WILD ARMS 五翁戦隊枢密院

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
ここはWILD ARMSシリーズでエロパロと、
WILD ARMS2ndのマリアベルのスレと、
WILD ARMS三番目に来たジェットのスレと、
WILD ARMS 終末の四騎士のスレの続きです

前スレ
WILD ARMS 終末の四騎士
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1084679973/

初代
WILD ARMSシリーズでエロパロ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1019331360/

二代目
WILD ARMS2ndのマリアベル
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045149259/

三代目
WILD ARMS三番目に来たジェット
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1064088610/
2名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 17:08:00 ID:6RiDm6Od
*これまでに投下されたSSの保管場所*
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/
3名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 17:13:08 ID:1xujdLLH
乙鰈
4名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 17:43:35 ID:afFbgN7U
団塊世代の逆襲。
5名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 18:55:56 ID:l7EnAm5h
>>1
6名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 20:15:09 ID:emAH88F4
枢密院に「鎧戦隊 ジジレンジャー」ッ! ・・と勝手な名前をつけてしまいましたよ
7名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 20:40:37 ID:ajGIHHHQ
枢密院はファルガイアの平和のため今日も彼らなりに戦っているのだッ!
年金改革ッ!!!
8名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 00:50:12 ID:s60h3Gl5
乙ったら乙ですッ!
9名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 01:09:50 ID:+8Suco+W
即死回避保守!だれかSS書いて
10名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 01:26:11 ID:OqKVD3Ld
辛抱たまらんくなった音速丸に犯される楓きぼんぬ
11名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 02:12:09 ID:naPab5xN
とりあえず保守っとくか
12名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 02:39:35 ID:qRXIufDz
んじゃ即死回避のSS投下〜。
残念ながらガウンは出てこないが。
ヌルイかも知れんけど前座ってことで、許してくだされ。

※お読みになる前の注意
・ジュード×ユウリィです。
 途中いかにもアルノー×ラクウェルになりそうですが、フェイクです。
・ユウリィはエロさアップのスキル修得済み
・その他つっこみどころ満載かと思いますが、ご了承ください。
1312:2005/04/13(水) 02:40:22 ID:qRXIufDz
ユウリィ。
薄い茶の、きれいな髪。
濃紺のワンピース。
あれはユウリィだ。遠目でも、後姿でも、見間違えるはずがない。
ここはどこなのか、周囲の様子はどんななのか──不思議と、
そんな疑問は浮かばない。ただ、少女のもとへ行かねばと、思うだけで。
駆けていく。濃い霧がかかったような空間を…そうとは知ろうともせず。
ユウリィが振り返る。
ちょっと驚いた表情をして…微笑う。
それは、やがて視界いっぱいに広がって──

「うわぁぁぁッ!」
「どわぁッ!?」
ジュードは自分の叫び声で目を覚ました。
シャツの背中が寝汗ではりついていて、気持ちが悪い。
「どーしたお子ちゃま。怖い夢でも見たのか?」
アルノーが、ジュードをからかう時専用の笑顔を浮かべて言う。
「そんなんじゃないよッ!ただ…」
「ただ…なんだよ?」
「…よくわからない」
「ハァ?なんだよそりゃ…俺はちょっと出掛けるからな。
トイレにはちゃんと独りでいくんだぞ、お子ちゃま」
「出掛ける?こんな遅くに?」
後半はとりあえず無視して問う。
たしかにアルノーはすでに上着を着て、そわそわと出掛ける準備をしていた。
いつもより身なりに気をつけているように見えるのは、気のせいだろうか。
「散歩だよ。…大人のな。ついてくるんじゃねえぞ」
1412:2005/04/13(水) 02:40:58 ID:qRXIufDz
残されたジュードは寝付けなかった。
目を瞑ると、さっきの夢が甦る気がしたからだ。
「なんでこんな落ち着かない気分になるんだろう…」
ただの、ユウリィの夢なのに。
「…のどが渇いてるから眠れないんだ。きっと」
そう決め付けて、ベッドから降りる。
寝巻き──といっても、普段の格好からタイを外したくらいだが──
の上にジャケットを着て、外の井戸に出る。
「生水は飲んじゃいけないって言われてるけど…ちょっとくらいならいいよね」
手漕ぎ式の井戸から出る水を、手ですくう。
ひんやりとした感触が心地いい。
ひとくち飲んで、ついでに顔を洗って…ますます眠れない。
「弱ったなぁ…明日も村のお手伝いがあるのに」
「ジュードも眠れないのですか?」
すぐ間近で聞こえる声。
「うわッ!?」
「ごめんなさい…ビックリさせちゃいました?」
いつものとは違うゆったりとした、いかし色だけは同じ紺のワンピースの上に
白のカーディガンを羽織ったユウリィが立っていた。
たぶん、この格好で寝ているのだろう。そんな想像が掻き立てられる。
さっきの夢のこともあって、対応は自然、ぎこちないものになった。
「い、いや…別に…」
「そうですか?てっきり…──」
何かに気づいたように、言葉を途中で切る。
「なにか──」
いたの?と尋ねようとした瞬間、有無を言わさず
垣根の中に押し込まれた。
1512:2005/04/13(水) 02:42:00 ID:qRXIufDz
「いきなり何を…!」
「しっ…静かに…」
口に人差し指をあてながらユウリィが言う。
仕方無しにユウリィの見つめる方向に首を向けるジュード。
そこには、いかにも親しげな様子で歩いてくる一組の男女がいた。
「あれ、アルノーとラクウェルだ。…なんで隠れるの?」
「しーッ!」
わけがわからないながらジュードが黙っていると、
夜風に乗ってふたりの話し声が聞こえてきた。
「…それで、あのふたりにはもう話したのか?」
「いんや。出発する日までは黙っとこうと思ってな」
「そうか…まあ、お前は顔に出やすいからな。
黙っていても気づかれるだろう」
「さあて、それはどうかな。
最低でもジュードの奴にだけは、気づかれない自信があるぜ?」
「…それは自慢にはならないのではないか?」
そういって、お互いに笑う。
「チェッ、見てないと思って好きなこといってら」
と、ふくれっつらのジュード。
「フフ……──!コホ、ゴホッ」
「おい!?」
急にせきこんだラクウェルに、アルノーは血相を変える。
「…少し笑いすぎただけだ。大事無い…」
「へたくそな言い訳するんじゃねえよ…そんなに俺は頼りないか?」
「そうだな…」
そう言って、アルノーに半歩近寄る。
1612:2005/04/13(水) 02:42:49 ID:qRXIufDz
「へへ、今日はズイブンと積極的だな?」
「馬鹿者、こんな時に茶化すな。…支えてくれるのだろう、アルノー?」
「ああ…俺が一生ついててやる」
きつい抱擁。
事ココにいたって、ようやくジュードは隠れた理由に気づく。
なるほどこれは邪魔しては悪い。
(だけど、このままここにいるのも良くないんじゃないかな…?)
そう思って、ユウリィの方をうかがうと
ほんのりと頬を染め、食い入るようにふたりの様子をみつめている。
…だめだ。これではとても「帰ろう」とは言えない。
無理矢理にでもひっぱって帰ろうか、などと思案していると、
いきなり視界が暗転した。
「(ユウリィッ!?)」
「(見ちゃダメですッ!)」
じゃあユウリィはどうなんだ、などと言っている場合ではなかった。
目が塞がれている分、他の感覚が強調される。
顔に回された腕、背に当たる柔らかな感触、間近に香る甘いにおい…
おまけに、遠くかすかにだが、くぐもった荒い吐息も聞こえてくる。
それが深いキスを交わす恋人達のものである、とは少年には知る由もないが。
続いて聞こえるのはゴソゴソと何かをまさぐる音。
「…ン…コラ…!こんな所で…!」
「大丈夫、大丈夫。誰も見ちゃいないさ」
「そういう問題では……は、…やめ…」
「イヤだったら、振りほどいたっていいんだぜ?」
「んん…!…はっ、はっ、ん…ぁ…!」
苦しそうな、だがどこか愉悦の混じったその声と、
次第に強く押し付けられてくるユウリィの身体が、
ジュードの身の内の、自らはいまだ気づかぬ衝動を煽る。
「ん、は……あぁっ!」
押し殺しきれなかった、ひときわ大きな声。
ユウリィの全身が緊張し、これでもか、とジュードに密着してくる。
それらに堪えきれず、ジュードは大きくみじろぎをした。
1712:2005/04/13(水) 02:43:39 ID:qRXIufDz
垣根が揺れ、吐息以外に聞こえるものとて無かった静寂を破る。
ふたりの世界に没入していたアルノーとラクウェルは
途端、はじかれたようにふり返った。
「…誰かいるのか?」
アルノーは音のしたあたりをうかがう。
ジュードとユウリィが脱兎のごとく逃げ出した後のそこには
当然ながら誰もいない。
「誰もいないぜ。動物かなんかだろうよ…って、あー…」
着衣の乱れを直してしまったラクウェルを見て
アルノーはガックリと肩を落とす。
「くっそー、せっかくいい雰囲気だったのに結局、おあずけかよ…」
「妙な声を出すな。聞いてるこっちが情けなくなるぞ」
「へいへい。そんじゃ、ご寝所までエスコートいたしますか、お姫様?」
「…もう少し、歩いていかないか?」
アルノーがやや意外そうにふり返る。
「その…なんだ。このままでは……寝付けそうに無いからな、お互いに。
…先に仕掛けてきたのはそっちなのだから、それなりの責任はとってもらわねば…」
赤面しつつ、ぼそぼそと言い訳がましく言った。

一方、神行法もかくや、のスピードで逃げ出したジュードとユウリィ。
村のはずれ、材木を切り出す林のあたりで座り込む。
しばらくは呼吸の乱れで口も利けなかった。
「…ご、ごめん、ユウリィ。僕のせいで見つかるところだった」
「いえ…あのまま覗いていたらふたりに悪かったですから。
…わたしも、いけないって、思ってたんですけど…つい…」
「うん。僕も帰ろうとは思ったんだけど」
ユウリィが夢中だったから、と続きをいうほどにはジュードは迂闊ではない。
「…ジュードは…ああいったコトに、興味は無いんですか?」
しばらく間を置いたあとに、意外な事を訊かれる。
1812:2005/04/13(水) 02:44:21 ID:qRXIufDz
「ああいうコト…って?」
「で、ですからその…同じ年頃の女の子と………仲良くしたり」
妙に歯切れ悪くユウリィが言う。
「どうなのかな。村を出る前は、女の子なんて見たこともなかったし。
出た後は…それどころじゃ無かったし。ユウリィはあるの?」
「わ、わたしですか?…わたしも、小さい頃は施設でしたし、
その後はパラディエンヌの修行で…」
「そっか。アルノー達、大人だよね。
僕も大人になったら誰かとやることになるのかな」
興奮冷めやらぬ、といった調子で、紅潮した顔を輝かせながらジュードは言う。
あくまでも無邪気な好奇心が、子供である証明になっていることには気づかずに。
「…わたしと、してみます?」
「…え?」
なんのことだかわからないジュード。
「わたし達…キス、したことありませんよね。
…こんな近くにいるのに。ずっと、一緒にいたのに」
「ど、どうしたの、ユウリィ?」
座ったまま、無意識にあとずさる。
「…イヤですか?」
膝でいざっていき、ジュードがあとずさった分、間を詰める。
「イ、イヤじゃないけど…」
こういう状況でどっちつかずの返事は命取りである
…などという知識は、もちろん少年には無い。
「なら、いいですよね…」
紅潮した頬、瞳に自分を映した潤んだ目が、せまってくる。
1912:2005/04/13(水) 02:45:03 ID:qRXIufDz
(このままだと、さっきの夢の続きに──ッ!?)
こうなれば立ち上がって逃げよう──そう思った矢先、背中になにかがぶつかる。
慌てて振り向くと、切り出した材木が積んであった。
逃げ場を失ったジュードに馬乗りにのしかかり、ユウリィは優しく頬を両手で包む。
少年の瞳は大きく見開かれている。興奮…怯え…驚愕…それとも恐怖?
幸か不幸か、迫る少女にそのことを鑑みる余裕は無い。
いよいよ唇が迫ってくる…ジュードは強くまぶたを閉じる。
しっとりと、生暖かく、柔らかい感触。
荒い鼻息がこそばゆい…これはお互い様かも知れないが。
ずいぶん長い間のように感じたが、実際には一瞬だったかも知れない。
ゆっくりと離れると、ユウリィは訊いた。
「どう…でした?」
「ど、どうって…」
恐る恐る目を開けると、ジュードは訊き返す。
ユウリィの顔は、まだ息がかかりそうなほどの距離にあった。
「ドキドキしたとか…」
「うん…し、したけど」
「それだけですか?」
「…よく…わからない。頭の中が真っ白になって…
なんだか身体がむずむずするような…ヘンな感じが」
「わたしも…身体が、火照ったみたいに……」
羽織ったカーディガンを、パサリ、と地に落とす。
「ユウリィ…?」
「あつかったから…ジュードも、脱ぎませんか?」
訊いておいて、ユウリィは答えを待たずジュードのジャケットをはだけると、
シャツのボタンを上からひとつ、ふたつ、ゆっくり丁寧な手つきで外していく。
「ジュード…」
「今日のユウリィ、なにかヘンだよ…」
2012:2005/04/13(水) 02:45:46 ID:qRXIufDz
「そうですか…?」
「…うん。いつものユウリィは、こんなこと…しない」
それには答えず、シャツの前をはだける作業を終わらせる。
少年らしい小さな…しかし、訓練と冒険によって鍛えられた胸板が露わになった。
愛おしげに指でなぞる。
その度に、ジュードの背筋にはまたあの──悪寒とは違う、決して不快ではない感覚が走る。
「ユウリィ…ッ!こんなの…!」
「フフ…息が荒いですよ、ジュード」
滑らかな指先が、つつつ、と胸をなぞる。
かと思えば、“の”の字を書くように乳首のまわりでもてあそぶ。
最初は頬擦りするだけだった頭が、口づけをするようになり、
やがて、遠慮がちにだが、舌を這わせ始める。
「あぁ…ダメだよ、こんなの…ユウリィ…!」
ジュードは必死に快感に耐えながら言葉を紡ぐ。
その様子が、彼女の嗜虐心をそそるとは知るよしもなく。
「なんでダメなんですか…?ジュード…」
ユウリィのふとももが、少年の脚の間に差し入れられる。
ジュードは、あの部分に当たるのだけは避けようと動くが、
体重をかけられていて自由が利くはずも無い。
あっという間に熱く、硬くなった部分をとらえられて、優しく擦られる。
「なんでって、そんなの…!ぁあ…は…ダ、ダメだぁッ!ダメだったらッ!」
ジタバタともがこうとするジュードを、ユウリィは愛撫して制する。
「わたしの中には、獣がいるんです…ジュードを、食べてしまいたいって」
妖艶とさえ言える笑みを浮かべ、
言葉を発する吐息をふれさせるようにジュードにささやく。
「ジュードの中には…いないのですか?」
両手を後ろに回し、背中のファスナーを下ろす。
その音が、ジュードにはやけに大きく響いて聞こえた。
襟ぐりをはだけ、袖から腕を抜き…
淡いブルーの下着が、かろうじて乳房が露わになるのを防いでいた。
2112:2005/04/13(水) 02:46:27 ID:qRXIufDz
月が雲に隠れたのか、あたりが少し暗くなる。
その中で、ジュードの目はユウリィに釘付けになっていた。
なだらかな曲線を描く白い肌…くらがりで、そこだけうっすらと浮かんで…
少年は、思わず生唾をのみこむ。
「触れてみたく、ありませんか…?好きにしていいんですよ、ジュード…」
「え…そ、…いや…」
ジュードは言葉になっていない喘ぎをもらすだけで、あとはパクパクと声にならない。
今度こそ嫣然と微笑んだユウリィはジュードの右手をとって導いていく。
左の乳房に、そっとそえさせた。
「わかりますか…?わたしの心臓が、動いているのが」
「う、うん…すごく速く動いてる。それに、とてもあったかい…」
「フフ…ジュードの手、ひんやりしてて気持ちいいです…」
そう言われて、ジュードは耳はおろか首筋まで真っ赤に染まる。
「そ、その…ごめん」
「なんで謝るんですか…?わたしはジュードに触れて欲しいのに」
「そ、そんなこと…!」
「大丈夫ですよ、ジュード。怖くなんかありませんから…」
「そ、そう…?」
巧みに誘われて、ジュードは抗えずフラフラとユウリィの胸に顔をうずめる。
「ね…ほら…大丈夫よ…」
「うん……やわらかい。ユウリィ、お母さんみたいだ…」
「くす。…じゃあ、ジュードは赤ちゃんですね」
「ユウリィまで僕を子供あつかいしないでよ」
状況も忘れてムキになるところが微笑ましい。
「それなら、わたしの背中のホックが外せますか?」
わざと悪戯っぽく、挑発するように言ってみる。
「ホック…?」
キョトンとするジュード。
ユウリィは器用に後ろに手を回して、再びジュードの手をとった。
2212:2005/04/13(水) 02:47:09 ID:qRXIufDz
「これ?」
「そうです…あ、ひっぱっちゃダメです。最初は内側に…」
「…ん…こう…?…あ、できたよ」
パチッという音と共に、乳房自体に押されるように下着がはだける。
「ありがと…ジュード」
ユウリィが肩紐を下ろすと、下着はひとりでにスルスルと落ちていってしまった。
下着から完全に開放された乳房が重たげに揺れ、
先端は、突然に外気にさらされてツン、と頭をもたげる。
辺りを漂う甘い香りがいっそう強くなった気が、ジュードにはした。
しばしお互いに言葉もなく見つめあった後、ユウリィが言った。
「…なにか言ってください、ジュード。恥ずかしいです」
「ごっ…ごめんっ…その…キ、キレイ…だよ。とっても」
「嘘はいわなくていいんですよ?」
「ホントだよッ!嘘じゃない──」
あせってなおも言い募ろうとしたジュードの口を、唇がふさぐ。
さすがに、今度は動転したりしなかったが、
遠慮がちに唇の中に入ってこようとする
ユウリィの舌の動きに応えられるほどには、まだ慣れていなかった。
それはユウリィもわかってか、無理に入り込ませようとせず
おとなしく…しかし名残惜しそうにゆっくりと、唇を離した。
「ありがとう…ジュードに褒めてもらえると、嬉しい」
「うん…。あのさ…触っても…いい?」
ジュードの台詞に、ユウリィはクスッと笑う。
「いつになったら触ってくれるのかと思ってました」
「…!じゃ、じゃあ…さ、触る、ね…」
「はい」
律儀に宣言する少年に笑みをかみ殺しつつ答え、
ユウリィは触りやすいようについ、と胸をつきだした。
2312:2005/04/13(水) 02:47:52 ID:qRXIufDz
恐る恐る、手を伸ばしてみる。
いきなり真ん中の乳首は怖いから、少し端の辺り。
そこから外縁を伝って、下へ。
持ち上げてみると、意外なほど重みがある。
そこから、いよいよ中心へ指を伸ばそうとした時、
頭上からクスクスと笑い声が降ってきた。
「…ごめんなさい、くすぐったくて。もっと強くしても大丈夫ですよ?」
「う、うん」
言われたとおりに、少し…ほんの少しだけ、指に力を加えてみる。
指は見る間のうちに、真っ白な乳房に吸い込まれていく。
(すごい…やわらかい…)
指を動かすのに夢中になるジュード。すると、
「っ、んッ!」
短く叫び、ユウリィの身体がぴくっとはねた。
「ごめん、痛かったッ!?」
「ううん…違うの、ジュードが…上手だから。気にしないで、続けて」
「うん…」
再びジュードは指を這わせる。
今度は、力を入れすぎないように、ゆっくり…
外から内へ円を描くようにして、徐々に半径をせばめながら。
それが中心へ近づくにつれ、ユウリィの身体は緊張に硬くこわばり、
背中は弓なりにそっていく。
いよいよ、先端に触れる、となった時、ジュードはふと思った。
(あそこはなんだか敏感そうな気がする…指だと、また力が入りすぎるかも)
一瞬の思案。
ジュードは、ユウリィが自分にした愛撫のことを思い出した。
2412:2005/04/13(水) 02:48:35 ID:qRXIufDz
前触れ無く、乳首を口に含まれる。
「きゃ、ジュー…ぁんっ…はぁああッ」
完全に不意打ちだった。そのせいで、声が漏れてしまう。
「ア、アレ…?痛くしないようにって思ったんだけど…ごめん」
「はぁ、はぁ……何を…?
…ジュード、あれは…痛くて言ってるんじゃ、ないんですよ?」
乱れた息を正しながら、ユウリィ。
「え…そうなの?」
「あれは…その…ジュードが、……気持ちよかったから…」
「そっか…じゃあ、今のも気持ちよかったんだ?」
答えは無い。
「ユウリィ?」
「ジュードのバカ…!そんな恥ずかしいこと、何回も言えません…ッ!」
耳まで真っ赤になったユウリィに
ジュードは得心した、といわんばかりの満面の笑顔でいった。
「じゃあ、もっと気持ちよくしてあげるねッ!」
「きゃ、待って、ジュー、ド……!」
要領を得てきた少年の指が、無遠慮に、縦横に、動き回る。
全体を優しく手のひらで包んでもみしだき…
かと思えば先端をひとさし指で掻くようにもてあそぶ。
「ぁん……ッ!──ッ!んッ!…ダ、ダメ、ジュー、ドこ、えが、…!」
「いいよ、ユウリィ。声を出しても」
言い終えた口で、軽く乳首をついばむ。
「そんな…ッ…ふぁ…ぁあ…ッ!──ッ!!…………はふ…」
ユウリィの身体がひときわ大きく弓なりにしなったかと思うと、
くたり、とジュードに寄りかかった。
2512:2005/04/13(水) 02:49:18 ID:qRXIufDz
腕の中で急に動かなくなったユウリィを不審に思い、呼びかけてみる。
「…ユウリィ?」
「……です」
うまく聞き取れずに、首をかしげるジュード。
「ずるいです。ジュードばっかり、わたしを…」
「ご、ごめん…」
よくわからず、迫力に押されて謝るジュード。
「わたしだけ……なるのはイヤです。今度は、ジュードも一緒に…」
「うん…でも、どうすればいいの?」
ユウリィは恍惚と微笑う。
この無垢な少年を自分の手で教育する、という行為に
怪しい快感を感じはじめていた。
ズボンのファスナーに手をかけ、一瞬の躊躇の後、ひき下ろす。
そこから手を差し入れると、形を確かめるように撫ぜた。
「ぅあ…ッ…ダメだよ…そこ、いじっちゃ…」
「…じゃあ、ジュードがしてくれますか?」
そう言って、右手をスカートの中に導く。
「ユウリィ…?」
「ジュードが脱がせてください…わかりますよね?」
ジュードは唾を飲み込もうとして、口の中がカラカラなのに気づく。
ユウリィが見ている。不安と、羞恥と、…期待の入り混じった瞳で。
少年は覚悟を決めると、まばらに雑草の生えた大地に脱いだジャケットを敷いた。
その上に、ユウリィをゆっくりと仰向けに横たえる。
「ジュード…キスしてください」
横たわったまま、ユウリィが両手を伸ばしてせがむ。
2612:2005/04/13(水) 02:50:00 ID:qRXIufDz
顔を近づけていくと、両手を首にまわされた。
そのまま口づける。ユウリィの舌が唇をくすぐり、
それに応えようと口を開けるが、そこから逆に入り込まれた。
歯の付け根をなぞられ、たまらずにこちらも舌で応戦しようとすると
それはするりとかわされて代わりに頬の裏をこね回される。
舌の付け根を絡めるようにねぶられて、歯の裏側にまわり…
そこで息が続かなくなり、いったん離れる。
透明な糸が一筋、ふたりの唇の間に引いた。
それをたぐるように、今度はジュードのほうから、
逆に向こうの口内を蹂躙すべく、唇をあわせる。
だが、文字通りの舌戦はユウリィに分があるらしかった。
だからというわけでもないが、ほどほどにきりあげて
ジュードは本来の目的に戻った。
わきばらに右手を置く。ユウリィの身体がぴく、と緊張するが
それはあえて無視して…そのまま指先をくだらせていく。
滑らかな肌の感触をしばし楽しんだ後、目指す物にひっかかった。
そのふちに沿って少しばかり左右に指を動かし、
ちょっとした隙間を見つけて、中にすべりこませる。
瞬間、首にまわされっぱなしのユウリィの腕に力が入る。
左手でユウリィの腕をあやすように撫でつつ…ジュードは浸入を続ける。
ゆっくりと、だが確実にジュードの指は下着とともに降りていく。
ついに、丸みを帯びた臀部にさしかかると
それまでの亀の歩みのような速度から一変して、後ろの部分だけを
するっと脚の付け根までおろされてしまう。
悲鳴をあげる間もあらばこそ、ジュードはそのまま
両膝を、抱きかかえるときのように差し上げてしまう。
2712:2005/04/13(水) 02:50:52 ID:qRXIufDz
「きゃ…ッ!ヤダ、ジュード…!」
高々と上がった自分の膝頭が見える。
たぶん、半脱ぎになった下着をつけた下半身は丸見えだろう。
恥ずかしさに、両手で顔を覆う。
ジュードは、ユウリィの脚をくの字に折りまげたままにしてしまう。
「こうしないと、脱がせにくいから…」
あまり悪びれた調子の無いジュードの声が聞こえる。
ややあって、スルスルとまくりかえった下着が脚を降りていく感触。
ふとももをつたって上り、てっぺんの膝頭で少し足踏みしたあと、
脛を駆け下りる。最後、足首を過ぎて甲を抜いて…
「脱げたよ、ユウリィ」
「…もうッ!なんであんな恥ずかしいやり方で脱がせるんですか…!?」
「ごめん。でもさ、なんだか…キレイだったよ。
ユウリィの……まわりに髪とおんなじ色の…キラキラ光っててさ」
「い、言わなくていいですッ!いいからジュード…最後まで…」
そういって、少年の股間に手を伸ばす。
「見たんなら…わかりますよね?そこに…ジュードのそれを…」
「うん…なんとなくわかる気がする…」
ジュードは、下着を押し破らんとばかりに膨張したものをとりだす。
それまでも知識としてなら知っていたはずだった。
だが、目の前にある「実物」はとても巨大に見える。
「怖い…?ユウリィ」
その想いを見透かされたかのように、ジュードに真上から問われる。
「…全然怖くないって言ったら、嘘になります。
でも…それよりも、ジュードとひとつになれるのが嬉しい」
「僕も嬉しいよ。…なるべく、怖くないようにするから」
こくん、とうなずくユウリィ。
そうして、どちらからともなく、唇を合わせた。
2812:2005/04/13(水) 02:51:36 ID:qRXIufDz
ジュードの先端が近づいてくる。
本能的に逃げよう、逃げようとする身体を、意思の力で押さえ込み、
逆にジュードの背に、腕をまわした。
「……ん…ぁ…」
ユウリィにとってはこれ以上ないほどの長い──しかし、
客観的にはわずか数十秒の間をおいて、
火傷しそうに熱いものがユウリィの女性に触れる。
たったそれだけの感触で、快感でどうにかなってしまいそうだった。
ジュードが、入り口を探して上下にさまよう。
手伝ってあげなきゃ、と思考だけが先走り、
快楽に支配された身体はいっこうに言うことをきかない。
「ぁあ……ん、ジュード…もうちょっと、下……」
かろうじて出せる声で、必死になって教えるが。
「はっ、はっ、こ、こう、…?」
「そう…です…そのまま……ぁぁあんっ」
彼女自身があふれさせる愛液で、ジュードはぬるぬるとすべってしまう。
その度に、ユウリィの身体には突き抜けるような愉悦が走る。
そうした事を何度か繰り返し、ユウリィがもう何も考えられなくなった頃に
やっとジュードはたどりついた。
「あ…ユウリィ、ここ…だよね?」
「ぅん……ん、ジュード…早く……」
もはや返事ともいえない返事を返すユウリィ。
仕方無しに、ジュードはゆっくりと腰を進める。
背を抱いたユウリィの指先がかぎ爪のようにまがり、
ジュードの肌に食い込んだ。
2912:2005/04/13(水) 02:52:20 ID:qRXIufDz
「ユウリィ、大丈夫?抜こうか?」
背中をひっかかれた痛みなどおくびにも出さず、ジュードが言う。
眉根を寄せ、苦痛に耐える表情のまま、ユウリィはただ首を横に振る。
「うん。あと少しだから…頑張って」
ジュードは彼女の頭を抱いて、髪をすくように撫ぜた。
それで安心したのか、すこしユウリィの緊張がほぐれる。
その間にゆっくりと進めて、ようやく半ばまで入った。
突然に未曾有の快楽がジュードを襲う。
燃えるように熱く、ぬるぬるとした感触が幾重にも自分を包み、
奥へ、奥へといざなうような感覚。
その誘惑に従って思い切り突き上げたくなる衝動を、
唸り声をあげながらも必死に抑える。
「ぅううッ…はぁっ、はぁっ、はぁっ」
「…ジュード…?」
気がつくと、組み敷いたユウリィが心配そうに見上げている。
「大丈夫。ユウリィの中が気持ちよかっただけだよ」
そう言って、安心させるように頬にかるく唇をあてる。
あせって痛くしちゃいけない。
立ち止まって痛みを長引かせるのはもっとダメだ。
新たにそう心に決めて、腰を進める。
だが、それは言葉ほど簡単なものではなかった。
ただでさえ狭いのに、少し進むたびに反応してきゅうきゅうと締め付ける。
十分に濡れているから進むこと自体に支障は無いが、
快感にすべてを吐き出してしまいそうだ。
それでもどうにか進むと、一段強い抵抗感に阻まれる。
3012:2005/04/13(水) 02:53:02 ID:qRXIufDz
「ユウリィ…」
「…貫いて、ください。ジュード…」
「うん。…できるだけ力を抜いて、ユウリィ」
「はい……──ッ!んん…うううううッ!」
何かが切れたような感触とともに、抵抗が弱まる。
「────…ぁぁあああッ!ジュードッ、ジュードォッ!」
「全部入ったよ…ユウリィ…」
ぐったりとした少女はぜいぜいと息を継ぐだけで返事が無い。
眉根は苦痛に寄せられ、首にまわされた腕には力が抜けている。
これ以上ユウリィを苦しめまい、と少年は中から出て行こうとするが、
気がつくと少女の脚がかにばさみのように腰を挟んでいて、抜けられない。
ふとももに手をかけてゆっくり振りほどこうとすると、ようやく少女から声がした。
「ダメです…ジュード…」
「大丈夫?……ごめん…苦しい想いさせて。いま、抜くから」
だが、ジュードの言葉にユウリィはぶんぶんと首を横に振る。
「ダメ。…抜いちゃイヤです、ジュード。そんな気を使って欲しくありません。
このまま、ジュードのを全部ください…ッ!」
「ユウリィ…でも……」
「ジュードの、したいようにしてください。
…それがわたしの、して欲しいことです」
その言葉に応えるように、ユウリィの中の動きが活発化する。
射精を促すようにうごめく少女の体内。
ジュードは、もはや立ち止まってはいられなくなった。
だが、退路は塞がれている。ならば行く道はひとつしか無い。
「ううッ…ぐあああッ!」
唸りとも叫びともつかぬ声をあげて、ジュードは渾身の力で突き上げた。
3112:2005/04/13(水) 02:53:43 ID:qRXIufDz
瞬間、凄まじい衝撃がユウリィを襲う。
身体を千々に引き裂かれんばかりの鋭い痛み。
だがそれでも、ユウリィは一声の呻きすらあげない。
少年のため…いや、少年とひとつになりたいという強い想いが、
少女を揺ぎ無く支えている。
「ぅぅ…ッ!もう──……ダメ……ぅぅッ!」
身のうちで暴れる少年がひときわ大きく膨張したかと思うと、
燃えるように熱い液体が、ユウリィの中心に降り注いだ。
ぐったりとユウリィの上に倒れこむジュード。
そのひとつことをなし終えた安らかな顔を見ていると
ユウリィには、さっきまでの痛みなどまるで無かったかのように思えてくる。
「う…ん………ごめん、ちょっとクラッときちゃった」
「いいですよ、ジュード…このまま眠っても」
「そういうわけにはいかないよ。抜くね、ユウリィ」
「はい。……んんッ!」
少年のものが引き抜かれると同時に、
幾筋か赤い流れの混じった白濁液がどろどろとながれでてくる。
「ユウリィ…血ッ…血がでてるよッ!」
「女の子は、はじめてだとそうなるんです。もう平気ですから…」
ユウリィはそう言ったが、ジュードはあまり聞いていなかった。
下敷きになっているジャケットからなにやらゴソゴソと取り出す。
「きゃッ…ふ、拭いてくれなくても…自分でやりますから…ッ」
「いいから、まかせてよ。ユウリィ、まだ動くと辛そうじゃないか」
仕方なく身を任せる。ジュードのほうも気を使って
なるべく見ないでやってくれているのだが、
それでも恥ずかしさに全身が焼かれるようだ。
3212:2005/04/13(水) 02:54:23 ID:qRXIufDz
「…もう、そのくらいで…」
「ん……うん」
半ば以上脱げてしまったワンピースを直す。
散乱した下着をひろおうと腰をあげるが…
少しも下半身に力が入らない。
なんとか立とうともがいていると、ジュードにひょい、と抱えあげられた。
「連れてってあげるよ。
…さっきのだけじゃ、まだ気持ち悪いでしょ。お風呂?」
突然の浮遊感に目を丸くしていたユウリィだが、
ジュードの台詞にくすり、と笑った。
「お風呂に連れて行って…どうするつもりですか?」
首をジュードの胸に預けながら、言う。
「ええッ!?いや、そ、……な、何もしないよッ!」
「今日は、もうダメですよ。でも…」
ジュードの首元まで顔を寄せる。
「でも…──きっとまた、してくださいね」
3312:2005/04/13(水) 02:56:09 ID:qRXIufDz
おしまい。


…ハイ、へたくそな書き手にありがちで冗長です。
軽い気分で書き始めたってのになんでこんなことに…
34名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 03:23:28 ID:Zi0eAA2V
>>12
乙!よかったよ。
でもジュードxユウリィじゃなくて
ユウリィxジュードな木がw
35おっぱい星人:2005/04/13(水) 04:00:58 ID:Ol6SDNzd
GJ!
個人的にはユウリィは総攻めだと思うな
ジュード、兄さん、アルノー、ラクウェル、が相手ならばね
36名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 09:40:13 ID:39jVr8aL
アルノー×ユウリィなんて投下したら叩かれますか。







書く気ないけど。
37名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 16:05:58 ID:rj2/imAw
>>12
GJ!
おこちゃまズは可愛いなあ
38名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 16:40:04 ID:qzfAdjAT
おこちゃまや
ああおこちゃまや
おこちゃまや
39名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 18:27:07 ID:+8Suco+W
か・・・・神じゃ・・・GJ!
40名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 19:26:42 ID:QFn3rGW4
>>12
乙ですそしてGJッ!!!!!
ふたりとも可愛くて想い合っとりますな!
41名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 20:01:01 ID:hrCkm+RQ
ふとももが足のあいだだとぉッ!
何たる発想…
42名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 21:17:12 ID:ST7m009i
GJッ!いいよいいよッ!
43名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 01:32:51 ID:TVdSgoc1
もっと小説を待ってる俺がいる
44名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 14:42:14 ID:l5XkjIxP
前スレ、1000を目前に落ちただとッ!?
45名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 16:58:21 ID:tAsADCIr
980を過ぎて1日経っても書き込みがないと落ちるんじゃなかった?
46名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 01:09:23 ID:m8U1Tuq4
エロければ何でもいいのです。気にせず投下してください
47名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 01:39:05 ID:0z5155+F
微エロでもよいでつか?
48名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 02:04:17 ID:m8U1Tuq4
私個人としては全然構いません。どうぞ投下してください
49名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 02:05:00 ID:JziZey4n
>>47
微乳エロだとなお嬉しいw
50名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 02:09:56 ID:UyuXK1BD
>>47
ふとももが足のあいだみたいな微エロが大好きだッ!
51名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 16:05:56 ID:+af5RBS3
念の為保守
52名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 17:53:21 ID:IMA2nTjp
「首から上には自信があるのさっ!」
(アルノーの決めセリフってかっこいいよね…ちょっと僕なりに変えてみようかな)
「ねえユウリィ、僕の長所って何かな?」
「え、ジュードの長所ですか?そうですね…やっぱり足の速さじゃないでしょうか」
「そっか、ありがと!」
(足ってことは…だよね。よし、次の戦闘の終りに言ってみよう!)

―戦闘後―

(よしっ、僕がトドメさしたぞっ!)
「へへっ、腰から下には自信があるんだっ!」
「「「!!??」」」
「お、おいおこちゃま!それはマズイだろっ!」
「…(アルノーより大きいのか…いや、しかし…)」
「〜〜〜〜!!(赤面)」
「?どうしたのさみんな?」


まあさんざん話題にされてるとは思うけどね
53名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 19:25:29 ID:XAZq/2a4
お前らたまにはザックやリルカのことも思い出してやってください。
54名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 19:41:34 ID:UyuXK1BD
早いよ、今思い出したら逆に4のキャラが不憫だ。
55名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 19:49:32 ID:m8U1Tuq4
まあ職人様の降臨を待ちながらマッタリエロ雑談でもしとこうや
56名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 20:26:42 ID:dmrxLer9
>>52
なにやら葛藤している林檎さんにワロタw
57名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 21:04:46 ID:dJ2eSbuN
>>53はなりきりスレから来たアレだと思うんだが如何

そして>>52ワロス
58名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 00:16:30 ID:OSk3JjAO
何故かハンペンを思い出したぞ
59名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 01:47:22 ID:GLiSmz1P
職人様の降臨を心からお待ちしてます
60名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 10:59:08 ID:IX3NmaL3
>>53
別にええやん、エロパロにならなくても。
人気ないってわけじゃないんだし。 
61名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 19:32:36 ID:ai/mm5tm
現在、3を攻略中。
電波とか、RPG最悪主人公10人に入ってるとか色々言われるヴァージニアだが、
やはりジェットとの絡みとかは面白い。
ギリギリまで翻るスカートを見るためにアルカナを繰り返す今日この頃。
62名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 23:20:44 ID:a4uGfC9v
何でそう思ったのかは自分でも分からないが、ヴァーは悪漢とくっつくものとばかり思い込んでプレイしてた・・・
実際は逆ハーレム状態にも拘らず全然恋愛イベントの絡まないオットコマエなキャラだったけど
63名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 23:29:32 ID:9t1JQvOw
ヴァーに男が出来るとは到底思えない
名前からしても
64名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 23:31:15 ID:9vDQSNqA
ヴァージニアがなぜに叩かれるのか
まるでわからない俺はもちろん受信スレの住人。
WA女性キャラの中で1、2を争うくらい好きだなー。

…ただ好きであればあるほどエロも書きにくいという罠。
特に作中で明確なカップリングがない場合には。
65名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 23:52:56 ID:R/TFT30u
>>64
とりあえず茄子にでも(
66名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 01:15:09 ID:aOt7TVv/
俺がヴァーにシリーズ初の女性主人公として期待できたのは、本編が始まるまでだったな。
OPとかプロローグはよかったんだけど。

エロならマヤとだな。
俺結構みさくらのアレ好きだぜw
67名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 01:57:46 ID:gsVM0PBF
EDで思わずジェットにがばっと抱きついたあたり
進展するかもだな
68名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 04:34:04 ID:Zy1V9xLY
って言うか〜
ヴァージニアの処女を奪うのは銀髪エセ炉ディでも、ギャ牢図でも、妻子持ち眼鏡でも、
同郷の幼馴染でもなく
ヴァージニアの二挺拳銃だろうッ!?
69名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 04:39:04 ID:0bjaEI+L
(´-`).。oO(四の五の言わずにそのネタ書けや・・・・・)
70チラシの裏:2005/04/17(日) 05:59:23 ID:Ha54uloT
読みたいエロパロ

ラクウェル×アルノー
ユウリィ×クルースニク副長

71名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 09:49:52 ID:BW6u7qdk
ED見ても( ´_ゝ`)フーンだった俺はアルラクよりジュード×ユウリィ&ラクウェルの続きをきぼんする
72名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 11:04:41 ID:c0iwc9QE
>>67
パーティ結成してすぐ位のときにも抱きついてなかったっけ?
ヴァーは抱きつき=恋愛感情に結び付けにくいぞ。
73名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 12:31:51 ID:gsVM0PBF
いやそんなことはしてないが・・・・?
74名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 14:42:13 ID:roZOqNZh
とりあえずラクウェルを見たいな・・・
75名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 14:58:26 ID:cdCGYBWg
俺もアルラクを
もしくはサイス×ベリエールなんぞを、無理か。無理だなorz
76名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 16:07:05 ID:sQONRupQ
>>75
ノシ

もっと欲を言うと
肉×お医者先生
77ED後って事で:2005/04/17(日) 16:17:50 ID:fDvNK9qc
今回は恐れ多くもラクウェルとアルノーで。
やたら長いです・・・。削れるとこ沢山あるんでしょうけど多すぎて判断に困って。
途中から読んでもあんまり支障ないっていうのが・・・。むしろ途中(絡み)から読んだほうがいいというくらいか。
野郎視点の絡みってのも微妙なんだけれども・・・。
何よこの長文コピペ。荒らしてるの?ってくらい
展開強引だわ(特に前半)、無駄な文多いわ(特に後半)、文章拙いわ(全体通して)、
ラクウェル視点で書くつもりが、アルノー視点のシーンばっかりになるわ。
もう色々すみません。毎度の事な・・・。毎回言ってんな・・・これ。
78ED後って事で:2005/04/17(日) 16:21:32 ID:fDvNK9qc
「・・・・・・遅いな。」
時計の針を見て、私は呟いた。
外は雨。
辺りは深い闇に包まれている。
時計の針は零時を廻り、たった今、深夜二時を告げる鐘がなった。
だというのに――――アルノーはまだ帰ってこない。

ジュードたちと離れて、幾度か季節が移り変わったが、私たちは未だに病気の治療に関する情報は掴めずにいた。
そもそも、私以外にこのような症状をもったものがいるかどうかも怪しいのだから、それに関する情報が掴めないというのは・・・
それは当然といえば当然なのかもしれなかった。

私たち二人が今滞在しているのは、このファルガイアに於いて1,2を争う大きな都市だ。
―これだけでかい街なら、お前の体を治す手がかりの一つや二つ、すぐに見つかるさ。
とはアルノーの言。
この街に来てから既に約一月。
「すぐ」などというのは、とうの昔に過ぎ去ってしまっている。

――彼の帰りを待つというのは、ある意味では好きだった。
彼が自分の元に戻ってくることで、自分がまだ生きている事を確認できるから。
けれどもその反面・・・その時間の経過は、彼との別れが、より近付いてしまっていっていることも意味している。
生の実感と、不安と、孤独と、恐れとが混在している時間。
だから・・・私はこの時間がほんの少し好きだけれど、物凄く嫌いだった。



79ED後って事で:2005/04/17(日) 16:22:27 ID:fDvNK9qc
私はここ最近、宿で一日中安静にしてばかりいる。
前の街辺りからずっとこのような調子だ。
彼はというと・・・
昼は渡り鳥稼業――― ずっと一所に留まっていても渡り鳥と言えるのか判らないが ―――、夜は情報収集。
それが彼の一日の行動の全てだった。
前者に関しては、危険な仕事、あまり誉められないような仕事をこなしているようだ。
そちらのほうが実入りは多いが・・・、その分負担だって大きい。
後者の情報収集だって、いわゆる――――『空気の悪い』場所ばかりに足を運んでいる。
この街は広大な分そのような区域も多い。
成る程、確かにそういう場所ならば様々な情報が転がっている。
私の病気に関する有力な情報だってあるかもしれない。
けれど、それと同時にリスクもある。
治安が悪く、荒くれ者ばかりがたむろしてる所で夜中に一人歩きなど危険すぎる。
現に彼は何度か、仕事以外でも怪我をして帰ってきた事があった。
理由を聞いてもただ転んだ、等と答えるだけ。

そんな日々がここに来る前から―――数ヶ月続いている。

ここのところ彼は、自身の身体や怪我の事などで心配を掛けさせない為か、私を避けるように部屋にいないことが多い。
――実際はそんな態度であるわけではない。話し掛ければ普段通り優しく接してくれる。でもそれは、何処か違和感のようなものがあって――


80ED後って事で:2005/04/17(日) 16:23:51 ID:fDvNK9qc
彼は、無理ばかりしている。

(・・・・・・私の身体を・・・治す為に・・・)

――・・・けれど、そんな方法多分ありはしない。
そう思いたくない。でもそう考えている自分がいる。
・・・これは彼に対する酷い裏切りだ。
だが、いっそそのようなものが存在しないという確たる証拠でもあれば・・・。
こんな旅を続けて彼にまで辛い思いをさせることは無かったのだ。

確かに私を救う方法がないという証拠も、無いといえば無い。
だから彼はこれからもそれを求め続けるだろう。
自分の事なんてお構いなしで。

恐らく――・・・決して見つからぬであろうものの為に。

彼が出歩いている理由が・・・・
何処か他に女を作って、密会でもしてくれていというならば、まだ気は楽だ。
居ないのなら作ってもらっていい。
どうせ――――私は消えてしまう身なのだから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

何時の間にか更に一時間が過ぎていた。
雨は衰えることなく、その勢いは更に強くなってきている。
81ED後って事で:2005/04/17(日) 16:25:12 ID:fDvNK9qc
「・・・・・・駄目だ。もう大人しく待ってなどいられるか。」

彼には外出することは控えるよう言われている。
私だって自分の体のことは重々承知してるいるし、何か起こして彼に迷惑をかけるような事があってはならない。
しかし、少し辺りを探して回る程度ならば――と、思って腰を上げようとした矢先、
部屋の扉がぎぃ、と音を立てた。

彼が、帰ってきた。
―――まさしく満身創痍といった状態で。

「―――――。」
彼は私がこんな時間まで起きているとは思わなかったのだろう。
ずぶ濡れで、傷だらけの彼は、入り口で固まってしまっている。
・・・ああ。やっぱりか。
彼の状態に私はしばらく言葉を失った。

「・・・・・・・・・・・・・・・今何時だと思っている・・・・・・・・・・?」
それがようやく口に出来た私の最初の言葉だった。
必死に感情を抑えてはいるが、私の声はそれでも並ならぬ怒気を含んでしまっている。
――私は頭にきていた。
傷だらけになって帰ってきても、いつも平気そうに振舞う彼にも。
彼を傷つけさせてばかりいる自分にも。
その怒りは、果たしてどちらに多く向けられているのだろう――。
82ED後って事で:2005/04/17(日) 16:26:23 ID:fDvNK9qc
「あっちゃあ・・・・・あは、あははは・・・・まだ、起きてたのか・・・・。」
お気楽そうな口調とは裏腹にその声は酷く弱々しい。
何故そんな傷だらけなのだ、という私の問いに
彼はいつものように、ただ一言だけ
「―――――転んだんだよ。」
と答えた。

「・・・・・・・・・。」
予想出来ていた事はいえ、腹が立つ。
こうまでしれっと嘘を吐かれると。

「嘘を――、付くな。転んだだけで、こんな傷だらけになるものか・・・!!」
「嘘じゃ、ねえさ。・・・何でも、無いんだ。本当・・・」
「――――・・・・いいから、傷をみせて見ろ!!」
そう言いながら伸ばした手は、だが、彼に触れようとした瞬間に
「っ―――何でもねえったら!!」
アルノー自身によって跳ね除けられてしまった。

「っ・・・・・・。」
「あ・・・・・・・・・。」

―――重々しい雰囲気が室内に流れてくる。
アルノーは、私の手を――・・・恐らく無意識に・・・――跳ね除けた自分の手を忌々しげに睨んで
「っ・・・すまん・・・。・・・少し・・・いらついててさ・・・。ほんと、悪ィ・・・。
・・・・・手、痛くなかったか・・・?」
ばつが悪そうに私に謝罪の言葉をかけてきた。
83ED後って事で:2005/04/17(日) 16:27:16 ID:fDvNK9qc
――最近彼との間に、いや彼に―――どこか・・・何か・・・厚い隔たりのようなものを感じていた。
勿論そこには嫌悪などの情はない。
私に己のことで心配をさせまいという彼の心遣いなのだろう。
でも、逆にその姿が私には酷く痛々しく感じられた。
私に対して何もしてやれない、何も出来ない。
そんな思いが、彼を苛んでいる。

「いや・・・私のほうこそ、変に詮索しようとしてすまなかった・・・。」

ああ、私のことなどどうでもいいのだ―――。

私の存在が、日毎に彼を追い詰めている。
改めてそう実感する。
そして―――気が付いた。
いや、前々から感じていたはずだ。
ただ気が付いていないふりをしていただけ。

このままこんなことが続けば、私自身のせいで彼を失ってしまうであろうことに。

――急速に身体が冷え切っていった。

84ED後って事で:2005/04/17(日) 16:28:32 ID:fDvNK9qc
彼が居なくなる――。

駄目だ。
そんな事、認められない。
そんな事、耐えられない。
そんな事、悲しすぎる。

彼が傷付くだけで、傷付いただけで、こんなに不安に、息苦しくなるというのに。
もし―――彼を失ってしまってしまったとしたらその時自分はどうなってしまうというのだ。

「ッアルノー――・・・」

不意に激しい不安に駆られた私は
私を避けるかのように眠りにつこうとする彼を呼び止めた。

だけど彼は私の話を聞いてはくれなかった。
いや、聞けなくなってしまった。

眠ったからではない。
だって普通床になんて寝ない。

ああ、そうか。
彼は・・・眠ったのではなく気を失ってしまったのだ――。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
85ED後って事で:2005/04/17(日) 16:30:07 ID:fDvNK9qc
完全に予想外だった。
まさかこんな時間まで起きてるなんて。
流石に路上に眠るわけにもいかないから、せめて彼女が寝ている間だけ睡眠を取って
目を覚ます前に出ていこうなんて俺の考えは、部屋の扉を開けた時点で台無しになってしまった。
何しろ彼女が寝ていなかったのだから。

ああ、でも、そうだ。彼女は俺が帰ってくるまでは絶対に寝ないんだ。

―――けど、起きているなら、灯りくらいちゃんと点けていて欲しい。
・・・・いや・・・・点いていたか?
でも、それなら普通気付くよな・・・。
・・・・って――――そんなのもはっきりわからないくらい、俺は参ってしまっているのか。
糞・・・連中、殴りすぎだ。
頭がくらくらする。
今まで何度かチンピラ共にに絡まれたことはあったけど、今日は特に酷かった。
何であんなに絡んでくるのかね。別に俺は何もしちゃいないってのに。

・・・俺が美男子だからか?

って、痛・・・いてえ。
冗談考えとる場合か。

・・・やり返してやりたかったけど、後の事を考えるとそんな事は出来なかった。
中途半端にやりかえしても連中を煽るだけだし、かといって徹底的に叩きのめしても報復が怖い。
86ED後って事で:2005/04/17(日) 16:31:10 ID:fDvNK9qc
俺だけ狙われるんならともかく、敵わないとわかった相手、コケにされたりした相手に
再び真っ向から挑んでくる程、連中は素直で馬鹿正直じゃない。
数を揃えて標的を袋叩きにするか、あるいは関係のある人間を人質にとるか、痛めつけるか。
そりゃあ前者だって勿論お断りだが―――後者だけは絶対許容できない。
俺は彼女を、これからも、ずっと、ずっと守っていかなきゃいけないんだ。
例えどんな些細なことであっても、彼女に危険が及ぶならばそれは今の俺にとって最大の害悪だ。

今日は、まあ、災難だったと思うしかない。
夜中にあんなとこで色々嗅ぎまわってりゃあ、目を付けられてもしょうがないのかもしれない。

・・・・それにしても、彼女の手をあんな風に払いのけちまうなんて。
相当参ってるみたいだ。
心配掛けさせないつもりが、逆に不安にさせるようなことばかりしてる。
明日からはもう少しやり方を考えてないと。
でも、俺自身何をどうするばいいかなんて思いつきはしないから
こんな無茶ばっかりやってるんだろう――――。

「ッアルノ――・・・」
「・・・じゃあ・・・・・・もう、寝るよ・・・。ほんと、悪い、な・・・。」

ラクウェルが何か言ってこようとしていたが、無視した。
こんな時彼女は、決まって俺に何かを諦めるようなことを言ってくるからだ。
俺はもう一度彼女に謝った後、ベッドに向かって歩いていった。
休んでいる時間など無かったが、正直身体が持ちそうに無い。
87ED後って事で:2005/04/17(日) 16:32:42 ID:fDvNK9qc
――・・・・ちょっと眠るだけだ。明日は大口の仕事が入ってんだから、少しくらい身体を休めとかないとな――――――
そんなことを考えてベッドの傍らに立った。
だけど――俺は、この傷ついた体をそこに預けることはせずに、
いや、できずに。
どさりと、板張りの床の上に倒れこんだ。
・・・あれ?何で俺、床で寝てるんだ?と間抜けな考えが頭に浮かんで気が付いた。
どうやら俺は――――気を失ってしまったようだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから一時間が経ったというころ、アルノーは意識を取り戻した。
「・・・ん」
「目が覚めたか?」
「あ・・・?・・・・ああ・・・・・・・って、えええええ!?」
「む・・・・・・もう少し柔らかい枕をご所望だったか?」
ttp://wildarms.s7.x-beat.com/source/0091.jpg
自分の状況を理解し、ひどくうろたえた様子の彼に私は悪戯っぽく微笑みかける。

「え、だって・・・ひざ・・・あれ?ひざで、まくらって・・・・ええええええええええッツッツッツ!?」

「少しばかり可愛げのある女を目指してみたのだが・・・。
・・・・・・・・・・・いや、冗談だ。・・・・・・・そんな顔をするな。・・・・ああ、私は正常だ。熱などない。」
真っ赤になって慌てふためく彼がおかしくて、ついからかってしまった。
私だって恥ずかしかったが、そんな恥じらいの気持ちも彼の反応を見ているうちに薄らいでいった。
・・・それにしても、私が膝枕をするのはそんなに意外だったのだろうか。
88ED後って事で:2005/04/17(日) 16:33:51 ID:fDvNK9qc
「大の男をベッドの上に乗せるなど、私には少々荷が勝ちすぎたのでな。仕方ないから、膝枕をさせてもらった。」

軽い口調で言ったが、それは事実だった。
彼をベッドに上げるには、私ではあまりにも非力すぎた。
―――――いや、本来なら難なくできる筈だった。
私は愕然とした。
確かに、気を失って脱力している人間というのはかなり重たい。
だが、50センチも高さのないベッドの上に、長身とはいえ比較的細身な方である彼を寝かせる程度のこと
以前の私ならば全然苦にならない作業だっただろう。
しかし、今の私にはそれが―――そんなことすら出来なかった。

「そうか・・・・・・俺、気失って・・・い、いや、すまん!今、退くから・・・!」
「あ、・・・・そ、その・・・い、いいのだ・・・構わない。」
私は紅くなるのを自覚しながら慌てて身を起こそうとするアルノーの動きを制する。

こんな恥ずかしいこと、彼との別れまでにもう一度してやれる自信が無かったから。

「私が、好きでやっているのだ。・・・その、出来れば、今しばらくはこのままでいさせて欲しい。」
「・・・・・・っ。・・・勝手にしてくれ・・・。」
落ち着かない様子でそわそわしている彼を見て、私はまたくすり、と微笑んだ。
―――しばらくどころか、このままずっとこうしていたかった。

けれど。
もう折り合いをつけなければ。
89ED後って事で:2005/04/17(日) 16:35:20 ID:fDvNK9qc
こんな簡単に言えることなのに。決心できることなのに。
解決策はあったのに。
どうして今まで言わなかったのだろう。
今まで密かに考え、けれども決して口にしなかったあの言葉。
―――言えばこの穏やかな空気も一瞬で壊れてしまうことは判っている。
しかし、それでも・・・・今日こそは言わねばならないと私は心に決めた。

「アルノー・・・」
「・・・なんだよ?」
「・・・・・この怪我。原因は何だ?」
「だから・・・・転んで、えっと―――看板にぶつかっただけだって・・・。」
流石に苦しいか、と彼なりにアレンジを加えたのか先程とは少々理由が違っている。
それでも真実とは確実にかけ離れているであろうことは容易に伺えた。

・・・彼は、ジュ―ドに「嘘吐きの名人」と誉められていたはずだが。
いや―――――これは誉めていないな。
・・・ああ、そんなことはどうでもいい。

もはや嘘にもなっていない彼の苦しい言い訳に、私はふう、と溜息をついた。
「出鱈目を言うな。・・・その・・・シャツの下を見せてもらった。
転んで、看板にぶつけただけでここまで痣だらけになるものか。」
私の言葉に、ぐ、と彼は言葉を飲み込む。
決定的な証拠を指摘したのだ。
もはや惚けることなど出来はしないだろうし、させない。
90ED後って事で:2005/04/17(日) 16:37:01 ID:fDvNK9qc
「・・・詮索しないんじゃ無かったのかよ?」
「そんな事を言った覚えは無い。」
私は気まずそうに返してくる彼の言葉を、一言で切り捨てる。
詮索して悪かったとは言ったが、詮索しないとは言っていない。
「答えろ。答えねば私は寝ないぞ。お前を抑え付けてこのまま一晩中起き続けてやる。」
私は本気だ。
こういえば彼も私の体を気遣って話さざるをえないだろう。
―――彼の優しさを利用しているようで、少し心が痛んだ。

「・・・そいつは嬉しい申し出だけどよ・・・。そんな事させられる訳無いだろ。お前の身体に障る。」
「だったら話せ。そうすれば寝てやる。」

言い逃げられないと観念したのか、彼は暫く難しい顔をした後
本当に「なんでもない」と言った口調で怪我の理由を私に語った。
「・・・・・・あー・・・その何だ。・・・・・・・・・・ちっとゴロツキに絡まれてな・・・。
そんで喧嘩になったんだよ。」


――まあ、そんなところだろう。
けど一つ腑に落ちない。
彼は一流の魔術師だ。
そんな連中相手に遅れを取るとは思えない。
なら――彼は多分。
91ED後って事で:2005/04/17(日) 16:38:20 ID:fDvNK9qc
「・・・・お前・・・まさか黙って殴られたわけではあるまいな・・・?」

私の考えは的を射ていたのだろう。
彼は私の言葉に苦い表情をして見せる。
それを私は肯定と取った。

「―――どうしてそのような・・・」
「・・・そりゃあ、そいつら叩きのめすのは簡単だった。だけど、んなことして恨みでも買ってみろ。
そういう連中のさ、人の弱みに付け込む時の情報網ってやつが、なんかもう感心しちまうくらいに凄いのはわかってるだろ?
俺らのいる宿なんて直ぐにばれちまうだろうし、・・・・そうなったらお前を危ない目にあわせちまうかもしれない。
だから・・・。」

彼はそこで言葉を切った。
だから、黙って殴られた―――――?

―――なんて馬鹿な話だ。
例えば。
彼が―――あるわけがないが。おとぎ話じゃあるまいし―――
あらゆる病気、怪我を癒し治す万能薬を手に入れるために、こんな怪我を負ったというのなら、「まだ」マシだ。
しかしこの彼の怪我は、ただ何の理由もなく暴力を受けた結果だ。
彼が連中にやり返すことによってほんの少し、
私に危険が及ぶ可能性が、ほんの少し出てしまうだけだというのに。
悪いほうに悪いほうに考えただけの仮定の話なのに。
92ED後って事で:2005/04/17(日) 16:39:56 ID:fDvNK9qc
彼はその危険を避けるだけの為に手を出さなかったのだ。
確かに今の私は、事身体面においては明らかに常人以下だ。
だからと言って・・・。

いや、この際喧嘩――と言えるものなのか――――したことは捨て置く。

過程はこの際どうだっていい。
問題なのは彼が私のせいで傷付いたという結果と傷付いているという事実。

彼は、自身の事なんて欠片も考えていない。
そこにあるのは、私を救いたい、守りたいという思いだけ。
彼は私の為に自暴になっている。
これを捨て置くなど、できる筈がなかった。

「・・・・・・・アルノー。お前は、自分の命なんて――などと考えているのはあるまいな・・・?」
「―――は。ははは。なにいってんだよ。止してくれ。んな、大袈裟な事じゃないだろ?
この程度の怪我どうってことないさ。」
「それにそんな馬鹿なことも思ってない。
俺の中で順位をつけたら、お前の次に大切なのは自分の命なんだぜ?粗末にする訳ない。
二位だぞ。二位。」

馬鹿――。
私の次など・・・
その考えこそがお前を追い詰めているというのだ、馬鹿者―――。
93ED後って事で:2005/04/17(日) 16:41:17 ID:fDvNK9qc
「で、・・・あー。その、なんだ。悪いけど説教なら明日にしてくれ。今日はもう――」
「・・・説教などしない。」
「―――――だが、一つだけ話を聞いて欲しい」
「・・・・・・何だよ、改まって。」

言えば彼は怒るだろう。
確かに・・・・・・このくらいの体の傷は、確かに治る。
だけど、今の彼はとても危うい。
いつ取り返しの無い怪我をするかもわからないし
何より、彼の心は確実に磨り減っている。
これは―――簡単には癒せない。
もっと早くに言えば良かった。
そうすれば、傷は浅くて済んだのに。

済まない、――――――。と

そう心で念じて。
私は、小さく、だがはっきりと聞こえるように。
別れ話――ではないが、実際似たようなものだ。――を持ちかけるように。

「・・・私たちの、旅は・・・。―――・・・もう、ここで終わりにしよう・・・」

私はそれを彼に対して口にした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
94ED後って事で:2005/04/17(日) 16:42:16 ID:fDvNK9qc
「・・・・・・・・・・・なに、いってんだよ・・・・・・・、おまえ・・・。」
彼は予想だにしていなかった私の言葉に、激しく動揺し、そして怒っているように見えた。
先ほどまであった明るさは完全に消え失せてしまっている。
――自分は今彼の気持ちを踏みにじることを言っている。
だが、それでもいい。
彼が自分のことでこれほど苦しむ必要などありはしないのだから。

だから――
「・・・これ以上、ありもしないものを探しても仕様がないだろう。
私の身体を治す・・・?そんな事は・・・不可能だ。
こんな症例、知っている者などそうはいまい。いや・・・居ない。
現在の医学では・・・治療どころか延命させることすら叶いはしまい。」

私自身が、彼の心を折らねばいけないと思った。
それがどんなに辛くても。彼を更に深く傷つけるとしても。

それは確かに、今日みたいに怪我をして帰ってくる日は少ないと言えば少ないかもしれない。
だがそれは「全く無い」ということじゃない。
何より。
程度の違いはあれど、彼の心の傷は彼自身が気付かぬ内にでも日毎に増えていっているのだから。

このままでは―――彼のの身体だけではない。心まで壊れてしまうから。

95ED後って事で:2005/04/17(日) 16:43:36 ID:fDvNK9qc
「・・・っだから、こんな無駄な旅はやめようってのか・・・!?冗談じゃねえ!!」

彼が私の考えに食い下がって来るのは判りきっていた。
こんな私を・・・・・悲しいことに彼は本気で愛してくれていたから。

アルノーは身体を起こし、私を睨んでくる。
その目は、何とも言えない感情を孕んでいた。
「まだ、世界全てを探し終えたわけじゃ無いんだ・・・!
俺達の知らない薬とか医学とか、まだまだあるかもしれないだろ・・・!!」

「そうだな・・・。確かにそうかもしれない。」
曖昧な肯定。
その後にだが、と付け足す。
「だが・・・・・どのみち、これ以上旅を続けるのは無理だ。
お前を私の膝に寝させたのは――――・・・。
・・・倒れたお前をベッドの上に寝かせる。たったそれだけの事が出来なかったから。
―――こんな、冗談みたいな話が、今の私の現実だ。
だが、これもあくまで一例に過ぎない。
私の身体は・・・ゆっくりと、だが確実に生きていく為の力を失っていっている。
・・・そんな私が・・・・この荒野を、これ以上渡っていけると思うのか?」

「ッ・・・・・・」
口調からこれは事実だ、と感じ取ったらしく
私の言葉にアルノーは押し黙る。
ここまで私の病状が悪化しているなど考えもしていなかったのだろう。
96ED後って事で:2005/04/17(日) 16:44:55 ID:fDvNK9qc
「・・・だったら・・・・だったら・・・飛行機でも作って・・・!それで、・・・世界を渡って回ろう・・・!!
それならお前の体の事だって・・・!!」
―――無理だ。
そんな資金など無いし、そんなものを作る設備も無い。
ましてや彼個人で作り上げられるようなものでもない。
放浪者である私たちには協力してくれるような人脈だってない。
そんなことは私より彼のほうがよくわかっていることだろう。

自分の提案に無言で答える私を見て、彼は徐々にその言葉から力を失っていった。
「―――――・・・・・・本気で、止めちまうってのか・・・・っ。お前はそれでいいのかよ・・・!?」

「・・・ああ。それが私にとっても、お前にとっても、最善の道のはずだから・・・。」

そう言って私は、彼に笑いかけた。
・・・・きっと笑って、いたはずだ。

「それに・・・お前と道を違えるというわけではない。」
恐らく、私はその道の途中で立ち止まる事になるとは思う。
「・・・私は、これからもアルノーと共に居る。」
それが彼をより苦しめることになるかもしれない。
「ずっと・・・・・・・・アルノーと生きていきたい。」
病魔に冒されてから、初めて持ったただひとつの夢。

―――それは、多分私のせいで叶わなくなる、彼に対しての初めての我侭だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
97ED後って事で:2005/04/17(日) 16:46:02 ID:fDvNK9qc
・・・その後、私は今後の事について話を持ちかけた。
暫くは複雑な表情を浮かべていたアルノーだったが
段々と、普段とあまり変わりの無い、良く言えば明るい、悪く言えばお喋りなルノーに戻っていってくれた。
途中から何故か「レストランを開こう」という話になって、話はそのまま展開していった。
何でも近くに開拓途中の土地があるそうで、そこならば私たちも比較的移り住みやすかろうという考えらしい。
お前は頭が良いのだから教師にでもなったらどうだ、と私は言ったが
彼はそれを「自分には性に会わないし、大変そうだ」と却下した。
いや、飲食店の経営のほうが大変だと思うのだ。
特に私たちにとっては。
・・・それはもう色々と。
しかし彼が言うには、私の料理の腕前ならどこに出しても恥ずかしくない、らしい。
失礼だけど―――前々から思っていた。
多分、彼は味覚が少々おかしい。

私から持ちかけた話――――だった筈だが、先程からアルノーが一方的に喋っているし
その内容はいかにも「無計画」といった感じだったが、それでも不思議と楽しかった。

私は、微笑みながら、彼のその突飛な計画を聞いている。

「どうせならファルガイア全土に知れ渡るような、でっかな店にしたいな。
まず・・・窓は、全部すっげえ細工のステンドグラスにして、柱とかは全部大理石で―・・・」
「・・・こら。そういう計画は財布としっかり相談をしないか。さっきの話を忘れたのか?
貯えは無い、後ろ盾も無いというのに、そのような金、どこから捻出するというのだ?」
98ED後って事で:2005/04/17(日) 16:46:42 ID:fDvNK9qc
アルノーの飛躍しすぎた話に、呆れたような言葉で私は返した。
だが、台詞とは裏腹に、私の口調には自分でも信じられないくらい暖かみがあった。

だって・・・

「そ、そうか?・・・んじゃ、天井には、ほら、あれだ!酒場にあるあのプロペラ!あれはつけたいよな!」
「そうだな・・・。まあ、それならばなんとか。」

こんななんでもない彼の夢を。

「――で、店内には、ラクウェルが、描いた絵を豪華な額縁に飾ってさ!」
「・・・それは、まあ・・・お前の判断に任せる。」

一緒に生きて。

「美男の主人に、美人の女将、そんでもって酒も食材もとびきり、上等なのを、沢山用意すりゃあ黙ってても客は寄ってくるだろ!」
「・・・美人というのはありがたく受け取って置くが・・・果たしてその上等な食材を無駄にしないことが出来るだろうか・・・?」

何年も何年も、ずっと一緒に生きて。

「・・・・・それ、から・・・・さ・・・・・・それから・・・」
「・・・・・」

叶えることが出来るならそれは。
99ED後って事で:2005/04/17(日) 16:47:55 ID:fDvNK9qc

「それ・・・から・・・・・・・」
「・・・・・・・・」

自分にとってこれ以上ない幸福になった筈だから――・・・。

・・・自分たちの店について色々な案を出していた彼は、次第にその口の動きを止めていった。
私は訝しげな顔をして彼に声を掛ける。

「アルノー・・・?」

「・・・・・・・こんな・・・馬鹿みたいに何でもない、夢をさ・・・・・・」
彼は俯いていて、その表情はわからない。けれど。
「・・・俺は、本気で実現、させたいんだ。お前・・・と一緒に・・・。お前だって、そうだろ・・・?」
先ほどまでの明るい口調とは一転して、その声は震えていた。

「・・・・・・勿論、だ。」

そんな事答えるまでも無い。
普通に生きていれば、当然のようにむかられそうな未来。
自分はそれを強く望んでいる。
そうでなければ、このように笑ってお前の話を聞けるものか。
――なのにお前は、どうして、何でそんな顔をする。

「・・・なら・・・頼、む・・・から、さあ・・・っ・・・・もっと・・・、楽し、そうな・・・っ・・・・、して・・・くれよ・・・・・・!!
なんで・・・そんな、泣いちまってるんだよ・・・・!?お前・・・・!!」
100ED後って事で:2005/04/17(日) 16:49:54 ID:fDvNK9qc
精一杯微笑んでいたつもりだった。
けれどもこの時――・・・多分私は彼の言う通り、彼と同じように泣いていたのだ――。

「旅を、止めるのが「最善の道のはず」とかいったけど・・・ッ!!俺にはこれが最善なんて思えねえ!!
『はず』じゃ駄目なんだッ!!最善じゃないと、駄目なんだよ・・・!!」

私に合わせてあんな話をしていた彼だが、
とうとう我慢できなくなって、必死に抑えていた自分の思いを吐き出してきた。
彼の気持ちはわかる。
私だって逆の立場なら彼と同じ行動を取っていたであろう。
だから。
彼の気持ちがわかる分、その思いを絶たなければいけないことが私には辛かった。

「お前、家族に先に逝かれて、ずっと一人、だったんだろ?
孤独ってもんの怖さとか、辛さとか・・・俺なんかより、全然知ってるんだろ・・・?
だったら・・・俺を残して居なくなるなんて、言わないでくれ・・・。
お前には、俺が自分を犠牲にして、お前の為に必死に這いずり回ってるように見えるかもしれない・・・!」

「でも、多分それは違うんだ。・・・俺は、臆病だから!
俺は・・・一人になっちまうのが怖いから、お前を救おうとしてる・・・!!」」

「・・・ジュ―ドも言っていただろう。お前は、臆病者などではない。」
そう、臆病だとしたらそれは―――。
101ED後って事で:2005/04/17(日) 16:51:28 ID:fDvNK9qc
「買い被り、なんだよ・・・!!んなことは・・・っ。
お前との別れを潔く受け入れんのが勇敢だとか、勇気があるってんなら・・・俺は臆病者のままで・・・いい・・・ッ!!
だから、絶対に諦めねえ・・・!!諦め・・・られるか・・・・・!!」

「違う・・・・・・臆病なのは私の・・・ほうだ。
・・・私は、ユウリィや、ジュード・・・、この世界と・・・。・・・おまえと、別れるのが怖い・・・。
いつまで『ここ』に留まっていられるのか・・・。そのことを考えると・・・・震えが止まらなくなる・・・。」

それは、その言葉は確かに本心だった。
私は堪らなく怖かった。
受け入れていたはずの私のさだめ。
だけど、彼等と出会ってしまって、それが再び恐ろしくなってしまった。
もっと生きたいと、強く、強く生を渇望するようになってしまった。

けれど。

「だったら・・・!!」
ふるふると私は首を横に振る。
「・・・「もしかしたら」等と考えていけなかったのだ。
ありもしない幻想を掴ませる為に・・・。
・・・変えようの無い運命の為にお前を犠牲にしてしまうことなど、どうしてできよう・・・?
私にとっては、そちらのほうがずっと恐ろしいというのに・・・。」

ジュ―ドたちと、アルノーと出会えたことは
先の無い私の為に、かみさまが授けてくれた、ささやかで、大きな、幸福。
――それを失ったり、これ以上のことを望んだりするなんて多分、
罰が当たるに決まっているのだから。
102ED後って事で:2005/04/17(日) 16:52:20 ID:fDvNK9qc
「私の事で悔やむことなんて無い。
だから・・・この世から消えてしまうまで・・・定められた日まででいいから。
私はアルノーと共に生きたい。
それだけで私は幸せなのだから・・・。」

なんて身勝手。
なんて浅薄なんだろう。
自分の我侭の為に。
彼が成してきた事。
抑えてきた事。
それを全て無駄にさせようとしている。
矛盾したことを言っている。
彼を苦しめたくないはずなのに、辛い選択をさせようとしている。
でも、なまじ知ってしまったものだから。
彼を愛すること。愛されることで。
不安がほんの少し和らいでくれることを。
胸の隙間が埋まっていってくれることを。

だから彼が私の為に傷つくなど認められない。
失ってしまうなど考えたくない。

生きていれば別れのときは必ずくる。
私はそれが他の人たちよりも早いだろうけど。
それまで、彼の温もりを感じていたいから。

身体の震えを止めていて欲しいから―――
103ED後って事で:2005/04/17(日) 16:53:00 ID:fDvNK9qc
だから私は彼に一緒に居てくれるだけでいい等と言ったくせに

「・・・・・・・私を、抱いて欲しい。」

――・・・なんて勝手なことを口にした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「何・・・・を。」
言っているんだ。彼女は。
今日の彼女はどうかしてる。
滅茶苦茶にも程がある。
何だってこんな俺の心を乱すことばっかり言ってくるのか。

やっぱり、その、ラクウェルは綺麗だ。
人形みたいにまつげは長いし、艶のある銀髪は俺なんかが触るのは恐れ多い――。
って・・・ああもう。そんなこと言い出したら、それこそきりが無い。
けど、白い肌が、細い指が、華奢な身体が、彼女の完璧なくらいの美しさが。
彼女がとても儚い存在だということを連想させてしまう。

だからだろうか。
惚れた女が身体を預けてくれるってのに、それに応えることが出来ない。
理性はとっくにぶっとんじまってるはずなのに。
「アルノー・・・」
「・・・・・・・っ」
104ED後って事で:2005/04/17(日) 16:54:15 ID:fDvNK9qc
ああ。やめてくれ。
俺がお前を求めてしまうこと。
多分これに我慢などは、出来ない。

だからそんな懇願するような目をしないで欲しい。
大体こっちの話はまだ終わっちゃ・・・

「・・・・・・・・・こんな壊れた身体を抱くのは嫌か・・・?」
「・・・っ馬鹿・・・!んな訳無いだろうが!?俺が、今までどんだけ我慢してきたとっ・・・!!」

壊れてるなんてとんでもない。
だとしたらそれはこっちのほうだ。
体中痣だらけで、顔は所々腫れちまってる。
おまけに。こんな美人の誘いを前にして下半身がピクリとも反応しないんだから。

勃たないのは、正直複雑な気持ちだった。
微かに残っている理性は「抱くな」と命じる。
だけど俺の中でのた打ち回ってる本能は「抱け」と命じる。

彼女のことを思うと前者を優先したかったが、正直後者の気持ちのほうが強い。
だってのに俺の下半身は臨戦体制に入ってくれない。
煮え切らない態度の俺に痺れを切らしたのか、彼女は俺のズボン―――いや、股間に手を這わせてきた。
「お、おい!?ラクウェル・・・・っ!?」
「―――こういう時は、ここは、その・・・膨張・・・・するものではないのか?
私では・・・やはり、そんな気分にはならないのか?」
105ED後って事で:2005/04/17(日) 16:55:06 ID:fDvNK9qc
勃たなかったのは、やっぱり彼女を抱くことに躊躇いがあったから。
けど、流石にそんなことされたやっぱり反応しちまうし、
何よりそんな風に言われたら断ることも出来ないじゃないか。
いや、そもそも最初からできる筈なんて無かった――。
「―――違う。そんな事、ない。」
現に、俺の下半身は今にも・・・その、勃起しそうだし。
「・・・ただ・・・ちょっと弄ってやらないと、・・・多分駄目だ。」
・・・さっきまであんなシリアスぶってたくせに、今の俺の何と格好の悪いことか。
なんかもう、今の俺は普段よりずっと見っとも無いかもしれない。
「・・・私は、あまり男性の体についての知識は無いのだが・・・。弄るとは、おまえの性器を愛撫すればいいのか・・・?」
「っ・・・・!!」
ああ、くそう。
さっきから返答に困る質問ばっかりしやがって。
―――仕方ないからもう開き直って白状する。

「ああ――・・・そうだよ。だけど、その前に・・・」
けど、行為が始まってしまう、その前に俺は彼女は抱き寄せた。
それで、自然に唇を重ねた。
彼女に、お互いが存在がしていることをちゃんと実感させてあげたくて。
彼女の身体は僅かに震えていたが、その震えも唇を重ねているうちに収まっていってくれた。
―――そこそこ長身である彼女の身体が、今はとても小さく感じられた。

「ん―――・・・・ん、ぁん……は。」
「・・・・っは―――・・・・ふ、んむ。」
唾液を絡めあい、彼女の口内を貪りつづける。
くちゅ、ぐちゅ、くちゅ。
息をすることも忘れ求めつづける。
106ED後って事で:2005/04/17(日) 16:56:16 ID:fDvNK9qc
「ん・・・・―――――む、は――――――――・・・・」

やがて息苦しくなるくらいキスをかわしたあと。
そっと、唇を離して俺たちは気恥ずかしそうにお互いを見つめ合った。


「―――はあ、・・・っはぁ・・・――――っ・・・こ、れが、・・・口付け、というものか・・・」
そういって彼女は自分の唇に手を当てる。
それだけの仕草が俺には酷く艶っぽく見えた。
「・・・っあ、す、すまん。勝手に・・・キスしちまって・・・。嫌だったか?」
馬鹿みたいに呆けて彼女に見惚れそうになっていた俺は慌てて彼女に謝罪した。

「は、ん・・・―――いや。まさか、私が、誰かとこのような行為をするなど――
夢にも思わなかったものだから・・・。」
「―――――――――――。」
なんでもない筈のつもりで言ったのであろうその言葉が、
とても、悲しく感じられた。
こんな愛し合っている者同士ならば何でもない行為でも、
彼女にとっては一生することは叶わぬと諦めていたものの一つなのだろう。

(・・・・・ああ、畜生・・・・・・)
今は、余計な考えは捨て去ろう。
彼女だってそれを望んでいるから。
「っ・・・。・・・・それ、じゃ・・・頼む・・・・ラクウェル。」
俺に言われて、彼女はそろそろとズボンのファスナーを降ろしていく。
107ED後って事で:2005/04/17(日) 16:59:33 ID:fDvNK9qc
―――実は、さっきの口付けで俺の腰から下はすっかり膨張を遂げていた。
でも。
折角彼女がしてくれると言ったのだから―――
「・・・アルノー。・・・おまえの・・・性器、先程とはうってかわって、かなり大きくなっているのだが。」
「っ―――。」
・・・・・・やっぱり抵抗あるよな。
膨れ上がった肉棒を目の当たりにして、おどおどした視線を彼女は向けてくる。
「ああ。・・・えっと。それじゃ、駄目なんだ。まだ十分じゃあない。・・・だから、頼む。」
それは多分嘘だった。
いや、もしかしたら本当に十分は勃っていないのかもしれないが、
俺は彼女に、自分のモノに触れて欲しいが為に嘘を吐いた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ラクウェルはそれには答えず、顔全体を真っ赤にして、こくんとうつむくように頷いた。

「く――――」
ラクウェルの細い指が、俺の男根に触れた。
―――恐らくは完全に充血し、怒張していたはずのそれは、
たったそれだけのことで再び膨張を開始した。
「っ・・・本当に、まだ・・・十分じゃなかったのだな・・・。」
自分でも驚きだ。
「・・・何だよ?嘘だと思ったのか?」
「・・・・・・・・・・・思った。」
「っ――――――――――――――――」
反論できない。
いや、まあ確かに俺はジュードに嘘吐きの名人とかなんとか言われたけれども。
今回も嘘から出た誠だったし。
そんな事を考えていると、
108ED後って事で:2005/04/17(日) 17:00:23 ID:fDvNK9qc
「ッ――――――、!!!!!」

触れていただけの彼女の手は、反り返る肉棒に指を食い込ませ上から下へとしごき始めた。
いきなりに刺激に、背中がびくりと跳ね上がる。
「ん・・・・、まだ、大きくなってくる・・・・。」
「あ、――――――お、おい、そんな、強――――――く・・・・」
屹立していた俺自身はラクウェルの不意打ちに、一層激しく反り返った。
彼女は俺の反応、いや俺の下半身の反応を見て、
自分の行為で俺がちゃんと感じてくれているのを嬉しく思ったのか、膨張した俺の竿にチロリ、と舌を這わせた。

「・・・は――――――あ――――――!」

「・・・・ぁ・・・・・・・んっ・・・・アルノーの、凄く――――あつ、い・・・」
ラクウェルは、一途に俺の亀頭を唇で包み、舐めあげてくる。
しゃぶられ、接吻され、甘い吐息をかけられて。
根元に滾っている熱いものが湧き上がってくる。
「ちょっ――――っま、おい、ラクウェル、待て・・・このまま、だと――――」
射精してしまう。
俺なんかの――――で彼女の顔を、口を汚すのは少々忍びない。
「――――いいん、だ。――――ん・・・・出して、このまま、出して欲しい・・・。」
そんな、ことできる、わけが。

そう思っていたけれど。

彼女は俺の警告を聞いたくせに、強く、それこそ搾り取るように亀頭に口付けてきた。
「く――――、あっ――――!」
その行為で、俺の欲情を塞き止めていたものは決壊した。
109ED後って事で:2005/04/17(日) 17:01:09 ID:fDvNK9qc
「あっ、んく、あ――――――――――――!!」

びゅく、びゅる、びゅ、びゅる、びゅ、びゅ・・・

どくどくと、白濁液が吐き出される。
余程苦しいのだろう。ラクウェルは瞳に涙をたたえ、小さな唇でコホコホ咳き込みながらも懸命にそれを飲み干していく。
無理して飲まなくてもいいというのに。
確かに嬉しかったけれども、必死に俺の事を感じようとしてるその姿は、見ていてとても辛くもあった。

――――――それで思った。

彼女にとっては不確かな未来よりも、
こんな俺と一緒にいられる時間のほうがよっぽど大切なんだろう――――――・・・。

「・・・・・ラクウェル。」
「は――――・・・あ、は・・・・・・・・―――――?」
「服、脱いでくれ―――――。」
俺の言葉に、彼女の身体が強張る。
「アルノー・・・・―――――、それは・・・」
わかってる。
お前は俺に傷を見られたくないんだろうけど。
だけどそんなの関係無い。
それだってお前の一部なんだ。
どうしてもお前がその事を気にするってんなら、そんなもの刺青かなんかだと思ってしまえばいい。
だから。
「―――――駄目だ。・・・見せられない。前にも言ったが、私の身体は・・・。」
110ED後って事で:2005/04/17(日) 17:02:21 ID:fDvNK9qc

「・・・・・関係ない。
―――俺が・・・俺はお前の全てを抱きたいから。お前の肌も、弱さも、痛みも、恐れも、全部抱きしめたいから。」

「――――――――――――――――――――」

真っ直ぐに彼女を見据えて言い放つ。
自分でもクサイことを言っているとは思う。
何て我侭だとも思う。
でもこれは、俺の今までの人生で、これ以上ないってくらいの真実の言葉だ。
確かに服を着たまま抱くことだってできたんだろうけど、それじゃあ駄目だから。

彼女は、嫌がってるかもしれない。
畏れているかもしれない。
怯えているかもしれない。

だけど―――・・・
暫くしてラクウェルは、ぽろぽろ涙を流して俺の胸に寄りかかってきた。
「・・・・・・・・・・・――こんな時にまで―――嘘を、吐いてくれるな・・・。そんな、風に言われたら―――――。
私だって、拒めないではないか――――。」
「馬鹿――。・・・嘘なんて、吐いてねぇよ。」
俺はそう呟いて、俺の考えていた事と同じような事を言って微かに震える彼女を優しく抱きしめて、
もう一度唇を重ねあった。
今度はただ重ねるだけの簡単なキス。

けれど、さっきより強く強くお互いを感じあった。

111ED後って事で:2005/04/17(日) 17:03:26 ID:fDvNK9qc
――名残惜しそうに唇を離す。

・・・彼女は、申し訳なさそうに、でもやっぱり、と。
「一枚だけ服を着させて欲しい」と言ってきた。
肌を曝け出すのが怖いとか、そんなことじゃなくて、単純に恥ずかしいからだとか。
・・・そんな理由は反則だ。
俺だってそんな風に言われたら強制は出来ない。
彼女はもう一度「すまない」と言うと、ゆっくり服を脱ぎだした。
と、―――途中彼女は勢い余って一番下に着ている服も脱ぎそうになった。
緊張しているのか、普通ならありえない失敗をやらかしている。
慌てて服を着直しながら

「う・・・その・・・見たのか・・・?」

と、瞳に涙を浮かべて聞いてくるラクウェル。
ttp://wildarms.s7.x-beat.com/source/0092.jpg
でもそれは悲しさ等からきたものではなく、羞恥心からきたもので。

だから・・・俺にはそんな彼女が凄く可愛らしく見えて。

すまん、と呟いて俺は彼女をやんわりとベッドに押し倒した。

―――やっぱり彼女の身体には過去の傷跡が残っていたけど、
そんなもの全然気にはならなかった。
そんな事考える余裕も与えないほどに彼女の裸体は
俺の思考を完全に奪ってしまったのだから。
112名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 17:03:31 ID:+QqutMjm
貴様への支援はここで断ち切らせてもらうッ!
受け取るがいいッ!ED後って事でッ!!
113ED後って事で:2005/04/17(日) 17:04:09 ID:fDvNK9qc
彼女の上着に手を入れ弾力のある胸の隆起を揉む。

「あ―――」
彼女は自分の胸―――服の下で蠢いているであろう俺の指を戸惑いの瞳で見つめる。
「ん―――――――」
俺の指の動きに合わせるように、小さな吐息を漏らしていく。
だんだんと、ゆっくりと、愛撫する力を強くする。
「あ・・・ん、んっ―――――――」
その都度彼女の喘ぎ声は音を上げていく。
「ふぁ……あ、あ……んん……」
熱っぽくなっていく。
つられるように俺の気も昂ぶっていく。
「や・・・んっ、アル、ノー・・・・・・ふ、う・・・ん・・・・・・・・・から、だ、が―――熱、―――」
切なげな吐息を漏らして彼女はそんなことを言った。
どうやら、ちゃんと感じてもらえてるみたいだ。
・・・日頃色々勉強しておいて良かった。

「ラクウェル・・・・ん、気持ち・・・いいか・・・?」
彼女の身体を愛撫しながら俺は尋ねた。
「・・・馬鹿、者・・・!そんな・・・こと、ん・・・言わせる奴が、あるか・・・!」
それに対して真っ赤になって答えてくるラクウェル。
――じゃあ質問を変えよう。
「・・・俺のこと―――ちゃんと、感じてくれてるか・・・?」
「―――――――っ」

その問いに・・・・口では答えてくれなかったけど、こくん、と恥ずかしそうに彼女は頷いてくれた。
114ED後って事で:2005/04/17(日) 17:05:14 ID:fDvNK9qc
・・と、不意に俺の指が彼女の乳首に触れた。
「ひうっ・・・!?」
何処か間抜な、けれども凄く可愛らしい嬌声を上げるラクウェル。
そこは、俺の愛撫でピクンと立ってしまっていた。
「あ―――――」
それに気付かれてしまったことを悟り彼女はぷい、と顔を背けた。
ああ、もう。
どこで覚えたんだ。そんな仕草。
俺はもう我慢できなくなって、彼女の上着をめくり、その乳房に吸い付いた。

「―――――――――――――――――!」

突然のことに、ラクウェルは声にならない叫びをあげた。
俺はそんなことはお構いなしに今度はその身体に舌を這わせる。
乳首を、舐め上げる。
「―――――ん、く、あ、やあああ――――」

彼女の呼吸は乱れ、身体はびくびくと震えている。
下腹部に手をやるとじゅくり、と湿った感触がした。
くち・・・と淫らな液が糸を引く。
見れば、彼女の秘部は、じっとりと水気を帯びていた。

えっと。
もう、これは・・・準備万端というやつなのでは?
115ED後って事で:2005/04/17(日) 17:06:27 ID:fDvNK9qc
彼女も直感でそれを悟ったみたいだ。
自分たちがこれから繋がるってことを。
恥ずかしそうに顔を赤らめ荒い息を吐きながら俺に目を向けてくる。
「は――ん・・・・アル、ノー・・・。私は・・・その・・・初めてなのだが・・・おまえは。」
「・・・生憎だが、こっちだって全くのド素人だ。・・・だから加減とか色々できないかもしれないぞ。」
俺の言葉を聞いてラクウェルは、
・・・・・・・そうか、良かった。
と心から安心したように呟いた。

―――参った。

その顔は、とても嬉しそうで。
その声は、とても艶めかしくて。
―――それが、致命傷だった。
彼女の準備が出来ていなくても関係ない。
こっちはとうに我慢の限界など過ぎ去っていて。
今ので抑止力など欠片も働かなくなってしまった。



俺は彼女の体の上にのしかかって
膨れ上がった生殖器を秘裂にあてた。
「ん・・・・・・・っ!」
彼女の顔に、ほんの少し怖れの感情が浮かぶ。
だけどもう、俺はそんな事には気が回らなくて本能のまま一気に彼女の身体を貫いた。
116ED後って事で:2005/04/17(日) 17:07:11 ID:fDvNK9qc
「っ―――――・・・・・・!」
ラクウェルは異物感に身を強張らせた。
彼女の中は十分潤っているはずだった。
だけど、それでもそこはとてもきつくて。
俺は意識が飛んでしまいそうになりながら、男根を挿入していく。
「ん――あ、あぁあああああああ―――・・・!」
これは、ちょっとまずい。
彼女の中はあまりにも気持ちよすぎて。
まだ挿入は半分程度しか済んでないってのいうのに、
気を抜けば今すぐにでも射精してしまいそうな程の快感があった。
――――反面、彼女は痛みを必死に堪えていた。
痛みを堪え、俺を必死に受け入れようとしている。

「ラクウェル・・・・我慢、できるか・・・・・・?」
「・・・・・・―――――」
俺の問いに、彼女は無言で頷く。
「それじゃあ・・・これから、もっと痛むかもしれないけど、その時は言ってくれ。
力は、抜いて。それで少しは楽になると思う。」
そう言って俺は身体を低くすると、俺は自身を彼女の中へと埋没させていった。
固いペニスが彼女の奥へと侵入していく。
何か、裂けるような感覚がした。

「あ・・・・っく、っん――――――――――――――――!」
ラクウェルの顔には羞恥と、痛みに堪えるための涙がこぼれだしていた。
「はっ――――――、っつ」
ラクウェルの中は、容赦なく俺のペニスを圧迫し、愛撫し、圧縮してくる。
あまりの快楽に失神してしまいそうだ。
117ED後って事で:2005/04/17(日) 17:07:57 ID:fDvNK9qc
それでもなんとか中に挿れていく。
でも、そうすればそうするほど、膣の中の圧迫は強くなって
俺の意識をもっていきそうになる。
「アル、ノー・・・っ、いた、痛い・・・・!や、駄目、・・・だ・・・・そんな・・・・強く・・・・・・!」
「――――ごめん――――でも、あと、もう、少し―――だから・・・・・!」
さらに腰をつきいれる。
ず、ず、ずと肌の擦れあう音。
ぬちゃぬちゃと体液の混ざり合う音。
「あっ、く、ん、あ、あああ・・・・・!」
ラクウェルの声は、まだ痛みを帯びていたが、その声は次第に悦びを含み始めていた。
「――――くっ」
ひときわ強く、ラクウェルの中へ腰を突き入れる。
ラクウェルの体が揺れる。
彼女の顔は苦痛に歪んでしまっている。
彼女の中は際限が無くて締め付けは厳しくなる一方だ。
結合部からはとろとろと愛液が漏れてきている。
「―――くっあ、んん、んあ・・・・・・・!」
ラクウェルの声が乱れる。
俺は何度も腰を突き入れる。
彼女の痛みが完全に悦びに変わるまで。

「奥に、あた、って――――アルノー、のが・・・・!」

「っ――――――――――」

「――――んっ、っく、アルノー、もっと、もっ、と―――つよく―――――!」
118ED後って事で:2005/04/17(日) 17:08:28 ID:fDvNK9qc
彼女は涙しながら俺を求めてきた。
それに応えるように、渾身の力を込めて腰を動かす。
俺の意識が無くなってしまうくらい何度も何度も。

再び胸を舐める。

再び舌を絡ませる。

身体にキスをする。

傷を塗りつぶすように俺の印をつけていく。

「んっ、ふぁ、あ、あ、あ、あああああ・・・・・!!」
今のラクウェルは俺にとって強烈な媚薬みたいなものだった。
彼女の身体、上気した肌、乱れた顔、零れる嬌声が
俺の理性を根こそぎ奪っていく。
「く、あ――――――――」
根元まで深深と刺さったペニスは、彼女の中で溶けそうになっている。
一滴も残らず精気を搾り取られそうなほど気持ちがいい。
もう――――
これ以上は耐えられそうに無い。
熱い塊が、男根に溜まっていく。
そこで、限界がきた。

俺は眩暈を覚えながら、最後に思い切り腰を突き入れた。
ラクウェルの身体がびくん、と反り返る。
119ED後って事で:2005/04/17(日) 17:09:25 ID:fDvNK9qc

「―――――――あ、く、ぁあああああああああ――――――――!!」

どくん、どくん、どくん、と際限がないくらい
彼女の中に、俺の精が叩き込まれる。

「ん――――、あ、は、はぁ、ん――――――――」
ラクウェルの呼吸が乱れる。
熱い、泥のような塊がラクウェルの中を満たしていく。
http://wildarms.s7.x-beat.com/source/0093.jpg
「ふぁ―――ぁ、っぁ……、っ……」

何度目かもわからないくらいの迸りのあとラクウェルは
ぶるぶると身体を震わせて恍惚の表情のままくたり、と横たわった。
頬に幸せそうな涙を伝わせて。

「―――――――――。」
あ―――、まずい。
いま、ので・・・おれも・・・・・たいりょく、つかいきって・・・・

体の力が抜けていく。

俺は誰かに、

120ED後って事で:2005/04/17(日) 17:10:03 ID:fDvNK9qc
―――あいしている

と囁かれるの耳にしながら
そのまま深い眠りへと落ちていった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ん・・・・・・・。」
目を、覚ました。
「――――――――――」
時計を見ると、時間は既に正午だった。
依頼人との約束の時間はとうに過ぎてしまってる。

ああ、しまったなあ。
どうでも良さそうに俺は心の中で呟く。
だって今日の依頼は、報酬は高額ではあったものの危険な仕事だったから。
また怪我でもして、彼女に心配を――

と、そこで急に不安が過ぎり隣に視線をやる。
そこには静かに寝息を立てて眠る彼女の姿があった。
その姿はとても穏やかで、安らかな寝息をたてて眠っている。

俺はその事を確認してふう、と溜息をついた。
―――俺はたまに、目を覚ましたら彼女が居なくなってしまっているんじゃないかと、
無性に不安になる。
121ED後って事で:2005/04/17(日) 17:10:38 ID:fDvNK9qc
―――何を心配している。
彼女は言ったじゃないか。
一緒に生きたいと。
彼女は、自分を必要としてくれている。
ただ側に居てくれているだけで幸せだといってくれた。
こんな何の取り柄の無い俺を。
それが、嬉しかった。
とても嬉しかった。

だけど――――
愛しげに、彼女を眺めている内に再びあの感情が甦ってきた。

旅を止める。
俺に平穏に、幸せに生きて欲しい。
それが彼女の望み、らしい。
でも・・・それじゃあ俺の望みはどうなる?
彼女の願いと、俺の願いは似ている様で違う。

俺の願いはそんなに欲張りな事だろうか。
ただ彼女と一緒に、普通に生きていきたいだけなのに。

彼女を抱きしめている間、彼女が弱っていっているなんて微塵も感じなかった。
だけど、事実彼女の身体は弱っていて―――。

そんなことを考えているうちに、また涙が流れてきた。
122ED後って事で:2005/04/17(日) 17:11:51 ID:fDvNK9qc
「・・・っしょう・・・っ。あーちくしょう・・・・・・っ。首から・・・上が俺の自慢、だってのに
こんな、ボコボコで、涙で腫らした、みっともねえ顔にさせやがって・・・」

何てこった。俺は臆病で、おまけに泣き虫だったみたいだ。
いなくなっちまう、のは彼女のほうなのに。
何で当人じゃない俺のほうが、こんな子供みたいに泣いてしまっているんだろう。

「く―――――」
心では判っていた。
多分、彼女の身体を治す方法は見つからないんじゃないかと。
それを認めなくはなかった。

生きたい。
彼女と生きたい。
そう強く願ってきた。

でも俺にはやっぱり力が無いから。
無力で、何もしてやれないから。

ならばせめて―――

彼女が幸せでいられるように。

彼女の望みだけは叶えてやらなければいけないのだろうか。

「――――――――――――」
・・・・俺は嗚咽を上げそうになるのをぐっと堪えた。
123ED後って事で:2005/04/17(日) 17:12:58 ID:fDvNK9qc
――けど確かに。

俺が、この旅を始めたのは―――。
そういう理由だったはずだ。
ただ、彼女を幸せにしてやりたい。
いつの間にか俺の中でその願いは「共に生きたい」という願いにすり替えられてしまっていたけど
それが・・・・俺の最初の願いだったはずだ。

なら、うじうじ泣いている暇なんか無い。

時刻は――ああ。もう目を覚ましてから一時間も経っている。

窓に目をやる。
外はすっかり雨が上がっていて、心地よい日差しが部屋の中に差し込んできていた。
天気は気持ちいいくらいの晴れ。
だってのに俺の心は今にも泣き出しそうな雲り空だけど――

俺は、パン、と両手で頬を叩く。
俺の願いはもう叶わないかもしれないけど、一つ――――新しい目的が出来た。
それだけは――――絶対成し遂げてみせる。
124ED後って事で:2005/04/17(日) 17:14:01 ID:fDvNK9qc


――――彼女の望みを叶える。

それが俺が彼女に対してしてやれる唯一のこと。

なら――――この街に、この場所に、いつまでも立ち止まっているわけにはいかない。

俺は涙を引っ込め・・・
ああ、畜生、ひっこみやがれ――――
涙を引っ込めると

まだ痛む身体に鞭打ってベッドから立ち上がり
彼女に話した場所へ向かうため、気合を入れて出発の準備を始めた。

そこまでの道のり―――

それが、俺達の最後の旅になる事を噛締めながら―――。
125ED後って事で:2005/04/17(日) 17:19:20 ID:fDvNK9qc
>>71
ってワケですみません。つうか皆にごめんなさい。
スレ消費しすぎだよ。なにやってんだ自分。40弱も使って・・・。

126名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 17:24:52 ID:+QqutMjm
いいや、GJ。
むしろ前フリがあって良かった、
127名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 17:29:30 ID:2fkTk4L/
激しく乙ですッ!!!そしてGJ!!!
ジュドラクユゥリィも楽しみですが、アルラクもとても素敵です。
アルノー男前
128名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 17:34:59 ID:sQONRupQ
イラストも素敵。
129名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 17:58:58 ID:7x8M8Nen
とてつもなくGJ!
背景のあるお話は良いですな・・・そして目から汁が出る
130名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 18:07:13 ID:Qz51ms/v
べりエールの一人称を思い出せない。
サイスは、昔は白髪じゃなかったんだろうか?
131名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 18:17:09 ID:+aTMvWqJ
>>130
「あたしのサイスを殺ったのはお前たちだねッ!?」(うろ覚え)
個人的にベリエールは攻めっぽ
でもサイスの前でだけしおらしいなんてのも萌える
132名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 18:18:06 ID:61muRqYT
GJなんだが、何故目から液体が止まらないッ!?
133名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 18:19:13 ID:+Z9BnG65
やばい。本気で目から汗が……。
GJ。いいものを見せてもらってありがとう。
134名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 19:29:56 ID:hwTL+8Qx
(・∀・)イイネ!! 素晴らしくGJ
しかしEDの時点で既に見えないところで色々やってたとのことなので
キスぐらいは済ましていたのでは? と思ってしまった
135名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 19:32:23 ID:s0Mj3ntM
本当にGJ。絵も描けて文章も書けるなんてすげーと思うよ。
いいものを読ませてもらったよ
136名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 19:39:29 ID:tCE1Ximz
最近やっと涙腺がしまってきたのに、また緩々になりましたよ
137名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 20:29:39 ID:0bjaEI+L
体中から体液が止まらん…
138名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 20:31:49 ID:61muRqYT
仲良きことは、憎らしき哉。 ザック・ヴァン・ブレイス

 / ギシギシアンアン\ ↑    / ギシギシアンアン\↑ / ギシギシアンアン\↑
 ロディと有象無象の部屋 ゼットとアウラの部屋 マキシとお花ちゃんの部屋
/                         .|                                 \
 ギシギシ ←茄子とキザイアの部屋     |            アシュレーとマリナの部屋→ ギシギシ
  アンアン                     .|  ('A`)  (T_T)                     アンアン
 ギシギシ ←ジュードとユウリィの部屋  / ̄ノ( ヘヘ ̄,(∩∩)  ブラッドとカノンの部屋→  ギシギシ             
  アンアン                                                     アンアン
 ギシギシ ←アルノーとラクウェルの部屋    ↑    ↑  マリアベルとトニーの部屋→ ギシギシ
  アンアン                       ザック  リルカ                    アンアン
\                                                           /
ヴァージニアとジェットの部屋 マヤとアルフレッドの部屋 シェーンとベアトリーチェの部屋
 \ギシギシアンアン/↓        \ギシギシアンアン/↓     \ギシギシアンアン/↓
139名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 20:33:45 ID:61muRqYT
ズレた。AA初心者が改造なんかするもんじゃないね・・・。
修正きぼんむ
140名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 20:45:34 ID:iEw/0sp0
いつも思うんだが、ザックにはエルミナがいるだろう。
141名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 20:48:33 ID:s0Mj3ntM
復活後のエルミナとは全然そんな関係じゃないんだろう
142名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 20:49:08 ID:61muRqYT
>>140
それにもかかわらずエロパロ板に一回も投下されてないってのがあのAAだったと思うが。違うの?
143名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 21:15:36 ID:4a949/mf
GJです。
アルノー×ラクウェルも良いものですね。
………………GJな出来である分、精神的ブラクラ喰らった気分ですが………。
心が痛いです……安西先生……
あのED後日談思い出してしまって、再び鬱状態になってしまいました……。


次は例のジュード×ラクウェル&ユイリィをお願い出来ませんでしょうか……?
あの三人ならば、幸せな未来を運命の神から奪い取ってくれる気がするので、読みたいのです。
144名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 21:16:02 ID:+aTMvWqJ
>>138
マテお花ちゃんはry
つか何でジェチカじゃないんだw
145名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 21:39:12 ID:9+c+yhbV
>>144
まあ一回もちゃんと絡まなかったし
ってか絡む前に打ち切りくらったしなあ


('A`)
146名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 21:52:08 ID:gsVM0PBF
ティムとコレットが全然話題にあがらないのがちと意外
147名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 22:41:12 ID:glcugOtg
目から汁がとまらないのだがどうすりゃいいんだ。
俺は止める方法を知らん
148名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 22:47:48 ID:az7x45Zt
エロパロ板に来て精液以外の汁を垂れ流す事になるとは思わなかった


GJ
149名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 22:54:32 ID:WX7DeVkH
本当はラクゑルスレに感想を書きたいとこだが仮にもここエロパロだからなぁ。
本当スマンがここに書かせてくれ。

いい話をありがとう。
久々に心が温まった。

このままじゃキリが無いような気がするんで、明日以降はもうGJレス控えないか?
何か仕切ってるようでスマン
150名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 23:17:38 ID:BW6u7qdk

こいつなに言ってんの?
151名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 23:25:48 ID:8Yc15NR4
>>149
自分だけ言いたいこといっといてあとは正論ぶって言論統制ですか?
ちょっと自分勝手すぎる
152名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 23:28:37 ID:BPavbq9U
いいものにgjすることはいいことだが、あまりにも一人に集中するとほかに投下しようとしている(かもしれない)人が
投下できなくなる可能性もあるわけで、
一つの話題にこだわるのは如何か?ということでは。
153名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 23:30:46 ID:BW6u7qdk
いや、エロパロなのにラクエルスレに感想書くとか意味不明すぎ
154名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 23:38:48 ID:TmvfSrrf
|    ( \/ /_∧   <./|   /|       /\___
└――→ ヽ/ /Д`/⌒ヽ  / .| / /     /    //
      / /\/ ,ヘ  i   ̄ > \_/   /____//
      し' \_/    i  />      ̄ ̄ ̄ ̄
         i⌒ヽ  ./   ̄>__         .|| |::    矢印だ!!!!危ない!!!
     /⌒ヽ i  i  \(    .|/  / /\    .|| |::
     i    | /ヽ   ヽ  ∠__/   ̄       .|| |::
     ヽ ヽ| |、 \_ノ  >   <>       || |::
       \|  )  ̄  ./V       ___    ..|| |::
155名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 23:40:00 ID:TmvfSrrf
誤爆だ、許せ
156名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 23:43:48 ID:SGSEfUuv
やっぱり4th効果か新しい人が沢山来てるみたいだねえ
157名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 00:28:39 ID:LRp85+dK
>>154
向きが違うだけでそれなりにあってる
158名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 01:04:09 ID:vYJdIB+b
俺もWA4発売前はラクスレ見てたけど
ED情報出てからは、あそこの住人のノリがうざくなってきたしな。
さすがに他スレではあーいう調子はちょいと控えてくれよ、真面目な話。
159名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 06:27:17 ID:xfgg/cwR
女医×ユウリィ×ナゲヤリの三つ巴が激しく読みたいな

160名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 07:13:10 ID:AvyxQceG
>>158
あんまヲチ行為はやめろよ…
161名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 08:02:19 ID:mHmwzOFb
荒れてきたのでここらで話題を止めてください。おながいします。
162名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 08:09:45 ID:bfrKEksj
意味不明な事言ってスレを混乱させた>>149は責任取るように。
ラクスレに感想書くとか君の言ってる事は意味不明です。
163名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 10:58:14 ID:I9KmK84P
で、GJの何がいけないんだ?
いいものにGJと言って何が悪い。

久し振りにここ来たんだが、いいもの見せてもらった。
目から汗がとまらねぇや 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
蝶GJ!
164名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 11:37:12 ID:PgVry4n5
― 10years after・・・
  (十年後…)

ジュード・マーヴェリック
若き森林保護官となり、戦火を免れた貴重な緑を守っている。
フロンティアハリムより、ほどなく離れた山中にロッジを構え、
人間よりも野生動物たちに囲まれた暮らしをおくる。
そのためか、あの日の幼さはどこか残っているようだ。

ユーリィ・アートレイデ
教師としてフロンティアハリムに暮らす。
にぎやかになった開拓村で大勢の子供たちに勉強を教える毎日。
ときにからかわれつつも、優しい先生として慕われている。
得意の料理はさらにレパートリーを増したらしい。

アルノー・G・ヴァスケス
ラクウェルの病気を治すため、共に出た旅の中で彼女と結婚。
まもなくして女の子を授かる。
その後、立ち寄った町に落ち着き、飲食店の経営に至る。
現在、娘と店を切り盛りするものの、客の入りは今ひとつである。

ラクウェル・アップルゲイト
病気の治療法は見つかることはなかったが、
世界に残された、本当に美しいものは見つけられたという。
生まれて間もない娘の小さな手を握り、
そのあたたかさに安らいだまま、彼女は長い旅を終えた。


揃って再会、の約束は果たせなかったけれども
ファルガイアに「未来」は今も続いている…。
165名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 11:53:18 ID:yYMYoCWE
大人たちの汚さを見せつけられたジュードは人に絶望して動物といることを選んだってわけか
166名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 12:11:17 ID:xk76TUyj
単純に砂食みが進行してきたからじゃないの?
ユウリィとは身体だけの関係ですかね。
167名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 12:40:01 ID:voJX9tGa
流れを斬ってスマンが、
アーチボルト×エニルのカプのssを書こうと思うんだけど、
需要はあるのかな?
168名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 13:22:09 ID:8oblgiSS
なんだっていいから見せて欲しいが
どういう経緯でそのカプに辿り着いたのか激しく気になる
169名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 13:44:06 ID:BWi9DXL2
>>168
エニルさんが死んだとはおもいたくないから、
ゲームの流れを踏まえて、もしかしたらってのを考えたんだけど
そんなにキワモノだったのか・・・orz
170名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 14:32:01 ID:A6Yp3l+e
キワモノだろ・・・。まぁ絡ませるキャラが無かったのは分かるが・・・。
171名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 16:51:57 ID:kf/+pfIL
エニルならなんでもいい
172名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 17:31:12 ID:HT1EOHto
>>171
うむ。でも相手がトニーとかだとちょっと・・・。
173名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 17:46:06 ID:AvyxQceG
港のニート
174名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 17:52:42 ID:DtD5vBPU
>>173
女医といい、ユウリィといい、人形といい、肉は受けが似合う
175名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 20:35:49 ID:LeXz9RN4
クルース肉はED後ロザリアの医院に戻るんだろ。ハリムからも比較的近いし。
176名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 21:05:58 ID:8oblgiSS
>>169
全然構わないしエニルがいればいいんだけども、
アーチボルトに行くのが俺としてはすごく予想外だったんだw
177名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 21:12:02 ID:bfGlv5Zm
ファルメル×エニルで。
178名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 21:12:14 ID:5jRQ8di6
アーチボルトってあのしつこく何度も戦った奴だっけ?
179名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 21:23:07 ID:DtD5vBPU
それはトニー
アーチボルトはハリムにいる人
180名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 21:52:46 ID:5jRQ8di6
ああ、そうかあの人か
あの顔とだったらちょっとなあと思ってたよ>178の俺
181名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 22:47:15 ID:z6QOxpfX
子供が勝手を通すなど!
182名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 01:46:02 ID:+B9/b7N2
ユウリィが子供たちに“勉強”を教えるSSきぼんぬ
183名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 22:21:25 ID:ap7PPzMm
今クリアした………
なんか短い感じがしたなぁ,今作。それになんかチキン×林檎が主人公とヒロインな感じがしたw
これからいままで書かれたSSを読み直してまた感動して寝よう。
184名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 00:08:22 ID:2l4NjCwP
とりあえずSSキボンヌ
185名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 17:39:24 ID:FWUmHCez
ageんなや
186名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 02:34:22 ID:0ChoJwHu
流れを読まずとりあえず途中までですが投下します。
アルノー×ラクウェルで。
187アルノー×ラクウェル:2005/04/22(金) 02:35:27 ID:0ChoJwHu
それは本当に偶然だった。
夜中にふと目を覚まし覚醒半ばのままぼんやりと彷徨わせた視線は、
窓の端を音も無く闇にまぎれる影を目聡く捉えた。
(―あれは…)
ほんの一瞬でも見間違えるとは思えない。
(アルノー…?)
そっとベッドから抜け出す。
いくら健康体と謂えども夜の寒さの中あのような薄着で外に出るのは得策だとは思えない。
あとがうるさくないようにとしっかりと自分も上に着込んだ後、
手ごろな毛布を手にラクウェルは急いで後を追った。
冷やりとした空気が冷たい肌に突き刺さる。

宿屋の裏手にある誰も気付かないような昏い小さなみすぼらしい路地。
全てを人目から覆い隠すかのように闇の濃い、
その寂れた場所の奥にひっそりと気配を感じさせずアルノーは居た。
声を掛けようと一歩踏み出しかけたラクウェルの足は、
しかし―
その場で凍りついたように動かなくなった。

背を向けたアルノーの表情はここからは伺えない。
ほんの僅かな声も彼は漏らしていない。
それでもその背中が、握り締めた拳が、
何かに耐えるように震えていることにラクウェルは気付いてしまった。
188アルノー×ラクウェル:2005/04/22(金) 02:36:40 ID:0ChoJwHu
物音を立てないように細心の注意を払い、
ラクウェルはその場からなんとか逃れ部屋まで戻る。
部屋に入った途端愕然と足元から崩れ落ちそうになる感覚。
普段自分の身体を蝕むものから来る痛みとはまるで異なる胸の痛みを、
胸の前を掻き合わせるようにしてどうにかやり過そうと懸命にこらえる。
こんな夜中に人目につかない様にあんな場所で隠れるように―

考えるな…!!
頭の中で警鐘が鳴るのにも構わず頭は分かり切った事実を勝手にはじき出していた。
(―何度泣いていた?!今までアルノーは何度ひとりで?!)
決して、決して自分に気付かれないように―
189アルノー×ラクウェル:2005/04/22(金) 02:37:28 ID:0ChoJwHu
この街に2人が訪れたのは、
フェルクレルングの白昼夢に関わった科学者がこの街にいるという噂を聞いたからだった。
街の片隅に隠れるように居を構えていたその科学者は、
ラクウェルを看てから黙って首を振りそしてその後深く深く頭を下げた。
何度繰り返し聞いても慣れない死の宣告に静かに肩を落としたラクウェルに、
「さて、お次は東村評判のカリュシオン様の生まれ変わりか西山の幻竜の薬か。
しかもこちらはおあつらえ向きに花の名所があるってよ。楽しみだな。」
忙しい忙しいと呟きながらいつも通りの声でアルノーが声を掛ける。
「が、その前に!
さっき街で仕入れた情報のめちゃくちゃ美味い料理が出るという宿屋に勿論行くよなッ!?」
さも楽しみだという期待に満ちた顔のアルノーに、
(料理が美味かろうがお前にはあまり関係ないだろうに…)と心の中で呆れながらも、
知らずラクウェルの口元には笑みが浮かんでいた。
そんな事は何度も繰り返されていた。
2人きりの旅に出てからアルノーはいつも楽しそうだった。

―いつしかふと気が付く。
なんでもない道端の風景も他愛もないありふれた日常も美しく見える。
アルノーが隣にいて、この目に映る世界は美しかった。
190アルノー×ラクウェル:2005/04/22(金) 02:38:48 ID:0ChoJwHu
ズキンズキンとおさまらない胸の痛み。
自分は決して絶望した訳でも諦めた訳でもない。
どんな事があっても最後まで足掻いてみせるとあの時に決めている。
それでも
もしここでこの命が尽きたとしても自分の人生は幸せだったと、
私は心から思えるのだろう。

―だが…その時に残されたアルノーは?

さっき見てしまった背中が頭に焼きついて胸を締め付ける。
いつも楽しそうにみえた。そこに希望をもらった。
ただ独りで朽ちて逝くのだと諦めていた自分の手を引いてくれた人。
………本当はずっとどこかで考えていた。
こんな身でも未来に繋げられるものはないだろうか?
アルノーに残せるものはないのだろうか?
それはアルノーのためだけじゃなく純粋に自分のための願いでもあった。
手を握ってそっと抱きしめて体温を分け与えてくれてキスをして、
それ以上はただの一度も手を出そうとはしなかった。
それだけで充分過ぎるくらい満たされたけど。
ズキンズキンとおさまる様子をみせない胸の痛み。
痛い
痛い
イタイ
いたい

そばにいたい―
191アルノー×ラクウェル:2005/04/22(金) 02:40:50 ID:0ChoJwHu
ごく遠慮がちなノックの音でも扉はすぐに開かれた。
「ラクウェル?どうした?眠れない?」
いつもの顔でいつもの声で、
先ほどの光景など微塵も感じさせないアルノーが立っている。
「……起きていたのか?」
「いやなんか腹が減って目を覚ましちまってな。
実はこうこっそりと台所から食べ物を失敬して…」
悪戯がみつかった子供のようにきまり悪げに笑って頭を掻く。
―アルノーは嘘吐きの天才だね!
いつかそう言ったのはジュードだったか。
「入ってもいいか?」
「どうぞどうぞ、残念ながらもう食っちまったけどな。
…ってえーと…こんな夜更けに男の部屋にオンナノコ1人で来られると実は結構アレなんだが…」
俺の理性がトカなんトカブツブツと軽口を叩きながら部屋に招き入れてから、
アルノーはどこか思い詰めたようなラクウェルの雰囲気に気が付いた。
「ラクウェル?」
「…」
「どうした?何かあったのか?」
只ならぬ様子に嫌な予感が胸を締め付けたが押し隠しラクウェルの言葉を待つ。
192アルノー×ラクウェル:2005/04/22(金) 02:42:53 ID:0ChoJwHu
やけに長く感じられた沈黙の後、
「…アルノー…お前に頼みたいことがある。」
意を決したように顔を上げてそう口を開いたラクウェルの様子は
やはりどこかいつもとは違ってみえた。
「?…いいぜ。なんだって聞いてやるよ。」
我ながらすごい安請け合いだとは思ったがそれでも紛れもない本心だったから、
彼女の綺麗な空色を揺らぐことなく見て言う。
今までこんなふうに改まって頼み事をされたことなどなかったから、
それがどんな無理のあるものでも笑って叶えてやろうとそっと覚悟を決める。
「…そうか…うん」
少し安心したようにうなずいてからほんの少しの逡巡の後、
「………が…ほしい…」
「え?」
「……お前の子供が欲しい…」
掻き消えそうな彼女の声がそれでもやけにはっきりと耳に届き部屋の静寂に落ちた。
193アルノー×ラクウェル:2005/04/22(金) 02:43:33 ID:0ChoJwHu
「はッ、はい?」
思わず引っ繰り返ってしまった声が明らかな動揺を物語る。
鋭いはずの自慢の思考がずいぶんゆっくりとその意味をアルノーに伝えた直後、
ドクドクとこめかみの辺りに身体中の血液が全て集まったかのような感覚を覚えた。
「まッ待て、ちょっと!お前意味わかって…」
思わず口からついて出てしまった言葉半ばでアルノーは口を噤んだ。
あのラクウェルが冗談の類で口にするような言葉とは思えない。
何よりもまだやけに耳に残る先程の掻き消えそうな声の語尾が震えていたことが、
事態をアルノーの頭に急速に飲み込ませた。
「…すまん…ちょっと待ってくれ…」
落ち着こう落ち着こうまずは落ち着かなくてはと誰よりも自分に言い聞かせて、
アルノーは大きく息を吸い込んでから俯いたラクウェルの瞳をもう一度覗き込む。
「その……お前は大丈夫なのか?」
「…ああ…知っての通りのおぞましい身体だ…
…だからお前の気は進まないかもしれないが…」
「そういう事じゃないッ!!そんな事言っているんじゃないッ!
俺を見くびるのかよッ!違うだろッ―?!
俺はお前の身体に負担が掛かるんじゃないのかって聞いてるんだよッ!!」
言葉を遮る様に激昂したアルノーの怖いくらい真剣な眼差しと、
乱暴に掴まれた肩の痛みがひどくラクウェルには温かかった。
「…ああ…知っている…ありがとう…」
ラクウェルは小さく微笑むと静かにアルノーの震える手を取った。
194アルノー×ラクウェル:2005/04/22(金) 02:44:35 ID:0ChoJwHu
「…本当はずっと考えていた。
未来に繋げられるものを私はこの手で生み出せないだろうか、と。
未来に向かって歩く未来を紡いで行く命を。
あの時大人達が身を呈して私達に託してくれたものを、
私達自身で切り開いた道を同じように私も次に託せる者になりたいのだ。」
アルノーはただ黙って聞いている。
「アルノー、私は決して身体を治すことを諦めたのではない。
それでももしこの身体でも許されるのなら
私はお前と生きた確かな証を、お前に残せるものが欲しい。
それはこれから生きて行く上で、誰のためでもなく自分自身のためにだ。
例えそれがこの身体の寿命を早める行為であったとしても……。」
淡々と語る静かな声はしかしラクウェルの決意が揺るぎないものである事を伝えていた。
「…お前が私の身体をずっと気遣ってくれて何もしないことは知っている。
私とてこのような事がどう身体に影響するのか分らない…本当は…怖い…
この行為も結末も…お前に……この身体を見られることも…。
だが……他でもないお前が私に大人になるという希望をくれたから…。」
それから…としばらく逡巡した後、
ラクウェルは目を逸らしひどく言い難そうに付け加えた。
「…本当はそんな事とは別に…私はお前が…
…だから…そのただお前だから……そばに…その……」
手に力が篭もるのと反対に声は段々と消え入りそうに小さくなっていく。
195アルノー×ラクウェル:2005/04/22(金) 02:48:24 ID:0ChoJwHu
そんなほぼ意味をなさない言葉の羅列をどうして自分はこんなに都合良く補完して、
その意味を汲み取ることができるのだろうとアルノーは思わず苦笑いを漏らした。
一つ大きく息を吐き、
いつもより頼りなげに見える肩を腕の中にそっと抱き寄せる。
「なんだって聞いてやるって言ったもんな…。」
驚いたように顔を上げたラクウェルの髪を優しく指で梳く。
冷たいはずなのにこうするといつでも自分を熱くさせる細い身体。
「うん……俺もラクウェルの子供が欲しい……。
…ってか健全な男なんだから当たり前に本当はずっとお前のこと抱きたかった…。」
悪びれずに純粋な自分の気持ちを口にしながら静かに腕に力を込める。
「本当に……いいんだよな…?」
おとなしく凭れ掛った腕の中でラクウェルは小さく頷いた。
「…もし身体が辛くなったら絶対に言えよ?
……俺のなけなしの理性を一生分総動員してでも止めてやるから。」
「…アルノー………ありがとう…すまない…」
「あやまんなって。俺がそうしたいんだからさ。」
196アルノー×ラクウェル:2005/04/22(金) 02:49:29 ID:0ChoJwHu
部屋の灯りを吹き消すと部屋は一瞬で闇に落ちた。
だがしばらくすると月明かりが部屋の中をぼんやりと明るく照らし、
互いの姿と表情を思いの外はっきりと相手に伝える。
「…アルノー…少し後ろを向いていてくれ。」
それに気付いたラクウェルがアルノーに声を掛ける。
「えッ?俺に脱がさせてくんないの?」
「―ッ!ばッ、馬鹿者!ふざけるなッ!大人しくあっちを向いてろ!」
思いっ切り不満そうに言うアルノーにラクウェルの顔に血が上る。
「……………。」
仕方なくラクウェルに背を向けると部屋に沈黙が落ち、
衣擦れの音だけが妙にはっきりと聞こえてきて思わず意識をそれに集中させてしまう。
なにか居た堪れないような空気が急に今からする行為への現実感を与え、
落ち着かない気分になりながらもアルノーは先程のラクウェルの言葉を思い出していた。
「なぁラクウェル?」
「な、なんだ?まだだぞ。」
「俺に…その…身体見られたくないようならさ、別に無理しなくて良いぜ。
全部脱がなくたってまあこう…いくらでもやりようってあるしよ。
お前が嫌なら俺は別に構わないから。」
「…………」
「…ラクウェル?」
「………………見て欲しい…」
「え?」
「…お前には……ちゃんと見て欲しいのだ…全部。……怖いのも本当だが…
見て…くれるか…?」
「……分かった。全部見せて。」
腕をそっと引っ張られる。
振り向くと一糸纏わぬラクウェルが俯き佇んでいた。
197アルノー×ラクウェル:2005/04/22(金) 02:50:18 ID:0ChoJwHu
部屋の中でそこだけ浮かび上がって見える程色素の薄い白い肢体には、
薄闇でもはっきりと分かるくらい大きく深く爛れた傷跡がいくつも無残に刻まれていた。
とうに壊れているのだ、といつしかラクウェルが言った身体。
そのあまりに痛ましくはっきりと刻まれた痕に思わず息を呑み、
だがアルノーは目を逸らす事なく真っ直ぐに見つめていた。
「これが私の身体だ。」
ラクウェルが寂しく言う。
「…アルノー…」
「…俺が…触っても痛まないか…?」
「大丈夫だ。今は少し引き攣るくらいでそれ自体に痛みはない。」
「…そうか。良かった…」
ようやく息を吐き出すことには成功したが、
カラカラに乾いた喉からなんとか発した語尾の震えを消すことはできなかった。
ラクウェルを確実に今も蝕み続ける深い傷―
自分ではどうやっても癒すことができないそれを心底呪いながら、
代わりに大事に包み込むようにラクウェルの身体を抱きしめる。
「お前がどう思っていようと、
俺はおぞましい身体だなんて馬鹿な事ひとかけらも思わないからな…。」
「……うん…」
ラクウェルの手がそっとアルノーの背中に廻された。
198186:2005/04/22(金) 02:52:39 ID:0ChoJwHu
とりあえずここまでです。
前振り長すぎでスマソ…
続きはエロ入れるので…!
199名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 03:39:57 ID:JYuXZiAk
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
がんがれ超がんがれ
200名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 11:58:05 ID:JJNxesPM
またもや降臨なさった・・・・超支援
201名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 18:17:32 ID:r04Uf3eL
カミ来たー!
前振り大歓迎ですよ
202名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 18:49:23 ID:Hhs2b3iQ
正直、エロくなくてもいける。
ええ、アルラク厨ですよ私は。
203名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 21:16:37 ID:JJNxesPM
なかーま(・∀・)人(・∀・)
204名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 21:25:13 ID:jf5taCOl
同じくナカーマ(・∀・)人(・∀・)人(・ω・)/
205名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 00:58:19 ID:jY9FcP3H
ラクウェルスレの連中がうざい。
206名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 01:01:54 ID:RWciIfX3
だからヲチるなって
207名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 08:59:10 ID:3E5Ceskt
ヲチ云々じゃなくて>203-204のような阿呆のことをさしてるんだろ
208名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 09:29:20 ID:nLedvQQU
荒れそうなのでこの話題は終了。

さて、とりあえずザックでも嘲笑って過ごすか。
209チラシの裏:2005/04/23(土) 10:43:28 ID:8UqcollT
クルースニク絡みのエロパロ読みてえな
210名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 11:42:06 ID:R1sxIEsF
それはチラシの裏ではなくリクエストと言うw
211名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 11:54:32 ID:YeSLyTOx
個人的には近親相姦は勘弁願いたい。
212名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 11:59:48 ID:R1sxIEsF
>>211
ナゲヤリ×モルガン先生があるじゃないか
213186:2005/04/23(土) 16:04:51 ID:yiwr0PSb
遅くなって申し訳ない。
続き投下します。
214アルノー×ラクウェル:2005/04/23(土) 16:05:48 ID:yiwr0PSb
限りなく大切なものを扱う手付きでラクウェルの身体をベッドに横たえ、
アルノーは体重を掛けないように気を使いながら覆い被さった。
頬に手を伸ばすとラクウェルはぎゅっと目を閉じて、
怯えたように身体を硬く強張らせた。肩が小刻みに震えている。
…………
……
――いくらなんでもその反応はちょっと傷付く…
「ラクウェル?」
「な、なんだ?」
「確認するけど俺のこと嫌な訳じゃねえよな?」
「あ、当たり前だ…嫌じゃない。」
「もう少し身体の力抜いて…?」
「ど、どう…?
すまない…その…経験がないのだ……どうすれば良いのか分らない……。」
ほんの少しアルノーが考え込んだ後―
突然手を掴まれそのままアルノーの胸に押し当てられてラクウェルは酷くうろたえた。
「なッ何を?!」
――ドクドクドクドクドク
早鐘のように早く激しいアルノーの熱い鼓動が手の平を通して伝わって来る。
「な?かっこ悪ぃけどさ、俺もすごい緊張してるんだって。」
きまり悪げに笑うアルノーとその温かい音に、
ラクウェルの身体から緊張がゆっくりと解けていった。
「優しくする…大丈夫だから。」
そのままゆっくりと深く唇を塞がれた。
215アルノー×ラクウェル:2005/04/23(土) 16:06:37 ID:yiwr0PSb
「アルノー…」
「ん?」
「その……メリハリのない身体ですまなかったな……」
「――――ぶ」
すぐ耳元で笑われてラクウェルの頬に血が上った。
「笑うな!貴様という奴はッ…!」
「だ…だってお前…そんな事!気にしてたのかよ…ッ!!」
「わ、悪かったな…!お前が派手めできつい系の女が好みだって!」
「は、はい?」
「前にギャラボベーロでだな……ええい笑うなッ!」
肩を震わせて笑い続ける男をそれこそ殴ってやろうかと思った途端、
「…………かわいげ有り過ぎ…」
笑いを含む声に耳元で囁かれて耳朶を軽く舐め上げられた。
思わず身を竦めるとその柔らかさを玩ぶように唇が耳を甘く食んだ後、
そのまま首筋をなぞるようにゆっくりと下に向かって這わせられる。
「…ん……っ…」
アルノーに触れられた所から熱を移されたかのように冷たいはずの身体に熱が灯る。
その不思議に切ない感覚に戸惑いラクウェルはただぎゅっと目を瞑った。
216アルノー×ラクウェル:2005/04/23(土) 16:07:24 ID:yiwr0PSb
掌を微かな胸の膨らみに伸ばしそっと包み込むように柔々と動かしながら、
その先端には触れずにすべらかな肌の感触を楽しむ。
鎖骨辺りを彷徨わせた舌を少しずつ片方の乳房に這わせると、
堪えたような息が少しずつ小さく開いた唇から切なげに漏れる。
まだぎこちないラクウェルの身体がピクリと反応するのが分かった。
ほんのり色付く薄紅の先端をなぞるように舌で舐め上げる。
「や…っ……」
今まで感じたことのない刺激に肌が粟立ち、
声を押し殺していたラクウェルの唇から艶のある声が漏れる。
もっとその声が聞きたくてほんの少し立ち上がった先端を唇に含むと、
舌で包み込むようにして転がす。
もう片方は手で包むように揉みしだき指で先を摘み上げて優しく捏ね廻した。
「…んっ…っふ…あんっ…あ…」
細い身体がだんだんと色付き快感に耐えるように震える。
唾液で濡れて硬くなった突起に軽く歯を立てると身体がビクッと跳ねた。
いつも凛とした年齢より落ち着いて見えるラクウェルの、
腕の中で戸惑う表情も初めての愛撫に震える柔らかい華奢な身体も、
一歳差の女の子のそれでしかなくてアルノーは急に又心拍数が上がった気がした。
217アルノー×ラクウェル:2005/04/23(土) 16:08:11 ID:yiwr0PSb
先端が存在を主張しだした2つの小さな膨らみを弄りながら、
アルノーが片方の手を身体に沿って這わしていく。
―と柔らかな肌には似合わないザラリとした異質の感触があった。
「――ッ!」
ラクウェルがぎゅっと身を竦める。
深く大きな傷跡――
「痛く…ないんだよな…?」
そう確かめて労わるようにそっと指で触れる。
彼女はくすぐったそうに小さく身を捩っただけで抵抗しなかった。
それでもシーツを握り締めた手が依然小さく震えている。
そっと唇をそこに落とし何度も何度も愛しげに舌でなぞる。
そんなことで傷が身体が癒える訳じゃないけれど―
こうしているとほんの少しでもラクウェルが楽になる様な気がして、
まるで神聖な儀式かなにかのように祈るように舌を這わせていった。
「……は…ぁ…アル…ノー…」
おそらく自分でも気付かず名前を口にしたのだろう。
顔を上げると我に返ったように赤くなってラクウェルが恥ずかしげに顔を背けた。
伏せられた長い睫毛が少し濡れているような気がした。
218アルノー×ラクウェル:2005/04/23(土) 16:08:51 ID:yiwr0PSb
脇腹を撫でるようにして手を下にずらしていくと、
それを察したラクウェルが反射的に足を閉じようとする。
その前に身体を足の間に割り込ませて太腿を伝いその奥に手を伸ばす。
そっと指を這わせるとそこは既にしっとりと濡れていた。
「……っ!」
ビクッと身を強張らせ思わず手から逃れようとする腰を押さえ、
割れ目の部分に指を這わせなぞり上げるようにゆっくり動かす。
「…んっ…ん…っあ…ん」
だんだんと力が抜けていく柔らかい太腿を大きく開かせ頭を埋める。
「…だっ…駄目だ…アルノー…そんな所……いやッ…!」
羞恥に顔を赤らめ力が入らない腕で肩を押し返そうと身を捩るが、
頼りなく肩に縋り付く様がまるでもっととねだっているようで逆にアルノーを煽る。
構わず秘裂に舌を滑らせるとラクウェルの腰が跳ねた。
「やっ…あ…っ…」
割れ目を何度も舐め上げ徐々に深くしていくと少しずつ蜜が溢れて出てくる。
ピチャピチャと音を立てて舌を這わせながら一番敏感な所を探り当てた。
「ああぁっ…ん」
その部分を舌で舐め上げ擦るようにして蠢かしていくと、
ラクウェルの背中が弓なりに反り手がシーツを強く掻き抱いた。
下の割れ目も指でクチュクチュと弄びながら、
舌使いに反応して徐々に硬くなってゆく突起を舌で弄り吸い上げる。
「…や…っあああぁっ!」
熱に浮かされるような底知れぬ快楽に追い詰められて、
ラクウェルは訳もわからないまま軽く達していた。
219アルノー×ラクウェル:2005/04/23(土) 16:09:33 ID:yiwr0PSb
「ラクウェル…大丈夫か?」
短い息を繰り返すくたりと力の抜けた身体に問い掛ける。
「…ん……」
トロンと焦点の合わない視線で見上げる潤んだ瞳。
乱れた息を吐く濡れた艶やかな唇も熱を帯びて上気した頬も―
「―――ッ!」
全てが自分をいやらしく誘っているようにしか見えなくて、
アルノーはすぐさまめちゃくちゃに貫きたい衝動を押さえるのに苦労する。
もう下半身がすぐにでも暴発しそうに苦しいけれど大事にしたいから。
どうせなら痛みより少しでも快楽を与えてやりたかった。
「…身体…辛くねえか?」
「だ…いじょうぶだ…」
掠れた声で小さく頷いたラクウェルの太腿の内側をそっと指でなぞると、
つい先程まで愛撫を繰り返されて敏感になった身体はピクンと反応した。
膝を割り下にずらした指をラクウェルの奥に差し込む。
「っ…う…ん」
ヌルリと其処はラクウェル自身から出たものに助けられ
さほど抵抗なく指の進入を許す。
一度達した身体はおとなしくされるがままだった。
狭い肉壁の間を少しずつ出し入れさせるように掻き混ぜると、
新たな蜜が徐々に溢れ出しその動きを助け淫猥な音を部屋に響かせ始めた。
クチュ…クチュ…クチュッ…
「あっ…あ…あぁ…っん」
再び熱を帯びはじめた身体に挿れられた異物の動きに合わせて、
違和感よりも波のように襲う快感にラクウェルの細い腰が淫らに動く。
指をもう一本増やし充分に其処を濡れさせ慣らしてから、
指を引き抜くとツーッと透明な液体が糸を引いた。
「…ラクウェル…いい?」
身体をひくつかせるラクウェルの耳元で囁く。
返事の代わりにラクウェルはアルノーの首に手を廻してぎゅっとしがみ付いた。
220アルノー×ラクウェル:2005/04/23(土) 16:10:17 ID:yiwr0PSb
「あああぁぁあっ!」
押し入ってくる熱い塊の指とは比べ物にならない圧迫感と、
身体をメリメリと引き裂かれるような鋭い痛みに、
ラクウェルは声にならない悲鳴を上げてアルノーの背中に思わず爪を立てる。
「―――くッ!」
アルノーもまた己のモノを喰いちぎるかのように熱い膣にきつく締め付けられ、
直ぐにでも達しそうになる快感を歯を食いしばって堪えた。
時間を掛けた挿入は悪戯に彼女の痛みを長引かせるだけだろう。
未だその半ば位までしか入っていない硬くそそり立った自身を、
捻じ込む様にラクウェルの抵抗する狭い奥へと無理矢理突き入れる。
プツと何かが裂けるようなような感覚の後勢いのまま圧迫する中に咥え込まれた。
「はっ…あっ…!」
苦しそうに絶え絶えに息をするラクウェルの頬を零れる涙を唇ですくう。
「…ラクウェル…力…抜け…っ大丈夫だから…!」
苦痛に顔を歪め何とか息を整えようとするラクウェルを
落ち着かせようと何度も髪を撫でては口付ける。
しばらくしてどうにか息を落ち着かせつつあるラクウェルを覗き込んだ。
「大丈夫…か…?」
必死に痛みに堪えながらそれでも彼女はアルノーを見上げて小さく微笑んだ。
221アルノー×ラクウェル:2005/04/23(土) 16:12:11 ID:yiwr0PSb
ドクンドクンと脈打つ熱い塊が自分の中で脈打つ感覚に、
身体を裂かれるような痛みと共に、
なぜか泣きたくなるような満たされた気持ちをラクウェルは感じる。
「アル…ノー……だいじょう…ぶだ…」
それを見て取ると試すように少しずつゆっくりとアルノーは腰を動かし始めた。
意識が飛びそうな痛みの中 脈打つ熱に急かさるような感覚と、
なるべく痛みを伴わないようソレが少しずつ中で蠢かされる微弱な動きに、
ラクウェルの中から徐々に蜜が漏れ苦痛以外の声が混じり始める。
「あっ…あぁ…っん」
その声に促される様にアルノーは少しずつ動きを速めていく。
咥え込まれた自身は絡みつく狭い肉壁にぎちぎちに締め上げられ、
あまりの快楽にすぐにでも暴発しそう に硬く誇張しきって苦痛をもたらすが、
彼女自身から出る血と体液の混じりに助けられなんとか動かす。
グチュ…グチュッ…グチュ…ッ
「…あっ…あ…んっ…ああっ…っ!」
徐々に乱れるラクウェルの表情と喘ぎ声に煽られるように、
アルノーの快楽も急激に押し上げられた。
「ごめ…ちょっ…ヤバイ…!」
身体を起こすと貪るように唇を重ねて思わず欲望のまま一気に腰を突き上げる。
「んんっ…!あっ…やっ…んっ…ああっ…ん…アルノ…アル…ノー…!!」
そのまま激しく腰を打ち付けられながら、
舌を絡められ口内を侵され下の敏感な所もアルノーの手で弄られて、
いつしかラクウェルは無意識に自ら腰を淫らに動かし昇りつめていった。
「あああぁぁあっ…!」
頂点に達したラクウェルの身体が弓なりに仰け反り、
急速に中のアルノーのモノも締め付けられる。
「――――くッ!」
これ以上は快感に耐えられそうもない熱い塊を大きく突き入れ、
アルノーは同時に遡る熱い液体をラクウェルの膣に思い切りぶちまけた。
222アルノー×ラクウェル:2005/04/23(土) 16:12:59 ID:yiwr0PSb
「はあ…っ…はあっ…はあ…」
しばらくして―
荒い息を繰り返しぐったりと動けないでいるラクウェルに気付き慌てて顔を覗き込む。
「ラクウェルッ!?大丈夫か!?すまん…俺…つい見境なくやっちまって…!」
「…だい…じょうぶ…だ…」
うっすら目を開けたラクウェルが少し身じろぐ。
「ラクウェル…」
「…そんな顔をするな…本当に大丈夫だ…。少し…その…痛いが…」
俯いた頬が赤らむ。
「ごめんな…本当に…。あんなこと言ったのに無理させちまって…」
そっと頬に張り付いた髪を梳いてやると黙ってラクウェルは首を振った。
抱き寄せると安心したように大人しく身体を摺り寄せてくる。
「…ラクウェル…」
「……温かいな…。」
「…何度だって温めてやるから。」
「…私は…感謝している。
こんなふうな熱は…自分とは一生無縁のものだと思っていたから…」
胸に凭れ掛かった彼女は幸せそうに微笑んでいた。
無性にすごく泣きそうな気分になる。
「そんなこと言うなよ馬鹿。俺これ位じゃ全然足りてねぇからな。
めちゃくちゃ我慢してた分これから何度だってお前の事抱かせてもらうからな!」
その後に慌てて「お前が嫌じゃなきゃ…」と付け足した。
「ば、馬鹿者…!お前はなんでそういう…」
「ベッドだって毎晩一緒な!その方が身体温められるだろ?…絶対に震えさせねぇから。」
少し腕に力を込めて勝手に宣言する。
223アルノー×ラクウェル:2005/04/23(土) 16:14:19 ID:yiwr0PSb
真っ赤になりながらもラクウェルは小さく頷いてそして言った。
「ならば私にもお前を支えさせてくれ。一緒に生きるのだから。
…頼むから…お前が震える時くらいは傍にいさせて欲しい。」
目を見開くアルノーの唇にそっと触れるようにラクウェルの唇が重ねられた。


互いの確かに脈打つ鼓動を聴きながら眠りに着く。
幸せな夢を見る

ずっと一緒に
生きて生きて生きて生きて生きて

繋いだ手の中
きっとここにあるのがトルドガの苑―
224186:2005/04/23(土) 16:15:16 ID:yiwr0PSb
以上です。
エロぬるくてスマソ…

>199-202
自分アルノー以上のチキンなんですげー嬉しかったです。
多謝!
225名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 16:20:54 ID:s03W2u3H
――泣いているのかッ!?俺がッ!?
226名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 16:23:07 ID:01y6Hv9P
リアルタイムキタ━━━━(・∀・)━━━━!!!
エロも良かったが、
その後のマターリしてる場面が
漏れ的に壺った。
227名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 20:59:49 ID:P4WO22+Y
GJ!
228名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 22:15:01 ID:BdHjequ0
ちきしょうアルノーこの果報者め

GJでしたッ!!
229名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 01:55:51 ID:hJH593Sf
マジ感動した…

エロいエロくない云々よりも単純に心を動かされた。












すまん一人でこっそり泣いてくる
230名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 02:06:16 ID:vZT+k223
GJ…!くそ何回目だこの体液…

>>229
共に泣こうぜ
231名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 02:12:04 ID:m++Vnuys
――ラク涙ッ!?
232名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 09:18:13 ID:wEoMukQM
――泣いているのかッ!?大人がッ!?
233名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 09:34:47 ID:H+k0x3tz
【チラシの裏】
はっきり言ってアルラクって萌えねー
ジュード×ユウリィ&ラクウェルマーダー?
234名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 10:09:42 ID:vZT+k223
あー…あ
235名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 10:14:18 ID:EIG4skOC
236チラシの裏:2005/04/24(日) 11:18:17 ID:3Hwnu5tI
同人サイト回った結果、人気のあるカップリングベスト3

アルノー×ラクウェル
クルースニク×ユウリィ
クルースニク×ジュード
237名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 11:29:46 ID:HIbLwOrx
下二つがうわぁあああああ
238名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 11:46:40 ID:s+7/gg3N
>>236
待て、ジュード×ユウリィもそれなりに人気あるぞアルラクと一緒にやってる所多し
クルスニ×ジュードは801カプではダントツっぽ

そんな事より、ファルメルのボイスエロ杉
ショタコンですか?
239名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 11:51:53 ID:YH0uIabU
クルスニ×ジュードなのか・・・
てっきりアルノー×ジュードだと思ってたけど違うんだな

ジュドユリは低いのな(´・ω・`)
240名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 12:03:04 ID:4iXrOqib
>>239
ジュードxアルノーの方が多い木が・・・
超天然攻めw
241名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 12:08:48 ID:ZWbY9lR+
攻めとか受けとか正直理解できないんだが、これだけは言える

4で801急増
ファンサイトめぐるのが怖い
242名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 12:13:52 ID:bPbwUUS0

ジュード×ユウリィはカップリングというよりはお友達関係推奨のところが多いよな
243名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 12:17:07 ID:2nkjw2TC
1、F ブーメラン×ロディ達
2   ロードブレイザー×アシュレー
3   ギャロウズ×ジェイナス
4   サイス×ジュード
想像してみろッ! キモイだろッ!
244名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 12:25:39 ID:Qso4bEW0
アルノー×ラクウェル (切ない系大好き アルノーは早漏
アートレイデ兄妹   (兄妹愛マンセー さっさと道を踏み外せ
ジュード×ユウリィ  (友達関係好きー 通い妻萌え

245名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 12:26:01 ID:1XGKST7H
ザック×ジークのヘタレカップリングはまだですか?
246名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 12:28:28 ID:11NzxVoN
ジュード×ゼットのサクセサーオブソウルな関係とかマダ〜?チンチンッ!
247名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 16:17:16 ID:6cuT9gRx
ジュードとユウリィは身体だけの関係
248名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 16:32:36 ID:RK36htQ6
4が発売されてから投下されたSSって、アルラク、ジュユリ2本ずつぐらいか?

249名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 10:48:59 ID:CZJBLpMz
ジェイナスに犯されるヴァーをずーーーーーーーーーーーっと待ってるんだけどまだ?
250名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 16:37:21 ID:8DmAXHPZ
俺はヴァージニアに犯されるジェットを待ってるよ
251名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 17:06:53 ID:2gQsg6SL
俺はジェットに犯されるロム・ストールを待っている
252名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 23:37:51 ID:KHTtXmPS
ジェーット!
253名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 00:56:55 ID:TD0LBpJ+
とりあえずSSマダー?
254名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 20:44:30 ID:UpX8e6UH
ラクウェル攻め
255名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 22:36:15 ID:51V7J5Ab
身体のことを気遣って我慢しているアルノーに
口でいろいろしてあげるラクウェル。
256名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 23:00:04 ID:M5Bv4Xb0
>255
キボンヌ
257名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 09:59:43 ID:LJ6wzMgb
アルラクなんて萌えん
まったく萌えん
もし今書いてる奴がいたとしても落とすなよ
もし落としやがったら




アラスw
258名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 12:46:35 ID:jNClCQTv
>>257
全く萌えんには同意だが落としても見なけりゃいいじゃないか
実際漏れはそうしてるし
259名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 12:50:50 ID:vn2eD85X
アルノー「SEXしよう」
ラクウェル「わかった」
アルノー「挿入するぜ」
ラクウェル「わかった」 アルノー「はぁはぁ出すぞ」
ラクウェル「わかった」 アルノー「ッ!」
ラクウェル「ッ!」
260名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 14:29:12 ID:AIqfEtYc
21歳未満の人がいますね
261名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 18:43:27 ID:NGjIpg8X
もう黄金週ですから。大人の対応を心がけましょう。
262名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 21:33:55 ID:LJ6wzMgb
だってさー、ある農とラクエルなんてただ余り物をくっつけただけって言うかさー
それを言っちゃジュードとユウリィもそうなんだけど
初めておにゃのこを見た!→俺が守ってやる!
ジュードも大概DQNだよな
いや、そうじゃなくてアルラクな
アル脳の手が震えるとかってシーンでこうやって握っていれば震えもどうとかラクエル唐突すぎるよ
それまでラクエルがある農に気があるなんて素振りまったくなかったのに
過程がないのよぶっちゃけ
途中経過をすっ飛ばしていきなり結果が来てるみたいな?
まあそれはWA4という作品についても同じなんだけど
それが俺のアルラクには萌えない理由でありWA4がクソゲー一歩手前評価の理由
263名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 21:39:49 ID:5/jtmXXG
手を握った時のは別にそういうんじゃないだろ、ちゃんとやったか?
264名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 21:58:57 ID:1eNk+VbP
>>262
13の少年なんてそんなもんだろ。
265名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 22:17:13 ID:sMfg7L2H
釣る阿呆に釣られる阿呆
266名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 22:48:17 ID:NDXaWLK4
正直、アルラク儲けが多すぎてうざい
267名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 22:49:43 ID:5/jtmXXG
そんないるか?このスレにゃあんまいないが…
268名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 23:01:58 ID:LJ6wzMgb
釣りと思うならそれでもいいけどさ
2のアシュレーとマリナは正直萌えたよ
幼なじみで意識し合ってるけど素直になれないみたいな?
最初からそういう設定だったけどさ、それでもこいつらにはEDに至る過程があった
危険な任務につくアシュレーが心配なマリナとかそういう描写がしっかりあったし
その心配する気持ちが爆発してマリナがキレてちょっとギクシャクしたりとか王道なことやってくれたりもしたし
くっつくならくっつくまでの過程をしっかりゲーム中で描いてくれないと萌えられない
269名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 23:08:46 ID:AIqfEtYc
>>268
まぁその辺は人それぞれだからさ
そんなに熱くなるなYO
お前の言うアシュレーとマリナに萌えない奴だっているわけで

と釣られてみた
ちなみに俺はアシュレーとマリナ萌える(*゚∀゚)=3
270名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 23:24:43 ID:CJLuXEHj
ひとつだけ言わせてくれ。
ラクウェルとアルノーの子どもの名前は 酪農 で決まりだな。
271名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 23:29:28 ID:RV1xkdRB
>268
同じくアシュレーとマリナに萌えたよ。
アシュレーをマリナが止めるシーンなんて、
熱い物がこみ上げてきた。

ただあの二人が王道チックにやればやるほど、
リルカとかアナスタシアとかの悲壮感が目立つわけで……
まぁそれでも好きなんだがな。
272名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 09:22:56 ID:sxSLiYfl
ここは21歳未満の方が来る場所ではありません。
273名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 14:14:51 ID:pMSj5ups
作品批評がしたいだけなら本スレで語ればいいのに
274名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 15:39:12 ID:y7kUMMBM
どう思おうが勝手だが、カップリング否定はヤメレ。
275名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 00:17:47 ID:XILRm13P
SS来ないなー
ジェイナスに犯されるヴァーまーだー?
276名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 11:08:15 ID:ehWHB8Po
ティムとコレットと俺まだー?
277名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 12:34:19 ID:F+uOXRna
ザックとジークのヘタレコンビと
ジェイナスとジェレミイのかませ犬コンビまだー?
278名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 21:43:39 ID:XILRm13P
ジェイナスはかませ犬とは思わんかったが
極太ネガティブレインボウとかエロい技使ってきたし
279名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 22:13:16 ID:zQhGqqwn
でも飼い犬だった
280名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 22:14:18 ID:g4eVdz1J
食用家畜じゃなかったか?
281名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 22:54:11 ID:y/4gTgmB
ヴァーに犯されるジェイナスも正直見たい
282名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 12:08:54 ID:WOK1VRFv
キボン&保守で埋まっていきそうな感じ
283名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 14:00:22 ID:t2Mg4yhC
アルノーは『きつい目のお姉さん』で『ジャンルが細分化』
なおかつラクウェルタンの身体を気遣う・・・というわけでアルノーによるラクウェルタンの着衣緊縛エロをうわなにす(ry
284名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 17:39:18 ID:pzgI5Ijn
緊縛って気遣ってないじゃんかw
着衣はアリだなッ!
285名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 20:55:02 ID:/j5D7pay
>>283
裸エプロンキボンヌ。
あの黄色いぞうさんエプロン。
286名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 21:17:56 ID:pt/v+3GD
むしろ裸コートで
287名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 21:22:40 ID:n7IVvwqg
>>286
そのキーワードでショボ顔のあのAAしか想像出来ない俺は負け組
288名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 23:14:25 ID:n4N/daWW
いやいや、胸が小さいのを気にしているラクウェルタン、そんな彼女の悩みを悪用して
アルノー君はラクウェルタンを縛って胸をうわなにするやめ(ry
289名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 23:22:44 ID:o/MHZfHn
ラクエルの身体って爛れてんの?
それ見ちゃうと勃つもんも勃たたなくなるからいつも着衣エッチですか?
290名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 07:09:28 ID:U8ow9ocm
それじゃラクウェルを傷つけるから、アルノーは毎回気合で頑張ってる
291名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 09:24:43 ID:2TeINYNW
というか、気にしてない。
292名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 16:41:53 ID:Yx1aSocZ
コートだけに萌えるアルノーであった。
293名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 18:24:41 ID:Z+0YCTIZ
アルノーは裸コート萌え。間違い無い。
294名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 00:22:03 ID:YKIYJGBh
ワイルドアームズとレガイアの「なんとなく」共通点を考えてみよう
295名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 08:42:58 ID:GTqUUuJ1
    へ          へ|\ へ     √ ̄|        へ
   ( レ⌒)  |\   ( |\)| |/~|  ノ ,__√    /7 ∠、 \ .  丶\      _ __
|\_/  /へ_ \)   | |   | |∠  | |__   | /   !  |     | |_〜、  レ' レ'
\_./| |/   \     .| |( ̄  _) |     )  | |    i  |  へ_,/    ノ   ,へ
  /  / ̄~ヽ ヽ.   | | フ  ヽ、 ノ √| |   ! レノ  |  !. \_  ー ̄_,ー~'  )
 / /| |   | |   | |( ノ| |`、) i ノ  | |   \_ノ  ノ /    フ ! (~~_,,,,/ノ/
 | |  | |   / /    | | .  し'  ノ ノ   | |       / /     | |   ̄
 \\ノ |  / /      | |___∠-".   | |      ノ /       ノ |  /(
  \_ノ_/ /     (____)     し'      ノ/      / /  | 〜-,,,__
     ∠-''~                        ノ/         (_ノ   〜ー、、__)
296チラシの裏:2005/05/05(木) 13:08:17 ID:H3mso85T
枢密院のじっちゃん達が大暴れするギャグっぽいエロ
キボン
297名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 14:43:10 ID:va3AeoBW
騎士アシュレイ「若い頃は夜の本塁打王の名を欲しいままにした我ら・・・。」
騎士バッキンガム「女を何人も侍らせて、まさに向かうところ敵無しだった。」
騎士アーリントン「しかしそれも今や過去の話。我らは老いてしまった・・・。」
騎士ローダーテイル「ヘイフリックの尽きかけているこの身体、勃たなくなって久しい・・・。」
枢機卿クリフォード「ラムダよ!一刻も速く神剣と少女を確保するのだッ!」
298名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 07:02:13 ID:w3id9Yea
ワロスwwww
勃たなくなって久しいのかww
299名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 09:09:16 ID:79gnHjgH
禿げワロスwwww
300名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 12:00:54 ID:Q7+DZic+
アホだw
301名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 14:28:05 ID:sKiJoZmh
勃たせる為だけに神剣使うのかwww
うぇwww
302名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 22:37:06 ID:1v9VwP1r
そしてブチギレラムダに尻を・・・
勃たなくても無問題な快感を仕込まれる。
303名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 09:27:23 ID:umBF0azS
「そりゃもう、あいつから尻を守るのは大変でしたよ。
主席をいいことに手を出して、余計な敵を作ってましたから」

ラムダ局長の友人 30代男性より
304名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 17:23:05 ID:iOFGB7aD
さて、板違いになりかけてきたので、大人しくSSを待つか。
305名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 23:10:38 ID:gUuVsJDh
勃たなくなっても性欲ってあるもんなのか
306名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 00:08:58 ID:hFP0EbM6
>305
その治療の為に草刈正雄がCMで空中ブランコに乗ってるんじゃないか
307名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 19:06:42 ID:ZnIcS+VL
説明書のイラスト見る限り、ラクよりユウリィの方が乳多めだよね。
308名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 20:30:11 ID:jKWz+/+w
何を今更
309名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 23:35:41 ID:0zWInJgL
ラクウェルが貧乳なのは周知の事実
310名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 07:03:31 ID:I2HYri2h
羞恥の事実
311名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 22:30:15 ID:6z54drIx
お前らなんか忘れてない?


ジュードは女の子でしょ?
312名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 22:53:26 ID:K8/j6g8/
>>311
・・・・え?
いやまぁその方がいいんだけど
313名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 20:46:35 ID:oADOu2Ca
>>312
いいんかい


この際だTSでもいい
SS読みたいです職人様
314名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 21:20:39 ID:icAN6Npz
きっと、男の子が欲しかったママンのせいで男として育てられてたんだよ。
周りに男の子も女の子も居ないんだから、13年間疑いもしなかったに決まっている。
315名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 19:05:54 ID:8VUAzIq7
気持ちは分かるが他でやれ
316名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 20:27:28 ID:uSTMVkCd
>>311
>>312
>>313
>>314
(゚Д゚≡゚Д゚)?
317名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 20:48:44 ID:Bdwrg3ZW
318名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 21:29:04 ID:74q6XyJB
801とは違うよな。他所でやれという気持ちも分からんでもないが。
319名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 20:14:33 ID:G3zI29vS
ジェレミィ×ジュード(女の子)結婚おめでとう@谷
320名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 08:24:41 ID:aLnut4o1
他で(ry
321名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 22:55:18 ID:o4EioMZh
意外と10年後のジュードとユウリィとかないよな。
もっとあるかと思った。
322名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 22:58:00 ID:AQBjNAuU
ジュード→人間より動物を選ぶ
ユウリィ→成長したジュードに興味なし、新たなガキを物色中

だし
323名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 23:06:26 ID:5ovqklyt
>>322
ユウリィはショタかw
まぁ、性に関する実技授業も・・・(*´д`*)ハァハァハァ
324名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 00:00:53 ID:WqYk0Lmw
「私の中にもry」

ヤヴァイよ、これじゃ教職員の不祥事だよw
325名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 00:20:47 ID:x38mBA/2
流れを読まずにジュード×ユウリィキボンヌ
326名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 00:33:04 ID:1HJh+9/Q
>>325
がんがってみる。10年後で。
327名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 09:17:08 ID:0VK18xLf
マジがんがれ
328名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 10:47:01 ID:N4iCzwvG
ED後を見る限り仲人はアルノーか?
329名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 11:23:13 ID:b27YlOKb
男やもめに仲人頼むことはありえないと思う
330名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 12:45:12 ID:0VK18xLf
アンリ師範がいるじゃあないか
331名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 13:45:35 ID:K47JthMt
ちょっと待て。
二人をくっつけたのは議会騎士団だ。
本来ならトニーがやるべきだが、爆死したのでアーチボルトにやってもらおう。
332名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 23:36:36 ID:Zkw6/1+s
>>323
お兄さんがロリだからな。
ロザリアの街のおばちゃんが
兄さんみて気味悪がってたよな。
333名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 20:02:02 ID:g+4wfQ4/
妹萌えに留まらずロリにまで手を出す肉…
334名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 21:02:11 ID:bbD96NqK
まあ、その妹もショタ萌だからな。
血筋か。
335名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 21:07:48 ID:Y491ER49
やはり施設でそういう教育されてたと・・・
336名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 12:23:47 ID:ca39pb/E
ttp://jes.rdy.jp/dq8/data/IMG_000677.jpg

こっちに貼るべきものですた…
337名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 22:09:42 ID:WtUkPyi+
まあ、ユウリィならそのくらいありそうだな。




ラクは
338名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 00:16:12 ID:NuFECSNR
10年後ジュード×ユウリィ書いてるネ申待ってるよ〜
339名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 00:49:05 ID:jex0+mgf
>>336
GJ
しかし分からんのだが、これ、ユウリィの相手だれ?
重度とも肉とも髪の色が違う気がするんだけど
340名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 16:06:24 ID:QII/eCou
兄さんの塗り間違いだべ。顔立ちから察するに
341名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 16:41:45 ID:/glnc/kQ
…正直、誤爆かと思った。
342名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 17:11:14 ID:2OSCgAcO
二人のDNAを受け継いだ子供目的な
爺レンジャーの前でセックル強要されるジュドユリを妄想してしまった・・・
343名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 19:05:35 ID:FZtXLyhR
↑レポートにまとめて提出するように
344名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 20:35:56 ID:7+K4AOW7
>>339-340
アドレスカットしてどこに貼られたものかしらべてみれ……
345名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 23:16:02 ID:mCTBf6si
だからさ、肉×百合に見えるな〜っていう感じで貼ったものです
346名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 00:53:54 ID:sB+bk6vw
>>336
GJ!ドラクエ8・・・?
でも肉×百合に見えるねコレ。やらしぃな・・・
347名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 16:13:46 ID:l+PiR+A0
>>345
そう書いてくれなきゃわからんがな('A`)
348名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 18:08:55 ID:JSXrqEr5
8の誰なのかわからん
349名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 02:12:42 ID:j6MIEmWq
職人さんカモォェァァン
350名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 10:49:02 ID:a0ZGZp0m
>>348
幼き日のゼシカとサーベルト兄さんらしいぞ
351名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 11:04:00 ID:+VSOXJnZ
サーベルトて…ああ、あのいきなり死んでた奴か
サンクス
352名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:47:08 ID:Vl87MYkR
上げ
353名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:53:10 ID:ddOd3gEh
SSキボンヌ
354名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 22:54:46 ID:jy57HIxx
エロシーン書けNeee!やっぱこういうのも才能の一つなんだな
355名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 12:29:59 ID:a0sNvFCa
むしろエロシーンしか書けないorz
前後が抜けてて面白くない…
356名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 14:47:56 ID:YXFutOjR
>>354
>>355
お前らが協力すればいいんだ
357名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 17:57:12 ID:cuUAUG50
チームプレイだねッ!
358名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 21:45:16 ID:V0WcAouQ
チームプレイを一瞬4人で乱交って意味だと思った俺は末期症状
359名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 06:53:22 ID:mJKLx42j
>>355がエロシーン書いて>>354が肉づけすれば問題なし。
ジュード「チームプレイなら大丈夫だよッ!」
360名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 09:10:10 ID:J/MiikkO
しかしジュードはベッドの上でも速い、いや正確には早い。
361名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 10:32:06 ID:ACKZA96p
>>360
そんなジュードでもカワイイと思ってるユウリィ・・・
ハァハァ
362名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 18:59:48 ID:wnksOANx
ボクの全精力ッ!
363名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 19:22:09 ID:ACKZA96p
>>360
>>361
ジュード「ユ、ユウリィ、もっもう!」
ユウリィ「いいですよ、出してください」
こんな感じ?w
364名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 19:59:04 ID:Venalos3
ジュードの最強技はアクセラ4倍速ピストン。
ただし己の身体への負担も大きい諸刃の剣なので一日一発が限界です。
365名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 20:01:39 ID:JjzZPp/7
そういえば最近話題4ばっかだな
366名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 20:03:46 ID:ACKZA96p
>>364
ユウリィが死んじゃうよw
367名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 22:48:29 ID:ZBhHFiMC
エセルダの「銃後の女」の台詞を「十五の女」に置き換えたら
ハウザーがエセルダを孕ませたシーンの出来上がり
368名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 19:46:25 ID:Q59imF9i
いや、通常の四倍速ということはイカないようにゆっくりやっても問題ないということで。
369名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 20:17:03 ID:gkVN/jFS
ユウリィは変わらず、ジュードは四倍長持ちかw
370名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 16:53:32 ID:3QELzTPc
充電完了

回を追うごとに長くなってますね。
短くまとめるってことも大事なんですけど。無駄なとこ多いだろうし。
先に謝っておきます。すみません。
371ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 16:55:01 ID:3QELzTPc
――事の発端は、少し遅めの昼食の準備をしているときであった。

「―――――。・・・火、消えちゃいましたね。」
ぷすぷすと煙の起っている焚き火の跡を眺めながら、ユウリィは呟いた。
それに私は相槌を打つ。
「・・・そのようだな。―――――まだ、完成ではないのか?」
「はい、そうですね。・・・・・・計算外でした。
あれだけ沢山あったから大丈夫かな、と思ったんですけど。
やっぱり何事もしっかりと準備を調えてから臨まないとってことでしょうね。」
ユウリィはそう残念そうに言う。
私の目から見たら殆ど完成品に見えるそれは、ユウリィによるとまだ未完成らしい。

「そうだな。・・・・―――アルノー。
お前は魔法使いなのだろう。火の一つくらいポン、と出せないのか。」
そういって膝を抱えて恨めしそうな目をしているアルノーに声をかける、
「・・・いや、魔法つーか魔術な。
てか、何か魔術を滅茶苦茶都合の良いモンだと勘違いしてないか?
そもそも魔法は、それこそお伽話にでてくるようななんでもありって感じのもんであって、ほとんど空想の域だ。
魔術は一定の法則に基づいたうえで行使する力だから、自ずと出来ることやら不可能なことがだな・・・」


何やら魔術について講釈―――言い訳か?―――を垂れてくるアルノー。
そんな事を言われても、剣を使う身としては魔導の知識の蓄えなど無いし、あまり意味のあるものではない。
だから、今この場で重要なことは出来るか否かなのだが、彼の口ぶりだとどうやら答えは否のようだ。

372ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 16:56:11 ID:3QELzTPc
「ようするに出来ないのか?」
「―――う・・・、その・・・すまん。
火を起こす程度ならともかく―――長時間連続して出しつづけるのは、無理だ。
なんか燃す物を用意しないと――――・・・・

・・・・・・・っていうか、お前ら、何でこんな勿体な・・・変なことすんだよ!
折角の戦利品だってのに!!
――いや、待て!決してやましい気持ちなんて無かったんだぞ!
俺はジュ―ドの今後のため、将来のためを思って持ってきたわけで!!」

(・・・嘘を吐け、嘘を。・・・・・・まぁ、しかし)

それは確かに、世の健全な男子がこういうものに興味を持つのはごく自然なことだ。
私だって別にそのことを蔑んだりはしない。
けれど――――そのような低俗な物を見せずともジュ―ドには私が・・・。
ああ、いやいや。そうではないだろう、私。

「あ・・・、コホン・・・いや・・・何を言っている。ジュ―ドはまだ13歳なのだぞ。
そんなものは、まだ早すぎる。」

――その13歳相手に色々され・・・しているのは何処の誰だ、という突っ込みは却下。

(・・・・・・とはいえ、燃やすというのもどうかと思うのだがな。)
そう心の中で呟き鍋の下の燃えカスに目をやる。
手頃なものが無かったので、ユウリィが
「これ、薪代わりしますから」

と、にこやかな笑顔を浮かべアルノーが、
ある一件のときこっそりくすねてきていた(そういえば、あの時何やらこそこそとやっていた。)
・・・その、『すけべぇ本』とやらを使ったのだ。
373ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 16:57:04 ID:3QELzTPc
・・・どうも途中で火が消えることをわかっていてやったとしか思えないのだが。
ユウリィは私のように割り切った考え方は出来ないらしい。

「まあ・・・どの道、あと20分くらいは煮込まないと駄目ですから・・・。
その間火を出しつづけてもらう訳にもいきませんし。
やっぱりどこかから薪を調達してこないとですね。
出来れば男手があったほうがいいんですけど、ジュ―ドは疲れて眠ってますから―――
すみませんけど・・・アルノーさん、お願いできますか?」

――――ちなみにジュ―ドが酷く疲れているのは日々の疲労の蓄積もあるとは思うが、
夕べ色々と頑張ったからというのが一番の理由だと思う。
以前までは毎日のように、その、交わっていたが、お互いの体が持たない――主にこちらの――ということで
多くても週に二回までしかしないという取り決めを最近になって交わした。(昨夜のは既に二回目だから、次回するとしたらそれは来週までお預けだ。)
しかし、その分一回の、いや一晩の密度が濃くなってしまっているので結局のところあまり意味が無いような気がする。

「・・・・・あ、ああ・・・・そりゃいいけど・・・俺一人でか?」
「あ、いえ。私も付いていきます。
ついでに食べられそうな食材があったら採ってこようかなあ、と思ってるので。
これだけだと・・・ちょっと具が寂しいですから。」

確かに。
ユウリィが作ろうとしているのは―――多分シチューだと思うのだが、
ジャガイモと人参しか入っていない。
欲を言えば肉が欲しい所だが生憎と今は持ち合わせがなかった。
生物は日持ちが良くないので、買っても直ぐに片付けてしまうのだ。
だから肉が無いのは良いとしても、シチュー――もう面倒なのでそういうことにしておく――の具が
二つしか入って無いという現在のこの状況はちょっとした食糧難と言えるかもしれない。
374ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 16:57:50 ID:3QELzTPc
「それじゃあそういうわけで、私達行ってきますけど・・・。
―――ラクウェルさん。ちょっと。」
「む・・・どうした?ユウリィ。」

「私たちが帰ってくるまで
くれぐれも何事もないように気をつけて下さいね。」

「―――・・・・?」

――――ああ、なる程。
私は一瞬ユウリィの言葉を額面どおりに受け取りそうになったが、
直ぐに彼女の言わんとしていることを察した。

「う――む――・・・・・・・わかった。」

ようするにユウリィは私に対して
「料理には手を加えることのないように」
と、釘を刺したのだろう。
たとえ彼女の作った料理でも、私が手を加えると数十ランクは質が落ちてしまう。
今は食料が底を尽きかけているので無駄なことは出来ない。
まあ、今日中には近くの街に到着することが出来るとは思うので
それほど心配は無いのだが、どうせ食事を摂るのなら美味いほうがいいに決まっている。

・・・色々と考えているうちに、段々と虚しくなってきていた私に対して
ユウリィは「これが本題」といった感じで付け足してきた。
375ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 16:58:55 ID:3QELzTPc
「それから・・・帰ってくるまで少し時間がかかるかもしれませんけど
その間にジュ―ドにあんまり変なことしちゃ駄目ですからね。
二人きりにすると絶対何かイケないことしてるんですから」

そういってユウリィはやれやれと溜息を吐いてみせた。


「っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

失礼な。
それでは私が日頃から常にジュ―ドに欲情しているみたいではないか。
しかし、ここで躍起になって反論しては逆効果だ。
―――ここは落ち着いて、冷静に対処、返答せねば。

「・・・それは杞憂というものだ。大体先に手を出すのはいつもジュ―・・・・・・・」

「はい。そういうことにしておきます。それじゃあ、お留守番お願いしますね。」

ユウリィは私の言葉をさらりと聞き流して、
アルノーと二人さっさと出かけていってしまった。


「ド・・・・・・・。」

「・・・・・・・―――――いや、あの・・・・最後まで聞いていってくれてもいいではないか・・・」
あまりにもあれすぎるユウリィの態度に少し拗ねてみる私。
いつもいつも彼女は、事ジュードに関する私の言い訳は全く聞き入れてくれない。
そして、もはや私もそんな彼女の対応には慣れてしまってきつつあった。
376ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:00:21 ID:3QELzTPc

しかし。

「――――――――。」

今、私はジュードと二人きりだ。
この「彼と二人きり」という状況だけは未だに耐性がつかない。
先程まで正常だった心音が、僅かに乱れるのを感じた。
ちらり、と脇に目をやる。
ジュ―ドはくぅくぅと寝息を立てながら眠っている。
その寝顔を見て、思わず私は頬を緩めた。
(・・・・・・・やはり、ジュ―ドは可愛い―――・・・ってそうではなく。)

緩んだ顔を引き締め、ぶんぶんと首を振る。
こういう状況になるとすぐ思考が誰かさんの事で一杯になってしまうのが私の悪いところだ。

「・・・・・・ユウリィはああ言ったが。」
やるな、と言われるとやりたくなるのが人の性というものだ。

ああ、違う。
ジュ―ドにあれこれするというわけではなくて。
――いやその気持ちも無いわけではないが・・・って、ああもう、しっかりしないか、私。
・・・・・・私が言っているのは料理のことだ。
私も、今までに何度か「練習」ということで食事の担当をさせて貰う事があったのだが
それが全て、ただ一つの例外もなく溜息のでる出来で。

・・・・・・・・無論悪い意味で、だ。
377ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:01:18 ID:3QELzTPc
気を遣って一応完食はしてくれるのだが、無理矢理浮かべている笑顔には大抵涙が浮かんでいる。
そしてまたアルノーが、それをおかわりまでして食べるものだから
ジュ―ドとしてもそれに負けるわけにはいかないと思うのか、
何回もおかわりをして終いには気を失ってしまったこともあった。

余談ではあるが・・・
ある日ジュ―ドが気絶した晩、
彼の部屋に(本当はその日は野宿する予定だったのだが急遽近くの街に引き返したのだ)
謝罪にいったところ、例のごとく夜の営みへとなだれ込んでしまい―――・・・
―――――・・・いや、その。断じて。断じて期待していたわけではない―――――

私の料理には精力を増強させる効果でもあったのか、
ジュ―ドはいつもよりハチャメチャで、
私はいつもよりメチャメチャにされてしまった。

―――・・・・ああ、話が逸れてしまったが。
まあ、このように自分に料理の才能が無いのは判っている。
けれど一度くらいは、自分にとって特別な人が己の手料理を
美味しそうに食べてくれているところを見てみたい。
・・・・・・卵酒の件のときも結局失敗のようなものだったし。

と、そこで美味しそうな香りを漂わせている鍋に目を向ける。
どうして今日に限ってそう思ったのか判らない。
とにかく私は

――この料理に少し手を加えて仮初の満足感に浸るくらい、いいのではないか。

ついそんな衝動に駆られて、折角ユウリィが作ってくれた料理に
毒物を混入するような真似をしてしまったのだ。
378ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:02:09 ID:3QELzTPc

・・・・・・・・・

そしてそれから約五分後。
わずか五分後。
たったの五分後だというのに。

もはや取り返しのつかない状態になってしまったシチュー(?)を前にして
私はだらだらと脂汗を浮かべながら立ち尽くしていた。

「―――これは・・・・一体何と言う料理なのだ。」

気合を入れすぎるというか、力を込めすぎるというか、加減を知らないというか・・・。
そんな自分の性格が災いした。
精がでるようにと、元気ドングリを砕いて混ぜたり
ハーブっぽいから、という理由でアンチドーテをいれてみたり
あとは――手当たり次第に香辛料を入れてみたり。

あれやこれやとしている間に、もはや少し手を加える程度の話ではなくなっていた。

その結果、数分前まであれほど食欲をそそっていた筈の鍋の中の料理は――――――
―――今は見るも無残な死臭漂う謎の物体へと進化を遂げてしまっていた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

――――本当に・・・・・・なんだろう。
確かシチューか何かだったと思うのだが――――
379ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:03:30 ID:3QELzTPc
「さて・・・どうしたものか。これは。」
これは既にシチューとかこの星の料理に形容できる代物ではないと思う。
誤魔化してどうにかなるレベルでもない。
その辺に捨ててしまったら、さらにこの星の荒野を増やしかねない。

いや、しかし・・・
今までが見てくれだけはそれなりで、味のほうが駄目だった事を考えると
今回は味に関して成功したという可能性だって無くは無いのでは。
そう思い立った私は、覚悟を完了してそれを恐る恐る器に盛った。


「・・・・・・」

スプーンでひとすくいして『それ』を凝視する。

―――何故かやたらと、とろみ―――というより、粘度があった。
どろどろとスプーンから滴るその様は、見ている者の食欲を更に削いでいく。

(ま、まあ・・・いくら不味かろうと、流石に人体に悪影響がでるほどではないだろう。)
私は腹を括って、ゆっくりと『それ』を自分の口へと運んでいった。

ぱく。

「っ・・・・・・・・――――――――」

舌へと襲い来るであろう衝撃に備えて、目を閉じる。
だが私の予想とは裏腹に――――――――
380ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:04:47 ID:3QELzTPc
「――――――――――――――――む・・・・・・・・・・・・・これは―――。」

――――――うまい。

視覚的なことに目を瞑れば、
味覚的には問題は無かった。
いや、むしろ中々美味と言える。
それに、アンチドーテ等の香りのよいものを混ぜたことが功を奏したのか、
その点に関してだけは進化前より良くなっている・・・気がする。

本当に見た目だけ。

それさえ我慢できれば、ユウリィの作ったものほどではないが
彼女の料理で舌の肥えたジュードでも、満足のいく味に仕上がっているのではないだろうか。
ほんの味見のつもりだったのだが、私自身空腹だったことも手伝って
気が付けば改めて「それ」を器に盛って尚且つ完食してしまっていた。
途中、何やら軽く目眩のようなものを覚えたが、恐らく疲労からきたものだろう。

無理もない。
夕べは殆ど寝ていないのだから。
・・・・・・・・・そういえば、夕べは――――。

――――ああ、そうか。だから私は今日に限ってこんな・・・。

「ん―――・・・」

と、そこで鍋から放たれる瘴気――匂いに当てられたのか

今まで傍らでうとうと眠りについていたジュードが目を覚ました。
381ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:06:28 ID:3QELzTPc
そのことに気が付いた私は彼に声を掛ける。
「――ジュ―ド。目が覚めたのか。」

「ん〜〜・・・。なんか、いいにおいがする・・・。」
すんすんと鼻を嗅ぎながらジュ―ド。

「ああ、今丁度―――そうだ。
ジュ―ド。腹は空いてはいないか。
食事の準備なら大体出来ている。少し味見をしてみないか?」

まあ、見た目に問題は在りはしたが、私は「この味ならば」と考えてジュードに鍋の料理を食べてみないか提案した。
――――多少見た目に抵抗を示すかもしれないが、何とか説得してみるとしよう。
また同じ物が作れるとは限らないのだし。

「・・・ほんと?う〜ん・・・。
・・・・それじゃあ、ちょっと味見してみようかな・・・・・。」

どうやら睡眠欲よりも食欲が勝ったようだ。
ジュードは眠たそうに目を擦りながら立ち上がり、
とてとてと鍋のほうへと歩み寄ってくる。


そして彼はその中を覗き込むと――
「わ――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぅわ・・・・・・・・・・?」

そのままぴた、と固まってしまった。

「ラクウェル。あの。これ。その。――――・・・・・・・・・ねえ。これラクウェルが作ったの?」
382ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:07:34 ID:3QELzTPc
鍋の中を凝視したまま、困惑した様子で
こちらに問いかけてくるジュ―ド。

「あ、え、えぇと・・・。う、うむ。そうだ。(・・・・・・・・・・・・半分は。)
っま、まあ気持ちは判る。
しかし、見てくれは確かにあれだが、私が毒―――――いや味見したところ、味のほうは全く問題は無かったぞ。」

そう言って、先程自分が使った器にシチュー・・・・?を盛ってジュードに手渡す。
「それ」は相変わらず、何か、こう、禍々しいオーラのようなものを放っている。

鍋から視線を離さずに、黙って器を受け取るジュード。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「――――――――――――――――――――――――――」

彼は暫く「それ」と睨めっこをしていたが、
じーっと眺めてくる私の視線に耐えられなくなったのか意を決してスプーンを掴んだ。

「あ―――。」

と、そこで私はあることを失念していたことに気が付いた。

(―――――――――――しまった。)

「え・・・?何・・・?やっぱり(色々)まずいとか―――?」

「―――いや、そうではなくて。その。なんだ。
そのスプーンは先程私が使ったものでだな・・・・。新しいスプーンだってあることだし、
敢えてそれを使うという理由も、ないであろう・・・・・・?」
383ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:08:50 ID:3QELzTPc
ごにょごにょと口篭もる。
よくよく考えてみると、今ジュ―ドが持っているのは先程私が使用したスプーンだった。
ようするに。
このままだと、彼と間接的に、その・・・、接吻をしてしまうことになる。
だから遠回しに――――

「―――あ・・・そっか。『かんせつきす』ってやつになっちゃうのかな。これ。
いいよ、別に。気にしないで、ラクウェル。」

―――使うのを止めさせようとしたというのに、コイツは・・・。

(・・・・・〜〜〜っ気にするに決まっているだろうが・・・!!)

それはお前は気にしないだろうけれど、私にとっては
――今更何をと思われるかもしれないが――こういう直接的ではないことのほうが、逆に、その、恥ずかしい。
・・・けれど、あまりしつこく言うのも意識しているようで更に恥ずかしかったので
私はそれ以上は何も言えずに、彼にスプーンの使用を了承してしまった。


「――・・・そ、そうか。ならばもう何も言うまい・・・。」
「(うーん・・・。それよりも、これを食べることのほうが
ためらわれるんだけど・・・。―――、でも・・・ラクウェルが作ったみたいだし・・・。)
ところで、これ何の料理なの?」
「む・・・?――――あ、えぇと、(多分)シチューだ。・・・ジュードの好物であっただろう?」

「―――・・・・・そりゃ、シチューは好きだけどさ・・・・・・ん、いや、何でもない・・・。
―――じゃ、改めて・・・・・・・・・いただきます。」

そう言うとジュ―ドは、祈るように目を閉じて、ぱく、とスプーンを口に含んだ。
384ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:09:35 ID:3QELzTPc
「――――――――――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


静寂が訪れる。

「・・・・・・・・・ジュ、ジュ―ド?」
まあ、月並みな台詞だがこんな時は普通上目遣いに「おいしい?」なんて聞くのだろうが
とてもそんなことが言える雰囲気ではなく―――もとよりそのような可愛げも無く―――。
そんなことよりも私は反応が無いことが心配になって彼に声を掛けた。
『これ』は私には美味しく感じられたが、もしかするとジュ―ドの口には合わなかったのかもしれない。

―――やはり不味かったのだろうか。

そんな考えが頭を過ぎったが、それは無用な心配であった。

「・・・・・・・・・・・・・あれ?・・・・・・・おいしい。
――――――うん、おいしい!ラクウェル、おいしいよこれ!」
「―――そ、そうか・・・・・良かった・・・・・・。」

『これ』という呼び方が少々気になったが、確かに『これ』は『これ』という他に呼び方が思いつかない。
ともあれ、「おいしい」という心からのジュ―ドの言葉を聞いて
私は胸を撫で下ろして・・・

「――――――・・・・・・・・・・・・・・・?」

・・・何か、違和感を感じた。
あるべきものがないというか、しぼんでしまっているというか。
385ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:11:07 ID:3QELzTPc
まぁ、大したことではないだろう、と。
ジュードの言葉が嬉しくて、私はそれを気に止めることをしなかった。
顔がにやけそうになるのを懸命に抑えながらジュードを見つめる。
彼は今度は何の躊躇いもなく二口目となるそれを、ぱく、と口に含んだ。

「―――うん、ほんとおいしいよ、ラクウェル。これなら何杯でも・・・・。」

そう言いながらこちらに顔を向けてくるジュード。
――――途端、彼の表情から喜色が消え失せ、訝しげなものへと変わった。

「・・・?どうした、ジュード。何か――――。」

・・・・ああ。
――――やはり、何かおかしい。
どうして先程から私は、座っている彼をこんな低い位置から見下ろしているのだろう。

「――――ねえ、ラクウェル。なんか・・・・・・。」

ジュ―ドがそう言って立ち上がってから、ようやく私は不確かだった違和感を確かなものにした。
私が見下ろし、彼が見上げてくるという普段のお互いの目線の高さが、今は何故かほぼ水平だった。
簡単に思いつく理由は二つほどあるが、どちらも考えられない話だ。
いくら育ち盛りとはいえ、私に追いつくほど急激にジュ―ドの身長が伸びるなど
まずありえないし、ましてや私の身長が彼と同じくらいまで・・・・・・・

「うん・・・やっぱり、縮んでるよ―――。身長・・・・。」

「――――――――――」

・・・・縮むなんてありえる筈がないのだけれど
裾の余りまくっているコートやらなんやらが、突きつける様に今の私の現状を物語っていた。
386ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:12:36 ID:3QELzTPc
・・・・・・・・・・


(一体どういう事だ、これは・・・?)

ぐるぐると思考を巡らせる。
いつからこうなったのかわからない。
とりあえずユウリィ達がここを離れるまでは特に何も無かった。
それからジュ―ドが目を覚ますまでの間にも――鍋の料理以外は――変わったことは無かった筈。
こんな、身体が縮むなど・・・そんな理由全く心当たりが――――

(っ・・・・・・・まさか)

――――あった。

鍋に視線を向ける。
(まさか・・・。これの、せいなのか・・・?)

そうだ。
何か原因があるとするならば、この(元)シチュー以外にはありえない。
いくらなんでも非常識的というか非現実的すぎるが他に理由が思いつかないし、
確かにあの物体ならば、私の身体にこのような異常を引き起こしてしまったとしても信じられない話ではない。
387ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:13:47 ID:3QELzTPc

もそもそ・・・

(・・・・・・・・・・・・・・・・・さて、どうする。)
・・・・・・取り乱していても仕方がない。
とりあえず事態の収拾が急務と言えよう。
料理のことも気になるが、一番の問題はこの体だ。
二人が戻る前にこれだけは何とかしなくては。

ごそごそ・・・

・・・取り敢えず鍋には蓋をしておこう。
全く問題の解決には繋がらないが。
幸いな事にジュードは二口しか食べていないからか特に異常は無いようだ。
それだけでも良しと思うしよう。私のせいで彼に何かあったら・・・

もそもそ・・・

・・・・・・・・・―――それにしてもうるさいな。
何故先程から衣擦れの音が――――――・・・・・・。

「・・・・―――って」
そこで思考を中断する。

色々と考え込んでいる間に、私はジュードの手によって
だぼだぼになってしまっているコートをするすると脱がされていっていた。
388ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:14:53 ID:3QELzTPc

「う〜ん・・・前から思ってたけどさ、ラクウェルの服って脱がしにくいよね・・・。」
「―――ちょ、こら、ジュ―ド!!な、何をっ!?どうして服を脱がしている!?」

ttp://wildarms.s7.x-beat.com/source/0097.jpg
「ん・・・。えと。結局ご飯食べてないから、ちょっとお腹空いてて・・・。」
「・・・・・・それは、その・・・すまないと思っているが。」

その上この分だと街につくまでは食事はお預けになる。
その点では皆には大変申しわけない事を・・・・

「それに―――ラクウェルの料理のせいかな。何かむらむらしてきちゃって・・・。」
「・・・・・・おい、それは。」

――――・・・いや、その流れは変だろう。

「だから、ラクウェルを食べちゃおうかなあ〜って思って。」

「っ何故そうなるっ!?空腹というのも関係ないし!!
だ、大体、夕べあれだけしておいて、またするというのか!?
それにサカるなら、時と場所を状況を考えてサカ―――・・・・ん――――!」


いつものことながら唐突過ぎるジュードの「えっちしよう」発言に、
間髪いれずに抗議の声を上げた私の口は、全ての言葉を紡ぎだす前に塞がれた。
塞いだのは勿論、彼の唇。
今は身長差がない分、私は簡単に彼に唇を奪われてしまったのだ。
389ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:16:25 ID:3QELzTPc
彼は、引き剥がそうとする私の事なんてお構いなしで口内を蹂躙してくる。
私は「こんなことをしている場合ではないと」と、それに抗おうとしたが
今の私の力は幼い少女のものであり、抵抗など全くできなかった。

いや―――それは違う。

ジュ―ドの口付けは少し強引だったけれど、
甘くて、柔らかくて、暖かくて、優しくて―――
―――――それに抗うなどたとえ普段の私でもできなかったと思う。

「――こ、こら―――、ん、む………ぁ、ジュード、やめ・・・・」
―――なんて拒絶するようなことを言えたのも最初の内だけで。
情け無い話だが私は彼の口付けにいとも簡単に篭絡されてしまったのだった。

「―――んっ――――ん、ぁん……は、っ、………ん」
「は・・・ん、んむ、ちゅ・・・は―――。」

お互いの口から、吐息が漏れる。
私のそれには、熱でうなされているような切なげな韻も混ざっている。

――――舌を絡めとられ、唾液を吸い取られ。
理性を奪われ、思考を奪われ、奪われてばかりだというのに――――。
それでも、体の昂ぶりだけはどんどん与えられて、高まっていって。

「はむ……ん、はっ、ん……じゅー、・・・ど………」

気が付けば――――。
ジュ―ドが私を貪るのと同じように、
私も彼を求めてしまっていた。
390ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:18:01 ID:3QELzTPc
ぬちゅ、くちゅ、にちゃ、ぬちゃ。

ちゅる、ちゅ、ぴちゃ。

互いの唾液を交換しあう。
淫らな音が耳に響く。
まだ、口で交わっているだけだというのに――――――。
その重なりはひどく深く、とても甘く、
私は彼と既に体が繋がってしまっているような錯覚を覚えていた。

――――まずい。

どんどん私の中から抑止力が失われていっている。

このままでは本当にキスでは―――
キスだけなんかでは、足りなくなってしまう――――。

「ん、ふ―――ぁ――――は」

そんな気持ちが溢れそうになって。
完全に歯止めが利かなくなってしまうというところで
ジュードはゆっくりと私の唇を解放した。

「・・・・・・―――――えへへ。とりあえず、キス・・・。ごちそうさまでした。」
そういってほんのりと顔を紅くしながら無邪気な笑顔を浮かべるジュ―ド。
その顔からは一切悪びれたものは感じられない。
391ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:19:46 ID:3QELzTPc
だから―――

「っ――――――――――――――――――――――――――」

―――そんな顔をされたら私だって怒れないだろうが。
まったくコイツにはいつもいつも―――。

ああ、もう。
私はジュ―ドに関することで弱点ばかりある。
もうこれは一生克服なんて出来そうに無い。
・・・・・いや。というよりしたくないのかもしれない。

「・・・っ馬鹿――。」

思えば―――こんな風にジュードとキスをするのは初めてな気がする。
普段彼と口付けを交わすのは、その、ベッドの上ばかりだから。

・・・・・・普通に立ってキスするには、彼の身長が低すぎるのだ。

「―――――ジュード・・・。あの・・・その・・・・・・・。」

その先が言えず口篭る。
『続きは』、なんて恥ずかしくて言えるわけない。
尤も彼は私の心中なんて完全に見透かしている。
だというのにジュードは、今度は意地悪そうに笑顔を浮かべて私にその言葉の続きを尋ねてきた。

「ん?なあに?何か言いたいことでもあるの?ラクウェル」
「っ・・・・・・。」
392ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:21:03 ID:3QELzTPc
―――――――このすけべ。
えっち。
いじわる。
ばか。
何で、いつもこんな・・・。
自分から仕掛けておいて一々私から求めてくるように仕向けるのだ・・・―――――――。


ああ、でも。

「―――・・・・・・続き。責任。・・・・一度食べるといったなら残さずにしっかり食べろこの馬鹿・・・っ。」

・・・・・うう。私も馬鹿だ。
ジュードにはやめろだのなんだの言ったくせに・・・。
結局は流されてしまう。
彼は私の言葉を聞くと「やっぱりラクウェルは可愛いね」などと言って、私の身体をぎゅう〜、と抱きしめてきた。
それが、行為の再開の合図だと理解した時には彼は再び私の唇を奪っていた。

「は、ん―――こ、こら・・・そんな強く、抱きしめ・・・ん――――――は、ふぅ、・・・んっ」

くちゅくちゅと舌を絡ませる。
それで、収まりかけていた熱が再び身体に戻ってきた。

しかし。
このまま本格的に行為に突入しようとしたところで、

「な、なあ―――っ!は、はあっ・・・ぜー、はー・・・やっぱ、まだ怒ってるだろ――!?」
「怒ってないです!!ただ、あんなやらしいモノをあんなに沢山持ち歩く 無・駄・な・活力があるのなら、
それをもっと有効に活用して欲しいだけです!!」
393ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:22:14 ID:3QELzTPc
「―――――――――――――――――!?」

二人の声が、聞こえてきた。
声の聞こえ方から察するに、アルノーはまだ結構遠くにいるようだが
ユウリィはもう直ぐ近くにまで来ている。

――なんて迂闊。
人気が無いとはいえ、ここは屋外で、まだ日は高くて、
二人がいつ戻ってくるかもわからない状況だったというのに。
おまけにこの状況をどう説明しよう。
火照った顔をした二人。
乱れた呼吸に乱れた衣服。
鍋の中の謎の料理と、縮んでしまった私の身体。
これを上手く説明できる方法などあろうか。
ああ――――うむ。そんなもの多分ないだろう。
というか、何も解決せぬうちにユウリィが帰って来た際の言い訳を私は全く考えていなかった。

「まったく、アルノーさんは本当にもう・・・。
ラクウェルさん、ジュード、今戻りました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」
「あ・・・・・・・・」

―――――・・・・・結局、解決策も言い訳も。
何の考えも浮かばぬ内にユウリィが戻ってきてしまった。
彼女は抱き合っている―――色々考えていて離れるのを忘れてしまった―――私たちを見て目をぱちくりさせている。
そして彼女は、しばらく間を――10秒程か――おいて、ようやく思考を再開した。
394ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:24:02 ID:3QELzTPc
「――――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えーと。
まあ私もラクウェルさんたちを二人きりにして
何事もないなんて欠片も思ってませんでしたけど。
だから二人が抱き合ってるのは全然想定内の事です。ええ。
大方またジュードに流されたんでしょう?
服を既に何枚か脱いでいるのもまあ、そういうことするんですから当然ですよね。
それでキスされてる内に段々乗り気になってきて、えっち突入って時に私が帰ってきたってところでしょうか。
つまり・・・どおいうことなんですか。これ。」

・・・どこからか監視でもしていたのか。彼女は。
ほとんど説明の必要がないくらい状況を理解しているのだが。
取りあえずユウリィは私たちが何かしているであろうということは、承知していたらしい。
――信用のない事だ。・・・まぁ実際、私はそんな彼女の期待にしっかりと応えてしまったわけだが――
だから彼女の疑問は「何故私の身体が小さくなっているか」ということで。

けれど、それが一番話しにくいのだ。
こんな話、にわかには信じられぬだろうし、何よりこの件に関しては完全に私の自業自得だし。

・・・うう。仕方ない。
何とかここは、穏便に事を進めてくれるように交渉してみよう。

「ユウリィ。――ちょ、こら、ジュード、腕を放さないか。状況の・・・
や、やめろ!頬を擦り付けるな!!
あ・・・っ!・・・え?ちょ、ちょっと・・・・・・・――――
ュ、ユウリィ、ふぁっ・・・その、状況の、ついてに、ん・・・説明・・・
ば、馬鹿、そこは・・・っ・・・だが・・・正直に、ん・・・話す・・・っから、どう・・・か、冷静に聞――――
・・・やめ・・・そんな、とこ・・・くぅぅっ・・・!」
395ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:25:15 ID:3QELzTPc
ユウリィへ弁明している最中だというのに、あくまでマイペースに私の身体を貪ってくるジュード。
・・・どうも本当に、本気で私の料理のせいで欲情してしまっているらしい。
完全に性行為に没頭しているときの彼は何を言っても聞き入れてくれない。
今もユウリィが帰ってきたことには気付いていないようで
私のスカートの中に潜り込んで何やら色々やっている。

「・・・わかりました。話せるうちに話しちゃってください。
・・・・・・・・このままだとラクウェルさん、まともに会話できなくなっちゃいそうですから。」

私の申し出に対して、頬を赤らめながら返してくるユウリィ。
彼女も、こうなってしまったジュードが簡単には止まってくれないことをよく理解している。

「ん、は・・・・・・、う、む・・・わかった、その・・・はーっ、はあーっ・・・
信じられないかもしれないが、私が、・・・・お前の料理に、その、少々手を加えてそれを食してみたところ・・・ん、ふぅぅっ・・・
こうなって、ん、身体が縮ん、で・・・しまったの、だ・・・はぁん――――」


「そんな――。ちょっと待ってください。いくら何でも、料理を食べただけでそんな・・・。」
信じられないといった口調のユウリィ。
いや、私とて半信半疑だが他に理由が思い当たらないのだ。

「ひぁっ、あ、あ・・・はっ、はあ――、いや、その少々では、なかったかもしれぬ・・・。
色々、と、して、・・・いろ、いろ、と、・・・・・・じゅ、・・・ど・・・、舌を、そんな、そんなしないで・・・――!
は・・・く・・・、ふ、ぅん・・・いろい、ろっ、て、手を、加えすぎてしまったみたい、でっ・・・
じゅーど、も、少々・・・あっ・・・わたしを、食べたのだが、あ、ぅん・・・!!ちが、それ・・・それを食べて・・・
は――、は――ッ・・・・け、ど・・・特に、異状は・・・あっ・・・いや、違う・・・何故か、このように、酷く欲情、してしまっ・・・んっ!
あ!や、んく、あっ、あ!あ!あっ、あぁああああああああ・・・・!!」
396ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:26:33 ID:3QELzTPc
ジュードの責めで、ユウリィへの話も途中の内に達してしまった私は
立っていることができなくなってその場にぺたり、と座りこんだ。

・・・勿論下には私に色々していたジュードがいたわけで。

私の秘部が彼の顔に、ぎゅううと押し付けられる。
その接触は、絶頂に達したばかりの私の身体には酷く堪えた。

「ん・・・・・・――――――――!」

「っ痛っ、いたたたたたたたたた!
ラクウェル、ちょ、どいて、首、首が・・・!!」
スカートの中からジュードの悲鳴が聞こえてくる。
ああもう・・・!そんなに密着した状態で口をもごもごさせるな・・・!!
「は、ふぁ・・・ん、ああ・・・っあ、暴れるな!!
というかお前がスカートの中に潜り込みなどするからだ、馬鹿者が!!」
このままでは色々まずい、と思い
私はうまく力の入らない身体を何とか動かすと、のそのそと彼から離れた。
私が退いた場所から、首を押さえながらジュードがむっくり起き上がる。

「もぉ〜・・・痛いよラクウェル・・・。――――あれ?ユウリィ。何処か行ってたの?」

――――本当に気付いていなかったのか、こいつは。

「はい。ちょっと。お昼ご飯作るのに色々準備が必要になったので。」
まるで何も見ていなかったという感じでにっこりと笑いながら答えるユウリィ。
しかし私は彼女が自分の身体を抱きよせるようにきゅうぅ、と抑えつけていることに気が付いた。
恐らく。
私がジュードに身体を弄られているのを見て昂奮を覚えたのだろう。
397ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:27:57 ID:3QELzTPc
「はぁっ・・・はあ・・・――――。と、とにかく。アルノーが戻り次第直ぐに出立しよう。
それで医者に診てもらうのが一番・・・・
って・・・ユウリィ。ところであいつは何をもたついているのだ?まだここから随分と遠く離れたところにいるようだが・・・。」

いや、まあ遠くにいてくれて助かったが。

「・・・・・・ユウリィ?聞いていたか・・・?アルノーが戻ったら・・・・・・。」
「ええ、聞いてました。・・・それにしても。ふ〜ん。そうなんですかぁ・・・。
つまり―――――。ラクウェルさんはどちらの言いつけも破ったってことなんですか・・・?」

「――――――――――――う。」

まあ、そういうことになる。
確かに料理の件については完全に私が悪いし、言い訳のしようも無い。
彼女が怒るのは当然のことだ。
―――しかし。

ジュードと色々していたというのは私のせいだけでは無いと思うのだがな・・・。

・・・けれど、彼を拒めなかったというのも事実といえば事実である。
そういった意味では結局どちらも私の責任なのだろうか。

ユウリィは暫くむぅ〜っと私を睨み付けたあと、溜息をついて視線を落とした。
「・・・はぁ。・・・怒っててもしょうがないですね。
今はラクウェルさんを元に戻してあげないと・・・。」

「ん。そだね。このラクウェルはラクウェルで小さくて可愛いけど。
でも、治すっていってもどうするの?
原因がわかってても、治し方なんて全然わからないし。」
398ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:29:08 ID:3QELzTPc
・・・小さいってお前も大してかわらないではないか。
ああ、それにしてもジュードはこんなに背が低かったのか、と
こんな小さな男の子に弄ばれてばかりいる自分が少し情けなく思えてきた。

「――それは私たちが考えていても埒があかないだろう。
・・・・・・あまり当てには出来ぬが、やはり医者に診てもらうしか・・・。」

「――――――あ、そうだ。」

と、そこでユウリィが何か思いついたようだった。

「ユウリィ?どうかしたの?」
「はい。ちょっと。
えっと――・・・・・・。あの辺りがいいでしょうか。」
ユウリィはジュードに軽く返事をすると、軽く目を閉じ意識を集中し始めた。

「ん〜〜〜〜――――――――――――・・・・・・・・・。えいっ。」

最後に控えめに掛け声をあげる。
・・・・・・何か起こるのかと黙ってそれを見ていたが、
特別何かが起こったという気配はない。

「・・・・・・ユウリィ。今何かしたのか?」

何をしたのかまったく解らずに、その事を彼女に問いかけてみる。
彼女は深く息をつくと、くるりと振り返ってそれに答えてきた。
399ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:30:55 ID:3QELzTPc
「はい。やる事が出来たのでちょっとそれの準備を・・・。
あまり慣れないことだったんで、ちょっと疲れましたけど。
でも、それももう終わりました。
さて――――。それじゃ、ラクウェルさん。」

っ――――――。
こちらに視線を向けてくるユウリィの顔は、ひどく淫蕩な笑みを帯びていた。
ああ・・・。まさかこの流れは・・・。

「えっち、しましょうか。」

いや、だから。
なんでそうなるのだ――――。

「っだから!!!なんでそうなるのだ!!!!」
「何となくです。流れ的に。」

彼女の返答に、私はがくりとうな垂れる。
「流れ的にって――――・・・・・・。ユウリィ。お前――――――。」
「――っていうのは冗談で。
ちょっと考えてみたんです。ラクウェルさんの身体を治す方法を。
仮にお医者さんにかかるにしても、近くの街までは大分距離がありますし、
それまで魔獣に襲われない可能性だってありませんし・・・。
このままの状態だと無事到着するのは難しいと思うんです。」

「――――。」
それは・・・。確かにその通りだ。
今の私では普段どおりの戦闘行為は不可能だし
ユウリィの言うように、近くの街まではまだかなりの距離がある。
400ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:32:29 ID:3QELzTPc
暇はあるのにお金が無いとか、身長はあるのに可愛げは無いとか、
ある、ないが逆転してくれれば良いのに、と思えるものがこの世には
なんと多い事だろうと私は心の中でしみじみと嘆息した。
・・・まあ、それは置いておくとして。
先程は不覚にも完全にその気になってしまったが、
冷静に考えると・・・というか冷静に考えなくても今は性交などしている場合ではない。
そんなことでこの身体が治るなど絶対にありえないし。

・・・それに。

やっぱりユウリィは今日の事を怒っているだろうし。
このまま三人で・・・なんてことにでもなれば、ジュードと彼女の二人から
めちゃめちゃに虐められるに決まっている。
・・・・二人に責められるのは、それはそれで、その・・・まあ、確かに、気持ちよくはあるのだが
その分耐え難い程の恥辱を味あわされる羽目になる。
だから、どうにかしてこの場は別の治療方法を提示しなくては。


「いや、だ、だからだな、何故そこで性交―――」
「いいじゃないですか。どうせする気だったんでしょう?さっきだってあんなに感じてたじゃないですか」
「な・・・ち、違う!あれは、ジュードが勝手に―――!!」
「え?でも、ラクウェルだってキスしたあと『続きして』って言ってきたじゃ・・・」

「〜〜〜〜――――っああもう!!馬鹿ッ!!馬鹿馬鹿!!
だからそういうことをほいほいと言うなと言っているだろう、この馬鹿者ぉッ!!」

真っ赤になってジュードに怒鳴りつける。
・・・まったくどうしてお前はそういらぬ事ばかり言うのだ・・・。
401ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:33:34 ID:3QELzTPc
「けど、あながち全くの間違いってわけじゃないと思うんです。
この前のジュードの件だってHしたら解決したじゃないですか。
可能性があるなら試してみてもいいでしょう?」
「あ、あの時はジュードに異常があったのであって私に異常があったわけではないだろう!!
それにこんな無茶苦茶な方法で治ったら苦労はない!!もっと別の・・・!!」
「でもですね、ラクウェルさん。
そもそもこうなった原因というのが無茶苦茶なんですから普通の方法じゃ治らないと思うんです。私。
――――それにほら、あれって見た目ミルクみたいですから、いっぱい、いっぱい、ラクウェルさんの中に出したら、
ぐーんって身長が大きくなって元に戻るかもそれませんよぉ?」
「どこの家庭の医学だそれは!?」

「この前」というのが、いつのことを言っているのか解らないという様子で
しばらく私たち二人のやりとりを聞いていたジュードだったが、やがて彼は
「・・・えっと、なんだかよくわからないけどHしたら治るんだね。」
と言って、ズボンのファスナーを下ろした。

「ッ―――――――――――――」

ぶるん、と。
見慣れた「筈」の彼の性器が露わになる。

その大きさに気圧され、思わずごくり、と唾を飲みこむ。
―――その音が自分のものだけではなく、もう一つ聞こえてきたのは果たして私の気のせいだったのだろうか。

いや、そんなことより―――。
彼の性器は、いつもより一際大きく感じる。
こんな――――こんな大きなものが・・・私の中に入るのか?
これでは・・・こんな小さな身体では受け入れることなどとても・・・
402ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:34:23 ID:3QELzTPc
「それじゃあ、ラクウェルの下も見せてね。」
ジュ―ドは、そういって呆けている私の下着に手を掛けた。
彼の行動に私はハッ、と意識を取り戻す。
「――ばっ、ばかもの!私は、まだするとは言ってはいな――」
私の言葉を気にも留めずに、ジュードは私の秘所を暴いた。

「―――――――――・・・・・・・・・・・・・ッ!!」

そこは、先程ジュードに弄られたせいで既にびちょびちょに濡れていて、そして――――

「――――ツルツルですね。ラクウェルさんのアソコ・・・・・・。」
「うわー・・・ほんとだね・・・・さっきは暗くてわからなったけど・・・。
・・・あ、でもそういえば確かにいつもみたいに、しょりしょり、ってしてなかったっけ。」

・・・ああ、そうだった。
今の私は、下のほうの毛も生え揃ってはいない程に幼くなってしまっているのだった。
二人の反応に、私の顔が、かあぁ、と真っ赤に染まる。
いや、顔だけではない。
私は二人に見られているという羞恥心から、身体全体がそれはもう真っ赤に染まり上がってしまっていた。

うぅ・・・お前だって生えていないくせに・・・・・・。

「――――――――――や、やめろ!じろじろと見るなっ!!馬鹿ぁっ!!」
私は二人の視線に耐え切れなくなって必死に足を閉じようとしたが、
その抵抗もユウリィによって抑え付けられる。
「駄目ですよ。ラクウェルさん。
しっかり足を開いてないと、ラクウェルさんのあそこに
ジュ―ドのアソコを入れられないじゃないですか。
だから、―――ね?ちゃんと奥まで見えるくらい足を開いてください。」
403ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:35:29 ID:3QELzTPc
「〜〜〜っし、しかし―――!」
「・・・・ああ、もう!じれったいです!ほら、ちゃんと広げてください!」

「――――――――っい・・・ゃ――――――――・・・・・やめ・・・・!」
                                      ・・・・・
抵抗の姿勢を崩さない私に業を煮やしたユウリィによって、私は両足を思い切り開脚させられた。
慌てて私は、まだ自由になっている両手で下半身を隠そうとしたが
今度はジュードがそれを押さえつけてしまう。

「は、はなせ・・・・・・・っ!!この・・・っ―――!!」
「だ〜め。そんな風に隠してたら、気持ちいいことしてやれないし、できないでしょ?
だからラクウェルのえっちなところ、僕たちにもっとよく見せてよ。」

ばたばたと暴れる私に対してジュードはからかうように声を掛けてくる。

「〜〜〜〜っお、お前達・・・・・・っ!」
私は、瞳に涙を一杯に湛えながらキッと二人を睨みつける。
が。
いつもいつも、こんな反応がかえって二人の嗜虐心を煽ってしまうということをこの時私は失念していた。

「ん・・・ひくん、ひくんってしてます――ラクウェルさんのあそこ・・・。」
「う〜ん・・・。いつもなら、もう入れても大丈夫だけど、
今日は沢山濡らしておいたほうがいいかもね。そうしないとラクウェルも痛いだろうし。」
「そうですね。しっかりと濡らしてから――――――あれ・・・・・・・?

・・・・・・くす。
――――――ジュード。ラクウェルさんたら、お尻の穴まで濡れてきてるみたいですよ。」
404ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:36:39 ID:3QELzTPc
「なっ――――――――――――」

ユウリィの言葉を聞いたジュードは、私の股間に顔を埋めると
ほんの少し潤いを帯びた菊を、ぺろり、と舐めた。

「っ・・・!ひゃ、う・・・・・ん・・・!」
「ん――・・・・・・ほんとだ。あはは。ラクウェルったら、僕たちに見られてるうちに
こんなところまで濡れてきちゃったんだ?」

クスクスと笑いながら私の顔を見上げてくるジュード。

「ちが―――――そんな、濡れて、など――――ん、は、ンッ・・・!いな――、く、ぅん・・・っ!」

「誤魔化さなくていいってば、ん・・・―――――でも、ごめんね。
・・・お尻でするとか、あんまり無茶なことはできないと思うんだ。今のラクウェルには。」
「・・・あ、当たり前だっ!!というか何故そこで謝る!?
それでは私がそのようにして欲しいみたいではないか!!なんだその申し訳なさそうな瞳は!?」

・・・・・・・・・・色々と喚いて抵抗しているが、私とてジュードに抱かれれるのが嫌なわけでは、もちろん、ない。
・・・・勿論恥ずかしくはあるが。
ただ・・・幼い、少女としての身体を彼の前に曝け出すのは凄く抵抗があった。
――――胸なんかは、いつもと比べると全くと言っていいほど無いし。

「いや、そんなことよりも―――――こんな身体を抱いても面白くもなんともないであろう?こんな・・・子供の身体相手では・・・。」
405ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:37:44 ID:3QELzTPc
「ううん――――
小さくなってもラクウェルはラクウェルであって、僕の大好きな女の子って変わりはないから。
それにラクウェルが困ってるのなら何とかしたいと思うし、何とかしなくちゃいけない。
だから僕の力でどうにかできるんなら――――――・・・うぅん。
それが、僕の力でどうにもできない事だとしても、ラクウェルの為になにかしてあげたいんだ。」

「――――――――――――――――――っ」

羞恥とは違う、別の感情で私の顔が熱くなる。
えぇと・・・・・・その。
何気に彼は凄く嬉しいことをいってくれているけれど
性交をすることで治ると決まったわけではないのだが。

「・・・・・・・・・そんなことを言って、ただえっちしたいだけではないのかお前。」

「――ち、違うよ!僕は本気で・・・っ」
「―――――――う、うるさい!それはそれで恥ずかしいわ!このけだものめ!」
「・・・う〜〜〜〜〜・・・・。なんだよぅ・・・。せっかく恥ずかしいのがまんしていったのに・・・。」

ジュードは拗ねたように頬を膨らませる。
と、そこへユウリィが割って入ってきた。

「というかですね。
一応治療って名目ですけど、どちらかといえばこれはお仕置きなんですから。
拒否権なんかないんですよ?
でもまあ・・・ラクウェルさんにとってはお仕置きにはならないかもしれませんけど。」
「―――――――ぅ」
406ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:39:01 ID:3QELzTPc
「?どうしたの、ユウリィ。なんか機嫌悪そうだけど・・・。」
「・・・・・それは悪くもなりますよっ・・・。料理のこととかもありますけどっ・・・!
ふ、二人ともいちゃいちゃしすぎですっ!!今はラクウェルさんの身体を治すのが先でしょう!!」

「あ・・・そうだったね。じゃあ――――――――――」
「んっ―――――――――――――――」
ユウリィに促され、ジュードは小さくて可愛らしい舌を私の秘裂に埋没させる。
突然のことに、びくん、と身体が痙攣する。

「は、あ、―――――こ、こら・・・い、いきなり―――――・・・・・・!」
身体をよじり、ジュードの舌から逃れようとする。
が、後ろからはユウリィに抑え付けられており、それもままならない。
・・・しかし、果たして本当に私には彼の責めからの逃げようなどという意思はあったのだろうか。
結局は―――――抵抗する力を弱め、彼にされるがままとなっている。

「ん、ちゅぱ――、あ・・・。すごい・・・。ラクウェルのあそこ・・・、またえっちなのが溢れてきた・・・。」

ジュードの言うとおり、私の秘所からは透明な、淫らな蜜が新たにとろとろと零れだしてきている。
・・・恥ずかしくて頭がどうにかなりそうだ。
今私の秘所を隠すものは何もない。・・・――恥毛すら。
ピンク色に充血した、愛液を分泌し続ける私のいやらしい肉壷を、彼に舐められ、見つめられている。
その事実だけで――――――気が触れてしまいそうだった。

「あ、はっ――――、たのむから・・・、お、願いだから・・・、いちいち、くちに、出さないでくれ・・・・・・っ」

「ん――ぷはっ・・・―――どうしてさ?
ほんとの事言われたら、もっと感じちゃうから?
でも、いいんだよ?もっともっと―――・・・たくさんたくさん、らくうぇるのえっちなお汁、だしちゃってもさ・・・」
407ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:41:46 ID:3QELzTPc
そういって今度は、舌でなく指を・・・・・・何本だろう。
一本だろうか、二本だろうか?
・・・とにかく、ジュードは指を私の中へと挿しいれてぐちゅぐちゅと掻き回し。

「は、ンっ・・・・!だ、だからっ・・・・!!
やっ・・・、そん、な・・・っ・・・ゆび・・・なか、かきまわす、な・・・・・・っ――――!?」

そして舌先で、私の一番敏感で、最も感じやすい部分を刺激してくる。
彼に言われたからではないが、彼の言葉を聞き入れたかのように私の膣はますます淫らに濡れていく。

にちゅ、にゅち、きちゅっ

「は、んあ、っ、あああぁあ・・・・!・・・・は、ぁ、はぁ・・・だめ、―――だめだっ、・・・たら・・・―――・・・・!
そこ・・・、そんな、しげき・・・っ・・・されたら――――――・・・・!」
「ん、は―――――ねぇ・・・・・これ、きもちいい―――――――――・・?いつもみたいに、おかしくなりそぉ・・・・?」
「あっ・・・、はっ・・・・ん、ん、おかしく・・・・おか、ひく・・・・ひぁ、あううううううううう―――!」

声を押し殺すことも忘れ、ただただ快楽に身体を震わせる。
見れば、ジュードの顔は私の愛液でびちょびちょになっていた。
しかし彼はそんなことなど全く意に介せずに一心に私を吸い上げ、舐めあげ、掻き回す。

「ん、は、ん・・・・・・!ジュード・・・あ・・・っ・・・わた、し、わたし、また・・・・――――!!
あ・・・・んあ、っ・・・・・・・・あ、ふぁ、ああぁあああ―――――っ!!」

―――― 一際大きい嬌声。
ぶうぶると小刻みに震える私の身体。
強張っていた身体から緊張が途切れ、力が抜けて。

くたり、と後ろで支えていたユウリィへと私は寄りかかった。
408ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:43:09 ID:3QELzTPc
「はーっ、はぁー・・・っ、ふ、う、ぅん・・・・・・・・・ん・・・・・・・はっ・・・・」

「わ――――――・・・。すっごく、ぬれちゃいましたね、ラクウェルさんのあそこ・・・。
・・・・あ、あのぅ。・・・ジュード。
でも別に、ここまでやらなくて良かったんじゃないでしょうか・・・・・・?」

そうだ。
確か、痛みを和らげる為にと、私の秘所を濡らすのが目的だったと思うのだが。
・・・・・それならば別に、私が達してしまうほどやらなくても良かったのでは。

「・・・あ、そっか。ん、べつに最後までしなくてもしなくても良かったんだっけ・・・。
・・・ごめん。ラクウェル。
ちょっと、やりすぎちゃったみたいだね。」

「あ――――――――――――ぅ」

顔に纏わり付いた私の愛液を指で拭い、舐め取りながら言うジュード。
・・・・・・いや。見事なまでに謝罪の意思など伝わってこないぞ。


けれど、私が、というより、私の身体が欲しているのは謝罪の言葉などではなくて――――――。

「・・・それじゃあ、気を取り直して・・・。
もう準備のほうは大丈夫ですようね・・・・。お注射、しちゃいましょうか。」
「ん・・・・・・、それじゃ、始めるよ、ラクウェル―――――」
409ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:44:07 ID:3QELzTPc
「―――――や―――だ、・・・だめ―――まだ、いれな――――――――――」

また、そんなことを口にする。
だって・・・・・・こんな、意識の定まらぬ状態で挿入などされたら気がどうにかなってしまう。

しかし。
弱々しい制止の声は彼に聞き入れられることはなく。
普段よりはやんわりとした強さで、ジュードは私の中へと進入してきた。

「っ――――――!・・・ぁ、はあ、は――――――――――――」

狭い狭い私の中を、ゆっくりと押し広げ、猛り狂った性器を埋没させてくるジュード。
異物の進入に私の身体が再び強張る。

「――――――っあ、ア、あっ、あ゛、あうううっ―――――!!」
「・・・・・―――――っ、く、ぅ、・・・・き、つ―――――」

ジュードの顔が苦悶で歪む。
よほど私の中が窮屈とみえる。

「っ・・・・!あ、くう、う・・・・・・・!!」

けれどそれは、苦しいのは私とて同じだ。
それに―――――。
彼と繋がっている。
その感覚だけで、私はいっぱいいっぱいだというのに――――――。
410ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:45:17 ID:3QELzTPc
「は・・・・、あ、あうぅ・・・んっ、もっと、ゆっくり・・・・・
っ!!ゆ、ユウリィ・・・・やめっ・・・ちく・・・―――びっ、さわらな―――」

今度はそこにユウリィが介入してくる。

「ん・・・・小さいから、その分感度が高くなってるんでしょうか。
あん・・・・・・・・っもう。
とっかかりが無いから、すぐに服がずり落ちてきちゃいますね。」

上をユウリィに弄られ、下はジュードに犯されつづける。

もはや痛みなどなく、快楽を伴うだけ――
・・・いや、それと羞恥もか――となっていた彼との接合は身体が縮んでまっていることで
まるで彼と初めて繋がったときのような痛みを引き起こしていた。
別に――その・・・処女に戻ったわけではないのだが
やっぱり彼の太くて大きな肉棒を受け入れるには今の私の身体では負担が大きすぎる。

「ん―――、は、ラク、ウェル―――、だい、じょぶ―――?」
「――ぶ、じゃ、ないっ・・・!!っ・・・・ぬ、いて、―――
ん・・・はぁっ、はー、はっ、こんな、壊れ、て――ん、こわれて、しま・・・・う・・・!
「で――、も、――そういうけど、さ・・・ラクウェルのあそこ、
すごく、ぎちぎちって僕のこと、締め付けてっ・・・きて、るよ――?
これって、きもち・・・いいから、だよね――?」

「―――――――――――――ッ!!」
411ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:46:06 ID:3QELzTPc
ジュ―ドの言う通りだった。
抜いて、ほしいのに――――。
痛くて。
痛くて、痛くて、苦しいのに。
私の子宮はジュードのものを圧迫して逃がそうとしない。

「くす――――。ラクウェルさんの下のお口、
ジュードのを凄く美味しそうに咥えこんでますね。
そんなにジュードのミルクが欲しいんですか?」

耳たぶを舐めながら、小声で私に囁いてくるユウリィ。

そんな・・・。
そんなことは―――――。

「ちっ・・・・が、こん、な――、違う、ちがっ・・・・う!
こんな・・・私の意思じゃ、ないっ・・・・―――――!!」

「ええ、わかってます。・・・そうですよねぇ。ラクウェルさんの、この―――」


ユウリィの細い指が体をなぞってゆき――――

「ひぅうっ・・・!?」

再び、きゅ・・・と小さな膨らみの先端にある突起をつまむ。
412ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:47:57 ID:3QELzTPc
「――えっちなからだが自然に反応しちゃってるんですよねぇ?
ジュードのみるくがほしい、ほしいって・・・。
まったくもう・・・。小さくなってても相変わらずやらしいんですねぇ・・・ラクウェルさんは」
ttp://wildarms.s7.x-beat.com/source/0098.jpg
クスクスというユウリィの笑い声。
・・・うう。・・・例の如く意地悪な性格になっている。

―――――けれど、私は確かに感じ始めている。
彼に。
彼女に。
この子悪魔たちに、貫かれ、弄ばれることに悦びを感じている。

―――認めたくないが、私はジュードに、ユウリィに無理やりに、意地悪にされることで一層の快楽を覚えている。
彼らもそれを理解しているから執拗に私の事を苛めてくる。
しかし、心の奥ではそれを望んでいるとはいえ恥ずかしいことをしたり、要求してくるのはもう少し控えて欲しい。
悔しいけど、二人の言うとおりなのだ。
彼らのせいで。
特にジュードのせいで。
どうしようもなく淫らで、いやらしくて、彼に対して酷く貪欲で。
虐められるほどに昂奮してしまう、そんな、彼から見て弱点だらけの体になってしまった。

「あっ、ん・・・・あ、あっ!ひくッ――あ゛、あうっ・・・・っジュード、じゅー、どぉっ・・・!わたし、わたし、もう、もぉっ・・・!」
嬌声をあげながらジュードにしがみつく私。
彼はそれに応えるように私に口付けをしてくる。

ちゅる、ちゅぱ、くちゅ、ず、ずちゅ。

舌を絡ませる音と、互いの性器が擦れあう音。
荒々しい吐息と、ぐちゅぐちゅと湿ったいやらしい音があたりに響く。
413ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:48:53 ID:3QELzTPc
「ん、――――ぼく、も・・・そろそろ、でちゃいそう――――んく
は・・・はっ、ねっ・・・ぇ、ラク、ウェル、い、・・・っしょに、いっしょに、いこ――――?」

「はっ――はぁ――――――、んむ、いきたい、わたしも、じゅーどと、いっしょに、いきた―――
あっ、あ、んあ、あ、ぁあ、あっ、あ、ああああああ――――・・・・!!」

最早恥も外聞も、当初の目的すらも無く。
ただひたすらに私はジュードを求める。

「んはっ・・・はーっ・・・はー・・・じゅーどっ・・・、じゅーどっ・・・、じゅーどぉ・・・っ!!」
半ば朦朧とした意識で彼の名前を叫ぶ。

彼は私を突き上げ、
私は彼を締め付ける。

その勢いは、強さは、どんどん大きくなっていって。

視界が白く。
身体は紅く。

深く、色濃く染まっていく。

一際強い、腰の突き上げ。

そこで。
とうとう、二人に限界が来た。

「ん、は、・・・・くうぅっ――――!!」

「あっ、はっ、あ、んっ、んあああああああああ・・・・――――!!」
414ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:50:56 ID:3QELzTPc
私の中の。
一番奥に。
ジュードの熱く迸る衝動が、どくどくと吐き出されていく。

「ふぁ―――ぁ、っぁ……、っ……」

ぶるぶると痙攣を繰り返しながら、私はそれを受け止める。

あ・・・・。・・・・・・・・・でてる・・・・・・―――。
じゅーどの、あついのが・・・いっぱい、わたしのなかで――――――。

顔も、身体の中もあつい。
頭がぼぉっとして、意識を失いそうになる。
やはりあの体で二人の責めをに耐えるのは少々きつすぎたようだ。
涙で視界が霞み、脱力感が体を支配する。
深いまどろみが私を襲う。

しかし半ば闇に落ちかけていた意識は、ジュードとユウリィの声によって呼び戻された。

「ラクウェルさん――――。体が――――――――。
「――――ラクウェル。なんか―――――からだ、元に戻ってるよ。」

「な、に――――――。」

言われて自分の体を観察してみる。

・・・・・・・・信じられない。
本当にジュードと交わって、彼の・・・・を受け入れただけで、
私の体は普段通りの状態に戻っていた。
415ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:52:34 ID:3QELzTPc
たまたま料理の効果が失われたのか、
あるいは本当に性交による治療が功を成したのか。
元に戻った理由は判らないが、いくら何でも都合が良すぎではないだろうか。

まあ治ったのならそれで―――
「良かったあ・・・・・・―――」
いいかと思っていると、唐突にジュードが膨らみを取り戻した私の胸にポフっと顔を埋めてきた。

「お、おい、ジュード、何をっ・・・・」

「良かった・・・ラクウェル・・・元に戻ってくれて。」
「・・・・・・・・・・・・・・・ジュード。」

どうやら――彼は本気で安堵を覚えているらしい。
(あまり心配そうに見えなかった気もしたが・・・)そこまで心配してくれていたのか、彼は。

「・・・・・・現金な奴め。先程は小さくて可愛いだのなんだの言っていたくせに・・・。」

本当は嬉しいくせに悪態をつく。
こんな風に抱きつかれるのは確かに悪い気はしないけれども――

「――ちっちゃいラクウェルのふにふにした感じも好きだけど、
大きいラクウェルのぽにゃぽにゃした感じも僕は好きだもん。
柔らかくて、あったかくて、ふかふかしてて―――。」

・・・・ぽ、ぽにゃぽにゃ。
ttp://wildarms.s7.x-beat.com/source/0099.jpg
「―――――――――っ」
416ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:53:39 ID:3QELzTPc
―――ジュ―ドの言う事する事は、一々嬉しくて恥ずかしくて
私の思考をめちゃくちゃにしてしまう。

「〜〜〜〜〜〜〜・・・・・っこのエロガキ!!
どうしてそういう恥ずかしい表現ばかりするのだ!!お前は!!」

ジュードがぐりぐりぐりと私の胸に頭を擦り付けてくる度に
むにゅむにゅむにゅと私の乳房の形状が変化する。
だから―――――――
少しはこう、躊躇いとかそういうものを・・・・・・

と、そこで何かが自分の下腹部に当たっていることに気が付いた。
目にせずとも、それが何か、そしてそれがどんな状態なのか感覚で判る。
彼のモノは衰えてはおらず、依然屹立を保っている。

「ラクウェル、どうしたの?」

「―――ジュード。その、当たってる。」

――――嫌な、予感がする。

彼は一度達した程度では、余韻に浸るなど到底許してはくれない。
自分の、えぇと・・・恋人ながらなんて男の子だと思うが・・・
一度目の挿入はジュ―ドにとって愛撫――前戯のようなものだ。

ならば、次の流れは当然―――

「あ、ごめん・・・。・・・うんとね。実はさ―――まだお腹いっぱいじゃないんだ、僕・・・・。」

いつものお約束だった。
417ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:55:03 ID:3QELzTPc
「―――そ、それは確かに、今日はまだ一回しか出していないが
夕べあれだけしたのだから、お前とて疲れているだろう!?
いくらお前が絶倫でも、いい加減限界があるだろうに!!」

「さっき言ったでしょ?
なんかあの料理食べてからモヤモヤが収まらなくなってきたって・・・。
・・・それにさ。僕、ラクウェルが相手だったら、何回だっておかわりできちゃうよ。」

そういって火照った顔をして語りかけてくるジュード。

「〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・だ、駄目だ!
もう目的は果たしたのだからする意味がないだろう!!大体、これ以上はこちらの体がもたん・・・!!」

「・・・ちょっと、待ってください。
ラクウェルさんのせいでジュードはえっちな気分になっちゃってるのに、放っておくんですか?
体がもたないからって見捨てるんですか?」

「っ・・・・・・・・・。」

突き刺すような彼女の視線。
状況は・・・まあ、こんなだが、彼女の言いたいことは解る。
己の保身の為にジュードのこと見捨てるのか、と。

「――――――――――――――――――。」

『それが、僕の力でどうにもできない事だとしても、ラクウェルの為になにかしてあげたい』

―――さっきの彼の言葉を思い出す。
418ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:56:12 ID:3QELzTPc
別に。
確かに今はそんな切迫した状況というわけではない。
けれど、彼がひどく欲情しているというのは事実であって。
なら、この身を捧げ、その欲望の捌け口になってジュードの気持ちを静める程度の事ができないで、
本当にそのような状況になった時に彼に何ができるというのだ。

いや、まあ。
そんな大げさなことか?、とは思うが・・・・・・。

「・・・・・・・・・なら、仕方ないですね。
私がラクウェルさんの代わりにジュードとしますからそこで見てて下さい。」

「っ――――――・・・・・・・・・そ、それも駄目だ・・・!!だって・・・・・・・・・!!」

だって。
私が今日ジュードの気を引きたい、彼に何かしたいなんて思ったのは。
夕べの行為の際ジュードが、私よりユウリィの中で達した回数のほうが多かったからなのだ。
・・・我のことながら、なんと強欲でなんと贅沢な理由だろう。
けれど、そのような些細な事でも私はそれを不平に思うし、不安に感じる。
元々ジュードが好きだったのはユウリィだけだったのだから。
だけど、今は。
このような関係になったからには。
彼女以上とは言わないまでも、彼女と全く同じだけの感情を私にも持ってほしいから。

「――――だって・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ、もう!
そのように言われて傍観などできるか!!わ、私が責任を取る!!」
419ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:57:16 ID:3QELzTPc
・・・結局、こうなるのか。

「――まったくもう。素直じゃないんですから。」
そう言ってユウリィはくすり、と微笑んだ。
くそ――――なにやら巧く言いくるめられた気がする。

私の言葉を聞いて
ラクウェル、もういっかいしてくれるの?と、
子犬のような目を向けてくるジュード。
――――――この場合子犬は子犬でも発情した子犬だが。
ああ、解っているのだけれど。その愛くるしさの下に隠された彼の本性を。

「――――――まったく。仕方のない奴だな・・・。」
本当に一回だけで済むのか、かなり怪しいが。

「ただし。・・・その、お前は横になっていろ。・・・わ、私がお前に、乗りかかってするから・・・。
お前に好き勝手やらせていては、身体がいくらあっても足りん・・・っ。」

そういって、私はジュードを仰向けに倒して、その小さな体の上に自身を這わせた。

・・・・・・・
「んっ、は、んん――――――――――――」

淫裂が、完全にジュードの肉棒を包み込む。
反り返った肉棒が私の下腹部を圧迫してくる。
腰を動かすとじゅくじゅく、と中で擦れあう音がした。
多分――――――先程のものも混ざっているであろう。
接合部から漏れてくるのは、どちらのものとも知れぬ愛液。
ユウリィはジュードの上で四つん這いになりながら、その繋がっている部分に舌を這わせる
スカートがめくれ、形のよい、弾力のありそうなお尻が、ぷりんぷりん、と揺れている。
420ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:58:01 ID:3QELzTPc
「ん―――・・・凄い、です。どんどん、どんどん、ラクウェルさんのあそこから、ジュードのと
ラクウェルさんのが溢れてきてます・・・・。」

「――――――――――――っは、あ、こら、余計な、ことを、するな・・・!!
ん、は、んっっ・・・・!私がすると、言ったのだから、おまえは、横で・・・・・!!」

「なに、言ってるんですかぁ・・・ん、は―――わたしだけ、見ていろなんて、
意地悪なこと、いわないで下さ―――ひあっ!」

私に対し不平を洩らすユウリィの言葉が途中で途切れる。
見れば、ジュードが彼女の秘所になにやらちょっかいを出していた。

「―――なぁんだ。ユウリィのあそこだって、びちょびちょになってるじゃないか。」

「やん・・・・・・
―――だ、駄目ですよぉ・・・ジュードぉ・・・そんな、ひゃっ・・・舐めないで、・・・っ」

「何、言ってるのさ・・・。僕の目の前で、ん―――ユウリィがお尻を、こんなに揺らしてるから悪いんじゃないか。」

「っだ、駄目ぇっ・・・・・・・なか、かきまわ、さないで・・・くださいっ!!」
ジュードの責めにユウリィの腰が高く浮き上がる。
彼女も大概ジュードのすることには弱い。

・・・・・・―――――――――む。

なにか、こう、むっときた。
421ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 17:59:00 ID:3QELzTPc
――――こら。今お前としているのは私なのだぞ。

ttp://wildarms.s7.x-beat.com/source/0100.jpg

嫉妬のような感情が込み上げて来る。
けれどそのような事ジュードに言える筈も無く・・・・・・
代わりに、そんな拗ねたような言葉を私は行動で表した。

「はっ・・・・く―――ん、うぅン――――――っあ、あはっ、んぅうううっ・・・・・!」
「ん――――――――――っ?!――――――・・・ちょ、らくうぇる、腰、うごき、
はげし・・・っ――――――はげしすぎる、よぅっ・・・・――――」

快楽を求め、腰を動かす。
一層強く、ジュードへと体を預ける。
それに応えるように、彼の生殖器は私の中で益々膨れ上がっていく。

「はあ、ん、あは、んっ・・・!・・・・・・ッん、ふぁ、・・・・ジュードのっ・・・・ジュードの
わたしのなかで、もっと、おおきく、なって・・・・・・!!」
「あ、は、ぁう――――――ら、らくうぇる、ちょ、まって、もうちょっと、ゆっくり――――――――――――」

そんな、普段私が言うような台詞を、そのまま返してくるジュード。
・・・・・・私だって、こんな激しい動きは正直きつい。

けれど。
彼にもっともっと私を見て欲しかったから。
もっともっと、私を感じて欲しかったから。
自身の許容量をこえ、意識が飛びそうになりながらも私は
ジュードのモノをぎちり、とくわえこんだまま上へ、下へと、懸命に腰を動かす。
422ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 18:01:03 ID:3QELzTPc
「ね、らくうぇる―――はっ・・・ぅ、ね、ちょ、ちょっと、どうし、たのさ・・・!?
きもち、・・・いけど、ん、は・・・・っ・・・こんな・・・そんな、はげしくされたら、ぼく―――・・・・!」

「う、っ・・・・るさい・・・!この、八方美人・・・!!・・・しき、欲魔・・・・っ!!
ん、く・・・・・・はっ、は、・・・!!っああもう・・・!!ばかっ・・・、ばか・・・、ばかぁ・・・・!!」

罵りながらも腰を振ることは止めない。
こんな快感を中断することなんてできない。

「ん、はぁ・・・・・は、ぅぅ、――――ほ、らぁ・・・・じゅーどが、わたしにあんなことするから
らくうぇるさん、やきもち、妬いちゃったじゃ、ないですかぁ・・・・」
ユウリィもジュードに秘所を責められながら
ぴちゃぴちゃと私たち二人の――主にジュードの――性器に舌を這わせる。
「はっ――――、ん、くぅぅ・・・・・・・。ぁ・・・・ほ、んとだ。じゅーどの、らくうぇるさんのなかで、
びくんびくんって・・・・。あは―――・・・・いい、な・・・、らくうぇる、さん・・・。
わた、し、ちょっと・・・ううん・・・すっごく、うらましい・・・です」

うつろな、それでいて羨望に満ちた瞳でそんなことを呟いているユウリィ。


・・・・・・でも。

彼女には悪いけれど。
今だけはジュードは私のものだ。

―――頼まれたって渡してなんかやらないんだから。

「―――らくうぇる、はっ、ぁ、ぼく、こんな、・・・おかしくっ、おかしく、なるよぅ・・・!!」

「は、あんっ!……んぁ……は、っ、あっっ、っあ……じゅーどっ・・・、
わたし、もう・・・っ・・・・・また・・・・・・・・・・―――――――――!!」
423ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 18:03:45 ID:3QELzTPc
「は、ぅ・・・・ん、あ・・・・っ!うん、うん・・・!ぼ、くも・・・っ、ぼくも、また、いっちゃ、うよぉ・・・・!!」

「―――っ・・・・なら・・・また、また私のなかに、いっぱい、ジュードの、あついの
い、っぱい・・・注い・・・・・で・・・・っ!!」

ジュードに対して私はなにやら大声で物凄く恥ずかしい事を口走っている。
絶対あとで自己嫌悪に陥るのだろうな、と他人事のように思いつつ。

「らくうぇる・・・、ゆうりぃ・・・っぼく、も、いっちゃ、あ、ふぁ、あうう―――っ・・・・!!」
「ああっ、く、ぁぅっ―――じゅーど、……なかに、おく、にぃ・・・・ふぁ、 あ、んあっ、あ、ああっ、
あああああああああ!!!!!!」

下から駆け上ってくるような、こちらの方から吸い上げているような、どちらともとれぬ感覚。
ぶるぶると震えながら。
私は今日何回目になるかも忘れた絶頂を味わいながら、
ジュードから吐き出された白濁液を身体の奥深くで受け止めた。

「は――――――・・・・ん、ふぅ―――っ・・・・」
「・・・・・・ん―――っ・・・・は――、はぁ・・・はあ。」


「――――――――――――――――――っ」

―――少々無理をしすぎた。
これは、ちょっと、もう・・・さすがに、体力が。

ぬぷん、と音をたててジュートとの繋がりを絶つ。
彼から腰を引き抜くと、私の秘所から受け止め切れなかった彼の精液が
ごぷ、と溢れてきた。
424ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 18:04:56 ID:3QELzTPc
それを見てかぁ、と顔が熱くなる。

と、そこへユウリィが

「あ・・・・・。じゅーどと、らくうぇるさんの、えっちな、おしるだぁ・・・・・。」

と呟いて、私の性器に吸い付いてきた。

「――――――っ・・・・ふ、ぁ!?ばっ、ユウリィ、おまえ、なにを――――――っ・・・・!!」

いや。
いやいやいや。
もう本当に、限界なんだが。

「は、ン―――らくうぇるさんの、いやらしい液と、じゅーどの、こくてぇ、ねばねばしたえっちな液が
まざりあってて、ん、は―――・・・・すごぉく、おいひいれすよぉ・・・・・。」

「あ、ふぁ、あ、はう、ぅん、ふぁああ―――・・・・・・!」

じゅるじゅる音をたてながら私の性器を吸いたててくるユウリィ。
やがて、彼女は私の中に残っていた愛液をほとんど吸い上げてしまった。
ねっとりとした目つきでこちらを見つめてくる。

「ん、ぷはぁっっ・・・・・・・・・・・・・・・・・さて、と。
それじゃあすっきりしたところでぇ―――――・・・・・・。もういっかいしちゃいましょうかぁ、らくうぇるさん?」

まずい、な・・・・これは。
完全にユウリィの中で何かのスイッチが入ってしまっている。
あ、あうぅう・・・・。
だから、もう・・・本当に・・・・・。
425ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 18:06:30 ID:3QELzTPc
・・・・・ジュードのモノを一瞥する。
やはり、というかなんというか、それは未だにいきり立っている。

(こいつも・・・・・・相変わらずか・・・・・・まったく、本当に――――――――――)

・・・・・・・結局。
一回だけでは終わらなくて私はまた二人と、その―――・・・・・・。
色々とする羽目になってしまった。

・・・・・・

――――――行為が終わり、ぶつぶつと文句を洩らしながら服を着なおす。

「まったく―――私にも非があったとはいえ、散々な目にあった。」

「あ、あはは。ごめんね。・・・・・でも。」
「―――・・・・・?」

「今日は、ありがと。
ちょっとしか食べられなかったけど――――美味しかったよ。
ラクウェル。」

「・・・・・・・・・・っ」

無論彼は料理の事を言っているのだろうけれど―――
確かにいつもより回数が少なかったとはいえ結局は数回に渡ってえっちしてしまったし。

「―――馬鹿・・・!先程私を食べるだのなんだの言った後では
何の事を言っているのか判らぬではないか・・・っ。」
426ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 18:08:53 ID:3QELzTPc
頬を赤らめながら顔を背ける。

本当に散々な目にあったけれど。
ジュードとの年齢の差を少なからず意識している私にとって、
彼と同じくらいの年に戻りたいという願望は確かにあった。

だから彼に相応しいくらいの年頃の少女の姿になれた事は
私にとってはそんなに――少なくとももう一回くらいならば味わってみたいと思う程度には――
悪い事ではなかったのだ。

それに、嬉しかった。
今日の私の行動はユウリィに妬いていたからというのもあったが、
やっぱり私は日頃から常に思っていたのだ。
彼に何かしてあげたい、と。

彼は・・・・・・ジュードは、馬鹿が付くほど正直で、呆れるほどに気持ちに素直で
飾ったことなんてなにも言えないある意味不器用な男の子。
でも、だからこそ彼の言葉は心からのもので。
相手をさせられるこちらは振り回されてばかりだけれど、私は彼のそんな純粋なところがとてもとても好きなんだ。

私はこんな性格だから。
無愛想で欲張りで心配性だから。
自分は恥ずかしくて出来ないくせに、相手からは好きだってことを口にして、体で示してもらわないと不安になってしまう。
彼は・・・、ジュードはそれをしてくれる。
好きだといって抱きしめてくれる。
好きだといってキスしてくれる。
427ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 18:09:26 ID:3QELzTPc
嬉しい気持ちとか、幸せな気持ちとか、照れくさい気持ちとか、恥ずかしい気持ちとか、
・・・・・・・・・・・あと・・・その・・・快感とか。
彼からはそんな幸福ばかり貰っているから。
一人で生きてきた私が久しく忘れていたものを与えてくれたから。

だから、私は何か少しでもジュードに返すものが欲しかったんだ。
だから、彼が『おいしい』といってくれたことが嬉しかったんだ。

・・・・・・結局は今日も残念ながらあれな結果に終わったけれど。

焦らないで。
恥ずかしいけれど。
頑張って。
照れくさいけれど。
これからも。

もっともっと時間をかけて、ジュードにその感謝の気持ちを、
この好きだという気持ちをいっぱいいっぱい伝えていこう。

それは拙いものだとは思うけど、こんな自分を好きだと言う彼に対して出来る
私の精一杯の愛情表現なんだから――――――。

428ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 18:10:47 ID:3QELzTPc
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみにアルノーだが。
休息場所から街に向かってしばらく歩いたところに(料理はもう鍋ごと置いてきた。)、ぐったりとした様子で倒れていた。
聞けば、行為をする際邪魔が入らぬようにとユウリィが普段使う転移の魔術、
それの応用を用いてアルノーをこの辺りに飛ばしたのだそうだ。
アルノーは自分の体重ほどはあろうかという荷物を括り付けられており
(しかもご丁寧に結び目が自分では解けぬ位置にあり)
結局私達がいた場所に戻ることができずに力尽きてしまったらしい。

彼女がここまで怒った理由というのは色々あるようだ。
『すけべぇ本』の一件の際、戦闘中敵に見とれてまったく何もしなかったというのに
そのくせ貰うものはちゃっかり貰ってきていたりしたこと。
あまつさえそれをジュードに見せようとしていたこと。
・・・・・・何より一番の理由は、先程出かけた際、すけべぇ本の内容と比較されて子ども扱いされたことなんだと。

うむ。
やはりあいつは馬鹿だ。
この面子で怒らせたら一番怖い人物がわかっていなかったと見える。

・・・いや、私もしばしば彼女を怒らせてはいるから人のことは言えぬか。
まあ・・・・・私の場合彼女を怒らせた際に待っているのは・・・・・・その、気持ちいいことなのだけれど・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
429ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 18:11:52 ID:3QELzTPc

・・・・・・・はぁ。良かった。
ラクウェルが、ちゃんと元に戻ってくれて。
そりゃあ、小さなラクウェルだって可愛いかったけどさ。
でも・・・。
確かにあれだってラクウェルだし、同じくらい愛しく思えたけど、
見た目が全然違うから、なんか少し「うわき」してるような気分になっちゃったし・・・。

街へと向かう道の途中ぼんやりとそんなことを考えてたら、ラクウェルが僕に話しかけてきた。

「・・・・・ジュード。・・・今日・・・も、その、失敗に終わってしまったが・・・・・。
・・・・・・・・今度こそ。今度こそお前にちゃんとしたものを食べさせてやるからな。」
「―――――――」

もちろんラクウェルは料理の事をいってるんだろうけど―――
どこか照れくさそうに言ってくるラクウェルはやっぱり可愛くて、つい僕はからかってしまう。

「それって、今度するときは、もっと沢山ラクウェルのこと食べさせてくれるってこと?」

僕の言葉にラクウェルは

「た、たわけ!どういう思考回路をしているのだお前は!!
料理のことに決まっているだろうが・・・っ!!」

って、いつもの反応をした後、

「・・・なんにしろ、私の料理が下手なままでは、その、将来、困るだろうし。」
430ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 18:13:15 ID:3QELzTPc
と、恥ずかしそうにもじもじしながら、そんな言葉を付け足してきた。

「?どうして?」
僕はその言葉の意味がよく解らなくて、思わず聞き返した。
・・・・・・何で料理が下手だと将来困るんだろ?

「――そ、そこでそれを聞き返すな、馬鹿者っ!」

僕の反応に、ラクウェルはしまった、という顔をして
「ば、馬鹿か私は・・・っ。何を言っているのだまったく・・・!・・・ああ、くそ・・・今のは大失言だ・・・!」
とか呟きながら真っ赤になっている。
うーん・・・。どうしてラクウェルがこんなに照れてるのかよくわからないけど。

「あ、ええと、ごめん。んとさ。なんかよくわからないけど、
僕はラクウェルがあんまり料理が得意じゃなくても全然困らないよ?
そういうとこも、全部全部ひっくるめて、僕はラクウェルのこと大好きなんだから。」

フォローとかそんなんじゃなくて、これは僕のほんとの気持ち。
ん・・・。僕、恥ずかしいこと言ってるかな。
なんか、すごーく顔が熱い気がする。
みればラクウェルも顔をさっきよりもっと真っ赤にさせて口をぱくぱくささせている。

・・・あ、隙あり。

僕はそう心の中で呟いて、うんと背伸びをしてラクウェルの頬っぺたにちゅ、って軽くキスをした。
431ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 18:13:57 ID:3QELzTPc
・・・・・・やっぱり、もう少し大きくなりたいなあ・・・。あ、えと・・・・・・身長のことだよ?
そしたらユウリィだけじゃなくてラクウェルともいっぱいキスできるのに。

ラクウェルは僕がキスしたほうの頬をおさえてしばらくぼおってしたあと

「ば、ばかっ・・・!もう知らぬ・・・っ!勝手に言っていろ・・・!!」

って怒ってるのか照れてるのかよくわからない感じで呟いてそっぽを向いてしまった。

ぷんぷん怒って、てれてれ照れて。

そんなラクウェルの様子を見てたら、なんか僕のほうまで照れくさくなってきた。
・・・ていうか、ラクウェルちょっと馬鹿馬鹿言いすぎだよぅ。
確かにラクウェルに「ばか」って言われるのは好きだけどさ・・・。

そんなに馬鹿馬鹿って言われたら――

「ね、ラクウェル。宿に着いたらさ――――」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「もっかいえっちしようね?」
「・・・・・・・・・・・・・―――――――――――っ!!!」

―――また意地悪したくなってきちゃうじゃないか。

もう。そんな風に言ってる時の自分がどんなに可愛いか全然わかってないんだから・・・。

「外だったからいつもより少なかったし、ラクウェルも物足りなかったでしょ?」
「〜〜ば、馬鹿っ!!!!!!い、いい加減しろっ!!!誰がそのように思うかっ!!!」
432ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 18:15:04 ID:3QELzTPc
ラクウェルは今度こそ完全にそっぽを向いて
僕が、何度ねー、ねー、って声を掛けても
何にも返してくれなくなっちゃった。

・・・・・・ん、やっぱり顔が熱いや。
顔紅いのラクウェルにもばれちゃったかな・・・・。
ま、いいや。
僕もラクウェルの照れ顔見れたし。

――――何度見ても可愛いな、ラクウェルの照れてる顔って。

顔をほころばせながらそんなことを思っていたら、いつの間にかそっぽを向くのをやめたラクウェルが
「っ・・・・・・何をにやついている馬鹿・・・!」
って言って、僕の頭をぺちんと叩いてきた。

・・・・・・・・・

夜。
宿に着いてからも、なんか昼の時の体のモヤモヤが抜け切れなくて、
(ちょっと夜の散歩にでも行こうかな・・・・・)
と思ってドアを開けたら―――

―――部屋の外でラクウェルがびっくりした顔で固まっていた。

えっと・・・。何やってるんだろ。
僕の部屋の前で。

「えと、なんか、ようだった?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
433ジュラクユウリィ:2005/05/28(土) 18:17:24 ID:3QELzTPc
ラクウェルは答えない。
「・・・・・・ねえ、ラクウェル。なにかぼくに用事でも――――――」
右腕をクイクイと引っ張りながらもう一度尋ねてみる。
すると今度はラクウェルは
「っ・・・・昼間、宿についたら・・・・しようと言っていたろうっ・・・!!
だ、だからこうやってお前の部屋にわざわざ出向いてやったのではないか・・・っ」

って真っ赤になりながら僕の質問に答えてきた。

あ・・・・・・。
てっきりしないのかなって思ってた。
・・・まあ、やるっていうのならさ。
僕のほうならいつだって準備おっけーだし。
―――なんかもう、はやくも興奮してきちゃったし。

「―――――なんだ。やっぱり、したかったんだ。」
「ちがっ・・・!!だ、だから、さっきも言ったように、お前がしたいと言ったからでだな・・・!!
・・・というか、どうせお前のことだから、まだあの程度では足りなかったのだろう?
まぁそれも少なからず私に責任があるわけだし・・・。だから――――。」
ttp://wildarms.s7.x-beat.com/source/0101.jpg
「・・・ん。実は・・・今もちょっと寝付けなくてさ。・・・そっか。僕のこと気にしてくれたんだ・・・・・。
ありがとね・・・。・・・すき・・・・・・・・うん―――あいしてる、ラクウェル。」
「・・・・こ、こらっ・・・・・・!!抱きつくのは部屋の中に入ってからにしないか!!誰かに見られたらどうするのだ!!
というか、そういうことを恥ずかしげも無く唐突に口にするな!!・・・・・・・・・・・いや・・・私も、その、何だ。お前のこと、す、好き―――・・・」
「え?なにかいった?」
「――――――な、何でもない!!・・・それより、その・・・早く」部屋の中に・・・
「あ。うん、そだね。ぼくのベッドにいこっか。」
「―――っそーいうはっきりした表現は止せ!!馬鹿!!」

・・・・そんな会話をしながら、ラクウェルを部屋の中に招き入れた。
結局こんな感じで僕たちは二人きりでお昼の続きをすることになったんだけど、
まぁ、それはまた別の話ってことで。
434名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 18:20:26 ID:3QELzTPc
なげーなげぇ。
ごめんなさい。
次回あるならもっとうまく纏めたのにします。
435名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 18:37:12 ID:tSzzUckI
キタ━(゚∀゚)━!
お疲れ様です!
ハァハァさせていただきます他。
436名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 20:03:54 ID:aEjmpjpM
GJ!泣きてぇ・・・。
437名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 20:13:08 ID:krulBHpC
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!
ゲーム自体もこのぐらいがんばってくれればよかったんだけど
438名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 22:41:06 ID:eka6jacs
GJッ!

余計なお世話ながら、
発売前からジュドラクに走っちゃって発売したらどうするんだろうと思ってたけど
本当に余計な心配だったようです。これからもがんがってくださいッ!
439名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 22:42:19 ID:ZCy7axlA
GJ!!!
いいなぁ・・・やっぱり
440名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:41:31 ID:ll/GYhlj
つーか絵まで……貴公は神か。
441名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 08:57:09 ID:k+XuvPDh
誤りがありました。
>>403
「開脚させられ〜」のあたりに点を被らせようとしたら
おもっくそズレてました。あと、
>>433
最後から3つめのラクウェルの台詞の
『 」 』が変なとこに。
正しくは
「(略)その…早く、部屋の中に……」
です。
書き込む前に気がつけ。この馬鹿ちん。
…すみませんでした。
442名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 20:03:10 ID:iAZZQZ7m
 / ギシギシアンアン\ ↑    / ギシギシアンアン\↑ / ギシギシアンアン\↑
 ロディと有象無象の部屋 ゼットとアウラの部屋 マキシとお花ちゃんの部屋
/                        .|                                 \
 ギシギシ ←茄子とキザイアの部屋     |            アシュレーとマリナの部屋→ ギシギシ
  アンアン                    .|  ('A`)  (T_T)                     アンアン
 ギシギシ ←ジュードとユウリィの部屋  / ̄ノ( ヘヘ ̄,(∩∩)  ブラッドとカノンの部屋→  ギシギシ             
  アンアン                                                     アンアン
 ギシギシ ←アルノーとラクウェルの部屋    ↑    ↑  マリアベルとトニーの部屋→ ギシギシ
  アンアン                       ザック  リルカ                    アンアン
\                                                           /
ヴァージニアとジェットの部屋 マヤとアルフレッドの部屋 シェーンとベアトリーチェの部屋
 \ギシギシアンアン/↓        \ギシギシアンアン/↓     \ギシギシアンアン/↓
443名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 20:09:03 ID:iAZZQZ7m
― 100years after・・・

    |         ロディとマリエルの部屋→
    |                        \
    |  ('A`)              ギシギシ  
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄            アンアン
       ↑                    /
      ゼット 
444名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 20:59:05 ID:rWFER18h
マリアベルとトニーは吸血したならまだ生きてるだろう
445名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 21:13:11 ID:nlzqhlzc
お花ちゃんとベアたんも生きてるな
446名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 12:06:35 ID:/ydjTe+j
    |         ラムダとファルメルの部屋→
    |                        \
    |  ('A`)              ギシギシ  
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄            アンアン
       ↑                    /
      かませ犬   ハウザーとディバインウェポンの部屋→
447名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 13:12:45 ID:YgSjQpjf
>>446
ハウザーとディバインウェポン・・・・・・・・・
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
448名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 19:51:37 ID:WysSNlBI
まぁ、確かに、おもいっきり合体はしてるけど
あれは…ギシアンなのかw
449チラシの裏:2005/06/01(水) 21:04:17 ID:ZebhFkL7
アートレイデ兄妹のエロパロキボンヌ
まじで読みてえ
一般サイトの奴を40〜50探しても見つからんし
もう、ここにしか希望がない
450名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:32:33 ID:5pjF4jLv
今、フィオレ・アーシア戦やってるけど。
あのふたりって、ポリゴン絵だと意外に胸あるように見える。




少なくともラクより
451名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:55:13 ID:C9S+fHOx
2のジャスティーンで
ジェイマンモーたんが♀というトンデモ設定で。
バードとライガーに挟まれてのド迫力3pファック。
452名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:57:18 ID:Wv8WgloE
フィオレ・アーシアって誰?
WA4は進めるのが苦痛でしょうがなかったからさっさと終わらせてそれきりだから名前だけ出されてもわからんよ
453名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:06:28 ID:dGmwk3Jz
勝手に諸国漫遊に出かけたことを咎められ、色んなとこで散々に躾けられるリルカキボン。
454名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:58:02 ID:hgDF1JB5
>>452
ヒースの人形たち
455名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 06:56:01 ID:0aukUOmz
胸っても綿とか蕎麦殻とか詰まってるだけだろ。
456名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 07:20:18 ID:gFYLoZys
その理由で、さも正当そうに名前だけ出されても分からん、なんて言えるのが分からん
457名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 18:44:10 ID:iSmHAFNR
ヒント:公式サイト
458名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 20:34:10 ID:0aukUOmz
エロ杉
459名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 20:35:16 ID:AMGynu+c
>>458
何が?
460名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 00:53:42 ID:iJVdQgxc
野望チャンス!
461名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 00:56:50 ID:iJVdQgxc
や〜ぼちゃんや〜ぼちゃん
462名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 11:55:46 ID:SCT5ilnc
やや切なげなラムファルが読みたい
463名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 15:43:36 ID:ngWLglQp
たまたま触れたユウリィのおっぱいが頭から離れないジュードきぼん
464名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 16:46:06 ID:rcGJrl5L
頭から離れないだってッ?
ユウリィ何やってんだよッ!!!
465名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 17:03:18 ID:ngWLglQp
そういう解釈かよw
466名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 18:27:24 ID:ELzgn4TI
頭からおっぱいが離れないのか
467名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 22:21:46 ID:Qo8vfv8y
ユウリィに抱きつかれたときに押し付けられたおっぱいが頭から離れないクル兄きぼん
468名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 00:40:53 ID:R0ML6CmS
私の膣にも、獣がいるんです…はあんッ!!
469名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 01:00:24 ID:EEdnDAv3
>>468
はぁんッ!!
にワロタw
470名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 01:04:04 ID:giHQTfWq
ジュードとクルをとっかえひっかえで犯すユウリィキボン・・・はぁんッ!!
471名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 01:18:31 ID:ciJDd4nI
>>470
あくまでジュードとクルースニクは受けなんだなw はぁんッ!!
472名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 14:36:41 ID:ugmZmnwP
ジュード;どうとでもアナルから!!
アナルノー;股裂きには自信があるのさ!!
ラクワエル;いいタイミングで輪姦ってきたな。
遊離ィ;怖いのは…腰を逸らすことです…はぁんッ!!!
473名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 14:54:52 ID:FR47Ar8w
大流行だなw はぁんッ!!
474名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 15:08:12 ID:zsfUIQSO
>>468-473
やめろおまいらw
んなことやってたら神降臨の際その単語が入ってるだけで笑ってしまうジャマイカ。
いやもう手遅れだけどさ。

ところでジュード×ユウリィ10年後マダーーーーー
475名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 17:10:11 ID:8YRprfW+
アルノー「ジュード、ユウリィとの結婚マダー?(AA略)」
ジュード「な・・・いきなり何言い出すんだよアルノーッ!!」
アルノー「まだなのか・・・だったら先に規制事実を作ってしまうんだッ!
そうだな・・・今日の夜中にでもユウリィの寝床に忍び込んでだな・・・」
ジュード「ばっ・・・バカなこと言わないでよッ!どうしちゃったんだよアルノーッ!?」
アルノー「よくぞ聞いてくれたッ!それはだな・・・」
小林檎「おとうさーん、わたし弟か妹が欲しいー」
アルノー「という訳で、よしなに」
ジュード「・・・・・・・・・」
476名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 17:15:35 ID:EEdnDAv3
>>475
なんて駄目な父親だw
477名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 17:56:54 ID:FR47Ar8w
>>475
萌えたGJ
478名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 18:20:05 ID:U54V9Idu
>>475
小林 木禽
まで読んだ。
479名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 13:11:28 ID:ZViU5Xb7
>>475
そんなアルノーが大好きだッ!
480名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 23:19:36 ID:dxAVPauv
>>475
自分で作ればいいじゃないアルノー
と思った自分は馬鹿だ 死なせてくれorz
481名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:32:34 ID:FeYOFHIK
簡単に死ぬなんて言うなッ!限りある命だからこそ強く輝くのだ。
482名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:45:36 ID:3goVTkV9
脆くて儚いからこそ人間は美しいんだ!!
483名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:48:44 ID:nZ2jBee/
>>482
何そのメル欄、ふさげてるre w
484名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 00:47:01 ID:gFhJenO7
マーヘベナーがここにもいるとは
485名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 00:49:47 ID:xGCfD4G2
ARMSはサンデー連載だったからな
いてもおかしくない
486名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 02:13:11 ID:BC+UiaJk
やべえ、ノーパソに茶吹きそうになったw


…最近修理に出したばかりなのにorz
487名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 16:51:17 ID:6Z6wY/zq
なんでこんな所に何人もヘベナーいるんだ
488名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 17:16:52 ID:pE2i7I9A
マーヘベナーッてなにさッ?
489名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 17:29:41 ID:6Z6wY/zq
>>488
詳しくはここ
【MAR】誘拐未遂 中2男子生徒に声掛け−
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1118291864/
490名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 01:15:31 ID:+Zxnwnwr
エロい話をしない者共が賢しらな口を唱えるでない!!
マリナが初めて会ったリルカに本能的な危険感を感じて媚薬パンでメス豚にする話を読ませよ!!
491名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 06:53:43 ID:3WAkwPlV
キャラ壊れすぎやw
492名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 21:22:29 ID:3APQljNV
つーかリルカが勝手にアシュレーに惚れてるだけで
アシュレーはリルカのことはなんとも(ry
493名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 06:53:26 ID:4zP1dios
アシュレーとマリナの仲が不安定な隙を突こうとしたけど失敗しただけだよな。
494名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 10:24:56 ID:LTWHdjOB
>492
そんな事は百も承知!
リルカの相手はテリィと決まっているのだッ!!
495名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 17:42:25 ID:4zP1dios
しかしこのスレのリルカの現実

 / ギシギシアンアン\ ↑    / ギシギシアンアン\↑ / ギシギシアンアン\↑
 ロディと有象無象の部屋 ゼットとアウラの部屋 マキシとお花ちゃんの部屋
/                        .|                                 \
 ギシギシ ←茄子とキザイアの部屋     |            アシュレーとマリナの部屋→ ギシギシ
  アンアン                    .|  ('A`)  (T_T)                     アンアン
 ギシギシ ←ジュードとユウリィの部屋  / ̄ノ( ヘヘ ̄,(∩∩)  ブラッドとカノンの部屋→  ギシギシ             
  アンアン                                                     アンアン
 ギシギシ ←アルノーとラクウェルの部屋    ↑    ↑  マリアベルとトニーの部屋→ ギシギシ
  アンアン                       ザック  リルカ                    アンアン
\                                                           /
ヴァージニアとジェットの部屋 マヤとアルフレッドの部屋 シェーンとベアトリーチェの部屋
 \ギシギシアンアン/↓        \ギシギシアンアン/↓     \ギシギシアンアン/↓
496名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 18:49:26 ID:+vT6E+Mu BE:24036023-
誰かリルカ×テリィ、ザック×エルミナのエロパロ書いてやれよw
497名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 01:28:16 ID:HdQCxtrz
いや、むしろ残り物同士で(ry
498名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 06:57:40 ID:ChVCtfma
所詮二人はヘタレさ。
ちなみに個人的にはブラッド×カノンがツボでした。
あれ以来すっかりハマってしまい個人サイトを巡る羽目に。
499名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 07:11:27 ID:YOJ9WHK3
個人サイトといえば、ヒューゴ×クルースニクなるものを見つけたw
500名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 07:47:21 ID:EDelpn3y
ゲーム中で会話もなかったのに
どうしたらそんなもんが浮かぶのか
501名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 14:34:56 ID:iXYhFgcm
腐れには何を言っても無駄。
502名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 15:10:04 ID:HdQCxtrz
>>500
ヒント:腐女子の妄想パワー

というか>>499の見たサイトが思い当たるのは俺だけか?
503名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 17:35:48 ID:ChVCtfma
いいじゃないか、想像するのは自由だ。
個人的には御免っていうかそれ以前に801が理解不能だが。
504名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 21:36:12 ID:9CGwOf/J
人形二人に玩具にされる真面目兎とか。
505名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 21:44:45 ID:3bdjPukh
まぁ絡みが描かれてなくても想像できることはあるよな。
506名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 19:48:32 ID:OZ4zRjz4
ブラッドとカノンの年長二人ならなら絵になると思うんだが・・・
肉とヒューゴというのは腐女子的に絵になるものなのだろうか・・・?
わからない・・・わからないな・・・・・・。
507名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 19:56:31 ID:9iUwdENw
>>506
ワイルドな攻めに美形の受けは黄金パターンだからな。
508名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 21:25:53 ID:36ILsmrj
そろそろ本格的に腐った馬鹿どもがワラワラ湧いてくる前に止めとけ。
すでに何人か混じってるだろうが。
509名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:09:47 ID:O3mTJ0zR
前半は同属嫌悪だと思うが後半は同意
数字板にスレあるはずだしな
510名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:38:12 ID:ZG7+rkgH
あそこ数字板って呼ぶのか。初めて知った

おまいらはユウリィの相手はジュードと肉のどっちが好きなんですか
511名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:52:37 ID:9iUwdENw
>>510
俺はジュードだな。
その手の知識がないジュードを
ユウリィ先生が教えながら・・・(*´д`*)ハァハァ
512名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 23:02:34 ID:36ILsmrj
>>509
お前らはどいつもこいつも自分達の行状を指摘されると
すぐ「同属嫌悪」という単語で事をうやむやにしようとする習性があるからな。
そういう連中が各所で暴れてるからこそ嫌悪されてることを理解しろ。
513名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 05:45:25 ID:D8Z7UTuF
514名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 06:57:58 ID:KvRwB1Fx
さて、この話題は止めにして怒涛の勢いで発売される関連商品について語ろうか。
515名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 08:02:53 ID:J6aAVJcj
>>510
数字板などと言い換えてる輩は十中八九腐女子と見たほうがいいだろ…
516名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 08:22:34 ID:od0tMLSl
さて、ここで人気投票の結果から
ジェーンとベアたんをエッチなお姉さんが調教するという話が来るのを祈ってみる
517名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 09:24:58 ID:Ke+72xKY
フィオレ「えーマジ童貞!?キモーイ」
アーシア「童貞が許されるのはヒースまでですよねー」
フィオレ&アーシア「キャハハハハハハ」
518名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 16:28:10 ID:N0/iQPnj
621 :以上、自作自演でした。:2005/06/16(木) 04:42:37
>616ミラーマの酒場・客室

    |                   \
    |  ('A`)             ギシギシ
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄        アンアン/


    |                   \
    |  ('A`)            ゼットサン!!
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄      アウラチャン!/


       ‖               \
      ('A`)        ゼットサン,ゼットサン!
      ( )          アウラチャン/
   |    | |
   |
  / ̄ ̄ ̄ ̄
519名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 17:11:37 ID:KvRwB1Fx
キャラネタ板のWAスレならそれはジェーンだな。
520名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 17:55:06 ID:lF4s8xkz
マイナーカップリングでもいいんだけど、前フリが長くなりそうだから書く人は辛い→可能性低しなんだなよな。
521名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 23:18:51 ID:6hTZEKZq
DingDongDongに在ったアナスタシアの小説保存している
方いらっしゃいませんか?
522名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 23:23:17 ID:bvwmejKn
523名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 01:51:39 ID:mCt6I+Pf
ただweb.archiveの場合いくつか消えてるページもあるので
anotherDDDに行く手もある。
524名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 20:03:27 ID:lKRZVhc+
おまいらの脳内にあるマイナーカップリング教えれ。801以外で。
525名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 20:05:42 ID:fDF/sLhg
ザックとリルカ
526名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 21:17:12 ID:H+lByR+J
「ぱにぽに」って漫画のアニメで、ラクウェルが縦ロールお嬢様になりますよ。
527名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:05:23 ID:tKWCT1dJ
>>524
ブラッド×マリベー
528名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:42:37 ID:CRDTwjJY
ベア×ジェーン
529名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 00:27:24 ID:4fTRt9Mv
ミレイユママさんとヒゲ眼鏡の不倫。
530名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 11:03:32 ID:8Dq8hz3m
一回投下されたが、カノン×ブラッド
531ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:34:06 ID:bEhKYDcF
「ふぃー、危うく全滅させられるとこだったぜッ」
そう叫ぶのはアルノー。あとの3人は皆とうに気絶してしまっている。
彼一人が、スケベ本との死闘に勝ち抜いたのだ。
好奇心は猫を殺す、と言うが、真っ先に本に気付き、皆にばれない様にそれを開いたアルノーが生き残り、
その存在にすら気付いてなかった3人が倒れてしまっているのだから皮肉なものだ。
「ふふふふ、邪魔者が入らない内にお宝を堪能するといたしますかッ!」
そう言うと、彼はスケベ本を食い入るように眺め始めた。

10分後、その戦利品に十分満足した彼は、沢山あるうちの1冊を荷物に忍ばせ、
ようやく3人を起こしにかかろうとしていた。
しかし、起こそうと顔を覗き込んだ瞬間、ある考えが浮かんだ。。
「そうだ、おこちゃま達の荷物にこのスケベ本忍びこませとくかッ!!
どんな反応示すか見物だなwww」
そう言うと、彼は彼等の荷物に1冊ずつ本を入れ始めた。
「ジュードとユウリィと・・・ラクウェルのに入れたら半殺しにされそうだな・・・・・・よし、この2人だけにしとくかッ」
そして何事も無かったかのように3人を起こすと、彼等は休息をとりに町に帰っていった。

532ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:34:28 ID:bEhKYDcF
こうして町に帰り着いた一行は、早々と宿をとり、そして食事を始める。
「今日は散々だったね・・・本なんかに襲われるし」
ジュードのその一言で、スケベ本との戦いに話が移っていった。
「そうね・・・あんなに大量に魔術を使える本が襲ってくるなんて・・・・・・私達何か恨まれるような事したかしら?」
「おおよそ死者の霊か九十九神でも宿ったのであろう。いかにもな土地だったしな」
「(あら?ひょっとして俺が悪いって事に気付いてない?ラッキーッ!)」

「でも倒せて本当良かったよねッ。ねぇ、アルノー」
「あぁ、俺の剃刀の様な鋭い思考により繰り出される強力な魔術の数々、お前にも見せてやりたかったぜッ」
「バカを言え。お前はもっぱらサポート役だったであろう。私が力尽きた時には敵はもう2匹しか残っていなかったぞ。
ジュードが早々に力尽きたからと嘘を吹き込むな。」
「そうですよッ。殆どラクウェルさんが倒してたじゃないですか。最後に残った僅かな敵を
アルノーさんがとどめをさした、それだけの事でしょう?」
「ありゃ・・・バレてた?」
「なーんだ、アルノーが活躍したんじゃなかったのか。つくづくお調子者なんだから」
「なにぃ?おこちゃまにそんな事言われる筋合いは無いぞッ」
「うわッ、痛い痛い、アルノーやめてよッ!!」



こうして談笑の時も過ぎ、各々部屋に散っていった。
死闘の疲れが今頃出てきたのか、皆くたびれ果てた顔で部屋に入っていく。
ただ一人、戦利品を思い一人ときめくアルノーを除いては。
533ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:34:52 ID:bEhKYDcF
ジュードの部屋。
彼が鞄の中から寝巻きを探していると、鞄の底に触り慣れない感触があった。
他でもない、アルノーが忍ばせたスケベ本である。
「あれ?これ何だろう・・・・・・本?・・・・・・・・・ッ!!!!」
その本には女性のあられもない姿がこれでもかッ、とばかりに散りばめられていた。
「わ・・・何・・・何でこんなものが・・・」
あまりの恥ずかしさに本を壁に投げつけてしまった。

しかしジュードも男である。
恥ずかしさが収まると、その本への興味に負けて恐る恐る拾い上げ、
周りに誰もいないのを確認して読みふけり始めた。
「す、すごい・・・女の人ってこんな感じになってるんだ・・・」
ジュードは母親と一緒にお風呂に入っていた頃の事を思い出した。
おぼろげながらに浮かぶ母の裸体、それと同じものが、それ以上に鮮烈に目の前に広がっている。
その光景に、ジュードは鈍器で殴られた様な衝撃を受けていた。

しかも、これだけでもショッキングなのに、その本にはあろう事か漫画まで載っていた。
漫画・・・つまり、男と女の交わりを描いた漫画である。
そこには、自分と同じ位の歳の男女が、互いの性器を口で慰め合い、そして性交へと至る様が艶かしく描かれていた。
「何を・・・やってるんだろう・・・?」
何をやっているかなんて当然ジュードには分からない。
ただ、気持ち良さそうに嬌声をあげる登場人物を、何か気持ち悪い、と思う事しか出来なかった。

しかしその内に、彼は、自分がそれを見て興奮している、という事実に薄々感づき始めていた。
股間は見た事も無いほど膨らみ、息もあがってきている。心臓がバクバク言っている。
自分の血がゴーッ、と激しい音をたてながら流れているのが耳で聞いてとれる。
彼が未だかつて体験した事のない感覚であった。
「はぁ・・・はぁ・・・何だか苦しいや・・・・・・ひょっとして病気になっちゃったのかな・・・早く寝ようッ!!」
そう叫ぶと、ジュードは本を鞄の奥深くに隠して布団に入る。
一眠りする事でこの不思議な感覚から抜け出したい、とでも思ったのだろう。
しかし、未曾有の体験をして興奮してしまった心は鎮まる事を知らず、結局その日は殆ど眠れぬまま苦悶の夜を過ごしたのだった。
534ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:35:25 ID:bEhKYDcF
その一方で、ユウリィもスケベ本との邂逅を果たしていた。
荷物を整理していると、見慣れない本が入っている事に気付く。
「あら?これは何かしら・・・・・・ッ!・・・なッ!!」
色白のユウリィの肌が一気に真っ赤に染まる。
「な、なんでこんなものが私の荷物に入ってるのよッ!!!」
叫んでみたものの誰も答えてはくれない。
行き場の無い怒りと恥ずかしさに、ユウリィは身悶えするばかりであった。
「何よ、こんなものッ!」
そう言って本をゴミ箱に捨てると、着替えもしないまま布団に潜り込んでしまった。

しかし、時間が経ちそんな感情が収まるにつれ、彼女の中にわずかながらあったその本への興味が頭をもたげだす。
ちょっと見てみたいな、でもこんなの見るなんて不潔だッ、相反する二つの感情が彼女を苛んでいた。
しかし、そんな葛藤を数分間繰り広げた末に、彼女はついにその本を拾い上げた。
「うわ・・・凄いナイスバディ・・・男の人ってこんなのが好きなのかな・・・・・・?」
などと言いながらページをめくっている内に、例の漫画のページに行き着いた。
「ッ!!!!!!!!!!」
とっさに本を投げ捨ててしまう。しかし、今度はさほど時間が経たない内にまた拾い上げ、再び読み始めた。
「これがセックス・・・・・・・・・」

顔を真っ赤にしながら、彼女は修道院での事を思い出していた。
自分より年上の修道女やシスター達が談笑していた男との体験談。
何を言っているのかよく分からない。しかし、男と女がそういう事をする、というのは次第に分かるようになっていった。
しかし、それも想像上での事である。
たとえ漫画とは言え、男と女の行為が生々しく描かれた様を見て、ユウリィは激しい衝撃を受けていた。
口淫など見た事も聞いた事も無かった。それが、彼女の目の前で繰り広げられている。
「こんなに・・・いやらしいものだったなんて・・・・・・」
彼女の中にあった、美しい交わりのイメージが音を立てて崩壊していく。
2人が快感に顔を歪める様、それは彼女の眼には醜いものとしか映らなかった。
「・・・・・・もう・・・寝よう・・・・・・・・・・」
そう言うと彼女は本を捨て、不貞寝するかの様に布団に潜り込むのだった。
535ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:36:06 ID:bEhKYDcF
次の日、起き出して来たジュードを見て3人は仰天した。
「ジュードッ!どうしたのその顔ッ!?」
「うん・・・・・・昨日殆ど眠れなくて・・・・・・」
ひどいクマとやつれきった表情、誰が見ても病人にしか見えなかった。
「どうしたんだよ、お前疲れてたんじゃないのか?眠れなかったってどういう事だよ?」
「・・・・・・・・・ちょっと考え事をしてて・・・」
あんなものを見たせいで眠れなかったなんて言える訳も無い。
「とにかくジュード、お前は今日一日寝ていた方がよい。どう見ても病人にしか見えんぞ」
「いや、そんな事ないよ・・・・・・・・・ほら、こんなに元気ってうわッ!!」
「危ないッ!」
元気な様を装って飛び跳ねてみたものの、バランスを崩して倒れかけてしまう。
そこを辛うじてラクウェルに抱き止められた。

「ほら言わん事じゃない・・・ってジュード、酷い熱じゃないかッ!!何で言わないんだッ!!」
「えへへ、熱なんかないよ・・・・・・」
「バカッ!! とにかく今日一日安静にしてるんだ。私達は私達で行動するから」
「大丈夫だよ・・・僕も行
「「「寝てなさいッ!!!」」」
「は、はい・・・」
三人の綺麗なハモリに気圧されて、結局ジュードは宿屋に残る事になった。

「でも置いてきぼりにするのはよくないわよね・・・ねぇ、私は残ってジュードの世話をしようと思うの。
あなた達2人でギャラボベーロに行ってきてくれない?」
「うーん、そうだなぁ・・・たとえ半日とは言えおこちゃま一人だけにしとくってのもなぁ・・・・・・」
「それがいいかもな。それじゃユウリィ、あなたに彼の世話を任せてもいい?」
「えぇ、任せといてッ」
こうして、ユウリィもまた宿屋に残る事となった。
536ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:36:40 ID:bEhKYDcF
疲れ果てたのか、それとも卵酒が効いたのか、
熟睡するジュードの横でユウリィは昨日の事を思い返していた。
(あんな事をするなんて・・・私にはとても無理かも・・・)
しかし、彼女はまたシスター達の談笑を思い出していた。
男との体験を嬉しそうに話す彼女達。とっても気持ちいいと言っていた彼女達。
それを考えると、昨日の本に描かれていた事もまんざら嘘じゃないのかもしれない。
でも・・・
「あんなに気持ち悪い事するなんて・・・・・・」
そう言いながら、彼女はジュードに目を移していた。
あどけない寝顔で眠る彼。彼もあんな事をするようになるんだろうか?
愛する人と一緒に。それって・・・・・・私?
「(激しく首を振る)何言ってるの私はッ。ジュードが私の事好きだなんて限らないじゃないッ」
そう自分に言い聞かせるものの、自分がジュードを好きな事に変わりは無い。
なら、もし、もし相思相愛になったら、私とジュードはあんな事を・・・・・・?
537ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:37:12 ID:bEhKYDcF
「う、うーん・・・・・・」
「ッ!!!ジュ、ジュード、起きたの?」
(? 何か焦ってる・・・?でもそんな事より)
「ユウリィ・・・皆と一緒に行ったんじゃなかったの?」
「えぇ、病人を置いてけぼりなんてあんまりひどいから、私が残って看病する事にしたの。
2人は予定通りギャラボベーロへ行ったわ」
ふと周りを見回すと、ユウリィの横には水の張った洗面器とタオルが置いてあった。
彼女がずっとつきっきりでタオルを変えてくれていたようだ。
「ありがとう・・・おかげで大分楽になったよ」
「そう、よかったわ・・・・・・・・・ところでジュード」
「何?」
「考え事をしてて、って一体何を考えてたの?」
「ッ!!!」
その瞬間昨日の光景が奔流の様に脳裏を駆け巡り、顔が一気に紅潮する。
「? どうしたの?」
「い、い、いや、な、何でもないよ、ただ眠れないなぁ、ってだけで・・・・・・」
しどろもどろになりながらも、何とか誤魔化そうとする。
「あんなに疲れてたのに眠れないなんて余程の事よ。どうしちゃったの?」
「え、えっと・・・それは・・・・・・その・・・あの・・・・・・」

(かわいい・・・こんなにあたふたするなんて・・・何かあったのかな?
・・・・・・そうだ、ちょっとジュードをいじめてやろう。気晴らしにもなるし)

「どうしたの?隠してないでお姉さんに話してごらんなさいッ」
そう言うとユウリィは顔を近づけてきた。

無論、ユウリィにしてみれば軽くふざけてみただけの事だ。深い意味など全く無い。
しかし、ジュードにとっては違った。
昨日あれだけ興奮して、その興奮冷めやらぬ内に、女の子が目の前に顔を近付けてきている。
昨日の興奮を呼び覚ますには物足りないが、それでも彼を刺激している事に違いは無い。
ゆっくりと、しかし確実に欲望の炎が燃え広がっていっているのを彼はまだ知らない。
538ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:37:45 ID:bEhKYDcF
「や、やめてよ、何も隠してなんか無いよ・・・」
更に真っ赤になりながら顔をそらす。
「ますます怪しいわね・・・何か私に言えない様な事なの?」
「いや・・・その・・・・・・」
「ふーん、どうしても言わないのね・・・ならこうよッ!!」
そう言うと、彼女はジュードのお腹の上に布団の上からボンッ、と飛び乗った。
「痛ッ!!何するんだよッ!!」
「ジュードが言わないからじゃない。早く白状しないともっと痛い目にあうわよぉ」

完全にバカにして遊んでいる。
しかし、2人の距離は更に縮まって、最早布団一枚隔てただけになっている。
布団一枚向こうでは、ユウリィが自分の上に乗っているのだ。段々と昨日の興奮が呼び覚まされ始める。

「い、いえないよ・・・あんな事・・・・・・」
「『あんな事』?ますます知りたいなぁ。えーい教えてくれないとこうだッ」
「痛い痛いッ!飛びはねないでよッ!!」
「あはははははは・・・ どう?教える気になった?」
そう言うと、またユウリィは顔を近付けてきた。
真っ赤になってるジュードが可愛いのだ。

しかし、ジュードの中ではもう理性が限界に近付いていた。
ユウリィが、女の子が自分の上にいる、と考えただけで動悸が収まらない。
でも、そんな事をするなんて・・・・・・
そう思ってるうちに、また彼女が顔を近づけてくる。吐息が顔にかかる。ほんのりといい香りが鼻腔をくすぐる。
答える代わりに、ひどく複雑な表情をして返事の代わりにした。

そんなジュードを見てユウリィは更にいじめたいと思った。
かわいいなぁ・・・もっと困らせちゃえッ!
「ひょっとして・・・私の事が好きなの?」

予想だにしなかった質問をされてジュードは更に動揺し、そして遂に理性が飛んだ。
539ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:39:34 ID:bEhKYDcF
「ユウリィッ!!!!!」「きゃッ!!!」
気付くとジュードは凄い力でユウリィを押し倒していた。
一瞬後、2人は互いに驚いた顔をして見つめあっていた。
「ご、ごめんッ!!!!つ、ついうっかり・・・・・・」
慌てて飛び起きるジュード。ユウリィは驚いたまま固まっていた。
(ジュードに・・・押し倒されちゃった・・・・・・でも何だろうこの気持ち・・・・・・何か凄く・・・)
「本当にごめんッ、痛くなかった?」
「え・・・えぇ、私は大丈夫・・・」
(やっぱり私はジュードの事が好きなのかな。こんな事されてもちっとも腹が立たない。
それどころか何か嬉しかった・・・・・・こうなったらこの際はっきりさせようッ)
「本当にごめんね、もうあんな事しな
「ねぇ、ジュード」「な、何?」
「あなたさっきの私の質問に答えてないわよね」
「え・・・あれは・・・その・・・・・・実は・・・・・・・・・・・・・・・僕の鞄に何故かエッチな本が入ってて・・・
それを読んだら興奮して眠れなくなっちゃって・・・・・・」
赤面するユウリィ
「そ、そうじゃないわよッ!!私が好きかどうか、って事」「えッ!そうなのッ!?」
「そうよッ!!・・・・・・ッ、ねぇ、ジュード、ひょっとしてそれってこんな本じゃなかった?」
そう言うと彼女は、自分の部屋からゴミ箱に捨てたスケベ本を持ってきた。
「ッ!それだよッ!! ・・・って何でユウリィが持ってるの?」
「それが分からないの。私こんなもの入れた覚えも拾った覚えも無いんだけど・・・」
「僕も・・・・・・」
「「あッ、アルノー(さん)の仕業かッ」」
図らずもハモってしまいバツの悪そうな顔をする2人。
「そうか、それでかぁ・・・」
「私もおかしいと思ったのよ・・・・・・」
そして2人して顔を合わせて笑い合った。
しかし、ユウリィはすぐに真面目な表情に戻る。
「オホン・・・じゃあ私の質問に答えて」
「え?」
「もう、何度も言わせないでよッ!!私の事好きなのッ!?」
沈黙が続く。話を切り出したユウリィにしてみれば永遠とも思える時間だった。
540ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:40:22 ID:bEhKYDcF
そんな中、ジュードは興奮冷めやらぬ状態ながらも、彼女の質問の意味を考えていた。
(好き・・・好きって何だろう・・・?母さんの事は好きだ。シエル村の人達も好きだ。
無論ユウリィだって好きだ・・・・・・・・・でも・・・そういう好きとは何か違う・・・・・・
何かユウリィを見てたら複雑な気分になるんだよな・・・・・・・・・ひょっとして・・・・・・
これが人を愛してるって事なのかなぁ・・・・・・・・・・・・)

「うん・・・好きだ・・・・・・」
「本当ッ!?」
「愛・・・してる・・・って事になるのかな?」
愛してる、の意味は正直よく分からない。でも、自分がそう思ったのだからそういう事にすればいいや。
彼はそう思っていた。
「嬉しいッ!!」
自分が全く予想してなかった答えが彼の口から出てきた。想像以上の答えであった。
それがあまりに嬉しくて、思わずユウリィはジュードに抱きついていた。

(ッ・・・もう・・・限界・・・・・・)

「ッ!?」
ジュードはユウリィの唇にむしゃぶりついた。
あの漫画の見よう見まねで、舌をユウリィの口に滑り込ませる。
「ん・・・んふ・・・・・・(きもちいい・・・)」
最初は驚いていたユウリィも、次第に恍惚の表情を浮かべ始めた。
そして、2人が舌を絡め合う音だけが部屋に響き渡った。
541ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:40:39 ID:bEhKYDcF

「ぷは・・・・・・ごめんユウリィ・・・もう・・・抑えられない」
「・・・・・・いいの・・・とっても気持ちよかった・・・・・・」
そしてまた熱い口づけをする。そんな不器用なやりとりが数分間続いた。

「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」
「気持ち・・・よかったね」
「う、うん」
真っ赤になりながら答えるジュード。そんな彼を見ていとおしく思うユウリィ。
そして、彼女は、今一度勇気を振り絞って聞いてみた。
「ねぇ・・・・・・ジュード」
「なぁに?」
「あの漫画に描いてあったような事・・・・・・してみたい?」
本当はあんな事したくない。怖い。でもジュードがしたいんなら、
あれがシスター達が言う様に気持ちのいいものなんなら・・・・・・
「・・・・・・よく・・・分からない・・・してみたいような気はするけど・・・・・・何だか凄く・・・怖いんだ・・・・・・」
紛れも無い本心だった。自分とユウリィがあんな感じで交わるだなんて、彼の想像の域を遥かに越えていた。
「うん、それは私も・・・・・・あんな事するなんてとても怖い・・・・・・でも・・・ジュードとなら・・・・・・」

2人は見つめ合っていた。
542ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:41:03 ID:bEhKYDcF
「うわ・・・・・・凄く大きい」
むきだしになったジュードの生殖器を見て、ユウリィは驚きと恐れの入り混じった声をあげた。
とは言っても13歳のそれである。怒張しているとは言えそんなに大きい筈は無い。
しかし、こんなもの見た事も無い彼女にとってはとてつもなく巨大だった。
「無理しなくて・・・いいよ?」
ジュードが気を遣って声をかける。

(いや・・・ここで私が頑張らなきゃお話にならないじゃない・・・・・・)

「ううん、大丈夫・・・・・・こうすれば、いいのかな?」
そう言うと、漫画の見よう見まねでジュードのそれを口に含んだ。
「う、うあああぁぁぁ・・・・・・」
体験した事のない快感が彼を襲う。
「大丈夫?」
「う、うん・・・へいき・・・・・・」
「じゃあ、やるね」

ユウリィは顔を動かし始めた。
(やっぱり・・・気持ち悪い・・・・・・)
何か変な味がするし、うっすらと生えている陰毛が、顔に当たってチクチクする。
それでも我慢して続けていた。ジュードがあまりに気持ち良さそうな顔をしているから。
しかし、歯が当たったりムラが大きかったりととても上手と呼べるものではなかった。

「うああ・・・あ・・・う・・・うっ・・・・・・」
(き、きもちいい・・・・・・・・・こんなに・・・きもちいい・・・・・・なんて・・・・・・・・・・)
ジュードは既に恍惚の表情を浮かべていた。
自分の怒張したそれを温かい粘膜が包み込む、それだけで至高の快感が全身を駆け巡っていた。
しかし、たまに当たる歯がそれを萎えさせ、結果的に射精を遅らせる事になっていた。
543ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:41:45 ID:bEhKYDcF
その一方で、時間が経つにつれ、ユウリィの心境も段々変わってきていた。
(なんか・・・凄く・・・・・・いい気分・・・・・・)
昂ぶってきた心がそう思わせるのか、ジュードの恍惚とした顔がそうさせるのかは分からない。
しかし、彼女は確実にその行為に酔っていた。

「あ・・・あ・・・・・・・う・・・・・・あぁ・・・・・・・・・」
じゅぷ  ぐちゅ  ぶちゅ  びちゅ

ジュードの喘ぎ声と、ユウリィが立てる卑猥な音だけが支配する部屋。
その状況を変えたのは、ジュードだった。
「あっ、あっ、あっ、な、何か・・・・・・でそ・・・・・・う・・・・・・はぁ・・・・・・・はぁ・・・・・・・」
そんな彼にはおかまいなしに、ユウリィは単純作業を続けていた。
「ユウリ・・・も・・・やめ・・・・・・このま・・・まじゃ・・・・・・で・・・・・・」
最早聞こえてないのか、やめる気配は全く無い。
「う・・・うぅ・・・やめ・・・・・・うぁっ・・・ぁあああああ、あああああああああああ!!!!!!!」

ユウリィは突然ジュードに頭を押さえつけられた。と同時に口の中の物が膨張し、凄まじい勢いで液体を発し始める。
「ッ!!!げほっげほっ・・・ごほっ・・・」
ユウリィの口におびただしい量の体液がほとばしる。
そんな事態を全く予測していなかった彼女は、それを喉に詰まらせむせ返った。
それでも液体を出し止まない生殖器は暴れ回り、ユウリィの顔は体液まみれとなった。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・・・・ごめんよユウリィ・・・大丈夫?」
ようやく射精の快感から解放されたジュードは、やっとの事でユウリィを気遣う声をかける事が出来た。
「う、ううん・・・大丈夫じゃない・・・・・・げほっ・・・おいしくないし・・・・・・喉につまっ・・・ごほっ・・・たし・・・」
「あぁぁぁ、ごめんよぅ、本当にごめん」
「いいの・・・謝らないで・・・・・・あなたの声は・・・げほっ・・・聞こえてたのに・・・やめられなかったの・・・・・・」
事実その通りだ。あの漫画を見て、何か液体が噴出す事は知っていた。
しかし、そんな事は完全に頭の中から消えていた。それだけあの行為に酔っていたのだ。
「そんな事言っても・・・・・・」
「いいから謝らないで」
ジュードのそれを咥えてる時、自分は確実に快感を感じていた。
きっとシスター達が言う快感ってこういう事なんだ・・・
544ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:42:26 ID:bEhKYDcF
「じゃあ・・・次は僕の番だね・・・・・・」
「うん・・・」
ユウリィはゆっくりと服を脱ぎ始めた。
次第に、色白の美しい肌が姿を見せ始め、そして一糸まとわぬ姿となった。
「きれい・・・」
「やめてよ・・・はずかしいじゃない・・・・・・」
顔を真っ赤にして恥ずかしがるユウリィ。
そんな彼女をこの上なく美しいと思った。

「うわぁ・・・こんな事になってるんだ・・・」
生え揃った恥毛をかきわけると、ユウリィのそれが姿をあらわにした。
「・・・・・・・・・」
ユウリィは真っ赤になって言葉も出せない。

(でも・・・どうすれば・・・いいんだろう?)

さっき大量に射精した彼は大分冷静さを取り戻していた。
必死に漫画を思い返してみる。確か漫画の中の男は顔をうずめてなめていた。
(よし・・・やってみよう)

「んっ・・・ひゃっ・・・」
「どう?」
「うん・・・なんか・・・・・・きもちいいかも・・・」
「そう?じゃあこのまま・・・・・・」
「・・・・・・ひぁっ!! んん・・・」
実際かなり気持ちよかった。
ジュードがなめている、というのもあるかもしれない。
「あぁっ・・・ぅぁっ・・・・・・は・・・・・・ん・・・・・・・ふぅっ」
545ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:42:47 ID:bEhKYDcF

(凄い・・・ユウリィがこんなに気持ち良さそうな声出してる・・・・・・)
驚くと同時に、自分が快感を与えてるという事実に何だか誇らしくなった。

「あ・・・そこ・・・そこが一番・・・気持ちい・・・・・・」
「これ?」
と言うと、小さな蕾のような突起をつまんだ。
「ひぁあッ」
(これ・・・なのかな?)

「ふ・・・ふぅっ・・・ふあ・・・・・・ふあ゛あ゛・・・うああ・・・い・・・イク・・・・・・ッ」
ユウリィの声が段々と緊迫してくる。
そんな声を聞いて、ジュードもまた興奮し始めていた。
ユウリィがどうなってるのかよく分からない。でも、自分がさっき興奮した時とそっくりだ。
なら、もっと強く刺激すればユウリィも同じ様に・・・?
「うあああ・・・うあ・・・ふあああ゛・・・・・・い・・・ジュ、ジュード・・・ジュードーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

「うわッ」
ジュードの顔に水がかかる。
「何だこれ・・・・・・どうだった?」
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・・・ジュード・・・・・・ありがと・・・・・・・・・はぁ・・・とっても・・・・・・いいきもち・・・・・・・・・」
最高に気持ちよかった・・・イクってああいう事なのか・・
546ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:43:09 ID:bEhKYDcF
そして、彼等は遂に全裸で見つめあっていた。
これから何をしようとしているのか、2人とも何となく分かっていた。
しかし、2人とも腰が引けて、何だか怖くて、何も言い出せなかった。
そんな状態が数分間続いた。

沈黙を破ったのはジュードだった。
「ねぇ・・・・・・やめ・・・ようか?」
最早、未知のものへの好奇心より、恐怖の方が先立っていた。
「・・・・・・・・・」
なおもユウリィは押し黙っている。
これは肯定ととっていいのだろうか?それとも・・・・・・

「うわッ!!」
突然ユウリィが抱きついてきた。予想外の事態に彼は慌てふためいた。
「な・・・どうし・・・」
「怖い・・・怖い・・・・・・」
ユウリィは震えていた。彼女も同じ気分だったのだ。
そして、何かにすがりたい一心で抱きついた。その対象が偶然ジュードだったのだ。
547ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:43:29 ID:bEhKYDcF
ユウリィの柔らかい肌が自分の肌に触れる。吐息が胸にかかる。
そんな状況にくらくらしながらも、彼は彼女に手を回して言った。
「・・・ごめんね・・・・・・僕が変な事言ったばっかりに・・・」
「ううん・・・・・・ジュードはなんにも悪くない・・・・・・わたしが・・・こんなだから・・・・・・」
ユウリィはジュードの体に体重をまかせていた。
苛烈な旅を続けていくうちに段々とたくましい体つきになっていくジュード。
そんな彼の体に自分は抱きついている。
何だか恥ずかしく思うのと同時に、何故だかとても安心できた。

「やっぱり・・・やめよ
「ううん、このままでいさせて」
彼の言を遮って言った。少しずつ恐怖心は収まってきていた。
ジュードに抱きついて安心できたからかもしれない。
それと同時に、萎えかけていた好奇心が再び大きくなっていった。

「うん・・・分かった」
ジュードもすんなり承諾した。実際、2人して抱き合っているのはとても気持ちよかった。
(女の子がこんなに柔らかいものだったなんて・・・まるでマシュマロみたいだ)
そして、彼女と同じく、彼の中の恐怖心も段々と収まりつつあった。

こうして数分間、2人は何も言わずに抱き合っていた。
2人とも、自分の中で段々と本能が燃え上がってきているのを感じていた。
「しよっか」
「・・・うん」
548ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:44:07 ID:bEhKYDcF
ベッドの上で2人は対峙していた。
ユウリィが足を開く。彼女の濡れた秘部があらわになった。
ジュードは抱き合っている時から既に、股間を怒張させ続けていた。
もう彼の意識の殆どは、興奮に支配されていた。
「ここで・・・いいのかな?」
「うん・・・多分」
秘部に先端が当たる。だがしかしなかなか入ろうとしない。
彼は少しずつ焦っていた。

(どうすれば・・・いいんだろう?)

段々とパニック状態になっていく。しかし、そんな彼の様子を見てユウリィが口を開いた。
「落ち着いて・・・大丈夫よ・・・・・・」
(そうだ・・・落ちつこう・・・・・・落ちつけ・・落ちつけ・・・)
その時、ふとあの漫画がフラッシュバックした。
(確か・・・両足を持ち上げて入れてたような気がする・・・・・・)
その通りに体を動かした。そして、先端を押し当てると一気に突いた。
549ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:44:22 ID:bEhKYDcF

「ん・・・ん、あ、あああああああああッ、痛いッ、痛いーーーーーッ!!!!!!!!」
ユウリィは絶叫した。凄まじい痛みが彼女を貫いた。
この世のものとは思えない痛みだ。
(痛い・・・痛いよぉ・・・・・・)
彼女は泣いていた。そして、いかにも気持ち良さそうに描いていたあの漫画を呪った。

その一方で、その瞬間ジュードの体には凄まじい快感が襲い掛かっていた。
(あ・・・あぁ・・・・・・気が遠く・・・なりそう・・・・・・)
しかし、ユウリィの絶叫で我に返った。
彼女は泣いている。苦痛の表情を浮かべている。
そんな顔を見ている内に、彼の中に罪悪感が芽生えてきた。
「ご、ごめんッ!!すぐ抜くからッ!!!」
「いいのよ・・・ジュード・・・・・・とっても気持ちよかったんでしょう・・・・・・?」
あの一瞬の表情を見れば明らかだった。
「で・・・でも・・・・・・」
「いいから・・・・・・私にかまわず・・・続けて・・・・・・」
(言いだしたのは私だ。どれだけ痛くても、責任をとって最後までやらないと・・・・・・)
550ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:44:57 ID:bEhKYDcF
「うあっ、あっ、あああぁっ、あぁ、ん・・・あ・・・」
ゆっくりとではあるが、彼は腰を振っていた。
(すごい・・・・・・さっきの・・・ひじゃないや・・・・・・)
次第に真っ白になりつつある頭で、彼はそんな事を考えていた。
直接的な快感だけじゃない、全身に触れるユウリィの柔肌や、
彼女と交わっている、という事実が彼を更に興奮させていた。
「っ・・・・・・んっ・・・・・・くッ・・・・・・・・・」
その一方で、ユウリィは激痛を必死に耐えている。
ジュードの動きが止めどなく痛みをもたらす。全身がバラバラになりそうな苦痛だった。
しかしそれでも、彼女は耐え続けていた。ジュードの事が好きだから、快感を感じてるならそのままでいさせてあげたいから・・・・・・

「くぅッ・・・・・・」
ジュードの動きが激しさを増し始める。
もうジュードの理性は飛んでいた。本能の、欲望のおもむくままに腰を振っていた。
「はぁっ・・・はぁっ・・・くあぁっ、ぐぅっ・・・・・・うぅっ・・・うあ、うああああああああああああああああああッ!!!!!」

そして彼は果てた。燃える様に熱い体液がユウリィの中へと降り注ぐ。
「う、熱ッ・・・」
それと同時に凄まじい激痛が止み始めた。ジュードのそれが大きさを失っていったからだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
(きもち・・・・・・・・・・・よかった・・・・・・・・・・・・・・・・・)
ジュードはユウリィの上に倒れこみ、絶頂に達した喜びをかみしめていた。

しかし、時が経つにつれ興奮も冷め、それによって再び罪悪感が彼に芽生え始めた。
あんなに痛そうにしているのに、自分の欲望にかまけて腰を振ったのだ。自分はなんて酷い人間なんだろう。
「ご・・・ごめん、今すぐ抜くから・・・・・・うわっ!!血がッ!!!」
ジュードが抜いたものには白濁した血がまとわりついていた。その事実が彼の心に更に追い討ちをかける。
「ごめん・・・本当ごめん・・・・・・あんなに痛そうにしてたのに・・・・・・」
彼は泣いていた。全身を苛む罪悪感が更に大きさを増す。
それに為す術も無く、子供の様に泣いていた。
551ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:45:43 ID:bEhKYDcF
だが、ユウリィの中では違った。
確かに痛かった。あんな痛みを経験するぐらいなら死んだ方がマシだとも思った。
(でも・・・何だかとっても変な気分だった・・・・・・)
始めは痛みしか感じなかったが、その裏で、次第に何とも言えない感覚が全身に回り始めていた。
それは、さっきジュードが口でしてくれた時に感じたものと同じだったような気がする。
(痛かったけど・・・苦しかったけど・・・・・・でも確かに・・・・・・私感じてた・・・・・・・・・)
そんな事を考えていると、ジュードが突然泣き始めた。
自分にした事を激しく悔いているのだ。
そんなジュードを抱き寄せて彼女は言った。

「いいのよ・・・私が望んでやった事なんだし・・・・・・そんなに泣かないで・・・」
まるで母親が子をあやすかの様に優しい声だった。
自分にした事で泣いているジュード、そんな彼がかわいくて、いとおしくて。
「それにね・・・私・・・・・・実は少し気持ちよかったの・・・」
気持ちよかったのかどうかは分からない。しかし、あの感覚は確かに快感を感じた時のものだ。
「だから・・・気にしないで・・・」
「本当に?」
「本当よ・・・あなたは何にも悪くない・・・・・・だから・・・」
そう言うと、ユウリィは更に強くジュードを抱きしめた。
552ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:47:04 ID:bEhKYDcF
そんな中、ユウリィの中にはある感情が芽生えていた。
(また・・・・・・してみたい)
凄く痛かったけど、自分はあの時確かに快感を感じていた筈だ。
あの痛いのは嫌だけど、ひょっとしたら、慣れればあの痛みはなくなるんじゃ、
シスター達が言ってた様に気持ちよくなるんじゃ・・・・・・

(う・・・きもちいい)
ユウリィに抱きしめられたジュードは、また欲望の炎が燃え始めるのを感じていた。
いくら心では萎えていても、体は正直だ。
あれだけ精を放ったにも関わらず、彼のそれは再び怒張し始めていた。
(ダメだ・・・これ以上僕のせいでユウリィを苦しめるなんて・・・・・・)
本能と理性の狭間で、彼は激しく葛藤する。
そんな彼に、ユウリィが声をかけた。

「ねぇジュード・・・・・・・・・また・・・してみない?」
「えぇッ!?」
驚いた。さっきあんなに痛そうにしてたのに・・・
「確かに痛かったけど・・・・・・何か・・・変わるような気がするの・・・・・・」
何だそれは。そんなに都合のいい事なんてあるわけ・・・
「だから・・・ね・・・もう一度・・・抱いて・・・・・・」
「でも・・・・・・ダメだよ、きっとまたさっきみたいになる」
「それでもいいの。その時は今度こそ私が悪いんだから・・・それにジュード、あなたとってもきもちよかったんでしょ?
だから・・・もう一度付き合って・・・」
断る理由が無かった。奇しくも今また欲望の炎が燃え上がりつつあったところだ。
ジュードはもう一瞬葛藤した末に、頷いた。
553ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:47:38 ID:bEhKYDcF
2人は今またベッドの上で見つめ合っていた。
「本当に・・・いいの?」
「うん・・・・・・入れて・・・」
「じゃあ・・・」
さっきと同じ様に体を動かす。程なくして、ユウリィの秘部をジュードのそれが貫いた。
「う・・・・・・・・痛・・・・・・・・・・・・」
やっぱり痛いものは痛い。しかし、心なしかさっきよりマシなような気がする。
「ほ、ほら、だから言ったじゃないか。やっぱりや
「いいから続けてッ!!」
(怒られちゃった・・・)

「うっ、ぐぅぅ、くぁあ・・・きもち・・・・・・いい・・よぉ・・・・・・」
ジュードは嬌声をあげていた。相当感じているようだ。
と同時に、ユウリィも少しずつではあるが感じ始めていた。
(痛いけど・・・・・・大分楽に・・・なったような・・・)
ユウリィの中に大量に放たれた精が潤滑液になっているのかもしれない。
彼女は大分痛みから解放されていた。
その代わりに、何とも言えない感覚が彼女の体を支配する。
自分に抜き差しされるジュードのものの感触がはっきりと分かる。
そして、彼のものを咥えた時、そして口でされた時に感じたのと同じ感覚が全身に広がり始める。
「・・・・・・・・・ぅ・・・ぅぅ・・・・・・ぅぁ・・・・・・くぅ・・・・・・」
少しずつ、彼女も声をあげ始めた。
554ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:48:09 ID:bEhKYDcF
「はぁっ、はぁっ、う゛・・・ふぁぁ・・・・・・ゆうり、ゆうりぃ・・・・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・・・・ジュード・・・きもち・・い・・・・・・」
もう2人とも本能で動いていた。理性は完全に飛んでしまっていた。
「はぁ・・・ユウリィと・・はぁ・・・こんなことできるなんて・・・・・・う・・・ぼく・・・とっても・・・・・・しあわせ・・・・・・」
「わた・・・しも・・・・・・よ・・・ふあ゛あ゛・・・・・・こんなに・・・・・・きもちいい・・・・・・・・・なんて・・・・・・ひぅっ」
「あ・・・あぁ・・・ユウリィ・・・・・・ユウリィ・・・で・・・出る・・・ぐあぁぁあ・・・」
「いいわ・・・だして、出してえええええ・・・・・・」
「うっ、くっ、くぁああああ、ぅぅ・・・・・・うああああ、うあああああああああああああああッ!!!!」

絶叫とともに、ジュードが果てた。灼ける様に熱い精がユウリィの体内にほとばしる。

「んんんん・・・んあ゛あ゛・・・ひああああああジュードオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!」
そしてユウリィも絶頂に達した。
静かになった部屋に響き渡るのは、絶頂に達した2人の荒い息だけだった。

しばらくして、ユウリィが口を開く。
「ジュード・・・・・・ありがと・・・・・・・・・すごく・・・きもちよかった・・・・・・」
「ぼくもだよ・・・ユウリィが・・・よろこんでくれて・・・・・・よかった・・・」
そう言うと、二人は抱き合って熱い口づけを交わした。


555ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:48:56 ID:bEhKYDcF
「はぁ・・・・・・結局負けちまった・・・もっと鍛えなきゃダメかぁ・・・」
「お前は臆病過ぎるんだ。補助魔法ばかりかけていても勝てるわけが無いだろう」
「それは分かってるんだが・・・」
こんな会話を交わしながら2人が帰ってきた。そんな2人をジュードとユウリィが揃って出迎える。
「お帰りッ!!どうだった?」
「あぁ・・・私は勝てたんだがこの男は全敗だ」
「な・・・そういう言い方は無いだろッ!!一度惜しい所までいったじゃないかッ!!」
「でも負けは負けだ」
「くぅぅ・・・」
「あははは、相変わらずアルノーらしいやッ」
「なにをおこちゃまッ!! ・・・そう言えば体調はよくなったのか?」
「うんッ!!ばっちりッ!!」
「で、結局何で眠れなかったんだ?」
意地悪をして聞いてみる。アルノーには大体想像がついていたのだ。
「う・・・それは・・・・・・」
(ふふふ、顔が真っ赤になってる・・・図星だなッ)

「ジュードは呪いにかけられてたみたいです。あの本の」
556ジュード×ユウリィ:2005/06/19(日) 20:49:26 ID:bEhKYDcF
突然ユウリィが割って入った。予想外の事態に困惑するアルノー。
「え・・・呪いって・・・どういう事?」
「昨日戦った本がいたでしょ。あの本が強力な呪いをかけていったみたいなんです。だから私が解いてあげました」
こんな嘘をサラリと言う。まぁ嘘とは言い切れないが・・・
「そ・・・そうなのか?な、ならいいんだが・・・」
「あ、そうだ、アルノーさん」
「何だ?」
「こんなものが私の荷物から出てきましたよ。もう、自分の荷物と間違えて私の荷物に入れるなんてせっかちさんですねッ」
そう言ってくだんのスケベ本を取り出した。アルノーの顔がさっと青くなる。と同時にラクウェルの顔が紅潮する。
「これは・・・・・・昨日戦った本にそっくりだな・・・・・・まさかお前・・・」
「い、い、いや、そんな事ないって、これは俺が拾った本で」
「なら何故ユウリィの荷物に入っているんだッ!?」
「ぅ、ぁ、それは・・・」
ふと横を見ると、ジュードとユウリィがニヤニヤして見ている。
(あいつ等ッ・・・)
「どうやらきつい仕置きが必要な様だな。いたいけな少女にこんな本を読ませようとするとは・・・ッ!!!」
「ぁ、ラクウェルさんやめてあーーーーーー・・・・・・」

「あーすっきりしたッ!!まったく、アルノーさんったら余計なことを・・・」
「あははは・・・」
ジュードは笑うしかなかった。ユウリィにいたずらするのはやめとこう・・・
「・・・でも、おかげで・・・ね?」
「ッ!」
赤面するジュード。確かに、あのいたずらのおかげで結ばれたのだから悪いとは言い切れない。
「まぁ・・・そうだよね・・・・・・あとでヤキソバでもおごっとこうか?」
「そうしましょうか・・・・・・さて何を混入させようかしら・・・うふふふ」
(うぅぅ、やっぱり怖い・・・)
将来はきっと尻にしかれるんだろうな、という事を暗に心配するジュードだった・・・
557名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:50:11 ID:bEhKYDcF
終了ッ(・∀・)
558名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 21:47:15 ID:QFoV5xl/
乙!
559名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 23:37:22 ID:0YgHVP5S
GJ!!
でもユウリィ黒すぎw
560名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 00:55:58 ID:KnZCjZIf
久々に神降臨キター(゜∀゜)
561名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 06:52:39 ID:f9sRNmwb
うひょー!朝からこんなものを拝めるとは!!!
562名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:36:41 ID:RaZdPP4g
ちよっと、ユゥリィの口調が気になるな・・・・・ジュードにたいしても最後まで、ですます口調じゃなかった?
563名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:43:31 ID:3BH7HZQ3
うむ…口調が。あと黒すぎて怖い…好きだけど
564名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:48:36 ID:JjhxIbzw
>>562
>>563
きっと黒ユウリィとフュージョンしたんだよ。
565名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 13:59:48 ID:CxaXtMy2
 / ギシギシアンアン\ ↑    / ギシギシアンアン\↑ / ギシギシアンアン\↑
 ロディと有象無象の部屋 ゼットとアウラの部屋 マキシとお花ちゃんの部屋
/                        .|                                 \
 ギシギシ ←茄子とキザイアの部屋     |            アシュレーとマリナの部屋→ ギシギシ
  アンアン                    .|  ('A`)  (T_T)                     アンアン
 ギシギシ ←ジュードとユウリィの部屋  / ̄ノ( ヘヘ ̄,(∩∩)  ブラッドとカノンの部屋→  ギシギシ             
  アンアン                                                     アンアン
 ギシギシ ←アルノーとラクウェルの部屋    ↑    ↑  マリアベルとトニーの部屋→ ギシギシ
  アンアン                       ザック  リルカ                    アンアン
\                                                           /
ヴァージニアとジェットの部屋 マヤとアルフレッドの部屋 シェーンとベアトリーチェの部屋
 \ギシギシアンアン/↓        \ギシギシアンアン/↓     \ギシギシアンアン/↓
566名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 00:53:33 ID:CdDtUptZ
GJ!
メリハリがついてて一番好きかも!
567名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 04:12:21 ID:2JEpQixx
愛は必ず最後に勝つだろう
そういうことにして生きていける

   ||     ⊂⊃  
   ||    ∧ ∧  
   ||    (  ⌒ ヽ  
 ∧||∧   ∪  ノ
(  ⌒ ヽ 彡  V 
 ∪  ノ
  ∪∪  
568名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 07:20:20 ID:mTKbBa/x
何故ブラッドとカノンなんだ
569名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 07:25:40 ID:Rl1K3wcD
ザックとリルカに嫌がらせするための数合わせ
570名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 15:46:34 ID:k8B+yplJ
このスレで過去に一回投下されたから。
個人的にはけっこうありかなと思ってる。
571名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 22:55:53 ID:8HfV09Kq
渋コンビ
接点が無いのは分かってるけど、脳内妄想なら自由だからな
572名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 07:48:53 ID:yZLvZwBg
昨日のバイト中突然はぁんッ!を思い出して吹いて店長に叱られた
573名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 08:17:41 ID:3JufBhdP
接点といったら百眼の棺クリア後のアレくらいか?
しかし、女性キャラで一番長身のカノンでも身長差24センチ。
ブラッドでかすぎ。ということはそれに比例してナニも(ry
574名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 09:50:03 ID:oi+CQxSI
意外にナニはマイクロ…そんなビリー、僕は嫌だッ!
575名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 18:19:24 ID:3JufBhdP
単純に考えれば平均の1.2倍はあるとみて間違いないんだが。
576名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 19:06:23 ID:UBXba95/
ちんこが マイクロ & ソフトなビルゲイツよりはマシ。
577名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 09:50:31 ID:XJIiwu7t
カノンならいいけどメリルに突っ込んだら壊れるわな。

578名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 15:01:39 ID:Zs/JCiFk
ブラッドとメリルって何歳くらい違うんだ?
579名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 15:25:11 ID:l49Sx8Q2
32歳と17歳なので、15歳違いかね。
580名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 16:43:25 ID:SUY1Lzb3
ブラッド「君のお尻に惹かれたんだ」
メリル「最初は目で今度はお尻。次はどこかしら?」
ブラッド「性欲をもてあます」
581名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 17:24:06 ID:NHiohVfb
ブラッド「メリルゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!」
582名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 18:07:43 ID:Pow+ttMP
クルースニク×ユウリィ
黒ユウリィ×クルースニク

激しくキボン
583名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 20:01:23 ID:iuQ+B0f/
               ノ
       __     /
      /⌒ ヽ  /  ユウリィ     
      (     )'゙ヽ.     _/
.    /iー-‐'"i    ,;   /
  i ! ( ヽ.    )  ノ/ .:/
    (\.゙ヽ_(_/,イ/         「ふふふ、兄さん、いつまで耐えることができるかしら」
  i ! (\\_,_)' ノ
    (\\_,_,)'
  i !  l ,i\ ヽ、 !  グチュッ グチュッ
    l }!  ヽ、 )
     し'

うっ、、、、やっ、、、やめ、   あっ!






584名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:08:31 ID:frum8qJt
俺は何故かっていうか近親だからなんだろうが肉×ユウリィは受け付けない…
585名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 13:41:20 ID:m+2S62Yi
俺もだ('A`)
586名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 15:58:23 ID:R4PKrBz7
俺は肉×ユウリィより、アルラク、ジュドユリの方が生理的に受け付けない
587名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 17:20:55 ID:61d4BfGH
前者は公式公認だぞ('A`)
588名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 17:39:32 ID:7t8+XgDE
>>586
ねーよw
589名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 18:29:00 ID:SnJzHwQi
ヒース×人形は受け付けない おぞましいな
590名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 19:57:13 ID:lvUvh7fb
>>586
何故か知らんがアルラクが受け付けない
少し仲間だ
591名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 19:57:19 ID:MpiJ/GcX
萌えられりゃなんでもいい。ただ最近4ばっかりだから、たまには他のが読みたい。
そう申しております、クレクレの私は。
592名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 20:42:52 ID:8N0D3WMr
>>591
ジーク×ファフニールのSSきぼん
593名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:03:27 ID:V4Y/n1e/
>>590
アルラクって?
アルハザード×ラクウェル?
594名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 06:48:45 ID:otWM7zzI
そのネタはもう秋田
595名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 13:08:39 ID:7dik1o3n
カノンがやられる小説キボン
596名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 03:36:26 ID:8ELrzv3X
カノンに蹂躙されるリルカとティム
597595:2005/07/01(金) 01:12:25 ID:9rbHCM8o
>誰かが書くのを待ってるだけなのもあれなので、今途中くらいまで
カノンがレイプされている小説書いてるんだけど…
読みたい人がいたら最後まで書くけど、どうしよう?
598名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 01:13:10 ID:xwTS/iiC
どうぞ。待ってます。
599595:2005/07/01(金) 01:51:39 ID:9rbHCM8o
そしてダメ押しで相手がブラッドorz
アシュレーで書いていたけど挫折してしまって…アンチ派の人スマソ
600名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 05:27:34 ID:Hs/RuOZz
うひゃおう
601名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 06:54:13 ID:ebZKF4Uu
シチェーションが気になる・・・。がんがれ。超がんがれ。
とりあえず伝統のザック&リルカ貼り付ける準備しておきますね。
602595:2005/07/01(金) 15:17:49 ID:9rbHCM8o
出来上がりまで長くかかりそうだから、前半だけあげときまっす。



真昼にも関わらず薄暗く、草木は生気を失いうなだれる。空の一部はどす黒く、あの一角は血の様なグロテスクな赤。
こんな正に「異常事態」になって早3日が経とうとしていた。

そして、部隊のリーダーが消息…生死不明となってからその倍の日にちが経とうとしている。

耳障りなノイズ音の混じる、部隊専用通信機の電源を落とし、カノンは煙草の煙を吐き出すように溜め息をついた。
そして手持ち無沙汰にアンテナを出したりしまったり(一応…というよりかなり高価な品)
しながら城壁のレンガにとん、とすがる。
何気なしに見ていた空が無い事は、この上なく気持ち悪い。どこを見て思想にふければいいんだか。
とうてい無理な文句を浮かべながら、独り言を呟くように言う。
「何の用だ?ブラッド。」
視界外の気配を感じ取るなんて事は造作も無い。義体だから、ではなく生体のままだとしても出来るのかもしれない。
現にこの男がそうである。
「朗報だ、アシュレーの奴が…」
「帰ってくるんだろ?さっき通信が来た…普通の倍近く報告が長かったけれどな。」
ブラッドの言葉に重なるようにカノンは簡単に言ってのけた。
あたしの所は遅めだったんだな。オペレーターもエイミーの奴に変えて欲しかった。
そんなくだらない事をつらつらと頭に連ねながら、一応顔を見て話してやろうとカノンは頭だけ右に傾け、無意識のうちに腕を組んだ。
自分では気付かないが…少々不機嫌らしい。
「…伝わっているのなら話は早い。今夜召集がかかった、それだけ伝え忘れたらしい。」
ブラッドの方も憮然とした表情で、簡潔にそれだけ伝えた…さっきのカノンの態度が気に入らなかったのだろうか。かなり機嫌が悪そうに取れる。
「生きていたのか…まぁ、どっちにしろあたしが殺るんだからな。」
相変わらず「宿命」…か。
603595:2005/07/01(金) 15:23:10 ID:9rbHCM8o
何故だ?
何に対して俺はこんなに憤っている?
彼女か?
…いや、違う、俺は…

「あたしの宿命の相手に死なれたら話にならない。
魔神がそんなに簡単にくたばるとは思わないからな。」

何故、彼女はこんなにアシュレーに執着するのか。何故自分はこんな事で怒るのか。

「…今夜だったな。早めに帰って、武器の手入れでもしてるよ。」

…ああ、そうか、俺は

「それじゃ…」


アシュレーの奴に、嫉妬してるんだな。


「!?」
頭で考えるより先に、行動に出るなど彼では考えられない事。
行動してから結果を見るなんて絶対にしない。
今までは。

一方的に喋っていたカノンの方から会話を打ち切り、城内へ戻ろうと彼の傍らをすり抜けようとした瞬間。
そんな彼女の細い腕を、ブラッドは乱暴に掴み取り、ぐいと自分の方へ引き寄せた。
訳の分からない嫉妬心が更にこみ上げて、カノンを物置の壁に押し付け、細い両肩を掴んだ。
604595:2005/07/01(金) 15:23:45 ID:9rbHCM8o
「な…何なんだ?まだ何かあるのか?」
「…そんなに気になるか?」
「は?」
「そんなにアシュレーの奴が気になるのか?」
頭に浮かぶもの全てが、すぐに言葉に変換される。彼女が見つづけているアシュレーに腹が立つ。
違う。
カノンの凶祓いの事は百も承知だ。だけど、問わずにはいられなかった。
「…何を言ってるんだ?」
「どうしてアシュレーばかり見る?」
「おい、だから意味が…」
「アシュレーがそんなに気になるのかと聞いているんだ。」
訳が分からない。
自分でも何を言っているのか。
困惑する彼女の表情でアシュレーに対する怒りは引いていく。
それと取って代わって沸く本能。

…そうだ。壊せばいいんだ、彼女の全てを。
力ずくで俺のものにすればいいんだよ。

それを合図にブラッドの理性は、ぱちんと電源を落とされた。
605595:2005/07/01(金) 15:24:24 ID:9rbHCM8o
「だから、何の事…」
未だに状況を把握できない困った表情のカノンが、妙に艶かしい。
そう映るのは俺だけか?
そんなカノンの身動きを封じていた右の手が、ゆっくり体に沿って移動する。
そして、つうっと彼女の首筋を指で辿った。柔らかくて、滑らかな肌。どこまでも白く…
「―――っ!な、何のマネだっ!?」
指を這わされた感触でカノンは驚きのけぞって、慌ててその手を払った。
ブラッドは払われた手のまま、カノンの右手を掴み、壁に押し付ける。
「ん…っ…!」
彼女がブラッドに向かって、さっきの無礼を叱咤しようと開きかけた口を無理矢理キスで塞がれる。
そして、ゆっくりと彼の舌が絡み付いてきた。
このキスが何を意味するのかぐらい分かる、こんな深いキスが「はい、それじゃあ明日」
の別れの挨拶なものか。
キスだけで終わるとは到底思えない…
なんとかカノンはブラッドを押しのけようとするが、所詮は女。
部隊で一番の腕力の持ち主と力比べした所で小手先の抵抗だ。
じっくり男の舌を感じさせられた所で、カノンはようやく開放された。
このっ…一発ぶん殴って―――!
「――か、は…っ」
カノンの平手打ちより早く、ずんと重い衝撃。
そして次にはみぞおちに鈍い痛み。
やられた。
足で踏みとどまろうとしても、急所を思い切り殴られて全く力が入らない。
そのままカノンはブラッドの胸に倒れてしまった。
…成す術は、ない。
ブラッドは彼女を軽々と担ぎ上げると、倉庫の扉を開けた。
606595:2005/07/01(金) 15:26:05 ID:9rbHCM8o
ばん、と扉が閉まるとむせ返るような埃。どうやら長いこと使われていなかったようだ。
倉庫内は月明かり程度しか光が差さなかった。僅かな太陽光も…
「いや…だっ!!」
肩から下ろされ、押し倒されそうになったカノンは寸での所で踏みとどまった。
「やめろ…っ!!」
痛みが大分治まって、とんでもないマネをするブラッドと格闘が始まった。
埃が白煙のように眼前に舞う。
その埃を誤って吸い込んでしまって、カノンは咳をついた。
――ずきん
「く…っ」
その咳で胸の痛みが再発して、思わず体を折り、無防備な体勢になった。
その隙を付かれて、とうとうカノンは冷たい床に組み伏せられてしまった。
直も立ち上がろうとするカノンの両腕をブラッドは左手で軽々と押さえつける。
「や…嫌だ!!おい、ブラッド!貴様何をしているのか分かってるのか!?」
分かってる、こうでもしないとお前は奪い取れは、しない。
ブラッドはそう答える代わりに再び唇を重ねた。
むせ返るような暑さ、息苦しさ。身動きもろくに取れそうも無い倉庫。
助けを呼ぼうったって、声は到底届かない…
その間もブラッドの右手は休むことなく動く。耳の淵、首筋、胸、太もも、足の間…
丹念にゆっくりとカノンの体を這って行く。味わう様に。
そして短いスカートの中へその手を差し入れると、下着を一気に膝まで下ろした。
「嫌ぁっ!やめてくれっ!本当に…っ!!」
深いキスから何とか顔を逸らして脱出したカノンは悲痛な声で叫んだ。
嫌だ、犯されたくない。逃げなければ、逃げられない。
「…おとなしくしていれば、すぐに済ませる…大丈夫だ。」
カノンを襲い始めてから始めて、ブラッドは口をあけた。
詫びでも卑猥な言葉でも無い。中途半端な彼女へ対する思いやり。
僅かに残された理性なのか。
残った下着を完全に足から外し、床に投げ捨てるとブラッドはその白い足を割った。
607595:2005/07/01(金) 15:28:14 ID:9rbHCM8o
とりあえず、今日はここまで。
長くなる…予定。文章くずれてたらすいません。
608名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 21:08:34 ID:gFPnU3my
愛情の裏返しフゥーッ!
609名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 23:06:19 ID:KEhwq0hD
                      /\___/ヽ
                   /''''''   '''''':::::::\
                  | -=・=-∴-=・=- .::|    プグゥッフウウゥウウウゥウウ!!!
                   |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::::|
                  |   `-=ニ=- ' .::::::::|
                     \  `ニニ´  .:::::/
                   /.∴\___/
                  (∴∵∵∵∴∵∴ \
                    \∵ _∴ _ ∵∴ ヽ
                      ̄\  ̄ \\ ∴∵ヽ
                       ヽ∴∵) ヽ∴∵|
                       丿∴./  . ヽ∴ |
                      (∵/     |∵ノ
610595:2005/07/02(土) 01:20:10 ID:yCTpWLVG
案外早く書き終わったので、後半を一気にあげます。表現が多少ヌルイかも知れん…
611595:2005/07/02(土) 01:21:54 ID:yCTpWLVG
「ぁ…嫌!嫌だぁっ!!」
いくら抵抗しても、大人と子供位の力量の差。
ワンピースも殆ど上にたくし上げられて、カノンはほぼ裸の状態になった。
透き通るような白い肌、豊かで形の良い乳房、薄桃の乳首、
太ももの間の髪の毛と同じ色をした薄い毛、そこから透ける真っ直ぐなスリット…
全て自分のものにしてしまいたい、全て汚してしまいたい。
ブラッドは乱暴に左の乳房を掴んだ。
程よい弾力で、溶けるように柔らかい。ちょっと力を入れれば簡単に形が変わる。
押し付けて撫でるたびにピンクの突起が固くなっていくのが分かる。
「んっ…」
乳房を揉む度に漏れるカノンの色っぽい吐息がブラッドの前髪を掠めた。
「い…やっ」
ゆっくりと優しく外側から、指先まで使ったマッサージ。
手の平で押し上げて、小指から順番に指を乳房に絡ませて、そっと乳首へ向かって抜く。
その度に、嫌がりながらもカノンは小さく息を弾ませた。
乳房を愛撫しながら、しばらくカノンの「女」の表情を眺めていたブラッドだったが
不意に顔を近づけて、カノンの白い喉元に口付けすると、鎖骨辺りから舌を這わせ始めた。
612595:2005/07/02(土) 01:22:26 ID:yCTpWLVG
「ブラッド…!…や…っ」
やめろ、と言いたくても続かない。
抵抗の言葉は、甘い吐息に掻き消されて空間に散った。
胸の鼓動が高まって、身体が熱くなる。
そんな…あたしは、どうして…こんな…っ
「ひゃぁんっ…!」
普段は男勝りで、弱さなど欠片も見せないカノンが、鼻にかかった色っぽい声で啼いた。
敏感になりつつある乳首へ舌が絡みついたからだ。
首筋から這ってきた舌は、そのまま移動することなくそこへまとわりついた。
そこは本人の意思とは無関係に、徐々に固さを増していった。
「ん…だめ…だ…ぁっ…こんな…っ!」
舌のざらついた感触が乳首に伝わる度、カノンの呼吸は荒くなる。
歯先で軽く噛まれる度に、彼女は身体をびくつかせ小さな嬌声をあげた。
「ブラッ…ド…!」
「…何も考えないで欲しい…」
「…やめ…てっ……ぁん…」
「…今だけは…俺の事だけを、考えて欲しい…」
そして、静かに右手を下半身に滑り込ませた。
613595:2005/07/02(土) 01:23:23 ID:yCTpWLVG
「あ、あ…!止め…ろ…っん…!」
…ちゅ、くちゅ…
乳首を刺激されて、少しだけ湿っていたそこを、更に指で責める。
少しクリトリスに指が触れるだけで、濡れが酷くなる。
ピンクに熟したそこは、宝石のように美しかった。
ブラッドの指が絡む度、カノンは色っぽい声を漏らし、肌は赤く火照る。
普段は磁器人形(ビスクドール)の様に、微動だにせず凛とし、儚さまで漂わせている
カノンの美しい顔が、快感によって乱れていく。
それは人の、女の証。
「んぅ……っ!!」
ちゅぷ、と水中に潜る様な音を立てて、彼の一番長い指が体内へ沈み込んだ。
中指にねっとりと絡みつく熱い愛液と、敏感な壁…
ブラッドの長く太い指は、いとも簡単に子宮口へ辿りついてしまった。
「ああっ!!」
たった7cmの、入口からそれしかない壁は、過剰なまでに反応してカノンを追い詰める。
クリトリスと同様、いやそれ以上にカノンは過敏に反応し続けていた。
…だめ、だ…感じすぎて…っ

カノンはどうしても眠れない時だけ、気分転換に軽く自慰をしていた。
実際ストレスも解消されるし、終わったあとは驚くほど落ち着く。
…その自慰の主な方法が、膣に指を挿入する事である。
そのため彼女の膣の感度は、普通の女性より高くなっていた。
614595:2005/07/02(土) 01:24:01 ID:yCTpWLVG
違う!これは…っ!「あれ」ではない、襲われて…!
身体が覚えている快感は、今更ごまかせはしない。
自分で行っていれば、感じすぎれば止めることができる。
だが、今は他人に。感じていると分かれば容赦なくそこを集中的に責められる。
他人に弄られると…こんなに感じてしまうなんて…っ!
「あ、あっ!ぅっ…ふぁぅんっ!!」
自分でも恥ずかしいぐらいの嬌声。
くちゅくちゅといやらしい音を立てて、膣を責める無骨な指。
「きゃ…んっ!」
膣ばかり弄っていて、ふと存在を思い出したかのように乳首を軽く吸い上げられた。
全身の性感帯をいっぺんに弄られ、気の遠くなるような性感と、恥ずかしさと。
レイプされているのに、素直に感じてしまう自分の身体…
快感に…屈してはいけない…
目を、覚ますんだ…!!
615595:2005/07/02(土) 01:25:34 ID:yCTpWLVG
「―――嫌ぁっ!!」
ぱぁん!!
カノンへの愛撫に気を取られていて、両手を拘束していた左手は僅かに緩んでいた。
与えられていた快感を振り切り、両手に力を込めてブラッドから開放した。
そして力一杯――とは言うものの、快感の余韻がまだ抜け切っておらず力は全く入ってはいなかったが――
ブラッドの頬を平手で叩き、彼を突き飛ばすと後ろに下がって、肩で息をしながら壁にすがった。
「はっ、はぁ…はぁ…はぁっ…!」
無意識に自分が愛撫されていた床を見ると、小さな水溜りができていてさらに赤面した。
重力で滑り降りるはずのワンピースは、乳首で引っかかってそこで止まった。
恥部は感覚が無いほど酷く濡れていて、それが一番恥ずかしくて許せなかった。
「…やめてくれ…どうして、こんな…」
カノンは、震える声で何とかそれだけ言った。言いたいことは山ほどあるのに。
もし仮に、ここで開放されても、周りの舐めるような視線には耐えられなかっただろう。
殴られても激情することなく、当たり前のように再び手を伸ばしてくるブラッドから動けなかった。
恐怖か?羞恥か?あたしは何を待っている…?
ブラッドは何も言わずに、そっと唇を重ねた。
耳障りな金属が触れ合う音と、チャックの音がしたのは、それと同じ頃。
616595:2005/07/02(土) 01:26:19 ID:yCTpWLVG
「ん…んっ」
舌を絡ませられながら、改めて両の手で豊かな胸をまさぐられる。
今なら簡単に振り切って逃げられる。
…そんな気力は、カノンにはもう残されていなかった。
浅めで終わったキスの後、右腕を反対側に引き寄せられて、無理矢理後ろを向かされた。
丁度膝立ちの彼に、支えられているような形に。
そして、滴るほど濡れた入口付近に、ぴたりと何かが突きつけられる。
それが何かを理解する前に、ブラッドが彼女の両肩を垂直に引き下げた。
「あっ…あああっ!!いや、あっ!!!」
ずぶずぶと自分に潜り込んで行く、男性の凶器…
カノンの快感と痛みの声が、空間に響いた。
今まで指しか受け入れた事の無い膣には、この太すぎるモノは大きすぎた。
裂かれるような痛みと、感じたことの無い快感と…
「やめ、あぁっ!ブ、ブラ…っ…!!い、ぁ、痛…!!」
ペニスを沈められ、それによって溢れた愛液が、カノンの太ももを伝ってブーツを汚した。
踏みとどまろうとしても、力が入らない。
自らの体重が、そのまま挿入の快感へと次々に書き換えられていった。
ようやく子宮口に亀頭が辿り着くと、ブラッドはゆっくりと上下運動を開始した…
617595:2005/07/02(土) 01:26:56 ID:yCTpWLVG
「あっ、あぐ…っん、ん…っ!だ…ダメ、だ…っ!!ブラッド…はぁんっ…!」
後ろから乳房を揉みながら、ぐちゅぐちゅと音を立ててカノンを突き上げる。
興奮の荒い呼吸と、甘い抵抗の呼吸と。
レイプという非合法、同じ部隊の女性を、お互い仕事着の戦闘服のままで。
「や…あ、あんっ!あぅっ!!」
ずん、と身体の芯まで響く突き上げ、その度に反応する子宮口。
いつもの冷たい彼女とは真逆の、暖かくて優しい包容力とぬめりのある膣。
亀頭にまとわり付く熱い媚肉、直に伝わるブラッドの脈…
「はぁっ…あぅ、あ!っもう…もう、やめてくれ…んっ!」
「…カノン…っ」
「あん、ふぅ…んっ…!あ、あたし、も、もう…!!」
カノンは、ぎゅっと目を閉じて震えながらブーツを握り締めた。
快感の波に身体が限界を迎えようとして、静かに子宮口を開き始めた…
ちゅ、ちゅるっ、ぐちゅっ…ちゅぷ…っ
「あ、あっ…あ、ブラッド…!!」
「…く…カノ…ン…っ!!」

びく、びくんっ!!
「や…あっ!あぁ…!!―――ふああぁあんっ!!!」
どく…んっ!
「あ…ぐっ!」

カノンの愛液が溢れ返るのと、ブラッドの熱い精液が子宮に大量に流れ込んだのは、寸分の狂いの無い午後の事。
618595:2005/07/02(土) 01:31:24 ID:yCTpWLVG
…一応終わり、です。大してエロくもなくてスマソ。
わざわざカノンを処女にしたのは演出、でも血を流させるのを忘れたorz
カノンは処女ではないと思うなぁ…無駄に長い文を最後まで見てくれて感謝。
619595:2005/07/02(土) 01:33:38 ID:yCTpWLVG
…義体のことは、あれだ、目を瞑ってくれぃorz
620名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 06:49:49 ID:O37fl78u
抜きましたッ!
621名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 16:36:01 ID:ZMjNvHNS
GJ!とりあえずいつものやつを。

 / ギシギシアンアン\ ↑    / ギシギシアンアン\↑ / ギシギシアンアン\↑
 ロディと有象無象の部屋 ゼットとアウラの部屋 マキシとお花ちゃんの部屋
/                        .|                                 \
 ギシギシ ←茄子とキザイアの部屋     |            アシュレーとマリナの部屋→ ギシギシ
  アンアン                    .|  ('A`)  (T_T)                     アンアン
 ギシギシ ←ジュードとユウリィの部屋  / ̄ノ( ヘヘ ̄,(∩∩)  ブラッドとカノンの部屋→  ギシギシ             
  アンアン                                                     アンアン
 ギシギシ ←アルノーとラクウェルの部屋    ↑    ↑  マリアベルとトニーの部屋→ ギシギシ
  アンアン                       ザック  リルカ                    アンアン
\                                                           /
ヴァージニアとジェットの部屋 マヤとアルフレッドの部屋 シェーンとベアトリーチェの部屋
 \ギシギシアンアン/↓        \ギシギシアンアン/↓     \ギシギシアンアン/↓
622名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:56:47 ID:lMCUostv
GJ!
カミングアウトするのもアレだけど、随分前にぬるいブラカノ投下した者です。
よろしければナカーマと呼ばせてください。( ゚∀゚)<♪ひーとりーじゃなーいよー
623名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 02:11:57 ID:AjuHJ8n1
595さんGJ!!
ブラカノ割と好きなので、上の読んで激しくもえました。
文章の上手さがもえに拍車をかけて下すった。 乙ッッ!でしたッ!
624595:2005/07/03(日) 08:55:20 ID:FD9nhUVg
いろいろと嬉しいお言葉ありがとうございます( ゚∀゚)
>>622
あ、あなた様があのブラカノを!?最近、過去ログでその小説を読んでいたら
見事にハマってしまいましたよ、ブラカノに。ナカーマ、ナカーマ(*´∀`*)

大好きなシチュの「乳揉みながらバック」があまり上手く表現が出来なかった…orzそれだけ心残り。
WA2よく知らん人がたくさんいただろうけど…では、名無しにチェンジ。
625名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:52:56 ID:OaL9E2GK
なんか同人女が頑張って書きましたて感じで、
ひとりよがりぎみな表現においてけぼりにされた。

褒める人もいれば、こう評価する人間もいるということで。
626名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 00:15:13 ID:Wepku8MB
>>625
そういうのは心の引き出しにしまっとけ。
お前を悶えさせるかもしれない次回作の芽が潰されたのかもしれんのだぞ。
627名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 20:56:23 ID:auC8lKqj
想い出が領空侵犯してきちょる〜
628名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 19:10:44 ID:M8Itvv0A
結論。カノン姐さんは巨乳。
629名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 08:03:42 ID:Cto1pZRg
リルカと木村カエラの関係を問いたい
バックからズコズコと
630名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 12:45:20 ID:jRcrPGWm
想い出が侵食異次元してきちょる〜
631ガチャピソ ◆r.iIYO4Wi2 :2005/07/08(金) 14:47:24 ID:jPgnpbQ0
そんなことあらへん
そんなことあらへん

まあいいや、食べちゃうぞ
632名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 17:35:14 ID:mj9OXl9N
人いないね
633名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:47:16 ID:f/Xz5xv2
そろそろヴァジ×ジェットを糖化してもらおうか
634名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 14:25:48 ID:m9G7S0sZ
そろそろラクウェル×ジュードを投下して欲しい俺ガイル
635名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 16:47:41 ID:orV36UJ1
はあんッ!!
636名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:27:54 ID:Hz1r/cw4
>>633
同意。最近久々にやって思った
637名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 06:52:57 ID:LGa9L5Fm
意外なことにヴァジ×ジェットってここでは二本くらいしか投下されてなかったと思う。
まぁでもザックとかリルカに比べれば(ry
638名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 11:43:03 ID:hYF7yV8Q
ユウリィ×アルノーて無いよな
まぁ需要無いだろうし、シチュも思いつかんがw
639名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 17:32:03 ID:1+EHvB32
やっぱ4ならジュドユリとアルラクと肉女医
640名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 18:41:12 ID:LGa9L5Fm
そんなところだろ。
肉女医が読みたいが・・・マイナーなのかな?
641名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 23:01:31 ID:2hfLc6iF
>635は兄妹厨とふんだ。理由は言わないけど。
しかしそんな俺は兄妹ネタきぼん。
むしろ肉女医より不人気だろうな…
642名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 23:34:55 ID:1+EHvB32
>>641
はぁんッ!だったらこのスレが流行?のルーツじゃないか?
643名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 00:07:14 ID:H7l6GxYM
モルガン×百合×クル兄で一つ何か読みたい
644名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 18:46:53 ID:S/VQRU12
モルガン先生×肉。
序列は先生の方が先ってのは譲れん。
645バラスト:2005/07/14(木) 22:14:34 ID:VhS707zZ
なんとなく……

 / ギシギシアンアン\ ↑    / ギシギシアンアン\↑  / ギシギシアンアン\↑       / ギシギシアンアン\↑ 
 ロディと有象無象の部屋 ゼットとアウラの部屋 マキシとお花ちゃんの部屋  ルシエドとアナスタシアの部屋
/                        .|                                 \
 ギシギシ ←茄子とキザイアの部屋     |            アシュレーとマリナの部屋→ ギシギシ
  アンアン                    .|  ('A`)  (T_T)                     アンアン
 ギシギシ ←ジュードとユウリィの部屋  / ̄ノ( ヘヘ ̄,(∩∩)  ブラッドとカノンの部屋→  ギシギシ
  アンアン                                                     アンアン
 ギシギシ ←アルノーとラクウェルの部屋    ↑    ↑  マリアベルとトニーの部屋→ ギシギシ
  アンアン                       ザック  リルカ                    アンアン
\                                                           /
ヴァージニアとジェットの部屋 マヤとアルフレッドの部屋 シェーンとベアトリーチェの部屋 
 \ギシギシアンアン/↓        \ギシギシアンアン/↓     \ギシギシアンアン/↓

……追加分、スレ違い?
646名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:27:07 ID:cEHiHGw5
>>645
貴様ッHなお姉さんがルシエドと獣姦だとッ!





今後の参考にさせてもらおうッ!
647名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 06:59:32 ID:5NrKK/YK
投下されてないもの加えられても・・・。
648名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 19:56:09 ID:axbqLFX5
欲望の中身によって形状が変わるとか?
えっちなおねいさんの欲望だったらバ(略
649名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 20:58:19 ID:U39DSXhV
エルミナとアルハザードの部屋キボンヌ

クライヴとキャスリンとか、ギャロウズとケイトr
650名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 01:14:00 ID:EWCaKX7x
>>649
お前は俺を怒らせた
651名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 01:59:29 ID:KAm7ewze
>>649はお尻をぺんぺんされるだけでは(ry
652名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 08:22:09 ID:jJRqSYLI
>>641は神剣に触れて来い

それはそうとジブリール×ジュードを投下してくれないかと待っている
653名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 20:41:46 ID:81sTaOaq
先生×肉でいいよ。
654名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:35:46 ID:atBBJVfM
エセルダ×ハウザーに挑む勇者はおらんか
655名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 06:58:30 ID:+YuxGli0
ちょっと資料が足りない
656名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 10:56:32 ID:ktMdpmFq
素朴な疑問なんだけど、なんでドジーン誌やSSだと相手がジュードばっかなんだろ。
アルノーがチキンなのがいかんの?
657名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 16:41:34 ID:l6ASYFJD
>>656
まあ、パット見ただの軽薄男だからじゃないのかな>アルノー

ダイのポップに燃えた人種なら気に入るだろうけど。
658名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 20:32:33 ID:+YuxGli0
俺はアルノー好きだぞ。
659名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 21:55:43 ID:atBBJVfM
書くほうからしたら動かし難い、とかあるんじゃないか?
ジュードの方がキャラとして「なんでもさせられる」感は強いよね
660名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:09:24 ID:caIWpIaS
>>656
同人の場合キャラだけ見て大した資料もなく作る→じゃあ主人公を鬼畜かさせるか
661名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:15:17 ID:NvNL4fPn
アルノーはいいキャラだと思うんだけどなぁ。
662名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:53:15 ID:aoRSeqjK
ジュードは男性にも女性にもハァハァされやすいからなー
663名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 23:51:51 ID:M/M9A79q
同人の特にエロ漫画の場合、
・主人公である
・少年である
の要素はデカいかと。
664名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 09:38:06 ID:xZ0FuKcy
アルノーは自称大人だしな。
でもジュードが13歳で大暴走してるのは個人的にちょっと・・・。
665名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 11:28:26 ID:oXJw2vY9
つギャロウズ×スケベ本
666名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 15:25:48 ID:zcCbnMCr
何でもいいからSSマダー?
667名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 19:38:43 ID:nffghB6c
抑えられないエロ衝動が発動しますた。
668名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 13:49:35 ID:2OOEfW2V
>>656
主人公に自分を投影してるから
自分(主人公)以外の男がおにゃのことセックスするのは許せないから
さらに男受けが多いのは女性に襲われたい願望を持ってる奴が多いから
669名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 20:08:00 ID:YUm3tL37
アルノーとユウリィの絡みがないから・・・か?
ユウリィの方がラクウェルより人気なのだろうか。
670名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 20:37:17 ID:koIi2lJB
それはないと思う
どこ見てもラクウェルが最も人気
671名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:51:09 ID:RqP2gr9I
どうしたらユウリィの株はあがるのだ。
ストーリー後半からのヒロイン奪われっぷりときたらもう・・・。
672名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:57:02 ID:qq9CEUv1
ジュードの主人公株もな・・・
673名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:57:43 ID:koIi2lJB
エテメンアンキや噛ませ犬戦前などは見せ場だったと思うが…
674名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 00:29:46 ID:qNv6HRd2
話、豚切ってすまんが、コンプリガイドの683ページ『ハァーン
システム』を見てココに来てしまったのは俺だけか?
675名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 05:09:34 ID:CLy0IcBE
アルノーとラクウェルの3つのフラグは見事に主人公とヒロインだった
空中空母→埋葬都市→フロンティアハリム
676名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 09:04:54 ID:d8jiOlwl
あくまで話の主役はジュードとユウリィなんだけどな。
アルノーは巻き込まれただけだしラクウェルは自分でついてきた。
ああ、本編でもお姫様だっこやれば良かったのに。
677名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 12:46:32 ID:NYbLp5vS
ヒロインと言っても物語上のヒロインと主人公に対するヒロインとがあって、ユウリィは前者の属性しか備えてなかったと
終始お肉の心配ばかりしてたからな・・・

ジュード、動物と戯れてる場合か
678名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 15:08:20 ID:rfpZrKRz
ヒロインって言っても色々あるよな
物語上はヒロインだが主人公を切り捨て敵と恋愛したり
物語上はヒロインで主人公とウザイほどいちゃついている電波とか
ストーリーに全然関係ないクセに出張ったり空気だったりコロコロ変わる人とか
ヒロインというか主人公で妙に男らしい人とか
679名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 15:14:11 ID:CV1lge4W
物語上はヒロインだが主人公を切り捨て敵と恋愛したり  ユウリィ?
物語上はヒロインで主人公とウザイほどいちゃついている電波とか  マリナ?
ストーリーに全然関係ないクセに出張ったり空気だったりコロコロ変わる人とか ジェーン?
ヒロインというか主人公で妙に男らしい人とか ヴァージニア?
680名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 16:01:40 ID:NYbLp5vS
>物語上はヒロインだが主人公を切り捨て敵と恋愛したり

思いっきりバハラグのヨヨだな
681名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 17:56:56 ID:OOJqDqZf
>物語上はヒロインで主人公とウザイほどいちゃついている電波とか
TOD2の聖女さんか・・・
682名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 18:40:25 ID:d8jiOlwl
ジュドユリスレの住人まだ〜?(AA略
683名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 18:56:52 ID:CKjq841X
バハラグはヒロインは主人公とくっ付くという俺の中の常識を覆してくれた作品だ

ビュウ・・・orz
684名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 20:53:17 ID:+3DNDl46
最後には無敵ドラゴンがビュンビュン飛んだ作品だったな。懐かしい。
685名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 22:32:48 ID:Med6ccci
>>682
残念ながら俺はお前と同じ立場の住人だ
686名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 21:45:09 ID:iXRTlXUN
バハラグのヒロインはドラゴンたんだろ?
687名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 22:05:02 ID:iXRTlXUN
ここじゃリルカ嫌われてんのかな?
688名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 22:06:06 ID:pyExaUmI
ネタにはされてるけど嫌われてはいないと思う
689名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 22:09:13 ID:HMRfeWLd
リルカってアシュレーとマリナがセクースしてるの見てオナニーしてたんだろ
690名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 22:48:09 ID:5l7jQuGv
>>689
それをマリナが気づいて引き込むんだな
3P(゚д゚)ウマー
691名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 23:35:46 ID:F10YS5V6
>>685>>682
奇遇だな、俺もだ
692名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 01:07:28 ID:CljcV2ME
この中に、ファルメルとラムダの濃厚な絡みが好物な
素敵なお医者さまはいらっしゃいませんかトカーッ!
693名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 15:16:03 ID:vhqzNhCd
ファミ通攻略本の表紙はあんまりだと思った
ジュード・・・
694名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 15:43:57 ID:O2QqU9ny
あー、あれだ、いたる絵みたいなもんだと思っとこうぜ!
695名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 21:20:09 ID:R/XtIF+A
リルカテリィ書きたいが携帯だからマンドクセあげ
696名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 23:24:00 ID:W5eEgT5E
携帯でもかまわないからリルカをお約束のテンプレから脱出させてくれ。
アシュレーにどこまでも一方的に恋をして玉砕するわ魔力が低くて戦闘でも使えないわのヘタレに愛の手を。
697名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 00:04:55 ID:Qjrd+GJj
相手はテリィかな
698名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 01:40:55 ID:XJmLWQSz
どうもリルカってエロと関係無いイメージなんだよな―。清純ッ娘なんだよ…と言ってみる
699名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 03:11:15 ID:/Nzsr7fb
テリィいいなぁ。がんがれ
700名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 12:44:39 ID:hGdRhBpQ
てかテリィのがリルカより萌えるよな
701名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 15:49:52 ID:2as2nLdd
テリィはまさにツンデレ
702名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 21:38:30 ID:AKeCwGyr
言われてみれば。
703名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 22:13:48 ID:1zOAL/Ax
>>701
お前頭いいな
704名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 09:22:33 ID:nF2T8XZ7
>>701
目からウロコだ
705名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 22:32:01 ID:gH3basQW
>>701
つまりリルカに調教されて、最期は
『り、リルカ・・・俺のお、お尻を掘ってください・・・』と懇願するSSがホスィということか。
706名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 01:22:45 ID:ga6JzVn8
「リルカさま、でしょ?」とマジックパラソルでケツをひっぱたく
707名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 03:45:53 ID:LBGTGadQ
でもそのうちキレて鬼畜ファック
708名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 22:14:55 ID:mGyGjUW4
嗚呼、二人はまだ14歳・・・。
709名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 09:10:16 ID:drwlAd+6
テリィはリルカのどこに惚れたのかって出てきたっけ?
710名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 09:24:41 ID:+njRSPFo
コンプリガイド見る限りでは笑顔に惚れてるようだ。
711名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 12:27:23 ID:XWj1F+w2
天文台でヤッてしまい風邪を引く
712名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 21:13:01 ID:GjYLJhCz
我流のテクと侮るな
713名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 22:52:12 ID:z0KOxLvN
寸止めだけど、贅沢は言えないよな。
714名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 23:54:32 ID:GjYLJhCz
スナイブ、一点突破だ!
715名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 04:36:07 ID:RoDu+LXl
嗚呼!、14歳でヤンキーママに・・・・・。
716名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 19:50:04 ID:LE+OYP8w
定期はぁんッ!
717名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 15:47:18 ID:hoBTlKUB
やや、テリィリルカだろ。
718名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 17:08:04 ID:oRyJV9S+
ちょっとッ!
ここ100レスほど新SSが無いわよッ!!
ふざけてるのッ!?
719名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 17:14:22 ID:hoBTlKUB
文才ほスィー
720名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 18:43:58 ID:I/aHG846
リルカで考えようとしても何かエロうかばん。
721名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 03:13:53 ID:59cT+jkV
じゃあ、私でもアシュレーを気持ちよくさせられるんだからと
頑張ってみるリルカたんきぼん
722名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 17:54:42 ID:0SzYbKNQ
「君にエレニアックの魔女っ子の代わりが務まるか試させて貰おう」
ア―ヴィングの指がニ―ソックスを滑り上がりスカートの内部に触れた
リルカは抵抗する事も忘れただ状況を受け入れようと努める
ア―ヴィングは言った。強力な戦力になりうる姉の代わりは戦場では務まらない。しかしもう一つ、部隊に貢献する手段がある、と。
「や…っく、あ…ぅう…ッ」
適性検査と称するア―ヴィングの責めは実に堂に入ったもので、経験が皆無の少女に何ら苦痛を感じさせる事無く快感を目覚めさせていく。
だがリルカにとって、それは危険な誘惑に他ならない。本能的にいけない行為とは理解している。例え溢れる愉悦が脚を伝い湿らせようと、志気を高めるに十分な体だと囁かれようと…
だが、自分が此処へ来た理由を考えた時、少女はその細い脚を震わせ、ただ耐えるしか無かった…



許せア―ヴィングファン☆
723名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 18:07:37 ID:0SzYbKNQ
(最初らへん)句読点付け忘れカキコ
724名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 19:36:44 ID:rBKWkZRu
不定期はぁぁんッ!!
725名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 02:04:44 ID:PgV0FKsf
>>723
乙!ご馳走様でしたッ!!
726名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 15:59:42 ID:DhNjFarG


(・∀・)イイヨイイヨ-

727名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:34:46 ID:EbtVH9kW
突然でぃすがまた投下したがりっす。
今度は「白い孤児院」での幼少ユウリィ調教プケラSSであります。ニク兄とか細かいとこは気にせずに…
728名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:43:51 ID:EbtVH9kW
×月×日
私も今日から白い孤児院の研究員の一人だ。
まだ詳しい事は知らされていないが、ここは子供に様々な実験を行いARM適合者を作り上げる事を目的としているらしい。
具体的な内容は明日以降の研修で知ることになるだろう。
729名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:58:04 ID:EbtVH9kW
×月△日

今までの研究結果より、子供に刺激を与えるとARM適合率が上がる事が分かっている。
特に性的刺激が効果的らしい。ホルモン物質の分泌量が関係しているのかもしれない。
献体番号1729B+、ユウリィ・ア―トレイデに研究員の注目が集まっているようだ。成程、データによるとこの一週間余りでC−からB+まで暫定適合値が上がっている。
今後はこの少女を中心に実験が進んでいく可能性が高い。
730名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 01:36:05 ID:EbtVH9kW
△月※日

予想通り、ユウリィ・ア―トレイデの実験に携わる研究員が増え、それに伴って実験内容も多岐に渡るものとなってきた。
今日は微電流を流して適合率変動を計測しているらしい。
被験体の少女は実験台の上に脚を肩幅より少し広い程度に開いた状態で拘束され、乳頭と陰核にクリップが装着されている。
よく見ると菊門からもコ―ドが出ている、中に電導体の棒でも埋め込まれているのだろう。
しかし肝心の膣には何も入っている様子は無い。思えばこれまでも研究員が少女の秘唇に触れている所は見た事が無い。処女である事が重要なのか。

…被験体は苦しげに喘いでいる。全体的に発育途上の感が見られ、あばらの薄く浮き出ている腹部はもう少し栄養をとるべきという気もする。
まだまだ幼い体だが…長い間同じ状態で放置されているためだろう、滲み出た脂汗が全身の肌に独特の光沢をもたせ、潤んだ瞳が所存無くさまよい…
いかん、記録者が動揺してはならんな。
だが…他の研究員達はあの様子を目にしてよくも冷静でいられるものだ。それ位でなくてはここではやっていけないのだろうか?
731名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 02:28:42 ID:EbtVH9kW
ある年配の研究員が被験体の反応が薄いと指摘し始めた。他の者も同意した。
被験体の乳頭と陰核のクリップが外される。クリップが付いているときは分からなかったが、そのどちらもがはっきりそれと分かる程に肥大化していた。すでに開発済みということだったが…。
研究員の一人が棚から出した瓶の液体を指にまぶし、両の乳首と陰核に塗り込んでいく。効果の程は知らないがどうせまともな薬ではあるまい。
次第にそれらの器官は赤みを増し、再び勢い良くクリップを付けられると先端に溜まった分泌液が飛び散る。最早子供の体ではない。
一方別の所では、少女の菊門から棒-思ったより細く短い-が取り出され、別の研究員がもっと脚を開かせるよう命じている。脇の助手が少女の脚を拘束し直し、90度程の開脚を120度程に広げたところで、先程の男が新しい道具を手にした。
それは先程の棒より二回り太く、長さも比ではない上表面に妙な凹凸のある張型だ。
それに例の薬を余分目に垂らし、薬のついた指で肛門をほぐした後、一気に挿入していく。
被験体が上げる普段とはまるで違う声の悲鳴にも構わず全て埋めきり、根元の電源らしきものを入れた。何とあの張型が激しく回転を始めらしい。
少女はというと顔を左右に振り、汗か涙か、あるいは涎かもしれないが、顔中を濡らして言葉にならない何かを叫び続けていたが、すぐに研究員に顔を押さえられ穴の空いたボール-猿轡の一種か-をくわえさせられ、ベルトを髪の後ろできつく留められてしまった。
そういえば、呼吸を制限することで本来持っている能力を一時的に底上げすることが出来る、といつか聞いた気がする。

恐らく実験はまだ続くのだろうが、私は少し気分がすぐれない…他の者に記録を任せ帰宅することにする。
今日もまた、いつものように朝方まで研究室の電気は消えないのだろうな…
732ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:08:22 ID:TkLC10Ga
>>633
一応、書けました。
733ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:10:03 ID:TkLC10Ga
「・・・・・・ったく何だってんだ。あの馬鹿・・・。」
次なる目的地を目指して、荒れた大地を突き進むヴァージニア一行。
これまでの道中、さしたる問題は起こらず道行は順調と言えた。

リーダーである少女――――ヴァージニアがご機嫌斜めということを除けば。

「どうかしたんですか?ジェット。彼女随分ご立腹のようですけど。」

クライヴはそういって肩を怒らせながら前方をずんずん歩いていくヴァージニアに目を見やる。
彼の問いに対して、ジェットは憮然とした態度で答える。こちらもかなり機嫌が悪い。

「どうもこうもあるか。あいつがあんまり出発の準備に手間取りやがるから部屋に呼び出しに行ったら平手打ちを喰わせやがったんだよ。」
「・・・それはどうしてまた。何か彼女に気に触るようなことでもしたんじゃないんですか?」
「知るかよ。『着替え中に入ってくるなー!』だの何だの・・・。ったく・・・。今更そんなことで一々怒りやがって・・・」

完全にジェットの自業自得としかいいようがない説明を受け、クライヴの眼鏡がずり落ちる。

「・・・それは怒るでしょう。あなた一体どういう感覚してるんですか・・・。」
「ああ?なにいってんだ。前に俺が着替え中に入ったときはケロッとしてやがったぞ。あいつ。」

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?どういうことでしょうね・・・・・・・。)

まぁ普通、着替え中に部屋に入ってこられれば女性が怒るのは当然だ。
しかし彼の話によると、以前のヴァージニアならそのようなことは気にしなかったという。

(ああ・・・・・・・・・成程。)

暫し考えた後、その原因が何であるのかをクライヴは理解―――推測の域は出ていないが、間違いではあるまい―――した。

「ちなみにそれはいつごろの話です?」
「結構前の話だぜ?少なくともここ最近じゃねえ。それがどうした。」
「成程成程・・・・・・。」

それを聞いてクライヴは愉快そうな笑みを浮かべるが、ジェットには何故彼が笑うのか理解できない。
734ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:11:42 ID:TkLC10Ga
「・・・・・・・・・何笑ってんだ手前」
「―――いえ。彼女もやっぱり女の子なんですねえ、と思いまして。」
「はあ?」
「ま・・・そうですね。あなたに対して今までに無かったようにヴァージニアが怒ったのは・・・・・・・・・
彼女の貴方を見る目が変わった、という事でしょう。最近・・・・・もしかすると、結構前からなのかもしれませんが。」

核心をぼかしたクライヴの言葉に、ジェットは更に訳の解らないといった顔をする。

「・・・・・・・・・・・・あいつが俺のこと嫌いになった、ってことか?」

自分の考えとは全く異なるジェットの言葉に、再びクライヴの眼鏡がずり落ちる。

「・・・何でそんな穿った見方が出来るんでしょうね・・・・・・まあ皆までは言わないでおきましょう。
特に、あなたが気が付いていないというのなら。・・・他人の色恋沙汰に口を出すような無粋な真似はしません。」
「何か言ったか?」
「いいえ、何も。さあ、急ぎましょう。早く追いかけないと彼女を見失ってしまいます。」
「あ?・・・ってあの馬鹿・・・。なに一人で突っ走ってんだ・・・・・・・っとにしょうがねえ野郎だな・・・・・・。」

見ればヴァージニアはジェットらがいる位置から30メートル程先を一人先行し歩いている。
ジェットは悪態を吐き、駆け足で彼女を追いかけていく。
いかにもうんざりした彼の言葉は、その口調とは裏腹にどこか優しい雰囲気を帯びていた。

「ようやく、といったところですか。・・・・・・前々から怪しいとは思ってましたけど。
しかし・・・・・・・・・・・・・・・稀に見る朴念仁に、奥手な女の子。
・・・・・・・・・・・・・・・かなりやきもきさせられそうですねぇ。」
ヴァージニアを追いかけるジェットの後ろ姿を愉快そうな顔で眺めながら、誰に言うでもなくクライヴは呟いた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「は・・・っ・・・は、はぁ・・・・はぁ・・・・・」
先程までとはうってかわって、ヴァージニアの歩くペースは段々と落ちてきていた。
戦闘をこなしたというわけでもないのに、息を切らせながら足を引きずるように歩いている。
そんな彼女を、ジェットは冷ややかな目で睨みながら嘲う。

「馬ー鹿。全然体力無いくせに一人で突っ走るからだ、阿呆女。
荒れるのはてめぇの勝手だけどな。俺達に迷惑かけるようなことはすんじゃねえぞ。」

棘のある彼の口調に、思わずヴァージニアも喧嘩腰な口調になってしまう。
735ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:13:00 ID:TkLC10Ga
「う、うるさいわね!あなたが近くにいると何されるかわかんないから離れて歩いてたのよっ!!この覗き魔!!」
「ああ?そういう台詞は人並みに色気が付いてから言えってんだ。洗濯板。」
「な・・・っ何ですって!?ちょっとジェット・・・っ!!」
「ああ悪い。洗濯板のほうが、まだ凹凸があるな。ってことで、まな板に改名だ。良かったな。まな板。」
「そ、そういう問題じゃないわよっ!!改名じゃなくて撤回しなさいっ!!あとせめて『女』を付けなさい!!この不良!!」

ttp://wildarms.s7.x-beat.com/source/0104.jpg

延々と飛び交う罵詈雑言。
それを尻目にして、ギャロウズはやれやれといった顔でクライヴに話しかける。

「・・・おい、いいのかよ。放っておいて。あの不毛な罵り合い。っていうか喧嘩するくらいなもっと離れりゃいいものを。」
「いいんじゃないですか?喧嘩するほど仲がいい、って事で。
それに彼がヴァージニアに付いているのは、有事の際に備えてるんでしょう。彼女に何かあったときに一番に対応できるように。」

クライヴが言うように、ジェットはやや後方をのろのろとついてくるヴァージニアにペースを合わせて歩いている。
言われて初めてそのことに気が付いたギャロウズは、感心したような、呆れたような表情をする。

「はあ〜・・・。良くそんなことに気が付くねえ。
にしてもそれならそれでジェットの野郎ももうちっと素直になりゃあいいのによ。」
「素直も何も気が付いてないんですよ、彼は。・・・・・・・・・・『色々』と、ね。」
含みを持ったその言葉にギャロウズは怪訝な顔をしたが、クライヴは皆まで言うことはせずただ苦笑を浮かべた。

目的地までの中間点とも言える山道に突入しても、二人の争論は依然として続いていた。

「〜〜・・・っ、あなたって本当に可愛くないっ!!」
「おー可愛げなくて結構。そんなもんがあったら手前にわけてやりたいね。」

先程クライヴが『喧嘩するほど〜』とはいったものの、流石に半日近くも言い争いを続けるのは少々行きすぎと言える。
しかし、それだけの間口論を続けられるというのは確かに仲が良いという証拠なのかもしれない。

「二人とも、仲がいいのは結構ですけど程々にして下さい。
地形的に言って、今魔獣に襲撃されるというのはあまり愉快とは――――」

「誰が仲がいいって!?」
「どうしてジェットと私が!!」

クライヴの『仲がいい』という言葉に対しジェットとヴァージニアは全く同じタイミングで反論する。
本当にお互い素直じゃない、とクライヴは溜息を吐く。
736ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:17:23 ID:TkLC10Ga
「ふぅ・・・・・・すみません。今の発言は撤回します。
しかしですね、いがみあっている暇があるのなら早くここを抜けましょう。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」

・・・・・・・・仲がいいというのはともかく、クライヴの提案はもっともと言える。
先程までとは違い、今進行している道は大分幅が狭い。
舗装もされていない道なうえ、すぐ側は崖であることを考えると、確かにこの場は早く抜け切ったほうがよさそうだ。

「ああ。あんたの言う・・・・・・・・・・・・・・・・・――――――っ!」

――――――その時、ジェットの本能が警告を発した。
どこからか、何かが、自分たちを狙っている、と。

これは―――殺気だ。

(――――――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上から!)

咄嗟に、そう判断してジェットは上空を見上げる。
瞬間彼の瞳に飛び込んできたのは――――――巨大な武器を頭上に掲げ、猛然と落下してくる魔獣の姿。

――――彼は直感的に悟った。

その魔獣が最初の獲物として捉えたものを。

この襲撃に気付いているのはジェットだけだ。
――――――今からでは彼女に「避けろ」と言ったところで間に合いはしないだろう。
攻撃を避けるにしてもヴァージニアの反応が確実に遅れてしまう。

(あぁ、くそ・・・・・・・!!!)

気付いたときには、ジェットは弾けたように駆け出していた。
瞬時に得物の大きさから相手の射程を見定め――――――
――――――ヴァージニアを抱きかかえ、かろうじて敵の射程外へと離脱する。

それから僅かに遅れて、先程まで彼女のいた場所の地面が轟音を立て陥没した。

「な、何・・・・・・・!?」
「敵だ・・・・・・・っていうかお前重いぞ!!少し痩せろ!!」
「な・・・・・・・・っ!!!???」
「・・・・・・・・・ッ黙れッ!!舌噛むぞ!!」
737ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:20:14 ID:TkLC10Ga
敵はすぐさま体勢を立て直しジェット達へと襲い掛かる。
少し遅れて、クライヴらもそれを阻もうと攻撃を行うが、それでも敵は止まらない。
多少、いや十分に効いているはずなのだが、「それ」は向かってくることを止めようとしない。
迫り来る敵に対して反撃に転ずる為に、アガートラームに意識を込めるジェット。

しかしジェットがその引鉄を引くよりも、魔獣の腕が振り下ろされるほうが遥かに早い。

「……く―――――そが・・・・・・!!」

すんでのところでそれをかわしたジェットは改めて銃を構え反撃の態勢をとる。
これ以上は後退できない。足一つ分でも下がれば、そこにはもう何もないのだ。
焦燥に駆られつつも、ジェットは敵の眉間に狙いを定め再び引鉄を引こうとする。
―――――が、やはり彼の愛銃の銃口から弾丸が放たれることはなかった。
先の一撃の影響により彼らのいる足場が崩落したのだ。

「なっ・・・―――――!?」
「えっ・・・――――――――――!?」

――――――――世界が、反転する。
あまりにも一瞬の出来事に、事態の理解に脳が追いつかない。
ジェットが現状を認識したときには――――――彼の身体は既に加速を開始していた。

(―――――いや。洒落に、なって、ねぇだろ――――――――――・・・・・・・・・・・。)

うんざりと、心の中でつぶやき。
ジェットは腕に抱える少女とともに崖下へと落下していった―――――。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「クライヴたち、大丈夫かな・・・・・?」
「・・・・・・・・・まあ、大丈夫だろ。あの二人なら。ていうか今の俺達の状況こそどうにかしなきゃいけねえだろ。」
薪を火の中にくべながら相槌をうつ。
俺たちが落下した先は――――このファルガイアにまだこんなもんがあったなんて驚きだが―――湖だった。
そりゃ着水、つうか水面に直撃したときは結構痛かったが、まぁ俺達は何とかこうして生き延びることができた。
・・・・・・・・・・・・・が、結局上に戻る方法も道も見つからなかった。
崖下から崖上までは30メートルはゆうに超えようかという高さでおまけに凹凸は殆ど無い。・・・・こいつの胸くらいない。
俺はともかくこいつはとても登れはしないだろう。
あの化け物は上の二人が始末をして、今はどこからかロープか何かを調達しにいっている。
つまり二人が帰ってくるまでは俺達はここで立ち往生ということになる。
738ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:21:52 ID:TkLC10Ga
――――――ただ、この状況は頂けない。

俺はズボンのみ。
ヴァ・・・・・・・・・まな板は奇跡的に無事だった予備のシャツ一枚にパンツだけという状態だ。
いくらこいつに色気がねえからって、この状況はかなり気まずい。
いつもなら二人きりでも何ともないんだが、今のこいつは髪を下ろしていて―――
何か、こう普段とは違う雰囲気を漂わせて、俺を戸惑わせているのだ。

「ジェット・・・・・・・・・。」

「・・・・なんだよ?」
「今朝は・・・・・・ごめんなさい。痛かった…よね。」

・・・・・・・・・何かと思えばそのことか。今更そんなこと謝るんじゃねえ・・・・・・とは思ったがついついつらく当たってしまう。
・・・・・別に腹を立てているわけじゃないんだが。

この動揺がいつまでも収まらねえもんだから、こいつに半ば八つ当たりするようなことをしているのかもしれない。

「ああ、まったくだぜ。朝っぱらからあんな思い切りどつきやがって。首が折れるかと思ったぜ。まだ痛ぇぞ、この暴力女。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい。・・・・・・元はといえば私が準備にもたついてたから悪かったんだよね。」

「・・・・・・・・・――――?」

(なんだよ、やけにしおらしいじゃねぇか。いつもなら言い返してくるはずなんだがな。)
「それに、今こんなことになってるのは・・・・私の注意が足りなかったからなのに・・・・。
ジェットにまで迷惑かけちゃって。クライヴやギャロウズにも迷惑掛けて・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・私、何でこんなんなんだろ・・・・・・。マヤと違って頼りないし、同じ女の子なのに女らしさも、全然・・・・無いし・・・・・・。
足手まといに、なってばっかりで・・・・・・・・・・。」

(・・・・・・・・・・・・・ったく、手前が失敗したり迷惑掛けたりするのはいつものことだろうが。ついでに女らしくねえってのも。)

まあ、今こんなこと言ったら余計凹んじまうな。
俺だってそんくらいの空気は読める。
それに―――――どうも、気分がよくない。
こいつがこんなだと。

(・・・・仕方ねぇ。不本意だが少し励ましてやるか。)
そう思い俺は、すっかり意気消沈しているこいつに慰めの言葉をかけることにした。

「・・・・・・・・・・・・・・・おい。あのな。」
739ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:24:56 ID:TkLC10Ga
名前は呼ばずに語りかける。
こいつを名前で呼ぶのは苦手だ。何かこう、こそばゆいというかなんというか。
二人きりという状況が、余計にそう感じさせるのかもしれない。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」

俺に声を掛けられて、ヴァージニアは俯いていた顔を上げる。
そこで俺は、こいつの瞳が涙をたたえていることに気が付いた。

(・・・・・・・・・・本当、しょうがねえ女だな。)

・・・・・・・・・・・やれやれと心の中で呟き、こいつを慰める為に俺が開口一番に言った言葉は、

「ば―――――か。」

これだった。

それも心底馬鹿にした口調で。
怒らせるつもりは・・・・・・・・・・・大いにある。
落ち込んでいるこいつに対しては、下手に慰めるよりも挑発してやったほうが効果的だ。

「――――――――――――――――――――な」

「な、なによ、それ!なんでいきなり馬鹿とか言われなくちゃいけないのよ!!!??」

「一々落ち込んでんじゃねえよ、こんなことで。
別に誰が死んだとか、死ぬとかじゃねえんだ。
単にお前が狙われて、俺が巻き込まれたってだけなんだからよ。」

もっとも―――――薄情かもしれねぇが―――――狙われたのが他の二人だったら俺もてめぇの身体を張るこたぁなかっただろう。
こいつとは違ってあの二人なら自分で何とかすると思っているからってのもあるんだろうが。
―――――ま、確かにこいつを見捨ててりゃ俺はこんなとこにはいなかった。
だが、もしあの時そうしてたら、こうやってこいつと言葉を交わすことも二度とできなくなってたんだ。

―――――そう考えれば今日のことも些細なことだと洗い流せる。
別に今のこの状況も最悪ってわけじゃねぇし。

「それに・・・・・・・・・いいんだよ。お前はお前のままで。確かにお前は俺らのリーダーとしては正直役不足だ。
渡り鳥としてはまだまだ半人前だし、おまけに色気もねえ。
けどな、だからって無理に背伸びすることもねえ。
無理にてめぇを偽られてもかえって息苦しいだろ。お互い。
お前は、普段通り図々しくて、じゃじゃ馬で、男勝りなのが一番いいんだよ。」

「ッ・・・・・・・・・・・・な、なによ…その言い方。・・・・散々じゃ、ない・・・・・・・・・・。
慰められてるのか、そうじゃないのか・・・凄く微妙なんだけど・・・・・・・・・。」
「・・・・だから、なんにもしなくていーんだ。お前は。・・・・・・・・・・・・だから元気出せ、バカ。」
740ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:29:13 ID:TkLC10Ga
言い捨ててそっぽを向く。
こんな俺らしくねえ事言って、これ以上こいつと向き合ってなんて居られるか。

(・・・・・・・・くそ、どうかしてるぞ俺。なんでこんな事言ってんだ・・・・・?)

「・・・・・・・・・・・・・・・・うん。そう、だね。・・・・・・・・・・・・ありがと、ジェット。」
「―――――――――――――――おう。」

―――――まだ少し沈んでるみたいだが、それでも少しは普段のこいつに戻った。
その事に、俺は何故か無性に安心する。
・・・・・・・何でかは自分でもよくわからないが。

それきり、会話は止まった。
話題が尽きたこともあったんだろうが―――――
かなり照れくさいことを言われ、言ったことにお互いが気がついたからだ。

・・・・滅茶苦茶、気まずい。
・・・・・・・なんであんなこと言ったんだ俺は。

―――――何も言えないまま時間だけが過ぎていく。
妙に気恥ずかしい、こそばゆい雰囲気はそのままで。

何か話題を振って、どうにかこの空気を変えたかったが何も思いつきゃしねえ。
―――しばらく一人懊悩としていると、俺の変わりにヴァージニアが話題を振ってきた。
いや、正しくはぶり返してきたと言ったほうがいい。

「・・・・・ねぇ。でも、普通男の人っておしとやかな女の人のほうが好きなんじゃないの?」
「・・・・・・・・・・・・だからお前は馬鹿だってんだ。てめぇの主観で物事をきめつけんな。お前みたいなのが好きだって男もいんだろ。(多分)」
「・・・・・・そ、かな。・・・・・・・・・じ、じゃあジェットはどうなの?私みたいな女の子って好き?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ッ」

・・・・・・予想だにしなかった質問に少々困惑する。
何だってんなこと聞いてくんだ、こいつは。
いや、っていうかそもそも何で好きだの嫌いだのそんな話になってんだ?

「・・・・・・・・・・・・なんで。」
「・・・・・・・え?えっと・・・・・・・・・・その・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
俺の問いには答えず、ヴァージニアは黙り込む。
何故こんなことを聞いてくるのか、
こいつの質問の意図が解らない俺は、暫く返答するかどうか迷ったが、結局はその問いに答えてやった。
741ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:31:25 ID:TkLC10Ga
「・・・・・・・・・・・・・別に、嫌いじゃねえよ。」
「――――――――――――――――――――――」

その言葉を聞いた途端、ヴァージニアの顔が明るくなった・・・・・気がした。

「・・・・・・・じゃあ・・・・・・・・好き?」
「馬ッ・・・・・・・・・・鹿!!『嫌い』じゃねえから、『好き』ってのは違うだろ!!」
「・・・・・・・・・・・普通、ってこと?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

―――――女をまじまじと見たことはないからなんとも言えないが、
こいつは結構可愛いほうなんじゃないかと思う。
少なくとも見た目に関しては。
中身は――欝陶しいとこもあるが・・・・・まぁ嫌いじゃない。
・・・・・・・・・でもそれは、好きってことなんだろうか?
そもそもこいつがこんなことを聞いてくる理由ってのは何だ?
何で好きとか嫌いとか、俺の言葉で一喜一憂する?
・・・・・・いくら恋愛ってやつに疎いからって、流石にこれには俺も変な「勘違い」をしてしまいそうになる。

「なぁ。お前もしかして。」
「ふ、ふぇ!?な、なに!?」

「・・・・・・・・・―――――――――いや、何でもない。」

言葉を、打ち切る。

・・・・・・・・・・何を緊張してんだ俺は。
そんな筈、ない。
それならもっとこう、それらしい態度ってもんがあるだろ。

「―――――――何、聞こうとしたの?」
「何でもねえって。」

「・・・・・・・・・・聞いて、欲しかったかも。」
「・・・・・・・・・・・・・・何で。」
「・・・・・・・・・・私たち、いつどうなるか、どんなことになるかわからないじゃない?
今日は、助かった――――――って、ごめん。これは、私のせいなんだけど・・・・・・・・・・。
でも、私たちって一応、お尋ね者でもあるわけだし。・・・・・・・・・もう言えなくなるってことも、あるでしょ?
だから、伝えておきたいことは伝えておきたいの。
・・・・・・・・・・・・・その、きっかけが欲しいんだ。多分、私・・・・・後押しされなきゃ・・・・・こんなこと言えないから。」
「・・・・・・・・・・・・・・誰に。」
「―――――――ジェットに。」
742ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:33:57 ID:TkLC10Ga
「―――――――――――――――――――――」

何で俺に対してなんだ?
ていうか、聞くにしても「俺のこと好きなのか?」なんて聞けるわけねぇじゃねえか・・・・!
第一それで違ってたら切腹モンだぞ・・・・!!
はぐらかしたいが見逃してくれそうねえし・・・・・・・・・・。

・・・・・・ああ、そうだ。

誰か好きな奴でもいるのか?とか聞きゃあいいんだ。
―――――よし、そうだ。そうしよう。

「・・・・・・・・・何だお前、好きな奴でもいんのか?」
「うん。」
(・・・・・即答かよ。)
「・・・・・・・・そうか。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジェット、だよ。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうか。」

いや、追求して墓穴掘りたくなかったから何も言わなかったのに、何聞きもしないことに答えてんだこいつは。

「あのな・・・・・・・・・確認するがそれは俺のことか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん。」

――――――――――たっぷりと数十秒は考えて、ようやく俺の脳は回転を始めた。
いや、待て待て待て待て。
待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て・・・・・・ッ!!!

「ッ・・・・・ちょっと待て。話が唐突すぎる・・・・・・っていうか大体お前いっつも俺に対して喧嘩腰じゃねぇか!!!
それで好きだと!?どーいう性格と思考回路してんだお前は!!」
「・・・・・・・・す、素直になれない乙女心ってゆーものよ!大体怒らせる原因作ってるのはジェットでしょ!?
私が気にしていることばっかり言って、意地悪ばっかり言って・・・・・・!」
「・・・・・・・っ。」
「―――――私、ジェットに『一緒に想い出作っていこう』って、言ったことあったよね?
あれ、私なりの・・・・・・・・・・・・その・・・・・精一杯の、告白、だったんだよ・・・・・・?」
「――――――あ、あのなあ・・・・そんな言葉で惚れた腫れた、好きだ嫌いだなんてわかるわけねぇだろが・・・・・・!!
馬鹿かお前は!!解れッてのが無理あるぞ馬鹿!!普段はなんでもかんでもズバズバ言うくせに変なとこで大人しくなってんじゃねぇよ馬鹿!!」
「・・・・・・っな、何よ…。馬鹿馬鹿って・・・。はっきりなんて・・・言えるわけないでしょ、そんなこと・・・・・・・ッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんで、いつもそんな風に言うのよ・・・ッ!!――――――やっぱりジェットは・・・・私のこと嫌いなの?」
「ッ意味わかんねぇよ馬鹿!!・・・・・・・誰が、いつんなこと言ったよ・・・・・・!!」

「だ、だって私のこといつも―――今も、馬鹿っ・・・て言うし。ツンツンしてるし、すぐ怒るし・・・・。」
「けど嫌いだとは言ってねえだろ!!」
743ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:36:49 ID:TkLC10Ga
「じゃあ・・・好きなの・・・・・・・・・・?」
「――――――――――だから・・・・・・・・・・・ッ」
「どっち・・・・・・・?」
「―――・・・・・・ッ・・・・・・・・・・・・・普通だ普通!!」
「―――――――――――――――――――――――――そっか。普通、なんだ。」

――――――――――俺の答えに対しこいつはまた表情を曇らせる。
ああくそ・・・!!だから、その顔は止めろって・・・・・・・・・!!

――――――けど、なんで俺はこいつのこんな顔が嫌なんだ?
何とも思ってないんなら、どうでもいい筈だ。
それなのに、どうでもよくないってことはやっぱり――――――――俺も、そういうことなんだろうか?
今の今まで考えもしなかったが、同じように俺もこいつのことを・・・・・・。

――――――――――――――――ああ、多分そうなんだ。

そうじゃなきゃ、こんなにこいつのことでいちいち動揺したりしない。
そうじゃなきゃ、俺が馬鹿みたいじゃねぇか。
何とも思ってない相手のせいで――――――――。
何とも思っていない奴のために、貧乏くじ引かされてばかりいるの俺が。
――――――――それに思い返してみれば。
今日に限らず。
俺はこいつの事になると、損得勘定一切なしでいつも馬鹿をやっちまってるんだから。

「――――――――――――――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・普通に、好きだ。」
「―――――――――え?」

・・・・・・・気が付くと、俺は先の自分の言葉を訂正していた。
こいつが泣くのを見たくなかったからってっだけじゃない。
気付いていたのに、それが何なのかわからなかった、俺の、こいつへの気持ちを。
今、伝えたいと思ったから。

「あ―――す、す、好きなんじゃねぇか・・・・・・・?・・・・・・・・・・・普通に。」
「・・・・・・・・・・・・っ・・・・・・・な、なによぅ、その曖昧な台詞は・・・・!!・・・・・・・もっと、きっぱりと言い切ってくれてもいいじゃない!」
「・・・・・う、うるせ!!男心ってもんもあんだよ馬鹿!!――――――――――・・・・・・・・・ッ!畜生忘れろ!寝ろ!今すぐに!!!」
「・・・・駄目!!私ジェットがはっきり言ってくれるまで寝ないから!!」

ああ。くそ。
言うんじゃなかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まあ、いいか。どーでも。

あのまま放っておいたらこいつ泣いていたかもしれねぇし。
そうなったら俺は絶対に後悔していたに違いねえんだから。

とはいえ今も少し後悔してるよーな気もせんでもないが。
こんな恥ずかしいことをきっぱりと言わせようとすんじゃねえよ馬鹿。
744ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:38:50 ID:TkLC10Ga
俺は自分の作ったこの状況に耐えられなくなって、強引に会話を切り上げて眠りに就こうとした。

が。

「痛ッ・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・ど、どうか、したの?」
「・・・・・・・・怪我、してたっぽいな。全然気がつかなかった。」

今の今まで気が付かなかったが、いつの間にやら右腕を怪我していた。
まあ、痛みはあまり無いし、出血が多いだけで傷自体は大したことはない。
放っておいても全く問題はない・・・・・・・・・・・んだが。

「・・・・・・・・・ッた、大変!!て、手当しなきゃ!!!!!」

俺の傷を見たヴァージニアは、案の定大いに取り乱す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ。やかましさが倍になってしまった。

「唾つけときゃ治る!だからほっとけ!寝ろ!ついでにさっきのことは忘れろ!!!」
「駄目よそんなの!どっちも却下!!」
「あぁもう騒ぐな!大体手当てするも何も、なんも道具ねーだろーが!」
「う・・・・・・・・じ、じゃあ私の唾つける!」
「あ、アホかてめーは!」

俺の言葉を無視し、なおも犬のようにきゃんきゃん喚き続ける馬鹿女。
くそ、うるせぇ・・・・・・・・・・・・・・!
・・・・・・・・・・・どうもこいつは口で言ってもわかんねぇらしい。

――――――――それなら、こっちにも考えがある。
どうせお互い気持ちは同じなんだ。特に問題ねぇ。
それにこいつの質問への回答にもなるだろう。

そう思って、俺は―――――――

「大体あなたはいつもいつも・・・・・・!・・・・・・・・・んっ―――――――」

―――――――「黙れ」と口で言ってもわかんねぇ馬鹿女の口を、自分の口で塞いでやった。

少しばかりムードってもんが欠けてるかもしれねえが、俺とこいつはこんなもんで丁度いい。
殆ど勢いでやったような俺のこの行動に、ヴァージニアは訳がわからず目をぱちくりさせる。
・・・・・・・・・・・・・・俺も思考がぶっとんでた。
触れたこいつの唇が、思っていた以上に柔らかかったもんだから。

引き際を見定めかねて固まっていると、しばらくしてヴァージニアが
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん、ジェット、くる・・・・・・・・・し、・・・・・・・・・・・」
と呻いた。
745ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:41:43 ID:TkLC10Ga
――――――――苦しい?
その言葉を聞いて俺は慌ててヴァージニアから唇を離す。
口を離すと同時、ヴァージニアは大きく息を吐いた。

「あー、わりぃ・・・・・・・。止めるタイミングが、わかんなかったつーか・・・・・・・・・・。」
「あ・・・・ち、違うの・・・・。ジェットは悪くないの・・・。私が、キスされてる間ずっと息止めてたから・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・お前って、たまに本気でよくわかんねぇ時あるよな。」
「だ、だって、だって・・・・。こんなの・・・・・・・・・きすなんて、はじめてなのに、それなのに、ジェット
断りもなしにいきなりしてくるし、どうしていいかぜんぜんわからかったんだもん・・・・・!」

ヴァージニアは俺の言葉に対し、ぽつぽつと抗議を洩らす。
・・・・・・・・・・・ま、途中で暴力という名の抵抗に出なかったぶん、こいつにしちゃ上出来か?
ま、黙らせる為とはいえ唐突にこんなことした俺も悪いっていやあ悪いんだがな。

にしても・・・・・・・・・・・・本気でムードも糞もあったもんじゃねえな、と俺は心の中で苦笑する。

「・・・・・・・・・でも、嫌じゃなかったよな?・・・・・・・・・あ、いや、もし嫌だったてんなら、素直にあや・・・・・・・・・」
「そ、そんなことないッ!!すごく嬉かったわ!!」
「―――――――――そ、そうか。」

・・・・・・・まあ、嫌だったって言われても困るが、そこまできっぱりと言い返されるとこっちとしても気恥ずかしい。

「でも・・・・・・・・・・あのキスの仕方は、あんまりだと思うの。・・・・・・・・・・・私としても、初めてのキス、だったんだし、
もっと、こう・・・・・雰囲気とか前置きを大事にして欲しかったとも思ったりするわけで・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・凄く、嬉しかったけど、ちょっと怒ってるんだから。」

「あ、いや、だから、そりゃ・・・・。・・・・・だ、大体お前が黙らねぇからだな・・・・・・・。」

うろたえる俺を見つめヴァージニアはくすり、と笑い

「―――――――――あ、でも・・・・・・・もっかいキスしてくれたら許してあげてもいいよ?」

・・・・・・・と、何とも対応に困る要求をしてきた。
いや―――――――――そんな無理難題突きつけて許すも何もねえだろ。

「―――――――待て。それは勘弁してくれ。」
「な、何よぅ・・・・。さっきは自分からしてきたくせに・・・。」
「ま、まあ、そりゃそうなんだが――――――――――――――――――もっと別の要求にできねえか、それ。」
「駄目。・・・・・・・・・キスしてくれなきゃ絶対許さないんだから。」

今度は頬を膨らませながら、拗ねた顔で同じ要求を口にしてくるヴァージニア。
・・・・・・・・・本当ころころ表情の変わる奴だな、こいつ。

ああ、くそ、んなこたぁどうでもいい。

・・・・・・・・・さっきの俺はどうかしてたんだ。
もう一回しろと言われても正直困る。とてつもなく。

いや、とか、待て、と煮え切らない態度を取る俺に痺れを切らしたヴァージニアは、ついに強硬手段に出た。
746ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:44:45 ID:TkLC10Ga
「むぅ〜・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・わかった。もういいわ。別に、ジェットからしてもらう必要もないんだから。」
「・・・・・・・は?お前、そりゃ一体――――――――――――――――」

――――――――気付いたときには、再びお互いの唇が触れあっていた。
さっき俺がしたのとは違う控えめな口付け。
触れた唇はやはり柔らかく、俺はそれを跳ね除けることも忘れ。
その感触をいつまでも味わっていたいと思うことしかできない。
だが――――――――自分からしておいたくせに――――――――やっぱり恥ずかしかったのか、ヴァージニアはすぐに顔を離してしまう。
それを少し残念に感じた自分がいることに気が付き、少々複雑な感情を抱く。

「お、お前な――――――――・・・・・・・・・・・・・・!」
「い、いいでしょ別に!!ジェットだっていきなりだったじゃ・・・・・・!
―――――――ふぇ―――――・・・・ふぇ、ふぇ・・・・ひっくしゅ!!」
「―――――――っ汚ねぇ!て、ためえ、何盛大なくしゃみしてやがる!!」
「ぐしゅ―――――――ご、ごめんなざい―――――――。急に、身体が冷えてきちゃって・・・・・・・・・。」

・・・・・・言われてみれば、少し冷え込んできた気がする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・さて。どうしたものか。

携帯していた毛布は一枚しかないし、まったく乾いちゃいねえ。
それに―――――そんな気は無いが―――――――二人で使うにはちと小さい。

・・・・・・・・・・・・・確かに冷え込んできたが。
その・・・・・・下半身の一部は熱を帯びている。
多分、さっきのあれのせいだ。

「―――――――言われてみりゃ・・・・・・・・・・確かに寒いな。」
「・・・・・・・・・・・・そだね。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・服、まだ全然乾いてないな。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そだね。」
「なあ・・・・・・・・・・・・・なんかで読んだんだがよ。こういう時って―――――――――」
「―――――ジェット?なんか、エッチなこと、考えてない・・・・・?」

頭に自然と浮かんできた考えを見透かしたかのように、ヴァージニアは俺の顔を見つめてくる。
その瞳は、濃い戸惑いの色をたたえている。
そして、何かを期待しているような色も。

「―――――――・・・・・・・・・悪ぃか。」
「――――――――――――――――うぅん。・・・・・・・・・・・・・・その、わたしも・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッ」

囁いて照れくさそうに微笑むヴァージニアは、俺の理性を根っこだけ残してぶっ壊す。
正直――――――そのまま押し倒してしまいたかったが、その残った理性を総動員して何とか踏みとどまる。
747ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:47:08 ID:TkLC10Ga
ARMの制御なんて簡単にできるのに。
自分の身体のくせに、俺の中にあるたった一つの衝動は抑えきれずに今にも暴発しそうだった。

「あ・・・・・・や、その、なんだ。お前の考えてるのは『人肌で暖めあう』って程度のことなんだろうが、
俺が考えてるのはだな、『人肌で暖めあう』ってのも一応含まれるかもしれねえが、もっと、こう他にも色々・・・・・するんだが。」
「・・・・・・・・・うん。それは・・・・・・・・・じゅーぶんに、わかってるけど・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・それで?」
「それでっ、て・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「――――――ただ、考えただけ・・・・・・?それとも、そゆこと、したいの・・・・・?」

どくん。

胸は――――――ともかく。
シャツの下から覗く太ももとか、長くて、艶っぽいブラウンの髪とか、さっきの、唇の感触とかが。

じわじわと俺の残り少ない理性を蝕んでいるのに。

(馬鹿――――――――野郎。)

――――――――例え思っていたただけだったとしても。

こんなこと聞かれたんじゃこっちだってまともじゃいられねえにきまっている――――――。

「――――――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・お前が――――――――」
「・・・・・・・・・・したいよ。ジェットと。」

聞くまでも、なかった。
――――――――もう、我慢する必要もなかった。
そう理解して。

俺たちは、互いの視線を絡めあい。
また、唇を重ねあった。

どくんと。
一際高い心音と共に、体温が一気に上昇する。

先程に比べ幾分落ち着いているからか、余計にこいつの柔らかさを実感する。
今日に至るまで、一度として触れることのなかったこいつの肌が、俺の昂ぶりを更に加速させていく。

「ん・・・・・・・・・、じぇっ・・・・・・・と・・・・・・・・・・・・」

まだどこか躊躇いがちなヴァージニアの身体を抱き寄せて、更に強く唇を重ねる。

「――――――――は、―――――――ん」

ヴァージニアの口から苦しげな吐息が漏れるが、そんなことでは止まれない。
ただ唇を重ねあうだけの行為では俺はもう我慢できなくなくて。

ヴァージニアの口内に舌を滑り込ませ、互いの繋がりをより濃いものにする。
ヴァージニアの顔に戸惑いの色が浮かんだがすぐにそれは別の物に切り替わった。
748ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:50:00 ID:TkLC10Ga
・・・・・・・・・・・・・・一瞬、舌を噛まれはしないか冷や冷やしたが何とか大丈夫だった。

互いの舌を絡めあい、互いの唾液を交換しあう。
唇で味わうこいつの質感に。
溢れてくるこいつの呼吸に。

「……はぁ……あ……、……ん……」

深く、深く、没頭していく。
口付けなんて、行為の前置きのようなものなのに。
そこから先が、何も考えられないくらいに。

・・・・・・・・・・・・・・・とはいえ、このままこうしているわけにもいかないと。
頭ではなく、身体がそう思ったのか。

気が付けば。

「あ――――――――」

俺はヴァージニアのシャツのボタンを外し。

「は、ん・・・・・・・・・・・・、や、やぁん・・・・・・・・・」

その、かなり・・・・・・・・・・・・・『少し』ばかり寂しい胸の膨らみに。

「は――、あん、・・・・・・・・あ・・・・・・・んっ・・・・・!」

舌を、指を、這わせていた。

「っ・・・・・・・」

ヴァージニアの身体は、ガチガチに固まっている。
緊張が唇越しに伝わってくる。
・・・・・・・・あんまり気を張られていてもやりにくい。
まぁ、こんなことされてリラックスしろってのも無理な話ではあるが。

「―――っや、そんな――――――――あ・・・・・」

右の乳房に吸い付き、左胸の乳首を指先で弄る。
―――――今、こいつの中には『やめて欲しい』って気持ちも少しはあるかもしれないが、無視。
んなこと言われても止まれない。止まれるわけが、ない。
ヴァージニアの身体は、さっき味わった唇と同じか、それ以上に柔らかくて。
おまけに・・・・・・・・・・何と言うか、その・・・・・・匂い、がするのだ。
滅茶苦茶に貪りたくなるような、こちらを狂わせてしまうような匂いが。

乳首を舌先で転がす。
甘く噛む。
また舌で弄る。
749ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:50:54 ID:TkLC10Ga
「ふぁ、・・・・・・・・・あ、ん」

ヴァージニアの肌が、桃色に染まっていく。
俺が染めているのだ。
こいつの身体を、舐めまわして。
こいつの身体を、弄って。

「ん・・・・・・・ふ・・・・ぁ・・・・・・・――――――――?・・・・ジェット、どうしたの?顔、真っ赤だよ・・・・・・?」

そんなこと言われなくてもわかっている。
だって――――――――

「あ――――――――う・・・・・・・・・いや、その。少し、照れくさくなってきたっつーか、なんつうか・・・・・・・・。」
「・・・・・・へんなの。・・・・・・・・・私が・・・・・・・ジェットが、恥ずかしいこと、されて、るのに・・・・・・・。」

――――――お前の肌に触れているという事実が、酷く照れくさいんだから。

「・・・・・・・・・・・そりゃ、こんなことしてんだ。気恥ずかしくもなるし、顔の一つや二つ赤くなる。」
「・・・・・・・・・・顔は一つしかないでしょ。・・・・・・・・・・・ジェットはこーいうの慣れてると思ったけど、やっぱり恥ずかしいんだ?」
「・・・・・・・・・何で。俺が、今までに誰かとこんなことしたことあるって言いたいのか?」
「っ・・・・・・・・そ、それは・・・・・・・・・・・・・・・・――――――でも。じゃあ、なんでこんな手馴れてるのよぅ・・・・・・・。」

「っ――――――――――――」

ぎくり、とさせられる。

――――――実は、その考えは外れちゃいない。
おっさんと別れて一人で荒野を渡っているとき・・・・・・・・・・・・・その、まぁ・・・・・・・・・色々あったのだ。

「・・・・・・・・どうか、した?」

「・・・・・・・・・・・・・いや、手慣れてるって感じたってことはお前も結構気持ち良かったんだな、って思ってよ。
・・・・・・・・・・・・・・・ていうか、お前のほうこそ案外一人で色々やってんじゃねえのか?今日準備が遅れてたのも、朝から―――――――」
半分はからかうつもりでいったんだが、それが不味かった。
「―――――――――――――――――――――――も、もぉ、馬鹿ぁ!!!!」
「がッ―――――――!?」
俺の言葉を本気で受け取ったこの馬鹿は、あろうことか俺の頭に思い切り頭突きを食らわせてきやがった。
その衝撃に、地面に激突しそうになるがすんでのところで留まる。

「っこの―――――――」

馬鹿、と。
文句を言おうとして顔を上げると。
ヴァージニアは頬を染めて俯いていた。
その色はひどく、赤い。
耳まで、同じ色で染まっている。

・・・・・・・・・・・―――――――冗談のつもりだったんだが、どうやらビンゴだったしい。

「・・・・・・・・ぁ。えぇと。」
「―――――――――し、仕方、ないじゃない・・・・・っ!・・・・・・・・・ジェットが、夢の中で出てきて、私にえっちなことしてきて、
でも、途中で目が覚めて、もう朝だったのに、身体が落ち着かなくて、熱くて、どうしようも、なくて・・・・・・・・・・・・」
750ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:52:45 ID:TkLC10Ga
ぽつぽつと、言い訳のように言葉を紡ぐヴァージニア。

――――――――その姿を見て。
どこか必死で、ひどく慌てているくせに、いつもどおり馬鹿正直なヴァージニアが。
いつもより、たまらなく可愛く思えた。

無神経な発言を謝罪するべきだったのかもしれないが、そんなことには気がまわらない。

「だから・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・・・っ」

夢に出て、俺がこいつに悪さをしたというのなら。
その責任をとらきゃいけねえだろう。

「や、・・・・・・・・・また、胸・・・・・・・・・ん、・・・・・・・・・ぁ」
「・・・・・・・・胸、弄られんの、嫌か?」
「ん・・・・・・・・・、嫌、じゃ・・・・・ないけど・・・・・・・・・、は、ぁ・・・・・・私、ちいさ・・・・・・から・・・・・・」

・・・・・・・・・無論そんなことは先刻承知だ。
けど、それはそれ。
こいつの身体は十分すぎるほどに柔らかいし、何より。
胸に触れるたび洩れてくるこいつの声は。
悶える顔は。
その欠点を補って余りあり過ぎる。

「は・・・・・・、ん、・・・・・・・・・・あッ・・・・・・・・・」

―――――もっと。
もっと、こいつを感じさせたい。
ヴァージニアを、感じたい。
そう、思って。
ヴァージニアから溢れてくる蜜で、じゅくりと湿った下着の上から秘裂をなぞる。

「――――――やっ・・・・・・・!?は、あっ・・・・・・んんっ・・・・・・・・!」

突然のことに、ヴァージニアは当惑の声を上げるがそれはすぐに。

「ん・・・・・・・・・あっ!んぅ…!あぁ…、ん!」

悦びを含んだ声へと質を変える。

下着越しからでも十分に「そこ」の感触は味わえたが――――――――直接触れたいという衝動が込み上げてくる。

「・・・・・・・・・下・・・・・・・脱がすぞ?」

一応、尋ねる。
――――――断られても止まれる自信はないが。

「――――――や・・・・・や、ぁあ・・・ん・・・・駄目、だよぅ・・・・・・・・・ん・・・・・・・恥ず、・・・・かしぃ・・・・・・・・よぉ・・・・・・・。」

だから――――――――――――。
止まれる自信は無いって――――――――――――。

「ッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たく。」
751ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:54:35 ID:TkLC10Ga
――――――――――――それでも。
何とか、脱がすことは堪えて。
下着の隙間から、ヴァージニアの秘所に指をあてがうことで我慢?する。
触れた「そこ」は、ひどく、ぬめりを帯びていた。
指を動かすたびに、ぬちゅぬちゅと粘ついた音が零れる。

「・・・・・・ん――――――!・・・・・・だ、から・・・・・・・らめ、らって、ばぁ・・・・・・・・――――――」
「・・・・・・・・何だよ?お前の言ったとおり、脱がしてねだろが。」
「そ・・・・・・・ゆ、問題、じゃ・・・・・・ない、のぉっ・・・・・・・!そこ、触っちゃ、や、だぁ・・・って・・・・・!」

つ、と肉の割れ目をなぞり。
柔肉の隙間へと指先を差し込み、ぐちゅぐちゅとかき混ぜる。

「ふぁ、ん・・・・・・・!は―――――――んぅ…!」

小さな突起を探り当て。
ぬるぬるに濡れたそれを、指先で弄ぶ。

「ひゃうううううううううっ!んっ、…ふあ!あぅ…!!」

虚ろな瞳で。
意識も虚ろに。
それでも愛撫はしっかりと受け止めて。
太腿の付け根まで愛液でびしょびしょに濡らし、びくびくと痙攣しながら嬌声をあげるヴァージニア。
やっぱり、ここが一番敏感なとこなんだろう。
今までとは大きく反応が違う。
それが、果たして気持ちいいということとイコールなのかどうかはわからないが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まー、違っても別にかまわねぇか。
こいつ虐めるの楽しいし。

「夢ん中でも、こんな感じだったのか?俺とお前。」
「・・・・・・もぉ―――――!ば、かぁ!だか、ら・・・・・・、そういう、――――ひ、ぅん・・・・・・・・こと言わないでってばぁ・・・・・!」

どーでもいいがこいつ、ちょっと色々感じすぎだと思う。
なんか今のこいつはデコピンしても悩ましげな声を上げそうな気がする。

―――――――しばらく、時間も忘れてヴァージニアの『入り口』あたりを弄っていると。

「―――――――は、ひ、ぅん・・・・・!・・・・・お願い、だからぁ・・・・・・もぉ、意地悪、しないでよぅ・・・・・・・・・っ!」

とうとう堪えられなくなったのか、ヴァージニアが懇願の言葉を投げかけてきた。

―――――――む。
どうも、こいつの目には俺が意地悪をしているように見えるらしい。
752ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:56:19 ID:TkLC10Ga
「・・・・・・・・・あのな、俺が好きでこんなことしてると思ってんのか?ちゃんと濡らしとかねえと、いれるときお前が痛いんだぞ?」
「そ・・・・・・・・そーなの?」
「そーなんだ。」
「そう、なんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも。
どちらかっていうと、ん・・・・・・・ジェットが、楽しみたいからやってるような気がするんだけど・・・・・・・?」
「――――――――――半分くらい、そうだ。」
「―――――――っもう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ばかジェット。」

――――――――――――さて。
まな板・・・・・・・・女から「いい加減にしろ」とのお達しが出た。
まぁ、もう入れちまっても大丈夫・・・・・・・・・・・・つーか大分前から準備は出来ていた。
だが、それでもやっぱり最初は痛いかもしれない。
俺は女じゃないからわからないが、自分の中に異物をねじ込まれるんだ。
初めてのこいつが痛くないわけが無い。

・・・・・・・・・って。
・・・・・・・・・・・・・まったく。ほんと、どうかしてるぞ俺は。
何一々こいつのこと色々気にかけてんだよ。

俺だってもう我慢できない状態だってのに。

「・・・・・・・・・・じゃあ、もう・・・・・・・・・入れて、いいのか?」
「―――――――ちょっと、怖いけど。・・・・・・・・・・・でも、これ以上・・・・・、意地悪されるのも・・・・・・・・・。
夢の中じゃ、私がリードしてたのに・・・・・・・・・・・・。」
「(経験無かったくせに何いってんだコイツは)・・・・・・・・・・・・・・まぁいい。んじゃ早速―――――――」

そう言って、ズボンのチャックを下ろす
―――――――と。

「え―――――――?・・・・・・・・え?え・・・・・?・・・・・・・・・ええぇええええええええええええええええええッッ!!??」

ヴァージニアが、突然悲鳴じみた叫び声を発した。
辺り一帯に響き渡るほどの大声に、思わず耳を塞ぐ。
―――――――まあ、大体は予想していた反応だ。

「あ―――――――・・・・・・・。大体何が言いたいのかはわかってるが・・・・・・何だ。」
「―――――――だって、そんな、大きいって―――――――・・・・・・・・・。
・・・・・・・無理。無理!無理!!そんなの・・・・・・・・・き、凶器じゃないの!!何よそれ!!
死んじゃう、死んじゃう!絶対死んじゃうってばあ!!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さいとか言われるより、なんかあれだな。」

「・・・・・・・・あ。・・・・・・・・ごめん、なさい。・・・・・・・・・でも、そんなの・・・・・入るわけ―――――――。」
「あのな。何の為に俺がお前を虐め・・・・・・・・あ、いやお前の・・・・・・・・その・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・そこ、濡らしたと思ってんだよ。・・・・・・・・・・お預けどころか、ご破談にする気か?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あー。
何て残念そうな声出してんだ俺は。
まるでガキみてぇじゃねえか。

こいつも、そう思ったのか。
しばらく、う〜、と唸りながら逡巡したあと。
753ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:58:06 ID:TkLC10Ga
「――――――――――――――――――――――――――――いいよ。おいで。」

と。
まるで――――いつものことだが―――――俺の姉貴にでもなったかのような年上ぶった口調で。

この先を、求めてくれた。

ヴァージニアは下着を脱ぐことを渋ったが、そのままでは挿入しづらかったので何とか無理矢理脱がした。
脚を掴み、左右に開いて膨張した自身をヴァージニアの秘部へとあてがう。
あんまりまじまじと見たらまた怒らせそうだったんで、極力そちらには目をやらないように努めながら。
「ん――――――――――・・・・・・・・・・・・・」
ぬちゃりと、粘った音と感触。
先程の口付けの時のこいつの舌を思い出し。
ヴァージニアに亀頭を舐められているような錯覚を覚える。

そのことに、少し息が荒くなるのを感じながら、

「・・・・・・・・・・・・・挿れるぞ」

と、俺は小さく呟いた。

ヴァージニアがこくん、と頷くのを確認して亀頭をわずかに押し入れる。

「んっ―――――――!?あ・・・・あ!!は―――――――ぅん!」

ヴァージニアの身体が、びくんと仰け反る。
正直、かなり辛そうだったが気遣ってやる余裕は無い。
こいつの膣は初めて雄を受け入れるということもあってか、ひどく狭くて窮屈で。
気を抜けば、このまま、何もしないまま射精してしまいかねない。

「っ――――――――――――――」

小さく、苦悶の声を洩らしながらヴァージニアの奥へと侵入していく。
確かに狭いが、事前に充分すぎるほど濡らしていたおかげで意外に楽ではあった。
とはいえやはり苦しいことに変わりはない。お互いに。

「ン、っ・・・・・・・・・は!んく――――くぅ―――――――ん、っ・・・・・・・!」

自身を侵してくる異物を押し戻そうとしているのか。
それともなんとか受け入れようとしているのか。
ヴァージニアの肉壷は収束し、俺の肉棒を締め付けてくる。

「は―――――――、あ・・・・・い、あ―――――――・・・・・・・・・・・!」

・・・・・・・・・・・・・・無意識なんだろうが、勘弁して欲しい。
びっちりと密着してくる肉壁が与えてくる快感は、なんていうか暴力じみている。
その重圧に懸命に抗いながら、中を押し広げていく。
やがて、最奥ではなく、そこへの到達を阻む壁に接触した。
それが何なのかは、理解している。
一瞬、動きを止めて。

「―――――――我慢、しろよ」

と言って腰を突きいれ。
その弾力のある壁を押しのけた。
754ジェヴァ:2005/08/07(日) 08:59:13 ID:TkLC10Ga
「っ――――――――――――――!」

声にならない悲鳴を上げながら、それでもヴァージニアは―――――――
いや、ヴァージニアの意思には反しているのかもしれないが。
こいつの膣は、俺の肉棒への圧迫をやめない。

「―――――――あ、―――――――はぁ・・・・・・、ん―――――――いま、なんか・・・・ぶつん、って・・・・・・・・・・・・
わたしぃ・・・・・・・・・なか、ジェットのが―――――――・・・・・・・・・・・・・・・・」

ヴァージニアは初めての―――――――それでいて最後であろう破瓜の痛みに、少し放心ぎみになっている。
ぼんやりとした瞳で接合部を部を眺めるその姿は、ほんの少しの罪悪感を感じさせられたけど。

凄く―――――――その・・・・・・・・・・可愛いと思った。

「―――――――ジェット・・・・・・・・・・?どう、したの・・・・・・・・・・?」
「――――――――――――――あ、いや」

腰を動かすことも忘れ、ヴァージニアに見惚れていたことに気が付き、慌てて言葉を取り繕う。

「―――――――-悪ぃ。やっぱ痛かったか?
でも、こればっかりは、その不可抗力っていうか仕方ないってゆーか・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それは・・・・・・・・あんな、のが――――入ってきてるんだもの。痛くて、当然だわ・・・・・・・・。
でも、それは、ジェットと・・・・・・・ん、つながってるから、なんだよね・・・・・・・・・?私、・・・・じぇっとに、抱かれて、るから・・・・・・・・・」

・・・・・・・・・・・まあ、そうだ。
だから、こいつが痛がっているのも俺のせい。
わかって、いるけど。

「・・・・・・・・・・・・・・・動くぞ。」

今、再確認した。
やっぱり、こいつが欲しいという衝動はどうしようもない。

「あ―――――――ん・・・・・・・・・・・・・・!?」

更に奥へと腰を突きいれ。
ず、ず、と互いの肉を擦り合わせながら。
努めて、慎重に抽送を行う。

「い―――――――――、っん・・・・・・・!は―――、・・・・・・・・・!」

ヴァージニアの声に、まだ痛みが篭っているのはわかっている。
とはいえ、こちらも思考が定まらない。
腰を動かすことにしか頭が廻らない。

「―――――――――ふぅ、っ・・・・・・・・・ん・・・・!は―――――ん、く・・・・・・・・・・・っ!!」

少しずつだが、ヴァージニアも貫かれる痛みに慣れてきてはいる。
だが、こいつがその痛みの段階に慣れるよりも早く。
俺の勢いが強くなるほうが早い。
755ジェヴァ:2005/08/07(日) 09:00:25 ID:TkLC10Ga
「は、んあ、は、あ――――!なか、ごりごりって、こす・・・・・・・・れてっ・・・・・・・・・・・・・・!あ、ん・・・・・・!い・・・・・・・・・・・・っん・・・・・・・・・!」

ヴァージニアは痛い、と口にはしない。
多分、俺が気にすると思っているのだろう。
それでもヴァージニアの身体は段々と強くなる痛みから、無意識に逃がれようとする。
けど、同じように無意識で。
こいつの襞はぎゅうぎゅうと絡み付いて俺を放そうとしないもんだから、結局のところそれも意味のない行動だった。

どのみちやめられないのだから、少しでも早く終わらせたほうがこいつのためかもしれない。

それに。
俺だって、もう長くは持ちそうにない。

「っ、あ・・・・・く・・・・・・・・・・はぁ、あ、あ・・・・・・・・・!!」

ずっ、ずっ、ずっ、と。
中で互いが擦れる度、ヴァージニアの口から吐息が漏れる。

「ん―――く、―――――そんな、かきまわさないで、よぅ――――・・・・・・・・・・・!」
「・・・・・・・・・・・は―――、く、ぁ、・・・・・・・・・・・・・・!て、めえこそ・・・・・・・・・・・・、んな、締め付けんじゃ・・・・・・・・・!」

俺が腰の動きを強くするたび、ヴァージニアの締め付けも増してくる。
俺の肉棒全体をぎっちりと隙間無く締めてくる肉壁。

「いや、わた、わたし、こんな、―――――!へん、なの、おかし、おかしくなっちゃ、う、からぁ・・・・・・・!」

ttp://wildarms.s7.x-beat.com/source/0105.jpg

ヴァージニアの身体は、中も、外も、ドロドロになっている。
絡み付いてくる襞は、俺の進入を拒むくせに腰を引き抜くことも許そうとはしない。

「は、あ――――――――!」

絶頂へと。
果てへと向かい、互いを責め合う。
そして、俺はそれに目前まで迫っていて。

「だめ――――、私、もう、だめ、だめなの・・・・・・・・!ジェット、ジェット、わたし、もぉ・・・・・・・・・・!」

同じく、ヴァージニアも限界へと近づいていた。

「っ――――――ヴァー、ジニア・・・・・・!」

奥の奥まで届くように。
一際強く、腰を突き入れる。

―――――それが、互いの止めとなった。

「っ―――――――ジェット・・・・・・・・・!んあ、あ、じぇっと、じぇっと―――――あ、――――――ぁ・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!」

湧き上がってくる射精感に、慌てて腰を引き抜こうとする。
が、間に合わない。
びくびくと痙攣しながら。
絞り出すように締め付けて、ヴァージニアの身体は、絡まってくる襞は、俺の射精を促してくる。

「っ、ぐ―――――――――!?」

それに耐え切れず、滾った、熱い塊をどっぷりと膣の中に吐き出す。
吐き出していく。
756ジェヴァ:2005/08/07(日) 09:01:57 ID:TkLC10Ga
それを受け止めながら、ヴァージニアは

「・・・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これ、じぇっと、の・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

と、ぐったりと、ぼんやりと、しながら呟く。
俺の中から熱いモノが吐き出されるたび、ヴァージニアの中でペニスが振動する。

「・・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・、すごく、あつい・・・・・・・・・よぉ・・・・・・・・・・・・・・・」
「――――――――――――――――――」

頬を蒸気させ、はぁ、と呼吸をするヴァージニアの姿は反則級に艶めかしい。
収まったはずの衝動が、再びこみ上げてくるのを感じ取る。

(――――――――――――っ)

そういうわけにも、いかねぇか。
一応、今は非常時なんだし。・・・・・・・・・・・・・今更だが。
そう考えて、ゆっくりとヴァージニアから挿入していたものを引き抜く。
ごぽ、と俺が吐き出したものとヴァージニアから分泌されたものが混ざり合って、溢れてくる。

・・・・・・・・・・本当、目の毒だ。

少し、気まずいものを感じながらそれを眺めていると。
ヴァージニアはいつの間にやら眠りに就いていた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだ。眠っちまったのか。」

少し残念に思い呟く。
これで続きは完全に無くなった。

(―――って、おい。さっきもうしないって考えたばっかだろうが)

自分を戒めるように言い聞かせる。
が。

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・けど、まぁ、これくらいは、いいよな)

ほんの少しだけ誘惑に負けて。
何ともはしたない格好のまま寝息を立てている馬鹿女が目を覚ますことの無いように俺は。
そっと、控えめな口付けをした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夜が明けて。
俺とヴァージニアはクライヴ達と無事合流を果たした。
お互い大事は無く、怪我らしい怪我といえば俺の右腕くらいだ。
それも今はちゃんとした手当てをしているし、特に問題は無い。
もともと手当てが必要なほどの傷じゃなかったわけだし。
757ジェヴァ:2005/08/07(日) 09:03:23 ID:TkLC10Ga
とまぁ、それは、よかったんだが――――――

「・・・・・・・・・・・・・・・おい。なんで腕組んでんだお前?」

俺の質問に対し、ヴァージニアはさも当然のように。
その上大声で。

「『何で』って・・・・・・・・・・・・・・。私達、好き合ってるんだし自然だと思うけど。あんなことまでした仲なんだし」

と答えてきた。
・・・・・・・・・ああもう。

こいつのこういうとこ、たまに本気でどつきたくなる。
こんな荒野で腕を組んで歩く男女のどこが自然なんだろうか。

「もういい・・・・・・・・・。勝手にしろ馬鹿。」
「うん。勝手にする」
そういってえへへ、と笑って更にがっちり腕を組んでくる。
・・・・・・・・・・・・・こいつはこーいう奴だ。諦めよう。

それよりも後ろでにやにやしながらこっちを眺めている2人をぶん殴りたい。特に眼鏡のほう。
こいつと「何か」あったってことは勿論話しちゃいない。
けど薄々感づかれていると思う。
つうかさっきのこいつの発言で完全にばれただろう。

(・・・・・・・ったく。踏んだり蹴ったりだぜ)

――――――ふぅと溜息をついて。

(『思い出』・・・・・・・・・・ね。)

こいつが普段俺に言う言葉を思い出す。

・・・・・いつかのあいつは兵器としての思い出しか作れないまま死んじまった。
それでも、あいつはあいつなりに、自分の時間を精一杯生きたんだろうから憐れだとは思わない。
―――――俺は・・・・・・俺には、幸か不幸かこいつがいる。
このじゃじゃ馬で乗りこなすのは相当骨が折れそうだが。
まあ、それが「ヴァージニア」ってやつなんだから仕方ない。
こんな女を好きになった俺が悪い。

そりゃあもう、厄介なこととか、面倒なこととかが、こいつとの思い出には刻まれていくことだろう。
・・・・・・・・・・今までも、そうだった。
それでも。それらは必ずしも苦い思い出というわけじゃなかったから。
だから、少しうんざりしつつも。
これからもこいつとそういう思い出を刻んでいこうと思う。

また、やれやれと溜息を吐いた後。
(・・・・・・・・・・どーせあとであの2人にからかわれるのは目に見えてんだ)
こちらからも少し強く腕を組んだ。
・・・・・・こーいうことも、思い出になるんだ。
だったら俺だけ照れくさがっているのも、あれだ。

ヴァージニアは俺の行動に少し驚いたようだったが、そのことに気をよくしたのかすぐに顔を赤らめながら微笑む。
・・・・・・・・・ああ、くそ。可愛い。畜生。
その表情に、俺も顔が赤くなるのを感じながら。
また少し、腕を組む力を強めた。
758名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 09:08:44 ID:2IMAi6tN
(*゚∀゚)=3 ハァハァ(*゚∀゚)=3 ハァハァ(*゚∀゚)=3 ハァハァ

GJ一番乗りッッ!!!
759ジェヴァ:2005/08/07(日) 09:10:39 ID:TkLC10Ga
一応終わりで。
すみませんでした。
760名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 14:59:21 ID:1TdAcl8h
  ,r';;r"            |;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;
 ,';;/             /;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;
 l;;'            /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',;;;;;;;
. ,l;L_      .,,、,--ュ、 ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;iソノ
ヾr''‐ヽ,  ,、ィ'r-‐''''''‐ヽ ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
 l rO:、;  ´ ィ○ヽ    'i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、l
 | `'''"/   `'''''"´     !;;;;;;;;;;;;;;;/ l |
. ,'  /   、        |;;;;;;;;;;;;;ノヽ'/
. l  ,:'   _ ヽ       .|;;;;;;;//-'ノ
 ', ゞ,' '"'┃'"       i;;;;;i, `' /
  ', i、-----.、       `''"i`'''l
.  ヽ ヾ゙゙゙゙ニニ'\        ,'  ト、,
   ヽ ヽ〈    i|          Vi゙、
    ゙, ,ヽ===-'゙ ,'     ,   // ヽ
.    ',.' ,  ̄ , '    ノ  /./    ヽ,
.     ヽ.  ̄´   / ,、 ' /     / \
     ノ:lゝt-,-‐''" / ,.ィ゙     /
,、 - '''´  |  ヽヽ /,、ィ     /
761名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 18:50:45 ID:EbtVH9kW
ヴァージニアで萌えるなんてぇえッ!!
3やり直したくなた
762名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 06:53:14 ID:AhgtF3dj
 / ギシギシアンアン\ ↑    / ギシギシアンアン\↑ / ギシギシアンアン\↑
 ロディと有象無象の部屋 ゼットとアウラの部屋 マキシとお花ちゃんの部屋
/                        .|                                 \
 ギシギシ ←茄子とキザイアの部屋     |            アシュレーとマリナの部屋→ ギシギシ
  アンアン                    .|  ('A`)  (T_T)                     アンアン
 ギシギシ ←ジュードとユウリィの部屋  / ̄ノ( ヘヘ ̄,(∩∩)  ブラッドとカノンの部屋→  ギシギシ             
  アンアン                                                     アンアン
 ギシギシ ←アルノーとラクウェルの部屋    ↑    ↑  マリアベルとトニーの部屋→ ギシギシ
  アンアン                       ザック  リルカ                    アンアン
\                                                           /
ヴァージニアとジェットの部屋 マヤとアルフレッドの部屋 シェーンとベアトリーチェの部屋
 \ギシギシアンアン/↓        \ギシギシアンアン/↓     \ギシギシアンアン/↓
763名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 08:09:05 ID:puvDhIa5
肉を中央か女医との部屋に入れてあげてください
764名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 10:12:22 ID:Im/VpCES
どうして俺とリルカのギシアンを省くのかね
765名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 14:42:45 ID:4BB4aqX7
>>764
テリィ妄想乙
766名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 16:42:16 ID:jb5Mw4IK
767名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 18:49:06 ID:vmntWQr7
>>759
GJ!激しくGJッ!
萌え死ぬかと思った
そこはかとなーく散りばめられたギャグも好きだ
768名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 20:25:11 ID:dTJLrQqe
>>759
GJ!
ヴァージニア大好きだから萌え死ぬかとおもたw
これからも萌えるのお願いします!
769名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:45:49 ID:DqiiJ41F
>>759
久しぶりの大作キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
ジェット好きなので(*´Д`)ハァハァしまくりでした。ありがd
次回作があるなら、是非出会う前の「色々」を妄想していただきたい(・∀・)
770名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 16:36:04 ID:Sht+DIOI
ところでリルカはどうなった?
もし投下されたらおなじみのAAには代わりに肉兄を入れてやろう。
771名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 16:47:25 ID:d0UaKjIp
ア―ヴィング×リルカなら書いたけどw
テリィリルカは誰か書く香具師いる?
772ジュード×ユウリィ :2005/08/09(火) 22:19:42 ID:pa8Zc10q
「もう…ジュードったらこんなに部屋を散らかして……」
呆れ顔でジュードの部屋を見回すユウリィ。
脱ぎ散らかした服から原型が分からないほど変わり果てた物体まで、様々な物が部屋に散らばっている。
ジュードはそんなに無精者じゃ無い筈なのに、塵も積もれば山となるとはよく言ったものだ。
「はぁ……よしッ!頑張って綺麗に片付けますかッ!!」
ユウリィは萎えそうになる心に活を入れると、張り切って部屋の掃除をし始めた。

1時間後、部屋は元の姿が思い浮かばない程綺麗になっていた。
「ふぅ…やっとここまで片付いた……あとはベッドの下と机を綺麗にすればあらかたおしまいね…」
そう呟くと、ユウリィは未だ手付かずのベッドの下に目をやる。
ベッドの下もまた、様々なものが埃をかぶっていた。
しかしその中に、周りの物と比べて明らかに埃のかぶっていないものがあるのに気付く。
「あら、これ何かしら………ッ!!!」
取り出した物を確認したユウリィは固まってしまった。
その本の表紙には艶かしい女性の水着姿が印刷されている。俗に言うスケベ本だった。

「ジュードったら、こんなものを………」
こんなものがあるのは知っていたし、10代の男の子が持っていても何等おかしくないシロモノである事は頭では理解しているつもりだった。
しかし、現実を、自分の好きな男の子がこんなものを持っていたという現実を目の当たりにして、
何だかんだでうぶなユウリィはショックを受けずにはいられなかった。
とりあえず、半ば放心状態になりながらも、ユウリィはその本を開いて読み進めてみる。
「うわ、大きいおっぱい……何よ、私だって……」
等とぼやいている内に、ページの一部が不自然にごわごわしているのに気付く。
「?これって何だろ…………あ…」
それがジュードの体液がかかった跡だと気付くのにさして時間はかからなかった。
「ちょっと何よ…こんなので……ジュードが……もうッ!!ジュードのバカッ!!!」
ユウリィは顔を真っ赤にして本を壁に叩きつけた。
静かな部屋に、大きな音が響き渡る。だが、ユウリィはその音すら耳に入らないほど完全に放心していた。

しばらくそんな状態になっていたユウリィだったが、その内のっそりと立ち上がると静かに部屋の掃除の続きを始めた。
ただ無心に掃除をし続け、ベッドの下も机の上もあっという間に綺麗になっていく。
こうして部屋が片付くと、ユウリィはくだんの本を拾い上げ、机の上に置いてふらふらと部屋を出て行った。
773ジュード×ユウリィ :2005/08/09(火) 22:20:41 ID:pa8Zc10q
「ただいまッ、と………ん?」
ジュードが部屋に戻ると何か違和感があった。
その違和感の原因は何なのか、ジュードは程なく知る事となる。
「……あッ……」
整然と片付けられた机の上にあからさまな異物が置かれている。
密かに手に入れた巨乳モノのスケベ本である。
艶かしい表紙は周りの空気から明らかに浮いていた。
「ちょっと、何でこれ…え?」
思わぬ事態に狼狽するジュード。
「これ確かベッドの下に……えぇッ?」
「おかえりなさいジュード」
「わぁッ!!!」
気がつくと真後ろにユウリィが立っている。
不意をつかれたジュードは飛び上がった挙句、着地に失敗してもんどりうって転がった。
「ジュードの部屋汚れてたから片付けておきましたよ」
「そ、そうなの、そ、それはありがとう、うれしいなぁ、あはは…」
本を必死に後に隠しながら、裏返った声で礼を言う。
「ちゃんと部屋を綺麗にしないとダメじゃないですか。ジュードの部屋とても汚かったですよ」
「あ、ご、ごめん、今度からちゃんと片付けるから…」
(……という事はこの本はユウリィに見つかったって事?
机の上にこの本を置いたのはユウリィって事かぁ…あっちゃー……)
「じゃあまた晩御飯でね」
「うん、ありがとうね」
動揺を隠しながら何とかお礼を言う。
ジュードは激しく動揺しながらも、スケベ本について触れられなかった事には内心ホッとしていた。
が、その安堵はすぐに裏切られる事となる。ユウリィはドアのノブに手をかけながら言った。
「あ、そうだジュード、そういうのがいいんなら……私に言ってくれていいんですよ?」
「!@☆○×◎?★」
予期せぬ言葉にジュードは言葉を失う。その一方でユウリィは、顔を真っ赤にして走り去ってしまった。
「えっと…私に言ってくれって……えぇッ!?!?」
774ジュード×ユウリィ :2005/08/09(火) 22:21:31 ID:pa8Zc10q
(わぁぁぁ言っちゃった言っちゃった!!!どうしようどうしようどうしよう……)
ユウリィはテンパりながら小道を駆けていく。
やがて家に帰り着くと、ベッドに大の字になって寝転がった。
(あんな事言っちゃうなんて私どうかしてる……)
ようやく落ち着いてきた頭で、彼女はさっきの行動を省みた。
正直言って、嘘を言ったつもりは無い。あれは紛れも無く本心だ。
どこの馬の骨とも知れない女の写真で快楽を得る位なら、ジュードの事が大好きな私が彼に快楽を与えてあげた方がよっぽどかいい、
と言うか私の事をさしおいてそんな写真であんな事するなんてッ、
そんな事を考えていた。
しかし、それを行動に移すとなると話は違う。
ユウリィの心はそんな思いやジュードへの憤りではなく、
あんな不潔なモノを前にして、自分は果たしてジュードの望む事をしてあげられるんだろうか、
ジュードが気持ちよくても私はどうなんだろうか、
等といった、未知の行為への不安で埋め尽くされていた。
それを考えると、やっぱり無謀極まりない、という結論しか導き出されなかった。
「あーあ、私一体どうしたらいいんだろう……」

「ジュード」
「わぁッ!! あ、ユウリィ、えっと、何?」
「ごはん、できましたよ?」
「あぁ、そう、ありがとう」
2人とも昼の出来事を引きずっているのか、どことなく不自然な、ぎこちない会話が続く。
「うん、おいしいよユウリィ。流石はユウリィだね」
いつもは心から嬉しそうに言うのに、誰かに言わされているようなそんな口調で語りかけるジュード。
「そうですか?嬉しい」
それに答えるユウリィもまた同様だった。
「……やっぱりユウリィの料理は世界一だよ!こんなおいしい料理が食べられるなんて僕は幸せだなぁははは…」
「そう言ってくれるととても嬉しいです……」
文面だけ見ればアツアツの、しかしその実は2人ともセリフを棒読みしているような、そんな喜劇のような会話が続いた。
「……ごちそうさま」
「あ、ユウリィ…」
そんないたたまれない空気から最初に脱したのはユウリィだった。
食べかけで箸を置くと、逃げるように部屋から出て行く。
そんなユウリィをジュードは呆然と見つめていた。
775ジュード×ユウリィ :2005/08/09(火) 22:22:22 ID:pa8Zc10q
ユウリィは、逃げるように静かな川岸にやってきた。
あのたまらなく閉塞的な空気から逃げたい、という一心からだ。
「…どうしよう、このままじゃもうジュードと普通に話せないよぉ……」
そう呟くとさめざめと泣き始めた。
今の自分にあの話を切り出す度胸は無い。ジュードとそんな事になるのを考えた時に、
期待よりも不安の方がどうしようもなく大きいから。
ジュードもきっとそんな事は言い出したりしないだろう。
なら、これからずっとこんな微妙な会話を続けていかなきゃならないんだ、2人とも忘れてしまうまで、
そう考えるとたまらなく悲しかった。迂闊な事を言ってしまった自分がたまらなく嫌だった。
どうしようもない状況を前に、彼女はただ泣く事しか出来なかった。


「ユウリィーーー、どこ行ったのーーー!?」
その頃ジュードは、部屋を出て行ったユウリィが心配になって、彼女を探してさまよっていた。
「ユウリィ、ユウリィーーーーッ!!!    ……いないなぁ」
がっくりと肩を落とす。
「そもそもあんなものが見つからなければなぁ……ユウリィ怒ってるだろうなぁ」
ジュードは、ユウリィとは違った観点で自分のヘマを悔いていた。
(あんな物持ってる、って知ったらそりゃ怒るよなぁ、気持ち悪いとか思ってるんだろうなぁ、
だからあんな態度とるんだろうなぁ……はぁ…)
そう考えていた。実際その考えはほとんど間違っているのだが。
何故ユウリィは怒っているのか、その理由をちゃんと理解していないし、
また、決して怒りからあんな態度をとってるわけでもない、という事も彼には分からなかった。
ユウリィが思わずこぼした本音も、ユウリィがそんな事を言う筈が無い、という思い込みからか、
結局は自分に対しての嫌味、蔑みとしてしかとれず、
彼女はその為に苦しみ続けているという事を、彼は全然分かっていない。
とにかく、ユウリィに謝りたい、許してもらいたい、こんなぎこちない関係はもう沢山だ、
そんな気持ちから彼女を探し続けていた。
「早く謝らないと…………ユウリィーーーーーーッ!!!!」
776ジュード×ユウリィ :2005/08/09(火) 22:23:09 ID:pa8Zc10q
「ユウリィーー……」
どこからともなく自分を探す声が聞こえてくる。
その声は次第に大きくなっていく。
「ジュードだ…」
(どうしよう、ジュードと会ったらまたあんな感じで話しなくちゃいけない、どこかへ逃げないと…)
等と考えおろおろするユウリィだったが、それを行動に移す前にジュードはユウリィの姿を視界に捉えた。
「あ、ユウリィッ!!おーいッ!!!」
(あぁ、バレちゃった、こっちに向かってくるよどうしようどうしようどうしようどうし
「はぁ…はぁ…やっと見つかった……探したんだよ……」
「ぁ、そ、それはすみませんでした」
「はぁ……あのさ、ユウリィに言いたい事があってさ、それで探してたんだ…はぁ…」
「そ、そうなんですか。で、何ですか?」
ジュードは既に素の口調なのに(それどころじゃないのもあるが)、相変わらずぎこちない口調で受け答えするユウリィ。
「うん……あのね……ふぅ……ごめんッ!!!あんなもの隠し持っててッ!!!!」
「ッ!?」
「ほんの出来心だったんだよッ!!おつかいに行った時に見つけてさ、表紙に惹かれてつい買っちゃって、
で、その、えっと………あの…………とにかくッ!、ユウリィは僕があんなものを持ってるなんて不潔だ、
とか思ってるんだろッ!?だから怒ってあんな態度を僕にとるんだよねッ!?
だから謝りたいんだッ!!!もうあんな態度は本当ごめんだよッ!!本当にごめんッ!!!」

「………」
思いがけない渾身の謝罪にユウリィは驚き、呆然としていた。
だが次第に状況が飲み込めてくると、慌てて釈明する。
「そ、そんなのじゃないんですよッ!えっと…私は別に怒ってないし、不潔だなんて別に……思ってないし(ボソッ 、
と、とにかくッ!わ、私はジュードの事怒ってないですからッ!!」
「え…?そうなの……?じゃ、じゃあさ、「私に言ってくれてもいい」てどういう事なのッ?
あれって僕への嫌味じゃなかったのッ!?」
「ッ!!!!」
思いがけず事の核心を突かれ激しく動揺する。
(嫌味って……私そんなつもりじゃ………でもそういう事にしといた方がいいのかな…
このままそういう事にしておけばジュードと仲直り出来るし………でも……)
「ねぇ、ユウリィ?どうしたの?黙り込んで」
突如黙り込んでしまったユウリィを不思議そうに見つめるジュード。
そんな彼を見ていると、いとおしくてしょうがない気持ちにさせられた。
(かわいい……ううん、やっぱり怖い、でも今を逃したら……
あぁどうしようどうしよう……今はチャンスなのかな、それとも……)
「あの……やっぱり怒ってる?」
返事をしないユウリィに、ジュードが更に申し訳無さそうにうかがいをたてる。
その純粋な表情を見た時、ユウリィの中で何かが壊れた。
777ジュード×ユウリィ :2005/08/09(火) 22:23:54 ID:pa8Zc10q
「……やっぱり怒ってッ!!!!!!!!」
沈黙に耐え切れず、再び話を切り出したジュードだったが、皆まで言う事なくそれを遮られてしまう。
突如抱きついて、彼の口に唇を重ねてきたユウリィによって。
「………」
全く予測していなかった展開にジュードは固まってしまう。
しばらくしてユウリィは体を離し、意を決したようにジュードに語りかけた。
「その……文字通りの意味ですよ」
「え?」
「………私であんな事、えっちな事しても、いいんですよ、って……
だって…あんなのにジュードをとられるなんて悔しいんだもの……」
「…………えぇッ!?!?!?」
キスで興奮してしまったユウリィは、半ば開き直り気味に本音をぶちまける。
ジュードはそこでようやく彼女の発言の真意を理解し、顔を真っ赤にして慌てふためいた。
「ぇ、だって、その、ユウリィはさ、そういうの嫌いだろうし、それに、あの、えっと」
「したいんですかしたくないんですかッ」
おろおろするばかりのジュードに、ユウリィはあえて凛とした口調で話しかけた。
自分はもう一線を踏み越えてしまった、ここでジュードが引いてしまったらもう自分の立場は無い、
ならば捨て身で当たるのみッ、
そんな悲壮な覚悟をしていたのだがそんな事ジュードは知る由も無い。
そして、その行為は幸運にもプラスに働いた。

「………………いいの?本当に」
さっきまでうろたえ続けていたジュードの目に欲望の炎が宿る。
「…はい」
互いの意思を確認し合った2人は濡れた瞳で見つめ合っていた。
778ジュード×ユウリィ :2005/08/09(火) 22:24:45 ID:pa8Zc10q
「わ…ユウリィの体って真っ白なんだね」
ユウリィの裸体があらわになる。メリハリのある体はモデルのそれを彷彿とさせた。
「そんな事言わないでよ……恥ずかしいじゃない…」
「あ、ごめん……その……本当に………いいんだよね……?」
ユウリィの艶かしい裸体を前にして、既にジュードは理性が飛びかけていた。
だが、辛うじて残った理性と、そして実際どうすればいいのかよく分かっていない、という不安とで、
ジュードは次の行動を起こせずにいた。
その様子を見て、ユウリィは少し考え込むと、おもむろにジュードの服を脱がせ始めた。
(このまま終われるわけないじゃないッ 私が脱がせてでも…)
「ッ!!!い、いいよッ!!自分でやるからッ!!!!」
だがユウリィは手を休めない。すぐにジュードは裸にされてしまった。
「うわ……」
いざ怒張したものを前にしてひるむユウリィ。
(こんな大きなものが…私の中に……怖い……)
その目には明らかに恐怖と怯えの色が浮かんでいた。
「……やっぱりやめようよ」
そんな様子を見てとったのか、ジュードがユウリィを気遣って声をかける。
「ううん、いいの」
ユウリィは涙声になりながらそれを否定した。

(ここまできて何も無しで終わったらやっぱりまた微妙な関係のまんまになっちゃう……
それにこれは私が望んだ事だもの……怖いけど、けど……)
ユウリィはジュードを押し倒した。
「わッ!」
「……ジュードの、好きなようにして………」
そう言うと、ジュードの胸に顔を押し付けた。
(うわぁ……やわらかい………)
程よく肉付いたユウリィの柔らかな体が自分の上にある、そして全身に、ユウリィの柔らかく温かい肉の感触が伝わってくる、
そんな未曾有の快感で一瞬理性が飛んだジュードは、ユウリィの体を強く抱きしめた。
「ッ、痛い…」
「あ、ごめん…あんまりきもちよくてつい……」
慌ててユウリィから離れるジュード。が、そうは言ったものの、ユウリィも満更ではないような表情だ。
「ううん、私もきもちよかった…」
「え?」
「だから、遠慮しなくてもいいんですよ?」
そう言うと今度はユウリィがジュードを抱きしめる。2人の息遣いはだんだんと荒くなっていった。
779ジュード×ユウリィ :2005/08/09(火) 22:25:23 ID:pa8Zc10q
「じゃあ……いくよ…」
体位を変えると、ジュードはユウリィの濡れた秘部に自分のそれを押し当てた。
遂に至ったその行為への恐怖からか、無言で目を閉じ、歯を食いしばったまま小刻みに震えるユウリィ。
そんなユウリィを見て軽い罪悪感を覚えたものの、燃え上がる欲望に最早抗う事は出来ない。
本の知識を頼りにユウリィの体を押さえつけ、何度か失敗した後に一気に貫いた。
「あああああああああああああッ」
その刹那、ユウリィの体に凄まじい激痛が走り、思わず悲鳴があがる。
その声に驚いたジュードは一瞬我に返り、思わず挿れた生殖器を引き抜いた。
「ちょっとッ!!大丈夫ッ!?」
「ううッ、痛いよぉ……」
大粒の涙をこぼして泣きじゃくるユウリィ。
だが、そんなユウリィを見ても、もう彼女を気にかける余裕は全く無くなっていた。
「いい?続けるよ?」
彼女を気遣う声は出てこない。ただ、自分の欲望に付き従った言葉が発せられるのみだった。
「うん…私の事は気にしないで……」
ジュードとの交わりを想像して多少なりとも興奮はしていたが、それはさっきの激痛ですっかりさめてしまっていた。
でもジュードと遂にこういう行為に至ったという、その結果については凄く幸せだった。
(凄く痛いけど…痛いのは最初だけだって言うし、今は耐えよう…)

「はぁ…はぁ…」
既に完全に理性が飛んでしまっているジュードは、欲望のおもむくままに腰を振り続ける。
(あったかい…きもちいい…あぁ、ユウリィを抱いてるなんて夢みたい……)
怒張したそれを包み込むユウリィの温かい臓器からだけじゃなく、全身に触れる柔らかい肌からも、
後ろに回した手に触れる柔らかな髪からも、ジュードの体に圧迫された豊満な胸からも、
少年の体に触れる全ての部分から快感を感じ取っていた。
「ユウリィ…ユウリィ……う、うぅ……」
声にならない快感に身を悶えながら、苦痛に顔を歪ませるユウリィを蹂躙し続けた。
780ジュード×ユウリィ :2005/08/09(火) 22:26:07 ID:pa8Zc10q
(痛い、苦しい……誰か、助けて………)
その一方で、ユウリィは止め処なく与えられる苦痛で意識が飛びかけていた。
異物が抜き挿しされる感触に多少酔いはするものの、その結果もたらされる苦痛はそれ以上に大きかった。
(もうダメ…死にそう……お願いジュード、早く終わって…)
「う、うああッ、うああああああああああああッ!!!!!!」
そう思ったまさにその時、ジュードはユウリィの中で果てた。
ユウリィの体に、灼ける様に熱い体液が大量に注ぎ込まれる。
「あ、ああああぁ………」
ユウリィはその未経験の感覚に、思わず奇声をあげた。
酔うほどの快感では無いにせよ、苦痛の後にもたらされたこの感覚に少なからず快感を感じたのは確かだ。
「はぁ……きもち、よかった………」
未だ快感に酔っているジュードが幸せそうにこぼす。
ユウリィはそんな様子を見て、達成感と同時に軽い嫉妬を覚えた。
(ジュードばっかりいい目見るなんて不公平よ……私はあんなに痛い思いしたのに……)
非難の目で見つめるユウリィにやっと気付いたジュードは、思い出した様にユウリィに話しかける。
「ユウリィ、すごく気持ちよかったよ……ありがとう…」
お礼を言ってはいるものの、未だ心ここにあらず、と言った雰囲気だった。
そんな様子が、更にユウリィの嫉妬をかきたてる。
耐え切れなくなったユウリィは、ジュードを抱き寄せ唇を押し付けた。
思わぬ行動に驚いたジュードの口に舌を滑り込ませると、ジュードのそれと濃密に絡み付ける。

「……ふぅ」
「ちょ、ちょっとユウリィ、何するのさ」
もう越えるところは越えてしまったのに、その一歩手前の行為にジュードは照れていた。
「だって…ジュードばかり気持ち良さそうにしてて悔しいんだもの…
私は死にそうだったのに……」
同じく赤面したユウリィがふてくされた様に応える。
「そ、そう、ごめん…」
謝ってはみたものの、ジュードは今まで見せた事の無かった様を見せるユウリィに驚いていた。
「だから私の好きな様にさせてッ」
そう言い終わるや否や、またジュードの唇を奪い、舌を入れる。
「ん……んふぅ…」
恍惚とした表情を見せるユウリィ。夢にまで見たジュードとの熱いキスを十二分に堪能している様子だった。

一方ジュードは、彼女の大胆な行為と、不意に見せられた意外な一面とで早くもまた興奮し始めていた。
そしてすぐに理性が飛ぶと、接吻に酔っているユウリィを無理矢理組み伏せた。

781ジュード×ユウリィ :2005/08/09(火) 22:27:05 ID:pa8Zc10q
「きゃっ! 何するのよジュードッ」
「何って……決まってるじゃない…」
思わぬ行動に驚くユウリィに、ジュードは驚くほど冷めた口調で語りかける。
「え、ちょっと…もうやめてよ…?……まだ痛いのにッ!!!!!!!!!」
そして、彼女の言も耳に入らないままに怒張したそれを挿れると、再び腰を振り動かし始めた。
「あッ…痛ぃ…うあ…おねが……やめ……」
ユウリィが必死で苦しげな声をあげる。しかし、ジュードにとってそれはもう雑音でしかない。
耳障りな雑音を消そうと、ジュードはさっきユウリィがしたのと同じ様に、彼女の口を塞ぎ、舌を絡めた。
「ッ!」
何より驚いたのはユウリィ自身だった。
実際ジュードは、ユウリィのしてきたそれがあまりに気持ちよかったから、こうしているに過ぎないのだが、
ユウリィは、自分が痛がってるのが分かったから、せめてこうして私を気持ちよくさせてくれてるんだ、
こう受け取って凄く幸せな気分になっていた。
(凄く痛いけど、こうしてジュードとキスできるんなら死んだっていいかな……うッ…)
そんなけなげな事を思いつつ、ユウリィはジュードに犯され続けた。


時々喘ぎ声が漏れるものの、殆ど無言の行為が続く。
辺りには、ジュードが抜き挿しする卑猥な音と、2人が舌を絡め合う音だけが響き渡っていた。
そんな中、不意にジュードが顔を離し腰を休め、ユウリィに話かける。
「ねぇ…ユウリィ」
「なぁに?」
「やっぱりさ…まだ痛いの…?」
「……うん」
痛みは大分和らいできたとは言え、やはり痛い事には変わり無かった。
ジュードとの接吻に酔っていた事で、それは大分紛らわせる事が出来たのだが、流石にそれは言わない。
「ごめんね……僕が好きな様にしちゃって」
押し寄せる快感にようやく慣れたのか、ある程度理性の戻ってきたジュードはやっと本心からユウリィを気遣う声をかけた。
「ううん、いいの…私はジュードと出来てとても幸せだもの……だから最後まで続けて…」
痛そうにしながらも、満面の笑みを浮かべて答えるユウリィ。
その表情を見て、何とも言いがたい感情が湧き上がる。
「ユウリィッ」
「うッ…」
思わずユウリィの体を一瞬強く突き、強く抱きしめた。それにともなって、ユウリィの顔が苦痛に歪む。
その表情の変化に凄まじい倒錯的な快感を感じ、再び理性が飛んだジュードは、
おもむろにユウリィの口を塞ぐと腰を律動させ始めた。
「ん、んんん……」
ジュードの突然の豹変ぶりに驚いたものの、すぐにユウリィもまたその行為に酔い始める。
辺りは再び静かになった。
782ジュード×ユウリィ :2005/08/09(火) 22:27:38 ID:pa8Zc10q
それから間もなくして、ジュードは自分から顔を離した。
「うぅ、ユウリィ…僕、もう、いきそう……あぁぁ…」
声をあげずにはいられなくなったジュードは、段々と腰の動きを速め始める。
「いッ…あ…やめ、て……」
接吻で紛らわせなくなった事と、ジュードが動きを速めた事で、再びユウリィを激しい苦痛が苛み始めた。
「ぁぁあぁぁ…ユウリィ、きもちいい、よぉ……うあぁあぁぁ」
「ちょ…ジュ、ジュード…そんなに、速く…うごか…なぅぁッ!……おねが…」
「は…はぁッ……ユウ…リィ……う…ユウ…ぐぁッ」
最早何も聞こえていない。ユウリィの意思に反して動きは更に速く、力強くなり、それとともに痛みも激しさを増す。
だが、それは段々と感じ始めた快感も同様だった。
「うああ……くぅぅッ……痛い、よぉ……でも…きもち、い……あ…あぁ……」
「あ、あぁぁ、あああ……も……げんか………だす、よ……ユ……リ…」
「ん……く…も…う……すきに……し…ふあぁぁあッ……ジュー…ドォ………ぅ」
「はぁ、はぁ、はぁ…ッ、ぐッ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ユウリィイイイイイイイイイッ!!!!!」
絶叫と共に果てるジュード。再びおびただしい量の体液がユウリィの体内にほとばしる。
「うああああ熱いいいいいいいいいああああああああああああああッ!!!!!」
と同時に、ユウリィの体を再び不思議な快感が駆け巡る。その快感が呼び水となり、遂にユウリィも果てた。
2人の絶叫が辺りの静寂を切り裂く。
そして互いに力尽きた2人は、恍惚の表情で互いを抱きしめたまま、そのまましばらく動こうとしなかった。

「ねぇユウリィ……その…ありがと」
先に声をかけたのはジュードだった。
大量の精を放ってすっかり落ち着いたところで、改めて自分のした行為が恥ずかしくなり、
今更ながら赤面しつつの告白だった。
「うん…ありがとう……ジュード…」
ユウリィも同様に顔を赤らめていた。
2人して照れながら見つめあっている内に、どちらからともなく笑い始める。
お互い相手の様子が面白くて仕方がない、という様子だった。
静かな夜空に2人の笑い声だけが響いていた。
783ジュード×ユウリィ :2005/08/09(火) 22:28:18 ID:pa8Zc10q
後日

「さーてッ、今度はこれどこに隠そうかな……」
ジュードはくだんのスケベ本を手に、綺麗に片付いた部屋をうろうろしていた。
あの後ユウリィに捨ててくれ、とソフトに言われたものの、それでもまだ未練は捨てきれないらしい。
「ベッドの下とかはまたバレそうだし、布団の下も危ないし……引き出しに鍵かけて入れておこうかなぁ…」
「ねぇ、ジュード」
「多分ユウリィは鍵開けないと思うんだけど……鍵どこへやったっけなぁ?」
「ジュードってば」
「……思い出せない………ッ!そうだ、引き出しの裏に貼りつければッ」
「ねぇッ、ジュードッ!」
「もう誰だよさっきからうるさってわあああッ!!!!!!!」(ガンッ
振り向くと真後ろにユウリィが立っていた。
驚いたジュードは思わずしりもちをつき、頭を机の角にしたたかに打ちつけた。
「ちょっとジュードッ!大丈夫ッ!?」
「う、うん……だいじょあいたた…」
「もうッ、ドジなんだから……」
呆れた様にジュードを見下ろすユウリィ。
「で、どうしたの? いたた…」
「どうしたの?じゃないですよ。ポートロザリアに買い物に行く約束してたじゃないですかッ。
ずっと来ないから呼びに来たんですよ」
「あ、あぁ、ごめん……すっかり忘れてた…はは…」
「はぁ……で、忘れた挙句その本の隠し場所を考えてたわけですね。
私が来たのにも気付かない位必死に」
突然声のトーンが変わる。その変化に、ジュードは慌てふためいた。
「え、いや、これはその、あのッ……この本をね、その…」
「そうなんでしょう?」
「えっと、その………ごめんなさい…」
結局言い訳が思い浮かばずに素直に謝るジュード。そんなしょんぼりする様を見て、ユウリィは笑いかけた。
「私じゃ満足出来ないんですか?」
予想外のストレートが飛んでくる。ジュードは、思わず顔を赤らめながら必死で否定した。
「そ、そんな事無いよッ!!無いけど……(もったいないなぁ…)」
「じゃあ、いいじゃないですか」
「ッ」
そう言うと、ユウリィはジュードに軽くくちづけをした。そして、2人してぽっ、と顔を赤らめる。
晴れてバカップルの仲間入りを果たした2人は、互いに楽しそうに笑い合っていた。

784名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 22:29:17 ID:pa8Zc10q
糸冬
785名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 22:50:39 ID:Sr2j79+5
GJ!

この期に及んでエロ本手放せないジュードワロスwww
786名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 22:58:01 ID:/cv7ruUZ
ホントにキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
787名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:52:35 ID:DDQYjpCH
>>785
十代の少年なんてそんなもんだよなw
で、素直に謝るあたりがジュードだw
788名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 01:10:16 ID:BkEWlEA2
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! GJGJGJッ!
789名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 01:17:22 ID:hEarhNiI
キタ━━━(゚∀゚)━━━!! GJ!
790名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 05:18:33 ID:xuqu5LUA
とりあえずテリィリルカいきま―すが、何せ純愛モノは初めてでえらい淡泊なのと、設定が微妙に違うかもというのをお詫びしときマッスル。
あ、しかも携帯。
791テリルカ:2005/08/10(水) 05:30:13 ID:xuqu5LUA
ちらり。
テリィの目が横へ逸れる。
黒板の方へ目を戻すが、彼の注意はすぐまた横に向けられる。
斜め前に座るリルカが授業中居眠りをしていないのは、確かに稀ではある。
だが今日に限っては、クラス委員が問題児を見張っているという訳ではないのだ。
鋭い、リルカのこととなると殊更に鋭いテリィは彼女の異変に気付いていた。
元気がない。
一見普段通りに見えて、一週間につき1日はそういう日がある。
それは、彼女が諸国漫遊の―アシュレ―たちとの旅から帰ってきてからだった。
792テリルカ:2005/08/10(水) 05:58:19 ID:xuqu5LUA
(生理? それにしてはいくら何でも頻繁過ぎる。
前日にでた大量の宿題をすっぽかしてから? いや、今更彼女がそんなことで気落ちする筈がない)
授業後、寮の自室でテリィは今まで何度繰り返したか分からない問答を繰り返す。
だが、いくら悩んでも答えは見つかりそうにない。
(―やっぱり、本人に直接聞くしかないな。)
机の上に積み上げられた本を見つめ、彼はついに決心した。
「必勝!彼女とのデ―トマニュアル」「女の子にモテるトカ何トカ」「エッチなお姉さんの語り」
さすが優等生、話一つ聞くだけなのに用意は万端だ。
彼の名誉の為、それらを読み込むだけで、今日実行に移すまでにどれだけかかったかは伏せておく。
重要事項を書いたメモを服の内ポケットに忍ばせ、ポケットの上から握りしめる。
(外に連れ出す時は、自然に、でも少し力強く、そして何より優しくだよな…よしッ!!)
まだ教室内で学友と話しているはずのリルカの元へ急いだ。
「 … リルカ!」
案の定、彼女はいた。姿を見つけ、呼びかける。
「何?どうしたのよテリィ、そんなに息切らして」
いつも通りの反応。テリィも無意識に返した、いつも通り。
「話がある、ちょっと来いッ!!」
793テリルカ:2005/08/10(水) 06:47:12 ID:xuqu5LUA
自分で呼び出しておきながら一言も喋らず、ただ頭を抱えて歩くテリィに、リルカは呆れ顔だ。
「ちょっと、どこまで歩くつもり?」
さっきから学園の敷地内をぐるぐる廻るばかりのテリィに、いい加減疲れたリルカが問う。
その声にテリィは我に返り、周りを見回してデ―ト必勝法その2、「スマートにエスコ―ト」も失敗した事に気付く。
「えと、とりあえずあそこに座ろう」
手近なベンチに二人して腰掛ける。
テリィは、一つ咳払いして口を開いた。
「リルカ、最近また勉強サボってるだろ」
「えッ!?う、ぃや…ま、まあ、ちょっと…」
違う。
「マクレガー先生、怒ってたぞ」
「う、うん。みたいね。今日も呼び出されちゃったし」
話したいのはそんな事じゃない。
「で、でも、今度のレポートはちゃんと出したし、実地訓練でなら…」
「それならいいけど」
話が尽き、重い沈黙がやってきた。
無言の状態にテリィの心臓は早鐘を打つ。
話そうとしても唇も喉も普通ではない。
実際には数分でも、数十分と思い込むテリィの焦りは、リルカの物言いたげな表情を視界に入れると極限に達する。
「ねぇ、話それだけなら…もう帰っていい?」
言われる。今に言われる。いや、今言っている?
耳も普通ではなくなったテリィは遂に思い切った。
「リルカ、最近何か悩んでるだろ?」
核心。テリィはリルカに反応を認めた。
「え…な、何いってんのよ。それに、あんたには関係ない…」
「関係あるさ。クラス委員として、クラスメイトの様子がおかしいってこと位分かるし、話を聞く権利もある。」
自分でも最低だとは思ったが、今は手段を選んでいる余裕は無かった。
「話してみろよ。力になれるかもしれないしさ。」
出来るだけ優しく話しかけたつもりだったが、返ってきた反応は冷たかった。
「……なれないわよ」
その言葉に腹を立てたテリィ、つい言葉を荒げる。
「な、何だよそれ!人がせっかく心配してやってるのに…!」
「余計なお世話よッ!あんたなんかには何にも分かんないんだからッ!!」
駆け出すリルカを呆然と見送り、テリィはまた頭を抱えた。
794テリルカ:2005/08/10(水) 07:15:05 ID:xuqu5LUA
その夜、テリィはなかなか寝つけずにいた。
リルカに嫌われた事より、彼女の抱えている悩みが思ったより深刻そうだったためだ。
だいぶ夜も更け、いい加減テリィも眠りにつこうとした頃、どこかでドアが開き、廊下を歩く音が耳に入ってきた。
やがてその音の主は、部屋のドアよりもっと重い扉-正門を開けて出ていってしまったらしい。
(誰だ、こんな時間に外に出るなんて…追いかけて注意すべきかな?でも……)
かなり悩んだ末、確かめに行く事にした。
注意しに行くとはいえ、寮の外へ出たのが見つかれば当然怒られる。
だが今のテリィは、何故か無性に小さな違反をしてみたい気分だった。
ついパジャマ姿のまま部屋を抜け出したテリィは、夜風に身を震わせた。
先程の生徒を探そうと辺りを見回しても、白い吐息が視界の隅にちらつく他は誰の姿も見当たらない。
少し歩いてみると、ふと見覚えのあるものが目にとまった。
昼間、リルカと座り、ケンカした場所。あの時は気付かなかったが、そこは展望台近くに最低できたベンチだった。
何気なく腰掛けたテリィは、妙な音が聞こえてくるのを耳にすることになった。
795テリルカ:2005/08/10(水) 07:41:34 ID:xuqu5LUA
湿った音が断続的に響き、荒い吐息がそれに重なる。
音の主はリルカだった。
展望台の二階で台に腰掛け、既にパジャマのズボンと下着は取り払っており、はだけたパジャマの上を羽織っているだけの格好。
自らの指で乳首と秘部を弄ぶ様を入り口の陰から覗き、テリィはただ目を見開いたまま硬直している。
初め控えめだった息が次第に乱れ、リズミカルに続く水音と交互に響きだし、僅かな間に急速にその間隔が縮まっていく。
ただその様子を隠れることも忘れ目に焼き付けていたテリィは、その喘ぎの中にある言葉を拾った。
「ぁ…アシュ、レ―…も…っと、もっと…つ…よく…っ!!」
瞬間、壁についていた手の力が抜け、テリィは壁によりかかる形となった。
ミシ…ッ!!
古くなっていた展望台の壁は、少年一人の体重にすら過剰な音を響かせた。
突然の怪音に、妄想の中いよいよ切羽詰まった呻き声を漏らし快楽の前の限界を味わっていた少女は、丸まった背中を一気に伸ばし、内股気味に開いていた脚をぱしんとくっつけて動きを止めた。
796テリルカ:2005/08/10(水) 08:07:09 ID:xuqu5LUA
どれほどの間二人は見つめあっていただろう。
―どうしてここにいるの…!?
―ここで何をしてたんだ…!?
口に出さずとも問いはかけられ、目を見ただけで答えに窮しているのはどちらにも痛いほど伝わる。
「見られ…ちゃってたんだ」
「………ごめん」
弁解はない。否定もしない。
「ごめん…僕、帰るよ…ごめん」
うなだれ、ただ謝罪を繰り返す少年の背中に、リルカは呼びかける。
「待って!」
思わぬ言葉に振り返ると、泣きそうな少女の顔が目に入る。
「ほっとかないでよ…これ、急にテリィがびっくりさせたからなのよ?」
リルカは、自らの秘唇に目を落とした。
「もうちょっとで最高の感じになれたのに、肝心な所で一気に冷めちゃったじゃない!」
じとっとテリィをにらむ。
「あ…ご、ごめん、でも、そうはいっても、どうしたらいいか…」
戸惑うテリィに、リルカは少し意地悪っぽく笑った。
「せっかくだから、テリィも一緒に悦しませたげる」
797テリルカ:2005/08/10(水) 08:53:06 ID:xuqu5LUA
テリィを裸にし、自分もパジャマを脱ぐリルカ。
股間を隠すテリィの手を軽く叩き、既に完全に勃起している男性器の前に屈み込み、何度か表面に舌を這わせた後、思い切ってくわえ込む。
経験が皆無のリルカの口唇奉仕は、お世辞にも巧いとは言えないものだった。
それでも包皮を捲られたり裏の筋を舌が触れていく感覚は少年の射精の欲求をくすぐるには十分すぎたし、今や頭の中のほとんどを占有する愛しい相手から受けているという事実が何よりも半身を痺れさせた。
(あのリルカが、僕に、こんな事してくれてるなんて…信じられない)
昇りつめるまで秒単位となったとき、彼の頭はふとあることに気付いた。
(僕のため…じゃないんじゃないか?今リルカが気持ち良くさせようと思ってるのは…)
ぼやけた頭がふいに冴える。
リルカは、目を閉じたままうっとりしたように顔を前後に揺すっている。
「……ッ待ってくれ、リルカッ!!」
リルカの肩を掴み、引き剥がすように彼女の口内のものを抜き取る。
「‥ぁ、え?ろうしたの、アシュれ―…。」
「…………!!」
思った通りだ。彼女が必要としていたのは自分ではなく、あの青年だった。
「リルカ、そこまであの人を…?」
ショックだった。何故か裏切られた気がした。
「え、そ、それは…あの… 」
言い淀むリルカを見るうち、テリィの中は言い知れぬ感情が広がった。怒り、悲しみ…
気がつくと、テリィは足元の少女を床に押し倒し、覆い被さっていた。
普段とは違う荒々しい行動に、ただリルカはされるがままだ。
床に組み伏せられて、リルカは急に恐怖を感じる。
「…僕じゃ、だめなのか …」
呟くテリィに、リルカは少し気弱に返す。
「だ、だって、あんたなんて…アシュレ―に比べたら、全然ガキじゃない」
だが、彼の表情を見て口をつぐんだ。
798テリルカ:2005/08/10(水) 09:48:32 ID:xuqu5LUA
泣いている。
まっすぐリルカを見つめ、涙を流す。
「テ、テリィ…?」
恐る恐る声を掛ける。と、彼は突然、妙に静かな声で言った。
「僕は…リルカが好きだ。」
リルカはじっとしたままだ。テリィは続けた。
「確かに僕から見ても、アシュレ―さんは僕より大人だし、しっかりしている。かっこいいよ。リルカが惚れるのも仕方ないとは思う。でも…今分かったんだ。僕はリルカを取られたくない。リルカが好きだから」
「あ、あんた、何言ってんの…タイプじゃないわよ、あんたなんて…」
テリィはリルカを組み敷いたまま、右手でリルカの体を弄り、秘所に指を沈めた。
最初に見た時、リルカ自身がそうしていたように。
「や、やめてぇ…何よ、バカ!変な所触んないでってば!!」
抵抗しながらもリルカは目をテリィの瞳から離せずにいた。
どこまでも真っ直ぐに、自分の心を見据える目。
「リルカが笑ってるのが好きだ。声が気に入ってる。本当は…ケンカするより前に、リルカが好きって…ずっとそう言いたかった。」
秘唇への刺激は些細だったが、リルカははっきりとその奥の疼きを意識していく。
「ウソよ… だってテリィ、ずっと私に、いじわる、ばっかり… やめてよ、好きなんて何回も言って…なんだか…変…
「ごめん…でも、好きっていうのは本当なんだ。もうその「好き」って言葉しか出てこないんだ…!!」
まっすぐ見つめる目が眩しくて、リルカは目を閉じた。「好き」という言葉を聞くたび、悲しくなってしまうから耳を塞いだ。
それでも、少女の一番敏感な所を走る感覚は防げない。
五感を閉ざしたことで、初めて純粋に知る、自分を想う少年の存在。
リルカの目尻から、涙がこぼれ落ちる。拭っても拭ってもとまらない。
失恋から今日まで、ずっとためてきたのだろう。
「テ…リィ、本当に、…私なんかが…」
今度は自分から少年の瞳を見つめる。先程まで、聞くたび悲しくなった言葉が、今一度少年の口から発せられる。
今度は…素直に喜びを感じ取れる。
二人は、どちらともなく強く互いを抱き寄せた。
何の刺激もないにも関わらず、二人は今日、一番の快感に包まれていた。
799テリルカ:2005/08/10(水) 09:59:45 ID:xuqu5LUA
「リルカ、また宿題忘れたのか!!」
マクレガー教室で、またいつものやりとりが始まった。
「えと、や、やろうとはしてたんだけど―、その、途中で寝ちゃって」
「言い訳にもなってないよ!まったく…」
その口調は厳しいもので、マクレガーや他の生徒達は彼の生真面目さに今日も苦笑いだが…
「そういうつもりなら、いいさ。今晩もあの場所で、みっちり教えてやるからな!」
うなだれるリルカも、眉間に皺を寄せるテリィも、笑いをこらえるのに必死だとは、だれも気付いていないのだ。



しまい
800名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 10:09:56 ID:xuqu5LUA
トリアエズ 投下終了。
オジサン ゴブダカラ 純愛意識シスギテ 本番ナクナッタリ、
アキラカニ最後ノ方 飽キテ 適当カイテルケド ユルシテネ

最後ニ オジサンガ ズットカキコンデタカラチョット ゴブ臭イ コノスレ アゲルヨ
801名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 10:46:30 ID:vj5qHFn1
>>800
ありがとうゴブおじさんッ!!
そしてリルカたん独り身部屋からの脱出おめ。テリィと幸せにな。





ザック・・・・・・('A`)
802名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 11:09:33 ID:mbQDtMFt
このスレは復活した!
803名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 13:37:35 ID:BkEWlEA2
ゴブおじさんGJッ!

>>801
大丈夫、まだ肉がいる
804名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 16:37:36 ID:xdb8Hwk6
 / ギシギシアンアン\ ↑    / ギシギシアンアン\↑ / ギシギシアンアン\↑  / ギシギシアンアン\↑
 ロディと有象無象の部屋 ゼットとアウラの部屋 マキシとお花ちゃんの部屋 テリィとリルカの部屋
/                        .|                                 \
 ギシギシ ←茄子とキザイアの部屋     |            アシュレーとマリナの部屋→ ギシギシ
  アンアン                    .|  ('A`)   ('A;)ユ、ユウリィ・・・               アンアン
 ギシギシ ←ジュードとユウリィの部屋  / ̄ノ( ヘヘ ̄ノ( ヘヘ  ブラッドとカノンの部屋→  ギシギシ             
  アンアン                                                     アンアン
 ギシギシ ←アルノーとラクウェルの部屋    ↑    ↑  マリアベルとトニーの部屋→ ギシギシ
  アンアン                       ザック  肉兄                     アンアン
\                                                           /
ヴァージニアとジェットの部屋 マヤとアルフレッドの部屋 シェーンとベアトリーチェの部屋
 \ギシギシアンアン/↓        \ギシギシアンアン/↓     \ギシギシアンアン/↓
805名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 18:54:30 ID:A6eNUHhy
肉のことはきっと女医さんが何とかしてくれるさ
806名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 19:59:12 ID:6tFEDlO8
スケベ本の話キタ━━━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━━━!!!!
リルカとテリィまでキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!

いやもうおなかいっぱい
当分SSキテなかったのに急に活気付いたな
807名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 17:13:36 ID:rsXB0VdF
これでザックだけになってしまったか…
808名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 18:23:38 ID:DZbs3dG1
まるでリルカとザックの話を書くのがタブーみたいに思えるなwwww
809名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 09:36:00 ID:Kqf+wINb
バルガインのマグロ解体ショーです。
810名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 00:05:56 ID:T+BSX4Pd
ナゲヤリ君→ヤリニゲ君で肉と女医の話を書こうと思ったが
発想があまりに馬鹿馬鹿しいことに気付いて10行で止めた
811名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 04:25:15 ID:vPpajyXU
>>810
そんな事言わずに書いて投下してくれ
812名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 09:14:13 ID:B3CraNCt
肉×女医は大歓迎だが・・・
ヤリニゲ君はどうかと思うぞw
813名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 11:46:37 ID:wQlQ7THd
中に出しても(・ε・)キニシナイ
孕んでも(・ε・)キニシナイ


工エエェェ(´Д`)ェェエエ工
814名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 12:16:39 ID:B3CraNCt
肉がモルガン先生を孕ませたら、小林檎たんと同い年になる。
ということは(ry
815名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 08:43:50 ID:DVa79dzL
ジュードとユウリィの子供・小林檎・肉女医の子供の三角関係?
816名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 09:02:24 ID:7EW0Qnjc
でも肉はモルガン先生の世話になるのがいいと思うんだよな。
ARMがばくてもヒーリングファクターは使えるだろうし、(ザック・・・)
ハリムでユウリィをストーキングするにも都合がいい。
817名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 08:16:51 ID:F43R1GJ/
クルスニは甘えさせてくれる年上のお姉さんがぴったりだと思うんだ
見た目もなんかお似合いだし

・・・・これで重度のシスコンじゃなけりゃナイスカップルが誕生してたかもしれないのにな
818名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 09:28:33 ID:0MADNLqX
ユウリイと同じくらい大事な人ができれば考えも変わるさ。
未来紡ぐ肉兄よ、さぁモルガン先生を孕ませるのだぁッ!!!
819名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 20:41:09 ID:YD9qq/nB
あげ
820モンスタージェット:2005/08/19(金) 20:48:35 ID:2mDEMdMP
SSが尽きた途端過疎かッ!?世知辛いぞ諸君らッ!!
821名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:26:57 ID:lx1OI6ag
すげーッ!モンスタージェットだッ!!
アルティメットジェットをやればきっとSSが投下されるさッ!!
822名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 01:41:33 ID:krw367xW
ロケット返信!これが後戻りのきかない青春だぁッ!
    〜〜                 トカ?
823名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 02:26:06 ID:iAGqiwC3
本スレ絵板の作品におおいに萌えた。
誰かアレでパラレル学園ものを書いてほしい…
824名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 17:24:08 ID:B54GjtdZ
そこまで行ったら個人サイト作れって言われるでしょ
825名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 15:42:39 ID:3cizewn2
♪大切なもの 連れ去っていく
激しい過疎は とまらないけど♪
826名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:09:22 ID:13uEPUR3
♪流れに逆らうだけの 文才無くて〜♪
827名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:42:40 ID:TdeGm8+5
♪だ〜けど  記憶の底〜から
萌え〜尽きぬ 声が叫〜んだ♪
828名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 03:28:12 ID:WIY+ySKn
過疎を〜みつめ〜るキミ〜が〜い〜るから〜
829名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 16:39:40 ID:dCqD0xGl
嘘を〜つい〜て〜も 震え〜たままでも〜
過疎〜か〜ら 逃げた〜りしな〜い〜
830名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 21:06:05 ID:JjB+a7MR
SS−書くことだーけが ほんーとの強さではーないーからー
もう迷わずにー このスーレをーROMろーー
831名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 15:27:19 ID:/Z486sVP
指先ーをパソにかざーし 萌えるシチュをたーよーりに
歪んでるー妄想をー書いてみようよ (と欲望のガーディアンが走りながら吠える)
その時に その場所に 保守する暇あるなら
批判レス 恐れずに 投下してゆけ (とアーヴィングが睨みながら思ってる)
832名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 22:27:19 ID:Ptr+bPht
10 years after ....

ロディ・ラグナイト
若き森林保護官となり、戦火を免れた貴重な緑を守っている。
コートセイムより、ほどなく離れた山中にロッジを構え、
人間よりも野生動物たちに囲まれた暮らしをおくる。
そのためか、あの日の幼さはどこか残っているようだ。

セシリア・レイン・アーデルハイド
教師としてタウンロゼッタに暮らす。
にぎやかになった村で大勢の子供たちに勉強を教える毎日。
ときにからかわれつつも、優しい先生として慕われている。
得意の魔法はさらにレパートリーを増したらしい。

ザック・ヴァンブレイス
ミラーマの酒場に勤めるウェイトレスと結婚。
まもなくして女の子を授かる。
その後、立ち寄った町に落ち着き、重工業の仕事に手をつける。
来春、二人目の父になる予定である。
833名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 22:27:53 ID:Ptr+bPht
ジェーン・マックスウェル
マクダレンの死後、バウンティハンターの家業からは足を洗う。
今ではアームマイスター見習いとして勉学の日々を送る。
孤児院の子供たちに支えられ、今では昔の荒っぽさも影を潜めるようになった。
ロディとは頻繁に会い、親密な関係が続いている。

エマ・ヘットフィールド
大臣公認となったチーム・エマの班長となる。
昔と変わらず地下室に閉じこもり、自ら研究に打ち込む。
新型旅客機ガルウィング3の完成は間近のよう。
旦那との仲は結局戻ることは無かった。

ゼット
盲目の恋人を守る日々は今でも続いていた。
魔物も静まり、再び賑やかさを取り戻した町で飲食店の経営に至る。
人手も足りず失敗ばかり繰り返す彼にクレームは多い。
二枚目への道はまだまだ遠いようだ。



再会はいつになるかはわからない。
けれどもファルガイアに「未来」は今も続いている…。
834名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 22:29:50 ID:yzQA8XrO
ザック・ヴァンブレイス
ミラーマの酒場に勤めるウェイトレスと結婚。
まもなくして女の子を授かる。
その後、立ち寄った町に落ち着き、重工業の仕事に手をつける。
来春、二人目の父になる予定である。
(妄想)

実際はネズミ頼りの貧乏な旅を寂しく続けている
835名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 22:33:06 ID:AVFqGJG3
ザック叩きはつまらん
いい加減にしてくれ
836名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 22:41:18 ID:43j9W2ui
叩きじゃないってば
彼は愛されているからこそこんなにもネタにされるんじゃないか
837名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 23:01:43 ID:AVFqGJG3
吉田創のカツいじりと全く同じ匂いがしてただただ不快なだけなんだよ
面白いとでも思ってるのか?
838名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 23:07:15 ID:43j9W2ui
誰も面白いなんて思っちゃいないだろうけどなぜかやめられない麻薬のようなもの
ザックのSS投下されれば流れが変わるかもしれん
839名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 00:17:09 ID:QFREMeYj
最近叩かれるザックもいいかもと思い始めた俺ガイル
840名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 00:24:31 ID:a14oVjAW
ネタに突っ込むのもなんだが・・・
姫さん公務しようよ。ちびっ子と戯れてる場合じゃないよ
841名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 01:42:48 ID:xXjOw+WO
>>837みたいなのを見ると余計に頑張っちゃうよ〜。
842名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 02:10:32 ID:RwUObbpS
ザックはい〜い漢だよねえ。あれぞ渡り鳥ッ!って感じ。
っていうわけで誰かザック×エルミナ投下するのですYO!!
843名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 16:59:05 ID:dpU4C8+X
しかし、ザックがヘタレじゃなかったら、ここまで愛されることも無かっただろう。
844名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 18:07:45 ID:5OWmokE7
歪んだ愛などいらぬ
845 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄:2005/08/26(金) 19:49:00 ID:2Fnya8jM
       ('A`)
846名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 22:48:07 ID:5kxVPsD/
そういえば最近見なくなったな吉田創。干されたんだろうか。
847名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 00:46:54 ID:t+3kDaRh
ここで百合ネタきぼん
アナ姉と誰かで
848名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 03:06:02 ID:FdLQM4Jr
ヴァーとマヤでも可
849名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 20:29:20 ID:dmWPr58x
欲しいとキボンするよりも
すすんで話を綴りましょう。

エロパロの灯火
850名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:32:47 ID:g0RkTxv+
なあ。今、この時だけでいい。
私をエルミナと呼んでくれ・・・

何故か、そんな気分なんだ。
このまま・・・

朝まで・・・

・・・



おはよう、ねぼすけさん。
もう朝だよ。

私はもう行くよ。

ちょッ!私は・・・エルさ。
街一番の酒場の看板娘!

・・・

行っちまう前にさ。
また寄ってきなよ?
取って置きのサービス、してやるからさッ!
851名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 00:19:46 ID:/N6SRjw+
ついにリルカに続いてザックが羽ばたくかッ!?
期待して待ってるよ。後は肉女医だな……ちょっと頑張ってみようっと
852名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 11:12:27 ID:/bGJlT34
>>851
蒼い鎧に身を包み若本ボイスで期待してやる。
853名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 18:02:37 ID:sIjAd5UP
>>851
んじゃ俺はシャツに腹巻で若本ボイスで期待しとこう。
854名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 20:53:34 ID:51N2Kyjn
>>851
じゃあ俺は黄色い球体の若本ボイスで期待しとく。
855名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:02:34 ID:1Ar5dIWm
>>851
なら俺はVの体勢を取りつつ若本ボイスで期待しよう。
856名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:28:19 ID:fgtEx5CT
>>851
ならば英雄を大戦斧でぶった斬りつつ若本ボイスで期待するぞ。
857名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:17:56 ID:i0Zdjkt3
>>851
それならぁ私は緑色の二股再生生物になった上にぃ若本ボイスで期待しよぉう。
858名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 08:24:40 ID:EQNZZyL0
>>851
基本に立ち返ってフグ田くんと一杯やりつつ若本ボイスで期待する。
859名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 13:39:02 ID:az1Y5z5z
子林檎かわいいよ子林檎
860名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 13:55:04 ID:LCSpi+4u
>>851
それなら俺は関東大砂漠で砂ぼうずと決闘しながら規夫ヴォイスで期待してやぁるからしてェ〜〜〜。
861名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 13:59:36 ID:LCSpi+4u
ふと気になったんだが今誰かザク×エル書いてるのか?
誰も書くなんていってない気がするが…。
書いてる奴は挙手することを許可するッ!!!
862名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 16:35:48 ID:fFQcuMGl
>>859
さすがにこのスレではいじりようがないな
863名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 18:00:28 ID:fVfCsmss
ジュードの所に遊びにきた小林檎を性欲をもてあましたジュードがりょ

何でもない
864名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 18:55:40 ID:l4N6aCPm
誰か>>863をブラッキー先生の所にお連れしてくれ
865名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 19:48:39 ID:8RIpEyeM
結局ザックはだれも書いてねえのかYO!
866名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 20:15:26 ID:L0vR7bPQ
>>850もエルミナが喋っているだけで相手がザックとは一言も書いてないからなw
867850:2005/08/29(月) 21:13:10 ID:udV5to6+
予告は予告であッて
まだ筆を取るに至ッてないのだよッ!
868名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:00:05 ID:CHvPiDW8
ということは書くのであるな>>850?
869名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:56:35 ID:fFQcuMGl
その後、>>850>>851の姿を見たものは誰もいなかった……

なんてならないように頑張れご両人
870名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 11:14:41 ID:GuD1E2zI
名無しがいな〜く〜ても なに〜もか〜わ〜ら〜ないと
膝を かか〜えて SSかいた
自分を きら〜いだ なん〜て 言わないように
心に GJをか〜けて〜〜
あしたも朝 き〜っ…と 笑顔……
871名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 21:10:20 ID:vfhLl8q7
ハンペン×チクワブ
872名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 22:39:14 ID:Vd3GlcBi
亜精霊にブツはあるのか?
873名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 02:25:24 ID:XKYy8Qdb
叩かれたばかりの〜ネタ〜の様〜 この過疎の中〜怯えてた
自分のキボンだけしか守れない SSを投下することも
だ〜けど〜 僕らに〜 託された〜期待〜その憧れを〜 強さにかーえーてー・・・
874名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 13:45:16 ID:+BnWiPY/
さーあ エーロいSS うぷして
どーこーまーでも拡がる世界へ〜

(以下あえぎ声)
875名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 15:29:21 ID:p7ajp88r
アルノーの娘ってラクウェルって名付けられたんだ……
876名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 17:43:15 ID:+H1AhNFy
ど〜んな〜時でも〜スレはひと〜りじゃな〜いよ〜
SSキボン 終わら〜ない〜
信じ〜てる あの日のレスと 強い想〜いが
同じスレを 巡回〜続けてる〜
877名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 20:24:40 ID:XKYy8Qdb
約束して、ここ(このスレ)へ還ると♪果てしなく遠くへ行っても♪
どんな時でも私は一人じゃないと〜心の中繰り返し♪
流れ行く時の彼方に辿り着いても(スレが流れても)〜まだ終わらぬ〜旅(ROM)と〜この荒野(過疎)〜♪

くっそー「どんな時でもひとりじゃない」がSSが書けない自分への励ましSONGに
聴こえてきたじゃないか!歌詞変えなくても全然イケる!
変な替え歌はたくさん思いつくのに、SSは書ききれませんよ。まぁ頑張ろう。平気へっちゃら・・・
878名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 22:25:52 ID:/2UQTqeI
>>875
この時期ってことはもしかしてF通小説設定?
879名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 23:42:39 ID:iosMic2K
ゴブおじさんはいつだってこのスレを見て「ピクピクシテキチャッテ、ワーオッ!!」
トカ言ってますよ。
880名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 03:20:29 ID:S0wA6FVX
>>879 トカと言ったらトカゲの人。
あの口調とテンションをインストール出来たら
何か色々笑えるモノが書けそうな気がする。
881名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:34:07 ID:Oq0yPblo
SS投下してくれッ!クルースニーーークッ!!!
882名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 02:02:31 ID:1z6RDv/q
「昆虫採集セットの薬(混ぜた)」をゲー以外に打ったらどうなるんだろう?
トカ想像してみる。
883名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 02:26:39 ID:0ZbAkDc3
どっかから拾ってきた クルースニク×ユウリィ。

「ほーら…血の繋がった兄貴のチンチンが、マ○コにハマりそうだぞ〜ホラ…あと数センチ…」
「ん……あぁ!」
「ああ〜!ハマっちゃた。ほんとうの兄妹同士で性器がハマっちまった。あ〜あ」
「いや…いやァ!」
「あーたまんね!妹のマ○コに兄貴のが…オオ〜…グイグイ締め付けやがって…やっぱり処女かよ」
「お兄ちゃん…正気に戻って!…兄妹なんだよ!しちゃいけない事なんだよ!」
「…とりかえしが付かない事してやるぜ。実の兄妹で生セックスだ。中出ししてやっからよ」
「お…おにいちゃん…駄目だよ、それ近親相姦になっちゃうよ!」
「近親相姦だからいいんだろ?『チンポいい、きょうだいのチンポいい!』って言わせてやるよ。オラ」
「うあっあっあっ…駄目…突くのは駄目だよ!…あっあっ…ホントに近親相姦に…あァ!!」
「へへ…(グチュッグチュッ)…この肌の馴染み具合ときたら…(グッグッ)実の妹だからか?…くぅ〜!」
「ああーっ!ああーっ!…あは…お兄ちゃんのが出たり入ったり…いけない事だよ!凄くいけない事なんだよぉ!」
「もう手遅れだろうが…(ドスッドスッ)…ああ…(ジュッジュッジュッ)あーヤバ…そろそろ…くるぜ」
「駄目っ駄目っ駄目っ!!兄妹で…あァは!……精液は出しちゃ駄目っ…抜いて!抜いてぇ!!」
「あー(ビュビュ)あー(ビュ!)あーもう手遅れ。(ドクドクドクッ)マ○コに出た。今も出てる最中。(ゴプゴプッ!)あ〜あ」
「いやぁ!馬鹿、馬鹿ぁ!!うあ…うあ、何か温かいよ!…ほんとに出しちゃうなんて…バカァ!」
「あーやべ。お前の怒った顔見てまた勃ってきちまったわ。ケツ向けろケツ!バックでハメっからよ」
「ふー。あーまだ出るわ(ドプッ…ドプッ)妹のマ○コってこんなに良いのかよ…こりゃ手放せね〜な」
「グスッグスッ…どうしよう…どうしよう…」
884名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 02:29:34 ID:8kqXAFlB
ひでぇwww

けどちょっと欲情した(゚∀゚)
885名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 04:19:31 ID:7oHjKKDH
>>883
おにいちゃん→兄さん、で口調を敬語に。
妹→ユウリィ、とかにすればもっとアートレイデっぽかったかも。
でもちょっとハァハァ
886名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 11:43:11 ID:O0Umf7mS
それってどっかのコピペの改変じゃぁ…?
887名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 15:14:48 ID:bms320up
そらそうだろうなw
888名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 12:51:19 ID:Ar0+shEO
ザクエル 進行状況 報告頼む
889名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:57:04 ID:cnOIZmnf
24時間以内にレスがないとケイトリンにヨーグルト1g浣腸
890名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:30:13 ID:LyJ/4CWa
どこかでガングニールHAG35の発射音が聞こえますた
891名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:30:26 ID:uhLQ7f9f
24時間以内に小説投下されなかったら>>889にARM妄想体1g浣腸
892名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:35:10 ID:cnOIZmnf
yabeeeeeeeeeッ!?
893名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:38:05 ID:E6yyqSkz
>>891
すごい
894名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:17:38 ID:l8A5fzMy
しかしARM妄想体というものがよくわからない
895名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 01:10:09 ID:Nzx10qr9
あと20時間ほどで俺は>>891によってアエギスト・ゼンリツセンに変えられてまう
しかしさっぱりネタが決まらん。ゼットはエロ不向き、
アナスタシア×ルシエドはいまいち。マリアベル×トカは科学の知識が足らん。
ロディに好かれるためのヒントを得ようとして…ってノリの
セシ×ハンペン、セシ×エマは挫折、セシ×ジェーンはエグい。
というわけで俺の未来と憧れは>>850に託されたのダ。
896名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 03:36:23 ID:z6y0qQoI
どっちにしろがーんばれー
897名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:15:51 ID:0euVzLqN
ねえねえ、貴女エルミナよね?

なにいってんの、間違いないわよ。
幼なじみのわたしがそうだって言うんだから、そうなの。

って、ほんとに憶えてないの?
ほら、今じゃこの町の伝説にもなってる水門事件。
アレ、あたしとあなたが原因じゃない。

もう、ぜったいにあなた、エルミナなんだから。
納得するまであたし、毎日かよっちゃうんだからッ!

==========

じゃあ、騎士団に入った事なんかも忘れちゃってるってわけ?

戻ってくる度に、新人さんの話をしてくれたっけ。
色々難癖つけて、坊や坊や、ってあなた随分気に入ってたみたいだったけどな。

わたしもういかなきゃ。
またあしたも来るからさ、そんときにまた新人さんのはなし、してあげる。

くすっ、けっこう気になってるくせにい。
じゃあねッ、エルミナ!
898名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 10:17:37 ID:DU4rx9M5
ああいい小説だ
さあ注射器を渡せ>>891
899名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:21:16 ID:e6Rr7YOm
結局ザクエルは小ネタ集で終わり?
900ついカッとなって(rya:2005/09/11(日) 18:37:00 ID:jnsouxlO
おーっとこの世界観はとばっちりエクステンショントカ!?
我輩力の限り分身して科学の友にプラグインをしなければいけないこの現実っ!しからばインストールっ!そしてゲラウトヒアっ!!
うむうぅぅん実にサクサクキュッ!思わず腰の動きが爬虫類にあるまじきHG!
いーきーていればこそー、異種姦すら我輩にかかれば萌えねえトカとっつぁんぼーや!
そんなこと言ってる間にも我輩の高ぶりはクライマックスオーバーナイト!ぶちまけるこの喜びを貴方にもっ!!
わ、我輩飛んぢゃうトカ〜〜!!

どくんっ、どくんっ

げ、げっげ〜〜…
901名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:39:34 ID:EDI14Gzr
>>900
こいつもギシアン集に加えるべきかッ!?
902名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 01:45:17 ID:XHgzZRC5
見たいような見たくないような…人間だったら立場的にも萌えるのに…
903名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 02:42:56 ID:dp/hjE9I
>>900 トカゲのヒト降臨?!
エロ『パロ』だからこれもアリだっ!
904アエギスト:2005/09/12(月) 15:41:03 ID:CY2ay4iJ
ザクエル カイテミテモ イイカ
ソレシカ ネタガ ナイ
905名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 16:38:43 ID:8LyQPZTX
>>904
す、すでにARM妄想にッ!?

ぜひお願いします。
906905:2005/09/12(月) 16:41:05 ID:8LyQPZTX
↑ARM妄想体、の間違い・・・
907名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 19:36:32 ID:XHgzZRC5
神よ!神を降臨させろ!!
908名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 00:19:57 ID:hQ9BMlKs
カモォォォォン!
909名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 01:39:44 ID:tWyl4H7x
「変態……っ」
部屋の一番奥にある生徒会長の机の上に座らされ、身体中を弄られて、カノンはアシュレーを罵倒する。
だが、二つ隣の生徒会室には何人もの人間がいるはずなのだ。大きな声は出せない。
潜められたその声に、アシュレーはほくそ笑んだ。
「だって、キミが悪いんだろう?カノン?」
「違…っ、お前のせいだ……っ」
今日が風紀検査の日だと教えてくれなかったのも。
全部アシュレーが悪いのだ。
アシュレーの手がセーラー服の裾から中に入り込み、下着のホックを外す。
「……!」
アシュレーの大きな手に直接包み込まれて、カノンの胸が早鐘を打つ。
「カノン、また少し胸が大きくなった…?」
言いながら、先端の尖りをきゅっと抓られて、声が洩れる。
「…あ…っ、…知、るか…っ」
押し潰すように揉みしだかれて、息が上がっていく。
服を脱がせもせず、下着を取り払うこともせず。
アシュレーはカノンにもどかしい快感を与えていく。
「見、逃して…くれたって……いいだろ…っ」
再びカノンがアシュレーに抗議する。
カノンの違反を取ったのも、生徒手帳を没収したのも、アシュレーだった。そのこともカノンを苛立たせた。
「それは出来ない」
情け容赦なくきっぱりと告げるアシュレーを、カノンは潤んだ瞳で見上げた。
アシュレーは苦笑して、カノンの頬にキスを落とす。
「そんな顔をするんじゃない」
拗ねたような表情のカノンに、アシュレーは唇にも軽いキスをしてやり。
「……とにかく、本当にタバコは止めなさい」
910名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 10:33:20 ID:kt4OztxT
なぜカノンの胸が大きくなるのかと
新しい義体か?
911名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 17:01:58 ID:doG1YPPe
ファルガイア学園キタ━━━━━━( ゜∀゜)━━━━━━!!!!
912名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 17:23:44 ID:doG1YPPe
>909
神光臨ッ!
もっともっとキボンヌ!
913名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 17:34:35 ID:2mqEmS2C
>>909 すばらしいッ!!
続編キボンッ!!
914名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:41:47 ID:4OjIxww9
前回前フリ入れるの忘れてスマソ
駄文でよければ。


「……あ〜ッ…!!」
かちゃん、とカノンは机にエンピツを転がすと、頭を抱えて机に突っ伏した。
腹立つ、むかつく。
「…400字も書けるかよ…」
はい、私は喫煙をしました、もうしません。それだけしか思い浮かばない。
この窓も無い狭苦しい反省室が余計にカノンの苛立ちに油を注ぐ。
「会長のやつッ…!権力を利用しやがって…!」
生徒会長という立場を利用して、アシュレーは何かとカノンにちょっかいをかける。同級生の恋人が居るくせに。
前回は飲酒、今回は喫煙。風紀検査の日程も通達しない。卑怯としか言いようがない。
その度生徒会長室に呼び出される…
「…あのセクハラ魔神ッ!」
ふとさっきの光景が鮮明に蘇って、カノンは派手な音を立てて机を蹴り飛ばした。
かこん、と澄んだ音を立てエンピツが床に転がり、ふわっと原稿用紙が傍らに流れ着く。
「ふんッ…」
カノンはスカートのポケットに手を突っ込んで、愛用のタバコを引っ張り出した。
今回没収されたのは胸ポケットに忍ばせていたタバコの方だ。
一本くわえ、手馴れた手つきでライターで火を灯す。後で廊下の窓から換気しよう。
本来ならとっとと帰りたいところだが、この学園は厄介なことに職員室のある廊下の奥に反省室が設けられている。
ここから生徒昇降口に向かうまでには嫌でも職員室の目の前を通らなければならない。
「……むかつく…」
カノンは煙を溜め息混じりに吐き出すと、ちら、と壁掛けの時計を見た。
6時を少し回ったところ。部活のある生徒もちらほらと帰り始める時刻。
いつになったら帰れるんだ?カノンがもう一度深く煙を吸った。

こんこん 
「終わったかな、カノン?」
915名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:43:01 ID:4OjIxww9
――ッげほッ!ごほ…ッ!」
変な煙の吸い方をして、カノンは思いっきりむせ返った。
忘れもしない、会長の、アシュレーの声。
「……6時回ったら来るって、ちゃんと言えッ!あのバカ…!!」
まずい、喫煙でひっかかってるのにタバコなんて。
カノンはとっさにどこかタバコを捨てられる場所を探す。
だが、生憎窓が無い、どうすれば…
「…あった…ッ!」
カノンは偶然部屋の隅に転がっていた空き缶を拾い上げると、飲み口で火を消して中に放り込み、
そのまま何事もなかったかのように元に転がす。
「…いいぞ」
動揺をどうにか押し込めて、カノンは遅れて返事を返す。
「ごめんね、ちょっと会議が長引いちゃって、さ…」
がちゃ。
いつもと変わらない、爽やかな笑顔を浮かべてアシュレーは顔を覗かせた。
手には分厚いファイルが抱えられている。代表委員会の会議だろう。
「それで、反省文は書けたかい?」
「…原稿用紙一枚分も書くことがあるものか」
カノンは目で床の紙を指すと、ぎしっと元のイスに腰掛けた。
アシュレーは片膝をつき、ファイルを床に置くとその「反省文」に目を通した。
「…他に書くことは?」
「無いね、とっとと手帳を返せ」
「いっぱいあると思うけどな、リボン、スカート丈、頭髪…」
「あわせてプラス三行か?なんであたしだけ槍玉にあげるんだ!ラクウェルはスカート長すぎなのに!?」
「規定では「膝下」だからね」
「…マ、マヤはウェーブかけてるぞ!」
「天然パーマだってさ。「前髪は目にかからない程度」だろ?」
「……ッ……分かったよ、書けばいいんだろ…」
口で押し負けたカノンは、舌打ちをしてアシュレーから原稿用紙を引ったくるとずれた机を戻して、
「…エンピツ取れ」
「はいはい、キミはホントに性格悪いね」
「…会長には負けるさ」
「悪かったですね……あ、そうだ、カノン」

「反省室での喫煙も付け加えなきゃね」
916名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:44:11 ID:4OjIxww9
「――――…何のことだ?」
明らかに声が上ずったのを、カノン自身も意識した。
「後でドアでも開けて、廊下の窓から換気すればよかったね」
「だから、何のことだ!あたしはそんな…」
「やると思った。やっぱり空き缶転がしておいて正解だったなぁ…ふふ」
アシュレーはそう言いながらさっきの空き缶を拾い上げると、おもむろに机の上で逆さまにした。
ぽさ。
真っ白な原稿用紙に散らばる、灰と新しい吸い殻。
…読まれてた?あたしが苛立ってタバコを吸うことを…
「こんなの知らない!あたしじゃないッ!!」
「…違う?本当に?」
「違う!第一反省室でタバコを吸うバカがどこにいるんだ?」
「…そっか、人違いか…」
「当たり前だろ?軽々しく人を疑わないでもらいたい」
「誰かなぁ?後でエマ先生に唾液の鑑定してもらおうか」
「なッ…!?」
カノンは血相を変えて、がたんと席から立った。
「…と。ここは高校でした。そんな大学並みの上等な設備はなかったね。ね、カノン?」
「………!!」
どこまでこいつは卑怯なんだろう。
カノンはまんまと策略に引っかかった自分が情けなくて、ぎりっと唇を噛んだ。
笑顔で自分を覗き込んでいるアシュレーに本当に腹が立つ。
「ほら、早く反省文書いちゃってよ、もう時間も遅いよ。僕が手伝ってあげるから」
アシュレーは正しく着られた制服のポケットに手を突っ込んで、しゃっと何かを引き伸ばした。
「じゃ、スカート丈の検査、ね?」
917名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:45:11 ID:4OjIxww9
「嫌だ!やめろッこのセクハラッ…!!」
カノンはおもむろにメジャーを持った手をスカートに突きつけられ、慌ててその手を払った。
「膝からスカートの裾まで計るだけだよ」
「嘘つけッ!!」
もっと他の事もされるに決まってる。今までだってそうだった。
リボンの結び方にケチをつけて、胸を触られた事だってある。
スカートを押さえつけ頑なに拒むカノンを見上げ、アシュレーはふきだした。
「…カノン、何を考えてるんだい?案外エッチだね」
「な、そ、そんな…!?」
「何もしないから、計るだけだって。じゃあ、朝の校門の前にいるスカート係の風紀委員の人たちはどうなるんだい?強制わいせつ?」
「……わ、分かったよ…」
カノンは無理矢理言いくるめられて、スカートを押さえていた手を離した。
アシュレーの指が、メジャー越しに白い太ももをなぞって行く。
「……ッ」
カノンはその感触に上げそうになる声を必死で抑えていた。
やがて、指がスカートのひだに乗り上げて止まる。
「…膝上、39cm…先週の記録は34cmじゃなかった?短すぎだよ…もう。常習のリルカでも25cm行かないのに」
「知るかッ…とっととその手を離せ、終わっただろ…ッ」
「そうだ、校則のブルマは?」
「いい加減にしろ!そういうのをセクハラっていうんだよ!」
「質問に答えなさい。ブルマは穿いてるの?」
アシュレーの厳しい言葉がカノンに飛ぶ。
静かだが、真面目で厳しい声。
カノンは顔を赤く染め、アシュレーから目を逸らして答えた。
「……穿いてる…ほら、これでいいだろッ?」
「なんだ、穿いてるなら素直に答えてよ」
アシュレーは困った笑顔をして、カノンに語りかけた。
これで帰れる、そう思ったのに。
「じゃ、証拠を見せてみて」
918名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:40:09 ID:4OjIxww9
「何でそんなことまでしなきゃいけないんだ!穿いてるったら穿いてる!」
「見てみなきゃ分からないだろ?第一キミには前科があるし」
アシュレーは顎で机の上の吸い殻を指した。
「うッ…」
「ちょっと見せてくれるだけでいいんだってば、早く帰りたいだろ?」
「…変態…」
「僕は生徒会長の仕事をしてるだけ、そしてキミは校則違反者。ほら、見せてみて。僕がスカートめくろうか?」
「このッ…!お、覚えてろッ……」
カノンは半ばやけで、短いブルーのスカートをアシュレーの目の前で捲り上げて見せた。
うすく割れ目が入った、紺色の特徴的な光沢のある体操着。
「これでいいか!?早く手帳を返してとっとと―――んッ…!」
生徒会長に対する抗議は、途中で強制終了されてしまった。
不意にアシュレーの指が、柔らかな薄い割れ目に押し込まれたのだ。
カノンはびくっと身体を震わせて、思わず声を上げてしまった。
「や、やめッ…―――あッ!?」
がたんッ!
僅かな快感で緩んでいた足を払われ、カノンはバランスを崩した。
その彼女をアシュレーは器用に抱き止めると、そのまま冷たい床にカノンを組み伏せた。
「いやだ……ッ!―――ん」
騒ぐカノンを黙らせるため、アシュレーは強引にキスして舌を絡め合わせた。
その間にカノンの両腕を無理矢理上に押し上げて、手首が重なるくらいまでになると先程のメジャーで素早く縛り上げ、
頭もとのイスの足に残りのメジャーを硬く結びつけ、完全にカノンの上半身の動きを封じた。
カノンの拘束が終わったのと同時に、アシュレーは不意にキスを止めた。
「!?や、は、離せ、離せぇッ…!!」
カノンがいくら暴れようとも、硬く何重にも縛り上げられたメジャーはぎちぎちと音を立てるだけで、びくともしない。
あとはカノンに馬乗りになっていればこっちのもの、好きにできる。
「やっぱり言葉では分からないね……身体でしっかり教えなきゃ」
919名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:42:00 ID:4OjIxww9
眠いので、ギブアップ…まだ続き見る?
920名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 02:01:35 ID:E+dmBjfF
GJ
見る見る!!
921名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 05:39:29 ID:MjKw1toV
乙ッ! GJ!
是非続きキボン。
しかしとことんエグいな、アシュレーw
922名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 09:41:56 ID:AUlW6oCg
これはどういう設定でいつから始まったのか教えてくれ
また保管庫などあったら誘導を頼む
俺は楽しんで読んでるうちは無害だけどそうじゃない場合は即荒らしと化すからよく考えて返答してほしい
923名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 13:04:10 ID:4OjIxww9
荒らしみたいなことしてスマソorz他スレみてたらふと浮かんで書いてみた。
軽率な行動悪かった、今後は気をつける
924名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 13:23:43 ID:pZxeFI09
荒らしと化すなんて脅しをする奴もいるんだな
925名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 15:08:45 ID:gaL9BUgm
そういうおまえが荒らし >>922
926名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 18:05:59 ID:tlADdIWE
いや>>922は普通に自分が荒らしって言ってるんじゃまいか?
一応言っとくと、半角二次元版の「WILD ARMS ナインライブズ」(違ったか?)
ってスレで盛り上がった話題。
つい最近1000いって今は「WILD ARMS テンガロンハット」になってる。
927名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 18:10:03 ID:tlADdIWE
「ナインライヴス」かッ!!
928名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:01:04 ID:gaL9BUgm
いわみ氏が商業誌デビューするそうな
929名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:07:59 ID:f5KiQNka
SSおもすれー( ^ω^)
GJッ!


>>926
そこ行った事無いがスレタイいいセンスだな
930名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 22:12:48 ID:4OjIxww9
あつかましくてすまないけど、続き…書こうか?
これ以上スレを荒らすマネはしたくないから、書くなと言われれば書かない
自身もちょっとだけ書く気力がなくなった…orz
931名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 22:14:01 ID:7t+z6Xfr
>>930
書いてくれ、頼む
932名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 22:18:33 ID:KHA3uQrf
(俺の為に)書いてくれ!!
933名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 00:05:11 ID:EUSu7DFQ
それでは、続き…あれなひとはスルーしてくれorz


「…や…止め……ッう…」
制服の上から、両の手を使ってゆっくりとカノンの豊かな胸をまさぐる。
だが決して乱暴ではなく、優しい力使いで。
時間が経つにつれて、カノンの瞳は少し潤み始めた。甘い吐息も僅かに漏れる。
「本当に腰細いね、こんなんで支えられるの?」
徐々に抵抗の力が弱ってゆくカノンを堪能しながら、アシュレーは彼女の身体を隅々まで撫で回した。
手馴れた手つきで少しリボンを緩め、今度は制服を下着が見えるまでたくし上げた。
後ろのホックを解除すると、昼間と同じように先端を軽くつまむ。
「ッ……!」
かろうじて声は上げなかったものの、一瞬だけカノンは色っぽくたじろいだ。
「……会長にはッ、マリナが……ッあ…い、いるのに、何でッ……」
「言っただろ?これは指導。それに……いつも甘いものを食べてたら飽きるだろ?」
きゅ、と突起を摘む力が僅かにこめられる。
「ひッ…!」
「たまには、ほろ苦いものも食べたい。そう思うのが普通だと思うけどな…」
そう言うとアシュレーは、覆っていただけの下着をぐいとおしのけた。
途端こぼれ出た形の良い乳房をアシュレーは受け止め、頂点のつんと固くなったピンクをおもむろに口に含んだ。
「や……ッ!あ、く…ッん…」
先端にまとわりつくアシュレーの舌に、カノンはふるふると首を横に振った。
意思とは無関係に、カノンの肌は火照って息を上がらせる。
軽く吸い上げられる度、そっと噛まれる度にカノンは小さく声を上げた。
「いやだ……」
腕に力を込めても、空しくメジャーがぎちりと軋むだけ。
唯一自由の利く両足の上にはアシュレーの体重が直接かかっている。
快感を紛らわすために身をよじる事もできず、カノンは必死に打ち負けそうになるもう一人の自分と戦っていた。
「はぁッ、はぁッ……ッあ、ん…ッ」
そして先端を愛撫する舌はそのままに、あいた乳房を揉んでいたアシュレーの左手が、カノンの下半身に滑っていった。
934名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:03:52 ID:g9nfoerc
「あッ…!?だ、だめ…!」
くに、と中指がそこに埋められると、カノンはさっきまでとは違った嬌声を上げ、取り乱した。
「……楽になりたく無いのかい?」
久しぶりに聞いたアシュレーの声。
乳首から唇を離すと、アシュレーは軽く笑って短いスカートを完全にめくりあげた。
全て露になる体操服。
人差し指もブルマにそっと乗せる。
「ん…あ、あッ…!く……ぁ…」
くにゅくにゅと太ももの間を巧みに愛撫するアシュレー。
快楽に浮かされるカノンを至極楽しそうに観察する。
やがて、そこからほんの僅かに湿ったような音が漏れるようになった。
「駄目じゃないか、体操服濡らしちゃ」
「馬鹿、そ、そんな……ひぅッ」
「キミはすぐに嘘をつく、悪い癖だよ」
そういうとアシュレーは、空いている左手で太ももを割り、その両足の空間に座りなおした。
「やッ…!?」
ぐい、と無理矢理に左足を上げられる。
そしてアシュレーの筋肉質な肩に左足を担ぎ上げられてしまった。
筋に沿って、しっとりと湿り気を帯びた大事な部分がさらけ出される。
カノンは恥ずかしすぎるこの格好に更に顔を赤くした。
アシュレーは僅かに濡れたブルマの股布の部分だけを横に押しやった。
「ま、これだけ濡れてたら汚して当たり前だね、そこからじゃ見えないだろうけど」
まるでそこだけ水でもかけたかのように、じゅくじゅくに濡れた黒い下着。
秘部の形まで鮮明に浮かび上がらせている。
…くちゅ。
そしてアシュレーは、その薄い下着の上から愛撫しはじめた。
「ひぁ…ッん…!」
厚手のブルマの上からの愛撫とは桁違いの快感に、カノンは身体をびくつかせた。
アシュレーの指の感触が、薄い下着越しに鈍く伝わる。
今まで感じた事のないような快感が、火照ったカノンの身体を更に責め上げる。
「…気持ちいい?」
「ぁ……い、いい訳……はぁッ…な、無い…!や、んぅ……」
935名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:18:05 ID:g9nfoerc
文句を言っても、甘い嬌声で殆ど塗り替えられてしまう。
どこからどう見ても感じていると分かるのに、未だカノンは言葉の抵抗を止めない。
溶けそうになる意識を何度も叱咤して、カノンは潤んだ瞳でアシュレーをにらみ付けた。
「こ、こんな事…許されると……あんッ…思ってるのか…!?」
「大声出したら、先生が来てくれるかもね。出したかったら出していいよ」
ちゅるッ
とうとうアシュレーの指が、下着の隙間から中に滑り込んだ。
蜜をたっぷりと湛えたそこに、直接指が絡みつく。
「ん…!」
「別に僕は構わないけど、こんな姿を晒したいかい?男の先生が来ると思うけどね、暴漢には」
「……ッ!あ、あ…く……貴様は、どこまで…!」
どこまで卑怯なんだ。
自分は女。こんな裸同然の姿を他人に晒せる訳が無い。誰が来るか分からないなら尚更だ。
どうにもならないこの状況に、カノンは目の前の男を睨みつけて歯噛みした。
ちゅ…くちゅ…
そして秘部から漏れる音も更にひどくなっていった。
アシュレーは十分過ぎるくらい濡れたそこを確認すると、その中心に中指をあてがった。
くぷッ…
「ひゃうッ…!」
自分の奥深くへ侵入してきた指に、カノンは甘い声をあげる。
慎重に指を奥まで進めていき、殆ど中指が隠れたくらいになると、カノンの中をかき回し始めた。
くちゃくちゃと聞こえる水音に、カノンはきゅっと拳を握り締めた。
「あッ…!や、あ、やめ…あぁッ、ん…!」
「案外真面目なんだね、もっと遊んでるかと思った」
「いや…んッ!」
「そういえばキミ、浮いた話あんまり聞かないよね、美人なのに。彼氏とかいないの?」
「や…やめ…ぁん!ダメぇ……!」
普段の冷静すぎる彼女の姿など、ここには欠片も残ってはいなかった。
受け止めきれない快感に、ただ身悶え甘く啼く。
だが徐々に遠のいて行く意識は、唐突に引き戻される。

「それじゃ…初めてだったら、ゴメンね?」
いつも通りの笑顔をするアシュレーとは対照的な、凶悪な太い凶器がカノンの目の前でびくびくと天井に向かって反り立っていた。
936名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:20:07 ID:g9nfoerc
睡魔に負けた、今日もギブアップ。
最後まで書いてもいい?エロい人たち
937名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 02:47:30 ID:/XedYbCH
GJッ!
もちろん最後まで頼むッ!
是非ッ!
938名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 07:56:30 ID:lHjpaqsH
エロスの結晶ここに有りトカっ!我輩日本の魂男立ちっ!!
939名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 12:22:12 ID:yvUthJEp
>>926
>>909で唐突に始まったから過去スレの続きかなんかだと思ったじゃないか
他スレのネタを>>909で初めて文章化したのか
そういうことは早く言ってほしい
もう少しでこのスレが俺のレスで1000まで行くところだったじゃないか
じゃあ続きを待ちつつ潜ります
940名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 12:50:48 ID:lxR6XeeB
そろそろ次スレ?
941名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 13:09:10 ID:/khMM0/t
ジュドユリスレがあるんなら
ゼトアウラスレぐらい誰か立ててくれッ!!!
942名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 13:10:11 ID:g9nfoerc
>>939
迷惑かけてマジスマソ。俺の説明不足が悪かった。
残りそこまで長くするつもりはないけど、当スレに入るか少々不安だ
次スレに書いたほうがいいのだろうか?うpできるのはまたどうせ深夜だし…
943名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 13:45:26 ID:PyNH+SXt
誰か立ててくらさい
944名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 14:02:17 ID:PyNH+SXt
ザックを座薬と打ち間違えそうになる今日この頃
945名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 21:06:03 ID:MReY1UUZ
>>941
おまえが立てろと
946名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 22:53:42 ID:rzCPIFYt
970になってからでいいよ
947名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 22:54:40 ID:rzCPIFYt
俺のID首がない rz
         。
948名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 23:04:20 ID:/khMM0/t
>>945
立て方が分かんねぇよorz
949名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 23:06:32 ID:8ch8Kbo6
>>948
m9(^Д^)プギャー
半年R(

とりあえず>>1の文面考えたら立てるかもしれない。
俺が無理でも誰か立てるだろ。
950名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 00:25:22 ID:tIHY+Rr/
遅くなった、ではお言葉に甘えて、続き。カノンのおにゃのこ姿が見たくない方は
速攻スルー推薦。



「い、嫌だッ!やめて、やめて…!」
そのアシュレーのものを見た途端、カノンは悲鳴を上げた。
標準的な白さのアシュレーの肌とは全く別物のような、浅黒い凶器。
「ひょっとして、見るの初めて?まさかそんな訳ないよね」
そんなカノンをよそに、ブルマと下着の横からアシュレーはぴたりとカノンの秘部に突きつける。
そしてためらいも無く、アシュレーはカノンに突き立てた。
ずッ…
「ああぁ…ッ…!や、ん…!」
アシュレーのものの先端が飲み込まれると、カノンはびくんと反応した。
それはゆっくりとカノンに沈んでいったが、比較的奥の部分で緩くつっかえた。
「いい?いくよ。力抜いてないと痛いよ、せーのッ」
まだ答えも返していないのに。カノンがそれを頭で理解する瞬間。
ぴ…ッ
「ぃ、痛…ッ!嫌…ぁッ!!」
アシュレーはその汚れ無き膜を、惜しげもなく強引に引き裂いた。
それと同時に、アシュレーのものを咥えている接点から僅かに赤が混ざった蜜が溢れた。
いままで経験したことのない、内部を切られたような痛みにカノンは表情を歪ませた。
そんな事お構い無しに、アシュレーは鈍く前後運動を開始した。
「痛いッ……会長ッ!!」
「あはは、大丈夫大丈夫。すぐ気持ち良くするから」
アシュレーは苦痛に喘ぐ彼女の、ものが入っているすぐ傍らに存在している小さな豆をぱんっと指で弾いた。
「きゃ、ぁんッ!!?」
途端凄まじい快感がカノンの身体を襲い、彼女はまるで陸に打ち上げられた魚のように酷く痙攣した。
「ほら、これで痛くないだろ?」
左手で敏感すぎる豆を、右手で胸の突起をくりくり弄びながらアシュレーは更に深く、激しく突きだした。
「あッ、や、ぅ…!はんッ、会、長…ッ!!」
感じるはずの痛みも、その二つの敏感な場所を愛撫されている快感ですべて掻き消された。
感じすぎて、アシュレーの乱暴な突き上げさえも快感と錯覚してしまう。
カノンは快感の涙を一粒零して、長い髪を振り乱した。
「会長ッ、やだ…ぁッ!んんッ…!」
「キミがこんなにエッチだったなんて知らなかったよ、ホント外見じゃ分かんないね」
「ち、違う…あんッ!会長がッ、こんな、事……ひゃぁん…!!」
突き上げを止めないアシュレーは、もう一度びくんと痙攣したカノンに口付けると瞳を真っ向から覗き込んで囁いた。
「カノン…僕の事、名前で呼んでくれないかな?」
951名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 00:49:26 ID:tIHY+Rr/
「こんな時くらい、生徒会長の肩書きを下ろさせてよ」
アシュレーは、ふふっと笑うとぐちゅぐちゅと綺麗だったカノンの中をかき回した。
もうまともに言葉も返せなくなったカノンは、喘ぎながらも辛うじて首を横に振った。
その直後、アシュレーは敏感な豆を軽く抓る。
「ああッ!」
「ね、お願い。名前で呼んでみてよ。名前で呼んでくれたら終わらせるからさ…」
ちゅ、ぐちゅッ、じゅ…
そして突き上げも、そこから漏れる湿った音も酷さを増していった。
突き上げながら、アシュレーは右手を胸の突起から静かに離す。
そして、ゆっくりと補助をしていた小豆からも手を引いた。
「やッ、あぁ、はぁッ…はぁッ…ん…!」
「カノン、呼んでくれたら違反も、手帳も返してあげるからさ。これも終わらせてあげる」
「い、ぃあッ……あ……ぅぅッ……ぁ……しゅ…」
「ほら、もう少し。頑張って」

「ん…ぁ………あ、しゅれ、ッ……アシュレーッ…!」

びくびくと突き上げに過剰反応しながら、カノンはか細く、それだけ答えた。
これだけで開放されるなら、名前を呼ぶことぐらい…
じゅッ、ずッ!ずッずッず…ッ!
「ひッ!?あ…!あぅッ、ん…!いや…あぁッ!!」
「ありがと、カノン。嬉しいよ」
「そ、そんな…はぁんッ!約束が、違……ッふあぁ!!」
「すぐ「終わらせて」あげるからね、あと、もう少しッ…」
終わりが確実に近づき、アシュレーの動きが更に激しさを増した。
今まで平常と大して変わらなかった彼が、僅かに息を荒げる。
「あッ、あッ!!ダメッ!ダメぇッ……!」
「静かにしなきゃ、誰かッ…来るかもよ?」
「んッ、ぁ、あたしッ……ダメッ!へ、変になッ……やぁッ、やめて……!!」
「奇遇だね、僕も、そろそろ……ッく……!」
「あ、あしゅ……アシュレ…ッ!!」
「カノ……ん、ぁッ!」
「は…ぁッ!!……ぃや…あぁ、んッ!!」
そして同時に、繋がったまま二人は限界を迎えた。
952名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 00:50:40 ID:tIHY+Rr/
「はぁ、はぁ…ふぅ。お疲れ、カノン。はい、手帳。違反は取り下げにしとくからね」
アシュレーは僅かな汗を拭いながら、ズボンのベルトをかちゃかちゃと元にかけなおした。
そして、ぽんっとカノンの足もとに軽く手帳を飛ばす。
全く意味の無いねぎらいの言葉を掛けられたカノンは、ぎりっとアシュレーを睨み返す。
「もう、最低だッ…なんで、中なんかにッ!会長の馬鹿がッ!!」
カノンは乱されたセーラー服のまま、くっきりとメジャーの跡が残る手首を抱え荒い息でアシュレーに怒鳴った。
「後で掻き出せば大丈夫だよ、シャワーで流してね」
「そういう問題じゃない!どうしてくれるんだ!!」
「処女はごめんって。でも最中のキミ、マリナよりずっと可愛かったよ。やっぱ女の子だね」
「なッ…!」
うろたえて顔を赤く染めたカノンに、アシュレーは軽くキスをした。
「はい、じゃあ今日は終わり。早く帰りなよ。もしタバコ吸ったらまたお仕置き…ね?」
アシュレーは笑いながら、真新しいタバコをカノンの胸ポケットに差し込んだ。
953名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 00:56:15 ID:tIHY+Rr/
以上で終わり。最後まで下手文読んでくれた住民に全力で感謝。
萌え要素(セーラー、ブルマ、処女)全部詰め込んだらえらいことになってしまった、勘弁orz
カノンが処女なのも違和感だし。やっぱ茄子とヴァニの方が良かっただろうか?

それでは、この辺で。迷惑かけてすまなかった。またいい案が浮かんだら学園書くかも。
今度は設定とかもきちんといれます。
954名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 01:06:41 ID:3EmRD3Qp
長いこと乙華麗。
学園なら普段実現しないリルカ×シェーンや
セシリア×ジュードなんかもやり放題だよなッ!!!
955静かに投下するアフロ:2005/09/16(金) 05:29:17 ID:3EmRD3Qp
連続ですいやせんが、ザクエル出来たんで投下しやす。
ただし!ですぜ。
「ファルガイアの文化と違うんじゃねえの」
「濡れ場がキモい」
なんてのは思っても黙っとくのが人情でさぁ。
956守るべきもの 1:2005/09/16(金) 05:32:11 ID:3EmRD3Qp
団長直々に氷狼騎士に推薦された、っていうからどんな奴かと思ったら、
何だい、ただのチンピラじゃないか。
文句あるんなら、かかってきな。女だからって手加減は要らないよ?

             初めて、女に負けた。

 あんたが勝てないのは、あんたの剣に意味が込もってないからさ。
あんたはただ、鉄を力任せに振ってるだけ。
心があれば、鞘に収めた刀でも敵が切れる…

             初めて、力を意識した。

 あたしと同じ技を使いたい?
ふん、新入りがまた大きく出たもんだ。
いいさ、やってごらん。
あんたなんかに会得できるもんじゃないってのが分かるまでね。

             初めて、早撃ちを教わった。

 そう、その感じだ!
なんだ、やれば出来るじゃないか。
…ま、まあ、あたしには遠く及ばないけどね。

             初めて、エルミナが褒めた。


エルミナはよく笑った。
はじめは嘲笑ばかりだった。
だがそれは、だんだんと微笑みに変わり、照れ笑いも多くなっていった。
そうなるように、ギャレットは努めた。
エルミナが、その笑顔が、彼の守るべきものだったから。

しかし―ギャレットの記憶に最後に残るのは、城門の柵に阻まれたエルミナの後ろ姿。

そして、自らが与えた傷で体を赤く染め、腕の中で息絶える――

ザックはいつもそこで目を覚ます。
辺りはまだ薄暗く、傍らの仲間達はまだ寝息を立てている。
手元にあった、長年使い続けてすっかりくたびれているリボンを手にとり、黙って見つめる。
夢の中のエルミナの笑顔は、いつもぼやけてよく見えなかった。
リボンを握りしめても、完全に思い出す事はできない。

ザックは、ますます朝が嫌いになった。
957守るべきもの 2:2005/09/16(金) 05:33:48 ID:3EmRD3Qp
水の町ミラーマの酒場が騒がしいのは、最近では珍しい事ではない。
 テラスのテーブルに突っ伏した者をはじめとして、その前の通り、
さらに噴水の見える広場にも、何人もの男達が倒れたまま固まっている。
肘鉄を沈められ、急所を蹴り上げられて屈強な男が倒されるたび、
人垣を作る野次馬から歓声が上がった。
 他所からきた粗野な荒くれ者を、赤毛の美しいウェイトレスが翻弄する。
いつしかこれは、ミラーマに住む住人にとって最高に気分の晴れる見世物になっていた。
「まだやるつもりかい?これ以上醜態を晒す前に、
とっとと尻尾巻いて逃げたほうがいいと思うけどねえ?」
肩に掛かった髪を勢いよく後ろへ払いのけながら、気の強さを窺わせる鋭い光を宿した瞳で
残った男を見据える。
見物人も彼女の勝ちを確信し、無粋な訪問者の捨て台詞を待つ。
 だが今日の相手は、いつものチンピラとは少し違うようだ。
一行の頭らしい色黒の男は、しばらくとぼけたような表情で勝気なウェイトレスを眺めていた。
しかし彼が急に目を細め、指を鳴らした途端、幼い悲鳴が短く響く。
観衆の中に混じっていた男の手下が、近くにいた少女の首筋にナイフをあてがっていた。
予想外の事態に、それを見た者は皆言葉を失う。
複数の男を相手に恐怖の一片も感じなかった気丈な看板娘とて、例外ではない。
瞬時に事態を呑み込んだ彼女は、瞳を焦燥に翳らせ、唇を震わせた。
「な…何の真似だい!人質をとろうなんて、男の風上にも置けないねッ!!」
しかし色黒の男は、その言葉を待っていたかのように不敵な笑みを浮かべた。
「お前は中々俺好みだ。気が強いのも悪くない…が、少し傲慢が過ぎる。
渡り鳥と、男は違う…。これが渡り鳥の強さだ」
手下の男が見せつけるように少女の顎を持ち上げ、晒された白い喉のナイフを僅かに動かす。
刃の食い込んだ肌から、赤い筋が滲み出た。
「ふざけんじゃないよ…渡り鳥を馬鹿にしてんのかい!?
あんたなんか渡り鳥じゃない、ただの……ッ!!」
震える声で罵ろうとした時、今度は彼女の喉元に剣の切っ先が突きつけられた。
「どうやら渡り鳥がどんなものか知らないらしいな…その体に、たっぷり教え込んでやろう。」
男の目は、魔族のそれと変わりなかった。
(こんな…こんな事…渡り鳥が……)
男が近づいてくるのを感じ、頭が沸騰するような怒りを覚えながらも、
悪魔の洗礼を受け始めた真っ直ぐな娘は、立ち尽くす他何をする事も出来ずにいた。


958守るべきもの 3:2005/09/16(金) 05:34:47 ID:3EmRD3Qp
男の手が胸に当たるのを感じた瞬間、何故か脳裏に緑のリボンが浮かんだ。
膨らみを掴む手に力が入りかけた、その時。
 どこかで、いや割と近くで鈍い音が響く。
色黒の男の体が、ウェイトレス―エルの体へと寄り掛かってきた。
いきなり押し倒されるのかと思ったエルは、反射的に身をかわす。
すると、男の体は…そのまま、力なくうつ伏せに地に伏してしまった。
「あ、兄貴ッ!?どうしたんだ!!」
ニヤついていた手下たちが急に慌てた声になる。
「おい女!テメェ何しやがった?ふざけた真似すっと…」
少女を人質に取っている男ががなりたてている間に、エルと男たちの周りで妙な音がし始めた。
 はじめ風を切る重い音だったものが、次第に同質の軽く鋭い音に変わり、
やがて魔獣が吠えるような音を立てるようになる。
何かが凄まじい速度で回転している―そう気付くものが何人か出た頃に、
手下が一人、また一人と宙に放り出されていった。
狙ったように渡り鳥達だけを取り込み、渦に乗せて更に上空へと巻き上げる。
 竜巻だった。その奇妙な竜巻は、叫び声を上げ続ける男達が気絶するまで存分に
猛威を振るったあと、一人残らず水路へ振り落とした。
 その様を呆気に取られて眺めていたエルは、竜巻が弱まるにつれて青い線が見え始めたのに気付く。
その線は、しだいに太く、はっきりと見えるようになる。
 そして最後にそれが街の入り口へ向かって飛んでいこうとした時、
エルは、自分でも驚くほどの敏捷性でその風を捕まえた。
「ぎゃっ!!」
手の平から悲鳴が漏れる。
手を開くと、そこにはどこかで見た事のあるネズミがいた。
エルは、なぜか自分が変な期待をしているのが不思議だった。
 顔見知りの亜精霊が向かおうとした先には―街の入り口の門から、隠れきっていない金髪と、
緑のリボンの端が覗いている。
 エルの表情が柔らかくなる。
「…あんただったんだね。そこにいるんだろ?出てきとくれよ。
 礼が言いたいんだ……良い、渡り鳥に。」


959守るべきもの 4:2005/09/16(金) 05:36:03 ID:3EmRD3Qp
夕暮れの暖かい光が窓から差し込み、部屋を紅色に染める。
 先程まで騒がしかった外も、町の人間たち総出で無法者たちを引っ立てていった今は、
ただ時折猫の鳴く声が水音に混じるだけだ。
 人々に散々もてはやされ、エルと彼女を救ったザックは妙な徒労感を覚えながら、
やっとのことで酒場に落ち着いたのだった。
「そういえば、あの二人はどうしたんだい?姿が見えないようだけど」
厨房で特製のカクテルを作りながら、エルが話しかけた。
カウンターで頬杖をつきつつその姿を眺めるザックは、少し気まずそうに言った。
「あー、多分まだ守護獣神殿にいるんじゃねえか?あいつら、信仰心のない俺が行っても
しょうがないとか言って除け者にしやがって…」
すると、ザックの足元から青ネズミが這い上がり、彼の肩に乗って喋り始めた。
「何言ってんだよザック、セシリア達は気を利かせてくれたんじゃないか。
自分だって密かに喜んでたくせに。神行法も使ってないのにミラーマに向かう足の速さはなにさ?
それにさっきのブレードパルサーにしたって、あの気合の半分でも普段の戦闘に向ければ…
イテッ!イテテテ!何するんだよッ!!」
『やれやれ』のポーズで首を振りながらまくしたてていたカゼネズミは、静かに怒る剣士が
ヒゲを引き抜こうとしてくると、一層の非難を浴びせ始める。
エルはそれを見て、腹部をおさえ、目尻に涙を浮かべて笑っている。
「あっはっはは!あんたたち、本当にいいコンビだね。最高だよ!」
そう言われ、ザックは照れくさそうにそっぽを向く。
 しかし次の一瞬、エルの眩しい笑顔を覗くザックの瞳が寂しさを宿しているのを、
長年の相棒は見逃さなかった。
「…さて、と。ザックは今夜ここに泊まるよね。オイラ、ロディ達にそう伝えてくるよ。」
強引に決めつけ、ザックが何か言おうとするのも聞かず、たちまち外へ飛び出してしまう。
 街の中には、二人だけが残された。
「何だアイツ…。足の短いヤツは早とちりなのか!?」
髪をわしわしと掻きながら、溜め息をつくザック。
 そんな彼の前に、軽い音を立てて赤いグラスが置かれる。
ザックが座っている席の隣にある椅子を引き、エルが腰を下ろした。
「はは…相棒に置いてかれちまったね。もうすぐ外も暗くなるし、今日は客も来そうにないから、
言われた通り泊まってったらどうだい?特別にタダでいいからさ」
エルの切れ長の瞳が閉じ、爽やかで人懐こい笑顔を見せる。
 ザックはグラスを手に取り、中身を僅かに口に含んだ。
鼻筋を熱い何かが走り、舌が痺れる。
 相当に強く、魅惑的な甘い味が広がった。
960守るべきもの 5:2005/09/16(金) 05:37:25 ID:3EmRD3Qp
夜が更け、辺りは完全に闇につつまれる。
酒場には、次第にアルコール臭が漂い始めた。
長々とお互いの武勇伝が続いた二人の話も、ようやく一段落ついたようだ。
カウンターの上には、かなりの量の酒が入っていたと思われる容器が散乱している。
「…酒、強いんだな」
ザックが呟いた。
彼の顔が既に赤くなっているのに対し、その横に座るエルは、同じ量を飲んでいるはずなのに
あまり見た目に変化はない。
「みたいだね。やっぱりこの仕事についたのも運命かもねぇ」
エルはカウンターに背を預け、三つ編みを指で弄っている。
 ザックはその姿を見て、軽く衝撃を覚え、それとなく視線を外した。
ザックの記憶には、彼女が髪を弄る仕草などほとんど無かった。
何度回想したか分からない女剣士の姿は、いつだってまるで男そのものだったはずだ。
 ふとザックは視線を感じ、エルに意識を戻した。
酔いの為か少し潤んだ瞳で、エルがじっとザックの横顔を見つめている。
「な…何だよ?」
ザックはたじろいだ。
「…やっぱりあんた、似てるわ」
エルはそう言うと、ポケットから一枚の写真を取り出し、ザックの前に差し出す。
 そこには、鎧を着た二人の男女が写っている。
(こ…こいつは、フェンリルナイツ時代の俺とエルミナじゃねえか…ッ!!)
ザックは我が目を疑った。
まさか今の彼女から、その話が出てこようとは。
「この町に、マーベルって娘がいるんだ。あたしは覚えが無いんだけど、どうやらその子は
あたしの幼馴染らしくてね。よく店に来ては昔の話をしてくれるんだよ。
ミラーマのサル娘って呼ばれたやんちゃ娘だったとか、水門事件の事とか…。
この写真は、そんな昔のあたしがその子にあげたもんなんだってさ。
あたしの横に立ってるの、あんたにそっくりだろ?」
 ザックは、何も言えずにいた。
エルミナという存在は、自分の中だけに封じておくつもりでいる。
新たな人生を歩むエルには、足枷にしかならないだろうから。
 黙りこんだザックを、エルは意味ありげに見つめていた。

961守るべきもの 6:2005/09/16(金) 05:38:50 ID:3EmRD3Qp
エルは写真を裏返した。
裏には写真に写った二人の名前が、強めの筆圧で記してある。
「ギャレット・スタンビート」
エルが、暗記でもするかの如く、ゆっくり、そしてはっきりと男の真名を読み上げた。
ふぅっ、っと一つ息を吐き、エルは突然ザックの顔を覗き込む。
突然目の前に真剣な表情が現れ、ザックも息を呑んだ。
 しばしの沈黙が、二人の間の空気を居合の『間』のように張り詰めさせていく。
「………なあ。今、この時だけでいい。
 あんたを、ギャレットと呼ばせてくれないか?」
二人の視線が、初めて一つに合わさった。
気のせいか少し頬を紅潮させ、何かを求める瞳でザックを見つめるエル。
その雰囲気があまりに妖艶に見えるのは、互いに酒が入っているという理由だけだろうか。
 黙りこんだままのザックをしばらく見つめ、やがてエルは何かをかき消すように、
腕を胸の前でせわしなくばたつかせた。
「なんてね。あははッ、冗談だよ、冗談!
昼間あんな事があったから、ガラにもなく弱気になっちまってるのかね。
 …あんたなら、この写真の男に見合う、って勝手に思っただけなんだ、だから…」
「いいぜ。今晩限り、俺がギャレットになってやる。
 その代わり」
ザックは急にエルのばたつく手を掴んで引き寄せ、薄くピンクに染まったその唇に、
柔らかい口づけをした。
「……お前の事は、エルミナって呼ばせてくれよな」
 
目の前にいるのは、かつて自分が愛した女とは違う。
体が同じであったとしても、自分と関わりを持たせてはいけないと思った。
 ――しかしギャレットなら、話は別だ。
この身の熱さは、あのカクテルの所為だろう。
これは夢だ…そう言い聞かせ、エルミナを抱き寄せる。

朝がつらかろうと、人間は眠らずにはいられない。

962守るべきもの 7:2005/09/16(金) 05:39:39 ID:3EmRD3Qp
「ま〜た見てる。そんなにあたしが服を脱ぐのが面白いかい?」
スカートに手をかけたエルミナが、食い入るように見つめるザックを見て意地悪そうな笑みを見せた。
「男ってのはそういうもんなんだよ…というか、少しは恥ずかしがったらどうなんだ?」
目の前で堂々と着ているものを取り払っていくエルミナに、逆にザックはたじろいだ。
「今からする事を考えたら、服を脱ぐなんて何でもないじゃないか。
ほら、見てるだけじゃなくてあんたもさっさと準備しな。」
エルミナは子供に諭す風に言いながら、舞うようにフレアスカートを脱ぎ捨てた。
何をするにしても彼女の動きにはキレがある。
 シャツを脱ぐザックの視界に、一糸纏わぬ姿のエルミナが映った。
暗い寝室のベッドに座っているザックには、逆光でその見事な輪郭が浮かび上がって見える。
細くくびれた腰は昔と変わらず、しかしその下のラインは女性特有の曲線を描いていた。
引き締まった太腿にも程よく肉がつき、ザックは喉を鳴らす。
 昂ぶりに手が強張り、ザックはぎこちない動作で下着を捨てた。
長年の想像の中よりも遥かに肉感的な熟れた体が脳裏に焼きつき、
男の頭は茹だったようになっている。
その変化が最も顕著に表れる場所も、当然はちきれんばかりになっているはずだった。
しかし、実際には…
(な、何故だッ!?こんな時に限ってコイツ…!!)
酔いが過ぎたせいだろうか、それははちきれるどころか普段の大きさすら保っていない。
「あれ、元気ないね。あたしじゃ興奮しないかい?」
床を鳴らしながら、美しく迫力のあるエルミナの肢体が近づいてくるのを、
俯いたザックは指で掴めそうな足首の動きで知った。
「んな事ぁねえよ!俺がどうかしちまってるんだ」
慌てて否定するザックの前に、エルミナは膝をついた。
「根性無しには、気合を入れてやらなきゃね」
長い指が急所を捕らえ、僅かなためらいの後、熱い粘膜が包み込む。
付け根は柔らかい唇に挟まれ、亀頭の側面を舌が這い回る。
ザックは目を細め、口からうめき声を漏らした。
陰嚢にじんわりと痺れが溜まっていく…。
 
 熱心な口唇奉仕は、途切れることなく続いた。
一回り、もう一回り…エルミナの舌にくるまれる質量が増す。
快感は背中を侵食し、首に向かって広がり始めた。
 浮き出てきた裏の筋を舐め上げる。
ザックのうめきも僅かずつ音色を高くする。
口の中を埋め尽くすほど成長したのを喉に当たる硬い感触で認め、エルミナは怒張から口を離した。
「はあぁ、はあ、これで、大丈夫だね…ふうッ。マーベルに聞いたこんな知識が、
役に立つ時がくるなんて…にしても、疲れるね…。」
額の汗を拭いながら、妙に嬉しそうにエルミナがはにかんだ。

963守るべきもの 8:2005/09/16(金) 05:40:40 ID:3EmRD3Qp
エルミナの顔を見つめながら、ザックはその頬に手を添えた。
 部屋の中は暗いため、その表情ははっきりとは見えない。
しかしザックは明かりをつけるのを拒んだ。
あえて視覚は使わず、エルミナの全てを感じ取りたかったからだ。
「ありがとよ、あんまり気持ちいいんで驚いたぜ。
でも、やられっぱなしじゃ悪いからな。今度は、俺の番だ」
手をエルミナの頭の後ろに回し、体を抱きかかえるようにしてベッドに座らせ、首筋に舌を這わせた。
エルミナから驚きの声が上がった。
唇に力が込められると首を守る皮が引き込まれ鈍い痛みが広がり、
歯を立てられると今度は鋭い痛みがじんじんと神経を振るわせる。
痛みは唇と共に、次々に場所を移していった。
うなじ、肩、腕、耳。
口だけではなく、手もエルミナを追い詰めていく。
 存分に育った胸のふくらみを手の平が覆い、こねるように力を加える。
時折その先端の尖ったしこりを指がひねり、彼女はその度に腰を浮かせて可愛らしい悲鳴を上げた。
 髪を優しく掻き分けられ、安心して目を閉じたところで腋の少し下に唇が吸い付き、
心臓まで吸い出されるかのようなくすぐったい刺激に歯の根が合わなくなる。
 臍の穴に舌が差し込まれ、言いようのない違和感を感じている時には、
手で背中を擦りあげられ、体の中で繋がる快感に身をのけぞらせた。 
 エルミナの体は、戦いの最中ふとしたはずみに触れたセシリアなどの体に比べれば
いくぶん硬い感じがする。
だが弾力に恵まれたその餅肌は、どんな女の肌よりも嬲り甲斐があり、肉を掴んだ時に来る抵抗が
そのままエルミナの痛みとして男に実感させ、責めの手を早めさせる。
 
ザックの指がようやく一番敏感な所を探りだした時、そこは既に粗相をした後のように
多量の愛液にまみれており、二本の指で花弁を割り開くと、とろとろと溢れ出した熱い蜜が手首を
伝い落ちた。
 エルミナの体中を嬲り尽くした顔に、彼女の発する香りが纏わりつく。
汗の酸っぱさとミルクのような甘ったるい体臭が混ざり合い、先程飲んだカクテルに近い、
いやそれよりも濃厚で艶めかしい匂いがザックの脳を麻痺させる。
「ギャレット…もういいだろ?か、体が変に熱くて、溶けちまいそうで…たまらないんだ。」
息を弾ませ、涙を浮かべた目の奥からいつもとは違う種類の妖しい光を放つエルミナ。
ザックには分からないが、その体には快感からか鳥肌まで立っている。
 ザックもまた荒い息をつきながら、エルミナの口を自分の唇に重ね合わせた。
今度は深く舌を絡ませあい、男は怒張の苦味を、女は体のしょっぱさを自ら知りながら、
お互いの感覚を交わらせる。
口を離すと、二人をなおも繋ぐ透明な糸が、銀色に光るのが見えた。

964守るべきもの 9:2005/09/16(金) 05:41:52 ID:3EmRD3Qp
エルミナはもう言うまでもなく、ザックもまた極度の興奮で胸が締め付けられるような感覚に
襲われていた。
エルミナの体をベッドに仰向きに寝かせ、開いた太腿の間に膝立ちになる。
火照ったエルミナの背中には、ぐっしょりと濡れたシーツの冷たさが不気味だった。
 ザックは痛いほどに硬くなったものを割れ目に擦りつける。
ぬめる愛液にまみれた茂みと柔らかい溝が交互に先端をくすぐり、奇妙な快感を与えた。
十分に潤滑剤をつけたことを確認し、ザックはエルミナの耳元に囁きかける。
「入れるぜ…力、抜いとけよ」
熱く硬いものが秘所にあてがわれ、知らずエルミナの呼吸が早まっていく。
エルミナはうまく力が抜けているか分からなかった。抜けていない気もする。
ザックはエルミナの細い腰を掴み、はやる気持ちを殺してゆっくりと沈め始めた。
「ああう、う…っく」
十分過ぎるほどに濡れているため、痛みはまだあまり感じなかった。
しかし、その異物感には声を出さずにはいられない。
焼け石のような感触が、少しずつ奥へ奥へともぐりこんでゆく。
 根元を中心に広がるきつい締め付けに、ザックは早くも暴発しそうになるのを歯を食いしばって
堪えながら、エルミナの身を案じて出来る限りゆっくりと腰を進めた。
 エルミナは頭を垂れて髪をベッドに広げ、シーツを握り締めている。
そしてやっと半分ほど収まった時――
突然想像以上の激痛が走った。
「……ッ!!…っは…ぁ…!」
目が一杯に見開き、呼吸が止まる。
耳の奥で鼓動が大きく鳴り響き、同じリズムで体の中が裂けたような痛みと、
圧死しそうな苦しみが繰り返される。
 視覚が封じられているに近い状態のため、快感も苦痛も、いやにはっきりと感じられた。
「エルミナ、お前、やっぱり初めて…?」
ザックは、嬉しいような、申し訳ないような訳の分からない気持ちになった。
声を出さず、エルミナがゆっくり頷く。
ザックは腰を落とし、膝に力を込めた。
「悪いが、こっからは一気に行くぜ。その方が痛みはねぇ筈だ…」
言葉通り、一気に残りの部分が押し込まれる。
エルミナの口から、搾り出すような呻き声が発せられた。
 一方ザックも同じく呻き声を漏らす。
しかしその意味はエルミナとは反対だった。
下半身に染みわたる快感は、それ以上何の刺激がなくとも射精には十分だった。
しかし、さすがにここで終わらせるわけには行かない。
「もう少し辛抱してくれ、エルミナ。俺はそろそろ限界だが、このままじゃお前は痛いだけだからな」
ザックは震える脚に喝を入れながら、またゆっくりと腰を引く。
 にちゃっと粘っこい水音が二人の耳に響いた。

965守るべきもの 10:2005/09/16(金) 05:42:59 ID:3EmRD3Qp
半分ほど引き抜いてザックが一息ついたとき、エルミナの太腿が内股気味に閉じてきた。
彼女はシーツを握る反対の腕で寝台に肘をつき、上体を起こして二人が繋がっているところを
見つめている。
「……なぁ、あたしのそこ、どうなってるんだい?」
エルミナが少し不安そうに尋ねる。
「血が出てる…悪い、そんなに辛いんなら、もうやめるか?」
その言葉を聞いて、エルミナは静かに首を振る。
「いや、そうじゃないんだ。そっか、血が出てるのか…。うん、そういう痛さだった。
…なんでだろうね、そう聞いたら逆に安心しちまったよ。大丈夫。
それに、あんたがすごく気を使ってくれてるのは分かってる。
おかげで本当に大丈夫だからさ、後はおもいっきりしたいようにしなよ。」
額に脂汗の浮かぶ顔に疲労の色を映しながら、それでも笑顔に見える顔を作ってみせているのを悟り、
ザックは心から感謝した。
「…悪い」
腰を深く突き入れ、肩で息をしながら動かし始める。
「う…あ!…ああ!…あっ!!」
動きに合わせて、エルミナは鳴いた。
自分の中で異物が暴れ回っているのを感じ、しかし出し入れされるシルエットを見つめていれば、
それが心を許した相手と認識でき、肉体的ではない何らかの重圧が少し軽くなった。
 一方、ザックは既に余裕がなくなっていた。
大きな原因は、エルミナの反則的なほど強烈な締め付けだろう。
“斬り姫”と呼ばれた娘の鍛え上げられた腰は、まさに名器と呼ぶに相応しい。
(参ったな…いい腰してるとは思ってたが、こんなのアリかよ…!?
クソッ、まだ、まだやれる…限界は、まだ先のはずだ……ッ!!)
歯を一層食いしばり、抜き差しを続けつつ手をエルミナの下腹部に滑らせた。
茂みの下にある、粒上に隆起したピンク色の陰核に触れる。
すでに半分ほど剥けている皮をめくり、皮と付け根の間をなぞるようにさすったり、
先端を少し荒っぽく擦ったりして必死に弄りまわした。
「あん!…はっ…あああ、うッうん、くうぅ…!!あ、いい、いい〜よぉ……!」
明らかにエルミナの声が変わってきた。
上体を支えていた肘ががくっと折れ、激しく軋む寝台の上に身を投げ出す。
異常なまでに痙攣しだした太腿を押さえようと、脚を男の背に絡みつかせた。
そしていつに間にか、ザックの腰の動きに合わせるように腰をふりだしている。
 気持ちいいか、と訊こうとしたザックは、すぐに馬鹿馬鹿しくなり、
エルミナの腰を掴んで、全く遠慮することなく蹂躙されて蠢く彼女の膣を愉しんだ。
腰が、背中が電気をあびた様でたまらない。
鼓膜を振るわせる獣じみた嬌声は、果たしてどちらのものか。
下腹部で何かが急激に膨らんでいくのを感じながら、
「ぐぅ…もう、駄目だ!…エルミナー!!」
「う…!凄いぃ…ああ、ザック、ザック……っ!!」
二人は同時に身体を震わせた。
966守るべきもの ラムダ:2005/09/16(金) 05:45:04 ID:3EmRD3Qp
二人はベッドに仰向けに倒れていた。
「…気持ち、よかったか?」
ザックが、隣で形のいい胸を上下させているエルに問いかけた。
「あぁ…びっくり、したよ」
息を整えながらエルが答える。
「最後、ザックって叫んでたろ」
エルがはっとした顔になった。
「え?本当かい!?あちゃー…。ま、まあ仕方ないじゃないか。
『ザック』の方が言いやすいし、それに……」
「…それに?」
ザックがエルの方に顔を向けた。
エルは、また慌てた様子だ。
「な、なんでもないよ!あたしは疲れたからもう寝るよ。おやすみ!!」
早口にそう言うと、ザックに背を向けて目を閉じる。
ザックは怪訝な表情をしたが、疲れが出たのか大きな欠伸をした後、すぐに眠りについてしまった。
小さくいびきが聞こえてくると、エルは目を開け、起き上がった。
「全く、裸で寝るなんて何考えてんだろうね」
ザックの腹に毛布を掛けていると、ふと彼の髪を結ってあるリボンに目が止まった。
 そのリボンを撫でながら、エルは静かに呟く。
「…それに、抱いてくれたのがあんたで良かった。
 あんたは、立派な『篭手』さ」
エルは、ただじっと、眠り込むザックを見つめていた。

その夜、ザックは夢を見なかった。それは、ずいぶん久し振りの事だ。
ただ、ザックは真っ白な頭の中ではっきりと見た。
 エルミナが、笑っていた。

ザックが目を覚ますと、辺りはすっかり明るくなっていた。
「おはよう、ねぼすけさん。
 もう朝だよ。」
元気な声が飛んでくる。
寝起きに聞く声が、今日は不思議と嫌とは思わない。
「エル…ミナ?」
頭の中に、先程の顔が浮かぶ。
「ちょッ!何寝ぼけてんだい。あたしは…エルさ。
 町一番の酒場の看板娘!
 あたしはもう行くよ。あんたも早く準備しな、外でお連れさんが待ってるんだから」
ザックは少し気だるげに、しかしいつもとはどこか違う様子でリボンを巻きなおし、支度をすませる。
そして酒場を出ようとした、その時。
「ザック!」
エルが呼び止める。
ザックが振り返ると、そこには、あの笑顔があった。
「行っちまう前にさ。
 また寄ってきなよ?
 取って置きのサービス、してやるからさッ!」

                     Fin.
967名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 16:48:41 ID:lshcwTqp
あ〜〜〜

ついにこの時が来ちゃったね
968名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 17:02:39 ID:TnoFWfrB
ザック、戦いからの卒業…ともあれGJ!!
これでギシアンAAも用無しか……あれ?だれかまだいたような
969名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 20:05:50 ID:CRUb2TeV
>>968
我輩を忘れていますぞ!
970名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 21:04:47 ID:g+lX7336
涙で文字が見えません・・・
おめでとう、ザック
971名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 21:42:04 ID:EnSZxv4R
ザック卒業おめでとう…君の後は肉兄が立派に引き継ぐよw
972名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 21:43:55 ID:suxP0Z2l
GJッ!
肉は女医相手?そういえば書くって言ってた人がいたような

とりあえず、次スレタイトルとか立てる人とか決めなきゃ
973名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 22:04:05 ID:tjyYeJTQ
5スレ目の最後にザック卒業おめでとう・・・。
余勢をかって誰か肉のギシアンAAに作りなおしてくれ。
974名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 22:37:38 ID:eOKq1L5u
ここは2大タブーが破られた記念すべきスレですね
975名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 23:18:41 ID:aPuBFLA4
ザック。・゚・(ノ∀`)・゚・。
976名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 00:23:08 ID:KCsAhyff
まだギャロウズもいるような
977名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 00:39:32 ID:e8i0bnv6
ギャロウズ×シェーン
 
シェーンたんを抱けるのは兄貴だけ
978名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 08:37:17 ID:BfPVtwej
 / ギシギシアンアン\ ↑    / ギシギシアンアン\↑ / ギシギシアンアン\↑  / ギシギシアンアン\↑
 ロディと有象無象の部屋 ゼットとアウラの部屋 マキシとお花ちゃんの部屋 テリィとリルカの部屋
/                        .|                                 \
 ギシギシ ←茄子とキザイアの部屋     |            アシュレーとマリナの部屋→ ギシギシ
  アンアン                    .|  ('A;)ユ、ユウリィ…                      アンアン
 ギシギシ ←ジュードとユウリィの部屋  / ̄ノ( ヘヘ ̄        ブラッドとカノンの部屋→  ギシギシ             
  アンアン                                                     アンアン
 ギシギシ ←アルノーとラクウェルの部屋    ↑        マリアベルとトニーの部屋→ ギシギシ
  アンアン                       肉兄                           アンアン
 ギシギシ ←ヴァージニアとジェットの部屋              ザックとエルミナの部屋→ ギシギシ
  アンアン                                                     アンアン
\                                                           /
            マヤとアルフレッドの部屋 シェーンとベアトリーチェの部屋 
              \ギシギシアンアン/↓     \ギシギシアンアン/↓

979名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 08:55:01 ID:BfPVtwej
肉があまりにかわいそうに見えてきたのでギャロウズ追加


 / ギシギシアンアン\ ↑    / ギシギシアンアン\↑ / ギシギシアンアン\↑  / ギシギシアンアン\↑
 ロディと有象無象の部屋 ゼットとアウラの部屋 マキシとお花ちゃんの部屋 テリィとリルカの部屋
/                        .|                                 \
 ギシギシ ←茄子とキザイアの部屋     |            アシュレーとマリナの部屋→ ギシギシ
  アンアン                    .| ∬´◎`∬  ('A;)ユ、ユウリィ…               アンアン
 ギシギシ ←ジュードとユウリィの部屋  / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄ノ( ヘヘ  ブラッドとカノンの部屋→  ギシギシ             
  アンアン                                                    アンアン
 ギシギシ ←アルノーとラクウェルの部屋    ↑    ↑  マリアベルとトニーの部屋→ ギシギシ
  アンアン                    ギャロウズ  肉兄                     アンアン
 ギシギシ ←ヴァージニアとジェットの部屋              ザックとエルミナの部屋→ ギシギシ
  アンアン                                                     アンアン
\                                                           /
            マヤとアルフレッドの部屋 シェーンとベアトリーチェの部屋 
              \ギシギシアンアン/↓     \ギシギシアンアン/↓
980名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 11:33:09 ID:Nox83mwm
ブラッドにはメリルたんがいるはずなのに…
981名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 13:20:05 ID:Oc08qrP7
↑実は俺もそう思う
982名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 17:21:32 ID:P8P6j1zL
あのAAは基本的に投下されたSSのものなんじゃないの?
983名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 17:36:12 ID:2qSlrN/H
ならば次はブラッド×メリルであるなッ!!
っていうかシェーン×ベアトリーチェなんてあったのか!?
984名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:11:56 ID:9kw9BVkx
どうでもいいがお前等次スレのスレタイどうすんのよ
985名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:59:58 ID:WlC17m0e
ロックハブーン
六ディ・ラグナイト
とか?
986名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 22:14:40 ID:KScLNsAI
野性的な腕達は?
987名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 22:25:40 ID:wsOkPRzc
危険物質666とか?
988名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 23:48:06 ID:YZVW4Fbp
>>987
ソレダ!
989名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 23:55:36 ID:mw+RmkuN
異議無しッ!!
990名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 23:59:12 ID:tGMwm+WH
それだと666スレに…
991名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 00:39:59 ID:VURNMkOI
>>990
とんでもない長寿スレだなw
992名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 00:49:28 ID:J7RAiL1F
ロックオンアクティブは?
993名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 00:51:39 ID:jNzg/7RN
>>983
>シェーン×ベアトリーチェ

あれはいいものだ
是非見るべきだな
994名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 18:39:33 ID:HYbuDMRy
誰か次スレを・・・俺は無理だ・・・
995名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 19:32:11 ID:ZV0kmkIT
スレ立て完了ッ!!

WILD ARMS 危険物質666

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127039483/
996名無しさん@ピンキー
1000