活な二人の女の子の声に圧倒されて、勇太はおずおずとうなづいた。
ここは弥子のクラスの1年B組。出し物は文化祭の定番「甘味処」、ぜんざいとみたらし団子が楽しめる。
勇太は弥子の当番が終わるちょっと前にあわせて1−Bを訪ねていた。
教室で待ち合わせ、弥子の当番が終わりしだい二人で文化祭を満喫するというのが、かねてからの約束だった。
だが今、勇太は二人の後輩 ―相原早希と水村洵― にがっちりと捕らえられてしまっていた。
目の前には、弥子が紺の和服に赤い帯、たすきがけに白い前掛けという姿で恥ずかしげに立っている。
手には小さな丸いお盆。まるで時代劇に出てくる「茶屋の看板娘」といった雰囲気だった。
「も、もう! 水村も相原も恥ずかしいからやめて」
そういって弥子はお盆でちょっと顔を隠す。その様子を見て、早希と洵はにんまりと笑う。
「なーに言ってんの。このさいなんだから、彼氏に自分の新しい魅力見せつけときなさいよ」
「そうそう、さっきまであんなにはしゃいでたじゃない。『もうすぐ勇太が来る』って」
「は、はしゃいでないっ」
そう言って弥子は顔を真っ赤にしながらお盆を二人に向かって振り上げて見せた。
きゃーっと楽しそうな悲鳴をあげて、二人は厨房へと逃げていった。
残されたのは勇太と弥子。二人とも恥ずかしそうに、お互いを見ることが出来ずにもじもじとしている。
「……でも、よくこれだけ衣装集まったな」
勇太がぽつりとつぶやく。
店内には、弥子と同じような格好の女子が数人、同じく和服姿の男子が1人、忙しそうに接客している。
「……だって、これ浴衣よ?」
「え?」
弥子の言葉によくよく見れば、それは勇太にも見覚えのある浴衣だった。
この夏、二人で祭りに行ったときに着ていたのと同じものだ。
「どうせ甘味処するなら、雰囲気出して和服にしようって盛り上がったんだけど、さすがにね」
数がそろわなかったので代用ということらしい。
勇太は、不意にクラスの雰囲気が茶店というより縁日に変わった錯覚を覚えた。
「寒くない?」「中にTシャツ着てるから大丈夫」
顔を見合さずに、言う。勇太は横目でちらっと弥子を見てから、そっとつぶやく。
「でも、よく似合ってる。……その……かわいいよ」
「あ、ありがと……」
そう言って二人はまたもじもじと照れあう。
すでに初体験も済ませたというのに、まだ付き合っているという事実だけでも恥ずかしい勇太と弥子だった。
「じゃあ、行こうか」
そう言って勇太は先にたって歩き出す。その後ろに黙って続く弥子。人前ではまだ手もつなげないのだ。
それを目で追う二つの黒い影。早希と洵。
『いけませんなあ……あんなことでは』
二人の声が重なった。
夕闇が久夏高校を覆う。
生徒達の名残惜しさを振り払うかのように、校庭のキャンプファイヤーが全てを灰にしていく。
看板も、劇の衣装も、弥子たちの甘味処の暖簾も、何もかも。
キャンプファイヤーの周りは人だかりが出来ている。そんな様子を遠くから弥子と早希と洵の三人はぼんやりと眺めている。
早希と洵は制服姿で。勇太と遊んでいて着替える暇のなかった弥子は、浴衣に前掛けのままだった。
「終わったね……」
「そうね」
弥子は早希の言葉に一言つぶやく。
弥子は今日一日、勇太と楽しく遊んだ。体育館で軽音部のコンサートを聴いたり、二人でゲームしたり焼きそばを食べたり。
でも今はそれも嘘のよう。
明日からはまたいつも通りの学校生活が始まるのだ。
今日という日は、弥子と勇太にとって、大事な思い出になるのだろうか?
それとも幼い日の約束のように、消え去ってしまうものなのだろうか?
弥子には、分からない。だから、ぼんやりと今日一日を振り返るために、ここに座っているのかもしれなかった。
「おーい」
遠くから、馴染み深い声が聞こえる。
その声に、三人は一斉に声のした方を振り返る。勇太が軽く手を振りながらやってきた。
「こんなところにいたんだ。キャンプファイヤーの近くかと思って、探したよ」
「ちょっと、三人でたそがれてたの」
そう言って弥子は立ち上がる。早希と洵もつられて立ち上がった。
「ふーん……なあ、ちょっと歩かないか?」
そんな勇太の言葉に、弥子ははっと目を見開き、それから小さくうなづいた。
それを見て、また勇太はくるりと身を翻して歩き出す。弥子が続く。
ふと何かに気がついたように弥子が立ち止まる。
「じゃあ、また後でね」
弥子は一瞬振り返ると、早希と洵にそう告げて、勇太を小走りで追いかけた。
勇太と弥子が闇の中に消える。
二人をしばらく見送った早希と洵は、やがてどちらともなく顔を見合わせた。
「後、つける?」
「モチ」
そういうと、二人は勇太と弥子の後を静かに追った。
「今日は楽しかったよ」
「わ、私も」
そんな会話が、早希と洵の耳に届く。勇太と弥子は人波をさけるように、校舎の脇を並んで歩いている。
「色気、ないわねえ」
早希がそんな感想を漏らす。
どうせ人目が無いんだから手をつなぐぐらいすれば良いのに、早希がそう思ったときだった。
くしゅんっ
弥子が小さなくしゃみをした。いくら中に着込んでいるとはいえ、この時期、しかも夜に浴衣は寒い。
両腕で自分の肩を軽く擦る弥子。それを見て、勇太は無言で弥子に近づく。
学生服の上着を脱ぐと、勇太は弥子の肩に黙ってそれを掛けた。
「あ、ありがと……」
恥ずかしそうにつぶやく弥子。勇太はまた黙って歩き始める。
「水村、見た?」
「見た見た。なんかマンガみたい……森崎先輩もなかなかいいとこあるわね」
そんな感想を互いに交わしつつ、早希と洵は気づかれないように勇太と弥子の後を尾行し続けた。
やがて、二人(正確には四人だが)は、普段でもめったに人の来ない「校舎裏」にやってきた。
静かに立ち尽くす勇太と弥子。それを木の陰にしゃがみこんで見守る早希と洵。
「こんなところに向井を連れ込んで……森崎先輩何する気かしら?」
「何って……そりゃナニでしょ。やっぱキスぐらいはするんじゃない?」
二人の少女はそうささやきあうと、黙って勇太と弥子の様子に見入った。
しばらく黙っていた勇太は、やがて静かに弥子の肩を抱き、ぎゅっと抱きしめた。
「勇太?」
不意のことで言葉が途切れる弥子。勇太は黙って弥子を抱きしめ続ける。
やがて、弥子もおずおずと両腕を勇太の体に回し、しっかりと抱きしめた。
抱きしめ合いながら、目と目を合わせる二人。
どちらともなく唇が重なり、月に照らされた影は一つとなった。
「キスしてる……」
「だから、そりゃするって。当たり前じゃない」
そう言いながら、生まれて初めて目にする生のキスの現場に心を奪われる早希。
くちゅ、ちゅっ……
勇太と弥子の口元から、そんな濡れた音が響く。
音にあわせて二人の顔がうねるように動くのが、早希と洵にもはっきりと分かった。
「ディープだ……」
「は、入ってるんだ……舌」
二人の声が聞こえたかのように、勇太と弥子は互いの唇を離して、舌をくねくねと絡めあった。
その様子が早希と洵の目にも映る。
甘いため息が口から漏れ、弥子は思い切り勇太の頭を抱きしめる。
そして飛び上がるようにして勇太の唇にまた激しく自分の唇を重ねた。
「ふぅ……うぅん……」
初めて聞く、友人の甘美な吐息。狂ったように動く唇。早希と洵の目はその光景に釘付けにされた。
勇太と弥子は長い長いキスを交わしていたが、不意に弥子の体が勇太からぱっと離れた。
「ど、どうしたんだろ……」
キスの様子に夢中で見入っていた早希は、誰に言うでもなくそうつぶやいた。洵も驚いてことの成り行きを見守る。
弥子は黙って勇太の顔を見ている。
なぜか勇太は恥ずかしそうにもじもじと手を自分の胸の前で合せている。まるでいつもと逆だった。
「……勇太のスケベ……」
そんな言葉に早希と洵は驚いて勇太を見る。
言われた勇太はますます恥ずかしそうに体を縮こませた。
「……こんなにして、私にあたるんだもん……」
そう言ってためらいがちに弥子は勇太の股間に手を添える。その手がやさしく上下に動いた。
「それは……」勇太がうつむきがちにつぶやく。
「それは……?」
弥子の手が勇太のふくらみを円を描くようになぞる。いたずらっぽい瞳が勇太を覗き込む。
「僕は弥子が好きだから……や、弥子がかわいすぎるから……いけないんだ」
驚いたように、勇太を見つめる弥子。
顔を赤らめながら、静かに勇太の前にひざまずいた。
「もうっ……バカ……」
そう言うと、おずおずとズボンのチャックに指を伸ばす。
じーっ
弥子の手がファスナーをおろす音。
弥子は人差し指と親指だけを恐る恐るズボンの中に入れると、勇太のペニスをつまむようにして取り出した。
ぎょっとする勇太。そして、初めて見る男の陰茎に食い入るように見入る早希と洵。
「今日は……特別なんだから……いつもなら、こんなとこでしてあげないからね……?」
上目遣いにちらっと勇太を見ると、弥子は充血しきった勇太のモノをぱくり、と口に咥えた。
「……!!」
早希と洵の声にならない叫びが上がる。
だがもちろん、そんなことはおかまいなしに、弥子は勇太のペニスをしゃぶっていく。
最初、口の中でそれを弄んでいた弥子は、やがて頭全体を前後に動かし、勇太自身を愛撫し始めた。
ちょうど勇太の体が影になって、早希と洵からその様子ははっきりとは見えない。
しかしためらいの無い弥子の動きから、彼女がフェラチオという行為に慣れきっていることが伺えた。
そして、その目には喜びの色が浮かんでいることも。
早希と洵は親友のその姿に驚きを隠せない。
人前では手もつなげない弥子が、今は大胆に彼の陰茎を咥えている。そしてそれを喜んでいる……。
「や、弥子……」
勇太の途切れ途切れの声が、三人の少女の耳に届いた。
しかし三人の中で、ささやきの意味をちゃんと理解したのは弥子だけだった。
「うぅん……いいよ……んン……そのまま出していいよ……」
そう言うと、また弥子は激しい奉仕に没頭する。
その激しさに、肩にかかっていた勇太の上着が大きな音を立てて滑り落ちた。
「弥子……弥子……や、やっこぉ……ッ」
内股を押さえるようにして、勇太の体が折れ曲がる。そして、腰から背中に掛けて、勇太の体をぶるっと震えが走った。
「ふぅっ!! ……んっ! ……うん……っ……」
弥子が夢中で勇太の腰にすがりつく。まるで母乳を求める幼子のように、勇太のペニスをむさぼった。
静寂が戻った。弥子はゆっくりと咥えていたものから口を離すと、陶然として座り込んだ。
ごくっ
弥子の喉がなる音が静寂を破った。
勇太の精を一滴もこぼさぬよう、弥子は口を固く結び、ゆっくり口の中のものを飲み込んでいく。
そして、勇太の精液を嚥下し終わると、弥子はほぉっと大きな息をついた。
(の、飲んじゃったんだ……森崎先輩のせ、精液……)
早希には弥子の顔がはっきりと見えた。
熱っぽい目で勇太を見上げながら、肩で息をしている。
その口元から、うっすらと飲みきれなかった白いしずくがたれている。
そのしずくに気づいた弥子は、指でそれをぬぐうと、いとおしそうに舐め取った。
勇太は力が抜けたように校舎の壁にもたれかかっている。
彼もまた弥子と同じように肩で息をしながら、快楽の余韻を味わっているようだった。
やがて、のろのろと体を起こした勇太がまず口を開いた。
「弥子……まだ……元気なんだけど……」
それを聞いた弥子が、幸せそうな笑みを浮かべてうなづく。
「いいよ。しよ……」
(な、ナニ言ってんの向井ってばっ!!)
早希が言葉にならない声を挙げた。
いくら人がめったに通らないとはいえ、ここは校内、しかも学園祭で人だらけなのだ。
もし誰か通れば……。
しかし、そんな事はまるで気にしないように勇太は弥子の手を取り、静かに立たせた。
「じゃあ、そこの木に手をついて……」
「う、うん……こ、こう……かな?」
弥子は木に両手をついて、尻を勇太の方に向ける。浴衣に覆われた弥子の小さなヒップが勇太の前にさらされている。
「じゃあ、脱がすね?」
そう言うと、勇太は大胆に弥子の浴衣のすそを捲り上げていく。そして、余った布を弥子の腰のところにまとめた。
弥子の下半身が月明かりにはっきりと現れた。
健康的なすらりとした両足、白く滑らかな曲線を描くヒップ。そして、うっすらとした茂みまで。
「やっぱり、パンティはいて無いんだ……」
「あ、当たり前じゃない。ラインでちゃうでしょ……」
嬉しそうに勇太がつぶやく。弥子は勇太の方に顔だけ向けながら、ちょっとすねたように言う。
「じゃあ、いくよ」
勇太の言葉に、弥子は軽くうなづく。そして、自分の尻を勇太に向かって少し持ち上げてみせた。
勇太は弥子の腰を両手でしっかりつかむと、ペニスを茂みに向かってゆっくりと近づけていく。
そして、その入り口で少し動きを止める。
ペニスの先で弥子の陰毛の茂みを掻き分けると、しばらく勇太は動きをとめ、弥子のその部位を観察した。
「じ、じらさないでっ……」
待ちきれなくなったのか弥子がか細い抗議の声をあげた。
「……いんらん」
からかうような勇太の声。
「ばっ馬鹿ぁ……」
そう言い返す弥子の声には、怒りはない。ただ愛しい勇太の肉棒を待ち望む響きだけがあった。
「入れるよ……」
勇太は一呼吸おいて、ぐっと弥子の中に自分の竿を突き入れた。
「ふぅっ!」
小さく響く弥子の歓喜の声。軽々と勇太のペニスが弥子の中に飲み込まれた。
勇太は根元まで入ったのを確かめるとゆっくりと腰を動かしていく。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ
やがて、激しい勇太の腰使いに合わせ、つながった陰部同士がいやらしい音をたて始める。
「ゆうた……おっぱい……触って……お願い……」
後ろから激しく突かれながら、弥子がそうつぶやく。
勇太は弥子の腰から手を放すと、服の上から弥子の胸を揉みしだいた。
「ブ、ブラもしてないのか……?」
いつものスポーツブラのそれではなく、まるで直に触れたような感触に、驚いて勇太が問う。
「そ、そんなわけないでしょっ、ばかッ……。ワイヤが入ってないのしてるの。線がでないようにね……」
そう憎まれ口を叩く弥子の声にも力が入らない。
勇太は腰使いに合わせて、まるで乳をしぼるように弥子の胸を揉んでいく。
「……最近、大きくなったなあ……弥子の胸……」
「う、うん。勇太に揉んでもらってるから、かな? ……も、もうすぐ、し、Cカップ……だよ?」
恥ずかしそうに告白する弥子。
「それじゃあ、もっと頑張って揉まないとな……」
「……ばかァ……」
その言葉を最後に、勇太と弥子は言葉も交えず、ただ夢中で互いの体を味わった。
早希は、目の前で繰り広げられる淫靡な光景に、自分の下腹部が熱くなるのを感じていた。
オナニーの経験はあるけれど、そんなものとは比べ物にならない、陰部にこもる熱。
思わずスカートの中に手が伸びる。
はっとして、その手を止める。
隣には洵がいる。いくらなんでも、友達のすぐそばで自慰を始めるわけにはいかない。
そう思って、そっと隣の洵の様子を見たとき、早希はまた信じられないものを見た。
洵の右手は、スカートの中でもぞもぞと動き、もう片方の手は制服の上から胸をいじっている。
(水村……)
ほんのすぐ先では、親友とその彼氏が激しくセックスしている。その隣ではそれを見て自らを慰める友人。
早希の理性は、とろけるようにどこかへ消え去っていった。
自らの手でスカートをまくり、ショーツの中に指を突っ込む。じっとりとした愛液が早希の指に絡む。
そのぬめりを指全体にしっかりと絡めてから、早希は膣の中に自分の指を侵入させた。
ぬちっ、ぬちっ、ぬちっ……
「あ、あっ、あんッ……ゆうたぁ……あっ……」
「弥子……弥子ぉ……」
勇太と弥子がお互いを呼びあう。
くちゅっ、くちゅっ、くちゅ……
「はぁ……はぁ……」
隣から聞こえる、洵の吐息、オナニーの音。
ちゅく、ちゅくっ、ちゅくっ……
自らの生み出す、ヴァギナをいじくる音。
早希は、目の前の勇太と弥子の光景も目に入らない様子で、自らの行為に没頭していった。
その「自慰」という行為そのものが、早希の性的興奮を高ぶらせる。
そして、早希には分からなかったが、実はそれは洵も同じだった。
「あぁんっ、はぁっ、あっあっあっあっあっあっ……」
リズムを高めていく弥子の声。それと同じペースで小刻みに叩きつけられる勇太の腰。
「イ、イくっ、ゆ、ゆうたぁッ!!」
「弥子ッ!」
二人の絶頂の叫び。そして、
「いやぁぁっ!」
「あぁぁぁんっ!」
オルガズムに達した洵の声と、早希の声。4つの声が、同時に校舎裏に響いた。
早希が我に帰ったとき、既に勇太と弥子の姿はなかった。おそらく、キャンプファイヤーの方に戻ったのだろう。
ふと隣を見ると、顔を赤く染めた洵が、黙って早希を見ている。
自分の姿に気づく。スカートを捲り上げたはしたない姿。あわてて早希はスカートを元に戻した。
興奮が去ってしまえば、残ったのは親友の前で自慰にふけったという忌まわしい事実だけ。
なぜこんなことをしてしまったのか。興味本位の出刃亀ですら、今は弥子への冒涜に思えた。
互いに何も言えず、じっと黙っている。
「あ、あのさ……」
洵が先に口を開いた。目を伏せていた早希は、驚いたように洵を見つめる。
「わ、私達も、頑張って彼氏……見つけようね?」
と、洵は恥ずかしげに頬をぽりぽりとかきながらつぶやいた。
その言葉に早希も思わず大きくうなづく。
「そ、そうね! む、向井ばっかりいい思いして、ずるいよね!?」
そう言って勢いよく立ち上がる。とにかく、空元気をふるわなければ動けなかったのだ。
「さ、戻ろう? キャンプファイヤーのところにいないと、向井と森崎先輩に変に思われちゃう」
「そう……だね」
二人の少女はゆっくり並んで歩いた。
明日から、弥子や勇太とまた何ごともなかったように付き合えるのか、二人にも確信はなかった。
いや、今や早希と洵にも、互いに言いあらわせないわだかまりがある。
今日の出来事は、文化祭というハレの場が生み出した、一時の気の迷いなのだろうか?
それともこれが友人達の真の姿なのだろうか?
早希はそこまで思って、考えることを止めた。
そんなことは、時と共に分かること。今考えても仕方が無い。
それより、あとわずかな後夜祭を楽しまなきゃ!
校庭まで戻ってきた。キャンプファイヤーの炎が目に映る。そしてそこには親友とその彼氏の姿もあった。
軽音部やブラバンが奏でる陽気な音楽。文化祭もいよいよ終わり。
「相原ーっ! 水村ーっ! どこ行ってたのーっ?」
弥子が大きな声で二人を呼ぶ。そして大きく両手を二人に振って見せた。
「ねえっ、みんなで踊ろうよ! ね? 勇太も!」
そういって、弥子は勇太の手を握るとキャンプファイヤーを囲む生徒達の踊りの輪に走っていく。
早希と洵は、その様子を見て、顔を見合わせて笑った。
「いこっか?」「うん」
そして、二人手をとって、勇太と弥子の後を追いかけた。
―終わり―
/''⌒\
,,..' -‐==''"フ + . .*
゜(n‘∀‘)η .+ キタワァ!
____,,... -‐ _ニ-=''7 。. +
_二--‐‐='''" \/. .* ☆
|. σ |-/σ | +★ キタワァ !!
ー-\,.ヘ レ' ''/ノ
GJ
洵たんも早希たんも弟クンが教えてあげますよ。
洵たんも早希たんも、今夜は二人をネタにオナーニ。
次の日、顔をあわすたび思い出し赤面、じゃわっと濡れます。
早いうちに弟クンに慰めてもらう必要ありでつ。
教育4Pでつ。
117 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 10:59:02 ID:CJBZJA4Y
ネ申キター!!!!!GJ
なんかキテルー
瞳美テンパイがオシシ仮面に犯されるSSキボンヌ
人外の尻だな。
TLSはワカーンが基本。
124 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 16:49:44 ID:bCVcTs6Q
GJ
流れを読まずに投下します。
勇太による「弥子、早希、洵の特別保健授業」。
相変わらず和姦です。ちなみに上の「文化祭編」とは無関係です。
NGワード「ほけん」。
全14レス。
「用意は、こんなものかな」
「……うん、いいんじゃない」
そう言って、勇太の部屋で弥子と勇太はうなづきあう。
綺麗に整えられたベッド。枕元にはウェットティッシュ、ベビーローション、それにコンドーム一箱。
ぴんぽーん。
玄関のチャイムが鳴り、弥子が迎えにたった。
しばらくして、弥子に伴われて二人の少女が部屋に入ってくる。
相原早希と、水村洵。弥子の親友。
二人は勇太の姿を見て、早希は快活に、洵はもじもじと頭を下げる。
「優しくしてね、センパイ」
「今日は、よろしくお願いします」
役者がそろったところで、勇太による「特別保健体育授業」が厳かに始まった。
一時限目:ディベート
まずは全員が交代でシャワーを浴び、この後に備えて身を清める。
『不潔な体でセックスすることは、感覚的な問題以上に、衛生上問題が大きい』
勇太は威厳を持って言い渡した。
それにしたがって、まずはシャワー。それから互いの問題を率直に話し合うわけだ。
気分をほぐすため、勇太が父の寝床からくすねてきたブランデーを全員で飲む。
もちろん、グラスに1ミリ注ぐか注がないかといったごくわずかな量だ。
それでも飲酒経験のない弥子、早希、洵はぽーっと顔を赤らめている。
勇太はるりと毎晩こっそり晩酌を上げているので、大して酔ってはいない。
すでに全員が下着姿だった。
勇太はTシャツとトランクス姿であぐらをかいている。
その中に弥子は純白のブラとショーツ、黒い靴下のみを着て座っている。
後ろから勇太に抱きかかえられる格好だ。
相原早希は薄いピンクのショーツにキャミソール。ブラはしていないので、うっすら乳首が透けている。
水村洵は水色のスポーツブラに同色のショーツ。小さなリボンがあしらわれていて、愛らしい。
「でも、いいですよね、森崎先輩と向井って、ずーっとラブラブで」
早希がそんな風に言って笑う。恥ずかしそうに身を寄せ合う勇太と弥子。
既に勇太と弥子は、久夏高校では知らぬ者なき熱愛カップルとして有名だった。
登校も、昼食も一緒。弥子の部活にはかならず応援に行く。日曜日はほとんどデート。
既に互いの親も了承済み。弥子が大学に入れば(もちろん同じ大学に行くつもりだ)、同棲する許可ももらっていた。
「それに比べて、私たちってばずーっと男日照りで……」
恨めしそうに弥子を睨む早希。
「で、でも、相原も水村も、やっと好きな人が出来たじゃん」
弥子の言葉に、こんどは早希と洵が恥ずかしそうに身を縮めた。
早希が好きな相手は同じクラスの男子、洵の思い人はバスケ部の先輩だった。
既に二人ともかなりいい雰囲気にはなっているものの、告白などはまだだ。
「ところで……最初って、好きな人でもやっぱり痛いもの?」
純情なお嬢の洵が、突然口を開いた。顔が赤いのは酒のせいだけではないだろう。
弥子がうーんと考え込んでから、勇太の方を振り返った。
「……どうだったっけ?」
「僕に聞くなよ……」
苦笑する勇太。男に分かるわけがない。
「でも、結構痛がってたな。挿入するだけでも大変だったし」
「そうね……好きな人だと痛くないってのは嘘。勇太も私も初めてだったから、苦労したわね」
そう言って勇太と弥子は見つめ合い、微笑む。
一番最初の、初々しい交わり。
勇太の枕元には、初めて体を重ねた後デジカメで撮った写真が飾ってある。
顔を赤らめ、裸で抱き合っている二人の写真が。
もちろんいつもは隠してあるが、今日のために取り出してきたものだ。
「やっぱり、一番好きな人とは気持ちいいセックスしたいわねぇ……」
と早希。早希が今回の特別授業を言い出したのだが、本心はその辺にあるらしい。
「わ、私は……」
そう言って黙り込むのは洵。
年上の先輩という点では弥子と同じ境遇だし、自分に自信がもてない。だから勇太に教えて欲しい。
それが洵の考えだった。
「ま、論より証拠、まずは……見てみる?」
そう言って弥子は勇太の方をちらりと見る。勇太は軽くうなづく。
早希と洵も黙って何度もうなづいている。
「それじゃ、まずは観察ね」
そう言うと弥子は立ち上がり、ためらいなくブラとショーツを脱ぎ捨てた。
勇太も裸になると、弥子を抱きかかえてベッドへと上がった。
二時限目:観察
「うんっ……うぅん……」
「はっ……はっ……」
ぐちゅっぐちゅっぐちゅっ……
激しく腰を振る勇太の上で、自らの乳房を揉みながら弥子は淫らな声を上げる。
早希と洵は言葉を失って、勇太と弥子の交合を見守る。
ベッドの上の勇太と弥子は、背面座位で交わっていた。
もちろん、「入っているところ」が早希と洵によく見えるように、という配慮による。
後ろから弥子の腰を抱き、突き上げるように腰を振る勇太。
勇太の上で、小柄な体を跳ね上げる弥子。
この世のものとは思えないほど、甘美な声を上げる二人。
「すっごい……。ねえ、こんな風にしても怪我しないの?」
勇太のペニスに激しく付きまくられる弥子のヴァギナを見て、早希は思わず尋ねる。
「うっ……うんっ。だ、大丈夫、よ……。な、慣れないと、ちょっと大変だけど……」
勇太に貫かれながら答える弥子。
「……でも、初めてはやっぱり正常位がいいと思うよ」
弥子を抱きながらそうアドバイスする勇太。その手が弥子の腰からへその辺りへと伸びる。
「ま、背面座位のいいところは、こういうことが出来るところだけど……」
そう言うと、人差し指で弥子の可愛らしいへそをつーっとなぞる。
「きゃうんっ」
思わず子犬のような声を上げる弥子。へそから恥丘にかけてのラインは弥子の弱点、というか感じるスポットだ。
「それに……挿入しながらいじれるしね」
へそをなぞった指で、勇太は今度は弥子のクリトリスを触れる。
「あんっ……一緒は駄目ぇ……」
そう言いながらも弥子は嬉しそうに勇太の手を自分の小さな核に導く。
勇太はそこを指の腹で転がしながら、さらに突きまくった。
「あ、あの……週にどれくらい、なさってるんですか?」
洵が思わず敬語で勇太に尋ねる。
「そうだな……弥子の部活がない日はウチに直行して、そのまま姉が帰ってくるまでだから……」
「しゅ、週に……四回から五回ぐらいじゃない? 日曜日も入れて……」
弥子が勇太の言葉を受けつぐ。
「でも、最近は……んっ……一回して、後は裸で抱き合ってる事の方が多いよね?」
弥子は勇太の方を振り向く。しかし、腰の動きは止まらない。
「……そうだな……ピロートーク、最近長くなりすぎだよな……」
「風邪ひくかと思っちゃうよね」
そうそう、と笑いながら、勇太はペニスと指で弥子を同時に責める。
ひゃっ、と甲高い声を上げて、弥子はのけぞった。
「……いいなあ。私の相手なんか、こう、『早くヤリたい』それしか感じられないもん」
早希がうらやましそうに言う。付き合ってもいない相手に辛らつだ。
「……先輩も、そうなのかな……」
洵は複雑な表情を浮かべる。憧れの先輩が獣のように自分の体を求める。嬉しいのか、悲しいのか。
「でも……ゆ、勇太も最初はそうだったよ……がつがつしてて、すごくイヤだった」
体を揺すりながらも弥子が言う。苦笑する勇太。
「そう言うなよ……弥子と僕、相性がよすぎるからさ……」
そうね、と恥ずかしそうに言って、さらに快楽に身をゆだねる弥子。
もちろん本当にイヤならこれほど愛し合うカップルになってなどいない。それは言わずとも知れた。
それはともかく、勇太はそろそろ限界だった。
「じゃ、最後に弥子のアレ、見せるか?」
「え、ええーっ……恥ずかしいよぉ……」
そう言いながらも、弥子は自分から腰を振って、高みを目指す。それを勇太は了承と取った。
「じゃ、ラストスパート行くか!」
そう言うと勇太は猛然と弥子を突き上げ始めた。同時に指でぐりぐりとクリトリスをいじる。
「は、はぁっ……いやっ……やっ……ふわぁっ……!!」
「ふんっ……んっ……んんッ……!!」
弥子が引き絞られた弓のように体をそらし、結合部を早希と洵に見せつける。
勇太は無我夢中で腰を振り、快楽を爆発させようとする。
「い、いくよっ!」
「う、うんっ!!」
二人が叫んだ瞬間、弥子の膣から勢いよく透明な液がほとばしった。潮吹きだった。
そして、同時に勇太が猛烈な勢いで射精する。
「は、入ってるぅ……」
コンドーム越しでもわかるほどの量の精液を感じながら、弥子は絶頂に達した。
その瞬間にも、弥子の潮吹きは止まらない。結合部からとめどなく流れ落ちている。
勇太と交じり合ううち、弥子は自らが大変感じやすい体と知った。
そして、クリトリスと同時に責められると、十中八九潮を吹いてしまうことも。
「す、すっごーい」
「お、女の子でもこんな風になるのね……」
弥子の痴態に、思わず見ほれる早希と洵。
そんな言葉も聞こえないかのように、弥子は快楽の波に身を任せ、体を振るわせた。
そして、全ての波が去った後、弥子は力尽き、勇太の方へと身を預けた。
三時限目:実習
「それじゃあ、まずはどっちから?」
息も絶え絶えの弥子を優しくベッドの隅に横たわらせ、勇太は尋ねた。
早希と洵が顔を見合わせる。
その間に勇太は股間から使用済みのゴムを外し、それを慣れた手つきで処理する。
ウェットティッシュを一枚取ると、精液まみれの自分の一物を綺麗に拭いた。
「じ、じゃあ……私から」
そう言ったのは早希だった。恥ずかしげに立ち上がると、勇太の方にそっと歩み寄る。
ベッドに腰をかける勇太の隣に、自分もそっと腰掛ける。
「あ、あの……」
「何?」
恥ずかしそうに勇太を見る早希に、勇太は優しく尋ねる。
「く、唇だけはキスしないで下さい。それは、恋人だけですから……」
「うん、わかったよ……『プリティ・ウーマン』だね」
勇太はうなづくと、優しく早希を抱きしめた。
「わ、私今日は安全日ですから、コンドームは要りません……あと、アレ、練習させてください」
勇太は不思議そうな顔で早希を見つめる。
「あ、あの、だから、ふぇ、フェラチオ……」
ああ、とうなづいて、勇太はごろりと横になる。
「じゃあ、シックス・ナインはどう? 相原さんの体をほぐすのも一緒に」
勇太が笑いながら言うと、早希はええ、と小さく答える。
それからおずおずとショーツだけを脱ぎ、勇太の顔にまたがった。
「あの……わ、私のアソコ、変じゃないですか……?」
「全然、変じゃないよ。とっても綺麗だ」
そう言われてほっとしたのか、早希はよつんばいの姿勢になって、勇太のものに顔を近づけた。
どうしていいか分からず、早希の動きが止まる。
「まずは、バナナか、アイスキャンデーみたいに、口に含んでごらん」
そう言われ、早希はそっと勇太の物を含む。
熱い。
確か歯を立てないようにしないといけない。何かで読んだそんな話を思い出しながら、早希はそっと舐める。
アイスを味わうように、口に含んだまま勇太の肉棒を舌で撫でていく。
「そう……舐めたり、吸ったり……なかなか上手だよ相原さん」
勇太は早希のフェラチオを受けながら、目の前にある陰部に指を伸ばす。
叢をかきわけ、ぎゅっと柔らかな陰唇を押す。
「ひゃうっ!」
思わずペニスから口を離して、早希が叫ぶ。初めての愛撫の刺激は、乙女にとって強烈だった。
「大丈夫、優しく触るからね。相原さんも続けて……」
「はい……」
再び勇太を口にする早希。自分の唾液でべとべとになったものを、思い切って根元まで咥える。
「うん、いいよ……そのまま頭を使ってしごいてみて……」
「ふぁい……」
言われるがまま頭を上下させて勇太に奉仕する。
一方で勇太は目の前の早希のヴァギナを指でなぞり、優しく撫でる。
そのたび、早希の体がぴくぴくと反応し、勇太の淫らな気持ちを掻きたてた。
やがてあふれ出す愛液を、勇太はすり込むようにして、さらに早希を愛撫する。
「ふぁ……ふぅ……」
早希の口からため息のような吐息が漏れる。徐々に感じてきているようだった。
さらに勇太は柔らかくほぐされた陰唇に、そっと自分の濡れた指を差し込む。
「はっ……やぁっ……」
早希ははあはあと荒い息をつきながら、勇太の与えてくれる快楽を味わう。
その一方で、勇太へのフェラは休みなく続ける。
「相原さん……いいよ、そのまま舌でしごいて……」
「ふぁい、わかりました……」
早希はさらに顔を激しく上下させる。勇太も一心不乱に指で早希をいじくる。
とめどなくあふれる愛液。指を膣口ぎりぎりまで挿入し、早希の体をほぐしていく。
「……相原さん、そろそろイクから」
勇太が宣言する。早希はうなづきながら、勇太のペニスを三たび咥えなおした。
飢えた犬のように、ちろちろと勇太の亀頭を舐めつくす。勇太の体が、びくり、と跳ねた。
「で、出る!」
そう言った瞬間、勇太の陰茎の先から白い液体が激しく噴き出した。
初めて見る射精の瞬間に、早希は思わず見とれる。
ほとばしった勇太の精液は、早希の顔めがけて飛び、早希の顔にべったり張り付いていく。
髪、眼鏡、口元、白く汚されながら、早希はその白いシャワーを嬉しそうに見つめていた。
「私のフェラ……良かったですか?」
「あ、ああ……とっても気持ちよかったよ……」
そう言って笑いながら、勇太はそっと早希の下から体を抜いて起き上がった。
「それじゃ、そろそろ本番に行くかな」
そう言うと、勇太はよつんばいになったままの早希の胸と陰部を、横から激しくいじり始めた。
まるで牛のように乳を搾られ、片手で陰部をかき混ぜられる。
「や、やぁっ……森崎先輩、そんないきなり……っ」
キャミソール越しに、胸を揉まれ、思わず顔からベッドに突っ伏す。
「うわあ。相原さん、もう乳首こりこりに立ってるよ。感度いいんだね……」
「恥ずかしい事言わないで下さい……あっ」
そう言いながらも早希は勇太の愛撫をとめようともしない。
勇太はしばらく早希の乳房とヴァギナを同時に弄んだ。そして、やがて手についた愛液の量を確かめる。
「じゃあ、入れるよ……」
勇太は早希の後ろに回る。しりを突き上げた形で、早希はうなづく。
「はい……優しくお願いします……」
勇太はうなづくと、まだ白い糸を引くペニスを早希の陰部にあてがった。
「力を抜いて……」
そう言いながら、勇太は思い切って腰を突き出す。
ぐっ。
初めての挿入に、早希のヴァギナが反応し、縮まろうとする。
それを押しのけるように、勇太は思い切り自らの分身を早希へと押し込んだ。
「はっ……あああぁぁっ……!!」
破瓜の痛みに叫び声を上げる早希。それにかまわず、勇太はさらにペニスを突っ込む。
まだ熟れていない早希の中は、きつく勇太のものを締め上げる。
ぬらぬらと愛液が絡みつき、肉襞の一枚一枚が勇太のペニスを撫で上げる。
やがて、勇太の先にこつり、と当たる感触があった。
「……相原さん……入ったよ……全部」
「は、はいぃっ……」
苦しさに途切れ途切れになりながらも、早希は答える。
がくがくと体が震えているが、それは痛みだけが理由ではなさそうだった。
「それじゃ、動くからね」
勇太は返事を待たず、早希の中で動き出す。
「はっ、やっ、ああぁ……」
早希が快感と痛みのないまぜになった悲鳴をあげる。
それがさらに勇太の快楽を高め、前後運動を早めていく。
ぬちゃぬちゃと、肉と汁の交じり合う音が勇太の部屋に響いた。
「相原さん……大丈夫?」
腰を振りながら、勇太は尋ねる。早希は黙って何度もうなづく。
「OK。じゃあ、もっと動くから」
「え、ま、待って……!」
早希の制止も無視し、勇太はさらに激しく腰を振る。
早希の肉壷がかき乱される音と、勇太の短い息の声、それに早希のうめき声が続く。
腰を叩きつけらるたび、早希の体は跳ね上げられたように反応した。
「そ、そろそろ……」
そう呟くと、勇太は最後のダッシュをかけて、自らの高みを目指す。
「は、早くしてください……」
苦しい息の端から、早希はそれだけ答えた。
「あ、ぁあっ……あっ、あっ、あっ。んぁ……やぁぁあっ!!」
「は、で、出るっ!!」
勇太はそう言って、無遠慮に早希の中で射精した。
びゅくびゅくと音を立てて、早希の膣を勇太の白濁液が満たしていく。
子宮の中まで満たされると、それは逆流し、ぶつぶつと泡立ちながら勇太と早希の結合部から湧き出した。
激しい射精が終わり、勇太は黙ってペニスを抜く。
精液を漏らしながら、早希は息を整えている。
「ありがとう……ございました……」
そう言うと早希は静かに身を横たえた。
勇太はまたペニスをウェットティッシュで拭きながら、洵の方を見る。
既に洵は、二度のセックス実演を目の前にして、自らの淫欲を止める事が出来なかった。
ショーツを脱ぎ、Mの字に脚を開くと、まるで見せ付けるようにオナニーしている。
丸まったショーツが片足に引っかかり、それが勇太の性欲をまたかきたてる。
勇太は黙って洵の前に立った。
「しゃぶって」
それだけ言うと、勇太は洵の顔の前にむき出しのペニスを突き出す。
「は、はい……」
洵は言いなりになって、勇太のものを口にする。
少し力を失った勇太のものをすくいあげるように口にほおばり、唇で挟んでしごく。
その間も自らを慰める手は止まらない。
洵が頭を動かし、勇太のペニスをしごくたび、ロングヘアがさらさらと揺れた。
「水村さん、もっと動きに変化をつけて……緩急がないと、あきられるよ」
「は、はいっ」
言われるがままに洵は必死で勇太のものをしゃぶる。次第に力を取り戻す勇太のペニス。
歯を立てないよう、舌を突き出し、その上にペニスを乗せるようにして洵は勇太のものを舐めた。
「いい感じだよ……でも、初めてのときにしたら、男は驚くよ。フェラは二回目以降にね」
「わ、分かりましたっ……」
体育会系のはきはきとした調子で、洵は答える。勇太はそれを見て満足げにうなづいた。
「それじゃあ、水村さんにもしてあげようか」
勇太は大胆に開かれた洵の脚の間にそっと顔を埋めた。
洵の手を払いのけると、つやつやと愛液に濡れた陰毛の茂みと、充血した秘唇が現れた。
それを有無を言わさずしゃぶる勇太。
「ひゃぁぁぁああっ」
初めての口淫に思わず身をよじる洵だが、勇太はかまわず続ける。
「水村さんの……おいしいよ……」
「へ、変な事言わないで下さいっ! ん、そんなのおいしいわけ……」
勇太がいたずらっぽく目を細め、問う。
「何でそう言えるのさ?」
「そ、それは……」
「さては、オナニーした後自分で舐めたね?」
そう言われて、洵は恥ずかしげにうつむく。
そして、おずおずとうなづいた。
勇太はにっこりと微笑むと、さらに洵の秘唇をべろべろと舐め、愛液を味わう。
それから舌の先でクリトリスをちろちろと舐め、さらに唇で挟む。
「はぁっ……そ、そこ弱いんですっ……」
そう言われて止める勇太ではない。黙って愛撫を続ける。
洵は手をついて背をそらすと、無意識に勇太へと自分の下半身を押し付けている。
さらに快楽を与えてくれと懇願するように。
ふと見ると、洵の体全体が桜色に染まっていた。
そろそろ準備が整った、と判断した勇太は、そっと自分の下半身を洵の下半身に重ねる。
「あ、森崎先輩……」
洵がはっと我に帰る。
「私は、危ないですから……コンドームお願いします……」
勇太はわかった、と言ってすばやく枕元からゴムを一個取り、慣れた手つきで装着する。
「……もし、つけないでヤリたいって言われたら、どうしたらいいんでしょう……?」
洵が不安そうに問いかける。
「そういう時は、きっぱり断る事。相手が好きならなおさら着けるべきだよ。僕はそう思う」
勇太の真面目な答えに、洵は安心したようにうなづく。
「私の好きな先輩は、きっと着けてくれると思います……」
そう言って洵は嬉しそうに笑った。
勇太は洵の頬を優しくなでると、ペニスを洵のヴァギナにあてがった。
そして、そのまま先を洵の中へと入れる。
「ふっ……」
洵が小さくうめく。だが、早希とは違ってあまり抵抗感なく、亀頭の先が洵の中に入る。
「……水村さん、あんまり大きなものでオナニーしないほうがいいよ」
「は、はいっ。すいません……でも……」
大好きな先輩を思うと止まらないのだ、と言おうとして黙る。
これは授業だ。先達の忠告は無心に受け取らなければ。
「これから……気をつけます」
「傷つくと病気になるからね」
勇太はそう言うと、最後の障壁を自らの槍で突き破った。
「はっ……やぁぁあんっ」
洵の膣は割合簡単に、勇太のペニスを受け入れた。
だがやはり処女。初めての男の感覚は苦しいもののようだ。
息も出来ず、洵は唇をかみ締め、結合部に目をやっている。
「やっぱり……血、でませんね」
悲しげに洵が言う。
「普段運動してるから、じゃないかな。初めてでも出血しない人は多いから、気にしない」
微笑みあう二人。勇太は思いのほかスムーズに動けそうな予感にほっとする。
「それじゃ、動くから」
「は、はいっ。頑張ります」
洵がうなづいたのを確かめ、勇太はゆっくりと前後に腰を動かしだす。
女性が半分体を起こした正常位は動きにくいが、勇太にとっては大体の体位は挑戦済みだ。
体全体を使って抽送を繰り返す。
すこし薄いか、と思われた洵の愛液が次第に粘り気を帯びてくる。
勇太の物が前後に動くたび、洵の膣はそれをきゅっきゅっと締め上げる。
「水村さん、気持ちいいよ……とっても」
「ひゃっ……本当……ですか? ゆるく、なってませんか?」
「うん、もちろんだよ」
良かった、と呟く洵を見て、勇太はさらに動きを早めていく。
その瞬間、洵が体を振るわせた。
「ひゃぅっ……いきなり、ああっ、激しくしないで下さい……」
「あっ、ごめん……優しく、ね」
そう言うと勇太はペースを落としてゆったりと腰を振る。
最初苦しそうに息をしていた洵も、やがて挿入になれたのか、気持ちよさそうな息を吐く。
「はぁ……ああっ……んん……いいです……」
「僕も……。そろそろイキそうだよ」
「はい、お願いします……」
洵はそう言うと、ぎこちなくではあるが、自らも腰を動かしだす。
勇太はそれに答えるように深くゆったりと、あるいは浅く小刻みに挿入を繰り返した。
次第に高まっていく二人の気持ち。
打ちつけあう腰と腰。
やがて、勇太の限界が訪れた。
「い、イク……っ」
勇太は小さく呟くと、洵の中からペニスを引き抜いた。
そして、射精の瞬間、コンドームを引き剥がすと、洵のお腹めがけて激しく射精した。
「はっ、や、やぁっ……」
自らの体にぴゅっぴゅっとほとばしる精液を見て、思わず洵が顔を背ける。
初めて見た射精に、戸惑い、そしてやがて愛おしさを感じる洵。
お腹に白い池をつくる精液を見て、洵がそっと片手でそれをすくう。
勇太は射精を終え、肩で息をしながら、洵を見下ろしている。
洵は手に取った精液を、黙って口に含んだ。
「……どう?」
「……おいしくないです」
そう言いあうと、二人はぷっと吹き出した。
放課後:後片付け
今、早希と洵は初めての性交に疲れ果て、勇太のベッドで眠っている。
その傍らで、弥子と勇太は二回戦の真っ只中だった。
よつんばいの弥子をバックから勇太が突きまくっている。
「あんっ。ね、ねえ、勇太……」
弥子は顔だけ振り向いて、勇太を見る。
「何?」
「私たちの中で、誰が一番良かった?」
「そ、そんなの……」
一瞬うろたえた勇太だが、やがて当たり前の事聞くな、とばかりに口を尖らせた。
「弥子に決まってるじゃないか」
「ほんと〜?」
疑いというより、からかうような弥子の声。
「当たり前さ。弥子は僕の最高の彼女だもの」
弥子の目を見つめながら、勇太は答える。ほっとしたような弥子の顔。
「良かった。……でも、浮気とかしたら、許さないから」
「し、しないよ」
「早希や洵に頼まれても、私が許さなかったら、しちゃ駄目だよ」
「しないって」
よろしい、と弥子はうなづくと、セックスに集中するために目を閉じた。
しばらく互いの体をしっかりと味わう二人。
やがて、弥子が先に絶頂に達しようとする。
「勇太、私そろそろ……」
「うん、僕もだ……」
黙って体を離す二人。弥子が仰向けに寝転がりなおすと、また勇太がその上に覆いかぶさる。
弥子は、何度交わっても勇太の顔を見ながら達するのが大好きだった。
勇太は、そんな弥子が愛しくてたまらない。
「相原さんと水村さんも早く僕たちみたいになれるといいね」
「うん。そうね」
微笑みあい、激しく交合する勇太と弥子。
そして、二人同時に達した声が上がり……その横で、早希と洵は幸せそうに寝息を立てていた。
―終わり―
>ほけん
ただ単にセクースシーンを並べただけのような・・・
早希への中田氏シーンも無理やりっぽいしなぁ・・・
とりあえず乙
141 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 22:14:12 ID:iAAqQUV2
素人のSSですが御感想ください
デート後に
「今日のデートは楽しかったね!」
楠瀬緋菜がはしゃぎながら勇太に言う。
ふたりは三か月前から付き合い始めたカップルである。
他の女子との勇太の彼女をめぐり争って勝利したのが楠瀬緋菜だった。
楠瀬緋菜はこの上ない幸せに浸っていた。
しかし、楠瀬緋菜はひとだけ満たされてないことがあった。
性慾という禁断の欲望。
いくらカップルといえど、未だ肉体関係には踏み切れておらず、互いに家で自慰を行っていた。
「ねぇねぇ、今日家へ寄ってかない?」
楠瀬緋菜が勇太の顔の下を覗きこみながら言った。
「いいけど、なんで?」
「えっと・・・・、秘密だよ♪」
緋菜が可愛らしく答えた。
ふたりは緋菜の家路へ歩き出した。
142 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 22:28:09 ID:iAAqQUV2
デート後に
ふたりは、いつの間にか緋菜の家の前に立っていた。
緋菜がドアを開けた。
「ただいまぁー。」
しかし中から返事はない。
「誰もいない・・・・んだね。」
「気にしないで、さぁあがって!」
勇太は緋菜の家に入っていった。
「おじゃまします。」
勇太は小声で挨拶すると緋菜の部屋に入った。
「すごく可愛い部屋だね〜!」
「ありがと♪」
ふたりは床に座り込みテレビを見始めた。
ごく普通の風景。
身を寄せ合う二人。
勇太は緋菜とくっついているうちに興奮しはじめた。
(今、彼女の部屋にいて、しかも家の人がいないんだぞ!
今日しかチャンスは無いのに何してるんだよぉ!)
勇太は自分を奮い立たせた。
「楠瀬さん・・・・・・。」
「何ー?」
「あの・・・・・・。」
「だから何ー?」
楠瀬緋菜がせかすようにいい、勇太はそれにあわせて焦ってしまう。
すると勇太は緋菜を床に押し倒した。
緋菜が小さく悲鳴をあげる。
「いたた・・・・、やめてよ勇太くん!」
「ごめん、その・・・・・・楠瀬さんとしたかったから・・・・・・。」
勇太が頬を赤く染めつついった。
143 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 22:38:02 ID:iAAqQUV2
デート後に
「えっ!?」
緋菜が眼を丸くした。
「それならそうと、言ってくれればいいのに・・・・・・。」
楠瀬緋菜がまゆを八の字にまげいった。
「それじゃ・・・・いくよ。」
「うん・・・・。」
勇太はまず上の服を脱がした。
ボタンをひとつずつ丁寧に・・・・・・・・。
そしてブラジャーを外し、緋菜の固くなった右の乳首を嘗め始めた。
「ひゃっ・・・・・・。」
緋菜が甘い声をだした。
勇太はそれにかまわず嘗め続ける。
勇太は余った腕で左の胸を揉み始めた。
「もぅっ・・・・。エッチ・・・・・・。」
緋菜が頬を赤く染め言った。
「はぁっ・・・・、はぁっ・・・・・・。」
緋菜が喘ぎ声をあげはじめた。
勇太は緋菜のショーツが濡れてきているのをさとった。
144 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 23:03:06 ID:iAAqQUV2
デート後に
勇太はスカートを脱がした。そしてショーツの濡れている部分をクニクニと突き始めた。
くちゅっくちゅっとやらしい水音が部屋に響く。
「はぁっ・・はぁぁん・・・・。」
勇太が突いているうちにショーツがさらに濡れはじめた。
「楠瀬さん、すごく濡れてるよ・・・・。」
「勇太くん・・・・、我慢できないよぉ・・・・・・、挿れて・・・・・・。」
勇太はショーツを脱がした。
真っ白な肌に一本の縦の割れ目、勇太はそこを撫でた。
「ひゃうん・・・・・・。」
緋菜が先程よりも甘い声を出した。
勇太は自分の服を脱ぎだした。
ズボンはすでにパンパンの状態になっていた。
すべてを脱いだら緋菜が言った。
「勇太くんのって、すっごく大きいね・・・・・・。」
「うん・・・・・・。」
ふたりはブレーキがきかなくなっていた、勇太はコンドームを買っていないことに気付いた。
「コンドームかってないや・・・・・・。」
「大丈夫だよ・・・・・・。」
緋菜がせかすように言った。
勇太は自分のものを緋菜の割れ目にすりつける。
「はぁっ・・・・、はぁっ・・・・・・、はぁっ・・・・・・。」
すると勇太は不意打ちを打つかのように緋菜の膣に、自分の物をいれはじめた。
「痛い・・・・。」
145 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 23:06:08 ID:iAAqQUV2
デート後に
緋菜が小さく呟いた。
いくら十分に濡れているとはいえ、処女だから痛みが伴う。
しかし、緋菜痛み以上の快感を得ていた。
「はぁはぁはぁ・・・・・・・・。」
勇太は腰を前後に動かしている。
しかもだんだん激しくなってゆく。
勇太のものに緋菜の膣肉がぬちゃりぬちゃりと纏わりつく。
それが快感を引き起こし、二人とも絶頂に達しそうになる
「あぁっ!あぁっ!あぁっ!イキそう!」
「僕もイクよぉぉ!」
ふたりは同時に絶頂に達っしてしまった。
勇太の精液が勢いよく飛び出し、緋菜の膣内に流れこんだ。
しばらく性行の余韻に浸る二人。
「気持ち良かったね♪」
と緋菜が一言。
「うん。」
勇太が笑いながら答えた。
The end
両方とも乙乙。
活気があってよかよか。
147 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 06:36:49 ID:5kn9ViMS
良い書き込みでスレが盛り上がることは良いことだ。
149 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 22:32:42 ID:/Fl38rbH
携帯版のsummer days〜をやって書きたくなったわけだが
書いて欲しいわけだが
ズボン脱いで待ってる
他の職人様を待ちつつ投下。
TLSS勇太x瞳美のワカーン。「夏の日のお風呂」です。
小ネタのつもりだったんですがえらく長くなってしまいました。
申し訳ない。
NGワードは「おふろ」。全14レスです。
夏の夕立ってヤツは、べとべとと絡みついてうっとうしい。
学校帰り、突然の雨に降られた勇太はあわてて家に急ぐ。
そして、生暖かい雨に濡れた制服を洗濯機に放り込むと、風呂を沸かすスイッチを入れた。
(父さんが、お風呂好きでよかった)
全自動お湯張り機能にジャグジー、清潔で明るい、広々とした風呂場。
勇太の父がこの家を建てたとき奮発したものらしい。
最近では忙しい父はあまり使う機会はなく、主に部活帰りのるりが汗を流すのに有効利用されている。
(ま、どっちにしろこういうとき助かるよな)
勇太が濡れた頭をタオルで軽く拭いているうちに、風呂が沸いた。
脱衣場で素っ裸になると、勇太は浴室に入った。
まずはシャワー。雨には結構砂埃が混じっているから、そのまま入ると風呂桶が汚れる。
るりが入るとき、いちいち風呂桶を洗わされてはたまらない。
(そう言えば、るり姉は傘持って出たっけ?)
そう考えてから、勇太はありえないな、と首を振った。
今日の天気予報は降水確率0%。勇太ですら傘を持って出なかったのに、あのるりが持っているはずはない。
(今日は部活もないし、るり姉が帰ったときのためにさっさと上がろう)
窓の外から聞こえてくる、激しい雨音を聞きながら、勇太はそう思った。
体を簡単に流し、髪にシャンプーをつける。
わしゃわしゃと両手を使って髪を洗う。いい気分。
(昼間からお風呂って、何でこんなに気持ちいいんだろう)
そんなことを思っていたときだった。
「ただいま〜」
玄関の方からるりの声がする。
「あ、おかえり〜」
勇太は頭を洗いながら、大声で返事をする。
「勇太? どこにいるの?」
「風呂場だよ〜!」
「あ、もうお風呂沸いてるんだ、気がきくじゃない」
嬉しそうなるりの声。ばたばたと廊下を走る音が勇太の耳に届いた。
「もうべしょべしょでさ〜。気持ち悪いったらありゃしない。私も入るね」
「え、ええ? 僕すぐに上がるから、それまで待ってよ」
頭を洗っている勇太は身動きが取れない。とりあえずシャンプーを洗い流そうとシャワーのコックをひねる。
しかしそんな事は気にせず、るりは、脱衣場でばさばさと音を立てながら制服を脱ぎ捨てている。
「だからすぐ出るって言ってるだろ! ちょっと待ってよ!」
「いいじゃない、たまには一緒に入ろ?」
「な、何馬鹿なこと言ってんだよ!?」
「何よ〜、昔はよく一緒に入ったじゃない」
「そりゃ、子供のときの事だろ!」
勇太が怒鳴り返しても、るりは平然と服を脱いでいく。
すりガラス越しに、るりが片足で立ちながらするりとショーツを脱ぐのが分かった。
「何よ、お姉さまに欲情してんの? いや〜、えっちぃ〜」
るりがガラスの向こうでくねくねと腰を振った。勇太は思わず頭をかかえる。
その時だった。
「る、るりちゃん、やっぱり森崎くんが出るまで待ちましょうよ……」
ためらいがちな、聞き覚えのある声。
「あ、有森さん?」
「も、森崎くん、ごめんなさいね。突然雨に降られたから、るりちゃんに……」
どうやら雨宿りに寄ったらしい。というかるりが強引につれてきたのか。
「駄目よ、早くお風呂に入らないと体冷えちゃうでしょ? ほら、瞳美も脱いだ脱いだ」
「え? ええ? えええええええええっ!?」
思わず絶叫する勇太。すりガラスの向こうで、裸のるりが瞳美の制服に手をかけるのが分かった。
抵抗する瞳美。しかし、手馴れた様子でるりはするすると瞳美の制服を脱がしていく。
「や、やめてるりちゃん……」
そう言いながらも、瞳美はあっというまに下着姿にされてしまった。
勇太にもぼんやりとブラジャーとショーツだけをつけた、半裸の瞳美が見える。
思わず、オトコノコが反応してしまう勇太。さっと股間を押さえる。
(と、とにかく頭を流さなきゃ……)
勇太が大急ぎで残ったシャンプーを洗い流しはじめた
よりにもよってこんな時に、大好きな有森さんが来るなんて。
せっかく最近仲良くなったっていうのに、これじゃ元の木阿弥、告白なんて一生出来なくなるぞ!
勇太は髪を洗い終わり、腰に小さなタオルを巻きつけ出ようとする。
だが、遅かった。
「や、やあっ、るりちゃんてばぁ……!」
瞳美の声と、ガラスの向こうの様子から、瞳美が真っ裸にされてしまったのが分かった。
腰に巻いたタオル越しに、勇太のアソコがぴんと屹立する。
これじゃ、瞳美どころか、るりの前に出る事すら出来ない。
「じゃあ、今から入るから。変な事考えたら、お姉ちゃん許さないからね?」
その言葉のわりには楽しそうな声で、るりは風呂場の扉に手をかける。
「わ、わわわわわわわわわわっ!」
勇太は慌てて身を翻し、風呂桶に飛び込んだ。
「お邪魔しまーす」
陽気な声と共に、るりが入ってくる。ぺたり、と素足がタイルに触れる音がした。
勇太は目を閉じて、入り口の方に背を向けて風呂に使っている。
「なーに照れてんのよ、いいからこっち向きなさい」
「だ、だって……」
恥ずかしくて言葉に出来ない。いくら姉とはいえ、年頃の女の子の裸を見るわけには……。
そう思って身を固くしていると、ぷっとるりが吹き出すのが聞こえた。
「ばっかねえ。男の子がいるのに、裸なわけないでしょ? いいからこっち見なさいって」
思いがけない言葉に勇太はおずおずと振り返る。
るりのすらりとした足が見える。そろそろと視線を上に動かしていくと……。
ピンク色のもこもことした布地。
るりは体に大きなバスタオルを巻きつけていた。
「……な、なーんだ……」
ほっとしてため息をつく勇太。そのおでこを、るりはちょっと強めにデコピンする。
「この、スケベ。お姉ちゃんの裸、そんなに見たかったわけ?」
そう言いながらも目は笑っている。勇太は安堵からずぶずぶと湯船に顔を沈めた。
そのとき、るりの体の向こうに、同じ格好をした瞳美の姿が見えた。
「うぅぅわっ!!」
変な悲鳴をあげ、また背中を向ける勇太。
「ほら、瞳美も早く入りなさいよ。本当に風邪ひいちゃうわよ?」
「ちょ、ちょっとるりちゃん引っ張らないでっ」
るりに引っ張られて、瞳美も浴室に入ってきた。二人分の足音が響く。
「あ、あの森崎くん?」
「は。はははははいっ!」
瞳美に声をかけられ、勇太の声が裏返る。
「あんまり、こっち見ないでね……」
「わ、分かっております!」
思わず敬礼する勇太。あさっての方角に敬礼しても意味ないのだが。
そんな二人を尻目に、るりだけが何も気にしない様子で、シャワーの温度を確かめたりしている。
「じゃ、まずは髪を洗いましょうね〜」
そう言うとるりは瞳美をプラスチックの椅子に座らせる。
ぺたん。
瞳美のお尻が、椅子と当たってちょっと濡れた音をたてた。
(あ、有森さんのお尻、大きそうな音だった……)
勇太は瞳美の方を見ることが出来ない。だが、見ないことで、一層耳が研ぎ澄まされる。
るりが鼻歌を歌いながら、瞳美の髪を洗う音。
シャワーが肌に当たる音。
その一つ一つが、勇太の妄想を刺激する。
いま、瞳美はどんな様子なんだろうか。肌はどんな色に染まっているだろうか。やはり薄桃色か。
るりに体を洗ってもらうとしたら、やはりタオルは脱がなきゃいけない。とすると、全裸になるのか……?
「るりちゃん、洗うの上手ね、美容院みたい……」
うっとりとした瞳美の声。まだ髪を洗っている段階らしい。
「お客様ー、どこかかゆいところはございませんかー?」
間延びした、美容院のスタイリストの口真似をしながら、るりは瞳美のつやつやとしたロングヘアを洗っていく。
きゅっと蛇口をひねる音がして、シャワーが噴き出す。
るりは最後に、丁寧に瞳美の髪に残った泡を洗い流した。
「じゃ、交代ね」
ぺたん、ぺたん。
瞳美のお尻が椅子から離れる音、そして今度はるりのお尻が椅子に当たる音がした。
(……どうやら、るり姉より有森さんの方が、お尻は大きそうだぞ)
考えまいとしても、御年頃の勇太、思わずそんな事を考えてしまう。
そのせいで、勃起は全くおさまる気配を見せない。
勇太の背後で、瞳美がこれまた鼻歌を歌いながら、るりの髪を洗う。
「うらやましいなあ、るりちゃんの髪、すっごく艶があって綺麗」
「えー、瞳美の方がいいじゃん。色っぽくてさあ。ま、私めんどくさくてロングは無理だけどね」
そんな風に、お互いの髪をほめ合いながら瞳美の洗髪は続いた。
男のようなショートヘアのるりの髪は、瞳美のそれよりはるかに短時間で洗い終わる。
瞳美がきゅっと蛇口をひねる音がして、シャワーが止まる。
「ふう……ありがと、瞳美。……さて、と」
そう言うと、るりは勇太の方に顔を向けた。
ぽん。るりが勇太の肩を叩く。
勇太は何か嫌な予感がして、思わず体をこわばらせる。
「じゃ勇太、背中流して」
「は、はいぃ?」
もう勇太はどうして良いのか分からなかった。
勇太の目の前に、白い背中が二つある。
勇太は腰にタオルをきっちり巻きつけ、手にもタオルを持って、立ちすくんでいる。
「ほら、早くしなさい」
椅子に座ったるりが振り向いて急かす。るりはタオルも全て脱いで、本当に真裸だ。
脇からふっくらとした乳房が見える。残念ながら(?)乳首は腕の影になって見えない。
一方の瞳美は、背中はさらしているものの、タオルをぎゅっと体の前に押し付けている。
しかし、それでもうなじから、お尻まで、瞳の体を隠すものは何もない。
憧れの、有森さんの裸……。
勇太のアソコはすでに爆発寸前。頭は沸騰寸前だった。
引き寄せられるように、瞳美の方へと近づく勇太。そこへるりの叱責が飛んだ。
「おーっと駄目、まずはお姉さまを洗いなさい」
「へ、な、なんで?」
お預けを食らって、ぽかんと間抜け顔の勇太。るりはいたずらっぽく笑った。
「まずはお姉さまの体で慣らしておかないとね。いきなり瞳美に触ったら、勇太、シャセイしちゃいそうだもん」
「な、ななななななななにを言ってるんだるり姉っ!!」
「シャ、シャセイって!?」
顔を真っ赤にした勇太と瞳美が同時に叫んだ。それでもるりは平然としたものだ。
「ほら、さっさと洗いなさい」
るりにぴしゃりと言い切られ、仕方なく勇太は静かにるりの背後に近づく。
勃起がすごいことになっていて腰のタオルが落ちそうなのを何とか防ぎ、るりの背後に跪いた。
やさしくるりの背中を洗っていく。
つるりとした肩、ほっそりとした背中。そしてわき腹へと手を伸ばす。
「おっぱい、触ってもいいわよ?」
「ば、馬鹿なこと言うな!」
そう言われると、ますます脇の間から覗く姉の乳房が気になる勇太だった。
しかし、隣には瞳美がいる。ぎりぎりのところで理性が本能に勝利した。
るりの乳房に触れないようにしながら、両脇を洗い終わると、静かに尻の方へと手を動かす。
優しく、二つのふくらみをタオルで撫でるように洗っていく。
それはまるで大きな桃のようだった。タオル越しにも、その弾力ははっきりと感じられる。
(さ、触っちゃおうか?)
そんな不埒な考えを、頭を振って追い出す。大事な姉をそんな風に扱っちゃいけない……。
何とかるりの背中全体を洗い終えると、洗面器に一杯湯をすくい、そっと洗い流す。
石鹸の泡が流れ落ちていくのを見て、勇太はほっと息をついた。
「よし、ありがと。前は自分で洗うから、今日はいいわ」
「きょ、『今日は』って、どういうことだよ!?」
「あら、今度は前も洗わせたげるって言ってんの」
「え、遠慮するよ!」
顔を真っ赤にして、るりから顔を背けると、同じく顔を真っ赤にした瞳美と目があった。
「ほら、瞳美が待ってるわ。早く洗ったげなさいよ」
笑いながら、るりは自分の体の前を洗い始めた。乳房も、足の間の茂みも、ボディソープの泡に隠れていく。
勇太は少し名残惜しそうに、るりの背後から瞳美の背後に移った。
「あ、あの……」
「な、何かしら……?」
とまどいがちに瞳美に声をかける。瞳美もぎこちなく答える。
「洗い、ますから……」
「え、ええ。お願い、するわ……」
途切れ途切れに会話しながら、勇太はそっと瞳美の体に触れた。
タオル越しに、瞳美の体のぬくもりが伝わってくる。
いま洗ったばかりの髪からは、爽やかなシャンプーの匂いと、瞳美の匂いが立ち上っている。
勇太の自分自身がそれに反応して「びくっ」と跳ねる。
(お、おとなしくしてろ!)
言うことを聞かない自分の体を叱りつけ、勇太はそっと瞳美の体を洗っていく。
るりと同じく、まず肩とそれから細いうなじを。
洗いやすいように髪を前に回した瞳美のうなじは、まるで日本絵画から抜け出してきたような色気を漂わせていた。
震える手でそっと洗う勇太。
勇太の手がうなじに触れたとたん、瞳美が「ひゃっ」と声を上げた。
「ご、ごめんなさい……そこ、触られるなんて初めてだから……」
勇太が謝るより先に、瞳美が口を開いた。肩越しに勇太を見つめると、また恥ずかしそうに前に向き直る。
勇太はもごもごと謝罪の言葉のようなものをつぶやき、また体を洗い始める。
瞳美の背中を伝って、勇太の手が下りていく。
しなやかな弓形を描く瞳美の背中の曲線は、神々しささえ感じられた。
勇太の手が下りるのにしたがって、瞳美の背がゆっくりと反る。まるで愛撫でも受けているように。
「脇も、洗いますね」
「ええ……」
小さな声で呟く瞳美は、右手をあげて脇をさらしながら、左手で自分の乳房を隠す。
勇太は出来るだけそこを見ないようにしながら、瞳美の脇腹を洗っていく。
無駄な毛一本ない瞳美の脇から、なだらかなラインにそって越しへと手を動かす。
「は、はぁぁあ……」
瞳美の口から、艶っぽい吐息が漏れ、勇太はどきりとする。
思わず瞳美の顔を見上げると、頬を染めた瞳美と目があった。
なんでもないわ、と言うように首を振る瞳美。勇太は黙って作業に戻る。
反対側の脇も洗い終わると、最後に瞳美の尻に取り掛かった。
さっき想像したとおり、瞳美の尻はるりのそれより豊かだった。
もちろんただ大きいというのではなく、しっかりとした締まりを持ってそこに鎮座している。
るりが小ぶりの桃とすれば、瞳美は柔らかなおまんじゅうのようなイメージだろうか。
自分でもわかるほどの動悸を必死で抑えながら、勇太はそっと瞳美の尻に手を添えた。
円を描くようにそれを磨き上げる。
もう、瞳美は悲鳴も吐息もあげなかった。
そのおかげで、勇太は何とか瞳美の体を全て洗い終わる事が出来た。
勇太が瞳美の背中を流し終わったのを見て、るりがにっこりと勇太に笑いかける。
「はい。よく出来ました……それじゃ、私たちからご褒美をあげちゃおうかな?」
「ご、ご褒美?」
「『私たち』って……、何するの?」
勇太と瞳美は同時に驚く。るりは自分の座っていたプラスチック椅子を、勇太の方にそっと差し出した。
「私たちで、勇太を洗ったげる」
ご想像の通り、勇太は抵抗したが、その程度で何とかなるなら今のような姉弟関係になるわけがない。
勇太は背後からがっちりとるりに羽交い絞めされて、椅子に座らされている。
何しろ、下手に暴れるとタオルがはらり、オチンチンがぽろり、なわけで。
勇太はまな板の鯉になってじっとしている。
背中にはるりの生乳が当たっているし、目の前にはタオルで身を包んだだけの瞳美がいるし。
勇太の勃起はおさまりようもない。
タオル越しの屹立を、るりと瞳美にばっちり見られ、勇太は死んでしまいたいほど恥ずかしかった。
「ふーむ、やっぱ子供の頃に比べりゃ、立派になったわねえ」
聞きようによっては大変失礼なるりの感想も、今の勇太には羞恥心を高める効果しかない。
瞳美も、立派な勇太の股間の盛り上がりから目をそらす事が出来ない。
その手にはボディソープをたっぷりつけたタオルが握られている。
「じゃ、瞳美、お願いね〜」
「あ、あの……なんで私、なの?」
瞳美がるりに救いの手を求めて、そう問う。
「私が洗ったんじゃ、ご褒美になんないし。やっぱここは久夏のトップアイドル有森瞳美様が……」
「なっ、変な事言わないで、るりちゃん!」
抗議の声を上げるが、るりは済ました顔だ。
「それに、瞳美。チャンスが目の前にあるなら、それを活かした方がいいわよ?」
るりの言った意味が分からず、勇太はるりの方に目をやる。だが、るりは視線をつとそらした。
「そんなわけで、瞳美、レッツ・ゴー!」
陽気なるりに押し切られたのか、瞳美はうん、とひとつ大きくうなづいた。
「それじゃ、森崎くん。洗うわね……」
瞳美の手が勇太の胸に伸びる。勢い、瞳美の体は勇太の方へぐっと近づく。
体に巻いたタオルの隙間から、瞳美のふくよかな胸の谷間がはっきりと見えた。
勇太の鼻がつーんと痛くなる。
(こ、この歳になって鼻血は……)
さすがにそれは恥ずかしいので、勇太は必死に別な事を考えようとする。
だが目の前の瞳美の体の誘惑に抗しきれず、ついつい目はそちらの方に向いてしまう。
胸の谷間。むちむちとして、しなやかなふともも。タオルの下から少しだけ覗くお尻。
そして、優しく自分の胸をなでまわす細い瞳美の手。
いや、洗っているのだが、何しろ女性の力だから、勇太には撫でているとしか思えない。
このまま何の刺激なしでも、イってしまうのではないか。
勇太は少し怖くなった。だが、瞳美はそんな事お構いなしに、勇太の胸から腹へと手を移していく。
おへその周りをくすぐるように洗われ、勇太は思わず体が逃げそうになる。
その拍子に、屹立した勇太のペニスが瞳美の腕にぺしり、と当たった。
「や、やぁっ」
「ごごごごごごごごごめんなさい!」
慌てて謝る勇太。しかし、瞳美は思いのほか嫌がりもせず、勇太に微笑む。
「お、男の子だもんね? 仕方ないわよね?」
誰に言い聞かせているのか、呪文のように呟くと、腕を不自然に勃起から遠ざけつつ体を洗っていく。
そして。
ついに勇太のお腹も洗い終わった。その下にあるのは、立派な勇太の物。
「あ、あの……そこは……」
結構ですから。勇太がそう言おうとしたとき、瞳美がぱっと顔を上げた。
「森崎くん?」
「は、はい?」
「私の事、キライにならないで……ね?」
「え?」
言葉の意味を問い直そうとするより早く、瞳美はぱっと勇太の腰のタオルを剥ぎ取った。
ぼろんと音を立てるように、勇太の腰の真ん中でぎんぎんに勃起したペニスが揺れていた。
瞳美はこれ以上ないくらい顔を染めながらも、そこから目をそらさない。
そして、そっとタオルを持った手を近づける。
「あああああああ有森さん!?」
勇太は逃げる事も忘れ、瞳美のする事を見つめている。
何しろ、とっくの昔にるりが自分の体を放し、風呂を上がった事すら気づいていなかった。
瞳美は途中まで手を伸ばし、ふと動きを止める。
そして、ひとつ小さくうなづくと、手に持ったタオルを投げ捨てた。
それから泡だらけの手で、そっと勇太のペニスを握った。
「う、うわぁ……」
暖かい瞳美の両手に包まれて、思わず勇太が悲鳴に似た声を上げる。
もちろん、それは悲鳴ではなく、快楽の声だったが。
瞳美はしばらく勇太のペニスを握っていたが、やがておずおずとそれを上下に擦り始めた。
洗うというより、明らかに愛撫だ。
勇太のものをぬるぬるとした泡と、しなやかな瞳美の手が包む。
何度か擦った後、瞳美はやさしく二本の指で勇太のペニスを挟んだ。
そして、つーっとカリの方へとペニスを擦り上げる。それから、カリ首を指で何度かしごいた。
「あ、有森さん、そんなことされたら……」
もう限界もいいところだ。はっきり言っていつ射精してもおかしくない。
「森崎くん……」
だが、勇太の抗議を無視して、瞳美はうつむきながらささやく。
「私……あなただから、こんな事するのよ」
「……え、どういう事……」
快楽を忘れ、思わず問う勇太。もじもじと瞳美が顔を上げる。
「本当はね、あなたと一緒にお風呂に入りたいって言ったの、私のほうなの」
「は、はあ……」
間抜けな相槌を打つ。
「だって、私年上だし、あなたはお友達の弟さんだし、仲のいいメル友さんもいるし、こうでもしないと……」
mimiさんは本当に友達なんだけどな、なんて思いながらも、勇太は瞳美の愛撫に身を任せている。
「キライにならないでって言ったのは、そういうこと。……私、わがままよね?」
女の子にそう言われて、「ああそのとおり」と言えるヤツがいるか?
勇太は、上目遣いに問われて、ぶんぶんと激しく首を振る。
嬉しそうに瞳美は微笑むと、泡だらけの勇太のペニスをそっとシャワーで洗った。
洗われ、擦られ、つるりと光る勇太のペニスが姿を現した。
「最後まで、してあげる……」
瞳美はそう言うと、ぱくり、と勇太の物を口に含んだ。
「ひ、ひゃ……」
熱い瞳美の口内と、唾液に包まれ、勇太の背を激しい快感が通り抜けた。
瞳美はぬめぬめとした舌で、しばらく勇太のペニスを嘗め回したかと思うと、頭全体を使って激しく勇太をしごき始めた。
じゅぽじゅぽと唾液の音がする。
唇と舌に包まれ、勇太は体を震わせて、瞳美のフェラチオを感じていた。
「あ、有森さん……そんな、そんな激しくしたら……すぐに……」
「いいから、イって……私の口で……イっていいのよ……」
瞳美が頭を振るのにあわせて、瞳美の長い黒髪がゆったりと揺れる。
思わず勇太は瞳美の頭を押さえて、さらに深く咥えさせようとしていた。
瞳美もすぐにそれに応え、奥まで勇太の物をしゃぶる。
もう、限界だった。
「あ、有森さん! 有森さん! い、イきますっ、イきます……!」
「うん、出して、出してっっ!!」
瞳美が止めとばかりにぎゅーっと勇太のペニスを吸った。
「い、い、い、イくっ!」
勇太は大声でそう叫びながら、瞳美の口の中で射精した。
ぎりぎりまで我慢させられていたペニスは、熱く濃い白濁液を、ものすごい勢いで瞳美の口にぶちまける。
「む、ふぅ、むふぅ……」
飲みきれないほどの精液をぶちまけられ、瞳美は思わずペニスから口を放す。
顔に向かって、射精の余波がほとばしり、瞳美の顔を汚していく。
その口からは、勇太の精液がたらり、とこぼれていた。
思う存分射精した勇太は、興奮冷めやらぬまま白く汚れた瞳美に目をやる。
勇太は、そんな瞳美を美しいと思った。
勇太は、白濁液にまみれた瞳美の顔に、そっと自分の顔を近づける。
「森崎くん……?」
不思議そうに勇太を見つめる。
勇太は一息置いてから、そっと瞳美の唇に自分の唇を重ねた。
「!!」
慌てて瞳美は勇太から唇を離す。
「だ、駄目よ……汚いわっ」
初めてのキスより、初めての……フェラが先の女なんて。
そう瞳美が言う前に、勇太がもう一度その唇をふさいできた。
驚きながらも、愛する人の口づけを味わう瞳美。
「汚くなんて……ないです。だって、有森さんは僕の事が好きなんでしょう?」
「え、ええ……」
はっきりと言われ、また赤面する。
「僕も……有森さんの事が好きです」
「ほ、本当……?」
泣き出しそうな瞳美に、勇太が静かにうなづく。
次の瞬間、瞳美は勇太を力いっぱい抱きしめていた。
勇太も、優しく瞳美の体を抱き寄せた。密着する、二つの体。
瞳美の胸が、火のついたように熱く感じられた。
その時、ふふふ、と勇太の耳元で瞳美の笑い声がした。
「どう、したんですか?」
「あ、ごめんなさい。だって、あなたのアレ、まだ元気なんだもの……」
二人は顔を見合わせると、そろって勇太の下半身に目をやる。
まだカチカチに勃起した勇太のペニスが、二人の体の間にあった。
「……あの、有森さん」
「……この続き、する?」
勇太が言う前に、瞳美がそう言って微笑んだ。今度は勇太が照れる番だった。
「あ、でもるり姉がいますし……」
「じゃあ、ここで、しちゃう? あ、駄目だわ。私今日は危ないかもしれない……」
どうしよう、と二人そろって周囲を見回した。見回してどうなるものでもないが。
「あ」
瞳美の声に、勇太もつられて瞳美の視線の先に目をやる。
いつの間にかるりが私服に着替え、脱衣場からそっとこちらを覗いていた。
「るるるるるるり姉!!」
「るりちゃんっ!!」
慌てる二人を見ても、るりの顔色は何一つ変わらない。
「あー、こほん。私、ちょっと学校に忘れ物をした。雨はやんだから、取りに行く。きっちり二時間は帰らないから。
コンドームは私の部屋の机の引き出しの上から二番目。1ダースほどあるから、好きなだけどうぞ。
初めてのときは痛いから、十分濡らしてからいれる事。無理だと思ったら次の機会にして、ペッティングで我慢。
いいわね、勇太?」
淡々とるりが告げる。勇太は黙ってうなづく。
「それじゃ、行ってきます」
そう言ってるりは頭を引っ込めた。
思わず顔を見合わせ、噴き出す勇太と瞳美。お互い笑いが止まらない。
「言い忘れてた」
その時、もう一度るりがひょっこりと顔を出した。
「なっ、何だよるり姉!」
勇太の抗議など無視して、るりは瞳美にウインクする。
「……おめでと、瞳美」
そう言うと、るりはさっさと行ってしまった。
二人、浴室に取り残された勇太と瞳美。
「……じゃあ、とりあえず……」
「もう一度、キスしてくれる?」
瞳美の言葉に、勇太は優しく瞳美に口づけする。
「それから」
顔を離すと、瞳美の真剣な顔が目に飛び込んできた。
「なんですか?」
「これからは、『瞳美』って呼んでね」
そう言って恥ずかしそうに目を伏せる。勇太は満面の笑みを浮かべ、
「うん……瞳美」そう答えた。
あとは、言葉なんかいらなかった。
―終わり―
=====================
ご都合主義的なところは、大目に見てくださいw
では。
るり姉GJ!
Sネタが増えて嬉しいがPS2を持たない俺ガイル
るり姉帰宅後にちゃんと3P。
お姉ちゃんも愛してあげないと。
キスもまだなのにフェラはすばらしいのでつ。
早希たんだけのものではないのでつ。
るりちゃんだって、弟さんのことを女として愛しているのに。
そんな気持ちに気付いているテンパイはるり姉を引きとめて3Pでつ。
腰が立たなくなるまでしゃぶしゃぶじゅぶじゅぶでつ。
交互に繋がり、最後は一緒におふぇらでつ。
腰の抜けた二人をベッドまでお姫様だっこではこび、二回戦でつ。
腰が立たないけどおトイレにいきたくなったお姉さま二人の下の世話までするのでつ。
>>166 勃って濡れた乙。
次もどんどん頼むよー。
神降臨!
ありがとうありがとう
その後どこぞの18禁掲示板で、mimiさんが初体験告白していたりしてw
年下の彼と彼の家で初えっちしちゃいましたカキコか、、、ハァハァ、、、
メール女と年下男
「相手の男はひとりだが、おまいにはネットのみんなが付いている。」
(ry
>>176 せめて「ユー・ガット・メール」あたりにしちくり……
178 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 15:15:18 ID:eCCxM7os
桐屋未里ネタの需要ってある?
桐屋さんの「……好きにすれば?」なんてそっけない言葉を、
「好きにしてもいい」と解釈して押し倒す(ぉ
>>180 たぶん正解。
女性の言葉を真正面にうける男はダメよ。
言葉の裏を読むのよ。
>>182 これがバサ子だったりすると裏も何もないでしょうけどねぇ、きっとw
バサ子は高校に進学すると同時に、のほほんとしてる間に部活の先輩に食べられてしまいそうでつな・・・
あれ、エッチされちゃったー エヘヘ
みたない感じでw
運動系女子はヤリマン多いそうだしな、、、
その論理でいくと、茜タンもそうなのか!!
茜たんは星座が好きなような女ですよ?
お兄ちゃん一筋です。
お兄ちゃんかよ・・・
まあ、でも、現実的&論理的に考えると、主人公と結ばれなかったヒロイン達もいつかは経験するわけで・・・
もしも、主人公と結ばれなかったら! という方向でちょっと妄想を走らせてみました・・・
るり姉:がさつだから意外と社会人になるまで処女・・・かっこいい上司と不倫で卒業か!?
茜 :高校三年ぐらいの夏に、海でナンパされた大学生に人気の無い岩場で食われそう・・・
かすみ:大学のコンパで酒を飲まされてお持ち帰りされ、あっさりロストバージン
葵 :高校卒業後の恋人と普通に・・・
たかね:高校の時に付き合いはじめた先輩に手ほどきされて・・・
綾音:大学のサークルの先輩に優しくされて、海をみに行こう!とかドライブに誘われて、その帰りのホテルで・・・
こんな感じかなー
まあ、あくまで個人的な妄想ですw
るり姉: 弟クン以外ありえません。
ストーコ: お兄ちゃん以外ありえません。
かすみ: お兄ちゃん以外ありえません。
じゃあ、全員、主人公相手に初体験ということで!!
そっちのがエロイ気がしてきた・・・ハァハァハァハァ
もちろん、君子も。
>>190 当然です。
君子はお兄ちゃんが独占ですよ。
>>188 グッジョブ!!
ネトラレ属性の俺には最高のネタだ
特にかすみがイイ!
しかも、まだ主人公のことを忘れることができてないと妄想。
そりゃー、かすみは主人公のことは忘れてませんよ。
ただ酒のせいで動けなくて、あんあんと・・・
気がついたら裸でベットに寝てて、隣にコンパで知り合った男がタバコを吸ってる・・・
「なんだ、かすみちゃん初めてだったんだ」
とか言われそう。
他のキャラの妄想もしようか?w
(*゚∀゚)がまたムキになって反論してきますよw
>>193 いいね、サイコー
このシチュでかすみSSキボンだあ!
>>195 いや、主人公はかすみのお兄さんじゃないしw
>>196 じゃ、
主 人 公 以 外 あ り え な い 。
ねとられうざきもす。
よそでやれ。
ね
よ
か、おやすみ。
もう直ぐ6月ジューンブライド。
ウェディングドレスでセクール。
るり姉のケコーン当日に新郎のいぬ間にコソーリ致してしまう弟君
君子の〜この間、同文〜致してしまうお兄ちゃん
新郎がそもそも弟クン(お兄ちゃん)
>202
ドコの国で式を挙げるつもりだ〜
入籍はせずに、式だけすればいいんジャマイカ?w
>>196 かすみの視点で書くと
「眠ってて覚えてません、気がつくと処女を喪ってました」
になるし、相手の男の視点で書くと
「マグロなんで反応がなくておもしろくない」
になりそう
>205
NTRは心情的にキツいものもあるが、
「私、汚れちゃったな……」とふっと(もちろん辛いのを押し殺して)微笑むかすみんを
主人公がぎゅって抱き留める続きがホスィ
いや、あのシチュの場合主人公は既に別のキャラとくっついてるわけで。
自暴自棄気味なかすみが、ちょっと優しげな男に…
まあ半和姦。
て感じ
亜美ちゃん?
もしも主人公が他のヒロインと付き合ったらどうなるの!?(S編の続き)
里未 :サイクリング旅行先で外人と仲良くなって強引に野外喪失。
唯子 :大学受験の塾で親しくなった先生に個人指導で・・・
菜由 :パシリとして使っていたコンピューター部の後輩に頼み込まれ、断りきれずに勢いで経験。
瞳美 ;ネットで知り合った男に気を許して、ノコノコ会いにいったところを言葉巧みに初体験。
隠しタン:同級生と普通に恋愛して普通にロストバージン。たぶん普通に幸せ。
テンパイと姫は弟クンとるり姉がいただいた。
各キャラのオナ〇ー経験の有無が気になる。
「TLSの女の子はオ〇ニーなんかしない」とずっと思ってたので、
Sの隠したんが“アレ”の存在を知っていたのはビクーリですた。。
オナーニはしてるだろう。
くくく。
主人公を想ってのオナーニをしてます、全員。
主人公ハレーム路線がガチ。
もしも主人公が他のヒロインと付き合ったらどうなるの!?(3編の続き)
かなめ :女子高の同級生とレズ喪失
梢 :大学でロリータ趣味の男と学生結婚。初夜喪失or遊季とレズ喪失
遊季 :街でナンパされた男と好奇心で経験。もしくは梢とレズ喪失
里佳 :普通に高校のクラスメイトと恋愛をして体験。
笑 :おじさん・・・
結由子 :実と普通に
まどか :かなめに捧げてレズ喪失
時子 :親が留守の時に大学生の家庭教師となぜか保健体育の勉強を・・・
さくら :辻村先生と電撃結婚
面白くもないし、もういいよ。
このゲームって、ちゃんと星座とか血液型の性格に基づいてキャラ作ってるよね。
自分しし座でO型なんだけど、しし座はみずかめ座と相性よくて
男がOだと合う異性の相性はB
神谷菜由がそれに当てはまってて、見事最初にクリア。
なるほど。
じゃあ、山羊座A型の漏れは牡牛座O型と相性が良いから
のぞみ・かすみ・やっこはみな漏れのものという訳か。
いえす。
ちゃんとした設定だから、楽しめる。
ってか瞳美先輩エロすぎ
あとやっこ
やヴェーよ、水着姿で現れるとかw
妄想が絶えません
>>223 オカノンの水着でウロチョロはマジヤバイ!
>>224 ですな。
もうね、はあはあもんですよ。
ってか瞳美先輩セクスィーです。
弥子はペチャがいい。
ロリロリでふな
やっこのお胸だって、ちゃんと育ってますよ。
>>210 着想 NG WORD あのころの永遠 幸運 選ばれた未来
流れが変わりつつあるので即落とし。推敲してないのでちょっとアレ
10年という歳月は、あのころは永遠と同じ意味を持っていた。
あの頃住んでいた団地は、新しい建物に変わっていた。
潮風にあたりながら散歩した砂浜は海岸通りの道を広げたためか狭くなった。
高台のあの場所は転落防止の高い柵が設けられ、児童公園の遊具はいつのまにか撤去されていた。
電機メーカー営業職、忙しい毎日を妻、子供と2人の子供の笑顔に支えられている。
絵に描いたような幸せ。
この幸せを壊さないように、疑わないように毎日自分に言い聞かせている。
今日も残業を済ませ、一人食卓につく。電子レンジで温めたご飯に、不満はない。
そのときふとテーブルに置かれたクラス同窓会のお知らせと銘打たれたはがきに気づいた。
波多野寿司の外観は、あのころとほとんど変わっていなかった。
よく見ると横手の犬小屋がちょっと新しく、名前も「コハダ」に変わっているぐらいだ。
中には懐かしい顔がそろっている。
ちょっとだけ昔に戻ったような気もするけれど、中には髪が少しキテルやつもいるし、
昔の制服を着たら間違いなくファスナーが弾け飛ぶ体になってるやつもいる。
「おい、ちゃんと飲んでるか? 喰ってるか?」
「そういうおまえはウーロン茶か」
ちょっとおなかが出てきた自分に気恥ずかしさを感じながら、とりあえず軽口を返す。
「はは、このあと車で帰んなきゃいけないしな」
片手でハンドルを握るように動かして苦笑いをする。
「ああ、そうか、ここはお兄さんが継いだんだっけな。今どうしてるんだ?」
波多野の目がやれやれと笑う。傍らのバッグから1枚のお芝居のチラシを取り出し、出演者の名前のひとつを指差す。
「これ、わたし 最近はそこそこちゃんとした役ももらえてるんだけどなぁ」
なんでも小さな劇団に所属し、ドラマやCMにも少しずつ出られるようになってきたらしい。
「わたしのことより、かすみにもちゃんと連絡とれよな、薄情者」
なんでわかるんだという俺の疑問には、驚くような答えが返ってきた。
「だって、今、いっしょに住んでるからさぁ」
同窓会が終わることには、意識が朦朧としていた。かろうじて万歳三唱は覚えている。
かすみのことを話していたら、波多野につぶされた。
かすみが某楽器メーカーの音楽教室の講師をしながら、クラッシックのCDを2枚も出していたなんて初めて知った。
二人ともまだ独身で、波多野曰くサビシイモノ同士肩を寄せ合って生きているとのこと。
「おまえ弱いな!」
ウーロン茶のおまえが言うなとは思ったが、言葉にするだけの気力が残っていなかった。
「しょうがない。わたしが送ってあげよう」
波多野の肩をかりて赤いステーションワゴンにもぐりこむ。
寝てていいぞという声に甘えて、意識を手放した。
「おーい、ついたぞ」
波多野の声に起こされて辺りを見渡すと、見知らぬ風景。けっこう高級そうなマンションだった。
「ようこそ、わたしのかすみの愛の巣へ。……って、おまえ、住所ぐらい言ってから寝ろよな。
何べん呼んでもおきないし。まぁ、とりあえずかすみにも会ってけ。もう何年も連絡してないんだろ」
すこしボケた頭で波多野についていく。
なんとなく家賃を聞いてみたら、結構な値段だった。かすみとシェアしてるにしても、かなり高級だ。
「こいつさぁ、わたしのこと何にも知らなかったんだぜ。春になったら〜♪ ってCMの後ろで
スーツ着てるのとか、けっこう良く流れてたんだけどな」
「あおいのことしらないなら、わたしのことなんてぜんぜんだよね」
急に訪ねたのにかすみは嫌な顔一つしないでえへへと笑っている。
目の前にはグラスに入ったウイスキー。今日は飲めなかったからという波多野の相手をかすみと2人でしている。
「ねえ、あなたは今幸せ?」
かすみの問いに即答できなかった。
アルコールが回っていたからとか、そういうことじゃないんだけれど、なんとなく幸せだと言い切ることが出来ずにうやむやにごまかした。
「わたしたちはね。幸せだよ。すごく運が良かったと思う。二人ともやりたい仕事をして、それでちゃんと生活できてる。
このさきもずっと一緒にいられたらいいなと思ってるよ」
結婚はしないのかというオレの問いに、2人が顔を合わせて不器用に笑った。
「本当に大好きな人となら結婚したいけれど、その人とは結婚できないんだ、二人とも」
かすみの答えに気まずくなって、手にしたグラスをあおった。
「ごめん、ちょっと飲みすぎたみたいだ。もう帰るよ」
立ち上がりかけてふらついた。テーブルに手をつこうとしたら力が入らず肘と肩をしこたまぶつけた。
「あー、もう、いいから今日は止まってけ。明日の朝送ってやるからさ。
奥さんには…… 波多野寿司に泊まってることにしとけ、兄ちゃんに口裏合わせてもらうからさ。」
反論する体力は残っていなかった。
不意に目がさめた。リビングに敷いた布団から身を起こすと、どこからかぼそぼそと声が聞こえる。
……やっぱやめよう……あおいだって最初は乗り気だったじゃない……そんなこと言っても……
ドアの隙間から廊下の明かりがこぼれている。
思い切ってドアをあけると、何かを決意したような顔のかすみと、ちょっと迷っているような波多野の顔があった。
「えっと、なにかな」
少しだけ間があった。波多野が目をそらす。
「わたしたち、幸せよ。でもね、やっぱり、足りないの」
かすみはそういうと身に付けた、ナイトガウンを床に落とす。
ベビードールというのだろうか、面積の限りなく少ないネグリジェのようなものしか身につけていない。
「あおいがね、あなたを連れてきたのも、酔いぶしたのも、最初から予定通りなの」
のどがからからに渇いているのが、お酒のせいなのか、それともこの状況のせいなのかわからない。
「べつに、あなたの家庭を壊すつもりは無いの。あなたが、わたしや、あおいを選ばなかったことを責めてるのでもないわ。
ううん、むしろわたしたちが仲良く暮らしていけるのは、選ばれなかったからかもしれない。
幸せの量がみんないっしょなら、あなたに選ばれなかった不幸せの分だけ、わたしやあおいはもっと幸せになれるかもしれない。
でもね、やっぱりたりないの」
寄せてくるかすみの瞳から目がそらせない。
唇と唇が触れる。そして舌が差し込まれ、唾液が送り込まれてくる。渇いたのどに、かすみの唾液が染み込んでいった。
「あおいはいいの? わたしだけでもいいの?」
かすみの声が波多野に向けられる。
「うー、よくないよ。でも…… ああ、わたしだめだ、こういうとこ。
かすみみたいに強くないから、どうしてもほんとのことが言えない。」
「ふふ、あおい、それは、もう言っちゃってるのとおなじことじゃない。」
かすみの指摘に、波多野の顔が真っ赤になる。
「あの、その、いや、な? ……うー わかった。わたしもする。」
波多野がスエットスーツをもぞもぞと脱ぐと、スポーツブラとシンプルなショーツの姿になる。
「あんまりじろじろ見るなよ」
そういいながら波多野も近づいてきて顔をぶつける。額がぶつかって二人していててと顔をしかめた。
「よし」
衝撃から立ち直った波多野が気合を入れてズボンに手をかけた。反射的にその手を抑えようとしたとき、かすみが俺の手を止める。
「だいじょうぶ。絶対にあなたに迷惑はかけないわ。だからおねがい。いまだけ、高校生に戻らせて。
わたしとあおいは、同じ人を好きになって、大好きになって、いっしょに思いをぶつけることにした高校生なの。
親友だから譲りあってしまって思いを遂げられなかった過去をやり直したいの。」
二人の真剣な目を茶化してそらすことも出来ず、断ることも出来なかった。
「まずわたしたちが"する"から。ね?」
少し頭がずきずきしている。今でもこのまましてしまっていいのか悩んでいる。
布団の上には二人に剥かれて全裸の自分と、下着姿のかすみと波多野。
高校時代に何度か妄想したシチュエーションと同じだった。
かすみがおなかの上にまたがり、顔を寄せてくる。
ついばむようなキスを何度も繰り返すと、そのたびにかすみの乳房の先端がオレの胸をつんつんとつつく。
同時におなかにこすりつけられたそこが、粘液で濡れ始める。
自分の股間のものが、触られてもいないのに起立してくるのを感じた。
10数度目のバードキスのあと、かすみの両手が俺の顔をしっかり捕まえると、体重を全部俺に預けてくる。
オレがそらすまで目を見つめつづけたかすみが、唇の形をなぞるように舌を突き出す。
何も知らないうぶな男子高校生が、えっちな音楽の先生にいい様に弄ばれているように、のどの奥からあうともああとも取れる音が出てくる。
その唇の隙間に、かすみの舌がもぐりこんでくる。抵抗できないままにかすみの舌が口の中を這い回り、唾液を流し込まれ、舌を吸われる。
引っ張り出されたオレの舌をかすみの唇がやんわりと捕まえている間に、股間にぬるりとした刺激があった。
結婚してもう何年にもなるが、妻にはフェラチオなんてしてもらったことがない。
初めて肌を交わす波多野のフェラが、初めてのフェラチオになった。
カリ首から先だけを咥えたまま舌先が尿道口を探る。いきなりの刺激に少し痛みを感じた。
声を出そうとしたのだけれど、かすみにしっかり固定されくぐもったうめき声をあげることしか出来なかった。
不意にペニス全体が熱い粘膜に包まれる。喉の奥まで突き当たったのか、先端が少し固いなにかに当たっている。
唾液をじゅるじゅるとすすりながら、唇で竿がしごかれる。ときおり歯があたっていたい。
微妙にぎこちないわりに、大胆なことをしようとしている。
その間も、かすみの舌は休むことを知らない。
唇を蹂躙されながら、ペニスをしゃぶられる。
呼吸が苦しくなっても開放されることが無い。
ペニスは気持ちいいのだけれど、微妙につぼが外れていて、イクことができない。
「そろそろ、いいかな?」
やっと開放された口で、はあはあと息をする。
かすみがそれほど息を乱していないのは、フルートで鍛えた肺活量のなせる技だろうか。
「ほら、あおいも」
夢中でペニスにしゃぶりついていた波多野がかすみに促されて、名残惜しそうにそれから口をはなす。
「じゃあ、どっちがいい?」
布団の上にうつぶせのまま上目遣いでこっちを見る波多野と、横向きで体を横たえ、
しっかりこっちをみているかすみの視線を交互に見比べ、一瞬固まる。
「ふふ、あおい、ホントはもう我慢できないんでしょ?」
逡巡している間にかすみの右手が波多野の股間に無造作に伸ばされる。
「いいよ、じゃあ、あおいからね。」
あっぁっとしか言っていない波多野の返事を待たずに順番が決められた。
左手で波多野の顔を持ち上げたかすみが、オレにしたような蹂躙するキスを
波多野にもすると、とたんに波多野の体から力が抜ける。
かすみが波多野の体を引き寄せると、手と手を握り合わせ、抱き合うような形のまま、布団の上に倒れこむ。
仰向けのかすみとうつぶせの波多野のおまんこが重なったままこちらに向けられる。
ひざをついた波多野が、おずおずとお尻を持ち上げた。
「は、波多野」
波多野は俺の言葉に小さく首を横に振ってかすみのキスを抜け出す。
「な、名前をよんで」
肩越しに振り返った波多野の目は、追い詰められた小動物のようにおびえていた。
「あ、あおい?」
俺の声にとても安心したように小さく笑い、あおいがうなづいた。
あおいの背後から近づくと、すでに唾液でどろどろのそれをあおいのおまんこにこすりつけ、愛液を塗りたくる。
膣口にあてがうと、ゆっくりと腰を進める。小さな引っ掛かりがあって、前進が止まる。
「きて!!」
一瞬脳裏に浮かんだ疑問を確認するまもなく、あおいの声に反射的に腰を打ちつけた。
「ああう!」
苦痛にみちた叫びがあおいの口からもれる。目いっぱい押し込まれたペニスを
引きちぎられるんじゃないかと思うくらい強い締め付けが襲う。
意識する間もなかった。一番奥に押し付けたまま、精液がほとばしる。
「あつ、あつい」
あおいの声をどこか遠くに聞きながら、脈動がなくなるまであおいの一番深いところに精液を吐き出しつづけた。
少し硬さを無くしたペニスをそこから引き抜くと、赤い滴が滴り落ちた。
「あ? え?」
何か苦痛に耐えるような表情で布団に崩れたあおいと、かすみの顔を見比べる。
「うん、そうよ。あおいも、わたしも、初めて。だって、本当に大好きな人じゃなきゃできるはずないわ。
あなたに選んでもらえなくったって、他の人となんて、絶対にできない。
20歳をすぎたらとか、24にもなってとか、そんなくだらない理由で純潔をすてるなんて、私たちにはできなかった。
ただ、それだけのことなの。だから、次は、わたし。もらって、ね?」
そのまっすぐな視線を受け止めることはできなかった。
「オレはそんなに思ってもらえるような人間じゃ……」
思わず口をついたセリフに、かすみがやさしく微笑む。
「うん、あなたならそういうと思った。でも、わたしやあおいにはあなたが一番で、ほかの誰もいらないの。
だから気にしないで。あなたにほかの何かを求めたりしない。ただ、私たちに、あなたを刻んでほしいだけなの。」
布団から起き上がり、四つんばいで近づいてくるかすみから目をそらせない。
そのまま覆い被さられ、またキスの雨が降る。
今度はかすみの舌が首筋から下に這い、それといっしょにおっぱいが体中にこすりつけられる。
「挿んでもらったことあるの?」
上目遣いのかすみのセリフに一瞬何のことかわからなかった。慌てて首を横に振る。
「わたしもはじめただから、気持ちよくなかったらごめんね」
かすみがえへへと昔のような笑顔で笑った。
やわらかい肉に挿まれ、昔のような一生懸命な笑顔で見つめられると、さっきまでの少しブルーな気分なんてどうでもよくなっていた。
かすみの唾液を塗りつけられたそれが、おっぱいの間でこすられる。少し水分が足りないのか、引っ張られるように痛い。
オレの表情に気づいたのか、かすみが唾液をペニスにたらす。
処女のくせにどこで覚えたのか、乳首の先でこすったり、おっぱいにぐいぐいと押し込んでみたり、
知っているコトを総動員して、おれに気持ちよくなってもらおうとしている。
先端を舌で舐めながら、根元のほうをおっぱいで刺激されたとき、射精が始まった。
第一波がかすみの顔にかかると、かかったまま、ペニスに吸い付く。第二波、第三波をちゅうちゅうと音を立てて吸い、
ごくりと音を立てて嚥下する。そして顔についた精液も指でぬぐい口に運ぶ。
「次は、こっちで、ね」
オレの上にまたがり、すこしやわらかくなったペニスを膣口にあてがうと、ゆっくり腰を落としてくる。
出したばかりで少し敏感になっているから、少しの刺激でぴくぴく震え、うまくはいらず何度も逃げる。
かすみがちょっと困った顔をする。
「ごめんね」
なんどもなんども聞いたはずのそのせりふが、何かのトリガーを引いたかのように、心の奥に熱いなにかを呼び覚ます。
「きゃっ」
腹筋の要領で起き上がると、かすみをぎゅっと抱きしめ、布団の上に押し倒す。
「あ、だ、だめ、だって、わたしが……」
セリフを最後まで言わせないように唇を求め、むちゃくちゃに胸をもみしだく。
逃げ出せないように左手をかすみの右手としっかり握り合う。
「いいか、もう止められないぞ。どんなに痛がっても最後までするからな」
かすみが飛び切りの笑顔で微笑むのを待って、ペニスをバギナにあてがう。
最初の少しだけゆっくり差し込むと、あとは力任せに押し込んだ。
かすみの表情が少しゆがむ。けれど、オレの顔をみるとにっこり微笑んだ。
ひたすらに腰を振る。かすみを気持ちよくさせようなんて考えられなかった。
童貞を捨てたあのときにもどったかのように、自分の快楽だけを求め、ただ女体をむさぼる。
結合部に明らかに血がにじんでいるけれど止められない。
ただひたすらに唇を吸い、胸をもみしだき腰を打ち付ける。かすみの体をひねり、よじり、ひっくり返す。
持ち上げ、組み臥し、押さえつける。
そして、一番奥で、枯れるまで吐き出す。
「ごめん」
最奥で吐き出し、抱き合ったままの状態で、おもわずそんなセリフがこぼれた。
「ううん、すごくうれしかった。すごく、すごく『求められてる』感じがしてうれしかった」
「でも、生で……」
「大丈夫。だって、わたしたちね、とっても幸運なのよ。」
その自信に満ちた笑顔の前には、何もいえなかった。
……
「かすみだけずるいぞ」
それまで隣でじっとしていたあおいがそういった。
「だって、口にも出してもらったし、あんなに長くシテたし。あたしなんか一瞬だけだぞ」
かすみとあおいの視線がオレに集まる。
「わ、わかった。今日は、二人にとことん付き合うよ」
なんかちょっと"負けた"ような気がする。
「あ、じゃぁ、アナルとかもいいのか? こっちならすっごく練習したから自信あるんだ。
じつはさあ、今日のためにビデオや道具をいっぱい買って練習したから、わたしたちの寝室って『スゴイ』よ?」
「ちょ、ちょっと、あおい」
「だって、皮手錠とかギグとかアイマスクとかせっかく買ったのに、一回も使ってないんじゃもったいないじゃん」
かすみとあおいの視線がオレに集まる。
ちょっと目をそらしてみたけれど、その期待に満ちた視線には、ちょっと逆らえそうも無かった。
それから1年ほどが過ぎた。あれから2人からの連絡があるわけでもなく、もとの平凡な毎日が続いている。
月に1回程度にまで回数の落ちた"お勤め"で、フェラを頼んでみたら、気持ち悪いからやめてと言われて、もう2ヶ月も拒まれつづけている。
ある日、会社の同僚がヌードグラビアが売りの週刊誌を持ってきた。
「ちょっと、これ、おまえの同級生じゃなかったっけ?」
『売り出し中の若手女優○○がレズ婚マザー?』
そんな見出しが書かれている。イニシャルにぼかしてあるが、出演作などからみてあおいに間違いないだろう。
『かねてから女性フルート奏者と同居し、レズ説がささやかれていた女優の○○が女児を出産し、
各紙がレズ説否定を伝えたところだが、ところがなんと同じ日にその相手の女性も出産していることが本誌記者の調べでわかった。
関係者は口をつぐんでいるが、あまりにも一致しすぎていることから、人工授精による同時出産ではないかとにらんでいる。
詳しいことがわかり次第、追って報告します。」
「なんだそりゃ」
ぼそりとつぶやく。
「かー、つかえねえな。今度一回話を聞いてこいよ」
同僚のセリフが遠く聞こえる。
『わたしたちね、とっても幸運なのよ。』
いつかのかすみのセリフが脳裏によみがえる。
その日帰宅すると、一通の封筒が届いていた。
♪わたしたち、女の子がうまれました♪
音符やハートマークに彩られた写真に、かすみとあおい、そして赤ちゃんも2人。
男親が映っていないことを除けば、よくあるバカ親の写真に見えなくも無い。
同封の便箋には簡潔な文章が。
『ふたりにあかちゃんが生まれました。
なんと同じ日に出産。わたしたちね、とっても幸運なのよ♥
またこんど遊びにきてね
ps.女の子ばかりだったので、今度は男の子もいいな♥ なんて かすみ&あおい より』
すこしどきどきしながら、何気ないように装って妻に話をすると興味なさそうに"行けば?"。
ああ、これは『幸せ』と呼んでもいいのだろうか。
なつかしい、きみたちに、また、あいたい。
-fin-
ええ、わかってます。わかってますとも。
かすみが積極的なんて萎えるとか、フリンイクナイとか(ry
#個人的には、かすみは「わたしたちまだ……」で、興味はあってあとは強い決意で心理抑制さえはずれれば、
#主人公に対してのみ"誘い受け"で際限なく、知識を総動員しそうなイメージがあるんですが……
っていうか、だいぶ書き飛ばしましたが、最初の構想は主人公は『風間クリーニング営業部長』(以下略
>>236 乙。
つーか、その日以降、毎週のように通うべし。通うべし。通うべし。
かすみも波多野も独占して愛を注ぎまくるべし。
処女独り占めはロマンです。最高です。
239 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 03:52:31 ID:3J4ttu9Q
嫁さんは、君子じゃないのか…。
>>239 君子は常に最愛の女であり妹。
実質夫婦ではありますが、表向きは違います。
ずっとラヴラヴだし。
綾音たんは生徒手帳に好きな男の写真を挟んでいるムッツリスケベ。
(主人公のパラが彼女の理想値の場合のみだが)
きっと、その写真をおかずにしてオ(ry
毎晩乱れよがる淫乱娘ですよ。
桐屋たんネタだと妄想できるのが帰国する度にベッドイン。
多分Sだから攻めてくるはず
んで自転車できたてるから締め付けがすごそうだ。
>このゲームって、ちゃんと星座とか血液型の性格に基づいてキャラ作ってるよね。
キャラの設定を考えるのが面倒くさかったので、占いの本を参考にした・・・ んじゃないかな。
12人のヒロインの星座が全部違うセンチなんて、いかにも占いでキャラ設定したっぽい。
センチは各地の方言で喋ればもう少し長生きできたと思う
>>246 手抜きでなく、わざとバラかすもんです。
面倒だからで無く、わざとあわせるもんです。
例えば12人いたら誕生月と星座がかぶらないようにしますわな。
トレカの絵柄とかで背景に星座のイメージ画を描いたりすることも
あるわけで。
>>245 里未んはSのように見えてMな希ガス。
学校サボって帰ろうとしたところを弟クンにたしなめられて、素直に引き返したりしてたし。
サトミンは当然マゾっこでつよ。
弟クンに優しく責められてぬれぬれでつ。
>>250-251 サトミちゃんM派多いでふな。
ってかサトミちゃん自転車乗る時、下着はかないってところエロひ
>>246 まあ、12人が全員違う星座の確率って天文学的数字になるよなw
Windowsの電卓で計算したら 1.1215665478461508427087861117227e-13 と出た
>>256 いやそれ小さすぎ(w
それは12人同じ星座の確率だろ。
俺が計算したら5.372e-5だったぞ。
12C12/(12^12)=約0.005%
12C12じゃなくて12P12だった。
というかこんなスレで引っ張る話じゃないよな…orz
「開けて下さい 12の扉
これを島津冴子声で読んでみよう
誰それ?
>>260 TVアニメ「センチメンタル・ジャーニー」のOP前の口上
TLSと無関係の話か。
なら、どーでもよし。
胸が一番大きいのってだれだろ?
自分はやっぱ瞳美先輩ですね
ヒナに一票!
>264-265
本多さンとさかまい先輩も忘れてはイケナイ。えび子さんとトップバストはどっちがおっきゅかったか
ぬ。
屁女
268 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 02:34:39 ID:LBPR/QCg
人妻は、選考外か?
優子せんせーと浮気は最高。
波多野に鍵付皮下着つけさせて3日くらい放置したいなぁ
かゆかゆじゅくじゅくになるのか。
〔今日の目標〕
・楠瀬さんを屋上か校舎裏か部室で焦らそう
・弥子を保健室かプールか丘の上公園で開発しよう
・桐屋さんとカラオケボックスでHしよう
・篠坂さんに図書室か中庭か保健室でフェラチオしてもらおう
・遅い放課後に神谷さんを縛って首輪をつけよう
・有森さんとHな受験勉強をしよう
・普通な鈴木さんと普通でないHをしよう
・ワイルドな姫野さんとケダモノHをしよう
・宮里さんのアナルをほじくってエロ怒らせよう
・相原さんにエロ漫画を描いてもらおう
・水村さんに校舎外でフェラチオしてもらおう
・刀根先生の両穴をイジメよう
・るり姉の日記を読もう
275 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 03:39:27 ID:K58K2acL
るり姉と神谷さんをペットにするのは
将来の夢にカウントされますか?
漏れは隠したんのオナペットになりたい。
>>273 ・るり姉の日記を読もう
これに一番惹かれる。
朝、サトミンのキスで起こされる夢を見た私は負け犬でつか?
>>278 超勝ち組。
最近SSの投下無いなー。
漏れも書いてみたいけど、携帯からだからなorz
280 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 19:15:16 ID:K58K2acL
SSを 書いてみたいが キャラ選べず(字余り
SSを 書こうと思えど 暇がなし
休日出勤の職場にて(泣)
282 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 21:13:57 ID:K58K2acL
神谷さん あぁ桐谷さん やっこたん
三人から絞れずにいる私。
>282
3人に搾り取られるSSをぜひ
一時帰国した里未んと弟君が、ンヶ月ぶりに激しく愛し合う話が読み鯛、、
と、言ってみるテスツ
285 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 21:30:38 ID:8yt5j5e0
とりあえず現在、執筆中。
完成するかどうかは運次第
287 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 20:11:52 ID:7tMk+jOm
神谷さんの制服はワキチラを防ぐためですかね?
ひさびさにTLS3の攻略本を開いてイベント絵とか見てたんだけど、
バサ子のネクタイイベント、あんなこと学校で堂々とやっていて
よく周囲からひやかしの一つも入らぬものだと思った。
>>287 いえ、弟クンの探究心を刺激するためでつ。
登場人物が秀才ばかりだもんな。
他の書き手さんを待ちながら投下します。
TLSS弥子only。ちょっとエロ少な目かもしれません。
TLSSのドラマCDに収録されている弥子編「こんな私じゃ駄目だよね……」
をヒントに書きましたが、聞いたことなくても問題ないはずです。
NGワード「みずぎ」、全11レスです。
サマー商戦にわくデパートは、私たちと同じ、女子高生や女子中学生の波であふれていた。
色とりどりのサマードレス、見た目にも涼やかな浴衣。
そしてこの夏、ちょっと大人っぽく、セクシーに変身したい女の子のための、水着たち。
それは来る夏の、素敵な予感を連想させてくれた。
「うーん、さすがにこれだけあると……候補を絞るだけでも大変そう」
相原早希が芝居がかった様子で水着売り場を見渡す。くすっと笑う私。
「とにかく、いったん別れて探しましょ? お互いに似合いそうなのがあったらそれもチェックってことで」
「おっけー」
そう言うと、私と相原はそれぞれ求める水着を探して別れた。
さて。
そもそも、私こと向井弥子が、なんでデパートの水着売り場に来ているかというと……。
「水着? なんで?」
学校のお昼休み、相原から水着を買いに行かないかと言われて、私は素っ頓狂な声を上げた。
「そりゃー、この夏に備えて……ね?」
そう言って相原は隣の水村洵に笑いかける。水村は不思議なくらい真剣にうなづいた。
「……私、別に水着なんて要らないよー」
泳ぐのが好きだから、どうもひらひらした女物の水着って、好きじゃない。
もちろん、競泳用水着と普通の水着は全然違うものだってことぐらい分かってるけど……。
どうも「泳ぐとき邪魔だなあ」「水の抵抗大きそう」なんて、考える自分がいる。
でも、相原は私の答えに不満そうだ。
「向井……考えてもごらんよ。もし、もしよ? カッコイイ男の子からプールとか海に誘われたとして……
アンタまさか、競泳用水着で行こうなんて思ってないでしょうね?」
「ま、まさか」
とはいうものの、ちょっとだけ「それでいいじゃん」なんて思ってたけど。
「私だって、普通の水着くらい持ってるよ……中二以来使ってないけど」
「どんなの?」
「薄いオレンジのワンピで、腰にスカートみたいなのが付いてるヤツ」
はあ、と相原が大げさにため息をついて見せた。
「そんな子供っぽいの、高校生にもなって着れないでしょ? それじゃあ実る恋も実らないって」
また水村が真面目にうなづいた。
私はちょっと呆れて、ひとつ息を吐いて二人をじっと見つめた。
「あのさあ……そりゃ、万が一に備えるのはいいけど、使うあてもない水着買うの、虚しくない?」
今月のお小遣いだって大して残ってないのに、そんなもの買う余裕はないってわけ。
ところが、相原は勝ち誇ったように私を見た。いや、見おろしたって感じに近かった。
「ふふふ……それが、使うあてがあるから言ってるわけよ」
「そうなの?」
「村瀬がね、夏休みの最初の日曜に、みんなで海に行こうって」
村瀬ってのはウチのクラスの男子。お調子者で、スケベなことばっかり言ってるけど、わりといい奴。
「みんなって?」
「隣のクラスの、高崎くんと、山田くんと、渡良瀬くんと、月野さん」
知らない名前ばかりだった。多分村瀬の友達なんだろうけど。
「向井も誘ってくれって言われてるんだ。だから、ここは一発、セクスィーな水着を……ね?」
「私、パース」
相原の言葉が終わる前に私は答えた。知らない人たちと海に行きたいなんて思わない。
ぶっきらぼうな私の態度に、相原と水村、驚くかと思ったけど、ところがそうじゃなかった。
「やっぱりねえ……」
「私が言ったとおりでしょ。向井は断るって」
「何?」
にやにや笑いあう二人に、私は尋ねた。
「やっぱさあ……集団デートとはいえ、浮気は駄目だもんねえ……」
「はぁ?」
水村の言葉に、私はまた変な声を出してしまった。
「二年生の……森崎先輩がいるもんね。そりゃ、他の男の子に目は行かないはずよ」
頭にかーっと血が上る。
「な、何言ってんの! アイツと私は……!」
「はいはい、ただの幼馴染みね。よーく存じてますわ」
「きっと、ちっちゃいときに結婚の約束とかしちゃってるんじゃない? 永遠の愛を誓った幼馴染み……」
うっとりとした表情の水村の言葉に、思わず私は赤面する。
当たらずといえども遠からず。
恋人にしてもらう約束なら、してる。今は勇太は忘れてるみたい……悲しいけどね。
でもその時は、私は動揺を隠すためにことさら大声を出した。
「とにかく、勝手に水着でも何でも買ったらいいでしょ! 私は要らないもん」
くすくす笑う二人の前で、私は顔を真っ赤にしながらふくれっつらをしていた。
そうよ。私は、勇太以外の男の子に興味なんかないもの。
そんな私が、結局相原とデパートに来たのは、昨日るりちゃんから電話があったからだった。
「あ、やっこ? 私。あのさあ、もうすぐ夏休みじゃん? そんでさあ、勇太と海に行こうと思ってんの。
で、二人で行くのも寂しいし、ひさしぶりに三人で行こうと思うんだけど、予定開いてる?」
なんて。
思わず私、「ほんと!? 勇太と?」って大声出しちゃった。
危ないあぶない。るりちゃんにはまだ私が勇太を好きな事は秘密にしておかなきゃ。
だってるりちゃん、すぐに面白がってひっかき回しそうだもん。
まあ、そんなわけで。
るりちゃんは何だか電話の向こうで笑ってたみたいだったけど、とにかく私たちは海に行く事になった。
だから、私も水着がいるんだ。競泳用とか、子供っぽいのじゃなく。
勇太が、私を「女の子」だと思ってくれるようなヤツが。
しばらくして、私と相原はとりあえず気に入った水着を抱えて、試着室に集まった。
あ、ちなみに水村は急用で今回はいない。
「結構、たくさん選んだわねー」
「向井だって、結構いっぱい選んだじゃん。この前まで要らないとか言ってたのにさ」
「そ、そりゃ、私だって一着ぐらい大人っぽい水着を持ってたっていいかなーって」
「はいはい。ま、とりあえず試そうよ。一着試すごとに、見せ合いっこして感想を言う。どう?」
私はその提案に賛成して、相原と隣り同士の試着室に入った。
そして、胸に抱えた水着を下ろし、制服を脱いでいく。
ピンクのリボンを解き、ワンピースのファスナーを下ろす。
ワンピから肩を抜いて、ブラウスも脱ぐ。キャミソール、ブラ、パンティと脱いでいく。
よく考えたら、こんなところで裸になるって、変な感じ。
脱いだ下着を全部脱衣カゴに入れて、全裸になる。
目の前の鏡に、裸の私がいる。なんだかすごく心細い気分になるのは、なんでだろ?
「そんなことより、試着だ、試着」
私はそう自分にハッパをかけ、とりあえず一番上にあった水着を着た。
まずは黒がベースで、胸元に白いレースの飾りがある以外はシンプルなワンピース。
競泳用とかとあんまり違わないから、抵抗感がない。
「終わったー?」
隣から相原が声をかける。「終わったよ」と返事して、試着室から出る。
お互い、水着姿でご対面。
相原は、水色がベースのセパレートタイプだった。
「あ、いいじゃん、それ」
でも、私の言葉は聞き流し、相原は顎に手をあてて、私の水着姿を見ている。
「……代わり映え、しなさすぎ」
「え、そ、そうかなあ……」
「黒じゃ、いつもの向井と変わんないよ。やっぱさあ、高校生なんだしセパレートでしょ」
そう言うと、相原はシャンパンカラーにオレンジの水玉が入ったセパレートを持ってきた。
「これなんか、向井に似合うと思うんだけど……」
「セパレートは、無理だよ。私日焼けしてるもん」
私の肌には競泳用水着の日焼け跡がくっきり残っている。
セパレートタイプをきると、日焼けしてない白いお腹がむき出しになる。
手足が黒くてお腹が白。パンダじゃないんだから、そんな格好できない。
「でもさあ、向井あんまり胸ないじゃん? そういうときこそ、セパレート水着の方がいいんだよ」
「そうなの?」
「ワンピースは胸がないとメリハリがなくなるでしょ? その点、これなら……」
「やっぱ、無理。絶対変だもん。私はワンピースから選ぶからね」
そう言って私は手渡された水着を相原に返す。それを相原はもう一度私に押し付けた。
「それに、セパレートにはもう一つ利点があるから」
相原は私に耳を近づけるよう、手招きした。
「利点って?」
「ふふふ……すぐにぃ……セックスできるじゃない」
その言葉に私はぱっと顔を赤らめた。
「ば、ば、ば、馬鹿じゃない? 何言ってんのよ……」
「夕焼けの浜辺……甘い彼の言葉……抱き寄せられて……彼の手が水着の中に……」
私の抗議なんか完全に無視して、相原は物語を創りだす。あー、妄想モードだ。
「するり、と下だけが脱がされて……優しい愛撫。大自然の中で経験する初めての痛み……。
なんていうか、ロマンチック? 静かな波と、彼の激しい腰使いに揺られて」
「だから、なんでそうなんの!?」
「彼のたくましい巨根が何度も何度も……あー、でもやっぱここは受は美少年で……」
何だかよくわかんない事を言い出してる。とりあえず止めなきゃ。
私は相原といっしょに持っていたシャンパン色の水着を、ひったくるように取った。
「もう、いい加減こっち戻ってきなさいって。とりあえず、これ着てみるから」
「あ、うん。そうそう。もし幼馴染みの彼に求められたとき、ワンピじゃ辛いからね」
はぁ……。何だか頭が痛くなってきた。
どこの世界にセッ……ごほんごほん。その、「アレ」のしやすさで水着選ぶ女子高生がいるのよ。
あー。もしかして今度海に行く中に、相原の好きなヤツでもいるのかな。
私は気を取り直して、もう一度試着室に入り、黒のワンピースから、今手渡された水着に着替えた。
鏡の中の自分を見る。
……やっぱり、パンダだよ。
水着の色が肌色に近いから、確かにあんまり目立たない。その辺相原も考えてる。
でも、やっぱり手足と体の肌の色が違いすぎる。
これじゃ、勇太は黙ってくれてても、るりちゃんがからかい始めて、結局勇太にも笑われて……。
そんなの、やだ。
「着替えたー? 私も終わったから」
相原の言葉に、しぶしぶ試着室を出る。
相原が次に着てきたのは、お腹の辺りが大胆にカットされたワンピの水着。パレオがかわいい。
私は他のお客さんに見られるのも恥ずかしくて、おずおずと試着室を出た。
「あはっ、やっぱ向井それセクシー! 絶対そっちの方がいいって」
「駄目。やっぱり日焼けが気になる」
私はむすっとした顔で言った。相原、機嫌悪くするかもって思いながら。
でも、相原は案外あっさりとしたものだった。
「うーん。そこまでこだわるなら仕方ない。日焼け跡も色気のひとつだと思うけどねぇ……。
ま、そう言うだろうって予感はしてたけどね。じゃあ、これなんかどう?」
素早い。
あらかじめ用意しておいたのか、相原はまた別の水着を取り出した。
それは確かにワンピース型だったけど、今度は色が問題だった。
「……それ、白じゃん」
「そうだよ?」
もう。わざと私を困らせてる?
「透けちゃうよ。私水遊びじゃなくて、泳ぎたいもん。これじゃ水につかったとき」
「大事なところは透けないようになってるんだって」
今の白い水着生地は濡れても透けない。私だってそれくらいは知ってるけど。
でもやっぱり白は抵抗がある。
「水に濡れて、水着越しに透けて見える肌……これにドキドキしない男はいないわ。きっと……」
腕に力を入れて、相原が語りだす。あー、また妄想入っちゃう。
分かったわよ。とりあえず着ればいいんでしょ、着れば。
仕方なく私はその白いワンピースも相原から受け取った。
呆れながら、試着室のカーテンに手をかける。後ろから、相原が声をかけてきた。
「向井」
「……何?」
「ちょっとは彼をどきどきさせないと、いつまでたっても『幼馴染み』のままだぞ?」
「なっ……」
「恋人に見られたいんなら、まず女に見られる努力、しなきゃ」
にかっと歯を見せて笑うと、相原は私が文句をいう前に試着室に逃げ込んだ。
「いつまでたっても『幼馴染み』のまま……か」
試着室のカーテンを閉めると、私はぽつりと呟いた。
そう、勇太にとって私はただの幼馴染み。
相原や水村が冷やかすから、時々本当に私たち恋人同士なんじゃないかって錯覚するときもある。
でも、よく考えたら私と勇太の関係は、小学校のときから一歩も進んでない。
私は、相変わらず元気で男勝りな「やっこ」。
「勇太……カッコよくなったもんね」
小さいときとは比べ物にならないくらい、たくましくて男の子っぽくなってる。
「最近女の子と一緒にいる事、多いし」
同じ二年生のお下げ髪の先輩。かわいくて、胸大きかったな。
三年生の有名な先輩。私と違って、すごく優しそう。
小柄な二年生の人。るりちゃんみたいに勇太とじゃれあってた。
スパッツをはいた背の高い二年生。言葉は少なくても、勇太と仲よさそうだった。
眼鏡をかけた女の人。華奢で、おっとりとしてて……男なら、守ってあげたいって思うんだろうな。
それなのに、私は。
「強がり言って、勇太にからかわれて、何にも、変わってないよ」
胸に抱いた水着をぎゅっと抱きしめる。
あふれてくる涙をせき止めるように、固く目を閉じて。
体が震えてきちゃうのが、抑えられない。
私は両腕で自分の体を抱きしめた。
勇太を想う気持ちが納まるのを、そうやってただ黙って待つ。それしかない。
私は、ふと目を開いた。
「……着替えなきゃ。相原待たせちゃう」
顔は涙で少し濡れちゃったけど、誰も見てないから、いいや。
そう思って少し笑う。
そっとセパレートの水着を脱ぎ、静かに白のワンピース水着を身にまとう。
胸元にブランドのワンポイントが入った、シンプルな水着。
日焼けした私の肌と、はっきりしたコントラストをつくってる。
「相原……これ、結構ヤバイじゃん」
私はそう独り言を言いながら、鏡に映った自分に近づく。
着るまでは気がつかなかったけど、これ、かなりきわどいハイレグだ。
お尻だって、半分ぐらいしか隠れてない。ビキニラインも、すごく切れ込んでる。
「……ちょっと、はみ出しちゃうかな。お手入れ、しなきゃな」
そう言って、私は自分の下腹部にそっと手を当てる。
白い水着のラインから、少しだけヘアが覗いていた。
手入れはサボってないつもりだけど、やっぱりハイレグだともうちょっと剃らないと駄目みたいだ。
私はそう思いながら、ビキニライン沿いに指を這わせる。
「濡れて……ヘアが透けたり、しないよね?」
もし、勇太に見えちゃったりしたら、あいつどうするだろ?
目のやり場に困っちゃうかな。それはそれで、面白いかも。
私はビキニラインからそっと自分の陰部に手を入れた。ふわふわとしたヘアを手で包む。
「……『弥子、み、見えてるぞ』……なーんてね」
顔を真っ赤にした勇太が、そう言いながら私に近づくところを想像する。
「勇太になら、見られてもいいもん」
私が答える。驚く勇太。私は、背伸びするように勇太を見つめる。
「勇太……約束、覚えてる? 私を恋人にしてくれるって……」
さわ。陰部にあてがった指を、ちょっと動かす。
指先が、茂みをかき分けて、私の敏感な唇に当たった。
私は、夕暮れの海辺に勇太と向かい合っているところを思い描く。
勇太が、怯えるように私の体に触れる。
肩から、脇へ。脇から下へと滑って、腰へ、そしてお尻へ。
私は、目を閉じて勇太を受け入れる。
勇太の手が、私の太ももをしばらく撫でていたかと思うと、突然水着の中に入ってくる。
「駄目だよ……勇太、こんなところで……」
私が言っても、勇太は聞いてくれない。ビキニラインから差し込んだ手が、私をまさぐる。
指をそっと割れ目にそって下へと這わせていく。
時々つんつんとつつきながら、私の谷間を優しく撫でる、勇太……。
やがて、一番下のところに到着すると、指をぎゅっと割れ目に押し込む。
「きゃぅっ……」
少し痛みがあったけど、大丈夫。勇太は優しくしてくれる。
そう、勇太が私の膣に、そっと指を……。
そう思った瞬間、私の中で何かが弾けた。
差し込んだ人差し指を伝わって、とろりとした湿りがあふれてくる。
「勇太、私、とっても濡れやすいんだ……」
呟きながら、さらに指を奥に入れる。押し開かれた割れ目から、さらに私の愛液が滴った。
自分の中が、どんどん熱を持ち始めているのが、指から伝わってくる。
「勇太……毎日、勇太で……こんなこと、してるんだよ……?」
指を挿入したまま、少し手をひねってみる。
私の、敏感なところはもうちょっと中なんだけど……勇太に教えてあげたい。
「もっと、奥……そこだよ……勇太。もっと……触って」
思わずこぼれそうになる声をかみ殺しながら、私はさらに指をぐりぐりとかき回すように動かす。
「ん……あぁ……勇太、おなにぃする女の子、きらい? 私のこと、きらい……?」
軽蔑されたら、どうしよう。でも、私の手は止まらない。
二本の指でかきぜながら、私はさらにゆっくり指を出し入れさせる。
ぬちょ……ぬちゅ……ぬちゅ……。
試着室に私の濡れた音が響く。
ゆったりとした手の動きにあわせ、のたくるような粘っこい音が、自分にも聞こえた。
いつの間にか私は試着室の壁に体を預けていた。
右手はビキニラインから陰部へと、そして左手は自分の胸へと差し込まれている。
目の前の鏡には、マスターベーションにふける私が映し出されている。
だらしなく足を開き、はずかしげもなく股間をいじってる、私。
水着越しにも、私の手が激しく動いているのが分かる。誰かに見せつけるくらいに。
右手に負けないくらい強く、自分で自分の胸を揉む。
まるで握りつぶすみたいに荒々しく揉みしだき、それから一転して優しく乳首を転がす。
「ふぅぅぅ……ん」
乳首を擦った快感に負け、私は鼻にかかった吐息を吐く。
「おっぱい、毎日マッサージしてるけど、大きくなんないんだよ、勇太……。
でも、これからは勇太がマッサージしてね? 毎日、勇太がしたいときにしていいから……。
……そしたら、きっと大きくなるよね?」
ささやくように唱える。ああ、勇太が、私の胸に触ってる……。
「勇太……もっと、おっぱい触って……下も……下も触って……!」
熱に浮かされたように、何度も何度も私は勇太の名前を呼ぶ。
そして、はっきりと聞こえるほど大きな音を響かせながら、膣を指でかき回す。
ぬちゃっ! ぬちゃっ! ぬちゃっ! ぬちゃっ!
次第に感覚を縮めながら、さらに指で愛撫を繰り返し、自分を高めていく。
「ゆ、勇太……勇太……勇太……いっ、いっちゃうよお……」
吐息が荒くなっている。
私は目をつぶると、小刻みに手を震わせて、勇太の顔を想像した。
んちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっ……
思いっきり手を震わせ、私は自分の弱点をぎゅーっと刺激した。
「あっ……いっ、いく……っ」
最後の理性が働きかけてくれたおかげで、私に唇を噛み、絶頂の声を出さずにすんだ。
ぴりっぴりっと震えるように背中を走る快感。
その波にあわせるように、あふれ出す私の蜜。
私は壁に背を預けながら、その余韻に浸る。
静かに愛液にまみれた手を水着から引き抜いた。
まだ熱くうずく陰部へ、静かに目を落とす。私の雫が両足を伝って光っていた。
「あは……ほんと……透けないんだ……」
べちょべちょになった私の下腹部が、鏡に映っている。
でも白の水着はそれでもなお私の大事なところを隠し続けていた。
私は、結局二着水着を買う事になった。
最初に選んだ黒のワンピースと、白のハイレグ水着。
やっぱり、自慰に使ったものを他の人が買うなんて、考えただけでも嫌だったから。
自分のせいとは言え、ちょっと痛い出費。
私が二着も買った事を相原は驚いたけど、あえて深くは尋ねてこなかった。
相原はパレオ付きのワンピースを買った。結局、セパレートはまだ恥ずかしいみたいだった。
「これで、夏の準備はオッケーっと」
笑いあいながら、水着売り場を出る。その時だった。
「勇太?」
「あ、や、やっこ?」
突然勇太が目の前に現れたから、私は首まで真っ赤になってしまった。
だって、さっきまで勇太で……。
「あ、森崎先輩。何してるんですか?」
戸惑う私を無視して、相原が勇太に声をかけた。
勇太は愛想良く笑いながら相原に挨拶する。
「うん、ちょっと姉に買い物を頼まれてね。そういう君たちは?」
「ええ。私たち、水着買いに来たんです」
勇太の顔が少し緩むのが見えた。……ばか、スケベ。
相原がにやにや笑いを浮かべながら、私の方を見る。
「向井ってば、あんまり乗り気じゃないとか言ってたくせに、二着も買ったんですよー」
驚いたように、勇太が私を見る。
「え? どうして二着も? 結構金持ちなんだな、やっこ」
不思議そうな顔の勇太に私は黙り込む。
それでも勇太は、私の顔を覗き込むように尋ねてきた。
「ね、どうして二着も……?」
ああ、もう、聞かないで……。私は言葉ではなく、思わず行動に移していた。
「勇太のせいだーっ!!」
ばっこーん。弥子必殺、薬きょうパンチみごと命中。
……やっぱ、恋人になるのはまだまだ先かな。
―終わり―
>>292 乙オナーニ。
横で聞き耳立ててる早希たん。
三人娘+姉弟で海に行って乱交キボンニ。
水着パーティー!
水着乱交!
三人娘と姉弟! 姉弟!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 水着乱交!水着乱交!
⊂彡
>292
乙&GJ
やはりやっこは強がりつつ影で悶々と悩むのが良く似合う。
「雅人クン、だ、だめだよ…こんなところで」
「誰も来やしないって」
「ひょっとしたら来るかもしれないよ」
「来るはずないだろ。こんな時間に」
二人が問答をしているのは、暗がりに落ちかけている理科室だった。
帰り際に雅人が忘れ物をしたと言って理科室に取りに来ようとしたのを、かすみがついてきたのである。
暗くなりかけた校舎で独り待たされるのが嫌だというのが理由だった。
「で、でも」
「な?すぐ終わるって」
雅人がかすみの腰に手を掛ける。
「だ、だめだよぅ…雅人クン」
「嫌なのか?」
「ま、雅人クンとするのが嫌なんじゃなくて…もし誰か来たら…」
「だから、来ないって」
雅人はきっぱりと言い切る。
かすみはドアの方を横目でうかがいながら、どうしようかと逡巡している様子だった。
「ぜってーすぐ終わる。約束する」
「じゃ、じゃあ雅人クン…私がしてあげる…」
「あ?」
かすみは手に持った手提げ鞄を床に置いて、雅人の前にひざまづいた。
「お、おい」
「電気、つけないよね?そうしたら、もし誰か来てもなんとかごまかせると思うから…」
かすみは雅人のジッパーに手を伸ばしていった。
「ひょっとして、お前」
「だ、だめかな?」
「…いや。いいけど…」
「じゃあ、開けるね?」
ジー…と音を立てて、雅人の学生ズボンのジッパーが下がっていく。
かすみはそこに指を入れて、トランクスの裾から何とか雅人の分身を引っ張り出そうと試みた。
「取った方がいいだろ」
雅人がホックを自分で外す。
窮屈だった空間が開けて、半分飛び出していたペニスがかすみの前に思い切り突き出された。
「あっ」
「じゃ、かすみ…」
「ま、雅人クン、これじゃ誰か来たとき困るよ…」
「だから、来ないんだって。それにもし誰か来たら、1秒で元に戻して見せるって」
「ほんとう…?」
「ああ、ほんとだ」
「ぜ、絶対だよ…?」
かすみはそう言って、雅人の分身にそっと触れる。そして、ぺろんと舌で先端を舐め上げた。
ぺろ、ぺろ…
手で軽く固定した肉棒を、先端の部分を中心としてまんべんなくなめ回していく。
一点に集中していないために快感は分散していたが、一回一回の間隔は結構短かったし、こするような強い舐め方のために加わる刺激も大きかった。
ふぅ…
雅人が鼻腔から小さく息を吐き出す。早くも、身体の底に確かな高ぶりを感じ始めていた。
「かすみ、なんかすげー上手いよな」
「……」
無言でかすみは行為を続けていた。
固定する手は片手ではなく両手になっており、垂れてきた唾液を使ってぬるぬると大きく撫でる。
時折軽く肉棒を締め付ける動きや、袋の部分をくすぐったりする動きが加わる。
舐める対象も、先端に集中してきた。どんどん雅人は高まっていく。
「なんだか…すげーや」
感嘆の評価をして、雅人はかすみの行為に全てを委ねた。
肉棒を恋人の口で愛してもらうという経験ははじめての時にしてしまっているから、その事自体による感激は少ない。
だが、冷静にかすみのフェラチオを感じてみると、妙に上手いという印象を受けた。端的に言えば気持ちいい。
だからと言って、すれている印象を受けるわけではない。いつもと同じようなひたむきさが、身体の奥まで響くような性感につながってくるのだ。
「かすみ」
雅人はかすみのボブの髪をくしゃくしゃと撫でる。
すると、かすみは雅人の肉棒をぱくりとくわえこんで、前後にしごく動きに切り替えた。
「ああ…」
ちゅぷっ、ちゅぷという淫らな水音が理科室に響く。辛気くさい薬品の香りをはねつけるかのように、雅人とかすみは熱気に包まれていた。
しかも、かすみが鼻から漏らす息と前髪の先端が肉棒にこすれて、煽り立てるような刺激になっている。
ペニス全体が、じーんと痺れるような感覚に包まれてきた。
「う…出ちまうっ…」
だが、かすみは一向に行為の速度を緩めず、少しだけ潤んだ目で雅人の事を見上げた。
「…いいのか?」
ちゅぷ、ちゅぶ、ちゅぶっ!
「わ、わかった…」
その行為自体が、何よりの答えだった。それに、今引き抜いても思い切りかすみの顔面にぶちまけてしまうだけだろう。
雅人は、ペニスを通り抜ける射精感があたたかなかすみの唇に包まれる感覚を目一杯に感じた。
びゅっ、びゅっ、びゅっ…
放出感がある。尿道口のすぐ近くにはねっとりとしたかすみの舌の感触があって、かすみの口の中に出してしまっているという感覚をより強めていた。
…こく、こく…
放出からやや遅れて、かすみが白濁の液を飲み下していく音が聞こえてくる。
はじめての経験であるのに全く躊躇もなく、絞るように綺麗に飲み込んでいった。
「全部…飲んじゃったな…」
ちゅる…
「うん…」
肉棒を口から離し、口元をぬぐいながらかすみがうなずく。
「かすみ…お前って、なんだかすごいな」
「え…だって、ここで外に出しちゃったらお掃除もできないし…」
「…なんだよ、かすみ、お前俺のをそんな風に思ってたのか」
肉棒を服の中にしまいながら、雅人が言う。
「えっ!えっ…そんな事ないよ、私雅人クンのを飲めて、すごく嬉しかったよ…」
「ばーか、んな見え透いたウソ言ったってバレバレなんだよ。こんなもん飲んだって気持ち悪くなるだけだろ」
「ううん…嬉しかったのはほんとうだよ…」
かすみは鞄を持ちながら言った。こんな暗がりでも、頬を染めているのがわかる。
「ったく…」
雅人は興味なさそうに言ってかすみに背を向けた。
「あ、雅人クン待ってっ…」
「なあ、このまんま俺んち来るか?」
「え…」
「来るんなら来いよー」
すたすた、と歩き出す。
「う、うんっ…私、行くよ…!」
かすみは戸惑った声を上げながらも、嬉しそうに雅人の横に並んだ。
完
二回戦!二回戦!
GJ
高林は見た。
サナウェイも見た。
315 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 20:09:36 ID:Gv6mv70c
みたよぉ
君子は参加
サナウェイの担当は写真撮影じゃないのか?
(もちろん、フィルムが入っていないとかレンズキャップを
外していないとかはお約束)
かすみと君子に同時にされたら、
お兄ちゃんおかしくなっちゃうぞ。
その場で押し倒しちゃうぞ。
たまに保守ってみる
あー、女の子と海いきてー
投下させてもらいます。
TLSS勇太x菜由(和姦+アルファ)。
タイトルをつけるなら『通学バスにて』てな感じでしょうか。
今回のSSは少し変則的です。勇太と菜由の視点が時々チェンジします。
** ←このマークが入ると、視点が勇太から菜由、あるいは菜由から勇太に変わります。
読みにくかったらすいません。
NGワード「ばすにて」。全17レスです。
「ねえ、今日ウチに遊びに来ない?」
いきなり神谷さんにそんなことを言われた。
「今日? 今から?」
「そうよ。それとも、何か用事ある?」
神谷さんはいつでも唐突だ。僕の都合なんて気にしたことない。
「用事ある?」って聞いてるのも、まあ社交辞令みたいなもんだ。
「特にはないけど……」
洗濯物は溜まってないし、夕飯の買い物は昨日済ませてある。
父さんは帰りが遅くなる日だし、るり姉は予備校で、たぶん夕飯は外食で済ませる。
「じゃあ、いいわね」
「それにしても、帰り際になっていきなり言うなんて」
そう抗議しても、神谷さんはその猫みたいな目を細めて笑うだけだ。
「今思いついたんだもの、しょうがないじゃない?」
まあ、しょうがないか、と思ってしまう僕も相当神谷さんに毒されてるみたいだ。
でも、そんなわがままな神谷さんに僕はるり姉の面影を感じてしまう。
……だから、僕は神谷さんが好きなのかもしれない。
「じゃあ、行きましょ。一昨日バー○ャの新作を買ったから、対戦しましょうよ」
負けないわよ、とガッツポーズを作る神谷さんを追って、僕は歩く。
神谷さんといっしょに帰るようになって結構経つけど、家に招かれたのは初めて。
だから、言葉とは裏腹に僕は結構嬉しかった。
神谷さんはバス通学だ。
神谷さんが使う路線は、途中に久夏を含めて高校が三つ、それにある大きな製薬会社の工場がある。
だから夕方はいつも満員だ。
はっきり言ってラッシュアワーの電車並と言っていい。
「一本遅らせたら?」と神谷さんに言ってみたが、一時間ほどは混み具合はいっしょらしい。
出来たら時間を変えたいんだけどね、と神谷さんはうんざりしたように呟く。
しかし部活で遅くなった挙句、一時間も帰宅時間を遅らせる事は出来ないんだそうだ。
まあ、女の子の家なら当然心配するよな。
とはいえ。
あまりの混み具合に、はっきり言って身動き一つ取れない。
僕の目の前に立っている神谷さんが、ぎゅっと僕の方に体を押し付けてくる。
もちろん、押されているからだ。
でも、神谷さんの体の感触に、僕は思わず感動してしまう。
「ああ、神様。女の子はなんでこんなにふわふわなんでしょう?」
思わず小さな声で感謝の言葉を唱える。
僕の体に神谷さんの腕や肩が押し付けられているけれど、男と違って、それは本当に柔らかい。
男とは違う材料で出来ているんじゃないかと思うぐらいだ。
……どさくさにまぎれて、軽く抱きしめても怒られないかな?
そんな馬鹿なことを思わず考えてしまう。
頭に血が登るのが自分でも分かった。
駄目だ駄目だ、変な事考えると神谷さんにばれちゃうぞ。彼女、勘が鋭いからな。
そう思って神谷さんを見ると、彼女も心なしか顔が赤い。
やっぱり、僕と密着して恥ずかしいのかな?
「神谷さん、大丈夫? 苦しくない?」
僕の言葉に、一瞬遅れて神谷さんははっと顔を上げた。
「え? え、ええ。大丈夫よ。ま、全くこんなに混んでちゃ、まるでサウナね」
そう言って顔をしかめる。
僕はその様子にふふ、と笑う。
そんな風に僕たちは降りるバス停まで言葉少なに寄り添っていた。
結局その日、僕は神谷さんちに行って、お茶とお菓子(なんと神谷さんが用意した!)をご馳走になり、
二人で一時間ほどゲームして楽しく過ごした。
**
今日も、私は森崎を家に誘おうと思う。
私が初めて会った、心許せる男の子だから。
「家に遊びにこない?」と誘うまで、こんなに時間がかかったのはたぶん私の男に対する不信感のせいだと思う。
それとも、私がただ臆病なせいなのかも。
「私は、自分の好きなように生きる」。
普段からそう言っているくせに、結局私は誰かに寄り添ってもらわないと生きていけないらしい。
そんな自分が時々イヤになる。
森崎は、そんな私を嫌いにならないだろうか。
私はそこまで考えてから、目の前の用事に集中することにした。
部活の仕事を溜め込んで、また副部長がヒステリーを起こすといけない。
一時間ほどでコンピュータ部の仕事を片付けてしまうと、私はカバンを背負って校門を目指した。
やっぱり、いた。
最近はよく森崎と校門前で会う。
もしかして私を待っていてくれているのかも、と思うときもあるけど、たぶん偶然だろう。
私がそこまで人に好かれる人間じゃない事ぐらい、自分でも分かってる。
「森崎、やっほー」
私はいつもの顔を作って、にこやかに話しかける。
「ああ、神谷さん。今帰り?」
「ええ、あなたも?」
何気ない会話。でもそれが私には嬉しい。
「ねえ、今日もウチに遊びに来ない?」
「え? 今日も?」
森崎の顔が曇る。さすがに二日連続は無理だったかな。
「ええ。もし用事がなければ、ね」
慌ててそんな風に付け足す自分が嫌い。本当は無理してでも来て欲しいくせに。
森崎は考え込んでいる。この顔は、間違いなく何か用事がある顔だ。
……きっと断る口実を探しているんだろう。
ごめんね。私がわがままだから。
忙しいならいいわ、なんて。そんな気持ちとは反対の言葉を私が発しようとしたとき、
「いいよ。遊びに行く」
森崎が笑いながらそう答えた。
「……いいの?」
「うん。別に用事もないし。神谷さんの誘いを断ったら後が怖いしね」
「ぶつわよ、森崎」
そう言いながらも私は顔がほころぶのを隠せない。
「じゃ、行きましょ」
嬉しそうな顔を見られないよう、私は先に歩き始めた。
バスは相変わらず混んでいる。
そして、その混雑が私を恐怖させる。
身動きできない、牢獄。
何度か乗るバスを変えてみたけれど、結局結果は変わらない。
いつもと同じ、人で一杯のバスの中。私の目の前に森崎がいる。
相手のぬくもりや、鼓動の音が分かりそうなほど密着しながら私たちは揺られている。
このまま、森崎の腕に守られるように抱きしめられたら、どんなにいいだろう。
でも。
それがかなわない願いだってこと、私は知っている。
そのときだった。
来た。
いつもと同じ強さで、背後から私の背中に触れる手の感触。
ごつごつとして、節くれだった指。固く、がさがさとした皮膚。
それが私の背中をそっと撫でている。私は思わず身を固くする。
その反応に気づいたのか、私を撫でる手はいたぶるように私の背をなんども指でなぞった。
反応したら負け、反応すれば相手はますます喜ぶ。
そう思っていても、私の体は恐怖ですくむ。
手がつーっと背をなぞりながら、私のお尻の方に下がっていく。
そして、お尻のふくらみをスカート越しに軽く撫でた。
「くっ……」
思わず挙がりかけた悲鳴を私はかみ殺す。
ふと目を上げると、森崎が不思議そうな顔で私を見ている。
たぶん、人ごみに押されて苦しんでいるとでも思っているのだろう。
私を触る手は、しつこくしつこく私のお尻を撫で回している。
いつの間にか両手で、私のお尻を持ち上げるように下から上に。
いきなり、その手がぐっとお尻の肉をわしづかみにした。
「ひ、ひゃっ!」
今度は隠しきれなかった。思わず甲高い声を出す。
「どうしたの、神谷さん」
森崎が驚いて問う。私は眉間にしわを寄せ、困った顔を作る。
「う、後ろから押されてるのよ、全く……」
そう言っているそばから、手が私のスカートを捲り上げていく。
今日も、されるのだ。
お尻を丸出しにされ、私は動けないまま愛撫を受ける。
ショーツの上からしばらく触ったあと、手は腰の方からそっと中に入ってくる。
角質化した指の感覚が、じかに私のお尻の谷間をなぞる。
思わず逃げようとするが、周囲を人に囲まれ、私は身をよじる事も出来ない。
ショーツにもぐりこんだ手はお尻を撫でながら、静かにショーツをずらしていく。
指がお尻の谷間から肛門へと伸び、私の穴をぐにぐにと押す。
気持ち悪い。
吐きそうになるのをぐっとがまんして、私は唇をかみ締める。
森崎に、助けて欲しい。
でも、どう言えばいいのか。
毎日痴漢されているから助けて、なんて。
絶対言えない。
涙が出そうになるのをこらえながら、私は平静を装うので精一杯だった。
「くっ……ふうぅ……」
かみ殺しきれなかった苦痛の声が、吐息となって漏れる。
それが聞こえたのか、痴漢の手はさらに嬉々として動きを強める。
やがて、私の肛門を撫で回していた指が、私の体のさらに前の方に動き出す。
さわ、と指の先が私の茂みに触れる。
指の腹が、私の陰唇に達した。下から私の股間を包むようにして、中指で陰唇を擦る。
もう、止めて。
喉元まででかかった声は、恐怖でかき消される。
手がさらに前進し、私の陰部全体を手で包みながら、クリトリスを人差し指と中指で挟む。
そして、それをそっと撫で回す。
まだ、私の「中」に指を入れる事はしてこない。
でも、もし次の瞬間指を挿入されたら。それを考えると怖くて体の震えが止まらない。
それなのに、私の体は愛撫に反応し、膣からじわりと愛液が染み出す。
そのぬめりを楽しむように、指が円を描くように動いた。
割れ目にそって何度も指がなぞる。そして、私の愛液で濡れた指で、さらにクリトリスを弄んだ。
私は怖くて、悲しくて。
でも何も出来なくて、ただじっと目の前の勇太の胸の辺りを見つめていた。
**
「くっ……ふうぅ……」
神谷さんが変な声を出したので、よほど周りの人に押されているのか、と声をかけようとしたとき。
僕は気づいた。
神谷さんの顔が真っ赤だ。しかし、それはバスの中の蒸し暑さのせいじゃない。
必死で隠しているが、はあはあと荒い息をつくさまは、まるで……。
そっと目線を神谷さんの背後に移すと、不自然なまで神谷さんの背後に密着する男がいた。
この混雑の中、つり革も手すりも持たず、両手を下ろしている。
その手が神谷さんの方に押し付けられているのが分かった。
(痴漢だ……!)
でも僕はどうして良いのか分からない。
大きな声を出して注意すればいいのか、黙って相手の手を取るのがいいのか。
もし間違いだったら? 間違いでなくても、神谷さんが恥をかかないか?
僕の頭の中は真っ白だ。
いや、本当は怖かったのかもしれない。初めて見る痴漢というものが。
そしてその被害者が好きな女の子だという事が、怖かったんだ。
その時、バスが急停車した。
乗っていたお客全員が車の前の方に倒れこむ。
その勢いが僕にある決断をさせた。
よろけたふりをしながら、神谷さんを片手で抱く。
そして、抱きしめたままブレーキの反動で後ろに戻るのに合せて僕と神谷さんの体を強引に入れ替える。
「も、森崎?」
神谷さんが驚いてかなり大きな声を上げた。
周りの人が迷惑そうに僕らを見たが、あえて無視した。そのまま痴漢と神谷さんの間に割り込む。
「ごめん、よろけちゃった」
わざとらしく神谷さんに謝ると、僕は窓の外に目をやる。
それ以上神谷さんに追求されないように。
神谷さんもそれ以上は何も聞いてこなかった。
だけど視界の端で、神谷さんがそっと乱れたスカートを直しているのが分かった。
次の日、僕はどうしようかためらいながらも、校門で神谷さんを待っていた。
今日も神谷さんといっしょに帰るべきか、否か。
昨日の不自然な態度で、僕が痴漢に気づいたことを、神谷さんは悟ったに違いない。
それを、神谷さんはどう思うか。
でも。好きな人が苦しんでいるなら。
それを助けるのが男、いや人として当然じゃないか。
そんな風に僕が悩んでいるところに、神谷さんがやってきた。
僕を見て、とまどったように口ごもる。
「神谷さん……今帰るところ、だね」
「う、うん……」
そう言って、僕たちは黙り込んでしまう。何を話していいか、分からない。
「じゃ、じゃあね。私急ぐから」
そう言って僕の側を通り過ぎようとする神谷さんの腕を、僕は突然つかんだ。
「な、何っ?」
僕の手からまるで逃げるように、神谷さんは体を引いている。
「今日も……神谷さんの家に行くよ」
「な、なんで」
「行きたいから。それじゃ、駄目?」
僕は神谷さんの目を見つめる。
僕の視線を避けるように、目を伏せる神谷さん。
再び沈黙が流れた。
不意に、僕の耳に蝉の鳴き声が聞こえてきた。沈黙が生んだ、一瞬の静寂を埋めるように。
僕は神谷さんを見つめ続ける。互いに黙ったまま。
やがて、おずおずと神谷さんは口を開いた。
「……いいわよ。遊びに、来て」
**
昨日と同じように、私の前に森崎がいる。
私の背後には大勢の人。
その中に、きっといるだろう。アイツが。
昨日、きっと森崎は気づいた。私が痴漢にあっている事に。
なのに、私といっしょにバスに乗ろうとしている。
私は森崎の気持ちが分からなくて、戸惑ったように森崎を見つめていた。
助けてくれるのだろうか、私を。
それともそれは考えすぎで、単に私と家で遊びたいだけなのかもしれない。
でも、それはおかしい。森崎は昨日痴漢に気づいたはずなのに……。
自分の考えもまとめられないまま、バスに乗ってしばらく経ったときだった。
来た。
私の背中にぺたりと触れる、あの「手」が。
その手は昨日と同じように、いや、いつもと同じように、私のお尻のほうへと動いていく。
思わず嫌悪感から、森崎の方に体を逃がそうとする。
でも、人で一杯のバスの中で、私は逃げる事が出来ない。痴漢の手は容赦なく私を撫でていく。
手が、私のお尻に触れようとした、その時だった。
森崎が、私を抱きしめた。
**
僕は神谷さんを抱きしめながら、神谷さんの背中を触れる手を思い切り掴んだ。
神谷さんの向こうにいる、小柄な男が驚いたようにこちらを見た。
一見、ただのサラリーマン風の、スーツ姿の男だ。
「いい加減にしてください。次見つけたら、警察に言います」
僕は出来るだけ低い声で言い放った。
男は目を見開き、僕をじっと見ていたが、やがておずおずとうなづく。
そして、怯えたように視線をそらすと、男は僕にそっと背を向けた。
それを見届けてから、僕は神谷さんの背中をそっと抱きしめる。
神谷さんの体全体から、緊張が抜けていく。
そして、いつのまにか彼女の手は僕の体に柔らかくまきついていた。
バスを降りるとすぐ、僕は神谷さんの体を解き放った。
まるでタイミングを合わせたように、神谷さんも僕の体を放す。
お互い目を合わす事もなく、黙って歩く神谷さんの家までの道。
傾きかけた日が、僕らをオレンジ色に染める。
今日で三度目の神谷さんの家は、相変わらず誰もおらず、静まりかえっていた。
お父さんは当然仕事、お母さんは町内会やPTAの用事で忙しいらしい。
黙って神谷さんは自宅の扉を開け、続いて入った僕は居間に通された。
「着替えてくるから、ちょっと待ってて」
僕が神谷さんに話しかけようとすると、それを制するかのように神谷さんが言った。
僕の返事も待たずさっさと自室へと消える。
僕は仕方なく居間のソファーに座った。
目の前にテレビがあるが、勝手につけるわけにもいかない。僕は手持ち無沙汰に部屋を見回していた。
相変わらず蝉の声がやかましい。いつもは気にならないのに、今日はやけに耳に響く。
やがて、普段着に着替えた神谷さんが戻ってきた。
シンプルなTシャツにデニムのスカート。
「麦茶で、いい?」
僕がうなづくと、神谷さんは黙って台所に行き、麦茶のコップを持って帰ってきた。
そして、僕の隣に腰をかけると、はい、とコップを僕に手渡した。
ありがとう。そう言って僕はお茶を飲む。
そのときになって初めて、自分がとても緊張していて、喉がカラカラな事に気づいた。
思えば、昨日ああすればよかったのに。
今となっては後悔ばかり沸いてくる。
そうすれば一日でも早く、神谷さんを助けてあげる事ができただろうに。
僕は麦茶を飲み干すと、神谷さんの方に目を向けた。
そのとき、神谷さんは、麦茶に口もつけず、僕を見つめているのに気づいた。
「神谷さん……?」
神谷さんはほっとしたような、柔和な顔をしている。
つ、と僕を見上げ、静かに口を開いた。
「……今日は、ありがとう」
そう言って微笑む。それだけで、僕は救われたような気分になる。
「本当は、早く森崎に助けて欲しかった。でも、言えなかった……」
「……うん」
「怖かったのもあるけど、それ以上にあなたにどう思われるかって考えたら、とても言い出せなくて」
神谷さんは恥ずかしそうに顔を伏せ、笑う。
「ね……私の事、どう思う?」
相当頭に血が登ってたんだろう。僕は額に汗をかきながら話す。
「か、神谷さんが悪いんじゃないよ! アイツが悪いんだから、神谷さんが気にする事ないよ!」
僕はその場で立ち上がりそうになる勢いで話し始めた。
すると、神谷さんは顔を伏せたまま苦笑する。
僕はなぜ笑われているのか分からず、思わずその顔を覗き込む。
「私の聞きたいのは、そんなことじゃないわよ」
「え、じゃ、じゃあ……」
「私は、あなたが好き。……だから、あなたの気持ちが知りたいの」
そう言って僕の方を見上げる神谷さん。その顔が薔薇色に染まっている。
一瞬、言葉に詰まった僕。
不安そうな神谷さんの視線が、僕の心を打つ。
僕は言った。
「僕も……神谷さんが好きだ」
**
次の瞬間、私は森崎と口づけをしていた。
はむはむと相手の唇を甘噛みしながら、そっと唇を重ねる。
唇を軽く舐めると、ちょっと荒れている森崎の唇を私の唇で湿らせていく。
突然の私のアタックに、森崎は戸惑っていたみたいだったけど、そのすぐ後に、優しく私の体を抱きしめてくれた。
私はさらに強く唇を森崎に押し付ける。
森崎は私の頭をそっと引き寄せながら、私の唇を優しく口に含む。
「ファーストキス、あげちゃった……」
私が笑いながら言うと、森崎の目も笑ってる。
「あげちゃったって言うより、僕が奪われたって方が正しくない?」
「どっちでもいいわよ。お互い初めてなんだし……初めて、よね?」
「……うん」
顔を離し、私たちは笑う。
一瞬見詰め合ってから、もう一度キス。
今度はお互いの顔を抱き寄せながら、長めのヤツ。
私の唇全部を口に含もうとするように、森崎の唇が開いたり閉じたりする。
応えるように私も口を開いた。
自然に、お互いの舌が伸びて、先っぽで互いにつつきあう。
暖かい森崎の舌の感触を確かめ、私はゆっくりと舌を差し出していく。
森崎も、私の舌に沿わせるように私の口の中に舌を入れてくる。
ぬめぬめとした舌が、私の中を舐めている。お返しに、私も森崎に同じ事をしてあげる。
森崎の髪を両手でかき抱きながら、私はさらに深いキスをする。
ディープキスなんて、気持ち悪い。私はそう思っていた。
だって舌だよ? 相手の口の中に入れるんだよ? って。
でも、それは訂正。
私はディープキスが大好きだ。森崎となら、ずっとしてていい。
こんなに暖かくて、こんなにいとおしく思うなんて。以前の私に説教したい気分。
「ふうぅ……」
森崎が大きく息をついて私の顔を放した。
「ぷはぁっ……」
私も同じ。二人ともはあはあと息を吐いて、お互いの顔を見つめ合う。
唇が唾液できらきらと光っている。それをもう一度舐めたい、そんな気持ちが湧き上がる。
「もう一回、しよ?」
答えを待たず、私は森崎に抱きついた。そして唇を重ねる。
森崎も私をぎゅっと抱きしめながら私の唇を味わっている。互いの鼻先が、こつこつと当たっておかしい。
突然、私のほうへ森崎が体重をかけてきた。
小柄な私のこと、男性の重みに逆らえるはずもなく、そのままソファーに押し倒される。
隣に座った状態で押し倒されたから、腰が変な方向にひねられて痛い。
そんなことに気づかず、森崎は私に覆いかぶさっている。
「ねえ、ちょっと待って」
私の言葉に、森崎は不思議そうに体を持ち上げた。
「ちょっと待って。ちゃんと、横になるから……」
そう言うと、私はソファーの上に脚を投げ出す。
私が両脚を立てると、その間に森崎が体を横たえてきた。
森崎はしばらく私の体を見ていたかと思うと、突然私の胸に手を伸ばしてきた。
「ちょ、ちょっと! いきなり何すんの?」
驚いて私が叫ぶと、森崎はぱっと手を引っ込める。
「ご、ごめん。つい……」
「もう……。私だって女の子なんだから、もっと優しくしてよ」
照れくさくてちょっと怒ったように言う。
それを聞いて、森崎は神妙な様子でうなづいていた。
**
僕はそっと神谷さんの体に手を伸ばす。
ふっくらとした胸のふくらみを、Tシャツの上からそっと触る。初めての、ブラの感触。
鼓動が否応なく高まっていく。
神谷さんは嫌そうな様子も見せず、僕が胸を揉むのを見ている。
僕はさらに大胆に、神谷さんの胸を何度か揉んだ。
小さくてもしっかりと張りのある弾力が、僕の指を押し返す。
僕は、感動のあまり「ほおっ」と深いため息をついた。
笑いをこらえきれず、神谷さんが噴き出す。
「何、ため息ついてんの?」
「いや……とっても柔らかいから……」
僕の答えに、神谷さんはさらに笑いをかみ殺す。
それから、いたずらっぽく僕の方を見た。
「……じゃあ、生で触ってみる?」
「い、いいの?」
「いいから、言ってんのよ」
神谷さんはそう言うと、大胆にTシャツを胸の上まで捲り上げた。
薄いピンクのブラが露になる。その下には、真っ白な神谷さんの肌。
「森崎が、外して……」
そう言われても、僕は外し方を知らない。
手を伸ばしかけて僕が困っていると、神谷さんが片手でプチン、とフロントホックを解いた。
ふわり、とブラが乳房から浮き上がる。
「後は、出来るわね」
そう言うと神谷さんは目をつぶり、僕に続きを促した。
僕は恐る恐るブラを剥ぎ取る。
僕の目の前に、神谷さんの二つの乳房がある。
「小さいでしょ? がっかりしちゃった?」
「そ、そんなことないよ」
確かに大きい、とは言えなかったが、それでもふっくらとした盛り上がりを見せている。
その頂きに、桃色のかわいらしい乳首。
「は、早く触って」
神谷さんが僕の視線に耐えかねたのか、そう言って僕を急かした。
僕はゆっくりと乳首の先に触れる。
「んっ!」
「あ、い、痛い?」
「大丈夫、触っていいよ……」
その言葉に、僕はぎゅっと神谷さんの乳房に両手を添えた。
暖かい。そして、柔らかい。
そんな当たり前の事に感激しながら、僕は乳房を揉み始める。
「柔らかい……」
「胸ばっかりいじらないで。キスもしてよ」
興奮のあまり僕は胸にかかりきりになってしまっていた。改めて神谷さんの唇を吸う。
もちろん、手は神谷さんの胸の感触を楽しんでいる。
指先で乳首を優しくつまむ事も忘れない。こりこりとした感触が、僕の胸を高ぶらせる。
いじくるにつれて、乳首の弾力が徐々に増していくのが分かった。
「ふ、ふぅん……はぁ……」
僕の愛撫に合せて、神谷さんの口から甘い吐息が漏れる。
感じているのかな?
神谷さんの体がゆったりと横たわり、両手が力なく僕を抱いている。
僕は思い切って、「下」の方に挑戦してみる事にした。
乳房を触れていた手をそっと神谷さんの下腹部へと伸ばす。
デニム地のスカートの端を掴むと、ゆっくりと捲り上げようとする。その時だった。
「あっ!」
神谷さんが慌てて体を起こした。思わず僕の手も止まる。
跳ね起きてから、神谷さんが事態を理解したようだ。そして、僕も。
「ご、ごめん。僕、神谷さんがどう思うか、考えてなかった……」
これじゃあ、痴漢と同じじゃないか。何やってるんだ、僕は!
僕がうなだれていると、神谷さんがそっと僕の頬に触れた。
「……ううん。森崎だったら、怖くないよ。……いいから、触って」
「本当に?」
ええ。神谷さんはそう言ってうなづく。僕は放した手を、もう一度スカートの端へと置いた。
そして、ちょっと捲ると、静かに内股から神谷さんの陰部へと手を伸ばしていく。
むっとするような熱気が伝わってきた。
つん。
クロッチに触れる。神谷さんの熱い下腹部が僕を待っていた。
「神谷さん、すごい熱い……」
そんな台詞に、神谷さんはまたいたずらっぽく笑う。
「森崎だって、すごいわよ?」
「え?」
「私の生足に、当たってるんだから」
僕ははっとして下半身に目をやる。
ギンギンにいきりたった僕の息子が、神谷さんの太ももに押し付けられていた。
恥ずかしくなって、身を縮こませる僕。神谷さんはそんな僕を見て、ねえ、と声をかけた。
「……さわりっこ、しよ?」
「えっ」
神谷さんはそう言うと、身を起こしてソファーの上に跪いた。思わず僕もならう。
「私も、触ったげるから」
そう言うと神谷さんはズボン越しに僕のものに触れてきた。
「わ、わ、神谷さん!」
「いいから、森崎も触って。いっしょに気持ちよくなりましょ……?」
神谷さんはそう言うと、自分でスカートのホックを外した。
ぱさりと音がして、神谷さんのショーツが露になる。
ブラと御そろいのピンクのそれは、少し染みが出来ていた。
ショーツ越しに、うっすらと神谷さんの陰毛が見える。それがさらに興奮をそそる。
「キスで、ちょっと感じちゃった……」
笑いながら神谷さんは僕のものを優しく撫でる。
ぎこちない手つきだが、いたわるような手の動きに、僕の高ぶりはさらに激しくなる。
もう、ためらいはなかった。
僕は神谷さんの内股に手を伸ばし、ショーツ越しにそこに触れた。
ふわふわとした茂みの感触が当たり、熱を持ったそれがじっとりと濡れている事が分かった。
僕はクリトリスを捜して手を這わせる。
陰唇に沿うように手を動かすと、こりっと固い感触に当たる。
僕はそれを指の腹で転がした。
「はっ、あぁぁっ……」
神谷さんが大声を出したので、僕は驚く。だが、それでも手の動きは止めない。
さらに割れ目を擦り、ショーツ越しにしっかりと陰部の盛り上がりを確かめる。
クリトリスは既に布の上からでもはっきりと分かるほど硬くなっている。
面白がってさらに転がすと、神谷さんは身をよじる。
「クリトリス、固くなってる……」
「ゆ、勇太だってなってるじゃん……バカ」
そう言いながら僕たちは黙々と互いの股間を撫であった。
神谷さんの指がしごくように激しく僕のペニスを擦る。
彼女の細い指が、僕のカリ首に触れるたび、僕は小さなうめき声を上げた。
お返しとばかりに、僕は神谷さんの陰部をぐにぐにと押さえる。
柔らかい肉の反発を楽しみ、さらに割れ目にそって激しく擦り続けた。
神谷さんも、それに応えるように僕をさらに小刻みに擦り続ける。
「はっ……も、森崎……気持ち、いいわよ……」
「僕もだ、神谷さん……す、すごく……」
「ね、いっしょに、いこう……ねえ、いっしょに……」
分かった。僕は小さく呟くと、神谷さんの唇に自分の唇を重ねた。
休むことなく手を動かしつつ、神谷さんと舌を絡ませる。
互いの熱い息がかかる。僕は空いている方の手で、神谷さんを優しく抱いた。
「ん……ふぅ……んぁ……」
「あ、はぁ……神谷さん……」
僕の体の奥から、快楽の波が静かに打ち寄せてくる。
神谷さんの手はそれに気づいているかのように、僕の一物を指でしごいた。
「ぼ、僕、出そう……」
「わ、私も、いけそう……」
お互いの陰部を傷つけるかのような激しい愛撫。
そして、僕の限界はそこまでだった。
「か、神谷さんっ……」
「森崎……!」
ズボンの中に、僕の熱い精液があふれる。
神谷さんは、体をびくびくと痙攣させながら、まだ手で僕の一物を擦っている。
「はぁっ……ぁああ……んぁっ!」
何度も快楽を感じているのか、神谷さんは切れ切れの叫びを上げ、僕の方にもたれかかってきた。
そして、僕は射精しながら、神谷さんを優しく抱きとめた。
**
終わった後が大変だった。
森崎は制服のズボンとトランクスを思い切り汚しちゃったもんだから、我に帰ってからあせりまくってた。
結局、ウチの洗濯機を使って洗う事にして、その間にお互いシャワーを浴びた。
……もちろん、順番に交代しながら。
とりあえずズボンとトランクスがはける程度まで乾いたとき、母が帰ってきた。
初めて私が男友達を連れてきたので、すごくショックだったみたいだけど、すぐに森崎を受け入れてくれた。
なんてったって、私の選んだ人だもの、当然よね。
まあ、母には心配かけっぱなしだから、これでちょっとは安心してくれるといいんだけど。
三人でしばらくお茶してから、森崎は帰る事になった。
「今度はお父さんがいるときに」という母の言葉に見送られ、私たちはそろって家を出た。
バス停まで、送るためにね。
「今日は、ありがとう」
自然とそんな言葉が出る。森崎はこちらこそ、と頭を下げる。
バス停までは会話らしい会話もなく、二人黙って歩いた。
大して待つ事もなく、バスがやってくる。
森崎が私の方を振り向いた。
「……また、アイツが現れたら言ってね」
本当に心配そうな顔。ああ、愛されてるって、こういうことだったんだ。
それは、一人でわがままに生きてるより、とっても素敵な事。
私は小さく首を振る。
「大丈夫。今度現れたら、私が警察に突き出してやるわ」
そう言って笑うと、森崎も安心したように何度もうなづいた。
バスが、止まる。
「それじゃあ」
「また、明日ね」
ステップに足をかけた森崎が振り返る。
私はそこに駆け寄る。
そっと爪先立ち。
バイバイのキスは、とっても暖かかった。
―終わり―
Sはもうお腹いっぱい
そういうな
まだ里民も出てないんだからさww
んなことない。
大歓迎、大歓喜。
姫かわいいよ姫。
もっとキボン。
るり姉だったら、痴漢は瞬殺。
さらにテンパイや他の女の子を助けちゃいます。
弟クンは痴女に責められまくりまつ。
>>320 姫乙! 本番ホスィ。
途中で視点が変わるタイプもいいね。
姫の弱い部分が出てて良いと思う。
姫はるり姉に似てるトコもあるけど違う部分も多い。
るり姉は心も気も体も強い。
弟クンと姫の弟は、妙に気が合って意気投合しそうだ。
姉談義で盛り上がる。
>>320 グッジョブです!
SSの連続絨毯爆撃にて萌え死にしそうですorz
菜由たんの性格がちゃんと反映しててよかったです。
>>320 グッジョブです!
SSの連続絨毯爆撃にて萌え死にしそうですorz
菜由たんの性格がちゃんと反映しててよかったです。
あれ?
一回しかカキコしてないのに二回してる事になってるorz
スイマセン
菜由たんが愛しくなる作品ですな。
まぎれもなくGJ!
346 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 22:04:39 ID:4yvX6SLH
GJ
もうすぐ夏だ!
とりあえずTLSSをやりませうw
>>347 いやた。俺は天野を落とす。
……丘野の水着も捨てがたいなぁ。
さつきタソに涼しくしてもらいまつ。
あえてベッドの上で汗をかく
車に乗せたはずの女は消え、
シートはぐっしょりと濡れ、
>351
キュウリをつこんでるわけだnディープスロウトに
つい先日、はじめてTLSSをやったんだが
先輩がスク水を部屋で着てくれてるわけだがw
すごいな
噂によるとエッチな話でスリーサイズを聞き出せるとか聞いたけど
それって本当なの?
本スレで聞いた方がいいんじゃないか
一応答えておくか。
公式なスリーサイズは決まってないので、残念ながら聞きだすことも出来ない。
というわけで妄想でその辺は補うのが、正しき弟クンの道。
なお俺の部屋には水着のぷにとか弥子とかが来てくれるが、なにか?
漏れの部屋には全裸のテンパイとるり姉が(ry
357 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 21:31:54 ID:9uF6hnjw
/ ̄ ̄ ̄フ\ _ ノ^)
// ̄フ / \ .//\ ./ /
// ∠/ ___\___ __// \ / (___
// ̄ ̄ ̄フ /_ .//_ //_ / \./ (_(__)
// ̄フ / ̄//////////// | (_(__)
/∠_/./ ./∠///∠///∠// ∧ ∧ /) (_(__)
∠___,,,__/ .∠__/∠__/∠__/ (´ー` ( ( (_(___)
\ \ \/ ̄ ̄ ̄フ\ \ \_ \ _ /⌒ `´ 人___ソ
\ \ \フ / ̄\ \ .//\ //\ / 人 l 彡ノ \
\ _ \//___\/∠_ // < Y ヽ ヽ (. \
//\///_ //_ /// 入├'" ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
// //.////////∠/ ヽ-i ヽ__ ヽ
/∠_//./∠///∠// .\\ `リノ ヽ |\ ヽ
∠____/.∠__/∠__/∠フ\.\\ c;_,;....ノ ヾノヽ__ノ
俺としては弟がサトミンを車で迎えに来て、人気のないところへ、連れてく。そして車の中で「ダメだよ・・・。こんな所で」
in かなroom
翼子「ねぇ、今日は弟クンいないの、弟クン」
かな「いるけど、なんか用でもあるの?っていうか、クンはちょっとどうかな」
遊季「じゃぁ…… 弟ちゃん?」
梢「さん、って呼んだほうがいい?」
かな「はぁ…… なんでそんなことでもめるのか……」
3人「いいからかなちゃんきめてよ」
弟「なぁ? 今なんか呼んだ?」
かな「じゃぁ、クンにするする、クンに」
弟「え、みんなの前で?!」
>359
とうぜんバサ子さんだけがネタフリに気付かない。巴里ちょうせんけんかくとく
やっこの生徒手帳に俺の隠し撮り着替え写真が入っていた件について
実はそれは俺がこっそり入れておいた件について
主人公、弥子、緋菜、るり姉、4人でプールに遊びに行った時の話し。
やっこが主人公の注目を集めようと、密かに買っていた白ビキニで勝負。
小麦色の肌と水着跡に主人公フラフラ。
そこに着替えを終えた緋菜が、薄いピンク色のビキニに包んだ自慢のバストを無邪気に揺らしながら登場。
主人公は鼻血を噴き出して形勢は一気に逆転。弥子パンチ炸裂。
それを影から様子を窺っていたるり姉が、満を持して超大胆な紐ビキニで登場。
が、歩いている間に紐が外れてて、完全に全裸。
それに気づかないるり姉は、どうだ! といわんばかりに腰に手を当てて自信満々のポーズ。
弟クン、その場に卒倒してジエンド。
結局、るり姉が貫禄を見せ付けて圧勝しましたとさ。
菜由たんの壁紙が俺のことの件について
先輩が部屋で着てくれる水着が下着に見えない事もない件について
366 :
前570:2005/07/15(金) 20:43:04 ID:+sgBHam1
>4l.VQf0nBc 様
過日は弥子ネタの使用許可ありがとうございますた。
ドジンですがおかげさまで原稿あがりました。
夏コミで出しますので、そういった方面通じているのならそのジャンルにお越しください。
この場を借りてお礼まで。
ノシ
>>366 激しく読んでみたい折れガイル…w
横からで恐縮だけど3日目ですよね?スペースは自分で探すけど。
>>366 残念ながら物理的に夏コミにはいけません、すいません。
なので、私を名乗る人が現れたら100%偽者ですので(そんな人いないでしょうけどw)。
完売を祈っております。
私信申し訳ないです。本当はSS投下もしたいんだけどネタギレで…>all
369 :
366:2005/07/20(水) 12:37:16 ID:VWzZI52j
>>368 4l.VQf0nBc 様
1番本をお渡ししたかったのに残念。このお礼はまた別の形で・・・
>>367 様
その通り3日目でつ。まだカタログ見てないけど、只でさえ狭いTLS島。すぐ見つかるかと。
絵的に未熟なうえ、今回成人むけ初なので期待すると裏切られますyo。
はて、このスレ的には「キミキス」はどうよ?
「いつでも、どこでも」キスしちゃうゲームらしいのだが。
当然「キス以上」も有りだよな?(;´Д`)ハァハァ
>>370 同じスタッフが作ってシステムを継承してても、名前が違うなら別物という考えもできる。
もっと情報が出ないと決められないにせよ、まずは住人の意見を聞くべきだろうな。
エロけりゃなんでもOK!という結論が出そうだけど、個人的にはTLSにまとめるのは違和感がある。
「キミキス」でスレ作った方が無難だと思う。あくまで別作品だし。
うむ。
しかし、エロパロは発売後でないとやりにくいんじゃね?
発売まではここを多少間借りってのでも良いかも。
大した量のカキコも無いだろうし。
実際にプレイしなきゃSSも書けないと思うのだが。
TLSSの初SS投下は発売の3日後だったし。
最初に書いた人がスレ立てて、それからここで誘導するのがいいかも。
発売までは誰々がかわいい!とかいう妄想を書くぐらいしかできないよなぁ。
>>374 ゲーム本編の発売前にキャラCDが出てくる可能性が無いともいえないけどね。
でもそれだけだとSS書くには辛いかなぁ。
やっぱりゲーム中のエピソードとか台詞とかの情報は欲しいし。
別にTLSとキミキス統合スレにしてもいいんじゃね?
スタッフも同じっぽいし、SS書く人間も多分同じになるだろうし。
発売後、TLSシリーズを黒歴史にしたくなるくらいもの凄い勢いで売れた・・・
とかだったら、別スレを用意した方が良いかもしれんが。
漏れ的には発売前のSSも歓迎するが、本格的に動くのはどっちにしても発売後だろうな。
まあそれまで、春菜姐さんの三つ編みお下げキャラに悶々としてろってこった。
タイトルが別なんだから別スレなんじゃないの。ここがメーカースレならまた話しは別だろうけどね。
スタッフが一緒なのにわざわざタイトルを分けたということは、コンセプトが違うということでしょう。
車でいうなら、同じホンダの車種だけど、NSXとS2000の違いみたいなもんかな。
いずれ別スレでいいけど、まだ未発売のソフトのスレたては早すぎ。
今はここを間借りで十分だべ?
そーゆースレがあるなら、そこでおけだべ。
わけのわからん偏見と思い込みはやめとけだべ。
>>379 そりゃ、トゥルーティアーズはまだゲーム画面すら出て無い状態だし
キミキスのゲーム画面がパッと見でもTLSの直系と分かるからだろう
ま、俺にとってはTLSSも黒歴史扱いなんだがな
あー、Sでも「こんなんTLSとちゃう!」って人もいるのか。
やっぱ見た目だけじゃなく、内容によるだろうな。発売後プレイしてみて、
「実質、TLSSの後継だろ」てことならこのスレでやればよし、
「系統違うんじゃね?」てことなら別スレ立てればよし。
あと、ティアーズは黙殺っつーより、大半の人が存在を知らないと思われ。
377に同意。383には反対。タイトル違うんだからスレを分けるべき。
だから、基本的にわけるとして、今は単独スレはいらないべ。
関連ゲームではあるので、本格的に動く前はここで問題なしだべ。
まぁなんだ、TTでもKKでもいいんだが
S S 書 い て か ら に し な い か
メーカー総合でやってるスレはいくらでもあるけどね。
アクションとRPGとか、ジャンルすら違うゲームを一緒に語ってるスレだって。
>>387 そういうスレもあるだろうね。だけどここはメーカー総合じゃない。
まぁ、キミキスのネタができてから考えればよい。
今は気にせんでよい。
キミキスはキスがメインだからかヒロインズの胸が控えめだね
別タイトルと混合したら荒れそうだけどなー。
そういうのって事前にキッチリ分けた方がいいような気がするけど。
ちなみに質問だけど、TLS1、2、3、S
ってそれぞれ何万本ぐらい売れたのかな?
最終的販売本数とか分かるところありますか?
TLS本スレあたりで最近見たな。
>>391 970 名前:攻指 投稿日:2005/07/05(火) 21:31:46 ID:6GHYhdmu
>>943 トゥルー・ラブストーリー2 65,506本
トゥルーラブストーリー3 43,249本
トゥルーラブストーリーサマーデイズ アンド イエット 14,095本
初代は分かりませんでしたil||li _| ̄|○ il||l
>393
それは第一週の売り上げだとそのスレでも訂正が入ってたはずだぞ。よく調べて千代
売り上げが気になるのは分かるんだが、それがどうしてエロパロスレなのか激しく疑問。
本スレいかないからね。あそこ、固定メンバーっぽくて入りづらいし。
固定も何も、いつだって新規参入組には優しく応対してると思うけど。
約1名がなぁ
>398
普通のスレなら「半年ROMるかぐぐれ」て言われるような質問でもレスつくことあるし。
むしろ無駄に消費してるくらいで、おおむね親切じゃないの
>400
ごめ 最近のスレ違い氏にちょっとうんざりしてた。
あれとアアンチンチ3さえなければ最高のスレなのに
あはははははははははははは orz
× >400、 アアンチンチ3
○ >399、 アンチ-アンチ3=ちょっとした3批判に過敏に反応する香具師
アアンチンチ3 これが 勝利の鍵だ
>>400 つーか、声優ネタ書き続けているヤシも酷いぞ。
あちこちで愚痴や悪口みたいなの書き散らしてるし。
注意されてふてくされたガキじゃあるまいし、あーゆーのはやめて欲しい。
双方見ていて見苦しい。
板違いの話題を続けるお前らとそいつと何が違うの?
好きとか 嫌いとか
早苗のノパーソについて。
自治厨とDQN声ヲタのことよりエロですよ。
かすみに伊達眼鏡をかけさせ、フェラチュウさせてぶっかけたい。
>>408 冗談でかすみにかけさせた伊達眼鏡。
それが俺を興奮させた。これまで感じたことがないほど性の衝動が高まる。
キスは何度もしている。胸だって直接揉んだことがある。
……だけどそれ以上の関係には進めていない。
そんな焦りが心のどこかにあったのかもしれない。
「かすみが欲しい!」
かすみを強く抱きしめながら耳元でささやく。
股間はズボンを突き破らんばかりに、固く、大きく、痛いほど勃起している。
若い性欲は限界を迎えようとしていた。
「……ごめんね、今日…女の子の日なんだ……」
かすみが上目遣いに俺を見て済まなそうに謝る。
「そっか……」
失望が広がる。
だけど一度火が着いてしまった欲望はそうやすやすと消え去りはしない。
息苦しいような、そして胸が締めつけられるような感覚が全身に広がっていく。
黙ってしまった俺にかすみが恥ずかしそうに言った。
「男子って出さないと苦しいんでしょ? だから……手でしてあげる」
そうして俺の股間に手を伸ばしてくる。
「私が……雅人クンを感じさせてあげる」
ズボンのふくらみを撫でながらかすみが続けた。
ぎこちない手つきでベルトが外される。金属音が鳴る。
ここは俺の部屋だ。隣の部屋には君子がいる。
聞こえるはずなんてないのに、とっさに俺は音を立てないようにバックルを握った。
続いてファスナーが下ろされる。
すでに興奮しきった俺のモノがズボンの前を押し上げている。
そのせいか、かなりてこずる様子のかすみが俺の顔を見た。
「うん」
うなずくと、俺は自分の手で前を開ける。そのままズボンをひざまで下ろす。
そこには鈍感なかすみでもはっきり分かるほど前がふくれたトランクスが姿をあらわした。
「……こんなになるの?」
そう言って、かすみが布地越しに勃起を撫でる。
「うぅっ!」
思わず快楽のうめきが上がる。
衣擦れの音とともに俺の荒い息が響く。
「雅人クン……感じるの?」
「うん……すごくいい」
「……もっと……こすってあげるね」
そう言うとかすみがトランクスの中に手をすべり込ませた。
勃起が直接握られる。そのままゆっくりとかすみの手が上下する。
「熱い……それにすごく固いよ」
さわさわとした感触が心地いい。
俺は念のため全神経を隣室に集中するが、股間から湧き上がる快感に意識が持っていかれる。
「うっ……んっ! んっ……あぁ……」
歯を食いしばり、声を立てないように試みるが、それでも性の愉悦が口から漏れる。
「ヌルヌルが出てきた……」
先走りがかすみの手を汚す。
欲望に衝き動かされた俺は次の行為を求めた。
「か、かすみ……パンツ脱がせて」
「あ、うん……」
腰を浮かせてかすみが脱がせやすいように協力する。
そうして足先から抜き去ると、俺は再びベッドに腰をおろした。
すぐにかすみの指が勃起にからんでくる。
真剣な表情で剛直をなでさするかすみ。
更なる刺激を求めた俺は、かすみの髪に置いていた手を押し下げ、勃起に近づけていった。
「……あ」
俺のしようとしていることを理解したのか、かすみが一瞬動きを止めた。
だけどそれは本当に一瞬のことだった。
今度は自分の意志でかすみは顔を近づけ、そのまま亀頭を口に含んだ。
唇をすぼませ、竿の根元を締め付けるように圧迫したまま上下する。
同時に中で舌を回し、亀頭全体を刺激する。
とくに裏筋のあたりから尿道口にかけてが重点的に攻められた。
カリの出っ張りを唇で引っかけるようにはさんでしごきあげる。
どうしてかすみはこんなに上手なんだ? そう思ってしまうほどの技巧だった。
かすみは髪を何度も耳にかけ直し、口で俺を刺激してくれる。動きも速くなる。
射精感がどんどん高まっていく。精液がもう根元まで来ているのを感じる。
「かすみ……出そう……」
このままではかすみの口でイッてしまう。そう思い、限界が近いことを伝える。
「いいよ……受け止めるね……」
そう言って一層の速さで肉棒がしごかれる。
その言葉と手の動きに我慢のたがが外れた。
「かす…みッ……くっ! 出るッ!」
どくんっ! びゅくっ! びゅっっ!………
かすみの口の中に白濁が激しくほとばしる。
「んんっ、むぐぅ!」
苦しそうな声を上げてかすみの動きが止まる。そして苦しさのあまりか顔を上げてしまった。
だが射精は止まらない。
どぴゅっ! びゅるっ! ずぴゅっ!………
先端の小さな裂け目から、白い糸を引いて粘液が射出される。
そのまま俺は精を吐き出しつづけた。
「あっ……」
射精を続ける肉棒に、このままではあたりを汚すと判断したのかかすみが再び口を寄せた。
「んっ、む…んんっ……」
のどの奥でくぐもった声を出すかすみ。
小さな口を目いっぱい開けて俺の性器をほおばるかすみの横顔を見下ろす。
酔いしれたようなその目。上気した頬。鼻を鳴らすような声。
いやらしいと思い、同時に可愛いと思った。
俺は残りの精液をかすみの口内に吐き出し、長かった射精を終えた。
かすみが口を離す。
だがそれでは終わらず、かすみの手は淫茎に残る精液をしぼり取るようにしごいた。
その快感で亀頭がビクンッと脈打ち、もう出ないと思っていた精液がにじみ出た。
完全に射精が終わる。
大きく息をついて放出の余韻を楽しんでいた俺の目の前にかすみが顔を上げる。
飛び散った粘液だろう、白濁がかすみの眼鏡のレンズをとろりと伝った。
唇の端に指を添え、少し垂れた精液を押さえる仕草も妖艶な印象を与える。
「かすみ……」
かすみはそれに答えず、しばらく俺を見つめていたが、目を閉じると
こくん
音を立てて嚥下する。
「……え?」
「けほっこほっ……」
「か、かすみ……」
「雅人クンの精子……飲んじゃった。けほっ……変な味……ちょっと、苦いかな?」
そう言ってかすみはにっこりと笑った。
おわり
たった一文から想像をふくらませて読み物にする>409-410 GJ!
メガネへの発射は男のロマン
転校前の最後のセリフが
「眼鏡をかけたままヤらせて」 なんだな。
かすみは健気にも「うん、待ってる・・・」と... ナンカチガウ
ああんチンチ
>418 >2の保管庫ならふつうに見れたが……
なんか勘違いしてたらごめん
夏祭りで浴衣を捲りあげてアオカーンのSSが読みたい…
と言ってみるテスト
立ちバックでウマー。
423 :
百道誠太郎:2005/08/15(月) 04:43:25 ID:d7xjP9lb
>>421 俺のダチの森崎勇太がいろんな女とヤリまくってる話でいいなら報告するけど。
百太郎はエロカワイイ友人のことより、可愛い妹のことを報告してください。
弟クンは特定多数のおにゃのことしかしません。
>>421 あさっては七夕祭りだ。あと2週間もすれば俺は転校する。
俺は最後の思い出を作るため、決意を秘めて森下さんを七夕祭りに誘った。
「うん、いいわよ。私もね、いっしょに行く人を探してたの」
こうして俺たちは七夕祭りでデートすることになった。
露店を冷やかし、短冊を書き、俺たちは七夕祭りを楽しんだ。
森下さんはアジサイをあしらった浴衣を着ていた。……とっても似合っていた。
いつもと違う森下さんの姿にドキドキする。その思いが興奮にすり替わる。
俺は森下さんの手を引いて参道から外れた木立ちの中に向かった。
それが何を意味するのか、分からないほど森下さんだって子供じゃないはずだ。
だけど森下さんは逆らわず、黙って俺についてきた。
「森下さん……あ、茜ちゃん」
初めて名前で呼んだ。緊張からか声が上ずった。
「うん……雅人、くん」
頬を染め、それでも俺をまっすぐに見ながら茜ちゃんが答えた。
「好きだよ」
「……私も」
静かに唇が重なった。
……唇を噛み、舌を吸い、頬を味わう。
舌を絡ませ、歯列を舐める。唇をはさんでしごきたてる。軽く噛む。上あごをなでる。
「ん、んんっ……はぁはぁ」
唇を離して茜ちゃんがあえぐ。
「苦しい?」
「ううん、平気よ……。ねぇ、もっとして……」
「うん」
茜ちゃんの求めるまま、俺は何度も口づけをくり返した。
抱かれたまま、茜ちゃんが俺の背中に腕を回す。
そのままギュッと抱きしめられると、さらにキスが深くなる。
舌と舌とが絡む音があたりに響く。熱い吐息と甘い唾液が俺の舌に絡んでくる。
興奮して上気した茜ちゃんの肌から女の子特有の甘ったるい香りが漂っている。
「んぐ……ちゅ、チュ……」
舌を絡ませ、唾液を交換し、俺たちは高まっていく。
さらなる刺激を求め、俺は茜ちゃんの浴衣の裾に手をかけた。
そのまま裾を割るようにして手を太ももに這わせる。
茜ちゃんはほんのわずかに抵抗を見せたけれど、すぐに俺に体を預けてくれた。
「あんっ……く、くすぐったい」
俺の手がすべすべした太ももをなでまわすと茜ちゃんが艶っぽい声をあげた。
指を茜ちゃんの足の間に持っていく。ショーツの端に指が触れる。
自分の息遣いが少し荒くなっていることに気付く。
……射精を求め、俺の肉茎は痛いほど勃起していた。
初めて女性のあの部分に触れる。俺は本で読んだ知識を総動員した。
緊張からか、震えの止まらない指先で茜ちゃんの下着に包まれた敏感な部分に手を伸ばす。
クロッチの上からゆっくりとそこをなぞる。
と、布地の向こうから信じられないほど熱い感触がした。
茜ちゃんが分泌した女の子の液体で下着の中心が粘ついている。
「はぁっ……あっ、あぁ……んぐ…んっ」
俺の指が強く触れると茜ちゃんが押し殺したような声で悶えた。
(感じている?)
そこのシミを中心に指でいじる。
「あ、あん! そ、そこいじられたら私……」
茜ちゃんがあられもない声を上げた。
「感じるの?」
「あ、あひっ! ひ、ひんっ!」
それに答えず、茜ちゃんは感じている声をさらに出す。
俺はクロッチをずらすと、そのすき間から指を中に潜りこませた。
そこは熱くほとびっていた。
ヌルヌルの粘液にまみれた複雑な形状の肉ひだが指にまとわりつく。
「すごい……こんなに濡れてる……」
「いやぁ……」
俺の言葉に茜ちゃんが大きく首を横に振った。
「茜ちゃん、興奮してるの?」
「いやっ、いやぁ!」
さらなる問いかけにも答えず、茜ちゃんは首を振りつづける。
「茜ちゃん……」
「いやあぁ、なんでここ熱いの……変よ、変なのっ……」
ようやく茜ちゃんが肩を震わせながら言葉を返した。
「変じゃないよ」
「熱い……熱くて、ぬるぬるしてる……恥ずかしい……いやぁ……」
「うん」
「私、興奮しちゃってる…みたい……こんなに…なっちゃって……恥ずかしい……」
自分の体が示した反応が信じられないのか、茜ちゃんが泣きそうな顔で俺を見る。
俺の指が潤みの中心をかき混ぜるたび、くちゅくちゅと淫靡な音が立つ。
「いやぁっ、変な音がしてるぅ! 恥ずかしい、恥ずかしいよぉ」
「茜ちゃんはいつも自分でしてるの?」
これだけ感じやすいのは茜ちゃんが性の絶頂を知っているからでは?
そう思って聞いた俺に言葉に、茜ちゃんはビクッと身をすくませると
「してない……してないぃ……」
小さく首を振る。
「本当?」
追い討ちをかけるような俺のいじわるな質問に
「そ、そんなこと……してません……」
真っ赤な顔で目を伏せた。
「正直に言わないと、もうさわってあげないよ?」
「いやぁ……」
「ほら、こんなふうにいじってあげないよ?」
言いながら肉ひだの合わさったところにある小さな突起を指で弾く。
「ひゃんっ! いじわる、しないで……あのね、いっつも……」
「いつも?」
指で肉のひだをつまみ、こすり合わせるようにしながら聞く。
「雅人くんのこと考えて……してたの」
「何を?」
「こ、こうやって……自分でオナニーしてた……」
これ以上は赤くなれない。そう思えるほど、耳まで染めて茜ちゃんが答えた。
「えっちだね、茜ちゃん」
そう言ってクリトリスと思われる小さなふくらみを指の腹でつぶすようにして皮膚に押し込んだ。
「やだぁ……あ、くっ、うんっ!」
「手伝ってあげる」
「あ! あん! あぎっ! 私おかしくなっちゃうっ!」
はしたない声をあげて茜ちゃんが俺の体を求めるように腕を伸ばした。
指の先が俺の浴衣の裾を割り、充分な硬度を保っている股間に触れる。
そのままトランクス越しに勃起を握ると、茜ちゃんはそれを上下にしごきはじめた。
無意識なのか、それとも何かで知識を得ていたのか、どちらにせよその動きは適確だった。
男の性感帯を絶妙に刺激する茜ちゃんの指に、俺は絶頂が近付く予感を覚えた。
茜ちゃんが俺のモノにからめた指を強く握って上下させる。射精感がこみ上げる。
……一度目はこのまま果てるのも悪くない。
そんな誘惑にかられたが、もったいないと思い直した俺は茜ちゃんの行為をやめさせた。
俺も茜ちゃんのショーツの中から手を抜く。
茜ちゃんからあふれた淫蜜が下着をどうしようもなく濡らしている。
ぐっしょりと水分を含んだ布きれは不快かもしれない。
そう思い、下着を脱ぐように促す。
「脱いじゃおうか」
お互いの下半身をさらしあう。
裾をまくり、あらわにされた茜ちゃんの白い下腹部は恥毛の黒さとの対比が美しかった。
俺はまた茜ちゃんの足の間に手を伸ばした。
今度は下着に隔てられていない分、さっきよりも自由に手が動かせる。
「すごいよ、こんなになってる……」
いやらしい溝の間で指を上下させながら言う。
「やだ……そんなとこさわっちゃダメ……」
茜ちゃんの言葉を聞き流し、俺は潤んだ中心を指で探った。
ぼってりとした肉のひだの間には俺を受け入れる穴があった。
粘り気の強い淫液と複雑な形状のひだとをかき分けて、奥へと指をもぐりこませようとする。
「いやっ、お願い……ダメ、ダメ……恥ずかしい……」
「痛い?」
「痛くないけど指入れちゃダメ……おかしくなっちゃうっ!」
指の第一関節ぐらいまで差し込んで茜ちゃんの中をかきまわす。
……初めて触れる女の子の部分。
「そんなふうにかき回されたら……もっとおかしくなっちゃう……だめぇ……」
普段の姿には似つかわしくないような茜ちゃんの言葉に勃起がビクンッと大きく脈打った。
茜ちゃんの痴態を見ているうち、俺の股間は我慢ならないほど高ぶっている。
出したい。射精したい!
「茜ちゃん……入れたい」
立ち木につかまらせ、茜ちゃんのお尻をこちらに向けさせる。
柔らかくけぶる恥毛が少し繁った、薄紅色をした肉の裂け目が俺の目の前にさらされる。
「こんな恰好、恥ずかしい……」
自分の下半身を俺の前にさらしたことが恥ずかしいらしく、茜ちゃんは小さく息をつく。
俺は手を伸ばすと、両方の親指で茜ちゃんのオンナの部分の肉ひだをそっと左右に開いた。
すっかり興奮しているのか、ヌルヌルした粘液が指にまとわり付く。
「すごい……こんなにヌルヌルだ……」
「いや……お願い、そんなこと言わないで……」
「茜ちゃんの中、動いてる……」
「こんな、こんな恰好やだ……動物みたい……」
太ももに力が入ったらしく、茜ちゃんのその部分がきゅっとすぼまった。
そうしてお尻を左右に振って俺の目から少しでも逃れようとする。
(うわっ! よけいに興奮する……)
身をよじったせいだろう、茜ちゃんの淫裂から体液がこぼれ、太ももを伝う。
そんな姿を見せられ、俺はもう一瞬たりとも我慢ができなくなっていた。
「茜ちゃん……入れてもいい?」
指でクリをなぶりながら聞くと、茜ちゃんは悦びの声をあげて首を縦に振った。
「力を抜いて楽にして……」
俺はゆっくりと茜ちゃんの秘唇にいきり立ったモノの先端を添えた。
くちゅっ……
二人の性器が合わさったところから淫らな水音がした。
「ぁ、ああっ…ゃ、あ、当たってる……」
「いくよ」
その言葉に茜ちゃんは目を閉じると、心を決めたように無言のままうなずいた。
先端に体重をかけ、徐々に腰を押し出して茜ちゃんへの挿入を試みる。
「んぐっ……んん……」
固く結んだ茜ちゃんの口から苦しそうな声が聞こえる。
だけど勃起は何かに阻まれたように茜ちゃんの入り口から中に入っていかない。
(あんなに濡れてたのに……)
そう思い、もう一度腰を前に突き出した。
「んく……ん、んん……んあぁぁっっ!」
茜ちゃんが苦しそうに叫んだその時、俺を拒んでいた抵抗がなくなった。
ずぶずぶずぶ………
一気に肉茎が茜ちゃんの中に埋没していく。
「はぁうっ! はぁぁぁぁ……あっ、んぐ…はぁ……んんっ!」
根元まで茜ちゃんの中にうずまった。
「入ったよ」
奥まで入れた俺は茜ちゃんをいたわるように動かずにいた。
代わりに舌を首筋や耳に這わせ、手を胸や結合部の上にある肉突起でうごめかす。
破瓜の痛みを忘れさせようとなるべく快感を与えることに腐心した。
「んっ、あぁ……や、はぁぁ……」
体全体をブルブルと震わせて茜ちゃんがうめく。
「ま、雅人くんのが……中でピクピクしてる……」
「うん。茜ちゃんのも中で俺に絡みついてる」
「やだっ、ヘンなこと言わないで……」
俺は茜ちゃんの中がとても熱く、そして柔らかいことに気が付いた。
「茜ちゃん……茜ちゃんの中、すごくいい……」
女性の膣の特性なのか、少しざらついたようなコリコリした部分がカリに当たる。
ペニス全体が強く握られているような、そして吸い込まれるような感覚もある。
強く、時には弱く、何かで先端がくすぐられるような絶妙な刺激も伝わる。
……初めて味わうセックスの快感。溺れそうだった。
俺は茜ちゃんの体を気遣うことも忘れ、その甘美な感覚につられて腰を振ってしまった。
「ああっ! いぁっ! ああっ!」
茜ちゃんの苦しそうな声に思わず我に返る。だけど、快感を知ってしまった体は動きが止まらない。
「あっ! ああ……っ! ん……んんっ!」
そう言いながら茜ちゃんも腰を動かし始める。感じているのか?
「茜ちゃん……」
そんな茜ちゃんに、名前を呼びながら
ずんっ!
と腰を打ちつけた。
「ひゃうっ! ……あ、あん!」
奥まで貫かれた衝撃に茜ちゃんが首を振って悶える。
身も心も溶けてしまいそうな快感に溺れていた俺は、気が付くと音が鳴るぐらい激しく茜ちゃんを突いていた。
その衝撃で茜ちゃんの体が前後に揺れる。
「ああっ! あんっ! あうっ! あふあっ! 気持ちいいっ、いいっ、感じるのっ!」
どうやら性の歓びを茜ちゃんも感じはじめたようだ。
「ま、雅人くん……気持ちいいの、イッちゃう、茜イッちゃうぅ!」
茜ちゃんの体が熱を持っている。俺も体中が熱い。その熱が二人がつながっているところに収束していくように感じる。
と、背中から脳天に向かって甘美な電流が走り抜けた。
……だめだ、イク。
茜ちゃんの中から引き抜く。次の瞬間、俺は射精した。
びゅっ! びゅくっ! びゅるっ! どぴゅっ!………
白濁した粘液が茜ちゃんのお尻に飛び散る。
異常に興奮しているのか、何度射ち出しても精液が止まらない。
「うっ……ううっ!」
何度も何度も陰茎は脈打ち、自分でも驚くほどの量が茜ちゃんを穢していく。
「あ、あ……雅人くんの精子、かけられてる……」
どろりとした俺の精液が体に降りかかるたび、茜ちゃんがわずかに痙攣する。
「はぁ…はぁ……雅人くん……好き」
俺の呼ぶ茜ちゃんの声を聞きながら、俺は大量の白濁をまき散らしていた。
おわり
>>429 × 俺の呼ぶ茜ちゃんの声を聞きながら、俺は大量の白濁をまき散らしていた。
○ 俺を呼ぶ茜ちゃんの声を聞きながら、俺は大量の白濁をまき散らしていた。
GJ
ストーコと青姦バックはお兄ちゃんのロマン。
た、たまらん……GJ!
工口イ
ここは初々しいエロSSが多いスレですね。
434 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 20:44:09 ID:bFUhx2vg
レズモノってどうなのかな?
例えば、るりと緋菜とか、葵と茜とか・・・。
需要があるなら書いてみようかなとか思うけども・・・。
カモン
>>434 対弟クン4Pのために、3人で練習する、るり姉、テンパイ、ぷに、をよろ。
弟クンの下駄箱の前で手紙を入れるかどうか迷っているぷにをるり姉とテンパイが捕獲
家に拉致って真相を吐かせるためにカラダに聞いている最中に弟クン帰宅
知らずに部屋に呼ばれたところでるり姉のフランケンシュタイナーwithホールドで固められ
テンパイの手ほどきでぷにのお口デビュー&喪失ってネタを考えたんだが、
なんだかしっかりした文章に起こす気力がない今日この頃
巧拙はともかく、SSは完成させてナンボ
自分語り(゚听)イラネ
うぜーよ、マジで
>439
そんなにカリカリせずに、気軽にマグマをたぎらせようぜ
るり姉はフランケンシュタイナーなんてきめない。
優しくホールドするのみでつ。
>>441 打って、極めて、投げて、折るんだろ?w
>>442 押し倒して、脱がして、咥えて、抜く。それがるり姉クオリティ。
よく考えると、るり姉弟クンの直球SSはこれまでなかったような……
なぜか神聖にして犯さざるべき存在、それがるり姉クオリティ?
弟クンにとって、るり姉こそ理想で究極で絶対な最愛の存在ですから、
愛し合う時はそれはそれはお互い甘く熱く強く素直で純粋です。
ぴゅあらヴらヴでつ。
>>444 どっちかというと、弟クンのために体を張ってお膳立てする展開が多かった
気がしますな。
弟クンは責任をもって、女の子とるり姉を幸せにすべし。
義務でつ。
Sの話ばっかりされると他のSSが落としづらい。
おーし、ばっちこい。
S以外OKだぞ。1でもいいぞ、2でもいいぞ、マニアックにfでもいいぞ
何の話をしてようが、スレ違いでなければ気軽に投下せよ。
投下をだしにしたSアンチ松田原理主義者の工作?
穿りすぎ
>>451 いつ投下できるかは未定ながら実際に2で書いてる者からすれば、
こういうこと言われると落としづらいのは事実だ。
話の流れを無視して落とせるほど強心臓じゃないしな……。
ごめん、ちょっと愚痴をこぼさせてもらった。
投下するのにSを叩く必要なし。
フツーに投下なさい。
「あなたが転校しちゃうと寂しくなるわね」
ハンドルを握りながら麻生先生が言う。
「すいません……」
「あら、小笠原くんが謝ることはないのよ。おうちの事情じゃ仕方ないものね」
俺は麻生先生の車に乗っていた。
下校時、体育館の裏で麻生先生が車に乗ろうとしているところを見かけたんだ。
ttp://pink.sakura.ne.jp/~tls/img-box/img20050903095311.jpg ……赤のBMW。入学して、初めてそれを見たときは驚いた。今はもう見慣れたけど。
「先生、もう帰りなんですか?」
「ええ、今日はちょっと早いんだけどね」
「前から思ってたんですけど、かっこいい車ですよね」
「あら、褒めても何も出ないわよ?」
そう言いながら、先生もまんざらではなさそうな顔をする。
「乗せてってくれませんか?」
ダメ元で聞いてみた。
「う〜ん……普段は生徒は乗せないんだけど、あなたは転……」
「わっ、わっ、それは言わないでください」
「あ……ごめんなさい」
言いながらペロッと舌を出した先生は、なんていうかすごくかわいらしく見えた。
「先生、それ秘密ですからね」
念を押す。
「そうだったわね。そうねぇ……ちょっと用事があって寄り道するけど、それでもいい?」
ちょっと考えたあと、先生はそう言った。
「ありがとうございます!」
「さすがに乗り心地いいですね」
「わかる? 晴れた日にオープンにして湾岸を走ると、もう最高なのよ」
「へ〜」
「……でも、この車、金食い虫なのよね。ハイオク指定だし、燃費もイマイチだし……」
「そうなんですか……」
「しかもこの間、スイス料理の店の駐車場でバンパーの左前こすっちゃって。かかった修理代が20万円……」
「そんなにするんですか?」
「そうなのよ。公務員のお給料じゃ、ちょっとツライのよね」
「ははは、大変ですね」
車内でそんな会話をしながら、いつもとは違う先生の雰囲気を楽しむ。
授業中に見せる厳しい感じとは違い、なんだか親しみやすい。
「ちょっと買い物してくるから待っててくれる?」
大型スーパーの駐車場に車をすべり込ませながら言った先生に
「なんでしたら荷物持ちましょうか?」
そう返してシートベルトを外した。
俺たちは一緒に買い物をした。
学生服の高校生と魅力的な人妻風の女性という妙な取り合わせ。
しかも俺は敬語で姉弟といった感じではない。そのせいか他の客の視線が痛い。
だけども先生は高校生といることが普通の感覚らしく、それが気にならないみたいだ。
もしかしたら気付いてないのかもしれない。気付いてて黙ってるのかもしれない。
ともかく俺たちは買い物を続けた。
食料は一週間分をまとめて買うというのが麻生家の方針らしく、それなりの分量だ。
「先生のところって子供いるんでしたっけ?」
「いないわよ。欲しいんだけど、なかなか出来ないのよねぇ〜」
……そ、それってナマでヤってるけど受胎しないって意味だよな?
屈託なく語る先生に、ドギマギしたこっちが恥ずかしくなる。
「付き合わせちゃって悪かったわね。じゃあ小笠原くんの家まで送るわ」
「せっかく買ったものが傷むとマズイですから、先に先生の家行きましょうよ」
車内での会話で先生の家はうちとそんなに離れていないことが分かっていた。
そこからなら歩いてもたいした距離ではない。むしろ学校よりも近いぐらいだ。
「いいの? まぁ、小笠原くんに無理言えるのももう一ヶ月ないんだし、甘えちゃうわね」
そう言うと先生はハンドルを切った。
瀟洒な、でも高価そうなマンションが見えてくる。
たしか先生の旦那さんも高校の教師をしてるって言ってた。
……もしかして結構いい稼ぎなのかも。そんなことを思う。
先生が車内のリモコンを操作するとシャッターゲートが開く。
そのまま車は地下の駐車場にすべるように入っていった。
買いこんできた大荷物を持って二人でエレベーターに乗り込む。
狭い密室で二人っきり。先生の付けているコロンの甘い香りがなんとなく性感を刺激する。
(ダメだダメだ! 俺はいったい何を考えてるんだ!)
頭をもたげはじめた邪な思いを振り払う。
エレベーターが着く。
俺は真っ先にエレベーターを降りた。
淫靡な雰囲気に耐えられなかったからだが、先生の部屋がどこか分からない。
突っ立っている俺に、
「こっちよ」
先生が声をかけて歩き出した。先を行く先生のあとを付いていく。
「ここよ」
ドアの前で先生が止まった。
「じゃあ僕はこれで。ここからなら歩いても近いですし」
さすがの俺も部屋にまで入るつもりはない。
「あら、お茶ぐらい淹れるわよ。時間ならあるんでしょ? 大丈夫、主人ならまだ帰ってこないから」
そう言ってカギを開け、俺のためにドアを開けてくれる。
(そっちのほうがマズイんじゃ……)
そう思ったが相手は先生だ。間違いが起こる可能性なんかゼロだ。
それにここまで言われて断るのも……。そう思い、
「じゃあちょっとだけ。お邪魔します」
軽く会釈してドアをくぐった。
ガラステーブルをはさんで向かい合って座り、先生が淹れてくれた紅茶を飲みながらいろんな話をする。
学校で見ていた先生は厳しいというイメージだったが、話してみると意外に気さくだった。
考えてみれば年だってそんなに離れてない。話も合う。共通の話題もある。
いつしか俺は緊張を解き、くつろいだ気持ちで先生と話していた。
ふと見ると、組んだ足からなまめかしい太ももが覗いている。童貞の俺には強すぎる刺激だ。
(わざとやっているはずはないが、先生も少し無防備すぎるぞ。俺だって男なんだからな)
ぎくっとしたが、あわてて視線を逸らして何気ない会話を続けた。
それでもついつい意識がそちらへ行ってしまい、また気付いて視線を外すことをくり返す。
そうこうするうち、なんとなく胸が苦しくなってきた。忘れかけていた淫猥な感情がよみがえる。
(ヤバイ! 勃っちまった……)
動揺を鎮めるためにのどを潤そうとカップを手に取る。
「あっ!」
カップは太ももに落ちた。残りが少なくなり、ぬるくなっていた液体がズボンを濡らす。
「まぁ、大変」
とっさに立ち上がった先生がハンカチで俺の股間のあたりを拭く。
「せ、先生……」
「ちょっと待ってて」
そう言うと先生は部屋を出て行き、すぐに濡れタオルを手に戻ってきた。
そのまま本格的に作業が始まる。
ごしごしとズボンの濡れた部分をこする先生。俺の太ももに手を当て、一心に拭いてくれる。
刺激が伝わる。ますます股間が硬直する。……完全に勃起した。
俺の状態に先生が気付いてないはずはない。それでも手は止まらない。
そのうち、先生の手はタオル越しに俺の勃起をさすりだした。
「せ、先生っ!」
「これじゃ汚れが落ちないわ、脱ぎなさい」
どことなく艶を帯びた先生の声。みると先生の瞳が妖しく潤んでいる。
「早く。シミになっちゃうわよ」
決して強い口調ではないものの、そこには拒むことが出来ないほどの威圧感があった。
俺は立ち上がると先生に背を向け、学生ズボンを下ろした。背中に視線を強く感じる。
見下ろすとトランクスも茶色に染まっていた。布地を通って滲みてしまっていたのだ。
「下着はどう?」
「あ、滲みちゃってます」
つい答えてしまう。後悔したがもう遅い。
「それも脱ぎなさい」
一瞬ためらったが、何かに支配されたように体が勝手に動いた。
トランクスを下ろす。
ワイシャツの裾が股間をかろうじて隠しているが、先生の前で下半身をさらしていることは同じだった。
緊張でひざが震える。
先生は俺の隣りに回ってくると、
「小笠原くん……勃起してるわ」
硬い感じの声でそう言った。
そのままワイシャツの裾がまくられる。頬を紅潮させた先生の視線が集中する。
くいっ
さほど表情を変えないまま先生の手が俺の勃起を握った。さらに手が上下に動く。
「熱くて固い……」
ほんのりと甘い髪の香りが鼻をくすぐった。
「あぁっ!」
股間から湧き上がる快感に思わず声が出る。
先生は空いた手で俺のワイシャツのボタンを外していく。
そして全部外し終わると、股間がよく見えるように大きく左右に開いた。
「せ、先生……」
いけないことは分かっている。しかし腰の奥に生まれた快感がその思いを押しとどめる。
「誰にも言ったらだめよ。私たちだけの秘密。いい?」
ささやくような先生の声。まるで荒い息を抑えているようなしゃべり方だ。
「ど、どうしてこんな……うっ!」
それに答えず、先生はペニスをしごいたまま立ち上がると俺の肩を抱きソファに座らせた。
「小笠原くんはオナニーしてるんでしょ? 誰を想像してするの? 七瀬さん? 森下さん?」
耳に息を吹きかけるようにして言いながら、猫のあごをくすぐるように中指で裏スジをこすりたてる。
「あああっ!」
その強烈な快感に大きな声が出る。
親指の腹が張り詰めた亀頭をなでまわし、カリの溝をくすぐるように這いまわる。
そんな手技に俺は射精の直前まで追い詰められていた。絶頂は近い。
だが先生はリズミカルに剛直をこすりたててくるものの、俺が達しそうになると指をゆるめた。
「せ、先生っ! 出したいっ! イカせてっ!」
肩を抱かれたまま先生に体を預け、俺はあられもなく叫ぶ。
「せ、先生……先生……」
香水と体臭のミックスされた先生のなんともいい匂いをかぎながら俺はあえぎつづける。
「もう我慢できない? 出すの? いいわよ。精液が飛ぶところ、見せてね」
勃起を握る指の動きが激しさを増した。皮を根元まで剥き下ろすようにして小刻みに振動させる。
途端に限界が近づく。
「ああっ! イクぅっ!」
背すじを電流が走り、腰の奥で何かが爆発したような衝撃と共に俺は射精した。
びゅるっ! びゅっ! ずびゅっ!………
飛び出した白濁がテーブルを飛び越え、向こう側のソファに着弾する。
「すごい……」
驚いたような先生の声を聞きながら射精を続ける。
びゅくっ! びゅびゅっ! どびゅっ!………
続いて射ち出された粘液はテーブルを汚しながら飛距離を縮める。
っびゅっ! ぴゅっ!………
最後は肉茎を伝って根元に垂れ、先生の指を白濁にまみれさせた。
俺が射精している間も勃起をしごいていた指がようやく止まった。
大きく息をつき、精液に濡れてテラテラと淫らに光る先生の指を眺める。
「気持ちよかった? でもすごい勢いだわ、こんなに飛ぶなんて……」
敏感になった亀頭をぬめった指でさすりながら熱に浮かされたように先生がつぶやく。
その刺激に
ピクン
力を失った陰茎がかすかに脈打った。
ぐったりと脱力して動けない俺の肩に回していた手を離すと、先生はテーブルの下に手を伸ばした。
そして箱からティッシュを何枚か抜き取ると、簡単に指を拭いた。
続いて新しいティッシュを取り、亀頭にかぶせて根元からしごいてくれた。
尿道に残った精液がしぼり取られる。
「んっ……」
その感覚に快楽のうめきが上がる。
そうして俺の処置を終えると、先生はテーブルやソファの精液を処理し始めた。
半ば飛びかけていた意識がようやく戻ってくる。
「先生、どうしてこんな」
問いかけた俺に、先生はセックスの回数が極端に少ないことを教えてくれた。
また旦那さんは正常位で一方的に果てるそうだ。自分だけ満足して終わってしまうんだという。
それから男の体や生理現象にも興味があったとも言っていた。
聞くと、処女で結婚した先生はフェラチオしても口に出されたことがなく、射精の瞬間など見たこともなかったらしい。
もうすぐ転校していく俺は、その意味で後腐れのないいい研究材料だったのだろう。
正直、あまりいい気持ちはしなかったが性欲の強い年齢でもあり、俺はそれを受け入れた。
そして転校するまでの短い間、先生のために男の性のメカニズムを教えることで合意した。
週に何度かは旦那さんの都合で帰りが深夜になるそうだ。
そういう日、俺たちは先生の部屋で淫らな行為にふけることになった。
だけどセックスはしない。それも俺たちの契約だった。
次の日、学校で俺たちは普通に接した。
俺は先生の顔を見るのが恥ずかしかったのに、先生は何もなかったかのように挨拶してきた。
大人の女って強いな。そう思った。
先生の顔色をうかがう俺の態度に、かすみは
「くすっ、雅人クンまたなにか悪いことしたの?」
なんて茶化してくる。
「どうしてだよ?」
「だって麻生先生が何か言いかけるたんびにビクッてするんだもん。おかしいよ」
そう言って笑った。
波多野もそれに同調して
「それにしても挙動不審だぞ。今度はよっぽどのことやったみたいだな」
とニヤニヤ笑う。
俺たちに何があったのか、のどまで出かかる。が、本当のことはいくらあいつらにでも言えなかった。
そんなことがあったが2、3日は何もなく過ぎた。
最初は『今日も先生の家で……』なんて淡い期待を持ったが、そんなにうまくはいかなかった。
それでもいつ呼ばれてもいいようにオナニーは控えていた。
あの日のことを思い出すたびに勃起がうずいた。
何度も手が伸びかけたが、女の人の手で射精する歓びを思って誘惑に耐えた。
そんなある日、
「小笠原くん、ちょっといい?」
放課後に先生に声をかけられた。
「なんですか?」
ちょっとドキドキして答える。
「例のアレなんだけどね、明日いいかしら?」
先生もかすかに頬を染めている。
「は、はい。僕はいつでも構いません」
「そう。じゃあ車で行くから、明日の放課後また体育館の裏まで来てね」
こうして翌日の淫らな予定が決まった。
つづく
麻生先生とはこれまた珍しい。GJ
日をあわせて中田氏して子供つくる。
何人も。
燦緒へ
麻生先生の旦那=セックスレスはもはやお約束ですね!
そりゃダンナがいるならるなら 我慢できないワガママボディ か 満たされない熟れたカラダ ぐらいしか(ry
優子せんせーはお兄ちゃんの愛人。
優子せんせーの子の種は全部お兄ちゃん。カッコー。
>>455-458のつづき
この前、手でしてもらったリビングで向かい合う。今度は最初から同じソファに座っている。
童貞の俺は緊張でガチガチだ。それに対して先生はさすがに経験者らしく落ち着いている。
「もっとリラックスしなさい。ケガさせたり痛くするわけじゃないのよ」
先生が笑う。
「は、はい」
深呼吸する。と、少しだけ気持ちがほぐれてきた。
「じゃあいいわね」
そう言いながら先生は俺の肩に腕を回し、そっと抱き寄せてきた。
やわらかく温かい先生の体に寄り添い、ほのかに薫る甘い匂いを感じながら力を抜く。
(気持ちいい……)
なんだか安らかな気持ちになってくる。
これから性の歓びに身をゆだねるというのに、不思議と心は静かだった。
まるで母親に抱かれているような感覚。そうも思える先生のぬくもりだった。
「小笠原くんはセックスの経験あるの?」
先生の声が優しく響く。
「いいえ、ありません」
「そう。……じゃあ女性の裸にも興味はあるわね?」
「……は、はい」
期待に胸が高鳴る。もしかしたらセックスも出来るのか?
「先生も小笠原くんに教えてもらうんだから、交換に少しずつ教えてあげるわ」
そう返ってきた。
そしてあごに手が添えられる。
「?」
何が始まるのか理解できない俺に、先生は
「最初はキスよ」
そう言った。
それからあごに添えられた手に力が加わり、顔が少し上を向かされる。
直後、唇にやわらかく温かいものが押し付けられた。
「!」
ほんのりと甘い吐息が唇から口の中に流れ込む。口紅の味だろうか?
ただ唇を合わせただけなのに、それだけで俺の心臓は破裂しそうなほど高鳴った。
……ファーストキス。
男の俺は『最初は好きな人と』なんて幻想は抱いたことはないが、それでも相手が先生でよかったと思った。
そんな感懐にひたっていると、唇にぬるっとしたものが触れた。
(麻生先生の舌だ!)
唇の力をゆるめ、自分も舌を伸ばす。
チロチロと舌先が触れあう。そのたびに頭の奥がしびれるような気持ちよさが響く。
何度かそれをくり返すうち、先生の舌が奥に引っ込んだ。
それを追い、俺は舌を先生の口の中に挿し入れた。
最初に舌に当たったのは固いものだった。……歯だ。
そのまま数を数えるようにして表面をなぞる。唇の裏側や歯茎も舐めまわす。
たしかキスにもテクニックがあったと思ったが、そんなものは知らない。
ただひたすら先生の口の中で舌を這いまわらせる。
そうしてわずかに開かれた歯のすき間を見つけると、そこに舌先をねじ込んだ。
途端、待っていたかのように先生の舌が絡んできた。甘噛みされ、強く吸われる。
と同時にそれまで俺の胸に当てられていた先生の手が頬に移ってきた。
頬をなで、耳を愛撫し、髪をくしけずり、首筋をまさぐる先生の手。
俺はその感触に身を震わせながら、お返しとばかりに先生の舌を吸い、歯ではさんでしごきたてた。
唾液を交換し、音を立ててすすりあい、顔を傾け、唇がつぶれるほど強く押し付けあって俺たちはキスを続けた。
やがて鼻だけでは呼吸が苦しくなった俺が舌を戻した。
それが終了の合図となったのか、先生がそっと俺の肩を押した。
……唇が離れる。二人の唇に銀の糸がかかった。
「小笠原くん、キスしたことあるでしょ?」
上気し、わずかに息を弾ませながら先生が聞く。
「いいえ、先生が初めてです」
正直に答える。
「うそ? ホントに?」
信じられないといった表情の先生。
「……下手ですいません」
素直に謝った俺に、
「初めてでこんなに上手だなんて、あなたの恋人になる人は幸せね」
そう言って笑顔を見せた。
先生とキスしたことで俺はすっかり興奮しきっていた。
ズボンの中で痛いほど勃起している。
多分キスしている間に先生もそれに気付いていたはずだ。
「先生、僕……」
「いいわ、手でしてあげる。……脱いで」
そう言いながら俺から少し身を離した。
俺は立ち上がるとベルトをゆるめ、下着ごとズボンを下ろした。
ソファに腰をおろす。
ビクビクと震えながらまっすぐに天を指す怒張に、隣りに座った先生がそっと手を添えた。
「うぅっ!」
たださわられただけなのに暴発しそうになる。
「まだよ。まだ我慢して」
そう言いながら先生が静かに茎部に指をからめてくる。
「は、恥ずかしいです先生……」
先生に握られるのは2度目だが、この恥ずかしさだけは一向に慣れない。
それに俺は下半身をさらけ出しているのに、先生は服を着たままだ。
「男の子でしょ? 恥ずかしがらないの!」
しかるような口調で先生がたしなめる。
だが恥ずかしいものは恥ずかしい。
(そうだ!)
悪計が思いついた。
「せ、先生も脱いでください。女の人がどうなってるか見たいんだ……」
わざと情けない声を出す。
「それは……」
「いろんな事を教えてくれるって言ったじゃないですか」
「………」
困ったように黙り込み、何かを考える様子の先生。
「先生……」
「分かったわ。でも見るだけよ」
先生は決心したようにスカートの中に手を入れると、ショーツを脱ぎはじめた。
ショーツを足先から抜くと、それを俺の目の届かないところに隠す。
そして再びソファに近寄ると座面に体育座りのように両膝を立てて腰を下ろした。
「いい? 本当に見るだけだからね」
念を押す先生に、俺は
「はい」
うなずいて応える。
先生はかすかに震える指先でワンピースの裾をつかむとそれをまくり上げた。
真っ白な下腹部と、対照的に黒々とした恥毛が俺の目に飛び込んできた。
だが逆三角形でやわらかそうにけぶる陰毛に覆われた恥丘は見えてもその奥が見えない。
やがてそろそろと両ひざが開かれる。
それに伴い、足の間から左右がほぼ対象で、しかし複雑な形状をした肉ひだが姿を見せはじめた。
鮮紅色の粘膜はヌメヌメと濡れて光り、蛍光灯の光を反射していかがわしく輝いている。
それだけではなく、ヒクヒクと淫らにうごめき、奥からは粘り気の強そうな液体が湧き出ていた。
ツンとした刺激的な匂いも漂う。だが決して嫌な匂いじゃない。むしろ興奮がかき立てられる匂いだ。
どれほど長い間見とれていたのだろう。
「も、もういいでしょ」
先生の声と共に両足が閉じられる。
「あ、まだ……」
いくら見ていても見飽きない。そんな思いですがるように声をかける。
「もう充分見たじゃない」
少女のように頬を染めて先生が言う。
「中のほうがよく見えなかったんです。もう一度見せてください」
「え……」
言葉が継げず、黙ってしまった先生に畳み掛けるように言う。
「さわっちゃいけないということなんで、先生が広げて見せてください」
極度の興奮状態のせいか、勃起は依然として猛っているのに射精感は薄らいでいた。
「先生」
追い討ちをかけるように言うと、先生はのろのろと両手を股間に移動させた。
「本当に見るだけよ。いいわね」
そうして両手で陰唇を左右に開いていく。
ごくりっ
のどが鳴った。
そのままふらふらと、吸い寄せられるように俺は先生の股間に顔を近づけた。
「お、小笠原くんっ!」
非難の色を強めた声がする。
同時に足が閉じられたが、それより先に俺の顔は先生の股間にもぐりこんでいた。
柔らかな恥毛が顔に触れた。
そのまま押し当てるようにして匂いをかぐ。
「ぁ…」
小さなうめきを洩らし、先生の内ももがピクリと震えた。
俺は続けて舌を伸ばし、小陰唇の間を舐めあげた。ほのかな塩味と酸味の混じったような味がする。
「んんっ」
先生は小さくあえぐが、俺に舐められるままになっている。
それに意を強くした俺はさらに舌を縦横に動かす。
粘り気のある液体は舌に絡み、俺の唇もヌルヌルにしていく。
「あぁっ……っ!」
声を出さないよう耐えていた先生がついに歓喜の声を上げた。
そして俺の頭を押さえるようにして股間に押し付けるとビクビクと腰を痙攣させる。
知識も経験もない俺はしゃにむにむしゃぶりつくことしか出来ない。
あふれる愛液をすすりながら舌を目一杯伸ばし、膣の中をかき混ぜる。
舌の先でクリトリスを左右に転がすようにつつく。
「お、小笠原くん……もうだめ、やめて……」
そう言いながらも俺の頭に当てた手の力は弱まらない。
俺は口で先生をなぶりながら膣に指を入れてみた。最初はゆっくりと、徐々に強くこねまわす。
「ひゃうっ!」
ひときわ大きな声を上げると、先生は背中を大きく反らした。そのままソファに倒れこむ。
「んんっ、ダ、ダメ……小笠原…くん……」
腰を跳ね上げるようにして先生があえぐ。
「も、もうおしまいにしましょ? その代わり、もっと気持ちいいことしてあげる……」
そう言いながら何とか身を起こした先生が俺の肩を押してソファに横たわらせた。
そして潤んだ瞳で俺を見たまま、先生は勃起をそっと握った。
やわやわと揉んだかと思うと、一転して強く握り上下にこすりたてる。
切なげな吐息を洩らしながら上気した頬で俺の顔を見る。その間も手は動きつづける。
「せ、先生……また手でイカせてくれるの?」
射精感がせり上がり、絶え絶えの息で聞く。
そんな俺を見ながら先生は唇の端から舌の先を覗かせ、上唇を舐めるようにして淫靡に笑った。
そして俺の股間に体を移動させると先走りをあふれさせる怒張を口に含んだ。
「うわぁっ!」
温かく湿った空間に剛直が包まれた瞬間、股間から脳天まで電流が走った。
ぼってりとした舌が亀頭にまとわりつき、舌の先が裏スジを弾く。
唇は根元を締めつけ、カリ首をはさんでしごきあげる。
指は茎をこすりたて、袋をもみ、睾丸を転がすように刺激する。
「あぁうっ!」
初めて体験する強烈な快感に俺は体を弓なりに反らせて悶えた。
くちゅくちゅと淫らな音を立て、先生の舌と唇が俺を絶頂に向けて追い立てていく。
「せ、先生っ! 出るッ! 出ちゃうッ!」
その言葉に先生は髪を振り乱してペースを上げた。フィニッシュさせる気か?
まるで口が性器にでもなったかのような激しいピストンがくり返される。
それだけではなく先端の割れ目を舌でこじ開け、強く吸い、軽く歯を立てる。
先生の口の中を穢しては、そう思ったが到底こらえきれない……。
「っっ!」
決壊した。
どくんっ! びゅびゅっ! びゅっ!………
体がバラバラになりそうな凄まじい悦楽の中、俺は先生の口の中に精液をまき散らした。
びゅるっ! ずびゅっ!………
射精を受けながらも先生は口を離さない。すべてを受け止めている。
「ああぁぁぁ……」
魂が吸い取られるような強烈な甘美感を味わいながら、俺はようやく射精を終えた。
俺がすべてを射ち出したあとも先生は口を離さなかった。
肉茎が力を失い、すっかり柔らかくなった頃に先生はちゅっ、と音を立てて陰茎を吸った。
それからようやく顔を離した。
「せ、先生」
テーブルの下のティッシュを取って渡す。
「ありがとう」
言いながら受け取った先生は唇の端にこぼれた白濁をふき取る。
まさか飲んだのか?
「せ、先生……出さないんですか?」
「うふふ、濃いのがいっぱい出たわ。一回じゃ飲みきれなかったもの……」
そう言って艶然と微笑んだ。
つづく
先生は主人公に性の手ほどきをする役割で、初体験は別の相手とします。
次回はパイズリの予定。
>>465-468 乙!!
次回はパイズリ……てことは、かすみ辺りかしらん?
超楽しみー!
教育の成果で、かすみや君子やストーコとどんどん経験を重ね、
最後に先生にお礼のフィードバック&ニンシーン。
くちきすくんにきすテラウマス。
ふぇら&ごっくんテラキモチヨス。
ぱいずりなかだしテラキモチヨス。
GJ!
香坂さんがバニーガールで奉仕してくれるといいな保守
>>473 「バニーガールっていうのは、もっとこうピチっとしてて、色は黒で、こう……」
先ほどのウサギの着ぐるみ姿の君子を思い出しながら一人ごちる。
今日は学園祭。校内は他校の生徒も含め非常ににぎやかだ。というかざわついている。
「帰ったら君子にちゃんと教えてやらないとな。うん」
ぶつぶつ言いながら角を曲がる。
「!」
ざわついている理由がわかった。
そこにはピチッとした本物のバニーガールの衣裳をまとった香坂さんが立っていたのだ。
当然網タイツも装備済みだ。体の線がいやがうえにも強調されている。
……まるで性犯罪誘発マシンとでも呼べそうなボンッ、キュッ、ボンッだ。
「こ、香坂さん、それは……」
「あらぁ、君子ちゃんのお兄さん」
いつもののんびりとした口調で話しかけてくる。
兇悪なまでにきわどい見た目と、聞くものすべての心を和ませる声と口調がアンバランスだ。
聞くと、家庭部のクレープ屋の宣伝のため動物の着ぐるみをレンタルしたらしい。
子供に風船を配るイベントにも転用できると考えたという。
ところが業者の手違いなのか、中に一着バニーガールの衣裳が入っていたそうだ。
家庭部のみんなに着ぐるみを割り振ったあと、最後に残ったソレを部長自らが着ているということだった。
「じゃ、じゃあ君子が着ていたウサギも……」
「君子ちゃん、昔からバニーガールに憧れてたんですって。すてきな夢ね」
微妙に頭痛がするのを感じながら聞く。
「……なら香坂さんが着ているのはなんですか?」
「なんとかっていうアメリカの雑誌でモデルさんが着ている服でしょ?」
……ダメだ、香坂さんもズレてる。自分がバニーなの分かってない。
気持ちを切り替えてさらに聞いてみる。
「ということは家庭部のみんなも何かしらの着ぐるみを着てるってことですね?」
「そうね。……あ、河童の着ぐるみが気に入って借りてった子がいたわね」
「か、カッパぁ?」
深く考えるのはやめにした。
転校前の最後の学園祭。楽しんで、少しでもいい思い出を作ったほうがいい。
俺はそう決心した。
俺たちの立ち話をみんなが振り返って見ていく。中には写真を撮っている奴もいる。
わざわざ引き返してきて香坂さんの顔と体を舐めるように見ていく奴もいる。
いい気分はしないが、たしかにいい宣伝にはなる。
「ところでお願いがあるの。いいかしら?」
おもむろに香坂さんが口にした。
「はい、構いませんけどなんですか?」
「この服ね、なんだか小さいみたいで苦しいのよ」
言われて見てみると網タイツは太ももに食い込んでいるし、腰のあたりも締めつけられている。
ものすごいものを見てしまったようでなんだかドキドキする。
「それでね、脱ぐわけにはいかないけど、ちょっとゆるめようと思うのよ……聞いてる?」
「……は、はい、聞いてます」
香坂さんの声がまったく聞こえてなかった。
「ふふふ。じゃあお願いしちゃうわね」
言うなり香坂さんはくるりと後ろを向くと歩き出した。
(うわっ! 背中があんなに開いてるなんて!)
お尻でぽんぽん揺れる毛玉に一瞬見とれかけたが、あわてて後を追いかける。
家庭室に来る。
開場前まではここでクレープを焼いたりケーキを作る準備をしていたようだが、今は無人だ。
「入って」
促されて中に入る。カーテンが引かれ、中は薄暗い。
部員の更衣室の役割も果たしていたのだろう。見るとそこかしこに女子の制服が置かれている。
それを見ていると、なんとなく変な気持ちになりかける。
君子の制服ならなんとも思わないのに、他の女子のだと思うと……。
そんなことを思っているうち、股間に血液が集まり始めていた。
「ちょっと小さいのかしら?」
柔らかい笑顔の香坂さんが俺のほうを見て言った。
「香坂さんっ!」
淫らな気持ちになりかけていた俺は、何かに衝き動かされるように香坂さんを抱きしめた。
「あらあら」
緊張感のない香坂さんの声に俺をとがめるような鋭さはない。
むしろどう対処していいのかわかりかねているといった感じだ。
「好きですッ! 香坂さん好きです……」
言いながら下半身を押しつける。
「き、君子ちゃんのお兄さん……お腹に固いものが当たっているわ……」
小さな声で恥ずかしそうに香坂さんが応えた。
「ご、ごめんなさい……でも、止められない……」
「いいのよ、男の子ですものね。我慢しなくてもいいのよ」
意味がわかって言っているのだろうか? 香坂さんはそのまま俺に抱かれつづけている。
「も、もうこんなになっちゃってます」
香坂さんの言葉に意を強くした俺は大きく張り詰めたズボンの股間を突き出す。
「すごい……脱いで見せてくれる?」
言いながら香坂さんの手が股間に触れる。なんとなく声も上ずっているように聞こえる。
香坂さんは俺が脱ぎやすいように半歩退いた。
そのまま香坂さんに見つめられながらベルトを外し、ジッパーを下ろす。
不思議と恥ずかしさはない。興奮しているはずなのに、どこか冷静な俺がいた。
下着ごとズボンを下ろす。足を上げて抜き去る。下半身がむき出しになった。
「大きいわ……」
香坂さんも緊張しているのか、かすれた声がした。
腕を伸ばす。そのまま香坂さんを抱き寄せ唇を重ねた。
甘い香りが胸いっぱいに広がる。頬に当たる香坂さんの吐息がくすぐったい。
俺はキスをしたまま手のひらを胸に持っていった。
乳房を覆う布地の上で這わせながら香坂さんの柔らかな唇を舐める。
「んっ……」
のどの奥で小さな声を立て、香坂さんがビクッと震えた。
だがそれは一瞬のことで、すぐに力が抜ける。
そのすきに舌を唇の間にねじ込み、固くなめらかな前歯を左右になぞった。
何度かくり返すうち香坂さんの前歯が開かれた。さらにねじ込む。と、濡れた舌が俺に絡んだ。
そのまま吸いあい、甘噛みし、舌の裏や頬の内側を刺激しあう。
そこに、今まで俺にされるがままだった香坂さんの責めが始まった。
剛直をさすられた。
「んんっ!」
唇をふさがれたままで声は出せないが、大きくうめく。
続けて茎に指を回すと、やわやわと揉みほぐすように握る。
力を強めたり弱めたりしたあと、ゆっくりと上下にしごく。
「ぐぅっ! むんっ!」
俺は香坂さんに翻弄されていた。
とうに俺の舌は止まっている。いまは香坂さんの思うがままになっている。
香坂さんは空いていた手で袋をささげるように持ち、もう片方の手で裏スジをこすりたてた。
自分では握れない角度でしごかれる快感は、これまで味わったどんなものよりも強烈だった。
「ぷはぁっ」
呼吸が苦しくなり、唇を離してしまう。
「あぁぁぁ……」
男のくせに恥ずかしい嬌声を上げて悶える。
そんな俺の首筋から胸、そして腹へと香坂さんの頭が降りていく。
(ま、まさか……)
そう思った次の瞬間、チュッという音と共に亀頭を何かがついばんだ。
「おおぅっ!」
続いて肉茎が温かく湿った空間に包み込まれた。
亀頭をヌラヌラした何かが這いまわり、強く吸われる。
見下ろした俺が見たもの、それは俺の股間に顔をうずめている香坂さんの姿だった。
ちゅぱちゅぱと淫らな音を立てて香坂さんが勃起に吸い付く。
唇ではさんだまま頭を大きく振って淫茎をしごきたてる。
あまりの悦楽に腰がガクガクと痙攣する。
そのたびに香坂さんの口の中を先端が突き、新たな快感が生まれる。
香坂さんは茎に添えた手を動かし、睾丸を揉みながら舌先で尿道口をこじ開けるように責めたてた。
「イ、イクっ!」
途端に限界がきた。
ドクドクと白濁した粘液を撒き散らしながら俺は絶頂した。
噴き出した精液はすべて香坂さんの口の中に射ち込まれる。
「んっ、んんっ!」
苦しげなうめき声を上げて俺の射精を香坂さんは受け止めていた……。
おしまい
カッパのゲスト出演(*´Д`)ハァハァ
香坂さんは存在自体がエロイ。皆口裕子バンザイ!
いいねいいね
2回言うな、カナ坊
「ベリグーッ、すごくいいわ」だと片桐彩子、
「超サイコー」だと朝日奈夕子、
「すっごくいいりゅん」だと永倉えみる
ときめもキャラが2人出ている件について
483 :
473:2005/09/11(日) 23:39:54 ID:IN5xPNbo
>>474-476 タイムスタンプ見てびっくり。すげえ、10時間かからずにここまで書けるのか。
ムチムチパッツンなバニー姿の香坂さんがエロ可愛い。(´Д`;)ハァハァ…ウッ!! → (´∀`*)
>>465-468のつづき
「ねぇ、まだ出来るでしょ? すぐ勃つ?」
頬を上気させ、上目遣いに先生が俺を見る。そして萎えた陰茎にそっと触れた。
「くっ!」
射精した直後で敏感になっている亀頭をなでられ、思わず腰が引ける。
「ど、どうしたの?」
俺の様子に先生がビックリしたように聞く。
「せ、先生……くすぐったいです」
「そうなの?」
意外。そういった目で俺の顔を見た。旦那さんはそういうことを教えてないのか?
「は、はい。出したばっかりだと……なんていうか気持ちいいんじゃなくてムズムズして……」
「そう。……じゃあさわらないほうがいいわね」
なんだか残念そうな声。……そんなに男の体に興味があるのだろうか?
だが童貞の俺は、先生が男性器に関心を持つ以上に女性の体が気になっていた。
「僕、もっと先生の裸が見たいです」
「さ、さっきあんなに見たでしょ……」
頬を染めて言葉を濁す。裸をまじまじと見られることはやっぱり恥ずかしいのだろう。
「先生のアソコ見たら、すぐに勃つと思います」
我ながら卑怯な手だとは思ったが、この状況に付け込むことにした。
「ぇ………」
ためらっている先生に追い討ちをかける。
「先生……」
「……分かったわ」
すがるような目で俺に見られ、先生がうなずいた。
先生はソファに横になると大きく足を広げた。その両足の間に身を移す。
一度射精したことで気持ちにゆとりが生まれていた。今度はじっくりと観察できる。
そう思いながら先生の股間に顔を寄せた。
白い肌に萌える黒い恥毛や、かすかにヒクつく肉のひだが目に入る。
頭に血が上っていたようでさっき見たときはよく分からなかったが、肉ひだはよく見ると左右で形が違った。
……向かって右のほうがちょっとだけ大きい。
「先生はオナニーするんですか?」
「……しないわ」
横を向き、俺の目を見ないようにして先生が言う。
「本当ですか? 僕たちに秘密はなしですよ」
そう俺が言うと、先生は
「……してるわ。主人が終わったあと、自分で慰めてるの」
小さく答えた。
「そのせいなのかな? 左右で大きさが違いますよね?」
その途端、先生の顔が耳まで赤くなった。
同時に白くなめらかな下腹部を波打たせ、恥ずかしそうに腰をよじらせる。
俺はそれに構わず、そっと指先で小陰唇に触れてみた。
ビクッ
太ももが痙攣する。
好奇心と、それを上回る淫らな欲望に駆られた俺はそのまま顔を押しあてた。
顔を振るようにして恥丘に押し当て、先生の香りを胸いっぱいに吸い込む。
しゃりしゃりとした陰毛が当たるがちっとも苦にはならない。むしろ心地よいほどだ。
「お、小笠原くん……は、恥ずかしいわ」
学校では決して聞くことが出来ない先生の甘えたような声が俺をさらにあおった。
先生の太ももを抱えるようにしてより強く顔を押しつける。
舌を伸ばし、ヌメヌメといやらしい液体を湧き出させる恥裂を舐めまわす。
「っっ!」
弾かれたように先生の体がのけぞる。
「も、もういいでしょう? ね?」
そうしながらも俺の肩に手を当て、股間から引き剥がそうと試みる。
全身の力でそれにあらがい、俺は膣に深々と舌を差し込んだ。
「ひぁっ!」
快楽の声を上げる先生の声を聞きながら膣の周りで舌先をうごめかす。
一度だけ見たAVを思い出し、木地本たちとの猥談や雑誌で得た知識を総動員する。
どうすれば女性が快感を得るのかを必死で思い起こし実践する。
コリコリと固くしこったクリトリスを舌の腹で押しつぶし、舌先で転がすと、
「か、感じちゃう……」
鼻にかかった声で先生が鳴いた。
愛液を音を立ててすすりながら、俺は先生の股間を責めつづけた。
どれだけ時間が経ったのだろう?
気が付くと先生の両手は俺の頭に置かれ、強く股間に押し付けられていた。
俺は口を大きく開けて陰唇を頬張り、唇でしごき、舌で愛液を舐め取っていた。
さらには鼻をクリトリスにこすりつける。
「ああっ、小笠原くん……も、もっと激しく」
あられもない声を上げて先生が悶える。
恥毛や太ももの内側はわずかに汗の匂いがする。
今日一日、学校にいた。まだシャワーも浴びていない。その先生本来の体臭が俺を激しく興奮させていた。
だが先生の股間で正座するようにクンニしているうち、俺の体は悲鳴を上げはじめていた。
腰や背中が痛い。無理な体勢が少しずつ苦痛になっていく。
(先生をイカせる!)
最後の気力を振り絞り、俺は先生の股間にむしゃぶりついていった。
「お、小笠原くん……イッ、イッちゃいそう……イク、イクの、イッちゃうの!」
絶叫にも似た先生の嬌声が響いた。
次の瞬間、
ビクビクビクッ
これまでのどれよりも大きく引きつり、先生が痙攣する。
「あ…あぁ、あ、あぁっ……」
声にならない声を上げて先生が大きく腰を跳ねあげ、体を反らす。
その拍子に俺の顔が外れた。それでも先生はビクビクと小刻みに震えながら絶頂している。
やがてそれもおさまり、ゆっくりと全身の力が抜けた。
「本当に経験ないの? ウソでしょ?」
まだ整わない息で先生が聞く。
「本当ですよ」
なんとなく誇らしい気持ちで答える。
「そう……でもいけない子、先生をこんなにさせて」
目元を染め、妖艶に言う先生はこれまで見たことのない顔をしていた。初めて見るオンナの顔……。
「先生……」
放出の欲求から、限界まで硬直した陰茎を見せる。
「いいわ、あなたもイカせてあげる……手がいい? それともまた口?」
勃起を握り、ゆっくりとしごきながら先生が潤んだ目で俺を見た。
「その前に胸…胸が見たい……」
「……いいわ」
しばしの逡巡のあと、先生は涼やかな薄緑色のワンピースのボタンを上からいくつか外した。
そしてもろ肌を脱ぐ。
レースに縁取られた上品そうなブラジャーが顔を覗かせる。
ごくっ
のどが鳴った。
先生はそんな俺をうれしそうに見ながら、ゆっくりとたくし上げる。
ぷるんっ
音を立てるような勢いで乳房がまろび出た。
「せ、先生……」
まるて夢遊病者のように俺はふらふらと近づいていった。
手のひらで包み込むようにして両の乳房をさわる。
先生の白い肌はほんのりと上気して、わずかに赤みがかっている。
たまらずに俺は乳首を口に含んだ。
「くっ……」
技巧も何もなく、ただ吸い付くだけの俺の攻めに先生がうめく。
次第に俺の口の中で乳頭がしこっていく。それを舌先で転がす。
唇ではさみ、しごく。さらに引っ張って離す。舌の腹で押し込み、甘噛みする。
もう片方の乳房は下から押し上げるように持ち上げて静かにもむ。
それらを続けるうち、先生の息が荒くなっていく。
最初はくすぐったそうにしていた先生がひくひくと肌を震わせはじめる。
「お、小笠原くん……」
切なそうな声で俺を呼ぶ先生の顔を見上げる。目が合った。
両手を差し伸べるようにして広げる先生に愛しさが募った。
「先生っ!」
そのまま唇を重ねる。
強く抱きしめ、柔らかい舌やかぐわしい吐息を楽しむ。甘い唾液を味わう。
先生は俺とキスしながら勃起をやわやわと揉みしだいた。
……射精感が高まっていく。限界は近い。
「先生……出したい」
唇を離し、耳元でささやく。
「どうしたいの? どうやって出す?」
「……胸で、胸ではさんでほしい」
俺の言葉に先生はうなずくと、
「やったことないから……下手だったらごめんなさいね」
そう言ってひざまずいた。
張りのある、豊かで白い大きな胸に怒張がくるみこまれた。
谷間からわずかに先端をのぞかせ、俺の剛直がビクビクと脈打つ。
二つのふくらみが先生の手で寄せられる。勃起に圧力が加わる。
「動かすわよ」
最初はゆっくりと、徐々に早く動かされる。
「あぁっ!」
初めて体験する悦楽が股間から脳天まで突き抜ける。
俺は無意識に先生の動きに合わせて腰を動かしていた。
「気持ちいいの? もっと速く動かしてもいいわよ?」
なまめかしい表情が俺を見上げる。そしてより強く俺をはさんでくる。
「うわっ、先生……」
凄まじい快感が腰の奥で生まれる。射精をこらえるので精一杯だ。
なのに先生は、さらに俺を追い詰めるかのように谷間から見え隠れする亀頭に舌を這わせた。
チロチロと小刻みに揺れる舌先が尿道口を刺激する。
「あぁ、イクっ! 先生イッちゃうよお!」
急速に絶頂に向かっていく。
それでも先生は胸と舌の動きをゆるめない。
「出るっ、出ちゃうっ!」
「いいわよ、出して」
息を弾ませ、俺の目を見て先生が答えた次の瞬間、限界を突破した。
「あああっっ!」
うなり声に似た声が上がる。
びゅるっ! びゅびゅっ! どびゅっ!………
勢いよく噴き出した粘液が先生のあごの下やのどを直撃する。
あまりにも大量で、また力強く発射された精液はびちゃびちゃと音を立てて当たっている。
とっさに顔をそむけた先生にさらに精液がぶちまけられる。鼻や唇、頬が白く染まっていく。
びゅっ! どぴゅっ! びゅくっ!………
先生の美しい顔を穢しているという背徳感が射精をさらに促した。
耳や髪にまで届いた射精のさしもの勢いも徐々に衰えていく。
ほっそりした首筋や魅惑的な曲線を描く乳房のふもとを濡らし、俺は長い射精を終えた。
「ご、ごめんなさい……」
大きく息をつき、それだけをやっと言う。
「大丈夫よ。心配いらないわ」
先生はにっこり笑った。
「先生、これ」
ティッシュを渡す。
それを受け取りながら、先生は
「あなたが射精したとき、精液がおちんちんの中を通っていくのがはっきり分かったわ」
なんだかうれしそうにそう言った。
「え?」
「胸の真ん中にはさんでたおちんちんがビクビクッてして、熱いものが通っていったの」
先生は顔も拭かず、子供のように興奮して一気にまくし立てる。
「男の人が果てるのをこんな風に肌で感じたの初めて。小笠原くん……ありがとう」
まるで何かに心を奪われているかのように先生は恍惚とした表情を浮かべていた。
つづく
次回はまた先生とで、その次に別の相手と初体験の予定。
先生が大人だ(つД`)GJ
乙パイズリ。
是非、先生とも愛のまぐわいを!
抜いた。
最後はお兄ちゃんと繋がってくれ。
かおりんが学園祭準備に協力してもらうために好きでもない男子生徒達の
肉棒を咥えこんで御奉仕するSS希望
見つけた。当該部分だけ上げる。
>>493 色々試してみた結果申し上げるが、DLパス違わない?
>>494 試しに無関係なパス無しファイルも落とそうと試してみたけどダメだったんで、
たぶんロダ自体が落ちてる気がする
>>493 ひょっとして秘密結社Mのやつ?
>>495 そう。「これを恋と云えましょうか?」ってやつ。
なんかロダにつながらないけど、つながり次第消します。
>>496 そうじゃなくって余所に上げてよ、冷やかし?
>>496 あれは結局未遂に終わってその後主人公とギシアンになるんだよなw
自分かおりん萌えだけどあれはなかなか良かった。
弥生弁当保守
食中毒患者がホシュするスレはここですか?
俺は胃腸が弱いのでのぞみ弁当保守
ストーコと波多野に二股かけて修羅場になり、どっちとのセックスが良かったかを口頭で争う展開をキボン
波多野と安桃の方が良いんじゃまいか?
安桃饅
>>502 それも考えたがその二人が共謀して主人公が瀕死の重傷を負う可能性があるのでストーコと波多野にしてみた
君子とかすみは?
噴水広場の木陰で昼寝から目覚めたら、何故か隣で眠っている葵がエロイ寝言を言っていて、
まわりに気づかれる前に起こそうとしたら寝ぼけているのかごろごろとなついてくる。
主を探しにきたかすみが引き剥がそうとすると『猫耳モード葵』の↓K+G>P+K+Gで二人まとめて押し倒される
(ry
という夢をみたいなぁ
てつぼうオナヌーで、で、でですか >嗚呼波多野寿司
みさきツンデレ保守
509 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 09:33:04 ID:aVFSFy9e
旧69氏かとオモタ
510 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 17:19:17 ID:L0aEd4Kv
ひと月ほど前の蒸し暑い夜だった。
その夜も友人の家で、破廉恥な裏ビデオを見ていた俺は、身体の中で猛り狂っていた若い欲望を鎮めるために、帰宅したあと、冷たいシャワーでも浴びようと、風呂場のドアを開けた。
「きゃっ」
風呂上がりで全裸の君子が、慌てて身を縮めた。
「あ、わ、わりい」
慌てて風呂場のドアを閉めたが、俺の心の中は、今しがた見た君子の白い裸身が焼き付いていた。
君子は、とても16歳とは思えないような成熟した体つきをしていた。
幼くまだ硬そうであるが、乳房は形よく膨らんで、腰の括れも、もう大人の女のものといってもよかった。
それに俺の目を一番引いたのは、君子の白い肌に際立った黒い翳りだった。
まだ、幼い顔立ちとは不釣り合いなほど、黒く縮れて、俺の劣情をひどく刺激した。
裏ビデオに掻きたてられていた俺の若い欲望は、理性で押さえ切れないほど、暴れ狂い、とうとう俺を悪魔が支配した。
俺の行動は自分でも驚くぐらいに、迅速で巧妙だった。
俺は、そのまま主のいない君子の部屋に忍び込んだ。
久しぶりに踏み込んだ乙女の領域は、俺のどす黒い心の中とは対照的なほど、明るく健全で、それがつい先ほど浴室で見た、君子の大人びた肢体と不似合いで、余計に俺の理性をかき乱していた。
(俺は何をしようとしているのだ…)
俺の中にいるもう一人の俺が、俺の心を支配した狂暴な悪魔に問い掛けてくる。
しかし、俺の中の悪魔は、強情だった。
心臓が喉から飛び出してくるような錯覚に襲われながら、俺は君子が部屋に戻ってくるのを身を潜めて待った。
渇ききった喉が、唾液を呑み込む度に、驚くほど大きな音をたてていた…。
…ガチャッ。
ほどなく、部屋に入ってきた君子を俺は背後から、ベッドに突き飛ばした。
「きゃっ」
当然、自分一人きりだと思っていたのであろう。
不用心にも、君子は、体にバスタオル一枚を巻いただけの姿だった。
不意をつかれた君子は、あっけなくベッドの上に倒れ、体に巻いたバスタオルがはだけて、君子の白い肌が剥き出しになった。
濡れた髪を覆っていたタオルがとれて、君子のショートの髪が、シャンプーの甘い香りを振りまいた。
「お、おにいちゃん…」
君子の白い肌と脅えたように見上げる眼が俺を獣に変えた。
美しいものへの冒涜の願望が俺を突き動かした。
俺は、体中の血が、かっと燃えあげるのを感じ、君子に襲いかかっていった。
「だめっ、いやあ」
信頼していた兄が、別人のようになり、自分に乱暴しようとしているのだ。
君子は必死に抵抗したが、あまりに無警戒な格好であった。
俺は、バスタオル一枚を造作なく剥ぎ取り、君子におおいかぶさっていった。
「だめ。おにいちゃん、いや」
君子は力の限り抵抗したが、所詮、16歳の少女の力である。
苦もなく俺は組み伏して、君子の小さな唇にしゃぶりついた。
「うう、う」
俺の口の中で君子の呻きが篭っていた。
君子の必死の抵抗が、いっそう俺の衝動を大きくした。
俺は、君子の唇を強引にこじ開けると、舌を君子の口の中にもぐらせていった。
君子の口の中は何とも熱く柔らかい感触だった。
最初は、懸命に舌の侵入を拒んでいた君子であったが、その抵抗の力が次第に弱くなっていき、ついには、意外にも、自分から積極的に舌を絡めてくるようになっていた。
幼いとはいえ、この年頃になれば、俺がこれから君子にどういう行為をしようとしているかは、分かっているはずである。
君子は、長い長いディープキスの後に、はっとするような艶かしい眼をしながら、囁いた。
「おにいちゃん…。お願いだから、優しく…して」
君子の全身から力が抜けていた…。
511 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 17:19:58 ID:L0aEd4Kv
俺は、はやる気持ちで、服を脱ぎ去り、君子と同じように全裸になった。
俺の下半身は、緊張と興奮で、硬く突っ張っている。
「君子…初めてか…」
君子は恥ずかしいのか、両手で顔を覆って、小さく頷いた。
そのため、君子の翳りは、蛍光燈の下に晒されている。
「はずかし…い。電気を消して…」
君子のささやかな訴えを俺は無視した。
君子の意外に従順な態度が、俺の加虐的な欲望を煽っていたのだった。
俺は、出来るだけ君子に恥ずかしい思いをさせてやりたくなり、君子の両足首を持つと、大きく開かせた。
「いやっ」
君子は、覆った手の中で小さく叫んだ。
顔ははっきりと分からないが、耳まで赤くなっている。
俺は、君子の両足の付け根の翳りの中に舌を這わせていた。
「ああん」
君子は、ビクンと体を震わすと、広げた脚を閉じようとしたが、掴んだ俺の手がそれを許さなかった。
俺は、夢中になって、君子の翳りの中の密やかな割れ目に舌を這わせた。
「あ、ん、や…、ん」
君子は、俺の舌の動きに合わせて、耐えられなくなったように声を漏らした。
俺は、わざと唾液を出して、堅く閉ざされた割れ目に塗り付けていった。
びちゃっ、びちゃっ。
俺の口が君子の割れ目を吸い上げると、淫らな音が響いていたが、俺の唾液のせいだけではないに違いない。
俺は、君子の十分すぎるほど、官能的な反応に驚いていた。
「ほら、君子、しゃぶるんだ」
俺は、起き上がり、君子の上体を抱き起こすと、君子の顔の前に硬直した肉棒を突き出した。
抵抗する君子の濡れた黒髪を乱暴に引っ張ると、君子は観念したように目を閉じると俺の肉棒を小さな口に含んでいった。
「うう」
君子の口の中の柔らかさと、妹に淫らな行為をさせている、という思いが、俺の全身の興奮を増長している気がした。
俺は君子に俺自身が気持ち良くなるようにいろいろと指示した。
君子が抵抗すれば、君子の髪の毛を引っ張って、言う通りにさせた。
君子の舌先が俺の肉棒を這い上っていき、俺は、首の後ろのあたりがジーンと痺れるのを感じた。
このまま、君子の口の中で果てても、いいのだが、俺は別の選択をした。
俺は、君子と結合すべく君子を四つん這いにさせた。
君子を獣のように後ろから犯すつもりだった。
君子は、俺の意図を察して、激しく抵抗した。
俺の肉棒はいまにも果てそうなほど膨張していた。
「君子、犬のように、後ろから犯してやる」
君子は、犬が好きであった。波多野のところのまぐろをよく可愛がっている。転校したら犬を飼いたいとも言っていた。
俺は、君子に宣言してから、君子の双丘を割った。
君子の割れ目が、ぱっくりと口を開け、淫らに充血した花肉を露わにしていた。
「いやあ。おにいちゃん。いや。こんなの、いやあ」
さすがにいきなり後背位で犯されるのは、抵抗があったのだろう。
君子が、また、激しく抵抗したが、もう、こうなっては、逃げようがないし、逃がすはずもない。
俺は、濡れた花弁の真ん中を肉棒で一気に貫いた。
君子の処女を貫いたのだ。
512 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 17:20:41 ID:L0aEd4Kv
少女の肉のきつい抵抗が、猛り狂った肉棒にとろけるように心地よかった。
「ひい、いやあ、だめえ。いたあい」
君子は、子供のような泣き声をあげた。
外見はもう大人でも、年齢では、まだ、子供なのだ。
俺は、一瞬だけ、良心の呵責に苛まれた。
しかし、一瞬だけだった…。
再び、悪魔に戻った俺は、必死に肉棒から逃れようとする君子の腰をしっかりと捕まえて、ゆっくりと君子の柔肉の感触を楽しんだ。
うっとりするような快感が俺の中を駆け巡っていた。
「ううっ」
俺は、耐え難くなり、放出が近い事を呻き声で知らせた。
「だめ、おにいちゃん、赤ちゃんができちゃう。中は…、だめえ」
君子の声を合図にするかのように俺は、暴発寸前の肉棒を抜き去り、糸が切れたように横倒しに倒れ込んだ君子の顔から、乳房にかけて、欲望を放出した。
「ああ、あ…」
ドクン、ドクンと脈を打って、肉棒がひきつける度に、すえた匂いの白濁液が、君子の顔中を汚していった。
俺の欲望の強さに比例するように、溢れ出す汚液は、尽きる事がないかのように、大量に飛び散っていた。
俺は、君子の口を無理矢理に開けさせ、その中にも、たっぷりと流し込んでいた。
君子は、大量の精を浴び、うなされるように、顔や乳房にこびり付いた精液を擦り付けていった。
その淫猥な姿に、可憐で清純だった君子の面影は何処にもなかった。
俺は、射精の余韻に浸る間もなく、用意してあったポラロイドカメラで、放心状態の君子を撮影していった。
AVビデオや小説などでよく目にする手口だ。
フラッシュの眩しい光に、我に返った君子は、精液にまみれた顔を布団の中に隠そうとしたが、俺は、力任せにその布団を剥ぎ取り、容赦なく君子の痴態をフィルムに収めていった。
陵辱されたばかりの天使は、残忍な周到さの前には、あまりにも無力だった。
俺は、今夜のことを君子に口外させないための切り札を何枚も手に入れていた。
妹を無理矢理にレイプしたのに、俺の心は、異様なぐらいに高揚していた。
それは、君子を手に入れたという満足感から、来ている事は明らかだった。
俺は、思いがけなく手に入れた玩具をこころゆくまで、堪能した。
幸いこの家に俺は君子と二人だけだ。
俺が君子を弄るのは、昼でも夜でも決まりがなかった。
俺は、犯りたくなると、君子の部屋に忍んでいき、君子を弄んだ。
一度、犯された事で君子は驚くほど従順になっていた。
もっとも、君子が拒絶したとしても、あの日撮影したポラロイド写真が威力を発揮するだけだ。
君子は俺の言いなりになって、毎晩のように俺の前に、若い素肌をさらした。
フェラチオさせたり、オナニーさせたりもした。
俺は、嫌がる君子にそうした行為を強制させることで、サディスティックな願望を次第に膨らませていた。
俺たちの関係は、転校するまで続いた…。
完
レイープイクナイ。ワカーンイイ。
むしろ逆がいい
かすみ付きで
つまりかすみと君子のタッグに逆レイプされると?w
かすみと君子とはワカーンが基本ですが、
お兄ちゃんの妄想としてはレイープもありです。
…実は君子の妄想だった、ってオチだったら最高だったんだが。
TLS系はワカーンを求められる希ガス
君子の妄想でも 支 持 !
実は君子がオナイーしてる時の妄想でした、とかいうオチだったら萌え
君子カワイイヨ、君子。
君子のオナーニネタイイ!!
大好きでいつも優しいお兄ちゃんと話すたびに、
罪悪感を抱きつつも興奮してしまう君子。
お兄ちゃんはワカーンしかしませんよ。
君子の心と体を第一に考えますよ。
なら カオリンが書いたSSということでは いかがで?
一応 面識あったよね?
ネタとして関連性が薄すぎて萌えない。
じゃあ、あゆみちゃんなら?
君子とお兄ちゃんの妄想なのだから、君子以外は萌えない。
かすみの妄想というならありえるのでは?
主人公一家の引っ越しの件も知っているのだから、兄妹二人きりという事情
も知っているわけで。
妄想内にかすみを絡ませるならいい感じ。
同意
投下しにくいと愚痴れば『Sアンチ松田原理主義者』と疑われ、
投下したらしたで勝手に設定変える話し合いレスしかないしで、
このスレの職人はなんて気の毒なんだろうとしみじみ思う。
茶化すならスルーしろよおまいら・・・・
530の真意がわからない。
「投稿文を非難するな!」ってところかな。
いやいや、非難するつもりなどは
ただ こんなのだともっといいかな?って
だって 真実の愛のお話だし
愛し合う方が 後味が
人目にさらすんだし、色んな意見があって当たり前だと思うが。
535 :
516:2005/09/28(水) 17:08:32 ID:pMtTuGT6
非難したつもりはなかったんだけどな。
そうそう、御意見 御希望ってヤツ?
>>484-487のつづき
「髪にもかかっちゃったわね……」
言いながら、先生はティッシュで髪をこそぐように拭く。
「ご、ごめんなさい……」
「洗えばいいんだから気にしないで」
俺を見て微笑む。
「……一緒にお風呂、入りませんか?」
ちょっとためらったあとで俺はそう言った。
「!」
一瞬ビックリしたような顔をした先生だが、相好を崩すと
「入っちゃおうか」
子供のような無邪気な笑顔で答えた。
そのままポニーテールがほどかれる。そして頭を振ってまとめていた髪を散らす。
ドキッとした。
俺より年上だから当たり前なのに、そのときの先生はすごく色っぽく、そして大人に見えた。
「バスルームはこっちよ」
そうして先に立って歩き出す。一瞬遅れて俺もあとを追った。
躊躇せずに先生は服を脱いでいく。性器まで見せ合ったんだから当然か……。
だが全裸の先生は初めて見た。
食い入るように見る俺のオスの視線に気付いたのか
「もう! あんなにいっぱい出したのにまだそんないやらしい目で見るの?」
言いながら身をよじる。それでもそんなに嫌がっている感じはない。むしろ誇らしげに体を見せ付けている。
たしかに先生のスタイルはモデル並だ。しかも裸。どうしたって目が行ってしまう。
「さ、入りましょ?」
先生はタイルに足を踏み出した。
精液がかかったあたりを湿らせたタオルで拭いていく。
だいたい落ちたところで先生は俺を見た。
「あなたも洗ってあげるわね」
そして両手いっぱいにボディソープを泡立てる。
「すごいわ、もうこんなに……」
ペニスをくるむように洗いながら先生がため息混じりに言う。
俺は浴槽のへりに腰を下ろし、先生の手技に身をゆだねていた。
大きく足を開いた俺の股間で先生は熱心に肉茎をこすりたてる。ヌルヌルとした刺激がなんとも心地よい。
しかも二人とも全裸だ。目からも興奮がかき立てられる。
「2回も出したけど平気なの? こんなに固いわ?」
「あ、たぶん大丈夫です。……いつもはこんなに出さないんですけど、まだ出来ると思います」
高校生の性欲は終わりを知らない。まだ出し足りないぐらいだ。
「本当にすごいわ。若いから早いけど、こんなにすぐ勃つなら贅沢いえないわね」
感嘆したような声。きっと旦那さんは1回で終わってしまうんだろう。しかも、早漏?
「あ、先生……そ、そこ気持ちいい……」
しなやかな指先が先端の割れ目をくすぐる。
その感触にたまらなくなった俺の口から悦楽の声が洩れる。
「まだよ、まだ出したらだめ」
先生の指が止まる。
そしてシャワーで石鹸を洗い流すと顔を寄せ、チュッと音を立てて亀頭にキスをした。
そのままフェラチオが始まる。
口の中でチロチロと小刻みに舌がうごめく。
亀頭の裏側を丹念にくすぐられ、これ以上大きくならないと思っていた陰茎がビクンッと震える。
「うふふ」
いやらしい笑みを浮かべた先生が口を大きく開けたままゆっくりと根元まで呑みこんでいく。
ぼってりとした唇が茎をしごく感覚に気が遠くなりそうなほど感じてしまう。
と、亀頭の先端がヌルリとした粘膜に当たった。先生ののどの奥だろう。
俺を口に含んだまま、先生は舌全体で竿の裏側を舐めまわす。
……強烈な快感が湧きあがる。
が、さすがに2回射精したあとだけあって、俺はそれを楽しむ余裕を持てていた。
538 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 01:32:32 ID:7IzEVpu9
先生が口を離す。ここで俺を射精させる気は先生にもないみたいだ。
「先生、今度は僕が」
言いながら立ち上がる。
入れ替わるように先生を浴槽のふちに掛けさせると、自分はタイルにひざをついた。
「なんだか恥ずかしいわ」
そう言いながらも先生は足を開く。それがなんだかとっても色っぽいしぐさに見えた。
性器を見られるのはやはり恥ずかしいのだろう。
「行きますね」
愛液の名残りか、お湯とは明らかに違う粘り気が感じられる。
もったいないとは思ったが、そこにシャワーを当てて軽く洗い流す。
続けてボディソープを手のひらで泡立てて股間に持っていった。
淫溝に沿ってゆっくりと指を前後させる。
「あ、感じちゃう……」
指がクリトリスのあたりを通過すると、先生はビクッと内ももを震わせる。
「女の人もイッたあとは敏感になってるんですか?」
「そ、そうよ……」
腰をもじもじさせながら先生が答える。
「女の人がイクってどういう感じですか?」
性への好奇心が俺にそんな質問をさせた。
「……そうね、言葉じゃ説明が難しいんだけど、全身が宙に浮かんだ感じっていうのかな?」
「?」
今ひとつ理解しかねる。そんな表情の俺を見て、
「どこまでも落ちていく感じだったり……あと体の中心で何かが爆発する感じだったりもするわ」
「あぁ、なんとなく分かります」
「そのときの気持ちや体調なんかでも違うから、必ず『こんな感じ』ってのは言えないのよね」
「女の人って複雑なんですね」
「そうよ。だからあなたも愛する人が出来たら、その人のこと大切にしてあげてね」
そんな会話をしながらも俺の指は動きつづけた。
それに伴い、先生は言葉に詰まり、断続的に身を振るわせつづけた。
先生の股間を這いまわらせている指に、石鹸とは違うヌルヌルがまとわりついている。
「くふぅ、んっ! んんっ、ぁん」
それに合わせ、先生は鼻を鳴らすように小さくあえいでいる。
「先生は僕をイカせてどうでした?」
「すごく興奮したわ。小笠原くんにしていることは私には初めてのことばっかりだから」
そこはかとない優越感。
「旦那さんはさせてくれないんですか?」
「セックスそのものも月に二度あればいいほうかな? 正常位で5分もしないで終わっちゃうのよ」
「先生から『アレがしたいコレがしたい』って言わないんですか?」
こんなに感じやすい先生だ。体が疼いて我慢ならないのでは?
しかもこんなに美人なのだから、男だったら黙っていてもヤりたくて仕方ないだろうと思う。
それなのに手を出さないとは、先生の旦那さんは淡白なのだろうか?
「結婚した当初は言ったんだけどね、ちょっと無理みたい」
……これだけの会話にかなりの時間がかかった。
何度も白いのどを反らし、顔をのけぞらせて先生は言葉を途絶えさせた。
恥裂からは愛液がとめどなく分泌されている。
俺はクリトリスだけではなく、膣にも指を入れて先生の性感を高めていった。
湯気と興奮でのぼせ上がり、フラフラになるまで恥戯は続いた。
浴室を出ると俺たちはバスタオルを巻いたまま寝室に向かった。
初めて足を踏み入れる夫婦の部屋。先生が旦那さんに抱かれる密室。秘められた空間。
……シングルベッドが2台ある。
清潔そうな純白のシーツとピンクの枕カバー。それが先生のベッドだろう。
「いいわよ、座って」
先に腰を下ろした先生が自分の隣りを指す。
「はい」
なんとなく神妙な気分だ。
俺が腰掛けた途端、肩を抱かれるようにしてベッドに押し倒された。
……ふんわりと甘い香りが漂う。先生の匂いだ。
興奮が増していくが、それを無視するように先生は俺に腕枕をした。
そしてまるで赤ん坊をあやすように髪や頬をなでていく。
「先生……」
欲望にギラつく目で見上げる俺に、
「うふふ」
大人の余裕でなだめるように笑い返す。
「先生!」
我慢できなくなった俺は上半身を起こして唇を合わせた。
しばらく舌が絡めたあとでゆっくりと唇が離れる。唾液が唇に糸をかける。
「先生」
もう一度呼び、俺は逆に先生を横たえるとバスタオルに手をかけた。
白く滑らかな肌が現われる。
仰向けになっているにもかかわらず、重量感と形とを保った乳房がフルンっと揺れる。
ボディソープに混じった先生の肌の香りが妖しく俺を魅了する。
「先生っ!」
俺はそのまま覆い被さっていった。
狂ったように乳房にむしゃぶりつく。
片方を口に含み、もう片方を指と手のひらで玩弄する。
そうしながら空いた手は股間にすべらせる。
柔らかな恥毛をかき分け、中指を陰裂に滑り込ませる。と、指がヌラリとすべった。
何度か見た小陰唇。だがその形も分からないほどそこは熱くほとびっていた。
熱いぬめりを指先にまつわらせ、股間の小さな肉突起を探す。
ヌルヌルの恥裂を指が這い回る。
せっかく探し当てたクリトリスもぬめりの中で逃げ回り、うまく捉えられない。
「あんっ!」
そのたびに先生は腰をくねらせ、小さなあえぎを上げる。
俺の指が恥溝の中をかき混ぜるたびにくちゅくちゅと濡れた音が立つ。
「すごい……先生のここ、こんなに濡れてる。ほら、聞こえる?」
そう耳元でささやくと先生の頬が少女のように真っ赤に染まる。
さらに激しく指をうごめかす。
「あぁっ、ううん!」
太ももが閉じられ、俺の手がはさまれる。それをこじ開けるようにしてもっと強くクリをくじる。
……いつもの落ち着いた姿は先生からとうに消え去っていた。
そこにいたのは、貪欲に快楽をむさぼるメスの顔をした先生だった。
(イカせる!)
淫溝を上下にこすりたてながら、俺は先生の耳たぶを甘噛みし、うなじに唇を這わせた。
つづけて指を膣口にあてがう。
入り口のあたりで小さく出し入れし、穴の周りでくすぐるように円を描く。
何度もそうして先生の性感を高めたあとで静かに差し入れた。
「んぁっ!」
指がもぐりこむ感触に先生がのどを反らせる。
先生の膣は中は熱く、ヌルヌルとしているのに俺の指をきつく締めあげた。
それだけではなく、奥に引き込もうとするようにまわりのひだが収縮する。
自分からは何もしていないつもりなのに、気付くと根元まで指をうずめていた。
微妙な蠕動が指に伝わる。吸い付き、しごくようにうごめき、キュッキュッと締まっている。
それに逆らうように指を前後させる。
引き抜こうとすると膣の壁全体が指をくわえ込み、離すまいとするように搾り上げる。
逆に奥に沈めるときは抵抗もなくズブズブと入っていく。
「き、気持ちいい……」
絶え絶えの息で先生が鳴く。
「どこが気持ちいいんですか?」
女性に『オマンコ』と言わせたい。そう思って意地悪く聞いた俺に
「お、小笠原くん、怒るわよ……あぁっ!」
快楽に耐える表情で息を弾ませ、先生が答える。
そうしながら、俺の手の動きを制限しようと太ももを閉じようとする。
手首がはさまれるが、感じている先生の力は弱く、さほどの影響はない。
俺はよりいっそう女性器への攻めを強めた。
「ひゃんっ!」
その途端、指を咥えている膣壁が妖しく蠢動した。
(うわっ! 女の人のマンコってこんなにすごいんだ……入れたら数秒でイッちゃうかも……)
そこに肉茎を挿入する喜悦を思うと勃起がビクビクといきり立った。
「ああっ、気持ち……いいっ、んんっ!」
腰を浮かせて先生が身悶える。
……俺の欲望が限界を迎えようとしていた。
先生に胸を合わせる。二つのふくらみが当たり、押しつぶされる感覚に頭の奥がしびれていく。
そのまま首筋に顔を押し当て、甘い体臭を胸いっぱいに吸い込んで言う。
「入れたい……先生と最後まで行きたい」
顔を見られる心配はない。だからどんな恥知らずなことも言える。
セックスはしないという約束も、今の俺にはもうどうでもよかった。
「ダメ……それはダメ」
つぶやくように先生が言う。
だが、言ってしまったあとで俺も急に怖気づいていた。
……童貞を失う。たいしたことじゃない。みんないつかは経験する。早いか遅いかだけだ。
そう思うのに、いざとなると踏ん切りがつかなかった。
「ねぇ小笠原くん、セックスはダメ、セックスはダメよ」
熱に浮かされたような先生の声を聞き流し、膣から指を抜くと代わりに怒張を持っていった。
膣口にあてがう。
熱いぬめりが亀頭を包みこむ。
「お、小笠原くん!」
あわてたような先生の声。同時に手が伸び、俺を突き放すように肩を押す。
しかし強くしがみついた俺を引き剥がすことなど、女の力では到底無理だ。
(ダメだ……やっぱり出来ない)
土壇場でひるんだ俺は先生の恥丘に剛直を乗せた。
素股、というのだろうか?
性交の体位を採った俺たちは性器をこすりつけあった。
亀頭の裏側が先生の恥毛やふっくらした恥丘に摩擦され、とても気持ちがいい。
律動のたびに袋がクリトリスに当たるのも、先生には適度な快さを与えているようだ。
童貞の俺には、そういう体勢でいることはこの上ない興奮をもたらした。
思っているよりもずっと早く頂が見えてくる。
「先生……イキそう……」
先生の体にしがみつきながらそう告げる。
「いいわよ、出したくなったら……イッていいからね」
俺の頭をそっと抱えるようにして先生が優しく言った。
次の瞬間、
「っっ!」
頭の中が真っ白になるような快美な衝撃が背筋を走る。
びゅるっ! びゅくっ! びゅびゅっ!………
直後、俺は先生を強く抱きしめたまま思いっきり精を放った。
つづく
次回は別の相手と初体験。
キター。
初体験の後、せんせーに種付け種付け。
先生が入れてと口走ってしまうぐらい執拗にアソコを愛でいじり擦りたい。
口走った瞬間にいれ、あとは何を言われても繋がり続けていたい。
出しまくりたい。
先生の子供は全てお兄ちゃんとの間の子でつ。
かすみと君子と3P初体験。
経験を先生にフィードバック。
>>537-540のつづき
あの日以来先生の感じが劇的に変わった。初めて性戯にふけったときよりも大幅にだ。
よそよそしいというわけではないが、麻生先生は常に生徒と一定の距離を置いていた。
だが俺に対してだけは親しげに接してくれるようになった。
もちろんあんな関係があったんだから当たり前かもしれないが……。
ただ俺を困惑させたことはそれを他の生徒も違和感として受け止めていることだ。
「ちょっと小笠原ぁ、あなた麻生先生と何かあったの?」
安藤だ。こいつ、中学のときから妙に勘が鋭いんだよな。
「何もないぞ。なんでそう思う?」
逆に聞き返した。
「別にぃ」
含みを持たせた言い方。絶対なんか勘付いてる。
だが安藤はそれ以上何も言わず廊下を歩いていった。
俺のまわりの変化といえば、用もないのにかすみが1組を訪れる回数が増えたこともそうだ。
波多野に会いに来てるにしては俺にちらちらと視線を向けてくる。……こんなの初めてだ。
木地本とは相変わらずバカをやってるが、あいつも麻生先生の変化に気付いているみたいだ。
長い付き合いのくせに、こういうときにしつこく聞いてこないのがあいつのいいところだ。
それから転校生……沢田さんって言ったかな? も何か言いたげな顔で俺を見る。
なんだか俺のまわりに視線が多い気がする。注目されているわけではないが、そう感じる。
学期末を控え先生も忙しそうだ。
テストの問題作成、採点、通知表と、この時期はあまりプライベートな時間が取れないみたいだ。
そのせいか、俺たちの関係はここ何日も途絶えていた。
なまじっか女体の味をしめてしまったため、俺はオナニーでは満足できなくなっていた。
女性の肉体がなければ耐えられないほど差し迫った欲望が心を占める。
性の衝動が爆発しかけたそんなある日、待ち焦がれた誘いが先生からもたらされた。
……転校を一週間後に控えた日曜日。それがおそらく最後の機会だろう。
ともかく日程は決まった。あとは禁欲するだけだ。
だがそれは思っていた以上の苦行だった。
学校でも麻生先生が目に入るたびにズボンの下が猛り狂う。先生の裸が目の前にちらつく。
何度トイレで処理しようとしたかしれない。そのたびに日曜のことを思って俺は耐えた。
そうだ、日曜は先生の家に行くんだ。
セックスは無理でも、また女性のぬくもりを感じながら射精できる。
そう思って頭がおかしくなりそうな禁欲生活に耐えていた。
土曜日。転校まであと一週間。青葉台でのさまざまな想い出が去来する。
なんとなく抜け殻のようになってリビングで君子とぼんやりしていると電話が鳴った。
両親からかもしれない。だが何もする気になれない。
「お前出ろ」
「えぇ〜」
「ええ〜じゃない。早くしろ」
「もうお兄ちゃんったらぁ」
不平そうにぶつぶつ言いながら君子が電話へと立つ。
と、
ピンポーン
呼び鈴が鳴った。
君子を電話に出させた以上、俺が行くしかない。
「しょうがないなぁ……誰だいったい」
こぼしながら玄関に向かった。
「あ、雅人クン……」
「かすみか? なんだ?」
「うん。クッキー焼いたの。それで君ちゃんと食べてもらおうと思って」
そう言いながら手に持ったバスケットを差し出す。
「お兄ちゃーん、引越し屋さんが段ボールいくついるかって聞い……か、かすみちゃんっ!」
……マズイ、聞かれた!
「か、かすみ……」
「お、お兄ちゃん、私電話があるから……」
逃げるように君子が引っ込む。
「雅人クン……上がってもいい?」
てっきり取り乱すかと思ったのに、かすみは思いのほか冷静だった。
俺の部屋に行く。
かすみに椅子をすすめ、俺はベッドに腰を下ろす。
「あのな……」
「転校……するんでしょ」
話しはじめた俺をさえぎるようにかすみが言った。
「かすみ、お前……」
「うん、知ってたよ。おばさんがお母さんに話してるのを聞いたの」
「そっか……」
見る間にかすみの瞳に涙がたまっていく。
もう知らない振りをしなくてもいい。そういう思いが押さえていた気持ちを解き放ったのだろう。
「離れたくない、離れたくないよぉ……」
今までこらえていた感情が一気に爆発したようにかすみは泣いていた。
「雅人クンっ!」
飛び込むようにかすみが俺にすがりつく。かすみはそのまま大声で泣き始めた。
俺の胸で子供のように泣きじゃくるかすみに何をしてやればいいのか分からない。
黙って髪をなでながら、俺はかすみが落ち着くのを待っていた。
女の子らしいふっくらしたかすみの抱きごこちに衝動が高まる。
柔らかく、あたたかく、そしていい匂いのするかすみを抱いているうちに淫欲がたぎっていく。
ズボンの下で放出を求め、剛直がどんどん硬化していく。
お腹に当たっているものの正体を、いくらかすみが鈍くても気付くだろう。
何とかそれをなだめようと努力していると、
「雅人クン、我慢しなくてもいいよ……雅人クンになら何されても私いいから」
涙に濡れた瞳でかすみが俺を見上げた。
……それを見、聞いた瞬間、俺の中で何かが砕けた。
「かすみっ!」
ベッドに押し倒し、乱暴に唇を奪う。
まつげを伏せ、少女っぽい息を震わせてかすみがわずかに唇を開く。
そこに俺は舌をねじ込んだ。
唇の裏側や歯列を舐めまわすうち、固く閉じられていた歯の力がゆるむ。
そうしながらブラウスの上から胸のふくらみに手のひらを乗せた。
「んんっ!」
のどの奥でかすみがうめき、ビクンと体を震わせた。
その隙にかすみの口の中に舌をもぐりこませる。
おびえたように縮こまっているかすみの舌を舌先でゆっくりとなぞる。
しばらくそれを続けると、やがておずおずといった感じでかすみの舌が伸ばされてきた。
……そのまま絡める。
そうしながら俺は手探りでブラウスのボタンを外し、手を中にねじ込んだ。
ブラジャーの布地が指に当たる。
「んくっ!」
鼻を鳴らす声がする。
唇を離して顔を見る。
と、かすみはまだ泣きやまず、それどころかよりいっそう激しく泣いていた。
泣き虫のかすみ。いつも俺を頼ってきたかすみ。俺のどんなわがままも聞いてくれたかすみ……。
「雅人クンが私のことなんとも思ってないのは知ってるよ……でもいいの。想い出がほしいの」
小さく鼻をすすりながらかすみが言った。
途端に罪悪感が生まれる。だが腰の奥にくすぶる愛欲がそれに勝る。
胸に置いていた手でブラをずらすようにたくし上げる。
「……うん」
かすみがうなずく。
……俺は愛撫を続行した。
胸の愛撫に関しては先生と経験がある。そのときの知識を総動員する。
乳首をつまむようにして指の間にはさみ、揉むようにして指先をすり合わせる。
指の腹で転がし、爪で円を描くようにふもとから頂までなぞり上げる。
……徐々にかすみの乳首が尖っていく。
「かすみ」
名前を呼び、かすみの頬からあご、首筋から鎖骨、胸元へと口付けながら下っていく。
そんなことをされながら、かすみはまったく抵抗しなかった。
それどころかかすかに身をよじって息を弾ませている。
唇が乳房にたどり着いた。
そのまま口に含む。舌先を小刻みに震わせて乳首を刺激する。
もう片方は手のひらと指を使って愛撫する。
俺の攻めに合わせ、かすみは何度かビクッと体を跳ねあげた。
……感じているのか?
意を強くした俺は左右の乳房を交互に口淫した。
ブラウスの前をはだけ、わきの下やわき腹にも舌を這わせた。
「あん、ぅうん…ふぁ!」
そのたびにかすみが甘い声を上げて悶える。
攻めていた胸から顔を上げ、目標を下半身に移した。
ひざに伸ばした手をスカートの下から侵入させる。
太ももを這いあがった指がショーツに触れた。
「……あっ!」
隣りの部屋には君子がいる。大きな物音を立てれば勘付かれてしまう。
そんな羞恥からか、とっさに両膝を閉じてかすみがあらがう。
だが、性欲に衝き動かされた俺を抑止できるほどの抵抗ではない。
お尻が引っかかるのも構わず、無理やりずり下ろす。
そして両手を使ってショーツを脱がせると片方の足から引き抜いた。
かすみが手を伸ばしてスカートを押さえた。
「かすみ……足、開いて」
「………」
動こうとしない。かすかにおびえた色を浮かべ、かすみは俺を見ている。
「かすみ」
もう一度呼ぶ。
それでも動けないかすみに業を煮やした俺は、両膝に手を当て、強引に左右に広げた。
「あぁっ、み、見ないで……」
スカートがまくれあがり、両手で顔を覆って俺の視線からかすみが逃れる。
……個人差だろう。かすみのソコは先生のものより色が淡かった。
陰唇も端正に整い、恥毛も恥丘を薄く彩っているだけだ。
太ももと下腹部を分けるスクール水着の日焼けあとがなんともなまめかしい。
その幼児体型を残したかのような無垢な下腹部でけぶる陰毛が俺の興奮をかき立てる。
「きれいだ……かすみ」
「いやぁ……」
俺の言葉に泣きそうな声が返ってくる。
そのまま股間にかがみこみ、指で陰唇を広げると溝の間でぬらついた粘液が糸を引いた。
「雅人クン……は、恥ずかしいよぉ……」
か細い声でいやいやをするように首を振る。
たしかに子供の頃、君子と一緒に3人で風呂に入ったことはある。
それ以来のかすみの裸だ。あのときだってこんなにじっくり陰部を見たことはない。
むっちりとした肉厚の小陰唇を広げ、顔を寄せる。
ひくひくと息づく薄紅色の粘膜の奥に膣口が見える。その上には顔を覗かせたクリトリスがある。
たまらずに俺は顔を押し当てた。恥丘に鼻を埋め込み、かすみの匂いを思いきりかぐ。
そうして舌を伸ばし、淫溝を上下に舐めまわす。
「あっ、あぁんっ……あん」
内ももを震わせてかすみが悶える。
そのまま舐めつづけるとかすみが太ももを閉じた。顔がはさまれる。
柔らかで張りのある感触は心地よいが、両耳をふさがれ音が聞こえづらくなる。
「んんっ、ぅん! ん、んん……」
押し殺したようなかすみの声がぼんやりと聞こえる。
股間で舌を使いながらかすみの顔を盗み見る。
胸の谷間から見えるかすみは両手を口に当て、声が洩れるのを防いでいた。
(かすみ……)
愛しさがつのった。
これまでかすみは君子と同じで妹のようにしか思ってなかった。少なくとも欲望の対象ではなかった。
だが今は違う。かすみに射精したい。かすみに精液をぶちまけたい……。
性愛の気持ちをこめた愛撫を続ける。膣やクリトリスを集中的に攻めていく。
「ぃゃぁ……」
自分の股間から立つ淫らな水音にかすみが忌避の声を上げる。
……だがそれは俺をますます興奮させるだけだった。
クリトリスが次第に口の中でしこっていく。コリコリと勃起していくのを舌が感知する。
舌を膣の中にもぐりこませると、奥からどんどん粘液がにじみ出てくる。
恥裂に唇を当て、あふれる愛液を舌ですくい、すすり、音を立てて飲み込む。
「雅人クン……そ、そんなとこ汚いよ……」
かすみの言葉を聞き流す。
「あぁ…あぁんっ!」
あえぎ声が少しずつ艶を帯びていく。俺に口で玩弄され、かすみが感じている!
腰をはね上げるようにしながら快楽に身をゆだねているかすみに情欲が高まっていく。
(入れたい……)
俺は身を起こすと手早くズボンを下着ごと下ろした。
猛り狂った肉茎が天を突いてそそり立つ。
「!」
朦朧とした目で俺を見ていたかすみが息を飲む。
「子供のときはこんなになってなかったからな」
そう声をかけるとかすみの手を取る。そうして勃起を握らせる。
が、握ったと思った途端、かすみは驚いたように手を離してしまった。
「熱い……」
そうして自分の手のひらを見ながらつぶやいた。
興奮しきっているはずなのに、俺はどこか冷静だった。
挿入の経験こそないものの、女性で射精したことなら何度もある。それが自信になっていた。
今のかすみの態度も俺に精神的な優位をもたらした。
「かすみ、初めてか?」
「……雅人クンは違うの? 経験あるの?」
先生との体験が頭をよぎる。
「……まあ、な」
「……そう」
沈んだ口調でかすみが答えた。だが顔を上げると
「ねぇ、私のこと、好き?」
思いつめたような口調で問いかけてきた。
「ん? ……あぁ……そうだなぁ……」
返事に詰まる。かすみに恋愛感情なんて持ってないからだ。
「今だけ……今だけでいいから、ウソでもいいから……『好き』って言って」
必死のまなざしでかすみが俺を見た。
(心にもないことを言って、それでかすみは満足なのか?)
迷う。
すがるようなかすみの目。
「……好きだ。俺、かすみのこと大好きだ」
ためらった挙句に告げた俺の言葉。それが真実じゃないことはかすみも知ってるはずだ。
だがかすみは安心したようにため息をつき、にっこりと笑った。
行為を再開する。
すっかり安堵の表情を浮かべたかすみはもう抵抗しなかった。
「かすみ、さわってみて」
目の前に突き出された屹立にそっと手を伸ばす。
「皮が……動く」
ほっそりした指で茎部をしごきながらかすみが言う。
かすみがそんなことをしていることに興奮するのか、背すじがぞくぞくする。
「これがかすみに入るんだぞ」
俺の言葉に、かすみは好奇心と怖れの入り混じった表情を浮かべた。
大きく広げたかすみの足の間に入る。
そうして亀頭の先で陰唇の溝を何度も上下させ、ぬめりをまぶしていく。
「あんっ、あ…ん……」
亀頭がクリトリスに当たるたび、感じているのか、かすみが小さくうめく。
「入れるぞ」
茎を手で支え、角度を固定すると膣口にあてがう。
「……うん」
かすみの返事を確認したのち、俺はゆっくりと腰を押し出していった。
ぬるっ
充分に潤っていた膣に、さほどの抵抗もなく亀頭がもぐりこんだ。
だがそこまでだった。そこから先が沈み込んでいかない。
「あうっ!」
身を反らし、かすみが硬直する。体全体で俺から逃れようと全身をずり上げる。
「かすみ」
体を重ね、かすみを抱きしめる。
「くっ……い、痛い……」
動きが封じられたかすみが痛みを口にする。
自分の快楽を追い求めることで頭がいっぱいで、俺にはそんなかすみを気遣うゆとりはなかった。
「我慢できるか?」
言いながら少しずつ怒張を押し込んでいく……。
そのたびに熱い膣壁が剛直をきつく締めつけていく。
「い、痛いぃ……だめ、やめて……」
顔をしかめ、搾りだすように言葉を継ぐかすみだが、俺の体は止まらない。
ズブズブと音を立てて侵入していく気がする。
……そしてついに根元までかすみに収まった。
初めて女性と交わった感激に、俺は動くのも忘れ膣の締めつけを味わっていた。
そうして甘い香りのするかすみの首筋に顔をうずめる。
かすみも俺の頭を抱えるようにしがみついてくる。
しばらくそうしているとようやく気持ちが落ち着いてきた。
「痛いか?」
耳元でささやく。
こくん
首を振ってかすみが応える。
……俺はかすみと結ばれたんだ。
膣の粘膜から熱が、そしてかすみの鼓動に合わせるような脈動が伝わってくる。
二人がつながっている部分にコリコリとしたふくらみを感じる。恥骨だ。
俺の体の下でかすみが大きく息をつくたびにそれらが響いてくる。
「動くぞ」
かすみの顔の横に両手を突き、顔を見ながら言った。
そして返事を待たずに俺は動き出した。
「ああっ、痛い! う、動かないで!」
悲痛な叫びが聞こえたが体が止まらない。快楽を求め、腰が勝手に動いてしまう。
「あ、あぁ…ぁあっ!」
苦しげに絞り出されるかすみの声に嗜虐心もあおられる。
吸い付くような膣壁からもたらされる愉悦に腰の動きが速度を増していく。
技巧も何もなく、ただ前後させるだけの動きだが射精感が高まっていく。
「ああぁぁ!」
何かにすがりついていないと痛みに耐えられないのか、苦悶の声を上げながらかすみが俺にしがみつく。
「あっ……ああっ……っ!」
悲鳴が上がるたび、かすみの膣の肉が盛り上がり、陰茎に心地よい刺激が与えられる。
(き、気持ちいい……)
腰の奥から湧きあがる快楽が俺の動きをさらに激しくさせる。
「か、かすみ……イキそう……」
頂が見えてくる。あまりに早い絶頂だが、かすみのためにはそれがいいとも思えた。
「うっっ!」
限界は突然やってきた。
びゅびゅっ! どびゅっ! びゅくっ! びゅっ!………
直前で引き抜くことなど出来なかった。
溜まりに溜まった精液が、かすみの一番奥でほとばしる。
「おおぅっ!」
股間から背すじを伝わり、脳天まで貫く激しい快感に俺も咆哮する。
「あああぁぁっ!」
子宮の入り口に熱い粘液をぶちまけられ、かすみがガクガクと痙攣する。
そのたびに収縮する膣がさらに俺から精液を搾りとる。
びゅるっ! ずびゅっ! どぴゅっ!………
永遠に続くかと思えるほど長い射精が続く……。
処女の膣に深く突き立てたまま、最後の一滴まで俺は白濁を注ぎ込んだ。
「かすみ……」
ようやく放出を終えると、俺はかすみの名前をつぶやきながら体重を預け、力を抜いた。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
ただ大きく息をつくことしか出来ない。それほど凄まじい悦楽だった。
やがて少しずつ落ち着いていく。かすみの甘い髪の匂いをかぎながら息も整っていく。
ぐったりと預けていた体を起こす。
「はぁはぁ、かすみ……」
かすみは力尽きたように手足を投げ出してベッドに横たわっていた。返事もできないようだ。
俺はのろのろと身を起こすと枕元のティッシュを取るためひざ立ちした。
とろり……
膣に射ち出された精液が垂れ、シーツを濡らす。
何枚か抜き出したティッシュでかすみの性器をぬぐう。
「あんっ!」
陰唇に触れると、かすみの体がビクッと震えた。
「わ、私が自分でするから……」
真っ赤な顔でかすみが引き継いだ。
処理を終え、服を着る。
「かすみ、俺……」
取り返しのつかないことをしてしまった。
冷静になった俺の頭に最初に浮かんだのはそれだった。
謝ったって許してはもらえないだろう。自然と口が重くなる。
「後悔なんてしてないよ。だから……雅人クンもそんな顔しないで」
晴れ晴れとした顔でかすみが答える。
「だけど……」
「あんまり遅くなると君ちゃんが不審がるし、お母さんも心配してるだろうから」
かすみはそう言うと立ち上がった。……と、ちょっとよろける。
「かすみ?」
「えへへ、なんかフラフラする。足に力が入らないみたい」
おどけたようにそう言うと、
「ホントに私、平気だから。雅人クンには感謝してる。……転校まで、いつもの雅人クンでいて」
涙を浮かべた顔でそう言った。
かすみが帰った部屋で俺は物思いにふけっていた。
……ためらいがちなノックのあと、君子がドアを開けた。
「お兄ちゃん……かすみちゃんと……」
部屋にこもる性臭。おそらく隣りに聞こえたであろう嬌声。帰るときのかすみの態度。
この部屋で何があったか、それは君子にもわかっているだろう。
俺には何も言えなかった。
君子の顔も見ず、ただ黙って突っ立っているしか、今の俺に出来ることはなかった。
つづく
次回で完結。
お兄ちゃんはかすみにも君子にも本気である。
ラウンド2
VS 君子
れでぃー、ふぁいっ!!(;´Д`)ハァハァ
お兄ちゃんはかすみも君子も先生も大好きだ。
そして木地本が・・・
こだちに振られたショックで男色の道へ
しかしどうしても忘れられず、彼女の面影がある弟へその毒牙が向けられるのであった。
木地本と健太なら、お兄ちゃんも協力するぞ。
さりげなくどちらもガンダム乗り
「あんたって人はー
最終回wktk
さつきSSと奴SSも待ってるからなー!
君子としっぽりの後、せんせーと繋がりまくりの中田氏まくりまぁだぁ〜チンチン。
かすみも君子もせんせーも孕ませます。
本スレとかに書くと板違いで削除されちまうかもしれんのだから、こっちに書く書く!
主人公に乗り移ったさつきがオナイーする話とか良い鴨
>>564 それはボーイズなのか疑似フタナリなのか
せんせーの続きを待っている漏れがここに。
あー、せんせーに中田氏してー。
孕ませてー。
かすみも君子もストーコも孕ませてー。
かすみと君子とストーコとせんせーの四色丼ウマー。
Sのやっこと早希。
Sスレ213氏からもらったネタでやっと書けた・・・
けど前編だけ。すまん。
コメディ風を狙ったはずなのに、なぜか鬱展開になった。
ま、保守がわりに。
『オデコとメガネ』
1
「ねえねえ、森崎先輩ってさあ」
相原早希がふと思い出したように言う。
一年B組の三人組、向井弥子、相原早希、水村洵が集まれば、このところいつも話題になるのは森崎勇太のことだ。
「勇太が、何」
その話題になるたびからかわれている弥子は、どうしても警戒してしまう。
そんな弥子の様子は全く気にせず、早希は頬を染めながら言った。
「カッコイイよね」
「そう?」
冷静な声を出してみても、弥子は胸がドキドキするのが止められない。
いつの間にか勇太のことを好きになって、小学校のとき転校して別れて、久夏高校でまた再開して……
今じゃ、名前を聞いただけで胸が高鳴る。
「――私ね」
弥子の目の前に座った早希は、机の上に肘をついて、その手の上にあごをちょこんと乗せている。
その姿勢で、弥子の顔をじっと覗き込んでいる。
「森崎先輩にさ」
「うん」
「……告白しちゃった」
「――――え?」
今、なんて、言ったの?
目をまん丸にしている弥子の目の前で、早希はちょっと照れたようにはにかんだ。
「森崎先輩に、告白しちゃったぁ……えへへへへ」
さすがに恥ずかしかったのか、早希は顔を真っ赤にしながらもじもじと両手をすり合わせる。
後の二人の反応は、全く正反対だった。
「うわーっ、相原ってば大胆。あ、でも、前から気になる気になるって言ってたもんねー」
水村洵はまるで自分の事みたいに喜んで、早希の肩を何度も叩いている。
一方の弥子は、かろうじて驚きを顔から隠す事が出来た。
でも、言葉が出ない。
「ふ、ふ、ふ、ふーん……ど、どこがいいのかしら、あんなの」
「えー、だってカッコイイしー」
「それに結構優しいよね。弥子にだってとっても親切だし」
「あ、アイツが、私に……?」
弥子は、そう言われて初めて、自分が特別扱いされていた事に気づいた。
そうだ、私がどんなに冷たくしたって、勇太は怒らない。
それどころか、より一層おせっかいを焼いてくる。自分は、それを喜んでたくせに――――。
「それでそれで? 返事は? 森崎先輩、なんて返事したの?」
洵は当然のように聞いた。もちろん、早希の様子から答えは大体察しがついている。
でも本人の口から聞きたいのだ。
弥子は、祈った。友達の失恋を祈るなんて、最低だけれど、そんな事気にしてられない
。
お願い、神様――――。
「オッケーだって。付き合ってくれるって……!」
「やったじゃん! おめでと早希」
洵はもう飛び上がりそうな勢いで喜んでいる。
だが。
弥子はまるで砕けたガラスみたいに、全身から力が抜けていくのが自分でも分かった。
かろうじて、感情のこもらない言葉を吐き出す。
「お、おめでと……ま、ま、まあ、勇太も幸せよね、きっと」
「えへ。ありがと。森崎先輩ってば『君みたいなかわいい子じゃあ、断れって言われた
って断れない』だってー」
「何よー、もう惚気? うらやましいぞ、このこの」
「でも、森崎先輩ったらカワイイの。真っ赤になっちゃって、私が手を握ったら、びく
って震えてたもん」
「いやー、早希のえっちー。何よ、もうキスまですませちゃったんじゃないの?」
早希と洵は声をひそめている。でも、その言葉の一つ一つが弥子の心にナイフみたいに
突き刺さった。
「まだだよー。だってやっぱ、初めてはいい雰囲気でしたいじゃない? それで……」
「……ごめん、私ちょっと、トイレ」
もう耐えられなかった。友人たちの返事を待たず、弥子は教室から駆け出す。
そして、一目散に普段人気のない校舎の裏に向かった。
「う……ぐすっ……」
人目がないと分かったとたん、弥子の目からとめどなく涙が流れ始めた。
両手で顔を押さえても、指の間からぽたぽたと涙がこぼれてくる。
「ふ、ふぇ…………ふぇぇぇぇぇぇん……」
弥子は、はばかることなく大声で泣き出していた。
誰も聞く事のない少女の嗚咽が校舎裏に響く。
馬鹿、自分の馬鹿。
ずっと勇太に一番近いところにいたのに。
本当は、好きでたまらなかったはずなのに。
恥ずかしくて、意地張って、それで――――。
取り返しのつかない事をしてしまった。
「勇太……ゆうたぁぁ…………」
何度名前を呼んでも、もう決して変わらない結末に、弥子はただ泣き続けた。
『今度の日曜日、初デートなんだ!』
教室に帰った弥子は、それでもまだ打ちのめされる心が自分に残っていた事に驚いた。
嬉しそうにそう言う早希に、嫉妬以上の黒い感情が生まれる。
でも、力が入らなかった。
よかったわね、無気力にそう呟き、弥子はぼんやりと自分の席に戻った。
「そのくせ、こんなことしてる。私って、最低……」
日曜日、弥子は勇太と早希を尾行していた。
気づかれぬよう、髪形まで変えて。
今はトレードマークのオデコをしっかり隠し、ボーイッシュなパンツルックに身を包ん
でいる。
前を行く早希は、ふわりと広がるフレアースカート姿がかわいい。
女の弥子でさえ、ちょっとどきりとするかわいさだった。
そして、弥子の心をそれ以上に揺さぶるものがあった。
勇太だ。
いつものTシャツにジーパンという、飾りっけのない格好じゃない。
ワイルドだけれど、弥子が見た事がないくらいおしゃれで、かっこよかった。
「るりちゃんね、きっと」
そんな分析をしてみても、勇太が早希とのデートに気合を入れているという事実は変わ
らない。
私の前じゃ、平気でグ○ゼの白シャツのくせに……。
尾行する一瞬一瞬が、弥子に敗北感を刻み付けた。
夕方、二人は町を見下ろす展望台にいた。もちろん弥子も。
だが、そこは有名なデートスポットだというのに、二人は結局キスしなかった。
それだけが弥子の救いだった。
そこは、弥子にとっても思い出の場所だった。
勇太と手を繋いで夕日を見た場所。
あの時の勇太の手は、思ったより華奢だったけど、温かくて、大きかった。
もし、あの時――。
でも振り返ってももう遅い。
弥子は、一瞬の勝利と引き換えに、全てを失ったのを悟った。
やがて二人は駅前の方に戻っていく。
しかし不思議な事に、その足は早希の家にも、勇太の家にも向かわなかった。
それどころか、普段弥子たち久夏の女子高生が決して寄り付こうとしない界隈へと向か
っている。
(え、まさか、ここって――――)
弥子は尾行に夢中で、最初そこがどこか気づかなかった。
だが、ふと我に帰ったとき、自分たちがどこにいるのか知り、ものすごく動揺した。
おしゃれなシティーホテル風の建物。
しかし、ロマンチックなホテルの名前と、目隠しが下がった駐車場の入り口は、それが
ただのホテルじゃないことを示している。
(うそ、うそ、うそ――――)
弥子は、二人の行く先を見届ける勇気はなかった。
それなのに、足は勝手に動く。
どす黒い好奇心が、弥子の足を自然に前へと進める。
やがて早希と勇太は、一軒のホテルの前で立ち止まる。
声は聞こえないが、何事か話しているようだった。
勇太がしばらく一方的に話し、最後に早希がこくりとうなづく。
一瞬の静寂の後、二人は手をつなぎ、ホテルのエントランスへと消えていった。
弥子の全ての希望が裏切られた瞬間だった。
2
その部屋は、勇太や早希が思っていた以上にシンプルだった。
ブルーの壁紙に、観葉植物、大きなベッド。間接照明を主体にした部屋の灯り。
なにかリゾートホテルの一室のような雰囲気だった。
「へー、こんな風になってるんですねー」
早希が興味津々と言ったように、早希に部屋へと入っていく。
勇太は少し尻込みしたように、遅れてついていった。
「うわー。お風呂丸見え……ほんとにこんなんなんだぁ」
まるで恥ずかしさを感じさせない早希の様子に、勇太がおずおずと声をかける。
「あ、あの、相原さん?」
「なんですか、先輩?」
振り向く早希は、いつも通りの元気な笑顔を見せる。
「その……その、本当に良いの? その、初めてが、僕で……」
「だって、やっぱり大好きな人と結ばれたいじゃないですかぁ」
そう言ったとき、早希は初めて少し頬を赤らめた。
そう言われてしまうと勇太も口ごもる。でも、何か違うような気がする。
「で、で、でも、僕たちまだ付き合い始めたばかりだし、今日が初めてのデートだし…
…」
勇太の言葉に、いままでうきうきとした様子を見せていた早希が、初めて少し憂いを含
んだ表情を見せた。
すこしうなだれたように、勇太の方に歩み寄る。
「……先輩は、私の事嫌いですか……?」
「そ、そんなことないよっ」
スケベ心満載の勇太にとって、弥子の友人たちも当然のように好奇心の対象だった。
むらっけがあって乱暴な弥子に比べて、ストレートに好意を寄せてくる後輩たちを好ま
しいと思った事もある。
だが、それとこれとは話が別だった。
「……先輩は、本当は向井のこと、好きなんじゃないですか?」
「な、な、な、なななななな……」
何を、と言おうとして、勇太は意味のない言葉の羅列を吐く。
それを見た早希の目が、眼鏡の奥で少し怒りを含んだように見えた。
「だって、いつも二人でいるし、先輩なんだかとっても楽しそうだし……」
「そんなはず……そんなはず、あるもんか」
勇太は必死でそれを否定した。
弥子は小さいときからずっと友達で、大事だ。大切にしたいと思う。
でも、それは一人の女の子としてではなく、もっと――――。
もっと、なんだろう? その後の言葉が出てこない。
不意に、泣き顔の弥子の姿が目に浮かんだ。
振り返りながら、大粒の涙をこぼして勇太を見ている。そんな弥子が。
(弥子、泣いてる……)
高校で再開してから、泣いている弥子なんてほとんど見たことないのに。
勇太の意識が飛んだのはほんの一瞬だったけれど、それが妙に気にかかった。
勇太は頭を振って、変な想像を追い払おうとする。
そこに早希の声がした。
「……いいんです。私には先輩しかいませんから」
早希はそう言うと、勇太の胸にすがりついた。こつん、と勇太の胸に頭が当たる。
頭一つ勇太より小さい早希は、濡れた瞳で勇太を見上げた。
「……私だけ、見てください…………」
静かに唇を差し出す早希に、勇太の目は釘付けになる。
薄桃色の、ぷにぷにとした柔らかそうな唇が、勇太を誘っている。
ほんの少しおしゃれをしたのか、淡い口紅とグロスが、宝石のようにその唇を輝かせている。
その奥にのぞく、乳白色の歯と、小さな唇。
吸ってみたい。その全てを味わってみたい、そう思わずにはいられない魅力があった。
勇太は魔法にかかったように早希の唇に自分のそれを近づけた。
荒々しく、奪うように吸い付く。
初めての女の子の味は、曰く言いがたいものだった。
かすかに開閉を繰り返す早希の唇を、夢中で吸う。その口紅を全て舐め取るかのように。
やがて、猛り狂った勇太の舌が、強引に早希の唇をこじ開けにかかった。
早希はわずかに抵抗したけれど、やがて諦めたようにおとなしく、勇太の舌を受け入れた。
悶えるようにして、早希の舌が勇太を誘う。
それに応えるように勇太は自分の舌を早希の口の中へとねじ込んでいく。
その温かく、ぬめぬめとした口の中で思う存分舌を暴れさせ、早希の唾液を飲みつくそうとする。
はあはあと荒い息が互いの口から漏れたが、それでも二人は止めようとしなかった。
早希の舌が勇太の口を襲い、上あごの内側を擦るようにして刺激する。
勇太はそれに自分の舌を絡め、二つの舌はダンスを続けた。
永遠とも思える接吻の果てに、ようやく二人の口は離れる。
しかし、互いの舌は名残惜しそうに伸び、その先端をつつきあっている。
差し出しあった舌と舌を絡ませ、存分に味わったあと、やっとそれは離れていった。
息を整え、見つめ合う。
初めての、それも荒々しい本能に任せたキスに、早希の目はじっとりと濡れている。
「私の初めて……全部もらってください」
早希がやっとの思いで言ったその言葉に、勇太の理性は弾けとんだ。
体を抱えるようにして、早希をベッドの方に連れて行くと、彼女の体をシーツの上に投げ出した。
覆いかぶさるように、早希の体にのしかかる。
勇太は無言で早希のブラウスのボタンを外し始める……が、やがてもどかしげに、引きちぎるようにその上着を剥ぎ取った。
「やっ……優しくしてください……」
早希の小さな懇願も、まるで勇太の耳には届かなかった。
むき出しになったブラジャーを強引にずり下ろし、露になった乳頭を無言で口に含む。
芯の残る乳房に、ちょこんと乗ったかわいいつぼみが、勇太の口で存分に犯されていく。
「はっ、あっ、くぅぅぅん……」
ざらざらとした舌の腹をこすり付けられ、思わず早希が歓喜の声を上げる。
それを見て勇太はにやりと笑う。
「相原さん、すごく感じやすいんだね。僕、嬉しいよ……」
「し、知りません……」
処女の早希に、自分が感じやすいかどうかなど、分かるはずがない。
しかし、勇太はさらに嬉しそうに笑うと、今度は早希の胸を両手で揉み絞るようにしながら、その先端を舌先でちろちろと舐め始めた。
「やぅ……は、あ、ぁぁん……い、イタい、です…………」
早希の涙交じりの声に、勇太はようやく少し手を休めた。
しかし、リズミカルに早希の胸を揉む事は止めない。
小ぶりな早希の胸は、まるでゴムのような弾力を持って勇太の手に吸い付いてくる。
それを確かめるようになんども揉みながら、勇太は桃色の小さな蕾を舌先で鞭打つように弾いた。
「きゃっ! きゃっ、きゃふぅぅ…………」
思いがけない刺激に、早希はさらに悲鳴をあげる。だが、今度は勇太は決してその勢いを緩める事はなかった。
「乳首の先、感じてるんだ、相原さん……」
「わ、分からないです……でも、でも……」
少女の体に異変が起こっている事は、その本人が一番分かっている。
体の奥がしびれるような、震えるような感覚。
しかしそれは決して不快ではなく、さらに強い刺激を求め、早希の体を変えていく。
「じゅ、じゅんっ……て、します……」
早希はたまらず、自分の体に起こった異変を勇太に告げる。
勇太は、最初その意味が分からなかったが、やがてそれを察して、そっと早希のスカートに手をかけた。
そっとめくる。奥にみえる小さな白い布が、うっすら変色している。
稚拙な自分の愛撫で、早希が濡れている。それは勇太に十分な自信と、満足を与えた。
さらによく見ようと、もぐりこむように早希のスカートの中に頭を埋める。
暗闇の奥に小さな白いショーツが隠れていた。
早希の潤いで変色し、わずかにその中の茂みが透けて見える。
その布切れはあまりに子供っぽく、それゆえあまりに淫靡だった。
クロッチの部分から肛門へ向かって、水が垂れたような、黄色がかった染みが出来ている。
勇太はそこに鼻を近づけ、わざと音を立てて匂いを嗅いでみせた。
「もしかして……相原さん、お漏らし……?」
「だ、だって……仕方ないじゃないですか……わたし、私いつも……」
感じると、思わず失禁してしまう事、汚れた下着はこっそり自分で洗っている事。
それは誰にも言わないと心に決めた秘密のはずだった。
だが、早希はそれを自然に口に出していた。
「わ、私、結構おなにぃとかするんですよ……」
照れたように、でも嬉しそうに早希が勇太の耳にささやく。
驚いた目で見返す勇太に、早希はちょっとはにかんだ。
「いっつも、せ、先輩の……」
「ぼ、ぼ、僕の、何?」
「せ、せ……ぱぃ……せんぱぃの……と……ながら…………て、ます……」
本当にかすれた早希の声。
勇太が静かに喉を鳴らす音が聞こえた。
早希の体を求めている、高ぶった男の証し。
肉欲に身を委ねた少女は次の瞬間、はっきりとした声で言った。
「せ、先輩のこと考えながら、オナニーしてます……毎日、毎日……
指を使ったり、サインペン入れたり、窓際に立って外からわざと見えるようにして……
お、おな、オナニーしてます……先輩に犯される事、ずっと考えて……オナニーしてますっっ」
「だから今日は、先輩がしてください……」
そう言いながら早希はスカートを自分でまくり上げ、端を口にくわえた。
もどかしくパンティを脱ぎ、投げ捨てる。
両脚を大胆にもMの字に開け、濡れそぼった自分の秘部を、指で開いてみせた。
初めて見るそれに、勇太は吸い込まれるように視線を向ける。
ためらいもなく顔をそこに近づけ、そっと自分の指で入り口の周囲をなぞる。
べとべととした愛液が、たっぷりと指に絡まってきた。
「……だから、こんなに濡れるんだ」
「は……はぃ……そうです……先輩が……触ってるから……」
勇太は何度もその事実を反芻するようにうなづいた。
思わず早希が真剣な瞳で見つめる。
「こんな……こんな私、嫌いですか?」
早希の不安げな視線に気づいた勇太は、もう一度にやりと笑う。
「ううん。僕、そういう女の子好き……大好きだ」
「……う、嬉しいですっ…………!」
早希は思わず随喜の涙をこぼしていた。
頬に流れる涙は、勇太が舌で綺麗に舐め取った。
勇太は無心に早希の性器を愛撫し始めた。
人差し指だけで陰唇を撫で回すと、早希の足がそれに反応してぴくぴくと震える。
面白くなってさらに擦りまわすと、早希は喉の奥から搾り出したようなため息をついた。
目の前のピンクの肉から湧き出す早希の雫。
勇太はそれを味わおうと、口を近づける。つん、とした刺激臭と、発情した雌の匂いに、勇太は胸が張り裂けそうだった。
そっと舌を伸ばし、滴る液を舐め取る。
「はぁっ……んぁっ……ぁあ……」
舌が敏感な部分に触れるたび、早希は身をよじって悲鳴をあげる。
顔にまとわりつく愛液の匂いが、さらに勇太を興奮させ、ざらざらとした舌を早希の中にねじ込む。
「んっっ……んはぁ…………あっ。あっ、ぁぁぁあっっ!!」
早希の絶叫。
彼女はついに噴水のような勢いで、その割れ目から愛液を迸らせた。
だが、一度目のオーガズムを迎えても、早希の熱は引く事を知らない。
下半身を無造作にさらしたまま、勇太をその目で誘う。
「お願いしますぅ…………先輩の、オチンチンで、私のは、初めて…………奪ってください……っ」
勇太は服を脱ぐ暇も惜しむようにして、早希に襲い掛かった。
体を横向けにしている早希の、すらりとした足の片方を肩に担ぎ、股を開かせる。
スカートの中で、ピンクの花びらがむき出しになった。
ふわふわと、しかし豊かに茂る叢の間に、大量の蜜を含んだ肉壷が、勇太を待ちわびている。
それは呼吸するように、ゆるやかに収縮と開放を繰り返しているようにも見えた。
「うはぁ……ぴくぴくしてる……相原さん、そんなに……」
「はい、私、先輩のがほしいんです…………だから、だからぁ……」
何度も想像の中で処女喪失を妄想してきた少女にとって、それは待ちすぎるほど待ちわびた瞬間だった。
そこには一片の恐怖もためらいもない。
勇太はズボンのチャックを開け、物だけを露出させた。
真っ赤に充血し、先走り汁で濡れて輝くペニスを、素早く早希の腰にあてがった。
「いくよっ」
「……はい……」
早希の答えを聞くや否や、勇太は早希の小部屋に自分自身を荒々しく突っ込んだ。
それは、ためらいも気づかいも何もない一撃だった。
「ぁぁあっ!! い、痛っ……いたぁぁぁああぁあああ!」
早希の絶叫が部屋いっぱいにこだました。
まさにそれは鋭い刃物で貫かれたかのような、早希がこれまで味わった事のない痛みだった。
甘美な処女喪失の幻想など、一瞬で吹き飛ぶような激痛に、早希は泣き叫ぶ。
だが、勇太は全てが入ったことを確かめると、そのまま激しく腰を動かし始めた。
「や、やぁっ、ま、待ってください、待って、センパイっ…………!」
だが、早希の懇願にもかかわらず、勇太はさらに激しく早希を突く。
それは、女性の体を知らない、童貞の無知ゆえに出来る動きだった。
激しく突かれまくる早希は、痙攣したように体を反り返らせ、腕を必死に振って逃れようとする。
しかし、勇太は早希の両脚をがっちりと掴み、さらに腰を密着させていった。
「あ、相原さん、最高っ。最高だ……」
初めて知った女体に、歓喜の声を上げながら、勇太はリズミカルに早希の体を突き上げる。
早希の体は、その痛みを出来るだけやわらげようと、大量の蜜を滴らせる。
それが勇太の快楽をさらに高め、勇太はますます激しく早希をかき混ぜていく。
「は、んゃぁ……あ、ぃ、ぃゃっ……あ、ふぁ……はぁぁっ」
「相原さん、最高だ、き、気持ちよすぎる……」
「ほ、ほ、ほんとぅ……で、ですかぁ……」
「好きだ、相原さん、好きだ……っ!」
無我夢中で叫ぶ勇太の愛の告白が、早希の胸を高鳴らせた。
このような状態で受けるのにふさわしい言葉か、などという判断は、既に早希には出来ない。
ただ、自分が心も体も愛されている。
そう信じることが、早希に許された全てだった。
「さ、最高だ……ぬるぬるで、べちょべちょで、温かくて……こ、こんな風だったんだぁ……」
勇太は早希の肉壷の感触に酔いしれ、感動していた。
早希の体は勇太の突き上げに応えるように、きゅぅきゅぅと締め付けてくる。
勇太はむさぼるように腰を振り続けた。
だが、体は早希を求め、口では愛を叫んでいるのに、勇太は違う少女の事を考えていた。
その少女の面影を、目の前で淫らにもだえる早希に重ねる。
髪の長さも、体つきも、声も全く違う二人の少女。
今、勇太が抱いているのは早希でありながら、早希ではなかった。
なのに、勇太はそれが早希への裏切りだということすら、思いもしなかった。
「……もう……もう、我慢できない……」
独り言のように、勇太が呟く。その時初めて、早希は自分たちが生で交わっていたこと
を思い出した。
「えっ? あ、ああっ、だ、駄目ですよぉ……な、中に出したら……」
「だ、出すよ、なか、相原さんの膣の中に、僕、出すよっ……」
早希の言葉など、勇太には聞こえていなかった。
なぜなら、勇太が抱いているのは早希ではなかったから。
あの、髪の短い、強気な瞳の少女の中に、思い切り精をぶちまけることを想像しながら
、勇太は腰を振る。
「だ、駄目です! あ、だ、だめ……止めてぇぇっ……!」
思わず逃げようとする腰を、勇太はがっちりと捉えて離さない。
「出すよ……中に、中に出すから……全部……全部出すよぉっ!!」
あの少女に出したい。あの少女に全てを注ぎたい。あの少女を妊娠させたい!!
勇太は初めて心の奥に閉じ込めていた欲望を開放していた。
「い、い、いやあぁぁぁっっっ――!!!」
びゅくっ! びゅくっ! びゅっびゅっびゅっっっっ!!!!
中に突っ込んだままでも、音が聞こえるぐらい激しい射精だった。
自分の中に放たれた熱い精を感じながら、早希は何か言葉にならない声で叫んでいる。
だが、その声も勇太の動きを止める事は出来なかった。
とめどなく吐き出される精液を、最後の一滴まで早希の膣に送り込む。
精液と愛液が混じり、勇太の肉棒に絡みつく。それを早希の内側にこすり付けるように
、さらに何度も勇太は腰を振った。
搾り出すようにして、最後の射精を終え、勇太はやっと息を一つ吐いた。
征服感が胸いっぱいに満ち溢れてくる。
初めての性交と、初めての膣出しのショックに、早希は呆然とベッドに倒れ臥している
。
その姿を見て、勇太はやっと満足したように早希の体を離した。
勇太が力尽きた肉棒を引き抜くと、早希の花弁からどろりと濃厚な精液が滴り落ちた。
部屋いっぱいに淫猥な香りが広がる。
だが、次の瞬間。
勇太は自分が何を思って早希を抱いたのか、はっきりと思い出し、愕然とする。
「ゃ……や、こ……」
その呟きを、早希はぼんやりした表情で聞いていた。
申し訳ない。
最初の数レス改行失敗。メモ帳の「右端で折り返す」にチェックが入ってた。
乙&丼米
時に 弟クンのパンツもグ○ゼ?
クマさんプリントの靴下もか
センパイの子供だって
そして海辺でバカップルと
1と2の主人公って、やっぱり転校後に女の子から送られてきた写真を
オナペッ(ryにしてるのかなぁ
夏休みになったら転校先に女の子を呼び出して、イッパツ決めるんだろう
>>584 お別れの日に貰った、彼女の「はじめて」を思い出して…
沢田さんは「はじめて」か?
転校のことか
TLSの全ヒロインは生娘。
590 :
木地本岳史:2005/10/20(木) 00:22:42 ID:KKTXd/SI
はたして、そうかな?(ニカッ)
いやもちろんSEX
かすみとは絶対に転校前にやってる
全ヒロインのはじめては主人公たんのもの。
主人公、転校前は忙しいな。
でもそんなフタマタどころか多重股が発覚したら命がないぞ。
つ【School Days】
ハレームお兄ちゃん。
>596
志村、後ろ!後ろにノコギリ〜〜!!
つ【GPM原素子】
#まぁ595が出たから縁起物ということで
>598
今度は人工筋肉と出刃包丁でつか
つ【つよきす 佐藤良美】
るり姉とのセックルSSよみて〜〜〜〜〜〜〜〜
久しぶりに姫とのらぶいちゃSSがヨミタス・・・
女の子みんなで弟クンとラヴラヴするSSでよいじゃまいか。
こんなスレがあったのか…
TLSモノSSさがしてたどり着きました。
>604
ようこそ辺境のマグマほとばしる泥沼へ
あー、るり姉と24時間繋がりまくり抱き合いまくりお世話しまくりてー。
神谷姫というAV女優が実在する件
姫の1/10も萌えんが、潮吹きは大歓迎です。
昔、夏のアクシデントってTLSの名作SSがあったんだけど。サイト閉じちゃったのかな…
こー、るり姉やテンパイやぷにと対面座位でぎゅっと抱き合いつつ、
激しく繋がって、おぱーいがふるんふるん揺れるトコを眺めたい。
外出だけど、るり姉単独のエロSSってありそうでないよなぁ。
たかねたんまだー?
るり姉とテンパイの聖水ブレンドを直にいただきたい。
614 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 12:08:51 ID:KScPLQGN
摩央にオナホールコキされる妄想が朝から頭を離れないんだが、どうすればいいだろう
3回ぐらい抜く。
るり姉やテンパイやぷにに濃密にフェラチュウされたい。
るり姉の部屋に隠しカメラを設置して、オナニー姿とかをじっくり鑑賞したい。
カメラ目線&良く見えるようにオナーニするるり姉。
弟クンは、はやく責任とって行動すべきです。
お互いに見せっこしながら(;´Д`)ハァハァ
ある日、部屋の中のぬいぐるみの配置が微妙に変わっていることに気付いたるり。
机のほうを向けていたはずのものがベッドの方を向いていて、注意深く観察すると
首輪の部分に小さなレンズが仕込まれており、下からなにやらコードが延びている。
(ふぅ〜ん?)
今すぐシメてやるのはたやすいが、どうせならもう少し泳がせてやろうと悪巧み。
その夜、いつもと少し違う姿勢でオナニーに励む。このポーズだと、あのぬいぐるみの
カメラからは上半身しか映らず、下半身は見えないはずだ。そう確信した上で、普段
ならパジャマを脱がずにコトに及ぶところで、大胆にパジャマもショーツも脱いでし
まって激しく指を使う。
カメラの視界を見誤っていた場合、全てを弟に見られてしまうはずだ。そう思うと普段
よりずっとずっと気持ちよく、その夜はいつもより1回多くコトに励んだ。
……翌日、帰宅してぬいぐるみの位置をチェックするとまた微妙に配置が変わってい
る。レンズのしこまれたそれは、昨夜彼女が位置をずらしたぶんだけ角度が変えられ
ていた。
(ビンゴ!)
今すぐシメてやろうかと思いつつ、昨夜の快感を思い出して今夜は大サービスしてや
ろうかとひそかに微笑むるりであった。
……なんて感じか?
翌日、バッテリーを交換し忘れていたことに気づいて落ち込む弟クン。
>620
それ何てセラヒムコール?
>>622 トー・クンの「姉」的展開にしたほうがお好みだったでしょうか?
あっちは鍵穴から覗かせていたけど。
>>623 るり姉の部屋のドアには、弟クンを拒むための鍵穴なんてありませんぞ?
弟クンのオナーニ時間にあわせて、
弟クンの声を聞きつつオナーニしてます。
>>545-551のつづき
かすみを犯した。おりのようにそれが心にわだかまる。
一晩が明けても俺の心は晴れない。起きてからそのことばかり考えている。
過ぎてしまったことを悔やんでも詮方ないのは分かるが、感情がそれを否定する。
……かすみ。
ともあれ、今日は先生と過ごす日だ。約束を破るわけにはいかない。
シャワーを浴び、身支度を整える。そして何かを言いかける君子と視線を合わせないようにして家を出た。
先生と初めて淫らな行為をした日に歩いて帰った道。そこを行く。
マンションが見えてくる。
近づくにつれ、甘美な記憶が甦り勃起してくる。
(俺って最低だ。かすみのことで心を傷めていたはずなのに、今は女体への興味しかない)
足が止まる。引き返すか?
……だがそれは一瞬の躊躇だった。
気が付くと俺はオートロックのマンションのインターホンを押していた。
「いらっしゃい。引越しの準備は進んでる? こんなときに呼び出して平気?」
俺の顔を見るなり先生が心配そうに聞く。
「まだ一週間ありますし、妹もいますから」
「そう。……ねぇ小笠原くん、何かあった?」
「……え? 何がですか?」
気付かれた?
動揺が顔に出そうになる。
「ううん、なんか浮かない顔してるから」
「もうすぐ転校だって思うと、なんかいろんなこと思い出して……」
ごまかす。
「そうよね、あなたはこの町で育ったんですものね」
そう言うと、先生は寂しげに笑った。
寝室へ行く。
部屋に入った途端、かすみへの後ろめたい気持ちは影を潜めていた。
ジーンズの下で痛いほど勃起している。出したい。それだけが心を支配する。
「今日はどうしたい?」
それに気付いたらしく、挑発的な視線で先生が聞く。
「最初は口で……」
「いいわ。じゃあ座って」
促されてベッドに腰を下ろす。
そのまま押し倒されるようにして俺たちはベッドに横になった。
「先生……」
言いかけた俺の唇に指を当て、
「静かにしてなさい」
そう言うと、潤んだまなざしで俺を見下ろして先生が顔を寄せてきた。
「んっ」
……唇が重なる。
俺は力を抜き、先生の甘い吐息を胸いっぱいに吸い込んだ。
そうしながら薄目を開けて先生を盗み見る。白い頬が視界いっぱいに広がる。
(!)
舌が侵入してきた。
柔らかく、ねっとりと唾液をまとった舌が俺の口の中を這い回る。
それを強く吸い、唾液をすすり、飲み込む。
むさぼるような激しいキス。
わずかな角度で触れ合っていた唇が、鼻をこすり合わせて大きくかしぐ。
直交するほど顔をねじり、そのまま舌をからみ合わせる。
そうしながら先生は俺の髪をいじり、耳たぶをくすぐる。
俺も先生の後頭部に当てた手でうなじから首筋をさするように動かす。
「んんっ、んっ! ぅん…」
興奮しているのだろう。自然に俺たちの呼吸が荒くなる。
舌を甘噛みし、歯列を舐めあう。口が性器になったかのような快感が湧きあがる。
ベッドに寝たまま腰を突き上げ、勃起を先生になすりつける。
「我慢できない?」
唇を離し、先生が俺の瞳を覗きこんで聞いた。
言葉にならない。ガクガクとうなずいて肯定の意思を伝える。
「そうね、じゃあ出しちゃおうか?」
ジーンズの前に手を当て、こわばりを確かめるようにして先生が妖しく笑う。
「あうっ!」
暴発しそうな快感に思わずうめいた。
「まだ出したらダメよ。口でイカせてあげる……」
そう言って先生が俺から身を離した。
俺はあわてて身を起こすとベルトをゆるめ、ジーンズを下ろした。
トランクスに先走りがシミになっている。
それも引き下ろすと足先から抜き、再びベッドに横になる。
「うふふ……」
淫らな笑みを浮かべ、先生がかがみこむ。だが先生は肉茎に触れてこなかった。
ヘソのあたりに顔を寄せる。そして手はひざ近くの太ももの上に置かれる。
そうしてから舌を下腹部に向かわせ、手は股間に向けてじらすように内ももをくすぐった。
「せ、先生……」
射精を欲して陰茎がビクビクと脈打つ。
それを無視するように先生の手と舌は局部のまわりで動きまわる。
舌が剛直に近づく。自然と期待が高まる。だがそのまま唇は離れていき、内ももに到達した。
そこで軽く歯を立てたり、舌先でくすぐられたりの愛撫が続く。
「先生っ!」
たまらずに催促の声を上げてしまった。
「あんまりいじめちゃかわいそうかな?」
その言葉と共に陰嚢が手のひらにくるまれた。そうして静かに揉むような動きが加わる。
それと同時に、チュッと音を立てて亀頭に口付けられた。
しなやかな黒髪が下腹部や太ももに当たる。その刺激だけで達してしまいそうになる。
「おおぅっ!」
肛門を締めて必死に射精をこらえる。深呼吸し、なんとか絶頂を先延ばしにしようと試みる。
そんな俺の苦悩を知らぬかのように、先生の唇が剛直を咥えていった。
先生はのどの奥まで屹立を飲み込み、そこで一旦動きを止めた。
それからゆっくりと引き抜くと、亀頭だけを口に含んで唇でカリをしごきたてた。
そうしながら尿道口を舌の先でこじ開け、裏スジをチロチロと小刻みに揺すりたてる。
痛みを与えない適度な強さで睾丸がもまれる。
「ぐっ!」
それらのあまりにも強烈な快楽に、食いしばった歯からうめきが洩れる。
……イキそうだ。
必死に耐えるが、先生はフィニッシュさせるつもりか、俺を咥えたまま上下運動を始めた。
髪を揺らし、口元から湿った音を立てて頭を振る先生。
上下する唇に勃起の表面の血管が締めつけられる。腰が抜けそうな愉悦。とろけそうな喜悦。
精液がこみ上げてくる。……限界が近い。
「イ、イクっ!」
その次の瞬間、俺は全身をビクンビクンと脈打たせて射精した。
ほとばしる粘液が先生の口内を穢していく。
「んんっ、むぐ!」
小さなうめきを上げて先生は俺の射精を受け止めた。
「おぉうっ! んんっ! むんっ!」
白濁を射ち出すたびに俺はうめいた。
そして何度も何度も先生の口に精液を注ぎ込み、俺はようやく射精を終えた。
たっぷりと精を放ち、俺はようやく力を抜いた。
先生はまだ口を離さない。
すっかり力を失い、柔らかくなった陰茎を口に含んだままじっとしている。
息苦しいのか、時折動く舌が敏感になっている亀頭を心地よくくすぐる。
下腹部に当たり陰毛をそよがせる先生の鼻息。先生のぬくもり。先生を征服した達成感。
それらを意識すると、たった今射精したばかりなのに俺は股間が熱くなるのを感じた。
温かく湿った先生の口の中で陰茎がむくむくと大きくなっていく。
頭をもたげはじめた肉茎が先生の口の粘膜や舌、のどの奥で存在を主張していく。
硬度を増していく淫茎に、今度ははっきりとした意思をもって先生の舌が触れた。
その感触を味わうように、ほんのわずか腰を前後させる。
口の中でこすられ、快感が走り抜ける。
ぐぐっ!
思わず大きく腰が動いてしまった。
「んんっ!」
のどの奥に先端が達し、先生は一瞬むせたようにうめいた。
それでも先生は俺の怒張を咥えこみ、吸いたて、舌や唇で奉仕を続ける。
揺れる陰嚢が先生のアゴに当たり、鼻息が恥毛をそよがせる。
俺は先生にフェラチオさせたまま、サラサラの髪をなでながらそれらの感触に酔いしれる。
唇で締めつけ、ねっとりとした舌を這いまわらせて先生が俺を高めていく。
舌の先が尿道口や亀頭の裏側といった感じる部分を攻め立てていく。
つい今しがた精を吐き出したばかりなのに、どんどん射精感が高まっていく。
「先生……イッちゃいます」
性感の頂が目前に迫った俺はそれを告げた。
「んん」
イッてもいい。そう言いたげな目で先生が俺を見上げた。
俺だけ2回もイッてしまうのは申し訳ないと思ったが、もう引き返せないほど昂ぶっている。
「先生、イク……イキます……」
直後、俺は激しい快感に包み込まれた。
どくんっ! びゅっ! びゅるっ!………
ヒクヒクと身を震わせ、2度目とは思えない量をまき散らす。
突然の射精は舌を伸ばして茎の側面を舐めていた先生の顔に、そして髪に降り注いだ。
とっさに口に咥え、それ以上の放出が顔にかからないようにして先生が受け止める。
だがその前に射ち出された白濁は先生の顔を淫らに彩っていた。
まるで白い涙のように頬を伝い、丸みを帯びた顔のラインをすべりおり、あごから滴る精液。
形のよい唇にドロリとした粘液が付いている様は、なんとも言えず淫猥な眺めだった。
短時間で精液を2回も出したおかげで、ようやく俺は冷静さを取り戻していた。
先生はまだ服を脱いでいない。それどころか胸をはだけてもいない。
恥ずかしいが、俺は一人で翻弄され、一人で達してしまったんだ。
今度は先生を。そう思った。
「暑いわ、脱いじゃおっか?」
言いながら先生が服を脱ぎはじめる。
見ると先生の額がうっすらと汗ばんでいる。
すんなり俺を射精させたように思えたが、それでもかなりの運動量なのだろう。
下半身だけ脱いでいた俺も全裸になることにした。
起き上がってシャツのボタンをはずしていく。
程なく、俺たちは生まれたままの姿になった。
抱きあったままもう一度ベッドに横になる。そうしてキスをする。
仰向けになった俺の上に重なるようにして先生が乗る。
胸のふくらみが俺の胸に当たる感触が心地よい。
股間のモノが先生の下腹部で転がされるのがくすぐったい。
甘く濡れた舌を吸いながら、頭の中にもやがかかったように淫らな気持ちになっていく……。
ちゅっ……
間に銀の糸を引き、俺たちの唇が離れた。
「先生……」
下からふくよかな胸に手を伸ばす。
そうしながら俺は体を入れ替えて上になった。
乳首を口に含み、指を股間に伸ばしていく。
……そこはヌルッと指がすべるほど熱いぬめりをあふれさせていた。
「ぁんっ……」
かすかな吐息と共に先生が身悶える。同時に甘い体臭が強く香る。
それを聞きながら、俺はほんのりと染まった先生の肌を下りおりる。
そうしてむっちりと肉の付いた太ももに頬を寄せた。
つん、とメスの匂いがする股間が俺を誘っているように感じる。
まるで何かに惹きつけられるかのように俺はそこに顔を差し入れていった。
きゅっ
心の準備が出来ていなかったのか、先生の内ももが本能的に俺の顔をはさみこむ。
首を左右に振って隙間をこじ開けると、俺はさらに奥に顔を押し付けていった。
「お、小笠原くん……」
身をくねらせて先生が声を洩らす。
それに呼応するように陰唇の間からトロトロと愛液がにじみ出る。
俺は舌を伸ばすと小陰唇の間にもぐりこませ、小刻みに上下に動かした。
そして膣のまわりからクリトリスまでを何度も往復させ、先生のいやらしい液体をすくい取っていく。
「くぅっ! す、すごいわ小笠原くん……」
先生は腰をビクビクと痙攣させて俺の舌技に身を任せている。
続けて俺は膣に舌を入れた。
膣口から湧き出る液体を舐め取り、すすり、飲み込む。
「あぅっ! んん、はぁん……」
声に甘い響きが強くなる。先生は感じている!
だが舌をいっぱいに伸ばしても膣の入り口しか舐められない。
そこで俺は口を離し、代わりに指を差し入れた。
「あんっ!」
ビクン、と先生の腰が跳ね上がった。
それに構わず、俺は先生の太ももを片手で抱えるようにして膣に攻めを集中した。
「あふっ! うぅんっ……」
頭に手が添えられた。髪に指が絡められ、強くつかまれる。
膣に差し入れた中指の腹にコリコリとした感触が伝わる。
そこを引っかくようにこすると先生はさらに乱れた。
「お、小笠原くん、先生もしてあげる……」
絶え絶えの息で先生が上半身を起こしてそう告げた。
先生を口で攻めている間に俺も興奮したのだろう。すでに臨戦態勢になっていた。
返事の代わりに俺はひざでにじり寄り、先生の顔をまたいだ。
すかさず先生の手が俺の勃起に添えられる。
ちゅっ
亀頭にキスをしたあと、そのまま口に含まれた。
たちどころに熱く湿った空間に包み込まれる。
そのまま舌と唇が縦横に動き、俺の感じる部分を的確に突いてくる。
「くっ!」
股間から沸き上がる快感に、先生への攻めがおろそかになりかける。
なんとか意識を集中させると俺はクリトリスを吸い、甘噛みし、舌の腹で押し込んで応戦した。
膣にもぐりこませた指は内部のひだをこすり、かき混ぜ、出し入れして性感を高めていく。
「あはっ……んんっ!」
ヌルヌルした粘液が指にまとわりつき、先生が感じているのがわかる。
時折ビクッとお尻を跳ねあげる動きまで加わる。淫裂から分泌される粘液の量も増している。
(イクのか?)
なんとか先生をイカせようと思った俺だが、限界が近づいてくる。
2回も射精したあとだけに余裕があったはずなのに、だんだんと射精感がつのっていく。
「先生、イキそうです……」
「もうイキそうなの? いいわ、来て……」
「先生の……先生の中で出したい」
ダメ元で言ってみた。
「……え?」
一瞬先生の動きが止まる。
「先生……」
先生から身を離して向き直り、まっすぐに見据えた。
「……でも」
上気した頬で瞳を潤ませ、わずかに開いた唇から熱い呼吸をくり返す先生。
豊かな乳房はそれに合わせて大きく起伏している。
「僕、来週には転校します。だから……だから最後の青葉台の思い出がほしい!」
「……いいわ」
しばしのためらいのあと、先生がうなずいた。
「先生、小笠原くんのはじめてのオンナになるのね」
感慨深そうな声。
「……はい」
「初めての人は忘れられないって言うわよ?」
「そうなんですか?」
「あなたは動かなくていいわ。先生が全部してあげる」
それには答えず、先生は横になると両ひざを立て、足を大きく開いた。
俺はその間に下半身を割り込ませるとひざ立ちし、左手をベッドに突く。
そして右手で怒張を握って淫溝の間をぎこちなく上下させる。
童貞の演技をする必要はなかった。
まだ2回目であり、しかも合意のもとで行なうセックスとあって俺は緊張で手が震えていた。
そのため狙いが外れ、膣の位置がわかっているのにどうしても入れられないでいた。
のどもカラカラだ。何度もつばを飲み込もうとするが口の中が乾ききっている。
唇を舐めて湿らせようとしても上手くいかない。
「場所、わかる? もっと下……ううん、そうじゃなくて。そう……あ、違う」
なかなか挿入しない俺を見かねたのか、先生の手が伸び、モノを入り口に導いてくれる。
そうして俺を見てかすかに微笑む。
「ここ、ですね」
わずかにくぼんだ場所、膣口に先端をあてがう。
その時、俺はかすみと膣の位置が違うことを体感した。かすみはもっと上だった気がする。
「そうよ、入れていいわ」
「はい。先生、行きますね」
そう断ってから腰を突き出した。
ぬるりっ
なんの抵抗もなく亀頭が肉穴に呑み込まれていく。
角度が固定された感触があり、続けて茎部が侵入していく。
俺は上体を倒し、体を密着させた。
まるで吸い込まれるように残りの部分が膣に咥えこまれていく。
……根元まで収まった。熱く、柔らかな空間が俺を締めつける。先生と結ばれたんだ。
「んっ! いいわ、小笠原くんの、固くて太い……」
紅潮した肌で先生が俺の背中に腕を回す。そのままきつく抱きしめられる。
先生を貫いた感激、そして抱きしめられた歓びに精を洩らしてしまいそうになる。
肛門を引き締め、大きく深呼吸して気持ちを落ち着かせるうちに射精感が遠のいていく。
熱い粘膜がモノに吸い付くようだ。つながっている部分にはコリコリした恥骨が当たっている。
合わさった胸には先生のふくらみが押し当てられ、俺の動きに合わせて弾む。
かすみのときは余裕がなくて感じられなかったいろんなことが今はわかる。
……セックスってこんなにすごいんだ。
「気持ちいい……」
思わず口走った。そのまま先生の首筋に顔をうずめる。
「そう? うれしいわ……」
本当にうれしそうな先生の声が耳元でする。
「このまま出しちゃってもいいですか?」
「いいけど、もうちょっと我慢してね。ね、下になれる?」
言いながら先生の足が俺の腰に巻きついた。
そうして腰を密着させたまま俺たちは体を回転させた。
上になった先生は俺の胸に手を突いて見下ろす。
「最初は上手く出来ないと思うから、先生がしてあげるわね」
「……はい」
期待に胸が高鳴る。
だが先生は腰を使わなかった。
俺に胸を合わせると唇を重ねてきた。
軽くキスをすると唇はすぐに離れ、耳たぶや首筋に移動した。
それだけじゃなく、鎖骨を通って乳首を舐めたり、あごにも唇を這わせてくれた。
その間も先生の体重が結合部にかかり、先生が身をくねらせるたびに俺を搾りあげた。
そしてそこから垂れた愛液が俺の陰嚢や太ももを濡らしていった。
「せ、先生はいつもこんなすごいセックスをしてるんですか?」
「ううん、前も言ったと思うけど、主人淡白だから……私だってオンナなのにね」
そう言って寂しげな表情を浮かべた。
もっともそれは一瞬で、またすぐに俺への攻めが再開される。
「でも、すごいです先生……」
「ふふっ、勉強したの。小笠原くんのために」
「えっ? ホントですか?」
「さぁ、どうかしら?」
いたずらっぽく笑う先生に俺はそれ以上の質問をやめた。
「動くけど、我慢できなくなったらイッちゃってもいいわよ」
そう宣言し、先生が腰を使い出した。
「うわっ!」
途端に快美感が押し寄せる。
クネクネと器用に動く先生の腰が俺の最も感じる部分を刺激する。
(こ、このままでは射精する!)
なんとか先生の動きをゆるめようと腰に手を添える。
だが先生は前後だった動きを上下に変えてきた。
くちゅくちゅと湿った音を立て、ヌルヌルの愛液をまとって膣に出入りしているのが見える。
「おぉう!」
苦悶に似たうめきが俺の口から洩れる。少しでも気を抜くと射精してしまう。
いくら『出したくなったら射精してもいい』とは言われても、もう少し膣の感触を味わいたかった。
シーツを握りしめて快感に耐える。
そんな俺を見、先生がさらに動きを早める。
……ダメだ、我慢できない。
「せ、先生……イク」
「いいわよ、イッて……」
「だけど……」
「我慢しないで……」
湿った陰唇がぬちゃぬちゃと鳴る。もう限界がすぐそこまで来ている。
「っっ!」
体の中で何かが爆発したような衝撃が生まれた次の瞬間、
どくっ! どびゅっ! びゅびゅっ! びゅっ!………
熱いものが尿道を駆け抜けた。
そしてそれは先生の膣の中に注ぎ込まれていく。
「あぁっ!」
精液のほとばしりを感じたのか、先生はビクッと身を震わせた。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
射精後のけだるさの中で大きく息をつく。
「気持ちよかった?」
そう俺に声をかけ、先生が立ち上がる。
とろり、と垂れた白濁が内ももを伝う。
それがシーツを汚す前に先生はティッシュで受け止めた。
簡単に白濁を拭き、股間にティッシュをはさむと俺の柔らかくなった陰茎に顔を寄せる。
そしてそのまま口できれいにしてくれる。
「せ、先生!」
「いいから。小笠原くんはじっとしてて」
俺は先生が処理してくれるのを、ぼんやりとながめていた。
だが、いくら激情に駆られていたとはいえ、先生の中で射精してしまった……。
「あの、先生……僕、中で……」
「あなたはなんにも心配しなくてもいいの」
「……で、でも」
「未成年のあなたに父親になってもらおうなんて思ってないわ。それに私には夫がいるのよ?」
「あの……」
「ふふっ、今日はできない日なの。安心した?」
そう言って先生は朗らかに笑った。
その後、俺たちはもう一度セックスした。先生に導かれ、さまざまな体位でセックスをした。
最後は四つんばいになった先生の胸を後ろからつかみながら膣の中に放出した。
先生も何度もイカせた。お互いの体液にまみれながら、俺たちはただれた時間を過ごした。
そうして夕方になるまで多くの想い出を作り、俺は帰宅した。
その晩、両親から電話がかかってきた。
転校の手続きがあるから。そう言われた俺と君子は翌日、引越し先に行くことになった。
現地ではいろいろな手続きがあり、再び青葉台に戻ってきたのは終業式の日だった。
終業式。今日でいよいよ青葉台ともお別れだ。
みんながお別れパーティーを催してくれた。その心遣いが素直にうれしかった。
パーティが始まってしばらく経った頃、かすみが俺のそばに寄ってきた。そして、
「あのね、アレ…来たから。だから安心して」
小さな声で告げた。
アレ? ……ああ、生理か。ということは妊娠はしなかったのか……。
知らず知らずのうちに安堵のため息をつく。
かすみには悪いことをしたと思う。だがそれを償うすべを俺は持っていない。
「かすみ、ごめんな……」
「ううん、いいの。転校先でも元気でね」
涙を浮かべ、かすみが笑った。
そうして俺は転校した。数々の忘れられない思い出と共に、俺は青葉台をあとにした。
転校してしばらくは俺も君子も青葉台のことをよく口にした。
だが日が経ち、新しい生活に慣れるにつれて青葉台が話題に上ることも少なくなっていった。
半年が過ぎる頃には俺たちの中でもすっかり思い出となった。
時たま思い出すことはあっても、感傷的な気持ちにはならなくなっていった。
転校から8ヶ月あまりが過ぎたそんなある日、木地本から手紙が届いた。
来月、隣りの県で行なわれる陸上の大会に代表として出場が決まったという報せだった。
それに合わせ『久し振りに会おう』という内容だった。
……懐かしい。いっしょにバカをやった日々が思い起こされる。
俺は早速、木地本に電話をかけた。
『手紙届いたか? 元気そうじゃないか』
「お前もな。それよりすごいな、県の代表かよ」
『まあな。……愛の力、ってやつか?』
「はぁ?」
『実はな、いま俺……付き合ってる子がいるんだ。覚えてるか? 剣道部の主将の……』
そういえばいつも防具を担いでいた子がいたっけ。たしか、風間……こだちだったかな?
そのノロケ話も含め、いろんな話を聞いた。いろんな話をした。
一瞬、自分が青葉台生に戻ったかと錯覚するほど話は弾んだ。
それでも聞き出せないことがあった。先生と……かすみのことだ。
あのことは木地本にも秘密にしていた。俺から聞くのもおかしい。もどかしさが募る。
『そうそう、新しい先生来たんだよ。ちょっと年増だけど、美人で、なかなかいい感じだぜ』
「こんな時期に? おい、何かあったのか?」
『ああ、麻生先生子供できたらしくてさ。産休なんだ。その代わり』
「……え?」
『結婚してるから当たり前だけどさ、妊娠したってことはセックスしたんだよなぁ〜』
電話の向こうで木地本がニヤけているのが伝わってくる声だ。
『いいよなぁ〜、あんな色っぽい先生とセックスできるなんて旦那さん幸せもんだよ』
「よ、予定日は?」
あせる。
『は? 来月の中頃らしいって言ってたかな? なんだ、お前もうらやましいのか?』
時期的には合致すると思う。確信は持てないけど……俺の子?
その後、木地本とどんな会話をしたのか、どうやって電話を切ったのか記憶がない。
たしかに避妊はしなかった。先生を妊娠させたのは俺? お腹の子の父親は俺?
俺はケータイを握ったまま、ただ呆然と突っ立っていた。
おわり
先生との小作りは最高です。
愛の結晶です。
そして、かすみも君子も受胎させたぃ。
離婚した先生と娘を迎えに行く未来。
ピカッ!
窓の外で稲妻が光る。
一拍置いて
ゴロゴロゴロゴロ………
雷鳴がとどろいた。この地方では珍しい晩秋の雷だ。
(ん? カミナリか……)
そろそろ寝ようとしていた俺は窓を見る。
雨の粒が窓に当たる音も聞こえてくる。
(明日までに上がるかな? まぁいいや、寝よ寝よ)
ベッドにもぐりこもうとしたその時、
コンコン
俺の部屋のドアを叩く控えめなノックの音が聞こえた。
「お兄ちゃん……」
ドアを開けて入ってきたのはパジャマ姿の君子だった。
「ん? 君子か? どうした?」
「……ぃの」
「ん?」
ささやくような小さな声に聞き返す。
「こわいの……いっしょに寝ていい?」
「な、なんだ?」
見ると枕を持っている。最初から俺と寝る気のようだ。
ピカッ! ドーン!
ひときわ大きな音がすぐ近くでした。
「きゃあっ!」
反射的に君子が俺の胸に飛び込んでくる。そうしてガタガタと小刻みに身を震わせる。
「おっ、おい、君子!」
「だってぇ……」
涙声で俺を見上げる。
今学期が終わったら俺たちは転校する。
一足先に両親は引越し先に行っており、今この家にいるのは俺たちだけだ。
甘えん坊の君子が頼れるのは俺しかいない。
「仕方ない。いいよ」
ふっ、とため息をつきながら答える。
「ホントに?」
「今日だけだからな」
「ありがとうお兄ちゃん」
君子は俺の胸に額をつけると小さく言った。
怖がっていた君子のことを考え、一番小さい電球だけを残す。
オレンジに似た色彩が部屋を染める。
「君子、もうちょっと横にずれろ」
声をかけてベッドに入り、並んで横になった。
一人用のベッドは決して大きくない。
まして俺たちはもう高校生だ。いきおい体を寄せ合う恰好になる。
「お兄ちゃんあったかいね」
さっきまでべそをかいていたのが嘘のように、君子が俺の隣りで楽しそうに言う。
「いいから寝ろ」
そう答えたが、君子のぬくもりに一緒の布団で寝ていた子供の頃を思い出す。
「……うん。おやすみ、お兄ちゃん」
君子はそう言うと静かになった。
雷鳴は遠くなったり近くなったりして続いている。まだ収まる気配はない。
俺は眠ることに意識を集中しようと目を閉じた。
どれほど時間が経ったのだろう? 俺は息苦しさに目を覚ました。
見ると君子が俺の胸に両腕を回し、ギュッとしがみつくようにして寝息を立てている。
それどころか、抱き枕と勘違いしているのか足まで絡ませている。
(息苦しかったのはこれか……)
眠っているせいで、君子は自分がそんなことをしているのに気付いていないらしい。
「君子」
声をかけたが起きる気配はない。
「んん……」
肌寒いせいもあるのだろうが、寝ぼけたような声でさらに俺に体をすりつけてくる。
柔らかな君子の体がグイグイと押し付けられる。
鼻のすぐ下に位置する君子の髪からシャンプーらしい甘い香りが漂う。
相手は妹だというのに、鼓動が激しくなる。そしてトランクスの下では海綿体に血液が流入していく。
(なに考えてんだ俺は! 君子は妹だぞ!)
そう思うのだが、勃起は収まるどころかますます硬直していく。
困ったことに、ちょうどその部分には君子の股間が当たっている。
しかも君子が身じろぎするたびに微妙な振動が伝わってくる。
なんとか腰を引こうとするが、君子にがっちりと抱え込まれ動くことが出来ない。
……やがて完全に勃起した。
股間から立ちのぼる快感に、俺は思わず腰を前後させてしまった。
ズキン!
先端に生まれた悦楽が背すじを駆けのぼり、頭の芯をしびれさせる。
(き、気持ちいい……)
初めて味わうような甘美な感覚だった。
ここ何日かオナニーをしていなかったこともそれに拍車をかけた。
(くっ……)
股間から押し寄せる快楽が思考を麻痺させていく。
気が付くと俺は夢中になって腰を動かしていた。
すでに『妹』という思いは消え去り、すぐそこにある『女性の体』しか目に入っていなかった。
(もっと、もっと君子を……)
君子が目覚めないように注意して腕を動かし、ほっそりとした肩を抱く。
……安心したように寝息を立てる君子の様子に変化はない。
意を強くした俺はその腕を背中へと回した。
ぎゅっ
そうして力を込める。
(やわらかい……それにあったかい)
腕にこめた力を適度に押し返す弾力と、パジャマを通して伝わるぬくもりを堪能する。
「ぅんっ……」
その時、あえぎ声にすら聞こえる吐息を洩らし、わずかに君子が姿勢を変えた。
心臓が破裂しそうなほど高鳴る。そのまま動きを止め、君子を観察する。
(い、今ならまだ俺も寝ぼけたと言って釈明できる)
だが君子はわずかに身じろいだだけで再び規則的な寝息を立てはじめた。
目を覚ましたわけではなかったようだ。
(ふぅ……)
安堵のため息をつく。
もう一度君子を観察する。
わずかとはいえ、君子が動いたせいで俺の体との間に空間が出来ていた。
そこから俺の理性を奪い取るような君子の甘ったるい体臭が立ちのぼる。
何の気なしに視線をやった俺は、開かれた胸元のふくらみに釘付けになった。
(ブラジャーしていない?)
淡い照明が見せた錯覚かと思い、もう一度見る。間違いなくブラジャーをしていなかった。
事故なのだが、何度か見てしまった君子の下着姿を思い出す。
たしかにブラジャーをしていたはず。なのに今はしていない。どういうことだ?
ごくっ
のどが鳴る。
手が君子の胸元に伸びていく。
(これ以上はヤバイ。取り返しがつかなくなる)
頭の中に警鐘が鳴り響く。だが手は止まらない。
……指先がパジャマの上から乳首に触れた。
緊張のあまり手が震えている。その振動が指を伝わり君子の乳首を揺らす。
だが君子に変化はない。すっかり寝入っているようだ。
それを見た俺はだんだん大胆になっていった。
今度は手のひらを胸のふくらみに当てた。
手のひら全体でなでまわし、そっと指を立てて揉んでみる。
「ん、ふ……ぁ」
感じているのか寝ぼけているのかはわからないが君子の声が俺の性感を刺激する。
それにより、これ以上固くならないと思っていた股間がさらに硬化する。
いつしか俺は夢中になって胸をまさぐっていた。
パジャマをはだけると直接ふくらみに指を当てる。
ビデオで見た女優のような大きさはないが、形はよかった。
(きれいだ……)
素直にそう思った。
指によって形を変えるふくらみは、同時に指を押し返す弾力を持っていた。
それだけではなく、俺の手技に合わせるかのように先端の突起が尖っていく。
(君子の胸をもっと楽しみたい……)
ふたつの胸にむしゃぶりつきたい衝動に支配される。
だが今姿勢を変えると君子が目を覚ますかもしれない。そんな危険は冒せない。
悶々としながら、俺は君子の胸をなぶりつづける。
「ぅん…ぁあん」
わずかに開いた唇から切なそうな声が洩れる。
胸を玩弄されることで、無意識ながら君子も快感を得ているのだろうか?
「ぁふっ…やぁ……ふぅ」
少しずつ君子の声が艶を帯びていく気がする。
それに合わせるように腰を俺に押し付け、股間をすりつけるようにしてくる。
とりあえずここまで。
このあとの展開ですが、「実は君子は起きていて、兄を誘っていた」と
「違和感に目を覚ました君子は驚くが、兄を受け入れる」のどちらかにするつもりです。
アンケートじゃないんで投票されても困りますけど(w
どちらにせよ和姦で、君子は処女です。
正直なところ、SSの出来自体についての評価が聞きたいです。
だけども過去作も含め、内容に派生した雑談のレスしか付かないというのは
「そういう評価だ」ということなんでしょうね('A`)
SSと一緒に余計なことは書かない方が良いぞ。
色々な意味で。
君子の続きはよろ。
641 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 18:29:17 ID:vSk9/OMk
和姦(・∀・)イイ!!
なんだ良評価クレクレ厨か・・・
とりあえず、香坂さんに浮気がばれた保守。
るり姉とホワイトクリトリスマス。
647 :
広瀬のぞみ:2005/12/02(金) 19:28:28 ID:PojfHf2a
ぬるぽ
のぞみにガッとだきつきそーにゅー
クリスマスは香坂さんと保守
ルリスマスに弟クン宅でヒロインたちと性夜を過ごします。
ルリスマス
るり済ます・・・・ 一体何を?
弟クンの筆おろしとルリ姉のご開通。
るり姉はとっくに開通済み・・・じゃないか
るり姉は弟クンのために待っています。
↑
スカ注意
おしっこの盗撮とかなら許容範囲だが…orz
神聖なるおしっこと、
体外物でしかないクソを一緒に語ることすら論外。
660 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 23:57:21 ID:HMagxLqO
age
661 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 08:10:46 ID:xAtOem7c
651、655、659は(*゚∀゚)の人?
的確な詮索いやん。
663 :
や:2005/12/27(火) 16:43:10 ID:TY2z3qb3
某所が文字化けするので、SSはこっちに上げた方がいいのかなぁと思っての確認でした。
スマソ…
SSうp期待待ち。
漏れはなぜかいつも判別される。
名無しで書いているのに。
SSうpよろ。
画像掲示板のことジャマイカ?
行ったことないんならギャルゲ板のトゥルースレのテンプレをよーく探してみろ!
ここを知らないと人生の半分は損する。
ところであちこちで発作を起こしている人って全部*゚∀゚)の人?
naze wakaru node syoune...more ga hentai dakara desuka...
maido gomeiwaku wo okake site moushiwake gozaimasen.
669 :
す:2005/12/27(火) 22:52:21 ID:TY2z3qb3
>>668 naniyara osawagase sitayoude suimasen
wasurete kudasai…
まぁ、漏れが変態なのは事実でどーでもよいので、
気にせずうpキボンですよ。
おっぱいの上に蜜柑をのせて、鏡乳をお供えしたい。
体中生クリームとかで飾り付けられてルリ姉その他に舐められたい
るりねえとせんぱいにさんどいっち
新年だから即興でSS書いてみようかと思うんだけど、
2と3とSだとどれがいいかな?
675 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 15:45:55 ID:cAh83ZKM
正月なので、2のこだっちゃんで是非
>>674 娘さんがオナニーする内容なら、わりと誰でもE
679 :
677:2006/01/02(月) 10:43:43 ID:TNtxztfc
おいらはかすみが恥ずかしがってくれれば(ry
というわけでこんなシチュはどう
遊びにきたかすみにオナニー見つかって硬直
「ご、ごめんね。見るつもりはなかったの。でも、き、気にしないで。だれだって……ね。」
「おまえもひょっとして、その、したり、するのか」
かすみが小さくうなづく。
「俺だけ見られるのって不公平じゃねえか」
(ry
ちょこっと書いてみた。微妙に寸止め 相変わらずの推敲なしですがひとつ
ソロ×ソロ
「じゃあお兄ちゃん行ってくるね。ちゃんとお昼ご飯食べなきゃだめだよ」
友達と映画を見るからと出かけた君子を見送ると、すぐに部屋に戻る。
もちろん昼飯なんか食べるつもりはない。
なにせ時間が惜しい。木地本から"押し付けられた資料"に目を通すのに与えられた時間はそれほど多くない。
部屋のカーテンを引き、ヘッドホンをつける。スポーツショップのビニール袋に無造作に突っ込まれた"それ"を押し入れから取り出す。
ラベルには手書き文字で『サバンナの生物/しまうま』だとか『はるかなる宇宙/金星編』などとうさんくさいタイトルが記されている。
"お勧め"といわれた『フライ級タイトルマッチ ボブvs志雄闘』は最後にすることにして順にデッキにセットしていく。
最初の数分にタイトル通りの映像が入れてあるのにちょっと感心するやらあきれるやら微妙な気分になる。
この手のモノはあまり見たことがなかったので少し期待していたのだが、間もなく始まった"本編"は思ったほど集中できない。
よくわからないが前後に差し込まれた小芝居の不自然さが"そういった"シーンでも感じられて、はっきりいえばダイコンすぎて萎えてしまう。
ほとんどのシーンを早送りし、1本あたり10分程度のペースで見ていく。
まだタイトル通りの映像のほうがおもしろそうだった気もする。
最後の1本をデッキに入れる。
それが今までのものとそれほど違っていたわけじゃない。役者はダイコンだし、場面も明らかにどこかのホテルだ。
クラスメイトのCDを割ってしまった女の子が、その代償をカラダで求められるというのがシナリオのようだけれど、
そのあまりに棒読みなところは早送りして飛ばすのが普通の感覚だろう。
『ごめんね。ホントにごめんね』
画面の中でセーラー服の少女が、学生服の男優に謝っている。
どうみても20過ぎのおっちゃんおねーちゃんの見るに耐えない小芝居だ。
『じゃあ壁に手をついて。絶対に手をはなしてはだめだよ』
男優の指示で女の子が壁に手をつく。男優の手がスカートの下に差し込まれる。
『やぁん』
ボブカットにされた髪が左右に振られる。
たくし上げられたセーラー服から、少し肉付きの良い素肌が見える。
『なんだ、濡れてんじゃん。期待してたんだろ』
男優の声にいやいやと髪を振る姿に嗜虐心をあおられる。
スカートとショーツを脱がされ、セーラー服をたくし上げられた女の子が壁に手をついてお尻を突き出し肩越しにこっちを見る。
もう台詞がダイコンだとかどうでも良かった。
ティッシュボックスを引き寄せると、ギンギンになった自分のそれを取り出す。
女の子の嬌声とともに高ぶっていく。
ガチャ
もうまさに達しようかというときに聞こえたその音に、慌てて振り返る。
弾みでヘッドホンの端子が抜け、テレビのスピーカーからその嬌声が響く
『あぁん、すごい、イっちゃう〜』
慌ててズボンを引き上げ、テレビ本体のスイッチを消す。
現実に引き戻され、画面を見ないで声だけを聞くと、改めてそのダイコンっぷりを感じさせるが、今はそんなことはどうでもいい。
「あ、あの、ごめんね」
開けたドアの向こうにかすみがいる。
「あ、あの、君ちゃんにお昼ご飯食べさせてねって頼まれて、その、チャイム鳴らしたんだけど返事がなくて、その、かぎ開いてたからまた寝ちゃってるんじゃないかって。
その、す、すぐごはんの用意をするね。」
手にしたスーパーの袋をぎゅっと握りなおすとキッチンへばたばたと走っていく。
『変態』とののしられて出ていかれても不思議じゃない状況で、料理をしていってくれるというのは、幼馴染だからの一言で片付けていいものかどうかもよくわからない。
とりあえず借りたもの一式を元通り仕舞う。このあとかすみと顔を合わせたらどうするか考えようとするが、放心状態とでもいえばよいのだろうか、上手く脳が働かない。
心の中で木地本を呪ってみるがそんなことで答えが出るはずもない。
「ね、ねぇ、ごはんできたよ」
ドアを10cm位だけあけ、その隙間からかすみが呼ぶ。かすみの手際がいいのかそれとも自分がくよくよと悩んでいたのか、ほんの数分前の出来事に思える。
「軽蔑したか?」
かすみがドアをもう少し開いて顔が見える。おもわずそこから顔をそむけ壁に向く。
「軽蔑したんだろ」
もういちど問い掛ける。もう今までの関係に戻れるとは思わない。
「ううん、そ、そんなこと、ないよ。」
ドアがきしむ音がして足音が一歩近づく。
「ご、ごめんね。見るつもりはなかったの。でも、き、気にしないで。だれだって……ね。」
「気休めなんか言うなよ、だったらおまえもしたことあるのかよ」
思わず振り返って叫ぶ。何で逆切れしてるんだと頭のどこかで思っている。
「え?」
かすみの顔がサーっと赤くなる。視線をそらし床を見るとスカートをぎゅっと握る。
小さくひとつうなづく。
かすみが譲歩してくれている今なら、まだもとの二人に戻れると脳のどこかがささやいている。冷静に落ち着け。
「じゃぁ、して見せろよ。俺だけ見られるなんて不公平だろ」
思っていることと、口から出る言葉が一致しない。もうこれで心地よい幼馴染の関係は失われた。
「こ、ここで?」
耳を疑った。泣きながら出て行くと思ったかすみが泣きそうな声でつぶやいた。
「ベッドでもいい?」
何を言ってるのか良くわからない。
かすみが後手にドアを閉める。
何も言えずにいることを肯定とでも受け取ったのか、俺のベッドに俺に背を向けて寝転がる。
スカートのホックを外すとそこから右手を差し入れ膝を曲げる。背中を丸めて体を縮こまらせる。
何がおこってるのか良くわからない。
んっ んぅ
部屋に小さなうめきが時折聞こえる。
「か、かすみ?」
やっとの思いでかけた言葉はひどくかすれている。
「え? あ、やっ」
かすみが肩をびくびくと震えさせる。
「……!!! ……!! ……!」
5分、いや、実際にはそんなにたってないのかもしれないけれど、かすみの脈動が収まっていくのを息を止めて見つめていた。
やっと落ち着いたかすみが肩越しにこっちをちらりと見る。
「ご、ごめんね。ふとん汚れちゃったかも」
呆けた目でかすみを見ているんだと思うんだけれど、何をしていいかわからない。
「か、かすみ。がまんできない。」
脳で考えるより先にコトバが出る。
「え、だ、だめ。だって、まだ……」
おれを押しのけるように突き出した手を握り、夢中で押さえつけるようにベッドに押し付ける。
かすみの右手がぬるりとあたたかい。
「好きだ、かすみ。かすみがほしい」
その瞬間、かすみの抵抗が消える。
「は、はじめてだね。好きって言ってくれたの」
かすみが真っ赤な顔で俺の目を見つめる。
「そんなに簡単に人の言うことを信じるなよ」
思わず目をそらす。
「でも、うそじゃないよね?」
かすみは押し倒されているということがよくわかってないんじゃないかと思う。
こんな状況で言った"好き"をどうしてそんなに信じられるのか。
「さ、さっきのアレもわ、わたしに似てたから、その、してたんだよね?」
脳の底がしびれた感じがする。そうか、あの1本だけが気になったのはそのせいだったのか。
「う、自惚れかな?」
押さえつけたはずの手からかすみの手が抜け、そっと俺の頭を抱える。
「すきだよ。かすみ」
抱きかかえられたまま、かすみの耳元でささやく。後頭部を優しくなでるかすみの手が心地よい。
「うん」
かすみの声が背骨にまで染み込んでいった。
〜END〜
686 :
680:2006/01/08(日) 00:26:32 ID:KMKRlfKE
このあと
喪失>ビデオで研究>同じポーズで>おくちにチャレンジ>
部屋の外で君子とばったり(かすみちゃんじゃなくおねーちゃんと呼ばれる ばれてる?)>
次の日もまだ入ってるみたい>数日後予定日なのにまだこない。いっしょに薬局。判定薬購入>
使おうとしたら生理来ちゃった。ホントは生みたかった
と考えてたんだけど、冗長かなぁと言う気がして切ってみました。
気力がわけばそのうち。
→君子も帰宅→3人で。
>680-686力作乙。ましゃとくんのうろたえ→顔縦線→逆上の勢いがよろしかったんじゃないかと
>687 まさにゲドゥー
しかし馴染犬CDってアねdvdのインスパy(r
GJ やっぱかすみは何でも受け入れてくれそうな感じでいいな
お兄ちゃん相手にだけね。
そこがよい。
691 :
680:2006/01/14(土) 01:27:44 ID:ijr7JAID
>688
エロビのシチュなんて全部インスパ(ry ていうか、まじインス(ry
>>691 映画のタイトルのパロディとかあって笑えるよね。
「インランボー」とかさ。
さすがに「True Lostvirgin Story」とかはないだろうな。
TimpoLoveStory
>693
ティーン誌のエロ記事をネタにだべっていて、どうにも好奇心が抑えられなくなったかすみと君子が
"より詳しいだろうヒト"に教えを請うんだけど、結局よくわからなくて実践してみる
というシチュエーションがふと脳裏をよぎった
優子せんせーに教わる。
優子せんせーと経験済みのお兄ちゃんと実践する。
さかまい先輩に襲わる展開キボン
>>699 襲われるのかと思ったぞw
「あら〜うっかり押し倒しちゃったわ〜」
とか言いながら騎上位で腰を振る先輩とかさ。
採用。
>>697 兄の部屋のベッドの下で見つけてきた本を見て
「……フツーだね……」
「もっと激しいと思ったよぉ」
とか言っていたら怖い。
昨今のTL漫画とかって激しいから。
触手とかふたなりとか獣姦とかの偏った内容だと、
かすみはいきなり卒倒するかもしれんが。
兄の部屋で見つけたエロビデオを、
オナーニ自撮ビデオとすりかえる君子。
>>703 顔は映ってないから大丈夫、バレないと確信していたけど、
胸の小ささでバレてしまうとか、あるいは履いていたぱんつ
でバレてしまうとかのうっかりぶりを期待。
お兄ちゃんに見られるかと思うと激しく濡れ盛り上がる君子。
途中から参加するかすみ。
君子とかすみだと気付く前、己の嗜好のツボにハマりまくって抜きまくるお兄ちゃん。
るり姉が弟クンを罠にかけるなんてのがありうるか?
弟クンに「これなーんだ?」と見せたのは、彼が友人から借りたDVDーRのケース。
返せよと慌てる弟クンをソファに押し倒してリモコン使って再生開始。
画面に映るのはなんとるりの自室での着替えシーン。
「ふーん、こんなの撮ってたんだ?」
「違うよ!何かの間違いだよ!」
なおも場面はすすみ、下着姿でベッドに腰掛けたるりがカメラの方へ向けて大開脚。
そして見せつけるかのようにオナニー開始。
画面から目の離せない弟クンを背後から抱きしめていたるりの手がズボンの前にのびる。
堅く張りつめたモノを握られても気づかないかのように画面に見入ってる弟クン。
そしてるりの指がファスナーを引き下ろした……だなんて。
超採用!
君子かわいいよ君子。
709 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 17:33:45 ID:P+OxgTXl
神谷さん、だめだって‥あ…
710 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 18:44:16 ID:/3NSnVkk
携帯で見れる画像うpしてほしい‥とつぶやくY.M
712 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 21:34:40 ID:+IzpjjWc
キミキスの話題はここでおkだよね?
true tearsはスレ違いかな?
体験版やりたい保守
>>713 なんか、キミキススレがフライングで立ち上がってた。
向こうでやるべきなのかね?
体験版欲しいね保守・
キミキス単独じゃネタがもたないんじゃない??
発売前と発売直後はいいだろうけど。
>718
なんでエロゲー・・・orz
時代の流れだな、、、悲しいことよ。
まさか10年後にTLSXだなんてことには……。
世の流れを悲しみつつ、買ってしまう自分がいるだろうな。
魔物ハンター妖子X
イースX
既存作品を無理に18禁化なんてしなくても、今存在する18禁の
漫画とかをゲーム化してくれればいいのに。
少コミ連載の漫画とかさw
>724
そんじょそこらのエロゲより頭悪いぞ、商コミ。○○が染るから寄席
まだしもアリヌやゲネプロくらい洒落でやってる分には好き好きだとおもうんだけど
おちつけよ( ´ー`)y-~~
スパルタンX
グロイザーX
プロジョクトX
プラズマX
Xボンバー
ミネルヴァX
Xメン
ロックマンX
マルコムX
ダ・ガーンX
ガンダムX
仮面ライダーX
たーんX
ファイナルファンタジーX
CAP-X
742 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 20:10:14 ID:ookaxxnZ
ンダモシテX
コダックトライX
セイザーX
ええい、X話よりもスク水Hがなぜ書かれない!(゚д゚)
スク水X
片栗粉X
茜X
(ストレッチの時に体操服姿で仰向けに寝転んで、脚をX字にクロスさせるという茜独自の必殺技。
これをすると男子を全員一瞬で悩殺できるという。他にも茜Yや茜M、茜Wという必殺技もある)
茜フライングクロスチョップ
ストーコネタキタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
ストーコはむちむちしててイイ!!
ふにふにしたかすみとはまた一味違ったむちむちさ
かすみ=やわこウマー
ストーコ=むちウマー
かすみ=もちもち
ストーコ=むちむち
春日さん=ふっくら
と全く空気読めないことを書いてみる。
・・・いや、根拠はあるのよ、ほら、文系は運動不足だから肉つきがいいんじゃないかな、何て妄想なんだが・・・
本多さん=えろえろ
赤い水着がエロース!
水着といえばやはりかすみでしょ。
あの身体であの水着は狙ってるとしか思えない。
ところでピンク本みたら君子の水着姿もあるけど、イベントで見れるのかな?
こだっちゃんの白水着も見てないや。
木地本と2学期に温水プールでナンパイベントだった記憶。
なるほど。しかし、白水着って大胆だよね。
ある意味スクール水着を着るのより恥ずかしい。
水に浸かったら大事なところとか透けてそうだし。
透けたこだっちゃんの壁になり、包み込み持ちかえる喜び。
760 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 09:32:09 ID:Kadz+xv7
なぜローゼンメイデン
誤爆?
ほっしゅーと
うーん。葵とかすみと茜の三人が主人公を取り合うSSを考えてるのだが、どうしても茜が勝ってしまう。
唐揚げ泥棒の名は伊達ではなかったか…
波多野:途中まではイキオイで押しまくるが肝心なところで自分はイイよと譲ってしまう
かすみ:ただひたすら待つ...
ストーコ:周りも気にせずいただく!
君子:毎晩喰われる
うむ。君子が勝者だな。
768 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 07:19:30 ID:Mh2Totmr
age
769 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 07:35:47 ID:6G+Vc7xx
770 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 18:38:10 ID:7DHtQMeT
誤爆大杉
えーと空いてるようなので、素人の初SSですが。
Sスレとかでだべっていたら妄想が止まらなくなってしまったので。
エロが極端に少なく、実用性に欠けますが…まあ保守がわりに。
では行きます。TLSS桐屋里未、全23レスです。
長くてすいません。NGワードは「真夜中のプール」です。
「あ〜、うまいっ! 生き返る〜っ!」
僕は五杯目のドリンクを飲み干して、辺り憚らず大きな声を出した。
「森崎くん、ずいぶん飲むのね。もう五杯目よ」
テーブルの向こうで、桐屋さんが微笑んでいる。ちょっと呆れたような笑顔。
「それが、何杯飲んでも飲み足りなくて…」
ちなみに三杯目までは水だったのだが、ファミレスの店員さんがなんだか睨み始めたので、
これはドリンクバーに切り替えてからの二杯目だ。
僕は今日、町外れの山並みを上り詰めるスカイライン、通称「日ノ出坂」に、無謀にも自転車でアタックを挑み、
伴走してくれた彼女、桐屋さんの助けもあって見事登頂に成功したのだった。
「きっと明日はすごい筋肉痛よ」
「だろうねぇ」
「それにしても、よく登り切ったわね」
「…うん、そうだね…」
自分でも、本当によく登り切ったと思う。その位きつい坂だった。桐屋さんのサポートがなければもちろん
不可能だったろうが、それ以上に、僕には挫けるわけにいかない理由があった。
…僕は桐屋さんが好きだ。
知り合ってから一ヶ月ちょっと。最初のうちは口をきいてもらうのも大変だったけれど、打ち解けてみると
桐屋さんは柔らかな笑顔がとても可愛い、きれいな女の子だった。
学校ではなんとなく孤立気味で、他人とあまり接しない桐屋さんの、そんな一面を僕だけが知ってる、
そう思うともう片時も桐屋さんの事が頭から離れない。
だけど、凛として孤高で、強そうな桐屋さんに正面から告白するのはなんだかためらわれて…
そこで僕は、桐屋さんですら手こずる日ノ出坂、あれのアタックに成功したら桐屋さんに想いを告げよう、
そう決心して迎えたのが今日の日なのだった。
「…ねえ」
桐屋さんが呼びかける。僕ははっと我に帰る。
「どうして、登ろうと思ったの?」
…桐屋さんが好きだから。とは言える筈もなく。
「うーん…何かが変わる気がして?とか」
あながち嘘でもない。昇り切れれば、桐屋さんに相応しい相手になれるかも、とはちょっと思ったし。
「ふうん…、で、どうだった?」
「何て言うか…、勘違いかも知れないけど、自分は本当は何処にでも行ける、そんな感じがした」
「あぁ、その気持ち、わかるわ…」
桐屋さんが笑ってくれる。見ているこっちも嬉しくなる。
これは何というか、イイ感じってやつだな…そんな事を思っていると、桐屋さんは意外な事を口にした。
「わたしね、卒業したらヨーロッパへ渡ろうと思ってるの。もちろん自転車で」
「……え?」
「自転車で、世界中を旅するの。バイトはその資金稼ぎ」
嬉しそうに話す桐屋さん。たぶん、自分の夢を他人に聞かせるなんて、初めてなんだろう。
校則を破ってバイトしてるのは知ってた。街で見かけた事があるから。でもまさかそんな理由だなんて。
「桐屋さん…そんな大きな夢を?」
「ええ。ワンパターンな毎日や、ちいさな人間関係、そんなのは何もかも捨てて、自由に旅するの。
何処にでも行ける、ふふっ、森崎くんの言ったとおり」
「……すごいね」
「嬉しいな、森崎くん、解ってくれて」
それから桐屋さんは夢の事を色々と聞かせてくれた。嬉しそうに。
幼いころ本で読んだ土地や、写真で見た景色のことを。
楽しそうに話し続ける桐屋さんとは反対に、僕の心は重く沈んでゆく。
ようやく追い付けたと思った桐屋さんの背中が、また遠く霞んでゆく…そんな気がしたから。
僕は桐屋さんの話を、曖昧な笑顔で聞き続けるしかなかった。
夕暮れの自然公園を並んで歩く。
ファミレスを出た後、散歩がてら少し寄ってみることにした。
「日ノ出坂を登った後は、よくここに来るのよ」
「あ、そうなんだ。ちょうど良かったね」
「森崎くん…、ちょっと暗いわよ。さすがに疲れた?」
「や…大丈夫」
僕を見上げる桐屋さんの視線。桐屋さんは背が高いから、それほど見上げる訳ではないけれど。
学校では伏し目がちだから判り辛いが、見つめられると桐屋さんの瞳はとても大きい。
黒目がちなその瞳は、まるで吸い込まれるようで…瞳の向こうに、宇宙でも広がっているような感じだった。
その瞳は、今は夕日の色に染められている。
「そういえば、登り切ったんだから、ひとつ言うことを聞かなくちゃ…ね?」
桐屋さんが訊いてくる。可愛らしく首を傾けて、その大きな瞳で僕の目を覗き込んで。
「ああ…」
忘れてた、というか気分が沈んで、思いつきもしなかった。桐屋さんの方に向き直る。
「じゃあ…目を、閉じて」
「え……?」
桐屋さんが軽く息を呑んで、頬を染める。しばらく戸惑ったのちに、決心したようにその瞼が閉じられる。
次に起こる事を待つ、桐屋さんの思い詰めた表情。だけどそれを見れば見るほど、僕の心は
自虐的な気持ちで一杯になってゆく。桐屋さんに何をしてもらうっていうんだ。
「はは…、冗談だよ、して欲しいことなんて、ないんだ」
「え…そ、そうなの…?」
「うん、今日付き合ってくれただけで、十分感謝してるし。ありがと」
「ううん…それはいいんだけど、でも、いいの…?」
「うん…」
桐屋さんがまた僕を見つめる。でもその瞳には…何だろう、寂しさとか、不安とか、そんな色が見える。
さっきより、もっと思い詰めた表情。僕はもういたたまれなくなって言った。
「…帰ろうか」
何処にでも行ける、そんな気分はもうかけらも見当たらない。
ぼくはこの地べたから、やっぱり何処にも行けはしない…そんな気持ちだった。
それでも、その日を境に僕らの距離はさらに縮まっていた。
通学路で、学校の廊下で、屋上で。桐屋さんは僕を見つけると親しげに声をかけてきてくれた。
僕らのそんな様子を見た連中が、ひそひそとなにか呟いていたりはするけれど、桐屋さんはお構いなしだ。
僕も桐屋さんを見つける度、なかば必死で声をかけた。
「桐屋さん、いま、いい?」
「あ、森崎くん、ええ、もちろん」
「こないだ初めて知ったんだけどさ…」
桐屋さんの喜んでくれそうな話題を、僕は懸命に探して会話する。そうしないと、桐屋さんがさらに遠くへ
行ってしまうように思えたから。まるで話を貢ぐように、僕は話題を探した。
「なあ…誠太郎」
「な…なんだ、血走った目で」
「何か…何か、面白いことないか?」
「面白いこと…、こういうのはどうだ、さっき保健室で、楠瀬が」
「そんな他人の生理周期なんてどうでもいいよ!僕が言ってんのは、もっと一般的に、女の子が喜ぶ話題!」
「…お、おう…」
「ね、勇太、ちょっといい?」
「んだよ…弥子か」
「弥子かとは何よ、失礼ねー。あのさ、こないだ買ったCDがさ…」
「あー、もういいもういい。どーせアイドルグループがなんのかんの、そんな話だろ。はいはい用無し」
「ちょ、ちょーっと!聞いてくれたっていいじゃない!」
「うるせーな、大体な、お前も水泳部だったら、この夏の水着の流行はね、とか、そういう有益な話題を
持って来いってんだ!」
「はぁ?何言ってんの?このスケベ!」
と、そんな事を公共の場で繰り返していたら、いつの間にか「森崎は何かに飢えている」という噂が立つ始末。
かまうもんか、桐屋さんは学校では一匹狼だから、噂が耳に入ることはあるまい。
むしろ狼同士で、おおこりゃ丁度いいや…などとほとんど捨て鉢な気持ちで、僕は話題を漁り続けた。
昼休みは、桐屋さんと安定して過ごせる貴重な時間だ。
そもそも違うクラスなのだから、いつも一緒にいる訳ではないし、家事やバイトに忙しい僕らは、
一緒に帰れない事も多かった。
夏休み近いその日も、僕は桐屋さんを昼食に誘いにB組に顔を出した。
ざわつく教室の中に桐屋さんがひとり、所在なさげに立っているのが見える。
「桐屋さん」
呼びかけると桐屋さんは僕に気付いて、ちょっと早足に僕のほうへ寄って来た。
B組生徒の冷笑じみた視線が集まる。桐屋さんは無頓着だが、僕はまだ慣れない。
「行こか」
促して教室を出た。
屋上の手すりにもたれて、簡素な昼食会。
僕はパンふたつ、桐屋さんはパンひとつとバナナ。それぞれ牛乳。
「いつも思ってたんだけどさ」
桐屋さんのメニューを見ながら、僕は素朴な疑問を口にした。
「お昼、それだけで足りるの?」
「足りるわよ。食事なんてこんなものでいいの」
「でもなんていうか…桐屋さんのパワーを支えるには少なすぎるような」
僕もバナナを常食すれば、キックマシンのパッドを破壊できるようになるだろうか。
「…それはつまり、森崎くんはわたしを、大喰らいな馬鹿力女のはず、というふうに見てると」
「ちち違うよ。馬鹿力女なんて、思ってないって」
「わたし、腕力は意外と無いのよ。普通」
ちょっと拗ねたように桐屋さんが反論する。頬がほんのり赤い。
腕力も普通でないだろうことは容易に想像がつくが。桐屋さんの上半身の美しさを見れば。
「…やっぱり、華奢な女の子が好み?」
お?何か話が予想もしない方向に転がり始めたような。
「え?えーと、そんなことない、よ」
「今ちょっと間があった」
「や、ホントそんな。ていうか桐屋さんだってそんな、引き締まってるじゃん」
「…何か微妙な言い回し」
華奢な女の子、てのが身の周りにいないから、どんな物かピンと来なかっただけなのだが。
ルリ姉とか弥子とか、そんなんばっかりだし。
「ふーん…、森崎くんも、細っこい女の子の方がいいんだ」
本格的に拗ねてしまったような。僕は慌てて弁解する。
「いや、そんな事を言いたいんじゃなくて、桐屋さん、食べ物に執着なさそうでしょ?だから、
朝とか夜とか、ちゃんと食べてるのかなと思って」
桐屋さんの機嫌を直すのには、昼休み一杯かかった。
拗ねた桐屋さんは、なんだかとても可愛くて、機嫌をとりながらも、僕は少し幸せな気分だった。
その夜。夕食の片づけを終えてから僕は、ある決意とともにキッチンに立っていた。
すると後ろで、ルリ姉が脱衣所から出てくる気配がする。風呂から上がって、麦茶でもあさりに来たんだな。
ちょうどいい。話をつけようと、僕はルリ姉の方をふり返る。
「あれ?勇太珍しい。明日は昼も弁当?」
「ちょうどよかったルリ姉。明日の朝弁……わぁっ!!」
返り見たルリ姉は、見事なパンツ一丁で、腰に手をあててパック牛乳をがぶ飲みしているところだった。
「ちょ、ちょっとルリ姉!服ぐらい着ろよ!」
「なーによー、これ、あんたの分だけ?私にも作ってよ」
そう。僕は明日の昼食の弁当を作ろうと下拵えをしていたのだ。
ルリ姉が僕の手元を覗き込む。身体を密着させて。ルリ姉の乳房とその先端がたぷたぷと僕の腕に触れる。
「ちょ、分かった、作るから!服着てよ!恥ずかしくないのかよ!?」
「やった、ラッキー。愛してるわよー」
ひらひらと手を振ってルリ姉が脱衣所に戻ってゆく。僕は早くもへたり込みたい気分だった。
再び脱衣所から出てきたルリ姉に、本題を切り出す。
「ルリ姉…明日の朝弁、サンドイッチでいいよな?」
「ふぇ?」
朝弁、とは僕ら姉弟の間の用語で、ルリ姉が部活の朝錬を終えた後、ちょっとつまむための、いわば中間食で、
これを作るのは僕の日課だった。お握りとかが主だが。
「えー、やーよー。やっぱり日本人は米が」
ここで引き下がっては駄目だ。僕は思いっきりルリ姉に顔を突きつけて言った。
「昼弁作ってやるんだ。サンドイッチでいいよな?」
「…わ、分かったわよ。それでいいわよ」
気圧されたようにルリ姉が承諾する。飢えてるってのは本当だったのね…とかぶつくさ言ってるのが気になるが。
よし。話はついた。僕は弁当(一人分増えたが)と、サンドイッチの下拵えを続けるべく向き直った。が。
ルリ姉がまた僕の手元を見ながら、ぼそりと呟いた。
「…ハムカツサンド」
「へ?」
「ハムカツサンドが入ってないなら、嫌」
「何でハムカツ!? ハムサンドでいいだろ!? 大体ハムカツなんてカツサンドの代用食品じゃ」
「あんたは全ッ然解ってない! ハムカツの魂というものを! そんなんでサンドイッチを作ろうなんて、
ちゃんちゃら可笑しいわ!!」
「言ってる事が全然解んねェぞ!」
…数分後。メニューにハムカツサンドが組み込まれる事が、シャイニングウイザード一発で決まり、
ルリ姉は意気揚々と自室に引き揚げていった。
うなだれて僕は、サンドイッチの準備を続行する。…ハムカツサンドかぁ。
桐屋さんが食べてるとこ、想像できないなぁ…、そもそも揚げ物系、あまり好きそうじゃない。
そう。
僕は桐屋さんの明日の昼食として、僕の手作りサンドを食べてもらおうという野望を実行中なのだった。
自分の弁当も作るのは、桐屋さんの方だけ手作りモノだと、食べて貰えないような気がするから。
ま、いいや。ハムカツサンドはルリ姉の朝弁の方にだけ入れれば。ハムカツは手作りしなければならないが、
昼弁に入れる予定だったメンチカツを中止して、ハムカツで統一してしまおう。それがいい。
ハムカツ問題はそれでけりを付けて、僕は桐屋さん向けのメニュー構想に没頭する。
…さっぱり系中心に。レタストマトサンド、タマゴサンド…、きゅうりが入った方がいいか?
それにしても、弁当二つに、サンドイッチ二つか…、明日、一体何時に起きりゃいいんだ?
卵を茹でたり、ツナ缶を冷やしたりしながら、そんなことを考えた。
眠い。
しかし走らなければ。桐屋さんが購買へ向かってしまう。
翌日の昼休み、四限目が終わると僕は教室を飛び出し、桐屋さんの姿を探した。
幸い下り階段の途中で桐屋さんを見つける。よかった、間に合った。
「桐屋さん、待った!」
「?」
怪訝そうな顔で振り向く。
「森崎くん…どうしたの?そんな大声で…」
「はあ、はあ…、購買、ちょっと待って。昼飯作ってきたんだ」
ぽかんとした表情。何の事を言ってるのか判ってないみたいだ。
「桐屋さんの分。だから買うのは、飲み物だけでいいよ」
「え……、え?」
「さ、行こう」
まだよく事態を飲み込んでいない桐屋さんを促して、僕は歩き出した。
「さ、どうぞ。美味くなかったらごめん」
いつもの屋上。桐屋さんは大きな瞳をぱちくりさせながら、受け取ったサンドイッチを見てる。
「一応桐屋さん向けに、あっさり目のメニューなんだけど…、好物とか、分らなかったから」
桐屋さんはおずおずと、レタストマトサンドを手に取り、そのきれいな唇に、はむ、と入れた。
「どう?」
「…………………ない。」
「え? ご、ごめん、美味しくない?」
桐屋さんはふるふると首を振った。
「なんだか、わたし、立場ない」
「そんなこと無いでしょ? 気にしないで、食べてよ」
「…森崎くん、そのお弁当も、手作り…?」
「え、うん。姉貴のを作るついでに」
嘘だが。
「すごいのね………」
ハムチーズサンドに口をつける桐屋さん。うん、少なくとも不味い訳ではなさそうだ。
「…どうしてそんなに見つめるの?なんだか食べにくい」
「あ、ごめん。嫌いなものとかあったら、残して」
「別にないわ…、森崎くん、コックにでも、なるの?」
調理師になりたい、となんとなくは思っている。けれど、桐屋さんのとても大きな夢の前では、僕のそんな
ぼんやりした将来はとてもちっぽけな物に思えて、口にするのがためらわれた。
「いや…、そういうの、好きなだけで」
「ふうん…。普通と逆ね。わたしたち」
ちょっと桐屋さんが自嘲気味だ。僕は努めて明るく言った。
「じゃ、桐屋さんが僕に弁当を作ってくれる、とか」
「わたしが、料理できるように見える?」
「はは…、見えないね」
二日連続の失言。本気でしょげてしまった桐屋さんを励ますのは、昨日より困難を極めた。
タマゴサンドとツナサンドは、結局食べてもらえなかった。
さてその夜。
メンチがハムカツに変わったことについては、スピニングトーホールド六回転程で概ね話がついたので、
僕は再びサンドイッチのメニュー考案に没頭することにした。
タマゴとツナが駄目とは…。マヨネーズ系NGってことか?そうすると幅が狭まるな…
「あんたも良くやるわねー。相手はダレ子ちゃんよ?やっこ?それともあの猫目ちゃん?」
後ろでファンクス姉がにやにやしながら言っている。
「違うよ。なんで僕があいつらにそんな事を」
レタストマトは好評だったみたいだ…、じゃあそれに何かアレンジを加える方向で。
「はいはい、ご苦労なことで。いっそ調理師にでもなれば?」
桐屋さんと同じ事を訊いてくる。…あれ?
「…言ったことなかったっけ?」
「へ?あ、マジなの?うんにゃ、初耳」
そうだっけ。まあルリ姉の事だから忘れてるのかも。
「まあ、まだ父さんに相談とかもしてないけど」
「父さん、反対なんかしないわよ」
「そうなの?」
「そーなの。」
何を根拠に言ってんのか判らないが、ルリ姉は断定する。
「…それに、まだ地元にどんな学校があるのか、とかもよく知らないし」
「別に地元限定でなくてもいいんでない?きっと父さん、県外とかでもいいって言うわよ」
「それじゃこの家の面倒を誰が見るんだよ。ルリ姉と父さんを置いて行けないよ」
「はぁ?あんた何言ってんの?」
予想したとおりの反応が返って来て…だけどルリ姉の表情は、予想とすこし違っていた。
哀れむような、少し悲しそうな顔でルリ姉は
「バカね」
と言った。
翌日からも僕は、桐屋さん好みのサンドイッチを作る為の研究を重ねた。
大分好みも判ってきた。マヨネーズ系は予想通りNG。例外はポテトサラダサンド。たまねぎ必須。
タマゴサンドは駄目でも、スライスした卵をレタストマトに挟んだのは好き。ハムもその方が喜ぶ。
ハムよりは焼いたベーコン。でも一番喜ぶのはスモークサーモン。
既に材料費はルリ姉の弁当を遥かに上回っているが、気にしない。
桐屋さんの好みを知ってゆく、というのは何だか野良の仔猫を餌付けしているみたいで、楽しかった。
反面、僕の起床時間は加速度的に早くなっていった。暑さと寝不足が僕の体力をどんどんと奪う。
終業式間際の僕はもう、自分の弁当を作る気力もなくて、弁当箱いっぱいに炒めた冷凍チャーハンを
敷き詰めてる有様だった。
それでもルリ姉の昼弁は作らねばならない…、おまけにハムカツも。
一学期のラストスパートを、僕は死人のような顔つきで必死になって走っていた。
終業式の朝。
「…おはよ、誠太郎」
「ああ、おはよう…って、大丈夫か?顔が土気色だぞ」
大丈夫な訳ない。今日は半ドンだ。弁当は必要ない筈だ。それなのに今日も部活はあるんだから、とか
言い出した奴がいて、結局今日も朝昼弁をワンセット作る羽目になったのだ。
「ちょっと前は飢えてたと思ったら…忙しい奴だな、キミは」
「…ほっとけ…」
式典はもう、僕にとっては拷問以外の何物でもなかった。
ようやく解放されて、教室へ戻る人波に揉まれる。…なんだか吐きそう。
と、人の流れに、全然違う方向から、さりげなく合流しようとする女子に気付いた。桐屋さんだ。
彼女が来た方向にあるのは保健室。という事は。
「桐屋さん、どうしたの?」
ぎくり、と肩をすくめる桐屋さん。僕だと解ると、ほっとしたような顔をする。
「なんだ、森崎くんか…、ふふ、ちょっと体調が悪くて」
悪戯っぽい笑顔。
「またか…」
「そんなに怒ってないで、ほら、行こう…って、大丈夫?何だか、森崎くんのほうが具合悪そう」
「だーいじょうぶ…ちょっと夏バテなだけ」
「もう、だらしないなぁ…、ほら、シャキっとしなさい」
「うん…そうする」
「森崎くん、ちゃんと食べてる?たまにはチャーハン以外の物も食べた方がいいわよ?」
そんな会話をしながら第一校舎に辿り着く。そこにチャイムの音。次のHRの時間だ。
「あ、始まるわ。じゃ、また後で」
桐屋さんがB組に駆け込んで行くのを見送る。桐屋さん、走る姿もきれいだなあ…、まるで、天使みたいだ。
「おい、森崎、どうした?」
「森崎くん?」
誠太郎や、周りのクラスメイトの声が遠く聞こえる。それに混じって、桐屋さんが僕に優しく囁きかける。
「森崎くん…、夏休み中、逢えないなんて…。寂しいわ…」
うん、そうだね。僕も寂しいよ…って、あれ?桐屋さんは今、教室に入っていって…?
そこで僕の意識は急速に混濁してゆく。
「森崎っ!?」
「森崎くん!?」
誠太郎や、そばにいた女子(ええと誰だっけ、名前忘れた)の叫ぶ声が遠のいて行って、
僕が覚えているのはそこまでだった。
目覚めたら夕暮れの保健室だった。
ベッドに寝かされている自分に気付いて、大体の状況は飲み込めた。
「すいません…、ご迷惑を」
保険の先生に声をかける。
「あら、気付いた?気分はどう?」
「あ、大丈夫です」
ベッドから降りて、服を整える。
「睡眠不足?まあ貧血ね。ちゃんと寝て、ちゃんと食べること」
「はい、すみませんでした」
保健室を出ていこうとする。が、先生に呼び止められた。
「さっき、お姉さんが来てね」
「え?」
ルリ姉が?まさか僕を心配して?
「ええ。心配ないって言ったら、これを」
先生は申し訳なさそうな顔で、僕に巨大なスポーツバッグを差し出した。森崎るり、とネーム入りの。
中身は見なくても判る。辞書とか、上履きとか。夏休み中、家に持って帰る荷物達だ。
「仲のいい姉弟なのね」
「…美しい表現をありがとうございます」
泣くもんか。そうさ、僕が寝てたベッドで、桐屋さんも寝てたかも知れないじゃないか。ラッキーってもんだ。
「他にももう一人様子を見に来た女子がいたけど…ちょっと大丈夫?」
つーんとする鼻の奥に耐える僕を見て、先生が声をかける。けれど僕はもう、何も聞こえませんモードだった。
「…失礼します」
保健室を出る。重い荷物を引きずって。
帰り際、一応駐輪場を覗いてみる。
けれどもう、当然桐屋さんの自転車はなくて…、僕は今なら呪いで人を殺せると思った。
二人分の荷物を引きずるように家路を辿る。肩にストラップが食い込む。スーパーにも寄らなきゃ。
大丈夫さ、桐屋さん。こんなの、日ノ出坂に比べたら、全然目じゃないよ。
やり遂げても何かが変わる気は全然しないけど。
そんな風に僕の夏休みはスタートを切った。
夏休みに入って間もない夜。
その日は日中からもの凄い暑さで、温度計の針は8時を回った今でも30℃を超えてる有様だった。
夕飯を作るのも大変だ。きのうの残りのおでんを温めてほかに一品、などという僕のプランは、
部活から帰ってきたルリ姉にあっさりと却下され、僕はそうめんをを茹でる羽目になった。
そうめんは簡単でいいけど、茹でるのが暑いことには変わりない。僕は具を用意する意欲をすっかり失い、
半ばやけくそに、冷やし終わった麺にみかんの缶詰をぶちまけると、めんつゆといっしょにルリ姉の前にどん!と置いた。
「…ちょっと、具、これだけ?海老は? きゅうりは?金糸はどこいったの?」
「…欲しけりゃ自分で用意しろよ。自分は扇風機に当たってテレビ見てただけじゃないか」
「ほー。客に口答えとはいい度胸ね。調理師志望が聞いてあきれるわ」
ゆらりとルリ姉が席を立ち、こちらに歩み寄ってくる。ヤバい。そう思ったときにはもうヘッドロックを決められていた。
「いてて! 何だよ! 大体客ってなんだよ客って! ちょ、ちょっとルリ姉! いててててて!」
ぎりぎりと締め上げられ、視界に星が飛び始める。もう駄目か、と思ったその時、不意に縛めが解かれた。
ぺたんと床に座り込んで、荒く息をつく。と、ルリ姉の汗ばんだ匂いが鼻腔に流れ込んできた。
腋の下にあんなに密着させられたのだから、当然といえば当然だが、濃密なルリ姉の匂いに困惑する。
今日のルリ姉はもうシャワーを浴びた後だったから、汗臭い、とかそういうのでは無くて、それは純粋にルリ姉の汗の匂い、
頭を痺れさせる、なんだか甘い、熟れ始めた南国の果物を思わせるような…そんな匂いだった。
「はー、やめやめ。暑くてあんたの相手なんてしてらんないわ」
そう言って食事を始めるルリ姉の顔を、なんだかまともに見ることができなかった。
夜中になっても暑さは一向に衰えない。
横になっても汗が流れ落ちて、シーツがぐっしょりと濡れていく。僕は早々に眠るのをあきらめ、ベッドからはね起きた。
シャワーでも浴びるか…と思って階下に下り、バスタオルなんかを用意していると、ふと最近、誠太郎や弥子に
聞かされた話を思い出した。
夏休みの間は、学校で合宿を行なう部活も多いため、ほとんど毎日夜間でも学校は開放されている。
合宿中の連中は、夜中に寝苦しいと学校のプールに勝手に入り込んで、涼をとっているという…そんな話だ。
『先生もほとんど黙認だから…使うのはいいんだけど、市民プールかなんかと勘違いして、大暴れする人もいるみたいで。
翌日の練習前、片付けが大変な事もある、って先輩が言ってたよ』
とこれは弥子の言葉だ。
もちろんそんな事をするのは殆ど男子。誠太郎にはあまり興味のある話じゃなかったみたいだ。
…ふむ。「黙認」なんてレベルで管理されているのなら、部活をやってない僕が一人くらい紛れ込んでも、
先生にはバレないんじゃないかな?
そう思い始めると、あの冷たい水をたたえた学校の広いプールが、シャワーなんかよりとても魅力的に思える。
僕は用意したタオルに水着を追加し、手早くまとめると、夜の学校に向けて出かけた。
下弦の月が顔を出し始めた夜空。
学校へ向かう夜道を歩いている間にも、たらたらと汗が流れてくる。
通り道のコンビニの灯りを見て、なにか飲み物を買おうかな…いやいやここはぐっと我慢したほうが
プールに飛び込んだ時の喜びもいや増すってもんだよな…などと店の前で逡巡していると、
「森崎くん?」
と、店から出てきた人影に声をかけられた。
「あ、あれ…桐屋さん。どうしたの?こんな夜更けに…」
「そっちこそ」
少し笑いながら聞き返してくる桐屋さんは、いつものレーサーパンツ姿で、手には今買ったらしい
ミネラルウォーターのペットボトル。見れば店の駐輪場には、彼女の愛車が停めてあった。
「まさか、今バイト上がり?こんな時間まで…」
「ううん、そんな訳ないでしょ。とっくに終わったわ」
「じゃあなんで…?」
そう訊くと、桐屋さんは少し顔を伏せてしまい、うん…ちょっと、と言葉を濁した。
そういえば桐屋さん、家族ともしっくりいってない、みたいなこと言ってたっけ。
これ以上訊いちゃいけない気がして、僕は話を変えた。
「けっこ久しぶりだよね」
「そう? まだ終業式以来じゃない…森崎君、買い物?」
答えてくれた桐屋さんは、まだ沈み気味ながらも、笑顔をみせてくれた。
その少し痛々しい笑顔に、僕の鼓動がドクン、と跳ねる。あの大きな瞳が、僕を覗き込んでいる。
深い夜の色に塗り上げられた瞳に、僕が映っている。真夜中に二人で話をしている、という事実が
僕の混乱に拍車をかけた。なにか、なにか話さなければ。彼女が笑ってくれる、喜んでくれるなにかを。
「い…いや、プール行こうと思ってさ!学校のプール!暑くて寝れないし。桐屋さんも一緒にどう!?」
「え……?」
桐屋さんが怪訝な顔をする。当たり前だ、何言ってんだ僕は、なのに口は勝手に廻り続ける。
「誠太郎に聞いたんだ。合宿の連中たちとか、勝手に使っていいんだって! 部活やってなくても
バレやしないよ! 今日は暑いし、きっと気持ちいいよ!」
「でも…わたし水着なんて持ってきてないわ」
「大丈夫! 合宿の連中も服のまんま泳いでるんだから!気にすることないって!」
何がないってだ、アホか僕は。桐屋さんも心底あきれて……あれ?
「…そうかな」
桐屋さんは口元に手を当て、ちょっと目を伏せて考え込んでいる。そのとき僕は電撃的に気付いた。
授業はサボる。バイトはする。終業式には出ない。桐屋さんって…「ルールを破る背徳感」に
とっても弱い女の子?
それならば。僕はここぞとばかり、彼女の心を最も動かしたはずの言葉を、力強く繰り返した。
「大丈夫、バレやしないって!!」
「うん…じゃあ、付き合おうか」
僕は心の中で、この夏最大級のガッツポーズを決めた。
学校への夜道を二人で歩く。
桐屋さんはMTBを押しながら。まるで一緒に下校するときみたいだ。
「一緒に帰ったことは何度かあったけどさぁ」
僕は感想をそのまま口に出した。
「一緒に学校へ行くの初めてだよね」
「? ふふ、そうね…しかもこんな夜中に」
「…でも、大丈夫?良かったの?」
自分で誘っておきながら、なんて大それた事をしでかしたのかにようやく気付いてきた僕は、そう訊いてみた。
「…ええ。…今夜はもう、一人でいるの飽きちゃったし」
伏し目がちにそう言う彼女。僕は顔から火が出そうで、桐屋さんの顔をまともに見ていられない。
「…ちょっと、なに変な想像してるの?そういう意味じゃないでしょ!?」
「ご、ごめん…判ってるんだけど」
もう…と少し呆れた顔をした後で、桐屋さんは僕の方を見て
「まあ、泳ぐのは好きだしね…」
と言ってくれた。
またあの大きな瞳が僕を見つめる。低く赤く輝く月が桐屋さんの瞳に映る。
吸い込まれてしまいそうな瞳。僕はそれを見ると、また慌てて話題を探しはじめた。
「夏休み入ってから何してた?」
「うーん…ずっとバイト、かな」
想像してたとおりの答えが返ってくる。でも、それはとてもハードな日常だ。学校の方がまだマシなんじゃ。
「ずっと?休みなしに?」
「休みはあるわ。休みの日は…爆睡、かな」
「そりゃそうだよなぁ」
休みの日に一緒に遊びに行かない?なんてとても言える状況じゃなさそうだ。でも不思議と落胆はしない。
僕の知ってる桐屋さんなら、そういう夏休みを過ごすだろうな、と自然と納得できたからだ。
「あなたは何してた?」
「うーん…掃除と洗濯?あ、あと庭の草とり」
「休みなしに?」
「うん。休みなしに。」
「ふふ、森崎君らしいね…」
桐屋さんが笑う。あの瞳がやわらかに細まる。ずっと見ていたい。そう願う僕はさらに話題を繋ぐ。
「ね、僕に会えなくて寂しかった?」
「はぁ?何を言っているの?」
「実は寂しくて、毎晩泣いてたりして」
「はいはい、そういう事にしておいてあげる」
呆れ顔で笑う彼女。その笑顔を見ることは、心の底から幸せに思える。
ずっと見ていたい。その為なら、僕はどんな事だってできるのに。
だけど、僕なんかが桐屋さんの為にしてあげられることは無い。
それも判ってた。
夜の学校は、思ったよりもしんと静まりかえっていた。
時計を見れば午前1時。ここにいるのは殆どが日中激烈な練習に打ち込んだ運動部員たちだ。
みんな泥のように眠っているのだろう。
修学旅行の夜とか、そんなのを想像していた僕には、校舎は暗く沈んで見えた。
校庭の隅、木立に沿ってプールを目指す。月が校庭を照らして、真ん中を横切るのはなんだか躊躇する。
月明かりに浮かび上がるプールは、校庭の端に黒々と横たわっていた。
「大丈夫かな?」
桐屋さんが訊いてくる。目指すプールはすぐそこだ。幸い人の気配もしない。
「大丈夫だと思うよ…どうやら貸し切りみたいだ」
プールは入り口も施錠されていなかった。ひたひたと、プールサイドに上がり込む。遅れて桐屋さんがついてくる。
プールサイドは無人だったけれど、つい先刻まで誰かが使っていたのだろう。そこかしこが濡れていた。
「誰もいないわね…」
「好都合じゃん。さ、泳ごうよ」
プールサイドの乾いた一画に荷物と脱いだスニーカーを置く。そうしておいてから、僕は一気にTシャツを脱いだ。
さて、と思って見れば、桐屋さんはなんだか気恥ずかしそうに視線を逸らして俯いている。その時初めて僕は
上半身だけとはいえ桐屋さんに裸を見られている、ということに気付いて、急に頬が熱くなった。
ごまかすようにストレッチなどしてみたり。桐屋さんは小走り気味に僕から少し離れて、プールの縁に腰掛け、
靴を脱いだ白い素足をちゃぽん、と水に漬けた。
少し気まずい。照れ隠しに飛び込んでしまえ、と今まさに助走をつけようとする僕に桐屋さんは
「森崎くん、水着、着ないの?」
と訊いてきた。
僕はといえばカーゴパンツ姿のままだ。荷物の中に水着はあったが、この上桐屋さんに着替えを見られるのはちょっと。
「ああ…別にこのままでいいよ。だって桐屋さんもそのまま泳ぐんでしょ?」
「わたしはここでいいわ…ここで十分涼しいもの」
え。そんな。…濡れ髪とか、透けブラとかは?
「だって、着替えもタオルもないのよ。それにこの服じゃ透けちゃうわ」
間髪入れず桐屋さんが言葉を継ぐ。やばい、顔に出たか?
「あはは…そう…だよね」
これ以上食い下がることもできず、僕は独り、月を映す鏡のような水面に飛び込んだ。
プールサイドから見た時は、黒い鏡面に見えた水面も、中に入ってみると意外と明るい。
青みがかり始めた月の光がプールの底を浮かびあがらせる。斜めに差し込む月光が幾重にも光の筋を作る。
水面に顔を出す。水滴に霞む視界に、桐屋さんが手を振っているのが見えた。
そのまま、桐屋さんがいる側の端をクロールでゆっくりと流す。何往復目かの途中で彼女の傍に顔を出した。
「あなたって、結構泳ぎうまいのね」
「そうかな?でもタイムは全然なんだけど…桐屋さん、速そうだよね」
「泳ぐのは好きだけど…タイムとかには興味ないわ」
僕のすぐ側で桐屋さんの素足が揺れている。濡れたふくらはぎが月光に光って、とてもきれいだった。
「そうなんだ…、ね、競争しない?一緒に泳ごうよ」
「わたしはいいわよ…また今度、そのうちね」
また今度なんて、いつ来るのかも判らない。僕はなおも食い下がってみる。
「ね、やろうよ。負けた方が言うことをひとつ聞くんだ」
「もう…この間もそんなこと言って、結局なにもさせなかったじゃない」
この間のこと。それを思い出して少し胸が詰まる。そう、桐屋さんに何をしてもらうっていうんだ?
僕は彼女に何もしてあげられないのに。
「森崎くん?どうし…」
俯いた僕を桐屋さんが覗き込む。見られたくない。こんな顔は。僕はとっさに桐屋さんの手をとり、
そのまま水中でプールの側壁を思い切り蹴った。
「? きゃっ!?」
派手な水音。気泡で視界が奪われる。勢いで桐屋さんの体が水底近くまで沈む。僕は手を離して、
桐屋さんから少し距離をとって水面に顔を出した。遅れて桐屋さんも。彼女は頭を振って目にかかる前髪を払う。
「あは、あはは、あははははは…」
笑いが込み上げてくる。可笑しいだけじゃなくて、泣き笑いだ。いまの僕には本当にぴったりだ。
「こらぁっ! やったなぁーーーっ!」
桐屋さんは僕に騙されたと思ったのか、本気泳ぎで追いかけてくる。僕も逃げる。でも桐屋さんの方が少し速い。
僕は何度も捉まりそうになった。
急な方向転換、急な潜水。桐屋さんの手が僕の足に届く寸前になるたび僕はトリッキーな動きを繰り返し、
桐屋さんから逃れ続けた。
「もう! 待てぇーーーーーーーっ!」
後ろから少しはしゃいだ感じの桐屋さんの声。思いっきり泳げば泳ぐほど、反対に気持ちは穏やかになってゆく。
泣きたい気持ちはいつの間にか消えていた。
どのくらい追いかけっこが続いたのか。ちょっと息も上がってきた。僕はなんとかプールサイドにたどり着き、
飛びつくように陸に上がった。
遅れて桐屋さんもたどり着く。そのままプールの縁に頭を預け、俯いたまま荒い息を弾ませていた。
「はぁ、はぁ…、桐屋さん、やっぱり速いね、さすが」
まだ水の中にいる桐屋さんに手を貸そうと伸ばした手を、桐屋さんが掴む。そのまま引き上げようと
力を込める。だけど軽い抵抗の感触があって、桐屋さんは上がってこなかった。
「はぁ、はぁ…。森崎、くん…」
俯いた顔から、低い口調。あれ、怒らせちゃったかな…。桐屋さんは荒い息で続ける。
「森崎くん…、して欲しい事なんてない、て、言った、よね」
「え?」
桐屋さんが顔を上げる。
「わたしは……、あるわ…」
濡れた前髪の向こう、桐屋さんの瞳が僕を射すくめる。潤んだ瞳。泳いだ後だから…いや、なにか違う。
夜の闇。銀色の月光。揺れる水面。全てを映して妖しくゆらめく桐屋さんの大きな瞳。全身がぞくりと総毛立つ。
冷たく、でもなにか艶めいた熱を帯びたその目から、もう視線を逸らすことができなかった。
「してほしいこと…あるわ…」
ざぶり、と桐屋さんが水から上がる。思いの他僕の近く、ほとんど密着した位置に。まるで僕にのしかかる様に。
彼女の髪や顎からしたたる水滴が、僕をまた濡らしてゆく。
「あなたは不思議なひと…。いつもわたしが本当に欲しいものをくれる。でも…」
桐屋さんがさらに近づく。四つん這い、獲物に迫る豹のように、しなやかな動きで。僕はもう身動きひとつできない。
彼女の片手が僕の背中に廻される。濡れた唇が、僕の胸元にやわらかく押し当てられた。
「いちばん欲しいもの…。まだ貰ってないわ…」
僕の肌の上で桐屋さんの唇が囁く。その感覚に、思わず声を上げそうになる。
桐屋さんは唇をゆっくりと、ほんとうにゆっくりと這い下ろしてゆく。時々、舌や歯で僕の身体をくすぐりながら。
冷たかった唇が、じんわりと熱を帯びてくるのが判る。カルキ臭に混じって、桐屋さんの身体から
違う匂いが立ち昇る。
唇の動きと共に、濡れたシャツと下着越しの、柔らかく豊かな桐屋さんの胸が、僕の上を滑ってゆく。
やがて桐屋さんの唇は僕の上を下り終え、カーゴパンツのボタンの辺りに辿り着いた。
ぷちん、とボタンを外される。桐屋さんの指が、ジッパーをゆっくり引き下ろしてゆく。
桐屋さんの指がトランクスをつまみ、既にはち切れんばかりに膨張した僕自身が彼女の眼前に曝された。
鈴口に光る雫に、ちゅ、と桐屋さんが口をつける。僕の身体がびくん、と跳ねる。
「じっとしてて…してあげる」
白く形の良い指が、僕のものを包む。ゆっくりと一度、しごき上げられる。それだけで呻きが洩れる。
「男の子でしょ…我慢強いとこ、見せてね…」
桐屋さんは少し首を傾け、僕の茎に甘く歯を立てた。
この、目の前の女の子は、本当にあの桐屋さんなのだろうか。
上目遣いに僕を見た瞳は、まるで魔性のものだった。
信じられないものを見ている。
なかば麻痺した頭で、そんなことを考える。これは…悪い夢だ。
桐屋さんはうっとりと目を閉じ、その両の手で僕のものを捧げ持つように支え、ゆっくりとしごき立てる。
時折その唇が、スジやくびれの部分を、ちゅ、ちゅ、と音を立てて、柔らかく…時に強く、吸う。
その度に、僕の先端から泡立つ淫液が桐屋さんの頬を、唇を汚してゆく。
やがて桐屋さんの美しい唇から、舌が顔を出し…その舌が僕の肉茎の上を這い回る。
ほんのりと上気した表情、唾液と淫液の糸を引く桜色の舌…とてもきれいだった。
「…きもち、いい?」
「…………うん…」
「じゃあ…、こんなのは…?」
ぴちゃり、と音をさせて桐屋さんは僕の先端を自らの舌の上に載せる。そのままゆるゆると口を開けて、
僕を口腔のなかに埋めてゆく。
「う……!」
「ん…んふ……ぅん…」
僕は思わず呻きを洩らす。桐屋さんの鼻から漏れる呼気が、くぐもった音となって僕の下腹部をくすぐる。
あたたかく湿った桐屋さんの粘膜が僕を包む。その感触に僕のものがびくびくと跳ねた。
そんな僕の様子に桐屋さんは目を開けて、妖艶な瞳を僕に向ける。嗤っている、ように、見える。
ずるり、と引き抜かれる。桐屋さんの唇と僕の先端が糸をひく。
「まだ駄目よ…もっと我慢して」
弾んだ息で、桐屋さんは僕に言う。そしてまた僕を口内に納めてゆく。ゆっくりと、桐屋さんの頭が動き始める。
ざらりとした、熱い舌の感触。ねっとりと絡みつく粘膜。時折、意地悪に立てられる歯。
だんだんと桐屋さんの動きが速く、リズミカルになってゆく。ちゅぽん、ちゅぽん、と粘膜同士が音を立てる。
「う…うぁ……ぁああ……」
「ん…ぅふぅ……ぅん…んん…」
呻きと吐息が、切迫したものになってゆく。見れば、桐屋さんの片手は、自らの秘部をまさぐっている。
もう限界だ。僕は桐屋さんの頭に両手を添える。このまま桐屋さんの口中を思うさま犯してしまいたい、
そんな衝動をかろうじて振り切って、桐屋さんを引き剥がそうとする。
「桐屋さん…っ、ごめん、もう…!」
このままでは桐屋さんの喉を汚してしまう。そう思ったのに、桐屋さんは離してくれなかった。空いた方の手を
僕の腰に廻し、離れるものか、とばかり強く掴む。桐屋さんがひときわ深く僕を呑み込む。
その瞬間僕は爆発させた。
「あ、あ、ぁああああああっ…!」
「………!!」
桐屋さんの喉の奥深く、ありったけをぶち撒ける。刹那、見開かれた桐屋さんの瞳は、すぐに陶然と閉じられた。
こくん、こくん、こくん。
喉の律動が肉茎に伝わる。桐屋さんは可愛らしく鼻を鳴らしながら、すべてを飲み下してゆく。
僕の脈動が終わってからも、桐屋さんは吸い続ける。貪欲に、体内に残った最後の一滴まで
奪い取ろうとするように。
「はぁ…ぁ」
呆けたような吐息とともに、桐屋さんが僕を解放する。唇から溢れた精液を、桐屋さんの舌が舐め取ってゆく。
「いっぱい…出たね」
自らを苛んでいた方の指を、うっとりと口に含みながら、桐屋さんが呟いた。
一度出したのに僕の疼きは収まらない。
桐屋さんが濡れたシャツを脱ぎ捨てる。白い下着が月光に眩しい。だけど。
ハーフカップの下着、そこに露わになっている桐屋さんの乳房の上半分。それは下着よりも遥かに
透き通って白く見えた。
桐屋さんが両の手をゆっくりと僕の方に伸ばす。その手は僕の首に絡みつくように廻される。そのまま彼女は
僕を身体ごと引き込むようにプールサイドに横たわった。桐屋さんが僕をじっと見上げる。
桐屋さんの瞳に下弦の月が映っている。青白い炎がゆらめく様に。目を逸らせない。桐屋さんの唇が囁く。
「森崎くん…。いいよ。奪って…」
湿った、吐息のような囁き。僕の中でかちゃり、と何かが外れた。
「わたしに、疵を、つけて…」
まるでその言葉を引き金にしたように、僕は、一匹のけものとなって文字通り桐屋さんに襲いかかった。
ブラを乱暴にたくし上げる。外し方くらい知ってる。ルリ姉のを毎日洗濯してるから。だけど今の僕には、
そんなことも思いつかない。
「っつっ…あ、や…」
強引に下着をずらされ、痛みを感じたのか桐屋さんの眉にわずかに苦痛の色が浮かぶ。僕はそんな事
おかまいなしに、露わになった乳房をわし掴んだ。強く、深く揉みしだいてゆく。
「あぁあ…、ぃ、いた、あ、うぅん…ふ…」
桐屋さんが痛みを訴えかける。それより早く僕は、キスで桐屋さんの唇を塞いでしまう。舌を割り入れる。
鼻を鳴らして、ためらいがちに桐屋さんが舌を絡めてくる。
桐屋さんの乳房が柔らかく僕の指を呑み込む。かと思えば時折、その最深部にある硬い核がこりこりと
指に当たる。指の隙間からこぼれた桜色の突起が、硬い尖りとなってゆくのが感じられる。
僕はキスをやめて、その乳首をまじまじと見つめる。これ以上ない位に隆起した、その蕾の先端に
水滴が光っている。僕はそれをざらり、と舐めとった。
「ふぁあ……っ!」
プールのカルキ臭に混じる、なま物の味。堪らなくなった僕は、夢中で舐め廻す。がきがきと、
桐屋さんの乳首に歯を立てる。
「あぁぁ…だめ、かんじゃ…あ、あ、あ」
歯を、舌を、桐屋さんの肌の至る所に這い廻らせる。胸に、わき腹に、浮き上がる腰骨に。
僕が吸った所はそのまま、赤い痣となって残った。