ジブリ、宮崎、高畑作品のエロSS総合 第3章

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1名無しさん@ピンキー
宮崎駿とその仲間たちが作った作品のエロSSスレです
ラピュタは厳密にはジブリ作品ではないとかナウシカ、カリ城は?見たいな発言も有ったので
宮崎、高畑両氏を中心とした作品群のエロSSスレットという事にして見ました
これでハイジ、ホルス、パンコパ、三千里、アン、ホームズ、ゴーシェ、チエ等のエロSSもOKですw

*前スレ*
スタジオジブリのエロSS 第2章
http://sakura03.bbspink.com/eroparo/kako/1080/10806/1080663792.html

*過去スレ*
ジブリのエロSSないですか?
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1024/10244/1024413316.html
■ ナウシカ vs 蟲(オーム) ■
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1010/10106/1010673528.html

*これまでに投下されたSSの保管場所*
2chエロパロ板SS保管庫
http://adult.csx.jp/~database/index.html



2名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 20:13:21 ID:zLdKelkl
3名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 20:54:57 ID:X+R3vx7L
>>1
乙!

ほっしゅほしゅ
4名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 21:15:22 ID:0w7IN3Wb
>>1
乙です!良かった、また立ってくれて。
5名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 21:36:59 ID:0w7IN3Wb
前スレ959さん
903です。
私の場合、セル塗りをした事がないのでかえって時間がかかってしまうかも・・・。
色塗りにはそんなに時間はかけてないのですよ。大体平均1日〜2日位。
あまり時間がかかると私自身が色塗りに飽きて、放置してしまうので・・・。
ご意見ありがとうございます、時間がある時に試してみようと思います。
6:皇紀2665/04/01(金) 21:57:50 ID:ZXG8/Sng
立てて早々に神がご光臨されている
スレ立てた甲斐があるなぁ

903神の絵柄どっかで見た気が、、、、、
結構宮崎エロ絵描きで有名な人なのか?
7名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 22:29:02 ID:0w7IN3Wb
>>6
いえいえ、そんな滅相も無い(;´Д`)サイトは今はやってないんです。
4・5年程前にはやっていたのですが、いわゆる女性向けってやつです・・(;´Д`)(スミマセン・・・)
まあギャグ中心だったんですが。
締め切りや私生活との両立がきつくて、絵を描く事自体楽しくなくなってしまったのでばっさりと絵を
描く事を4・5年程止めてたんですが、ここのスレの職人さんのSSを読んだら・・・あまりの面白しさに
感動して、また絵を描いてみようかなと思った次第です。
8名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 22:33:38 ID:0w7IN3Wb
あ、追加で。
過去やっていたサイトはジブリとは関係なかったです。
でももしサイトをまた作るとしたら、ジブリ部屋も作りたいですね。
9名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 22:52:36 ID:3U1IBtnr
新スレおめでとうございます。

903氏がお越しになっている。(−人−)ナムナム
10名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 22:58:23 ID:TJIsU2Cl
スレ復活オメ&1さん乙。
前スレ落ちてあせったよ。早速立ててくれて本当に嬉しい。
11名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 23:45:33 ID:gX+on5JN
1さん乙!良かったちゃんと立ってくれて
今度から落ちないようにみんなでがんばって保守ろう!
12名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 23:56:23 ID:0w7IN3Wb
えと、以前に書いていたんですけど、何回も直している内に良く分からない
内容になってきて、今は途中で放置しているSSがあるので保守がてら載せます。
13陰日向 1:皇紀2665/04/01(金) 23:58:15 ID:0w7IN3Wb
美しい少年だ。
これだけの美貌を持ってすると陰間の可能性もあるが、何分身形が良い。
さしずめ身分の高い者であろう。

「旅のお方、ゆるりと休まれよ」

それが私とアシタカの出会いであった。


運命に翻弄される様に、神々、タタラ場、全てを失ってから早数ヶ月。
みなで協力し合い、一から全てを作り直し、
今では大分傷跡は癒えてきた。
以前の様にとは行かないが、相変わらずタタラ場は
女も男も笑いあい、人々が盛んに行きかっていた。


(最後に男と交わったのは何時だったか・・)
タタラ場を設けてからというもの、ここで元気良く働く女達と違い、
忙しくて男を取り込む暇も無かった。
例え暇があろうとも、男を招き入れたかどうかは疑問であるが。
思い出したくも無い、あの忌まわしい過去が甦る
14陰日向 2:皇紀2665/04/01(金) 23:59:03 ID:0w7IN3Wb
白拍子の遊女をしていた時代は人間以下、否、家畜以下の扱いだった。
どれ程の男共を相手にしてきただろう・・・。多過ぎて思い出せない程だ。
足抜けは見つかれば死罪。何度も修羅を見てきた。
全てのものを呪い、そして全てが憎かった。この世に神も仏もいやしない。
何もしてはくれなかった。私を見捨てた神を殺す事に何の躊躇いがあろうか・・・!
もう後には引き返せない。
だからこそ、自らの望む極楽浄土を創り上げると心に誓ったのだった。
あるのはこの拳だけ。これで全てを掌握するのだ・・!!


侍共を敵に回し、神をも殺した荒々しい時代は過ぎ去り、タタラ場が、
そして自身にゆとりが出てきた兆しだろうか。
以前は全くと言っていい程膣内が枯渇していたが、
最近は妙に身体が疼いて湿っている。
(こんなにも芯が火照ったのは、何も知らず、熱に犯され、
 どう逃がして良いのか分からなかったおぼこの時以来だろうか・・?)
袴を緩め、そばにあった扇子を股に差し込む。
陰門の辺りをゆっくり円を描く様に回す。
少しづつ膣の中に扇子の先を入れていく。
15陰日向 3:皇紀2665/04/01(金) 23:59:45 ID:0w7IN3Wb
以前より入り口が狭まった様だ。少しきつい。
札頭(さねがしら)を弄りながら、ふと自分を助けてくれた少年の顔が思い浮かぶ。
アシタカだ。
もう男はいらぬと思っていた。
過去に辛い思い出があり過ぎた。
女一人であっても、生き抜く術(すべ)を全て身に付けている。
男に依存しなければ生きられない程弱くもない。
だが、この少年となら共に生きたいと、
かのように交ぐわっても良いと思わせる何かがあった。
例えもののけ姫のものであっても・・・。
いつからこの様な気持ちに変わったのか。
エボシ本人ですら、この思いに戸惑っている様子だった。
手には、モロに右腕を噛み砕かれ手負った時に応急処置として
縛ってくれたアシタカの着物がある。
臭いを嗅ぐ。
(彼奴の臭いがする・・)


「アァッ・・・」

アシタカの顔が浮かんだ途端、膣の滑りが良くなり潤(ほと)びる。
チュクチュク・・
「ハァ・・ハァ・・・ああ、アシタカ・・ああ・・ああ・・・あ」
だが五体満足だった時の様には弄べない。
(もどかしい・・・)
16陰日向 4:皇紀2665/04/02(土) 00:00:40 ID:0w7IN3Wb
そんな時だった。
「エボシ・・・?」
アシタカの声にハッとし袴を整える。
足元にアシタカの着物を隠す。
「・・・何用だ」
心成しかエボシの息が荒い。頬も火照っている。
「そなたの部屋から私を呼ぶ、何やら苦しげな声が聞こえたのだが」
心配そうに近づいてくる。
(気付かれたか・・・)

「腕が痛むのか?」
相手は見目麗しき少年、女は引く手数多で経験も豊富な様に
思われるが、とんだ頓馬の様だ。
思慮深く、利発でよく気が付く少年だが、肝心要な事に気付いていない様子。

「随分お門違いな事を申すのだな。他の男だったらこの場で私に飛びつこうぞ。
 普段は目敏いそなたが気付かぬ事があろうとは。女の扱いには慣れてないのか?」
そう言いながらアッハッハとエボシは笑う。
からかったつもりだったがアシタカは乗ってこない。本当に分かっていない様子だ。
「・・ではエボシは一体何をしていたと言うのだ?私には分からぬ。はっきり申せ」
17陰日向 5:皇紀2665/04/02(土) 00:01:36 ID:0w7IN3Wb
「分からぬのか?女が一人屋敷に篭って切ない声を上げる・・。
 この疼いた身体を慰めておったのだ。アシタカ、そなたの事を思いながらな」
「!!」
エボシがそう言い放った瞬間、アシタカは頬を朱に染める。
驚きと戸惑いの表情が読み取れる。

「時に・・山犬の姫との仲は進んだのか?」
沈黙を破るようにエボシはアシタカに問う。
「・・!!」
アシタカの眉がピクリと動く。
「そなたには関係のない話だ」
更に畳み掛ける様にエボシは会話を続ける。
「それがあながち無関係とも言い切れぬのだ。
 今までだって欲しいものは自らの手で収めてきた。
 これからもそれは変わらぬ。例え山犬の姫から奪い取ってでもな」
「私は物では無い!」
エボシの物言いに感情を露にしながら言い返すアシタカ。
(つくづく冗談の通じない男だ。裏を返せば真面目な証とも言えるのだが・・)
「言い方が悪かった。謝る。私はそなたが欲しいのだ、身体も心も」
相手を欲し、そしてその相手からどう思われているのか
気になるなどという事はエボシには久しく無かった。
その価値に値する者が今まで現れなかったのだ。
「そなたの気持ちが知りたい。アシタカは私をどう思っているのだ」
エボシは真直ぐアシタカの顔を見た。アシタカも目を逸らさず見つめ返す。
お互いの間に静かな空気が流れる。
18陰日向 6:皇紀2665/04/02(土) 00:02:49 ID:0w7IN3Wb
「私は・・・」
そう言いかけたがアシタカは口を紡ぐ。
この言葉は言ってはならない・・・。
言ったら今まで保たれていた調和が崩れてしまう。
そしてサンの顔が思い浮かぶ。

何も言わずエボシを抱き寄せる。
その時、足元に隠されていたアシタカの着物が現れる。
(これは以前エボシの傷口に巻いたもの・・)
あの当時は気にも留めなかったが、確かに手元には戻ってきていない。

「・・・同情などで抱いてくれるでないぞ」
自らの挑発に乗ってくるとは思わなかった。
アシタカの意外な行動に、エボシはそう言い放つ。
「情けなどではない・・。そなたは誇り高き人だ。
 その様なそなたに情けなどかけられるものか。私の首が飛ぶ」
「その通りだ。情けは無用」
そう言いながら笑う。
「・・エボシは私が渡した着物を大事に持って
 いてくれたのだな・・・。そなたの気持ち、受け取った」
先程とは打って変わり、迷いの無い晴れやかな表情でアシタカは言う。
アシタカの中で何かが吹っ切れた様だ。

エボシを再び抱き寄せる。
「アシタカ、そなた背が伸びたのではないか?
 ここに来た時は私より小さかったが、今ではほとんど変わらぬ」
「まだまだ伸びるさ。きっとエボシより大きくなるだろう」
「体つきも・・腕や胸周りが更に太くなった」
そう言いながらアシタカの胸元に触れる。
そして手を差し入れ、まさぐる。
1912:皇紀2665/04/02(土) 00:07:53 ID:DDHR65Fe
以上です。お粗末さまでした。
まだ話は続いているんですけど、続きが書けるか未定です・・・。
調べ物をしつつ、試行錯誤しながら書いたのでかなりの難産でした。
ここの神の様には行きませんなぁ・・・。
20名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/02(土) 00:12:07 ID:DDHR65Fe
あと前スレ996についてですが、537さん期待してもいいでしょうか?
新作楽しみにしています。でも無理はなさらず、サイト運営も頑張って下さいね。
21名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/02(土) 00:32:03 ID:LsKIi4Cf
>>1さん乙です!
立ててくださって本当に嬉しいです。どうもありがとう。

>>前903さん
いつも素敵な絵を見せていただいて、ありがとうございます。
私生活に差し障りがあってはなりませんが、もし機会がありましたらまた…。
その時を楽しみに待っています。

>>12さんGJ!!
難産とおっしゃられてますが、もののけ姫のインビな雰囲気がちゃんと出て
ると思います。エボシ様とアシタカが今後どうなっちゃうのか、ハァハァしな
がら続き待ってます。
22554:2005/04/02(土) 04:54:47 ID:qnRZc7DL
>>1
スレ立て乙でした。

>>12
早速の職人さんの到来!続き期待してます。
23名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 04:55:25 ID:qnRZc7DL
うわ、名前コテのままだった…orz
24名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 13:59:59 ID:BLZeXXgU
思春期のハイジとペーターのお話を読みたいです
25:2005/04/02(土) 15:30:15 ID:xungbIsq
山羊の種付けを放牧場で見てしまい、お互い赤くなるハイジとペーター

何気なく肩に回したペーターの手をハイジが振り払った拍子に
お互いバランスを崩して谷底に転がり落ちる

運良く一命は取り留めるがペーターが足を挫き身動きできない。天気も悪くなってきた

近くに洞穴発見.何故か薪や食料も有る猟師や村人の避難場所らしい(ご都合主義ですな)

助けが来るまでそこにいる事にする。火を囲んで思い出話をする内に良い雰囲気に、、、、、



24さん、即興でプロット作ってみました
が、わたしゃ文才無いんで誰かSS作れる人いないかな
26名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 23:06:41 ID:r8YcARFJ
ほしゅするぞ!前スレ、ごめんよ。
27 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/04/03(日) 00:21:59 ID:cEn1HkvO
投下時のみ、以降トリップを付ける事にしました。
ご感想下さった方、イラストを描いて下さった方、本当に本当にありがとうご
ざいます。
皆様のお気持ちをどれだけ嬉しく受け止めているか、上手く言葉に言い表す事
が出来ない事をお許し下さい。

『アシタカの旅』続きを投下します。
なお、これはあくまでもファンフィクションであり、今回文中に出て来る記述
の一部は、仮説として存在はしますが史実に忠実ではない可能性がある事を、
あらかじめ申し述べます。

最後に、読み手として他の方々のSSを、いつも楽しみに待っています。
28アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/04/03(日) 00:23:22 ID:cEn1HkvO
森を抜けると、湖のまん中に大きな建て物が見えて来た。
タタラ場と呼ばれる大きな製鉄所だ。
タタラの人間とは知らずに男達を助けた事を、内心神に感謝する。
まさかこのような所とは思わなかった。ただ来ただけでは中に入る事すら叶わぬだろう。
ちらりと見ただけでも、難攻不落の城を思わせる厳重な建て物だった。
小舟を使って門戸を潜ると、大勢の住人に迎えられる。
驚く者。喜ぶ者。悲しむ者。いぶかしむ者。睨み付ける者。
様々な人々の思惑と熱気の渦にアシタカは囲まれた。
甲六と呼ばれる者が、他の人々に抱えられて舟を降りる。
道中背負っていた男も、石火矢衆と呼ばれる仲間達が受け取り、生還した事を喜んでいた。
とりあえず、アシタカが二人を助けた事はここの住人に喜ばれたようだ。
タタラの人間であるなしではなく、エミシの村を出てから初めて、他の者の役に立った事がアシタカには嬉しかった。
誰にも会わぬ事は苦にならないが、誰からも必要とされぬ事がどれほど苦しいのか、アシタカはこの旅で初めて知ったのである。
ヤックルの背に乗せていた甲六は、威勢の良い妻に叱咤されている。
そのやり取りにさんざめく人々の輪の中から、ひときわ目を引く女が現れた。
どうやらこの女性が、ここの頭領のようだ。
他の者が、エボシ様と呼ばれるその人を敬い慕っているのがすぐ判った。
少しトウが立っているが、漆の様な黒髪に赤い唇の美しい女人である。
その人が一言『客人』と呼んだ事で、タタラでのアシタカの扱いが決まったのだった。


「……ねぇ、ちょっとちょっと」
トキと呼ばれる女が、牛飼いの小屋に案内されたアシタカの袖を引く。
死んでしまった者を弔う事と急な客人を迎える準備で小屋は慌ただしく、アシタカは手近にいた者に暇乞いをしてトキの後に続いた。
29アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/04/03(日) 00:25:23 ID:cEn1HkvO
後について行くと、小さな長屋に案内される。
ぐいぐいと手を引っ張られ、アシタカは中へ足を踏み入れた。
中には甲六が、布団に横たわっていた。
「ここは、あたしらの家なんだよ。遠慮しないで上がっておくれ。牛飼いの男共と来たら、すすぎ水もやらずに気が効かないったら…」
そう言いながら、トキはアシタカに手と足をすすぐ為の手桶を運んで来た。
その桶をありがたく受け取り、手と足をゆすぎ、差し出された布で拭き取る。
見渡すと、入り口の脇に小さいながらも煮炊き用の釜があり、三和土を上がると一間の板の間があるだけの小さい家だった。
「甲六とやら、具合はどうだ?」
甲六の傍に座り、アシタカは問いかけた。
「へへへ…旦那のお陰で命拾いをしやした。後二〜三日もすりゃあ、すっかり元通りでさぁ!…あぅ!……いてて…」
甲六は身を起こそうとして、低く呻く。
「それは良かった。骨が折れているのだ、まだ動かない方がいい」
アシタカはその身を押しとどめた。
そのアシタカに、後ろからトキがいきなり覆いかぶさって来る。
驚いて振り返ると、トキは素裸だった。
殺意がないのは気配で判っていたが、そうでなければ腰の刀を抜いている。
「何をする…!」
「んふ…大丈夫、何もしやしないよ。ただ……亭主を助けてくれた礼をしなくちゃいけないからさぁ…」
トキの瞳に好色そうな光が浮かんでいた。
クネクネと上体を揺らめかし、手がアシタカの肉茎をまさぐる。
「そなたはこの甲六の妻なのだろう?これは道議に叶うまい」
「大丈夫だよぉ。この馬鹿亭主もちゃんと承知してんのさ…。緊張してんのかい?ここが縮み上がってるじゃないのさ。…ああ……でも、楽しませてくれそうで嬉しいよ…良い男だしね」
甲六を見ると、にやにやしながら頷いている。アシタカは吃驚した。
うっとりとした顔でトキが下履きをずりおろし、まだ勃ち上がっていない肉を濡れた布で浄めてから舐め始めた。
「……止めろ。私はそなたとまぐわう気はない」
アシタカは懸命にトキを押しとどめるが、トキの動きは止まらない。
「まぁまぁ旦那、ほんの気持ちでさぁ。…トキ、丁重におもてなししろよ」
のんきそうに甲六が声をかける。
ここではその様な決まりでもあるのだろうか?余所者のアシタカに解る訳もなかった。
30アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/04/03(日) 00:27:14 ID:cEn1HkvO
下手に断って気を悪くさせた場合、他の者にどのような仕打ちを受けるのかも全く解らない。
「あんたぁ…この旦那のは、あんたよりよっぽど大きいよぉ……んむぅ、んぐ…」
舌の先に唾液を乗せ十分亀頭を濡らし、右手で余った茎を擦りながら、左手で玉袋を弄ぶ。
アシタカは抗う事を諦めた。ここは二人の言葉を信ずるより他に術が無い。
立ち上がり始めた肉茎に歓喜の声を上げながらじゅるじゅると啜り上げつつ、トキは自らの秘裂を指で慰めて入れる準備を始めた。
「あぁ、おっきいね…旦那はひょっとして、初めてじゃないのかい?」
アシタカは頷いた。すでにトキは、こちらが何もしていないのに滴る程興奮している。
肉を喉奥まで飲み込んだ目元が薄赤く染まり、自分の秘裂を慰める泥濘の様な音が小屋に響く。
横で甲六が、ぐびりと喉を鳴らした。
「ね、ね、もう入れていいだろ?」
息を荒くしたトキが、アシタカの答えも聞かずに上に股がり、肉茎を手に取って自らの秘肉に埋めていく。
仕方なくアシタカは入れやすい様に足を解き、後ろ手を付いて体勢を調えた。
もう溢れている蜜に助けられ、トキの秘裂はあっさり最奥まで剛直を飲み込んでいく。
納め切った肉壁が、その刺激にぶるりと弾けた。
見ると、トキは上で惚けた顔で涎を零し、細かく震えている。
「……お、おいっ!トキ、良いのか?……俺より良いのか?」
興奮しきった声で、甲六がトキに尋ねた。すでにその股間も膨らみ切っている。
「……あぁぁ、好い…っ!あんたよりおっき…ごりごり固くて…っ!…奥まで届いてるよぉ」
トキは自分で胸を揉みしだきながら、腰を大きく動かし始めた。
熟れた実の様な柔肉が柔らかくアシタカの槍を包み込み、蕩け切った蜜が止めどなく溢れて零れ落ちる。
トキが自らの乳首を口元に寄せ上げ、丹念に舐め始めた。
その下では、己の陰芯を指でまさぐり、ぐりぐりと押し潰しながら自分で腰を回す。
「あんたぁ…見てる?おっきいので串刺しにされて、あたしのが一杯に広がってる…ほらぁ…ほらぁ…っ!」
「おお…こっから良く見えるぜ…いつもより濡れてるじゃねえか」
アシタカは密かに呆れていた。
これではお礼と言うよりも、単に自分の体を夫婦和合の手段に使われているだけだ。
31アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/04/03(日) 00:28:40 ID:cEn1HkvO
その身体も、解け熟れているが、カヤに慣れ切った身には大味に感じられる。
「ああ、あ、んあぁっ!…好い…っ!好いよぉ…おっき…の、が、お、奥に当たって…ひぃぃっ!…あんたぁ…の、より…好いっ!…」
アシタカの肩に手をかけ、トキが狂った様に腰を叩き付けて来る。
その尻肉がアシタカの腰骨に当たり、激しく音を立てていた。
秘裂からは泉の様に蜜が溢れ、叩き付けるたびにびちゃびちゃと巻き散らかされる。
「…も…もう、我慢ならねぇ…。だ、旦那、俺も混ぜてくだせぇ…っ!!」
「あぁ…嬉しい…来て……来てぇ!」
トキはアシタカに胸を押し付け、うつ伏せになった。
自分から足を広げ、尻の肉を手で広げて菊穴の奥までさらけだす。
「待て…甲六はまだ身体が直っていないではないか」
アシタカが二人の動きを遮った。トキの秘裂から自分の肉茎を抜き取り、体を起こす。
「私はもう良い。このまま二人でまぐわいなさい」
そう言ってトキの体を甲六の方へ向けると、二人は顔を見合わせた。
「いや…そんな訳にはいかねぇ!いったい、俺の女房の体は、あんたの気に食わなかったとでも言うんですかい?」
甲六は気色ばんだ。まぁまぁと言う様に、トキが取りなす。
「旦那…アシタカ様だっけ?きっと、二本刺しの経験がないから嫌だったんじゃないのかい?」
そう言ってからからと笑う。アシタカはこの流れに戸惑った。
「そなたの女房が嫌だった訳ではない。しかし、このまま噴き出してしまって、トキが私の子を孕んでしまっては困るだろう?」
しかつめらしく理を唱えるアシタカに、二人はほぼ同時に吹き出した。
「旦那は御存じないんだろうが、ここの女共はほとんど、一度はどこかに売られて客を取っていた女ばかりだ。全部がそうだとは言わねえが、一度様々な男の味を毎日知ってしまった女ってのは、そうそう引き返せねえんでさぁ」
その言葉に、アシタカも思い当たる節があった。
エミシの村でも、確かに一部の女には夫だけで満足出来ない者がいたのだ。
あそこ特有の儀式が貞操観念を狂わせているのだろうと思っていたのだが、ひょっとしたら下界の方が掟に縛られぬ分禁忌が少ないのかも知れぬ。
32アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/04/03(日) 00:29:58 ID:cEn1HkvO
「前の穴がお嫌なら、後ろの穴を試して見るかい?二穴が駄目なら、うちのには口でやれば良いんだし」
トキは平然と言い放った。
「おいおい…それはないだろうがよ。俺ぁお前の為に身体張って、命からがら帰って来たんだぜぇ?」
「あんたは後で幾らでも楽しめるじゃないさ。そもそも、これはアシタカ様に対するお礼なんだからね」
「何言ってやがんでぇ!亭主そっちのけで、てめえばっかり楽しみやがって!!」
二人の掛け合いに、アシタカは笑い出したくなった。
どうやら、他の者がトキを抱こうが孕もうが、この二人には関係なさそうだ。
そして、アシタカが気を遣るまで、この者達は納得すまい。
「もうその辺にするんだな。…それでは私は後ろにしよう。甲六、そなたはまだ本調子ではないのだ、無理をしてはいけない。そのままで待ちなさい」
そのままアシタカは、トキを甲六の足元に移動させた。
トキは嬉しそうに甲六の服をはだけて、勃ち上がった肉茎を布で拭い口付ける。
アシタカも、着たままだった自分の装束を解き、部屋の端に片付けた。
うずくまって甲六の槍を頬張るトキの後ろから、その菊門に指を差し入れる。
「んあぁぁっ!…あ、ふぁっ!…あ、あんた、後ろ初めてじゃないんだね…?」
そういうトキの菊門も、何度も男を受け入れた形跡があった。
アシタカはトキの秘裂から溢れる蜜を指に掬い、菊門の奥まで塗り込めていく。
すでに直腸にも準備がなされてあった様だ。何の汚れも付かず、指が奥の奥までめり込む。
指を二本に増やし、秘裂に差し込んで蜜を掻き出す。
その液体を使って菊門が柔らかくほぐれる様に深く抉ると、トキの反応が激しくなった。
「あん!あ…ひゃあ!……相当女慣れしてるんだね…っう!!…あぁ、もう…っ!」
もう秘裂からは新たな蜜が止めどなく溢れ、トキの太腿を伝って布団にまで零れている。
頃合いと見たアシタカは、四つん這いになっているトキの菊門に己が槍をあてがった。
「…いくぞ」
33アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/04/03(日) 00:31:14 ID:cEn1HkvO
そう声をかけトキの腰を掴むと、じわじわと門の奥へ進む。
「ひぎぃぃっ!…ふぁ!…お、おっきぃ…っ!!…あぁ…いっぱい広がってるぅっ!!」
トキの表情が愉悦と苦悶に震えた。奥まで収まった瞬間、その秘裂から蜜が滴り落ちる。
そのままアシタカはトキの膝裏に手を差し入れ、子供の小水を助ける様に持ち上げた。
「あひぃぃっっ!!お、奥まで刺さるぅっ!…好いっ!…こんな…っあぁっ!!…」
自分の体重でさらに奥の奥まで刺し貫かれ、トキが白痴の様な顔で軽く気を遣った。
「…す、すげぇ…」
甲六の目の前に、裏門を貫かれたままの妻の秘部が余す所なく晒される。
「そのまま…今やるぞ」
アシタカはトキを抱えたまま膝行(いざ)って、甲六の肉茎に秘裂を合わせた。
「トキ…本当に大丈夫か?」
アシタカの問い掛けに、惚けたままだったトキが息も絶え絶えに答える。
「だ…大丈夫……あぁぁ!…もっとっ!どうにかしとくれぇ!…あんたぁ…いくよぉ…」
「旦那ぁっ!は、早う頼んまさぁ……」
期待に満ちた甲六の喘ぐ様な声に後押しされ、アシタカはそのままトキの体を沈めて行く。
「ああぁぁぁっっっ!!!あ、あ、来るぅ!あんたのが…奥まで来るぅっ!!」
二本刺しの刺激に、トキが悲鳴をあげながら痙攣した。
薄い肉の壁を隔てて、甲六の肉が侵入するのがアシタカにもよく判る。
奥まで納め切るとトキの肉が震えながら収縮した。
「すげ…っ!トキぃ…お前、いつもより好いぞ…こりゃあ…持ちそうにねぇ…っ!」
「何言ってんのさ…っ!…あぁん!た、頼むから…もうちょっと辛抱しておくれよぅ!」
二人の男に奥まで犯され、しどどに蜜を垂れ流したトキは狂った様に腰を捻り、さらに貪欲に快楽を絞り上げようとする。
菊門で交わる時には、あまり大きく動かしてはいけない。
アシタカは少し動いて奥だけに刺激を与え、後はトキのなすままに任せた。
トキは腰をぐるりと回し、壁越しに肉茎同士が刺激し合う様に自分から掻き混ぜる。
「トキぃ!お、おらぁ、もう…もうっ!…」
「あ、待ってっ!…もう少しで…あたしも…っっ!!…いいっ!あ、ああぁ!!」
甲六の肉が爆ぜる刺激が、肉壁越しに伝わった。
34アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/04/03(日) 00:32:35 ID:cEn1HkvO
トキの腸壁も、痛い程きつくアシタカの槍を締め付ける。
アシタカはトキの膝裏をまた持ち上げ、抱え上げたまま膝立ちになった。
にゅるりと秘裂から肉を吐き出し、後ろを串刺しにされたまま嬲られる光景が、甲六にもまざまざと見える。
「ひぃぃぃっ!!いぃっ!…あぁ…アシタカ様ぁ、前に、前に入れてぇっ!!」
狂った様に懇願するトキに、アシタカは静かに告げた。
「それはならぬ。余所者の私がほとに注ぐのはいけない。ここには甲六の子種のみ注ぐべきだ。…そなた達は、早く子を成した方が良かろう」
そう告げてアシタカは、甲六に見せつける様にゆっくり菊門に突き入れた。
余程我慢が成らぬと見え、トキが自分で自らの秘裂に指を差し込み、慰め始める。
それは今まで甲六が見た事も無い淫靡な光景だった。
目の前で抱え上げられたトキの裏門に、深々と肉の槍が突き立っている。
ゆっくりと揺さぶられる度に、重みを讃える胸がぶるりと波立ち震える。
涎を垂らしたままのトキが野獣の様な悲鳴を上げ、自分の蜜壷に指を差し込み掻き回す。
真っ赤に焼けただれた秘裂からは、先ほど注ぎ入れた白濁とトキ自身の淫水が白く泡立ち、泥濘の様な重い音を立てながら甲六の臍に滴り落ちていた。
栗の花の様な雄の匂いと、雌特有の蜜の匂い、互いに吹き出した汗の匂いが混じり合い、濃く渦を巻いて辺りに立ち込めている。
知らず知らずの内に、甲六の肉茎は固く蘇っていた。
何度も唾を飲み込んで、興奮に掠れた声で甲六が声をかける。
「だ、旦那…もう一度、俺の魔羅をこいつに入れてくだせえ…っ!」
結句、甲六が三度トキの奥に注ぎ込み、アシタカも後ろに一度注ぎ込んで礼は尽くされた。


夕刻を迎え、アシタカは牛飼い達の小屋に招かれ、通夜の席についた。
死者に礼を尽くす為の白米が供され、男達と共に精進の馳走を食す。
その席で漏れ聞いた話により、おぼろげながらアシタカにも今回の禍根の元が見えて来た気がした。
どうやらエボシはタタラの人の為に、他の生き物を踏み潰してでも進むつもりの様だ。
いや…本人の話も聞かず、得手勝手に決めつけまい。
エボシの本意がどこにあるのか見定めたい、とアシタカは思った。
35アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/04/03(日) 00:34:59 ID:cEn1HkvO
そのエボシ本人から礼を述べたいと告げられ、アシタカは本丸にも似た屋敷に通された。
呼ばれた場所に赴くと、エボシは筵に詰め込まれた製鉄の質を確かめている。
当時この国で盛んに行われていた製鉄法は、砂鉄を採取し熱し鍛えた「玉鋼」と呼ばれる物であり、その技で製造された鉄は、世界中から見ても引けを取らぬ純度の高さを誇っていた。
日本刀が世界一の切れ味を誇るのも、一重にこの製鉄法の故である。
その技法で造り出された鉄塊は、今の製鉄技法を駆使しても及ばぬほどと言われ、それ故に、現在日本刀を鍛練する人間は古代に作られた鉄を純金やダイヤよりも尊ぶ。
但しその製鉄の過程であるタタラ踏みは男でも音を上げる重労働であり、作業の重さとその鉄から生み出される物への神聖視も相まって、女人禁制が通例であった。
その禁忌を敢えて犯し、神をも恐れぬと噂される女性。
しかし、鉄を見つめるその横顔は思いもかけず穏やかで、タタラの人々に対する木目細かい愛情すら見て取れる。
旅の理由を問われたアシタカは、見定める意味も込め、エボシに祟られた右腕を晒した。
隣に控えたゴンザがそれを見て動転しても、エボシは一切怯まない。
さらに『曇りなき眼で見定め、決める』と目的を告げると、呵々大笑された。
だが、アシタカを馬鹿にした訳でもないらしい。
アシタカはエボシに案内され、タタラ場の奥にある秘密の小屋へと通された。
そこには、石火矢と呼ばれる大筒の作り方と引き換えに、異国から疫病を移された職人達がいた。


この国は、諸外国の技法を盗むのに長けた国であったが、長らくボルトの仕組みの概念を持たず、それを組み合わせる事で鉄をからくる技術が得られなかった。
簡単に言えば、ねじの組み方・外し方を知らないので、鉄製品を分解してその仕組みを覚える事が叶わなかったのだ。
大量の金銀財宝と引き換えに、勿体ぶった異人から一挺の古びた鉄砲や石火矢を手に入れる。
それがどれほど馬鹿らしい取り引きか、誰もが判っていた。
諸国大名や上つ方は職人達に、[どの様な手段を持いても良いので、鉄砲・石火矢のからくりを会得せよ]と命を下す。
もちろん、成功した暁には地位と財産が保証される、との甘言付きで。
36アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/04/03(日) 00:36:18 ID:cEn1HkvO
異人達は、ここに来るまで長い時間をかけ、海を渡ってやって来る。
その間ずっと手に入らず、喉から手が出るほど欲しがるものがあった。
彼等が望んだのはただ一つーーー職人達の若い妻や適齢期の娘の肉体である。
職人達は泣く泣く、屈辱を押さえて妻や娘達を異人に差し出した。
反面、これで鉄砲・石火矢の技が得られると、内心では小躍りして喜んだのも事実だ。
ほんの少しの辛抱で後には輝かしい未来が待っているのだと、妻や娘には言い聞かせて。
お陰で鉄砲や石火矢の技法を知識として取り込んだが、異なる物も身に取り込む事となった。
Treponema pallidum subsp. pallidumーーー日本病名・梅毒。
もちろん、鉄砲鍛冶職人だけが異人から梅毒を貰っている訳ではない。
遊女達にも羅患した者は数多く、そこから国中にあっという間に広まった。
しかし、遊女は年期が終われば野に下るが、職人は自ら極めた職種を変える事がない。
他職種の者達に比べ、遊女と鉄砲鍛冶の発病者が突出して顕著なのは否めなかった。
ましてや発病して暫くたつと体全体に、はた目にもはっきり判る薔薇状疹、疣状丘疹、梅毒性乾癬を経て、最終段階にはゴム腫と呼ばれる病状が肌表面に出る。
ゴム腫とは皮膚の柔らかい部分に弾力が無くなり萎む、俗に鼻が取れると言われている状態である。
それを超えると、心血管、脳、脊髄に異変をきたし、死に至る不治の病。
その病状に至るまでにはかなり時間が経過し、その原因が何年も前の異人との性交だとは解らなかった。
結果、辛い決断を下し、身内の犠牲を払ってまで直接技法を手に入れた初期の鉄砲鍛冶達は、薄気味悪い不治の病を移す輩と忌み嫌われ、命じた上つ方から石以て追われる羽目に陥ったのである。
技法を手に入れた時には熱狂的に受け入れ、下にも置かぬ扱いであったのに、他の職人に伝授がなされ、自らの肉体に変化が訪れると手のひらを返して追放する支配者達。
あからさまに見た目が違うのでどこでも蔑まれ、安住の地は無く、流浪を余儀なくされ。
自らの業をあがなう運命と呼ぶには、あまりにも過酷な末路であった。
37アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/04/03(日) 00:38:10 ID:cEn1HkvO


小屋を出て、さらにアシタカはこじんまりとした私室に引き込まれた。
女性らしいが、婆娑羅の様な姿に反して華美な品はさほどなく、品の良い慎ましい部屋だった。
上座に座らせられ、当時はまだ珍しい茶をふるまわれる。
「そなたはどうやら、下々の有象無象ではなさそうだね」
茶を啜りながら、エボシはそう切り出した。
「私は誰もが安らかに住まい、飢え乾く事なく、誰かからさだめを勝手に決められる事のない、自分で何でも自由に決める事の出来る豊かな理想郷を作りたいのだよ」
「…だから、森を切り刻み、焼き払うと言うのか?」
アシタカは眉を潜めた。
非難する様な言葉に、エボシは正面から挑戦する様な鋭い目でアシタカを見返す。
「そうだ。皆、神などと言うものを畏れ、その為思う様事を成さぬ。人が豊かに生きる為には神なぞ必要ではない。ましてや獣や樹など、多少の犠牲はやむを得まい」
「それは違う!人とて、獣とさほど変わりはせぬのだ。確かに生きる為には木を多少刻むのもやむを得ないだろう。しかし、自らが生きる為の必要以上を壊し、足蹴にするならば、いつか人は担いがたい重荷を背負う。畏れを知らぬ生き物は、いつか滅びる」
アシタカの言葉に、エボシは高らかに笑い出した。
「…は……そなたの国は、余程世に交わらぬ所なのだな。いや、すまぬ…」
くつくつと笑うのを茶で漸(ようよ)う飲み干し、エボシは居住まいを正した。
「この世は今、混沌の海に沈もうとしている。その世が生み出す心の荒みから抜け出す為に、人に必要な物のひとつは富だ。衣、食、住。この3つが足りて、初めて人は獣から抜け出せる。人と獣やもののけは違う」
「私にはそうは思えぬ…。…人もけだものも同じ地上に住まい、何らかの命を喰らい、次に命を繋ぐ為交わる。……何ひとつ、違っては見えない…」
アシタカは首を振って憂えた。
38アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/04/03(日) 00:39:29 ID:cEn1HkvO
アシタカは首を振って憂えた。
その姿を、エボシは苦笑と憧憬を交えた複雑な表情で見つめている。
アシタカの考えを全て否定する訳ではない。
しかしその考え方は、タタラの民の為にエボシが切り捨てた理論であった。
今のタタラには、はっきりと足りない物がある。
現実をひた向きに進むだけでまだ追い付いていない、それは理想と摺り合わせた掟だ。
(この若者であれば、民を踏み付けぬ、豊かな地の為の理想を創れるかも知れない)
エボシは茶碗を脇に寄せ、アシタカの傍に歩んだ。
「ならば、私と交わってみるか?人ともののけとの違いが判るであろうて。丁度、私はこの血を受け継ぐ子が欲しいと望んでおった。だが夫を娶って頭領に据えたくはない。ここに住まう男共から子種を受けるのも、軽んじられると思っていたのだ」
そう告げてエボシはアシタカの前に座り、まるで首を改めるかの様に腕を伸ばして来た。
おとがいに手をかけられても、アシタカは動じる気配が無い。
それを見据えたエボシの身の奥に、微かに苛つく様なざわめきが沸き上がる。
エボシは挑む様にアシタカの唇を軽く噛み、鋭い瞳の奥に煌めく光を隠さずに睨む。
「……そなたの子種、貰い受けようぞ」
そう言って、エボシは不敵に笑った。
ーーーつづくーーー
39名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 09:02:39 ID:eyM472oT
う〜ん・・イマイチ・・・
40名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 11:00:04 ID:CQ4fB6rL
原作の中盤以前や映画版のナウシカの胸大きいよなぁ・・・あのルックスであのオッパイは反則
俺がアスベルだったら腐海の底で二人きりになった時にメーヴェは直らないしもう戻れないから
最後に二人で思い出を作ろうとか言ってあのオッパイ弄りたくって、むしゃぶり付いて、
その他にもあ〜してこ〜してうわなにをする止めAqwsでrftgyふじこlp;@:
41名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 13:00:49 ID:bjulc8E+
>>27
今回も楽しませて頂きました!!乙です。
遂にトキ登場ですね。エボシも。
しかし、本当博学ですね。感心してしまいます。
42名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 03:11:16 ID:gK0SneMM
アシタカの旅 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
相変わらずクールなアシタカかっこいー。
文化人類学的な背景も興味深いです。
あのぐるぐる包帯の皆さんは梅毒罹患だったのか。ライなのかと思ってた。
異文化交流の影の副産物ですね。
あちこちの神話でも鍛冶神って、一つ目だったり異形だし。
43名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 15:49:53 ID:sOzxZufb
言葉通り、曇りなき眼のアシタカかっこいい。
44しとやかな獣:2005/04/04(月) 19:49:35 ID:p44pPMqq
唇はそのまま上へと這い上がり、頤の尖りを撫で、女のそれに静かに重なった。
男の唇は柔らかに閉じたまま何も求めず、誓いや祈りのように厳かな口付けだった。
長い静謐の間に、クシャナは男の唇や指や肌から冷ややかさが消え、
彼の肌と自身の肌とがいつの間にか馴染んでいる事に気付いた。
男の体温が自分と同じ所まで上ったのか。
或いは、互いの温度が混じりあったのか。
芯の溶けかけた頭でその答えを導き出す事は出来るわけもなかったが、
他人の体に対する違和感がほんの少し薄れた事にクシャナは僅かな安堵を覚えた。
「……我儘。」
接吻の終いに、クシャナはぽつりと呟いた。
まだどちらも瞼を開けきってはおらず、唇も触れているのかいないのかわからぬ近さにあった。
「我儘で結構。」
ナムリスはそう呟くと女の鼻頭に軽い接吻を施し、白くたおやかな彼女の首筋に再び顔を埋めた。
軽く波の掛かった髪が頬をくすぐる。息を吸い込むと女の甘い匂いが体中に染み渡った。
その甘さの中に、微かに血の錆の味が混じっているように男は感じた。
先刻、この類稀な肌を彩るようにこびり付いていた血の色は、綺麗に洗い落とされている。
そして今は男の指で朱に染められ、所々を接吻の跡で汚されている。
この錆びた匂いは、彼女が戦を駆け抜けて行くうちに体に染み付いてしまったものなのだろうか。
だとしたら、それは短く切られた爪と同様に、哀れむべきものなのかもしれないとナムリスは思った。
45554:2005/04/04(月) 19:53:32 ID:p44pPMqq
またまたこれっぽちのくせにあんまりエロくなくてごめんなさい。
待っていてくれる皆様(居るのか?)、いつもお待たせして申し訳ないです。
尚、過去ログは>>1にあるSS保管庫を参照して下さい。
46名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 21:09:26 ID:2SohhxJi
GJ!デス。
マターリ且つ、楽しみに、
お待ちしてまつ。
47名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 23:07:33 ID:BruKhtX3
554さん、GJ!!
文章そのものが艶っぽくて、すごい素敵だ…
いつも楽しみにしてます。ゆっくり続き待ってます
48名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 22:37:53 ID:qFC8OBvx
◆uT/lnJ0nj2さんGJ!!!!!!
アシタカの旅まだかなとちょうど今朝思ったところでした。覗いて見てよかった
展開や言葉の選びかた、エロシーンのすばらしさだけではなく
時代背景などのこともしっかりと頭に入って書かれているのがすごい。
すばらしい読み応えでした。エボシとの絡みも期待してます!
49名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 18:26:32 ID:h0dPzkwH
あげときますか
502-537:2005/04/06(水) 20:50:16 ID:1xrYBP9Y
1さんスレ立て乙です。903氏663氏554氏そして12氏など
いきなり神が乱立していて嬉しい限りです。
リクエストもありましたのでとりあえず保守のつもりで
前スレ小説(パズー×シータ)でカットした部分を投下させていただきます。
512-537:2005/04/06(水) 20:51:55 ID:1xrYBP9Y
<シータを助けられないままラピュタから逃げなければならなかったパズーのシーン>

 爆風に吹き飛ばされたパズーの小さな体は空気に嬲られながら落下していく。
さっきまで掴んでいた巨大な木の根が視界の中で小さくなっていった。
 「うわあああああっ!!」
 天の青と海の青をめまぐるしく逆転させながらパズーは宙に散っていく。
それでも必死に手を伸ばして彼は小さくなる天空の城を掴もうとした。
城の輪郭に少女の残像が重なった。
 (シータッ!)
 彼が少女の名前を念じた瞬間、全く反対方向に体が吸引された。混乱した頭で目を凝らすと
いつのまにか自分はドーラの大きな腕でフラップターの中に放り込まれていた。
 「おばさん!」
 「ボケっとしてるんじゃないよしっかり掴まりな!みんな逃げるよ!」
 三機のフラップターが定員を越えた乗員を乗せて迫ってくる。
それを引き連れるようにパズーを乗せたフラップターは旋回して飛翔した。
城の黒い下半球に背を向けて進むフラップターにパズーはしがみついた。天上の城が遠ざかっていく。
 「待って!シータがあそこにいるんだ!シータがまだあそこにいるんだよ!
おばさん!ぼく助けに行かなきゃ!」
 渾身の訴えを吐き出すパズーにドーラは振りかえらなかった。
 「バカ言ってんじゃないよ。いまこの状況で何ができるって言うんだい!?
さっさとズラからないとみんな死んじまうよ!」
522-537:2005/04/06(水) 20:52:56 ID:1xrYBP9Y
 今やラピュタの黒い半球体は雷の巣となっていた。凶悪な閃光を撒き散らし、
ロボット兵で近寄るもの全てに破滅を齎そうとしている。
恐怖の閃光を避けて飛ぶだけでもかなりの飛行技術が必要だ。今は逃げるしかない。
しかしパズーは雷の雨の中から逃げようとしなかった。
 「そんなっだめだよっ!まだシータがいるんだ!ムスカに捕まってるんだよ!
おばさん、ぼくだけあそこに戻して!」
 「バカな!死にに行くようなものじゃないか。放っといてもあの男はシータを殺しはしないよ。
唯一の生き残りだってお前も知ってるじゃないか」
 「でも助けなきゃ!今行かなきゃだめなんだ!」
 「死にたいのかい!?」
 「死んでもいいからシータは守るんだ!」
 ドーラの懐に突進してパズーは操縦桿を奪った。
無理矢理操縦席を占領してフラップターを旋回させる。パズーは再び恐怖の城に向き直った。
 「シータっ!シータァァァッ!!」
 全身に走った衝撃にパズーは倒れた。少年の後頭部へ手套を食らわせたドーラは
意識を失った少年の体を受けとめて再び旋回し、今度こそ城から離れていった。
532-537:2005/04/06(水) 20:53:59 ID:1xrYBP9Y
 天空の城が視界の中で鶉の卵よりも小さくなった頃、パズーは意識を取り戻した。
かつて父の遺志を受け継いで憧れ続けた夢の城は、強暴な光を撒き散らして脆弱な地表を蹂躙していた。
絶え間なく閃光を放つ巨大帝国の忌まわしい遺産がパズーの目の前で遠ざかっていった。
もはや近づく事もできない。まして侵入する事など夢のまた夢だ。
青い閃光と対称的な紅色の夕日が景色を染めていく。
パズーは空中停止しているフラップターの床に崩れ落ちた。あそこにあの少女がいる。
空から降ってきた女の子がいる。パズーは震えた。どうしても助けなくちゃいけない子が、
どうしても守らなくちゃいけない子があそこにいるのに、自分はその子を残して逃げてきてしまった。
握り締めた拳の上に悔し涙が染み込んだ。
 「いつかあの子を助けてやりゃいいんだ。それまでお前は生きなきゃいけないよ。
お前が死んだら誰があの子を助けてやるっていうんだい。強くおなり。強くなって
いつかあの子を助けてやるんだね。それまでお前は簡単に『死んでもいい』なんて言うんじゃないよ」
 ドーラの言葉を聞きながらパズーは涙を零した。夕日の赤が目に刺し込んできて少年の涙腺を破壊した。
彼は豆粒よりも小さくなった少女を隠す城に向かって声の限りに叫んだ。
 「シータァァァッ―――――!!」
 城に重なる少女のイメージに向かって彼女に届くように叫んだ。
 「絶対助けるからっ!絶対助けに行くからあああっ!」
 俯いて肩を震わせる少年の頭にドーラは手を置いた。
必死に大声で泣くまいとして歯を食いしばる少年にドーラは男の片鱗を見ていた。
 「好きなだけお泣き。そしてこれで最後にするんだね。男は必要なとき以外に泣くもんじゃないよ」
 少年の嗚咽がフラップターの騒音に混じって流れる。
人生で最大の壮絶な挫折感がパズーの心にざっくりと刻まれていった。
542-537:2005/04/06(水) 20:55:52 ID:1xrYBP9Y
<シータを助ける為に海賊をしていた頃のパズーのワンシーン>
(一部ジャ●ラック避けのため伏字になっています)


地球は●わる 君をか●して 輝く● 煌くとも●火

 歌を歌いながらパズーは崖の上に立っていた。ある地方の昔から伝わる民謡である。
海賊稼業をやって各地を回っているうちに覚えた歌だった。
特に派手な歌ではないが切なげな旋律が頭に残る。これを呟くように歌うとパズーの心の傷が疼いた。
『君をかくして』という部分に妙に感情移入してしまうのだ。
夕日を浴びながらパズーは虚空を見つめた。現在は無闇に飛行船などに乗ると
ラピュタに遭遇して打ち落とされるのでほとんどの人間が地表に這いつくばっていた。
少しでもラピュタに近づけるような飛行機械は次々にムスカの指令で破壊されている。
彼もまた、新しいタイガーモス号が谷間に隠れているのを発見されないように崖の上から
見張っているのである。真っ赤な夕日が辺りを染めて地平に落ちていく。
こんな夕焼けを見るとシータを助けられなかったあの日の挫折を思い出す。胸の奥が軋んだ。
パズーは空に向かって囁く。彼が空へ、シータへ語りかける事は二年前から日課になっていた。
「シータ・・いまどうしてる?ちゃんと生きてるの?」
シータが空から降ってきて以来、パズーは彼女の為だけに生きていた。
彼女の為だけに呼吸し、走り、生きてきた。
その彼女がいるだろう空の彼方に向かって、パズーは囁いた。
「シータ…必ず助けに行くからね。絶対にシータを迎えに行くからね。
だからお願い、死なないで。ぼくが助けに行くまで生きていて」
 赤い夕日を吸いこむ地平線。その彼方の地平をパズーはいつまでも見つめていた。
552-537:2005/04/06(水) 20:57:43 ID:1xrYBP9Y
<シータとドーラの会話のシーンの直後>

「なぁ・・おめーシータと×××なんかしたのか?」
最初にそれを聞いたのは次男のルイだった。シータがドーラの部屋で何事か話しているのをいいことに、
ドーラの息子、部下たちがパズーをまるで恐喝でもするかのように取り囲んだ。
船上生活で滅多に女性と交流を持てない彼らはほんの少しのあいだ船に乗っていたシータに
一様に憧れていた。さすがに年の差がありすぎるので本気になる者はいなかったし、
皆パズーとの仲を認めてはいたがやはり面白くないらしい。パズーはあんまりな内容に
耳まで顔を赤く染めてしまい、その反応がまずかったのか結果的に彼らを煽ってしまった。
「したのか!?おまえしたのかこの野郎!」
「やったな!?やったんだな!?」
「しっしっしてないよお!そんなことするわけないじゃないかぁ!」
「でもキスはしてるんだろうバカ野郎!」
「この口か!?この口がシータにあんなことやこんなこと」
「ひひぇひゃいっひぇ、ひっひぇるひゃひゃいひゃ!(※してないって言ってるじゃないか)!!」
「チクショウやっちまえ!」
「わああああっ!!」
でかい図体をした情けない大人たちが一斉にパズーに襲いかかった。
本気で殴り合うわけではないが、今しもタコ殴りに遭う寸前、ドーラの一喝が空間を制した。
「いい加減にしな!」
聞くが早いかドーラ一家の連中はたちまち直立不動になった。
ドーラの命令が骨の髄まで染み込んでいるらしい。見るとドーラの後ろに控えめにシータが立っていた。
どうやら『相談』は終わったらしい。パズーはシータが何をドーラに相談したのかは知らなかったが、
彼女が思い悩んでいる様子のないことに安堵した。するとドーラがパズーに向かって指で手招きした。
「パズーや、ちょっと来な」

<パズーとドーラの会話のシーンへ>
562-537:2005/04/06(水) 20:58:43 ID:1xrYBP9Y
<初めての×××の直後の二人>

パズーはそのまま彼女の上に崩れ落ちた。汗だくになったパズーを受けとめて、
シータは彼と共に汗を共有しこのまま溶けていくような感覚を覚えた。
そのまま二人はしばらくのあいだ荒い息を室内に木霊させていた。
やがてパズーが僅かに体を動かせて彼女の中に刺し込んだものを外そうとすると、
それを止めるようにシータがパズーに強く抱きついた。
 「待って」
 「シータ?」
 「もう少し・・このまま…」
 彼女の熱願の通りにしてパズーは彼女を抱きしめた。
心身ともに繋がれて結ばれた二人は互いの肉体を愛しんで抱いた。
 「パズー…わたし・・幸せよ・・」
 絶頂を過ぎたというのにシータの顔は恍惚に彩られていた。パズーは彼女に口付けた。
舌と唾液でシータへの深い愛情を伝える。二人は快楽とは違う心の絶頂で絡みあった。
パズーとシータの心には自分たちを包む光が見えていた。
572-537:2005/04/06(水) 21:00:14 ID:1xrYBP9Y
<二人が結ばれてから1年後にやってきたドーラたちとのシーンの直前>

 二人が結ばれてから約1年たった。
 その日、野良仕事から帰ったパズーは家中に満ちた夕食の芳香に鼻腔をくすぐられた。
 「おかえりなさいパズー。ごめんね夕食まだなの。もう少し待ってて」
 「うん!」
 エプロンを付けて夕飯の仕度をするシータが笑顔でパズーを出迎えた。
顔と手を洗ったパズーは手持ち無沙汰になり、皿を出すのを手伝おうかと思っていたが
ふと彼は別の行動に出た。シチューを掻き回すシータの背後にゆっくり近づいて
後ろから彼女に抱きついた。
 「シ―――ィタッ!」
 「きゃあっ!!」
 驚いてシータは器具を落としそうになる。抱きつかれたからではなく、
いきなり後ろから両胸をパズーに掴まれてシータは仰天した。頬と頭に一気に血が上る。
真っ赤になったシータの頬や顎や耳にキスの雨を降らせながらパズーは
彼女のふっくらとした胸を揉んだ。シータはたちまち硬直して震えてしまう。
582-537:2005/04/06(水) 21:01:04 ID:1xrYBP9Y
 「あ・・だめ・・パズー・・お夕食が先・・」
 「夕飯も食べたいけど、早くシータを食べちゃいたいな」
 「ああ・・だめ・・だめよパズー・・あん・・」
 「ンン―――、シータ・・」
 「ああん、パズゥー…」
 若い二人は甘い誘惑に引きずられて今しも燃えあがろうとしていた。
そんな二人に水を差したのがゴンドアに響き渡ってきた轟音で、
それが収まったころ家のドアが乱暴に開かれた。
 「シータ!!元気だった?!」
 なだれ込んできたシャルル、ルイ、アンリらドーラ一家の面々に
パズーとシータは一様に唖然とした。
 「みんな!いつのまに・・」
 声をかけようとしたパズーを押しのけて彼らはシータの元へ駆けよっていった。
いつも彼らはシータに一目散に駆けていき、最後についでのようにパズーに挨拶する。
慣れているのでパズーはそれについてはどうとも思わなかったが、
ちょうどシータの無いも同然な抵抗が本当に消えていよいよ侵襲の形に移行しようと
していただけに中断された行為が惜しまれた。
 (なにもいま来なくたって…)

<パズーとドーラの会話のシーンへ>
592-537:2005/04/06(水) 21:01:48 ID:1xrYBP9Y
<ラストシーンの直前>

 ある日、パズーはシータにいつかプレゼントした青いドレスを着て欲しいと頼んだ。
シータはそれを承諾し、いつもよりいくらか豪華な夕食のときにそれを着てパズーに見せていた。
彼がシータにこれを着るよう頼む時はいつも何か特別なことがあるときだった。
シャンパンを飲み、シータは微笑んでパズーに聞いた。
 「今日は何の日なの?パズー」
 自家製のパンに噛り付いていたパズーはそれを口に放りこむとニッコリ笑った。
そしてそのあと笑顔を沈静化させて穏やかな微笑を見せるパズーにシータの鼓動は高鳴った。
 「シータ、今日はね、シータの心が戻ってきた日なんだよ」
 眉間の奥が熱に揺れる。シータはパズーの微笑みにいくらかの哀しさが
含まれているような気がした。彼女が心を取り戻したとき、
涙を流してすがりついてきたパズーの言葉がシータの心に蘇ってきた。
 『シータ・・ぼく・・ずっと・・待ってたよ…・。シータのこと・・待ってたよ』
 「ぼくシータともう三年も一緒にいるんだ。シータが辛かった時よりも1年も長く
一緒にいられたんだよ。だから……お祝いしてみたかったんだ」
 パズーにとって、シータがムスカと過ごした時間よりも長く共に居る事は大事なことだった。
あまりに辛い二年ではあったがそれよりも多くの時間を彼女と共有する事で、
自分にとっても彼女にとってもその記憶が薄まっていく事を彼は望んでいた。
シータにとってあまりに大きな二年が『小さな二年』になってくれる日を祈って、
彼はシャンパンを飲んだ。しかし視線の先でシータの涙が彼女の白い頬を濡らしているのに気づくと、
彼は席を立って彼女の元へ行き、彼女を抱きしめた。
 「シータ、シータごめんね。嫌な思いさせちゃった?」
 「ううん。…・パズー・・」
 「ん?」
 落涙をパズーに見せてシータは彼に懇願した。
 「キスして」
602-537:2005/04/06(水) 21:02:24 ID:1xrYBP9Y
 哀しいほど彼女が愛しくてパズーはシータに口付けた。
パズーと熱いキスを交しながらシータは泣いた。
今までどれだけ彼を傷つけてきただろう?
ムスカと過ごしたよりも1年多く過ごしただけでそれを貴重と思ってくれるパズー。
意識を取り戻したシータにとっては三年だがパズーにとってはすでに6年目である。
シータは暗黒の二年間よりも彼を傷つけていった6年、ひいては8年間を思うと胸が軋んだ。
自分は何のために彼の人生に現れたのだろう?ただ傷つけるために出会ったのだろうか?
自分など捨てて別の女性と幸せになる未来もあっただろうに。
だがもはや自分がパズーを手放せないことをシータは知っていた。
そしてパズーもシータを離せないことはわかっていた。パズーの舌が歯列を舐めてくる。
彼の腕が背後に回って、ドレスの紐をほどき始める。シータは彼の背中に腕を絡めた。
パズーはこの青いドレスをシータから脱がす事に今夜初めて成功した。
 いつか彼が言った『シータの居ない二年はぼくも辛かったけど、
あのときシータに出会わないでいたよりもずっとずっと幸せだよ』という言葉が
シータの心の底から浮上してくる。いま同じことを聞いても彼は同じように答えるだろう。
自分以外の女性と幸福を掴む選択をしなかったパズー。
そんな彼のために自分は何ができるだろう?
パズーの腕に抱かれ快楽に悶えながらもシータはその答えを捜し求めていた。 

<ラストへ>
612-537:2005/04/06(水) 21:08:36 ID:1xrYBP9Y
エロ無しですいません。とりあえず保守でした。
>>20 12氏でしょうか?まだ投下はできないと思いますがネタはいくつかあるので
そのうちまたお邪魔させていただくと思います。
他の神さまたちの続き、及び新しい職人さんのお越しを愉しみにしています。
62名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 15:39:47 ID:opDxwiDu
神様ー!!!
パズー×シータの続きで、シータが何かしらの理由で激しく嫉妬して傷つくのキボンヌ!

昼メロ調で、そう簡単にはハッピーエンドにはさせねえぞこの野郎ー!!的なのを1つお願いします!!

頑張ってみたんですけど、自分じゃ書けないんでつ(;Д;)宜しくお願いします!!
63名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 22:26:39 ID:hsnlOelW
>>50さん GJ!!
ただ、この描写は本編に入っていても良かったんじゃないかな〜、別に冗長な
感じは受けないと思います。
本編で一気に読みたかった・・・それだけがちょっと残念。


そうそう、ハイジってハリウッド映画で続編が作られてるんですよね。
日本では未公開で、ビデオで出てる。
昔ビデオ屋さんに勤めてた時、そこのお店の在庫にあったので記憶してたんですが。
タイトルは「アルプスを越えて」
18歳のペーター役が、なんとチャーリー・シーンwww
当時は笑い転げたけど、今考えたら見ておけば良かったよ・・・orz
アルプスを越えて でググれば内容もわかります。
意外にもサスペンスっぽい話のようですな。
64903:2005/04/07(木) 22:46:25 ID:4VMLGrPh
>>61
そうです。>20=>12です。途中でID変わっちゃってますね。
普段小説を読んだり書いたりしてない奴が書くとこうなるんだよという例です・・・。
やはり経験の差が出るものですね。無謀でした・・・。

小説、楽しみに待ってます。サイトの方の更新も楽しみにしています。
サイトの方で、上のカットされたSS拝見致しました。
ここのスレに載せた状態でも素晴らしかったですが、補足分が追加された
事によって、更に奥行きと味わい深さが出ていてとても良かったです。


(実を言うとサイトの方で読ませて頂いてるんですが・・・)
6564:2005/04/07(木) 22:47:34 ID:4VMLGrPh
これは無視して下さい・・・↓
(実を言うとサイトの方で読ませて頂いてるんですが・・・)
66名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 21:09:29 ID:thmxWmo1
シータ×ドーラのレズレイプきぼんぬ
67名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 00:32:45 ID:xozukGl8
変態(嘲w
68名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 01:59:26 ID:igQ8iAwd
もうナムリス×クシャナの続きは見れないの?
すっごく楽しみにしてたんだけど
作者さんももうここ見てないかなあ…;;
69名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 10:36:30 ID:yTLTTtj5
>>68
もしもし?
御本人様、>>44で6日前に続き投下してるんですが…



…はっ!
……釣りに反応しちまったんだろか… _| ̄|○
70名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 11:16:57 ID:igQ8iAwd
わー!
今気付いた!
今年に入ってから、諦めてチェック怠ってて、
また身に来たら、アシタカものがずらっと目にはいって、
すぐにまた諦めてしまったんだよー!
わわ!良かった!続いてたんだ!うれしーーーーー!!!;;
554たま!すっごいいいです!
クシャナ殿下の色っぽいのがたまりません!
ナムも男前だし!
見かけは大人の美女なのに、姫君だからどこかおぼこさが残ってるのが
すっごいいいです!
続き楽しみにしてます!
わ〜〜ん!続いててまじ嬉しいよ〜〜〜〜〜!!!><
71名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 01:08:30 ID:z6a46mH2
スゲェ神々の競演ですなこのスレ
72名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 02:08:15 ID:Q9dNrniZ
最近スレをよく読まないで書き込む人多いな
書かないよりは保守になるからいいけども
みんな良く読んでから書こう
732-537:2005/04/12(火) 02:20:11 ID:0U0pfIwj
>>62 シータが嫉妬ですか!?あの話ではもう充分可哀想な事をしてしまったので
その後の話は書かないつもりなのですが どうでしょうね・・昼メロか・・・
ご自分で頑張られただけでもすごいことですよ。できましたらネタ投下だけでも
箇条書きだけでも作り途中でもいいので見てみたいです
>>63 既にかなりの量を投下していましたし、このスレの性格を考えるとこれ以上
エロ以外描写は投下しないほうがいいと思いまして・・・
>>64 あれ?903氏が12氏で20??
>普段小説を読んだり書いたりしてない奴が書くとこうなるんだよという例です・・・。
>やはり経験の差が出るものですね。無謀でした・・・。
いえいえそんなことありません。むしろ普段書かないのにあれが書けるならたいしたもんです
絵も文もできて羨ましいです。経験の差は私も663氏や554氏を見ると痛感します
絵にしろ文にしろ903氏のこれからのご活躍も大期待しております
長文レス失礼しました
74名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 07:55:53 ID:7bkBPtza
保守
75名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 00:56:55 ID:vsFkIxyH
>>62です

>>73

淡い期待を込めてネタ投下させて頂いきます!

「ムスカに犯され続けた私はやっぱり汚れてる‥パズーだって本当はそう思っていた…私を側に置いてくれていたのも只の憐れみ‥同情‥‥」

「…私はもう二度と子供は産めない体…でもきっとパズーは子供が欲しい筈…でも私にはどうする事も出来ない……っ…どうして…どうして!こんなにパズーを愛してるのに!」
こんな感じのフレーズが入った小説キボンヌです!

76名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 01:13:50 ID:vsFkIxyH
>>75続き

出来れば、悲しみで堕ちたシータに、ムスカに犯され続けていた時のような瞳に戻って欲しい!!

そして更に言うとパズーには少しシータを突き放し目に扱って欲しい!愛してるし大切だけど何処かでやっぱり昔の事を引きずってて…子供が出来ない事を残念に思っていて…どうにもならない苛々を消化出来ないみたいな…

無理難題な上に残酷で馬鹿な事ばかり本当にすみません!!
でもやっぱり読みたいんです(>д<)
絶対切ない気がするんです!
お願いします!!神様!書いて下さい!
77名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 03:35:04 ID:6g/ut8dd
興味なっしんぐ
78名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 22:49:36 ID:7Au2dvpS
>>75
>>76
どこぞの3流ライターが考えそうな展開だな
自分自身の青春時代の鬱積を作品にぶちまけて読者を引かせるタイプw
79しとやかな獣:2005/04/16(土) 19:03:01 ID:12OpFvYk
>>44 それ以前は保管庫を参照して下さい。

男は女の肌から身を引き剥がし、改めて彼女の体の輪郭を眺めた。
胸の円みの豊かなのに比べ、腰の辺りは細く、肉付きも薄く、どこかあどけない線が残っている。
まだ誰にも触れられた事のない娘の固さである。
この女の体のあちこちに見られるその初々しい固さを男が辿っていると、
不意にその輪郭線が捩れ、女がうつ伏せに形を変えた。顔だけは横を向けていた。
「どうした?」と男は女の背に滑らかに隆起している二つの骨の間に額を押し付け呟いた。
それは折れた翼の痕跡のようにも見えた。
「まだ恥ずかしいのか?」
「……そんなふうに見られるのは、あまり気分の良いものではない。」
男のその視線は、丹念に砥がれた刃物の切っ先でやわらかく肌をなぞるかのようだった。
それは、これまで異性に露わな姿を見せた事のなかったクシャナにとっては耐え難いものであった。
「だって、あんまり綺麗な体だから……。」
男は翼の名残の骨にそっと口付けをした。悪びれた様子などは見せるわけもなかった。
「後ろも、綺麗だな。」
ナムリスは吐息混じりにそう呟くと、背骨の隆起を唇でゆっくりと辿っていた。
80554:2005/04/16(土) 19:05:43 ID:12OpFvYk
うわ、下げ忘れたorz
毎度ながらの少量投下ですいませんです。
この二人に萌えて頂ければこれ幸いです。
81名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 21:00:49 ID:H5Yc0JH1
GJ!
お待ちしてマツタ。
クシャナ&ナムリス・・・GJ!
82名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 01:04:11 ID:y5rwPJJ4
寸止め辛い・・(;´Д`)ハァハァ
83名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 17:37:49 ID:FAYMmmj5
耳をすませばの神作品キボン
84しとやかな獣:2005/04/19(火) 15:25:49 ID:CJBkz5Ya
>>44,79 あとは保管庫の方を参照して下さい。

なだらかな女の背中は肌を細かに顫わせながら男の愛撫に耐えていた。
これまで誰にも愛された事のない彼女の場合、この顫えは快楽からくるものではなく、
触れられる事の恥ずかしさとこそばゆさからくるものなのだろう。
そうはわかっていても、彼は唇を離す事は出来なかった。
広くもなく、かといって狭くもない、女の背中に軽い接吻を繰り返し、
時には深く押し付け、強く肌を吸い、朱い跡を残す。
そうされる度、女の唇からは小さな呻きが漏れた。
項に一際深く口付けながら、男は女の体の下に手をやり乳房をさぐった。
柔らかく戻っていた先端を親指で転がしてやると、
不本意ながらも与えられる感覚に馴染み始めた体はすぐに反応を示す。
再び硬く立ち上がった乳首を指先が捻りあげる。
「く、っ……ん…。」
切なげな声音が聞こえたのを合図に、腕がうつ伏せの体を仰向けに戻した。
「やっぱり感じやすいみたいだな。」
男の腕に逆らわずにいた女は、何も言わずに眉根を顰め、顔を横に背けた。
後ろめたさを隠す子供に似た表情だった。
「怒らないんだな。」
乱れ広がった金髪を指に絡めながら、男は女の胸の尖りを口に含んだ。
「怒ったって……どうしようもな…っ……だろ…。」
乳首を包む生温かく柔らかい感触を堪えながらクシャナは答えた。
「どう…にも……っん!……なら…な…じゃないかっ…、体の…事は…。」
女の物言いは、何かを諦めたというよりも、何かを認め、受け入れたかのようだった。
その何かが自分の事でないのはナムリスにはわかっていた。
彼女が自らの意思で彼の肌に触れた事はまだ一度も無かった。
男は痛々しい程に屹立した女の乳首をなぶるのを止め、
二つの膨らみの間にそっと顔を埋めた。
「意地っ張りのくせに、妙なところで素直なんだな。」
その声には僅かに苦笑が混じっていた。
85554:2005/04/19(火) 15:32:27 ID:CJBkz5Ya
しまった。またageてしまったorz
長ったらしい初夜ですんませんですん。
86名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 20:21:14 ID:fGaMQN+v
GJ!!
続きが楽しみです。
87名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 00:31:52 ID:A0+wFD5J
ハハハ!さすがは2チャンだなぁ!言う事に容赦がね〜や(^∀^)マジでウケる☆
88名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 01:04:00 ID:69RbnLHK
554氏の作品が立て続けに拝めるとは!!
GJです。いつまででもいいので待ってます
89名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 03:49:29 ID:7mMz40TR
み・・・・みんな・・保守ろうぜ・・・
また落ちちゃうよ・・・
554氏乙!663氏も537氏も903氏も他の神&職人さんたちも待ってるよ!
90名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 23:12:27 ID:uRlM+xF6
ほっしゅ!落とすもんか!
91名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 21:42:59 ID:P1mTwazk
こないだTVで紅の豚やってたね。
女性陣は萌えキャラなんだけど、からむ男がなぁ・・・。
92名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 02:21:33 ID:JibRyUty
ポルコは超かっこいいおやじだよ!・・・・豚だけど
カーチスは愛しい奴だよ!・・・・・・・・バカだけど
93名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 03:17:44 ID:iiqFuBqc
2人ともすっげえ好きだがなー。
自分にとって数ある宮崎作品の中で最も胸躍る作品だな、豚は。
94名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 10:39:06 ID:hW9K///o
あれってさポルコ最後人間に戻ったんだよね?
最終的にはジーナとフィオどっちとくっついたんだろ?
それともくっつかなかったのかな?
95名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 10:51:00 ID:llvJezyI
飛行艇海苔は女を桟橋の金具かなんかとしか思ってないから
くっつかなかった(帰ってこず)と主張。

「さらばアドリア海の自由と放埓の日々よ」とのセリフもあるし
女よりも飛行艇乗りとしての夢と言うか矜持をとった。

と俺の脳内では決着。
96名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 11:21:19 ID:ZjDzmSVY
多分ジーナとくっついたんじゃないかな・・・?
最後のシーンでジーナのお店にポルコの飛行艇があったし。
しかもお店の方じゃなく、ジーナのプライベートな庭の方に。
あとフィオが「ジーナさんはますます綺麗になっていくし・・・」
みたいな事言ってたから、ジーナかなぁってと自分は思った。
でもフィオもジーナも好きだから、どちらとくっついても嬉しいけど。
97名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 15:37:04 ID:hW9K///o
あぁ〜!豚の話してたら豚SS読みたくなってきたなぁ!やっぱり純愛が良いよね(^_^)v
誰か書いてくれないかな?いっそのこと自分で書いてみるか
98名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 17:10:37 ID:KDa/zMpW


ほしゅ
99554:2005/05/05(木) 06:15:16 ID:OPh7ALKd
最後までちゃんと書きたいので保守させて頂きます。
100名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 23:13:08 ID:y3S1EE23
豚。読みたいなあ……。

ここではあの「バカね!」をベッドの上で再現したいという方は
いらっしゃいませんでしょうか。
まさかとは思うけどここって「カリオストロ」とか「アルバトロス」も
おっけーだったりするの?
101名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 08:31:59 ID:+RwsL7C8
おーけーとりあえず深呼吸して、少し落ち着け
そして>1をみよう
102名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 19:52:37 ID:3kqMuOiQ
マルコ×ジーナなら保管庫にありますよ
103名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 02:38:37 ID:BDwQGBVT
ジブリ系エロ絵板とかないの?
104名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 02:04:53 ID:HBv0LdwE
そろそろアシタカの旅の新しい章くるかなぁ?
わくわく
105名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 23:03:45 ID:6jEabGbI
ほしゅ
106名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 16:29:19 ID:b7MOw1Gl
102

うわ〜ん!携帯からだと見れないよぉι何でだろ
107名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 17:03:54 ID:G6gzscp3
>>106 パソコンが使えないならネットカフェなり漫画喫茶なりにいって
保管庫を見るのはどうでしょう?素晴らしい作品がたくさん収納されてますよ
108名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 23:53:48 ID:M7+eOkSn
保守
神々のみなさん、職人のみなさん待ってます
109名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 22:26:09 ID:1CJKqlcp
HOSH
110名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 13:30:22 ID:yXm1ZLtS
>>83
ジブリ初代スレでネタは出し尽くしました○| ̄|_
まぁ、なんか考えてみます
111名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 21:30:39 ID:JyDCnQf+
>>110 過去の神様でしょうか?お待ちしてます

作品待ちだけだと過疎すぎてまた落ちないか心配なので
このさい萌えを語らうだけでもいいのではないでしょうか?
ということで自分はサンとシータタン萌えです
112名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 14:46:02 ID:zSUME8f0
>>106でつ!
>>107タソの名提案でネカフェ行って来ました!
ポルコ×ジーナ…大変美味しく頂かせて貰いましたー…

今度はポルコ×フィオが見たいですね!

ダリカー!!カイテ!!

113名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 17:20:56 ID:YGZPw4+Y
気持ちはすこぶるわかるんだがあんまりクレクレ言わないほうが・・・
>>111 漏れもシータタン萌え 神作品のエロシーンは良かった
シータで初めて本格的なやつを見たよ。神もまた来てほしいけど他の
職人さんも気が向いたら書いてほしいなぁ
スマソ 漏れもクレクレ坊だった
114名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 23:15:23 ID:cmdiLub/
トトロないの?(´・ω・`)
115名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 16:08:45 ID:F3ZL3SWV
アシタカの旅、前回の投下から2ヶ月近く経つけど
作者さんお忙しいのかな・・・
ゆっくりでもいいので完結まで完走してほしい。
116名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 17:08:05 ID:jT7q6xCR
みんなで保守しよう・・・
>>114 保管庫にカンタ×サツキなかったか?
117名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 18:31:38 ID:42fDkbkf
このスレって何人位覗いてるんだろか

いち ノシ
118名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 22:50:11 ID:5EzrJcgo
に ノシ
119名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 23:01:29 ID:GWd8uuxU
さん ノシ

120名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 23:51:18 ID:yXGoEdCZ
し ノシ
121名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 00:32:35 ID:S0GL0IV+
ごノシ
122名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 00:34:25 ID:YKKIBJ1w
ぬるぽノシ
123名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 00:45:07 ID:UE6+DkB7
ガッ ノシ
124名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 23:19:17 ID:JcrbPQoC
125名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 23:37:04 ID:qOZ3QjHf
きゅ〜 ノシ
126名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 23:43:16 ID:14trruXM
10 ノシ
127名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 03:49:59 ID:IhEjT1Sq
皆さま何待ち?
128アスベルと遊べる:2005/06/07(火) 08:29:06 ID:3NwvyP6N
ナウシカのおっぱいチュパチュパしたいAqwSでrftgyふじこlp;@:「4
129名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 10:11:30 ID:Rd2dB7bv
ハク×千尋やカオナシ×千尋って需要あり?
130名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:53:15 ID:T9995vEQ
>>129
是非とも〜!
131名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:53:17 ID:wnMgI+28
ハク×千尋に一票
132名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:55:06 ID:5MO/pNZ+
アシタカ×サンに一票!
133 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/06/11(土) 00:12:00 ID:PjaKVvma
お待ち下さった方、投下が遅れて申し訳ありません。
アシタカの旅、少しですが続き投下します。
134アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/06/11(土) 00:13:01 ID:PjaKVvma
エボシに導かれ、隣の襖が開かれる。
そこにはすでに床の用意がなされてあった。
枕元に点してある灯が、二人が床に倒れ込む拍子にゆらりと揺れ、縺れ合う二つの影を部屋中に踊らせる。
組み伏せようと上になったエボシを腕で遮り、アシタカはゆっくりと起き上がった。
「…私では、この役目は叶うまい」
「いいや。そなたは願ってもない男…………」
そう言いながらエボシは、アシタカの服の合わせ目に掌を差し入れ、はだけた胸に頬を寄せた。
息を深く吸い込み、胸にゆるりと口付ける。
ふとその眉が潜められ、改めてアシタカを見る眼がギヤマンの様に瞬いた。
「…この匂い……。そなたここに来てから女を抱いたね?…ひょっとして、トキか」
アシタカは答えなかったが、それが返って答えになってしまったらしい。
エボシは額に指を当てて笑い出した。
仰け反りながら大きく笑う白い喉元が蛇の様にうねり、妙になまめかしく映える。
ひとしきり笑うと、エボシは真正面からアシタカの首を利き手で軽く押さえ付けた。
「面白い。…アシタカ、そなたはどうあっても今宵私を抱くのだ。私の腹に子を成せば、その腕に取り付いた猪も、私を打ち砕いた事になろう」
そう言った途端アシタカの右腕が蠢き、止める暇(いとま)もなくエボシの服を引き裂いた。
必死に左手で押しとどめようとするが、アシタカの思惑なぞ一切構わぬと言うように、祟られた右腕がエボシの帯を解き、一刻も早く犯そうとざわめく。
「…くっ……うぐぅ…」
アシタカは懸命に左手で右腕を押さえ込んだ。
その額には脂汗が浮かび、食いしばった歯は音を立て軋む。
135アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/06/11(土) 00:14:25 ID:PjaKVvma
「ナゴノカミ!お前の怨念とやらは、若輩に易々と押さえ付けられる程度の物か?」
エボシが右腕に声をかけ煽った。
どくどくと脈を打って跳ね返る腕を懸命に御そうとするが、エボシ憎しのタタリ神の意志が勝るのか、どうにも押さえが利かない。
握りつぶすかの様に右腕が強くエボシの乳を掴み、そのまま床にねじ伏せた。
エボシが胸を掴まれた痛みに小さく呻く。
だがその痛みで怯む事は無いのか、エボシはアシタカの装束に指をかけ、腰紐をしゅるりと解き始めた。
その動きにナゴノカミの高ぶりが収まったのか、段々右腕の勢いが静まって来る。
息を切らせたアシタカは、ようやくエボシの腕を撥ね付けた。
「…そんなに嫌か?私を抱くのが」
「あなたは、真に私を必要としていない…」
静かにアシタカは答えた。
「そんな事はない…私は本当にそなたの種が欲しい。強く逞しいおのこの種が」
エボシは柔らかく微笑んだ。
「強く逞しいおのこならば、タタラにもいるはずだ」
「タタラの男共と寝る訳にはいかぬ。……軽んじられると言うたではないか」
涼しい顔で勝手な道理を言い放つエボシに、アシタカは『それは違う』と言いたかった。
エミシの村を出てから、アシタカも遊惰にここまでの道程を旅して来た訳では無い。
俗界の、いわゆる民草の暮らしも少なからず目にして来た。
エミシの村とヤマトの村や町。
その決定的な違いは、女達への扱いの差であった。
136アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/06/11(土) 00:15:52 ID:PjaKVvma
エミシが女を太陽として扱っているとしたら、ヤマトは女を月として扱っている。
エボシが子を成す為に男を道具として扱いたいのも、この思想への意趣返しなのかもしれない。
しかし、女を道具と思っていない者もいるのだ。
確かにまぐわいとは子を成す為のものであるが、その前に互いを大切に思う気持ちがないと、どうやっても空しい行いにしかならない。
エミシの村で、その事実をアシタカは思い知っていた。
形こそ違えど、カヤを一番大切に思い、慈しんでいたのだから。
だからこそここに来るまで、下界では女人を遠ざけて来たのだ。
先ほどのキヨ夫婦の事は、拒んで良いのか知れなかったため仕方が無かったが、これ以上女人を抱くつもりはなかった。
「そなたが本当に心を通わすおのこと、子を成すべきだ」
「……そのような者はおらぬ。誰かに心を移した事も…ない」
エボシはぽつり洩らした。
揺れるほむらに照らされて、微かに俯いた瞳に睫毛の深い影が落ちる。
頭領の面の内側に秘めたエボシ当人の悲哀を、アシタカは思いもかけず覗いた気がした。
しかし次の瞬間には、炯々とした強い光を放ちながらアシタカを見つめる。
「いいかげん観念したらどうだ。女を抱くのに、ことわりなど必要あるまい。そなたはただ、私を抱けばいい。…それだけだ」
その言葉に、アシタカは抗いが無駄である事を悟った。
自分がどう足掻いても、エボシは本懐を遂げようとするであろう。
どこまでもタタラの頭領として己を無にする姿は悲壮ですらあり、どこか憎みきれない。
エボシがアシタカの装束を解き、自らも小袖を脱ぎ捨てる。
二人はあるがままの姿で対峙した。
エボシの身体は、錦絵のような美しさである。
揺らぐ灯に照らされた肌には緑とも青ともつかぬ影が浮かび、白磁の様な色合いを一層妖しく引き立たせる。
華奢すぎず、豊満すぎず、椀の様な形良い胸に、引き締まった下腹部。
稜線を描く背中に続く尻はまろく、上向きに引き締まっている様に見える。
137アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/06/11(土) 00:18:22 ID:PjaKVvma
しかしアシタカの槍は反応しない。
焦れた様に、エボシがアシタカにしなだれかかった。
その唇を奪いながら、体中を指先でまさぐる。
その動きは欲情を引き出す手管に長けており、並の男であれば、肉体の見事さへの賞賛も相まって、すぐさまエボシにのしかかるであろうと思われた。
なのにやはり、アシタカの半身は動かぬ。
エボシの腑の奥からうたかたの様に浮かぶ苛立ちは、頂点に差し掛かろうとしていた。
何か…何かが勘に触る。
どこかこの青年は、エボシの心に爪を立てる。それが鬱陶しくて嫌だった。
「……女慣れしておるな。では、これではどうじゃ?」
エボシは、枕元に置いた小さな壷を取り出した。
中に入っている液体をゆっくり手に移し、肌で暖めてから、アシタカの胸に滴らせる。
同時に己が身体にも満遍なく塗り、体躯を使って互いの胸から腿までに摺り込んだ。
「……これは?」
アシタカが怪訝そうな顔で尋ねる。
「毒ではない……椿油だ。…案ずるな」
油にまみれた体の摩擦が少なくなり、全身が粘膜の様にぬめり始めた。
エボシが自分の肉体を使って、アシタカの体中に刺激を与える。
身体と身体を隙間なく摺り合わても摩擦はなく、滑りが良くなった肉体が全て性器になったかの様に、互いの感度が鋭敏になる。
エボシは自分の乳房にアシタカの槍を挟み込み、ゆるゆると扱き始めた。
肉と肉の合わせ目から、粘着質な音が漏れる。
初めての異質な感覚にアシタカの肉茎が耐えきれず、肉茎が勃ち上がって来た。
それを眺め、エボシは仄暗い歓びに満たされた。
(つづく)
138 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/06/11(土) 00:22:06 ID:PjaKVvma
あ…間違いがありました…。

初めての異質な感覚にアシタカの肉茎が耐えきれず、肉茎が勃ち上がって来た。
初めての異質な感覚に、アシタカの肉茎が耐えきれず勃ち上がって来た。
139名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 02:38:16 ID:bkgRKzVV
キタキタキタキタキターーー!!!
140名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 19:45:52 ID:VW4ruGYO
エボシさまうつくし〜〜〜〜〜〜
文章美しいですな
エボシさま萌えなんでエロっぽい、いや色っぽいエボシさま超期待!
141名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 20:45:34 ID:yLPnCWxd
指咥えて待ってた甲斐があったよ!!
神GJ!!!
142名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 01:45:35 ID:K9Xi3f/J
神様キター(・∀・)!!
143名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 17:21:31 ID:8E7Y7Bkq
663氏キテター!!エボシ様素敵です!アシタカもかっこいい!
相変わらず流麗な文章に脱帽です!続きも待ってます!
144名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 20:28:49 ID:0Z/LOaih
宣伝『名探偵ホームズのエロ画像求む』
 ナウシカと同時上映したこともある「名探偵ホームズ」のポリィorハドソンさんのエロ絵を募集しています。
 エロ絵を投稿してくださる方がおりましたら是非、下のスレッドに貼ってください。 (エロSSも可能)
 あなたの力が最後の頼りです。よろしくお願いいたします。m(_ _)mペコリ

萌えキャラ集合スレVS名探偵ホームズ
 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1118543496/l50

ポリィがわからない方はこちらから
 ttp://www.tms-e.com/library/tokushu/holmes/index04.html(ポリィはスリの女の子です TV版では5話に登場します)
ハドソンさんがわからない方はこちらから
 ttp://www.tms-e.com/library/tokushu/holmes/index02.html(ハドソンさんはレギュラーの一人の女性です)
犬ホームズ自体わからない方はこちら
 ttp://www.tms-e.com/library/tokushu/holmes/index.html
 ttp://www.tms-e.com/library/tokushu/holmes2/
145名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 17:48:28 ID:cX97hV1g
663の神様 乙!!
146名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 19:01:06 ID:C8Nixhs1
保管庫見てきたんですが、ポルコ×フィオが書き出しだけで終わってるのがあって残念
続き出ないのかな・・・・
でも今このスレ慢性的に過疎気味だから書き出しだけでもうpしてほすぃ・・・・
147名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 01:20:55 ID:fZYdpLEa
2-537ですが、またエロシーンまでが長い話になりそうなネタがあるんですが
554氏みたいにたまにアップするのでも投下して良いでしょうか?
>>134 663氏GJ!相変わらずすばらしい作品をありがとうございます。続きも愉しみにしております
148名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 23:42:30 ID:p3kL9DPd
>>147
大大歓迎ですよ!
ここってレス遅いけど、みつけたら感想かきますからぜひぜひお願いします!!!

554さま、ナムリスとクシャナの初夜の続きも楽しみにしてまーす!
殿下が官能に支配されてくとこが早く見たいっす〜!!!
149名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 20:07:16 ID:utoupaBp
ムスカ×シータの鬼畜調教キボン
150名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:18:50 ID:JV7N68FD
女神様降臨光臨
http://tinyurl.com/e23v2
151名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 00:57:32 ID:PRF6lncx
過疎らないで〜〜〜!!
神降臨キボン!!!!
152名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 21:49:23 ID:9EKUj2FZ
蒸し暑いさなかですが、
濃厚なエロが似合う季節

554さまはお元気ですか?
お待ちしてます^^
153名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 14:21:15 ID:EttryNWZ
ホッシュ
154名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 10:09:27 ID:9JmB7WIt
ほしゅ〜〜〜
155名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 12:33:55 ID:4suYYSwf
ほっしゅほっしゅ
156名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 05:11:55 ID:jBcaAINT
ほしゅ
157名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 14:13:46 ID:c7nNo3QE
ハウルスレが容量オーバーのようですが、新スレたてますか?
それともここと統合?
個人的にはDVD出たりするとここを埋め尽くしちゃうのではないかとおもうので
まだ新スレ継続かな〜と思うのですが。
158名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 14:50:01 ID:r7lMXcGg
新スレつくっといて
統合じゃないほうがいいよ
159名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 15:10:17 ID:c7nNo3QE
了解です。
新スレ移行しました。(500KB超過のため)
【DWJ】ハウルの動く城専用スレ4【ジブリ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121580423/
160名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 02:20:22 ID:Il+9mR9t
>>159 スレ立て乙 このスレもハウル並みに盛況になってくれることを期待して保守
161名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 12:47:36 ID:jyrqoJJ7
過疎ってるから、職人さんこなくなっちゃったのかなあ
読者少ないとつまらないもんね
個人的にナムリス×クシャナの続き楽しみにしてるのですが…
162名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 20:36:17 ID:u1dUdc+e
アシタカの旅シリーズを待ちつづけている読者がここに。
163名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 00:33:06 ID:mqzc/KSW
age and hoshu
164アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/07/29(金) 22:19:42 ID:BXLDFviR
アシタカの旅、少しですが続きを投下します。
待って下さる方、お手数ですがメール欄の伝言を御覧下さい。
165アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/07/29(金) 22:24:23 ID:BXLDFviR
そうだ……どんな男も変わりはせぬ。
男共にとって、女は快楽の道具、子を生む道具でしかない。
賢しらにことわりを唱える者であろうが、何の道理も弁えぬ者であろうが、結局は女を組み伏せ、さねの奥に好き放題欲望を吐き捨てる。
もう誰かに運命を弄ばれたくない。自分の運命は自分で作れば良いのだ。

エボシは8の歳に売り飛ばされ、13で客を取り、15で倭冦の頭領に身請けされた。
頭領の傍らにずっと付き従いながら、エボシは心に誓った。
女だからと男の指図に従い、翻弄されるのが宿命だと諦めるのは止めよう。
逆に女である事を最大限利用し、天下を手中に納めてやろうではないか。
エボシは様々な手練手管で男共を篭絡し、今のタタラ場の基礎を作った。
歳に似合わず、その身体は、並の男であればすぐ陥落出来るほどの性技を身に付けている。
特に椿油を使った技に耐えた男は未だかつていない。
これを使うと体中が粘膜と化し、全ての部位に思いがけぬ程の快楽を覚える。
今まで感じた事のない法悦を味わった男共は、エボシの体を忘れられなくなるのだ。
アシタカの肉茎も、もうすっかり勃ちきり、天に向かってそそり立っている。
思った以上に赤黒く雄々しい男根は、エボシが今まで受け止めて来た中でも、かなり大きい部類だ。
女慣れしている態度といい、少しは楽しませてくれるだろうか。
膣内に納めている様な淫靡な音が胸の間から漏れ、槍の穂先には透明な液が滲んでいた。
乾いた紅い唇を舌で湿らせてから、その雫を舐め取る。
その拍子にエボシの髪が一筋、アシタカの脇腹にはらりと零れた。
「……っ!…」
髪の毛が与える僅かな刺激に、アシタカが呻く。
薄明かりに浮かぶエボシの髪は、漆の様な陰影を讃えながら紫や青に光を放つ。
おぼろな灯りの向こうに、濃い暗がりだけが息を潜め取り囲む。
上から男の身体に取りつくその姿は、恐ろしい1匹の女郎蜘蛛さながらである。
捕らえられた餌物は生きて戻れない蟲惑に誘い込まれ、骨までしゃぶられてしまう。
全ての音すらも吸い込む鈍色の闇。
その静寂(しじま)の中で、互いの肉を絡ませる音と、獣が吐く短い息遣いだけが響く。
エボシは体勢を変え、己の乳首とアシタカの乳首を絡ませた。
すでに勃ちあがり、茜色に色付いた固い胸の蕾を、相手の蕾に丸く漉く様に纏わりつかせ、跳ね上げる。
同時に自らの女陰の入口を使い、魔羅を擦り上げ追い立てた。
アシタカの息は荒く乱れ、そろそろ限界が近そうに思われた。
頃合いと見たエボシが身体を起こし、アシタカの腰骨の上に尻をつき、股を大きく広げる。
「見よ…」
そう言いながら自ら指で陰唇を左右に割り開き、少し腰を掲げてそこを見せつけた。
左右に蜜の糸が別れ、とろりとした液体がアシタカの臍に垂れた。
濃い陰毛に飾られ深紅に色付いた陰穴が、蘭の花の様に綻んで男を誘う。
先端には紅絹色(もみいろ)のさねが小指の先ほどにふっくらと立ち上がり、灯を受けて艶めく。
甘酸っぱい雌の発情の匂いが辺りを包み、重苦しい程の質感を伴ってアシタカを惑わす。
腰を振りながら、エボシは自分の陰穴に指を2本差し入れ、その指を割り開いた。
陰穴が妖しい音を立て、エボシは自ら膣内の奥までさらけ出した。
濡れた眼を細め、紅い唇を舐めながら、エボシは息を飲む程淫蕩な笑みを浮かべる。
さらに良く見える様、エボシがその身をアシタカの鼻先まで寄せた。

166アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/07/29(金) 22:27:46 ID:BXLDFviR
…一体何をつけているのだろう。
その陰穴からは、今まで嗅いだ事のない様な甘い花の香が漂う蜜がしどどに溢れている。
紅梅の様に花弁が咲き誇り、その奥に連綿と粒立つ肉の壁が続いている。
それは艶やかに光って、抗えぬ程の媚態を見せていた。
「……欲しいか?…」
アシタカの顔の上に膝立ちで跨がり、見せつける様に揃えた2本の指をそのまま奥までゆっくり差し入れ、同じ様にゆっくりと引き戻す。
指を差し込まれると共にエボシの膣口が沈み込み、引き出す際にはあらわに襞がめくれ上がるのが、はっきり見て取れた。
エボシの手を伝った淫水が、アシタカの頬に滴る。
蜜から漂う甘く重苦しい匂いに、とうとうアシタカの理性が崩れた。
その尻を荒々しく掴み、陰核に顔を寄せ音高く吸い付く。
「あ…あぁっ!…」
頭に体重を乗せ過ぎぬ様注意を払いながら、エボシはアシタカの顔に腰を押し付けた。
そのまま身体の向きを変えて覆い被さり、自分の芯を晒したままアシタカの槍に唇を寄せる。
いきり立った茎を優しく絞り上げながら、鈴口を舌の先でほじる様に舐め上げていたエボシは、突然身をよじらせた。
「んはぁぅ!……あ……っ!…んくっ…」
晒された自分の芯が、アシタカに嬲られ始めたのだ。
陰核が、舌先で弾かれたり押し込まれるかと思うと、軽く立てた歯で引っぱり出される。
それと同時に、長い中指がエボシの膣の奥に潜り、柔らかく掻き回された。
初めて肌を合わせるのにも関わらず、良い場所を探り当てて的確に抉る。
思わず腰が揺らめいて、エボシは我に返った。
これではこの青年の種を受け止める前に、自分が果ててしまう。
急いで身を引き、エボシは逆手でアシタカの男根を掴みながら、女陰に合わせた。
「アシタカ…夢を見せてやろう…」
目の前でゆっくりと、良く見える様足を広げたエボシが体を沈めて行く。
自分の陰穴を押し広げて、青年の大きな雁首が侵入する。
頭を飲み込んだ刹那、重い感覚が途切れた事に息を付く。
だが根元に行くに従い、傘と同じ太さに戻る雄物がまたエボシの肉壁を押し広げる。
再奥まで突き当たり、子宮を押し上げそうになりながら侵入が止まる。
久々に男を受け止めたエボシの身が、その衝撃に震えた。
ほう、と小さなため息を洩らし、上目遣いに媚を含ませながら腰を回して馴染ませる。
一方アシタカも、エボシの肉の感触に息を洩らした。
媚肉の一粒一粒が、蟲の様に蠢いて肉茎に絡まって来る。
まるで膣中そのものが意志を持った生き物の様だ。
こんな身体は初めてであった。
体が溺れそうになりながらも、とことん嬲って味わい尽くしたい欲望が頭をもたげる。
こんな狂気に晒されたのは、カヤと初めて交わった時以来だ。
初花の儀が終わり夫としてカヤに突き入れたあの時、アシタカはけだものになった。
慈しみたいとしていた義兄の己をかなぐり捨て、初めて味わう義妹の肉に溺れ、その反応を楽しんでねぶりつくしたのだ。

―――この女人を狂わせたい。

アシタカが狂ったのだろうか。エボシが狂わせたのだろうか。
奥から煮える様にふつふつと沸き立つ狂気、その己の内に巣食う獣にアシタカは怯んだ。
ーーーつづくーーー
167名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 01:21:04 ID:nut8r1u5
アヒャァ
神よ気長に待ってます!
続きがとても楽しみな作品ですので、ゆっくり温めて下さい。
168名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 12:30:43 ID:L8i8/7LR
わ〜〜
いいかんじ!エボシさまのエロさ素晴らしいです!
アシタカどんどん狂って、エボシさまをめちゃめちゃのして欲しいです!
169名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 01:40:28 ID:9omlXLqo
ウヒャァエロイ!
170名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:22:19 ID:0pYyrdfR
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクテカ
 (0゚∪ ∪ +     ドキムネ
 と__)__) +

ネ申のご降臨に感謝!
171名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 12:36:20 ID:jd1+KG2V
ほしゅー
172名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 03:52:03 ID:WCoj0kDZ
サンタソを四つん這いさせてマン汁滴るまで中指で指マンしたい。。。
173本名:2005/08/14(日) 23:24:38 ID:UojHhI/F
星治が旅立ってから三ヶ月がたった。学校の情報網とは恐ろしい物で雫と星治の仲はあっという間に広まってしまった。
「だから、そんなんじゃないって言ってるでしょ!」最初は否定していたが、最近抱き合っていたことまでバレてしまいごまかすのも辛くなってきた。
「はあ〜。なんでそこまでバレるかなぁ」もうストーカーか調査委員がいるとしか思えない。朝から何をやりに来ていたんだろうか。
ピンポーン。チャイムがなった。「はーい」この時間はゆう子しかおるまい。私は下着姿で出ていった
がちゃ「来るんなら電話し!?」玄関には杉浦がいた。
174本名:2005/08/14(日) 23:33:09 ID:UojHhI/F
「あ!?っす・・すまんっ」杉浦は背を向けた。私は慌てて上着をはおる。
「・・・もういいか」「あ・・・うん、ごめん」油断していた私が悪い。素直に謝る
「・・・あ、は・入る?」「う・・うん」お互いギクシャクしている。さっきの事も含めて
私の部屋に入っても何も言わないので私から話しかけた
「あの・・・何か用が「お前天沢が好きなのか?」言ってしまって杉浦は顔を赤くした。「・・・うん」
杉浦に言ってしまって私も顔を赤くした。
175名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 08:32:05 ID:uXTmIGf4
聖司
176船の中のナウシカ:00:2005/08/15(月) 19:46:07 ID:KNQpc7BH
はじめまして。
今までROM専門だったんですが,初めてSS書いてみました。
よろしくお願いします。

至らない点が多々あると思いますので,
小さな点でもご指摘いただければ幸いです。
これから少しずつ投下していきます。
エロ展開になるまで結構長いんです。ご了承くださいませ。

ナウシカ × トルメキア兵
***陵辱モノですので,嫌いな方はスルーしてください***

177船の中のナウシカ:01:2005/08/15(月) 19:47:28 ID:KNQpc7BH
父の私室のドアを勢いよく開けたナウシカの目に飛び込んできたのは,
床に横たわる父と,それを取り囲む数人の兵士の姿だった。

ジルを殺害したこのトルメキアの兵士たちは,
これまでにいくつもの辺境の国々を急襲し,
族長を殺害する作戦に従事していた。
だから,族長の家族がその死を知った時,
どんな反応を示すかもよく知っていた。
族長の死を知ったのが男だった場合,
大抵仇を打たんと無謀につかみかかってきた。
そしてそんな男たちを彼らはことごとく返り討ちにしてきた。
族長の死を知ったのが女だった場合,
その場に崩れるように激しく泣き出したり,
族長に覆いかぶさって自分たちのことを口汚く罵ったり,
泣き続けたりするのだ。
族長の家族を含め,その国に自分たちの好みの女がいれば,
嫌がる女たちを無理やり船内に引きずり込んだ。
女を助けようと闘いを挑む男がいれば容赦なく殺し,
後は連れ込んだ女に陵辱の限りを尽くす−それが彼らのパターンであった。
178船の中のナウシカ:02:2005/08/15(月) 20:53:46 ID:KNQpc7BH
だから今回も,私室に飛び込んできた栗色の髪の少女が
悲しみと怒りの感情を示すところまではいつも見慣れたリアクションだった。
だが後に続くこの少女の反応は,
これまで彼らが遭遇したどの状況とも異なっていた。
驚愕,悲しみを浮かべたナウシカの瞳は,
瞬く間に激しい憤激に満たされていく。
髪は逆立ち,全身が怒りに満たされる。
「おのれえ!!」部屋全体が震えるほどの叫び声をあげると,
ナウシカは風使いの杖1本で
トルメキア兵に向かって突進していった。

トルメキア兵たちにしてみれば,
まさか5人いる自分たちの姿を見て恐れることもなく,
少女がたった1人で,しかもただの杖を持って向かって来るとは
まったく予想外の出来事であった。
完全に不意をつかれた形になったが,
彼らとて辺境の地を転戦しているトルメキアのコマンド兵である。
直ちに心身を迎撃モードに切り替える。
(こんな小娘1人に何ができる,すぐにひん剥いてヒイヒイ言わせてやる)
全員がそう思った。
いや,まだ16才の少女を「ひん剥いてヒイヒイ言わせてやる」
と兵士全員が考えるというのは,倫理的にどうかはともかくとして,
センス的にも嗜好的にもどうかと思うが,
とにかく全員がそう思った。
ところが・・・。
179名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 20:58:01 ID:Hra4RuDi
シエーン
180船の中のナウシカ:03:2005/08/15(月) 21:41:25 ID:KNQpc7BH
兵士たちは自分の目を疑った。
彼らがこれまでに遭遇したどんな敵より素早いのだ。
実際に間近で少女と相対している兵士の目には,
ほとんど青い残像しか残っていない。
その素早い動きを目で追い,
打ち込まれる激しい杖の一撃から身を守ろうとするのが精一杯だった。

「ええっ!!」ナウシカの鋭い叫び声と共に振り下ろされる一撃は,
確実に敵の急所に叩き込まれる。
瞬く間に3人の兵士が床にたたきつけられ,動かなくなる。
それまで一歩引いたところで戦闘を傍観していたクロトワだったが,
剣を抜き,ナウシカに打ちかかろうとする。
が,あっという間にその剣を根元からたたき折られ,
その勢いで壁に頭をしたたか打ちつけ,気絶してしまう。

最後に残る5人目の兵士は,
それまでのどの兵よりも腕の立つ,歴戦の猛者中の猛者だった。
彼はナウシカの素早い動きについていき,
しかもたたみ掛けるように攻撃をしかけていく。
しかし何合目かの後,
ついにナウシカの振り下ろす強烈な杖がこの兵士に打ち込まれた。
こうして,瞬く間にクロトワを含む5人の兵が打ち倒され,
動かなくなってしまった。
なんと,その斬撃は屈強の兵士らをほとんど一撃で撲殺していたのだ
−ただ1人,気絶させられた参謀クロトワを除いては。

後に,よりによってこのクロトワという人間が生き延びてしまったことで
自分の身体にどれほどのことが臨むのか,
この時のナウシカには未だ知る由もなかった。
181船の中のナウシカ:04:2005/08/15(月) 22:28:37 ID:KNQpc7BH
私室にいたコマンド兵を全員倒したのもつかの間,
すぐに新たな敵兵が大挙して部屋に進入して来た。
ナウシカが撲殺した,軍服に身を包んだ者たちとは異なり,
新たな敵はクシャナ殿下の親衛隊,
セラミック装甲に身を包んだ精鋭部隊だった。

しかしナウシカは少しも臆することなく,
部屋に入り込んで来た兵士に向かって突進していった。
「えやああ!!」鋭い叫び声と共に,敵に向かって杖を打ちつける。
しかしその攻撃は敵の固い装甲には無意味であった。
ナウシカの杖は折れてしまう。

しかしナウシカは,倒した敵兵の剣を素早く拾い上げると,
再び兵士らに切りかかっていった。
と,その瞬間,ユパが両者の間に飛び込んで割って入った。
ナウシカが敵を刺し貫こうと突き出した剣をユパは自分の左腕で受け止め,
先頭にいたトルメキア兵の装甲の隙間から瞬時に剣を突き入れ,
その動きをくい止める。

後から部屋に入って来たクシャナとユパとの交渉により,
その場は収められた。
ユパが装甲兵の首から剣を抜くと,兵はその場にくずれ落ちそうになり,
後ろにいた兵はあわて彼を抱きかかえ,
ユパの目にふれない所に連れて行った。
182名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 23:06:52 ID:t4yyVOdk
ナウシカのおっぱい吸いたい
183船の中のナウシカ:05:2005/08/15(月) 23:25:10 ID:KNQpc7BH
事態が収拾して後倒れ込みそうになったのはトルメキア兵だけではなかった。
ナウシカもまた同様であった。

父を殺された怒りに我を忘れて新たな敵に向かって突進し,
憎い相手に向かって突き立てるはずのその切っ先が,あろうことか
「先生」と尊敬し慕っているユパの腕に刺さってしまったのだ。
剣の切っ先がユパの腕に進入していく嫌な感触は,
ナウシカの手の中にはっきりと残っていた。

ナウシカは自分のしでかしてしまったことに驚愕し,
戦慄を覚えたが,自分が刺したユパの腕の部分から,そして剣の刃を伝って
自分の足元に雫となって落ちていくユパの真っ赤な血を目の当たりにし,
罪悪感と後悔の念に押しつぶされる。
(自分が,自分がユパ様の腕を刺してしまった・・・)
その現実がナウシカの体と心を硬直させる。
ナウシカは,ユパの腕から剣を抜こうともせず,
ただ呆然と震えながら立ち尽くしていた。

そしてユパとクシャナの交渉が終わり,
ユパが自ら刺さっている剣を抜いた時,
ナウシカは糸が切れたようにその場で気を失ってしまう。
崩れ落ちそうになるナウシカをユパは抱きかかえるのであった。
その様子を見やりながら,クシャナはユパに「話がしたい」と言った。
184船の中のナウシカ:00:2005/08/15(月) 23:28:54 ID:KNQpc7BH
今日はここまでです。また明日の晩に投下します。
185船の中のナウシカ:00:2005/08/16(火) 21:56:27 ID:NBv/rt/Z
ユパは気絶したままのナウシカを抱きかかえ,
クシャナに促されるままジルの私室の隣にある応接の間に入った。
クシャナは一緒に入って来た兵士らに部屋から出るよう命じ,
部屋にはクシャナとユパ,ナウシカの3人だけになった。
クシャナはユパに,「取り引きがしたい」と切り出した。
クシャナが語った「取り引き」とは以下の内容であった。

・トルメキア側は,これ以上風の谷の人,物,いかなるものにも
  一切危害を加えない
・外敵がこの地に攻めて来た場合,
 トルメキアは風の谷を守るためにこれを全力で阻止する

そしてトルメキアが風の谷の安全を約束するのと引き換えに,
・もはや運ぶことのできない巨神兵をこの地で復活させる。
風の谷はそのために必要なあらゆる協力をすること
・巨神兵復活作業が終了するまでの間,
ナウシカはトルメキアの船内に留まること


最後の条項を耳にして,ユパは「やはり」と思い,その心臓は高鳴った。
ユパは各地を旅して,
戦地におけるトルメキア兵の性的暴行がいかに酷いものであるか
伝え聞いていた。
ユパは動揺を悟られぬよう感情を押し殺し,言った。
「ナウシカ1人じゃ,寂しかろう。ワシも一緒に人質として船に入ろう」
ユパには,この申し出が聞き入れられるという勝算があった。
先ほどの戦闘の際,1人の兵がクシャナに,「この男,ユパです」と耳打ちし,
クシャナも自分のことを,「辺境一の剣士」かと聞いてきた。
ならば,自分も船内に閉じ込めておいた方が
トルメキア側にとって有利なはずだ。
クシャナは,「ほう,そなた自ら進んで我が船に乗りたいのか」
と言ってニヤリと笑い,「よかろう」と言った。
186名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 22:21:13 ID:eN4VUwFP
「私は相談してるのではない」
の殿下が取引かあ…しねえよなあきっと
187名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 22:35:25 ID:NBv/rt/Z
185=06です。
申し訳ない。

>>186
目の付け所が素晴らしい!
続きを見ててもらえると嬉しいです。
188名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 00:08:43 ID:NSl/pjzz
ウルスラたんの脇の下ベロベロ舐めまわしたい。。。
189名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 00:19:46 ID:xdjdb4ET
ナウシカキターーー!続き愉しみです!
>>186 疑問に思ったとしても感想も「お疲れさまです」のひとこともなしに文句を言うのはどうかと・・・
190名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 01:32:12 ID:3m6TEFF7
いやすばらしい。びっくりした
ありがとう
191名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 18:20:42 ID:QaPC3W6B
きっと、取引すると見せかけて騙す、極悪な殿下なんだろうな
アニメ版は悪役だからしょうがないか…orz
192名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 20:26:33 ID:uH79RV9z
みなさんコメントありがとうございます!
実はエロ展開するのが:17くらいになりそうです orz
とりあえずエロ展開まで超特急で行きますのでよろしくお願いします。
193船の中のナウシカ:07:2005/08/17(水) 20:30:35 ID:uH79RV9z
ユパは言った。
「こちらから1つだけ要求がある。
いついかなる時もこの子とワシを一緒にして,
決して引き離さないと約束してくれ。
それさえ約束してくれれば,ワシもおとなしく人質になろう」

表面的な言葉のやり取りはともかく,ユパという人物を労せずして
ナウシカと共に船内にとじこめておくことができる。
クシャナは船内でナウシカを完全に自分たちのいいなりにさせるために,
さらに別の人間を船内に連れ込むつもりだった。
人選と,どうやって言いくるめるかを算段していたクシャナにとって
これは願ってもないことであった。

「よかろう,約束する。お前とこの娘は決して引き離さない。
巨神兵が復活し,2人そろって船を下りる日まで一緒にいさせてやる」
クシャナの言葉を聞き,ユパは安堵する。
(ナウシカの身はワシが命に代えても必ず守る)
ユパは心に誓った。

谷に展開するトルメキアの兵力だけを考えても,
要求を呑む以外選択の余地はなかった。
クシャナが部屋から出て行き,2人きりになった後,
目を覚ましたナウシカに,ユパはクシャナと交わした取り引きの説明をした。

するとナウシカも,
「谷とここに住むみんなのために・・・」と言って納得し,
「谷のみんなには私から説明します。
大丈夫,きっとみんな分かってくれます」
―谷とみんなを守るためなら,私はどんな犠牲もいとわない―
ナウシカの瞳は強い意思と決意に満ちていた。
194船の中のナウシカ:08:2005/08/17(水) 21:07:04 ID:uH79RV9z
武装解除させられて城の前に集められた風の谷の人々の前で,
黄金の鎧と白いマントに身を包んだクシャナが戦車の上に立ち,
族長の娘であるナウシカがその装甲車の下に連れてこられる。
それは,この地がトルメキアによって屈服させられてしまったことを
はっきり象徴する光景であった。

クシャナは「我に従え」と言い,
族長である父を殺された傷心のナウシカは,
それでも民の身を思い,
「この人たちに従いましょう」と谷の人々に訴えた。


谷の全員が見守る中,
ユパとナウシカはトルメキアの船の中に連れて行かれる。
谷の人々は皆心からナウシカとユパの身を案じ,
一様に悲しみに沈んでおり,声をあげて泣く者,嗚咽を漏らす者がおり,
すすり泣く声はそこここで聞こえる。
ガックリと膝をつき,男泣きに泣く者もいた。
子供たちも泣きながらナウシカを呼び続ける。
それは,ナウシカと谷の人々がこれまでどんな関係にあり続けたかを
よく物語っていた。

(巨神兵が復活したらトルメキア軍は必ずユパ様と姫様を解放し,
巨神兵共々この地を離れてくれる。
それまでの辛抱だ。
今はお2人の1日も早い開放のために
最大限の協力をしよう)
谷の人々は,そう考えていた。

不本意この上ないことだが,自分たちがトルメキア兵に協力していれば,
船内に人質になっている間もお2人はきっと無事だ,
谷の人々はそう信じていた。
ところが−

谷の人々の希望を裏切る卑劣な蛮行は早々とその日から始まったのである。
195船の中のナウシカ:09:2005/08/17(水) 21:43:17 ID:uH79RV9z
船内に入ったユパとナウシカは,
先導する兵士に促されるまま牢屋の中に入った。
2人が中に入ると,扉のカギが掛けられる。

谷の人々もナウシカも,悲しみと不安でいっぱいだったが,
牢に入ったユパはそうではなかった。
実は,ユパは外套の下にいつも使っている剣を
2本とも持ったままだったのだ。

剣をもったまま船内に入り,今こうして牢の中にも入ることができた。
「辺境一の剣士」と周辺国に轟くユパの武勇伝は挙げればキリがないが,
単身敵船に乗り込み,その船を掌握したことがこれまでに2度あった。
ユパは兵に見つからないように,そっと外套の下の剣をナウシカにも見せた。
(剣さえあれば・・・ナウシカは必ずワシが守る!)
ユパは決意を新たにする。

牢の内部は,これが船内に設けられたものとは思えないほど
広々としており,隅にベッドが2つ並んでいた。
ユパはゆっくりとベッドに腰を下ろし,じっとうつむいているフリをして
素早く自分の置かれている状況を把握する。

まず牢屋の壁三面はすべて鉄で完全に仕切られていて,窓もない。
扉のある側は,一面全体が鉄格子になっていて,
鉄格子の前はかなり広い通路になっている。
幅は約2メートルというところか。
通路に立ち,体の正面を牢屋に向けたとすると,
背中側は一面ねずみ色の壁だ。
この壁にぴったりとつけるようにしてベンチが1つ置いてあり,
正面の牢屋の方を向いている。

牢屋の天井に設置されている照明のおかげで中はかなり明るい。
通路には番兵が2人,長い剣を携えて立っている。
さらにくまなく視線を走らせ,室内を見回す。
拷問用の道具や,鎖,手錠といった拘束具の類がないのを確認し,
ひとまず安堵する。
196船の中のナウシカ:10:2005/08/17(水) 22:31:56 ID:uH79RV9z
そしてさらにユパを大いに安堵させたことがあった。
それは,かなり広いスペースがあるにもかかわらず,
この牢の中にトイレがないということである。

(仮にここにトイレが設置されていたとしたら,自分はともかく
年頃のナウシカはこんな処で用を足すなど,恥ずかしかろう・・・)
もしもここにトイレがあれば,きっと番兵どもは
ナウシカの排泄行為の一部始終を
ニヤニヤしながら観賞するに決まっているのだ。

捕虜にはトイレの使用など認めず,
牢の中でタレ流しにさせるケースもあるが,この牢屋は船体のかなり内部だ。
そして決定的なことに,この占領軍の最高指揮官はまがりなりにも女だ。
船体に表示されているマークや掲げられている旗,兵の配置の仕方からして,
恐らくこの船がクシャナの乗る一番艦だろう。
巨神兵の復活まではまだかなりの日数があるはず。
いくらなんでも何日も床にタレ流させ,
船内に悪臭が漂うままになるのを彼女が許すはずがない。
考え合わせると,専用のトイレを使用できると考えるのが自然だ。

もっとも後から簡易トイレを運んでくるかもしれないが,
その時は自分が人質になっていることを主張し,
なんとかナウシカだけでも艦のトイレを使用できるように掛け合おう,
ユパはそう考えた。

ナウシカが牢屋以外のトイレを使える可能性が高いという結論に達して
ひとまず安心したユパは次に,
何とか外部と連絡を取る手段はないかと考え始める。
197船の中のナウシカ:11:2005/08/17(水) 23:24:55 ID:uH79RV9z
ユパは牢屋に導かれた際,自分がどちらの方向に何回曲がり,
どれくらい上方向に移動したか,
そして何歩歩いたかを記憶し,
船体のどの辺りに牢屋が位置するかの把握に努めていた。
結果,ここは船体のかなり後方で,
艦の入り口からかなり奥に入った場所のはずだ。

つまり,剣以外にめぼしいものを何も持っていない今の状況では,
この牢屋に居ながらにして敵に気付かれないように
船外との連絡をとることはまず不可能ということだ。

そしてユパは,先ほどのトイレ考を思い出す。
そして,トイレに行くために見張り付きでこの牢屋から出られる可能性が
高く,その場合,トイレに行く機会が日に数回はあるということに気がつく。

換気,採光の都合上,艦内のトイレには窓をつけることが多い。
さらに給排水,汚物処理の都合を考え,
できるだけ後方下部に設計されていることが多い。
もしもこの艦のトイレがセオリー通りの配置であれば,
トイレに入った時が外部の仲間と連絡を取り合える可能性が最も高いわけだ。
さすがにトイレの中まで毎回必ず見張りが入って来ることはないだろう。
(特にユパの大便時)

「さてどうする・・・」ユパが今後の作戦を考えていると,
通路の向こう側が騒がしくなってきた。
上官と部下のやりとりに耳をすますと,どうやら谷の者たちが,
船内の2人に食事を届けさせるよう頼んでいるらしい。
伝令役の兵士が伝声管でどこかに指示を仰ぎ,
命令を受けて牢屋の前を走って行った。
ユパは伝令の声に耳をそばだてる。
198船の中のナウシカ:12:2005/08/17(水) 23:56:53 ID:uH79RV9z
「よかろう,乗艦を許可する。
ただし食事を運ぶために乗艦できるのは,5才以下の子供だけだ。
それ以外は認めん!」
ハッチ越しに谷の者に伝える声がかすかに聞こえた。
その後も何度か伝令が走り,
しばらくしていくつもの軍靴が響き,牢屋に近づいてくる。

先頭の兵士が牢屋の入り口まで来ると,
「オイ,子供たちが食べ物を持ってきたぞ」と言った。
ユパとナウシカが見ると,兵士らに連れられて,
それぞれ食事を手にした3人の子供たちが顔を見せる。
いずれもナウシカのことを「ひめねえさま」といつも慕っている子供たちだ。
最初不安そうな表情をしていた子供たちも,
ナウシカを見つけるとパッと表情が晴れ,笑顔になる。

しかしトルメキア兵たちは非常に用心深く,少しの隙も作らない。
牢屋の扉を開き,食事を中の2人に渡したのは兵士たちで,しかもその間
ナウシカ,ユパと子供たちは,鉄格子を挟んで十分の距離をとらされる。
牢の中にいた兵士らが全員退去し,再び扉の鍵が掛けられた後,
ようやくナウシカと子供たちは鉄格子越しに近づくことを許される。

ついさっき別れたばかりなのに,久しぶりに再開するかのように
ナウシカと子供たちは手と手を取り合った。
ユパもニコニコしながら手を伸ばし,子供たちの頭をなでてやる。

ひとしきり子供たちとの再会を楽しんだ後,
そろそろお母さんの処に戻るようナウシカが子供たちを促す。
「お姉さんの言う通りだよ,さあ行こう」
1人の兵士がいとも優しく子供たちに声をかけ,
名残惜しそうにしている子供たちの手をそっと握り,ナウシカから引き離す。

(この分なら,最後までおとなしくしていれば,
ナウシカもワシも無事に下船できるかもしれない)
兵士の子供たちの扱い方を見てそう考えたユパは,次の瞬間自分の目を疑う。
199名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 02:39:18 ID:9oe9a8wX
ものごっつうトイレにこだわっててワロタ
200名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 19:27:46 ID:UXpcuohC
>>191
原作のナウシカは見たことないに等しいんですよ。
申し訳ないです。
これ書き終わったら見てみます。

>>199
必死に書いて投下した後,同じことに気がつきました。
エロじゃない部分で長々としちゃってすみません。
何やってんだオレ!orz
201船の中のナウシカ:13:2005/08/18(木) 19:31:58 ID:UXpcuohC
ナウシカから子供たちを引き離した兵士は出口に向かうのではなく,
鉄格子の向かい側の壁に設置されているベンチに子供たちを座らせ,
そして慣れた手つきで子供たちを鎖で拘束し始めたのだ。

子供たちは,優しい物腰の兵士がにこやかな表情のまま
自分たちにしていることの意味が分からず,きょとんとしている。
状況がよく飲み込めていないのはナウシカも同様だった。
子供たちが少しも痛がったり怖がったりする素振りをみせていないのは
せめてもの救いだったが,子供たちを鎖で縛るなど,
尋常なことではない。

「あなたたち何をしているの!今すぐ子供たちを放−」
ナウシカが言い終わらないうちに,兵士らの意図を悟ったユパが叫ぶ。
「貴様ら約束が違うぞ!ワシを殺して気が済むならこのワシを殺せ!」
ナウシカは驚いて言葉を引っ込め,ユパの顔を覗き込む。
こんな表情のユパを見たのは生まれて初めてだった。

そんなユパの言葉を気に留めることもなく,
子供たちを固定した兵士が優しく言う。
「痛いところはないかい?お姉さんのことをよく見ているんだよ,いいね。」
子供たちはわけも分からずうなずく。
ついに兵士たちがその正体を見せ始めたのだ。

「ユパ様,これは一体・・・」
未だに状況がつかめないナウシカは,
鉄格子を握りしめ,荒い息をしているユパに問う。
ユパはガックリとうなだれ,しぼりだすような声で言う。
「すまんナウシカ,まさかこんな形で人質をとられるとは!
・・・このユパ・ミラルダ,一生の不覚だ。」
202船の中のナウシカ:14:2005/08/18(木) 20:01:19 ID:UXpcuohC
やがてユパは気を取り直し,
鉄格子から手を離し,その手をナウシカの両肩に置いた。
そしてナウシカの目をしっかり見つめながら言った。
「よいか,ナウシカ。ジル亡き今,そなたがこの風の谷の長だ。
それを忘れるな。」
そう言うと,ナウシカをしっかりと抱きしめる。

ナウシカはトルメキア兵の意図を未だ分かりかねていた。
だが,先ほどからのユパの言動から,
自分自身の身に何か悪いことが起こるのだということを知る。


ナウシカも女だ。
少女から成熟した女性へと身体の方も変化を遂げつつあった。
特に,ほんの数年前に始まった月ごとの営みと体の急激な変化は,
自分が女であることを強烈に意識させた。
だから,(犯されるかもしれない)という懸念は
船に乗る前から既に持っていた。

それでも,
「ユパ様が側にいる限り大丈夫」
というユパへの絶対的な信頼感がそんな不安を打ち消してくれた。
そして今も,こうしてユパに抱きしめられていることが
ナウシカに安心を与える。
取り引きの際,「自分とユパは決して離れ離れにしない」と
クシャナに約束させたということをナウシカは聞かされていた。

(じゃあ,一体何をされるんだろう?
・・・まさかユパ様の見ている前で兵士たちが自分を犯すことなど
絶対にあり得ない,そんなことをしてユパ様が黙ってるはずない。
・・・きっと何か拷問にかけられるんだ)

ナウシカはしっかりと落ち着いた口調で言った。
「分かりました。どんな試練に遭っても,谷の誇りは決して忘れません」
203船の中のナウシカ:15:2005/08/18(木) 20:32:03 ID:UXpcuohC
そこへ10人ほどの兵士がやって来て扉の鍵を開けると,
ぞろぞろと無造作に中に入って来た。
ナウシカを守るようにしっかりと抱きかかえ,
扉に背を向けてじっと立つユパに,この場の指揮官である将校が言った。
「ユパ,お前が少しでもおかしなマネをしたらどうなるか,
あの子供たちを見ろ」
ユパはゆっくりと振り返った。
ユパにとっては改めて見るまでもなく分かりきったことであったが,
鉄格子の向こうに座っている子供たちの両脇には,
抜き身の剣を携えた兵士たちが立っている。

子供たちを人質にとったのは,
ユパとナウシカの恐るべき戦闘能力を警戒してのことだった。
しかし,本当は安全を担保する方法は他にいくらでもあり,
わざわざ子供を人質にとる必要はなかったのだ。
将校が子供を人質とする方法を選択したのは,このやり方ならナウシカは
より自分たちの言いなりになるだろう,という程度のことでしかなかった。
しかしこの子供たちを人質にとるという方法は,
この後将校の想像を超えた効果を発揮することになる。

一方この時ナウシカは,
ずっとユパに抱きしめられたまま牢の入り口の方を向いていた。
だから10人ほどの兵士が入って来る一部始終を見ていた。
そしてナウシカの鋭い感覚は,その中の1人だけが他の兵士らとは
なんとなく異質の雰囲気を放っていることを敏感に感じ取っていた。

ユパは未だ剣を2本隠し持っている。
しかし,いかに辺境一の剣士とはいえ,
そしてナウシカが
外見からは想像もできないような戦闘力を持っているとはいえ,
子供たちの側にいる兵士らが子供たちに危害を加える前に
ナウシカと共同して牢屋の内部を制圧し,
それから牢屋を出て子供たちの側にいる兵士を無力化させることは
不可能だ。
204船の中のナウシカ:16:2005/08/18(木) 21:04:56 ID:UXpcuohC
否,牢の中の兵士はユパが1人で引き受け,
ナウシカは子供を人質にとっている兵士を倒すことに専念させたとしても,
子供たちを無事に救い出すのは無理だ。
こうして鉄格子の向こう側で子供たちに刃が向けられている限り,
どうすることもできない。
「貴様ら・・・クシャナはこのことを知っているのか?」
「もちろんだ」

将校が返答しようとする前に鉄格子の向こうから声がした。
そこにいた全員が声の主に対して直立不動の姿勢をとる。
クシャナ本人であった。

「貴様!約束が違うぞ!先ほどの取り引きはどうした!
巨神兵復活の協力をする変わりに,
風の谷の者に一切危害を加えないという取り引きを
持ちかけたのは貴様ではないか!」

「クシャナ殿下と呼べ!」そう怒鳴る将校を制し,
激しく詰問するユパにクシャナは平然と言った。
「はて,私はそんな約束をした覚えはない。
お前たち,誰かそんなことをこの私が言うのを聞いた者がいるか?」
兵士らはニヤニヤしながら互いに顔を見合わせ,
口々に「聞いてません」と言うのであった。

確かに戦闘の後,応接の間に移動して“取り引き”を行った際,
そこにいたのはクシャナとユパ,
それに未だ気絶していたナウシカの3人だけだった。
「貴様,最初からそのつもりであの時人払いを!」
「落ち着け。命まではとらん。それは約束しよう。
すぐにお前の動きさえ封じれば済むようになるから,
子供たちもすぐ解放してやる。
その娘はじきに足腰立たなくなるわけだからな。」

兵士たちは下卑た笑みを浮かべながらナウシカを見ている。
205船の中のナウシカ:17:2005/08/18(木) 21:35:39 ID:UXpcuohC
「それに・・・」クシャナは牢の中に入り,ユパに顔を近づけると,
意図的にナウシカにも聞こえる声でこう囁いた。
「長いこと故郷に戻れずに辺境周りをさせられると,
男どもはアッチの処理ができずに,作戦に支障をきたしてしまうのだ。
兵士たちが十分作戦に従事できるようこの娘に奉仕させるのは,
巨神兵を復活させるために風の谷がするべき
“必要なあらゆる協力”の1つではないか?」

「取り引き」という言葉は,
こちらの行為に対して相手にもある種の義務を負わせる。
だから自分が約束を守れば,
相手も必ずそれに応えるはずだという期待感を持ってしまうのだ。
すべては風の谷との交渉を自分の思惑通りの方向にサッサとまとめ,
ナウシカをスムーズに船内におびき寄せるためのクシャナの策略だった。

ナウシカは,それまでずっとユパに抱きかかえられたまま
やりとりを聞いていた。
そして,自分たちがまんまと罠にはめられてしまい,
事前に考えていた最悪の状況になってしまっていることを
はっきりと自覚する。

ナウシカはユパの腕からそっと離れ,静かに鉄格子に近づいた。
そして子供たちの目線に合わせてしゃがみ,
それから精一杯の笑顔でこう言った。
「みんな心配しないで。もう少しだけ我慢していてね。
私が必ずみんなをこの船から出してあげるから」

そう言うとナウシカは立ち上がり,子供たちに背を向け,
毅然とした態度でクシャナの目をじっと見ながら言った。
「何でも言われる通りにします。
だから子供たちとユパ様には絶対に手を出さないと約束してください」
206船の中のナウシカ:18:2005/08/18(木) 22:00:33 ID:UXpcuohC
「よかろう」そう言うとクシャナは将校に命じる。
「後は任せる。この娘以外には手を出すな。
子供たちは必要がなくなったらすぐに開放してやれ」
そう言うと,クシャナは牢から出て行った。

「殿下はご覧にならないので?」
兵士の1人が尋ねるとクシャナは,
「貴様らの趣味に付き合っているヒマはない」
そう言い残し,通路の向こうに消えていった。
こうしてこの場にいる女性はナウシカただ独りとなった。

10人ほどの男たちが,性の対象としてナウシカを取り囲んでいる。
それでもナウシカは王の娘として育てられた尊厳を保ちつつ,言った。
「どうすればいいのです?」

段取りは最初から決まっていたようで,
将校の命令で隅に並んでいたベッドの1つが
牢屋の真ん中に移される。
照明は,ちょうどベッドの真上にあり,
ベッドにかけられたシーツの白が反射して,
少しまぶしく感じるほど明るい。

そして将校が冷たく言い放つ。
「素っ裸になってベッドに寝ろ」

ほんの数秒の沈黙の後,ナウシカは意を決して
まるでこれから1人で入浴でもするかのように黙々と服を脱ぎ始めた。
兵士たちは予想外の展開にあっけにとられ,ポカンとしている。
兵士らが女を取り囲み,自ら服を脱ぐよう強要したことは
これまで何度もあったが,年齢が低ければ低いほど,
服を脱ぐまでには時間がかかるものなのだ。
といってもこれは,
お子ちゃまは自分でボタンがはずせないとかそういう意味では決してない。
脱衣がこんなにスムーズに進むとは,見たことも聞いたこともない。
207船の中のナウシカ:19:2005/08/18(木) 22:24:54 ID:UXpcuohC
(一体どうなってんだ??)
兵士らには理解の及ばないことだったが,
ナウシカの行動は強い意思と明確な理由に拠っていた。
先ず何よりも,子供たちを早く解放してあげたいということ。
そしてもう1つは−
話は数年前にさかのぼる。


ナウシカが初潮を迎える頃,
彼女が実の母親のように慕っていた谷のある女性は,城オジたちに請われ
ナウシカに基本的な性教育を施した。
さらに,世の中には女性を性の対象としか見ない男たちがいることなど,
闇の部分についても時間をかけて丁寧に教えた。

(自分が恥ずかしがる姿を見せれば見せるほど,
苦しみに喘げば喘ぐほど,
まして声など上げれば上げるほど,
それは単にこの兵士たちを悦ばせ,
余計に長い時間酷いことをされてしまうだけだ)
ナウシカは自分が数年前に“かあさま”から受けたレクチャーを
思い出しつつ,自分に言い聞かせた。

(絶対に恥ずかしがってる素振りなんか見せちゃ駄目だ。
子供たちだって心配するもの)
ナウシカは服を脱ぎながら何度も何度も自分にそう言い聞かせる。
(何をされても無反応なのをはっきり見せれば,きっと早く止めてくれる)
そんな淡い期待に望みをつなぐ。

やがて,外衣の上からでも目立つその胸が兵士たちの前に露わになる。
そして最後に残されたショーツを一気に下ろす。
ナウシカが簡単にたたんでそっと足元に置いた衣類は,
たちまち数人の衣類系フェチたちの格好の餌食になってしまう。
208船の中のナウシカ:20:2005/08/18(木) 23:03:37 ID:UXpcuohC
ナウシカは言われた通りベッドに横になるため,ベッドに膝をつく。
ベッドにはグルリと兵士らの好奇の視線が注がれ,死角などない。
それでも,大切な部分を少しでも隠したいという強烈な感情が
無意識のうちに体の動きを支配している。
そのしぐさが痛々しい。

そしてナウシカは,ついに一糸纏わぬ姿を敵の兵士らの前に晒して横たわる。
兵士たちが欲望丸出しの表情で,
覆いかぶさるようにして裸体のナウシカの全身を舐めるように観賞する。
絶えず海風が吹き続ける気候ゆえ,
常に厚手の服に包まれた体は白くてきめ細やかで,絹のようだ。
真上にある強い照明のせいで,
肌そのものが僅かに光っているのではないかと錯覚するほど白い。
そしてその強烈な光は,横たわって尚豊かなその胸にコントラストを作り,
その膨らみの輪郭を強調している。

もう十分に成熟したかに見えるのは2つの大きな乳房だけで,
その体つきはまだ成熟した女性に移行する過渡期の状態だった。
先ほどの戦闘の際に見せた,超人的な動きを裏打ちする
少年のように引き締まった肢体を,ふっくらとした柔肉が覆い始めている。
少しふっくらとして柔らかそうな恥丘には,
髪の毛と同じ栗色の細い恥毛がうっすらと生えている。
兵士らの視線が集中してしまう恥丘の下側の部分は,
ナウシカが太股をぴったりと閉じているため,割れ目はほとんど見えない。
そしてそこから白く健康的な足が伸びている。

兵士らは女の裸体を見る機会は数あれど,
成熟した女への変化の最終段階に近づきつつある微妙なバランスの裸体を
まじまじと拝める機会はそうそうない。
特にこの時期までは体の変化が速く,今日見たこの体は,
もう明日にはほんの僅かだが,形を変えて別の体になっており,
2度と昨日の体に戻ることはない。
そんな過渡期の絶妙な体型の隅々に
兵士たちは舐めるように視線を這わせていく。
209船の中のナウシカ:21:2005/08/18(木) 23:28:23 ID:UXpcuohC
だが,入り口を入る時に違和感を感じた1人の兵士だけは,
やはり違っていた。
一歩引いたところに立ち,
他の兵士らとは違う目で自分を見ていることにナウシカは気付いていた。

必死に平然を装おうとするが,
ナウシカは兵士たちの視線に囲まれ,
内心恥ずかしさのあまり気が遠くなりそうだった。
自然と手が胸と股間を隠すように伸びる。
しかしすぐに兵士らから腕をつかまれ,気をつけの姿勢にされてしまう。
ナウシカはたまらず目をギュッとつぶる。
(自分はこれから一体どんなことをされるんだろう)
そんな恐怖感がナウシカの心を徐々に支配してゆく。

「ナウシカ!」兵に呼ばれ,ナウシカは目を開ける。
自分の足の位置に立っている将校が話し始める。
それは身構えているナウシカにとっては非常に意外な内容だった。

「君は我々をケダモノか何かのように思っているかもしれないが,
それはとんでもない誤解だ。
我々はなにもこういうことが嫌いな女性に
無理強いをするつもりはないんだよ。
こういうことが嫌いなら,我々は何もしないし−」

「それなら!」ナウシカが言葉をはさむ。
「それなら私はこのようなことは嫌いですっ!
こんなこと,して欲しくありません!今すぐやめなさい!」
そう言うとナウシカは身を起こしかける。
210名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 23:30:28 ID:UXpcuohC
はあ,やっとエロまできた。
展開が遅くて本っっ当ごめんなさい。
211船の中のナウシカ:22:2005/08/19(金) 20:53:33 ID:rmYW/JvG
「まあ落ち着け。なるほど,王族のお前が敵兵に向かって,
『私は淫乱です。どうか私を抱いてください』とはとても言えないよな。
お前が内心では
誰とでもセックスしたくてしたくてたまらない好きモノの女だとしても
ユパや,この子供たちの見ている前で,そんなこと正直に言えないよな」

こんなにも下劣な言葉は耳にするのも生まれて初めてだった。
「じゃあ一体どうすれば!・・・私は本当に!・・・」
ナウシカは怒りと恥辱で顔を赤らめ,体を震わせる。

「それじゃあこうしよう。
これからお前に,我々の言う通りの姿勢をとってもらう。
時間はたったの3分間だ。
その間我々はお前に指1本触れない。
もし3分経ってもお前が興奮してオマ○コを濡らすことがなければ,
お前は淫乱などではないということを身をもって証明したことになる。
その時は,我々はお前にこれ以上何もしない。
服はすぐに返すし,子供たちもすぐに解放しよう。

だが,口ではどんなに否定していても,もしお前のアソコガ濡れたら,
それはお前がスキ者の淫乱だという証拠だ。
敵兵の前で自分の裸を見せただけで,興奮して濡れちまうわけだからな。
その場合は我々がタップリとかわいがって,お前の望みを叶えてやる。
どうだ?自分が淫乱ではないと証明できる自信はあるか?」

ナウシカは,敵に裸を晒した自分が性的に興奮して
大切な処が濡れることなど,絶対にあり得ないと確信していた。
(私がたった3分だけ恥ずかしいのを我慢すれば,子供たちを助けられる)
その思いがナウシカに,承諾の言葉を出させてしまう。
−彼らの狡猾な罠が待っていることも知らずに。
212船の中のナウシカ:23:2005/08/19(金) 21:54:08 ID:rmYW/JvG
「ユパをここに連れて来い」
ナウシカの裸体を決して見るまいと顔をベッドから背け,
床に腰を落としてうなだれていたユパがベッドの前に連れてこられる。
だがユパは尚も顔をそむけ,決してベッドの方を見ようとしない。

将校は言った。
「たいしたものだな,尊敬するよ。実はお前に頼みたいことがある。
なに,簡単なことだ。お前も証人に加われ。
我々が何か不正をしないかどうか,
それから,アソコが濡れるか濡れないか,見ていてくれ。

本当に濡れているのに,我々がこっそり何かを塗ったんだ,
などと後から言われてもつまらんからな。
お前が一部始終を見た上でどうなったか言えば,
ナウシカだって納得するだろ?」

(・・・将校の言うことは確かに正論だ。
だが,そのためにワシがナウシカの大切な処を見るのか・・・)
ユパはナウシカの気持ちを考えて逡巡してしまう。

「どうした,こんな小娘に遠慮してるのか?
どうしても見たくないのなら,我々だけで始めるぞ?
そのかわり,後になってガタガタ言っても,もう手遅れだからな。
さあどうする,証人に加わるのか,加わらないのか」

ナウシカに対する愛情,気遣い,自分が守るのだという使命感・・・
様々な感情がぶつかり合い,どうしても決断できないユパを
ナウシカの言葉が救う。
「ユパ様,お願い」

その声に後押しされ,ユパはついに決心する。
「ナウシカ,すまん」
そう言うと,兵に促されるままナウシカの足元の位置まで移動し,
ゆっくりと正面を向いた。
213船の中のナウシカ:24:2005/08/20(土) 20:12:53 ID:xnrC/nTm
決して下半身は見ず,ナウシカの目だけに焦点を合わせる。
するとナウシカはこの状況で神々しいまでの笑顔で言った。
「ユパ様,私は平気です。
子供たちを早く返してあげましょう」
自分の娘ほどの少女から勇気付けられ,ユパは自分が情けなくなる。

だが,実際にはユパの心配は杞憂であった。
救われた思いでいたのはナウシカも同様であった。
ユパに自分の体を見られているという恥ずかしさよりむしろ,
「ユパ様に見守られている」という安心感に包まれる。
(ユパ様がいれば,どんなことをされても耐えていける)
そんな気持ちにさえなった。

だが,ナウシカのそんな暖かな気持ちは,
将校の取った行動でたちまち霧消してしまう。
「オッと,その前に・・・」
そう言いながら将校はユパが外套の下に隠し持っていた剣を
2本とも抜き取ってしまったのだ。

「すんなり牢屋に入ったお前に,もうこれは不要だからな」
ユパが剣を持って牢屋に入ることができたのは,
兵士らの不注意などではなかったのだ。
剣も,ユパを牢屋に入れやすくするための単なる道具として
利用されていたに過ぎないのだ。

だがむしろ,このタイミングでユパから剣を奪ったことは,
2人に与える精神的なダメージの方が大きかった。
兵士らは,こうして相手を徐々に絶望的な状況に追い込み,
敵の心を折ってゆく。
ユパとナウシカは,
自分たちの選択肢が確実に減らされていっていることを痛感する。
(ユパ様は剣を持っている。ユパ様がきっと何とかしてくれる)
ナウシカに残された唯一のはっきりとした希望の根拠は,
これで完全に閉ざされてしまった。
214船の中のナウシカ:25:2005/08/20(土) 21:15:51 ID:xnrC/nTm
「よし,まず膝を立てろ」
それまでナウシカは足をしっかりと閉じていた。
恥丘は晒されてしまうが,
この状態なら
肝心の部分はほとんど太股の下に隠されたままだったのに・・・。

(ああ,やっぱり・・・)
ナウシカは言われるまま,少しずつ膝を立ててゆく。
何人かの年若い兵士たちはナウシカの足の側に回り,
頭を低くして目線をベッドの面に合わせる。
そんな兵士らの眼前で少しずつナウシカの下唇がその姿を現す。
ナウシカは必死に尻肉を閉じ,
大切な部分が見られないようにしようとするが,
それは無意味な試みだった。
十分に膝を立てると,すぐに次の命令が出される。

「そのまま膝を胸の方にもっていけ」
本当はもう止めてしまいたい。
しかし動きを止めれば,それだけ無駄に時間が過ぎてしまうだけで,
子供たちの解放も遅れてしまう。
子供たちのことを思い,ナウシカは言われるまま,
ゆっくりと体を丸め,足を持ち上げていく。

兵士らの眼前で
太股にはさまれた下唇が露わになっていく。
花びらは行儀良く下唇の中に納まり,完全に隠れている。
足首を伸ばし,少しでも大切な部分から兵士らの視界を遮ろうとするのが
せめてもの抵抗だった。

恥ずかしがっている素振りは絶対に見せないつもりだったのに,
言われたことを淡々とこなして兵士らの興をそぐつもりだったのに,
ナウシカはこの,ほんの最初の段階で
たまらず唇をかみ,横を向いてしまう。
215船の中のナウシカ:26:2005/08/20(土) 21:22:47 ID:xnrC/nTm
ナウシカは猛烈な恥辱と闘いながら,これが将校の指示する最終的な姿勢で,
今から時間を計り始めるものとばかり思っていた。
ところが将校はさらに,
「そのまま足を大きく開け」と言った。
俗に言う「マングリ返し」の格好になれ,というわけだ。

ナウシカは思わず命令の主をキッと睨みつける。
だが将校は何も言わず,
冷たい目でただ黙ってナウシカを見下ろすだけだった。
両者の間にはただただ沈黙が流れる。

「オラどうした!」
「子供たちがどうなってもいいのか?」
「さっきまでの威勢はどうしたんだ?」
そんな言葉が周りを取り囲む兵士らから浴びせられる。

先ほどから子供たちは
兵士に言われた通りにナウシカのことをずっと見ていた。
子供たちの視点の高さからだと,ベッドに横たわるナウシカを
やや高い位置から見下ろす程度で,
兵士らに視界を遮られてしまうこともあり,
今ナウシカがどういう状況なのかよく分からない。

それでも子供たちは幼いなりにナウシカの身を思い,
ナウシカが恐ろしい男たちに殴られたり蹴られたりすることを心配していた。
今のところ兵士たちが一向にナウシカに暴力をふるい始める兆しがないので,
少しほっとしていたところだった。
実際には暴力を振るわれたりするよりはるかに酷いことを
されようとしているのに,
幼い子供たちにはナウシカがされていることの意味は未だ分からない。
216船の中のナウシカ:27:2005/08/20(土) 21:35:14 ID:xnrC/nTm
しかし,ナウシカが服を脱ぐように命令され,
たくさんの男たちに取り囲まれる中で横になり,
足を上げたままじっと動かないでいる状況を,
何となく不自然で異様なものと直感する。
加えて兵士たちがナウシカに荒い言葉を吐き始めたのを見て心配になり,
つい,「ひめねえさま,大丈夫?」と声をかける。

それまでナウシカはつらい表情を子供たちにだけは見せまいと,
子供たちから顔をそむけていた。
子供たちの声を聞いたナウシカは,
自分がじっと動かず兵士らから罵られている今の状況が
子供たちを不安にさせてしまっていることに気付く。

ナウシカはやっとの思いで子供たちに向かって精いっぱいの笑顔をつくり,
「私は大丈夫だから。心配しないでね。もう少し我慢していてね。」と言う。
それからキッと兵士らを睨みつけ,
自分自身に言い聞かせるようにして言った。
「私は絶対にあなたたちなんかに屈しない!」

だが男たちはそんな言葉を聞いても少しも動じる様子を見せない。
「ほう,そりゃ結構なことだな,じゃあさっさと股おっぴろげて,
お前のオ○ンコを見せてみろよ」

本当は両手で顔を覆い隠してしまいたい。
しかしナウシカは子供たちの笑顔を思い浮かべ,意を決し,足を開いてゆく。
そしてナウシカのすべてが徐々に兵士らに曝け出されていく。
ナウシカのまだ小ぶりな,
しかしぷっくりと柔らかそうな下唇がすっかり露わになる。
217名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 21:41:06 ID:E7xlwL1w
なんか粘着でエロイというよりキモイ
218名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:56:56 ID:qNoSJ4g+
なんかキモイっす流石に・・・きっと相当根暗なキモヲタなんだろうな<作者
219名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 19:07:08 ID:cJA8iq3n
作者です。
自分で書いてみて,神と呼ばれる方々のすごさが改めて分かりました。
不評なので投下をやめます。
スレ汚ししてすみません。
それから最初の方でコメントくださった方々,
期待はずれで申し訳ありませんでした。
220名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 22:07:50 ID:rfoJib8e
いや、ここまで読んだんだから続き読みたいよ
感想はいろいろだからいいじゃん
熱意はすごいよ
つか最後まで見届けさせてくれ
でないとほんとの感想が述べられん
221名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:12:40 ID:3kkfOb39
流れぶった切ってみる。
今日レンタルで初めてぬこの恩返し見て
ハルたんにかなり萌えたんだが、一作品も投下されてないな・・・。
やっぱり相手が猫じゃ駄目か?クレクレですまん。
222名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:13:17 ID:Iy6ynQcL
>>221
今度の金曜にテレビで地上波初だから、話はそれからじゃないか?
しかし、獣姦になるのか、アレ…?

>>219
書きたくないって言うならそれでもいいけど、途中で投げ出すのが
書き手として一番最低な行為だってことは覚えておいた方がいい。
まぁ、何も言わずに丸投げする奴より若干マシだけどな。
あと、「,」より「、」を使うようにしたほうがいいと思う。
223名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:45:55 ID:m44twYSx
>222
まあでもお金もらって書いてるわけじゃないから、そこまで言うのはどうかと思うけどね…
やめたきゃやめるのも自由だとは思う
224名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 03:40:40 ID:MgA/+CNZ
219 ここは2ちゃんだから酷いこと平気で言われてしまうから傷ついたかもしれないけど
神乱立状態のこのスレで作品投下した意欲はすごいと思うよ
神と呼ばれる人たちは気持ち悪いネタや痛いネタも
読者に不快感を感じさせないで描写できるそれこそ神憑りな実力があるんだと思う
でもそれくらい書ける人はとっくにどっかでデビューしてるだろう
そういう人たちがいるこのスレが珍しいんだよ
225名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 23:10:20 ID:H33WLTj/
猫見た!バロンまじでカッコイイな

最後にチューくらいしてほしかった
というわけでキボン
226名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 23:11:15 ID:4UOl3UgC
>>225
ハルの母さんがなかなかイイと思う
227名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 23:37:09 ID:7q71DqMQ
猫については今夜構想を練ってみるか
228名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 00:23:59 ID:PS88rcRP
やっぱり天使ちゃんだろ

はっきり言って歴代ジブリヒロインで一番美人。
229名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 01:40:55 ID:VYt8YvKZ
テアタソの新鮮な子宮口にそっとキスしたい。。。
230名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 06:49:11 ID:8faF0Gcx
>>227
楽しみにしてます
231227:2005/08/27(土) 11:37:15 ID:DgWdDPo0
猫ハルXn猫でOK?
232名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 20:15:23 ID:8faF0Gcx
書き手様の書き易いのでお願いします
233227:2005/08/27(土) 23:54:53 ID:DgWdDPo0
なんかレイプっぽくなりそうです… 前半ハルX猫王  後半 ハルX猫兵隊(の予定)


「ニシシシシ… さあハルちゃん、準備は良いかな〜 ニッシシシシ」
ベッドの上で猫王は気持ち悪いほどの笑みを浮かべながらハルを覗き込む。
「わしの后にピッタリの美貌だにゃぁ… ニシシシシ」
「なんでアンタなんかと… それにアンタ魚臭いよ…」
上から猫王が覗き込んでいても相変わらず不満をたらす少女、ハル。

城の下の方で争う声が聞こえる。兵隊の声。大臣の声。そしてムタ、バロンの声。
「いいのアンタ… 下の方で部下が争ってんのにこんな事してて」
「ハルちゃんのためなら何でもOKじゃ。ニャハハハハハッ」
うるさいほどの笑い声である。しかもやはり魚臭い。
「言うことなしじゃ。美人だし、スタイルいいし、そしてニャニよりその肉球!たまらんのうっ!」
ハルの上にしっかりのしかかっている。抜け出すことは出来ないだろう。
「ニシシ… じゃあハルちゃん、はじめよっかぁー!」
ハルはいやな予感がした。まさか…
「い… 一体何を…」
「もう分かってるんじゃにゃいの?これじゃよこれ!」
猫王はハルの上に立つといきり立った肉棒を見せ付ける。
234227:2005/08/27(土) 23:56:34 ID:DgWdDPo0
「ちょっ… 何これ… 気持ちわる〜…」
ハルは猫のいびつな肉棒を見ると身じろぎをした。
「好きな人でも無いのにいやっ!しかも相手はネコォ!?」
「ニャハハハ…心配はいらんよハルちゃん。だってもうアンタも猫じゃないか。
 生まれてくるのも子猫だし… にゃぁに然るべき地位は保証されるじゃろ」
「そういうことじゃなくてぇ…」
ハルの言うことには耳も貸さずにハルの陰部に肉棒を近づける。
「いっいやっ…いやだってばぁ・・・」
抵抗もむなしくいびつな棒はハルの陰部を挿入される。
「あっ やめてよ… それ以上は… 痛い!痛いってば…」
ぶっつん!という音を立てて肉棒は完全に呑み込まれた。
「ニシシシ… 最高じゃ… ニャカは最高に気持ちいいのう…」
猫王が腰を動かす度にずちゅ… ぬちゅ…と音を立てる。
「ニャン・・・ ひゃぁ… あっ… いっ…」
イヤだと思っていても快感には逆らえず、思わず喘いでしまう。しかも猫語で。
赤みがかった愛液のちゅっ ぬちゅっ という音も更に感度を増させてゆく。
更に猫王はハルの手をとると肉球を舐め始めた。
「いっ ニャハァ・・・ うぁ… やめ… 」
感じたことの無い快感に身をもだえる。
「ニャハハハ、ええのうええのう、ええ肉球じゃ」
もうすでにハルは抵抗するのも忘れていた。すべてが快感に支配されつつあった。
235227 猫兵:2005/08/27(土) 23:57:18 ID:DgWdDPo0
すみません。今日は眠気に襲われたのでまた明日にでも投下します。ではでは。
236名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 07:47:57 ID:v9UrVDgz
GJ!今後にも期待ハァハァ
237名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 22:48:26 ID:ZrGRH6LV
超GJ!
やばいっすw
238名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 00:01:25 ID:IINyozm6
GJGJ!いいねぇ!!
239名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 03:17:55 ID:ZE50CRQx
耳をすばせばのエロがあるHP知ってる人いる?
昔、見た事あるんだけど・・・保存しとけばよかった(´・ω・)
240名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 03:19:14 ID:ZE50CRQx
>>239
エロ画です。
かなり上手かった・・・
241猫兵227:2005/08/29(月) 11:46:22 ID:tqnStSOV
PCが猫の国にボッシュートされてしまったため書き直してます…
>>239
スレ違いでは…?
242名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 19:25:06 ID:TMdooI5R
>239
知ってる

すれ違いだからヒント:

ttp://www.surpara.com/
で、「男性向」にチェックして「宮崎駿」で検索すれば、その中のどこかに含まれてる
243239:2005/08/30(火) 01:24:09 ID:34AvPo/x
>>242
あったー(・∀・)
ありがとう。
244名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 14:48:13 ID:pmQ7R9l0
保守
245名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 22:51:36 ID:GgxX/9gA
キキタソのスベスベした脇の下ベロベロ舐めまくりたい。。。
246名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 19:46:49 ID:eMnHmEcY
というか、猫恩のあれ↑の続きまだー?(・∀・)
247名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 22:52:43 ID:XvJAJrtN
テアタソのスベスベしたふくらはぎやさしくはむはむしたい。。。
248名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 14:26:52 ID:/Fxsq8eF
テアってだれだっけ
249名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 14:34:48 ID:HN4AxTwV
>>245 247
キモイ書き込み連続してやってるデブブサオヤジ童貞消えろ
250名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 16:19:18 ID:HTIq9WCj
>>248 「シュナの旅」に出てくるシュナが助けた女の子がテアだよ
可愛くて強い女の子だ
251ああそうさ、テアはいい娘さ…:2005/09/04(日) 00:23:10 ID:8cpuigDM
そのひたむきで芯が強く、無口だけど心優しく誇り高いテアタソを、
オレは背後位でマン汁泡立つぐらい指マンしながら
うなじから耳裏にかけてやさしく執拗に舐めまわすのさ。。。







人買いどもなどに指一本触れさせはしない…
252名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 03:14:23 ID:Dsku7ulD
サツキとカンタの初々しいエロ話きぼん
253名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 11:54:43 ID:BDa18nm4
>>252
そういう話大好きだわ

膨らみかけの胸にドキドキしたり、無防備なスカートから覗く純白パンティ(死語)にドキドキしたり
254名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 13:02:54 ID:R539Wzuk
誰かナウシカでつくって
255名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 02:51:39 ID:123YdgC4
>>254 お前はお客様か?
「アシタカの旅」いつまででも待ってます(・∀・)ノ
256名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:16:05 ID:5UsvXksP
ヒルダタソの新鮮な腟口潮吹くまでおもいっきりベロベロ舐めまくりたい。。。
257名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 00:28:07 ID:NMR9hJic
         きんもーー_ー ̄_ ̄)’,  , .   :;;’":;’;’"'"`、:’'"・
          ∧ --_- ― = ̄  ̄`:, . (゙':,*・`’;:,゙゙:’`;`''
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258名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 01:20:02 ID:WYmI+g8Y
>>253
席替えで隣の席になって、
カンタの肘がサツキの胸に当たっちゃうとか。
「痛っ」とか言われて、めちゃくちゃ取り乱すカンタ。
259名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 22:59:43 ID:0eZskkdD
>>258
スゴク・・イイ!

放課後、一緒に帰る二人、気まずい雰囲気、沈黙の中サツキが口を開く
「ほら、カンちゃんの所為で腫れちゃったじゃない」とカンタへ胸を突き出す。
それを見たカンタはとうとう理性を失い、サツキの手を取り塚森へ出発
塚森に着いたカンタはサツキの胸元を脱がし、先端の桃色の蕾へ口を(ry
260名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 00:01:10 ID:zk91pNcJ
それは行き過ぎ。

淡いドキドキ感が台無しになると思う
261名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 00:17:51 ID:8J3yPE8C
エロを全面に出すと、かえってエロくなくなるんだよな
262259:2005/09/10(土) 00:47:20 ID:oSEEjfZw
みなさん分かってらっしゃる。
先の書き込みは適当に綴っただけですのでw

二人になった時のサツキのセリフは「今日の事、私気にしてないから・・・」かな
そう言われてますます赤くなるカンタ、そして突然駆け出して行く・・・サツキは一人呆然「カンちゃん・・・?」


う〜ん、イマイチか(^^;
安易にエロへ突き進むより、こういう描写の方が難しいかもね
263名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 01:16:12 ID:rNYkO5xD
>安易にエロへ突き進むより、こういう描写の方が難しいかもね

真理ですね
手をつなぐ、というだけでものすごくエロ香のある描写になり得ますもんね
264名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 15:33:43 ID:0aNQJcnG
ロキオタ共、そんな熱く語り合わんでくれよw
キモ杉だよ
265名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:31:19 ID:0RwjQHf/
かと言ってエロ板でエロ要素のない普通の作品論語り合っても…




















14さいになったセーラー服女学生姿のサツキタソをバックでガンガン突きまくりたい。。。
266名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:44:43 ID:9YijJG0F
ナウシカの肛門にドクドク流し込んじゃうのだれか作って
267名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:51:03 ID:hgElp6e2
断る
268名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:34:06 ID:0aNQJcnG
>>265
14さいになった・・・とか言ってる藻前はいいよ
消防相手に本気で「エロ香」とか「真理」とか真剣に語ってるのがキモイんだよ
お前らそれ系の雑誌でハァハァしてんだろ
キモイキモイ 
捕まるなよw
269名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:13:38 ID:9c4sSR3L
263だけど

小学生ピンポイントで話をしてるわけじゃなく(少なくとも自分は)
文章表現一般について「真理」と言ったまでだ。ドラマの「青い鳥」で
豊川悦司と夏川結衣が夏祭りで初めて手をつなぐシーンを思い出したから
同意したのだし。だいたい「14歳ならいい」という価値判断もお前の勝手だ
270名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:22:12 ID:7+5JT+Hw
ロリブサオタ童貞必死だなwww
まあ親玉が真性ロリだから仕方ないか
271259:2005/09/11(日) 09:28:05 ID:1qmrRQWM
>>270
はいはいワロスワロス
まぁ匿名掲示板だからさ、多少自分の箍が緩んでるのは認めるけどさw


子供の頃って誰でもこういう経験ってあるじゃない?小学校も高学年になると男女の体つきにも変化が現れ、
特にこの歳頃の子は性に対する好奇心と恐怖心を同時に抱え込んだりしてしまう。
で、その性に対する初々しさをサツキとカンタに重ね合わしてみてるだけだお。
懐かしエロいって感じですか?w





272名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 12:45:33 ID:NS+5n8YF
>>270
ここは21歳以上の板ですよ。
273名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 21:24:33 ID:VZYZe3y/
>>271
そんな感じ。

トトロの時代はどうだったのか分からないけど、
男女別に性についての授業を受けたあと、
教室が妙に気まずいふいんき(ryになったりしてなw
274選挙初体験:2005/09/12(月) 17:27:33 ID:Y8KlxoWg
http://o.pic.to/2xbur

うーん。ネ申がいかに偉大か身に染みたよ。
275名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 20:57:14 ID:qrrO2kgg
サンタソの新鮮なクリヂュパヂュパ吸いまくりたい。。。
276名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 21:25:21 ID:2B/QusNu
サンはパス
277名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 22:55:06 ID:GBXkVM/P
サンタソのスベスベしたケツをレロンレロン舐めまわしたい。。。
278名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 20:47:45 ID:7qh1vTui
キキをキボン
279名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 11:00:39 ID:WYsX7qg1
ふと思ったんだが、アシタカはヤックルの背に跨ってて○ン○が勃起することはないのかなあ?
280名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 17:13:40 ID:d3FGxyLs
それより痛そうだ・・・

勃起もするだろうし十代の男だから旅の途中は辛かっただろうな。
281名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 22:30:53 ID:tp/apuRn
実はサンより可愛いアシタカ
282名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 22:36:27 ID:WYsX7qg1
>>280
拾った・・・。
http://www.uploda.org/file/uporg198848.jpg.html
pass:mononoke
283名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 09:50:32 ID:puihiE7Q
>>282
なんか、ヤギの背中から生えてる謎の突起を握ってるようにも見える
284名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 08:14:38 ID:NaAaLwF5
確かにw
285名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 20:44:21 ID:ywJB7Wn50
>>280
それで鞍をつけないでヤックルの背に長時間跨ってたもんだから、ヤックルの体の温もりと(心臓の)鼓動がアシタカの股間を
刺激して、○ン○ンがそそり立ってビクビク脈を打ち・・・射精を始めてしまうという・・・。
286名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 21:05:02 ID:Hyfi3wo60
>>285は何が言いたいんだ?


ここでもののけ姫のSSキボン
287名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:48:52 ID:NC7xu9Tw
サンタソの筋肉質でスベスベした腹をベロベロ舐めまくりたい。。。
288名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 00:12:16 ID:HL6HCE6R
>>282
見れない
289名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 00:27:30 ID:98xSo+HY
>>288
リンク切れみたいですね・・・。
290名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 00:28:52 ID:z1zc1kzg
アニメ「火垂るの墓」が実写化されますた。

●終戦六十年スペシャルドラマ「火垂るの墓 ― ほたるのはか ―」
 http://www.ntv.co.jp/hotaru/
 日本テレビ系 11月1日(火曜) 夜21:00〜 から放送。
 キャスト : 松嶋菜々子/伊原剛志/生瀬勝久/要潤/井上真央

「火サス」刷新、第1弾は菜々子主演SP   2005/09/12
 http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/sep/o20050912_50.htm
「火垂るの墓」菜々子で初ドラマ  2005/08/04
 http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/aug/o20050804_20.htm

【松嶋】火垂るの墓【西宮のババア】
 http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/tvd/1123188729/
291名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 00:38:34 ID:98xSo+HY
>>288
再うpしました・・・。
http://www.imgup.org/file/iup93275.jpg.html
passは>>282と一緒です。
292名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 23:34:50 ID:6PPA58X2
カヤタソの両ビラビラを交互に甘く咬み咬みしたい。。。
293名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 03:37:09 ID:Nzd8e7SN
>>291
ありがとう、見れますた。
ヤックルから肉某生えてる(w
294名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 18:13:07 ID:0ZqFRBpa
「アシタカの旅」待ち・・・・
295名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 22:11:14 ID:y4ihfC1T
296名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:19:09 ID:xVRcRC0d
サツキタソのスベスベした背中を舌先で優しくツツーってしたい。。。
297名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 20:57:24 ID:qA2hMZ26
野良猫キモイぞ
298名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 02:18:23 ID:VoSTdrCe
リンタソのマン汁ゴクゴク飲みたい。。。
299名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 21:18:39 ID:/lReMINN
気色悪いやつが住み着いて、職人も寄り付かなくなったな
3まで続いたこのスレもおしまいだ
300名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 23:56:03 ID:gT6IdECc
聖司×雫をまだまだ辛抱強く待ってまつ。
クレクレで悪いけどこのスレがいいスレであり続けてほすィ。
301名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 00:31:02 ID:iKjFys2+
フィオタソのタンポン取り替えたい。。。
302名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 17:58:14 ID:+84oXW9E
吐き気がするスレになったもんだ
303名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 20:55:15 ID:Qb24z/cE
まぁ気長に神と職人さんの訪れを待とうや
304名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 23:33:30 ID:iQ3giuei
ラステルタソのスベスベした土手に頬擦りしてうっとりしまくりたい。。。
305名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 22:23:45 ID:G8XIebMW
前職人で来てたけど、もうここには書く気にならない。こいつ↑が消えない限り。
ほんとに自分も吐き気がします。
306名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 22:57:52 ID:PhTy3gZ1
相手にするとよけい調子に乗るから放っとこう
307名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 01:28:45 ID:5f52xXVe
初潮を迎えたキキタソを四つん這いにさせて
その新鮮な膣口を指マンして滴ってきた幼いマン汁で
おソノさんから借りた部屋の床に染みを作りまくりたい。。。
308名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 20:29:59 ID:GINwEfmh
別スレ建てて欲しい
ここに書きたくない
309名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 23:51:26 ID:b90PP3CC
自分から見たらどっちもどっちだがな
310名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 01:21:14 ID:wrJRoeJH
船の中のナウシカ のつづきをぉ〜・・・・
311名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 23:20:07 ID:OGSSHqCZ
ヒルダタソのスベスベした脇の下に思いっ切り鼻押し付けてフンガフンガしまくりたい。。。
312名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 05:55:48 ID:UM4eHSkz
アニメ「火垂るの墓」が実写化され、11月1日にスペシャルドラマとして日テレ系で放送されます。

●終戦六十年スペシャルドラマ「火垂るの墓 ― ほたるのはか ―」
 http://www.ntv.co.jp/hotaru/
 日本テレビ系 11月1日(火曜) 夜21:00〜 から放送。
 キャスト : 松嶋菜々子/伊原剛志/生瀬勝久/要潤/井上真央

【松嶋】火垂るの墓【西宮のババア】
 http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/tvd/1123188729/
「火サス」刷新、第1弾は松嶋菜々子主演3時間スペシャル「火垂るの墓」 2005/09/12
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/sep/o20050912_50.htm
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1126554841/

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  .   i ^~~~ー==─ ー'-+、     /^゙-、;;;;/
     {     ヽゝ          '-'~ノ
    λ   ''゙゙''-''-─、       /-'^"  なんで、あのオバチャンが
     ヽ,_    ^~^        (
     /`''丶、     , -    /^l        主人公なん?
    /  /( ノ `'''''''´~ _, - ' ~ ゙i、
    { / /| ̄ ̄ ̄ ̄   _,-'^¨ }
313名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 21:14:44 ID:CCjQd8rF
>>310
トイレに行くのを我慢しているナウシカの話なんか聞きたくね〜w
314名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 18:07:57 ID:XVCRjK9k
ほっしゅ
315名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 00:31:37 ID:w0kvjXoI
14さいの気の強いキャシータソをバックでガンガン突きながら右肩をやさしく噛み噛みしまくりたい。。。
316名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 16:52:45 ID:mSWq9Slx
ラピュタの海賊婆さんの若き日の初恋と初体験を書きたい
相手はそれこそシャレにならない相手で

T・E・ロレンスか、ワイアット・アープか、ハーストかフランコかパブロ・ピカソか
それとも、後に総統と呼ばれる、あのチョビヒゲの伍長・・・か?
317名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 23:02:01 ID:QXCkjOBA
久々に見た、「書きたい」カキコ!待ってます。
318名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 00:35:33 ID:cdWEKwUm
ハウルや千と千尋は需要無いのか
別に俺はいいが。
昔とあるサイトで腐女子を「オクサレさま」と呼んでいて吹いた。
まぁ、そのサイトの管理人もまたオクサレさまだった、というわけさ
319名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 00:51:54 ID:7MBWZpOR
>>318 みんな知ってると思うがハウルは別スレでこのスレ以上に盛況中
でも雑談多いから雑談嫌いだったら保管庫で作品だけ見るといいよ
千尋は前スレとかでけっこういい作品出たからみんな満足しちゃったのかな?それも保管庫にあるから見るといいよ
320アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/11/04(金) 02:15:17 ID:Sa0lZ27Z
お待ち下さった方、遅くてごめんなさい。
少しですが続き投下します。



全てを晒したエボシが上で動く。
ひねりを加え、自ら掻き回すように揺さぶり始めた。
アシタカの男根を根元から絞り上げるかのように、膣壁の肉粒がざわめき十重二十重に絡み付く上に、亀頭・茎・根元の三ヶ所を絶妙の具合で締め付ける。
早い男ならば、一瞬で噴き上げてしまいそうな心地良さだ。
「……あぁ…好い……そなたのは、大きくて、固くて…奥まで届く……んうっ!…」
揺れ動く腰に合わせ、胸が弾む様に上下に震える。
太い雁首がエボシの内側から湧き出る泉を掻き出し、めくれ上がった膣口から泡立った淫水がアシタカの下草に零れ落ちた。
「……ああ…あ…いい……好い…っ…」
段々動きを早め嬌声を上げるエボシを、アシタカは焦れながら眺めた。
肌を合わせていると、エボシが高ぶりを演じているのが判ってしまう。
やにわに胸を掴み、油の滑りに任せながら揉み出すと、一瞬エボシが驚いたように目を開けた。
尖った先端を扱く様に擦り上げる。
油のぬめりがエボシをも敏感にしているのだろう。
尖りを弄ると膣壁がきつく締め付けた。
「……上で動くぞ、エボシ殿」
エボシの応(いら)えを待たず、アシタカは身を起こした。
繋がり合ったまま、エボシをそっと褥に横たえる。
アシタカの腰に足を絡み付かせ、エボシは下から腰を動かし始めた。
「ああ……あぁ…早う……早う…好いっ!……」
胸に指先を這わせ、少しでも早くアシタカを噴き上げさせようと嬌声を上げる。
その動きを物ともせず、アシタカはエボシの胸をもて遊びながら、耳朶に唇を寄せた。
甘く噛み耳の穴を紙を漉く様にそっと舐める。
それと同時に胸を掬い上げる様に揉み、親指で勃ち上がった蕾を押し込む。
「……ふ…っ!んぅっ!……」
エボシの体躯が魚の様に跳ねた。
「あぁ…その様に弄ばれては…すぐさま達してしまう……」
言葉には答えず、アシタカはエボシの足を掴んで肩にかけ、そのまま体を倒す。
締まりがさらにきつくなった。
先にトキ夫妻と二本挿しで出していなければ、とうにもたないかと思う程良い。
再びゆっくり抜き差しを始める。
体で胸にも同時に刺激を与えながらエボシの膣中を探り、中の粒が揉みしだく様にきつく絞り上げる箇所を見つけた。
腕で腿を体に折り曲げたまま体を離したアシタカは、やにわに荒腰を使い深く浅く責め立てる。
「ああっ!!……あ、あ、ああぁ!!」
321アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/11/04(金) 02:16:32 ID:Sa0lZ27Z
驚きにエボシの目は見開かれた。
性技を覚えてから後は、どんなに遅い男でもあまり持たせず絞り上げていたのに。
しばらくそのような睦言を行なわずにいた為、自分の腕が錆び付いたとでも言うのか。
慌てて意識を集中させ、中を動かし放出を促す。
しかし今のエボシにとってそれは諸刃の刃であった。
意識を集中させる事によって、返ってアシタカの槍が自分のよき所を暴き立てるのが判るのだ。
長大な逸物が奥の奥まで掻き回し、びっちりと塞がった壁の全てに刺激を与えられる。
引き出される時には壁を裏返して引き出される様だし、突き入れられる時には肉を掻き回し押し込まれる。
その合間に油で敏感になった胸を弄られ、陰核を捻る様に押し込まれた。
少しでも反応を見せれば、そこに容赦なく強弱を付け追い立てられる。
「…ふっ……んうぅ…あ………っ!……」
客に対する閨での口上を述べる余裕は消え失せ、エボシは息を吐くたびに自然と漏れるわずかな声だけをか細く洩す。
どちらも体中から汗が噴き出していた。
今やエボシの身体は、どこに触れられても跳ね上がる程敏感になっている。
奥から込み上げる大きなうねりに、せめてもと締め付けを強めた。
アシタカの顔が歪む。
「あ……ぁあ………かはっ!………ぐぅっ!!……」
今まで感じた事のない法悦境に押しやられ、それでも自らの行持ゆえに、エボシはかろうじて声を押さえた。
だがその体は震え、足先まで強張ってアシタカに到達を告げる。
一瞬の後に弛み解け、ようよう荒げた息を継いだエボシはふと気付いた。

この男は、まだ精を吐き出していない。

驚いて身を起こそうとしたエボシの身体を押さえ、再びアシタカは抽送を始めた。
これではすぐに次の波が来る。
僅かに首を横に振り、おののく様に上げた手を褥に縫い付けられた。
頬に張り付いた髪を梳き、耳元に僅かに唇を落しながらも、アシタカの動きに容赦はなかった。
エボシを責め立てる水の音が夜の闇に溶けていく。
「…はっ!……あ、あ、あぁぁっ!……」
激しく突き動かされながら肉芽を摘まれ、また大きな波に押し上げられる。
閉じた瞼の裏に火花が散り、身体が意志に反して大きくひきつけた。
322アシタカの旅 ◆uT/lnJ0nj2 :2005/11/04(金) 02:17:37 ID:Sa0lZ27Z
未だ中は子種を受け止めずにいる。
胸を強く揉まれ、また動き出す。
「……も…もうっ…来て……出してぇっ!…」
余裕をかなぐり捨て、耐えきれずにエボシは叫んだ。
「…それでは、もう暫し堪えて下さい……」
そのまま、今までの強弱を付けていた動きが変わる。
奥を突き破るかのごとき重い打撃が子宮口まで響き、エボシは大きく反り返った。
荒々しい獣の様な動きで、アシタカが体内を貪り始める。
のたうつ様に体を震わせても、エボシに逃れる術はなかった。
快楽の波が恐ろしい程何度も込み上げる。
繋がり合った体の奥から隅々まで、その身を炎が舐め尽くした。
「ひぃっ!……あ、あ、あっ、また…っ!!」
がくがくと崩れ落ちても、もうアシタカが動きを緩める事は無い。
落ちる事のない悦楽の連鎖に理性は剥がれ、絶頂が絶頂を洗い流し、息をつく寸暇をエボシに許さぬ。
「ああぁぁあっ!!…も、もうっ…止め……許してぇっ!」
髪を振り乱し、麻痺した身体をゆすぶって、エボシは喚いた。
感情すら壊れたのか、その眼から涙が零れ落ちる。
一瞬アシタカは怯んだが、もう己の欲望を留められない。
「…もう少し…もう…っ……」
「やぁぁっ!あ、また…またぁっ!あ、あ、あ、ああぁぁぁっ!!!」
痛い程締め付けた媚肉の奥に、満足したアシタカは熱い迸りを注ぎ込んだ。
ーーーつづくーーー
323名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 03:22:24 ID:7MBWZpOR
すっすげぇ・・すげえよ!さすが神だ。GJ!
フィオタソを女性上位で斜めに突き上げながら
背中から脇腹、腰、尻にかけて何度も愛撫しつつ
こめかみを舌先でそっと舐めまわしたい。。。
325名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 23:47:41 ID:BTXfNDvZ
ネ申再来!!!
もう帰ってこないかと思ってたよ、待ってて良かった。
もう最高です!
326名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 00:23:06 ID:bDC2JpME
泣・・・帰ってきてくれただけでウレスィス
327名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 19:42:54 ID:JhDjggG2
待ってたんだよ!・・・
みんなあんたを待ってたんだよ!
こんなになっちった・・・ハァハァ
328名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 20:32:07 ID:LS3NdRTK
彼は一体何者?ジブリなりきりスレにいたアシタカ?
329名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 23:19:22 ID:hEhbg5h4
アシタカの旅神ーーー!!!待ってました!GJGJGJ!!!!
330名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 23:35:08 ID:LDWgH81N
しかしすごい文才だなぁ>アシ旅
331名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 18:54:41 ID:K/A9YW/j
発情期でダンディーさを無くしてフィオに襲い掛かるポルコ。
ポルコへの愛でその激しい行為にじっと耐えるフィオ。
行為中に興奮で獣化が進むポルコに犯されながら女の悦びを知るフィオ。
誰か書いて下さい。
332名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 23:46:34 ID:CkIvUWwe
テアタソを対面座位で突き上げまくりながら
細く柔らかい髪の毛を撫で上げつつ
その繊細な鎖骨をやさしくカミカミハムハムレロレロしまくりたい。。。
333名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 15:48:48 ID:GR6TKCDg
ハウル発売記念あげ。
334名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 18:49:34 ID:IsDeDkIb
335名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 01:24:50 ID:T04M08YW
もうアシタカの旅としとやかな野獣しか楽しみはないのか・・・
336名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 00:58:06 ID:nX8CJDtd
↑お前の人生に乾杯
337名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 22:22:59 ID:tKKsY7UB
テアタソの新鮮な膣口に舌をおもいっきりねじこんでグニグニヌチュヌチュしまくりたい。。。
338名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 23:21:40 ID:ANA+gk6W
ほしゅ
339名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 13:45:54 ID:OJYWKx5/
>>337
それだけたくさんの妄想があるなら、是非それを作品にしてみれ。
ただのつぶやきはもう聞き飽きた。
出来ねーなら、だまっててくれ。
340名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 08:11:00 ID:RPNNFlie
>>339が非常にいい事言った
341名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 00:10:57 ID:rZgqeOL7
>>339
ただ下品なだけのつまらない作品になりそだね
342名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 03:11:59 ID:n48e0gt8
ウルスラタソのしなやかな腰をしっかりと掴んで床に万汁を大量に滴らせながら
慈しみの気持を持ちつつガンガン突きまくりたい。。。
343名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 09:53:37 ID:oPPd1vaK
Σ(゚Д゚;)こっ、これはもしかして・・・作品ですか?
344名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 12:01:55 ID:XFnBHuBO
スルーの方向で。
345名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 12:57:08 ID:JbIn3Blj
ヒント:専ブラ
346報告の長w:2005/12/17(土) 15:01:50 ID:7dvvicj7

†【ゲド戦記の部屋】を公開中じゃ。
 ここは極めて数が少ないゲド戦記を扱う場所の一つ。
 よければ遊びに来なされ。
 http://www.asahi-net.or.jp/~HS2T-TKG/
 (非公式・老舗ファンサイト)
347名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 21:56:12 ID:r0qaOJ3C
ヤるの初めてで挿入したとたん出ちまったみたいだなw >>342
348名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 12:49:10 ID:HLscKesc
個人的にウルスラは巨乳なので、オパーイを吸った揉んだで堪能したい。
349名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 01:12:52 ID:vzy+1vcw
ラナタソを四つん這いにさせて中指で潮吹くまでグシュグシュブチュブチュ指マンしまくりたい。。。
350名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 03:26:06 ID:Mv+ru5L0
今年はクリスマスにラピュタやらないのかあ・・・そういや去年の今ごろはラピュタの神がいたのにな。今じゃ↑こいつしかいないのか
351名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 19:47:14 ID:pTl1aiby
いないよりはましだろ
「アシ旅」の作者氏は30代後半の女性のような気がする。。。
353hiro:2005/12/24(土) 08:00:26 ID:x5Q6eo3M
アスベル×ナウシカSSキボン!
354gero:2005/12/25(日) 02:15:57 ID:+s1icEkO
アスベル×森の人きぼん
355アスベル:2005/12/26(月) 23:31:14 ID:DoV6k5ma
>>354
なんでやねん
ヒルダタソの新鮮な膣口ベロベロ舐め回してマン汁すすりまくりたい。。。
357名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 02:10:50 ID:ZlyrFB+R
>>356
ウザ
358名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 00:52:10 ID:OH8vYZKQ
>>357
スルー力が貧困
359名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 18:39:31 ID:FXb+pMdf
ほっしゅ!ほっしゅ!
360名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 21:28:48 ID:jQDoP++O
>>351
本当にそう思ってるのか!?
361名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 22:11:30 ID:tnIoOzEr
>>360
まあね。
362名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 20:34:39 ID:iGsxeVPL
キキタソの首筋を舐め回しながら中指と人指し指でグシュグシュブチュブチュ指マンしまくりたい。。。
363名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 12:59:32 ID:CpeXzDc1
もうこのスレも終わったな
364名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 17:41:27 ID:K73cscnE
そげなことねぇ
アシタカまってるぞぉ
365名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 19:52:17 ID:pIHWZDRs
>>362
おまえホント下半身フェチだな。
366名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 23:22:13 ID:wbtHk7n0
キモヲタって下半身ばっかり興味持つヤツ多いよ
大人の女性(おっぱい)が怖いからw
367名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 19:29:37 ID:NX94YP2d
>>366
下半身にこだわるキモヲタ煽って荒らし被害拡大させてるおまえが一番迷惑
368:2006/01/14(土) 20:33:00 ID:0gp5QfRf
キモヲタ?
369:2006/01/16(月) 01:53:35 ID:EpsdgNyb
腐女子?
370名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 22:35:10 ID:NqlH2Ukc
上半身フェチ集合!
371:2006/01/17(火) 22:35:34 ID:6X4rgXC+
えぼし?
372名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 00:02:41 ID:fRnPcXz4
>>370
ナウタンのピンクの乳首を口いっぱいに頬張ってチュパチュパ吸い上げたい。


ああ、なんか誰かさんみたい(ノ∀`)
373名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 00:36:54 ID:UwNUPXTn
13さいの頃のおソノタソのスベスベしたフトモモ撫で回しながら
喉元レロレロ舐め回して「モルダー逃げて!!!」と言わせたい。。。
374名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 20:29:59 ID:Vm/6BIWC
>>373
w
375名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 23:55:57 ID:b3yJFNvl
age
376名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 00:27:13 ID:paUfnqQc
アシタカさん待ち。
377名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 17:25:27 ID:S+f1prbR
シータとパズーでなんかない?
378名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 22:19:39 ID:dRmmDL3o
>>377
過去スレにシータ×パズーですごいのがあったお
あんなのが出ちゃうと、さすがにこの組み合わせで書くのは職人さんも躊躇するんジャマイカ
379名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 00:26:36 ID:93/dZd/v
テアタソに顔面騎乗位させながらかわいいマンコを狂ったようにベロベロ舐め回したい。。。
380名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 10:22:59 ID:5HHEtjmD
テアタソってだれだっけ?
381名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 19:47:34 ID:U0WeDpwh
竹易てあし
382名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 23:29:45 ID:vSjGmvRS
今日の金曜ロードショーのナウシカ、視聴率いくらくらいなんだろ?
383名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 23:39:56 ID:0jr88/kn
ナウシカの愛に久々に感動した。
くっ・・・。
この年になると涙腺ゆるくて・・。
384名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 00:00:12 ID:jGQU+oQb
>>382
とりあえず

NHK総合の勢い: 16res/分 22:00〜23:00 NHKニュース10
NHK教育の勢い: 14res/分 22:00〜22:25 世界美術館紀行
日本テレビの勢い: 2061res/分 21:03〜23:24 [映]金曜ロードショー「風の谷のナウシカ」(デジタルリマスター版)
TBSテレビの勢い: 28res/分 22:00〜22:54 夜王
フジテレビの勢い: 75res/分 21:00〜22:52 金曜エンタテイメント・2夜連続特別企画・[映]「みんなのいえ」
テレビ朝日の勢い: 52res/分 21:54〜23:10 報道ステーション
テレビ東京の勢い: 39res/分 22:00〜22:54 たけしの誰でもピカソ
385名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 00:14:46 ID:a2SyrYG8
>>384やっぱりすげーな…。

アスベルとアシタカ同じ声とわ思えない。
386名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 00:43:33 ID:RGew1nlt
動いちゃだめぇ 体液が出ちゃうっ

のセリフにはげしく萌えた
387名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 00:47:46 ID:QqnbhC+M
今見たけどナウシカたん結構おっぱい大きいんだね(;´Д`)'`ァ'`ァ
388名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 18:07:52 ID:4Y7dRpp2
昨日見て、改めてナウシカはエロいと思った。
酸の海で足焼かれた時の呻きで勃起した俺は人間失格だがな・・・
389名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 01:24:55 ID:4pnoRfe4
>酸の海で足焼かれた時の呻きで勃起した
(・∀・)人(・∀・)
390名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 06:46:20 ID:rvbPZmlE
オイラも!(*´д`*)ハァハァ
391名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 11:49:42 ID:VkpuhIhp
asitaka...wakuteka...
392コピペ:2006/02/05(日) 16:23:52 ID:fS2/tEF4
「もう、止めてぇー。」

工房都市、ペジテ。
地下深く掘られた坑道からエンジンや機械の類を掘り出し
それらを僅かに残され伝えられた技術で組み合わせ、修復する事によってこれまでその独立を守ってきた。
武器も発掘されるが、火薬の材料は他国との交易でしか手に入らなかったが
国境は遥かに遠く、盟約によって守られた周辺の辺境諸族、諸国家との関係も友好的で
数年に一度、その産物を狙って散発的に襲撃する賊相手には十分な武器と戦闘員が揃っていた。
だが、それがよく訓練された軍隊ともなれば話は違ってくる。
しかもそれがヴ王の軍隊、それもトルメキア軍の中でも精鋭を持って鳴る第3皇女クシャナ率いる親衛軍ともなると
その懸絶した軍事力の差はペジテ市街に目を覆いたくなるような惨状をもたらしつつあった。
393コピペ:2006/02/05(日) 16:24:23 ID:fS2/tEF4
(あくまで抵抗するならばそれで良い、その身をもって我が兵士達を鎮めるがいい。
我が前に立ちはだかろうとする者は全て我が刃に倒されよう。それこそが我が生ける全てだ。
それに・・・もはやそなたらの運命は我が手の届かぬところで決まっているのだ・・・。)
憎悪に燃える目で市街地の狂乱を睨み付けるクシャナの傍らに立つ分厚い装甲服を来た兵士が指指す。
「殿下、あれを。」
遠眼鏡で覗くと半ば崩れた城壁の上に少女が一人、両手を広げて立ち、叫んでいる。
その後ろでは射すくめられたペジテの男共が慌てふためき、自軍の兵士も撃つのを躊躇っている様子であった。
「攻撃を一時中断、言い分を聞こう。あの者を連れて参れ。」
「しかし・・・よろしいので?」
「私の声が聞こえなかった訳ではあるまい。そなたが行かぬなら私が直接行っても良いのだぞ。」
攻撃の際には常にその先頭に立ち、撤退の際には最後尾にあって彼女の兵士達を叱咤するのを常とするクシャナだったが
市街戦、特にペジテ市のように入り組み錯綜した地形での戦闘に
指揮官たるクシャナの身の安全を危惧した部下達の必死の嘆願を聞き入れ
やや後方で指揮を執るのに苛立ちを隠せないクシャナは直にも手綱を取ろうとする。
394コピペ:2006/02/05(日) 16:25:18 ID:fS2/tEF4
「行くなラステル、罠だ」
「父様、私なら大丈夫です。
 それよりもこの隙に皆を連れてブリッグで逃げて下さい。」
「しかしラステル・・・。」
「大丈夫、きっとアスベルお兄様がガンシップで助けに来て下さいます。」
「生きているかも分からんのだぞ?」
「兄さんは・・アスベルお兄様は生きています!!
 だからお願い、父様・・・。このままじゃ皆殺されてしまいます。だからお願い!!」

「・・・あの娘・・・」
かつて、戦場で見た男の顔を、瞳の、最後の瞬間を想い出す。
植民都市ノミトス。
かつては陸続きであったものが今ではトルメキア本国とは内海と腐海、
2つの海によって隔てられた土鬼と隣り合わせになっているトルメキア領土。
その国境沿いの町ミトスに程近い地で、目の前で死んでいった、男。
死に際に発せられた言葉。
あの男と、あの言葉と、そしてあの名誉とは無縁の戦いで死んでいった男達が居なければ今の自分は有り得ないだろう・・・。
395コピペ:2006/02/05(日) 16:25:53 ID:fS2/tEF4
「なっ!!」
戦場で、いや危機に臨んでの指揮官の無能がどれほどの罪悪あるか、クシャナは痛い程に知った。
そしてそれがどれほどの惨禍をもたらすのか、それはすぐにでも分かるだろう。
彼女の部下の血が流される事によって。
だが、無能を無能とも弁えず、ただ貴族の家柄であるというだけで指揮官の地位にいる男を糾弾している暇はない。
今、クシャナがせねばならぬのは部下を危地から救い出すこと。
ただそれだけだった。

あの無能は一昨日、確かに言った、1個中隊を出動させた、と。
だが国境から遥か後方の町で一番の宿を借りきった豪華な司令部から兵営に戻ると
そこには出撃しているべき部隊が不安顔で屯していた。
そして彼等がそんな顔をしている理由はすぐに分かった。
あの無能は、手近にいた部隊にのみ出動を命じ、支援部隊も後衛もない僅かな騎兵のみを出撃させ
段列も持たない部隊は僅かな携行糧食を持つのみで補給も受けていないのだ。
そして今も絶え間なく戦闘音が轟く国境沿いの集落には
常に戦旗と共にクシャナの側に有り、その偉容を高からしめ、
一命を以って彼女の命を守るべき護衛小隊が血に塗れた戦いを続けているのだ。
”あの男を喪失うわけにはいかない・・・。
あの男を喪失えば、これから一体どうして生きてゆけば良いのだ・・・。
なんとしても救い出さねば。”
396コピペ:2006/02/05(日) 16:26:50 ID:fS2/tEF4
「殿下」
町の中心部の広場に出撃準備を整えて整列していた部隊の幾人かがクシャナに駆け寄る。
だが暗い顔をした他の多くの者はそこかしこに小さな集団を作り喋るでもなく、ただ俯いている。
『他部隊の応援を待って出撃する、それまでの増援、救援は一切認めず』
無能なだけでなく愚かな男が下した命令。
(駆け集まった兵も私に忠実な訳ではなく、ただ僅かな命令変更の希望に縋りたいだけなのだ。
この地に駐屯する部隊は全てあの兄共の息の掛かった部隊。
我が命に従い、命を投げ出し戦う者はいまい。
・・・だが、それでも。
私一人ででも、私は、我が忠勇なる部下を死地から救い出さねばならぬ。
あの男を生きて救い出さねばならぬ。)
「殿下!!」
「命令は変わらぬ。各員持ち場に戻れ。」
(優秀なる腰巾着。だがお前はお前の信じるあの薄汚い主に捨てられる時にもその態度を続けられるのか?
私は・・・)
クシャナはゆっくりと愛馬に跨がる。
「出撃する。」
俯き暗い顔をした男共が僅かに顔を動かす。
「殿下、それは命令違反です。軍法会議ものですぞ。」
「敵中に戦友の屍を残し、陵辱されるがままに晒されるのを潔しとせぬなら我に続け。
私は我が部下を恥辱の際から救えるのならば我が身の恥辱をいといはせぬ。
そなたらが来ぬというならそれも良い。
これは我が戦い、我一人で救い出す。」
(生きていてくれ・・・。)
397コピペ:2006/02/05(日) 16:27:21 ID:fS2/tEF4
血腥いそこはまさに血の海だった。
呻き声を上げる重傷者と物言わぬ死者の間で幽鬼の様に戦いつづける一握りの男達。
その一画、切り裂け、ボロ布のようになった戦旗と共にかつてのクシャナの忠勇な部下達はいた。
部下の名を叫ぶクシャナの目に男の姿が写る。
「○×、しっかりしろ。いま助けてやる。」
「殿下・・・あなたは・・・ここに来られるべきではなかった・・。」
「何を言う、気を強く持て、すぐに応援が来る。」
「・・・いいえ・・・これは仕組まれていたのです・・・何もかも・・・。
応援は来ないでしょう・・我々は殿下を呼び寄せる罠なのですから・・・。
私も。」
「・・・それはどういう事だ。」
「私は・・・私も・・お仕えした時より・・殿下の動向を見張る役割を・・・仰せつかっていたのです・・・。」
「それでは、お前は・・・お前の言葉は、態度はすべて偽りだったと言うのか!!」
「・・・御信じ下されぬかもしれませんが・・・ですが殿下・・・。」
静まりかえっていた戦場の静寂を破るかのように砲声が響き
それを追うように敵兵が雄叫びと共に接近してくる。
「・・・殿下、私の最期の・・衷心よりの願いを・・お聞き届け下さい。
 どうか・・殿下は御早く御退きください・・。」
「何を言う、部下を、そなたを見捨てて退けるものか。」
「殿下・・・私は、あなたを裏切った。もはやあなたの部下では・・・。」
「馬鹿者っ。そなたの、そなたらの屍をむざむざ敵に渡せるものか!!」
僅かに残り、応戦する兵士達の間に重い沈黙の時が流れる。
「殿下、あなたは死んではならない、ここで死ぬべきはありません。
我等のように、暴虐と暴慢によって死ぬ者をこれ以上増やさない為にも。」
398コピペ:2006/02/05(日) 16:27:59 ID:fS2/tEF4
「・・・殿下、我等、死して時を稼ぎます。殿下。」
「殿下、我が命、殿下に御預けします。」
「これより生きて脱され、増援軍を率いてこの地に戻り我等が忠誠を御覧ぜられよ。」
傷付き、横たわっていた者も銃を執り立ち上がり、口々に叫ぶ。
「・・・必ず、助けに戻る。それまで死ぬな。」

命令に反し出撃し苦闘を続けていた部隊を掌握したクシャナが前面の敵を横撃、駆逐し、戻った時、
そこに残されていたのは陣地の中央に立てられ、かつての栄光と輝きを失った戦旗と
その周囲に横たわる数多の屍と僅かに息のある重傷者のみだった・・・。

命令無視、軍規違反。
その結果などクシャナにはもはや関心が無かった。
残ったのは忠実な部下を失い、
そして幼い頃から慕い、信じていた男の裏切りと、
その男が死をもって示した忠誠と、愛情。
そして最後の言葉。

(あの娘も自らの生命と引替えにしても守り、救いたいものがあったのだろうか・・・。
・・・だがその願いはもはや叶う事も、知る事すらあるまい。
だが、我があの憎むべき兄共への復讐を知るが良い。
 それが命を懸けた者へ、私が出来る唯一つの・・・。)
399コピペ:2006/02/05(日) 16:28:39 ID:fS2/tEF4
「引き渡せ、だと?」
「巨神兵と共に本国へ送れとの事です。」
「あの下衆共が!!」
怒りに歪むクシャナに躊躇らいながらもその職務を果たすべく、告げる。
「・・・それで、その、皇子殿下の許より専門の『尋問役』が来られておりまして、身柄を直ぐに引き渡せ、と・・・。」

トルメキア王家の闇に古くから伝わる秘薬によって精神を溶かされ、身動きも取れず、
ただ鼻に通された管によって生命を繋ぎ止められたまま
夢と現の境を曖昧に行き来しつつ、もはや何も考えられない。
陵辱され、声を漏らすまい、何も感じまいとしていた声も、やがて嗚咽が漏れ、
いまやそれが自分の声なのかとはしたなくもすら思わず
快楽に脳を、身体を溶かされ、ただだらしなく、はしたなく、獣のように・・・
全てが苦痛で、全てが嫌で、全てが哀しかった。
ラステルを支えているのは生きているのかも分からない兄、アスベル。
ただそれだけ・・・。
400コピペ:2006/02/05(日) 16:31:38 ID:/7hoxa5y
本国差回しの輸送艦に巨神兵の積み込みを始めとする出発準備の作業の間に積み込まれる少女の姿からは
かつてクシャナが見たの凛とした気品と、満腔に満ちた尊厳は消え去っていた。
(・・・どれだけの人間の運命を弄べば気が済むというのだ。
我が母と、その娘の人生だけでは物足らぬというのか。
我が人生の全てを掛けても、あの男の、幾百もの我が兵士の無念を晴し
貴様等に、尊厳とは程遠い死を、報いを与えてやる。)

廊下が騒ぎ、部屋を訪れては去って行った、どこの誰とも知れない、幾つもの足音が慌ただしく駈け行き
漏れ聞こえる蟲の恐怖に怯える声ももはや彼女にとって、関係の無い事柄だった。
ただ暗闇の中に浮かぶ星々を眺める窓を通り過ぎた自分と似た年格好の少女。
そして・・・・・ラステルの最期の願い・・・・。
401名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 20:58:09 ID:27Dh4mKM
>>386
男共に掴まれ、押さえつけられて
「イカせてええ―――!」
って叫んでたのも
402名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 22:48:04 ID:ust3ueNM
サツキタソの新鮮な膣口に舌を思いっ切りねじこんでウニウニしてみたり
かわいいクリを舌先でチロチロしまくりたい。。。
403名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 00:19:54 ID:uIrYf/2C
ハァハァ
404名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 02:54:19 ID:SBN98y6p
コピペ面白いな。どこのコピペだ?
続きはあるのか?
405名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 03:59:40 ID:SBN98y6p
>>219たんはもう戻ってこないの??
なうしか陵辱途中まで読んだんだけど、マジ面白かった。
普通に神作品だろこれは。
続きがよみたくて仕方ない。
こんなにレベルが高いSSを読んだのは久しぶりなのに、
なんでこんな不評なんだ??
作者さん、今も見ていたら続き投下してくれ。
頼む。
続きが読みたくて読みたくて仕方ない。
このまま生殺しにされたくない。
是非続きを!
といっても、半年以上前だしもう無理か・・・
作者さんに文句言ったカスども死ねよ。
406名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 04:21:40 ID:fi6NBAGO
>>404
ヒント:保管庫
407名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 17:12:55 ID:F/7oVLxv
一時不評でも405みたいな人が現れるからわからないものだよな。
この作者さんどっかの陵辱スレにナウシカ陵辱落としてた気がする。
文体が似てるからそうかなと思ったんだが違ったらスマソ
408名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 17:39:03 ID:f568X9qj
>>407
詳細きぼん!
>>219たん見てたら戻ってきて。お願いだから
(;´Д`)'`ァ'`ァ
409名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 18:03:36 ID:F/7oVLxv
鬼畜陵辱スレ第4章に投下されてたナウシカ陵辱はこの人じゃないかなと思ったんだが
もし違う作者さんだったら申し訳ない。
410名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 19:41:21 ID:qwOPplMQ
>404,406
保管庫にあったのか○| ̄|_
必死に前スレのログ探してコピペした漏れは一体…
      ‖
      ‖
   ∧∧ /ヽ
   /⌒ヽ)つ|
  i三  |ヽ_/
 〜三 |
  (/~∪
  三三
 三三
三三
411名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 07:04:12 ID:TBzAVnQu
>>405
お目当てのSSは無事見つかりました?
412名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 19:22:55 ID:p/EtrRoH
アスベル×ナウシカきぼん
413名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 20:41:48 ID:Ibc56kDK
チャルカ×ナウシカ
414名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 22:52:47 ID:cCVDLOvR
俺もアスベル×ナウシカ
415名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 14:21:10 ID:XUkk1MSi
蟲使いの集団×ナウシカ
416名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 17:14:39 ID:71eM4Jh8
アスベルはなぁ、あの土鬼の娘との辛味になってるからなぁ、漏れ。
417名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 21:14:58 ID:x8k6E/eJ
オイラも
蟲使いの集団×ナウシカ に一票!
418名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 19:24:31 ID:DU1+r/J7
俺もそれで
419名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 20:09:07 ID:WnM2VX9s
エボシ×クシャナ
420名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 23:13:13 ID:2gNolvBx
若いころのドーラ×マルコ・パゴット少年キボンヌ
421名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 23:23:03 ID:GvmGSSFe
映画さっき見た勢いで、
蟲使いの集団×ナウシカもいいが、
アスベル×ナウシカ見たいっす!
422名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 21:52:11 ID:MJbOwsYM
陵辱系じゃないと受け付けないオイラは人間失格
423名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 23:31:55 ID:iZXoklOy
>>422ホントにな
漏れもアスベル×ナウシカ見たいっす
424名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 08:48:23 ID:9qSk8hUH
おいらは気長にアシタカの旅を待とう…
425名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 22:54:19 ID:sYvj0RUv
アスベル×ナウシカ+幽体離脱したセルム
426名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 07:08:58 ID:Lzhxrh+X
yupa vs nau
427名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 21:53:24 ID:G3Ebod9K
ナウシカ「やぁアスベル、そんなに胸を強く吸ったら乳液が出ちゃう!」
アスベル「味はともかく(ry」
428名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 07:18:48 ID:02L6utfD
なにその
アスベル陵辱テイスト

・・・ソレイイ!(*´д`*)ハァハァ
429名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 00:08:53 ID:H0Nw6zJm
サンより可愛いアシタカの陵辱がいい
430名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 01:22:29 ID:Cn5vl9qb
いいね。アシタカ陵辱したい。
431名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 13:09:57 ID:P57d/l15
アシタカはたたらばの女達に囲まれた
432名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 20:26:18 ID:HZLObcIj
アスベルはトルメキア第三軍の女性将校達に囲まれた
433名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 02:17:09 ID:1Swy4gNS
ユパさまは性欲をもてあます谷の女達に囲まれた
434名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 02:49:05 ID:KzI8dQa7
抱いてえ〜!
435名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 07:54:59 ID:zra4gPG0

 ‖| ‖|
 ‖| ‖|
 ‖| ‖|
 ‖| ‖| キキキキキキキ━━━━
 ∧∧∩
 (   )ノ
 |   |
 〜 |
 ∪∪
436名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 00:17:28 ID:RTxgVWBm
クシャナ殿下率いる第3軍には貴族出の女性士官も多数従軍。
男性将兵による占領地域における女性への暴行の抑制を期待したが、
実際は女性将兵らによる占領地域における少年狩りが多発した。
殿下がある女性士官の軍幕を訪れたら
その女性士官が捕虜の少年の筆降ろしをしている真っ最中だった。

437名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 13:57:22 ID:L6nfyNNt
クシャナは夜はマゾだと思うお
438名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 23:01:24 ID:cmsIDikk
>>436
なんじゃそりゃ
439名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 01:46:23 ID:ABxCmopf
大婆様vsドーラvs寛太の婆ちゃんvs湯婆婆vsソフィー80歳

大婆様が1番恐い。
というか釜爺とドーラの旦那?は同一人物にしか見えん。

440名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 02:30:19 ID:ZhnoXoEX
ハラ・モトロはドーラの旦那じゃないよ。漏れも同一人物にしか見えんが
441名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 01:21:03 ID:tvI6Ctjm
人狩り × シュナ&テア&妹
442名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 20:23:04 ID:wrtttPRq
>>440
でっけぇ声だすなぇ!!聞こえ取るわい・・・
443名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 00:23:04 ID:LOxkmlar
>>441 シュナもやられるの?(´Д`;)?
444名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 20:16:01 ID:wdeP8oyg
テルータソの新鮮な膣口に舌を思いっ切りねじこんでウニウニしてみたり
かわいいクリや尿道口をヂュパヂュパ舐め吸いまくりたい。。。
445名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 03:20:37 ID:PN964bZI
あの世界って風呂とか入ってるのか?
446名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 14:24:25 ID:Z2VdakHQ
シュナ、もののけ=水浴び
ラピュタ=たらいみたいなので風呂
ハウル=普通の風呂
ってかんじかな?ナウシカはどうなんだろう?
447名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 18:12:27 ID:+wH+L5rk
漫画にはもろに入浴シーンあったよ。
448報告の長w:2006/03/01(水) 22:46:10 ID:vT66tW9W
†【ゲド戦記の部屋】
プロジェクト・ゲド(PROJECT−GED)進行中じゃ!
http://www.asahi-net.or.jp/~HS2T-TKG/index.html
影に惑わされし者は入室すら出来ぬ。さてさて、そなたは──
449報告の長w:2006/03/02(木) 16:27:31 ID:/uwOhBd+
前回、内容を書き忘れてしもうた。一応追記しておくのでな──

†【ゲド戦記の部屋】
プロジェクト・ゲド(PROJECT−GED)内容一覧。
http://www.asahi-net.or.jp/~HS2T-TKG/index.html

【真の名を語る】……入室する時に門番との駆け引き。
【長の名を語る】……退室する時に門番との駆け引き。
【朝・昼・夜】……背景・文字・音楽が時間によって変化。
【占い】……作品の内容に因んだ光の占いと影の占い。
【スロット】……ファンタジックなスロットゲーム。
【謎解き】……賢者の証・竜の勲章・全き者の印を獲得する。
【のろいのランプ】……好奇心に負けてさわってしまうと…。
【クイズ】……初級・中級・上級・最上級の問題が30問以上。
【マニア度チェック】……Yes、Noだけでマニア度を診断。
【お宝探し】……様々な場所に散らばっている宝を発見する。
【対話】……登場人物との会話システム。オタクも参加。
【まじないの修行】……術の修行。失敗すると化け物が…。
【美術館】……作品の映像化に挑戦。
【リレー小説】……「ケト戦記」謎の10人目の長を探す物語。
【アチュアンの迷宮】……墓所の地下を探検するRPG。
【ホーゲンの旅路(β)】……未知の大地を冒険するRPG。
【ドラゴンカードで勝負】……ヒスイとゲーム。殴る機能付。
【アースシー珍品発掘隊】……4つの珍品を発掘するゲーム。
【賢人語翻訳機】……通常の文章を賢人達の言葉遣いに変換。
【竜王語変換器】……通常の文章を竜達の言葉に変換。
【オジオンの一日】……リアルタイムのシミュレーション。
【空想の部屋】……もしも〜が〜だったら、というシリーズ。
【賢人の目】……あなたの詳細情報を賢人が教える。
【愚者賢人との不毛な雑談】……幻の老人との会話システム。
               しかし全ては謎。
450sage:2006/03/05(日) 00:40:42 ID:9BBbvf7J
テステス
451シータとパズー:帰る場所:2006/03/05(日) 02:52:30 ID:9BBbvf7J
朝、シータに伴って市場へ出かけた。小さな市場の人ごみの中、大声でシータを呼びながら
近づいてきた男がいる。隣にいた自分に驚き、紹介されていささか敵意のこもった目に
値踏みされた。清潔で朴訥とした男はそれでも笑顔で握手を求めてきた。農作業で節くれた
頑丈な手だった。

年に数回はここへ訪ねてくるのが習慣になっていた。あの今思い出せば苦しいような
懐かしさに襲われる出来事も、今は遠い昔のことになろうとしている。鋤を持つ手を止めて
空を見上げる。どこまでも青い空に吸い込まれそうな気がして目を閉じた。目を開けると
シータがすぐ傍にいた。
「・・・あの時の事を思い出しているの?」
一つにまとめた栗色の髪が日に光り、前髪をあげた額が白かった。憂いをこめた
まなざしが真っ直ぐに見つめている。
「・・・いや、」目をそらしてつぶやくように言う。
「風が気持ちいいだけだよ。」
452シータとパズー:帰る場所:2006/03/05(日) 02:54:42 ID:9BBbvf7J
ゴンドアに来た時はシータと共にヤクの世話をした。女が一人で何とかやっていけるほどの
家畜と畑。長い年月に培われた安定がここにはある。パズーは息をついた。今日はあまり
仕事がはかどらない。時折どうしても物思いに囚われている自分をシータが見ている事は
知っていた。知っていたがどうにもならなかった。暮れる夕日が辺りをオレンジ色に染めて
振り向くといやに大きな太陽が地平線に触れようとしている。
「・・・きれいね。」
「・・・。」
「いつも見ているのに、いつもきれいだと思うの。」
パズーは夕日に染まったシータを見ていた。彼女は美しかった。昔から整った顔立ちを
していたが、今この瞬間の彼女の美しさはどうだろう。細面の白い顔に細い首、すらりとした
それでいてやせぎすではない健康そうな体、凛とした佇まい。不意に強く衝動がこみ上げて
パズーは目を伏せた。今この瞬間に彼女を力一杯抱きしめる事ができるなら、どんなに
心が満たされるだろうか。
453シータとパズー:帰る場所:2006/03/05(日) 02:55:49 ID:9BBbvf7J
「僕、鉱山を出るんだ。」
夕食後、こう切り出したパズーにシータが顔を上げた。
「僕の父さんの相棒だった人が僕を探し出してくれてね。僕に会いに来てくれて、僕の
作った飛行機を見てくれたんだ。彼は飛行船の事業に取り組んでいて、それがやっと
軌道に乗ったところらしい。今後は飛行機事業にも目を向けて、開発を始めるんだそうよ。」
「・・・。」
「飛んでみないかと言われた。・・・親方も賛成してくれている。」
「・・・それは決めたことなのね?」
「・・・うん。」
それはパズーがゴンドアには住まないという事だった。

井戸で水を浴び、居間に用意した寝床にもぐりこんだ。小さい頃は一緒の部屋で寝て、
たわいもないおしゃべりをした。眠るまで本当に埒もない話をして、別に他に誰も
いないのに声を忍ばせてくすくす笑いあった。
・・・台所で水音がする。シータがまだ起きているようだった。
(・・・約束があったわけじゃない)
それは苦い思いを伴う考えだった。頭の中でマッジの声がする。
(私ならついて行くわ。殆ど会えなくても平気。どこに住んだってかまわない。
私にしなさいよ、私の方がいいはずよ。)
(あの人はダメよ、あなたの所に行けないわ。わかっているはずよ、パズー。
住んでいる世界が違うのよ)
・・・何か反論がしたかった。だができなかった。それは本当の事だった。シータが立てる
水音を聞きながら目を閉じる。市場で会ったあの男・・・ペーターと名乗った・・・。
(あの男なら、ここでシータを幸せにできるだろう)
月明かりの闇の中で眉をしかめた。その方がいいのだとわかっていて胸が苦しかった。
454シータとパズー:帰る場所:2006/03/05(日) 02:56:49 ID:9BBbvf7J
不意に気配を感じて振り向き、思わず起き上がった。白い寝巻きを着たシータが月明かりに
照らされて立っていた。
「・・・どうしたの?」
問いかける声がかすれるのが自分でわかった。湿り気を帯びた長い髪が月明かりに
柔らかく光り、彼女のすらりとした体に沿うようにウェーブを描いている。
胸が高鳴り、喉が渇くのを感じたが、努めて落ち着こうとし、再び声をかけようと
彼女を見ようとして突然いい匂いと柔らかな感触に包まれた。

シータが抱きついてきたのだと事態を理解するのに少し時間がかかった。理解してから
混乱し、慌てた。シータの震える体をともすれば強く抱きしめたがる自分の体と
戦いながら、かといって強く押しのけることもできず、やっと声を出した。
「・・・シータ。シータ。・・・ダメだよ、」僕は、と言いかけた口がふさがれた。
月明かりの中でシータの唇がお願いと小さく動くの見て・・・あとは、もう、
どうしようもなかった。
455シータとパズー:帰る場所:2006/03/05(日) 02:57:25 ID:9BBbvf7J
強く抱きしめた滑らかな肌に安堵の息をもらし、視界の中に入るシータの全てに
口付けせずにいられない。渇く者が水を求めて喘ぐように、シータが欲しい。
震える腕と手が自らにまとわりつくのを遠い意識で感じながら、せりあがる息に
せかされて彼女にのめりこむ。閉じられた瞼、なかば開けられた唇、白い首筋、
そして、そして・・・。

苦しい。気持ちいい。痛い。悲しい。うれしい。
・・・愛しい。

痙攣が背骨を駆け上がり、脳髄を直撃する。視界が消える。「・・・シータ。」

青白い闇に飲み込まれ、螺旋状に絡まり沈み込む中で、吐息のように小さく
彼女が自分の名前を呼ぶのを聞いた。
456シータとパズー:帰る場所:2006/03/05(日) 02:58:28 ID:9BBbvf7J
・・・気がつくとシータを抱きしめたまま眠っていたようだった。シータは
眠っているのか身動きしない。シータの肩越しに月を見上げる。
何を迷っていたんだろうか。今までの逡巡が嘘のように思える。こうなる前から、
ずっと前から、否、彼女が空から降ってきた時から、自分が帰る場所はここにしか
なかったというのに。この腕の中の彼女の中に。
きつく抱きしめると彼女が少し苦しそうに身をよじった。顔を両手で挟み込むと
頬が濡れている。・・・ずっと泣いていたのか。
頭を胸に抱え込んで髪に顔を埋めた。シータのすすり泣きが聞こえる。
「・・・愛しているよ、シータ。」
びくりとシータが顔を上げる。
「ずっと言いたかった。ごめんね。つらい思いをさせてしまったね。」
シータが顔を伏せた。肩の震えがひどくなる。しゃくりあげて泣き声を立てた。
大きくなる泣き声を聞きながらさらに深く抱きしめる。

・・・このぬくもりを頼りに生きるのだ。
冒険家だった父を待ち続けた母。病弱ながら明るく笑顔を絶やさなかった母。
こっそり泣いていた淋しがり屋の母。父に看取られずひっそり死んだ母。
そして父と同じ道を歩んでいる自分。・・・母は幸せだったのだろうか。

泣きじゃくるシータを抱きしめ、自分も少し涙ぐみながら、白く明るい月を見ている。
457シータとパズー:帰る場所:2006/03/05(日) 02:59:57 ID:9BBbvf7J
この先危ないです。イメージを壊したくない方、読まないでください。

の知らせを持ってきたのは、パズーの直属の部下だった人だ。その人の
事をあんまりよく覚えていない。その知らせを聞いてから数日の記憶が曖昧なのだ。
パズーは秋になったら帰ってこれるよ。と言った。パズーは約束を破った事がない。
この一事を除いて。
著しく不利になった形勢で、味方を助けに行ったという。

・・・彼と過ごした時間は本当に貴重で大切だった。幸せだった。こんな時が
ずっと続けばいいと思っていたのに。例えずっと一緒に過ごせなくても。

気がつくと上の娘と、ペーターのおかみさんのハイジが上から顔を覗き込んでいた。
「・・・わかる?」とハイジが聞いた。ナニガ?あなたの事が?私のことが?
それともパズーの事?

「それでも食べてくれるから助かるわ。」とハイジが言った。「3ヶ月ですって。」
「?」
「あなた、妊娠しているのよ。」

後からハイジにこの時のことを確認してみたことがある。「あなたも私とおんなじ。
ここでしか生きていくことができないんだわ。」と彼女が言った。
「例え悲しくってつらい人生でも、ここを探して彷徨うのね。」
458シータとパズー:帰る場所:2006/03/05(日) 03:01:12 ID:9BBbvf7J
生まれた子供はパズーにそっくりな男の子だった。ジョゼフと名づけたその子は
時に笑ってしまうほどパズーに似ていた。そして時にパズーと似ていないところを
見つけて隠れて泣いた。一度ジョセフは怒ってのたまったものだ。「父さんは
こんなに大事な母さんをおいて一人でいってしまった」と。「母さんを一人にした」と。
それは正しいことではない。一人にしたのはパズーの意思ではないし、私は
幸せだったのだから。決して不幸ではなかったのだから。多少パズーの事を覚えている
上の娘が訂正していた。パパはママの事が大好きだって言っていたよ・・・。
459シータとパズー:帰る場所:2006/03/05(日) 03:01:58 ID:9BBbvf7J
今日はジョセフが町から帰ってくる。上の娘ももうすぐきてくれる。最近は家畜を
人に頼み、小さな畑を耕して糸を紡ぎ、孫のためにベストを作る。時々暖炉の火を見つめながら
そこに隠されていた石の事を思い出す。あれがなければパズーとも会えず・・・。
ふと風を感じて見回すと戸口に初めて会った頃のパズーが立っていた。
「やぁ、シータ。迎えに来たよ。」
(迎えに?どこへ?)
「遅くなってしまった。」というパズーは結婚した頃のパズーだった。
「ごめんね。ずいぶんつらい思いをさせてしまったね。」
(・・・。)
「約束していたのに・・・」というパズーはあの朝見送った・・・。

「パズー!!!」

「さぁ行こう」
「待って、パズー」
「?」
「私、こんなに年をとってしまって・・・。」
ハハハと、パズーは快活に笑った。
「シータは年をとったって素敵だよ。僕、言わなかったっけ?」
「でも・・・。」
「気になるなら、ごらん、シータは僕のお嫁さんじゃないか。」
ふと自分の手を見るとなめらかで白い肌が、栗色の髪が風になびき・・・。
「結婚式だね。」
「パズー、パズー。もうどこへも行かないで、離れていかないで、お願い。」
「ずっとそばにいるから・・・。」

ジョゼフが家に着いた時、シータはまだ生きていた。ジョゼフの顔を見て
幸せそうに微笑んだ。待っていたのだと人々がうわさした。
460シータとパズー:帰る場所:2006/03/05(日) 03:04:47 ID:9BBbvf7J
見直すと誤字、脱字がありますね、申し訳ありません。脳内修正して
お読みください。

最初で最後のパロディです。思い残すことはありません。さようなら。
461名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 19:42:28 ID:ijlvXjAO
サツキタソのスベスベした背中を舌先で優しくツツーってしたい。。。
462名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 21:37:39 ID:MAj1BkIp
ま、まじで!?
463名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 22:01:30 ID:zKQa1v5H
なっなんかやられた!ええええ!?(゜Д゜;)!!
464名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 23:30:45 ID:pYsA53KX
>>451
GJ!!
最後のお迎えが切ない…(つ_T)
最初で最後なんて言わないで、またいつか投下お願いします。
465名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 02:45:32 ID:d6h6B2pi
いいもん読ませてもらった
466名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 03:13:44 ID:x1BAKQjY
うん。真夜中にピンク板読んで泣してる自分w
451GJ!
467名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 10:19:47 ID:LB18ogfc
オイラは見なければよかった
468名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 13:01:29 ID:ePxFwGJV
だからわざわざ注意書きしてあったじゃん…
漏れには良作だった。職人さん乙。
469名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 18:36:34 ID:aQacpDdf
これ読んだあと「君をつれて」を聞いたら涙がっ・・・
また書く気が沸いたら来てくださいねー(・∀・)ノ
470名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 01:22:57 ID:8cpqLSmX
今日は金曜ロードショーで「耳をすませば」やってたな。
久しぶりにエロパロ読みたくなった。
471名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 14:36:21 ID:hGYnS//L
耳すまage
472名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 01:16:26 ID:V24YID1F
>>451
カン太はさつきの膨らみかけの乳房にむしゃぶりつた・・・までヨン様
473名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 16:24:17 ID:Dwwq20xY
小学生の時に映画館で『耳をすませば』見て、神社の前で主人公が同級生に腕を掴まれるシーンでやたらドキドキしたな。
こないだテレビつけたら偶然そのシーンを流しててキュンとした。
来週彼氏と中学生プレイしよう…
保守age
474名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 05:00:58 ID:FHfycRAt
今原作読み終わった!感想としては、クシャナが母親似で良かったという事だ。
とりあえず誰かクロトワ×クシャナを補完してくれい!

「殿下」
「・・・こんな夜分に何用だ、クロトワ。ここが私の私室だと分かっての事か」
「イエ・・・私用なんですがね」
「お前の事だ。急を要する事件だなど言って入って来たのだろうが」
「お見通しで」
「しかも機密事項として人払いまですませたか・・・何の用だ。言え」
「殿下・・・」
「近寄るな。・・・酒臭い」
「・・・」
「・・っ」

続きを〜
475名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 21:50:51 ID:v6c8+rDd
耳をすませば、イイよね〜。
セイジ雫の純愛から羞恥・陵辱など、どんな設定でもOKなのでエロイ話が読みたいです。
476名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 12:19:16 ID:ZcWwdcYz
>>474
つ【SS保管庫】
そのむかし、117たんというネ申が居った・・・
477名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 06:05:03 ID:QjXlId/6
厨房か工房くらいに成長した千尋が
ある日街中で偶然ハクに似た少年(こっちも成長してる)を見かけて・・・

というのはガイシュツ?
478名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 15:38:04 ID:pY+7xjCI
サン×豚触手ネタて無いの?
479名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 22:06:02 ID:1BsVThKA
サン アシタカ か サン タタラ場の男たち
480名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 09:41:59 ID:cnwTi+kr
アシタカXヤックルで、簡単なエロパロを作ってみた・・・

http://minup.s10.x-beat.com/up7000/upload.html←ここの0042です。

pass:mononoke
481名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 17:51:46 ID:dM2NfDpo
HDがあぼーんしましたが何か?
482名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 21:43:54 ID:CkxaS1Zz
見なくてよかった・・・
483名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 00:01:56 ID:KyQi64+9
アボーンはしないよ でも中身はズブリ2の1コマを改悪した駄作と
何の脈絡もない10秒程度の虹エロ動画 正直見る価値無し
484名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 14:03:45 ID:eUekF0pU
たたらばの男はなぜサンに欲情しない?
485名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 14:26:02 ID:+4qhfE4d
サンを犯すのは彼らにとっては獣姦だから。
486名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 19:28:30 ID:h2vKHa+Z
だって敵だし。
487名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 21:51:26 ID:/0mekef/
ほしゅ
488名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 20:37:15 ID:O9QCNQ7X
うp
489!!!!!!!!!!!:2006/05/12(金) 23:23:30 ID:FVQHoSM6
あげ
490名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 23:50:17 ID:FVQHoSM6
もののけ姫のエロパロみたいよ〜誰かかいて〜('-^*)/
491名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 00:06:47 ID:pGaXI43F
>490
今もののけ見てきただろ。
492名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 08:31:17 ID:9+Pv3bBD
それより何より「アシタカの旅」の続きが読みたくてたまらんです
職人さんのペースでゆっくりでいいから頼む!読ませてくれ!
493名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 09:39:20 ID:NcOhAfXp
>>492
禿同。
アシタカの旅のためだけに、このスレをチェックしに来ているよ…
494名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 19:07:13 ID:heLSwGdJ
ほんとだよな。エボシとアシタカとかめちゃ興奮するわ。
何度でも描いて欲しい。
495名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 00:55:51 ID:L0IPWDjY
496名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 02:02:56 ID:ffqW1h8E
>>495
最後で吹いた。
497ある日のアシタカとヤックル:2006/05/16(火) 18:08:07 ID:ZsMtkBrq
その日は、かなり暑かった。アシタカは何時間もヤックルに跨っていた、アシタカがヤックルに跨ってる間、チンコが起ちっぱなしに・・・次第に我慢できなくなり、そのままイってしまう・・・(股間はグショグショに)。
その瞬間、ヤックルは口から泡を吹きながら、その場に倒れてしまった。
「ヤ、ヤックル・・・」アシタカは戸惑った、しかし泡を吹きながら顔を歪めるヤックルを見て
右手が自然と股間の方へ動いていった。
そして倒れたままのヤックルに跨ったまま、そそり立つチンコを扱き始めた。


498ある日のアシタカとヤックル2:2006/05/16(火) 18:23:41 ID:ZsMtkBrq
「あ・・あ・・ヤックル・・・」ヤックルの歪む顔を見ながら、アシタカも顔を歪ませながら
チンコを扱いた。そしてビクビク脈を打ち始めた・・・先ほど射精したばかりだというのに
、また大量に精液を出してしまいそうだった。
「ヤ、ヤックル・・・イク〜〜〜」アシタカは自らのチンコをヤックルの顔に向け、一気に
精を吐き出した。
499名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 18:24:42 ID:qj3KRc4/
なぜヤックルは倒れたんだw?
500ある日のアシタカとヤックル3:2006/05/16(火) 18:38:55 ID:ZsMtkBrq
「ドピュ・・ドピュ・・ビュビュ・・ビュルビュル・・ビチャ」かなりの量の精液がヤックルの顔を濡らした、アシタカは立ち上がったヤックルの顔を布で拭きながら申し訳なさそうな表情で言った。
「ごめんヤックル、でも我慢出来なかったんだ・・・。」
しばらくしてアシタカはヤックルと共にその場を後にした、ヤックルの背に揺られて
アシタカの股間は、またしても突っ張ってしまっていた。

〜完〜


501名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 01:40:23 ID:0mSkMHwT
>>499
ヒント 暑かったから
502名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 02:13:40 ID:yFc6lGq/
それヒントじゃないし
503名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 10:18:31 ID:ZNaWZsmp
ttp://s03.2log.net/home/tofuya/img/c/nausicaanaked.jpg

ググッたらこんなんでた。
拷問系は好きじゃないんだが^^;
ナウシカとユパ様の歳の差萌えのをきぼんぬ。
神光臨しないかな、、、、、、、
504名無しさん@ピンキー :2006/05/20(土) 00:04:54 ID:b+aQNyOD
ゲド戦記が公開されればきっとゲドとテナーの話を書いてくれる
神が降臨してくれると信じてる
505名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 01:59:00 ID:2IqYWLCB
(´д`).。(ナウシカで是非クシャナ×ナウシカをコソーリきぼんぬ)
506名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 14:30:57 ID:xzunmprA
(´д`).。(ナウシカで是非ナウシカ×クシャナを再びきぼんぬ)
507名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 15:58:11 ID:jBJHoHIi
思ったんだけどクシャナって右腕しか四肢なかったような。
漏れの考えたこと、分かる奴には分かるよな?
508名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 17:34:57 ID:GVthURIe
>>507
でもそれって映画だけの設定だろ?
原作は五体満足で殊更格好イイクシャナさまが
ナウシカに少しづつ傾いていく話。
509名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 18:51:26 ID:jBJHoHIi
(´д`)
510名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 14:58:26 ID:d3tm7NhT
(´д`)
511名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 01:15:32 ID:Z7jX9t3o
アシタカの旅、まだかなぁ…
せめてサンが出るところまで…
512名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 18:59:54 ID:n6bD/JoJ
なにげにサンは個人的ジブリ最萌えヒロインだったりする
513名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 23:28:51 ID:wzqDp4/i
>>512に禿同
514名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 11:04:02 ID:HW6ptopy
今後、ゲドのSSも来るのかな?
原作風味で待っていたい。
515名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 11:04:46 ID:HW6ptopy
>>504
2巻で4巻を無視した話を、是非捏造して欲しい。
516名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:32:11 ID:nah2QNvK
hoshu
517名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:32:34 ID:04whO9Rb
ヤックルたんハァハァ
518名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 00:57:03 ID:AaPKmwjc
ホシュ
519名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 01:27:20 ID:5wa6lMm5
あのその、保管庫のクロトワ×クシャナって、
最近読んでとてもとてもよいと思ったんだけど、
投下当時のみんなの感想はどだったの?
神と書いてあるくらいだからけっこうもりあがったの?
520名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:46:31 ID:Hg1lYMDM




テルータソを四つん這いにさせて床にマン汁滴ってくるまでグシュグシュブチュブチュ指マンしまくりたい。。。





521名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 23:12:40 ID:jEGegYcA
またスレがひとつ潰れた
522名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 22:28:24 ID:x6xPU0s3
ま、まじで!?
523名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 23:06:36 ID:51Tv4trj
パズーとシータが読みたい・・・
524名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 15:40:25 ID:tD7UDBi9
クラリス×不二子とか。
525トルメキアの残党:2006/06/22(木) 01:56:25 ID:o7vtP7Vr
古いネタです。
526トルメキアの残党:2006/06/22(木) 01:57:37 ID:o7vtP7Vr
どこかも分からない地下深くにその牢獄はあった。土鬼の凶悪な犯罪者や政治犯を収容するその
牢獄はじめじめと湿っており、薄暗く陰気なところであった。地下水が滴り落ちる音以外は聞こえ
ず、静寂につつまれていた。

その静寂の中で一つの牢獄の囚人部屋の一室だけが騒がしかった。

「毎回、毎回てこずらせるんじゃねえよ!」
「おら!そっちの手を押さえろ! 暴れるんじゃねえ!」
「お前は足を持て!」

そんな声が囚人部屋から響く。そこでは一人の裸の女が声も立てずに暴れており、それに群がる
囚人たちが女を取り押さえようとしていた。その女は奇妙なことに鉄仮面をかぶっていた。
一糸まとわぬ裸に、その異形の鉄仮面をかぶっているその姿は奇妙としか言えなかった。顔だけでなく
その仮面は声も出せないようになっているらしかった。女の体は鍛えられ、引き締まった体をしていた。
しかし足には太い鎖でつながれた重い鉄球が女の行動の自由を奪っていた。結局狭い逃げ場の無い囚人
部屋では抵抗すること空しく、女は囚人たちに組み伏せられてしまった。
そして暴れるところをいつものように囚人頭が最初に女を犯すのだった。

この女は囚人たちにあてがわれる慰安婦で、特に問題を起こさず、模範的な部屋にあてがわれる事に
なっていた。大抵の慰安婦はその身元が分からない事が多かったが、鉄仮面をつけているのはこの
女だけであった。この女があてがわれたのはこれで三回目だが、いつも同様に暴れててこずらせていた。
527トルメキアの残党:2006/06/22(木) 01:58:15 ID:o7vtP7Vr
「しっかし、いつも同じ結果になるのに、この女は懲りねえな・・・」
「まあ、暴れた方が俺たちも楽しいしな」
囚人たちは笑いながら、代わる代わる女を犯している。一人だけそれに加わらず、静かに見ている
男がいる。その男に向かって、囚人頭が声をかけた。

「なあ、客人。あんたもどうだ?」
そう声をかけられた男はゆっくりと囚人頭の方を見た。その男は一回り体格も大きく屈強そうであった。
この男は新入りであるにもかかわらず囚人頭を打ちのめした。が、リーダーには興味が無いと言い、
客分として扱われていた。
「・・・そうだな。他に楽しみの無いところだ。」
そう言って男は立ち上がった。

「ちげえねえ。ここは女に不自由が無いだけましってもんだ。暴れねえように押さえとくぜ」
囚人頭はそう言って、男に場所を譲った。
女は囚人たちに手足を押さえられ、足を大きく広げられた状態にあった。股間からは散々犯された
囚人たちの白濁液が滴り落ちている。
「ちょっと俺たちで遊びすぎてガバガバだがな!」囚人頭は笑った。
「贅沢は言えん。」
そう言って男はズボンを脱いで、女の前に立った。女は鉄仮面の隙間から力なく弱々しい目で、
男を見た。そして目を見開いて驚いた様子だった。
「?女・・・。俺を知っているのか?」
「旦那を知ってるはずがないじゃないすか!この売女が!旦那は以前トルメキアの将校だった方でしょ」
女を押さえている囚人の一人が言った。
「・・・その肩書きも今は虚しい」
「この女はどうせ二目と見れない顔しているから、こんな仮面かぶってるんですよ。旦那の知り合いな
はずありませんや。きっと旦那の顔が二枚目なので、驚いたんでしょう」
「商売女に好かれてもしょうがない」
「いえ、ここに送られる女は政治犯の身内だったり、没落土豪だったりしますから、この女も・・・
それにしてもトルメキアの将帥も女だそうですね。二枚目の旦那ならきっと・・・」
急に男は囚人の顔を殴りつけた。
「ひ?旦那?」
「あの方と、この商売女を一緒にするな!」
男は怒り出した。
528トルメキアの残党:2006/06/22(木) 01:59:03 ID:o7vtP7Vr
「すいやせん・・・」
男は荒々しく女の乳房を片手で揉みほぐしながら、ペニスをぐっと女に挿入した。そして腰を振りながら
喋り続けた。
「あの方は誰よりも気高く、美しいお方!聡明であの方が率いる軍隊は常勝無敗!敵などおらん!」
男は熱っぽく語り始め、それにあわせて腰の動きも激しくなった。激しい動きにあわせて、女は
乳房をゆさゆさと上下に揺らしている。そして鉄仮面の奥に光る目にはうっすらと涙が浮んでいた。
「このように軽軽しく男に体を許すような方では無い!見ろ!こんなふうに男のものをくわえて
濡れているはしたない女と一緒にするとは!」
「その将帥様は一人身なんでしょう?お寂しいときには・・・」
「馬鹿者! あの方は広く兵や民の事を考えていらっしゃる! 誰のものでもないわ!」

「あれ?この女、すっかり力ぬいてるぜ。さては旦那に惚れたか?」
女はぐったりとして横たわっている。囚人たちは押さえてる手足から離れた。
「ん?女!分かるか!俺の心が!あの方は我々の希望なのだ!女!背中を向け!」
そう言って男は体位を変えて、女をひざにのせて、両手で乳房をもみながら、上に腰を振り
ペニスを突き上げた。女は何故か抵抗せず、それに従った。

「でも、トルメキア本国が腐海に沈んで滅んだって噂は・・・」
「嘘だ!それはデマだ!今もきっとあの方は・・・殿下は本国で軍を建て直し、雄雄しいお姿で
軍旗を立ててらっしゃる!」
男はそう言いながら指先で女の乳首を弄んだ。女の乳首は敏感に反応してむくむくと立った。
「そして、見えるであろう!女よ!殿下が軍馬にまたがって、この国に攻め入り我々を救う姿が!」
男はそう言って女を押し倒し、四つん這いにしてのしかかり、背後から女を攻め立てた。
「そうだ!尻をあげい!腰を振れ!そろそろがまんできん!お前の中に出すぞ!」
男は女の腰をつかみ、勢いよく腰をふった。その動きにあわせて女も腰を振り、乳房をゆらした。
「ぐお、おおお うっうっ しっかり殿下のための子を産むのだ!」
女の割れ目に食い込むように怒張した男根はびくびくと震えながら、女の中にドクドクと精液を
吐き出した。

女は力尽きて倒れた。男が離れると、また囚人たちが群がり、女を弄んだ。

慰安の時間が終わって女が、係りの者に連れ去られる時、男は女に声をかけた。

「すまぬ。つい話に熱が入り、乱暴な扱いをしたようだ。おぬしの体は良かったぞ。」
と言った。
女は黙って首を振った。その時男は小さな声で(すまぬ・・・)という声が聞こえたような気が
したが、男は気のせいだと思って気にしなかった。

女を独房に連れさりながら時、係りの者が言った。
「お前が助命してこのつとめに励んでるおかげで、トルメキアの残党どもは生き長らえてるのにな」
529トルメキアの残党:2006/06/22(木) 01:59:53 ID:o7vtP7Vr
終了〜
530名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 22:14:11 ID:Cf1kfvDr
看守達の悲鳴に男は目覚めた。看守達が「あの女だ!あの女が来たぞ!」と恐怖の絶叫に男は小躍りした。
「僧会の狗め!」「殺!」などと訛りが強い土鬼語が飛び交っていた。あの方は土鬼の土民を手なずけたのだ!
男の部屋の扉に剣が背中に刺さった看守が倒れこんできて扉が開き
女が現れた。現れた女は男の希望を粉々に打ち砕いた。
それは男が忘れられない女だった。美しい漆黒の髪と切れ長の目・・・・。
マニ族との戦いで男に生死の境をさまようほどの重傷を負わせた小娘・・・。

531名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 19:30:52 ID:xxVel64z
保守
532名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 07:45:07 ID:g6Z6hRBT
アシタカの旅の続きを読むまで落とす気はない
533名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 20:13:48 ID:bzTAlLNK
サツキxカンタの初々しいのんキボンヌ
534名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 08:08:46 ID:oZK5XTyx
エボシとアシタカの続き気ボンぬ
535名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 17:17:49 ID:vta3i2/T
アシタカとサンのとこに行くまでは落とさない
536名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 22:45:09 ID:lhEooaB5
今日ゲド戦記観てきた。


こーーーれはエロいですよーーーーーーー
すぐにでもSS化できそうだ。
537名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 23:32:33 ID:Z9UCdYxu
テルータソとサンタソの新鮮な腟口に舌先をおもいっきりねじ込んでウニウニしまくりたい。。。
538名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 23:46:56 ID:iWS8UzfC
テルーにそれは無理

理由は・・・まぁいいやw映画観ろ
539名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 02:08:58 ID:eRKcb+9I
                            _...-.、..-..、ヽ.`:ヽ
                           ,-.:‐::::::::::::::::::::::::::::::::::|ノノ
            _   _          ,フ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ_
          /::::::::::::`´::::::ヽ         {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ     ゴ
        /::::::::/:イ:/、::::::::::ヽ      _i:::::::::::::::_;: =::::イ::::ィ::ィ:::::ヽ     ミ   好
      /::::::::イ   r__  /:::::::::::::!   ,, - '"r' ~}、:iレ.ィ>、、  /:i''レヽ、      の   き
     //::::::::::lr_   ' l:}` "'i'亅::::|./   /   {、 、.! `‐-‐"^{"^ヾノ/,   l    よ   な
     レ:::::::::ヽリ` !   J  ノ:/-、   i    | ヽォ     ,.,li`~~i    i !    う   人
       レ;;:::::::::l  ,  _  /'/   ヽ  |_   \ ヽ  ・=-_、, /  //     で   が
        "'-;;ヽ__,/ : i/"     !      ̄ ヽ\. \____/ /   //      し
          _,.>-:、: ノ ̄ ̄ '''    l       \__/-、 /  / /       た
         /: : :/          |        "~   `´ / ' >
          {: :/  = 、         !               /_ -‐<-,
        /` {     ニ\  /、 ヽ-           //     {
       /i : _ヽ_, -'" ̄   ` ´} _   _,-‐-=ゥ‐- イ >  r '  ̄ ト
      / : i / <_     _,, ィコ   ̄    、 -ノ_, /  \/\    l,-、,,-、_
      / :  \ _ヽ_ ヶ、'~   \,_, -,‐_T`‐--イ/ 、   _,, - +‐ti;;;;,、 ヽ , `、
      l : : : : ̄: :`''t‐t\  r ' '  i  >;}~ )ニ-i─ t'", -─| |-'┴/_l_/ノ
540名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 14:16:11 ID:Cwmo1cxx
痔ぶりヽ( ・∀・)ノウンコー!!
541名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 07:51:52 ID:rt0uvBzt
ちょっと調べたらあのヒロインがテルーでびっくりした。
テナーじゃないのかよ! 火傷はどうした!
542名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 15:30:55 ID:o2mBtQIE
火傷あるよ。マイルドだけど
543名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 16:43:11 ID:ZfnapLdt
>>539
激しくワロタ
544名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 19:55:02 ID:BY9ZyIbx
保守
545名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 00:17:29 ID:WaDId4Ds
保守
546むしゃくしゃしてやった1:2006/07/22(土) 18:06:54 ID:J2+4/n7T
 このスレッドを見てたらユパ様×ナウシカが見たくなったが、何故か保管庫見られないので書いてみることにする。ジェントルなユパ様で行くつもり。エロは微妙かな。


「見違えたぞ、ナウシカ」

 キツネリスを助けたことでオームに襲われたワシを助けくれたのは、懐かしい風の谷の姫君。
『...本当に、見違えた........』

*****

「私に先生のお手伝いかできたらいいのに....」

 ぼんやりと思い浮かぶのは、風の谷に留まる気はないかという父の勧めに押し黙るユパ様。
『もしも腐海の謎が分かったら、ユパ様は此処に留まってくださるかしら...』。或いは族長の娘でなければ、一緒に旅することもできただろうか...
『いいえ』。ありもしないことを考えても仕方ないと、寝床に入る。

*****

『ナウシカは大丈夫であろうか』
 夜になり作業が中断したのでナウシカの様子を見に行く。今日は様々な事があった。トルメキアの襲撃、巨神兵、ジルの死、そしてナウシカの怒り。ノックして部屋に入るが誰もいない。
「テト、お前の主は何処だね」
テトが引っ掻く扉を開け階段を下っていく。そこには机に顔を伏せてるナウシカ。
『疲れて眠ってしまったのだろうか』
少しホッしながら、フト辺りを見回す。
「これは...!?」
城の地下に隠された小さな植物園。しかしその植物は
「腐海の植物ではないか!!しかも猛毒のヒソクサリが花をつけてるというのに」ナウシカの説明では、汚れた水か土の所為で腐海の植物は毒を吐き出してというのだ。ワシは半ば呆然と考え込んでしまった。
547むしゃくしゃしてやった4:2006/07/22(土) 20:47:16 ID:J2+4/n7T
まだまだ続きます。 ユパ様×ナウシカ

「!!」
 上着の下から手を入れられ、直に胸に触れられる。頭では理解していたがいざそうなると恥ずかしくて仕方がない。
「あっ.......やっ.....」
自分の声が行為を咎めているのかそうでないのすら理解することができなくなってきた。

 胸を撫でさすり、大きさを確かめるようにやわやわと揉む。メーヴェ乗りのためすんなりと細い躯だと思っていたが、手からこぼれる程の質量感。
「んっ......はぁ」
手を上着から抜き取り、軽く口づけると手をあげさせ、上着、下着を脱がせる。スパッツはまだ穿いたまま。そして自分も上着の脱いで抱き寄せる。

「怖いか?ナウシカ」

 ひんやりとした胸に抱き寄せられたナウシカは胸の奥に安堵感が広がっていくようだった。怖いとは思わなかったが、熱に苛まれいく自分が不安だった。
『大丈夫。怖くない。ユパ様がこんなに近くにいるのだから』
「大丈夫です。先生」

 鎖骨に口付けて、先程より力強く胸を揉む。
「あ、んっ......」
重さを確かめるように揺すったり、回すように揉みほぐす。
「....んふ」
鎖骨から唇を離し、何をこらえるようにギュッと目を閉じてる様子を伺いながらしばらく胸を弄ぶ。ナウシカの恥じらってる表情を見ているとたまらなくなり胸の頂を口に含む。

「やぁっ」思ったより大きな声が出てしまい、自分の口をふさぐ。ユパはしばらくの間、先端を舌でつついたり、口で転がしたりついばんだりするのに夢中になってたが、声が聞こえないのを不審に思って顔を上げる。
 手をゆっくりと取り除くと少し深めに深めに口づける。

「そなたの声をちゃんと聞かせておくれ、ナウシカ」

ナウシカはコクリとうなづいた。
548むしゃくしゃしてやった5:2006/07/22(土) 21:34:25 ID:J2+4/n7T
思いのほか長くなった ユパ様×ナウシカ

「あっ.....ん.....はぁっ.....ユ....まぁ」
 ナウシカをそっと横たえ、片方の先端を口に含み、もう片方は揉み上げながら時々擦るようにする。空いた手でスパッツ、下穿きを脱がすと、腰を上げてナウシカもそれを手伝い両手は背中に回した。
 胸への愛撫を続けながら太股、内股を撫でさする。
「ひゃっ」
少しくすぐったいようだ。腰をなでたり、瞼に口づけたりして気を逸らしていると内股をさすられることにも慣れたようだ。ゆっくりと少しずつ足をひらかせ、誰も触れてないであろう花弁に手を伸ばす。

くちゅ
「んっ」新たな刺激に身をすくめるが抵抗はしてこない。胸の愛撫を中心に続けながら、花弁に刺激を与える。

「んっ、くっ」蜜が指にからんでくるのが分かった。指を一本入れてみると、やわやわとした締め付けだが中々離そうとしない。もう少し慣らさないと自身を迎え入れるのはきつそうだ。

「きゃ、あ」
 上半身への刺激がなくなり、躯を少し起こしてみると、自分の股の間にユパの顔が見えた。
「だめっ........そん.......先.....ぃ」
「気にせずともよい。交わりには欠かせないことだ」
 ナウシカは結局ただ只身をまかせることしかできなかった。

「あ、あ、ぁん」
 花からもたらされる蜜を味わい、指を2本に増やして拡げるように中を擦る。それらの刺激によって現れた肉芽を手で剥き舌で嘗めとる。
「あっ、くっ」

 溢れると、言うべきほどに花は蜜をこぼし指への締め付けは欲望を雄弁に語った。下穿きを全て取り去るとフーッと少し息をつく。

「ナウシカ、これから少々手荒な事をするが許してくれるか」
『はい、ユパ様』
言葉にすることができないので、うなづいて肯定の意をあらわす。

549むしゃくしゃしてやった6:2006/07/22(土) 22:04:06 ID:J2+4/n7T
これできっとおわり ユパ様×ナウシカ

「...........くっ!!!」
入り口ではさほど抵抗がなかったので、一気に押し込む。分かっていたことだが表情は苦しげで、瞳には涙が滲んでいる。しばらくは何もできずただ抱き締めたり、涙を嘗めとったりする。下肢の締め付けに背中がぞわぞわとしてくる。

「ユパ様....」ナウシカが落ち着きを取り戻してきたようだ。

「苦しかったらいいなさい」そう言って一呼吸置くとゆっくりと腰を動かした。

「あっ......くっ......ん.........ふぁ」
口づけたり、腰をつかんでまわすようにする
「はぁっ.....やっ」
胸の感触を確かめるように谷間にうずめたり、先端を刺激する
「あっあっ..........はぁぁぁん」
肉芽をするようにして腰をうちつける。

「あ.....もうっ」
「ワシも....くっ」

 自分の中で何かが脈打つのがわかった。締め付けていたものがなくなり、ドロリと何がかこぼれるのを感じたところで意識を手放した。

 行為が終わったところで、ナウシカはコトリと寝てしまった。
『無理もない』今日一日で色々な事があったのだから。ナウシカの躯を拭き衣服を着替えさせると、自分も服を身につけ壁に寄り掛かり座ったまま眠った。

*****

 目を覚ますと服を着ていて、マントにくるまっていた。
『あれから、私眠っていたのね』
辺りを見回すと、ウトウトと眠るユパ。今日は朝からトルメキアのバカガラスに乗船しなくてはならない。寝ているユパ様にそっと口づけるとナウシカは静かに階段を上っていった。

 何かが動く気配を感じ、目を覚ます。意識が完全に覚醒したところで扉の閉まる音が聞こえた。
「必ず生きて戻れ、ナウシカ」
マントを羽織ると、ユパも階段をのぼっていった。

 おわり


550むしゃくしゃしてやった0:2006/07/22(土) 22:13:34 ID:J2+4/n7T
あとがき

 なんというか思い付きでやったので、エロがてけとー。濃密さが足りん。ユパも別にジェントルマンぢゃねえし。そもそもちゃんと全文載せられたのかもあやしい。

 言わなくてもわかるでしょうが、地下に通じる秘密の部屋。みんなの病気を治したくて、腐海の植物を育ててた場所です。あのシーンは
ナウシカ、ユパの胸で泣く→ユパのアップ→フェイドアウトで朝なので、ここ読んでたら妄想が。セリフも記憶のまま盛り込んでみました。

保管庫読みてーなー。なんか途中で切れてる話が多いんだ。
551名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 23:58:09 ID:GhUk6Onx
>>550
GJ! お疲れ様。ユパ×ナウシカに目覚めさせられたよw
でも2と3が入ってないので早めにそこだけ補完投下して貰えると助かる。
552名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 22:14:40 ID:XdVuz+Fg
ほら何日かチェックしてないとこういうものが・・・

GB!

〜スレ活性化キャンペーン〜
553名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 01:02:31 ID:0tf7i1AH
Good Job
554546:2006/07/25(火) 21:04:26 ID:IUQWrHhx
 ユパ様×ナウシカを書いたものです。レスがついてとても嬉しい。

 指摘通り2、3が抜けていたので次レスで補完します。後で気づいた注意事項を書き足し。

・この話は無題です。名前欄は避けやすいように適当に入れただけで二人はむしゃくしゃしてません。
・ナウシカが結婚をせまったり、ユパ様が女を買うとかいってるので、嫌いな人はスルーで。
555むしゃくしゃしてやった2:2006/07/25(火) 21:29:21 ID:IUQWrHhx
 どのくらい経っただろうか。自分が抑えられないと涙を流すナウシカを静かに抱き締めていたが、ようやく落ち着いて顔を上げる。涙の残る瞳が映った。頭の中で何かを認識する前に口づけていた。

 子供のように泣きじゃくる姿が愛しいと思った。涙に濡れた瞳が美しいと思った−。

 しばらくどちらも動かなかったが、腕の中でナウシカが身じろぎするのを感じ、我に返り慌てて離れる。

「す、すまん」

『ワシは一体何を...』
結婚はしなかったが恋仲になった女性(にょしょう)もいたし、若い時分には女を買ったりもしたが、今のように衝動的に行動したことはなかった。最近ではそんな気にもなれなかったのだが...

「ユパ様」
 ナウシカに呼ばれて、振り向くと静かに微笑んでいるのに少し安堵する。

「私、先生....いえユパ様が好きです」
「私の夫になって、谷に留まりませんか?皆も喜びます」
 父親のジルや城オジ達より若いとは言え、親子と言ってもおかしくない年の差。いくらミトおじでもそれを聞いたら怒るのではないかと思いつつ、言葉を紡ぐ。

「ナウシカ、ワシとは年の差がありすぎる。もっと若い者が相応しいのではないのかね?」

「いいえ、もう決めました。ユパ様が私を女として見て下さった時に」
「...すぐにとは言いません。でも夫婦の証としての交わりを...」

最後の方は聞こえづらかった。
556むしゃくしゃしてやった3:2006/07/25(火) 21:55:35 ID:IUQWrHhx
『ナウシカにここまで言わせるなんて...』

「ナウシカ、始めたら後戻りはできぬぞ」
「構いません」
 ナウシカは真っ直ぐに自分を見つめていた。

 剣を外し、帽子・クツ・手袋を脱ぐ。マントを床にしいてナウシカを座らせると自分はしゃがんでクツを脱がせる。そして膝立になると、両手を頬に添えて口づけた。

 ナウシカはユパの動きをぼんやりと見ていたが、左手に目を留めて少し心が痛んだ。
『私のせいで...ユパ様』
傷を癒すように、そっと右手を重ね、左手は肩に回した。

 ナウシカが吐息を漏らしたのを合図に舌を差し入れる。舌を弄び、歯をなぞり、歯肉を味わう。ようやく唇を離すとスーッと口の端から唾液がこぼれた。

 頬や首筋に口づけながら、躯を撫で回す。腰辺りや背中、そして持ちあげるように胸を撫でる。

「あ....ん」
声が漏れる。時々瞼に口づけたり太股辺りを撫でたりしながらも、胸に顔をうずめて感触を確かめたり、頂を避けるように撫でたり揉んだりする。

「ん.....」
 ナウシカはどうしていいのか分からず、されるがままになっていた。

>>547-549
557名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 00:41:04 ID:eXpHXGht
ああげえええ!
558名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 00:29:23 ID:EcXpRiNl
保管庫行けないね。
559名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 02:03:00 ID:ig1xWHMK
アシタカ×サン
読みたい
560名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 20:57:19 ID:XH1j9J2+
なんでもいいからヒルダタソを四つん這いにさせてツプツプブチュブチュ手マンしまくりたい。。。
561名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 14:36:30 ID:e6rBkvlz
ここのオナニーたたえよう
562名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 01:37:10 ID:/mx5nUDL
映画の出来云々は別として

ゲドテナを激しく待ってます
563:2006/08/05(土) 14:44:59 ID:lAar0E+u
ラピュタのその後の同人ソフト見つけました

ゴンドアの谷
http://maniax.dlsite.com/work/=/product_site/1/product_id/RJ025039.html

564名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 15:46:12 ID:b4+luQhk
>>562
いやだww
565名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 12:48:25 ID:k3PneElf
>>564
何故に?
566名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 23:29:37 ID:v+gdthxa
ゲド×アレンきぼん。
567名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 00:37:58 ID:aOxZIxvk
>>566
板ちがいでしょう。

アレ×テル希望!
568名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 08:02:25 ID:XEMzCOrq
クモに捕まったテルーとテナーが調教されるなわ希望
569名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 21:42:56 ID:0Z+u9qKN
えーっとあと残ってるのは・・・ウサギ?
570名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 02:00:47 ID:5jxQ5P5F
やっぱパズーとシータがみたいな
571名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 22:12:49 ID:zbDaj1Oh
いつか投下があると信じて、アシタカの旅を待つ。
572名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 23:20:24 ID:kb2+4h8s
サンタソとテルータソとヒルダタソの恥垢をこねてチコの実作ってサツキタソに食わせたい。。。
573名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 10:10:45 ID:JuyvWkm2
「おはよう、パズー」
朝の光に包まれた少女が眩しくて、目を細める。
「ん〜〜!おはよう、シータ」
大きく伸びをして、すでにパッチリと開いた目を再び細めてニカッと笑う。
毎日が平和で、幸せで。
一生忘れられない空での出来事から、3ヵ月が経とうとしていた。
こんなのどかな毎日が日常になりつつある今が、これからもずっと続くこと。
これ以上の幸せって、あるのだろうか。
574名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 10:29:56 ID:JuyvWkm2
少しずつ女らしくなってゆくシータ。
自分も背が伸び、男らしくなった気がする。
一緒に暮らし始めて、日に日に愛しさが増すけれど、シータはどうなんだろう?
彼女にとって自分がヒーローで、恋とは違う気持ちだったら・・・
そう思うと、シータに触れることが少し怖くて。
575名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 01:42:23 ID:RvS1LhX6

シータタソのチアガール姿が見たい。。。(特に腹筋とフトモモ筋が)

576名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 07:50:49 ID:ALrW+LCA
ふと思いついたんだが、ここに書くのが適してると思うのでたれ流し。
もしかしたら激しくガイシュツかもしらんが

テルーの歌「心オナニー例えよう」

「命を大切にしない奴なんて嫌いだ」

テルータソは膣内射精キボン?!

('A`) さあ、具現化せよ。俺の妄想。
577名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 12:58:15 ID:1sKnmKkF
クシャナとエボシの月経血萌え
578名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 01:02:38 ID:IND88FBH
4ヶ月以上前だが>>227氏のSSはどうなったのだろうか…
579名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 01:03:23 ID:IND88FBH
日付よく見てなかったorz
1年前じゃん…
580名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 17:37:30 ID:eq89mOkY
どっかのコピペであったなそんなのw
581名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 00:36:00 ID:wEn+qaJ1

サンタソとラナタソと13さいの頃のモンスリータソのマン汁を解析したい。。。

582名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 01:35:04 ID:LXD36APo
>>572
>>575
>>581

キモイんだよタソ野郎が
583名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 22:36:23 ID:Dybzpyuj
フィオタソのナプキン取り替えてあげたい。。。
584名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 01:12:07 ID:GQ46xukH
保守
585名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 10:45:54 ID:AlUbfW2E
原作のゲド戦記のエロが読みたいな・・・2巻でえろえろ〜
4巻以降の設定なかったものにして。
586名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 05:47:07 ID:xoy9d9fL
>>563
サンプル見る限りおっぱいはおざなりっぽいので食指が動かんな・・・
なぜ乳を拝まないんだ○ズー!なぜ膨らみかけの果実を揉みしだき吸い倒さない!?
チンコ入れるだけのサルの交尾みたいなエロならイラネ
587名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 16:17:54 ID:g4jbiuyR
この手の同人でもののけないのー?
588名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 16:01:24 ID:SV55Z/QL
あげ
589名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 00:01:46 ID:VDmL/ASA

12再さいの頃のリンタソの若々しく鮮度の高い子宮口にそっと口づけしたい。。。

590名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 21:41:31 ID:Pf1J1K58
最初のテルーとアレン二人の確執の原因である
アレンがテルーを拐おうとした相手を殺して助けた場面で

IFストーリーで
テルーを拉致しようとしていた相手にアレンが負けてテルー共々、拐われアレンの目の前でテルーが凌辱されるって展開のエロパロ希望
591名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 21:23:18 ID:SXiJQXu0
保管庫見れないの漏れだけ???
592名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 22:17:40 ID:fdM2BP4c

テルータソをバックでガソガソ突きまくりつつ
素朴で静かな力強さを感じさせる背中を舐めまわしながら長い秋の夜を楽しみたい。。。

593名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 23:01:14 ID:Z5yNwS97
>>583
>>589
>>592

まじキモイ
594名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 20:13:57 ID:ptyT6Lns
そういえばなんで秋の夜長って言うんだろうね。冬のほうが長いのに。夏と比べてってことかな。
595名無しさん@ピンキー :2006/10/01(日) 02:24:52 ID:dVMufo4z
>>592
軍板の宮崎スレでも同じことやってるからなおキモい
596名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 22:42:32 ID:b9jsftc+
↑ ↑ ↑
腐女子ババアウザスwwwwwwww
死ねwwwwwwwwwwwwwww
597名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 15:10:38 ID:Z48KX5Y2
「猫の恩返し」モノ、ギボン!
598名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 19:20:53 ID:4lwXg+tI
魔女の宅急便 キキとトンボを!!
児童書最終巻で二人がキスしたと聞いて禿萌wwwww
是非その先をwwwww
599:2006/10/16(月) 02:07:12 ID:0cwhAhfu


ヒルダタソの新鮮で可愛らしい膣に舌先ねじ込んでそっと舐め回したい。。。


600名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 17:44:42 ID:f4nx85/l
600
601名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 22:34:24 ID:dCSikWFC
こんばんは 懐アニ板から誘導されたんですが ここに貼ってもいいですか?
「もののけ姫」 最初のほうは 他人のも混じってるんですけど まぁいいや。
602マイケルJセックス:2006/10/17(火) 22:39:28 ID:dCSikWFC
まぁ お返事がなくても はじめちゃいますけどね


むかしむかし あるところに
おにいさんと おねいさんが いました
603マイケルJセックス:2006/10/17(火) 22:40:17 ID:dCSikWFC
おにいさんは 朝までやりまくり
おねえさんも 朝までやりまくりでした

そしてハルタンが生まれました
604マイケルJセックス:2006/10/17(火) 22:41:26 ID:dCSikWFC
おにいさんは日々成長していくハルタンを見る目が変わっていき、
ついに暴発する寸前おねえさんに包丁で殺されました。
その後おねえさんはおにいさんを鍋に……
605マイケルJセックス:2006/10/17(火) 22:43:37 ID:dCSikWFC
鍋にのせられたおにいさんは川へ流され、どんぶらこ、どんぶらこと下ってゆき
やがて大きなオオカミを連れた少女に拾われました


オオカミといっしょにいる少女はひろった鍋男にたずねました。
「おまえ、死ぬのか?」

少女の名はサン
606マイケルJセックス:2006/10/17(火) 22:46:23 ID:dCSikWFC

第二次性徴期まっさかりのサンは男の体に興味シンシン
好奇心をおさえきれずに利き手をそっとアシタカの股間のふくらみにあててみるのでした
「うう、う・・」
するとどうでしょう

気絶していたアシタカがうめき声をあげました
「こいつ、生きてる・・」
サンはふところから勢いよく剣をとりだし
アシタカの首をひとつきにしようとしましたが
ふと思いとどまり 剣を鞘に収めました

モロ「どうした? とどめを刺さぬのか」
サン「こいつを飼ってみたい。いいでしょう、モロ」
モロがゆっくりとうなずくと、サンはアシタカを背負って
林の中を山の方に向かってあるきはじめました
モロ「ふふ・・ サンももう年頃だねぇ」
607マイケルJセックス:2006/10/17(火) 22:48:26 ID:dCSikWFC


・・・
林をぬけてまたせせたぎを超えて ひとつ険しい岩を乗り越えると
そこには笹の枝でかくされた サンとモロのすみかになっていました

サンは背中からアシタカを床におろし 岩のゆかにねかせてやりました
サンは水をくんできて布にひたし アシタカの体をていねいにふいてやりました
「わたしを・・ 助けてくれたのか」
「うるさい。静かにしていれば殺さないでいてやる。おとなしくしておいで。」

サンはアシタカの体にほかに傷がついていないか確かめるため アシタカの服をぬがせました
そしてサンはアシタカの腕についている不気味な黒ずみに気が付きました
「これはなんだろう・・ アツッ!」
一瞬まるで傷そのものが生きているかのように 触れようとしたサンの手に
噛み付こうとしたかのようにも見えました 
「わたしの手のほうが火傷するかと思った・・」
608マイケルJセックス:2006/10/17(火) 22:51:00 ID:dCSikWFC
・・・
サンは落ち着きを取り戻すと アシタカの体を横にして 背中の刺し傷に薬草を噛んですり込み
手当てをしてやりました 
「ぐっ! うぅぅ・・・」
「痛くても我慢するんだね」
アシタカは激痛に耐えかねて 昏睡してしまいました

手当てが終わるとサンはアシタカが寝ている横にすわって考えました
「こいつは人間 こいつはモロや山の神々の敵。 だけど何だろう この人間のことが気になる」
アシタカの裸に目を向けながら サンは自分やモロとを追い込み続けてきた人間達のことを考えました

「そうだ こいつを見て ここに手をやったとき 何か感じた」
サンはふたたびアシタカの股間に手をやろうとしました
「うわぁ・・ 最初は気が付かなかったが オスの気味の悪いものがくっついてるな これが人間のそれか」
609マイコー:2006/10/17(火) 22:56:30 ID:dCSikWFC


・・・
サンはアシタカのそれを手のひらで撫でながらもてあそびました
「ふふ・・ ずいぶんとやわらかいんだな。これはおもしろい。」
サンは手でにぎってすこし力をくわえてやりました
「ぐぅ・・ んんん」
眠っていたアシタカの意識が戻りかけたようすでしたが サンはそれに気づきません
「ああっ 大きくなった、これは不思議だ!」
サンの目は むくむくと大きくなってくるアシタカのそれに釘付けでした「すごい」
「いったいどこまで大きくなるんだ・・ ハハ、こいつ、これじゃあ満足に歩くことも出来ないな」
再び手で触れると 以前のやわらかさもどこへやら それは張り詰めた筋肉のようにかたくなっていました
岩場の空洞の天井に向かって直角にそそりたつそれは 何か、ある種の神々しさをサンに感じさせました
610マイコー:2006/10/17(火) 23:00:04 ID:dCSikWFC



・・・
いつのまにか サンはそれが中でさかんに脈を打っているのがわかるくらいに
自分の顔をそれに近づけていました
サンの息がそれにかかるほどであり そしてサンはなぜか自分の股の同じ部分に手をあてがっていました

「ふーーぅ」
やがて意を決したサンはおおきく息をすいこみ 腰をあげてあおむけのアシタカをまたいで立ちます
「むぅ・・むむ・・ ぐ・・」
アシタカは目を閉じたまま傷の痛みをこらえています サンが何をしようとしているかは気づきません
「ちょっと・・ ちょっと遊んでみるだけだ・・・ 獣たちのまねをするだけだ」

アシタカのそのものを両手で押さえながら、ゆっくりと腰を沈めていくサン
611マイコー:2006/10/17(火) 23:03:25 ID:dCSikWFC
・・・
サンはそれをを股にこすりつけて前後にさすって見ました
「なんだ・・ これは・・ わたしまで変になっていきそうだ・・・ はぁっ」
サンの股にしたたりが湧き サンは自分の体が熱くなってゆくのを感じていました
「ぐぅっ・・うぐ」
癒したはずの傷口が開きアシタカはもだえますが サンはもう自分が手当てしたことすら忘れていました
アシタカが苦しむのをよそに サンは体の重みをアシタカに押し付け 前後におおきくゆれ始めます
「はぁ・・はぁ 入れてはダメだ 子ができてしまう!」
自分の考えとは裏腹に サンの手はアシタカをサンの奥へとみちびき入れるのでした
「うあぁ・・ あぁ」興奮し 顔を赤らめ 涙さえ浮かべながら その瞬間をむかえるサン
612マイマイ:2006/10/17(火) 23:04:59 ID:dCSikWFC



・・・
「うぐぅ・・  うぅ・・ はぁ・・はぁ はぁ・・ ?」
いまや完全に気が付いたアシタカの目の前には 天井に向かって恍惚とした表情をうかべている少女の姿がありました
「?・・・。  !」
目を下に向けると アシタカは状況を理解することはできましたが 体はまるで動きが取れません
「ぐぐ・・ ふぅ はぁはぁ ぐぐ・・」
「ふっ くふっ うっ うっ あぁ・・」
興奮の度合いがさらに高まったサンの動きはより激しくなり、 
やがてその熱と思いは波となってアシタカの中にも入っていくのでした
「うぅ・・ う」
アシタカの両腕がサンの腰にまわり、下に向かってサンを固定しようとします
サンはアシタカに気が付きましたが とがめはせず さらに高みから腰をふりおろします
その日のうちにはじめて会ったふたりが ひとつの目標に向かってたがいに協力をつよめてゆきました
「くぅっ くっ ふっ」
「はぁっ はっ いい イイィ・・ うっ む、むぎぃーーーーーーーッ!」
やがて絶頂に達したサンは そのままアシタカの体にしなだれかかりました


第一部 完
613名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 21:58:42 ID:48slKNoj
笑えるけどいいと思うよw
614マイマイ:2006/10/19(木) 00:26:40 ID:PhV1d4pi
どうもありがとう! 懐アニのほうではウザがられてたんで、 読んでもらえてうれしいです!
また近いうちに投下させてまらいます! それじゃ!
615マイマイ:2006/10/19(木) 18:08:51 ID:Q64VppEN

〜新大陸でのある朝〜





コナン「おはようモンスリイ!」
モンスリイ「あら おはようコナン」
コナン「船長まだ寝てる?」
モンスリイ「ええ、あの人まだ寝てるわ。ご飯一緒に食べてかない?」
コナン「うん、ありがとう。その前にちょっと船長のところへ行ってくるね」
616maimai:2006/10/19(木) 18:10:08 ID:Q64VppEN
コナン「船長、 船長? 寝てるの? ちょっと入るよ」
ダイス「・・んがががが。・・すぅぅぴぃぃぃぃ・・・ ぐぅ」
コナン「しょうがないなぁもう。 船長! おきてよ!」
ダイス「・・・ んごご」
コナン「船長、おきてよ、 きょうは出航だろ? おきてよ!」
ダイス「うぅぅ・・ すいません、もう勘弁してください! モンスリイさん!」
コナン「あはっ ねぼけてらぁ。 船長 何の夢見てるのかなぁ」
ダイス「ああっ いけない! やめて! そんな、そんな棒なんかで、
    やめてくださいモンスリイさん、あぁ、痛くしないで、ああ!」
コナン「・・?」
ダイス「や、やめて、手をほどいて、そんな!
    
    そんな激しくしたらおしりが裂けちゃう、わぁ!」


617maimai:2006/10/19(木) 18:11:14 ID:Q64VppEN
コナン「だめだよモンスリイ 船長全然起きないや」
モンスリイ「あら、やっぱりまだ駄目? しょうがないわねぇ よほど疲れたのね」
コナン「船長 寝言でモンスリイのこと呼んでたよ」
モンスリイ「まあ、あの人ったら」
コナン「それからねぇ 棒切れがどうとかも言ってたよ」

ガシャーン

コナン「・・モンスリイ?  わ、な、なにをするんだモンスリイ!」
モンスリイ「いい? コナン。 ここであったことは 誰にも言っては駄目よ。
      わかったわね?」
コナン「わ、わかった、わかったから離してよ、く、くるしいよ、モンスリイ」
モンスリイ「しゃべったら しゃべったら 殺すわ。 あなたを殺すわ。コナン」
コナン「わわわわかった」
モンスリイ「ほんとうに殺すわよ」
コナン「わわわかりましたモンスリイさん」
618マイマイ:2006/10/20(金) 01:09:39 ID:NZuPZ4Bn

どうも! こんどは「ナウシカ」できました! 腐海の底に二人が落ちたシーンです!

よかったら見てください! アスベルをかなり馬鹿に設定してみました!

619マイマイ:2006/10/20(金) 01:10:50 ID:NZuPZ4Bn


・・・
「ない。 わたしのパンツがない! 靴も、スパッツもない!」

「なにこのどろっとしたもの・・ わたしのなかから出てきた」



アスベル「やぁナウシカ、目が覚めたかい?」

ナウシカ「アスベル?あなたなの? わたしの服をかえして!」 

アスベル「あはははは。いや、汚れが気になったんで洗濯してしまったんだよ、

     ほら、ここにある。 まだ乾いていないんだけど」

ナウシカ「あなた一体なにを考えてるの!? なんで勝手にこんなまねをするのよ!?

     きょうは朝からペジテに向かうって約束したでしょ!!?

     こんなのを穿いて飛んだら風邪をひいてしまうわ!!」

アスベル「いや〜僕は潔癖症なんで、泥がちょっと付いてたみたいだからねぇ、

     我慢できなかったんだよ、ははは、ごめんね〜ぇ」

ナウシカ「・・・・。 それはそれとして、 あなた・・ その・・」

アスベル「ん? 何? どうしたの?」

ナウシカ「・・・・! あなた、わたしにいたずらしたでしょう!」

620マイマイ:2006/10/20(金) 01:13:21 ID:NZuPZ4Bn


・・・
アスベル「えっ・・  ああ・・ うん。 ちょっとね」

ナウシカ、すばやく足でアスベルを払い、引っ掛けて押したおし、そのまま馬乗りに。

ナウシカ「このっこのっこのっこのっこのっこのっこのっこのっこのっ」

すばらしい勢いでアスベルの顔面に無限往復平手打ちを見舞うナウシカ
やがて平手がこぶしを作ってアスベルの顔面に無限垂直みだれ打ち

ナウシカ「このっこのっこのっこのっこのっこのっこのっこのっこのっ」
621マイマイ:2006/10/20(金) 01:18:46 ID:NZuPZ4Bn


・・・
ナウシカ「このっこのっこのっこのっこのっこのっこのっこのっこのっ」
アスベル「・・ い、いいかげんに、 しろ!」

顔面ぐちゃぐちゃになりながらもアスベル、渾身の力でナウシカをはねのけ、
逆にナウシカにおおいかぶさる。両者とも呼吸荒げて見つめ合う。

ナウシカ「う・ うぅ・・ うぅぅ・・ うあああ!」

ナウシカ、顔を横にそむけ号泣。

アスベル「はぁ・・ はぁ・・ はぁ・・」



ナウシカ、号泣は嗚咽に変われども止まらず、泣き続ける。

ナウシカ「ウッ ウッ うっ うぅ・・」


アスベル「・・・ ごめんよ」

ナウシカ無視。



622マイマイ:2006/10/20(金) 01:21:25 ID:NZuPZ4Bn



・・・

アスベル「・・・・」


アスベル「と、とにかく、きょうは無理だな、出かけるのは明日にしようよ」


ナウシカ「・・・」


静寂。




やがてナウシカ、ゆっくりと立ち、濡れたままのパンツを穿き始める。



アスベル「・・あ それ、まだ濡れてるよ・・う」



ナウシカ無視のままスパッツを着け、靴を履く。


アスベル「・・・・」


623マイマイ:2006/10/20(金) 01:24:57 ID:NZuPZ4Bn
・・・


そして。



急に面持ちを変えたナウシカ、きびすを返すと、メーヴェに向かって猛列ダッシュ!

ぼうぜんと見つめるアスベル、しかしすぐ気づいてたちあがり後を追いかける。

エンジンをふかすナウシカ。そこへアスベルがタックル! 翼にしがみつくアスベル。

アスベル「たのむ! 置いてかないでくれ! こんなところに取り残されたら、死んでしまう!」

ナウシカ「死ねば? 死ねばいいじゃない? ここで死ぬといいんだわ! あんたなんか!」

アスベル「たっ、 たすけて、たっ」

ナウシカ「手を放しなさい! このっ こらっ」

アスベルを片翼にぶらさげたまま上昇していくメーヴェ、
しかし天井に達する前にバランスをくずし落下。

「アアーッ!」「うわーっ!」

ふたたび砂の上に叩きつけられるふたり。 そしてふたりとも気を失ってしまった。

624マイマイ:2006/10/20(金) 01:30:47 ID:NZuPZ4Bn


・・・

アスベル「ぁぁ・・ イチチ。 あいたたた・・」

意識を取り戻したアスベル。

アスベル「ハッ ナウシカ、 ナウシカは!?」

見回すと少し離れたところにメーヴェが。 その影に気を失って倒れてるナウシカがいた。

アスベル「ナウシカ!」 全力で駆け寄るアスベル。

アスベル「ナウシカ、大丈夫かナウシカ、 ああっ!」

ナウシカの体を抱き上げるとその胸が血で真っ赤になっていることに驚くアスベル。

アスベル「大変だ・・ 息もしていない。 おいしっかりしろナウシカ、おい!」
625マイマイ:2006/10/20(金) 01:37:24 ID:NZuPZ4Bn


・・・
胸元をひらいて傷を確認しようとして、思わず息をのむアスベル。
そこには肩から斜め直線状に深さ数センチの切り傷が ぱっくりと口を開けていた。

アスベル「ぐっ・・ これはひどい。 とにかく動かしちゃダメだ。 しかし、どうしたら」

悩むアスベル。 そうしてるうちにも血はナウシカの胸から染み出してくる。

アスベル「ああ・・ とにかく人工呼吸だ」

アスベル、必死に救助を試みる。

アスベル「よかった・・ まだすこし息はある。とにかくこの出血をとめなければ・・」

アスベルは自身の姿勢を整えてナウシカの肩を抱きかかえ、傷が開かないように抑えて固定した。


アスベル「・・・よし、 これで出血は止まるだろう。これで意識が回復してくれれば・・」
 

626マイマイ:2006/10/20(金) 01:40:41 ID:NZuPZ4Bn


・・・

・・・

アスベルは飛び起きた。ナウシカが冷たくなってきている。 もう虫の息だ。

アスベル「ああ、血の気が引いていく・・ しっかりしろ、死んじゃダメだ、ナウシカ!」

アスベルは強くナウシカを抱きかかえる。

アスベル「ナウシカ、死なないでくれ、 ぼくがわるかった。 ぼくの責任なんだ、
     ナウシカ、許してくれ。 ああ・・ 死なないでくれ ナウシカ・・!」



627マイマイ:2006/10/20(金) 02:02:28 ID:NZuPZ4Bn

・・・

真っ暗な闇がおおう場所だった。

ナウシカはここを知っているような気がしていた。

闇の、さらに深い闇に向かって 自分が進んでいるのがわかる。

音も無く 影も無く ひたすら絶対の闇に向かって 進んでいくナウシカ。

何かが悲しいような気がした。

何かをしなければならなかったような気がした。

でも すべてがどうにもならなかったような気もした。

628マイマイ:2006/10/20(金) 02:11:04 ID:NZuPZ4Bn

・・・

闇は無限の先にあるようにも 迫ってくるようも思えた

その闇が 自分にまとわりつき 自分と融合していく

やがてからみついた闇が 自分をばらばらに引き裂こうとし始めた

しかしそれは悲しくなかった

いまさら・・  



声がした。


「死ぬな。 おまえにはまだ使命が。」


父の声だった。
629マイマイ:2006/10/20(金) 02:21:15 ID:NZuPZ4Bn







・・・

わずかな風が前の方からふいてきた

その風は 温かいような気もした

輝いているようにも感じた

しばらくすると その風は 前から吹いているのではなく

後ろに集められている流れだとわかった



後ろを振り向くのにすこし勇気が要った

そこにはなつかしい輝きのかたまりがあった

「母さま・・ 」

ナウシカは闇からはなれ 輝きの中へと向かっていった


630マイマイ:2006/10/20(金) 02:46:03 ID:NZuPZ4Bn


・・・

アスベルが泣いていた。 祈りながら泣いていた。

抱きかかえたナウシカの胸のなかで 全身全霊を祈りにこめながら。

自分の下着を包帯にして ナウシカの傷にあてていた

アスベルのふるえる肩にナウシカは安堵した

ナウシカはアスベルの頭に手を置いた

アスベルの目がナウシカの顔を覗きこむと アスベルの目に大粒の涙があふれ

今度は大声で泣き出した



「・・・ 明日、 出発しましょう。 操縦はあなたがやってね。 アスベル。」


アスベルは声も無く、 ただ何度もうなずいた。」



  〜完〜


631名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 10:35:22 ID:WRsNE6cK
















 \     ___           , ---、
   \   /    ``ヾ '"⌒ヽ、 /   /
\   Y′            ヽ   /
  `ー--'    '⌒ヽ、        ⊥ ∠---、
`¬┐     ,.... _         ,... 丁二二  }
  レ' /   (○ ヽ       (○┤´ ̄  j
 八 〃    '⌒`   从_人⌒`|    /
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    |      ⌒/  、     , )
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    |  \    ヽ`ー一=ニニ=┬'
   /   \   ゙i ,r‐‐-‐、.|│
  /       ヽ   |r-----イ /
           ∧  ` ー─ ' /
        /  ヽ    /
       /    ` ̄ ̄
632名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 00:59:16 ID:z1/VoLzo
( ゚д゚ )
633名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 03:52:46 ID:eE6lWDg0
アスベル「ああ・・ とにかくションベンだ」
634名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 05:48:22 ID:VzO2CUmd
ハジマタ
635名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 11:48:25 ID:TKtiSOht
クシャナ様のSSきぼん。
636名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 18:42:12 ID:F0er/wpy
コナンならある。

637名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 18:43:27 ID:F0er/wpy
・・・


ラナ 「 ・・・ 船長さん、 お邪魔かしら? 昼ごはん持ってきたのよ」

ダイス「おーお! ラナ! ひさしぶりだなァ ああ、ちょっと待ってくれ、
    いまこいつを片付けるから・・ ああ、ドンゴロス、もうそれくらいでいいから
    あとはメシのあとあと、ささ、めしめし・・

    いやぁ ラナちゃんの手料理とは感激だねぇ ははっ いただきまぁーす」

ラナ 「船長さん、 最近、モンスリイさんの様子、どう?」

ダイス「もぐもぐ・・。 ん? どう・・ どうって いつもと変わらんけど?」

ラナ 「・・・ あの、 私、 見たの。 見たのよ。」

ダイス「んが? 見たって・・ 何を?」

ラナ 「・・船長さん わたし、 コナンとモンスリイが逢引してるところを見たのよ。」

ダイス「・・ぅんっ? んんっ、んんっ? んわんだっ ってててて?」
638名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 18:44:43 ID:F0er/wpy
・・・


ダイス「 ・・ラナちゃん そりゃぁ、 なんかの間違いでないかい?」

ラナ 「 ・・・わたし、最初はよくわからなかった。 でも、最後に、とうとう・・ ウッ」

ダイス「 ・・・。」

ラナ 「 ・・・ あの日、わたし、村のはずれで偶然コナンを見つけて、そのまま跡をつけて

    そしたらコナン、林のなかでモンスリイと出会って、そして、それから・・ ウウッ」

ダイス「 ・・・。」

ラナ 「 ・・・ウゥゥ・・。 ・・・ウゥゥ。」
639名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 18:46:06 ID:F0er/wpy
・・・


ダイス「 ・・コナン、あのやろ・・」

ラナ 「船長さん! わたしもうこの島イヤ! わたしをいっしょに連れてって!」

ダイス「ラナちゃん・・」

ラナ 「わたしも明日一緒にプラスチップ島へ行くわ! もうわたしコナンの顔なんか見たくない!

    ハイハーバーにも帰れないわ! いっそ いっそ、 もう、 死んでしまいたい!」

ダイス「・・・。 そうか。 ラナ、 実は俺も同じ気持ちだ。 

    あんな裏切り者と同じ家なんぞに戻れるか! こんな話を聴いてしまった以上、もう

    こんな所に居る理由なんぞない! ラナ、一緒に行こう! いっそ二人で無人島を目指そう!

    誰もいない世界ですべてを忘れてやりなおそう!」

ラナ 「 船長さん・・・。」
640名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 18:48:12 ID:F0er/wpy
・・・


ダイス「なァーに この広い大海原も 船乗りの俺にしてみれば 猫の額のようなもの

    どんな所へもスイスイだ、こんなクサレ島なんかよりもずっといい別天地なんざいくらでもある。

    そこへいこう、もう二度とここへは戻らず そこへ行って二人だけで暮らそう!」

ラナ 「ありがとう、船長さん・・」

ダイス「ダイス、と 呼んでくれたまい」

ラナ 「ありがとう、ダイス。」
641名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 18:54:24 ID:F0er/wpy
・・・


ダイス「ふ。 新しい土地では困難もあるだろうが 大丈夫さ。そして その島で 二人の式を挙げよう。

    もう一度 人生のやりなおしだ。 なはははは。」

ラナ 「・・ でも そうね 最後に一度だけ あの二人の顔を見ておきたいわ」

ダイス「・・え? ・・なんで、 また・・」

ラナ 「 ・・ううん、 最後の踏ん切りをつけるためだわ、 あの憎らしい顔の見納めをしておくのよ」

ダイス「・・・。 そうか、 ま、どちらにせよ、明日の荷物をとりに戻らなくちゃならねぇからな。」

ラナ 「ごめんなさい。 わたしも荷物をまとめたら 今夜は船に泊まるわ。」

ダイス「あらー。 そう、 よし、わかった。 じゃあ 片付けたら、二人で一緒に家に行こう。」

ラナ 「ありがとう。」
642名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 18:56:49 ID:F0er/wpy
・・・


夕方、ラナとコナンの家にて。

ラナ 「・・・いないみたい。」

ダイス「クソッ 出会ったら 鼻っ柱へし折ってやるところだったのによ・・」

ラナ 「ちょっとまって、すぐに荷物をまとめるわ。 次は船長さんの家ね。」


さらに日が暮れて、ダイスとモンスリイの家にて。

ダイス「ラナちゃん、モンスリイは戻ってねぇみてぇだ、」

ラナ 「・・・。」

ダイス「 まだ仕事なんかな、 ま、いま荷物まとめちまうから待っててくれ。」

ラナ 「・・・ あの二人、いつもはここで会っていたのよ。 この部屋で。」

ダイス「うっ?」

ラナ 「・・・。 ドア越しに声しか聞かなかったけど・・・ ひどかった・・ ウッ」

ダイス「・・・。」

ラナ 「ウゥ ウゥゥ ウゥ・・」

ダイス「・・・。 ラナ、こっちを向いてくれ」

ラナ 「・・船長さん」

ダイス「ダイスだ。 目を閉じて ラナ・・」

ラナ 「・・はい。」


 ++ オワーリー ++
643名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 01:44:34 ID:i1JR2iBy
コナンとモンスリーって考えてみたら何気に萌えるな。
644名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 11:31:55 ID:XxeaZcs4
ベッドでコナンを組み伏せてしまうモンスリーの逆レイプ
645名無しさん@ピンキー :2006/10/25(水) 01:07:00 ID:RBeOFsVB
あの怪力少年をか?
646名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 19:15:40 ID:nkKvZ/dL
モンスリーも手刀一撃で大の男を気絶させるほど相当な力の持ち主。
普通な女ならコナンを組み伏せることなど到底不可能だろうが、
モンスリーならやりかねない。
「コナン・・・御願い・・私を・・貴方しかいないの・・・」
モンスリーは我慢できないのかコナンに圧し掛かった
「貴方じゃないと・・ダイスを相手に逝ったら・・・あの人を絞め殺してしまう・・」
コナンもラナを相手に逝くとラナを殺してしまうのではないかという不安がよぎっていた・・
コナンとモンスリーは互いの性に深い共感を覚え始めた・・・

647名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 23:23:05 ID:IlE4ZMPu
>>646
続き続き!
648名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 02:03:19 ID:K/iuREdP
クシャナ「T-34 1943年型。全長 6.75m
     車体長 5.92m 全幅 3.00m
     全高 2.60m 全備重量 30.9t
     乗員 4名 エンジン V-2-34ディーゼル
     最大出力 500hp 最大速度 55km
     航続距離 350km・・・」

ナウリス「ふふふ。 可愛いな。クシャナ。」
クシャナ「クッ・・」
649名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 18:42:09 ID:anXmkze/
あg
650名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 03:54:29 ID:UXrCqh2C
もうどこにも行き場がない俺
651名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 00:57:23 ID:9o3MCRB3
もののけ読みたーい
652名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 18:55:28 ID:5dyuWWEY
えーどーしよー
653名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 19:45:43 ID:vmN1pVHt
うpれカス
654名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 01:03:25 ID:wHit1ffa
・・・


禿山に緑が戻って はや一年になろうとしていた。
あの日と同じ青空。日は高い。
かつてのシシ神の池のほとりにも草が生い茂り 周りのあちこちに若木が風に吹かれてゆらいでいる。

その池を見下ろす尾根で草を食むヤックル、そのそばにはアシタカが大の字になって
流れる雲を見上げていた。

風の音と一緒に足音が近付く。やがて止まる。
アシタカを見下ろして人影が立つ。 サンだ。

「アシタカ。」
「サンか。 久しぶりだな。」

サンは黙ったままアシタカを見つめる。浮かない顔だ。

「どうした? 何かあったのか。」

サンは崩れるように腰をおろす。肩が震え、ついにはこらえきれずに
手が顔をおおった。

「兄弟の山犬たちはもう言葉が通じない。体も日に日に小さくなって
 もうほとんど普通の犬とかわりがなくなってしまった。」

「・・・ そうか。」

「とうとうついに昨日、二人ともわたしを置いてどこかへ行ってしまった。
 もうどうしていいかわからないの。」

「・・・。」

「もうこの山にはだれもいない。 わたしひとりきりなんだわ。」
655プロトタイプ:2006/11/14(火) 01:04:46 ID:wHit1ffa
・・・


はるか遠くのたたら場の 鉄を打つ音さえ聞こえてきそうな静けさだった。

アシタカがやさしくサンの手を取る。

「サン。ぼくは東の郷里へ帰ろうと思うんだ。エボシにはもう話は付いている。

 きみにぼくと一緒に来てくれる気持ちがあるなら。」

「・・・。 アシタカ。いいのか。」

「一緒に来てくれ、サン。」

涙をあふれさせ サンはアシタカに倒れ掛かる。

アシタカとサンはおたがいに抱き合う。

互いの手が背中にまわる時 長年サンの顔にまとわりついていた不安の表情が
このとき完全に消えた。

「ああ・・ あぁ・・。」

あまりの抱擁のはげしさに ふたりの体は斜面を転げ落ちていった。
656プロトタイプ:2006/11/14(火) 01:06:46 ID:wHit1ffa
・・・


倒木の下の 苔の上まできて やっと止まった。

横に並んだ互いの顔がいままでにない笑顔をもたらした。

「フ・・ フフ。」

「は・・ はははは。」

あらためて見つめあう二人。

空を見上げてアシタカが言う。

「すべてのものは変わっていくんだ・・ この山だけじゃない。
 人間だって、 いずれは。」

サンは身を起こしてアシタカにたずねる。

「シシ神さまも モロも 兄弟も 消えてしまった。
 いずれは人間も消えてしまうのだな。」
657プロトタイプ:2006/11/14(火) 01:10:26 ID:wHit1ffa
・・・


アシタカは言う。

「人間・・。 人間は自分の力だけで生きてるわけではないようだ。
 山の神々とは何かが違う。 人間の知恵はあまりに奇妙だ。
 いつの日か 人間も消えてしまうことになるかもしれないが
 その前に 人間自身が 知るようなことになるかもしれないな。
 自分たち人間が生まれてきたわけを・・。」

アシタカにもそれが答えになっていないとはわかっていたが サンの気持ちは
少しは安心したようだった。

「アシタカ・・。」

サンは唇をアシタカに重ねた。
658プロトタイプ:2006/11/14(火) 01:13:46 ID:wHit1ffa
・・・

アシタカがサンの体をひきよせる。サンの体は流れるように
アシタカの意志でなめらかに滑ってゆく。

二人の体温を感じながらアシタカの腕がすべてをリードしてゆく。

アシタカというよりは アシタカの腕の傷跡がリードしていたのかもしれない。

アシタカはサンの胸に顔をうずめ 首でサンをしごいていく。

それまで知ることのなかったたまらない快感に身をよじれさせ 息喘ぐサン。

アシタカの腕はその役目を舌にとって代わらせた。

サンの動きがより激しく 気持ちはよりたまらなくなってゆく。
659プロトタイプ:2006/11/14(火) 01:15:38 ID:wHit1ffa
・・・




倒木の枝の影から太陽の光が入る。サンの顔には涙がこぼれ落ちる。

「きょうという日のためだったんだわ・・。モロが 人間に捨てられたわたしに
 人間の言葉を伝え 服を着せ 人間の振る舞いを忘れさせまいとしていたのは。
 モロにはわかっていたんだ・・。
 わたしがいつかは人間たちの中にに帰ってゆく日がくるということを。」

表情に出る感情の高ぶりを手で必死に隠すサン。


「サン・・。」




手で塞がれたサンの顔がゆっくりうなずく。


「サン・・。 いくよ。」


日が再び山肌に隠れた。



コダマが二人を遠巻きにして集まってくる。

カタカタと頭を鳴らしながら無表情な顔をならべている。

その中でもひときわ大きなコダマの影が。
660プロトタイプ:2006/11/14(火) 01:17:40 ID:wHit1ffa
・・・


それは何故か宇宙戦艦ヤマト技師長の真田志郎その人だった。

目を合わす三人。 凍りつくような空気?

真田「あ。 いや。 その。 なんだ、ひょっとしたら何かの参考に
 なるんじゃないかと思って。 ああ、 すまんね、 いや、お邪魔だったかな。」

サン「きゃあああああ!!」

アシタカ「なんだおぬしは。」

真田「いや、お気になさらず続けて下さい。いや、ホントに失礼した。」

サン「アシタカ、こいつも人間なのか!?」

そう言うが早いか、アシタカからはなれたサンは短剣に手をかけた。

真田「わわわ。 ぼ、暴力反対なんだな。」

サン「でやあああ!」

胸を一突き。

真田「ぐああ!」

サン「このっこのっこのっ」

抜いては刺し 抜いては刺しを繰り返すサン。

アシタカ「やめろ、やめるんだサン!」

サンの目は恐怖と怒りに燃えていた。

人生でもっとも気を許したこの時の自分を 山育ちのサンは許せなかったのかもしれない。

「このっこのっこのっこのっこのっこのっこのっこのっ」


おわり
661プロトタイプ:2006/11/14(火) 03:52:16 ID:wHit1ffa
うーん 我ながら傑作ぢゃて。
662プロトタイプ:2006/11/14(火) 08:50:48 ID:dA31+Nxy
>サンの気持ちは少しは安心
気持ちが安心
気持ちが安心
気持ちが安心

またかよ きりがない
663名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 08:53:18 ID:29KSOdAj
あんまりもののけ姫知らないだろ?

アシタカの一人称は『わたし』だよ
664名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 11:42:24 ID:lH1HaEYT
真田志郎って誰ですか?
665プロトタイプ:2006/11/15(水) 12:21:09 ID:08UkruLi
日曜レンタル借りてきて見た。
劇場の記憶と大違い
しかもいまだに勘違いしてるとは・・
頭がアレだからしょうがない
666プロトタイプ:2006/11/15(水) 23:30:56 ID:RMX/5Q/T
今の日本ならアシタカの天然ぶりはすごく危険な(出る杭打たれるというか
嫌われやすいというか)神経だと思うけど
森も山も人の心も昔はこーだったってことも言いたいのかなこの作品は
素のままとか素直とか そんな描写が意味あると あるんかなやっぱ

懐アニのもののけスレが落ちてるのでこんなところでほざいているわけだけど
667名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 12:30:37 ID:+7kAjOgr
危ないところだったぜ
668浜谷太一 ◆yl1SBmcic. :2006/11/17(金) 21:41:59 ID:X3x3fI6J
ネット上の駄目なエロSS 第六章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1151634440/

目をつけられています
669名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 00:16:50 ID:+Ybv+VDu
・・・。
670名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 13:12:24 ID:Nf+L+Ybm
うーん
671名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 21:45:43 ID:u6IPmbrp
保守
672名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 19:28:36 ID:jHjqMvEw
革新
673名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 20:27:26 ID:fyWBL/Ek
age
674名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 22:22:41 ID:7YfGNrW7
なにか書きたいけど やる気が・・
クシャナに手を付けようと思ったらいきなり鬱になっちゃって。
675名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 16:41:13 ID:qugieqAv
鬱なんて気楽に言っちいけないな
本物の欝はこんなんじゃない
676名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 17:29:01 ID:qugieqAv
なんでウツって 字が二種類あるの?
677名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 00:44:27 ID:QVDN4Exu
保守
678クシャナ輪姦:2006/12/10(日) 01:23:17 ID:2zf35Ueu
>>674
俺が書いちまった。タイトル通りの内容なんで鬱になりそうな人は
スルーしちゃってね。
679クシャナ輪姦:2006/12/10(日) 01:23:52 ID:2zf35Ueu
「さて・・・。お前をどうしようか・・・。」とナムリスはつぶやいた。

「さっさと殺すがいい!!」とクシャナは叫んだ。

「そうはいかん。お前を后にしてトルメキアを乗っ取る当初の計画は今となっては頓挫した。
なにしろ、トルメキア自体が腐海に沈んで滅亡したんだからな。」

「・・・・・」

「・・・と言ってもわが国も似たようなものだ・・・。皇国も半分が腐海に沈む・・・。
互いの愚かな戦争の結果な・・・。結局、勝者は存在しないわけだ。」とナムリスは憂鬱そうにつぶやいた。

「とはいえ、生き残ったこの皇国と臣民を率いて再建せねばなるまい。つまらん仕事だが、皇帝の務めだ。
そして、お前。」とナムリスは虚無の目でクシャナを見た。

「お前を生かしておくわけにはいかん。まだこの国にはトルメキアの精兵が各地に残っている。
それらを糾合して敵対する力がお前にはある。この国を乗っ取る力もな。だが殺すわけにもいかん。
トルメキアの残兵の抵抗が厳しくなる。」

「だからだ・・・。」とナムリスは残忍な表情を浮かべて笑った。

「お前の声望を失墜させ、トルメキア兵どもの叛意を削ぐためにもお前には生き恥を皆にさらして
もらわねばならん。死んでもらっては困る。皇国のためにな。」

クシャナはその言葉の真意を悟って青ざめた。
「やめろ!! よせ!!」

だがその言葉を言い終える前に、親衛隊がクシャナを取り押さえ、さるぐつわをした。

「公開レイプだ。この映像は各地で公開される。どんな気分だ。部下たちの前で犯されるというのは?」

そうせせら笑いながら墓所から持ち出した技術の映像機をナムリスは指差した。

クシャナは暴れたが、複数の親衛隊たちに押し倒された。
680クシャナ輪姦:2006/12/10(日) 01:24:30 ID:2zf35Ueu
「親衛隊たちにも私の忠誠の褒美をくれてやらねばならんし、お前は本当に役に立つ女だよ。
私はここでゆっくり見物させてもらおう。」
そう言ってナムリスは椅子に腰掛け、グラスを傾けてワインを飲み干した。

すでに武装解除されてクシャナは装飾品はおろか寸鉄一つ見につけてはいない。
しかも後ろ手に縛られていた。親衛隊たちはクシャナの上着を乱暴に引き剥がした。

クシャナの白い乳房があらわになった。親衛隊たちは下のズボンをクシャナを地面に押さえつけながら、
引きずりおろそうと手をのばした。

(やめろ!! やめろ!!) クシャナは声を上げようとしたが、さるぐつわでモゴモゴとしか声を出せなかった。

クシャナは足をまげてズボンを下ろされるのに抵抗した。しかしそれも時間の問題で、とうとうクシャナは衆目の前に全裸にされてしまった。

おろされたズボンと下着を親衛隊は笑って投げ出し、クシャナの足を無理やりこじ開けようとした。

「それ、皆にトルメキア妃殿下の秘所をお見せしろ!!」とナムリスは笑いながら言った。

必死の抵抗にもかわらず、力づくでこじ開けられた脚をひろげて、クシャナは映像機にその秘所を晒した。

(ああ・・・)
クシャナは屈辱に目をつむり、顔を背けた。
男を知らないクシャナの秘所は金色の陰毛がうっすらと生えている。
親衛隊たちは割れ目を指で押し広げて、皆によく見えるようにした。

「やさしく可愛がってやれ。ほほう、これはきれいだ。薄桃色をしてる。
お前の兵士たちもこれを見て、きっと興奮していることだろう。」
とナムリスは可笑しそうな表情でそれを眺めた。

親衛隊たちは笑いながら、ナムリスの意を受け、クシャナの体に手を這わせたり
、舌を嘗め回して愛撫しはじめた。
681クシャナ輪姦:2006/12/10(日) 01:25:25 ID:2zf35Ueu
クシャナは身をよじらせてそれに耐え忍んだ。しかし、抵抗の意とはうらはらに、
たっぷたっぷと波打つようにもみあげられた白い乳房の先端は次第に固くなり、
ゆっくりと滑り込むように這われている秘所の指先の動きに、次第に秘所は濡れて
厭らしい汁を垂れ流し始めている。

「おやおや、これはいやらしい。男に興味が無いように見せて、本当は相当お好きなようだ
きっと貴方の兵士たちも貴方のいやらしいお姿に興奮して、勃起させているに違いない。」

(おのれ!! おのれ!!) とクシャナはナムリスをにらみつけた。

「おお、怖い。妃殿下は我慢できないようだ。そろそろぶち込んでやれ。」

「本当によろしいのですか? 我々でいただいても?」と親衛隊たちは不安そうに尋ねた。

「なんだ? 心配いらん。俺が種付けする価値はもうこの女には無い。」
ナムリスはワインをラッパ飲みしながら続けた。
「お前も俺も英雄になり損ねたな・・・。トルメキアが残ってたら軍隊を侵攻させる大義名分に
お前をトルメキア女王に立てて属国として統治できたんだがな・・・。」

ナムリスは酔っ払った足取りでヨロヨロとクシャナに近づき、クシャナの乳房を揉んで弄びながら言った。
「戦士たちには夢を見させ続けなければならん・・・。恩賞、領地、名誉・・・そして女・・・。お前はその夢を
、気高い戦士の夢を見せるのが上手い。だから兵たちはお前を慕う。俺にはできん。
分け与える領地の当ても潰えた。お前と共同統治すれば俺が寝首をかかれる。」

そう言いながら、ナムリスは固くなったクシャナの乳首を指でクリクリと撫でて遊んだ。
クシャナはナムリスを無念と憎悪の目で睨みつけた。
「ヒヒヒヒヒ。そんな目で見るなよ。だがお前は統治には向かん。人には欲がある。醜い面もな。それを
見て見ぬふりして誤魔化すのが政治ってやつだ。平和ってやつだ。お前の親父はなんだかんだ言って
たいした奴さ。
俺と同じだ・・・。英雄の夢は潰え、後は地味で怠惰な人類の黄昏の夢を生きるしかあるまい。」
ナムリスは芝居がかった台詞を言うと、うんざりした表情で、英雄になり損ねた男は、
はき捨てるように続けて言った。

「そういう事だ。お前が男だったら友情も生まれたかもしれんが・・・。遠慮はいらんぞ!!」

「それでは遠慮なく・・・」と親衛隊たちは欲望をみなぎらせた顔をしてクシャナに群がった。

(!! いやだ! やめろ! やめて!)とクシャナは押さえつけられた手を振り払おうと体をよじらせた。だがその抵抗が逆に親衛隊たちの欲情を刺激した。そして隊長が先にズボンを下ろしてペニスをむき出しにした。

初めて見る男のペニスにクシャナは恐怖した。ペニスはドクドクとクシャナの痴態に興奮して脈打っている。クシャナの中に放出したがっている意思をみなぎらせてそそり立っていた。

兵士たちの「行為」には黙認していたが、まさか自分が慰み者にされようとは思ってもいなかった。
自分がもう妃殿下でも、魔女でも、軍司令官でもなく、どこにでもいる非力な女で、
男たちの性欲処理の慰み者でしかない事を悟った。
682クシャナ輪姦:2006/12/10(日) 01:26:26 ID:2zf35Ueu
(これも多くの人を殺してきた報いか・・・。魔女などと煽てられた挙句が、この様か・・・。)
クシャナはがっくり力を抜いて、抵抗を諦めた。

クシャナの抵抗の有無に関係なく、親衛隊たちはすでに興奮の極みにあり、行為をやめようとはしなかった。
隊長がゆっくりとクシャナの膣にペニスを挿入した。

「そらよ、トルメキアの魔女様、処女いただきだ。」

映像機に接合がよく見えるように、男たちはクシャナの体を持ち上げ、
後部から突き出すようにクシャナにペニスを突きたてた。愛撫のために出血も痛みも少なかった。

「はっ・はっ・はっ・いいぞ、こりゃしまりがいい!!」
「腰をふりはじめたんじゃねえか? 気持ちよさそうだぞ!!」

一番槍の隊長はゆっさゆっさと腰をふってクシャナにつきたてた。
その動きにあわせてクシャナの汗ばみ、日に焼けた乳房や肌は波打っている。
クシャナはがっくりとうなだれ、目をつぶってこの恥辱に耐えた。親衛隊たちは卑猥な言葉を投げかけ
クシャナを侮辱しては、ペニスを肌に押し付けたり、乳房を挟みこんでしごいたりして、クシャナの体を弄んだ。
薄目を開けると、目の前では映像機がクシャナと男たちの痴態を薄っすらと反射させている。
この姿が部下たちに晒されていると思うと、屈辱で体が震えたがどうすることもできなかった。
クシャナは力を抜いて、男たちが自分の体を弄ぶのに任せた。

さるぐつわは必要ないと思った親衛隊の一人がクシャナからそれを外した。

「あっ、うっ、くっ、はあ!」
声を押し殺そうとしてもどうしてもあえぎ声が出てしまう自分にクシャナは驚いた。

「いい光景だ。きっと兵士たちも一生懸命自分のナニをしごいてる事だろう。」とナムリスは笑った。

「もういいだろう。しっかり中に出してやれ」
「は!!」と隊長の腰の動きが激しくなった。クシャナの接合部はクチュクチュ音を立て、パツンパツンを腰の
動きに合わせて音を立てていた。

クシャナは驚き叫んだ。
「まっ、待って!! 中に出すのはやめて!! 子供を孕むのはいや!! お願い!!」とクシャナは首を振って涙目で懇願した。

「これだけ皇国の臣民を殺しておきながら、虫がいいだろう。」とナムリスは首を振って合図を下した。

隊長はかしこまって、その命令を実行した。

ドクドク!!  クシャナは自分の膣の中で脈打つ男の欲望がたっぷり注ぎこまれたのを感じた。
「ああっっっ」
ペニスをひきぬかれたクシャナの秘所からは溢れかえった精液がドクドクと流れ落ちた。
683クシャナ輪姦:2006/12/10(日) 01:27:17 ID:2zf35Ueu
ナムリスは言った。
「どれだけ、ぶち込まれてもお前の罪は消えんだろうがな。さあ、お前の新しい使命だ。後が控えているぞ。
我が新しい臣民をたくさん産むがいい。」

後ろ手に縛られ、全裸で床に投げ出されたクシャナの前にはペニスを隆起させた男たちが
たくさん立ちはだかっていた。クシャナは力なく興奮する男たちの方を見、自害する気力も消えうせ、
抵抗をあきらめた。

親衛隊たちはクシャナを犬のように四つんばいにさせ、背後から次々と犯した。
「うう、お願い、もうやめて・・・」 散々犯され、クシャナはかつての王族の威厳も無くしていた。
よってたかって犯されているうちに勇気も気力も消えうせた。
そこにいるのは心細い怯えた一人の無力な娘でしかなかった。
(兵も・・・国も無くなったこの身がこれほど惨めで無力とは・・・)
床に押し付けられた顔は男たちの腰の動きにあわせてユサユサと揺れている。
クシャナはつむっている目から涙をにじませて、唇をかみしめた。

男たちが思う存分、性欲をクシャナの体で満たし、欲望を吐き出すたびに、
クシャナの秘所からは精液がこぼれおちた。
「うっ、うおう 出る、出る!! こりゃたまんねえぜ!! 」
「ほらケツをもっと突き出せ!!」とクシャナのお尻をペチペチ叩いて囃したてている。
男たちももはや后妃という立場を無くしたクシャナを、町娘を犯すように遠慮なく
卑猥な言葉をかけている。

「ナムリス様!! 各地のトルメキアの兵士の投降が次々と報告されてます。」と伝令が伝えた。

「そうか、クシャナお前のおかげだ。兵士たちは我が臣民として扱おう。だがお前は違う。
亡国の王族は王族ではない。まして兵無き王などな。お前は奴婢として平民たちに下げ渡そう。
お前を憎んでいる彼らがお前をどう扱うかは彼らに任せよう。」
とナムリスは冷淡な口調でクシャナに告げた・・・。

親衛隊たちは精液を容赦なくクシャナに浴びせかけた。
がっくり力なくうなだれ、朦朧とした表情でナムリスの言葉を聞くクシャナの顔には白く濁った精液が
ゆっくりと地面に滴り落ちていった・・・。
684674:2006/12/10(日) 11:11:28 ID:vlwYZvkX
最っ低!
685674:2006/12/12(火) 17:12:17 ID:fVZimOO4
結局読んじゃったじゃないかあ・・・
686名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 23:39:15 ID:h75yfboN
さつきとカンタの微エロ話キボン!
687674:2006/12/13(水) 04:46:38 ID:LsqXwnOp
トトロのビデオ借りてきてまだ見てないけど・・ どんな風になるんだ?
状況設定だけでもいくつか提供汁。
688カンタとサツキ(雨上がり):2006/12/14(木) 03:04:16 ID:DlheDYUE
>>686
微エロっつーとこんな感じか? なんか「青い〜」シリーズ
みたいになっちまった。ロリは無理だな。
689カンタとサツキ(雨上がり):2006/12/14(木) 03:04:46 ID:DlheDYUE
ある日の下校時間、カンタは激しい土砂降りに見舞われて、慌てて雨宿りの場所を探した。
「いっけねえ、学校に傘忘れてきた!」
そう言いながら、カンタは駆け足で神社の境内に駆け込んだ。
そこにご神体が保存されている小屋があった事を思い出したからだ。

老朽した小屋に入るとそこには先客がいた。

「サツキ!! おめえ、何でいるんだ?」

「カンタこそ!! あんた傘今日持ってきてたじゃない!!」」

「帰るまでは晴れてたから忘れたんだ。かあちゃんに今日降るから持ってけって言われてたんだけど。」

「私は天気予報見てこなかったんだ。降らないと思ったのに・・・」

「しょうがねえな。ここで雨宿りしてるべ」

「そうだね・・・」

二人は薄暗い小屋で濡れた服をハンカチで拭きながら雨がやむのを待った。
二人はザーザーと音を立てて降る雨を見つめながら黙っている。

カンタはちらっとサツキの方を見る。サツキの白いシャツは濡れて透けて見えた。
わずかな胸のふくらみがはっきり見える。カンタは顔を赤らめて外に視線を移した。

「何、見てんのよ・・・」とサツキが睨む。
「何も見てねえよ」とカンタは慌てて言った。

二人はまた黙り込む。

「雨、やまないね」
「そうだな・・・」

雨の音だけが鳴り響く。

「カンタ・・・あんたたち・・・この前の学校でのお泊りの時、男子全員で私たちのお風呂の
時間覗いたでしょ?」

「そっそんな事してねえよ!!」とカンタは言った。
しかし本当は友達と一緒にふざけて覗き見していた。

「うそ!! ミッちゃんらも絶対男子たち覗いたって言ってたよ」
690名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 03:05:17 ID:DlheDYUE
「あれは、だから・・・」

「ずるいよね。あんたたちだけ私たちの裸見て!」
「・・・・・・」
本当は見ていた。カンタは初めて見る女の子の裸に、サツキの裸が目に浮かんで
顔を赤らめた。

「・・・やっぱり見てたんじゃない。あんたも見せなさいよ、不公平だわ」
「え? 」

「見せなきゃ女子のみんなに言っちゃうから!!」

「え!! そんな!! わっわかったよ 少しだけだぞ」

そう言ってカンタはズボンを脱いでみせた。サツキは好奇心溢れる目で
カンタの下半身を覗いている。

「へえ、お父さんと同じ。小さいけど。毛もないんだ」
「あっあたりまえだろ!!」
その視線にカンタは興奮して次第に勃起してきた。

「え? 何で大きくなってんの? 」
「わっわかんねえって! たまにこうなんだ」

「さわってみていい?」
「少しなら・・・」

サツキは珍しそうに手で触ってみた。
サツキの小さな手がカンタの勃起したそれに触れている。
「あ? だんだん大きくなった。固くなってきた。」

「もういいだろ? だんだん変なかんじになってきた。」
「まって! もう少し・・・」

「じゃあ、お前のも触らせろよ!ずるいだろ?おまえだけ」
「え? ・・・ん・・・いいよ」

「え? 本当にいいの? 」
「うん・・・」
サツキは顔を赤らめてうつむきながら言った。
「じゃっじゃあ・・・」
691カンタとサツキ(雨上がり):2006/12/14(木) 03:06:02 ID:DlheDYUE
カンタは恐る恐るサツキのスカートの中のパンツに手を入れた。
どしゃぶりの雨はサツキのパンツまで濡らしていて、じっとりとした感触だった。
ゆっくりと指を入れていくとサツキの暖かい肌の感触を感じた。母親のように
毛は生えていない。ぬっぺりつるつるとした感触を指先に感じた。

「どんな感じ? 」とカンタは聞いた。
「何か変・・・。」
「俺も・・・」

二人は息を荒げながら、お互い指を動かしあった。
「胸も触ってみていい?」とカンタが聞くと
「うん・・・」とうつむいてサツキも答えた。

カンタは空いている左手でサツキのシャツに手を入れた。手には雨に濡れたシャツの
冷たい感触と暖かくすべすべしたサツキの小さな胸のふくらみの感触が感じられた。

二人は黙りこくってさわりっこしている。

そのうちカンタの方でこらえきれず、先から白いものを噴出してしまった。
その白いのはサツキの顔にかかってしまった。

「きゃ!! 何これ?」

「ごめん! 俺もよくわかんね 時々寝てて出ちゃうんだ。」
「変なの、これって保健体育で習った・・・」
「え?」
「なんでもない」

サツキはベトベトしたそれをハンカチでぬぐうと、困った顔をした。
「カンタのハンカチくれない? それに包んで後で洗濯して返す!」
「うん・・・」

「雨上がったね!! 帰ろうか!」とサツキは外を見て叫んだ。
外は明るく晴れ上がっている。

「今日の事は秘密ね。」とサツキはカンタに言った。
「うん・・・。」
カンタは何か悪い事をしたような気がして戸惑いながら答えた。
「また、時々ここでさわりっこしようね。」とサツキは赤らめて耳打ちして言った。
カンタはサツキが何だか一足先に自分より大人になった気がした。

「じゃあ、またな!」
そう言いながら罰悪そうにカンタは雨上がりの青空の下を駆け出した。

その様子をトトロはシシシシと笑って樹の上から見ていた。
692名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 08:20:57 ID:MiYDct/6
はぁはぁ  そんな・・・ あの二人が・・・ はぁはぁ。
693名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 10:33:38 ID:OknD55W0
ありがトン!また別シチュ思いついたら書いて!
694名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 14:08:10 ID:No+7Wl5J
カンタ急接近!
695名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 11:00:18 ID:ydzB88Mm
木々の年輪を見て勃起するナウシカ
696名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 14:39:56 ID:1VeGdSj7
さつきちゃん はぁはぁ。
697名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 19:19:34 ID:we/T4EVw
なんでもいいから次ヨロ。
698名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 22:54:04 ID:35UNDZVm
猫の恩返し ギボン
699名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 12:47:32 ID:Dp5Kgj8i
おそのさんがキキ可愛さあまりにちょっと悪戯を・・
700名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 15:13:01 ID:u7kicB1H
きんもーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
701名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 17:43:02 ID:j+7azjyi
金毛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
702名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 03:07:45 ID:lE6KrL/e
キキの話(おソノさんはいいけど)よみたいなぁ!
703名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 05:43:55 ID:LgaLei99
サツキとカンタはねーよw
二人とも10歳くらいだろ?
カンタは液出ても白くないだろー
704名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 22:43:20 ID:fnMyOzTz
>>703
早熟な子なら小学校3、4年生くらいで精通はあるぞ。性知識や周囲の環境
(色街育ちの子は早熟)にも左右される。
まあ、三十年代の田舎だとオクテの子が多いだろうからムリはあるだろう
が、そこは流せ。
705名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 16:20:13 ID:Np6gbLyM
サツキ、キキキボン!
706名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 17:47:00 ID:vBnCvJKi
>>704
30年代だとどうかわからんけど
田舎では近代くらいまでは夏祭り→物陰で男女ががっちゅんとか
好奇心旺盛なガキの目に触れかねん場所での男女の営みがそこいらにあったらしいぞ。
あと庶民の家では家族全員雑魚寝がデフォで
隣で営まれる夫婦生活を目撃して性に目覚めるとか、親の世代だとけっこうあったとか。
娯楽も少ないしな。
田舎の子=晩熟と決め付けれたもんでもない。
707名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 20:01:16 ID:nXgj7ffP
田舎だと子供が人目を避けてチョメチョメできるのはどこだろう?
708名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 20:48:15 ID:j9wt0YVw
塚森。畑。
709名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 23:11:51 ID:rwiWjest
おまえら全員メリクリ
710名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 00:28:03 ID:yVCfo3Y7
そして良いお年を・
711名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 02:35:30 ID:mJVa/Tfb
>>679-683
遅レスだがこれだけは言わせてくれ。
勃った。
712名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 16:16:17 ID:UAcP84Qx
来年はもうすこし気をつけてオナニーしたい。
713名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 11:08:31 ID:ZJfEBV7m
「こらメイっ!お正月から>>714してたら駄目じゃないっ!」
714名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 14:45:30 ID:jpA1v/fS
ぬるぬる柔道王とセックル
715名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 13:22:16 ID:aA5JwGIc
「あけおめ!私さつき。今年は2ちゃんねら〜全員と>>716!!」
716名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 16:59:06 ID:qXkcKC8x
ぬるぬる柔道王にタックル
717名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 01:35:17 ID:dLm/s6t2
保管庫が見れない
718名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 13:32:22 ID:iIlAiCmq
>713-716
ワロタ!
719名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 15:08:59 ID:izLJ2o0T
雨降り〜♪ バス停〜♪

ず〜ぶぬれ
720名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 04:18:22 ID:peMLSvAq
お〜ば〜け〜が
い〜たら〜♪
721名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 09:08:15 ID:pSjgf73b
あ〜な〜たの〜♪
722名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:37:06 ID:MJsGJUeL
あ〜ま〜がさ〜

刺して あげましょ♪
723名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 18:05:55 ID:mQvnpueA
森への〜 パ〜スポート
す〜て〜き〜な♪
724名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 03:21:43 ID:t53A/p4b
ぼ〜うけん
はじまる〜♪
725名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 16:42:27 ID:orY7S4T9
>>723
間違えるな。
726名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 17:34:36 ID:GZBjyWgo
>>725
いや、まちがってないだろ?
727名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 18:47:50 ID:U1GNai6z
となりの♪
728名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 21:13:45 ID:orY7S4T9
>>726
いや、まちがってるだろ? 
729名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 22:27:22 ID:U1GNai6z
>>726
いや、まちがってないだろ?
730名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 00:07:34 ID:wIzQ+W59
>>726
いや、まちがってるだろ?
731名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 15:11:31 ID:Tof0x4p1
いまだにもののけを待ってる俺
732名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 17:21:42 ID:hFfa2Q4r
キキの微エロキボン。
733名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 14:03:51 ID:LPnQlAzO
嫌がるアシタカを騎上位で犯すSSキボンヌ
734名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 18:33:16 ID:KUYT1MV7
キボンばっかじゃん!
自分で書いてみようぜ?
735名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 19:22:57 ID:ceoUHi09
アシタカ「イグッ!」
サン「アッー!」
736名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:50:39 ID:VDUsCewq
41 ヤックルLOVE age New! 07/01/13 12:02
ヤックル可愛いね・・・あれアシタカは鞍をつけずに跨ってるけど、振動とかで○ン○が
勃起してるよ絶対に・・。
アシタカは、ヤックルの体温と跨ってる時の振動が股間をもろに刺激して、何度も果てて
しまってもおかしくない・・・そして股間は自ら”○ン○から吐き出した”精○でベトベトに・・。

737名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 23:06:31 ID:ovwAHauo
久々に来たら髪がぁ!
gJ!!!
738名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 15:57:16 ID:gXp00eUp
ここの板のみなさん私、キキに>>739しちゃっていいですよ!
早いもの勝ち!!
739名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 02:33:33 ID:6ez3Uwmr
アナル調教
740名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 22:23:13 ID:0jtnU+MG
保守
741名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 21:23:54 ID:61XpvZfk

サンタソとテルータソのちちゃーくて新鮮なマンコを交互に手マンしまくりたい。。。

742名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 22:23:56 ID:BbVRcCT2
しかしセンはエロい
743名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 23:50:17 ID:1NXDahw/
ハク千 読みたいなぁ
744名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 00:26:15 ID:okVyYZZW
リン千 読みたいなぁ…
745名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 02:21:44 ID:Sg+Xzphl
ハク千、リン千どっちもよみたいなぁ!
746名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 04:06:44 ID:okVyYZZW
ハク千は普通にみかけるのに、リン千をみた事がない
ずるい…
747名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 12:47:27 ID:egF0Y35a
ハク千、リン千どっちもイイなぁ!
748名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 14:19:23 ID:IyFtwe55
俺だけかな
るろ剣武装練金の和月が宮崎後継者説は

一番宮崎に近い男が和月だと思う



749名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 23:11:41 ID:TTZHpciw
結局のとこ>691が最後の作品か・・
一月半も経つのに一本も新作が出ないとは
750名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 02:18:09 ID:ckLYMzOF
人間に戻れたポルコは体型はブタのままなんかな??
元のイケメンに戻れるんかな???
751名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 02:31:04 ID:4w8Azm8z
池面に戻れるが
家に帰るまでダブダブの服のみっともない姿をさらして歩くハメに

しかしそのあと地元で女殺しの異名を取り
フィオに見限られるが
映画の最後のシーンではうまく伏せられている
752名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 03:16:39 ID:ckLYMzOF
ああ、なるほど。
ポルコは最終的にジーナのところに行きそうだな。

一方のフィオはフィオで男斬りまくりの一流技術者(もちろんいやらしい意味でも)に成長。
アメリカ野郎との同衾の際にはヤツに「ら、らめー!」と言わせたとか言わせなかったとか。
753名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 10:55:55 ID:96k9p0x0
アシタカの旅の続きが読みたいです。
754名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 13:18:46 ID:lsEEjMlv
ジブリ糞死ねや
755名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 11:34:00 ID:a3SRSozf
ハク千、リン千キボ!
756名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 13:30:54 ID:VPaBqPWW
どんな話だったっけ
千はともかく リンとかハクとか よくわかんね
チンコとマンコはだれにもついてるしなぁ
757名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 17:22:07 ID:HCyPsGhI
千尋のおむつ変えてあげたい
758名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 10:36:46 ID:j1OipJhH
してません!
759名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 20:36:12 ID:N65xoZE7
じゃ、メイのおむつ替えてあげたい。
760名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 01:13:48 ID:8NDJ7z1f
保守
761名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 09:30:52 ID:B0qTtWrc
ここって今どのくらい人いるん?
点呼取ってみる。

ほい、1。
762名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 14:21:55 ID:HLGHa0wa
763名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 18:58:46 ID:psFRt6o9
3
764名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 19:26:19 ID:0KtX0SHO
ヨン!
765ドロロのノウズイ@:2007/02/21(水) 21:43:16 ID:sbDVuAHO




            『釈迦はいい人だったから』


766ドロロのノウズイA:2007/02/21(水) 21:44:03 ID:sbDVuAHO

油屋の従業員にとって、もっとも有難い日がある。
それがこの物忌みの日だ。普通、物忌みというと行動を慎んでいないと
何か不吉なことや災いが起きると言われているが、この物忌みの日には客である八百万の神々は
確実に来ないので、実質油屋は休業になる。
従業員達にはこの日は唯一の休みの日であるため、ほとんどの従業員は油屋を出払ってしまう。
休日の過ごし方は、各自勝手気ままだが大抵はもらった給料で買い食いするものがほとんどである。
特にこの前の物忌みの日には青蛙が”蛙はどんなものでも食べれるのか”という疑念を基にゲテモノ類を
食べ歩き、終いには道のど真ん中で仰向けにひっくり返って気絶してしまったという珍事が発生している。
だが、それだけ羽目をはずせるということは、この物忌みの日が従業員達にとってよほど大切な日なの
であるということをうかがえさせるのである。

閑話休題

さて、千尋とハクも例外ではない。
767ドロロのノウズイB:2007/02/21(水) 21:44:38 ID:sbDVuAHO

「いい天気だね、ハク」
今、千尋とハクは休日を利用してピクニック(実質デート)に来ていた。
「ああ、そうだね」
空には雲がゆったりと流れ、心地よい日差しがさんさんと降り注ぐ。
柔らかな風が吹く草原に二人は大の字に寝転び、ぼんやりと雲を眺めながらいろんなことを話していた。
この世界のこと、銭婆のこと、坊のこと
そしてあっちの世界のこと。
小学校の授業の様子や友達、千尋にとっては古いようで新しく、新しいようで古い記憶。
「仕事には慣れたかい?」
唐突にハクが聞いた。
「え?うん、だいぶ慣れたけどまだちょっときついって感じかな」
竜の子は不意にあの時のことを思いだした。
この人の子がここへ迷い込んできた時のことを。
768ドロロのノウズイC:2007/02/21(水) 21:45:16 ID:sbDVuAHO

(ここへ来てはいけない、すぐに戻れ!)

あの時何故あんな中途半端にしか追い返せなかったのだろう。
本当に彼女のことを思うなら力ずくで門にまでつれてゆけば良かった。
否、手っ取り早く魔法を使うべきであった。
何故だろう。
湯婆婆の虫のせい?いや違う
自分のどす黒い支配欲という名の欲望のせいだ。

        この娘を自分のものにしたい、あっちの世界に返したくない

それが全てとは言えないが、
心の中にそれが無かったといえばそれは嘘だ。
「すまない」

今更何を

自分でもわかっていた。
それでもハクは言わずには出来なかった。

769ドロロのノウズイD:2007/02/21(水) 21:46:19 ID:sbDVuAHO


「そんなのハクがることじゃないよ」
少し微笑みながら千尋は呟いた。
「いや・・・そうじゃないんだ」
ハクは急に寝返りをうつと急に千尋に覆い被さった。
「ハク・・・?」
事態がうまく飲み込めずにきょとんとする千尋。
「そうじゃない・・・そうじゃないんだ・・・」
ハクは苦しそうに目を瞑った。
「そんな苦しそうな顔、しないで・・・」
千尋がやハクの顔を優しくなでながら呟いた。
「ハクがそんな顔してるの、わたしすごくつらいよ。
 仕事の時だってむっつりした顔のハク見るときなんかすごく緊張して
 どんな風に声掛けていいのかわかんない時があるもん。
 だから仕事じゃないときはもう少し笑って、ね?」
770ドロロのノウズイE:2007/02/21(水) 21:46:57 ID:sbDVuAHO

ポチャ

液体が千尋の頬に落ちた。
「泣かないで・・・ハク・・・」
ハクの両の瞳からは大きな涙がいくつも流れ落ちた。
「ありがとう・・・」
そう言うとハクはやさしく千尋の顔を抱き寄せ、その唇を自分の唇に近づけた。
「ハク・・・大好き」
千尋は体の力を抜き、ハクに身を任せなすがままの状態になった。



二人の唇が重なった。
771名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 21:52:21 ID:sbDVuAHO
とりあえずここまで。
これにて唯一の濡れ場終了。
ちなみに後半展開言っておくと
エロ無グロ有路線。
見たくなかったら遠慮せずにレスどーぞ。
その時にはまた流れ者のROMにもどるだけ。
772名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 04:19:03 ID:ubKhBVME
GJ。
俺は続きを読みたいです。
773名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 13:21:04 ID:+/Wz/QXA
オレも続きキボン
774765:2007/02/23(金) 21:19:38 ID:HY7KIE3A
了解、これより投下に入る。
なお前述の通り、グロがあるため
耐性のない人は読まないこと。
もし読んで不快な気分になっても
こちらには一切関係のないことなので
あしからず。
775765:2007/02/23(金) 21:20:45 ID:HY7KIE3A



いつのまにか眠ってしまったらしい。
太陽は赤く染まり始め、地平線に傾き始めている。
「どうしよう、夜までに帰れるかな」
千尋が不安げな声をもらした。それを聞くとハクは微笑んで
「大丈夫、私の背中に乗っていけばすぐにつくから」
と言うと、ハクの体はは真っ白な竜へと変わった。
と、そのとき千尋が何かを見つけて声を上げた。
「あ、きれいな花」
見るとすぐ近くの崖の上に頂上に一輪のきれいな花が
小ぢんまりと咲いていた。
「リンさんにあげたらよろこぶかもなあ」
そこはやはり10歳の子供であった。
「ねえハク、あの花とってきてくれない?」
千尋がそう言うとハク(竜形態)は小さく頷き、フワッと空に舞い上がったかと思うまもなく
あっという間に崖の頂上に音もなく着陸した。
下を見ると千尋が心配そうに上を見上げて叫んだ。
「落ちてきたら受け止めてあげるからねー」
冗談なのか本気なのか竜にはわからなかったが、とにかく早く目的を達成しようと
目の前の花に手を伸ばした。

その時だった。
ビュオオオオッッ
一陣の突風がハクをたたきつけた。
さすがのハクもまったくの予想外で思わずバランスが崩れ、よろけてしまった。

よろけた足の片方に地面の感触は無かった。
体はバランスを失い、ハクはそのまま地面へと落下していった。
いつもなら空中で体勢を立て直すことも出来たのだが、この場合は完全に”隙を突かれた”格好になり、
なす術もなく万有引力に従っていった。

ドサッ
777ドロロのノウズイH:2007/02/23(金) 21:23:26 ID:HY7KIE3A

どうやら気を失ってしまったらしい。
意識が徐々に戻るのを感じ、ハクは頭を起こした。
落ちたときの衝撃が予想より軽い
どうやら何かが緩衝材の代わりになったらしい
ん?緩衝材の代わり・・・代わり?
ハクは恐ろしい予感にとらわれた。
まさか・・・?
体を起こし、自分の落ちた跡を見た。
そして固まった。

予感は的中した。

地面から出ている座布団ほどの大きさ石
そこに血を流した頭を乗せた人間
紛れも無く千尋だった。

あれは本気だったのか
ハクの頭はぼんやりと、そんなことを考えていた。
だがそれもつかの間、だんだんと正常な思考が蘇りかけていた。
私は崖から落ちた
気が付けば千尋は頭から血を流して倒れている
ということはこれは私のせいなのか!?
ハクの頭は凄まじいパニック状態に陥った。
千尋千尋TI尋千尋千尋千HIRO血広血広血広TIHIROT千HIROTIHI・・・・


約四半刻(30分)が過ぎ、ようやく彼の頭はパニック状態から脱した。
竜のままの状態で動かない千尋の体を持ち上げた。
心臓の鼓動は停止し、息もしていなかった。
それでも、まだ彼女の体は温かった。
とそのとき、千尋の頭から何かがズルッと落ちてきた。
ハクは彼女の体を地面に静かに置き、それを見た。

まごうことなき彼女の脳髄だった。
778ドロロのノウズイI:2007/02/23(金) 21:24:27 ID:HY7KIE3A

やけに彼の頭は冷静だった。何故かは自分でもわからない。
彼女のその割れた頭を舐めてみた。
怪我をしたとき、傷を舐めるとその傷が早く癒えるのを彼は経験していたからだ。
だがやはり割れた頭は元に戻らず彼女も動かず
代わりに口の中が鉄臭くなるだけだった。
すると頭のどこかから声がしてきた。




クッテシマエ
ヒトツニナッテシマエ





ハクの中で何かが吹っ切れた。





779ドロロのノウズイI:2007/02/23(金) 21:25:10 ID:HY7KIE3A










涙が止まらなかった。
体を傷つけないように注意して彼女を丸呑みにした。
だが一緒になったという実感は湧かず、むしろ凄まじい罪悪感に襲われた

人喰い

今の自分にぴったりだ
ハクはそう思うと一声高く叫び、
いつの間にか暗くなった空へと飛んでいった。

どこへいったのか誰も知る術はない。







          『結構良い人だったから恋してあげてもよかった、
           結構良い人だったから好きになってもよかったけどね』



781名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 21:30:48 ID:Rr2gS4lY
テラキモス
782765:2007/02/23(金) 21:33:19 ID:HY7KIE3A
少女と竜の悲劇の恋話はこれにておしまい。
なお、このSSの他にも完成が3つと
書きかけが1つストックされている。
といってもエロ度は全くない
いわばノーマルタイプ物だが、
果たして投下してもよろしいかどうか。
意見があるまでとりあえず待機。
783名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 22:32:46 ID:io8/tlxJ
脳髄orz

しかし文の感じは好きだノーマルなのも見てみたいにゃ〜
784名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 23:20:50 ID:KvMWJc1x

テルータソとサンタソと朝までネトーリと愛し合いまくりたい。。。

785名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 13:20:47 ID:kN31n6gt
圧縮による落ち防止。ほしゅほしゅ。

>>782
自分はグロは本当に勘弁…。注意書きすれば投下自体はおkだとは思うけど。
ノーマルなら見てみたい。とりあえずシータパズー希望!!!

でもやっぱエロが読みたいな(´・ω・`)
自分もなんかがんばってみる。書けたら戻ってくるので
『しばし待たれよ』。
786名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 19:24:39 ID:wQzzJ15W
>>785wktkしながら待ってます。

つられてなんだけど、スレ活性化の為に自分もなんか書いてみます。
文才無いからあんまり期待はしないでね。
787765:2007/02/24(土) 22:15:10 ID:3/0jJ9O+
>>785
ごめん、ジブリのSSはハク×センしか書けない。
誰か別の人にお願いしてほしい。
>>786
こういう風に自分のSSがきっかけとなって
SSを書こうって言う人が出てくるとものすごくうれしい。
プライベートライアンのワンシーンにあった
「野郎ども!俺のケツについて来い!!」を思い出す。
788名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:49:37 ID:Nr008y/j
>>782
誘い受けうざい
投下しないで結構
789名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 01:49:39 ID:YkopNIQx
いいじゃん過疎ってるんだし
がんがん投下してくれ
790名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 17:02:23 ID:s7TvFK7l
職人さん達ガンガレ(・∀・)!
791名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 00:33:44 ID:4weeqvSH
楽しみ。

ほしゅ
792名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 09:30:03 ID:qOoO2lti
ハウルスレ落ちてるみたいなんだが、こっちに統合でいいのか?
793名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 17:24:03 ID:o0qn6xAK
>>782投下たのんだ・・!
794名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 20:15:40 ID:kMaZzyzs
>>792
お帰りハウル組。
落ちたならこっちで投下でいいんじゃないのかなーなんて自分は思うけど。

そして765のケツについて来た785、投下いっきまーす。
魔女の宅急便で、内容は『キキ十八歳、トンボとの青い初体験編』。
AVみたいなタイトルでごめん。

とりあえず書けたとこまでなんでまだエロなし。

一応↓が注意というか前提。
・微妙に原作とのちゃんぽん。
・ただしキャラの基本的な性格、容姿は映画に準拠。
・ジジは『映画本編終了後もキキと喋れるよ、あのにゃおーんは人前だったからだよ』派

もしも間違い勘違いあったら指摘よろしく。
795キキ十八歳:2007/02/27(火) 20:16:14 ID:kMaZzyzs

海の近くのコリコの街では、吹き抜ける風に時折さわやかな潮の香りが混じる。
それは既にキキにとって身になじんだものになっていた。
何故ならそれだけの歳月を彼女はこの街で過ごしてきたのだから。
――キキは、生まれて十八年目の歳をコリコの街で過ごしていた。

キキはトンボと連れだって歩きながら、彼と会話を交わしていた。
自らが改造した自転車をカラカラ音をさせながら引いているトンボは、
最近ずいぶんと背が伸びてきて、一緒に話をするには、キキは彼の顔を
見上げなくてはならないようになっていた。

もちろんキキも、過ぎた年月の分その姿を変えている。
髪が背中まで伸び、手足がすらりと長くなった。
そして全体的に女らしい丸みが出てき始めていた。
彼女としては胸元のボリュームがもう少しあっても、と思わないではなかったが。

「……やっぱりさ、中央の学校は違うよ。授業の一環で作成した
飛行模型の設計図を見せてもらったんだけどこれがすごいんだ。
まだ学生が作った物だっていうのに新しい技術が使われててね……」
見た目は多少変わったものの、今だその中身は昔の飛行機少年のままの
トンボは、眼鏡の奥の瞳をきらきらさせながら言った。
キキはそれを聞きながらふんふんとうなずいている。
796キキ十八歳:2007/02/27(火) 20:17:02 ID:kMaZzyzs

その反応に勢いを得て、トンボは段々と新型エンジンの話やら、
飛行機の翼型の変遷にまで話を発展させていった。

ある程度からはキキにとって理解できない技術の話になっていたが
彼女は魔女として『空を飛ぶこと』についての興味がある。
そのため、魔法を使わずとも空を飛ぶ事が可能になるかもしれない
トンボの話はキキにとっても興味深いものであった。

彼と並んで歩きながら共通の話題で盛り上がっていると、キキは胸の奥から何か
幸せな暖かさが湧いてくるのを感じていた。
数年前に思いが通じ合ってからは、ますますその感じが強くなっている気がする。

(トンボもそうなのかしら)
キキはちらっと彼の顔を横目で見るが、トンボは気付かず話を続けていた。
だがキキは、この瞬間を壊したくなくて、あえて確かめることもなく
彼の話に聞き入っていた。

「っと……」
キキの下宿先であるグーチョキパン店の近くの路地に来ると、話に夢中になって
通り過ぎそうになったトンボは、キッと自転車のブレーキをかけた。

「ここでいいわ、トンボ。送ってくれてありがとう」
微笑みながらキキがそう言うと、トンボもまた「じゃあ仕事がんばって」と
はにかんだ笑顔を浮かべた。だがそう言うものの、トンボはすぐには帰らず
何やらもじもじと体を動かしていた。
797キキ十八歳:2007/02/27(火) 20:17:34 ID:kMaZzyzs

「あ、あのさ……キキ…」
そう言ったきり、意味もなく手を上げ下げする。

彼が言外に何を要求しているのかを悟り、キキは頬を赤く染めた。
そして一歩彼に近づくと目をつぶり、心持ち顔を上に向ける。
するとトンボは咳ばらいをしてキキの肩を掴むと、わずかに彼女の体を引き寄せた。

吐息がかすめる距離まで近づくと、トンボは自分の唇をキキのそれに押し付けた。

それはいつまでも物慣れない感じのするキスだったが、キキはそれで充分だった。
肩をつかんだトンボの手のひらが熱を帯びて、彼の心を教えてくれていたからだ。

唇を離したトンボは、照れたようでずれてもいない眼鏡を直していた。
キキは、ホウキに乗って空に飛ぶ前の一瞬のような、体が舞い上がるような
気持ちにたまらず自らトンボの頬に口づけた。
「わっ、何!? キキ……」

くすくすと笑い声をあげながらキキはその場で身をひるがえした。
「またね!」
そして振り返りながら手を降ると、キキはそのまま駆け出していった。
トンボはキスされた頬を押さえたまま、走り去るキキの背中を
ぽわんと見つめていた。

*******
(とりあえずここまで)
798キキ十八歳:2007/02/27(火) 20:23:11 ID:kMaZzyzs
また続き書いたら来ます。つか書いたら順次投下より、書き上げてから
まとめて投下の方が良いのかなぁ…。いまだに迷うよ。
799名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 14:52:44 ID:UfZeh30O
うわ・・続き気になる・・!!
800名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 19:58:22 ID:mVOkNX90
トンボよ、早く押し倒せ!
801名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 14:06:20 ID:j/wgWjHR
トンボよ・・!!
802名無しさん@ピンキー :2007/03/05(月) 02:29:21 ID:D7AXTNl6
まあ、原作はトンボとラブラブ一直線らしいからな
803名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 20:34:24 ID:vWoT3Ecq
久しぶりに来たらこんなええ話が始まっていたのか。
気長に待ってます。
804名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 08:45:10 ID:Mst6Ryyk
気長〜に待ってて。
餅を保つためにエロから先に書いてみたら投下分との間に太くて長い溝ができた。

ところでハク千の人はどこへ行ってしまったの。。。
他の投下候補生とか…。おまいらのケツを追っかけたいのに……。
ケツ…(´;ω;`)ブワッ
805765:2007/03/09(金) 21:04:03 ID:akUYIVgN
心配無用、毎日覗きに来ている。
もしよかったらSS投下するので
許可を申請する。
806名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 21:55:58 ID:DnB8hfL0
>>805
いりません。お引取りを。
807名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 07:54:19 ID:Jdycd7EN
>>805
どんどん好き勝手に投下してくれ
これ以上ヤキモキさせるな
みんな楽しみにしてるんだから
808765:2007/03/10(土) 23:09:08 ID:/qifxAPK
>>806
書けない奴のひがみ乙

好き勝手にということなのでお言葉に甘えて
投下させてもらう。
ただし、このSSは自分の好きなゲームと
ジブリを凄まじく強引につなぎ合わせている。
早い話が趣味に突っ走っているため、
拒否反応を示す人の為に
先に避難勧告は発令しておく。
809鋼鉄の獅子@:2007/03/10(土) 23:10:36 ID:/qifxAPK
その発端は油屋正面の橋にいた青蛙の叫びから始まった。
「ギョエーーー!!!」




「ったく、いったい何なんだよ、こんな朝っぱらから」
心地よく眠っていたところを大きな悲鳴に起こされて機嫌悪く
玄関にやってきたのはセンの姉役でもある狐女のリンだ。
いつもなら布団の中で夢の世界に浸っていたのだがさっきの青蛙の
叫びのせいで起こされてしまった。
畜生、あの野郎いったい何が起こったっていうんだ
寝ぼけまなこをこすりながら、エレベータで一階へと降りて
正面玄関へと直行する。見ると青蛙が正面玄関で何かを見つめながら腰を抜かしていた。
「なーにやってんだよ、幽霊でも見たのか?」
そう言うと彼女は青蛙の視線の先にあったものを見た。
そして絶句した。さらに叫んだ。
「なんじゃこりゃーーーー!!!」



「あの声、リンさん・・・?」
畜舎で豚を見ていたセンこと千尋は顔を上げた。
ここには豚に姿を変えられてしまった父と母がいる。
千尋はさびしいときにはついここに会いに来てしまうことがある。
そこはまだ子供であった。
「何かあったのかな・・・」
油屋は基本的に夜型である、朝の時間帯はまるで時が止まったように
静まり返っている。そんな時間帯にあの大声、やっぱり何かあったのか。
そう思うと千尋は急いで畜舎を出、正面玄関へと向かっていった。
810鋼鉄の獅子A:2007/03/10(土) 23:11:28 ID:/qifxAPK
な、な、な、何だこいつは?巨人か?
これが初めて”ソレ”を見たときの第一印象だった。
大きさは大体7〜8メートルはあろうか。
人間と同じように手もある、足もある、完全な人型だ。
だが体は全身金属で覆われ、身じろぎもしない。
右手には大きな鉄の筒みたいなのが腕にガッチリと固定されている
ありゃ鉄砲か?でかすぎだろ
頭なんか胴体に比べたらとても小さい
鼻、口、耳なんかどこにも無く目らしきものがひとつ、中央で光っている
おまけに背中には鉄の板らしきものが両方一枚ずつ折り畳まれている。
「おい、なんだよおめー」
とりあえず言ってみた。しかし”ソレ”はうんともすんとも言わず、
反応は微塵も無かった。
オクサレさまやタタリガミでもなさそうだし、ほんと何なんだよ、こいつ
リンはそう思うと、隣で腰を抜かしている青蛙を見つけて、
「おい、青蛙、急いでハク様呼んで来い」手短にそれだけ伝えた。
「否、もうここにいる」
いきなり無機質な声が後ろから飛んできた。
「あ、ハク様、いたんですか」
「さっき来たばかりだ。それよりリン、こいつは何者だ?」
「青蛙にでも聞いてください」
そういうとリンは腰を抜かしていた青蛙をグイッと引き上げ、
ハクの目の前に突き出した。
「え、あの、いやなんか今日いつもより早く目が覚めちゃって、
暇つぶしに外に出ようとしたらこいつがここに突っ立っていたもんで、はい」
必死に状況を説明する青蛙。どうやら彼が原因ではないらしい。
とすると、ますます対処の仕方に頭を悩ますことになる。
リンはそう直感し、はあ〜とため息をついた。
と、その時
「リンさーん」
声のした方向を見ると橋の向こう側からこっちに近づいてくる影が見えた。
間違いない、センだ。
センなら何か知っているかもしれない
そう思うとリンはセンを手招きした。
一瞬、危ないかもしれないと思ったが、”ソレ”はセンがすぐそばを通り過ぎても
何の反応も示さずただ突っ立っているだけだった。
「セン、こいつは一体何者だと思う?」
ハクが尋ねてみた。もともと駄目元で聞いた質問だが、それが現状打破になった。
「多分・・・ロボットだと思う」
「「ロボット?」」二人同時に同じ言葉が口から飛び出した。
811鋼鉄の獅子B:2007/03/10(土) 23:12:18 ID:/qifxAPK
「セン、ロボットって何だ」
リンが聞いた。
「なんて言えばいいのかな・・・うーんと、人の形をした機械って言えばいいのかな・・・」
「機械・・・か・・・」
ハクがぼそりと呟いた。
そう言われれば機械に見えなくも無い
だが、何でここにやってきたのかその理由がわからない
理由さえわかれば・・・
ハクはその翡翠の色の瞳でその機械をじっと見つめた。
とその時、青蛙がハクに尋ねた。
「そういえばハク様、湯婆場様にご報告はなさったのですか」
確かにそういえばこういう事態にいるべきはずの魔女がまったく姿を見せない。
「実は湯婆場様は何でも急用とのことで2〜3日油屋を空けるとのことだ」
くそっ、こんな時に出かけやがって、あのくそばばあ
リンは心の中で悪態をついたそのとき、
目の前のロボットが降ろしていた左腕をゆっくりと持ち上げた、そこから
キーーーーキキキ
と、三人と一匹の耳にとんでもなく凄まじい音が飛び込んできた。まるで歯の根が浮くような音だ。
ヒイイイィとたまらずリンが両手で耳を抑えた。
「ちょっと静かにして!」
出し抜けに千尋が大声ををあげた。
「一体どうしたんだ?」
「しゃべってる・・・」
「へ?」
あいつ何か言ったのか?両手を耳からはずすとリンは不思議そうに耳を澄ました。
しかし何も聞こえない。
「油が・・・油がほしいって言ってる・・・」
「私には何も聞こえないが・・・」
ハクにも聞こえないとすると、こいつの言葉は人間にだけ聞くことが出来るのか
「セン、油つーと釜爺がボイラーの点検のときに使ってる潤滑油のことか?」
「・・・・・・・そうだって言ってる・・・」
つーことはさっきのあの甲高い音は油切れの音だったのか
「リンさん、釜爺さんが油もってるの?」
「ああ、まあ頼めば貸してくれると思うけどよ」
「私、とってくる」
そう言うと千尋は一直線にボイラー室へと通じる通路を走っていった。
812鋼鉄の獅子C:2007/03/10(土) 23:16:23 ID:/qifxAPK
「なに、機械にさす油?」
寝ぼけまなこをこすりながら釜爺はオウム返しに尋ねた。
うん、と千尋は首を縦に振った。
「はてさて、どこにやったのやら」
釜爺はその6本の腕を使ってあちこちの棚を調べ始めた。
「あ、手伝いますか?」
「じゃあ、そっちの棚を調べてくれんかの、
 何せどこにしまったのかさっぱり検討がつかんでな」
こうして千尋も棚を調べ始めた。
いつしかススワタリたちも起きてきて何事かと千尋たちを見つめている。


探すこと十分、
「釜爺さん、見つかりました〜?」
「みつかっとらん、捨てた覚えは無いんじゃが・・・」
千尋たちは悪戦苦闘していた。
すると、戸口からハクが入ってきた。「千尋、まだ見つからないのかい?」
「うん、ごめんね待たせちゃって」
千尋が踏み台を降りようとした時、
ズルッ
足を踏み外した。
バランスを失って千尋は倒れそうになるがハクがそれをしっかりと受け止めた。
ちょうどその時釜爺が声をあげた。「おお、あったぞ」
釜爺は腕を伸ばすと千尋にそれを2つ手渡した。
スプレー缶で両方とも中央に”クレ−556”と書いてある。
ふと千尋が下を見るとススワタリ達が何かをやっていた。
よくみるとさっきのハクが千尋を受け止めたあのシーン、
しかも団体で再現していた。
顔を真っ赤にしながら千尋は「ありがとうございます」と頭を下げ、
ハクの手を引いて一目散に部屋を後にした。
残された釜爺はぼそりと呟いた。
「愛じゃなぁ・・・」
813鋼鉄の獅子D:2007/03/10(土) 23:17:03 ID:/qifxAPK
「ふう、大体こんなもんかな?」
リンが額の汗をぬぐいながら呟いた。なにせ、センが通訳するところ何でも
全部の関節に油をさしてくれとのことだ。
おかげでこちらはあの巨体によじ登っていろんなところに油をさしたのだ
結構な重労働だ
リンがそう思っているとロボットはゆっくりと腕を持ち上げた。
そこからはもうさっきのようなキィキィ音は聞こえなかった。
「あ・・・また何かしゃべってる」
千尋は呟くとロボットの声に耳を傾けた。
「(ありがとう、私の名は12式装甲歩行戦闘車。
  MDM(マグダネル・ダグラス・三菱)社によって作り出された
  HIGH−MACSだ。)」
「????」
当の千尋にはちんぷんかんぷんだ。
「(これはここでの代金だ)」
そう言うとそのロボットはハクに近づくとどこから取り出したのか左手に持っていた
金の延べ棒をハクに差し出した。
ハクがそれを受け取るとロボットは足も上げないのにものすごい速度で
走り出し、そのまま川のほうへと去っていった。
千尋に一言、「(油、おいしかったよ)」と言い残して・・・。


3人と一匹は呆然と立ち尽くすしかなかった。
814鋼鉄の獅子E(これにて終了):2007/03/10(土) 23:18:29 ID:/qifxAPK
                    数ヵ月後

いろいろな紆余曲折を経て千尋はこっちの世界に戻ることが出来た。

それから幾週間も過ぎたある日曜日のこと、
千尋は友人と連れ立って中古のゲーム屋にやってきていた。
なにか面白そうなのはないかと千尋は棚を食い入るように見つめ、
かれこれ30分が過ぎかけたその時、
千尋の目がひとつのゲームにくぎ付けになった。
対応機種はセガサターン ジャンルは3Dロボットシューティング

まぎれもなくあのロボットが写っていた。

タイトルは
       
     
          ―GUNGRIFFON THE EURASIAN CONFLICT
815名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 08:12:21 ID:ercj1ppN
乙です( ・∀・)つ日ドゾー

だいぶマニアックだな、わかるヤツいんのか?w
816名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:09:41 ID:XLqsgyN2
>>808
あんたさ、自分のサイトでも作ってそこで自由にやったら?出てくるたびにうざい。
読みたくないというヤツの声は無視して自分に心地よい書き込みだけ受け取って
しかもひがみ乙って。痛すぎ。こっちは書きたいとも思ってねーよw
前置きもうざい。断り書きをしているんだから叩かないでね、ってか。
だったら初めから書かなけりゃいい。スレの無駄。
せめてコテハンつけてくれないか?即NGワードに設定するから。
817名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 17:54:00 ID:9mQfw5Qz
>>816
お前も十分痛いぞ。
818名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 15:41:11 ID:kwaBhMom
>>786です。
今書いてるとこなんだけど、どうにも上手く進めない。
だから投下はいつになるか分からないけど、気長に待ってて下さい、なんとか頑張ります。
819名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 18:15:46 ID:KP+2yVJH
>>818
待ってるぞ〜!!

820名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:03:41 ID:PYQHJkhe
>>818wktkしながら待ってるぞ。
無理せずガンガレ(・∀・)!!
821名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:38:40 ID:By3qSx3E
保守!!
822名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 15:37:20 ID:hEno2Vho
あげ
823名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 10:23:49 ID:BPkf2+01
>>816マジでイラね。
こいつ何様?
824名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 20:54:25 ID:+L/h7kRr
http://www.youtube.com/watch?v=eqQZqHMlx-E
くだんなすぎてワロタw
825名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 01:59:51 ID:xLV+7KXM
まあでも765もちょっとアレだとは思うがなw
826名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 21:39:35 ID:79T19UnU
クロスオーバーはスレ違いだろ
827名無しさん@ピンキー
いつの間にか、和の間が終了しとる...