WILD ARMS シリーズでエロパロ

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1名無しさん@ピンキー
たとえば、3rdだったらヴァージニア×ジェイナス・カスケードとか・・
とてもハァハァなエロパロをキボン !
2名無しさん@ピンキー:02/04/21 14:08 ID:1LHu4uVs
2
3名無しさん@ピンキー:02/04/21 22:47 ID:dW5foxAW
3
4名無しさん@ピンキー:02/04/22 00:01 ID:3JRmk9nq
俺も昔は家ゲー板でエロ小説書きまくってたが最近は気力がおこらん
5名無しさん@ピンキー:02/04/22 00:31 ID:hTzxBuoe
半角2次元に2つあるが ジェイナス×ヴァージニア
それぞれ1こづつ
http://vip.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1018691550/l50
http://vip.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1018324525/l50
6名無しさん@ピンキー:02/04/22 00:33 ID:hTzxBuoe
>>1
ヴァージニア×ジェイナス・カスケード
↑そうなるとヴァージニア攻だね。さすがに珍しいと思う
71:02/04/22 02:11 ID:8RnUVSLs
>>5
そっちにあったとは知らなかった !
じゃあ、ヴァージニアがゴブ達に犯られるってのは ?
叔父さんが止めに入るもむなしくボコられ・・・
叔母さんもゴブ達の餌食になると・・・キボン !
8名無しさん@ピンキー:02/04/22 20:03 ID:sOTgv29j
ラブ物もキボンとか言ってみたり。
たわ事言ってスンマセン。
9名無しさん@ピンキー:02/04/22 21:07 ID:hI5pb2yP
>>8
クライヴとキャスリンの初夜とか ?
10名無しさん@ピンキー:02/04/22 22:28 ID:KsKG4qEp
ttp://www.biwa.ne.jp/~taiju-no/adult/gift/gift2.htm
ここに画像とか小説とかいろいろあるけど現在改装中で画像見れない(涙)
11名無しさん@ピンキー:02/04/23 00:50 ID:SXARvXvG
>>10
FFタクティクス「堕ちた聖騎士」思わず印刷してしもた・・・
ぼくと魔王のロザリーにはワロタ。
12名無しさん@ピンキー:02/04/23 22:40 ID:YY+7wC3X
誰か文章力ある人書いてホスィー
13名無しさん@ピンキー:02/04/23 22:42 ID:5m+qVWaG
マリアベル萌え
リルカとのからみモノなんかあったらいいなあ・・・
(;´Д`)ハァハァ
14名無しさん@ピンキー:02/04/26 02:29 ID:LZ517ksr
陵辱ネタ(;´Д`)ハァハァ
155:02/04/28 13:53 ID:/hXyHXE4
>>7
えと・・・・・せめて まわすにしても、人間同士でまわすのならなんとか・・・
できそうですが・・・・ゴブじゃないとだめ?
161:02/04/28 21:24 ID:iB3+LQvs
勿論OKだよ !
あれは「例えば・・・」って事で言っただけの事だから(藁
思いっきり(;´Д`)ハァハァなエロネタを頼む !
17(@_@):02/04/28 21:31 ID:9NFt+WRr
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18名無しさん@ピンキー:02/05/01 09:20 ID:dPmHq1Jw
age
19名無しさん@ピンキー:02/05/02 22:57 ID:o1f8C11Q
シェーンと夢のなかでヤリまくるベアトリーチェとかキボンヌ
夢魔にたぶらかされる少年…(;´Д`)ハァハァ
20名無しさん@ピンキー:02/05/03 01:25 ID:F7s+cJxz
(;´Д`)ハァハァage
21名無しさん@ピンキー:02/05/03 01:34 ID:Z3Gb89rI
てst
22名無しさん@ピンキー:02/05/03 01:35 ID:Z3Gb89rI
tes
23名無しさん@ピンキー:02/05/04 18:04 ID:FXStrjBm
age
24名無しさん@ピンキー:02/05/04 20:12 ID:leas3ROR
シェーンもいいがマヤの弟のアルフレッドも(・∀・)イイ!!のでは?
25名無しさん@ピンキー:02/05/04 21:29 ID:RN77H1it
ハァハァハァハァ
26名無しさん@ピンキー:02/05/04 23:44 ID:FXStrjBm
シェーンがヴァージニアに逆レイプっというのは
ついているか確かめられているし
ギャロウズがくるまでの間の話とか・・・・・
27名無しさん@ピンキー:02/05/08 03:29 ID:VUUvWza3
シェーンタン(;´Д`)ハァハァ
28名無しさん@ピンキー:02/05/09 00:02 ID:0Qh7B+Pb
シェーンは毎日ギャロウズに犯されてました
だからあんな女っぽくなったのです
29すげー!!:02/05/09 00:04 ID:hKIdp9OD
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30名無しさん@ピンキー:02/05/09 18:35 ID:0Qh7B+Pb
・・・・・
すげーっといいつつあげてる・・・
っと言う俺もage
31名無しさん@ピンキー:02/05/09 18:36 ID:QhViqb6P
3215:02/05/09 21:14 ID:hRTR5O49
>>16
御免。エロくならなかったよ。マジごめん。輪姦にもなってねえや。ああごめん
修業しなおしてくる。
本当は出さないほうが世のため!!とか思ったりもしたんだが、あまりにも
職人さまがいないので、駄作でも提供した方が良いと思ったから出した。
すまぬ。エロくねえゴラァだと思う人は苦情は受けつける。
と共に作品をだしてくれるともっと嬉しいとおもう。

ttp://www.0lisk.jpn.org/moenu/cgi-bin/anth001/anthologys.cgi?action=html2&key=20020509210858
33名無しさん@ピンキー:02/05/12 08:58 ID:Ckt3aoqR
ジェット×ヴァージニアってないー?
34名無しさん@ピンキー:02/05/12 10:23 ID:8anbO0T4
>>32
(・∀・)イイ!
35名無しさん@ピンキー:02/05/12 13:23 ID:ItIWibss
>>32
ハァハァハァハァ
361:02/05/12 21:55 ID:bsIFWUWk
>>32
返事が遅れてスマソ。
謝る必要なんて全然ないよ !
凄くハァハァ出来たし、十分エロかった。感動した !
又書いて欲しいぞ !
37名無しさん@ピンキー:02/05/14 20:35 ID:WRZHejSc
age
38名無しさん@ピンキー:02/05/21 12:57 ID:m/KfcRqs
ageッ
39773:02/05/21 22:01 ID:wKZbfq56
どうしよう。半角2次元板のWAスレおちてたよ。
しくしく。せっかく小盛上がりしてたのに
40名無しさん@ピンキー:02/05/22 18:45 ID:iesArfsp
もっかい立てれば?
41名無しさん@ピンキー:02/05/22 20:43 ID:1XMiZsws
>39
立ててくれッ!!
42名無しさん@ピンキー:02/05/22 23:05 ID:6jQ08UAz
>>39
立ててくださいおながいします
43名無しさん@ピンキー:02/05/23 02:19 ID:rgrpKVj8
>>32
遅レスだけどイイ!

どうせ輪姦なら仲間内での見たいなぁ…せっかくガタイがいい男たちと
旅してるんだもんな(w
4415:02/05/23 21:02 ID:k57jp6c4
どんな風によかった・悪かったとかいってもらえると嬉しいなと。
・・・もうマワすのは描かないだろうな。ネタないし。ピン同士でなら描くかもね。
描く人間がカップリングマンセー人間なんで。
45名無しさん@ピンキー:02/05/24 02:50 ID:6TRdOe2X
age
46名無しさん@ピンキー:02/05/24 03:02 ID:N/q86mJw
正直、俺は1のセシリアに萌えるんだが。
色んなとこで検索してみても、出てくるのは2か3ばかりなんだよ!

ショボーン。
47名無しさん@ピンキー:02/05/24 04:03 ID:d4KrlS03
ごめん3しかしらない
48名無しさん@ピンキー:02/05/24 08:09 ID:So76k1MS
半角二次元板に立てました。
【口笛】ワイルドアームズの画像【(・ε・)】
http://vip.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1022195245/
49名無しさん@ピンキー:02/06/01 23:27 ID:bvg1bBiV
age
50名無しさん@ピンキー:02/06/10 23:45 ID:vGcNRmcu
>>46
禿同。
51名無しさん@ピンキー:02/06/11 09:49 ID:POvDqIWH
>>46
セシリアたんは髪切る前の方が好きな私。どっちも萌えだが。
52名無しさん@ピンキー:02/06/12 07:03 ID:Wevhuq2U
48のスレdat落ちしたもより…
subback.htmlにはあるけど、リンクが過去ログ倉庫…。゚(゚´Д`゚)゚。ウワァァァン
53名無しさん@ピンキー:02/06/12 10:45 ID:10ht3TdX
age
54名無しさん@ピンキー:02/06/15 23:40 ID:RF15A7cA
立て直さないの?まあ立ててもセシリアのエロは見れそうにないからどうでもいいが…
セシリアの髪の長さだが俺は短いほうのがいいな
5548のスレの1:02/06/16 21:08 ID:8rIzB868
半角二次元の方は板の状況とかもあって非常にdat落ちしやすいみたいなんで
とりあえずこっちで続きやります?
昨日見にいったら落ちてたんで(´・ω・`)ショボーンな状態ですた。

>>46
ごめん、自分も2と3しかやったことないです…
56 :02/06/16 21:58 ID:lTd0lEZP
漏れはザックとエルミナ萌え。。。。
セシリアとアーム使い少年も萌え。。。

2はゼボットとエリー萌え。。。3はやってない。。。
57名無しさん@ピンキー:02/06/21 22:58 ID:Yr1QKt6G
こっちはまだ生きてるのかな…?

半角二次元の方で絵うpってた者ですが、
知らない間にあっちに新スレ立ってたんですね…
そして落ちちゃったんですね…(;´д`)モッタイナイ…

前に描いたリルカに色塗って再うpするか、
また何か描きましょうかねぇ。ヘタレ絵で良ければですけど…。
58名無しさん@ピンキー:02/06/21 23:28 ID:YP03Och3
絵師様キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
新スレ立てる?
59名無しさん@ピンキー:02/06/21 23:45 ID:Yr1QKt6G
>58
半角二次元の方にスレ立ててもまたすぐに落ちそうな気がするし…
このスレにうpった画像のアドレス貼り付けちゃダメですか?

ってか、この板来たことないから何の板かわからんのですが(汗
妄想…?
60名無しさん@ピンキー:02/06/22 01:31 ID:IRwkgVOS
エロい小説を書くとこじゃないかな・・・?多分。
自分もよくしらん。スマソ。
61名無しさん@ピンキー:02/06/22 03:19 ID:lz/6y8px
半角二次元の方は板全体の回転が速すぎてスレを立ててもすぐにdat落ちしてしまうので
ワイルドアームズスレは絵のうpも含めてエロパロ板でってことに。
基本的にはエロ小説の板だけど、このスレはマターリしてるから絵もやっても問題ないだろう
ということで、二次元の方の回転が落ち着いたらまたあちらでという話でした。
こっちで小説と絵のコラボレーションが出来たらいいんですけどね(w

>>57
モノクロリルカ描かれた方ですか?
うp板出来てたので、もし使うならどうぞ。
ttp://isweb35.infoseek.co.jp/play/monaty/cgi-bin/imgboard.cgi
6257:02/06/22 17:38 ID:HnOhkTf9
>61
ここって画像(のアドレス)うpするのは「禁止」ではないんですよね?
じゃあ大丈夫でしょうか。

あ、リルカうp逃げしたのは自分です…申し訳ない。
スキャナで取り込み中にかちゅでスレの新着レス取得したら
オ、オチテル━━━━━(゚Д゚;)━━━━━!!!???
…という状況だったので…
とりあえずうpっとけば誰か気付いてくれるかなと思って。
ちゃんと色塗ってからもう一度うpしたいんで、
>61さんが教えて下さったアドレスの所にうpしてもいいですか?
63名無しさん@ピンキー:02/06/22 19:26 ID:DqtmCHHW
エロパロ板のローカルルールとしては画像うp禁止ではないはず。
画像メインとなるとちょっと板違いかなという気もするけど、そのあたりは住人が
判断することだろうし、絵も含めて盛りあがっていく形ならいいんじゃないかな。
61の板はワイルドアームズスレ住人が作った板なんで、遠慮なくうpしてもらって
大丈夫だと思います。
64名無しさん@ピンキー:02/06/22 21:08 ID:RbxYyWUX
>>61の板がなんでモナチーなのかは聞いてはいけないのだろうか・・・
65板の人:02/06/23 11:20 ID:FDz/MdRs
サモンナイトに萌えてた頃にとったスペースだったってことと、最初は半角二次元用
汎用板のつもりだったので、アドレスからもなちーにしただけで特に意味はないです。
リルカたんも遠慮なく貼ってくださいませw
66名無しさん@ピンキー:02/06/23 16:33 ID:u1DRUNqt
リルカたん色塗ってみました。
ttp://isweb35.infoseek.co.jp/play/monaty/cgi-bin/img-box/img20020623163204.jpg
原画から描き直せばよかったかも…
イロイロ嘘っぱちでスマソ。

>65
実は私も何故もなちーなのか疑問でした…(w


67名無しさん@ピンキー:02/06/23 22:40 ID:gp5ol6C7
>>66
リルカたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
モノクロだったときのも頂いてますが、色つきもやっぱりいいですね。
ティムくんも描いてないわけじゃないんですが、時間がとれないのと、なんか
イマイチなかんじがしてなかなか描けません…
死ぬのダって言われて傷心してるところでアシュレーに慰められてとか
リルカたんにいぢめられるとかいろいろシチュだけは思い浮かぶんですがw
今のところここまで。
ttp://isweb35.infoseek.co.jp/play/monaty/cgi-bin/img-box/img20020623223721.jpg
6864:02/06/24 21:00 ID:Fe6EGvCy
>>65
なるほど…回答サンクス。
もなちーも可愛いやね(藁
69名無しさん@ピンキー:02/06/24 22:27 ID:Aq0efR0H
>67
ティムたんキタヨ━━━━(*゚∀゚*)━━━━!!!!!
お尻と太もものラインに(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ…
個人的には「アシュレーに慰められて」の方が萌え…
…だけど、この板的にはだめぽですか(藁

ところで、SS職人様は降臨されないんでしょうか…
SSの挿絵の絵をうpとかの形なら問題ないかと思うんですけども。
70名無しさん@ピンキー:02/06/25 22:37 ID:vAQUV+1F
リルカたんティムたんキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
どっちも(・∀・)イイ!ハァハァありがとうございますハァハァ!
ところで、>1さんは忙しそうなので>66さんにリクしてもいいでしょうか。断ってくれても結構ですので。

                                         マヤタントアルフレッドタンキボーン……ゴメソ

>69
アシュレーに慰められてに一票ハァハァでもこの板的には駄目でしょうかね?
SS…降臨しないかな…ネタはあるんだけど文章力がないのでやめときます。
てか、このスレ今何人くらいいるんでしょうか?点呼とってみていいですか?
71名無しさん@ピンキー:02/06/26 00:41 ID:e5M+JkZK
>70
チンコ2!…じゃなくて点呼2。
このスレに人がいない…というより、この板って全体的に人少ないですよね。
一日一書き込みしかなくてもスレ番ほとんど下がってないですし。

…それと、>66も私なんですけども、リクありがとうございます!
マヤたんとアルたんだと……マヤ攻?
姉が弟をムリヤリ〜…みたいな感じでいいでしょうか。
ちょっと時間掛かるかもしれないですが…気長に待っててくだちい。

SS、是非書いて下さい〜!
このままだと本当に画像メインのスレになっちゃいそうですし…。
それにWAのエロSSもっと読んでみたいので。
72名無しさん@ピンキー:02/06/26 01:03 ID:li6arLn4
点呼3
久々にWAスレに活気がもどるか!?
73名無しさん@ピンキー:02/06/26 01:12 ID:Aljm/8nV
点呼4
WA1は少数派ですか?
74名無しさん@ピンキー:02/06/26 03:35 ID:eqKxONJH
点呼5ッ
75名無しさん@ピンキー:02/06/26 08:56 ID:DMym8Ih7
点呼Y
76名無しさん@ピンキー:02/06/26 11:09 ID:Lb0bB/i3
点呼7
77名無しさん@ピンキー:02/06/26 20:09 ID:BPyylS2x
点呼8
がんがれトルコ
78セシリアたん(;´Д`)ハァハァ :02/06/27 00:52 ID:p08QWu1a
点呼9!
79名無しさん@ピンキー:02/06/27 00:56 ID:vKeTUkw8
>>78 同志!
点呼10
80  :02/06/27 09:17 ID:ffOI+fO4
点呼11
ロディ×セシリアたん(;´Д`)ハァハァ
81名無しさん@ピンキー:02/06/27 19:47 ID:DkOvvd8G
点呼 十二!!
82名無しさん@ピンキー:02/06/27 23:27 ID:JEoielJZ
点呼13。
ロディ×セシリアとジェット×ヴァージニアに萌え。
83名無しさん@ピンキー:02/06/28 10:09 ID:kYDstkQU
あげ
84点呼1:02/06/29 00:00 ID:7/8T0Zfl
点呼協力ありがとうございます。結構人いて嬉しい限り。

>71
描いてくれるんですか!ありがとうございます。いつまでもハァハァしながら待ち続けます!
SS…おそらく駄文になると思いますが、もし自分の許容範囲内のものができたらその時はここに出してみようかなーと。
長い目で見守ってあげて下さい。
85名無しさん@ピンキー:02/07/02 18:53 ID:kFjfBH6m
遅ればせながら点呼14
何故か挙がってないWA2で、
ティムコレ、テリリル、トニマリ、アシュマリ、アナスタシアたん(´Д`)モエ!
86名無しさん@ピンキー:02/07/03 20:57 ID:ZRddwFcF
やっとWA3ハァハァ熱に火が点いて点呼15。
マヤたん(・∀・)イイ! けど1番はジェーンたん…!
87名無しさん@ピンキー:02/07/03 22:08 ID:f9gONPEk
ティム子16
88 ◆8WvejZ.U :02/07/03 23:51 ID:XtgBFEpa
あげ
89名無しさん@ピンキー:02/07/04 00:00 ID:KHBUvjKa
age
90名無しさん@ピンキー:02/07/05 03:28 ID:uYBnSCv0
マヤたん描いてみたのでうpさせて頂きました。
ttp://isweb35.infoseek.co.jp/play/monaty/cgi-bin/img-box/img20020705032610.jpg

しょぼくてスマソ…出直して来る。
91名無しさん@ピンキー:02/07/05 10:50 ID:vwLGCsFh
>90
カワイイ…マヤタン、いいよね〜〜〜!!
しょぼくなんてないyo!
描けるあなたがうらやまスィ。
92 ◆811qbXa. :02/07/06 23:22 ID:fR6iB+t3
あげ
93名無しさん@ピンキー:02/07/07 21:04 ID:pA3s+phr
遅くなりましたがシュレディンガー姉弟出来ました。
ttp://isweb35.infoseek.co.jp/play/monaty/cgi-bin/img-box/img20020707210345.jpg
実の姉弟で結合はちょっとイヤンなので
全然全く萌えもエロくもない物に…スマソ。


>90
マヤタンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
すごいきれいで(゚д゚)ウマーです!!
猿ぐつわもエロいッス。ハァハァハァハァ
94名無しさん@ピンキー:02/07/07 21:18 ID:paxlyrpJ
>>90
>>93
キ━タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ(゚∀゚)キタ━━━━━━━!!
95名無しさん@ピンキー:02/07/08 01:27 ID:ECXVNRSV
>90
ママママママママママママヤたーん!!!何かエロくてそそる…ごちそうさまですた!

>93
マ、マヤたんアルたんどうもありがとうでした!マジ萌えでした!ホント上手くてハァハァハァハァ×5万
十分エロいし萌えますよ!!!お持ち帰りOK?
96 ◆39eKAGRA :02/07/09 16:20 ID:F2pdyYtl
絵師様!
虹板
WILDARMS 荒野に咲く花
http://vip.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1026106845/
より参りました。

いやーなんつーかすごいねー。の一言ですね……あなた方は。
つきましては、こちらのスレにあなた方の絵を転載したいのですが、よろしいでしょうか?
97 ◆39eKAGRA :02/07/09 16:29 ID:F2pdyYtl
>>90
>>93
って、キテル━━━(゚∀゚)━━━!!
素晴らしい。

虹板の前スレにベアトリーチェをうpしたという人がいたけど、やはりすでにデリでした……。
ベアトリーチェ好きだけに……(⊃;´д`)
98名無しさん@ピンキー:02/07/09 16:33 ID:3f3+ZOIx
99名無しさん@ピンキー:02/07/09 20:46 ID:OINKCDy8
>97
前スレ…ってどれかわからないですが、もしかしたら私が描いたやつかも…?
PCの中にも残ってないんで再うpはできないですけど
よかったらまた描きましょうか。(;´д`)ヘタレダケド…

二次元板の方にスレ立ててもらったみたいなので
そっちに移動しますねー(((((・∀・)
ええっと、>66と>93が自分のなんですが、あんなのでよければどうぞです。
100名無しさん@ピンキー:02/07/09 23:16 ID:K9+NJ2sS
保存してあるけど、もなもなに再うpしましょうか?<ベアたん
ヴァー絵も見れてない人いそうだし、これも一緒でいいでしょうか?
101名無しさん@ピンキー:02/07/09 23:35 ID:K9+NJ2sS
再うpだけってのも何なので、マヤたん資料(攻略本スキャン)上げました。
ttp://isweb35.infoseek.co.jp/play/monaty/cgi-bin/img-box/img20020709233400.jpg
ttp://isweb35.infoseek.co.jp/play/monaty/cgi-bin/img-box/img20020709233332.jpg
102 ◆39eKAGRA :02/07/09 23:51 ID:uZ4wRKze
>>99
ぜひお願いできますか!すみません、お願いします!
103 ◆39eKAGRA :02/07/09 23:52 ID:uZ4wRKze
>>100
つーか、あなたもお願いします!
お心遣い痛み入ります!
104名無しさん@ピンキー:02/07/10 00:06 ID:Enzk2THP
99さんの絵、もなもなに再うpさせていただきました。
ttp://isweb35.infoseek.co.jp/play/monaty/cgi-bin/img-box/img20020709235824.jpg
ttp://isweb35.infoseek.co.jp/play/monaty/cgi-bin/img-box/img20020709235903.jpg
勝手なうpで気分悪くされたら申し訳ない…
おわびにクライヴ一家
ttp://isweb35.infoseek.co.jp/play/monaty/cgi-bin/img-box/img20020710000605.jpg
105 ◆39eKAGRA :02/07/10 00:10 ID:YPNhdiRN
>>104
感謝のシャワーです!ありがとうございました!!
ベアトリーチェーーうっしゃあ!
106名無しさん@ピンキー:02/07/10 03:57 ID:TzHls83w
>>104
ケイトリンキタ━(゚∀゚)━!!
ケイトリンの顔をはっきり見れたのははじめてです。サンクス

ケイトリーン ケイトリィィーン たちまちあふれる 神 秘 の ち か らぁぁ〜
107名無しさん@ピンキー:02/07/10 11:13 ID:fHMs8t4V
神の力と悪魔の力ぶつかるぶつかる火花を散らし
108名無しさん@ピンキー:02/07/10 16:40 ID:ThwCeUip
なぁ、なんかワイルドアームズでギャルゲーがどうのってスレなかったっけ?
109名無しさん@ピンキー:02/07/13 01:04 ID:XupbJYge
こっちもコソーリ覗きに来てるんで、SS職人さん降臨キボン…
110名無しさん@ピンキー:02/07/13 19:23 ID:MMC96OEg
今は見れなくなってるサイトのマリアベルのエロ絵持ってるけど
ここのうp板って、そういうのうpするのもOK?
111 ◆pHW6b7VA :02/07/14 00:22 ID:7fYezR9C
112名無しさん@ピンキー:02/07/14 14:46 ID:+SD1LwbR
>>110
うーん、一応自作かリクエストの資料のみっていうことにしてるので…<あぷ板
消えるの早くなっちゃうけど、UROOMさんあたりがいいのではと
ttp://www.rr.iij4u.or.jp/~uroom/
ttp://210.153.100.60/cgi-bin/animecg1/imgboard.cgi
113110:02/07/15 21:14 ID:PdmQsSI6
>>112
利用させてもらいました。
ttp://210.153.100.60/cgi-bin/animecg1/img-box/img20020715211142.jpg
>10の所のやね。
114名無しさん@ピンキー:02/07/16 02:57 ID:HIVPA39Q
>>113
正直、ずり落ちメガネの人にワラタ。
エロ絵としても勿論イイ!
115名無しさん@ピンキー:02/07/18 14:00 ID:K/zYmYb/
話題無いねぇ・・・
激しくガイシュツだろうが、DDDのアナスタシアたん小説は(・∀・)イイ!
116名無しさん@ピンキー:02/07/22 00:53 ID:TJQX3ueD
やめて兄さん・・・
シェ―ンお前がいけないんだハァハァ・・・お前が可愛すぎるからハァハァ・・・
いやぁぁぁぁぁ


っていうシュチュキボーン
117名無しさん@ピンキー:02/07/22 01:00 ID:gljC8UOz
118名無しさん@ピンキー:02/07/22 05:10 ID:EdpyOlMx
そろそろボーカルコレクションがでるねえ
119名無しさん@ピンキー:02/07/22 13:24 ID:CoUau3Zp
120名無しさん@ピンキー:02/07/22 14:09 ID:0EHnSFwy
リムカ・・・(;´Д`)
121名無しさん@ピンキー:02/07/22 18:03 ID:z85IUyyB
アイドル大好き!巨乳、美少女、素人大好き!グラビアマガジン堂々スタート!
http://www.graphis.ne.jp/
122名無しさん@ピンキー:02/07/24 03:02 ID:hEfsTw7a
ヴォーカルコレクション発売記念さげ
123名無しさん@ピンキー:02/07/25 21:42 ID:5IbEAFXF
>115
DDDって知らないんだが詳細キボンヌ。
124115:02/07/27 12:04 ID:8PkQO9mp
>>123
DingDongDongっていう小説サイトのコト。
TOP↓
ttp://www.tomato.sakura.ne.jp/~ddd/
アナスタシアたん萌え小説(前後編)↓
ttp://dingdongdong.dnsalias.com:8080/ddd/novel/t00245.htm
ttp://dingdongdong.dnsalias.com:8080/ddd/novel/t00252.htm
えっちなお姉さんハァハァハァハァハ(略
125名無しさん@ピンキー:02/07/28 03:32 ID:5tZ7C3HK
ヴァージニアたんキボンヌ

とりあえず自分でも探してきた。
既出ではなかたと思うけど。
ttp://marudra.free-city.net/
WA31点だけだけど。
126名無しさん@ピンキー:02/08/02 23:51 ID:4mBJVgBG
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
127名無しさん@ピンキー:02/08/08 21:35 ID:gULLkEQ1
age
128名無しさん@ピンキー:02/08/17 18:39 ID:o4LCC/VG
激しくネタがないな
129名無しさん@ピンキー:02/08/22 16:23 ID:jH+jBOyB
ほんとにネタないね。
130名無しさん@ピンキー:02/08/22 21:43 ID:lQ/LY/BV
131名無しさん@ピンキー:02/08/27 20:21 ID:ES87AHkM
age
132名無しさん@ピンキー:02/08/27 20:28 ID:9mkiZB16
そっちにもいってるけどね…
133名無しさん@ピンキー:02/08/28 09:50 ID:SklLyB0z
ここで上げたヤシが荒らしの材料に使われたから・・・
恐ろしくて、もう上げられません。・゜・(ノД‘)・゜・。 
134名無しさん@ピンキー:02/09/04 15:20 ID:VpjOmGRI
むう。まったく動きが無いな。
>>133氏の言うことも気になるが、仕方ない。
職人さんや神が降臨なされるまで、自分でマヤ×アルフレッドでも書いてみるとするか。
近親苦手な人には申し訳ありません。そして駄文すまそ。

とある町の宿屋。その一室にて、色々な意味で有名な渡り鳥、マヤ・シュレディンガーがうろうろとしていた。
今日はちょうど新刊小説の発売日なので、弟のアルフレッドに買いに行かせたらしい。
「に、しても遅いわね……あの子、どこで道草食ってるんだか」
退屈を持て余しているようで、少しいらいらとした表情である。
「今月は大作揃いだから、早く読みたいのに。帰ってきたらきつく言わないと……ん?」
と、ふと足元に目をやる。そこには、アルフレッドがいつも背負っているリュックが落ちていた。
なんだか気になって、中身を色々と出してみる。
出てくるものというと、まず様々な火薬類。それから、細かな機械。実用的なものばかりである。
一家の工作担当な訳で、それも当然なのだが。
「……ふん」
もうちょっと奥も見てみるが、おおむねそんなものばかりだ。あまり面白いものはない。
仕方なく、中身を戻していく……と、火薬類の間に紛れて一冊の文庫本が出てきた。
微妙に、見つかりにくい位置にあえて置いてあったような感触があるが、マヤは特に気にせず本を取る。
「あの子の読む本って言ったら、どうせ発破関係だと思うけど……どれ」
ぱらぱらとページをめくる……うちに、マヤの顔が少しずつ赤く染まってきた。
「って、この本……」
135名無しさん@ピンキー:02/09/04 15:21 ID:VpjOmGRI
部屋の扉がそっと開けられたのは、その直後のことである。
「ほら姉さん、ちゃんと頼まれてたの買ってきたよ。なんか一番近くの本屋さんだと売ってなかったから、
遠くのとこまで行かなくちゃならなくって、それで遅れちゃって――姉さん?」
買い物袋をぶらさげたまま、今しがた入ってきたアルフレッドはきょとんとして呟いた。
姉は何しろ文学好きなので、毎月の新刊に飛びつかない訳がないのだが。
肝心の姉は、部屋の隅で何かの文庫本らしきものを読んでいるようだ。呼びかけても返事がない。
「また何かになりきってんの?駄目だよ、室内でそういうの……」
いつも通りの愚痴をこぼしつつ、姉が持っている本のタイトルを確認しようと近づいてみる。
どこか、見たような気がするカバーだ。もちろん、姉の読んでいる小説のほとんどは見たことがあるのだが、
これに限ってはどうも違うような気がする。
なんだか嫌な予感がして、慌てて本を確かめる、と。
「……ああああああッ!?」
136名無しさん@ピンキー:02/09/04 15:22 ID:VpjOmGRI
よりによって、それはアルフレッドがこっそり隠し持っていた18禁ものの小説、
気弱な少年が近所のお姉さんに色々もてあそばれてしまうという、一部の趣味全開の代物であった。
実際、姉にその手の感情を抱いたことは無い訳ではなく、だからこそそんな小説も読んでいたのだが。
「あ、ああああ、ぼ、僕は、その、あの、そ、そういう訳じゃなくって、えっと……」
半ばパニックを起こしつつ、言葉にもならない弁解を重ねようとするアルフレッド。
しかし、その言葉は唇に押し付けられた暖かい感触によって遮られた。
「むぐッ!?」
「……ふふ」
目の前には、見慣れたはずの、しかし見たことのない姉の顔がある。
顔全体が赤らんで、目も潤んで。
「ホントに仕方の無い子よね、アンタって。こんなの持ってるのも困ったものだけど、
 それをアタシが読んじゃったらどうなるか考えてなかったの?
 だから、仕方ないわよね。こうなっちゃったら、アタシとしては内容を再現するしかない訳だし」
強引な理屈を一方的に言うと、そのまま舌を弟の口の中に入れてくる。
「んッ、んんん……」
はじめはアルフレッドも少しだけ抵抗するそぶりを見せていたが、すぐにおとなしくなった。
そのまま、姉の舌が口内を蹂躙するに任せる。
生暖かい舌先の感触と、流し込まれる姉の唾液。
「……ん……」
ぴちゃ……ぴちゃ……と、唇を触れ合わせている二人にしか聞こえないほどの、小さな水音がする。
しばらくはアルフレッドも完全に受身だったものの、やがて姉の舌に応えてこちらのそれも絡ませる。
そうして、お互いがお互いの唾液を飲み込んだ後に、ようやくマヤは唇を離す。
舌先と舌先が離れる時に、小さく糸を引いた。
137名無しさん@ピンキー:02/09/04 15:24 ID:VpjOmGRI
「……はぁっ……なんだ、結構アンタも乗り気じゃない?」
「ち、違うよ……」
「そんなこと言ったってね……」
マヤの手が、そっと下へと降りていく。
「な、に……うぁッ」
ぎゅっ、と。その手がアルフレッドの股間を、服の上から握り締めた。
「これは何? おちんちん、随分固くしてるじゃない? こんなので、違うって言ってもねぇ……」
「そ、れ、は……う……」
「ふふふ……」
いつもの人を食った笑みを見せながら、マヤはその手をゆっくりとほどいた。
そして改めて布越しに弟のペニスをなぞりあげる。
「ッッ!!?」
「いつもは頼りないわりに、こういう時だけ自己主張が激しいわね……
 こんなに固くしちゃって……ふふ……」
「……生理的反応だよ……僕だって男なんだから、刺激を受けたらどうしたってそうなるん……」
「いちいち反論しないッ」
手は変わらずアルフレッドの股間をなぞりながら、再び唇で彼の言葉をふさぐ。
二度目のせいか、反抗もほとんどない。布越しとは言え、敏感な性器を責められる感触と、
口の中を蹂躙される感触で、アルフレッドの全身からずるりと力が抜ける。
「んあ……」
ぐったりとしたのを見て、マヤはそっと唇を離した。そのまま、耳元に囁きかける。
「アタシの弟ながら、ホントに可愛い子。いつもいつもアタシの為に働いてくれる、自慢の弟。
 だから、今日はたっぷりそのお礼をしてあげるわ。幸い……」
足元に落ちている、アルフレッド所有の小説をちらりと見る。
「……あれのお陰で、何をどうすればいいかはきちんと習熟できたから。
 きちんと、最後まで面倒見てあげるわ……」
138134:02/09/04 15:26 ID:VpjOmGRI
とりあえずここまでです。
全然エロくもないし、どうにも駄文で心底申し訳ありません。
139名無しさん@ピンキー:02/09/05 00:49 ID:E4qZB3jc
(・∀・)イイ!!
140134:02/09/05 13:24 ID:UVtJCN11
えー、一応続きです。しかし相変わらずの駄目文ですが。

「僕が……自慢の?」
とろんとした目のまま、アルフレッドがぼんやりと聞き返す。
「……ええ、もちろん」
視線と視線が絡みあう。ふっ、と、マヤが微笑んだその時。
「……う、うぁっ……」
びくん、と。アルフレッドの体が震えた。同時に、じんわりとマヤが撫でていたあたりが暖かくなる。
「え? アンタ、ひょっとして……」
「う、あ、う……」
顔を真っ赤にして、ぐったりとしたままの弟。そのズボンの中に、マヤはさっと手を入れた。
にちゃり。
ねっとりとしたものが、そこに溜まっているようだ。
指を取り出して、それをぺろりと舐めてみる。
「青臭いわね……そう。アル、あなた、触られただけで出しちゃったのね?」
「あ、あ、あ、う……それは……その……」
「別に責めてる訳じゃないわ。……感じてくれたってことでしょ?
 だったら、アタシとしても嬉しいわ……それにしても」
情けなさと放出直後の虚脱感で、ぺたりと座り込んでしまった弟に、マヤはそっと近づく。
そして、そのズボンに向かって手を伸ばすと、ゆっくりとそれを剥いでいった。
すぐに、アルフレッドの下半身がむき出しになる。
そこには、白い粘液がこびりついたペニスが力を失った様子でしなだれていた。
「汚れちゃってるみたいね……なら、綺麗にしてあげるわ」
「な、何……う……」
マヤの唇が、そっとアルフレッドのペニスに触れる。
にちゃ……と、小さな音が立ったが、マヤは気にせず舌を出してそれを舐めとり始めた。
「う、う、うあああッ……そ、それぇッ!」
「ふふっ……感じちゃう? でも、汚れたままだと困っちゃうからね……」
ぺろぺろと、マヤは弟の男性自身を舐め回す。
みるみるうちに白い粘液は彼女の口の中に納まっていき、
代わりにマヤの口から零れた唾液が塗されていく。
141134:02/09/05 13:25 ID:UVtJCN11
その間、アルフレッドは必死で姉の唇から送られてくる感覚に耐え続けていた。
あの姉が、自分のペニスを舐めてくれているのだ。その事実だけで、気を抜けばすぐに出してしまいそうになる。
それでも快感をうながすのでなく、あくまでこびりついた精液を舐め取るだけの動きだから、
再び暴発することもなく耐えることもできた。
「ん、綺麗になったわ……」
「はぁ、はぁ……ね、姉さん……」
責め苦から解放されて、ほっと一息つく。相変わらず姉は軽い笑いを含んだままだ。
「さて、綺麗になった訳だし。これで、改めてアルの精液飲んであげられるわね」
「……えぇッ!?」
さらりと言うや否や、マヤはすっと弟のペニスを口に含んだ。
「ね、姉さんッ!?」
うろたえるアルフレッドに対し、片目でにっと笑うと、ちゅばちゅばと吸い込み始める。
「う、うあッ! な、あ、えッ!?」
舌が敏感な先端を舐めて、口腔全体はやんわりとペニスを締め付ける。
もともと、精液を舐めとられていた時点で限界近かった快感が、それによってあっさりと針を振り切った。
「だ、だ、駄目だよぉッ……う、うあああッ!」
びくっ……びくっ、と、アルフレッドの体全体が震える。
その中心であるペニスは一番の跳ね上がりを見せた。
「んんッ」
飛び出してくる精液が、マヤの喉奥に流れ込む。青臭い匂いが口いっぱいに広がった。
こくこくと、その様子が弟によく見えるようにそれを飲み干す。
「さっきより、勢いあったような気がするけど……やっぱり、直接やる方が感じる?」
もう意識が朦朧としているのだろう、アルフレッドはただぼんやりと頷いた。
「ふふっ……正直ね。……って」
そう言って微笑んで見せたとたん、手の中にあった弟のペニスがむくりと起き上がった。
「二回も出しておいて……見た目頼りないわりに、ホントこういう時ばっかりは元気なんだから」
仕方の無い子、とでも言いたげにそれを若干あきれた目で見る。
だが、すぐにその目は淫蕩そうな妖しい光をたたえたものに変わった。
「……これなら、インターバルはいらないわね……」
142134:02/09/05 13:27 ID:UVtJCN11
ぼんやりとしたままの弟をベッドの上に導くと、マヤはそっと自分の秘所に指を滑らした。
それだけで、ぐちゅりと湿った音がする。
弟を責めていただけだったが、それで十分彼女自身も興奮していたらしい。
「ふ……んんッ」
そのまま、指を二本中へと入れる。ぐちゅぐちゅと音を立てて、そこを刺激する。
そうやって自分を高めながら、弟の上に覆いかぶさっていく。
「ほら……起きなさい、アル」
「……う、ん……」
ぺしぺしと軽く頬を撫でる。それで、アルフレッドの目に意識が戻ってきた。
「……ねえ、さん……」
「じゃ……いくわよ。きちんと最後までやってあげないと、ね……」
するすると衣擦れの音がする。それは、マヤが自身の服を脱いでいく音。
いつもの変身のように、一瞬という訳にはいかないようだが、それでもすぐにその裸身があらわになった。
元々、美しいという部類に入る彼女だ。欲情し、潤んだ瞳と、あくまで白いままの肌が対照的に映えている。
「姉さん……」
「なぁに?」
「……その。綺麗……だと、思う……」
「ありがと、アル」
素直に受け取って、マヤは優しく笑う。そして、弟のペニスをそっと摘んだ。
「ほら、これがアタシの中に入ってくるの。アルのいやらしいのが、アタシの中にね……」
「……あ……う……」
「それじゃあ……」
言い終わる前に、マヤは自分の入り口に弟をあてがい、そして――一気に飲み込んだ。
「う、うあああああッ!」
「……つっ……」
143134:02/09/05 13:28 ID:UVtJCN11
それだけで、もうアルフレッドは衝撃に踊らされる。
ついさっきの、口の中とはまったく違う感触だ。
まるでぎりぎりと締め上げられるような、それでいて優しく包まれるような。
「姉さん、姉さんッ……え?」
少しでも気を抜くと弾けてしまいそうな意識の中、ふっと姉の方を見る。
しかし、マヤは少しだけ辛そうな表情をしていた。快感に流されそうなアルフレッドとは違って。
「つぅっ……話には聞いてたけど……結構、クるもんね……」
「え? ……え? 姉さん、何が……」
「ん……気にしないで。なんでも、最初ってのはなかなかうまくいかないもんだから……」
「最初……って、姉さん、まさか!?」

その言葉で、アルフレッドは肝心なことを思い出した。
何しろ、姉はこの性格である。今まで恋人などという存在など、作ったこともない。
自分自身に釣り合う男がいないと、常々広言していたくらいだ。
しかも、ここ数年、渡り鳥として姉と一緒に旅をしてきて、一度だって姉と離れ離れになることはなかった。
つまり。
よりにもよって。
アルフレッドは、姉の処女を奪った……というよりは奪わされた、のだ。
144134:02/09/05 13:29 ID:UVtJCN11
「あ、あ、あ、あああああああッ……な、なんてことを……」
快感も忘れて、アルフレッドは半ばパニックを起こす。
「ちょ、ちょっと、アル……」
「ぼ、僕が姉さんのッ!? な、姉弟だし僕はどうしたらどうしよう――」
「……んッ」
混乱している弟を見かね、痛みをこらえたままマヤは自分の中にいるアルフレッド自身を締め上げる。
「う、うわッ!?」
「ほら……いくわよ」
そのまま、少しずつ腰を動かす。じゅちっ、じゅちっと接合部から水音が流れ出てくる。
「ね、姉さんッ……」
「気にしなくていいわよ……アンタがアタシのはじめてを貰ったんなら、
 アタシはアンタのはじめてを貰ったんだから……これで、おあいこ……でしょ?」
「そういう問題じゃあ……う、うぁあッ!」
「ほらほら……余計なこと、考えてる暇はないでしょ……」
姉のなすがままに、アルフレッドは翻弄される。
流されるような円を描いたかと思えば、激しく出し入れする動きになる。
ぐちゃぐちゃとどんどん音を立てて、姉弟は一つに結びついていく。
「す、凄いよぉ、姉さんッ、姉さんッ……!」
「ん……そう、でしょ……?」
しかし流されるままの弟とは違い、マヤはまだ少しだけ顔をゆがめていた。
(ま、仕方ないわね……こればっかりは、すぐには気持ちよくなるってもんでもないし……)
できるなら、愛しい弟と一緒に昇りつめたい。だが、破られた肉の膜は痛みを訴えている。
幸いなのは、アルフレッドのペニスは年齢相応の大きさで、えぐるほどの痛みは無かったことだ。
そのお陰で、なんとか自分の秘所を突く弟を感じることができる。
145134:02/09/05 13:30 ID:UVtJCN11

「はぁッ……アルのおちんちん、アタシの中で踊ってるみたい……」
「僕は何も……う、うあああッ!」
ようやく、じわじわとした快楽がマヤにも広がってくる。しかし。
「……う、あ……姉さん、なんか、来るッ、来ちゃうよッ……」
「限界なの? ……そ。なら、いいわ。アタシの中に、アルのお汁を受け止めてあげる……
 精液、たっぷり中で受け取ってあげるから……」
「な、中、に……」
その言葉で、飛びかけていたアルフレッドの理性に警告が走った。
「そんなこと、したら……だ、駄目だよ、姉さんッ! 僕と姉さんの……」
「子供、出来ちゃうかもね? いいじゃない……
 アルとアタシの子なら、きっとアタシみたいに強くて美しくて、アルみたいに可愛くて賢い子供ができるから……」
「そ、そんなのぉッ!」
「……大丈夫、今日は安全だから……ね。安心して、出していいわ……
 ま、もし危険な日でも、アタシは構わないんだけど……」
ずちゅずちゅずちゅずちゅッ。
二人が話している間にも、マヤの腰つきは止まらない。それはアルフレッドに絶え間のない快楽を送り込んで、
そして。
「だ、駄目だよ、姉さん、姉さん、姉さッ……」
「……ッ!」
「ああああああッ!」
今までになく、アルフレッドの体が跳ね上がる。
びゅるっ!
まるで音でも聞こえたかのように、そのペニスの先から熱い粘液がマヤの子宮目掛けて勢いよく飛び出してきた。
「あああ……あ……」
放心した表情のまま、アルフレッドは注ぎ続ける。
その熱さは、マヤにも快感を与えてくる。
「な、これッ……熱くて……あ、入ってきてるッ……」
絶頂には程遠い、けれど温かく満たされるような快感。
「ふうッ……アルのお汁、あったかいわ……」
「ねえ……さ……ん……」
146134:02/09/05 13:32 ID:UVtJCN11
エピローグです。エロなしです。

ようやく、勢いが止まった。
アルフレッドのペニスは力を失ったようだが、しかしいまだ姉と繋がったままだ。
ぼんやりとした表情のまま、アルフレッドは姉の顔を見る。
目を閉じて、静かに満足そうな微笑を浮かべている。
「……姉さん」
「沢山出したわね……あーあ、これじゃあ安全日なのに子供ができちゃうかもしれないわ……」
「えええッ!?」
「冗談よ。……ふふ」
いつもの人を食った笑みだ。なんだか気が抜けたアルフレッドに、マヤはそっと口付ける。
それから、ゆっくりとペニスを引き抜いた。
こぽっ……と、少しずつ粘液が零れ落ちてくる。そこには、少しの赤色も混じっていた。
「はぁ……詳しくはわかんないけど、濃いわね……さすがはアタシの弟ってとこか」
「…………」
起き上がると、ふっと窓の外を眺める。
今気づいたが、もう日は暮れてしまいそうだ。随分闇が濃くなってきている。
「やぁね、これじゃ新刊読めないじゃない」
「……って、今から読むのッ!?」
「ええ、そうだけど? ま、その前に体洗う必要があるけど……」
元々、今日の外出は姉の頼みの新刊小説だったが、こんなことになってしまっていたのですっかり忘れていた。
マヤの方はまだ覚えていたらしいが、そんな姉にアルフレッドはため息をつきつつ、
(……いつもの、姉さん……だよね)
少しだけ安心をする。
147134:02/09/05 13:34 ID:UVtJCN11
翌日のこと。
シュレディンガー一家、今日は新しく見つかった遺跡の探検に向かっている。
いつもと変わらない光景だが、少し先を歩くマヤとアルフレッドの二人の様子に、
シェイディはやや怪訝そうな顔をした。
「姐さんと坊ちゃん、なんか今日は妙にくっついてないか?」
確かに。手を繋いでいるあたりも、微妙におかしい。
「……なんか、あったのか?」
「ふむ……あずかり知らぬことですが……」
話しかけられたトッドも首を傾げるが、
「ま……姉弟仲がよいのは結構なこと。先代も草葉の陰で喜んでらっしゃるでしょうとも」
「そういうもんかね? ……まー、変なこと言って姐さんの機嫌損ねるのもアレだしな」
「まったく」
そう言って、二人は少しの苦笑を浮かべた。
一方の姉弟は、そんな後ろを気にするでもなく。
「……はあ」
「どうしたの?」
「……僕らは姉弟な訳で。で、昨日はあんなことやっちゃった訳で。
 割り切ろうたって割り切れるもんじゃないよ……」
「別に、一回や二回たいしたことじゃないじゃない」
「だけどッ……」
「でも、気持ちよかったでしょ?」
にっとマヤは不敵に笑う。それを見て、不意にアルフレッドはどきりとした。
結局、僕はこの姉が大好きなんだろうなあ、と。
こうなったことも、そりゃあ色々な意味で大問題だし、まったく褒められるべき事態でもないのだが。
最終的には、こうやって流されてしまうのだろう。でも、
(それはそれで、嬉しい……のかな)
そう感じる自分がいる。まったく、情けないやら何やらで、かくんとアルフレッドは肩を落として。
「……うん。すっごく気持ちよかった」
そんなふうに応えるしかない訳である。
「なら、いいじゃない。そうね……じゃあ、今度は魔女っ子の姿でやってあげようか?」
「ね、姉さんッッッ!」
そうして、いつもどおりにシュレディンガー一家の一日は過ぎていく、のだった。
148134:02/09/05 13:37 ID:UVtJCN11
うーむ。やはり、急場しのぎでは全然駄目ですね。
職人さん、あるいは神の降臨を待ち望むばかりですが。
149名無しさん@ピンキー:02/09/05 19:27 ID:G9SY/GbT
>148
よくがんがった! この寂れたわいあーすれを盛り上げようとする心! 感動しますた!
150名無しさん@ピンキー:02/09/05 20:37 ID:CgDByRnZ
age
151レイープマン:02/09/06 01:27 ID:yRtaBWoq
(・∀・)Хорошо!
152名無しさん@ピンキー:02/09/06 20:33 ID:vPDtVFTU
      神       降        臨       !! 

すげー萌えますた!アリガトンアリガトン!!
153名無しさん@ピンキー:02/09/08 20:50 ID:HApvUGBx
あげ !
154名無しさん@ピンキー:02/09/08 23:46 ID:fjgYcLqT
た、たまらn
155FA:02/09/09 03:43 ID:AoqH7DVF
ベアトリーチェ様のエロ画たのも〜!!
156名無しさん@ピンキー:02/09/10 10:43 ID:BTfOGHpf
あげ
157名無しさん@ピンキー:02/09/10 23:31 ID:USVB1Jzc
次の神の降臨を待つ !
158名無しさん@ピンキー:02/09/10 23:45 ID:Igz3wbkx
ベアトリーチェ様がジェットを拉致して洗脳してうひょうひょなSSキボンヌ!!
ベアトリーチェ様じゃなくてマヤ姐でもうひょーーー!!
159名無しさん@ピンキー:02/09/15 03:16 ID:5CDoWr3i
age
160名無しさん@ピンキー:02/09/15 14:08 ID:xJphstsa
161名無しさん@ピンキー:02/09/16 00:19 ID:sFw3G+Fc
>160
リルカたんハァハァ
162名無しさん@ピンキー:02/09/17 16:32 ID:gbCqmIhs
WA1のセシリアの陵辱SSキボンヌ
163名無しさん@ピンキー:02/09/17 18:31 ID:dd18RKEL
触手モノがみたい、スライムに服を溶かされるセシリアたんとか…(;´Д`)
164名無しさん@ピンキー:02/09/20 00:15 ID:jQYHXbdJ
神光臨期待age
165☆☆ギャル返信率ナンバー1☆☆:02/09/20 00:16 ID:K470Q40b
「わり○リ・援○を希望する女性、不倫志望の人妻はここに集まっています!
サクラがいないのは本当です!女子高生の登録はお断りしてるのですが・・・・・」
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http://senden.kicks-ass.org/code/
166名無しさん@ピンキー:02/09/21 01:15 ID:u3/aG9lV
神様、スライムに全身をベトベトにされ悶えるセシリアたんを…
167名無しさん@ピンキー:02/09/21 01:51 ID:rzyDFqwL
(;´Д`) ハァハァ・・・
168名無しさん@ピンキー:02/09/21 01:55 ID:r+rv+2GT
169名無しさん@ピンキー:02/09/21 17:36 ID:gp5S7xio
アーデルハイド城を取り戻そうとアルハザードに挑んで失敗して犯されていくセシリアというのはどうですか?
170名無しさん@ピンキー:02/09/22 16:43 ID:g7o/sQWs
WA1のSSは見た事無いな
171名無しさん@ピンキー:02/09/23 01:22 ID:Y+e3QjHj
神様〜
172名無しさん@ピンキー:02/09/23 01:42 ID:47iG+FOX
>>134
自分はマヤタン萌なんで嬉しいです。
又書いて欲しいです。

と、リクだけではアレなんで絵書いてみました。
http://isweb35.infoseek.co.jp/play/monaty/cgi-bin/img-box/img20020923013639.jpg
あんまエロなくてすみません。
173名無しさん@ピンキー:02/09/23 18:58 ID:5zEc5CJV
セシリア無いかな?
174名無しさん@ピンキー:02/09/23 22:21 ID:5ebJ2wNR
>>172 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
オパーイ(゚∀゚)イイ!!!

こんなこと書いていいのかわからんが、
難点は下半身細すぎ、ってとこかな・・・。顔可愛いだけに惜スィ。
偉そうに感想述べたけど頑張ってくだされ。
175名無しさん@ピンキー:02/09/24 16:46 ID:ozwwBm0g
セシリア陵辱イイカモ
176名無しさん@ピンキー:02/09/24 18:21 ID:U2czk2mI
セシリアというかWA1SSきぼんぬ
177   :02/09/25 17:11 ID:hh3GDUxr
ザックとエルミナきぼん
178名無しさん@ピンキー:02/09/25 18:07 ID:TSwm9PLO
セシリアが犯されていくものから見たい
179名無しさん@ピンキー:02/09/25 20:04 ID:juo2m8xg
盲目の少女・・・
180名無しさん@ピンキー:02/09/26 18:36 ID:dwsoMnWB
>>179
(・∀・)ソレダ!!
181名無しさん@ピンキー:02/09/28 02:51 ID:EM3eZ+3Z
ハァハァ age
182bloom:02/09/28 02:53 ID:CmTQMAeV
183名無しさん@ピンキー:02/09/30 21:45 ID:4S4HKFR5
メリル萌え
184名無しさん@ピンキー:02/10/01 15:37 ID:mNG2fM8Q
セシリア萌え
185134:02/10/02 03:36 ID:HFN8J8us
お久しぶりとなります……
いくつかレスを頂いたのに、返答もできずすみません。

と、一つお聞きしておきます。
ベアトリーチェ×ジェットというのはアリなのでしょうか?
>>158さんの言っていたようなものにそれとなく近いのかもしれませんけど。
私のような者が書いたものでよろしければ、また上げたいと思うのですが。
186名無しさん@ピンキー:02/10/02 13:46 ID:4HbY3yS9
>>185
是非お願いいたします
187134:02/10/03 13:03 ID:kmpWFzvL
では、お言葉に甘えて……

夢魔というモノは実にとらえがたい代物である。
夢の中という、人にとって極めて無防備な世界を行き来し、その中で自由に行動する。
夢魔からは自在に手出しができても、人の身では反撃することも覚束ないのだ。
だから、今現在ジェットが置かれている状況も、彼の責任と糾弾できるものでもないだろう。

確か、クライヴの家に泊まりに来て、床に入ったのが一時間ほど前のはずだ。
なかなか寝付けなかったが、無理やり目を閉じて眠ろうとし、やがてうとうととし始め――
ふと気づいたらこの真っ白な世界に座り込んでいた。
若干、混濁する頭を振りながら、ジェットは今自分がどうなっているのか改めて観察してみる。
とりあえず、五体満足なのは確かだ。傷を負っている様子もない。
痛みなどもないが、多分この世界は夢の中なので元々痛みは感じないのではないか、とも思う。
それから、どうも身動きが取れない。地面に座り込んだまま、足などもぴくりと動かないのだ。
そして、何より厄介なことには、そんな状況を目の前で薄ら笑いを浮かべながら眺めている少女がいる、
というのがある。
「ベアトリーチェッ……手前、何しやがったッ……」
「何って……くすくす。ここ、夢の中の世界にあなたが来てくれたから、ひとまず捕獲しただけなのだけど?」
眼前の黒衣の少女、夢魔ベアトリーチェはジェットのその問いに相変わらず薄ら笑いを浮かべたまま、応える。
「捕獲だと……?」
「ええ、この世界はわたしの領域。迷い込んだ哀れな贄に、こうやって枷を与えることなど造作もない話」
彼女は夢魔、すなわち夢を自在に操る存在だ。
他者の夢に潜り込み、悪夢を与えるのも自由なのだろう。
つまり、今こうしてジェットが動けなくなっているのは、
「……色々と試したいことが出来たの。だから、
 あなたを捕獲し、わたしの為に利用させてもらおうと思ってね」
という理由らしい。
188134:02/10/03 13:04 ID:kmpWFzvL
「離せ、って言っても離すつもりはねえんだろうな……試したいこと?」
「そう。少しばかり、あなたの身体に興味があって――くすくす。
 アダムカドモン……世界の雛形。考えてみれば、創星を行うのにこれを見過ごすのも不自然な話だったわ」
その単語を聞き、ジェットはやや不快そうに眉をひそめた。
彼は人工的に作り出された生命、ファルガイアの雛形、らしい。
思い出してもあまり気分のいいものではないから、こうやって強調されるのも不愉快になる。
「……それがなんだってんだよ」
「端的に言えば、あなたの身体にはファルガイアを構成する想い出がほとんど無限に詰まっているということ。
 創星にはその想い出こそが重要となるから……奪うことが出来れば、計画にとって大いに利益となるわ」
「……訳のわからんことを」
不平をもらすジェットだが、ベアトリーチェは相変わらず薄ら笑いを浮かべたまま、そっと彼に近寄ってくる。
「な、何だッ!?」
「あなたに理解される必要もないわ。わたしが必要としているのは、あなたではなく――
 その身の想い出なのだから」
更に彼女はにじりより、ジェットの足の上に腰掛ける。
「……くすくす。遺伝子もまた想い出の一つ。
 そして、生命が次代の生命を創るために、遺伝子という想い出を他の何より集める場所と言えば……」
そう呟きながら、ベアトリーチェは右手をジェットの股の上に伸ばし。
「……そう、子供を作るための場所……あなたの生殖器、ね。
 ここから、わたしの欲しい想い出が詰まった液体が出てくるわ……くすくす」
言葉の意味が一瞬呑み込めず、呆気に取られていたジェットだったが。理解しても、一瞬言葉が出なくなる。
「て、て、てめッ、そ、そりゃつまりッ……」
「……せいぜい気持ちよくはしてあげるわ。別に切り刻んで分解して取り出してもいいのだけれど、
 あなたを解体する方が手間がかかりそうだし……何より、快楽には人は抗えないものだから。
 さあ、素敵な舞踏を披露してもらうからね。くすくすくす……」
「や、やめろッッ……!」
抵抗しようにも身体は相変わらずぴくりとも動かない。そして。
「……くすくすくす」
ベアトリーチェは、そのまま動けないジェットの衣服をぱらりとほどき、彼のペニスを摘み出した。
189134:02/10/03 13:07 ID:kmpWFzvL
何しろ状況が状況である。それは情けなくも垂れ下がっているのだが。
「……まあ、いいわ」
ふっ、と鼻で笑うと、ベアトリーチェはその小さな手でそっとしごき始める。
見た目は少なくとも十代前半程度の少女が、自分のペニスを撫でさすっているというその光景。
それが、取り分けおかしな趣味を持っていないはずのジェットにさえ、倒錯じみた感慨を与えてくる。
「やめろッ……って、言ってるだろッ……」
「あなたの事情などどうでもいいの。……それに」
夢魔の手から伝わる感触は、背筋をぞっとさせるような痺れを伝えてくる。
敏感な場所を責めたててくると思ったら、次には優しく全体を包み込んで。
「くぁッ……」
更に、彼女は軽く息を吹きかけてきた。それらの刺激と、そしてこちらを見つめる彼女の瞳を見るうちに、
「……う、嘘だろッ!?」
「……嘘もなにも。所詮、造られた命だとて、オトコには何も変わりないということよ」
むくむくと、ジェットのペニスは鎌首を持ち上げてきた。
それに冷たい笑みを向けながら、ベアトリーチェは手技を続ける。
「ほら、どんどん大きくなってるわ。なんだかんだと強がっても、快楽の前には誰しも無防備。
 それにここは夢の中の世界だもの、今のあなたは全ての感覚が剥き出しになっている。
 もう、抗うことなど不可能よ……くすくすくす」
190134:02/10/03 13:08 ID:kmpWFzvL
嘲るような調子で、夢魔は言葉と手で責め立てる。
その屈辱と、それにも勝る感触に、やがて少しずつジェットのそれからじわりと液体が漏れ始めた。
「……事実、こうしてあなたは準備を整えようとしてくれているじゃない。
 わたしなどに撫でられて、こんな先走りを出すのだから……先ほどの抵抗は、言葉だけみたいね?」
「う、うるせッ……」
反論しようにも、送られてくる感触がそれを許さない。
くすくすと笑いながらペニスを弄られて、嫌でも高まっていくのが自分でもわかる。
今や、ジェットのそれとベアトリーチェの右手は先走りでじとりと湿っていた。
「じゃあ……そろそろ、採取させてもらいましょうか」
「ッ!」
その言葉を皮切りに、ベアトリーチェは手を動かすのを速めた。
巧みに敏感な先端をしごき、根元を刺激し、時折それを和らげる。
緩急の差で刺激は一層強調されて、もうジェットのペニスにはむずむずと熱いものが溜まってきていた。
「……くそッ……」
それでも暴発しないでいるのは、彼の意地なのだろうが、顔色からして真っ赤でとても平常ではない。
「耐えても仕方ないのに……強情ね。まあ時間の問題なのだろうけど……くすくす」
笑われても、もうジェットには反論する余裕すら無かった。
「つっ、うぁっ……く、そ……」
「……くすくす。ほら、受け止めてあげるから……」
そっと左手がジェットの発射口に差し出される。
「……出しなさい」
「……く、そぉッ……!」
その言葉と共に、限界が訪れた。
191134:02/10/03 13:10 ID:kmpWFzvL
どろどろと、ジェット自身から白い粘液が放たれていく。
今までそれをしごいていたベアトリーチェの右手と、それから先端に伸ばされていた左手の両方に、
その液体はこびりついていった。
「なかなかの量ね……くすくす。さて、どうかしら……」
両手を口元に戻すと、彼女は手のひらに溜まった精液を舐めとっていく。
全て舐めた後、口の中でしばらく弄び、やがて飲み干した。
「……んッ……」
射精の衝動で呆然としているジェットを尻目に、ベアトリーチェは彼の足の上から立ち上がって考え込む。
「分析結果は良好……やはり、狙い通りね……
 この中には、素敵なくらいの星の想い出が納められている……
 これなら、わたしの夢もきっとうまくいくわ」
変わらない薄ら笑いに、少しだけ喜色が混ざる。
「くっ……これで、満足か……?」
虚脱感と屈辱感で顔をゆがめたジェットがそう問いかけるが、振り向いたベアトリーチェは軽く首を振った。
それから、下腹部に軽く手をあて、少しだけ陶然とした表情で話し始める。
「まさか。今のは、単に実行可能かどうかを調べただけ。本番はこれからよ。
 そう……あなたの想い出を、わたしの裡に眠る星の種子に受胎させることで、より確実に創星が可能となる」
「受胎、って……お、お前ッ!」
「……くすくす。見当がついたかしら? さて……」
192134:02/10/03 13:11 ID:kmpWFzvL
動けないジェットを見下ろし、ベアトリーチェはふと思案げな表情になった。
視線の先には、発射してやや力を失っているジェットのペニスがある。
それの大きさを目測して、やや考え込んでいるようだ。
「……この形態では、やや不都合があるな……
 ……くすくす。
 そうね。とりあえずあなたの想い出を貰えればそれで済む話なんだから、別に快感とかはどうでもいいんだけど……
 さすがに、入らないとなったら困るから……こうしましょうか」
すっ、と、ベアトリーチェは軽く腕を振った。
次の瞬間、彼女の身体が一瞬で変貌を遂げる。
黒一色だった服装や、病的なほど白い肌がたちどころに消えて失せ、
紫の肌に虚ろな右目、そして薔薇のあしらわれた豪奢なドレスの少女へと生まれ変わったのだ。
その手も細く小さかった指から、何もかもをも切り裂けるようなグロテスクな爪へと変化している。
「……こちらなら、先ほどよりは多少は設定年齢が上になるから……
 あなたのそれも、呑み込むことが可能になるわ」
ジェットに向けて、夢魔は艶然とした微笑を向けた。
193134:02/10/03 13:12 ID:kmpWFzvL
ひとまず今日はここまでです。
どうも理屈っぽくて……なんとも。
194名無しさん@ピンキー:02/10/03 13:45 ID:5zTM4/UY
ハァハァ。最高です
195名無しさん@ピンキー:02/10/04 15:37 ID:aclvWkHw
続き楽しみにしてまつ。
196134:02/10/04 18:39 ID:oO34hCis
やたら長くなりそうです……後、ちょっと毛色が変わるかも。

ジェットに向き合い、ちょうど自分の秘所とジェットのペニスが重なるように、
ベアトリーチェはゆっくりと腰を下ろしていく。
ドレスは着たままで、すぐにその場所はスカートに覆われ見えなくなってしまうのだが、
まるでそこに目でもついているかのように、
1ミリのずれもなくジェットのそれはベアトリーチェの中へと吸い込まれる。
ちょうど対面座位の形で、二人が向き合ったまま呑み込んでいく。
「……んぁッ……ふう……」
一番奥まで呑み込むと、さすがにベアトリーチェは一息ついた。
ジェットの両肩に手をおいて、一見すると彼に甘えているかのような構図だ。
結合している部分がスカートに隠れて見えないのも、それに拍車をかけている。
が、なされるがままのジェットは、何も気にすることが出来ない程切羽詰っていた。
とにかく、ベアトリーチェの中は狭いのだ。
その上に、動いていなくてもやわやわとこちらを締め付けてくる。
これでは、わずかでも動けばすぐに出してしまいかねない。
ただ、いつのまにか彼女のそこを満たしていた愛液の助けで、
辛うじて抵抗が和らいでいるのでなんとかなっている。
しかし、彼女の方には何も刺激が与えられていないはずなのだが。
と、その疑問に答えるように、夢魔はくすくすと笑う。
「……まあ、わたしの方でも、多少は楽しめないと損だからね。
 自分を欲情させるようにデータ改変するなど容易いこと……くすくす。
 ……じゃあ、お喋りはこのへんにしましょう。
 あなたとわたしとで、素敵な舞踏会を演じないとね……くすくすくす……」
笑いつつ、彼女はゆっくりと腰を上下させはじめた。
197134:02/10/04 18:40 ID:oO34hCis
くちゅ……くちゅ……と、ドレスを超えて接合部から小さな水音が響き始める。
「……っ!くぁッ……」
それだけで、ジェットはすぐに達しそうになる。刺激が強すぎるのだ。
(……けど、ここでこいつの言いなりになるのも……な……)
これまであまりに相手の都合のいい様にされすぎた。
こんな子供に弄ばれる、それだけで彼のプライドを刺激するし、
しかも今の相手は完全に夢魔、魔族の姿を現している。
(ふざけんなよッ……好き放題されてたまるかってんだ……)
ぐちゃぐちゃと、段々ベアトリーチェの上下動は早さを増してくる。
ますます締め付けは厳しくなり、ジェットの頭の中には早くも限界を告げる信号が駆け巡る。
だが、それでも彼は必死で耐えていた。
「んッ……あ、相変わらず……強情ね……耐えたって、どうにかなる訳でも……くぁ、無い、のに」
余裕を崩さない表情だが、それでもややベアトリーチェの方にも快楽は来ているようだ。
少しだけ、薄ら笑いが消えかけている。
「生憎だけどな……俺は、んな魔族に弄ばれる趣味はないんでね……」
「……生意気、を……ん……」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ。
スカートの外にもはっきり聞こえるほどに、接合音は激しくなってきた。
もうジェットのそれは痛いほどに弾けようとするのだが、それでも彼は耐える。
「うぁッ……つ、本当に……無駄な抵抗をッ……!」
薄ら笑いが、ここに来て消えた。
198134:02/10/04 18:41 ID:oO34hCis
虚ろな右目を包む羽飾りが揺れて、しゃらしゃらと音を立てる。
落ち窪んだ眼窩に、ぼんやりとした光が灯るその右目が、何より彼女を魔族と証明しているものだ。
その右目は変わらないが、左目がとろんとしてきている。
「動けないくせに……抵抗して、何になるという……の?」
計算と違ってきたせいか、少し余裕がない。
「……知るか」
もうこっちも意地だろう。
その姿勢のせいか、二人の目があう。
双方ともに快感でとろんとしてきているものの、相手の思うようにさせるかという意志だけは強い。
……先に音をあげたのは、結局ジェットの方となった。
こちらも意地のように激しく腰を揺らすベアトリーチェの膣内が、
一際強くジェットのペニスを締め上げたのだ。
「ッ……ちッ……くしょうッ……」
「こ、れで……んッ!」
びくんッ!
ベアトリーチェの中で弄ばれていたそれが、細かく震え、跳ね上がる。
「ダメだッ……出ちまうッ……!」
「んあ……やっとッ……」
少しだけ感極まった様子で、ベアトリーチェも小さく叫んだ。
直後に、体内に熱い粘液が放出されてくるのを感じる。
びゅるびゅる……と、かなり激しい勢いだ。
「……くす……凄いわ……これ、な、ら……」
自分の胎内に熱いものが満たされていく。
ようやく望んだものが得られて、彼女はジェットの肩に手を置いたまま満足そうに微笑んだ。
199134:02/10/04 18:43 ID:oO34hCis
だが。
その時、ふとジェットは自分の身体に異変を感じ取った。
今まで指の先すら動かず、両手は身体を支えるように脇についていたのだが、
気づいたらベアトリーチェの腰を掴んでいるのだ。
どうやら、今しがたの接戦の際、無意識のうちに相手の動きを抑えようと手が動いていたらしい。
満足げに目を閉じているベアトリーチェは気づいていないようだが。
(こいつ……ひょっとして、夢中になった挙句俺への金縛りを解いちまった……のか?)
気づかれないように、足なども動かしてみて、それは確信へと変わった。
(……なんだ、案外抜けてるな、こいつも……)
なんだか呆れてしまう。
それと同時に、自分の目の前で満足そうにしている夢魔に、何かふつふつとしたものが沸いてきた。
自分をこうも好きに弄んだ挙句、勝手に満足している。
散々足掻いてみたものの、本音を言えば気持ちよかったのは確かだ。
だからといって、利用されるだけというのは性に合わない。
(だったら、いっそ――)
それこそ、少し前までのベアトリーチェのように、ジェットはにやりと口元に笑みを浮かべた。

「はぁ……これで、行程は終了したわ。あなたの役目もこれでお終い。
 この場で引き裂いてあげてもいいけど……いいわ、見逃してあげる。
 さて、後始末はしておかな……」
余韻から覚めたベアトリーチェは、あくまで優位を保ったままそう話しかけ、繋がったままのペニスを引き抜こうと立ち上がる。
つもりが。
「……え?」
どさり。
一瞬の浮遊感の直後、自分の身体が仰向けに寝かせられているのに気づく。
200134:02/10/04 18:44 ID:oO34hCis
「……なッ!?」
「散々好き放題してくれやがって……けど、こうなるのは予測できなかったみたいだな?」
ジェットが、自分に折り重なるようにしてこちらを見ている。
相変わらず、彼とは生殖器で繋がったままで、どうやら体勢が変わってしまっているようなのだ。
「……ッ!? まさか、枷が……!?」
「やっぱり……気づいてなかったのか? まあ当然だと思うが……」
「く、だがもう一度……うぁッ!」
再びジェットを拘束しようと手を伸ばしたベアトリーチェだったが、突如として身体の奥を襲った衝動に中断させられる。
今の衝撃は、ジェットが深くベアトリーチェの膣内へペニスを打ち込んだもののようだ。
「なッ……な、何を……」
「お返しってやつだな……こうなりゃ、お前が音を上げるまでやってやるさ……」
「そ、そんなの必要としていな……うああッ!?」
ずんッ、ずん、とジェットは腰を打ち込む。
不意をつかれたせいか、ベアトリーチェは反論も行動も何も出来ずなすがままにされている。
仰向けに倒れたせいで、スカートはめくれあがり、
彼女の秘所にジェットのペニスが突き刺さっているのが露出してしまっているが、それさえも彼女はどうすることもできない。
「や、だ……こんなはずじゃッ……」
「……なんだ? お前……この程度で?」
余裕がまったく無くなっている。
疑問に思いながら、正常位の形でジェットはベアトリーチェを責めていく。
小柄な彼女は、一突きするたびに身体がずれ、少しずつ遠ざかっていくが、離れる前に肩を掴んでそれを止める。
そして、更にぐちゅぐちゅと突きを重ねていくと。
「な、なんでッ……こ、こんなの……あ、ああああッ!」
「……お前、ひょっとして……」
とうとう、悲鳴のようにあえぎ声を流し始めたベアトリーチェ。
反対に、ジェットの頭は段々冷静になっていく。
「普段は自分から責めているからいいが、いざ自分が責められると……なんだ、弱い……ってのか?」
「ち、ちが……うあッ!」
否定しようにも、その叫び声が全てを物語っている。
「……そういうモンなのか……?」
少しだけ釈然としないまま、ジェットは腰を進めていった。
201134:02/10/04 18:45 ID:oO34hCis
で、今日もここまでです。
やたら長くなってしまいましたうえに、当初とは方向性が変わってきたような。
むー……
202名無しさん@ピンキー:02/10/05 01:10 ID:ftMRj4pI
134様、あなたは神だ。
203名無しさん@ピンキー:02/10/05 05:33 ID:6xOKFMFa
神 再び降臨age !
204名無しさん@ピンキー:02/10/05 05:43 ID:w8GYGKOk
205134:02/10/05 18:52 ID:dcuJ5d+s
実際、ベアトリーチェの膣内は恐ろしいまでの快楽をもたらしてくる。
電気信号で構成された彼女だから、そのあたりもデータ変換で自由にできるのかもしれない。
とにかく、異様に狭いはずなのに、滑りは奇妙なほど滑らかなのだ。
その上、中の肉壁は挿れる時には少しの抵抗で迎え入れ、抜こうとすればぎゅっと締め付けてくる。
強気に出てはみたものの、ジェットの方もすぐに限界へと近づいてきた。
が、先ほどとは違い、今度は相手がやたらと感じまくっている。
「こんなはずじゃないッ……のにッ……あ、あああああッ……うあぁ……」
彼女の右手は、自分の口元であえぐように彷徨っている。
怪物じみた爪なのだが、困ったように中空を彷徨う光景は、少しだけ微笑ましい。
と、そんなことを考える余裕もなくなってきた。
「……ダメだ、こっちも出ちまう……」
「あ、うぁ、あ……わたし……こんなのッ……」
既に意地も何も無いし、もうベアトリーチェの方もすぐに限界を超えそうなのだが、
なんとなしにジェットは右手を彼女の肩から外し、繋がっている部分へとのばしてみた。
そして、性器同士が擦れあっている部分のすぐ近く、小さな突起をそっと撫でてみる。
その瞬間、まるで電気でも走ったかのようにベアトリーチェがびくりと震えた。
「や、だ……だめ、だめぇッ!」
薔薇の飾りが、一つぱさりと地面に落ちる。
同時に、ベアトリーチェの中のペニスに、最大級の衝撃が襲ってきた。
ぎゅっと、強く握り締められたかのように全体を締め付けてくる。
「くッ!」
あまりに急だったため、その瞬間に抜けてしまう。
引き抜かれたペニスは、白い液を撒き散らしながら、ぶるんと反り返った。
206134:02/10/05 18:53 ID:dcuJ5d+s
「……はぁ、はぁ……」
ドレスを白く汚されても、ベアトリーチェは呆然としていた。
その姿を見て、変わらない硬度を保っているペニスを持て余しつつ、ジェットは彼女を抱き起こしてみる。
ようやくそれで彼女の目の焦点があったが、身体の方はぐったりとしたままだ。
「……な、何をするつもり?」
「言っただろ……音を上げるまで、って」
「い、嫌ッ……ああッ!」
再び、お互いが向かい合った形で、ジェットとベアトリーチェは繋がった。
今度は接合部分に彼女の重みの全てがかかるため、子宮口にまで亀頭が届く。
「う、うあああッ!」
それだけで軽くベアトリーチェは達したらしい。びくん、と身体が震える。
同時に、中の締め付けも少しだけ厳しくなり、それによって尿道に残っていた精液がぴゅる、と押し出された。
「……いいな? じゃ、三度目だ……」
「い、いいはずないッ……うああああッ!」
両手を彼女の背に回し、以前とは逆にジェットの方から激しく突き上げる。
もう三度目だし、一切の遠慮もない。
207134:02/10/05 18:54 ID:dcuJ5d+s
「な、なんでこんなにッ……い、あああああああああッ!」
ベアトリーチェも大分敏感になっているようだ。それだけで、彼女は頂点を越えてしまう。
「……早いな……」
それではつまらないとばかりに、回した両手をほどき、右手を戻してぽりぽりと頬を掻く。
と、今度はジェットの背中にベアトリーチェが手を伸ばしてきた。
……考えてみれば、その手は怪物じみた巨大な爪である。
切り裂こうとして、できない相談ではないだろう……
(……まさかッ!?)
……が、その心配はすぐに消えた。
ベアトリーチェの表情は、イった衝動でまだぼんやりとしたままだ。
それに、自分の背中に回された爪は、ジェットに必死でしがみつくようにぎゅっと抱きついてきたのである。
意識が軽く飛んでいるらしく、相手を認識できていないのだろう。
「驚かせるなよ……しかし、ホントに責められると弱いんだな……」
呟きつつ、ふと彼女のドレスに目をとめる。
胸元が大きく開いたデザインのドレスだ。
ついさっき、そこに出した精液は、大きく開いた胸元にも及んでいる。
208134:02/10/05 18:55 ID:dcuJ5d+s
魔族らしい紫の肌に、点々と飛び散っている白いもの。
それを見ているうち、ちょっとした悪戯心が芽生えてくる。
必死でしがみついている彼女を少しだけ離すと、ジェットはその胸元へと手を伸ばし。
「……何を……? ッ……」
ドレスの中へと侵入させていった。
それでも彼女はしがみついている手が離せないままだが、
それをいいことに乳房やその先端をいじりはじめる。
「あ、うあ……」
戸惑っていたベアトリーチェから、すぐ甘い吐息が漏れ始めた。
突き上げる激しい快感とは違う、少しだけゆっくりなその刺激で、またとろりとしてきたらしい。
時折、その乳首をつまんでみたりすると、
「んッ!」
ぴくんと全身が反応する。
同時に繋がったままのペニスにも刺激が伝わり、こちらへも快感が伝わってくる。
そのまましばらく弄んでいたが、ジェットは思い立ったようにその手を胸元から引き抜いた。
209134:02/10/05 18:56 ID:dcuJ5d+s
「んはぁッ……」
それで、ベアトリーチェは一息つく。
「……じゃ、三度目の本番、だな」
「……えッ!?」
気を抜いたベアトリーチェに、ジェットは容赦なくペニスを突き上げた。
「や、やああッ!」
また不意をつかれたせいか、呆気なく彼女は頂点を迎える。
だが、今度はジェットも許さず、激しく腰を突き上げていく。
「も、もう、駄目……駄目に……うぁぁぁぁぁぁッ……」
もはや、ベアトリーチェはその目の焦点すらあっていない。
完全に受身となって、ジェットの責めを甘受するだけだ。
出来ることといえば、落ちないように、必死になって彼にしがみつくしかない。
と、それによって今しがた弄られていた乳房が押し付けられる。
上下動によってドレス越しにそこも刺激され、新しい快感がジェットとベアトリーチェ双方に伝えられてきた。
「あ、ああああ……」
それら全てを受け止めることが出来ず、だらしなく口を開いて、ベアトリーチェはうめきを漏らすだけ。
「……くッ!」
そうして、また。
「ッ……また、入って……くるッ……」
ぴゅる、ぴゅる、と、三度目など関係ないかのように、白い粘液は注がれていく。
「やだ……もう、一杯、なのに……」
中が満たされ、それでも更に埋め尽くされる感触に、ベアトリーチェがぼそりと呟いた。
210134:02/10/05 18:59 ID:dcuJ5d+s
後少しなんですが、とりあえずここまで。
本当に長くなりましたね……うーん……
211名無しさん@ピンキー:02/10/06 01:24 ID:NhMl42eE
なんて素晴らしいんだ・・・
212名無しさん@ピンキー:02/10/06 03:29 ID:v7He9U77
最高 !
後少しなんて言わないでもっと続けてホスィー !
213134:02/10/06 17:54 ID:NzSkrspO
えー、お言葉は大変ありがたいのですが、
さすがに長くなりすぎましたし、今回で終りです。
オチなんでエロは大分薄めですが。

それから、どれほどの時間が経過したのだろう。
夢の中ゆえに現実感が乏しく、また精力の終りも来ないためか、
ずっとジェットはベアトリーチェを責め立てていた。
今は四つんばいになったベアトリーチェを後ろから責めている形だが、
もう彼女のドレスはあちこちが白に塗れている。
薔薇の飾りのほとんどが落ち、虚ろな右目を飾っていた羽飾りもあちこちが白く汚れている。
スカートなどは完全にめくれあがり、なんとも無残な姿である。
お互いに汚れきっているが、それでもなおジェットは彼女を責め続けていた。
「……もう、もう……本当に、駄目に……なる……ッ……」
「……なればいいだろ……く、また出るッ……」
どくん、どくんと、もう何度目になるのか、二人とも覚えていない回数の精液が注がれた。
「やっ、うあ、ああぁぁぁぁぁ……」
その一撃で、ベアトリーチェはかくんと崩れ落ちた。
体中の力が抜けており、まるで糸の切れた操り人形のようである。
「お、おい?」
その反応は初めてだ。今まで、倒れるにしろ、なんとか自分を支えようとはしていたのだが。
214134:02/10/06 17:55 ID:NzSkrspO
不安になる、というのも奇妙な話ながら、虚ろな目つきの彼女の顔を覗き込むと。
「……不正な処理が……」
聞きなれない単語を口走っている。
「……とうとう完全に壊れたのか? やりすぎちまったかもな……」
やや反省していると、突然ベアトリーチェは立ち上がった。
「おわッ!?」
「……くッ……!」
忌々しげな顔をしている。更に、瞬時に身を翻すと、そこには。
「リブート完了……だけど、こんなことになるなんて。少し甘く見すぎてたみたいね……」
ジェットから十分距離を取った場所に、再び黒衣の少女の姿で立っていたのだ。
もう身体に染み付いていたはずの白い汚れもない。一瞬の早業である。
「……今更取り繕ってもな。あれだけ叫んでたくせに」
ぼそりとそう呟くジェット。おかげでベアトリーチェはますます苛立たしげに声を荒げる。
「黙れッ……! システムが不調でなければ、この場で引き裂くところだわッ……」
「そう言われてもな……今さっきがあれだと、こっちも反応しようが」
「うるさい……ッ! 今日は偶然……失敗しただけよッ!」
これ以上ここにいても墓穴を掘るだけと悟ったのだろう。
それだけ言い残して、ベアトリーチェはノイズと化して消えていった。
後には、虚脱したジェットだけが残される。
「……本当に、うんざりだぜ……」
215134:02/10/06 17:56 ID:NzSkrspO
「……ット、ジェット。ほら、起きなさいッ」
ぱちりと目が開く。
「……ん?」
目の前には、見慣れた三つ編みの少女が怒った様子で立っていた。
「いつまで寝てるのッ。もう朝ごはん、とっくに出来てるんだよ?
 キャスリンさん、冷めるといけないからって温めなおしてくれたし、いつまでも寝てちゃダメッ!」
「ん……ヴァージニア?」
「それ以外の誰かに見える?」
「いや……なんだ、ありゃ……夢か。いや、夢なのは当たり前なんだが……悪夢、か?
 一応悪夢なんだろな、あれだし……まあ勝ったみたいだからいいとしても」
「って、何ぶつぶつ言ってるの?」
「……お前にゃわかんねえよ」
「何、その態度」
ヴァージニアの目が細められる。
「……ッ、ああもういいッ、さっさと飯にするぞッ」
「だから、もうとっくに準備できてるってばッ! それより、その態度はなんなのッ?」
「関係ないだろ」
「関係あるよ! もしかして、怖い夢見たとか? だったら、相談してよ」
「……子供じゃねえんだぞ」
「まだ十分子供じゃないッ!」
いつもと変わらない、取るに足らないやりとりである。
ぎゃーぎゃーと口げんかしつつ、ジェットはぼんやりと思っていた。
(……なんか、尋常じゃなく疲れてるな……朝っぱらから……)
「……ったく、本気でうんざりだぜ……」
そう呟くことで、ますますヴァージニアに糾弾されるだろうな、とも思いつつ。
216134:02/10/06 17:57 ID:NzSkrspO
数日後。
街道を馬で走っていた一行は、前方に立っている一人の少女を見て慌てて馬を止めた。
そこには、薄ら笑いを浮かべた黒尽くめの少女……夢魔ベアトリーチェが待ち構えるようにいたのである。
「ベアトリーチェッ!」
それだけで、すぐにヴァージニアは二挺銃を構える。
だが、ベアトリーチェは変わらぬ笑みを浮かべたまま、静かに口を開いた。
「別に、今日はいさかいに来た訳じゃないの。むしろ、お礼を言いに来たんだけどね……」
「お礼……?」
その視線は、ヴァージニアの後ろに控えていたジェットに向けられている。
「……ジェットが?」
「……若干のトラブルはあったけど……」
言いながら、ベアトリーチェは右手をそっと自分の下腹部へと持っていった。
そして、いとおしむようにそこを撫でさする。
その仕草を見て、なぜかクライヴがごほんと咳き込んだが、ともかく。
「……くすくす。受胎には成功したみたいね。結果がこれなら、いいわ……許してあげる。
 これなら、あるいはファルガイアの生命から想い出を奪う必要も……くすくす。
 まあ、細かいところはまだまだ未定とはいえ、ジェット。あなたのお陰で、うまくいきそう。
 新しいファルガイアのマザーにしてくれたこと……これは、お礼を言わないと、ね?」
「……どういうことなの、ベアトリーチェッ!」
217134:02/10/06 17:58 ID:NzSkrspO
「言葉どおりの意味よ。……ジェットはね。わたしのファルガイアの……くすくす。
 お父さんになってもらった、そういうことよ」
「!」
「!」
「!」
「!」
場が完全に凍りついた。
「じぇ、じぇ、ジェット……」
「まッ……待て、そりゃなんの冗談だってんだッ、おいッ!」
「じゃあ、わたしはこれで失礼するわ。……素敵な夢がみれそうね、これからは」
再び彼女はノイズと消えた。
「おい待てって……」
「……ジェット?」
ヴァージニアの声が異様に冷たい。
「……な、何だよ……」
「こ・の……エロガキッ! あんな小さい子に手出して、妊娠させたのッ!?」
「だ、だから違うって言ってるだろッ!」
「どういうことなのか……今夜は徹底的に解明するからねッ!」
助けを求めてクライヴやギャロウズの方を見ても、にやにやとしているばかりだ。
「いやあ、僕も早い方だとは思っていましたが、あなたには敵いませんね」
「いよ、家庭持ちッ! 応援するぜ!」
「……だぁぁぁぁッッッ! ほんっっっきで、うんざりだぜッッッ……!」
彼の嘆きは、荒野に響き渡ったとか響かなかったとか。
218134:02/10/06 18:10 ID:NzSkrspO
とまあ、こんなところで終りです。
幾度か有難いご声援をいただけたこと、大変感謝しております。
また何か書くかどうかは未定なのですが、ゼットと盲目少女だとか、
ジェットとコニーだとか、やたらマイナーというかぼんやりしたものはあるにはあります。
いかんせん実力不足というか急場しのぎですので、
どうにか自分の中で固まったらまたお伺いしたいと思っています。
その間に私のような急場しのぎでなく、きちんとした神など降臨なさってくだされば嬉しいのですが。
私などは神とは恐れ多いので預言者くらいで十分過ぎると思われます……

では、長々と失礼しました。
219名無しさん@ピンキー:02/10/06 23:29 ID:OTcY8gci
てっきり夢精オチかと思っていたが(w
+ 激しくグッジョブ! +(゚∀゚)b >134神
220名無しさん@ピンキー:02/10/07 16:23 ID:NGVykoF2
>134神
いいですねえ。ベアたんハァハァ。
221名無しさん@ピンキー:02/10/07 17:29 ID:99ObIp3n
マイナーといえば1のセシリア、エミリア、マリエル、2のマリナとか。
WAキャラのSS、色んな題材で読んでみたいね。
222名無しさん@ピンキー:02/10/07 20:08 ID:+AmE6GCb
>ゼットと盲目少女

激しく読みたい…
223名無しさん@ピンキー:02/10/07 23:15 ID:lDnEVMug
目隠しプレイか・・・
224名無しさん@ピンキー:02/10/08 11:20 ID:gnvCI04a
セシリアのエロいのも見てみたい。
アルテイシアのもみたいな……。
225名無しさん@ピンキー:02/10/08 16:53 ID:KOKIlKvs
セシリア見たいね
226名無しさん@ピンキー:02/10/08 16:53 ID:KOKIlKvs
陵辱で
227名無しさん@ピンキー:02/10/09 01:12 ID:SLTneoG3
レイープ物キボンヌ。
228名無しさん@ピンキー:02/10/10 16:05 ID:lwhTG2Mv
希望
229名無しさん@ピンキー:02/10/13 01:35 ID:AHeFzBcu
age
230名無しさん@ピンキー:02/10/16 01:50 ID:B5tqPNha
キボンヌ・・・
231名無しさん@ピンキー:02/10/16 18:15 ID:JNaN5lH0
ケイトリン14才きぼんぬ
232名無しさん@ピンキー:02/10/16 18:28 ID:WOtjQpAD
233名無しさん@ピンキー:02/10/17 02:10 ID:R69h6VYn
ジェーン×セシリアたんを
234名無しさん@ピンキー:02/10/18 14:33 ID:ZFC9JcPD
トカ・ゲー・リルカの3Pをキボン
235名無しさん@ピンキー:02/10/18 21:31 ID:TTHeigWP
>>233
セシリア×ジェーンならみたい。
あくまで逆。
それかロディ×ジェーン
236名無しさん@ピンキー:02/10/18 23:18 ID:rni1dUzQ
名前が先に来るのが攻めということですか。
237名無しさん@ピンキー:02/10/18 23:18 ID:rni1dUzQ
238名無しさん@ピンキー:02/10/18 23:29 ID:bVEcyg+T
ついにオープン!!
http://www.delihel-planet.com
携帯電話は、
http://www.delihel-planet.com/i/
239名無しさん@ピンキー:02/10/19 00:34 ID:0dHSDkNf
ジュデッカのティムレイープ
240名無しさん@ピンキー:02/10/22 23:10 ID:SVh9gz7s
誰か次早く書いてクダシャイ・・・
241名無しさん@ピンキー:02/10/23 00:29 ID:AhkTZhIF
TVは無いの?
242名無しさん@ピンキー:02/10/26 00:11 ID:5bb5Iy+Z
age
243名無しさん@ピンキー:02/10/26 01:04 ID:59k/pLzX
244    :02/10/26 02:50 ID:2jYbbOs8
                           
245名無しさん@ピンキー:02/10/26 04:11 ID:HQB1lJwx
WA3のコニー物きぼんぬ。
246名無しさん@ピンキー:02/10/27 03:32 ID:IwndJ3+5
SEGA
247名無しさん@ピンキー:02/10/31 20:32 ID:OiWTlxI+
保守
248名無しさん@ピンキー:02/11/02 12:50 ID:c2sTI1r8
sodane
249名無しさん@ピンキー:02/11/02 23:40 ID:bcX+UvJ4
神再降臨キヴォンヌ
250134:02/11/03 04:00 ID:e1lcPxbd
毎度毎度、本当に偶にしか来れないのでなんとも言えないのですが……
今度はロディ×セシリアなど……どんなものでしょうか。
ロディが喋らないのでかなりおかしな出来になっている気はするんですが。
あ、それとどうも陵辱ものは書けない体質のようなので、
そっちを期待している方には申し訳ありません。
251名無しさん@ピンキー :02/11/03 09:15 ID:8+G/QYU+
ロディセシ(・∀・)イイ!
純愛(・∀・)イイ!
ロディはしゃべらないのが(・∀・)イイ!
252名無しさん@ピンキー:02/11/03 21:27 ID:QDi3ism/
自分もロディセシ(・∀・)イイ!
134様の再臨のまったりお待ちしておりまつ。
253134:02/11/04 01:44 ID:sLFrrsH+
では、ご笑覧下されば幸いです。

アーデルハイド公女、セシリア・アーデルハイド。
守護獣の巫女、そして公女という重責を抱えつつも、
信頼しあえる仲間とともにファルガイアを襲った未曾有の脅威を退けた勇気ある女性。
その彼女が、自室にてなにやら物思いに耽っていた。
(……ロディ)
かつての仲間、ロディ・ラグナイトのこと。
旅の間、ずっと共に戦い続けているうちに、仲間を超えた想いを彼女は育ててきていた。
旅が終わっても、その想いは終わることもなく、こうして時折そのことだけを考えてしまう。
いや、彼女の場合物思い、と言うより突発的に妄想に浸ってしまうのがいつもなのだが。
腕をついて考え込むうちに、段々頬が赤く染まってきた。
(だ、だめ……! ロディ、そんないきなりは……!)
自分で自分を抱きしめつつ、ふるふると首を振ってみる。
が、しばらくしてセシリアはふう、とため息をつき、ベッドの上に転がった。
公女としての勤めをこなす毎日。渡り鳥のロディとはそうそう会う機会もない。
今度会ったら想いを伝えようか、などと考えつつも、結局言い出せないまま時間ばかりが過ぎていく。
そんなもやもやした想いを抱き続けているうちに、彼女には習慣になってしまったことがある。
「……ん」
横になったまま、服をたくしあげる。
そっと下着も外すと、その手を自身の乳房に走らせた。
「ぁ……」
修道院にいた頃に、友達から聞くだけでやってはいなかったこと。
公女として、そんなことをするのはあまりにはしたないと、軽蔑さえしていたはずなのに。
(や……ロディ……んッ)
いつしか、妄想の中のロディがそうしてくれることを願って、自分を慰めるのが習慣になってしまっていた。
254134:02/11/04 01:45 ID:sLFrrsH+
彼女の夢見るロディは、あくまで優しく触れてきてくれる。
最初はゆっくりと、気遣うように胸の膨らみとその先端を撫でて来る。
それを自分で再現しながら、セシリアはぽっと身体を熱くさせてきた。
「はぁ……」
ゆっくりと刺激していくうちに、乳首が少しずつ大きくなってくるのがわかる。
そこを指で摘むと、
「くぁッ……」
ぴりっ、と、感電したかのような刺激が身体に走った。
初めてその衝撃を味わった時、怖くなってやめてしまったのを覚えている。
でも、回数を重ねるうち、セシリアにとっては癖になりつつあるような甘美な刺激となった。
今でも、まだ恐る恐るだが自分の胸の先っぽを摘んで少しずつ揺さぶってみる。
「あ、あ……ロディ……」
たまらなくなってきて、左手を下半身へと持っていく。
控えめな茂みに触れると、少しではあるがとろっとした感触が手に伝わった。
その液体が流れ出す場所を目指して、手を進めていくと、すぐに元へとたどり着く。
指を入れることはまだ怖くて出来ないけれど、入り口とその上にある小さな突起を撫でるのには慣れてきた。
だから、今日もまた刺激を求めて入り口の周りを指でかき回す。
「んんんんッ……はぁッ」
伝わってくる快感に、閉じていた口から思わずため息がこぼれた。
乳首を摘み、軽く刺激する右手と、ゆるゆるとした快感を伝える左手。
両手で自分を慰めながら、セシリアの頭の中ではあくまでロディがそれを行っている情景が浮かんでいる。
(ロディ、ロディ……そこ、もっと……)
虚像のロディは優しく頷くと、ますます濡れた秘所を撫でる手を早めてくれる。
セシリアの左手はそれを再現して、くちゅくちゅと開き始めたそこをかき回す。
「あ、ロディ……ん、い、いい……です……」
思わず言葉を漏らしてしまって、彼女ははっと周りを見渡した。
255134:02/11/04 01:46 ID:sLFrrsH+
城の自室である。以前は衛兵などもいたものの、今のアーデルハイドは復興のために人手が足りない。
それに、彼女自身が今のファルガイアでは最強レベルのクレストソーサーでもある。
わざわざ護衛などいらないと、自室の周りには人はいないはずだ。
だから、今の声を聞かれたはずもない、のだが。
(私……人がいないからって、こんなことしてる……)
ロディのことを考えながら、自分のいやらしい場所を撫で回す。
だらだらと愛液を垂れ流している。
こんなはしたない真似を、人には秘密とは言っても公女たる自分が行うなどと。
誰かに知られたら、恥ずかしくて生きていけないかもしれないくらいだ。
でも、やめることだけは出来ない。
(……ロディが、してくれたら……こんなこと、しなくてもいいのに……)
言い訳に過ぎないことは自分でもよくわかっている。
それでも、自分を無理やり納得させて、彼女は手の動きを休めようとはしない。
「あ、あ……ロディ、ロディッ……」
また言葉が漏れたが、もう気にするつもりはないらしい。
むしろ、口にすることでますますロディが自分を責めてくれると錯覚して、動きは大胆になってきた。
少しだけ足を開き、秘所を慰める手の動きを更に早くする。
水音はもっと大きくなって、まるで部屋中に響いているかのような錯覚を彼女に伝えてくれる。
「あ、あ、ああッ……もっと、もっとして、ロディッ……」
言いながら、セシリアは膨らんだクリトリスを思い切って摘み上げてみる。
256134:02/11/04 01:47 ID:sLFrrsH+
「うぁぁッ!」
まるでハイ・スパークでも受けたかのように、彼女は背筋を反らせてぴくぴくと震えた。
つま先までがぴんと立ち、しばらく硬直する。
「ん……ふぅ……」
ようやく身体が弛緩すると、セシリアは左手を目の前に持ってきてみた。
指の先がぐっちょりと濡れている。これでも自分から漏れている液のほんの一部でしかない。
「……私、凄い……いやらしい娘、ですね……」
とろんとしてそう呟くと、すぐに手を戻して自慰を再開した。
開き直ったように、先ほどよりも随分と激しい勢いである。
「あ、あ、あ、ロディ、ロディッ! いい、いいです、んあッ!」
声をあげて、ますます彼女は乱れていく。
ぐちゃぐちゃぐちゃと音を立てて、その指は自分のいやらしい場所を掻き回すのだ。
ロディにしてもらってる、そう思い込むことで快感はどんどん増して、
思い切って中指をその中へと突きこんだ、その瞬間。
「あ、うぁぁぁぁッ……ロ、ロディッ!!」
生じた快感に一瞬意識が飛ぶ。
声も今までとは比べ物にならないくらい大きくなって、ぼんやりとした頭の中に一瞬危険だと警報が走った、が。
その声が響いた途端、部屋の扉がばたんと開き、一人の少年が顔面から部屋の中に転んできた。
「………ッッ!」
「え……え?」
指はまだ中に入ったままなのだが、セシリアはその少年をじっと見る。
少年も顔をあげて、お互い目があった。
「え、え……? あ……ろ、ロディッ!?」
「……ッ」
257134:02/11/04 01:48 ID:sLFrrsH+
ロディにしてみれば、まったく何がなにやらわからない状態である。
久しぶりにアーデルハイドの町を訪れて、最高の仲間だったセシリアの顔を見ようと城に来た。
彼女は自室にいるみたいだ、と聞かされたのでやってきてみたら、
何か部屋の中から声が聞こえてくる。
誰か来客でもあったんだろうか、と思いながら扉の前で迷っているうちに、突然自分の名前が叫ばれたのだ。
驚いて倒れこんだら、扉はあっさりと開き、そして――
今まで見たことのないとんでもない姿のセシリアと目があってしまった。
服はたくしあげられて、乳房には手が添えられ。
その上、ヴァギナには指まで入れているという尋常ではない姿。
もちろん、女性のそんな場所など今まで見たことがないロディにとって、このセシリアはあまりにも衝撃が強すぎた。
「ッ……!」
無口な彼でも、思わず声にならない叫びがあがる。
が、それより何より、肝心のセシリアが顔を真っ赤にさせて、言葉にならない言葉を呟く。
「あ、あ、あ、あ、あ、あああ……わ、わ、私、私は……」
秘所から指を抜くのも忘れ、ぱくぱくと口を開閉させる。
お互いどうすることもできず、しばらく見詰め合っている……と。
何か覚悟でも決めたかのように、セシリアの目の焦点がびしっとあった。
258134:02/11/04 01:50 ID:sLFrrsH+
すぐに、ロディ目掛けて声をあげる。
「ロディッ! いくら親しいからと言っても、女性の部屋にノック無しで入るのはマナー違反ですッ!」
「……!」
声に打たれたかのように、ロディは慌てて頭を下げる。
しかし、セシリアは容赦をしない。
「その上、こんな姿まで見るなんて……いいですかッ! こうなったら、責任取ってもらいますからッ!」
「……ッ!?」
責任、という言葉にロディは目を白黒させるが、構わず続ける。
「せ、責任ですから……ロディ……あの、私をッ……私を、抱いてくださいねッ!?」
「…………ッッ!!??」
言葉の意味を理解するまでに、少しの時間を必要とする。その間、ロディは完全に停止していた。
やがて止まっていた彼は、その意味をようやく理解して、慌ててふるふると頭を振る。
激しく当惑と拒絶の意志を示しているようだが、ここで退いたら終わりとばかりにセシリアも半ば叫ぶ。
「ロディは……その、私のことッ……嫌いなんですかッ!?」
それには、さすがにロディもぶんぶんと首を振って違うという意志を表す。
すると。
「嫌いじゃないなら……お願い、ロディ……その証拠……下さい」
「ッ……?」
証拠、と言われても。
戸惑っていると、また彼女はやけになったように言う。
「だからッ……その、責任を取ってッ……わ、私としてくれればいいんですッ!」
勢いにのまれ、ついに……ロディは、こくんと頷いてしまった。
「わかればいいんですッ……ほら、早くこっちに来て……いえ、その、ふ、服も……脱いでくださいねッ……」
もう、こうなってしまっては素直に頷くほか無かった。
259134:02/11/04 01:51 ID:sLFrrsH+
ひとまずこんなところです。
やや強引ですね、色々と。
260名無しさん@ピンキー:02/11/04 05:14 ID:fXiFYcgO
ロディ×セシキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
せしりあタンの一人エチ…(;´Д`)ハァハァ

続きも楽しみにしてマッスル!
261名無しさん@ピンキー:02/11/04 17:37 ID:WNVsgZlh
セシリア陵辱きぼんぬ
262134:02/11/04 22:13 ID:sLFrrsH+
続きとなります。
今回も結構長くなりそうですね……

お互い裸となって、ベッドの上で向き合う。
勢いでそんなことを命令したものの、セシリア自身混乱しかけていた。
(ど、どうしようどうしようどうしよう、今からそんなロディとッ……!?)
それでも、もうこうなったら後には引けない。勢いのまま、ロディに言う。
「と、とりあえず……わ、私の、ここ、見てください……」
「…………」
恥ずかしさのあまりに顔どころじゃなく全身が真っ赤になっているが、
セシリアは少し足を開いて自分の濡れた場所を見せた。
「ッ……」
「さ、さあ、し、してくだ、さい……」
命令されても動けないロディ。
しかし、その目はとろとろと液体を出している秘所に嫌でも釘付けとなっている。
それを感じることでますますセシリアは恥ずかしさを増すが、なんとか勇気を振り絞って言葉を発した。
「は、早く……あ、あんまり見ないで……」
「……ッ……」
少し涙まで混じったその声に、ようやくロディは動き始めた。
とはいっても、ひどく戸惑った様子で、ゆっくりとその指を濡れた場所に近づけるだけだ。
セシリアの茂みのあたりで指は止まり、迷う様子でふらふらと踊り始める。
「は、早くッ……」
急かされて、ようやくその指が開いた秘唇にたどりついた。
「……あ……」
くちゃ……と、ロディとセシリアが触れ合う。
相変わらずロディは戸惑ったままだが、今度はせかされずにゆっくりと指を動かし始める。
くちゃ、くちゃ……
あくまで、周りを撫でるだけの動きでしかない。
263134:02/11/04 22:15 ID:sLFrrsH+
ロディの顔からも恐る恐るといったものがはっきり残っている、のだが。
「あ、あ、んあッ……ろ、ロディッ……」
セシリアには、今までの手技がまるで遊びか何かだったかのような、そんな激しい快感が襲ってきていた。
「やだ、こんな、こんなの……す、凄いです、ロディッ……」
ようやく妄想が本当になったからだろうか。とにかく、彼女には激しい快感が伝わる。
びりびりと電撃が身体中に走って、恥ずかしさもどこかへ消えるほどだ。
「……?」
不安げな表情のまま、ロディはそんなセシリアの秘所を掻き回してみる。
そのたびに、彼女は
「あ、うあッ!」
そう叫んで、ロディのことをじっと潤んだ瞳で見つめてくるのだ。
彼女を見ているうちに、ロディの方でもようやく何かが固まりつつあった。
「………ッ」
思い切って、指を離す。
「あ、ロディ……?」
戸惑った様子でセシリアがこちらを見ている。
構わず、ロディはその顔を今まで指で撫でていた場所に近づけていった。
「ロディッ!? そ、それは……ッ」
264134:02/11/04 22:15 ID:sLFrrsH+
相変わらず液を流し続けるそこに口をつけると、そっとロディは吸い上げてみる。
「み、見ないでくださッ……ああああッ!」
彼の舌が軽く秘唇に触れてくる。
それだけで、今までにない衝撃がセシリアの身体を走り抜けて、再び……
「あ、あ……うぁッ……」
ぴくぴくと震えて、背中が仰け反らされてしまう。
イった余韻に浸ろうと、セシリアは身体を弛緩させようとする。が。
「え、あ……ロディ、い、今は……あぅああッ!」
気づいていないのか、ロディはまだ彼女の秘所をすすっていた。
舌が少し大胆になって、そこかしこを舐め始めてきている。
「ひぁッ……ロディ、まだ、まだ私ッ……うぁぁッ」
イったばかりなのに、ロディの責めは変わらない。
そのせいで、身体中の痺れはずっと取れないままいいようにされるばかりだ。
「…………」
ロディはロディで、初めて味わう女性の蜜、そしてその反応に夢中になってきていた。
自分が何かすることで、セシリアは悦んでくれている。
そうすることが彼女の幸せに繋がるなら、自分にとっても嬉しいことだ。
だから、こうやってセシリアを舐めてあげている。
「あ、あ、あああッ……ロディ、ロディッ……ま、まだ、また私ッ……」
二人の間の距離はもうほとんど零に近い。
そして、ロディがまたその舌を彼女の中に突き刺して、その時はむしろ距離はマイナスの域に差し掛かり、
その結果――
「ぁぁぁぁああッ!」
今度こそ、セシリアはぴくぴくと震えたまま、ベッドに崩れ落ちた。
265134:02/11/04 22:16 ID:sLFrrsH+
「はぁ、はぁ……ん、ロディ……」
目を開いて、セシリアは自分の股に顔を埋めている少年に声をかける。
口を離して、顔をあげたロディとセシリアはまた目があった。
「もう……その、いい、ですから……今度は、……ロディを、私に……ください」
「…………ッ」
お互いに覚悟は出来ていたのだろう。
ロディの方も、小さくこくんと頷くと、そっとセシリアの上に覆いかぶさってきた。
ちらりと、彼の股間にあるものを見てみる。と。
「……嘘……そ、そんなに……? 話には聞いてましたけど……でも、そんな……」
少年の身体には不似合いな、随分と立派なそれがいきりたっている。
もっともロディにしてみれば誰と比べたこともないのだろう、戸惑った顔になっているのだが。
「そんなのが、私の中に……いいえ、入るはず、なんですよね……」
小さく息を飲み干す。それで覚悟を決めると、セシリアは目を閉じて呟いた。
「お……お願い、します……」
消えそうなほどの小さな声だったが、渡り鳥として磨かれたロディの耳はそれを聞き逃さず、
彼も声と同じくらい小さくこくんと頷く。
そして、手を彼の滾っているものに添えると、ゆっくりとセシリアの秘所へ近づけていった。
「……ッ……?」
その先端がとろとろになっている彼女の入り口付近に辿り着く、が、
初めての経験のせいか、入るか入らないかのところでじりじりと揺れる。
266134:02/11/04 22:18 ID:sLFrrsH+
「ロディ……?」
恥ずかしくてぎゅっと目を閉じていたセシリアだったが、敏感な場所をゆらゆらと刺激する感覚にもどかしくなって、
恥ずかしさを振り切ってそっとそこを見てみた。
自分の上に被さりかけて、繋がろうとしているロディ。だが、戸惑っているせいでなかなか肝心の場所に辿り着けない。
「……あ、あの……お手伝い、しますね……」
「……?」
戸惑った顔のロディに軽く微笑むと、その手を彼のペニスに伸ばす。
「ッ……!?」
「わ、私なら、自分の場所ですから……よく、わかっています、し……」
有無を言わせずそれを掴むと、やや強引に引っ張っていく。
ロディは為すがままになり、そしてついにロディの先端とセシリアの入り口が触れ合った。
「ぁ……」
「……!」
その状態になって、迷いが出てきたのか。セシリアの手が止まった。
けれど、今度はロディの方が思い切った行動を取る。
「………ッ」
「あ、ロディッ……」
白いセシリアの手をすり抜けて、ロディのものはちゅぷ……と小さな音を立て。
「あ……うぁぁッ!」
彼女の中に、そっと押し入っていった。
267134:02/11/04 22:20 ID:sLFrrsH+
今日はここまでです。
私もワイルドアームズのSS色々読んでみたいものなんですが、
どなたか書いてみませんかね……
268名無しさん@ピンキー:02/11/05 16:54 ID:tFbJKZaf
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァァァァ
269134:02/11/05 22:20 ID:JXIK4jF1
「あ、あ、あぁ……」
「…………」
お互い、声も出せずに荒い息だけを吐いている。
セシリアはその圧迫感と異物感に。ロディはその締め付ける肉の感触に。
とはいえ、まだそれは入り口を過ぎて少しなのだが。
それだけでも、お互いに味わったショックは大きかったらしい。
「う、くッ……な、こんなぁッ……」
「………ッ…」
先に収まったのはロディの方だった。
まだ何も言えないでいるセシリアに対し、ゆっくりと腰を進めていく。
「ろ、ロディッ……んくッ!」
みちみちと膣肉を分け入ってロディは押し入る。
元々力強い彼のこと、多少の抵抗は何の意味ももたない。
しかし、肉壁の抵抗よりも初めて味わう女性の膣内が、何より激しい抵抗となって彼を襲った。
「ッッ!」
挿入れていくだけで、信じられない快感が頭へと響いていく。
本当に夢中になって、ぐいぐいと進めた挙句、ついにこつんと限界の場所へと辿り着いた。
そこでようやく一息ついて、下のセシリアを眺める、と。
「あ、ひぁッ……い、痛ッ……く、つぅッ……」
「………ッ」
歯をぎゅっと食いしばって、目元には涙を浮かべて、耐えている表情だ。
「ッ、……!」
自分の快感を考えるあまり、セシリアのことはすっかり頭から抜け落ちてしまっていた。
そのことに思い至り、慌ててロディは腰を退こうとする。
「ぁ……ま、待って……ぬ、抜いたら……だ、駄目です……」
しかし、彼女の方からそれを拒否される。
何より耐え難い痛みを味わっているはずなのに、それでもロディと離れるのを拒んでいるのだ。
「だ、大丈夫……これくらいなら、よほどジークフリードの魔槍の方が辛かったですから……」
「……?」
少しとんちんかんな例えではある。
270134:02/11/05 22:20 ID:JXIK4jF1
しかし、ただでさえ破瓜の痛みがあるうえに、ロディのペニスは随分と立派な代物。
慣れない、というより初めてのセシリアにはあまりに辛いものがあるのだが。
「う、くぅ……大丈夫ですから……」
「…………」
いくら大丈夫と言われても、ロディにとっては心配でなんとも出来ない。
そんな彼の迷いを見て取って、セシリアは少し考える。
「そうです、あの、ロディ……ちょっと、机の上のクレストグラフを取ってくれませんか……?」
「…………?」
ベッドから少し離れた場所にある、彼女の机。
その上には確かに、冒険の間愛用していた紋章魔術の媒体、クレストグラフの束が置いてある。
「…………」
戸惑いながらも、ロディは彼女の中から抜け出て、その言葉に従おうとする。
だが、またしてもセシリアの一言でそれを止められた。
「い、一緒に……いってくださいッ……」
つまり、繋がったまま連れて行って、ということらしい。
その意味するところを理解して、ロディはかぁっと顔を染める。
元々昂奮して随分赤くなっていたが、ますますそれがひどくなった。
ともかく、そこまで恥ずかしい真似はできないとロディはふるふると激しく首を振るのだが、
「お願いです……」
懇願されて、やむなくこくんと頷いた。
271134:02/11/05 22:21 ID:JXIK4jF1
「う、うぁぁッ……ん、だ、大丈夫……」
セシリアを抱きかかえ、繋がったまま立ち上がる。
それだけで、ずんっと彼女のより奥へとロディのものが突き刺さるが、どうにか彼女は堪えたらしい。
「…………」
心配そうな顔のロディに、大丈夫と目で伝え、クレストグラフの場所へと行くようにしむける。
素直に従って、ゆっくりと彼は机に向かって歩き始めた。
ぐちゃ……ぐちゃッ……と、一歩歩くたびに繋がった場所からは音が漏れてくる。
同時に、ロディに抱えられたセシリアも、痛みのせいか
「んッ……あッ……つッ……」
と呻くのだが、それでも止めて、とだけは言わない。
やがて机の傍に辿り着くと、ロディとセシリアは同時に息をついた。
「はぁ……あ、有難うございます……それじゃ……」
「……?」
クレストグラフの束から一つだけ取り出すと、なにやら念じ始める。
「ッ……ハイ・ヒールッ……」
呪文によって、紋章に込められた力が、セシリアを包み込む。
輝く癒しの力。激しい戦いでは、何度も仲間を救ってきた力だ。
その癒しの輝きは、今現在セシリアの中でもっとも痛みと出血を伴っている場所へと向かう。
「……?」
「あ……う……ふぅ……」
同時に、辛そうだったセシリアの顔が少しずつ和らいでいった。
272134:02/11/05 22:23 ID:JXIK4jF1
「はぁッ……これで、なんとか……痛みは収まりました……」
輝きが消える頃には、すっかりその顔に笑顔が戻っている。
それでもまだ痛みの余韻は残っているらしく、セシリアはじっとロディにしがみつく。
顔を上げると、ちょうどロディと同じ高さで見つめあうことになる。
そこで思い出したように、
「あの、ロディ……」
「?」
きょとんとしたロディに向かって、その唇を近づける。
「ッ!」
そのまま二人の唇がくちゅ、とくっついた。
しばらくは唇だけを触れ合わせていたのだが、セシリアから軽く舌先でロディをつつく。
それに応えてロディも舌を絡ませ、お互いの口内を舐めあってみる。
舌と舌が絡み合い、お互いがお互いの唾液を嚥下する。
セシリアのショックが収まるまでそれは続いて、彼女の痛みが完全に収まった頃に口を離す。
二人の唇の間に光る糸が引き、すぐに消えた。
「考えてみたら……これが最初のキス、なんて……順番、違っちゃいましたね……」
苦笑とでもいうべきか。少し困ったような笑顔をセシリアはロディに呟いた。
少年の方はそれを聞いてもなんとも返事が出来ずに困っていたのだが、
「……あ、そろそろ……もう、痛くなくなったみたいです……」
この言葉でようやく安心して、ほっと一息つく。いや、つこうとしたのだが。
「ぁ……な、なんだか……痛みが無くなったら……」
ぼそぼそと、随分恥ずかしそうにセシリアが呟き始めて、
「ろ、ロディの……形まで、わかって……や、やだッ……」
ロディの方までどきりとさせられた。
273134:02/11/05 22:24 ID:JXIK4jF1
ベッドに戻ると、ようやく痛みのない自然な状態での繋がりを確かめることが出来る。
「ふう……ッ」
「…………」
なんだか気が抜けてしまって、しばらくそのままぼんやりと過ごす。
そのうち、セシリアの方がもぞもぞとし始めた。
「あ、あの……」
「?」
「い、痛くありません、から……その……」
「……ッ」
「う、う、う、うご、動いて……くだ、さ、いッ……」
消え入りそうな声で懇願する。
ロディの方も、そろそろ欲求が再燃し始めていた頃だったから、その申し出にこくんと頷いて、素直に応じた。
「……ッ」
「んッ……」
最初はゆっくりと動き始める。
癒しの魔力のお陰で、痛みはすっかり無くなった。
だからロディの動きも感じ取ることが出来るし、初めてなのに、
「……あ、ん……な、なんだか……ぅあッ……」
少しずつ、少しずつではあるがセシリアの中に快感が生まれ始めていた。
「も、もっと……もっとしても、大丈夫です……」
ロディもそれに応えて、だんだんと動きを速めていく。
ず……ちゅ、ずちゅ、ずちゅッ……
お互いに慣れ始め、快感を引き出すためにリズムをつけて動く。
274134:02/11/05 22:26 ID:JXIK4jF1
「あ、あ、うぁッ……こ、これ、す、凄いッ……」
「………ッ……!」
セシリアが両手をロディの背中に回す。
より深く密着しようと、彼をぎゅっと抱きしめる。
「ひぁッ……ろ、ロディ……」
「ッ……」
そうすることでますます中へと誘い込まれ、お互いを昂ぶらせていく。
「あ、い、ぃ……ああぁッ……」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ。
リズムは更に激しさを増し、一つの頂きを目指して二人とも息を合わせて抱きしめあう。
「ロディッ……あ、んあぁッ!」
「ッッ……」
やがてロディの腰のあたりに、甘い痺れが淀み始める。
同時に、彼の男性自身も、ぷわりと膨らんでそれに備える。
「あッ……ロディ、中でッ……あ、うぁッ……」
敏感に感じ取り、セシリアもまたそこへと向かっていく。
「…………ッッッ!」
「あ、く、来るッ……来ますッ……何か、凄いのッ……」
「ッッッ!!!」
そうして、最後にこつんとロディがセシリアの奥の奥を突いた時に――
ロディは腰を止めてぶるりと震え、セシリアは背筋をぴんと反らせて全身を痙攣させ、二人とも、達した。
275134:02/11/05 22:31 ID:JXIK4jF1
とりあえずここまでです。
ここで切り上げてエピローグに行くか、
やや蛇足っぽくなるけど続けるか、結構迷っているんですが。
ともかく、読んで下さっていることに感謝を述べておきます。
276名無しさん@ピンキー :02/11/05 22:59 ID:ND5licIT
いえいえ神っス!!ロディセシ最高!
どっちも読みたいかも〜
277名無しさん@ピンキー:02/11/06 14:39 ID:XVRYa0vs
このすれ、はじめてみた。
かんどうしたのでおれはsageる。
278名無しさん@ピンキー:02/11/06 14:50 ID:PpK1h1Ze
世界の一番大きいおっぱい女の子ビデオです!!!!
ナオコちゃんは14歳で、もFカップのブラが小さい!!!!

http://the.tgp-list.com/hello?id=1003671
279134:02/11/06 23:02 ID:1NkXl2+M
えー、結局のところこれ以上続けるのはどうもアレですので、
やや尻切れな感はありますが今回で終わりです。
あとほとんどエロ無しですのでまこと申し訳ありません。

余韻が冷めた頃に、ロディはそっとセシリアの中から抜け出る。
こぽ、と音を立てて、やや力を失った彼そのものが、セシリアの快感の証をどろりとまとわりつかせて外気に触れる。
「……はぁ……」
彼女もそれで息をつく。
その横に並んでロディも身を横たえると、セシリアはその顔をちらりと見た後さっとそむけてしまった。
事が終わり、覚めてきた頭で考えると、
(……な、なんだか勢いに任せて……とんでもないことしちゃった……ッ)
ロディもまた、同様に頭を抱えかけているようだが。
お互い相手の顔が見られず、同じベッドにいながら反対の方向を向いて背中合わせになっている。
……しばし、無言の時を過ごして。
それでも勇気を振り絞って――顔は相変わらずロディの方を向いていないが、セシリアは小さく声を出した。
「ロディ……あの、怒って……ます?」
「?」
きょとんとした顔でロディはぶんぶんと首を振る。
が、考えてみればセシリアがこっちを見ていないのでジェスチャーでは伝わらない。
280134:02/11/06 23:02 ID:1NkXl2+M
かといって声を出すのも躊躇われる、と、常人にとってはどうでもいいことで悩んでいると。
「……やっぱり、怒ってるんですね……?」
不安になったセシリアがとうとうこっちを向いた。
これ幸いと、ぶんぶんと激しく首を振ってみせる。
「あ、そうですか……良かった。あの……私、こんないやらしいことして……幻滅、しちゃいましたよね……?」
その問いにはしばらく考えた後、またふるふると首を振る。
「……良かった。……で、でも、これは、その、ロディが悪いんですッ……ほら、その、ノックしなかったからッ……」
「…………」
照れ隠しだろうか、今の問いにはそれほど深刻さはない。
が、ここで否定するのもロディには出来ないので、結局こくんと頷く。
「で、あの……その、ロディ……こ、これからなんですけど……」
これから。
そういえば、ロディがここへ来たのはちょっとセシリアに挨拶するだけのつもりでもあった。
それが、こんなややこしい事態へと発展したのは思い切り予想外だったが。
「……?」
「ちょっと……提案なんですけど……」
ベッドの上から立ち上がって、セシリアは机に向かう。
281134:02/11/06 23:02 ID:1NkXl2+M
どういうことかと、ロディはじっとそれを眺めていると、彼女はそこから一枚のクレストグラフを取り出してきた。
それをかざして、何事か唱える。
「……マイトボディッ!」
「ッ!?」
今度はロディに奇妙な光が降りかかる。
その光はロディの身体全体を満たし、活力を与えていくのだ。
しかし、その代わりに彼の心から理性や歯止めを失わせてしまう。
「ッ、……ッッ……!」
こういう状況でそんな魔法がかけられた、ということは。
「……もう、いっそのこと、既成事実作ってしまおうか、と思いました……」
どこかさばさばした表情でセシリアは微笑む。
女になったことで、何か吹っ切れたらしい。
しばらく、ロディは抵抗しようともがいていたが。
すぐに、魔法の力で彼のそのもの自体がむくりと持ち上がってくる。
「とりあえず……今晩は一緒にいてくださいね。その……ぜったいのぜったいに……です」
満足そうに微笑んで、セシリアはこちらへ向かってくるロディに身を任せた。

「あの野郎……何やってんだ?」
「オイラの推測では……そりゃ、きっとセシリアとの世間話に花を咲かせてるんだろうね。我ながら無理あると思うけど」
城下町の宿屋では、数時間に及んでじっと待っているザックとハンペンの姿があるにはあったのだが。
「……どうかな。あいつらも若いし……いや、ロディがそうなるってな意外だったが……」
くっくっく、とザックは笑う。
「なんか嫌らしい笑い方だね。親父臭くなってきたんじゃないの」
「んだとッ!? 俺だってまだまだ……エルミナとだってな……」
「はいはい。それはそれとして……でも、ロディが帰ってきたらさ」
風ネズミと剣士は揃ってにやりと笑った。
「しばらくは退屈しなさそうだな、おい」
「だね」
どうにも、今日のロディはつくづく不運だったようである。
282134:02/11/06 23:10 ID:1NkXl2+M
こんなところです。
次は出来れば一ヶ月も間隔をおかずに書き上げられればいいんですが。
題材としてはロディ×ジェーンとかロディ×マリエルとか、
あるいはゼット×盲目少女とかジェット×コニーとか……
もっとも後半は前にも言っておいて出来ていないので、あまり自分でも駄目っぽいかなとは思っているのですが。
そもそもそれ以外になる可能性もありますし。

まあ、固まりましたらまたお伺いさせてもらおうかと思っておりますので、
その時はどうぞよろしくお願いします。

では。
283名無しさん@ピンキー :02/11/06 23:20 ID:BMnxdGiQ
134さんおつかれさまでした!!
セシ−強(・∀・)イイ!

ゼット×盲目少女(;´Д`)ハァハァ

ザックとエルミナエロどっかにないかなぁ・・・
284名無しさん@ピンキー:02/11/07 00:27 ID:PrT9M2EY
134氏、最高です!!
ジェーンきぼん……
14歳(;´Д`)ハァハァ
285名無しさん@ピンキー:02/11/10 11:24 ID:VVM/ZVQV
134氏は神!
286名無しさん@ピンキー:02/11/10 23:06 ID:RUvxs+J2
始まりはいつも炎の中からだ。
寸分違わぬ場所から繰り返される。地べたに横たわった女を抱きかかえている俺。
女は絶命寸前で、それでも俺に笑顔を見せている。
二人ともわかっていた。もう女が助からない事を。
それでも俺は名前を呼び、抱きしめ、少しでもその時が来る事が遅い事を願っていた。
女は俺の頬をぬぐい、息も絶え絶えのこの状況で一言、一言を俺に諭すように紡ぎ出す。
女が息絶えるそのときまで。

続けて映し出されるのは俺たちとつるんでいた男の死に際だ。
どてっ腹に銃弾ぶち込まれて、息をするたびごとに吐血しているような状況で、誰が助かるなんて事を口にできる? 
あいつはいつも死ぬなら女の上でって冗談交じりに言っていたが、結果はむさくるしい野郎3人に囲まれたお粗末な終焉だった。
そんな時ですら俺に皮肉を言うのを忘れなかったのはいかにもあいつらしい。
涙腺たるんでるロメロなんざ見ていられねえ。ったく。お前ガキじゃないんだぜ。
それでも元が頑丈だったせいか結構もっていたんだがな……逝っちまうときは妙に安らかな顔をしていた。俺たちには似合わねぇよ。

俺はこの眺めをどうすることもできねぇまま見続けさせられる。
もがき足掻いてどんなに結末を変えようとしても無理だった。

そう、二人とも俺を置いて逝っちまう。俺が想いを寄せた奴ばかり。
後は前後左右、上も下も分からない暗闇に俺だけが残される。わめこうが何しようが変わる事のない漆黒の中に。
これが夢だと分かっている。普通なら此処でいつも目を覚まし、いつもの夢だったと、それで終わりだったんだが……今回はどうも違うらしい。
287名無しさん@ピンキー:02/11/10 23:06 ID:RUvxs+J2
「……くすくす……人を信じる事でこの闇に置いてきぼり……二人とも……あなたを置いてしまったものね……」

闇の中声だけが俺に届く。
そのまま黙っているといつの間にか目の前に小さなガキの女がいた。俺の腰ほどの高さの背丈に宵の髪・闇の服。それでいて肌の色は白い。紅い目が不釣合いなほどに。
「てめぇ……この一連の茶番はお前の仕業か? ガキの癖にずいぶんとまあ生意気な」
ふてぶてしいガキは俺の言葉に何の感情の表さずに言葉だけを発する。

「あら、案外しぶといのね。普通のニンゲンなら参っているのに……私は単にあなたの想い出を見せているだけよ……それでどう思うかまでは……私が知る事ではないわ……」

「それで?これを俺に見せ続けてどうしようってんだ。返事しだいじゃ……」

「くすくすくす……私はただあなたに良い事を教えてあげようとしただけよ。想い出の再生はちょっとしたおまけ。
……あなたにもうすぐ一つの依頼がくるわ。それをひきうけたらどうかしら……」

「てめえに指図される覚えはねぇ。とっとと失せろガキ」
人の記憶を呼び起こした挙句にこんな事を言われ、癪に障るとしか言いようがない。
不快感を言葉と共に表しこのまま素手で首を捻ってやろうか手を伸ばしかけた。

「あらあら……短気ね。この仕事の如何によって、あなたの『本当の願い』も叶うかもしれないのに……」
ガキの顔の側まで伸ばした手が止まる。
俺の手をガキの小さな手が横に押しのけられた。そのまま俺の目線の高さに合わせるようにふわりと浮き上がり近寄ってきた。
後一歩で唇でも合わせられるかと思うほどに近づくと、微かに冷笑も入った微笑みを見せた。
「……てめぇ……」
微笑を絶やさぬままガキは次の行動を実行に写した。
288名無しさん@ピンキー:02/11/10 23:07 ID:RUvxs+J2
「まあ、いきなり言われても信じないでしょうね……
なら、これならどうかしら……ニンゲンは体を合わせる事で相手がわかるんでしょ……」

またガキがいなくなった? いや、少し下に移動し、俺のズボンのチャックの下ろし始めた。
出てきた俺のモノに臆する事もなく小さな口を近づける。
ガキは俺に見せ付けるように舐めはじめた。根元を両手で持ちながら舌を伸ばし先端につけるとちろちろ動かす。
尿道口を一頻り舐めた後に亀頭の括れや、筋を丁寧になぞる。時折唇を竿に押し当て軽くはさむように咥え、舌とは違った刺激を伝えてくる。

相手の外見が好みの範囲外なんで渋っていたモノはガキの動きによって硬度が増して来た。
「……ガキ……見かけの割りに随分と上手いじゃねぇか……」
それには明確な返事はなく、微笑を返してきただけだった。
ガキはくわえ込もうとするが十分な硬度になった俺のモノはガキの口には余りあるものだった。
大きく口をあけようやくと言った感じで咥え込むが俺のすべてを飲み込むほどには程遠く、先端から少しを包み込むだけで口の奥にぶつかった。
それでも両手も使い、器用に上下に動かす。ガキの唾液が両手での摩擦を緩和し程よい刺激となっている。
限界が近くなると俺はガキの頭を軽く掴み運動を激しくさせるようにした。
ガキの口の奥深くにねじ込み、喉の当たるように精液をぶちまけたが、ガキはそのすべてを飲み込む事ができず、むせて口をモノから離した。
口から離れても出続ける精液はガキの顔いっぱいに付着しあごを伝わり落ちていく。
出てきた時には人形のようなある種生気のない肌だったが、今はほんのり赤みがさし上気しているように思えた。

一頻りむせたあとにようやく息を整えたガキに答えは余り期待せずに聞く。
「てめぇがこんなことをしてどんなメリットがある……」

「あら…ニンゲンには親切心ってものもあるのでしょう?……私はソレをしているだけよ……」

言わないつもりか……まぁそこら辺は気が向けば言わせてやるさ。
ガキの顔中に放った精液はガキが、片手で一撫ですると、何事もなかったように消え去った。
同時にガキの表情も肌も、何もかも出てきた時のそれに戻る。
289名無しさん@ピンキー:02/11/10 23:07 ID:RUvxs+J2
「どう……私の言った事を多少は聞く気になったかしら……」

……まあ、暇つぶしに乗るのも一興か……
が、てめぇがどういうつもりでいようと、俺は俺の決めたとおりの道を進む。
無言がガキには肯定という意味に取られたらしい。

「そう…それはよかったわ……精々がんばる事ね。……くすくすくす……」

ちっ……ガキが……にしても……俺の本当の望み……どこで……
そのまま俺の意識も薄らいでいく。いつもよりも少しだけ長い夢から覚める。
290名無しさん@ピンキー:02/11/10 23:11 ID:RUvxs+J2
誰もリクなんかないが、書きたいから書いたトカ。
話もへったくれも無いが書いたトカ。

Z×盲目の少女は俺もみたいトカ。
291名無しさん@ピンキー:02/11/11 00:33 ID:s2YhSUKo
292名無しさん@ピンキー:02/11/11 09:09 ID:dLPAULoc
ジェイナス×ベアトリーチェって初めて読んだけど(・∀・)イイ!!
293134:02/11/12 01:03 ID:i7fKcmIV
おお、ついに新たな神が降臨なされたのですね。
内容も……いいですね。珍しい組み合わせですが。
口だけってのがかえって背徳な感じでいいかも……

で、私ですが。
一応、ゼット×盲目少女……
書いてみたりしたんですが、キャラがちょっとアレかもしれません。
それでもよろしければ、またあげてみたいかなと。

あ、それとまたかなり長くなりそうです。
どうも長文になってしまって……
294名無しさん@ピンキー:02/11/12 19:53 ID:qdEz4hg5
残念無念134氏の意見は少しばかり違うトカ
なにげに前に書いてたニンゲントカなんで神じゃないトカ
大元は某板に生息中の両氏だトカ
仲が良いのか悪いのか分からないがムラムラとかきたくなったトカ
上のSS名前の表記をしなかったがキャラがわかってもらえて嬉しいトカ
分かってもらえないかと戦々恐々してたトカ

Z盲目は非常に楽しみにしているトカ
早く書いていただけると嬉しいトカ
295134:02/11/13 01:13 ID:+ZUB/O2q
いえいえ。
それこそ古の魔族を降魔儀式出来たということですので、
こちらとしても本望です。
私自身も色々読んでみたいですので、これからも是非。

で、ゼット×盲目少女です。
皆様のお気に召されれば幸いなのですが。
296134:02/11/13 01:14 ID:+ZUB/O2q
「……しっかし、あの三悪どもも手加減しねーんだもん、ホントやんなっちゃうッッ。
 いっくら俺様が最強のイレギュラーでも袋叩きはたまんねーッッ」
などと呟きつつ、傷ついた体を引きずって無人の街を歩いているのは。
そう、魔族最強の戦士、イレギュラーナンバーたるゼット。
と、そんな物騒な肩書きは昔の話。
今はこの町、セントセントールに暮らす一人の少女の為に生きる戦士になっているらしい。
戦いの日々を過ごしてきた戦士ゼットにとって、
彼女との日々はささやかながらも慣れない幸福に包まれたものだったのだ。
ところが、そんな小さな幸せを邪魔する黒い影が現れた。
かつての戦いの日々に出会った、巨悪三人組がその幸せを破壊せんと魔手を伸ばしてきたのである。
激闘の末に敗れ、死をも覚悟したゼットだったが……彼の勇気に打たれ、三人組は改心して去っていった。
(ただし以上はあくまでゼット本人の主観)

「まあ負けちまったもんはしょうがない、俺は明日に生きる男ッ。
 とりあえず帰って寝ようかなっと……む、いかんいかん」
勢いよく歩き出したのはいいのだが、先ほどの激闘の際の傷は思ったよりも深いらしい。
思わずふらりふらりと足元が揺れ、その場にへたりこんでしまった。
「ちっ、決まらねーったらねーぜッッ……」
そうぼやいていたところに。
「剣士様……?どうかしたんですか?」
遠くない場所から、小さな声が聞こえてきた。
慌ててそちらを振り向くと、一人の少女が覚束ない足取りでこちらへと向かってきている。
足取りがゆっくりなのは仕方の無いことでもあるだろう。彼女は光を失っているのだから。
その少女こそ、ゼットに安らぎをくれた人。
この町にたった一人残っている人間であり、歴史に名を残すことも無かった、
しかしゼットを修羅の道から救ってくれた少女だ。
297134:02/11/13 01:15 ID:+ZUB/O2q
「な、こ、こら、出歩いちゃダメって言ったでしょッッ!
 この町、まだ低レベルなモンスターどもがうろついてるんだから、危険だって言ってるってのにッッ!
 俺様みたいな聞き分けのいい子ばっかりじゃないんだぞッ」
「で、でも、何か大きな音がしたから……」
「それは……だな、ちょっとでっかいくしゃみが出ただけってやつだなッ!」
「……くしゃみ……?」
いくらなんでもそう誤魔化すのは無理があるはずだが、しばらく考えた後、
「なんだ、そうだったんですか。私、てっきり剣士様に何かあったんじゃないかって……」
あっさりと納得する。
ゼット自身、こりゃ無理があるなあと思っていたため、これには不意を突かれた格好だ。
「お……おう、やだなあ俺様みたいな天才無敵剣士に何かある訳ないだろ。
 まあ、アレだ、つっても今日はそろそろ帰らんとなッ。そんじゃ、またッ!」
それでも気を取り直し、少女に別れを告げて帰ろうとする。
だが、このやりとりの間にまたどこかの傷が開いたらしい。
歩き出して、すぐにまたゼットは崩れ落ちてしまう。
「はうぅッ」
「ど、どうしたんです?」
どさり、と大げさに倒れた音を聞きつけて、少女が近寄ってくる。
「い、いや、ちょっと転んだだけだってッッ……」
「それでも……」
しかし少女も慌てていたのだろう。
駆け寄ってくるのはいいが、足元にあった小さな石につまづいて、倒れているゼットの上に倒れこんできた。
「きゃっ!?」
「おっ……とッ」
それを優しく受け止めるゼット。魔族の類まれなる身体能力ならば、この程度は容易い。
そう、普段のゼットだったのなら。だが、今のゼットは満身創痍だ。
おまけに、彼女が自分を支えようと手を突き出した際、思い切り傷ついた腹部に彼女の全体重がかかる。
「ッッ……くっきゃああああッ!?」
「け、剣士様!?」
無人の町セントセントールに、イレギュラーの声が轟いた。
298134:02/11/13 01:17 ID:+ZUB/O2q
それから、少女とゼットは彼女の家へと戻ってきていた。
ゼットの傷に驚いた少女が、手当てをするからと半ば強引に引っ張ってきたのである。
引っ張ってきたといっても、半分以上はゼットの手を杖代わりに歩いてきた訳なのだが。
手当てと言っても、慣れない作業な為どんどんと手間を取る。
それに、彼女はそういった作業がそもそもやり辛い体だ。
ゼットの怪我の様子を聞いて、手当てのための道具を出そうにも、ゼット本人に手伝ってもらわないといけない。
以前もこうして助けたことがあったとはいえ、手間取ることはこの上ない。
結局、それが終ったのはもうすっかり日も暮れてしまった後となった。

「……面目ない」
ゼットには珍しく、素直に礼を言う。
一仕事終えて汗を拭いていた少女は、それを聞いて柔らかく微笑んだ。
「いえ……いつも助けてもらっている剣士様のためですから……これくらい」
「い、いやあ、俺様のやってることなんて助けてるうちには入らないってッ。
 ちょこっと遊びに来てるだけなんだからッ!」
「それでも……来てくれるだけでも、十分に助けていただいています……から」
「お、大人をからかうもんじゃないぞッッ、まだ若いのにッ」
柄にも無く照れるゼットの言葉を聞いて、少女は口元に手をあてて小さく笑った。
と、ふと思い当たったように彼女が顔を上げる。
「あの……そういえば、どうしてこんな傷を……?」
「ッ、そ、それはだなッ……ちょ、ちょいっと階段から転げ落ちちまってッ。
 いや〜、こんなお約束するなんてまさに王道まっしぐらッて感じだよねッッ」
これも相当無理がある。さすがに今回は少女も首を傾げた。
299134:02/11/13 01:18 ID:+ZUB/O2q
「でも、切り傷とか……火傷まであったのは……」
「階段から転げ落ちる際の摩擦熱で火傷したし真空によるかまいたちで切っちまったんだなッッ。 
 俺くらいビッグになると転ぶだけでも大惨事、ああ恐ろしいって話になる訳だ」
「……ちょっと無理があると思います」
彼女は目が見えないかわりに、直感や人の内面を感じ取る力が優れている。
誤魔化しきれるものでもないと、ゼットはようやく悟った。
「……ま、ちょっとな。軽く一戦交えただけってやつさ」
「いっせん、って……戦ったんですか!?」
「そ、そりゃ剣士だしな、俺ッ。剣士なんだから戦うもんだろッ」
「そんな……一体、どんな相手と……剣士様がそんなに傷つくなんて」
「それは……アレだ、そりゃもう厄介な相手でな、
 この町に悪の手を伸ばさんとする三人の大悪党ッ!
 一人は伝説の少年ロボット、ところ構わず重火器をぶっ放す大危険メカッ!
 一人はふけ顔の悪漢、剣を振るって悪事を企むリボン親父ッ!
 最後の一人は大食漢の魔女ッ!恐るべき食欲と魔術の使い手だッ!」
紹介を聞いているうちに、少女の顔がきょとんとしたものに変わっていく。
それが終った時、おもむろに少女は呟いた。
「あの、その人たちって……アームを使う方と、剣士と、クレストソーサレス、ですよね?
 ロボットとかわからないんですが、ひょっとしてロディさんたちですか?」
「……え?」
300134:02/11/13 01:19 ID:+ZUB/O2q
「ぬー。何か、じゃあ奴らってば知り合いだったのか……」
「はい……剣士様より少し前にお知り合いになったんです」
「そーか……そりゃちょっと悪いことしたかもな……
 俺はてっきりあいつらがこの町に攻め込んできたとばかり」
「そんな方たちじゃありません……でも、それなら剣士様は……」
言いかけて、少女はなぜかもじもじと俯いた。
「あの……ひょっとして、私を守るために……戦ってくれたんですか?」
顔が赤い。こういう反応をされるのは、ゼットにとって始めてである。
そもそも、こうして人間とまともに話をすることも慣れないし、
魔族仲間は揃いも揃って人でなしばかりだった。元々人間じゃないので当たり前だが。
「ま、守るって、そ、そういうのはだな、あ、アレだ、まあそりゃ俺の幸せを邪魔する……
 あ、いや、その、あのだな……」
「ちょっと複雑ですけど、でも……嬉しい……です」
顔をうつむかせて、小さく呟いた。
どうも奇妙な居心地の悪さを感じて、ゼットの方がそわそわと落ち着かなくなる。
「そりゃ、良かった良かった……ってやつだな、ああ、それじゃ、もう傷もふさがったし帰……」
「待ってください!」
言葉とともに、少しだけ少女の手はさまよった後、ゼットの袖をぎゅっと掴んだ。
「……剣士様、傷は……深いです……だから、今夜は……」
「と、と、泊まるってかッ!? そ、そいつはさすがに俺様もまずいッ、
 年頃の子に俺みたいな美形が泊まるのはいくらなんでも常識知らずってやつだッッ
 (あれ? でもそもそもなんで危険なんだろーな? 魔族の常識には無いけどま、いっか)」
余計なことを考えているゼットだが、少女はあまり深く気に留めなかったらしい。
「……私」
袖を握り締めたまま、彼女はそっと呟く。
「剣士様だったら……その……」
「ぬ、ぬぬ……」
そんな少女を見るうちに、ゼットの心に今まで感じた事のない何かがむくむくと湧いてきていた。
301134:02/11/13 01:20 ID:+ZUB/O2q
(な、何ッ!?この気持ちッ!生まれてこの方こんな気分始めてッ!?
 ひょっとしてこれがウワサの恋ってやつですかーッッ!?)
珍しく正解である。ともかく、その衝動は、彼にある行動を起こさせるに至った。
両手でもって、俯いている少女をぎゅっと抱きしめる。
「あ、剣士様……?」
「な、なんてーか、アレだッ……いやまあ、その、あー、えー、うー……」
自分でもさっぱり理解できない感情を抱えながら、思い切ってゼットはその唇を少女のそれに重ねてみた。
「んッ!?」
「むッ……」
柔らかい。
戦いの日々の中でこんな感触を味わったことなど、一度たりとて無かった。
その柔らかく温かい感触が、ゼットの唇から全身に広がっていく。
しばらくして、唇を離す。お互いがそもそも慣れないせいだろう、唇を触れ合わせただけの軽いキスだ。
けれど、ゼットにも少女にもその衝撃は大きかったらしい。
「剣士様……い、今の……」
「う、ぬぬッ……こ、これは一体ッ……妙に気分がいいぞッ!? っていうか、今俺がしたことって何ッ?」
「え……今のは、その……キス、じゃないんですか?」
「キスッ!? 魔族の中ではあんまり聞かなかった言葉だぜ……が、なんと聞こえのいい言葉ッッ!?
 むー、こんなスバラシイことが世の中にあったってのか……」
なにやらゼットはつくづく感動しているようだが、そんな声を聞いて少女もくすくすと笑う。
「なんだか、剣士様って……こんな時でも愉快な方ですね……」
「んッ? あ、ああ……ま、まあなッッ。どんな時でもユーモアの嗜みを忘れない、それが紳士ってもんだが……
 あ、あの……もう一回、キス……っての、やってもいい……か?」
「え……あ、はい……」
また、二人は口付ける。
その感触をもっと味わおうと、ゼットはきゅっと少女を抱きしめて。
302134:02/11/13 01:22 ID:+ZUB/O2q
「んッ……」
少女は力強い剣士様の抱擁を受けて、ますます頬を染めていく。
まるで夢のような気分。少女は、想像の中だけだったこの感触がまだ信じられないでいた。
町から人が消えて、どうしようもなく心細かったその時に出会った剣士様。
彼もまた傷ついていたけれど、少しだけ手当てをした自分に何度も訪ねてきてくれた。
自分はいつも与えられるばかりで、恩を返すことも出来ていない。
(……だから……)
今は、あえて剣士様のために、積極的になってみる。

少女は、そっと舌をゼットの口へと伸ばしてみた。
「ッ!?」
不意に唇に触れたより生暖かい感触に、ゼットは背筋がぞくりとする。
更に、少女の舌はゼットの口内へと侵入を始めて、彼の唾液をそっと舐め取ってみる。
「ッッッ!!」
ゼットはそんな彼女の行動に為されるがままで、自分の口の中に他人がいるという不思議な感激を味わうのに手一杯だ。
やがて、少女は舌を離す。
「んッ……あ、あの……どうでしたか、剣士様……?」
恐る恐るといった様子で、少女は小さく呟いた。と、ゼットは、
「かッ……」
「か?」
「かッ……感激ーーーッッ……って、何これッ!? 何ですかこの気持ちッ!!
 今……俺、なんか君にすっごく鼓動早くなってるッ!?」
「え、その……それ、満足したってことでしょうか……?」
戸惑っている様子のゼットに、少女はあくまで落ち着いた様子で答えた。
本当を言えば彼女だって恥ずかしくて照れくさくてたまらないのだが、
ゼットが取り乱しているのでかえって冷静になれるのだ。
以前、友人が話してくれたこと……自分とは縁も無いだろうと思っていたキスのやり方が、今役に立つなんて。
消えてしまってずっと話すことも出来ない友人だけど、もしまた会えたら感謝したいと思う。
少女はそう考えながら、手探りでゼットを抱き返した。
303134:02/11/13 01:24 ID:+ZUB/O2q
前振りばっかりで申し訳ないんですが、今日はここまでです。
次からはちゃんとエロに入れるはずですので、
ひとまずこの辺にて。
304名無しさん@ピンキー:02/11/13 01:28 ID:slbIjT5q
リアル投稿をみれてよかったよ。
ものすごく楽しみにしてますから。
305名無しさん@ピンキー:02/11/13 04:11 ID:eQF72kkh
正直、Zっぽくて良いッ
俺様も納得満足の出来です!次回に期待ッ
306名無しさん@ピンキー:02/11/13 04:13 ID:iVK9jhEx
素で感動してる…っつーかホントに面白いです。
御世辞でも社交辞令でもなく134様は本当に神だと思う。
307名無しさん@ピンキー:02/11/13 10:22 ID:calyuBCs
hogenッ
308あうー:02/11/13 18:57 ID:brENrCzi
アシュレー×カノン希望ー。。
ダメ?(´Д`)
309名無しさん@ピンキー:02/11/13 22:05 ID:mX7EmkGS
うむぅ。 カノンのエロ小説が少ない(というより私の知る限りは全く無い)のはアソコにまで暗器を仕込んでいると考えられているからか!?

カノンのエロ激しくキボーン
310名無しさん@ピンキー:02/11/13 22:26 ID:gdBwt9XM
134さんサイコーです。
しかし鋼鉄の身体に水銀の血が流れている中身がスカスカの『ねぶた構造』でもない限りは体重間違いなく600キロには達しているゼットさんが人間となさって大丈夫なんですかッ!!?
311134:02/11/13 23:00 ID:+ZUB/O2q
妙に反響が多くて恐れ多い限りです。
わりと顰蹙買うかと思って戦々恐々としていたのですが。
と、>>310氏の疑問なんですが、
ゼットはどっちかっていうと生身部分がメインっぽいので大丈夫かなあと。
3rdの預言者みたいなものかなーとなんとなく……

ともあれ、続きをあげてみようかと。
312134:02/11/13 23:01 ID:+ZUB/O2q
しばらく、初めてのキスに感動したゼットは少女と何度もキスを繰り返す。
二桁くらいキスを終えた後、少女はまた勇気を出して言ってみる。
「あ、の……これよりもっと気持ちのいいこと……剣士様にやってもらいたいんです、けど……」
「これよりッッ……そ、それは一体?」
なんだか妙にわくわくしたような、それでいて不安な言葉でゼットは尋ねる。
真正面から言われると少女もまた気恥ずかしくなってしまうが、ジャスティーンに小さく祈ってあえて答える。
「だッ……その、あの……私を、抱いてくれれば……」
「抱くッ……って、今やってるんじゃないか?」
「そ、そういうことじゃ……ないんです」
答えながら、少女はちょっと疑問に思ってきていた。
どうも、剣士様はこの手の話題に疎い疎いと思っていた(何しろキスもよくわかっていないようだったし)が、
あんまりにも疎すぎるような気がする。
これでは、
(私が……全部説明しなきゃいけない、の……?)
というそれこそ死んでしまうくらい恥ずかしいことをしなければいけないかもしれない。
「あ、あの、剣士様……男女が、抱き合ってすることって……」
「キスってやつと、他に何かあるのか?」
思い切り普通に聞かれた。完全に知らないらしい。
ここに来て、せっかく心を決めたのだから、やめることなんて考えられない。それなら。
心の中でジャスティーンの加護を盛大に祈りつつ、少女は小さくゼットに説明を始めた。
313134:02/11/13 23:02 ID:+ZUB/O2q
「ですからッ……男性の、その、あの……アレを、女性の、ですね……」
「……ぬぬぬぬぬッッ……」
説明をしながら少女は心臓が爆発するような気分になっていた。
実際、鼓動はいつもの数倍早く打っているような気がする。いや、事実打っているのだろう。
抽象的になってしまうのは仕方ないが、それでもなんとか説明を終える。
彼女自身、それほど詳しい訳ではないのだ。友人から聞いた話に想像を加えて言っただけ。
それでも、何も知らないゼットにはひどく興味深い説明だったらしい。
「そ、それが……つまりキスよりもっと気持ちのいいって……奴、なのかッ……」
「は、はい……そう聞いてます……あ、でも、女性は初めての時は痛いって……」
「何ッ!? じゃあ、君は……」
「初めて、です、勿論。……あの、我慢しますから」
「ぬぬッッ……」
しばらくゼットは考え込むが、あえて首を振る。
「いッ……いかんいかんッ! そんな痛い目に君をあわせるようなこと、俺の良心が許さねえッッ」
「……あの……」
「君もそんな自暴自棄になっちゃダメだぞッッ! だいたい……その、キスでも十分気持ちいいんだからッ……」
「……いいんです……その、痛いのは最初だけだって聞いてますから……
 だから、その……き、気持ちよくなるまで……私、我慢できますから……」
少女は真剣だ。ゼットを抱きしめる手もぎゅっと強くなっている。
身体に伝わる彼女の感触と、その言葉から伝わる彼女の覚悟で、ゼットもついに、
「……わ、わかった……男女のアレってやつ……やってやろうじゃないかッッ!」
覚悟を決めた。
314134:02/11/13 23:03 ID:+ZUB/O2q
少女の服をそっと脱がせながら、ゼットは心臓が異常に高鳴っているのを感じる。
戦闘の昂揚だって、こんなことを引き起こしはしなかった。
(わ、わからんッ……俺、何をしようとしてるんだッ……?)
この期に及んでもまだ混乱は続いているようだが。ともかく。
少女はじっと横になってゼットが服を剥いでいくのに任せている。
構造がわからず脱がすゼットの手が時々止まるが、そんな時は少女が小声で指示をする。
やがて、その共同作業が実を結び、少女はついに裸を晒した。
「……こりゃあ……」
ゼットは声もなくそこに見とれる。
彼は最強のイレギュラー。よって、人間の戦士を相手にし、身包み剥いだことは何度もある。
しかし、戦うに値しない、非戦闘員の女子供にまで手を出したことはあまりない。
それでも完全に女性の裸を見たことは無い訳ではないのに、少女の裸は何故だか――ひどく心臓を早める。
胸の膨らみは標準的だろうか。全体的にほっそりとした印象がある。
肌は白く、あまり健康的な印象は受けない。しかし。
それがかえって、触れば壊れてしまいそうな脆く儚い美術品の如き雰囲気をかもし出している。
ゼットはしばらく見惚れていたが、少女自身の声でそれを中断された。
「あの……剣士様、今そこにいますよね?」
「あ、ああ……」
「何も言わないから……不安になってしまって……」
「――っと、そりゃすまないな……」
とはいえ、ゼットにはどうしていいやらよく分からない。
(えーっとッ……キスってのは……つまり粘膜と粘膜の接触だよなッ。
 それが気持ちいいんなら、他の部分でもいけるかもッ!? って、さすが俺ッ!)
そう思考するとゼットは自分の唇を彼女の粘膜……とりあえず、乳首に向かわせてみた。
キスと同じやり方で、そこをそっとついばんでみる。
「あッ!?」
少女は驚いたような声を出してぴくりと身体を震わせた。
「あ、何か痛かったか?」
「いえ、ちょっと驚いて……あの、続けて下さっても結構です……」
「……うっし」
315134:02/11/13 23:04 ID:+ZUB/O2q
「ん……あ、ああッ……け、剣士様ッ……」
乳首を舐めたり、小さく噛んで見たりしていると、少女は悩ましげな声をあげて応えてくる。
最初こそゼットもそんな声に驚いたが、続けるうちにこの声こそが彼女の答えだと納得して、
ますます乳首を責めることに没頭していく。
「しかし……なんか、いいな、これも……こんな柔らかいのが、女のアレって奴なのか……ッ」
少女の乳房の感触に、ゼットはもう何度も感動を続けている。
口を付けるだけでなく、手で乳首や乳房をいじってみると、ますます少女は悩ましげに身をよじって声をあげる。
それに、手に吸い付くような柔らかくきめ細やかな少女の肌が、ゼットの心により大きな感動を与えてくれるのだ。
「あ、あああああ……痺れちゃいます、なんだかッ……ああッ!」
段々と尖ってきた少女の乳首を唾液だらけにしながら、ふとゼットは顔を上げた。
刺激が止まって、少女がはぁ、と息をつく。
「……剣士様、なんだか凄いです……こんな、気持ちいいなんて……」
「それはッ……まあ、俺もわりと同感なんだが……しかし、そんなに気持ちいいの……か?」
「は、はい……」
「……こんな分野でも最強ぶりを発揮する俺。まったく自分でも恐ろしいぜッッ……
 ってともかく……また、キスしても……いい?」
「……はいッ」
今度はゼットの方からも積極的に舌を絡ませる。
その間も、彼の手は少女の乳房をやわやわと揉み続ける。
「んーッ……ああ……うあッ……」
キスしながらも少女は喘ぐが、それでもゼットの舌に応えて狂おしく二つの粘膜は絡み合う。
ゼットの唾液が少女の奥に流れるたびに、ますます彼女の身体は刺激に反応して燃え上がる。
そっと唇が離れた頃には、少女は白い肌にしっとりと汗を浮かべていた。
「はぁ、はぁ……け、剣士様……」
「ん?」
「今、凄い……幸せ、です……」
「そ、そりゃあ……最強のイレギュラーにかかれば、未来永劫末代までの幸せを約束するってやつさッ……」
「やっぱり剣士様……素敵です……」
微笑む少女を、戸惑いながらもゼットはきゅっと抱きしめた。
316134:02/11/13 23:05 ID:+ZUB/O2q
くちゅり――と。
今までの刺激だけで、十分過ぎるほどに少女の秘所はとろとろになっている。
それでも、ゼットはそこをじっと見て何をしたらいいものかと悩んでいた。
一応、『何をすべきか』は聞いているものの、少女に大変な痛みがあるとも聞いている。
これが戦闘ならば、躊躇い無く行動に移すことが出来るのだが。
人を思いやって優しく接する、というのはどうも、慣れない。
その結果、じっと少女のそこを見つめることになってしまっている。
(しかし……なんか……こりゃ、凄いもん……だなッ……)
薄く生え揃った陰りの奥に、ひくひくと蠢いて液体を流すそこがある。
見つめるほどに反応して、流れ出すものは量を増すばかりに思えてくる。
「けッ……剣士様ッ……」
観察するのに没頭していたら、少女が声を震わせながら囁いてきた。
「あのッ、ど、どこ……見てるんですかッ……」
「どこって、そりゃッ……君の、いわゆる性器ってやつな訳だが」
「……なッ……!」
ストレートに言われたことで、少女の羞恥心に直撃したらしい。
そのせいで余計に彼女は燃え上がり、流れる体液もますます量と濃さを増してしまう。
「あ、あの、お願いですから、何かしてくださいッ……でないと、不安になっちゃうんですッ……」
「っと、そりゃすまないな……」
慌てて、ゼットは少女のヴァギナに顔を近づけた。
前にもしたように、そこもじっくりと舐めてみる。
「ひ、あッ……!」
またしても激しい快感が少女を襲い、ゼットの見ている前なのにヴァギナはぴくぴくと震えて愛液を溢れ出してしまう。
ゼットに舐められるだけで、恐ろしいほどの快感が走ってしまう。
程なく少女は刺激に耐えかねて、
「あ、いッ……け、剣士様ぁッ……!!」
「えッ?」
戸惑うゼットをよそに、背筋を逸らしてイってしまった。
317134:02/11/13 23:07 ID:+ZUB/O2q
「……でも、変です……」
「ん、何が? ……俺のやり方ってやっぱおかしいッ!? 慣れないことはするもんじゃないってかッ!?」
「い、いえ……」
荒れた息を整えつつ、少女は不思議そうに呟く。
「剣士様が……その、舐めてくれた場所……そこに限って、凄く敏感になっちゃって……」
「ほ、ほほう……」
「……はぁ。あ、もう……そろそろ……いいです、その……」
ようやく呼吸を取り戻した少女は、その流れを自分から打ち切って言う。
「……お願い、します……剣士様……」
「う、むッ……いよいよかッ……」
ゼットも自分のものを取り出す。
魔族にしては妙に人間に近い彼なので、きちんとそういう器官もあるのだ。
マザーが何を考えてそんなものまで製造したのかはまったく不明だけど、とにかく今はそれが役に立つ。
「じゃッ……いくぜッ……!」
勢いこんで、ゼットは自らのものを少女の絶え間なく体液を溢れさせる場所へ沈めていった。
ぐちゅッ……つぷッ。
小さな音とともに、呆気なくゼットと少女は繋がっていく。
「ッ……」
これから来るであろう痛みを予測して、少女はぎゅっと身を固くする、が。
「あ……あれ……」
「こ、こりゃあッ……」
何かを引き裂くような感触と、それを忘れてしまうかのような強烈な締め付け。
たちまち激しい快感がゼットにも襲い掛かってくるが、どうにかやりすごす。
318134:02/11/13 23:08 ID:+ZUB/O2q
「くッ、こいつはたまんねーぜッ……が、俺くらいになればこれくらいは余裕余裕ッ。
 ……ところで、大丈夫か?」
処女を破られたのだ。少女は今、かなりの苦痛を味わっているに違いない。
と思っていたのだが、肝心の彼女は不思議そうな顔をしているだけだ。
「それが、その……痛くないんです。ちっとも……」
「何とッ?」
「あ、も、勿論こんなことするの初めてですッ! で、でも……それなのに痛くないんです……」
不思議なこともあったものだなあとゼットは首をかしげた。
「はて、これもまた俺の無敵ぶりが引き起こした奇跡なのか? 運命にすら愛されるこの最強のイレギュラー……」
首を傾げていたら、ふっと思い出したことがあった。
「……あ、ひょっとしてこいつは……」

ちょっと前の話になる。
更なる力を得ようと、アルハザードによって自らの身体を改造した時のことだ。
「……とまあ、このように場合によってはジーくフリードさえも凌駕する力が得られる訳です」
「おお、そいつはすげーーッ! さっすがアルハザードの旦那だぜッッ!」
「いやいや、恐れ入ります。クカカカカカ……」
和やかに語らっていた時に、彼はふとこんなことを言っていた。
「そういえば、おまけのようなものなのですが」
「更におまけまでッ!? いやあサービスいいねアルちゃんッッ」
「そういった呼び方は如何なものかと思いますが……まあともあれ……
 あなたの体液なのですが、私が常用している特殊な麻酔薬の効果を含めておきました」
「麻酔?」
「ええ……痛覚のみを排除し、それ以外の感覚を増強するという代物です。
 これが優れものでしてな、副作用などはまったくないのですよ。そんなものがあると実験に差し支えますからな」
「はー。そんなもん何に使うんだ?」
「まあ……ニンゲンなどを解剖したりする時ですな。自らの身体が切り刻まれていくのに、痛みを感じない。
 そんな時の彼らの表情は実に愉快極まりないものでして、クカカカカ……」
「いやあッ、旦那ったら悪趣味ッ!」
「恐縮ですな。クカカカカカ……」
319134:02/11/13 23:09 ID:+ZUB/O2q
(麻酔ッ、ってそーゆーことか。うむむ……アルの旦那の悪趣味にはほとほとあきれ返ったもんだがッ)
ゼットを体内に感じて、不思議そうながらも幸せそうな顔の少女を見る。
(結果オーライッ! この際不都合ナッシングッッ!)
痛くないのなら、それに越したことはない。
試しに、少女の奥を突いてみる。
「ひうッ!」
敏感に彼女は喘ぐが、痛みを感じている様子はない。
「あ……は、今……剣士様と私、一つになってるんですねッ……」
「おッ……おう、まさしく合体ッ……ってこった」
「私……幸せです……」
そんな彼女を見るうちに、ますますゼットは高ぶっていく。

「そ、それなら、もうッ……好きにやっていいってこと、だなッ?」
「あ……はいッ」
少女もつられて力強く頷いた。
「よぅっしッ!」
思い切ってずぶりと奥まで突きこんでみる。
「ひぁぁッ!」
たまらない声をあげて、少女はそれに応えてくる。
軽く抜いて、すぐに奥まで突き込んで。
「あ、ひ、ああッ……くぁぁッ!」
ゼットの背中に手を回し、少女は悩ましげに叫ぶ。
その声に後押しされるように、彼もまた勢いを増していく。
キス以上の快感、それはまさにこのこと。
初めてでありながら、痛みを感じていない少女の膣内は、きゅうきゅうとゼットのペニスを食い締めて離さないのだ。
引き抜く時にもきゅっと締まり、いつまでも中に留めておこうとしてくる。
320134:02/11/13 23:12 ID:+ZUB/O2q
妙に中途半端なところですが、ひとまず今日はここまでです。
明日にはなんとか完結できるかと思いますが。
しかし、ある意味禁じ手なところはありますね……
321名無しさん@ピンキー:02/11/14 00:53 ID:lR2z+uXB
笑って良いの萌えて良いのか分からないッ!!
だが、それが良いと思った水曜の午後でしたッ!! 明日、楽しみにしてます。 乙!
322名無しさん@ピンキー:02/11/14 01:17 ID:w6XxJ7h7
何気に名無しも「ッ」つかっていて住人の愛がかんじられ(゜∀゜)イイ!
住人萌え
323名無しさん@ピンキー:02/11/14 21:11 ID:REx5HPSX
うああああ!!!
素晴らしい!!!
思わず無意識のうちに怪力招来しちゃいますぜよ。
324名無しさん@ピンキー:02/11/14 21:16 ID:REx5HPSX
ところで同人界ではブラッド×カノンってのも結構多いですぞ。
あのゲーム中でも2言しか喋ってない二人が何故ッ!?
325134:02/11/14 22:31 ID:fMCN/BCV
「くぉッ……こりゃッ……すげッ……」
もたらされる快感に、ゼットもまた声なく叫ぶ。
ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ。力強いストロークで、より深くまで繋がろうとしていく。
思い切った激しい腰の動きのせいで、少女もゼットも途方もない快感に翻弄されるばかりだ。
「あ、あぁッ……剣士様ッ、こんな、こんなのッ……」
「おッ……俺もやばいかもッ……」
「剣士様ッ……んッ……剣士様ぁッ……!」
少女の叫びは心地の良いBGMのように流れる。
二人の繋がる場所の音も激しくなって、そこから流れる処女の血は段々薄くなっていく。
そして一番奥までゼットが突き入れたその時に、
「あッ……うぁぁぁぁぁッ!」
「だッ……俺も来たッ……!」
二人同時に――
ぴゅるぴゅるぴゅるッ!
たどり着いた。
326134:02/11/14 22:32 ID:fMCN/BCV
「う、はぁ……」
「ふう……ん? う、ぉッ……」
精液を受け止めて放心している少女はともかく、ゼットは自分の身体にぴりぴりと電撃が走るのを感じる。
(や、やべッ……こいつはうっかりッ……)
思わず『何か』を解き放ってしまったらしい。
「い、いや、この状況で怪力招来するつもりなッ……」
「え? 剣士様……?」
「や、やっべーーッ!?」
閃光。
同時に、少女は自分の膣内にあったゼットが急に膨れ上がるのを感じた。
「な、剣士様ッ……?」
「……ッくッ……かあああーーー!」
一瞬の後には。
緑の肌の巨大な魔物……モンスターゼットがそこにいた。
もっとも。
「あ、うあッ……ちょ、ちょっと剣士様……おっきすぎますッ……」
少女にはそれが見えていない以上、自分の中のゼットが膨れ上がったくらいにしか感じ取れていないのだが。
「むッ……むむッ……」
とりあえずゼットは元の形態に戻ろうと考える。
慌てて、ペニスを抜こうと腰を引く。と。
「う、うぁぁぁぁぁぁッ!?」
「うぉッ……」
少女にとっては、あまりに大きいそれが肉壁を擦ることで尋常ではない快感が。
ゼットには、あまりに狭すぎる中からもたらされる尋常ではない快感が。
二人を襲って、しばらく動けなくなってしまう。
327134:02/11/14 22:33 ID:fMCN/BCV
「けッ……剣士様ッ……い、今、のッ……」
普通なら、裂けてしまうかもしれない痛みに女性の方がおかしくなってしまうところだろう。
だが、痛覚が遮断されているためか、痛みはむしろ強すぎる快感に変換されてしまう。
「こりゃッ……また、別の意味でッ……すげえなッ……」
ゼットもまた、この有り得ないはずの快感に感動すら覚える。
そこで、恐る恐る引いた腰をまた奥へと突き入れてみた。
「かッ……はッ……お、奥にッ……あ、ひぁぁぁッ!!」
息がつまるほどの重い衝動が少女に襲い来る。
そして同時に、あまりにも激しい快感もまた。
「くぉぉッ……」
ゼットも同様である。
こつんと、軽く子宮を小突いただけなのに、少女の中の中……内臓まで抉った感触があった。
「わ、私ッ……剣士様に、もうッ……身体の一番奥まで、入られてるんですねッ……」
「ああ……今、俺と君とはまさに一体ッ! もうこうなりゃなんでもありだッ!」
開き直ったように、ゼットはまた腰を動かし始めた。
「あ、くはッ……ぃ、ぁぁぁぁぁぁぁッ……」
絶え間の無い叫びが少女から漏れ出す。
ほんの少しゼットが動くだけで、身体中が吹き飛ばされるような快感に包まれてしまう。
一度ずぶっと奥まで小突かれると、もうそれだけで
「剣士様ぁッ……ま、またッ……また私ッ……うぁぁぁぁッ!!」
イってしまうのだ。
ゼットもかなりの快感を味わっているとはいえ、あまり強引には動けないので少女ほどではない。
「ふぅッ……く、しかしッ……こりゃ洒落にならねえ、なッ……」
それでも巨大化したことで少女の中を文字通り埋め尽くしているゼット自身は、
必死で押し返そうとする少女の肉壁によって激しい歓待を受けてしまう。
挿入れているだけでも、恐ろしいまでの快感に包まれているのだ。
「だがッ……ここで引いたら男が廃るッ!」
必死で抵抗して、腰を少しずつ抜き差ししていった。
328134:02/11/14 22:36 ID:fMCN/BCV
限界はすぐに訪れた。
「あああああ……う、うああ……」
休息を得られない快感の責め苦が、とうとう少女の心を焼ききりかねないほどになってきたのである。
「やべッ……なら、そろそろ……」
ゼットも我慢していた淀みを解き放とうと、思い切って一段力強く腰を突き入れた。
「――ぁッ……ああああぁぁぁぁあッ!!」
「くッ……うぉぉッ!」
ぴゅるぴゅるぴゅるぴゅるッ!
一番奥で、ゼットのペニスが弾ける。
それと共に、その大きさに相応しい途方もない量の精液が流れ込んでいく。
「ぁ……ぁぁッ……」
それだけでも少女にはひどい快感が流れ込むが、射精はなかなか止まらないでいる。
「う……くッ……」
どろどろと精液は少女の膣内を埋め尽くす。
それでも収まらず、外にまで漏れ出してもまだゼットの射精は終わらない。
「くッ……む……」
「あ、ひッ……ぁ……」
ベッドの上に、白い液溜まりを作るほどになって、ようやくそれは収まった。
膣奥までも埋め尽くされたショックで、少女はもう放心状態になってしまっているのだが。
「ふ……ぅ。我ながらはっちゃけたもんだな……」
同時に、しゅるしゅるとゼットの身体が元に戻る。
329134:02/11/14 22:37 ID:fMCN/BCV
「お、戻った。う〜む、自分の都合できっちり管理できないってのはダメだなッ……精進せんと」
反省しながら、こぷ……と、小さな音と共に少女の中からペニスを引き抜く。
そこからはどろりと精液が零れ出してきた。
余程沢山の量を注ぎ込んだためか、時折少女の身体が震えるたびにとろとろと流れ出る。
肝心の少女は、
「……う……ん……」
すっかり気を失ってしまっているらしい。
ゼットはぽりぽりと頭を掻きながら、彼女の身体を拭いてやる。
とりあえず見た目だけでも綺麗にすると、彼もまた欠伸をあげた。
「ふぁッ……俺もいい加減疲労の極地、だなッ……せっかくだし、ここでお休みするか……」
「……剣士様……」
「ん?」
「…………」
「寝言か……ふッ、そんな時まで俺のことッ……いや、ちと真面目に気恥ずかしいなッ……ま、まあいいか」
少女の横に身体を横たえ、すぐに寝息をあげはじめる。
そうして、二人とも安らかに眠りについた。
ただ、少女は隣のその暖かい感触を感じた後に、小さく
「おやすみなさい……剣士さ……ゼット、さん……」
そう呟いて。
330134:02/11/14 22:38 ID:fMCN/BCV
それから数ヶ月後。
とある遺跡の中で、無敵の戦士ゼットは三人の悪党と対峙していた。
「……あのな、お前もう悪さはしないって誓ったんじゃなかったのか?」
ふけ顔の悪党はそんな風にぼやく。
「ふッ……悪さなんてものはもうしないがッ! 如何せん、まともに暮らす為には先立つものが必要らしくてなッ!」
だが、勇者たるゼットはさらりとそれを否定する。
「要するに金が目当てってか……なんでお前なんかとかち合うかねぇ」
「私もちょっと遠慮したいんですけど……」
「…………」
三人の悪党は言いたい放題である。
しかしゼットはまったくそんなことは問題としないのだ。
「悪党の言うことなんか聞こえやしねーッ! 今の俺は前にも増して無敵ッッ……
 そう、守るべきものを得た時に人は一番強くなれるからッ(うっし、決まったッ)」
半分自己陶酔しながらも、彼は悠然と剣を抜く。
愛用だったはかい丸……魔剣ドゥームブリンガーではなく、無銘の剣だが。
それでも、今の彼にとっては十分過ぎるほどの得物だ。
しぶしぶと言った表情で、三悪も武器を構える。
一触即発の雰囲気が漂う。それでもゼットは一切の動揺も見せず、きりりと構えて叫んだ。
「よし、待ってろよ俺の巣ッ! でっかい獲物を持って帰りますからねーーーッ!!
 そう、俺の名はゼットッ……愛の為に戦う戦士、最強の……」
同時に、秘技・花陣影殺が炸裂する。
「うぉッ!? こいつ、妙にパワーアップしてやがるッ!?」
ふけ顔の悪党の言うことなどは気にも留めず。
「旦那さまさッッッ!!」
三人を軽く眠らせて、ゼットは渋く決めた。



「……いや、それもどうかと思いますけど……」
眠りに落ちる寸前に、悪党の魔女が呟いたことは、まあ――どうでもいい話だ。
331134:02/11/14 22:44 ID:fMCN/BCV
長々となりましたが、これで完結となります。
色々な意味で顰蹙ものな気はするのですが……

次回作はとりあえず未定です。
今までに挙げたのの中からかもしれませんし、なんとも言えないのですが。

では。
332漆黒の悪夢:02/11/15 01:23 ID:cBQB4dQ2
『…んっ、んッ!』

美しい、整った顔をした女性が、長い黒髪を振り乱しながら、
全身に甲冑を纏った『何か』の剛直に貫かれていた。

『あぁ…ッ!やぁ、抜…ふぁあっ!』

(…あぁ、また、この夢か)

しなやかな肉体、腕や足はところどころ暗器に改造され、綺麗な肌とのギャップを産むも、
適当なサイズの胸は甲冑のものの動きと同時にふるんふるんと揺れ、
ピンク色の秘部も、太いモノをしっかりとくわえ込んでおり、『女性』という事実を浮き彫りにさせていた

『やぅっ、はぅ…だ、め…ぇっ!』

(……夢、だ…これは)

眼帯がないほうの紫色の瞳からは大粒の涙がこぼれ、凛々しい顔は
頬を朱にそめ、口端からは唾をたらしながら、快楽に浮かされたように悦の表情を浮かべていた。
言葉とはまったく逆に。

『ぅ…ふぁ、あぁぁぁっ!』

一際大きく女性が喘ぎをあげると、弓なりに肢体をそらし、体がもとの角度に戻ると、
甲冑の者にうなだれ、体重を預けた。
女性に深くうずまったものがびくん、びくんと脈動をはじめ、”なか”に何かを打ち付ける
その脈動が終わり、こぽりと音をたてて秘部から白いものが溢れた…

そこで、目が覚める
333漆黒の悪夢:02/11/15 01:33 ID:cBQB4dQ2
うっすらと目を開くと、見慣れた天井が目に入った。ヴァレリアシャトーの、高級感ただよう白い天井。
大きめの柔らかいベッドに横たわった黒髪の女性…カノンは、はぁはぁと荒い息を吐きながら上体を起こした。

「また…か」

ふう、と息をついた。実際では味わった事の無い『性交』という行為。
ここ最近、よりにもよって自分が祓うべき存在とそれを行なう夢を毎夜見る。
昨夜はいつもよりひどかった。嫌に鮮明だったのだ。ベッドから起き上がる気になれない。
ARMSの任務が入っていないことに彼女にしては珍しく安堵した。

先ほどから、下半身に違和感を感じる。
寝るときにはショーツしか身につけない(ショーツといっても何の飾り気のないシンプルなもの)カノン。
すっと黒い布に覆われた大事な部分に指を這わせてみた

「んッ…」

くち、と音を立てた。
いつもなら、愛液を分泌するまでひどく夢は見ないのに…
334名無しさん@ピンキー:02/11/15 03:07 ID:+s85Z+C+
134さん、乙…もとい、Zでしたッ!
いやあ。素晴らしい連日を過ごせましたッ
たまには色物続きでコニー物が見たいなァ…等とリクエストしつつ 感想&保全sage〜?
335名無しさん@ピンキー:02/11/16 23:31 ID:0gJpK1gI
hosyu
336名無しさん@ピンキー:02/11/17 23:15 ID:Sosngbp/
…もう、後には退けない。
前に走って走って…そして、ぜったいに保守してみせるからッ!
337名無しさん@ピンキー:02/11/18 13:53 ID:Wrqz3F3I
良スレ保守
338名無しさん@ピンキー:02/11/19 00:11 ID:k1t7bXBp
134氏はどうしてここまで神であられるのか……
2,3に比べるとマイナーな1でここまで書いてくださってとても感激です。
次はジェーンたんかマリエルたんを期待したいところです。
339134:02/11/19 02:21 ID:KmEdwyMo
>>333氏、カノンですね。これはまた興味深いです。
いいですねえ、彼女も。強い女性のこういうのは実にいいです。

>>338氏、コニーものですか。
やや難航しているんですが、納得のいく出来になれば上げたいと思います。

で、また例によって私ですが、今度はロディ×ジェーンものなど。
これまた長い作品になってしまうのですが、またよろしければ……
340134:02/11/19 02:21 ID:KmEdwyMo
あ、
>>338氏じゃなくて>>336氏でしたね……失礼しました。
341134:02/11/20 00:09 ID:pdcMoI3c
あ、訂正も間違ってる。
>>334氏ですね。何度も申し訳ないです。

ともあれ、ロディとジェーンもの……あげてみようかと思います。

ジェーン・マクスウェル。通称カラミティジェーン。
荒野の災厄娘などともあだ名される彼女は、評判とは裏腹に十代半ばのまだ愛らしい少女である。
もっとも、彼女の活躍ぶりはベテランの渡り鳥にもひけをとらず、
年齢ともあいまってこのファルガイア中に勇名を知られている。
そんな彼女が、今また新しくアークティカ山中で発見された遺跡に挑んでいた。
無数のモンスターがうごめく危険極まりない場所ではあるが、
未発見の遺跡から発掘される遺物は何より貴重で高価な代物だ。
お金にこだわる彼女がそれを見過ごすはずもなく、意気揚々とやってきた、のだが。
「もー、ここのモンスターったら……しつこすぎるわッ!」
ハンディキャノンの弾も尽き、それだと言うのにまだ入って三十分も経っていない。
さすがにこれではどうにもならないと、ジェーンは腕を組んで考え込んだ。
「あたしとマクダレンじゃ、火力が足りないのよね……」
「申し訳ございません」
傍に控えていたマクダレンは深く頭を下げる。
ジェーンは軽く腕を振ってそれを否定すると、くるりときびすを返した。
「お嬢様?」
「一旦撤退よッ。こうなったら……みんなの力を借りる必要があるからねッ」
「みんな――と申しますと、ああ……理解致しました」
そのまま、二人は遺跡から抜け出す。そしてその足で、アーデルハイドへと向かった。
342134:02/11/20 00:09 ID:pdcMoI3c
それから数日後になる。
まったく同じ遺跡に、今度はジェーンとマクダレンだけでなく、他三名の姿もあった。
「しっかしなんだな……お前、俺達のこと体のいいボディガードかなんかに思ってないか?」
その三名のうちの一人、ザックはどこかむすっとした表情でぼやく。
その言葉を聞いた途端、ジェーンはきっと振り返り、人差し指をぴしりと彼に突きつけた。
「ちゃんと見つけたお宝は山分けって言ってるじゃないッ。
 だいたい、セシリアもロディもそれでいいって言ってるんだから、あんただけ大人げないわよッ!」
「うッ……け、けどなぁ……」
「ザックの負けですね……」
なおも言い募ろうとしたザックを止めたのは、彼の仲間のセシリア。
ジェーンに向けてちょっと困ったように笑うと、小さく頭を下げた。
「これくらいのお手伝いなら、いつだって言ってくれれば……私達、仲間ですし……ね、ロディ?」
三名のうちの後一人、話し合いを心配そうに見ていた少年、ロディに向かってセシリアは同意を求める。
少年はこくんと頷き、彼女をじっと見つめた。
少しだけ、甘いような空気が二人の間に流れる。――と、少なくとも、ジェーンにはそう見えた。
「う、うん、うんうんッ! そ、そーよねッ。じゃあ、ザック、ロディ、セシリア、マクダレンッ!
 いざ、遺跡めぐりに出発進行よッ!」
ロディとセシリアの間の空気を厭うように声を張り上げると、ジェーンは先頭に立って遺跡へと進んでいった。
「やれやれ……仕方ねぇな」
呆れたようにぼやくザックもすぐに後を追う。続いてロディ達も進んでいったが。
一人だけ、ジェーンの執事マクダレンは何か考え事をするような顔つきをして立っていた。
「ふむ――お嬢様には差し出がましいと言われるかもしれませんが……
 ここは一つ、余計なお節介をさせて頂くことにしましょう」
呟いて、彼もすぐに遺跡へと潜った。
343134:02/11/20 00:10 ID:pdcMoI3c
探索は順調に進み、いくつか貴重な宝も発見された。
ジェーンはほくほく顔でそれを眺めていたが、時折ふと複雑そうな顔になる。
それは決まってロディの傷をセシリアが回復している時のことだった。
「あ、ロディ。大丈夫ですか?」
「……」
「すぐ回復しますね……」
はにかんだ表情で回復魔法を受けるロディを見ている時に限って、ジェーンは何か噛み締めるような表情となっている。
脇目でそれを見て、どこか悟った表情で首を軽く振るザックはともかく、
当人のロディとセシリアは気づいている様子はない。
実際、回復が終わってまた歩き出そうとする頃には、
「はい、時間食った分きびきびといかないとねッ。ロディもセシリアも、遅れないでよ」
いつものさばさばとした顔になっているのだから。
マクダレンは当然の如く気づいてはいるようだが、特に何事も言わず静かについていっている。
ただ、時折遺跡の構造図を取り出して何か計算をしているようではあったが。
344134:02/11/20 00:10 ID:pdcMoI3c
やがて、遺跡の最深部と思われる一段広い場所へと一行はたどり着いた。
奥に、仰々しい石像や剥き出しの機械に包まれて、一つの宝箱が置いてある。
「あれが、この遺跡に眠る一番価値のある宝物。なんでも、魔族が作り出した秘密兵器らしいんだけど……」
こころなしか、ジェーンの声も小さい。
宝から漂ってくるただならぬ気配が、彼女をして怯ませているのだろうか。
「……とにかくッ! ここまで来て、あれを取らないってワケにはいかないでしょ……
 あれ取って、それでハッピーエンドよね……」
足取りはおっかなびっくりと言った様子だが、それでもジェーンは宝箱に向けて歩み始めた。
「――と、お嬢様。一つ申し忘れていた事が御座いました」
「なッ……何、マクダレンッ!?」
後ろから不意に声をかけられて、ジェーンはつんのめる。
「これは失敬を……ともあれ、この宝の周囲には罠が仕掛けられているようなのです」
「罠?」
「は。少々込み入った罠でして、いささか厄介かと」
淡々と告げるマクダレンに、ジェーンは苦々しそうな顔をする。
「そーゆーコトは早く言ってよね……で、解除できる?」
「無論のこと……ですが、解除方法がやや特殊でして」
「早く教えて」
「は……」
主の言葉に頷くと、マクダレンは不意にロディを見る。
「……?」
「ロディ様のお力をお借りする必要が御座います。
 具体的に申しますと、15歳以下の二名の方が宝を取れば罠はそもそも発動せず、無事に切り抜けられるとか。
 ロディ様の特殊な事情は承知しておりますが、聞くところによれば目覚められてから15年程とのこと……
 この場で、確実に15歳以下と呼べるのはお嬢様だけで御座いますし、
 また諸々を考慮しなければロディ様も該当なさるかと存じ上げます。
 そこで、お嬢様およびロディ様のお二方によって、かの宝を入手なさるのが最良かと」
345134:02/11/20 00:11 ID:pdcMoI3c
「……えっと、よくわかんないけど……ロディとあたしの二人なら、あれが手に入る、ってことなの?」
「左様で御座います」
説明を終えると、マクダレンを除く一同はぽかんとした顔つきになった。
「なんか……妙なトラップだな」
「そうですね」
「この遺跡は特殊な遺跡のようですので、それも致し方ないかと……」
マクダレン本人は実に自然体である。なので、他の一同も納得するしかない。
そういうことならと、ロディもジェーンの隣に立った。
「じゃ、改めて……いくわよ、ロディッ。お宝目指してッ……」
「――と、お嬢様」
また歩き出そうとした瞬間、後ろから声をかけられる。
今度はつんのめるだけでなく、思い切り前に転んでしまったが。
「い、痛……もうッ! なんなのマクダレンッ!」
「これは失敬……申し訳御座いません。ただ、お嬢様には一つお持ちになられて頂きたい道具がございまして」
「道具?」
「は。これなのですが」
マクダレンが取り出したものは、随分と大きなバッグであった。
「何、これ? なんかでっかいけど」
「万が一、トラップが発動した時に備えましての保険でございます。
 この解除方法で間違いはないのですが問題が一つありますので……」
「ロディ……?」
「は。ロディ様の年齢が目覚められてからのものとなれば問題はないのですが、
 ご誕生なされてからとなると話は違って参ります。過去の大戦から換算致しますと、軽く1000年をも越えてしまうとか。
 万が一そのようなことになればお嬢様とロディ様をむざむざ危険に晒すことになってしまいますので、
 私としても不本意なこととなります。
 そこで、いざという時に備えて諸々必須な道具を揃えて置きましたから、ご安心なさってくだされば……」
「はー、準備いいなあ、おっさん」
傍で聞いていたザックが感心したような声を漏らす。
346134:02/11/20 00:12 ID:pdcMoI3c
「恐れ入ります」
「……じゃ、これ持ってればいざって時も安心、なワケね……オッケー。
 じゃあ今度こそ、行くわよロディッ!」
今度こそ、ロディも頷いて一緒に宝箱目掛けて歩き始めた。
そして、二人同時に床に一歩足を踏み入れた瞬間。
「……え?」
床が瞬時に消え去った。
そのまま、両者ともに地下深くへと落下していく。
「ま、マクダレンッッッ!? 話が違ッッッ……」
長く尾を引く悲鳴を残して、ジェーンとロディは消えてしまった。
セシリアとザックはじと目でマクダレンを見つめている。
「これは……ふむ。失敗でしたな」
「そッ……それで済ませるなよッ!」

「ご安心ください。先ほどお渡しした道具が御座います」
それにしても、マクダレンは変わらず落ち着いている。
「あ、そういえば……」
「あの中には発信機など仕込ませていただきました。
 どこかへお嬢様とロディ様が消えられてしまったとしても、ただちに発見することが可能です」
「ほ、ほう……」
「では、すぐにそちらへ向かうと致しましょう」
落ち着き払った様子でマクダレンは歩き始めた。
ザックとセシリアも後をついていく。
と、その部屋から出る直前、マクダレンは小声で抜けた床に向けて呟いた。
「ご健闘をお祈りしております……お嬢様」
347134:02/11/20 00:13 ID:pdcMoI3c
落ちたロディとジェーンは、ずぶぬれになって震えていた。
床の抜けた先には、地下水脈らしき水が流れていたのだ。
そこに丁度どぼんと落ちて、落下のダメージは少なかったものの二人とも寒さに震える羽目となる。
「ここってアークティカだし……さ、寒いわよね……」
北方に位置するこの周辺では、夏でもひやりとした空気が流れている。
ましてや地下深くともなれば、その寒さはひとしおである。
「ね、ね、ロディ。なんか、いい道具ない?」
「……?」
言われて、手持ちの道具をごそごそと漁る。しばらくして、ロディは一つのアームを取り出した。
「あ、ナパームフレア……ロディあったまいいッ☆」
「…………」
照れた顔になって、ロディは少し俯く。ともあれ、すぐにそのアームから火を放射した。
近くにあったものを適当にかき集め、そこに着火。どうにか暖をとってみる。
「ふう……一息つけたわね」
「…………」
「あ、そうだ、マクダレンがくれた道具、いいのないかな?」
水の中に落ちたにも関わらず、バッグの中が濡れている様子はない。
防水性のものらしいが、こんなところまで準備のいいことである。
「マクダレンにはありがとって言っておかないと……あれ?」
ごそごそと漁っているうちに、ジェーンは一枚の紙を見つけた。
「えっと……」
「……?」
綺麗な筆記で何か書かれているようだが、ロディからは見えない。
いや、読んでいるうちにジェーンが隠すように紙を抱え込んで、どうやっても見えないようにしているのだ。
しかもジェーンは読みながら時折顔を赤くしたり、悩んだような顔になったりする。
不審に思って、ロディが軽く肩を叩くと、
「ひゃッ!? あ、ロディ……今、ちょっと……その、忙しいから……」
露骨にうろたえて、やんわりと拒絶される。
「…………」
仕方ないので、少年は一人で焚き火にあたっていた。
348134:02/11/20 00:14 ID:pdcMoI3c
やがてジェーンは紙を読み終えたらしく――細かな字で書かれていたとはいえ、時間がかかりすぎたような気もするが、
とにかく紙をまたバッグにしまうと、妙に明るい声を出す。
「えっと……ほら、あたし達ずぶぬれになっちゃったじゃない?
 このままだと火にあたってるって言っても風邪引いちゃうでしょ。
 だ、だから、その……服、脱いだ方がいいよね、ロディ?」
素直に受け取って、ロディはこくんと頷いた。しかし、ふと疑問のある顔になる。
「あ、大丈夫大丈夫。このバッグにでっかいタオルが入ってたから、服が乾くまでそれにくるまってれば……」
納得して、ジェーンが差し出したタオルを受け取ってみる。
確かに大きなタオルだ。元々それほど身体の大きい方ではないので、十分包むこともできる。
早速服を脱ごうとして、ふとロディはジェーンを意識した。
ここで脱いだら、思い切り見られてしまう。
「……ッ!」
急に少年の顔が紅潮する。と、ジェーンもそれに思い当たったのか、咄嗟に
「あ、あたしはあっち見てるからッ……」
くるりと振り返って、ロディから目をそむけた。
「…………」
ようやく少年も一安心して、ずぶぬれの衣服を脱いでいく。

タオルにくるまった後、まだあさっての方向を向いているジェーンの肩を控えめに叩く。
「……あ、終わったんだ。じゃあ、今度はあたしの番……ロディ、見ちゃダ……えっと……あ、やっぱりダメだからねッ」
一瞬迷ったような箇所があったが、ともあれロディはその言葉に素直に従う。
ジェーンの服は随分水を吸っていたらしく、衣擦れの音も妙に水っぽい。
なんだかどぎまぎしながらじっとロディは待っていたが、やがてジェーンから小さく声をかけられた。
「もう、いいよ……」
鼓動を早めながら、ロディは恐る恐る彼女の方を向く。
……ちゃんと、タオルにくるまっているようだ。
全身すっぽりと包み込んで、肌の出ている場所は顔くらいしかない。
「…………」
これなら、目のやり場に困ることもないだろう。
ほっと安心して、ロディはようやく落ち着いて焚き火にあたった。
349134:02/11/20 00:14 ID:pdcMoI3c
しばらく、二人とも無言になる。
もっともロディは普段からあまり喋らないので、単純にジェーンが黙っているだけなのだが。
そのジェーンは、ちらちらとロディを眺めては顔を伏せ、どうも落ち着きがない。
「……?」
気にしていいものかどうか、ロディもちらちらとジェーンを眺めてみる。
と、二人の目線があった。
途端、ジェーンの顔にさあっと赤みが走る。
「あ、あのッ……」
慌てて何か言おうとするが、声にならない。
結局、微妙に気まずい空気のまま、三十分ほどが過ぎた。
その時になって、ようやくジェーンは何かを決めたらしい。
一度深呼吸すると、まっすぐにロディを見据えて、小さく呟いた。
「……ねえ、ロディ」
「?」
「あの……ロディって、好きな人……いる?」
「……ッ?」
急な問いかけに、ロディの方は少し頭を捻って、答えようと……して。
「……」
「あ、いいの、わかってる……みんな、だよね? このファルガイアに生きてるみんな。
 そういう人だったよね……ロディは」
先に言われて、ロディは口をぱくぱくさせた後に頷いた。
350134:02/11/20 00:15 ID:pdcMoI3c
「そうじゃなくて、その……一緒にいたい、女の子、その……恋人にしたい子なんだけど……」
「ッ!?」
今度は驚いて返答が出来ない。
好きな女の子、と来たものである。
「やっぱり、セシリアと……お似合いだよね、ロディ……」
「…………ッ?」
「いつも一緒だし……あたしより、ずっとロディのこと知ってるんだろうなって思うから……」
「…………」
「でもね……」
そこで一旦言葉を切ると、ジェーンはすうっと深呼吸した。
それから、改めてじっとロディを見つめる。
「あたしも、ロディのこと好きなんだ……」
「ッッ!!」
突然の告白。
何を答えていいものか、頭までもが空白になってしまう。
それを知ってか知らずか、ジェーンは小さく続ける。
「好きだけど……ロディと一緒にはいられないから……だから、諦めようって……思ってた。
 でも、ロディが他の人と一緒にいると、なんかもやもやってしちゃって……」
「………ッ」
「だからロディ……このままじゃ、あたし諦められないから……
 今だけでいいの。あたしのこと、恋人にしてくれない?
 一度だけでいいから……そんな気分味わってみたら、きっと……」
「ッ!!?」
その言葉に、ロディは露骨にうろたえた。
返事をすることも出来ず、口を開いたり閉じたりするだけしか出来ていない。
ジェーンはそんなロディの答えを聞こうとじっと待っていたが、段々じれったくなってきたのか、
「……なら、これなら……どうッ?」
思い切って立ち上がり。
ぱらり――と。
身にまとっていたタオルを落とした。
351134:02/11/20 00:17 ID:pdcMoI3c
前振りばかりがやたらと長くなってしまいましたが、
今日はここまでです。
やたらと多く、そのわりにまだエロもないですし……申し訳ありません。
次からはちゃんと入れるはずなんですが。
352134:02/11/20 22:45 ID:Lx8nhohL
「……ッッ!!?」
ロディは思い切り狼狽してしまう。
ジェーンは、ひどく恥ずかしげに顔をうつむかせながら、それでも裸身を少年の前に晒したのだ。
両手は密かに陰る股間の辺りを覆い隠すようにしている。
ただ、そのせいでまだ発展途上と言うべき控えめな乳房はロディの視線に晒されてしまっているのだが。
「ッ……」
肝心のロディは、目を離すことも出来ないでいた。
目をそむけなければいけない、そう思っていてもジェーンの健康そうな裸体に釘付けになってしまう。
その視線を感じて、彼女の鼓動もひどく早まってくる。
「恋人がすることって言ったら……こ、こういうこと、よねッ……
 まだちょっと早いかもしれない、けど……」
言葉にいつもの勢いもなく、最後は聞き取れないほどに小さくなってしまう。
ただ、ロディにとってはこの言葉が金縛りから自分を解き放つ合図になったようだ。
慌てて、首をぶんぶんと振ってジェーンに冷静になって欲しいと視線で訴える。
が、彼女は逆にロディのその目をじっと見据えてきた。
「我がままってことは分かってるし……ロディがこんなの望んでないってのもわかる、けど……
 お願い……今だけ、一度だけで……いいから。これからは、もうきっと……諦めきれる、から……」
ジェーンも随分と思いつめているのだろう、瞳にはうっすらと涙も浮かんでいる。
それでも、押し切られてはまずいと、ロディは顔面蒼白になりながらも必死でぶんぶんと首を振る。
「どうしても……駄目? ねえ……」
「ッ……!」
彼女の身体は、小さく震えている。
こんな彼女を見るのは初めてだ。いつも、明るく朗らかだったはずなのに。
もう、ロディの方でも心配するほどに、その姿は頼りない。
しかし、なおも必死で思い直すように少年が押し留めていると――
「……っくしゅんッ」
「?」
「……っぺしょッ!」
盛大なくしゃみが飛んできた。
353134:02/11/20 22:46 ID:Lx8nhohL
「さ、寒すぎるのよ、だいたいッ……」
「…………」
どうも、震えていたのも涙ぐんでいたのも、寒かったから、らしい。
それを知って、ロディはほっと胸を撫で下ろした。
この調子なら、今の告白だってどうにか誤魔化せるかもしれない――
「やっぱ……こんなのあたしに似合わないわッ! もう好きにやるからねッ!
 だからッ……ロディ、ちょっと我慢してなさいよッ!」
――というのが、途方もなく甘い認識であったというのには、少々気づくのが遅すぎたようである。
「ッ!?」
「あたしばっかり裸だから寒く感じるのよね。ほら、ロディもさっさとタオル脱いで」
ほとんど強引にくるまっていたタオルを剥ぎ取られてしまう。
呆気に取られていたロディには、抵抗することさえままならない。
「……ッ」
「わッ……ロディ、結構……たくましいんだ……」
全体的に均質の取れた身体つきだ。無駄なく筋肉がついている、ように見える。
ただ重アームを使いこなす彼にしては、それでもまだ貧弱にすら思えるのだが。
もっとも、そんなことはまじまじと見つめているジェーンには関係ないようで、
純粋に同年代の少年の綺麗な身体に感心しているらしい。
354134:02/11/20 22:46 ID:Lx8nhohL
「この腕で、でっかいアームを使いこなしてるのね……あたしにはあんなの使えないけど……」
興味深そうに、ロディの身体を撫で回していく。
「……ッ……」
手を跳ね除ける、などということは、勿論ロディに出来るはずもなく。
ぺたぺたとジェーンに好きなように触られて、どうも妙な気分になってきた。
「それで……あ」
上半身を撫で回していた彼女がふと下を見た時に、思い切り『それ』が目に入る。
例によって勢いに呑まれていたロディには隠す余裕もなく、結果ぴんと勢いよく上を向いたものがジェーンにはっきりと見られてしまった。
「う、うわぁ……」
さすがに彼女も息を呑む。
「お、男の子って……こうなってるんだッ……」
ぺたぺたと触られたり、そもそもジェーンの裸を眺めていたせいで、知らずロディも興奮していたらしい。
随分と固くなっていたペニスは、はっきりと自己主張をしてジェーンの目を離そうとしない。
「…………ッ」
「え? 恥ずかしいの? ダメダメ。アタシばっかりおっぱいとか見られてるんだから、不公平じゃないッ」
そっちが勝手にやったのに、と、ロディはちょっと恨みがましい目を向ける。
災厄娘の名で呼ばれる少女は、その名の如くそんな視線はまるで意に介さずに、今度は固くそそり立った少年の男性自身を手にとった。
「ッ!」
「な、なんか、熱いわ、これ……」
そのまま、ゆっくりとそれをしごき始める。
355134:02/11/20 22:47 ID:Lx8nhohL
「!?」
「これって、刺激すると気持ちよくなるんでしょ? 聞いたこと、あるから」
「ッ……!」
焦るロディに対し、ジェーンは恐る恐るものをいじる。
知識も経験もほとんど無いせいか、それは決して快感のつぼを突くようなやり方ではない。
むしろ適当に弄くられているようで、されている側には快感も何もないはずなのだが。
ひんやりとしたジェーンの手が敏感な先端を撫でたり、軽く根元を抑えられるたびに、どことなくぞくっとするような気持ちがロディの背中を走った。
仲間の少女が、自分の恥ずかしい場所をじっと眺めて弄んでいる。
そんな事実だけでも、ロディの心にじわりと刺激を与えてくる。その上、彼女の与える直接的な刺激も伝わって、
「ど、どんどんおっきくなってるッ……」
更に自分がいきりたってくるのを抑えることは出来なかった。
ジェーンはそれでもしばらく手でロディをいじっていたが、ある程度大きくなった時点でそれを止める。
「……?」
「……そういえば……こういうのも、男の子って気持ちいいんだよ、ね?」
言うや否や、彼女は口を広げて十分に固くなったロディのペニスを含んだ。
「ッ!!?」
「むくッ……」
まず舌でそれを舐めてくる。
ざらっとした感触が敏感な先端から伝わってきて、思わずロディは身をよじらせてしまう。
「ぷは……ねえ、どう? ロディ? 気持ちいい?」
尋ねられて、少年は若干朦朧としながらもこくりと頷く。
それを見て、ジェーンも嬉しそうに口淫を再開した。
356134:02/11/20 22:49 ID:Lx8nhohL
「むッ……んくッ……」
「ッ……」
ぺろぺろとロディのそれを舐め続ける。
何かに耐えるような顔でじっと少年は受け止めているが、身体を支える手がぴくぴくと震え始めた。
「んーッ……んッ!?」
その時、咥えている先端から妙な味の液がとろりと出てきて、否応無くジェーンはそれを飲み込まされる。
「んッ……やだ、変な味……こ、これが……精液ってやつ、なの?」
「…………」
軽くロディは首を振る。一応、自分のことなのだからそれくらいは知っているのだ。
「へ、へえ……そ、そうなんだ。じゃあ、続けても大丈夫よね……」
戸惑いながらも、ジェーンは続ける。
段々と舌の動きも慣れ始めて、こっそりと鈴口を突っついてみたり、くびれた部分を舐めてみたり、色々趣向を凝らしてみる。
「ッ……ッ!」
少年のそれはぴくんと震えて、しっかり返答してくれる。
ロディがしっかり気持ちよくなってることに嬉しくなり、ジェーンはくすっと微笑んだ。
それでも続けるうちに、ぴくぴくと咥えているそれが震え始める。
「んッ……?」
「ッ、ッ……!」
「んんッ……」
どうしたのかとジェーンも疑問に思うが、わからないまま続けている、と。
どくん――と、咥えているペニスが脈打った。
「んんッ!?」
「ッ!!」
驚く間もなく、口の中で熱い液体が弾け飛んでくる。
「んあッ……」
思わず唇を離すと、ロディの先端から白い粘液が弾けて顔に飛び散ってくる。
「や、やだッ……何、これッ……あ、熱ッ……」
顔全体に白い点々が散って、ジェーンは顔をしかめる。
「…………ッ」
一方のロディは、出したことでひとまず虚脱していた。
357134:02/11/20 22:50 ID:Lx8nhohL
「うー……これが精液、ってやつ? なんか、思ったよりも気持ち悪い……」
申し訳なさそうな顔でロディはジェーンを伺う。
それでも、軽く彼女は首を振り、改めてにっこりと返してきた。
「ううん、平気。ちょっとびっくりしただけ……あ、ロディ……」
笑顔で言っていた彼女だが、途中から少し驚いたような顔になる。
不思議に思って少年がきょとんとしつつ、ジェーンの視線の先を追う、と。
そこには、出した直後なのに隆々といきりたつロディ自身がある。
「や、やっぱりロディって凄いんだ……」
「…………」
どうも複雑な表情でロディはその賞賛を受け取る。と、またジェーンはそこを口に含んだ。
「ッ!」
「んッ……」
ぺろり、と一舐めしてから、顔を上げる。
「変な味……だけど、これがロディの味……ね、もう一回、大丈夫よね?」
「……」
短く逡巡して、こくんと頷く。
「ありがとッ。ロディの味……覚えておきたいんだ……」
呟いて、ジェーンはまたせっせとロディのペニスに舌を這わせ始めた。
「ッ……」
二度目のせいか、少しは鈍感になっている。
それでも、少女の与える快感は、彼女が慣れるごとにその強さを増して、差し引きゼロ……いや段々と快感が勝ってきているようだ。
358134:02/11/20 22:51 ID:Lx8nhohL
「……ん……」
今度はジェーンも唇を使ってペニスを刺激してみたり、工夫を凝らしてロディに奉仕する。
ロディの味を覚える、そんな理由でジェーンは必死で彼に快感を送り込んでいるのだ。
「……ッ……」
「ん、んッ……」
唾液と先走りで少年のものはすっかりべとべとになっている。
それでも、ジェーンは嫌がりもせずに懸命にロディを刺激し続ける。
「ッ、ッ……ッ……」
「……む、んッ……」
やがて、少し長い時間の後に、またロディは切羽詰ったような視線を下のジェーンに向けてみる。
「……んッ、わかっら……」
軽く頷いて、少女はより刺激を強める。
すぐに、ロディはまたぴりぴりとした感触を背筋に走らせて、ジェーンの口の中に、それを放つ。
「んくッ!」
「……ッ!」

こくん、と、今度は漏らさずにロディの熱い体液を飲み干す。
ただ、それでも小さな口には収まりきらず、少しずつ唇の端からこぼれてしまっているのはご愛嬌というべきか。
ともあれなんとか飲み干した後、手でその余りもぬぐい、どうにか全部ジェーンは喉に納めた。
「苦くてなんか変な味……でも、これがロディなのよね……」
「…………」
「うん、覚えた。……もうきっと忘れないから」
ふふ、とジェーンは微笑む。どこか、ほんの数十分前とは違う大人びた印象を受ける笑み。
359134:02/11/20 22:53 ID:Lx8nhohL
「じゃあ、次……今度は、あたしの身体に……ロディのこと、覚えさせて欲しい……」
「……!」
それの意味するところは、恐らく一つ。
事実ジェーンは脚を広げて、うっすらと茂みに覆われたそこをロディに向けた。
もう、その場所はとろんと潤みを帯びている。
「こ、ここッ……ねえ、見てる……?」
「…………」
頷いていいものかどうか。ロディは戸惑いつつ、目を離せずにいる。
「あたしも、ちょっと変な気持ち……なの。ね、ロディ……し、して……くれる?」
「……ッ!!」
とうとう、来た。ジェーンは明らかに、『それ』を望んでいる。
ここに来て、またロディにとっては迷うような事態になってしまったのだが。
「……もう、じれったいわッ。早くしてくれないと、怒っちゃうからねッ!?」
「ッ……」
急かされて、慌ててロディはペニスをその場所へと這わせる。
すぐには入らず、入り口の周辺、そして少し上の突起を少しずつ刺激してみる。
「あ、ぃッ……そ、そんなことッ……」
「……?」
「き、気持ち、いい、けどッ……ね、早く、早くしてッ……」
ジェーンは、少しでも早くしてもらいたいらしい。
流れ出す愛液も量を増し、ひくひくと震えてロディを待ち焦がれている。
「…………ッ!」
覚悟を決めて、少年は自身のそれを思い切ってジェーンの中へと侵入させていった。
360134:02/11/20 22:54 ID:Lx8nhohL
毎度毎度、やたら長くなってしまいます……
ともかく、今日はここまでで。
361名無しさん@ピンキー:02/11/21 20:00 ID:2qDlqqPn
神だ……ここまでキャラをキチンと掴んでエロパロを書いてくれる人は
そうそういないよ。
続きも期待しています(*´Д`)
362134:02/11/21 22:17 ID:nTO3zRtj
「……ッぁ……」
「…………」
意外にあっけなく少女の中へとロディの肉の剣は収まる。
が、その直後。
「いッ……い、痛ぁッ……!」
「ッ……?」
「い、痛い痛い痛いッ! ろ、ロディのッ、ひぅッ……!」
愛液の助けはあっても、ロディの滾ったペニスは少女にはひどく大きすぎる。
元々、成長途上のジェーンの中はまだ狭いのだ。しかも彼女は初めて、でもある。
「痛いよぅッ……ロディッ……」
「……ッ……!」
涙もぽろぽろと流して、ジェーンはつらそうに訴える。
ついさっきまでとは大違いだが、笑う余裕などはない。
「う、くッ……お、お腹がッ……」
息をすることさえ辛そうに、ジェーンは必死でロディにしがみついている。
明らかに快感とはかけ離れた表情から、少し慌ててロディは腰を引く。
半分ほど抜けたあたりで、ジェーンは少しだけ息をついた。
363134:02/11/21 22:18 ID:nTO3zRtj
「う、あ……ま、まだ痛い……けどッ……こ、こんなだったなんてッ……」
「…………」
止めようか、とロディは視線で訴える。だが、その目を見た途端にジェーンは涙を止めた。
「じょ、冗談じゃないわッ……こ、こんな痛いだけの思い出なんか、あたし認めないんだからッ。
 ……でも、しばらくこのままでいて……お願い」
止めることを拒絶されて、仕方なくロディはきゅっとジェーンを抱きしめた。
「ん……ロディ、あったかいね……」
痛みを必死で堪えながら、ジェーンもその温もりにすがる。
ぽろりと零れてくる涙は、そんな彼女の強がりの証だろうか。
と、ロディはそっとその涙を舌でぬぐった。
「あ……」
そのまま、唇を彼女のそれに合わせる。
「ん……」
「……」
少しだけ、自分の出した白濁のおかしな味はするけれど、それよりもジェーンの涙と思いが伝わってくる。
「あ、ありがと、ロディ……」
「…………」
364134:02/11/21 22:18 ID:nTO3zRtj
やがて、荒かったジェーンの息も少しずつ整えられてきた。
「はぁ、はぁ……ね、ちょ、ちょっと動いてみて……」
「…………」
恐る恐るロディは腰を揺らしてみる。
「痛ッ……」
相変わらず、ジェーンにとっては激痛のもとでしかないようだが。
「うー……やっぱり、初めてじゃ気持ちよくならないのかな……」
「…………ッ」
ロディだって経験豊富な訳ではない。そんなことはまだ分からないのだが、多分それは正しいと思える。
「要するに……すべりが良くなれば、痛みも少しは減るはず、よね?」
「?」
「……ね、ロディ。今から、あたしのこと気にしないで……その、やってみて」
「ッ!?」
「……せ、精液、出してくれたら……その、少しは……」
「……!!」
あまりに強引な理屈である。そもそも滑りとかそういう問題なのだろうか?
しかし、疑問を現そうにもジェーンは強く言葉を重ねてくる。
「やらないよりはマシでしょッ。今のままじゃ、ずっとダメなんだからッ……ね、やってよ、ロディッ」
「…………」
仕方なく、ロディは腰を動かし始めた。
「いッ……ん、なんでも、ないッ……」
ジェーンの辛そうな顔を見ると、どうしたって遠慮してしまうのだが。
それでも、結局彼女には逆らえず――それに、正直を言えば、ロディ自身はひどく気持ちよかったのだ。
未熟な肉壁はペニスをぐいぐいと締め付け、離そうとしない。
与えられる刺激は、彼女の覚えたての口技よりも遥かに大きいのだから。
だから、最初は恐る恐る、時間が経つにつれて大胆にロディは突きこみを深く、早くしていった。
365134:02/11/21 22:20 ID:nTO3zRtj
「いッ……んッ……く、つッ……」
必死で耐えるジェーンと、少しずつ快感にそれを忘れてしまうロディ。
きゅうきゅうと締め付ける秘肉の感触に、彼女の心配も段々と薄れてきた。
「ッ、ッ!!」
そうして、ジェーンを責めるうちに、段々と腰のあたりに甘い痺れが漂ってくる。
ペニスはますます膨れ上がって、細かな振動をはじめた。
「い、痛ッ……んッ……」
ジェーンは相変わらずだ。ロディが動きを速めたことで、ますます痛みを感じている。
それでも、わずかに違った感触を味わっているらしく、表情がやや緩んでいるが――ロディの目には入らない。
そして、すぐに。
「…………ッッ!!」
ロディは、三度目の破裂をした。
びゅ、びゅるびゅるびゅるッ。
なおも激しい勢いで、ジェーンの膣奥にロディの液が注がれる。
「あ、熱ッ……熱くて、なんかッ……これッ……」
不意に膣内に走った感触に、ジェーンも思わず声をあげる。
「…………」
しばらく、二人とも固まったままでいて。
「う……あ……あ、なんか……ちょっと、痛くなくなった……みたい」
ふう、と息をつきながら、ジェーンも小さく呟いた。
366134:02/11/21 22:21 ID:nTO3zRtj
「じゃ、じゃあ……また、やってくれる? ロディ……あ、ひょっとして、三回もやったから、もう?」
「…………」
どうにも複雑なのだが、三度も出しても、まだ。
「……あ、き、聞くまでもなかったみたいねッ……」
誰より、胎内でそれを感じているジェーンには、まだロディが力を滾らせていることがよくわかった。
「やっぱりロディの体力って凄いんだ……パーティの壁ってのは伊達じゃないわね……」
「…………」
こういう時にそれを褒められるのもなんだか奇妙である。
が、ともかく、ロディにしてもここでやめるのは気味が悪い。
今度こそジェーンに苦痛ばかりを感じさせてはならないと、ゆっくりと腰を動かし始めた。
ずちゅ……くちゅ。
精液が膣内を満たしたせいか、少し滑りがよくなってきている。
「うッ……ん……ちょっとだけ……痛くなくなった……みたい……」
ジェーンの顔からは、少しだけ苦悶のそれがなくなっているようだ。
ロディも少し安心して、少しずつ少しずつ動きを速めてみる。
「ん、んッ……」
完全に痛みを無くしている訳ではないのだろう。快感に喘ぐ、という様子はまるでない。
それでも、僅かずつ生まれ始めた快感にすがって、ジェーンはロディの突きこみを受け止める。
「いッ……ん、ロディッ……」
「……ッ」
ロディもまた、滑りがよくなった分純粋にジェーンの膣肉を味わうことが出来る。
彼女も僅かながら快感を感じ始めたせいか、中はよりロディを歓待すべく複雑に絡んでくるのだ。
くっちゅッ……と、水音も段々大きくなってきた。
再び、ジェーンの中から愛液が漏れ出して来ているらしい。
「あぅッ……ロディッ……ん……」
「ッ……」
367134:02/11/21 22:21 ID:nTO3zRtj
ぐちゅぐちゅと、ロディとジェーンの奏でる音は高くなってくる。
「いッ……ん、ロディッ……」
ジェーンの受ける快楽も、痛みに勝りつつあるようだ。
あるいは、渡り鳥の旅の中で鍛えられた身体が、より早く痛みに順応しようと自分を誤魔化しているだけなのかもしれない。
そうだとしても、今ロディがくれる快感は確かなもの。そう、ジェーンは信じている。
「う、いッ……い、いいよ、ロディッ……」
「……!」
快感を訴え始めたジェーンに、ロディも少し嬉しくなってペニスをより力強く突き入れてみる。
「くッ……ん、ああッ……」
ずちゅずちゅずちゅッ。
音の間隔が短くなり、代わりにジェーンの喘ぐ声が長くなってきた。
勢いよくロディは中をかき乱し、そのたびにジェーンは叫ぶ。
「ひッ……あ、んッ……」
「ッ……!」
そうして、二人の快感が段々と一つになっていく。
「あッ……ああああああッ……」
ジェーンの声が長く遺跡の地下に響き渡り、その声が消える前に――
「ッッッ!!!」
ロディのそれ、も。
四度目で、そして一番――
びゅるるるるるるるッ!
量と粘度の多い、白い液を吐き出した。
368134:02/11/21 22:23 ID:nTO3zRtj
「う……ぅん……」
まだ繋がったまま、ジェーンはくったりと身体を弛緩させた。
彼女を刺激しないように、そっとロディはペニスを抜く。
精液と愛液で大分薄まっているものの、そこにはジェーンの純潔の証が絡み付いている。
「…………」
しばらく所在なさそうにしてから、とりあえず力を失ったそれをたらりと下げた。
「あ……ふぅ。気持ちよかった……ありがと、ロディ」
「…………」
これにはこくんと頷く。
「……ん、じゃ、綺麗にしないと……ね……」
覚束ない足取りで、ジェーンは例の大きなバッグの元へ向かった。
がさがさとそこを漁ると、中からは別のタオルが出てくる。
「ホント、準備いいんだから……はい、ロディ」
ロディにも手渡して、二人で身体を整える。
それから、乾かしていた服を着込むと、どうにか二人ともに人心地がついた。
「ふうッ……じゃ、そろそろマクダレン呼ぶわね、ロディ」
「……?」
「んっと……これ、発信機が入ってたみたいでね。呼ぼうと思えば、最初から呼べたみたい」
「ッ!?」
「ま、まあ、気にしない気にしないッ。ロディ優しいから、もちろん気になんかしないでしょッ?」
勢いよく言われると、ロディにはこくんと頷くしか選択肢がない。
369134:02/11/21 22:25 ID:nTO3zRtj
それから、マクダレンやザックを呼んで、しばらくの時間が出来る。
その間、二人とも無言だったが、やがてそっとジェーンは口を開いた。
「……そういえば。最初に、今だけ恋人になって、って――言ったんだよ、ね」
「…………」
それが全ての発端でもある。もちろんロディも覚えていたが。
「そうしたらロディのこと諦めきれるって……そんなこと。だけど、ね……その」
「?」
「やっぱりさ……」
少し顔は俯いて、迷っていたようなのだが、それでもきっぱりとジェーンは顔を上げた。
「諦めるなんて、無理みたいッ☆」
「ッ!」
「うん、でも今日こんなことしたからって、恋人気取るつもりないからッ。セシリアやマリエルに悪いもんねッ。
 だから……これからも、あたしロディのこと諦めないからねッ!」
彼女はにっこりと笑った。
「…………」
反応しようにも、どうにもできない。
いつもの明るいジェーンが戻ってきて、それが嬉しいつもりもあるにはあったけれど。
大きくため息をついて――ロディは、深く人生について考え込む羽目になった。

ちなみに。
「マクダレンッ……今回は良かったけど、あんまり勝手な真似はしないでよねッ」
「申し訳ございません。お叱りは謹んでお受け致します。無論、このように主人を危機に落としたことは万死に値することも……」
「ああ、いいからいいからッ。……うまくいったし」
「それは何よりでございます、お嬢様。そうそう……くだんの財宝も、勿論回収済みでございます。
 ザック様やセシリア様には、空振りであったとお伝えしておきましたので……」
「……よしッ。それで帳消しッ」
初めから、仕組まれていたことであったのは――結局、ロディには気づかれることはなかった。
370134:02/11/21 22:30 ID:nTO3zRtj
以上です。
そういえば3rdは小説の三巻出たようですね。

……なんか気の毒になったので次はベアトリーチェものかもしれません。
シュレディンガー姉弟×ベアトリーチェとか……
やたらアレな話になる気はするんですが。
それ以前に、書きかけてる代物もどうにかしたいところではあります。

ともあれ、今回も長々とお付き合い頂き有難うございました。
371名無しさん@ピンキー:02/11/22 01:55 ID:3e26WI6z
神だ……134氏は神だ……
もはや神を越えた界王、いや界王神の領域にまで達しております。
ここまでリクに答えて書いてくださるとは。
本当にありがとうございました。
こうなるとマリエルたんも期待してしまうところですが……
気が向いたらでいいのでお願いします。
372371:02/11/22 01:57 ID:3e26WI6z
sage忘れました。
すみません、逝ってきます。
373名無しさん@ピンキー:02/11/22 23:36 ID:CC7hfWyd
神の一言に尽きる。
374名無しさん@ピンキー:02/11/24 21:07 ID:MvvOtsgi
hosyu
375名無しさん@ピンキー:02/11/24 22:02 ID:05lndeIS
あなたは僕らのお茶の間のアイドルだッ!!!
376名無しさん:02/11/24 22:31 ID:k18fOmN9

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 ( ・∀・) < http://www.paw.hi-ho.ne.jp/otimpo/
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 ( ・∀・)
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 (__Y_)
淫乱看護婦
377名無しさん@ピンキー:02/11/24 22:31 ID:3wxIYnyb
378名無しさん@ピンキー:02/11/24 23:31 ID:G1I9yfwC
134たんマンセー
379名無しさん@ピンキー:02/11/25 21:04 ID:4qPf6Hun
個人的な要望なんですが、なんだか1と3が多いので、次は2を望みます。
アバウトで身勝手ですいません。
380名無しさん@ピンキー:02/11/25 21:30 ID:MEvBXgzG
>>379
禿同
381名無しさん@ピンキー:02/11/25 21:58 ID:PjjT2L5Z
リルカタソの話キボンヌ
クレクレ厨で我ながら鬱…

382名無しさん@ピンキー:02/11/27 02:51 ID:1PsupCs0
134、えがったよォォォ
383134:02/11/27 14:20 ID:bPxdq/mA
なんといいますか、マリエルとかコニーものとか、書きかけのがどうも難しいので、
ついマリアベル×アナスタシアなんてものを書いてしまったのですが……
色々道具やインチキなどもあるんで、ちょっと趣向が特殊かもしれません。
それでもよろしければあげてみたいと思うのですが、如何でしょうか……?
384名無しさん@ピンキー:02/11/27 16:49 ID:1PsupCs0
レ、レズか
385名無しさん@ピンキー:02/11/27 16:52 ID:/6q5eapr
次はセシリア陵辱で希望
386bloom:02/11/27 16:55 ID:KbOhFeHI
387名無しさん@ピンキー:02/11/27 19:32 ID:nhvJr9zr
134様
是非ともうぷキボーン!
388名無しさん@ピンキー:02/11/27 19:46 ID:zEeZgKwd
389134:02/11/27 23:17 ID:bPxdq/mA
今回のは結構人を選ぶような気がします……
ともあれ、あげるだけあげてみますね。
390134:02/11/27 23:20 ID:bPxdq/mA
「ま〜りあ〜べる〜」
奇妙なほどの猫なで声で、青い髪の女性がゴーグルをかけて手に機械を持った少女に話しかける。
マリアベル、と呼ばれた少女は、ゴーグルをあげてその女性を見る。それから、鬱陶しそうな声で答えた。
「なんじゃ、アナスタシアか」
「なんじゃってことはないでしょ」
「見てわからんのか? わらわは今、こうしてゴーレムの整備を行っておる。お主と遊んでおる暇はない」
実際、マリアベルの前には巨大な機械仕掛けの人型がそびえたっていた。
バルバトス――魔弾の射手という異名で知られた遠距離砲撃型のゴーレムである。
こんな高度な機械を整備できるのは、このファルガイアでも一握りしかいない。
それは種族とも言い換えられるが、その種族は今や一人しか残っていなかった。
ノーブルレッド。人間を遥かに上回る超技術の所有者であり、謎めいた生態の異能者である。
このマリアベルは、ノーブルレッド唯一の生き残り。ゴーレムを扱える、たった一人の存在なのだ。
「そんなの後、後。面白い道具見つけたから、一緒に遊ばない?」
「……アナスタシア。お主な……」
マリアベルはくるりと振り向いた。
青い髪の女性……アナスタシアは、何かを隠し持つように手を背中に回して軽く笑っている。
「こうして平穏な時こそ、次の戦に備えねばならぬのであろうが。遊ぶなんぞと悠長なことは言っていられぬぞ」
「でもねえ……」
アナスタシアは、少しだけ心配そうな顔になる。
「マリアベル、ちょっと働きすぎじゃない? あいつは……しばらく姿を現してない。
 前の戦いでの一撃が効いたみたいね……多分、後一週間くらいは出てこないはずよ。
 だったら、今くらい休んでないと、次にあいつが現れた時にマリアベル倒れちゃうわ」
「うむう……」
391134:02/11/27 23:22 ID:bPxdq/mA
指摘通り、マリアベルはここ数日徹夜で働いていた。
何故なら――今のファルガイアは、焔の朱に包まれ、明日にも滅びてしまいかねないから。
焔の災厄……ロードブレイザーが、世界を焼き尽くさんと猛威を振るっているのだ。
ほとんど全ての人々が諦め、抵抗することさえ忘れてしまった、そんな中で。
それでも希望を失わず戦い続ける者が、ここに二人いる。
それがマリアベルと、そしてアナスタシア。災厄以前から友人だった二人は、戦いの中でますますその信頼を深めていた。

ロードブレイザーとの戦いは熾烈を極める。
ノーブルレッドが誇る超科学の産物、戦闘機械ゴーレムも次々に大破、撃滅され、それでいてロードブレイザーには有効打を与えていない。
それでも、足止めできるだけ通常戦力よりは役に立っているのだから辛い話である。
マリアベルがこうして徹夜でゴーレムを整備するのも、ロードブレイザーとの戦いを睨んでのことであろう。
この戦いに敗れたが最後、ファルガイアから全ての生命が失われてしまうのだ。
気負うのもまったく無理はない話、ではある。
「……だからって、マリアベルが倒れちゃったら、どうしようもないわよ?」
「そりゃ、もっともなんじゃがな……」
アナスタシアは、そんなマリアベルを心より心配しているらしい。
事実マリアベルの顔は、元々血の気が薄かったために今ではげっそりと衰えているようにすら見える。
「さりとて備えを怠る訳にはいかぬ。アナスタシア、お主の心遣いは感謝するがな。
 わらわは今や唯一のノーブルレッドよ。この星を守るためなら、身の一つや二つ惜しくは――」
「……私は、マリアベルを失いたくなんかない」
「……む……」
アナスタシアは――俯いている。その表情はマリアベルには見えないが。
392134:02/11/27 23:22 ID:bPxdq/mA
「私、マリアベルのこと、大好き。例えロードブレイザーを倒しても、マリアベルがいなかったらそんな世界望まない……
 他のみんなだってそう。私は……今のファルガイアが好きだから、戦ってるのに。
 ねえ、マリアベル……」
「う、むむむ……」
「お願い……無理しないで。私も頑張るから……ね、もうちょっと、休んで」
「お……お主が、そう言うなら、な。仕方あるまいて……」
やれやれ、とマリアベルは首を振る。顔がほんのり赤いのは……気のせいか。
ゴーグルを外し、手に持った機械の電源も落として――ノーブルレッドの少女は、思い切り背伸びをした。
「う……むむ。ふう。やれやれ、やはり細かい作業は目と肩に来るのう」
「お疲れ様」
一転して、アナスタシアはぱっと顔を上げてにこにことした笑顔になった。
「して……そういえばお主」
そんなアナスタシアの豹変ぶりに少しだけ眉を顰めつつ、マリアベルは言う。
「面白いものがどうしたとか言っておったの。なんじゃ、それは?」
「んふふ〜……それなのよ」
にま〜、と、いたずらっ子のような笑顔でアナスタシアはマリアベルを見た。
「な、なんなんじゃ」
「これ……何だと思う?」
後ろ手に持っていた『面白いもの』を、アナスタシアはさっと差し出す。それは、
「なッ……なななななななななッ!?」
「面白いでしょ〜」
棒状の物体、ではある。その先に向かうにつれて紡錘のように膨らみ、先端は収縮しているが。
マッチのような形状の、それをもっと随分大きくしたような――
有体に言ってしまえば、男性器を模した道具であった。
393134:02/11/27 23:23 ID:bPxdq/mA
「お、お主なんちゅう代物をッ……な、何が面白いかッ! このバカチンがッ!」
「そんなに怒らなくても……だいたいこれ、このノーブルレッドのお城から見つけたのよ?」
「な、なんじゃと?」
「マリアベルが機械いじりばっかりしてて暇だったから……倉庫漁ってたの。
 そしたらこんなの見つけちゃってね〜。ノーブルレッドもちゃんとやることやってたんだ〜」
「こ、高貴なるノーブルレッドはそんな下衆な道具なぞ作りはせぬッ! お、おおかたお主の性質の悪いいたずらであろうッ!」
マリアベルは顔を真っ赤にして反論する。
まあ、自分の知らない大人のおもちゃが家にあった、などと言われたら当たり前の反応かもしれないが。
しかし、アナスタシアはちょっと困ったような、それでも悪戯好きな笑顔でそれに答える。
「でもここに……ほら。『アーミティッジ製作』って掘り込んであるわよ〜?」
「……ぬなッ!?」
アーミティッジ。マリアベルの姓もまた、アーミティッジ。
「……これ、マリアベルの家族か……マリアベルのご先祖様が作ったってことよね?」
「なッ……そ、それ、はッ……ば、バカなッ……」
「しかもこれ、すっごい性能らしいのよ。マニュアルも一緒にあったんだけどね。えーと。
 『基本的に、これは女性が使用する道具である。
  己のクリトリスの部分に接合部を近づけると、ナノマシンによって擬似的な男性器として機能するようになる。
  使用者の遺伝子データを読み取り、精液を分泌することも可能である』……だって。
 すっごいわねえ、ノーブルレッドの技術って」
とくとくとアナスタシアは語るが、マリアベルは真っ白になって燃え尽きていた。
「わ、わらわの父上……母上……ご先祖様……な、なんちゅう代物を……」
「いいじゃない、面白いんだし〜」
「……ええいッ! アナスタシア、ただちにそれを渡せッ! 今すぐ処分してくれるわッ!」
マリアベルの目に光が戻った、と思ったらすぐに処分を要求してきた。
しかし、やはりアナスタシアはにんまりと笑ってその手を拒む。
394134:02/11/27 23:23 ID:bPxdq/mA
「駄目よ〜。勿体無いじゃない。せっかくだし……ね、マリアベル?
 私とあなたで……使ってみようか?」
「……はて、耳が遠くなったか? 今お主なんと……」
改めて、アナスタシアはにっこりと笑った。
「マリアベルと私で、これ使ってヤってみない?」
「……えーと、じゃな」
ノーブルレッドの少女は、額に手をあててじっくりと考え込んだ。
数分ほど、黙考を続ける。
その間もアナスタシアはにこにこと笑っていたが、ともかく。
「……アナスタシア」
「なぁに?」
ポシェットをごそごそと漁ると、ノーブルレッドの少女は白い薬草のようなものを取り出す。
「……ほれ。仙草アルニムじゃ。悪いことは言わぬ……明日までに治しておくのじゃぞ」
「別に、どこも悪くないわよ? 私」
「……頭が悪い」
「むッ……し、失礼ねッ!」
これには、アナスタシアもむうっと頬を膨らませた。
「どうして頭が悪いのよッ!」
「こんな馬鹿げた道具を使うとか言うところに決まってるじゃろッ!」
「せっかくの貴重な道具でしょッ!」
「お、お主自分の言うておることを理解しておるのかッ!?」
「もちろんッ!」
「う、うむむ……」
395134:02/11/27 23:23 ID:bPxdq/mA
この路線ではどうやってもアナスタシアを説得するのは無理と悟って、マリアベルは声を和らげる。
「……よく考えてみい。わらわとお主は女同士なのじゃぞ」
「男同士じゃこんなの使えないわよね〜」
「……そういう問題じゃないわい。そ、そのじゃな、同衾というのは……本来男女の営みで……」
「遅れてるわね〜。時代はなんでもありよ」
「お、お主は抵抗ないのかッ! わらわとそのようなッ!」
「まあ、ちょっとはあるけど……」
うん、とアナスタシアは軽く考える。
「でも、それ以上に――マリアベルと『そういうこと』してみたいかな、って気持ちもね」
「た……たわけッ! わらわはまだこんなに幼いのじゃぞッ!?」
「かもしれないけど……」
ふふ、と、後に聖女と呼ばれることになる女性は微笑んだ。
「マリアベルだって……ホントはそういうのに興味あるんでしょ?
 なんだかんだ言って、私と猥談すると随分嬉しそうに盛り上がるくせに」
「ひ、人聞きの悪いことを言うでないわッ!
 わ、わらわはお主が強引に卑猥な話をするから、仕方なく付きあっとっただけでッ……」
「嘘は駄目よ? 興味津々なくせに」
「嘘も何も――」
言いかけて、マリアベルは、はっ、と息を呑んだ。
396134:02/11/27 23:24 ID:bPxdq/mA
「そッ……」
「そ?」
「そういう問題ではないわいッ! 危うく誤魔化されるところであったが……
 問題点を列挙していくぞ? まず、そもそもなんでそんな……睦み合いなどせねばならぬのか。
 次にお主とわらわは女同士。根本的に道義に反しておる。
 更にわらわはまだ幼い。そのようなこと、出来るはずもあるまい……」
「だってやってみたいんだもの」
「お主は駄々っ子かッ!?」
「マリアベル……心は大人なんでしょ?」
「ぬッ……そ、そりゃ、お主らニンゲンに比べればのう」
「そうよねえ。私よりもうずっと年上だもんね、マリアベル。
 だったら……肉体的にはともかく、精神的には問題ないでしょ?」
「そ、それはッ……」
「肉体的にだって、この道具を使うなら問題なし。
 これ……マリアベルが付ければいいのよね。マリアベルにこれ使ったら流石にまずいけど、私にだったら問題ないし」
「む、ぐッ……」
たたみかけるように、アナスタシアの反証は続く。
「何より――私、マリアベルともっと深く仲良くなりたいな、って」
「深く……って、今でも……」
「そうだけど……でも、ちょっと、ね……」
ここにきて、アナスタシアの顔が少しだけ翳った。
397134:02/11/27 23:25 ID:bPxdq/mA
「……ロードブレイザーは、強いから……怖いの。本当は戦いたくなんかない……」
「アナスタシア……」
「それでも、戦わないと……私の好きな人、世界、みんな無くなっちゃうから……
 今だって、怖くて逃げ出したいくらい……でも」
「……むう」
「マリアベルが……みんながいるから、私戦っていられる。だから……
 もうちょっと、その私の力の源と、仲良くなってもいいんじゃないかなあって」
「う……む……」
「……嫌なら、仕方ないから。マリアベル、怒らせちゃったら……」
「……ああ、わかったわい……構わぬ」
「……え?」
「ヤってもよい、と言うておるのじゃッ! 二度も言わせるでないわッ!」
顔を真っ赤にしながら、マリアベルははっきりと叫んだ。
途端、俯いていたアナスタシアの顔がまたぱっと輝き、そのままマリアベルを抱きしめる。
「ふふッ……ありがと、マリアベルッ!」
「お、お主……ひょっとして……」
「これだから、マリアベル大好きよ……」
「……演技かッ! 全部ッ!」
マリアベルを抱きしめたまま、アナスタシアはふるふると首を振る。
「一部本音も混ざってるわよ? んー、でも結構演技入ってたかな……」
「ひッ……」
卑怯者ッ――と、マリアベルは叫ぼうとしたのだろう。
だが。
「ひきょ……むぅッ」
「んー」
その直前に、アナスタシアが唇をマリアベルのそれに重ねていたため、声にはならなかった。
398134:02/11/27 23:26 ID:bPxdq/mA
では、とりあえずここまでです。
……ううむ。
399マリアベル命:02/11/28 05:44 ID:82VNhV+K
・・・・・・・・・・・・・(熟読終了)
私は一向に構わんッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!

ゴチになりますたッ。
400名無しさん@ピンキー:02/11/28 10:27 ID:tJWSOjj0
アナスタシアたん萌え
マンセー!
続きをキボーン

広告うざいんでsageとく

401名無しさん@ピンキー:02/11/28 20:42 ID:1X8G5vgb
わーお!! 恐悦至極!!!
402134:02/11/28 22:06 ID:72aah1M5
演技にしろ何にしろ、一度言ったことを覆すなどノーブルレッドの誇りを汚す行為。
というより自棄になっていたのだろう。アナスタシアとヤる、というのを結局拒否はしなかった。
彼女はいつもの漫画走りで自分の寝室へと向かう。
「ちょ、ちょっとマリアベル、そんなに急がなくても大丈夫だってば」
アナスタシアはその少し後を遅れてついていく。
マリアベルがいくら急いでも足の長さの差で簡単に追いついてしまうのだが、
ノーブルレッド本人は顔を真っ赤にしたまま無言で走り続ける。
やがて、城の一段奥まった場所にある、マリアベルの寝室に二人ともたどりつく。
「ここに来るのも久しぶり――っちゅうのはなんかアレじゃのう」
「最近、生活リズムメチャクチャだからねえ……」
「昼夜を問わず暴れまわる災厄めが悪いんじゃ。とはいえ、本来わらわの寝室と言えば棺おけなんじゃがな……まあよいわ」
部屋の中央には、天蓋付きのひどく豪奢なベッドが置かれている。
マリアベル一人で眠るにはいかにも広すぎる程で、アナスタシアと二人でそこに並んでもまだまだ余裕がある。
「じゃ、私身体洗ってくるから」
「うむ……」
寝室にあつらえられた、簡易浴室にアナスタシアが向かう。
「……うむう。なんでこんなことになるやら」
腕組みしてマリアベルが考え込んでいると。
「ね〜、一緒にお風呂に入らない〜?」
浴室からそんな声が聞こえてきた。
「い、一緒って……い、いらんわッ!」
「女同士じゃないの〜」
「こッ――これからおかしなことをするというに、そんな余裕などないわッ!」
「あら、そう? 残念ね〜」
アナスタシアは、実にのんびりした様子でもある。
一人で困惑しているマリアベルとはひどく対照的だ。
「なんでわらわ、あんなのと友人になったのかのう……いや、わかってはおるが……ううむ……」
うんうん悩み続けて、それでも答えは結局出ることはなかった。
403134:02/11/28 22:06 ID:72aah1M5
アナスタシアとマリアベル。人間とノーブルレッド。
その二人は、ベッドの傍でお互い裸身を晒していた。
「相変わらず、マリアベルったら綺麗な身体してるわねえ……ホント、真っ白。もうちょっと日焼け……するのは無理か」
「当たり前じゃ。……お主も、まあ、人間にしてはそこそこ綺麗じゃな」
「ありがと」
とはいっても、アナスタシアの身体にはあちこちに細かな傷がついている。
当然の話だ。彼女は、毎日のように戦いを続けているのだから。
マリアベルだって、それは例外ではない。
回復の技で、どうにか目立たない程度に癒されてはいるものの、戦いの傷跡は確実に二人に刻まれている。
もっともそれを知っていたからこそ、二人とも綺麗だ、と。そう言ったのだろうが。
「……で、どうするのじゃ?」
「そうね〜……」
一瞬だけ考え込んだ後、アナスタシアはその手でマリアベルの身体に触れる。それは、まだ膨らみかけてもいない部分から。
「マリアベルはまだまだつるぺたよね〜。無理もないんだけど。私は、まあ、そこそこだけどね……」
ぺたぺたと遠慮なくアナスタシアは撫で回す。
「つ、つるぺたってな……当たり前じゃろうがッ。まだ幼いんじゃから……」
あまり愛撫という様子でもない。単に遊んでいるといった感じだが。
「う〜ん。これからに期待よね……」
「あと数千年もすればの……それなりにはなるじゃろ。母上から判断するに……」
「私はそれまでちょっと待てないけどね……ナイスボディなマリアベル見たいんだけどな……」
それから、マリアベルを横にして股間の部分に目をやる。
「ああ、やっぱりこっちもまだまだ未発達ね〜。まだつるっつるだし……」
「……あ、あんまり変なところばっかり見るでないわい」
「……んー」
ぺろり、とアナスタシアはそこを舐めてみた。
「ひぅッ……き、気持ち悪いのう、なんか」
「うーん。やっぱり早いかな……」
「じゃから言ったのに……」
ふう、と二人ともため息をつく。
404134:02/11/28 22:07 ID:72aah1M5
「……で、こうなる訳か?」
「だってマリアベルを感じさせるっての無理っぽいんだもの」
「……なんでわらわがせねばならんのじゃ、こんなこと」
アナスタシアの股間に顔を埋めて、マリアベルはぶつぶつとぼやいている。
「だいたい舐めろとかなんとか言われてもさっぱりわからんわい。
 わらわを何じゃと思っておるのか、このたわけは」
「マリアベルって愚痴っぽいわね……なら、仕方ないから……ちょっと離れてて?」
「うむ?」
アナスタシアは秘所をわざとマリアベルに見せ付けるように、股を開いている。
随分と大胆な格好ではあるが、もう自棄になっているマリアベルにはどうでもいいようだ。
もちろん、自分からそうやっているアナスタシアはまったく頓着ないらしいが。
「自分である程度やって見せるから……」
「じ、自分で、か……」
「うん」
とりあえず、アナスタシアは右手でクリトリスを弄り始めた。
「うッ……ん……」
マリアベルはごくんと息を呑む。
自分で自分のいやらしい場所を弄る親友。
目をそらそうにも、ちっとも離すことが出来ない。
「……や、やあねえマリアベル。そんなにじっと見つめてたら……」
「……えッ」
「い、いつもよりちょっと感じてきちゃうッ……」
さら、と、少しだけアナスタシアの秘所から愛液が流れ始めた。
まだまだ少量なのだが、マリアベルにはなかなか刺激が強い光景でもある。
405134:02/11/28 22:08 ID:72aah1M5
「ふうッ……」
今度は、左手の人差し指をその流れ始めた場所にゆっくりと入れてみる。
「マリアベル……まだ、見てる?」
「そ、それは……」
「うん……視線、感じちゃうわね……」
くちゅりくちゅりと、卑猥な音がマリアベルの耳のも聞こえてくる。
「な、なんか変な気分になってくるのう……」
「ふふ、マリアベルも感じてる? んんッ……」
アナスタシアは、わざと見せ付けるように指の動きを早くした。
もう一本添える指を増やして、ますます音を高くする。
「ああッ……マリアベルに見られてると、感じちゃうッ……」
やや芝居がかった口調なのだが、経験の少ない――いや、皆無のマリアベルには効果十分。
「な、なんじゃ、この気分……」
ドキドキと胸は高鳴っている。興奮しているのは確かだ。
くちゃくちゃと、ますますアナスタシアはいやらしい音を立ててくる。
「マリアベルッ……ちゃんと見ててッ……」
「う、うむむむッ……」
いつしか、マリアベルもまた自分の秘所に手を伸ばしていた。
まだ幼いはずのそこが、少しだけ柔らかくなっている、ような気がする。
「……アナスタシア」
小声で名前を呼ぶと、アナスタシアは小さく微笑んでそれに答えてくる。
「マリアベルッ……気持ちいいッ……」
「うッ……」
ぴりりと、マリアベル自身にも微妙な刺激が走った。
406134:02/11/28 22:09 ID:72aah1M5
アナスタシアは相変わらず自慰を続けていて、わざとマリアベルに見せ付けるようにぐちゅぐちゅと弄っている。
「マリアベルッ、マリアベルッ」
艶のかかった声で名前を呼ばれると、ますますマリアベルも妙な気分になってしまう。
「な、なんか……わらわ、おかしいぞ……」
「……ふふ。マリアベル、可愛い……」
少し楽しそうに自分を慰めつつ、困惑しているマリアベルをアナスタシアは優しく見つめている。
見ていると、恐る恐るといった様子でマリアベルも自分の秘所を弄り始めているのだ。
「ああ、マリアベルが見てると気持ちいいッ……」
「へ、変なことを言うでないッ……」
マリアベルは、入り口のあたりを撫でるだけで身悶えている。
ちょっと考えて、アナスタシアは優しい声で呟いた。
「……そこのちょっと上。クリトリスも弄ってみたら?」
「え、何を……」
「アドバイス、よ……」
これまた恐る恐るといった様子で、マリアベルはそっと助言に従ってみる。
407134:02/11/28 22:10 ID:72aah1M5
軽く、そこに触れた瞬間。
「ひうぅッ!?」
「……どう?」
「な、なんか……き、気持ちいいのかどうかもわからぬ、が……す、凄い……」
「マリアベルも……案外、大人っぽいじゃない……」
それから、アナスタシアは変わらずマリアベルを挑発するように自慰を続け。
マリアベルは、恐る恐る自分を刺激しつづけ。
くちゅくちゅくちゅ、とお互いの秘所から音が立ち、城の寝室に密かな和音を奏でる。
「あ、マリアベルッ……」
「う……アナスタシア……」
二人ともが、お互いの名前を呼んで。
「ふうッ……ね、一緒にイきましょッ……」
「行くってどこに……ふあああッ……」
アナスタシアが一際激しく指を動かしたのを見て、つられてマリアベルも覚えたての動きを早くする。
そして――
「はあッ……ん、いいッ……!」
「あ、アナスタシア……ッ!」
アナスタシアは、ぴくぴくと全身を痙攣させて。
マリアベルは、目をとろんとさせたまま。
二人ともが、一つの区切りを達成した。
408134:02/11/28 22:13 ID:72aah1M5
ひとまず今日はここまでです。
毎回のことながら、結構長いですね……
409134:02/11/29 02:09 ID:C/e0mvId
「……はあ、はあ……あ、アナスタシア……」
「マリアベル……可愛かったわよ……」
アナスタシアの方から、マリアベルにキスをする。
舌を絡めての大人のキス、だがマリアベルも素直にそれに応じた。
「ふふ」
いとおしそうに、アナスタシアは小さなノーブルレッドを抱きしめる。
「ふう……おかしい……わらわ……」
「おかしいってことはないわ……自然なことだもの……って、人間じゃそのくらいの年齢だとちょっと不自然よね……
 ま、まあ、実年齢は私より年上なんだから……やっぱりおかしくないわ」
「……よくわからぬが」
まあいいじゃない、とアナスタシアは言いくるめる。
それから、ベッドの傍においてあった例の道具を手にとった。
「じゃあ……これ、使ってみる?」
「う……」
どうにも、慣れないマリアベルが見るとグロテスクな代物である。
「でもマリアベルお得よね〜。これ使えば、男の子の快感が味わえるみたいだし……」
「そ、そうなのか?」
「女の子のとはまた一味違うって言うしね。いずれ、マリアベルも女の子の方を味わうんだろうし……
 なかなかいないわよ、そういう人」
「……どーも、お主の言うておること、どっかおかしい気はするぞ」
「まあ気にしないで」
押し切るように、それをマリアベルに近づけていく。
「う……や、やっぱり、つけねば駄目……か?」
「だってこれを試すためにこういうことしたんだもの……ここまで来て、ね?」
「わ……わかったわい……」
戸惑いながら、アナスタシアから受け取った擬似性器を自分のクリトリスに押し付けてみる。
「……ん?」
触れた瞬間、ぴりっとした刺激が走った気がする。が、それだけだ。
自分にくっついたりといったことは何も起こらない。
410134:02/11/29 02:10 ID:C/e0mvId
「アナスタシア?」
「ああ、なんかパスコード言わなきゃ駄目らしいのよね。じゃ、ちょっと失礼して……」
マリアベルの股間につけられている、それに向かって小さくアナスタシアは呟いた。
「……………………き」
「え?」
アナスタシアの呟きが終わった瞬間。
「う……うあッ!?」
ぞわり、と。
クリトリスの周囲に、何かが吸い込まれていくような奇怪な感触が走る。
「き、気持ち悪ッ……」
「わあ……」
あっという間に、マリアベルの股間には立派なものがくっついてしまった。
「な、なんちゅう代物じゃ、これは……」
「さすがノーブルレッド……本物そっくりねえ……」
戸惑うマリアベルには構わず、アナスタシアはそのペニスをぺたぺたと弄り始めた。
「うわ、生暖かいッ。さっきまで金属っぽく冷たかったのに……」
「こ、これ」
変なものを付けられて戸惑うマリアベルに構わず、アナスタシアは少し楽しそうにそれを弄る。
「大きさは結構なものよね……うーん。このくびれなんかホントによくできてる……」
「あ、あんまり触ると……くッ」
「さわり心地は……えッ?」
ぺたぺたと弄くっていたら、突然マリアベルに生えたペニスがびくんと跳ね上がった。
直後に、白い液体がそこから発射されてしまう。
「ほッ……本当に、射精までするんだ……」
これにはアナスタシアもびっくりしたらしい。
手にかかった精液をぬぐいもせず、呆然とまだ精を吐こうとしているマリアベルのそれを眺めてしまう。
411134:02/11/29 02:11 ID:C/e0mvId
「う、ううう……ま、また変な気持ちになってしもうた……い、今のは……」
「今のが射精……男の子の快感ってヤツね……にしても、ちょっと早いわよマリアベル」
「そういわれても、じゃな……」
困ったようにマリアベルは頭を掻く。
「こんなの初めてなんじゃから。加減もなにも出来る訳がなかろうに」
「それもそうだけど……まあ、いっか。じゃ、本番行ってみる?」
「本番……というと……」
「もちろんッ。私とマリアベル、夢の合体、ってやつね」
露骨な表現に、マリアベルはまた顔を赤くする。
「お、お主と……」
「うん。それが最終目的だもん、ね?」
「……うむむ……」
この期に及んで、マリアベルは悩んだように頭を抱えた。
「どうしたの?」
「や、やっぱり、こういうのは、じゃな……不自然っちゅうか……」
「……もう。まだそんなこと言って」
「あ、当たり前じゃろうがッ……」
「そんなこと言うマリアベルには……」
にっ、とアナスタシアは不敵に笑う。
それに一瞬戦慄したマリアベルだが、そんなことはアナスタシアには関係ない。
すぐに、ベッドの上に無理やり仰向けで寝かされてしまった。
「こ、これ、何をするつもりじゃ」
「マリアベルがやってくれないなら……私がやっちゃおうかな」
「な、何と……ッ!?」
右手でマリアベルのペニスを掴んで、自分の秘所へと誘導する。
412134:02/11/29 02:12 ID:C/e0mvId
「じゃあマリアベルの大事なもの……頂きますッ」
「や、やめ――」
つぷっ。
わずかに音が響いた、次の瞬間。
「うッ……うああああッ!?」
ずん、と、アナスタシアの奥にマリアベルのそれが届いた。
びゅるるるッ!
同時に、その先からまた白い液が飛び出してくる。
「うあッ……ま、マリアベル……また……」
「ひッ……ひぁッ……」
中に熱い感触を受けて、アナスタシアが少し呻いた。
一方のマリアベルは、また声も出せずにあえいでいる。

「やっぱり早すぎるわね……」
「あ、うあ、あ……」
胎内にマリアベルの放ったものを感じて、アナスタシアはちょっと困ったように呟く。
「敏感すぎるのかしら? マリアベル、まだちっちゃいし……って、あれ?」
ぼやきかけて、ふっとアナスタシアは怪訝そうな表情になる。
「……まだ、固い……ひょっとして……」
「……う、う……」
呆然としているマリアベルは放って置いて、アナスタシアは少し腰を回してみた。
「ひぁぁッ!」
それだけでまたマリアベルは悲鳴をあげてしまう。
が、それには構わずアナスタシアは膣口を締め上げたりもしてみる。
「ひ、ひうッ……」
「ちょっと我慢しててね……」
アナスタシアはマリアベルを責め立てる。
アナスタシア自身も、少女の身体には不釣合いなサイズのそれに中を揺さぶられて快感があるが、自主的な動きはないのでそれ程でもない。
もっともマリアベルにとってはもう意識も飛びそうなほどの快感で、また。
びゅるるるるるるッ……
413134:02/11/29 02:13 ID:C/e0mvId
「これで三度目ッ……やっぱり、熱いッ……!」
「ま、またあッ……あ、アナスタシアッ!!」
どろどろとアナスタシアの膣内にマリアベルの粘液が流し込まれてしまう。
「……ふうッ……」
一息ついたアナスタシアは、改めて胎内の感触を確かめてみて……こくんと一人で頷いた。
「やっぱり……」
一方、度重なる快感に目を白黒させているマリアベルに対し、そっと耳元で告げる。
「大変よ、マリアベル」
「……う……な、なんじゃ……」
「あなたのそれ……もう三回も出したのに、全然小さくならないの」
「……え?」
「普通、男の子って出したらしばらくは小さくなるのよね。体力ある子にしたって、ある程度時間が経たないと回復しないもの。
 だけど……あなたのそれ、出してもずっと固いまま」
「ど、どういうことなんじゃ……?」
「つまりね……」
何度射精しようが、決して衰えはしない。何故なら、そのペニスは作り物、だから。
擬似的に身体に接合していようと、作り物であることに変わりはない訳だ。
「……だから……やろうと思えば、一晩中ヤってることも……」
「な……なんとッ……」
あまりのことに、マリアベルは少しめまいを起こす。
「で、では、どうするのじゃ? 終わらないとは……」
「まあ、きりのいいところで終わらせるってのが現実的なんでしょうけど……」
ふむ、とマリアベルは頷く。だが。
「でもマリアベルちょっと敏感すぎるし……私があんまり気持ちよくなれないのよねえ……
 いっくら回数があるっても、一回一回がこれじゃあ……」
「う……す、すまぬ」
「もうちょっとこらえて、私も気持ちよくして欲しいんだけどなあ……」
ゆるゆると胎内のマリアベルを締め付けながら、流し目で彼女を見つめる。
「むう……わ、わかった。どうにか、努力してみる……」
「頑張って、マリアベル」
414134:02/11/29 02:14 ID:C/e0mvId
案外早く出来たので、続きでした。
……ううん。
415名無しさん@ピンキー:02/11/29 13:12 ID:6+JIKr/j



今までのSMビデオが物足りなく思える過激すぎるアブノーマル映像の数々!
http://www.oshioki.net/video.html
416名無しさん@ピンキー:02/11/29 16:55 ID:RLSoJxME
マリアベルたんにイカされるアナスタシアたんキボンヌ!
417134:02/11/29 19:58 ID:C/e0mvId
「ふッ……くッ……」
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ。
ゆっくりと、ではあるが。
マリアベルは、わずかずつ腰を突き上げていた。
「うん……いいわよ、マリアベル……」
あまり相手を刺激しすぎないように、アナスタシアの動きはゆっくりだ。
それでも敏感過ぎるマリアベルには随分辛いようなのだが。
「うッ……ま、また出そうに……」
「あら……じゃあ、ちょっと休憩、ね……」
一旦、動きを止める。
アナスタシアはまだまだ余裕があるらしく、わりと平然としているが、下のマリアベルはほとんど限界ぎりぎりである。
荒く息を吐きながら、朦朧とした目で身体の上の友人を眺めている。
「ううう……どうにもこういうのは慣れんわ……」
「う〜ん。どうにかならないかしらねえ……」
考えていたアナスタシアは、ふとマリアベルの顔を見た。
口がしどけなく開かれて、はあはあと息をついている。
「……ん?」
その口の中の、きらりと光る犬歯――人間のそれよりも遥かに鋭く長い――を見て、ふっと思いついたように呟く。
「……ねえ、マリアベル?」
「な、なんじゃ……?」
「あんまり、そこばっかりに意識が集中するから、敏感になっちゃうのよね?」
「そッ……そう、かのう?」
「多分それが原因だと思うの。特にノーブルレッドって人間より鋭いところあるし……」
考え込んだまま、アナスタシアはふっと小さな笑みを口元に浮かべる。
「つまり、別の部分に意識を集中させればいいってことになるわね」
「むう」
「で、別の部分って言うと……」
そっと指を伸ばし、マリアベルの口元に触れた。
「ねえ……私の血、吸ってみない?」
「……何ぃッ!?」
418134:02/11/29 19:59 ID:C/e0mvId
「お主な……どこまで無法なことを言えば気が済むのじゃ」
「おかしいかな?」
「おかしいも何もッ……それが何を意味するかわかっておるのかッ!?」
「いや……ちょっとくらいなら、私がノーブルレッドの眷属になっちゃうようなことはないでしょ?」
「ま、まあ、そりゃ少しならの。じゃが……」
「最近栄養不足気味でしょ? 私は――、一応栄養だけならちゃんと取ってるし……」
「し、しかしな。お主とて前線で戦う戦士じゃろうが。迂闊に血など吸っては……」
反論を繰り返すマリアベルだが、アナスタシアはめっとでも言うように指を一本彼女の目の前に出した。
「なッ」
「お姉さんの言うことは素直に聞くものよ? さっきも言ったけど……マリアベル、最近働きづめなんだから。
 戦ってる時以外はそれなりに休んでいられる私より、下手したら消耗大きいはずよ?」
「う……むう……」
「それに、この仮説が正しければ……私も気持ちよくなれそうだしね〜」
「結局それかい」
はあ、とため息をつく。やっぱりアナスタシアには敵いそうもない、とある種の悟りのため息か。
「……うう。わかったわかった。吸えばいいんじゃろ、吸えば」
「そうそう、素直が一番よッ」
そう言うが早いか、早速繋がったまま身体を起こしてマリアベルを抱き上げる。
身長の関係で、首筋にまで牙を届かせるのは少しマリアベルには無理な姿勢になってしまうが。
「ううむ……誇り高きノーブルレッドの口付けを、こんなところでする羽目になろうとは」
「こんなところだからいいんじゃない」
はあ、とまたため息をついて、改めてマリアベルは牙を首筋に這わせた。
「で、では……本当によいのじゃな?」
「うん。たっぷり吸ってね?」
「たっぷり吸ったらややこしい事態になるわい。むう……ええい、もう自棄じゃッ」
せーの、と小さく呟いて。
マリアベルは、思い切って――アナスタシアの血管に、その牙を付きたてた。
419134:02/11/29 20:01 ID:C/e0mvId
「痛ッ……」
ちくりとした感触がアナスタシアの首筋に走った瞬間、マリアベルに据え付けられたペニスがどくんと脈打つ。
「ん、んッ……」
中で一際大きく震えたように感じられる。
アナスタシアは、血を吸われるという奇妙な感覚を味わいながらも、膣内での変化もまた感じ取っていた。
「ま、マリアベルッ……な、なんか急に凄くなったわねッ……」
慌てて、腰を動かし始めた。
「んーッ!」
きゅうきゅうと締め付けられて、中のペニスはぶるぶると震える。
マリアベルもまた、血を吸いながら夢中で腰を動かし始めた。
「あ、マリアベルッ……」
お互い、奇妙な快感に小さな感動さえ覚えてしまう。
アナスタシアは――
「や、なんか、変ッ……力が抜けちゃうッ……」
どくどくと首から生気が失われていく、そんな奇怪な感触と、
「うあッ……そ、それにちょっと激しッ……」
急に力強くなったマリアベルの動きが膣壁を擦る感触で、たまらず悲鳴をあげる。
噛み付いているマリアベルも、言葉こそ出ないが全身をひくひくと痙攣させながらアナスタシアを愛しむ。
「ん、んん、んんッ」
こくこくと生暖かい血潮が喉奥に流し込まれていく。それは、身体の全体が満たされるような美味しさだ。
同時に、股間に生やされた擬似ペニスも、アナスタシアの肉の味を求めて激しく震える。
「んんッ……」
上ではとろとろと血を飲み干し。
「はあッ……す、凄いわ、マリアベルッ……」
下では、ぐちゅぐちゅと繋がった場所が音をたてる。
牙から零れた血がそこに垂れて、少しだけ赤い色が混ざった愛液が流れ出る。
アナスタシアの膣内は、混乱したように激しく収縮し、中に収めたマリアベルを離さないように締め付けを強めた。
「ひッ……んッ……!」
その快感を味わって、またマリアベルもびくんと身体を震わせる。
アナスタシアの血と肉を味わうように、上と下で激しい律動は続く。
420134:02/11/29 20:02 ID:C/e0mvId
「あ、はッ……ま、マリアベルッ……も、もう、もうちょっとでッ……」
「んッ……」
アナスタシアの目から、少しだけ涙が零れた。
悲しみの涙ではない。マリアベルが与え、そして自分から奪われていく血が生み出した、歓喜の涙。
「ん、んッ……」
「マリアベル……美味しい? ねえ、私……」
その問いに、マリアベルは腰の動きと、それからこくんと小さく頷く頭で答える。
「う、うれしッ……あ、いぃッ……」
もう、アナスタシアの方にも余裕はない。
必死でマリアベルの上と下の攻撃に耐え、しかし限界はやがて訪れて。
「あ、い、いっちゃうッ……マリアベルに吸われながらいっちゃうッ……」
「んッ……!」
ぐちゅっ、ぐちゅっ。
マリアベルもほとんど限界を迎えつつあった。
満たされていく血の味が、ますますペニスをいきり立たせる、ような気もする。
「んんんんッ……」
「……ぁッ……ま、マリアベルッ……もう、もうッ……」
二人のやりとりはとうとう臨界を越えて、そして。
「んーーーッ!」
「うあッ……いッ……気持ちいッ……!」
びゅるッ……るッ……
だくだくと、マリアベルの擬似ペニスから、アナスタシアの胎内を埋める白い精が吐き出された。
同時に、ぴくぴくと膣内も震え、アナスタシアの絶頂の訪れを告げる。
「んッ……あ……」
「……ッ」
ノーブルレッドと人間。二つの種族は、ほとんど同時にその頂へと登りつめた。
421134:02/11/29 20:03 ID:C/e0mvId
「……ふうッ……なんか、病み付きになっちゃいそうねえ」
マリアベルを抱きしめたまま、アナスタシアはふっと呟く。
ともあれ、ゆっくりと牙が抜かれる。
「……ん」
「う……ちょっと痛いわね……」
真新しい傷口から、少しだけ血が流れ出てきた。
その小さな二つの穴を、マリアベルはぺろぺろと舐めてみる。
「ま、マリアベル……ちょっと、くすぐったいってば……」
「……せっかくの血じゃ。勿体ないであろう」
「ちょっとなのに……案外、しっかりしてるわねえ」
やがて血も止まり、ようやくマリアベルは顔を離した。
それから、すぐにアナスタシアと繋がっている下の方も引き抜く。
「あら、せっかちねえ」
「……も、もう終わったゆえ、構わぬであろうが……」
冷静になると、余計に気恥ずかしいらしい。
「ああ、もうッ。とにかく……こんな珍妙な代物、いつまでもぶらさげていたくないわッ。
 さっさとこれを取り外すぞッ!」
「そうねー……」
422134:02/11/29 20:03 ID:C/e0mvId
マリアベルは、すぐに手で無理やり外そうとする。
が、神経部分にまで影響しているためか、そんなことをすると痛みも走ってしまう。
「うッ……こ、これ、アナスタシア」
「んー?」
「ど、どうやって外すんじゃ? これは」
「ああ、つけた時とおんなじよ。パスコードを言えばいいの」
「なら、早くせい」
催促されても、なぜかアナスタシアは動かない。
「……ど、どうしたんじゃ?」
「それがね……付けるのは別に他人でもいいんだけど、外すのは本人が言わないと駄目らしいのね」
「ややっこしいのう」
「作ったのはあなたの親族でしょ。私に言われても……」
「むう……まあよい。ならわらわが唱えるだけじゃ。さっさとパスコードとやらを教えぬか」
その言葉ににんまりと笑うと、そっと耳打ちなどする。
アナスタシアの言葉を聞いた途端、マリアベルの顔はまたかあっと赤くなった。
423134:02/11/29 20:03 ID:C/e0mvId
「お、お主ッ……」
「いやあ、見つけた時に設定しろって書いてあったからね。冗談っていうか出来心だったんだけど……あはははは……」
「……わざとじゃろ。絶対最初からこうするつもりだったんじゃろ。相変わらずお主は……」
「まあいいじゃない。ほら、早く唱えないと」
うぐ、と小さく呻いた後、マリアベルは俯きながら小声でその『キーワード』を呟いた。
「……………………き……」
しかし、くっついたそれはちっとも外れる気配がない。
「そんな小さな声じゃ駄目よ。もっと大きくはっきりとッ」
「う……むむ……」
にこにこと笑いながら、アナスタシアはじっとマリアベルを見つめている。
「ええいッ……あ、アナスタシア大好きッ!」
その言葉が響いた瞬間、また先ほどと同じように股間に奇怪な感触が走る。
「ぬッ……く……」
直後には、元通り金属で出来た擬似性器がベッドの上に転がるのみとなった。
マリアベルの身体には、少しも跡は残っていない。
それで少しだけほっと息をついた、が。ふと顔をあげるとにんまりと笑みを浮かべるアナスタシアがいる。
「……ふふ〜」
「お、お主……」
「私もマリアベルのこと大好き〜」
「だあッ……いい加減にせんかッ!」
424134:02/11/29 20:04 ID:C/e0mvId
「……あ、なんかちょっとふらっとするわね」
「ちと、多めに吸ってしまったからのう……眷属にはならぬ量じゃが、貧血にはなるやもしれぬ」
また二人ともゴーレムの格納庫に戻ってきていたが、仕事をしている様子はない。
さすがに、あんなことをした直後ではやる気もおきないというものだろう。
「じゃあ鉄分取ってよく寝ないと……マリアベルはどう? これだけ血吸って、気分良くなった?」
「それはまあ、な。お主の血はなかなかに美味じゃったし……やや不本意じゃが、大分健康にはなったぞ」
事実、マリアベルの顔色は先だってと比べて明らかに血色が良くなっている。
やや顔が赤いのはまた別の理由だろうが、肌もつやつやとなめらかになっているようだ。
「よかった。それにしても……結構マリアベルも積極的だったわね」
「……お主の毒気にあてられただけじゃ」
「毒って……そ、そうかな?」
「当たり前じゃ。まったくお主と来た日にはつくづく下衆で……」
「いいじゃないの、ねえ? 私はいんやらしいお姉さんなんだから」
ちっとも悪びれないアナスタシアに、マリアベルはふうと軽くため息をついたが、すぐに苦笑混じりの顔に戻った。
425134:02/11/29 20:04 ID:C/e0mvId
「まあ……それがお主の美徳というか、特徴じゃからのう。口にして詮無きことではあるが……」
「ならいいでしょ。うん……それにしても、結構疲れちゃったかな……」
くっと伸びをして、アナスタシアは立ち上がった。
「じゃあ、私はしばらく休んでくるけど……マリアベルは?」
「血吸ったからの。むしろ今は健康体じゃ。また整備に汗を流すとするわい」
「大変ね……それじゃ、頑張ってね」
ふらっと、やや頼りない足取りでアナスタシアは格納庫を出て行こうとする。
と、入り口のあたりで、ふっと振り向き、
「……そのうちもう一回やる?」
「……やらんわッ!」
「えー。男の子とはまた色々違って、結構いい感じだったんだけど……」
「お、お主はッ!」
「まあ、気が向いたらやりましょうねー」
「……未来永劫気など向かぬわいッ!」
残念そうに部屋を出て行った。

もっとも。
たとえマリアベルの気が向いたとしても、その言葉は果たされることはなかったであろう。
この日からまもなくのこと。
アナスタシアはロードブレイザーとの決戦に赴き――そして、二度と帰って来ることはなかった。
426134:02/11/29 20:05 ID:C/e0mvId
あれから数百年の時が過ぎて、マリアベルも少しだけ大きくなった。
ファルガイアという星全体も大きく様変わりしたし、ロードブレイザー以外の恐るべき危機に瀕したりもした。
それでも、まだあの時の忌まわしい――というか、思い出の品は手元に残っている。
ぼんやりと見つめながら、マリアベルは軽くため息をついた。
「……ふう。なんじゃろうな。こんな下品な道具はさっさと処分してしまいたいが……」
何故だろうか。どうしても、捨てる気にはならないのだ。
「……ま、よいか。どうせもう永久に使わぬとは言え、これとて貴重なノーブルレッドの遺産の一つ。
 また倉庫にしまっておくかの……」
誰に言うともなく、マリアベルは一人ごちた。
「もう一回、か。はて……応じてやるべきだったのかのう……って、そりゃないな。
 ふむ。それ以前に、まだわらわ女の子の方、とやらを味わっておらんし……あんな思い出ばっかになるのもなんじゃしな。
 やれやれ、今になってもあやつには敵わんか……」
少しだけ苦笑した後、機動デバイスであるアカとアオに命じて道具を倉庫に運ばせる。
多分、もう二度とあの道具を目にすることもないだろう。
「……さ、休憩は終わりじゃ。ファルガイアの支配者たるわらわには、まだまだやることは無数にある。
 あまり昔にばかりこだわってもいられまい。
 だいたい、わらわに色恋沙汰なんぞ似合わんしの。そうであろ? アナスタシア……」
今でもどこかでファルガイアを見守っているであろう、旧友に呼びかけると――
もう、世界でただ一人のノーブルレッドは、寝室を後にした。

「……うーん。マリアベルもねえ……」
それをどことも知れぬ場所に置する記憶の遺跡から眺めながら、腕組みしてアナスタシアはどうも困ったように呟く。
「可愛いところあるんだから、そんなに捻くれなくてもいいのに。
 ああ、早くあの子もこう……誰かと一線越えないかしらねえ。すっごい見たいわ……
 ……どんな顔するのかしら?」
本人が聞いたら卒倒しそうなことを呟きつつ、アナスタシアもふふっと笑った。
例え世界さえも分かたれた今でも――色々な意味で、この二人はまだまだ繋がっている、のだろう。多分。
427134:02/11/29 20:09 ID:C/e0mvId
こんなところです。
次はどうするか、まだはっきり決めていませんので、
いつになるかはわかりませんが、また出来れば近いうちに……

では、長々と失礼しました。
428名無しさん@ピンキー:02/11/29 21:41 ID:jCK1bLH/
親分最高!!!
429名無しさん@ピンキー:02/11/29 23:10 ID:zQmnxy6s
>>134
神。
430名無しさん@ピンキー:02/11/30 20:49 ID:z0TK5BiE
ワイルドアームズは基本的に和姦だね。
強姦はカノンくらいしか思いつかんよ。 3やったことないし
431□□日本最大のわりきりサイト□□:02/11/30 20:57 ID:WWJU7Wn7
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432名無しさん@ピンキー:02/11/30 21:06 ID:yROE21tK
433名無しさん@ピンキー:02/11/30 23:33 ID:qDv5hthy
>430
あ、あんた!何言ってんの!(←ブライト風)
WAならではの強姦陵辱がわんさかあるではないか!
ジェイナスはヴァージニアに「殺して、辱めてやる……!」
とまで言ったんだぞ!まあ、3のネタだけど!
ああ〜、アルハザードにイキ狂わされるエルミナを、誰か書いてくれえ!
434名無しさん@ピンキー:02/11/30 23:46 ID:ss6pVuSg
134氏お疲れ様です。
いつもいい作品をありがとうございます。
次はマリエルたんを期待したいものです。
435430:02/12/01 14:34 ID:/g8ePey1
だから、3がないの。
るーるーるー・・・・・・。
436名無しさん@ピンキー:02/12/01 20:46 ID:/g8ePey1
age
437名無しさん@ピンキー:02/12/01 22:33 ID:bmNwasvM
早く帰ってきて神様!!!
438名無しさん@ピンキー:02/12/01 22:33 ID:g7gyZa0o
439名無しさん@ピンキー:02/12/02 09:06 ID:to4RfXxm
アルハザードにイキ狂わされるんだったらセシリアっしょ。
陵辱系を希望してみまつ。
440名無しさん@ピンキー:02/12/02 21:33 ID:EBdyTVeQ
コミカルにいくならトカ&ゲーにひどい目にあわされるリルカ、とかも>陵辱
こう、マリアベルとの超科学対決がヒートアップして、「どっちのマシンがより
気持ちいいか」の実験台に選ばれたりなんか。
441名無しさん@ピンキー:02/12/03 00:29 ID:p4cdNlKZ
ベア×ジェット×ヴァー

よく考えたら2,3の主役はでてない気が。
442名無しさん@ピンキー:02/12/03 22:30 ID:60gUO5HJ
アルハザードでセシリアかエルミナかは迷うところだがレアな分、エルミナキボーン。
最近降臨していないがきっと忙しいんでしょう。
443名無しさん@ピンキー:02/12/03 22:33 ID:UQSxjewf
444名無しさん@ピンキー:02/12/04 18:19 ID:/9wTXQAy
hosyu
445名無しさん@ピンキー:02/12/05 01:34 ID:egzstp+q
>>134
アナスタシア×マリアベル、ヨカッタ

一線越えちゃうマリアベルたん禿しくきぼんぬ
相手はトニー&スコットで
446134:02/12/05 03:29 ID:PCTc/CSS
全然リクエストとかと関係ないんですが……
シュレディンガー姉弟×ベアトリーチェってのは、いい……でしょうか。
447名無しさん@ピンキー:02/12/05 04:35 ID:elXQcEqe
>>446
お願いしますッ!
448名無しさん@ピンキー:02/12/05 15:46 ID:uBb56Iu3
萌えるしエロいし文章上手いし、>134さんは本物の神だ…
次回作も楽しみにしております。
449名無しさん@ピンキー:02/12/05 17:31 ID:PJ0Exuzk
アルハザードでセシリアかエルミナ両方希望はだめ?
いっそのこと二人混ぜて書くワイルドアームズ1の壮大な陵辱SS見てみたい。
450名無しさん@ピンキー:02/12/05 19:18 ID:hma1TG3q
実は大戦中、女性兵士(ショタ)の性欲の捌け口としても使われていたロディ
451名無しさん@ピンキー:02/12/05 21:27 ID:eJRxFD05
の同型機だろ。
452名無しさん@ピンキー:02/12/05 22:09 ID:rP6r2gka
ロディ本人はゼペットが見つけた時はまだ赤ん坊だったしな。
453134:02/12/06 00:24 ID:WVb/00EH
小説版読んだらなんか色々な意味で気の毒になって書き上げたんで、
結構妙な出来の気はするんですが……あげさせてもらおうかと。
あ、それから、私自身はどうも陵辱ものが書けない体質なんですよね……
読むのは平気なんですが。書こうとするとどうも……
ご期待なさっている方がいましたら、申し訳ありません。

ちりちりとモニターが明滅する。
今のファルガイアでは本来有り得ない技術によって作られた、高度な液晶モニターである。
そんなものを使いこなせるのは、人間の中でもトップクラスの技術者であった七人委員会くらいのはず。
なのだが、今モニターの前で腕組みして考え込んでいるのはうら若き女性であった。
もちろん、七人委員会であるはずがない。彼女は渡り鳥なのだから。
マヤ・シュレディンガー。それが、モニターを見つめる眼鏡の女性の名前である。

「……ってことは、ここをこうすれば……」
彼女の手元には、文字が書き込まれた奇妙な板が置いてある。
キーボード、という名前のその板もまた、ロストテクノロジーの産物という。
時折彼女は手を滑らして、その板を細かに叩いたりもする。
すっかり夜も更けて深夜とも言える時間なのだが、彼女は夢中で何かを行っているようだ。
そんな彼女の傍らには、ひどく眠そうな顔の少年が立ってそれを眺めている。
「ふわ……熱心だね、姉さん」
「……大事な仕事って言ったでしょ」
「あんまり遅くまで起きてると身体に悪いよ?」
「いいの。アンタこそ、早く寝なさいな」
「……はぁい。じゃ、おやすみなさい」
少年――弟のアルフレッドを追い払うと、マヤはまたキーボードに指を走らせる。
そして、Enterと表示された場所を叩く、と。
画面には、完成、だとか終了、と言った意味の語句が表示される。
「……よしッ。苦節一週間の甲斐があったってもんね。後は……」
そうして、近くに積まれている文庫本に目を移す。
一番上にある小説を手にとって、マヤはゆっくりとページを開いた。
454134:02/12/06 00:24 ID:WVb/00EH
時間にして午前2時頃、であろうか。
情報データベース『ヒアデス』内では、黒尽くめの少女がファルガイア各所から収集されたデータを基に作業を行っていた。
そもそも電気信号で身体を構成されている彼女に夜も昼も関係なく、その夢を叶える為に日夜働いているのである。
彼女――夢魔ベアトリーチェは、真っ白な世界の中で黙々と働いていた。
「やはりガイアのうねりを利用できなかったのは痛いか……となれば、エネルギーの確保の為に必要な……」
彼女自身にしか理解できないであろう呟きを漏らしながら、なおも思考は続く。
――そんな最中に。
「あ、いたいた。まったく、わかりにくいところにいるんじゃないわよッ!」
と、場違いに明るい声が聞こえてきた。
(――声?)
自分以外の存在がこのヒアデスにいる、ということだろうか。
(そんなこと――)
あるはずがない事態である。慌てて、声の方向を振り向くと。
「……なッ!?」
度の随分強そうな眼鏡をかけた女性が、自信満々といった表情でそこにいた。
思い切り近くである。すぐ隣と言ってもいいくらい。
「マヤ……シュレディンガー……」
「へえ、知ってたの? アタシも有名になったもんよね、夢魔にまで知られてるなんて」
「何故、あなたが……いえ、それ以前にニンゲンがどうやってここに……」
「ふッ……」
軽く笑うと、マヤは懐から奇妙な板を取り出した。
鉄のような金属で覆われたそれは、ついさっきマヤが操作していたモニターやキーボードが一体化している、
これまたロストテクノロジーの産物、ノートパソコン、というものである。
それをベアトリーチェに見せ付けて、得意げに彼女は笑う。
455134:02/12/06 00:25 ID:WVb/00EH
「そう、今のアタシはスーパーハッカー! データ内に侵入することなんて思いのままッ!」
「な、バカなッ……!?」
「バカなことはないわ。だって、本によればスーパーハッカーならコンピュータを好きに操れるって」
「それがバカなことだと……」
ふ、とまたマヤは軽く笑う。
「本に書いてあることなら、それは真実なのッ!」
「どこまで――無茶な」
呆れるというべきか。それ以前にどう考えても無法な話だ。
無法なのだが、情報によればこのマヤという女は本に書いてあることを完全に再現できる特異体質の持ち主らしい。
本にコンピュータ操作や、あるいは――電脳世界へもぐりこむ、という事柄が書かれていたのなら、確かに再現できる、のかもしれない。
――特異体質で片付けられるようなことでもないじゃないの、とベアトリーチェは軽く思ったが、ともかく。
「それで……納得はいかないけれど、ここに一体何の用かしら? 確か、あなたはヴァージニア・マクスウェルと繋がりのある人物。
 大方……わたしを滅ぼしにでも来たのかな? それならこちらも対応させてもらうだけ……」
「はやっとちりしてんじゃないわよ。まったくお子様ねえ」
「……何?」
ふん、とマヤは鼻で笑う。
「アタシはヴァージニアほど狭量じゃない。魔族だろうとなんだろうと、アタシにとって有益なら利用させてもらうわ」
「有益……ですって?」
「アンタってさあ……アレなんでしょ? このヒアデスのデータを自由に使いこなせるんでしょ?」
「それは――その通りだけれど」
「なら」
眼鏡を指で押し上げて、また不敵に笑う。
456134:02/12/06 00:25 ID:WVb/00EH
「アンタをアタシの手下にしてしまえば、このヒアデスをアタシの思うがままに使いこなせるってことよね。
 アタシの大望……ファルガイアを緑の星に戻す、その為には随分有益じゃない」
一応、筋は通っている。通っているが。
馬鹿馬鹿しいと言わんばかりにため息をついて、ベアトリーチェは薄く笑いながら返した。
「あなたは……何を血迷っているのかしら。何故、わたしがあなたに手を貸さなければならないの?」
「何故って。そりゃあ、アタシにとってメリットが大きいからに決まってるじゃない」
「あなたのメリットなどどうでもいいわ。どうしてわたしがニンゲンを手助けしなければならないのか、と聞いているの。
 魔族とニンゲンは敵対する存在。こうやって、この世界に来れたことは評価してあげてもいいけれど……
 そんな血迷ったことを言い出すとは、どうやら異物の排除が必要なようね」
冷淡にマヤを見下しながら、ベアトリーチェは戦闘の為の姿を取ろうと意識を集中させる。
すぐに、戦いの為の姿――夢魔のドレス姿になる、はずだったが。
「……まあ、ね。アタシだって、そう簡単にアンタが手助けしてくれるとは思ってないわ」
相変わらず余裕しゃくしゃくといった表情で呟くマヤに、ふっと意識が乱されてしまう。
「……何を、言って」
「だから……こうするだけよ」
マヤは一冊の本を取り出した。
457134:02/12/06 00:26 ID:WVb/00EH
次の瞬間、ベアトリーチェは身体を組み敷かれているのに気づく。
マヤの服装はいつもの『荒野の災厄娘』風のそれになっているが、どことなく顔が赤い。
身体の大きさでは、少女の姿を取っているベアトリーチェとマヤとでは比べ物にならないため、
手足を押さえつけられたベアトリーチェはどうすることも出来ないでいる。
「これは……何のつもり?」
「すぐにわかるわ。アタシもこういうの慣れないんだけど、ま……やり方だけはパーフェクトだし」
「いったい、何が言いた――ひぁッ!?」
マヤの指先が、そっと夢魔の首筋を這う。
「……こんな本、使い道ないと思ってたんだけどねえ……持っててよかったかしら、これ……」
呟きながら、マヤは抱えた同人誌をちらりと見た。
内容は――男性向けである。しかも成人向け。
主人公であるカラミティジェーンが、仲間の少女と絡み合うという。
「個人的には、物語性の欠片もないこういうのは好きじゃないんだけど、ね。
 ま……利用価値があることはあるんだから、別に構わないわ」
「ど、どういうつもり……」
「ふふ」
組み伏せたベアトリーチェに、マヤは優しく口づける。
「んッ!?」
「んッ……ふふ。いやあ……やっぱ、アレでしょ。
 アンタみたいなのは殴って言うことを聞かせるのも無理っぽいし、お金や何かで買収するのも無理っぽいでしょ?
 となると。ここは、色仕掛けで行くべきじゃない?」
「それこそ……血迷ったことをッ……」
「アタシはいつだって冷静よ。……まあいいじゃない」
ふふ、と笑いながらマヤはまた優しくキスをする。
「なッ……にを……」
ベアトリーチェはひどく狼狽している。無理もないが。
458134:02/12/06 00:26 ID:WVb/00EH
一旦マヤは彼女から手を離したものの、それでも動揺しているためか逃げようともしない。
「こ、こんなやり口に意味など無いわ……わたしを虜に出来る訳がない、のに……」
「やってみなくちゃわかんないでしょ。やる前から諦めてたら何にも出来ないわ」
「こういう時に言うセリフじゃないでしょう、それは……」
あくまで抗弁するベアトリーチェを、マヤはやれやれといった表情で抱き起こした。
「くッ……」
「あんまり憎憎しげな表情するんじゃないの。見かけは可愛いのにねえ、アンタって」
抱きかかえたまま、マヤも適当に腰を下ろす。
「けど、ホントにアレね。アンタって……見た目だけは思いっきり人間そのものよねぇ」
「魔族にだって色々いるわ……わたしのようなのだって、当然」
「ふうん」
あまり興味なさそうに頷くと、右手でベアトリーチェの艶やかな黒髪を撫でてみる。
「へえ、サラサラじゃない。手入れして……るってことはないか」
「……そういうデータだから」
「でも綺麗なもんね。へえ……」
感心したように、黒髪を手の上で流す。
ベアトリーチェは――戸惑っているのか狼狽しているのか。
混乱した表情のまま、為されるがままになっているようだ。
「さて、と」
それには構わず、くるりと抱きかかえたベアトリーチェの身体を反転させる。
夢魔の背中が、ちょうどマヤの柔らかな胸にあたる格好だ。
459134:02/12/06 00:28 ID:WVb/00EH
とりあえず、そのまま夢魔の背中に軽く指を這わす。
「ひぅッ……」
「ホントに敏感よね……」
すっかり力が抜けてしまったベアトリーチェに、マヤはそっと耳元で囁く。
「夢魔って言うから、さぞかしこういうことには強いかと思ったんだけど……大したこと、ないのね?」
「わ、わたしは……そんな意味の夢魔じゃなくて……」
「伝説や物語に出てくる夢魔って言ったら、夜な夜な若いオトコの夢に出て精を絞りつくすのが相場でしょ?
 それなのに、これじゃあねぇ……」
「だからッ……」
「情けないわ……ふふ。じゃあ仕方ないから、アタシが夢魔のなんたるかを教え込んであげる。
 ま、題材はちょっとアレだけど……アンタをきちんと教育してあげるから、覚悟なさい」
「なッ――」
反論する間もなく、強引な理屈で押し切られた。
「うッ……くッ……」
背中から、マヤはベアトリーチェの服の中に指を這わす。
病的なまでに白く、さらりとしたその肌触りにはマヤも感嘆のため息を漏らしてしまうほどだ。
「はぁ……触ってるだけでもいい気持ちねぇ……」
「や、やめて……」
触られる方は気持ち悪いやらで、困惑した顔をするだけなのだが。
「んー、だーめ。アンタを完璧にアタシの虜にしなきゃあ、目的が達成できないから」
「こんなやり方に意味などない、わ……」
もう答えもせず、そのまままだ幼い乳首をそっと撫でる。
「ひぅッ!?」
「ちっちゃいわねぇ……当たり前ったら当たり前だけど」
外見の年齢通り、そこはまだ膨らむ兆候もほとんど見えないくらい。
とはいえ、肌に比べれば敏感な乳首を少しずつ刺激されると、快感ではないにしろ刺激がベアトリーチェに走る。
「やぁ……」
「ふふふ。……なんか、変ないたずらしてる気分ねぇ」
時折夢魔の耳元に息を吹きかけたり、ぺろりと舐めたり。
小さな子供を弄ぶ、いけない大人という構図がそこにある。
460134:02/12/06 00:28 ID:WVb/00EH
「ちょっと我ながらアレな気はするけど……まあ、いいわ。
 ほら、そう言ってるわりに乳首がちょっと固くなってきたわよ? まだちっちゃいのにねぇ。
 人間だったら、こんないやらしい子供なんかいないんじゃない?
 魔族って卑猥な種族なのねえ、やれやれ」
「そ、そんな訳ないのにッ……」
「ふふん。だから言い訳したって無駄だってば」
言いながら、今度はベアトリーチェの耳の穴に舌を這わせた。
「や、やだぁッ!?」
「いいじゃない。アタシはアンタを手下にする以上、全部のことを知っていないとまずいんだから……
 もちろん、味だって、ね」
「訳のわからない理屈をこねまわすのは――んぅッ」
反論しようとすると、乳首や耳、首筋など敏感な場所を刺激されてしまう。
お陰で、ベアトリーチェ十八番の精神干渉は封じられ、ちっとも抵抗できていない。
そうやって身体のあちこちを弄り回しているうちに、夢魔の肌は少しだけ紅潮して息も荒くなってきていた。
「……ん、はぁ……いい加減にしないと……あなたの如きニンゲンなどは、わたしが力を振るえば容易く……」
抗弁するのはいいのだが。そのベアトリーチェの顔や全身を見渡して、マヤはふんと鼻で笑う。
「滅ぼせるって?
 目を潤ませて、息まで荒くして。ついでに顔も赤くして、そんなので強がっても意味ないわよ?
 だいたい、アンタって――」
くりくりと乳首の先を指で転がす。
「んぁぁッ!」
「ほら。ちっちゃい割に敏感だからね。すぐにでも、アタシの虜にしてみせるわ。ふふふ」
悪戯好きな、どこか猫を思わせる目で、マヤは軽く笑った。
461134:02/12/06 00:31 ID:WVb/00EH
およそ数十分程ベアトリーチェを弄び、すっかり彼女の目がとろんとなったあたりで、
マヤはそっと耳元で囁いた。
「んじゃ……そろそろ、大事な場所を調べさせてもらいましょうか」
「大事……?」
聞き返した声には答えず、マヤはベアトリーチェの服の中の手をそっと抜いた。
それから、改めて彼女の下半身に抜いた手を伸ばす。
黒いワンピースをたくしあげて――あらわになった、小さな秘所に指を走らせた。
「あら? これは何かしら?」
「んッ……」
そこから、少量ではあるが液体が流れ出している。
「アタシに弄くられて、感じたの? まだ子供なのに? いやらしい子ねえ」
「あくまでッ……わたしの外見年齢は……設定上だけの、もの……
 大きさは、ともかく、機能は……問題ないん、だからッ……」
嬲るようなマヤの口調に、ベアトリーチェは途切れ途切れながらも反論した。
が、マヤはそれを聞いて軽く口の端を吊り上げて笑う。
「だったら、やっぱり感じてるんだ? へえ……意味無いとか言ってたくせにねえ」
はっとしてベアトリーチェは口を閉じる。だが、もう遅い。
ふふんと笑うと、マヤは調子に乗って小さな秘唇をゆるゆるとなぞり始めた。
感度は十分にあるためか、ベアトリーチェは身を悶えさせてそれを受け止める。
「んあああッ……や、止めなさいッ……」
「ダメダメ。まだ本番にもなってないんだから」
つぷ、と指を軽く入れてみる。入り口のあたりをゆっくりとかき回すだけで、
「あ、あぁッ!」
ベアトリーチェは過剰なほどに反応を返してきた。
462134:02/12/06 00:31 ID:WVb/00EH
「ホント、いけない子。おしおきが必要よね、こんな子供には」
「子供じゃないって何度言えば理解できるのッ……」
「外見は確実に子供じゃないの。アンタ、データなんだから好きに変更できるんでしょ?
 だったら、自分の好きで子供やってるってことじゃない」
「それは……」
反論を封じると、ベアトリーチェの膣口から指を離す。
それから、その指を動かして、そう遠くないもう一つの穴にたどり着く。
「そこはッ……!?」
「お仕置き。ふふ……」
データ生命である彼女にはまったく縁の無い、排泄の為の場所。
単に人間をかたどっているがために存在しているその穴の周りを、マヤはまず刺激しはじめた。
「き、気持ち悪い、のに……」
「ふうん……」
ベアトリーチェの抗議の声を、マヤは軽く受け流す。
好きなように肛門をいじられると、夢魔はむず痒いようなおかしな感覚を味わって、余計に秘所から愛液を分泌してしまう。
目ざとくマヤはそれを見咎め、空いている左手でそれをすくってベアトリーチェの前に差し出す。
「お尻いじられてまたこんなこと。アンタってつくづくいやらしい魔族ねえ」
「あ、あなたが勝手に……くぁッ」
「アタシの腕の中で悶えながら言っても説得力ないわよ?」
反論しようとすると、敏感な場所を弄ばれてしまう。
尻の穴からまた元の秘所にマヤは手を戻すと、今度は指を一本つぷりと入れた。
「うッ……く……」
「さて……」
そのまま、先ほどよりもやや激しくかき回す。
463134:02/12/06 00:31 ID:WVb/00EH
「ひッ……!」
「どう? 気持ちいい?」
指を入れただけでも、夢魔の膣内はひどく蠕動してしまう。
そもそもそこは外見相応に狭く、本来ならそんな反応も起こさないはずなのだが――少なくとも、男を迎え入れる機能はしっかりしているらしい。
「や、やめてッ……んぁッ……」
身悶えしてしまうベアトリーチェに、対するマヤは妙に楽しそうである。
思う様弄ぶと、一旦指を止めて耳元に囁きかけた。
「ふふふ……さて、そろそろアタシに協力してくれる気になった?」
「……ッ……」
その言葉に、それでも恨みがましい視線を返す。と、すぐに、
「んッ」
「まだ納得いかないの? 仕方ないわねえ……」
指を動かされてしまう。
「わ……わかった、わ……」
「へえ……何を?」
「あ、あなたに……協力……する、の……」
思い切り不本意な表情ながら、ベアトリーチェは小さく承諾の意志を告げた。
「よしッ……まったく、手間かけさせてくれたわねえ」
マヤは、それを聞いて上機嫌な顔をする。一方の夢魔はやはり複雑な表情ではあるにしても。
464134:02/12/06 00:32 ID:WVb/00EH
「はぁ……と、とにかく、こういうのは早く止めてくれないかしら? 協力するにしても何にしても……」
「まあ……そうね」
名残惜しそうに、また少し軽くベアトリーチェを弄ってから、捕まえていた手をほどく。
「さて、早速だけど……」
何を言いつけようか、マヤは少し考え込んだ。が、その瞬間。
「……ッ!」
さっとベアトリーチェは距離を取り、睨み付けながら服の乱れを直す。
また不意をつかれないように、あくまで警戒しながら、だ。
「……あッ」
「く、ニンゲン風情がッ……! どこまでも、わたしを愚弄してッ……!」
勢いに任せて、手から光弾を放つ。この黒衣の時にも使える数少ない攻撃だが、マヤはひらりとそれをよけた。
「あら……もうすっかりアタシの虜になったかと思ってたのに……結構やるじゃない?
 あんなに気持ち良さそうだったのに、ねぇ……」
つい先ほどまでの痴態を指摘されると、流石にベアトリーチェも言葉につまる。
「ッ……これだからニンゲンは低級なイキモノだと言うのよッ……こんな馬鹿げた攻撃を行うなどッ」
「馬鹿げてるかどうかは、実際くらったアンタが一番よくわかってるでしょ? さ、話は終わりにして、続きといきましょうか」
マヤはにじりよってくる。ベアトリーチェは、じりじりと間合いを取りながらも、どうにか冷静に考えていた。
そもそもここは夢の中と等しい空間。戦うのならば、意志力が大きくものを言う世界。
魔族の精神力ならば、ただの人間などは相手にもならないはずである。
ただの人間、ではない相手だから困ったものだ。ジークフリード曰く、魔族にも匹敵するだけの精神力という。
465134:02/12/06 00:32 ID:WVb/00EH
(……忌々しいけれど)
自分の庭に土足で上がりこまれ、挙句あんな卑猥な行いをされてしまったとは。
それは確かに気持ちよかったし、こんな風に人と触れ合うことなど千年来無かったとはいえ――
(――そういう問題じゃない、わ……)
どうも思考パターンがおかしくなってきているようだ。システムエラーだろうか。
まだにじりよってくるマヤとの間合いをどうにか開きつつ、ベアトリーチェは必死で考える。
とにかく、今は不調のようだし、戦闘に持ち込むのもあまり好ましくないだろう。
「……いずれ、必ずあなたを引き裂いてあげるから……」
強制的に自分の座標を転送する。安全な場所に移動するには、少し余裕が無さ過ぎた。
少しでも隙を見せれば、マヤはすぐにでも飛び掛ってくるだろう。それは流石にまずい。
だから、一言だけ呟いて。すぐさま全身をノイズと化して、夢魔はどこへともなく消えてしまった。
不意をつかれ、マヤは困惑――
「……ふ」
していない。にやりと笑みを浮かべている。
「スーパーハッカーなら、データの探知なんて容易いのに……ふふふ、このアタシから逃げようだなんて。
 これは……ちゃんと躾てあげないと問題よね?」
ふふ、と肩を震わせて笑うと、マヤは懐から例のコンピュータを取り出す。
「さあ、検索開始よッ。このアタシから逃げられるなんて……それがどれだけ無理なことか、思い知らせてあげるッ!」
466134:02/12/06 00:35 ID:WVb/00EH
とりあえず今日はここまでです。
では、ひとまずこの辺で。
467134:02/12/06 20:03 ID:wOrHBYBB
(――ん……あれ?)
その頃。
先ほど、マヤにお休みの挨拶をして眠りについたアルフレッドは、ぼんやりと周りを眺めていた。
真っ白で何も無い平面が広がっている世界に、ただ一人ぽつんと立っている状態。
「……なんだろ、これ」
こんな場所には見覚えはないし、そもそも宿屋にいたはずだ。
「夢……なのかな?」
夢の中で夢と自覚するのもやや珍しいのだが、この現実感の無さはアルフレッドをそう思わせた。
とはいえ、夢の中だからとて何がある訳でもない。
「真っ白で何にもない……ううん、僕、こういう夢に象徴されるような変な願望持ってたのかなあ?」
頭もとろんとしたまま、アルフレッドはその場に座り込んだ。
疲れているのかな――などと呟きながら、ぼんやりと周りを見回す。
本当に何も無い。
「いっそ起きようかな……って、あれ?」
ふと、見ていた先に異変が生じる。
何も無かった空間に、砂嵐のようなノイズが発生しているのだ。
「な、何だろ?」
少し身を引きながら眺めていると、やがてそのノイズは人間の形をとった。
黒い服に黒い髪の少女である。何故か顔は赤い。
468134:02/12/06 20:04 ID:wOrHBYBB
「う、うわッ」
驚いて一歩後ろに下がる。すると、少女の方もアルフレッドに気づいてこちらを向いた。
「ここは……? いえ、あなたは……そう、あの女の弟……だったわね?」
「な、何です……か?」
「くッ……くすくす……これは好都合。
 あなたを盾にしてしまえば、あの女も無茶は出来ないだろうし……」
くすくす笑いながら、少女はにじり寄ってくる。
「ちょ、ちょっと、な、何なんですか一体ッ……」
「……あなたの姉には、散々な目に遭わせられたのよッ……」
姉、と聞いてアルフレッドのぼんやりとしていた頭が少ししゃっきりとする。
「ね、姉さんが? あ……あの、何か姉さんがご迷惑をおかけした……ん、ですか?」
「……あんな辱めを受けるなどと……いくらわたしがデータとはいえ……
 魔族をニンゲンが侮るなどと、ふざけた真似をッ……!」
「あ、あの、姉さんが何かしたのなら僕が謝ります、から」
懸命にアルフレッドは頭を下げるが、少し興奮しているらしいベアトリーチェの目には入らない。
近づいて、アルフレッドの目の前まで来ると、その手を少年の前にかざした。
途端、がくんと足が崩れ落ちる。
「う、うわッ!?」
「しばらく、そこで止まっていてもらうわ。あの女を探して、今度はわたしが復讐をさせてもら」
「甘いッ!」
くい、と。
気づいた時には、またマヤによってベアトリーチェは組み伏せられていた。
469134:02/12/06 20:05 ID:wOrHBYBB
「なッ……!?」
「ね、姉さんッ!?」
ベアトリーチェを抱きかかえながら、マヤは弟に向かってにやりと笑う。
「あら、アルじゃない。なんでこんなとこにいるの?」
「そ、そんなのわかんない……けど、姉さんこそ一体何がどうなって……」
言葉を交わしながらも、マヤはベアトリーチェの身体のあちこちを撫で回している。
流石に、ワンピースの中に手を入れて弄り出した時には、アルフレッドが裏返った声を出した。
「な、何やってるのさッ!?」
「んー、まあ、ほら。なんていうか……」
ちょっと困った顔をしてはいるが、マヤの指は止まる気配もない。
お陰で、ベアトリーチェは少し冷めた体にまた刺激を加えこまれる。
「い、嫌ぁッ……」
「そ、そんな子に何してるんだよ……」
「説明すると長くなるんだけど……ま、いっか」
ベアトリーチェの秘所をまた指でかき回しつつ、マヤは弟に語り始めた。
470134:02/12/06 20:05 ID:wOrHBYBB
「……で、ヒアデスにハッキングした訳なんだけど……」
「そ、そこはッ……んぁッ」
「この子はほら、ヴァージニアとかが言ってた夢魔……って奴なのね。ヒアデスのボスみたいなの。それでさ……」
何故だか正座して姉の話を聞いているアルフレッドは、どんどん顔を赤くしていった。
「まあそんな理由で……あれ、アルどうしたの?」
「……そ、そう言われても」
若干前かがみになっているようにも見える。
「大体……わ、わかったけど……なんで、そんな……その、エッチなこと……」
「説明しなかったっけ? アタシらの手下にするための、こう……ちょっとした交渉術よ」
このあたりで、マヤは指をもう一本挿入する。
既に挿入されているため、より強い抵抗が襲ってくる。無論、入れられたベアトリーチェにとっては、
「ひうッ!?」
「うん……結構きついわね」
更に激しい刺激になってしまうのだが。
そんな押し返そうとする肉壁の動きを指で確かめながら、マヤは戸惑う弟の方を向いた。
「で、アタシから質問なんだけど。なんでアンタはここにいるの?」
「そんなの、僕が知りたいよ……」
ふむ、と考え込む。と、マヤは指でかき回しているベアトリーチェを見る。
「そうだ。アンタなら、わかるんじゃないの?」
「……うあッ! な、何が……」
「何がって。なんでアルがここにいるかよ」
ぐちゅぐちゅと指は止まらない。そのせいでベアトリーチェは荒くあえぎ、答えようにも答えられないのだが。
「そ、そんなのッ……んッ、あなたに、うぁッ……答える、理由が……」
「答えたら……少し責めを弱めてあげる」
そう言うと、マヤは指での突き上げを早めた。
少し奥まで指を入れて、内部をかき回す勢いを強くする。
「や、やあッ……」
「ほら、答えないと……もっと凄いわよ?」
「く、うッ……わ、わかったから……や、やめッ……うあッ!」
指の勢いを弱める。それで、ベアトリーチェはふう、と少しだけ息をついた。
471134:02/12/06 20:06 ID:wOrHBYBB
「……ニンゲンの夢と、ヒアデスのデータ領域は非常に近しいところにある……んッ。
 特に今夜は……あなたが、強引にヒアデスに侵入したせいで、妙な場所と繋がってしまっている……はず」
「ふん……んで、アタシの近くで寝てたアルの夢と混線しちゃったって訳か」
「恐らく、そ、そういうこと……んぁッ! よ、弱めるって言ったのにッ……」
一応、マヤの指の動きは、弱くはなっている。それでもベアトリーチェへの責めとしては十分なのだが。
流れる水音も相変わらずぐちゃぐちゃと響き、聞いていたアルフレッドの顔も相当赤くなってきていた。
「さて……まだ、アタシの言うこと聞いてくれないの?」
「い、嫌ッ……」
「まだそんなこと言って……仕方ないわね」
また、指のかき回す動きを早くする。
「あッ……んうぅッ!」
もう、ベアトリーチェから流れる愛液もなかなかの量になってきた。
零れて、マヤのスカートを軽く汚すが、弄んでいる彼女は気に留めるそぶりもない。
むしろ、じっと見ているアルフレッドが顔を真っ赤にして極端に動悸を早くしているのだが。
「や、やだッ……き、来ちゃうッ……」
「ん? ……へえ、イっちゃうの?」
「こ、こんなのッ……う、うぁッ……」
「とりあえず……じゃあ一回は満足しときなさい」
様子を見て、マヤはますます指での突き上げを早くした。
ぐっちゅ、ぐっちゅと、ベアトリーチェの中から聞こえる音も激しくなる。
「やッ……あああぁぁあッ!」
そして、一際奥を擦った瞬間。
全身を痙攣させ、夢魔は受け止めるマヤの身体に沈み込んでしまった。
472134:02/12/06 20:07 ID:wOrHBYBB
「はあ……くッ……」
「で、どう? まだ断る訳?」
余韻で身体を弛緩させながらも、ベアトリーチェはマヤをにらみつけた。
その目は潤んでおり、あまり迫力はないのだが。
「ふ、ふざけない……でッ。誰がこんなッ……」
「まったく強情ねえ……じゃあ、また……いや……」
じっと、一言もなく凝視していた弟を見て、にやっと笑う。
「そうだ。アル。アンタももう16よね」
「……え、う、うん……」
「そろそろ……いいんじゃない?」
「な、何が?」
鈍いわね――マヤはそんな弟を軽くたしなめる。
「一人前の男になるってことよ」
「そ、それ、って……」
「まあ丁度いい相手もいることだし……」
ぐったりとしているベアトリーチェを指し示して、その意味を示唆していく。
「アルにこう……人間のふれあいの素晴らしさを理解させてもらえば、この子だってアタシに従ってくれるでしょ」
「そ、そんな無茶なッ……」
「無茶じゃないッ。ほら、アル。やってあげなさい」
黒いワンピースをたくし上げて、その場所が弟にはっきり見えるようにベアトリーチェを持ち上げた。
姉の指が、年端も行かない少女のそこに突き刺さり、いやらしく動いている。
「う、うわあ……」
「ほら、この子だって喜んでるんだから……」
「よ、喜んでないッ……勝手なッ……ひぅッ」
「……とにかく」
変わらない手段でベアトリーチェを黙らせつつ、マヤは弟をじっと見つめた。
473134:02/12/06 20:08 ID:wOrHBYBB
「で、でも……こんなの、ひどいやり方だよ」
「ひどい?」
「無理やりそんなことするの……か、かわいそうじゃないかなって……」
考えてみれば、というか、至極もっともな意見ではある。
「懐柔よ、これは?」
「でもやっぱり……僕はそういうの、駄目だと思う……」
流石に、一家の良識担当なだけはある。
自分も相当興奮しているのは真っ赤な顔を見ればわかるのに、それでも諌めようとしているのだから。
ただ、いつも通り、そんな言葉は姉にはちっとも通用しない。
「あのねえ……こいつは、なんか悪巧みしてるのよ?
 ここでアタシらの手で改心させて、更正させてやれば……それはすばらしいことじゃない」
「改心って……それがどうしてそんな……その、エッチなことに繋がるんだよッ!」
途中で叫びに変わったのは、またマヤがベアトリーチェを責め苛み始めたからだ。
ひくひくと震える小さな秘唇に、愛液の絡みついたマヤの指がゆっくりと出し入れされる。
「どうして、って……」
「ひぅッ……あ、あぁぁ……」
悶えるベアトリーチェの姿に、アルフレッドはまた顔を赤くするが、それでもきっと姉の方を向く。
「こ、こんなやり方する姉さんは……その、えっと、だ、駄目だよッ!」
「まったく……固いわねえ、アンタも……」
ふう、とため息をついた後、ちょいちょいとこちらへ寄るように弟に手で示す。
「な、何?」
「ちょっと来なさい」
恐る恐る近づいてきたアルフレッドに、マヤは空いていた右手を伸ばした。
その手は、膨らんだ弟の股間に触れられる。
「う、うわッ!?」
「ほら、アンタだってこんなにしてるじゃないの」
左手ではベアトリーチェを責めつつ、右手は弟の性器を布越しに軽く掴む。
「変に意地張らないで、やっちゃいなさい。アタシの命令よ?」
「で、でもッ……」
474134:02/12/06 20:08 ID:wOrHBYBB
抗弁する弟を見て、軽くマヤは舌打ちすると、懐からマッチ箱を取り出した。
中から一本取り出し、擦って火をつけると、弟の目の前に見せ付ける。
「ねッ……えさ……」
「夢の中だろうと、アンタの性癖は変わらないはずよね……はい、しっかり見るのよ?
 いいこと、アンタはこれからこの子を貫いてやるの。男の子にしかないアレで、きっちり犯してあげるのよ?
炎を見つめながら、アルフレッドの目はとろんとしたものに変化していく。
「で、でも、そんなのは……」
「そうすることはこの子の為にもなるの。正しいことなの。わかった?」
「か、勝手な言い草……いッ……」
途中で口を挟もうとしたベアトリーチェを例によって例の如く黙らせつつ、マヤは炎をゆらゆらと保つ。
「……僕は、でも……その……」
「わ・か・っ・た?」
「…………」
炎を見つめながら、アルフレッドもゆらゆらと揺れる。
少しの間があって、マッチの炎が消える寸前、少年はこくんと頷いた。
「……うん……そうすれば、いいんだね」
「そうよッ。まったく手間かけさせてくれちゃって」
燃え尽きたマッチを捨てると、マヤはふんと軽く鼻を鳴らす。
アルフレッドはまだ若干とろんとした目のまま、その視線をマヤに捕獲されているベアトリーチェに向けた。
相変わらず弄られて、意識が朦朧としかけているベアトリーチェもその視線には少しだけ息を呑む。
475134:02/12/06 20:09 ID:wOrHBYBB
火を見ると、アルフレッドはその炎の揺らめきに自分を投影し、改めて固めることで冷静になるという。
だが、揺らめきに自分を写している間に言葉を刷り込まれると、その言葉を心に直接刻み込んでしまうのだ。
つまり、姉によって刷り込まれた言葉、目の前の少女を犯す、というものに逆らえないようになってしまっている。
そのため、姉の前でズボンからペニスを晒すことに少しは躊躇ったものの、結局はぷるんとそれを出してしまう。
大きさはそこそこだが、やはりがちがちに充血しきっているため随分力強い印象を受ける。
「やっぱり、そんなにかちこちにしちゃってたんじゃないの。我慢は身体に悪いわよ?」
「……だって……」
「だっても脱兎もないわ。……いいから、ほら。さっさとしてあげなさいな」
言うと、マヤはぐいっとベアトリーチェの足を開いて、ヴァギナをさらけ出す。
「や、やめッ……」
あんまりと言えばあまりな格好だ。
見ている相手はアルフレッドだけと言っても、こんな格好をとらされること、それ自体が耐え難い。
「……わたしをどこまで辱めれば気がすむのッ……」
「だから……まあ、もういいわ。アルにやってもらえば気も変わるでしょ……んじゃ、やっちゃいなさい」
また小さく頷くと、アルフレッドは自分のペニスを軽く握って位置を補正する。
その顔はどうしても不安げな色が拭えないにしても、やろうとする意志だけはしっかりしているようだ。
既にペニスの先も少し濡れており、臨戦態勢を整えてもいる。
身体を拘束されているベアトリーチェは、少しだけ恐怖という感情を思い出す。
久しく感じていなかったその気持ちを懐かしむ余裕などは当然あるはずもなく。
ゆっくりと、自分の小さな入り口に近づいてくるアルフレッドの滾ったペニスをじっと見るしかない。
「くッ……」
何も見たことがない訳ではない。
夢の中をさまよううちに淫夢に潜り込んだこともあるし、現実においても観察するのならそれは容易い話だ。
しかし、それがこうして身動きのとれない自分に迫ってくる、というのは流石に初めてである。
「魔族なんだから……これっくらい平気でしょうに」
マヤの言葉も、あまり耳には入らなくなってくる。
迫り来る少しグロテスクな男の器官が、いよいよ密着しはじめたからだ。
476134:02/12/06 20:10 ID:wOrHBYBB
一旦ここまでにしておきます。
今夜中に終らせられる……かと。
477134:02/12/07 02:34 ID:WhUdJafy
「じゃあ……いくよ」
「ち、ちょっと待っ……」
アルフレッドはおずおずと、それでもしっかりした勢いでベアトリーチェの中へ突き入れる。
「――いッ……ああああッ!?」
「うわッ……」
ぐちゅ、と。
狭く、小さなベアトリーチェの入り口に、アルフレッドの充血しきったペニスが飲み込まれていく。
しかし、外見年齢相応にそこはひどく狭い。
著しい抵抗のせいで、ゆっくりと、あまりにゆっくりとしか中には入っていけないのだ。
それでも、入った瞬間の強い圧迫感で、ベアトリーチェは全身を少し痙攣させてしまう。
「も、もっとゆっくりッ……かはぁッ……」
「す、凄い、狭いよ、これッ……」
そんな弟と夢魔を見ながら、マヤはベアトリーチェの表情や仕草をじっくりと観察していた。
「なるほど、なかなか面白い反応ね。結構……嫌がってないんじゃない、アンタって」
「ひ、人を好きなように……くぁぁッ!?」
ずぶずぶと、アルフレッドのそれはベアトリーチェの中に強引に押し入っていく。
圧迫感が凄いのだろう、夢魔は息も絶え絶えとなって言葉すら詰まっているようだ。
478134:02/12/07 02:34 ID:WhUdJafy
「ぼ、僕、こんなのッ……うわ、もう、すぐ出ちゃうよッ……」
アルフレッドの方も、そんな刺激に早くも限界が訪れかけている。
けれど、マヤは必死な弟に対して実に冷淡に答えた。
「まだ最後まで入れてないでしょ。それくらいは我慢しなさい」
「だ、だってッ……く、つッ……」
姉にそう言われては、すぐに出してしまう訳にもいかない。
必死で我慢して、今目の前で喘いでいる夢魔の中へと突き進む。
その結果、ベアトリーチェも身体全体を貫かれているような衝撃に襲われてしまう。
「な、中がいっぱいッ……うぁぁぁッ!?」
少年と、外見だけなら少女は、お互い震えて快感に身をよじらせた。
ただ、二人をのんびりと観察できる余裕のあるマヤだけは涼しい表情なのだが。
「へえ、データってわりに、可愛い反応してるじゃないの。人格がある以上、どうあれ人間そっくりにはなるのねぇ」
それに答える声はない。
ついに、アルフレッドのペニスがベアトリーチェの最奥に、
「つッ……うわああッ!」
「いッ……か、はッ……」
たどり着いたところだったから。
479134:02/12/07 02:35 ID:WhUdJafy
「はぁ、はぁッ……こ、ここが一番奥……みたいだね……」
「くッ……こ、こんなのッ……」
お互いに向き合って、息を切らせたまま呟く。
ほとんど完全に密着している格好だ。
元々小さなベアトリーチェと、年齢に比べると小柄なアルフレッドは隙間も少なくくっついてしまっている。
そのペニスとヴァギナに至っては、内部にまで密着しているのだが。
「うわッ……な、なんか、こうしてるだけでもッ……す、凄いッ……」
アルフレッドは、初めての女性にどうにもならず戸惑っている。
すぐにでも出てしまいそうな程にペニスは膨らんでいるのに、何故だか弾けようとはしない。
外見相応に狭すぎる秘所は、アルフレッドの滾ったペニスを十分以上に締め付けている、のだが。
それがかえって、戸惑いとショックで射精を阻んでいるらしい。
「うッ……くッ、こ、こんなの……は、早く、抜いてッ……」
ベアトリーチェの方は胎内を埋められて呼吸するのも辛そうである。
それでも、わずかな秘所の隙間からはとろとろと愛液が流れてしまっている。
機能だけは外見と違い完璧なので、男を迎え入れるための準備は嫌でも万全になっているのだろう。
「……で、いつまでそうしてんの、アンタら。特にアル。こういう時は動かなきゃダメでしょ」
二人とも息が詰まって動けないのに、傍観しているマヤだけは好きなことを言う。
「そう言われてもッ……もう、僕も限界でッ……」
「どうせ夢なんでしょ? だったら、一回や二回平気よ、多分」
「……夢精とか」
「細かいことは気にしないのッ!」
姉にはやっぱり逆らえないアルフレッドは、恐る恐るペニスをゆっくりと抜いてみる。
「うッ……はぁッ……」
少しずつ圧迫感が収まって、ベアトリーチェも息をついた。
そのまま入り口まで抜かれて、これで安心できるかと思った、その瞬間――
480134:02/12/07 02:35 ID:WhUdJafy
ずんッ、と。
また急に、アルフレッドは打ち込んでくる。
「――ぃッ……ああああッ!」
全身が一本の杭に貫かれたような衝撃だ。
ぐちゅり、と接合している部分が擦れて激しく音を立ててしまう。
「あ、うあッ……」
今の一撃で、身体から何かが抜けていったようにも感じる。
アルフレッド自身とて自分のやったことがよくわかっていないのだが、目の前の少女が震えているのを見て少し気をよくした。
「えっと……今みたいなので、よかったの……かな?」
「少なくともコイツには効くみたいね。いいわよ、アル。さあどんどんやってやりなさい」
「……う、うん」
姉に元気付けられて、アルフレッドはまた同じようにゆっくりと抜き差しを始める。
「あ、ま、待っ……い、や、ああッ!?」
ぎこちない動きなのだが、そもそもが狭すぎる膣内のためにかえって快感を誘発している。
一突きごとにひくひくとベアトリーチェは愛液を流し出し、口からもよだれを流して動けなくなってしまう。
ぐっちゅ……ぐっちゅ……ぐっちゅ……
アルフレッドの表情も必死で耐えている顔だ。
だが、それ以上にベアトリーチェは耐え切れずあられもない顔をしてしまっている。
「や、なんで、こんなのッ……あ、ああああッ……」
「ほら、うちの弟は大したモンでしょ? アタシの弟なんだから、当たり前よね」
こんなことでもマヤは自慢そうな顔をする。
とはいえ、アルフレッドもベアトリーチェもそんな言葉を気にする余裕は、勿論ない。
「う……凄い、気持ちいッ……」
初めて味わう快感があまりにも大きすぎて、アルフレッドは夢中となっている。
姉の目があるのが、余計に興奮を煽るのだろう――時々ちらちらとマヤを気にしているくらいだ。
姉から視線を逸らす時は、やはり眼前の夢魔に釘付けとなっている。
こんな小さな女の子が、はしたない顔をして自分のもたらす快感にあえいでいる。
背徳感が普段の彼の大人しい態度を少しずつ剥ぎ取って、腰の動きが段々と激しくなってきた。
481134:02/12/07 02:36 ID:WhUdJafy
「あああッ……ひッ、くッ……」
アルフレッドは、遠慮せずに腰を打ちつけ始めた。
ずんずんと胎内に打ち込まれ、ベアトリーチェはもうほとんど喘ぎ声も弱弱しい。
「気持ちいッ……い、凄いッ……」
ぐちゅぐちゅと音は高くなり、少年と外見だけ少女はほとんど高みに上っている。
そうして、ベアトリーチェはその手をアルフレッドの背中に回してしまう。
「あ……」
しがみついているつもりなのだろう、少年に体重がかかってきた。
それがなんだか嬉しくて、アルフレッドはまた必死で突き入れる。
「く、ひぁぁッ!」
お陰でベアトリーチェはますます悲鳴をあげる。
と、声に刺激されてか、アルフレッドが一際強く突き入れた瞬間。
「……あ、んあッ……や、だッ……!」
前触れもなく、ぎゅっとアルフレッドの背中に爪をたててベアトリーチェは達してしまった。
膣内も震え、中のアルフレッドを締め上げる。軽く、愛液もぴゅっと飛んだ。
「痛ッ……あ、あれ?」
夢魔はそのまま、顔をアルフレッドに押し付けて息をついている。
なのだが、アルフレッドの方はまだちっとも収まりがついていないのだ。
「う……ま、まだ、やってもその、いい……かな?」
「……待って……これ以上は……」
妙に素直に止めてくれるように頼まれて、アルフレッドはどうにも出来ずに戸惑っていた。
それでも待っているうちに、充血しているペニスはもっと快感を欲して少しだけ動こうとする。
「ふッ……あ……」
「……ご、ごめんなさい、その……僕、我慢できなくって……」
「だ、だから……うあッ!」
謝るのはいいのだが、遠慮なくアルフレッドはまた突き上げ始める。
482134:02/12/07 02:37 ID:WhUdJafy
「あ、あなたたち姉弟はヒトの話を聞かなッ……やあああッ!?」
「う……ご、ごめん」
そう言うわりにアルフレッドは遠慮しない。
結局のところ似たもの姉弟なのだろうが、翻弄されるベアトリーチェにとってはたまったものではない。
一度イったことで敏感になってしまっているのか、立て続けに達してしまう。
そのたびに狭い膣壁はぎゅうぎゅうと痙攣し、アルフレッドから搾り取ろうとするのだ、が。
「うッ……く、ま、また出ないッ……?」
緊張なのかなんなのか。
どれだけ快感に晒されても、アルフレッドは精液を吐き出せないのだ。
むしろ、そのせいで快感ばかりが溜まってアルフレッドもどうにかなってきた。
「う、うわ、お、おかしいよッ……で、出ないッ……うわああッ……」
「……やだッ……」
イき続けるベアトリーチェに、もう精を出してもおかしくない快感を味わい続けているアルフレッド。
限界を越した二人は、止めることも出来ずに腰を打ちつける。
「こ、このままじゃッ……」
「……まったく。仕方ないわねぇ」
「ッ……ねえさ……んッ……?」
いつの間にやら、ベアトリーチェを解放して近くでそれを眺めていたマヤがまた寄ってきている。
その顔を二人がくっついている部分に近づけると、手で二人の動きを止めた。
「な、何、を?」
「んー、ま、おまじない……かしらね。さて……」
そのまま、舌でアルフレッドとベアトリーチェの繋がっている部分を、そっと舐める。
「ひわッ……」
「……ぁッ……」
ふふ、と笑いながら、マヤは優しく二人を平等に舐め上げる。
先走りと愛液のまざったものを舐め取ってから、また顔を離した。
「さて、こんなとこかしら。ほら、アルもそろそろ……出してもいいのよ?」
「で、でも……」
483134:02/12/07 02:37 ID:WhUdJafy
出ない、と言いたいアルフレッドに、マヤはまた懐から妙な物体を取り出した。
「……じゃ、こんなの使ってみましょうか」
棒状の物体だ。先端が奇妙に膨らんでいる。
そんなものを、マヤはベアトリーチェの肛門に押し付ける。
「な、何をするつもり、なの……」
「……機能は完璧、なのよね。だったらこんなのも……ありかしら?」
言うや否や、ずぷっと器具を中に押し込んだ。
「――ぇ……?」
一瞬、何もわからずに夢魔は呆けた声を出す。次の瞬間には、
「あッ……あ、ああッ!?」
ショックで叫ぶような喘ぎが出てしまう。
「さぁて……へえ、ちゃんと入るもんね」
「ね、姉さんッ!? なんてものをッ……」
「いいからいいから。これはこれで気持ちいい、こともあるらしいし」
そのまま、まずはゆっくりと手を動かす。
つられて、ペニスのようにベアトリーチェの肛門をその器具は抜き差しされる。
「あ、あッ……や、やめッ……これだけは本当にッ、いッ」
「……こっちも満更じゃないんじゃない」
確かに、単に痛みだけを感じている訳ではないようだ。
その声には、少しの甘さも含まれている。
「そうしたら、ほら、アル。アンタも動いてやって」
「え……あ、……わかった」
また、アルフレッドも打ちつけ始める。
484134:02/12/07 02:37 ID:WhUdJafy
「う、うわあッ……」
「あ、かはッ……やああッ!」
前と後ろから突き込まれて、ベアトリーチェの喘ぎはもうかすれてしまっている。
アルフレッドも、さきほどとは違う感触に戸惑う他ない。
「な、なんか変なのが当たるッ……」
「……そんなに距離ないしね」
ベアトリーチェ――外見はまだ小さな女の子は、今やマヤとアルフレッドによって二重に責められていた。
「だ、駄目、もうッ……うあああッ!」
「……あ、なんか、僕も……」
そのせいか、あれだけがちがちに固まっていたアルフレッドも、限界がようやく訪れかけている。
マヤはそんな弟と夢魔を見比べて、ふっと笑った。
「それじゃ、二人ともそろそろ終わりにしなさいな」
「――あ……」
「や、もう、やだッ……」
最後に、アルフレッドは一番奥までぐいっとペニスを突き刺す。
同時に、マヤも手に持った器具をぐいっと押し込んだ。
同時に前と後ろから突き刺されて、ベアトリーチェも崩れ落ちる。
「あ……や、嫌、なの、にぃッ……くああッ!」
「でッ……出るよ、やっとッ!」
一番奥に入ったところで、アルフレッドはようやくぴゅるぴゅるッ……と精液を吐き出させる。
「……や……あ……」
「と、止まらないッ……よぅッ……」
「……ふふ」
溜めに溜めただけに、勢いと量は止まらない。
どくどくとベアトリーチェとアルフレッドの接合部からは白い粘液が流れ出るが、なおも射精は続く。
「アルったら……まーた溜めちゃって。ちゃんとやってんの? 自分で……」
「そんなのッ……あ、う……」
呆れたようにマヤに言われても、精液を出すのはまだ終らない。
「熱いのがッ……止まらないッ……や、やだ……」
お陰でベアトリーチェもまた、身体の中を熱く埋める精液に呻くだけ。
485134:02/12/07 02:38 ID:WhUdJafy
やっと射精が終わり、アルフレッドは力を失くしてすっかり萎えたペニスをベアトリーチェから抜いた。
どろっとしたものがまとわりついて、なんとも言えない妙な感触である。
マヤも、尻の穴から器具を抜いて、やっと夢魔を解放する。
「……ん、で、満足してもらえたと思うんだけど……どう? アタシらに協力してくれる?」
早々と尋ねるが、ベアトリーチェは荒く息をつくだけで答えられる状態ではないようだ。
困ったものねと、マヤは弟の方を向いた。
初めての体験で、こっちも呆然としているのだが。
「アルの方は……どんな気分?」
「……わ、わかんないよ」
「そんなもん?」
こっちもやはり駄目らしい。
改めて、ベアトリーチェに目を向ける、と。そこには、紫の肌のドレス姿な少女がいた。戦闘のためのベアトリーチェ。
「……え?」
「……あなたたち姉弟は……夢よりも昏い眠りではまだ足りない……ッ」
「あ……ひょっとして、キレちゃったり?」
薄ら笑いというか、引きつった笑い顔で、ベアトリーチェは右手をマヤたちに差し出す。
その指先から黒い何かが吹き出し、こちら目掛けて飛んでくる。
またそれをひらりとよけて、マヤはぴしゃりとしかりつけた。
「思いっきり気持ちよがってたのに、恩を仇で返すつもりッ!?」
「恩……?」
余計に油を注ぐだけのその言葉に、ベアトリーチェの薄ら笑いは口元が震えて壊れかけてくる。
「それこそッ……今まで誰も見たことのない悪夢で歓待する必要があるようねッ……」
「あらま、完璧にキレちゃったわねぇ……いい作戦だと思ったのに。仕方ない……アル、撤退よッ!」
まだぼけっとしているアルフレッドを掴み、またマヤは眼鏡の姿に戻る。
「え? 何?」
「現実世界へ帰還するのッ!」
言うや否や、マヤとアルフレッドは光に包まれて、消えていった。
「……逃がした、か……まったく、忌々しいニンゲンどもが……」
怒りのやり場を失って、ベアトリーチェは少々脱力する。と、本当に小さく呟いた。
「……気持ち……よかったのは確か、だけど……」
486134:02/12/07 02:39 ID:WhUdJafy
結局のところ、マヤの『夢魔捕獲作戦』は、この一回だけで飽きたようで、また実行されることはなかった。
「……姉さん、あれはもうやらないの?」
「いいわ。ヒアデスなんかに頼るのも、やっぱりアレだし」
「……ふうん」
それはマヤにとって、アルフレッドにとって、ベアトリーチェにとってよかったのかどうか。
何にしても、実に無駄骨ではあったのだが。ただ一つ。

「……うわッ!?」
眠りについた途端、アルフレッドは股間に走る奇妙な感触を味わう。
そこには、薄ら笑いを浮かべつつペニスを咥えているベアトリーチェがいる。
「な、なんでッ……」
「……本来の夢魔の役目よ。あなたの姉いわく、ね」
「い、いや、その、なんで、こんな、こと」
「……わたしにだってプライドくらいはあるし……どうもあなたの姉には手出しし辛いからね。
 ちょっとした報復……とでも言おうかしら」
ある意味、ベアトリーチェも癖になったのかもしれないが。
これはこれで――今度は姉のいない分、アルフレッドにとっては不幸なことだろう。
実に平和な話ではあるが。
487134:02/12/07 02:46 ID:WhUdJafy
で、こんなところです。
次は多分ロディ×マリエルあたりかな、とは思っているんですが、
また例によってなんとも言い切れませんので、ご容赦頂けたら幸いです。
では。
488名無しさん@ピンキー:02/12/07 15:53 ID:RUJrL1vY
>>134
神よ
489名無しさん@ピンキー:02/12/07 17:50 ID:QOPJFqTe
>134
神さま…(´-`)
490名無しさん@ピンキー:02/12/07 21:18 ID:yyfjCdiG
神よ・・・・・・。
491名無しさん@ピンキー:02/12/08 01:39 ID:YFFGS8v8
やはりベアたんは隆辱されるのが一番ですね神>>134さま
492名無しさん@ピンキー:02/12/08 02:45 ID:HgSjuB+l
神さまの作品に感動!
493名無しさん@ピンキー:02/12/08 20:49 ID:2DK7+rXw
こんな情報はどうだろう
http://otokuzyouhou.fc2web.com/
494名無しさん@ピンキー:02/12/08 23:13 ID:qztirjl6
最高神・・・。
495名無しさん@ピンキー:02/12/09 13:44 ID:QTEgkKpm
最高神さま、アシュレーとマリナは書けますか?
ところで、激しくスレ違いなのを承知で、諸兄のWA好きを見込んで
訊きたいのだが、こないだヴォーカルコレクションを買った。大抵の出所は
分かったんだが、5曲目の「一番逢いたい人」だけ、どーしてもどこのシーンで
使われた曲か分からん!多分アシュレーとマリナがイチャついてるシーンの
どこかだと思うんだが……。誰か、「このシーンの、この瞬間だ!」と指摘できる
方はいないだろうか?
496名無しさん@ピンキー:02/12/09 23:52 ID:YGoC2sNN
           ∫∫
   ∧,,∧    ∬    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ミ,,゚Д゚ノ,っ━~  <  で、コニータン物はまだかね?
_と~,,,  ~,,,ノ_. ∀  \_________
    .ミ,,,/~),  .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   .┻

てか、いつも本当にお世話になります134様…。
497名無しさん@ピンキー:02/12/10 02:26 ID:DdKFbMZZ
>>495
恐らくは「フィールド・彷徨」がベースで、後は一切アレンジされたオリジナル曲かと。
アシュレー・マリナを歌った物と言うのは間違いなさそうですが…

*ゲーム中ではこの音楽は使われて無いので、オリジナルなのは間違い無いかと。
498495:02/12/10 23:25 ID:wS3e9bJd
おおう、荒野のように乾いた2ちゃんで、まさかレスが
帰ってくるとは!ありがとさんです>497
ナルホドー、フィールドねえ。もっかいやり直してみよかな。
とゆうわけで、リョジョクでも純愛でもいいからヴァージニアもの希望!
できればリョジョク!
499名無しさん@ピンキー:02/12/10 23:52 ID:q+no1SZj
>498
相手は?
500名無しさん@ピンキー:02/12/11 01:40 ID:NagrLrYM
純愛でジェイナス希望(w
501名無しさん@ピンキー:02/12/11 08:35 ID:0HOKjWJM
マジですか? 本気ですか?
たんにいちゃついてるのなら書いた事がありますが。
502名無しさん@ピンキー:02/12/11 11:11 ID:Kbchz4r8
ひとりエッチも好きだぞ。ボカァ。
503名無しさん@ピンキー:02/12/11 16:17 ID:6RICtu6R
コニー期待sage
504名無しさん@ピンキー:02/12/11 18:34 ID:/BaZbbOz
ヴァージニア×馬キボン
505名無しさん@ピンキー:02/12/11 19:16 ID:NagrLrYM
>>501
私に限っては本気ですがw
506名無しさん@ピンキー:02/12/11 19:34 ID:pfwvoYoq
>500
ジェイナスとヴァージニアのSS……
2chで自サイトURLさらすほど勇気と根性はないので、がんがって捜してください。
……でも知ってるかもな。あはは(ちなみに検索よけしてあるのでぐぐっても駄目)

というわけで自分以外のジェイナス×ヴァージニア職人さん光臨希望
507134:02/12/12 01:22 ID:ZMMopLyp
今度はロディ×マリエル……なんですが……
またあげても、よろしい……でしょうか。

と、コニーもの、期待してくださっている方がいらっしゃるようですが、
なかなか書き上がらなく……申し訳ないです。
508名無しさん@ピンキー:02/12/12 01:33 ID:rz07koMh
134さんキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・)━━━!!!
どうぞよろしくお願い致します。
509134:02/12/12 03:02 ID:ZMMopLyp
うわ、反応早いですね。
では、早速ですが。

エルゥの少女は、いつになくにこにこと微笑んでいた。
一人でこのファルガイアに緑を蘇らせようと、花を育ててもう一千年にもなる。
その道のりは険しく、心無い人間によって花も、彼女も傷つけられたこともあった。
それでも、誰に恨みを言うでもなく、ただ静かに花を育ててきた彼女である。
日々の中で、笑顔を浮かべることさえ忘れそうだった彼女が、今日はにこにこと、本当に嬉しそうに微笑んでいる。
理由は――ほとんど、決まっているようなものでも、ある。
育てているお花が綺麗に咲いただとか、そんな理由でも笑顔は浮かべるのだろうけれど、今日はそれではない。
今日彼女が微笑んでいる理由は一つ。
タウン・ロゼッタの外れにある彼女の家に、『仲間』であるロディ、ザック、セシリアが訪ねてきたからなのだ。
510134:02/12/12 03:03 ID:ZMMopLyp
メイプルシロップでひたひたのパンケーキと、自家製のハーブで入れたお茶を出す。
三人は、ゆっくりとそれを味わってくれた。
「…………」
日ごろから無口なロディは、やはり何も言わない。それでも、その顔は満足そうにはにかんでいる。
「いや、見事なもんだな、こりゃ。エルミナもこれくらい出来れば……いやま、なんでもないが」
「こんないい香りのハーブを育てるのはマリエル以外には無理だと思うけどね」
ザックと、その相棒の風ネズミのハンペンも、彼女のもてなしにすっかり上機嫌のようだ。
それから、もうその二人と一匹は満足しているのに、まだぱくぱくとパンケーキを食べ続けているのがセシリア。
「本当に美味しくて……あ、お茶……もう一杯いいですか?」
「あ……は、はい」
少しだけ慌てて、エルゥの少女ことマリエルはポットからお茶をセシリアのカップに注ぐ。
「有難うございますね……」
恐縮しながらも、セシリアはまたお茶をともにパンケーキをつつき始めた。
三人は、たまたまこの町に立ち寄っただけらしく、マリエルにとってもこのささやかなパーティは予想外だったのだが。
それでもセシリアがいるということで、慌ててパンケーキを30枚ほど焼き上げた。その結果は――
「あ、まだパンケーキお代わりあるんですか? えっと……その……」
「……すぐ、持ってきますね」
後3枚程にまで減っているのがなんとも、である。
ともあれ、楽しい宴に変わりはなく。
物凄い勢いでセシリアがパンケーキとハーブティを消費していること以外は穏やかに場は和んだ。
――と。セシリアが、40杯目のお茶のお代わりを申し出た時である。
「……あ……」
ハーブが底をついている。というより、もうお茶の葉も、パンケーキも底をついているのだが。
「ごめんなさい、その……もう、終わり……です」
心底申し訳なさそうにマリエルは呟いた。
それを見て、セシリアもばつの悪そうな顔になるが、やや取り繕うように言う。
「あ……い、いえ。本当に、美味しかったですから、ね?」
褒められても、マリエルは恐縮したままだ。
511134:02/12/12 03:03 ID:ZMMopLyp
少しだけ気まずくなって、ザックが声を出した。
「あー、まあ、なんだ。それはいいんだが……ところで、マリエル?」
「……はい」
「そのな……いいのか? お茶の葉とか、ハーブとか。全部消費しちまったんだろ?」
「あ、はい……それは、また摘んでくれば」
「外の花壇か? ならいいや、お礼がてら俺らで……」
言いかけたのだが、マリエルは小さく首を振った。
「いえ、聖森の塚の方で……育てているんです」
「へえ……あっちで」
「場所もちょっと分かりづらいと思います……し、そこまでしてもらわなくても……」
けれど、ザックはふむと目を閉じて呟く。
「いやいや。急にやってきて、そんな何もしなかったらそれは恩知らずだしな。
 あれだけ美味しいもの食べさせてもらってとんずらってのも後味悪いし。
 って訳でアレだ。ロディ」
急に名前を呼ばれて、一人食後の幸福感に浸っていた少年は意識を呼び覚まされる。
「……?」
「マリエルに付き合って、そのお茶の葉だのハーブだの、摘んできたらどうだ」
「……え?」
ザックの言葉に、むしろマリエルが目を丸くして驚く。
「ロディが?」
「……ッ?」
「ああ、ま、俺らでもいいが……何、大勢で行っても仕方ないだろ。
 さあさあ、日が暮れる前にどうぞどうぞ」
ロディが混乱した目をザックに向ける。セシリアも、どうしたのかと問うように視線を向けるが。
ただ、マリエルは少しだけ考え込んだ後、
「……あ、はい。その、ロディ……お願い、して、いい……ですか?」
そう呟いた。少しロディも戸惑ったのだが、すぐに――
「…………」
こくんと頷く。元々人のいい少年である。
512134:02/12/12 03:03 ID:ZMMopLyp
聖森の塚までは、少しだけ距離がある。
タウン・ロゼッタの南方にあるその森は、綺麗な水と豊かな緑で実に綺麗なものだ。
かといって木が密集している訳でもなく、適度に広がって空いている場所では小さな畑も作れるくらい。
そんな美しい森を、ロディと二人で歩きながら、マリエルは言葉もなく俯いていた。
別に具合や機嫌が悪い訳でもないのに、どうにも顔が赤いのだ。
「……?」
心配になってロディが顔を覗き込むと、余計に赤くして
「な、何でもないです……」
と否定するのだが。
そんな、ロディにとっては微妙に居心地の悪い二人の歩みは、しばらくして止まった。
なだらかな丘に、綺麗に手入れされた花壇らしきものが見えてくる。
「……あそこで、ハーブなんかを……育てています」
小さくそう言うと、ロディの先になってマリエルは歩き始めた。
――と、不意に木陰から影が飛び出てくる。
「ッ!?」
影はマリエルに被さって、何事か行おうとしているようだ。
ロディは咄嗟に剣を振るい、その影を叩き落す。
マザーすら退ける力のあるロディの攻撃を受け、影はあっさりと崩れ落ちた。
513134:02/12/12 03:03 ID:ZMMopLyp
影の正体を見ると、それは随分と大きな蜂の化け物である。
恐らくモンスターの一種なのだろうが、こんなところにまで出没するとはまだまだファルガイアも安全ではない。
――などと、感慨にひたっている場合でもなかった。襲われたマリエルが、うずくまってしまっている。
近寄って覗き込むと、彼女は右のふくらはぎのあたりを押さえて顔を歪めていた。
心配そうにロディが肩に手を置くと、呼吸を少し早くしながらマリエルはこちらを向く。
「その……毒にやられたみたいで……」
押さえていた手を離すと、確かに赤く腫れている箇所がある。
マリエルは、ひどく辛そうな顔だ。痛みはかなりのものなのだろう。
「だ、大丈夫……です。アンチドウテ、ありますから……」
心配させまいと、小さく笑顔を作って、毒消しの薬草を取り出す。
ロディも咄嗟に取り出そうとしていたのだが、本人に先を越されてしまった。
草花の扱いに関しては、彼女は誰よりも詳しい。蜂にさされた痛みを抱えながらも、すぐに自分に手当てを終えた。
「……ごめんなさい、もう……大丈夫です、から」
「…………」
足取りが少しぎこちなくなったが、マリエルはまた花壇に向かって歩き始める。
心配そうな顔は消せないが、ロディもそれについていった。
514134:02/12/12 03:04 ID:ZMMopLyp
だが、花壇のすぐそばにまで来たところで、ロディは前方のマリエルの様子がまたおかしいのに気づく。
立ち止まったまま動こうとしないのだ。
「……?」
ぽんと肩に手を置くと、びくりと全身を震わせてから振り向いてくる。
「……あッ……」
振り向いたマリエルの顔は――赤い。息も荒く、少しだけ瞳も潤んでいるようだ。
「ロディッ……そ、その、な、なんでも……ぅ……」
そう言ってはいるが、その手はロディの腕をぎゅっと掴んで、体重さえももたれかけている。
「……!?」
掴まれて、ロディ本人も驚く。だが、マリエルははぁはぁと息を荒くしたまま立ちすくんでしまっているのだ。
どうしたのだろうと考えて、そこではっと気づく。先ほどのモンスター。
場所が場所だけに少し遠慮しながら、そっとマリエルのふくらはぎを見てみると、傷跡はまだ赤々と腫れあがっていた。
アンチドウテを使ったはずなのに、毒が抜けていないのだろうか。
「くッ……はあ……」
とうとう、マリエルはしゃがみこんでしまった。
心配そうにロディも腰を低くして、彼女の様子を伺う。
相変わらずはぁはぁと息は荒いままで、ぎゅっと閉じられた目も辛そうだ。
「……ロディッ……」
小さく名前を呼ばれて、そっとロディはマリエルの顔を覗き込む。
――瞬間、マリエルはその唇を強引にロディのそれに押し付け、そのまま全身でロディに抱きついた。
「ッ!?」
バランスを崩し、地面に倒れこんでしまう。
仰向けの形で転がされ、上にマリエルが乗った体勢になって。
ようやく、ロディは彼女が痛みなどで苦しんでいた訳ではないことに気がついた。
515134:02/12/12 03:04 ID:ZMMopLyp
ぺろぺろと、舌先でロディの唇を少し舐めた後、マリエルは顔をあげる。
「おかしいんです……なんだか体が熱くって……」
「……ッ?」
「なんだかたまらなくって……ロディ、その……あのッ……」
瞳を潤ませたまま、マリエルはじっと下になっているロディを見つめる。
「私、ロディがッ……んッ……」
少し息を切らせた後、深呼吸してまた少年を見る。
「ロディのこと、欲しいんですッ……はぁ……」
――欲しい。
ある意味、ストレートすぎるこの告白に、ロディは音にならない言葉を二、三発してから、マリエルを戸惑った視線で見返した。
マリエルは、そんな言葉を言っても後悔している様子はない。
いや、恥ずかしいのは事実なのだろう。言ってしまった後に、彼女の口元は小さく不安そうに震えている。
しかしそれ以上に、身体の中の何かが抑え切れないらしく、顔全体を紅潮させてロディの身体のあちこちをちらちらと見てもいるようだ。
「お願いッ……はあ……し、しますッ……私に、ロディをッ……」
そう言われても、ロディとしては答えようがない。
とにかく、マリエルを落ち着かせようと上に乗っている彼女に手をかける。
すると、その手の甲にマリエルは口付けてきた。
「ッ!」
「ふうッ……」
そのまま、腕までぺろぺろと舐めてくる。
暖かいマリエルの舌が腕を這って、ロディはぞくっと背筋を震わせた。
「……ッ……」
構わず、マリエルはロディの肌を舐めて、それからまた少年の顔に舌を這わせる。
唇だけではなく、赤くなりかけている頬や鼻まで舐める。
「ッ……!」
硬直してしまったロディに、舌を離したマリエルはふっと微笑みを向けた。
いつもの、小さな花を手渡してくれる時の笑みと同じはず――なのに、どこかロディは怖さを感じてしまう。
516134:02/12/12 03:05 ID:ZMMopLyp
「はぁ……ロディ、美味しいです……ふふ」
ぺろりと舌なめずりした後、マリエルはそっとロディの耳元に口を寄せた。
「私……ロディのこと、好きなんです……凄く」
「………ッ」
「看病だって、本当は全部自分でやりたかったくらい……でも……私……」
にわかに、じわっと涙が浮かんだ。
「言って、嫌われたらどうしようって……怖くて、言えなくて……でも、もう、我慢できないんですッ……!」
ぽろりと、その頬に涙が伝う。
軽くぬぐって、また小さく微笑むと、マリエルは身体を下に持っていった。
ショックで動けないロディを尻目に、彼のズボンをかちゃかちゃとずり下げる。
まだ滾りの少ないペニスを取り出すと、そっとそれに舌を這わせた。
「ッッ!?」
上目遣いでロディの顔を伺いながら、マリエルはぺろぺろと先を舐める。
時折、鈴口をつんつんと刺激したり、くびれの部分をそっと舐め上げたり、随分巧みなものだ。
むずむずと背中を走る快感に、抗おうとしていたロディの意志も少し弱まる。
反比例するかのように、マリエルから与えられる快感でロディのペニスは段々とそそりたってきた。
「元気になってきましたね……すくすくと立派に育って……」
ふふっと微笑むと、口を開けてすっとそれを呑み込む。
マリエルの口の中は、暖かく濡れていた。
「ッ……!」
立て続けに与えられる快感で動けなくなっていたロディは、かえってそこで我を取り戻す。
まだ辛うじて残っている理性がどうにかマリエルを留めようと、上半身を起こして手を彼女に伸ばした。
その手が彼女の被っている帽子に触れたところで、びくんと股間に熱い感触が走る。
マリエルが、きゅっと口の中でペニスを締め付けてきたのだ。
「……ッ!?」
んッ、と小さく呻くと、締めながら舌先でまた刺激を始める。
更に、ゆっくりと頭を上下させて、口の中のロディを愉しませようときゅうきゅうと締め付けを強めてきた。
止めようと伸ばした手は、力を失ってそっとマリエルの帽子に被さる。
ぱさ、と。
そのまま、帽子ごとロディの手は力なく落ちた。
517134:02/12/12 03:06 ID:ZMMopLyp
まずはこのあたりで……
それにしても、私も他の方のSS、見てみたいですね……
518名無しさん@ピンキー:02/12/12 03:21 ID:k6SCP/YO
俺にもSS書く力さえあれば…ッ
届かないのか…134ッ!!(アシュレー風)
519名無しさん@ピンキー:02/12/12 07:48 ID:RsYh0Vc9
ちんこ勃ってきた
520134:02/12/12 10:07 ID:ZMMopLyp
エルゥの特徴のふさふさとした耳を晒しながら、マリエルは口に含んだロディ自身をくちゅくちゅと愛しむ。
いよいよ大きくなって、小さな口に収まりきらなくなってきたところで、ふうっ、と解き放った。
すっかり唾液と先走りでとろとろになったペニスに、一度口付けてからマリエルは身体を起こす。
「ロディは横になってて下さいね……全部、私がしてあげます……から……」
いつもは上目遣いでこちらを見ているマリエルが、今はこっちを見下ろしている。
やはり、いつもの控えめな笑顔を向けているのだが。どこか、いつもより遥かに大人びた印象を受けてしまう。
そんなマリエルはするするとスカートの中から脱いだ下着を取り出して、そのまま腰をロディのペニスの上に持ってきた。
「実践するのは……初めてなんです、けど……色々、勉強……しましたから」
目を合わせずにそう呟くと、その細い指でいきりたったペニスをそっと掴む。
位置を合わせて、ゆっくりと腰を下ろしていった。
「……ッ!」
ぐちゅり――と、熱い液体にロディは包まれる。
いや、その直後から液体だけではなく、熱い肉の中へと吸い込まれていくようだ。
「あッ……う……」
腰を落としているマリエルは、少しだけ口元を歪める。
それでも勢いは落とさず、ロディのペニスは段々と身体の中に刺さっていった。
千年以上生きていると言っても、身体の大きさはまだ人間の少女程でしかないマリエルの膣内は、相当のきつさがある。
まだ入り口を越したばかりだと言うのに、もうロディは食いつけるような締め付けを味わっていた。
「ッ……」
と、途中でマリエルの動きが止まった。
まだまだ奥には届かないのだが、やや躊躇っているように見える。
「ッ……あ、ごめんなさい……でも、大丈夫です、すぐ……」
「……ッ?」
言っていることがわからず、きょとんとしていると。
マリエルは――思い切ったように、一気に腰を落とした。
ぐちッ。
「ッ……うあッ……」
何か、柔らかいものに当たって、そして突き抜けた感触を味わう。
同時に、ロディのペニス全体がマリエルの中に入り込んだ。
二人の間に、一切のしきりが無くなる。
521134:02/12/12 10:07 ID:ZMMopLyp
「ん……」
ロディの胸に手を置いて、マリエルは荒く息をつく。
その顔には、少しの苦痛の色がある。
「…………?」
「……その、気にしないで下さい……これくらい、大丈夫ですから……」
言いながら、マリエルはゆっくりと腰を動かし始める。
「痛ッ……いえ、なんでもッ……んッ……」
時折顔を歪めながらも、腰の動きは止まらない。
ぎゅっと締め付けてくる膣肉の味に意識がどうになりそうなロディも、その顔には不思議な気持ちになる。
――が、少し考えてすぐその意味に思い当たった。
「……ッ!?」
「……あ、いえ……初めて、でも……頑張って……気持ちよく、します……ん……」
マリエルの初めて。それを、奪ってしまったということ。
受身だったと言っても、そんなことは――
「私が望んだことだからッ……んんッ……」
くちゅ、と少しだけ腰を上下させる。
狭いマリエルがもたらす快感に、簡単にロディの心配を持っていってしまった。
「………ッ」
むしろ、耐えるマリエルの顔を見るうちに、少しだけいけない気持ちが湧き上がってくる。
積極的な、いつもと違うマリエル。こんな彼女に応えてあげるのには、嫌がる方が失礼なのかもしれない、と。
「……!」
そう判断して――ロディは、そっとマリエルの腰に手をあてた。
「あ……」
少しだけ戸惑うマリエルに構わず、ゆっくりと腰を突き上げてみる。
「う、あッ!」
こつん、と。奥を突いた感触が伝わってきた。
「ふうッ……ロディも、やってくれるんですね……嬉しいです……」
まだ少しだけ痛そうな顔ではあるが、マリエルはふふっと微笑んだ。
522134:02/12/12 10:08 ID:ZMMopLyp
「あ……ッ」
マリエルの苦痛は、それでもすぐに消えたようだ。
先ほどからの欲情が、多少の痛みなど流しさってしまったらしい。
「はあ、もっと……力強く、私の中にッ……」
大胆なことを言いながら、腰の動きも大きくなる。
ロディの胸板についた手を支えにして、ぐっちゅ、ぐっちゅと腰を上下させてくる。
「ッ!」
それに応じて、下からロディも大きく突き上げる。
二人の腰の動きがシンクロしはじめ、ずん、ずんと一突きごとに奥まで届く。
「うああッ……ロディ、力強くてッ……ふあッ」
素朴なマリエルのスカートは、流れてきた愛液や汗で随分汚れてしまっている。
それでも腰の動きはとまらず、段々にめくれあがってきているが、マリエルもロディも気にはしない。
小柄なマリエルはロディの身体の上で躍って、ふさふさの耳がゆらゆらと揺れている。
「あ、うあ、あッ……」
段々と、マリエルの動きが鈍ってきた。
いや、ロディの動きが力強くて、小さな彼女では受け止めきれなくなってきたのだ。
もう、支えにしていた腕もかくんと崩れ、上半身をロディの身体に倒れさせてしまった。
「……ッ」
「う……あ、ご、ごめんなさい、私がするって言ったのに……」
そういうマリエルの頭をそっと撫でると、ロディはずんっと一際大きく突き上げた。
「んッ!」
少年の胸に顔を埋めて、マリエルはあえぐ。
マリエルが倒れてしまったぶん、上下の動きは弱まるが、彼女の感度はより高まってくる。
523134:02/12/12 10:08 ID:ZMMopLyp
突き上げる動きから、円を描く動きに切り替えても、ロディの動きは止まらない。
ただマリエルはロディによって引き起こされる快感にあえぎ、ほとんど動けなくなってしまっているが。
そうやってマリエルを愛しながら、ロディは自分の胸に顔を押し付けているマリエルを見た。
小柄な彼女は頭一つロディに届かず、そのふさふさの耳が丁度目の前で揺れている。
「…………」
ちょっとした悪戯心を起こして、ロディはその耳をぺろりと舐めてみた。
毛皮のざらっとした感触が伝わるが、それよりも。
「ひぁッ!? ロディ、耳はッ……」
随分敏感らしく、舐めた途端マリエルの中がきゅっと締め付けを強くしてきた。
気をよくして、ぺろぺろと舐めるのを続けてみる。
「ひ、あ、あああッ!? そ、そこは駄目ですッ……ふあッ!」
少し涙まで流してしまうほどに、マリエルは感じている。
構わず、ペニスによる責めと耳への責めを続けていると、ぴくぴくとマリエルが震えだす。
「も、もう、駄目ッ……ロディ、気持ちよすぎてッ……ふあああッ……」
秘所からは、とろとろと愛液が流れ出している。
耳を刺激してから、それは更に盛大になっているのだ。
エルゥ独特のその耳は性感帯でもあるようで、上と下からの刺激でマリエルは身を悶えさせてしまう。
「ひあ、あ、ああッ……!」
もう言葉にもならない喘ぎしか出せないマリエルの、震える耳をはむっとロディは軽く噛んだ、瞬間――
「ひあッ……ああああッ!」
きゅうっ……と膣内のロディを強く締め付けて。
はしたなくも、ロディの胸板に唾液まで垂らして――
マリエルは、震えながら達していった。
524134:02/12/12 10:09 ID:ZMMopLyp
「ん、はあ、はあ……」
しばらくロディに顔を埋めて、マリエルは熱くあえいでいたが、それでも顔を起こす。
「ごめん、なさい……勝手に、一人で……」
「…………」
構わないと言うように、そっとロディはマリエルの髪を撫でる。
嬉しそうに微笑んでから、マリエルは呟いた。
「……ロディの赤ちゃん……出来たら、いいのに……」
「……ッ!?」
「……わかってます……私はエルゥだし……ロディは……
 でも、今だけ……そんな気分になって……いい、ですか……?」
「…………」
ロディは、まだまだ硬いペニスをマリエルの中でずきずきと脈打たせながら、複雑な顔をした。
ホムンクルスである自分に子供は作れない――それは確実だ。
そんなことを考えると、少しだけ暗澹たる気持ちにもなるが、それでも。
今だけ。それが後で、どんなに虚しいことになるかも想像はつくけれど。
「…………」
マリエルだって、そんなことは分かっていて、それでも言ったのだろう。
なら――少しだけ、そんな気分を味わうのも、悪くはない。
ロディは小さくこくんと頷いて、マリエルに応えた。
「あ、有難うッ……ロディッ……!」
嬉しそうに――本当に嬉しそうに笑うと、マリエルは上半身を起こした。
「じゃあ……今だけ……」
そうして、また腰を動かし始める。
525134:02/12/12 10:09 ID:ZMMopLyp
一度達したせいか、マリエルの感度は上昇している。
「ロディのがッ……凄くてッ……!」
また倒れないように、必死で自分を支えている。
ロディも、続けて味わうマリエルにたまらなくなってきた。
「あ……ロディの種を、私の中に植えて……そうしたら、きっと芽吹いてッ……」
虚しいことだと知っていても、マリエルはそう言う。
ロディも構わず、いや、応えるように突き上げを強める。
「ひ、あ、ああッ!」
とろとろになったマリエルの膣内は、それでも狭くてロディを締め付ける。
ペニスの突き上げをたっぷりと受け止めて、マリエルはぽろっと涙を零した。
そうして、二人がお互いを愛するうちに、いよいよ限界が近づいてくる。
ロディが一番強く突き上げた、その時に――
「はぁッ……ロディの種、私にッ……たっぷり、植えて下さいッ……!」
「ッ……!」
この言葉が引き金になったように、ロディのペニスは、びゅるッ……と、精液を吐き出した。
その勢いは凄いものだ。身を止めて、少年の暖かい胸板に手をおいたまま、マリエルはじっと受け続ける。
びゅッ、びゅるッ……
がっしりとマリエルの腰を掴んで、ロディは下から流し込む。
「来てますッ……すご、いッ……」
膣内に飛び込んでくる精液を感じて、嬉しそうに微笑みながら、マリエルは息をつく。
ロディもまた、出し続ける快感によって頭が真っ白になっていた。
526134:02/12/12 10:10 ID:ZMMopLyp
今夜中には終わると思います……
では、ひとまず。
527名無しさん@ピンキー:02/12/12 20:51 ID:wSaVQmGZ
かーーーみーーーーーー!!!
さすが一千歳、口上手……と思ったら初めてだったとは。
底の知れないマリエル。
528134:02/12/12 22:46 ID:ZMMopLyp
やがて身体の震えも止まって、マリエルはロディの上に倒れこむ。
はあはあと、二人とも荒い息のままだ。
ロディのペニスとマリエルのヴァギナはまだ繋がったままで、とろりと白い液が流れ出している。
「…………」
ひとまず、ロディはそっとマリエルを抱きしめた。
その暖かい感触に、マリエルも目を閉じながら微笑む――が、突然はっとしたようにぱちりとその目を開いた。
「……ぁッ……わ、私ッ……」
「……?」
「な、なんでッ……こんなことッ……」
「……ッ?」
今までの、妖艶なほどの欲情は目から消えて失せ、いつもの温和なものに戻っている。
それはいいのだが、つまり元に戻ったということは。
「あ、あああああああ……わ、わた、私ッ……!」
あたふたと、ロディの上でマリエルは慌てた。

とりあえず、冷静になったマリエルが分析するに、やはり原因はあのモンスターらしい。
人間を害するための毒を分泌していたのは間違いなく、それをマリエルが受けてしまったのもやはり確か。
ただ、この『人間』を害するための毒というのが問題だったのでは、とマリエルは推測する。
「私、エルゥですから……人間とは、身体が……違うんですよね」
遺伝子の構造の違いとでも言うべきか。毒の働きも、人間とは微妙に異なってくるのではないか。
アンチドウテによる解毒も何か関係したのかもしれないし、とにかく、細かいことは不明にしろ。
その効果の違いが、つまりマリエルの神経中枢を刺激して性欲を高め――挙句この始末、である。
529134:02/12/12 22:46 ID:ZMMopLyp
「……ごめんなさい……こんなことッ! ……こんな、こと……」
顔を真っ赤にして、マリエルは謝ってくる。
答えようもなく、ロディも戸惑ってしまうのだが。
「………ッ」
とりあえず、まだ繋がったままの場所をちらちらと見ていると、マリエルもそれに気づいたようだ。
「あ、あああああッ! ご、ごめんなさいッ!」
また慌てて抜こうとするが、慌てているせいか抜けずにかえって刺激してしまう。
「ッ……!」
そうしているうちに、またむくむくとペニスがいきりたってきた。
「あ、ロディッ!?」
膣内でそれを敏感に感じ取って、マリエルが悲鳴をあげる。
「……ッ」
どうしようか、とロディが戸惑っていると、マリエルが思い切り顔を赤くして、更に俯きながら呟いてきた。
「……せっかく、ですから……あの……今の、普通の私と……そのッ……」
「……ッ!?」
「あ……その、ご、ごめんなさ……」
普段のマリエルなのに、随分と大胆なことを言う。
そんなマリエルがなんだかいじらしくて、ロディも身体を起こすと――そっと、口付けた。
「あ……」
「…………」
涙目になっていたマリエルに、にっこりと笑いかけて、こくんと頷く。
530134:02/12/12 22:46 ID:ZMMopLyp
今度は服を脱いで、二人とも裸になる。
それから、今までとは反対の格好になって、ロディが上からマリエルにゆっくり突き入れた。
「……あの……優しく……お願いします……」
一度味わっているというのに、今が初めてのようにマリエルは恥らう。
顔を近づけて、その耳に優しく口付けをしてから、ゆっくりとロディは腰を動かし始めた。
「ぁ……」
控えめに、小さく声を出してくる。
「……ッ」
なんだか違う反応に、ロディも興奮を煽られる。
何しろ、二度もマリエルは達しているのだし、精液や愛液の助けで中も随分スムーズだ。
段々と、突き入れる動きも激しくなっていく。
「ぁ……んッ……」
声をあまり出さないように、マリエルは歯を食いしばっている。
むしろ、声をあげさせてやりたいと、突き入れながらロディはそっと小ぶりなマリエルの胸を揉んでみる。
「ふッ……あッ……」
それでも、マリエルは声を出すことを躊躇っている。
ぺろりと、小さな赤い突起を舐めてみても、
「んッ……!」
抵抗するばかりだ。
今までが今までだったので、ひどく違和感を覚えるが――こちらが、本当のマリエル、なのだろう。
無理をして声を出させる必要もない。それに、こうして二人でぐちゅぐちゅと愛し合ううちに、
「ふあッ……!」
段々と、マリエルも声をあげてきたからだ。
531134:02/12/12 22:47 ID:ZMMopLyp
「あ……ん、あッ……」
「ッ……」
子宮口を突付き、更にロディとマリエルは深く接合する。
相変わらずマリエルの喘ぎは控えめだが、それでも声は少しだけ大きくなった。
「……ロディと、こんなことにッ……なるなんてッ……んッ……」
「……?」
ぐちゅぐちゅと、動きは変わらないのだが、ふとマリエルは独り言のように呟き始めた。
「わかってたらッ……あッ……ん、もっと、おめかししてたの……にッ……」
苦笑して、ロディはずんっと突きこんでみる。
「ああッ!?」
ようやく、マリエルは声をあげた。
一度声を出すと、止まらなくなってしまう。
ぐっちゅ、ぐっちゅ……
「ふ、あ、あ、ああッ……」
恥ずかしがりながらも、大きくあえぎを出してきた。
「んッ……ロディッ……私、またッ……」
「……ッ」
「またッ……ロディ、お願いしますッ……その、力強いッ……ロディの種、をッ……」
無意識のうちだろうか、またあのおねだりをマリエルはする。
躊躇うことなくロディは頷いて、一気に動きを速めた。
「う、あああッ!」
今までになく大きく叫ぶと、びくんとマリエルは身体を震わす。
少し遅れて、膣内もまた強く締め付けてくる。
「ッ!」
ちょっとだけ慌てて、一番奥までロディも突き入れる。
それによって、少年の限界も突破された。
「んッ!」
びゅくッ!
二度目でも、なお勢いは変わらずにマリエルに流れ込む。
532134:02/12/12 22:47 ID:ZMMopLyp
「あ……また、中にッ……私の中に根をはって……うあッ……」
再び味わう熱い精液が、マリエルの意識を溶かしていく。
ロディのペニスも、強い締め付けとたっぷりと流し込む精液で、意識が少し飛びかける。
「ッ……!!」
二人ともが、相手から与えられる快感に、頭を真っ白にして抱き合った。
だくだくと、勢いは変わらないまま流れ込んでいく。
「熱いッ……こんな、元気な種はッ……ふあ、きっとッ……」
びくんびくんと、吐き出しながらもペニスは暴れているかのようだ。
イったまま中を小突かれて、マリエルはまたあえぎをあげる。
「ひ、あッ……!」
「……!」
どうにか、顔を近づけてキスをする。
くちゅくちゅと舌を絡めて、マリエルの唾液をロディは飲み込む。
「ん、んッ……」
――それでも、やがて射精は止まる。
「ふ……う」
「ッ……」
二人とも、真っ白になってお互いに抱き合って倒れこむ。
そうして、
「……あ……」
先に意識を戻したマリエルは――
気恥ずかしさや気持ちよさ、様々な感情を混じり合わせて、どんな顔をしたらいいか考え込むものの。
「……?」
そっと目を開けたロディに、
「……その……有難う……ロディ」
微笑んで呟いた。
533134:02/12/12 22:48 ID:ZMMopLyp
「ッ……なんでこんなに遅いんですかッ!」
「いや、まあ、アレだ。時に落ち着けセシリア」
幸せそうな二人はいいのだが、マリエルの家ではセシリアが凄いことになっていた。
「だ、だいたいザックがッ……ロディとマリエルの二人でッ……」
「そ、それが悪いか?」
「悪いって……マリエルだって……ロディのこと……知らない訳じゃないでしょう……?」
最初は昂ぶっていた感情も、話しているうちに落ち着いてきたらしい。
段々セシリアの声が小さくなる。
「そう言われてもなあ」
「ザックが悪い訳じゃないよ……うん。だいたい、モンスターか何かに襲われて、それで遅いって可能性も……」
ハンペンがフォローを出すも、セシリアの目は冷たい。
「……這い寄る混沌も一人で倒せるロディが、このあたりのモンスター如きに……?」
「……ご、ごめんなさい」
「……い、今から私が連れ戻してッ……」
そう言うセシリアの肩を、ザックは必死に掴む。
「余計なことしたら嫌われるぞッ!」
「それは……」
「……まあ、なんだ。十中八九アレだろうが……今はまあ……落ち着け」
「……帰ってきたら、必ずッ……ロディッ……」
ふつふつとしているセシリアに、ザックとハンペンは揃って盛大にため息をついた。
「あいつもな……女殺しだよな」
「本人に自覚がないのが罪ではあるね」
同情していいのかどうか、やや迷いながら――
もう沈みかけている夕日を見つめて、ザックとハンペンはふ、と。世を儚んだような、ニヒルな笑いを浮かべた
534134:02/12/12 22:52 ID:ZMMopLyp
で、ここまでです。
これのある意味続きのような形でジェット×花園少女なんてのも、
可能性があるかもしれませんが……
書き溜めているものもありますし、毎度のことながらまたなんとも……
では、この辺で。
535名無しさん@ピンキー :02/12/12 23:28 ID:nOaaQH9x
イ、イイつД`)
やっぱアナタはこの腐敗した世界に落とされた神だ・・・
536名無しさん@ピンキー:02/12/13 00:23 ID:vQdKqFrR
ホムンクルスであるロディは子供を作れないの?ショボーン・・・
でも激しく射精しますた
537名無しさん@ピンキー:02/12/13 00:49 ID:6M0pMmUr
セシリアを加えての3Pキボンヌ
538名無しさん@ピンキー:02/12/13 01:53 ID:CId2MGPA
×セシリア、×ジェーン、×マリエルのロディが全部同一人物なら
順番はどうなのかちょっと気になったり。
539名無しさん@ピンキー:02/12/13 17:02 ID:pWL9rgjH
134氏arigatou.
540■■女性会員約12000人!!!■■:02/12/13 17:25 ID:TSsjmDwV
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541名無しさん@ピンキー:02/12/13 22:00 ID:+8lCRUu1
俺にだって・・・SS書く力があれば・・・力が欲しい!!!
絶対なる力が・・・

542名無しさん@ピンキー:02/12/13 23:19 ID:2mPfGjud
>134様
スバラシー作品をありがとッ
クレクレですいませぬが
アシュレー×リルカをリクエストしまつ
543ゼット:02/12/14 15:36 ID:IH4IQhgG
ゼェーーーーーーーーット!!!!
ここはサイコーだぜぇーーー!!
まさに知的好奇心溢れる性春真っ盛りな魔族の好青年、ゼット様にうってつけな良スレだぁ〜!
544名無しさん@ピンキー:02/12/14 20:53 ID:UR5995TK
12月20日はリボンの日ー
てなわけでその日にエルミナものをリクエストしてみたり・・・
545名無しさん@ピンキー:02/12/14 20:54 ID:UR5995TK
12月20日はリボンの日ー
てなわけでその日にエルミナものをリクエストしてみたり・・・
546名無しさん@ピンキー:02/12/16 03:14 ID:jmd19hgn
フフフ、保守ッ。
547名無しさん@ピンキー:02/12/17 19:54 ID:cbVtqRnE
ほっしゅ
548名無しさん@ピンキー:02/12/18 22:45 ID:J/ffPQn2
age
549名無しさん@ピンキー:02/12/19 13:52 ID:KcrOg4HS
保守
550名無しさん@ピンキー:02/12/19 13:53 ID:f0MVBh6L
ふぉー、今回も最高神さんの小説が激ヒット!
催促の意味はないが次回にも期待と書いてみる。
551134:02/12/19 19:29 ID:yglMPnnA
……何といいますか。
ロディ×セシリア×ジェーン×マリエルってのは……
自分でもかなりアレですが……どうでしょう。
552名無しさん@ピンキー:02/12/19 20:41 ID:FZYNritx
>>551
構いません、大歓迎です。
553名無しさん@ピンキー:02/12/19 22:56 ID:5H2GKw3i
>551
凄まじいシチュですねw。
しかし1の女性キャラ好きの私としては大歓迎です。
554134:02/12/20 00:18 ID:SxCVWYdD
少年、ロディ・ラグナイトは悩んでいた。
この上なく悩んでいた。
それはもう、自分がホムンクルスだったと知った時や、アームを使って人々から白い目で見られた時以上に悩んでいた。
何をそんなに悩んでいるのかと言えば。
実に、彼の『仲間』である三人の少女と、それぞれ関係を持ってしまったことを、である。
セシリア、ジェーン、マリエル。
いずれもが魅力的な女性であり、またかけがえのない仲間だ。
その三人が三人とも自分に好意を持っていた上に、いずれも半ば流されるような形だったとはいえ関係してしまったのである。
これはいくらなんでもまずい。
自分がそんなに好かれていたことも予想外だし、関係したのも当然予想外というか、今でも信じられないくらいだ。
しかし、それが事実であることは、あれからの三人の反応を見れば簡単に分かる。
セシリアは宿に泊まる時になると何故か一緒の部屋になりたがるし(ザックの配慮であれから一度もそんなことにはなっていないが)、
ジェーンはあまり変わらないものの目つきが妙に大人びた感じになっている。
マリエルが一番困ることに、顔を合わせると途端に真っ赤になって俯いてしまうのだ。
こんな状況を今は亡きゼペットが知ったらどう思うか。それを考えるとまったく頭を抱える他ない。
案外、褒めてくれるかもしれない――というのはさておき。
三人は、まだ辛うじてロディが自分以外の子と関係したのを知ってはいないようだが、それも時間の問題だろう。
その時が来たら、最悪の修羅場が発生するのは間違いない。
自分はどうしたらいいのか。全ての悩みはそこに帰結する。
下手を打てばみんなを傷つけてしまう。かといって逃げてしまってはそれこそ最低だ。
堂々巡りに悩みぬいた挙句、ひとまずロディは信頼のおける友人に相談してみることにした。
555134:02/12/20 00:20 ID:SxCVWYdD
「……まあ、だいたいそんなこったろうとは思ったが」
こういう時に相談できる相手といえば、結局のところザックくらいなものだ。
「……ッ」
「いや、まあ、な。あの子らのお前に対する視線を見ればそりゃあ簡単にわかるってもんだろ。
 しっかしお前、ある意味羨ましい状況ではあるが……ちっと同情するなあ」
悟りきった顔でザックは頷く。
その懐からハンペンが顔を出して、続けるように言った。
「モテモテってのはいいけど、こりゃまずいよね。で、ロディとしては誰が一番なのさ?」
「ッ!?」
露骨な質問にロディの全身が強張る。
だが、そんな亜精霊の頭を軽く撫でると、ザックはふうっと息をつきながら続けた。
「こいつは……良く言えば優しいっていうか、アレだな。悪く言えば朴念仁だ。
 大方、三人とも平等に好きってとこだろ?」
「…………」
思い切り複雑そうな顔をしてから、小さくロディは頷いた。
「やっぱりな。いや、まあ、責めてるんじゃないが……誰かを選ぶことは出来ないってとこか?」
「……ッ」
「優柔不断ってかなぁ……見事に三人から惚れられてるからな、お前。
 となると、選ぶべき道は一つ――だろう」
「ッ!」
その言葉に、ロディはぐいっと身を乗り出した。解決策がある、と。
勢いに少しだけ押されてザックは身を引くが、ともかくあくまで冷静に答える。
「つ、つまりだな……いっそ、アレだ……」
「……?」
「三人まとめて頂いちまえ」
しばらく、ザックの顔をじっと見つめた後――
おもむろに、ロディは懐からアークスマッシャーを取り出した。
556134:02/12/20 00:20 ID:SxCVWYdD
結局なんの解決にもなっていない。
相変わらず頭を抱えながらロディは宿に戻ってみたが、そこにはセシリアとジェーンが二人揃って語らっていた。
問題の三人のうちの二人がいたので、少しばかりロディもびくっとする。
「ああ、おかえりなさい、ロディ」
気にせず、セシリアはいつものように軽く声をかけてきた。
ジェーンも気づいて、手をあげて挨拶する。
「丁度いいとこに来たわね、ロディ。また新しい遺跡が見つかったんだけど……」
内心の動揺を隠しながら、曖昧に笑いつつロディは二人に近づく。
もっとも普段から喋らない彼のこと。態度くらいしか怪しい場所はないので、それほど目立たずにいられる。
話を聞いてみると、どうやらジェーンがまた新しい遺跡を発見し、その探索に自分達の助けが借りたいというのだ。
「ちょっと前の遺跡じゃ散々だったからね。今度は多分大丈夫、だと思うんだけど」
「そういえば、ロディとジェーン、二人揃って罠に引っかかって……私達も見つけるのに手間取ってしまいましたし」
セシリアの言葉を聞いた途端――ロディとジェーンは揃ってびくりと身体を硬直させた。
「二人とも、どうしたんですか?」
「え……い、いや、ちょっと、あはは……」
ロディはともかく、妙に不自然なジェーンの態度にセシリアは少し眉を顰める。
「あの時は……助けに行くまで、結構時間がかかってしまいましたけど。まさか、その間に何かあったんじゃ……」
「な、な、なんでもないわよッ、ね、ロディッ!?」
「……ッ!」
慌てて、ロディもぶんぶんと首を縦に振る。
しかし、露骨な動揺が二人から見て取れるせいか、セシリアはますます不振そうに顔をしかめた。
「本当に何か……あったんじゃないんですか? 考えてみたら、色々思い当たる節もありますし」
「だ、だから、何もなかったってばッ! 疑り深いんだからッ……」
どうもジェーンは嘘が下手である。冷や汗など流し始めては、ますますセシリアの疑いは深くなるのに。
実際、セシリアの疑惑は確信へと変わりつつあるようだ。
「あの後、妙にジェーンの歩き方が不自然だったような……」
「そ、それはッ……その」
557134:02/12/20 00:21 ID:SxCVWYdD
あの後、つまりロディとジェーンが交わり、そして救出された後のこと。
何しろ、ジェーンは初めてであったし、中に随分沢山出されたというのもある。
歩き方がぎこちなくなってしまっていたので、あの時点から既に妙な目で見られていた。
とりあえず、その場は足を怪我したなどという理由で誤魔化していたのだが。
「今考えてみると、やっぱりおかしいです。だって、ヒールをかけようかって言ったのに、いらないって……」
「か、軽い怪我だったんだから……」
「それに、あれからなんだかロディに妙にくっつこうとしてたようにも思いますけど」
「き、気のせいよッ」
段々空気が不穏になってきた。
間に入ろうにも、普段から喋りなれていないロディにそんなことが出来るはずもなく、傍観しているしかない。
「気のせいって、それにしては怪しいところが多すぎますッ!」
「あたしは知らないわよッ! だいたい、そんなのあんたが気にする必要ないでしょッ!」
この話の流れは極めてまずい。傍観しつつも、ロディは焦りを隠せなくなってきた。
どうにかなだめようと、二人の間に入ろうとしたその瞬間――
「私はッ……私、ロディのこと好きなんですからッ!」
「なッ……!」
セシリアが。どうにも耐えかねたと言うべきか、暴発したと言うべきか――
顔を真っ赤にして、そんなことを叫ぶ。
「だから、そんなことされたら平気でいられないんです……ッ!」
「そッ……そんなのッ……」
完全に硬直してしまったロディだが、ジェーンは今の言葉で余計に火がついてしまったようだ。
彼女もまた――
「あ、あたしだって、ロディのこと好きなんだからねッ!?」
「うッ……」
大声で叫ぶ。宿の主人がなにやらニヤニヤとしているのがわき目に見えるが、そんなことはどうでもいい。
558134:02/12/20 00:23 ID:SxCVWYdD
「もうッ……言ってやるわよッ! あの時のこと、全部ッ!」
「や、やっぱり何かやってたんですかッ!」
その場にいる三人ともに顔が真っ赤である。
ただ、興奮してきている女性陣と違い、ロディはもう何がなにやらといった様子で完全に停止してしまっているが。
「ええ、勿論ッ! ロディに告白して、それで……えっと、しッ……しちゃったんだからッ……」
流石にその部分は声が小さくなった。とはいえ、セシリアが受ける衝撃は変わらない。
二、三歩後ろに下がってしまう。
「そ、そんな……」
「でも誤解しないでよッ!? ……あれ、あたしがロディに無理いってやってもらったんだからッ。
 だから……そんな、特別な関係とか……そんなのじゃない、から……」
ちょっと考えれば、しておいて特別でもない、というのは無理のある話だ。
ジェーンは自分で納得しているようだが、セシリアはそうもいかない。
「そういう問題じゃッ……ない、でしょうッ……」
「い、いいのッ。それで」
「……だ、だったら……」
今度はセシリアがまた何か口を開きかけた。
硬直していたロディが、思い当たってどうにかしようとするも――やはり、何も出来はしない。
「私だって、ロディとッ……ひ、一晩中ッ……」
「なッ……なんですってッ!?」
最悪の展開である。
最早、三人ともに言葉もない――が、それは言葉が出てこないからではない。ロディはその通りとはいえ。
あまりに言うべきこと、言いたいことが多すぎて、ジェーンとセシリアは何も言えなくなってしまっているのだろう。
「なッ……そ、そんなッ……」
「ろ、ロディがッ……そのッ……」
にらみ合いは、そのまま緊張に耐えかねてロディが気絶するまで続いた。
559134:02/12/20 00:24 ID:SxCVWYdD
「じゃあ、やっぱりあんたがロディに無理強いしたんじゃないのッ」
「あなただって、ほとんど強引に迫ったんじゃないですか……」
ロディが気づくと、ようやく興奮が落ち着いたらしい二人がそれなりに冷静に話しているのが見えた。
「……まあ、ちゃんとあんたの誘いを断らなかったロディもロディだけどね」
「……あなたの強引なやり方に乗ったロディもロディですけど」
急に矛先が自分に向いてきたようだ。
まだ気絶している振りをしながら、密かに様子を伺ってみる。
「で、どうするの? こんなこと言うのもなんだけど――あんたと、えと、してた……って、あたしはロディのこと好きだから」
「私だって……それくらいで、諦めるようなのはありませんッ……」
喜んでいいものかどうか。ある意味嬉しいが、やはりある意味厄介な話だ。
そうやってロディは影で悩み、ジェーンとセシリアは冷たい戦争を続けていた、のだが。
ふと、セシリアが恐ろしいことを呟く。
「……そういえば、先日マリエルとも……」
「……ええッ!?」
その言葉に、ロディは跳ね起きた。
あの後はどうにかしてセシリアを誤魔化したものの、やはり危険な話に変わりはない。
「ロディ、気づいたんだ? ……でも、マリエル……?」
「マリエルの家にちょっとお邪魔して……その時。やっぱり、あれも……」
また二人からの視線がひどく痛い。
考えてみたら、自分はとてつもなく最低なことをしたんじゃないか―ーと、ロディはやや震える。
それなりに真実ではあろう。
「なら、本人に確かめましょう。今からテレポートして……連れてきます」
「うん……この際、はっきりさせようじゃないの」
勝手に話が進んでいる。けれども、無力なロディには結局どうすることも出来なかった。
560134:02/12/20 00:27 ID:SxCVWYdD
「……そ、その……えと、はい……しました……」
マリエルは案外あっさりと白状した。
もう、予想通りだったのか。ジェーンとセシリアは動揺している様子はない。
「やっぱり……ロディったら……」
「で、でも、あれはその……じ、事故だったんですッ……」
「いいからいいから。あたし達、みんなそうだし」
「……え?」
二人とも、マリエルに全てを教え込む。
もうどうにでもなれと、ロディもやや投げやりな表情になった。
「……そんな」
「これが事実よ……で、マリエルは……今、ロディのことどう思う?」
「……ちょっと酷い人……です」
ぐさりと、ロディの胸にその言葉が突き刺さった。けれど。
「でも……やっぱり、私も……」
「でしょうね……」
結局のところ、三人ともに諦める様子はないらしい。
男子冥利につきる話なのか、それとも最大の不運なのか。微妙なところだ。
しばらく、気まずい沈黙が部屋に満ちる。
「……こうなったら」
口を開いたのはジェーンだった。
「いっそ、この場で決着をつけるってのはどう?」
「決着?」
きょとんとした様子で、マリエルが呟く。
「そう、決着。誰がロディを射止めるか、ってね……」
「それはッ……」
「だって、三人ともにしちゃったんなら、ある意味ここからがスタートラインじゃないッ」
「……そう、かもしれませんね」
色々抗議したい気分だが、やっぱりロディは何も言えないでいる。
561134:02/12/20 00:29 ID:SxCVWYdD
「でもどうやって決着をつけるんです? 戦うのなら……マリエルが、ちょっと」
ちらりと、エルゥの少女を見てセシリアが口ごもった。
ジェーンとセシリアは、渡り鳥としてなかなかの戦闘力の持ち主ではある。
しかしマリエルはエルゥと言っても、戦いなどはしたこともない。性格も穏和だ。
「ノンノンノンッ。そんな物騒な話じゃないわッ。……誰がロディを一番満足させられるかってのでどう?」
「ッ……!」
聞いていたロディが一番驚いた。
薄々気づいていたらしいセシリアとマリエルは、ある種仕方なさそうに頷くだけだが。
だが、ロディは必死で否定しようと首を振る。けれど。
「……今更、そんなのが通じると思う? ロディ」
ひどく冷たいジェーンの声に、首を振るのを止める。
「……もう、この際それしかありませんね」
「……恥ずかしい、ですけど……」
覚悟を決めたらしい二人の声も、ますますロディの否定を止めさせてくる。
「わかったら……じゃ、みんな。ロディ剥いちゃおうかッ」
「ッ!?」
ジェーンの言葉に硬直する間も無く、取り押さえられたロディは簡単に衣服を剥がされてしまった。
それから、やはり三人も裸になる。準備は万端といったところか。
562134:02/12/20 00:33 ID:SxCVWYdD
三人ともにロディの裸を見るのは初めてではない。それどころじゃないこともしたのだし。
だが、やはり均質のとれた少年の身体を見るに、三人ともにため息をついた。
「相変わらず、ロディっていい身体してるよね……」
「ええ……」
マリエルだけは無言で、ひどく顔を赤くしてじっと全身を見ている。
しかし、三人に晒されているロディは、格別恥ずかしさも大きい。
特に股間の部分をじっと見られると、百魔獣の王に一兆℃の火球を食らったかのように全身が熱くなってきた。
全身、というより、その一部分がまたひどく熱い。血が集中してきているようなのだ。
つまり、それは一つの結果を生み出すことになる。
「わッ……な、何もしてないのにッ、ロディッ……」
むくむくと、ロディのペニスが起き上がってくる。
もう、この時点で死んでしまいそうなほどにロディは気恥ずかしくてたまらないのだが、三人は目線を逸らさない。
「これが……あたしの中で暴れてた、のよね……その上、あんな沢山……白いのを出して……」
「それは私だって……」
「……その、私も」
いちいち三人揃ってそんなことを言わないで貰いたい、とややどうでもよいことを考える。
「……じゃ、あたしからいくわよ?」
「え……あ、どうぞ」
最初に手を伸ばしたのはジェーン。そっとロディのペニスを掴んでくる。
「ッ……」
「……じゃあ、前みたいにしてあげる」
そう言うと、少しだけ逡巡した後――ジェーンは、口を開いてロディのそれを呑み込んできた。
前と同じ――いや、前よりも暖かく、湿った口の感触が伝わってくる。
舌を使ってあちこちを舐め、くびれなどもそっと刺激する。
「ッ!」
前よりも、その動きはいやらしく、そして上手になっているかのようだ。
お陰でますますロディのペニスは大きく膨らんでしまう。
563134:02/12/20 00:34 ID:SxCVWYdD
少しだけ口を離すと、ロディの方を見てそっとジェーンは笑った。
「あれから、果物とかで練習したんだ……また、ロディとする時が来たら、って思って」
その言葉に、セシリアが少しむっとする。
「……やっぱり、狙ってたんじゃないですか……」
「い、いいじゃないッ」
適当に誤魔化すと、また口に含む。
ちろちろと、鈴口を舐めたり、軽く歯を這わせてみたり。
確かに練習の甲斐はあったらしく、ロディの昂ぶりも段々大きくなってきた。
ちゅっ、ちゅっと小さな音が聞こえてくる。
「……ジェーン、結構上手なんですね……」
感心したようにセシリアが漏らすと、ジェーンは少しだけ得意そうに、にっと笑った。
と、下半身に集中していたロディは、突然唇を暖かいものでふさがれる。
「ッ!?」
「あッ……マリエルッ?」
あおむけになっているロディのペニスにジェーンが口付けしていたが、ロディの唇にはマリエルが今口付けをしていた。
ジェーンの口技をじっと見ていたセシリアと、それに意識を集中させられていたロディは気づかなかったのだが。
「んッ……」
つん、と、舌をロディの唇にあててくる。応えるように開かれた口の中へ、マリエルは舌を伸ばした。
ロディの舌と、マリエルのそれを絡み合わせてみる。
「ず、ずるいですッ……!」
セシリアは抗議するが、元々ルールなどは特にないようなものだ。
ジェーンはかえって意地になったかのように、ペニスへの攻撃を強める。
一人残されたセシリアは、仕方なくロディの身体をぺろぺろと舐め始めた。
「ッ……!」
三人に責められる格好となり、たちまち昂ぶりは限界を告げる。
「んッ」
口の中で膨れ上がったペニスを感じ取ると、ジェーンは思い切って舌の先で発射口をつついてみた。
瞬間――ぴゅるるっ、と、ジェーンの口の中に苦くて熱いものが飛び出てくる。
564134:02/12/20 00:38 ID:SxCVWYdD
今日はここまでです。
ある意味続編……ですね。
565名無しさん@ピンキー:02/12/20 02:04 ID:FKZ/vc5T
(;´Д`)ハァハァハァハァ
566名無しさん@ピンキー:02/12/20 12:49 ID:8Aq4V+lh
修羅場キターーーーー(;´Д`)ハァハァ
567名無しさん@ピンキー:02/12/20 16:48 ID:0agoAAlb
――――――ふぅ…。

さては、134タソはWA無印が好きと見た。
568名無しさん@ピンキー:02/12/20 19:42 ID:qk4P+5tG
>>134
イイッ!修羅場最高ッ!!
何よりここまで無口ロディでエロを成立させる技量に乾杯ッ!!!
569134:02/12/21 00:27 ID:HZtLR5Yp
ロディの舌も緊張したように震えるのを、絡ませていた舌で感じ取ったマリエルは、唇を離してジェーンの方を見る。
こくこくと、喉を鳴らしてロディの精液を飲み込んだジェーンは、ペニスから口を離すと得意そうに笑う。
「これであたしが一歩リードねッ」
「……でも、私やマリエルが手助けしたようなものですし」
「それはッ……あんた達が勝手にやったんじゃないッ」
水を差されてジェーンは少し頬を膨らます。
「だって、何もしないのは……」
「じゃあ、次からは公平にするために、他のは手出し禁止ってことにする?」
「まあ……仕方ないですけど」
そうやってジェーンとセシリアが話している隙に、そっとマリエルが今度はロディのペニスに顔を近づけた。
「あッ……また、マリエルッ……」
「……じゃあ、次は私が……しますね」
二度にわたってマリエルに出し抜かれ、少々セシリアは不本意そうに眉をしかめる。
だがマリエルがロディのペニスを口に呑みこんだ途端、その目は驚きで見開かれた。
マリエルは――
唇をつかってきゅうっとペニスを締め付けつつ、頭を上下させてより強い刺激を与え出したのだ。
「ッ……!?」
まるで膣内のような強い締め付けが生み出される。
同時に、舌でもペニスを刺激され、発射したばかりなのにロディのそれはすぐに最大になった。
「す、凄い……」
驚きながら見守るセシリアとジェーンには気を払わず、マリエルは一心不乱にロディを高めようとする。
唾液と先走りが口の端から漏れ、大きくなったペニスは小さなマリエルの口に収まりきらないほどだ。
それでも、必死で締め付けるうちに、またロディは限界に近づく。
二度目の発射――それを導こうと、きゅうっとマリエルは口をすぼめた。
そして。
ぴゅっ……と、やや勢いは弱くなったものの、マリエルの口の中にも白い液が流れ込む。
収まりきらずに口から漏れた精液をそっと手でぬぐった後、微笑みながらマリエルは口を離した。
570134:02/12/21 00:28 ID:HZtLR5Yp
「……私も一つ……です」
「み、見事ね……」
ジェーンは唸る。セシリアは、また見かけによらないマリエルの口技に、言葉を失ったようだ。
「じゃ、じゃあ、次はセシリアだけど……」
「……あ、はい。でも……これ、考えてみたら後の方が不利じゃないですか?」
「……今頃気づいたの?」
ジェーンは少し呆れたように呟く。
考えるまでもなく、当たり前の話だ。そもそも短時間に二度、三度も出すのは普通のスタミナでは難しい。
ロディの場合は基礎体力が凄いというのもあるのだろうが、それでも流石に厳しいものがある。
「それじゃ、最初から仕組んでたんですかッ!?」
「だって……」
「い、いいです。私だって頑張りますから」
自棄のようにそう言うと、セシリアは萎えたロディのペニスを見る。
もうほとんど呆然としているロディ本人と同様、それも力を失ってしまっているが。
「私、お口っていうの……やったことないんですよね……」
「……勝ったわ」
小さく呟いたジェーンを一瞥してから、ふと思いついたように身体を低くする。
その乳房を、ロディのペニスにくっつけてみたのだ。
「セシリアッ、あんた……」
「こ、こういうのも、男性の方って喜ぶんでしょうッ……?」
「うー……」
一応、知識としてはジェーンにもある。が、まだ彼女はそれほど身体が発達している訳ではない。
この中では、年長者と言える――マリエルの実年齢はともかく――セシリアは、それでも可能な方だろう。
そっと乳房でロディ自身を包み込むと、ぎこちなくも刺激しはじめた。
571134:02/12/21 00:31 ID:HZtLR5Yp
「………ッ」
柔らかい感触がペニスを包む。
口の中とも膣内とも違う、独特な柔らかさだ。
ゆっくりとした動きが、なんともいえない快感を生み出す。
立て続けの快感で意識が朦朧としていたロディも、新しい感触にふっと覚醒した。
自分の下半身に、セシリアが全身で刺激している。
「ッ!」
「ふふ……段々、元気になってきました……」
その通りに、三度目ながらロディのペニスはゆっくりと硬度を取り戻し始める。
激しい快感ではないが、むしろこのゆっくりとした刺激が新鮮で、ロディはまた興奮しはじめた。
「あ、あたしだって、あとちょっとしたらこれくらいッ……」
「……私、まだ何千年かしないと駄目ですね」
二人の嘆きに少し得意になると、段々なれてきたセシリアは動きを速める。
「ど、どうですか、ロディッ……?」
「……ッッ」
柔らかいセシリアに包まれる感触は、確かに快感を呼んでいる。
とはいえ――まだ、セシリアとて経験もなく、それに二度も出しているロディには、少々物足りない刺激だ。
しばらく続けて、ペニスの硬さと大きさがまた元に戻ったあたりで、セシリアは止まってしまった。
「……や、やっぱり、三番目は不利……です」
「だって仕方ないじゃない?」
身体を離すと、一人不満そうに頬を膨らます。
「それに……考えてみたら、これからだって沢山してもらうこともあるんですから。
 私達は三人いるけど、ロディは一人しかいませんし……なんとかしないといけないと思います」
「う……それはそうよね……」
と、セシリアがふっと顔を上げる。
「じゃあ……こうしてみます」
目を閉じて意識を集中させる――と、部屋の中央に大きな光る何かが出現した。
「え、えッ?」
「オードリューク……力を貸してくださいッ……」
572134:02/12/21 00:34 ID:HZtLR5Yp
生命のガーディアン、オードリューク。
その力を具現化させたセシリアは、ロディに生命の力が流れ込むように祈った。
また妙なことに借り出されたオードリュークの心境は不明だが、素直に巫女たるセシリアに従ってその力を行使する。
「……わあ……」
途端、ロディのペニスが完全に硬さと大きさを取り戻す。
同時にオードリュークはふっと消えたが、力を取り戻したロディに三人ともが釘付けになった。
「セシリアッ……あんた、またえらいことしたわね……」
「ちょ、ちょっとした、そのッ……い、いいじゃないですかッ」
ある意味不遜極まりない行いなのだが。
「と、とにかく。じゃあ、私から……」
「ッ……」
呟くと、セシリアはロディの上にのしかかった。
「最初の一周で、私だけアレでしたから……今度は、私が貰いますね……」
「う……ん……」
不承不承頷いたジェーンとマリエルをわき目に、セシリアは自分の秘所にロディのペニスを近づける。
上から、ゆっくりと腰を落として――セシリアの膣口に、ロディの硬くなったものが呑み込まれていった。
「んッ!」
「う、うわ……」
「……凄いです……」
入っていくシーンが、残りの二人の目にはっきりと映る。
ずぷずぷ……と、音まで聞こえるかのように、太いロディのペニスがセシリアを串刺しにしていくのだ。
「お、おっきいッ……!」
オードリュークの力を借りたロディのペニスは、前にも増して容積を増している。
一晩かけてロディと愛し合い、初めてのショックもほとんど消えたセシリアにしろ、それは一段と圧迫してきた。
「す、凄ッ……ロディッ……」
ゆっくりと腰を下ろし――ようやく、全てが収まる。
同時にくちゅ、と、接合部から愛液が漏れ出した。
573134:02/12/21 00:36 ID:HZtLR5Yp
「は、んあッ……」
腰をゆっくりと上下させる。
ちゅぷ、ちゅぷと水音も聞こえるようだ。
ロディの方も、大きく敏感になったペニスによって快感を耐える表情になる。
「ッ……」
「あ、ん、す、凄いッ、大きい、です、ロディッ」
たまらない顔で、セシリアは動く。
腰を上に動かすと、つられてロディも突き上げ、下に落とすと子宮口にまで届く。
「ひああッ!」
セシリアのあえぎも一段と大きくなった。
その交わりの部分を見せ付けられるジェーンとマリエルもまた、息を荒げる。
「い、いやらしいわねッ……」
「……ん……」
ふとジェーンが隣を見ると、マリエルがそっと自分の秘所に指を這わせていた。
「やだ……」
言いながらも、ジェーンもまた同じようにする。
ベッドの上では、ぐちゅ、ぐちゅとセシリアをロディが突き上げていて。
それを見ながら、ジェーンとマリエルは自分を慰める。
「んッ……あ、あたしも、あんなふうに、いやらしくなるのかなッ……」
指を二本、自分の中に入れて。ジェーンは悩ましげに呟く。
マリエルも同じだ。じっとペニスが出入りしている部分を見つめ、無心に自慰をしてしまう。
「……ロディとセシリア、凄いッ……」
そんな二人の声が聞こえたのか、ますますセシリアの動きは大胆になる。
自分の胸に手をやりながら、じゅぷっじゅぷっと腰を動かすのだ。
「ロディッ、すご、凄いッ、いいです、うああッ!」
「……!」
勢いよく上下するセシリアに、ロディも遠慮なく突き上げを行う。
動きが同調して、ますますお互いが昂ぶる。
574134:02/12/21 00:39 ID:HZtLR5Yp
ロディもまたセシリアにあわせて、下から激しく突き上げる。
セシリアの膣内は、激しく蠢動するセシリア本人のようにロディを締め付け、一刻も早く精を得ようとするのだ。
「ふあ、ロディッ……気持ちよすぎてッ……うあッ……」
息も絶え絶えになるセシリアを、ロディは力強く突く。
下から、大きなロディのものによって貫かれ、ほとんどセシリアは意識が飛びかけていた。
たらりと愛液は流れ、ロディの股間をぐちょりと濡らす。
「ふ、あ、あ、んッ……」
声もなくなってきたセシリアの腰をしっかり掴むと、ロディは思い切り強く突き上げた。
「あッ……ひあああッ!?」
それが、セシリアの絶頂を招く。
きゅうッ……と突き上げたロディもまた締められ、少しセシリアに遅れてロディのペニスも弾けた。
びゅるるるるるッ。
だくだくと、セシリアの膣内にロディの精液が流れ込む。
位置の関係から、膣口から少し零れるものもあるものの、粘度の高いそれはたっぷりと中に残った。
「……う、あ……ロディ……」
耐えかねて、セシリアは崩れ落ちる。
ロディの上に倒れこむと、そっと口付けを交わした。
「はぁ、はぁ……ん、お、終わったの?」
息を荒くした少女の声がする。
絶頂の余韻にひたりながらそちらを向くと、ジェーンが顔を真っ赤にしてこちらを伺っていた。
「は……い……ふふ、これで私も……ロディと……」
「うッ……じゃ、じゃあ、次、あたしの番ッ。マリエル……いい?」
同じように顔を赤くしているマリエルは、そう聞かれると小さく頷いた。
控えめな彼女に少々悪い気はしたが、ジェーンは気を取り直してロディの元に向かう。
「ほら、セシリアッ……」
「う……その、ごめんなさい……」
気だるい様子で、セシリアはゆっくりと身体をどかす。
それなりに広いベッドなので、横にセシリアが倒れてしまってもまだ余裕はある。
575134:02/12/21 00:46 ID:HZtLR5Yp
とりあえずこの辺です。
1というか、ロディはむしろ書きやすいんですよね……
アシュレーものだと、どうしてもマリナ以外の子に手を出す理由が……アレで。
3は……どうもベアトリーチェがゲームでも小説版でも気の毒で気の毒で。

と、それから申し訳ないんですが、多分年内から年明けまで、
新しいSSは投稿できない予定です。
今のこれは完結させますが……色々申し訳ありません。
576名無しさん@ピンキー:02/12/21 02:33 ID:lr6CWyWG
  ∧_∧
 ( ;´∀`) ちんこ勃ってきた
 人 Y /
 ( ヽ し
 (_)_)




577名無しさん@ピンキー:02/12/21 12:19 ID:Gj6Rpdrf
エロイ!エロイですよセシリアさん!
578名無しさん@ピンキー:02/12/21 19:16 ID:NHg4u/dp
毎度ながら神に敬礼しました
579名無しさん@ピンキー:02/12/21 21:03 ID:qrbxDQj2
ありがとう134殿!!!
皆!! 濡れらに託された氏名は年始までここを守ることだッ!!!

580134:02/12/22 01:59 ID:bC+rPGZF
「うーん……まあ、仕方ないか、セシリアも疲れたみたいだし……じゃ、ロディッ」
こちらも余韻にひたっていたロディを起こすと、ジェーンは少し逡巡してから、四つんばいになってみる。
「……?」
「そ、その、ね。あたし、まだ多分……ちょっと痛いから……
 聞いたんだけど、後ろからだと痛みもちょっと……減るって言うからね」
「……」
なんとも複雑な表情でロディはその言葉に従う。
綺麗な白いジェーンの尻をそっと撫でると、びくりと彼女は震えた。
「ひッ……ロ、ロディッ。そんなのいいからッ……」
出したにも関わらずやはり力の滾っているペニスを、ジェーンの秘所にあてがう。
ちらちらと後ろを伺って、ジェーンは少しだけ心配そうな顔だ。
「ねッ……早く……」
「……ッ!」
いつかのように催促されて、ロディもあの時と同じように――
一気に、ジェーンの中へと入っていった。
「ふッ……ほ、ホントにッ……お、おっきッ……!」
オードリュークの力で、余計にいきりたったロディは。
「い、痛ッ……まだちょっとッ……」
まだまだ未熟なジェーンの秘肉には、いささか大きすぎる。
それでも、我慢できないほどではない。
「ふうッ……ん、大丈夫だから、ロディッ……」
健気にそう言うジェーンに、ゆっくりとロディは抜き差しを始める。
ジェーンの腰をつかんでゆっくりとだが力強く彼女の膣内に入っていく。
ぎゅっとシーツを掴んで、ジェーンはそれに耐えているようだ。
「んッ……ロディ、おっきいねッ……」
息を吐いて、ロディを受け止める。
初めてに比べたらよほど痛みは少ないが。それでも、入れたばかりの今は圧迫感によってジェーンも少し辛そうだ。
581134:02/12/22 02:00 ID:bC+rPGZF
あくまでゆっくりロディはジェーンを貫く。
最初は歯を食いしばっていたジェーンも、段々と力が抜けてきた。
「あ、ん、んッ……」
それと同時に、ロディの動きを少しずつ早くしてみる。
ずッ……ずちッ……ずち、ずちゅッ。
ロディのペニスが膣内をかき回すのを、ジェーンはシーツを掴んで受け入れる。
甘い痺れが生まれてくるのに、小さな戸惑いが彼女を包む。
「ふッ……んッ……」
息を吐きながら、そっと後ろのロディを確かめる。
彼は緊張したような面持ちで、自分の中に出し入れをしている。
こんな状況でも、少しだけ不安そうな顔で――ジェーンを傷つけていないかと不安な顔で、抜き差しをしているのだ。
それが少しおかしくて、くすっとジェーンは微笑んだ。
「……?」
「あ……なんでもないッ……」
余裕が少し出てきたのだろう、そう判断して、ロディはまた動きを早く、強くしてみた。
「んッ!」
ずん、と深く貫いたところで、ジェーンは呻く。
「……ッ」
ロディは一旦動きを止めて、そちらを伺う。
はあ、と息を吐いてからジェーンはにっこりとした微笑をロディに向ける。
「ちょっとびっくりしただけ……もう、大丈夫だから」
「…………」
躊躇いながらも、ロディはずん、ずんとまた突き込みを再開する。
「は、ふあ、んッ……」
ようやくこなれてきた秘肉から、ロディのくれる快感を受け取って、ジェーンも素直にあえぎはじめた。
582134:02/12/22 02:00 ID:bC+rPGZF
「……ロディ……」
その横で身体を横たえていたセシリアは、複雑な顔で二人を見る。
どう割り切ろうと、自分のすぐ近くで他の子とそんなことをしているロディを見るのは辛いものがある。
独占したい――けれど、それは多分、他の二人も思っているはず。
自分だけが抜け駆けするようなことは出来ないし、ロディだってそんなことは望まないだろう。
少しだけ涙が零れたけれど、ぬぐおうとも思わない。
と。そうして、ぼんやりロディとジェーンの交わりを眺めていたセシリアは――
先ほどまでロディが入っていた場所に、ぞくっとする感触が走った。
「えッ!?」
そこには、マリエルがそっと秘所に口付けているのが見える。
「ま、マリエルッ!? ……んあッ」
「……ロディの種……ん」
セシリアのヴァギナに舌を這わせ、零れ出すロディの精液を舐めている。
「や、やめてッ……ん、あッ……」
「こんなに沢山……ロディのが……」
美味しそうに、セシリアのそこを舐め取る。
お陰で敏感になっていたそこは、ひくひくと震えて新たに愛液を流してしまう。
「ひ、あ、ああッ……」
「……あ、セシリアも……喜んでくれるんです、か……?」
「そ、それは……んッ、くッ……」
マリエルの舌使いは妙に上手い。
細かに動いて、セシリアを昂ぶらせてくる。
583134:02/12/22 02:01 ID:bC+rPGZF
「あ、ああ……マリエル、なんでッ……」
ロディの精液と、セシリアの愛液を沢山舐め取った後、マリエルは顔をあげた。
「私……セシリアも、ジェーンも……ロディも、みんな大好きです……」
「……え……」
「だからみんなで仲良くできればいいなって……それで、セシリアにも……」
この交わりはロディと三人の交わりではなく、四人での交わり――
マリエルは、そう言いたいのだろう。
「……って、それは……い、いくらなんでもッ……うあッ!」
「……セシリアも、気持ちよくなってくださいね」
ぺろぺろと、マリエルは舌を使う。
もう、セシリアの中にあったロディの精液は、入り口にあったものはほとんど流れ、マリエルの喉に収まっている。
今マリエルが舐め取っているのは、セシリアの愛液ばかりとなっている。
「セシリアのも……美味しい、です……」
「そ、そんな……う、あ……」
止めることも出来ず、セシリアはマリエルに翻弄されてしまう。
ぴちゃぴちゃと、ミルクを舐める猫のようにマリエルはセシリアをすする。
「ぃッ……や、やめて、マリエルッ……ま、また、私ッ……」
「……気持ち、いいんですね……」
ちゅう、っと、マリエルは吸い込んでみた。
吸い込んだ以上の愛液が、セシリアから流れ出る。
「ほ、本当に、もうッ……」
「……ふふ……」
舌をすぼめて、そっとセシリアの中に入れてみる。
そうして、肉壁をつついたと同時に、またセシリアは背筋を反らせて――
「あ、あ、う、うああッ!」
マリエルによって、達してしまった。
584134:02/12/22 02:01 ID:bC+rPGZF
横で行われていた少女達の絡みを見せられて、ジェーンは少し呆気に取られたままロディに貫かれていた。
「ま、マリエルって案外大胆なんだ……はぁッ」
ロディもそれにはやや驚いていたが、気を取り直してジェーンを突く。
もう、痛みはほとんど消えた。
「あ、はッ……」
「……ッ」
素直に受け止める快感は、ジェーンの身体に刻み込まれていく。
段々とロディの突き込みも早くなり、ジェーンの尻とロディの腰がぶつかる音が小さく響き始めた。
「あ、あ、んッ……」
とろとろと、繋がった部分から愛液が垂れて、シーツをぽたぽた濡らしていく。
ロディも、慣れてきてもなお強く締め付ける秘肉に刺激され、ジェーンを掴む手に力が入ってしまう。
「う、あッ……ロディ、凄ッ……いッ、よ……んッ!」
快感が強すぎて、ジェーンの手が崩れた。
身体を支える場所が肩になって、もうロディのなすがままになったことで余計に快感が走る。
「あ、あたし、ロディにッ……ロディに好きにされてるッ……」
後ろから貫かれていることが、ロディによって支配されているようにも思える。
ロディにいいように嬲られる――そんな言葉が頭をよぎると、ジェーンはたまらなく愛液を流し出してしまう。
「ッ……!」
そのせいか、締め付けは一層強くなった。
いつまでもロディを捕らえておこうと、きゅうきゅうと締め付けてくる。
「ロディ、あたし、おかしッ……ふあッ」
無意識の行動にしても、それによって生み出される快感は凄まじいものだ。
ロディも夢中になって、力強くジェーンを貫く。
ずん、ずんっと、奥まで響くように打ち付ける。
「ぁ……んッ……」
もう身体全体から力が抜けて、ジェーンは弱く喘ぐだけだ。
585134:02/12/22 02:01 ID:bC+rPGZF
力の抜けたジェーンを責めていたロディも、限界を感じ始める。
無意識のうちに、射精を要求するジェーンの膣壁がもたらす快楽は、ロディを強く責め立ててくるのだ。
「ッ!」
「あ……ッ」
腰の動きが早くなって、ロディもいよいよ切羽詰ってくる。
「は、早くて、う、うあ、ああッ!」
「……ッ!」
口からは唾液が流れ、ジェーンはもう意味のないあえぎしかでない。
すぐに、ロディのペニスも膨れはじめた。
「………ッ」
「ん、ああ、ああああッ!」
そして、一番奥に打ち込んで――ロディは、溜まった欲望を解放する。
ぴゅるッ……ぴゅるッ。
やはり、凄まじい勢いで精液は中に流れ込む。
「た、沢山ッ……前より、すごッ……い……」
「…………」
奥の奥まで精液は流れ込み、ジェーンの中を埋めていく。
少しだけ逆流した白い液は、ジェーンの愛液で汚れたシーツの上にまたぽたりと垂れた。
そうして勢いが止まったところで、ロディはそっとペニスを抜く。
同時にジェーンは足も崩れて、身体をベッドに投げ出してしまった。
「……う……ロディ、前より……気持ちよかったッ……」
「…………」
やっぱり複雑な表情で、まだいきりたっているペニスをもてあまし気味に、ロディはため息をつく。
すると、一人でじっと待っていたマリエルが、静かにロディの元にやってきた。
「……ッ」
「ずっと……待ってました……」
嬉しそうに微笑んで、ロディに顔をすりつける。
「……」
「あったかいです……ロディ」
586134:02/12/22 02:02 ID:bC+rPGZF
今日はここまでです。
結構時間かかりますね……
587名無しさん@ピンキー:02/12/22 02:04 ID:xsrTTJke
神とリアルタイムで遭遇シタ━━━(゚∀゚)━━━!!
588名無しさん@ピンキー:02/12/22 03:15 ID:19iCSRKP
もう>>134様に何も言うことありません(;´Д`)ハァハァハァ
あなたは神です、いや神を超えた最高神です。
589名無しさん@ピンキー:02/12/22 04:40 ID:3/rZy0Qn
マリエルとセシリアの絡みがある!
最高だ!天才だ!まさに神だ!
来年も最高神さんが降臨するためにここは保守すべし
590名無しさん@ピンキー:02/12/22 11:11 ID:GjYj3eFE
>>134
シコっていいですか
591134:02/12/23 02:07 ID:BL3Mt3Vt
胸元から顔を離すと、マリエルはそっと視線を落とした。
じっと何かを眺めているので、ロディもそれを追う、と、その先にあったのは。
「……本当に元気、ですね」
「ッ!」
もう通算四度も放っているというのに、最初の頃とちっとも変わらない、むしろ力を増しているかに見えるロディ自身。
ただ、セシリアとジェーンの愛液、そして自分の精液に塗れ、なんともどろっとした有様だ。
今のままでもマリエルの中に入るのには支障はないのだろうけれど――マリエル本人が、ペニスに顔を近づける。
「ちょっと、綺麗にしますね……」
上目遣いでロディを見てから、またぺろりとペニスを口に含む。
「ッ…!」
今度は射精を促すような口の動きではなく、ゆっくりと味わうように舌で舐め回してくれる。
幸せそうな微笑で、三人分の体液をぺろぺろと舐め取っていくのだ。
「……ッ」
射精直後で敏感になっているペニスには、それでも相当の快感が訪れる。
しかし、マリエルはあくまでゆるゆると舌を這わせ、射精に至らない快感を維持している。
むずがゆいような、甘い責め苦はマリエルによって続けられ、我慢できなくなってきたところで彼女は口を離した。
はあ、と小さく息をつくと、また上目遣いでロディを見る。
「三人の味がして……美味しかったです」
小さく微笑んで、精液や愛液の代わりにマリエルの唾液とロディの先走りで塗れたペニスの先をちろりと舐めた。
それから、ジェーンとセシリアが横になって随分狭くなったベッドの上に身を横たえる。
仰向けになると、マリエルはそっと足を開いた。
幾分大胆な行動なのだが、流石にこんな状況では彼女もたまらないのだろう。
「……お願いします」
それでも、いざ頼む時は少し俯き加減で小声になってしまう。
今までの口技で昂ぶりは最高潮に来ているロディは、こくりと頷くと小さなマリエルに覆いかぶさっていった。
そして、遠慮なくペニスをマリエルの秘所に沿わせる。
「……ん……」
その時を予感して、小さくマリエルは身体を震わせる。
ふっとロディが顔を上げると、そうやってじっとこちらを見ている彼女と目が合った。
少しだけ怯えているような彼女に頷いてあげると、ロディは一気に――貫く。
592134:02/12/23 02:07 ID:BL3Mt3Vt
「んッ……!」
以前と同じ、小さなマリエルの膣内はジェーンと比べても狭い。
ただジェーンと違うのは、もうこの時点でマリエルはほとんど痛みを感じていないようなのだ。
多分にあの時の激しい交わりが、かえって肉を慣れさせたのだろう。
「痛くない……です……けど……ん、ロディ……」
けれど、前よりも大きなロディは、マリエルの中をずぶずぶと掻き分けて侵入してくる。
確かに痛みは薄いのだが、体格の関係で埋められる感触にマリエルはうめいた。
「ふッ……う、本当に……セシリアとジェーンが言った通りに……今のロディ、大きい、です……」
「……ッ…」
セシリアのどうにも不遜なガーディアンへの祈りは、相変わらず効果を発揮し続けているようだ。
罰当たりというべきか、パスカーの民が聞けば卒倒しそうな話ではあるが。
ともあれ、繋がっている今はそんなことを考える余裕もなく、ロディはゆっくりとマリエルの中で暴れ始めた。
「んうッ」
歯を食いしばって、マリエルは声をあげるのを耐える。
こういう時に素直に声を出せないのは前の時と同じようだ。
「…………」
ゆっくりと押し込んで、再びマリエルの一番奥にまで挿入れたところで、ロディは顔を近づけて彼女と唇を重ねた。
「あ……ロディ……」
唇を離すと、マリエルは少しだけ寂しそうな顔になる。
だが、ロディはそれに構わず少し速度を上げて抜き差しを始めた。
「ぃッ……あ……」
なんとか声を抑えるマリエルに、ずちゅずちゅとロディは突き入れる。
前もそうだが、こんな彼女に声をあげさせることが少年には何か嬉しく感じられるのだ。
大きく敏感になった自分のものがもたらす快感に、自身苛まれながら――ロディはマリエルを貫いていく。
「ん、あ、ロディッ……ぃッ……ん……」
潤んだ瞳で自分の上のロディを見つめるマリエルは、快感にあえぎながらもその目を逸らさないでいる。
自分の為に動いてくれるロディを見ていると、それだけでもなんだか幸せになってくるのだ。
花を育てる喜びとは、また違った悦び――千年の生の中でも、味わったことのない快感が、マリエルを昂ぶらせる。
593134:02/12/23 02:07 ID:BL3Mt3Vt
ほとんど夢中でマリエルを貫くうちに、かえってロディの方が高まってきた。
何度も射精したはずだが、生命のガーディアンはなおも命の源を吐き出させようとロディに働きかけてくる。
ずんッ、ずんッ、と力強くマリエルの中をかきわけ、貫き、愛液を受け止める。
「……ん、ぁ、ぃ……ぃッ……」
小さな声でマリエルは快感を告げる。
それを受けて――ロディは、堰を切ったように更に激しく突きいれ始めた。
「あッ!?」
急に激しくなった動きに、マリエルも我慢を超えて叫びを漏らしてしまう。
「ふあッ……ああッ! ロディ、急にッ……んあ……!」
「ッ……!」
声をあげると同時にマリエルの膣内もまた複雑性を増してきた。
周りのセシリアとジェーンにまで聞こえてしまう。
彼女達はまだ絶頂の余韻でまどろんでいるが、あまりはしたなく叫んでは見られてしまうかもしれない。
「ロディ、もっと、ゆっくりしてくだッ……ひあ……ッ」
じゅちッ、じゅちッ。
肉と液が擦れて、濁った音を立ててくる。
もうがむしゃらに突き刺すと、あふれ出した愛液が接合部だけでなく周りをもぬらしていくのだ。
セシリアとジェーンの二人の愛液でしめっていたシーツは、ますますそれで汚れていく。
「あ、んッ……あ、ああッ……!」
耳に届くマリエルの喘ぎが、締め付ける秘肉と重なってロディの快感も高める。
「はぁ、はぁ……ろ、ロディッ……も、もうッ……」
マリエルは自ら限界を告げた。頷いて、ロディは最後の突き込みを行う。
ぐ、ちゅッ……子宮口にまで打ち込んで、背中を震わせてロディは動きを止めた。
その突き込まれたペニスの大きさが、マリエルの精神を焼ききる程にとろけさせ――
「ロ……ディッ……ん、私ッ……うぁぁあッ!」
手をぎゅっと握り締めて、マリエルは絶頂を迎えた。
「ッ!」
それにより、ロディを包む肉壁も細かく強く振動する。
その先にあるマリエルの胎内目掛けて、ロディも白く熱い液を吐き出していった。
594134:02/12/23 02:08 ID:BL3Mt3Vt
びゅッ……びゅるッ。
子宮の中に精液が注ぎこまれるのを感じ取り、マリエルは熱くため息を吐く。
「あ、この感じ……ロディが私に入ってきてッ……んッ……」
「ッ……」
マリエルは、ことのほか射精を嬉しそうに受け止める。
勿論セシリアだってジェーンだって絶頂は気持ちよさと嬉しさが占めているのだろうが、マリエルは格別らしい。
「ロディの種……いつも、本当に……元気ですッ……んッ……!」
それが花を咲かすことを夢見ているのか、マリエルの顔は気持ちよさより嬉しさの微笑みが大きい。
やはり複雑な気分にはなるものの、ロディもマリエルの中に植えつけるように射精を行う。
びゅる……ッ。
発射される精液の勢いは、何故だかますます強くなっていくかのようだ。
セシリアの中に注ぎ、ジェーンの中を埋め尽くしても、勢いは弱まるどころかむしろ強くなっている。
やがてマリエルからあふれ出すほどに注いでから、ようやく精は止まった。
「……あ……終わった……ん、ですか……?」
胎内の感触から、マリエルは小さく尋ねる。
「沢山……私の中に、出して……植えてくれたんですね……」
一番の笑顔を、射精の余韻で動けないロディに向けた。
その笑顔に、戸惑いながらも笑顔で返したロディだが――
まだ、身体を貫くロディのペニスは力を失っていないことに、二人ともが気づいた。
「……ま、まだ……大丈夫なんですか?」
戸惑うマリエルに、自分自身も戸惑いながら頷くと、彼女はまた小声になって言葉をつむぐ。
「あ、あの……でしたら、私も……もっと、ロディに……」
「……ッ……」
「大丈夫、ですから……このままで……」
戸惑いながらも頷くと、また奥深く突き刺していった。
595134:02/12/23 02:08 ID:BL3Mt3Vt
「この格好だとッ……ん、あッ……」
まだ二人とも敏感なままなので、あえてゆっくりとロディは動く。
それによって余裕を得たマリエルは、喘ぎとともに小さく呟いた。
「……ロディの顔、見られるから……見えるところがみんなロディだから……嬉しいんですッ……ん……」
告白しながら、マリエルはロディのペニスを受け止める。
甘い痺れが身体の全てを覆い、最高の上の最高の幸せが身体を包む。
「気持ちいいですッ……ロディ……え?」
そうやって、二人が繋がっていた、その時に。
「……マリエルばっかり、二回目は……ずるいです、ロディ」
いつの間にか、ロディの後ろに回っていたセシリアが、その乳房を少年の背中に押し付けながら耳元でそう囁いた。
「ッ!?」
「……私も、またロディの欲しいですから……お手伝いしますね」
言いながら、ロディの背中を舌で舐めていく。
ぞくっとするような感触が背中に走って、マリエルの膣内のペニスがびくんと跳ねる。
「あッ!?」
それで天井を突かれたマリエルも、余計に快感を感じてしまう。
後ろからセシリアに刺激されて、ロディは板ばさみのようになり混乱した動きになる。
それが、マリエルにはますます快感になり、膣内の締め付けも厳しくなっていく。
「ふふ……ロディとマリエル……気持ち良さそう……」
後ろからロディをぺろぺろと舐めながら、セシリアは呟く。
その手はロディをきゅっと抱きしめ、腰を突き入れるロディの動きと共に前後する。
ロディだけでなく、セシリアにまで見られている――ことが、余計にマリエルを高めていき。
「あ、や、やあ、セシリアッ……み、見ないでくださいッ……や、あッ」
「マリエルだって、私とロディの……見てたんでしょう……?」
うっとりとしながら、セシリアはその手をロディの身体に這わせ始めた。
やがて、激しく抜き差しされている場所にたどり着く。
「ッ!」
「あ……ここで、ロディとマリエル……繋がってるんですね……」
596134:02/12/23 02:08 ID:BL3Mt3Vt
セシリアは、そのままロディのペニスの根元に手を添える。
ひんやりとした感触が、先端の熱い肉に包まれた感触と対照的に伝わってきて、ロディは全身をびくりとさせた。
「熱くて、びくんびくんって……あ、マリエルもこんなになって……」
後ろから声をかけられる。ロディもマリエルも、そのショックで混乱しながら――それでも、動きは止まらない。
「や、セシリア、言わない、で、い、あ、ああッ……」
「ふふ……」
少しだけ羨ましそうにセシリアは笑うと、ロディの首筋にそっと口付けた。
「!」
それが契機になって――ロディは、ずんっと一際強くマリエルの中に突き入れる。
「――ぁッ……!」
不意うちの形で強い快感を流し込まれたマリエルは、ぴゅっと愛液を迸らせた。
そして――膣内のペニスを、ぎゅっと強い締め付けで迎える。
「ッ……」
だくん。
セシリアに導かれて、マリエルをまたイかせて。
ロディもまた、五度目の射精を行っていた。
「あ、おなかの、中、にッ……んッ……」
「またマリエルの中に出してるんですね……」
セシリアは、その様子をじっと見ている。
もう先ほどの射精によって、ほとんど満杯だった膣内からはこぽこぽとでも言わんばかりに精液が逆流している。
「はぁ、あ、ああッ……」
息も絶え絶えにマリエルは射精を受け止めているが、やはり顔は幸せそうだ。
――そうして、長く続く精の放出も、マリエルがくったりする頃にようやく止まる。
ロディ自身ももうほとんどふらふらだが、ペニスだけは依然として硬い。
「…………」
後ろにくっついていたセシリアを、ちょっと恨みがましい目でロディは見る。
「あ……そ、その……オードリュークって、す、凄いですよねッ」
「…………」
はあ、と。ロディは深くため息をついた。
597134:02/12/23 02:09 ID:BL3Mt3Vt
「……あ、ロディ、また、気持ちいッ……あ、ひあッ!」
セシリアとロディは向かい合って繋がりながら、気持ちよさそうに喘いでいる。
もうロディも自棄にでもなったのか、何度でも立ち向かっていくつもりらしい。
連続で二度注がれて、気持ち良さそうに横になっていたマリエルは、微笑みながらそれを見つめていた。
「……やっぱり、ロディって優しいです……」
「……なーんか、節操なしって気がちょっとしてきたんだけどね」
ふっと横を見ると、ジェーンも意識を取り戻したらしくマリエルの横に来ていた。
「あ……」
「次はあたしだよね……ロディ、どれくらい体力持つかな?」
「……多分、私達が満足するまで、きっと」
「……だよね。ロディ、タフだもん」
二人の少女は顔を見合わせて、ふふっと笑った。
夜はひどく長くなりそうで――ジェーンは、小さくあくびをしてから、ぱんっと自分の頬を張って気合を入れなおした。

四人が眠りから覚めたのは、もう太陽が空高く上りきった後になってから、であった。
「……あ、おはよ、ロディ」
一番に気づいたジェーンは、目の前のロディにそう挨拶する。
一瞬混乱したものの、すぐに昨夜のことを思い出し――ふう、とため息をついた。
(まあ、もうなんていうか……今更だもんね)
が、直後に自分の股間にある妙な異物感に気づいた。
「……えーと、あッ!」
そこは――まだ、繋がったままのロディと自分が、ある。
「うわッ……よっぽど疲れてたんだ……」
それから目を覚ましたロディが、あたふたと離れて――
マリエルとセシリアも目を覚まして、しばらく混乱が続く。
598134:02/12/23 02:09 ID:BL3Mt3Vt
「で、結局誰が一番だったんだっけ?」
「それは……その」
正直を言うと、4人とも記憶はひどく曖昧だった。
「私は……5回目からはちょっと……」
「あたしもそれくらいで……」
「……私、最低でも6回は」
まあ、つくづくオードリュークの加護を得たロディは相当なものだったのだろう。
しかし、これでは決着がつかない。
「……つかないんですよ、決着が」
「そうよね……どうしよう? これじゃ、意味ないじゃないッ」
ロディも思い切り脱力している。何のためにあそこまでしたのか。
「……あの、やっぱり……」
と、マリエルがそっと口を開いた。
またにらみ合いになりかけていたセシリアとジェーンは、揃ってそちらを向く。
「な、何ですか?」
「……その、今までと同じで……いいんじゃないでしょうか」
「今までと同じ、って……」
つかず離れず――そういうことだろうか。
ロディはなんとなしに賛同したくなったが、セシリアとジェーンは同時に首を振った。
「駄目よッ。だって、そんなの……もう、あれだけやっちゃったのにッ」
「今決着をつけないと、また同じことの繰り返しになってしまいますッ」
こういう時は妙に息が合う。
「すみません……」
マリエルはしゅんとして下がってしまった。
599134:02/12/23 02:10 ID:BL3Mt3Vt
結局なんの解決にもなっていない。
三人が揃って頭を抱えていると――ロディは既に考えることを放棄したようだが――、セシリアがぽんと手を打った。
「こういうのはどうでしょう?」
「ん?」
ジェーンとマリエルが身を乗り出してくる。
「私とロディが結婚するんです」
「なッ……何考えてるのあんたッ!」
「落ち着いて聞いてください。私と結婚したらやっぱりロディがアーデルハイドの王になりますから……
 そうしたら、側室として貴方達を迎え入れればいいんですッ」
「……あ、あんた……」
ロディは――盛大に頭を抱えてテーブルに突っ伏している。
ともあれ、ジェーンはセシリアをきっとにらむ。ところが。
「その……いいと思うんですけど……」
「いいのッ!?」
マリエルは賛同してしまった、が。
「でも、やっぱりロディの一番のお嫁さんは……私もなりたいです」
「う……」
そんなところで妥協しない。
またにらみ合いが始まったことで、ロディはもう本当にどうしようもなく頭痛を覚えていた。
――あるいは。
案外、このままずっとこんな関係なのかも――と、とてつもなく凄まじい悪寒をも覚えつつ。
600134:02/12/23 02:12 ID:BL3Mt3Vt
こんなところです。
それにしても、私の他にも色々な方が降臨してくださればいいんですが……
ともあれ、それでは皆さんよいお年を。
601名無しさん@ピンキー:02/12/23 03:23 ID:6G1OpBrc
>>134様ありがとうございました。
また、年を越してからのご降臨をお待ちしています。良いお年を。
602名無しさん@ピンキー:02/12/24 01:34 ID:OBc36Y1h
age
603名無しさん@ピンキー:02/12/24 12:11 ID:OMPbeqdu
年末年始は下げとけ
604名無しさん@ピンキー:02/12/25 23:46 ID:ThCId/Z6
ほっしゅ
605名無しさん@ピンキー:02/12/27 00:33 ID:zDIfQ1yO
ほす
606名無しさん@ピンキー:02/12/27 08:15 ID:gsuDW1NG
>>134
最高です。貴方様のおかげで今年は良い年になりました。
新年の御降臨もお待ちしております。
607名無しさん@ピンキー:02/12/28 12:05 ID:U5+NtiUE
ディスイズ・ラヴ
608名無しさん@ピンキー:02/12/29 15:14 ID:z1lZ0UUC
保守
609名無しさん@ピンキー:02/12/29 22:03 ID:z1lZ0UUC
神が再び降臨するまでsageて盛り上げてみる企画
WAシリーズで世界を越えて絡ませたいキャラは?
610名無しさん@ピンキー:02/12/29 22:04 ID:od8H1KYI
ロディとマリアベル。人外同士で。
611名無しさん@ピンキー:02/12/30 00:45 ID:vnlOi/yN
ベアトリーチェとアーヴィング。なんつーかカッコつけのベクトルが一緒の気が。

あと、ジェーンとトカ。
612名無しさん@ピンキー:02/12/30 06:23 ID:OPM2XGFB
アナスタシアとベアトリーチェ!
話のリンクに無理がなさそうだから
613名無しさん@ピンキー:02/12/30 09:08 ID:KT7z+zvj
3のアースガルドとセシリア
614名無しさん@ピンキー:02/12/30 23:58 ID:ulBYTA/c
アースガルド×アースガルド
615名無しさん@ピンキー:02/12/31 00:18 ID:J2WgRU+I
ロディ、ティム、シェーン、アルフレッドとショタを次々と食っていくアナスタシア。
616名無しさん@ピンキー:02/12/31 13:45 ID:QVHdAGoU
>>615
当然トニーたんとスコットたんも忘れない剣の性女様。
ハァハァ
617名無しさん@ピンキー:03/01/01 23:09 ID:q8lgXPoA
うーん、アナスタシア人気が高いなぁ。
618名無しさん@ピンキー:03/01/02 00:12 ID:hEZphyin
アルフレッド×ジェーン。
姉の面影を重ねて思わずハァハァ。
619名無しさん@ピンキー:03/01/02 22:51 ID:HCDGjx1F
ベアトリーチェタソ ハァハァ
620vv:03/01/02 23:46 ID:7e4vGsaQ
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621名無しさん@ピンキー:03/01/03 00:53 ID:hol3yHLt
上げんなよ!
622名無しさん@ピンキー:03/01/03 18:51 ID:hol3yHLt
下へ参ります
623名無しさん@ピンキー:03/01/04 14:57 ID:P1XRRLoy
hoshu
624名無しさん@ピンキー:03/01/05 19:10 ID:KrRgiMS0
ロディ×ティム

ゴメン、801だったわコレ…
625名無しさん@ピンキー:03/01/07 13:15 ID:zGNNlYu3
アナスタシア×ロディ
626名無しさん@ピンキー:03/01/09 00:24 ID:ai9/FBcu
ベアトリーチェ×リルカ
627アーメンガード:03/01/09 19:23 ID:/vPp7c4I
今日は1月9日、堕天使の日〜。
ところで堕天使って、言葉の響きはタンビだけれど、羽根がなくなったら天使じゃないと思うのだ。
【元エライ人】の肩書きを振りかざすのは、老人の間でも嫌われるって、うちのひいおじいちゃんも言っていたのだが…
628名無しさん@ピンキー:03/01/10 00:43 ID:jZC846ly
>>627
出張か誤爆かコピペか知らんが、イラシャイ
629名無しさん@ピンキー:03/01/10 02:03 ID:K3cWkCKH
ニール×アーメンガード とかどうだろうw
630名無しさん@ピンキー:03/01/10 07:16 ID:2YxyFmgJ
スレ全部読んだ〜 134氏は神!
ベアトリーチェたんハアハア(*´Д`*)

てか、>>1の意向は爽快にスルーされてるスレだなぁ
漏れもシチュ考えたけど、ジェイナスと絡ませるとゴカーンな展開しか考えられず
そゆのは苦手なんで妄想できませんですた・・・
631アーメンガード:03/01/10 17:22 ID:UbB6f+Tt
1月10日、今日はしりとりの日〜。
世の中のものはすべて、勝ち組と負け組に分けられると昔ある渡り鳥に聞いたことがあるが…
その理論で行くならば、しり取るものは勝ち組で、しり取られたものは負け組なのだろうか。
632名無しさん@ピンキー:03/01/11 02:40 ID:gRDOuGJz
――と、言う訳でそろそろコニたん病が再発してきました。

コニたんコニたん、、、ハァハァ
633アーメンガード:03/01/11 10:59 ID:vYKa1usb
1月11日、今日は泥船の日〜。
泥船に乗って沈むのが好きな人がいた。
彼はなぜか、己の泥船を、タイムマシンと名づけていた。
そしてある日のこと、彼は沈んだまま、二度と浮かんではこなかった…
その泥船は、生まれる前の状態に戻れる、という意味で、タイムマシンだったのだろうか?
634名無しさん@ピンキー:03/01/11 13:53 ID:Ogy+M14u
頑張るね<アーメンガード
635山崎渉:03/01/12 07:44 ID:raT+5FLI
(^^)
636アーメンガード:03/01/12 14:01 ID:HeRhJdtS
今日は1月12日、はいよるこんとんの日〜。
ファーストコンタクトが行われた日なのだが、いかんせんはいよるこんとんは………ッ!!!
頭が、頭が割れるゥゥ…!!!
637134:03/01/12 18:57 ID:CK+QKxMj
あけましておめでとうございます。

……新年早々アレなのですが。
ベアトリーチェ……というよりはネガ・ファルガイア×ヴァージニア……と言いますか。
書けないと言っていたある種陵辱ものになるんでしょうが……
そういうのは……いいでしょうか……
638名無しさん@ピンキー:03/01/12 19:49 ID:xA7XTjyY
134さんキターーーー!!
は・・・はやく・・・!!ハァハァハァハァ
639134:03/01/13 00:11 ID:Y8pC5Q5I
そこには、丸い小さなテーブルが一つたたずんでいた。
傍らには季節の花が色とりどりに咲き乱れ、目を楽しませてくれる。
小さいが、全体の印象はなんともよい庭園――が、目の前には広がっている。
(――あれ?)
まったく見覚えが無い場所である。それ以前に、そもそも何故自分がこんな場所にいるかもわからない。
戸惑いながらも、その庭に一人立っていたヴァージニア・マクスウェルは、テーブルの傍の椅子に腰掛けた。
しばらく、ぼんやりと時を過ごす。
ふと気づくと、テーブルの上にはティーカップが置かれている。
薔薇の飾りの入ったカップには、湯気をたてて香りを発している紅茶が注がれているようだ。
何かに導かれるようにそのカップに手を伸ばすと、ヴァージニアはゆっくりと中身を口に含む。
「……おいしい……」
味わい深く、それでいてさらりと流れる。
熱いお茶なのに喉はもっともっとと要求して、確実にカップは空に近づいていく。
やがて紅茶を飲み干すと、ヴァージニアは幸せそうにほう、と息をついた。
まだ頭ははっきりとしてないが、とりあえず気分はよい。
「こういうの、幸せ……っていうのかな?」
小さく笑ってみる。と。
「ご相伴に預からせて頂いても構わないかしら?」
どこからともなく、そんな声が聞こえてきた。
「ええ、どうぞ」
素直に頷く。すると声の主らしき人物は、ヴァージニアの対面の椅子にちょこんと腰掛ける。
その人物は――腰まで届くような黒い、さらりとした髪をしている。
服装まで黒尽くめで、年の頃は十代前半程度だろうか。
肌は、血が通っていないかと錯覚する程に白く――
「……ってッ!」
途端、ヴァージニアの頭からさっともやが消え去った。
この場所には何の見覚えもないけれど、この目の前の人物にははっきりと覚えがある。
「ベッ……ベアトリーチェッ!?」
640134:03/01/13 00:12 ID:Y8pC5Q5I
幸せな気分も吹き飛んで、たちまちヴァージニアは戦闘前のような緊張に包まれる。
ぼんやりとしていた頭は急速に働き始め、現状把握の為に周りの情報を取り込んでいく。
「……へえ、これが貴方の願望……まさしく夢、という訳ね。なんともいい趣味をしているじゃない」
「夢ッ……!?」
警戒しているヴァージニアに、ベアトリーチェはくすりと笑う。
「そう、夢よ。そもそもわたしがこうやって干渉できる世界といえば、夢の中だけでしょう?
 もう分かっていると思うけど――今、わたしは貴方……ヴァージニア・マクスウェルの夢の中に来ているの」
夢魔ベアトリーチェ。
人の夢に忍び込み、無数の企みを行ってきたヴァージニアの最大の敵と言える存在である。
彼女は実体を持たず、人間の夢の中で様々な干渉を行ってくる。
彼女の言葉に騙され、利用され、命を落としたり知らず知らずに魔族の手助けをしていた者は数多い。
そんな夢魔が、今こうしてヴァージニアの夢の中にやってきたと言うのだ。
「どういうつもりなのッ……」
ほとんど無意識のうちに、ヴァージニアは腰に提げた拳銃に手を伸ばしていた。
少しでも怪しげな動きをしたら、即座に銃撃が行えるはずだ。
しかし、ベアトリーチェはそんなことを特に気にもせずに答えてくる。
「どういうつもり? くすくす。決まっているじゃないの。
 あらゆる障害の中でもっとも厄介な存在……それを取り除くことは、何より優先されるべきこと」
「障害、って……わたしのこと?」
「ご名答、ね」
呟いて、またベアトリーチェはくすくすと笑う。
「貴方程に厄介な障害物はいないわ。利用価値はともあれ、野放しにしておくには危険すぎる」
「……戦いに来た、って言いたいの?」
「そうね……似たようなものかしら?」
「……だったらッ!」
瞬時に、ヴァージニアは二挺の拳銃を眼前の夢魔に向けて撃ち放った。
641134:03/01/13 00:13 ID:Y8pC5Q5I
「……くすくす」
弾丸は僅かに夢魔を逸れて、そのさらりと流れる髪を二、三本散らせただけ。
「外したッ!?」
こんな至近距離で外すなど、考えられない話ではある。
驚くヴァージニアに、ベアトリーチェは相変わらずくすくすと笑いかける。
「理解していないようね。夢の中の世界はわたしの領域。ここでなら、わたしはどんなことだって出来るの。
 だから、貴方如きがわたしに抗うなんて……出来はしないのよ」
言いながら夢魔は手を伸ばす。その指先がヴァージニアの頬に触れた途端、
「なッ……」
がくんと足元が崩れ、少女はその場に崩れ落ちた。
その瞼は閉じられて、口からは小さくすうすうと息が漏れている。
「……夢の中での眠り、というのも奇妙な話ではあるのだけど……ね。まあ、いいわ。
 さて……素敵な夢の始まりよ、ヴァージニア……くすくすくす……」
足元のヴァージニアを見下ろすと、ベアトリーチェはゆっくりと腕を振った。
和やかな庭はたちまち消えて失せ、代わりに辺りには淀んだ空と茨に覆われた古めかしい城が現れる。
夢魔の居城、ナイトメアキャッスル。電界25次元――すなわち人の夢の中に存在する城だ。
他者の夢の中ではなく、完全にベアトリーチェ自身の世界とも言える。
城の扉が音もなく開かれるとともに、夢魔は眠り込んでいるヴァージニアを連れて城内へと入っていった。
642134:03/01/13 00:18 ID:Y8pC5Q5I
ところが、液体はただ粘つくだけでもなかった。
気持ち悪さを堪えて目を開いたヴァージニアは、液体のかかった衣服がどろどろと溶けているのを見て愕然とする。
「こ、これッ……!」
「『ステュークスの澱み』……ネガ・ファルガイアの生み出す世界の構成要素の一つ。
 細かなことは……説明しても無意味だからしないけれど、効果の程はわかってもらえたでしょう?」
ベアトリーチェは楽しそうに薄く笑いながら、そんなことを言ってくる。
「こ、こんなことしてッ……!」
抵抗しようにも、絡みついた根は手足の動きを完全に封じているのだ。
華奢という訳ではないが、女性であるヴァージニアには絡みつく根を引きちぎる力はない。
守護獣の力を借りられればまだ可能性はあったのだろうけれど、生憎ここは夢の中。
頼みの綱のアームも使えなければ、今のヴァージニアは無力な少女となる。
「まともに戦ったら勝てないからってこんなことッ……正々堂々と勝負するつもりはないのッ!?」
「……だってわたしは夢魔だもの。そんな効率の悪いことをしてどうなるの」
少し気分を害したように返してから、ベアトリーチェは玉座にもたれ掛かった。
目を閉じて一息つくと、余裕を取り戻してヴァージニアを見下ろす。
643134:03/01/13 00:19 ID:Y8pC5Q5I
根に絡まれ、その上ステュークスの澱みを受けて――なんとも無残な格好である。
「くッ……!」
そうしているうちに、残った衣服もぼろぼろと崩れ落ちてきた。
まだどちらかと言えば無事な部分が多いものの、下着まで溶かされている箇所も出ている。
それでもヴァージニアは必死でもがいているが、やはり絡みついた根はしっかりと彼女を抑えて離さない。
「そろそろ……いいかしらね。オリコフラガムス」
液体をヴァージニアに吐き出していた根が、その言葉によって動きを変える。
そのままもぞもぞと捕らえた獲物に近づくと、胸元に先端を伸ばして行く。
「ちょ、ちょ、ちょっとッ……ま、まさか、貴方ッ……」
「……くすくす」
不気味に近づく根を見るうちに、ヴァージニアもその意味を悟って、もがく手が止まる。
自由を奪われ、しかも服を溶かされ、そして今目の前の根がなにやら自分に近づいてきている――
「そう。素敵な舞踏の始まりよ」
ベアトリーチェのその言葉に、ヴァージニアはひどく冷たい汗を流した。
644134:03/01/13 00:19 ID:Y8pC5Q5I
根の一本――ベアトリーチェがオリコフラガムスと呼ぶものは、しゅるしゅるとヴァージニアに近づいてくる。
「ちょッ……べ、ベアトリーチェッ!? こんなこと――おかしいと思わないのッ!?」
「おかしい?」
近づく根を直前で止めて、ベアトリーチェは面白そうに身を乗り出した。
「おかしいって、どういうことかな? くすくす。
 これから貴方をネガ・ファルガイアが蹂躙することの――どのあたりがおかしいのかしら」
「蹂躙、ってッ……やっぱり、そういうことなんだ……」
ぶるっと身を震わせる。
話だけには聞いたこともあった。女の渡り鳥などは、ろくでもない目に遭うことも多いとか。
今までは運良くそのような目に遭ったことは無いとは言え――覚悟だけは決めた、つもりでいた。
それなのに、こうして実際にそんな事態になってみると震えが止まらなくなってくる。
(相手がこんなバケモノってのもあるんだろうけど……予測してなかったな、こんなの……)
目の前でゆらゆらと揺れている根。それに、自分を縛り付けている根。
そして夢魔の言葉によれば、これからそれらが自分を蹂躙すると――
「やッ……嫌よ、そんなのッ! ベアトリーチェッ、お願いだからこういうのだけはッ――」
「……お願いされてもね。引き換えに貴方は何をしてくれるの?」
深く玉座に座りなおすと、頬杖をついて夢魔は問いかけてきた。
ごくんと唾を呑んで、ヴァージニアは言葉を選ぶ。
「そ、そのッ……そう……えっと――じゃあ、人に迷惑をかけない範囲で創星の手伝いとか……」
「具体的には?」
「じゃ、じゃあ……わたしの想い出をわけてあげるから、それで――」
ふん、とベアトリーチェは鼻で笑う。
「まったく足りないわね。その、たかだか十数年の想い出如きでは」
「そ、そう言われてもッ……」
「結論から言わせてもらえば――」
止まっていたオリコフラガムスが、またヴァージニアに近づき始める。
「……妥協点なんて最初からないわ。お気の毒様。それじゃ、予定通り踊ってもらうから――」
一気に伸びると、ヴァージニアの右の乳房めがけて根は絡みついた。
645134:03/01/13 00:20 ID:Y8pC5Q5I
「くッ……うッ……」
ぎゅうっと、年齢相応の膨らみが締め付けられる。
快感などあるはずもなく、痛みだけしか感じられない。
「痛ッ……」
小さく弱音を吐いてしまって、少し悔しそうにヴァージニアは顔を上げる。
視線の先には、やはり薄く笑いながらこちらを見下ろすベアトリーチェがある。
「こんなので……わたしをどうにか出来ると思わないでッ」
「当たり前でしょう。この程度で終わるはずもないのに」
くす、と夢魔が笑う。それと共に、胸を締め付けるオリコフラガムスの力は一層強まった。
「い、痛ッ……くッ」
「くすくす……」
苦痛を夢魔に見せるのがどうにも悔しくて、ヴァージニアはぎゅっと歯を食いしばる。
敏感な場所だけに、こうして痛めつけられるのは想像以上に辛いものがある。
それでもどうにか耐えていると。不意に締め付けが弱まった。
「……え?」
「そうやって耐えているのも辛いでしょう。次は……」
乳房に絡みつく根の先端が、くいっと曲がってまたステュークスの澱みを吐き出す。
特に胸の部分に残っている衣服目掛けて、黒い澱みはどろどろと振りかかっていく。
「あ……やだッ……」
下着も溶かされて、柔らかな乳房と先端の赤い突起があらわになってしまう。
「別に、恥ずかしがらなくてもいいでしょうに。隠すほどのものでもないのだから」
「そ、そんな言い方ッ……ひぅッ!?」
夢魔の嘲る言葉に反論しようとした途端、根の先端があらわになった乳首に絡みついてきた。
ざらざらとした感触が、一番敏感な場所に伝わってくる。
「ふぁ……」
今までの力任せのような乳房への攻撃と違って、もどかしい刺激。
オリコフラガムスは実に繊細に乳首を触り、ぴりぴりとしたものが身体に走る。
「……んッ」
こんなもので感じるはずはない。ただ、味わったことのない刺激に妙な気持ちになってしまうのは確かだ。
646134:03/01/13 00:21 ID:Y8pC5Q5I
それでも何度も根が伝えてくる刺激を味わううちに、少しずつ乳首が膨れてきてしまう。
刺激に対する自然な反応の一種とは言っても、余計に敏感になって息も荒くなる。
「ぁ……」
「そろそろ気持ちよくなってきたかしら?」
「うッ……そ、そんなのッ、ある訳ないじゃないッ」
「へえ。なら、こちらももっと気を入れないとね――マトリカリア」
見透かしたようなベアトリーチェの言葉と共に、身体に絡み付いていた根がもう一本胸に寄ってくる。
「さあ。この小娘を、ちゃんと気持ちよくしてあげるのよ」
そうして、空いていた左の乳房にその根は絡みついてくる。
ぐるぐると巻きつくと、オリコフラガムスとは違ってやわやわとした力でゆっくりと締め上げてきた。
「んぁッ」
絡みつく根は、両方ともに繊毛が生えている。
微妙に心地よい肌触りなため、優しく揉まれると蹂躙という言葉も忘れかけてしまう。
「あッ……ん、や、やめッ……」
少しだけ声が漏れてしまって、ヴァージニアはくっと唇を噛む。
こんなバケモノに嬲られて、気持ちよくなるはずがない。気持ちよくなっちゃ――いけない。
それなのに、オリコフラガムスによって嬲られる右の乳首はぴんと起ち、マトリカリアに揉まれている左の乳房は身体を痺れさせてしまう。
認めたくない快感は、じわじわと身体に染み込まされてくる。
「んッ……」
必死で歯を食いしばって声を堪えてはいるが、二本の根がもたらす快感は否応なしにヴァージニアを苛む。
「それにしてもニンゲンというのは単純なイキモノよね。
 貴方は……ネガ・ファルガイアのような、まるでニンゲンと程遠い存在にこうして撫でられているというのに。
 どうして、そんなに吐息が熱いのかしら? くすくす……」
「えッ……ふぁ、ん……そ、それはッ……くッ」
ほとんど強制的にこんな状況に陥れられて、感じさせられる。
おまけにベアトリーチェはいちいちと茶々を入れて、余計にヴァージニアは屈辱を噛み締めることとなってしまう。
647134:03/01/13 00:21 ID:Y8pC5Q5I
「もうッ……やめてッ……ん、くッ……」
「こんなことで音を上げてどうするの? まだまだ、先は長いというのに」
散々胸をいたぶられて、大分ヴァージニアの気力も弱ってきたあたりで。
ベアトリーチェは、また右手をさっと上げた。
するとまた別の根がぐるりと蠢き、しゅるしゅると動いて巧みにヴァージニアの下半身にまとわりつく。
「こ、今度は何なのッ……?」
怯えたように呟いたヴァージニアに対し、夢魔はくすりと笑うだけで答えない。
逆に下半身にまとわりついた根は、スカートを無理やり剥がそうとする。
「や、やめてッ」
「と言って――やめるようなわたしだと思っているの?」
「うッ……で、でもッ」
「貴方も往生際が悪いわね。クルクマー、遠慮など……始めからしていないとしてもいらないわ」
夢魔に名前を呼ばれた根は、それと同時に強引にスカートを引きちぎる。
更に、その下の下着も無理やり剥がされると、ヴァージニアの秘所があらわにされた。
そこには――それなりの繁みと、それから僅かに潤いをたたえた肉の入り口がある。
「さて……どんな具合かしらね?」
下着の残骸をかなぐり捨てたクルクマーは、そのままヴァージニアの秘所の入り口付近を這い回る。
「あッ……そ、そこはッ」
「へえ。濡れているのね、それなりには。……ちゃんと感じているのね? ヴァージニア」
「か、感じてなんか――いやぁッ!」
下に意識が集中していたが、まだ両方の乳房にはオリコフラガムスとマトリカリアが絡み付いているのだ。
相変わらず、乳首のあたりをオリコフラガムスの先端が撫ぜ、乳房をやわやわとマトリカリアが締め上げる。
もう隠しようがないくらいに――ヴァージニアは感じさせられている。
「や、やあッ……やだッ、ひぁッ」
オリコフラガムスは、自らが分泌した澱みでとろりと濡れていた。
ちろちろと、まるで舌で舐められているかのような感触で乳首を嬲られると――また、余計に快感が生まれる。
「はぁッ……も、もうッ……んんッ」
そうやって、胸に意識を集中させらていたヴァージニアだったが。下の方では、クルクマーが。
不意をついて、露出していたクリトリスにきゅっと絡みつき――わずかに力を加えた。
648134:03/01/13 00:23 ID:Y8pC5Q5I
「あ、ああああッ!?」
びくんと全身が震える。
更に、クルクマーはつぷりとヴァージニアの中に入ってきた。
「や、やめッ……ひぅッ!」
一気に奥まで侵入してくることはない、のだが。
根の先端――細くなっているそこが、あちこち動いて入り口の肉壁を刺激してくる。
「な、中でそんなッ……やああッ!」
「くすくす……困ったものね、そんなに気持ち良さそうに」
「気持ちよくなんてッ……ふあああッ!?」
段々と、ベアトリーチェの煽る言葉も耳に届かなくなってくる。
敏感な場所を三ヶ所同時に責められて、経験などないはずのヴァージニアも翻弄されてしまう。
ヴァギナの入り口をかき回すクルクマーも、段々と量を多くした愛液によってぴちゃぴちゃと音を立て始めた。
「ふ、あ、うぁッ……ん……!」
今まで感じたことのない何かが、身体を激しく駆け巡る。
くちゅくちゅと音を立てながら入り口を這い回る根にも、もう気持ち悪さはほとんど感じられなくなってきた。
このままでは、確実に快感を植えつけられてしまう――そう思って、ヴァージニアは必死で耐えようとする。けれど。
「ふッ……あ、ああッ!」
のたうつ根が、時折クリトリスに触れるため、そうやって受ける快感には抗うことも覚束ない。
やがてヴァージニアから滴る液の量が、城の床を汚した頃に。
ずっと薄く笑いながらそれを見ていたベアトリーチェは、すっと左手を振った。
それと共に、ヴァージニアを嬲っていた三本の根がぴたりと止まる。
「はぁ……あ……?」
甘い責め苦がにわかに止まって、ようやくヴァージニアは顔を上げる。
瞳もすっかり潤んで、強がろうにも強がれない有様だ。
「ど、どうして……?」
「続けて欲しかったの?」
「それは――そ、そんな訳、な、ないじゃないッ……」
「ふうん。……くすくす。ま……いいわ。ところで、ヴァージニア――」
頬杖をついたまま、夢魔はおどけた調子で言う。
「一つ、選択をしてもらいたいんだけどね」
649134:03/01/13 00:23 ID:Y8pC5Q5I
「せ、選択……?」
「ええ。貴方、痛いのと気持ちいいのではどちらが好き?」
「痛い……気持ち、いい? そんなの――」
気持ちいい方に決まってる。そう答えようとして、ふっとヴァージニアは正気を戻した。
この状況下では、そんなことを答えては――まず間違いなく、おぞましいことになりかねない。
「ど、どっちも……嫌」
「それは駄目よ。どちらかを選んでくれないと。どちらの方が、好みなの?」
抵抗できない悔しさに、ヴァージニアはくっと唇を噛む。
それでも、なんとかここで抵抗しようと――咄嗟に言葉が口から漏れる。
「だ、だったら……痛い方よッ」
「……へえ? 意外ね。ニンゲンというのは、すぐに気持ちのよいものに流れると思ったのだけれど」
「どうせ、気持ちいいって言ったら……またわたしにあんなことするつもりなんでしょッ。だったら……」
痛みならば、まだ耐えていられる。ベアトリーチェに逆らおうとする気持ちも残る。
でも気持ちいいのは――駄目だ。快感に流されてしまっては、本当にどうしようもなくなってしまう。
「ふうん。……ま、どちらにしてもすぐに同じ結果になるんだけどね。いいわ……ヴァンダ」
もう一本、しゅるしゅると根が伸びてきた。
クルクマーと同じあたりに、その根は動いてくる。
「素直に気持ちいい方って答えていれば、余計なことを経験する必要もないのに。
 ……まあ、ニンゲンにとって初めてというのは貴重だそうだから……記念になって、丁度いいのかもね」
「え? 初めて、って……ちょ、ちょっとッ」
「さ、クルクマー。入り口を開いてあげなさい」
ちゅぷ、と小さく水音を立てて、クルクマーが動く。
そのままヴァージニアのヴァギナを広げると、また動きを止めた。
「ふぅッ……ん、ま、まさかッ……」
「それじゃあ……一気に貫いてあげなさい」
ベアトリーチェの嘲るような言葉と共に。
ヴァンダと呼ばれた根は、ゆっくりとヴァージニアの秘所の前に位置を定めると――
しゅるッ……びちゅッ。
溢れているそこ目掛けて、一気に潜り込んでいった。
650134:03/01/13 00:25 ID:Y8pC5Q5I
まずはこの辺です。
この話の後編みたいな形で、マヤ込みジェット×ヴァージニア×ベアトリーチェとかも……あるかもしれません。
這い寄る混沌×アーメンガードとかも……まあ、まだなんとも言えないんですが。
651名無しさん@ピンキー:03/01/13 10:13 ID:1SQWmZKm
641と642の間でコピペミスしてる予感
652アーメンガード:03/01/13 13:00 ID:BGo2xUDN
1月13日、今日は白い腿肉の日〜。
即ち豚か鳥の腿を食べる日である。
宣伝では、食べると足が白くなれるというご高説。
しかし肉は足を太くもするのだ…
悩むわたしの横顔を見よ。
653134:03/01/13 13:10 ID:Y8pC5Q5I
どうも見づらくなってしまって、不手際申し訳ありません。間には以下が入りますね……
654134:03/01/13 13:11 ID:Y8pC5Q5I
ヴァージニアが覚醒して、まず目についたのは前方の玉座に腰掛けているベアトリーチェだった。
玉座の大きさと夢魔の身体の大きさはアンバランスで、どうにも違和感は強いのだが――ともあれ。
目が覚めたと言っても、夢から覚めた訳ではないようである。
「お目覚めかしら? 結構長く眠っていたみたいね。時間は限られているのに、呑気なこと」
その言葉にむっと来て、ヴァージニアはベアトリーチェに近づこうと試みる。
が、ここに来て身体の自由が利かないことに気がついた。
手や足を動かそうとしても、何かに縛られているように動かせないのだ。
いや、改めて自分の身体を見てみると――そこには、無数の植物の根のようなものがまとわりついている。
根といっても随分太いものだ。その上、しゅるしゅると蠢いて服の上から身体を縛り付けてさえいるのである。
「こ、これはッ……!?」
「……わたしの望むファルガイア……ネガ・ファルガイアの、サンプルと言ったところかしら?
 世界そのものの雛形……いわばジェット・エンデューロと似たようなもの、とでも言うべきかしらね」
655134:03/01/13 13:11 ID:Y8pC5Q5I
身体を縛る根がどこから来ているのかを見ると、なんとも名状しがたい樹のようなものが見える。
不気味に明滅を繰り返す青い球体を中心に据えた、おぞましい植物だ。
「こ、こんなのがジェットと同じって……そんなはずないじゃないッ!
 って、そういう問題でもなくって……な、何なの、これッ!?」
「だからネガ・ファルガイアだと……まあ、貴方に説明しても理解してもらえるとは思わないわ。
 どうせ、覚えたところで朝になれば儚く消えていくのが夢なのだから。
 ……お喋りはこの辺にしておきましょう。朝までには……もう時間がないわ」
言いながら、ベアトリーチェは右手を上げる。
その指先が虚空に絵でも描くかのように滑ると、ヴァージニアを縛り付けている根の一つが呼応して動き始めた。
「まずは、そうね……オリコフラガムス。その邪魔なものを剥ぎ取りなさい」
根の一つは、先端をヴァージニアの顔の前へと持っていくと、ぶるぶると蠢動する。
気色の悪いその光景に、思わず目を背ける、と。
ほとんど同時に、根の先端からぶしゃっと何かが吐き出された。
どろどろとした液体が身体に振り掛けられ、しかも大量にまとわりついてくる。
「な、何をッ……」
肌にまとわりついてくるその液体は、服の中にも入り込んで実に気持ちが悪い。
656134:03/01/13 13:12 ID:Y8pC5Q5I
ここから続きになります。本当に申し訳ありません。

「あッ……うあああッ!? い、痛ッ……!」
「夢の中では痛くない、とか言うけど。あれも所詮は迷信よね。痛い夢だってあるわ。例えば……ここにね」
面白そうにベアトリーチェは呟く。
一方のヴァージニアは――
「う、うあ、ああッ! やだ、入ってこないでッ……うああああ!」
ずるずるとヴァンダはヴァージニアの膣に潜り込んでいく。
先端は細いが、潜り込むにつれてその太さは増していく。
――すぐに、根とヴァージニアの繋がっている部分から赤いものが流れ始めた。
「う、あ、あああッ……お願い、やめッ……ああぁッ!?」
「安心なさい。これはあくまで夢だから――現実には、まだ貴方は処女のはず。
 とはいえ……事実上、貴方の初めてはこうしてネガ・ファルガイアに奪われたということね。くすくす……」
「そ、そんなッ……い、痛ぁッ……や、やだ、こんなのッ!」
ヴァンダの先端が一番奥にたどり着く頃には、もう限界という程にヴァージニアの膣内は広げられていた。
吐き気のするような圧迫感と、途方もない痛みが少女を貫く。
「あ、ぃ、あ、ああッ……や、やだ、やだぁッ……もうッ……」
「だから、気持ちいい方って答えていればよかったのよ。痛みを失くすことだって、わたしには容易いことなんだから。
 どう? 今からでも、痛みを消してあげようか?」
「う、あッ……べ、ベアトリーチェッ……」
夢魔の言葉に、辛うじて意識を保つ。
下手に魔獣に襲われるよりも辛い痛み――だが、これを味わっている今ならば、ベアトリーチェに抗う気持ちも残っている。
処女を奪われたという屈辱、辛さだって、転換すれば夢魔に抗する為の貴重なエネルギーになるだろう。
「い、いらないッ……ぜ、絶対ッ……貴方になんか、負けないんだからッ……!」
「強情ね、相変わらず。でも……くすくす。サービスしてあげるわ、今回は」
「えッ……」
膣内を埋め尽くす根のおぞましさと、痛みに身体を硬直させていたヴァージニアは。
夢魔が、軽く指を鳴らした瞬間――
「えッ……え、あ、ええッ!?」
657134:03/01/13 13:12 ID:Y8pC5Q5I
まるで今までが夢のように。
一切の痛みが、消え去っている――
「な、なんでッ……ベアトリーチェッ……」
「わたしは慈悲深いのよ? 何と言っても、聖女だものね。くすくす……
 どう? 痛みはすっかり引いたでしょう?」
「それは――」
事実その通りなのだ。
膣内を広げるような、ヴァンダの太い感触は変わらないにしても――
少なくとも、痛みだけは一切ない。
「こ、こんなことしたってッ……」
「どうにもならない? さて……どうかしら」
もう一度、ベアトリーチェは指を鳴らす。
すると、今まで止まっていたオリコフラガムス、マトリカリアがまた胸を刺激し始めた。
痛みで萎縮していた乳首も、細い根の先端で触られるとぴくりと反応してしまう。
「ぁッ……」
「それから……そうね、こういうのはどう?」
ヴァンダを、その白い指で指し示す。
と、中に入るだけ入って止まっていたヴァンダは、しゅるしゅると膣内で蠢き始めた。
「く、あッ……あぁッ!?」
ずるずると中で動く根は、やはりみっしりと生えた繊毛のせいで微妙な刺激をヴァージニアに伝える。
更に根は付け根に向かうに従って太くなっていて、奥はともかく途中はじゅぶじゅぶと拡張するほどだ。
「うあッ……ああああッ!」
クルクマーの与えた刺激よりも、遥かに強く激しい快感。
中でのた打ち回るだけで、恐ろしいほどの快感が身体を駆け巡る。
「やだ、やだぁッ……こ、こんなのッ……あ、うあ、あッ!」
また、とろとろと愛液が流れ出す。
一度痛みを味合わされた分、身体は快感には貪欲になってしまっているようだ。
ずりゅずりゅと蠢く根を、膣肉はたまらなく感じてしまう。
「あ、ひッ……も、許しッ……んんああッ……」
涙さえ流して懇願しても――やはり、夢魔は笑ったまま。
658134:03/01/13 13:13 ID:Y8pC5Q5I
しかしその涙とて、悔しさから流れたものとは言い切れないようだ。
身体を蹂躙するヴァンダの感触が、無理やりにでも引きずり出した快感の涙でもある。
こんな根を身体に挿れられることがそもそもおぞましいはずなのに――快感は理性すら溶かそうとする。
「もッ……もう、駄目ッ……おかしく、なっちゃッ……」
「安心するといいわ。……こんなバケモノに嬲られて感じている貴方はね。
 もう、とっくにおかしいのよ。……くすくすくす」
「そんなッ――」
ずぶ、と。ヴァージニアの言葉を遮るように、ヴァンダは奥深く根を伸ばした。
そしてそれが、渡り鳥の少女に最悪の快感をもたらす。
「――えッ……あッ……あああああああッ!」
ぴくぴくと、全身を震わせて――
膣肉は、ぎゅうぎゅうに根を食い締めて――
だらだらと愛液を垂れ流したまま、ヴァージニアは達した。
「う……あッ……」
合わせたように、ヴァンダやオリコフラガムスの動きも止まる。
認めたくない快感を、強制的に引き出されて。
ようやく息をついたヴァージニアは――今度は、悲しさと悔しさの涙をぽろぽろと零した。
「こんなッ……こんなのッ……最低のやり方……じゃないッ……」
「最低、ね」
なんとか顔を上げて、ベアトリーチェをきっと睨む。
「絶対ッ……絶対に、貴方のたくらみなんか打ち砕いてみせるッ……
 こんなことされたって、わたしは貴方に負けないからッ」
「ふうん。まあせいぜい頑張りなさいな」
「くッ……」
「それに。そうやって強がるのはいいけど……」
ゆっくりと、相変わらず根に捕らえられているヴァージニアの全身を見渡して――ベアトリーチェは笑う。
「わたしを倒す。結構なこと。でもそれ以前に、どうやってこの世界から脱出するの?」
「えッ……」
「わたしが貴方を解放するとでも思った? 甘いわね、随分と。
 だいたい、これで終わりだなんて――誰が言ったの?」
659134:03/01/13 13:13 ID:Y8pC5Q5I
「終わりじゃ、ない……ッ!?」
「当たり前でしょう。一度捕らえた獲物をそんなにあっさりと解放する訳がない。
 この舞踏はね……日が昇り、夢が消えてしまうその時まで続くの」
「なッ……そんなのッ……」
言われて、ヴァージニアは力なく俯いた。
「そんなのって……嫌なのにッ……」
「嫌だと言って問題が解決するなら、魔族なんてこの世にいないわ。
 ……もう、お喋りはいいでしょう? では、続きといきましょうか」
そうして、夢魔の言葉どおりに――膣内の根は、ぐちっぐちっと蠢き始めた。
「やッ……もうッ……い、嫌ぁぁぁッ!」
また増え始める快感に、ヴァージニアは悲鳴を漏らす。けれど、それを聞く夢魔は嘲笑うだけ。
それどころか、また新しい悪戯を思いついた顔で、くすりと微笑む。
「同じような快感では飽きてしまう頃よね。それじゃあ、もう一つ――貴方にプレゼントしてあげる」
「う、あッ……これ以上ッ……いらな、ぃああッ!」
ヴァンダに弄ばれる膣肉のせいで、言葉にもならない。
しかし夢魔は構わず、また軽く指を鳴らした。
すると――しゅるしゅると、入り口の辺りで止まっていたクルクマーがまた位置を変える。
ヴァージニアの背後に回り、やはり晒されている尻の窄みにその先端を向けた。
「あ、う、あぁッ……な、何をッ……」
「こちらもやっぱり……痛みは無くしてあげるから。では、どうぞ」
遠慮なしに、愛液で濡れていることも手伝って、クルクマーはずぶずぶと腸の中へと潜り込んでいく。
「そっち、までッ……や、やああああッ!?」
後ろの中まで貫かれたこと。それを感じ取り、ヴァージニアは絶望の中に落とされる。
だと言うのに、自分の胎内で暴れる根は落ちる前に高みへと持ち上げようとするのだ。
「やだ、やッ……なんで、こんなッ……ひ、やぁッ……やだぁッ」
膣壁はヴァンダを食い締めている。
その上、本来排泄器官のはずの場所にまで、同じような根がずぶりずぶりと強引に分け入ってきた。
「はッ……うぁッ……お、お腹がッ……壊れちゃッ……」
「壊れないわ。所詮これは夢でしかないんだもの。安心して、その快感を味わいなさいな」
660134:03/01/13 13:14 ID:Y8pC5Q5I
異様な圧迫感が身体を貫く。
身体の中身が、全て口から出て行ってしまうような錯覚に襲われるほど。
「あ、は、ひッ……やめ、やめてッ……お腹がッ……お腹がぁッ……もう、やだ、やだよッ……」
ぽろぽろと、涙は止まらない。口もだらしなく開かれて、唾液が零れ落ちる。
しかしそれ以上に、秘所から漏らされる愛液も多く――快感だけしか、ヴァージニアには与えられていないのだ。
途方もない悔しさと、快感に溺れさせられる自分が悲しくて――だけれど、ヴァージニアはもうほとんど考える余裕もない。
「なんで、こんなにッ……やだ、や、なのにッ……」
二本の根が激しく胎内で暴れている。
まるで中で繋がっているかのように胎内を蹂躙する根の太さが、ヴァージニアから呼吸の余地さえ奪っていく。
「はぁ、だ、駄目、駄目ッ……」
じゅぶじゅぶと、身体を貫く根は暴れまわる。
膣壁と、腸の中が等しく悶えさせられる感触で、少女はもうどうしようもなく喘ぐしかない。
そして、再び奥の奥まで根に犯された、その時に――
「駄目、駄目、駄目ぇッ……ああああッ!」
考えたくもない絶頂が、ヴァージニアを包み込んだ。
「や……もう、許して……」
「わたしの邪魔をしたのが運のつきよ。ジークフリードを屠るだけにしておけばよかったのに。
 でももう遅いわ。何度もわたしの邪魔をした貴方に――情けなんてかける優しさは、魔族にはないわ。
 くすくす……」
「そんな……の……」
声もなく俯いてしまったヴァージニア。だが。
「そして、まだ踊りは終わらない――」
「え……ひぅッ!?」
唐突に、左胸を締め付けていたマトリカリアが、鳥肌が立つほどに冷たくなった。
「つ、冷たッ……うぁッ!?」
今度は尻に潜り込んでいるクルクマーだ。
ぴりぴりと、痺れるような感触が腸内を駆け巡る。
661134:03/01/13 13:15 ID:Y8pC5Q5I
「『フリスムルスの永久氷壁』。『アポカリプスの霹靂』。
 いずれも、ネガ・ファルガイアによる世界の構成要素……そして」
膣内に入っていたヴァンダが、まるで――
「あ、熱ッ……中で、熱くなってッ……」
燃えるように熱くなり、膣内で駆け巡る。
「『ツァハノアイの太陽風』。……いかがかしら?」
乳房、というより上半身を冷やす冷気と、膣内で燃えるように熱い根の温度の違いが身体を苛む。
気持ちいいとか、そういう感触でもないはずなのに。
冷たさと熱さのコントラストが、ぴくぴくと膣肉を敏感にさせてくる。
「ひぅッ……な、こんなの、やめッ……やだ、中が熱くてッ……やあぁッ!」
すぐに、またヴァンダは動きを再開した。
熱いものが、身体の中で激しく動き回る。
「燃えちゃッ……ひあ、あ、あああッ!」
更に、クルクマーもまた動きはじめる。
こちらは、時折ぴりっとした電撃を発するようになった。
「どう、ヴァージニア。新しい刺激は?」
「やめッ……くあ、あッ!」
奇怪な快感が全身を襲う。
乳房を冷気によって冷やされ、しかも嬲られて。
膣内では、異様な熱さが刺激を高める。
「ふぁッ……あああああッ!」
驚くほど呆気なく、ヴァージニアは達した。
ただでさえ前と後ろを責め立てられて、敏感にもなりすぎているというのに。
それに加えての熱さや冷気、電気には、もう理性も何も歯止めが効かないのだ。
「ああ……うあ、あ、ひあああ……」
ずちゅ、ずちゅっとヴァンダとクルクマーによる蹂躙は続いている。
ほとんど力無く、ぐったりとしたヴァージニアだが、快感だけはまだ残っているらしい。
「ひッ……あッ……」
時折びくんと震えて、きゅうっとヴァンダを締め付けている。
662134:03/01/13 13:17 ID:Y8pC5Q5I
今夜中には終わらせられるはずです。
では。
663名無しさん@ピンキー:03/01/13 17:14 ID:4Qd7gk0O
(;´Д`)ハァハァ
さ・・・最高です・・・
664名無しさん@ピンキー:03/01/13 20:44 ID:qxCQ2gqv
2が苦手な134氏(アシュレーにマリナ以外を襲わせる理由が無いらしい)。 2の小説が読みたけりゃどうする?

1・全てロードブレイザーのせいにする
2・あきらめる
3・他の神を降臨させる。
665名無しさん@ピンキー:03/01/13 21:03 ID:6dDoQ13O
134氏のためにも、3を推奨したいところ
当方に文章力と想像力があれば、すぐにでも書くのだが…
ああ、それとageないで下さい
666名無しさん@ピンキー:03/01/13 22:44 ID:BGbF4RM/
アシュレーとマリナがやってるところをリルカが目撃してしまい
そのまま自慰を始める展開キボン
667134:03/01/13 23:46 ID:Y8pC5Q5I
絶頂の連続で、ヴァージニアの身体から力が完全に抜けた。
快感の大きさに、もう抗う気持ちさえも押し流されてしまったのだ。
突然に流されるクルクマーの電撃を浴びた時にはぴくんと震えるが、それも絶頂の一助にすぎない。
「あ……ああ、あ……もッ……もうッ……や、やめッ……うぁッ……」
言葉さえも弱弱しく。ヴァージニアはほとんど考えることさえ出来ない。
それでも、
ずりゅッ。
「あッ……や、やだッ……うぁッ!」
時折の絶頂には、ぴくぴくと反応を返す。
(気持ちい……気持ち、いい……あ、は……)
ほとんど、思考も壊れかけて、ヴァージニアはぼんやりとずちゅずちゅと身体を蠢く根を見つめる。
相変わらずヴァンダもクルクマーも勢いよくはいずり、たまらない快感が身体を襲っている。
「は、あッ……」
そうして、もう何もかもが消えかけた、その時に――
しゅるッ……と、一瞬の音と共に、オリコフラガムスも、マトリカリアも、クルクマーも、ヴァンダも。
全ての根が、身体から離れて止まった。
「……あ……え?」
消えかけていたヴァージニアの思考が戻る。
「な、何、を……」
「くすくす……」
やはり、ベアトリーチェの指図のようだが。
何も言わずに夢魔はくすりと笑うと、右手でまた絵を描くような仕草をする。
すると、止まっていた四本の根が一つに絡み合い――あたかも一本になったように太くまとまる。
「それは……?」
「……ネガ・ファルガイアの四つの根を束ねたもの。まあ、それは見た目で分かるだろうけど。
 これはね……一つに束ねられたことで、ネガ・ファルガイアそのものの力を使うことが出来るの」
「え……?」
668134:03/01/13 23:47 ID:Y8pC5Q5I
「……ここからが本題よ。この束ねた根の先からはね……ネガ・ファルガイアの想い出を放射できるわ。
 その想い出は今のファルガイアとは相反するもの……
 貴方の胎内に、その想い出を植えつけて……貴方の心を、わたしのファルガイアで塗りつぶしてあげる。そう――
 貴方は、『貴方ではない貴方』へと作りかえられることになるの」
何度もイかされて、朦朧としていたヴァージニアもその言葉には顔を上げる。
「な、そんな、の……」
「くすくす……では。受け取りなさい」
ベアトリーチェが軽く指を鳴らす。瞬間――
束ねられた四本の根は、ずぶずぶとヴァージニアの秘所を割って侵入を開始した。
「う、あッ……ふ、太ッ……くあッ!?」
今まで自分の中を暴れていた根よりも、単純に考えて四倍も太い。
実際は収縮しているのかそれ程の太さではないにしろ、今までとは比べ物にならない圧迫感がある。
その上、オリコフラガムスは澱みの液体を吐き出し、マトリカリアは冷気で膣内を脅かし。
クルクマーは電気による刺激を与え、ヴァンダの熱い感触はそのままで――
一気に入ってきたそれらは、信じられない刺激を与えてきてしまう。
「や、やだッ、やだッ……んああッ!」
「いい顔ね。今までで一番素敵よ」
相変わらず玉座に腰掛けたまま、ベアトリーチェは愉快そうに笑う。
根の束を受け入れたヴァージニアの下腹部は、膨らんで見えるほどに痛々しいのだが。
「あ、ひッ……お、お願い、やめてッ……裂けちゃ……あああッ!?」
「ここは夢の中。悪夢で死ぬニンゲンはいないでしょう? だったら……素直に愉しんだらどう?」
必死で懇願するヴァージニアだが、夢魔は鼻で笑って意に介さない。
事実、四本の根が突き刺さったヴァージニアの入り口からはとろとろとしたものが流れ出しているのだ。
それはステュークスの澱みばかりではなく――むしろ澱みの黒い粘液も、ほとんど薄れて透明になっているほど。
溢れ出す愛液は、ヴァージニアの言葉を容易く否定してしまっている。
「こんなッ……こんなのッ……」
度重なる絶頂によって麻痺しかけていたはずの感覚は、四本の根が入ってきた時点で完全に蘇っていた。
もう望んでいないはずの快感――夢魔の与える強制的なそれは、容易くヴァージニアを押し上げる。
669134:03/01/13 23:47 ID:Y8pC5Q5I
「やッ……あ、あああッ!!」
絶頂を与えられ、身体を弛緩させようとしたヴァージニアは、しかしすぐに意識を呼び起こさせられる。
膣内で暴れるものは、人の生殖器のように精を吐き出した訳ではない。
萎えたりもせずに――変わらない動きで、震えるヴァージニアの膣壁を責め立ててくれるのだ。
「だ、駄目、そんなすぐになんてッ……ふああああッ!?」
他愛もなく、ヴァージニアは達した。
それでもなお、根の束はずっ、ずっと中で暴れる。
しばらく、その光景を薄ら笑いと共に眺めていたベアトリーチェであったが。
「……と、時間ね。もうそろそろ、朝になるみたい。
 自然に目が覚めてしまえば、流石にわたしも手出しは出来なくなってしまう……
 だから、仕上げをしないとね」
「ひあ、あッ……う、ぁ……」
ようやく、夢魔は玉座から立ち上がった。
翻弄されるヴァージニアにゆっくりと近づいていくと、突き刺さっている根にそっと指を添える。
「わたしの世界の想い出……まだ存在していない世界だけれど……
 とりあえず、小娘一人をパラダイム汚染するには十分な量。
 存分に――味わうといいわ」
軽く夢魔は力を込める。
びくんと、小さなベアトリーチェの手からもたらされたとは思えないくらいに激しく根は揺れると。
「ぅッ……くああああッ!」
先端から、何かおぞましいものが、ヴァージニアの胎内にびゅるるるるッ……と入っていく。
液体でもない、気体でもない――しかし何か、まとわりつくようなもの。
それは子宮口どころか、更に身体の内部にまで染み込んで、全体を犯すようにも思える。
「な、なッ……や、ふあああッ!?」
「……くすくすくす」
細胞の一つ一つまでもが犯されていく。そんな奇怪な感触に、ただヴァージニアは呻くだけだった。
670134:03/01/13 23:48 ID:Y8pC5Q5I
やがて――ごぷ、と根が引きずり出される。同時に腕や足を拘束していた他の根も離れた。
どろどろとした愛液、更にステュークスの澱みが床に零れる。
薔薇の模様の絨毯も、そのせいで汚れるが――城主たる夢魔はさして気にも留めない。
「さて、これで今日はお終いよ。楽しんでいただけたかしら?」
「う……ぁ……」
「……たっぷりと愉しんでもらえたようね。わたしも嬉しいわ。くすくす……
 全ては、貴方の目覚めと共に消えていくから。せいぜい安心するといい。
 だけどね……今、貴方に刻み込まれた、その想い出だけは消えないの。
 今日一日ではまだ、少し汚染できただけだけど……これから、毎日貴方を汚してあげる。
 一体何日持つかしらね? くすくす……」
耳元でそう囁くと、朦朧としていたヴァージニアもくっと顔を歪めた。
「じゃあ、また明日……」
ベアトリーチェはそっとヴァージニアの頬を撫でる。
それと同時に、少女の身体はすっと霧のようになって消えていった。

「……うう……なんか、凄い気持ち悪い……」
ベッドの中で、ヴァージニアのまぶたがゆっくりと開く。
昨夜は暖かいミルクを飲んだ上に、暖かくして眠ったのだが。
「うわ、汗びっしょり……」
下着どころか、パジャマまで濡れかかっている始末だ。
いや、特に下着は。
「うッ……」
少し触れてみると、ぐっしょりと濡れている。
「……エッチな夢、見ちゃった……かな……」
どうも複雑な気分になる。ともかく、頭を振ってベッドから起き上がった。
「はあ……とりあえず、朝ごはん食べる前に着替えておかないと……」
こういう姿を仲間に見られるのも気まずい。少し慌てた様子で、ヴァージニアは支度をする。
その影で――くすくすくす、と。小さな笑い声が、どこかから響いた。
671134:03/01/13 23:54 ID:Y8pC5Q5I
これはここまでです。で、後編というか、続きのような形で
マヤ込みジェット×ヴァージニア×ベアトリーチェとかあるつもりだったりします。
後味悪い話は自分でも苦手というかアレですので、落ちはつけようかな、と。

で、
>>664
私としても3番を希望させて頂きたいかなと……
1番というのもなくはないんですが、やはり後味の悪いのは書き難いと言いますか……
というか、是非私の他にも書いて下さる方がいらっしゃればいいんですが。
672名無しさん@ピンキー:03/01/14 02:24 ID:oKWqEYvn
私としてはアシュレー×マリナを読みたいのですが・・・
673アーメンガード:03/01/14 06:38 ID:5+CIaHvw
1月14日、今日は太陽の日〜。
冬至も過ぎた光の守護獣ステア・ロウが、元気を取り戻したのを共に喜ぶ日だ。
そういえば去年のこの日、ステア・ロウをもっと喜ばせようと、母のパンツを洗って干しておいたら…
夢枕に立った彼に、6年後の君のがいいとか言われてしまった。
紳士のたしなみがなってないと思うのだが、どうか!?
674アーメンガード:03/01/15 06:50 ID:Q0bdG75y
1月15日、今日は星人の日。
このファルガイアには、密かに外宇宙からきた、いわゆる異星人がかなりの数いるらしい。
その中には、己が異星人であることに気がつかぬま日々を送るものもいると聞く。
…だが、本当は異星人だったものたちはこの日未確認飛行物体にさらわれ星人の儀式を受けると本に書いてあった。
675名無しさん@ピンキー:03/01/16 04:28 ID:nR2TELjs
コニたそ・・・
676アーメンガード:03/01/16 06:47 ID:pinM5kkp
今日は1月16日、口応えの日。
何者だ!
と言われたら、慌てず騒がず
只者です。
と答えた曲者の日だ。
677名無しさん@ピンキー:03/01/17 03:04 ID:fYynNrEe
>134
すっげーおもしろく読んだんだけど、感想がついてないのは何故。
エロパロ板来たの最近なんだけど、あんまりレスつけない板なのかな?
他のスレも、あんまりレスついてないみたいだし。
うまく言えないんで、一言だけ。また次、期待してます!
678アーメンガード:03/01/17 06:53 ID:Ny84nI8O
今日は1月17日、型の日。
バター型のうしろには、いちごが彫られているな。
そういう型をありがたく思うために、制定されたのが、今日という記念日だ。
しかし、そろそろこの型もガタが来たわね〜、と思い出され、捨てられる日になってしまった。
切なさで、胸が痛むものだな。
679山崎渉:03/01/17 07:27 ID:65SL66iV
(^^;
680アーメンガード:03/01/18 15:44 ID:CaFlmKl2
今日は1月18日、人に行く手に幸あれと願う日。
貴方の行く手に、いい事があるといいな。
たまごの中に、黄身が2つ入ってたりとか。
681134:03/01/19 00:51 ID:7d4kv3R8
前回の続きのような形になりますが、例のマヤ込みジェット×ヴァージニア×ベアトリーチェ、
あげさせてもらって……よろしいでしょうか。
682名無しさん@ピンキー:03/01/19 01:16 ID:uPe1uscK
是非〜
683名無しさん@ピンキー:03/01/19 01:16 ID:t4znSi7d
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
684名無しさん@ピンキー:03/01/19 02:58 ID:bvNbmG/S
神最高
685134:03/01/19 03:09 ID:7d4kv3R8
夜も大分更けた頃。
湿気の多く、少し寝苦しいこの夜に、ヴァージニアは悩ましげな表情で眠りについていた。
「んッ……ふぅッ……」
漏れる寝息もどこか艶がある。
普通の眠りにしては、どうも奇妙なのだが――
「しっかし、リーダーもこう見えて色っぽい声出せるもんなんだなあ」
ひょっこりとギャロウズが彼女の顔を覗き込む。
「もう18歳の娘さんですからね。大人になりつつある年齢、と言ったところでしょう」
クライヴもそれに続いた。というより、
「……そうか? 単に唸ってるだけにしか見えねえけどな」
ジェットも。つまりヴァージニアの仲間が全員ベッドの傍に集まっている。
更に、三人から一歩引いた場所には眼鏡をかけた女性が腕組みして立っていた。
男達の様子をやや苛立たしげに見つめてから、ふっと声を出す。
「で、アタシに何の用なワケ? こんな夜中に呼びつけて。寝不足はお肌の大敵だってのに……」
三人はくるりとそちらを向いた。マヤ・シュレディンガー。
ヴァージニアとはライバルでもあり、友人でもあり――とりあえず仲はいい。
「ああ、すみません。これを見ていただければ分かると思うんですが――」
ギャロウズとジェットを傍らに置いて、クライヴは眼鏡を直しながらマヤに言う。
「最近、リーダーの体調が随分悪いんですよ。かといって病気をしている訳でもない。
 特に、朝起きてくると眠った時よりも顔色が悪くなっていて……悪夢でも見たかのように、ね」
「……成る程。で?」
ヴァージニアは、相変わらず喘ぐような寝息を立てている。
「そこで、一昨日からこうやってリーダーの寝ている姿を観察してみたんですが――
 ご覧の通り。なんとも、怪しげな状態に置かれているようです」
「そうねぇ……この子が、毎日毎日エッチな夢見てる、ってのもそれはそれでおかしな話だし」
「そこで、貴方に依頼を持ち掛けたいんですよ」
一瞬――クライヴとマヤの、眼鏡の下の視線が交差する。
「依頼……ですって?」
「そうです。ヴァージニア・マクスウェルの……救出を依頼したいのです」
686134:03/01/19 03:10 ID:7d4kv3R8
「救出……? 面白いこと言うわね、眼鏡君。ヴァージニアを助けるって。
 この子、単に悪夢見てるだけなんでしょ、毎日。相談するならアタシじゃなくってお医者さんに――」
「我々の敵……知っていますよね?」
「……ん。そういうことな訳ね」
現在ヴァージニア達が戦っている相手は夢魔ベアトリーチェ。
夢の中から干渉してくる厄介な相手だが。悪夢を見せるというのも、彼女の得意技の一つのはずだ。
「その可能性がある以上、このまま放置しておく訳にもいきませんから。
 そこで、貴方の能力でリーダーの夢の中に入ってもらって、なんとかして頂きたいのです」
「へえ。……いいの? そっちの二人は」
ギャロウズは頭を掻きつつ、ジェットはむっとしながら答える。
「ま……仕方ないさ。あんたくらいしか、そういう人間離れした芸当が出来る奴はいないしな」
「こいつが調子狂ってると俺まで巻き込まれるからな……」
不承不承といった様子ではあるが、二人ともに承諾した。
それを受けて、改めてマヤはクライヴに視線を合わせる。
「確かにね――アタシの能力で、夢の中に潜る主人公になりきれば、それも簡単な話ではあるわ。
 それで、報酬は? 出すものは出してくれないとね?」
その言葉を聞くと、待っていましたとばかりにクライヴは近くにあった袋から何か光るものを取り出す。
「これを。伝説の秘宝『涙のかけら』……如何でしょうか?」
「それは……ふん。オッケー。いいわ、それで受けてやろうじゃないの。
 しかし、元々アタシの宝石を交換条件にだなんて、アンタ――案外セコイわね」
苦笑すると、またクライヴは別のものを取り出した。数冊の文庫本、である。
「一応、必要になりそうな本もいくらかこちらで用意しておきました。夢絡みの本です」
「準備いいわね。寄越しなさい……」
本を受け取ると、とりあえず最初の一冊のページをめくる。目を離さないまま、マヤは小さく声を出した。
「趣味いいじゃない……なかなか面白いわ。じゃあ、これで行きましょうか……」
ヴァージニアの額に手を当てた途端、マヤはぱったりと横になって小さく寝息を立て始める。
687134:03/01/19 03:10 ID:7d4kv3R8
「……相変わらず滅茶苦茶な奴だな」
呆れながらジェットがぼやく。クライヴもギャロウズも曖昧な笑みを浮かべるだけだが。
と、眠ったはずのマヤがむくりと起き上がった。
「な、なんだッ?」
「いや……相手が相手だからね。一人じゃきついかもって思って。
 アンタらの誰か……助手になってくれる?」
三人が顔を見合わせる。
――少しの逡巡の後、クライヴとギャロウズは。さっとジェットを指差した。
「お、お前らッ!?」
「……コイツ? うーん。ま、贅沢は言ってられないわ。ほら、さっさと行くわよ」
一方的にそう言うと、マヤはジェットの腕を掴む。
そして、またヴァージニアの額に手を当て、眠る。
「ちょ、待ッ……なんで俺がッ……ま、待てッて――くッ」
マヤが眠るのとほとんど同時に、ジェットもまた瞼を閉じる羽目になる。
「頑張って下さいね」
「応援してるぞッ」
などと、残った二人は無責任にそんなことを言うが、ジェットには届いたのかどうか。
いずれにせよ、苦しそうに眠るヴァージニアの傍らに、マヤとジェットが並んで眠っている状態となった。
688134:03/01/19 03:10 ID:7d4kv3R8
そこは、薔薇の蔦が絡みついた巨大な城。
年代を感じさせる、朽ちかけた石の壁がどうにも不気味な感を出している。
城門は開かれていて、中には簡単に入ることが出来たが――城の中には、様々な怪物が徘徊していた。
「まさに悪夢って感じね……準備はいい?」
いつもの『荒野の災厄娘』風の装束になったマヤは、拳銃を構えつつ隣のジェットを見る。
彼の表情はまったくふて腐れたような、機嫌の悪いものだが。
「ああ。……しかし、何で俺が……」
「いつまでもぐちゃぐちゃ言うんじゃないの。ヴァージニアを助けるんでしょ?」
「それにしたって、俺まで何で……」
「ああ、うっさいわねッ。いいから、さっさと行くわよッ!」
話を打ち切って、マヤは駆け出した。
不機嫌そうな表情はそのままだが、ジェットも呼応して城の奥に向かって走り出す。
気づいた魔獣が襲い掛かってくるが――二人の渡り鳥の前に、あっという間に霧消していく。
そのまま駆けに駆けて、城をどんどんと進んでいくうちに。
途中で災厄の名を冠した怪物と戦ったり、細かい仕掛けなどもあったがそれぞれあっさりと突破して。
やがて――薔薇の飾りの施された、立派な扉の前に出た。
「アタシの第六感がびんびんに告げてるわ。きっとここが一番奥ね」
「……単に扉が立派なだけだろ」
「となると、ここが目的の場所――ヴァージニア絡みの何かがあるって可能性は高いわ。
 よし……行くわよッ」
「無視かよ……ああッ、もういいッ。行ってやるよッ」
かみ合わないまま、マヤは扉を蹴って開けた。
その先には――
「ふぁ、もう、やだぁッ! う、あああッ!」
根によって身体を拘束され、更に秘所や肛門に至るまで貫かれているヴァージニアと。
「……ッ!? 侵入者……!?」
玉座にもたれかかりながら、それを眺めていたベアトリーチェの二人がいた。
689134:03/01/19 03:11 ID:7d4kv3R8
「夢の中に入ってくるなんて――」
「そんなもん。アタシの力にかかれば簡単なものよ」
ふん、とマヤは鼻で笑う。ベアトリーチェはいつになく狼狽しているようで、玉座から腰が浮かびかけている。
「ま、そんな些細なことはどうでもいいとして――また、すっごい事態になってるわねぇ」
ヴァージニアの状態は惨憺たるものだ。
徹底的に汚され、挙句感じている素振りさえ見せている。
「え……?」
ヴァージニアの方でも、入ってきた二人に気づいてぽうっとしたまま顔を上げる。
その顔は、既に欲情の色で赤く染まっていたが――逆に妙に青ざめてくる。
「やッ……み、見ないでッ……」
自分のこのとんでもない姿を、仲間や友人の目に晒す。
それはまったく耐え難いことで、飲まれかけていた意識も僅かに目覚める。
そんなヴァージニアに小さくため息をついてから、マヤは拳銃をベアトリーチェに向けた。
「さて、ヴァージニアは解放してもらうわよ。素直に返してくれるなら、痛い思いはしないですむと思うわ」
「くッ……」
狼狽していたベアトリーチェだったが、マヤの言葉を反芻するとふっと余裕を取り戻す。
それからまた玉座に深く腰かけて、例によっての薄ら笑いを浮かべる。
「返す? くすくす。返してあげても構わないけれど……
 でも、最早返したところでヴァージニアはお終いだと思うけれどね」
「お終い、だと?」
ヴァージニアの痴態に戸惑い、あたふたとしていたジェットも――夢魔の言葉に、頭を振って自分を取り戻す。
「お終いよ……もう、彼女の中には、ネガ・ファルガイアの想い出が沢山注ぎ込まれている。
 心を侵食することで、彼女は別の存在へと変化するのよ……」
「……何がなんだかわかんないけど。なんか変な細工したって言いたいの?」
「……平たく言えばね。一種の毒……とでも言っていいかしら?
 それを、この――」
ヴァージニアを捕らえている植物が、不気味に明滅する。
690134:03/01/19 03:11 ID:7d4kv3R8
「ネガ・ファルガイアの根から、ヴァージニアの中に注ぎ込んだ。
 それを解毒するなんて不可能だから……もう、お終いなのよ」
マヤもジェットもさっぱり分からないといった表情である。
が、どうにかマヤだけはぶつぶつ何かを呟いて、こくんと頷く。
「よくわかんない……けど、まあ、なんとなく理解できたわ。
 何にしても、ヴァージニアは返してもらうし……アンタもね。きっちり仕返しはさせてもらうから」
「面白いことを言うわね……ニンゲンというのは、まったく身の程を知らないみたい。
 どうぞ、その仕返しとやらをやってごらんなさいな」
言われずとも、とマヤは引き金を引いた。乾いた音が、部屋に響き渡る。
――けれど、やはりベアトリーチェにはその弾丸は当たらない。
「だから、言ったのに……くすくす」
「ちッ……だったら、俺が――」
マヤが外したのを見て、ジェットが進み出る――と、彼の前にすっと手が伸ばされた。
遮られて、ややむっとした顔で手の主の方を見る。
「無駄よ。大方、アタシらのアームじゃ通用しないんでしょ」
「……って、じゃあどうすんだよ?」
くすくすと笑う夢魔を尻目に、マヤは懐から一冊の文庫本を取り出す。
「お、おいッ?」
「こうするのよッ」
次の瞬間、マヤはつばの広い帽子を被り、すすけたジーンズを履いた――カウボーイスタイルに変身していた。
そのまま、手に持った投げ縄をぶんぶんと振り回すと、気合と共にベアトリーチェに向かって投げつける。
「……なッ」
あまりと言えばあまりな行動に、その場の誰もが固まってしまう。
ただ、マヤとその投げ縄だけは率直に動き――すぽっ、と。ベアトリーチェの身体を包み込んだ。
「えいッ」
勢いに任せて、マヤは縄を引っ張る。見事に夢魔を捕らえた縄は、ずるずるとマヤの元へと引き寄せられた。
691134:03/01/19 03:12 ID:7d4kv3R8
「な、こんなッ……馬鹿なッ」
「ふッ……この『牛追い野郎』の主人公は百発百中の投げ縄名人。
 こうやってアンタを捕らえるのも楽勝ってとこね」
縄で縛り付けて、身動きをとれなくした夢魔を見下ろし、マヤはふふふと笑った。
「まあアタシの腕ならこんなもんよ。ほら、ジェット。さっさとヴァージニアでも助けてやりなさい」
「あ……ああ……しかし、相変わらず滅茶苦茶だな、お前」
「うっさいわ」
ベアトリーチェが捕らえられたと同時に、ネガ・ファルガイアも動きを止めている。
数回アガートラームの弾丸を撃ち込んでやると、すぐにヴァージニアを捕まえていた根は崩れ落ちた。
地面に崩れ落ちそうになる彼女を拾い上げると、とりあえず窓にかかっていたカーテンをちぎり、上にかける。
「あ……その、ごめん……」
「謝られてもな……俺はそんなに何もしてねえし……」
まだぼんやりとした様子ではあるが、ひとまずヴァージニアも普通に意識を取り戻したようだ。
そうして、二人ともに一息つくと。縛ったベアトリーチェを捕まえているマヤの方を向いた。
「――さて、と。大丈夫? ヴァージニア」
「う……うん。多分……」
「……ちょっと失礼するわよ」
瞬間、まっさらな白衣に衣装を変えると、マヤはぺたぺたとヴァージニアの身体を触った。
「マ、マヤ?」
「診察よ、診察。んー……」
遠慮なしに、かけられたカーテンをどかして、むき出しの乳房などまでちょろちょろと触る。
「ひっ……」
「我慢しなさいな。それから……」
マヤの手はヴァージニアの身体を下りていき、下腹部から陰る場所にたどり着く。
今しがたまで、根が突き刺さっていた場所――ヴァージニアの秘密の場所、である。
「や、ちょっとマヤッ」
「……さっき、こいつが何か気になること言ってたでしょ。毒とかなんとか。
 助けたはいいけど、後でおかしくなっても困るんだから……調べないとね」
「う……」
692134:03/01/19 03:12 ID:7d4kv3R8
「あ……ふぁッ……」
マヤはまったく遠慮なしに、とろりと開いたそこに指を突き入れる。
そのまま指を動かし、入り口を開くと――じっとそこを眺めた。
「ふむふむ。……なんていうか、結構ひどいことされたみたい……ねえ」
「え……」
言いながら、マヤは顔を近づけた。
「あの……ちょっと恥ずかしいんだけどッ……」
「だから診察だって言ってるでしょ……えーと」
と、舌を伸ばしてぺろりと舐める。
「ひゃうッ!?」
ヴァージニアは、びくりと身体を震わせた。
直前まで嬲られていたせいか、少しの刺激にも敏感になっている。
「何反応してるのよ?」
「って、言われても……あの、本当に診察なの?」
「そう言ってるのに、疑り深いわねえ……ああ、もう終わったわ」
ようやくマヤは顔を離した。
どうも居心地が悪く、縛られているベアトリーチェの監視をしていたジェットが、恐る恐るといった様子で声をかける。
「……もういいのか?」
「ええ。で、結果なんだけどね……何ていったらいいのか……
 どうも、胎内におかしなものが入ってる……みたいね。毒っていうかなんていうか……」
「そりゃ……大丈夫なのか?」
戸惑うジェットと、明らかに不安そうな顔をするヴァージニアに、マヤは少し考えながら言葉を紡ぐ。
「それに関しては……そうねえ。解毒するにしてもよくわかんないし……
 やっぱ、一番詳しい奴に聞くのが一番いいでしょ」
そう言って、マヤはぐいっと縄を引っ張った。
「ぐッ……」
引っ張られたベアトリーチェは、少しの衝撃に顔を歪める。
「さ、教えてくれない? どうすればヴァージニアは助かるのかしら……?」
693134:03/01/19 03:12 ID:7d4kv3R8
「……わたしが教えると思っているの?」
それでも、まだどうにか薄ら笑いを浮かべながら、ベアトリーチェは吐き捨てるようにそう呟く。
「もちろん」
一方のマヤも特に根拠のない自信を浮かべつつ、はっきりとそう答えた。
「……いいわ、教えてあげる。でもどうせ不可能だけどね……くすくす」
案外あっさりと承諾したベアトリーチェだが、不可能という単語にマヤはふんと鼻を鳴らす。
「で、どうすればいい訳?」
「……ヴァージニアを汚染したのは、ネガ・ファルガイアの想い出。
 その効果を打ち消すには、正反対の性質のものを彼女の中に注ぎ込めばいい。
 ……つまり、ファルガイアの想い出を注ぎ込めば、打ち消せるということになるわ……」
相変わらずよくわからない話ではある。
「へえ。……ファルガイアの想い出を注ぎ込むって、どうやればいいのよ?」
「それはわたしだって知らないわ。……だから言ったでしょう? 不可能だって。
 ネガ・ファルガイアはこうしてサンプルとして存在させている。だから、こんなことも出来た。
 でもファルガイアのサンプルなんてどこにも存在していな……」
そこまで言って、場の一同ははっとして一人の人物に視線を集めた。
「……って、俺かッ!?」
視線を受けたジェットは、思わず一歩後退する。
「……ファルガイアサンプル……見落としていたなんてッ……」
「なるほど、なるほど……いや、そういうことな訳ね……」
とりあえず、理解できなかったのかヴァージニアだけはきょとんとしている。
口惜しそうなベアトリーチェをふっと笑うと、マヤはヴァージニアに向き直る。
「えっと、どういうことなの、マヤ?」
「つまり、アンタを助けるために必要なことは……このジェットが、アンタの中でたっぷりアレを出せばいいってこと」
「……えっと……」
言葉の意味が飲み込めず、ヴァージニアは小首を傾げる。
ジェットも似たようなものだが、その二人にマヤは呆れたように声を出した。
「だから。わかんないわね、アンタ達も。アンタ達二人で一発ヤっちゃえばいいってことよッ」
それでもしばらくヴァージニアは戸惑っていたが――
「……ええええッ!?」
694134:03/01/19 03:17 ID:7d4kv3R8
「マ、マヤッ……そ、それはちょっといくらなんでもッ」
「お、おいッ! 本気かお前ッ!?」
二人がほぼ同時に抗議の声をあげる。
「ホントに鈍いわねアンタ達は。今のコイツの話、聞いてなかったの?
 そういうことなの。わかんないかしらねえ、まったく。
 じゃ、それはそっちに任せるから。アタシはアタシで……よっと」
軽く声を出して、マヤはベアトリーチェを抱きかかえた。
「コイツがもう悪さできないように懲らしめておくから……じゃ、頼んだわよ」
と言いながらも、部屋の片隅に移動しただけで――それほど離れた訳ではないが。
ともあれ、残された二人は非常に気まずい様子で顔を見合わせた。
「いくらなんでもありゃデタラメだろ……」
「でも、マヤがそんな嘘ついても意味ないと思うし……やっぱり本当なんじゃない、かな……」
ジェットは思い切り頭を抱える。
「それにしてもだ……ヤるってな、おい……いいのか、お前は?」
「それはッ……そのッ……」
ひどく狼狽した様子で顔を落とす。が、考えてみれば、今のヴァージニアの姿は。
「……あッ!」
マヤによって、身体を隠していた布はあっさりと外されていた訳で。
しかも、それ以前には根を秘所に突き刺され、喘いでいた姿をジェット達にしっかり見られていた訳で――
「こッ……この際ッ……もう、仕方ない……し……」
「……ホントにいいのか?」
ジェットも不安そうだが、それ以上にヴァージニアは困惑している。けれど。
「い、いいよ……ほ、ほら、これって夢なんでしょッ? だから、その……いろんな意味で、大丈夫……」
「……あんまり大丈夫じゃないだろうがッ……くそ、ったく……
 だいたい、そういうことってのは、軽々しく出来るもんでもねえだろッ……」
「けど……それしか助からないって言うんなら、仕方ない……からッ。
 だから、そのッ、夢なんだし、そんなに気にしなくても大丈夫ッ……だと思う」
「……ったくッ……妙な誤解とか、すんじゃねえぞッ……」
ほとんど自棄の勢いで、ジェットはヴァージニアに手をかけていった。
695134:03/01/19 03:21 ID:7d4kv3R8
まずはここまでです。前置きばかりですみません。
ところで、
・ジェット×コニー
・アルフレッド×アーメンガード
・エマ×ロディ
だったら、どれがいいものでしょうか。
どれも微妙にアレなんですが……次のものを決めあぐねている次第でして……
696名無しさん@ピンキー:03/01/19 09:25 ID:A5RcScAp
あ、ああん、焦らさないでぇ・・・
続きをハアハアしながら待ってまつ。
697134:03/01/19 12:58 ID:7d4kv3R8
「んッ……」
肌も敏感になっているのか、ヴァージニアは触られただけでも声を漏らす。
「い、いいか? これはあくまでそのなんだ、仕方の無い作業であって、だなッ……」
「分かってるから……あのね、その……わたしこそ、ジェットに迷惑かけちゃって……
 わたしみたいな子でジェットにしてみれば嫌だってのもわからないでもないけど、でもその、なんていうか」
「べッ……別に、お前が嫌だって訳じゃなくてッ……お、お前はどうなんだ?
 こういうの、俺が相手で……」
どうも、二人とも遠慮というか、困惑しているのは確かなところだが。
「わ、わたしは……そうだね……ジェットなら、うん……いいよ、仲間だし……
 ただ、お父さんなんて思うかな、って……」
「ウェルナーのおっさん……?」
「お父さん、ジェットを育てた……ん、だよね。そう聞いてる。
 ってことは、わたしのお父さんが育ての親ってことになる訳で、ある意味姉弟みたいなものだし。
 そうなると、こんなことしたらお父さんが悲しむかも……」
「……あのな」
微妙にピントのずれたことを言うヴァージニアに、ジェットは呆れたようにぼやいた。
それから、あっさりと彼女の上にのしかかる。
「え、え? ジェット?」
「……さっさと終わらせりゃいいんだろ、ったくッ。
 もうごちゃごちゃ言うのはやめだ、やめ。どうせ夢なんだろ。なら、もう、とっととやっちまうぞッ」
「で、でも、わたしももうちょっとムードとか欲しいかな、って……」
「んなもん、現実の方で追い求めろッ。こんな滅茶苦茶な夢、俺はさっさと終わらせたいんだよッ!」
開き直ったジェットに、ヴァージニアもやや不満そうな顔をしていたが――少し考えて、はあ、とため息をついた。
「……うん。やっぱりジェットにしてみれば、迷惑なことだしね……あの、せめて優しくして……ね」
「だッ……から、迷惑ってなッ……くッ……もういいッ。せいぜい、お前の要望どおりにしてやるッ」
少し顔を赤くして――それは何もヴァージニアの裸を見ているだけではないようで。
ヴァージニア本人も、そんなジェットを見て少しだけ笑った。
698134:03/01/19 12:59 ID:7d4kv3R8
「あのね、今まで散々アレだったから……多分、すぐに入れても大丈夫……かな」
「……妙に自信ねえんだな」
言いつつ、ジェットは指でそこを確かめる。
直接見ないせいで、場所が微妙にずれてしまう。
「んッ……あ、あの、ジェット……ちゃんと見ないとわかんないと思うよ……?」
「う、うるせッ」
仕方なくといった表情で、ジェットは今度はまじまじと見る。
やたらじっくりと見ている様子がヴァージニアにも目に入った。
「……今度はちょっと恥ずかしいんだけど……」
「注文多いな……ほら、どうだ……?」
ようやく、ジェットの指がヴァージニアの秘所に触れる。
ぴちゃ……と。確かに、その場所はもうしっとりと湿っていた。
「……へえ。確かに……だな」
「ベアトリーチェに、その……あんなこと、されちゃってッ……わたし、目一杯抵抗したんだけどッ……」
「ああ……まあ……だろうな」
どう答えたものだろうか。ジェットは少しうつむく。
「だから、好きでやってたんじゃないからねッ……いい、ジェット?」
「そりゃ、お前みたいなのが素直に色気出すとも思えねえし……納得は出来るが」
「そういう言い方も……あッ」
濡れているのを確かめた指は、そっと入り口のあたりを刺激する。
中には入らず、優しく撫でるように動くと、ヴァージニアはふうッ……と息を漏らした。
「あ……優しいね、ジェット……」
「そうやってくれって言ったのはお前だろ」
「うん……でも、ほら……結構、嬉しいから」
ジェットは答えず――顔はひどく赤いまま、ゆるゆるとした刺激を続ける。
くちゅくちゅと、濡れていたそこは少しずつ量を増やしていく。
「ふ……あ……あ、あの、ジェット……」
「……ん?」
「そろそろ……してくれても、いい……から」
699134:03/01/19 12:59 ID:7d4kv3R8
ヴァージニアの潤いは、確かにかなりの量になっている。
元々、根によって蹂躙され随分濡れていたので、今入れても大丈夫のはず。
「……ああ」
もう何か言うこともなく、ジェットは下のズボンと下着を脱いでいく。
そうして、飛び出したそれは、随分立派に立ち上がっていた。
「わ……ジェット、凄いやる気じゃないッ……」
「……いいだろッ、別に」
「そりゃ、文句はないけど……ん……」
がっしりと腰を掴むと、ペニスをヴァージニアの入り口にあてがう。
「……いくぞ」
「あ……うんッ……」
視線を交わすと、ジェットはゆっくりと――ヴァージニアの中に入っていく。
「う……んッ……」
痛みを感じている様子もなく、彼女はじっとその光景を見詰めている。
「……あんまり見られるのもアレなんだけどな……」
「え? で、でも……ふ、うッ……」
気恥ずかしいのか、ジェットは目を逸らして――それでもしっかりと、腰を進めて行った。
ずッ……ぷッ。
「んッ……あッ」
「くッ……」
ついには、奥の奥――ヴァージニアの胎内に、しっかりとたどり着く。
「んッ……ジェットッ……入ってるッ……」
「あ、ああ……ここが奥、か……」
根によってえぐられたその膣内だが、ジェットのペニスを締める動きはまだ健在のようだ。
700134:03/01/19 13:00 ID:7d4kv3R8
そのまま、ジェットはゆっくりと抜いて、またゆっくりと入れていく。
あくまでゆっくりと、静かに腰を動かす。
くちゅくちゅと、接合部では水音が流れるが、二人の動きそのものは静かだ。
「ん……あ……」
お陰で、ヴァージニアもじっくりとそれを味わうことが出来る。
「あ……ん、ジェット……えっと……ホントに優しいんだねッ……」
「……だから、そうするように言ったのはお前だろうがッ……」
「……この何日か、毎日夢の中で……ベアトリーチェにあんなことされてッ……」
気づくと、彼女の目じりには涙が溜まっていた。
快感のせい――ではないのだろう。
「起きると忘れてたんだけどッ……寝るたびに、あんなことッ……わたし、すっごく怖くてッ……」
「……そっか」
「だから、マヤとジェットが来てくれたの……すっごく嬉しいんだよ……んッ……」
複雑な気分のまま、ジェットは優しく動く。
「あッ……んッ……それに、ジェット……こうやって、優しくしてくれてッ……
 あんな、根っことは全然違うッ……んあッ」
どう答えたらいいのか、しばらくジェットは考えて。
――結局、余計丁寧に腰を動かすことで、それに応えた。
「ふぅッ……気持ちいい……よッ……」
「そりゃ……よかった、な……」
ジェットにしてみても、ゆっくりとした動きのせいで激しい快感はないものの――少しずつ、昂ぶりを感じられる。
ず……ちゅッ……ずちゅッ。
とろとろと流れ出るヴァージニアの愛液は、床にぴちゃりと落ちる。
涙は、もう――止まったようだ。
「んッ……ジェットのッ……あんなのより、よっぽどッ……熱くてッ……気持ち、いッ……」
「そッ……か」
ゆっくりとした動きは、お互いをゆっくりと高めていく。
701134:03/01/19 13:00 ID:7d4kv3R8
「ジェット、優しいッ……から、もっと……早くしても、大丈夫ッ……だよ……」
「……いいんだな……?」
そろそろ、ジェットにとっては物足りなくなってきたところで、ヴァージニアはそう言う。
「うん。わたしも、えと……もっと気持ちよくなりたいかなッ……って、そう思うし……」
「優しくなくても……?」
「それは、今までが今までだし……ジェットなら、もっと強くやっても優しいよね?」
「……さあな」
呟くと、すぐにジェットはずんっと強く打ち込んだ。
「ふあッ!」
「……じゃッ……いくぜッ……」
それだけでなく、勢いは強いままで前後動を行う。
愛液はもう溢れ出し、ずちゅずちゅと流れる音も大きくなっている。
「あ、ふあッ! ん、ジェット、気持ちいいよッ」
遠慮なく叫ぶヴァージニアに、ジェットはただただ動いて応える。
膣内はきゅうきゅうと締め上げ、先ほど入れられていた根に対してよりもジェットを熱く責める。
「くッ……お前も結構ッ……ふぅッ」
今までとは違い、激しい動きが膣肉の熱さと潤いを呼び覚ます。
ぐちゅぐちゅと、肉壁はこなれジェットの精を奪おうと動く。
「はッ……ん、ジェットッ……ん、そろそろッ……」
「あ……あ、俺もッ……!」
二人ともに、その激しさに身を任せる。
肌の打ち付けあう音も聞こえ、先走りと愛液が絡み合う。
「んッ……ごめんなさい、お父さんッ……わたし、こんな気持ちいいこと、ジェットとッ……」
「そういうのはやめろってッ……くッ!」
きゅうっ、と。膣肉はますます強くジェットを引き寄せる。
「いいかッ……俺は別にッ、お前のこと姉だなんて……く、やべッ……」
「あ……ジェットもッ……んくッ……だ、出してッ……出して、ねッ……」
「そうすりゃッ……解決なんだよなッ……!」
702134:03/01/19 13:01 ID:7d4kv3R8
念には念を入れて、ジェットはぐいっと腰を突き入れる。
「あッ……一番奥、奥にぃッ……!」
「ああッ……!」
そうして、もっとも深くにジェットのペニスが入り込んだ、その時に。
ぎゅうっと――絶対に離さない、とでも言うように一番強く迎え入れる。
そして。
「んんッ……あッ……じぇ、ジェットッ! ふあああッ!」
「……だッ……」
びゅッ……びゅッ。
子宮口にくっつけて、ペニスの先からどろどろと精液が流れ出す。
ファルガイアの想い出が詰まった白い液。それが、ヴァージニアの中に入り込む。
「熱ッ……んッ……」
「くうッ……」
簡単には止まらないそれは、子宮内を埋め尽くすだけでなく膣内にも溢れかえる。
が、それが外に漏れ出すことはなかった。
「……あ、うあッ……」
「な、なんだッ?」
ヴァージニアの胎内で、奇妙な反応が起きている。
ネガ・ファルガイアに植えつけられた想い出と、ジェットの精――想い出が、対消滅を起こしている――ようだ。
「な、なんか身体の中が変ッ……んあッ」
「マヤの奴……一応、嘘は言ってなかった……のか?」
中に入っているジェットのペニスにも、その奇妙な感触は伝わってくる。
ぱちぱちと弾けるような。あるいは吸い込まれるような。
形容しがたい感触を味わって、吐き出す精は勢いを増す。
やがて、反応が終わる頃になって――
「……はあ……ん、ジェット……凄いいっぱい……」
「……らしいなッ……」
ようやく、射精も終わりを迎えた。
703134:03/01/19 13:02 ID:7d4kv3R8
ペニスを抜いても、中から精液が出てくることはない――ようだ。
「ほとんど……対消滅、だっけ。しちゃったのかな?」
「……またえらい量だな」
ジェットが出した精にしても、相当な量である。普通の数回分にもなるだろうか。
しかし、ほとんど中で消滅しているのだから、植えつけられていたネガ・ファルガイアも相当な量らしい。
「……これで、わたしの心……大丈夫になった……よね?」
「多分……だと思うけどよ……」
「何かあるの?」
べとべとになったペニスを少々持て余しつつ、ジェットは言う。
「いや、これで全部消滅したのかどうかってな……」
「……残ってるかもしれないって?」
「何しろ、あれだけ出したってのに、全部消えちまってるだろ。……可能性は、な……」
考え込んでしまったジェットに、ヴァージニアは小首を傾げると――呟く。
「だったら……ね、ジェット?」
「あん?」
「……何回もやったらいいんじゃないかな?」
「ってッ……あのなッ」
うろたえるジェットに、ヴァージニアは小さく笑う。
「でも、大丈夫みたいだよ? ジェットのそれも」
「う……」
ちっとも力を失っていないペニスに、ジェット自身も戸惑う。
「ま、まあその前に、マヤの奴に診てもらえばいいだろッ。それからでも遅くないッ……」
「……そっか。そだね。……でも、わたしはいいんだけどな……」
「だッ……余計なこと考えるなッ!」
妙に笑顔になっているヴァージニアに、ジェットはうろたえつつ叫ぶ。
そして、二人ともにマヤの方を見る――と。
「……って、マヤッ!? 何やってんのッ!?」
704134:03/01/19 13:03 ID:7d4kv3R8
時間は少々遡ることになる。
「さて、あっちはあっちでいいとして。アタシは……と」
二人の様子――お互いに戸惑っている様子をちらりと見て、マヤは軽く笑った。
何時の間にやら、またいつもの姿に戻ってはいるが。
それから、縛ったままのベアトリーチェに目をやる。
「あんまり悪さばっかりしてると、ろくでもない目に遭うわよ? 今みたいに。
 ちゃんと反省して、世のため人のために働くってんなら見逃さないこともないけど……」
返ってきたのは、見下すような冷たい視線だけであった。
もっとも、縛られて抑えつけられている以上、視線そのものは見上げる格好なのだが。
「……やれやれねえ。反抗期なの? アンタって」
「魔族にそんなものがある訳がないでしょう……だいたい、こんな訳の分からないやり方で、わたしを捕らえるなんて……
 ニンゲンとして本当にどうかと思うわ」
「どういたしまして。……どうしたって、考え直すつもりはないのね? じゃ……」
マヤ愛用の拳銃、バンテージレイジMMが小さい頭に突きつけられる。
流石にこういう状態では、回避したりすることも不可能であろう。
「くッ……」
余裕を見せることも出来ず、夢魔は歯噛みする。
夢の中というのに、こうも主導権を握られるとは。
どうにか、この状況を打開しようと思考は凄まじい勢いでめぐらされる――と。
ちゃっ……と、意外にもマヤは銃を戻した。
「未来の大統領としては、やっぱ敵対する相手を抹殺するだけってのも芸が無い話よね。
 とするなら――ふふ。いいこと思いついたわ」
「……いいこと?」
内心の動揺を、それでもどうにか隠しながら、ベアトリーチェは小さく尋ねる。
「アンタを立派に更正させてやって、情報大臣としてアタシの政権の一翼を担わせるの。
 ファルガイア統合星府の重鎮なら、アンタも満足できるでしょ?」
「……わたしがニンゲンなどと」
「手を組むはずないと。それはその通りだろうけど……なら、そうねぇ」
705134:03/01/19 13:04 ID:7d4kv3R8
「だったら、こうしましょ。アンタの望むものをなんでも用意してあげるわ。
 何しろ伝説の魔族、それくらいして召抱えてもお釣りは十分取れると思うし」
「……無意味なことを。貴方如きに用意できるものなど、多寡が知れたもの……下らないわ」
まったく乗ってこないベアトリーチェに業を煮やし、マヤは適当に懐から文庫本を取り出した。
「なんかいい説得方法でも……えーっと……」
そのまま読み始める。が、そんな悠長な態度は、下で動くことも出来ないベアトリーチェには苛立たしく写った。
「……殺すなら早く殺せばいいでしょう。ニンゲンは……何時だって、そういうイキモノなんだから」
「まったく……じゃあ、えーと。アンタを徹底的に快楽漬けにして、アタシから離れられないようにしてやるから。
 ……あれ?」
自分で口走った言葉にマヤ自身も驚くが、それ以上に抑えつけられているベアトリーチェは一瞬言葉も出なかった。
「な、何をッ……」
「アタシの技で身も心もとろけさせて、終いにはアンタから望んで欲しがるように……
 ……アタシ何読んだのよ?」
自分に戸惑いつつ、マヤは今しがた読んだ文庫本を確かめた。
「……ああッ!? なんでこんなハードなヤツッ……」
成人向け小説――にしても、また随分ときわどいものだ。
女性を捕らえて、様々な行為を行い――最終的には、主人公に完全に従わせる。
「……こんな本買った覚えないのに……」
読んでしまった以上は、それになりきってしまうのがマヤの常ではある。
とはいえ、根っから文学好きである彼女が、そうそうポルノ小説などを読むこともないはずなのだが。
思い当たる節と言えば、この夢に入った時に渡された数冊の本。それであろう。
「クライヴのやつ……いや、ギャロウズあたりも怪しいわね。こんな本……」
ぶつぶつぼやきながら、マヤは縛り付けられているベアトリーチェに目をやった。
外見だけで言うなら、可憐な少女と言ってもまったく問題ないだろう。
しかも、縄で手荒に縛り付けられ、転がされている。
その目つきは、恨みがましくこちらを見つめているのだ。
ある種倒錯した光景――では、ある。
「……ま、いっか」
706134:03/01/19 13:10 ID:7d4kv3R8
「何が……いいの?」
「決まってるじゃない」
短く答えて、マヤは縄の上からベアトリーチェの胸のあたりを撫でさすった。
「ッ……まさか」
「これはこれで……問題ないしね」
縄とワンピース、それから下着と、三層に阻まれているために、直接に刺激が行くものではない。
が、薄手のワンピースの為か、ちくちくとした感触がベアトリーチェの肌に伝わる。
「くッ……」
そのせいで、僅かに声が漏れる。
マヤはふんと笑うと、その手をベアトリーチェの下半身に伸ばした。
そのまま服をたくし上げ、一番敏感な場所にあっさりと触れる。
「……なッ」
「さて、と」
夢魔は身をよじろうともがく。縛られているために、どうにもならないのだが。
躊躇いなく、マヤは触れている秘所に人差し指を突き入れた。
「やッ……痛ッ」
少しも濡れていないせいで、ベアトリーチェは顔を歪めるだけだ。
更に指をぐりぐりと動かすと、ますます痛みを感じて夢魔は呻く。
「そ、そんなことをしてッ……つぅッ……」
「そうよねぇ。ま、簡単には感じないでしょうね。でも……」
空いている指で、少し上にあるクリトリスを軽く擦る。
「……つぁッ!?」
痛みばかりを感じていたせいか、その場所から伝わった刺激は妙に心地よい。
さわさわとこんなところで優しく撫でられると、どうしても快感を感じてきてしまう。
「や、何をッ……くッ……ぁ……」
縛られて、しかも秘所に指を入れられていることも忘れかけるほどに、マヤの繊細な指触りはベアトリーチェを苛む。
「んッ……へ、変なことを……ぅあッ」
また、夢魔は身体をよじらせる。ただし、今度のものは痛みからではなく、伝わってくる快感から逃れようとして。
優しい指の動きに、ベアトリーチェのそこはぴりぴりとした快感を受け止めてしまう。
707134:03/01/19 13:10 ID:7d4kv3R8
「あ、やぁッ……んッ……」
そうやって、敏感な場所を責めているうちに、段々突き入れられている場所も僅かずつ潤ってきた。
ちゅく……くちゅ、くちゅと。それを確認すると、マヤは中に入れている指も動かし始める。
「うぁッ!? あ、な、なんでッ……!」
痛いだけだった膣口での指の動きが、僅かに快感に変化してきている。
身動きできないのがもどかしいように、夢魔は足をすり合わせてせつない声を漏らした。
「あら、気持ちよくなってきたみたいね、アンタも?」
「くッ……」
そうやって、ベアトリーチェの中で指を動かし続ける。
入り口だけでなく、指をもっとつきこんで奥の方も刺激すると、夢魔の口からこぼれる吐息はますます熱くなってくる。
「んん……や、やめなさいッ……」
「お断り。……さぁて、次は……」
ふふ、と。どこか陰のあるような笑みを浮かべると、マヤは軽くスカートを振った。
小さく音を立てて、中から妙に太い棒らしきものが出てくる。
拾い上げて、ベアトリーチェにそれを見せ付ける――と。
「――なッ……」
「ちょっとサイズ的に危ない気もするけど、ま……大丈夫でしょ?」
男性の性器を模した道具。そんなものを、マヤは取り出してきたのだ。
しかも太さや大きさは、随分と立派な代物である。
「そ、そんなもの……入らない……のにッ……」
ベアトリーチェの外見は、まだ小さい少女である。
大人の女性に対しても、その道具は大きい部類に入るのに、彼女に対してはあまりに大きすぎる。
「やってみなきゃわかんないでしょ……」
くちゅっ、くちゅっと突き入れられたマヤの指は潤いを確かめる。
もう十分なほどに濡れているのを見て、さっと指を抜き取った。
708134:03/01/19 13:14 ID:7d4kv3R8
また切ります。どうもかなり長くなってますね……
709名無しさん@ピンキー:03/01/19 18:51 ID:vomufPzl
ジニーたんジェットたん(*´Д`)ハァハァハァハァハァ・・・・・・・・・・・・ウッ
710名無しさん@ピンキー:03/01/19 23:40 ID:Lme1AC7m
盆踊りー。
711名無しさん@ピンキー:03/01/19 23:54 ID:L/QRZtou
>>695
アルフレッド×アーメンガードをキボン
712134:03/01/21 03:21 ID:sqxAWcAA
「あ……」
ほんの少しだけ寂しそうな声が漏れる。
しかし、指の代わりに迫ってくる道具を見せられて、ベアトリーチェはくっと歯を噛んだ。
「わたしをッ……そんな、どこまで――」
「ふふ……ほら、入れるわよ……」
「や、やめッ……うぁッ!?」
入り口のあたりを、道具で少しばかりかき回し、愛液をまとわせて。
それから、マヤはずぶりとベアトリーチェの中にものを突き刺していく。
「うッ……あッ……や、こんなッ……うぁああッ!?」
「流石に……抵抗が激しいわね。狭いし……」
手で押し入れているだけでも、その狭さは伝わってくる。
しかし入れられているベアトリーチェにとっては、まったくたまったものでもないだろう。
「あああッ……や、うああああッ……」
もう、声さえも果てるほどに、中にずぶずぶと入ってくる。
ようやく、マヤの手が止まった頃には、ベアトリーチェの膣内は一部の隙間もないほど押し広げられていた。
「あ……ああッ……こんなッ……」
「やっぱりちょっと大きかったみたいね……」
「ぬ、抜いッ……抜いてッ……かはッ……」
夢魔の全身はふるふると震えている。
あまりに埋め込まれたものが大きすぎて、ショックが全身を困惑させているのだ。
「困ったもんねぇ。じゃあ……」
それなのに、マヤは突き刺さった道具を軽く動かしてみた。
「つッ……あああッ!?」
膣内に激震が走る。快感や痛みどころでない、衝撃ばかりが襲ってくる。
「や、やめ……て……う、あッ……」
「んー……やっぱ、駄目みたいね。じゃ、ほら。こうしてあげる」
713134:03/01/21 03:21 ID:sqxAWcAA
前に突き刺したまま、マヤは指を夢魔の肛門の方に持っていく。
そして、また無造作に指を一本突き入れる。
「んくッ……だ、駄目ッ……」
膣内に大きなものが入っているせいか、尻の穴に指が入ってもそれほどショックではないようだ。
が、そのままマヤが指をかき回すようにし始めると、そちらに気を取られて狼狽する。
「ほら、どう? 気持ちいい?」
「ん、あ、や、やめてッ……そ、そっちはッ……くぁッ……」
しかしそちらに集中し始めると、空いた手は道具を揺すって膣内に意識を戻させようとするのだ。
前を埋め尽くされ、後ろをかき回され。
「あ、や、うあッ……やめッ……ひああッ!」
極限に置かれた刺激を、ベアトリーチェのプログラムは判断に迷った挙句――
とろ……と、道具を伝って愛液を滴らせる。
「……うん、やっと感じてきたみたいね。よかったよかった」
「よ、よくないわッ……ふぁッ、やッ……」
マヤは、一旦後ろを弄るのを止めて刺さった道具を動かすのに集中する。
愛液が流れ始めて、少しはスムーズになった膣内はなんとか太いものを受け入れている。
「あ、ひ、あッ……こッ……んなッ……あ、やだ、やッ……」
「ふふ……」
ぐちゅぐちゅと、マヤの手によってベアトリーチェの膣肉は広げられる。
勢いよく抜き差ししているうちに、段々夢魔の顔がぽうっとし始めた。
「ん……も、もうッ……や、う、あッ……」
「……そろそろ、かしらね……」
それを見て、マヤの手は早まる。
ずっ、ずっ、ずっ、と、息をつかせぬくらいにものの出入りは激しくなり。
「――やッ……やめッ……う、あああッ……」
無理やりに、ベアトリーチェを頂へと導く――寸前。
714134:03/01/21 03:22 ID:sqxAWcAA
ふっ……と、マヤの手は止まった。
「……え……?」
「お預け……よ。そんな簡単に……ねえ?」
「なん……でッ……」
「あら? もっとしてほしかったの?」
言われて、ベアトリーチェは唇を噛む。
「そんな……訳はない……わ……」
「なら、構わないじゃないの。いや、やっぱりこんなニセモノでイっちゃうってのも気の毒かなって思ってねえ。
 ちゃんとイくなら、ホンモノの方がいいでしょ?」
「……どっちもおことわ……ふあッ」
落ち着きかけたベアトリーチェに、またマヤは道具の抜き差しを始める。
すぐにまた火がついて、夢魔は喘ぐ――が。
「き、気の毒だって言ったのに……ふ、あッ……!」
「イっちゃうのは気の毒だからやめてあげるけど……ね。
 途中までなら、別にいい訳でさ……ふふ……」
「そんなッ……あ、ひぅッ……!」
また、ぐちゃぐちゃと夢魔のそこは音をあげ始めた。
太すぎるはずの道具も、それなりにはスムーズに出入りしている。
「いッ……うあ、あ、んあああッ……」
ずぶずぶと、幼い秘所をえぐるようにものは抜き差しされ――
執拗に、夢魔を押し上げようとする。
「ま、また、またッ……あ、うぁああッ……!」
かといって、イキそうになるとマヤは手を止めてしまう。
「はい、ここまで」
「……あ……そんな……」
懇願するような色が声に混じったのを聞いて、マヤはふっとほくそえんだ。
「……ま、ホンモノは幸い近くにあるんだし……ねえ?」
715134:03/01/21 03:22 ID:sqxAWcAA
「目を離してたらまたそんなこと……いくらなんでも、相手が相手じゃない」
マヤのやっていること――ベアトリーチェをいたぶっているのを見て、ヴァージニアもため息混じりで肩を落とした。
今の今までジェットとそういうことをしていたのだから、あまり人のことを言えた義理でもないかもしれないが。
「何よ。いいじゃないの、別に。何か文句ある?」
「文句って……そうじゃなくて、なんでベアトリーチェにそんな……エッチなことしてるのッ!?」
「アンタがあんなことされたから、そのお仕置きなんだけど?」
「お、お仕置き?」
イかせないように、けれどベアトリーチェの昂ぶりを消さないように、マヤはぴちゃぴちゃと手を動かしている。
夢魔の小さな秘所に突き刺さっているものを動かしたり、尻の方をいじってみたり。
相手の外見からして、どうも見ているのもはばかられるような光景だ。
「あ……ひぁ……あ……」
絶え間ない快感に責め苛まれ、ベアトリーチェは抵抗する素振りさえ出来なくなっているらしい。
マヤの手が動く度に、
「ふぅッ!」
ぴくぴくと身体を痙攣させる。
それでも、そのまま頂点に達しようとすると、マヤはさっと手を止める。
たらたらと流れ出る愛液が、その辛さを物語っていても――決して最後まではいかないようなのだ。
「も、もうッ……もう、焦らさない……でッ……」
「だから、何度も言わせないでもらいたいわね。ちゃんとしたホンモノあげるから、それまで待ってなさい」
「そんなこと言って……ふ、くッ……」
まだ小さな女の子を、よく知っている相手――マヤがいやらしく責めている。
その光景に、ヴァージニアもジェットもしばらく言葉を無くしてじっと見つめていたものの。
「……い、いや、マヤ……やっぱり、マズくない? そういうのッ」
「……俺もそう思う」
何とか気を取り直して、止めようと試みる。
「……じゃ、やめた」
意外にあっさりとマヤはその手を止めた。しかし――
「やめ……やめ……ないでッ……」
「……だって。本人はそう言ってるんだけど、それでもやめた方がいいのかしらね?」
716134:03/01/21 03:22 ID:sqxAWcAA
ベアトリーチェにしてみても、漏れたその声は本当に不意に出してしまったものなのだろう。
その表情はひどく不本意で、恨みがましい目でマヤの方を見ている。
けれどマヤと、それからヴァージニアたちにとっては本音そのものに聞こえるのだ。
「さて……お仕置きとはいえ、本人が望んでるんだもの。これじゃ、やめた方がかわいそうじゃない?」
「う……」
「だから、今更アンタにごちゃごちゃ言われる筋合いはないのよ。
 だいたいアンタにしたって、今そこでジェットとよろしくやってたでしょ?
「あ、あれはッ……不可抗力だしッ……」
ヴァージニアは――いや、さりげなくジェットも。かっと顔が赤くなる。
「……ま、いいわ。アンタにはとりあえず用は無いから。アタシが必要なのは、そう……ジェット」
「……俺?」
赤くなった二人のうち、ジェットだけがマヤに手招きされる。
「ジェットがどうしたのよ?」
「んー。実はねぇ……今まで、散々アタシの手でコイツを嬲ってあげてたんだけど、どうも焦らしすぎちゃってねえ。
 今聞いた通り、思わず本音を漏らしちゃうくらいになってるのよ。
 ちょっと気の毒になったから、そろそろイかせてあげようかなって思って」
「……んなの、手前がやりゃいいだろ」
確かにマヤがその気になれば、ベアトリーチェを絶頂に導くのは容易なことのはずだ。
イく寸前まで何度も導いているのだし、それを止めなければいとも簡単に達することも出来るのに。
それなのに、マヤはちっちっと指を振って否定の笑みを返す。
「そこが甘いのよ。ちゃんとホンモノでイかせてあげれば、この子に刻まれる想い出も桁違いになる。
 考えてもみなさい? 魔族って、アタシら人間を見下してるでしょ。
 その見下してる動物にイかされる……こんな屈辱ってないわよね」
「……そういうものかな?」
なんとも奇妙な理屈だが、一応筋は通っている――ような気はする。
「って、待ってよッ? それじゃ、ジェットがベアトリーチェと――」
「やっちゃうってことね。何か不都合ある?」
717134:03/01/21 03:23 ID:sqxAWcAA
「そりゃッ……大有りよッ。だって、ジェットさっきまでわたしに優しくしてくれてたんだよ?
 そんな、夢魔とだなんて――何か、わたしの気持ちが……」
「嫉妬でもしてる訳?」
「そうじゃないッ……けど、でも、ほら、やっぱり、なんていうか」
「はい、アンタの負けね。明確な反論出来てないじゃない。それじゃ、ジェット借りるわよ」
「うう……」
すごすごとヴァージニアは引き下がる。それに。
「って、俺の意思はどうなってんだッ!?」
「飼い主が認めたんだからアンタがごちゃごちゃ言うんじゃないの」
「飼い主ッ!?」
ジェットの反論もあっさりと封じられ。
また、三人が話している隙にどうにか身体をよじらせようとしていたベアトリーチェは――
「……んあぁッ!?」
「もう何も言いたことはないわね? じゃ、さっさとやりなさい、ジェット」
そう言いながら、マヤはごく自然にずぶずぶと秘所に刺さっているものを押し込む。
当然、熱く潤ったままのそこはあっさりと受け入れて、悲鳴をあげる羽目になる。
「やりなさいたってな……そうだ、だいたいやろうにも、入れる場所が……」
その視線は、ぐちゅぐちゅと音を立てるベアトリーチェのヴァギナに向けられているのだが。
「……なんかいやらしい言い方……」
じと目でヴァージニアはジェットを見る。
「う、うるせ。とにかく、それじゃ出来ねえだろ」
「……何も、入れる場所は一つじゃないでしょ?」
「って……」
マヤは。
右手で秘所を責め立てつつ――左手は、その尻の穴をいじっている。
718134:03/01/21 03:37 ID:sqxAWcAA
「……そっちか?」
形容しがたい顔で、ジェットはぼそっと呟く。
「……マヤって結構危ないんだね……」
ヴァージニアも似たような顔をする。
「何がよ。こっちだって大して変わんないし、コイツの場合は別に排泄する場所って訳でもないんだろうし……
 感じてるみたいなんだから、だったら問題ないわ」
「……お前な……」
「反論しないッ!」
ぴしゃり、と叱り付ける。

「……なんだ。俺がこう言うのもなんだが……本当にいいのか? これは」
縛られたベアトリーチェの、後ろの穴にジェットはペニスをあてがう。
「いいのッ」
「……おい、ヴァージニア。お前からも何とか言えよ」
「……だって」
何か言おうにも、その度にマヤがきっと睨み付ける。
一度勢いに負けてしまった以上は、どうも勝てない気がしてならないのだ。
「ほら、早くしてあげないとこの子が気の毒でしょ?」
「……ったく……知らねえぞ、ホントにッ……」
ゆっくりと――恐る恐る、ジェットはペニスを押し進めていく。
「ふッ……ぅッ……」
鼻で抜けるようにベアトリーチェは息を吐く。
その瞳は、もうすっかり潤んでしまっていて、まだ反抗の火は消えていないにしろ弱々しい。
「……うわ、ジェットのってああいう形なんだ……さっきはあんまりよく見てなかったけど」
「い、いちいち言うなッ」
半分ほどベアトリーチェの中に入ったあたりで、ヴァージニアに茶々を入れられる。
「うくッ……!」
膣内に入っているのとは別個の圧迫感が、夢魔を襲っているというのに。
719134:03/01/21 03:38 ID:sqxAWcAA
それでもジェットはず、ずっと押し込む。
「う、あッ……あッ……!」
ぎりぎりと食い締められるように、ベアトリーチェの後ろは異様な締め付けをする。
前にも入れられているというのが大きいにしても、また凄まじい刺激だ。
「なんかッ……凄いなッ……」
「アタシも色々確かめてみたけど、コイツってこんなちっちゃいのにその手の方面はかなり優秀みたいでね。
 ヴァージニアより、よっぽど気持ちいいんじゃない?」
「それは……」
「……何よ、それ」
むっとした様子のヴァージニアから目を背けて、逃げるようにジェットはベアトリーチェの後ろに入り込んでいく。
「くあッ……あああッ!?」
周囲の会話は、ただ一人強制的に快感を味合わされる夢魔には届いていない。
ジェットの方でも、もうそちらに集中することに決めたらしい。
ぺたりと、腰が触れるほどに押し込んだ後――ゆっくりと引き抜く。
「んぁッ……ぁあああッ……な、なんでッ……ふぁッ」
「くッ……」
全身を持っていかれるような、引き抜かれる感触。
データである以上、今まで一度も排泄という行為をしたことはないのだが、尻から何か出ていくという奇怪な感触に夢魔は身を震わせる。
「あ、貴方達ッ……こんな、わたしを辱めるようなやり方でッ……!」
「さっきまでわたしに似たようなことやってたんだから、自業自得じゃないッ」
「貴方なんかにそんなことを言われる理由はなッ……ひぁぁぁあッ!?」
ヴァージニアと口論になりかけていたところに、ジェットがまたペニスを押し込む。
マヤが散々に準備を整えていたようで、膣内とは違うながらも様々な液体で夢魔の胎内は濡れている。
「こ、こんなのッ……覚えておきなさいッ、夢から覚めた時には――う、うぁぁッ」
「……いちいち喋らない方がいいと思うけどな」
縛られて、後ろから挿れられて。
無残な姿を取らされていても、ベアトリーチェは意地でも三人を睨み付けている。
とはいえ、ジェットのものが奥に入り込んでくる度に、
「夢よりも更に昏い……ひぅッ」
びくびくと身体を軽く痙攣させてしまうのだが。
720134:03/01/21 03:38 ID:sqxAWcAA
ず、ずちゅッ、ずちゅッ。
膣内よりも、後ろの締め付けは凄まじいようだ。
ジェットも、もたらされる快感にあまり早く動くことが出来ないでいる。
「あッ……ひぁッ……やああッ!」
「うぉッ……くッ」
それでも動くたびにペニスを腸壁が嫌でも締め付け、快感へと導かれる。
ベアトリーチェの方でも、なまじ機能が限定されている分だけ痛みは感じずに快感ばかりを受け止めているようだ。
「やあ、やああッ! お、お尻にッ……ふぅぅッ……」
ぐちゅぐちゅと湿った音を響かせて、夢魔とジェットの妖しい交わりは続けられる。
「や、めッ……いや、んんッ……」
睨み付けていたベアトリーチェの顔は、もう随分ぼんやりとしてきている。
目もとろんとして、意志の光もやや弱まってきているようだ。
「はあ、んあッ……」
「……ううう……」
そうやって、二人の交わりをじっと見つめていたヴァージニアは。
「……なんか、複雑な気分」
「ふうん? やっぱり嫉妬?」
隣に来ていたマヤに言われて、思い切り焦る。
「って、ち、違うってばッ。なんか、見たことないジェットだからびっくりしただけッ」
「ま……なんでもいいけど。それとも、アンタも欲しくなってきたの?」
「……マ、マヤッ!」
「んー……アタシがしてあげよっか?」
マヤはにやにやと笑っているが。
「……遠慮しとく。もう、流石に今日は色々ありすぎて……そこまでいったら戻れなくなりそう」
「あっそ。まあ、したくなったらいつでもどうぞ。現実世界でも受け付けるわよ?」
「……ええぇぇッ!?」
「それはいいとして。さて……と」
721134:03/01/21 03:47 ID:sqxAWcAA
ぐちゅぐちゅと見た目は小さな少女の肛門を蹂躙するジェットも、段々高まってきたらしい。
「はぁ、やだ、やッ……ふぁぁぁッ!」
「くッ、そろそろッ……」
動きも僅かずつ早くなっている。
ぴちぴちと、腰と腰のぶつかる音もそれなりに大きくなって、その速さを煽っているようだ。
「ジェットー、ちゃんと中に注ぎ込んでやんのよー」
「余計なお世話だッ……くッ」
そう言っても、抜くことなど考えもつかない。
「はあ、あ、ああッ……ぜ、絶対に許さなッ……あああああッ!」
ずッ、ずッと奥へ奥へと打ち込まれるペニスの衝撃に、ベアトリーチェの全身が押される。
本当に色々な液体が混ざって、結合部もずちゃずちゃと激しい音を立てているのだ。
そして――ずんッ、と、それこそ内臓――夢魔にあるのかどうかはともかく、そこまで突き刺されるような衝撃が走る、と。
「あ……ああ、うぁぁぁぁぁぁッ……!」
「ふッ……出す、ぞッ……」
びゅ、びゅるッ。
先ほど、ヴァージニアの膣内に注ぎいれたものと同じ想い出が、今度はベアトリーチェの尻の穴に注がれる。
量もさほど変わりなく――今度は対消滅しない分、しっかりと飲み込まれる。
「あ、あッ……うあ、こん、なッ……やだ、熱ッ……」
「くッ……うぉッ……」
びゅ、びゅッと、断続的に射精は続く。
「……いいなあ」
「やっぱり――やりたいんじゃないの」
ふと漏らした一言にまで突っ込まれて、ヴァージニアはぶんぶんと手と首を振った。
「だから違うんだってばッ」
「そんなにしたいなら、現実で好きなだけやりなさい。どうせいっつも金魚のフンみたいに一緒なんだから。
 ……で、まだジェットの方は終わんないの?」
奥に押し付けたまま、ジェットから吐き出される精は止まらないようだ。
722134:03/01/21 03:49 ID:sqxAWcAA
では、またこの辺で。

で、アルフレッド×アーメンガード……ですかね。
723134:03/01/21 14:07 ID:sqxAWcAA
しばらく続いて、結合部の隙間からぽたぽたと白いものが零れ落ち始めた頃に。
「……ふぅ」
ずぷずぷと音を立てながら、ジェットはペニスを引き抜いた。
同時に、
「……おのれッ……くぅ……」
ぐったりとして、ベアトリーチェも崩れ落ちる。
「はい、お疲れ様。どうだった? ヴァージニアよりよかった?」
「……答えたくねえ」
本当に疲れたように、ジェットもぺたんと腰をつく。
「何よ。若いってのに情けないわねぇ。だいたい、まだ終わった訳じゃないんだから」
呆れたようにそう言うマヤに、ヴァージニアもジェットも驚かされる。
「……んだとッ?」
「ど、どういうことなの、マヤッ」
「ね、ルシエドとラフティーナのミーディアム。持ってるんでしょ?」
「え?」
突然そんなことを言われて、二人とも少し戸惑う。
とりあえず身を探ってみる――と、確かにマヤの言う通り。
ガーディアンの力の象徴、ミーディアムが見つかった。
「これが……どうかしたの?」
「まずラフティーナのミーディアムをヴァージニアが装備なさい。そして、ルシエドはジェットに」
「あ、ああ……」
訳も分からないまま、二人とも指示に従っていく。
「そしてジェットは……弱点属性補正を身につけるのよ」
「……ああ、って、お前よく知ってるな。ミーディアムのこと」
「勉強したもの。で、ヴァージニアは……」
自分に矛先が向いて、少々びくりとしたものの、とにかくマヤの方を向く。
「な、何? どうすればいいの?」
「ウィークメーカー。この夢魔に、弱点をつけてあげんのよ。そう……弱点、お尻の穴……ってね」
724134:03/01/21 14:08 ID:sqxAWcAA
「……マ、マヤ……マヤッ!? あ、貴方ねぇッ! なんてまた、滅茶苦茶なことッ」
「そういう使い方、出来ないの? ガーディアンなんだもん、それくらい」
「そういう問題じゃなくて、貴方ッ……ねぇッ……」
もう何と言っていいのやら。
ジェットとヴァージニアは二人ともに唖然としてしまう。
「やるの? やらないの? ここまで来て、まさかやらないってことはないわよね?」
「……うう……」
迫られると、どうも逃げ場を失ってしまうのは今までの経験則、だろう。
結局のところ、マヤの強引な理屈に逆らうことも出来ず。
ガーディアンの力を、また奇妙なことに使わされる羽目になってしまった。
725134:03/01/21 14:08 ID:sqxAWcAA
「……ごめんなさい、ラフティーナ。ルシエド。世界のみんなの愛と欲望。
 こんなことに使われるなんて……その、みんなマヤの指図なんです」
「アンタも大概いい性格してるわね……」
ぼやきつつも、『愛の奇跡』を握り締め、ヴァージニアは意識を集中させる。
愛の女神の微笑みが瞼に浮かぶ――と、すぐにその力は夢の中にあっても具現化された。
「な、何をするつもりッ?」
ぐったりとしていたベアトリーチェを、淡い光が包み込む。
すぐに光は夢魔の身体に吸い込まれるように消えていったが、それは確かに彼女を蝕んでいる。
「な、何なの……これは……」
「気持ちいいこと、よ。……じゃあ、ジェット。仕上げよ」
「……俺、本気でお前のこと怖いって思うな、今は」
ルシエドの力が身体に走る。
特に今回攻撃する、弱点を突く部分に――欲望の力は、じわりと宿ってきていた。
「さ……どんなことになるのかしらね。何もなくてもあんな状態だったけど……」
「……やりゃいいんだろ、やりゃ……」
ゆっくりと。精液や色々なものでべちゃべちゃになっているベアトリーチェの肛門に、再びペニスが押し当てられる。
「くッ……またッ……」
もう諦めたように夢魔は呟く、が。
「いくぞッ……」
ずぷ、と。雁首が、入り口を過ぎた瞬間――
「ぇ……え、あ、あああぁぁぁぁぁぁぁッ!?」
まるで身体中で爆発が起こったような。
今までの快感などはまるでおもちゃのようなそれが、ベアトリーチェを激しく包み込んだ。
726134:03/01/21 14:09 ID:sqxAWcAA
「な、なんで……何が、一体ッ……」
はぁはぁと、息もひどく荒い。
「何をしたの、貴方達ッ……」
「説明より、やってあげた方が早いでしょ……ジェット」
「……ああ」
やや戸惑っていたジェットも、促されてまたず、ずッと奥に入れようとする。
「あ、あああ、ああああ、ひぁぁぁぁッ!」
少し奥に入るたびに、ベアトリーチェは凄まじい絶頂を迎えているようだ。
「くッ……また、こりゃ……たまんねえなッ……」
同時に、ジェットのペニスもきゅうきゅうに締め付けられている。
「あー……あああッ……」
声も掠れて、それでも夢魔は絶頂の叫びを漏らす。
ぐちゅ、ぐちゅ、と少しずつしか進んでいないのに、彼女の身体は軽く限界を突破しているようなのだ。
「こりゃ……効果は予想以上ね」
「やあ、ああああ、もッ……壊ッ……れ……ぇえ、あぅあッ!」
奥まで、ずぶりとジェットのそれはもぐりこんだ。
「……ぐッ……俺も、そんなに持たねえぞ、この調子だと……」
「あ……あぁ……うぁ……」
完全に朦朧となっているベアトリーチェに、ジェットはまたゆっくりと引き抜く。
少しずつ、先が中の肉壁に引っかかるたびに。
「や……あ、あああッ……」
声にもならない叫びをあげて、夢魔はどこかへイってしまう。
「……ねえ、マヤ。いくらなんでもやりすぎじゃない?」
「いいのよ。相手が相手だし、これくらいやれば改心するかもよ?」
「そうかな……」
釈然としない顔のヴァージニアに、何か満足そうなマヤはともかく。
必死で耐えながら、ジェットは少しずつベアトリーチェの胎内を侵す。
727134:03/01/21 14:09 ID:sqxAWcAA
ずッ……ずッ。
「はぁッ……あ、ぅ……ぁ……」
僅かに抜き差しされる度に、ベアトリーチェは掠れた声で喘ぐ――いや、叫んでいる。
もう、何もかもが限界線を軽く越えてしまっているようだ。
「く、う……やべ、俺もッ……」
その彼女に釣られるように、ジェットのそこも圧倒的な締め付けによってびくびくと震えだした。
それでも必死で耐えて、ずちゅずちゅと意地のように動きを速める、が。
「や……あ……もう、や……やめ……いや……う……あ……あ」
完全に声にならない声で、ベアトリーチェは悶えている。
そして、ジェットもまた。三度目の波があっさりと近づいてくる。
「くッ……」
「ん、今回はちょっと早かったわね」
「……だから、いちいちうるさッ……つッ」
途中で少しベアトリーチェの胎内に引っかかる。それが、また激しい快感となって身体を駆け巡った。
「は……ぁ……ぁ……」
完全に止まっている夢魔の胎内を、ずんッと力強く押し貫く。
――それが、最後の一撃となった。
「あ……あああああああああ!」
限界を超えた果ての叫びを、ベアトリーチェが吐き出したと同時に。
「ふッ……つッ!」
どぶ……びゅるるるるるるッ!
またぐちゅぐちゅの粘液が、夢魔の身体に吐き出されていく。
「ああ、あ、熱ッ……もッ……もうッ……もう、完全、にッ――」
「くッ……うぉッ……」
びくんとジェットのものが震え、熱い精を吐き出すたびに、ベアトリーチェは無理やりに高みへと上らされる。
「うわ……確かに、やりすぎたかしらね……」
「そんな、今更……」
呆れて、ヴァージニアがベアトリーチェの顔を見つめた、その時。
728134:03/01/21 14:10 ID:sqxAWcAA
「……ぁ」
小さな呟きが、その小さな口から零れる。
それとまったくの同時に。城の壁が透明になり、完全に消えてしまう。
「え、え、何ッ?」
「……何だ?」
まだベアトリーチェの中で吐き出していたジェットも、その様子には戸惑いを覚える。
「…………」
その夢魔は、完全に身体を弛緩させて動けなくなっているようだが。
次には、床が消えていってしまった。
「な、何なの、マヤッ?」
「あ、アタシにもわかんないッ……」
かと思えば、全体が真っ青な色で塗りつぶされていく。
そうして、世界全てが青く染まって、何もかもが止まった次に――

――その日は、本当によく晴れた青空であった。
「う……ん、久しぶりにいい気持ち……よく寝たみたい……」
ふあ、とあくびをすると、ヴァージニアはベッドの上で存分に伸びをした。
「こういう目覚めだと、一日気分いい……あれ?」
ふと気づくと、ベッドの袂に何故だかジェットとマヤが眠り込んでいる。
「……なんで、こんなとこにいるの?」
首を傾げても、さっぱり見当もつかない。
そうしているうちに、その二人もぱちりと目を開けた。
「……ん。あ、ヴァージニア。おはよ」
「お、おはよう、マヤ」
「……こりゃ……うんざりだぜ、ったく」
「え? どうしたの、ジェット?」
マヤとジェットは、とりあえず顔を見合わせた。
729134:03/01/21 14:10 ID:sqxAWcAA
「……こいつ、やっぱり覚えてないのか?」
「アタシらはともかく。この子は普通に夢見てただけだからねぇ……
 元々、悪夢たって覚えてなかったんでしょ。……ま、いいじゃない」
「……やれやれ」
小声で話していると、ヴァージニアが目を擦りながら声をかけてきた。
「ねえ、どうしたの、二人とも? こんなとこで寝てたなんて、身体痛くない?」
「……まあ、多少はね」
「それじゃ……とりあえず、朝ごはんにしよっか?」
「……ああ」
複雑そうな二人を残し、ヴァージニアはふらふらとベッドを降りていった。
「……なんか虚しいわね」
「同感だけど……俺の場合は手前のせいだな。間違いなく」
「……さっさと報酬貰ってアタシは帰らせてもらうわよ。まったく馬鹿馬鹿しい……」
「こっちのセリフだ。ったく……」
「ねえ、二人ともッ。早く行こ?」
呼ばれて、二人は少し顔を見合わせた後。
肩を落として、ヴァージニアについていった。
730134:03/01/21 14:10 ID:sqxAWcAA
その頃。どこか、真っ白い空間で。
「……く……ふ……ぅぅ……」
夢の強制終了――致命的なエラーにともなうシステムダウン。
そんな形でどうにか災難を逃れたベアトリーチェではあったものの。
「まだ、べたべたするじゃないッ……」
どういう訳か、身体に染みつけられたジェットの精液――想い出が、まだ残っていた。
「奴らめッ……あれほどの、辱めをわたしにッ……! ああ、それにしてもなんで削除できないのッ」
身体を水――のようなもので洗い流しつつも、夢魔はぼやき続ける。
「今度ッ……今度あったらッ……今度……」
けれど、少しだけ彼女の声は小さくなった。
「……また、もう一度……ってッ!」
そんな自分を誤魔化すように、また念入りに身体の汚れ――不良クラスタを修復する。
「こんなシステムエラーを出してくれるんだから、絶対に――必ず、この復讐はッ」
自分でも、少々困惑しながら。
夢魔は、ただただ自分の浄化に励んでいた、ようである。
731134:03/01/21 14:12 ID:sqxAWcAA
長くなりましたが、ここまでです。
次はアルフレッド×アーメンガードか、また別のものか……
2ものも書ければいいんですが、なかなか。

では、また。

……容量は大丈夫なのでしょうかね。
732名無しさん@ピンキー:03/01/21 21:47 ID:bnav+IHY
>134
乙鰈
できればベアトリーチェに完全に洗脳されたヴァージニアも見てみたかったりw


残り29KBだから雑談しつつ750が次スレを立てたほうがいいんじゃないか?
733名無しさん@ピンキー:03/01/22 02:29 ID:U46lyKl1
>134
おもしろーい。エッチだし、文章うまいし。ちゃんとWAの世界だし。
堪能したようー。あと29kbなら、とりあえず雑談してもいいか?
7341です:03/01/23 00:32 ID:3I6vDhYE
一応、このスレの1ですが、
素晴らしい神達のお陰で、このスレが此処まで大きく出来た事に感謝 !
もう少しでこのスレ、書き込み出来なくなりそうなので、
もう少ししたら次スレ立てる事にします。
みなさんありがとう !
次スレもハァハァなエロネタをキボン !
735名無しさん@ピンキー:03/01/23 19:32 ID:whGKicAG
しばらく雑談スレだね
736アーメンガード:03/01/25 14:34 ID:hwtxnrdE
1月25日はクロッカスの日。
クロッカスの花言葉は、『あなたを待っています』
しかし、このような可憐な言葉は食虫植物の出すあまい香りと同じこと…
ゆめゆめ、そういうコにひっかかるでないぞ。
737アーメンガード:03/01/26 19:51 ID:E6q35a5Z
1月26日、わたしの誕生日〜。
今日、わたしは一つ年を取った。
というわけで、今日は皆に祝われる日だ。
まだ若いから、誕生日が嬉しいというのもある。
だが、おばあちゃんになっても、わたしは多分、誕生日が嬉しいだろう。
この世界で長生きするのは大変だから、誕生日が来るたびに、自分自身の存在は、だんだんレア度が高くなっていくからな。
738134:03/01/26 23:22 ID:6q1atdrq
>>737
誕生日おめでとうございます。

えー、アルフレッド×アーメンガード嬢を書いていたつもりだったんですが。
……誕生日プレゼントにはひどい話な気もするというか、それはともかく……
アシュレー×マリナの方が書けてきたので、そちらになってしまいますね……
で、あげさせてもらおうか、と思ったんですが……やや容量的に厳しいようです。
新しいスレが立ちましたら、そちらにあげさせてもらおうかと……
739名無しさん@ピンキー:03/01/27 00:31 ID:IMH/NrqO
うおおおおお暫く見ぬ内に素晴らしい作品がッ!
今から読破に励もうっと。


―――おっと、ココでサブリミナルの如くッ定期的にコニー物をリクしておこうッ
740名無しさん@ピンキー:03/01/27 01:00 ID:7YFByiqB
残り27KB

なら俺はログをまとめてupしてくれる神をリクw
dat落ちするとしばらく読めなくなるしな
741アーメンガード:03/01/27 01:02 ID:eTUJUgHy
1月27日、今日は北の日〜。
ひたすらひたすらに北へ北へと、歩いていった男がいた。
彼は気がついたら海の上も渡っていたという。
彼に聞いた海渡りの秘訣は…
なんでも右足が沈む前に左足を出し、左足が沈む前に右足を出すこと…
できるかボケと思いつつ、信ずればやれるのかもしれないとも思う。
わたしは騙されているのか…?
742名無しさん@ピンキー:03/01/28 00:37 ID:d0xvPcaB
ふっふっふ、かちゅな俺にはいつだってここのログは読み放題w
743名無しさん@ピンキー:03/01/28 01:28 ID:Swx49OJQ
埋まる前に134氏に改めて敬礼!
744名無しさん@ピンキー:03/01/28 03:32 ID:d0xvPcaB
激しくスレ違いだが、コニーの絵ハケン。
ttp://www.where-i.net/~illusion/2nd/cg/oekaki/chia/437.jpg
くぅ、コニー物を噛み締めたくなってきたッ!!
745名無しさん@ピンキー:03/01/28 09:56 ID:b7KPLpOD
かちゅ使いでも●がなければ読めなくなりますが何か?>742
746アーメンガード:03/01/28 17:25 ID:3Ez4QP8h
1月28日、踊り子の日。
美しい踊り子の像を作った男…
彼があまりに熱烈に彼女を求めたため、踊り子の像は地と肉を得ることができた。
しかし、思い込みが激しい気質の男に、踊り子はついていけなかった。
ありがちな話だが、人生は報われぬものよ…
747名無しさん@ピンキー:03/01/28 21:30 ID:OpxRoap6
>745
ログあれば読めるでしょ
748名無しさん@ピンキー:03/01/28 23:32 ID:5lJbTsAf
2のテリィ×リルカの話をどこかで見た人っています?
探してもどこにもない・・・

嗚呼、文才が欲しい
749名無しさん@ピンキー:03/01/29 01:07 ID:ya0RMOS2
テリーはな・・・
ぶっちゃけあんな奴にくれてやるかってのがあるんじゃない?

ティム×リルカなら見たことあるけど
750名無しさん@ピンキー:03/01/29 03:08 ID:9Ir1LY9K
コニタソ・・・(*´Д`)ハァハァ
751アーメンガード:03/01/29 18:59 ID:x8Ir+Yw7
1月29日、今日は肉の日。
ファルガイアには昔、牛という名の生物がいたという。
だが、牛は肉が旨い動物だったため、魔族によって連れ去られ、
彼らの食料になるべく改造されてしまったそうだ。
少しくらい残しといてくれてもいいだろうに、魔族は吝嗇かつ、無慈悲冷血な奴等だ…
としみじみ思うための記念日なのだ。
752アーメンガード:03/01/30 06:52 ID:UzFHM0RJ
1月30日、今日は鮫の日〜。
『鮫肌もワサビをすりおろせる』というのは、何にでも一つはいいところがあるという諺だ。
いい諺だ、って?それはありがたい。
鮫の日である今日にちなみ、今作ったのだ。
753アーメンガード:03/01/31 22:28 ID:OlbRIV+D
1月31日、今日は砂漠の日〜。
砂漠をデューンと名づけたのは、名づけのプロとも言える職業、ある産婆さんらしい。
それゆえ、今日はサンバのリズムに乗って、砂漠を往く船が出るのだ。
754アーメンガード:03/02/01 22:16 ID:BR+V9xt6
2月1日、今日はファンの日。
それにちなんだ豆知識を教えてあげよう…
まずファンの羽に黒と白の格子模様を塗る。
そして廻すと、赤・青・黄色と美しい色が見える。
何にでも新しい発見があるものだと、髪をファンからの風になびかせ、
世界を見直すあなたは多分、とても美しい…
755アーメンガード:03/02/02 01:27 ID:L8r6EFBT
2月2日、今日は噴水の日〜。
古代に存在した噴水というものは、中に肺活量の多い男たちを仕込み、合図で一斉に水を吹かせたものと聞く。
そして金持ちたちは水槽の中のアリの巣の観察の如く、美しい噴水上部と地下の男たちの眺めを比べ、ウフフアハハと楽しんでいたそうだ。
756柳 龍光:03/02/03 00:21 ID:Yq2P56wy
なかなかどうして、粘るな・・・
>>アメガドたそ。
757名無しさん@ピンキー:03/02/03 13:37 ID:KRCVYwvC
うおおおおおおおおおお、と書き込んでみただけですた。
758名無しさん@ピンキー:03/02/03 15:55 ID:iswlFQG6
つーか最近アーメンガードのセリフが楽しみになってたりもする
759アーメンガード:03/02/03 20:37 ID:i+MHm3j7
2月3日、今日はシトゥルダークの日。
水瓶には、水亀が彫ってあることが多いな。
シトゥルダークの守護獣を狙っているのか、ただのシャレなのか悩むところ…
ちなみにわたしのうちの水瓶には、水がメェという吹き出しをつけた羊の顔が、彫ってあるのだ。
760名無しさん@ピンキー:03/02/03 23:31 ID:jbh6hyBo
次スレまで23KBなわけだが

結局誰が次スレを立てるんだ?
761アーメンガード:03/02/04 16:54 ID:uEbFx2sj
今日は2月4日、ドラの日なり。
『ドラを鳴らすとドラゴンがあらわれる』ラクシスランドでそう言いふらすウソつきがいた。
だが、それを本気にした渡り鳥が、ドラをゴーンと鳴らしたとき…
貴方も知っているように、そこにはドラゴンがあらわれた。
それが、何年か前の今日だったのだ…
762アーメンガード:03/02/05 06:45 ID:Jay77fsF
2月5日、今日はカンバスの日。
素晴らしい絵を描く画家がいた。
だが彼は、絵を仕上げると、パレットナイフで画布を切り裂いてしまう…
人は皆、彼は完全主義者だから、と噂した。
だが彼は、画布を破る音が好きなだけだったのだ…
763アーメンガード:03/02/06 00:37 ID:ZTvJ05Gw
2月6日、今日は宿屋の日〜。
宿屋は逆から呼んでもヤドヤだ。
そのため回文の真ん中部分をになうのに最適な単語と言えよう…
764アーメンガード:03/02/07 23:38 ID:1fyJqLpb
今日は2月7日、化粧の日。
化粧が好きで好きでたまらない男がいた。
彼が化粧した顔は、そんじょそこらの娘以上だったという。
彼は自分の化粧技術を試すため、好キものと噂の大公にコナをかけてみた。
見事にひっかかった大公だったが…その晩ビックリすることになる。
だが大公、毒をくらわば皿までという決意を固め、いわゆる一つのハッピーエンドを手に入れたそうだ。
そのかわり男のシナリオは、バッドエンドだったそうだが…
765アーメンガード:03/02/08 23:17 ID:uOzBoJ2X
今日は紳士の日である2月8日。
かっぱ巻きを頭に巻いて食べると紳士になれるという噂。
しかしかっぱ巻きとは何ぞや?
それを追求することに、今日は命をかけたい。
766アーメンガード:03/02/09 13:00 ID:v1prJ08j
今日は2月9日、オルゴールの日。
不規則に並んだブツブツが、あんなにキレイな音を立てる…
わたしのそばかすもそのうち、あんな繊細で芸術的な音を立てるかもしれないという希望がわいてまいります。
767名無しさん@ピンキー:03/02/10 00:29 ID:u20vwgAm
アーメンage
768アーメンガード:03/02/10 06:58 ID:5oXyVG+j
2月10日、今日はお風呂の日〜。
いつだったか、どこだったかの話だが、ひよことおふね、どちらを浮かべるかでケンカした姉弟がいたという。
そして長い年月の後、輪廻を繰り返した姉弟はひよことおふねになり、風呂桶の中で再会する…
運命の不思議さに、今日はお風呂記念日となったのであった。
769アーメンガード:03/02/11 11:28 ID:3syJKIuF
2月11日、今日はマッサージマシンの日〜。
ハンフリースピークに住む、有閑奥様愛用のマッサージ機にはコードがなかった。
では何故、あんま器は動いていたのか?…中に入った一人の小男が奥様を揉んでいたのだ。
彼は奥様を愛していたが、奥様が死ぬまでその存在を悟らせなかった。
その純愛をたたえてこの日が作られた。
ちなみに、マッサージマシンの石像も作られたのだが、美観を壊すと言われ、すぐに取り壊されたそうだ。
770アーメンガード:03/02/12 06:52 ID:MO9LBZCK
2月12日、今日は鬼教官の日。
昔、フェンリルナイトという親衛隊に、アビ教官という新人教育係がいた。
彼の指導内容は、名前に沿った恐ろしいものだったという。
名は体をあらわすのもいいが、意外性というものも、大切にしてほしいと願う心が今日を産んだ。
771名無しさん@ピンキー:03/02/12 22:42 ID:/WuLGX5+
何気に毎日愉しみにしてるよ。>アーメンガード
772アーメンガード:03/02/13 06:47 ID:i1G5qikl
2月13日、今日は煙草の日〜。
おとうさんに手作りの煙草をあげようと思って、山野でタバコの葉を摘み、
焼いてみて、タバコの匂いのするのを持って帰ろうとしたのだ。
しかし、焼いては火を消し…のタイミングが、救難信号ののろしのパターンと似てたようでうっかり救助されてしまったのだ…
773名無しさん@ピンキー:03/02/13 22:53 ID:IjpAVGM3
warota(w
774アーメンガード:03/02/14 00:45 ID:/Fo83MCC
次スレたったみたいですよ

ワイルドアームズ2ndのマリアベル
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045149259/
775アーメンガード:03/02/14 20:50 ID:/Fo83MCC
今日は2月14日、歯医者の日〜。
歯医者の日だから歯医者に行こうとおかあさんたちはにっこり笑う。
きっとこれは陰謀に違いあるまい…
それも惑星規模の恐るべき陰謀だろう…
ハッ、わたしは気がついてしまった、ヒットマンが消しに来るかもしれない……
助けてくれーっ!そこな渡り鳥ーっ!
776アーメンガード:03/02/15 18:49 ID:oLE5LjsT
今日は2月15日、マヨネーズの日〜。
マヨネーズ、それは何にでも合う魔法の食材…
しかし取りすぎると、顔からマヨネーズが出てきてしまう。
そういえば、顔を油田にしているやつに、ろくなやつはおらんと、死んだひいおじいちゃんも言っておった。 
777アーメンガード:03/02/16 13:58 ID:DsGr5gVb
2月16日、今日はさいころの日〜。
お役目御免になったさいころは、上のさいころならば地面に埋めて、下のさいころならば屋根に放らねばならぬ…
778アーメンガード:03/02/16 13:59 ID:DsGr5gVb
家庭用ゲーム板もついに強制IDが導入されたか…
779アーメンガード:03/02/17 06:24 ID:kjc5H+cj
2月17日、今日はふさふさの日。
ふさふさという言葉を、はいよるこんとんに訳して伝えねばならなかった、偉大なる飛行機乗りをたたえて作られた日だ。
わたしも考えてみたが、なかなか、難しいふぃーりんぐなのだよなあ。
780アーメンガード:03/02/18 23:20 ID:0u5eINsb
2月18日、今日は灯りの日〜。
灯りとりの窓を開けておくと、群れからはぐれた灯りがやってきて…
フニクリフニクラフニクリフニクラと良い声でさえずる日であります。
781名無しさん@ピンキー:03/02/19 21:01 ID:G2/9/ZXJ
アーメンガードたん、もうこっちは沈めていいんだよ…
782アーメンガード:03/02/19 21:03 ID:R2VEtKdt
今日は2月19日、武侠小説【剣花煙雨江南】の書かれた日。
ファンクラブが出来るくらいの超ベストセラーだ、名前ぐらいは知っているだろう。
わたしも愛読者ゆえ、ファンクラブに入っている。
Sの猫というペンネームの会長が、いつも熱意ある会誌を送ってくれるのだ。
彼女に会ってみたい気もするのだが、きっといかにも…ってカンジのああいうタイプで、幻滅しそうな気もするのだ。
783アーメンガード:03/02/19 21:04 ID:R2VEtKdt
>>781
それじゃあとっとと埋めてしまいましょう。
784アーメンガード:03/02/19 21:08 ID:R2VEtKdt
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   ::: | ::: ,r'  ..:::: /,:":::::..:::: .:  リ イ  .ト  i .l-= '"~ ̄ ~" "`l:::  l-.,l  i.,_ ヽ ミ,、:. ::::::.. ::.ヽ, ヽ、 ~ヽ 丶
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 _,....,_ ,r  ,.ク ._,r" ::: リ ..:j  :: イi .l  リ i i トi::_,."~-=...,_'"~._,i  ,ハ_,.i ハi.,_~"` i, i.,夂 ::  リ冫「ヽ ヾ\ ヽ
´_,...,_/ ,.r'´ .:: /  :::: / ..::i  ..:: リ"~.i .:i_,.i l仆i__,.. -=-−-l /..,_ i .リ_~"` =- i, l..,_ヽ   ハ i ヽ 'i. \丶
~.  //i  ..:: / .:::,;イ ..::: i .:::i /-'"~i :::l ヽ i リ        l~/  i ./  ̄~" =-i l..,_ `、  リ l  ハ  i,  \i
  / ' ,i ..:::: / .:::タi' .::::: リ .::ハ " ̄~"l !ニ.,_"`ー-..、      i/ .  i/-ー= '"_,.ニl リ-'" '水 l i ::. リ   i,
 /   i .:::,r'i ::: / i .:::: ハ .:::i iリ i   i. l  _-ュ、 ヽ    /  /´ _,..-_二´_  ヽ    ハ 从 ::::. ト:::. l
r<  / .::::/ l" :::/ .i' :::: ハリ ::i~ヽヘ i  rリ"T" ,;;;;;;~ヘ`-、_     /-"~ /T  ,,;;;;;;v~"ュ  / i リi ::::. lヘ::. i
 'i./ .::::/ i  / .i  ハ i iニ., i ヽi ;\ i ,,,,;; i ;;; ノ ヽ         t i ,,;; i ;;; ノ /  .r'., iリ i ::::. i ヽ、i
785アーメンガード:03/02/19 21:09 ID:R2VEtKdt
  i..,_   i ./  i ./  i l;、 i,  i   `-─= -= イ  'i      ....ヽ -──= '"  l ヾ` 、 i .i ::: i  ~
 ノ-.,_~"=-_::._- i /,..-ヽ、 ヽ ~、 i   ,, ,,      ,/i         ,,      i ,. '" i  i'.i :: l
y- .,,__     i/ _,.. リヽ 、ヽ、 y i      ''     く, l       ''    , .. _  ,iく ,.-'",. '" i :: リ
     ~" ̄ ~  ̄      `- .,_ ,."i          ヽi_ ,..-        r'   ヽi" ~ ,.-'"   i ハi
 ̄ ~"` ー─=- − '"~      リ ,i_                  _ ,  i,   ,y'` -'"  リ
i, _,. . -= ー '" ~ _ ,.. -= '"  ̄ _,i   ヽ、     -ー── ─= '" ~_,   'i ,.'"   _,,._,ri
ヽ_, ... -=− '" ~    _, . -= '"~ ノハ ,  ヽ、     -  :::::::::  /"ヾ、~" ー─- =" ─-."`i
/"       -、"~ ̄   ...::::::: i リノゝi.,_,. l::.`ヽ、      :::  /.::::`i l          ..::::: i
          ヽ、ヾ  ..:::::::::_...- '":::::::::::::: i ::::::: ヽ 、      i ::::::: .i l _,.-     ...::::::::::: l
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786アーメンガード:03/02/19 21:09 ID:R2VEtKdt
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     ,r'´ ̄..、 ,.  〃ヘ j `ヽ、
   ,r' _,,.   ,.〃、, l i ./`ヽ、
  y'  - . /7/~ 丶ュ/_, '´ヾ.lヽヽ,
 r'    ,-' //-、  丿  ̄`ヾ;、`ヽ ヽ、
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ゝ  r'" l, j l .::      i ヽ'ツイ   ゙、゙、  / /
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 ヽ、ヽ l .l .:: ` ー=-. .、.  /     ゙、 /
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  `ヽ  i .|`ヽヽ ._,r'" ~-、  .:::  ll .j
      `ヽ, ,;;,`ヽ.,__ ,.-=/ .::::   リ
787アーメンガード:03/02/19 21:09 ID:R2VEtKdt
           ,. -===-.、_
        _,;-'"-、   ,r'.:::::. ヽュ,
       r'',;' .:::::::: イ  ヽ、ー-、::::.了
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     ,j'´..ヽ-,'  i_,.-─--,j y'    `ヽ
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   j´ ::..   y'ー-、    yニ-、   `、 :::. ゙、
  i  ::::::. ,r'_,yー= ヾ  iy'_.--、, `ヽ  ..::::.  !
  ヾ  :::: j i, r'て,jゝj  、ヽ「!. イ ' 水、..::   j
  ヽ,  ,彡. l_ `. r´  ヽ,   ノ彡r、.::   /
   ヽ、 "i'´ l `_,,.:r ''`二'"~``ヽ,, j l ィl  y'"
    ヽ、 l イ,y"rニ´-─ ─-、`、 ヽゝイ-='
      `ヽ.,夊'"ヽ,-_ 二二-、j` '; ミ、
        ゙、 ゙、  ~  ,.-、   ,..彳 二.., _
    _,,. -='ゞ ,.`〜='" ,ユニ"~ー'"´:::   j
  y'".:::::::::::::. `'l ヾ∧i,-、!'"`i    .::::  `ヽ、
  l´ .::::::::::::::::::: l ; ;  l :::: l ::::::::       `=ー
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788アーメンガード:03/02/19 21:09 ID:R2VEtKdt
           ヽ,- 、  、
    、ー- ' ─= '''' -ヽ、`ヽ!ヽ,
   _y''´ ー- 、   i、ヽ,    `ー,._
  _,)  - .,   -.,_ l ゙、     //,
 ,ゝ    _   |ヽ, l ヽ,  /, '/ r '7
  j`   _`ヽ,`ヽ、l  ^ i y '´ ,; //y'!
  ヽ、, ヽ、` ーゝ     , '  , ' ´ /,- 7
  ,.l:::.ヽ、\` 、 ,r '," ̄ `ー- 、 ., './', './ィ
,.-' i:: r'" `i彳´ , '   、    ~`! , ∠,
く ' `l"r' / -=‐-、   i   ;;,  l _,./
 ヽ l  `、 ーv-、 i,  i   ;;, l
 ヽ\`┐ ` `─'´ ` . ゝ __,..-ソ
゙、 ;;;;;,ヽl    :::::::::.   !'_r '
 ヽ、 ;;;;;;,\,        j ,;;/
、;;, `ー、 ;;;;, `- .,_  、  |,/  ,r
 `-、;;;;;;;,,ヽ ;;;;;;;;;;, ̄`ニ7  ノ  …できれば、
ヽ、 ` ー .,_ ;;;;;;;; r- ''"´  `ヽ、 痛いのはゴメンこうむりたいんだが…
789アーメンガード:03/02/19 21:11 ID:R2VEtKdt
                          ヽ`;、
                           'i ヽ
                 __, _ ,.. .., _   j /
             ,.-'" ̄,.- _,r'  ,.'  `i ,. ',.ソ
            ,r'" _,.'" _,. /  ,.-=-.,y" ヽ,
           ,/  ,.~  i^ /  _, "   ~ヾ, ヽ
      _,.r-ー " _,y ,.'_ ,i. /  ,.-、ヘ     l  λ
    ,. -v"  _, .r"  r' y~t  i _ヾ、=- .,_, j ,/
,.r、_,/ ,.'  ,.'" ,. '  ヽ.   _j  i,ヾ'ニv` r'" ,."
 ,. '"_,. -=─- .,_ _,.:'"/.ヽ.,y.  .,ゝ "   i  i
  ,.r"    ...::..  ^`=- ._i ヽ .r'"   ,  l  i'
,.r'    ,.r'" ̄ ~`- .,_   ~ζ 冫 -==,' ̄i  ヽ
    ,r'        ヽ、   ,. '"  ~ iヽ.,-ヽ  `i
   i"         _,.. .ヽ._,y ~` -ー '   ,.i  y.,
   i ::.  ..,_   , '       ̄ ~`=- .,_ r"  r'" ヽ
   i :::::.    ,:        ,. '"    ` .,_ i   `i
790アーメンガード:03/02/19 21:11 ID:R2VEtKdt
         ヽ、- .,_ゝ _
        ,.- '"  ヾ `−- ,_
    __ ,.r'"_,..-     Y '  ヽ、-丶
   丶、 , ' ,'   ,. - ., i ,.-、   ヘ
     ノ,.    l  l, _ ", '   ヾ  i
    '-,;' i   ri  !~  ̄`"ーl  ソ l
    ,/  i    ハ i     _ i i  i
  "-= 'ヘ i   lー- .,_  r-,-,,i iヘ, i
    ,.>- rゝ iT''フ ,i─i,_└' i i .,ヽ-.,__
  ,.r' ..:::rヽ ヽ、i-−'.  l `~". i l :::..ヾ   ~"=- ._
  i  ..:::::: i ` - ヽ    _ 、.  / :::::::   ,. -=ー─`
  ヽ `−─−iヽ  __ ,. 、 / :::::::   ,/
   ヽ     lーヽ,  -− ,/i_:::::   /  _,.. -.,_
-.,__`ヽ.    l,-.,_ 丶.,_ , ,y' ,.'7.,_,  /,.-='"    ~`
   ~`"ヾ   i`-.,_"-., ,.- '"'ヘ    ゝ
791アーメンガード:03/02/19 21:13 ID:R2VEtKdt
     __ __
     | H |    ,、-ー一ー- 、
    「 「 「|  ,. ‐イ  ̄ ̄`` 、 ヽ
    LLL, ノ/,、-ー一-、.,iヽ.  \
   rt7互<,.‐'´,‐'´ ,. ‐'´jノl l`、  、
   | U,. ‐' ,. ‐'´,. ‐'´ ,、='=、..| | ヽ  ..}
   L_fZ,、-ーirtャ、  7fヽ}ゝ |   ノ
   ,イーノ | 介| !{ ij   `'┘イ| ri く
,-ーヘヾヽy' vイハハ ~ ヽ'   / l tノ、 ''ヾ--、
rヾ`i,`i`i T ハ ヽ  ゝ¨ヲ i l,' l| f ゝ、_``ー、..
{ ̄ヽヽソ /     \__,..、-ト l l|  _,,,, `ー、.. 〕
l、, ノ  /ミ`'' ー- 、.. イrrrn{ j ├'´  /一-、ヽ\
ー-ー'r'' 手  /``'' t- 、,,,,...-}  |    >  }   'tー、
   」  Σ 〔  ーl l= 〕  l  ゝ ̄   ノ  ノ ハ
 -ー'ハ  Z  >< ̄`‐ 、ノ  ノゝ¨     `‐ 、ク小
792アーメンガード:03/02/19 21:14 ID:R2VEtKdt
                           _
                   //_,,..-─'' ̄ /
                |ヽ、-´  '` -─- .∠
             \ー-`|             ̄`─-、
             >‐'       -  -  ─‐< ̄
            -ァ一フ 、  |  /`  ´ヽ、    \
             / /  /l  !  |,.,,!/l  / ヽ__,..‐-、|        __ /\
            /  /.   |_| ∧ l   | /!   ト、\     r‐-、ヘ'    ヽ
            | /|   .i`ヽ | l | _,..-─|   | !`'-、   ,へー-'`´   _/
            l'   | .l  |`ニl/ l '´ 「__ノ   /、 \   ,.-ヽノ    __/
             丿/| :|ヘ_.'ノ     7//  !`'..>''ー、/ ../   _/ i
             ´ノノヽゝ   、 __   ´ /ニ'´-‐ヽ  ヽ' ヽ,,...-´ _/ヽ.
   _          ´ `'‐'ヽ,,...-´──---'----、  \_.  !ヽ `__/  /\_
--‐'´  \_─-、    _,...-r;'´l ̄!、 U ; ,       l   / `-‐'  ̄ `ー、/  ,...'´\
__      \_ヽ-'''´   )! !_!,...i. -一----‐─‐┴─'-、_        \/  /\
  ̄\_,,..-‐'''┌, ,ヘ r‐.‐´i ̄! ヽヽ// ' ,  , :  :  .   L      /7\./   \
   /  「'T | | / /-| | ! U ヾ / / /  i i  : . _,..-‐彳ゝ─-‐´ コ ヽ      \
,. -‐`=一|__|-Ll `  ノ_!,,.i..-┬┬┬'l´厂! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ //     二!  ̄ 「\     ヽ
-‐''' ̄     _,... -‐7`''ー-..|,_! ! Ui ! i l i_;,:..-─' ///    \> |   |        /
   _,,...-‐'''~  ,.-<二__ー-、_ `ー'--:.i,_,!..-一'´_,.-二/ //   、ヽ\>|   |     _,.-´
 ̄        /     `ー-、二ー-、_,.-_,.. -''´ _M//   ヽ>\> |   ト、,..-‐''´
793アーメンガード:03/02/19 21:14 ID:R2VEtKdt
         /Z___M__     ̄┬-一i       > /   i |Ll    |   「 /
      __>ー─---、<_,...-──>|    |/ -‐ ニニ´' ´    l Ll 、─- ..,,_|___レ′
    r─''´_        ー‐' ̄ ̄ ̄|   「 ̄      i | |└' `!
   匸二-‐             |     |    , ! Ll┴Ll.   `!
    </// , ,. , , , , ,      |    |   , ! ト,」┘      `!
     `\/ / /. | || | | |l | i l i i i |   //i i | |L|     ,.-──'l
        `ー'└^┴'┴'┴'-' Ll Ll  〈/ Lト'┘-一´ ̄     `!
794アーメンガード:03/02/19 21:19 ID:R2VEtKdt
>>784-785
WILDARMS ロディ
>>786>>787>>788
WILDARMS Advanced3rd カスケード興産
>>789>>790>>791>>792-793
WILDARMS Advanced3rd ギャロウズ クライブ ヴァージニア ジェット
795アーメンガード:03/02/19 21:19 ID:R2VEtKdt
誰か私のAAも作ってくれないだろうか…
796アーメンガード:03/02/19 21:22 ID:R2VEtKdt
[半角二次元板]
WILDARMS3rd 〜Advanced Wind〜
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1040114262/
[家庭用RPG板]
≡WILD ARMS シリーズ統合スレ≡ 9th
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1043808321/
【WILD ARMSシリーズでハァハァするスレ5】
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1043852453/
[エロパロ板]
ワイルドアームズ2ndのマリアベル
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045149259/

WILD ARMS Advanced3rd公式ページ
http://ime.nu/www.scej.jp/wildarms3/
797アーメンガード:03/02/19 21:23 ID:R2VEtKdt
家ゲー攻略板に現在スレはありません、過去ログは↓
☆ WILDARMSスレ Advanced 26th ☆
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1022271173/
798アーメンガード:03/02/19 21:45 ID:R2VEtKdt
799アーメンガード:03/02/19 21:46 ID:R2VEtKdt
>>417-426>>453-465>>467-475>>477-486>>509-516>>520-525>>528-533
>>554-563>>569-574>>580-585>>591-599>>639-649>>653-661>>667-671
>>685-694>>697-707>>712-721>>723-730

今更だが、この板はあまり保守の必要がないようだな、レスも流れるのでここは遠慮することにしよう。
800アーメンガード
これからも134氏、いい文章を書きつづけてください期待してます。

次スレ
ワイルドアームズ2ndのマリアベル
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045149259/