川原泉作品をエロくしろ!3

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
白泉社花とゆめコミックス、
ほのぼのな作風でお馴染みの川原泉作品をエロくするスレッドです。

妄想を語るもヨシ、キャラにハァハァするもヨシ、小説をうpするもヨシ、
エロな方向から川原泉作品を愛でましょう。

前スレや保管庫などの案内は、>>2にあります。
2名無しさん@ピンキー:05/02/23 23:26:45 ID:nJE1EWJC
前スレ「川原泉作品をエロくしろ2!」
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1075465904/l50
初代スレ「川原泉作品をエロくしろ!」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1039827496/l50

親スレ「まさかこのキャラをエロに使うか!?」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1027604556/l50

これまでに投下されたSSの保管場所「2chエロパロ板SS保管庫」
http://sslibrary.arings2.com/
「少女マンガの部屋」へどうぞ
3名無しさん@ピンキー:05/02/23 23:32:50 ID:jWKaYh5f
「あ〜〜〜新スレか〜〜〜」(もぎゅもぎゅ)
「新スレだな〜〜〜」(もぎゅもぎゅ)
>>1乙〜〜〜」(もぎゅもぎゅ)
4名無しさん@ピンキー:05/02/24 00:59:55 ID:dAaNSqYV
>1
乙!
今スレも神がたくさん降臨されますよ〜に!
5名無しさん@ピンキー:05/02/24 02:40:04 ID:ABpRWpdc
>>1
乙〜!
このスレでも素敵な職人さんに出会えますように。ナム〜( ̄人 ̄)
6名無しさん@ピンキー:05/02/24 02:42:47 ID:IxujBskQ
>1
乙です!
だらだらエロ話もカモーンv
盛り上げていきましょう〜!
7名無しさん@ピンキー:05/02/24 02:44:51 ID:oeE34L1O
1さん、乙。

個人的に 『空の食欲魔人』でSS見てみたい。
カレー届けてホテルで二人で食べた後なぞ
盛り上がったと思うんだが、いかんせん
キスしても○○してもカレー臭が口にも
部屋にも漂っていると思うと、ロマンチックにならない・・・・
8名無しさん@ピンキー:05/02/24 10:32:32 ID:JHYmYp4H
>1
スレ立て感謝っす。

>前スレ776様

おおおおお!萌え〜!!!!!!
斉木夫婦ですね?斉木夫婦の若かりし頃っすね!

ぜひぜひ続きを〜!!!

あまり続きクレクレばかりじゃ申し訳ないので、最近の妄想話を次レスで・・・
9名無しさん@ピンキー:05/02/24 19:27:22 ID:IxujBskQ
ドキドキv
10名無しさん@ピンキー:05/02/25 01:14:32 ID:/h+s5Rk/
1さん、乙。

>7
『空の食欲魔人』の2人を考えると、
お菓子系…、生クリームプレイか、などと浮かんでしまう。

初読のときより汚れちまったな…  orz
11名無しさん@ピンキー:05/02/25 15:12:35 ID:0pC8QZe2
布団にアリがたかるほんとの理由はそれか
女体盛り生クリームバージョン
12名無しさん@ピンキー:05/02/25 15:15:31 ID:rFjHQdlS
そりゃ、天気のいい日お布団干してて
ご近所さんにも恥ずかしい罠(w
13名無しさん@ピンキー:05/02/25 18:00:10 ID:jdGwD0R4
奴は絶対プレイ時に「おいしい」「甘い」「しょっぱい」等の単語を多用するに違いない
14名無しさん@ピンキー:05/02/25 23:39:00 ID:gEsBliHu
「・・・なぁ、にーちゃん。」
いつもどおりベッドの中での攻防がひと段落し、腕の中にすっぽり包まった状態で
一つの疑問の回答を得るべく、私はにーちゃんに声をかけた。
「?なんでしょうか、史緒さん。」
優しく髪をなでながら、聞き返すにーちゃんに私は戸惑いながら問いかける。
「・・・とうちゃんてさ、どんな人だった?」
にーちゃんの手が止まり、私の目をじっと見据える。
そして、ふと微笑むとゆっくりと語りだした。
「父様ですか・・・優しい人、というんですかね。優しすぎる人でしたよ。いつも笑って・・・穏やかな人でした。」
懐かしむような遠い目をしてにーちゃんは語る。
「まぁ、穏やかで争いを好まないから、お祖母様と母様の衝突を抑え切れなかったのかもしれませんがね。」
そういって苦笑いするにーちゃんを見て、思わず口についた。
「じゃあ、とーちゃん似なんだな、にーちゃんは。」
「そういう史緒さんこそ、だんだん母様に似てきましたよ。吉田さんも言ってましたし。」
切り返すにーちゃんと目が会って、思わず二人揃って吹き出してしまった。
「・・・ありがとうね、にーちゃん。」
「ん?何か言いました?」
「なんでもない。さ、私は部屋に帰るぞ。明日も早いし。」
そういって立ち上がろうとした私をぐいっと引き寄せて、そして。
「まだ返しません。・・・まだ時間はあるでしょう?」
そして・・・また、いつもの攻防が続くのだ。
1514:05/02/25 23:40:47 ID:gEsBliHu
うぁぁぁぁぁ。妄想全開の駄文でスマソorz

ここのところのかみさまがたに御礼をと思ったんだけど・・・。
だめだめだぁ・・・。
16名無しさん@ピンキー:05/02/26 00:24:06 ID:nAdtKx9s
世間には「ツンデレ」なんて言葉もあるけれど、
川原ヒロインの場合素では「ボ〜〜〜〜ッ」と
した人が多いので、「ボーデレ」??
17名無しさん@ピンキー:05/02/26 01:14:21 ID:aOAm0+su
のんびりしてるからノンデレ
18名無しさん@ピンキー:05/02/26 01:43:44 ID:xjXaA7gP
ぅおー。>14タン、GJです!
両親話、イイ!ほのかに切なくて。でも優しくて。
そっかー兄妹だったらそんな甘々もありかぁ。いいなぁ〜

そしてそんな甘々にうまく触発されたし、俺もヤルゼ俺もヤルゼ!

というわけで、祝・スレ3v 新スレ記念「おふろdeえっち」
前・後編でいきます!
気力が尽きなければ、羊三匹まで、ぼちぼちと。
(といってもカプによっては微エロですけど)
「でね、これがその、教えて貰ったお店で買ったヤツ。可愛いでしょ」
どうして女のコというのは、こういったこまごましたものが好きなんだろうな、と不思議な、だが同時にとても微笑ましい気持ちで
ロレンスは柚子さんと紙袋の中身を見つめた。
テーブルの上に、いろいろ説明しながら並べられていく、いろんな色や形のバスキューブやバスオイル。
最近柚子さんら例の3人娘の間では、意外にフツー女のコらしくも、アロマテラピー・・・というか簡単に楽しめるお風呂グッズが流行っているらしい。
大学生になってやっと堅苦しい校則から解放され、遊ぶテリトリーも広がったからか、
この頃はそんないろんな雑貨屋を新しく発掘しにいってみては、なにやら買い込んできているようだった。

柚子さんはこの3月にめでたくミカエル高等部を卒業してからも、なんとなく週末は僕のところで過ごすようになった。
ハルが神の御許にいって、ほぼ半年。
今でも・・・彼の柔和な笑顔を、あの美しい歌声を思い出さない日は一日だって無い。
だが、やがて時は記憶から愛しさだけを残して、胸の痛みを昇華させていく。
そしてたぶん。
柚子さんがいたから・・・耐えられたのだと思う。
自らも、曰く「責任感の強い、立派な学級委員」の柚子さんは本当によく世話をやいてくれて。
胸の空洞を埋めてくれたのは、ほかならぬ彼女の優しさと一途さだった。
僕の中で柚子さんが、お気に入りの生徒から、気になる女性へ、そしてかけがえのない大切な人へと変わっていくのにそう時間はかからなかった。
柚子さんの気持ちはまだ、確かめたことは無いけれど。
でもこうやって、今も、まるで昔毎日学校で会っていたぶんを埋めるかのように、遊びにきてくれる。
それは少し自惚れも覚えさせて。今はまだそれでいいと思っていた。
「だからね、先生にも一つあげるよ。どれがいい?」
「え?」
「やだな。聞いてなかったの?ふんとにもう・・・だからぁ、先生いつもシャワーばっかりなんでしょ?
まだ夜はちょっと肌寒い日もあるし、たまにはぬくい湯船につかってゆっくりね、疲れをとるのもいいよって」
「ああ・・・そうですね」
「かといって大の男からバニラの匂いがしてもヤだけどな。んーと、こんなんどう?ミントとか、ウルトラマリンとか?」
そう言って、小さくぷくりとした可愛らしい指で、コロコロと色の粒を転がす。
「んじゃお言葉に甘えて、そのブルーの、ウルトラマリンとやらを貰おうかな」
「ウルトラマリンね。よっしゃ。・・・あ、先生、今日使ってみる?ついでだからお風呂の用意していってあげるよ」
「え、いいですよ、湯船しばらく使ってないし、洗わないと」
「うんだから洗ってきてあげる。待ってて。夕飯の時間までだってあとちょっとあるし」
「いいですよ、柚子ちゃんそんなの自分で・・・あ、痛っ」
後を追おうと慌てて立ち上がればテーブルの足に自分の足をぶつけてしまって。
「〜〜〜〜」と思わず涙目になって屈みこむと
振り返った柚子さんは「ばっかでー」とカラカラ笑いながら「いいからいいから」とバスルームに消えていった。
21名無しさん@ピンキー:05/02/26 01:54:16 ID:HxTkgEre
>>14
すこし感傷的な史緒さんがイイ!
にいちゃんが母親のことを史緒さんに訊くパターンもアリだね。
>>18
いよっ!待ってました〜!!
無理せず、しかし"最後まで"投下お願いしま〜す。

全然エロじゃないんだけど、殿下+史緒さんの小話書いてもいい?
だがしばらくして、そのバスルームの方向から「わっ」と一声聞こえたかと思うと
数分もしない内に今度は「先生!先生!」と慌てた呼び声がした。
「どうしました?柚子ちゃん!?」
「ど、どうしよ〜〜〜壊しちゃった〜先生〜〜〜」
見ると、バスルームにはシャワーの勢いよい水音が途切れず、湯気で朦々としていた。
とりあえず換気扇のスイッチを押して様子を窺うと蛇口付近から離れないまま、柚子ちゃんが振り返った。
差し出された手に、外れたハンドル部分の陶器のレバーが握られている。
「あ、あのね、ちょっと使い方わかんなくてね、どうもシャワーにしたまま蛇口ひねっちゃって頭からお湯かぶっちゃって、そんで慌てて止めようとしたんだけど
焦ってなんだか逆に回しちゃったみたいで、そんで、そんで・・・」
ごめんなさい、ごめんなさい、と半泣きでペコペコと頭を下げている。
「そんなことより、怪我は?火傷とかしてませんか?」
「あ・・・それは大丈夫だけど」
とりあえずホッと安心する。そういえば日本のガスシステムは優秀なんだった。
外国みたいにいきなり熱湯が出てくるようなアバウトなものじゃなくて良かった・・・と思ってとりあえずその問題の箇所を覗き込むと
「ああホントだ。ヘッドが丸ごととれてる。これ後付けで僕が取り替えたものなんだよね・・・素人仕事だから締めが緩くなってたのかな」
ウチの風呂場の蛇口は一体型になっていて、上下でシャワーとカラン、左右で水量が調節できるようになっている。
大丈夫、たぶん直るからと頭を撫でようとして、そこで初めて彼女がもうしっかり頭から濡れている姿に気づく。
そうか、最初の「わ」がお湯を浴びた声で・・・そのままなんとか直そうと奮闘したのかな。
「あーとりあえずペンチか何か持ってくるから・・・柚子ちゃんも、とにかく外に出てなさい。びしょ濡れじゃないか」
とりあえずシャワーのヘッドを壁側に向けて、そこに、バスタオルあるからねと言い残して工具箱を探しにいった。
「・・・柚子ちゃん?」
「あ、先生」
だが戻ってきてみると、思わずギョっとして目をみはった。
「・・・何やってるんです」
さっき壁に寄せたはずのシャワーは元の位置に戻されていて・・・その下に、ちょこんと大人しく座る柚子さん。
もちろん髪も額も洋服も・・・全身ぬれネズミだ。
「だってもうびしょ濡れなんだもん。あとはどれだけ濡れても一緒だよ。
服着たまんまシャワー浴びることなんてめったに無いしさー。面白いなーと思って・・・温くて気持ちいいし。」
そういって、本当に気持ちよさそうに、そこを動かず、天井に向って顎をあげて目をとじている。
だがそれは・・・実際のシャワーシーンを思わせるような絵で。
わかってやっているのか?とあまりの衝撃的な絵に頭がグラグラする。
いや、柚子さんに限ってそんなに計算高いはずはない。
きっと自分のやってることがどう見えてるかなんて、無自覚なのに違いない。
そんないろんな思いが、僅かな時間の間にがグルグル回って。終いには、しばし浴室の入り口で固まってしまった。
「あ、ペンチあったの?なおる?」
すると、いつまでも入ってこない私を不審に思ったのか、パチリと目を開いてちょっと首をかしげた。
「え、ええ・・・」
だが工具箱を脇に、一足踏み入れて、すぐ傍で彼女を見下ろすと。
女子大生っぽい、流行のサラサラした薄手の生地だったワンピースは・・・今は見る影もなく濡れて質感を変え、
全身にピタリと張り付いている。
色は上品な、夏を思わせる蒼色だったので肌まで透けてはいないが・・・下着のラインはくっきりわかる。
髪のおさげは、いつのまにかほどかれていて、長い髪にしたたる雫はいつもよりずっと柚子さんを艶やかに美しくみせていた。
「―――――。」
「先生?」
薄化粧の頬もしっとりと火照り、潤いを増した唇が・・・まるで、誘うように見えて。
「柚子、ちゃん・・・」
「?」
膝立ちになって、その濡れた髪に手を伸ばした。
2418:05/02/26 02:11:55 ID:xjXaA7gP
あっすみませんサンドイッチングvしてしまいましたわ・・・
でも一応>23までが前編ってことで。

>21タン
読みたい読みたいv 殿下×史緒さん!
わーい。心ときめかして待ってます♪(^m ^)
ザー・・・と絶え間ない水音が、だが、とても遠くに聞こえる。
雫が二人の額を伝い、頬を濡らし、顎から滴りおちても尚。
瞬間、自分でも何をしているかわからなかった。
気づいたら唇に柔らかい感触と、暖かい体温。
「せん・・・」
腕の中の震える声にハッと我にかえって、ゆっくりと身を起こす。
だが禁断の果実をもいだ後は・・・もう止まらない気がした。
柚子さんも、何か言おうとして少し唇を開いたが、そのまま閉じられてしまった。
数秒も互いの瞳を間近で覗き込んだかと思うと、再び勝手に身体は引き寄せられた。
顎をとり、二三度優しく触れるようなキスをし・・・それから徐々に貪るように、吐息を奪いとっていく。
「ん・・・」
そっと忍び込ませた舌で、相手の逃げるそれを負う。
舐め挙げては絡め合い、吸い、上顎をくすぐる。
「あ・・・ロ、ロレン・・・」
角度をかえるたびに切なげな声が洩れる。
二人の間を流れるシャワー。もう自分も既にびしょ濡れで、だがもしかしたらその非日常的な感覚こそが
自分の中の野性を高めていたのかもしれない。
やがて彼女の苦しそうな呼吸に気づいて、少し唇を離し、下唇を舐める。
そしてそのまま重たげに降りてきた彼女の一房の前髪をかきあげ額に口付けし、瞼へ、頬へと唇を伝わせた。
・・・好きだ。
この流れる水のように、愛しさが溢れる、と思った。
「・・・せんせぃ・・・シャワー・・・止めないと・・・」
「そうだね・・・」
「なんだか・・・溺れちゃう、みたい、だよ・・・ん、む・・・」
だけど止まらなくて。
そう・・・溺れてしまいそうだ。
この偶然の甘美な状況に。火がついてしまった願いに。
・・・こんなにも僕は・・・彼女を欲していたのか・・・
片手でぎゅっと抱いたまま、もう一方の掌は頬から首へ、そのまま背をなぞり、腰から丸みを帯びたラインへと撫で愛でる。
「あ・・・せんせ・・・」
ピクリと反応し、驚いて離れようとした唇を、逃すまいともう一度顎を引き寄せて深く吸い、今度は指先を首から鎖骨の窪みへ、
そうして胸のふくらみへと移動し・・・小振りながらも柔らかな温もりに、触れる。
コントロールできない激情に、たまらなくなって、首筋に顔を埋めた。
「あ・・・だ、め・・・」
衣服の奥の、そのまた奥、下着の厚みの下に僅かにひっかかる突起があり、そこをゆっくりと指でなぞる。
「あ・・・」
自分に感じてくれている、そんな身勝手な喜びに、胸の奥が熱くたぎる。
僕の腕にしがみついて、わななく彼女の小さな身体を抱きしめながら、
せめてその幸福を伝えるかのように、もう一度深く口付けた。
「―――ごめん」
「・・・なんで、謝るの?」
流れていたシャワーのお湯が、僅かに冷たくなった時、文字通り「頭が冷えた」のだろうか、
柚子さんを抱きしめている間に段々理性が戻ってきた。
無言でそっと立ち上がり、シャワーヘッドを、フックからおろす。
そしてもう一度柚子さんの前に跪き・・・上気した顔を真正面から見つめる。
「僕は・・・待つつもりだったのに。柚子ちゃんにとって・・・僕が『先生』でなくなるまで」
「え・・・」
「・・・前にも言ったことがあると思うけど、僕はもう、ずっと君のことが・・・教え子じゃなくて、一人の女性として
好きだよ。でもだからって僕の気持ちを押つける気は無かったのに・・・一方的で、ごめん・・・」
「わ、ワタシ・・・」
柚子さんの唇は、またも何かを告げようとして、でも続かなくて、やがて閉じられてしまう。
「ワタシの気持ちは・・・」
やっぱり、傷つけてしまっただろうか。受け入れてくれていた、と思ったのは都合の良い錯覚だっただろうか。
すると柚子さんは急に顔をあげて
「だ、だって・・・先生って呼ぶのはさ、もう習慣で・・・だから、そんな意味はなくって・・・」
だがそこでもう一度うつむいて、すっかり濡れてしまった僕のシャツの袖をそっと握った。
「・・・なんて呼んだらいいの」
そう言って問いかけるように見つめなおす柚子さんに。頬にかかる髪をかきあげてやりながら。
「・・・エセル」
腕の中では背の小ささも感じさせず、濡れた髪がしっとりと降りて、まるで別の女性のようだ、と思った。だけど。
ああ、綺麗だ。間違いなくこれが、僕の愛した人。もし君が、他の誰かを見ていたとしても・・・
僕が、愛している人。
「・・・ハルも呼んでたろ?僕のファーストネームは・・・エセルバート、だよ」
「・・・エ、セル」
幼子が言葉を覚える時のように、噛み締めるようにつぶやいて
「エセ・・ル・・あ、あのね・・・ワタシも、ワタシだって・・・」
好きだよ・・・?と消えそうな声が、僕の胸の上にこぼれる。
「・・・柚子ちゃん」
「も、知ってると思ってた・・・ふんとにもー・・・先生の・・・鈍感・・・」
そんなふうに、どれくらい、抱き合っていただろう。
クシュン、と柚子さんの小さいくしゃみがひとつ、魔法をとかれるように、僕達はハッと現実にかえった。
「大変だ。早くまた温まらないと・・・幾ら今の時期でも、風邪ひいちゃうね」
「そ・・・いえば、ちょっと寒い、かな・・・?」
「ところで・・・柚子ちゃん。服、こんなに濡らしちゃって・・・どうするの」
「え、だって先生・・・じゃなかった、エセル・・、のところ乾燥機あるじゃん」
やっぱりそのへんは確信犯か。罪なことするなぁと思いながら。
「それはそうですけどね。乾かしてる間・・・何着とくつもり?」
「!!」
仕返しに、ちょっと意地悪を言ってみる。
「・・・とにかくね、もうこのシャワー、流しっぱなしでいいから、貴女は先に、ちゃんと服を脱いで
しっかり温まりなさい。」
「先生は・・・?」
「あ、また『先生』になってる」
「う・・・だって、エセル、が、先生みたいなものの言い方するからだろっ」
そうなの?と目で問うと、軽く睨まれてしまったので、そうかと苦笑する。
「まぁ私は蛇口を直してからでもいいですから。せっかく浴槽も洗ってくれたことですし、入浴剤、使おうかな」
「あ、お風呂溜める?・・・んじゃ、一緒に入る?」
「ええっ」
「ぷ、冗談だよ」
再び、無邪気にそういうことを言われて自分のほうが動揺してしまう。もう、ホントに・・・。
「・・・そういうこというと、襲いますよ」
そういって髪をくしゃくしゃっと撫でると「う・・・」と柚子さんは首をすくめた。
子犬のようにじゃれあいながら、目が合うと、なんだか照れくさくなって、二人でうふふふ、と笑った。
からかってはみたものの、ここは無難に自分のパジャマを貸して、
・・・といっても僕のでは、上着だけで彼女にとってはワンピースだったのだが・・・
のんびり、服が乾くのを待つことにした。
お風呂はシャワーの段階で柚子さんがお湯を溜めてくれたため、結局、というか勿論、別々には入ったものの、
二人してウルトラマリンの同じ香り。
鏡の前のスツールに座った柚子さんの背後に膝立ちに立ち、髪を乾かすのを手伝う。
片方の房の髪を櫛でとかしてやりながら、器用に長い髪を編みこんでいく柚子さんの指裁きを感心してみていると
「ね・・・なんで突然・・・あんなことしたの」
今までだって二人きりでいて、ちっともそんな雰囲気にならなかったのにねーと独り言のように彼女は続けた。
「あんなって?」
「だから・・・その・・・キ・・・」
「キス」の一言も言えなくて赤くなっている柚子さんを鏡越しに、
あのまま一気に男女の仲に進まなくて良かったと密かに思う。
「それは・・・」
「それは?」
「びしょ濡れの柚子ちゃんが、どうしようもなく、色っぽかったから、かな・・・」
「い・・・」
もしかして「色っぽい」とかいう答えは想定されてなかったのだろうか、
見てわかるほどに動揺して、パクパク口を動かしている。
「教師といえども、僕だってただの男ですから。」
そんな様子が可笑しくて、クスリと笑ってしまう。
「―――だから、あんまり誘惑しないように」
貴女を大切にしたいから・・・と言いながら、ぎゅっと背後から抱きしめる。
同じバスコロンと、同じシャンプーの香。・・・暖かい。
焦らなくてもいい。きっと柚子さんもまだこれからずっと女性らしく、魅力的になっていくだろう。
時間はこれからたくさんあるだろうから・・・。
「ゆっくり・・・幸せになりましょう?」
「うん・・・」
はにかんだ顔がかわいくて、その赤い頬にもう一度そっとキスをした。
3018:05/02/28 02:14:36 ID:ZuTlAezT
柚子さんver.(いやロレンスver.というべきか?)は、以上で終わりです。
週末は人がいないのですね・・・orz 連投しちまったい スマソ

そして>24 殿下‘+’史緒さんでしたね
エロ無くても楽しみです。
どうもミカエルは他の作品以上に、各カプともボケツッコミウマーで大好きだ。
31名無しさん@ピンキー:05/02/28 07:32:19 ID:v+3KzF/L
GJGJGJーーーーーーーー!!!!
3214:05/03/01 09:47:34 ID:AOG7z+I4
羊が1匹>
GJ!!!んまぁ、なんてエロかわいらしい!
そりゃ、エセルさん辛抱たまらんわなぁ・・・。
あと2匹期待しておりますです。

24>
ええと、殿下×史緒さん 了解です。
今日明日中には上げますのでおながいします。

ちょっとだけエロになるとおもいます。初挑戦ですがの。
3314:05/03/01 09:49:55 ID:AOG7z+I4
間違えた。21>っすね。
逆バージョン。
34名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:36:13 ID:tYBLvsnn
>>18サソ
むうー!かわえーのう…
柚子さんはあったかくて柔らかそうだ…
>>14タソ
お待ちしてますー
35名無しさん@ピンキー:05/03/02 00:15:16 ID:bEpZJIfH
>18
可愛いロレンス×柚子ご馳走様でした。
大好きなカプだから、可愛いお話が読めて嬉しかったよ・・・
36名無しさん@ピンキー:05/03/02 01:12:11 ID:X4y61HR8
>14タン
>21タン
・・・ドキドキv
37名無しさん@ピンキー:05/03/04 00:12:09 ID:X/OnAYKo
まだかなまだかなー♪
気持ちは、今夜は奥向で寝たい鳴沢景宗クン・・・w

38エール:05/03/04 00:41:01 ID:X/OnAYKo
そしてただ待つのもなんなので・・・



今夜はとーちゃんもかーちゃんも地方である明日の結婚式の為にお出かけ。
そんなわけで、夜はこっそり俊介の部屋に移動して。
ソファーに寝そべって本を読んでる俊介に抱きつくようにしてテレビを見てた。
ふと目をあげると、なんだかどこかで見たような表紙だなーと思う。
「あ・・・なんだよ、それ史緒さんとこのにーちゃん殿下の本じゃないか。」
「ん・・・結構面白いですよ。自分が思ってた奴が犯人じゃないみたいだ・・・またわからなくなった」
「ふーん俊介も推理物なんか読むんだ」
「たまたま、本屋で平積みにされてたこの前作を手にとってね・・・でもこのシリーズ、探偵の相棒で
ちょっと小生意気だけどなかなかに可愛らしい妹・・・出てきますよね。これって」
「あーそうだなーそれ、史緒がモデルなんだろなって柚子とも話したことある」
「・・・・・あそこの兄妹は本当に仲が良いんだなー」
「ま、いいんじゃないの。子供さえできなければ」
「は?・・・和音さん・・・それって」
「さぁねー ま、ホントのとこは私もどうだか知んないけど。勘だ勘。」
「そ・・・れは・・・まずいんじゃないですか」
「いーじゃん。別に誰に迷惑をかけてるわけでなく。けなげに兄妹二人で生きてんだからさ。見逃してやれよ」
「しかしね・・・」
「大体、ワタシ達だって似たようなものじゃん」
「あのね。私達はさすがに血はつながってないでしょーが」
「うん。だからそれがラッキーだったってだけでさ。」
「・・・・。」
39エール:05/03/04 00:41:47 ID:X/OnAYKo
「何?」
「・・・それって、遠まわしな愛の告白だと受け取っていいんですか?」
「へ・・・」
「そういえば、いつから和音さんは私を好きでいてくれたのか聞いたことがなかったなぁー」
「いつから・・・って・・・」
俊介のお腹あたりに頭を乗せてる私をニヤニヤと見下ろす。
「も・・・もぅ今夜は部屋に帰ろうかな・・・」
「不可」
そう言って、ノロノロ起き上がろうとした私の腕をとって、身体をひきあげて。
「でも・・・そうですね、確かに、想い想われてるのなら、もう・・・それだけでいいのかもしれない。」
ぎゅっと抱きしめられる。
「人と人との出会い方なんて、本当にわからないものだから・・・」
「・・・うん」
「俺なんか、斉木家に拾われて、和音さんにも拾われて・・・きっとものすごく強運なんだろうな」
・・・それを言うなら、私が俊介に拾われたんじゃないかなぁと思うのだけど。
「俊介はさ・・・幸せ?」
「幸せですよ」
「へへ・・・」
スリスリっと。額を俊介の胸に押付ける。
寒い季節。傍らには自分を守ってくれる人。その体温が伝わる距離にいる幸せ。
今この一時だけでも・・・世界中の人々が。同じように幸せであればいいなと思った・・・そんな週末の夜・・・。



おわり
40エール:05/03/04 00:48:47 ID:X/OnAYKo
>38・39はいつも素敵な作品を投下して私を刺激してくれるw
全ての職人さん達に捧げます・・・
41名無しさん@ピンキー:05/03/04 20:44:54 ID:t9x+qsJm
>>40GJ!
皆様方、おつかれさまです。もちっとしたら自分も駄文投下しますねー
42名無しさん@ピンキー:05/03/06 01:08:27 ID:nCUUqs3x
>>40
GJ!
>>41
テカテカ!
43名無しさん@ピンキー:05/03/06 01:44:26 ID:kSNuDcmj
1さん乙です!リロードしたら前スレが落ちていました。

>「羊が一匹」
微エロも素敵です。
>目があうと、なんだか照れくさくなって、二人でうふふふ、と笑った。
ああ、ほのぼの光景が目に浮かぶ。
しばらく出番のなかったバスキューブを使いたくなりました。

>14
>「じゃあ、とーちゃん似なんだな、にーちゃんは。」
カーラな世界だな〜(w
そんでもって罪な人なんですね、一臣にーちゃんも。

>38
血の繋がらない兄妹同然萌え。はたまた離れて育った兄妹もまた萌え(笑
話題にのぼるのも、そのくらい作品が素晴らしいものだからなのかもしれないですね。
次回作もよろしくです。

>41
楽しみです。
44名無しさん@ピンキー:05/03/08 20:33:32 ID:ObKtq/Y7
最近ミカエル多いですが、いや、ミカエル好きなんで大歓迎ですが。
ちょっとバビロンも読みたいなぁ〜なんて。

通りすがりの独り言です。
45名無しさん@ピンキー:05/03/08 21:07:33 ID:L+Cdt0i0
どっちも歓迎です
あとエロ話しもしたいなぁ
46名無しさん@ピンキー:05/03/08 23:18:23 ID:6tTE5W4b
では盛り上げるためにも話題投下してみようかなぁ。

恋愛傾向パステルカラー、エロ度皆無な川原作品。
でも、だからこそ邪心よ萌えよ!
そこで緊急リサーチ。
アナタが考える、作品中一番Hが強そうなキャラは誰ですか?(男女問わず)

思わず職人さんがインスピレーションを受けてしまうような、
愉快な偏見を皆で出し合わないか?
常識にとらわれない各自の自由な意見を交換しよーぜっ

ちなみに私は、一臣殿下に一票。
小説家たるもの、経験を積むためにあれこれ試してそうだと思うんだよね。
あの年寄りじみた落ち着き(失言)がテクニシャンっぽい・・・。
47名無しさん@ピンキー:05/03/08 23:57:40 ID:VwfIdmdu
>>46
和音さんのおとーさんに一票。
愛人3人というのはやはり強かろうw
しかも、奥様のあの堅い堅いガードをかいくぐってコトを
為した手腕w
48名無しさん@ピンキー:05/03/09 00:38:07 ID:YgsU3vnb
>44 ユーリのナニはやっぱ外人さんみたくフニャ×ンなのかなー
   北欧系の血が濃ければ巨根だぞw
  (下品ですみません)

>47 そうそう、立志伝中の人斉木総一郎様は夜も強そうですわよね。
   英雄色を好むってか?
   若き折は迪子様へ愛ある強引プレイ・・・うーん萌へる。
   そんな設定をサクっとかく作者ってスゴイw
49名無しさん@ピンキー:05/03/09 08:49:19 ID:hWVoZOfU
>>48
「そりゃお前折りを見て……」
「隙を見て!」
このシンプルな会話故にあれこれと妄想しちゃうんですよ
ねぇ。ギャグ絵なのにw
50名無しさん@ピンキー:05/03/09 13:56:02 ID:YgsU3vnb
総一郎様はギャグ絵でも「いばりんぼ」っぽさが出ていていいですよねw
(都築さんとこの菜苗さんみたいに、やはり彼が家庭内実力者なのだな)

しかし隙とか折って・・・どういうシチュだったのかな〜〜〜
(しかもちゃんと和音さんという実績ができてるしね)

あああ(悶々)

51名無しさん@ピンキー:05/03/09 19:50:24 ID:bcR3J2x7
お正月とかで親戚なんかが来て、席を外せないようなシチュで
お酒を皆に勧めさせて、奥さんが酔ってしまうような状況を作った
なんてどうでしょうね。
そして、熱いからと軽装で横になっている奥様を襲う総一郎様。
懐刀を着物のところに忘れた上、お酒のせいで満足に身動き
できぬ奥様は「せめてこの手に木刀の一本もあれば」と嘆きな
がらも純潔を奪われてしまうとかw
52名無しさん@ピンキー:05/03/09 19:56:00 ID:w68Vc85S
和音さんはそもそも一体何回目でできたのか
気になるw
53名無しさん@ピンキー:05/03/09 22:09:53 ID:qOml/cqG
一撃必中、日を計算して、お正月を数年前から狙ってました
54名無しさん@ピンキー:05/03/09 22:44:31 ID:hrESPeDk
いったん倒したら一晩中ねちっこいテクで責め続けたろうなあ・・・w
和音さんの母上の場合、むしろイカされまくってしまった身体の正直さと気持ちのずれに
のちのち複雑な心理状態とならざるを得なかったんだろうけど。

全然関係ないが、
スペンサー・トレーシーとキャサリン・ヘップバーンの古い映画「アダム氏とマダム」の中で
「夫婦ゲンカしたら、仲直りするまでは絶対に寝室から出てこないルール」というのがあって
無茶さ加減に大笑いしたのを思い出した。
55名無しさん@ピンキー:05/03/09 23:59:26 ID:hWVoZOfU
>>51
源義朝混じってるだろそれw
56名無しさん@ピンキー:05/03/10 00:22:43 ID:aDNw7hLh
うわー >51の展開、もう辛抱たまらん・・・
>52 少なくとも一発OKでは無いと思われw(確率的にも)>和音さん着床
>54 「いったん倒したら」同意〜。
うんうん、迪子様が拒むのも意地っ張り&不慣れなゆえのポーズで
やはり女の悦びは知ってしまったのでは・・・
総一郎様こそテクニシャンぽそうだしさー。

でも誤解したまんまだったから、プライドが許さなかったんだなー・・・とか。
夜は結局屈しちゃうんだけど朝になるとまたクールビューテーになっちゃってさ。
→それで総一郎様もやがて疲れてしまうと。(愛ゆえに・・・カワイソウ;)

・・・とか、考え出すと止まりませんね。はー邪心でクラクラしてきた。

「・・・の革命」で、仲良くしたかったとーちゃんとかーちゃんを見てしまっただけに
ちょっと切なさも感じるしな。
あの話読んだ時、もっかい昔に戻って、存分にイチャイチャできればいいのにね・・・と心底思った。
(でもそうしたら俊介さんの必要性はなくなってしまうがw 和音さん一人っ子じゃないかもしれんしー)

映画の話、面白いですね。日本中の夫婦がそれやれるなら離婚率もぐっと下がるだろうに。
57名無しさん@ピンキー:05/03/10 00:33:22 ID:6LevO65q
>>56
産まれたのが女の子だった時の余計な一言がトドメだった
という点から察して、それまでは多少は笑顔を向けてくれた
りもしたんじゃないでしょうかねぇ?
隙を突かれてコトに及んでしまったとは言え腹を痛めて産ん
だ子を、こんな夫でも可愛がってくれるのであれば、せめて
良き妻・母を演じようという気になっていたのが一気に軌道修
正してしまったような感じで。
58名無しさん@ピンキー:05/03/10 01:24:17 ID:aDNw7hLh
あ、でもそういえば和音さんの誕生日はバレンタインデーなんだから・・・
仕込みは春先?ですねw 
庭の桜の下で誠心誠意口説いたのかもしれぬ。
「あー詩情あふれる少女マンガじゃないすか いいすね〜〜」

話が変わってしまうが↑こんなことを言ってしまう俊介さんも
そうとうロマンチストなんだろうなぁ
59名無しさん@ピンキー:05/03/10 12:44:35 ID:aj++7kn+
私は「ツベルクリン反応」の二人の白衣とセーラーの
制服プレイが読みたいです…
60名無しさん@ピンキー:05/03/10 23:22:53 ID:0oLlFD1A
>>59
縁側で…とかうっかり考えちゃったよw
穏やかな人たちのエロというのも興味深いですな…しかも卒業前か…
61名無しさん@ピンキー:05/03/10 23:58:54 ID:EAgmy0Ov
「花に埋もれて」の二人のHを妄想しては(;´Д`)ハァハァしている香具師はおらんかのう…
62名無しさん@ピンキー:05/03/11 00:51:57 ID:5JAd5R3e
ツベルクリンの先生は(名前忘れちゃったよ)優しく優しく、してあげそうだよなー。
なんか、普通でいいですねぇ。

「花に埋もれて」・・・やっぱベッドにも花が咲き乱れるのかママン
君に薔薇薔薇という感じ〜♪ ハッ、古っ

今日、ぐりこでチビゆめゲットしたので
Intolerance…パロ読みたくなったよー。
そういえば前、各務×鷹見の職人さんいらっしゃいましたよね。
続き書かれないのかなー。すごくときめいたんだけどなぁ。

ところで各務×鷹見って、俊介×和音の前身みたいな感じもしません?
俊介さんはゲートボール・・・の達ちゃんにも通じるとこあると思ってたけど。(苦労性の黒スーツなとこがw)
63名無しさん@ピンキー:05/03/11 15:19:14 ID:AweQZBhF
>58
> 仕込みは春先?ですねw

遅レス&マジレスだが、
2月中旬を予定日にすると、仕込みは5月下旬ぐらいのはず。
(<28日程度の周期の場合)

春先というより初夏といえるかもしれん。
64名無しさん@ピンキー:05/03/11 20:16:17 ID:61YOuImw
>62
ぐりこのチビゆめゲットですか!?
5個買って全部違うのが出た・・・羨ましい・・・。
65名無しさん@ピンキー:05/03/11 21:23:09 ID:wFXmGBIB
カーラ最強Hキャラは斉木総一郎様でケテーイ!なんでしょうか(w >一番Hが強そうなキャラ
単に強いだけでなく、テクニック・耐久力・そして手際の良さ?までもを兼ね備えた完全王者。
…これで愛情表現さえ素直なら、痛手を最小限に食い止められたかも知れないと思うと
過ぎた時間が悔やまれますね。
でもその反動が一気に夜を取り戻す原動力に!…となるとまた萌えますね〜。

……しかし、どこでそれだけの鍛錬を積んだんだろう??…気になります。


>「花にうずもれて」
最中に花乃子ちゃんから出てくる花がH開発のバロメーターになったりして(笑

初めての時だと、
「……っ!!……た、痛たたた…」
「痛かった?…ごめんね、 広瀬さん 」
「…いいんだ。こーして花乃子ちゃんとひとつになれたんだし」

破爪の痛みに耐えるあまり、トゲだらけのアザミ(だったかな?親友にせがまれて出したやつ)が
出た日には、男女が逆転した大変な初体験になってしまいそう(w

>62
ゲトおめ!自分もまだなので…。
66名無しさん@ピンキー:05/03/11 22:19:47 ID:HHy4U4wG
>62
ちびゆめゲットした人が裏山ーー

>65
>鍛練
そりゃあ三人の愛人に決まってますがな
あるいはそれ以前の話かな
6762:05/03/11 23:42:44 ID:5JAd5R3e
ちびゆめ、本スレでも話題になってますが、振ってみて一番重いやつが当たりだという
もっぱらの噂です。
ちなみに私も振り振りで一発ゲットでしたー♪
皆も頑張ってめぐり合ってね。

>65タン
ええっもう王者決まっちゃったの?早っw >最強Hキャラ 
でも私は、意外性を狙ってというか単に自分の好みで
メイプーの高柳コーチとか押してみよかな。
だって完全体育会系だし。ほら、あれだ、忍者の家系なんだからさ・・・
そういった技にも長けてそうじゃんかー
(一族に伝わる秘儀とかあったりして・・・い、いいじゃん。ぐふ。)
ちょっとスイッチ入っちゃって、広岡監督とそーいう関係になっても面白いのに。
いや、あの二人はそーでないからいーんだという意見多数でしょうがw(まーここエロスレなんでなんでもありさ)
68名無しさん@ピンキー:05/03/11 23:45:11 ID:l7drQYnA
>64
>62じゃないですけど

「花とゆめ」は一番厚いので一番重そうなのを選ぶといいです。
後、「カーグラフィック」というのも重い方なので気を付けてください。
私は選びきれなくて二つ買ったらその2冊でした。
69名無しさん@ピンキー:05/03/11 23:45:44 ID:l7drQYnA
ああ・・レス来てた。
70名無しさん@ピンキー:05/03/12 00:07:07 ID:WNg3DGoX
☆ツベルクリン☆


「『先生の、熱いのちょうだい』・・・ほら、言ってごらん・・・恵子ちゃん・・・」
「・・・先生の・・・」






「〜〜〜んもぅ!!私、別にさっき淹れたこっちのぬるいお茶でいーもん!
俊先生の意地悪っ 買ってきた栗まんじゅう、あげないからっ!?」


・・・とか、妄想にオチつけてみるのはどうでしょうかw(多少無理があるか?)

いやはや、あの、セーラー服の恵子さんを窓から抱え挙げるシーンの先生はかなりカッコイイ。
あのまま診察室で押し倒してもよかったのに・・・(オイオイ)
71名無しさん@ピンキー:05/03/12 17:35:27 ID:/ctW00yy
「メイプル戦記」の仁科・夫なんか凄そうだ。
プロの野球選手だから体も日々鍛えてるだろうし
球界きっての遊び人とまで言われた男だぞ。
仁科・妻はあんな可愛い顔してけっこうダンナに開発されていると見た。
72名無しさん@ピンキー:05/03/12 22:54:07 ID:Wrx6HJpw
>66 
想いがかなう前の迪子様ひとすじ?っぽさからして、若い頃からの
テクニシャンだったとしたら、よほどの天性なのかと思ってしまったので(笑

>67
>ええっもう王者決まっちゃったの?早っw >最強Hキャラ 
あっ、いえ、そーではないです(笑)
前出の総一郎様萌え話が面白くて、自分は同意ってことなので。
それと、「一族に伝わる秘儀」ってのがどんなものか激しく気になる……。



>(男女問わず)
とゆーことは、強そうな女性キャラでもいいんですね?>46

…ミカエルの3組が、よーいドン!で耐久戦を始めたら、とりあえず
最初にギブアップするのは史緒さんだろーな〜とは思いますが(w
>あの年寄りじみた落ち着き(失言)がテクニシャンっぽい・・・。
ってあたりからも(w
73名無しさん@ピンキー:05/03/13 00:51:16 ID:cKOLFduI
女性の場合は、誰が一番尽くしそうかっていう意味でもあるんですよね?(ソフトに言えば・・・w)>男女問わず
でも川原漫画って、結構男性はどのキャラも優しそうだから、
かえって女性も自ら積極的に尽くしそうな気もするなー。それで男も、嬉しんだけど焦ってみたりw
エロちっくでは無い川原ワールドですが、でも皆様、情に溢れてると思いますので
きっと愛の表現も一途であろう。

>71
仁科(夫)キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
確かに激しそう・・・ 登板は中5日でも、アッチのほうは中2日とか1日置きとかw(フランス人並みじゃ)
あまりのハードローテに仁科(妻)もついていけなくなり、それを拒まれだした為に浮気に走ってしまったとか・・・。
・・・・・・。ありうるじゃーんw

>忍者の秘儀
って私、昔、大人向けの劇画漫画か何かで、「忍(しのび)は女を悦ばせる術を知っているものだ」みたいなの
読んだことある。
なにしろ、敵(女)を取り込むのに手っ取り早い方法なわけだ。
媚薬とかも持ってるんだよね・・・忍者って薬とかそういう知識も多い(と言われていた)わけで。
媚薬使いの高柳コーチ・・・ド、ドキドキドキドキ・・・・。
74名無しさん@ピンキー:05/03/13 00:55:25 ID:cKOLFduI
>73>女性も尽くす
で結局、そーいふ夢(っつーか妄想)があるために、そんな内容のSSも書いてしまうわけだ・・・。
そして、後でハッと我に返って自分不信になる、と。

orz
75名無しさん@ピンキー:05/03/13 11:30:21 ID:Ch8MZOrq
ワラタ>>よーいドン!
これは組み合わせにもよるかと(w
>>尽くす
自分が男なら柚子タソに尽くされたいよ・・・・。
76名無しさん@ピンキー:05/03/13 12:19:14 ID:yIqjX2gB
うん、柚子さんは尽くしそう。
小さい身体で一生懸命御奉仕ハァハァ
77名無しさん@ピンキー:05/03/13 19:44:19 ID:Pm6HD4oM
>>76
端から見ると犯罪級ハァハァ
78名無しさん@ピンキー:05/03/13 21:40:10 ID:71vRSFOp
瑠璃子ちゃんも尽くすタイプよねw
79名無しさん@ピンキー:05/03/14 00:52:21 ID:IG7PDdw5
>73:媚薬使いの高柳コーチ・・・・・・?

「高柳さん、お昼に貰った胃薬、よく効いたからさ、も少し・・・・・・」
ガチャ、とワタクシ広岡真理子が夕食後、高柳コーチの部屋を訪ねてみたらば、ちょうど不在であった。
「あれっ?なんだ、いないのかー」
すると机には先ほど彼がとり出してくれたのとよく似た小瓶があるではありませんか。
「あーこれこれ。勝手に貰っちゃおっと。」
小さな錠剤を2粒・・・いや3粒だっけ?先ほど買ってきたばかりのウーロン茶をここで開けて
早速ポイと口に放り込む。
「あれ、広岡さん何か御用でしたか・・・・あ!あああ〜〜〜〜〜〜〜!?」
「わぁ!な、なんだ!どうした!?」
ごきゅり。勢い良く飲み込んでしまって苦しい。涙目だ。ゲホゲホ。
「こ、この薬、もしかして、飲んじゃったんですか!?」
「え、う、うん。あ、ごめんよ勝手に・・・ちょっとまだ胃がチクチクするもんだから」
「〜〜〜〜〜〜。」
なんだなんだどうした。頭を抱えてしゃがみこんでしまった高柳さん。
「この薬、胃薬じゃないんですけど・・・」
「え?嘘。な、何の薬だ?毒か!??」
普段薬自体飲みつけない私であるし、たいそうな薬だったら大変だ。
「・・・・・。」
高柳さんは頭だけあげて、何か言おうとして口を開いたまま、固まってしまった。やばいぞ。一体どんな薬を飲んだんだ。
高柳さんの顔が青く・・・いや・・・ん?赤い?
「な、何の薬だよ・・・」
「いや、その・・・」


ハッ!!(゚Д゚;≡;゚Д゚)
・・・イカンイカン。つい妄想してしまうところでしたw
ところで広岡監督はメイプー就任当時、お幾つだったのでしょうね。
高柳さんと7年文通してたって書いてあったから・・・30歳前後?
やだなぁ。女盛りじゃんw
80名無しさん@ピンキー:05/03/14 11:10:29 ID:odArjVjI
>79
続き書いてくれよ〜 頼むよ〜 秘蔵のナポレオンやるからさ〜

お願いです!!!どうする、どうなるって感じがたまらんです!!!
81名無しさん@ピンキー:05/03/14 14:23:06 ID:xSIzMG4K
広岡監督も山猿並みの体力の持ち主だから
その気になったら凄そうだ・・・。
82名無しさん@ピンキー:05/03/14 21:48:46 ID:KY59vCAB
>>79
新卒後、豆の木高に就職したんだから、大体そのヘンだ罠。
外見が年齢不詳なのはおかっぱ頭の川原キャラに共通するパターンだがw
83名無しさん@ピンキー:05/03/14 22:56:07 ID:GLlhF+HC
>仁科夫妻
>球界きっての遊び人とまで言われた男だぞ。
そのうちばれたのが4人。
…妹目を憚らない一臣殿下とコッソリ上手?な仁科夫とでは、どっちが上をゆくんだろう?

>忍者の秘儀
にんにん。(了解!丁寧な解説ありがとうございましたっ)
で、その媚薬は催淫効果が高いだけでなく、えっちすることでしか絶対に解毒できないもの
だったりするんでしょーか(にんまり
おおよそ結びつかない?カーラさんとエロ媚薬。不可能を可能にする媚薬に期待。(ドキドキ)

>79
>・・・イカンイカン。つい妄想してしまうところでしたw
むしろ正しいスレの使い方のひとつかと思われます(笑
なんだか勢い余ってしまいそうな広岡監督(w
高柳コーチがそんな小瓶を持ち込んでいること自体、もしや?という感じもしますが(笑)
(あるいは、見るに見かねた手の者たちが強引に置いていったのか!?)
8479:05/03/14 23:00:43 ID:IG7PDdw5
ありゃー思わせぶりなことをしてしまいましたか(^ ^;
実はその先はさほど考えていなかったのですが・・・

っつーか、どうなると思いますw?>80or皆様

@「せ・・・責任とってくれるんだろうな?」と監督が見事グラグラになる。
A「俺で試してみます?」と高柳さんに突然スイッチが入る。
B広岡さんはお部屋に逃げ帰り、その効果が想像できてしまう高柳さんは自室で一人悶々とする。
C「ま、こういうのも一種のスポーツだよな」と大人ぶって、あっさり効果を楽しむ。

D「・・・吐く。」といって監督は即、洗面所に走り、
  高柳さんはホッとしつつもがっかりする・・・w

さぁてどれだw
といっても続きを書けるかは謎ですが。(SSに、と気張るにはパワー不足だったり。申し訳ない;)
ああ・・・誰しもが平等に持てるこの妄想という自由に、感謝しよう。
ア〜メンw
85名無しさん@ピンキー:05/03/15 00:00:15 ID:EXdX30gT
@で且つAだ! それしかない!!
お願いだ79、生殺しはやめてくれ……。
86名無しさん@ピンキー:05/03/15 00:35:52 ID:3xY1UR3j
B→@→A、というのもアリだな。
(で、どっちが先に陥落するかで、@とAは入れ替え可能w)

・・・ああ、妄想は無限に広がる。
87名無しさん@ピンキー:05/03/15 01:00:06 ID:fd0wOVIH
それはそうと、殿下と史緒さんのSSは・・・
職人さん達、忙しくなっちゃったのかなぁ(年度末だしねぇ)
読みたいなぁー。

とりあえず、さげるけど。
88名無しさん@ピンキー:05/03/15 09:58:58 ID:X1eHzU8k
3→1→2→4のフルコースでw
(4は事後の照れ隠し)
89名無しさん@ピンキー:05/03/15 10:47:44 ID:rzvu2yKD
メイプル随一のセクシーキャラ・笑子さんに
男女の道をご指南願えないものか。

高柳コーチ相手に「いけ!押し倒せ!広岡監督はあんたを待っている!」と
はっぱをかけてもらい、
瑠璃子ちゃんに「既成事実をつくれ!」とアドバイスし・・・。

でも笑子さんメイプルどころか川原ワールドでも珍しい
セクシー系なのに相手がいないのが寂しいね。
90名無しさん@ピンキー:05/03/15 12:00:00 ID:90kiblOI
笑子さんは各球団及び球場のある土地ごとの彼氏がいます。


と妄想してます。

91名無しさん@ピンキー:05/03/15 13:35:56 ID:XnJfQ+YO
仕事のデータが……・orz
流れを読まず、ショックをぶつけた導入部投下。
TS物につき、苦手な人はスルーヨロ。

NGワード:TS
92TS:05/03/15 13:36:50 ID:XnJfQ+YO
ある朝。目覚めると、身体が女になっていた。
腹を抱えて笑い転げる婚約者に、言いようのない憤りを覚える。
「……いいかげんにしてくださいね、和音さん。
 第一、あなただって人のことはいえないでしょうが」
こめかみを押さえながら、私は涙まで流して笑っている婚約者に言った。
私が幼いころから育ててきた人だ。
服の上からでも身体つきが変わってしまっていることは手に取るようにわかる。
そう、こんなだぼだぼのスウェットを着ていたって。
彼女の身体からは(ただでさえ乏しかった)乳房が消え、替わりに股間にふくらみができている。
ようやく笑いの発作がおさまったらしい和音が涙をぬぐいながら話した。
「だってさあ、一人なら困るけど、二人ならいいじゃないか〜。
 いやあ、それにしてもあの笑い話が本当のことになるなんてな。
 世の中って油断ならな」
「なんですって?」
数年前の悪夢が頭をよぎる。彼女が学校で怪しげな実験をして、その結果聖書のサムソンのように、
怪力を身につけてしまったあの頭の痛い日々。
「もう一度言ってごらんなさい、お嬢ちゃん」
私の額に青筋が出ていたのだろう。和音が一歩後じさった。
「いや、なんにも! 今回は、何にもしてないってば! なあ〜、俊介、信じてくれよ!!」
私の腕に、いつものように和音がすがりつく。
腕に当たる小さなふくらみがない。私の腕も、彼女よりも明らかに細く、力弱くなっているだろう。
彼女を守ってやれない。そのことに、たとえようもない喪失感を感じる。
彼女を守り、育てることが、すなわち私の人生であったというのに。
「ただ、この前史緒さんたちと話しててさ。男ばっかり生理がないのは不公平だって話になって。
 じゃあ、生理が交代であるなら運の悪いほうが妊娠するんだねって。
 史緒さんの想像の話だけだったんだよ〜」
頭が痛い。これが、妙齢の女性のする会話だというのだろうか。
あまりにも恥じらいが無さ過ぎる。……私が読んだのはエポック博士の育児書であって、野生のエルザでは断じてないのに。
93TS:05/03/15 13:38:00 ID:XnJfQ+YO
ため息をついて、私は用を足しにいった。薄いアイボリーで統一された洗面所。
鏡に映る自分の姿にまたため息がこぼれる。
女性にしては不自然なほど短い髪。柔らかさを増した顔つきに、そこだけは変わらない悪い目つき。
青無地のパジャマの胸元が明らかに膨らんでいて、自分自身重く感じる。
柔らかいネルの布地が、骨格さえも変わっていることを私に教えてくれる。
視線をぎこちなくそらして、あがっている便座をおろす。
用を足しながら、突然激しい怒りに襲われた。
なぜ、私が便座を下げて用を足さなければならないのか。
なぜこんな事態になってしまったのか。
手洗いもそこそこに、私は足音荒く自室に戻った。
不安そうな、昨日まで少女であった少年が私を見てほっとしたような表情を浮かべた。
無心に私を慕う子犬のような目つきに胸元を鷲掴みにされた錯覚が襲う。
ふわふわとしたくせっ毛をなでながら、私は唐突に理解した。
性別など関係なく、私はただ、このひとだから心に踏み込まれてしまったのだと。
このひとだからこそ、私の心に入り込み、住人となることができたのだろう。
「……たしかに、一人よりは二人のほうがよかったようですね。
これなら、このまま結婚しても何の問題もない。……ね?」
肩を押して和音をベッドに押し倒す。なるほど、不意をつけばそんなに力を入れなくても容易いのだな。
きょとんと私を見つめ、一拍おいて真っ赤になるあなたが好きだ。
大学生だというのに、こんなにも初々しいあなたが胸が苦しくなるほど愛おしい。
スウェットを捲り上げて平たい胸に手を這わせた。
女性であったときよりもはるかに小さい胸の突起に口付ける。
「……っ!」
頼りなく震えるあなたが愛しい。
身体の奥底から湧き上がってくる衝動のままに、私は片手を和音の逃げようとしている腰に伸ばしていった。
94名無しさん@ピンキー:05/03/16 02:03:29 ID:r4ptTJz1
女性の俊介さんですか・・・・
瑠璃子ちゃんを黒髪にしたような感じになるのでしょうか?(う・・・あんまゴツかったらヤだな)

ところで瑠璃子ちゃんは、最初のお化粧ベタベタ(と思われる)頃>1巻よりも
素顔に近い(と思われる)頃>3巻のほうが断然綺麗だ。
いや、私の好みで言わせて貰えば、「普通の 平凡な男」の神尾のほうがめっぽう美人だぞーーーー!

まぁだけど小早川×「普通に綺麗な」神尾になってないとこがいいんだけどね。
いやホモがいかんとかじゃそーいうことじゃなくてw
話飛ぶけどミカエルの殿下んちの召使(?)本橋センセの美人な男のコなのがいつ見ても笑えます。お耽美。
95名無しさん@ピンキー:05/03/16 13:01:42 ID:wOXXVcDt
またあのミカエル三人組が珍妙な薬を発明してしまったんでしょうか?
俊介女体化・・・。
するとロレンス先生は美貌の英国女性教諭に、
殿下は優雅でたおやかな女流作家になられてしまうと?
その姿で「あなたたちは・・・!!」と怒り爆発してくれたら最高ですね。
説教もするけどベッドのなかでのリベンジもすごいのさ。
96名無しさん@ピンキー:05/03/16 14:59:01 ID:FW5/i9O0
ベッドでのリベンジ…読みたい!読みたい!
どなたかお願いします。

なぁ、秘蔵のナポレオn(略
97名無しさん@ピンキー:05/03/16 15:22:38 ID:QlNdSsbq
秘蔵のナポレオン文庫(違
98名無しさん@ピンキー:05/03/16 15:50:51 ID:r4ptTJz1
秘蔵のナポレオン像(違 
99名無しさん@ピンキー:05/03/16 17:57:44 ID:3/k+tIoc
秘蔵のナポレオンズ(…
100名無しさん@ピンキー:05/03/16 18:13:20 ID:+M8a3Fok
>>なぜ、私が便座を下げて用を足さなければならないのか。
なんかワラタw
小だけの場合に座るのはやっぱ複雑か…w
関係ないが、便座上げっぱなしにされるのって、なんか激しくムカツクよな〜
101名無しさん@ピンキー:05/03/16 20:33:23 ID:sz2hrX9W
最近は座ってする男の人もいるらしいね〜?
102名無しさん@ピンキー:05/03/16 23:52:30 ID:sVmRJYF9
>>101
うちのだんなは、日中以外は座ってしてるらしいねぇ。
見たわけじゃないから本当かどうかはわからないけどw
103名無しさん@ピンキー:05/03/17 00:03:51 ID:CFEW9/nT
以前どこぞの新聞に載ってたような。
掃除の手間が増えるからと、洋式便器で立ったまま小用を
足さないように奥様が旦那さんを指導するケースが増えて
いるのだとか。
そりゃまぁ周囲にとびちるものとかの量は雲泥の差がある
でしょうなぁ。

ま、和式では許してくれw
104名無しさん@ピンキー:05/03/17 00:48:29 ID:c2HaY18l
おおー確かに両方共なら平気だ読む方も

日本農園の人々は地味?だからあまり作品にしにくいのかしら…
10579:05/03/17 01:16:38 ID:IK8m3EVV
おお、スレ伸びてきましたねぇw


>85・86・88サマ 妄想トライwありがとうございました。
いやぁちょっとした発想でも書いてみるものですね。ついてきてくださる人がいて嬉しい〜。
なんか最近しょぼくれることが多く、しばらくSSも書くのやめとこと思ってたのですが
根が単純なので、煽られたらまたムクムクとヤル気が出てきました。
このスレ好きだし、今またいい感じに盛り上がってきてるし。
(ダラダラしたエロ話大好きですvあ、勿論職人さん達の素敵な作品も心待ちにしておりますが)

んで、リハビリのようなノロノロな制作ペースでも良ければ、なんとか最後まで話をもってきたいと思います。
メイプーファンの方々、気長におつき合いいただければ幸いです。


>104タン
私も愚者の楽園好きですよー。麻子さん可愛いですよねv
106唇から媚薬:05/03/17 01:17:55 ID:IK8m3EVV
〈79の続き〉

ドッドッドッドッ。身体が加速度的に熱くなってくる。これはもしや・・・体質に合わない何かだったのでは。
「さぁ吐け!何の薬だ!?言うのだ〜!!!」
いつまでもしゃがみこんでいる高柳さんの首根っこをつかまえて、ずりずり引き上げる。
だが膝立ちになった彼は私の様子を窺うような素振りを見せながらも、煮え切らない様子でいた。
「・・・・・・・・・・怒りませんか」
「ああ?」
何を言う。その勿体ぶった態度がもう怒りを誘っているとゆーに。
「・・・・・・・・サイインザイ」
「・・・なに?」
イマナントオッシャイマシタ?
「催淫剤。・・・もっとわかりやすく言えば――――媚薬・・・。」
「―――は?」
107唇から媚薬:05/03/17 01:18:47 ID:IK8m3EVV



しばらくお待ちください

             ―――MHK 穴田アナ



108唇から媚薬:05/03/17 01:19:50 ID:IK8m3EVV
「な・・・んでそんなもん持ってるんだ」
「友達に頼まれて・・・今度結婚した友達なんですけど、今流行りのセクスレスカップルというヤツでして。
で、相談受けてて、それで。」
「だからって!なんでそんな薬・・・・ままままさか高柳さん、法に触れるようなことを・・・」
大変だ。三面記事だ。スキャンダルだ。頭の中に紙面が踊る。
「違いますよ・・・ほら、家系的にね、得意なんです。薬の調合。
それで、確か一族に伝わる秘伝に、そういういのもあったなぁと思って、昨日手の者に頼んで材料と虎の巻を」
で、何か。この友達思いで研究熱心な忍者の跡取り坊ちゃんは、練習の合間にそんなケッタイなものを作っておったと。
「・・・一応、天然素材の調合物なんで、アレルギーとかは滅多には出ないと思うんですけど」
・・・もはやそーいう問題じゃない。
「・・・吐いてくる」
「え」
「どけ。そんないかがわしい薬の被検体になってたまるか」
「・・・でもそれ、即効性なんですよ。水溶性で。もう、遅いかも」
「〜〜〜〜〜〜!」
10979:05/03/17 01:36:29 ID:IK8m3EVV
あ・・・
>91タン 割り込んでしまってごめんなさい;
ところで俊介×和音、入れ替わってもやはり攻め気は俊介さんなのでしょうかw
さすがエロ養育g(略

そして「唇から媚薬」って・・・なんかいつかの歌にありましたよね。(でもどんなのか忘れた)
媚薬と聞いたら、コロンと頭から落ちてきたのです。そのタイトル・・・






110名無しさん@ピンキー:05/03/17 08:37:58 ID:8Mv1Xnid
>91
>仕事のデータが・・・orz
お察しいたします(汗
うーん、なんとも不思議な世界〜〜。…でも先が気になります。
和音さんの男性体化?を下級生の皆さんに知られたら、
別の意味で俊介さんが心配してしまうかな(w

>105
あぁ、乗り遅れた。残念 >妄想トライ
しかし、自分のことはさておいて、セクスレス友達のために薬を作るとは…
なんていい人なんだ、高柳コーチ!
>なんとか最後まで話をもっていきたいと思います。
無理のないペースで投下なさってください。いつでもマターリお待ちしてますので。

11179:05/03/17 09:43:20 ID:IK8m3EVV
たはは・・・なんか体調が悪くて今日は仕事(といっても今は所詮バイトの身分だが)休んでしまいました。
私の周囲ではインフルエンザが猛威をふるっております。急に暖かくなったり寒くなったりだからかな。
皆様も気をつけてくださいね。
しかし家で薬飲んでぼんやりしてると・・・続きが書きたくなってしまいそう・・・←寝てろ

>110 なんていい人なんだ、高柳コーチ!
ワロタ〜 まさかそういう感想をいただけるとはw
ありがとうございます!暖かい御支持は創作意欲の糧です〜。
112名無しさん@ピンキー:05/03/17 09:59:29 ID:39fltKYP
催淫剤? まあっなんて素敵な…
余ったら私にも分けてくださいね
            by瑠璃子
113名無しさん@ピンキー:05/03/18 00:40:22 ID:USDI0Iyk
秘蔵のナポレオン・・・飲みたぁい!
俊介さんと一緒に飲みたい〜〜〜
(いや、俊介さんと和音さんが飲んでいるのをデバガメするのでも良い)

ところで小早川君てお酒も弱そうなので
少量で酔っ払ってしまうのではないかしら。意外にキス魔とかだったりしたら面白いのにw
(身近にそういう人っていません?真面目な人でw)

話また戻して悪いですが、Hキャラはもう出尽くしたのかなw
久しぶりにss保管庫に行ったら、このエロスレ・ナッシュも結構エローい♪と思った。
(いやそれは職人さんの手腕によるものかw)
宇宙服プレイは(脱ぎにくそうなだけに)想像するとかなりえっち。ハァハァ。


114名無しさん@ピンキー:05/03/18 11:17:29 ID:LcjUXJcl
プレイするんなら
着物姿の柚子さんとロレンス先生で
「あ〜れ〜お代官様お許しを〜」「よいではないかよいではないか」ごっこを希望。
正月にロレンス先生の下宿に新年の挨拶に行って、というのもいいし
新婚旅行は京都にいって老舗の旅館で浴衣姿で、というのもいい。
ロレンス先生日本好きだから
「温泉で混浴」だの「並べて敷かれた二組の布団」だの「浴衣でしっとり」だの
喜びそうだ。
115名無しさん@ピンキー:05/03/18 14:29:17 ID:bdZq3azH
>114
縁側で月見しながら(浴衣着用)はどうでしょう?
116名無しさん@ピンキー:05/03/18 22:15:25 ID:VjasMM4l
>111
どうぞお大事に…。早目の回復をお祈りします。
あぁ、でも、くれぐれもあやしい小瓶には手を出されませんように(w >薬飲んで

>113
>小早川君てお酒も弱そうなので
瑠璃子ちゃんのほうが強いのかな(w キス魔歓迎?
そののち泥酔した小早川くんを「アタシ、送って行きますね…」と
介抱しつつ、女の幸せをかみ締める?瑠璃子ちゃん。
…そーいえば、瑠璃子ちゃんの作ったカクテル飲んでみたい!



……お酒では、男性キャラよりも女性陣のほうが実はかなりいけるクチでは?
と思わせられるシーンがけっこうあったような(笑
 菜苗ちゃんの「女学生のよーに頬染めて」とか、
 和音さんの「たった一杯で、もー酔ったのか?しょーがねーなー」みたいな。
「安上がりな男だな」と言われていた人もいたと思うんですが、
それが誰なのか思い出せない…。


>着物姿
>縁側で月見
髪はもちろんおさげのままでもいいんですが、たまにはアップにして、
こう、後れ毛をはらりとひとつ…。
117名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:26:40 ID:JbFgyOWS
>116 「安上がりな男」
それも<美貌の・・・>の都築シャチョーじゃなかったっけ。お酒に弱い男の人って可愛いよなぁ。
現実につきあうなら、自分より酒強い男がいいけどw

>114 
「並べて敷かれた二組の布団」・・・うっわー。エロ〜w ツボ〜!!
そしてまさにそのシチュエーションで俊×和、妄想したことがあるが・・・
でも哀しいかな、未だ文章にはなっておりませんw

ところで・・・とうとう(というか今頃)
ブレーメンII1−5巻注文してしもうた・・・
あれだけは、サイズがでかいんで買い控えていたのだが。(文庫になるまで待とうと思ってた)
でもここに来るようになって、川原欠乏症がひどくなったんだよね。
「読んでないのがまだある」ってのを段々悔やむようになってきた。
なので、思い切って!!(本棚がそろそろやばいけど)

あー楽しみ〜。作品の評価はいろいろあるの知ってるけど、でも純粋に楽しみだ。
ナッシュ、かっこ良いといいなー。ナッシュ×キラで萌えたいなー。

しかし最近の本屋さんは、結構でかいとこでも、全くの新刊とか今の連載とかしか置かないから
川原泉、ほとんど見かけなくなってしまたよ。とうとう文庫でも・・・(ノд`)゜・
今の漫画は一作品が巻数長すぎるんだ。
もっと短編集なんかにも光あててくれよぅ。
118名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:37:55 ID:JbFgyOWS
あ、それから
「よいではないかよいではないか」はなんか、広岡監督に言わせるのが一番似合うと思うのだが、どうかw

>老舗の旅館でしっとり
その時のロレンス先生は、1-2巻の時のちょっと長髪なのがいいなぁ。
私あの髪型のほうがどこか禁欲的な聖職者っぽくて好きなんだが。
>縁側で月見
縁側で花火、とか、意外に殿下と史緒さんも似合うと思うんだけどね。
いつもと違う雰囲気に禁断の一線を越えてしまう・・・なんてのはどうか!?

いやぁ延々語ってしまって申し訳ない。
なんせ話題がツボの総合デパート(死語)だったものだからw
119名無しさん@ピンキー:05/03/19 09:24:54 ID:hT+kst43
着物だったら、殿様とアヒル番の秘め事でもいいな
120名無しさん@ピンキー:05/03/19 13:09:37 ID:vmQmLXad
もう少ししたら桜の季節だね(もう咲いてるところある?)
縁側で月見や花火もいいけど夜桜見物も風流だよ。
うららかな春の昼下がりに柔らかな色彩の着物着て、
柚子さん手作りの草餅や桜餅、魔法瓶には熱いお茶、
ロレンス先生と二人でのんびりお花見というのもいいけれど
それじゃのどかすぎてエロに発展しなさそう。
妖しい気分になるのはやっぱ夜桜の下だろう。
事の後で「・・・一瞬桜の精の白い袂を垣間見たような・・・」と
つぶやいてくれ。
121名無しさん@ピンキー:05/03/19 14:41:59 ID:UeTWOc+F
殿様とアヒル番いいなw
知らない人は知らないが、知ってる人は皆知ってるから
二人っきりにしてそーっと物陰からうかがうんだよ。
「(実質的婚姻終了の)はい」が国元でだったら、乳母やの人
寂しがりそうだね。せっかく待ってたのにw
122唇から媚薬:05/03/20 00:15:12 ID:qgbcU2s3
「・・・何粒、飲みました?」
「・・・3粒・・・」
「・・・・・。人によっては1粒でも充分効いてしまうんで・・・まぁ、淡白な人ほど量、必要なんですが」
「じゃあ、効かないこともあるってことだよな?」
「・・・そう、ですね・・・」
なんだその歯切れの悪い返事は。私が聞きたいのは、私が聞きたいのはなぁ。
「・・・効果は6時間程です」
だから!そーじゃねーんだ!
「解毒剤、みたいなものなんて・・・」
「それはまぁ・・・・・毒じゃないんで」
最後の希望も絶たれたか。ガックリと力が抜ける。
いや・・・そうこうしているうちに尋常じゃなく火照ってきた身体を、自分で抱きしめる。眩暈がする。
「・・・部屋に帰る。今夜のミーティングは無しだ。皆に伝えといてくれ。」
「ええ」
「・・・それから、具合が悪いから、誰も邪魔すんなって・・・」
これは・・・本当にやばい。身体の芯がウズウズ・・・してきたような。
自分から嵌った罠とは言え・・・ちくそー。恨むぞ高柳邦彦!!
「・・・自分で対処できなくなったら・・・・・・呼んでくださいね。僕も一応、責任は感じるし」
「・・・自分・・・で対処・・・って・・・」
いつもはいくらか明朗なはずの頭のコンピューターが。
その変換をはじきだすのには時間がかかった・・・なんせ専門外のことだから。
しかも、ピ、とその検索結果が表れた時にゃ・・・うぁ!ヒートアップヒートアップ。ショートだ。爆発寸前。
もしかしたら顔からは湯気が出てたかもしれない。
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
「わ、ちょっ、広岡さん、た、たんま・・・」
有無を言わせず、ボカッと一発高柳さんをなぐる。
そうでもしないとこのやり場のない怒りはもっていきようがない。
段々浅くなってくる呼吸に胸を上下させながら、シパシパする瞳をぐっと開いて、ギッと睨みつけて。
そしてそのままバタン!と扉を勢いよく鳴らし、高柳さんの部屋を後にした。
12379:05/03/20 00:16:40 ID:qgbcU2s3

ああ・・・ここで問題がひとつある。(と貴島覚氏ふうに)
広岡さん視点だったら、キャラがどうにも強がって話が発展しにくそうなのであります・・・

というわけで、書きやすい文体に変えます。これ以降は高柳視点で。

さてこの後は台詞がまんま使えるかわかりませんが・・・@且つAでいきますか?
それとも他にもっと美味しい展開があるだろうか・・・

124唇から媚薬:05/03/20 00:17:42 ID:qgbcU2s3
「いててて・・・・」
まったく、本気で殴るんだから・・・。とズキズキする頭を、俺――高柳邦彦はしゃがんだまま再度抱え込むしかなかった。
(しかし・・・どうなるんだ・・・?広岡さんが・・・あの薬を飲んでしまったって???・・・ってことは・・・)
淡々と彼女に状況の説明はしてみたものの、実は自分もまだ事の重大さを充分に理解できてはいなかった。
(と、とにかく・・・選手達に伝達・・・)
目に入った鏡の前で、未だ動揺している自分の顔を1・2度ピシャリと叩くと、振り返って壁の時計を見た。
ミーティングは通常21時から。そして今はまだ19時を回っていなかった。
だが予定の変更は早いほうがいいだろう。選手達はまだあらかた食堂にいるだろうから・・・と扉をあけながら、
それよりも、急に部屋に篭ってしまった監督のことをいかに不審がられないように説明しようか、と頭をフル回転させることにした。


ミーティングは無し、の連絡にうわぁ・・・と選手達の歓声があがった後。
だが、めったなことではへこたれない、あの気力と根性の人・広岡真理子監督が、
急にスケジュールをキャンセルするとはやはり並々なことでない、と予想通り場は一様にざわついた。
そこで一応、具合が悪いといってもとりあえずの症状は微熱程度だから、疲れからくる風邪かもしれない、
薬を飲ませて今夜一晩ぐっすり休めば良くなるだろう、と。
前もって用意した説明をつらつらと並べると、ようやく皆も納得し、ほっとしたようだった。
ゲンキンなもので、消灯の時間まで、まんま自由時間だとなると皆の浮かれっぷりも一際である。
めいめいが頭を寄せてキャッキャと夜遊びの計画をたてているのを横目に、俺はひとまず胸を撫で下ろし、さっさと自室にひきあげた。

125唇から媚薬:05/03/20 00:18:36 ID:qgbcU2s3
あれからもう、30分はたったろうか。部屋の電話も、一向に鳴る気配は無い。
かといって、うかつに踏み込める領域ではない。こういう場合、男が対応できるそれと女が対応できるそれは違うものだ。
「・・・3粒か」
(1粒で従順になり、2粒で虜になり、3粒で商売女のようになる・・・って・・・昔、色ボケの叔父貴が酒の席で言ってたっけ。
まぁ広岡さんは淡白そうだから・・・そう見事に効き目があるとも思えないが。)
だが、部屋を飛び出す直前の彼女の、上気した頬と潤んだ瞳は、確かに薬の効果を早くも表していたように思う。
(・・・今頃・・・)
あの、いつも飄々としている顔が、甘く、切なげに歪められて。
あの、時に憎まれ口もたたく強気な唇が、紅く濡れて。
普段はバットを握っている力強い手の・・・しかしやはり女性らしい華奢なラインを持った、あのしなやかな指先が、彼女の身体を這い。
日頃のロードワークで滅多なことでは乱れない息も、きっと・・・あがって・・・熱く喘いで・・・
いつか見たAVの、誘う女優の顔が広岡さんにシフトする。
――― もぅ・・・きて・・よ・・・高柳さん・・・
(〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ)
とめどなく想像がふくらんでしまったところで、ハッと我に返り、ブンブンブン、と頭がとれるんじゃないかと言うくらい、首を振る。
(・・・あ、ありえないか。あの人に限って・・・。うん、そうだ、ありえない。)
だが往々にして本能が理性を凌駕してしまうのは男の悲しい性だ。
熱くなってきた自分の下半身のソレに、今更ながら男の生理というものを恨めしく思いながら
(・・・でも、シャレですまない事態なんだから・・・さすがに今広岡さんで・・・・・するのも失礼ってもんだよな)
フ――と大きくため息をついて、ゴロリと仰向けになって天井を眺める。
(・・・何か他のことを考えよう)

どこか生真面目な、古〜〜〜いタイプの完全体育会系である高柳邦彦であった。
126名無しさん@ピンキー:05/03/20 01:14:06 ID:l7oIP3E4
妄想する高柳さん萌え〜w
続き楽しみにしてます。
127名無しさん@ピンキー:05/03/20 03:20:40 ID:+BbHNtGQ
GJ!
両者の心理が細かに分かって、ハァハァ2倍増し。
私も続き楽しみにしてます。
128名無しさん@ピンキー:05/03/20 10:26:34 ID:Hx96fqT4
>79
いいですね〜 超GJです!!!
続きがすごく楽しみです!
129名無しさん@ピンキー:05/03/21 00:37:08 ID:Ok5PM9IW
(゚Д゚≡゚Д゚)
あ、SS始まっちゃったからエロ話打ち切り?いやいや、いいじゃんw

えー、私はHキャラに俊介さんもあげたいと思いまーす。
だって養育係ですよ?お世話係ですよ?
そりゃもーベッドの中でもきっと尽くす尽くす・・・w
いや、真夜中は別の顔、で立場逆転でもツボだけどなw

ところであの「しゅんすけめも」・・・きっと彼は予定は綿密にたてて
コツコツとこなしていくタイプでしょうな。まさに秘書向き。
・・・山羊座A型に違いない(偏見)
130名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 21:54:50 ID:Iyx1gboQ
>117
トンです!その通りでした。
普段は大人の男然とした人が、ほんのり顔赤らめていたりしたらくすぐられちゃいますね(w
未読作品を読む楽しみ…いいなぁ。>ブレ


>花見
>花火
>月見
とくれば、あとは雪見も加えてくだされ。
人肌恋しい冬の夜。熱燗をつけながら、雪見障子越しに外を眺めつつマターリえっち…。
131名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 21:55:46 ID:Iyx1gboQ
>125
どっちかってゆーと高柳コーチのほうが先にまいってしまいそうな(w

 行けっ!行くんだ、高柳!行けーーーっ!!  

……はぁはぁ。こっちが悶絶してどーしますかorz


>山羊座A型
そういえば、「空色の革命」で俊介さんが総一郎様に年齢を尋ねられて、
「28…になります。来月」と答えるシーンがありましたね。
それが11月であることが前頁に明記されているので、生まれ月は12月。
となれば、誕生星座は射手座か山羊座で確定。二択でいえば可能性は大でしょうか(w 
もっとも、キャラのイメージを最初からある程度当てはめて設定しているのかも
しれませんが。スレ違いスマソです。
132名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 23:54:58 ID:f2szU21U
あ、そうですね>131 「28・・・になります。来月」
やはり山羊座か!?山羊座A型なのか?(でもどうしてそれだとイメージがハマりやすいのだろうw)
ところであの二人はやっぱ、「10歳」違いってのがポイントなんだろうなぁー
12歳でも8歳でもなく、10歳ってところが。

30歳が20歳を口説いたり、
28歳が18歳に恋したりはいいのですが
26歳が16歳相手だとロリロリ〜(仮に娶れば幼妻)
25歳と15歳なら淫行です 逮捕しちゃうぞw

でも笑っちゃうのは川原漫画では10歳差なんて珍しくないってことだなw GHQの例もあるし。
そういえば「ろりろり」という言葉がありましたね。たまには正しい意味で使ってみよう。
あーびっくりした。ろりろり。
133名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 00:28:48 ID:BTXJTT6f
あれ、いつのまにか曜日がついてる
ヘンなカンジ
134唇から媚薬:2005/03/22(火) 00:30:12 ID:BTXJTT6f
思えば。
初めて出会ったのはもう7〜8年も前になるだろうか。
男性ばかりの高校野球界に、無謀にも乗り込んできた女性がいるらしいと話に聞いた時は
はたしてそれはどんなに勝気で怖いものしらずな豪傑か、と思ったものだった。
だが実際に出会ってみると、イメージというものは全くあてにならないもので
意外にもその噂の渦中の人は、小柄で華奢な、しかも淡々とした普通の若い女性だった。
でも、だから逆に――興味をそそられた。
そして結局のところは、早々に認めざるをえなかったのだ。彼女の・・・指導者としての、眩しいほどの適性を。
最初の年に共に甲子園を最後まで戦い抜いて以来、その後も彼女のチームがぐんぐん成長していく様は
試合を見る度に驚かされた。
(だって、あんな小さな、無名の田舎の学校がだよ、みるみるうちに全国的に名を馳せる甲子園常連校になるんだからなー)
選手達が彼女に惹きつけられ、信じて一丸となっていく理由の一つは、きっと。
きっと、彼女の内に溢れる大きな母性だ。人を慈しみ、見守る心。
結果、それを慕い、集まってくるものは自然と強くなれる。大きな愛情を受けて・・・。
けれど時折、あの人は自分が女性であることを努めて意識しないようしているのではないかとさえ思う。
男だろうと女だろうと、己の目指す目標に向って、一個の人間として、頑張る。それが広岡真理子さん。
135唇から媚薬:2005/03/22(火) 00:30:54 ID:BTXJTT6f
だが・・・自分は知っている。
彼女のパワーだって、無尽蔵ではないのだ。
人を育てるということは、大の男でも厳しい仕事だ。しかもそれが勝負の世界ならなおさら。
疲れないわけはないのだ。そして・・・あの人は少し、頑張りすぎる。
そう、いつからか彼女はその立場ゆえに、自分が頼ったり、甘えたりすることを忘れてしまっているのではないだろうか・・・。
(俺もねー・・・そんなあの人を支えたくて、だからこそ、来たんだけどさ)
それが今では全く男として見て貰えないことに諦めさえ感じている。
彼女は俺を必要としてくれていて(例えそれが仕事上のことに限られるとしても)
それはそれで、居心地が良かったから。
(・・・だけど今回のは、さすがに、彼女も辛いかもしれないな・・・)
時に潔癖なのかなと思ってしまうくらい、一見して色恋とか男女間の駆け引きとか
そういう方面に興味の無さそうな人だから。余計に。
いっそこのハプニングに乗じて、力ずくでどうこうしたほうが、まだ親切だったというものだろうか。
最後にギッと自分を睨みつけた広岡さんの濡れた眼差しを思い出す。
(もしも・・・)
もしもあれが・・・強がりなあの人の、助けが欲しい気持ちの裏返しなのだとしたら。
(・・・・・っ)
ドクン、と心臓が鳴る。
(でもそれは・・・あまりにも都合のいい考えってもんだよな)
鳴らない電話。ノックされないドア。
(・・・やばい。俺のほうがどうにかなりそうだ・・・)
「あち・・・」
きっと赤くなっているのだろう、熱を持った顔を腕で覆いながら、まるで薬を飲んでしまったのは自分のほうみたいだと思った。


136唇から媚薬:2005/03/22(火) 00:34:35 ID:BTXJTT6f
そうして、彼女の部屋の前で、一体どれくらいの間決心がつかずにいたろうか。
頭の中では漫画のように天使と悪魔が争い、それは数分のようでもあったし、数十分にも感じられるようでもあった。
(えーい、ままよ!!)
最後に大きく息を吸い込んで、思い切って扉に向って手首をしならせたが、しかしその腕は情けなくも空振りしてしまった。
(―――え?)
その訳は、ノックよりほんの一瞬だけ先に、内側から・・・静かに開いた、ドア。
薄暗い部屋の中から白い影が動く。
廊下の光に当てられてから初めて認識できた、雪んこのように頭からシーツをかぶっている、彼女。
「「あ・・・・」」
瞬間、目があった。
そして俺の姿に驚いたようにドアが再び閉じられようとするのに気づいて、咄嗟に利き手でそれを止める。
「待っ・・・」
「・・・・・!」
逃げるように無言で部屋の奥に引っ込む肩を追いかけて強く掴む。
扉をバタン、と閉めた音がやけに大きく聞こえた。
「・・・・・大丈夫ですか・・・?」
「・・・・・」
ベッドサイドのランプしかついていない薄暗がりの中で、彼女の後姿も、ぼんやりと滲む。
「広岡さん・・・?」
沈黙が、落ちる。
「・・・・・どこに、行くつもりだったんです?」
(もしかして―――?)
ゆっくりと距離を狭めて、こちらを向かせても、うつむいた顔からは表情が見えない。ただ・・・少しかすれた声がようやく答えた。
「・・・も・・・どうにかしてくれ・・・」
コツン、と。
額を俺の胸にぶつけるようにして、身体が寄せられる。 
「それは・・・薬の効果・・・僕が試してもいいってことですか?」
聞かなくてもいいことを。
わざと、聞いてみる。
「・・・・・・・」
だが待っても答えは無く、そっとこめかみに手を伸ばすと、それだけで彼女の身体はピクリ、と跳ねた。
137唇から媚薬:2005/03/22(火) 00:35:10 ID:BTXJTT6f
「・・・っ・・・」
息が荒い。そして触った髪からほのかに香るのはシャンプーの・・・
「もしかして・・・・・・シャワー、浴びたんですか・・・・・・?」
「・・・だってじっとしてても汗が噴出してくるんだ」
「・・・・・・暖めたら、逆効果なんですよ」
「ばっ・・・そ、それを先に言え・・・っ!」
さっきよりは幾分弱々しげに振り上げられた手を、今度は上手く捕まえる。その拍子に頭からかぶっていたシーツが半分だけハラリと落ち
大きめなパジャマの上着と、そこからスラリと伸びた裸の脚が目に入った。
ドキ、とまた鼓動が高まる。
(また、なんつー・・・おいしそうな格好を・・・)
だが・・・瞬時にそういう邪心を追い払う。
(いかんいかん―――彼女はきっと、苦しいはずだから・・・今、)
どういう顔をしようか。なるべく彼女の負担にならないような。
(今・・・俺の気持ちがばれてしまっても・・・きっとややこしいことになる)
揺れる上目づかいの視線をしばし見つめ、そのまま目を離さず握った指先に軽く口づけると
小さく息をのんで瞳が瞬いた。
シーツ毎彼女の身体を優しく抱きしめ、うつむいた顎をとって上を向かせると、困ったように視線はまた逃げる。
(広岡さんって・・・こんなに、小さかったっけ・・・?)
髪を掬って頬を撫で、うなじに指先を伝わせると、彼女の震える手がぎゅっと俺のシャツを掴んだ。
「た・・・たかやなぎさんは、さ・・・」
「うん・・・?」
「・・・うんにゃ、なんでもな・・・」
その濡れた唇で、何を伝えたかったのか。
(もう・・・何を言われても、引き返せないけどね・・・)
力が抜けきっていない眉間に、一つ、軽いキスをする。そしてそのまま唇を重ねようとして・・・
一瞬彼女が身をすくませたのに気づき、少しだけ切なくなりながらも、潔く、ターゲットを頬にずらす。
だけどその、充分な温もりと柔らかさに。
たまらなくなって、ついに強く抱きしめ、首筋に顔を埋めると
「・・・っ・・・あ・・・・」
今までに聞いたことのない、か細い、甘い声が耳元に届いた。
138唇から媚薬:2005/03/22(火) 00:39:39 ID:BTXJTT6f
抱き上げてベッドに運ぶと、またそこで背を向けてシーツにくるまってしまう様子にかえって男心をくすぐられる。
自分はその淵に腰掛けたまま、上半身だけ倒す形で横向きの彼女に覆いかぶさった。
こめかみに口づけしながらパジャマのボタンをゆっくりはずしていくと、先に裸の肩だけがサイドランプのほのかな灯りに染まり
(焦らされると・・・逆に高まっちゃうんだけどな)
一つ息を吸うと、強い意志を持って彼女を仰向けに倒した。
――少年みたいな身体だな、と思った。それも、宗教画のような、柔らかい絵の。
胸は小振りだが、鍛えられて無駄なところも一切無く・・・とてもバランスの良い、綺麗なラインだ。
そして肌は・・・服の外から見えている以上にずっと白くて・・・だから、既に薬のせいかツンと敏感に尖っている胸の蕾が
より扇情的に見える。
(・・・あ・・・結構、視覚的にも・・・クル、かも。)
「・・・そ・・・んなに・・・見んな・・・」
「なんで?・・・綺麗な身体、してるのに・・・」
「・・・嘘・・・つけ・・・」
顔をそむけて、むくれたようにも見える様子は・・・もしかして男は皆、大きな胸が好きだとかそういう偏見を持ってるのかな、なんて思えて
ちょっと可笑しくなった。
(俺は、スレンダーなほうが好きなんだけどな)
「・・・・・・嘘じゃないですよ」
誠心誠意、気持ちをこめてつぶやくと、少しは伝わったのか今度は手の甲で顔を隠してしまう。
(・・・こんなに、可愛かったっけな)
額にかかる前髪をかきあげると、今の頼りなげな様子と相まっていつもよりずっと幼くも見える。
(そういえば・・・普段は堂々としてるから忘れてたけど・・・この人は俺よりも4つ5つは若いんだっけ・・・)
髪から頬、首、鎖骨・・・そして胸の間を。掌でゆっくりと触れていく。
それだけで彼女の身体はわななき、熱い吐息を漏らした。
139唇から媚薬:2005/03/22(火) 00:41:56 ID:BTXJTT6f
指先で胸のラインをなぞり、そのなだらかな山を上りきり、紅く尖りきった先端に、つ、と触れると
「!!・・・っ」
魚のように、しなやかに背が跳ねる。
その鮮やかな反応が嬉しくて、もっと触れたくて。体温が伝わるくらいまで、ゆっくりと上体をかぶせていく。
だが、ゆるく喉や鎖骨に唇をあてながらそっと様子をうかがうと
苦しそうな息の彼女と目があった。その困ったような、切なげな表情に少しだけ、胸が痛む。
(そうか・・・案外、優しくするほうが・・・辛いのかもしれないな・・・)
そう思い、もう一回、ちゅ、と軽く頬に口づけすると唐突に両手をとって、それぞれ指をからめた。

指をからめると、途端に支配欲がムクムクと大きくなる・・・気がする、のは、なぜだろうか。
その手をしっかり縫いとめ、身動きできないようにしてから、おもむろに、胸の突起を、舐めた。
「・・・・・・ひ、ぁっ」
瞬時に、振りほどこうとする腕を、力強くシーツに押付ける。そしてそのまま丹念に舌先で嬲り、転がす。
「・・・・・・あ・・・・・・や・・・っ」
頼りなく首をイヤイヤと振る様子は、だがそれで必死に自分を保っているようにも見える。
現に、まだまだ序盤の緩やかな愛撫だというのに、もう広岡さんの身体は燃えるように熱く、反り返ってヒクヒクと反応していた。
そして力の抜けた腕を片方だけ解放して・・・空いた乳房をゆっくりと揉みしだき。
その先端を指で押しつぶしながら唇に含んだもう一方を強く吸い上げた時。
「・・・・・・・あっ・・・・・ああ・・・っ!!」
俺の腕の中の身体は淫らに震え、艶かしい声の余韻が残った。
140唇から媚薬:2005/03/22(火) 00:45:29 ID:BTXJTT6f

(・・・効き目がこんなにすごいとはね・・・一族の秘伝、恐るべし・・・)
たったあれだけで軽く達してしまって、脱力してしまった彼女の髪をそっと撫でる。
シャツを脱ぎ捨て、腕時計をはずし、ベッドに乗りなおすと
広岡さんがたぐり寄せて離さなかった、下腹部にかかるシーツをそっとはいだ。
自分の脚を割りいれるために、彼女の太腿を軽く押し開いたところで、既にそこが濡れている感触があって驚く。
「・・・すごいな、もうこんなに溢れてるし・・・」
「・・・っ!!」
俺の言葉に弾かれたようにハッとした彼女が、やがて身体をよじって逃げようとする姿が、かえって可愛くて・・・
いつもの広岡さんからはとても想像ができないいじらしさに胸が甘く疼く。
(あ・・・どうしよ・・・なんか、いじめたくなってきた、かも)
やがて顔を隠すようにうつ伏せになってしまった華奢な身体を後ろから少しすくい上げ、柔らかく抱き、耳元で囁く。
「・・・・薬がよく効いてるのかな・・・それとも」
空いたほうの手で背中から腰へ、ツ・・・となぞり、柔らかな双丘を撫でて、濡れた内股にそっとたどりつく。
「・・・自分でも、触った・・・?」
「う、うるさ・・・だ、誰のせいだと思ってんだ、よ・・・!」
こんな時でも強気な態度に、苦笑しながら、肩甲骨くぼみを舌でなぞると
「あっ・・・!」
耐えかねた嬌声が だが自分の声の大きさにびっくりしたのか、やがて必死に掴んだ枕に埋められる。
「・・・っ・・・ぁ・・・・・・」
「声・・・気にしなくて大丈夫ですよ。数時間は・・・この寮、僕とあなたの二人だけだから」
「な・・・に・・・?」
「隣町の大きな神社でね、お祭りがあってるんですって。だから夜の自由時間は・・・1軍の皆は揃って・・・さっき出かけていきました」
141唇から媚薬:2005/03/22(火) 00:46:13 ID:BTXJTT6f
ゆっくりと抱きしめる力を強くすると、彼女の背から熱い体温がダイレクトに胸に伝わってくる。
「ちょっと距離があるから帰りも遅くなりそうだって・・・一応、もう施錠もしてるんですよ」
しっとりとした肩先に頬ずりするように、顔を寄せて語ると、その吹きかかる息に過敏に反応して彼女の吐息も揺れる。
「だからね・・・我慢、しなくてもいいですよ・・・?」
「・・・・・・・・っ・・」
「それに・・・どんなに乱れても・・・ちゃんと、薬のせいにしてあげますから」
「ば・・・っ」
さすがに怒って起き上がろうとする、その一瞬先に首筋に吸い付く。
「・・・あっ・・・ぅ・・・」
「それからね・・・いい機会だから・・・以前、野球のことしか知らない誰かさんと言ったのを・・・撤回して貰おうかな・・・」
「え・・・」
顎をとらえ、頬に口づけを落としながら、腰を抱いていた手を胸のふくらみにあて・・・
脚を触っていた手を改めてそろりと前から脚の谷間に差し入れ・・・溢れる泉の入り口を、そっとなぞった。
14279:2005/03/22(火) 00:51:03 ID:BTXJTT6f
む・・・難しいなこの二人は;
そして>131 行けっ 高柳(ry  〜じゃないけれど、
なんか自分でも最初の予想を裏切って、高柳氏が段々、黒・高柳になってきました・・・
こんなんメイプルコンビじゃないしっ!と思う人がいたら・・・
って、ハハ・・・いるだろうな・・・
ゆ、許してください・・・ orz

そして展開ちょっと間延びしすぎでしょーか・・・
ちょっと回りくどすぎたかも。場面も、イメージしにくかったらすみません;
えっちの時喋りすぎ?う・・・これまたすいません・・・自分の好みすね・・・;
でもやはり、えっち=愛のコミュニケーション・・・かなーと思うので。
(或いは・・・コンビネーションを要する大人のスポーツなどともいえるだろうか?)
まぁ妄想の世界くらいはね・・・夢だっていいじゃないか;

だけど、川原漫画の男どもは、なんとなく皆、口達者そうなので(能書き好きというかw)
結構、最中に喋りそうじゃないですか?>えっち
見た目紳士そうな人ほど、夜はいじめっこだったりするものです・・・・ってそこがこのスレの本核なんだろうと思うしw

あ、それから、ワタクシ熱が冷めない内にとちょこちょこ連投してますが、皆さんその他のエロ話も、どうぞ盛り上がってくださいね。

>126-128 131 サマ方
ご感想ありがとうございますvv でも続きこんなんでもいいでしょうか・・・(ちょっと逃げ腰。所詮ヘタレ;)
143名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 01:16:49 ID:OvzlbA6P
>>79タン
わ〜わ〜!一番乗り!
寝る前に覗いてみて良かった!
ちょっと意地悪なコーチに禿しく萌えました!
続きをお待ちしておりますよ〜!
(!マーク大杉だ、自分…。モチツケ)
144名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 01:48:23 ID:w1cY0yIh
GJ!ええ感じだべさ
145名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 02:07:28 ID:E9o3DfyL
>>79
こんなところでオアズケかyooooooooooooo!!!!!!!!!
チキショー! GJ!!!!!
あの無駄につきあいの長い人たち(失礼)(お互い苗字+さん呼びなのが微妙な距離でまた萌える)の背中を
後ろからドーン! とどつけるのですから、媚薬とはよいものですね!
シーツ丸かぶり監督の可愛さにホワ〜ンとなっていたら、パジャマ上だけ+ぱんつレスのコンボに昏倒しました。
アナタそんな心許ない格好で、人がいかねない廊下に出ようとしてたんディスカ━━━━━━ !!
そこまでいろいろ追いつめられてたんディスカ━━━━━━ !!  ハァハァハァハァ。
高柳さんの脳内語りもとてもいい。
>「あち・・・」がなんだかツボに入ってしまいました。
全然間延びしてないので、ぜひこれからもじっくりじりじりとした描写をお願いいたします。
続きお待ちしてます!
146名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 13:17:44 ID:7YmB23hf
>>130
あれって寒くないんかねといつも思うんだが>>雪見障子

>>137
GJ!GJ!萌えだ!
続きまってるよ!
147名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 13:56:34 ID:iIa8f/yD
>79
GJ!!!続きをどうか早く読ませて下さい!
148名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 13:58:25 ID:kAhFxveY
くぅ〜〜〜〜〜!
どのように落とされるのか早く読みたい読みたい〜〜〜〜っっっ!!
14979:2005/03/23(水) 22:49:25 ID:T86JvVAc
143−148様、熱い感想wありがとうございます。(*^^*)とっても嬉しいです。
SSって、書き上げるのはともかく、
エロ度が高くなるたびに、やはり人並みの羞恥心がせめぎあって、時にうpがためらわれたりもするのですが
応援して貰えると、そんな迷いもすっとばして、よっしゃー盛り上がれ自分!ってな気になります〜

でも待ってくださってる方々には大変申し訳ないのですが、
続きは今週中はちょっと無理かもしれないです・・・
今週末は家の者がパソ独占しそうなんで。(自分、使えなさそう)あう。
まぁあと一投下でラストまでいこうとは思ってるのでそれでお許しください〜
それにしてもまたもスレ大量消費で・・・orz(←もっと簡潔に書けばいいのに・・・)

>145サマ
スミマセンものすごく笑ってしまいました (^^;
そしてご指摘、そのとおりだ;>そんな心許ない格好で(ry
いやぁ、なんか、下着を脱がすシーンって気恥ずかしくて苦手で・・・・
(ではどんなシーンが得意だというのか!?いやまぁそれは・・・ムニャムニャ)

と、そんなわけで、ついつい書きやすい設定にしてしまってたのだなぁ。
単に上だけパジャマとかワイシャツ羽織るとかがツボってのもありますが。
あれですよ、とりあえず、監督のお部屋の廊下は、コーチの部屋と続きで、選手部屋と離れてることにしましょう!(く、苦しい・・・?w)

>143サマ
コーチ、意地悪ですか?やっぱ意地悪ですよね・・・
どうしようエスカレートしてしまったら。
でもイメージとしては、見た目は〈メイプル〉の(硬質な感じの)高柳さん、でも中身は〈甲子園の〉の高柳さんなのですよ。なぜかw
〈甲子園〉の高柳さんって、まんま、いじめっこそうじゃないです?きっと男としてはアレが本質なのでは・・・とか妄想w
150名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 00:59:25 ID:9m9ggbuG
「もういいよ 優勝なんかしなくても・・・略・・・ご苦労さん そう言えれば楽なんですがね・・・」
のとこの高柳さんが好きです〜萌えー

メイプルズ、リーグ優勝した時、監督とコーチ、抱き合わなかったのかなぁー
「森には真理・・・」の最後の氷室くんと雪村さんみたいなコマ、見たかったなぁー
151名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 07:27:03 ID:ED5lZd3G
監督とコーチはバルタン星人の握手をしたにちまいない
152名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 08:44:51 ID:ylize/J1
バルタン星人の愛撫(謎
153名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 20:21:15 ID:Bl6wmLgc
高柳コーチに萌〜( ̄▽ ̄)。o0○
久しぶりにメイプル読み返してしまった。
早く続きが読みたいっす〜!
携帯で出先でも読んで、にやにやしてる怪しい奴に
なっちゃってます〜
154名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 00:54:49 ID:fy12aU6w
GJ!!! 79さんは ネ申!!
155名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 01:17:35 ID:QI1QCbWq
いやいやいや、はずかしいのでさげてみる。
156名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 01:18:57 ID:QI1QCbWq
あれ、さがんないのは、なぜ?
157名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 08:06:57 ID:QST8PLzO
〜豆知識〜
メ欄にsageと書いたからといってスレ順位が下がるわけではなく、
書き込み時に上がらないというだけ。スレ順位を下げるためには
地道にsage続けて他のスレが上がるのを待つか、
複数のスレをageて地殻変動を起こすかしかない。
後者は普通age荒らしと呼ばれ嫌われるのでまともな人はやらないように。

結構勘違いしている人多いみたいだね。
158名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 08:12:45 ID:QI1QCbWq
ほほう。そうなんだ。今まで勘違いしておりました。
書けば下がったように感じたことがあったのも、たまたまその間に他スレが上がってきたとか
そういうことだったのか。
一回勘違いして覚えると、調べなおさないし、なかなか正されないものだなぁ。
勉強になりました。157さんありがとう。
159名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 22:43:13 ID:Rohr3C/e
>79
おぉお、行っちゃいましたね、高柳コーチ!(w
このつぎは広岡監督を逝かせてあげ(ry

…それはさておき、普段そーゆー空気のない二人がえっちに到る経緯が萌えです。
それがあるからこそ、媚薬に背中を押される高柳コーチを応援したい
気持ちになりますし(笑)思わず納得させられてしまいます。

>続きこんなんでもいいでしょうか・・・
いいです!(キッパリ)
黒高柳さんの活躍を期待しております(笑


>146
どーなんでしょう(w
柚子さんなら、むしろ囲炉裏端でちゃんちゃんこ着て「ほら、ぬくいよー」かも知れないですけど(w
160名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 22:44:09 ID:Rohr3C/e

「僕、テクニックと耐久力には自信あるんです」

…と夢の中で豪語していたのは「3月革命」の浩生くんでしたっけ。
ほんとのとこ、どーなんだろ〜〜?(w
161名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 23:07:41 ID:KiacDB0c
浩生君は童t(ry
162名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 00:59:47 ID:EKyuoCzy
ナッシュ×キラをキボン。
某みそ汁ネタみたく、ナッシュはキラの船じゃないと楽しく旅が出来ないとか。
163名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 01:32:05 ID:8utu7+sj
>>161
こっそり同意
164名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 02:33:53 ID:Mn6KLfcn
えーチェリーなのかな浩生くん。
でも早紀子さんを忘れるために(中盤)・・・いろいろしてそうじゃん。
もしかしたら年上の女とも寝たかもしれん(それはそれで萌え)

どうでもいいが、川原的カップル嗜好で「男盛りな男性」と「純情可憐(本質的には)な少女」の
組み合わせが多いということは・・・
男性はそれなりに経験豊富ということを暗示している(もしくはそれを期待しても良しとする)のではと思うがどうかw

私個人の見方でいうと川原漫画、処△性は高いと思うが童×性はあんまりなさそうな。
・・・しかしそれはただ単にテクニシャンでいて欲しいだけなのか私・・・?

>162
そこはそれ、試しに書いてみては・・・?>ナッシュ×キラ
結構会話文だけの妄想でも、形にすると萌えるはず〜
というか、私も読みたいナってのが本音なのだがw
165名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 07:08:08 ID:YDHCBWWv
一晩3万ってやっぱ高いの?教えてエロい人。
166名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 18:40:58 ID:ryHzzafb
買春なんてしないから知らない
167名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 19:11:27 ID:Mn6KLfcn
>159 囲炉裏端でちゃんちゃんこ「ほら、ぬくいよー」

・・・それはそれで、萌え。かわいすぎる。
きっとロレンス先生だってメロメロw
168名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 23:37:39 ID:c45/URiA
>>164
 >>162です。他のエロスレに投下中なので当分無理っぽいんだよなw
というわけで地味に神まちですわ
169名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 00:14:09 ID:URkSBfUI
79です〜
私も、例の黒高柳氏(^^;が暴走しはじめて難産です・・・;
まぁ単に制作に時間をとれないというのもありますけど。
このしがないSS書きにもパワーをわけてくれるよな、素敵な神様きてくれないかなw
私は各務先生と鷹見クンのカプが読みたいですえろいむえっさいむ!(あれコレは悪魔召還の歌なんだっけ?)

気分転換に、封印しようと思ってた殿下×史緒でも出しちゃおうかな。
でもそれも、書き始めの軽い気持ちを裏切って、結果、
ダークでシリアスエロになってしまったというシロモノなのでして;だからお蔵入り寸前。
このスレは今のとこ暗い系は出てないんですよね。
やっぱ川原パロでそれは、やめといたほうが無難ですかねぇ。
170名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 01:24:20 ID:gPj8kkZY
>>169
なんというか…そいういう内容はご自分の日記かチラシの裏にでも
書かれたほうがよろしいかと。
馴れ合いや独り言は荒れる原因になりかねないと思いますが…。

作品は楽しみにしております。頑張って下さい。
171名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 01:55:15 ID:yo9RhxNY
荒れてから言うならわかるけどさ。
いいじゃねぇか。

つぶやきは許さなくて作品は待ってます、なんて都合よすぎるんじゃねーの?

(とか言ってホントに荒れたらスマン 
でも170の意見には納得いかんかった)
172名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 03:30:13 ID:tT+vThfV
つーか、169は普通に「ダークでシリアスエロはここでは見当たんないけど
投下しても平気かね?」と聞いてるんで、あながちチラシの裏系独り言でも
ないと思われ。誘い受っぽくはあるが、あんまりスレと傾向違っちゃうと投下
に躊躇するのは判る。

ちなみに、自分はまったくダーク系平気。むしろ読みたい。けれどダメな
人もいるだろうから投下時には、先に一言注意書き入れてもらえれば
いいんじゃないかな。
173名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 08:39:53 ID:mOJdwlTT
自分も気にならないなぁ。
各務×高見キボンとダークSS投下可否のお伺いだと思うので。

特にエロ雑談厳禁のスレでなければ、レスの中からインスピレーションを受けることもあるでしょうし、
書き手さんによっては、やりとりの中で(自分の中の)書くためのテンションを持続させたり、
高めている人もいると思います。
だから、このくらいいいんじゃないかなぁと思うんですが。
174名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 08:50:54 ID:7Ag5wbdB
・・・ふと、ここで精力剤入コーヒーの登場を期待してみる。
175名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 22:55:11 ID:bnf+8xBp

>174 ほれ

  ∫ ∫ ∫ ∫ ∫
   ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
    ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
176名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 22:57:51 ID:bnf+8xBp

ずれてるし(ノд`)゜・゜
177名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 23:39:55 ID:URkSBfUI
169(=79)です すごく迷ったけどやっぱり一応レスつけます
なにか気に障ったみたいで申し訳ありません>170

自分でも読み返してみて・・・うーん、ダークSSについての物言いなど特に独りよがりだったのでしょうか。
人目にさらすのをためらうような物書いてしまったとはいえ
やっぱりどこか投下してみたい気が先にあったのでしょうね。
なんてことなーくつぶやいてみたふうでいて、実は誰かに支持して欲しかったのかも。
(それがあんなふうな書き方に・・・あいかわらず言葉の使い方下手なようです。すみません)
おおらかに理解してくれようとした方々ありがとう。
殿下×史緒は、やっぱりメイプル書き上げてからまた考えます。

そして175サン 私もコーヒーいただきます・・・(T柳氏に代わりに飲んでもらいます)
そしてメイプル頑張って書きます・・・

▽ヽ(´`)

178名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 23:49:55 ID:VaSkBzaW
>177
続き待ってますよ!!!
179名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 00:10:17 ID:kilLnTmE
うんうん、79よ気にすんな。
私に言わせれば、よっぽどスレ違いの内容とかじゃなければ独り言系でも全くokだと思うよ。
だって、どんなにこのスレ好きでもさ、ROMってるだけってのも意味ないわけでしょ。
(書き込まないとオチちゃうんだろ?)
単に保守進行の繰り返しよりよっぽど建設的だと思うさ。
大体、そんなにアレは駄目コレは駄目って何に使う掲示板だよ?(キツい言い方ですまないが)
同じ川原漫画好きな者同士、もっと広い気持ちでわかりあおうや。

私は職人さん達の好投、応援してるよ。
普通のエロトークの中にでも楽しんでネタ拾ってくれれば嬉しい。ガンバレ。
180名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 01:24:14 ID:jJUYoYjT
エロトーク、そういえば、立花社長と流花ちゃんの話題ってでてなくない?
やっぱ4つ子ちゃんだけに1人だけフライングってのがまずいのか?w

川原漫画には「社長」ってよく出てきますよねー。
やっぱ仕事ができて金持ってる、ってのが男の最高のステイタスってことかな。
(でも彼らは大抵、女子高生とか若くて初々しいのにハマってしまうわけだが。うーん犯罪級w)
181名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 01:25:52 ID:s48Nm2WE
私もぜんぜんスレ違いな内容でない限り
一人言でもおっけーだと思いますよ。
…っていうか気にしないで頑張って下さい。
続き楽しみに待ってる一人なもので(⌒▽⌒)ノ"
182名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 01:48:37 ID:l2SMgkbr
まず先に言っておく。
自分は79の書くSSは大好きだ。新作を常に楽しみにしとります。

でも170の言いたいことも分かる。
誘い受けっぽい発言は嫌いな人多いからさ。
文章は上手いのにそれが原因で叩かれて、いなくなっちゃった職人さんもいるし。
79にはそうなってほしくないよ。
183名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 02:23:59 ID:jJUYoYjT
だからさ、もういいじゃんか・・・。
嫌いな人多いったって、まだ誰も嫌い嫌い言ってないのに、
170も結構イヤミな言い方だったと思うよ。

仮に嫌いな発言に遭遇しても1度や2度スルーしてやるくらいの度量の広さはもてないのか・・・。

だいたい、79もう反省してるじゃん。今後は気をつけなさるでしょーよ。

だからさ、フツーのエロトークに戻りましょって。

184名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 02:30:01 ID:GHj2kKcD
>>180
さすがに女子小学生とかがメインヒロインってことがないのが
掲載誌の読者層を伺わせたり。
七実ちゃんとか幼女キャラもいるけどあくまでサブキャラです
し。
185名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 08:48:29 ID:CsxIqyVl
>184
「羽根がある」がある!(メロディだけど)
186名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 17:39:55 ID:Zf7mtSbj
>>180
立花社長×流花ちゃん、コーチ×監督効果でちょうど萌えが来てたとこだよ〜
川原キャラ一お顔が地味なヒロインかもしれない流花ちゃんの、
初々しいエロが読みてーよ読みてーよ〜、と心のままつぶやいてみる。
187名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 18:50:23 ID:1l2JOQJP
>186
1.社長の足を思いやって、恥じらいながらも
  上になる流花ちゃん
2.「これなら大丈夫だから」と、対面座位で
  がんがる社長
3.普通に宣教師スタイル

さあどれだw
188名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 20:44:24 ID:C1Bxc0PQ
>>187
最初「1」で流花ちゃんが頑張ろうとするんだけど、やっぱり動けなくて
社長が起き上がって「2」に移行。
余裕のなくなった社長が最後は流花ちゃんを押し倒して、
普通にフィニッシュ…という欲張りプランを考えました。
189名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 21:40:45 ID:xN/ELKbA
>188
あ〜いいですね〜 できれば立花社長はSだったら最高ですね〜
普段は人畜無害なお坊ちゃまも夜になると…
190名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 21:55:39 ID:jJUYoYjT
>187
( ゚∀゚)彡 対面座位!対面座位!
 ⊂彡

優しげな立花社長萌へ。ちょっぴり意地悪、・・・さらに萌へw
191名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 00:09:52 ID:Dxm7qjuf
>177
177さんの気持ちが納得されたらよろしければですが、そのときはぜひ>殿下×史緒
メイプルの方も楽しみに待っていますので。

>189
>普段は人畜無害なお坊ちゃま
 「一見」そういう男性キャラが多いだけに妄想が(w

しかし、立花社長・流花ちゃん組と高柳・広岡組では、実際どっちの進行が早いのかな?(w
192名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 07:20:54 ID:40l1YjLd
さぁて、どうでしょうw>立花流花ペア VS 高柳広岡ペア

立花さんのほうが、あーみえて、結構普通にアタックしそうではありますがw
流花ちゃんも乙女はいってるし。(ここが重要か?)

高柳さんはなぁ・・・なんせあの広岡さん相手ですからw
「あーた昨日言ってたことと違うじゃないですか・・・」
「人間は日々メタモルフォーゼするものなのよ高柳さん」
せっかくのデートの誘いも反故にされてみたりw
やはりここは笑子さんに「いけっ押し倒せ!」(>89)とやっていただきたい・・・!?
(或いはやはり一族の秘儀かw)
ああ高柳邦彦よ、あのエネルギッシュな北斗時代を思いだせ〜〜〜〜〜!

遅レスですが>151-152ワロタ 
バルタン星人の握手・・・うん、そっちの絵のほうがリアルに頭に描ける・・・w
えーん私も抱き合う二人が見たかったよー。
193名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 16:00:14 ID:5gv5KaXc
>殿下×史緒
はもういらない。近親相姦だろ。
194名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 16:04:21 ID:icch5eP3
つられな〜い、つられな〜い。
ひと休み、ひと休み。
195名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 16:50:36 ID:G/cRZWZ1
ちきしょームカつく!
でもまぁあれだ、かわいそうなヤツがまぎれこんでるんだなきっと。
春だしなぁ。
196名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 16:53:43 ID:G/cRZWZ1
あ…すまん>194
未熟者の漏れはつい、かまっちまった…orz
197名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 17:58:51 ID:q1g8Hd9F
でも、いくら二人が生涯独身の兄妹の設定でも
近親相姦はないだろう?ロマンのかけらもない。キモイのは事実。
198名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 19:07:52 ID:40l1YjLd
さぁて、それはどーでしょう
199名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 19:08:28 ID:40l1YjLd
さぁて、それはどーでしょう
200名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 19:08:59 ID:40l1YjLd
さぁて、それはどーでしょう
201名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 19:18:33 ID:VMaT50MT
まあ、苦手な人もいるだろうな
202名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 19:30:08 ID:+3YgoMKq
春だね
放置でよろ

188の案に檄萌え
なんて初々しいんだ流花ちゃん
203名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 19:40:08 ID:sje1owaZ

>ああ高柳邦彦よ、あのエネルギッシュな北斗時代を思いだせ〜〜〜〜〜!

・・・・・なんかワラタ(w

高柳さんもそれなりにモテそうなのにな。広岡さんが相手出なければ
もっと早くそれ相応になっていたかもしれんのに。




204名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 20:04:13 ID:icch5eP3
選手の浮き名はよく聞くけどさ、監督とかコーチってのも
女性が言い寄ってくるものなの?
いや、現実の野球界に若くて素敵なコーチはいないかorz
205名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 20:17:34 ID:40l1YjLd
今日は仕事中に
・・・野球界も人気とりのためにグッズなんか作るのだから
メイプル・ガールズのカレンダー(浴衣あり・水着あり)なんかも作られちゃうのかな、と思いました
・・・仕事中に。

そして例えば仁科(妻)や桜子・薫子ファンなんかの一般男性でも
瑠璃子ちゃんを見て
「・・・普通に可愛いんだよな(それもなんかちょっとショック)」
みたいなことがあったりするのかな、と思いましたw

・・・ええ、もちろん今日の仕事ははかどりませんでしたとも!(ノд`)゜・゜
206名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 20:18:34 ID:40l1YjLd
あ、すみませんあげてしまった・・・
今日の私はどうかしている;
207名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 20:40:30 ID:VMaT50MT
>>206
落ち着いて、半角英数でsageだよ。
208名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 23:23:14 ID:40l1YjLd
orz

206だが、度重なる愚行・・・ありがとう207さん

今日はなんだかくだらんことばかり連投もしてしまった。お目汚しスマソ。

でも連投ついでに
>203 うん私も高柳さんモテそうだと思います。
1軍のメンバーはこざっぱりしてる感じだからアレだけど
2軍の中には、ほのかに恋心を抱く子もいたりして・・・
新書サイズメイプルの中にあるカットの、鳩をバックにした高柳さん、
大人の男って感じで、かなり!かっこよい。惚れる〜。
   
209名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 01:13:07 ID:ql92GSMc
>208 2軍の中には恋心も

そしてそんな様子を見て(もう高×広できあがってしまった後の)広岡さんが、
監督としての自分と女としての自分の間で心揺れて・・・というのもドラマチックでは!?

もしくは、高柳さんが寿退社狙いのスポーツキャスターにつきまとわれて
フォーカスされてしまい、その記事を見た広岡さんは・・・というのはどうだ。

川原キャラには妬み嫉みなどは縁遠いが
少しばかりジェラシーに揺れるオンナな広岡さんも見てみたい気がする。

勿論、本質的に高柳さんは熱烈広岡ラブなんだけど(という設定でw)ね。
210名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 08:10:23 ID:ompHsc6b
>192
>立花流花ペアvs高柳広岡ペア
あ、なんかフィギュアノリ(笑

立花流花ペア 地道にコツコツ、でも確実に……かな?
高柳広岡ペア 募る想いがあるとき一気に噴出!か?(@高柳w)
…恋愛に関しては、仁科(夫)に指南いただいてみるのも手かも。
あれだけ徹底した高柳コーチだから、要点さえつかんだらあとは向かうところ敵無し!かも(w


>209
確かに、なにかしらの外的要因に揺さぶられないとなかなか進展しそう…というか、
(和音さんのお見合いのときのように)お互いの気持ちを自覚することがなさそうですよね。
…ついつい、原作にはないことをここで期待してしまいます。
211名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 08:11:22 ID:ompHsc6b
>208
>「・・・普通に可愛いんだよな(それもなんかちょっとショック)」
女性ファンもまた同じことを思っているかも(w

……あるなら欲しいメイプーカレンダー♪
212名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 09:03:08 ID:CNm5Pqrx
フィギユアノリ・・・・
くるくる回る広岡さんを想像しちまったorz
213名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 11:09:39 ID:DrgWdESB
メイプルの選手たち、
夜中に集まって女同士食ったり飲んだりしながら
明るく楽しくおおらかに恋愛話やエロトークで盛り上がったりしてそうだ。

小早川との進展具合を聞かれて頬染めて恥らう瑠璃子ちゃんとか
華麗なる男性遍歴を披露する笑子さんとか
夫と和解した後の激しい一夜を酒に酔って一部始終話しちゃう仁科妻とか
相手の名はふせて可愛い恋愛相談を持ちかける流花とか
高柳コーチと広岡監督とをくっつけるべく皆で策略練ったりとか。
「広岡監督が見合いするってコーチにふきこんだらどだ?」(もぎゅもぎゅ)
「で、コーチのその後の出方を見ると・・・」(もぎゅもぎゅ)
214名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 18:40:13 ID:7ryjyY6l
>213
エロなしでもいいからその流れのSS読みたいかも…
でも、そうしたら板違いか…
215名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 20:58:17 ID:lEa9/JEQ
いまさらだが >180読んで…
4つ子の花電車(ボソ
216名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 01:04:54 ID:GQ4EDnMC
>210 ある時一気に噴出!(高柳)
ああ・・・もう・・・妄想しすぎて苦しいわ・・・w

>相手の名はふせて恋愛相談
それだ!!なんて、なんて可愛いんだ流花ちゃん・・・ゼィゼィ
姉さんズは誰かわかっててもあえて触れずに優しく相談にのってあげるとか・・・

広岡さんのお見合い話大作戦、超王道ですがwいいですねぇ〜私も読みたい〜
でも30前後の独身女性とくりゃ、他のチームの選手なんかも結構言い寄ってきたりはしないのですかね。
同じ職種だからわかりあえていいんだ、とか夢見てる男性がさー。
別の球団の監督や、立花さんなんかが間に入ってお食事会に頻繁に誘われてみたり、とか。
その意図を知るや高柳さんは気が気でない、とかw

私もメイプルカレンダー欲しーい。
1月は御振袖、2月はwithチョコ、7月は水着、8月は浴衣
そして圧巻はやはり12月のサン・・・うっげほげほ。
(しかしそうなるとユニフォーム姿が少ないってw)
217名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 01:21:28 ID:cnFGCQzF
>>213>>214
確かこの板に、エロなしSSを載せられるスレがあったような気ガス。
で、書き込んだ後にここで告知すれば問題なし。

春じゃなかったら、ここでいいんじゃない?と思ったりもするんだけどね。
218名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 08:40:27 ID:Ny/AbubK
>メイプルカレンダー



メイプルスのメンバーがあなたのお部屋にやってくる!     


☆☆ 2005年 スイート・メイプルス カレンダー ☆☆
        
            絶賛発売中!!

定価2,800円(税込) お申し込みは球団事務所まで。



とりあえず、表紙はユニフォームでどうでしょう?
ミラ&パルコ率いるメイプー応援団が華やかに取り囲かこみ、紙ふぶき舞う中で
一軍メンバーから監督、コーチまでオールスター総出演!…な画を思い浮かべてしまた。


180さん、209さん、213さん、216さんの案にひた萌え。
こんなにもメイプルで萌え萌えできる日が来ようとは…感謝。

219名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 08:43:36 ID:Ny/AbubK
行間もらいすぎ…スマソ。orz
220名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 10:18:24 ID:bTaMiOs+
>216
> 私もメイプルカレンダー欲しーい。
> 1月は御振袖、2月はwithチョコ、7月は水着、8月は浴衣

2月のバレンタイン商戦のとき、スイート製菓(だっけ?)のCMやポスターには
選手達が起用されたりするのかな。
221名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 21:16:27 ID:ODfJBV5G
>>220
4つ子に揃いの衣装でチョコを持たせてポーズを取らせるのが万人向けか。
222名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 23:11:50 ID:kQxR07F4
>218
最後の一行ドウイ
本編はさっぱりしてるしね
住人、特に職人さんの好投は素晴らしいとオモ
>220
何パターンかあったら面白いね
薫子桜子コンビとか紘子さんバージョンとか
223名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 23:23:00 ID:3GrTZN3/
カレンダーもいいが、笑子さんのセクシー写真集も捨てがたい。
224名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 00:46:14 ID:b9A/+8h5
>221
ああそれでは「♪あなたも私もポ○キー!」×4みたいに…
い、いいじゃん………
(しかし姉妹でそれぞれバージョン別にとっても、それは意味がなさそうだがw)

そうそう、忘れてたけどお菓子会社の球団だったんだよね。
てことはアイスクリームのCMなんかで
はにかみながらアイスバーを舐める紘子さんのCMなんかができちゃったりして…

知らなかった仁科(夫)、TVを見てガツンと一発…大ショック!!だったりw
そらもう彼には浮気なんかしてる暇はあるまいw

笑子さんにはハーゲン○ッツのようなちょいエロちっくなCMを、
桜子と薫子でパピ○みたいなCMでもいいですな。
くそー激萌え!!
パロ漫画描きたくなってきたよ^^;
225名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 00:48:23 ID:b9A/+8h5
すみません私もあげてしまった………
不慣れですみません orz
226名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 11:53:27 ID:dnBAMdJX
>>223
出版社からメイプルスメンバーの水着写真集の企画が持ち込まれ、
広報から話を聞かされた選手達が「恥ずかしい」「セクハラだ」と抗議。
オーナーが女性だから反対してくれるだろうと皆が思っていたが、
こともあろうにタカラヅカ衣装風キンキンの水着ならOKとの意見が
出てしまい「それだけは勘弁してつかあさい」と普通の水着での撮影
を皆が承諾……という連想をなぜかしてしまった orz

ああでも、仁科(夫)がどんな反応見せるやらw
227名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 19:46:01 ID:ch4lpW1C
あと、気になるのは瑠璃子ちゃんの水着だね
なにを着るんだろう

それから202はあろうことか、重複を春と勘違いしていたようだ スマン
気にせずまた面白い話を振ってくんなせぇ

228名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 20:51:21 ID:X+R3vx7L
瑠璃子ちゃんはパレオでも巻いておきましょうか…
229名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 22:44:53 ID:cFsi5aWA
>222
>本編はさっぱりしてるしね
恋愛要素を敢えて回避しているかのようにも見える、なんて
どこかで目にしたような気がします。だからこそ返って萌え(w

>228
あ、でもムダ毛のお手入れとかには一番詳しいかも>瑠璃子ちゃん
230名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 22:55:26 ID:cFsi5aWA
今、失敗に気づきました。なんとお詫びをすればよいのか。(>_<)
…吊ってきます。ほんとにごめんなさい。
231名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/02(土) 01:23:00 ID:goaq3Owb
>230
専ブラ?わたしもやりかけたことあるけど・・・
まずは気をつけれ
232名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/02(土) 01:25:10 ID:N9TfDMnC
・・・なかなか続き出ないね、素敵なあの話・・・(´・ω・`)ショボーン
やっぱり、・・・。
いやいや、きっと年度の移り変わりだからな。私の周囲も皆様忙しそうにしておられる。
いいの。♪私まーつーわ、いつまでも(ry
そしてここで一言。
いつも私ら読み手を楽しませてくれる職人様方、がんばってくださいね。
私はここでSS見るたびにその日は結構1日ウキウキした気持ちで過ごしちゃいます。
仮に悪目立ちしてしまったり、意見レス等に左右されて創作しにくくなったりしても、めげないでくださいね。
応援していますので。

で、強気な高柳さん、好きです。
あのさっぱりした関係の背後にきっと、いろいろ、なんか(というか主に色っぽいものが)
あるのだな、いやあるに違いないと思うと・・・
ふぅ。ぞくぞくしちゃうw
いいなぁメイプル。自分の中で改めて存在感が増して、より好きになった。
それもこのスレのおかげ。まったり良スレ進行でいけるようにがんばろう。

長文スマソ
233名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/02(土) 01:29:29 ID:N9TfDMnC
あ、ひどい。肝心な一言抜けてる。
>…職人様方、がんばってくださいね
     ↑
     ありがとう、

そう、結局これが言いたかったのだよ「ありがとう」     
234名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/02(土) 02:12:21 ID:O9rVf6n5
>232
過去にここでSS投下したことのある人間だから思わずほろりとしてしまったよ…。
SSを投下すると職人だとか神だとか言われたりするけど、
私は皆さんの会話の中から個人的にがーっと萌えてしまってどうしようもなくなって文章にしてるだけだからw
こちらこそまだまだ修行が足りないなぁ、と思いつつ投下したSSで皆さんが少しでも楽しんでくれると嬉しいのですよ。
個人的に言えば私は意見とか批判はありがたいと思ってる。
どうしても自分の書いたものは客観的に読み直してるつもりでも主観が入るから。
最近は何も書いてませんが、またむらむらしたら名無しで投下するのでよろしくです。
メイプー語りも毎日楽しくロムってます。

チラシの裏的内容でごめんなさい。
でも何か嬉しくってさ…。
235名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 17:10:43 ID:LGhPqTF1
>>234
ほろりとするならSSクレ!ヽ(`Д´)ノ  
ほろりとするならSSクレ!ヽ(`Д´)ノ

懐かしめでいってみた。今は反省している。
むらむらしてくださるのを、心よりお待ち申し上げております。
ギラギラしてお待ちしてます。

常々、このスレあってよかったなあと思ってる。
川原作品の二次創作は、十数年前、他作品との二重パロを読んだきりだったので。
エロパロ読ませてもらったり萌え話したり出来る日がこようとは、夢にも思わなかったよ…
スレにかかわってきた皆様に感謝いたします。


水着話につられて、アイコラとか出回ってそうだ…とかうっかり考えたorz
立花さんとかが、ひんやりと静かに深く怒ってたりすると、それはちょっと萌え…かも
236名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 17:21:14 ID:szGF5BqQ
>>228-229
あと微妙な「女らしいポーズ」とかも他の面々より上手かも。
写真集(もしくはカレンダー)を見て川を渡ってしまいそうに
なって苦悶する男性ファンとかいそうだw
237名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 23:13:28 ID:pX1dWO9P
ミカエル出身の桜子薫子も男性ファンは多そうだ。
いつの世も男はお嬢様に弱いからのう・・・。
238234:2005/04/03(日) 01:51:40 ID:a05Upeel
>235
に捧げる小ネタ。

エイプリルフールが終わった後で。
「あー! 忘れてた。今日エイプリルフールだったんだ!」
「お嬢ちゃん、残念でしたね。日付が変わってしまいましたよ」
「ちくそー、俊介をぎゃふんと言わせるまたとないチャンスだったのに……」
「……ちなみに、どんな嘘で私を騙そうとしてたんです?」
「え? や、あの、『生理がこない。どうしよう』って」
「ほほう」
その後俊介氏の甘美なお仕置きが実行されたかどうかは和音さんのみが知る。
239名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 02:19:37 ID:MKsxvkjR
・・・!!
(゜∀゜)イイ!!>238

「そういう悪趣味な冗談は・・・ちょっといただけませんねぇ。」
「・・・!あ、馬鹿、よせ、今日はとーちゃんもかーちゃんも家にいる・・・」
「そうですね。だったら・・・このいけない口をふさいでしまおう」
「!? しゅ、・・・う、んむ、ん〜〜〜〜〜〜〜〜!!」



あ、あああ・・・すみません、続けてハァハァしてしまいました; orz
240名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 07:33:26 ID:/atoZGNU
>>236
いるね!罪だなぁ・・・瑠璃子ちゃん
写真集やカレンダーにはそれぞれのページがあるんだろうなw
>>238,239
GJ!!

241名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 22:11:59 ID:aLKm1J9h
>>238,239
小ネタGJ!
ああ、場景が目に浮ぶ・・・

日替わりカレンダーでパラパラ漫画風を希望します
(いちファンより)

この頃何故か、パトリシアに説教されて追い出された
あの覗きさんはその後どうなったのだろうかときになりますです
242名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 23:29:00 ID:1+XfhDyk
実はパトリシアお姉様のディープなファンとして、日々球場でお姉様の罵声を聞いて陶然としてい…

………たらイヤだが。

10月は、笑子さんの祭り法被+胸サラシ+生足露出放題で、
着物姿の瑠璃子ちゃんと2ショットの秋祭りバージョンノシ
12月はお菓子の袋持ったコスプレサンタ大集合で。
つけ髭で笑う監督、呆れるコーチ、さりげなく琉花ちゃんの側に位置する立花社長付き。
243名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 00:14:11 ID:rto1FFjN
>242 10月は、笑子さんの祭り法被+胸サラシ+生足露出放題

これまたイイ!!(゜∀゜)
+和太鼓のバチ持って キャッチコピーは
「あなたの胸も、鳴らしてみたい 勝負かけます秋祭り」
しかも、リーグ戦と書いて秋祭りと読む、みたいな〜w

瑠璃子ちゃんサンタ・ヨンデー毎朝グラビア
「私がサンタじゃダメですか・・・?」上目づかいショット。
「ぐ・・・(ツボ)」と悶えるノーマル男性続出。
そしてさりげなく売上部数上昇w

パトリシア姐さん、私大好きだー。
夏は彼女にも無造作に髪を束ねてうなじみせてもらって、
ガーッと背中の空いた水着とか来てほしい・・・そして振り向きショット。
「異国の夏も、味わってみる?」微笑。

ふぅ〜どれも結構イケルと思うのだが、最近こんなことばかり考えてる私は
かなりのお馬鹿さんでしょうか・・・は、はははは。
244名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 00:30:20 ID:rto1FFjN
追加

「あなたを見つめる、私は誰だ?」
相本姉妹4パターンポストカード

立花社長、さりげに1枚社長室に置いて、
カードスタンドを指さして「・・・流花さんv」とかにっこりしてたりして。
・・・わりと、アリでしょw
245名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 00:30:55 ID:oCAaTuJI
>>カレンダーねた

1月は全員振り袖姿で集合かなぁやっぱり。
もし一人だけというなら、思い切ってスコットが巫女さん
姿で「八百万の神様に新年のご挨拶を」だなんて。
246名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 00:31:14 ID:yWKnOrqP
キミたち面白すぎるよ。
その発想はある意味神の領域w<カレンダー談義
247名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 00:59:47 ID:R27RAF3n
10月は奥様フリルエプロンの紘子さんと、パーラーメイド服の相本姉妹で、
マターリとパンプキンパイティータイム版も密かに人気だたーり。
提携:パンプキンチェーンw

そして同じ服を着せられるのは…。
柚子「(…だからって、なんでうちの制服も変えるんだ?)」
タカシ「うん、それなりに可愛くていいんじゃないか」
白「まあ…コロボックルちゃん、なんて可愛らしいの!?」

柚子「(……ねーちゃんの趣味か……)」
ロ「…ほんとーに、食べてしまいたいほど可愛らしい…。」
柚子「(先生が言うと、なんだかイヤラシいんだけど…気のせいだよな。)」
248名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 11:22:39 ID:SuusNbT9
>244
> 「あなたを見つめる、私は誰だ?」
> 相本姉妹4パターンポストカード

4人(4枚?)とも一緒の衣装・ポーズにしようものなら、
「このネガ誰のだよ〜??」って写真屋や印刷屋が混乱しそうだな。
249名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 17:19:42 ID:XKNvJ0fb
8月は水着姿で太陽に吠えるパトリシアの後ろ姿
この場合、トップレスでもいいかなw
250名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 20:58:10 ID:rto1FFjN
じゃ、3月は桜子・薫子で桜舞い散る中の袴姿はどうですかね。
大正浪漫ふう・・・( ̄ー ̄)

>247 紘子さん奥様フリルエプロン
>249 パトリシア(トップレス)後ろ姿
・・・・!!!(゜∀゜)イイ!!
251名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 23:25:24 ID:oCAaTuJI
>>カレンダー
5月あたりで、相本四姉妹が田んぼで田植え……
ってのはあんまりですな。

# だんだん「日本全国酒飲音頭」みたいなことに……w
252名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 23:48:13 ID:ceSxbaEF
↑この調子でいくと
カレンダーAタイプBタイプCタイプDタイプ……と4バージョンぐらい出来そうですな。
全種類買い占めるファンとかいそうだ……。
253名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 00:47:11 ID:D4cv+Us5
いいですねぇ。グッズの売れ行きも上々、CM好感度もあがりっぱなし。
食玩とかも当たりそうだよね。
メイプルス首脳陣は笑いがとまりませんな。

>243 ヨンデー毎朝w
ではこんなのは?   
特集「今、輝いてる女たち」巻末グラビア

高「わー広岡さん、化けてる〜」
広「・・・失礼なヤツだな。私だってちゃんと身の回りに気をつかえばそれなりには・・・」
高「でももしかしてこれ、プロのメイクさんがやってくれたんじゃないですか?」
広「うん、まぁ。だけど最初は対談だっていうからさ、気軽に引き受けたのに。
  撮影があるなんて聞いてなかったよ・・・。もう、疲れたったら」
高「へぇ〜。ふーん。」
広「ま・・・でも、うつくしかろ?」
高「うん、とっても可愛いですよ。この春色ワンピースと良く似合ってる」
広「え・・・そ、そう?」
高「もう一冊買って、切りぬいちゃおうかな」
広「・・・は?」

その後、とある選手の目撃証言によっても
「マル秘高柳メモには、監督の写真がはさんである」との噂は事実であることが判明。
それ以来、選手達はちょっとでも意味ありげなツーショットを見るにつけ、内輪で盛り上がるw
ああ女のコの噂話パワーはすごい。・・・知らぬは本人ばかりなりw

・・・だったりw


254名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 01:18:56 ID:D4cv+Us5
さらに妄想。超小話。

今日の午後は、別の雑誌社からも、監督と、そしてなぜか俺も一緒に取材申し込みがきていた。
「広岡さん、用意できましたか・・・?」
車を手配してから広岡さんの部屋をノックすると
「あー、うん・・・」
返事がしたので、そのままドアを開ける。
「―――。」
「・・・なんだよ」
午前中までの泥だらけのユニフォーム姿が嘘のような、
急にそこだけ春みたいな、華やかなパステルカラーのシルエット。
「いや、珍しいなと思って。そんな、可愛いスーツ姿」
上品なベージュのャケットの下で、蜂蜜色のシフォンの薄いスカートが揺れる。
「だって『たまには女性らしい格好もしたらいいのに』って言ったの高柳さんじゃん
・・・おかしいなら、着替える。」
「おかしくない!全然おかしくないですって。むしろ、」
「むしろ?」
「え、いや・・・」


だけど、車から降りてエレベーターに乗った時、思い切っていってみた。
「・・・取材、早く終わったら・・・たまには映画でも、一緒にどうですか?」

広岡さんは、ちょっとだけ驚いた顔をして
「奢りならね」
そう言って、微笑った。
255名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 01:32:05 ID:IVblc/Vu
>251
> 5月あたりで、相本四姉妹が田んぼで田植え……
> ってのはあんまりですな。

あーでも、北海道らしく(?)牧場でカントリーな4姉妹はさわやかかわいいかも。
エロくなくてごめん。
256名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 01:38:24 ID:D4cv+Us5
あ、私も・・・(気づけば)エロくなくてごめん。>254
というか、自分の中で妄想が妄想を呼んでいて、冷静になるとどこか恥ずかしい( ̄ ̄;
257名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 09:46:15 ID:zcEM+30+
今までに出たカレンダー案をまとめてみた。

表紙・ユニフォーム姿・オールスター総出演

1月 ・御振袖
    ・スコットが巫女さん姿

2月 ・withチョコ
    ・4つ子に揃いの衣装でチョコを持たせてポーズを取らせる

3月 ・桜子・薫子で桜舞い散る中の袴姿(大正浪漫ふう)

4月 ・
5月 ・相本四姉妹が田んぼで田植え
    ・牧場でカントリーな4姉妹
6月 ・
7月 ・水着
    ・パトリシア姐さんの「異国の夏も、味わってみる?」

8月 ・浴衣
    ・水着姿で太陽に吠えるパトリシアの後ろ姿(トップレスでも)
9月 ・

10月・法被姿笑子さんと着物姿瑠璃子ちゃんと2ショットの秋祭りバージョン
    ・奥様フリルエプロンの紘子さんと、パーラーメイド服の相本姉妹
     マターリとパンプキンパイティータイム
11月・
12月・コスプレサンタ大集合

…女性ならではのショットも多いですね。このカレンダーあったら私も欲しいなあ。
258名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 10:38:16 ID:zcEM+30+
連投スマソ

>>252
コスプレバージョンの他にも、王道?の選手たちのプレー中の
ベストショットバージョンも欲しいかな。

投球フォームの投手陣。
ジャンプ一番、横っ飛び、見事なスローイングの相本姉妹。
ボール打った直後のパトリシア、紘子さん。(盗塁とかで)走る笑子さん。
(捕球などで)バッとキャッチャーマスクを取っている薫子さん。

改めて原作読み返してみたけど、立花社長が住み込みで選手寮の賄いやってたよね。
でもそのうち、食堂スタッフとかも補充されるだろうし、立花さんも球団社長業に専念
するため寮を離れるという事態もあるかな、と思った。

流花 「そうなんですか、今月いっぱいで」
立花 「ええ、まあ。人手も足りてきたことですし」
流花 「…」
立花 「どうしました?」
流花 「立花さんのおむすびと味噌汁、もう食べられないのかな…」
立花 「(流花の頭をポンポンと撫でながら)…言ってくれれば、いつでも作ってあげますよ。」

いいセリフ浮かばなくてゴメン。
でも立花社長が「ただ走れないだけです」とさらっと言った、あのシーン印象的だったなあ。

259名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 11:05:03 ID:VG5119a8
相本四姉妹の水着撮影をしたはいいが、カレンダーには結局
載らないことになった。
立花社長曰く「彼女たちはまだ未成年ですから…」
桜子・薫子はOKだったのに…

後日、社長室の引き出しを開けその奥をそっと覗く社長。
そこには切り取られた流花の水着写真が!
そして女子高生のように頬を桜色に染め静かに引き出しを閉めるのだった。

どうしよう、私の中で立花社長がすごく乙女な人になってしまった。
260名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 13:02:01 ID:JChsIh4N
>>257
4月は開幕戦ということでユニフォーム姿で球場でもいいかもしれない。
もしくは、ピンクレディが「サウスポー」歌っていたときの衣装のような、
ユニフォームっぽい露出度の高めの衣装とかw
261名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 15:06:03 ID:Y6V6WoAn
>257
9月、浴衣姿で月見とか良いんじゃないかと。
・・・・誰が似合うかな?
262名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 15:25:50 ID:JChsIh4N
>>261
そこで瑠璃子ちゃんとかw
263名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 18:31:28 ID:b7A7wBV1
…ちょっとおじゃまします。いまさらかな…とも思うのですが、数行お借りします。
ちょっと前に本スレに誤爆をしてしまった者ですが、
危なげな間違いをしてしまってすみませんでした。
私も書き手さんの作品や住人さんのトークを楽しみにしている一人です。
川原作品に隠された(特にその中でも萌え要素からは比較的遠いと思っていた作品の)
萌えがここで掘り起こされていくのを新鮮な気持ちで楽しませていただいていると
同時にありがたいと思っています。
うっかりで双方のスレのスムーズな流れを妨げる要因になることがないよう気をつけます。
ごめんなさい。

>231
おっしゃる通りです。
他の板も一度に取得できて便利なんですが、書き込むエディタを間違えてたら
こっちに反映されなくて当然ですよね。気づいたときには遅し…。
ここと他板を前後して取るのはやめておきます…orz
264名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 18:35:42 ID:b7A7wBV1
瑠璃子ちゃんのグラビアを見て、
>236  川を渡ってしまいそうになって苦悶する男性ファンとかいそうだw
>243  「ぐ・・・(ツボ)」と悶えるノーマル男性続出。
被写体としての瑠璃子ちゃんが、他の男性から熱い視線を受けているのを
目の当たりにした小早川くんの変化に期待してしまいます(w
それまでにない焦燥感が芽生えるのを感じて初めて瑠璃子ちゃんに対する
自分の想いに気づく……なんてないかな。なってほしいんだけど(w


>日替わりカレンダーでパラパラ漫画
>カレンダーAタイプBタイプCタイプDタイプ
>ベストショットバージョン
大きいポスターサイズいくつかと、昔のチョビめくりみたいな卓上タイプの
両方があるのもいいかもですね。

…でも、それだとシーズンオフの仕事はグラビア撮影ばっかりになってしまうかな。
265名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 18:50:46 ID:JChsIh4N
>>264
>…でも、それだとシーズンオフの仕事はグラビア撮影ばっかりになってしまうかな

1月の寒空に震えながら浴衣姿の撮影とか(^^;
266名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 19:06:06 ID:TaNSmCtE
カレンダーにうっふん度が足りないとお嘆きの貴方に

メプルズポスター予約特典
「バー紫頭巾ママの実物大水着ポスター」

発禁になる前にぜひ御予約を、、、、、
267名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 19:48:07 ID:WCBt/hH5
>263
深刻にならんでも何事もなくて良かったと思われ。
268名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 20:35:35 ID:IVblc/Vu
スポーツジャンルのトレーディングカードってあるじゃない?
レアカードだと直筆のサインが書かれていたり、ユニフォームの端切れが封入されていたり。

メイプルスの場合、野球カードにもかかわらず「キスマーク付きカード」とかが
レアカードとして混入されるのかな。
269名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 20:47:22 ID:XaHuy2Rb
>268 キスマーク付きカードw
   それはカードを集めるお子ちゃま達には刺激が強すぎるんじゃw
大人までハマってしまって、まぁスポンサーとしてはそこが狙いなのかもしれんが。
でも、プロ野球選手カードだっけ、昔あったよねポテチについてるの。
(今は見かけないけどもう無いのかな)
野球選手的にも、あーいうカードになると、「あー自分もプロなんだな」って自覚が芽生え嬉しいらしい。
今時でいうと、プロ野球ゲーム(とかあるんだっけ)にキャラとして出てくるのも、然り。

>253 食玩、打撃ポーズや投手フォームのフィギアなんかありえるかな。
もし在ったら・・・う〜特に野球ファンじゃない私だって買っちゃうやい。
それにしても、メイプルグッズですごく盛り上がってきましたね。あー楽しい。

>265 寒空に震えながら・・・撮影
ああ、それは・・・まるで某漫画原作の、今撮影中の映画みたいではないか!w

>263 本スレ荒れてないし、大丈夫だよ。失敗なんて誰でもあるさ。気にするナ ノシ
270名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 20:56:41 ID:JChsIh4N
>>269
>プロ野球ゲーム
顔のテクスチャが似てる・似ていないよりも、可愛い・可愛くないを基準に
制作されそうw
あとソフト開発陣が乳揺れにこだわったりw
271名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 21:01:34 ID:AE/Q74Wl
>>270
本編準拠だと、揺れない者のほうが多くなりそうな罠w
272名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 21:02:24 ID:JChsIh4N
>>271
揺れないと本人からクレームがつきまつw
273名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 21:18:38 ID:XaHuy2Rb
>253.254.258
元祖川原的な世界でイイ!
私も立花さんの「ただ走れないだけです」ホロリときたよー。
そんでもって次の日流花ちゃんががんばる姿も。そのけなげさに胸がきゅうんときたさ。

>259 立花社長「まだ未成年ですから」
これも、言いそうだなぁ。まぁさすがに桜子薫子にも言ってくれるかもよw
アイコラに冷ややか〜に怒る立花社長とか言うのもありましたけど
(それも、確かに!!と思ったけど)
同じように、熱く熱く熱く怒る仁科(夫)の姿というのもありそうですな。

なんにせよ、人気者の女性にホの字だと(死語)、男っちゃツライもんですな^^;
うん、小早川君にも「・・・?なんか胸の奥がモヤモヤする」とぼんやりジェラシー感じて欲しいw
274名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 01:04:25 ID:4Ilyl//7
>267
>269
ほろり、<m(__)m> 。

>桜舞い散る中の袴姿
♪ヒュルリ〜ラと「大戦」の両方を連想(w
>ピンクレディが「サウスポー」歌っていたときの衣装のような
始球式での安藤美姫(ty)のようなミニスカートユニフォームでは(w

>冷ややか〜に怒る立花社長、熱く熱く熱く怒る仁科(夫)
…性格がでますね。どっちも萌え!

>食玩とかも当たりそ
>打撃ポーズや投手フォームのフィギア
「タイムスリップグリコ」よろしく、子供に買ってあげると称して箱買いする大人ファンが続出。
生産が追いつかずに「虫キング」や昔の「ビックリマンチョコ」のような購入数限定商品と
化した結果、店頭では争奪戦が繰り広げられることに(w
箱の中でころん、と丸っこい音のするのは紘子さん、斜めに詰められた縦長な瑠璃子ちゃんは
ほとんど動かず、ほぼ変わらない4つ子を見分けるのは指南のワザ。プレミアは広岡監督だ!
オールコンプリートめざし、コンビニでみんながふりふり(w
27579:2005/04/06(水) 02:07:43 ID:nVTyWWWp

もう、なんだか・・・
すみません・・・いろんな意味で。  orz
276唇から媚薬:2005/04/06(水) 02:08:33 ID:nVTyWWWp
「・・・あっ・・・は・・・・・・たかや・・・な、ぎさ・・・ん・・・もぅ・・・・・・」
背後から回した腕に彼女のなめらかな身体の感覚を楽しみながら、蜜に浸した指で、花弁を一枚一枚めくるようにゆっくり擦りあげていく。
「もう・・・何ですか・・・?」
「・・・・っ・・・あ、ぅ・・・」
肘で自分の体重を支えながらも、彼女の身体は絶えずガクガクと揺れていた。
枕を抱え込むその手は、途切れることのない愉楽の波に耐えるかのように力が抜けない。
下肢を弄ぶ一方で、もう一方は、掌に丁度良く収まる柔らかい乳房を、同じ速度で揉みしだく。
少しでも刺激を強くすると、すぐに昇りつめてしまうことがわかった今では
彼女の呼吸を読みながら、わざと寸前で愛撫の箇所を変え、何度もそれを繰り返していた。
「言わないと・・・イかせてあげないけど・・・?」
「・・・・だ、黙、れ・・・っ・・・も、・・・そんな破廉、恥、な口・・・は・・・ぁふ、ふさいでし・・・まえ・・・!」
「あ・・・そういうこといいますか・・・?」
うなじに寄せていた唇でクスリ、と笑って、乱れた髪をかきあげ、耳にかけてやる。
「まぁ・・・じゃあ黙って・・・もっと集中することにしましょうか・・・」
胸から移動した掌を広げ下顎をとり、彼女の首の自由をも奪い、親指でそっと唇をなぞりながら・・・耳を食んだ。
「・・・っあ・・・!!・・・や・・・やめ、・・・」
そうしてもう一方の手は、既に尖りきってヒクついている濡れた花芽を押しつぶし・・・耳の中を同時に舌で犯す。
「ぅあ・・・・・・・っ、た、高・・・あっ・・・は・・・っ」
俺の腕に縛られたように身動きできない中で、彼女の内部は熱く溶け、滴り、掌に触れた彼女の舌が切なく喘ぐ。
翻弄されて息も絶え絶えになっている彼女を、けれど、それでもまだ離したくなかった。
277唇から媚薬:2005/04/06(水) 02:11:26 ID:nVTyWWWp
「・・・っ、ふ、・・・ぅ、く・・・」
「・・・イイ・・・?」
「も・・・は、なせ・・・」
「・・・強情だなぁ」
ぺろり、と耳の後ろを舐めると脱力しかけた身体がもう一度跳ねる。
「ひぁっ」
(この口に、俺が欲しいって言わせたいんだけどな・・・・)
「いつも言ってるけど・・・試合は長期戦になると、女性のほうが不利だと思うんですけどね?広岡監督・・・」
監督、の名に反応して、細い肩がびくりと動く。
それがなんだか快感で。
(・・・やっぱり、媚薬、俺にも効いてるよな・・・)
段々と悪戯心がエスカレートしていくのを自分でも止められない。
耳たぶまで赤くなっている様子に、ふと彼女の羞恥に染まった顔を見たくなって・・・
彼女の片腕をとって、まるで宝箱を開けるかのように大事に仰向かせる。
すると頬を上気させて、涙をためた瞳で睨む顔は、思った以上に扇情的で。
部屋で想像したよりももっと、ずっと・・・。
(いや・・・でもこれは・・・あれだ、強敵相手のほうが俄然ファイトが出るってやつかも・・・)
そんな顔をされたら・・・もっと啼かせたくなる。
魅惑の獲物を前にして、野性の昂ぶるままに、細い足首をとった。
瞬時に驚いてジタバタする脚を、力任せに広げる。
「あ・・・な、なに・・・ば、ばか、よせ・・・・っ」
「―――よさない」
きっぱりと言って、片足を肩にかつぎあげ、ふくらはぎの内側をきつく吸い上げる。
「・・・た・・・っ」
278唇から媚薬:2005/04/06(水) 02:12:27 ID:nVTyWWWp
新しい刺激に、改めて彼女の背がのけぞる。
彼女の顔が見えるくらいの高さで、そのまま柔らかな脚の内側を愛撫していく――徐々に膝から太腿をたどり・・・脚の付け根まで――。
薄明かりの中でも濡れて光るのがわかる、繁みの奥の誘惑の花園。
ただ視線で犯される様にも息を荒げていく彼女は・・・とても淫らで・・・綺麗だ。
「どうします・・・?どうして欲しい?」
指先で、溢れる雫を拭うように軽くなぞると、顔をそむけ、ぎゅっと目を閉じる。
「た・・・高柳さんの、馬鹿・・・っ」
だけど震える声は最高に艶やか。もうそれ以上は何も言わないとばかりに、腕で口元を覆うけれど
(・・・ホント、強情なんだから・・・)
でもその、言葉とは裏腹の、ねだるような視線・・・それに逆らえる男なんて、いるはずないと思った。
「・・・っ」
近寄る息に身体が強張るところを、寸前で止めて・・・
ホッと力を抜いた瞬間を見て、じゅ、と熱い蜜を舌で掬った。
「・・・・っあ!・・・・ああああっ!」
甘い悲鳴をこぼしながら、それでも未だ逃げようとする腰を、だけど許さずに執拗に愛撫する。
亀裂をたどり、襞を舐め挙げ、紅く誘う肉芽を嬲る。
「・・・や・・・・・・っ・・・・も、ダメ・・・・・・・っ!!」
だがいつしか、想像以上に乱れ咲く、彼女の妖艶な息づかいとわななく白い肢体に
自分こそがその虜になったような―――そんな気がしていた。
27979:2005/04/06(水) 02:26:46 ID:nVTyWWWp
すみません、結局途中までです・・・<(_ _)>;;
本当は最後まで書ききってからと思ったのですが
どうも、一度制作エネルギーが切れてしまうと、なかなか復活できなくて。
(打たれ弱くて我ながら情けないですが、こればかりはなんとも)
でも辛抱強く待ってくださってる有難い方々も中にはいるということで、
とりあえず続行の意志だけでも伝えようと、なんとかつながってるぶんだけでもupしてみました。

焦らされるのがイヤだ!と思ってある方には申し訳ないですがどうぞご理解くださりませ。

(とか、こういうのもチラシの裏的、とかいうものなのかな。
 どうも私はそのへんのボーダーラインというものが未だわからなかったり・・・
 もし誰かの気に障ったらごめんなさい)

話は変わりますが、最近の、盛り上がりを見せるエロ談義、楽しいです。
別の話考えちゃいそうなくらい刺激されまくり。やっぱりメイプルいいですね!
280名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 02:31:55 ID:Xvil32wZ
うわ〜、ほぼリアルで読んでしまった。攻めるコーチ強いわ、生殺しは辛いけどGJです。
281名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 10:22:33 ID:ONrZw0Nc
>79
GJ!!!! ずっっと待ってたよ!
生殺しはちときついけど、最後までお願いします。
282名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 13:26:53 ID:vyCnr4BF
はほーエロイですねぇ…
追い詰められずにがんばです
283名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 13:46:46 ID:zVMMi4P/
>>79の中の人、GJです。
284名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 15:27:48 ID:RFC7NxmC
え、えろい… * ゜Д゜)ノシ
たまらん。ムハー ≡3



>中の人
???
285名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 17:13:49 ID:VUUohlVT
>>79サマ
GJ!! ふくらはぎに口付ける高柳コーチ、
おもわず画面想像しちゃったよ〜!!
挿し絵つけたいくらいでツ……。(=^^=;)
………描ければだけど……。

これからも楽しみにしてます〜!!がんがってくらはい。


286名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 00:08:11 ID:jKrc5/lR
>279
最初は余裕で意地悪な高柳コーチ(w
その彼が今度は逆におぼれてしまうのか!?…あぁあ、気になります。

>こればかりはなんとも
 にんげんだもの   みつを
287名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 00:59:42 ID:/pAJ8dyM
高×広の口調は、俊×和の口調とも似ていると思うのは私だけでしょーか・・・
276-278は上手くエチーシーンだけの切り取り部分なんで
俊×和とも名前入れ替えてみて2倍楽しんでいる私・・・ああ毒されすぎ lili orz

秘密のメイプルワールド、いいですねぇ。
溺れる高柳さんも、そそる・・・!
立花さんと流花ちゃんのラブラブほのぼの(+ちょいエロ)ストーリーも読んでみたいと欲求高まる今日この頃。
自分にも神、おりてこないかな〜
288名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 01:06:19 ID:/pAJ8dyM
それにしても、媚薬、いいなぁ(*^^*)
美味しすぎる展開だー
俊介ファンの私は、彼に飲ませて、悶々とするところが見たいよw

あ、清潔そうな友理クン@バビロンとかでもいいがww

連投スマソ
289名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 02:29:22 ID:P5dk3BqD
>>79タン
広岡監督同様、読み手にもじらしプレイ(;´Д`)ハァハァ・・・
気長に続きをお待ちしております

>>285
>>288
小言スマソだがその顔文字もにょるのでなるべくやめて欲しい
ここは2chじゃないのか(゚Д゚≡゚Д゚)? と思ってしまう
290名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 07:20:49 ID:a/pOfirZ
高柳コーチと同じくわしらも生殺しプレイGJ!w
じりじりと次回の投下を待っております。

>288
媚薬俊介、ネタ的にはとても書きたいが素朴な疑問がひとつ。
男が媚薬飲んだらどーなるんだ?
女なら感じまくり濡れまくり、と想像もしやすいんだが。
露骨な表現で申し訳ないが・・・何度でも復活します!みたいな感じだろうか。
まるで不死鳥のようにw
それならバイ○グラでも流用可能か??
ネタ繰りしだして、すぐさまそこでつまづいた・・・。
291名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 08:41:24 ID:/pAJ8dyM
・・・まさか顔文字にまで難癖つけられるとは思わなかった・・・
え、なんでいけないのでしょうか。マジな話。>289
前レスからもずっと思ってたけど、なんでそんなに制約が多いの、ここ(も)。
(ま、そこまで小姑っぽい奴ってのは少数かもしれんが)

せっかく良スレだと思ってるのに、残念です。

今まで腹たつ発言にはなるべくスルーしてきたけど
なんか、こういう人らはもしかしたら、
いっぺんくらい自分らがキツく言われなきゃわかんないのかな、とも思えてきた。
あのねー些細な「つっかかり」でもね、
書き方によってはそれ自体がかなり不愉快な発言になるんだよ。
(そういうの批判とか問題提起とはまた違うよね)
もういいかげん歳重ねた大人なんだからわかるでしょーに・・・

朝から私もヒートアップしてしまいすみません。
・・・。覗かなきゃ良かったかな。
292名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 08:45:08 ID:/pAJ8dyM
あ、間違い
3行目 前レス →前スレ

なんだか決心をつけて書き込んだけど、
それでも改めて見ると、自分でも凹むな。
291読んで、朝からイヤな気持ちになった人すみません・・・
293名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 09:09:39 ID:wW3kceb4
>>291タソ
2ちゃん系の顔文字以外は、特に(^^)系の馴れ合いぽいのは
2ちゃん内ではどの板でも嫌う人が少なくないでつ。
顔文字まで、つーか顔文字こそかなり難癖つけられるもんですよ。
今回は災難でしたな。
「馴れ合いキモッ」は2ちゃんの多数派ですからお気をつけて。
294名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 09:35:36 ID:YaO5LdnG
ふーん多数派なんか。
まぁそんなのどうでもいい私はじゃあ少数派だなw

でも>些細な〜云々のところは私もドウイかなー
やっぱり書き方次第で何かひっかかることはあるよね。
2ちゃンだからって言えばそれまでだろうけど、でも私はあんまり2ちゃルールとかって変に正当化するのは嫌いだね。

とにかく、皆が気持ちよくおおらかにいかないと、せっかくの今のいいカンジも台無し。
スレが荒むと職人さん達に逃げられちゃうこともあるかもしれないじゃん。
(実際ちょっと前危なかったんじゃね?)

まー皆、優しくいこうよ。
春なんだしさぁ。

と長々とスマソ
295名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 11:36:48 ID:KqFrKChp
>294
>2ちゃンだからって言えばそれまでだろうけど、でも私はあんまり2ちゃルールとかって変に正当化するのは嫌いだね。 
ここは2chですから。
2chノリが嫌だったら来なければいいんだよ、と。

>まー皆、優しくいこうよ。 
>春なんだしさぁ。
春休みも終わりだろ? 

以前投下していたけど、こういう人たちが一番困る、と言うかウザイ。
こういう人たちが書き込まなくなってから投下再会しようと思ってます。 
296名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 12:21:51 ID:wW3kceb4
>>294
荒れるモトだからさ〜、開き直る春厨は巣に帰ってくれないかな。
空気嫁。って言葉の意味がわからんか? ああ?
だから半年ROMれって言われるんだよ。
297名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 12:34:11 ID:kL7okupM
最近メイプルスの選手たちの間ではやっている妄想ネタ
「高柳コーチと立花社長ってもしかして…」
女だらけの集団で二人きりの男同士親しいのは至極当然のことなのだが

「どっちが攻めなの〜」エロい話で話をふくらます笑子さんと紘子さん、
それを聞きながらうっとりする瑠璃子さん
「同性でも愛があれば…」と瞳を輝かせる桜子、それに「これは作り話」
とつっこむ薫子
「あー確かに仲いいもんな。ホントだったりして〜」と笑う相本四姉妹。
でも流花だけは微妙な顔
そんで「このネタ使えねえかな〜」とほくそ笑む広岡監督

298名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 15:31:19 ID:YaO5LdnG
あー292をフォローするつもりが
かえって反感買ってしまったようだ。
なんだかなぁ。
一応自分も古参のほうなんだけどな…
SS書いたこともあるし。(最近はずっとROMってただけで。)

つまりはいい大人がもにょるとかウザいとか
そんなひどい言葉づかいなんかするなよ…って言いたかったんだけど。
書き方が悪かったか?

ともかく2ちゃんってってもこのスレはそういうギラギラしたことがなかったから好きだったんだけどな。
んじゃ私もしばらくここから去るよ。

静かにエロ話題を楽しんでた人ら、ごめんよ。
んで292よ、やっぱここも普通に2ちゃんだった。
これから気をつけなよ。
299名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 18:11:36 ID:2ZvlE/nV
顔文字にケチつけた289が顔文字使ってるのはいかがなものか
300291ですが:2005/04/07(木) 18:23:59 ID:/pAJ8dyM
多少は荒れるかな、と覚悟して書いたけど
かばってくれようとした人まで巻き込むとは思わなかった。
294さんすみません。でも、ありがとう。

で、問いかけた手前、一応1回はレスして終わりますが
>293
ご親切にどうもありがとう。
そうなんですか・・・。だったら、どうやら私が不勉強だったようです。
今まで同じように書いたり、動揺の絵文字見たりしてても、こんなふうにレスついてるの見たことなかったので
本当に知りませんでした。
(スレ選んで通ってるからですかね?293の理屈だと言われない流れのほうが貴重スレってことか)

ともかく、今回のは勉強になりました。
やはり294さんの言うとおり、ここも所詮2ちゃんってことですか。
普通に楽しく話してても(=287)キモいとかもにょるとか言われちゃうんだ・・・
(小言とか、そのこと自体より、その言葉づかいが信じられなかったんだよね。
喧嘩ごしの文とかも、自分はちょっと読むに耐えない。)

ここのとこ楽しく書き込みしてたけど、やっぱりここもそのノリでと言われれば自分は不慣れなんで
また1romに戻ることにします。

以上。荒れるの自体は本意ではないのでこの話はここで終わってやってください。


>297さん、せっかく違う話振ってくれてたのにはさんじゃってごめんね。
川原漫画で801は苦手だけど、悪魔な笑みの広岡監督は想像できて楽しいです。
301名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 18:27:21 ID:/pAJ8dyM
>300 ×動揺 →○同様
馬鹿だ・・・。
というか、今日は厄日だ。
302名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 18:41:54 ID:KqFrKChp
春ですね、と。
いい加減、早く終わってもらいたいもんだが。
303名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 20:27:35 ID:a351G7vu
まーエロパロ板でもここは特殊だからなぁ

家の近くの桜が満開。川原作品の男キャラは
花見酒なぞしようものならみるみる桜貝のように頬を染める奴ばっかかな。
304名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 21:44:35 ID:juFWSK+y
モミジマンジュー国は三分咲きくらいだよ〜。日陰はまだつぼみ。
日本農園あたりはどんな塩梅なのかな…
男キャラ、桜貝糸とザルの差が激しそうだね。
女子連はつよい人が多いっぽい?
305名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 22:35:32 ID:zWtWG/+e
強くても弱くても、なんかみんな明るいお酒だろーなー。
男より笑い上戸とか多いだろうしさ。
306名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 22:42:07 ID:DBLYjjpm
>290
むかーし読んだエロマンガでは萎えなくなってた>媚薬効果
が。
これまた昔歴史の講義で拷問の一つとしてフェラで出しつづけ
させて死に至らしめるものがあると聞いたこともある。
媚薬はやっぱり女子向けかもなw
307名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 23:45:20 ID:uxjzNUKh
イヤな死に方だなおい。
氷室くんと雪村さんの「カメでもいい、好きだよ。」カプのエロも見たい今日この頃…。

香具師はS属性ぽいから、
「来ないのか?カメのときには、あんなに僕にくっついてきたのに…」
と、ベッドの中で雪村さんをいじめてたりw
308名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 01:29:59 ID:Wcd236C3

いま凹んでる人たち、ドンマイ!
309名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 01:30:40 ID:dUBe1edu
とにもかくにも、
いーじゃねーか。かたいことゆーなよ。
これが川原スレの合言葉だ。

余震の震源が陸地に近づいてきてて戦々恐々としている
土地では桜はほぼ満開。
真実のツベルクリン反応のお二人の夜桜エロを妄想。

香港で売ってる媚薬は、女性用のはあそこのしまりを
よくして感度を上げ、男性用のは逆に感度を鈍らせて
長持ちさせるというものらしいよ。
缶コーヒーのロング缶で世の女性の度肝を抜いた某少女
漫画家のエッセイ漫画で言っていた。
310名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 01:46:21 ID:xL3p6uVx
まあ、空気さえ読んでくれれば凹む必要はないし、煩いことも言わねえよ。
311名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 01:50:18 ID:JSoEIAS4
79なんですが、例のヤツ落としにきたんですけど、スレ結構進んでるんでびっくりして、
読んでたらさらに驚いた。(しかも新SSキタか?と期待したぶん余計にがっくりきました)

>295>ここは2chですから。
2chノリが嫌だったら来なければいいんだよ、と。

あの、私もそんなノリなら来るのもう嫌です。
303さんがここは特殊って言ってたけど、私も、いい意味でここは本当に特殊だったから
SSも今までupしてこれたわけで。
自分は2ちゃん自体はやっぱりあまり好きじゃなく(情報取りにロムりはするけど)
ここも、川原スレだからこそ、思わず嬉しくて書き込んでしまっていたのですよ。
でも自分もここで色々言われたことがある立場なんで291さんの気持ち、わかる。
内容じゃないんですよね、言われた‘言葉'の粗さにグサリとくるんですよね。
というか私もそれが原因で2度3度そのままひっそりと消えていこうと思ってたところを
>80とか>>232(これ大きかった)とかの意見が嬉しくて、思い直して「・・媚薬」続投だったのだけれど。

でも、それ読んで思いました。やっぱりもうついていけないみたい。
荒れるたび他の穏やか住人さんらが上手く話題変えてくれて、それでなんとか私もモチベーション保ってたけど、
でもリアルで疲れてる時に、それでも乗りかかった船で頑張って文章練ってるところを
295とか296みたいな如何にも攻撃的なの見たら、自分はかなり脱力してしまう。
(そして何時また私も叩かれるかと思うと怖くてもう投下できない)

話終わってたのに蒸し返してすみません。でも私にとってはこれ決定打で。
今回は自分語りとも重々承知ですが、このまま何も言わずに消えて、万が一
後々、同じSS書きとかいう295さんとかともし同一だと思われたりしたらと思うとそれだけは嫌だったので
あえてここは名乗って、理由も説明して、決別宣言。

279の意志を思いがけずも早々に撤回してしまって、続きを待ってくれていた人には本当に申し訳ないです。
(今まで感想と応援をくれた方々ありがとう)それを思うと胸も痛いし、自作に愛着もあるし
私も「一度言ったことには責任を持つ」ってのを信条にしてる手前、キツイですけど、でも。

そんなわけで、メイプルの続きは、いつかまた、どこかで。
312名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 01:53:38 ID:JSoEIAS4
ああ!↑とか書いてしまってから308.309にちょっと癒された・・・
もう疲れまくったことには変わりないんで訂正もしないけどその思いやりに感謝して一言だけ追加。

そんなわけで、メイプルの続きは、いつかまた、どこかで・・・
・・・機会があれば。

>311 クドクド、延々とこれまたすみませんでした。でもま最後なんで見逃してください。
313名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 02:13:45 ID:IqZYvjCy
…どうして迷い込んじゃったんだか知らないけど、
合わない場所に来ていたのはお互いに不幸だったね
314名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 02:32:59 ID:zPJSaApS
ああああ…_| ̄|〇
289読んだ時から何か嫌な予感してたんだ…

SS楽しみにしてたのに、すごく悲しい。

でも自分の友人にも素晴らしい小説書きがいるけどやっぱり繊細な人なんだよね。
そういう人には最近のこのスレの流れはやはり辛かったのだろう。

また穏やかスレになった頃、離れてった人らも思いなおして帰ってきてくれるといいと思う。
その時は改めてまったりエロ談義やろうよ。
315名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 03:08:08 ID:5+uGCnVQ
春休みだったからな。
去ると言った職人さん方に帰ってこいとは言えないけど
学生さんがいないような時期にひょっこり覗いてみて下さいな。

ただ、顔文字が好きじゃない人は2ちゃんに関係なくいることはいるので
周りの空気を読んでから使ったほうがお互い気持ちよくネットできるかも。
316名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 03:27:27 ID:kfBRq1A3
>>291>>294>>311
今回の発端である>>289の注意書き込み、2chでは珍しいくらいマイルドな
ものだと思えたよ。
>>293の言うとおり、2ch顔文字以外の顔文字が荒れのもとになるのは紛れもない事実だから、
自分の通う場所を居心地よく保ちたいなら、時には忠告を素直に受け入れることも、
考えてみてはもらえないだろうか。
とりあえず、2chで何を言われても、全人格を否定されたわけではないのだから、
あまり過剰反応せずに「正直スマンカッタorz」とでも「ウッセーバーヤバーヤ」とでも脳内でつぶやいて、
流れに戻るのがいいと思う。
傷つけられたと思うと、荒い言葉で返しがちにもなるし。
軽い注意に対して、あまり大きな反応が返るのを見ると、第三者は引いてしまうよ。

気が向いたらまた来てね。SSも萌え話も楽しみにしてる。
行くも帰るも己の自由、名前が出ないから気持ちを切り替えやすい、というのは、
2chのとてもいいところだと思うよ。
317名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 04:30:31 ID:VSbA9cCm
久々に来てみれば荒れてるし。なんで忠告に過剰反応するかな…。
顔文字が地雷ってのはネット上の常識だとオモテましたけどね。
2ちゃんで一般の顔文字が使われるのは好まれない反面、
2ちゃん以外の場所で2ちゃんのAAを使うのは痛い人扱いされる。
今では2ちゃんもメジャー扱いされてますけど、所詮2ちゃんは2ちゃん。
リアル社会で時と場所を弁えるようにネット上においても弁えるのが良いと思いますね。
318名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 07:24:05 ID:oo0EMT/Q
とりあえず、乙
319名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 07:27:11 ID:5Gh69+6+
なんか排他的な人たちだなぁ。
顔文字を注意した人じゃなくて、注意された人たちの反応がさ。
普段、ぬるま湯につかっているとみえる。

関東の人が関西に遊びに来たからって、
別に関西弁使わなきゃならないわけじゃないし、無理しなくていいけど、
ちょっと標準語より言葉がキツく感じただけで意見を聞き入れようと
しなかったり、あげく「ノリについていけない」なんて言われたら、
はぁ?あんた何様?って感じ。

2ちゃん語っていうのは、ある意味、方言みたいなもの。
いや、もしかしたら遊郭の「ありんす言葉」に近いかも。
育ちも年齢も(性別も)違う人が、名前を名乗って自己主張することなく、
日常の言葉とは違う、ちょっと特殊な言葉遣い(AA含む)を使って会話することで、
非日常的・仮面舞踏会的楽しみ方ができるのが、2ちゃんの良い所。

川原的に言うなら、みんなが火星人とか水星人とかになってるわけだよ。
一応、個性がないわけじゃないんだけど、基本的にみんな平等。
たまにやさぐれてる土星人とかいるかもしんないけどさ。
繊細すぎて傷つきやすい金星人がいてもいいけどさ。
自己を正当化して、相手の気遣いに気付かないのは、いい大人のすることじゃない。


温厚な私でも腹が立ったから、長文語りしてみた。
たまには良いだろ、青年の主張ってのもさ。
320名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 07:27:32 ID:Ix+Aalhz
>311
本物かどうかわからん(トリップもつけてないしなー)が、一言。
長文ウザイ。
自分のSSを喜んでいる住人ばかりではないんだぞ、と。

あと、そういうことはチラシの裏にでも書いてろ、と。
321名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 07:31:48 ID:oo0EMT/Q
まぁもちつけ
去りぎわに砂かけるような香具師に
いちいち腹立てても仕方あるまい。
322名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 08:18:38 ID:m8PI7105
あまりの展開に呆然中。
「2ちゃん語=ありんす言葉」ってのはとてもわかりやすい例えだよな。そのお陰で平等に話が出来る。
今ほど2ちゃんが世間に認知されてなかった頃は余計にそうだったけど、2ちゃん語とかAAを普段使いする人はネットと現実の境界が曖昧なのかなと思う。
同じ理由で普段使いの顔文字はここで敬遠されるってだけの忠告なのにな。
ってか何の為の「半年ロムれ」「空気嫁」だ。見てりゃ分かるだろスレの雰囲気。いきなり普段ノリで出てきて忠告したら逆ギレって…これが春厨か。
川原スレも所詮2ちゃんて、君らは一体何様?
323名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 08:18:55 ID:dUBe1edu
いーじゃねーか。かたいことゆーなよ。
もぎゅもぎゅと縁側で餅でも食おうぜ。

せっかく今日は花祭りなんだし。
「心は仏様のように清んでいる。」
そう言いたいものですぞなもし。

まあ私の立場はどっちもどっち。中立だ。
コテハンを出すことに、そしてそこで川原エロやエロじゃなくても
二次を出すことに躊躇のない奴はサイトを作ればいい。
ただそれだけだ。
324 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/08(金) 11:43:20 ID:0Reu/kW/
|<お久しぶりです。 
前々スレで予告したもののPCクラッシュしたために
当時推敲中の小早川君×瑠璃子ちゃん話が吹っ飛んで投下できなかった者です。

ようやく脳内バックアップデータをもとにSS再構築したんですが、
このところのスレの様子を見てると
スレの内容から離れた話題で盛り上がっているようでw。

以前覚くん×蕗ちゃんssをうpした私の場合、
自分の中で萌え上がってしまった妄想を具現化した結果がSSです。
自分では出来上がりに満足していても、
そこはやっぱり他人の意見も聞いてみたいと思うのです。
しかし、元ネタを知らない人に意見を聞いても仕方ないし、
2次ネタをうpできるような自分独自のサイトを持っているわけではない。
そんな中で見つけたこの川原スレは私にとって都合のよいSS発表の場であり、
自分の書いたSSを読んでくれた皆様の意見を伺うことができる貴重な場所でもあります。
325 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/08(金) 11:44:04 ID:0Reu/kW/
そもそもこの「2ちゃんねる」という場所の心地よさは
「来る者は追わず、去る者は追わず」というスタンスにあるからではないかと。
ただし板ごとのローカルルールやマナーなどは
「2ちゃんねる」の外の世界でもそれぞれに存在する
ルールやマナーに沿って行動するべきだろうと思います。
ここであえて苦言を呈している方の意見のほとんどは、
大なり小なり違いはありますが
「ルールやマナーは守ってほしい」ということではないでしょうか。
それに従うのが嫌なら自分が許せる場所へ移動すればいいだけのことです。
ネットの世界は日々の生活と同じようにと変化しているのですから。

仮に私がマナー違反などを注意されたら、
それまでの違反行動を反省し次回からそれを遵守するように努めますよ。
結果としてそれは自分自身を高めることにつながると思いますので。

…とまあ、30過ぎたババァの戯言はこれぐらいにしましょうかねw。
4日前に壊れたパソコンもなんとか復旧できたことだし、
今日の深夜から明日の未明にかけて再構築したSSをうpしますよ。
約55kbの容量なのでレスを大量消費してしまうことを先にお詫びしておきます。
申し訳ありませんがなにとぞご容赦ください。
|彡サッ
326名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 11:56:38 ID:kfBRq1A3
そうか、花祭りか。
そーだな、漏れも含めて皆餅つこう。
自分のカンノン様でも拝んで、心を清く…清く…

すいません花祭りはおシャカ様ですもちろんです。
うららかな春の日にセクハラ親父ギャグを振りまいてゴメン。
おわびに、蟻のたかる布団を火山灰の降るベランダに干します。ウソだけど。

>>324
ドンと来ォい、55kb!!!
327名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 13:02:57 ID:AXEqQW5i
おう、楽しみにしてるぜ>>324!!

しかし、忠告されて逆切れしてるのには心底吃驚した。
これが春か…。
328名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 13:43:06 ID:J1uAY7ZK
あまりにも浮いてるから注意しただけだろうにあんな反応が来るなんてな…
マジビクーリ
季節のせいだと思いたい

>324
щ(゚д゚щ)カモーン
嫌な空気一掃の為にも投下待ってます
329名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 15:33:55 ID:OIMvKAGL
何でもかんでも季節のせいにするが
2ちゃんやってりゃ、こういう展開でつぶれたスレがいくつもあんの知らんのか・・・
空気読めてねーのは誰だか・・・
ROMってりゃまだ安全なのにといいつつ
ROMに徹せなかった自分otz
330名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 16:07:11 ID:zPJSaApS
なんだか段々曲解されてきてない?例の職人さんの発言は。
311さん、291〜302の流れに同情して
自分もそんなノリならついていけないと自覚したんで去ることにします、
ってことだったんじゃないの。
で、それで去るのにどうして文句が。
もう放っておいてあげたらいいじゃないか。

まぁね、口調が丁寧なぶん逆に上から物言いな感じがして
反感かったんだろうし
(過去レス見る限りそんな人でもなさそうなのにな)
大体、やっぱり黙ってられなかったことが愚かだったかもしれないけどさ。


私は単純に、惜しい才能の人を失ったなーって思うけどな。
案外そういう人発言しないのね。
可愛さあまって…ってことなのかな。

でももうどっちもどっちな気が。
朝っぱらからすごい書き込みなんでびびった。
今までどこにいたんだよ君たち。
331名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 16:25:24 ID:zPJSaApS
なんだか段々曲解されてきてない?例の職人さんの発言は。
311さん、291〜302の流れに同情して
自分もそんなノリならついていけないと自覚したんで去ることにします、
ってことだったんじゃないの。
で、それで去るのにどうして文句が。
もう放っておいてあげたらいいじゃないか。

まぁね、口調が丁寧なぶん逆に上から物言いな感じがして
反感かったんだろうし
(過去レス見る限りそんな人でもなさそうなのにな)
大体、やっぱり黙ってられなかったことが愚かだったかもしれないけどさ。


私は単純に、惜しい才能の人を失ったなーって思うけどな。
案外そういう人発言しないのね。
可愛さあまって…ってことなのかな。

でももうどっちもどっちな気が。
朝っぱらからすごい書き込みなんでびびった。
今までどこにいたんだよ君たち。
332名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 16:33:01 ID:9lytiMpn
1.去りたかったら黙って去れ
2.春厨に同情する人は、同じ資質の持ち主と理解されてもやむなし
3.正直、>79のSSが嫌いだった(今まではそういうことを言うのも厨だと思って黙っていたが…)
4.>311が誘い受けすぎてウザイ

私は4.かなー。
なんかさ、批判していた人たちが
「ごめんなさい〜(TT)私たちが狭量だったわ〜、もっと初心者ちゃんにもやさしくするから戻って来て〜!
ssの続き読みたあい〜っっ」って言い出すのを待っているような臭いがプンプンするんですよ。
333名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 16:34:35 ID:zPJSaApS
あいたたたたた こんな時に誤爆か!
すまん…

…なんだか昨日あたりから魔物がいるんじゃないだろうなぁ
334名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 17:03:44 ID:F3G8hyRq
乗ったらいかんと思ってロムってたが、春、春って、どっちが春なんだか。
そうまでして気に入らない考え方を排除したいのか?その方がよっぽど春に見えるよ。
他の住人を春呼ばわりする前に考えなよ。
333気にするな。
335名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 18:15:53 ID:PUTjUZ4D
>332で言えば1だなー。
ここは無記名なんだし、わざわざ余計な反応しなくても
知らんぷりしてりゃいいのに。
媚薬作者さんも、激萌えSSには禿しく感謝してるが最後のは余計だった。
合わないんならしょうがないね。残念だ。

>324
待ってるよ!
336名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 18:40:22 ID:hCe42m0o
排除じゃなくて「自称・2ちゃんに合わないアテクシ」職人さんに
空気嫁。って忠告があっただけでそ。
それで合わないと判断して去るのは自由だけど、最後っ屁は厨行為。
誰がどういう思惑で投下しようが去ろうが別にいいよ、
空気読んでくれれば。
337名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 20:13:39 ID:btV3tK2p
>332
全部の要素があるが強いて言えば1。
いちいち言うところがねー…

あとさー、ちょっと気になるんだけど、レスアンカーつけない人の意見が
ほぼ同じようなものに見えるのは気のせいかなっと。
338名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 20:29:35 ID:t03RXcFn
>324
メイプル妄想で脳内盛り上がっているので嬉しいです。
投下楽しみにしてます。

空気が合わないっていう人たちは自分の意思で去ったんだから
もうそろそろ、元のマターリ妄想トークにそろそろ戻りたいです。
今はお花見シーズンだけど、川原キャラだとやっぱり
桜を愛でるよりも酒を飲んで騒ぐイメージが強い。
でも酒で元気になるのは女性陣ばかりで、
男性陣は大半が先に酔いつぶれるイメージなんだよな〜(w
339名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 21:32:25 ID:AhgUe8zW
高柳広岡、誰かが続きを書くなり別の話を書くなりってのはあり?
ありがちだけどお見合いシチュとかはどう?
年頃の広岡監督にお見合いの話がきて、複雑な高柳コーチ、とかどうでしょー
(私は書けないのでネタを言うだけ)
340名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 21:36:11 ID:0iPe6Sdw
>332
そうやって終わりかけた問題をわざわざ取り立てるのもかなり感じ悪いよ
批判している人側の意見に賛同した書き込みをみてると
川原だから、2ちゃんだからではなく、それってどうよと思った
341名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 21:43:58 ID:F3G8hyRq
>>336
これはもう忠告の域じゃないよ。
>>334
337だが。残念だが気のせいだよ。
こっちからすりゃ、非難してる意見の方が一緒に見えるけどね。
342名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 21:53:59 ID:btV3tK2p
…何もレス番間違えるほど興奮しなくても…w
春が終わるのはいつかねえ
343名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 22:07:09 ID:btV3tK2p
↑だけではなんですので…

季節ネタってことで、「桜の下で亡くなった人と契る」というのはどうでしょう?
いや、具体的にいうと柚子とおハルさんなんだが。
3人組+ロレンス先生で山奥の別荘に行って、
その別荘の裏手にある桜の古木の下でしっとりと、悲しく、切なく。

目覚めたら一人で桜の花弁に埋もれていて、
でも、感触は身体のそこかしこに残っている。

なぜだか分らないが、涙が止まらない。

"あの人には、もう、逢えない"

−柚子ちゃん、幸せに−
何処かで、あの人の声がしたような気がした
344名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:02:04 ID:LO8ZTJP5
文中に顔文字使ってるって点では目糞鼻糞。
2ch系顔文字は許されて、それ以外は痛い奴って…

”でつ・まつ”や”もにょる”とか、同人用語連発してる奴が何を言ってるのやら…
345名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:06:19 ID:mQZuhStk
他のSS職人さんの投下する前でギャーギャーと。
投下のじゃまになるだろーがっ!!

と、黒木さんを憑移させてみるテスト。

とりあえず麦チョコ食べてエロ話をしながら投下を待つ!!
346名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:09:54 ID:H4MhgUjF
ああもうギャーギャーうるせーな。
ここは2chだろーがっ!!
って気分。
347名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:51:34 ID:mQZuhStk
>>343
(・∀・)イイ!!
348名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:53:23 ID:h2e70gWs
御身優しき芸術よ
人の世の荒きいましめ
我に辛かりし小暗き時をそも幾たび
御身我が心を温かき愛に燃えしめ
我を引きて
より善き世にはいざないしぞ・・・!

フランツ・シューベルトの歌曲「音楽に寄す」

皆の者!おハルさんの美声でも聞いててマタ〜リと!
349名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 00:06:40 ID:KT/ieOHE
なんか川原スレとは思えんなこの荒れっぷりw
もういっそネタにしてみる。

<2chをするカーラ世界の人々>

ってなかんじで。
でもなんか「インターネット」自体が存在して無いような気もしないでもないカーラ世界。
宇宙船に乗っているキラでさえ、ニュースは新聞で読んでそうだもんなー。
あーでも殿下はネットやってそうだな。
しかも絶対にネカマだ。その上コテハン。
史緒さんから名前とってフーミンとか名乗ってそう。


2 名前:フーミン◆mikaeru666[sage] 投稿日:1999/13/13(金)00:00:00 ID:eroparo

1さんスレたて乙でした〜!
フーミン今日はまだ眠くないのー。
ねむくなるまで超大作エロ投下するから待っててねvv


…とか。伝説のエロパロ職人になってそうだ。
350名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 00:10:17 ID:P1JOBHBd
ラノベ板とミステリ板とSF板と一般書籍板に
殿下のスレが立ってたりしてな
351名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 00:20:34 ID:KT/ieOHE
>>350
おお、それはありそう。ってか盲点だったワ。
殿下のファンが殿下の書いた小説のキャラでカプ論争とかエロパロを展開するのですね。
それを面白がった殿下が史緒さん相手にエロパロの再現に挑戦!

なんか書いていて頭がごっちゃになってきたヨ。
352 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 02:03:30 ID:qygwsMEA
お待たせしました。
脳内保存データを元に再構築を終了した小早川君×瑠璃子ちゃんSS、
次レスより投下します。
353小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 02:05:40 ID:qygwsMEA
1.
「瑠璃子さん、小早川さん」
夕食のデザートを食べていたとき、
小早川秀明と神尾瑠璃子──本名・神尾聡史──は、
同席していたパトリシア・エドワーズとノエル・スコットに唐突に声を掛けられた。
「2人とも急に改まって、どうかしたの?」
と瑠璃子は小首を傾げる。
「実は…明日から3日間の予定で、2人ともちょっと自宅に帰ろうと思うんだ」
「えーっ、そんな急なの? その間のトレーニングは?」
2人の返答を聞き、瑠璃子は驚きの表情を浮かべて問いただす。
「帰ったら翌々日には日本に戻らなくちゃならないし、
 そう考えるともうトレーニングは十分だと思う」
「うん。それに、一度日本に行ってしまうとシーズン明けまで戻れないから、
 どうしても両親とか家族が寂しがってしまって…」
「そういうことなら、2人とも一度自宅に帰った方がいいな」
3人の話を横で聞いていた小早川が口を挟む。
「『親孝行 したいときには 親はなし』という言葉もあるくらいだし。
 神尾のことは俺が面倒見るから、2人とも安心して行ってくるといい」
「さすがに小早川さんは理解が早い」
「それじゃ、後のことはよろしく」
不安そうな表情を浮かべる瑠璃子を蚊帳の外に置いたまま話はまとまり、
翌日エドワーズとスコットはそれぞれの自宅に帰っていった。
354小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 02:06:21 ID:qygwsMEA
──順を追って説明しよう。
瑠璃子は開幕前のオフシーズン中、ときどきマスコミの取材に応じたり、
入団前に世話になったバー「紫頭巾」に挨拶に行ったりすることはあったが、
基本的にはそのほとんどの期間をトレーニングに当てていた。
しかし、トレーニングといっても誰かと組んで行うわけではない。
仁科紘子は離婚するはずだった夫の仁科雅樹と無事和解が成立、
シーズン終了後は夫婦水入らずの生活を過ごしている。
相本4姉妹は九州へ、エドワーズとスコットはアメリカに帰ってしまうし、
ほかのメンバーもそれぞれの地元に戻ってしまう。
する球団創設時からシーズン終了後も北海道のニポポ寮に残っているのは瑠璃子1人。
何度かは瑠璃子も北海道に残っている後輩たちを誘ってはみたが、
「私たちなんか瑠璃子さんの足元にも及ばないから」と
瑠璃子の輝かしい功績を理由に遠慮がちに断られ続けた。
結果、瑠璃子のオフシーズン中の自主トレーニングは筋力トレーニングが中心となってしまい、
投手としての投球練習、守備練習などは
チームメイト全員が戻ってきてからの春季キャンプからしか行えない。
このため毎年瑠璃子は自分の体調調整に苦慮することになり、
開幕戦の試合にて自らヒヤッとする場面を作ってしまうことがよくあった。
その話を前年のシーズン終了前に瑠璃子本人から何気なく聞いていた
エドワーズとスコットは
「よかったらアメリカで3人でトレーニングしない?
 投手としての練習は少なめになっちゃうけど、
 そうすれば瑠璃子さんもコンビネーションプレイの練習とかできるだろうし…」と
瑠璃子を誘った。
この誘いをありがたく受け、瑠璃子はアメリカにてトレーニングを行っていた。
355小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 02:07:32 ID:qygwsMEA
しかし。
そこへ突然現れたのが西部リンクスの小早川秀明選手。
もともと彼はアメリカに来るつもりではなかったのだ。
ところが、堤オーナーに招待された食事会での出来事(※第2巻、第3巻参照)がきっかけで、
毎日のようにマスコミリポーターや週刊誌のカメラマンなどに追い掛け回され、
ほとんどプライベートタイムを過ごすことができずにいた。
何の用かと小早川の方から訊ねれば決まって聞かれるのが
「結婚を前提目的とした女性との交際の有無について」。
どこへ行っても、何をしても、
その場にて小早川が話をした女性との間で勝手に記事が捏造されてしまい、
その度に小早川はそれらが事実無根であることを釈明しなければならず、
ほとほと困り果てていたのだ。
おかげで小早川はここ数年スランプに陥り、打率も打点も伸び悩み気味。
執拗なマスコミに対していい加減嫌気が差して、
「以前チームメイトだったテストラーテ選手(※第2巻オールスター戦参照)の家に遊びに行く」
と言って単身渡米、しかし実際にテストラーテの家に滞在したのは1週間ほどで、
その後はなんとかマスコミの包囲網をかわし、1人孤独に自主トレーニングを行っていたのだった。
しかし、独りで行う小早川のトレーニングもやはり筋力トレーニングが中心。
テストラーテから紹介されたVIP用フィットネスクラブでそれを行ってきたのだが、
何度かクラブに足を運んでいるうちに
「日本野球の投手が、同じチームに所属しているアメリカ人選手と一緒に
 この近くの街でトレーニングしているらしい」
という噂を聞きつけた。
356小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 02:08:13 ID:qygwsMEA
その噂の真偽を確かめるため、そしてもしそれが真実であったなら
捕手である自分と組んでトレーニングをお願いできないかと思って、
噂の出現地を訪ねてみれば。
そこにいたのはかつての球友、神尾瑠璃子と
その仲間のエドワーズ、スコットの3人組だった。
願ってもないチャンスとばかりに小早川は、
3人のトレーニングに自分も参加させてほしいと頼んだが、
「小早川君に対して、自分は北斗高校時代の頃のようには投げ込めない」
とやや遠まわしな態度で小早川の参加を断る瑠璃子。
しかしエドワーズとスコットが慌てたように
「そうは言っても、私たちでは瑠璃子さんの剛速球を受けることはできないでしょ?
 それが証拠に、瑠璃子さんは私たちのことを考えて、
 ある程度力を抜いて投球練習しているように思えるよ」
「そうそう。いつだったか一度試したときは
 2人とも捻挫したみたいに手が腫れて丸一日使い物にならなかったし…」
「そう考えれば、瑠璃子さんはちゃんとしたキャッチャーと組んで
 トレーニングした方がいいと思う」
「その方が瑠璃子さんにとっても私たちにとっても、また小早川さんにとっても好都合だ」
ともっともらしい理由を述べて瑠璃子をなんとか説き伏せ、
(そう言って瑠璃子を説得している2人が、
球団創設1年目のオープン戦前夜のミーティングのこと(※第1巻参照)を
忘れたことはこれまで一度も無かったのは言うまでもない。)
小早川をトレーニングに参加させたのだった。
そして話は冒頭の続きへ戻る──。
357小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 02:09:02 ID:qygwsMEA
「さてどうする、神尾?
エドワーズとスコットが言っていたように、
昨日でトレーニングは終わりにするんだろ。
映画でも見に行くか? 字幕無いだろうから内容が解らないかもしれないが」
「ええ、そうね。
 私、映画館のポスターを見てこの間から気になっている作品があるの」
「じゃあ、それを見に行こうか」
そうしてエドワーズとスコットのいない、穏やかな1日目は過ぎた。
──だが、2日目になって小早川は、
瑠璃子の態度が1日目とは全く違っていることに戸惑いを感じずにはいられなかった。
2人は前日とは違う映画を見た後食事をして滞在先のホテルに戻ってきたのだが、
小早川がさっき見てきた映画の感想を言っても、
前日の白熱した議論とは違って瑠璃子は相槌を打つばかり。
会話が途切れて食事に集中するのかと思えばそうでもなく、
焦点の定まらない眼で小早川を見ながら皿の中の物をフォークで突付き回していて、
普段瑠璃子が食事している量の半分も食べていない。
食事が終わった後通りかかったブティックで、
「ちょっと寄ってもいい?」と瑠璃子から言い出したにも関わらず、
選んでいるのかいないのか、ハンガーにかかった服を右から左へ、左から右へ、
寄せては戻し寄せては戻し…を繰り返す。
「神尾、こんなのはどうだ?」と小早川が瑠璃子に似合いそうだと思って持ってきた服を、
鏡に向かって当ててみる素振りもせずにそのまま受け取り、
「そうね、それにするわ」とサイズも確認しないままレジに持っていこうとする。
そしてホテルに戻ってそれぞれの部屋へ戻る際には。
瑠璃子の部屋は小早川の部屋の先にあるのだが、
「じゃ、また明日な」と小早川が自分の部屋の前で瑠璃子を見送ると、
「うん、明日ね」と瑠璃子は返事はしたものの
自分の部屋へ戻っていく足取りが妙に重々しく、肩が下がって前のめりになっていた。
358小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 02:10:09 ID:qygwsMEA
2.
「ふう…」
重い足取りのまま自室に戻った瑠璃子は、
溜め息をつきながらベッドの縁に腰を下ろした。
「やっぱり、ダメなんだろうなぁ…」
とつぶやき、そのまま俯きがちに床のカーペットの模様をぼぉっと見ていると。
コンコンコン。
ドアをノックする音が部屋に響いた。
「はぁい…」
(こんな時間に誰だろう? パトリシアとノエルはまだ実家にいるはずだし、
 小早川君は隣の部屋でもう休んでいるはずなのに…)
すでに時計は深夜に近い時刻を指している。
不審に思いながら玄関のドアを開けてみれば、
そこに立っていたのはもう眠っているはずの小早川だった。
「ごめんな、こんな時間に押しかけて。話があるんだ。ちょっといいか?」
「え…あ、うん。どうぞ。
 ちょっと散らかってるから、ベッドに座ってね」
小早川を部屋の中に招き入れ、ドアを閉める。
「コーヒー淹れるわね、ちょっと待ってて」
そう言って瑠璃子はベッド前のスツールにある電気ポットでお湯を沸かし始めた。
「いや、いい。それよりお前もちょっとここに座れよ」
「でもさっきのご飯少し塩加減が…」
「いいから、座れって」
日頃温厚な小早川にしては珍しく威圧的な態度で、
自分の隣に瑠璃子を座らせようとする言葉が聞こえた。
「はい…」
瑠璃子はそんな様子の小早川に逆らうことはできず、
短く返事をして小早川の隣に自分もベッドの縁に腰掛けた。
359小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 02:11:48 ID:qygwsMEA
「お前…ちょっとおかしいぞ」
「え……な、何が?」
唐突に小早川にそう言われ、瑠璃子は動揺しながら逆に問い返した。
「いや、だからさ、今日1日の神尾の様子が…だよ」
「そんなことないわよ。昨日と同じ」
「いや、そんなはずはない。昨日はそうでもなかったけど、
 明らかに今日のお前はいつもと違ってた。
 体調が悪かったんじゃないのか? それとも、昨日何か嫌なことがあったのか?」
「小早川君の気にしすぎよ。私は元気だし、いつもと変わらないわ」
そう言って瑠璃子は若干顔を引きつらせたまま、
「小早川君って本当に優しいのね、
 自分のことのように私のことまで心配してくれるなんて。
 私が元気が無いように見えて心配掛けちゃったんだったら謝るわ」
恐いほどの優しい笑顔を見せ、
「私は大丈夫だから、安心してゆっくり休んで。ね?」
ベッドに座っている小早川を自室に帰らせようとした。
360名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 02:12:28 ID:tFXtF6Dw
連投支援。
リアルタイムで読めるとは、日ごろの行いが良かったせいだな、きっと
361小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 02:13:09 ID:qygwsMEA
「……神尾」
「はい?」
「お前、嘘ついてるだろう?」
ドキリ、とした。
小早川と視線を合わせていた瑠璃子の顔が急にあらぬ方向を向く。
「う、嘘なんてついて…」
否定する言葉を口をついた直後、
「俺を安心させようとして嘘をついてる。そうだよな?」
そう言って小早川は再び視線を合わせようと、瑠璃子の目の前に顔を向ける。
「…ごめんなさい。嘘です…」
シュンとうなだれる瑠璃子に対し、小早川は続けて言った。
「やっぱり。お前高校のときから変わってないな」
「え?」
「神尾は嘘をつくと、急に瞬きが多くなるから判るんだ。
 前に誰かに言われなかったか? それとも、自分で気がついてなかったのか?」
少しびっくりした表情で小早川の言葉を聞く瑠璃子。
「そんなの、今初めて聞いたわ」
「じゃあ、それに気がついていたのは俺だけか」
声を上げてひとしきり笑った後で、小早川は急に真顔になり、
「さて。今日様子が変だった理由を聞かせてもらおうか」
と瑠璃子に迫った。
362小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 02:13:45 ID:qygwsMEA
「変って小早川君はどんな風に感じたの?」
逆に瑠璃子が小早川に問い返してみる。
「うーん、何と言うか…「心ここに在らず」と言えばいいのかなぁ…」
そう言って小早川は今日1日の行動を振り返り、
瑠璃子の態度や行動がおかしかった点を次々に述べた。
「…で、ここに戻ってきて「おやすみ」って挨拶を言えば、
 何だか「よろよろよろ…」という感じの足取りで部屋に帰るし。
 そんな様子を1日中見せられたら、気にならない奴なんていないと思うぞ」
と言い終わった後で、「あ!」と急に声を上げる小早川。
「え、何?」
瑠璃子が小早川に見られてはまずいようなものを出しっぱなしにしたかと思って
辺りをきょろきょろ見回していると、そうではなかったらしく、
「思い出した。なんだかトレーニング中も少しおかしかった気がする。
 昔高校で
363 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 02:14:19 ID:qygwsMEA
うわあああああああ! ちょっと緊急停止します!
(残存データを確認中)
364名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 02:16:41 ID:3DeV7IAA
どうした!大丈夫か?
何があったか知らないけど、とにかく落ち着いて。
365名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 02:32:42 ID:zZ0C0z1J
…………これは小早川氏の最後の足掻きだろうか?

データの無事を祈ります。
366名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 03:10:53 ID:gpL0XrrF
>>344
激しく同意。
以前にも職人さんのレス返しにいちゃもんつけた人がいて、
しばらく職人さんがレス返しできない雰囲気になったことがあった。
川原スレでは、ずーっとレス返しなんか当たり前だったのに。
初代スレから、そうやって職人さんと読み手が萌えを交わしあって、
SSが生まれてきたスレだったのに。

今回もどーでもいい顔文字のことに絡んでさ。
スレの空気読んでないのはお前だっての。
それぐらいのこともスルーできないガキはこのスレに来るな。
367名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 03:19:03 ID:gpL0XrrF
追記

2chじゃ〜とか、いかにも総意のように語ってたけど、ただ単に
自分の好み押しつけてるだけだから。
「自分が嫌いだ」って言えばいいのに、多数意見のようにして
自分の意見を押し通そうとするのが嫌らしいと思う。

この板では、特にスレによって雰囲気が違う、というのは
書き手スレでもよく言われてること。

スレの雰囲気を壊すのは、返レスだの顔文字だの、
どーでもいいことに絡むヤツらの方だってことを自覚してほしい。
あんたたちが天然荒らしになってるんだよ。

たぶん、このレスに「蒸し返すな」とか「お前が荒らしてる」とか
レス着くと思うけど、あえて言った。
天然荒らしが自覚してくれるキッカケになればいいと思う。
無理だろうけど。

職人さんにはマジでスマン。
データがどうかしたらしいが、頑張れ。続き楽しみにしてる。
368 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 03:25:06 ID:qygwsMEA
…すいません、データがまた消えてしまいました。
元データを入力していた1代目のパソコンといい、
脳内バックアップを元に再入力分データを入力していた2代目のパソコンといい、
再入力分をバックアップ保存していたフロッピーディスクといい、
3度も続けてデータが消えてしまうとは。
1代目の教訓を踏まえて元データとバックアップデータと2つ作って、
仮に2代目が壊れて消えてしまっても大丈夫なように
バックアップ保存はネットカフェでも使えそうなフロッピーディスクにしていたのに、
そのフロッピーが読み込みエラーを起こしてしまうとは思いませんでした。
しかも55kbと思っていたのは破損したデータファイルの一部分であって、
完全に残っていれば推定100kbを超える大型ファイル、
さらにレスを大量消費しているはずでした。
こうも続けてデータが消えてしまうということは、
「このSSは投下しないで」という九州地方からのお告げなんでしょうかw
もはや呪われているとしか思えません、私のパソコン(泣)。
369 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 03:25:53 ID:qygwsMEA
この後、小早川君は瑠璃子ちゃんに
「悩み事があるなら言ってみろ」と相談に乗ろうとするんです。
しかしその悩み事が瑠璃子ちゃんの本来の性別のことと、
それを含めて小早川君に対する想いが
メイプルス以外の周りの人に祝福されたものではないことを
本人を目の前にして言う気にはなれない。
ところが瑠璃子ちゃんのその独り言をこっそり立ち聞きしていた小早川君、
そのままの瑠璃子ちゃんを受け入れようとするものの、
瑠璃子ちゃん自身の気持ちと小早川君の気持ちは微妙にすれ違っていて。
いくらか強姦気味に瑠璃子ちゃんは小早川君を押し倒した後
「今シーズンで引退して姿を消す」と言って、
気まずい雰囲気のまま別れてしまいます。
それ以降互いに話をしないまま瑠璃子ちゃんは引退、
小早川君の前から姿を消してしまう。

数年後、小早川君はある人から吉報をもたらされ、
瑠璃子ちゃんに会いに行きます。
そこにいた瑠璃子ちゃんはもはやオカマではなく、
事実上女性となった瑠璃子ちゃん。
会えなかった数年間小早川君は
どうしたら2人が幸せになれるかということだけを考えていて、
その方法がやっと見つかったので瑠璃子ちゃんを迎えに来たんです。
しかし将来のことを考えて小早川君の告白を断る瑠璃子ちゃん。
「それでもいいから」と迫る小早川君。
小早川君は瑠璃子ちゃんを抱きしめて…
370 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/09(土) 03:27:26 ID:qygwsMEA
…という話があったのに、肝心の部分が全部消えてしまい、
何とか取り出せたのはもうほとんど最後の方、第9章後半から最終第11章で。
消えてしまった第2章後半から第9章前半まではどうしても復旧できません。
脳内バックアップを元に再々構築してもいいのですが、
同じSSを3度も書くのは正直言ってものすごくつらい。
自分の中の妄想をSSとして完成した後は
そのカップリングに対する「萌え」がほぼ消化されていて、
最初と同じモチベーションを保って再構築するのは難しいのです。
消えてしまった分と同じものが再構築できるとは限らず、
違う話になってしまうこともあります。
途中まで投下しておきながらこのようなことになってしまったこと、
本当に申し訳ありません。

そこで皆様に伺いたいのですが、

1.消えてしまったものは仕方がない。そのまま残っている分を投下続行だ。
2.消えてしまった部分を何とかして書き直し。時間がかかっても待ってるよ。
3.九州地方からのお告げでしょう。危険を避けてこのまま未完で終了させる。

どれがいいでしょうか?
消えてしまった部分の概略は上に書いたし、
本人として楽なのは1番なんですが…。
371名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 03:36:40 ID:gpL0XrrF
>>370
本音を言えば消えた部分も読みたいが、
辛いのはわかるので1で。
372名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 09:54:49 ID:q3zUxWGc
>368
おお、何ということでしょう…神よ!

えーと1で。
自分もSS書くことあるけど、2度3度同じもの書くのはきついよね。
369で概略語って下さった部分、禿萌(゚∀゚)=3ムッハー
なので、いつかまたお気が向いたら補完お願いします。
373名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 10:59:40 ID:3UYyY/yp
>>367
言いたいことは分からないでもないが、書き手スレのことなんか
わざわざここで持ち出してどうするよ。それでなくても読み手の
いないところでコソコソ何話してんだとか嵐の対象になりやすい
スレなのに、迷惑だからやめてくれ。

>>368
災難でしたね、1でよろしいのではないかと思います。楽しみに
してます。

374名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 13:08:39 ID:WHRl/YNp
>366−367
>「自分が嫌いだ」って言えばいいのに、多数意見のようにして
>自分の意見を押し通そうとするのが嫌らしいと思う。

ここの部分剥同
「嫌いな人も多いから」っていうのは
直接非難が自分返ってくるのを回避してるだけだと思うし
正義面した中に悪意を感じるよ

あと317−328あたりの(除く318、323、324、326)レスが
すべて別人で、非難側に同調しているなんて通常無いと思うな
実際に非難しているのはほんの数人では?
なにがなんでも批判された側を春厨に
仕立て上げようとする意図があったように思えるんだが
だからそんなことを非難された側が真に受けて傷付く必要はないと思う

>370
災難でしたね
一番やりやすい方法でいいかと
375名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 13:48:49 ID:RNeXE+/t
>374 実際に非難しているのはほんの数人
そだねー
会社と家と携帯からと、同一人物でも煽れるもんねー
逆ギレだ云々と言ってた奴らは確かに似通っているように思えた
額に青筋たててるような感じの意見はなんにせよ読んでて気持ちよくはない
よっぽど、大人気ない

これは、黙って事の成り行きを見てた側からの少しの反逆だよ
職人さん非難ってのも多数じゃないんじゃないかって言いたかった
自分も本当に、頑張ってくれてた職人さんがまた一人去っていって、とても悲しいよ
きっと続き、あげたかったんじゃないかなぁ
私も絵とか文とか書く人だけど、それを楽しみにしてくれる人がいるとしってて
(しかもその人らと楽しみをわかちあいたくてがんばった場合)
それを発表できなくなったらツライもんさ

「誘い受け」って言葉ここで初めて知ったけど
・・・普通に、謙虚な人ってだけだったらどうするんだよ!!
本当の大人にはそういう人、多いぞ。
少なくとも厨が云々とか言ってる人よりもよっぽど(略

>370
私も、一番本人がやりたい方法でいいのでは。
雰囲気がわかるだけでも萌え萌えするものです。GJ!


376名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 13:58:25 ID:RNeXE+/t
>375
あ、勿論、冷静に批評してる人のぶんはわかってるよ
(この一文抜けてるだけでまた荒れるのは御免だから付け加え)
そりゃ民主主義だもん、いろいろ意見あるだろけどさ

皮肉にも昨日1日の荒れっぷりをみて
311さんの「これが大人のする表現ですか?(みたいなこと言ってたんだよね)」
ってのが自分にもすごくよく理解できたってこと
377名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 14:27:07 ID:derws9k+
せっかく職人さんが降臨してるってのに、いつまで
同じ話題引っ張ってんだよ……。

どっちもどっちにらしか見えん。
378名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 14:30:30 ID:9bQGjKQ3
春ですな〜 もきゅっもきゅっ
379名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 15:15:07 ID:77FBHHE0
だから、もうその、春ってヤツやめろよ…
とにかく、どっちもどっち。
賢い人ほどスルーしてるだろうからほんとの「多数の意見」ってきっと永遠にまとめられないだろ。

ところで今日は全国各地いい天気ではなのではないかな。
北海道は桜もうちょっと遅いのかな。
ニポポ寮付近は花盛り…だったら綺麗だろうな。乙女ちっくだし。
オフの日に皆でお弁当持って花見に行くのさ。
立花さんのおにぎりと瑠璃子ちゃんの卵焼きが美味いのだ!
あ、紘子さんの唐揚げも絶品だよね〜
380名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 16:04:27 ID:RNeXE+/t
>>377・379 あ、そうだね。しつこかったね>376
ごめんよ職人さん とマッタリ住人さんたち
反省するよ 

>379 メイプルの皆のお弁当
北海道なら・・・「不思議なマリナー」の加納さん(だっけ)みたく
魚メインのおかずってのもありそうだねw
エドワーズとスコットは、アメリカ的ランチを用意するのだろうか
ホットドックとかアボガドディップとか?バスケットにいれてさー
笑子さんも、案外お料理上手にできそうな気がする
「いい女であるためには万事ぬかりない!」って感じ
381名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 17:15:05 ID:M2yf2pAJ
「愛のエプロン」で、誰よりもらぶりーな料理を作り、全員をうならせる瑠璃子ちゃんとか、
淑やかでほのぼのとした口調で、豪快にブリを捌く薫子ちゃんとか…。
382名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 18:11:10 ID:vd7W8+a5
>>381
水着の上からエプロンを着て、前から見ると一見裸エプロンに見える
瑠璃子ちゃんなんてどうでしょうね?
いえ、上の方に流れてしまった写真集やカレンダーのネタをまだ引っ
張っていますが。
383名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 18:26:19 ID:IZeKiw/R
>382
何かがぷらぷらしてそうでいやだわ。
384名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 19:54:32 ID:I/P+Ui9C
カレンダーネタ再開中に割り込んでごめんね。
ちょっと時間をおいてしまったら…。
>311
エロトークの応酬に住人さんたちが盛り上がることで、スレがより良い方向へと向かって
いるように思えていたのですが、そのきっかけにもなるような萌えSSを投下してくれていた
311(=79)さんが離脱されることは残念です。
続けてくれることを望んでいたけれど、311さんにとってはすでに酷なことだったのかも
しれないですね。(だとしたら、ごめんね。)
それでも、いつかまたどこかで…311さんの言葉にほんの少し期待してしまう自分がいます。
そのときには、まためぐりあえますように。

>298さん、300さんもちゃんと礼を尽くされているように思います。
いつかまた穏やかに萌え語りできる日が来ますように。

なんかタイミング悪くてごめんなさい…。
もう見てないかも知れないけど、伝えておきたかった。

>368
大変でしたね。どうぞ書きやすい方向で書かれてください。
385名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 20:10:02 ID:vd7W8+a5
>>383
そこはそれ、サポーターで押さえるとかしないと水着を着る時点でNGっしょw
386名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 20:20:30 ID:AZh6Dh0+
>>383
やっぱり挟むんですかね・・・?
387名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 21:58:54 ID:T4c+TOyQ
こういう時はカーラセンセの漫画を見て心を落ち着けましょう。
落ち着いたらエロいSSでみんな楽しくハァハァしましょう。OK?
388名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 23:07:45 ID:JQnjnI53
挟むってのが逆に生々しいな…
389名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 23:13:27 ID:77FBHHE0
あーよかったまだ384さんや387さんのような人 がいて。
場を丸くおさめてくれるような人はもういなくなったかと思ってたよ。
あ、>>348にも感謝したけどな。

これでまた安心して雑談できるか。
もう脱落者の出ないよう、なるだけそれぞれが寛容にいきたいもんだなー。
390名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 23:26:12 ID:JQnjnI53
昨日漫喫で久しぶりに読んだけど魚釣りカップルが
ほのぼのしててよかったさー。
しかし「カレーの王子様」収録作品はエロと結びつけにくいね
やはり食欲と性欲は両立できないのだろうか…

でも「アップルジャック」の華奢なハーフの金髪モデルさんと
ムキムキ(期待)自衛官という図は素敵だ。
391名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 23:37:49 ID:EPfzq3i7
>390
そこはアレですよ! 食欲と性欲は密接に関わりあってますから!
……でも、ほんとだね。
食欲魔人シリーズは男性陣が食欲満たされたらすかーっと気持ちよく熟睡してる方が
展開としては素直に受け入れられてしまうね。
難しいなぁ。
392名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 23:43:58 ID:EPfzq3i7
連投失礼。

>370
私も駄文書きなのでバックアップ取ってた筈のデータ吹っ飛んでたなんて事態になったら間違いなく燃え尽きます。
他の皆さんと重複するけど、落ち着いたらご自身で一番納得のいく終わらせ方をしてください。
何度も同じ、でも微妙に違う文章書くってのはやっぱキツイでしょうし……。
未完で、という選択肢でもアリだと思います。
393名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 09:05:57 ID:AJqiYA/7
>>384
同意 わたしも感謝してる>>萌えss
まぁ、もしかしたらまたひょっこり戻ってくることもあるかもしれないしさ
>>387
OK!
394名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 10:18:03 ID:nKwIDChv
やー、ここまで言ったんだからもう戻ってこなくていいよ。
どこか、自分に合うところを見つけて、そこでやってくれ。
395名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 10:54:49 ID:yTLTTtj5
煽りは無視して萌え語ろ〜、あホレ、まったりまったりまったりな〜
(ええじゃないか踊りでも可)

>>390
魚釣りカップルかー、ほのぼのするけどエロには遠いかもしんない。
あ、でも、あのカポーはちゃんと恋愛感情を認知してるしなー。
アップルジャック!あれは良いエロになりそーですよね。
カレーの王子様はあれだ、川下宗薫センセーの挿し絵依頼からエロに持ってい
くのだ!


…だ、駄目ですか?えへ。
396名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 10:59:23 ID:4a/FBwwi
>>390,395
魚釣りカップルでHな方向にもっていくなら……

1)たまには海ではなく池で釣りをしようということになる
2)鰻が釣れる
3)取り込もうとしたら手が滑ってお嬢ちゃんの胸元から
  服の中に鰻が侵入

くらいのイベントが必要かもしれず。
397名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 11:56:59 ID:ZigdBXEH
>>396
それは生臭くなりそうな・・・
むしろ海で若い娘のわかめ酒(ry
398名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 15:25:48 ID:zUh18V4O
魚釣りプレイ考えてもらってウレシー
アオカーン自体微妙なので難しいねぇ…
いっそ船で海釣りにでかけてもらって遭難でもしてもらおうかw
399名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 15:34:30 ID:4a/FBwwi
>>397
女体盛りも生臭そうですねw

>>398
1)海釣りに行く
2)天候悪化
3)釣りは諦め海辺の旅館で食事に変更
4)土砂崩れで通行止め
5)帰宅できないのでその旅館で泊まると家に連絡
6)旅館のお部屋に布団が1組枕が2つ……
7)ギシギシアンアン

……ってのは捻りすぎかw
岩場で海に落ちてしまったのを助けて人口呼吸という
のもありかなぁ。
400名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 16:10:36 ID:gp/ITyC4
あやのさん岩場で落ちる→気絶or寒くてガクブル→用意のいい加納氏が毛布かなんか巻いてあげる
→まだガクブル→あっためなきゃ!→密着→チウ

だめだ…とてもエチーにはたどりつけない_| ̄|○
401名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 17:01:00 ID:5BEzp9qx
>400
まけるな400!発想の転換だ!

1.海で遭難したあやのさんを助け、結果自分が意識を失う加納氏
2.人肌で温めてあげるあやのさん
3.翌朝、先に目覚め加納氏がしどけない姿のあやのさんに理性を
  失う→エチーへ

…すまん、俺にはこれが限界だorz
402290:2005/04/10(日) 19:24:08 ID:OhdpTw8e
>306
レスが流れまくって遅くなったけどありがとう。
その漫画家さんの本なら読んだことあるよ。媚薬ネタまであったのは失念してた。
ほー、女とは反対に感度が鈍くなるのかぁ。勉強になりました<何の?
403名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 19:27:49 ID:NWv2AliE
ここでバビロンの妖精さんが登場
どうにかして変な薬を飲ませて
マーメイドあやのさん
404名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 19:34:07 ID:yTLTTtj5
皆のお陰で、魚釣りカポーで思い付いた…

1)無人島に海釣りに行く(本当にそーゆー釣りがあるのじゃ)
2)そしたら天候悪化
3)近くの洞くつに非難するも、船が中々来れない
4)あやのさんガクブル→こりゃイカーン!
5)事情により火が焚けず、加納氏裸だっこ
6)さすりあう二人→エチー

…すまん、何のひねりもなくてorz
405名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 20:23:06 ID:yIS6I8GD
魚釣りで…オーソドックスかも知れないけど。

1.海で釣りをしていたら急に大雨が(もしくはあやのさんが何かの拍子にずぼ濡れになる)
2.とにかく体を温めないと…と近くの宿屋を探す。
3.が、旅館が見つからず「宿泊 幾ら 休憩 幾ら」と書いてあるラブホを見つけて、
  何も知らないあやのさんが「休憩も出来るって!ここにしよう」と加納さんを誘う。
4.で、加納さんの理性が崩れ、エチーへ

ひねりなくてごめんなさい
406名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 22:17:01 ID:291yMikV
魚釣りカポーはすでに一晩一緒に過ごしております。


大晦日から初日の出まで、釣りしていただけだど。

既にこの時点で、親公認のおつきあい。ご婚約。綾乃さんの短大卒業後にご結婚が決まっているでしょう。

1. ある日また夜釣りに一緒に行く。
2. 絶好ポイントには人がイーパイ。
3. あきらめて「家に送ろう」と加納さん。
4. 「帰りたくない、子供扱いしないで」と綾乃さん。
5. .エチー
6. 「昨夜は坊主で……」と白河家に言い訳する二人。

ごめん。やっぱりヘポいわ。




407名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 22:22:33 ID:8YUTYKAV
加納さんにかぎらず、川原漫画の男性キャラって
性欲ギラギラタイプって少ないからねぇ。
紳士的というより朴念仁が多いというか。
どうしても女の子の方が積極的にならないと一線
超えって難しいよねw
408名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 11:17:29 ID:CxEsjTaj
フツーに結婚まで清い交際を続けて
新婚初夜がはじめてのエチー、というのは
この板的には邪道ですか?

ホテルの一室で初夜を前に緊張の色を隠せない綾乃さん。
花嫁の気持ちを思いやっていろいろ話しかける加納さん。
そこは海を臨む(もちろん釣りもできる)ホテルで、
明日は磯釣りにでかけましょうねとか
この季節にはこの魚が美味しいんですよとか普段と変わらず
のんびりと話し続ける。
そののんびりぶりに綾乃さんが笑顔を見せ始めるとふいに、
「綾乃さん」
「はい?」
「・・・これからよろしくお願いします。」
「は!はい、こちらこそ!」
キス。そのままゆっくりとベッドに倒れこみ、エチー。
翌朝、いち早く目覚める加納さん。
隣に眠る新妻を見て愛おしげに目を細める。
一句、
「深海のさかなになりし夢を見ゆ愛ぐし妻とのはじめての夜」
409名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 12:12:34 ID:4Ojqx5FV
>>408
「深海の」でよかったですねw
「遠洋の」だと、マグロというオチがついてしまいそうで(殴
410名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 20:22:28 ID:esTN8+yr
新婚初夜が初めてのっていうと、思い切りよく都築家に嫁に行った菜苗さんなどw
こっちは都築氏が照れまくりそうですねー
411名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 22:24:43 ID:62S4zF9b
>>405
「ずぼ濡れ」にエロスを感じました
>>408
あと一息でSSだ!
>>410
そらもう桜貝のように頬を染める壮年?会社役員w

412名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 03:52:40 ID:m5y2X3xn
>>410
桜貝になった壮年会社役員を照れ隠しにからかってしまい、仲たがいして未遂に終わる新婚初夜。
真っ赤になって素直に謝る新妻を思わずからかい仲たがいして未遂に終わる新婚2日目。
お互いに気まずくなりつつも謝りあい、いい雰囲気になったところで子供の乱入にほのぼの川の字、未遂に終わる新婚3日目。

……どうしよう、エチーが遠いw
413410:2005/04/12(火) 23:43:22 ID:kVSDAroX
最初の新婚旅行は3人でなかよく川の字で。
次の週末は母と娘と祖母と父の家族水入らずで。
次の週末は菜苗さんが父しゃんのところへ…で、
「なんか…改めてって言うのも照れるけど」
「お待たせしてしまいましたか…って、私も待ってたんですけどね」
「う、こ、これからよろしく」
「ええ、よろしくさせていただきますよ…いいですか?」
「聞くなー!(照照照)」
と言ってる間に唇は1センチ手前片手は頬に片手は襟元に。
こ、ここまで来ればどうにかなるかーw 頑張れ父しゃん!
414名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 23:49:48 ID:4/1myys9
しかし、デートしていたら職務質問受けそうなカップル
ばかりという気がするなw
415名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 10:00:42 ID:C98VS9K/
仮に職務質問されてもいわゆる「淫らな行為」なんて何一つしてなさそうな
清廉潔白なカップルばかりという気もするぞw
416名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 11:08:24 ID:Oquj/OEj
>>415
お巡りさんに、「こっちから迫ったって何もしてくれない!」と
涙ながらに訴える娘すらいそうだw
417名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 20:53:14 ID:D/n6nsGV
>>416
お巡りさん「(点目の顔、平らな胸、サリーちゃん足を眺めて)ウン、分かる気がする」

と言って訴えた娘の肩をポンポンって気がするw
418名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 22:02:38 ID:7bkBPtza
>>417
んな事言われた日にゃ、ロックとウルトラマンとアトムで泣きながら、ええじ
ゃないかを踊り続けるしかない訳ですがw
419 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:34:22 ID:THSjEbaa
皆様、ご意見ありがとうございます。
しばらく考えましたが自分としても3の未完で終わらせるのはもったいないし、
そうかといって2の再度書き直しをするのにはこれまで以上に時間がかかりそう。
ということでここはとりあえず>>362の続き、
第2章後半を補完しつつ1の投下続行とさせていただきます。
レスの大量消費が続きますが、しばしの間お付き合いください。
420小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:35:12 ID:THSjEbaa
「変って小早川君はどんな風に感じたの?」
逆に瑠璃子が小早川に問い返してみる。
「うーん、何と言うか…「心ここに在らず」と言えばいいのかなぁ…」
そう言って小早川は今日1日の行動を振り返り、
瑠璃子の態度や行動がおかしかった点を次々に述べた。
「…で、ここに戻ってきて「おやすみ」って挨拶を言えば、
 何だか「よろよろよろ…」という感じの足取りで部屋に帰るし。
 そんな様子を1日中見せられたら、気にならない奴なんていないと思うぞ」
と言い終わった後で、「あ!」と急に声を上げる小早川。
「え、何?」
瑠璃子が小早川に見られてはまずいようなものを出しっぱなしにしたかと思って
辺りをきょろきょろ見回していると、そうではなかったらしく、
「思い出した。なんだかトレーニング中も少しおかしかった気がする。
 昔高校で一緒だったときと比べてもかなり変わったと思う」
と言い出した。
「そりゃそうよ、高校のころと比べたら練習量も内容もまったく違うもの」
と瑠璃子はプロと高校時代との違いを当たり前のように言ったが、
「いや、そうじゃなくてさ。
 もともと神尾はプレー中のミスがすごく少ないんだ。
 俺が覚えている限りでは投球ミスに限って言えば高校3年間の中で10回もなかったと思う。
 それなのに、俺がキャッチャーミット構えてお前の玉受けてると
 20回に5回は俺の合図と違うところに投げてたし、
 そのうち2回は俺が捕球できないような暴投だった。
 調子悪いのかなと思ってスコットかエドワーズに代わってもらえば、
 力抜いてキャッチボールしている感じは
 そうは見えないくらいコントロール安定してるし…」
と小早川は自分なりに「神尾がおかしいと思った点」を挙げていく。
小早川が饒舌になればなるほど瑠璃子の顔は曇りがちになっていった。
421小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:35:55 ID:THSjEbaa
「…という具合にだ、
 俺がこのトレーニング中に見ていた神尾は、
 昨シーズン中の神尾と比べても明らかにわかるくらいいつもと違うと思った」
小早川の手が何気なく瑠璃子の肩にのせられる。
びくん、と一瞬身体が硬直する。
しかしそれには気づかなかったのか、小早川は
「何か悩み事があるんじゃないか?
 それもチームメイトには相談できないようなものとか…。
 俺でよければ相談に乗るよ。 
 俺と神尾はライバル同士だけどチームメイトではないし、
 それに高校時代からの仲じゃないか。
 このまま胸の中に抱えて悶々としてると他のことにも影響を及ぼしかねないぞ。
 話して楽になることもあるんだから、話してみろよ」
と優しい微笑みを浮かべながら、瑠璃子の返事を待った。
422 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:40:08 ID:THSjEbaa
さて、ここから先の消えてしまった部分についての概略は
>>369に書きましたがもう少し追補します。

瑠璃子ちゃん自身はもともと自分の性別に違和感を感じていて、
それを明確に意識したのは高校の時、それも小早川君を好きになったから。
だから自分の心の中の性別と実際の性別を一致させるために
高校卒業時から貯金をしていて、貯めたお金で性転換手術を受けようと思っていました。
結果的にメイプルスに入団したことで
お金を貯める期間を当初予定より短くすることもできたので、
メイプルス在籍中に性転換手術を受けてしまってもいいのだけれど、
どうしたってそれはメイプルスだけでなく
社会全体を巻き込んで大騒動になってしまう(本編連載当時の世相から)。
このため瑠璃子ちゃんは手術を受けるべきか受けざるべきか、
ずっと悩んでいたのですが、
小早川君の自分に対する想いが自分と同じであれば、
在籍中に手術を受けてそれを公表しようと思ってました。
ところが小早川君が好きなのは「野球をやっている神尾」(=中身は男)であって、
現在の瑠璃子ちゃんについては「女装癖がある男」なんだと思ってる。
「瑠璃子ちゃん」(=身も心も女)ではないんですね。
手術を受けなければ小早川君との気持ちにすれ違いがあるし、
受けたら受けたでやっぱり小早川君とはすれ違ってしまう。
423 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:41:38 ID:THSjEbaa
だから瑠璃子ちゃんはそのシーズン限りで引退して手術を受け、
隠遁生活を送ることにしました。
引退の際に瑠璃子ちゃんは「体力の限界」としか言わなかったため、
最も仲のいい小早川君のところにマスコミ陣が殺到します。
本当の理由を知ってはいてもそれを受け入れることができなかった
小早川君は責任を感じてしまい、
「何も聞かずそっとしておいてあげて欲しい」と頭を下げるんです。
世間一般的には小早川君のこの行動はとても評価され、
希望通り瑠璃子ちゃんは球界、著名人界からその名を消すことに成功します。

再会した小早川君はまず瑠璃子ちゃんの美しさに驚きます。
かつての高校時代、メイプルス時代の瑠璃子ちゃんを知っているだけに、
「気負うことのない自然な美しさ」に磨きがかかった瑠璃子ちゃんを見て、
告白より先にキスしてしまいました。
そしてかつての自分の態度がどれだけ瑠璃子ちゃんを傷つけ苦しめていたかを謝り、
瑠璃子ちゃんに「結婚しよう」とプロポーズ。
しかし、瑠璃子ちゃんは自分が元は男であることを考え、
「自分と小早川君の間に(血の繋がった)子供を作ることができないから」
という理由で一度はそのプロポーズを断ります。
しかし小早川君はそれを気にもせずに「お前がいれば他に何もいらない」と言って、
涙ぐむ瑠璃子ちゃんを抱きしめます…。

…という以上の消えてしまった第3章〜第9章前半の概略を踏まえて、
続く第9章後半からご覧ください。
424小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:44:22 ID:THSjEbaa
「私、お料理下手だよ…」
「俺も料理はほとんどできない。けど練習すればいいんだ、2人で」
右の眼からこぼれた涙を唇で拭う。
「お掃除してて、ものをよく壊してしまうの…」
「買い直せば済むことだし、それ1つしかないものなら
 壊れていなかったときのことを思い出にすればいい」
左の眼からこぼれた涙を唇で拭う。
「白いブラウス洗ってるのに赤く染めちゃうこともあって…」
「何かあるんじゃないかな、元に戻す方法…って、ああもう!」
小早川は一度口付けた後、その額に自分の額を押し当てて言った。
「いつからそんなに言い訳が上手になったのかな、瑠璃子ちゃんは?」
「だって、本当に、夢を見てるみたいで、信じられなくて…」
「そんなに信じられない? ならば…」
後頭部に手を添えて庇いながらそのまま瑠璃子の身体に体重を圧しかけた。
ドサリ、と鈍い音を響かせながら、互いの身体が床へ転がる。
425小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:45:06 ID:THSjEbaa
「俺…あのときのお前とが初めてで、
 こんなことするのは慣れてないんだけどさ…」
サマーセーターの上から胸の双球にそっと触れる。
「……きゃ…ぅ!」
「できるだけ…優しくするから」
頬から首筋に唇を滑らし、そのままペロリと舐めあげた。
「ひぁっ……!」
「俺が気持ち良くなれるかってことはどうでもいいんだ。
 重要なのはお前が俺を受け入れてくれるかどうか、
 お前は俺を必要としてくれるかどうかってことだ。
 こんなことでしか示せなくて悪いが、これで俺を判断してくれ」
耳朶を甘く噛みながら、舌で転がす。
「んうぁっ! ……わ、わかった。分かったから……っ」
小早川の身体を強く押し、瑠璃子は身体に触れるのを止めさせた。
「ここじゃ背中が痛いから…、あの…その…」
視線を逸らし、ある方角を見る。
「あっちの…寝室に…ベッドある…から……、だから……」
瑠璃子は頬を染め、そのまま目を閉じると口をつぐんだ。
426小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:46:13 ID:THSjEbaa
10.
「ん、分かった…」
その様子で自分が何をすればいいか理解した小早川は
瑠璃子の身体を一度離して膝立ちに座り、両手を取って自分の首に回させた。
腰と、膝裏に手を入れ、そのまま立ち上がる。
「きゃっ!」
決して小さくは無い瑠璃子の身体が抱え上げられ、
「や、やだっ、下ろして! 危ないから下ろして!」
視線で促された寝室の方へ小早川が歩み始める。
「大丈夫だよ。それにさ…」
そのまま扉を開けて中に入り、
「こうしてベッドに運ばれるのって、お前の夢だったんだろ?」
パッチワークキルトのカバーが掛けられたベッドの上にそっと横たえた。
「覚えてたんだ…」
高校時代、クラスメイトが買ってきた雑誌を皆で取り囲んで見ていたときにそんな写真があり、
「男は女のためにこんなことをする必要があるのか」と軽い議論になったことがあった。
議論が白熱してきたところに休み時間が終わり教室に先生が入ってきたため、
それはそのままうやむやに終わってしまったが、そのとき瑠璃子は言ったのだ。
「それだけの体力を持つ男に自分は護られてるっていう、
 確証のある実感を得られてうれしいんじゃないのかなぁ。
 そのままベッドに運ばれたりしたらすごくうれしくて
 『どうにでもして』って感じになっちゃうと思うぞ、僕が女だったらね」と。
「どうにでもしてって気分になったか?」
小悪魔的な笑みを浮かべながら問いかけられ、
「…もう…。意地悪しないで…」
と瑠璃子は小早川の視線に背を向けた。
「服…脱ぐから、向こうを向いていてちょうだい…」
427小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:47:27 ID:THSjEbaa
シュル。シュルシュル、パサッ。
布擦れの音がしばらく続いた後、
「いいよ、こっちにきて…」と遠回り気味に響く声が聞こえた。
「自分一人だけ裸だと恥ずかしいんじゃないか? 俺も脱ぐよ」
そう言って小早川はわざと乱暴に音を立てて服を脱ぎ、ベッドの方に向き直る。
既に中に入り、ベッドカバーを肩口まで引っ張り上げて隠す後姿が眼に入った。
術後の姿を医師以外の他人に見られるのは初めてで怖いのだろう、
カバーの下の毛布ごとめくってみると、
見覚えのある、しかしところどころ擦り切れた箇所を補修した跡が目だつ、
チューリップ模様のリボンをつけた三つ編みの根元が小刻みに震えている。
小早川はベッドの中に素早く潜り込んだ。
瑠璃子の不安を解いてやるようにぴったり身体を寄せ、
そのまま自分に背を向けている瑠璃子の、
編みこめないほど短い後れ毛が散らばるうなじに唇を近づけた。
「大好きだよ…」
そのまま手を前に回し、小ぶりだが弾力のある胸元に触れる。
「ん、ぁ…あっ!」
音を立てて背中に口付け、自分がどれほど愛しているかという証をいくつも刻んだ。
そのまま少しずつ手を下げていき、
もぞもぞとすり合わせている両足の付け根にゆっくりとねじ込む。
「…ん?」
不意に小早川の動きが止まった。
428小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:48:26 ID:THSjEbaa
「え……、な…に?」
後ろを振り返るような仕草で不安そうに小早川の様子をうかがう瑠璃子。
「いや……、続けていいか?」
「…………(こくん)」
言葉の代わりに首が前に傾いたので、しばらくその部分を弄ぶ。
「……あ…、…ふ……ぅん!」
肉襞を指の間に挟んだり、
「…ひ……ゃ…! あ……ぅ…」
こりこりとした小さな突起を指の腹で撫でてみたり。
「んんっ! く……ふぅ…っ…」
もちろん背中への口付けも、胸の膨らみをやわやわと捏ねることも忘れない。
しかし小早川にしてみれば艶めいた甘声と、
それに呼応するかのような身体の身じろぎだけでは物足りなかった。
我慢できなくなった小早川はついに動きを完全に止め、
瑠璃子に言った。
「ごめん。
 俺じゃ気持ちよくなれないみたいだな。止めよう」
429小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:49:44 ID:THSjEbaa
「ど…う…して?」
瑠璃子はベッドから出ようとする小早川の腕を掴んで引き止め、
小早川の様子を恐る恐るうかがう。
すると、どこかばつの悪そうな表情を浮かべながら
「あの、さ…。
 聞きかじりだから俺としては不確実な情報なんだが…」
小早川は言った。
「その…気持ちよかったら、濡れてくるんだよ…な、普通は?」
その言葉を聞いた途端、瑠璃子の両目から再び涙が溢れてきた。
「こんなことするのは本当は嫌だったんだろう?
 無理強いして悪かった」
頬を伝う涙を指先で拭い、もう片方の手で頭をくしゃっと撫でてやった。
「ちが…うの…、違うのよ…」
あわてたように頭を振り、笑顔を見せる。
「違う?」
「うれしいの…」
瑠璃子は上半身を起こして、ベッドサイドの整理タンスの引き出しを開けた。
「ちゃんと女の子として見てくれてたんだと思ったらすごくうれしくって…」
何やらごそごそと中を探っている。
「手術したからといってもね、もともとの構造が違うから濡れないのよ。
 だから…」
チューブ状の容器と、どこかで見たような正方形の薄っぺらい包みを取り出した。
「これを使って」
と言いながら小早川にそれを渡した瑠璃子は顔を真っ赤にしていた。
430小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:50:42 ID:THSjEbaa
最初に自分が口付けてからずっと見せ付けられた瑠璃子の痴態で、
もはや後戻りできなくなった自分の分身を正方形の包みの中のもので被う。
言われたとおりに小早川はチューブ容器の中身を搾り出して、
自分のそれと瑠璃子の入り口とにたっぷりと塗りつけた。
「痛かったらちゃんと言えよ。すぐ止めるからさ」
と言ってあてがい、ゆっくりと瑠璃子の中に圧し進める。
「……っあ、あ…あぁっ、…ぁっああっ!」
手術後の義務として瑠璃子が毎日使用しているステントよりは、
小早川のものはいくらか大きい。
しかし、ずっと待ち続けていたこの日のために、
こうして小早川と契りを交わすために。
ステントによって慣らされた瑠璃子のそこは、痛みを訴えるよりは快感を訴えていて。
「ん、あっ! あぁあ…ぅ、ん!」
そのあまりの凄まじさに、遠慮の無い歓声と涙を落としていた。
「………は、入った…けど……、大…丈夫…か?
 痛く…は…、痛くは…ない…か…?」
一方の小早川は呼吸を詰まらせながら、心配そうに瑠璃子の様子をうかがった。
灼けただれたように熱く、より奥へ誘うように動く瑠璃子の内側が、
気を抜けばそのまま達してしまいそうなほどに小早川の背中を痺れさせる。
431小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:52:29 ID:THSjEbaa
「つ、つらいんなら……やめ…、やめるけど…」
小早川の問いかけに対し、ぶんぶんと音がしそうなくらいに瑠璃子の首が横に動く。
「痛いどころか……入ってるだけで…すごく……んぅぅ!
 だ、だから……続け…て…、ね?」
薄く涙の滲んだ目元を瞬かせた瑠璃子から「行為」の続行を求められ、
その様子があまりにもいじらしくて、可愛らしくて、本当に美しくて。
小早川はしばし見蕩れた。
「そう…か…、じゃ……ぁっ、動く…ぞ……っ」
だからできるだけ瑠璃子がたくさんの快感が得られるように。
「あ、は……ぅっ、…ぁぁんッ!」
できるだけ瑠璃子を高いところに導けるように。
小早川はその身体を気遣って最初は本当にゆっくりと、
「ふあっ、…あ……あくぅッ!」
しかし少しずつ動きを早めて出入りを繰り返した。
小早川のものが内側を擦る度に、瑠璃子の身体は大きくしなる。
もはやその感情も、本能も、絶え間なく続く強い悦楽に支配され、
「……あん! あっ、また……きちゃ……ぅううッ!」
瑠璃子は勾配の激しい無限回廊を歩き続けるような感覚に陥っていた。
432小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:54:06 ID:THSjEbaa
しばらくは小早川も瑠璃子を追い上げることだけを考えて動いていたが、
あまりの痺れの強さにそれもできなくなった。
「ごめん、俺……そろそろ…っ…」
限界まで溜め込まれたものが先端を滲ませ、放出するきっかけを待ち続けている。
「ん、ぅ…ん! いい…よっ…そのまま………っ!」
その部分が壊れるほどの勢いをつけ、
小早川のものが性急に瑠璃子の身体を蹂躙したかと思うと、
「「あ、ああああああッ!」」
瑠璃子の肉壺が痛いほどに締め付けた。
それにあわせて小早川は自分の欲望を瑠璃子の内側に向かって吐き出す。
互いの身体が一瞬硬直し、緩やかに弛緩していった。
瑠璃子の身体の内側に欲望の証が広がることは無かったが、
それでも自分の想いが、その部分から身体全体で受け入れられたような感じがあり。
小早川はひどく幸せな気分で瑠璃子の上に倒れこんだ。
433小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:55:32 ID:THSjEbaa
11.
「……瑠璃子」
腕枕を与えた手で髪に触れながら、小早川は瑠璃子にたずねた。
「俺はお前にとって必要な男になれるか?」
ふふっ、と少し笑い声が聞こえた。
「こんなことしなくたって、
 私にとって小早川君は高校の頃から大事な人だったし、
 もちろん今でも必要不可欠な人よ。どんなに遠く離れた場所にいても、ね」
瑠璃子は小早川の顔を見上げながら微笑んでいる。
「私が引退したとき、あなたがいろんな人に問い詰められてるのをテレビで見てたわ。
 あの時はあなたにまで迷惑かけちゃってごめんなさい」
「いや、それより前に俺の方こそどんな手段を使ってでも話しかけるべきだったし、
 もっとちゃんとお前の話を聞くべきだったのに、
 無視したまま別れることになってしまって悪かったよ」
苦渋の表情を浮かべる小早川を、瑠璃子は首を振って窘めた。
「でもね、私…あのときすごくうれしかった。
 私の代わりに、私がいろんな人に言いたかったことを代弁してくれて、
 『ああ、この人は私の気持ちを本当に分かってくれたんだな』って思った。
 だから、それに甘えてしまった上自分でも意地張ってた部分もあって連絡取らなかったけど、
 本当は引退した直後からずっと逢いたくて仕方がなかったの」
「じゃあ、俺とのこと…」
互いの視線が絡み合う。
「もちろん返事は『はい』に決まってるわ、小早川君」
434小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:56:56 ID:THSjEbaa
「ありがとう。俺、本当にうれしい」
身体を抱き寄せ、その腕の中に包み込む。
「私もよ、小早川君」  
小早川の背中に、少し細くなった腕が廻り込んだ。
「結婚式…しばらく先になっちゃうかもしれないけど、
 入籍はすぐに済ませるからさ、それでもいいか?」
「うん、分かってる。それは周りが落ち着いてからで充分よ」
「俺さ、体力的に限界が来るまでもう少し野球続けたいんだ。 
 そうすると結婚早々離れて暮らすことになっちゃうんだけど…」
「私も今の仕事もう少し続けたいから、それは心配しないで」
「今すぐ入籍しても、お互いに対外的にはしばらく発表できないと思うが…」
一度大きくため息をついて、瑠璃子は自分の人差し指を小早川の唇に押し当てた。
「意外に心配性なのね、『秀明』さんったら。
 大丈夫よ、これまでずっと貴方に逢えないことを我慢してきたんだもの、
 それぐらい簡単に乗り越えられるし、きっと我慢できるから」
「ごめんな、待たせてばっかりで……って、あれ?」
小早川の言葉が一瞬途切れる。
「…今、俺のこと名前で呼んだ?」
頬を真っ赤に染めた瑠璃子の顔が、至近距離に迫ってくる。
「いつまでも苗字で呼んでいてはおかしいでしょ、
 今のうちから慣れておかなくちゃ。それに…」
そのまま口付けされ、続く言葉は小早川の口中に消えた。
『あなたも私のことを瑠璃子って呼んでくれたから…』
435小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:57:41 ID:THSjEbaa
2004年7月16日、性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律、
通称「性同一性障害特例法」が施行され、
これによって特定の条件を満たす性同一性障害者が
家庭裁判所の審判を経ることによって法律上の性別を変更できるようになった。
この法律の施行を受けて幾人かの性同一性障害者が法律上の性別を変更、
さらにその中から数名が結婚に到ったという。

200X年9月15日、神尾瑠璃子、
夫・小早川秀明との婚姻届提出により小早川瑠璃子となる──。

<end>
436 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/14(木) 01:59:16 ID:THSjEbaa
ということで、終わりました。
消えてしまった前半部分と比べると
後半部分のエチーシーンはかなり省略気味なので申し訳ないです。

肝心のエチーシーンで「瑠璃子ちゃんのが濡れない」と書きましたが、
こればっかりは身近にそういう人がいなくて証拠取りできないので、
たとえ間違っていてもこれはこのssオリジナル設定ということで見逃してください。

そのうち消えた部分の補完ができればいいのですが、
もしかしたらこれはこのまま途中がないまま終了として、
他のSSを書き始めてしまうかもしれません。
どちらに転ぶかは「萌え神」さまの降臨しだいということでw。

途中でデータが消えてしまったとはいえ、
中途半端な内容のまま投下してしまって本当にすいませんでした。
それではこれにて失礼。
|彡サッ
437名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 09:15:24 ID:fUDqgUFn
>436
乙です〜〜!
作者タンもいろいろ大変だったのにうpしてくれてありがとう。
なんか萌えっていうより感動した(w
よかったね瑠璃子ちゃん(つД`)・゚・幸せになってくれ!
438名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 11:27:58 ID:Z8eXB5Ha
>436
結婚式にはメイプルの皆も呼んでね。
瑠璃子ちゃんが投げたブーケは流花がゲット、
「おや、次の花嫁は流花さんのようですね。」
横で微笑んで言う立花社長、
頬染めて立花社長を見上げる流花。
(そのころにはもう彼女も妙齢の女性になってる・・・が相変わらず童顔のまま)

乙でした。瑠璃子ちゃんお幸せに〜。
439名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 20:59:12 ID:5IzLeY+h
あの顔のまま頭身があがってくのかw
440名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 11:57:58 ID:128g2PEO
な、なんで誰もいないの・・・?
441 ◆t9KN7WsR1E :2005/04/20(水) 13:26:15 ID:PDgwZTzd
|< 書き込みしてないだけで見てはいますよ。
もしかして私の中途半端なSSが原因で
皆様いなくなってしまったんでしょうか…orz
気に入らないようでしたら個別あぼーん設定して
以前のように萌え雑談してくださいよ、
この通り謝りますから…_| ̄|○ノシ ショウジキ スマンカッタ
|彡 サッ
442名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 14:28:44 ID:XxO7wudU
>>441
いやいや、違うと思うよ。考えすぎ。
どのスレでもそういうことはあるし。読めて嬉しかったよ。
>>440
そう思ったら萌えネタでスレ住人に燃料投下だ。
443名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 14:38:27 ID:jQ1o+CHT
今まで盛り上げてくれてた人が少々減った、と。
たぶんそういうことなんだろう。
でも他力本願でなく、これからも楽しみたい人がそれぞれがんばったらまた盛り上がれるんじゃない?

>441さん 乙です ここは小説サイトじゃないし、私なんかは技巧とか完成度にこだわらないな。
雰囲気が伝われば(で、伝わってると思うし)それで充分だと思うよ。GJ!
444名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 16:44:41 ID:128g2PEO
んじゃ萌え語り。
「ジュリエット白書」の兄ちゃんたち、
川原ワールドにはめずらしく色恋沙汰に積極的で好きだ。
445名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 22:35:10 ID:sIYT4ZPR
久しぶりにミカエルを読んでみたんだけど、
白薔薇の君とタカシ兄ちゃんのカップルもいいな〜と思った。
萌えカップルとしては地味かもしんないけど、私は萌え〜♪
446名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 23:22:03 ID:pkgVVEys
>445 白薔薇の君とタカシ兄ちゃん

やっぱり結婚初夜まで清い関係なのだろうか・・・?
447名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 03:10:33 ID:LPEJGb1L
メガネ属性の私としては兄ちゃんは余裕で守備範囲ですが何か?
そう言や、川原漫画の主要男子でメガネっていたっけ?
448名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 19:17:18 ID:d6BhEiCE
>>443
「少々」じゃなくて「確実に」だな
こうやって痩せ細っていくスレもある
449名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 23:42:28 ID:c214fcTT
>>447
「フロイト」のりおちゃんのお父さんくらいしか思い浮かばないな、メガネ・・・。
私もメガネ属性だけどりおちゃんパパはモロ好みだった。

白薔薇の君とタカシ兄ちゃんって
白薔薇の君のほうが兄ちゃんにほぼ一目ぼれで
兄ちゃんは「?」て感じだったんだよね。
白薔薇の君、兄ちゃんにどんなアタックしたんだろう。
「タカシ様、突然このようなお手紙を差し上げる非礼をどうかお許しくださいませ・・・」
とか恋文したためたりしたんだろうか。
450名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 23:43:56 ID:GQFF92KO
そういえば「最近少女マンガがエロ化している」ってスレで
「ついていけないからおとなしく川原泉のマンガでも見てるよ」
みたいな書き込みがあったなぁ。
やっぱりエロから遠いマンガなんだろうね。

>447 主要男子でメガネ・・・いないよね。確か。
メガネ萌えとしてはかけているだけで2割り増しだが。
あ、ミソスープの人が「ブレス対策」でかけてた。
451名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 00:24:39 ID:G8LYs8FW
>>450
エロから遠いからこそエロパロ化する価値があるんじゃないかな?
最初からお股パカーンだったら、わざわざそこからさらにエロ妄想化
させる必要ないんだし。
452名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 00:31:28 ID:LlU8gNZZ
>>447
穴田アナ…主要じゃないかw
453名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 00:32:34 ID:G8LYs8FW
ふと思ったけど眼鏡かけたおにゃのこも少ないのでは?
454名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 01:09:49 ID:LlU8gNZZ
単にシリアスな眼鏡キャラが描けな…あqwせdrftgyふじこlp;;;@
455名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 03:55:36 ID:XQtHKGrS
>>447
花乃子ちゃんの家庭教師の兄ちゃんもメガネだったよね。
…おとなしく、タイトル忘れたことを白状します。花にうずもれてで合ってたっけ?
456名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 15:47:59 ID:Khv6xcW4
柚子さんが三つ編みをほどくと天使のようだから
タカシ兄ちゃんがめがねを取ったらどんなふうになるんだろ
457名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 22:06:10 ID:G8LYs8FW
>>456
(εε)
458名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 12:21:12 ID:0Wno9woo
>457
のび太かよっw
459名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 14:55:49 ID:gpVpQGKR
のび太ワラタついでに浮上
460名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 23:03:35 ID:3i8Ax/ny
のび太の声が、いや、ドラえもんキャラの声があああ〜


えらく可愛くなっててびっくらこいた。

461名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 01:44:50 ID:3BZtsxV3
コソーリ

川原作品のちょと生意気な弟キャラが好きです

サッ
462名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 12:19:12 ID:Fq8i6s1F
「3月革命」の浩生が好きだ。
463名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 13:53:57 ID:Gu75y3PD
なんつーか、急激に閑散となったよな
(漏れも巡回頻度格段に減ったクチだが)
ネタもゆきづまり気味だし

ル ー ル を 守 れ  と言った人らはこれで満足なのかね

結局、良質のコメンター&サービス精神豊富な職人さんら居てこその
このスレだったと思う 残念だ
464名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 14:56:28 ID:3mlKROmT
どこかにパロサイトができるといいのになーと思うよ。
別にエロじゃなくてもね。(そりゃエロあったらあったで嬉しいけど…
私はロマンチックなエロが好きだ。だって王道な少女漫画好きだもん。)
465名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 16:07:47 ID:Z+dq0B2s
ていうか、もともとルールなんてないのに、イチャモンつけただけだし
466名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 16:21:49 ID:Gu75y3PD
あんな程度の煽りにもならないささいな注意でいちいちマジギレ
するようだったら、遅かれ早かれ本格的な荒らしに食いつかれて
焼け野原だったと思うがな。
467名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 18:03:44 ID:DJScscYU
んむ。
過ぎたことをどうこう言ってもしょうがないし、
スレが伸びれば山も谷も平地も、行く人も来る人も戻る人もあるさ。
細々とでも萌えの火を絶やさずにやっていくのが良いのでは。

>>462
「3月革命」カプはいいですな〜
雌伏×年の浩生は、めでたく熱海に行った後も、やっぱり苦労するんだろうなw
「架空の森」の苑生さんと織人も好きだ。
468名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 20:40:43 ID:Gu75y3PD
>467
>スレが伸びれば山も谷も平地も、行く人も来る人も戻る人もあるさ。
細々とでも萌えの火を絶やさずにやっていくのが良いのでは。



そだね
469463:2005/04/29(金) 20:50:12 ID:Gu75y3PD
ん??
463=468だが、466サンとは別人す
(意見がイマイチ食い違うんで一応書いとくが)

ああ漏れ同一IDに初めて巡りあった 驚くなぁ
470名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 18:00:55 ID:MYBpE+7G
つまりそれは近所ということだ。
471名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 21:07:13 ID:jLX5EUDR
GWだし、殿下と史緒さんはお手伝いさんに暇をあげて二人きりでイチャイチャ・・・。
472名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 01:48:54 ID:VFFBKJbP
>471
いや、それよりもGW進行で死んでたりして…。
スパコミ行ってたらやだねw
473名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 08:10:49 ID:9SSxy3N5
史緒さんにフリヒラドレスのコスプレとか強要しそうだなぁ、殿下はw
「い、いやだっ、こここここんな服人前で着られっか!?」
「……どうしてそんなふうにわがままを言うんだろう」
「わがままなのはてまえだーーーっ!」
474名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 09:18:21 ID:cmVSoI/j
>473
殿下コスプレ好きそうだもんなーw
長い休みの間にバニーちゃんから着物まで色々やらされそうだな、史緒さん。
んで、その内柚子さんちか和音さんちに家出すんだな、きっとw
475名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 11:15:58 ID:BLCFvPOw
俊介さんって、いつかお父さんに、
「秋吉田家の由緒ある全財産と、自分の会社を守れる男にしか娘はあげないもんね」
とか言われてしまうのかな?
お父さんよりハードルが高いぞ。
476名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 01:03:01 ID:FU0/XVK0
>474
もう着物は調達してあるじゃないか。
にーちゃん殿下のお見立てでw

家出の理由を問われて答えられるのか史緒さん・・・。
477名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 08:51:13 ID:QKiVfIxC
>476
「兄ちゃんが着せ替えごっこに目覚めてさ」
478名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 11:03:37 ID:h98UM/P2
>>477
日ごろ3年生のお姉様達の要望に応えて「赤毛のアン」チックな
コスプレを強いられていた柚子さんとしては激しく同情するだろ
うなw
479名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 16:44:25 ID:HYWSFYDs
ホモも近親相姦も飽きた。
480名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 16:54:30 ID:h98UM/P2
>>479
では次に来るのは何だと思う?
SMか? ロリか? ショタか? まさか獣k(ターン)
481名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 16:55:52 ID:BCyUSo9w
ノーマルが一番ですよ。
482名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 00:45:10 ID:z2P037+d
どこにいっても文句だけ言う奴っているもんだな

もっと建設的な発言をせんか
483名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 09:44:30 ID:nQr8/Kjf
普通に年の差カップルが多いので、ロリに走りがちという気が
しなくもないw
484名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 17:52:51 ID:sFf/H7Sl
川原作品だと歳の差とかロリも
至ってノーマルに見えるから不思議・・・・
485名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 22:54:12 ID:HzKFyZ2u
柚子さんなんてロレンス先生の英国の友人達の目から見れば
充分ロリに見えるんじゃないか?
486名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 22:59:23 ID:jx4XTgBP
教え子に手を出したんだから実際ロリみたいなだし
487名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 23:38:07 ID:4PApy59V
ロリっていうか、両想いならいいじゃん。
大人の彼氏いいぞ〜
488名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 13:13:57 ID:7nnMpmgt
>>486
それを言うなら俊介さんなんて養い子的存在だった和音さんとくっついたんだし。
(まあ養育係とお嬢様だったわけだが)
489名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 00:52:53 ID:FTCNVSyf
閑散としてますね〜。
ほぼ日参してるのに全然レス増えてなくて悲しい・・・

個人的には
「なあゆず子さん、最近カズネのヤツ遅刻多すぎやしないか?」
「ああ、それね〜。私も気になったから本人にきいてみたんだ・・・。」
「したら、なんだって?」
「『俊介が寝かせてくれないからさ』だって・・・」
「・・・それって・・・」
「「・・・・・・・・」」
「知らぬが仏、聞かなかったことにしようぜ」
「そだね・・・友人相手にエグイ想像するのはヤだもんな」
「おう」

みたいな会話があったら楽しいかなと。
490名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 17:24:26 ID:2T+UlXYQ
>>489

後半は

「……き、きっとさ」
「な、何かな?」
「し、俊介さんが夜通し諺を説明してくれるんだよ」
「そ、そうだな、そうだよな」

かもしれず。
491名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 18:23:32 ID:wZPp5TgU
諺……諺?

「…あ…もう、や、やめ…しゅ、しゅんすけぇ…や、もう…ああ…んっ」
「…ね? これが『百聞は一見にしかず』…ですよ、和音さん。話に聞いていたのより…ずっといいでしょう…?」
492名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 19:43:40 ID:2T+UlXYQ
>>491
ワロタw

「さぁ和音さん、あなたが上になって、自分で入れてみてください」
「や、やあ、すべって、入らないぃ」
「ちゃんと手を添えて。焦らないで。『急いては事を仕損じる』と言いますよ」

ですか?w
493名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 22:48:14 ID:fFC7Q3kG
個人的には、ミカエル3人娘は(あー史緒さんを入れていいのかはビミョウだが)
エッチの時もわりとぞんざいな言葉づかいでいて欲しい・・・。
それを俊介さんやロレンス先生になんとかテクニックでねじふせて欲しいところだ・・・最終的に、喘ぐまで(鬼)。

そんな意味で、これまでのミカエルSSや広岡さんのSSなんかはツボだったなぁ。





あー・・・・・・・・・SS読みたい。
494名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 20:43:14 ID:DdaJblgn



例の長期休暇中に思わず色々と検索をかけてしまった、漏れと()でくくれば同類項な奴はいないか誰か?


495名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 00:14:54 ID:0NJacvai
>>475
「秋吉田」ではなく「鳴沢」。ただし総一郎さんはムコ養子ではないんで、
実際には「斎木」が正当。

>>488
カテキョと生徒なんてシチュ、掃いて捨てるほどあると思うんだが。
(あの二人の場合、私にはそう見える)

<チラシの裏>ほんとは調教師とドーブツってところか</チラシの裏>
496名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 02:01:48 ID:0cz2ujP0
>>495
狼少女の話を思い出したw
日々諺で諭されることにより人間性に目覚めたのか
497名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 03:19:01 ID:Wj1QOkGl
ふと思ったんだが、俊介さん、女性の着付けできるんだよな・・・


記憶力良さそうですし
498名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 18:10:55 ID:v5AaYxIw
(おやすみのキスをした後で)
「・・・?」
「ではおやすみなさい、和音さん」
「・・・今日はしないのか?」
「・・・若い娘がなんて言葉遣いですか。こちらの不手際なんですが、実はゴムを切らしてしまいまして。」
「・・・。」
「俺はこれでもあなたを大切にしてるんです。まだ学生のあなたを妊娠させるわけにはいかない。」
「・・・いいのに。」
「え?」
「俊介の子なら、私は産んだっていいのに。」
(赤面)「な・・・!なに馬鹿なこと言ってんですか、あなたは!」

よく考えなくてもゴムなんてコンビ二でもどこでも買えるよな〜と思いつつ、
たまにはこんな俊介さんが見てみたいな〜と思ったりして。
499名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 03:05:45 ID:PM1Q1BUQ
いいですねえ、不手際俊介。

こんな流れで彼女は子供をみごもったのでアロウか・・・・。
500名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 21:55:10 ID:qAqiGKCj
>>494

ノシ
501名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 01:24:42 ID:0BjSKCRd
>498
そんな生真面目な俊介さんにも萌えるわけですが。
俊介さんは固く「避妊具」と言っちゃいそうな気がものすごくしますw
それを和音さんに「あぁ、コンドームね」と言い直されて俊介さん軽く動揺、みたいな。
502489です:2005/05/16(月) 04:14:31 ID:EQkQAzB8
>>491、>>492

みなさんのが楽しかったので私も諺で。

東京のど真ん中に位置する斉木家のだだっ広い屋敷。
その中の一角、秘めやかな音が静かに響いていた。

だだっ広い寝室の中、二つの影が絡み合っている。

「俊介、こう…か?」
「そうそう、上手ですよ和音さん…『急がば回れ』ですからね…
 あせらないで、ゆっくり、ね…。」
「んっ、あ、ぜ、全部入った、ぞ…」
「じゃあ今度は自分から腰動かしてください。」
「そっ…そんなの無理、だ…あんっ!」
「やりもしないうちから諦めるような根性なしに育てた覚えはありませんよ?
 ほら、こうやって…ね。」
そう言いながら、俊介はぐっと腰を突き上げた。
和音の身体が腹の上で、しなやかに跳ねる。

――今日の若槻俊介はいつになくサディスティックだった。
今まで一度もさせたことがない騎乗位で、和音を責め立てている。
何度も身体を重ねているのに、いつまでたってもうぶな和音に焦れたのだ。
もちろん、うぶな和音のことを俊介はかわいいと思っているし、満足している。
ただ、少し彼女の違う表情が見てみたくなってしまったのである。
そこで、今日の俊介は和音さんを少しいたぶってみよう、と決心したのだ。

503489です:2005/05/16(月) 04:16:12 ID:EQkQAzB8
「ああんっ!んっ!!やだ、もう…」
「何がいやなんです?出来るでしょう?ほら。」
「やだ、あんっ!あぁっ!!いやっ、やだって、ば、しゅんすけっ!」
「はい」
「しゅんすけ…」
「はい、何ですか」
「あ、ん、わ、解ってるんだろ?」
「何をです?」
「くっ、…しゅんすけ…あ、い、いじわるだ…」
「何のことですか?言いたいことははっきり言わないと。」
「んんっ、あ、はあっんああ!しゅ、しゅんすけが…」
「ん?何です?」
「しゅ、俊介から…動いて…」
「(……っっつ!!!参ったな、可愛すぎる…)」
「しゅん、すけえ…」
「(そんな潤んだ眼で見つめないでくださいよ…もう…)
 …仕方ありませんね…(作戦変更といきますか…)。」
504489です:2005/05/16(月) 04:18:54 ID:EQkQAzB8
既に力なく凭れている和音の腰を掴かみ、そのまま立ち上がる。
「ちょっ!俊介っ!?」
騒ぐ和音を無視して、器用にもその状態から胡坐をかくと、和音のひざ裏を抱え上げた。
「きゃあっ!ああぁんんっ!!」
先程よりも更に深くなった結合に、和音が甘い悲鳴を上げる。
「ああ、いい声ですね。もっと聞かせてください。」
「やっ、あっ、ああっんはっ!ああぁっ!!」
和音の身体が揺れ、汗が滴る。
リズミカルに揺れる彼女の小ぶりな乳房を包み込み、そのまま甘く熟れた果実を口に含む。
「ひゃあっ!だめ、胸は、だめえっっ!!!」
「和音さん、『嘘つきはどろぼうのはじまり』ですよ?こうして、ほらここを吸うだけで…」
「やあんっ!ああぁっ!」
「ほら、こんなに締め付けるのに『だめ』だなんて…。」
片方の胸を、やわらかく揉みしだきながら言葉を紡ぐ。
「いけない人ですね…。」
しかし、快楽に必死の和音の耳にはもうそんな言葉は聞こえていない。
505489です:2005/05/16(月) 04:19:39 ID:EQkQAzB8
「んっ!ああっ!!しゅ、しゅんすけっ!!もう、ああぁあっ!」
「何ですか?」
和音の限界が近いことを十分に悟りながら、なおも問うてみせる。
「もう、もう、だめっ!!だめっっ!!あ、ああああぁぁぁあっっつ!!!!!!!」
一際高い声を上げながら、達した和音に、耳元で俊介が囁きかける。
「ダメじゃないですか…いくときはちゃんと『イク』って言わなきゃ…。躾のしなおしですか、ね?」
「ああっ…しゅん、すけ…」
「まだこれから夜は長いことですし、俊介がきっちり教え込んで差し上げますよ。
 まだ私はイってないことですし、ね♪」

斉木家の広大な敷地に悲鳴が響きわたったとかわたらないとか…。



そんなことが続いた結果、489の会話に戻る、と(笑)。
506489です:2005/05/16(月) 04:24:13 ID:EQkQAzB8
お目汚し失礼しましたm(_ _ )m

早朝から何をやってるんだ…すみません、ホント…。
507名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 09:37:19 ID:EBToRNY6
>489さん
乙です!
余裕たっぷりな俊介さんがオヤジくさくてエロいぞw
確かに「夜通し諺を説明してる」しw
508名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 20:15:04 ID:Scj5cXvZ
>>489
乙!「夜通し諺シリーズ」にできそうだw
509名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 01:52:56 ID:VabyNbRX
神降臨…。GJ!
オヤジくさい俊介萌え〜。言葉責め大好きだw
510489です:2005/05/20(金) 00:39:51 ID:Tl7mgBXA
今自分で読み返してみたらなんか全然和音さんが別人ですね〜・・・哀。
もし次書くことがあったらもう少し推敲してからうpしますわ。

おそまつさまで本当に申し訳なかとです!
511名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 20:51:11 ID:jZHxwJl3
次回作も待ってますGJ
512名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 15:30:34 ID:nDDRCiux
age
513名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 19:04:18 ID:oYc+s4kr
で、その後気になっていたんだけど>>295は今こそ投下しないの?
「こういう人たち」いなくなったみたいだけど?
514名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 19:21:11 ID:hVtbzBeA
イヤミっぽい書き方イクナイ。
二月以上も前の書き込みに絡んで蒸し返すのイクナイ。
515名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 19:35:03 ID:/cw6cFxe
その後もさんざん最後っ屁かましてたからねー、「こういう人たち」が。
もう書き手の皆さんはここには書き込まないんじゃない?

516名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 19:49:52 ID:oYc+s4kr
ごめん、イヤミっぽかった?
でも純粋にずっと疑問だったんだ 
んじゃ二ヶ月もずっと考えてたことになるのか漏れ・・・ orz


でも内容が内容なので、いつか保守ageがくるようになってしまったら
その時に書き込んでみようとずっと思ってた

でも書き込み少なくなったってだけで見てる人はちゃんといるってことか
それって本当に廃れちゃったんだなー・・・
517名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 19:53:33 ID:oYc+s4kr
あ・・・「でも」多用・・・
小学生か漏れは すんません逝ってきます
518一書き手:2005/05/25(水) 21:27:38 ID:vcASqJT9
>>515
勝手に代弁しないでよ…。

むしろ私はあの後下手にSS投下したら
295さんと思われちゃうんじゃとドキドキしてた。
そんなの思われたくなかったし。
私はね。

個人的にはスレ3始まって一番タチが悪い発言だったと思う。>295
あれって特定できない書き手名乗っての意見だったでしょ。


だから今後SS書く場合は上手く話題に乗せてじゃないとと思ってる。
489さんみたいに、自然な流れで書けるといいなと思う。

でもなんだか気持ち良い読み手さんも減っちゃったような気がして…
難しいね。
519名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 22:19:20 ID:dn8dPEq0
ほぼ同意。
書き手みんなが危惧しているのかもしれないですね。
520名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 22:31:18 ID:DiHyaJWR
>518
そんなことないですよ、書き手さんたちが書き込んでくれるのを
楽しみに待っている読み手はたくさん居ると思います。
だから「気持ち良い読み手さんも減っちゃった」なんて言わないで……
個人的には、去年途中で投下が止まっているGHQの二人の作品の続きが
非常に気になっています。
あの作者さん、ぜひ戻ってきてほしいんだけど……大分前だから難しいかなぁ。
521名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 01:12:33 ID:2dpW3VRB
>スレ3始まって一番タチが悪い発言
それまさに私も心ん中でモヤモヤしてたことをズバリ言ってもらった感じ・・・
だってあれさえなければ某職人さんもわざわざ名乗って去っていくことも無かっただろうにと思ってた
(そしたらほとぼりさえ冷めればいつかはまた話の続きが読めたかもなのにとも思ってた)

人が少ない今だから私も言っちゃうけど
あれこそが釣り発言だったんじゃないかなと思うんだよね
釣られちゃったの残念だったなーリタイヤした人ら・・・

>GHQの職人さん
私もずっと読みたくて辛抱強く待ってる
戻ってきてくれないかな・・・

書き手さんって結構いたはずだよね(もしかしたら一人で複数個書いてた人もいるかもだけど)
手厳しくアレが嫌いコレがダメなんて言う人もいるみたいだけど気にせず楽しんで書いて欲しいなぁ
522名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 01:59:46 ID:Cg66hh5T
>>521
あんま酷なこと言うでないよ。2ちゃんはどうしても書き手を選ぶ場だ、
スルーができない職人は引き留めたとて辛いばっかりだ。

それと、>>295の発言がタチ悪いと言われている所以は、

>以前投下していたけど、こういう人たちが一番困る、と言うかウザイ。
>こういう人たちが書き込まなくなってから投下再会しようと思ってます

の部分なんじゃないかね?
523521:2005/05/26(木) 02:39:44 ID:2dpW3VRB
>>522
うんそれはその部分なんだけど
結局例の人がコテハンのまま去っていったのも、
その時その人がそこでひっそりと投下をやめても、戻ってきた時に295と誤解されてもイヤだし、
って意味のこと言ってたでしょ
書くのをやめちゃったのはそれだけが原因じゃないかもしれないけど
名乗って去っていったには多少なりそこに理由があったと思う
(おそらくSS以外では名無しさんでもあったはずだし* 急に萌え話が減速したとこからいっても)


って当人でも無いのに今更あーだこーだ蒸し返しても仕方ないけどさ

でも私は職人さんマンセーだからアレコレ批判とか批評とかする人よりも
がんばって作品書いて提供してくれる人(だって無償なのに)をどうしたって肩を持ちたくなるんだ

書き手さん頑張れ 私もただ楽しみに待ってる読み手の一人です
ここは2ちゃんだけど、だからこそ住人の気持ち次第ではより良いコミュニケの場にもできると思うんだけどな
長文スマソ
524名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 04:39:53 ID:rr6ZiGiG
職人マンセー=気持ちいい読み手ってことでもないと思うんだがな。
ちょっとした注意で傷ついたりキレたりする職人もいれば、言葉を
選んだ注意や批判であるなら、喜んで耳を傾けたいって書き手も
たくさんいるし。
525489です:2005/05/26(木) 06:05:26 ID:7vWPWR00
そうか!SS投下すると間違えられるとかそういう可能性もあったのか!!
全く考えてませんでしたよ…orz
まあ私の文章などでは職人様の作品と間違えられるということはないとは思うので安心ですが。

個人的にはSSスレでそれ以外のことについて語ること自体が?という感じですかね。
とりあえずは荒らしとか理屈っぽい人は無視れる大人な人たちで
みんな楽しくやれたらそれでいいんじゃないですかねー。

SSは明るく楽しく語りましょーよーん。
526 ◆t9KN7WsR1E :2005/05/26(木) 06:07:57 ID:Xg4KTpQz
|< えーと…。
>>524様、私は後者の
「耳を傾けたい」+「注意や批判を受ける場合にそれほど口調は選ばない」派です。
別板に投下した作品で、
その投下のやり方に2ちゃんねるらしい言葉遣いで注意を受けたことがありまして、
その注意で「そういう投下のやり方はいけないんだ」と知った、駄目駄目書き手なので。
スレの流れを無視しての投下が非難の対象にあるのであれば、
まさしく小早川君×瑠璃子ちゃんはその対象内にありますね。以後気をつけます。

他の職人の皆様。
感想を書くことはほとんどありませんが投下された作品は全て拝見しています。
その文章の書き方、展開の進め方、肝心のエチーシーンの書き方など、
全て私がssを書くときの良いお手本として参考にしていて、
皆様のss作品は何度読んでもとても勉強になります。
これからもどうかすてきなssを投下くださいませ。楽しみにしております。
|彡サッ
527名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 08:04:00 ID:2dpW3VRB
とりあえずこの手の話題であげるのは賢くないと思う。
荒らしには会わないにこしたことない。

純粋な応援進行にしろ健康的な批判進行にしろ
生産的にスレ続けていくためには気をつけないと・・・。
528名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 15:00:28 ID:OuZxaubg
今更、
「>>××さんと間違われたくないから、もう投下しませ〜ん」
とか言ってる人たちはさ、もう実際何も書けないんじゃね?

だってさ、マジで『「特定の書き込みをした人間と間違われたくない』だけだったら、
「>>××さんではありませんが投下します」っつって新作披露することもできると思んだよ。

自分が書けなくなってるのを人のせいにしてるだけにしか見えない。
529名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 15:59:56 ID:QXBQhSOD
>>528

はー。君は「北風と太陽」の北風だね?
530名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 19:51:18 ID:HD5WZBW+
久々にスレ覗いたらカキコいぱーいキテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
と思ったら、なんだこの流れ…
531名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 20:33:00 ID:ijok0STL
皆結構生真面目な人たちばっかなんだろなぁ

荒れてるなりに川原スレらしいw

>>489サマ
【sageとは・・・】
通常は、書き込みがあるとスレッド一覧の一番上にスレが上がります。
E-mail欄に「sage」と入力して書き込むとスレが上がりません。
(但し、上げてしまってから再度「sage」で書き込みしても下がりません)
他のスレッドが上がれば、相対的に下がることになります。
スレッド一覧の上部にあるスレは荒らしの対象となりやすいためsage進行としています。
____      ________             ________
|書き込む| 名前:|            | E-mail(省略可): |sage           |
 ̄ ̄ ̄ ̄       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                          ∧_∧__ /   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                         /(*゚−゚)つ./\<. ここに「sage」(半角)と
                       /| ̄∪ ̄ ̄|\/. .| 入れるとスレがあがらないの。
                         |____|/   | そうするとマターリできるの。
                          ,,,,∪∪,,, ,,     \___________
全角でsageと入れると意味がありません。必ず半角でsageと入れてください。
半角と全角がよく(´ー`)ワカラネーヨという人は・・・・・・・・・・↑これ(sage)をコピーしてE-mail欄に貼り付けてください。
532名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 20:39:57 ID:ijok0STL
あっでも別に常に絶対sageって入れる必要もないかもです
533名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 21:19:07 ID:sylmT4bU
sageて怒られるのは質問スレとかだけだからねぇ。
基本的にはsageとけば問題ないんじゃない?

職人さんにも都合があるだろうし、保守代わりに萌話でも。
って言っても特にお題は思いつかないんだけど…
534名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 21:39:10 ID:Xi8X2mEb
萌えシチュ(柚子さんの場合)
雨の日にロレンス先生の2DKに行ったら留守だったので玄関の前にしゃがんで待っていたら眠りこけてしまい、帰ってきたロレンスが余りの可愛さにうっとりw


全然、萌えじゃないか・・・スマン。
535489です:2005/05/26(木) 22:48:39 ID:7vWPWR00
>>531サマ
そうだったんですか!知らなかったです…すみませぬ本当に無知で…。
ご教授ありがとうございましたvv

>>534サマ
えっ、全然モエもえですよ!
柚子さんには意味もなく髪下ろしててほしいですねw

ところでこのスレで殿下×フミオさん書くと怒られますかね?
私的にはこのカプが一番妄想大爆発なんですが…。
536名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 23:12:50 ID:QXBQhSOD
殿下×フミオさん、私は読みたいよー。

しばらく前から
話にはのぼるのになかなかお目にはかからないままで
ずっと残念に思ってた…。
つまり、待ってた!


ミカエルでエロ、好きだ!
期待してます。
537名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 01:29:38 ID:J7MgrhRY
当方投下歴あり。
ここんとこめっきり投下しなくなたのは別に個人特定されることを危惧してる訳でもなく、
単なるモチベーションの問題ですな。
あの騒ぎがあって考えてたネタが消化不良起こして燻ってるよ。
でもこのスレはずっと覗いて萌え話には時々参加してるし、
折りを見てまた何か書けたらな、とは思ってる。

書き手がどうとか読み手がどうとかよりはスレの雰囲気と本人のやる気だと思うんだよな。
立て込んでた仕事もちょっと落ち着いたし、頑張ってみるかな。
何かリクありますか?

>535
過去に殿下×史緒さん書いた前科のある私はどうなる…w
お待ちしておりますよ。
538名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 02:00:29 ID:J7MgrhRY
「いいですか、和音さん。あなたは斉木家のお嬢様なのですからがみがみがみ」
今日も今日とて、和音さんは朝っぱらから俊介さんにお説教されている。
「あんだよー、ちょっとキヨさんのおかずをつまみ食いしただけじゃねーかよー」
「ちょっともそっともありません。大体和音さんは……」
既にダークスーツをかっちりと着込んでいる俊介さんの前でうなだれつつ、
和音さんは聖ミカエルの制帽を両手で深く被って顔を隠している。
その下のリボンがひん曲がっているのもいつも通りだ。
そんな様子を見て反省していると思った俊介さんは漸くエンドレスお説教を切り上げた。
「ほら、またリボンが曲がってますよ」
背をかがめて襟元のリボンを結び直す顔も先ほどの説教モードの名残で眉間に皺を寄せている。
和音さんは、何となく……本当に何となく、目の前の俊介さんの頭にこん、と額をぶつけた。
「……何してくれるんですかお嬢ちゃん」
「そこに頭があったからだ」
どっかの登山家みたいなことをのたまってぼーっとするもんだから。
「ばかなこと言ってないでさっさと学校に行ってらっしゃい」
立ち上がりざま、今しがた攻撃を仕掛けたばかりの額に唇で反撃された。
「〜〜〜〜〜」
反射的にそこに手を遣って後ずさる和音さんに俊介さんは一歩踏み出し、
「ええ、そこにあったものですから」
にやりと切り返すのだった。
539名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 02:03:34 ID:J7MgrhRY
チラシの裏的発言だけなのもアレなので、即席ミカエル駄文置いてく。

540名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 02:13:21 ID:aBt6WDRR
なんと萌え萌え! GJです! 
ツボキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
541名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 23:02:12 ID:sRq81yxs
>537
ニヤリと余裕な俊介さん格好いい!
後ずさりするところの和音さんなんて
例のひそめ眉+点目なんじゃ(絵が見えるよう)

こんなちょいエロとっても好きです。GJ!

>リクありますか?
なんて懐の深い…
私、仁科夫妻のカプとか読みたいんですけど
ど、どうですか?
542489です:2005/05/27(金) 23:14:01 ID:m0TJNgsI
>>541さん
仁科夫妻私も読みたいですvv
あの二人もイイですよね…うっとり。
仁科夫は絶対テクニシャンなはずですし(以前論議されてましたし)。

川原キャラは好きなカプが多すぎてどこから手をつけたらよいのか…。
とりあえずまとまったら何か投下しますね。
543名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 00:36:57 ID:zv+AiTk3
>>537
GJ!
ああリボンひん曲がったままうなだれてる和音萌え…ばかなこほど可愛い

>>殿下×フミさん
あんま「ああ近親相姦…」って苦悩してない話だととてもツボです。
故にエチの時だけ兄ちゃんじゃなく「一臣…っ!」って感じだと
とてもとてもとても好きです。
544名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 01:28:57 ID:sqc80Wmk
>>537
白バラの君と柚子のにーちゃん・・・
私以外にニーズがなさそうだが。
545489です:2005/05/28(土) 02:23:37 ID:FAlw/Qqr
まだ全然途中までなんですが、ためしに投下させていただきます!

(このお話は殿下×フミオ嬢で書かせていただきましたので、お嫌いな方はスルーしてくださいませ。
 ご了承された方は駄文ですがどうぞ…↓) 
546489です:2005/05/28(土) 02:24:46 ID:FAlw/Qqr
その日の一臣殿下はとてもご機嫌でございました。
悪夢のような締め切りから開放された直後だったからでございます。
雀の鳴き声と同時にさわやかに目覚められると、いつものようにダイニングルームへと向われました。

ダイニングルームへ行ってみると、意外なことに既に史緒さんが席についておりました。
日曜日のフミオさんはいつも、昼ごろまでマグロのごとく惰眠を貪っているというのが常であり、
それを起こしに行くついでにフミオさんにいたづらなさる、というのが殿下の日課でございました。
それゆえ殿下は大変驚かれ、少し残念に思いながらもフミオさんに
「珍しいですね、フミオさんがこんなに早く起きているだなんて。
 よい傾向ですよ。今日は和音さんと柚子さんとどこかへお出かけですか?」と尋ねられました。
フミオさんは、『シェフ・ヨシダ特製 豆腐とわかめの味噌汁』を嬉しそうにすすりながら、
「あ〜、今日は和音さんたちと会うんじゃないんだ〜。そっちじゃない高校の友達〜。」 
と答えました。
547489です:2005/05/28(土) 02:25:23 ID:FAlw/Qqr
(???そっちじゃない、というのはどういう意味でしょう?)

殿下にはフミオさんの言葉の意味がよくわからなかったので、
『シェフ・ヨシダ厳選 あじのひらき』を見事な具合にほぐしつつ、フミオさんに聞き返されました。
「そっちじゃない、というと?」
「あれだよ。松葉丘の方。」
「ああ、なるほど。以前通っていた学校のお友達ですか。」
「うん、そうなんだ〜。久しぶりだから、楽しみだな〜。」
そう言ってにこにことごはんをほおばるフミオさんにの姿に、
自分が知らないフミオさんの姿を見せられたような気がして、殿下の心はちくりと痛み、
あじのひらきをほぐす手がいったん止まりましたが、すぐに笑顔で
「そうですか、じゃあ今日は楽しんできてくださいね。」とおっしゃいました。
「うん、土産は何がいい?」

(土産?というと遊園地かどこかへ行くんでしょうかね)

「私のことはいいですから、とりあえず楽しんでいらっしゃい。」
「そう?じゃあ適当に選んでくるね。」
二人は顔を見合わせると、にっこりと笑いました。
殿下は兄弟らしいほのぼのとした空気に満足なされ、
フミオさんは最近たまに食卓にならぶようになった『シェフ・ヨシダ特製庶民メニュー』に満足し、
二人は日曜日の朝にふさわしい、おだやかな朝食の時間を過ごされました。
548489です:2005/05/28(土) 02:27:45 ID:FAlw/Qqr
中途半端なうえにまだエロ入ってなくてすみません!
一眠りしたらまた投下させていただきますm(_ _)m
549名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 03:25:22 ID:z4w5jEtx
また鬼畜兄妹か。
550名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:50:33 ID:MeeMputF
>>489
これからどんな話に展開するのか、楽しみに待ってます。
551名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:50:41 ID:lgYAQxuu
かてーことゆーなよ、ここはかーらスレなんだからさー。
552名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:52:26 ID:MeeMputF
>>551
わ〜い、ケコーン(w
一緒に麦チョコ食べて待ちましょう、もっきゅもっきゅ。
553名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 23:24:20 ID:KXPnMikM
ここは麦チョコ消費の激しいインターネットですね。もぎゅ。
554名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:17:48 ID:a0xhnF3I
紅白饅頭でもいいなぁ。ケンタッキーフライドチキン12ピース入りでもいいぞ。
555名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:24:18 ID:lZW1hKVp
ああー高校は松葉丘ってあったねえ
原作ではほとんど名前だけの登場だったよね
556名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 10:53:56 ID:NuOS7QTn
バビロンの学校って松葉丘じゃなかった?あれ?松葉ヶ丘だっけ?
557名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 12:47:10 ID:bmlnAcXJ
森には真理が落ちているも松葉が丘だよね?

カンロ飴の前並びをしながら待ってまつ。
558名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 12:58:56 ID:q+12eCUT
フミオさんが転校してくる前の学校も松葉が丘だっけ?
559名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:47:01 ID:a0xhnF3I
史緒さんも松葉ヶ丘。
バビロンのお二人さんも松葉ヶ丘。
「〜がある」シリーズも松葉ヶ丘。

川原ワールドにおける「進学校」の代名詞w
560名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 23:27:29 ID:lZW1hKVp
ふと「松葉々丘高等学校」でぐぐってみると
不思議サイトがヒットw
561名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 22:02:11 ID:ntkhE1BV
松葉々丘?難しい変換をするなあ
562コーチ×監督:2005/06/02(木) 01:43:39 ID:SVLbreyo
メイプル戦記読み返してコーチ×監督熱が再燃しまして、このスレまでたどり着いた者でございます。
79さんの話にハアハアしとりましたが、もう戻ってこないのかな…
なんかまだがさついてるよーなので、職人さんたちの呼び水になればとだらだら長い文ですが投下させていただきます。



 広い寮に鳴り響く電話の音。リビングで一人静かに生真面目にメモを読み返していた高柳は、少し不機嫌に息をつき、諦めたように電話に向かう。

 日本シリーズも終わり、選手たちがオフを過ごすためそれぞれの実家に戻るまでのわずかな間のことである。
 球団オーナーの招待で、メイプルズの選手たちは、そろって温泉旅行に出かけることになった。。
 苦しいリーグ戦を勝ち抜き、かろうじて日本一の栄冠を勝ち取ったメイプルズのお嬢さんたちへのオーナーからのご褒美である。
 モノがモノ故社長及びコーチはお嬢さんたちに混じっての参加を辞退、
広岡監督は、取材が立て続けに入っていて、2泊3日の日程などどうにも確保できずに不参加となった。
 その温泉旅行の出発の日。まずはTV出演のため早朝の飛行機に乗らねばならぬ監督を内線電話でたたき起こして新千歳空港まで車で送り届け、
次にはしゃぐ選手たちを、まるで修学旅行に送り出すような心持ちで見送り、最後に立花社長にたまには実家に帰るように勧めて送り出して、
ニポポ寮にやってきて初めて、高柳はひとりきりになったのだった。

 シーズンもとりあえずは終了したが、自主トレの内容やキャンプの日程などなど、考えねばならぬことは山ほどある。
 お嬢さんたちのいない寮の静かさを味わう間もなくメモとにらめっこし、合間に簡単に食事を作って腹に収める。
 気が付いたときには夜もとっぷり暮れていて、今日ぐらい早く寝るかと思いながらもずるずるとリビングに居座っていたとき、いきなり電話が鳴り始めたのだった。
563コーチ×監督 2:2005/06/02(木) 01:45:32 ID:SVLbreyo
「ニポポ寮です」
『なー、高柳さん、迎えにきてくれよ』
 応答する自分の声に重なるように、飛び出した広岡監督の声。
 ふう、と高柳は息をつく。
「何なんですか、藪から棒に」
『いや、最終便に間に合うからさ。今日はそっち帰ろうかと思って。でも空港から寮まで帰るのも
めんどいし、だからさ』
 ふーっと今度は少し長いため息。
「宿、取ってくれてたんでしょう?」
『自分の布団がいい。どうせ明日の昼はそっちでインタビューだしさ』
 これはだめかな、と高柳は思い始める。広岡監督の機嫌や気分ぐらい、ちょっとした声色や口調で判別がつく。
今の口調は言い出したらテコでも動かないモードだ。何を言っても最終便に飛び乗って北海道まで帰ってきてしまうに違いない。
「…分かりました。何時着ですか?」
 甘いなあ。
 誰も言ってくれないので、内心で自分にそう呟いて高柳は息をつく。
 まったく自分は甘すぎる。空港からタクシー使えばいい、いやならそっちで宿泊しろ、ただそれだけの話なのだが。
 …結局高柳は愛車を駆り、夜の道を空港まで走ったのだった。

 到着ゲートを抜けた広岡は、なんだかぐったり疲れた様子で、両手に紙袋をぶら下げている。
「まーた、おみやげですか」
「そらみんなに食わせねばな」
 高柳に荷物を渡しながら、広岡は高柳のお小言などそ知らぬふりでちんたらと歩き始める。
「お疲れですね」
「あ? …ま、ちょっとね」
 珍しく鈍い反応ののち、やっぱわし、野球以外は性に合わんみたいだ、と言って、広岡は少し無理した笑みを浮かべた。
 慣れぬTV出演で疲れたのだろう。ついていってやればよかったかな、と、またもや甘いことを考えて、
高柳は疲れた足取りの広岡にあわせ、少し足取りを緩めたのだった。
564コーチ×監督 3:2005/06/02(木) 01:46:54 ID:SVLbreyo
 助手席に乗り込むと、広岡監督はふうと深い息をついてシートに身体を預ける。
 少しばかり心配そうにその横顔をみやって、高柳はエンジンキーを回す。
「眠ってていいですよ」
「あ、そう? 悪いね」
 こういうところはまったくもっていつもの彼女なのだが――明らかにひどく、疲れている。
 ほどなくすやすやと寝息を立て始めた広岡の横顔を、時折ちらと見やりながら、
高柳は車を急がせた。
 そりゃ疲れていないわけがない。リーグ優勝のときも取材責めにあったが、今回はやはりそれ以上だ。
選手たちの不安も恐れも一手に引き受けて過ごしたこの数ヶ月、その後に取材責めときたら、
いかな彼女とて疲労が堪えぬ筈もない。
 いつも以上に空港からの道のりを長く感じた――あるいはそれは、一刻も早く、彼女を住み慣れた寮に連れ帰りたいという
気持ちの裏返しだったのかもしれない。
 ようやく寮の駐車スペースに車を乗り入れ、エンジンを切って、思わず彼は苦笑いを浮かべる。
 本当に自分ときたらこの人に甘い。その甘さが何に由来するか、そこに気付かぬほどに彼も自分の気持ちに無頓着というわけでもなかったが。
 広岡さん、と優しく呼びかければ、ようやく広岡はしんどそうに目蓋を開き、何度か眠そうに目をしばたいた。
「着きましたよ。早く入って、今日はもう寝てください」
「団子ー」
「は?」
 広岡の言葉に、高柳は首をかしげる。広岡はあくびをしながら伸びをする。
「団子買ってきたんだよなー。食わない、高柳さん?」
「何なんですか、それは」
 嘆息したものの、この人相手に食べ物のことで意見しても無駄だと言うことも良く知っている。
「じゃあリビングにいてくださいね。荷物運んだら、お茶入れてあげますから」
「『団子食ったらさっさと寝るんですよ』」
 高柳が言おうとした小言を広岡がひっさらう。
 にや、と広岡は笑って見せた。
「高柳コーチの言うことぐらい分かるもんね。荷物よろしく、高柳さん」
 なんだかなー。
 何ともいいようがなく、ただため息をつき、高柳は車を降りた。
565コーチ×監督 4:2005/06/02(木) 01:50:13 ID:SVLbreyo
 みやげ物を食堂に運び、広岡の荷物を部屋の前まで運んでやって、食堂に取って返し、
みやげ物の中からひとつだけ小さい包みを探し出し、お湯を沸かして茶を入れる。
 湯飲みをふたつと団子の包みを盆に載せ、リビングに顔を出すと、さきほど団子を食べると
言い張っていたはずの広岡は、ソファに身を横たえ、クッションに半ば顔を埋めて
寝入ってしまっていた。

 ついさっきまで起きてたじゃないか、と呆れる気持ちが半分、あとの半分は、今さらながら
肉体的にも精神的にも、疲労は臨界点に達していたに違いない彼女を思いやる気持ちで、
盆をテーブルに置き、高柳はリビングを後にする。
 しばらくして戻ってきた彼が手に持っていたのは、部屋から取ってきたタオルケットだ。
ジャケットの上からタオルケットをかけ、肩を丁寧にくるみこんでやる。
 当の広岡はと言えば、目を覚ます様子もない。…あるいは覚ます気もないのかもしれない。
 なるほど、ニポポ寮に帰ってくると言い張るはずだと、高柳は苦笑して、ソファの傍に座り込み、
ソファに背を預ける。

 いつもは元気な選手たちでにぎやかなリビングが、今夜はぎょっとするほど静かだ。
 壁の時計の針が時を刻む音が、やけに大きく響いている。かすかな、本当にかすかな
広岡の寝息。
566コーチ×監督 5:2005/06/02(木) 01:51:28 ID:SVLbreyo
 振り返り、広岡を見やる。しばらくぶりに見たな、と思う、広岡監督の、こんな無防備な顔。
 別段示し合わせたわけでもないのに、高校野球の監督時代はなぜか毎年同じ宿で、
選手たちが寝静まった後、やっぱり示し合わせたわけでもないのに、灯りを落とした
ロビーで二人、缶ビールなぞ飲みながら、ぼんやり時を過ごしたこともしばしば。
 別段会話が弾んだわけでもない。むしろ互いに勝手に酒をあおりながら、
そう言えばあのときの広岡の表情は、今のように無防備に見えたなあと思う。
 一度でも負ければその夏はそこで終わり、そんな緊張感の中、ベスト8、ベスト4、
そのハードルをなんとかやり過ごし、無論手放しで喜ぶわけにはいかないけども、
なんとかここまでやってきたというような、つっかえ棒を束の間外されたような、
そんな肩の力の抜けた表情。
 そういやメロン持って見舞いに行ったこともあったなあと、そんな妙な感慨を抱きながら、
このまま彼女を置き去りにするのもはばかられ、高柳はまたもや部屋に向かう。

 戻ってきた彼が持っていたのはスコッチの壜。食堂の冷蔵庫から氷をくすね、
グラスに放り入れ、スコッチをそのまま注ぐ。
 相変わらず、広岡監督はぐっすり眠っていらっしゃる。
 千歳くんだりまで迎えに来させて、自分はさっさと寝てしまうってかいと、
悪態のひとつもつきたい気分だったが、悪態をつくために起こすのもはばかられ、
高柳は床に直に座り込み、広岡が眠るソファに背を預ける。
 ソファに触れる背が温かい。別段広岡に触れてその体温を感じているわけでもないのに、
なんだかそんな感じがして、それでひどく満たされて、スコッチをちびちび舐めながら、彼はぼんやりと、
時計の音を聞いていた。
567コーチ×監督 6:2005/06/02(木) 01:54:43 ID:SVLbreyo
 グラスがすっかり空になり、手酌でグラスを満たし、また空にして。
 そろそろ何杯目か数えるのも面倒になったころ、
ふうっと小さな吐息が背後でして、ものがこすれる軽い音が鳴る。
 起きたのか、と振り向くが、広岡はまだ眠っている。
 音がしたのは、どうやら左手がソファの上から落ちたものらしい。
 華奢な銀のブレスレットタイプの腕時計が、だらりと下がった左手に、
今にも落ちそうに引っかかっている。
 外してあげよう、と、そんなことをふと思いつき、そっと片手でソファから下がった広岡の手を捉え、
そっと親指と小指の付け根を寄せ、するり、と時計の輪を手から引き抜く。
 小さな手。
 時計をテーブルに置き、それでも触れた手の華奢な感触が名残惜しく、
高柳はそっとその手を握りこむ。
 その手が握り返してくれることはないけれど。
 それだけでも、まあいいか、と思う。
 右手で広岡の手を握り、左手でグラスを引き寄せる。
 思い切り良く、グラスを空ける。
 強い香りが、脳髄を侵食する。

 そっと小さな手を引き寄せ、頬に押し当てる。アルコールでほてった頬に、
ひやりとした感触が心地よい。
 ああ、あまりいたずらすると起きてしまうかな。
 そんな風に思ったが、起きてもらってもバチはあたらないよなあ、そんな言葉が
高柳の懸念を打ち消してしまう。
 夜の9時に空港に呼びつけられて、呼びつけた本人は道すがら白河夜船で
今もぐっすりお休みで。
 人のことを何だと思っているんだと、面と向かって問えば、高柳さん、と
一言言われて終わりであろうが。

568コーチ×監督 7:2005/06/02(木) 01:56:35 ID:SVLbreyo
「……いいにおいがする」
 ふと、声が投げかけられる。
「ああ、起こしてしまいましたか」
 そう応えながらも高柳は捕らえた手を放さない。
 左手を高柳の手に委ねたまま、いいにおいがする、と広岡は繰り返す。
「ずるいぞ高柳さん、自分だけ飲んで」
 口調がもつれがちなのは、まだ完全に覚醒しきっていないものらしい。
「ずるいもなにも、あなた今まで寝てたじゃないですか」
 まともな反論など、するだけ無駄だというのは承知なのだが。
 それでもそう応えてしまうのは、酔っているせいかと彼はふと思う。
「飲ませろ」
 妙に間延びした声で広岡は言う。
「もうないですよ」
 意地悪をして言ってやれば、ずるい、とまた子供のような返答。
 どこまで本気で言っているのか、本人はクッションに顔を埋めて、目すら閉ざしてしまっている。
 その顔を幼いとすら思った。それも道理、彼が高校野球界でそれなりの地位を確立していたとき、
彼女はまだ、赴任したての新米教諭だった。今だって彼からみればまだ若い。
 それでも彼女は選手たちを導き、甲子園までやってきたのだ。
 危なげな試合展開に後ろを向いてしまったあのときの新米監督は、
その後めきめき実力を伸ばし、今ではどんなピンチにあっても強気に
選手たちを引っ張ってゆく。
 タイタンズのマジックが1となったあの極限にあっても、この自分に対してすら、弱音を吐こうとはしなかった。
 選手たちを前に強気に笑った顔に、心細げな表情を読み取ったとき、よほど腕の中で泣かせてやろうかと思ったけれど。
 自分がこのチームと関係なければ、そうできていたのかもしれない。
 それでも自分はメイプルズのコーチで、これまで監督と一緒にチームを育ててきた身で。
 くじけそうなのは自分も同じ、だが、ここで自分たちがくじけてしまえば選手を裏切り、ファンを裏切り、
自分たちの努力を捨ててしまうことになる。
 壁を向いて肩を震わせているのを見たときは、肉まんなんぞ買ってきたことを
少々後悔したにせよ――その判断は間違っていなかったと思う。
 一人の女の子として、彼女を見ている自分の気持ちと裏腹の判断ではあったにせよ。
569コーチ×監督 8:2005/06/02(木) 02:01:35 ID:SVLbreyo
 と、ぴくり、と高柳が頬に押し当てていた手が動く。
 思わず握る手に力を込める。
「手、熱いなあ」
 文句を言うでもなく、そんな言葉を洩らしたのは、寝起きで事態が良く理解できていないのだろう。
「酒呑んでましたから」
 それをいいことに、手を放さないまま言えば、広岡は不精に顔を半ばクッションに埋めたまま、さけー、と間延びした声を上げる。
「自分ばっかり。飲ませろ」
「じゃあ起きてくださいよ。そのまんまじゃ飲めませんよ」
「眠い」

 やれやれ、と息をつき、膝にボトルを挟み、片手で器用に蓋を空ける。
 床に置いたグラスにスコッチを注ぐ。
「ほら、起きて」
「やだ」
 まったくどうしたいんだか。
 ため息をつき、スコッチを口に含む。
 右手で広岡の左手を捕らえたまま、左手で広岡の髪をなでつけるようにして顔をこちらに向かせる。
 この期に及んでようやく眠気を払おうというようにぱちくりと目をしばたく広岡の瞳をずっと捕らえながら。


 そっと唇を合わせ、わずかに開いた唇から、スコッチを流し込んでやった。
570名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 02:03:19 ID:wmti54rC
支援しまつ

高柳コーチ…なかなかやるなw
571コーチ×監督 :2005/06/02(木) 02:13:26 ID:SVLbreyo
>570 様

うおお、ありがとうございます!
とりあえず続きです。

「っ!!」
 言葉にもならず、目を白黒させる広岡の上に身を伏せて、
 自分の体重でその動きを封じ、ほてった頬を広岡の頬に寄せる。
「だって飲みたいってだだこねたじゃないですか」
「…よっぱらい」
 意外にも抗う動きはすぐにやみ、その代わり、ふう、と長いため息が耳元にかかる。
 どうやら広岡は、高柳の不埒な振る舞いを酔いのせいと解釈したらしい。片手を捕らえてずっと放さないことについてもだ。
「そりゃ誰かさんが眠ってしまって構ってくれないで手酌で飲んでましたからね。酒も進むというもんです」
「…そりゃ逆だろ、フツー」
 広岡はまた、呆れ加減に息をつく。飲みなれない強い酒が、眠気と共に脳髄を浸してゆくのが判った。
 そう、自分も酔っ払ったに違いない。
 頬に触れた、少しばかり髭の伸びたざらりとした感触、それがひどく心地よいと感じるなんて。
 重ねられた体が暖かいと感じるなんて。
 ふと目を閉ざす。すうっと眠気が忍び寄る。
「眠らないでください」
「…寝てなんかいないって」
 今、寝ようとしたでしょ? と高柳は問いかける。またため息で応酬。
 その吐息が心地よく高柳を刺激していることに、生憎広岡は気付かない。
「選手たちは温泉に遊びに行って、立花さんは久々の実家帰り。僕だけ一人で留守番してたんだから、少しぐらい
眠いの我慢して相手してくれたっていいでしょう?」
「本格的に酔っとるな…」
 どうしたもんだか、そう一人ごちてため息をつくと、ふと高柳は身を起こした。
572コーチ×監督 10:2005/06/02(木) 02:16:07 ID:SVLbreyo
あ、)571 連番抜けた。9番目です。すみません。

「っ!!」
 言葉にもならず、目を白黒させる広岡の上に身を伏せて、
 自分の体重でその動きを封じ、ほてった頬を広岡の頬に寄せる。
「だって飲みたいってだだこねたじゃないですか」
「…よっぱらい」
 意外にも抗う動きはすぐにやみ、その代わり、ふう、と長いため息が耳元にかかる。
 どうやら広岡は、高柳の不埒な振る舞いを酔いのせいと解釈したらしい。片手を捕らえてずっと放さないことについてもだ。
「そりゃ誰かさんが眠ってしまって構ってくれないで手酌で飲んでましたからね。酒も進むというもんです」
「…そりゃ逆だろ、フツー」
 広岡はまた、呆れ加減に息をつく。飲みなれない強い酒が、眠気と共に脳髄を浸してゆくのが判った。
 そう、自分も酔っ払ったに違いない。
 頬に触れた、少しばかり髭の伸びたざらりとした感触、それがひどく心地よいと感じるなんて。
 重ねられた体が暖かいと感じるなんて。
 ふと目を閉ざす。すうっと眠気が忍び寄る。
「眠らないでください」
「…寝てなんかいないって」
 今、寝ようとしたでしょ? と高柳は問いかける。またため息で応酬。
 その吐息が心地よく高柳を刺激していることに、生憎広岡は気付かない。
「選手たちは温泉に遊びに行って、立花さんは久々の実家帰り。僕だけ一人で留守番してたんだから、少しぐらい
眠いの我慢して相手してくれたっていいでしょう?」
「本格的に酔っとるな…」
 どうしたもんだか、そう一人ごちてため息をつくと、ふと高柳は身を起こした。
573コーチ×監督 11:2005/06/02(木) 02:17:35 ID:SVLbreyo
「その服――オーナーのご褒美でしたよね」
「んあ?」
 話が飛び、広岡はついてゆけずに疑念の声を上げる。
 高柳の言うとおり、今広岡が着ている服は、優勝のご褒美にと、オーナーが贈ってくれたものだ。
 オーナーから洋服が、と聞いたときには、広岡の顔色は一瞬青ざめたものだったが。
 そこはさすがにオーナーも心得ているようで、レースもフリルも造花もない、シンプルないまどきのデザインの服は、
広岡に良くにあっていた。
「それがどうしたのさ」
 見慣れた顔が、真正面から見下ろす視線のせいか、違う人間のようにも見えた。
「皆がご褒美もらっているときに、僕ひとり留守番してたんだから、僕も何かいただいてもいいんじゃないかと思うんですけどね」
「…どういう理屈だよ…」
 困ったなあ。そんな独り言が聞こえそうな、広岡の表情。
 視線を背けたその頬に手を添えてこちらを向かせ、高柳は、今度は深く、唇を重ねた。

「―――!!」
 声にならない声。構わず強引に、驚きに開いた歯の間に舌先をねじ込む。
 喉の奥で小さな音を立て、細い体が抗う。左手は捕らえられたまま、肩も高柳の片手に抑えられ、抗いは何の効果も成さなかった。
 濡れた舌の触れ合う感触――互いの口腔に残る、強いアルコールの香り。
 それらが強い刺激となって、ぞくり、と高柳の背筋を駆け抜ける――と、ふと、抗う力が止んだ。
 抗いが止んだ理由など考える余裕もなく、高柳は舌を絡め、もてあそぶように先端をちらちらと触れあわせ、また舌を絡ませる。
 ああ、酔ってるなあ、と、半分他人事のように高柳は頭の片隅で考える。
 よりにもよって広岡監督に、こんな真似をするなんて。
 だが何と言っても彼女が悪い、二人きりの寮の中で、自分の前で無防備な顔で眠り込んで、わけの分からないだだをこねてみせて。
 こんなときぐらい、ずっとずっと、彼女を思い、ここまでついてきた自分に報奨があってもいいんじゃないかと。
574コーチ×監督 11:2005/06/02(木) 02:19:38 ID:SVLbreyo
 絡めていた舌を抜き、角度を変えて、また深く唇を重ねる。
 抗っていた筈の広岡が、応じるかのように、心持ち顎を持ち上げた。
 かすかに聞こえた、湿った音。
 煽られて深く、口腔を犯してゆく。

 ようよう唇を開放し、広岡を見下ろすと、かすかに頬を上気させ、それでも気丈に睨んでみせる。
「……何のつもりだよ」
「だからご褒美をもらおうかと」
 何を言っているんだか。
 呆れる気持ちは高柳の方がむしろ強かったのかもしれない。
 こんな無茶な言い分で、広岡真理子を自分のものにできるはずもない、そんなことは一番彼女に近しい自分が一番良く知っている。
 案の定、呆れ果てた様子で広岡は息をつく。あるいはそれを装うことで、動揺を隠したのかもしれない。
 あくまで気丈に振舞う彼女に焦れたか、あるいはそもそも、その無防備な寝顔を見たときから、衝動は止められなくなっていたのかもしれない。
「分かった分かった。じゃあ今度おごってやっからさ、さっさとのけ――」
 最後まで言わせず、高柳は広岡の身体を仰向けにさせ、さっきかけてやったタオルケットを引き剥がし、ジャケットの襟に手をかけた。
「ちょちょちょっと高柳さん!」
 慌てた声には構わず、潔くジャケットを肩から引き下ろす。
 露になる裸の肩。生憎女の子のファッションには疎い彼の目には、キャミソールタイプのインナーは、下着そのものにしか見えなくて。
 酔っている、そんな認識すら脳裏から吹き飛び、本能の命ずるまま、キャミソールにかろうじて隠された胸元に口付ける。
「高柳さん!」
 悲鳴のような声。この人にそんな声を上げさせたことに、奇妙な満足感を覚えながら、滑らかな肌を舌で辿り、強く吸い上げる。
 びくり、と直に伝わる震え。顔を上げると、いまにも泣き出しそうに眉根を寄せて、広岡が自分を見下ろしている。
「どうしたんだよ、高柳さん」
 罵詈雑言を浴びせられるかと思ったが、広岡の唇をついて出たのはそんな一言だった。
 良きライバルで、友人で。そしてこの1年ほどは、良き片腕として自分を支えてきた高柳が初めて見せた男の表情に、戸惑い、怯えている姿は
どこにでもいる普通の女の子。――いや、むしろオクテと言うべきなのだろう。
575名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 02:32:07 ID:i3Be32k6
また連投規制かな
576名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 02:56:32 ID:SavFGJTp
高柳コーチ×広岡監督キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!

+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)     テカテカシナガラ ツヅキ マッテマス
 (0゚∪ ∪ +         
 と__)__) +
577名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 02:57:16 ID:l/91d44F
ワタシモ テカテカシナガラ マッテマツ
578コーチ×監督 13:2005/06/02(木) 08:19:19 ID:HLUoCtWm
訂正 574 = 12番目です。連投規制はありませんでしたがこれ以上続けてると眠さのあまり
間違い頻発するなと思い中断しました。
需要があるようでウレシイ…以下続きです。



 身を起こし、なだめるように髪を撫でてやる。はだけた胸元から視線がそれたことに、少しだけ安心して広岡が息をつく。
「だからご褒美が欲しいなって」
「それとこれと何の関係があるんだよ」
 言い返す広岡を、高柳は目を細めて見下ろす。
「僕はあなたが欲しいんですけど」
 一瞬遅れて、広岡の頬にかっと血が上る。目を細め、高柳は情欲を押し殺した微笑を浮かべて広岡を見下ろす。
「ここまであなたに尽くしてきたんだから、少しくらい見返りがあってもいいですよね?」
 広岡は表情をこわばらせて押し黙る。言い方がまずかったかなと、そんな風に考えたのも束の間、怒ったように顔を横に倒して、
広岡は一言ぼそりと言った。
「…物好きだな、高柳さんは」
「ずっとこうしたかったんですけどね、僕は。生憎広岡さんは全然僕の気持ちには気付いてくれないし」
「…どういうことだよ…」
 そっぽを向いたまま、広岡は小さく言う。頬が赤く染まっている様が可愛いと、高柳はふと思う。
「誰が高校教師の安定した職捨てて、右も左も分からない世界に飛び込むって言うんです?
少しは察していただきたいんですけどね」
「知るかよ」
 ぶっきらぼうな口調。それでもそっと抱きしめてやれば、ほっと息をつき、高柳の肩先に頬をすりつける。
 髪に、閉ざした目蓋に、額にそっと口付けを落とす。引き下ろしたジャケットの襟に腕の動きを邪魔されながら、遠慮がちにその手が高柳の背に回される。
「広岡さん――いいね?」
 イヤだって言ったらやめてくれるのかよ、そんなぼやきを彼女なりの了承と心得て、彼はそっと、小さな身体をソファに落とした。



579コーチ×監督 14:2005/06/02(木) 08:28:26 ID:HLUoCtWm
 大きな手が、ジャケットから腕を抜かせ、脱がせたジャケットを床に落とす。
 気恥ずかしさと緊張と、そんなもので消え入りそうな心持ちで、広岡は顔を倒して自分を組み敷く男の顔を見まいとする。
「ダメですよ、こっち向いて」
 大きな手が顎を捉えて正面を向かせる。唇が寄せられ、ぎゅっと広岡は目をつぶる。
 柔らかく触れてくる唇、舌が触れ合う濡れた感触。
 その感触を追うだけでも精一杯だと言うのに、ふと掌が腰のラインをなぞる。
 触れてくる手が伝える奇妙な感覚。びくり、と無意識に身体が震える。
「…怖がらないで」
 唇が離れ、間近でそんな言葉が放たれる。
「ちゃんと良く、してあげますから」
 何を言っているんだバカモノ、とか、怖がってなんかいないぞ、とか。
 言うべき言葉はいくらでも見つかった、でも、何も言えずに彼女は触れてくる手の与える感覚から逃げようと身をこわばらせる。
 彼女の緊張は高柳に伝わっていたに違いない。くす、と笑みをこぼし、高柳は細くくびれた腰のラインを辿っていた手を上方に滑らせて、布越しに胸のふくらみを片手で包む。
「高柳さん――!」
 思わずのしかかる身体を押しのけようと腕を突っ張るが、完全にソファの上に体重を乗せてしまっている高柳の身体を、彼女の力で押しのけることなど出来るはずがない。
 この往生際の悪さはまさに広岡監督その人だよなあと妙な感慨に浸りつつ、高柳は薄い布越しにやわやわと胸を円を描くようにして揉み、少し強く、その頂をひっかくようにした。
580コーチ×監督 15:2005/06/02(木) 08:29:13 ID:HLUoCtWm
「やっ」
 思わず漏れた甘い響きの混じった声。自分が上げたとは思えない声に、彼女は口元を掌で覆う。
 その声がもっと聞きたくて、そして布越しなんかじゃなく、直にその肌に触れたくて、高柳はストラップをまとめて肩から落とす。
「〜〜〜!!」
 羞恥のせいか、これまでにない勢いで、広岡は暴れて高柳を押しのけようとする。
「こんなところで何をするんだバカモノ!」
 ようやく口をついて出た罵声に、高柳は臆することなくにやと笑ってみせる。
 彼女が本当に、心底自分に触れられるのがイヤなら、こんな風に触れさせたり、そもそも無防備に眠り込んだりしないに違いない。
 そうと確信していればこその余裕だ。
「ここで脱ぐのはイヤですか?」
「ここだろうがどこだろうがヤなものはヤだ!」
 今にも胸のふくらみが露になりそうな姿は、正直扇情的と言う以外の何者でもない。
 そんな格好で抵抗されても、煽られるだけなんだけどなあ…と、さすがにそんな言葉を吐くことはなく、代わりに高柳はわざとらしくため息をつく。
「往生際が悪いなあ。…じゃ、せめて場所変えますか」
 そう言って高柳は身を起こし、焦りつつ衣服の乱れを直す広岡の身体を。
 ひょい、とタオルケットごと腕に抱き上げた。


とりあえずここまで。続きは今晩アップします。
出勤間際まで何やってるんだか…
581名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 13:27:54 ID:rzM4q0RZ
神キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
文がキレイ!! 今夜に期待…
582名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 16:40:03 ID:X238IZhD
んじゃ私も一発
キタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ

原作色強しの意地っ張り監督萌えーーーっ
久々の黒・高柳萌えーーーーーっ

ガンバレ562タン応援してるよ!
583名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 16:56:54 ID:X238IZhD
あ、やっぱりもう一言だけ言わせて・・・

く ち う つ し G J  !
584コーチ×監督 16:2005/06/03(金) 00:24:23 ID:WjMvycIM
「ちょちょちょちょっと高柳さん!」
 広岡真理子をこんなに焦らせたのはそれだけでも収穫かもしれないなあと。
 そんな風に思いながら、高柳は自分の部屋へと足早に向かう。
「暴れないで欲しいなあ。…この高さでも、落ちれば痛いと思いますよ、監督」
 あえて監督、の呼び名で呼べば、少しは頭も冷えた様子で広岡はじたばたするのをやめ、代わりに高柳くん、と平静を装った声で呼びかける。
「その、だね、少し冷静になってだね、キミは酔っ払っているようだし…」
「あなたこそ冷静になって考えてくださいね」
 余裕を見せて笑いを含んだ声で高柳は言う。
「どんな窮地でも絶対に諦めないあなたが、さっさと白旗揚げたのはどういうことなんでしょうね?」
「ほほう」
 かちんときた様子で広岡は高柳をねめつける。もっとも腕の中から睨みつけられても、高柳には堪えた様子もない。
 目を細めて広岡を至近距離で見つめると、広岡はふてくされてぷいとよそを向く。
「じゃあ何か、私がしつこくイヤだと言ったら高柳くんは諦めてくれるのかね?」
「あー、無理ですね」
 頬を広岡の髪に擦り付けるようにして高柳は応える。 
「…あ、でも、泣いてお願いなんかされちゃったら、かわいそうになって考え直すかも知れませんけど」
「…そりゃ嘘だろ」
「分かりますか」
 軽い笑いに広岡は応えず、ちらと不安げに高柳を見やる。
 滅多に入ることもない、高柳の部屋。
 高柳は腕の中の身体を抱え直し、自室の扉を片手で開ける。
、大股にベッドに歩み寄り、掛け物をはだけ、シーツの上に丁寧に広岡の身体を下ろし、入り口のところにとって返して。
 そして、扉をピタリと閉ざした。
585コーチ×監督 17:2005/06/03(金) 00:26:48 ID:WjMvycIM
 部屋の中は、窓から差し込む屋外灯の青白い光に満たされている。
 その青白い光の中、広岡はむき出しの自分の肩をタオルケットでくるんで小さく丸まっている。
 無言で歩み寄りながら、シャツのボタンを外し、脱ぎ捨てる。
 いっそう小さく縮こまるその身体を柔らかく抱きしめてなだめ、それからそっとベッドに横たえてやる。
「覚えてろよ、酔っ払い」
 それでもそんな憎まれ口を叩いたのは、気恥ずかしさや不安を紛らわすためだったろう。
 タオルケットを引き寄せていた両手を手首を掴んで開かせ、頭の横でベッドに押し付け動きを封じる。
 広岡は脇を向いて視線を背け、おかげで首筋が白く光に照らされる。
 情動が命じるまま、高柳はその首筋に唇を寄せた。
 ぴくり、と身じろぎが伝わる。ゆるゆると唇を胸元まで下ろし、片手を放してやる代わり、空いた右手をキャミソールの裾から差し入れる。
「…高柳さん」
 困ったような彼女の表情。くす、と笑い、唇に軽く音を立ててキスを落とす。
 夜目にもその頬に血が上るのが分かる。
「あまりそう、じらさないでくれませんかね…あまりお預けくらうと、暴走しちゃうかもしれませんよ」
「…とっくに暴走してるだろ」
 言葉の応酬に、広岡の意識がそれる。
 その隙に、彼は背の方に手を差し入れ、器用に片手でホックを外し、下着の下に手を滑らせた。
 きゅ、と広岡が目をつぶる。直に触れる乳房は片手で包めてしまう小ささだが、滑らかでひどくさわりごこちが良い。
 刺激に尖ったいただきが、掌に固く触れる。身を硬くしている広岡に、そっと高柳は囁きかける。
「ここ、可愛いですね」
「そりゃ何か、小さいっつーことか」
 まったくああ言えばこう言う。
 構っていると朝までかかるか、さもなきゃ自分がみっともないことになりそうだとか、一方でこの期に及んで憎まれ口を叩くあたりも誰より大事に思う部分なんだろうとか、
そんなとりとめないことを考え、高柳はそろそろ常の冷静な思考が危うくなってきたことを自覚する。
 だいたいこの広い寮に今は二人きりで、当の広岡はと言えば、いつもはおおむねきっちり隠している肌を晒して自分の腕の中にいて。
 これで暴走しない方がどうかしている。
586コーチ×監督 18:2005/06/03(金) 00:29:53 ID:WjMvycIM
 高柳は乳房をやわらかく揉みしだきながら、身をすくめる広岡の耳元に唇を寄せる。
「大きさは問題じゃないと思いますけどね…とても、可愛らしい」
 仕上げにぺろと耳朶を舐め上げる。
「やっ…!」
 甲高い声が広岡の唇から洩れた。ぎゅっと目をつぶってしまった隙に、キャミソールを下着ごと腰の辺りまで引き下げ、つつましい胸のふくらみを露にする。
 つんと尖ったいただきの片方を舌で掬い上げるように愛し、もう片方の乳房をゆるやかに揉みしだく。
「やだ…!」
 ぴくぴくと、のしかかる高柳の下で、細い身体が小さく震える。
「ほら、敏感で…可愛い」
「こんの…スケベオヤジ!」
 彼女にしては少々芸のない悪態だったが、潤んだ瞳でねめつけられればいっそう迫力を欠き、むしろ上気し潤んだ目元が獣欲を煽った。
「いつまでそういうことを言いますかね」
 言うなり強く、尖った胸のいただきを吸い上げる。
「あぅ……!」
 ひときわ高く、広岡が婀娜めいた声で鳴く――嬌声が、脳髄を浸食する。
 乳房に与えられる刺激に、こわばりが溶け、押し殺そうとして殺しきれない喘ぎが絶え間なく上がるまで、執拗なほどに高柳は両のいただきを口唇で刺激し、
乳房を強く揉み上げ、首筋に、小さな耳朶にキスを落とした。
「しつこいっ」
 快楽に耐えかねて、閉ざされていた目蓋が開き、潤んだ瞳がにらみつける。
「そう? すごく、気持ちよさそうですけど」
「うるさい!」
 上ずった声を心地よく聞きながら、高柳は身を横向きに倒し、片手で広岡の身体を引き寄せ、きつく上半身を抱きしめる。
 そうしておいて、空いた片手で器用にスカートのホックを緩め、チャックを引き下げて、スカートをキャミソールごと引き下げた。
587コーチ×監督 19:2005/06/03(金) 00:35:14 ID:WjMvycIM
「高柳さん…!」
 こんなに名を呼ばれる日も珍しいと、そんなことを思いながら、逃げる腰をぐいと強く抱き寄せる。
 互いの腰が密着し、熱を帯びた部分が広岡の身体に押し付けられる。
 びく、と細い体が跳ねる。その動きすら強い刺激となって、思わず高柳は熱い息を広岡の耳元に吐いた。
 このままこの身体を組み敷き貫きたい衝動と、もっと乱れる様を見たいという衝動。どちらも耐え難いほどの強さで高柳を責め苛む。
「もっと、良くしてあげますからね」
 それらを押し殺し、耳朶に囁きかければ、その刺激だけで抱きしめた身体はびくと震える。
 後ろに回した手を下着の下に滑らせて、滑らかな肌の感触を楽しみ、きつく揉み、弾力のある肉の手触りを楽しむ。
 胸に頬を寄せ、小さく喘いで広岡は与えられる刺激をやり過ごす。
 その様子がいじらしくて、また、鳴き声を聞きたくて、高柳は乱暴にストッキングごと下着を引き下げ、後ろから秘唇に指先を触れる。淡く口を閉ざしていたそこは、指先で押し広げるとすぐにほころび、蜜を滴らせた。
「あ…!」
 嬌声が、途中で尻すぼみに消える。くちゅ、と指先がわざと立てた音を聞いたせいだろう。
「やだ、高柳さん」
 泣き出しそうな声。耳朶に、頬に口付けを落としながら、指先で濡れたそこを探ってゆく。
「こんなにしてるのに、本当に、イヤなんですか?」
 くちゅくちゅとわざと音を立て、耳朶に熱い息を吹きかける。
「しらんしらんしらん!」
 今にも泣き出しそうになりながら、広岡は何度も首を振る。
「じゃあ、ここは?」
 指先をさらに奥へと伸ばし、花芽を探り当てる。つ、と指先でなぞれば、広岡はひときわ高く鳴き、過敏な身体を苛む男の腕に縋りついた。
588コーチ×監督 20:2005/06/03(金) 00:35:47 ID:WjMvycIM
 その手を優しく振りほどき、手首を捉えて上の方へと誘導する。
「首に抱きついてて」
 素直に細い腕が首筋に回される。胸の尖りが厚い胸板に擦れ、ぴくぴくと広岡の身体が震えて快楽を伝える。
 片手で秘唇や花芽をなぞりながら、もう一方の手でジャマな下着を手の届くところまで引き下げる。
 あとは膝やつま先で下着を引き下げ、器用に両のつま先から抜き取ってから、高柳は慎重に入り口を探り、つぷ、と中指を突き入れた。
「あっ…!」
 押し殺した悲鳴。潤んだそこは湯に浸したように熱く、夢中で高柳はその中を探る。
「やあ…」
 くちゅくちゅと濡れた音。もう一方の手を前から回して花芽を強くすり上げれば、うごめく指を、熱い肉がきゅ、と締め上げる。
熱い蜜が新たにあふれ出る。
 ぎゅ、と広岡が抱きついた腕に力を込める。
「も…やぁ…」
「ええ、あげましょうね」
 満足そうに笑んだ顔は、さぞや卑しいものであったろうが。
 それでももはや衝動を止めようもなく、手早くベルトを緩め下肢を包む衣類を脱ぎ捨てる。
 腕の中の身体を手荒に仰向けにさせ、両脚の間に身体を滑り込ませ、猛り狂う自身を秘唇のあわいにあてがい――ぐいと強く、腰を進めた。
589コーチ×監督 21:2005/06/03(金) 00:41:34 ID:WjMvycIM
「ああ!」
 高く上がる悲鳴。初々しいそこの抵抗は予期していたものであったが、もはや彼女の身体にかかる負担を思いやる余裕もなく、抵抗を突き破り、一気に自身を彼女の中に埋め込む。
「ふぁ…あ…」
 荒い息――自身を包む熱。
 箍が外れ、獣のように突き上げようとする衝動をなんとか抑えこみ、広岡の前髪を撫でて額を露にする。
 額に小さなキスを落とす。せめてその苦痛が紛れるように。
「大丈夫――広岡さん?」
「だ…だいじょぶ…気にすんなよ…」
 震える声。さっきまで散々悪態ついてたくせに、自分の苦しさは決して人には言わないんだなと、そんな言葉を、熱せられた脳の片隅に縮こまった理性が呟いている。
「ガマン、してたんだろ…」
 細い腕が解かれ、柔らかく彼の髪を撫でる。
 柔らかく、いとおしげに。
 その手の感触が、最後に残った理性を吹き飛ばした。
590コーチ×監督 22:2005/06/03(金) 00:42:11 ID:WjMvycIM
「広岡さん…!」
 小さくその名を呼び、性急に突き上げる。摩擦が新たな情動を生み、一層激しく、強く、熱く絡みつく彼女の中を突き上げる。
「あ、あ…!」
 小刻みに上がる声は恐らく苦痛を訴えるものであったろう。
 それでも、己自身が彼女にそんな声を上げさせている、その事実が高柳の脳髄を痺れさせ、いっそう強く、彼を駆り立ててゆく。
 きつくしがみつく細い腕。もっと強く抱きしめて欲しいと思う、自分がこれほど強く彼女を想うように、それよりももっと。
 抱きしめられるまま、唇を耳朶に落とす。びく、と身体が大きく震え、きゅ、と強く、彼が締め付けられる。
 その刺激が欲しくて、闇雲に突き上げるのをやめ、彼の身体に絡みつく細い肢体のあちこちに手を這わせる。硬く尖った胸のいただきに、細くくびれた腰に。
 密着する部分に手を差し入れ、花芽を強くなぞったとき、あからさまな快楽をにじませた声が放たれた。
「感じる?」
 からかう余裕もない。ただ熱い息の混じった声を耳元に落としてやれば、ぽか、と軽く後頭部が叩かれた。
「…うるさい」
 弱々しいその声に、そしてその声と裏腹に彼をきつく包み込む熱に、脳髄が白く溶けてゆく。
 そっと腕を解かせ、唇を重ねる。待ちかねたように唇が彼の舌先を招き入れる。
 ゆるやかに舌を絡ませてやれば、ぎこちなく小さな舌がその動きを追う。
 舌の動きにあわせて、しばらく堪えていた動きを再開させる。
 最初はゆっくりと、そして擦れあう快楽に煽られ、徐々に激しく、強く。
 ゆるやかに背筋を何度も快楽が駆け抜ける。何度目かの波が目の裏で白く爆発し、弾ける寸前に――。
「広岡さん…!」
 きつくしがみつく相手の名を呼び、かろうじて彼は己を引き抜き、平らな白い腹部の上に、欲情を撒き散らした。
591コーチ×監督 23:2005/06/03(金) 00:54:19 ID:WjMvycIM
 どちらのものともつかぬ荒い息づかいが部屋を満たしている。
 首に絡んだ腕から力が抜け、ぱたりと音を立ててベッドに落ちる。
 ようよう息を整え、広岡を見下ろせば、目を閉ざし、荒い息に胸を上下させている姿が、いとおしさや獣じみた執着、憐れみなどがない交ぜになった感情を煽り立てた。
 そっと前髪をかき上げ、額に唇を落とす。目蓋に、頬に、そして唇にも。
 やがて我に返り、サイドテーブルの上のティッシュを取り、自分が撒き散らしたものを拭ってやる。
 広岡がうっすらと目を開け、自分の身体を見下ろす。
「な…いいよ、高柳さん。自分で」
 気まずそうな言葉を、いいから、と高柳は断ち切る。
「そのままにしててください」
 濡れた秘部も拭ってやれば、びく、と小さく、広岡の身体が震えた。
 くす、と高柳は笑いをこぼす。
「大丈夫、何もしませんよ――これ以上はね。でも綺麗にしておかないとね」
「…ちくしょー…」
 何に対していいたかったものやら、ぼそりと一言広岡は呟き、タオルケットをかき寄せる。
 手早く己の身体も清めると、高柳は自分もタオルケットに潜り込み、細い裸身を抱き寄せ、その頭を肩に乗せてやる。
 何か言いたそうに、だが言葉が出てこない様子で黙り込む広岡の髪に、音を立ててキスを落としてやる。
 奇妙な沈黙。ゆるやかに背を撫でてやると、ふとその身体から力が抜け、ささやかな重みが彼の肩にかかる。
 その重みが、自分の腕に身を委ねてくれたそのことが、この上なく嬉しいとそう思う。
592コーチ×監督 24:2005/06/03(金) 00:55:26 ID:WjMvycIM
「さあ、もう寝なさい」
 この上ない幸福感に満たされながら囁けば、だから、と広岡は不平の声を上げる。
「私は寝てたはずなんだぞ…」
「あー、そう言えばそうでしたね」
 ちくしょー、と、また不平の声。
「覚えてろよ…」
 はいはい、とさも適当に受け流し、言葉と裏腹に優しく髪を撫でてやる。
「おやすみなさい、広岡さん」
 優しげな声に、広岡はようやくこくりと素直に頷き、自分を抱く男の肩に頬を押しあて目を閉ざす。
 こんな素直な表情も、朝になればまた消えてしまうのかもしれないが。
 それでも朝まで、こうして寄り添い、同じ眠りを共有できること。
 ――それだけでもこんなにも胸が満たされる。
「…おやすみ」
 ふと淡い微笑を浮かべ、しなやかな身体をすり寄せて。
 広岡は、忍び寄る眠りに抗わず身を委ねた。

 夜明けはまだ、遠くにある。
593562:2005/06/03(金) 01:02:08 ID:WjMvycIM
長文お目汚し失礼いたしました。
コーチ×監督同志の方がいらっしゃって感激でした。
(全然同志いないのかと思いましたよ…)

レスつけてくださった方々、ありがとうございました。

次なるネタ投下、お待ちしております。


あ、でも史緒さんの制服ってセーラーだったからバビロンの「松葉ヶ丘」とは別物なんだろうな。
「真理」の制服ってどうでしたっけ?
バビロンの2人も何気に萌えでございました。誰か書いてくれないかなー。
594名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 01:13:16 ID:FFPqodsu
うおおおお、神だ。アンタ神だ。
限りなく原作テイストなのにエロだ。
興奮して眠れなくなったじゃねーかちくしょー。
アンタ大好きだw
595名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 01:14:13 ID:QDu3fBoz
はぁ〜*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
リアルタイムで堪能させていただきました・・・感激・・・ 562さんGJ〜
私もめちゃめちゃ高柳広岡派なんで嬉しかったです 
(79さんが去って以降それはもう哀しい思いをしていたところでした)
ありがとう秀作、ありがとう完結!


596名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 01:31:26 ID:a8LLxm67
超GJ!!!
597名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 01:35:59 ID:Rd7H4rk/
激しくGJ!!乙でした!
598570:2005/06/03(金) 02:25:27 ID:JMpsdQ6T
禿しくGJですた。
深夜の四円が少しでも役立ってよかったですわ

しかし神々はみんなそろってエロシーンうまいのう…
以前書きかけてエロで挫折した orz
599名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 03:48:43 ID:XPj98K1f
うわ。神キテターーー(゚∀゚)ーーー!!
激しくGJです。


ところで、ブレーメン読んでてふと思ったんですが、
ナッシュコピーにはそういう機能は付いてるんでしょうか?
ナッシュの留守に仕事するなら、会食とかもあるだろうから
食事は出来そうな感じなんですけど。

そういう機能有り無しは置いといて、
仕事ほったらかして遠足に行っちゃうナッシュオリジナルにムカついて
キラにちょっかい出して当てつける…とか見てみたいかも。
600名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 05:04:34 ID:asoO9+YE
うわはぁぁ…描写がとても丁寧でまるで映画を見てるような
気分になりました。台詞も素晴らしくセンスいいですね
わーいわーいメイプルワールドだよー
素敵な作品ほんとありがとうございました。

>>599
仕事でも広義の接待では必要な機能かもムニャムニャ
601518:2005/06/04(土) 00:06:32 ID:bpfNifEE
>>562さんGJ!感激しました。
>>529さんの言うところの、あなたは太陽さんですね!
そこで、素晴らしい作品に敬意を表し、かつ萌えさせて貰ったお礼の意味もこめて
不肖ながら私も久々にSSを・・・

※ でもちょっと会話がシリアス入ってるかもしれないので苦手な人はスルーしてください

以下、一応バビロンです
602友理×仁希:2005/06/04(土) 00:08:32 ID:hLM7wGUe
疲れきった身体をひきずるように寝室にたどりついた友理は、一瞬だけ、
その薄暗がりに沈む人影の不自然さに内心ぎょっとした。
・・・が、持っていた灯を掲げるとそれも当然見知った姿であることに気づく。幼馴染の、月森仁希。
けれど彼女のほうも彼の気配に一寸も反応することなく、無言でベッドにこしかけたままうなだれている。

「仁希・・・?ランプもつけないで・・・どうしたんだよ・・・」
本当は聞かなくてもわかっていた。
今日、あの穏やかに美しかった王子が若くして逝った。
オリーブの葉の香る、穏やかな昼下がりのはずだった。それが・・・
その後倒れこんだルクレツィアさんを運んだり医者を呼んだりしてバタバタと半日は過ぎ、
途中までは確かに共に世話をしていたかと思ったが、仁希はいつからこうやって一人で佇んでいたのだろう。
確かに、幾ら人の行き交う場では気丈に振舞っていたとはいえ、さすがに今朝まで親しく声を掛け合っていた者をあんなふうに惨殺されて
彼女としても、応えていないはずがなかった。

移動用のほのかな灯を携えて、そっと近づく。
サイドテーブルのランプに火を移すと、揺れる明かりに反応したのかそこで初めて身じろぎする音が聞こえた。
「人間の命ってさ、儚いよな・・・」
うつむいて、いつもより幾分低くか細い声で。
小柄な彼女がいつもに増して小さく見える。
肩が触れ合くらい近く、隣に座る。だけど仁希は顔をあげない。
・・・親父さんが亡くなった時も、こんな感じだったな・・・とおぼろげに思い出す。
取り乱さないぶん、かえって痛々しくて、そっと腕を伸ばし彼女の頭を自分のこめかみにコツン、とぶつけた。
そして―――どれくらい、そうやって沈黙をわけあっていただろう。
603友理×仁希:2005/06/04(土) 00:10:57 ID:hLM7wGUe
「友理はさ、危なくなったら自分だけでも逃げろよ」
「・・・なんだよ唐突に」
「士官候補生だかなんだか知らないが、こっちの世界に命散らす義理までは無いんだからな」
「あのね・・・」
「だって幾ら時代は変わったって一回こっきりの命なんだぞ??ワシ一人で元の時代に帰るなんてごめんだっ。
もーチェーザレやミケがどーなろうが知ったことかよ。
こりゃかなわん、ってくらいの敵が来たら一目散に逃げてくるんだぞ!いいな!」
勢いから僕の腕から離れて、一気にそうまくしたてて、握りこぶしを大きくぶんぶん振る。
だがひとたびそうしていたかたと思うと―――突然にパタリと腕がおろされた。
「もう・・・人の死ぬのは見たくないよ・・・」
震える声。指先がぎゅっと膝にかかるベストを鷲掴む。
「・・・矛盾してる」
そんな彼女を、唇に少し苦笑を浮かべて静かに見つめれば、僕が言わんとするところを感じ取ったのか
再び黙って目を伏せた。
「・・・・・」
なんだかんだ言ってチェーザレのことも少しは気にかけているふうなのを僕は知っている。
僕らの前で彼が戦いに倒れることがあれば、やっぱり仁希はこのようにふさいでしまうだろう。
604友理×仁希:2005/06/04(土) 00:12:37 ID:hLM7wGUe
「・・・大丈夫だよ」
「何が」
「とりあえず俺達に限っては。だってあの原始時代からでさえ無事帰ったんだし・・・」
説得力が無いとは重々承知ながらも、あえて声色を明るく、なんでもないふうに言ってみせる。
もう一度、仁希の柔らかい髪に触れる。そのままくしゃくしゃと撫でると、彼女は小さな声で「・・・そうだな」とだけつぶやいて
少し、泣きそうにも見える顔でかすかに微笑った。
「・・・それに、さ。・・・万一、万が一、俺が仁希の知らないところで瀕死の傷を負うことがあったって・・・きっと最後は仁希のところへ帰ってくるよ」
「・・・友理」
ゆっくりと身体ごと俺のほうを向いた仁希の瞳を覗き込む。
「・・・誓うよ」
そのまま髪をかきあげて、額に軽く口づけてみた。そして軽くその腕をとり、自分の胸の中に抱きとめる。
意外にも腕の中で大人しくしている仁希に、内心少し驚く。
そして驚きながらも―――日が落ちてしまえば気温も一気に下がってしまう、この涼やかな部屋では――彼女の温もりが途端に、ひどく愛しくなって。
唇を離したのが惜しくて・・・仁希の顎をとり、改めて軽い口づけを落としていく。額からこめかみ・・・瞼・・・頬へと。
605友理×仁希:2005/06/04(土) 00:13:23 ID:hLM7wGUe
「・・・逃げないの?」
「・・・・」
何か他の事を考えてでもいるかのように、仁希がぼんやりと俺を見返す。
だけど抵抗しないということは、とりあえず嫌では無いってことかな、と。都合の良い解釈をしてそのまま勢いで唇を重ねようとすると
さすがにそこでハッと我に返ったのか、仁希の小さな手が慌てて防御に出る。
「ま、待て、おまえにはちゃんと彼女が・・・」
「え?彼女・・・?」
テンポがずれてしまった反応と会話についていけないでいると、
やはり一瞬遅れた後見る見る間に赤くなった頬をしながら仁希は、あの例の、とかシスコンのにーちゃんがいる、とか
俺の腕の中で必死に説明しようとしている。
「ああ・・・町田の妹のこと・・・?彼女(=she)は彼女(=sweetheart)、ではなかったんだけど・・・
でもどのみち彼女には結局フられたことになってるの、仁希、おまえも知ってるじゃないか」
「あれは・・・フられた・・・というのか?」
「彼女の台詞聞いてなかったの?『真船さんにとって月森さんは特別な人なんですね』」
「あー・・・そういえば・・・。で、でもそれは」
「ま、結構鋭いところ、突いてるよね」
「は?」
ここにきてキョトンとした顔が面白くてフフっと笑うと、
仁希はそれを気に入らなかったのか赤い顔をもっと赤くしながらも憮然として
「だ、だからヤツの兄貴といい、なんでそこに私が関係あるん・・・」
だけど皆まで言わせず、ぎゅっと幾分強く仁希を抱きしめた。

このまま・・・このままベッドに押し倒したら、一体どういう顔をするだろう。ふと、そう思った。
606518:2005/06/04(土) 00:19:32 ID:hLM7wGUe
そんなわけで、スレの流れが嬉しい感じになった喜びもあって、今夜一気に書き出したのはいいのだけど
結末をどうするかはまだ迷っている段階なので、とりあえず今回は前半部だけ・・・
(それでも熱が冷めない内にと思ってUPしてみました)

後半はあと1回で来週末にはあげたい感じです
バビロン好きな方はおつき合いいただけると幸いです



607名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 01:03:57 ID:ErxKKVZA
ついにバビロン!
キターーーーー(゜∀゜)ーーーーー!!
608名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 02:30:22 ID:Z591rKbM
>>593サマ
禿しくGJですがな…!!

んで制服の話ですが、
バビロン:友理/ボタンありの詰襟 仁希/ワンピース風で丸襟・細いリボン
真理〜:氷室/ボタンの出ない詰襟 霙/ブレザーにネクタイ
で史緒さんはセーラー服、これとそっくりなのが「フロイト」の梨生と、
「美貌の果実」の菜苗。この3人、ひょっとして同じ学校?
んなわきゃないとは思うんだが…


609名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 03:01:38 ID:G+55WsH9
>>518
たのしみにしてますー
>>608
ななえしゃんのあの点数の低さは進学校故ということか…?
610名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 07:16:50 ID:gYEtH3Mj
>601 様
バビロンキタ―――! 来週末を楽しみにお待ちしております!
折見て隙見て押したおそーとしちゃう友理の腹黒っぷり、GJです!

>608
ということは梨生は史緒さんの後輩っつーことでしょうか…?
実はペーパーテストはばりばりできるがその他はからきし、というタイプ…にも見えないなあ。
(ななえしゃんはさすがに山梨だからなあ…)
611名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 02:18:09 ID:WLZjF8zE
日本農園の子はブレザーだったかな…
中国の壷の子はセーラーだったかな…
(覚えてない)

制服はキャラのイメージとか似合う似合わないとかで
決めてるのかしらん
612名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 09:05:09 ID:MLkM3lFD
そういえばフミオさんは、なぜかミカエルの制服が似合わなく感じたなぁ。
613名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 23:43:04 ID:lOBF2hc/
>611
そんなカンジでは。
ちなみに豆の木もバビロンと同じ(?)ジャンバースカート、丸襟、リボンのようでした。
ほのぼの系(相本姉妹、霙)がジャンバースカート、家庭内いばりんぼ系(ななえしゃん、フミオさん)がセーラー
…とおもったら仁希がジャンスカ、梨生がセーラーなので単純に似合うか似合わないか、というところで決まってくるのかな?
フミオさんにミカエルの制服が似合わなかったのはセーラーが似合うように造形してしまったからでは?

>599
「ほーら帰ってこないとキラにこーんなことしちゃうよーん」とオリジナルにきわどいシーンを見せ付けちゃうコピー、という
ことでしょうか? 無表情なままのコピーにあれこれいたされるキラがちょっと哀れだ…
614名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:35:28 ID:/ICHLpGf
>613
梨生ちゃんと史緒さんは顔が似てい(ry w


そういや、相本家の4つ子×2組ってギネスに乗ってもいいくらいなんですよね。
本スレですごいって話がでてたからなんですけど。
相本家のパパンとママンの顔を想像するも、まんま4つ子兄と妹が父母に
なったただけのような気がしてしまう…(w


615名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 14:00:15 ID:gR9cUlbP
バビロン続き、求む
616名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 01:44:43 ID:i6RC9WMi
>>614
確かに…相本兄弟姉妹はシリアス顔カットが皆無だしな。
おかげで食堂のおばちゃんとのラブシーンが浮かばん…
617友理×仁希:2005/06/11(土) 01:58:28 ID:EE0pcwCK
パサ・・・と倒れこんだシーツは、太陽とほんの少し土埃の匂い。
抱きしめた身体は、思ったより小さいな、と思った。
そのまま数秒間、仁希の髪に顔をうずめていたけれど、やはりどうしても表情が見たくて自分だけやや身を起こす。
間近に見下ろす仁希の顔はいつもより不安げでぐっと少女の表情・・・。
「ななな、なんのつもりだ」
あ・・・珍しい。本当に焦ってる。
薄闇にほのかなランプの灯と、格子窓からは月明かり。
ムード満点の天蓋付きベッドはお誂え向きに充分な広さ。だけど。
「友理・・・おまえという奴は・・・実は女なら誰でもいいのかっ」
「・・・誰でも、って?」
「だ、だからっ こーいうことは、もっと他に相手を選んでだな、」
「選んでるけど」
「友理!」
全く、舞台設定は最高・・・と思いながらももどうも自分達ではなんともロマンチックになりきれないところが苦笑してしまう。
「仁希にとってはさ・・・俺って特別じゃないわけ?」
「は?」
「こんなふうに過去に飛ばされて、幾ら言葉の問題は無いと言っても・・・一緒なのは他の誰でも良かった?」
「そ・・・んなの考えたこともないぞ・・・大体ワシら二人が一緒に飛ばされるってのも不可抗力・・・」
「・・・少なくとも俺は、仁希と一緒で良かったと思うけど」
「そりゃ私だって一人よりふた・・・」
「そうじゃなくて」
言葉を無理やりさえぎって、とまどいの残る褐色の瞳を覗き込む。
「・・・そうじゃなくて」
もう一度だけそう呟いて・・・ゆっくりと唇を重ねた。
618友理×仁希:2005/06/11(土) 01:59:12 ID:EE0pcwCK
軽く触れただけでは、自分に何が起きたのかすらわかっていない様子だった――仁希は。
見開いたままの瞳が可愛くて、思わず微笑して、かまわず再び唇を奪う。今度は、もっと深く。
「――!?」
ここで初めて状況が飲み込めたのか、腕の中でじたばた暴れだす。
けれど抗議の言葉を紡ぐためのその一瞬の唇の間を、狙ったように舌を忍び込ませ、嬲り、蹂躙する。
熱い口内・・・はずむ息。
「ん、・・・んーっ・・・」
逃げる舌を追う。追いついて、からめとる。
「・・・ふ・・・」
必死に身体を離そうと突っ張っていた腕はいつしか折りたたまれ二人の身体の距離を近くしていた。
力の抜けた指先に気をよくして、ピタリと足のラインにそったシルクのパンツを上からなぞる。
子供のような高い体温・・・。
形の良い脚を膝から腰へゆっくりと撫でると細い首が反り返った。
「・・・ぁ・・・ちょ、ちょ・・・っと・・・ゆ・・り・・・」
「ん・・・・・?」
唇を離し、再び前髪をかきあげながら額に軽くキスを落とすと
「ま・・・待てっ 友理・・・冗談が過ぎ・・・」
乱れた息の中から、それでも必死に取繕おうとする、声。
「――冗談?」
額をくっつけて至近距離で、問う。
「冗談で俺が、こんなことするような奴に見える?」
「・・・・・」
「大体、毎夜毎夜同室で寝ていて・・・おまえ俺のことをよっぽどの朴念仁と思っているだろ」
「へ・・・」
619友理×仁希:2005/06/11(土) 02:00:12 ID:EE0pcwCK
サイドの髪を指にからめながら、唇を首筋へ移し軽く吸い上げてみた。ぴくり、と身体が跳ねる。
「本当はさ・・・健全な男子高校生ともなれば、これくらい当然の反応・・・」
「ぁ・・・ちょ、ちょ・・・と」
抗いの言葉をあげる唇をもう一度ふさぎ、持ち前の器用さで難なく彼女のベルトをはずす。
ベストをたくしあげ、2〜3度ゆるやかに胸のふくらみを探る。そしてそのまま・・・掌をさらにもう一枚下まで忍び込ませた。
少年と間違われたままなのをこれ幸いにコルセットもつけていない彼女は、ブラウスを捲ればもう素肌の感触・・・。
「・・・ゃ・・・」
見るからにプクプクと美味しそうな肌を持っている仁希の身体は、本当に滑らかな手触りだった。
ウエストをそろりと撫でて、少し抱え上げて浮いた背中をさする。
「お・・・い・・・ゆー・・・り・・・・・・ま・・・」
そしてそのまま目指す柔らかな丘までもう少し、というところで
「ま、待てっ!待て待て待て待てーーーー!」
まるで酔いからたった今覚めたとでも言うように、仁希は強い意思を瞳に戻して、再び俺の身体を突っぱねる。
「・・・何回言う気だよ」
「こ、こんな・・・あのな、・・・えと・・・シャ、シャワーも無いような、あ、そ、そうだ、避妊もできないような時代に!!」
「へ・・・」
「そんな、おまえ、煩悩様のままに突っ走っていいと思っとんのか自分さえよければそれでいいのかーーーーーっ」
620友理×仁希:2005/06/11(土) 02:00:55 ID:EE0pcwCK
・・・鳩が豆鉄砲食らったような。
傍から見れば俺は一瞬、きっとそんな表情をしていたに違いない。
だが如何なる時もわりと冷めている性分、かろうじて醜態はさらさずにすんだ。
「・・・なるほど・・・一理あるね・・・」
「・・・・だ、だろ・・・?」
まぁ確かにこのまま激情に身をまかせたとして・・・リスクを伴うのは圧倒的に女性のほうだ。
俺は仁希を傷つけたいわけじゃない。いや、でもね仁希・・・
「・・・・・」
「そ、そんなふうにフツーの男子生徒に見せかけて、実は友理君は実年齢以上に紳士なのを私は知ってるよ、うん。
そうだろ?そうだよな、そうだといえ」
つまり、この超リアリストなお姫様には、キスの一つや二つでは魔法はかからない、と。
「・・・・・・・・ク」
ククククク。あっはっはっは。
とうとうこらえきれなくなって、そのままゴロリと仁希の脇に背中を投げ出し、大声で笑ってしまった。
ダメだこりゃあ・・・やっぱり、あっさりさっぱりすっきりの大和民族にデカメロン的閨物語はほど遠い・・・。
621友理×仁希:2005/06/11(土) 02:01:40 ID:EE0pcwCK
「い・・・いつまで笑ってんだよ!!」
「ぐぇっ」
そんなふうにすっかり油断していたところを、仁希に腹の上に馬乗りになられて、ポカポカっと殴られる。
「いてて・・・わ、わかった、悪かったって!悪戯が過ぎました!だからもう仁希やめ・・・」
両腕を掴むと、ぜーぜー肩で息をしている。
おいおい体勢としてはこれも結構刺激的・・・とは思いつつも
ちょっと涙目の仁希の顔に、少しいじめすぎたかな、と反省して苦笑する。
「ま・・・でも、これくらい元気があるなら大丈夫か」
今度は怯えないように何気なく手を伸ばし、乱れた髪を直してやる。
「え・・・・」
「ちっとはHP、回復したろ?」
目元をぬぐってやると、やはり思い当たるところがあったのか、だがそれでも唇をとがらせて反抗する。
「な、慰めるにしたってもっと別のやり方があるだろう」
「んー、慰めるってのは、後付けだけどね。実は心底、残念・・・『あわよくば』って言葉あるだろ?」
「友理!」
「でも、さ」
再び大きく振り上げられようとする手首を慌てて取る。そして。
仁希の掌を、俺の心臓に当てる。
「・・・生きてるって感じがしないか?ほら、こうやってると」
「へ・・・」
「体温とか、鼓動とか」
「・・・・・」
今更虫が良すぎるかな、と思いつつもまるで最初からそれが本意であったかのようににっこりと笑ってみせる。
実はさっきので幾分鼓動が早くなってるのだけど・・・まぁかまうんもんか。
「・・・心臓の音聞くと気持ちが落ち着くって話、知ってるか?」
「・・・・・」
腕をとって、もう一度やんわりと抱き寄せる。
「・・・つまりさ、しんどい時くらい、こんなふうに人に縋ってもいいんだぞ・・・?」
暖かな沈黙。自分の心臓の音もやけに大きく感じる。
仁希も素直に鼓動に耳を澄ましているのか、息遣いも段々密やかになった。
やがて、胸のあたりに小さい熱が一定のリズムで落ち始める。
・・・仁希は少し、泣いているのかもしれなかった。
622友理×仁希:2005/06/11(土) 02:02:36 ID:EE0pcwCK
気づかないふり、見ないふりでそのまま静かな夜は過ぎる。
仁希の身体の重みが心地よい。サラサラした髪を時に弄び、呼吸をそっと、合わせてみる。
暴れた上に感情の昂ぶりも手伝って体温が上がっているからか、髪からは薔薇の香りがする・・・香油かな?
そうしてしばらく髪を撫でていると、やがてスヤスヤと寝息が聞こえてきた。
おいおい・・・頼むよ・・・あんなに手厳しく俺をやりこめておいて、この状態で寝るか普通!?と一気に脱力してしまう。
「仁希おまえね・・・安心しすぎ。襲うぞ」
しかし当然反応は無い。
幼馴染って、こういう時、不利なんだな・・・とため息をつきつつ、
ま、いっか・・・と彼女の頭に顎を寄せながら、そっとシーツを手繰り寄せた。



俺たちは放り込まれたこの歴史の波の中で、この先どうなるんだろうな―――。
だけど何があっても、こいつだけは守ってやらなくちゃ・・・仁希の暖かい体温を感じながら
友理もまた、眠りについた。






623602:2005/06/11(土) 02:04:31 ID:EE0pcwCK
果たして健全な男子高校生相手でこの状況は可能かとちょっとためらいましたが
結局、やはり未成年カポーということもあって自主規制・・・
(加えて、中世の諸事情が結局よくわからんという壁もあった)

短い上にエチー少なくて、物足りなかった方には申し訳ない。。。
もっと男らしい友理を妄想してるバビロンファンの方は・・・どうぞ、後に続いてみるとかどうでしょう?

読んでくださった方ありがとう。
お粗末様でした。



【訂正】
最初、友理の一人称を「僕」で書いていた為(なぜかそんなイメージだったらしい)
・・・後で本誌読み返して「俺」だって気づいたので書き直したのだけれど、
それでも前半部は「僕」やら「俺」やらごっちゃになっております・・・。
読んでて気持ち悪かった人ごめんなさい。
皆様の頭の中で統一しながら読んでくださるとありがたいです。
624幼ななじみとは:2005/06/11(土) 02:09:11 ID:EE0pcwCK
あ・・・入れ損ねた。おまけ妄想。(622の続き)



「それにしたって・・・昨夜の台詞・・・拒むにしたってもっと色っぽいこと言えよなー」
「・・・何だと?」
「でもおまえのの理屈で言うとさ、元の世界に戻れば続きやっても問題ないってこと?」
「〜〜〜調子に乗るな!」ポカッ


625名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 02:25:51 ID:+WRWOZwr
GJ!!
エチー少なめでも逆にらしくて良かったですよ!
リリシズムやロマンティシズムに一生縁が無い女、と言われるだけのことはあるな仁希ちゃん。
友理はちょっぴり可哀想でしたが。
超リアリストなお姫様にはどうやったら魔法がかかるのやら…。
626名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 02:28:53 ID:+dMGPGiQ
>602 様
超GJ! 一週間お待ちしてた甲斐ありました。幸せ〜
このコンビ(……いや、カップルか)ってまさにこうだよなあ。
お疲れ様でした、そして、ありがとう602様!
627名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 19:44:06 ID:PnEyqAmX
>625
どうやっても魔法にはかかってくれないのでやむなくお坊ちゃまは理詰めで説得にかかるのでは。

「だからだなー、別段肉体的欲求からくる止むを得ない事情でどうこうしようというんじゃなくて、つまりだな、男だって精神的な要素というのは必要なわけで、ということは」
「止むを得ない事情がないのなら別段無理して行為に及ぶことはないだろう」
「いやだから無理をしたいんじゃなくて…」
「だったらする必要はないということだな。よしよし」

もうちょっと長く議論を続けるつもりが、あっさりきっぱり仁希ちゃんに断られてしまった…
ここはむしろ仁希に迫ってもらうしかないのか…ありえねえ…
628名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 23:17:36 ID:i6RC9WMi
「避妊もできないような時代に!!」ワラタw
短いのに色んな要素が盛り込んであってステキー
仁希さんいい男になりそうだ…
629名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 23:18:15 ID:i6RC9WMi
はっ忘れてた>>602さん超GJ
630名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 01:17:49 ID:6LhzeVeX
遅くなりましたが、562さん&602さん超GJ!!
どっちもちゃんとカーラ教授のイメージが出てて素敵です〜。
631名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 02:20:08 ID:3S5SGYro
)602さん乙〜

原作そのままの二人がとてもよかったでした。

友理がお預け状態でカナーリかわいそうでしたが、朝元気になったときにその勢いで…とかしてたりしてw
(高校生なら朝お元気ってことは十分あり得るだろ)
632名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 02:48:43 ID:snrWwFu/
602さん激しくGJ!! 

>631
仁希はベルト外れてはだけ気味のまま寝ちゃってるしな(w
でもああ言う理屈で引き下がってしまった以上、紳士の
友理クンにはもう手は出せんとも思う。
とはいえ、最後までしなきゃいいだけなので、ぜひ友理には
仁希に迫りまくって欲しいな。

あーしかし本編の続きも読みたいナリ。
633名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 15:41:09 ID:ZTbgOnk8
>632
バビロン、続編読みたいっすねー。
文庫版でルクレツィア兄妹編完結させちゃったから、これでシリーズ終了、ということにしてしまったんだろか?
あの二人にはもっと色々な時代を飛び回って欲しかった…
634602:2005/06/13(月) 02:36:14 ID:570JZN4G
感想くださった皆さんありがとう。
バビロンファン、結構いらっしゃったのかな。

自分は仁希の、あの元気のいい毒舌家なところが大好き。
友理クンは、落とすつもりならやっぱもう少し頑張って貰わないと??

本編、私ももっと続いて欲しかった・・・
ss書く時読み返して思ったけど、内容が濃い割には意外と主人公達の動きは淡白だった気がして。
でもキラ+ナッシュのこともあるし、再開も夢では無いよねー・・・と思いたい。
635名無しさん:2005/06/15(水) 23:21:52 ID:1iyMvGpt
遅まきながら602さん乙です。
寸止め(?)に、よりいっそう激萌え。それと本編続きもキボン。

なんつーかバビロンが気になるのは、友理の側にしても
恋愛感情的なものはあるんだけど、仁希の父ちゃんが
亡くなった時に何もできなかった悔しさとか、仁希に
恋愛志向が全然なさそうなこととかのために、
友としての仁希、仁希の友としての自分の方が勝ってて、
でもそういう関係が物語が続いて行くに従って変わって
行きそうな予感を読者に与えるからじゃないかと思う。

もし指輪に出会わなければ、食欲魔人みたいに
「もー俺しか残ってないじゃん、だから結婚しない?」
攻撃を友理がかますまで延々と進展しなさそうな二人だし。

・・・だから続編書いてくだちい、かーら君・・・
カエサルとか無敵艦隊とかどうでっか?

ハッッ! ここはエロパロ板だった!
ついつい暑苦しく語ってスマヌ。脱兎!

しかし最近、ほんとに人が減っちゃったね、ここ。

636名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 01:21:11 ID:5bFp/oHR
たぶん、ひっそり見てる香具師は多いかとw
637名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 19:51:25 ID:oTMT/RDm
熱いねぇ635タソw

板全体が過疎気味だしねぇ。私も最近絵板に流れてたり。
でも見てるよー見てるよウフフ
638名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 23:58:19 ID:Zw00Id+E
ノシ
ノシ!
ノシ!!
ROM専ですよ。
神の降臨まってます!
639名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 02:16:12 ID:3001i1bW
ノシ もひとりいます。

このスレから覗かせてもらってますが、メイプルズカレンダーみたいな熱い語りがもう一度みたい…

にしても世の写真週刊誌の記者さんたちは、いかな監督とコーチといえど男女が四六時中びったりひっついてるのをみて記事にしようという気にはならんのだろうか?
甲子園時代の2ショットとか探し出してきて昔っからお熱かったのねーニヤニヤみたいな記事書かなかったのだろうか
…とかいうモーソーがこのスレ見てから止まらないんだよう(ノд`)゜・゜
640名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 17:17:44 ID:adCEOJ/k
ノシノシノシノシ
職場から危険をおかしつつそれでもROMってます。
今までの神へのご恩返しに、何かいっちょ書けたらいいんですが…難しいよ。
神々に改めて感謝。いつかでいいから、また気が向いたら降臨してくだちい。
641名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:00:04 ID:/0bdJLpL
ところで、今まで「スカートはいた男は(ry」の江藤君ネタはないわけだが。

「秋好、これ着てみないか?」
「(…またか…)」
自分が着る代わりに、秋好さんに柔らかふわふわな萌え服を着せたがる
ようになった江藤君…ではいけないだろうか。
642名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 02:06:28 ID:N9Zo8fx3
「なんて愛らしい(服が)んだっ…!」→抱擁

までは楽にいけそうだけどいかんせん服が脱がせられないな。
いっそ着衣プry
643名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 08:37:08 ID:yCVJFa8k
ふと思いついたんだが…

江藤君と秋好さんをひっくり返してみたらドウだろうか。
つまりスカートの江藤君に対抗して詰襟な秋好さんで倒錯プレイ…

誰か書きません?(自分じゃ書けないもんでネタ振りだけで…)
644名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 11:03:59 ID:BRtQl0YT
ふわふわのフェミニン服にあったカワイイランジェリー(薔薇色のリボン付き)というのはどうですか?

645名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 01:02:21 ID:hqv5YJYw
>>643>>644ごめんね(それまだ読んでいないのだ)、
とりあえずあげてきます
646名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 22:29:12 ID:jaFs/TD6
「月夜のドレス」だろ?
「メイプル」の前作「甲子園の空に笑え!」に収録されてる。

「美貌の果実」ネタはよくあるが、「大地の貴族」だと、ギャラリーに
バースやフォンタナゴールドが!!
牛馬に見守られる新婚初夜w
647名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 22:32:57 ID:467v6O0L
>646
川原作品にあるまじき(失礼)純情可憐ヒロイン郁子お嬢さんにあまりにそれは酷い仕打ち……
648名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 00:35:14 ID:gBquQRnU
あの作品は馬×牛がアリなんだ!という意味では新境地だった
649名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 11:03:03 ID:/D2qsGVV
>646
「牛が、見てる…」
650名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 21:05:06 ID:xdTyvChu
ハムとかにされちゃう豚もいるんだよね・・・たしか。
651名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 21:12:38 ID:xKUemQrW
バースは雄牛で、チーズもミルクも産出できないが
ハムにならずにすんでるということは、ヤツは繁殖牡牛なんだろうか。
なんてこったハーレムじゃないか。
652名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 21:20:59 ID:wJvZKbDk
おおーハーレムー!「バースの日常」を誰かぜひw
653名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:53:30 ID:7VSc283o
シキ×チョウヒリュウor兄ちゃん
ソノオ×少年
ハネキ×呉服屋のしんさん
リオ×ゲームソフト会社の社長(←名前忘れた)
誰かぜひw
654名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 12:34:31 ID:MeV5oq9o
羽ちゃんと信さん・・・
655名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 20:14:14 ID:ndRam1t/
ソノオ×少年の「少年」って誰だろ?
656名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 20:43:40 ID:EHttyQPU
織人だろう。
657名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:29:45 ID:y7lNMzX/
少年はオリトでしょう。
羽ちゃんと、あえて信さんってペアがいいね。
658名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 02:22:49 ID:U6R0/RqG
>>653
支援所逝ってひととおり読んで来なされ。(>>2参照)

それから言おうね。
659名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 03:04:16 ID:hNJQayOE
>>653

つか、キャラ名くらいはちゃんと書こうよ…。
いくら何でも「ゲームソフト会社の社長(←名前忘れた)」は失礼でしょうよ(;´д` )
660名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 13:55:09 ID:IOg+uBQM
仁科夫婦の仲直りHが見たいな〜。
思うに記者さんたちが監督とコーチが未婚の男女で始終一緒にいるのに記事にもしなかったのは
皆仁科夫婦の動向に注目してて
夫婦対決とか復縁の可能性はとかそっちのほうばかり記事にしてたからじゃないかと。
661名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 21:23:46 ID:HGUXlWI7
仁科夫婦の仲直り、妄想が広がる。

案1 花束もらった直後、札幌の宿にお持ち帰り
案2 シーズン終了後自宅マンソンで
案3 MVPを貰っちまった紘子さんを授賞式会場のホテルで激しく祝福

書けないがな…
662名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 21:35:18 ID:zyNARbUo
>>661
アイデア4 揃って受賞したベストナインの表彰式で周囲のおせっかいから
      並ばされ、はやし立てられる内に盛り上がって…

無理あるかな・・・
663名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 22:17:29 ID:Sw46ihgh
>>660
ナイス推理だ

個人的にはアイディア2がいいかなー。
シリーズ終了後に花束を持って久しぶりにマンションを
訪れる紘子。
慣れた手つきで紅茶を淹れる旦那。ふと目をやると
写真たてには笑顔だった二人の写真が
ぎこちない会話、うつむく二人。

〜中略〜

で熱いラブシーンとか!
中略がさっぱり思い浮かばないがw

664名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:49:45 ID:IOg+uBQM
紘子さん原作中でダンナのこと「アンタ」とか「貴様」とかくらいしか
呼びかけてなかったんだよね。
離婚考えてたんだから仕方ないけど。
最高レベルで「仁科投手」。
>>663の「中略」部分ではぜひ紘子さんに一言、「・・・あなた」と言っていただきたい。
妻から夫への万感の想いをこめて。
その一言に目を丸くする夫、
恥じらいながらも微笑む妻。
その後の二人は・・・花瓶に生けられた薔薇の花だけが見ていたのさ〜w
665名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:01:27 ID:7UIHS2i2
>>664
でも翌日のスポーツ新聞にはデカデカと、
「仁科(妻)、深夜に仁科(夫)のマンションを訪問!」
とか書かれてしまうんでしょうなw
二人がヨリを戻すかどうか無責任にコメントされたあげく、
「半年ぶりだから燃えたでしょうねぇ」とか書きなぐられて。
まぁダンナの方は慣れているかもしれないけどw
666名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 19:33:07 ID:ke94jARS
>665
はげしくハァハァ
週刊誌を読み恥ずかしさのあまり怒った紘子さん
そんな紘子さんをなだめすかしてベッドに連れ込む夫
667名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 20:41:16 ID:qF4VXY0I
>>ダミアン

そして紘子さんが寮に帰ると、ナインが妙にそわそわしていたり
目を合わせようとしないので、「??」と思っていたら、寮のロビー
の雑誌棚に件の週刊誌がw

まぁスコットとエドワーズは「HAHAHA! 気にしない気にしない!」
と言ってくれるだろうし、大人組もまぁ問題ないと思うけど、4つ子
あたりはきゃあきゃあ言っていそうw
668名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:24:53 ID:HjDawaW7
誰かいまつか?サミシイヨ・・・
669名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 00:55:35 ID:NQVhzPHR
ノシ
670名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 03:49:34 ID:XDraPmzK
|ノシ
671名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 12:07:58 ID:Lf8DrWVg
ノシ

今からバビロン読み返します。
文庫の最後で現代に戻った友理は
きっと本願を成し遂げたんだ!と想像しながら読んできます。
672名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 12:09:15 ID:0rvF8oN6
ノシ
673名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 22:00:49 ID:Yc7VpgD1
4人か…
674名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:24:56 ID:gCRGsh/Q
>>673
ノシ
675名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 00:44:41 ID:mzjo5MfE
ノシ
676名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:39:42 ID:JgGOz2bB
ノシ
>671 しかしやっぱりドタンバで仁希に言い負かされる気が…
677名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 02:28:42 ID:F7vj4HIf
ノシ
678名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 23:20:27 ID:WqJg48s8
ノシ
679名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 00:01:08 ID:QXDElbEp
ノシ
680名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 01:06:29 ID:r1hIQ4eV
夜中にこっそり・・・。
「花に埋もれて」
です。
原作のラストの続きのつもりで書きましたので
ちょっとわかりにくいところがあるかもです。
そしてエロが無いです。ごめんなさい。


681花にうずもれて:2005/07/14(木) 01:08:30 ID:r1hIQ4eV
花乃子は泣いていた。

広瀬の家を飛び出し、めちゃくちゃに走った。
細い路地へ続く階段につまずき、花乃子はそこへへたり込みひざを抱えて顔を埋めた。
その周りには後から後から花が溢れ出すように舞っている。
溢れた花は彼女の周りを囲い、その姿を覆いつくそうとしていた。
(お父さんのせいでもお母さんのせいでもない、でも、でも私、どうしてこんな風に生まれてきたんだろう。
異常で非常識で…)
美貴という女の子に言われた言葉は花乃子の心を深く抉り、いつまでも傷つけていた。

飛び出した花乃子を追いかけて家を出た広瀬は、彼女をすぐに見つけることができた。
彼女が通った場所には花が点々と落ちている。
ヘンゼルとグレーテルみたいだな・・・
拾った花をくるくると指で回しながら、彼は小さく微笑んだ。
やがて階段の中ほどに花の塊が見えた。それは小さく震え、その度にはらはらと花が舞い落ちた。
「花乃子ちゃん…」
花の塊はビクリと震えたがそれ以上は動かなかった。
682花にうずもれて:2005/07/14(木) 01:10:32 ID:r1hIQ4eV
「花乃子ちゃん、美貴が酷い事言ってごめんね」
広瀬は塊に近づくと花を取り除くように払い、花乃子を発掘し隣に座った。
ふわりと風が吹いて、落ちた花が揺れる。
「…」
小さな嗚咽に広瀬の胸も痛み、ゆっくりと優しく頭を撫でる。
「…です…ら…」
「え?」
か細い声が聞き取れず問い返すと、彼女は洟を啜りもう一度繰り返した。
「言われた事は…本当の、ことですから…」
切れ切れの言葉の意外な冷静さに思わず彼女を見つめる。
俯いたまま袖で涙を拭いながら花乃子は続ける。
「異常とか、非常識とか、妖怪とか…だって、こんな体質、おかしいですから…」
ははは、と乾いた笑いがもれる。
その言葉に広瀬の表情が曇るのを俯いたままの花乃子は気づかなかった。
「もう落ち着きました…私、帰ります。ありがとうございました」
泣いた跡の顔を見られないように立ち上がり、スカートの砂を払う。
もうこれ以上、ここに居たくなかった。彼が優しい分いたたまれない気持ちになり、逃げ出すように
身を翻すその腕を強い力が引きとめる。
思わず振り向くとまっすぐな眼差しが花乃子を捉え、彼女は反射的に目を逸らす。怖い、と思った。
広瀬は立ち上がり、掴んだ腕を引き寄せその胸に彼女を抱いた。
息が詰まるほどぎゅっと抱き締められ、彼のその突然の行動に驚き、身を離そうと腕に力を込めても
びくともしない。
683名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 01:15:34 ID:V1yR4S5W
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +
684名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 01:18:08 ID:DcuChyHp
ワタシモテカテカシナガラマッテマツ
685花にうずもれて:2005/07/14(木) 01:20:05 ID:r1hIQ4eV
「そんなこと言っちゃ駄目だ」
「あ…あの……?」
「僕はそんなこと思ってない。家庭教師も辞めない」
普段ほんわかとしている広瀬とはまるで別人のように、きっぱりと言い放つ。
花乃子はどうしていいかわからずただ、彼の服をぎゅっと握った。
広瀬は腕を緩め、涙が乾ききっていない花乃子の頬を両手で挟む。泣き止んではいたものの、瞬きのたびに睫毛に
涙が光る。その表情に笑顔は無かった。
広瀬は思う。
  (初めて花乃子ちゃんの笑顔を見たとき、嬉しかった。花が湧き出したのを見たときはびっくりしたけれど、
笑顔がなんて可愛いんだろうって…多分そのときから、いや、その前からきっと好きだったんだ。
だから僕は、あんなにも彼女の笑顔が見たかった…)

頬が温かい。花乃子は目を閉じた。
やがて唇が触れた。柔らかいキスだった。
花の香りが一瞬、濃厚になる。

686花にうずもれて:2005/07/14(木) 01:24:30 ID:r1hIQ4eV
再び抱き締められたが、花乃子は逆らわず温かな胸に頬を埋める。
その頬に優しい律動を感じて再び目を閉じた。
「花乃子ちゃんのその体質、とても素敵だと思う。・・・僕は、好きだよ」
「広瀬さん…」
頭の上から舞い降りてくる優しい声に胸が熱くなる。
抉られた心の傷に、そのやさしさが降り積もる。花のように静かに、ふんわりと。
嬉しくても涙が出ることを花乃子は生まれて初めて知った。
心の底から湧き上がる喜びにありったけの感謝を込めて彼を抱き締める。
「ありがとう…」
花乃子は微笑んだ。

ひなぎく、姫百合、桜草、スミレ、しゃくなげ、ノウゼンカズラ
桔梗、水仙、沈丁花、アマりリス、プリムラ、バラ、フリージア、スイートピー・・・

再び花が溢れ出し、二人は花に埋もれたまま、もう一度キスをした。
 
終わり

687681:2005/07/14(木) 01:29:56 ID:r1hIQ4eV
な、なんと!人がいた!お恥ずかしい!!
お目汚しすみません。
テカテカしてくださってありがとうございます。次もし、書けるならエロいのがんばります。
688名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 02:08:41 ID:URG/Coyy
>681 様
乙でした〜 ほのぼの可愛くてエロなしでも全然嬉しく拝見しました〜

でもエロも待ってまつw
689名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 04:28:53 ID:0+9p1fK7
夜中にいいもん見させていただきました。
681様、ありがとう。
690681:2005/07/14(木) 07:10:01 ID:r1hIQ4eV
688様、689様
ありがとうございます。スレタイに相応しいものが書けるように妄想全開で
がんばります。
691名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 08:37:48 ID:V1yR4S5W
>>681さん
花に埋もれてらしい、優しい微エロで良かったです。
692名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 23:34:58 ID:MNOXYD35
保守ageしときます
693名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 13:19:52 ID:eerO/6RD
>>681
乙でした。

イマイチ盛り上がりが寂しいので、夏休みの友理宅で一緒に受験勉強中の仁希をどのようにベッドに連れ込むかで勉強が捗らない友理など妄想中〜。
友理の家の方がデカイから親にバレずに襲えそうだなw
694名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 01:38:32 ID:dEBI3IrJ
>693
友理は自宅に親のいない隙を狙って食い物やクーラーで仁希を釣るんだろうなあ…
でも家に連れ込んでみたのはいいものの、仁希に昼ごはんつくってもらって
うっかりほのぼのしてる友理とかもかわいくていいかもしれん…ってここエロスレか。
仁希のつくったふろふき大根くいたいっす。
695名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 01:56:47 ID:Vk05LYWw
保守
696名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 14:08:33 ID:11x+5LMl
(ボソリ)
神様、バナナムーンでひとつ・・・
697にーちぇ:2005/08/03(水) 22:05:10 ID:CMjEHgCr
神は死んだ






・・・って感じ・・・?
この廃れっぷり・・・
698名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 00:12:44 ID:8sfrahj6
マケマケの神様〜〜〜〜〜っ!!
699名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 18:59:04 ID:koz9zrTt
書いてはいるんだが、どうにも話が進まない。
ちなみにカップリングはこれまで未出のもの。
頭の中ではプロットがある程度完成してるのに
それを文章化するのとシーン展開でつまづいて…orz
700名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:43:38 ID:n8kzrUee
>>699さん、ゆっくり待ってます。

自分も少し書いてはいますが、遅々として進んでません…orz
701名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:42:19 ID:W6V724Up
改めて、サクサク書き上げれる人ってすごいんだなぁ

殿下(森江先生)・・・
702名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:18:28 ID:b42HFbBX
>701
殿下はほら、可愛い妹が鬼のようなカオして締め切り破らんよう見守ってるからさ…

しかし殿下って川原作品ではかなりくだけた人柄に見えるのは気のせいでしょうかね?
口調がかなり庶民な妹に近い気がする…
703名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 16:57:28 ID:SjzuwJa4
>>702
実は史緒さんこそ伯爵家の顕子様の血を色濃く受け継いでいて
殿下のほうがお母さんに似てたりね〜

殿下、出版業界が不況になってポルノ路線にとか走らないのかな?w
そんで挿絵は吉川さんとこのみすずさんに描いて貰うのですよ・・・
(でもモデルが腕立て伏せの弘文さんだとすると・・・そこはかとなく殿下自身にも似てる絵になるかもしれないw)
704名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:00:31 ID:4l3eDAQl
>>703
たしかに内面ではそうかも。
史緒さんとおなじ猫かぶりだしね。
705名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 02:22:15 ID:58fhbYeN
>703
経験豊富な殿下のこと、さぞやリアリティのある小説になるのでは。
教師と女生徒とか、お守役とお嬢様とか、身近にいい題材もあるしなw

しかし殿下は史緒さんを引き取る直前まで顕子様と同居してたんだよな。
遊び歩いたり締め切り前によれよれになってたり、そういう孫息子を見て
顕子様は何もおっしゃらなかったのだろうか? ちと不思議。
706名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 17:28:08 ID:X5AKkuhi
>703>705
史「にににに、にーちゃん、なんだこの新作の設定はっ展開は!!!」
殿「あ、それ?新境地でしょ〜 売り上げも好調なんですよv」



さて殿下が新たに大当てしたシリーズものとは!?
@教師と女性徒の禁断の愛
Aお嬢様と使用人の禁断の愛
B実の血をわけた兄と妹の禁断の愛


・・・すでに使い古されたかのようなお約束的な設定の、しかし巧みな登場人物の心理描写と
生活感溢るるリアリティにコアなファン続出!
すでに昼ドラ化される噂も出ているとか・・・
707名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 18:28:29 ID:4uaIIkST
>>706
お昼のドラマだったら、そうエチーな展開にはならないんだろうなぁ
それは残念・・・
708名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:24:07 ID:qvSXrvF9
>>707
むしろ昼ドラこそドロドロナマナマしている気が……
709名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 00:39:39 ID:OliO2zNG
昼ドラってドロドロナマナマしているのですか・・・
川原漫画とはほど遠いなぁ

殿下の作品がドラマ化されるなら
是非あの猫かぶり3娘をスチュワーデスか温泉芸者にして殺人事件を目(以下ry

あ、そしたらちっともエロじゃないかw
こうなったら露天風呂ミステリーで温泉ポロリか
710名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 00:46:19 ID:R4Wve8T3
唯一にして最大の問題点は、ポロリできるほど乳がな(ry
711名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 17:28:03 ID:OliO2zNG
だいじょぉぶ!キャスティングには豊乳の人を採用しましょう!

でも史緒さん似でナイスバディな女性を起用すると殿下が手をつけてしまうかもしれません・・・
そんで史緒さんもヤキモキ

兄妹だってジェラシー感じるくらいはアリだよね
聡明な史緒さんがへそ曲げるとこ見たいな
(敦子様の時はクールすぎてイマイチ物足りなかったヨ)
712名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 18:23:41 ID:04i9OxRM
>>706

「にににに、にーちゃん、なんだこの設定はっ!?展開は!!!」
今年の春から社会人として毎日霞ヶ関に通勤している史緒さんは一日の勤務を終えて帰宅した途端、
徹夜明けの人気作家森江先生にできたてほやほやの最新作を手渡され泡を吹きそうな勢いで怒鳴った。
「あ、それ?新境地でしょ〜。売り上げも好調なんですよ。」

なぜそんなに嬉しそうなんだ!?
新境地もへちまもあったもんじゃない。

「ここここれ!これ、私たちじゃねぇか!」
「そうですよ。」
にこにこと悪びれもなく笑う殿下に史緒さんの怒りは頂点を突っ切って一気に日本海溝へと沈んでしまった。
「もう…いい……」
「どうしたんですか?」
のどかな兄の声を黙殺しずんずんと廊下を踏みしめて自室の前までくると
「絶対入ってくんなよ!」肩に手を伸ばした兄に向かって言い捨てるとドアを思いっきり閉めた。

新作の内容は使い古されたお約束的な設定の兄妹愛がテーマだったが、
登場人物の巧みな心理描写と生活感溢れるリアルな筆致で読む者を引き込まずにはいられないものだった。
これならまたベストセラー間違いないだろう。
だけど。
だけどさ…
私たちには絶対にあり得ないよな、兄妹で愛し合うなんてさ…

スーツ姿のままベッドに突っ伏した史緒さんは、
叶うことのない思いを再認識させられた悔しさに声を殺して泣いていた。

…ROM専なんですがちょっと出だしを妄想してみました。
神降臨までのお茶受けにどうぞ〜
713名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 11:50:35 ID:4Rb+K9WU
>>712
ちょっとセンシティブな史緒さん・・・むしろそっちの展開のほうが昼ドラ的〜
でも川原漫画の主人公って、哀しい時はこっそり泣きそうで
そのへんがぐっとくるね
花乃子ちゃん然り、秋吉さん然り

どうか史緒さんもハッピーエンドでいて欲しい
兄弟間でムニャとは言わないから、にーちゃんは妹のもの、妹はにーちゃんのものって感じで
独占欲マンセー、馴れ合いおおいに結構、とにかく幸せになってくれ〜
714名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 18:14:03 ID:jCojQSYA
>>713

なんとなく続き
今回は殿下の視点から

新作を読んでから史緒さんの様子がおかしい。
毎日残業だとか付き合いだといって私と顔を合わすことを避けているような感じがする。
確かに兄妹でムニャムニャというのは道徳的に外れてるし、
史緒さんは口ではえらそうなことを言っているけど
あの年になっても男と付き合ったことがないような純情さだから仕方がないのかもしれない。

『本当に史緒さんとそういうことになってないでしょうね?』
俊介さんやロレンス先生から事の真偽を糾すような電話が相次いで来たことを考えると
新作の内容は真に迫っていたということだろう。
作家としては最高の賞賛と取ることもできるのだが…

生まれた時から一緒に育っていればこんな妄想に取り付かれることもなかったのかもしれない。
暮らし始めた時はどう接していいか分からずトンチンカンなこともあったけれど
よく笑いよく怒るくせに人前で泣かない彼女に妹以上の感情が芽生えたのは
史緒さんが大学受験を終えたころだっただろうか。
何度も何度も血の繋がった実の兄妹だと自分自身に言い聞かせた
辛い想いをそのまま書き綴っただけなのだから。
「笑って許してくれると思ったんですが失敗でしたかね…」

史緒さんの笑い声のない静かな屋敷でひとり心を悩ませるのだった。
715名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 23:01:49 ID:VBaVd/m+
あ、712はちとアレだったが、714の展開は結構私好みだ・・・。
スレスレの愛って、萌へ。
716名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 09:19:58 ID:r+GZfwOv
楽しみに待ってるので、じっくりと練って書き上げてください。
717706:2005/08/11(木) 18:09:34 ID:OH9aspMw
あっすごい、文章になってるー!>712・714

>「笑って許してくれると思ったんですが失敗でしたかね…」
なるほど殿下ってこういう感じ
妹を深ーく愛してても、なんとなくネタにしてしまいそうだもんね@夢だっていいじゃない
私もそんなギリギリな愛萌え

でもやっぱ哀しむ史緒さんは見たくないかな
いっそ史緒さんには自分の「にーちゃん命(?」な気持ちに気づかないでいて欲しいかも

だとすると昼ドラではなく朝ドラでむしろコメディ路線かな?
(ああそうするともう完全にエロまでは無いなw)
718名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 19:30:16 ID:s3ppBp/A
殿下原作ドラマの女優にヤキモチ焼く史緒さん萌えw
で、史緒さんは無意識だな。絶対。
「何かわかんないけど、腹が立つ」みたいな感じで。
719名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 20:35:11 ID:jct6b3hd
先日、「所ジョージとおすぎのトホホ人物伝」とかいう番組で、
カーラ先生の「殿様は空のお城に〜」が丸パクリされてましたな。
いいのかなあテレ東。
720名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 22:05:53 ID:y8Xc/Yxv
>>719
大奥の利用法とか風呂の辺りだね。
何か既視感があるなぁと思ったらカーラさんだったか。
たまたま文献とかが一緒だったんじゃあと、好意的な見方をしてみたが・・・
721712・714:2005/08/17(水) 13:26:20 ID:kRHOyt3t
神降臨までの場繋ぎになればいいなと
思いついたものをちょっと書き込んだだけなのです

カーラ作品好きで読んでいたのは10数年前…
単行本もすでに処分してはるか昔の記憶しかないんですけど
もしかして続き書いた方がいいんでしょうか?



722名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:49:41 ID:SXqvvcUh
あらん同じ方だったのですか。
もちろん義務ではないですが、素敵設定だったので
続きが読めれば嬉しいです。

が好き嫌いが分かれるらしいカプなのでネガティブな
意見に傷つくタイプならやめといた方がいいかもだ。
723名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 08:43:02 ID:lcuGoqTe
続き書いてください!
724712・714:2005/08/18(木) 11:12:16 ID:mHTaPbG7
>が好き嫌いが分かれるらしいカプなのでネガティブな
>意見に傷つくタイプならやめといた方がいいかもだ。
ここはROM専だっただけで他板では書き手やってますので心配無用です。
ではがんばって書いてみます。(たぶんエロなしですが)

SSではなく萌えシチュのつもりだったので
もし続きがあるのかと思われたらどうしようかと…
以上誘い請けっぽくなったいい訳でした。
725名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 00:35:20 ID:D33XqfAa
ロレンス×柚子が読みたいです読みたいです読みたいです。
希望を書きなぐりつつホシュ
726名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 13:38:40 ID:TnWBQ+vA
空色の柚子様とお父様のガチンコ勝負が読んでみとうございます……
折りをみてなのか、隙をついてなのか
興味深々であります
727名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 15:55:44 ID:s7nfn5xW
>>726
柚子さんとお父様のガチンコ勝負は色々と問題があるぞ……
迪子様な。
728名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 00:11:02 ID:ceXnOOGE
どれだけあっても殿下とこが好きだ
あとミソスープも読みたい
729名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 01:09:22 ID:SRry/RMd
ミソスープ、エチーするとインスピレーションわきまくり新曲できまくりになって
毎日しよーよーとかになりそうな気がするのは私だけですか・・・
730名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 06:16:51 ID:n/2WgRu2
和音さんと俊介さん、けっこう皆書いてるけど…投下しまーす
731730:2005/08/29(月) 06:17:48 ID:n/2WgRu2
トントン、とノック。
「和音さん、僕の麦チョコ知りませんか?コンビニで買って
 一度家によって、玄関においといたのに帰ってきたら無くなってて…」
「あ、俊介さんのだったの?わり〜わり〜、食べちゃったよ」

がちゃ!と勢いよくドアが開いて、俊介が入ってきた。

「く〜!!なんでそう意地汚いんですか!食べものは全て自分のモノだとでも思ってるのか!?」

ジャージ姿の和音さんは、俊介の麦チョコを奪ってなおキットカットお徳用サイズを
ベッドに広げて漫画を読んでいた。なげかわしい姿…。

「このお姫様はどうしてこんな風になってしまったんだ。食い気ばかり育って
 色気は皆無じゃないですか。ああ、貴重な青春をささげて育てたというのに…。」
「だ〜ってワタクシ、色気の何たるかを教えていただいた覚えはございませんもの、俊介さ〜ん♪」

手を口元に持っていき、ころころ笑う。猫をかぶるときのいつものポーズだ。
何度たしなめても、いつも陽気なお嬢様。どうしたら懲らしめることが出来るのか…
732730:2005/08/29(月) 06:18:35 ID:n/2WgRu2


「大体なんだよ、麦チョコくらいでぴーぴー騒いで。女子供じゃあるめーし!」

…食べものに執着しているのはご自分のほうでしょう。人のものを横取りしておいて
なんてふてぶてしい態度だ。ああ、どうにかしてテッテー的に懲らしめてやりたい…

ぐいっ!!

「うっわあぁぁわ!!!!な、なにすんだ俊介!」

突然腕をつかまれ、ベッドに倒される。何がおきているのか理解する前に、
両手を上に上げたポーズで押さえつけられてしまった。

耳元で低い声でゆっくりささやく。

「和音さん。今日という今日はお仕置きですよ…」

そして和音さんの瞳を捕らえてじっと見つめた。
733730:2005/08/29(月) 06:19:09 ID:n/2WgRu2

…和音さんはごくっとつばを飲み込んだ。
ちょっとヘマをやらかして小突かれるのはいつものことだけど
ベッドでお喋りするのも違和感ないけれど…
でもこんなアヤシイ体勢になったこと、一度もない…
顔をこんな間近に覗き込まれて、何だかすっごく変な感じだ。

「わ、わはは、何だよ…?」

取り繕いながら茶化そうとする和音さん。
俊介は無言でコッチをみているだけ。実際はたった5秒ほどだろうか、
二人の見詰め合う時間はとてつもなく長く感じられる。

おいおい。これ、これってもしかして…レディコミで読んだみたいなシチュエーション???
わたしと俊介が!?そんなまさか…!!で、でもそういえばとーちゃんもかーちゃんも今夜は留守。
なんでそんなまじめな顔で見るんだよ。し、心臓どくどくしてきたかも…。
わーー、ど、どうしよう、こんな至近距離じゃ俊介に聞こえちゃうんじゃないか?!

と、そのとき。乱れたトレーナーのすそから、俊介が和音さんのわき腹にツーー…っと指を走らせた。

「ひあぁぁぁあっっ!!!!」
734730:2005/08/29(月) 06:20:08 ID:n/2WgRu2
「やめ、こら、やめろよっ…!」

俊介の突然のタッチに、体が敏感に反応する。ヒジョーにゆゆしき事態だ。
目をぎゅっと瞑り真っ赤な顔で力いっぱい振りほどこうともがいても、
相手は男。力じゃ適わない。俊介は左手一本で和音の両手を押さえたまま
汗ひとつかかずにっこりわらった。

「やめません。これに懲りて、もう二度と食欲の権化と化すことのないように…。」

といいながら、和音の体を横に倒し、手を背中にまわして腰のあたりをツツツ…。

「んあぁっ…ば、ばか、この…ッ」
735730:2005/08/29(月) 06:20:44 ID:n/2WgRu2
俊介は和音が実はくすぐったがりだということを知っていた。
いつだか彼女の着ていたTシャツの背中についていたゴミを指先でツイっと取ろうとした。
指が背中をちょこっと掻いたとき、普段のぼーっとしている様子からは
信じられないすばやさで敏感に反応して顔を真っ赤にして
「いきなりあにすんだ!」と怒り、こともあろうにゴミをとってあげた
俊介の頭に一発食らわせてきた。
…そんなにくすぐったいわけ?と首をかしげた俊介だったが…。

じゃーここは?触れるか触れないかの微妙な弱さで、首元に指を這わせると
和音は上ずった声を上げた。「ふあぁっ、しゅんっ…!!!!」
736730:2005/08/29(月) 06:21:51 ID:n/2WgRu2
なるほど、本当にくすぐったがりなんだな。…クスリと余裕の笑みがこぼれる。
ほんの少しなぞっただけなのに、もう息絶え絶えじゃないか。
こんなに切羽詰った和音さんの姿を見るの、初めてかも。なんだか可愛いな…。
と、和音の顔を見ると。真っ赤に蒸気した頬、潤んだ瞳。それはそれは悩ましげに
こっちに視線をなげかけて……な、なんつーエロい顔をしてるんだ、このお嬢さんは?!
思わず手を止める俊介。
737730:2005/08/29(月) 06:23:15 ID:n/2WgRu2
よくみると額にはタマの汗。そんなに体力消耗させるほどくすぐり倒してもいないのに。
これはもしかして…和音さんてば、少しエッチな気持ちになっているんじゃ…

「か、かずねさん…?」
「…。」

もう抵抗するのもとっくに止めている。黙ったまま、真っ赤な顔で恥らってる和音さん。
なんか扇情的で…むしろもっと触って貰いたいかのように思える…のは気のせいかなあ。
やっぱり妙な気持ちにさせちゃったのかも。
多感な年頃の娘さんには過激なことしちゃったのかもしんない。
いや、本当にそんなつもりじゃなかったんだけどな。
ふふ、何にコーフンしとるんだか。いやいや、笑い事じゃない、

…うーん、やばい。理性が飛んでしまいそう…
738730:2005/08/29(月) 06:26:10 ID:n/2WgRu2
「今日のところはこれで許してあげます。でも、これからは
 人のものにまで手をだすなんて意地汚いことしないようにね」

そういってそっと手を離して、和音をベッドに残し、後ろを見ずに部屋をでた。



「〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
残された和音は、泣きそうな顔で枕に突っ伏す。
なんだよ、俊介のばかばかばか、ばかあああ!
イキナリあんなことして…び、びっくりするじゃないか…
体なんて触ってくるから、ワタシはてっきり、てっきり…!
それに、べつに俊介なら何したってよかったんだ。
もっと服の中触られたって…エロ漫画みたいな、あんなことやこんなこと。
し、下着の中だって俊介がしてくれるなら良かったんだ。
それなのに…も、もうよくわかんないよ!ちきしょおおぉお!


一方、俊介はその夜ご機嫌だった。
やっぱり「色気」の方も健気に育ってたんだなあ♪
このまま順調にご成長遊ばせたら、いつかはこんなシチュエーションで
我慢できなくなっちゃうほどに魅力的な女性になるに違いない。
でもそれまでは、もうすこし見守っててやらないとな。
ああ神様仏様、どうか和音さんに他に変な虫がついたりしませんように…

END
739名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 09:33:34 ID:P1Op49Wo
すごい!神様が降臨なすったぞ〜
神様、ソノオさんとオリトもよろしくどーぞ。
740名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 10:00:26 ID:1XsKWXXq
ウヒャ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(。  )━(A。 )━(。A。)━━━!!!

自分も以前俊×和投下したことある人ですが
ひゃ〜この俊介さんはイイ!好きだ!大好きだ!
>>730タン 寸止め萌えありがとーーーーーっ
741730:2005/08/29(月) 11:33:08 ID:DL1TnYN4
さっそく感想ありがと〜です(゚∀゚)アヒャ初投下だったんでどきどきしとったわい…

>>739
サンクス!ソノオおりとかあ〜〜ムムム難しいな…
どうにか妄想ふくらましておきますー!もんもんもんもん。

>>740
お〜ありがと〜〜〜!!!
あえて俊介には誠実でいてもらって、和音さんには悶々とした日々を
送ってもらいましょう。

ここ結構前から大好きなのに寂れちゃってたからさ。みんなも復活しよーぜい。
ワタシも、以後思いついたら投下がんばりますので!
742名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 20:11:28 ID:O6mxMaG0
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
俊介さんいい!!
730様ありがとうございます!!
743名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 21:09:11 ID:/nGPmEpo
>>730さんありがとうございます!!
悶々とした和音さん…良いですね〜。
744名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 08:41:33 ID:jGom6PK2
ユズコさんとエセルバートもお願いします
745730:2005/08/31(水) 13:19:18 ID:tbfssnYs
苑&織、なかなかエロに突入できません;
どうにか導入部を探していますが…むむむ。
そもそもエロ描写というものの勝手がわからなくて…
746730:2005/08/31(水) 14:53:24 ID:tbfssnYs
今日も夕飯を苑生宅でご馳走になった織人は、そのまま苑生と
テレビをみながらくつろいでいた。二人の見ているのはやはり時代劇。

「あ!このお姫様役の女優、僕アメリカにいるときから大好きだったんですよ。
 どことなく苑生さんに似てるんですよねえ、そう思いません?」

「そうか〜?ちっとも思わんぞ」

「いやいや似てますよ!ほら、涼しげな目元の辺りなんかが…」

「…。」

「アメリカにも日本の番組を放送するチャンネルがあってね
 たま〜にこの人が現れると、そのたびに『ああ、苑生さんはどんなにかお綺麗に
 なられたかな〜』って想像してしまって!」

「…。」

「苑生さんもこんな風に綺麗な着物をきたら、さぞかし可愛らしいだろうなあ
 もしかしたら彼女以上に素敵なんじゃないかなあ!」

に〜〜〜っこりと笑って苑生の方を見る。しかし苑生は、織人青年のお喋りが
聞こえているのかいないのか、とぼけた目で画面を見て黙ったままだった。

でも苑生さんの顔、心なしか赤いように見えるけど…それは僕の気のせいだろうか?
747730:2005/08/31(水) 14:56:08 ID:tbfssnYs
短いの沈黙のあと、苑生がやっとこさ口を開くと、

「そうだ。美味しい豆大福があるぞ、茶を入れてくる」

そういって台所へと立ち上がろうとした。

「いいですよ、お茶なんて。」

「いや、入れてくる!」

「いえ、いいです!」

ぐい…っ、

「わああ?!」

織人が急に私の右手を引っ張ったりするもんだから、
転んでしまったじゃないか!

「おりと〜〜〜〜〜っ!!!」

左手で掴んだ苑緒の右手に、そのままグッと体重をかけ、
倒れて横をむいている苑生の顔を上から覗き込み、にこにこ顔で織人は言った。

「苑生さんでば、恋人としてのお付き合いを初めてもう半年も経つのに、
 相変わらず照れ屋さんだなあ。いつも僕がほめると「お茶いれにいく!」って。
 でもそういうところが可愛いらしいんだけど…♪」

「…ばかもの、何を…それよりこの手を離…」

言葉では強気な姿勢を見せてはいるが、苑生は赤い顔を隠したいがために、
床に押し付けんばかりの勢いで首をねじったままだ。

「いやです、離しません。ところで…僕もそろそろ、
 さらに恥らう苑生さんの姿がみてみたいんだけどな…。」

「!!!」

首筋がゾクゾクっとした。織人がやわらかい唇で、そっと優しい口づけをしたせいだ。

「こ、こら!! おり…」

熱い耳に、ふっと息を吹きかけられる。
ただでさえちょっとコウフン気味だった苑生は、動揺を隠すことができず
赤い顔を上げて織人に抵抗しようとする。にじり寄ってくる織人に、両腕を伸ばして
制しようとしているけれど、なんだか力がはいらない。
748730:2005/08/31(水) 15:02:15 ID:tbfssnYs
「ななななん、何をして…」

もう唇と唇がくっつきそうなくらい近い。
至近距離のまま、まっすぐに織人の視線が苑生を射抜く。

「ねえ、苑生さんも僕も、もうあの時のように子供じゃありませんよね。
 親しき男女の間には、しかるべき行為というのがつき物で…わかるでしょう?」

「わからん!!!!!なにもわからんぞ!」
 
また顔を思いっきりそらしながら、駄々をこねるように言った。

「ねえ苑生さん、お願い、こっちをみてください…。
 ぼくでは嫌ですか?」

織人は真正面からみつめたまま、真剣な顔で訊ねた。

「僕は苑生さんのこと、昔から大事な、特別な女性だと思ってます。
 だから、だから…。苑生さんがいやというなら、無理強いはしませんけれど…」

あ、なんだかちょっと寂しそうな顔になった…。
苑生の心がちょっといたむ。別に、いやというではないのだ。
ただ、気持ちがこそばゆいだけで…そう、恥ずかしいんだ。
恥ずかしいだけで、だから…。

そんな理由で拒絶してるのも馬鹿みたいだろうか。
だって私たちは長い年月を経てもう一度こうやって一緒にすごして。
お互いの気持ちなんて、とっくにわかっている。もちろん苑生だって
いつかはこうなることくらい想像していなかったわけじゃない。

ただ織人がいつも紳士だから、二人でいるときは
ついつい昔のように気を許してしまっていたんだ。
だからこんな展開が、別に…

「その…。いや…ってわけではない…」

定まらない視線を泳がせながら、ぽつりぽつりと言葉をなんとか搾り出す。

「ちょっとびっくりしたけど…。織人なら…。」

いいぞ…、という最後の声があんまり小さかったから、
織人に聞こえたかどうかわからない。
749730:2005/08/31(水) 15:04:46 ID:tbfssnYs
とりあえず今日はここまでしかかけないよ〜。
だれかエロ部を担ってくれないだろうか…。
750名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 23:46:24 ID:jGom6PK2
感激です!神様!!
ソノオとオリトすばらしいー!
オリト紳士な部分を崩さずに展開できててすごい!
自分には文才がないのが悔しいです
ゆっくりでいいし、気が向いたらでいいので
今後も書いてください
751名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 00:35:28 ID:j6ajdwLC
>>730さん新作乙です。

気持ちは判りますが、エロ部分を誰かに担って貰うのは止めた方が…。
その人がこのSSをズタボロにしても、打ちのめされる程素晴らしいSSに変えても、
結果的にあなたが傷付いてしまう事になると思います。
このスレの過去ログでも、他のスレでも、参考にしようと思えば幾らでも良作
が転がってますよ。
ゆっくりでかまいませんから、最後まで自分で書いて欲しい。
微エロで怒る人は、ここには多分いないはずですし。

続き楽しみに待ってます。
752名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 01:30:35 ID:ge8KoVV4
微エロもいいもんですよ(´ー`)
753730:2005/09/01(木) 08:58:14 ID:jl7qDteF
どもども、751さんの言うとおりですね。
無責任なこと言ってすみません。もう2,3日くらい練ってから
頑張ってみますねー。
754名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 14:37:36 ID:p1zILcsu
責任を感じる必要はないですよ
気が乗らなければしょうがないし
書く方も読む方も楽しみたいですもんね
お気楽にどーぞ
755730:2005/09/01(木) 16:03:17 ID:bMZIDdFf
お気遣いアリガトです!
ミソスープでインスピレーション刺激してがんばります
756730:2005/09/05(月) 06:13:46 ID:l6vKMW1H
織人は苑生にかぶさるようにしてぎゅっとだきしめると、
飾り気のない苑生自身の髪のにおいを思い切り吸い込んで
ちょっとコウフンにくらくらしながらも、焦るな焦るなと自分に言い聞かせた。

苑生さんがいつか僕に心を開いてくれる日がきたら、うんと大事に扱おうと前から心に決めていたんだ。
そっと口付けをして、少しだけ苑生の下唇を優しく舌でゆ〜・・・っくり撫ぜ始めた。
苑生は少し震えて遠慮がちにぎこちなく答えようとしている。

ちゅっ・・・

と口を離し、体を少し離して苑生を見ると、トロンと潤んだ瞳が切なそうにこちらをみあげている…
たまらなくてもう一度ぎゅっと抱きしめた。

苑生さんの鼓動・・・すっごい早い・・・

顔を苑生の首筋にうずめ、そのまま鎖骨のくぼみを大事に大事に舐める。
苑生の肌が上気し、とても熱い・・・苑生さん感じてくれているかな。
つつ・・・っと耳元まで丁寧に舐め上げ、耳たぶに口付けをゆっくり優しく何度も降らせる。

「苑生さん・・・愛してます」

耳元でささやくと、苑生の体がぶるぶるっとうち震えるのがわかった。
757730:2005/09/05(月) 06:14:35 ID:l6vKMW1H
白いシャツの上から、苑生の胸のふくらみに優しく手を合わせ、
もう片方の手でおでこの髪の毛をそっと横へ流してあげる。
目のやり場に困った苑生は真っ赤な顔で目を瞑った。
シャツのボタンを、下から真ん中あたりまではずす。背中に手を入れてブラのホックもはずした。
お腹のあたりをゆっくりとなぜながら、そのまま緩んだブラの下から中に手をしのばせた
子猫をなでるくらいの優しさで苑生の乳房を包み込み、手のひら全体でくすぐるように愛撫する。

「はぁっ…」

人差し指の腹が乳首をかすめた時、ソレまで息を殺していた苑生が
たまらなくなって声をもらした。それが引き金となるように、どんどん息が荒くなるのを
なおも苦しそうにこらえている様子がいとおしい。

「声、我慢しなくていいですから・・・。気持ちよくなってください。」

ボタンを上まで全部はずして、ブラごと脱がせてしまう。そのまま覆いかぶさって
さっきよりも長くて濃厚な口付けをした。苑生の舌も答えながら、二人の吐息だけが
部屋に響いていた。

そのまま顔を胸までさげ、つんと立った乳首を唇だけを使って優しく咥え
感触をたのしみ、舌で優しくじっとりと嘗め回す。香水の類を一切つけない苑生自身の甘い香りがした。
「ふぁあぁ…お、オリト…!」苑生の上ずった声が脳を刺激する・・・
いつもの苑生と全然ちがう切なげな声色に、ちょっと意識が飛びそうになりながら
苑生のズボンを脱がせにかかった。苑生は素直に腰を持ち上げ、パンツ一枚の姿になった。

脚をさらさらなぜながら、内股へと進入させると苑生の肌はじっとりと汗ばんでいた…
ついに大事なところの布に指を這わせて上部のつぼみを優しく指で引っ掻く。
「やぁっ…!」苑生の脚に力がこもった。

「苑生さん…もうこんなにぬれて…下着の上からでもわかりますよ。」

「う、しらなっ…」

「恥ずかしがらないで…。感じてくれていると思うと僕も嬉しいですよ。」

下着をさげるべく織人の指が下着にかかると、つい一瞬抵抗しそうになったけれど
織人の首に抱きつくようにして恥ずかしさを懸命にこらえることで耐えた。
758730:2005/09/05(月) 06:15:38 ID:l6vKMW1H
指を茂みの奥に差し入れる。織人の優しく執拗な導きによって、
そこはもうすっかり苑生の蜜であふれていた。

「っ…!!!!!!」

声を出してもいいといわれても、つい恥ずかしさに食いしばる。
織人の愛撫全てがあまりにも優しすぎて、気持ちよすぎてつらい。
足の裏までジンジンとしたしびれが容赦なく走る。
そのうち波に飲まれて恥ずかしさなんかどうでもよくなってきた苑生は
自然と織人の指に翻弄されるままに嬌声をあげていった。

「さて、苑生さん…どうしてほしいですか?」

といいながら、織人は顔を苑生の股間まで近づけて、脚をぐっとM字にひらいた

「わ…!!」

「教えてください、どういうのがイイのか。こうですか?」

ぺろぺろぺろぺろ…と陰核を上へ上へ舐め上げる。

「ひゃああっ!」

「それとも…こう?」

つぼみの周囲を舌で円を書くようにゆ〜…っくり愛撫する。

「あぁあぁ!!…んぁあっ…お、おりとっ…わたしっ…」

「なんれふ?」

ぺろぺろぺろ…と舐めたまま答える。

「な、なんっ…、もう、おかしくなりそーでっ…うぁあああ、あ、あっ!!」

苑生の声は、織人が人差し指をさしいれたときにさえぎられた。
すっかりトロケタあそこは、なんなく受け入れる。
あわてて顔をあげ、自分の足の間から織人の姿を見たら
向こうもじっとこっちを見ていた。
759730:2005/09/05(月) 06:16:18 ID:l6vKMW1H
あ、そか、今まで見られていたんだな…
ちょっと恥ずかしさが戻ってきそうになったが、
中でゆっくり指をくいっと曲げられた時またもそんな理性は飛んでいった。


「ふぁあぁんっ…!!!」

わわ、こ、これが私の声か…?!
気づけば自分でも驚くほどの艶っぽい声をだして体をよじらせている。
いつのまに体中自分の汗でビッショリだし…ただならぬ自分の変化に
甘い期待と不安の入り混じった複雑な気持ち…心地いいようなもっと知りたいような、
でもやっぱりもうここで開放してほしいような…

「も、もぉっ…ちょ、ちょっとまっ…」

苑生の抵抗がつよくなったのを感じた織人は、やさしい愛撫とは対照的に
左腕をがっちり苑生の腰にまわして押さえつけ、愛撫を続けた。
苑生の声がひときわ大きく響いた箇所を捉えるとそこを集中して
愛撫を送り続ける。

「やぁっ…、まっ…、お、おりと!んんっ、っめ、だってばぁぁあ…っ!」

ああ、あの苑生さんがこんなに淫らに感じている…
織人の胸を、せつなくきゅうっと締め付けるものがあった。

苑生の腰がびくびく振るえ、後ろに逃げそうになるけれど、力を緩めてあげない。
だってこんな気持ちよさそうなんだ。さらにもっともっと優しく
しつこく、このまま愛撫してあげたらもしかして…?
760730:2005/09/05(月) 06:17:02 ID:l6vKMW1H
執拗な膣への愛撫に加えて、さらに陰核へもう一度舌を伸ばし
やさしくやさしく舐めあげると、

「あはあっ、はあああぁぁぁんっ…!」

ああ、ヤッパリさっきよりもっと淫らな、絡みつくような声になって…苑生さん!苑生さん!

終始優しくしようと思っていた指と舌の愛撫の動きを少し早めて、強くしてみると
さっきまで震えているだけだった苑生の腰もソレに合わせてささやかではあるが
動いているみたいだった。

「おりとぉ、お、おおりとぉおおっ…!」

夢中で続けていたら、がちがちに力のこもっていた苑生の腰が、
悲痛な叫びとともに がっくん、と脱力した。
その変化に織人が顔をあげて苑生をみると、まぶたをとじて恍惚の表情を浮かべたまま
息絶え絶えの胸は上下し、しきりに酸素を求めている。

「そ、そのおさん…?」

何か答えようとして口を開くが、声がでない。
織人は苑生が呼吸を整えるようすを、しばらく見つめていた。
こんなこと聞くの野暮かな!?とおもいつつも、ついつい遠慮がちに問うてしまう。

「あ、あの…もしかして…」

「…。」

「イキまし…た…?」
761730:2005/09/05(月) 06:18:11 ID:l6vKMW1H
「…ん…。」

けだるそうにもらした一言のような肯定のような、どちらにも取れる曖昧な声が帰ってきた。
苑生の目が力なく開くと、恥ずかしそうに伏せられて…

織人の胸にはなんともいえぬ達成感のような安堵感のような喜びがあふれてきて、
ぎゅっと苑生を抱きしめた。そのまま二人は少し眠ってしまった。



「…苑生さん、苑生さん。このままだと風邪、ひいちゃいます…
 シャワー浴びてから寝たほうがいいですよ」

「ん…、」寝ぼけ眼で抱き起こされて、体がふわっと…って、ええ?!

織人青年に「お姫様だっこ」されている自分に気がつき、一気に目が覚めた。

「お、おいっ!」

「まあまあ」

にっこり微笑んだ織人にそのままフロまで連れて行かれて、
体を下ろされた時におでこにキスされた。

「ゆっくり疲れを取ってくださいね。」

「…うん。」

ふふ、子供みたいに素直だなあ、苑生さんかわいい…。

「おい、織人…、」

「ん?なんでしょ?」

「その…ごめん、私だけ…」

え?ごめんって?きょとんとしていると

「…一人だけ、…気持ちよく…」

ああ!そういうことか、なーーんだ!

くすっと笑って織人はいった。

「あはは、いえいえごめんだなんて。こういうことは徐々に…ね。」





おしまい。
762名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 10:33:07 ID:TRUENDf3
か〜み〜さ〜ま〜〜!!うおーっ 力作ありがとーッ
オリトの「なんれふ?」に笑いました
おもしろい!
763名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 00:32:37 ID:suT9fkyT
知らぬ間に大好きな架空キテター!
(∩・∀・)GJ!
764名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 06:15:14 ID:4v+NXbJc
おおーこの組み合わせで本番(失礼)が
読めるなんてー職人さん乙です
765名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 16:36:28 ID:a6vahFpL
カーラ君ちは台風被害なかっただろうか・・・?
766名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 21:04:42 ID:ZV4xjGV+
きっと台風が来るたびに映画「ハリケーン」を思い出して
いるのではないかと……。
767名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:20:47 ID:C5WKGDJ3
マタンキ!!
768名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 22:02:49 ID:0mBJG3SI
キラ・ナルセ
769名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 22:25:46 ID:+hSVkPLH
突然スマソ、ハヤカワSF文庫の「栄光への飛翔」って本が
一見カーラ君チック(表紙が)だったので衝動買いしてしまった俺が来ましたよ。

中身もカーラ君チックかどうかはこれから読んで確かめる。ノシ
770名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 22:26:29 ID:+hSVkPLH
補足。カーラ君チックだったのは絵柄ではなくて、構図ですた。
女の子船長が銃構えてるヤツ。
771名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 04:12:03 ID:x829yEFF
パトリシアお姉さまよりも、スコットお姉さまの方がぎりぎり色気ある気がするのに、
ここではあんまりスコット姉さまの話が出てないのが不思議だ。

怪しい宗教にハマって、軽くトリップしながら乱交ぱーちー…w
いかん、あんまりシャレにならん。
772名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 10:25:42 ID:rbqnb5E6
>>769-770
アマゾンのレビュー見てみた。
・・・・主人公がお人よしな女の子らしい。
何となく、かーらくんちっく?
773名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 20:32:33 ID:Op8fxLEV
よし、今なら誰も居ない。
小ネタを落とすなら今の内だ。

ありえねーよ、って軽く笑い飛ばしちゃって下さい。
774ヴァンデミエール:2005/09/14(水) 20:33:41 ID:Op8fxLEV
とある日とある場所での青年と女子高生の会話。

「蕗ちゃん、破格値のバイトが在るけど、どうだろう」
「そ、それは、ぜひ紹介してくれ!」
「僕の所」
「おお、ビルの清掃だな、それとも社員食堂で…」
「いやいやそうじゃなくて、僕の家でね。
 もうばあやも年だし、もう一人お手伝いさんが居たらな、と」
「うーん、他のバイトもあるし、あまり長時間出来ないけど…」
「うん、だからね、他のバイトは辞めてもらって、もちろんそれだけの物は払うつもりだよ。
 出来れば住み込みで来てくれたら、僕は嬉しいなあ。」
「…」
「迷ってる?じゃあ今なら学校までの送り迎えも付けちゃう」
「…」

青年こと貴島覚氏は、想像、いや妄想する。
フリルの付いた白いエプロン。
布をふんだんに使った揺れるスカートに、膨らんだ袖、色はやはり黒が良いだろう。
そこからにょっきり生えているのは、ほっそりとした白い手足。
メイドさん姿の蕗ちゃん…ハアハア。
そして夜には!
僕の部屋で夜の奉公を!!

女子高生で蕗ちゃんである沢登蕗子さんは、目の前でいきなりガッツポーズを取る青年を見て思う。
あまりにも美味し過ぎる待遇、そこまで甘えて良いもんだろうか。
とりあえず今のままもう少し頑張って、このお誘いは最後の手段に取っておこう。
…気のせいかも知れないが、怪しい匂いがしないでもないし…。

そして、見た目にも判るほどガックリと肩を落とした貴島氏を後に、蕗ちゃんはバイトに出かけたのでした。

めでたしめでたし。
775名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 20:02:39 ID:VnTj00vf
>774
一瞬、ぷろぽーずかと思いまひた・・・。
776名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 23:00:29 ID:0BcUbOi4
>>774
ワラタw

>>775
ぷろぽーずはきっと大人の覚君より小学生の覚君の方がナチュラルに出来そう。
大人覚は煩悩やらテレやら世間体やら考えてなかなか言い出せない感じ。
777769-770:2005/09/16(金) 23:27:44 ID:T0xEUtR/
>>772
読んでみた。まあ全体的になんとなくカーラ君チックだ、人の良さが災いして
色々トラブルに巻き込まれたりなんだりしてる。
年上の癖に普段は年上に感じないおにーさんは出てこなかったけど。
雰囲気としてはブレーメンIIな感じかな。
778名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 00:23:09 ID:pH59G/dw
梅もきらいよ桜もいやよ ももとももとの間が良い

という都々逸がある。
なんとなく「3月革命」を思い出した。
779名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 00:26:17 ID:ptYp+8U8
>>778
川原泉ファンであると同時に。わかつきめぐみファンでも
あっる私は微妙に違う事態を想像して吹いたw
780名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 17:48:54 ID:K6IUfyK/
>>779
同じだ・・・。<+わかつき

しかも吹いたのは口からじゃなくて鼻からではなかったかw?
781名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 21:34:40 ID:3YBRzMBI
久々に笑う大天使読んだら、やっぱいいなー。
柚子さんとロレンスせんせーのプロポーズのトコとかカーラ君描いてくんないかな?
782名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 02:20:10 ID:GdzjullB
柚子こさんとロレンス先生。
「オペラ座の怪人」では、
おハルさんや文緒さん&和音さんが来て賑やかになったけど。
もし3人が来なかったら、2人きりなんだよな(使用人さんたちは無視)。
男性教員の家に泊まる女学生
(日本国外だから教師と生徒という束縛は無くなるのか?)。
見渡す限り何もなし。
呼べど叫べど助けは来ない。
ロレンス先生、意外と黒いな。
…いや、私の頭がおかしいのか…。
783名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 04:54:05 ID:WKNoRT16
              ト、             /ヽ   /\        _
             /|\ | ヽ       〈三ヽ /三/|        / !    /!ヽ
             | l  ヽ |  ヽ      !\   / _|      /  |   ,' /  !
             | ヘ   !   ヽ    ( )){ }( ))     ,'   !_/ /  j   ジャンケンしようぜ
             ',  ヽ |    l      トイ`|i|⌒ Y=}     !    ', /   /      
             ',  ヽ!≡   l      { ヽ || r‐'リ -i    !  ≡ !     /
              ヽ    ≡  !     | ミ )!!= 彡-ノ_   l  ≡ !   ,.'
               \   ≡ |   ,.-ノ / ! ト、トく   `メ、_',  = / /
                \ ≡ !  /てノしイ_人人ノ、    ヽ  /
                  \― |/ヽ ,イ- 、ヽ /   イ´ ̄ ̄ヽ_/
                   \ ヽ/  l  ヽi / ̄`!
                      ̄     〉―く ァ―‐‐j

 \ ̄\                 / ̄/
/l \  \              /  / lヽ 
| ヽ ヽ   |             |  /  / | かかってこいや
\ ` ‐ヽ  ヽ  ●    ●  /  / ‐  /
  \ __ l  |  ||___|| /  l __ /
     \  \ /       \/
      /\|   人__人  |/\     
    //\|           |/\\   
    //\|           |/\\    
    /   /\_____/\   \


広岡先生はどっちだろう?
いや、ゆーりたちかな?
784名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 01:27:39 ID:7AbqaXKF
>>782
ベネットさんは主人とロレンス家の存続を思って
赤ずきんちゃんの悲鳴も華麗にスルーなの?w

さすがだ・・・プロフェッショナル・・・w
785名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 12:21:47 ID:BEkHAEpx
きっと隣の部屋で「はい」を待ってるんだよ。
786名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 17:14:44 ID:iXIXTjf1
英国にもそんな風習があったとは……
787名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 17:34:49 ID:1jjgTkFM
"I diti it!" とか言うのかなぁw
788名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 17:35:44 ID:1jjgTkFM
"I did it!" だよ orz
何変なタイプミスしてるんだ俺。。。
ういろうの角で頭打って死んでくる。
789名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 17:51:21 ID:p/gVyfR2
>>788
直訳すると「私はそれをいたしました」か……なんだか奥ゆかしいような物言いだな(w
ういろうよりもむしろきしめんで吊るとかどうだね?
790名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 22:04:02 ID:weKnMPBf
784だが

>>785
プッ ワロタ
791名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 08:19:07 ID:2ZT4cAMC
"I did it!"って事は。。。
ロレンス先生が言うんだね。
隣に居るであろうベネットさんに向かって。
それを柚子ちゃんは"なに言ってんだ?"と、不信顔で眺めてるんだね。
792名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 21:25:43 ID:+fGorXub
"I did it!"
"oh! too fast..."
793名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 22:08:04 ID:XCvYoUN1
>>792
茶噴いた
794名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 00:07:55 ID:bQPpWRAE
涙流して赤飯の用意するよ。
795名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 17:28:37 ID:fmpyE0FU
くくく・・・

金曜日のサーロレンスは結構ねちこそうだと思うけどねw
796名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 23:09:00 ID:lzNJ5+oK
ホシュ
797名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 13:40:52 ID:EYAySZYn
17人ってあんた……どこぞのパパさんの愛人3人が可愛らしく思えてくる。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051004-00000101-kyodo-soci

798名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 22:53:49 ID:G6ODSTcl

もぎゅもぎゅ
鈴姫がうまそーにぽんぽこ山の松茸を食べている。

そんな姫様を見て景宗君は
・・今宵は鈴に俺の松茸もたべてもらおぅ、むふふ
と思ったとか、思わなかったとか。


文章書くのって難しいですね、逝ってきます
799名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 01:43:01 ID:H2v+YeEL
>>798
エロスワロス
ぽんぽこ山の松茸ってでかいんですよね。
笠も開いてる感じだし。
食ってみたいです。
800名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 15:10:57 ID:vd5upep4
露骨すぎてキモチワルス・・・
少女漫画パロらしくないやい
801名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 01:41:39 ID:P760iiQF
エロパロだし。
802名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 04:34:56 ID:0l+HEJpj
下がりすぎ。ageついでに書き込み。
>>798
>文章書くのって難しいですね、逝ってきます

絵描き職人さんでしょうか?
文章が難しければ絵を投下していただけるとうれしい…と言ってみるテスト。
803名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 05:13:42 ID:TGfAWxB7
そ、それはちょっと…。
ブラクラ怖くてうかつに踏めない小心者も居ます。

下らないAAでも貼っとこう。
_ _
 ・ ・
  −

Q・誰でしょう?
804名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 17:52:46 ID:MxDMftfT
苑生さん?
805名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 23:58:32 ID:O1RuulS5
誰でもありっぽいね。
806名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 21:48:09 ID:AvbWBxt4
めったに見れない殿下の点目?
807名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 23:04:08 ID:zdIR9QZl
落ちたら悲しいのでホシュ
808名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 01:26:09 ID:5JyAtwiF
落ちたら悲しいのであげ

ついでにスレ違い話。
柿板住人だけどこの人の絵柄で上手に仕上げるのって難しそうだ。
ちょっと間違えたらふる〜ぅい少女漫画風になるw
809名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 21:05:29 ID:ffsTPo0t
最近初めて読んで、好きになった。
ここのパロを読んで、もっと好きになった。
810 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:12:53 ID:L6HVKuhg
|< お久しぶりです。
小早川君×瑠璃子ちゃんの>>353->>361と>>420->>421の続きの第3章〜第5章までを、
断片化された脳内メモリをなんとか組み合わせて再々度w書き直しました。

なお、今回投下する分には>>369に書いたとおり
少し強姦気味に瑠璃子ちゃんが小早川君を押し倒すシーンがあります。
苦手な人はトリップにて個別あぼーんをお願いします。
(該当部分は第4章です。ただしこのシーンと第5章が
 このss全体のエチーシーンのメインになるため、
 ここをあぼーんしてしまうと萎えてしまうかもしれませんw)

書きあがってからにしようかと思っていたけど、
このスレ少し静かになってしまって寂しいのと、
そこから先>>424へ繋がる部分はまだ書けていなくて、
それを投下するにはまだしばらく時間がかかりそうなので、
自分への鞭打ち的意味を込めつつ投下します。
また途中までで申し訳ありませんが、しばらくお付き合いください。
811小早川瑠璃子×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:16:54 ID:L6HVKuhg
3.
「ごめんなさい、やっぱり言えない」
短い謝罪と、拒否の言葉、そして小さなため息。
「…そうか」
これ以上聞いても無駄だと思った小早川は諦めて、
「様子がおかしいからってこんな夜中に押しかけてごめんな。おやすみ」
そう言ってベッド脇から立ち上がり、部屋を出て行った。
パタン、とドアの閉まる音が聞こえる。
「…言えるはずがないわ…」
瑠璃子は沈んだ声で呟いた。
「いくらがんばって女の子の格好をしたって、他人から見れば私は『男』なんだもの。
 メイプルスのみんなだって口に出してこそ言わないけれど、
 こんなのはいけないってどこかで思ってるんだわ。
 友達や知り合いの中では認められてても、男が男を好きになってはいけないのよ…」
──瑠璃子は改めて気づいてしまったのだ。
1日目はめったにない機会に恵まれた喜びに浮かれて忘れていたが、
ここが日本に比べていくらかは性的意識に寛容なアメリカであっても、
自分たちに容赦なく降り注いでくる嫌悪感を含んだ視線を。
その視線のほとんどが瑠璃子に向かっていることを。
そして。
メイプルスの中では「女性」であっても、
一歩外へ出てしまえば自分は「女装した男」としか見られていないことを──。
それまでずっと忘れていたこと、ずっと忘れていたかったことを
他人から隠喩的に指摘されて思い出したような気がして、
「絶対に言えないし、言ってはいけないって分かってるでしょ、
 本人を目の前にして『あなたが好き』だなんて。
 分かってるくせにどうして悩むのよ、私ったら…」
瑠璃子はベッドに倒れこみ、手の甲を瞼に押し当てて
溢れそうになる涙をごしごしとこすった。

「そうだったんだ…」
唐突に部屋の中に響いてくる小早川の声。
「えっ?!」
慌てて飛び起き、声が聞こえた方を見る。
足音が近づいてきて、小早川の姿が瑠璃子の視界に入ってきた。
「こば……あの、その…どう、して…」
小早川はドアを開閉する音をさせただけで、実際にはまだ部屋の中にいたのだ。
「ちょっとハッタリを仕掛けてみた」
「ずるい…」
気まずい空気が2人を包む。
それに耐え切れなくなった瑠璃子は、
「やっぱりのど渇いてきちゃった。コーヒー淹れるね」
とスツールの上の電気ポットのスイッチを再び入れた。
812小早川瑠璃子×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:18:16 ID:L6HVKuhg
褐色の液体がマグカップの中に注がれ、
部屋いっぱいに心地よい香りが広がっていく。
マグカップの1つを小早川に手渡し、自分もそれを持って小早川の隣に座る。
沈黙。
声をかけていいのか悪いのか、
掛けるとするならどんな言葉を言えばいいのか。
あれこれ考え、戸惑っている間にもどんどん時計の長針は進んでしまう。
何度か口を開きかけては閉じ、声を出そうとしてそのままため息をつき、
瑠璃子が冷えていくマグカップの中の液体を見つめていると、
「いつからだ?」
唐突に小早川の声が響いた。

その声にいくらか驚いて、瑠璃子は小早川の方を向いた。
瑠璃子が気がつかないうちにコーヒーを飲んでしまったらしい、
小早川のマグカップの中身はほとんど無くなっていた。
「いつから…俺のことをそんな気持ちで見るようになった?」
怒っているでもなく、呆れているのでもなく、静かな口調の声。
「えっと…その……、高校…2年の…秋ぐらい…」
ひとつ単語を口に出すだけでも異様に喉が渇いてくる。
瑠璃子は立て続けにコーヒーを啜り、あっという間にマグカップの中は空になった。
「卒業した後すぐ連絡が取れなくなったのも、
 もしかして…その…俺のせいか?」
「だって……あのとき小早川君は、
『一生、友達でいよう』って…言ってくれたけど…、
 そのときには…私はもう……小早川君のことを…
 友達としては見れなくて…だから……」
「そうか…」
小早川はそう言ってカップに残っていたコーヒーを一気にあおり、
ベッドサイドの小机にマグカップを置いた。
813小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:23:17 ID:L6HVKuhg
2つ投下してトリップ前の小早川君の名前を間違えていることに気づきました…orz
それぞれ秀明くんに脳内修正してください。ご迷惑ばかり掛けて申し訳ありません。
====================
それ以上小早川に何も言われず、逆に瑠璃子は焦りを感じた。
「あ…で、でも気にしないで。
 一方的に私が小早川君のことを想っているだけなんだし、
 こんな格好をしていても私は男なんだもん。
 男から『好き』って告白されたって小早川君だって気持ち悪いだけよね。
 それに…そ、そうよ、女の子!」
まくし立てるように早口で言葉を紡ぎ、話題の矛先を無理やり変えようとした。
「小早川君にだって好きな女の子の1人や2人ぐらいいるでしょ?
 私のことは考えなくていいから、
 小早川君は好きな女の子のことだけ考えてくれれば…」
「いない」
「小早川君の好きな人…きっと可愛くて、気立てのいい人なんだろうなぁ。
 料理洗濯掃除なんてお茶の子さいさいって感じの人でさ、
 だけどちゃんと自分の仕事を持ってるようなキャリアウーマンで、
 えーと…何て名前だっけ、昔小早川君が好きだって言ってたあの女優さんみたいに
 誰からも慕われているような感じの人でしょ、その人。
 小早川君はその人といつか結婚するんだよね? 
 そういう人だったら私も喜んでお祝い…」
「いないったら」
パシッ。
瑠璃子の両肩の端で、小気味の良い音が響いた。

小早川の両手が、自分の肩をそっと掴んでいる。
「好きな女なんていない。今、お前の目の前には、
 それまで気がつかなかったことに今になってやっと気がついた、
 とんでもなく馬鹿な男がいるだけだ」
「…え? な、何を言ってるの…小早川く……っあ!」
真意を確かめようとした言葉を遮るように、
不意に小早川の両手が瑠璃子の背中に回る。
急な動きについていけず、
瑠璃子の手の中から空のマグカップが離れ、床に転がった。
「すごく寂しくて仕方なかったよ、高校卒業してからずっと。
 神尾がメイプルスに入ったのを知った時、
 その寂しさが俺の中からふっと消えたんだ」
瑠璃子の耳元で小早川の声が優しく響く。
「今まで理由が分からなかったけどさ、
 ずっと一緒に野球ができると思っていたのに、
 ずっと神尾と一緒にいられると思っていたのに、
 お前が突然いなくなったから、それで寂しかったんだ。
 やっと分かったよ」
それだけで瑠璃子はぞくぞくと背中を駆け上がる何かを感じ、
「俺……神尾のことが好きだったんだ。今、気がついた」
続くそのひと言で突き飛ばそうとしていた力を失ってしまった。
814小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:24:52 ID:L6HVKuhg
「俺、今度監督に掛け合ってみるよ」
「何…を…?」
「神尾がこっちのチームに移籍できるように。
 その格好、話し方、仕草。
 全部俺に近づくため、男同士の恋愛には興味の無い
 俺の気を引くためだったんだろう?」
ようやく小早川の腕の力が緩む。
「あの時…高校3年のドラフト会議の時だ、
 俺とお前は別々の球団にドラフト指名されたよな?
 俺もお前と同じ球団に入りたかったから高校卒業と同時にプロになるのを諦めて
 大学に進学することを選んだけどさ。
 もしあの時お前が俺と同じチームに指名されていれば、 
 神尾はそんな格好をせずに俺と一緒にプロに入団してた…違うか?」
押し当てられていた胸元が離れ、小早川の顔を見られるようになる。
目尻を下げたまま、彼は真剣な表情で語っていた。

「だったらさ、今からだって遅くないと思うんだ。
 同じチームだったら男同士で並んで歩いてたって咎める奴はいないし、
 相部屋だっておかしくない。そうだろ?」
瑠璃子の中で何かが壊れていく音がする。
「寮住まいが嫌ならどこかに部屋借りて一緒に住んでもいい。
 俺の気を引くための女装だったのなら、もうしなくていいよ。
 少なくとも、俺と2人きりで会ってるときは男の格好のままでいい」
そこで止めてくれれば。
それ以上小早川が何も言わなければ。
瑠璃子の中で崩壊していくものは、時間をかければ十分修復できたであろう。
「メイプルスにいる間は仕方ないだろうけど、」
しかし、次の一言が決定打となり、
「もしうまく移籍できたら、俺と一緒になれれば元に…男に戻るんだよな、神尾?」
修復できたはずの何かは、完全に粉々に砕けてしまった。
「小早川君は…私のことをそういうふうに思ったんだ…」
一度視線を外し、瑠璃子は小さくつぶやいた。
815小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:26:28 ID:L6HVKuhg
4.
「え、違うのか………んぅっ?!」
急に唇を塞がれてしまい、小早川は瑠璃子に問いかけられなくなった。
小早川のそれを塞いでいるのは、瑠璃子のそれで。
噛み付くほどの勢いで口付けられ、そのまま歯列をなぞられ、
隙間をこじ開けられて舌先を弄られ。
「ん……っ、く…ぅん、……ふ……!」
慌てて両手で押して瑠璃子の身体を離そうとするが、
背骨が折れ曲がるかと思えるくらい強い力が小早川の背中に掛かっている。
そのまま瑠璃子は小早川に自分の体重を乗せた。
ドサッ、という音とともに、互いの身体がベッドの上に倒れる。
唇だけでなく、頬や顎、額、瞼まで。
瑠璃子の口紅が容赦なく小早川の顔を汚す。
そうしながら瑠璃子は小早川の両手首を片手で押さえつけ、
「小早川君が私を好きだっていう気持ちと…」
もう片方の手で髪を縛っていたリボンを解いた。
やっと肩に付くぐらいまで伸びた髪がさらさらと散らばる。
「私が小早川君を好きだっていう気持ちは…」
シュル。シュルシュル。
「どうやら質が違うみたいね」
やっと手首を押さえつける瑠璃子の手が離れ、
「お前…何言ってるんだ?」
小早川は起き上がってきちんと瑠璃子と話をしようとした。

起きられない。
肘より下の両手の自由が利かず、ベッドに手を突くことができないのだ。
「…俺に何をしたんだ…?!」
「私が、あなたとしたいことをするための、準備」
口角は上がって笑っているように見えるのだが、
瑠璃子の目は笑っていない。
「準備って? したいことって……っん!」
それ以上の質問ができないようまた口付けられる。
強引に歯列を割られ、ぬめった舌が小早川の口腔を這い回る。
身体を引き離そうとする小早川の動きを、
腰下に手を入れてしっかり抱き、肩を撫でて封じ込める。
「……く…っ、……う、ふ……ぅ!」
肩を撫でていた瑠璃子の手が次第に脇や腰、胸の辺りなど広範囲に広がり始め。
その胸を彩る小さな飾りを指先で突付かれた。
「…んんっ!」
小早川の腰が一瞬持ち上がり、首が後ろに下がって唇が離れた。
「ここ…感じるのね? それじゃもっと感じさせてあげる…」
そう言って瑠璃子は首筋に口付けながら器用にも片手で手早くシャツのボタンを外した。
スラックスの中に押し込まれたアンダーシャツの裾を引っ張り出し、
そこから手を滑り込ませる。
「神尾、俺の質問にこた……っあ!」
クニクニと指先で転がされて、また小早川の腰が少しうねる。
自分に何が起きているのか理解するため、
小早川は肘を曲げて自分の両手を目の前に持ってきた。
そこには瑠璃子のリボンできっちりと縛られた両手首があった。
816小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:29:59 ID:L6HVKuhg
「おい!! 神尾止め……ぁっ!
 何でこんな……、こと……す…っぅ! んだよ!
 解けよ、これを……う、ぅっ……!」
「……嫌」
跳ね上がる腰を太腿で押さえつけ、
瑠璃子は返事をしながら口元を近づけた。
拘束されながらも瑠璃子から逃れようとしたせいで、
アンダーシャツが捲れ上がり、逞しい鳩胸を曝け出していた。
そこに瑠璃子の唇が触れる。
「……ひ、あぁっ…!」
先端の突起は痛いほどにしこっており、容易に舌を絡ませることができる。
瑠璃子は1つを口に含んで吸い上げ、もう1つを指の間に挟んで摘み上げた。
「や……ぁ、あ!」
瑠璃子の行動を止めさせるべく唇を開くのだが、
開いた瞬間に容赦なく瑠璃子にその部分を攻められ、
先ほどから小早川は悲鳴を上げることしかできていない。
背中に肘打ちを仕掛け、暴力的な行動には暴力的な行動で止めさせることもできた。
ただ、小早川にはそれを実行する勇気はなかった。
自分に好意を持っている瑠璃子を、自分のその行動で傷つけたくなかったし、
それを実行したことでさらに気まずい関係になりたくなかったのだ。
だから暴力を伴わない動作で止めさせようと肘を下げ、
瑠璃子の身体を払いのけようと何度も試みた。
しかし。
どこにそんな力が隠れているのだろう、
瑠璃子の腕力は用意に小早川の動きを封じ込めてしまい、
小早川のそんな行動も効果は無かった。

やがて瑠璃子の手が徐々に下に下がっていく。
「……あら…?」
スラックスの内側で息づいている熱源に手を触れたとき、
瑠璃子は意外そうな顔をして声を上げた。
「私のこんな下手なやり方でも、
 こんなに感じてくれてるのね…うれしいわ…」
そのまま身体をずり下げ、ベルトに手を掛ける。
「ちょ、ちょ、ちょっと待て!
 なんでそれを外そうと…う…あ!」
足をバタつかせて瑠璃子の手をベルトから離させようとする小早川。
しかし、瑠璃子は暴れる小早川の足を器用にかわしながらファスナーをずらし、
内側にこもった熱を放出させた。
下着に包まれたものが輪郭が分かるぐらいに硬くなっていて、
先端に触れている部分は薄く染みができている。
「お前、何をするつもりな……」
瑠璃子はまた小早川の質問に答えなかった。
ゆっくりと下着をずり下げ、小早川のものを外気に晒す。
「もうこんなになってたんだね……それじゃ苦しいでしょ?
 少し楽にしてあげるね」
両脚の間に腰を下ろし、瑠璃子は小早川のものに顔を近づけた。
「………っあああっ!」
強烈な快感が、小早川の背中から脳髄へ駆け上がってくる。
どうしようもないストレスを解放するための手段として
己の性欲を自己処理する際にもそんな快感を得ることはありえない。
「ぅ……あ、ああっ、ん……」
舌先が小早川のものの先端を舐め上げていた。
817小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:32:23 ID:L6HVKuhg
瑠璃子の思うがままに自分の性欲を解き放ってはいけない。
そう思って小早川は何か別なことを考えて
意識がそちらに向かいがちになるのを修正しようとするのだが、
「……ゃあ……! う……ぅ、く…」
瑠璃子の方が一枚上手だ、
先端だけでなく茎の部分やその下の2つの膨らみまでをも舌で舐め回すため、
理性が本能に抗えなくなる。
「……出したいでしょ? いいのよ、このまま出して…」
小早川の胸の内を見透かすように瑠璃子はそう言って、
ひくついた小早川のものを口腔にすっぽり収めた。
そのまま舌を絡め、音を立てて吸い上げる。
「…う、……ぅ、くううぅッ!」
迸りを放つ瞬間、わずかに残った理性を以て
小早川は力いっぱい腰を引いてベッドに押し付けた。
ちゅぽん、と音がして、
「あっ!」
瑠璃子の驚く声がしたかと思うと次の瞬間には。
噴射された白濁を目を閉じて顔に受ける瑠璃子の顔があった。

「すごい量…それに、なかなか垂れてこないくらい濃いよ…」
このところ性欲を解消していなかったことを指摘されているような気がして、
小早川の眉間に皺が寄り、薄赤い頬がさらに染まっていく。
「…いい加減にこれを解いてくれ」
「駄目」
「なんでだよ!
 俺を辱めて楽しむのなら、これでもう満足だろう?
 それ以上何がしたいって言うんだよ、神尾?!」
「これだけじゃ終わらないわ、小早川君。
 今のは小早川君があまりにつらそうだからちょっと楽にしてあげただけ」
いくらか力を失ったものに、再び瑠璃子の唇が触れる。
「うあっ!」
「私がしたいのは…んっ、ここから先。
 …ふぅ、まだ最後まで…終わってない…」
「ここから先って…最後までって…お前何を言って…ぁく、ぅぅ!」
また口腔に収められ、今度はそのまま首を上下に揺すられた。
内部器官に体液が溜まり始める。先端から薄蜜が漏れ始める。
「止めろ……よ! 止め……ふぁっ……ん!」
首を振り、腰を引き、身をよじって抵抗する小早川。
しかし、またしても小早川の理性は瑠璃子によってもたらされた
焦燥感によって塗りつぶされ、意識はただ一点のみに集中してしまう。
818小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:34:34 ID:L6HVKuhg
「そろそろ…いいかしら…」
これ以上ないほどに勃ちあがった小早川のそれからやっと唇を離し、
瑠璃子は立ち上がって衣服を脱ぎ始めた。
それが本当の女性であれば、その姿はどんなに可愛らしいことだろう。
白のコットン地にフリルレース、カップを支える肩紐の端にはピンクのリボン。
中央には小花の飾りがついていて、
それだけ見ているとブラジャーを着け始めたばかりの
初々しい少女が好みそうなデザインが瑠璃子の胸元を覆っている。
後ろ手でホックを外し、肩紐を抜いた。
そこにあるのは小早川自身も持っている、
平坦だが適度に筋肉がついたスポーツ選手特有の胸。
服を着た状態であれば適度にバストが発達しているように思えたが、
どうやらブラジャーの中にはこれでもかと言うほど詰め物が仕込まれているようだった。
続いて瑠璃子はスカートの中に両手を突っ込み、
ごそごそと何かを探るような手つきをした後、
すっ…と屈みこんで下着を足先から抜き取った。
同色、同素材の、それほど大きくないショーツがベッド下に投げ捨てられる。
「さっきよりももっと気持ちのいいことしてあげるね」
そう言うと瑠璃子は顔にこびりついた精液を指先で丁寧に拭った。
そのままその手をスカートの中に持っていく。
「……ん、う…っ」
瑠璃子が何をしているのか、小早川には分からなかった。
ただ眉頭を寄せ、濡れた輝きを放つ瞳が。
口紅はすっかり取れているが、丁寧に施された化粧が。
口角を軽く下げて歪ませ、唇の隙間から漏れ出たため息が。
本来の性別からかけ離れているのにもかかわらず、
それが瑠璃子に似合っている感じがするのに小早川自身が驚いていた。

準備が整ったのだろうか、程なくして瑠璃子は小早川の腰辺りに跨る。
下半身を覆う膝下丈のスカートは脱いでいなかった。
小早川が見れば少なからず動揺するだろうし、
瑠璃子自身も見られたくないと思ったからだろうか。
ギャザーのたっぷり寄せられたスカートの裾を広げ、
重心がずれないように手を添えた小早川のものをも覆い隠す。
そしてそのまま腰を近づけ、
「ちょ、ちょっと待て! お前本当に俺と…ぅう!」
小早川の制止も聞かずに軽く擦り付けて先端を湿らせ、
「は…ぁ…ふ…、っ!」
一度大きく深呼吸した後、
息を吐きながら一気に体内に圧し込んだ。
「っう゛う゛う゛う゛う゛う゛っ!」
大声を上げそうになる口元を片手で覆い、くぐもった悲鳴を部屋中に響かせる。
目尻から道筋をつけて落ちていく涙が、小早川の腹にこぼれ落ちた。
汗をかくほど火照った身体には、その雫がひどく冷たいものに感じる。
819小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:36:06 ID:L6HVKuhg
「か、神尾…痛いんだろう?
 早く俺…のを抜け…よ。そこから離れろ」
根元を引き絞られる感覚に戸惑いながら小早川は、
自分の腰に立て膝をついて座る瑠璃子の腰を払いのけようとした。
しかし瑠璃子はしゃくりあげながら首を横に振る。
「やり方は少し違うけど…ずっと前からこうしたかったの、私…」
そう言って瑠璃子は身体の真横に下ろしていた両腕を、
小早川の脇腹辺りに持ってきた。身体が軽く前に傾く。
「動く…ね…」
鼻をすすりながら、そろそろと腰を揺らす。
最初は一度動かすと少し止まり、また動かしては止まるような、断続的な動作で。
やがて痛みが薄れてきたのか、徐々に腰の動きが連続したものに、
揺り動かす幅も大きくなってきた。
「ん、…ふ…ぅ…。さっきよりずっと大きくなってる…。
 このままで出す? それともまた手でしてあげようか…?」
きつく唇をかみ締め、小早川はどちらの問いかけにも首を激しく横に振った。
「……意外と我がままねぇ、小早川君は……ぁ!
 でも、我慢できないでしょ? 私の中でびくびく動いてるもの。
 いいわ、このまま出させてあげる…」
小早川のものを包む肉筒が、より奥へ奥へと引き込もうと妖しく蠢く。
「う、ぅ…ん…っくうううッ!!」
強すぎる刺激が、小早川の頭の中を白く塗りつぶした。
瑠璃子の中に熱い液体が放たれた。

一度吐精しても瑠璃子はまだその場から離れなかった。
そればかりかそのまま腰を揺らし続け、胸や脇腹をそっと撫で上げ、
更なる愉悦を小早川にもたらそうとしている。
自分が放ったものがぬるぬると自分のそれに絡みつき、
思わず声を上げそうになって、
「あ……く、うぅ! …ん! ふ、ぅう…」
しかし同性との行為に背徳感を拭うことができず、
慌てて小早川は縛られたままの両手を唇に押し当てた。
「声出していいのよ…」
腰を揺らしつつ瑠璃子はその両手首を掴み、口元から離す。
「ねぇ、…お願い。私、小早川君の声聞きたい…」
小早川の唇が開いたが声が聞こえることは無く、
ただ荒い息遣いだけが瑠璃子の耳元に届いた。
「そっか…やっぱり嫌なんだね、女じゃない私とこんなことするのは…」
深いため息をつき、しばらくの沈黙の後。
瑠璃子は言った。
「私…今期限りで野球辞める」
820小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:38:53 ID:L6HVKuhg
5.
「ちょ、ちょっと待て。何で辞める必要があるんだよ。
 俺が何かまずいこと言ったのか?」
小早川は瑠璃子のその言葉に焦りの表情を浮かべた。
「俺が監督に掛け合うって言ったのがまずかったのか?
 それとも女装をやめろって言ったことか?
 お前の気に障ったんなら謝るよ。
 だから、そんな…野球を止めるなんて言わないでくれ」
「ううん、小早川君のせいじゃない。
 でも、どちらにしたってこのままじゃいられない」
瑠璃子は言った。
「私、メイプルスの中にいるから本当の性別が男でも許されているのよ。
 だけど、一歩外へ出ればどんなに頑張って女の子らしい格好をしていても、
 このままじゃ許されないんだってことが昨日一昨日でよく分かった。
 それに小早川君が言うようにメイプルスから別の球団…例えば
 小早川君のいる西部リンクスにこのまま私が移籍したら、
 私のためだけにいっぱいお金を使うことになるし、
 いろんな準備をしなくてはならなくなるのよ。
 そんなこと今の野球界を見たらどこの球団もできるはずがないわ」

確かに瑠璃子の言っていることは的確なポイントを突いていた。
そもそも瑠璃子がスイートメイプルスに入団できたのは、
現監督である広岡真理子の裁量によるものが大きい。
後任の監督候補が現れるまで広岡監督が辞任することはしばらく考えられないが、
それでも監督が代われば瑠璃子がそのままメイプルスに残留できる保証はない。
スイートメイプルスに在籍しているからこそ許される瑠璃子の存在だが、
その瑠璃子が現状のままどこか別の球団に移籍しようとすることは、
球界だけでなく社会全体で瑠璃子の存在が認められる必要がある。
法律的な観点から言ってもタブー視されている瑠璃子にとって、
それを根本から変えようとすることは
瑠璃子と小早川の力だけではどうすることもできないのが事実だった。
821小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:41:25 ID:L6HVKuhg
「だから、神尾が男に戻ればいいだけの話だろ?」
「駄目なの。それはできないのよ」
瑠璃子の顔がさっと変わり、悲しそうな表情に変わった。
「高校入って小早川君に会うより前からね、
 なんとなく自分は男としての自分がおかしいなって思ってたの。
 普段の生活では普通に男の子として過ごしていたけど、
 家に帰って一人きりになったときは母さんの服とか口紅つけて、
 鏡の前でうっとりしながらずっとそこに座ってたのよ、私…」
「そんなの、母親の普段の様子を見てれば誰だって一度はやってみる悪戯だろう?
 それのどこが悪いんだよ?」
「違うの。私、女として生まれたかったのよ、小早川君と出会うよりずっと前から。
 小早川君と出会ったことでそれをよりはっきり意識したのよ。
 それで私考えたの。このまま男として小早川君を好きになることはできない。
 でも女になれればちゃんと小早川君と向き合うことができるんじゃないかって。
 だから高校卒業して連絡を取らなかったのはそのせいでもあるの」
小早川の顔に疑問の表情が浮かぶ。
「言ってる意味が分からないぞ、神尾。
 女になれればっていうけど、女装する以外で女になる方法なんてあるのか?
 それ以外に性別を変える方法なんて性転換手術を受けるぐらいしか…」

「うん、それよ。だから卒業してから働いてずっとお金貯めてたの」
「……お、お前それ本気で言ってるのか?!」
小早川の驚く顔を見ながら瑠璃子は言葉を続けた。
「本気だよ。お金貯まるまでの間は『紫頭巾』で働きながら
 女としての言葉遣いとか身のこなしとかを修行しようと思ってた。
 結局メイプルスに入ったことで計画が狂って、
 小早川君とは手術を受ける前に再会することになっちゃったけど」
くす、と小さく笑った後で瑠璃子はため息をついた。
「手術をうけるためのお金はもう十分あるの。いつでも受けられるし、
そのための準備もしてある。でも今まで受けるべきか止めるべきかずっと迷ってた」
「え…? だったら止めた方がいいんじゃないか?
 迷うぐらいなら今のままでいいと思うぞ、俺は」
首を横に振る。再び瑠璃子の瞳から涙が溢れ出す。
「小早川君…」
ゆっくりと瑠璃子の上半身が倒れてくる。視線が合わさる。
「さっき私のこと…好きって言ってくれたよね。
 でもそれはこういう…女の子の格好をしている私が
 好きということではないんでしょ?」
「それは神尾にとって大事なことなんだろう?
 だったら俺はそれを受け入れる努力をするつも…」
指先を唇に当てて言葉を塞ぐ。
「小早川君は…神尾聡史が好きなのよ。
 あなたか好きなのは神尾瑠璃子という私ではなく、
 野球をやっているときの私が好きなんだと思う。そうでしょ?」
822小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:43:38 ID:L6HVKuhg
図星だった。何も言えなかった。
「迷っていたのはそのせい。今までずっとあなたの気持ちが分からなかったの。
 小早川君が神尾瑠璃子としての私を受け入れてくれるなら、
 メイプルスにいる間に手術を受けようと思ってた。
 でも、たとえ手術を受けたとしても小早川君の気持ちがそれでは
 女の子として小早川君の前に立つチャンスなんて無いに等しいよね」
「神尾……んっ…」
唇を合わせ、舌を吸い上げる。ざらついた感触。ぬめる質感。
中身は同性だと分かっていながら瑠璃子の巧みなキスに、小早川の心が酔っていく。
「…ふぅ…。それでも私、女の子になりたいの」
瑠璃子の涙は、小早川の頬も濡らした。
「どうせ女の子になったって、私のことをひどく言う人はいるはず。
 だったら今期限りで野球を辞めて…私は普通の女の子になりたい。
 本当の私を取り戻したい」
「辞めても前みたいに連絡取れなくなるなんてことにはならないよな?」
念のため確認する小早川だったが、
「ううん、手術して女の子になったと知れば
 小早川君の周りだけでなく、みんなが騒ぐと思う。
 だから手術は引退してからにするし、引退後も野球以外の職業に就くつもりよ。
 もう小早川君の前には顔を出さない」
再び瑠璃子の腰が動き始めた。

「あなたには、神尾聡史でもなく神尾瑠璃子でもなく、
 ひとりの人間として私を見て欲しかったんだけどな…」
胸元で合わせていた肌を離して起き上がり、
「でももういい。あなたの気持ちは分かったから、
 これ以上小早川君の迷惑になるようなことはしないつもり」
再び腰を動かす。
「だからこれは…今私がしていることは、あなたにあげる私からの最後のプレゼント。
 それから、最初で最後の私の我がまま…」 
卑猥な水音が小早川の耳を。
「本当はね…、ちゃんと女の子に…なってからこういうこと…したかった…。
 …で、も…! も、う…時間が…ないから、これで我慢…してね…」
単語の間に漏れ出る熱い息遣いが小早川の肌を。
「私…忘れない…。
 これから先どんなに…つらいこ…とがあっても、
 今日のこのことを…支えに生きていく…から…」
肉孔の絞りが小早川のそれを。
より高いところへいざなおうとする。
823小早川秀明×神尾瑠璃子 ◆t9KN7WsR1E :2005/10/25(火) 06:47:04 ID:L6HVKuhg
「もう球場で会っ…ても声を…掛けないわ。
 だから小早川君も……んんんぅっ!」
腰の動きを早めているうちに瑠璃子の内側の、
最大にして最高の快感をもたらす部分を探り当ててしまったらしい。
引き絞られる感覚がより強くなる。
瑠璃子の言葉が途切れたが、小早川には何を言おうとしているのか理解できた。
「好き…大好きよ…、こば…や…かわ…く…っ!」
自らの全身全霊を賭けて自分に対する愛を告白しておきながら、
それでも小早川に迷惑がかからないようにと敢えて自分の身を退けようとしている。
哀しいくらいに強くて優しい瑠璃子の想いが小早川の心を揺さぶるが、
小早川にはその想いに応える度量は足りていなかった。
好きとも、嫌いとも言えず、彼はただ「彼女」の名前を呼ぼうとする。
「か、み………ぅく!」
互いに禁忌を犯している意識はあった。
それでも2人は脳内を塗りつぶしていく感覚に抗うことができなかった。
「「あ、ああああああッ!」」
愉悦の証を互いの身体に飛び散らせる。
数刻後に瑠璃子の身体が小早川のもとへ倒れこんできたが、
続けざまに体力を奪われた身体は動かず、
その後頭部に縛られたままの腕を置くことしかできなかった。

====================
以上、第5章までお付き合いくださいましてありがとうございました。
続く第6章からの分、本当にちょっとずつではありますが書き直してはいます。
ただそれを投下するにはまたしばらく時間が必要なのと、
何度も書き直しているために消える前のと比べたら文章の質が低下していて
うまく繋がるかちょっと自分でも分かりません。
今回投下した分も微妙に繋がっていない感じが自分でもしてるし…orz
保管庫の管理人様にもご迷惑をおかけしてすみませんが、
生暖かい目で見守っていてくだされば幸いです。
それではROM&作業に戻ります。
|彡 サッ
824名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 13:12:14 ID:naaU5pxc
乙!
続きも楽しみにしています!
825名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 00:43:37 ID:4InuNQvC
>>◆t9KN7WsR1E 様
おお、おなつかしや。ご健在であらせられましたか…
乙です。萌えです。マターリテカテカで待ってますんで、ぜひ続きヨロ。
826名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 11:52:13 ID:Hd0GzOsY
gJ
827名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 11:56:32 ID:sovHnYp7
> ◆t9KN7WsR1E 
いろいろ大変だったのに、また投下してくださってサンクス!
瑠璃子ちゃんセツナス…
828名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 02:01:18 ID:USTJINIP
瑠璃子ちゃん幸せになってほしい……
829名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 21:59:02 ID:b/UbfD0a
瑠璃子ちゃんウッゥッ…

八百ものはあんま好きじゃないんですが瑠璃子ちゃんは女の子なのでヨシ
スカート脱がないとこなんか泣ける
830名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 17:05:53 ID:THCXUlLo
そう言えば映画の話ってどうなったんだろう……?
831名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 20:09:03 ID:jbnbusEf
832名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 22:49:15 ID:HiLAcCyy
落ちたらイヤだな・・・と思ってあげてみる
833名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 21:53:05 ID:5HvxjcFa
うん。そうだよね。
834名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 00:09:13 ID:UFPTVQ2a
ロレンス×柚子が読みたくてよじよじしてます。
ミカエル短大時代の通い妻状態を妄想すると萌える……
職人様、気が向いたらぜひ筆を取ってくだせぇ。
そしてここに投下してくだせぇ。
835名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 20:06:44 ID:UQPtchuI
関連はあるけどエロではないのでsageます。
意外なところで毛色の変わった3人の話が…w

胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(26)
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1130258382/845-867
836名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 00:58:16 ID:IdZch2s+
>835
確信犯で判る人にしか判らない進行具合でワロタ。
投下した人GJすぎだ。
837名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 12:07:04 ID:YRCwRLiH
しばらく書き込みないですね。
…いまどれくらいの住人さんが見てるのかな…。
838名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 14:05:39 ID:NPCpeAHC
見てますノシ
839名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 15:48:37 ID:nM2qaNfJ
一人だけか…
840名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 16:27:46 ID:eJkOvXeg
ノシ
841名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 17:49:35 ID:9eznllTp
ノシ
842名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 18:15:32 ID:I2xNGQFG
ノシ
843名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 19:57:16 ID:KEsnJyOr
ノシ


毎日心待ちにしているのは私だけではなかったのだなと
なんとなく安心。
844名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 23:37:21 ID:tqNbTiu7
ノシ
ノシ
846名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 06:12:00 ID:0yAnY8xl
(`・ω・´)ノシ
847名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 11:43:51 ID:AhHSIXmX
ノシ
848名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 14:35:28 ID:PPPzUHUw
ノシ
849名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 00:05:16 ID:AsJDehgC
ノシ!
850名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 00:18:18 ID:g0ZNSd4L
ノシ

職人さんカモン〜
851名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 01:06:44 ID:jh3ByJGT
ノシ
852名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 01:22:52 ID:bZeJp226
3になって色々あったからな・・・
853名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 08:17:34 ID:aPoSg9BW
どうぞ、このスレが心穏やかに円満で活気に満ちたものでありますように。
854名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 19:01:57 ID:N15hm7ap
ノシノシノシ

激しく挙手
855名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 22:03:31 ID:ZW+KOAl7
ノシ

ひっそりと挙手
856840:2005/12/01(木) 22:24:46 ID:Ku/uV5hG
>834
触発されてコツコツ書いておりました。
他のスレでは書いたことはあったけど、好きなのにどうしてもこの淡白な少女達でエロが書ける自信がなく、このスレの職人さんスゲーとおもてましたよ。
なので、エロはないっす。
結構、いっぱい見てる人がいるらしいので、本物の職人さんが降臨するまでの暇つぶしにどうぞ。
857840(ロレンス×柚子):2005/12/01(木) 22:25:40 ID:Ku/uV5hG
ピンポーン
インターフォンを押してしばらくすると柚子の目の前にあった扉が内側へと開かれた。
「こんばんは、更科さん。いつもありがとう」
中から現れたロレンスが部屋の中へ促すようにドアを広げる。
「先生、いっつも言ってるけどさーインターフォン押してるんだから、相手確認してからでなきゃ無用心だよ・・・」
片手に夕飯のおかずを入れた紙袋を提げ、相変わらずのおさげで寒そうにマフラーを巻いた柚子は呆れながら部屋の中へと入っていった。
「でも、更科さんのくる時間はいつもこのくらいだし・・・」
ロレンスはそんな柚子を見ながら嬉しそうに微笑んだ。
柚子はマフラーを外し、コートを脱ぐと玄関の洋服かけにかけた。
「ったく・・・。しょーがねーなぁ〜先生は・・・ご飯は炊いてある?」
勝手知ったるロレンスの台所に入ると、炊飯ジャーの蓋を開けて中を確認。
「・・・すいません・・・今日は会議があって・・・」
「むぅ〜〜〜〜〜先生はあっちで待ってて。」
ロレンスをリビングに追いやると、柚子は殻のジャーを取り出し、台所の戸棚からボウルで米を洗う作業に取り掛かった。

858840(ロレンス×柚子):2005/12/01(木) 22:26:29 ID:Ku/uV5hG
聖ミカエル学園の高等部を卒業して、1年と3/4年ほどが経とうとしていた。
柚子はエスカレーター式にミカエルの短大に通い、高校を卒業しても尚、ロレンスへの夕食の出前を続けていた。
既に担任ではないものの、未だに『先生』と言う呼び名は変えられずにいたが、柚子にとってロレンスが大事な人になっているのは本人にも十分に分かっている。
ロレンスの気持ちはどうなんだろう?
そんな事を考えながら、洗い終わった米をジャーに移し、炊飯器へとセットした。

柚子は濡れた手をタオルで拭くと、対面のリビングのソファーでクラシックな音楽をかけながら、何やら難しそうな英語の本を読んでいるロレンスの隣に座った。
「あっ更科さんありがとう。」
「なんの本読んでんの?」
柚子に気づいてロレンスが閉じた本の表紙を覗き込む。
「『数学のおちこぼれの拾い方』」
「・・・せんせー・・・国語の先生じゃなかったっけ・・・?」
「これは、まぁ・・・柚子ちゃんの手が空くまでの暇つぶしですから」
「あー・・・そう」
意味ありげな台詞を平然と言いながらニッコリと微笑むロレンスに、柚子は内心ドキドキしながらも平常を装った。
英国人のこういう言い回しは深い意味がないと、柚子はロレンスと過ごすうちに学んできてはいたのだが、やはり生粋の日本人の柚子には慣れないものだ。
859840(ロレンス×柚子):2005/12/01(木) 22:27:13 ID:Ku/uV5hG
「ところで柚子ちゃん、そろそろクリスマスだねぇ〜」
「あーそういえば、そうだねー。外もずいぶん寒くなってきたしね。クリスマスか・・・」
柚子は2年前の冬休みを思い出した。
商店街の福引きで当てたイギリス旅行。
ロレンスとその親友ラインハルトのおハルさんにルドルフ、後から合流した史緒と和音。
寂しい者同士と猫かぶり者同士、仲良く騒ぎまくった冬休み。
せっかく友達になった美しい声のおハルさんは、今はもういない。
「先生!お茶入れよっか!」
悲しい思い出を振り切るように柚子は立ち上がって台所へと向かった。
食器戸棚からティーカップを取り出すと、中にティーバッグを入れる。
イギリスの家にはお茶の種類も豊富でミルクの種類まで選べるお坊ちゃまのロレンスが日本の2DKではティーバッグなのが、柚子は少しおかしくなった。
「柚子ちゃん、どうしたの?」
「いやさー、実家じゃ色んな種類のお茶飲んでるのに、こっちじゃティーバッグなんだもん。なんだかおかしくって・・・」
「僕は本当は飲めればなんでもいいんだけどね。ベネットが凝り性なんだよ。こっちじゃ一人だし簡単に飲めるのが楽なんだよね。でも、柚子ちゃんが入れてくれればなんだっておいしいし」
柚子はニッコリと笑い褒め殺しするロレンスの前にティーバッグで入れた紅茶を置く。
「あ、そういえば・・・先生、今年も実家帰るの?」
ロレンスの隣に座り、紅茶をフーフーしながら尋ねる。
「そうだねぇ〜帰ると思うけど・・・どうして?」
「今年は史緒さんちでクリスマスパーティーやるって事で招待状預かってたの忘れてたんだ。ハイ、これ」
夕食のおかずの入った紙袋の中から招待状を取り出して手渡した。
860840(ロレンス×柚子):2005/12/01(木) 22:28:24 ID:Ku/uV5hG
ロレンスが受け取った招待状を開くと、そこには、
『ロレンス先生へ
きたる12月24日のクリスマス・イヴにささやかながらもクリスマスパーティーを開催いたします。
ご都合がつきましたらご参加お待ち致しております。

日時 12月24日 PM7:00から
場所 司城宅

尚、プレゼント交換を予定しておりますので、プレゼント持参の上お越しくださいませ。

司城史緒』
レース柄のカードには史緒の字と思われる手書きの丁寧な字が並んでいた。
861840(ロレンス×柚子):2005/12/01(木) 22:28:53 ID:Ku/uV5hG
「今年はねー、史緒さんトコの吉田シェフがものすごい料理作ってくれるらしいよー」
「ほぉ〜それは是非いただきたいね」
吉田シェフと言えば、以前史緒からティータイムにも手の込んだデザートが出てくると聞いたのを思い出した。
目の前に置かれたティーカップを口に運びつつ、史緒の家のディナーを想像する。
自分の実家とほとんど変わらないような豪華な料理が並ぶだろうな・・・と思いつつ、そんな料理も久々なロレンスの顔は思わず顔がほころんだ。
「先生もくるでしょ?」
「そういうことなら、クリスマスパーティーに出てからイギリスに帰る事にしようかな」
「早く帰ってあげないとベネットさんも寂しいもんなぁ〜。どうせならベネットさんも呼んじゃえば?」
「あはは。それはいいかもしんない。でも・・・」
ロレンスは言いかけると、急に席を立ち隣のベッドルームへ向かった。
何やら小さな紙袋を持ってくると、それを柚子に手渡した。
「なに、これ?」
手渡された紙袋に目を落とすと、中を覗き込む。
「・・・鍵・・・?」
袋を逆さに出して取り出すと手の中にマンションの鍵が落ちてくる。
「そう、僕の部屋の鍵だよ。柚子ちゃんに持っていて欲しいから。」
「そ、それは・・・えと・・・あのぅ・・・」
さすがにこれは、どう捉えるべきなのか、素直に受け取ればいいのか、それともただ単に夕飯を届ける為にと思えばいいのか・・・柚子が混乱して頭を抱えていると、
「柚子ちゃんって・・・もしかして相当鈍いですか?」
苦笑まじりにロレンスが尋ねた。
「ロレンス先生が留守の時に夕飯を届けて置く為・・・・じゃあないよね・・・?」
言葉の意味を噛み締めるように、ロレンスに確認する。
862840(ロレンス×柚子):2005/12/01(木) 22:29:47 ID:Ku/uV5hG
「んーと、じゃあ・・・ホントはクリスマスに渡そうと思ってたんだけど・・・」
ソファの脇にあるサイドテーブルの引き出しから、小さな箱を取り出すとそれを柚子の目の前で開けてみせる。
「だ・・・だいあもんどっ!」
見るからに高そうな大きなダイヤのはめられたエンゲージリングと思われるそれが目の前に差し出され、柚子の頭の中にはダンゴが連なる数字が渦巻いていた。
「ろっろれんすっ!こんな高いもん、いつの間に買ったんだっ!!すげーな、おい・・・こんなでっかいダイヤ初めて見たぞ!」
ダイヤに食い入るように見入る柚子にため息をつきつつ、
「柚子ちゃん・・・人が今からプロポーズしようとしている所で理性を吹っ飛ばさないでくれるかな・・・。」
「だって、これ何カラットあると思って・・・ぷろぽぉず?」
「まさか、僕の気持ち全然気づいてなかった・・・なんて事はないでしょ?」
今まさにロレンスの気持ちが確認できた事と突然の展開に驚いて声さえでない柚子は大きくぶるんぶるんと首を振るしかできなかった。
「・・・ホントに気づいてなかった・・・の?」
柚子の反応に本気で気づいてもらえてなかった事を悟り、愕然とする。
「英国人は平然と恥ずかしい言い回しをするモノだと思ってたから・・・特に深い意味はないと思って・・・」
「僕は柚子ちゃんの気持ち、分かってたんだけどなぁ〜・・・」
「う・・・」
自分でも分かるくらい顔に血が上って行くのが分かり、柚子はロレンス見られないようにうつむいた。
そんな柚子を見て、呆れ顔だったロレンスの顔に笑みがこぼれる。
「じゃあ、改めて。僕は柚子ちゃんを愛してるよ。だから、結婚を前提にお付き合いしてください。」
863840(ロレンス×柚子):2005/12/01(木) 22:30:17 ID:Ku/uV5hG
あまりの恥ずかしさに顔を上げることができず、柚子は小さく頷く事しかできなかった。
ロレンスは、これ以上にないくらい真っ赤にした柚子の顔を無理矢理自分に向けさせた。
「柚子ちゃん、ちゃんと顔見せて。それで、これを左手の薬指にはめさせてもらえると嬉しいんだけど?」
小さな小箱から指輪を取り出すロレンスの前に震える小さな左手を差し出す。
と、突然その手を引っ込める柚子。
「?」
ロレンスが不思議そうな顔をして柚子の顔を覗くと、
「ほ、ホントに、私でいいの?全然お嬢様とかじゃないし、ホントは平凡な一般庶民だよ?」
ロレンスは優しく微笑むと柚子の引っ込めた左手をつかみ、薬指に指輪を差し入れる。
「僕だって、2DKのただの国語の教師だよ。柚子ちゃんは柚子ちゃんでしょ?そんな柚子ちゃんが好きなんだよ。」
「・・・私も・・・先生の事大好きだよ・・・」
ロレンスはつかんでいた柚子の左手を引っ張り、柚子の体ごと自分に引き寄せて抱きしめた。
「その言葉をずっと待ってたんだ・・・」
ロレンスは柚子を体から少し離すと、小さなその愛くるしい唇へ自分の唇を重ねた。
長い口づけのあと、ロレンスの唇は首筋へと降りていく。
柚子の体をソファーに押し倒し、手はブラウスのボタンを外しにかかった。
「あ・・・ちょ・・・まっ・・・」
柚子の声に構うことなく、ブラウスのボタンはひとつ、ふたつ・・・と外れ、
ピッピッピッ
突然の電子音にロレンスの手が止まった。
「ご、ご飯、ご飯!ご飯炊けたから、ね?」
ここぞとばかりに柚子はロレンスを押しのけると胸元を直しながら台所へ走り去る。
残されたロレンスはソファーに座りなおすと、肩を落とした。
炊き立てのご飯を混ぜる柚子の後姿を見ながら、片方の膝に肘を付きながら苦笑する。
「ま・・・いっか・・・。とりあえずは・・・。」
独り言をつぶやくと、ロレンスは柚子の持ってきた紙袋の中からおかずの入ったタッパーを取り出し、柚子の手伝いへと向かった。

『そう、もう急ぐことはない。
もうすぐ彼女は僕だけのものになる―――――。』
864840:2005/12/01(木) 22:32:29 ID:Ku/uV5hG
以上でつ。
つたない文章、誤字脱字等は気にしないでください。
では、本物の職人さんドゾー
865名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 22:43:46 ID:5gEXltbk
うはー。いい! イイッスねぇ!!
ほわほわもえもえですねえ。
ありがとう、840さん!!
866名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 23:45:18 ID:8BoiUwCB
かわいらしいお話GJ!!!です

エロエロもいいけど、こ〜ゆ〜ほのぼのも良いですねぇ〜
ご飯が炊ける音で邪魔が入るのが「らしいな〜」と思いました
867834:2005/12/01(木) 23:47:29 ID:6Cpfv5Cr
>840神
ロレ×柚読みたくてよじよじしてた834です!
柚子さん溺愛してる先生と、英国人だからで片付けてた柚子さんの
対比が非常にツボでした。
個人的にはロレンスの
「僕だって、2DKのただの国語の教師だよ。」
に萌えです。
いいもの読ませていただきました……ありがとうございます!
868名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 11:38:33 ID:w/GBZlxJ
レスがのびてきましたね。ありがたやありがたや。
>856
告白と同時に鍵ですか!しかも玉の輿ダイヤ(?)付きのサプライズ大行進とは、やるなぁ〜ロレンス!
「ちゃんと顔見せて」からのくだりが萌えです。手を引っ込める柚子ちゃんがかわいい。
ほのぼのなお話をありがとうございました。
869名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 12:43:49 ID:7if1PKIQ
いい!すごくいいぞ!
ほのぼのカップルだね
続き書いてください お願いします!
870名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 02:48:38 ID:na8yVw04
GJ!
しかしロレンス先生は焦りすぎだぞw
871840:2005/12/03(土) 10:41:48 ID:iw6gB7Rd
そのままROMに戻るつもりだったのですが、感想頂いたのでお礼を兼ねて出てきました。
川原作品の女の子達は、ほのぼの系ですからねぇ・・・そうなっちゃいました。
自分的に、このキャラではどうにもエロに持ち込めないので続きはありません。
それと!>870さん!
その通りですよ、ロレンス焦りすぎですよね・・・自分で書いててなんですが。
どうも、私の中でロレンスは寂しがり屋になってしまいまして・・・。
脳内ロレンスは短大卒業後に結婚へ持ち込みたかったんですよ。『柚子ちゃんも好いてくれてるようだし、気が変わらぬ内に売約済みにしちゃえ〜』とw
しかし、展開が早過ぎたのはちと反省して、また何かを書く時の為の材料にいたしましょう。
それでは、神の降臨を待ちつつ、ROMに戻ります〜。
こんなヘタクソでも書いたのです、さぁあなたもROMから書き手になりませう。
872名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:12:12 ID:/ZV72Qjg
つ、つづきをくらさいщ(゚Д゚щ) カモーン!
873名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 11:30:01 ID:NVsbGk9d
作者さんGJ!
指輪見た柚子ちゃんの反応がらしくてワロタw
874名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 00:35:10 ID:SyrHn0Hn
浮上
875名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 02:27:34 ID:mYrhHzvk
保守
876名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 23:26:43 ID:5c4oIQVW
ほしゅ
877名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 01:15:47 ID:LWbO+tyd
ほし
878名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 21:12:14 ID:CqLPy4fA
おーい、誰もいないのかー?
空の食欲魔人求む!
879名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 22:27:50 ID:yOYf3cx+
いるよ!冬コミなんか出るのかなぁ
880名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 23:25:51 ID:beekEceZ
クリスマスネタとか落ちてないかな・・・?
881名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 12:10:28 ID:sNll2UBq
えっと、こういうの書くの初めてなのですが、少しばかり書いてみました。
高柳×広岡で、79さんの媚薬の話の次の日です。
媚薬のお話、気に入っちゃたのでつい。。w
メイプル戦記何年も読んでないので、雰囲気がいまいち掴めてません。
で、今日アマゾンで注文しちゃいましたw
最初の方、皆でグダグダしてますが、とりあえず書いたところまで
全部載せてみます。
まだ途中ですが、生暖かく読んで見てくださいませ。
882881(高柳×広岡):2005/12/25(日) 12:11:09 ID:sNll2UBq
「ねぇねぇみんな、今日の監督、何か変だと思わない?」
一番最後に入ってきた笑子がミーティングルームを見渡しながら言った。
「あー。そういえば窓の外を眺めてボーっとしてたり……」
瑠璃子が後を続けると、4つ子たちが口々に
「監督が空を見てボーっとしているのは」
「いつものことだよー」
「何か新しい作戦考えてるのかもな」
「んだんだー」
と口々に言った。

「そうかもしれないわね。でも、タマに顔が赤くなったり、かと思えば」
紘子が考えながら言うと、スコットがすかさず口を出した。
「急に青くなったりね」

「まぁー。そういえばそうですわね、桜子さま」
「私ちっとも気づきませんでしたわー、さすがお姉様方ですわ」

「いったいどうしたのかしら、アタシ心配だわ……」
「まさか、監督に限って恋の病? あたしが罹るなら分かるけど」
「笑子ちゃんってばもうー、監督は純粋な乙女なのよ」
瑠璃子が両手を組み合わせ、目をキラキラと輝かせる。

「でも、相手は誰なのかしら」
紘子が首をかしげながら言うと、パトシリアがニヤリと笑った。
「高柳コーチ」

「えええええええええええええええええええええええええええっ」
4つ子が黄色い声を上げた所に、当の本人とコーチが揃って入室した。
883881(高柳×広岡):2005/12/25(日) 12:11:57 ID:sNll2UBq
すかさず注がれる22の瞳。
高柳コーチは、いつもと変わらず冷静に話を切り出した。
が、部屋の雰囲気がいつもと違うことを敏感に察していた。
4つ子たちのあからさまに期待に満ちた瞳、桜子薫子の上気した頬。
笑子や瑠璃子、スコットの好奇心に満ちた笑みや、紘子の心配そうな顔つき。
そして、パトシリアの何かつかんでいるような表情。

(ははーん、これは……。何かバレるようなヘマをしたか?)
広岡に話を引き継ぎ、昨晩の状況を思い返す。
俺が彼女の部屋に入ったのは8時近く、この子らは既に隣町の祭りに出かけていた。
……ムニャムニャ、ごほん。。(赤面
部屋を出たのは既に11時をまわっていたけど、宵祭りで終わりが遅いのか、まだ誰も
帰ってきてはいなかった。
寮長(立花社長だけど)にも帰宅時間が遅くなる連絡は入っている。
つまり、俺が彼女の部屋にいた時、寮内には誰もいなかったはず……だ。
いなかったはず、だよな。。

意識して考えないようにしていたのに、気を緩めた途端に昨晩の記憶が押し寄せてきた。
あれは、媚薬のせいとはいえ、しかし。。
いやいやいかん、俺はミーティング中に何を考えているのだ。

ハッと気付くと監督の話は終わり、また22の瞳が僕に注がれている。
「あー、なんでしたっけ?」
監督に話しかけると、目が合った瞬間、彼女はみるみる真っ赤になり絶句した。

「まだ体調が悪いようですね」
と言って早めに切り上げたものの、ミーティングは散々だった。
22の、あの期待に満ちた瞳!
女って怖い。。
そして監督の、彼女の時折見せる、途方にくれたような切ないような苦しいような顔。
あんな顔を始めて見たぞ俺は!
7年も文通しておきながら。。
いやいや。。。
机に向かって座り込んで頭を抱える。
媚薬はまだ僕にも効いているのだろうか。。
884881(高柳×広岡):2005/12/25(日) 12:13:17 ID:sNll2UBq
そして、監督は、広岡監督は起きていた。
「いかん、このままじゃいかん〜」
唸りながら両手を髪の毛にうずめ、つぶやく。
「いかんいかんいかん〜」
今日は既に媚薬の効果は切れているはずだ。切れているはずなのだ。
しかし常日頃から鍛えている身体は、たった一晩の、たった数時間の交わりを
全て刻み込んでいるようだっだ。
指導中に休憩中にふとよぎる昨晩の記憶。
なんとか指導はこなしたものの、それ以外の時間は「全て」その記憶が官能を呼び覚ます。
身体のあちこちに残る口唇の跡。
風呂上りにふくらはぎの跡をみつけた瞬間、カーッと頭に血が上った。
そこから悶々と、自室で一人唸っている。
仕方ない。こうしていても仕方ないのだ。
時計の針は10時半を過ぎた。
椅子から立ち上がると、Tシャツの上に薄いカーディガンを羽織り、部屋を出た。

寮の庭に出て空を見上げる。
リンリンとそちこちで虫が鳴いているのをぼんやりと聞く。
ふとしゃがみこんだ。
「お前たちも相手が欲しくて鳴いているのかー、切ないのー」
口には出さずに膝に顎をうずめ目を閉じた。
相手が欲しい、相手が欲しいのか私は。
そのままじっと小さくなって座っていれば私の存在も消えてしまうかもしれぬ。

地面を踏むひそやかな足音が聞こえた。
動くのがイヤでそのまま気付かぬフリをする。
大方誰かがバッティング練習でもしに来たのであろう。
885881(高柳×広岡):2005/12/25(日) 12:13:47 ID:sNll2UBq
「風邪ひきますよ」
「たっ、高柳さ」
ガバと振り向くと高柳コーチの背の高さが見てとれた。
彼は私の傍にしゃがみこみ、私は今更逃げるわけにも行かず、固まった。
また顔に血が上っていくのが分かる。くそー。
「大丈夫ですか」
「な、何がだ」
「まぁ……色々と」
「……うむ」
高柳がふと横を見ると、真っ赤な顔をした広岡が膝に顎を埋めているのが見えた。
やれやれ、この人は本当に初心なんだな。。
背中を丸めたまま、高柳はぽつりぽつりと言葉を発する。

「寒くありませんか」
「……うんにゃ」
「お腹すきませんか」
「……うんにゃ」

「まぁでも」
「……」
「本当のことを言うと」
「……」
「僕は非常に昨日うれしかったわけでして」
「なっ」

彼女が白目を剥いた。

「反面非常に寂しさも覚えたんですが」
「……なんで」

そこで彼女の顔を覗き込み、にこりと笑った。
「キスさせてもらえなかったからですよ」
「……むぅ」

そこでにじり寄った。
彼女はじりじりと後ずさる。
「ねぇ広岡さん」
「な、なんだ」
「今からでもいいんですよ」
「な、何をだ」
「だから」

すぅと息を吸って一息に言う。
「昨日できなかったこと」
886881(高柳×広岡):2005/12/25(日) 12:14:59 ID:sNll2UBq
あわあわと言葉も出ない彼女は、昨日とはまた違った可愛らしさがあった。
膝と膝がぶつかった。
すでに彼女の背中は塀にぶつかっている、後はない。

虫の音が止まり、彼女の白い頬が月明かりに照らされた。
そっと手をふれると、思い出したように彼女の肩が小刻みに震えだす。
「ぶぶぶぶぶ無礼者っ、触るな!」
声まで震えているのが愛しくて、両手で頬をそっと包む。
そのまま額に額を軽くつけた。
「なななななな何をする」
「まだしてませんよ」
思わず笑みがこぼれそうになった。

再び虫が鳴き出す中で、そっと唇を重ねた。
あぁ、やわらかい。。
硬く結んでいた口が呼吸でふっと緩むのを待って、さらに深く重ねた。
「……んっ」
逃げようとする体の、腰と首の後ろを引き寄せて。
下唇を甘く噛んで、舌で上唇をそっとなぞった。
そのまま舌をするりと彼女の中に入れると、彼女の肩がぴくりとまた動く。
舌が舌を探し当ると、ひそやかながらも彼女の舌がちろりと跳ねた。
そこを追いかけて掬うと彼女の吐息が甘くなった。

ゆっくりと、ゆっくりと慌てちゃだめだ。。
やわらかく絡んでいた唇を離すと、彼女は少しうるんだ目で僕を見た。
しかし、すぐに手の甲で少年のようにぐいと唇を拭った。
「た、高柳、おまえ〜」
肩を少し上下させながら下からぐいとにらみつける。

「そんな姿も可愛らしい」
また思わずにっこりとしながら言う。
「……もう許さん、昨日はまだ仕方なかったもののー!」
「仕返しですか?」
「仕返ししてやるー」
「それはうれしい」
「へ?」
ぽかんと固まった彼女を見てさらに言葉を続ける。

「昨日の仕返しをしてくれるんでしょう?」
「?」
「幸いこの寮で男は僕一人です。寮の部屋も皆から遠く離れている。さらに都合のいいことに」
「??」
「この角の廊下から入れば僕の部屋はすぐです。誰にも見つかりませんよ」
「!」

後ずさりしてももう後がない。
僕は迷わず彼女をひょいと抱えあげた。
「あっ、こら! 何をするっ、離せっ!」
「大きな声を出すと人が来ますよ」
「んがー」
「昨日も可愛らしかったが、今日もまた格別です」
「んががががー」
887881:2005/12/25(日) 12:19:06 ID:sNll2UBq
まだ途中ですみません。。
一人称が俺だの僕だの統一されてませんね。
まだ続き書いてないので、その辺気をつけて頑張ります。
職人さんが現れるまでのつなぎにでも読んでください。
888名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 13:53:33 ID:L+luE00p
クリスマスの奇跡!?
職人召喚成功!

>881
とてもいい感じで続き気になります。
あやぐあやぐーーー!!
ガンバッテー!
889名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 14:05:37 ID:gMuCiYKH
ミカエル三人娘だと、こういう会話をしていそうな気もしなくもない。
「な〜〜〜〜」
「んにゃ?」
「どしただ?」
「クリスマスってさ、キリストさんが生まれた日だろ?」
「……そうじゃないか?」
「ということは、マリアさんが処女懐胎したってのはその十月十日前なのか?」
「その数字は正確じゃないという話だぞ」
「神の子の妊娠期間がヒトと同じと考えていいのか?」
「それはともかく、世間では今夜皆がエッチしているんだよな」
「……」
なんかこんなズレた会話。
まああの三人にしてみれば「ケーキが食べられる日」という認識かもしれん。
人によっては親の会社のパーティに参加して、目の前にあるごちそうを食べたいのに
猫かぶってすごさなければならない苦痛の日かもしれんけど。
890名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 22:21:42 ID:eYLnKDes
ミカエルといえば。。

俊介 「和音さん。。」
和音 「あ、し、しゅんすけ……い、いやぁ。。」
俊介 「イヤですか?」
和音 「……んぁ。。あっ、ダメっ」
俊介 「もうやめますか?」
和音 「あ。。いやぁ。。いじわ……る」
俊介 「和音さん」
和音 「え?」
俊介 「どこが気持ちいいの?」
和音 「……」
俊介 「和音さんのどこが、気持ちいいの?」
和音 「……い、いじわる」
俊介 「和音さん、どこ?」
和音 「えっと。。……ち、膣内?」

俊介思わず脱力し、そこからまたお説教が始まる、とw

「妙齢の女性がそのようなむきつけき言葉を使うものではありません!」
「だって俊介が、どこが気持ちいいかって聞いたんじゃないかよぉぉ」
891名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 22:23:45 ID:eYLnKDes
ID変わりましたが、881です。

>888
ありがとうございます!
初めて書き込みしたのでドキドキでした。
でも書き始めると楽しいですねー。
892名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 22:49:28 ID:eYLnKDes
>890
× むきつけき
○ むくつけき

でした。スマソ
893881:2005/12/25(日) 23:34:20 ID:eYLnKDes
少しですが続き書きました。
相変わらずグダグダですが、
書いたところまで載せてみます。
894881(高柳×広岡):2005/12/25(日) 23:34:54 ID:eYLnKDes
さて、部屋に入り彼女をベッドに下ろし電気をつけた。

「何か飲みますか? コーヒー? 紅茶? 安物だけどワインもありますが……」
「たっ、高柳さん、今日はもう遅いことだし、わ、ワタシはこれで戻りますね!」
立ち上がった彼女は、焦りのあまり、必要以上に笑顔になって早口で喋っている。

「まぁ座ってください」
「いやでもあの」
「いや、コーチとして監督に物申したいことがあるんでね」
「な、何だよ」

途端に真顔になって、ホッとしたような、少しばかりがっかりしたような風情が見て取れた。
そう見えるのは僕の僻目なのかな。

「広岡監督」
「は、はい」
「今日は何回昨晩のことを思い出したんですか?」
「な、何回とはなんだよ。そ、そんなことちっとも思い出してないぞ」
「僕は今日じっと監督のことを観察していましたが」
「うぐぅ」
「必要以上の赤面、ぼんやり、うつろなまなざしなど、挙動不審のところが常よりも多く見られました」
「あぁうぅ。。」
「選手は敏感ですよ、監督」
「!」
「そして選手内には未成年者もいる」
「は、はい。。」

彼女の首は、もう地面にのめり込みそうにうなだれている。
「おっしゃるとーりでごぜーます」
かぼそい声でつぶやいた。

「そこでです」
「……うむ」
「復習は大事です。でも仕事中はいけません」
「……」

そこで彼女の頬を両手で包んで、ゆっくりと上を向けさせた。
「復習は夜だけにしましょう」
895881(高柳×広岡):2005/12/25(日) 23:36:31 ID:eYLnKDes
電気が消えた室内は、窓からの月明かりでうっすらと明るい。
ベッドの端に腰掛けた彼女の肩を抱くと、緊張で硬くなりはしたが、抵抗はない。
そっと前髪を上げて額に口づけた。ひんやりとすべる肌だ。
そのまま静かに、まぶたから頬、くちびるまで優しく移動する。
薄く開いたくちびるに唇が触れて、彼女は実に素直にそれを受け入れた。
さっきよりもっと深く、もっと大胆に、僕の舌は彼女の舌を絡めとる。
ふっと彼女の口から吐息が漏れた。さっきよりも甘い。。。
その甘い息に僕の理性は一瞬飛んで、初めてキスをする中学生のように思わず唇を噛んだ。
「つっ!」
「あぁ、ごめん。。」
またその甘い息を吸おうと、僕は再び彼女の唇を捕らえた。

昨晩、媚薬が効いている時でさえ必死の抵抗をした彼女が、今はまるで魔法にかかったかのように素直だ。
「どうして急に素直になったんです?」
「ええい、うるさい。それ以上言うなら部屋に帰るぞ」
「……帰しませんよ」
唇を重ねながら、彼女の髪を撫でて、そのままうなじを優しく撫で下ろす。
一旦下がったところで、今度は後ろの生え際から髪の毛に指を入れた。
「……んふっ!」
少し息を荒げて彼女の顎が上がる。
優しくつんと尖った顎を食むと、彼女が切なそうに眉を寄せたのが見えた。

白い喉元が月明かりを浴びて光っている。
そう言うと
「いや、もう随分日焼けしたが、首はあまり日が当たらんのかもな」
生真面目に答えるあなたが愛しい。
薄い皮膚を、跡が残りそうに強く吸いそうになるのをぐっとこらえる。

Tシャツを捲り上げ、すべすべしたわき腹を撫でながらその上に行こうとした途端、
「ちょ、……待って」
彼女が困ったような声を上げた。
「怖いですか」
「……うんにゃ」
それでも手でTシャツを押さえているのは怖いのであろう。
彼女は息を整えながら天井を見つめ、僕は待った。

天井を見つめたままの彼女が小さな声で言う。
「これは、復習か?」
僕は安心して次の動作に移る。
「……復習ですよ。。」


そう、もう昨晩開いたページだ。
それで安心するのならそれでいいよ、広岡さん。
896881:2005/12/25(日) 23:41:40 ID:eYLnKDes
うわー、結構書いたと思ったのにこれだけです。。
また明日書けるといいなー。

ではおやすみなさいませ。
897名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 01:02:38 ID:LYkGJt4u
明日!?
明日・・・・明日・・・。
お待ち申し上げております。
898881(高柳×広岡):2005/12/26(月) 17:30:17 ID:irCEZvWS
Tシャツの裾をしっかりつかんでいた彼女の右手を外して頭の横まで持っていった。
そのまま左手の指を絡んで、右手でTシャツをたくし上げる。
彼女が少し背中を浮かしたついでにブラのホックも外した。
「ぅひゃぁ」
余裕があるんだかないんだか、彼女がくすぐったそうに小さく笑った。

そして、彼女は楽しげに、かつ思い切りよく言った。
「ねー高柳さん」
「ん?」
「これ邪魔だよ、取っちゃおうよ」
「へ?」

突然の発言に今度はこちらが面食らってしまう。
身を起こすと、彼女も上半身を起こし「ほら」と僕の前でばんざいをした。
「うはw」
Tシャツもブラも一緒くたに、するりと腕から抜がすと白い半身が浮かび上がった。
「ほら、高柳さんも」
僕の胸に顔を押し付けるようにし、彼女は僕のTシャツを捲り上げようとする。

「今日はまた随分と積極的な……」
僕よりもだいぶん背の低い彼女は、懸命に僕のTシャツを引っ張っている。
なんとかすぽりと脱ぐと、カーテンを通してまた月明かりが薄く差し込んだ。
ふたり向かい合う形になってそのまましばらく見詰め合う。
昨日も思ったけど、まるで少年のようにすらりとした体だった。
胸は小振りだけど優しく盛り上がって、すんなりとした腕は自然に両脇に落ちている。

「綺麗ですね」
「……」
「綺麗ですよ」
「そか」

彼女はニコと素直に笑った。まるで子どもみたいに。
899881(高柳×広岡):2005/12/26(月) 17:31:17 ID:irCEZvWS
そして、つと倒れこんで、僕の裸の胸に軽く頬をつけた。
ゆるりと裸の腕を僕の腰にまわし……、少しためらってから言った。

「ね、高柳さん」
「なんですか」
「ワタシはさー、幸か不幸か今までこういう機会に恵まれなかったのだけれども」
「うん」
「でもさ」
「うん」
「ちょっと、いいもんだね」

少し照れくさそうに額と鼻を胸にぐいと押し付けてきた。
あ、可愛い。。もう頭の中がぐらぐらしたけど、こらえてゆっくりと言った。

「……それは、相手が僕だからですよ」


「うん、そだね」とか「そか」とか、もし彼女が言っていたとしたら残念だけど
「うんにゃ」と言われてたら聞こえなくて実にラッキーだった。
とにかく僕は、そのまま彼女をぎゅうと声も聞こえないくらいに抱きしめたのだった。
あ、苦しかったかな、と力を緩めて、彼女の首の後ろを抱えてそのままベッドに倒れこんだ。

あんまり彼女が愛しくて思わず両手で髪の毛をくしゃくしゃにしてしまう。
「何すんのさー」
「可愛いから」
「むぅ」
「本当に、可愛い……」
何か言いかけた口を唇で覆った。
「ん……」
彼女の口は僕を誘い込むように薄く開き、僕の舌はちゃんと誘いに乗った。
そのままゆるゆると舌を絡めあう。
彼女の舌は意思がない分柔らかくて溶けそうで、僕は貪って貪って貪りつくして。。
気付けば、彼女の腕はおずおずと僕の首にかけられていた。
「……あぁ。。。」
ため息と共に、こらえ切れないように彼女の顎が上がったのを見て、首筋から耳までゆっくりを唇を這わす。
900881(高柳×広岡):2005/12/26(月) 17:32:17 ID:irCEZvWS
耳朶を甘く噛みながら、浅く上下する綺麗な鎖骨を指でなぞっていると
「た、かやなぎ……さ」
彼女が切なそうに言う。
「ん?」
「そこ……」
「ここ?」
「うん、そこね。高柳さんがつけた跡……」
「あぁ」
そっと紅の色を押えた。鎖骨からゆるやかなカーブを上がって乳房のあちこちまで。
「そこ……、花びらみたいじゃない?」
彼女が上気した顔で嬉しそうに言った。


「ワタシさー、それ見るたびに少し嬉しかったんだよ」



花びらにそっと口づけた。鎖骨から胸元まで。今日はやさしく。
そのまま傍にある優しく膨らんだ突起を咥えると、彼女の体がぴくりと跳ねた。
舌で転がすとみるみるうちにぷっくりと舌を押し返す程になった。
僕の首に回していた手に力が入って
「ぁ……、ぁ……」
小さく声が上がった。
反対側の乳房をやわやわと撫で上げる。
901881:2005/12/26(月) 17:36:43 ID:irCEZvWS
881です。とりあえずここまで。

いやぁ、なかなかエロくなりません。
これは私のエロスキルの問題なんでしょう。。。 orz

エロくもならず、川原ワールドからも離れているような
気がしないでもないです。
書いていくうちに前半とも変わってきちゃったし。

普通だとここからますますエロくなるんですよね。
なんとか、なんとか頑張りますー。うぅ。。
902名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 20:32:03 ID:it8jZ93+
>881さん
いえいえもう十分過ぎますよ……!!!
ゆるゆる続きをお待ちしております。
903名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 20:59:06 ID:7thjjRjW
うおおおおお
ほおおおおお
GJ!
かーなーりー川原なセリフ回しにぞくぞくします!w
突然トロケきる広岡監督可愛すぎです広岡かわいいよ広岡ハァハァ
コーチもこれはかなり生唾モノ……。ラブラブでイイ!
同じくゆるゆる続きをお待ち申しあげます〜。
904881:2005/12/26(月) 22:22:32 ID:aQtnE0rU
>897
なんとかちょっぴり書きました。

>902
十分ですか? 十分エロいですか? うははw

>903
GJありがとうございます!
私、広岡さんが突然とろけた訳がよく分かりませんw
なんか、覚悟決めたらあっけらかんとしそうな気がしまして。


初めてなので読みづらい点が多々あるかと思います。
でも、書くのは楽しいもんですね。
読んでくださって感想まで書いていただいて本当にありがたいです。
905881(高柳×広岡):2005/12/26(月) 23:19:20 ID:aQtnE0rU
嬉しかったのは僕の方だよ。

嬉しかったのは僕の方だよ、広岡さん。。


胸に顔をうずめて、片方の手でやわはだを撫ぜながら僕は思う。
片方の手も乳房の小さなつぼみを探し当て、触れるか触れないかのところでさわさわと撫でる。
途端に呼吸が速くなった。
「んっ……、ぁ……あっ」
広岡さんが汗ばんで、あまりにも切なげな息を漏らすので、僕は少し心配になる。
「大丈夫ですか?」
「うん……ダイジョブ」

そういえば広岡さん、昨日がはじめてだったのかな。。
媚薬のせいとはいえ強引にしすぎだった、とふと思った。


薄桃色に上気した胸に、昨日の花びらが紅に浮かんだ。
今まで聞こえなかった虫の声が、リーンリーンとひそやかに響いている。
906881:2005/12/26(月) 23:24:29 ID:aQtnE0rU
「彼女」から「広岡さん」に変えました。
ちょっとキリのいいところまで載せます。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。

過去ログ見てると、ある程度書き溜めてから載せるみたいですね。
切れ切れで申し訳ありません。
次はもっと書き溜めてから載せたいと思います。

おやすみなさいませ。
907881:2005/12/26(月) 23:39:19 ID:HmnrBNr1
>902
904で変な風に受取ったみたいに書いてごめんなさい。
十分ですって言われて嬉しかったのです。
どうもありがとう。
908名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 01:45:06 ID:vfP3rPtR
>>890
俊介さん、挿れたまんま説教したのか、抜いたのかが気になる…。
律儀に腰を動かしながらくどくど…w
909名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 12:35:07 ID:g7kxcXCY
>890 勝手に続き

「んだよ、じゃあ『秘裂』とか『赤い裂け目』とか言えばよかったのか?」
「……こんな、筈じゃなかったっ……ひどい」
「しゅ、俊介?」
「私が貴重な青春を犠牲にして御育て申し上げたお嬢様なんだから
 ……もーちっとなんとか、羞恥に顔を赤らめるとかしてくれたっていいはずなのに。
どこをどうまちがったら『赤い裂け目』なんです?
私の読んだのは『スポック博士の育児書』だった!
『フランス書院文庫』なんかじゃないっ。だのに何故っ!?」
「……大人なんだから言葉責めはもっと理性的にやらんか」



910名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 15:49:40 ID:a1R+HRqa
あげ
911名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 15:53:49 ID:6tZ6U5+l
79の続きの職人さん、優しい感じでいいねえ。
読んでるこっちまで優しくされてるみたいで萌え。
912881:2005/12/27(火) 21:03:42 ID:lqZf3Kd6

881=890です、こんばんは。

>909
ワロタ、こういうの好きw

>911
嬉しいです、ありがとうございます。
まだしがない初心者ですが、職人目指して頑張ります。

>908
和音さんの問題発言から俊介のお叱りまで、間を補ってみました。
反則ですし、ちと長いですが、こんなのどーでしょうかw
913881=890(和音×俊介):2005/12/27(火) 21:04:56 ID:lqZf3Kd6
俊介の意地悪な問いに、和音さんは困ったように視線を泳がせた。
そして、なんとも言えないクソ真面目な表情で
「えっと、……ち、膣内?」
和音さんの思いがけない言葉に動きを止めると、俊介は和音さんの中からすぽりと自身を抜いた。
「ぁぅ……」
和音さんがねだるように俊介を見る。

「和音さん」
俊介は右手の中指を和音さんの入り口にやさしく押しあてた。
そのままじらすように周りをゆるゆると撫でる。
「……くすぐったいぞ俊介」
たった今まで俊介を咥えこんでいた入り口はひくひくと俊介の指を飲み込もうとしている。
「ここが膣口ですよ」
「む。。」
「ここが膣後壁」
言いながら中指を下向きに差し込んだ。
「ん……」
やわやわとしたひだを撫でてから、今度は指を上向きにして、
「こっちが膣前壁……」
しばらく中指をゆらゆらと揺らしてやる。
和音さんの肌がまた湿り気を帯びて、中指はとろけそうな柔らかい肉で包まれた。
「……ぁ、あ」
和音さんがこらえきれないように息を弾ませた。
そして、中指は誘われるように奥へ吸い込まれた。
上側の小さなくぼみを探し当てて、俊介はもっと優しい声で言う。
「和音さん」
「……え?」
くぼみに、やさしく、やさしく何度も指先を押し当てる。
「ぁ! やだ。。やだぁ……、しゅ、しゅん、す、け……」
耳元に口をよせてささやいた。
「ここが、Gスポット……」
和音さんの顔がゆがんで、呼吸がみじかくなった。
「ぁ! ぁ! も、だめぇ」
914881=890(和音×俊介):2005/12/27(火) 21:05:53 ID:lqZf3Kd6
寸前で指を抜いた。もっと虐めたかったけど。。
和音さんはうるんだ瞳で恨めしそうに俊介を見た。
俊介は構わず、よいしょと和音さんの両足を持ち上げて両肩に乗せた。
「あ、やめろ俊介、離せ!」
そのまま浮いた腰に俊介自身をあてがうと、一気に奥まで貫いた。
「っくぅ。。」
一番奥に少しばかり感触の違う入り口があって、貫いたままで揺さぶるようにそこを何度も突いた。
「んっ! あっ、あぁあああ」
「ほら。ここが子宮口ですよ、和音さん」
和音さんの顔に血の色がのぼって、焦らされた体は一気に頂点まで跳ね上がった。
「あぁっ!」
和音さんの腰が一瞬跳ねて、中がぎゅうぎゅうと締めつけられる。
それにあわせて、体全体がひくひくとうねった。
もう一度ぐいと貫いてから体を離すと、和音さんの腕がぱたりとベッドに落ちた。
そのまま体を投げ出してはぁはぁと荒い息を吐いている。

「分かりましたか?」
俊介がまだまだ余裕のそぶりでにっこりと笑う。
「あぅ。。。」
和音さんは息も絶え絶えに俊介を見た。

「膣内と言うからには、これくらいは言ってもらわないと困るんですよ。お嬢ちゃん」

「それにしても」
と、俊介は顔を引き締めた。
「妙齢の女性が、そのようなむくつけき言葉を使うものではありません!」
和音さんが、まだ荒い息の中から涙を浮かべて言う。
「あぅー。だって、だって俊介が、どこが気持ちいいかって聞いたんじゃないかよぉぉ」
915881:2005/12/27(火) 21:09:11 ID:lqZf3Kd6
専門家じゃないので名称間違ってたらごめんなさい。
それと、俊介が「Gスポット」とか言うのはちと違和感ありますね、
流れで許してくださいませ。

ではまた。
916名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 23:05:57 ID:wnCav9SB
神キテター!
917名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 23:17:33 ID:to44Vo3A
902っす。

>881さん、それこそ十分伝わってましたよ〜。
お気になさらず。
そして俊介さんの言葉責め、ありそう……。
918名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 08:54:00 ID:gdbw99Xx
うっ・・・涙が・・・名作だ!!
919名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 00:04:39 ID:HEif8K4+
殿下×史緒キボンヌ・・・
920881(高柳×広岡):2005/12/29(木) 13:55:42 ID:wOqkeA4x

そのまま胸をゆっくり撫でさすっていると、広岡さんの腰が柔らかくくねって小さな声で言った。
「……たかやなぎさん、あつ……い」
その「あつい」が、「暑い」なのか「熱い」なのかはよく分からないままに、
細い腰に手を当てて、わずかに浮かした腰の隙間からジャージを剥ぎ取ったのだった。

広岡さんの下着は綿100%の気がしてならなかったのだが(昨日も履いてなかったし)
目にしたそれは、水色のレースがついた、うす水色のサテンみたいなつるつるした素材だった。
「これは、可愛らしい」
思わずにっこりして口に出すと、広岡さんはちょっと身を起こして
「それはさー。瑠璃子ちゃんがくれたんだよ」
「へ!?」
今ここで神尾の名前を耳にしようとは、神様っていじわるだ。
「うん。間違ってサイズ小さいの買っちゃったから、派手なのは笑子にあげるけど、地味なのは監督にって」
「ははは。。」

力ない笑いしか出ない。しかし、ここまで来て萎えてどうする。。

「も、もう選手の話はやめましょーよ」
「瑠璃子ちゃんはこれは可愛いから勝負パンツにしろって言うんだけどさ」
「……」
「そんな機会もないし、履かないのも勿体なかろーと。。」

あ、あれ、もしかして、今日わざわざこれ履いたのかな。。
「広岡さん?」
急に黙ってしまった広岡さんの顔を覗き込むと、ちょっと怖い顔をしていたが
「ごめ、ヘラヘラしゃべりすぎた」
と、また黙り込んだ。
ちょっと心配になって肩を抱いて頭を撫でると、広岡さんは天井を見上げて小さな声で言った。
「緊張してんのかなー、ワタシは。。」

またまたこの人は可愛いらしいことを。。。
「緊張しても大丈夫ですよ」
「……」
「昨日の復習なんだからちゃんと覚えてるはず」
「……ば、ばかにするな」
言葉はいつものとおり乱暴だけど、恥ずかしそうに横を向く。

「広岡さん」
「む。。」
「僕は何度でも」
「うん」
「復習にお付き合いしますよ」
「……ばか」
「だから安心していいです」
「ん」
921881(高柳×広岡):2005/12/29(木) 13:56:25 ID:wOqkeA4x
そこまで言うと、広岡さんは少し安心したように目を閉じた。
話している間に、さっきまで赤くつんと上を向いていたつぼみは薄赤く色あせてしまった。
でも、僕が軽く口に含んだだけで、やさしく指で撫でただけで、すぐに赤くとがって震える。
「ん! ……ぁ、やだ。。」
思わず上げた声を恥じるように、最後は震えをおびた小さな声で広岡さんが言う。
「ほら、ちゃんと覚えてる」
「ぁ……あ!」
「声、出しても大丈夫ですよ。。」
「ぃゃ……ぁ! ん!」
もっと聞きたい、もっと、もっとだ広岡さん。

甘い声を聞きたさに、しつこいほどに胸のつぼみを甘く噛んで、吸って、指先での愛撫を重ねるうちに
広岡さんの身体が次第に汗ばんで、浅く上下する胸に昨日の花びらがまた舞い散った。
喉の奥で高い悲鳴のような喘ぎ声をあげて、僕の首にしがみついてくる広岡さんの額が汗で濡れた。

すでに何度か気配は感じていたけれど、広岡さんが両膝をこすり合わせるようにして耐えているのを見て、
つ、とわき腹を撫でた。
「あぁ。。」
太ももの外側をやさしく撫でて、片方の膝の下に手を入れてそっと持ち上げた。
優しく外に倒すと、もう片方の膝がついてくる。
そのまま横向きにして、無駄な肉のない、でもやわらかい曲線を描く腰から背中までをそろりと撫で上げた。
「んぁ。。」
汗ばんでしっとりとした肌が手のひらに吸い付いてくるような錯覚を覚えて、そこに唇を落とした。
なめらかな肌を思わず強く吸い上げ、仮に跡が残っても背中なら、とふと思った。
実際には胸元と違って紅の花びらは散らなかったけど、目をこらして見ればうっすらと影がつく。
広岡さんには見えない僕だけのしるしがあちこちに散った。

「何してんだ」
広岡さんが乱れた呼吸の中からくすぐったそうに聞く。
「いや、背中にも花びらを散らせるかと思って」
「それじゃワタシの体は全身花吹雪だな」
遠山の金さんか、と広岡さんはくふふとが笑う。
「そ。広岡さんの身体が熱くなったら浮かび上がる花吹雪、っと」
「熱く?」
「ん。ここが熱くなったら……」

言うなり、つるつるした下着を撫でて後ろから足の間にするりと指を差し込んだ。
「ぁ」
下着の感触を楽しむようにゆるゆると撫でて慎重に指を進めてやる。
少し凹んだところを何度かやさしく往復すると、広岡さんは支えにしていた僕の左ひじにすがりついて、
何度か甘い声を上げた。
汗ばんだ隙間を指がするりと通って、その先のふっくらとした部分を捕らえた途端
広岡さんの身体がぴくりと跳ねた。
「ぃや! だめぇ!」
構わず、そろりそろりと膨らみをさする。
「ん! ん!」
指の動きにあわせて広岡さんの喉から声が漏れた。

922881(高柳×広岡):2005/12/29(木) 13:57:02 ID:wOqkeA4x
身体を入れ替えて広岡さんを仰向けにすると、乱れた膝を押し広げた。
広岡さんが一瞬息を呑んで身を硬くしたが、すぐに膝から力が抜けてしまう。
腰の下に手を差し入れると、広岡さんがわずかに腰を浮かした。
そのまま下着を下ろすと、すべりのいいそれは大した抵抗も見せずに膝まで降りた。
足を持ち上げるようにして脱がして下に落として、僕は少しばかり神尾に感謝したのだった。

しかし、少しの間にまた膝をぴたりと合わせた広岡さんを見て思わず苦笑する。
それなら、と再び腰から横に向かせて後ろから指をすべらせた。
既にそこは温かいうるみをたたえていて、そのつもりはなくても指が吸い込まれそうになる。
ゆるゆると潤みを広げるように前まで指を伸ばし。。
つんと尖った蕾を見つけると触れるか触れないかで指を止めた。
「はぅ。。」
今まで止めていた息を震えながら一気に吐き出すように、広岡さんが喘いだ。
そー、っと濡れた指を押し当てて再び離して、またそーっと押し当てて。。
広岡さんが何度も何度も高い声を上げる。
ゆる、と中指が吸い込まれた。
人差し指で蕾に触れるたび、中指のまわりがひくひくと熱くなり、溶けてあふれ出す。

「も、もうだめぇ……!」
汗とにじんだ涙で顔をくしゃくしゃにして広岡さんが声を上げた。
「ね、たかやなぎさ……」
僕の顔をひたと見つめながら必死に広岡さんが言葉を出す。
「も、ダメえ!」

指を抜こうとすると、広岡さんの中は名残惜しそうにひくひくと動いた。
すべる指でジャージと下着を下ろすと、広岡さんのがくがくと力が入らない膝を割って
温かなうるみに押し当てた。
ぬ、と差し入れた瞬間、やわらかな肉が先端にまとわりついて、一瞬気が遠くなった。
広岡さんの中はまだ狭くて、ぎゅ、ぎゅと差し入れるたびに広岡さんは眉を寄せてこらえる。
最後まで入ったところで動きを止めて、僕は広岡さんを見下ろした。
「大丈夫ですか?」
「ん」
広岡さんの閉じたまぶたを見ながら、ゆらゆらと揺らしてみる。
「ん。。」
広岡さんの眉がやさしい形に戻り、ふぅと息を吐いた。
ゆるゆると揺らしていると、広岡さんの顔が少しづつ上気していくのが見えた。
「広岡さん」
僕の声を聞くと広岡さんは薄く上気した頬で僕を見上げて
「たかやなぎさん」
まじめに呼んだ。
「なんですか広岡さん」
「高柳さん」
首にまわしていた片手を上げて、僕の額に触れた。
「高柳さん」
声が心地よくて目を閉じる。
広岡さんの手が頬をやさしく撫でる。
「たかやなぎさん」
目を開くと広岡さんは少しうるんだ瞳でにこりと笑った。

923881(高柳×広岡):2005/12/29(木) 13:58:18 ID:wOqkeA4x
そっと広岡さんの汗に濡れた前髪を上げた。
そのまま頬を撫で、口元を撫でて、つと指を中に入れてやった。
広岡さんがやさしく指をくわえた。。
同じように僕も頬にあった広岡さんの指を咥えて、ゆるく噛んで。。
そのまま衝動に耐え切れず、突いた。
穏やかだった広岡さんの表情がゆがんで、上気した頬にますます血の色がのぼった。
血の色は首を降りて、胸元までを鮮やかに染め上げた。
「ん! あ! あっ!」
花びらがまた散り乱れた。

手を自身にそえて、つ、と尖った蕾にやさしく触れると、それにあわせてきゅ、きゅと広岡さんが僕を締め付けた。
「あ!ぁああ! たかやなぎさ!……ん!」
悲鳴のような高い声を上げて、広岡さんの手が僕を求めた。
その手を救い上げて指を絡ませるとぎゅっと握った。
辛そうに喘ぐ広岡さんのことを気遣う余裕がなくなって、僕は本能の命じるままに
広岡さんの奥の奥を突いた。
ぐいぐいと容赦なく快感が押し寄せて、
「ひろおかさ……!」
さすがに最後はこらえて一瞬早く腰を引いた。
その瞬間、広岡さんの赤くうるんでうごめく場所が僕を一瞬捉えるように絡みついて。。
熱い快楽におぼれたくなる。
なんとか理性でねじ伏せて引き抜いて次の瞬間、快楽がはじけて広岡さんの内股を白くよごした。

「ぁ。。。ぁ。。。」
あえぐ息にあわせて広岡さんが短く声をあげている。
しばらく部屋には、その低い声と僕の吐息と、いつの間にかまた鳴き出した虫の音が響いていた。
月明かりをたよりにベッドサイドからティッシュを引っ張って、そっと広岡さんの内股を拭いてやる。
「はぁぁぁ。。。」
震える声と息を吐いて、自身を拭き清める僕をめずらしそうに見上げた。
「広岡さん」
片手で広岡さんの頭をくしゃりと撫でた。
「ん」
「待ってあげられなくてごめんね」
「んにゃ、いいよ……」
力なく身体をもたれ掛けてくる広岡さんを抱き寄せる。
またはぁはぁと息をついて広岡さんはまぶたを閉じた。
「気にすんな……、ワタシにはまだ分からんから……」
「ごめ……」
30もとうに過ぎて、自身の快楽を優先させたことがひどく恥ずかしくなった。

「高柳さん……」
「ん?」
「……これだけで十分だから。。」
広岡さんが力の抜けた腕でぎゅと胸に抱きついてきた。
「そか。。」
「うん」
嬉しくて広岡さんの頭のてっぺんに顎を乗せてぐりぐりした。
「何すんだよー」
「広岡さん」
「ん、何だ?」
「好きですよ」
「……」
広岡さんは答えずに満足そうに笑って僕の胸に頭をもたれさせた。。。

924881:2005/12/29(木) 14:04:49 ID:wOqkeA4x
つたない文章で恥ずかしいのですが、なんとか終わりまで書きました。
読んでくださってありがとうございました。

今日はアマゾンから大人買いした川原本が届く予定です。
年末年始は川原ワールドに久々にどっぷり浸かりたいと思いますw

では、名無しに戻って職人さんたちの次のお話を楽しみ待つことに
いたします。
本当にありがとうございました。
925名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 14:18:14 ID:THhFux/V
881さん、GJでしたっ!!!
あああ、これがライブの醍醐味ってやつなのか。
私もこれからメイプー読み直そう〜
926名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 02:10:16 ID:ELErT6Cb
いつの間に〜!ナイスです。お疲れ様です。
また何か書いてください。
927881:2005/12/31(土) 14:17:08 ID:pL5zdEYA
しつこくすみません、881でございます。
GJありがとうございました。

さて、しつこく駄文を少々。。
エロではございませんが、新春にちなんでお許しくださいませ。

みなさま、良いお年をお迎えください。
928881(新春の笑う大天使):2005/12/31(土) 14:17:59 ID:pL5zdEYA
「そーいやさー」
12月に入ったある晴れた日に、相変わらずひとんちの塀で饅頭をもぎゅもぎゅと食べながら、
和音さんがふと思い出したように言ったのでございます。
「年末年始は何か予定あるか?」
「んにゃ、とーちゃんとにーちゃんは忙しいけどワタシはヒマだよ」
「うちもにーちゃんには年始客が来るけどワタシはヒマだな」
「じゃーさー、うちに来ねーか?」
「いいけど、和音さんちこそ年始客がひきも切らさずなんじゃねーの?」
「あのさ、わしら今度成人式だろう? んでさ正月に美容師と写真屋呼ぶんだよ」
「ほー」
「そりゃまた因果なこったな」
「成人式の前撮り兼ねて振袖着るんだけどさ、おキヨもかーちゃんも着付け出来るし、一緒に着物着て写真撮らないか?」
「ふ、振袖か。。」
「キツいな。。。」
「いーじゃねーかよー、その後初詣に繰り出して出店で買い食いしよーぜ」
「お。そりゃ魅力的だな」
「ちょっと我慢すりゃいーんだもんな」
「じゃ決まりだな」
和音さんはにんまりとお笑いになりました。


さて、年も明けたばかりのまだ薄暗い斉木家にお嬢様が三人お揃いになり、
奥の座敷には色とりどりの衣装が目にも鮮やかに掛けられておりました。

「和音さん、足を肩幅に開いて。締めますよ」
「か、かーちゃん、これじゃ飯が食えねーよ」
「こんなことくらいで音を上げてどうします! 鳴沢の名前が泣きますよ!」
「ぅぅぅ」
憮然とした和音さんを見て、柚子さんも史緒さんも思わずお笑いになりました。
「うはは、情けねーな」
そこにおキヨさんの声が飛びます。
「柚子さまも史緒さまもお覚悟なさいまし。鳴沢の着付けは武家の着付け、ちょっとやそっとではほどく事は叶いませんよ」
「うへぇ。。」

着付けが終わった頃、三人はすでにぐったりとしていつもの元気はございませぬ。
「明けましておめでとうございます」
「今年もよろしゅう」
「お願い申し上げます」
それでも三人が応接室に揃って頭を下げると、待っていた殿方達は、ほぉぅと感心したように声を上げたのでございます。

「馬子にも衣装とはまさにこのこと」
「三人とも皆それぞれにお美しい」
「いずれアヤメか杜若というところでしょうな」
929881:2005/12/31(土) 14:28:23 ID:v6mzwjAJ
書込み規制されてしまいました。。 orz
つ、続きが。。
ま、仕方ないか。
皆さま良いお年をーー!
930名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 12:17:55 ID:egf44/al
明けましておめでとう
素敵な書き手さんが来ていたのですね。GJ!
みなさんとスレにとって、善い年になりますように。
931881(新春の笑う大天使)続き:2006/01/01(日) 15:24:26 ID:BanILpDE

空色の綸子地に胡蝶を鮮やかに染め抜いた振袖をまとった和音さんは、凛として華や
かで。
紫の総絞りに四君子を刺繍した振袖の史緒さんは、あでやかな上にも楚々として。
そして、朱色の縮緬に宝尽くしを染め抜いた振袖の柚子さんは、しおらしくも可愛ら
しく。
三人ともとりどりにお美しゅうございました。

「まぁ、本当にお三人ともお美しくて、おキヨは寿命が延びる思いでございますよ」

おキヨさんは涙をそっと拭いて、次の瞬間には
「さ、皆様方、お庭で写真屋さんがお待ちかねでございますよ」
と、お嬢様方を追いたてました。
「皆様もお外へどうぞ、外は晴れていいお天気でございますよ」
ついでに殿方たちも庭へ追いやりました。

外は晴れて、おキヨさんの声が響きます。
「和音さま! そのように外股で歩いてはなりませぬ!」
「史緒さま! 暗いお顔では振袖が泣きまするぞ!」
「柚子さま! それではお裾ばかりかお袖も踏んでしまいます!」
おキヨさんの指示通りに歩く三人は、少しばかり呆然としているようでした。
「そこの松が一番枝振りがよろしゅうございます! これ写真屋、ここでお撮り申
せ」


庭をゆるりと歩きながら、三人の御付は。
火曜日のアンドレと、水曜日の殿下と、金曜日のサーロレンスは。。
三人での写真を撮り終えて、それぞれ一人づつの写真を撮る頃に、
「やっぱり柚子さんが一番可愛らしい」
「史緒さんのあの憂いを帯びた瞳の美しいこと」
「私のお育て申し上げた和音さんの、あの凛とした立ち姿」
と、それぞれにんまりと心に思い描いておりました。

そしていつともなしに顔を見合わせ、
「新しい年も皆様に」
「よき事あまた」
「起こりますように」
と言い合うのございました。


新しい年も 皆さまに よき事あまた起こりますように
932名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 02:38:25 ID:zbxcen8S
うはぁ。
新年早々いいもん拝ませてもらいました。

つるかめ つるかめ。
933名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 02:49:02 ID:Jm84n2V1
>>「柚子さまも史緒さまもお覚悟なさいまし。鳴沢の着付けは武家の着付け、ちょっとやそっとではほどく事は叶いませんよ」

・・・・ということは、男性陣は姫始めしようにも簡単には帯がほどけず
四苦八苦するわけですね。w 脱げたら脱げたで、あのお嬢さん方は
一度脱いだら自分で着付けはできなそうだし大変ですな。

それにしてもそれぞれの着物姿が目に浮かぶほど、いい着物の
セレクトですね。各々の容姿にぴったりの模様や色を選んでらっしゃる。
934881:2006/01/03(火) 21:19:02 ID:s0m1vRm8
ども、おめでとうございます。
規制解けたでしょうか、ちとドキドキしております。

ははぁ、「鳴沢の着付けは武家の着付け」とか適当に書いたのですが、
そうですね、姫初めが大変だぁ。。。w
それで話が書けそうですな、ちょっくら挑戦してみます!
935名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 10:28:38 ID:c/svoRg9
きゃあ〜がんばって!!
936名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 10:34:15 ID:zlfpxZaz
あげ
937881:2006/01/08(日) 21:42:43 ID:edVf7jfU
こんばんは、881でございます。
新春の司城家のご兄妹、投下いたします。
前回と文体を同じにしたらば、なんだかもうこんがらがってしまいました。
書き直そうかとも思いましたがますます混乱しそうなので、そのまま投下します。

振袖ですが、美しくないので補正の部分(タオルとか)を全部省略してます。
あと鳴沢の着付けの意味合いも微妙に変わっちまいました。。 orz
紐類はあんなもんでいいのかな、間違ってたらごめんなさいです。

そだ、途中で規制かかったら数日後に続き載せますね。
では、投下といきたいと思います。ドキドキ
938881 新春(史緒×殿下)1:2006/01/08(日) 21:43:53 ID:edVf7jfU
さて、年始客も一区切りした元旦の午後四時過ぎの司城家でございます。
殿下はお一人で書斎に引きこもっていらっしゃいました。
妹の史緒さまは、少し前まで殿下と共に年始客にご挨拶なさっていましたが、
さすがに長時間の振袖姿にげっそりと疲れたご様子でおっしゃいました。
「に、にーちゃん。。わしはもう限界だぞ。。。」
「そうですね、朝も早くからご苦労様でした。部屋に戻って着替えていらっしゃい」

そこから小半時も経ったでしょうか、史緒さまはまだ部屋から出ては来られません。
あまりの遅さに殿下は誰かを手伝いに行かせようとお思いになりましたが、元旦ゆえに使用人もみな忙しそうに
立ち働いております。
その時、ほとほとと書斎のドアと叩く音が聞こえました。
「どうぞ」
言うなりドアが開き、振袖姿の史緒さまが入って来たのでした。

「ぬ、脱げないんだよ、にーちゃん。。」
「脱げない?」
「帯がどうやっても解けないんだ。。。」
言うなり史緒さまはぐったりとソファに腰を下ろします。
確かに襟元や裾に若干の乱れがあるものの、帯は胸元に高々と締められたまま崩れた様子も見えません。
「誰かを呼びましょう」
「んにゃ、みんな忙しそうだしさ、にーちゃん帯だけ解いてもらえないか」
「ぼ、僕がですか?」
「帯が解ければ後は簡単だと思うんだよ、頼むよにーちゃん」
「まぁ、史緒さんがいいと言うのであればお手伝いしますが」
「うん」
史緒さんは立ち上がると、殿下に背中を向けました。
「にーちゃんは着物を脱がせた経験が豊富だろうと思ってな」
「いや、僕が脱がせたのはお太鼓か文庫がせいぜいなもので。。」

それでも殿下はさほど躊躇いもせずに、立て矢に結ばれた帯に手を伸ばしました。
しばらく挑戦していましたが、くすりとお笑いになり
「これは、難解だ」
「そっかー。。そういやおキヨさんがさ」
「ええ」
「『鳴沢の着付けは武家の着付け、簡単には解けない』って言ってたぞ」
「ほほぅ、鳴沢ではないけれど僕も少々聞いたことがあります」
「へー、お武家さんは大変だな、事に及ぶ時はどーすんだ?」
殿下は少し手を止められて史緒さまの白いうなじに目をやりましたが、すぐにそらして
「そりゃ殿様だけが知っている、隠し紐かなんかがあるんでしょう」
「じゃあさ、そいつを見つければすぐに解けるのか?」
「まぁ奥向きだけの秘密なんだろうから、そう簡単には見つからないでしょうね」
「ぅぅぅ」
史緒さまはよほどお疲れなのでしょう、がくりと頭を前に落として肩で息をつかれました。
その瞬間に、またもや殿下の目には史緒さまのうなじが飛び込んで参ります。
結い上げた髪が少しほどけて白いうなじにかかり、ひどくなまめかしい風情でございました。
939881 新春(史緒×殿下)2:2006/01/08(日) 21:44:44 ID:edVf7jfU
しばらく殿下は無言で帯の結び目を探っていらっしゃいましたが、史緒さまの疲れたご様子を見て
「休憩しますか」
とおっしゃいました。
「んにゃ。。着物では休憩にならん。着替えてから休憩する」
とのお返事でございます。
「では少し力づくになりますが、大丈夫ですか」
「うむ。そうだにーちゃん。いっそ鋏で切ってしまおーぜ」
「ははは、それはさすがに、ね」
殿下は笑うと史緒さまの左脇から史緒さまの腰に手を回し、右の腰骨をぎゅと押さえました。
「あにすんだこら!」
史緒さまが驚いたように声を上げ、殿下の書き物机に手を付いて身体を支えます。
「いや、力づくで結び目を解いてみようと」
「あぁ。。もう存分にやってくれー」
ぎちぎちと金糸が擦れる音が聞こえます。
「にーちゃん、ますます苦しくなったぞ……」
「おかしいな。。あ!」
「な、なんだ」
殿下が何かを見つけたのか声を上げ、次の瞬間史緒さまの身体はふわりと開放されたのでございます。
「お!」
するすると帯が落ち、蛇のように史緒さまの足元に絡みつきました。
「ほほぅ」
殿下は感心したように足元の帯を見ていらっしゃいます。

史緒さまは、狂ったように伊達締めを解き、腰紐を解いて振袖を肩からすべり下ろしました。
その瞬間、史緒さまの汗でしょうか、ほのかに酸っぱいような甘い香りがしっとりと襟元から立ち上って、
殿下は思わず息を呑まれました。
襦袢一枚になると史緒さまの足元には色の洪水が出来、史緒さまはそこを飛び越して長いすにぐったりと
座り込み、背もたれに身を持たせ掛けました。
「くっそー。。」
言うなり史緒さまは片足をひょいと上げて足袋をも脱ぎ捨てます。
白いふくらはぎと、桜貝のようなつま先が露わになりました。
そのまま背もたれにがっくりと頭をもたれさせ、肩で息をつくのでした。

殿下はつとめて史緒さまから目をそらして、床に落ちた帯を拾い上げてざっと畳んだり
色とりどりの腰紐を軽く結んだりしておいででした。
しかし、紫の絞りの振袖を手にとって、ふと史緒さまをご覧になりました。
絹がしっとりと汗で湿って、殿下の手の平に吸い付いてくるようでございます。
史緒さまは、桜色のぼかしに桶絞りで紫の野牡丹を浮き上がらせた襦袢姿で
しどけなく長いすの背に寄り掛かってひたすらぐったりとしたご様子です。
「何か冷たい飲み物でも運ばせましょう」
「んにゃ、水でいい。。。」
殿下は少し笑うと、書棚の端に置いてあった小さな冷蔵庫からミネラルウォーターを出して、蓋をひねりました。
そのまま口に含んで、目を閉じて口を薄く開いている史緒さまの口へ唇を寄せて水を流し込みました。
「ん!」
驚いた史緒さまが声を上げると、口元から水がこぼれて襦袢の襟元を濡らします。
940881 新春(史緒×殿下)3:2006/01/08(日) 21:45:19 ID:edVf7jfU
「史緒さんには紫がよく似合う」
殿下はにっこりとお笑いになり、長いす越しに史緒さまの後ろに膝立ちになり、髪の毛からピンを抜き始めました。
「に、にーちゃん。後は自分で出来るからさ。。」
「こんなしどけない風情でいる史緒さんを、一人で部屋に帰すわけにはいきませんよ」
はらりはらりと黒髪が落ち、史緒さまの胸元にかかりました。
史緒さまは疲れと恐れで、呆然として殿下のなすがままになっていらっしゃいます。
ほどけた髪を殿下がやさしく手ぐしで整えました。
「ねえ史緒さん、そうでしょう……」
史緒さまの髪に顔をうずめるようにして殿下が囁いて、史緒さまは恐ろしさに声も出ません。
それをいいことに殿下の手が襦袢の襟元を緩めて、史緒さまの胸に差し込まれました。

「な、何をする」
史緒さまがわななく声を出されましたが、殿下は気にも止めず史緒さまのうなじに顔を埋めていらっしゃいました。
うなじに熱い息がかかると、呆然としていた史緒さまが弾かれたように
「に、にーちゃん! やめろ!」
と、悲痛な声を上げました。
「やめませんよ」
「い、いや、これはさすがにまずいだろう」
振袖の疲れの汗とは別の汗が、史緒さまの額から胸元までに浮かびました。
「まずいというなら史緒さん、あなたですよ」
「な、なんでワタシが」
「うら若き女性が、異性に帯を解いて着物を脱がせてもらうのが、まずくなくて何でしょう」
「そ、それは、にーちゃんだから。。」
「ええ、にーちゃんですよ。史緒さんが17の時に初めて会った」
「……」

史緒さまのうなじからまた甘い汗の香りが立ち上って、それは無意識のうちに媚薬となって殿下をくすぐるのでございます。
殿下は胸元に差し入れた手をぐいと開き、史緒さまの両肩を露わになさいました。
史緒さまの白い肌がこまかく震えて粟だち、史緒さまは目をぎゅっとつぶられたようでございました。
胸元の奥深くまで殿下の手が差し込まれ、史緒さまの肌に熱い手の平を押し付けます。
「史緒さんの肌は冷たい」
にこりと殿下がおっしゃると、史緒さまはそれでも震える声で
「にーちゃんの手は熱いな」
とおっしゃってふと肩の力を抜かれたのでした。

殿下はそのお返事を「了」と解釈したようでございました。
「覚悟はいいですか」とつぶやくなり、史緒さまの前にいらして史緒さまを横へ押し倒しました。
そして長いすに横たわる形になった史緒さまを見下ろし、哀しそうに微笑まれました。
「史緒さんには紫がよく似合う。生真面目で高貴な色のくせに、策士で僕を淫らに誘う」
「!」
「鳴沢の着付け、本当は和音さんだけだったんでしょう?」
史緒さまがむっとしたように顔をそむけましたが、殿下の手で顎をついと上に向けられます。
「ねぇ史緒さん……」
史緒さまの口は殿下の唇で反論を遮られました。

肩を露わにされた襦袢はいつの間にか前がはだけ、濡れたような紫の野牡丹が史緒さまの白い肌に汗で張り付いておりました。
「や!」
無意識に史緒さまの腕が拒むのを殿下はゆるとかわすと、するすると腰紐を解いておしまいになりました。
にじんだような桜色の襦袢から肌襦袢を通してもなお、史緒さまのぷっくりと盛り上がった乳首が見え、
殿下は襦袢の上からそろりそろりと撫で上げられました。
史緒さまの目尻が紅に染まります。
胸が上下し、苦しそうな息を吐きましたが、声は上げずにこらえていらっしゃいました。
「史緒さん、声を上げても大丈夫ですよ」
「……んにゃ、出すもんか」
殿下は再びくすりとお笑いになると、史緒さまの足を割って内腿に唇を寄せました。
「ん!」
甘噛みしながらそろと奥まで上がって、襦袢の裾と裾よけとお腰を一気に捲り上げると、
下着をつけていないそこはすでに熱く汗ばんでいるようでございました。
941881 新春(史緒×殿下)4:2006/01/08(日) 21:45:59 ID:edVf7jfU
史緒さまの熱い息だけが聞こえる薄暗い部屋に、ひたりと水音が響きました。
「ゃ、あっ」
とうとう史緒さまがこらえ切れないように声を上げられますと、殿下が満足気に息を吐かれました。
史緒さまの身体の奥深くに出し入れされる指と、もっとも敏感な芽をやさしくなぞる舌が嬉しそうに跳ねて、
一度上げた声はもう止められないのでしょうか、史緒さまが度々切なげな声を漏らされます。
そしていつしかその声は悲鳴に近いものとなっておりました。
喉の奥で泣き声が漏れて史緒さまの身体ががくがくと震え、ぎゅっとつぶった目尻から一筋の涙が伝います。

殿下がベルトをカチャリと外す音に史緒さまは一瞬身体を硬くされました。
まだ震えの止まらぬ膝を割って殿下がご自身をあてがうと、史緒さまは逃げるように一瞬腰を引きました。
「この期に及んで、逃げるのですか」
にっこりと笑う殿下の白い額がぞっとするほど美しい、と史緒さまはふとお思いになりました。
「……に、にーちゃんこそ紫がよく似合うぞ!」
「それは光栄」
再びにっこりと微笑むと、次の瞬間、殿下は史緒さまの中に割って入って行かれました。
史緒さまの顔が苦痛で歪み、ぎっと音が出そうな程に唇を噛み締めます。
殿下の腰が途中で止まり
「史緒さん、もそっと力を抜いて楽にしてごらんなさい」
「……ぬ、抜けるかばかっ!」
では仕方ないですね、と殿下がそのまま奥までぐいと付かれました。
「ぅ……」
史緒さまは息も止まる程に身体をこわばらせ、必死で殿下の腕を押し返そうとなさいます。
「史緒さん」
「く……」
「史緒さんが力を抜かないと、僕は史緒さんに食いちぎられてしまいそうですよ」
「んなもの食いちぎられてしまえ! こっちは痛くて死にそうだっつーのに……」
それでも史緒さまが僅かながら力を抜いたのか、殿下のつらそうな顔に少し余裕が浮かびました。
「食いちぎられたら後悔するのは史緒さんですよ」
「んだと」
「数を重ねるほど良くなりますから」
「あ! ばか、動くなこら!」
共寝するには狭い長いすがぎしりぎしりと僅かに軋みます。
「痛いからやめろっつってんだろ!」
「もうやめられない」
殿下がくすくす笑うと、史緒さまの頬にちゅと唇を落とされました。
しばらく殿下は史緒さまの顔を見ながら揺らしていましたが、史緒さまの身体からだんだん力が抜けてくると
「まだ痛い?」
「いた、くはない。。が、良くもないぞ」
「まぁ初めてですからね。でも、だんだんほとびてきましたよ」
「そか……」
目を閉じてしまった史緒さまを、殿下は(死人のような額だ)とお思いになりながら見つめておいででした。
しかし、やがてわずかずつ頬に血の色が上り、ふれている肌が汗ばんで、史緒さまの吐息が湿り気を帯びて参ります。
その呼吸は快感と呼ぶにはまだあまりにも小さいものでしたが、苦痛を訴えるものではございませんでした。
それでも殿下が奥を突くと逃れようとなさいます。
「つ! そこ痛い!」
「えぇ……、まだ早いですね」
「とか言いながら、つ、くな……!」
「……でも史緒さん。。史緒さんの、ここが、いい……」
「や!」
熱い苦痛の中で史緒さまはぎゅっと殿下の腕にしがみつきました。
942881 新春(史緒×殿下)5:2006/01/08(日) 21:49:26 ID:edVf7jfU

すっかり暗くなった室内で、薄絹一枚にくるまりながら
「なぁにーちゃん。着付け出来んのか?」
「いや、さすがに着せるのは無理ですねぇ」
「じゃわしはどーやって部屋に戻ればいんだ?」
「さぁ」
くすくす笑う殿下を呆れたように見やりながら、史緒さまがまた口を開きます。
「にーちゃん起きなよ、わしはここに隠れてるからさ」
「いやです、僕も一緒に史緒さんと隠れましょう」
「いやじゃなくて、司城家の当主に年始客の夜の部が来んだろ」
「じゃ史緒さんも一緒に起きましょう。当主の妹としてご挨拶しなければ」
「だから、どーやって部屋に戻ればいんだ?」

そのまま二人でいつまでも睦言を交わしていたい、と願う元日の静かな夕暮れでございます。。
943881:2006/01/08(日) 21:55:06 ID:edVf7jfU
以上でございます。お目汚し失礼いたしました。

年末からずっと、川原作品のエロばかり考えているような気がしますw
この二人、これからどうするんでしょうか(自分では書きようがなかった orz
やっぱ史緒さんは襦袢を羽織って
「にーちゃんのバキヤロー!」
とかぶつぶつ言いながら、廊下をサササと走るのかなー。

では! 読んでくださって本当にありがとうございました!
944名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 22:43:25 ID:c6pFdH1g
す、素晴らしー!!
>「そ、それは、にーちゃんだから。。」
>「ええ、にーちゃんですよ。史緒さんが17の時に初めて会った」
ここ! ここに萌えた!
ごちそうさまでした。
945?:2006/01/09(月) 01:19:01 ID:+CnUrtH7
ありがとう!!堪能しました。
946名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 01:56:17 ID:aiIJq+MT
ごちそうさま!
おいしく頂きました。殿下×史緒さん好きなんだよな〜。もぎゅもぎゅ。
947名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 02:01:56 ID:KwBedfuY
GJ!
す、すごい萌えた!
948名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 00:09:40 ID:P0DukovG
いっぺん881さんの頭の中覗いてみたい・・・
殿下ステキ!
思いつく限りの創作発表をしてください
949名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 23:27:21 ID:iqqO55re
881です、こんばんは。
萌えとか堪能とかおいしいとかGJとか本当に嬉しいです。ありがとうございます。
私の頭の中はつるりんこです、妄想でいっぱいですが。
サトラレだったら生きては行かれません。。

メイプル戦記の仁科投手萌えなので今それを書いているのですが、
力不足でいまいち川原風になりません。エロの神様も降りてきてくれませんし。。
長いだけ長くなっていくのに、まだちゅーもしてません。困った。
関係ないけど仁科雅樹は、動物のお医者さんのハムテルと名前の読みが一字違いですね。

メガネ男が好きなので穴田アナにも萌えますが、誰と絡ませればよいのやら。。
笑子さんとかどうでしょうか? 
そういや笑子さんは北斗高校の野球部男子を食ってそうで、それも書いてみたいものです。
笑子さんはあんまりエロって感じはしないけれど。。

思えば殿下のたたずまいはエロいですね。
史緒さんとの間の少しばかりの緊張感がまたエロを醸し出してるというか。
今度は別バージョンで書きたいです。ハァハァ

あ、斎木夫婦も書きたい。いったいいつ、どんな風に結ばれたのか?
俊介さんと和音さんも、言葉責めのバリエーションをいろいろとw

そういえば881でニポポ寮の寮長を立花社長に勘違いしてましたが、高柳さんだったんですね!
気付いたとき激しく恥ずかしかった。。今更ですが訂正します。


このスレ見つけて3週間で、ちょっと空気読めなくて書いた端から投下してごめんなさい。
他の職人さんのssも読みたいです。毎日保管庫読んで、感心したりにまにましたりしてますw
あとこのスレの前の方のメイプルカレンダーの雑談とか、それ以外の雑談も楽しそうで良かったなぁ。
あの頃このスレにいたらな、と思うとちょっとうらやましいです。

ではまたです。おやすみなさいませ。
950名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 04:05:45 ID:+kGXHUYs
>>949
いつも良作品ありがとう。
あなたのお陰で私もちょびっと勇気出てきたよ。
いつになるか分からないけれど投下するので、
それまでマターリとお話でもしてくなさい。
951名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 08:58:28 ID:o7Y/CfGt
空の食欲魔人
不思議なマリナー
お願いします!
952名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 09:19:14 ID:quPowwVE
  うわあ、誰か聞いてくれ。
  ホワイトデーにはねー(クスクス)メジナを釣りに行くんだよー。


海上保安庁職員にして歌人で料理人で釣り名人の加納真之くんと、聖ミ
カエル学園二年生にして綺羅の環境に何かの間違いで生まれた超地味な
白川綾乃さんは、赤い釣り糸で結ばれたカップルです。
そんな綾乃もごく普通に三年生に進級し、加納はごく普通にお仕事を続
け、その間ごく普通じゃない程釣りに没頭した二人は、なんとな〜くス
ルメやコンブをあげたり貰ったり、少しはキバってなんちゃらの三ヶ月
分とかゆー指輪を渡したりしたのだった。
かといって、二人の間に生きるの死ぬの、燃え上がるの捧げ尽くすだの
ゆーやりとりはなく。
縁側でのほほんと茶でも啜る風情をかもし出しつつ、うららかな小春日
和のよーな、大平楽な釣りの日々を過ごしていたですよ。
『所詮、釣りは孤独なスポーツなのさ』と諦めていた二人がようやく巡
り会った、通学・通勤前にでも釣りをするほど釣りを愛している相棒さ
んだ。

まさに鶴と亀。
神社の狛犬阿吽の呼吸。
お神酒徳利、割れ鍋に閉じ蓋。
………お似合いな二人と人は言う。
んでもそこにはほれ、愛はあるのだ。そこはかとなく。
だからこそ、クリスマスにも正月にもお互いの誕生日にもバレンタイン
デーにも、一緒に釣りに行くのだからして。

でも実は、そんな白川綾乃さんにも悩みはあった。
それは乙女の永久不変の悩み、
『カレってぇ〜、私の事ぉ〜、本当に好きなのかなぁ〜』って奴だ。
おお〜、なんだか少女漫画らしくなって来たぞ。
加納は顔面は20歳に見えるけど、実際はもう30歳を越えた大人の人で、
とても温厚で優しい。
しかも歌人としての才能も料理の腕もばっちりで、お仕事もバリバリこ
なしている。
なんせ一度はお姉が好きになった事もあるほど素敵な人だ、実はモテる
のかも。
うんにゃ、きっとモテるに違いない。

  でもさ、あのね。なんで加納さんってば、わたしなんか選んだんだろう…。

白川家の人々は、綾乃を除けばまばゆいばかりに活躍してる人ばかり。
綾乃には彼女なりの良い所があるんだけど…周りのきらびやかさに、今
まで忘れ去られる事が多かったのも事実で。
薔薇や百合や牡丹等に囲まれ、ひっそり咲くたんぽぽのよーな存在なのだ。
たんぽぽの存在で薔薇や百合に対抗しようなんて、そんなめっそうもご
ざいませんとも。
そんな環境で育った彼女の辞書には、自信とゆー文字がないのだった。
953名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 09:24:44 ID:quPowwVE
881さんではありませんが、マリナー書いていた分を投下します。
続きは10日後ぐらいになります。
冒頭部だけ投下してしまい、皆様ごめんなさい。
他の方でSS書かれた方がおられましたら、これを切るのは気にしないで
投下お願いします。
では10日後に。
954名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 10:06:22 ID:FCGBI4dp
うわぁ、盛り上がってきたー!
949さん950さん952さん、楽しみに待ってます!
955名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 11:26:14 ID:3CPw8sP7
うわ、マリナーキテタ!
待ってますのでごゆっくりどうぞ>952

>なんとな〜くスルメやコンブをあげたり貰ったり
あの二人らしいわw
956名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 21:09:31 ID:gch5IsPo
文体が川原調って感じでいいですねぇ。
この調子で濡れ場になだれ込むとどうなるのやらw
957名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 23:24:33 ID:QwxejHc3
>949
いえいえこちらこそありがとうございます。
嬉しいです。楽しみにして待ってます!

>952
すごいー。 やっぱり職人さんはすごいです。
なんかもう一気に川原ワールドだ!
あぁすごいなぁ。。10日後ですね、ワクワク
958名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 23:26:16 ID:QwxejHc3

レスアンカ間違えました。  orz
上の分は>950さん宛てですた。
959951:2006/01/13(金) 08:35:20 ID:y77PHz1g
>952
うわあ〜、早速リクエストに応えてくださってありがとうございます!!
感激です!!続き楽しみに待ってます。
赤い釣り糸で結ばれたカップル・・・・ウットリです。
本当にありがとう!!涙
960名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 22:37:53 ID:oWcddS8L
マリナーを昔書いていた人とは別の人かな?
マリナー好きなんで嬉しい。
961名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 00:07:42 ID:xSZe5aEo
今更ですがどうしても伝えたかったので…。殿下最高!!!!!!!!言い回しやシュチュエーションに激しく萌えました。大天使ネタまたよろしくお願い致します。
962名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 08:21:04 ID:sAHRBxw4
おおー…。年明けから(年末かな)素晴らしいですね!
これからじっくり読ませていただこうと思っているところなんですが、
思わずカキコしてしまいました。
963名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 17:18:04 ID:h6LF0wXx
容量オーバー近くなってきたので次スレ立てました。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137226530/l50
964名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 21:39:56 ID:mkTQzo2Q
>>963
新スレ乙…と言いたいところだが、ちと早くね?
965名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 21:42:32 ID:Q/X6jdzo
480KB超えたからねぇ…500KBになると書き込めなくなるし。
新スレ乙。
966名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 18:32:44 ID:FSKJHbZo
保守しとこう。
967名無しさん@ピンキー
おまぬけなタイミングでナンですが…

>881
そこはかとなくにじみでるエロさがたまりません。
史緒さんの意図のない行動に、余裕かましながらもくすぐられてる殿下に激しく萌え。
イジワルな言葉はそれを認めたくない気持ちの裏返しだったりするんでしょーか。

春もはよから素敵なお話をありがとうございました!!

>仁科雅樹と西根公輝
(笑)
エロの神様に祈りつつ(笑)仁科投手の登場を楽しみに
お待ちしております。(もちろん、他のお話も!)