【カズトキ】武装錬金のSS 第7章【火渡毒島】

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1名無しさん@ピンキー
〜錬金戦団&超常選民の為のおやくそく〜
◎基本的にsage進行で
◎ネタバレは公式発売日(月曜日)の午前0時以降に!
 それ以前のバレはバレスレに!本気で嫌な人は木曜あたりから気を付ける
◎次スレは>>950さんか480KBの人ヨロ
 立てられない場合はだれかに委任して下さい
◎SS投下神(エロス・ラブラブ問わず)はもちろん、プロット書きも大歓迎
◎直リン、私怨厳禁
◎荒らし煽りは徹底放置で。マターリできない香具師は核金没収後ブチ撒けます。

初代スレ【バルキリー】武装錬金【スカート】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10575/1057553474.html
二代目スレ【斗貴子さん】武装錬金のSS 第2章【まひろタン】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1061/10611/1061136195.html
三代目スレ【パピヨン様が】武装錬金のSS 第3章【見てる】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070195663/
四代目スレ【夏だ!】武装錬金のSS 第4章【海だ!】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083049582/
五代目スレ【とっきゅん】武装錬金のSS 第五章【水着】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1089908924/
前スレ【選りすぐり】武装錬金のSS 第6章【ストロベリー】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097603483/

武装錬金-CXXX(130)-
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1111296064/
【きゃん】武装錬金総合萌えスレ47【いじめないで下さい〜】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1110980999/
2名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:08:20 ID:AbHwgJP6
2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
3名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:14:05 ID:AbHwgJP6
即死防止に意味なく今まで保管庫にあったカップリングを羅列してみる。
4名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:15:09 ID:AbHwgJP6
カズトキ
5名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:16:45 ID:AbHwgJP6
まひろ一人で
6名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:19:34 ID:AbHwgJP6
パピトキ
7名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:23:20 ID:AbHwgJP6
蛙井まひろ
8名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:23:22 ID:mo9OLC/a
>>1 乙です!
前スレもしかしてかなりギリギリだった?割り込みスマソ
9名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:24:34 ID:AbHwgJP6
パピヨン花房
10名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:27:54 ID:AbHwgJP6
>>8
ギリギリって言うかもう書き込めなくなってました。
なので、スレタイも勝手に考えてとりあえず立ててみました。
気になるのは前スレ最終盤の巨根バンザイ…職人様は大丈夫かな?
11名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:30:59 ID:AbHwgJP6
カップリングを書くのに飽きたので、女性キャラのパーソナルデータを転載してみる。
12名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:37:18 ID:AbHwgJP6
津村 斗貴子(つむら ときこ)

154cm 39kg
8月7日生 獅子座 A型
スリーサイズ 78 55 79

Favorite おにぎり 紫色 空に近い空間
Dislike ホムンクルス 無駄な犠牲

趣味 トレーニング
特技 早着替え
13名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:41:13 ID:AbHwgJP6
武藤 まひろ(むとう まひろ)

161cm 49kg
2月29日生 魚座 O型
スリーサイズ 85 59 88

Favorite 明太パスタ アースカラー ちーちん さーちゃん 斗貴子さん
Dislike 青汁 マラソン

趣味 お菓子の新製品チェック
特技 人見知りしないこと
14名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:46:22 ID:AbHwgJP6
花房(はなぶさ)

薔薇のホムンクルス
元々は蝶野攻爵の家庭教師で、蝶野を財産目当てに誘惑するも下心を見抜かれホムンクルスに。
15名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:53:45 ID:AbHwgJP6
早坂 桜花(はやさか おうか)

167cm 50kg
5月23日生 双子座 A型
スリーサイズ 88 60 89

Favorite 秋水 エスプレッソコーヒー パールピンク
Dislike 自分を取り巻く世界 社会 幸せそうな人

趣味 ケッコン式ごっこ
特技 猫かぶり
16名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:57:41 ID:AbHwgJP6
若宮 千里(わかみや ちさと)

158cm 44kg
4月28日生 牡羊座 A型
スリーサイズ 83 57 85

Favorite まひろ 沙織 和菓子
Dislike お化け 幽霊 妖怪

趣味 お菓子(特に和菓子)の新製品チェック
特技 徹夜
17名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 12:00:43 ID:AbHwgJP6
河井 沙織(かわい さおり)

152cm 39kg
1月13日生 山羊座 B型
スリーサイズ 75 54 79

Favorite まっぴー ちーちん 洋菓子
Dislike 勉強全般

趣味 お菓子(主に洋菓子)の新製品チェック
特技 長寝
18名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 12:11:50 ID:AbHwgJP6
戦士・千歳(ちとせ)

パーソナルデータ・不明

かつてはブラボー、火渡と共にチームを組んでいた。
現在はセーラー服でニュートンアップル女学院に潜入中。
19名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 12:25:58 ID:AbHwgJP6
ロッテリや店員

埼玉県銀成市の銀成駅前にあると思われるハンバーガーショップ「ロッテリや」の店員。
店にステキなスーツのパピヨン、シルバースキン姿のブラボー、太、細らが次々と訪れたため店は「変人バーガー」と呼ばれる。
昨年末から年明けにかけて行われた第2回週刊少年ジャンプ最萌トーナメントでは花房やさーちゃんさえも抑えて決勝トーナメントに進出。
が、決勝トーナメントでは1回戦で斗貴子さんとあたり、わずか18票しか得られず敗退。
20名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 12:41:26 ID:jnFAQPEg
毒島タンのデータきぼんぬ
21名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 13:15:22 ID:QR3+33FP
スレ立て&即死ガードGJ。
22名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 13:24:30 ID:AbHwgJP6
戦士・毒島(ぶすじま)

パーソナルデータ・不明

初登場以降一貫してガスマスク+マントという出で立ちで登場しており、今のところ素顔も性別も不明。
しかし、火渡に対するリアクション等から女性と推測されており、その言動や行動はかなり「萌え」の対象となっている。
身長はかなり小さい。周囲と比較すると、おそらく150cmにも満たないと思われる。
火渡り対して「様」を付けて呼んでいる。
23名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 14:58:53 ID:j3YJmNrC
即死防止age
即死ってどれぐらい書き込めば防げるんだろう?
24名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 16:59:09 ID:F3F4+cLR
>>1
乙です。女性キャラデータつきとは良い感じw
前スレ最後のSS続き待ってますよ〜
25名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 19:05:36 ID:C5HF1O88
毒島タンはょぅι゛ょ。

しかし和月には般若や外印の前科があるから油断ならんな…
26名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 19:06:29 ID:AbHwgJP6
まだ即死防止に>>9の続き
カズまひ
まひトキカズ
まひトキ
27名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 19:15:49 ID:AbHwgJP6
桜花秋水
岡六大トキ
TQN一人で
28名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 19:22:26 ID:AbHwgJP6
桜花秋水トキ
29名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 19:23:11 ID:AbHwgJP6
そろそろOKかな?
30名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 21:54:33 ID:gavkVZK1
これでOK! …だっけ?
31名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 22:58:57 ID:AbHwgJP6
もう大丈夫かな。後は職人様カモ〜〜〜〜ン!!

ついでに告知age
32名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 01:17:14 ID:tcyrBHcO
桜花タンが秋水に処女奪われる話キボンヌ
33名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 03:07:11 ID:0fcCaEdt
むしろ俺が秋水に奪われる
34名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 20:10:07 ID:XSlr6Oji
↑ 命を?
35名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 23:26:04 ID:Uf99jiTt
むしろ俺が桜花を奪う。
36名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 23:42:32 ID:DajrDxC9
その桜花は俺が食った
37名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 18:43:05 ID:Lic/Jz8B
毒島たんが美少女じゃなかったとしたら、どんな場合なら許せる?

1.ああ見えて中身は大人の女性(美形)
2.と思いきや、ょぅι゛ょ
3.ショタ
38名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 19:12:47 ID:aL45O2bB
やっぱ基本的に女の子(女性)であって欲しいなぁ。
成人してても良いけど、今週号のTQNと一緒にボコられてる二人に
駆け寄る姿がかわいかったので、TQNと同年代だといいな
39名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 19:13:59 ID:KLmlapf8
元美少女かもよーん
40名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 19:52:37 ID:JxMhXG5J
>>39
ババアかおばんって事か?w
41名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 03:54:35 ID:cTd1FEx4
前スレの巨根バンザイいいんだが
こっちまで痛くなってくるほどTQNが可哀想だ
42名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 22:04:09 ID:6PJIMu0V
ttp://sekisoh.nobody.jp/bsize-h.html

武装錬金
名前 Bサイズ 乳関
早坂 桜花 88 (巨)45.7
武藤 まひろ 85 (普)44.5
若宮 千里 83 (普)43.2
津村 斗貴子 78 (普)39.1
河井 沙織 75 (微)36.7
43名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 23:05:26 ID:ZgzB7jvu
カズキの精子は元気よさそうだから斗貴子さんは一発で妊娠しちゃう予感
44名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 00:03:08 ID:d3aVQD6K
精子が元気に過ぎて、かえって妊娠の妨げになった、てハナシが
映画版「釣りバカ日誌」(の初期)で、あったような…


45名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 06:35:15 ID:qV4yPDXY
奥が深いなw
46名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 14:47:21 ID:cC0IlJ7q
>>43の書き込みからバカエロネタSS思いついた。仕事終わったら投下して良いですか?
47名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 16:04:17 ID:RuJKou4P
お願いします〜
4846@PC:2005/03/25(金) 20:01:01 ID:5Cn31+u6
それでは投下させていただきますが、その前に少し注意書きをば。

このSSは基本的に「バカ」です。
総合萌えスレのオリジナルキャラクター(?)が登場します。

では、「出生の秘密?」スタートです。
49出生の秘密?1:2005/03/25(金) 20:12:46 ID:5Cn31+u6
昔々あるところにHできれいな…まあ、胸は私の圧勝ですけどね…がいました。
彼女は夜な夜な男をあさっては、体を重ねる日々を繰り返していました。

斗、斗貴子先輩…オレもう…
ん?なんだ剛太もうイクのか?…まあいい、たっぷり中に出しなさい。

ドクッ!!


戦士・斗貴子よ。こっちのほうもブラボーだアアァァァ!!!
ああッ!ブラボー!!中に出して!!

ドクドクッ!!!


まさか斗貴子さんがスク水プレイをしてくれるとは思わなかったよ。
ああぁぁ…だ…だいはまぁ。お…ねがいだから……早く中に…ッ!!!!!

ドクドクドクッ!!!!
50出生の秘密?2:2005/03/25(金) 20:24:10 ID:5Cn31+u6
と、このように毎日のように彼女は男に中出しさせて、快楽に浸っていました。
しかし、避妊もしていないのに不思議と妊娠はしませんでした。実は彼女の体の中では恐ろしい現象が起こっていたのです…

〜斗貴子さんの体内〜
卵子「ブチ撒けろ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
精子「な!?うわあああああああああああああああああ…」

ザシュザシュザシュザシュ…


そう、卵子はもちろん彼女の遺伝子の集合体です。
彼女の遺伝子の奥底にまで刻み込まれた「ブチ撒け」の心が暴走し、来る精子来る精子みんなブチ撒けてしまったのです。
これでは妊娠するはずもありませんねえ…

しかしある日、この現象に異変が起きたのです!
51出生の秘密?3:2005/03/25(金) 20:43:50 ID:5Cn31+u6
斗貴子さん好きだああああああぁぁぁ!!!
カ、カズキ…ハアハア…わ、私も…ああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!

ドクドクドクドクドクッ!!!!

卵「ブチ撒けろ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
精「な!?うわあああああああああああああああああ…」

ザシュザシュザシュザシュ…

と、ここまではいつもどおりの展開でした。が、しかし!彼の遺伝子がより濃く反映された一匹だけがこの攻撃に耐えたのです!

精「斗貴子さん…なんでこんなことをするんだ!斗貴子さんはこんな人じゃ…」
卵「ブチ撒けろ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」


―斗貴子さん!―

精「卵子までこんなふうになっちゃったのもきっとオレのせいだね…
お願いだ斗貴子さん…斗貴子さんの卵子さえもこんなふうにしてしまったコト…オレは何でもする…何でも償う…だから…お願いだ…姿形は変えても…心までは変えないでくれ……お…願…い…」

ガシィ…

卵「カズキ…」


……
………
――パァァン――

「「!!!!!?」」
52出生の秘密?4:2005/03/25(金) 21:05:09 ID:5Cn31+u6
桜花「…と、こうしてできたのが和斗君、あなたなんですわよ。」
和斗「桜花おばちゃん〜この話しよく分からない〜」
桜花「あらあら、和斗君にはこのはなしはちょっとはやかったかしら。それと私のことは『桜花お姉様』ってよんでね。」
和斗「は〜い!」

斗貴子「桜花…貴様私の和斗になにを…」
桜花「あらあら、出生の秘密ぐらいは教えてあげようと思っただけですわよ。性教育も兼ねていてよろしいかと思いまして…」
斗貴子「黙れ!貴様の言ってることは全部でたらめじゃないか!それに和斗に性教育はまだ早い!」
桜花「あらあら、教育に早すぎるということはありませんのよ。それにあなたと武藤クンがそういう行為をしたからこそ和斗君はここにいるんじゃありませんか?なんでしたら私と武藤クンでその行為を和斗君の前で実践してあげても…」
斗貴子「ブチ撒けろ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
和斗「うわ〜〜〜〜〜ん!!またお母さんと桜花おばちゃんがけんかしてる〜〜〜〜!!お父さ〜〜ん!!」
カズキ「お〜よしよし。和斗、どうした?あれ?桜花先輩来てたんだ。」




こうして、銀成市の日常は過ぎて行くのでした…

〜完〜
53名無しさん@ピンキー :2005/03/25(金) 21:14:52 ID:fKdaBy/s
乙〜!
めちゃ面白かったです。

腹黒桜花先輩最高w
54名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 21:23:46 ID:eHMxYfmt
アホでワラタ
最初の匿名での語りからワクワクさせてくれるな桜花先輩はw
55名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 07:49:21 ID:18x7hYfs
ちっこいから斗貴子さんはお産のとき大変そうだ
5648-52:2005/03/26(土) 16:30:58 ID:IjHd+YH8
まだ気づいていない方がいらっしゃるかもしれないので告知age。

ついでに>>55の書き込みでまたアホなネタを仕事中に思いついたので投下します。
ただし、エロスくありません。短いし萌えスレに投下しようかなとも思いましたが、元ネタがこちらなので此方に投下します。
神な方が来られるまでのつなぎと思っていただければ幸いです。


「間違った無痛分娩」
57間違った無痛分娩:2005/03/26(土) 16:54:51 ID:IjHd+YH8
『無痛分娩』
陣痛の苦しみを取り除いたり軽減したりして分娩が行われること。麻酔薬を用いる方法や、呼吸法・弛緩(しかん)法などの訓練により不安を除く方法がある。(Yahoo!辞書より)
しかし、ここ聖サンジェルマン病院産科では全く新しい形の無痛分娩が行われようとしていた!

医者「奥さん!頭が見えてきました!もう少しだから頑張って!はい、ひーひーふー。」
斗「うう…(まさか出産がこんなに痛いものだとは…)」
医「(かなり痛そうだな…この奥さん体小さいしな…そうだ!外で待ってる旦那さんを呼んで、励ましてもらおう!)旦那さんをここに呼んで!」



医「と言う訳で、奥様を励ましてあげてください。」
カ「分かりました。(手をぎゅっと握り、目を見つめ)斗貴子さん、大丈夫!きっとすぐ元気な赤ちゃんが生まれてくるよ!」
斗「カズキ…」
カ「斗貴子さん…」
斗「カズキ…」
カ「(///)」
斗「(///)」





医「あの〜生まれましたよ。男の子ですが…」
カ「名前は和斗だね、斗貴子さん…」
斗「そうだな、カズキ…」
医「(見つめあいだしてからあの奥さん全然痛がらなかったなぁ…まさかね…)」

この産科医はこの無痛分娩法を学会に発表しようとしたが、あまりの科学的根拠の無さに断念したそうな。
結論!カズトキの愛は生命の神秘さえも超える!

58名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 17:31:17 ID:zEsFH4c5
そんなバカなw
なんか微笑ましいね。乙!
59名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 18:37:39 ID:TAFNlCEt
保守
60名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 02:00:12 ID:joR3yOAW
>>57オチがバカバカしすぎてワロタww
こういうの好きだ
61みさくら風火渡毒島:2005/03/27(日) 03:56:41 ID:U18JeSEg
毒島「あああああ!!私・・・しあわせええ!!火渡しゃまに
ちんぽ入れられてるのぉお゛ーっ!!!タマタマあたるのおおー!!
っきも゙ぢい゙ぃーっ!!!
いじめてくらしゃひぃっっ!エッチなトロトロお汁出るのおおおおお!
火渡しゃまのあかちゃん汁マンマンで射精てるのおおあおおおおおおッ!!」
62名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 06:51:52 ID:P5Fre1CK
そんな毒島ヤダw
63名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 16:10:30 ID:7bIFyeJ5
池沼がいるな。
64名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 23:36:51 ID:TF6+EvPR
しかしもう『出生の秘密?』も『間違った無痛分娩』も保管庫に保管されてるんだな。
管理人さんすげぇ…
65名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 00:28:44 ID:v3vgM4Ug
神職人まだかなまだかな
66名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 23:22:16 ID:MLHJHe6G
今週でてきた斗貴子さん知ってた女生徒に萌え
67名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 09:02:41 ID:azOawHtx
>>66
実はあれが毒島タンの中の人だったりして。
68名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 13:16:24 ID:O01cyYvP
>>67
漫画板の本スレでもそう主張してるのがいたがなぁ、んなわけねーだろ。
なんであそこに毒島がいる意味があるんだよ?

ヴィクターとの総力戦が迫ってるのに、既に潜入済み一人(千歳)
これから向かうのが3人(カズトキ剛)+α(パピ)いるのがわかってて、
毒島をニュートンアップル女学院に派遣する意味が判らん。
あの女がホムンクルスだっつーほうがまだ可能性あるわ。


俺は女生徒よりも理事長の孫娘のほうがいいな。
69名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 14:16:39 ID:yL8ZFSNY
髪止め?の形状からそう思った奴いてもおかしくないよ。
70名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 14:36:10 ID:dDs0xrVa
>>68
それは正論。正論なんだけど、和月氏は時々、正論を超越した展開をやってのけるから、
どうだか分からないよ。
71名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 17:50:33 ID:wyRmZqwu
毒島さんにしては反応がなぁ…。学院に来る理由もちょっとピンとこないというか。
「毒島さんの中の人」としてデザインされたキャラが新キャラとしてここで
出て来た説を唱えてみる。

気の早い人はあの娘のエロパロSSをもう執筆しているかもしれん。期待w
72ブルーベリー:2005/03/29(火) 23:18:46 ID:HFxrp7pR
そうですよ!
毒島さんは愛する火渡様にくっ付いて本隊に帰ったんだから  ハァハァ
学院にいてもあんまり意味ないですよ!!
73名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 00:11:18 ID:MTxuqg5k
ブルーベリー…、青い苺。

ちゃう、ちゃうで。

武装錬金は、ど〜こまでも、苺色や!ストロベリー。

ラズベリーとも、ちがう。ちゃうねん。










へーちょ

74名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 00:44:55 ID:4E9S7/df
ブルーベリーっていうと、なんでか剛トキのイメージだな。
つーか、巨根バンザイの続きまだかな?
75名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 18:57:15 ID:90OCiqrT
>>74
まあマターリ待ちましょうや。まだ作者様が気付いてなかったりするかな?
と言うわけで告知age。
76名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 21:23:00 ID:xqunaPr6
SSの投下を待ちながらネタを振ってみる。
本編でエロいなと思ったエピソードある?
俺はあの「ユッサユッサビクンビクン」のとこの二人がエロイと思った。
TQNの表情。汗かいて息荒いし。そばでカズキも痙攣してるしw
77名無しさん@ピンキー :2005/03/30(水) 22:14:06 ID:pML6D6/k
>>76
そのシーンは、同人やネット小説で結構エロネタにされてるねw

個人的にはあんまり原作でエロいって感じたシーンはないな。萌えって
シーンなら山ほどあるけど。もちカズトキの。
78名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 22:23:04 ID:sZG1T4Oz
このスレを初めて訪れたんですが、TQNって誰ですか?
由来とかも教えてくださるとたいへん助かります。
79名無しさん@ピンキー :2005/03/30(水) 22:32:50 ID:pML6D6/k
>>78
TQNは斗貴子さんのこと。由来はしらないけど、基本的に親しみをこめて
愛称として使ってるのが多いかな。

DQNが元ネタ(初期の斗貴子さんは殺伐としたバトルヒロインだったので)
って話も聞いたことはあるがw
80名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 22:46:26 ID:QBk1rRvG
>>78
斗貴子さん→とっきゅん→TQN だったかと。
81名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 22:46:53 ID:e8FFBoa5
海いく前日の夜のシーンで、私服の斗貴子さんがカズキの部屋のベッドに
座ってるだけなのになんかエロスな空気を感じた。カズキはスリッパはいてるのに
斗貴子さんは裸足なところとか。

なんつーかその無防備っぷりがイイなぁと。
てかこの二人絶対ヤっ(ry
82名無しさん@ピンキー :2005/03/30(水) 22:52:36 ID:pML6D6/k
>>80
TQNの読みがそもそもとっきゅんだし、由来ってのとはちと違う気が。
でも知らない人はTQN=とっきゅんなんて読めないか。
83名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 22:54:26 ID:sZG1T4Oz
ありがとうございます。
分かった気がしてきました。
84名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 23:38:56 ID:7/9uSP0A
・TQNの由来

萌えスレで斗貴子さんのことを「とっきゅん」と呼んだ人間がいて、
その呼び名が定着。さらに斗貴子さんのスパルタンぶりを(DQN(ドキュン)っぽい)と
感じた人間がそれをもじって「TQN(ときゅん)」と呼び、それが定着し、現在に至る。
この「斗貴子さん=とっきゅん=DQN説」が現在、通説とされている。

民明書房発刊「武装錬金解体新書『変態漫画をブチ撒けろ!!』」より抜粋
85名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 23:45:16 ID:e8FFBoa5
民明書房かい

最近は「とっこさん」と呼ぶ人もいるね
86名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 00:17:15 ID:nPRohhUp
>>76
あの場面、カズキと斗貴子さんの位置が逆だったらバックでイッた斗貴子さんとヤリ終わって体力を使い果たしたカズキって構図になると思ったのは…俺だけ?
87名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 00:29:22 ID:jvJB5n5W
照星さんは凄いテクニックとか持ってそうだ。
88名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 06:37:24 ID:nwSRwHOf
>>86
エロいな。
俺に画才があれば描きたいくらいにエロい。
89名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 07:44:53 ID:KqKhocIj
さて、今日はエイプリルフールなわけだが。
90ブルーベリー:皇紀2665/04/01(金) 15:47:06 ID:xGFeC4qV
エイプリルフールネタとか?
後、俺改名したほうがいいかな?カズトキ&火毒推奨だし
91名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 16:42:52 ID:iUgcwFtn
エイプリルフールの「エイプリル」って女の子の名前だと思うと萌えるな。
あの新キャラの女生徒の名前はこんな感じで。
それとも御令嬢っぽく(よくわからんが)、「伊集院」とかだろうか?
92名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 23:00:47 ID:XRUyKg29
                  /,.i i.l.i i ヘ
                     l i i i.l.i i i l     __
                 l i i i l i i i l   /     \
                   l i i i⊥i i i l  | ス コ ド  |
               ├'  |  `┤ ノ  │ ン |   |
                「ij.、_┴_,<|<  プ ソ ピ |
                  {N,(・)Y:(・)N} |   だ メ ン  l
                    _rイヘ}::::;::^r/[、 !  :   グ. /
          r 、  /l::::{フベ三'イrノ::ト、_        /
        _l ├‐'_ ..:.ヽ::>、rr<:::ノ:.:.:...`ーr―‐く     ____
      /  l :.l::..::...:>:.:、 ̄!Yi ̄_r‐、/:.:... .:.:` __:.._ヽ  /      ヽ
   ,ノL、   .::.l ::|:. .´.. :: ..: ::` !:::l: . :: :: ::: .:. _( : ノ: :: :.::ヘ/ か 止 逃 俺 |
  /   ヽ \::::!.:.l: :: ... _ ::、 ⌒:::r‐ク........ :.ヽ)r: :.:ノ::..:|  な め げ が |
  / 諸 : ヽ.:::ヽl.:::!..::/..::::ノ: __)!:...ヘr:: :::___:::::::::::ト、.. ::_:::|  : ら る   |
 |君 さ  |`:.:::.r‐:し' .::/:.___::::1:.. :.:. .: .:--::::::::/: . : : :.ハ ? れ の  .|
 |   ぁ  |:.: ::: .:.:.:./---:::::::,小、::::::::::::::::::::::/:. : : .: /:.:.ハ  る を  /
  \___ /:. ::.:.:.:__ノ`ー┬‐‐仁フ^ー‐┬―‐ハ: .: .:.:.!: .ノ〈\____/
         ̄ ::::::!ヽ: .: . :l ̄`ー1: --ヘ:.l: :::::::l: : 「⌒:.:!:: :::::〉
93名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 12:48:37 ID:CFnCRpPk
寝ウロAAはいい加減飽きたな
94名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:02:17 ID:J5g5F1Oz
>>90
じゃあ『ラズベリー』とかどうですか?ww
95名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:28:05 ID:JfSbvsu7
名無しでいいとおも。

萌えスレでの言動を見るに最近来た人のようだけど、
まあまずは名無し参加で空気に慣れていった方が良いような。
96巨根バンザイ:2005,2005/04/02(土) 14:32:15 ID:uYhzMoPP
精魂尽き果てた、という感じでベットに沈み込んでいた斗貴子だったが。
涙の向こうに霞んで見えるカズキの心配そうな顔を見ると、元気が涌いてきた。

元気というのはこの場合、怒りです。

斗貴子は激怒した。

「…その中途半端なやさしさが……この私を傷つけるんだッッッ!!!」
などとちょっとかっこいい台詞を吐きながら恐ろしい勢いではね上がると、カズキがあっと思う間もなくその首を締め上げにかかった。
斗貴子さん、と名前を呼ぼうとしたのその言葉はぐげ、という別の音に変換されてしまう。
自分のことを考えてくれるのなら、せめてあんな乱暴にヒッこ抜くまねなんかして欲しくなかったし、なにより
もうちょっとこの一体感を味わっていたかったのにキミはどうしてそういつもいつも勘違いに満ちた行動をとるんだッ!!と
斗貴子がヒートアップし細い指のどこにそんな力があるのかというほどの力を込めて、喉を潰し呼吸を止めるというよりは
正確に頚動脈を圧迫し脳への血液の供給を絶たれたカズキの瞳が沈み込む夕日を逆立ちして見たかのように瞼のほうへと昇っていく。
ようするに白目を剥いて失神しかけたカズキだったがペンチか何かで絞められているような指の感覚がぱっとなくなったのでなんとか意識を取り戻し、げほげほ咳き込みながら暗くなった視界のなかで懸命に斗貴子の様子を窺う。
首から手を外した斗貴子の怒りに見開かれた目が今度はぎゅうと縮こまり、見る見る間に眉間にしわが寄ると、何事か呟くように、しかし決して聞こえない呻きを発したのが唇が震えたことによって分かった。
蜘蛛の足のように開かれた手がカズキの首からゆるゆる離れると今度は斗貴子の下腹部へと向かい、初産を経験した母親がはじめてわが子を抱くその手よりもさらにそっと優しく弱弱しく、恐る恐るという感じで押さえる。
そのまま背を丸めるようにしてベットに転がってしまう。
「と、斗貴子さん………?」
さっき言えなかった言葉をかけるがまったく反応しない。
汗と血で濡れた体を横たえたまま、怒ってるというより身動きが適わないといった呈だ。

そうとう痛いらしい。
97巨根バンザイ:2005/04/02(土) 14:33:53 ID:uYhzMoPP
目をぎゅっとつむり、全身しっとりと濡れたまま動かずにいる斗貴子を見ていたカズキはふと、何事か気付いたかのようにすると体を離し、斗貴子の知覚の中から消えた。

怒った手前はあるがさっきからずっと一緒だったカズキが自分から離れてしまったので不安というか喪失感があり、斗貴子は落ち着かない気分になったが、やはり動くことができない。

あんな風に怒ってカズキに悪いことをしたかな。

動けるようになったらカズキにあやまろう。

そう思っていたところで、音と気配でカズキが戻ってきたことに気付く。
また覆いかぶさってきた感覚があったのでなんとか頑張ってようやくうっすらと目を開けてみる。
横向きになっているので背中の方のカズキは見えないが斗貴子が手を置いているへそより下の辺りになにかをそっと押し付けてきた。

途端にいままで斗貴子を苛んでいた苦痛が緩みだし、それに吸い取られていくような感覚を覚える。

カズキが斗貴子さんなら絶対持ってると思ってベットの脇に散乱していた斗貴子の服のポケットから核鉄を持って来たのだ。

核鉄の治癒力によって痛みがどんどん吸い取られていく。
全てがなくなった訳ではないが、さっきまでの生き地獄と比べるとすごく楽になった。眉間によっていたしわがふっと緩み強張っていた体から力が抜けていく。
ようやくまともに息がつけるようになった斗貴子を見るとカズキが腰に腕を回してきた。
大分引いて来たとはいえ、まだ痛みの残る体で、もしかしてカズキは先ほどの行為の続きを欲しているのかと思った斗貴子は戦慄を覚えたが、カズキはといえば何をするでもなく、ただ腰に抱きついているだけだ。
尻とも腰とも言い難い、核鉄を当てている腹の裏側にあたる背中の下の部分にぴったりとくっついて離れない。
丁度、胸の辺りだなと思ったところで分かった。

カズキは、自分の核鉄でも斗貴子のきずを治そうとしているのだ。

確かに、以前カズキに(核鉄が二つあれば一つよりもその治癒力は増す)と言ったが。
あれを覚えていたのか。
98巨根バンザイ:2005,2005/04/02(土) 14:34:57 ID:uYhzMoPP

カズキの場合その核鉄は体内に埋め込まれているのだし、そもそも核鉄自体が普通とは違うのだから、はたして効果があるのかどうか
疑問だが、斗貴子はただカズキのそんな自分に対する思い遣りが純粋に嬉しく、体の傷の痛みも、更に楽になっていくようだった。

腰の辺りに広く感じるカズキの体温と、核鉄を持つ手に重ねてくるカズキの手の平の温もりで心が満たされていく。

そうしていると、いくらもしないうちに強烈な眠気が襲ってきた。

もはや日付が替わってしまったが朝の決戦から始まり、学校での戦闘、ヴィクターとの対峙、カズキの砕けた核鉄、その体の変質、戦闘の終結。
そしてそのあと、正直に言ってこれが一番強烈だったが、カズキと交わったこと。
いろいろなことが起こりすぎた。
肉体的、精神的な疲労が頂点まで達したうえに、最後に、この世でおそらく最も大事な存在に抱かれ、その体温と胸の鼓動を感じて今までにない安らぎを感じ、親に抱かれた子供のように安堵感に包まれ、同時に眠くなっていく。
しだいに瞼が重くなり、それ以上目を開けていることが困難となる。

意識が薄らいでゆき、緩んだ手の中から核鉄がこぼれ落ちそうになったが、その手の上からカズキがぐっと押さえてくれる。
これならあんしんだ。

こなまま、カズキに全てをゆだねて。

最後に、背中から聞こえてくるカズキの「………ごめんね……」という呟きを聞いた所で斗貴子は完全に眠りについた。



(続く?)
99名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 17:12:53 ID:zAuXbBSa
続きキターー!! GJです。
なかなかラブい締めで萌えました。
なんか独特のユーモアがある文章で面白く読めたよ。

アレだな。斗貴子さんの為にもバブルケイジでサイズを小さくしたほうがいいなw
100名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 18:28:36 ID:sZH7f/hz
            ____       _人__人__人__人__人__人__人__人_
        /, - 、_  ,.\     _)                  (_
.      //   -、_  ̄_, ヘi     _)  黙れ‥‥‥!       (_
.       l L ⌒ヽ,, ̄,/│   _)                  (_
      l.n.|  −,  、- |    _) ろくにキリ番も取らん>>101に(_
       ||f;l|.u__ノ{.   j、 l     _)  用はないんじゃっ‥‥! (_
  ,ノ ,ノ./|`ァ|.((三===ミ !     )                  (
_, (-(_'Z |/. ヽ ` ̄二ニ´'/ 、    ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
  ` ーt,'、ヽ   ` ー---‐ァ1 ! ` ‐ 、_r- 、
 , ‐ァ-//‐、 \.    / l :|   ,-、`ヽ ヽ
.///゙二つ 、ヽー-‐/ / |    !. r'‐┴、|
|  ' /,.-‐く/`ヽ!:::::i /\:|   } `iニヽ |
| !   ' ,イ^'´   |::::|       l ⊂''ヾ.|
101名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 22:38:08 ID:P2PuapeL
                  /,.i i.l.i i ヘ
                     l i i i.l.i i i l     __
                 l i i i l i i i l   /     \
                   l i i i⊥i i i l  | ド 憎 ド  |
               ├'  |  `┤ ノ  ラ め ラ   |
                「ij.、_┴_,<|<  ッ ! ッ |
                  {N,(・)Y:(・)N} |   グ ! グ  l
                    _rイヘ}::::;::^r/[、 !  を   を /
          r 、  /l::::{フベ三'イrノ::ト、_        /
        _l ├‐'_ ..:.ヽ::>、rr<:::ノ:.:.:...`ーr―‐く     ____
      /  l :.l::..::...:>:.:、 ̄!Yi ̄_r‐、/:.:... .:.:` __:.._ヽ  /      ヽ
   ,ノL、   .::.l ::|:. .´.. :: ..: ::` !:::l: . :: :: ::: .:. _( : ノ: :: :.::ヘ/ こ まシ 憎 |
  /   ヽ \::::!.:.l: :: ... _ ::、 ⌒:::r‐ク........ :.ヽ)r: :.:ノ::..:|  こで ロ め|
  / 一 こ ヽ.:::ヽl.:::!..::/..::::ノ: __)!:...ヘr:: :::___:::::::::::ト、.. ::_:::|  で 憎 タ  !|
 |生 と  |`:.:::.r‐:し' .::/:.___::::1:.. :.:. .: .:--::::::::/: . : : :.ハ 見 め の  .|
 | 忘 を  |:.: ::: .:.:.:./---:::::::,小、::::::::::::::::::::::/:. : : .: /:.:.ハ た! 分  /
  \れ__ /:. ::.:.:.:__ノ`ー┬‐‐仁フ^ー‐┬―‐ハ: .: .:.:.!: .ノ〈\____/
    る   ̄ ::::::!ヽ: .: . :l ̄`ー1: --ヘ:.l: :::::::l: : 「⌒:.:!:: :::::〉
    な
    !
102名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 22:54:34 ID:J5g5F1Oz
>>96-98
ずっと待ってますた。ストロベリー乙!!
あぁやっぱりカズキンはいいコだなぁ。

続きも待ってます(*´Д`*)
103名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 23:13:03 ID:4v6CSrB7
しかしこれからが大変だな斗貴子さんw
核鉄はかならず2コは用意しておかなきゃ。
104名無しさん@ピンキー :2005/04/02(土) 23:17:12 ID:h7nJAjef
乙でした!
105名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 00:36:37 ID:s7sx+hqZ
>>96−98 乙でつ
でも >>100−101のスレ汚しが
106名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 01:39:53 ID:fFCyEuDF
GJです!
やっぱりカズトキはいいね。続きあるなら、待ってるよ。
つーか、巨根バンザイみたいなことは現実にもありえるのか?
107名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 21:48:31 ID:AAbQyPaW
ありえるよ。
大きすぎて入らないからと、風俗で断りつづけられるような男性もいる。
海外行って腕や頭まで受け入れOKな女性を探すか、手術して小さくするしかないんだとか。

108名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 05:43:59 ID:LRyjMx/e
そろそろ火毒を待ち望んでも怒られないだろうか。
109名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 08:42:33 ID:upjih0fv
毒島さんのマスクの下…というか、彼女はセクースしても大丈夫な体なのだろうか。
なんか病弱なイメージがあるから…。生命維持装置とかなのかな、あの姿は。
110名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 14:06:15 ID:2ZEa5oTp
つ「パンプキンシザーズ」
111名無しさんX:2005/04/04(月) 15:36:07 ID:lB1sNGrb
怒られないと思う・・・
後、名前変えた・・(元ブルーベリー)
112名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 17:14:51 ID:Jrg+3yqh
まずお前はsageを覚えろよ。

>>109
毒島タンは恥ずかしがりやさん説を押してみる。
素顔はヒワタリンにしか見せません触らせません、っていうか素肌。
113名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 18:55:10 ID:BZKYkgur
>>110
外すと崩れるのですか?

しかしあのマスクを外さなかったら
半分ギャグなエロになるよなぁ
114名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 19:22:38 ID:OPP3Thl8
愛があっても難しいかもなw>マスクありでH
115名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 19:51:52 ID:Xfppxl8c
>>111
なんだ。
さっさと名無しに戻って、メール欄にsageと入れる方が賢明だと思うぞ。
そうじゃないといずれ叩かれる。
116名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 22:26:14 ID:5rJPZYKI
毒島の年齢っていくつくらいかな?
斗貴子さんと同い年くらいか、ちょい下か?
あと、かなりお利口さんな印象はある。

もちろん性体験はまだですよハァハァ
117名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 22:28:46 ID:XuY5xRxG
千歳さんの年齢っていくつくらいかな?
118「ヴィクトリアさん」:2005/04/04(月) 22:56:17 ID:pgclWRsz
 知り合ったのはいつからでしょう。
 好きになったのはいつからでしょう。
 惚れ込んでしまったのはいつからでしょう。
 気がつけば私は、こうしてヴィクトリアさんと逢瀬を重ねるようになっていました。



 旧華族の娘までが揃う、徹底したお嬢様たちの花園で、成金社長の娘である私は、どこかずっと孤独でした。
 お琴にバイオリン、社交ダンスにフィギュアスケート……そんな話題についていける人生じゃなかったから。
 勉強だけは中の上。
 いてもいなくても変わらない、大勢の中の孤独の中で、私は血迷ったのか、神様に導かれたのか。
 もしかして、幽霊なら友達になってくれるとでも思ったのかも知れません。
 仮面の男が出てくるという七不思議の礼拝堂で……ああそうだ、私はそこで、祈りをささげるヴィクトリアさんに出会いました。
 中途半端に染めた毛とは違う、輝くような色の髪を幾本にも連ねた中にある顔は、可憐と呼ぶに相応しいものでした。
 でもそのさらに奥に、同い年のお嬢様たちには無い、何かを感じさせられました。
 怪談の中にでも踏み入るようなかすかな躊躇いを、振り返った深い瞳に引きずられるように断ち切りました。

「あなた、名前は?」

 ああ、そうして名前を尋ねてくれたのは、この学院に来て貴方が初めてでした。
 私の名前を聞いて、いい名前ね、と言ってくれた後で、

「私の名はね、ヴィクトリア」

 そうして告げられた名が、私を恋に落としたのです。
119「ヴィクトリアさん」:2005/04/04(月) 22:57:22 ID:pgclWRsz
 何年何組なのかも知りません。
 年下なのか年上なのかもわかりません。
 中等部の生徒のようでもあり、ずっと年上の大人のようでもあって。
 気がつけばヴィクトリアさんは私の傍にいてくれました。

 私がどんな話を振っても、ヴィクトリアさんは応えてくれました。
 博学で、気軽で、会うたびに私は好きになって。
 ヴィクトリアさんもまた、私に向ける視線は次第に熱いものになっていきました。
 授業時間なんていらないと、貴方と一緒にいられるだけでいいと、とうとう告白した私にヴィクトリアさんは、熱く激しいキスの雨を降らせてくれました。

 それからは、もう止まりませんでした。
 もとより、クラスには私がいてもいなくても変わらないのです。
 七不思議に守られて、私はほとんど四六時中ヴィクトリアさんと二人きりになりました。
 覚悟もしていましたし、期待もしていました。
 そんな私とヴィクトリアさんが、一線を越えてしまうことを。
120「ヴィクトリアさん」:2005/04/04(月) 22:58:01 ID:pgclWRsz
「綺麗……」

 私とヴィクトリアさんしか知らない、秘密の地下室の中で。
 十字架の刻まれた制服を脱ぎ捨てて、ヴィクトリアさんが見せてくれた身体は、そう呟く他無いほど綺麗なものでした。
 生まれてから今まで、傷一つついたことも無いような、白く、すべらかで、美しい身体でした。
 胸だけは淡く、でもその慎ましやかさが、ヴィクトリアさんにまこと相応しいようにも思えました。

「ねえ、あなたの身体も、私に見せて」

 胸だけは勝っている自信がありましたが、ヴィクトリアさんの、彫刻のように美しい身体と比較できるのかと思いました。
 でも、ヴィクトリアさんの声は媚薬そのもののようでした。

「あなたを食べてしまいたいの。ねえ、いいでしょう」

 ああ、私の身体がヴィクトリアさんのものになるのなら、それ以上躊躇うことは無いでしょう。
 スカーフを、上着を、スカートを、靴下まで脱ぎ捨てて、私は身一つになりました。
121「ヴィクトリアさん」:2005/04/04(月) 22:59:03 ID:pgclWRsz
「……ねえ、私の下唇にキスをして。
 あなたの全てを私に頂戴……」

 下唇と言って、ヴィクトリアさんはその細く長い足を開きました。
 はしたないはずの仕草は、ヴィクトリアさんがすることで、とても似合っているようにも見えました。
 それで、下唇とは何を言うのかわかりました。
 白い割れ目の奥にある赤い唇が、ヴィクトリアさんが足を開いたことで、ちらりと姿を見せていたのです。
 神々しいような気配さえして、私は足を開いたヴィクトリアさんの下に跪き、きっと誰も触れたことがないでしょう、その下唇にキスをしようと目を閉じました。
 そして、下唇に触れたその瞬間、

「戴きます」

 ヴィクトリアさんが、そんな言葉を言ったような気がして、私の顔は、肩は、胸は、腕は……





「ごちそうさま。美味しかったわ」
 文字通り、おなかいっぱい。
 ホムンクルスは、人を食べなければ生きていけない。
 もう、何人目か忘れてしまった。
 でも、大丈夫。
 どうせまたすぐに、怖れを忘れた者が来るのだから。
122名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 23:25:05 ID:5rJPZYKI
いいねいいねー。
ホラ−風味で百合入っててw
ヴィクトリアのSSがもう読めるとは。書き主さんGJでした
123名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 23:55:57 ID:T2NZ26np
ジャンプは毎週呼んでないから新しいのはわからないが。
それでも面白かったw GJ〜
124名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 20:27:37 ID:gw01xoQa
GJ!
でもどっから喰ったのさヴィクトリアたん
125名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 10:46:04 ID:OBHPWcDb
立ったまま脚広げてたの?どすこいって感じで。
それともオブジョイトイみたいな恰好でバシュゥしたのかw
126名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 22:53:18 ID:QwrhJCTe
パピみたいに手とか?
127名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 12:07:35 ID:y6spNbt/
股から
128巨根バンザイ:2005/04/08(金) 17:17:26 ID:qkmP3bvP
深い眠りだったのでだいぶ時間が経ったように思えたが、時計の針の位置を見てあれから一時間も経ってないことが分かった。
目が覚めてからまだからだを動かしていないから、傷がどうなったのか、分からない。
そうすると寝返りもうてなかったからだが苦しくなり、シーツの上でほんの少しだけ身をよじらせたのだが思っていたような痛みは感じられなかった。

恐る恐る体を起こしてみる。

なんとなく体全体がぼんやりとしているので断言はできないが、痛みはほとんどないといっていい。
これも腹にあてている核鉄のおかげだろう。

うん。
やはり核鉄はきく。

そんなことを考えている斗貴子には体の痛みよりベッドの上で起き上がったときの「べりべりばり」という音のほうが気になった。
そっと振り返ってみて白いシーツに広がるどす黒い血の広がりを見てしまい嫌な気になった。
ひどいなこれは。
もはや固まって糊のようになっているがシーツに黒い海をつくるまぎれもない自分自身からの出血を見ていると胸が悪くなってくる。
体を動かすとぼろぼろと剥がれ落ち、シーツの上に降り積もる。
……………。
風呂に入ろう。

そう思い腰に巻きついている腕をはがしてベッドの上から降りて、散乱している自分の服を拾おうと一歩踏み出すと、ぐにゃりと地面が揺れたので、思わず床に手をついてしまう。

なんだ?

傷は癒えたと思ったのに。なんだかくらくらする。
さては血を失いすぎたか。
あまり動かないほうがいいということは分かるのだがこんな血でべとべとの体でいるわけにもいかずやはり湯を浴びることにした。
129巨根バンザイ:2005/04/08(金) 17:18:18 ID:qkmP3bvP
服を着て、あまり急激な動きをさせないようなるべくそろそろと歩いていく。
一度自分の部屋へ戻り、着替えを持って女子生徒用の大浴場へとむかう。
深夜の誰もいない浴場でざっと湯を浴びて体にこびり付いている血の塊を洗い流し、しばらくためらったあと決心をつけて自分の秘所に指を入れる。
お湯で流しながらなんとなく自分のこの行為を気恥ずかしく思いながらも指を動かすと、ぞっとすることにはあとからあとから血が溢れ出てお湯と混じり、排水溝へとおちていく。
いいかげん流したのにまだ血が出てきて、それにもかかわらず痛みがないのが逆に怖くなり膣を洗うのを諦めて風呂からあがった。

そのまま自分の部屋へと戻り、烏の行水だったが熱い湯を浴びてほてった体をベッドに落ち着けるとようやくため息をついた。

なんだかいろいろあったな。

ぼんやりとした疲労感の中で今日一日にあったことを思い出し走馬灯のように頭を駆け抜けてゆくそれら映像になにかしら考えを持とうとするのだが、疲れていることもあってまとまらない。

さっきからずっとぼんやりしている頭に決着をつける。
今日はもう寝よう。

そうしてもそもそとベッドにもぐり込み、夏用の薄い掛け布団に埋まる様にして目を閉じる。
そのまま眠りにつくために体も頭も休止させ、もう一度ため息をつくためにすうと息を吸い込んだところでふわりと目を開く。
そのまま見開いた。

忘れてた。

カズキ。
130巨根バンザイ:2005/04/08(金) 17:19:26 ID:qkmP3bvP
最初と同じように窓から抜け出し壁を伝ってカズキの部屋へと到達する。
そしてベッドの中でぐっすりと眠りこけているカズキを見つける。
安らかに眠るカズキの寝顔はあどけなくて、小さな子供みたいで、そんなカズキを見ているとなんとなく斗貴子は胸を締め付けられるようだったが、そう浸ってもいられず心を騒がせるのは天使の寝顔のカズキが絡まっているシーツからなにからが血まみれということだった。
それになんだか血なまぐさい。
ほんとうは自分の血なのだが、なんだかカズキが怪我をしているようにも見える。
それも重症、といった感じだ。
いやそれよりも、青白い月明かりの中で見ると寝ているカズキがなんだか死体のようだ。
部屋にたちこめる血の匂いも、死臭のように感じられる。


………縁起でもない。

不安な気持ちを払拭するように、頬を叩いてカズキを起こした。
頬を叩く、といっても痛くないようぺしぺしと優しく叩くのではなく、パアンと乾いた音が響き歯が飛ぶほどの力を込めて引っ叩いた。

カズキは泣きながら起きた。

「んぐ………ご、ごめん……………」
と、寝惚けて舌を縺れさせながらもはや癖になっているのかまたもや謝る。
もぞもぞと起き上がりながら斗貴子のほうをぼんやりとみつめて何の脈絡もなく殴られたのに怒りもせず、大好きな斗貴子がいたので涙目でにっこりと微笑んだ。
微笑んだところでふと見ると自分が服を着ていないことに気付き、焦って体を、というより半分のぞいていた今はおとなしくしている自分のものを隠そうシーツを引き寄せて、それが血で真っ黒に染まっているのを見てわあなどと叫ぶ。
恥じらう年頃の女の子のような格好で自分を隠す血濡れのシーツと、もはや服を着てさっぱりとした斗貴子を交互に見てようやくやっとさっきの出来事、自分のしたことを思い出す。
見る見る間にカズキの表情が変化していき、斗貴子が逃げる間も無くその肩をがっと掴むと、
「と、斗貴子さん!大丈夫!?」
と聞いてきた。 
 
「うん。まあ、その、大丈夫だ。」
131巨根バンザイ:2005/04/08(金) 17:20:24 ID:qkmP3bvP
またカズキが興奮してきたなと思い、落ち着かせようとそう言うのだが聞かず斗貴子の腹の辺りをまさぐるように手のひらを当て、さっき眠る前に自分の核鉄を使い斗貴子の傷を治そうとしたことを思い出しまたもや腰に抱き付くようにするのを何とか引き剥がし、
「本当に、だいじょうぶだ」
といって見せた。
「ほんとに?」とまだ心配そうにこちらの様子を窺うカズキの純粋な優しさに胸が熱くなるがしかしそれを誤魔化すように、
「私のことはいいから、きみも、その、風呂に行って体を流してきなさい。」
と、斗貴子の返り血で、斗貴子よりも更に血を浴びたであろうカズキの体を見ながら言った。
斗貴子に言われて自分の体の状態をしげしげとみたカズキは、「うん」と素直に頷くとぱっぱと服を着て、
「じゃ、斗貴子さん、待っててね」
というとあっという間に部屋から出て行ってしまった。


………待っててね?
カズキが戻ってくるまで、待っていろというのか?
そんなことを言われたので帰るわけにもいかず、手持ち無沙汰になったのでとりあえず、二人の行為の後始末を始めた。
血でほぼ真っ赤に染め抜かれたこのシーツはもはや洗っても完全な白には戻らなそうだ。
捨てたほうが早いかもしれないなどと思いながら勝手にカズキの箪笥やクローゼットを開けて替えのシーツを探し、その下にまで染みた血はタオルを絞って持ってきてごしごしと擦った。

そうしていくらもしないうちにカズキが戻ってきた
多分軽く走ったのかハアハアと息を切らせていて、髪も少し濡れている。
「風呂、はいってきた」
子供みたいにいちいち報告して斗貴子が腰掛けているベッドのすぐ隣に座ってくる。
いろいろ言いたいことがあるのにそれがまとまらず言葉にできなくて、それよりカズキの顔が近いなとどきどきしている斗貴子の顔をじっと覗き込みながら、
「斗貴子さん。ほんとうに、大丈夫なの?」
と、再度聞いてきた。
大丈夫だ…となんだか掠れたような声でしか喋れない。
そんな斗貴子をじっと見ていたカズキだったが、特に断りもせず斗貴子の体を抱き寄せた。
132巨根バンザイ:2005/04/08(金) 17:21:30 ID:qkmP3bvP
あんなことがあった仲だが二人は決して恋人同士ではないし、付き合っているわけでもないのだからこんな風に簡単に抱きしめられても困るのだが、カズキの手が優しく腰の辺りをさすってくれるのが心地よくて、斗貴子はなにも言えなくなってしまう。
「斗貴子さん…」
唐突に声をかけられ陶然とした世界から引き戻された斗貴子が弱い心持で次の言葉を待っていると、
「痛かったでしょ………ごめんね……………」
と、腰をさする手に少しだけ力を込めながらそう言ってきた。
そんな風にカズキが自分のことを気にしてくれるのが、うれしい。
心配させないためにも否定するべきなのだろうが実際は痛い所の騒ぎではなかったし、またカズキの優しさに甘えたいような気持ちが起こり、その胸に顔をうずめながら、こくんとうなずいた。
斗貴子の首がちいさく動いたのを感じたカズキは更にその小さな体を抱きしめる腕に力をこめ、そして体の中に怪我をしている斗貴子を気遣い、安静にさせるという意味でゆくっりとその体をベッドに押し倒した。
先程の事もあるのでカズキのその行為に斗貴子の表情が強張るのが分かったので、
「なんにもしないよ…」
と言い、斗貴子を安心させると、いたわるように、半分抱くような体勢で寄り添った。
腰以外にも頬や髪を撫でられて斗貴子がとろんとした表情になる。

二人の顔は、ごくごく近かった。

このままの状態で何も無いってのは無理な話だ。
133巨根バンザイ:2005/04/08(金) 17:22:54 ID:qkmP3bvP
お互いに無言のまま、見つめあう。

目と目が合い、体がぴったりと密着している。

体温が、直に伝わる。

吐息すら感じられる。

斗貴子の顔を間近で見ているカズキのひとみが動き、斗貴子の目からくちびるへと移動する。
もう一度戻り、その瞳の奥にあるものを見極めようとするかのように貫くような視線を向ける。
そしてまた、斗貴子のふっくらとした淡いピンク色のくちびるを見つめる。
焦点の移動を何度か繰り返すうちに、じょじょに、じょじょにだがカズキの顔が、そのくちびるが、斗貴子に近づいて行く。
そうしようと理性で考えているわけではなく、カズキにそんなつもりはまったく無いのだがなんだか重力に逆らえず、磁石の対になる極が互いを引き合うかのように、斗貴子のくちびるへと徐々に降りていく。
斗貴子も、顔を逸らすようなことはしなかった。

ただ、カズキと同じで、そのくちびるが、気になる。

ゆっくりと近づいてくるカズキの瞳とくちびるを、交互に見つめた。

先端が微かに触れたのを感じると、反射的に斗貴子は目を閉じた。

それと同時にカズキの動きも一瞬だけ止まり、また再開される。

ほんの少し、首を傾けて、斗貴子の体を抱くようにして持ち上げると、深くくちびるをあわせる。

その、柔らかい感触に一気に感情が昂ぶる。
カズキは支えるように持っていた斗貴子の二の腕にぐうと力を込め、斗貴子は胸に持ってきていた両のこぶしをぎゅっと握り締めた。

なんで唇をあわせるだけでこんなにも心が揺さぶられるのだろうと、その艶かしい感触に支配されながら二人同時に考える。

うっすらと目を開き、唇をつなげたまま至近距離で、お互いを見つめる。
134巨根バンザイ:2005/04/08(金) 17:24:05 ID:qkmP3bvP
斗貴子の全てを委ねてくるような目に耐えられなくなったカズキはいよいよその体に覆いかぶさり、背と頭の後ろに手をまわし、掻き抱くようにしながら斗貴子の口唇と歯を割って自らの舌を侵入させた。
「…………ン………ッ!」
口の中をぞろりと舐め取るカズキの舌の感触に思わず声が漏れるがカズキはやめない。
舌で斗貴子の口の中を一頻り探った後、粘膜や歯の中心におどおどと固まっている舌を見つけると、自分の舌を絡み付けてくる。
自分の口の中で力強く動くカズキに圧倒され、斗貴子は目を瞬かせるがそれ以上なにもできない。
カズキは、初めてなんだよな。

斗貴子はぼうとする頭で考えた。

さっき交わるときも、初めてだって言っていた。
キスも初めてなのかな。
それとも、どうなんだろう。
でも。
だけど、なんだかすごく。
激しいな。

カズキの激しい舌使いに圧倒されながらそんなことを考える。
 
「ン………は、あ………ッ……ン……」
時々唇がずれると、声が漏れてしまう。
時々口中に溜まったカズキの唾液をこくんと飲み込みながら、口の中に舌が進入してくるというなまなましい感触で男と女の性行為を連想してしまい、斗貴子は体の中心がじわりと熱くなるのを感じた。

それはカズキも同じだった。
二人同時に気付き、ようやくキスをやめ、顔を離す。

服越しに、カズキの硬くなったものがあたっていた。

斗貴子ではなく、カズキの顔が歪んだ。
135巨根バンザイ:2005/04/08(金) 17:26:01 ID:qkmP3bvP
カズキはそれが悪いことであるかのように腰を引いて、自分のものが斗貴子のからだにあたらないようにし、その行為に気付いた斗貴子が何か言う前に体を起こすと「………ごめん……」とつぶやいてそのまま背を向けてベッドの反対側へと座り込んでしまう。
自分と自分の勃起した陰茎が斗貴子にした仕打ちを考えるとそれ以上なにもできなかった。
あれほど斗貴子を酷い目に合わせておきながら、今また更に臆面も無くむくむくと大きくなって服の中から飛び出さん勢いの自分のものが恥ずかしくて、俯きながらカズキは自分を責めた。

そんなカズキの心境が斗貴子には痛いほどはっきりと伝わった。

うなだれているカズキを見て、ある決心をする。

うつむいているカズキは視線だけは脇へとずらし、自分の大切な人を傷つけたそのものと、そして自分自身をも憎んでいたが、気付くと何かがわき腹にあたっている。
見ると、自分の腹と胸にそれぞれ白いなにかが巻きついてくる最中だった。
それを見たのと同時にあたたかいものがふわり、と背中にあたった。

斗貴子が後ろから、抱き付いていた。

カズキの胴に巻きついている腕に力を込め、ぴったりと自分の体をあわせてくる。

そうすると、斗貴子のちいさな胸がやわらかくあたり、その膨らみが薄いシャツ越しに感じられる。
こてん、と斗貴子が頭を預けてきた。
その感触に急にどきどきしてきたカズキが、しかし自分の股間のこともあるのでどうしていいのか分からず硬直していると、斗貴子がいままでにないくらい優しい声で言った。
「大丈夫だ…。カズキ、大丈夫だから………」我慢しなくてもいい、と手のひらで腹の辺りを撫でながらものすごくおだやかな声で言ってくる。
「で、でも………!」
と振り返って斗貴子を見て、その表情に核鉄がぎくり、と鳴った。

2ヶ月前の春の夜に、カズキの心が奪われた、あの、表情。

同い年や、年下では絶対にできない、自分を導いてくれる存在。

手を伸ばし、やさしく頬を撫でてくれた。

「私も、もう一度、キミと、したい」
136巨根バンザイ:2005/04/08(金) 17:27:29 ID:qkmP3bvP
そういってくれる斗貴子に対して涙が滲むほど深い愛情が込み上げてきて、躊躇いながらもそのまま強く、強く、抱き締める。

胸にうずめた顔を持ち上げ、カズキを見つめてくる斗貴子の眼差しと視線が交差すると、目を閉じてもう一度深く口付けを交わす。

そのままゆっくりとベッドに倒れこんだ二人だったが斗貴子は内心かなり焦っていた。

あんなこといってしまった。

どうしよう。

うそじゃない。
うそじゃないんだ。
さっき言ったことは本当なんだ。

でも。

でもやっぱり怖い!


斗貴子の運命や如何に。


(続く)
137名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 18:04:12 ID:FX9GAhOK
>>128-136

相変わらず乙!!!!!ヤベェ激萌えだ…
お風呂のあとカズキを忘れてたうっかり斗貴子さんも可愛いけど
なんか普通の彼氏彼女の関係じゃないとこがいいです。

ドライかつディープ。でもやっぱりストロベリーWw


で、やっぱり最後の斗貴子さん可愛いなーW
ガンガレ斗貴子さん!!
138名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 19:06:40 ID:cc0Oq5RK
なんかラブでもあるが、ある意味バトルだなw
可愛い二人だ。
139名無しさん@ピンキー :2005/04/08(金) 22:08:10 ID:9xp3Iq9h
おーつ!
GJです〜!
140名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 07:08:11 ID:5jiiYYHv
絡みの描写が俺好みだ。GJ
続きも待ってます
141名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 11:02:58 ID:TE0WicC1
あんま無理しないでね、斗貴子さん。
142名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 15:34:10 ID:1DmGDArT
火毒エロSSマ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━ダ????
143名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 21:34:03 ID:c2fpJ0tp
毒島さんのエロ描写は結構むずかしそうだ
もすこし詳しい設定がわかればなぁ

とりあえず箱入り娘だった可能性は極めて大きい
144名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 01:40:30 ID:X5zN5SR2
毒島の中身が確定してからねだれよ、SSは。
和月のことだから、悪い意味で読者を裏切る展開にしかねないぞ。
毒島の中身が火渡ラブなホモくさいショタ系美少年だって可能性も無いわけじゃないんだぞ?
145名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 01:54:53 ID:vW3ADpSG
>>144
それはそれで萌えられせうだ
146名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 15:39:26 ID:GUwAq51p
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         /′  l、\ ヽ::::::::::::::::::..゙、_,  __/..::::::::::.:.:.:.:.:.:.//
147名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 15:40:16 ID:GUwAq51p
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        /   、 |l  l\ヽ、:::::::::::..l:::| |:/.:::::::::::_,,.-''_,.ィ"   ',
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       / l    ヽ | \  ` ̄´"''‐、j|_/∠ ̄ー−' /   / l|
       /  |     ゙'、l     ̄ ̄ ̄丁´::::::::| `''−−'    /  l |
      /   |     _,l___    / 7/'T""ト、        / /  l |
      /   |  / ̄ _,,,, ´' 、`ヽ,/  / l  |  l \     /  /   l  |
     /    >'´ ̄´__,ノ   ´' 、゙、   | l  |  l i }  /  l   l   |
     /   /   ∠、 ´"'' − ,,_ ´"' 、| l  | ノ |./ /   ト、  l   \
148名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 15:42:38 ID:GUwAq51p
     / ,/|     ヽ、,_    ´"''‐、,,ヽ、  |、  l!/  _,.-'"/  /    /
   // |::::|  ‐、,_     >,、__    ´"' ヽ|_ヽ_|_f`'ー - 、く  /  /  \
  / / |  |:::::l   /:/;`ー'´ヾ´  ´"'' −、,,_ `ヽ、,.-'" ̄ ̄  \/ /     |
  | V  l:::::ヽ−'/⌒' 、;:;:;:;}         `ー(__,、-         \-、─−‐‐\
.  |    ヽ::::::::/|    `'‐j            ヽ‐r‐‐、      ヽ:\    ヽ
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   l   / _,/     /                ヽ‐'T' ‐‐'「ヽ、/::::::l    /
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149名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 22:24:13 ID:hYqsMQCw
懐かしいな。
2巻打ち切りじゃないかと怖れていたころ、
斗貴子さんがパミィに取り殺される展開も考えていたよ。
150名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 23:12:40 ID:qFidO00+
死んじゃうかもフラグが立ってたからね、あの時。
山でもサンライトハートの飾り布の輝きを乙女っぽく見つめてたりとか
なんか儚げな感じになってて。

だからこそあの無理矢理オンブのシーンに感動したけど。
151名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 09:18:27 ID:LCSnFqm+
アレキサンドリア美人だ…
ヴィクトリア可愛い…
ヴィクターかっこいい…

なんだこの完璧家族は
152名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 10:35:54 ID:W623QdlL
それはアレだ。回想シーンだからだ。
一番幸せだった頃の思い出が、美化されているからだ。

きっと奥さんは、斗貴子さんばりにキツイ人だったに違いない。
153名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:20:26 ID:1hJLKVHS
浮気してないか確かめるために毎日ルリヲヘッドでヴィクターの頭をスキャンしているようなキツさか。
154名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 19:53:14 ID:ydgm7YyC
でもストロベリーなんでしょ?
155名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 20:30:41 ID:sPockTKE
あの格好いいパパが、どうしてフンドシになってしまったんだ。
どんな怒りがあったら、彼がフンドシに走ってしまったんだ。

つか甲冑男爵マンセー。
156名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 20:54:15 ID:qDq6IOjA
せっかくカッコイイのにフンドシは・・・
157名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 21:12:30 ID:v02olFTr
照星サンは何週もつのか…(´Д`)
158名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 21:18:32 ID:9H/IXLN1
照星サンの武装錬金って、ガンブレイズウエストのアレだよな…?
159名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 22:04:14 ID:cgaazrIe
>>157
照星さんはともかく…

男爵様は無敵ですー!!
160名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 23:27:44 ID:oq655hjB
アレキサンドリア>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>>ヴィクター最終形体
を証明せよ。
161名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 01:29:43 ID:pZ2uGtiG
和月キャラクター造形理論より
 ヴィクター≒カズキ
 アレキサンドリア≒斗貴子
とすると
 ヴィクター化カズキ < 斗貴子の「ぎゅっ・・・」
であることから
 ヴィクター化ヴィクター < アレキサンドリアの「ぎゅっ・・・」
となる。また値ヴィクトリアを成立させるために必要な行為をxとすると
 x(ヴィクター+アレキサンドリア)=ヴィクトリア
となり、
 「ぎゅっ・・・」<<(成年誌の壁)<< x
が導き出される。また
 ヴィクター最終形態−ヴィクター第三形態 < x−「ぎゅっ・・・」
のため、 
 アレキサンドリアによるあんなことやそんなこと>>>(越えられない壁)>>>ヴィクター最終形体
が証明される。
162名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 03:58:49 ID:nzm66u/2
問1
x(カズキ+斗貴子)=y
yを求めなさい。
163名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 06:39:31 ID:BQ0OPUhu
なんだこの流れはw
164名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 08:04:12 ID:Jw1QS/hp
x=中田氏
y=愛の結晶
165名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 14:07:23 ID:QBYwFU4n
>>164
その場合、カズキx+斗貴子x=yとなるので相応しくない
>>162の式はもう一つ、x(ヴィクター+アレキサンドリア)=ヴィクトリと連立させないと解けないのでは?
166名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 16:50:01 ID:huyk1uXa
戦艦とかミサイルみたいなのとか巨大ロボとか、武装錬金も何でもアリになってきてるな。
そのうち核爆弾の武装錬金とか出てくれば一撃で一件落着。
167名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 19:48:17 ID:f3WRwhu+
>>166
武装錬金は持ち主の性質を表すそうだが
核爆弾の武装錬金の持ち主の性質とは?
168名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 20:10:31 ID:nzm66u/2
ヽ(゚∀゚)ノDQN
169名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 20:35:27 ID:R1oNPUAF
>>167
『雫』の主人公みたいなヤツだろう。
170名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 21:12:29 ID:Jw1QS/hp
>>165
じゃあ
x=エロス
y=愛の結晶

なんてどうだろう?
171名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 11:11:40 ID:Xjsh4qcG
>>166
いちおー、武装錬金には、現代科学で再現できないという特性があるんだが……

ちなみに現代科学は、水爆一個で地球を破壊できるところまで来ている。
……そして、そんな大型水爆なしでも、現在あるすべての核兵器の破壊力を合計すると、地球は宇宙の藻屑となるそうな。
172名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 11:51:56 ID:h2kOqeIm
ああ在りし日のヴィクターとアレキサンドリアいいな

この二人のエロSS希望
173名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 16:45:19 ID:58nWd+f5
>>172
書くとしたら
アレクサンドリア「ああ・・・あなたあ!!いいわああ!!」
ヴィクタ-「ああ・・アレク・・・うっ(どぴゅ!どぴゅ!!)」
〜こうしてヴィクトリアが出来ました、ちゃんちゃん〜

な悪漢が・・・
174名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 17:27:25 ID:wn+6qbVT
え?
娘「ぱぱ〜私、妹か弟が欲しいの〜」
尻「よ〜しパパ頑張っちゃうぞ」
じゃないの?
175名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 17:50:52 ID:nd2/hivz
ヴィクタ-一家の近親相姦SS希望
176名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 19:31:58 ID:CvPyVx35
>>175 禿 げ し く 同 意
177名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 19:42:44 ID:kRb84Scl
火毒書いていい?
178名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 20:05:55 ID:2Gyfu7se
書いてプリーズ!
179名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 20:09:31 ID:0MNtHALi
>>177
書け!!俺のエロスのために!!
180名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 22:18:52 ID:BSWyRyFz
キター!書いて書いて!
18146:2005/04/13(水) 22:50:17 ID:kRb84Scl
それじゃ投下してみます。初めて長めのSSにチャレンジします。携帯からの投下なので少し投下と次の投下の間が空くと思います。
それでは「円山姐さんのお節介」スタートします。
1821:2005/04/13(水) 23:08:59 ID:kRb84Scl
ヴィクター騒動も一段落つき、ここ戦士長火渡の自宅ではあるパーティーが催されていた。
「火渡戦士長、おめでとうございま〜す!!」

そう、今日は彼の誕生日である。かつて再殺部隊とよばれたメンバーが勢揃いし、プレゼントを持ち寄りこの記念日を祝っていた。
戦部は秘蔵の酒、犬飼は超特大の犬のぬいぐるみ(すぐ捨てられる)、根来は錬金女性キャラの蝶・秘蔵写真、そして毒島は手編みのセーターと最高の料理…
が、しかしこのパーティーに自ら希望した任務により再殺部隊から唯一参加できなかった者がいる。そう円山である。
183名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 23:15:55 ID:VUAJn31m
火毒キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
184名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 23:25:12 ID:v/Nc2iNK
鮮やかにスルーされてる千歳さんの立場ワロスw
1852:2005/04/13(水) 23:36:43 ID:kRb84Scl
翌朝、所変わってここは錬金戦団本部の火渡の執務室…

円「戦士長おはようございまぁ〜す」
火「てめぇ…人のパーティーに一人だけ参加しなかったくせにやけに上機嫌だな。」
円「あら、せっかくプレゼントを買ってきてあげたのにそれはないんじゃない?はい、プレゼント!」
火「てめぇ…なんだこれは…」

円山が火渡にプレゼントしたもの…それは金やら銀やらラメの入った紫色やらあまりに怪しい色ばかりが散りばめられた大きな袋をショッキングピンクのリボンで止めたものだった。

火「てめぇ…殺すぞ。」
円「あらぁ?本当は嬉しいくせにぃ…」
−トントン−
「円山さん、ここにいましたか。大戦士長様がお呼びです。」
円「それじゃあね。…あ、そうそう。ソレは毒島ちゃんと一緒に開けてね。」
火「…どういうことだ?」
円「あらぁ、みんな知ってるのよぉ。でも毒島ちゃんに手は出してないらしいじゃない。だから…ネ。」
火「うるせぇ!さっさと逝け!」
円「バイバーイ」
火「ふう…なんなんだこれは…まあいいか、仕事するか…」
1863:2005/04/14(木) 00:13:32 ID:rDfg12s7
そしてその日の夕刻。火渡は既に帰宅したが、執務室では毒島が一人残業(掃除)していた。

毒「ふう…こんなものでしょうか…ん?あれは?」
毒島タンの目に入ったのは、棚の上に置かれた例の怪しすぎる袋であった。
背の低い毒島タンは脚立に上り、精一杯背伸びをして棚の上から袋を取った。
毒「ん〜…取れました。『円山より』?昨日渡せなかったプレゼントですかね。とにかく火渡様にお渡ししないと…」

そしてここは火渡宅
ピンポーン

毒「火渡様、毒島です。執務室のお忘れ物をお届けに参りました。」
火「おう、入れ。」

毒「これ…なんなんでしょう?」
火「さあ…なんだろうな?円山はお前と開けろとか言ってたが…まあとにかく開けろ。」
毒「はい、このリボンを解けば…」

ゴロゴロゴロゴロ…

火「!!!!!!?」
毒「これは…蝋燭ですね。で、こっちは鞭ですか?乗馬用ではないような…他には麻縄に…これはなんでしょう?」

そう。円山が火渡にプレゼントしたのは大量のアダルトグッズ詰め合わせであった。あと一歩をなかなか踏み出せない火渡と、蝶奥手な毒島に対する彼(女?)なりの配慮だったのだろう。
そしてよりにもよって、毒島が今握っているのはバイブであった。
187名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 00:18:34 ID:rDfg12s7
スマン…出張開けの体がもう限界…

ストーリーはもう最後まで完成しているので、今日の仕事が終わったらまた投下します。
188名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 00:19:56 ID:e+c07S6L
イイヨイイヨー頑張ってー。全裸待機してるよ。
途中表記が毒島タンになってるのわろす。
189名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 00:24:05 ID:bgQRwdf8
御意 続きよろ
190名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 00:25:20 ID:MZb74l2V
俺はとっくに裸族だぞ!!(;´Д`)ハァハァ・・・
191名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 13:25:29 ID:O4upMlJu
>根来は錬金女性キャラの蝶・秘蔵写真

火渡さん、毒島さん一筋でいらんのなら俺にくださいっす!
192名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 21:46:27 ID:Ka1BmwT7
火毒SSの続きを待ちわび正座している俺が居る
193名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 21:50:46 ID:IaWG3TNI
俺はもうニ、三時間このスレをチェックしとるで。全裸で。
194円山姐さんのお節介作者:2005/04/14(木) 22:23:21 ID:rDfg12s7
期待してる皆様スマソ。今夜もちときついかも…ウチの会社残業大杉…
書けたら書きます。エンディング後の苺風味なオマケまで構想はできあがってますが、多分今夜完結は無理です。すんません…
195名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 22:31:20 ID:Ka1BmwT7
>>194
残業ガンガレ(´Д⊂
俺らはいつまでもおまいの降臨を待ちわびるぞ"(#  ̄ー ̄)〇""グッ"

でも下半身が腫れて痛いがw
1964:2005/04/15(金) 00:28:16 ID:G0XzAdqS
>>186
毒「火渡様、これは一体なんでしょうね?変な形…あれ?何かスイッチがありますね。」

ウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィン…

毒「この動きはなんのためのものなんでしょう?火渡様はご存知ですか?」
火「………」
毒「火渡様?」

火渡は押し黙ったまま答えない。当然答えを知らないわけではない。もしこれを持っているのが他の人物だったらあっさり答えているか、テキトーにはぐらかしているはずだ。
しかし今彼の目の前には毒島が不思議そうな顔をして火渡の顔を覗いているのだ。片手にはこともあろうか激しく動くバイブの現物を持って…

毒「火渡様、これは一体何に使う物なんでしょうね?………あの…火渡様?先程からどうかなさいましたか?」

−プチン−

このとき、確かに火渡の中の何かが切れる音がした。
197名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 00:31:59 ID:G0XzAdqS
スマン。長時間の残業に加え、報告書という宿題もあったせいで今はこれが限界。
次こそはエロスい場面に突入しますので…もう少々お待ち下さい。






ネルポ
198名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 22:24:36 ID:YhElStbI
寸止めかよ!!このままじゃ蛇の生殺しだ〜〜。゚(゚´Д`゚)゚。
1995:2005/04/15(金) 22:34:03 ID:G0XzAdqS
「それはなぁ…こう使うんだよ!」
「きゃあ!???」

そう言うと火渡はまず毒島のガスマスクを剥ぎ取った。その無骨なガスマスクの下にはあまりに華奢で、長い黒髪の似合う誰もが見とれるような美少女がいた。
しかし火渡は彼女に目を合わせることもない。すぐに麻縄を手にとり、呆気に取られている毒島の手を後ろ手にかなりきつく縛り上げる。
「うう…」
かなり痛かったのだろう。毒島の口から呻き声が漏れる。そんな彼女を無視するかのように火渡は毒島の後ろに回り込み、純白のパンティーに手を掛けると一気に膝まで引きずり下ろした。
そしてそのまま毒島の股間に顔を埋め、犬の様に毒島の性器を舐め始めた。

「ひ、火渡様ぁ…そんな所汚いですよ…」

ここまでガスマスクを外してから全く無言だった火渡が、この毒島の言葉に対してこう言い放った。

「うるせぇなぁ…殺すぞ?」
2006:2005/04/15(金) 22:56:35 ID:G0XzAdqS
「は…はい。わ…かりました…」

こう言われると、毒島は完全に蛇に睨まれた蛙になってしまう。その顔は美しい顔は恐怖に怯えている。しかし火渡はそんなことはお構いなしに事を進める。

ズプズプズプ…
「きゃあああ!」

毒島の下腹部を強烈な異物感が襲った。火渡が一気にその太い指を挿入したのだ。しかし毒島の蜜壷は意外なほどあっさりと火渡の指を受け入れた。
それに驚いたのか、あるいはもう十分だと感じたのか。火渡はすぐに指を抜いてしまった。

「なんだ?案外アッサリ入るじゃねぇか。初めてじゃねぇのか?それとも自分でやってんのか?」
「そ、そんなこと……!!!????」

答える間もなくまたも毒島の下腹部を強烈な異物感が襲う。しかも指よりも数段強烈な異物感だ。火渡がついに毒島にバイブを突き入れた、しかも一気に全部挿入したのだ。

「オイ、すごく熱くなってるなぁ。」

上機嫌になった火渡であったが、そんな彼をに対して毒島が予想外の言葉を放った。
「つめたい…」
2017:2005/04/15(金) 23:25:04 ID:G0XzAdqS
「何言ってやがる。こんなに熱いじゃねえか。何が冷たいって言うんだ。」
「も、申し訳ありません…先程のご指摘の通り、毎晩…その…ひ、火渡様を思い浮かべ、自分で自分をそ…その……慰めて…いました…。その時の私の想像と少々違ったもので…
で、でも火渡様と言えばどんな時でも不条理ですものね。私はこうして火渡様と一緒にいられるだけでも幸せです。どうぞお続け下さい。」

そう言うと毒島は精一杯の笑顔を作る。しかしその頬には涙が伝い、跡を作っていた。

(こんな不条理を押し付けられても人間は笑っていられるのか…?)

火渡はこれまで数多くの不条理を数多くの人間に押し付けてきた。が、そうなると必ず相手の表情は怒り、悲しみ、絶望の淵に落ちる。しかし目の前の美少女は違った。
しばし2人の間を沈黙が包む…
2028:2005/04/15(金) 23:41:40 ID:G0XzAdqS
しばしの沈黙の後、火渡が口を開いた。

「すまなかった。」

そう言うと火渡は毒島の縄を解き、ゆっくりと口づけた。暫くの間、この甘い感触をお互いに楽しむと、毒島は火渡の手によってゆっくりと優しく生まれたままの姿になり、火渡もまた生まれたままの姿になった。
そして2人はゆっくりと体を重ね合う。それはあくまで優しく優しく愛し合った。

「ああっ…火渡様ぁ…」
(俺はこいつには不条理を感じさせたくないのか…?)

「火渡様…私…もう…」
(こんな感覚は今までなかった…)

「火渡様あああああっ…」
「くっ…毒島…」


そして火渡は自分の腕の中でぐっすりと眠る少女に対し、ある決意をした。
2038:2005/04/16(土) 00:00:41 ID:R1MMVJkX
−そしてちょうど3ヶ月後、今度はとある教会でパーティーが催された−

「火渡戦士長、おめでとうございま〜す!!」

そこには真っ赤なスーツに身を包んだ火渡と、純白のウエディングドレスにガスマスクという出で立ちの毒島がいた。

円「ちょっとォ、誕生日からちょうど3ヶ月後にできちゃった結婚なんてどうしたのよ?しかも毒島ちゃんも妊娠3ヶ月って…
まさかあの誕生日プレゼントをフル活用しちゃったわけェ?あれ冗談のつもりだったのよォ。」

毒「プシュ〜〜〜〜〜〜〜」
火「う、うるせぇ!殺すぞ!それに…」
円「それになあに?」
火「ううううるせぇ!!武装…」
「「「わ〜!戦士長を止めろ〜」」」


−絶対こいつにだけは二度と不条理を感じさせないって決めたんだよ−


そしてパーティー終了後…
円「さてと、無事あの2人もちゃんとくっついたわね。次は千歳ちゃんと防人くんでもくっつけようかしらね…」

こうして円山姐さんのお節介は、無事成功したのでした。


〜完〜
204オマケ:2005/04/16(土) 00:08:59 ID:R1MMVJkX
この結婚式は戦団関係者ほぼ全員が招待され、例によってストロベリーズも招待されました。その帰り…

カ「いい結婚式だったね〜オレもはやくああなりたいな…」
斗((///)ええっ!?それはもしやできちゃった結婚…)
カ「あの真っ赤なスーツかっこいいよね!着たいなあ…それにウエディングドレスにガスマスクっていう組み合わせもオシャレだよね。斗貴子さん!」
斗「カズキ…お前オシャレ間違ってるぞ…」
205名無しさん@ピンキー :2005/04/16(土) 00:29:16 ID:BOTMMEIN
乙〜!
そこはかとなくホノボノw

でオチも山姐さんですかw
206名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 04:42:51 ID:YADRcOZy
乙乙乙ー。
一行だけ出てきた千歳ねえさんラヴィ!
207名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 06:48:42 ID:HjNYeqcl
おもろかったよ
バージンロードをガスマスクの花嫁が歩く光景は一度でいいからみてみたいw
なんかカズキもまたオシャレ間違ってるし
208名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 07:40:42 ID:N9AlY8d+
ぐじょぶ。欲を言えばもっとエロスを長くしてほ(以下削除
毒島タンかわいいなーかーわいーなー。ハァハァ。
カズトキならおしゃれを間違えるマスクカズキと
赤い(返り血の)ウエディングドレスとまとったTQNで…!
209名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 13:57:28 ID:J4UQfb4p
欲を言えば火渡さまのおいなりさんに奉仕する毒島タンを(ry・・・
でも悪趣味カズキにはワラタ、GJ!
210オマケ2:2005/04/16(土) 16:17:33 ID:AtgZi1yf
火渡の結婚式の二次会の帰りに、 戦士・千歳がべろんべろんに酔っ払っていたので仕方なく送っていくことになった。
そしたら俺のアパート行きたいと言うので、仕方なく連れて帰った。
途中のコンビニで買ったビールを、俺の部屋で飲んでるうちに彼女は横になって寝入ってしまった。
あんまり色気など感じたことなかったが、 寝顔をまじまじと見ると結構かわいい。
暇だったので額に肉と書いてやったら、 突然くわっと目を開き、
「あんた、そんな事する暇があるなら、襲ってきなさいよ!」
と、怒られた。
                                  防人 衛






今度こそ本当に完
211名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 17:05:00 ID:H3Cg/N2e
わろた。誘ってるのか!千歳さん誘ってたんか!
212名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 18:22:59 ID:+p80MJTZ
千歳さんモエスw
213名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 01:29:34 ID:dOQ/7YTL
この板でこんな事かいたら駄目だが一応貼っておく


ネタバレ注意
ttp://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1113661110/
俺が言うのも何だが希望は捨てたくないので。。。
214名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 09:02:31 ID:km7wjEIG
仕事から帰ったら、円毒書いても良い?
火毒じゃないとだめかな。火毒も大好きだけど。
215名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 09:26:07 ID:FzK67jGD
おまいが>213の板見ても書ける精神力が有るなら書いてみ
それがないなら・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
216名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 09:33:47 ID:nui6j+Mc
>>214
お待ちしてます〜
円毒って珍しいね
217名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 15:48:31 ID:vGpHcUNz
>>215
214じゃないけど。
むしろ、213見て、書きたくなった。今書かないと…
218オンブ 1/3 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/17(日) 19:34:20 ID:fCRJ1CQc
「もう誰一人、犠牲をださないって前に言った!
 斗貴子さんだってそのうちの一人なんだ!」
そう言いながら、山を駆け下りていくカズキ。
「間に合う!絶対に間に合わせてみせる!」
見た目より……ずっと大きな肩───…
私は、カズキの背中に体を預けた。
219オンブ 2/3 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/17(日) 19:35:47 ID:fCRJ1CQc
そして、カズキの足音と息遣いだけが聞こえる中、時が過ぎた。
周囲の明るさが夜の終わりを告げた頃、まばらに人家が見えてきた。
携帯のGPSで現在位置を確認し、最寄り駅への進路をカズキに指示する。
それから、時刻表サイトにアクセス。始発に間に合いそうだ。
あとは乗換がうまくいけば、夕方に銀成市に着ける。
少し安心したら、別のことが気になってきた。
「カズキ、その…なんだ」
「何、斗貴子さん?」
「…私のお尻をしっかり押さえてくれないか?」
「えっ!?」
両手を私の腰の後にあてていたカズキが驚きの声を上げる。
「下半身はマヒしてほとんど感覚がないから気にしないでいい。
 それより、人通りが増えてきた。
 だから、その…下着を見られないように、スカートをしっかり押さえてくれ」
「うん、わかった。じゃあ、ごめん」
律儀にそう言ってから、お尻に手をずらすカズキ。
カズキの指先がスカートの上から微妙な場所にあたった。
「ぁん」
声が出てしまう。まだ下半身の感覚が少し残っていたようだ。
「斗貴子さん?」
カズキが少し足を緩めて心配そうな顔を向けた。
「…手をすこしずらして…イヤ、やっぱりこのままで」
動かなくなった自分の下半身にわずかに残った感覚を感じていたかった。
後から思えば、カズキの指先を感じたかったのかもしれないが。
「…ホントに大丈夫?」
「ああ、気にするな」
「うん…じゃあ、行くよ!」
そう言って足を速めるカズキ。
カズキが足を進めるごとに快感が体を走る。顔や声にそれが出ないように堪える。
程なく、ホームに列車が停まっている駅が見えてきた。あれが始発だろう。
220オンブ 3/3 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/17(日) 19:36:40 ID:fCRJ1CQc
その後、何度か電車を乗り継いで、銀成市に向った。
この格好で電車に乗るのは思いのほか恥ずかしい。
しかし、乗換の度に階段を駆け抜けるカズキの指先を
待ち遠しく思う自分がもっと恥ずかしい。
そして、銀成駅で帰宅ラッシュの電車を降りた。。
改札へ続く階段に向う。最後の階段だ。しかし、期待していた快感が来ない。
「カズキ、手を動かしたか?」
「ん?ずっと押さえてるよ」
「…そうか、ならいい」
私の下半身の感覚は完全に失われたようだ。
結局、自分で自身の始末をつけることになるかもしれない。
そう思いながら、南口の改札を抜けた。
221名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 22:38:14 ID:8MYkl0ur
ほのぼのエロスだ…
GJです。そういえば自分、このオンブの回の二人の可愛さに魅かれて
錬金読み始めたっけ。この二人の触れあいをもっと見たい…。
222名無しさん@ピンキー :2005/04/17(日) 23:13:57 ID:98RtxI0w
GJ!
良かったです〜
223名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 23:38:28 ID:GBQH1vf+
良かったです。
スカート気にする斗貴子さん可愛い。女の子だねー。

>「…そうか、ならいい」
>私の下半身の感覚は完全に失われたようだ。

なんか切なくて個人的にツボだった。変なところにはまって申し訳ない。
224名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 00:19:44 ID:ymcw5KdF
ストロベリーエロスGJ!!
可愛いんだけど切ないとこがイイ。
とにかく自分はまだこの二人を諦めないよ。
225 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/18(月) 02:19:51 ID:tcm5lwjX
連投ですいません。57話と58話の間を想定。
226始まりの地へ 1/3 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/18(月) 02:22:38 ID:tcm5lwjX
海豚海岸を離れたオレたちは、途中の小さなホームセンターでテントを購入し、
小道を選んで真夜中まで歩き続けた。
そして、人気の少ない川岸でキャンプをすることになった。

オレは剛太と二人用テントを組み立てた後、
一人用のテントを組み立てている斗貴子さんに声を掛けた。
「手伝うよ、斗貴子さん」
「ああ、頼む。剛太は?」
「テントを組み立てたらすぐに寝ちゃった」
そんな返事をしながら、組み立てを手伝い始める。
「そうか…今日の再殺部隊との戦闘が剛太にとっては初めての実戦だったはず。
 精神的な疲労が激しいんだろう」
「…本来、武装錬金はホムンクルスを斃すための力で、人を殺すための力じゃない。
 なのに、初めての実戦の相手が仲間の戦士だなんて─」
「戦士の役割は敵を殺すこと。
 剛太の場合、たまたま、初めての敵が錬金の戦士だっただけのことだ。
 キミが気にすることじゃない」
「…ところで、オレたちはどこに向ってるの?」
「まだそれについて話すつもりはない。
 話せばキミは一人で現地に向いかねないからな」
図星だった。オレは斗貴子さんと剛太を戦士同士の戦いにまきこみたくなかった。
斗貴子さんは、組み上がったテントの入り口に腰を降ろして言葉を続ける。
「海でも言ったように、キミと私は一心同体!キミが死ぬ時が私が死ぬ時だ!」
227始まりの地へ 2/3 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/18(月) 02:23:33 ID:tcm5lwjX
そう言った斗貴子さんをオレは抱きしめた。
「そういう一心同体じゃなくてでだな─
 そういうのも好きだが─ん!?」
言いかけた斗貴子さんの唇を塞ぐ。
そして、スカート中にに手を入れて下着を脱がし、
股間に顔を埋めて、秘所に舌を這わせた。
「…ん…っ」
斗貴子さんの足を大きく広げて、舌を奥まで入れた。
包帯が巻かれた左足に負担がかからないように気をつける。
「…んぐ………あっ─」
しばらくそうして、舌で斗貴子さんを堪能した後、今度は肩紐に手を伸ばした。
しかし、斗貴子さんはオレのその手を軽く払いのけた。
「お互い上は着ていよう。敵襲があるかもしれない」
この人は、こんな時でも、戦士なんだ。そう思いながらオレはこくりと頷いた。
そして、今度は、斗貴子さんが両手がオレの下半身に伸び、モノを取り出す。
少し斗貴子さんが触っただけで、オレのモノは充分に大きく固くなった。
「…斗貴子さん」
「いいぞ、カズキ」
斗貴子さんの中に自分を侵入させ、一気に奥まで突いた。
「あんっ─」
斗貴子さんの両手が腰を動かし続けるオレの背中に回る。
「……ああ!──ん─ん─ん─」
斗貴子さんが大き目の声を出した後、唇を噛んで声を殺した。
剛太を気遣ってだろうか?それとも、敵を警戒してだろうか?
そんな交わりを続けているうちに、
声を殺したまま先に達した斗貴子さんがオレのモノを締め付け、
それに導かれるようにオレも斗貴子さんの奥に放った。
228始まりの地へ 3/3 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/18(月) 02:25:49 ID:tcm5lwjX
それからしばらくして、オレたちはいったん体を離した。
そして、再び抱き合い、唇を重ねる。
「…ところで、オレたちはどこに向ってるの?」
「さっきも言ったように、まだそれを話すつもりはない」
こうすれば話してくれると期待したんだけど、当てが外れたようだ。
「一人用で狭いテントだが、今夜はこっちに泊まりなさい。
 剛太が目を覚ます前に戻るんだぞ?」
「うん」
テントの中で横になり、腕を伸ばす。
斗貴子さんが横に体を並べ、オレの腕に頭を乗せた。
程なく、寝息を立てる斗貴子さん。何かに備えたような浅い眠り。
LXEとの決戦の後、夏休みが始まるまでの間、
寄宿舎で見せていた無防備な寝顔を思い出して、悲しくなった。
ヴィクター化を解決して、あの日々を取り戻す!オレはそう心に誓って、眠りに落ちた。
229名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 06:56:17 ID:6aX+D5tV
乙です!
朝から良いSS読めてラッキ−デイ。
今週号読んだ後だから正直、癒されたよ
230名無しさん@ピンキー :2005/04/18(月) 13:37:33 ID:g7CeF770
GJ!
乙でした〜。
231名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 19:35:55 ID:RqZMpE0e
着衣のままエッチは狂おしく萌える…
声を噛み殺してカズキを感じてる斗貴子さんエロスい
GJです
232名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 20:54:05 ID:MawgSI4Y
今週の武装を読んで愕然とした………
次号,クライマックス!!

なにぃ?!
233 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/19(火) 01:20:10 ID:8JHf4lf7
すいません、3連投になっちゃいますが、もう1本いいですか?
234名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 02:00:30 ID:TGUTHM0M
>233
お行きなさい…
235名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 02:02:36 ID:x7/+7Rv4
今夜はとことん付き合うさ…
ネタバレスレで流した涙、癒してくれ…
236出撃前夜 1/1 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/19(火) 02:06:44 ID:GX0TnA1P
娘の部屋から出てきた夫に声を掛けた。
「ヴィクトリアは?」
「やっと眠ったよ─最後、少し泣いてたな」
「…子供なりにわかるのかもね」
「ああ」
そして、訪れた2人の時間。
いつもの場所に並んで座り、出合った頃の話に花を咲かせる。
どういうわけか、この1週間、毎日、あの頃の話だ。

話が尽きた頃、いつもの出撃前と同じように、私たちは体を重ねた。
夫の逞しい体が私の上で動きを速める。頂点に近づいた夫を見て、私は言った。
「…ぁ─私…ん─2人目が欲しい─」
驚いた顔をした夫が動きを止め、荒い息をしながら言った。
「…例の研究は?」
「私が抜ければテストが少し長引くかも──でも、それだけ。
 一番の難所は過ぎてるから」
「そうか──なら」
再び動き始めた夫は私の中で果てた。

「明日からまた前線ね」
「ああ、このチカラで─」
核鉄を取り出した夫の言葉に続ける。
「より多くの人が幸せになれるように──ね。
 ヴィクトリアにはあの厄災がない世界を。
 2人目の子供にはあの厄災を知らない世界を」
「キミも幸せになって欲しい一人だよ」
「私はもう充分幸せよ」
「ん?」
「だって、錬金術のおかげであなたと出会えたから」
私はそう言って、夫にキスをした。
237名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 02:12:42 ID:OanaULal
逆に切なくなっちゃったわけだが…。GJ!
238応援 1/2 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/19(火) 04:56:11 ID:Yr850BeF
夏真っ盛りのある日、私はまっぴーを誘って、新しいお菓子屋を偵察に来た。
最近のまっぴーは元気がなくて、誘ってもノリが悪い。
だから、今日は無理やり連れ出してきた。
クラスの男の子のこと、最近借りたCD、いろんな話をしながら、目的地に到着。
持ち帰りが主だけど、店内でも食べれるみたい。
早速、気に入ったお菓子をいくつか買って、店内で食べてみた。
「これ、おいしい!」
「さーちゃん、ホントに新しいお菓子が好きね」
「えへへ。新しくておいしいのはサイコー!」
そんな話をしているうちに、話題が途切れた。
239応援 2/2 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/19(火) 04:57:30 ID:Yr850BeF
まっぴーが窓の外を見ながら小さな声で言った。
「…あの『任務』、どうなったかな──」
やっぱり、それが心配だったのか…
「どうなんだろう─
 ねえ、まっぴー、学校が襲われた時のあの2人のこと、覚えてる?」
「うん、2人とも、凄かったね」
「みんなで応援したらどんどん強くなるの。特に武藤先…槍の人は凄かったよ──!」
「うん、おに…じゃなくて、知らない人らしいよね」
他の人が居る場所では、武藤先輩と津村先輩の名前は出さないようにしている。
正義の味方の正体は秘密なのだ。何故ならその方がカッコイイから!
「私ね、友達に『あの時の2人が困ってる』って噂を流したの。
 そしたら、応援するって友達がすごくたくさんいた。
 みんな、どうやって応援するのかわかんないみたいだけど」
「どこに居るかもわかんないもんね」
「でも、みんなちゃんと心の中で応援してるよ。
 だから、あの2人は誰かを助ける『任務』を終えてちゃんと帰ってくると思う。
 応援を力に変えられる2人だから、きっと大丈夫!──まっぴー?」
まっぴーが窓の外を見たまま涙を流していた。
「まっぴー、ごめん、変な話、しちゃって──」
まずい──逆効果だったかも。
「…あ、うん。平気──
 お兄ちゃん、無事に帰ってくるよね?斗貴子さんも一緒だし…」
「そうだよ!お兄さんがまっぴーや津村先輩を悲しませること、するわけないよ!」
「…うん、そうだよね、そうだよね──あれ?泣いたら、なんか、お腹空いちゃった」
「あはは、まだ、まっぴーの分、あるよ?」
「うん、食べようっと。いただきま〜す」
…武藤先輩、津村先輩、私も応援しています。だから、早く帰ってきてください。
真っ赤な目のまま、半ば無理やりの笑顔で、お菓子をぱくつくまっぴーを見ながら、
私は強く願った。
240名無しさん@ピンキー :2005/04/19(火) 07:36:01 ID:v2JVxugW
乙!
GJでした〜!

切ない・・・・・
241名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 09:26:54 ID:kucx4y80
なんか胸が熱くなったよ…。
242名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 09:53:42 ID:Dmj55koi
照星サンがエネルギードレインの影響を受けないのって何故?
243名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 10:53:39 ID:1UVy0YR0
全身甲冑の武装錬金だから防御機能もあるのだろう
244名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 19:29:27 ID:HckWH6d4
でもシルバースキン以外にドレイン防ぐ武装錬金無いって言ってなかったっけ 俺の勘違いの可能性特大だが
245名無しさん@ピンキー :2005/04/20(水) 21:37:02 ID:CB3P3JFE
>>244
「シルバースキンだったらドレインが防げるんじゃないかな⇒防げた」という話で、
「シルバースキンしかドレインが防げない」てな会話は無い。

そもそも実際にヴィクタータイプと戦った経験のあるのがブラボ
ーだけな以上、他の防御型武装錬金がドレインに対抗できるか
どうかは判断しようが無いと思う。
246ヴィクター×アレク:2005/04/21(木) 12:53:23 ID:qqCqLFdg
「アレク…」「あなた…」

ギシギシアンアン

ヴィクトリア「ママ〜おトイレ…(ガチャ)パパとママ、裸で何やってるの!?」
ア&ヴィクター「Σ(゜Д゜ ) 」

 兜の武装錬金!ルリヲヘッド!

ヴィクトリア「オトイレ…ヒトリデイッテキマス…」

247名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 14:02:41 ID:H7c31FL7
便利だなw
248名無しさん@ピンキー :2005/04/21(木) 14:53:40 ID:SRLGiD5h
ああ、それで(何度も使用したので)性格が歪んだのかw
249名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 21:50:27 ID:lOZW2r59
なるほど、なぜヴィクトリアがなぜ錬金術を憎んでいるのかが解ったよw
250名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 14:50:19 ID:a/Wrxw2u
母親がたびたびつかったからか・・・
251アレク×ヴィクター:2005/04/22(金) 15:48:42 ID:uqyQ4WOB
若き日のアレク
「ああ、ヴィクター戦士長、なんてたくましい(うっとり)
 ・・・・でも遠くから見つめることしか出来ない私・・・・そうだ!」

兜の武装錬金!ルリヲヘッド!

神父「あなたはアレクを愛すると誓いますか?」
ヴィクター「ハイ・・・・チカイマス・・・」
252名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 16:26:51 ID:k7ZM/0RU
この漫画の女性キャラは腹黒ばっかりかw
253名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 18:51:35 ID:OW0vn5lj
まさかヴィクトリアを作ったときまでそれやってないだろなw
254名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 19:27:46 ID:N4E0GXrt
俺がTQN先輩に言わせたいのは「ぎゃふん!」じゃなくて「ひああ!!!」
です。

な剛太×TQNエロスщ(゚Д゚щ)カモォォォン
255名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 19:42:50 ID:4yym1cHx
照星サンが熟達したおっさんテクニックで女性陣をねちっこく責め責め、なんてのも
256名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 20:07:56 ID:zfxT9CKd
じゃあ「俺のために動け!」

なパピ×桜花エロスщ(゚Д゚щ)カモォォォン
257名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 20:45:32 ID:OIzGggFf
パピのは秋水君のと違ってデカくてグロくて先が黒いんだろうな。
桜花さんは耐えられるのか…?




いや、たぶん見た瞬間に恐怖で失禁する。
258名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 20:50:50 ID:egCs+Y2l
パピヨンが女相手に勃つのか疑問だ

あの黒服のホモ喰って、からだに悪影響が出ない訳がない
259名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 22:13:17 ID:N4E0GXrt
え?パピヨンってカズキンラブの男色じゃないの?
260名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 22:44:14 ID:/l/RwYPP
だよなぁ・・・
パピが女を好きになるのって想像つかん。
でも桜花とは似合いそうなんだ。矛盾してるけど。
261名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 23:40:57 ID:zfxT9CKd
ここで前投下されたパピ桜花(エロス無し)は個人的に良かったけどな。
262名無しさん@ピンキー :2005/04/23(土) 00:18:16 ID:tJ18pv9D
前のパピ×まひも結構良かった。
263名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 00:43:41 ID:MNTQqxVu
中途半端に打ち切りか・・・前回のGBWよりも中途半端になっちまったな。
とりあえず、週刊少年ジャンプ編集部は氏ね。
264名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 01:40:26 ID:56BQv2wf
>>263
荒れる原因になるから責任転換(・A ・) イクナイ!
265名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 03:36:27 ID:SCOk+qtR
そうだな。まあ、とりあえず、週刊少年ジャンプ編集部は氏ねということで。
266名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 06:39:52 ID:f2NSqwHd
パピヨンだって女に惚れることはあるだろう。
だが恐ろしくハードルが高いか評価基準がアレなせいかのどっちかで
結局生涯独身かもしんない。
いや、素でカズキに「うっとり」してるから少し危うい面があるな…w
267名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 09:59:19 ID:eQDQ1nxv
好いた惚れたじゃない関係になりそうな。
そういうの大好きなんでщ(゚Д゚щ)カモォンですがね……。
自分は桜花一押し。
268名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 12:37:31 ID:WoarKI8J
パピヨン×ヴィクトリア希望
269名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 15:19:30 ID:NViG48Ch
>>267
桜花良いね
270名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 16:11:32 ID:1cXHkFel
連載打ち切り( ´,_ゝ`)オメ!!
271名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 16:11:32 ID:/B3ty4tE
パピヨンが女に惚れるにはこれしかない!




  カ ズ キ が 性 転 換 !



あれ?斗貴子さ…
ザシュッ!!
272名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 16:22:23 ID:1p3yYOrT
うわ〜〜〜〜〜武装錬金が終わっちまった〜〜〜〜
なにが一心同体だこのやろう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
詳しくは今週号で〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
273名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 16:28:43 ID:UiG8l+eE
いいじゃん一心同体!
昼間に心が結ばれた二人は特等席で再び夜中に(略
274名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 16:50:07 ID:NViG48Ch
俺もヴィクトリアと一心同体になりたーい
戦団の長い歴史のなかでは恋に落ちてしまった戦士とホムとかいるのだろうか。
間違い無く悲恋だろうが。
戦士同士のカップルで、片方がホム寄生されてもう助かる手段は無いとかだったら
心中するか自決するか恋人に殺してもらうかだよなぁ。

錬金の戦士って恋愛が生まれにくいか意図的に避けてそうだね。
275名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 20:35:55 ID:vcG+zKkb
花房にあんな事やこんな事をされてみたいものだ
276名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 00:10:09 ID:K2lyW8o/
>>269
同志?嬉しいなぁ。
腹黒といわれていても決めるとこはシリアス似合うキャラなんだから
ストロベリーは無理でもプルーンみたいな逸話があって欲しかったな…もう希望は持てないけどね…
277巨根バンザイ:2005/04/24(日) 11:56:20 ID:VZVFA1ir
二人がベッドに倒れ込んでから最終的に体を交わらせるまでの間の行為には大分時間をかけたが、特記するような行為はなかったので割愛する。

ただ一言付け加えるなら、カズキの手つきやくちびるがあまりに優しいので斗貴子の体の両足の間からは赤くない体液が大洪水を起こした。

室温に戻したバターのようになった斗貴子の秘所から指を抜き去るとカズキは再度聞いた。

「本当にいいの?」

前戯の段階で散々なかされてぐったりとした斗貴子は今更なにを、と思いながらもなんとか頑張って頷いてみせた。
それでもカズキは少しためらっていたが、斗貴子が覚悟を決めた表情でカズキを見つめて静かに待っているのを見るといよいよ決心をつけたようだ。
足を開かせて、自らの先端を当てる。
しっとりと吸い付くように当たるカズキのものを見ていると何故かは分からないが斗貴子の瞳には梅干を見つめた時湧いてくる唾液のようにじんわりと涙が浮かんでくる。

だから。
なんだってそんなにでかいんだ。
278巨根バンザイ:2005/04/24(日) 11:57:49 ID:VZVFA1ir
血まみれのシーツにくるまって寝ている時はあんなに大人しく、いやそれでもかなりの存在感を放っていたが、それでもまだ
大人しいと言えたものが、こうして実際隆々と首を擡げているのを見るとさっきまでおとなしく草を食べていたのに突如牙を振りかざし撮影隊の乗ったジープにむかって襲いかかってきた!という感じだ。

せめてその半分くらいの大きさになってくれたってばちは当たらないだろうに。

そんな恨みがましい思いで見てみたところでカズキのものが小さくなってくれるわけでもない。

いっそ殺せ、といった感じで斗貴子は「………カズキ、きて……」と言った。

そのままの体勢で固まってしまっていたカズキは斗貴子のその声で我に返り、なんともいえない表情で斗貴子を見つめた後、「じゃ………いくよ……?」といった。

さんざん弄られてどうしようもないほど柔らかく濡れてシーツに染みをつくった斗貴子の膣だがじりじりとカズキが侵入を開始するとメリメリとにぶい痛みが走った。

痛い、と思った。

どうしても平静でいられなくて目をぎゅっと閉じてしまうがあからさまに顔をしかめたりすればまたカズキに心配をかけてしまうと思い、カズキの見えないところでこぶしを握り締める。

そんな斗貴子の様子にカズキは落ち着かない気分になるが、かといって中途半端なところでやめるわけにもいかず一番初めとは異なりとにかくゆっくりを心がけて少しずつ進んでいく。
279巨根バンザイ:2005/04/24(日) 12:00:05 ID:VZVFA1ir
額に汗の玉をつくりながらじっと耐えていた斗貴子だったがふいに、カズキの陰茎に膣の最も奥の部分を突かれぐうと体が上方に持ち上がったの感じて、え?と目を開けた。

目の前にはハラハラしながら自分を見ているカズキがいる。

恐る恐る、といった感じで「と、斗貴子さん…大丈夫?」とカズキが聞いてくる。

………………
………あれ?

「斗貴子さん?」と心配そうに見つめてくるカズキに気づき、慌ててながらもうん、うん、と自分自身に確認するようにしながら頷いて見せる。

入った?

もう終わったのか、という感じだった。

何故そんな風に思ったのか。

だって、ぜんぜん痛くなかったぞ。
280巨根バンザイ:2005/04/24(日) 12:01:21 ID:VZVFA1ir
全然痛くないというのは嘘である。実際はびりびりとけっこうな痛みがあるのだ。

痛くないと感じたのはとにかく初めての時の痛みがあまりに強烈だったからで、ようするに、あやうく死にかけるほどの痛みを
経験した後であり、またその痛みと同等のものがくるであろうと覚悟していたのでそれと比較すると今現在の痛みがあまりに矮小に思えてしまうというだけである。

痛みなんてほとんど無いといっていい、と斗貴子は思った。

だから痛くないなんていうのは嘘なのだが斗貴子自身がそう思い、またカズキにそう伝えたので、それを聞いたカズキは大分安心したようだった。

とりあえず対面の問題は解決したが(してないのだが)かといって次にどうしていいのか分からなくなり困っているカズキを見た斗貴子はなぜ自分がこんなことを言わなければならないのかとかなり恥ずかしい思いをしながらも、「カズキ……うごいても、いいぞ………」と言った。

うん、と頷いたカズキは斗貴子の体を優しく抱えるようにしながらゆっくりと動き始めた。
281巨根バンザイ:2005/04/24(日) 12:02:08 ID:VZVFA1ir
ずるずると巨大なカズキのものが体の中を動くのを感じると同時ににぶい痛みが走ったので斗貴子の口からう、と声が漏れる。

びっくりしたカズキが動くのをやめて「だ、だいじょうぶ?斗貴子さん。いたい?」と聞いてくるので、内心しまったと思いながらも、「…うん、大丈夫だ」と平静を取り繕いながら答える。
斗貴子が少しでも痛がろうものならすぐにやめようとカズキが監視の目を張っているので迂闊なことはできないと思いながらも再び動き出したカズキを感じると体と心が熱くなった。

カズキが体の中でゆっくりと動く。

その痛みを堪えているとどこかから、形容し難い奇妙な感覚が襲ってくる。

痛いのと、むず痒いのと、その中間にある、といったら一番近いかも知れない。
が別の感覚に移行していく。

カズキの腰の動きが徐々に速くなっていき、一定のリズムで腰を突き上げるようになる頃には斗貴子はのけぞって喘ぎ声を発していた。

初めて突かれた時の痛みと同じくらいの量の快感に襲われる。

耐えられないほどだった。

そのウェイトが痛みからだんだんとむず痒い方へと移って行き、更に今度はそのむず痒さ
282巨根バンザイ:2005/04/24(日) 12:02:45 ID:VZVFA1ir
が別の感覚に移行していく。

カズキの腰の動きが徐々に速くなっていき、一定のリズムで腰を突き上げるようになる頃には斗貴子はのけぞって喘ぎ声を発していた。

初めて突かれた時の痛みと同じくらいの量の快感に襲われる。

耐えられないほどだった。
283巨根バンザイ:2005/04/24(日) 12:03:26 ID:VZVFA1ir
「う…うああ………!あ、ぁああッ!…………あ、ん、んッ」
部屋中に響く自分の声がものすごく恥ずかしいのだが、抑えることができない。
こらえようとしても努力している斗貴子の自制心を、カズキ自身が与えてくる快感が、その大きさに物を言わせ力ずくで押さえつけているようだった。
頭の中が溶けてしまい、おかしくなりそうだ。
更に遣り切れないのは、カズキは斗貴子が鳴く度に「斗貴子さん、痛いの?」等と聞いてくることだ。
そんなことを口で言うのは恥ずかしくて斗貴子が答えないでいると、ぴたりと動きを止めて「痛かったらやめるよ?」と言ってくる。
本人は本当に心配して言ってくるのだが斗貴子にしてみればたまったものではない。
カズキに最後までさせてあげたいという思いが半分と、途中で絶たれた快感を体が強烈に欲するのと半々で泣きそうになる。
言わないといけないので羞恥をこらえながら結局言うことになるのだ。

「…ん……カズ…キ……気持ち、いい………すご…く…ぁ、ああッ!」
がくがくと体を揺さぶられながら途切れ途切れに言う斗貴子をみるとカズキ自身も汗だくになりながらも「俺も、気持ちいいよ……斗貴子さんの中…すごく、気持ちいい…」と斗貴子の耳元で囁き、更にきつく斗貴子を抱き締める。

段々と上り詰めてきた二人はお互いの体をひしと抱き寄せて勢いのままに何度も唇を合わせる。
すでに限界まできていた斗貴子が最後は声を漏らすことも出来ずに達すると、そのきつい締め付けに遭ったカズキもほぼ同時に果てた。
284巨根バンザイ:2005/04/24(日) 12:04:23 ID:VZVFA1ir
それから後、夏休みに入るまで、錬金の戦士としての活動も無かったので二人はほぼ毎日のように体を重ねあった。
いくらなんでもここまで、と斗貴子が思う程にカズキは斗貴子を求めたが、前戯の時間を多く取り、斗貴子を熱く柔らかく溶かしてからゆっくりと挿入すれば斗貴子の痛みを最小限に抑えられることを学んだので、そのようにして毎晩斗貴子を鳴かせた。

そうして、毎晩のように二人仲良くしっぽりと濡れたが、一つだけ問題があったとすればこの期に及んで尚、カズキ自身、自らが巨根であるという自覚がないことであろうか。

あの惨劇の夜の出来事も、自分がでかいから起きたことではなく、斗貴子が小さいかったからだと思っている。

それはもちろん勘違いで、斗貴子はただの締りのいい女の子だが、カズキはただのデカチンではない。

むしろ兵器といったところか。

しかしこうして二人お互い害無く交わる方法も見つけることができたのでまあよしとする。


(終わり)

285名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 12:08:37 ID:khnG1pDl
巨根キター!!乙です!
286名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 12:50:46 ID:beTyXlPt
乙!

若き日のヴィクター×アレクを書きたいな、と思っているんだが
やはり19世紀末のイギリス、婚前交渉はNGだったんだろうか。
287(巨根バンザイ):2005/04/24(日) 13:27:46 ID:VZVFA1ir
蛇足
この話を書こうと思ったきっかけは、例の銭湯シーンから始まります。
本誌で読んでいる時は気づかなかったけど、コミックになって改めて読んだ時に‘トトカルチョ’を並べ替えてみると、カズキが4人中2番目。
カズキ=小さくはない
続く逃避行編の剛太との連れションのシーンの‘アンダードッグ’。
カズキ=けっこうでかい
最後が(カズキはでてこないけど)‘戦部の激戦に無反応な斗貴子さん’のシーン。
他でもいろいろ言われたように、「そんなに戦部の槍は小さいのか」「見えないくらい小さいのか」「違うよ斗貴子さんはカズキの槍にしか興味がないんだよ」「だってカズキの槍は相当立派なものらしいから」「カズキの槍が立派すぎるだけだよ」等の書き込み。

カズキ=巨根

初エッチのとき、カズキの武装錬金を見て、目が点になる斗貴子さん。

というのを思いついたので書いてみた。
最後バタバタした文章になってしまったけどこんなアホな話読んでくれた人どうもありがとう。感想書いてくれた人もありがとう。
もうちょっと先の展開も考えていたけどそろそろ締めるのが無難かとも思うのでこのへんで終わりにします。
それでは。
288名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 13:28:38 ID:Dnzg/gcy
>>284 乙でした。
なんとか問題は解決?したようで何よりだw
しかしこのタイトルいつみても笑ってしまうな

>>286
倫理に反すると思いつつも互いを求めあう
…あの時代のカップルはそういう感じなのかなぁ?
289名無しさん@ピンキー :2005/04/24(日) 14:34:47 ID:gpbwYLx0
GJ!
乙でした!

無事? 解決でなによりですw
290名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 15:02:00 ID:wNmozz96
>>284
乙です!!!!!もしかしたら続きもう読めないかと諦めてました……
読めてうれしいです。
291名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 15:29:13 ID:nNSAQSH6
>>286
アレキサンドリアは箱入り淑女ってイメージがあるからな…
学者の家系で、大金持ちでなくとも親が大事に育ててそうだし。
ヴィクターも結婚するまではなかなか手が出せなかったんじゃないか。

ヴィクターの方は、アレクと結婚するまで天涯孤独だったかも。
292名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 15:29:34 ID:KW7rpAfk
蝶乙です!

終了でささくれた心に染みました。
293名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 16:08:18 ID:xDfweg8J
294名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 18:05:40 ID:SRRmhNt2
>>287
GJでした!
エロかったし、なんか味のある文章で楽しく読めたよ。
そういえばゴゼン(桜花)にもスルーされてたなぁ戦部のマッパ…。
秋水にも負けているってことかw
295名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 18:07:39 ID:joLviYyh
>294
秋水は美しいからな。
296名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 19:24:38 ID:oYTH+XCE
美しいのを見慣れてる桜花からすれば粗チンだったってことだ
ってかチン○コと認識出来なかったのだろう
297名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 19:51:13 ID:ESl7+5Ex
>>293はスルー?
298名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 20:18:35 ID:X8kEZY81
コソコソ

 |_∧
 |Д`)<12時過ぎたら最終章の妄想SS投下しようと思ってるんですがいいですか?
 |⊂)   特にエロは無いですけど
 |∪
 ̄ ̄ ̄
299名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 20:23:29 ID:v8rftaJD
>>298
>>特にエロは無いですけど

じゃあ、正座して待ってる。
300名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 22:02:38 ID:g56iZ7rZ
俺は逆立ちしながらだ。
301名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 22:22:13 ID:WCSOWo0M
じゃあ僕は税(ry ヨガしながら待ってる。
302名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 22:26:01 ID:NPMAEOJI
>>300
そこは「朝立ちしながら」と言ってほしかったw
303 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/24(日) 22:38:52 ID:RnsXnd6O
5スレの456-463の『忘れ物』の続編を投下します。非エロ。

あと、最近、連投が多くてすいませんけど、12時を過ぎてから、
カズトキエロありを2本投下予定。
304対極 1/3 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/24(日) 22:39:34 ID:RnsXnd6O
『でも大浜は喜ぶよ、きっと』
『ガズギグン?!?』

「もう、大浜先輩ったら!」
ここは寄宿舎のまっぴーの部屋。
明日の海水浴の準備していたまっぴーが、手を止めてこちらを向いた。
「でもさ、スクール水着が好きってな男の人って、いろいろいるんじゃないかな?」
「いろいろ?」
「そう。そういう水着自体を好きな人とか、
 そういう水着が似合いそうな小柄な女の子を好きな人とか」
「うーん」
前者なら引いちゃうけど、後者ならギリギリ許せるかも。
どっちなのか、確める方法、ないかな?
「よし、決めた!まっぴー、つきあって!」
「まだ準備終わってないよ〜」
「いいから!後でロッテリやでおごるから!」
「うん、行く!」
305対極 2/3 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/24(日) 22:40:55 ID:RnsXnd6O
「すごい水着、買っちゃったね。なんていうか、ひも?」
「えへへ」
ここは駅前のロッテリや。
明日からの海に備えて、先週、フリルばっちりのワンピースの水着を買ったんだけど、
さっき駅前のデパートでまた買ってしまったのだ。
「スクール水着の対極だよね。
 これで大浜さんがさーちゃんに注目すれば、スク水専門じゃないってこと?」
「うん、そういうこと!
 津村先輩も小柄だけど、明らかに売約済みだから、対象外だろうし」
でも、そのせいで財布がすごく軽かったりする。
水着の値段って、布地の面積に反比例するのよね。
そういうわけで、まっぴーにセットメニューをおごった私は
100円セールのシェイクを飲んでいる。
「なんか、私だけ食べてて悪いなぁ」
「いいのいいの、私、お腹空いてないから」
ホント言うと、今にもお腹が鳴りそう。
寄宿舎の早い夕食のせいで、
普段なら買い置きのお菓子をつまんでいる時間だったりするし。
元々は車で海に行く話だったんだから、
突然海に管理人さんが現れて、せめて帰りだけでも電車賃がタダにならいなかな?
306対極 3/3 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/24(日) 22:42:02 ID:RnsXnd6O
「おまたへー!」
そして、海水浴の日、水着に着替えて、先輩達と合流した。
津村先輩が武藤先輩におへそを見られて照れてる。
「だから見るな!」
「初々し〜〜」
って、余所のカップルを見ている場合じゃなかった。
なにしろ私たちはカップルですらないのだ。
大浜先輩の視線を追ってみた。うん、うん、ちらちらと私を見ている。脈アリ!
良い夏になるといいなあ。
307名無しさん@ピンキー :2005/04/24(日) 22:53:27 ID:gpbwYLx0
GJ!
良いオチのつけかただと思います。
乙でした〜。
308名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 23:02:39 ID:g56iZ7rZ
なんだこのSSのラッシュはw
乙です。やべ、今日は夜更かしだなこりゃ
309名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 23:27:11 ID:v8rftaJD
>>304-306 G・J!! 蝶・サイコー

>>303 じゃ、今度は全裸で待ってる。

310 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 00:01:03 ID:RnsXnd6O
前スレ132-134『ゆび』の続編です。たぶん、完結編。
311おしり 1/5 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 00:02:20 ID:RnsXnd6O
カズキが私の肩を掴んだ。
「まだ少し、勇気が足りない」
「そうか…それなら、足りない分は私から補え」
「ウン」
カズキの背に腕を回す。
「いつかの夜に言った通り…キミが死ぬ時が私が死ぬ時」
(キミと私は…一心同体だ―――…)
軽く口を開いたまま唇を重ね、目を閉じた。
周囲の音が消え、世界に2人だけになった。
初めてのキスではないけれど、勇気を渡す初めてのキス。
勇気でもそれ以外でも、私から補えるモノは全部与えたい。
いつでも、いくらでも、必要なら永遠に。心からそう思う。
1秒なのか1日なのかわからない時間が過ぎ、カズキの唇が離れていった。
名残惜しさを感じながら、目を開く。
何かを補ってもらったのは私の方かもしれない。
カズキが赤い顔をして頭を掻いている。私の顔も同じように赤いんだろうと思う。

いったん体を離して、周りを見下ろしてみる。
何人かの人影があるが、こちらを注視している様子はない。
そして、人が自分より上に視線を向けるには理由が要る。
偶然、見上げたりしないものだ。
そういう意味でしばらくは安全だと判断した私は、
再度、カズキの背中に両手を回して、体を預けた。
カズキも私を抱きしめてくれた。
312おしり 2/5 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 00:03:30 ID:rw1cdco8
少しして、背中からカズキの手が離れた。
不思議に思って、カズキの顔を見上げる。さっきよりも赤い顔をしている。
すると、カズキの両手がスカートに入った。
「!?」
更に下着の中に入った手がおしりを直に触った。
「ん──こ…ここでか?」
笑顔で頷くカズキ。
そういうつもりじゃなかったんだが。
「約束、したよね?」
海豚海岸で交わした言葉を思い出す。
『今度、ゆっくりできる時に』
白い核鉄が出来上がるまで、できることはない。
唯一、出来上がった核鉄を使う相手を決めるだけ。
そして、カズキが決断した以上、私たちは待つだけなのだ。
「…そうだったな」
そう言いながらもさすがに迷って、再度、周りを見下ろす。
視界内の人影はさっきまでと変わらない様子を見せている。
たぶん、安全だろうとは思う…が、しかし──
313おしり 3/5 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 00:05:38 ID:rw1cdco8
吹き上げる風がセーラーの襟を立たせた。スカートの中が妙に涼しい。
気がつくと、足首あたりで所在なさげに風に揺れるショーツが目に入った。
気が早いカズキが脱がしたようだ。
「寒いじゃないか!」
動転して、見当ハズレのことを言ってしまう。
「あ!ごめん、斗貴子さん」
カズキの両手が私のおしりをしっかりと包み込んだ。
見当ハズレのことを言ったら、見当ハズレに対処されてしまったわけだ。
だが、温くて、気持ちがいい。
そして、ナチュラルタッチなのか意識してかはわからないが、
カズキの指先が伸びて、私の秘所に触った。
「ぁあん」
声が出てしまう。
この際、見られる危険はいったん忘れることにした。
カズキと共に居ることが重要なのだと思うことにした。
314おしり 4/5 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 00:08:23 ID:rw1cdco8
真っ赤なカズキの顔を見ながら、手を股間に伸ばした。
制服の上からでも膨らみがはっきりわかる。
ジッパーを降ろしただけで、弾けるように飛び出してきた。
一方のカズキは、指先を更に伸ばして、私の入り口あたりを探りまわしている。
「あっ…ん」
そんな声を上げながらも、負けじとカズキのモノを弄り回すと、
いきり立って大きくなっていく。
このまま触り合いを続けたい気持ちもあったが、
周りから見られる危険性を考慮して、先を急ぐことにした。
手をカズキの股間から離し、ショーツから片足を抜いた。
それを見たカズキが私のおしりに手を当てたまま、抱き上げる。
私は、カズキの背中で腕を組んで、脚を広げた。
カズキが私の股間に先端をあてがい、両手で私のおしりを引き寄せて、
ゆっくりと入れていく。
「ん…あ…あぁっ…ん………ひゃぁん!…んぁ」」
体を貫かれる錯覚を感じたところで、挿入が終わった。

自分の体重がカズキの両手とつながった股間で支えられている。
そんな初めての体位なせいで、どうしていいかわからない。
バルキリースカートを展開すれば、それだけで体を支えて動けるのだが、
雰囲気がぶち壊れそうな気がしてやめおく。
とりあえず、カズキにしがみついて身を任せた。
「…カズキ…いいぞ」「ん…斗貴子さん」
カズキも最初は不安定な動きをしていたが、だんだんとリズミカルに動き始めた。
あまり濡れていないせいか最初は少し痛かったが、
深部を掻き回される度に痛みが快感に代わっていく。
そして、更なる快感を求めて試行錯誤するうちに、コツがわかってきた。
カズキが腰を突き上げおしりを引き寄せるタイミングに合わせて、
しがみつく手足の力を強くすると、子宮に届く程にカズキが奥まで入ってくる。
「斗貴子さん…それ、すごく、気持ちいい──」
カズキにも好評なようだ。そう、私たちは一心同体なのだ。
互いに果てるまでそれほど時間はかからなかった。
315おしり 5/5 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 00:09:38 ID:rw1cdco8
体を離して一息ついた。
そして、周りを見下ろす。注目されている様子はない。大丈夫だったようだ。
ふと、キスをする前の話の内容を思い出した。
「そういえば、あそこでキミが私を守ろうとしてくれた後、
 ここでキミの心臓の替りに核鉄を入れたんだ」
そして、それが黒い核鉄だった。
「そっか、ここで新しい命をくれたんだね。ありがとう、斗貴子さん」
「だが、そのせいでキミは──」
「うん、そのおかげで、みんなを、この街を守れたんだ」
「…まったく、キミは…そろそろ、戻るか?」
「うん」

手をつないで屋上の入り口に戻る途中に、疑問が頭をよぎった。
「確かに、約束はしたが…
 他にいくらでも『ゆっくりできる』場所があったんじゃないか?」
「あ、そうかも」
「…まったく、キミは…まあいい」
私の大好きな空に近い空間。そこで大好きなカズキと共に過ごしたのだ。
「斗貴子さん…なんか、嬉しそう」
「ん?そうかもな」
今日のことはいい思い出になるだろう。
そして、これを最後の思い出にしないために、共に足掻こうと思う。
316298:2005/04/25(月) 00:22:14 ID:Cy7fi3Mk
>>311->>315
蝶サイコー! GJです! 
海岸でそんな約束が(;´Д`) すでに剛太の負けはk(ry・゚・(ノД`)・゚・

もう1本あるみたいだけど、先に私が投下していいのだろうか…?
317名無しさん@ピンキー :2005/04/25(月) 00:23:02 ID:pUTTPtrN
G・J・〜!!!
なんてラブラブですか!

つーかカズキ、場所を選らばなすぎだがそれもまた良し!w
318名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 00:26:43 ID:NJgETad6
ラブいな〜。GJでした!
本編の二人も、これからはもうイチャイチャ思いっきり愛しあって欲しい。
今、本当にそう願う。
319名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 00:38:09 ID:Cy7fi3Mk
眠くなってきたんで投下しておきます
私4スレ目でちょこっと書いてた◆pu5fJ5H9l6なんですが
トリ忘れたんで名無しで投下します
これのと同じく後に自サイトにもあげるんで一応そういうことで発言しておきます
では↓
 現在より遡る事、24日前 太平洋上

(あのヤロウ…なんて強さだ)

 大戦士長・坂口照星とヴィクターの決戦は、開始より3時間が経過した今なお、続いている。
再殺部隊を含む他の戦士が乗ったヘリはそれに近づくこともできず、
 ただ行方を見守ることしかできなかった。

「火渡様、このままでは…」

 ヘリの操縦席から毒島が声をかける。

「ちっ…用意しとけ、毒島」
「ハイ……」

 決戦に赴く前の会話を思い出す火渡。

「戦士長・火渡 そして、戦士・毒島
 あなた達にのみ、もしもの場合を想定した指令を与えます」
「つまり――決戦に敗北した場合の事か?」
「ええ その通りです
 ヴィクターの相手は私一人で勤めるつもりですが、感化された戦士が攻撃を仕掛けるかもしれません
 ですが、ヴィクターの付近での戦闘不能は死を意味します 
 あなた達はなるべく犠牲者を出さないように勤め、
 もしも私が敗北しそうになった場合は、迷わず毒島の武装錬金を使ってヴィクターを補足しておき
 その後全戦士を速やかに撤退させなさい 
 残念ながら千歳は間に合わなかったようなので、ヘリで速やかに」
「逃げた所で、最強の戦士のアンタが敵わない相手にどうやって―― ……まさか!」
「人間で勝てないのならば、仕方ありません
 残った戦士で力づくでもヴィクターIIIを説得し、彼とヴィクターを戦わせなさい
 どちらかが残ったとしても同じ者同士が戦う以上、相当に弱るはずです
 そして残った方を生き残った全戦士で攻撃し…二人のヴィクターを殲滅しなさい」
「照星サン…」
「防人の意もわかりますが、時には残酷にならなければ
 人々を守りきることはできない…私もそれを7年前に学びました
 …心配は要りませんよ ヴィクターはかならず私が倒してみせます
 あくまでもしもの場合を想定しての事です わかりましたね? 火渡、毒島」
「了解――」
「…了解しました」

「ヌオオオオッッ!!」

 突進してくるヴィクター。

(これほどの強さとは…私も限界が近いようですね……)

 バスターバロンはそれを真正面から受け止め、素早く羽覆い締める。

「やりなさい! 毒島!」

 照準機(スコープ)の武装錬金 エターナルシャッター!!
 毒島の目から光がヴィクターに放たれる。

「ム…これは」
「アレは、錬金術に関する反応を調査できる武装錬金
 対象に光を当てれば、以降は正確に位置を補足することが可能です」
 
 直後、散り散りに上空を撤退していくヘリ郡。
「逃げる気か?」
「ええ、私が敗れた場合は あなたに勝てる見込みがあるのは彼しかいませんからね…」
「……そういう事か ならばオレはお前を殺した後、彼を待とう
 どうせ他の戦士もその時集まるのだろう? オレが全て返り討ちにしてくれる」
「そんな台詞は、まず私に勝ってからにして頂きましょうか…!」



 武藤カズキが人間でいられるタイムリミット 1日(推定)

 ブラボーに見舞いと報告をしに、病院を訪れるカズキ。

「ブラボー! もう寝てなくていいの?」
「ああ、このとおり もうピンピンしてるぞ」
「良かった…」
「それで やはり答えは変わらないのか…?」
「うん、みんなを守れるなら…俺は…」
「そうか……」
「カズキ君、これを持っていって」

 千歳から、携帯電話らしき機械が渡される。

「千歳さん…これは?」
「私達からの、お守りみたいなものよ」
「ありがとうございます じゃあ、いってきます」



「ごめんなさいね 結局こんなギリギリになってしまって」
「いえ…ありがとうございます」

 そして、カズキと斗貴子は約3週間前に訪れた場所に再び来ていた。
「使い道は決まりましたか?」
「はい…安心してください ヴィクターは必ずあなたの元へ帰りさせます」
「でも、それではあなたが…
 それに、もうあの人は私が愛した人ではなくなって――」
「そんな事はありませんよ たぶん100年前に信じていた人達に裏切られて
 今はちょっと我を失っているだけです 元は立派な戦士だったんですから」
「……ごめんなさい 私のせいであなたは…」
「謝らないでください 元々これはオレが飛び込んだ世界だし
 あの時は、ヴィクター化しなければ斗貴子さんを死なせていました
 むしろ感謝したいくらいです」
「ありがとう…本当にごめんなさい」
「……じゃあ、いってきます」


 その後二人は、戦団のヘリでヴィクターのいる孤島へ向かっていた。

「カズキ、今更だが本当に友人達に話さなくてよかったのか?」
「うん…錬金術の世界の事は何も知らない方がいいよ
 オレは、みんなに悲しまれようと、恨まれようと…みんなを守って死ぬ覚悟はできているから」
「そうか……なら、いいんだ……」
(ヴィクターは今、第三段階に達している
 例えオレがヴィクター化しても勝ち目は薄い…だから――)

 ほんのちょっと、日常に戻った日…
 その日に下した決断は変わる事は無かった。

(みんなを守る、そのために この白い核鉄でヴィクターを人間に戻す
 そして…オレは――)

「カズキ…」
「大丈夫、もう怖くなんかない」
「到着しました」
「ありがとう、危ないからこのままこの高度にいてください
 いってくるね…斗貴子さん」
「ああ…気をつけるんだぞ」
「うん」

 微笑んだ後、カズキは島へ飛び降りていった。

「カズキ……」
「大切な人といつまでも共にいたい…私もその気持ち、凄くわかります」

 操縦席から毒島が声を掛ける。

「でも…大切であるからこそ、それが適わないなら……せめて、共に――」
「……カズキさんも、よくこんな選択をなさいましたね
 やはり…あなたの?」
「あの子はもともとそうゆう子です
 私は少し背中を押しただけ――」
「それが…あなたにとっては、ほんの少しの事なんですね…」
「ええ、きっと 私にとっては――…」


「ヴィクター…」
「ようやく来たか」

 約3ヶ月ぶりに、再びあいまみえた両者。

「聞いてくれ、あなたの家族――アレキサンドリアさんとヴィクトリアは生きていたんだ」
「!! なんだと?」
「ヴィクトリアは自分をホムンクルスにしてまで…きっとあなたの事を信じているんです
 だから、アレキサンドリアさんがあなたを元に戻すために作った
 この白い核鉄で、人間に戻ってください!」
「愚問!!」
「…え……?」
「オレは戦団に裏切られ、信じていた錬金術の力でこんな化物へ変えられた
 錬金術の全てを滅ぼし、そしてこの永遠の命で二度とそんな力が芽生えぬよう
 この世界を監視しつづける、人間になど戻りはせぬ!」
「違う! 錬金術の力は人々を守るためにあるんだ!
 だから例えホムンクルスがいなくなっても、この力は人々を守るために使うべきなんだ!
 あなたも人間に戻って――」
「以前はオレもそう思っていた だがそれは違う、強すぎる力は人を滅ぼししかしない!
 ならばオレがその力を全て根絶させる! そんな力は生み出させない!
 もう言葉は無用だ! 行くぞ――!!」
(くそっ! なら…!)

 カズキは襲いくるヴィクターの腕を避け、彼の胸へ白い核鉄を渾身の力で衝突させた。

「無理やりにでも…戻ってもらう!」
「ヌ…ヌオオオォォッ!」


「そん…な……」

 ヴィクターの胸は白い核鉄を受け付けなかった。

(なんで…? 白い核鉄はまだ完全じゃなかったのか?)
「……アブナイトコロダッタ」
「! ヴィク…ター……?」
「チガウ オレハクロキカクガネノイシ
 オマエトフタタビショウトツスルコトデ ヨウヤクメザメルコトガデキタ」
「核鉄の…意志?」
「オレハ ケンジャノイシノシッパイサク クロキカクガネ
 ヒトノタマシイサエモ ツクリダセルバンノウセキ
 ツギハオマエノナンバースリーモトリコミ サラナルチカラヲテニイレルトシヨウ」
「その力で…どうする気だ?」
「シンカコソガオレノソンザイイギ
 スベテトタタカイ ショウリヲカサネ スベテノイキモノノチョウテンニタツ!」
「そんな事、絶対にさせるわけにはいかない!! 武装錬金!!」
「コノイキニタッシテイナイオマエデハ
 オレニカツコトナドデキナイ!」

 上空から島の様子を伺う二人は、奇妙な黒い物体を発見する。

「あれは!?」
「あの時の決戦と同じ、巨大化したヴィクターです…!」
「カズキ…!!」



「ドコダ!? ドコヘキエタ!?」

 一瞬の隙をついて、森林に逃げ込んだカズキは 
 様子を伺いながらヴィクターから隠れていた。

(これじゃ体格差どころの問題じゃない! どうすれば倒せる!?
 ! ……あれは…)

 見上げる空から落ちてくる人影を見つけるカズキ。

「斗貴子さん!?」
(武装錬金!)

 人影はバルスカを発動し、降り立った。
「言っただろう、私達は一心同体だ
 キミが死ぬ時が私が死ぬ時、どうしても敵わないなら、一緒に死のう」
「……違うんだ」
「え…?」
「違うんだ、オレは斗貴子さんに死んで欲しくない
 みんなを守るって決めたから、斗貴子さんにも死んで欲しくない
 あの登校日の日、斗貴子さんの勇気をもらったから…もう、一人で死んでも怖くないから…」
「…なぜだ 何故なんだ? キミは私の事が嫌いになっ――」
「違う! 好きだからだよ!!」
「っ――!!」
「好きだから、大好きだから 死んで欲しくないんだ!」
「私だってキミが好きだ! 大好きだ! 大々々々大好きだ!
 キミが死ぬのなんて耐えられない! だからキミと一緒に死にたいんだ!」
「ミツケタ…!」
「!?」
「くそっ!」

 サンライトハートを解除し、斗貴子を抱え走り出すカズキ。

「クソ マタキエタ!」


「ヴィクター化して戦うんだカズキ! 万に一つの勝ち目でも…今はそれしかない!」
「嫌だ!!
 オレは、誰かを傷つける戦いは――」
「そんな事を言っている場合じゃない!」
「言ってる場合! 斗貴子を安全な場所に避難させてから ヴィクターを…黒い核鉄を倒す!」
「だから、私は――……!?」

 走りながら話し、森林の中の小さい広場に出た時、何本ものまばゆい光の柱を見た二人。
「これ…は!?」
「無線機(トランシーバー)の武装錬金 コンパニーバンド
 無数に精製できる子機を持つものは、親機の元へいつでも転移することが可能
 今朝 あなたに渡しておいたものが、その親機よ」
「千歳さん!?」
「先輩を守れなかったらタダじゃおかなかったぜ、戦友」
「剛太!」
「フン! 貴様は俺が倒すべき相手だからな」
「蝶野!」
「あらあら、またカズキ君に守ってもらわないとね」
「頑張れカズキン!」
「桜花先輩! 御前様!」
「ようやくわかったわ…パパはもう、あの頃のパパじゃなくなっていたって」
「ヴィクトリア!?」
「今は、共に戦う仲間だ」
「あの時私を見逃してくれた、その金髪の坊やに頼まれちゃ…ね」
「今こそ、共に戦う約束を果たそう」
「報われぬ足掻きをよくぞやり遂げた」
「犬飼! 円山! 戦部! 根来!?」
「大切な人を守るための戦い…私もお手伝いさせていただきます」
「毒島さん!」
「ここでヴィクターを倒さねぇと、死んだ照星さんに顔向けできねぇからな」
「火渡…」
「武藤、夏休みに戻れなくてすまなかった 今こそ借りを返す!」
「秋水先輩!?」
「みんなを守るため、戦士としてよく決断した ブラボーだ」
「ブラボー!!
 みんな…どうして!?」
「俺達だけではない…」
「もー! みずくさいよ、お兄ちゃん!」
「先輩! 頑張って!」
「私達も、見守っています!」
「まひろ! さーちゃん、ちーちゃん!?」
「ったく、毎度の事ウソがバレバレなんだよ お前は」
「岡倉!」
「ごめんね、僕達もどうしても事情を知りたかったから」
「大浜!」
「どうやら今回は、俺達でもどうこうできることみたいだな」
「六枡!」
「カズキ…俺と戦った時の事 覚えているか?
 お前は、敵であった俺を守るため その中に秘める力を引き出し、俺を越えた
 相手がいくら強大であろうと、誰かを守るための戦いならお前は絶対負けはしない!
 今こそ、ここに集ったお前の仲間――そして、世界中の人々を守るため!
 真の全力でヴィクターを倒すんだ!」
「みんなを…守るため……」
「もう…迷いは無いだろう? カズキ…」
「斗貴子さん…」
「今一度いう ヴィクター化しろ、カズキ!!」
『カズキ!』

 集った仲間の思いは 今、一つとなった。

「ミツケタゾ!」
「ヴィクタアアァァァッ! 武装錬金!!」
「センシタチモイタカ チョウドイイ マトメテコロス!」
(みんなを守る、そのために もう、オレは迷わない!!)
「うおおおおぉっ!!」

 人間でいられる限界の数時間前…再びカズキはその力を借りる。
「ムダダ! イマノオマエデハ!」
「エネルギー……ぜんっ…! かい!!!!」

 天を貫かん勢いで、サンライトハートは伸びる!
 仲間達のエネルギーを借り、カズキは己に秘められた限界を、全力を越える力を爆発させる!!

「ムダダトイッタ!」
「!!」

 だがそれ以上に、ヴィクターの体は大きさを増す!

「オレノエネルギードレインハ オマエヲハルカニウワマワル
 オマエイジョウニエネルギーヲスイトリ オレハサラニキョウダイニナル!!」
「どんなに体がでかくたって…!!」

 足に力を思いっきりこめ、カズキは上空へ飛びあがる!

「その胸の、黒い核鉄を砕けば!!!」
「オマエニデキルモノカ!」
「俺一人じゃ無理でも! みんなの力を借りた、このサンライトハートなら!」

 巨大な突撃槍を後方に構えた後、カズキは引き出せる全ての力で、
 一直線にヴィクターの胸へ突撃槍を突き出す!!

「貫けええええええぇぇぇぇぇぇっっ!!!!!」
「ウオオオオオオオォォォォッ!!!!」

 サンライトハートと黒い核鉄は激しくぶつかり合い、想いの力で悪魔は粉々に砕かれる!!
「!! …斗貴子さん」

 あの朝日の日と同じ、膝枕でカズキを待っていた斗貴子。

「…終わったな」
「うん」
「私の時と同じでギリギリになってしまったが、 
 これでキミも人間に戻れる」
「うん…うん…」

 斗貴子は白い核鉄をそっとカズキの胸に当て、祈りを込める。
 やがて、カズキの体は光に包まれ、人間の心臓の再生と共に、二つの核鉄は消滅した。

「二人とも…死なずにすんだね」
「ああ…」
 
 あの時と同じ言葉…だが、その涙は前より溢れて……

「良かった… 本当に 良かった……」
「斗貴子さん…」

「あれ? お兄ちゃんまだ17歳だっけ? 残念だけど、もう少し我慢だね」
「なに、年齢など関係なくこの二人はもう――」
「…え?」 「…何のことだ?」
「とぼけても無駄よ 忘れたの? それは無線機の武装錬金、つまり――」
『…… ! え…ええええ!?』

 二人はこれ以上無いくらい顔を真っ赤にしながら、動揺する。 

「全部みんなに、聞こえてたわよ」

 少年と少女は、ようやく普通の人としての当たり前の幸せを、その手にした……
332後書き:2005/04/25(月) 00:51:05 ID:Cy7fi3Mk
 最終回後に全話見直して、こんなんだったら燃えるなぁと妄想してみました。
 本編からの対比、発展した展開を色々取り込み、毒島と千歳の武装錬金もフォローしてみました。
 ヴィクターとカズキのヴィクター化は、決着をつけなくてはいけないけれど、
 やはりこの漫画はハッピーエンドで締めるのが一番だと私は思います。
 私はもう、ヴィクターの心が昔に戻ることは無いと思い、
 又、カズキやヴィクターは(正確にはブラボーもですが)、一人称が「俺」ではなく「オレ」である事、
 カズキの初ヴィクター化時の「戦う!」→「戦え!」への台詞の変化等に着目し、
 黒き核鉄の意志という設定をいれました、正確には黒い核鉄が一つの生命体というわけではなく
 その作用によって、ヴィクターの心が新たな破壊の化身に生まれ変わったと思ってください。
 サンライトハート+の擬似元気玉については、7巻の武装錬金ファイルより
 ヴィクター化時は外部のエネルギーを取り込んで使えるという設定を流用しました。
 文字バレ読んだ段階でプロット考えたので、あそこまでしてお互いの気持ちを言ってないのも
 変かなーと思ったけど、案外この二人はこうなるまでハッキリ言わないかもと思ったんで
 特に変えませんでした、少なくとも周りにはバレてないつもりでしょうし。
333 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 01:05:22 ID:rw1cdco8
2本目投下。単独の話です。
『おしり』(>>311-315)と矛盾する点がありますが、別の話ということで御了解ください。
本編の最終回前後で書きたいと思っていたネタをいくつか書きました。
この日が予想より早く来たのが残念です。
334THE DAY BEFORE 1/8 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 01:07:06 ID:rw1cdco8
銀成市内のビジネスホテル。
明日の登校日のために、私たちは銀成市に移動した。
しかし、カズキが寄宿舎に戻るのをためらったので、
簡単な夕食を食べた後、ここに宿を取ることにした。

本隊の息がかかっているせいか、細かい詮索もなく、チェックイン完了。
部屋に入って、荷物から制服を出し、壁のハンガーに掛けた。
そして、2人分のコーヒーを作り、カズキのカップをテーブルに置いた。
自分のカップを持って、壁に体重を預ける。
部屋の真ん中できょろきょろしていたカズキが言った。
「なんだか、懐かしい感じがする」
「初めてホムンクルスを単独撃破した後、
 眠り入ってしまったキミを連れて来たホテルだ」
ツインルームの分、広さはあるが、内装やつくりはあの時の部屋とほとんど同じだ。
335THE DAY BEFORE 2/8 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 01:08:21 ID:rw1cdco8
「あ、やっぱり、年上なんだ」
一瞬、何の話かわからなくて、きょとんとする。
そして、思い出して、あの時と同じように答えた。
「年上だと嬉しいか?」
「なるほど、あの時のホテルか…」
「で、どうなんだ?」
「え?」
「年上だと嬉しいのか?」
「ええと、それもあるけど──
 斗貴子さんが斗貴子さんだから嬉しいんだと思う」
まっすぐ、こちらを向いて真剣な顔で答えるカズキ。
「なんだ、それは?」
「うーん、オレも良くわからない」
そう言いながら、いつも通りの締まりの無い顔でコーヒーを飲むカズキ。
「もう1杯、飲むか?」
釈然としない気持ちのまま、ポットに残った湯量を確認しながら聞いてみた。
がばっ。
後からカズキに抱きつかれた。それ自体は望むところだが。
「シャワーくらい使わせてくれ。汗臭いだろう?」
「斗貴子さんは斗貴子さんだから問題なし!」
「なんだ、それは?」
「うーん、オレも良くわからない」
さっきと似たやりとりをしながら、重なり合ってベッドに倒れこんだ。
336THE DAY BEFORE 3/8 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 01:09:56 ID:rw1cdco8
どちらからともなく開いた口を重ねた。
そして、舌を絡ませながら、互いの衣服を剥ぎ取っていく。
糸のような唾液を引きながら離れていった唇が、首筋を這い、乳首を吸った。
右手が胸を揉みしだき、左手が茂みを割って私の中を嬲り始める。
私は声を上げながら、カズキの頭を抱いた。
両手に抱いたカズキの頭が、舌を這わせてだんだん下に降りていく。
私はおヘソを舐められる前に、体を入れ替え、
カズキの股間に露出している粘膜にキスをして、その周りを舐め上げた。
一方、カズキは、私の股間に頭を埋め、太股を撫でながら茂みに舌を入れてくる。
これを早くそこにいれたい──そんなことを思いながら、
そそり立ったモノを咥え、そのまま口を窄めて頭を動かした。
そして、根元のあたりを両手で扱く。
カズキが舌を抜いて、呻くような声を上げた。
脚を大きく広げたら、舌をさっきよりも奥まで入れてくれた。
私も、カズキを奥まで含み、先を喉に当ててみる。
そのまま軽く歯を立てたら、お尻をつねられた。
337THE DAY BEFORE 4/8 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 01:12:16 ID:rw1cdco8
互いに声にならない声を上げながら、そんなことをしばらく続けた後、
先走ったカズキの液が私の喉をわずかに濡らした。
恥ずかしそうな顔をしたカズキが、体を入れ替え覆いかぶさる。
私は唇だけのキスをしながら股間に右手を伸ばし、カズキを自分へ導いた。
たっぷり濡れている内襞をかきわけてカズキがゆっくりと入ってくる。
少しの間、声を堪え、カズキが奥に届くのを待って、声を出した。
膣壁全部が熱いカズキを感じている。
今度は舌で互いの口内をまさぐるようなキスをした。
汗ばんだカズキの下半身が、舌と同じように深部をまさぐる動きを始める。
私もそれに合わせて腰を前後に動かす。
腰が密着する度に、カズキの先端が奥深くを突き、
内なる突起とこすれる度に、私を高みへ近づけていく。
そして、だんだんとカズキの動きが速まってきた。
両手でカズキにしがみついた私も、ひたすら腰を動かす。
体の全部が性感帯に変わり、何も考えられなくなった。
私の状態に気がついたカズキが更に速度を上げていく。
ほどなく、頭の中が真っ白になった。
内壁が収縮して、カズキから粘液を引き出す。
私は、カズキの背中で両足を組み、体の奥に広がっていく温かい感覚を味わった。
338THE DAY BEFORE 5/8 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 01:13:53 ID:rw1cdco8
私たちは、荒い息をしながら、しばらくそのままでいた。
カズキから流れた汗が垂れて私の汗と混じる。
少しして、私の中のカズキが大きさを取り戻した。
苦笑いしたカズキは、体を離して私を四つん這いにし、後から挿入し直した。
カズキが両手を私の腰に当て、後から突いてくる。
だんだんと腕に力が入らなくなり、前傾姿勢になってしまう。
すると今度は、カズキが挿入したまま腰を降ろし、後から私を抱き起こした。
さっきまでと違う当たり方に、大きな声を出した私は、
更なる刺激を求めて、子宮に食い込んでいるカズキを中心に腰を回す。
カズキがうなじを舐めながら、抱きしめてくれた。なんだかうれしい。
右手を握り締めると、左手が私の股間に伸びて、
カズキの分身が当たらない部分を刺激してくれた。
そのうちに、カズキが腰を突き上げ始めたので、それに身を任せることにした。
さっきよりも深くカズキを感じることができる。
しばらくすると、カズキの息遣いが激しくなってきた。
私もそれに合わせてまた動き始める。
互いの体中から流れた汗がシーツを濡らし、結合部から溢れた液が太股を濡らす。
最深部でほとばしるカズキを感じたので、動きを止めて、腰をカズキに押し付けた。
腰を震わせどくどく放ち続けるカズキを受け止めながら、頂点に達した。

脈動を終えたカズキが、後から耳をしゃぶった。くすぐったい。
私は充分に満たされたが、一応、顔を後に回し、目でカズキに問うてみる。
すると、満足そうに首を横に振ったので、頷いて体を離した。
339THE DAY BEFORE 6/8 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 01:15:31 ID:rw1cdco8
しばらくベッドの上で膝を折って座ったまま、息を落ち着かせた。
カズキに視線を向けると、待ちかねたように言い出した。
「ええと…斗貴子さん、体、こっちに向けてくれる?」
わけがわからないまま、言われたように体を向ける。
やっぱり、もう1回?…と思ったら、
さっき以上に満足そうな表情で私の膝に頭を乗せた。
「まったく─」
膝の上でニコニコしているカズキをしばらく眺めた。
カズキが眠ってしまうまでこのままいようかと迷ったが、
頭を膝から枕に移してベッドを降りることにする。
「すまない、カズキ」
「斗貴子さん?」
「汗を流してくる」
背中に視線を感じながら、裸のままユニットバスに向った。
ヘッドを高い位置に着けて、お湯を頭から浴びる。2人分の汗と液が流れていく。
「ふう──」
すっきりしてくるにつれて、これからのことが頭を占めた。
カズキがどんな決断をしても、最後まで諦めずに道を探し共に歩む。
それはスタンスであって、アクションではない。
そして、とるべきアクションは未だ見つからない。
だが、それでも、できることの全てを共にしたかった。
340THE DAY BEFORE 7/8 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 01:16:54 ID:rw1cdco8
突然、シャワーカーテンが開いた。
「斗貴子さ〜ん、オレもシャワー浴びていい?」
「カッ・カズキ!?」
全裸のカズキが目の前にいた。
さっきまで体を合わせていたのに、こうなると何故か恥ずかしい。
慌てて、タオルで胸を隠す。
「キミも前くらい隠せ!」
「あ、ごめん」
「いいから入れ、そして、あっちを向いてろ!」
バスタブの中で、背中合わせになり、
2人ともお湯がかかるようにシャワーの湯量を増やす。
ふと、カズキが入ってくる前に考えていたことを思い出した。
「斗貴子さん、シャンプー、そっちにある?」
「………」
「斗貴子さん?」
「カズキ、こっちを向くんじゃないぞ」
「うん、ちゃんとあっちを見てるよ」
ぐっ。ぎゅっ。
「!?」
私は、後ろから抱きついて、黒い核鉄が収まっている左胸に手を当てた。
シャワーの音だけが響いた。
341THE DAY BEFORE 8/8 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 01:19:30 ID:rw1cdco8
先にシャワーを終えた私は、下着をつけて、裾が長めのTシャツを着た。
普段パジャマ代わりに使っているキャミソールはヘソが出やすいので、
カズキと眠る時は使っていない。
もっとも、行為の後に裸で眠ってしまうことも多いので、不要な配慮かもしれない
少しして、濡れた頭のままのカズキがトランクス姿で出てきたので、
髪をバスタオルで拭いてやった。
こそばゆそうにしているカズキが可愛い。
「明日の準備はできているか?」
「うん、大丈夫」
「なら、今日は、早めに寝て、体を休めよう」
「うん、そうだね。明日、まひろや六枡達に元気な顔、見せたいし」
 じゃあ、おやすみなさい。斗貴子さん」
カズキはそう言ってベッドに入り、目を閉じた。
「ああ、おやすみ」
私もそれに答えてカズキの横に入った。
そして、カズキの腕を引っ張り、その腕に頭を置いた。
こんな仲になってからそれほど時間はたっていないのに、こうするととても安心する。
そんな安心した心地のまま、私は眠りに落ちていった。

半ば眠りに落ちた頃、頭を抱き寄せられた。
「カズキ!?」
私はカズキに抱きしめられていた。
少し顔を赤くしたカズキが、何も言わずに子犬のような笑顔を見せる。
私もカズキの背中に両手を回して抱きしめた。そして、再び眠りに落ちた。
342名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 01:21:24 ID:bwQfKVqe
◆3QNSjLC4b. さん
GJ!!
とてもおもろかった。
343 ◆3QNSjLC4b. :2005/04/25(月) 01:25:25 ID:rw1cdco8
いままで感想レス下さった方々、ありがとうございました。
ほとんどレスを返してなくてすいませんが、すごくはげみになりました。
それから、私は、イラストからネタをもらうことが多かったです。
絵板やあまたまさんやsunny toneさんや他にもたくさんのイラストサイトから
ネタをもらいました。感謝します。

>>298
2本投下を予告しておきながら、間を空けてしまって失礼しました。
344名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 07:25:41 ID:FXtjlbx8
つーか、何だこの打ち切りくさい打ち切り
ジャンプの楽しみがまた減ったよ
345名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 08:10:05 ID:0XOH3yyj
SSがたくさんキテル−!
じっくり読ませてもらいます
346名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 15:17:43 ID:CEOa7OY4
こんなに投下があるのは終わったから、最後の投下だろうか…
347名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 19:40:30 ID:7elLh7g4
カズキと斗貴子一心同体&キスで終わったのキターーーーー
348名無しさん@ピンキー :2005/04/25(月) 19:54:18 ID:pUTTPtrN
長編乙!
GJでした〜!
349ぶち壊す人々:2005/04/26(火) 05:23:53 ID:Z4BYlH0k
「それなら、足りない分は私から補え」
「ウン」
「いつかの夜に言った通り…キミが死ぬ時が私が死ぬ時」
キミと私は一心同体だ…って、火薬の臭い?

「ちょっとしたフェンタジーだな」
「「!?」」
どこからともなく現れたパピヨン。
ヴィクター戦の後、気絶を装いカズキを誘ったのに、コイツにぶち壊された。今度もまた。

バタン。
「今はまだ、17歳の高校生だ――」
「ブラボー!」
屋上の入り口に姿を見せた車椅子の男。
蝶野を倒した後の密会を思い出す。あの時もコイツはこうだった。

殺意が体に満ち、バリキリースカートが太股を包んだ。

おわり
350名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 06:58:57 ID:qLahPUna
恋は障害があるほど燃えるというしw
351名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 09:27:41 ID:vjot3TYL
キスの後、じっとお互いを見詰め合う。
やがて、カズキが口を開いた。
「斗貴子さん、ひとつ言っていい?」
「ん?なんだ?」
カズキは大きく息を吸い込み、叫んだ。
「俺たちの戦いはまだこれからだ!!」
ビシイイィィィィッ!!!(キメポーズ付)
「まだ終わっとらん!!」
スパ〜ンと小気味よく、斗貴子のつっこみがはいった。
「まったく…」
嘆息する斗貴子の上に影が落ち、男の声が響いた。
「和月伸宏先生の次回作にご期待ください!!」
「パピヨン!貴様もか!!」

 次 号 予 告 !!
新シリーズ!『武装粘菌』!!
「バルキリースカート!!」
「斗貴子さんっ?たれてるっ、なんかたれてるーっ!?」

「とっ、斗貴子さ…、ああ〜〜ん!」
「カズキーッ!ブチ撒けるなーー!!(怒)」
(対象年齢は18歳以上です。)
352351:2005/04/26(火) 09:29:39 ID:vjot3TYL
…初カキコです。

こんなネタで、ご…ごめんよう…。
353名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 10:06:19 ID:cUf5Q8K8
あのキス、もしかして舌入れた?
なんて不純なことを考えてしまった。

扉絵の二人ほんとに可愛いなぁ
354名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 12:07:41 ID:eMnlrFXn
口半開きだもんねえ、ちょろっと舌先がぶつかって赤面→表紙へ、とか
355舌、入れてみました:2005/04/27(水) 03:37:45 ID:vWqJsJOx
戦闘のための知識は持っている。潜入任務に必要な程度の一般常識もあるつもり。
だが、これからすることの知識は薄い。
一抹の不安の中、互いの唇が近づいていく。カズキが口を半開きにした。よくわからないまま、それに倣う。

接触。

こういうものなのか。気持ちが良い。ずっとこうしていたい。
カズキの舌が私の唇を通った。びっくりして、顔を離した。

自分の口を押さえる。
「おい!」「あ、ゴメン」
赤い顔で頭を掻くカズキ。だが、悪びれた様子はない。なら、さっきのもキスに含まれるのか?悪いのは勝手に中断した私なのか?

私は決意を固め、カズキの顔を見据えた。
「斗貴子さん?──ん!」
こちらからキスをした。そして、舌を入れる。一瞬、硬直したカズキが、舌同士を接触させてきた。

唇だけ接触させているより、気持ちが良い。
カズキの舌のあちこちを舐めた。口の中も舐めまわした。そして、唇を離した。
頭がぼんやりしてくる。カズキの目がとろんとしている。

今度はカズキからキスをしてきた。互いに舌を入れ合い、絡めあう。唾液を引いた唇が離れていく。

そして、今度はこちらからキスをした。互いに舌を(以下、無限に繰り返し)
356名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 07:06:46 ID:WGcGpXVA
交互にドレインしてる訳ですなw
357名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 09:49:35 ID:UjySM7ze
マンガのキスシーンみて読んでるこちらが照れてしまったのは
武装錬金が初めてだよ俺…w
直接的な描写してないのになー。
358名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 10:16:51 ID:go767a6r
さて、あのあとは当然二人でラブホへくぁw瀬drftgyときこさんlp;@「:
359ラブホ、行ってみました:2005/04/27(水) 13:49:19 ID:vWqJsJOx
部屋を見回す。広めのベッドに2つ並んだ枕。枕の横にスキンが2個。

『斗貴子さん、いい?』『いいぞ』
給水タンクでの永遠に続きそうなキスの後、何のことかよくわからないままに同意はした。
その後、カズキに手を引かれ、学校を出て、裏通りから建物に入り、着いたのがここ。
この分野の知識に乏しい私でも、さすがにどういう場所かわかった。

勇気を出して聞いてみる。
「キミは………こういうことは初めてなのか?」
コクンコクンと頷くカズキ。

そうか。ならいい。覚悟を決めよう。
カズキの初めてになってみよう。カズキを私の初めてにしよう。

「で、どうする?」
「え?」
「わ、私もこういうことは初めてなんだ」──こんなこと言わせるな!
「あ、斗貴子さんもなんだ…とりあえず、シャワー?」
そういうものなのか。
「わかった。先に浴びさせてもらうぞ」

シャワーを浴びながら、この後、カズキに見られて触られる自分の体を見下ろす。
戦うために鍛えてきた体。出るべきところが出ていない体。せめてキレイにしようと、念入りに洗う。

思い切って、バスタオル1枚でシャワーを出て、真っ赤な顔をしたカズキと交代した。
ベッドに腰を掛ける。寄宿舎のベッドより柔らかい。いや、それはどうでも良くて。
これから、カズキとここで?覚悟を決めたつもりだったが、心臓がばくばく言っている。
かすかな知識を総動員して、この後起きることを頭に描く。顔が赤くなったり、火照ったり、ニヤけたり。

「………斗貴子さん?」
いつの間にか、カズキが横に座っていた。
360名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 17:14:13 ID:uiTuSEcg
何ですかこのレスポンスの早さはw
361358:2005/04/27(水) 18:46:25 ID:go767a6r
せ、戦士>>359よ、GJだ。
例えぶちまけられてもこの戦士>>358。貴様の続きのSSを見ない限り、死ねん!

あぁ、臓物が飛び散って行く・・・
362王大人:2005/04/27(水) 20:07:07 ID:k8VrqiYm
>>358 の死亡確認!!
363ラブホでしてみました:2005/04/27(水) 21:21:39 ID:vWqJsJOx
カズキの手が肩にかかった。そして、キス。そのまま、ベッドに押し倒される。
「斗貴子さん、いい?」
いいぞ。でも、答えるのが恥ずかしい。だから、聞かないでくれ。
「斗貴子さん?」
「………いいぞ」
「うん」
バスタオルを取られた。カズキの視線が私の上を巡っていく。
「斗貴子さん…キレイ──」
「コラ!恥ずかしいぞ!」
「大丈夫!キレイだから」

そして、首筋や胸やヘソや脚や、その他の体の隅々まで例外なく念入りに触られてしゃぶられて。
股間に指を入れられて、舐められて。
かつて聞いたことがない声が、自分の口から飛び出して。
濡れるという言葉の意味を実感したりして。

めり、めり。
いつの間にか、そんな音が聞こえそうな大きいモノが入ってきて、私の中の障害物に当たった。
「痛っ!」
走る激痛。体全体が後ずさってしまう。最初は痛い、と聞いていたが、真実のようだ。
「斗貴子さん!」
「止まるな、カズキ」
以前、同じ台詞を言った時、動きの止まったカズキを越えて、鷲尾に飛び掛ったりしたのが、今はそうするわけにもいかず。
せめて、これ以上後に下がらないようにと、掴まる場所を探す。でも、見つからない。
やむを得ず、カズキの腰に腕を回して、がっちり掴まる。その結果──ずぶっ。
「え?」「っ!!」
カズキの腰を引き寄せることになって、一気に貫通完了。痛いんだけど、何故か、可笑しい。
そんな和んだ空気の中を、カズキが動いて果てて『初めて』が終わった。
364ラブホでしてみました:2005/04/27(水) 21:23:52 ID:vWqJsJOx
スキンを外してゴミ箱に入れるカズキを眺めながら、挿入前のカズキのモノを思い浮かべる。
カズキが大きいのか、スキンが小さいのかわからないが、とても窮屈そうだった。
そして、自分のカレンダーを思い浮かべる。ここ数日は、たぶん、大丈夫。

「カズキ…スキンなしでもいいぞ」
「え、ホントに!?」
「ああ、また明日にでも──」
「斗貴子さん!」
速攻で、ベッドに押し倒された。

よほどスキンが窮屈だったのか、さっきに倍する熱意で、カズキが私を仕上げていく。
私の体もそれに応えて、良い声を出しながら、たっぷりと濡れていく。
ぬるっ。スキンが無いせいか、私がカズキに合ってきたのかわからないが、今度はあっさりカズキが入っていった。
給水タンクでのキスの後、よくわからない変な気分になったが、同じ気分を感じる。気持ちの良いくすぐったさ。
そして、カズキが動くにつれ、くすぐったさが気持ち良さに変わっていく。
オーガズムとか言う状態に近づいているのだろうか?どうせなら、カズキと一緒にイきたい。
「斗貴子さん…オレ…もう─」
「まだだ!まだ、ぶち撒けるな!」
「ウ、ウン」
青くなったり、赤くなったりしながら、堪えるように動き続けるカズキ。
自分の気持ちよさが、制御できないくらいになってきた。
「カズキ、そろそろいいぞ」
「ウン!」

どくん。どくどくどくどく。カズキがイった。
びく。びくんびくんびくん。私がイった。

ホテルを出た後、学校に置いたままのカバンを取りに、手をつないで戻った。
まだ学校に残っていた同級生が目を丸くてしいるのを奇異に感じながら、教室まで戻る。
そういえば、公然とカズキと手をつないで歩くのは初めてかも。文字通り、一心同体になった私たちは、それが自然なのだ。

(おわり)
365名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 21:25:58 ID:vWqJsJOx
以上、>>355, >>359, >>363-364 で一編ということで。
タイトル、どうしよう?
366名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 21:43:04 ID:DpNrK31C
捻りも何もないが「○○でしてみました」でいいんじゃね
367名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 22:12:44 ID:3gb3zubM
この二人だったら、「完熟イチゴ始めました」とか。
何のことかわかりにくいか…w
368名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 23:18:02 ID:6PYQMJuY
これが本当の「いちご100%」・・・

ごめん、なんでもない
369355:2005/04/28(木) 01:02:50 ID:uzgvIDL0
じゃあ、『ラブホでイチゴ』で。
給水タンクの上でそのままいたしてしまうシチュも書きたいんだけど、>>311とかぶるしな。
370名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 10:14:36 ID:8iwr68dt
GJ!

この二人が初々しくイチゴ初めをしている間にも、
ただれた大人のブラボーと千歳は病院でヤりまくってるんだろうな…などと妄想してみたり。
ブラ千歳誰か書いてくれんか。
371名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 12:16:17 ID:T4pPXWtM
エロパロだからいいけども、重傷患者にセクースさせるなよ。
本気で帰らぬ人になるぞ。
372名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 12:36:49 ID:gAFd0+kF
心不全とか大出血とかで入院してるんならやばいかもしれんが、火傷だし…
373ブラ千歳:2005/04/28(木) 17:34:31 ID:CjyKyKzH
「貴方はそのままでいいわ。退院が延びるといけないから」

 そう言うと、千歳は布団を下から捲り上げ、パジャマと共に下着をずらす。
すると腹に届くほどに反り返った防人の男性器が露わにされた。

「こんなにしてしまって…可哀想に」

 慈しむような声とは裏腹に千歳の口元はほころんでいる。
それは嘲笑にも似ていて、見下されているような背徳感が防人の背筋をわななかせた。
 千歳はベッドに横座りになりながら男根全体を優しく撫で擦る。
むず痒い刺激がだんだんと蓄積されて、早くも先走りとなって立ち現れた。
その様子を見てまた千歳は薄く笑うのである。
 こんなにしどけない女だっただろうか…防人は意外な気持ちでかつてのパートナーを
見ていたが、嫌悪を覚えるほどでもない。
なぜかと問われれば自分は彼女の…千歳の人となりをそれなりに理解している
つもりであったからだ。いみじくも男をそそらせる彼女の姿にさえ、どこかいたいけさを
感じるのである。

「随分巧いんだな」
「褒められて悪い気はしないわ。ありがとう。7年前よりは余程ましになったでしょう…?」
「そうだったか…もう覚えていないよ」
「あら、酷いのね。泣きじゃくる私を無視して処女を奪ったくせに」
「若かったからな、あの頃は。…すまなかった」
「…もういいの。それより、耄碌するのはまだ早いんじゃなくて?」
「ああ…じきに思い出すだろう。こっちにおいで、千歳」

 寝たままの防人と、彼を覆うように四つん這いでベッドへ上った千歳は
キスを貪るように繰り返す。
舌を絡ませ合いながら、防人ははっきりと千歳がまだ自分を慕っていることを感じ取った。
しかし7年前の任務失敗からうやむやになってしまった二人の関係の隙間を
この戯れの中で塞ぐことが出来るのか…。
374ブラ千歳:2005/04/28(木) 17:35:46 ID:CjyKyKzH
「…君の準備はいいのか?」

 口付けの合間にそう訊ねる防人へ、千歳は気まずげな顔を見せる。

「恥ずかしいのだけど、見てくれる?」

 防人の顔を挟んで膝立ちになる千歳はタイトスカートの中に手を入れると
ゆっくりと下着を下ろし始めた。
見上げる形となった防人から見れば、スカートの中は楕円の薄暗い闇だった。
そこにオフホワイトの下着がわずかな光を集めてぼんやり浮かび上がっている。
クロッチ部分が股間に張りつき、しぶとく離れないでいるのを防人は確認した。
千歳が手を下ろし続ければやがて小さな粘着音と共にそこは剥がされ、
暗く陰になった茂みとクロッチの間が透明な粘液の糸で結ばれる。
やがて下着が腿の中ほどまで下ろされると、それも儚く途切れてしまった。

「キスだけでこんなになってしまったわ…」

 千歳は普段虚無的な表情ばかりの顔を紅潮させて、消え入りそうな声で言った。
確かに淫らではあり、千歳はそれを心から恥じている様子だったが、
防人とってはただ愛しく思えるだけである。

「気にしなくていい。魅力的だ」
375ブラ千歳:2005/04/28(木) 17:36:16 ID:CjyKyKzH
 そう告げると、腿から尻を撫で上げながらスカートをずらし、
露わになった千歳の女性器の亀裂を指でなぞる。
それだけで奥から真白な愛液が滲み出した。

「ああ…だめよ、貴方は何もしないで…私にさせて…」

 深く入り込んできた指先の刺激に腰を震わせながら、切なげに千歳は漏らす。

「されてばかりなのも性に合わなくてな、名前ほど俺は保守的じゃないんだ。
それにこっちは随分悦んでるじゃないか」
「そんな、ああ、言わないで…はぁ、ん…」


すみません。飯食べてくるんでここまで。
376名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 19:33:23 ID:JWyEd9Wv
喉に飯詰まらせて氏ね
377名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 21:27:49 ID:VvhJV2FG
マッパで正座して待ってます
378名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 21:41:33 ID:rIETWI1u
ふんどし一丁で三点倒立しながら待ってます

最近全然SS書く暇がねぇよ…半年は無理かな…orz
379名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 22:22:45 ID:v++7tgKg
ブラ千歳キタ―!GJ!!
380名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 22:40:46 ID:e0Gqp/xp
ああ、とうとう打ち切りにされてしまった……
俺目の前がまくっらになったぞ。なのにここは何でこんなに反応が少ないんだよ。
今すぐジャンプ編集部へ抗議メールでも送れよ、もまいら。
381名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 22:47:39 ID:5NUthR7S
シルバースキンなら絶対防御だから千歳さんも大丈夫
382名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 23:33:59 ID:96LZYaL9
素っ裸で逆立ちし、勃起しながら待ってます
383ブラ千歳:2005/04/29(金) 00:11:37 ID:wcjNOK+H
 粘液にまみれた柔肉を防人はゆっくりと人差し指でほぐしていく。
抜き差しする度に白濁とした露が指を滴り落ち、濃厚な女の匂いが鼻をついた。
7年前とは比べようのないほどに成熟した女性器は防人の指先をどこまでも
飲み込みそうなほどで…それでいて酷く狭かった。
俗な言い方をさせてもらうなら、使い込まれた感触がしないのである。
 もしも千歳が7年前のあれから、自分以外の男に体を許していないのなら…。
防人はその貞淑さに恐れさえ感じた。
 元々そんなイメージに相応しい生真面目な女なのだ。その可能性は十分ある。

「…どうしたの?」
「いや…感じやすいようだな?」
「昔とは違うでしょう? すぐに溢れてしまって…あ、そう、そうして
角度を変えられる度に、ああ…気をやりそうになるの…」
「千歳が指だけでこんなに乱れるとは思わなかったよ…誰に教わったんだ」
「まさか…貴方以外の男性に触れさせたことなんて、一度もないわ…
自分で慰める内に、こんなにいやらしくなってしまったの」
「それは…俺とこうなることをまた望んでいた、それを待っていたということなのか?」
「…ごめんなさい、答えられないわ。私には…わかるから…」

 言いよどむその言葉だけで防人には十分だった。
 言えば、俺は俺を怨まずにはいられなくなる…そういうことなのだろう。
384ブラ千歳:2005/04/29(金) 00:12:17 ID:wcjNOK+H
 千歳も防人も若かった7年前、一つの任務の失敗で、防人は自分であることを捨てた。
同時に恋人だった千歳とも合わせる顔を持たなくなり、関係を一方的に断ち切った。
それは女の千歳から見れば男の身勝手以外の何物でも無かっただろう。
 なのにそのことを責めもせず、むしろ寂しかった自分の7年を隠すことで防人の
呵責を軽くさせようとしている彼女を…防人は強く抱き締めたかった。
だが傷の癒えぬ体でそれは叶わず、ただもどかしい気持ちのまま彼女を見つめる
ことしか出来ない。
かといって彼女を捨てたも同然の自分に、本当に彼女を愛する気持ちがある
のかと問われれば自信がなく…。
 今はただ体が欲するままに慰め合うことだけが自分たちへの救済になる気がした。
それだけが確かなものに感じられたのだった。

「…ありがとう、千歳…後は君に任せる」
「…ええ、喜んで。私ももうたまらないのよ…」

 言われ、千歳は体をずらし、反り返る幹を押さえ自分の入り口へあてがう。
潤い溢れた蜜壺のような千歳の女性器は7年の空白を埋めるように、
徐々に男根を迎え入れた。

「はあぁ…凄い…なんて逞しいの」

 恍惚として呟く千歳に感応してか、内部の襞もしゃくり上げるように震え、
防人を締め上げる。防人にはきついとさえ思えた。
それは確かに千歳が今まで防人以外の男に体を許さなかった証拠だった。
385ブラ千歳:2005/04/29(金) 00:13:33 ID:wcjNOK+H
 たまらず千歳の腰を掴み、先端で奥を擦るよう下からぐりぐりと押し付ける。
滑りながらも程よい弾力のある襞が男根全体を押し返し、粘りつく。
千歳には刺激が強すぎたのか、思わず腰を上げかけるが、防人の手に阻まれて
叶わない。

「ああっ…! そんな、奥を…う…動かさないで…あん、だめ…っ」
「じゃあ君が腰を使うんだ。してくれ…ちゃんと全部見ているから」
「う、ああ…見ていて…」

 腰の手を離され、千歳は静かに動き始める。
 最初はどこか懐かしむように、それがやがて全てを欲する女の性を表すような
激しい動きに変わっていく。
 熱くなった壁と幹の擦れ合いで互いの性器が溶け出しそうだった。
 こんこんと滲み出る愛液で見る間に濡れそぼった防人の腰と千歳の尻たぶが
ぶつかる度にぴちゃぴちゃと湿った音が響く。

「いい…気持ちいいわ…、気持ちいいの、防人くん…っ」

 軋むベッドの音と断続的に漏れる粘着音がだんだんと早まり、
狭い病室の中は爛れた空気に満たされていく。
 防人は健気に乱れる千歳を見上げながら、服の上から慎ましい乳房を掴んだ。
 その脆くも思える膨らみから彼女の鼓動が伝わってくる。

「…思い出したよ千歳、久しぶりだ…君をこうして感じるのは…」
「防人くん…嬉しい…ああ」

 枝垂れ倒れる千歳と再び口付けを交わす防人は、一際強く絞り上げてくる
彼女の肉襞の誘いのまま、欲情を飛沫を内側で弾けさせた。
386ブラ千歳:2005/04/29(金) 00:14:07 ID:wcjNOK+H
「はあ、ああああ…っ!」

 息継ぎの間に離れた口元から千歳の熱い溜め息が漏れる。
 断続的に噴き上げ注ぎ込まれる精液を受けて、彼女も絶頂を迎えたのか、
ねっとりと吸い付いてきた壁が一斉にひくつき震えてみせた。
その動きにまた吸い上げられるように、一滴残らず精を放つ。

 オーガズムの余韻に二人は体を震わせ、やがてそれも静かに引いていくと、
どちらともなく唇を重ねた。

「あむ…ん…防人くん…」
「ち…とせ…」
「んん…ねぇ、防人くん…?」
「…何だ?」
「まだまだこれからよね…? 私達…」

 上気した頬に汗を浮かせて、千歳は微笑んだ。
 自分には想像もつかない女の充足感を湛えるその笑顔に魅入られながら、
防人は愛しさを込めて、再び彼女と彼女の未来にキスをした。
387ブラ千歳:2005/04/29(金) 00:14:54 ID:wcjNOK+H
以上です…おそまつ。
夜食喉に詰まらせて氏んできます。
388名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 00:18:04 ID:6fJF0h+t
ブラボーのくせにエロいぞチクショー
乙です〜
389名無しさん@ピンキー :2005/04/29(金) 00:21:04 ID:gCsy8vmv
乙!
このスレでは珍しい大人同士、GJでした〜
390はいてない:2005/04/29(金) 07:16:08 ID:GS98tZzD
「いつかの夜に言った通り…キミが死ぬ時が私が死ぬ時」
(キミと私は…一心同体だ――…)

甘く長いキスの後、口を押さえて照れていると、カズキが恐る恐る制服の上から胸に触った。
それを待ちかねて敏感になっていた私の体が反応した。声が出て、背が反る。
安心したように、カズキの手が私の胸を揉みしだき、別の場所へ伸びていく。
いつの日からか、この時を待ちわびていた。
なんだか、すごく大切なことを忘れている気がするが、とりあえず、それは無視しておく。
周囲の音が消え、そして(略)

「と…斗貴子さんっ!」
「あん…あぁん…カズキぃ〜」
トランクスと制服のズボンを少し下ろして、腰を下ろしているカズキ。
パンツだけを脱いで、カズキの足の付け根にまたがっている私。
そして、初体験を終えて抱き合っている2人の周りに音が戻った。

「あの女子の制服…2−Bの転入生だよな?」
「じゃあ、男子の方は、4バカの…武藤だっけ?」
「津村さんも武藤君も大胆過ぎ!」
「声まで聞こえたよ…津村って、あんな声、出すんだな…」

おそるおそる声が聞こえた方に顔を回すと、校庭のたくさんの視線がこちらを向いていた。
男子の多くは前屈みになっている。中には前を膨らませたまま、唖然としている者もいる。
この給水タンクは、周りの視線を遮る物がない。そのことをやって思い出した。
そして、校庭の人影が増えていく。知った声も聞こえた。

「お兄ちゃん、お義姉ちゃん、おめでとう!」
「カズキ!!!テメぇ…ちきしょう…」
391はいてない:2005/04/29(金) 07:18:11 ID:GS98tZzD
ガンガンガン!突然聞こえだした別の音。
「武藤!津村!…ここを開けろ!」
屋上の扉の向こうから、巳田の後釜の生活指導教師の声が響いた。
「先輩のためなら……」
大粒の涙を流している剛太が、屋上側から扉を押さえている。

蕩けていた頭がやっと通常に戻った。
「カズキ、ここを離れるぞ!」
「ウン…って、どこへ?」
「いいから、立て…おい、そっちじゃない!」
私の中でまた大きくなりだすカズキを感じ、嬌声を堪え、怒声を上げる。
「ゴメン。でも、斗貴子さんが先にどけてくれないと…」
まだ蕩けていたようだ。とにかく、立ち上がった。
体を離した拍子に、白濁した粘液が秘所からこぼれて太股をつたった。
その余韻に浸っていたい気分だが、我慢して、手早く処理した。
カズキも、既に半立ち以上になっていたモノを無理やりズボンに収めて立ち上がった。

「ここを降りて、裏庭に着地。そのまま離脱する」
真剣な面持ちでカズキが頷く。武装錬金を使えば、屋上からでも問題なく着地可能だ。
更なる盛り上がりを見せる校庭を無視し、給水タンクのハシゴを先に降りる。
「あ、斗貴子さん!」
「なんだ?」
何かに気づいた様子のカズキに答えながら、先へ急ぐ。
体捌きに自信はあるが、股間に激しい異物感を感じ、以外に手間取る。
風が急に強くなった。足がもつれ、手はハシゴを握るので精一杯。

そして、スカートが舞い上がった。
392はいてない:2005/04/29(金) 07:19:58 ID:GS98tZzD
「…はいてない…よな?」
「…ああ…はいてない」
「津村さん…」
「お義姉ちゃん、お尻、すべすべ…」
「きゃあああああ」
校庭から聞こえる、数々の声。

「先輩……」
振り向くと、剛太が大量の鼻血を出しながら、こちらを見ていた。
その向こうで、扉を突破して屋上に入ってきた生活指導教師が硬直している。

「斗貴子さん、ゴメン…」
見上げると、まだタンクの上にいるカズキの手に私のパンツがあった。
脱がしたカズキがそのまま持っていたようだ。

私はどうすることもできず、吹き続ける強い風に身を任せた。

(おわり)
393名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 07:38:35 ID:yp+t9jj9
>「いいから、立て…おい、そっちじゃない!」
ベタでワラタ
394名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 15:17:49 ID:DJSYwD5T
GJです
給水塔の上でとは情熱的なカプールですねw
395名無しさん@ピンキー :2005/04/29(金) 19:12:58 ID:gCsy8vmv
ウケましたw
GJでした!
396名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 20:17:01 ID:mPN88TTm
打ち切りさげ
397名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 00:13:13 ID:b/PN2wKH
下げたからって別段下がるわけではw
398名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 00:29:34 ID:VU54GWCi
だからって上げる必要はなかろうが。
399名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 21:52:23 ID:bvUtgdSL
マジで打ち切りだぞ、おい
何でもまいらもっと騒がないんだ?
400名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 02:43:05 ID:vqFp3/gA
>>399
ここはそういう場所ではなく静かにエロスに萌えるところだから

騒ぐのは騒ぐべき場所で騒げばいい
自分はそうしてる
401名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 08:24:54 ID:IIyZihUP
>>399
そういう題材のエロ萌えSSを書くのは難しいから、
そういう話は他でしている。
402名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 06:07:26 ID:eIBl9dBe
>214の円毒はまだじゃろか・・・
403名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 08:58:35 ID:rRBb6AxV
大戦士長総攻エロスщ(゚Д゚щ)カモォォォン
TQN「うああ・・・カ・・カズキのより太い・・・」
腹黒「ああん!大戦士長さんの・・秋水くんのより硬くて素敵〜!!」
毒島「ひううう〜!!私・・火渡様以外の人に犯されてます・・ごめんなさい
火渡様・・でも・・気持ちいいです!!」
なのをマジでカカッテコイ!щ(゚▽゚щ)
404名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 09:37:31 ID:i4QOyquW
大戦士長はお年を召されてるので斯様な色事は叶わぬ身体なのだ
405名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 11:30:34 ID:pKXk7IWX
7年前の大戦士長×千歳なら、書けそうな希ガスる。
406名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 23:11:48 ID:/m769trs
またカズトキのバカエロ話でも書こうかな。
407名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 23:19:49 ID:BU4bSXaF
>>405>>406
(ш゚Д゚)шカモーン
(ドキドキ)
408名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 10:00:15 ID:J+zAPBqz
ちーちん誕生日だったのに彼女の話題はこのスレではでなかったな。
六升×ちーちんでなんとか書けないものか…

ち「先輩、はあっ、メガネ、返して…、」
六「俺が見えていればいいよ…」
ち「…っ、意地悪…」
六「意地悪だよ、俺は…」レロリ
ち「ひゃうっ!……やあん////」


頭沸いてるな、自分…
409名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 16:59:49 ID:7Vcj4s72
六枡はなんかすごそうだよなw
白衣をきて医療セット(自前)でちーちんを調べまくる六枡
410名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 12:26:06 ID:1kWWijsI
古今東西のありとあらゆる技の知識を持ってそうだ。
大変だなちーちん。
411名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 22:33:15 ID:8xTWeSv/
         γヘ、_
         ~`., フ トh
        ┌-':^、  _ノフy、
       ./::::::::::::_ゞ゛-ヘ,ツ、
        ノ:::::::::::y':::ヌ~ ̄ \\
     /'::::::::::::::/::y'.,,.-=:'''':=、\ヽ
    {::::::::::::::人:メ /G,:、J):::ヽ ヾ二ヽ、,_
    \:::::::::::::::ヽi'/__,,_ ヾ:::::::::}   ゝ_,ノ
      .X:::::::::::::::ヽ、 ~メ::::::::ノ
      /::\:::::::::::::::: ̄::::;;/
      丶y::\:::::::::::::::::フヽ
       // : : \:::;;;メ: : :;/
      .//:: : : : : ::~: :: ::: /
     i':/ :: : :: : : :: :: : ::/
     {:.i : : : : : :: : ::: :r'
     l.:l: : :: : :. ::: : : {
       ! l: : ::.: :. :: :: :.ヽ,
      l:.i: : :: : : :: :: : :ヾ、
      .i l: :: : :. : :.: :: : : :ゝ、
      !;;_:_: :: :: :;; ::''::": :: ::ヽ、
     /: :: : :~:~: l :: : :: :: :: :: ::へ
   ./: : :: : : : : ::: :!: : ::: :: :: :: : ::: ::`ヽ
412名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 22:39:47 ID:RN6ZDmtq
                  _,,...
                 .,r'
                .,rlレ'´  ̄ `''‐、
               ,/: : : : : : : : : : : :丶,
              l : : : :ト,.:、 : : : : ::l,: :l',
              .l: : l : ハ iヽ、_ : : .l: l: l
              .l : :r'´○`゙ ○ ̄l :.l l
              .l : :l U      .l :.l. l
             /.l :.l\  _,.......,_.,rl! :j: :`ヽ、
             / : l, :l : :`゙-r--く : :l:./ : : : :}
             ', : : i,.l,:く'l'''´,,,,,rヘ,り: : : : :{
            ,∧ :.∧ : ヽ;;;;;;;;;l : : :l `l: : : ',
413名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 22:40:56 ID:2gF0BQPC
毒島の顔は……
414夜のリハビリ/1:2005/05/05(木) 01:11:06 ID:GLxi+Vjo
 ■1、蜜の香り □

「む…うぉ…いいぞ2人とも…。ブラボー、だ…」
「ほあぁ…(ピチャ…チュプ)わふぁるわよ…ここが弱いのよね(ツツゥ〜)」
「(カプ)んむぅ、(チュウゥゥーッ)…っぷはぁ。…(ペロ、ペロ)あぁ、衛さぁん…」

 病室に、女の吐息と喘ぎ声が響く。

 ベッドに寝かされた男は、身体のあちこちに包帯が巻かれている以外は、ほぼ全裸。そして男の両脇から
身を乗り出し、堅くそそり立つモノに熱のこもった口唇奉仕を行う2人の女も裸だった。
 ショートヘアの方は千歳。普段のクールな表情を装いつつ、その頬はうっすらと紅潮し、時折男の表情を
確かめながら丹念に舌を這わす。長い黒髪をひっつめ、眼鏡を掛けている女は病院の看護婦。いつもの
毅然とした態度をかなぐり捨て、陶然としてペニスにむしゃぶりつき、吸いたてる。
 女達の奉仕を受けているのは、傷の回復著しい防人 衛。少しやつれてはいたが、鋼の如き肉体と
鋭い眼光に衰えは無い。
 防人が上体を起こし頭を撫でてやると、2人とも目に喜びを浮かべ、一層熱心にフェラチオを繰り返す。

「(////)んっ、んっ、んっ、んっ、くぅんっ、…ふうぅ……んっ、んっ、んっ、」
「(//∞//)あはぁ…んんっ、…ぷふぅ……んんっ、んんっ、んんっ、…」
 ナースが先端を甘噛みすれば千歳が竿を横向きに咥え、唇と舌で愛撫した。あるいは千歳が小さな口一杯
に防人のモノを頬張り、ナースが睾丸を舌で転がす。そして時には左右から2人同時に、屹立の形をなぞる
ように下から上へゆっくり舐め上げる。亀頭の先で互いの舌が触れ合い、まるでペニスを間に挟んでキスを
交わしているようだ。
415夜のリハビリ/2:2005/05/05(木) 01:13:42 ID:GLxi+Vjo
「(ジュプ、ジュプ…チュッ)はあぁ…もう、だめ……。防人くん、…お願い」
 我慢できなくなったのか、目を潤ませた千歳が防人の胸にすがりついた。防人は千歳の背中に回した手を
尻へと滑らせ、指を潜り込ませる。
「んふぁぁああああっ!!」
 指を飲み込む熱いぬめり。フェラチオしていた時から濡らしていたのか、既に愛液の筋は太腿から足首ま
で伝い、床に雫溜りを作っていた。──クチュ、クチュ──。防人は、千歳の膣に埋めた2本の指を単調に出し入れ
させる。最も感じる部分は決して刺激しない。あえて決定的な快楽を与えず、どこまでも焦らし続ける。
「嫌ァ!意地悪しないで…イかせて、イかせてェ!」
 足りない快感を補おうとするように、千歳は自ら腰をくねらせ、泣き叫ぶ。
(…あの千歳が、涙を流して哀願している!)
 それは防人のささやかな嗜虐心を満たすと同時に、かつての感情表現豊かな彼女を思い起こさせた。
「千歳…」「!…ん、…むぅ……ふぁ」
 優しくキスをしてやると、首に腕を回してしがみついてきた。キュン、キュンと膣が指を締め付け、更に奥へと
飲み込むようにうねる。
416夜のリハビリ/3:2005/05/05(木) 01:14:46 ID:GLxi+Vjo
「ん……どう?衛さん。…気持ちいいですか」
 ナースはベッドに上がると防人の両脚の間に座り、股間に覆い被さった。重そうにたわんだ乳房の間に、
筋の浮いた肉竿が挟み込まれる。
「あはァ…熱いわ、衛さんの。…それに…ふふ、とってもヤンチャね」
 ツンと張りのある千歳の胸に比べ、ナースの乳房は一回り大きく、餅のように柔らかく、乳輪は大きめで
それ故に扇情的だった。その豊かな胸に包まれ、ペニスが二度、三度と跳ねる。ナースが身体を前後にスラ
イドさせると、熱い怒張が乳房の間を往復し、先端が谷間から見え隠れした。
「あん、…犯されてるぅ…。私のオッパイ…衛さんに、犯されてるのぉ…」
 次第に鈴口から先走りの汁が溢れ出す。それは乳房で擦られるうちに竿と谷間に塗り広げられ、ニチャニチャと
淫らな音を立て始めた。胸の間から立ち昇る雄の臭いに女はうっとりと目を細め、首を伸ばして先端の汁を
舐め取った後、眼鏡を片手で押さえながら、カリ首や裏筋を舌先でくすぐった。やがてたまらなくなったの
か、自分の乳房を掴むと指が食い込むほど強く揉みしだき、乳首でペニスを弄りだす。固くしこった突起と
竿の間に、泡立った汁が白い糸を引いた。
「ハァ…ハァ…私も、もう我慢できない……。ね、衛さん」
417夜のリハビリ/4:2005/05/05(木) 01:18:35 ID:GLxi+Vjo
 ■2、乱れ咲き □

 ベッドに折り重なる2つの裸体。仰向けのナースの上に、四つん這いの千歳。互いの胸を押し付け合い、
尖った乳首を擦り合う。
「はぁ、はぁ、はぁ、…あ!、…あん、あん、あん、ああん!…さき、もりくぅん!」
「あひ、あふぅ…コロコロしたの、擦れてぇ、…電流、はしるうぅ…」
 女同士で快楽を引き出し合いながら、視線は何度も男を振り返る。防人はベッドに膝立ちで、そんな女達
の痴態を無言で眺めていた。その股間には、臍まで反り返った怒張がビクビクと脈打っている。
(あぁ…防人君の、凄い!……はやく…早く欲しいぃ…)
(衛さん…あんなになって…わたしの中で、何度でも鎮めてあげるのにぃ…)
 千歳とナースが唇を重ね、ペチャペチャと音を立てて舌を吸い合う。そして防人に見せ付けるかのように千歳
は尻を振り、ナースは脚を大きく広げた。はしたなく涎を垂らす秘部が男の眼前に晒される。それは、3人
がこの病室で秘密の営みを行うときの一種の儀式。協力して男を誘惑しながらも、どちらが先に施しを得ら
れるかを決める、淫靡な女の戦いだった。そして、今日は千歳が先に音を上げた。
「もう、…もう駄目ェ!! 防人君お願い、頂戴ぃぃ!!」
 四つん這いはそのままに、ナースから身体を離して振り向く。しかし防人は取り合わない。
「昔、教えただろう千歳。何が欲しいのか、ちゃんと言うんだ」
「ああぁ…そんなぁ…」
 羞恥と肉欲の板挟みに身体を震わせ、千歳がポロポロと涙を零す。
418夜のリハビリ/5:2005/05/05(木) 01:19:46 ID:GLxi+Vjo
「ま、衛さん……わたしに…」
 ナースが息を荒げながら両手を自分の秘部に伸ばした。クパァ…と左右に開かれたそこは湯気が昇るほどに
充血し、割れ目の奥からトロリと白濁した愛液が流れる。
「私のここに……衛さんの逞しいペニス、挿れてください。…そして、…そして……思い切り!、かき回して
えぇェェ!!」
 隣の病室にまで聞こえそうな声で叫ぶナース。
「ブラボー、上出来だ」
 防人に腰を引き寄せられた後、ひくつく膣口に怒張が宛がわれ、ゆっくりと先端が沈められていく。
「アハアアァァァァッ!!……これぇ!、これが好きなのぉ」
 悦びの声を上げながら、ナースが自分の乳房を思い切り握り締める。熱い塊が胎内を掻き分けて、奥まで
到達する感触に汗ばんだ肌が粟立った。
「あぁ………ずるい、ずるいわ……」
 恍惚とするナースの表情を前にして、千歳は泣きじゃくり続けた。さんざん嬲られ焦らされた官能を
どう処理していいのか分からず、ただ弱々しく尻を振って防人に訴える。そんな千歳の頬を、ナースが
両手で優しく包み込み、微かな優越感を含んだ笑顔で囁く。
「フフ…。欲しいなら、素直にそう言えばいいのよ。自分の気持ちを隠しちゃ駄目。……ここには私達しか
いないんだから、本当の自分を晒していいの」
419夜のリハビリ/6:2005/05/05(木) 01:20:49 ID:GLxi+Vjo
「(グスン)……ほんとの、じぶん?」
「そう。……あなたの胸の内を…全部、衛さんにハアアアァンッ!!」
「余計な事は、言わなくていい」
 ナースの言葉を遮るように、防人が腰を突き動かした。一突きごとに女の背が反り、腰が跳ねる。
引き抜かれた肉茎は愛液にまみれ、押し込むと陰唇の間から新たな愛液が溢れてシーツを濡らした。
「あんっ、あっ、ああん! 衛さん、好きよ、好きぃ!!」
 防人に突かれながら、ナースは両手で左右の乳首を捻り上げた。瞳は既に焦点が定まらず、うわ言の
ように男への想いの言葉を繰り返す。その身体の上で一人取り残された千歳が、背後の防人へ振り返った。
「嫌ぁ………ねぇ…………ねぇ、さきもりくぅん……」
 まるで玩具をねだる子供のように、じっと防人を見上げ、訴えかける。その間にも、ナースは次第に
絶頂へと近付いていた。
「あっ、あっ、あっ、あっ!、あっ!!、あっ、あんっ!、あんっ!、衛さん、来る!来ちゃうぅ!!」
「…俺も、そろそろ…いかせてもらおう…」
「ああ!! 出して!! 私の膣に、濃いのイッパイ射してェッ!!」
420夜のリハビリ/7:2005/05/05(木) 01:21:59 ID:GLxi+Vjo
「!?ダメッ!!それだけは駄目ェ!!」
 弾かれたように千歳が叫んだ。
「出しちゃ駄目! それ私の、わたしのなのぉ!!」
「あんっ!、…ふふ、我侭ね。でも、衛さんにおねだり出来ないあなたが悪いのよ。…あふぅん!!
…さぁ、衛さん…私の中でイって頂戴!!」
 防人が、更にピッチを上げる。
「いい!! いい!! ああ、衛さん!! もうすぐ! もうすぐ来ちゃうぅ!!!!」
「////〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!(ああ、やめて、射さないでぇ)」
 嫉妬。独占欲。恋慕。焦燥。様々な思いが千歳の中を駆け巡り、ついに理性の壁を打ち砕いた。

「私にもおちんちん!! おちんちん頂戴ぃ!! 千歳のおまんこに…
…マモルのおちんちん!!、欲しいのぉ!!!!」
421夜のリハビリ/8:2005/05/05(木) 01:23:36 ID:GLxi+Vjo
 防人の腰の動きが止まった。
「あ!? ま、衛さん…ど、どうして?」
 オーガズム直前だったナースが戸惑いの声を上げた。防人は構わず怒張を引き抜くと、千歳の腰を掴む。
千歳が期待に満ちた目で、まるで尻尾を振る子犬のように尻を揺らす。そして防人は一気に千歳を貫いた。

「きゃふうううううううううん!!!!」
 千歳の視界で火花が散った。お預けを喰わされ続けていた肉体は、一突きで絶頂の高みへ上り詰める。
激しく痙攣する膣運動に、防人は思わず気をやりそうになった。
「ふあ……あ……はぁ……」
 快感の余韻に震える千歳。防人は呼吸を整えると、千歳の中で動き始める。
「ま、待って。今…イったばかりだから敏感で…、あん!、やぁん…あん、あん!」
 容赦ない責めに、幾度も快楽の波が千歳を襲う。全身で歓びを感じながらも、千歳は身体を捻って
防人にキスをせがんだ。
422夜のリハビリ/9:2005/05/05(木) 01:24:51 ID:GLxi+Vjo
「酷いわ、衛さん…。私、もう少しだったのにぃ」
 クリトリスを弄りながら、恨めしそうにナースが二人の交わりを眺める。防人は片膝を立てて、
千歳の胎内で最も感じる部分を擦るように挿入角度を調整した。
「ヤァ!それ、それ感じ過ぎるゥ!! マモルのおちんちん、ぐりぐりってするのぉ!!!!」
 背中を撫で、乳房を揉んでやりながら、深く、浅く、時には円を描くように、千歳の膣に突き入れる。
千歳の中は処女のように狭く、それでいて防人の肉茎を根元まで飲み込んで放そうとしない。
「ああん! 好きぃ! 好きなのぉ!! …もうどこにも行かないで!! 
千歳のこと、置いて行かないでェ!!」
 防人の動きに合わせ、千歳も腰をグラインドさせる。二人の動きがシンクロし、再び絶頂の高波が
押し寄せてきた。
「くっ…………いくぞ、千歳」
「来てぇ、来てぇ!!…マモルのせーえき…いっぱい、いっぱい千歳に射してエエェェェ!!!!」
「ああ、私も、私も一緒にいぃ」
 防人が千歳の細い腰を両手で掴み、最奥まで突き入れた。
「!!うっ…(ビュク、ドビュ、ビュ、ビュ)」
「ひゃぁああああああああああああああああああああんん!!!!」
 体内で爆ぜる熱い迸りに、千歳の背が反り返り、四肢が震え、肉襞が何度も締めつける。
「んんんんんんんんんんんんんんくふぅぅぅうううううん!!!!」
 ナースの指がクリトリスを捻り上げ、全身を激しい電流が駆け抜けた。
423夜のリハビリ/10:2005/05/05(木) 01:26:21 ID:GLxi+Vjo
「………ふうぅ」
 防人が大きく息を吐き、千歳の膣からペニスを引き抜く。秘唇は最後まで名残惜しそうに防人のモノに
吸い付き、チュパッ、と音を立てて離れた。まだ半開きで痙攣するそこから、男の精が滴り落ちる。
「衛さん……」
 ぐったりと倒れた千歳の身体の下からナースが這い出し、防人の前に跪いた。
「(ペロ、ペロ、…チュルル)んぷ……ん……っぷあぁ」
 愛液と精液にまみれたモノを舐め清め、中に残った精液まで吸い出す。そして、両手で捧げ持った
そこに、うっとりと頬擦りをした。

 ■3、花の見る夢 □

 汗を拭き、新しい包帯を巻かれた防人は、シーツを替えたベッドに窮屈そうに横になっている。
その傍らには、彼の腕にしがみ付き、裸のまま寝息を立てる千歳がいた。
「…少しいじめ過ぎたか。昔の“甘えんぼ千歳”に逆戻りしたようだ」
「7年も放っておかれた反動よ。…当分は貴方にベッタリでしょうね」
424夜のリハビリ/11:2005/05/05(木) 01:27:34 ID:GLxi+Vjo
 キャップを被り終え、ナースが振り向いた。白衣の間から覗く肌はまだ桜色に火照り、
仕草の一つ一つに情事の後の気だるさを残す。
「明日私が検温に来るまでは、誰もこの部屋に入らないようにしておきますから」
「世話をかける。それに、今日はすまなかった」
「ふふふ、一つ貸しにしておきますね。…そ・の・か・わ・り」
 ナースは防人の手を取り、スカートの中へと導き入れた。指先が下着に触れる。柔らかな布地に
包まれたそこは、防人の指の感触にヒクリ、と敏感に反応した。
「この次は……私のココにも、熱いの、ください。…ね」
 防人は苦笑し、指に力を込めた。
「んふぅん!!」
 布越しに指を突き立てられ、ナースが柳眉を寄せて身をすくめた。じわっと下着に熱い染みが広がる。
「約束しよう。この埋め合わせは、必ず」
「ハァ、ハァ……。絶対、ですよ衛さん…。私だって、ずっと、寂しかったんだから」
 眼鏡の奥の瞳が微かに潤む。そして彼女は身を屈め、防人にそっと口付けた。
「おやすみなさい、衛さん。いい夢を」
425名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 04:50:02 ID:EZH5tFaD
大人連中のエロスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
ナースさんステキ杉
426名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 06:41:23 ID:UhC8GkCv
ブラボーけしからーん!
エロくてGJですた!

入院が長引きそうだなw
427名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 14:06:49 ID:uP7NPUUl
ブラボー激・エロス!!!!!
つうかナースさん人気だぁ〜可愛いよ…(*´Д`*)

関係ないけど今密かにブラボー×TQN(カズキに出会う前…イヤ出会ってからでもイイ)が読みたい…
どうなんだろうかこのカプ。
428名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 17:19:10 ID:XKXRjWE6
巨根の続きのつもりです。
書くつもりはなかったけど、結局書いてしまった。
4291:2005/05/05(木) 17:19:54 ID:XKXRjWE6
困ったことになった。

自分の部屋の机で、組んだ手に顔を乗せてぼんやりと考える。

カズキと初めて体を重ねた日から大分経ったが、あれから毎日のようにカズキの部屋へと通っている。
いくら本隊からなんの連絡も無いとはいえ、錬金の戦士である自分がこんなことばかりしてもいられないと思うのだが、自分を求めてくるカズキをどうしても拒めない。
また、私自身がカズキを求めていたというのも事実だろう。
色々と解決していない問題があり大きな不安があるのだが、カズキと体を合わせていると、それ以外のことが考えられなくなり、ただただ安堵感に包まれる。
カズキに身を委ね、裸の胸に響いてくる黒い核金の脈動を感じていると、自意識というか理性のようなものが無くなり、無心になれる。
そうして私は毎日のように………。
…………………。
違う。

毎日のように、じゃないぞ。

………毎日、だ。
4302:2005/05/05(木) 17:22:37 ID:XKXRjWE6
その事実に気付いて愕然としてしまう。
なんていうか、あれから連日カズキとの性行為に及んでいる。
一日たりともしていない日が無い。
いや一日位はしていない日があるんじゃないか?と自問してみるが、
本当に、ない。
毎日してる。
それも一度カズキにベットに押し倒されれば一回や二回では済まされないから本当の回数ということで考えると一体どれほどの………。

………やめた。

考えるだけ無駄というか、考えたくないというか、考えると体が反応してしまうというか…じゃなくて!

机の上で頭を抱えてしまう。
ふと、脇に置いた携帯電話に目を遣る。

……来る。

と思ったと同時に着信を知らせる光が点滅し、ウ゛ウ゛ウ゛と機体が震え、すぐに止る。

カズキからのメールだ。

内容は見なくても大体分かる。学生寮の消灯時間を回った頃になるといつも決まってカズキからのメールが入るのだ。

(斗貴子さん、起きてる?)
(今なにしてる?)
(そういえば今日学校で岡倉がさ、………てことがあったんだよー)
(斗貴子さんはもう数学の宿題やった?よかったら明日見せてくれないかなー。だめ?)

4313:2005/05/05(木) 17:23:37 ID:XKXRjWE6
雑談混じりのたいしたことも無い話題を振ってくるので、今日こそはカズキの部屋には行かないぞと強い心をもって、適当な返事を返してやったり、
もう遅いから寝なさいといってみたり、また、無視してやることもあるのだが、とにかく私が自分の部屋に来ないということが分かるとカズキは最後にトドメの一撃を放ってくる。

(………逢いたいな。)

その文面を見ると心臓を鷲掴みにされたような苦しさというか、胸の圧迫感が強まり、カズキが部屋で一人ぼっちで膝を抱え淋しがっているという情景が問答無用で浮かび上がり、いてもたってもいられなくなってしまう

着信を受けてから1分経たない内にカズキの部屋に駆けつけている自分がいる訳だがいつも腹立たしく思うのはそんなメールを送った張本人がくだらない漫画雑誌を読んでゲラゲラ笑っていることだ。
笑った顔のままこちらに気付き、窓枠に足をかけ硬直している私を見て、ん?などという顔をする。
「あれ?斗貴子さんどうしたの?」

キミがよんだんじゃないか。
4324:2005/05/05(木) 17:24:23 ID:XKXRjWE6
私の中の怒りゲージがたまり目潰しの発動条件が揃うのが感じられるのだがこの内の半分は未遂に終わる。
なんだかにこにこしながらベットを超えて迎えに来るとそのまま体に手を回し、ぐいと引き寄せるのでバランスを崩し前に倒れ込むようになってしまうのだがカズキが胸で受け止めてくれる。
この時のタイミングがもう少し遅ければ、目潰しをキメることができるのに。
カズキに包まれながら目潰しのきまらなかった日はそんなことを思う。
そして抱き締めるカズキの腕が少し緩んだことに気付き顔を上げるとさっきと同じようににっこり笑ったままのカズキが唇を寄せてくる。
そうなるともう、抵抗できない。
触れ合ったやわらかい感触の後、唇を割ってぬるりと入ってくるカズキの舌を感じながら思う。

私は、カズキのとりこだ。


結局、また、カズキと体を合わせることになる。

そうして、私の困惑は、増すばかりだ。
4335:2005/05/05(木) 17:25:13 ID:XKXRjWE6
斗貴子さん今日も来てくれた。
嬉しくて、顔がへらへら笑ってしまう。
よく分かんないけど斗貴子さんオレの部屋に来るといつも怒ってるような顔して、ほっとくと目潰しされるからなるべく早いうちに窓辺に迎えに行って抱き締める。
そうすると大抵いつも、大人しくなってくれる。
目が合ったので、そのままキスする。
唇の感触だけじゃ物足りないから舌を入れて斗貴子さんの口の中身も舐める。
そうしているとその細い体からくたりと力が抜けていくのが分かる。
そんな斗貴子さんを感じていると、オレの体も反応してくる。
一旦キスをやめてとろんとしている斗貴子さんの表情を見ながらもう一度抱き寄せる。
それも、今度は腰に手を置いて、そこを中心にしてぐっと自分の体に引き寄せる。
オレの硬くなったものに斗貴子さんが気付くように。
「ん…。」
ぴったりと押し付けているのですぐに気付いたみたいだ。目がきょときょと泳いだ後、そのまま俯いてしまう。
きれいに切り揃えられた髪が割れて、そこから覗く耳が赤くなっているのを確認したけど、まだ、しない。
緊張したのか斗貴子さんが身を竦ませてしまったからだ。
もっとリラックスしてほしいのに。
体を固くしてしまった斗貴子さんを見ていると、初めてした時のことを思い出してしまう。

あれは、本当にひどいことをした。

斗貴子さんに申し訳ないことをした。

痛がっている斗貴子さんに気付かずに無理矢理に押し込んで、斗貴子さんを酷く傷付けてしまった。
今思い出しても、胸が痛む。
だからもう、絶対にそんなことの無いように、斗貴子さんとする時は細心の注意を払う。
4346:2005/05/05(木) 17:26:48 ID:XKXRjWE6
また、体が柔らかくなるように肩や背中を撫でて、時々そのきれいなうなじにキスする。
そのままそろり、と舌を這わせると「あ………ぅ…」と小さく声を漏らしてくる。
オレの背中に回した手には力がこもるけど、腰から下は力が抜けたように体重を預けてくる。
ぐずぐずと腰砕けになってしまった斗貴子さんを支えて、そろそろいいかなと思う。
頬を撫でていた手を顎へと移動させて、ちょっと持ち上げてオレのほうを向いてもらう。
小さな子供みたいな表情になってしまった斗貴子さんの目をじっと見つめてから聞いた。

「電気、消したほうがいい?」



暗くした部屋の中で斗貴子さんをベットに横たえる。
そのまま間を空けずにもう一度、口を塞ぐ。
ゆっくりと舌を絡ませながら片手でそっと頬を撫でる。その手を耳たぶまで移動させ摩ったり、さらさらした髪の毛を撫でたりしながらちょっとずつ下に降ろしていく。
顎から喉元を辿り、その下のゆるやかな起伏の上にたどり着く。軽く撫でただけで「ンン………」と唇の下から声が漏れた。
唇を離して、今度は頬を赤らめている斗貴子さんの表情を真正面から見つめながら指先で撫でる。斗貴子さんは胸がすごく感じるみたいだけど、その中でもやっぱり乳首が一番感じるってことを知っているので大体このあたりかな?というところで重点的に動かす。
斗貴子さんの目がじわりと潤んだようになって、大きな反応は示さないものの顔の横にある手がシーツをキュッと握り締めるのが分かった。
蒸し暑い夜だから斗貴子さんは薄着だ。
今着ている服も薄い生地を使っているものなので布越しの感覚があるみたいだ。
4357:2005/05/05(木) 17:27:53 ID:XKXRjWE6
「ここ、感じるの?」
斗貴子さんの口から直接聞きたくてそう言うと、なんだか怖いものを見るような目でオレを見た後、暫くの間もじもじしてそれからやっと、目をぎゅっと瞑りながらこくん、と頷いた。
そんな斗貴子さんを見ていると愛しさが込み上げてくる。
同時に斗貴子さんが欲しいという強烈な欲望に支配されて、オレと斗貴子さんの間を邪魔するその服を脱がすのももどかしいと思いながらぐいと捲りあげると「ひゃ……」と声を上げる斗貴子さんに構わずその胸にむしゃぶりついた。
あ。
でもまだブラジャーがのこってる。
もう斗貴子さんの服を脱がすのは慣れているので背中に腕を回し、片手で簡単にホックを外してしまう。
もう一度、シャツと共にブラジャーも捲り上げて、露になったその小さな膨らみを両手できゅっと握った。
「あう……………!」
今度こそ仰け反って反応する斗貴子さんにオレ自身も我慢できなくなりもう一度斗貴子さんの唇を自分の唇で塞ぎながら強く胸を揉んだ。
オレの唇の下で斗貴子さんの声にならない声が響いてくる。
早く、早くと急かされる様に斗貴子さんの胸を掴んでいた手を滑らせて、両足の隙間に入れようとした。
「……………だめ…ッ!」
ぐいと押しのけようとする力とはっとするような強い声に驚き、一瞬で我に返った。
「そこは…ま、まだ、だめだ………」
胸を腕で庇い、じりじりと後ずさりしながら言う斗貴子さんを見て自分の顔から血の気が引くのが分かる。

また、やってしまった。
4368:2005/05/05(木) 17:28:39 ID:XKXRjWE6
斗貴子さんは、無理矢理にされるのが、嫌なのに。
焦って両足の間を触ろうとすると、いつも、拒まれてしまう。

初めての時を思い出して、怖いのかもしれない。

ちゃんと、ゆっくりキスしたり、撫でたり、舐めたりして十分に時間をかけてからでないと、ひどくいやがる。

だから、やさしくしないといけないのに。

なのに、オレは。
437名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 18:00:15 ID:o6xMGhfa
つ、続きを…
怒りゲージワラタ
4389:2005/05/05(木) 18:14:27 ID:XKXRjWE6
斗貴子さんに申し訳がなくて、そのままなにもできなくなってしまうのだが、そんなオレにいつも斗貴子さんはやさしく声をかけてくれる。
「あ…す、すまないカズキ…その………」
なんで斗貴子さんが謝るんだろう。悪いのはオレの方なのに。
「…ごめんね」
謝るとなぜか斗貴子さんはひどく慌てて「いや、その、いいんだカズキ。謝るんじゃない。それより、その、その…」へんに口篭る。
「うん、なに斗貴子さん?」
斗貴子さんの言うことを一字一句たりとも聞き逃すものかと身を乗り出して聞こうとするとなんだか困った様な顔をしながら言う。
「その…その、むね……もっと……え、と…気持ち良かったから…その……」
「むね?胸がいいんだね?斗貴子さん!」
よし、分かった!
やっぱり胸が気持ちいいんだね!
そうと分かればさっきのお詫びも兼ねて、斗貴子さんをいっぱい感じさせてあげようと再度押し倒して思いっきり胸を攻める。
揉んだり舐めたりちょっと噛んだり色々して刺激を与えると斗貴子さんは仰け反ったりかわいい声をあげたりしながら身を捩って逃れようとする。
でも今度は気持ちいいからだと分かっているので絶対に逃がさない。
他にも耳や背中を舐めたりして、斗貴子さんがぐったりするまで攻めてからようやくそろそろと斗貴子さんの秘所に手をのばす。
ゆっくり手を移動させていっても、今度はいやがらない。
こんなに攻めたんだから、ショーツがくったりと濡れている。
これならよし!
オレはゆっくりと最後に残った斗貴子さんの下着を脱がしにかかった。
43910:2005/05/05(木) 18:15:07 ID:XKXRjWE6
今日はまた、あぶなかったな。
情事の後(またしてもカウントするのが億劫になるほどイカされてしまったが)隣で眠りこけるカズキを見ながらそう思った。
あやうくあのことが、カズキにバレそうになった。
そのせいで焦ってしまい、おかげでカズキを心配させるはめになってしまった。
すまなかったな、カズキ。
すやすやとねむりこけるカズキの髪を撫でながら心の中で呟いてみる。
これからは気を付けないと、と思うのだがじゃあどうやって、というのも分からない。
はあ、と溜め息をつく。

ああ、どうしよう。

こんなこと、カズキにいえない。

カズキとセックスするようになってから、からだが濡れてしまってどうしようもないんだなんて。
440名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 18:34:40 ID:LCBplDrz
エロスい。たまらんな。
441名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 19:24:13 ID:cmSNk9Jj
やり取りが可愛くて好きだ。
乙です〜
442名無しさん@ピンキー :2005/05/05(木) 22:25:45 ID:8o/Mzg6L
乙!
GJでした〜!

投下が続いて嬉しいな〜
443名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 22:27:43 ID:IQLNJUsf
もうどうしようもなく一心同体なんだなw
GJでした!

ここで投下されているSSを読んでいて、濃厚なキスの描写に
グッとくる自分を発見しますた。ラブさが伝わってくるからかな。
自分もSS書く時に挑戦してみよう…
444名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 02:18:57 ID:bDiW7XbA
イイ!!癒されますた(*´Д`*)
目線が切り替わるタイミングが最高!!可愛いな〜
つかここのスレのSSのレベルは本当にスゴイぜ…
445だっこ:2005/05/06(金) 10:16:55 ID:WfE7YumR
「ひっ…人が動けないのをいいコトに…ぃ…勝手な真似する…な…ぁん」
「夜明けを待たずに今から山を降りれば…ハァ…二人でも夕方までにはなんとか…ハァ」
「だからって、こんな…あッッッ!!」
カズキに首筋にまわした両手に力が入る。また、イってしまった。

わずかに思考能力が戻ってから、下を見た。
私のスカートの前が捲られ、カズキのズボンのチェックが開いている。
二人の陰毛が密着して密林を作り、溢れた蜜液が光に反射してキラキラ輝いている。
その中に充血した太い肉棒の根元だけが見え、残りのほとんどは陰口が飲み込んでいる。
そして、その状態で体の前に私を抱えたカズキが、山を走り降りていく。
腰は密着させたままで互いに動かしていない。
しかし、一歩進むごとに地面から伝わる振動が、怒張を伝って内襞と子宮口を震わせている。

「斗貴子さん…軽いけど…ハァ…手だけで抱えるより…こうした方が支えやすいし…ん!」
今後はカズキが達したようだ。その証拠に、胎内が熱くなり、花孔と肉幹の隙間から青白い液が覗いた。
カズキの首筋から片手を離し、ハンカチで拭きとっておく。何度もこうしたので、既にガビガビになっている。
446だっこ:2005/05/06(金) 10:18:05 ID:WfE7YumR
花奥に居るモノが少し小さくなったせいか、思考がはっきりしてきた。現状に抵抗してみる。
「降ろせ!」「イヤだ!」
「降ろしなさい!」「イヤです!」
「降ろして!」「イヤん!」
「このまま交通機関に乗るつもりか?」
「こうすれば大丈夫!」
そう言って、カズキが私のスカートの捲くれを直し、結合部を見えなくした。
「格好を見ればわかるだろう!」
「そ〜なんだ?」「そ〜なんだ!」

そんな言葉を交わしながらも、カズキは足を止めない。
このまま、満員電車も大通りも繁華街も、ずっとだっこしっぱなしだろうか?とても不安だ。

「こうしてると…斗貴子さんの下半身に感覚があるのがわかって…ハァ…なんか安心なんだけど…ダメ?」
「キミはそういうつもりで…ああッ!」
いつの間にかカズキの怒棒が力を取り戻し、再び体を攻め始めた。
何も考えられなくなった私は、目をつぶってカズキに身をまかせた。

(終わり)
447名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 10:34:57 ID:Xm3m2dbP
エロワロスw
寄宿舎に着いたとき、まひろ達には何の言い訳もできないなw
448名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 10:58:28 ID:F1fLM8S6
寄宿舎に着く頃には本当にギックリ腰になるんじゃないのか?w
449445:2005/05/06(金) 12:09:58 ID:WfE7YumR
レスありがとうございます。誤字多くてすいません。

>>445の4行目
カズキに首筋にまわした両手に力が入る。また、イってしまった。

カズキの首筋にまわした両手に力が入る。また、イってしまった。

>>445の15行目
今後はカズキが達したようだ。その証拠に、胎内が熱くなり、花孔と肉幹の隙間から青白い液が覗いた。

今度はカズキが達したようだ。その証拠に、胎内が熱くなり、花孔と肉幹の隙間から青白い液が覗いた。
450名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 13:25:09 ID:bDiW7XbA
>>445>>446
GJ!!生々しいのにストロベリーなとこがイイ!!
つか真っ昼間の予備校で何読んでんだ自分…orz
451名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 21:44:46 ID:MWlTpPaA
>>450
気にすんな。俺は勤務先で読んだぞ。
452名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 23:52:36 ID:KnW8q3X1
>>450-451
あにやってっだ。オメーさまがたはよぅ。
453海辺ではいてない:2005/05/07(土) 18:41:37 ID:foLOwKE0
「剛太?誰?斗貴子さん」
「私の後輩。キミを海から引き上げてくれた──…剛太?」
カズキがあたりを見回してから、私の脚を指差した。
「いないみたい…ところで、ケガしてる?」
「ああ、戦士長にな……手当てしておくか」
追手がかかるだろうし、バルキリースカートの使用に支障が出ては困る。

流木に腰を降ろして、太股の患部に軟膏を塗った。
そして、ガーゼを当て、上から包帯を巻いていく。しかし、どうも、自分では巻きづらい。
「カズキ、すまないが、頼んでいいか?」
「ウン、いいよ」
カズキが私の前に回って続きの包帯を巻き始めた。

もう少し脚を開いた方が巻きやすそうだ。下着を見られるが、今は手当優先。そう思って、脚を広げた。
「!!」
カズキが驚愕した様子でスカートの奥を覗きこんだ。数瞬後、慌てて視線を逸らす。
「見るのはいいが、包帯優先で頼む」
「あ、ウン…ウン」
そう言いながら、顔が赤い。何か変だが、まあ、いい。

その後も覗きこんだり、そっぽを向いて横目で包帯を巻いたり、忙しない。
包帯の蛇行が激しくなってきたころ、やっと巻き終えた。

「ありがとう、後は自分でする」
そう言ってから包帯を固定した。
カズキが巻いてくれた部分がすこし不恰好だが、実害なさそうだ。
ふと、カズキが持っているHな本を思い出した。あんな本を見ているのに、下着であそこまで慌てるとは。
相手が私だから、意識してるんだろうか?そうならうれしい。ちょっとからかってみよう。

「下着で驚くとは、以外と純情なんだな?」
真っ赤な顔のカズキが、あさっての方向を見ながら小声で言った。
「斗貴子さん…はいてないよ…」
454海辺ではいてない:2005/05/07(土) 18:44:38 ID:foLOwKE0
「!!」
慌てて立ち上がってカズキに背を向けた。
剛太に海から引き上げられた後、濡れたパンツが気持ち悪くて脱いだままなコトを忘れていた。

さっきまでの出来事を思い起こす。カズキに見られた。イヤ、私がカズキに見せたのか?
どちらにしても、はっきり見られてしまった。頭に血が上り、顔が赤くなるのがわかる。
心臓がバクバクしている。

そして、カズキのことを考えると、股間が海水以外の何かで湿り、今まで知らなかった感情を覚える。
体が何かを欲しがっている。それが何だかわからない。

カズキの方を振り返ってみた。
膨らんだ股間を手で隠しながら、前屈みで横を向いている。
そして、私が欲しいのはアレだとわかった。他ならぬカズキのアレ。

私は勇気を振り絞り、カズキに声を掛けた。
「そういうつもりじゃなかったんだが…その…せっかくだから…」──イヤ、そうじゃなくて。
「カズキとなら…その…」
「ウン…オレも斗貴子さんと…」
私たちは、おそるおそる近づき、抱き合った。

(終)
455名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 20:27:01 ID:Uugmn4ov
ちょっと俺、海豚海岸に斗貴子さんが脱ぎ捨てたパンツを捜しにいってくる!
456名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 22:21:13 ID:xsF0vw2c
フフフ、先輩のパンツはオレが戴いたぜ武藤!!

返してほしくばオレとポジションチェンジしろ!!!!(切実)
457名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 23:06:40 ID:WqCvyZp+
ポジションなんて変えなくてもパンツくらい(ry
458名無しさん@ピンキー :2005/05/08(日) 01:34:44 ID:eZpZsJTA
乙!
よい着眼点ですw
459名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 10:55:02 ID:Xg4rPrjR
>>456
お前が持ってるの、蝶ステキな水着じゃないか?
460名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 11:10:06 ID:vOdHVS4y
あー、そういえば奴もあの海岸で水着に着替えてたなw
461名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 23:22:46 ID:Wzah5P14
初めてこのスレに来たけど、エロい、エロイなw(エロパロだから当然ではあるけど)
過去スレも読んでこようっと。
462名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 12:59:18 ID:khfGV5KS
久々に過去ログ読んだら斗貴男さんとかあって懐かしかった。
463萌えスレより:2005/05/11(水) 10:02:22 ID:+P4MrmZo
337 :名無しかわいいよ名無し :2005/05/11(水) 00:24:50 ID:r+smg/Kz
時に、吸いすぎでイン…男性不能になるってマジか?


338 :名無しかわいいよ名無し :2005/05/11(水) 00:32:00 ID:m9Casau3
テキトーにググった

タバコを吸うとインポ(勃起障害)になるといわれています。
外国ではタバコのパッケージに警告表示をしている国もあるくらい、よく知られています。
タバコに含まれるニコチンには、毒物として中枢神経に影響し、末梢の血管を収縮させる作用があります。
勃起とは、血管が広がって急激に大量の血液が流れ込むために起こるものなので、血液循環が悪くなると勃起しにくくなると考えられるのです。
”メンソールタバコを吸っているとインポになる”といわれている俗説は
「メンソールが脊髄にある勃起中枢に影響を及ぼし、機能を低下させる可能性もある」というもので、
科学的根拠があるわけではないようです。 メンソールタバコに限らず、タバコ全般にいえることなのです。


みんな気をつけろよ。
464名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 10:46:37 ID:svHFAZAx
火渡は大丈夫だろうか
465名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 16:17:29 ID:wfEW4BG2
火渡と毒島が結婚してン十年後…
先にシャワーを浴びて待っていた毒島(ややこしいので夫婦別姓)。
しかし火渡がバスルームから出てこない。
どうしたのかと思って様子を見に行くと、便器にくず折れて涙を流す火渡が…


(テロップ)『求められても、できない。吸い過ぎには注意しましょう。』
46611:2005/05/11(水) 17:08:24 ID:f15S5HSt
なんでこんなことになったのか、自分でも分からない。
なんで私はこんな風になってしまったんだろう。


夜風に吹かれ、空に広がる星を見ながら思う。
今日は寮を抜け出して、銀成学園高校校舎の屋上の給水塔に来ている。
晴れ渡った夜空にぽっかりと浮かぶ月が綺麗だ。
ここなら少しは考えが纏まるかと思ったのだが…。

……………駄目だ。
ちっとも纏まらない。
本当に、どうしていいのか、分からない。

私は。

私は、なんで。

なんであんなに、濡れるんだろう。

最初はどうだっただろう。いや、最初は、とにかくあれは、その、なんというか、その、
それどころじゃなかったと言うか、いあやま、もう終わった事だからいいのだがそれにしてもあやうく殺さ…いやだから、もういいのだが、とにかく初めての時はそれどころじゃなかったから置いておくとして、その次はどうだったか?
その次は………。
………そうだ。
あの時からすでに、私の体は、おかしかった。
46712:2005/05/11(水) 17:09:04 ID:f15S5HSt
核金により体の内の傷が癒され、そのままカズキともう一度、行為に及ぶことになり、まあいろいろされて、その後カズキの手が再度私のその場所に伸びてきた時、ぬるりと滑るその感触に私自身が驚いたのだ。

ものすごく、ぬれていた。

そこはどろどろでまるで氷が解けたようになっており、驚いて腰を動かしてその時初めて私の足の間からの分泌液がおしりを伝ってシーツまでぐしょぐしょにしてしまっている事に気付いたのだ。
一瞬なんだか分からなかったが、その液体がなんであるか、そういった方面の知識がさほどない私でもぼんやりと思い当たった。

分かった。
これはきっとあれだ。

分かって良かったがそれから死にたくなるほど恥ずかしくなった。

なんなんだ一体。
なんだってこんなに濡れるんだ。
明らかに量が尋常ではない。
カズキもびっくりして顔をあげた。
何も言わないが(言えないのか)これはナニ?という顔をして私を見てくる。

………ものすごい羞恥だ。

カズキを殺して私も死のう、と思ったくらいだ。

こんなに濡れるなんて。
私はそんなに、そんなに、その………。

エロスなのか。

私の体がこんなに濡れるということは、それは、その…、私が本質的にエロスい、ということか。
46813:2005/05/11(水) 17:10:46 ID:f15S5HSt
その結論に達するたびにガーン、と頭に衝撃が走る。
カズキの友人達にエロスはほどほどに、などといっていた自分が恥ずかしい。
エロスなのは私のほうじゃないか。
自分では気付かなかっただけで、私は、生まれつきエロスな性分を持った女だったというのか。
………………………………。
……………恥ずかしい。
………泣きたい。
でも情けなくて泣くに泣けない。
……………。

頭が真っ白になり、固まって何も言えないでいる私をカズキはじっと見つめた。
が、たいして間を置かずにまた下に目を向けると指先で確かめるように私の秘所を弄り始めた。
「ぁ、…ぁあん………」
あれほどの衝撃を受けたというのに、カズキがほんの少し指を動かすだけで私の体は簡単に反応してしまう。
身を捩じらせながら声を立ててしまうが、頭の中のほんの少し残った理性は私に絶望的な考えをもたらす。
46914:2005/05/11(水) 17:12:31 ID:f15S5HSt
こんな私をカズキはどう思っているのだろう。

こんなに濡らして、いやらしいおんなだと、思っているだろうか。
節操のない、淫靡な女だと思っただろうか。

あの時。

どうしようもないほど濡らしている私をじっと見つめた後、また視線を下に向けたカズキ。
その目の動きで、私の心は深く傷付いた。
心臓まで凍りついた。


目を逸らされた、と思った。



給水塔の上。
襟をはためかせる夜の冷たい風が肌を撫で、嫌な汗を冷やし体を震わせる私の服のポケットでまた、携帯が短く振動したのが感じられた。
47015:2005/05/11(水) 17:13:36 ID:f15S5HSt

斗貴子さん、今日は来るの遅かったなと思って聞いたら学校の給水塔にいたんだって。
なんでそんなところにいたのかな。
斗貴子さんって本当にあの場所が好きだよね。
「寒かったの?」
抱きしめたらなんだか体が細かく震えている気がしたからそう聞いたけど、斗貴子さんはオレの胸の辺りをじっとみながら小さく首を振った。
ほんとかな、と思いキスする前に斗貴子さんのほっぺたに自分のほっぺたをくっつける。
そこはひやりと冷たかった。
やっぱり、と思い腰に回していた手を持ち上げて斗貴子さんの両耳を包んだ。
みみたぶを摩りながら顔を覗き込む。
斗貴子さん、耳もつめたいよ?

温めなきゃ、と思ってもう一度斗貴子さんの体に腕を回して摩擦するようにして背中やおしりをさすった。
「………ン」
何か言ったような気がしたので斗貴子さんの目を見たけどオレに気付くと何でもない、とでもいうように首を振ったので続けることにした。

そうした方がやりやすいから斗貴子さんの体をベットに横たえる。
腰や足も撫でるようにすると、だんだん斗貴子さんの体が欲しくなってくる。
直接体を触れ合わせたいと思ったので服を脱がし始めた。
47116:2005/05/11(水) 18:10:49 ID:f15S5HSt
今日は落ち着いている。
ちゃんと前戯をして、斗貴子さんもきっともう十分に濡れたはずだ。
そう思って、いつの間にかうつ伏せになった斗貴子さんに覆いかぶさっている(なんでだろう?)オレは体の下で斗貴子さんの小さな胸を掴んでいた手をおへそよりもっと下に伸ばす。
「………やぁ……」
おしりをもじもじさせるみたいに動いたけど逃げられないようにオレが押さえつけているから斗貴子さんはどこにも行けない。
そうして無事、斗貴子さんのその場所にたどりついた。
指が触れた瞬間びく、と斗貴子さんが反応したのがオレの体にも伝わった。

やっぱり。

斗貴子さん、今日も、ものすごく濡らしてる。

「…だめぇ」
腰を引くような感じでオレの指から逃れようと、斗貴子さんが弱弱しく抗議するような声を上げた。
でも、ここまできたらもう大丈夫だってことは知ってるから、やめない。

なにが、だめなんだろう?

斗貴子さん、せっかくこんなに濡れているのに。
47217:2005/05/11(水) 18:11:53 ID:f15S5HSt
そう考えると、斗貴子さんの背中に乗せた顔が、微笑んでしまう。
斗貴子さんが濡れてくれると、すごくうれしい。
それだけ斗貴子さんが感じてくれたってことだし、あと、オレが入りやすいように斗貴子さんの体がそう反応してくれてるってことだから。

斗貴子さんがオレを受け入れようとしてくれてるってことだから。

だから斗貴子さんが濡れれば濡れるほど、うれしくなる。
もっと、いっぱい濡れて欲しい。

そんなふうに思うから後で斗貴子さんに「やりすぎだ!」って怒られるくらいに攻めてしまうんだけど、でもやっぱり斗貴子さんには、もっともっと感じて欲しい。
そうすれば、最初の時みたいに………。

…………………………。

………最初の時みたいに、斗貴子さんを苦しめずにすむ。

もう、ぜったい、斗貴子さんに苦しい思いを、させたくない。

悲しませたくない。

痛い思いを、させたくない。
47318:2005/05/11(水) 18:12:32 ID:f15S5HSt

斗貴子さんの白いきれいな背中に耳をつけて、指の動きをじょじょに速くしながらだんだん漏れる声が高くなっていくのを聞いた。
斗貴子さんの胸はちょっとちいさいけど、そのおしりはむちむちしててすごくかわいい。
小ぶりなんだけど、肉付きがいいと思う。
その、おしりがもぞもぞ動くたびにオレのものをぐにぐにと刺激する。
オレ自身も、気持ちがいい。
斗貴子さんはオレの指だけイキそうになったのかほんとにもがいて逃げようとした。
このままイッても構わないのに斗貴子さんは自分一人だけイクことに抵抗があるみたいだ。
それにオレが体重をかけているのが重たいかもしれないと思ったので一旦指の動きを停めて覆いかぶさっていた体をどかした。

斗貴子さんは荒い、というか不規則な息をしながらぺたりとつぶれていた体をほんの少し起こして、でもそれ以上力が残っていないのか横向きにころんと転がってしまう。
焦点が合わないようだった目がのろのろと動いて、オレを見る。
やっぱりちょっとやりすぎたかな、またあとで怒られるかなと思いながらこんどは正面から覆いかぶさって、キスする。
心配になったが、オレがキスしながら斗貴子さんの足をゆっくりと大きく広げるのに気付くと、背中に手を回してきてくれた。

唇を触れ合わせたまま、今日初めて繋がった。
474名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 19:24:53 ID:r5WJpyGF
ラブラブだなオイw
475名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 21:50:17 ID:qWyCxM0Q
>>465
つ綺羅光の「美少女奴隷クラブ」
476名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 23:57:58 ID:X5sOdjO1
>>473
乙です!
TQNがかなーり蕩けてきてるな
エロスい
477名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 10:34:17 ID:99+BQUnm
読んでて「ビクンビクン ハァハァ」の時の斗貴子さんの姿が浮かんできたw
GJっす
47819:2005/05/12(木) 12:16:51 ID:3yZYyfK5
斗貴子さんの様子を見ながらゆっくりと挿入していく。
その時はいつも、絶対に「痛い」とは言わないけど、よく見ているとやっぱり痛いのか顔をくっとしかめる。
斗貴子さんのあそこ小さいからな。
でも、心配になったからといって途中でやめたりするとかえって怒る。さすがに目潰しまではでないけど、やめて抜こうとすると「馬鹿ッ、そのままでいろ!」って怒鳴られる。
だから今日もやめずに最後まで、膣の一番奥まで入れる。到着したらそのまま斗貴子さんのからだがこなれてくるまでしばらく
待った。この時、ヘタに動くと繋がっている部分がずれて痛くなるってことを知っているのでオレも動いちゃダメなんだ。じっとしている。
誰も動かないので部屋の中が静かになった。
目を閉じてほんの少し眉間に皺を寄せている斗貴子さんの顔を見つめる。なんだか今日は元気がないみたいだけど、だいじょうぶかな。
まだ斗貴子さんのからだが慣れてくるまでもうちょっと時間がかかるはずだし、だからといって他にすることもない。斗貴子さんも何も言ってこない。
暇というか、手持ち無沙汰だ。なんとなく思いついたことをする。
からだがズレないように気を付けながらオレと斗貴子さんが繋がっている部分に手をやる。そこに触ると陰唇が俺のイチモツ
によってパンパンに引き伸ばされているのが分かる。ああ、これは痛いだろうなとあらためて実感する反面、だからあんなに、斗貴子さんのなか、気持ちいいのかとも思う。入れるといつもいつもぎゅうぎゅうに締め付けられて痛いの一歩手前
なんだけど、その中はぬるぬるしたヒダが絡み付いてくる感触で、気を付けないとあっという間に斗貴子さんをおいて一人でイッてしまいそうになるくらい気持ちがいい。
オレが触っている感触に気付いたのか斗貴子さんがふと目を開けた。
シーツに溜まっていた液体を手で掬い取る。
掬い取れるほどに、そこは、濡れていた。
その手を持ってきて、斗貴子さんに見せる。
顔の前にかざすとそれは、自らの重さに耐えかねてオレの手首を伝い、腕へと滴り落ちていく。
とろとろだ。
流れていく自分の液体を目で追った後、オレを見た。
そんな斗貴子さんを見つめながら言う。

「こんなに濡れてる」

「斗貴子さん、いやらしいよ…」
47920:2005/05/12(木) 12:18:08 ID:3yZYyfK5
そのカズキの一言で頭の中がうつろになる。そしてからっぽになった心の中で重たい鐘が鳴り響くようにじわりじわりと絶望が押し寄せてくる。
やっぱり。
やっぱりカズキは。
私のこと、いやらしいおんなだと、思っていたんだ。

給水塔の上にいる私をカズキは携帯で呼んだ。
いきたくない。
これ以上カズキに私のあさましい性質を見せたくないから。
でも………。

結局、カズキの部屋に来ていた。その時点で決定じゃないか。私が淫乱であるということ。
カズキに抱き締めてもらっても、心は冷たいままだ。でも、いくら心が冷たくても、淫靡な肉体は反応してしまう。体を撫でてくれるカズキの手がおしりに移っただけで、声が漏れた。

あの時すでに、濡れていたんだ。
私が、セックスの割と早い段階で性器に触れられるのを避けるのは、何もしていないうちからすでにぐしょぐしょに濡れていることをカズキに知られるのが怖いからだ。
前戯の結果、濡れるんじゃない。
最初から濡れていたんだ。
カズキを思っただけで濡れる。なにもしていなくても、カズキがやさしくキスしてくれる感触や、撫でてくる手の感触、それに、私のうちに深く突き刺さる熱いカズキ自身。それらを思い出すだけで体と心がかっと熱くなり、下着の中がじわりと濡れてくる。
夜が訪れ、暗闇の中一人でいると、月明かりの中で自分を押し倒し、じっと見つめるカズキの顔が思い出される。思い出そうとしなくても、追い払おうとしても、まるでそれ自身意思があるかのように蘇って来て私の体を甘く切なく苛んでくる。
そうして、下着をしとどに濡らしてしまう。
48021:2005/05/12(木) 12:21:34 ID:3yZYyfK5
途方に暮れている私を何も知らないカズキは呼んでくれる。
行くな、と押し留めようとする理性を逆に本能が押さえ付ける。

そうだ。私も。

カズキがほしいんだ。

私は、いやらしいおんなだ………。
そして。
………カズキも、そう、おもっていたんだな。


さっきからずっとカズキと目を合わせている。
カズキが私のことをどう思っていたのか分かった。
その事実がもたらしたのは、ショックというか絶望感というよりも、なんでそんな風に思ったのか自分でも分からなかったが。

さびしい、と思った。


48122:2005/05/12(木) 12:23:31 ID:3yZYyfK5
カズキの表情が動いた。
そのことには気付いたけど、ぼんやりしていたのでそれがなんなのか分からなかった。

………わらっているのか?

そうだ。私を見て、カズキはわらっている…、でも。その表情は。

私を蔑んで、馬鹿にして笑っているんじゃない。

私が好きな、あの、カズキが本当に嬉しそうにしてわらう、あの………。


「斗貴子さん…」

「いやらしい斗貴子さんも、だいすきだよ」


って言ったら斗貴子さんが変な顔をした。
えーとこれ、なんていう表情だろう。なんか微妙な表情で、なんだろう。怒ってるのでもないし、笑っているのでもないし、困っている?うーんそれもちょっとちがうかなー。
痛がっているようには見えないし、悲しんでいる…っていうのもやっぱりちがう。一番近いのが………。
無表情、かな?
あれでも無表情って表情なのかな?“表情”が“無い”んだから…えーと表情がない表情……あれ?
「カズキ」
「えっ?な、なに?」
馬鹿なこと考えてたら斗貴子さんに呼ばれた。馬鹿みたいなこと考えてたのがバレたかな、と思ってドギマギしてしまった。
斗貴子さんがなにか言うんだと思って待ってたけど、何にも言わない。不思議に思っていると斗貴子さんが手を持ち上げて、オレの頭の後ろに乗せた。
その腕にちょっとだけ力がこもる。オレの頭を引き寄せようとしてるみたいだ。
斗貴子さんのしたいように、と思ったのでその力に逆らわずにいると当然、斗貴子さんの顔にオレの顔が近付いていく。

48223:2005/05/12(木) 12:26:03 ID:3yZYyfK5
あ。
斗貴子さんのほうから、キスしようとしてくれてるんだ。
こんなこと初めてだ!
すごくうれしくなったので、唇が触れると同時に斗貴子さんの体の脇に添えていた手をすかさずその背中に回し、ちからいっぱい抱き締めた。
すぐに舌を入れるとびっくりしたみたいだったけど、斗貴子さんもオレの舌に舌を絡めて答えてくれた。
いとしさがこみ上げてきて、このまま二人でひとつになりたいと抱き締める力にさらに力を込めると「ン、ンン…」と斗貴子さんから声が漏れた。
そういえばもうひとつになってたんだ。
動いたから結合部がズレたみたいだ。でも。
斗貴子さんのその声は、痛がっている声じゃない。気持ちいい時、感じた時に出す、あの声だ。
もう大分、こなれてたみたいだ。
よし。

オレは、斗貴子さんをもっともっと鳴かせるために、ゆっくりと動き出した。
483名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 13:42:06 ID:aOK7kSoV
心情描写に萌える…
続きプリーズ
484名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 18:16:22 ID:7ngBPz8p
なんか二人とも可愛いなぁ〜
485名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 19:17:55 ID:72L54Smu
自分もせっかくだからと初SSに挑戦中なんだが難しい…

テンション上がってる間に書かないと書けない…
書いてみて改めてここの神達のエロクオリティの高さを実感したよ。
てことでどなたかエロクオリティを保つコツを教えてください
486名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 20:05:14 ID:cnz1XIyi
>>485
文才無いんでアドバイスとか出来ないけど頑張れ〜と応援させてもらう
487名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 16:29:05 ID:Is1NP/EW
そういえば、ヴィクターはアレクとの「初めて」の時も、やっぱりフンドシだったのだろうか?
488名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 17:03:58 ID:+ma/Ljdy
どうやらあれは彼の戦闘衣装らしいからなぁ
野性的でアレクさんも燃えたかもしれん

>>482
GJ!続きを待ってます。
TQNの誤解が解けたようで読んでてホッとした。描写が上手いね。
489名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 23:25:09 ID:CZW0Knan
>>487
2人きりの部屋でチュ。

ヴ「電気、消そうか?」
ア「このままでいいわ」

そして、脱いだり脱がされたりして、お互い下着に。

ア「私…こういうことは初めて…でも、研究や治療で男性の下着姿をたくさん見てるの…その下着、何?」
ヴ「これは東洋の下着で、フンd」
ア「もういいわ。電気、消して。雰囲気台無しよ」
ヴ「(´・ω・`)」
490名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 23:38:22 ID:5rSXUFHv
電気を消させておけばヴィクターもヘコまずに済んだのに…w
アレキサンドリア、恐ろしい子…!
491名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 12:25:28 ID:wTWl2MjO
>>488 
 題は( 斗貴子さんのま○こ )か、
    ( 斗貴子さんの○レメ )
    になる予定です。
492名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 18:37:50 ID:rRTTlLEv
題はイラン
493名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 23:50:00 ID:wYxYEaQM
本編が出ないので、新しいネタを思い浮かばない。
494名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 00:00:52 ID:oK9C2pxM
>>493
既刊コミックスでも読み直せ。
抗えない現実を眼前に突きつけてくれるでない!
495名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 00:08:33 ID:lfxVhlBe
>>493
悲しくなること言うなよ(´・д・`)
496名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 07:07:46 ID:kkH+NYbF
夏にまた会えるじゃないか!
497名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 16:15:33 ID:AQMKvh9S
つまり、夏までここに新SSは来ないと?
498名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 18:16:58 ID:+7C5vIuB
>>497
それはイヤだ!けど自分もネタ無いしなぁ…
ただSSの元ネタは別に作品からばかりできるわけではないからな。一応自分もSS投下経験があるが、スレの中での話をヒントにしてたりしてるし。
と言うわけで、武装錬金エロトークに華を咲かせよう!それが職人様SS投下のヒントになるかもしれないぞ!
499名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 18:46:17 ID:EWCxVYdJ
コミック8巻もネタはありそうだけどそれでも7月だからなぁ…

うーん…エロトーク…

とりあえず赤マルの内容までの間の二人の行動の予想とか…?
500名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 20:46:20 ID:ljUKu9it
エロい妄想はコンコンと湧いてくるのに
書く腕が追いつかない俺。ああ、もどかしい。
501名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 22:47:29 ID:5PaIc4O+
シチュを書けば職人さんが文章化してくれるやも
502名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 07:49:31 ID:YE67r/aW
別にこのスレを起点にしなくてもいいんじゃないかと思う。他のスレをヒントにしてそこから他のスレにはできないエロトークにもっていったり、それをヒントにSSをかいてもいいんじゃないかな。
503名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 21:47:05 ID:MNoic8Ut
いざ書いてみると情景描写とかキャラの動きとか文章にするのって難しいんだね。
職人さん達に改めて敬服。緩急のつけかたとかも結構悩みどころ。
504名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 21:55:30 ID:oLuewwlZ
>>503
自分もそう思う。


ところでこの二人って喧嘩とかするんだろうか。
カズキが素直なコだからなぁー…
505名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 22:56:48 ID:YE67r/aW
>>503
よっぽどのことがない限りカズキが先に謝るような気がする。で、とりあえず謝ったカズキに
「まったく…そういうところがキミの良くないところだな…」と先輩風を吹かすTQNハァハァ
506名無しさん@ピンキー :2005/05/18(水) 23:18:04 ID:upWcNfgZ
>>504
嫉妬やお互いを思いあってのすれ違い系喧嘩ならともかく、
利己的な理由の喧嘩はマジで想像できないな。なんせ

 一 心 同 体

 ですから
507名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 23:32:20 ID:oLuewwlZ
カズキの場合は嫉妬すら思いつかない…まぁ対象がいないからなぁ〜w(剛太では…orz)

もしもそんな相手がいたとしたらやはり 西 山 君 になるのだろうか……

いやっそんな呑気な状況じゃなくなるか…
あぁーでも見てみてぇー(*´Д`*)
508名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 23:55:27 ID:nJrkHeCD
3巻で「寂しそうにする斗貴子さん」の描写はあったね。
あのカズキの特訓につきあえなくて1人だけ取り残されてる時に。
あの頃くらいから、彼女のなかでカズキの存在が大きくなっていったんだろうな。
本編でもっともっとこういう描写をみたかったぜ
509名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 00:00:20 ID:YE67r/aW
>>507を見て、心はカズキに在りながらも体だけは西山君に許してしまうTQNハァハァとか考えてしまった自分はやはり末期ですか。そうですか。
510名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 00:11:17 ID:0zhjywCq
西山くんって、名前は平凡だよな。
ホムだとすると、あのままずっと子供の姿のままか。
511名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 02:05:26 ID:ZoIEjtrR
>>465のレス見て気に入った女が目の前で犯されてないと起たない
から戦部や犬飼達に毒島を輪姦させる火渡のSSを書いて見たい俺が居る
512名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 14:49:14 ID:ZrPZm4Pm
ありえないけど、
カズキ×子とっきゅん希望
513名無しさん@ピンキー :2005/05/19(木) 18:00:23 ID:gAPVlic/
>>512
実は保管庫にある。ちと意味合いは違うけど。
514名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 19:07:17 ID:R+C0nmGb
>>511
是非見てみたい!
515名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 12:00:51 ID:ye1n9p+P
>>511
泣く泣く辱めを受ける毒島たん…
そういや戦部や犬飼はこのスレであまり見ないから活躍して欲しいかも。
516まっぱ侍(前編)1:2005/05/21(土) 04:09:56 ID:omFSfWmL
<注意>:アホネタのレイプ物です。苦手な方は回避してください。

 シャカシャカシャカシャカシャカ…

「ふんふん、ふふんふん♪」
 ヘッドホンで音楽を聴きながら、若宮千里が寄宿舎の自室で予習をしていると

 ドンドン!、ドンドン!

 荒々しく扉がノックされた。
「誰? 沙織?」

 ガチャガチャガチャ、バキャァッ!

「匂うぞ! 女の香りが匂うぞぉーーーーーーーーっ!!」
「キャアアアァァァーーーーー!!」
 掛け金式の鍵を引きちぎり、部屋に乗り込んできた大男。筋骨隆々、ざっと束ねた蓬髪に無精髭。

 そして、なぜか全裸。

 既に反り返った股間の逸物を隠しもせず、少女の眼前に仁王立ち。
「ふむ。まだ青さは残るが、肉付きは悪くない」
 顎を撫でつつ、作務依姿の千里を上から下まで舐めるように見る。
「な、何なんですか貴方!?出て行ってください!」
 突然の出来事にその場で固まる千里。顔を赤らめ、男の股間から視線を逸らして叫ぶ。
「喜べ小娘。今宵の宴は、お主に最初の情けを恵んでやろう!」
 男が千里に跳びかかり、椅子から床へ引き倒す。
517まっぱ侍(前編)2:2005/05/21(土) 04:11:18 ID:omFSfWmL
「い、嫌ぁっ!!だ、誰か───んむっ!?」
 叫び声を上げようとした口が男の唇に塞がれた。男は片腕で千里の両手を押さえ付け、もう片方の手で
乱暴に作務依を脱がしていく。まだ固さの残る乳房や股間の若草を晒される千里。
「ヤァッ、助けて!助けてーーーッ!!」
「騒いでも無駄な事。…どれ、こいつを試してみるか」
 どこから取り出したのか、男の手にガラスの小瓶が握られている。ポン、と片手で蓋を開け、中の液体
をピッタリ閉じられた千里の股間に垂らす。
「ヤッ、冷たい!………………………………………………………………え?何、これ?…………」
 垂らされた液体が、次第に千里の大切な場所を熱くしていった。胸の動悸が速くなり、子宮が疼く。
「ほう……効果覿面だな。円山の奴、いい仕事をする」
 抵抗の弱まった千里の胸を揉み、乳首を吸う。
「ヒャン! う、嘘?……どうして?…私、私、酷い事されてるのに…」
「それが女の身体というものよ。どうれ、そろそろ頂くとするか!」
 力の抜けた千里の両足を広げ、前戯もなしに貫いた。
「ギ、痛ァアアアアーーーーーーーー!!!!」
 目に涙を浮かべる千里。
「この締まり具合……処女ではないが、使い込まれてもいないな。せいぜい3、4回といったところか」
 遠慮も気遣いもなく、男の腰が動き始める。腹を突き上げる圧迫感を必死にこらえる千里。その表情に
次第に愉悦の色が浮かんでくる。
「んっ…、んっ…、んぁっ!? …嫌ァ…。犯されてるのに……犯されてるのにぃ…」
「ククク。恥じ入ることはない。この俺に抱かれてイキ狂わぬ女などいないのだからな。
 …むう、そろそろ頃合いか。…………出すぞ」
 千里の顔が恐怖に引きつる。
「だ、駄目ッ!! 中にだけは出さないで!!!!」
「その眼鏡に掛けてやるのもオツな物だが、せっかくの一番濃い子種だ。膣出しせんでどうするかッ!!」
 打ち付ける腰を一気に速め、最後に千里の一番奥まで捻じ込みながら、男が放出した。
「嫌アアアアアアアァァァァァーーーーーーーッ!!!!!!!!」
 千里の叫びが虚しく響く。胎内に熱い何かが広がる感触。
 ガックリと千里の身体から力が抜けた。放心状態の虚ろな瞳から涙が流れる。男が離れると、股間から
ゴポリと白濁液が零れた。
518まっぱ侍(前編)3:2005/05/21(土) 04:12:58 ID:omFSfWmL
「そこまでよ、戦士・戦部」
 凛とした声の持ち主が部屋に踏み込んできた。ショートヘアと、人形のように整った顔立ち。
「むぅ、戦士・千歳か」
「戦士長の不在をいいことに少し悪ふざけが過ぎたようね。一般人への乱暴は明らかな処罰対象よ」
「ほほう……それはつまり、一般人でなければ良いということだな」
「何を世迷言を…キャァッ!?」
 今度は千歳が押し倒された。
「は、放しなさい!……放してっ!!」
「前から一度そのツンと取り澄ました顔を、泣き狂わせてみたいと思っておったわ」
 横抱きに千歳の下半身を抱え込み、背中を殴られるのも気にせずタイトスカートを捲り上げると、再び
あの小瓶を取り出した。レースの下着の上から千歳の股間に振り掛ける。
「あ!?………な、何をしたの?……身体が…カラダが熱い…」
「円山謹製。枯れた爺ィも奮い立たせ、赤飯前の童女も濡らす秘伝の妙薬よ。話半分に受け取ったが、
 なかなかどうして役に立つ」
 閉じた膝の間に手を割り入れ、濡れた下着を撫でさする。
「おうおう。布越しにも、物欲しそうにヒクついておるのが分かるぞ」
「………くっ!」
 羞恥に頬を染め、顔をそらす千歳。戦部はニヤリと笑って、下着の間から指を捻り入れた。
「ひあぁっ!?」
 千歳の背中が反り返る。戦部は千歳の白い足を舐め上げながら、激しく指を出し入れさせる。赤く充血
した秘唇から蜜が溢れ、指の動きに撹拌され泡立っていく。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!(ビクン、ビクン)」
 軽く達してしまった千歳。一瞬の気の緩みをついて下着を剥ぎ取り、戦部が股間の“槍”を宛がった。
「!?い、嫌っ!やめて!! そこは………防人君にしか許してないのッ!!」
 慌てて戦部を押し退けようとする千歳だが、男の巨体はびくともしない。
「なんと勿体無い。これだけの器量、奴一人だけに味あわせるなど不公平というものよ」
 戦部の槍が、千歳の中に分け入った。
519まっぱ侍(前編)4:2005/05/21(土) 04:14:29 ID:omFSfWmL
「嫌っ!嫌アアアァっ!!」
 目を見開き絶叫する千歳。戦部は楽しむようにゆっくりと腰を前後させる。
「わはははは! 流石によく仕込まれているな。俺の“激戦”に吸い付いてくるわ」
「ううう………ごめんなさい、防人君。ごめんなさい………」
 両腕で顔を隠し、戦部に突かれながら嗚咽を漏らす千歳。戦部の腰が次第にスピードを上げる。
「どうした?感じているのだろう。我慢せずに声を上げるがいい」
 頬を赤らめながらも唇を噛み締め、声を押し殺す千歳。戦部の動きが更に速まる。
「そうれ、たっぷりと褒美をくれてやる」
「ひっ!? お願い、それだけは…それだけは堪忍してぇ!!」
 千歳の哀願をあざ笑うように、胎内で槍が爆ぜた。
「駄目! あああああああああああぁぁぁぁーーーーーーっっ!!!!」
 絶望に哭く千歳。それでも膣は貪欲に男の槍を締め付け、精を吸い上げる。快楽の絶頂に震える身体。
戦部は千歳の膣に放出した後も、たっぷり1分以上繋がったままで女の余韻を味わう。やがて満足した
ように、ずるりと逸物を引き抜いた。
「ふぅ……。いい具合だった。おれが今まで犯した368人の中でも3本の指に入るぞ」
「ぐすっ。……防人君………汚された…………私の身体、汚されちゃった………」
 立ち上がる気力も失い、ただ泣き続ける千歳。
「案ずるな。あの男なら、たとえ誰の子供を孕もうが産めと言うであろうよ。
 ……さて、次はどの部屋へ行こうか」


 寄宿舎の廊下を、ひたひたと蓬髪全裸の大男が歩いてゆく。新たな獲物を求めて。


===========================
 とりあえずここまで。続きはまた明日にでも。
 ノリと勢いだけで書いてるので、突っ込みどころ満載なのは見逃してください。
 エロオヤジは書いてて楽しいなあw
520名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 06:31:42 ID:TrO/Cs8W
戦部に何が…w
521名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 16:38:25 ID:nIX0Puqu
>>520
大戦士長に「HAHAHAHA!!」されたんじゃないのか?w
522名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 17:03:14 ID:0iKDCPAA
夏休みが戦部をグレさせた
523名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 17:24:43 ID:nIX0Puqu
>>522
戦部はリア厨かよw
524お風呂:2005/05/21(土) 21:25:26 ID:/CvyoLws
「ふぅ〜」
ここは海豚海岸近くの旅館、三浦屋の大浴場。お湯の上に顔だけ出して、おもいっきり手足を伸ばす。

みんなで花火をした後、一人で少し長めの散歩をして、軽く汗を掻いて戻った。
すると、旅館の人が入浴時間外の大浴場を使わせてくれた。
せっかくなので甘えさせてもらい、今、こうして一人で湯船に浸かっている。

本来、今は清掃時間とのこと。隣の男湯から何かの作業をしている音が聞こえる。
そして、今、私が居るのは、先に清掃が終わったらしい女湯の湯船だ。
一度、早い時間にまひろ達と入り、それはそれで楽しかったが、一人で入ると落ち着いて別な気分になれる。

散歩をしながら考えたのは剛太のこと。何故、今日、ここに?カズキの処遇と関係あるのか?
しかし、推測はできるが、答えは出ない。そろそろ出よう。私は湯船から出て、体の水気を拭いた。

がたん。誰かが脱衣所に入ってきたようだ。
清掃の続きだろうか?私が入っているのはわかっているだろうから、何かあれば声くらい掛けてくれるだろう。
そう思いながら、脱衣所への扉に向かうと、曇りガラスの向こうに人影が見えた。
なんだか良く知っている背格好な気がする。そして、その扉が前触れ無く開いた。
「カ、カズキッ〜!」

永遠にも思える数秒間、硬直して裸のカズキと見つめ合った。そして、互いに背を向けた。
「…い、いったい、どうして?」
「もう一度お風呂に入りたくて旅館の人に聞いたら、男湯は清掃中で、女湯は誰も入ってないからどうぞって…」
どうも、横の連絡が悪いらしい。
「ゴメン。オレ、出るね」
「私は上がるところだ。キミはそのまま湯舟へ行け」
「ウ、ウン」
背後を小走りしてしく足音。じゃぼん。ちゃぷちゃぷちゃぷ。
かけ湯もしないで飛び込んだようだ。顔を回して、横目で湯舟を見た。
隅の方にカズキのタオルが見えた。体は物陰で見えない。よし。私は出よう。
525お風呂:2005/05/21(土) 21:29:35 ID:/CvyoLws
がたん。また、脱衣所で音がした。
「斗貴子さ〜ん、私も入るよ〜…あれ、脱衣カゴが二つ?…こっちはお兄ちゃんの服だ!
 ストロベリー中に邪魔しちゃ悪いよね…じゃあ、私、部屋に帰るね。ばいばい」
がたん。パタパタパタ。

「まひろ、帰ったみたいだね」
「ああ、そうだな…って、なんで、キミがここに!」
「ゴ、ゴメン…でも、斗貴子さんが…」
「あ…そうだったな…」
まひろの声に慌てた私は、浴場出入口からの死角に駆け込んだ。そして、そこはカズキが居た場所。
今、私たちは湯船の中でぴったりと密着している。

この後、どうしよう?なんだか、ぼーっとしてしまい、冷静になれない。
二人分の脱衣カゴを見られた以上、隠れているのは無意味だが、だからといって、どうしたものか?

少し濁ったお湯を通して、カズキの前がおかしくなっているのが見えた。おそるおそるソレに触ってみる。
「ト…斗貴子さん!?」
コレについての知識はあるが、こうなっている実物に触るのは初めてだ。こんなにも大きく固くなるモノなのか。
こうなったのは私のせいだ。私が責任を取るべきだ。そうに違いない。よし。

「…コレを鎮めたいんだが」
「え?えっ〜!?今?ここで?」
一瞬、迷う。ここを出て、二人になれる場所を探して…ダメだ。この後、剛太に会う必要がある。今しかない。
「ああ、今だ!」
「…ウン…ウン!」
526お風呂:2005/05/21(土) 21:37:33 ID:/CvyoLws
カズキが私を正面から抱きしめ、ぎこちなく唇を重ねてきた。そして、胸を揉みしだく。
互いの唇の隙間から私の声が漏れた。
「ぁんっ…ぅっん…。も…ぉっと…大きく…なったぞ」
私はカズキのナニを握った手をお湯の中で動かしている。
「んくっ…斗貴子さん…手だけでもいいよ」
「ぁっ…私に…ぃん…ぶち撒けぇ…るんだ!」
私はそう言って、ソレから手を離し、カズキの舌を吸った。
キスをしたまま頷いたカズキが私の股間に指を入れて、掻き回した。
「ぁっ…ぁん…ぁっ…」
頭が蕩けて、まともしゃべれない。
「ごめん…お湯のせいで…濡れてるかどうか…わかんない」
「大丈夫…っぅん…いいぞ…っ」
本当に大丈夫なのかわからないが、カズキが早く欲しかった。

「ウン…じゃあ…」
カズキが私の秘穴にモノの先をあてがい、腰を引き寄せた。
「んぅっ!」
アレが内肉を大きく掻き分け入っていった。激しい痛みと僅かな快感が体を走り、力が抜ける。
「斗貴子さ…」
何か言いかけた唇を塞ぐ。そして、体に力を入れ直し、腰を動かした。
かなり上下に動いても、カズキはしっかりと私の中に居る。入れる前に触った通りに大きいようだ。
そして、痛みと快感の比率が逆転していく。
「ハァ…ハァ…斗貴子さん…凄い…」
「…カズキぃっ!」
カズキも動き出した。もはや、声すら出ない。激しい二人の息遣いだけが浴場に満ちた。

しばらくして、私の体がカズキの精を飲み込んだ。
「ハァ…ハァ…鎮まったか?」
「ハァ…ウン…ありがとう、斗貴子さん」
「キミのなら、いつでもこうして鎮めてやる…だが、次は、風呂以外にしよう?」
「ウン、そうだね」
私たちは、そのまま、のぼせる寸前まで抱き合っていた。
527お風呂:2005/05/21(土) 21:38:47 ID:/CvyoLws
(おわり)

すまん、行数を間違えて、3レス目に(おわり)を入れられなかったw
528名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 21:40:29 ID:Cuix5Y0f
のぼせたのはお湯のせいだけではあるまいw
GJですぞ
529まっぱ侍(後編)1:2005/05/22(日) 01:53:28 ID:0GOZYMlk
<注意>:レイプ物、寝取られ物が苦手な方は回避してください。
    一部原作と乖離したキャラクターが交じっております。ご了承ください。
    突っ込みどころ満載なのはスルーの方向で、ひとつよろしく(土下座)。

 ギシ…、ギシ…、ギシ…、ギシ…、ギシ…
 規則正しいリズムで、ベッドが軋む。
「ひぐっ…あん、あん、あん、痛いッ!」
 ベッドの軋みに合わせ、鈴のような声が嗚咽と悲鳴を漏らす。

 少女が、四つん這いの姿勢で犯されていた。
 殆ど裸に近い姿で、身に着けているのはフロントホックを外されたブラジャーと靴下のみ。
 全裸の大男に突き上げられる度、発育のいい胸が重そうに揺れる。長い髪を振り乱し、普段はお日様の
ような笑みを浮かべる顔が涙に濡れている。そして太腿には、破瓜の鮮血。
「ひっく……ひっく……。助けて…助けて、お兄ちゃぁん……」
 弱々しく助けを求める少女の名は、武藤まひろ。まだ幼さの残る細い腰のラインをがっちりと掴まれ、
逃げることもかなわず蹂躙される。
「ほう、初めてのくせに俺のを根元まで咥え込むとは。…しかもこの締まり具合…。こいつは育てれば
 いい名器になるぞ」
 大男──戦部が、まひろを貫きながら感嘆の声を上げた。ゆさゆさと揺れるオッパイを鷲掴みにして
跡が付くほど乱暴に捏ね回す。
「やめてっ!痛い!痛いよぉ!!」
「ここもまだ未開発か。…まあいい、仕上げだ。受け取れい!」
 この夜3度目の放出が、今日まで誰にも汚されなかったまひろの胎内にマーキングを施した。
「やだ、何か出てる!私の中で出てる!! 嫌ぁーーーーー!!!!」
 悲鳴とともにガクガクと身体を震わせ、まひろは気を失った。戦部は無造作に逸物を引き抜くと、血に
汚れたそれをまひろのパンツでぬぐう。その時、豪快に腹の虫が鳴った。
「………そういえば腹が減ったな。ここはひとつ腹ごしらえといくか」
 パンツを放り投げ、食堂を探して全裸の侍は寄宿舎内を歩き始めた。
530まっぱ侍(後編)2:2005/05/22(日) 01:54:47 ID:0GOZYMlk
「随分と好き勝手をしてくれたな、下衆な強姦魔め」
 目当ての食堂を見つけ中に入ると、見覚えのある少女が立っていた。おかっぱ頭に膝上丈スカートの
セーラー服。そして顔には横一文字の大きな傷跡。両足に装着されたアームから伸びる、4本の処刑鎌。
戦部よりも遥かに小柄な全身に殺気をみなぎらせ、憤怒の形相で睨み上げてくる。
「成る程……それがお主の武装錬金か。目の当たりにするのはこれが初めてだ」
 眉一つ動かさずに戦部が答えた。そしてそのまま何事も無かったように通り過ぎようとする。
「何処へ行く!?これだけの乱暴狼藉を働いた者を黙って見逃すほど、私はお人好しではないぞ!!」

 戦士・斗貴子の鋭い誰何に、男の足が止まった。
「やれやれ……貴様の如き貧相な小娘は、俺の守備範囲外なのだが…」
 ぎらつく野獣の目で振り返り、唇の端を吊り上げる。
「向かって来るならば、容赦はせん!」
「…いい度胸だ。徒手空拳で私に勝てるか!!」
 瞬間、斗貴子が跳ねた。床を、壁を、4本のアームで自在に跳躍し敵の目を撹乱する。対する戦部は
身じろぎもせずその場に棒立ちのまま。

 (───殺(と)った!!)
 がら空きの背後から、処刑鎌を突き立てようとした瞬間──
「甘いわ!!!!」
 動きを読んでいたかのように戦部が振り向き、刃をかいくぐって懐へ飛び込んでくる。
「なッ!?」
 予想外の動きに虚を突かれた斗貴子だが、跳躍中では回避のしようがない。咄嗟に両腕で、顔と腹部を
ガードする。だが戦部の狙いは別にあった。腕を伸ばし斗貴子の両足──アームの付け根を捕まえる。
「そうりゃあっ!」「ひゃあ!?」
 アームを軸に斗貴子の身体を回転させ、逆さ吊りに持ち上げた。しかも大きく開脚させて。
「くっ!は、放せ!!(///)」
 逆さまのまま斗貴子が叫ぶ。両手で懸命にスカートを押さえ足を閉じようとするが、純粋な力比べでは
敵わなかった。飾り気の無い純白の下着に包まれた股間が丸見えになっている。その白くこんもりとした
土手を自分の口元に寄せ、戦部が下着の上からかぶりついた。
531まっぱ侍(後編)3:2005/05/22(日) 01:56:16 ID:0GOZYMlk
「ひゃん!」
 斗貴子が驚いたように小さく声を漏らした。乱暴な舌が布越しに大事な部分をなぞり上げる。
「この匂い……処女ではないな。こんな幼い体付きで、もう男を咥えこんでいたか」
「だ、黙れ!!」
 羞恥のせいか、逆さ吊りが辛いのか、斗貴子の顔が赤くなっていく。
 再び恥丘にかぶりつかれた。

 むちゅ、むちゅ、ねろねろ…
「ん………やめろぉ………くふっ………」
 チキ………チキ………チキ………

 執拗に舌が這い回る。眉をしかめ、生暖かい感触に少女が耐える。隙あらば敵の首を刎ねようと構え
られていた処刑鎌は、男の愛撫の度に力を失い垂れ下がっていった。下着はぐっしょりと唾液に濡れ、
淡い下草や桃色の秘唇が透けて見える。
(……く、…いけない…頭に血が、昇ってきて…意識が…)
「どうれ、いつまでもその体勢は辛かろう」
 戦部が力を失った斗貴子の腰を抱き、身体を起こさせた。濡れた下着を足首まで引き下ろし、片足から
抜き取る。まだ朦朧とした斗貴子は、戦部のなすがまま幼子に排泄させるような姿勢で背後から両膝を
抱えられた。柔らかくほぐされた秘唇に男の“槍”が当たる。

「!! よせ、やめろ! 嫌だ!!」
 自分の身に何が起ころうとしているのか察して斗貴子が叫んだ。男の腕からなんとか抜け出そうと
気力を奮い起こし、もがく。 が、相手の行動の方が早かった。
「────────────────!!!!!!」
 貫かれる圧迫感と背筋を走る悪寒。それでも斗貴子は悲鳴だけは上げまいと歯を食いしばった。
屈辱と、恋人への罪悪感に胸が張り裂けそうになる。
「ククク。どうだ、成敗しようとした賊に手篭めにされた感想は」
 耳元で囁かれる嘲りに、キッと斗貴子が睨み返した。目尻に涙が光る。
「こ、こんなモノ……カズキの大きさに比べれば、どうということはない!」
532まっぱ侍(後編)4:2005/05/22(日) 01:58:32 ID:0GOZYMlk
 少女の強がりに戦部が大笑する。
「可愛いことを言う! ただデカイ得物を振り回すだけなど、芋侍のすることよ!!………おのれの武器と
 技量を極限まで鍛え抜いた真の“もののふ”の力、とくと見せてくれるわ!!!!」
 戦部が腰を動かし始めた。引くと同時に少女の身体を持ち上げ、突くと同時に落とす。衝撃で槍の先端
が斗貴子の膣奥に当たり、ゴリゴリと押し広げる。
「ウアッ!、…クゥッ! 痛!!」
 野太い腕に軽々と翻弄され、艶やかな黒髪がさらさらと揺れる。
「わははは、どうした? お前の男の逸物は俺よりデカイのだろう。まだまだこの位で音を上げるな!」
 男の腰が石臼を轢くような円運動に変わった。斗貴子の腰も、男の動きにつられてくねる。
「ふぁ………、どうして?………こんな…こんな、こと…」
 感じやすい部分を、青筋の浮いた槍が擦り上げる。悔しさと苦痛に歪んでいた斗貴子の顔に朱が差し
始め、表情に少しずつ愉悦が交じってきた。

 ちき、ちき、ちき、ちき、ちき

 バルキリースカート──戦乙女の名を冠した少女の武装錬金が、彼女の腰のうねりに合わせて跳ねる。
生体電流を介して斗貴子の神経と直結している4本の処刑鎌は、女体の奥の変化に如実に反応していた。

「ほれ、お前のココが俺のを欲しがり始めたぞ。…中がいい具合に絡み付いてくるわ」
「やぁっ! …う、嘘だ。うそだ…」
 斗貴子の吐息が熱を帯び、荒くなる。瞳の焦点が合わなくなり、いつしか自分から腰を動かしていた。
「あん、あん、あん、……うう、嫌だ。こ、こんな奴相手に……感じてしまうなんて…」
 ぽろぽろと涙を零しながら、それでも腰の動きは止まらない。
「あがくな。晩節を汚すぞ。…さあ、とどめをお見舞いしてやる!」
 再び激しく突き上げられ、斗貴子の腰が跳ねた。
「んあっ! あぁっ! カズキ! カズキィ!!」
 恋人の名を呼びながら次第に昂ぶる少女。バルキリースカートが、まるで羽を広げるようにアームを
伸ばす。
533まっぱ侍(後編)5:2005/05/22(日) 02:00:23 ID:0GOZYMlk
「それ!果てるがいい!!!!」
「カズキィッ!! うあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」
 最後の一突きと同時に斗貴子が叫び、男の腕を掴んで仰け反った。ピンと伸びた4本のアームとともに
身体が震える。その姿は、幼い女神が恍惚に翼をわななかせるようにも見えた。

 ぷしゃあっ

 戦部と繋がった部分から、黄金の飛沫が迸る。
「やあ………見ないで……見ないでぇ……」
 泣きながら呟く斗貴子。ぐったりと脱力した身体は流れる小水を止められない。
 食堂の床を濡らしながら、ついには意識を失った。
「……愚かな。雉も鳴かずば撃たれまいに」
 斗貴子の身体を解放すると、戦部は振り返ることなく厨房へ足を運んだ。

「おう、これはいい」
 冷蔵庫から豚肉の塊を掴み出し、味付けも何も無い生のそれを食いちぎった。ゆっくりと咀嚼し、
躊躇なく嚥下する。
「むぅ、いきなり食うと腹を冷やすな。帰り道を行きながら頂くとしよう」
 勝手口から寄宿舎の外に出る。

 湿り気を含んだ温い風が頬を撫でた。遠くビルの照明やネオンが輝くのが見える。男は全裸のまま、
生肉を齧りながら歩き始めた。男子たるもの、何時でも何処でも裸一貫の心意気。それが彼の哲学。
ただ強敵(女限定)のみを追い求め、敗れて逝く時も前のめりに、真っ裸で果てたいものだ。

「……そうだな。次は女子校にでも行ってみるか」

 おのれの心の欲するまま、全裸の侍は修羅の道を往く。今宵も、そして明日も、その先も。

                                          (終劇)
534名無しさん@ピンキー :2005/05/22(日) 05:27:10 ID:AMFlfjFD
>>524-526
乙!
GJでした〜!
535名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 06:37:31 ID:JHKb4+vS
夏の熱い日射しに頭をやられたのか、戦部よ…w
536名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 15:42:33 ID:q0McfprG
やばい、どこか微笑ますぃ戦部わろす。グジョブ!
537名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 20:17:37 ID:ZgTXftHR
なんで裸なんだ
538名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 00:50:37 ID:kE8UqoMc
>>537
戦部だから。
539名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 00:56:15 ID:MAIDC1Fp
ふと、ちょっと変えればパピver.の「まっぱ侍」も出来るんじゃないかって気がしてきた。
火渡でも出来そうだな、うん。

…つくづく変態が多いな、このマンガ…。
540名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 08:09:50 ID:zWI/BmRh
巨根バンザイの後、カズキのモノの大きさの描写が増えたな。
541名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:00:01 ID:M9cldpSR
>>540
少なくとも剛太よりはデカいことは、作中で表現されてるからな。
4バカの中でも2番目だっけ?美しさでは秋水に負けてるそうだが。
542名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 11:53:30 ID:NIgedMDM
>>541
このスレ的にカズキが相当でかく書かれているから、「カズキ以上」の大浜が書かれるときはどうなるんだろう?
でもそういえば大浜とさーちゃんのSSあったけど、モノはどう書かれてたっけ?携帯だから確認できん…

で、秋水のモノは唖然とするくらいすごく美しいんだよな…………またアホネタSS思いつきそう。
543名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 13:33:28 ID:13iKkBZN
再び大浜×さーちゃんカモォン!
544名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 19:20:50 ID:SENYFWHN
SS投下させて頂きます。
パピヨンと桜花でほのぼの(?)、エロスはありません。
多少原作の展開に触れた箇所がありますので、単行本派の方はご注意下さい。
545コーヒーブレイク 1:2005/05/25(水) 19:22:22 ID:SENYFWHN
時間ばかりが徒に過ぎてゆく。
手にした古い書物にも目当ての記述は見当たらず、パピヨンは大きく舌打ちすると、役立た
ずと断じたその本を放り投げた。部屋の隅には同様の理由で投げ捨てられた大量の本が山と
積み上げられている。
徒労の証を前に、さすがにパピヨンも多少の焦りを覚えずにはいられなかった。
ヴィクター化した人間を元に戻す方法がある――数日前、漸くもたらされた一筋の光明は、
だがしかし、同時に厳しい選択をも武藤カズキに突きつけた。
パピヨンにとっては厳しくもなんともない選択だったが、あの底抜けのお人好しのことだ。
他人の為に唯一無二の機会を手放し、自身の死という愚か極まりない結果を招くだろうこと
は想像に難くない。
全くカズキは馬鹿だと思う。
馬鹿の偽善者だからこそカズキなのだとは思うが、決着をつけるという自分との約束を反故
にされたのではたまったものではない。
だから、カズキを人間に戻す為に必要なものをこの手で作り出してやろうと、バタフライの
残した邸宅に籠もって研究を始めたのだが、正直状況は芳しくなかった。
それは秘中の秘であったのか、或いは過去の様々な経緯の中で人為的に闇に葬り去られたの
か、バタフライが収集した錬金術に関する文献をいくら紐解いても、その生成方法は勿論、
存在を匂わす記述すら一向に出てこない。
膨大な量に上る蔵書全てを確認したわけではないが、調べる程に目的から遠ざかる確率が高
くなるばかりの資料漁りには見切りを付け、目先を変えた別の方法を探すべきか――。
持てる限りの知恵と知識を総動員して、パピヨンは新たな光をもぎ取ろうと、暗闇の中で手
を伸ばす。
全てはカズキと交わした約束の為、ただひとつのその約束を果たす為に。
かつて友の復活に百年の時を費やした曾々祖父と、自分が同じようなことをしているのかと
思うと奇妙な因縁を感じずにはいられなかったが、バタフライとは違い、パピヨンの望みは
あくまでもカズキと決着をつけることにある。
546コーヒーブレイク 2:2005/05/25(水) 19:24:45 ID:SENYFWHN
この手でカズキを倒し、そして、誰よりも高く羽撃くのだと――そうしたパピヨンの気勢を
削ぐように、彼の鼻先を甘い菓子と香ばしいコーヒーの香りが掠めた。
次いで、背後から聞こえてきた満足げな女のため息が、パピヨンのまとっていた緊張感をも
のの見事に破壊する。
一瞬、思考を停止させられ、不快指数が頂点に達したパピヨンは、鋭い爪が自分の手のひら
を傷つけるのにも構わず、ぐっと拳を握り締めておもむろに後ろを振り返った。
長椅子にゆったりと腰を掛け、白いカップを手にした女と目が合う。
「一段落ついたの?」
にっこりと、その名の通り大輪の花が開くように、桜花はパピヨンに微笑みかけた。
「桜花。貴様、何をしに来ている」
「何って、陣中見舞いよ。ほら、手土産だってこうしてちゃんと持って来てるでしょう?」
パピヨンが低く問うのに、桜花は優雅な手つきで目の前のローテーブルを指し示す。
テーブルの上には、色とりどりのフルーツで飾られた大きなホールケーキが丸ごとひとつ。
綺麗に八等分されたその内の一切れは桜花のすぐ前に、もう一切れは彼女の反対側、つまり
パピヨンの目の前に、コーヒーが注がれたカップを添えて置かれていた。
カップはやわらかな湯気を立ち上らせている。
「陣中見舞いというなら、菓子じゃなく、もっと食いでのあるものを持って来い。どっちに
しろ、俺はいらん。食うなり、仕舞うなり、さっさと片付けて帰れ。目障りだ」
「あらあら。随分、ご機嫌が宜しくないようね。だったら、尚更甘いものを摂った方がいい
と思うけれど?」
「帰れと言っている」
低い声でゆっくりと言い、パピヨンが上から睨みつけると、桜花はからかうような笑みを消
し、静かにカップをテーブルに置いた。
凛とした眼差しがパピヨンを見上げる。
「パピヨン。あなた、こちらに戻ってから殆ど休んでないでしょう。いくらホムンクルスだ
と言っても、あなたは体調が万全とは言えないはずよ。無理はしないで。少し休んだ方がいいわ」
「…槍でも降るか?」
桜花の言葉に、パピヨンは冷ややかに嗤った。
547コーヒーブレイク 3:2005/05/25(水) 19:26:52 ID:SENYFWHN
「面白いこともあるものだ。お前がそんな言葉を吐くとはな。まるで俺を心配しているよう
に聴こえるぞ」
「心配――しては可笑しい?」
理由も定かでない自身の感情に更に苛立ちが募り、それは思うように捗らない研究に対する
焦燥や不甲斐ない自分への怒りとも絡まり合って、パピヨンを酷く不愉快にさせた。
「ふざけるな」
一瞬の激情に駆られ、パピヨンは声を荒げる。半分以上は八つ当たりだという自覚があった。
「何を企んでいるのか知らんが、今は貴様と腹の探り合いをしている暇はない。さっさと消
え失せた方が身の為だぞ?」
声を押し殺しながら、パピヨンは顔の横に上げた手を大きく広げるようにして、ぼきりと骨
を鳴らした。
「言い方が気に入らなかったようね」
パピヨンを見上げ、桜花は小さくため息をつく。
「私の企みなんて今はひとつだけよ。あなたにもしものことがあったら、武藤クンを救うこ
との出来る人がいなくなる。だから、あなたに休んで欲しいと言っているの。これでいいかしら?」
淀みない口調で言い、桜花はテストの結果を確認するように理知的な眼差しをパピヨンに向けた。
脅しにも動じない冷静な態度と事務的な言葉は実に桜花らしく、心配しているなどと言われ
るより余程納得できる答えだったのだが、パピヨンはほんのわずか、失望を覚えている自分
に気づく。
何に、と自問するのも面倒で、軽く首を振って靄のようなその感覚を頭から追い払った。
カズキの名を耳にしたことで心は急速に落ち着きを取り戻し、そうして顧みれば些細なこと
に心を乱された今しがたの自分が可笑しくなる。実にらしくない。
認めたくはないが、やはり疲れているのかもしれない。
ふと桜花を見れば、彼女は真剣な面持ちでパピヨンを見つめたままだ。
心からカズキの身を案じ、その未来を憂いている。
決して同じとは言い難いが、それでも自分と非常によく似た感情の下に行動している彼女の
信念だけは、不思議と疑う気が起こらなかった。
カズキの為に、という想いがある以上、パピヨンが桜花の求めに応じない限り、彼女は頑と
して引き下がらないだろう。
たとえ、その身を引き裂かれたとしても。
548コーヒーブレイク 4:2005/05/25(水) 19:31:13 ID:SENYFWHN
毅然とした桜花の姿に、パピヨンの胸中をある種の感慨がよぎる。
目の前にいるのは、自身の鏡とも言うべき存在。
恐らくは、この世でただひとつだけの。
言葉を尽くし、それなりの敬意を払っても間違いではない筈の相手だった。
「…忠告は有難く聞いておいてやる」
今日一番穏やかな声でパピヨンは言った。
能面のようだった桜花の顔が少女らしくふっと和む。
先程までの厳しい顔つきの方が桜花の整った美貌を際立たせるが、今の方がいいとパピヨン
はぼんやり思った。
視線で席に着くよう促す桜花に、パピヨンは、だが、と言葉を継ぐ。
「今の状況が読めない程、お前も愚鈍な女ではあるまい。コトは一刻を争う。俺には休んで
いる暇などない。その必要もない。――桜花」
パピヨンは力強くはっきりとした声で、桜花の名を呼んだ。
「俺は、時間が惜しい」
仮面の下の黒い双眸が、真摯に桜花を見つめる。
桜花もまた同じような表情でパピヨンの視線を受け止めた。
お互いに無言のまま、見つめ合う時間が数秒あった。
「…お前だから言うんだ」
これ以上の譲歩は出来ないと言外に告げ、パピヨンは桜花に背を向ける。
緩く首を振って苦笑を隠す桜花の表情は、聞き分けのない子供を相手にしているかのように
慈愛に満ちてやさしいものだった。
「天才と呼ばれる人にも休息は必要だわ」
桜花はパピヨンの背中に声をかける。
「時間が限られていることは私も判っているつもりよ。だからと言って、急いて事を仕損じ
たのでは、結局意味がなくなってしまうでしょう?」
「だから休めと? それは凡人の理屈だ」
「そうね」
肩越しに振り返ったパピヨンに、桜花は微笑みながら頷く。
「だけど、もう一度言うわ。あなたの為じゃなくて、武藤クンの為に言っているのだと言え
ば、少しは譲歩する気にならないかしら」
あくまでもカズキの為だと強調し、やわらかく笑う桜花に対し、パピヨンは苦虫を噛み潰し
たような顔をした。
549コーヒーブレイク 5:2005/05/25(水) 19:34:06 ID:SENYFWHN
パピヨンに譲歩を迫りながら、やはり桜花の方に譲る気は全くないらしい。
このまま平行線を辿るばかりの会話を続けるより折れてしまった方が楽だという気がする。
「…だから貴様は腹黒だと言うんだ」
腹立たしさを隠そうともせず言い捨てると、パピヨンはソファにどっかりと腰を下ろした。
手前に置かれたカップに手を伸ばす。
「一杯だけだぞ。これを飲んだらすぐに帰れ。いいな?」
「仰せの通りに」
くすくすと楽しそうに笑う桜花を見ないようにしながら、パピヨンはカップを口に運んだ。
不毛な言い合いをしている間に多少冷めてしまってはいたが、一口含んだだけで口中に広
がった香ばしい苦味は悪くない。一息に飲み干すつもりでいたパピヨンだが、ついゆっくり
と、香りを楽しみながらそれを味わった。
パピヨンの真向かいに座る桜花は、コーヒーについて感想を求めることもせず、ただ黙って
パピヨンの様子を見つめている。
心地の良い静寂がそこにはあった。
やがて、空になったカップをテーブルのソーサーに戻し、パピヨンは顔を上げた。
帰れと言う為に口を開き――しかし、その言葉を発することなく、不意に大きく揺らいだパ
ピヨンの身体は、糸の切れた操り人形のように、そのままことんとソファの上へと崩れた。
「…あら?」
突然の事態にも、桜花はさして意外そうにもなく呟く。
「あらあらあら…?」
テーブル越しに様子を窺えば、パピヨンは顔を下に向け、腕をだらりと落とした体勢でぴくり
ともしない。
コーヒーに忍ばせた睡眠薬が思いの外よく効いたようだ。
入院中に医師から処方されたものの残りが、こんな形で役に立つとは思わなかった。
ホムンクルス相手にどの程度の効果があるか不明だし、コーヒーで味覚は誤魔化せるだろう
と、用心の為に適量の三倍程を放り込んだので副作用が気掛かりだったが、まあ死ぬことは
あるまい。
550名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 19:43:30 ID:NB6VHRyf
>>549
投下乙です〜!面白かったよ
今回は桜花の勝ちかw
相手がホムンクルスだから結構荒っぽい事してるなw
551コーヒーブレイク 6:2005/05/25(水) 19:45:59 ID:SENYFWHN
桜花は膝にかけていたブランケットを手に立ち上がり、テーブルを回ってパピヨンの傍らに
膝をついた。ソファに沈み込んだ無防備な身体にブランケットを掛け、寝顔を覗き込む。
薬の影響ばかりでなく、桜花が思うより、また、パピヨン自身が自覚するよりずっと、パピ
ヨンの肉体には疲労がたまっていたのかもしれない。
不治の病に冒された不完全なホムンクルスである彼は、元より無理の出来る身体ではないのだから。
休んで欲しいと、休ませたいと願ったのは、単なる自己満足だと桜花自身よく理解している。
それが、カズキの為なのか、守りたいものを同じくする同志としての使命感なのか、或いは
全く別の気持ちに起因するものなのか、そこまでは彼女にも判らない。
仮面の間から覗く、深く閉ざされたまぶたは青みがかる。
桜花は手を伸ばし、そっとパピヨンの髪に触れた。
白い手は母親が幼子を慈しむように、漆黒の髪を撫で、青白い頬を撫でる。
「パピヨン…」
深い眠りの中にいる相手に、切なげな響きを滲ませた声が呼びかける。
「お願い、武藤クンを助けて…あなたにしか出来ないの。私に出来ることがあるならなんで
もするから…あなたに喰い殺されても構わない。だから、お願い…パピヨン…お願いよ…」
桜花は跪き、俯いた肩を震わせながら祈った。
見たこともなければ信じたこともない神などにではなく、目の前の、強い意志の力をその身に
棲まわせた人外の男へと。
ただ、ひたすらに。
                                                   ――了
552550:2005/05/25(水) 20:03:20 ID:NB6VHRyf
うわ。投下中に割り込んでしまってスマソ…orz
553名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 21:57:57 ID:eFHLGBTA
利用しつつもドライではない、良い感じなやり取りに萌える。GJ
554544:2005/05/25(水) 23:31:02 ID:SENYFWHN
レスありがとうございます。すごく嬉しいです。

>552
リアルタイムで読んでくれてる人がいると思うと、感動で鳥肌が立ちました。
どうぞお気になさらず。
555名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 00:33:32 ID:OxE4Hmdj
乙でした。
パピ桜いいねー(・∀・)モユルー
556名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 09:39:51 ID:W7pxtkUt
乙! 腹黒対決第2ラウンドが見られて嬉しいよ(つ∀`)
GJ。
557名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 16:05:51 ID:Gs2DMX1S
エロースはなくても、こういうエピソードとか好きだな。
乙。
558名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 20:36:34 ID:4Lg3SQe2
超GJ!(ノД`)こういうのツボすぎ。
腹黒コンビ大好きだ、またこんな話をかかれることを期待してしまいます!
559名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 00:55:05 ID:cm4Z5pRN
なんか、感動した。
乙です
560名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 16:34:12 ID:U+jq+OPC
次はエロスありをきぼ…



ハッ秋水クンノ亡霊ガ
561名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 19:01:09 ID:jJ5xUQ7t
逆胴ぉおおお…ぎゃくどうぅぅぅ…(地面の下から響いてくるように)
56224:2005/05/28(土) 16:22:02 ID:BcQxHJVi
なんとなく満たされたような気分になり、その日はカズキの胸に抱かれて眠り久しぶりに落ち着いたようだった。
こんな自分でも、カズキは、うけいれてくれるんだ。
そう思うと今までに覚えがないような安らぎが心を満たした。

だが、次の日になって、事態はなにも解決していないという事に気が付いた。

明け方近くになり、窓の外遠くに見える濃紺の空が次第に白んできたので、カズキを起こさないようそっとベットから抜け出した。
ここで下手にカズキを起こすと、もう一度、かかってくる。
あんなにしたのにまだ、と思うのだが、この位の年齢の子はみんなそうなのだろうか、あっというまに回復している。
夜明けの薄い光線の中、隆々とそびえ立つ独立したそのシルエットを見て、開いた口が塞がらないことが数回あった。
思うに、カズキは、特別なのかもしれない。
サイズもふくめて。

とにかく起こすとやっかいなので、気付かれないようカズキの拘束から抜け出し、部屋を出て、寮の浴場を使い体を流した後、自分の部屋に戻ってくる。

そのまま朝を迎え、起き出してきた寮生達のドタバタと慌しいざわめきを聞きながら身支度を整える。もともと遅刻の多かったカズキはあれ以来更に寝坊することが多くなり、遅刻の回数が更に増えた。
携帯を鳴らして起してやろうかとも思うのだが、昨日の今日だがなぜか妙に気恥ずかしく、電話もできないし、昨日散々攻められた腹いせもあるので無視して一人で登校してしまう。
その日も、始業ベルぎりぎりで走り込んできたカズキがぜーはーと息を切らしながら教室に入ってきて、友人たちに小突かれてへらへらしながら朝の挨拶を交わしていた。
カズキはクラスの人気者であるらしく、席に着くまでの間にもクラスメイトから色々と声を掛けられている。にこにこしながら一人一人に言葉を返し、最後、私の側まで来てから今気付いたという風にぱっとこちらに顔を向けて私と目が合うと、にっこりとしながら言った。

「あ、斗貴子さん!おはよー」


それだけでどっと濡れた。
56325:2005/05/28(土) 16:25:10 ID:BcQxHJVi
じわり、と下着の中が熱くなる。どくどくと濡れていくのが分かる。

カズキの顔を見ただけなのに。

カズキはそのままストンと席に着いてしまった。私をこんなにしておいて。
顔では平静を装ってはいるが、頭は恐慌状態だ。席から立てない。どうしよう。
なんだか前より更にひどくなった気がする。こんな真昼間から。しかも学校で。
ぐしょぐしょだ。

カズキの顔を見ただけなのに。

担任教師が来てホームルームが始まる。
話なんか頭に入らない。それよりもこの現状をどうしよう。なんとかしなければ私は学校にも来られなくなる。人前を歩く事さえできなくなるぞ?
しかし、なんとかといってもどうしようもない。どうすることもできない。
だって、からだが勝手に反応してしまうんだ。
カズキに。

私がこんな大変な目に遭っているというのにカズキはどこ吹く風だ。なんにも気付いていない(当たり前だが)。私がこんなになってしまったのは、そもそも君のせいなんだぞ。君が、あんなに激しく攻めるから…。
いやそれよりもとどうしようもない現実に対して私の脳が逃げ道として別の原因を出してくる。
一番最初の時は、確かこんなに濡れたりしなかった筈だから。そもそも、あの、巨大過ぎるカズキの、その、あれが悪かったのではないのか、と思えてくる。
あんな巨大なものを押し込まれ、無理矢理開かされたせいで、私のからだは、あの時にどこかおかしくしてしまったのではないのか。だからあんなにたがが外れたように濡れてしまうのではないのか。
少なくとも以前はまだ普通の体であった私を、カズキが、それこそ力ずくで、変えてしまったのではないのか?
そこまで考えてみたが、すぐに否定した。
そんな馬鹿な話があるものか。それに。
物事を人のせいにするのは良くないことだし、それも………カズキのせいには、したくない。
…例えカズキのせいでこういうからだになったとしても、それによってカズキを受け入れられるようになるというのなら、それはそれで、いいと思えてしまう。
沢山濡れたほうが、カズキを受け入れやすいというのも事実だがでも。
それが日常生活に支障をきたすのは絶対に困る。
56426:2005/05/28(土) 16:26:38 ID:BcQxHJVi
日常とはいっても、私は本来は錬金の戦士であるからこの学園生活というのはあくまで仮のものになるのだが、銀成学園にて待機というのが戦士長の指示、錬金戦団の命令になるのだから、それが実行できないのは大変に都合が悪い。
というか普通に恥ずかしい…。

周囲に気付かれないよう小さく溜息をつく。

まだ、下腹部が、じんじんと熱い。

これ以上意識しないようにカズキが視界に入らないよう目を逸らす。

と、逸らした方向にたまたまカズキの友人がいた。

名前はたしか…岡倉といったか。

なんといっていいのか分からない、その形容しがたい奇妙な髪型をみつめる。

…………………………。


その日の斗貴子さんは、なんかいつもと違っていた。

オレが風呂から上がって自分の部屋に戻ってきて、電気を付けて振り返ったら目の前に斗貴子さんが立っていたからものすごくびっくりしてぎゃあとか言ってしまった。
まだ消灯時間じゃないし、メールで呼んでないうちに斗貴子さんがくる事なんて、あんまりない。
「とっ………斗貴子さん!どうしたの!?」
別に、なんでもないぞって言うけど、なにかいいたそうな顔をしてオレをじっと見ている。
自信に満ち溢れている表情で、なんだか目がランランと輝いている。
565名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 19:56:41 ID:CudMu4No
つ、続きをプリーズ…w
566名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 21:56:29 ID:MPSRubI5
>目がランラン
ワロタ
567名無しさん@ピンキー :2005/05/29(日) 10:37:27 ID:rucqmwkb
乙〜!
続きお待ちしとります!
568夏祭り:2005/05/29(日) 20:35:03 ID:ewm0ynd2
給水塔から降り校舎に戻ると、すでに下校時間になっていた。
途中で抜け出したことは、六枡がうまくごまかしてくれていた。
そして、まひろ、ちーちん、さーちゃん、六枡、大浜、岡倉、カズキといっしょに帰った。
今晩は寄宿舎に泊り、明日から戦士として活動再開だ。

とりとめもない会話が続く帰り道、まひろが言い出した。
「そういえば、銀成の夏祭り、今日までだよ?」
「あ、そっか。みんなで行こうか?」
カズキが私の顔を見てそう言った。
「しかし、私は着れる私服がないぞ?」
ニュートンアップル女学院から直接銀成市に戻ったので、
手持ちの私服は戦闘や探索で汚れたままだ。夏祭りに着ていける状態ではない。
「お姉ちゃん、浴衣、貸してあげるよ!」
「お姉ちゃんはよしてくれ…そうだな、借してもらえるか?」

寄宿舎に着いてから、まひろに手伝ってもらい、浴衣を着付けた。
「すごく似合うよ!」
「私に合うサイズがよくあったな?」
「それ、私が小学校の五年の時の…ムガ」
途中でちーちんがまひろの口を塞いだ。なんだ?
569夏祭り:2005/05/29(日) 20:36:01 ID:ewm0ynd2
そして、銀成市内の神社の境内。
カズキから金魚掬いの成果を受け取った。
「2匹か…キミは夜店の達人じゃなかったのか?」
軽くからかってみる。
「ゴメン…あ、サクランボ?」
カズキが私の髪留めを指差した。
「さっき、まひろがくれたんだが…何か変か?」
「似合ってるし…かわいいよ、斗貴子さん」
自分の顔が赤くなるのがわかる。それを見たカズキが思い出したように言った。
「そうだ!リンゴ飴、食べよう!」
そして、私の返事を待たずに出店に走り、肩を落として戻ってきた。
「がっくり、1個しかなかった…どうぞ」
「キミはいいのか?」
「え〜と…じゃあ、ちょっとだけ」
受け取った飴を、自分で食べたり、カズキに食べさせたりしながらいっしょに歩いた。

カズキがきょろきょろと周りを探した。そういえば、六枡やまひろ達がいない。
「アイツら、隠れてオレたちのこと、覗いてたりして?」
「気にするな。やましいことをしてるわけじゃない」
確かにやましくはない。しかし、数ヶ月前の自分なら考えられないことをしている。
そして、それがとても自然に思える。

ピカっ─遠くの空で何かが光った。一瞬の間をおいて、ヒュ〜ドンと音が鳴る。
河川敷の方向だ。花火大会だろうか。そういえば、少し前から人の流れが変わっている。
私たちは、足を止めて、そちらを向いた。
天を彩る大輪の花。次々と咲いては消え、消えては咲く。

「…カズキ」
「なに、斗貴子さん?」
「来年もいっしょに来たいな」
「ウン。来年も、再来年も、その次も…何年たっても」
570名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 20:36:36 ID:ewm0ynd2
ゴメン、オチなし。エロなし。絵板を見て反射的に書いただけ。
571名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 20:58:46 ID:Z//iHxI2
絵板の浴衣TQNの絵ですな
このお話もイイヨー(;´Д`)ハァハァ

女の子が浴衣着るときってノーブラだっけか?
祭りの帰り道に下駄の鼻緒が切れて困ったTQNをカズキがオンブ
したは良いが、背中にあたるTQNの胸の感触がさらに悩ましく…

なんて妄想しますた
572夏祭りの続き:2005/05/29(日) 23:08:01 ID:ewm0ynd2
寄宿舎への帰り道。六枡やまひろ達から少し遅れて歩くカズキ。その背中に私は居た。
「すまない…」
「これじゃ、仕方ないよ」
そう言って、鼻緒が切れた私の下駄に目を向けた。

「久し振りのオンブだね」
「そうだな」
あの時は、意に反して背負われて、抗った。今は、この背中が心地よく思える。

「重くないか?」
「ウン。大丈夫」
そうか、なら。
ぎゅっ
少し浮かしていた体を大きな背に預け、抱きつくようにカズキの前に両手を回した。
「それも久し振りだね」
「ん?…そうだな」
少し考え、ヴィクターと戦った後の話とわかった。
ヴィクター…ヴィクターV…思い出してしまった。今だけは忘れていたかったことを。
「大丈夫だよ。勇気をもらったし…あっ!」
「どうした?」
「え〜と…何でもないです…」
カズキが私を背中から少し離そうとしている。
そういえば、まひろに言われて、ブラを着けていないのだ。
「バカ!そういうことを考えるな!想像も禁止だ!」
「ゴメン。絶対、考えないし、想像もしないから、許して!」
573夏祭り:2005/05/29(日) 23:09:53 ID:ewm0ynd2
気がつくと、前を歩いていた6人が足を止めてこちらを見ていた。
「カズキ君?」
「ストロベリってる〜!」
「代わろうか、カズキ?」
「ケンカするほど仲が良いって言うけど、ほどほどにね」
「長く連れ添えば、そういうこともあるさ」
「お仕置き…ですか?」
口々にからかうように言って、また歩きだす。

なんだか、怒ったのがバカらしくなった。そして、再び背中から抱きつく。
「斗貴子さん!?」
「約束を守れ。考えなければ気にならないだろう?」
「ウ、ウン!」
「…こうして…いたいんだ」
「そうだね…ずっと、こうしてたいね」

寄宿舎がもっともっと遠くにあればいいと思った。

(おわり)
574名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 23:28:32 ID:qwlHeQIV
なんて微笑ましいカプールなんだ…。GJっす

ちょっと密着してみるとカズキンの胸の鼓動が高鳴ることに気付いて
イタズラっ気を起こしてワザとベッタリくっつく斗貴子さんも良いかも…w
575名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 23:56:32 ID:ewm0ynd2
アクエリオンのOP聞きながら書いてたんで、どっかに、
一億と二千年あとも愛してる
とか入れたくてしょうがなかったよ。入れられなかったけど。
576名無しさん@ピンキー :2005/05/30(月) 11:09:17 ID:hIXNUwWF
GJ!
乙でした〜!
577568:2005/05/30(月) 17:42:03 ID:F9DYIor1
> 実はリンゴ飴「あーん」の図ではなく、
絵を描いた人の意図とかけ離れた文章を書いてしまったorz
578名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 17:55:07 ID:Ix+SWOpg
それもまた良し!(w
夏祭りって聞くと、なんか個人的にジッタリンジンの歌を思い出すな

♪ダーリン ラムネを買ってきて 二人で飲みましょ散歩道
 月が登るまで
579名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 18:17:12 ID:Dbk9Y62v
>577
絵は見た瞬間からは受け手のものだ。仕方がない。
580名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 20:37:14 ID:+xVePqNx
大丈夫だとは思うけど、念のため…。
581名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 20:40:04 ID:+xVePqNx
ちょっと下がりすぎかな?と思ったので。
失礼しました。
582http://hotel-nozoki.jp/?lm33:2005/05/30(月) 20:45:49 ID:/TEv4oCP
↑盗撮動画
583夏祭り(カズキ視点):2005/06/02(木) 02:15:00 ID:Xg6OOdII
寄宿舎の前で待っていると、斗貴子さんが出てきた。
うん、斗貴子さんだ。斗貴子さんなんだけど…浴衣。わかってはいたけど、浴衣。

「どーした?」
「凄く似合う…それにキレイ…」
まひろが小学生の時に来ていた浴衣だ。でも、同じ浴衣なのに新鮮。
あの時のまひろは可愛かったけど、今の斗貴子さんは凄くキレイ。全然、違う。
「からかうな!…行くぞ!」
少し顔を赤くした斗貴子さんが歩き出し、その後にオレも続いた。

下駄を履いた艶やかな素足と細い足首が裾から覗く。
見えそうで見えない体の線をたどりながら、脚、腰、背中と視線を上げる。
想像力が刺激され、普段の制服より色気を感じる。
白いうなじもキレイだ。思わず見とれしまう。

斗貴子さんが足を止めて振り返り、横目でこちらを見た。あわてて追いかける。
追いついて、近くで見ると、髪が流れる方向がいつもと少し違う。
それから、ちょっとだけ化粧しているようだ。薄っすらと紅も引いている。
なんだか新鮮で、ドキッとしてしまう。
出合った次の日、保健室で斗貴子さんの肩が当たった時を思い出した。
斗貴子さんがそんなオレを不思議そうに見ている。

「お二人さん、何やってるんだ?」
「早く行こう?」
追いついてきたまひろ達に促されて、オレたちは再び歩き出した。
584夏祭り(カズキ視点):2005/06/02(木) 02:16:34 ID:Xg6OOdII
神社に着いて、まずは、岡倉と金魚掬いに臨む。
成果を得たオレは、少し離れて待っていた斗貴子さんに、それを渡した。
一匹も掬えなかった岡倉は2回目に挑戦中。他の連中がそれを応援している。
斗貴子さんは、こういう場所が珍しいようで、最初はきょろきょろしていたが、
小さな金魚達を見て、少し落ち着いたようだ。
「2匹か…キミは夜店の達人じゃなかったのか?」
オレをからかう余裕まである。
「ゴメン…あ、サクランボ?」
謝りながら、髪留めに気がついた。
「さっき、まひろがくれたんだが…何か変か?」
「似合ってるし…かわいいよ、斗貴子さん」
ぱぁ〜っと赤くなる斗貴子さん。食べてしまいたい。2人きりならきっとそうする。
でも、ここは祭の人込みの中。この場所に似合った替わりのモノを思いついた。
「そうだ!リンゴ飴、食べよう!」
リンゴ飴の看板が出ている近くの夜店に走り込んだ。しかし。
「がっくり、1個しかなかった…どうぞ」
ひとりで食べるより、斗貴子さんが食べるのを見ている方がいい。
「キミはいいのか?」
そう言われると、食べたくなる。
「え〜と…じゃあ、ちょっとだけ」
斗貴子さんに少しわけてもらいながら、いっしょに歩いた。
585夏祭り(カズキ視点):2005/06/02(木) 02:20:25 ID:Xg6OOdII
少しして、斗貴子さんがわたあめ屋で立ち止まった。
そして、じぃーっと、わたあめを見つめる。買うどうか迷っている?
オレは迷わず買って、斗貴子さんの前に出した。
「どうぞ」
「さっきの飴が途中なのに、他のモノを買うのは…」
「じゃあ、これはオレのってことで。でも、いっしょに食べよう?」
オレの言葉を聞いて、リンゴ飴とわたあめをかわるがわる見つめる斗貴子さん。
そして、オレの手にあるわたあめにばくつく。好きなのかな?子供みたいで可愛い。
そのまま言葉にしたら、また赤くなった。もっと赤くしたくて、追い討ちをかけてみる。
「やっぱり斗貴子さん浴衣凄く似合…モガ」
オレの口を塞ぐように突き出されたリンゴ飴。
「わかったから、もうそのくらいにしておきなさい!」

気がつくと、まひろ達が近くにいない。でも、斗貴子さんはあまり気にしてないようだ。
2人でリンゴ飴とわたあめを食べ終えた後、斗貴子さんがヤキソバを買った。
「おじょーちゃん、カワイイからオマケしちゃうよ」
夜店の人がそんなことを言って、たこ焼きを何個か入れてくれた。
「ここはいい街だな。今もそうだが、これを変に言われたことがない」
斗貴子さんが歩きながら、自分の顔のキズ跡に指を当てて言った。
「ウン、それが普通だと思うよ」
キズがあってもなくても斗貴子さんなんだから。たこ焼きをたべながら、そう思う。

そんな買い食いをしながらしばらく歩くと、射的屋の前に集まっているまひろ達を見つけた。
うまく当てられなようで、みんな熱くなっている。
「私がやってみよう」
斗貴子さんが、そう言って、夜店の人にお金を払い、銃を受け取った。
そして、金魚をオレに預けながら、小声でつぶやく。
「精密照準なら得意だ」
…結局、斗貴子さんの弾は半数が当たった。夜店の人が顔を引きつらせている。
受け取った景品はまひろ達と分けた。でも、斗貴子さんは不満顔。
「生体電流で照準できれば、全数必中なんだが…」
…武装錬金じゃないんだから。
586夏祭り(カズキ視点):2005/06/02(木) 02:23:32 ID:Xg6OOdII
みんなと歩いていると、だんだん人が増えてきて、また、まひろ達とはぐれてしまった。
「なんか、混んできたね?」
「そうだな。はぐれないように手でもつなぐか?」
「ウン」
斗貴子さんの手を握る。戦闘や任務に関係なく手をつなぐのは初めてかも。少し、照れる。

その後、イカ焼きやハッカパイプと買ったり、ヨーヨーを釣ったりして、時間を過ごす。
気がつくと、花火大会が始まっていた。手をつないだまま足を止め、そちらを向いた。
また一緒にくる約束をした後、しばらく黙って、花火を見続けた。
次々と、光が同心円に広がったり、柳の枝のように落ちていったり。
ヒュ〜。
不意にオレの手を握る力が強くなった。
「カズキ、キミと」ド〜ン。
かき消された言葉。でも、きっと、想いは同じ。
「斗貴子さん、オレも」ヒュ〜〜バ〜ン。
たぶん、オレの言葉も途中までしか聞こえていない。
それでも、斗貴子さんは嬉しそうに頷いてくれた。
587夏祭り(カズキ視点):2005/06/02(木) 02:26:01 ID:Xg6OOdII
花火が終わった後、まひろ達と合流しての、帰り道。
「あっ!」
突然、斗貴子さんが転びかけた。
身軽で体術に優れる斗貴子さんには珍しい。慌てて、手を貸して起こす。
「鼻緒、切れてるよ?」
駆け寄ってきたまひろが斗貴子さんの下駄を見てそう言った。
オレは黙って斗貴子さんを背負った。
「すまない…」
「これじゃ、仕方ないよ」

背中いっぱいに斗貴子さんを感じる。
前に、オンブした時は、それどころじゃなかったからな。
「久し振りのオンブだね」
「そうだな」
ささやくようにしゃべる斗貴子さんの息と香りを耳元に感じる。
ずーっと、このままいたい。そう思いながら、歩き続ける。

ちょっとしたやり取りの後、斗貴子さんにべったりとくっつかれた。
体重や、体温を感じる。浴衣越しに動悸が伝わり、胸の形までわかる気がする。
まひろ達はそんなオレ達をからかった後、なんだか自分たちだけで盛り上がってしまい、
どんどんと歩いていった。距離もかなり離れている。
「!」
いきなり斗貴子さんが息を呑み、持っていた金魚の袋を前に出した。
オレは袋のヒモを口で受け取り、それを見た。袋の中で2匹の金魚がキスしていた。
オレは、斗貴子さんに袋を返して、顔を後に回した。
斗貴子さんはしばらく迷った後、唇を重ねてくれた。

うれしかった。
588名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 02:28:29 ID:Xg6OOdII
すません、あとちょっとだけ(1レスか2レス)続くんだが、いったん終わっとく。
エロって難しいな。
589名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 07:09:30 ID:x0PIjiPP
全裸で逆立ちしながら続きを待ってます
590夏祭り(カズキ視点)の続き:2005/06/02(木) 07:34:36 ID:Xg6OOdII
寄宿舎に戻った後、金魚の袋を机のライトに吊った。
そして、いつものようにオレのベッドに座った斗貴子さんに、
いつものようにミネラルウォーターのペッドボトルを渡す。
斗貴子さんが赤くなっているので、視線を追うと、金魚達がまたキスしていた。
オレも負けじと、斗貴子さんの横に座り、唇を重ねる。今度は迷わず応えてくれる斗貴子さん。

互いを貪るように唇を吸いあう。
「ぅ…ん…ぁん─」
キスをしているだけなのに、斗貴子さんから色っぽい声が漏れる。
そんな長い長いキスの後、斗貴子さんがとろーんとした目で自身の体をベッドに横たえた。
「…いいぞ…カズキ」
着崩れしているようで、浴衣がはだけ、白い太股が見えている。
普段のミニスカートで見慣れているのに、なんだかとてもまぶしい。
オレはきっかけをくれた金魚達に感謝しながら、斗貴子さんに覆い被さった。

さっきよりも長いキスをした後、斗貴子さんをベッドの真ん中に移した。
足の指先を舐め上げると、甘いあえぎ声が聞こえてきた。
その声に感じながら、更に舌を足首、脛、膝、股へと進め、キレイな脚を堪能していく。
太股の付け根まで達した後、下着に手を掛けて足首まで下ろした。
斗貴子さんが片足を抜いてくれたので、オレは脚を広げて、股間の秘肉を味わった。

しばらくそうした後、今度は、顔を上半身に動かし、唇を吸う。
そして、片手の指で膣肉の感触を楽しみながら、残った手を胸元に入れて揉みしだいた。
オンブの時に感じた形のそのままだ。甘かった斗貴子さんの声が激しくなっていく。

気持ちが昂ぶり、自分の逸物がはちきれそうになった。
そんな異変に気づいた斗貴子さんが、ズボンを脱がして取り出してくれた。
ごくり─取り出したモノを見た斗貴子さんが息を飲む。
「…続けてもいい?」
斗貴子さんは深呼吸した後、何かを覚悟したように答えた。
「…ああ、いいぞ」
591名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 07:35:18 ID:Xg6OOdII
とりあえず、できた分だけ投下。あと1レスくらいかな。
やっぱ、エロって難しい。
592名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 16:09:07 ID:Xzsx7JoL
乱れた浴衣はとても良いものだ…。

続き頑張ってくれぃ!
593名無しさん@ピンキー :2005/06/02(木) 17:47:51 ID:HN7EmP6M
乙です!
続きもお待ちしとります〜
594萌えスレより:2005/06/02(木) 18:00:39 ID:6XnzkrPk
90 :名無しかわいいよ名無し :2005/05/30(月) 21:17:48 ID:C1K2ZPAx
ブラボーは、頼まなくてもコスプレして下さるイメクラ嬢が
自宅にいますyグシャ




こ、このネタをSS化できる神職人はおらんのか…ハァハァ
595名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 20:34:28 ID:mHLEnkPm
コスプレHといっても幅が広いからなあ。
ある程度シチュエーションを考えるとすると……

その1:林檎女学園制服
ブラボーが教師、千歳が生徒役。指導室に呼び出されてイロイロされちゃう設定。
むっちりと脂の乗った大人の女性の太腿とセーラー服のアンバランスさが見どころ。

その2:巫女さん衣装
夕餉の食卓で軽〜く千歳さんにお酌などしていただきつつ、
ほんのり酔ったところで押し倒す。袴は脱がせても足袋は脱がさず。

その3:ネコミミ
尻尾、ファー付きビキニとセットで。ペロペロ奉仕にミルクのご褒美。
はしたなくおねだりしてきたら、当然バックスタイルで。
そうそう、千歳さんは最中「ニャア」しか言えませんよ。

その4:戦団制服
ある意味オフィスラブ。いやむしろ戦団本部で犯る。
背徳感とスリルは、いつものコスプレと違う興奮をもたらして…


すいません、バールを持った人と全身コートの人が迫(ゴスッ!グチャ)
596名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 20:36:49 ID:yIXZ3yX7
>>595
さすがは大人のふたり。
いろいろとお楽しみですな
597名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:23:22 ID:HvwOAsy+
>>595に便乗
その5:裸エプロン
見ての通り、全裸にエプロンを身に着けただけのもの。
料理の最中後ろからガバッと行く。
人妻(内縁)プレイ。
「あぁダメよ防人くぅん…。お鍋が噴いちゃう。あぁぁぁぁ…。」
598名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:32:13 ID:JwfwykpP
なんか千歳さんは乱れるというより相手を乱す相手のような。
無表情でのご奉仕萌えス。
599名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:40:13 ID:mo7oQHJf
>>590
イイヨー
脚責めに萌え。
600名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 23:09:29 ID:8X/cW/b3
>>595 エロパロにまで「おしおき」の手が伸びるとは…(ガクガクブルブル
601夏祭り(カズキ視点)の続き:2005/06/03(金) 02:06:55 ID:4RJQ3e6S
オレは斗貴子さんの脚を大きく広げ、蜜が溢れる秘口に自分の先をあてがった。
狭くきつい膣道にゆっくり入っていくと、壁にぶち当たった。
痛そうな顔で後ずさる斗貴子さん。その拍子に胸がはだけた。

なめらかに隆起した小振りな山の頂上にイチゴ色の突起が露になる。
斗貴子さんの苦痛を和らげたくて、そのイチゴを口に含んで、舌で転がした。
上目で見ると、小さく口を開けた斗貴子さんが首をのけぞらせている。
そして、そのまま甘い息でささやいた。
「…カズキ、続けるんだ…」
言われた通りに、両方を交互にしゃぶり続ける。
「そうじゃない!」
あ、こっちか。オレは体を起こし、先端だけを入れたままだった肉槍を前に進めた。
何かを突破する感覚。一気に腰が進む。そして、先端が温かい柔穴の奥に当たった。
一瞬、顔に苦痛を浮かべ、息を荒くする斗貴子さん。その息に同期して脈動する膣壁が四方からオレを締め付ける。
少し動くだけで達してしまいそうだ。もったいないので、動かず攻めれる場所を探す。

まずは、浴衣の袖を腕から抜いて、腰まで降ろす。
「斗貴子さんのおヘソ…」
「ヘソに注目するな!」
かまわず、おヘソを見つめて考える。つながったまま攻めるのは難しそう。
「だから、ヘソばかり見るn…ンム」
次は、キスしてみることにする。
両手を背中に回して斗貴子さんを抱きしめ、何か言いかけた唇を塞ぎ、舌を絡め合う。
唇を離すと2人分の唾液が糸を引いた。その糸を舌で拾い集めてまたキスを繰り返す。
「ん…んむ…クチュ…ピチュ…ん…ぁん…」
次は、右の耳朶を噛んだ。そして、耳の裏を舐め回す。間を空けず反対の耳朶と耳裏を攻めた。
手はお尻に移し、感触の良い肉感を楽しむ。
斗貴子さんが攻められている耳を隠すように顔を横に倒したので、今度は横から首筋を舐めた。
602夏祭り(カズキ視点):2005/06/03(金) 02:11:07 ID:4RJQ3e6S
だんだんと、斗貴子さんの顔が上気していき、横を向いたままで途切れ途切れに口を開いた。
「…カズキ…こっちも…」
そう言って、腰を動かす。
「斗貴子さん、そっちは…んああ!」
絡みついた膣襞が肉塔の周りをヌルヌルザラザラと蠢く。イキそうになるのをなんとかこらえた。

「…気持ち…いいぞ…いっしょに…」
腰を動かし続ける斗貴子さんが顔を上に向け、真っ直ぐオレを見た。
斗貴子さんもイキそうなんだ。いっしょにイキたい。
オレも腰を動かし始めた。求めあう気持ちが二人の動きをシンクロさせる。
「…オレも…斗貴子さんの中…すごく気持ち…いい…」
粘膜が激しく擦れ合い、収縮する膣膜が大量の悦液を出しながら別の液体を欲しがる。
オレの肉砲がそれに応えた。
「んぁ…ぁぁ…ぁっ」
大量の命液が断続的に斗貴子さんに注ぎ込まれる。ドクッドクッ─そんな音が聞こえそう。
「っっっ…っっっ」
同時に声にならない声を出しながら、背中を仰け反らせる斗貴子さん。
最後の一滴まで搾り取るように、肉壺がビクビクと動き続けた。

しばらくつながったままでキスを繰り返し、余韻を味わった後、まだ少し息が荒い斗貴子さんが言った。
「…ところで、キミは浴衣の着付けはできるか?」
「…できないけど?」
「そうか…部屋に戻る方法を考えないとな」
帯だけが残る浴衣姿の斗貴子さんが、そう言って苦笑した。

(おわり)
603568:2005/06/03(金) 02:14:20 ID:4RJQ3e6S
以上、>>583-587,>>590,>>601-602でタイトルは「夏祭り(カズキ視点)」
>>568-569,>>572-573の「夏祭り」の続編ということで。
604名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 07:34:24 ID:5jp4dN1Z
good job!!
「浴衣着たまま」というのがツボです。
胸元や首筋にキスマークがついちゃって恥ずかしくなるTQNとか
そのことで叱られるカズキンとかも良いかも…
605名無しさん@ピンキー :2005/06/03(金) 16:27:26 ID:/0zz0BK4
GJ!
乙でした!
606名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 16:28:25 ID:F01jKIqq
>>595
ネコミミ!
はしたなくおねだりしたミルクをこぼしてぐしょぐしょに濡れた千歳にゃんのワレメを
まもちゃんは熱いお湯で濡らしたタオルでふきふきしてあげるのですね。


神シチュじゃねーかこのやろー!!
607名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 17:07:20 ID:+GHvRxtE
>>602
>帯だけが残る浴衣姿の斗貴子さん

想像するとグッとくる。
乙です。
608名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 23:23:50 ID:zf7nOkqi
カズキって、犬かな?ネコかな?
609名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 23:49:12 ID:5LOaEqRk
唐突だなw

カズキ=犬っぽい
TQN=ネコっぽい
蝶野=難しい。童話に出るような狡猾なオオカミが近いけど
桜花=キツネっぽい
剛太=犬…かな?963氏はハムスターに彼の名を名付けたようだけど
まひろ=タヌキっぽい
さーちゃん=リスっぽい

なんとなくのイメージで。
610名無しさん@ピンキー :2005/06/03(金) 23:55:06 ID:/0zz0BK4
うむ、カズキはイヌだね。
剛太もイヌっぽい。
TQNはツンとした猫っぽい。
611608:2005/06/04(土) 00:30:49 ID:xLrO+f+f
カズキが動物化する話でも書こうかと。
じゃ、犬化の方向で。
来週なかばくらいに投下したいと思ってはいる。
612名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 00:37:37 ID:FM5/h995
おおっ。期待して待ってるよー!

突然だが、毒島さんの詳細がわかればなぁ〜。
十代の少女ってイメージはあるけど。
果たしてエッチなことはできる身体なのか、それとも病弱な人なのか。
毒島SSかいてみたいので…。
613名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 11:26:39 ID:yC/TTiUu
何気なくおいら甘火毒をぼちぼち書いてるからそのうち投下したい。
毒島さんの中身は病弱っ子でもひょろっ子でも火渡の鍛え方で
如何様にもなれる可能性を秘めていると思うんだ、どうですか火渡様。
614名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 17:52:52 ID:pn6KzIwG
毒島さんの身体を心配してなかなか一線を越えられない火渡と
(私にはそんな魅力はないのかな)とひとり落ち込む毒島さん
615名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 02:02:33 ID:yZnRlCMZ
(;´Д`)ハァハァ イイヨイイヨー。
616斗貴子さんの○レメ:2005/06/05(日) 16:53:46 ID:l4n2WtcR
斗貴子さんはどうしていいのか分からなかくてそのまま立ち尽くしているオレを見るとだんだん怪訝な表情になっていった。
「か…、カズキ……?」
しないのか…?と、聞いてきた。
「え?なにを?」
といったら斗貴子さんは真っ赤になってもじもじもごもご言い出した。何て言ってるのかぜんぜん聞き取れない。なに?と聞き返しても、むにゃむにゃ、うにゃうにゃと言っているようにしかしか聞こえない。ぜんぜん分からない。意味不明だ。
その代わりにそろそろと手を伸ばしてオレの手を取ると、赤い顔をしたままベットの脇まで引っぱってきた。
いったい、何がしたいんだろう?
ぽかんとしているオレを見ると、今度は斗貴子さんの顔にさっと怒りがみなぎるのが分かった。なんで分かったかと言うと、いつもオレに目潰し食らわせる時の顔だから。と思ったところでオレの視界の中から斗貴子さんが消えた。
ほぼ同時に足になにかものすごい重さを持ったものががーんとあたり激痛と共に足を掬われてちょうど脇にあったベットに引っくり返ってしまった。
いたい、と足を押さえながらなんとか起き上がると、ベットの隣に斗貴子さんがじりじりと這い登ってきた。
一瞬にして上体を沈み込ませた斗貴子さんが自らの体を支柱に足を回転させ、オレに足払いをかけてきたのだと今になって理解できた。
でもなんで?
ベットの上に膝をついて起き上がっている斗貴子さんはオレのほうをものすごく怖い顔して睨んだ後、スカートの中に手を入れた。
ぺろり、となにかを降ろした。
トキコサンガパンツヌイダ。
とようやく分かったときにはすでに斗貴子さんは足首からショーツを引き抜いているところだった。びっくりしているとさらにものすごいことが起こった。
斗貴子さんは体をうしろに倒すと、肘を使いじりじりとベットの真ん中へ移動して仰向けにころんと寝転がり、そのままゆっくりと足を持ち上げた。
そ、そんなことしたらみえちゃうよ、と思った時にはもう遅く、斗貴子さんのそこが丸見えになっていた。
617斗貴子さんの○レメ:2005/06/05(日) 16:54:49 ID:l4n2WtcR
斗貴子さんの白い足の付け根の、内側の部分。
うすい陰毛のなかに隠れて見える、ほんのすこし赤みがかかったピンク色の肉。
ふっくらとした小さな二対のふくらみには、まじめに隠す気あるのか?と聞きたくなるくらい薄くて、ちょっとしか生えてなくて、しかもなんだかふにゃふにゃの毛しかない。その毛に形だけ守られるようにちいさな裂け目がある。
いつも触ったりはしてたけど、こうして電気の付いたまま、明るいの光の中で真正面からはっきりと見るのは初めてだったので思わず見入ってしまった。すごくどきどきする。
でも、ここってこんな風になってたのかと思う反面、なにか違和感があった。
なにかへんだ。なにか違う。
オレが思っているのは、斗貴子さんのここは………。
分かった。なにが違うのか。

今日は斗貴子さん、ぜんぜん濡れてないんだ。


ものすごく誇らしい気持ちだった。
自らの足を抱え、カズキに私の濡れてないところを見せながら、ついにやった、とうとうやったと勝利の喜びの余韻に浸っていた。
私は、ついに、見つけたぞ。

カズキを思うだけで大量に濡れてしまうこの体を鎮める方法を、ついに見つけた。
キーワードは“岡倉”だ。
朝のホームルームの時間、カズキと目が合っただけで濡れてしまい、困り果てて、視線を投じたその先には偶然カズキの友人である岡倉の席があった。
何とはなしにそのリーゼントントを見つめる。
暫くして、自分のからだの変化に気が付いた。
とろとろと濡れていたのがぴたり、と止まっていた。
頭に昇っていた血がすうー…と降りて行くのが分かる。
熱く疼いていた下腹部があっという間に冷めて最初に濡れた下着が冷たくなり、気持ち悪いとさえ思った。
618斗貴子さんの○レメ:2005/06/05(日) 16:56:23 ID:l4n2WtcR
さっきまでカッカしていた自分の精神状態を、何を馬鹿なことをしていたんだと静かに分析できる。カズキのことばかり考えていたからこんなことになるんだ。
なぜかは分からないが、岡倉のことを考えるだけで、いや、頭の片隅にそのリーゼントの存在をおいて置くだけで、血の気が引くというか、理性を保つことができて、冷静でいられる。
これはすごいものを発見してしまった。
これはいい。
これならいつでも、私は冷静でいられる。
そんな訳で、その日は一日中岡倉のリーゼントを頭の片隅にいれておいた。
おかげで、体が勝手に濡れてくるということは、それから決して、一度たりともなかった。
休み時間等、カズキが私に話しかけて来たり、何かの拍子にふと目が合い、にっこりと微笑まれたりして、カズキのやさしい表情に
ぐらりときそうになったことがあったが、そういう時は即座に私の中に“岡倉”を呼び出して、カズキとだぶらせるようにしてその場に配置すると、燃え上がりそうになった炎があっという間に鎮火するのが感じられた。
その状況は、マッチの炎を琵琶湖に投げ込む、と形容したら近いだろうか。
じゅっと消えて無くなる。
とにかく、カズキとの間に“岡倉”を割り込ませると、跡形も無くなるのだ。
岡倉のことを考えるだけで、なんだか怖いくらい冷静になれる。冷静になると、カズキのことを思いひとり熱くなることの多かった自分自身を侮蔑の眼差しで見ることさえ出来る。
大変に便利だ。
もう濡れることは無かった。
そうして一日が終わり、その日は無事、帰路につくことができた。
今日はものすごくすがすがしい一日だった。思い通りにならない自分のからだに振り回されることのない、大変に良い一日だった。夕焼け空のオレンジ色の光に包まれながらそう思う。
これも“岡倉”のおかげだ。
ありがとう。岡倉。
前を行くカズキとなにやら肩を組み合ったりして談笑しながら歩く岡倉に、私はそっと、視線だけで礼を言った。
ただ、あんまり嬉しかったので、学生寮の自分の部屋に着いたところで今度は別の衝動がふつふつと込み上げてくるのが抑えきれなかった。別の意味で頭に血が昇り、我慢できない。
619斗貴子さんの○レメ:2005/06/05(日) 16:57:05 ID:l4n2WtcR
カズキにいいたい。
冷静になった自分をみせたい。
もう、私は、あんなに大量に濡らす淫靡な女じゃないんだぞとカズキに報告したくなった。

そうして今に至る。

カズキの部屋で風呂に行ってしまったらしい当人を待ちぶせ、戻ってきたのは良いが今日はなんだかおかしい。いつもは私を見るなり待てと言うのも聞かず押し倒してくるのに今日はなにもしてこない。なに?等と私に聞いてきて手を出そうとしない。な…なぜだ…?
しょうがないから分かりやすいようにベットの端まで手を引いてきてやったのにまだぽかんとしている。とたんにカッとなった。足払いをかけてカズキをベットに押し倒して、とにかく早く変化した私自身を見て欲しくて自分から下着を脱いだ。
足を開き、乾いている私のその部分をカズキに見せて、もう私はあんなぐしょぐしょに濡らす恥ずかしい女じゃないんだぞとアピールした。
恥ずかしくないんだ。恥ずかしくない…。あれ?

「…………ッ」

途端に恥ずかしくなった。
なんで私はこんな恥ずかしい体勢を、こんな明るいところで、しかも、自分から。
ああ馬鹿みたいだ。馬鹿なんじゃないのか私は?頭に昇った血がいったん下がって今度は頭の別の所に昇ったらしい。自分からこんなことして、しかも、カ、カズキが、思いっきり見てる………。
慌てて足を閉じようとした所でさっきから微動だにせずかなりの至近距離で私の足の間を見ていたカズキの変化に気が付いた。
カズキ……?
な、なにをしようとしているんだ?

カズキが、くちを、あーんと開けている。
620斗貴子さんの○レメ:2005/06/05(日) 16:58:12 ID:l4n2WtcR
それが何を意味するのか分からなくて一瞬動くのが遅れた。後になってあの時もっと早く足を閉じておくべきだったと後悔した。

ぱくり、とかぶりつかれた。

「は…、はひゃ………ッ!」
からだの中でも神経が沢山集まっていて、最も敏感で、刺激を防ぐような厚い皮膚が存在しない一番弱い所が、とてつもなく大きく不気味な感覚に襲われ思わず歯の無い老婆のような声が出てしまった。
そのままカズキが、もぐもぐむしゃむしゃと、食べようとでもしているかのように舌や唇や顎を動かす。
「ば、馬鹿ぁッ!…そんなとこ、ろ、なッ舐めるな………ひ………ッ!」
抗議しても、カズキはやめない。


ぜんぜん濡れていない斗貴子さんのそこを見ているとなんだか不吉な感じがした。
いつもはあんなに濡れているのに。
乾いていて、少しも濡れていない。
心配になってきた。濡れていない斗貴子さんのココは、なんか嫌だ、と思った。
濡らさなきゃ。なんとかして。
それで舐めようとおもった。
濡らすっていうのが半分だけど、もう半分は、実は、前からここ、舐めたいと思っていたっていうのもある。
電気を消した暗闇のなかでも、足を開かせてじっと見てると斗貴子さんが恥ずかしがって嫌がるから、あんまりちゃんと見たことはなかったんだけど、時々ここ舐めたいって思うことがあった。
でも、そんなことしたら、斗貴子さんびっくりするかな、いやがるかなって思うと、なんとなくできなかった。
だけど今こうして間近で、そのちいさなピンク色の割れ目を見てると無性に、舐めたい、食べたいという衝動が込み上げてくる。
我慢できなくなり斗貴子さんのあそこに覆いかぶさった。
621斗貴子さんの○レメ:2005/06/05(日) 17:01:06 ID:l4n2WtcR
最初にくちに触れたやわらかい斗貴子さんの陰毛を舌で掻き分けて今はまだぴったりと閉じているその裂け目に舌先を合わせる、ぬるぬると動かすと斗貴子さんがなんとか言ってきたけど、聞こえてたはずなのに何ていったのかよく分からなかった。
それだけ、くちびると舌に触れるあたたかい感触に心を奪われていた。
斗貴子さんの足ががじたばた動いて口が外れそうになったので、その太ももに腕を回してがっしりと押さえ込む。押さえ込んだ腕
に力を込めて逃げられないようにしながら同じようにいりぐちを上下に行きつ戻りつ探る舌先に力を込める。ちょっとずつちょっとずつ舌を埋めていく。
「やぁ…やあぁ…………」
オレの攻めに呼応するかのように斗貴子さんから甘い声が漏れてくる。動かす速度を速くしながらどんどん奥まで侵入していく。尖
らせた舌を持ち上げるようにして中のぬるぬるした粘膜を激しく擦るとオレの頭を乗せたまま斗貴子さんの腰がぐうと浮いた。同時にほっそりとしたももがオレの耳を両脇からぎゅうと締め付けた。
「だめ………そこ……だめぇ………」
そう言われると、もっとしたくなる。
普段は斗貴子さんの嫌がることなら絶対にしたくないと思うけど、セックスの時は逆だ。斗貴子さんがいやだって言うところは攻
めるとすごく感じるところらしい。だから嫌がるところほどもっと攻めたくなる。
一心不乱に斗貴子さんのなかを舐めているとじわり、じわりと濡れてくるのが分かった。ほどなくしていつもの斗貴子さんらしくあそ
こから愛液がとろりとろりと流れ出してきた。それに、いつも通り身悶えして泣いているような声をあげる。もうやめて、と言ったのが分かった。一旦口を離す。
「……あうぅ………」
ぐったりとなってしまった斗貴子さんの口から声が漏れる。は、は、と息が荒い。でもまだ終わらせるつもりはない。
622斗貴子さんの○レメ:2005/06/05(日) 17:01:48 ID:l4n2WtcR
離した口をもう一度、今度は膣の少し上、クリトリスにそっと付けた。
「ひゃ……あ…あ………あぁん……んん…」
今度は軽く吸いながらその小さなぷにぷにした突起を舌で少し強めに弄るとまた斗貴子さんが声を上げて腰をもじもじしだした。ぐりぐりと押し込めるように舐めていた舌を今度は少し離して突起の一番先端だけに触れるように細かく刺激すると体全体がびく、びくと震えた。
「カズ………カズ………も……や…ぁ………だ…だめえぇ…………」
暴れる力が強くなった。斗貴子さんイキそうなんだ。更に舌の動きを早くしながら絶対逃がさないぞとしっかりと斗貴子さんを押えつける。
ぴちゃぴちゃ、くちゅくちゅと水っぽい音が激しくなる。斗貴子さんが足をじたじたさせると、あそこからやわらかい肉同士が触れ合う微かな水音が聞こえてくる。
たくさんの液体がおしりまで伝っていた。
いっちゃう、というちいさな震える声がオレの頭の上から聞こえた。
汗ばんだ斗貴子さんのふとももが最後にありったけの力でオレの頭を締め付ける。
そのままぴくん、とちいさくはねた。
締め上げられたまま暫く時が止まったかのように静止していたけどほどなくして、ゆるゆると斗貴子さんの足の力が抜けていった。その拘束からそっと抜け出す。
斗貴子さん、ものすごくぐったりしている。オレの頭があったのと同じだけの隙間を残したまま、自分で足も閉じられないらしい。斗貴子さんいっつも足開くの恥ずかしがってたよなと思い出して閉じてあげた。
体を横たえたまま深呼吸を繰り返すだけだった斗貴子さんがようやく動いた。もぞもぞと、ゆっくりと体を起こした。
まだ、はあはあと荒い息をつきながらベットに力なく座り込んでオレの方をじっと見ている。
目に涙が溜まってるので手でそっと拭ってあげた。
やりすぎたかな、怒られるかな、と目潰しを覚悟したけど斗貴子さんはあいかわらず何も言わない。
ちょっと怖くなった。

623名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 20:43:03 ID:gIeeyRMx
エ ロ い な

GJ
アレか、三蔵法師がお経を唱えると縮んで孫悟空を諌める輪っかみたいな
働きなのか?(w>リーゼント
624名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 22:26:22 ID:hW8AAF1n
続き切望。
625名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 22:57:24 ID:iwRaWcRU
>その状況は、マッチの炎を琵琶湖に投げ込む、と形容したら近いだろうか。

ヒデエwwwwwwwwwwwwwwwwwww
626名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 18:37:35 ID:Jk8tl3ZV
カズキと斗貴子さんの攻防がいいなw
乙です
627名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 21:02:27 ID:ABSqXJzW
○、○レメ… GJ!!!!
(;´д`)クンーニハァハァ
628名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:22:12 ID:yYpykFD1
カズキは
必絶!ブラボー舌技を伝授されたにちがいない。
629名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 23:51:46 ID:Y07WdT1C
昨日の晩このスレのSSを始めのほうから読みふけって
あやうく徹夜しかけたダメ人間な俺
630名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:22:36 ID:ICS1ZX3g
大丈夫、至極普通です>>629
631ぶらとき:2005/06/10(金) 01:57:08 ID:C8IIfF+Y
ブラボー×斗貴子とか需用無いだろうけど投下します。
カズキと会う前なのですが、嫌な方はスルーしてください。

困った。
本当に困った。
防人は、彼にしては珍しく、そのその大きな体をぐったりと椅子に預けていた。
ベッド横たわるのは津村斗貴子。
その華奢な体を切り裂いた傷は殆ど治りかけていたが、何より彼女のメンタルが心配である。
それはそれはショックだったろう。
彼女の努力は何よりも教育を受け持ってきた自分が知っていた。
彼女は努力だけではない、素質もあるのだ。
たぶん、おそらくは…いや、あるはずだ。
それこそ死ぬほどの訓練を繰り返し、やっと戦士の資格を得たというのにこの様では…笑えない。
自分も彼女も悪くない。
こんなことは本当に珍しいのだ。
「核金の拒絶反応…か」
ごくごく稀に、女性にだけ見られる核金の拒絶反応は、所有者の力を超えたパワーで自身の体を傷つ

けてしまう現象だ。
コントロール不能であるから、そのままではその人物は核金を使うこともままならない。
こうやって斗貴子が生きていること自体奇跡に近いのだ。
それでも彼女は納得しないだろう。
彼女には素質がある。
だから今ここに五体満足で居られるのだろう。
拒絶反応が起こりうる女性戦士の共通点は、処女であること。
男とまぐわったことのない女は、体内から核金にエネルギーを送ることが上手くいかないことがある。
それで力が暴走してしまうのだ。
原因はわからない。
だがこれの解決策は単純である。
しかし…
「…戦士(仮)斗貴子…お前に恋人が居るとは考え辛いぞ」
ぼそりと防人が呟く。
632ぶらとき:2005/06/10(金) 01:58:29 ID:C8IIfF+Y
生娘が駄目ならば、女になってしまえばいいのだ。
男に抱かれれば全ては解決する。
だが彼女の場合、生来の性格が原因なのか、どうも男子とどうのというのが想像しにくい。
折角かわいらしい顔をしているのだから、もったいないとも思うのだが、そんなことを言えば思い切り眉を顰められるだろう。
それにここ暫くの特訓で、そんなヒマも無かったはずだ。
「戦士長」
「お」
声をかけられて、思考の海から舞い戻った防人はベッドの上の斗貴子を見た。
「気がついたか。傷はまだ痛むか?」
「いえ」
斗貴子の口調ははっきりしていた。
「何か食べたいものはあるか?良くなった祝いだ。俺が何かブラボーなものを買ってきてやろう」
「戦士長」
女の子は甘いものが好きだろ?なんだ、プリンとかプリンとか。と続けようとした声は、斗貴子によ

って遮られる。
その声はいつになく冷え切っていた。
「今回の私の失態は…戦士見習いとして失格でしょうか」
自分を追い詰めるような口調に、防人は閉口した。
結果だけ見れば、今回の斗貴子の暴走で怪我をした人間も幾人か居たし、機材の破損もそこそこ激しかったことには間違い無い。
しかしこれは仕方無いのだ。
このケースは極々稀に起こることであり、前例も僅かで、誰も考えていなかったのだから、むしろ彼

女は被害者という見方の方が懸命である。
それに彼女は暴走状態であっても、周囲の被害を最小限に食い止めた。
「断じて否、だ。戦士斗貴子。お前はよくやった」
俯いた頭に手をのせる。
ぱさりとした髪の毛が痛々しかった。
「戦士なんて、言わないで下さい。…私は核金を扱えなかった…情けなくて…」
細い肩が震える。
強気な少女は、厳しい特訓の中でも涙を一度も見せたことがなかった。
今でも必死に耐えているのだろう。
633ぶらとき:2005/06/10(金) 01:59:48 ID:C8IIfF+Y
「斗貴子」
防人は椅子から立ち上がり、彼女の手を取った。
しゃがんでそのまま顔を覗き込む。
「これは起こるべくして起こったことだ。お前に才能が無い訳ではない。むしろお前は優秀な戦士だ」
斗貴子の顔色は、病み上がりにしては悪くない。
それでも表情は暗かった。
「じゃあなぜ…」
縋るような目を見て、防人は苦笑する。
彼女のこの真っ直ぐな性質はとても美しいが、この先彼女を苦しめることになるだろう。
「斗貴子、心して聞け」
元々、回りくどいのは得意ではない。
防人は大きく息を吸い、暴走の原因とその解決法を一気に喋った。
このことを伝えることは、彼女の教育を受け持った自分の仕事だ。
全部喋り終えてから、斗貴子を見る。
案の定、ぽかんと間抜けな表情を晒していた。
とにかく防人は、問題の解決を提案しなければならない。
「お前に恋人は居るか?」
話の流れとしては解るが、これではいたいけな少女にセクハラする親父にしか見えない。
斗貴子は渋い顔をした。これはあからさまな否定だろう。
「じゃあ、好きな人は」
斗貴子の目が泳ぐ。が、直に戻って眉を顰めた。
おそらく頭の中で該当人物を検索し、結果が芳しくなかったのだろう。
「いえ、残念ですが…」
どんよりとした空気があたりに流れる。
「そうか…」
年頃なんだから、もっと恋とかしろ!と言おうとして、止めた。
この空気には幾らなんでもそぐわないと思った。
「お前が、なんだ、その、お前に好きな人が出来るまで待つことは、残念ながらでき」
「戦士長が!」
斗貴子が顔を上げる。
白い病室で、彼女の黒髪は映えた。
真っ直ぐな動きで彼女の輪郭をかたどった髪が、すとんと落ち着くまでが、まるでスローモーションにかかったかのように、防人の目に焼き付いた。
634ぶらとき:2005/06/10(金) 02:00:51 ID:C8IIfF+Y
本日はここまでで。
改行がおかしいトコが少しありましたね…すみません。
今度から気をつけます。
635名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 03:20:32 ID:bxfoxC85
トッキュン
636名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 06:39:59 ID:LYcaMyiK
おっ珍しい組み合わせだね
続き待ってますよ
637名無しさん@ピンキー :2005/06/10(金) 18:02:28 ID:x46LiVv9
乙!
続きお待ちしとります〜
638名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:46:51 ID:+uJbXrWs
ブラトキキター!!!!

密かに好きな組み合わせなんで嬉しいスー(*´∀`*)
てかいい加減自分も書きかけのカズトキを仕上げねば…

肝心なとこがなかなか書きあがらない…!!
今週中には投下したかったんだけどorz
639ぶらとき:2005/06/11(土) 01:26:08 ID:sRdmR+rb
「戦士長、が」
斗貴子の目が防人を捕らえる。
二度目の言葉は酷く歯切れが悪かった。
「なんだ?」
防人は出来るだけ優しく言葉を促す。
自分がどうこうしてやれる問題では無いと思ったから、できるだけ彼女の力になってやりたかった。
「戦士長が、嫌でなければ、その」
斗貴子が珍しく言葉を選んでいる。
防人は人の心に聡いほうではない。
だから、反応が遅れた。
彼女の意図することがつかめなかった。
「!」
斗貴子の華奢な腕が、防人の首に回される。
耳元を彼女の髪が擽った。
「わ、わた、私は、早く戦士として戦いたいんです!」
搾り出すようなその声は、叫びに似ている。
斗貴子の彼女らしいその台詞に、防人は彼女の頭を撫でた。
「ブラボーだ、斗貴子。戦士に必要なのはその心意気だ」
防人に他意は無い。
全く無い。
彼は子供好きである。だから斗貴子のことも大事に育てた。
そして女性は胸が大きくて尻も大きくて、脂の乗った20代以降が守備範囲だった。
勿論、斗貴子のことは否応なしに子供として見ていたから、彼女の言葉が一瞬理解出来なかったのだ。


「戦士長!私を、お、お、女にしてください!」
640ぶらとき:2005/06/11(土) 01:26:21 ID:sRdmR+rb
「…は?」
一瞬間をおいて、防人の口から出たのは、彼らしく無い間抜けな音だった。
優しく頭を撫でていた手は固まってしまっている。
斗貴子は防人の首筋にぎこちなく頭を預けたまま、いっきにまくし立てた。
「わ、私の周りにはあまり男性が居ません!こんなことをあなたに頼むのは失礼かもしれませんがッ、でも、あの、私は戦士長しか…」
最後の方は哀れなほど尻すぼみになっていく。
「…だから…」
ちらり、と彼女の横顔を見ると耳まで赤い。
防人はエヘンと咽喉を鳴らし、彼女を引き離す。
(…つまり、アレか?俺が彼女を抱くことになるのか?)
女に恥をかかせてはいけない…のだが、どうも気乗りがしない。
斗貴子の目は縋るように自分を見ている。
どうにも居心地が悪くなって、目線を逸らした。
どう考えても自分が斗貴子を抱いている光景が想像できない。
しかし…この場合は…致し方ないだろう。
息を吸って、吐く。
柄にも無く緊張していた。
「斗貴子…」
彼女の肩に手をかけたまま、じっと目を見つめる。
彼女は愛らしい。
健気さと、不屈の精神。それに、たまに見せる歳相応のあどけなさがとても可愛いと思う。
しかし、その可愛いは年下の者に対するそれであり、彼女に劣情を感じたりといったことは全く無いのだ。
「お前に後悔させたくない。俺で本当にいいのか?」
本心だった。
時間が無い、待てない、と言ったのは自分だ。
それは事実であるが、彼女にどれだけのショックを与えたろう。
胸が痛む。
斗貴子はゆっくりと目を瞑り、そして開いた。
「あなたしか居ません。キャプテン・ブラボー」
斗貴子の目は、もう揺れていない。
眩しくなるほど彼女らしい、真っ直ぐで鋭利な視線だった。
641ぶらとき:2005/06/11(土) 01:27:13 ID:sRdmR+rb
次はエロに突入するかと思われます。
ブラボーはいい男だと思うって裏のおじいちゃんが言ってた。
642名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 06:22:15 ID:FiALBosT
>裏のおじいちゃんが言ってた

突然そんなこといわれても困るぞw
643名無しさん@ピンキー :2005/06/11(土) 08:28:50 ID:QPUNT7Pv
乙〜!

続きドキドキ
644斗貴子さんの○レメ:2005/06/11(土) 17:57:41 ID:xvg6KkDR
ハアハアと息の荒かった斗貴子さんがオレの方をじっとみつめながらズルズルと移動した。
ベットの端まで到達すると、その細く白い足を一本ずつ床に降ろす。おしりもずらして床の上の敷物の上にストンと膝をついた。
腰掛けたままのオレを正面から見つめる。
なんだろう…。
ふいに、じっと見つめていた視線を下に投じた。
服の上からじーっとオレの足の間をみつめている。
と、おもむろに手を伸ばしオレのベルトに手をかけたかと思うとチャックをジ、ジ、ジ、と降ろした。あっけにとられている内に斗貴子さんはオレのものを取り出してしまっていた。
しかし、そのまま何をするでもなく、ギチギチに硬くなっているオレのものに目を合わせたまま硬直している。
「と、斗貴子さん!」
その場の沈黙と斗貴子さんの凝視に耐えられなくなり思わず声をかけると、斗貴子さんはハッとしたようにオレの方を見た。
妙に心細げな表情だったがやがて何事かを決心したかのように一瞬、口をキュッと結ぶと、なにやら口元をモゾモゾしだした。
ふわ、とあくびでもするかのように口を開ける。
そのままジリ、ジリ、と近付いて来た。




間近にあるカズキのそれを見て、軽く意識が飛んでしまった。
チャックを半分も降ろさない内に自らの力でよっこらしょと顔を覗かせるその力強さにものが言えない。。
そうして、私の鼻先に現れた彼と、また目が合ってしまった。
なんにしてもでかいな。
視界一杯に広がるカズキのそれを見ているとあることを思い出してしまう。
645斗貴子さんの○レメ:2005/06/11(土) 17:58:18 ID:xvg6KkDR

初めて交わった次の日の夜、カズキに呼び出された。
カズキの部屋でなんのかんのと色々話しかけられ、私もそれに答えていたが、要するにカズキは、また私としたいらしかった。それで呼び寄せたらしい。
会話が途切れると、私の腰をそっと抱き寄せて、
「だめ…?」
と聞いてきた。
駄目とは言えなかった。あそこまで許しておいて一回きりというのもどうなんだろうと思ったというのもあるが、ねだるような目で私を見つめてくるカズキを否定できなかった。
しかし、目の眩むようなキスのあと、ベットに押し倒されたところであることが気になった。
私の口ばかりでなく耳や首筋を吸い、体を絶えず撫でながらどんどんと服を脱がせていくカズキから身をよじって体を離す。
カズキの動きがピタリと止まった。
「…だめなの?」
「………駄目じゃなくて…その………」
半分脱がされたシャツの前を合わせながら言った。
あれがないだろ……?
私は当然持っていないし、カズキが持っているとも思えなかった。
昨晩は仕方なかったとは言え、これ以上体の中に放たれて、もしそれが、生を享けることになったら。
そう思うと正直怖かった。
カズキなら分かってくれるだろう。無理矢理する、なんていうことはしないだろうと信じたからこそ、そう言った。
きょとんとしていたカズキだったがあ、と合点がいったという顔をして、体を離してくれたのでほっとしたが、その時私は、カズキとの間にできた空間にがっかりしている自分もいることに気が付いていた。
しかし、その後カズキは一度えへらーと笑うと私の肩にぽんと手を置き、なにやらベットの下を覗き込んでごそごそ探り出した。
そこから小さな箱を取り出す。
そ、それは…?
私の顔を見てカズキはとびきりうれしそうな顔をした。
「今日ね、買ってきておいたよ」
ほめて、という感じで得意そうに私にそう告げた。
…キミねえ………。
昼間の内から私とやることを考えていたのか?



646名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 18:22:16 ID:DXjmMMns
続きキタ−!! 用意のいいカズキンw
647名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 20:24:10 ID:kSbXilVR
鯨がつけても大丈夫なシルバースキンか。

もっとも大人のブラ棒と千歳さんはピル使ってしっぽり生エッチで楽しんでそうだが。
648名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 20:27:00 ID:eOa9csPS
TQNのOレメキタ───(*´д`)───ハァハァ
このシリーズ大好き&激萌え。
649犬カズキ:2005/06/12(日) 02:18:35 ID:QUbhM6Is
一学期が終わりに近づいたある日。
いつものようにカズキと共に帰宅した私は、私服に着替えてからいつものようにカズキの部屋に向かった。

カズキの部屋の前に到着。部屋の中から微妙に人ならざる者の気配を感じる。
ホムンクルスか!?
廊下に人通りがないのを確認後、武装錬金を無音無動作で待機状態に発動させた。
制服と同じくらいに短いミニスカートをはいてきて正解だった。
カズキがその気になりやすいとか、生足で膝枕してあげたいとか、そういう趣旨ではなく戦士としての嗜みなのだ。

カズキの部屋の扉を一気に開けて、部屋の奥まで踊りこむ。
案の定、何者かが飛び掛ってきた。バルキリースカートを展開させて斬りかかる。
「臓物をブチ撒け…ん?」
まったく殺意が感じられないので、攻撃を止めた。
すると、目の前の生物が私の顔を舐め始めた。よく見ると、それはカズキの顔をしている。
「カズキ…なのか?」
「ワン…ワン!ワン!ワン!」
犬っぽい耳のカズキ(?)が、犬そのものの鳴き声で答え、犬のようなフサフサのしっぽを大きく振った。

あまりの事態に硬直した私の顔をカズキ(?)が舐めまわした。なんだか唇を集中的に舐められている気がする。
激しいキスをされた時のように頭がぼ〜っとなってきたが、なんとか我に返った。
「カズキ…その、なんだ…座ってくれ」
「ワン!」
カズキ(?)がそう言って…もとい、そう鳴いて、ちょこんと床にお座りをりした。
額に紋章がないので、動物型ホムに寄生されたのではない。
それがわかって一安心した私は、じぃーっとカズキ(?)を観察した。

カズキの顔をしている。服装も普段のカズキと同じだ。しかし、犬っぽい耳、犬っぽい舌、犬っぽい手足、犬っぽいしっぽ。
暑さのせいか、犬のように舌を出してハアハアと息をしている。
大きく振り回しているしっぽは、ズボンの背中側の上から出ているようだ。
どうすべきか考えていると、カズキとの情事に備えてマナーモードにしていた携帯が震えているのに気づいた。
取り出して見ると、戦士長からのメールが一通。本文はわずか一行。
「ヴィクター化は、一時的な動物化を伴う可能性アリ」
650名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 02:19:41 ID:QUbhM6Is
とりあえず、1レスだけ投下。3、4レスくらいで終わると思うけど。エロもある予定。
651名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 06:36:37 ID:yT2iCTLd
続き待ってるよ〜
652斗貴子さんの○レメ:2005/06/12(日) 14:42:58 ID:5zBETTAq
まっててね、というとまず私の服を脱がし、自らの着ているものもぽいぽいと脱ぐ。
全裸になったところでカズキの勃起した巨大な陰茎が姿を現し、昨日も見たがそのサイズの甚だしさに眼も心も奪われてしまった。
しかしカズキは気にするでもなくすでにその避妊具が入った箱に取り掛かっている。
パッケージを破ると中から小さな袋を取り出し、初めて見るのか物珍しげにそれを見つめていた。私だって現物を見るのは初めてだ。
一緒に入っていた取扱い説明書を見ながら袋を破る。
そうして、くるくると丸めてあるそれが姿を現した。
カズキがつまみ出したそれを、ふたりとも無言で見つめた。

異様に小さい。

と思った。恐らくカズキもそう思ったのであろう。あれ?という顔をしていたから。
こんなに小さいものなのか。すぐ真下にあるカズキのそれと比べると、だいこんの隣に置いた膨らませる前の水風船のゴムのようだった。
なんとなく、ふたりで顔を見合わせる。
おかしいな、と思いながら説明書を見るが、そこにはさしてうまいとは言えない絵と荒い印刷で“装着方法”が記されているだけだ。
これでいいのか?と私は思ったが、素直なカズキは取り合えず書いてある通りにはめようとする。

はまるわけなかった。

カズキの先端に当てたそれとは根本的に直径の幅が違う。普通にかぶせることはまず無理だ。
しかしカズキはそれがはまるものと信じているので無理矢理入れようとする。

それでどうしたかというと、カズキは思いっきり引っ張って伸ばした。

大丈夫かな、入るのかなと普通にハラハラしてしまっていた自分がまだその時にはいた。

ぎゅーーーーーっと引っ張って限界まで引き伸ばし同時にぐっと腰を出して腕を引き強引に突っ込む。
有り得ないほどに引き伸ばされたそれは薄い着色があったのにほぼ透明無色に変化しカズキの皮膚が透けて表面に浮き出た太い血管の形がはっきりと確認できるまでに変化させられた。
限りなく薄くなった膜の下のカズキのものを息を詰めて見ていたが、ふいにその膜が消えた。

653斗貴子さんの○レメ:2005/06/12(日) 14:50:53 ID:5zBETTAq

ぱちん。

と小さな音が後から聞こえたように思う。


あっという間に裂けてしまった。

「あ、あれ…?」
破けちゃった、とカズキの戸惑ったような声が遠くから聞こえたが、その時の私は全く別の事を考えていた。
入り口から先端に至るまで真一文字に大きな裂け目が深々と走り、そのままくたくたぽとりとシーツの上に崩れ落ちたゴム製の避妊具のことが他人事とは思えなかった。
カズキの無理な進入によって自らがこの世に生成されたその本懐を遂げることなく破壊され短い命に終焉を迎え、ベットの上に横たわり無残な姿を晒すぼろぼろの物体が私にある感傷を齎した。

わたしも、はじめていれられたとき、こんなだったのかな。

「………さん?………………斗貴子さん!」
はっとして我に返るとカズキが心配そうに私を見つめていた。
「どうしたの?」
と聞いてくるが喉が強張ってうまく喋れない。うう、などと返事とも呻きともつかない声が漏れた。カズキの真下でくしゃくしゃになった小さな残骸から、目を逸らせない。
なんだか、胸が詰まる。
と、また更に先程と同じぱちん、という音がしたかと思うと私が見つめるその目の前に同じ残骸がもうひとつくたりと加わった。
更に続けてもう一度ぱちん。くたり。
ようやくのろのろと顔を上げる。そこには袋から次々とそれを取り出しては破壊していくカズキの存在があった。

もうやめて。

声にならない私の声を聞き取ったのか、カズキがその動作をやめた.こまったな、という顔をして言った。
「これ、はいらないよ。」
654斗貴子さんの○レメ:2005/06/12(日) 14:51:53 ID:5zBETTAq
それに対し私はうん、うんと頷くことしかできない。
再度説明書と箱と個装されたままのそれをじーっと見ていたカズキは最後にこう結論付けた。

「不良品だ。」


どっちが不良だ、と金縛りの解けた私は言いたかったが、そんなことはできなかった。
カズキと、カズキ自身を否定したくない。
どうしよう?という目でカズキが私を見てくる。
私を頼ってくる。
そうだ。私がなんとかしないと。

いいか、カズキ。それはだな、そんなに無理に引っ張るからいけないんだ。物体のひとつの場所、ひとつの位置にだけ続けて力を加えるから破壊が起こるんだ。そんな不器用に一方向に引っ張るからいけない。もっとこう、まんべんなく………。
カズキの手に残った最後のひとつをひったくると私自身がはめようとした。
ゴムの、その行為をするためだけにこの世に存在するそれを手に持ち、今度は私がカズキの先端に当てた。
薄い膜とともに初めて指に触れたカズキ自身のそのじんわりと熱い感触に一気に頭に血が昇り手が震えそうになったがそれを誤魔化し、カズキが私の名を呼ぶるのをうるさい黙ってろと遮って作業に集中するため指先の神経を研ぎ澄ませる。
少しずつ少しずつ膜を伸ばしながら破れないように細心の注意を払い被せていく。
なんだか綱渡りをしているかのようでいつ失敗するか、壊れてしまうかの限界の状態だが、かろうじでカズキのそれを押し込めていく。
まだなにか言おうとするカズキを黙ってろというのが分からないのか?と怒鳴りつけ、だんだんとその作業に没頭し指先に触れるカズキの感触が与えてくる動揺も押さえ込むことができた。
そうしてうまい具合に半分ほど被せることができた。
なんだ、やっぱりはいるじゃないかとほっと一息ついて一時作業を休止する。
そこで気付いた。

カズキの陰茎が変形している。
ようやく半分詰め込んだその先端部分が異様に小さく縮められて紫色に変色して、なんだかなすみたいだ、と思った。
思ったところで私の頭の上にぽとり、と何かが落ちてきた。
カズキの股座にかがみこんでいた顔を上げると…。

た、たいへんだ。

カズキが泣いてる。
655斗貴子さんの○レメ:2005/06/12(日) 14:54:53 ID:5zBETTAq
「か、カズキ………どうした?」
聞くと涙目になったまま小さくいたい、と漏らした。

無理矢理詰め込んだのが相当痛かったらしくカズキはぽとぽととシーツの上に大粒の涙をこぼした。
慌てて半分ほど被せたそれを取ろうと指をかけると限界状態だったそれはほんの少し入り口を持ち上げただけでぱーんと弾け飛んでどこかに消えてしまった。
カズキが股間を押さえ、まるくなってうずくまってしまった。
痛いなら痛いとなぜもっと早く言わないんだと叱りつけてから、そういえば何か言おうとしたカズキに黙ってろと言ったのは私だったなと思い出した。
どうしていいのか分からずにとりあえず泣き続けるカズキの背中を摩ったが他にどうしようもない。
しょうがないので動けないカズキの代わりに私が服を着て深夜のドラッグストアへと向かった。
そこで日本製ではない、パッケージに書かれている言葉はどうもドイツ語らしいそれを見つけた。
ドイツ語なので内容はよく分からないが、箱の裏には輸入元が別に貼り付けたシールがある。
そこには、

SIZE : X X X

と記されていた。


カズキの痛そうな顔を思い出し大き過ぎる分には問題が無いだろうとそれを購入してカズキの部屋へと戻った。
溜息が出た。
箱の中からずろずろと出てきた、おばけか、はたまた突然変異か、とでもいうような巨大なそれは、カズキの回復したものにしっくりとはまったからだ。
656斗貴子さんの○レメ:2005/06/12(日) 14:56:59 ID:5zBETTAq
カズキは喜んでいた。

「さすが斗貴子さん」

ぴったりだよ、と。



特別製でなければ入らないカズキの巨大過ぎるそれは、今は、なにもつけていない。

私は、ベットに腰掛けているカズキの正面に膝をついている。

やるべきことはひとつだ。
そう、私だって、世の中にはそういう行為があることくらいは、知っているんだ。
カズキがしてくれたように、私も、するんだ。
カズキが舌で、私を満たしてくれたように。
私も、カズキに、してあげたい。

そう思い、口を開けて、ゆっくりとカズキのそれに近付いていく。
657斗貴子さんの○レメ:2005/06/12(日) 14:57:40 ID:5zBETTAq
周囲の音が消えた。
視界がどんどんと遠ざかっていく。
頭の血かすうーっと下に降りていく。
指先が、冷たい。
唇が震える。
膝が戦き、腰が砕けそうになった。
私は、カズキを目の前に置いたことによって、どうしようもないほど悲しい事実に気が付いた。
じわり、と視界がよどんだ。


カズキ。


でかすぎてくちにはいらないよ。


658名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 17:40:59 ID:A1BtSNkD
全米が泣いた…w
659名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 19:13:23 ID:LwiIMmE4
すごい大作になっていくな…!!なんかもうノンストップぷりにワロタw

ていうか本当に文章お上手ですね…!!
660名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 19:45:51 ID:Y/n/Fmz5
せつねえ…(´д`)=3
なんか最近TQNだけじゃなく、カズキンにも萌える。
661名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 19:46:15 ID:Y/n/Fmz5
せつねえ…(´д`)=3
なんか最近TQNだけじゃなく、カズキンにも萌える。
662名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 20:42:01 ID:KYykx9OW
ブラトキも頼むぜ
663名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 21:55:14 ID:dH3zjhGm
カズキ犬もな
664名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 22:45:06 ID:d64/0ita
職人様方のSSが投下されるまで、私の駄文で場をお繋ぎ下さいませ。
どこかで見たような日記調SSでございます。エロくないのですみません。
665まっぴ〜の日記:2005/06/13(月) 22:46:28 ID:d64/0ita
○月○日(日)
今日はおにいちゃんと二人でデパートに水着を買いにいった。去年も買ったけど、毎年かわいいのが出るから困っちゃうなぁ☆
 おにいちゃんたら私が試着する度に顔赤くするんだから、こっちまで恥ずかしくなっちゃうようっ!
 でもでも、ひさしぶりにふたりっきりのお買いもの楽しかった♪
 帰りはフルーツパーラーでバナナパフェ食べちゃった♪ おにいちゃんはイチゴパフェ。なんか似合わな〜い!
 帰り道におにいちゃんと腕を組んで歩いてたら首筋がチクッとして、ちょっとかゆくなっちゃったけど虫刺されかな?
あ、腕を組んで歩いたのは斗貴子さんにはナイショなのだ〜☆


○月○日(月)
う〜ん、今日はちょっと体調が悪かったなぁ。なんかボーッとするし。きのう、はしゃぎすぎちゃったのかな?
きのうの虫刺されもちょっとかゆ〜い☆
でも、学校帰りにさーちゃんとちーちんとで、最近評判のタコ焼き屋さんに寄ってしまったのだ〜♪
すご〜く、おいしかったよぉ〜! 毎日行きたいよぉ〜!!
はぁ、しあわせしあわせ☆
ん? なんか鳴き声みたいのが聞こえる。
空耳かな?
666まっぴ〜の日記:2005/06/13(月) 22:47:24 ID:d64/0ita
○月○日(火)
ふ、不覚だよぉ。風邪をひいてしまった…。熱はあるし、頭もボーッとするし。
学校、休んじゃった…くすん。
あ、でも不思議なのは食欲が全然落ちてないの!
おにいちゃんは「いいことだ」って言ってくれたけどね☆
 でも寮の夕食食べたあとに、さーちゃんとちーちんが差し入れてくれたイチゴショートとシュークリームまでペロッと食べたら、二人ともあきれてた。
だってぇ、お腹すくんだもん!
あと、虫刺されのとこが腫れてきた。すごくかゆいし。
ちょっと心配…。


○月○日(水)
なんだか、すごく体がだるい。熱も高くなってきたみたい。
なんか「パミー」って変な耳鳴りも聞こえるし。
今日も学校、休んじゃった。
でも、いいこともあったよ。おにいちゃんが学校から帰ってきてから、ずーっと看病してくれたの♪
しあわせ〜☆
…あー、お腹すいたなぁ。夕食食べたし、おにいちゃんが差し入れてくれた牛乳プリンも食べたんだけどなぁ…。
そうだ! たしか戸棚の中にクッキーがあったんだ!
 何を隠そう私は保存食の達人よっ!!
おいし〜♪
667まっぴ〜の日記:2005/06/13(月) 22:48:19 ID:d64/0ita
○月○日(木)
…すごく気分が悪い。もう、最悪。熱が下がらないのもあるんだけど、ひどいものを見つけてしまったから…。
 いつかの虫刺されが腫れあがってただれてた。火傷の痕みたい。
 髪で隠れて目立たないけど、こんなの誰にも見せられない。
それにおなかすいた…。さーちゃんもちーちんもおにいちゃんも斗貴子さんも食べすぎだって何も食べさせてくれない。
こんなにおなかすいてるのに…。
耳なりがうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい。


○がつ○日 金よう日
おにいちゃんが心ぱいしてずっとそばにいてくれる。
おにいちゃん大すき。
 おにいちゃんがしんぱいそうにわたしを見つめる。
 おにいちゃんのかおかわいいねっていったらわらってた。
 おにいちゃんは食べちゃいたいくらいかわいい。
おにいちゃんおなかすいたっていったらかなしいかおをした。
かなしいかおはきらい。わらったかおがおいしそう。
668まっぴ〜の日記:2005/06/13(月) 22:50:57 ID:d64/0ita
○がつ○にち
おなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいた



○に  ち
ちー
さーちゃ
たべ  
おい し
おに い ん
ごめ な

さい お いし
669名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 23:08:22 ID:J3baYnjd
1巻のときの、まひろの髪にとりついたパミィがあのまま
侵入したらこんな感じになったのかな

ダーク風味だがいいね
670名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 23:08:22 ID:4AC1tpHE
かゆい
うま
671名無しさん@ピンキー :2005/06/13(月) 23:20:33 ID:SYDMxBJn
乙!
定番だけどなかなかよかったです。

>>669
宿主がホムになるんじゃなくて、パミィの中の元の生物に精神を
乗っ取られるみたいだから、完全同化後葛藤する暇があるかどうか。
672名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 23:21:04 ID:6ziw1ZZv
めし
どこか
たのむ
673名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 23:26:20 ID:J3baYnjd
>>672
それ違うw
674名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 23:47:29 ID:xFLBya+O
>>665-668
最初は単なる可愛いまっぴー萌えSSかと思ったら……


想像して涙出そうになった
675名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 00:11:11 ID:SVDFeQQK
>>674
す、すみません…
自分どSなもので、大好きなキャラはいぢめたくなるんです。
歪んだ愛情(; ̄ー ̄)
676名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 22:45:16 ID:ekEgNGNr
カズキ 今度赤丸で出てくるその時は既に
ジャンプ主人公で数少ない脱童貞主人公の仲間入りをしてるんだろうな
677名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 01:55:37 ID:w7T7T45j
カズキン×TQNの王道カプも良いのですが、たまには大人の魅力あふれる熟年(?)カプも良いのでわ…
ちょっと読んでみて下さい。
678イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/15(水) 01:57:32 ID:w7T7T45j
 防人衛は腕時計をチラチラと見ながら、溜め息をついた。
「……遅い」
ここは銀成市の駅前広場。待ち合わせのメッカらしく、周りには恋人を待つ男女の姿が数多く見られた。
防人の近くにいる若者には次々に相手が現れ、それと入れ替わる様にまた新たな若者が相手を待ち始める。
彼はもう三十分近くもベンチに一人座っていた。
「昔はこんなに時間にルーズじゃなかったはずだが…」
また時計をチラリと見たが、もうこの動作も何十回繰り返したか分からない。
そんな防人のそばにおずおずと近寄る、整ったショートカットの美しい女性がいた。
「……さ、防人君、おまたせ…」
それは錬金の戦士・千歳だった。
「おお。千歳、遅いぞ。待ち合わせに遅れるのはブラボーじゃないな」
千歳は防人とは同期で、常に冷静沈着に正確な仕事をする、錬金戦団の中ではエリートともいうべき存在だ。
普段は冷たさすら感じる美貌なのだが、この時は真っ赤な顔で視線を泳がせていた。
「……だ、だって。…こんな格好で…来いなんて言うから…」
口ごもりながら言う千歳が来ていたのはニュートンアップル女学院のセーラー服だった。
「何を恥ずかしがっている? 任務で何度も着ていただろう」
「任務だから仕方無く着ていたのよ! ……こんな街中じゃ……そ、それにこれ、サイズが…」
息苦しそうに言う千歳を包んでいるセーラー服はどう見ても2サイズは小さかった。
679イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/15(水) 01:59:11 ID:w7T7T45j
 それは事前に防人から渡されたものだった。
スリムだが三十路前の熟した肢体はきつく締めつけられ、上着の裾からは小さい臍が覗き、申し訳程度の短すぎるスカートからは形の良い太股が露になっている。すこし大きな動作をすれば確実にその中は見えてしまうだろう。
 美熟女のセーラー服姿に、道行く人達はチラチラと視線を向けている。
「……は、恥ずかしくて…なかなか家から出られなかったんだから……もう…」
「だが嬉しいぞ。言う通り着てくれて」
防人は千歳のセーラー服姿を眺めながら、快活に笑っている。
それを聞いた千歳は、真っ赤な顔をさらに赤くして消え入りそうな声で呟いた。
「……さ、防人君のお願いだから…喜んでくれるんだったら……」
 言葉の終わりの方はほとんど何を言ってるのか聞こえない。
千歳は視線を泳がせモジモジしながら立っていたが、ベンチに座ったままの防人は彼女の顔を見上げてこう言った。
「それで、もう一つの約束は?」
「…!!」
千歳は外していた視線を防人に戻し、涙で潤み始めた瞳で力無く睨む。
だが、やがてキュッと下唇を噛んでから答えた。
「……ま、守ってるわ…」
「見せるんだ」
 サラリという防人に対し、千歳はやや気色ばんで拒否した。
「嫌よ! こんなところでなんて! ……誰かに…見られちゃう…」
680イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/15(水) 02:00:27 ID:w7T7T45j
意外な反抗を受けた防人は、無言で千歳の顔を見つめた。
二人が見つめあったまま、音の無い時間が流れる。
やがて、沈黙に耐えきれなくなった千歳が口を開いた。
「……そ、その…ここじゃ誰に見られるか分からないし……ちゃんと約束は守ってるから…あ、後で二人きりになったら見せるから………ね?」
温度の下がりつつあるこの場を取り繕おうと千歳は必死に言葉を紡ぐ。
しかし、防人はなおも無言で千歳の顔をジッと見つめ続けている。
「……ど、どうして何も言ってくれないの? …防人君? ……ね、ねえ…」
その時、防人は立ち上がりながら、千歳に一瞥もくれずに言った。
「帰るよ」
「えっ!? な、なんで!?」
そう聞き返した時には防人はもう駅入り口に向かって歩き始めていた。
千歳は防人を追い掛けながら、すがりつくように引き留めた。
「ちょっと待って、防人君! 怒ったの? ねえ、待って! 待ってったら!」
しかし、防人は全く聞こえていないかのように、真っ直ぐ前を向いたまま歩いている。
千歳は防人の腕を掴んで、泣きそうな声で言った。
「お願い、待って! ……分かったから……分かったから、帰っちゃ…だめぇ…」
防人はその言葉を聞くと立ち止まり、千歳の方に向き直った。
 千歳は防人の顔を見ずにグイグイと腕を引っ張りながら言った。
「……こ、こっち来て…こっち…」
そのまま駅入り口の陰に引っ張ってきて、自分が防人の大きな身体に隠れていることを、千歳は確認した。
681イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/15(水) 02:05:53 ID:w7T7T45j
そして防人の右手をそっと両手で包むとスカートの中に導いた。
千歳は下着を身につけていなかった。
防人の指は、千歳の顔に似合わない濃い陰毛と湿った陰裂を感じていた。
「……ね? 約束通りでしょ? ……だから…今は…これで許して…。……ね? ……ね?」
 哀願する千歳の眼からは今にも涙がこぼれ落ちようとしている。
 そうしている間にも、通りがかる人達はチラチラと二人の方に視線を向けている。
やがて防人は空いている左手で千歳の頭を優しく撫でて言った。
「よしよし、千歳はいい子だ。……じゃあ、そろそろ行こうか?」
千歳は少し安堵したように、
「……うん」
と頷いた。
682イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/15(水) 02:07:31 ID:w7T7T45j
 防人と千歳は駅前広場を出て、デパートやショップの立ち並ぶ大通りを歩いていた。
千歳は歩きながら、先程覚えた安堵感は大きな間違いだったと痛感していた。
駅前にいた時の数十倍の視線が、千歳にぶつけられているからだ。
どうみても、見た目からうかがえる年齢や雰囲気と、セーラー服がアンバランスである。
しかも、視線だけではなく道行く人達のヒソヒソ声が、嫌でも千歳の耳に入ってくる。

(…うーわ、スカート短っ…)
(…キモくない?…)
(…てか、セーラーって…)
(…見てよ、あのオバサン…)
(…マジ、エロくね?…)
(…写メ撮れ、写メ…)
(…コスプレだべ?…)
(…怖っ…)

死にたくなるくらいの羞恥の中、心臓は爆発しそうで頭は燃え上がりそうなのに、千歳はなぜか下腹部に痺れるような妙な感覚が走っていた。
一歩前を行く防人を見ると、千歳には眼もくれず平気な顔をして歩いている。
知らず知らずの内に千歳は小声で呟いていた。
「……防人君、……ねえ、防人君。……私を見て、防人君…」
 誰にも見られたくないのに、見て欲しいという矛盾した欲求が頭の中を駆け巡る。
しかし、防人には千歳の声は届いていない。
千歳は熱に浮かされたようにフラフラと歩いていた。
その時、前方からどこかで聞いたことのある少年の声が響いた。
「あれ? ブラボーだ! おーい! ブラボー、何してんのー!!」
683名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 07:45:58 ID:UBfPSVvL
イメクラねえさんてw
ブラボーは武装錬金は防御専門なのに性癖はSなのね
684名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 10:31:43 ID:CxYPlGzE
>(…見てよ、あのオバサン…)

そこ!バールでおしおき!
685イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/15(水) 23:15:57 ID:w7T7T45j
それに気づいた防人が声のする方に目を向けると、左手を頭の上でブンブンと元気良く振っている武藤カズキと、防人に向かって会釈をする津村斗貴子の姿が確認できた。
 デートの最中なのだろうか、二人は軽く手を繋いでいた。
防人は笑顔で手を上げた。
「おお、戦士・カズキに戦士・斗貴子じゃないか! こんなとこで偶然会うなんてブラボーだな!」
その声を聞いたカズキは、子犬のような笑顔で斗貴子の手を握ったまま小走りに駆け寄ってきた。
斗貴子は手を引っ張られながら、顔を赤くしてカズキに一生懸命小声で何事か囁いている。
 しかし、カズキは聞こえているのかいないのか、どんどん防人達の元に駆け寄っていった。
千歳はしばらく呆けたようにその光景を眺めていたが、やがて『二人が自分達の元に近づいてくる』ことを認識すると、途端にギョッと顔色を変えた。
慌てて離れようとする千歳の手首を、防人は素早く掴んだ。
「逃げちゃ、だめだ」
「だ、だって、知ってる子達なのよ! それにもしこの事が戦団中に広まったら……私、恥ずかしくて死んじゃう!!」
防人は無言でニッコリと笑うと、凄まじい力で強引に千歳を引き寄せた。
千歳の必死の訴えは、虚しい結果しか生まなかったようだ。
 防人のすぐ側に引き寄せられた千歳は、両腕で自分の身体を抱えてうつ向いてしまった。
「……やだ…やだ……ど、どうしよう…」
そうこうしている内にカズキと斗貴子は二人の目の前に来てしまった。
686イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/15(水) 23:18:39 ID:w7T7T45j
 斗貴子は千歳の方を見ないように、真っ赤にした顔をそむけてモゴモゴと挨拶をした。
「……こ、こんにちは…」
 その様子を見ていた千歳は、下腹部を中心にジワジワと熱さが広がっていくのを感じていた。
(……ああ…私、いやらしい女だと思われてる……頭が変な女だと思われてる…)
 そう考えると、最前から湿っていた秘裂が急速に潤いを増していくのが自分でも分かった。
どこまでも鈍いカズキは千歳の服装には気づかず、防人を見つめて楽しそうに話し掛けた。
「ブラボーがこんなとこにいるなんて珍しいね。なんか買いに来たの?」
 防人は顎に手を当てて答えた。
「うむ、ブラボーな壁紙が無いかと思ってな…」
「ええ〜!? 模様替えでもするの? ますます珍しいよ!」
それを聞いた防人は顎に手を当てたまま、カズキに顔を近づけて重々しく言った。
「どこかのな、誰かさんがな、談話室の壁に大穴を開けてくれたおかげでな、俺が応急処置をせにゃならんのだよ」
「……え〜っと…あはははは、ごめんなさい…」
カズキは頭を掻きながら、困り果ててしまっている。
そんな仲の良い兄弟のようなほのぼのとしたやり取りだというのに、斗貴子はソワソワとカズキと防人に視線を行ったり来たりさせている。
そして、防人に聞こえないように、
「……なぁ、カズキ。もう行こう…」
と小声で囁く。
しかし声が小さすぎてカズキには届いていない。
687イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/15(水) 23:21:08 ID:w7T7T45j
やがてカズキは千歳の方にも顔を向け、話し掛けた。
「千歳さん、久しぶりだね。今日はブラ…ボー…と……デー……ト………」
カズキの横では、斗貴子があ〜あ、とばかりに顔に手を当てている。
ようやく千歳の格好に気づいたカズキの顔がみるみるうちに強張り、みるみるうちに赤くなっている。
千歳はそんなカズキの動揺する様を見ているだけで、胸が高鳴り体温が1℃ほど上がったかのような錯覚を覚えてしまう。
(……武藤君が私の身体を見てる…私のいやらしい格好を見てる……あぁ…)
カズキのゴクッと喉を鳴らす音にさえ、ピクンと小さく身震いしてしまった。
 ブラジャーを着けていない胸は、服に擦れて痛いくらい乳首が立ち上がっている。
カズキはまるで石膏で固められたかのように、口を小さく開けた表情のまま固まっている。
しかし、その瞳は千歳の痴態を焼き付けんとばかりに、淫美な身体のパーツを求めて細かく動いている。
涙で潤った切長の瞳…
上気した艶っぽい肌…
細かく震えて熱い息を吐き出す唇…
 短すぎるスカートから伸びた白くて引き締まった太股…
乳首が浮き出るくらいに、小さめの制服に締めつけられた大人の肢体…
カズキは凝視という表現では、到底足りないくらいの視線で千歳を射抜いている。
しかし、そのカズキにも視線を送っている者がいる。
688イメクラねえさん千歳の受難(カズキも):2005/06/15(水) 23:27:09 ID:w7T7T45j
斗貴子だった。
だらしなく放心しているカズキの横顔を、歯を食いしばりながら激怒に燃えた眼光で睨みつけている。
しかもさっきからずっと斗貴子の手を握ったままというのが、また癪に障るらしい。
斗貴子はカズキの手を力いっぱい振りほどくと、大声で怒鳴りつけた。
「カズキィ!!!!」
カズキと、それから何故か千歳も、ビクッと飛び上がり我に帰った。
カズキに向けられた斗貴子の激怒の眼光には、すでに殺意も込められている。
千歳は先程までの羞恥も興奮も忘れ、ただオロオロと成り行きを見守っている。
防人は少しも動じずに腕組みをして、ニコニコと成り行きを見守っている。
カズキは何とか斗貴子の怒りを静めようと、必死にフォローの言葉を考えた。
「……いや…えと……あの…斗貴子さん…」
斗貴子は怒りを通り越して、眼には涙が滲んでいる。
やがてカズキは何か思いついたように口を開いた。
「……と、斗貴子さん…あ、あの制服……斗貴子さんとお揃△@〆¥め÷☆℃ときこさ$♂l£♯!!」
カズキが皆まで言い終わらないうちに斗貴子の目潰しが飛んでいた。 しかも、今日はそれだけでは気が収まらないのか、斗貴子は前のめりになったカズキの後頭部、というより延髄に肘打ちを落とした。
「お、急所」
 防人がポツリと呟く。
「!!$♂£…♯△@〆……¥÷☆℃………」
カズキはうつぶせたまま動かなくなってしまった。
フーッフーッと荒い息を吐いていた斗貴子は、動かないカズキと呆然としている千歳を交互に睨みつけた。
「お前とお前は死ね!!」
 あまりの怒りにそう吐き捨てるように言うと、不機嫌を露にした足取りで振り返りもせず歩き去っていった。
やはり呆然とする千歳の横で、防人は苦笑いしながら頭を掻いていた。
689名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 01:14:34 ID:WkfTObnG
夜中なんで笑い声ガマンしたらヘンな声出たよwほのぼのなブラボーもイイけど…

千歳さんエロスすぎ!!
そして何より斗貴子さんはっちゃけすぎ!!

続きってあるのかな。
690名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 01:20:01 ID:9FLNcu3v
カズキ…お前は間違ってるが間違ってない…イ`(ノД`)
691イメクラ千歳の男:2005/06/16(木) 02:06:59 ID:IY5PNjY2
>>689
まだ続きますよ。
本番してないし。
もっとエロくします。
692319のCy7fi3Mk様へ:2005/06/16(木) 15:04:16 ID:cqaW8EC7
>>319のCy7fi3Mk様

>>320>>332 『Final Episode 〜みんなを守る、そのために〜 全12章』を
30分前に見つけ読ませて頂きました。投稿なさった時期から大きくカメですが
興奮と感動を味あわせて頂けてありがとうございます。

申し上げるまでもなく武装錬金はあと赤丸1回で終わりなのですが、
きちんとした終了を求めるならCy7fi3Mk様の↑のストーリーは最も智情意三拍子そろった
優れたものと感心させられました。力作の傑作にただ大感謝です。

この作品以外にも秀作を投稿していらっしゃられるようですが
スレッド【あなたがくれた】武装錬金総合萌えスレ51【一片の勇気!】の
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1117213437/490
490番から510番、512番
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1117213437/576
576番から582番
なども
Cy7fi3Mk様の御作品なのでしょうか?。思い違いでしたら、どうかお許し下さい。
考え抜かれた構成と見事に整った文体そして、礼節をわきまえられた丁寧なあとがきから
あなた様ではないかと感じたものですから他意はないのです。

最後にもう一度ありがとうございました。
693名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 21:05:53 ID:sG9tIS3f
>>665-668
(ちょっと遅いけど)バイオハザード!?
694名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:01:32 ID:GeylhO/Y
>>692
自演ウザイ
695名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:37:07 ID:h4N2zw9h
>>692
自演かどうかは知らんが2ちゃんでやることじゃない。作者サイト池
696名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:39:03 ID:P7BpX2Pb
ここまで出張か…。出張るのは萌スレだけにしとけよ。
ところで火毒需要ある?風呂ネタでなんか書くかも。
697名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:42:46 ID:P7BpX2Pb
ごめんサゲ忘れた…。ちょっとガソリンかぶって逝ってくる。ごめん…。
698名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:56:38 ID:/cxMkwWr
>>697
焼け死ぬのは火毒SS書いて毒島たんの前で朗読してからにすれ
きっとガソリンかぶらずとも火渡様がこんがり焼いてくれるだろう
699319:2005/06/17(金) 01:22:24 ID:jI7e1Uf8
>>692
感想ありがとうございます
萌えスレの方のは私が書いたものではないですよ
700名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 06:00:37 ID:VTJ3GREc
700
701692:2005/06/17(金) 15:52:51 ID:D37FHajT
>>699の319様

レス本当にありがとうございました。何かご迷惑をおかけしてしまったら、どうかお許し下さい。
打ち切りが決まってからこの‘エロパロスレ’と‘萌えスレ’を読むことで楽しんでいたのですが、
長文でやや方向性が違うSSに強く引かれたものですから319様の御作品ではと思ってお尋ねしてしまいました。

こちらのほかの皆様に対してもお手数おかけしてすみませんでした。
702名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 16:32:49 ID:d7PcKA2D
>>696

火毒!火毒!
703イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/17(金) 23:16:08 ID:yZGB8YDs
防人と千歳は全く動く気配を見せないカズキの元を離れ、目当てのデパートに向かい大通りを歩いていた。
先程の一件以降、千歳の表情から羞恥と興奮はやや薄れ、わずかながらいつもの冷静な彼女に戻りつつあるように見える。
 防人は内心、焦りはじめていた。
(……まいったな。カズキの前に晒したまでは良かったんだが…。その後の騒動で少し眼が覚めてしまったようだな…)
「武藤君、大丈夫かしら…」
千歳は心配そうに呟いた。
それを聞いた防人は、慌てて事も無げに言い放った。
「まあ、問題無いだろう。そろそろ救急車も到着する頃だ。それにあいつの頑丈さは何度もこの眼で見ている」
「そう。それならいいんだけど…」
こうして喋っている間にも、千歳はどんどん落ち着きを取り戻しているようだ。
そんな彼女の顔を横目で見つつ、防人は続けた。
「あー…それにしても何だな、戦士・斗貴子には困ったものだな。いくら怒りで我を忘れたからとはいえ、先輩に対して『お前』呼ばわりだの『死ね』だの…。後でキツく注意しておくよ」
 千歳は防人の方をチラリと見た。
「別に気にしてないわ。こうなったのも私達の…特に防人君のせいだしね。だから、防人君が注意しても説得力が無いからやめた方がいいわよ」
 それを聞いた防人は背中に冷たいものを感じた。
(氷の女王、完成か…)
今や千歳の顔は、完全に戦団内で見せる戦士の顔になってしまっている。
こうなってしまったら、もう駅前広場の時のように主導権を取ったり、弱々しい表情を見ることは難しいだろう。
(……考えてみればこいつは戦士だものな。自分の格好や周りの反応に対する耐性ができてきたってことか…。俺のシルバースキンと似たようなものだな…。ニュートンアップル女学院の潜入が適任だった訳が分かったよ…)
704イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/17(金) 23:19:03 ID:yZGB8YDs
そんなとりとめも無いことを考えている防人に、千歳が落ち着いた声で尋ねた。
「防人君、まだ着かないの? どこに向かってるかも分からないし」
防人は上の空の思案顔で答えた。
「……ん〜? ああ、もうすぐだ…。伊○丹銀成店な」
「そう」
いぶかしげに千歳が見つめる横で、防人は思案を固めつつあった。
(……ふ〜む、しょうがない。こういうやり方は千歳の気持ちを利用するようで気が進まんのだが…………………………まあ、今までも充分利用したか…。……よし!)
防人はピタと歩みを止めた。
「……? どうかしたの? 防人君」
「……千歳、ちょっと来てくれ!」
防人は突然千歳の手を引っ張り、足早に歩き始めた。
「ちょ、ちょっと!? 何!? 防人君、どうしたの!?」
 あまりに突然のことに千歳は面食らっている。
 二人は大通りから少し脇に入った道にある立体駐車場の陰に入った。
 二人が入り込んだ立体駐車場の陰は道からは死角になっており、身体を入れて覗き込まない限り見られることはないだろう。
そこまで来ると、防人は千歳の方に向き直った。
「もう、なんなの? こんなとこに連れてきて」
千歳は非難を含んだ視線で防人を見つめた。
しかしそれに構わず、防人は千歳の両肩にそっと手を置いて微笑んだ。
「……千歳」
 防人は微笑んだまま千歳の瞳を見つめ続けている。
 突然の防人の優しい態度に、千歳はほのかに頬を染めて軽く動揺した。
「……え…? な、何…?」
「……愛してるよ」
その言葉が耳を通して脳に達した瞬間、千歳の身体は電流を流したようにビクッと震え、顔は見る見るうちに赤くなり視線が泳ぎだした。
「え…!? ……あ、あの…えっと……うぅ…そ、その……んと…」
千歳はかわいそうになるくらい激しく動揺し、意味の無い言葉を繰り返している。
705イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/17(金) 23:21:04 ID:yZGB8YDs
 もはやその顔は戦士や女王では無く、恋する少女の顔だった。
やがて千歳は両肩に置かれた手に自分の手を重ねると、恥ずかしげに防人を見つめ返した。
「……あ、あの……わ、私も……防人君の…こと……ぁ…あ…愛…してる…」
それだけ言うと、千歳はギュッと眼をつぶってうつ向いてしまった。
(……か、可愛いじゃないか…千歳…)
実年齢よりはるかに幼く可愛らしいその仕草に、防人の中にある千歳への想いが刺激されてしまった。
頭の中が熱くなってしまった防人は思わず『今日一日、千歳をいぢめ倒して、振りくり回して、この際誰が御主人様か身体で教えてやろう計画』も忘れ、千歳の身体をギュッと抱き締めていた。
 千歳は小さく声をあげた。
「……んぅ……苦しいよ…防人君…」
しかし、その声に非難は含まれておらず、むしろ喜びの色が見え隠れしていた。
そのうち千歳はモゾモゾと身体を動かしていたかと思うと、防人に負けじと彼の背中に両腕を回し、強く抱き締め返してきた。
「……さきもりくん…さきもりくん…」
千歳は防人の名前を呟きながら、彼の胸にすりすりと頬擦りしている。
「……ち、千歳」
706イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/17(金) 23:26:39 ID:yZGB8YDs
その様子を皮膚で感じていた防人は、腕の力を緩めいったん身体を離すと、右手を千歳の頬に当てた。
身体を離されてやや不満そうな表情の千歳だったが、やがて防人の意図するところを察したのか、そっと眼を閉じて顎を上げた。
防人は出来るだけゆっくりと千歳の唇に自分の唇を重ねた。
「……んん…」
唇を触れ合わせるだけの軽いキスだが、千歳は声を漏らして身体を震わせた。
その反応に気分を高められてしまった防人は、千歳の唇を押し割って力強く舌を侵入させた。
「……むぐぅ!?」
 千歳は驚いて眼を見開いてしまった。
しかし、防人はそんな反応を無視して、千歳の口内で舌を暴れさせた。
「……んむぅ……ぅん……ぁむ……んん……んぁふ……」
防人の舌が千歳の舌や歯をねぶる度に、彼女の口内からはくぐもった声と水音が響いてくる。
そうしているうちに千歳の身体からは徐々に力が抜け、両膝はガクガクと細かく震え始めた。
千歳も必死に防人にしがみつこうとするが、腕にも力が入らないらしく段々と身体が沈んでいく。
「……ぅん…ん…んぅ……んぅー、んぅー……ぷはっ…。……さ、さきもりく……わた……ち、ちから…はいんな………むぐぅっ…!」
一度、千歳の様子を見るため唇を離した防人だったが、すぐにまた唇を重ねてしまった。
身体が倒れ込んでしまわないようにキツく抱き締めたままのそのキスは、千歳が動かない操り人形のようにフラフラになるまで続けられた。
707イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/17(金) 23:28:29 ID:yZGB8YDs
充分に千歳の口内を堪能した防人は、唇を離して彼女の顔を覗き込んだ。
細められた瞳は涙にうるみ、小さく開けた口からは熱い吐息が漏れており、口の端からは短く涎が垂れている。
 その顔は先程までの少女の顔でも、ましてや戦士の顔でもなく、防人の愛撫に近いキスで魂を抜かれた、大人のオンナの顔だった。
防人はまたもや思案した。
(……ん〜む、どうしたものかな…。まさかここまでフニャフニャになるとは思わなかったが…。…こんなに可愛い千歳は久しぶりだしな……)
「な、なあ千歳…」
 話し掛けられた千歳は、明らかに焦点の合ってない眼で防人の顔のある辺りを見る。
「………にゃ……に……?」
千歳はすでにマトモな言葉を喋ることができないところに行ってしまっている。
「あ〜、考えたんだがこんなところじゃなんだしな、その…なんだ…どこか二人きりでゆっくりできるとこに落ち着かないか?」
言われた言葉が聞こえているのかいないのか千歳はしばらくボーッと防人を見ていたが、やがて力無くコクッコクッと頷いた。
(……よし、計画変更だ。今からは『今日一日、こんなに可愛い千歳をベッドの中でいぢめ倒して、振りくり(中略)計画』を実行に移そう。……我ながらブラボーな計画だ!)
 防人は心の中で、グッと力強く親指を立てた。
708イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/17(金) 23:31:32 ID:yZGB8YDs
 防人は心の中で、グッと力強く親指を立てた。
(……とはいえ、この状態から回復するには少し時間がかかりそうだな。さすがに核鉄でもこういうのは回復させることはできんだろうし…。しょうがない、千歳の魂が帰ってくるまでしばらくこうしているか…)
防人は地面に腰を降ろし、まるで赤ん坊を抱くような姿勢で千歳を抱きかかえた。
(……お〜い、早く帰ってこ〜い、千歳〜)
709イメクラ千歳の男:2005/06/17(金) 23:36:56 ID:yZGB8YDs
長くなっちゃってすんません。
エロス無いしね。
次回の投下でエロス&ラヴを爆発させて完です。
ところで個人的には、千歳ねえさんは三十過ぎててくれた方が萌えるんだけど。
710名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 23:49:36 ID:kkDSrb1t
なんとなく二十九あたりなイメージあるなぁ、千歳って。
しかし、ホントに何歳なんだろうなw
711名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 00:31:55 ID:LUu2mDY1
火渡「なあ照星サンよ、装備課の千歳に聞いたんだけどな…」
照星「彼女実は62だって事ですか?」
火渡「違…本当!?」

みたいな?
そういや毒島さんも年齢不詳だが…まさか…
712名無しさん@ピンキー :2005/06/18(土) 02:05:52 ID:1H6HTxlN
乙!

>(……お〜い、早く帰ってこ〜い、千歳〜)

にワロタw
713名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 12:51:31 ID:OmDlYzGX
>「まあ、問題無いだろう。そろそろ救急車も到着する頃だ。それにあいつの頑丈さは何度もこの眼で見ている」

カズキのこと労わってやれよ、ブラボー…
714斗貴子さんの○レメ:2005/06/19(日) 13:31:02 ID:8mnMto7V
ただ、カズキに、報いたかった。

それだけなのに。

カズキはもはや私にとって、なくてはならない存在だ。
あの、一番初めの春の夜の出会いから、そう月日を経たわけではないのに、カズキの存在は私の中で肥大していくばかりで、とどまる所を知らない。

自らを省みずに、見ず知らずの他人を助けようとする少年に好感を感じた。

最初はその程度のことだったが、カズキと触れ合ううちに、その人間性を知るうちに、私の心には、それまでに感じたことのなかったゆらぎのようなものが湧き出てくるようになった。

カズキと目が合うと、こころがぐらりとゆれる。

カズキがにっこり微笑むと、胸が熱くなる。

そして、カズキに抱き寄せられた時、その体に包み込まれた時。



715名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 13:31:17 ID:Q4aTvurO
悲劇だよなw
716斗貴子さんの○レメ:2005/06/19(日) 13:32:08 ID:8mnMto7V
その太陽のようなあたたかさに、身もこころも蕩けてしまう。

暗くなった部屋の中で、裸にした私を組み敷いて、そしてその、心の内まで見透かされてしまいそうな真直ぐな視線で、私と私の裸身をじっと見つめるその眼。

その眼はどこまでも、かぎりなく、やさしい。

そのまなざしそのままに、カズキは、私のからだを、やさしく抱いてくれる。

愛しんでくれる。

いつも、いつも、カズキに、してもらっている。

だから今度は、私が、カズキに。

カズキにしてあげたかった。

カズキにしてもらうばかりでなく、私から、カズキにしてあげたかった。

ただ、それだけなのに。

717斗貴子さんの○レメ:2005/06/19(日) 13:33:13 ID:8mnMto7V

さっきから身動きひとつできない。
オレの息子をじっとみつめたまま、斗貴子さんがぴくりとも動かないからだ。
何しようとしてるのか分からないから、オレもなんにもできない。
だって、なにかしようとする斗貴子さんの邪魔をすると、目潰しとか抜き手とかバルスカとか目は嫌か?とかならば四肢切断とか臓物をブチ撒けとか地獄の苦しみをとかあとシンプルに死ねとかあるし。
じっとしてるしかない。
でもとりあえず目は動かせるから斗貴子さんの顔を見ることはできる。

斗貴子さんのきれいな顔をみつめる。

この位置だと斗貴子さんを上から見下ろす形になるので、鼻の上を走る顔の傷が、よく見えた。

すると、さっきまでぱか、と開いていた斗貴子さんの口がゆるゆると閉じていくのが分かった。

あれ?と思う間に斗貴子さんの口は閉じられてしまった。
それでも相変わらず斗気子さんが動かないでいるのでとりあえずオレも動けないし、なんだったんだろうと思う半面、今日の斗貴子さんはなんだかいやに目がキラキラしているなとも思った。

目の中がキラキラとした輝きでいっぱいになり、こぼれおちそうだ。

と、思っていたら、本当にこぼれた。

718斗貴子さんの○レメ:2005/06/19(日) 13:34:11 ID:8mnMto7V
斗貴子さんの両目から、輝きが、ひとつ、ふたつと頬を伝って床に落ちた。

敷物のうえに、小さなしみをつくる。

斗貴子さん………?


その輝きが、まるで宝石のように、あまりに綺麗に見えたので、魅入ってしまっていたオレは、斗貴子さんが泣いているという事実をしばらくの間認識することができなかった。

斗貴子さんが。

泣いている。


さっきまでオレがのんきにきれいだな、と思って見つめていたその顔を、悲しそうというよりは苦しそうに歪めて、ぽろぽろと涙をこぼしながらくちびるを噛み締めている。

オレの両方の腿の上に置いていたそれぞれの手を、ぎゅっと握り締めた。

そのままだんだんと俯いて行き、最後にその顔がさらさらとした前髪に隠され完全に見えなくなったところで、ようやく、オレは正気に戻った。

「と、斗貴子さん!どうしたの!?なんで泣いて…」

ようやく声をかけることができたが、その声に気付いた斗貴子さんがはっとして顔を上げたので、オレはまた、言葉を失ってしまった。

こんなの、絶対に見たくない、と思った。

斗貴子さんの泣き顔なんて、絶対に、見たくない。

719斗貴子さんの○レメ:2005/06/19(日) 13:35:45 ID:8mnMto7V
なのに、斗貴子さんが、泣いている。

こんなに、辛そうな顔をして。

「………と、きこ…さん………」

まだ、オレの前に膝をついたままの斗貴子さんの肩に、震える手を置いた。
なんで泣いてるの、と聞いたが答えてくれない。ただ、オレをじっとみつめながらふるふると力なく首を横に振るばかりだ。
「……なんでもない………」
軽く咳をしながらそれだけをオレに告げた。
涙を止めようとしているのか両手で目を拭い、なんでもない、だいじょうぶだと目を瞬かせながら再度、オレにそう言った。
そうして多分、オレに心配をかけさせない様にと思ったのだろう、斗貴子さんは瞬きを繰り返しながら最後にオレを真直ぐにみつめた。

それから、めったにないことだが、オレにわらってみせた。

泣いている親を見て心配して寄ってきた子供に、なんでもないよといってみせる笑顔のようだったが、すぐにその目から隠しようもなく涙が溢れてくるのを止められないようだった。

胸が締め付けられた。

衝動的に、斗貴子さんのからだに腕をまわして一気に持ち上げるとびくりと硬直するのにも構わず力の限り抱き締めた。



720斗貴子さんの○レメ:2005/06/19(日) 13:36:37 ID:8mnMto7V
どうしたの、斗貴子さん。

なんで泣いてるの。

なにがあったの。

さっきのが、いやだったの?

いたかったの?

思いつく限りの言葉を並べ聞いてみるが、斗貴子さんはオレの胸の中で首をふるばかりだ。
抱き締められたまま、ちいさく肩を震わせて、声を押し殺して泣いている。

無力な自分が情けなかった。

オレは、斗貴子さんの力には、なれないのかな。

その悲しみを少しでも吸い取りたい。
斗貴子さんの変わりにオレが、悲しいことも、苦しいことも引き受けるから、斗貴子さんにだけは、辛い目にあって欲しくない。

その悲しみを少しでもこの身に移そうと、抱き締めた腕を離さなかった。



721斗貴子さんの○レメ:2005/06/19(日) 13:39:24 ID:8mnMto7V
年甲斐もなく泣き出したりして、カズキに心配をかけてしまった。

泣いたのなんて、何年ぶりだろう。
いや、そういえばカズキと初めてした時も私は泣いてしまったが、あれとは少し違う。
肉体的な苦痛や刺激に対して涙が零れたのではなく、精神的に、こころが揺さぶられて泣く、というのは長いことなかった感覚だった。
小さな子供がよく泣くのは、自らの力では絶対に対処しきれない事象に直面した時に、周囲の助けを求めて大声を出すのだそうだ。
そうして助けを呼ぶらしい。
情けないことに、どうも私も同じ心境だったらしい。
どうやっても、どう頑張っても口に入れることが不可能なカズキのいちもつを目の前にして、自分の無力さを実感した。

ぜったいむりだ。

不可能だ。

では、その無理を押したらどうなるか。
不可能を可能にするべく努力したらどうなるのか。
答え:  あごがはずれる。
……………………………。
できない、と感じた所でなにやら目が熱くなり、泣いてしまったが、その感覚も久しぶりだったので、泣き止める時はどうするのか、その昔、私は泣いた時、どうやっていたのかがどうしても思い出せなくて、長い間涙を止めることができなかった。

しかし、カズキが私のからだを抱き締めてくれたので、今はもう、だいぶ落ち着くことができた。
少しずつ精神が安定してくると、自分の状況が分かってくる。
カズキがしっかりと抱き締めてくれるのはいいが、少しきつかった。
ほんの少し体をもぞもぞと動かすと、カズキが腕の拘束を少し緩めてくれる。
私を見下ろしてくるカズキと目が合った。
当然何か言ってくると思ったのでカズキの言葉を待ったが、この日はなぜか何も言ってこなかった。
なんだか私よりも悲しそうに見えるカズキの表情を見て不思議に思ったが、私は更にもうひとつ、なにか違和感を感じていることにも気が付いた。
暫く考えて、ようやくその違和感の正体が分かった。


722斗貴子さんの○レメ:2005/06/19(日) 13:40:25 ID:8mnMto7V
今、私とカズキの体はぴったりとくっついている。
カズキがしっかりと抱き寄せているので、その胸板で私のちいさな胸はつぶれ、腹同士も隙間なくくっついている。
私は、カズキの腿の上に乗っている。

とすると。

カズキの陰茎はどこに行ったんだ?

あんなに甚だしいサイズで、しかも勃起しているのだから、普通体を抱かれたら腹の辺りにでもその存在を感じるはずだ。
と言うか、それが邪魔になって、体をぴったりとくっつけるなんて芸当はできないはずだ(なんせあのでかさだ)。
でも、どこにもそんな感触はない。
勃起している状態のカズキと体を隙間無くくっつけるためには、それこそ、カズキを、私の中に収めないと………。
もちろん今は、ちがう。

してみると、“カズキ”は、いったいどこへ行ったんだ?

その答えは、カズキが私の体を軽く抱き直した時に判明した。
723斗貴子さんの○レメ:2005/06/19(日) 13:41:08 ID:8mnMto7V
体の位置が動いた時に、下着を着けていない私の両足の間、付け根の所、外陰部に、それこそしっとりと、まるでそれが自分の体の一部であるかのように直にくっついていたものがぬるりとずれたので分かった。

“カズキ”の上にすわっていたんだ。

そうかそこにあったのかと思う反面、先程カズキに舐められた時の潤いで、陰唇とクリトリスがぬるりとこすれて、声こそ上げなかったが、丸太のようなカズキの芯の硬いじんわりとした熱い感覚と、ちりちりとした快感で忘れていた感情が蘇り、同時に昂った。
いやしかし座れるってのはどうなんだいくらなんでもと余計なことも考えそうになったがそれを押しのける。

熱くなったからだで、今、私に出来ることを考えた。

そうだ。

口に含むことが無理でも、舌を這わせるぐらいなら、できるじゃないか。

カズキの胸元をじっと見つめて、決心した。

私が出来る、精一杯のことを、カズキにしてあげよう。
724名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 14:00:29 ID:fiVeSd52
(・∀・)つC
725715:2005/06/19(日) 14:04:07 ID:Q4aTvurO
>書き主さん
割りこんじゃってしまってごめん。715は713へのレスでした。

というか「座れる」ってすごすぎw
726名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 14:36:55 ID:xz22/N4n
○レメキタ───(´д`)───ハァハァウフウフ
そして切ねえΣ(゚Д゚)ハウッ
727はじめての“ぐちゅ”:2005/06/19(日) 15:07:20 ID:8mnMto7V

第79話のラストから

お互いの体を抱き寄せながら、キスをした。
くちびるがそっと触れ合うだけのキスだったが、なんともいえない不思議な感触に、斗貴子はドキドキして頬を染めながら、しかし、わるくない感触だな、と思った。
そうしているとふいに、くちびるの先がむずむずするような感覚が走り、あれと目を開けた斗貴子の口の中に唐突に何かがぬるりと入ってきた。
「………!!!」ガチッ!「○×△◆―――ッ!!!」
舌を入れてきたカズキに驚いて思わず噛んでしまった斗貴子。カズキが口を押さえながら後ろに仰け反った。
「ば、馬鹿ッ!…い、いきなりなにを………」「え、…だめ?舌入れるの…」「駄目と言うか、な、なんだってそんなことをするんだ…?」「なんとなくしたいだけなんだけど…」
だめならいいよ、ごめんね、とカズキが素直に引き下がるので、そういわれるとさせてあげたくなる斗貴子。消え入りそうな声でべつにいいぞとぼそり。「ほんと?」やったーとでもいいだしそうにうれしそうなカズキを見て自分自身も少し嬉しくなる。
「それじゃあ…」と、またキス。が、さっそく舌を入れてくるカズキのそのぬるり、という感触にまたびっくりしてしまい、意思の力ではなく反射でガキッ!「―――◆$◎――!!!」
斗貴子さん、と涙をこぼしそうなカズキに「あ、う…すまない……」謝るがカズキは怒る様子ではなく、しかしもう噛まれるのは勘弁と「じゃあさ、今度は斗貴子さんがオレの口に舌入れてよ」と言ってくる。なにを、と思った斗貴子だが痛い思いをさせたという負い目
があるので気恥ずかしいが同意する。「ん、分かった…じゃあ……」三度目のキス。
唇が触れたところでかっとなり舌を進入させるなんてとてもできない。が、約束は約束。頑張ってそろそろと、のろのろと、ちまりちまりと舌を進ませる。長い旅路の果てようやく天竺に辿り着いたぐらいの思いで斗貴子の舌が到達したのはやっとカズキの口の入り口。
それだけで精魂尽き果てたような心持になりもう許してと言いたかったが約束は約束。最後の気力を振り絞ってその口唇を割って進入を開始する。と、そのやっと1ミリ入った斗貴子の舌先をカズキがぺろりと舐めたのでびっくりしてまたもやガチッ!「―――ッ
ッッ!!!」(自分の舌を)
728はじめての“ぐちゅ”:2005/06/19(日) 15:10:02 ID:8mnMto7V
口を押さえ蹲る斗貴子におたおたと寄り添うカズキ。なんとか回復した斗貴子と共に何かうまい方法はないかと考える。しなけりゃいい、という選択肢はなぜか出てこなかった。結果、お互いが少しずつ舌先を出し合って触れ合う二人の中心で舌を絡ませて見る
ことになった。そしてこれが結構うまくいく。
ゆっくりと濃厚に舌を絡ませる。口中に侵入したお互いの唾液をどきどきしながらのんでみたり相手の舌の裏側を舐めてみたり唇も動かしながら今日初めて出会った感触だが二人とも夢中になり、いつのまにか押せ押せのカズキの舌が斗貴子の口の中に全
部入っていたが自らも舌を絡み付けて斗貴子はもう噛んだりはしなかった。
肉体的な欲求が最高潮にまで高まったときカズキは思わずいつの間にかそこまで降りていた両手で斗貴子の尻をぎゅ!と掴んだ。
「―――――――――――――!!!」
ぐちゅッ………。
「――――――▲×%*◎◎◎――――――――――!!!!!」
(中略)
その後、昼食の時間となりまひろ達も含めて屋上でにぎやかに食事。まひろはさっきからハ行とラ行の言葉しか喋れない兄にに気付き「どうしたのお兄ちゃん」。またその隣にいる斗貴子の顔をまじまじとみつめると「そのあかいの、ミートソース?」と口の端に少
量付着しているものに目敏く気付く。二人の姿は実に対照的で妙に痛々しい様のカズキはしかしどこか満ち足りたような表情で、対する斗貴子は口の端を拭った後も終始赤い顔で妙にしおらしく時折給水等を見上げては更に顔を赤くしていたそうな。
おしまい。
729名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:05:43 ID:U8/xiSZK
続きモノや新作の投下があって読む側としてとても嬉しい。
書き手さん皆にサンクス!
730名無しさん@ピンキー :2005/06/19(日) 20:08:30 ID:fAKCPDjl
乙!
じっくり読ませてもらいます〜!
731名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 08:10:25 ID:AoQ0H6TJ
ああ、すれ違いって切ないね…(つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
732名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 12:13:14 ID:6sZijp59
千歳さんの魂はまだ戻ってこないのか
733イメクラ千歳の男:2005/06/21(火) 22:58:43 ID:7AeBsyrM
本編もう少しで完結なんで、先に>>688のカズトキの補完話をお楽しみください。
734斗貴子さんはっちゃけすぎ!!:2005/06/21(火) 23:01:15 ID:7AeBsyrM
「う〜ん、う〜ん。首が痛いよ〜、斗貴子さ〜ん。手足が痺れてるよ〜」
 ここは聖サンジェルマン病院の一室。
 あの後(>>688参照)、救急車で運ばれたカズキは、錬金戦団御用達のこの病院に入院していた。
 二日前に運ばれてきた時は意識不明で呼吸停止状態だったが、医師達の懸命な蘇生処置のおかげで一命はとり留めた。
 今では首にゴツいギプスを巻いてベッドに横たわり、斗貴子に痛みを訴えるほどに回復している。
「痛くて死にそうだよ〜、斗貴子さ〜ん」
「自業自得だ、馬鹿者。だいたい頚椎複雑骨折なんて死ぬほどの怪我ではない。それに私の核鉄も貸してるんだ、すぐに治る」
 斗貴子はカズキの横に座り不機嫌な表情で林檎を剥きながら、冷たく言い放った。
「(いや、普通死んでもおかしくないんだけど)……ねえ、斗貴子さん」
「何だ?」
「……まだ、怒ってる?」
 斗貴子の林檎を剥く手がピタリと止まる。
「……別に」
「あのさ、ホントにごめんね。斗貴子さんを傷つけるようなことしちゃって。もう二度とあんなことはし
 ドス!!
……ない…か…ら…」
 カズキの顔のすぐ横には果物ナイフが深々と突き立てられていた。
「……当たり前だ。今度あんなことをやってみろ、臓物と脳漿を同時だぞ。楽には死なせんがな…」
(や、やっぱり怒ってらっしゃる…ガクガクブルブル)
 斗貴子はいまだくすぶる怒りをブチ撒けると、ベッドに突き立てられたナイフをそのままに、自分のバッグから別のナイフを取り出した。
 そして相変わらず不機嫌な表情で、再び林檎を剥き始める。
「と、斗貴子さん…果物ナイフ、何本持ってきてんの…?」
「キミの生命力と私の忍耐力に見合うだけだ」
 このベッドはあと何本の果物ナイフを突き立てられるのだろう。
 そんなことを考えると、カズキはまたもやガクガクブルブルと身体を震わせた。
735斗貴子さんはっちゃけすぎ!!:2005/06/21(火) 23:02:49 ID:7AeBsyrM
 しばらく沈黙が続いた後、斗貴子が低い声でブツブツと呟いた。
「私………悪……と…………思っ………だ…」
「え? 斗貴子さん、何?」
「私…って悪い…とをし…と思って……だ…」
「え? 声が小さくて聞こえないよ、斗貴
 ドス!!
……子…さん…」
 カズキの顔の横に二本目を追加した後、斗貴子は激しい剣幕で怒鳴った。
「私だって悪いことをしたと思ってるんだ!! 何度も言わせるな!!」
「ご、ごめんなさい!」
 思わず反射的に謝ってしまうカズキ。
 だが斗貴子の顔を見ると口をへの字に曲げ、眼には涙を浮かべている。
「……斗貴子さん」
「部屋に戻った後やりすぎてしまったと反省してたんだ!! キミがここに運ばれてICUにいる間も心配で死にそうだったんだ!! 全部、私が悪いんだ!!!!」
736斗貴子さんはっちゃけすぎ!!:2005/06/21(火) 23:06:07 ID:7AeBsyrM
 カズキは斗貴子の興奮が治まるのを待ってから口を開いた。
「ごめんね、俺のせいで心配かけちゃって…」
 斗貴子はうつ向いて、カズキの方を見ようとしなかった。
「……私が悪いんだ。何故、キミが謝る…」
「ん〜…ごめん、わかんないや。でも俺、斗貴子さんのそんな顔、見たくないから…」
「……カズキ」
「それにやっぱり原因は俺にあるしね。……ねえ、斗貴子さん」
 斗貴子は、動けないカズキに顔を近づけて答えた。
「……ん? 何だ?」
「……大好きだよ」
 斗貴子は顔を紅潮させて目をそらした。
「そ、そういうことを言うな…」
「言うよ。……大好きだよ」
「も、もうやめなさい」
「やだ、やめない。……世界で一番好きだよ」
「……馬鹿」
「馬鹿だもん。……斗貴子さん、愛してるよ」
 斗貴子は顔を真っ赤にしてカズキを見つめていたが、やがて照れ笑いを浮かべながら話をそらした。
「ほ、ほら、林檎が剥けたぞっ。た、食べなさい」
「ん〜、でも手が動かない…」
「そ、そうだったな。すまない。じゃ、じゃあ、ほら、口を開けて」
 斗貴子はニコニコしながら、フォークで刺した林檎をカズキの口に近づけた。
「うん! あ〜ん…」
 その時、ノックのの音が響き、ドアがガチャリと開いた。
「失礼します。武藤君、具合いはどう? ……あら、津村さんも来てたの」
「あ〜ん……ち、千歳さ
 ドス!!
……ん…(はい、三本目〜。つかタイミング悪すぎ、千歳さん…)」
737斗貴子さんはっちゃけすぎ!!:2005/06/21(火) 23:07:10 ID:7AeBsyrM
 林檎が刺さったままのフォークをカズキの顔の横に突き立てた斗貴子は、ゆっくりと背後を振り返った。
 パタリと閉じられたドアの前には、カズキ入院の引き金になった女性、千歳がいた。
 あの時と違い濃紺のスーツにパンツルックという常識的なファッションの千歳は、笑顔を浮かべて二人に近づいた。
「フフフ、お邪魔だったかしら」
 斗貴子は歯ぎしりをしながらユラリと立ち上がった。
 手にはすでに核鉄が握られている。
 横になったまま動けないカズキは慌てて叫んだ。
「ちょ、ちょっと斗貴子さん! 落ち着いてよ! 千歳さんは先輩なんだからケンカしちゃ駄目だよ!」
 斗貴子はカズキの言葉には耳を貸さず、ギラついた眼でゆっくりと千歳に近づいていく。
 千歳は臆する様子も無く、相変わらず笑顔を浮かべている。
 しかし、正面衝突まであと五歩と斗貴子が迫ったところで、千歳は急に真剣な顔で頭を下げた。
「ごめんなさい。津村さん、武藤君」
738斗貴子さんはっちゃけすぎ!!:2005/06/21(火) 23:11:13 ID:7AeBsyrM
 それがあまりに突然のことだったので、斗貴子は眼をパチクリさせて驚いている。
 千歳は頭を上げて、言葉を続けた。
「私と防人君が悪ノリしたせいで武藤君がこんなことになって…。津村さんにも辛い思いをさせてしまって、本当にごめんなさいね」
 千歳はもう一度、丁寧に頭を下げた。
 それを見ていた斗貴子も慌てて頭を下げた。
「……あ、いえ、私の方こそ、先輩であるあなたに対して暴言や不敬な振る舞いの数々、お許し下さい。それにカズキがこうなったのは、私の責任です。どうか、お気になさらないで下さい」
 斗貴子はすっかり落ち着きを取り戻し、錬金の戦士として千歳に向き合っている。
「じゃあ……」
 と、千歳は再びニッコリと笑って、右手を差し出した。
「……仲直りしてくれるかしら?」
「はい、喜んで」
 斗貴子は満面の笑みで、千歳と握手をした。
 首を回して見ることができないカズキは、二人が微笑み合いながら握手をする光景を思い浮かべた。
739斗貴子さんはっちゃけすぎ!!:2005/06/21(火) 23:11:59 ID:7AeBsyrM
 メキッ…メキッ、メキメキメキメキッ…

「……うぅっ!」
 斗貴子の顔に苦悶の表情が浮かぶ。
 千歳は地獄の握手を続けたまま、氷の笑顔で言った。
「フフフ。あら、この程度でギブアップ? 最近の若い子は武装錬金に頼ってばかりで、己の肉体を鍛えるのがおろそかね。もっと防人君を見習わなきゃ」
 だが、斗貴子は凄絶な笑みを浮かべると、右手に力を入れ直した。
「ご・し・ん・ぱ・い・な・く…!」

 メキメキメキメキメキメキッ…

「……くっ」
 千歳は笑顔こそ崩していなかったが、こめかみには血管が浮き出ている。
 斗貴子は凄絶な笑みのまま、慇懃無礼に言った。
「私は敵地への潜入中に捕まり、挙げ句の果てに身体を操られるような無様な姿は晒してませんから…!」
 二人が握り合った手は小刻みにプルプルと震えている。
「……あら、言ってくれるじゃない」
「……恐縮です」
740斗貴子さんはっちゃけすぎ!!:2005/06/21(火) 23:12:58 ID:7AeBsyrM
「フフフフフフフ」
「フフフフフフフ」

 メキメキメキメキメキメキッ…

「……貧乳」
「……年増」
「…どS」
「…ど変態」
「ヒス女」
「ブリッコ」
「留年高校生」
「万年平戦士」
「周りの空気考えてイチャつけ」
「頼まれたからってすぐコスプレすんな」
「うるっさい死ね」
「お前が死ね」
「お前が死ね」
「和えるぞ、何かと」
「分け目、増やすぞ」

 エイリアンとプレデターの戦いが繰り広げられているすぐ横で、カズキはあらゆるものに向かって助けを求めていた。
(誰でもいいから、誰か来て…。看護婦さ〜ん、ブラボ〜、まひろ〜、桜花せんぱ〜い、蝶野〜…。千歳さん、何しに来たんだよ、もう…。斗貴子さんも愛してるからやめてよ〜。うわっ、やばっ…)

「「武装錬金!!」」
741名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 23:33:26 ID:q0rlI6nM
>斗貴子さんも愛してるから
詳しく
742名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 23:33:56 ID:w/czR5Zd
わろた。
743名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 23:42:17 ID:69t++ixj
TQNこえ〜…w
744名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 01:13:18 ID:qkeRCwkn
>君の生命力と私の忍耐力に見合うだけだ

この言い回しすごく気に入った
つーか最高です AVPならぬCVTですか。GJ。
745名無しさん@ピンキー :2005/06/22(水) 01:20:48 ID:ycw2O95G
GJです!
ウケましたw
746名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 01:23:22 ID:uJmIpr2Q
CHITOSE VS TOKIKO
どっちが勝ってもカズキに未来は無い…
747名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 19:53:41 ID:4b5Nv0o2
>>746
その間に桜花が総取りしたりして。
748すくみず(大浜×沙織):2005/06/23(木) 19:43:54 ID:BfwKuKru
保管庫読んでて触発されました。「大浜と沙織の初体験 その後」みたいな感じで。

===============================================

「じゃ〜ん!」
 目の前でくるりと回ってみせた沙織に、大浜はあっけにとられた。

 ──夕食後、制服姿で大浜を訪れた彼女はそのまま部屋に上がり込み、訝る彼を後ろ向きに座らせると
何やらごそごそとやり始めた。衣擦れの音に一体何をするつもりなのかドギマギしながら待っていた
大浜だったが、
「もういいですよぉ」
 の声に振り向くと、そこには制服を脱ぎ捨て、紺色のスクール水着に身を包んだ沙織の姿──。

「どぉですかぁ。もうすぐプール開きだから、ちょっと着てみたんです」
 両手を後ろに組み、えっへんと胸を反らす沙織。もっとも、大浜の方に返事をする余裕など無かった。
 目の前に突然スク水一枚の女の子。しかも彼女は男を前にまるで警戒した風もない。
 ぽかんと沙織の顔を見上げていた大浜は、ゆっくりと舐めるように視線を下げていく。
 いつもの髪留めを外し、肩まで下ろしたセミロングヘアに始まって、小さくて白い肩と少し日に焼けた
腕のコントラスト。控え目な膨らみが生み出すなだらかな胸の丘陵。ウエストから腰への、ちょっと幼い
感じの残るライン。そして太腿と股下の間にできた、ちょうど目線の高さにある逆三角形の隙間……。

 実をいうと大浜と目の前の少女とは他人ではない。ささいな偶然がきっかけとはいえ、一度は身体を
重ねた関係だ。以来友人たちとのグループ交際の中で、恋人同士とも呼べないあやふやな関係が続いて
いた。
 水着姿の沙織を前に、大浜の頭には、あの日、自分の下で喘いでいた彼女の裸身が思い浮かぶ。

「ぬっふっふ。視線は沙織にクギヅケですか。先輩、確かスク水好きでしたもんね〜」
 からかうような少女の声に、デルタ部分を凝視していた大浜はハッと顔を上げた。頬が赤い。
「さ、沙織ちゃん!?」
 覗き込んでくる沙織の顔も心なしか赤い気がする。普段の溌剌した印象と違い、妙に色っぽい。
749すくみず(大浜×沙織):2005/06/23(木) 19:44:59 ID:BfwKuKru
「ね、どうですか? 沙織の格好、どこか変じゃないですか」
「……い、いや。そんなことないよ。よく似合ってる」
 答えてから大浜は自分の迂闊さを恥じた。スク水が“似合ってる”なんて失言もいいとこだ。慌てて
言葉を継ぎ足す。

「そ、それに髪を下ろしてるの初めて見たけど、随分印象違ってて……ちょっと、大人っぽく見える」
「大人っぽい? 私、大人っぽく見えます? えへへ、やったぁ!」
 その言葉がよほど嬉しかったのか、沙織は再びその場でくるりと一回転すると小走りに大浜の背後へ
回り込んだ。

 ぎゅむっ!

「いっ!?」
 大浜は思わず硬直した。背後からしがみついてきた柔らかな感触。首に腕を回され、さらさらした髪が
耳をくすぐる。そして背中に当たる、二つの膨らみ。
「んふふ〜〜……先輩の背中、大きいです。なんかお父さんみたい」
「い、一体どうしたの? なんだか今日は変だよ、沙織ちゃん」
 背中越しに伝わる温もりに戸惑いながら、いつもの彼女らしくない行動に疑問が浮かぶ。

「だって……」
 不意に、沙織が拗ねたような口調になった。
「だって先輩、最近沙織の事かまってくれないし」
「そ、そうかな?」
「前に一度エッチしてから、デートも何もしてないしぃ」
「う……そ、それは……」
「……それに、先輩に“好き”って言ってもらったこと、一度も無いもん」
「あ……」
 確かに、言われてみれば自分自身の気持ちを彼女に伝えた事は、まだ無い。そんな自分の優柔不断さが
少女を不安にさせていた事実に、少年はいま初めて気が付いた。
「さ、沙織ちゃん! 違う、っていうか、嫌いなわけじゃ絶対なくて、その……」
750すくみず(大浜×沙織):2005/06/23(木) 19:46:17 ID:BfwKuKru
「いいんです。私だって、まだ自分の気持ち伝えてなかったし。……だから」
 そこで一端言葉が切れた。

 とくん とくん とくん とくん

 少女の鼓動が少しずつ速まる。つられて少年の心臓も早鐘を打ち始めた。次第に呼吸が苦しくなる。
「だから……沙織、思い切って告白しちゃいます。私……私、先輩のコト……」
「沙織ちゃん!!」

 次の瞬間どうしたか、大浜はよく覚えていない。
 気が付けばしがみ付いていた沙織の腕を振りほどき、その小さな身体を腕の中に抱えていた。
「せ、先輩……?」「沙織ちゃん……」
 驚いて目を見開いた沙織に自分の唇を寄せる。勢い込んでぶつからないよう慎重に……。
口先が、柔らかいものに触れた。ふに、とした感触のそれを優しく啄ばむ。沙織が拒絶しないのを確かめ
更に唇を押し付ける。
「ん……むぅ……」
 沙織も大浜の首に腕を回して自分からキスを求めてくる。思い切って舌で唇をつつくと、そっと開いて
大浜の舌を受け入れた。沙織の舌先に自分の舌が触れる。
「!?」
 驚いたのか沙織の舌が奥へと引っ込んだ。追いかけて自分の舌でなぞる。あやすように何度も沙織の
舌をなぞるうち、彼女の方も応えてきた。おっかなびっくり舌先を伸ばし、大浜の舌に触れてくる。

「んむ……ふう……ふう……」
 唇の端から苦しそうに息継ぎする沙織に、大浜がいったん口を離す。
「沙織ちゃん、キスの最中は息止めなくていいから。鼻で呼吸して……」
「あ、そか。……えへへ、忘れちゃってました」
 無邪気に笑う沙織にもう一度キス。彼女も慣れてきたのか、自然に唇を重ねてきた。

 ちゅっ。 ぺちゃっ。 くちゅ。
751すくみず(大浜×沙織):2005/06/23(木) 19:48:11 ID:BfwKuKru
 二人とも夢中でキスを続ける。長い時間をかけてお互いの舌を味わい、ようやく唇が離れた。
「ハァ、ハァ……セン、パァイ……」
 息を荒げ、ポーッと夢見心地の沙織だったが、その表情が急に悪戯っぽいものに変わった。
「クス。……先輩のアレ、沙織のお尻に当たってます」
 彼女の言葉通り、既に大浜のモノはズボンを押し上げ、隆々とその姿を浮き上がらせている。
(さ、さすがに床の上じゃまずいよな)
 沙織を抱えたまま立ち上がり、ベッドへ運ぶ。
(あ、“お姫様抱っこ”……。あの時とおんなじ……)
 以前、同じように抱きかかえられた事を思い出し、沙織の胸が熱くなる。

 少女の身体をベッドに横たえ、再び唇を重ねた。
「ん……ぷ。んふ……せん、ぱァい……」
 舌を絡ませ合いながら、沙織はうわごとのように何度も大浜を呼ぶ。呼ばれる少年はキスを返しながら
スク水に包まれた沙織の身体を片手で撫でていく。サラサラしたナイロンの下に感じる体温と柔らかさ。
胸の膨らみに手を添えると、しがみつく沙織の腕がほんの少しこわばったが、抵抗はしなかった。
掌に包み込み、円を描いて撫でさする。時折親指で膨らみの先端とおぼしきところを強く擦ってやると、
ビクン、と身体が反応する。

 もう湧き上がる想いを抑えられない。大浜は沙織の頬にもう一度だけ口付けると身体を起こした。
 水着の両肩に手をかけ、そっと引き下ろすと恥ずかしそうに沙織が視線を逸らす。紺色の下から現れた
すべすべの白い膨らみ。少し濃い肌色をした乳首は、布越しの愛撫を受けてツンと尖っている。
たまらずその先端を口に含んだ。
「ひゃん! せ、先輩、そんなに吸っちゃ……」
 沙織の抗議も耳に入らず、小粒の乳首をチュウチュウと音を立てて吸い、舌で転がした。もう片方の
乳首も指でクリクリと弄ってやる。
「ん、やぁ……おっぱいの……おっぱいの先っぽ、ジンジンするぅ」
 沙織がうわ言のように呟く。送り込まれる刺激に戸惑いつつ、キュッとシーツを掴んで身悶える。
「かわいいよ、沙織ちゃん」
 大浜が、もう片方の乳首も吸い上げる。その間に片手は下半身へと滑り、沙織の股間にたどり着いた。
ぴっちりと閉じられた太腿の間に中指を潜り込ませる。
752すくみず(大浜×沙織):2005/06/23(木) 19:50:32 ID:BfwKuKru
 水着の上から土手の膨らみを擦る。他の部分より幾分温度の高いそこは少し蒸れた手触り。人差し指も
挿し込んで、指の腹で土手全体を覆うように撫で回す。
「あ……あ……はぁ……」
 沙織が吐息混じりに甘い声を上げ始めた。緊張していた身体から徐々にこわばりが抜けていく。大浜の
手が更に深く潜り込み、土手の膨らみを押し割るように指を突き立て、細かく振動させる。
「やぁっ!? それ、それ強過ぎますぅぅ!」
 突然の強烈な刺激に少女の腰が跳ね上がり、ブリッジを描く。指にジュワッと湿った熱が伝わった。
指を離すとストン、と弓なりに反った少女の腰が落ち、荒い呼吸とともに胸が上下する。
「ね、沙織ちゃん……脚……開いて」
 耳元で沙織に囁く。沙織は顔を真っ赤にさせながら、少しだけ両足を開いた。もどかしそうに、大浜は
少女の膝を強引に開かせる。
「や……先輩、あんまり見ないで……」
 両足の間に座り込んでスク水の股間を凝視する大浜と、不安そうに眉根を寄せる沙織。溢れた蜜で少し
色を変えた布地に、少年の顔が近付いていく。

 はむっ。

「んふあぁぁっ!」
 水着ごと沙織の大切な部分を口に含んだ。両の太腿をがっちり腕に抱え込み、土手を下から上へ何度も
舐め上げる。
「イヤ! なんか……なんか生あったかくて変! それ駄目、やめて先輩ィ!!」
 熱い息と舌が股間を包む。ムワッと布地から伝わる熱気に反射的に大浜を押し退けようとするが、
少年の身体はびくともしない。
大浜は沙織の内股にも唇と舌を滑らせた。汗の塩気と匂い立つ肌に興奮し、ふくらはぎまで舐めていく。
ゾクゾクと沙織の背中を駆け抜ける悪寒にも似た未知の感覚。
瑞々しい肌を味わった少年の舌が、再び割れ目を舐め上げた。布地越しに繰り返されるもどかしい愛撫に
少女の内でくすぶる官能がより強い刺激を求め始める。

「せ、先輩! 沙織、沙織もう……」
753すくみず(大浜×沙織):2005/06/23(木) 19:52:36 ID:BfwKuKru
「ちょ、ちょっと待って、沙織ちゃん」
 沙織の脚の間から身を起こし、大浜はいそいそと机の引き出しを探った。前回の行為の後、“万が一”
の可能性を考え買っておいた避妊用具。まさか本当に使うことになろうとは……。大急ぎで装着し、
あらためて少女に覆いかぶさる。
「じゃあ、いくよ沙織ちゃん……」
 水着の股布部分を横にずらす。淡い恥毛と、その下に息づく秘唇があらわになった。
ゴムを装着した分身を秘唇にあてがい、ぐっと腰を押し出す。だが、先端は入り口を押し広げるだけで
奥へ入っていかない。
「ん、い、痛い!」「あ、あれ、どうして?」
 焦って二度、三度と突くが、やはり結果は同じ。大浜の頭がパニックを起こす。
「さ、さ、沙織ちゃん。も、もう少し力を抜いて」
「でも……」
 沙織の脳裏を、身を引き裂かれそうに痛かった初体験時の記憶がよぎる。
「先輩、もいちどキスして……」
 甘えるように大浜に腕を伸ばす。重なり合う二人の唇。少女の緊張が少しずつ和らぐ。

 ぐぐ……

 ゆっくりと大浜のモノが少女の中に沈んでいく。温かな圧迫感に包まれ、思わず少年は身震いした。
「ん……ふ、う……」
 熱い塊に胎内を満たされて、沙織が大きく息を吐いた。既にペニスは膣の奥まで届いている。
「頑張ったね、沙織ちゃん。大丈夫? 痛くない?」
「……痛くないですよぉ。……ちょっと、お腹が張って苦しいけど」
 不安げに気遣う大浜に、沙織は自分の下腹部を撫でながら笑顔で返す。
「ね、先輩……。動いて……」
 沙織に促され、大浜の腰がストロークを始める。少女の中は以前よりもスムーズに大浜を受け入れ、
うねうねと擦り上げてくるようだった。すぐにも果てそうなのをグッとこらえる。
「ん……はあ……ふう……はあ……」
 大浜の動きに合わせて沙織が喘ぐ。興奮に全身を桜色に染め、うっとりと目を閉じて少年の動きを
感じている。膣の中を新たなぬめりが満たし、円滑さを増した胎内でペニスの動きが一層速くなる。
754すくみず(大浜×沙織):2005/06/23(木) 19:54:34 ID:BfwKuKru
「あ……セン、パイ……」
「沙織、ちゃん……そろそろ……限界」
 不意に太い指が沙織の淡い恥毛を掻き分け、肉芽を刺激する。
「あ!? んああああああああ!!」
 クリトリスを擦られた刺激に意識が飛ぶ瞬間、沙織の胎内でペニスが一際大きく膨れ上がる。
「沙織ちゃん!!」
 少女の絶頂を追い駆けるように、大浜も熱い迸りを放った。


 × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × ×

 あれから何度抱き合ったのか、時刻はいつの間にか日付が変わろうとしていた。
 あぐらをかいた大浜の膝に、シーツにくるまった沙織がチョコンと腰掛けている。激しい情交の後の
まったりした空気の中、ごく自然に、少年は少女を抱きしめた。
「沙織ちゃん。遊びに行くとしたら、どんなトコに行きたい?」
「ふえ?」
 ウトウトしかけていた沙織が寝ぼけ眼で聞き返す。
「なんか、順番が逆になっちゃったけどさ。デートに行かない? 
 もちろん沙織ちゃんさえ良ければだけど……」
「……………………」
「沙織ちゃん?」
「……急にそんなこと言われたら……沙織、嬉しくて泣いちゃいます」
 目元を指で拭って、えへへ、と少女が笑った。
「先輩とだったら、どこでもいいですよぉ。なんだったら市民プールとか行きます? スク水着て」
「それは、さすがにカンベンして」
 苦笑交じりに答えて、大浜は少女を更に強く抱き寄せる。そしてデートの予定をあれこれ夢想しながら
一緒にベッドに倒れ、心地よい眠りへと落ちていった。

 <おしまい>
755名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 19:58:12 ID:iOherpTI
>>748-754
乙!リアルタイムで読ませていただきました!やっぱりこのカップリングいいな〜。
756名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 21:12:05 ID:eMVlYFmh
あぁ〜ん、乙! そして、GJ!!
ロリなさーちゃんイイ!
757名無しさん@ピンキー :2005/06/24(金) 01:24:07 ID:7hEJ5pNr
乙!
GJでした〜!
758名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 07:53:15 ID:bE8uP/Ba
乙です〜
大浜とさーちゃんって良いよね。
朴訥な大男とロリっ子wの組み合わせは和む。
759イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/24(金) 12:14:24 ID:MZpsn5OX
 それから20分程、千歳はフワフワとした眼を宙に漂わせていたが、ふと防人の方を見つめた。
「おっ、帰ってきたか?」
「……う、うん」
 曖昧な返事をして、身を起こす千歳。
 だが、上体がフラフラと揺れており、何とも心もとない。
 そのうち、グラリと大きく身体が傾いでポテ、と防人の腕の中に倒れた。
「あ、寝た」
 千歳はうるんだ眼で防人を見つめて言った。
「おきれない」
 ずいぶん声が舌ったらずだ。
「起きれないって、お前なぁ…」
「ん〜、おきれなぁ〜い」
 千歳はピッタリと身を寄せ、グイグイと防人の服を引っ張りながら、子供の様にグズっている。
「……まったく、帰ってくる時に、年を二十程置き忘れてきたみたいだな。……さて、どうしたものか」
 グズる千歳を見ながらしばらく考え込んでいた防人だったが、やがて携帯電話を取り出してどこかと通話を始めた。
「あまり公私混同はしたくないんだがなぁ……………………もしもし、防人戦士長だが…そうだ。悪いが、車を一台回してほしいんだが…。いや、俺が運転する。……すまん、頼んだぞ」
 防人は電話を切ると、少し眉をしかめて千歳に言った。
「これでいいか?」
 千歳は防人の不機嫌な顔は気にせず、ニコニコしている。
「えへへ、ありがと」
 その顔を見た防人は思わず苦笑してしまった。
「……ふふ。今回だけだからな、甘えんぼ千歳」
「はぁい」
760イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/24(金) 12:15:20 ID:MZpsn5OX
 二人はいい度胸な事に戦団の公用車で手近なラブホテルに向かった。
 途中、防人は伊○丹に寄り、大きめの紙袋二つを持って車に戻ってきた。
「さっきカズキに言ってた壁紙だよ。一応、管理人だからな」
 頭を掻きながら防人は千歳に言った。
 やがてホテルに到着し、二人は車を降りた。
「大丈夫か? 歩けるか?」
 千歳はまだ少しフラついている。
「……ん、なんとか…」
 とは言うものの足取りは非常におぼつかない。
 千歳は防人の身体にしがみつき、防人は千歳の肩を抱き、二人はゆっくりゆっくりと歩いた。
 そして時間はかかったもののなんとか部屋を選び、二人はエレベーターに乗り込んだ。
 だがエレベーターが上昇していく中、防人にふとイタズラ心が芽生えた。
「おい、千歳」
「なぁに? ……ひゃあっ!?」
 防人は千歳をヒョイッ、とお姫さまだっこした。
 それと同時にエレベーターの扉が開く。
「ちょちょちょ、ちょっと防人君っ! み、見られちゃうよっ!」
 それは抱えられている姿の事を言ってるのか、下着をはいていないスカートの中の事を言ってるのか。
 防人はとぼけて言う。
「あれ? 千歳は見られるのが好きなんじゃなかったのか?」
「うぅ〜〜〜、意地悪ぅ…」
 千歳はギュッと腕を防人の首に回し、顔を胸に埋めてしまった。
「ははは、まあ歩けないんだからちょうどいいだろ?」
 防人は上機嫌で、千歳を抱えたまま廊下を歩いた。
761イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/24(金) 12:16:29 ID:MZpsn5OX
 その時、目の前の部屋のドアが突然開き、防人の肩をかすめた。
「おっと、気をつけてくれ………なぁっ!?」
「ああ、すまねえ………げぇっ!?」
 開いたドアの中から出てきたのは、防人の同僚、火渡だった。
 防人は素早く胸の中の千歳に小声で囁いた。
「千歳、絶対に顔を上げるなよ」
 千歳は言われるでもなく、声を聞いて状況を把握したのか、防人の胸に固く顔を埋めままでいる。
 火渡は防人とセーラー服を着た千歳を睨みつけて凄んだ。
「これはこれは……。防人戦士長様ともあろうお方が、真っ昼間から女子高生と援交かよ。いい御身分だな、あぁ?」
(……ぷっ、女子高生だって。良かったな、千歳…)
 だが、そんな火渡に部屋からヒョッコリ出てきた、ガスマスクを着けた小柄な人物が声を掛けた。
「火渡様ぁ、どうかされました?」
 火渡は無言で、素早くその人物を部屋の中に蹴り飛ばした。
「きゃん!」
 そして、勢いよくドアを閉めた。
「お、おい、火渡…。今の毒島…」
「あぁ!!!? なんだぁぁ!!!!?」
 もはや、火渡は声の大きさだけで、すべて押しきろうとしている。
 そのうち、顔を伏せている千歳が細かく震えだした。
 それを見た防人が火渡に言った。
「火渡、今日はこの辺にしておこう。お互い一人じゃないしな。ましてやこちらは一般市民だ」
 火渡はしばらく防人を睨みつけていたが、やがて言った。
「……けっ、援交オヤジが…。防人、てめえ俺と戦争したくなかったら、この事は誰にも言うんじゃねえぞ」
 防人は、火渡に背中を向けて自分の部屋へ歩き出した。
「まあ、お互い様だからな…」
 防人が部屋に入る頃、火渡の怒鳴り声が廊下に響き渡った。
「オラァ!! 毒島!! さっさと帰んぞ、クソッタレがぁ!!!!」
762イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/24(金) 12:20:09 ID:MZpsn5OX
 部屋に入りドアが閉まると、今まで身を震わせていた千歳が、顔を上げて笑いだした。
「……ぷぷっ、あははは、あはははは!」
「なんだ。怖がってたかと思ったら、笑ってたのか」
「あははは! だ、だって、火渡君ったら! あははははは!」
 よほど慌てる火渡がツボに入ったのか、千歳は防人に抱えられてまま、なかなか笑い止まなかった。
「ふふっ。まあ、そう笑うな。アイツも毒島には真剣なんだろうからな」
 千歳は手で涙をぬぐっている。
「フフフッ、そうね。でも、いいの? 防人君、援交オジサンにされちゃったわよ?」
「構わんよ。まあ、弱味を握られたのはアイツも俺もお互い様だしな。それに…」
 防人は千歳に顔を近づけて言った。
「……千歳だったら、俺は全財産投げ出したっていい…」
 千歳は少し頬を赤らめた。
「……もう。……わ、私も……防人君だったら…お金なんていらないわ…」
 二人はゆっくり口づけを交した。
 千歳は先程魂を奪われたのを思い出したせいか、おっかなびっくり舌を絡めてくる。
「……んぅ…ふぅん…あふ…」
 防人は千歳を優しくベッドに下ろし、首筋に舌を這わせた。
「……あっ…んっ……ああ………ね、ちょっと…待って…」
 千歳は身を捻って、やんわり拒絶する。
「ん、どうした?」
「……シャワー、浴びさせて…。私、汗臭いでしょ…?」
 確かにここに来るまでに色々な汗をかいたせいか、千歳の首筋は塩辛かった。
 だが防人はフッ、と笑って、再び首筋に舌を這わせた。
「いいんだ。俺は千歳の匂いが好きなんだよ」
「……あっ…だめ…だめだったら………ひゃう!?」
 なおも抵抗する千歳を黙らせる為に、防人は彼女の胸を服越しに強く掴んだ。
 そして力を緩めずにそのまま胸を強く揉みしだく。
「ああ!あぐぅ!…ふぅ!…あぁ、そんな……はぁ!」
763イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/24(金) 12:21:05 ID:MZpsn5OX
「……痛いか?」
 千歳はフルフルと頭を振る。
「…んぅ!…い、痛くないけど……あう!…あぁ…強すぎ…る…」
 やがて防人は胸から手を離し、千歳のセーラー服を手荒く脱がせ始めた。
 セーラー服の下は何一つ身につけていない千歳は、すぐにその裸体を防人に晒す事になった。
「……あっ、やあぁぁ!だめぇ!」
 あれよあれよいう間に一糸纏わぬ姿となった千歳は、両手で胸と下腹部を隠して丸くなってしまった。
「ねえ、暗くして…。恥ずかしいの…」
 横向きに丸くなった千歳は、顔だけを防人に向けて涙目で哀願した。
 千歳のその姿に、今まで治まっていた防人の嗜虐心が燃え上がった。
「このままでいい」
 防人は冷たく言い放つ。
「うぅ〜〜〜…」
 しばらく力無く防人を睨んでいた千歳は、突然素早く身を翻してベッド上部にあるスイッチに手を伸ばした。
 それは戦士らしい俊敏な動きだったが、防人はそれ以上の反応で千歳の首根っこを押さえ付けた。
「やう!」
 うつ伏せでベッドに張り付けられた千歳は、まるで生きたままピンを刺された蝶の様に手足をジタバタさせた。
「いや!いやぁ!乱暴な防人君なんて嫌いよぉ!」
 防人は千歳の言葉を無視して、いとも簡単にその身体を仰向けに引っくり返した。
「きゃあ!」
 両手を頭の上で押さえ付けられている為、あれ程までに見られるのを拒んでいた裸体が防人の眼に晒されてしまう。
 千歳はポロポロと涙をこぼして、防人を非難した。
「……何でいつもこんな意地悪するの…? たまには優しくして欲しいのに…」
 
764イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/24(金) 12:23:30 ID:MZpsn5OX
 防人はそんな千歳に優しく口づけてから、耳元で囁いた。
「千歳の方こそ、いつになったら気づいてくれるんだ? お前は本当はこうされる方が好きだって…」
 千歳は困惑した様に顔をそむけた。
「……そんな、私は…」
「いやだ、と言いながらいつも本気で抵抗してない…」
「ち、違う…」
「結局、いつも俺の言うがままになってる…」
「それは……防人君が…強引だから…」
「じゃあ、いつもおもらしの様に濡らしてるここはなんなんだ…?」
 防人はそう言うと、片手を千歳の手首から秘裂に伸ばし、いきなり中指を挿入した。
「んあああぁぁっ!!」
 突然、敏感な場所に指をねじ込まれ、千歳の身体はビクンと激しく反応した。
「どうだ? 今まで触れてもいなかったのに、簡単に指が入るくらい濡れてしまってるんだぞ」
「……あ…あぁ…あ…」
「それに、もう手は離してる。抵抗したいのならしてもいいんだぞ?」
「……うぅ…あ…あぁ……い、意地悪…」
 千歳は自由になった両手を抵抗に使わず、防人の首に回した。
「……さあ、千歳はどうして欲しいのか、ちゃんとおねだりするんだ…」
 千歳ははぁはぁと息を荒げながら、防人の耳元で呟いた。
「……うぅ…も、もっと……もっと、して…」
「ちゃんとだ」
 千歳は顔面を紅潮させ、消え入りそうな声で言った。
「……あうぅ…ア、アソコをもっと…かき回して………あと…胸も、胸にもキスして…」
 防人は満足気に笑った。
「ふふ、千歳は欲張りだな…」
「……だ、だって…」
765イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/24(金) 12:24:33 ID:MZpsn5OX
 防人は一度、秘裂から中指を引き抜くと、今度は人差し指と中指を一気に突っ込んだ。
「ああああぁぁぁぁ!!」
 千歳は目を見開き、身体を硬直させ、一際大きな嬌声を響かせた。
 そして声を絞り尽した後も硬直は解けず、酸欠状態の金魚の様に口をパクパクさせている。
「おや、もうイッてしまったか」
 防人は事も無げに呟いた。
 ようやく硬直から解けた千歳は、荒い息遣いで放心している。
「まだむこうの世界に行くのは早いぞ、千歳」
 防人はそう言うと、空いている手で千歳の胸を強く揉みしだき、秘裂に挿入されている二本の指を暴れさせ始めた。
「……ひぅ!ああ!あっ!あぅ!ま、まって!あぁ!まだ、まだ、あぐぅ!敏感…ああぁ!」
 達したばかりのところをさらに強くかき回され、千歳の身体は感電してるかの様に硬直と弛緩を繰り返している。
 それに加え、膣内を強く責めながら防人は千歳の胸にかぶりついた。
「ああ!……む、胸、あぅ!気持ちい、あぁ!はぁ!もっと、もっとぉ!ふあぁ!あぁん!」
 我が身に降りかかる快楽に気が狂わんばかりになりながらも、千歳は貪欲に別の快楽を悦び、求め続けた。
 防人はそれに応じるがごとく、膣の上壁を擦りあげ、乳首に歯を立てる。
「ひぎぁ!」
 千歳は身体を強くのけ反らせ、まるで獣の様に叫んだ。
「ああぁ!うぁあ!いやぁ!だめ、だめ、だめぇ!またイキそう!あぁ!イ、イク、イク!いやあぁ!」
 しかし、防人は千歳のその反応を見ると、突然胸から口を離し、秘裂から指を抜き取ってしまった。
766イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/24(金) 12:29:40 ID:MZpsn5OX
 その行動に千歳は怒った様に反応し、防人の手首と髪の毛を強く掴み、振り回そうとした。
「うあぁぁん!だめぇ!やめちゃだめぇ!イカせて!!ちゃんとイカせてぇ!!」
 女性とはいえ、千歳は錬金の戦士として身体を鍛えあげている。
 頭と手首にかなりの痛みが走ったが、それでも防人は千歳の顔に自分の顔を近づけて、穏やかに諭した。
「……俺ももう限界なんだよ。千歳の中に入りたいんだ。それとも、千歳は自分だけがイケればいいと言う我儘な子なのか?」
 千歳はハッと気づいた様に手を離した。
「……あ…ご、ごめんなさい…」
 伏し目がちになり、シュンと落ち込む千歳に、防人はニッコリと微笑んで言った。
「……千歳、いいか?」
 千歳もまた微笑み、防人の首に両腕を回して言った。
「……うん。来て、防人君…」
 防人はありったけの愛情を込めて、千歳に口づけをした。
 そして千歳の秘裂に肉棒を当てがうと、一気に奥まで刺し貫いた。
「!!!!!!」
 千歳は呼吸も止まってしまう程に全身を反り返らせ、激しく痙攣した。
「……かっ……はっ……ひっ……っ……」
 ようやく出た声も、風船から少しずつ空気が抜ける様な音に近かった。
(……ん?)
 その時、防人は自分の下腹部に、生暖かい物が広がっていく感覚を覚えた。
 千歳は待ち望んだ二度目の絶頂に達したショックで、比喩ではなく、本当に漏らしてしまっていた。
 しかし、当の本人は絶頂感に身を任せていて、そんな事には気がついていない。
「……悪い子だ」
 防人は苦笑いすると、そのまま律動を開始した。
767イメクラねえさん千歳の受難:2005/06/24(金) 12:30:43 ID:MZpsn5OX
「……あぁ…はぁ…んぅ…さ、さきもりく…うぅ…」
 ギシギシとダブルベッドが軋むくらいの強さで腰を打ちつけても、千歳はさっきまでの様な激しい反応は見せない。
 どうやらあまりの絶頂感に、遠いところに行ったまま、そこで快楽に身を任せている様だった。
「……ふぁ…あぅ…んぅ…うぅ…さきもりくん…さきもりく…」
 しかし、防人の名前を呼んだり、虚ろながらも眼を合わせているのを見ると、意識は何とか繋がっている様だった。
(……すまん、千歳。今日だけは、俺の好きな様に動かさせてもらうぞ…)
 そう心の中で詫びると、防人は律動をさらに強く、速くした。
 あまりの勢いに、脱力している千歳の頭はガクガクと激しく上下に揺れる。
 ベッドが壊れてしまいそうな軋みと、水溜まりを歩く様な水音の中、防人の荒い吐息と千歳の静かなあえぎが響いていた。
 やがて、防人は高まってくる感覚に耐えきれなくなってきた。
 防人は千歳の全身を固く抱き締めて、絞り出す様に言った。
「……千歳…もう……イクぞ…」
 それを聞いた千歳も遠い意識の中、防人の身体にノロノロと両腕、両脚を絡ませた。
 しかし、その一方で矛盾した事も呟いている。
「……あ…だめ…さきもりく……なかは…だ…め…」
 しかし、あまりの高ぶりに千歳の言葉は聞こえていない。
「……ちとせ…ちとせ…………うぅ!!!!」
 防人は千歳の一番奥深い所に突き立て、そこで爆発させた。
768イメクラねえさん千歳の受難(幸せも):2005/06/24(金) 12:34:49 ID:MZpsn5OX
 二人はいつの間にか眠ってしまった。
 やがてどちらからともなく眼を覚まし、抱き締め合ったままポツリポツリと言葉を交していた。
「……ねえ、何で私達こんな端にいるの? もっと真ん中で寝ましょうよ」
「い、いや、汗やら何やらで濡れてるから、行かない方がいい。それにこうしていれば狭くないだろ?」
 防人は千歳をギュッと抱き締めた。
 彼は情事が終わった後まで、余計な事を言って千歳をいじめるつもりはなかった。
「フフッ、そうね。……ちょっと苦しいけど」
「あ、ああ、すまない…」
「いいのよ。……ねえ、防人君?」
「ん? 何だ?」
「……私、やっぱり火渡君に謝らなきゃ…」
「どうしたんだ? 藪から棒に」
「だって……火渡君も毒島さんも、さっきまでこんな幸せな気持ちを味わってたのよね? だから火渡君の慌てる姿を見て笑ったのが、何だか申し訳無くて…。防人君に絡んだのも、照れ臭くて強がってただけなのかも…」
「じゃあ、本部に行ったら二人でアイツに謝ろうか…?」
「そうする?」
「ふふっ…」
「フフフ…」
 それから千歳は防人の胸に顔をつけると、また話し掛けた。
「……あのね……防人君にも謝らなきゃいけないことがあるの…」
「何だい…?」
「……着けてって言わなかった私も悪いし、防人君とならって思って、その……あの……」
 防人には、それに続く言葉が何と無く想像できた。
「……今日………危ない日……」
769イメクラねえさん千歳の受難(幸せも):2005/06/24(金) 12:36:15 ID:MZpsn5OX
 想像がついてたとはいえ、面と向かって言われるとなかなかうまい言葉が出て来なかった。
 千歳はしばらく防人を見つめると、サッと眼をそらした。
「……シャワー浴びてくる…」
 千歳は素早く防人の腕から抜け出ると、フラつきながらシャワールームに向かった。
 防人はその裸の背中を見ていたが、バスルームのドアが閉まると起き上がり、ベッドの端に腰掛けた。
 しばらく両手で顔を覆い、考え込んでいたが、やがてロッカーから紙袋と上着のポケットから小さな箱を取り出した。
 そしてバスルームに入り、籠の中に紙袋を置いた。
 それと、千歳と会う時はいつもポケットに入れていた、小さな箱も。


 しばらくしてバスルームから出てきた千歳は、戸惑った様にベッドにいる防人に話し掛けた。
「……ねえ、この服どうしたの…?」
 千歳が着ていたのはセーラー服ではなく、タイトで短目なタンクトップと七分丈のデニムパンツだった。
「……ああ、壁紙買った時に一緒に買ったんだ。帰りまでセーラー服でもなかろうと思ってな。さすがに下着までは買えなかったから勘弁してくれ」
「それは別にいいんだけどね…」
 千歳はしばらくモジモジしてから、左手をかざして聞いた。
「じゃ、じゃあこの指輪は…? なんか、薬指にピッタリなんだけど……」
 千歳の左手の薬指にはシルバーのリングがはめられていた。
「……いや、それは…つまり……そのままの意味だ…………………お、俺も風呂に入ってくる」
 顔を真っ赤にしながら、足音を荒くしてバスルームに向かう防人を、千歳は呼び止めた。
770イメクラねえさん千歳の受難(幸せも):2005/06/24(金) 12:36:51 ID:MZpsn5OX
「……衛君!」
 防人は思わず振り向いた。
 千歳に名前で呼ばれたのは初めてだった。
「な、何だ…?」
 千歳は涙を浮かべた笑顔で言った。
「……愛してる」
「……ああ、俺もな」
 防人はそれだけ言うと、急いでバスルームに入った。
 それを見送った千歳はベッドの端に座ると、自分の左手を抱き締め、胸に押し当てていた。
 そして泣きながら笑うなんて、自分は今どんな顔をしているのだろうと、ふと考えたりもした。



THE END
771イメクラ男:2005/06/24(金) 12:40:10 ID:MZpsn5OX
お疲れ様です。
長々と失礼致しました。


バイオまぴ日記が割合うまくいったので長編エロスにも挑戦したのですが……
orzスミマセンアマクミテマシタ…
ブラも千歳もキャラ一定してないし…
勉強します。
さて、次は…
1.カズまぴ背徳エロス
2.まっぴー苦悶のエロマラソン
3.ブラ千歳新婚ネタ
4.錬金の戦士VSプ○デター(某スレで剛太VSプ○デターは書いた)
一応、全部書きたいけど、皆さんはどれがお好みでしょうか?
デワ-
772名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 14:10:57 ID:UzWwP804
3でひとつお願いします
773名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 19:03:19 ID:tfYWPJfe
>>771
蝶・乙でした!ブラボーもようやっと決心したかw
次は是非6のブラボーと千歳がラブホに入ってくる直前の火渡と毒島でw
774名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 22:14:58 ID:IZKhu6yH
>>773
俺もそれキボン
幸せな火毒が読みてぇ
775名無しさん@ピンキー :2005/06/24(金) 23:20:58 ID:7hEJ5pNr
乙でした〜!!
776名無しさん@ピンキー :2005/06/24(金) 23:22:20 ID:7hEJ5pNr
>>771
おっと忘れてました、
1に一票です。
777名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 09:26:41 ID:iugblRXe
6に一票(´д`)ハァハァ
778イメクラ男:2005/06/25(土) 10:41:09 ID:Vbf4rB9k
存在しないはずの6が一番人気って……orz
みんな、火毒大好き?
779名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 13:59:52 ID:xs5Ye3x/
カズ桜に1票
780イメクラ男:2005/06/26(日) 12:49:55 ID:bloWb9Dk
二本同時に投下します。
一応、どちらも続き物です。
今後、交互に続きをマターリ投下させて頂きます。
『DOWNFALL TO THE DARKSIDE』
・カズまぴエロス。
 かなりの暗黒風味なので、そういうのが苦手な方はスルーをおすすめします。いやホント…。
『BRIDE』
・ブラ千歳新婚ネタ
 以前、某スレで書いたものをアレンジしました。こっちはこっちで日常が舞台なんで少し退屈かも…。『イメクラ千歳〜』の続編です。

でわ、楽しんで頂ければ幸いということでドゾー
781DOWNFALL TO THE DARKSIDE:2005/06/26(日) 12:53:25 ID:bloWb9Dk
「お兄ちゃ〜ん、入るよ〜」
 まひろが部屋に入ると、カズキは机に向かい数学の宿題と格闘しているところだった。
「あれ〜、珍しい! お兄ちゃんが勉強してる〜!?」
 カズキはノートに眼を落としたまま、まひろの方へは振り返らない。
「……ああ、まひろか。そりゃ、オレだって宿題くらいはするよ」
「ふ〜ん。ねえ、斗貴子さんは?」
 後ろから近寄ったまひろは、カズキの両肩にそっと手を置いた。
 カズキはピクリと僅かに反応する。
「で、出掛けたよ。何か用事があるんだってさ」
「……ふ〜ん、そうなんだぁ…」
 そう言うと、まひろは後ろからおぶさる様にカズキの首に両腕を回し、耳元で囁いた。
「……じゃあさ、久しぶりに…しよ?」
 カズキは背中に当たるまひろの豊満な乳房を感じながら、慌てた様子で言った。
「な、何言ってんだよ…!」
 まひろはカズキの耳に息を吹きかけながら、囁き続ける。
「だってぇ…。お兄ちゃん、最近まひろの事、全然構ってくれないんだもん…。ね、しようよ…? いいでしょ?」
「……やめろって」
 カズキは不機嫌そうに突っ放した。
 まひろは気にする様子も無く、カズキの耳を甘噛みしながらなおも囁き続ける。
「どうしたの…? ……あ、分かったぁ。疲れてるんでしょ。じゃあ、今日はわたしが上になってあげるね…」
「……やめろって…やめろって言ってるだろ!」
 突然のカズキの怒鳴り声に、まひろはビクッと身体を離した。
「お、お兄ちゃん、どしたの…? ねえ、何で怒ってるの? わたし、何かした…?」
 まひろはオドオドとした眼でカズキに尋ねた。
 何故自分が怒られているのか、まったく理解できない様子だ。
 カズキはフゥ、と溜め息をついて言った。
「なぁ、まひろ…。オレ達…やっぱりこんな関係、普通じゃないよ」
782DOWNFALL TO THE DARKSIDE:2005/06/26(日) 12:54:14 ID:bloWb9Dk
 まひろの眼にパァッと輝きが戻り、にこやかな笑顔を浮かべた。
「そうだよね!? わたし達、フツーの兄妹とは違うもん。わたし達、特別なんだよね?」
 まひろはカズキの言葉を完全に取り違えている。
 カズキはやや苛立ちながらも、丁寧に諭した。
「……だから、そうじゃなくて。オレが言いたいのは、こういう関係は……もう終わりにしたいって事なんだ。兄妹で身体を重ねるなんて、やっぱり間違ってたんだよ…」
 その言葉を聞いている内に、まひろの顔からは笑顔が消え、眼に涙が溜っていく。
「……え? 何で…何で…? 何でなの…?」
 そんなまひろの顔を見ていると、カズキは今まで自分が重ねてきた罪の重さに、胸が絞めつけられた。
「……まひろ」
「……何でそんなこと言うの? 二人は愛し合ってるから、そんな事言っちゃダメなんだよ…? わたし、お兄ちゃんの事、愛してるんだから…」
「……まひろ」
「……お兄ちゃんも何度もわたしを愛してくれたでしょ? わたし、ファーストキスも……処女もお兄ちゃんにあげたんだよ。 二人はね、結ばれる運命なんだよ…? だって、二人は血が繋がってるんだから…」
「……ごめん、まひろ。……ごめん」
 まひろは顔中を涙で濡らしながら、フラフラと後ずさり、カズキのベッドに力無く腰を下ろした。
 カズキもまた、まひろの涙に誘われる様にベッドの横に立っていた。
「……まひろ、オレの事を許してくれとは言わない…。オレはまひろの気持ちを利用してたんだから…。でも、まだ、今だったら間に合うと思うから…。間違いを正す事ができると思うから…。普通の兄妹に、戻ろう…?」
 しかし、まひろの耳にカズキの言葉は届いていなかった。
 顔はまだ涙で濡れていたが、新たな涙が湧き出てくる事は無く、瞳の奥から歪んだ光を放ち始めている。
783DOWNFALL TO THE DARKSIDE:2005/06/26(日) 12:57:06 ID:bloWb9Dk
「……斗貴子さん、でしょ…?」
「……え?」
 カズキは自分の妹が何を言い出したのか、一瞬理解ができなかった。
 まひろは虚ろな視線を床に向け、ブツブツと呟いている。
「……わたし、分かったよ…? 斗貴子さんがお兄ちゃんに言わせてるんだ…。だって、お兄ちゃんがわたしにこんな事を言うわけないもん…。わたしを愛してるんだから…」
「お、おい、まひろ…」
「……なんで? お兄ちゃんはわたしの恋人なのに…。もう十五年も一緒にいるのに…。年上のくせに……ルールも順番も守れないなんて…」
「まひろ!」
 カズキはまひろの両肩を掴み、強い声で言った。
 まひろはハッ、と顔を上げて、カズキを見つめた。
 カズキはつい口調が荒くなっていく。
「斗貴子さんは関係無い。これはオレ達、二人の問題なんだ。そんな事……二度と言うんじゃない…!」
 嘘だった。
 新しい恋人を傷つけない為に、古いおもちゃを傷つけ、捨てようとしている。
 実の妹と関係を持ち、しかもその妹は生来の愛情で、兄に対して無垢な信頼を貫き通している。
 カズキは自分の嘘と汚いずるさに、自分の頭を打ち砕いてやりたい気分だった。
 まひろは、悲しそうな顔をして自分には理解できない事を言う、兄の胸に抱きついた。
「……いや、お兄ちゃん…まひろを捨てないで…。一人にしないで…。わたし、お兄ちゃんがいなくなるんなら、死んだ方がマシだよ…」
「……まひろ」
 カズキは悲しみに暮れるまひろの身体を、つい抱き締めてしまった。
 いつもの様に優しく抱かれた喜びに、愛情を錯覚したまひろはそのまま眼を閉じ、唇を差し出した。
 薄桃色の唇が、甘い髪の香りと柔らかい肢体の感触と共に、カズキに迫ってくる。
 カズキもまた、喜々としてまひろの身体を貪っていた頃の熱を思い出していた。
 ただし、こちらは錯覚ではなかったが。
 カズキは長い時間、戸惑い、悩みつつもまひろの唇に口づけてしまった。
 カズキは情と欲に、負けた。
784DOWNFALL TO THE DARKSIDE:2005/06/26(日) 12:58:11 ID:bloWb9Dk
 まひろはすぐにカズキの唇を割り、舌を絡ませた。
「……んむぅ…あふっ……あむ…ふぁ……んん…」
 相手の舌も歯も上顎も唇も、自分の舌が届く場所には、隅々まで舌を這わせる。
 長い年月の間、実の兄に教え込まれた事だ。
 そして、まひろはカズキの手を取り、自分の胸に服の上から強く押しつけた。
 相手を性的に興奮させる事だけが愛情の表し方なのだと、正常な恋人同士の営みなのだと、まひろは悲しく勘違いしている。
 全ては、幼いと表現してもよいくらいの年齢から、ずっと続けられてきたいびつな愛情の表れだった。
 カズキはまひろの胸に当てた手に力を込め、リズミカルに揉みしだく。
「……んあぁ!…はぁ…あっ……おにいちゃぁん…あぁ…うれしい……あん…」
 まひろは久しぶりの愛しい兄の手や指に悦びを感じながら、カズキの股間に手を伸ばした。
 その時、戸を叩く音と共に、聞き慣れた声が響いた。
「カズキ、いるのか? 入ってもいいか?」
 斗貴子だった。
 その声を聞いたカズキは途端に正気に戻り、急いでまひろから身体を離した。
 そして、すでに涙を滲ませているまひろに、顔をそむけて冷たく言った。
「……帰るんだ」
 まひろは愛しい兄に手を伸ばし、何か言いたげだったが、やがて下唇を強く噛んだまま戸口に向かった。
 ガラリと戸を開けると、眼の前に少し驚いた斗貴子の顔があった。
 まひろは一瞬だけ、斗貴子に歪んだ光を放つ眼を向けたが、すぐにそらして聞き取れない程の声で何事か呟いた。
「こ…して…るから」
「え? まひろ、どうした!? おい!」
 まひろは斗貴子の制止の声も聞かず、自室へ走っていった。
 カズキの部屋に入った斗貴子は不審気に尋ねた。
「まひろは一体、どうしたんだ? 泣いていたみたいだぞ」
 カズキは苦笑いしながら答えた。
「……うん、あんまりワガママ言うからさ、つい強く怒っちゃってね…」
「そうか…。キミ達、兄妹にしては珍しいな。まあ、何にせよ妹を泣かす真似は、あまり感心しないな…」
「……うん。……ねえ斗貴子さん、こっち来てよ…」
 カズキはうなだれたまま言った。
785DOWNFALL TO THE DARKSIDE:2005/06/26(日) 13:01:27 ID:bloWb9Dk
「……うぅ…うぅっ…うううぅぅ…うえええぇぇぇぇ…」
 自室に戻ってきたまひろは、すぐにベッドに突っ伏して、激しく泣き出した。
 泣いても、泣いても、泣いても、次々に眼から涙が溢れてくる。
「……ううぅ…うぅっ…おにいちゃぁん…おにいちゃぁん……うああああぁぁぁん…」
 どんなに激しく泣いても、悲しさはまったくやわらがない。
 それどころか、心の奥から、ドス黒い何かが滲み出してくるの抑えられなかった。
「……斗貴子さんなんか、いなくなっちゃえばいいんだ…斗貴子さんなんか、死んじゃえばいいんだ…死んじゃえば…」
 ふと顔を上げると、カラーボックスの上に置いてあるヌイグルミが眼に入った。
 数日前に皆でゲームセンターで遊んだ時に、斗貴子がUFOキャッチャーで取って、まひろにくれた物だった。
 もっとも、まひろにとっては迷惑この上無かった。
 帰ってきてすぐに捨てたのをカズキに見られ、ひどく叱られた為、こうしてしょうがなく飾ってあるのだ。
 それを見た瞬間、まひろの感情が爆発した。
 ヌイグルミを掴み取り床に押しつけると、ペン立てから取り出したカッターナイフを勢いよく突き立てた。
「……死んじゃえ…」
 まひろは涙を溢れさせながら、何度も何度もカッターナイフを突き立てた。
「……死んじゃえ…死んじゃえ…死んじゃえ…死んじゃえ…死んじゃえ…」
 勢い余って自分の手に突き立ててしまい、血が吹き出しても、痛みなど感じなかった。
 やがてヌイグルミが原型を留めていないのを見て、まひろはガックリと肩を落とし、カッターナイフを手から離した。
 そして少しも消えていない悲しみと、遅れて襲ってきた手の痛みに、まひろはまた激しく泣いた。
 しばらくそのまま泣いていると、戸の向こう側から親友の千里と沙織が心配そうに声を掛けてきた。
「……まひろ、どうしたの?」
「……ねえ、まっぴー、大丈夫?」
 まひろは何も言葉を返す事ができなかった。
786BRIDE:2005/06/26(日) 13:02:28 ID:bloWb9Dk
 東京都渋○区代○山町のとあるマンションの一室…
 ドアの横には『防人 衛 千歳』という表札が飾られている。
 防人は機嫌良さ気に口笛を吹きながら、両手に下げた買い物袋を片手に持ち替え、ドアを開けた。
 そして、靴を脱ぎながら、大きな声で妻に呼び掛けた。
「帰ったぞー、千歳ー!」
 しばらく間が空いてから「……は〜い」という力の無い声が奥から聞こえてきた。
 その声で状況を察した防人は、買い物袋を下げたまま、大股で寝室に向かった。
「ただいま」
そう防人が声を掛けた先には、青白い顔でタブルベッドに横たわるパジャマ姿の千歳がいた。
「……おかえりなさい。ごめんね、すぐご飯の用意するから…」
 起き上がろうとする千歳を制して、防人が言った。
「いいよ。寝とけ、寝とけ。メシなら俺が作るよ」
 千歳は起き上がり掛けた身体をまたポテ、とベッドに倒した。
「……悪いわね」
「まあ、居候の身分だからな。これぐらいはしないとな」
「フフフ、そういうこと言わないの」
 千歳の購入したマンションに転がり込んだ防人は、入籍した今でもどこか遠慮がちだった。
 亭主関白なノリの男は大嫌いな千歳だが、こうしおらしくされるのも少し寂しい気がした。
「まだ調子悪そうだな。大丈夫か?」
「……う〜ん、もうそろそろ軽くなる時期のはずなんだけど…」
 防人は買い物袋をゴソゴソしながら、夫婦の会話を続ける。
「しかし、男の俺には分からんが、子供ができるというのは大変だな」
 千歳はさっきからやたら寝返りを打っている。
「つわりがこんなひどいものだとは思わなかったわ。これなら任務で戦闘や調査をする方がまだ楽かもね…」
 防人は今イチ、ピンと来ない顔をしていたが、やがて笑いながら言った。
787BRIDE:2005/06/26(日) 13:06:01 ID:bloWb9Dk
「でも、子供を作るなら早い方がいいだろ? あまり仕事優先にしてると高齢出産…ぐぉ!」
 防人の肝臓あたりに千歳のバール突きが入った。
「あなたってホンット、デリカシーが無いわね! そういえばプロポーズもラブホテルでだったし!」
 防人はうずくまって動けなくなっている。
「……げ、元気じゃないか、お前…」
「ええ、おかげ様で血圧まで上がりそうよ!」
 千歳は起き上がってパジャマの上からカーディガンを羽織ると、買い物袋を引ったくってキッチンに行ってしまった。
「お〜い、あんまり無理するなよ〜」
 防人は心配そうに後を追い掛けた。



 二人のここ最近の夕食時の会話は、もっぱら結婚式と新婚旅行についてだった。
 どちらも千歳が安定期の五ヶ月目に入ってから、というとこまでは決まっていたのだが、それ以上の具体的な話となるとまるで進まない。
 しかし、今日の防人はいつになく饒舌で、積極的に意見を出してきた。
 食欲の無い千歳はグレープフルーツをつつきながら、夫の話に耳を傾けている。
「ひとまず新婚旅行については、もう少し保留でいいと思うんだが…。俺の方が休みが取れるかどうかも分からんしなぁ」
「……そうね、それでいいと思うけど」
「あと披露宴会場のホテルなんだが、よく考えたら戦団の運営施設や関連施設でもいいと思わないか? 普通のとこは今からじゃ予約がいっぱいだし、こっちの方が何かと融通が利くだろう?」
 防人は手元の書類を読みながら、いつもとは別人のように話を進めている。
「……いいアイディアだと思うけど。……ねえ、どうしちゃったの?」
788BRIDE:2005/06/26(日) 13:07:38 ID:bloWb9Dk
 千歳は夫の心境の変化と、意外な手際の良さに目を丸くしていた。
「何が?」
「だって、いつもは『分からない』『任せる』ばかりなのに…」
 防人は照れ臭そうに頭を掻いた。
「いや、円山に『こういうことは男もちゃんと協力するべきよ』なんて懇々と言われてな。んで今日一日、色々と調べてた訳だ。あいつが言うと妙な説得力があるからなぁ」
「……ん? 今日、一日?」
「ああ、今日一日」
「……仕事しないで?」
「ああ、仕事しないで」
 千歳はテーブルに突っ伏してしまった。
「…………してよ、仕事」
 しかし、防人は快活に笑っている。
「しかし、こういう時の本部は便利だな。メインコンピュータにアクセスしたり、情報部の諜報員に頼んだり…」
「スケールの大きい公私混同しないで!」
 千歳は呆れながら、立ち上がって食器の片付けを始めた。
「まったく、もう…。明日、本部に行ったら一緒に調べてあげるから、もうそういうことはしちゃダメよ」
「……え、身体は大丈夫なのか?」
 千歳は溜め息をつく。
「良くはないけど、いつまでも休んでいられないでしょ? 産休が取れるのは産前四週からだし…」
「なんだったらそのまま専業主婦になってもいいんだぞ?」
 防人は腕を組んで、笑いながら言った。
 千歳は食器をガチャリと乱暴に、キッチンの流し台に置いた。
 そして、防人の側に来ると、氷の笑顔で彼の頬をつねくり回す。
「ああら、そう。頼りになる安月給の旦那様だわ。何ならマンションも車もあなたの名義に変えて、支払いを全部お任せしちゃおうかしら」
「いででででで、ごめんなさいごめんなさい」
「……まったく、先が思いやられるわ」
 千歳は不機嫌顔で再びキッチンに向かった。
 防人はそんな千歳の後ろ姿をしばらく眺めていたが、やがて彼女を後ろから抱き締めた。
「……俺は先が楽しみだけどな」
 そう言うと、防人は千歳の頬にキスをした。
 千歳は顔を赤くして、何も言えずにいた。
 二人の『先』はまだまだこれから。
789名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 16:16:14 ID:E6kHmd5y
>>780

  >>781から>>785  
ここ東海地方は急に蒸し暑くなったのですが、一読して
怖くて怖くて室温が5度下がったような涼しさを感じています。
細かな心の動きの書き表し方に怖いもの読みたさで引き付けられました。
とりあえず御礼を言っておきます。
790名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 20:41:26 ID:bh9Vh0V/
>まひろSS
ドロドロしてますなぁ…w
このカップリングは好きなのでちょいとダークですが良かったですよ
乙です
791名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 23:33:38 ID:NU4KOoLI
みんなまひろの方に注目してるが、ブラボー千歳SSもイイヨー。エロスというよりはストロベリーですな。だがそれもいい!
792イメクラ男:2005/06/29(水) 04:05:17 ID:PJPzdyT4
まひろSSとブラ千歳SSの途中ですが、思いついたんで書いてみました。
エロス無いけど、怒らないで…
デワ、ドゾー
793みんなの毒島タン:2005/06/29(水) 04:06:22 ID:PJPzdyT4
「あの〜円山さん、何でこんなとこに?」
 円山に手を引っ張られた毒島が連れて来られたのは、多くのショップが入るファッションビルだった。
「あのねぇ、アンタもいつまでもガスマスクってのもどーかと思うわよ? 思いきって違うファッションでもしてみなさいな」
「で、でも別にわたしはこのままでも〜」
 毒島はあまり気が進まない様子だ。
「まぁまぁ、火渡戦士長の為だと思って! いくら仲のいい夫婦でも、あまり変化が無いとマンネリになっちゃうわよ?」
 プシューーー
「わわわわ、私とひ、火渡様は、そそそんな関係じゃっ!!」
 円山は毒島の方をろくに見ずに言う。
「はいはい、お約束の反応ありがと。さ、ここ、ここ!」
 毒島はほへ〜、と店内を見回す。
「ナ、ナ○キショップですかぁ? しかも、キッズ…?」
「そっ。毒島ちゃんはちっちゃいし、カワイイ体型だから、こーゆーのはきっと似合うわよ?」
「はぁ…そういうものですか?」
「そーゆーもんよっ。さっ、選びましょ!」
 店内を歩き回って服を選ぶ円山の後ろを、毒島はトコトコとついていく。
「これと……これと……こぉれぇとぉ……これでいいかしらね。はい、毒島ちゃん! 着てみて?」
「はぁ……」
 渋々と試着室に入る毒島。
 しばらくたって、中から毒島の声が聞こえた。
「……あの〜、着ましたけど…」
「あら、早く見せてよっ」
 試着室から長い黒髪をなびかせて、童顔の少女が遠慮がちに出てきた。
 頭はロゴ入りキャップを斜めに被り、やや大きめのTシャツの上に半袖パーカーを着て、これまたやや大きめのハーフパンツを履いている。
 毒島の小柄でスリムな幼児体型に見事に似合っている。
 オドオドしながら毒島が尋ねた。
「……あ、あの、私、変じゃないですか…?」
 円山は感激したように声をあげる。
「変どころか、すんごく似合ってるわよ! スポーティでボーイッシュでイイ感じ!」
「……は、はぁ…」
 毒島は頬を染めて、うつ向いてしまった。
794みんなの毒島タン:2005/06/29(水) 04:07:20 ID:PJPzdyT4
「あっ、でも毒島ちゃん、ここをこうして…こうすれば…うんっ、完璧!」
 円山は満足気に頷く。
 毒島の長い黒髪がポニーテールにされ、足元には白いスニーカーを履かされる。
「毒島ちゃん、カ〜ワイ〜! これなら火渡戦士長も放っとかないわよ!」
「……い、いえ…そんな……あ、あの…」
 毒島は顔を真っ赤っ赤にして、耳からはプシュー、と天然水蒸気を出している。
「……ふむ、毒島にはもっと似合うものがあると思うがなぁ」
 不意に円山の背後から、太い声が響く。
 円山は後ろを振り向いた。
「あら、戦部じゃない。どうしたの?」
「うむ、この近くを歩いていたら根来が、この店の試着室に毒島がいる、と言うのでな」
 次の瞬間、円山はフロア中にドスの効いた声を響かせた。
「根来ォー!! このど変態!! ブッ殺してやるから出てきなさい!!」
 毒島は両手で顔を押さえ、しゃがみ込んでしまっている。
 戦部は顎に手を当て、苦笑しながら言った。
「まあ落ち着け、円山。どうだ、根来に代わって詫びという訳では無いが、もっと毒島に似合うものがあるとこに連れて行ってやろう」
 戦部はそう言うと毒島をヒョイ、と小脇に抱え、歩き出してしまった。
「ちょ、ちょっと戦部、どこ連れてくのよ!? あ、店員さ〜ん、お金ここに置いとくわね〜! ちょっと、戦部!!」
 戦部が小脇に抱えた毒島を連れて来たのは、浴衣売り場だった。
「毒島、どうだ?」
 戦部はそう言うと毒島を床に降ろした。
「わぁ…」
 売り場に入った毒島は眼を輝かせて、色とりどりの浴衣に見入っている。
 円山は横にいる戦部を肘でつついて言った。
「ちょっと、アンタも結構やるじゃない、戦部」
 戦部は、色々な浴衣に目移りしている毒島を見守りながら、笑っている。
「うむ、あいつは俺達にとっては妹のようなものだからな。どうしても、見る目も変わってくるさ」
「まあ、ねえ」
795みんなの毒島タン:2005/06/29(水) 04:09:22 ID:PJPzdyT4
 毒島は振り向いて言った。
「……あ、あの、試着してみていいですか?」
 円山と戦部は笑って頷いた。
 普通の服とは違い、だいぶ時間はかかったが、やがて綺麗に浴衣を着付けた毒島が試着室から出てきた。
「……あ、あの、どうですか…?」
 毒島は、淡い青の朝顔模様の浴衣に、水色の帯を巻いていた。
「あら、キレ〜イ」
「ほう、似合ってるじゃないか」
 毒島はだいぶ気に入っているようで、鏡の前でクルリクルリ、と角度を変えながら、笑顔を浮かべている。
 円山が、後ろから毒島の両肩に手を置いて言った。
「だいぶ気に入ったみたいねー。よし! お姉さんがプレゼントしてあげちゃう!」
「え!? で、でも悪いです…。さっきの服だって…」
「いーの、いーの。たまには…ね!」
 円山は戦部を振り返って言った。
「ちょっと、アンタも出すのよ、戦部」
「お、俺もか?」
「あったり前でしょ? カワイイ妹のためよ、お・に・い・さ・ん!?」
 戦部は、相変わらず顎に手を当てたまま、笑った。
「ふふ…まあ、そうだな」
 毒島は、そんな二人のやり取りをおかしそうに見ていたが、やがて満面の笑みを浮かべて言った。
「……ありがとうございます。お姉さん、お兄さん」


おしまい
796名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 11:32:09 ID:8aaKulyt
頭撫でたいよ毒島たん…。そして円山のドスの効いた声禿わろす。
萌えスレにもあったけどこっちで感想言っとく。
797名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 19:22:35 ID:akYfawBE
マルポスはいくない
798イメクラ男:2005/06/29(水) 20:04:46 ID:PJPzdyT4
すみませんでしたorz
799名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 21:35:43 ID:avjBlcSX
なんか萌えスレとここ(特に萌えスレ)、最近マナーができてない奴が多いな…
たくさん感想もらいたい、面白いって言ってもらいたいってのはわかるが、ここは2chなんでな。
そういうことが目的なら、自分のサイト作ってそこで書くほうがお互いのためにもいいと思うよ
800名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 22:05:26 ID:+OMwPWTf
書きかけのエロパロSSを姉に読まれてしまった。舌噛んで自決したい
ノートPCうっかり貸すんじゃなかったorz
ネタ元のマンガ(武装錬金)を知らない様子なのがまだ救いか‥。
801名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 22:07:49 ID:7vV+A9yQ
それを桜秋ネタに変換するとかどうだ。
802名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 22:17:17 ID:+OMwPWTf
>桜秋ネタに変換
ソレダ!
‥すまん、今はみられた事のダメージがでかくて、書くのを再開するには
まだ少し勇気が足りないw
803名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 22:28:19 ID:bpPNGbmc
ショックは大きいだろうが、心までは、変えないでくれ…
804名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:21:00 ID:gBsZWoMt
>>802
足りないか…。
なら私から、満足するまで好きなところから
好きなだけ補え。
805名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:53:39 ID:F1Gphj2D
>>804
おっぱいうp
806名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 05:22:04 ID:dyTwabWV
お風呂火毒書くと言ってた696です。
完成間近になって一度消え、再び奮起して書き直してさっきできたのがまた消えたのは
火渡様が毒島たんとの私生活を覗かれる訳には、とかなんとかでBOGが発動したとしか思えません。
お風呂話はもう書く気力が無いので任せた。泡泡の毒島たん誰か書いて。
代わりに火毒+再殺の皆さんの小話を落とします。コソーリ。
8071/8:2005/07/01(金) 05:28:07 ID:HGlsMzwG
「えっと、ここが亀頭冠で、ここが―――」
つぅ、と指で火渡の陰茎をなぞりながら名前を確認していく。
「おい、名前はどうでもいいからとっとと咥えろ」
毒島のそんな様子を呆れたように見下ろした。

極東亜細亜のある国のある地域。
錬金の戦士達が定住、あるいは仮の宿として利用するマンションの一室にて。
錬金戦団戦士長火渡とその副官ポジションの毒島はまぁ、そういう間柄である。
始めは上司権限で半ば無理矢理火渡が彼女を抱いた後に、
お互いの気持ちの確認をして(勿論通常これは一番最初に行われることである)
現在では内面的には相性の良いおしどり夫婦のような。
外面的には精神年齢が新人戦士並みの半DVの夫と
別れられない世話焼き女房のごとき関係である。

さて、現在火渡は性については保健体育程度止まりの毒島を
時間をかけて自分好みに開発・教育していこうと奮闘中なわけであるが
少々認識が甘かった部分があった。
技術が稚拙なのは練習すればよかろう。
知らないことはこれから知っていけばよい。
が、生徒のやる気がありすぎることは果たしてよいことなのであろうか。

「おまえは下手糞なんだからまず実践してみないコトにはしょうがないだろうが、んのバカ」
「火渡様、でもやっぱりきちんとした知識がないと
 火渡様のお役に立てないと――っきゃん!」
ぺしっと毒島の頭を叩くと相変わらず高く可愛らしい悲鳴が出た。
マスクを付けていれば少々手荒に扱っても構わないのだが、
流石に直に灰皿で頭を殴るわけにも行くまい。
それでも叩かれたところを擦りながら毒島は上目遣いで火渡に無言の抗議をした。
8082/8:2005/07/01(金) 05:32:16 ID:HGlsMzwG
今夜はフェラチオの練習でもしようかと、
火渡がベッドに腰掛け、その足の間に毒島が跪いた。
ベッドの上にはティッシュの箱が一つ。双方服を脱ぐことなく
火渡だけが前をはだけ、万一のためにカーペットにはタオルを引いた。
「練習回数重ねないことにはしょうがねえだろ。技術問題言ったって」
「うー…でも、きちんとできないと火渡様にも負担がかかってしまいますし、
 一度に火渡様のを飲み干すのには、やはりどれだけの時間がかかるのかも…」
「今日は飲ませねえよ。いきなりはキツいだろ。まあいいからやってみな」
軽く頭を撫でてやると毒島の白い肌が一気に赤く染まった。
そしてはにかむように微笑んで半ば勃起した男根に唇を寄せた。
「ん…。はい、では失礼し―――」

「やっほーやってる?戦士長〜」
「某の観察によると何度かフェラチオは練習しているようだが上手くいっていないようだ」
「おお、最中だったな。しかし根来、それは覗きとは違うのか?」
「って、ていうか、ここ入っていいの!?え、え、え!?」
「ブラボーな向上心を持つ戦士・毒島が呼んでくれたのだ。大丈夫に決まっている」
「分かるわよ。火渡はそうやっていたいけな少女を自分好みに染め上げるつもりなのね」

「……」
「あ、皆さんどうも有難う御座います!お忙しいところ申し訳ないです」
一名の周辺を除いて場の雰囲気がぱっと明るくなった。
そして数秒後、一過性のショックから立ち直ったその一名が火を吹いた。
「テメエら何の権限が会ってこの部屋にズカズカ入り込んでんだ!!ああ!?
 っつーか毒島ぁ!テメエ何考えてやがる!
 こんな喧しい連中呼びやがって!あれか?俺に対する挑戦か!?」
8093/8:2005/07/01(金) 05:37:03 ID:GZbL7U8O
火渡の怒りように吃驚してあわあわとそれを静めようと毒島が弁解する。
「ご、ごめんなさい、言うのを忘れていました!
 あ、で、でも、私このままじゃ下手糞なままで、
 火渡様を喜ばせて差し上げられないと悩んでいたら皆さんが親切にも助けてくださると―――」
「そーよ、もうちょっと毒島の努力を評価してあげなさいよ戦士長〜」
「部外者から見た、客観的な目も必要だろう」
「経験豊富でブラボーな先人から学ぶのも大切なことだぞ、火渡」
「…テメエら纏めて溶かすぞ」
だがしかし1対6.5ほど。
どうにも勝てそうに無い。
「…毒島ぁ、オマエ後で泣かすから覚悟してろよ」
「え゛っ……」
彼女にだけ聞こえるよう囁いた。

というわけで急遽予定変更。
毒島は火渡改め元再殺部隊の面々の前で指導を受けることになるのだった。
「いい?男はねここをこう、下から筋を舐めてあげると気持ちイイのよ」
勝手に冷蔵庫を開けビールを飲みながら、円山はそれを手振りで示し、やってごらんと毒島に指した。
「…円山、オマエが指導すんな。気持ち悪ぃ。萎える」
「あーら失礼しちゃう。ね、戦士長をヒィヒィ言わせるのが目的なんでしょ?
 トライあるのみよ。こう見えて絶対そういうの弱いわよ」
「確かにこういう火渡みたいな男に限ってオーソドックスな方法でイき易いのかもね」
「千歳、俺はアブノーマルが好みなんだが―――」
「別に誰も聞いていないわ」
「つーかお前ら頼むから人のもんジロジロ見んじゃねえよ…」
8104/8:2005/07/01(金) 05:41:20 ID:GZbL7U8O
わいわいがやがやと頭上で話し合うのを尻目に
毒島は言われたとおりに舌をちろりと出し根元から先まで筋と思われる部分をゆっくり舐め上げた。
彼女の頭に置かれた火渡の手に少し力が入るのを感じ、思わず笑みがこぼれる。
(火渡様のお役に立てているのかな?)
そのままペロペロと猫のように陰茎全体を舐め、カリの部分を咥えた。

「ああ、もう少し貪るように、こう、音を立てた方が良い」
突然の声に目だけ動かすと戦部が根来を伴い彼女の様子を観察していた。
「そうだな、口に唾液を溜めてそれを舌で塗りこむように。
 それで頭を動かして全体を出したり入れたりすればお互いが高まるのではないか?」
「ふむ、いったいどこまで口に入れられるんだ?毒島では戦士長のもの全部は少しキツかろう」
またもややってみろ、と促され出来る所まで火渡を奥まで咥えこむ。
全部、とまではやはりいかず、どう頑張っても2/3程度。
(口に収めるのがやっとなのに音かぁ…どうしよう、やっぱり難しいなぁ…)
先ほどの浮かれた気分から一転、少し切なくなりながらも、
咥えられた分だけでも、とアドバイスどおり唾液を絡め唇を窄めるように出し入れを繰り返す。

「ッ…んだよ。割といい先生がそろってるって事か。アホばっかだけどな」
以前よりは、良い動きをする。苦笑しながら火渡が言った。
「それで口に入らない分を手で擦るんだよ。出来るか?」
ちらり、と毒島は火渡を見上げ目で頷いて残った部分に手を添えた。
「ああ、毒島、ここはもう少し強めに擦ってあげていいのよ」
「っていうかもう握りつぶしちゃえば?」
「あむ…ンッ…ん…ぅう……」
そのとおり両手で擦り上げるが、途中顔をしかめ唇を離した。
8115/8:2005/07/01(金) 05:49:08 ID:GZbL7U8O
「苦い…」
きゅっと口を拭い、高く勃起したままのものを前に喘いだ。
「…あー戦士長サイテー。口で出したー」
「いや、円山、それは違うぞこれはカウパー氏腺液と言って…」
「要するに先走りだろう」
「うむ。まぁそうとも言う」
「ちょっと、アタシだってそれくらい知ってるわよ。からかっただけなのに〜」

実況されながら、一体どうムードを盛り上げコイツを教育できるんだ。
火渡はそう半ば諦め、半ば悔やみながら口をもごもごとさせる毒島に言った。
「嫌か?嫌ならもうこれでいいぞ。続きは今度―――」
「駄目よ」
何故ここでお前が割り込む。
千歳はそんな表情の火渡にお構いなしに毒島の肩を叩く。
「さ、もう一度。あなた舌先ばかり使っているけれど
 「面」を使って舐めないと口を使う意味が無いわ」
「あ…は、はい!」
毒島はその口調の厳しさにつられ、再び陰茎を手にとった。
「オイ、別にいいから…」
「いいえ、火渡様。私ちゃんとここで勉強したいんです」
彼女にこう微笑まれるとそれ以上は突っ込めない。
仕方なしに、勝手にしろ、と吐き捨てて中空を見上げた。
なんなんだこの状況…。
8125/8:2005/07/01(金) 05:53:35 ID:CQ3SW04g
「で、鈴割から…そう、そこ。ゆっくり、感触を確かめるように舐め上げる。
 これを何度か繰り返しなさい。いいわ、なかなか上手い。時々吸ってあげて」
一気に指導教官めいた雰囲気になった千歳は次々に毒島に指示を与えていく。
時折「どうせフェラなんて女は大して気持ちよくならないけど」とか
「下から見上げる男が堪えてる表情ってゾクゾクするわよね」とか
実体験を交えた話が初心者にもとてもわかりやすい。
そこへ根来も加わり初心者の心得を口にする。
「某の(出歯亀)経験上、同時にふぐりを揉み込んでやると快感が増す。
 口に咥えてやるのも良いが、やはり一番は胸で挟み揺すってやる事だな。まぁ…」
そういって一度言葉を切り根来は毒島を見つめる。
「それが出来れば越したことは無いが…」
「……」
「ッバカ!テメエ力入れすぎだ!」
ごめんなさい、と慌てて目で謝り、片手で陰茎を擦り、もう片手で陰嚢を揺するように揉み解す。
すると口の中でピクンッと反応があった。
それがどうしよもなく嬉しくて再びカリを口に含み少し吸うと、
口に苦味が広がるがそのまま舌でもって唾液を攪拌させその味を押し流そうとした。
それが成功し、感じる苦味が薄まると一気にそれを唾液ごと飲み干し、
火渡の先端に唇を当てて強く吸った。

突然だった。
毒島にしてみれば皆の指導に従っただけであるが、
「〜〜をなさい」という言葉の中に力加減については含まれていない。
火渡にしてみれば「多少上手くなればいいや」程度の認識で、
彼女の熱心さをいうものをあまりよく理解はしていなかった。
それから導き出される解は。
8137/8(ごめん、↑6):2005/07/01(金) 05:56:30 ID:GZbL7U8O
「隊長サイテー。マジで口の中で出すとは思って無かったわ」
「おいおい、大丈夫か。戦士・毒島」
「だ、だいじょ…ぶ…こほっ、ごめんな、さい」
口の中から精液が溢れ、もれた分は下に敷いたタオルに吸い込まれていった。
「火渡最低」
「一応出す前に言うのが礼儀だと思うがな」
「まさか我慢できなかったというわけでもないでしょう」

その我慢できなかった、だがなんか文句あんのか。
怒鳴りたいが射精後の虚脱感と決まりの悪さで口に出来ない。
「火渡様」
むせ返る音も止み、小さく呼ぶ声がする。
なんとなく答えるのが億劫だがとりあえず顔だけ向ける。
「私、上手くなりましたか?」
口元は押え、少々不安げな表情も混じってはいるが、
全体的にはしくじってゴメンナサイ、といった感じだ。
誰もいなければすぐにでも風呂に連れ込んで顔と口を濯いだ上で、
二回目と行きたいところだが、まさかこの連中の前でやるわけにはいくまい。
「…ケッ、テメエなんざ―――」
ここで少し照れ隠しのために乱暴なことを言ってみようか
いいかけるがそれは他の人間に遮られた。

「上手くこなすにはやはり経験数が大切だからね。
 いろいろな人で試すと良いんじゃないかな。
 
 次は俺でやってみようか」

犬飼であった。
次の瞬間、彼の前には炎魔が現れた。
814ラスト/8:2005/07/01(金) 05:58:49 ID:GZbL7U8O
基本的におっぱい星人でCカップ以下には興味の無い根来。
料理の上手い嫁一筋の戦部。
可愛い男の子いじりが好きな円山。
恐妻をいかになだめすかすかのスキルに長けるキャプテン・ブラボー。
主導権は常に私。千歳。
蝋人形犬飼。


正直自分ひとりで仕込みたかった火渡様。
やっぱり苦いのは苦手な毒島たん。


「あの、火渡様…」
「ん?」
「私、どうでしたか?上手になったでしょうか?」
「…まだまだド下手糞だよアホ。これから補習するぞ、二人で」
そう言って火渡はしゅんと残念そうにうなだれる毒島を抱き寄せた。
815ありがとうございました:2005/07/01(金) 06:09:55 ID:GZbL7U8O
>807-814
以上です。最後の出演者紹介は自分設定です。
イメージが違うと思われた方、申し訳ありません。
うん、じゃぁ698の言うとおり、毒島たんの前で朗読してきますね。ごきげんよう現世。

これも一度消えたし。BOGコワイヨー毒島ターン。
816名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 10:22:03 ID:6XvZILRl
犬飼…【追憶】
817名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 22:27:31 ID:nMc5TxO3
このスレのSSを楽しませてもらってる為なのか、夏の赤マルまで
結構我慢ができている俺。職人さんにサンクス。これからもよろしく〜
818名無しさん@ピンキー :2005/07/01(金) 23:10:48 ID:igMldWCv
>>815
乙〜
GJ!
オチがよかったです。
819斗貴子さんの○レメ:2005/07/02(土) 14:45:37 ID:lLaKC0Ec
涙をぬぐって短くため息をつくと、斗貴子さんはなんだかさっぱりした顔でオレを見た。
さっきまでの悲しそうな顔と比べたらこっちの顔のほうがずっといいけど、それにしてもじゃあ、あの泣いたのはいったいなんだったんだろう、と思ってしまう。
「…カズキ」
ぼんやりしていたオレに斗貴子さんが声をかけてきた。
「え、な…なに………?」
オレを見つめる斗貴子さんの表情はすでに、年上の、お姉さんっていう感じの落ち着いたものになっていた。ちょっと視線を下に向けたあと、もう一度オレを見て言った。
「………じっとしているんだぞ」
「え?」
そのままオレの腕の中からするりと抜け出すと、さっきと同じようにベットの下で、オレの前に膝をついてかがみこんだ。さっきまで斗貴子さんを座らせていたオレの陰茎をじっと見つめている。
と、そのちいさな口からほんの少しだけ舌先が覗くのが分かった。同時に斗貴子さんの顔が、そろりそろりとオレに近付いてくる。
接近する速度があまりにゆっくりなので、オレには考える時間が十分にあった。

斗貴子さんが、なにをしようとしているのか。

さっき、なにをしようとしたのか。

これから、オレに、してくれることを。

ようやく分かった。

820斗貴子さんの○レメ:2005/07/02(土) 14:47:46 ID:lLaKC0Ec
分かった途端にカッとして顔が熱くなった。
そんな。
斗貴子さんが、そんなこと。
そんなこと、斗貴子さんにさせるなんて、そんな………。
それを斗貴子さんにさせるなんて考えたこともなかった。でも、今まさに、斗貴子さんがオレに、それをしようとしてくれているという事実を目の当たりにすると、なんだかすごく背徳的な、悪いことのような気がして、それがいけないことだと思えてしまう。
それをさせたら斗貴子さんが汚れてしまうような気がする。きれいな斗貴子さんが、汚れてしまう。
やめさせようと、斗貴子さんの接近から逃げようとしてはっと思い出した。さっき斗貴子さんはオレにじっとしてろといったな。
………うごけない。
そうしている間にも斗貴子さんは少しずつ、着実に近付いてくる。じりじりしているオレにお構いなしに。
もうあと少し、残りほんの数センチという所まで近づくと、斗貴子さんはいったん舌を口の中に戻した。そのままそっと目を閉じる。
オレも、斗貴子さんにつられて思わずぎゅっと目をつぶってしまったが、なんだか怖いような、でも待ち遠しいような、よく分からない気分になり、もう一度目を開けた。

だから、オレは、斗貴子さんがオレ自身ににそっとキスしてくれたところを見ることができた。

そして、その、ふんわりとオレに押し付けられたやわらかい唇の感触を味わうことができた。

どくん、と核金が鳴った。


くちびるにじっとりと広がる熱い感触に一気に心臓が高鳴った。
顔面に血流が集中する。鏡で見なくても自分が真っ赤になっているのが分かる。顔がものすごく、あつい。

私のできる範囲で精一杯のことをしようと決心した。
それで先程と同じ体勢になり、カズキを目の前に据えた。
これを舐めよう、と思ったのだ。その行為に対する抵抗は無かった。
自分でも意外だったが、男性の生殖器に口をつけて舌を這わせるということを、実際にカズキを眼前にひかえ考えてみても、嫌だとか汚いなどとは思えなかった。むしろ、そうしてあげたいという思いのほうが強い。
そう思ったのが事実なのに、なかなか実際の行動には移せなかった。なぜならでかすぎてどこから手を、いや口をつけていいのか分からなかったからだ。
821斗貴子さんの○レメ:2005/07/02(土) 14:50:54 ID:lLaKC0Ec
とりあえず舌を出してみたのはいいが、さてこれのいったいどこから…と考えると動き出せない。カズキのものは、とにかくでかいので必然的にその表面積も大きな値を示すことになる。選ぶ場所が多いので、最初の着地点はどこに、と考え出すとかえって
動き出し辛くなる。どこでもいいだろうという自分の内からの声もあるが、ではその(どこでもいい)の“どこ”とはどこのことだと一旦考え出すと、止まらない。
いつまでも考えがまとまらないので私自身が痺れを切らし、このまま近づいていって最初に触れたところでいいじゃないかと進撃を開始した。
じりじりと近づいていくと、カズキから物凄い圧迫感を受ける。
いつもは気恥ずかしさもあってカズキの体の下のそれから故意に目を逸らし、ただ時々ちらりと目に入るだけだったので、こうして顔の真正面から迫ってくるそれを見ると恐ろしいまでの迫力と存在感があり、圧倒される。
なんだか怖いような気がして、決して嫌ではないのに、それに口をつけるのをためらってしまう。しかし、そこは先程の自分の決心を思い出し、気を奮い立たせてなおも近づいていく。
そうして気が付いたら目を閉じてしまっていた。
閉じられた視覚の中、くちびるに、そっと何かが触れたのが感じられた。

「ふぁ………」
カズキではなく、私の声が、カズキの隙間から漏れた。そのなんともいえない感触で、精神的に達してしまいそうになる。そっと目を開けて見ると、私の口はカズキの先端より少しずれた、なんというのだろうか亀頭のくびれのところに触れている。
そういえば直進していった時カズキから与えられる威圧感に耐えかねて軌道をずらしてしまったような気がする。
少し首を傾げるようにして、カズキに触れている。
822斗貴子さんの○レメ:2005/07/02(土) 14:52:16 ID:lLaKC0Ec
もっとすんなりできると思っていたが、実際にこの状態まで持ってきても、なかなか次に進めない。全身が、特に顔が強張ってしまい動けない。くちびるに触れるカズキの感触が私を支配する。
………くちびる?
私は舌を出していたはずなのに、なぜくちびるの感触しかないんだ?舌はどこにいったんだと、自分のことなのに把握できていなかったが、私の舌はカズキに触れる瞬間、怯えて口の中にひゅっと戻ってしまっていたらしい。舌の付け根の辺りでまるまっていた。
………自分のことながら情けない、と思いながらそろそろと舌を戻していく。歯と唇の上を越えてやっとカズキに到達する。
ぴと。
と、カズキに触れた。
「……へぁぁ………」
その感触にどきりとして、また変な声が出てしまう。なんか物凄く間抜けな声だ。物凄く恥ずかしい。カズキに馬鹿にされるかと不安に思い視線を上へ、カズキのほうへと上げたが、カズキは私のほうを見ていなかった。
どこか別のほうを見ている。どこを見ているのかなと思う前にその目がぎゅっと閉じられた。
「…………………………………くぅ…」
カズキから小さな声が漏れた。

……………カズキ、感じているのかな。
823斗貴子さんの○レメ:2005/07/02(土) 16:27:41 ID:lLaKC0Ec
気恥ずかしさではなく、今度は嬉しさで頬が熱くなるのが分かった。
ドキドキしながら、ただ触れているだけだった舌をそろり、と動かしてみる。
「…………はぅ…!」
少し動かしただけなのにカズキの反応は大きかった。私自身もその不思議な舌触りにぞくりとしたが、カズキはもっとすごいらしい。
ぐうと前かがみになり私の頭を掴みかけだが、はっとしたように手を離し今度はその手をぎゅっと握り締める。
「…と、きこ…さん………」
そう言って目を開けて私を見るカズキのその表情に、鳥肌が立った。
いつもは、私を下に組み敷いて、私のすべてを支配するカズキが、今度はその私を、すがるような目で見てくる。
お互いの立場が逆転したようだった。
なんだかうれしい。
それでもまだ私は緊張していて、うっかりすると手や口が震えだしてしまいそうだったが、なんとかそれを抑え、カズキの表情やその反応を見ながらゆっくりと舌を動かしだした。
「うわぁ………」
口の中で、ぴちゃぴちゃと小さな水音がする。
ぴくり、とカズキが震えるのが分かる。そんなに感じるのだろうか。ただちょっと舐めているだけでたいしたことはしていないつもりだが。一旦口を離し聞いてみる。
「……気持ちいいのか?」
真っ赤になったカズキがこくこくと一生懸命に頷く。そればかりでなく。もういいから、と体を離そうとする。

ここで私は、ひとつの天啓を得たような気がした。
824斗貴子さんの○レメ:2005/07/02(土) 16:29:53 ID:lLaKC0Ec
性行為のとき、いつもカズキは私がやめろと言うのも聞かずに攻めてくる。快感が大きすぎて、おかしくなってしまいそうで、それが怖くていい加減やめるように言うのだが、むしろそう言うと余計ひどく刺激してくる。
あとになってカズキはやりすぎた、ごめんねと謝り、もうしないよと言ってくれるのだが守ったためしがない。またその時がくれば、私が逃げようとするのを押さえつけてでも攻めてくる。
なぜそこまでするのか分からなかった。
だが、今カズキが快感に耐えている表情を見ていて、それがなぜだか分かったような気がする。
要するに、カズキにもっと、気持ちよくなって欲しいんだ。
逃がさないぞ、と言う思いでカズキの腰に片手を回し、もう片方の手を聳え立つ陰茎にそえる。斗貴子さん、と許しを請うような
声と表情のカズキを威圧するような顔を作り、じっとしてろいったろ?と制すると、本当はカズキが感じてくれるのがうれしくて笑ってしまいそうな顔を隠すためにわざとうつむき、再度攻撃を開始した。
825名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 17:22:52 ID:Vuod7ji0
ブラ斗貴続きマダー?
826名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 17:37:24 ID:aMDFDEL6
>819-824
乙です!続きまってたよ
今度は攻防が逆転しましたなw
視点が交互に移る展開がいいね
827斗貴子さんの○レメ:2005/07/02(土) 18:22:59 ID:lLaKC0Ec
ぴちゃ、ぴちゃと音を立てながらカズキの勃起した陰茎を舐めあげていく。
唾液を潤滑液として、がっしりとした重量感のあるそれに私の舌を這わせ、ぬるぬると滑らせていく。
時々ぱくりと齧り付くようにして、くちびるをぴったりと密着させると、ちゅっ、ちゅっとキスするようにぬりつけた自らの唾液を
吸い取る。亀頭から徐々に根元の方へと移動して行き、覗き込むようにして首を傾けると裏側も舐めて、丁度付け根の部分に到達すると陰毛が舌に与える変わった感触に心を奪われながらこちらはふにゃふにゃとした陰嚢をくちびるを使い咥えてみる。
どうすればいいのか、技なんてものを私は持っていないが、口でカズキの性器に触れていると気持ちが昂ぶり、考える前に、何かを思う前にからだが自然に動く。

くちびるや、舌に触れるカズキがいとおしい。

一心に舌を使いながら、私はこれが大好きだ、と思ってしまう。

そんなことを考えてしまう自分がよく分からないが、本当に、心の底からそう思った。これがカズキの一部なんだと思うと、いとおしくてたまらない。その全てにキスしたい、私の舌で愛撫してあげたいという耐えようの無い衝動が込み上げてくる。
夢中になって舌を使いながらカズキの様子を見上げる。
んん、と何かに耐えるような押し殺した声を漏らしながら時々びくんと痙攣する。なんだか苦しそうな表情で私と目が合うと決まって、もういいよ、もういいからと言ってやめさせようとする。そんなカズキを見るのは初めてだ。
ふたりともお互いが初めての相手だったのに、いつのまにか、私がカズキに攻められなかされるというパターンになっていた。
いつもカズキに主導権を握られている。スタート地点では同じところにいたはずなのに、毎回カズキにいい様に弄ばれるだけで抵抗もできず、いっぱいいっぱいだ。
挿入して腰を突き上げてくる時も私が喘ぐ様をじっと見つめては「斗貴子さん、気持ちいい…?」とか突き上げる角度を少し変えて違うあて方をし、私が大きい声を出してしまうと「こうすると、気持ちいいでしょ…?」とか「こうすると、どう?」などと言って余裕極まりない。
そのカズキを、今は私が、弄んでいる。
828斗貴子さんの○レメ:2005/07/02(土) 18:24:10 ID:lLaKC0Ec
「カズキは…ここが、感じるのか…?」
「ん…こうすると、どうだ…?」
「カズキ、気持ちいいか…?」
一々カズキに聞いてしまう。自分だってカズキにこんなこと聞かれるのは恥ずかしかったのに、なせか同じことをしてしまう。
なぜだか聞きたくなるし、そこでカズキが「気持ちいい…」とでも言おうものならそうかカズキはここが好きなのかそうかそうかとその部分をもっと刺激したくなる。
いつも攻められているからその復讐、というわけではないし、加虐心があるわけでもない。

ただ、心の奥底から込み上げてくる何かがあるだけだ。


カズキ。

君の気持ちが少し分かったよ。
829名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 20:49:58 ID:mwxKy6SN
攻めるとっきゅんは良いものだ
続きプリーズ
830名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:59:45 ID:XwmjnOti
相変わらずエロクオリティ高いな。そして文体が心地よい。今回のシメ方も可愛くて、(・∀・)イイヨー
831名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 07:47:28 ID:lXM3tt4Z
休日の朝一番でエロパロSSを読みにここへきた俺を罵ってください

エロくて良いよーGJ
832名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:54:33 ID:dX/DGxDh
>>831
俺が罵ってやる
この豚ああああああああああ〜〜〜〜!!!!!
833図書室で(六舛×千里):2005/07/04(月) 01:37:53 ID:Lwhj46IN
「あの……本当にすみません、六舛先輩」
「いいからいいから、気にしないで」
 すまなそうに再度謝る千里に、カウンターに並んで座る六舛はヒラヒラと手を振って応えた。
 放課後の図書室は人影もまばらで、受付カウンターの千里と六舛を除けば、参考書とノートを広げた
女の子二人組みと読書に没頭している二、三人の生徒だけ。
 やや調子の悪い空調設備の、低く唸る音さえ妙に大きく感じる静かな空間。窓の外からは、野球部の
練習の掛け声とノックの音が遠く聞こえてくる。
 千里は手元の本に目を通しながら、ちらりと隣を盗み見た。つい先日正式に“お付き合い”を始めた
一つ年上の少年は、普段と変わらぬ“のほほん”とした表情のまま、分厚いハードカバーを読み耽る。
 互いの肩が触れ合いそうな距離で言葉も交わさず座り続ける緊張感に、彼女は奇妙な居心地の悪さを
感じていた。なぜこんな事態になったのか、少し前の出来事が無意識のうちに思い起こされる。

 発端はクラスメートの頼み事だった。図書委員を務めていたその少女は、外せない用事があるから、と
受付当番を代わってくれるよう千里に頼み込んできた。持ち前の生真面目さと断り切れない性格から
渋々引き受けてはみたものの、一緒に帰る約束をしていた六舛に謝らなければならない。恐る恐る事情を
説明した千里だったが、彼はいつものポーカーフェイスで
「なら付き合うよ」
と、彼女の返答も待たずに図書室に向かい、カウンターに居座ってしまったのだ。
 心遣いは嬉しかったものの、こうして傍にいられると嫌でも意識してしまう。ただでさえ目立つ事が
苦手な千里にしてみれば、図書委員でもない男女がこんな所に二人並んでいるのを不審に思われないか
余計な心配までして落ち着かない。さっきから眺める本もページをめくるだけで内容は全く頭に入って
こなかった。

 きゅっ。

「え!?」
 不意に右手を握られ、思わず飛び出た声に口を押さえる。慌てて室内を見回してみたが、気にした者は
いないようだ。手を握ってきた相手を見やれば、何食わぬ顔のまま視線は本に集中している。
「あ、あの……六舛……先輩」
「ん、何?」
834図書室で(六舛×千里):2005/07/04(月) 01:38:59 ID:Lwhj46IN
 小声で千里に呼び掛けられても本から顔を上げようとしない。左手で包むように彼女の手を握り、
親指で手の甲を撫でる。
「……いえ……何でもありません」
 顔を赤らめつつ、千里は自分の本に視線を戻した。少年の指は休まず彼女の手を撫で続ける。
「……………………」
 本を読むポーズだけ装ったものの、千里の目は文字ではなく握られた右手から離せない。六枡の左手は
甲を撫でるだけに飽きたのか一端離れると、右手の親指だけをそっと包み込んできた。そして自分より
一回り小さな少女の指を、愛しむように撫でさする。小さな爪の形や滑らかな手触りを確かめるように、
左手全体を使って何度もなぞる。親指の次は人差し指、その次に中指を……。
 一本ずつ入念に繰り返される探索を、千里はただ目で追い続ける。くすぐったさの中に時折走る快感の
パルスが指先から体中に流れ、胸がざわつく。少年の愛撫が次の指に移る度に、静かな緊張と期待が
背筋を走った。

 小指まで丹念になぞり終えた六枡の手は、今度は少女の掌へと愛撫の目標を変えた。人差し指でそっと
撫でられ、千里の右手がピクリ、と跳ねる。
「前から思ってたけど……感じやすいよね、千里ちゃんて」
 しっとりと汗をかいた手の上を、虫が這うように指先を進めながら六枡が呟いた。
「そ……そんなこと……ありま、せん」
 さんざん自分の手を弄びながら一度も視線を上げない相手に、少し上ずった声で千里が返す。
「そう? 夕べだってあんなに乱れて……」
「せ、先輩っ!?」
 思わず声を上げてしまった。自習中の女生徒がちらりとこちらを向く。真っ赤になった顔を隠すように
千里は身を竦めて俯いた。その仕草に初めて六舛は視線を向け、唇の端だけで薄く笑う。

「なら、確かめてみようか」
 六枡の左手がテーブルの下に潜り込み、千里の脚を掴んだ。
「!?」
 無造作に膝に置かれた手に、千里が無言で驚く。制服のスカートの上から、少年の掌がゆっくりと
太腿を撫で始めた。
「だ、駄目です……。ここ、学校ですよ」
835図書室で(六舛×千里):2005/07/04(月) 01:40:25 ID:Lwhj46IN
 悪戯な手を掴んで退けようとしたが、男の腕は意外に力強く、少女の抵抗も及ばない。
「ほらほら、あんまり騒ぐと変に思われるよ」
 薄い笑みを浮かべたまま、六舛が千里の耳元に囁いた。その一言が効いたのか、少女が彼の手を離す。
「見つかると大変だからね。さっきみたいに本読むふりしてて……」
「……は、はい……」
 千里の両手が本を持つのを見届けて、六舛の手が内股を這い始める。図書室での大胆な行為に彼女の
心臓はバクバクと高鳴り、額に冷たい汗が浮かんだ。
「……は、あ……」
 太腿を往復する熱い掌の感触に、思わず吐息が漏れる。隠れて目に見えない分、余計鋭敏に手の動きを
感じ取り、気にするまいと思うほどに意識がそこへ集中する。
 視界の端で、自習していた二人がノートを片付けるのが見えた。立ち上がってこちらへ歩いてくる。
「せ、先輩!」
 小声で六舛に訴えるが、愛撫の手は止まらない。女子生徒たちはどんどん近付いてくる。
(……………………!!)
 思わず息を呑んで目を瞑った。少女達は彼女の前を通り過ぎ、図書室を出て行く。一気に緊張が解け、
千里は安堵の息を吐いた。

「ひゃっ!?」
 気の緩みを衝くように、太腿を撫でていた手が両脚の間に伸びた。スカート越しに股間を割り込み、
女の子の敏感な部分を指で探る。
「……じ、冗談ですよね、六舛先輩……。いくらなんでも、これ以上は……」
 戸惑いと、僅かな怯えを含んだ表情の千里。六舛は彼女のそんな顔が大好きだった。小動物のような
瞳で見つめられると、つい意地悪してみたくなる。
「ん!……ふ、う……」
 少し強くスリットの上をなぞる少年の指。ぞくり、と千里の肌が一瞬粟立つ。精一杯の自制心で嬌声を
こらえ、唇を噛んだ。反射的に閉じた脚の間へ、指が強引に潜り込もうとする。
「そんなにしたら……スカート、皺になっちゃいます……」
「なら、自分から脚広げて。……そうしたら上手に気持ちよくしてあげる」
「……………………」
836図書室で(六舛×千里):2005/07/04(月) 01:42:03 ID:Lwhj46IN
 数秒のためらいの後、そろそろと両足が左右に開かれる。六枡の手は足の形に沿ってスカートを押さえ
中指で股間のスリットをくすぐり始めた。
「ん……」
 布地の上を上下に指が往復する。最初は気にするまいと本に目を走らせていた千里だったが、いつしか
目を閉じて、執拗な指先の悪戯に意識を集中していた。
「あは……ふう……」
 物欲しそうに伸びた少女の舌が唇を舐める。延々と繰り返し擦り上げられる刺激に、千里の秘所が
じんじんと痺れ、花弁が微かに開くのを感じる。下半身からの甘い疼きに耐えるうち、本を持つ手に
知らず知らず力がこもっていった。

「すいません、本の貸し出しを……」
「え、えっ!?」
 突然の呼び掛けに顔を上げると、いつの間にか本を手にした男子生徒が立っていた。
「……あ! か、貸し出しですね。はい!」
 咄嗟の作り笑顔で本を受け取る。貸し出しカードを抜き取り、記録帳に番号を書き写そうとした時──
(ええっ!?)
 六舛の手は、大胆にもスカートをたくし上げだす。
(そんな!? いくらなんでもバレちゃいます!……)
 受付のカウンターは割と高い造りになっていて、実際には一般利用者からこちらの手元は見えない。
それでも見知らぬ他人の前での羞恥責めに、少女の全身は真っ赤に火照り、視界がぐるぐると回る。
震える指で何度も書き直しながら必死に帳簿を付け、カードを男子生徒に差し出した。
「こ……これ、に……ン、学年、と名前を……」
 声にも震えと艶が混じる。スカートは太腿の辺りまでたくしあげられ、その中に手が潜り込んでいた。
男子生徒がカードに書き込む間、下着の上から柔らかな秘部を指で嬲られる。
 書き終えたカードを再び受け取り、学年・氏名を帳簿に記してから本に挿し込み直して手続きは完了。
本を受け取った男子生徒は少しだけ怪訝そうな顔をして、図書室から出て行った。
「う〜ん、結構頑張るねぇ」
 ニヤニヤと笑いながら、六舛は悪戯を続けていた手を離した。指先がうっすら湿っている。気が付けば
本を閲覧していた生徒はみんな引き揚げ、図書室には自分たち二人きりになっていた。立て続けの
責めからようやく解放され、千里は潜めていた呼吸をハァハァと荒げた。小さな肩が上下する。
837図書室で(六舛×千里):2005/07/04(月) 01:43:29 ID:Lwhj46IN
「酷いです、先輩! なんでこんな意地悪するんですか」
 キッと睨む目元に涙が滲んでいる。
「酷い? 千里ちゃんはこういうの好きだと僕は思ってたけど」
「そんな訳ないです! 私、恥ずかしくて死にそうだったんですから」
 僅かな怒気を孕んだ千里の声に、ニヤニヤしていた六舛の顔つきが一転して真面目になった。
「……でも、心のどこかでそれを望んでいる君が居る」
「…………え?」
 六枡の一言に、ぐさり、と千里の心が抉られる。さっきまでの怒りが嘘のように霧散した。
「君は目立つのが嫌いでいつも控え目に振る舞っているけど、実はそんな自分に
コンプレックスを感じてない? 華やかで賑やかな友人たちにどこか引け目を感じてない?」
「……そ、それ……は……」
 目の前の少年から視線を逸らす。彼の言葉を否定しようと開いた唇から、声が出ない。
「そうやって抑圧されたストレスを、僕はほんの少し解き放っただけ」
「そ、そんなの詭弁です! それとこれとは……」

「あ、いたいた。ちーちん!」
 馴染みの声に心臓が跳ね上がる。振り向けば、ぞろぞろと図書室に入ってくる男女の集団。仲の良い
友人である沙織とまひろ。六舛先輩の友達の岡倉、大浜両先輩。その後ろには、まひろのお兄さんである
武藤先輩と、彼の恋人の津村先輩の姿もあった。
「ウッス。頑張ってるね千里ちゃん」
 派手なリーゼントヘアの岡倉が片手を挙げて微笑みかける。
「え、え〜と。皆さんどうしてここに……」
「事情はまひろから聞いたよ。代理図書委員ご苦労様」
「えへへ。さっきまでみんなでお喋りしてたんだけど、そろそろちーちんも帰らない?」
 武藤兄妹の言葉から察するに、どうやら自分を待っていてくれたようだ。
「すみません。なんだか気を遣ってもらったみたいで……」
「ああ、気にしないで。ところで千里ちゃん、六舛君がどこに行ったか知らない?
 靴があるからまだ帰ってはいないと思うんだけど」
「え? 六舛先輩なら……」
838図書室で(六舛×千里):2005/07/04(月) 01:44:50 ID:Lwhj46IN
 言いかけて息を呑んだ。隣に座っていたはずの六舛がテーブルの下に潜って、千里の両脚の間から
顔を出している。
「なっ!?…………なっ!?…………」
「どしたの、ちーちん?」
 首を傾げる沙織に、千里はブンブンと首を振った。
「ななななな、何でもないの。……ろ、六舛先輩なら私も見てないけど……」
「ったく、一体どこほっつき歩いてんだよアイツ」
 岡倉の声を背中で聞きながら、六舛は千里のスカートをそっと腰までたくし上げる。水色ボーダーの
コットンパンティが露わになった。
「あの……一応下校時間まで残っている規則なので……私に構わず先に帰って頂いて結構、ですか、ら」
 濡れて染みになった股布の上から、指が秘唇の形をなぞる。
快楽に蕩けそうになる理性を懸命に保ちながら、千里はどうにか平静を装って会話を続けた。
「え〜、でも誰もいないのにぃ」
「まひろ……。規則は規則、よ。代理でも、私は、当番なんだ、から」
 指が下着の中に滑り込み、股布を引っ掛けて横に引っ張った。ぷっくり充血した花弁が外気に晒され、
千里の心臓が再び早鐘を打ち始める。

「……どうした? さっきから体調がすぐれなさそうだが」
 それまで黙っていた斗貴子が千里に声を掛けてきた。少女の背筋を冷や汗が伝う。
「そういえば顔赤いよ。ちーちん、熱あるんじゃない?」
 土手の間から覗くピンク色の秘唇を、六枡の指が撫で上げた。それだけで透明のシロップがトロリと
指先にまとわりつく。ぬるりと押し込まれた指が、ゆっくりと前後に動く。
「だ、大丈夫。何でも……ないから」
「でも呼吸も苦しそうだし、保健室に行った方がいいんじゃ……」
 椅子に腰掛けた状態では奥深くまで指を押し込めないらしく、浅い部分でピストンを繰り返す。
ぴちゃ、ぴちゃ、と小さな水音。
「い、いえ、本当に大丈夫……ですから。あと三十分もしたら……時間になります、から」
 淫らな水音が知人たちに聞こえていないのを祈りながら、両の掌を向けて言葉を制する。が、それでも
仲良し二人は納得しないようだった。
「でも、目も潤んでるし無理しちゃだめだよ。熱、本当に無い?」
839図書室で(六舛×千里):2005/07/04(月) 01:46:04 ID:Lwhj46IN
「さ、沙織!」
 熱を測ろうと額に手を伸ばしてきた沙織に、つい強い口調で叫んでしまった。
「……ちー……ちん?」
 びっくり顔で手を止めた沙織の目に、じわっと涙が浮かぶ。
「ごめん、沙織! ちょっとびっくりしただけだか……ンンッ!」
 指が花弁をくつろげ、敏感な肉芽を探り当てた。顔を見られまいと咄嗟に俯く。
「あの……皆さん、ご心配ありがとう、ございます。……き、気分が悪くなったら……ちゃんと……
保健室に行きます……から。だから……わ、私に構わず、先にお、お帰り……くだ、さい」
 肉芽を押し潰すようにクルクルと小さな円運動を繰り返す少年の指。俯いたまま肩を震わせ、千里は
必死に声を絞り出した。

「約束だよ、ちーちん。無理しないでよ」
 最後まで心配そうな友人たちに心の中で謝った。来た時と同じようにぞろぞろと図書室を出て、扉が
閉まる。足音が遠ざかるのを確かめて、千里は全身の緊張を解いた。
「あっ……ふあ……んはああぁぁぁぁっ!!」
 こらえていた快楽の衝動が解放され、ぶるるるるっ、と全身を震えが走る。図書室中に響き渡る
悦楽の叫びを上げ、少女は軽い絶頂に達した。

「ふふふ。今のは随分良かったみたいだね」
 テーブルの下から六舛が這い出てくる。立ち上がり、千里の顔を覗き込んだ。
「はぁ……はぁ…………ろ、六舛……先輩……」
 陶然とした瞳で見上げる千里。下腹部からこみ上げる疼きは未だ治まらず、より確かな絶頂を求めて
秘唇がわななく。
「うん。僕も我慢できなくなってきたし……おいで」
 千里の手を取って立たせると、ふらふらする足取りの少女を書架の陰へ連れ込んだ。ここなら万一
誰かが図書室に入ってきても、すぐには見つからない。
 壁に両手をつかせると、スカートを捲り上げ、ぐっしょりと濡れた下着に手を掛ける。引き下ろすと
発育途上の白いヒップが表れ、淫液を滴らせる秘唇が姿を見せる。秘唇と下着の間に一瞬だけ透明な糸が
伝った。膝まで下着を下ろし、すべすべのお尻に軽くキスをすると、六舛はズボンから既にガチガチに
勃起した自分のモノを引っ張り出す。
840図書室で(六舛×千里):2005/07/04(月) 01:47:12 ID:Lwhj46IN
「今あげるよ、千里ちゃん……」
 ひくつく花弁に先端を宛がい、ゆっくりと沈めていく。
「はぁ………………ああぁ」
 ペニスに押し出されるように、千里は大きく息を吐いた。
「ふふ……どう? 僕たち、学校でセックスしてるんだよ」
「やぁ。……い、言わないでください」
「でも、ドキドキするでしょ」
 六舛が腰を動かし始める。
「あっ! くふっ! す、凄いぃ!」
 立ったままの姿勢のせいか、千里の秘所は普段よりも強く締め付けてくる。

 ぱちゅっ。 ぱちゅっ。 ぱちゅっ。

「あっ! あんっ! 六舛先輩! 先輩ぃ!」
 押し上げるような激しい突きに千里の両足はつま先立ちになり、ピン、と伸びた脚が震える。
千里の腰を掴んでいた六舛の手が、胸に伸びた。制服の上から二つの膨らみを捏ね回す。固くしこった
乳首が、ブラの内側に擦れる。
 窓の外からは野球部の喧騒。二人きりの図書室には、腰を打ち付ける湿った音と千里の喘ぎ、そして
六舛の荒い息遣いが繰り返される。白いカーテンの隙間から、オレンジの西日が室内を照らす。
「……ねえ、千里ちゃん……このまま……中に出していい?」
 少年の言葉に、少女の顔色が変わった。
「だ、駄目! もし赤ちゃん出来ちゃったら……」
「だけど、今日一応安全日なんでしょ……」
「で、でも……」

 戸惑う千里の髪を掻き揚げ、耳元に六舛が囁く。
「好きだよ、千里ちゃん……。だから……中でイかせて」
 悪魔の誘惑にも似た甘い囁き。それを引き鉄に千里の膣が二度、三度と痙攣し、一気に高みへ昇る。
「ひあ! あ! んああああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!!」
「ぐ!…………うぅ!」
841図書室で(六舛×千里):2005/07/04(月) 01:48:35 ID:Lwhj46IN
 びゅるっ びゅっ びゅくっ

 六舛は膣を思い切り突き上げ、千里の一番奥深い所で射精した。魂まで吸い取られそうな、今まで
経験した事の無い膣内のうねり。眩暈するほどの気持ち良さに倒れそうになるのをぐっとこらえる。

 びゅく……びゅく……

 溜まっていたものを全て放出してなお、六舛のペニスは千里の中で跳ねる。
「か……は……はあ……はあ……」
 絶頂の悲鳴とともに肺の空気を吐き切った千里が、軽い酸欠に陥りながら息を荒げる。胎内の痙攣は
まだ治まらず、射精し終えた六舛のペニスを更に擦り立ててくる。
 ずるずると、千里の上体が壁をずり落ちる。脚はガクガク震え、立っているのも辛そうだ。
六舛が名残惜しそうにペニスを引き抜くと、少女の身体はそのまま膝から崩れ落ちた。六枡も、腰が
抜けたように床に尻餅を着く。激しい性交の余韻の中、二人は交わす言葉も無く息を整え続けた。

 × × × × × × × × × × × × × × × × × ×

 図書室の扉を閉め、六舛が鍵を掛けた。きちんと施錠されているのを確かめ、鍵をポケットにしまう。
「ろ、六舛先輩。返してください! その……私のパンツ……」
 千里の下着は丸められて反対のポケットの中。伸びてきた手を難なくかわして、六舛は彼女を
後ろから抱きすくめた。
「寄宿舎に帰ったら返してあげる。今履いてもぐしょぐしょで気持ち悪いでしょ」
 からかうような口調で囁きながら、彼女の下腹を軽く押した。
「やぁ、駄目です! 先輩が出したの……垂れてきちゃう……」
「帰る途中で零さないようにね。……困るのは千里ちゃんだよ」
 クスクス笑いながら腕を離す。帰りの道のりを思い、千里は視界が揺らぐのを感じた。
「……さあ。まずは職員室へ鍵を返さないとね」

 六舛の左手が、千里の右手をそっと握った。

(おわり)
842名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 02:40:08 ID:wbqthNTz
これはすばらしいエ六舛ですね。
羞恥プレイちーちんGJ!
843名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 06:57:53 ID:cUm0n3Ci
メガネカップル良い!六枡…w
844名無しさん@ピンキー :2005/07/04(月) 11:51:24 ID:78jYDWub
乙〜!
GJでした!
845名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 23:05:46 ID:Lpbofnlw
まさかこのカプに萌えさせられるとは…作者さんGJ!
846名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 23:26:40 ID:6pWmpE5Y
ありそでなかった、楚々としたちーちんを開発する六舛という
パターンは正に眼福。こういうカプもいいですな。
847名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:35:56 ID:I0Qs83tX
ブラ千のびんびんエロが読みたい…
お題は裸に手縄で。(マテ)
848名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 23:21:08 ID:QJ8KHCQn
ていうかブラトキ続きが来ない…orz
関係ないけど今日竹中直人主演 完全なる飼育 を借りてきました。

……飼育かぁ
849名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:17:41 ID:MKVgJ0vS
カズまひの鬱SSの続きがどうなるのか気になるな
あの書き手さんちゃんと反省したんなら戻ってきてもいいのに
850名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 13:07:26 ID:MS6rGrfc
>お題は裸に手縄で。

斗「SEXも食事と同じでパターンのマンネリ化は禁物だからな、こういうスパイスは必要か」
カ「で、斗貴子さん、何で俺ハダカで縛られてるの…?」
851名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 13:20:27 ID:14VSaffO
カズキにはすこし刺激の強いスパイスだなw
852名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 21:34:04 ID:l74er5pL
ところで今470KBだから、そろそろ次スレが必要だ。

テンプレ

初代スレ【バルキリー】武装錬金【スカート】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10575/1057553474.html
二代目スレ【斗貴子さん】武装錬金のSS 第2章【まひろタン】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1061/10611/1061136195.html
三代目スレ【パピヨン様が】武装錬金のSS 第3章【見てる】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070195663/
四代目スレ【夏だ!】武装錬金のSS 第4章【海だ!】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083049582/
五代目スレ【とっきゅん】武装錬金のSS 第五章【水着】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1089908924/
六代目スレ【選りすぐり】武装錬金のSS 第6章【ストロベリー】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097603483/
前スレ【カズトキ】武装錬金のSS 第7章【火渡毒島】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111370808/

武装錬金-CXL(140)
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1118143939/
【足りない分は】武装錬金総合萌えスレ52【ここで補え】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1119157662/

2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
853名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 00:07:42 ID:pJ2yAwKu
良い案が重いかばないけどスレタイはどうしよう?
【ヴィッキー】武装錬金のSS 第8章【アレク】
【防人千歳】武装錬金のSS 第8章【六舛千里】
うーん…
854名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 09:47:17 ID:akYE2M+R
一心同体を入れたい。
855名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 14:26:56 ID:9ZI4lRqa
【朝まで】武装錬金のSS 第8章【一心同体】
【一心同体で】武装錬金のSS 第8章【一晩中】
856名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 15:58:20 ID:2tgS/OFg
やっぱここではエロい意味になるなw>一心同体

そういえば萌えスレでウォーアイニー(漢字忘れちった…)ってのがあったけど
ああいうのも良いかもね
857名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:43:58 ID:6Qx1gBTz
【セーラー服で】武装錬金のSS 第8章【一晩中】
858ぶらとき:2005/07/10(日) 02:05:24 ID:WS6wSKST
色々取り込んでました…タイミング悪いかもしれませんが、投下いたします。
859ぶらとき:2005/07/10(日) 02:07:05 ID:WS6wSKST
防人はその視線に応える義務があった。
男として、人間として、なにより彼女の教育者として。
「わかった」
短く答えると、防人は立ち上がる。
自分を見つめる彼女の細い体を抱き締めた。
処女を抱くのは良く考えれば初めてかもしれない。
惚れた女を抱く時に、そんなこと一々考えていた訳ではないが。
斗貴子は同じ年代の少女に比べ、女らしい凹凸が目立たない体であり、しっかりとした、それでも薄

い筋肉が華奢な骨を守るようについている。
しかしその不安定な柔らかさは紛れも無い少女のそれであり、防人は眉を寄せた。
この少女を抱けば、彼女は戦士として新たな傷を体に刻む。
自分はフェミニストでは無い。
才能とやる気と元気と根気のある者は、男女関係なく戦士になるべきだと思う。
錬金の戦士は、腕力が全てというわけではないから、男女の区別が余り無いのだ。
それでも、今自分の腕の中に居る少女は華奢すぎた。
「いいか、斗貴子」
逃げてはいけない。
この少女の痛い程健気な決意から、自分が逃げられる訳が無かった。
「はい、キャプテン・ブラボー」
耳元で響く声は、微かに震えている。
「出来るだけ嫌な思いはさせたくない。嫌だったら途中で言いなさい。わかったか?」
「…わかりました」
斗貴子の肩が大きく呼吸をする。
「それでも、私は痛みなら耐えられます」
はっきりとした口調に、防人は感嘆した。彼女は今からなされる行為を、年頃の娘ならば少しは持ってあるであろう夢すら抱かずに受け入れよ

うとしているのだ。
「…痛くも、したくないのだがなぁ」
苦笑する防人の顔を、斗貴子が覗き込んだ。
「でも…」
860ぶらとき:2005/07/10(日) 02:07:47 ID:WS6wSKST
何か言おうとする唇を塞いでやろうとして、一瞬戸惑い、頬に口付けた。
「!」
ぴくりと反応する背中を優しく撫でながら、頬や鼻や耳や首筋に唇を落とした。
がちがちに緊張している体が痛々しい。
傷はもう殆ど治りかけていたが、それでも負担が少ないようにしてやりたかった。
病院の安っぽいベットが二人ぶんの体重を支える。
まだ昼間で、明るい。
防人は斗貴子の頭を撫でてから、体を離した。
「え…?」
戸惑った声を出した斗貴子に微笑みかけ、カーテンを閉める。
黄色のカーテンが閉められたせいで、部屋全体が薄い黄色になった。
「これ以上は暗くならないみたいだ。すまない」
「あ…ブラインドカーテンがありますけど…」
「おお」
斗貴子にはこの瞬間、この計り知れない強さを持ったどこか抜けている男が、とても身近に感じられ

ていた。
「よく見てなかったな…よし、これで大丈夫だ」
部屋が薄暗くなる。
ブラインドの端から漏れる光が、ふたりの輪郭を優しくかたどっていた。
「よし、仕切りなおしだな」
防人はそう言い、上着を脱ぐ。
斗貴子が慌てて下を向いた。
「斗貴子、別に見ろとは言わないが、この程度は恥ずかしがっていては最後まで終わらないぞ」
斗貴子が困ったようにこちらを見る。
防人はベットの上に戻り、彼女がかぶっていた布団を優しく取り払った。
「えぇ…と」
斗貴子は自分も脱ぐべきかどうか思案している様子だ。
「ん?ああ、それくらい俺がやってやる」
できるだけ、無理の無い形で進めたかったから、無理強いはしない。
861ぶらとき:2005/07/10(日) 02:08:09 ID:WS6wSKST
だから、斗貴子が肩を竦めるのを見て、防人は病院着の裾から手を離した。
「自分で脱いだ方がいいか?」
防人に見つめられ、斗貴子が居心地悪そうに首を縦に振った。
「よし。じゃあ俺は後ろを向いておいてやるから、脱いだら声をかけなさい」
そう言って、ベットの上に座ったまま、くるりと後ろを向く。
無機質な病院の壁と、何も置かれていない机に、少し胸が痛んだ。
(彼女には見舞いに来てくれる友人すら居ないのか…)
本来ならば、一番楽しい時期を謳歌しているはずだった彼女。
自分で選んだ道であったにしろ、余りに過酷だ。
一瞬の間の後に、するすると絹擦れの音が聞こえる。
どんな想いで、彼女は自分を受け入れようとしているのだろう。
「…脱ぎました」
消え入りそうな声が、はっきりと聞こえた。
何も言わず振り向く。
全裸の少女が、頬を染めてベットの上に座っていた。
「ブラボー。綺麗だ。斗貴子」
素直に感想を口にする。
普通、下着くらいは男に脱がさせるものだが、彼女はそのようなことを望んでは居なかった。
まったくの全裸である彼女の薄い体は、それでも完全に少女である。
ささやかなふたつの膨らみに、細い腰と、両手で隠してある陰部や、すらりと長い脚が眩しいほどだった。
白い肌にはまだ癒えない傷が残っているが、それでも彼女は美しかった。
薄暗い中でも、その青い肉体がほのかに光っている。
どうしていいかわからないといった様子の斗貴子を、改めて優しく押し倒した。
ぎゅ、と目を瞑る斗貴子の頬を撫で、もう一度顔に唇を落としていく。
そのたびに睫がぴくぴくと動くのがわかって、その健気さに防人の胸が高鳴った。
両手で体の側面を摩る。
唇を奪うのには抵抗があったから、そのまま薄い乳房に口付けた。
862名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 12:07:35 ID:uw+4DehW
テスト
863名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 14:43:04 ID:kelXXVhL
>>861
これはこれでなかなかいいカップリングですな。
本編でもブラボーのこういう保護者的な側面がもう少し描かれたら
GONE INTO FLAMEの回の「過去の希望」ってフレーズが重みを帯びたかも。

あと、遡って最初から読ませて頂いたんですが
>彼は子供好きである。だから斗貴子のことも大事に育てた。
>そして女性は胸が大きくて尻も大きくて、脂の乗った20代以降が守備範囲だった。
がちょっと飛躍しててワロタ。なんでいきなり具体的な女性の好みが……
〜錬金戦団&超常選民の為のおやくそく〜
◎基本的にsage進行で
◎最終話は8月16日発売の赤マルジャンプに掲載予定。
ネタバレは公式発売日の午前0時以降に! 本気で嫌な人は赤マル発売1週間前くらいから気を付ける
◎次スレは>>950さんか480KBの人ヨロ  ※立てられない場合はだれかに委任して下さい
◎SS投下神(エロス・ラブラブ問わず)はもちろん、プロット書きも大歓迎
◎直リン、私怨厳禁
◎荒らし煽りは徹底放置で。マターリできない香具師は核金没収後ブチ撒けます。

初代スレ【バルキリー】武装錬金【スカート】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10575/1057553474.html
二代目スレ【斗貴子さん】武装錬金のSS 第2章【まひろタン】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1061/10611/1061136195.html
三代目スレ【パピヨン様が】武装錬金のSS 第3章【見てる】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070195663/
四代目スレ【夏だ!】武装錬金のSS 第4章【海だ!】
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五代目スレ【とっきゅん】武装錬金のSS 第五章【水着】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1089908924/
六代目スレ【選りすぐり】武装錬金のSS 第6章【ストロベリー】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097603483/
前スレ【カズトキ】武装錬金のSS 第7章【火渡毒島】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111370808/

武装錬金-CXL(140)
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1118143939/
【足りない分は】武装錬金総合萌えスレ52【ここで補え】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1119157662/

2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
865名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 19:51:32 ID:6oi94XAg
ブラトキ(*´Д`*)ハァハァ
密かに好きなカプだから読めて嬉しいス
文体が自然でかなりあり得そうなシチュでイイ。
866名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:31:17 ID:X/I3ORUV
【セーラー服を】武装錬金のSS 第8章【脱がして】
867名無しさん@ピンキー :2005/07/11(月) 01:14:36 ID:cEHyLU9+
>>858
乙です〜!
868名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 03:31:45 ID:wi6xmkau
ブラトキキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
繊細な文脈と艶やかな雰囲気が素敵です。
続きお待ちしとります。
869名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:51:04 ID:4ryKpy/9
>>866
【セーラー服を】武装錬金のSS 第8章【脱ガサナイデ】

だろ!
870名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 00:02:33 ID:4/mNbfp2
>>869
いや正しい!
871名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 16:05:48 ID:u2wRcbtT
>>866 に一票。千歳さんはどんどんエロいキャラになっていくなあ。
872ぶらとき:2005/07/14(木) 03:52:56 ID:fots7XaW
「んっ…」
斗貴子が顔を顰める雰囲気が伝わる。
それでもふっくらとした彼女の乳房の上に存在する小さな乳首は、ゆるやかなメスの匂いを放っていた。
出来るだけ斗貴子がびっくりしないように行為を行っていきたいと思っている防人であったが、最近てんでご無沙汰だったことを思い出し

て、少し不安になった。
(上手くやれるといいが…)
おかしなことをして、彼女に変なトラウマが残ったらそれは自分の責任になるのだ。
デリケートな問題は、実際には苦手な防人であったが、この場合、ガラス細工を扱うように慎重にコトを進めるべきであることは重々承知

していた。
自分の無骨な手が、柔らかい少女の体を撫でることにも抵抗がある。
緊張を隠しきれない斗貴子の体をどうにか解そうとして、何度も何度も体を撫でる。
それは性的な快感を高めるというよりも、むしろ彼女を愛しいと思う気持ちの表れでもあった。
そう。愛しい。
彼女のその健気な決意が愛しかった。
ゆっくりと、何事も性急にコトを進める彼にしては本当にゆっくりと、彼女の体を愛撫した。
「う…、あ」
斗貴子が呻く。
少し不安になって顔を覗き込むと、真っ赤な顔を両手で顔を覆っていた。
「大丈夫か?」
「大丈夫です!続けて下さい!」
防人がその手を除けようとすると、斗貴子が鋭く叫ぶ。
その辺りが彼女らしいといえばらしいのだが、どうしても苦笑を禁じえない。
「斗貴子、力を抜け。何も考えるな」
耳元で囁き、そのまま耳朶を口に含んだ。
「あ…」
少なからず色を含んだ吐息に、少しだけ安心する。
873ぶらとき:2005/07/14(木) 03:53:56 ID:fots7XaW
彼女は耳が弱いらしい。
「いいか、お前は綺麗だ。斗貴子。今だけは戦士でもなんでもない。恥ずかしがるな。いいか?これは命令だ」
囁くように、優しく吹き込まれる言葉に、斗貴子がゆっくりと息を吐く。
「…は…ぃ」
返事を確認し、防人は改めて彼女の体を愛撫し始める。
今度は出来るだけ快楽を引き出すように。
薄い胸は彼の手には小さすぎるほどだったが、それでも少女らしい柔らかさがある。
「く…う…ん」
淡い桃色の乳首を唇で挟むと、斗貴子が甘えた声を出した。
彼女のおずおずとした様子は次第に払拭されては居たが、遠慮がちな声であった。
ぴっちりと合わさった脚を撫でるようにして、指を恥丘に添える。
少しだけふわりとした感触が指を愉しませた。
「あ、戦士長…!」
膝を割って、そこに体を滑り込ませた防人に、斗貴子が慌てた声を出す。
「ん?なんだ?」
防人は手を止めず、その秘部にそっと手を這わせた。
「あう…っ」
薄暗い中で密かに息づくそれは、しっとりと湿っていた。
874ぶらとき:2005/07/14(木) 03:59:14 ID:fots7XaW
ブラボー視点で書くと、どうにもエロくはならなさそうです。
…なんで変な改行がはいっちゃうんかな。

>863氏
ブラ坊の保護者的な側面〜には超賛同です。
斗貴子自体はブラ坊のことを知らなかったようですが、ブラ坊は彼女のことを自分の娘や生徒のように思っていると萌えです。
トッキュン自体も、カズキに対するストロベリーな甘い気持ちとは別の感情を彼に持っていればいいなーと。
875名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 20:36:17 ID:TMX1oYIU

>>874
いやいや。これはこれで。
徐々に目覚めてく過程が十分エロスいですよ。
改行は…どうも見る限りでは30字以上の部分で入ってるようなので
一行25文字ぐらいにしてみては。

あと、新スレを立てた。

【セーラー服を】武装錬金のSS 第8章【脱がさないで】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121339942/
876名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:29:44 ID:1dP0tNHr
>>874
ブラボーに全てを任せきって
女の子女の子しているとっきゅん……ジュルリ。

さて、どうやらこのスレもそろそろエンディングの時間ですな。

さみしい〜〜時も 悲しい〜〜時も

 い〜つも あ〜な〜た〜が 目に浮〜〜〜かぶ〜〜♪
877名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:58:03 ID:ZN4LNJwK
>>876
なぜにボトムズ?
878名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 00:02:24 ID:XNpsKwrD
ブラボーがボトムズだからだろう
879名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 16:13:52 ID:OsAwXkvF
ブ「千歳… や ら な い か?」
千「防人君何か間違ってるわ!」
880名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 17:46:08 ID:iih2rJAF
ここはもう放置?
881名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:13:32 ID:xxvv0uot
>>880
いや、埋めるべきだろう。問題はどうやって埋めるか…
882名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 10:18:01 ID:7Drg3qyF
好きなカップルとそれに似合いそうな体位とか…
カズトキで騎乗位
883名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 15:48:01 ID:xxvv0uot
カズトキで正上位
どっちが攻めるわけでもなく、抱き合いながらストロベリー全開って感じで。
884名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 16:01:29 ID:xufYvzh7
じゃあカズ桜の松葉崩し、火毒のしめ小股。
あ、残りの埋めに48手全部当てはめるのはどうだ?
885名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:15:25 ID:gHg1rNZQ
>>883
それなら座位のがいい
886名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:38:44 ID:Supub6TA
>>884
48手ぐぐってみた。
とりあえず、
ブラ千歳:乱れ牡丹
 女性上位&開脚(・∀・)イイ!
火渡毒島:抱き地蔵
 腰が上手く使えず火渡にダメ出しされる毒島タンハアハア
887名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 10:22:27 ID:QlSEuVka
ブラボーは48手全部試してそうだな
「金のしゃちほこ…ってまだやってないよな千歳」
「でもこれ気持ちいいかしら?変なかっこう…深く入らないだろうし」
「せっかく名古屋で任務だから、記念に…」
888名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 12:03:28 ID:LsK+rA02
大浜×さーちゃんは女性上位が多そう
889名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 18:46:41 ID:FVUZfAIj
逆に六舛×ちーちんは六舛がやりたい放題のような気がする。かなり特殊な体位もアリだろうな。
890名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 20:35:58 ID:qjyG8gg3
六枡は怪しげな書物からアンビリバボーな体位の知識を得ていそうだ

カズトキは普段がもどかしい程に純情カプールなので、
Hのときは獣のように荒々しく後ろからw 斗貴子さんの羞恥の限界にチャレンジ
891名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 21:06:46 ID:I6HPQxSv
そんなことより花房さんにやってもらえば
触手に刺におっぱいぷれい最後はむしゃむしゃ食われて貰って至福の時間が…。
つくづく相手がとっきゅんだったのが悔やまれるをなごだ。
892名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 23:26:19 ID:F9VAsZhx
知識を持っていても敢えてそれは提示するだけ。
ちーちんから〜したいと言い出すように仕向ける。それが六枡クオリティ
893名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:36:33 ID:wQyB9xGr
ブラボー×千歳
風呂場でシャワーに濡れながら立ちバック。

カズキ×まひろ
学校のトイレで声を押し殺して立ちバック。

立ちバックヒャッホウ
894名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:50:49 ID:6wsxzNuW
まひろ×カズキ、逆レイプっぽい感じで騎乗位で。

「ん、っふぅっ、はぁ…っ!
 ねぇ、私の膣内、気持ちイイでしょ…?
 ああっ、すごいぃ…っ、お兄ちゃんのおちんちん、奥まで届いてるよぉ…っ!」
895名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:52:35 ID:TBiErIRA
体位じゃないけどカズトキは自分で脱ぐ派かお互いが脱がせる派かどっちだろう
896名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:03:57 ID:o1v9AS6c
>>895
カズキがTQNを脱がせたあとに、
カズキは自分で脱ごうとするもそれを制して
TQNがおそるおそる脱がせる

そんな「お互いが脱がせる派」なイメージ。
897名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:12:58 ID:nVeT2nDQ
そしてまたカズキが制して(以下略)
結局今日も照れてできない二人。
898名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 07:19:41 ID:ZOjx/zAz
>>897
なんかそういう光景が素で浮かぶなw

ブラボーが自分の服を脱いで振り返ると
とっくに脱ぎ終わっている千歳さん
899名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 09:37:54 ID:YQeCSPp5
でもパンティーだけはとっておいてあげる千歳さん
900名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 17:40:11 ID:d7602kDF
千歳さんが補正下着着てたらどうしよう…。どうするブラヴォ。

毒島たんは、やだやだと逃げるけど押し倒されて火渡様に脱がされる。
で、火渡はろくに脱がずに開始するが途中で毒島たんに「私だけなんて、ずるいです」
って涙目で言われて結局ぶつくさ言いながら毒島たんに服を脱がさせてあげるそんな雰囲気。
901名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 20:58:18 ID:yCLfjm6X
2人揃って酔っ払った勢いでブラボーが千歳をお持ち帰り。そしてそこで突然千歳が「胸が苦しいの…脱がして…」とか言ったもんだからドキドキしつつも、チャンスと思いゆっくり千歳の服を脱がすブラボー…
脱がしてみれば千歳さんは全身矯正しまくりのバキバキのボディースーツを着ていました。そのまま眠ってしまった千歳を前に、「そりゃ苦しいだろうし、脱がせ方も分からない…」とorzなブラボー。

頑張れブラボー!トイレ用の股のホックさえ外せばとりあえずはヤレるぞ!
902名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 07:20:49 ID:fJ5IFNZT
ほとんどの生徒が下校した夕暮れ時の学校のトイレの個室で
声を出さないように気をつけながらも激しく求めあうカズトキとか
素晴らしいと思います

途中カズキの携帯が鳴ったりしてあわてる二人とか
こんな場所で…と戸惑いつつも羞恥と快感とカズキの愛情に
満たされて幸せな気持ちになる斗貴子さんとか
そういうのってラブくて良いよなと思います
903名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 07:28:34 ID:H6O6BeMi
るろ剣の般若&外印の事もあるし毒島たんの素顔がガクブルモンだったらどうしよ
作者も「美形だったらわざわざ顔隠さない」とか言ってたしな
そもそも♀かどうかも怪しい・・・
904名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 16:21:21 ID:wOTwxu3/
火渡様曰く、女に大切なのは顔よりもアソコの締まりよ!…だそうです。
905名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 09:59:09 ID:gRK3TYO6
千歳さん曰わく、女にとって一番大事なのはテクニックよ!だそうです。

円山姐さん曰わく、女にとって一番大事なのは気持ちよ!だそうです。





…ん?
906名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 11:18:58 ID:HzVUk19+
早いのは間違いなく嫌われるが、遅いのもわりと嫌われる罠。
907名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 10:30:07 ID:4lft6G1j
剛太は早そうだ…
まひろ「あれ、ゴーチン、もう終わり?三回半くらいしか動いてないよ?」
908名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 20:36:45 ID:MAeSEQT3
逆に長そうなのは誰だ?次スレではカズキがイけなくて困っているが。
909名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 00:50:59 ID:SB9JxN2s
パピ
910名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 16:02:13 ID:LC+3ql1K
秋水。
桜花「もうしつこいったらないのよねえ…」

女で強そうなのは千歳さんだな。
「今夜は…寝かせてあげないわよ」
ブラボーも不眠不休でぐったりしてそうだ。
911名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 20:19:22 ID:A27pSV3x
>>910
そんな事もあろうかと「核鉄で治癒」ですよ
912名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 23:29:08 ID:vo5kw1oM
::\トw::::::l\l:::::l秋::t=-ヽ::::::l \::ヽト、Ntヽ::M:l:/水〃:::〃::li/:::::::::i
:: \l::, ヾ:!l:::, l::::! .ヾヽ  ヽ:::::l=-ヽヾ:i, l::,V,::W/::〃::://::,' ''レ':/,'
‐,:ヽ:::::ヾ、 l::::i,!:::l,:ィ≠= ‐-ゞ;:l  \:::ヾj::lj!::::::::://:/ 〃:/l  /:,'
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  .ヽ::\::::::::::::::::iヽ L三三:::!,.. `   ':,:::::::::::/:::::ノ ク/:::::::::/::/
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     `ヽ 、       `' ァ-‐へ
        `'‐ 、     人    `ヽ、
913名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 00:07:18 ID:T1pr2/Cd
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914名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 00:17:57 ID:T1pr2/Cd
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916名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 00:19:23 ID:T1pr2/Cd
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