【イース】ファルコムでエロ小説PartV【英伝】

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1名無しさん@ピンキー
英雄伝説6SecondChapter が早くも待ち望まれる中、
ファルコムの女性キャラで妄想の限りを尽くそう

前スレ【イース】ファルコムでエロ小説PartII【英伝】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1092527856/l50
初代スレ 【イース】ファルコムでエロ小説【英伝】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068830344/l50
2空と貴方と学園祭[8]:05/01/23 21:15:44 ID:YY05U0Ad
「ふふふっ。やっとおとなしくなったようだねっ。」
オリビエはエステルを笑いながら見ながら、腰を上下に振り続ける。
「ぉ、ぉりびぇ・・・」
体を上下に動かされながらエステルは椅子に座ったまま眠っているヨシュアを見ていた。
(ぁぁ、よしゅあ〜私今おりびえとなにやっちゃってるんだろぉ・・・)
もう既に正気を保てていないエステル。
「ああっ、これで中に出せたら最高だったのになぁ。外野がうるさいからなぁ・・・。」
まだ疲れていないのか殆ど息を荒くせず、うわ言のように言うオリビエ。
(な、なかぁ・・・?そうか・・・今おりびえとつながっちゃっているんだっけなぁ・・・)
もう声も出さず一人心の中でつぶやくエステル。
「さぁて、そろそろスピードをあげていこうかエステル君っ。」
楽しそうに言うとオリビエは更に強く腰を上下に振り出した。
「お、おりびえぇ・・・」
もはや何を言っているのかわからない状態のエステル。
「そろそろ、イッて見ようかエステル君★」
するとオリビエはエステルの膣から自分のモノをだすと、それを上下に動かしながらエステルの口の中に突っ込んだ。
「むっ、むごっ!」
思わず完全に目を覚ますエステル。
「おっと、噛んじゃだめだよ。ちゃんと全部飲んでくれたまえっ。」
「むぐっ!むごぉっ!」
必死で抵抗するが、ヨシュアのことも気がかりになり下手に手を出せないエステル。
「おおっ!イクッ。おああああぁぁっ!」
そういうとオリビエは勢いよくエステルの口の中へ精液を出しまくる。
「う〜〜〜っ!ぐほっ!」
エステルは必死に吐き出そうとするが、オリビエのモノが完全に入っている上、オリビエが力強くエステルの口を押さえつけていてできない。
「だめだよ吐いちゃ。全部飲み込んでくれたまえっ。」
笑ってはいるが、行動は尋常ではないオリビエ。
「ううっ!う・・。」
観念したのか、エステルはそういうとオリビエの精液をゆっくり飲み始めた。
「ゴクッ・・・ゴクッ・・・うううっ・・・。ゴクッ・・・」
さっきとはまるで違ってすっかり正気を戻しながら飲み続ける。しかし、エステルの口の中にはまだオリビエの精液が流し込まれている。
3名無しさん@ピンキー:05/01/24 19:51:24 ID:EMhAzC+Y
4名無しさん@ピンキー:05/01/24 23:29:56 ID:ZnCEeurS
保守ついでに…
大作戦の作者さんがどっかのスレにガールズブラボーの福山×桐絵SS投下してたんだが
どのスレか覚えてる人いない?
5名無しさん@ピンキー:05/01/25 05:08:16 ID:zz/ri8WC
6名無しさん@ピンキー:05/01/25 11:23:04 ID:HcqbDfmD
アリガトン!それでしたヽ(´ω`)ノ
エロゲネタのNTRスレだったとは…ジャンル違いでノーチェックでした。

大作戦の人のSSは個人的にツボなんでまた書いて貰いたいヨ
7名無しさん@ピンキー:05/01/26 01:43:18 ID:SFycGgw0
ぽっぷるメイルきぼん
8名無しさん@ピンキー:05/01/27 21:52:12 ID:qon6Lb4j
>>1
スレ立て乙

新スレが立った事に気付かずに前スレの更新をチェックし続けてたよ
よく見たら前スレ500KB超えてた
9名無しさん@ピンキー:05/01/28 18:42:53 ID:90+c86N1
自分も>>8に同じで今気付いた・・

>>1
>>2
お疲れさまです
オリビエ鬼畜ですねぇ〜w


10名無しさん@ピンキー:05/01/29 22:19:30 ID:mChJVGSZ
このスレの小説の続きも気になるが、ゲーム本編の続きも気になるー
11名無しさん@ピンキー:05/01/31 20:54:53 ID:LlIW2Y9e
保守あげ
12星の在り処、心の在り処(74):05/02/01 13:03:36 ID:XfcViKSU
 エステルは目を閉じてヨシュアをしっかりと抱きしめ、微かに感じられる体温と、膣内で
痛いほどに脈打つペニスの熱さを感じていた。
(ああぁ……ヨシュアが……あたしの中に、いっぱい……)
 膣を満たす男根の温もりと、耳元に聞こえるヨシュアの抑えた息遣いに、エステルはゾク
ゾクするような感覚を味わう。痺れるような心地よさがエステルの肢体を駆けめぐり、快感に
身悶えるようにアソコがキュッ、キュウッと収縮する。その妙なる締めつけのあまりヨシュア
は思わず呻きを洩らした。
「っ……」
 押し殺したその声がまたエステルの官能を刺激する。
(ヨシュアも……あたしを感じてくれてる……)
 今はそれだけで幸せを感じ、ヨシュアへの想いが溢れてくる。その想いに呼応してエステル
の膣の肉襞は甘くわななき、肉棒を愛しげに締めつけ、離すまいとするように絡みついていく
のだった。
「うく……!」
 噛みしめた歯の間からヨシュアが再び息を洩らす。作られた無表情の裏で、ヨシュアは内心
舌を巻いていた。閨房術についてはまだ年端も行かない頃からウロボロスで一通りのことは
仕込まれていたが、こんなにも熱く濡れて男根をきつく締めつける女性器の持ち主がいよう
とは思わなかった。
(うかつに動くと、こっちが先にイッてしまうな……だけど、その前に……)
 その前にエステルをもっと快楽に溺れさせなくては。
「はぁ……ヨシュア……ヨシュアぁ……」
 耳元で愛しげに名を呼ぶ声があられもない快感の喘ぎに変わり、恋心や思い出など消えて
しまうまで、エステルを犯し、イカせ、辱めなくてはならない。ヨシュアは歯を食いしばって
快感に耐えながら、ゆっくりと小さく腰を回し始めた。そんな僅かな動きにも、エステルは
全身をビクビクと震わせる。
「あッ! ああっ……ア! アッ! アッ!」
 膣内をゆっくりかき回される感触にエステルは翻弄されていた。誰の侵入も許したことの
ない膣の中を初めて優しく擦られ、秘められた肉壁をじっくりと刺激されて、早くも未知の
快感が痛みを上回りつつあった。
(やっ、ヤダ……なにこれっ……!)
13名無しさん@ピンキー:05/02/01 20:00:16 ID:yyNa9rsW
久しぶりに星の在り処キテター
いつも良作乙です
14名無しさん@ピンキー:05/02/02 02:02:25 ID:UVgkEXJA
>12
GJ!!
ところで、閨房術をマスターしているということは、ヨシュアは堕胎方法なども知っている
はずですよね。

「女というものは、堕ろせば堕ろすほどセックスがよくなる。(c)山崎拓」
というわけで、エステルを妊娠させては堕胎させ、また妊娠させては堕胎を繰り返す、
そんな展開を希望してみる。
15名無しさん@ピンキー:05/02/04 17:13:06 ID:VHVlfKvF
PS2版VMJ発売に便乗してタクワン×ムウきぼんうと言ってみるテスツ
16空と貴方と学園祭[9]:05/02/04 23:42:45 ID:r+bEfnv8
「まさかエステル君とこんなことができるとはね。嬉しい限りさ。」
満面の笑みで喜びつつエステルの頭を抑えるオリビエ。
「うう・・・。」
エステルは頭を押さえつけられながら、オリビエの精液をようやく飲み干した。

「あっ!ああっ!はんっ!」
バイブの音と共に上下するクローゼ。
「これで36回目。エステルとオリビエさんが1回イッちゃっている間に一人だけで30回以上もイッちゃっているのよ、クローゼ?」
意地悪そうに眼鏡を光らせながら言うジル。
「そっ、・・・そんなっ、はんっ!ジ、ジルっ!ああああっ!」
そういうとクローゼの膣からどんどん白濁色の液が流れ出ていく。
"ビィィィィ・・・・・"
ジルはおもむろにバイブのスイッチをきり、こういった。
「オリビエさん。そろそろ次に行きましょうか。」
「うん、そうしようか。」
そういうとオリビエはエステルを放し、ズボンをあげた。
「わ、わるいが俺は犯罪者になりたくないからな。もう帰る。」
頭をボリボリかきながら理性がふちきるのを必死に押さえながらハンスは部屋を後にした。

「ジルッ!」
ここまで声が出たのかというほど大きな声でクローゼは叫んだ。
「悪ふざけも度が過ぎすぎているわよ。忘れたのかしら。私にはジークがいたのを貴方は忘れていないはずだわ。」
半ば声が裏返るほど大きな声を出し続けるクローゼ。
「あらあら、もうちょっと媚薬多くしておいたほうがよかったかしらね〜。」
表情変えずに意地悪そうに言うジル。
「まぁ別に誰が来てもいいけどこんな恥ずかしい状態を見られてもいいのかしらね〜。」
「くっ。ジル、貴方って人はっ。」
「さ〜て、それじゃ次は場所を移動するとしますか〜。オリビエさん、悪いけど手伝ってください。」
「任せてくれたまえ。さぁエステル君。ヨシュア君と一緒に禁断の愛を続けようではないかっ★」
17名無しさん@ピンキー:05/02/06 00:31:11 ID:5K7AGZVp
>>16
乙です
次で話数が2ケタの大台ですね。長編の予感!
18名無しさん@ピンキー:05/02/06 03:43:18 ID:MwmKmjyC
いよいよSC発表されたな
これで後日談ものが書けるってもんよ
SCで終わればの話だが・・・
19名無しさん@ピンキー:05/02/06 13:55:30 ID:9w9OKEuZ
age
20名無しさん@ピンキー:05/02/08 18:22:40 ID:3xOXgH53
これでSCの新キャラ(男)とエステルがくっついたら大笑いだなw
そりゃ絶対無いと思うが。
21名無しさん@ピンキー:05/02/09 06:10:01 ID:FbuYvrJy
ここまで引っ張ってそれをやったらファルコムある意味神
22名無しさん@ピンキー:05/02/10 15:36:50 ID:tRIKWtkG
保守
23名無しさん@ピンキー:05/02/11 03:20:33 ID:Zz/G4/z5
>>21
バハラグ超えちまう・・・
24空と貴方と学園祭[10]:05/02/12 01:30:08 ID:nV2f6oLD
「こら〜っ!気安く触らないでよっ。」
足をばたばたさせながら必死で抵抗しようとするエステル。
「何を言うかっ。僕たちは既にそれ以上のことをしてしまっているのだよ?」
そういうとエステルはすっかり顔を赤らめてしまった。

-旧校舎をでた外
「ちょ、ちょっとこんな格好で・・・。」
必死で逃げようとするクローゼ。
「いいじゃない〜。夜中なんだし外のほうがスリルあるでしょ?」
そういうとジルはクローゼの胸をなで始めた。
「ほらぁ、こんなに乳首たてちゃってぇ。」
「や、やめなさい...ぅ、うう。」
顔を赤らめながら感じるクローゼ。

「ここ、旧校舎だったんだ・・・。」
思わず驚くエステル。
「そうだよ。ここなら昼間でも滅多に人は来ないしね★」
まるで感謝してほしいといわんばかりにいうオリビエ。
「なによぉっ!オリビエったらっ。」
数々の卑猥な仕打ちを思い出したのか思わず顔を赤らめるエステル。

-同時刻。ボース市長邸
「なんですって!エステルさんとヨシュアさん、それに女生徒さんまでが!?」
叫んでいるのはボース市長のメイベル市長だ。電話の主はナイアルとドロシー。
”ああ、あいつらにちょっと聞きたいことがあってさっき学園のほうに行ったんだがどこにもいなかったんですよ。変に学園長に言って事態を大きくしてもしかたねぇから市長さんに連絡したってわけですよ。”
「わかりました。すぐ向かいますので、貴方たちはそこを離れず。」
電話を切るとメイベルはこう言った。
「リラ、直ぐに準備しなさい!救出に行くわよ。」
「え・・・でもしかしどこかへ遊びに行ったのでは・・・。」
困惑するリラ。
「そんなわけないでしょ。事情が事情よ。とにかく行くわ。飛行船を私の指示ということですぐに準備させなさい。」
「・・・は、はい。」
25星の在り処、心の在り処(75):05/02/14 15:19:56 ID:mLtOSLEt
 ヨシュアは、エステルの膣内をペニスで愛撫するように優しく腰を回していく。ゆるやかな
回転のたび、エステルの性器からは、ぬちゅっ、くちゅっと粘液が溢れて垂れ落ち、すぐ下の
アヌスからお尻までしとどに濡らしていた。
「あッ! アアッ! アン! アッ! ア!」
(あ、あたし……こんなの、おかしくなっちゃう……!)
 ヨシュアのわずかな腰の動きだけでエステルの肢体はぴんと強張り、震え、跳ね上がった。
怒張した肉棒に胎内を擦られるたび、熱い痺れがエステルの背筋を突き上げ、意識までも犯して
いく。強すぎる刺激にエステルは怖くなり、身体を支配する性感に抵抗しようとした。
「ヤダっ! アッ! ダメっ! やめ、やめて、ヨシュア! あぁンッ!」
 だがエステルの哀願の声は早くも快感に潤みきり、甘い嬌声と交じり合っていた。ヨシュアは
ニヤリと笑って手をエステルの下腹部へ伸ばす。
「え……あッ!」
 エステルは、陰毛をまさぐられる感覚にビクリと震える。ヨシュアの指先は柔らかい縮れ毛を
かき分けてすぐに目的の箇所を探し当て、性器の交わる直上でツンと尖ったピンクの肉芽をクリ
クリッと弄くり回した。
「あッあッあッ! アッ! アッ! ああぁッ!」
 エステルは白い喉元をのけぞらせ、上ずった声で鳴き続ける。ジンジンするアソコに男のモノ
をハメられたまま、最も敏感な陰部の突起を好きなように触られ弄られ摘まれ転がされ焦らされ
こね回され押しつぶされて、エステルはどこまでも乱れていった。
「やっ、はッ! あッ……ううン……アン! アン! アウッ!」
 ヨシュアは指先の加減ひとつでエステルを思うように鳴かせながら、まだ幼いクリトリスを
散々にもてあそんだ。イクかイかないかギリギリのところにエステルを追い込んでから、不意に
腰を回転させる。エステルの熱く柔らかい膣壁を、ペニスの先が強く擦り上げた。
「うあッ! アッ! ア! アッアァーーーーーッ……!」
 悲鳴のような嬌声を上げ、エステルの背が弓なりになる。しなやかな四肢が伸びきると共に、
ヨシュアの一物がギュウッと絞り上げられた。
「アッ、アッ、ア! あぁぁ……っ……!」
 エステルが身体中を震わせてイク間、ヨシュアは唇を噛みしめて必死に射精を堪えていた。
26名無しさん@ピンキー:05/02/14 15:22:14 ID:mLtOSLEt
>>13
いつも色々と遅くてスイマセン

>>14
ワイスマンに犯される話が既にうpされてたような。
27名無しさん@ピンキー:05/02/15 02:46:46 ID:U2nE6rLU
新衣裳のエステル(・∀・)イイ!!
28名無しさん@ピンキー:05/02/17 13:57:45 ID:/ha64Gci
そうか? 前の方がよかったけどな。
あの配色が何と言うか残念と言うか……
29名無しさん@ピンキー:05/02/19 00:33:42 ID:WeCGWyc8
ドギ×リリア
マジでキボン
30名無しさん@ピンキー:05/02/19 06:05:58 ID:a2xalD+L
それはさておきそろそろ寝取っちゃえの来る時期かねえ
前回で転の部分まで進んだから、ここからどう展開するか……いや、連載物だと承の部分を延々引っ張ったりするわけだけど

あるいは作者の人は新作にはまっとる真っ最中かも知れず
31名無しさん@ピンキー:05/02/21 23:01:26 ID:oy/4vIcU
.
32名無しさん@ピンキー:05/02/24 08:50:23 ID:xn1Dd/ie
age
33名無しさん@ピンキー:05/02/28 16:06:44 ID:UbbEYRIV
ほっしゅほっしゅ
34名無しさん@ピンキー:05/03/02 01:15:51 ID:mbLW+VG2
保守−C
35空と貴方と学園祭[11]:05/03/02 14:56:03 ID:jU6KeAO4
「ここって・・・。」
エステルは言って呆然としていた。
「そう、ここで貴方たちはコレをつけて練習してもらうわ。」
そこは、いつも皆で劇の練習をしている壇上だった。
そして、ジルが提示していたのはさっき二人がつけていたものよりも倍もあるリモコンバイブ。
「なっ、何を言ってるのよジルっ。」
かなり困惑した様子でクローゼは話す。
「ふっふーん。このバイブはさっきのと比較にならないほど協力よ〜。さ、クローゼ、つけてあげる。オリビエさんも宜しく〜。」
「任しておきたまえ★ さ、エステル君、股を開いてくれたまえ。」
そういうと二人はすばやく二人の膣内にリモコンバイブを装着する。
二人は縛られていて身動きが取れない。
「そうして、こうすればっと。」
そういうと二人はリモコンバイブの上から貞操帯をつけ、鍵をかけた。オリビエはその鍵をジルに渡し、ジルはその鍵を大切にポケットにしまった。
「じゃ、早速練習しよっか。拘束は解いてあげるからすぐに衣装に着替えるのよ〜。抵抗したらいきなりスイッチMAXだからね〜。」

「それじゃあ今日はエステルとクローゼが戦闘するシーンいってみよっか〜。二人とも、剣をもってもってぇ〜。」
二人はしぶしぶ剣を持つ。
「ハイ、せりふも終わりました。それじゃいきなり剣で戦うシーン行きますよ〜。」
すると、オリビエが合図をだし練習が始まった。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
いつものように声を出しまくるエステル。
カキーン!カキン!と剣の音が深夜の壇上に響く。
すると、ジルはおもむろにリモコンを出すと、スイッチを1にいれた。どうやらこのスイッチひとつで二人のバイブを同時に連動動作させられるようである。
「なかなかやる・・・はっはぁっ!」
クローゼが中間のせりふを言っている間にバイブが入り、思わず声を上げる。
「・・・怪我を・・・あっああんっ!」
エステルも台詞がつまり思うように言うことができない。
「ほら二人とも頑張って!レベルアップ!」
そういうとジルはリモコンのレベルを2にあげた。
36名無しさん@ピンキー:05/03/07 12:28:49 ID:NXU+wcU/
hoshu
37名無しさん@ピンキー:05/03/08 22:54:11 ID:ZWUQKjwu
寝取られエステルの続きをずーっと待っている俺も保守
38名無しさん@ピンキー:05/03/09 00:14:40 ID:z3f5W2SC
>>30>>37
あ、すみません…。
最近、休みほとんどなしの残業続き状態で
寝取っちゃえは手つかずのままです…申し訳ありません。
卒業シーズンのこの時期ムチャクチャ忙しくて今も職場です。
本当に申し訳ありません。
39名無しさん@ピンキー:05/03/09 20:27:06 ID:lZy/IM+s
もうすぐイース3のリメイクも発売されるので期待age
40名無しさん@ピンキー:05/03/10 09:06:53 ID:T3dsk+fT
>>38
リアルメインでよろ
41名無しさん@ピンキー:05/03/14 10:59:08 ID:owIOdBOz
寝取っちゃえ帰還まで保守
42名無しさん@ピンキー:05/03/14 16:41:13 ID:L9WkViAb
むしろ星の在り処、心の在り処帰還を望んでる自分。
43名無しさん@ピンキー:05/03/16 13:13:27 ID:BG0Rnp2W
44名無しさん@ピンキー:05/03/20 03:45:34 ID:mZ9L4tCz
今日は寝取っちゃえ大作戦でお世話になりますた。
45名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 04:34:22 ID:OexLgIqS
エステルたん妊娠出産祈願
46名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 20:43:34 ID:HNJW6pK3
>>40
リアルメインとは、どういう事でしょうか?

>>44
どうもありがとうございます。ありがとうございます。
大変嬉しいです。
47名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 21:55:18 ID:XwooH54u
>46
実生活優先、という意味だとオモタ。>リアルメイン
48名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 23:07:12 ID:HNJW6pK3
>>47
あ、なるほどw
精液多過ぎファンタジーよりリアルな修羅場を希望してるのかなーと思ってました。
お気遣い有り難う御座います。
自分のは、真に英伝を愛するファンの方からみれば
寝取られなど邪道そのもので快くないと思います。
自分もその辺はいつも感じていて、重々心得ておきますので、どうぞよろしくお願いします。
49名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 01:06:48 ID:djg6DDYY
>>48
「邪道? けっこう。私も邪道だ。」

……と未来のロケット開発の偉い人が言ってました。


>>44
最早、漏れにとって大作戦は必須栄養素と化してしまいますた。
50名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 21:11:26 ID:5dNKvfET
俺しかいない予感
51名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 23:11:03 ID:uS6RpGhN
新作期待age
52名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 06:05:02 ID:9YnjBRxg
保守
ほしゅ
53名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 13:15:39 ID:3vcpEz7/
お誕生日おめでとう、オリビエ。
54名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 23:45:53 ID:XwUOLQKh
フローラのSSキボン。
55名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 22:54:56 ID:7CxmBMit
56名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 11:04:02 ID:nCc0ZoRt
初代スレの58さんの『朱と銀の間奏曲』が途中で止まってるのはなぜ?
57空と貴方と学園祭[12]:2005/04/07(木) 19:48:22 ID:UGg0CR8n
「この道を奥に進めば王立学園ですよ。」
ルーアンで待っていたナイアルはメイベルに学園へ続く道の前でこう言った。
「・・・あの丸い眼鏡をかけた女性はどちらに?」
リラが聞くとナイアルは急に疲れきった顔をしながら知らない方がいいです、といった。
「とにかくまずは寮からあたってみましょう。ナイアルさん、引き続き案内頼みますわ。」
「わかりました。ところでそのお礼と言っては何ですが、今度メイベル市長と取材を・・・。」
「とにかく事件解決が先決です。御願いしますね。」
ナイアルは渋々メイベル達の案内を続けた。

ジルに遊ばれながらリモコンのレベルはMAXになっていた。
もはや二人とも練習どころではない。
舞台のあちこちに彼女らの白い液が残っている。
「とっ、とめなさい・・・。」
乱れきった衣装、ズボンは完全に濡れていた。
それでもクローゼは必死に抵抗し続けていた。
「しょうがないなぁ。」
そういうとジルはいきなり舞台の上にあがると、クローゼの目の前に近づいた。
「もう。本当に可愛いんだからっ。」
そういうとジルは彼女の股間にあるバイブをズボンの上から細かく動かし始めた。
「いやああああああっ!・・・あっ、ああっ・・・」
クローゼは歯を食いしばりながら、ジルの攻撃に悶え苦しむ。
そのとき、帰ったはずのハンスが息を切らしながらドアから入ってきた。
「やっ、やばいぞ。なんか若い兄ちゃんと姉ちゃんとメイドみたいなのが寮に入ってきた。
兄ちゃんは俺のいる男子寮で他の二人は女子寮。
その兄ちゃんお前らのことボソボソ言ってたので隙を見て逃げ出したんだが、やべぇぞ。」
「そう、じゃあじきにここに来るじゃない。露出プレイでもしよっか。まぁ濡れまくってるからバレバレだけどねぇ。」
ジルは意地悪そうな顔をしながら二人を見た。
「よしっ。僕が連中を引き寄せてくるよっ。後の手はずは皆で考えておいてくれっ♪」
そういうとオリビエは一目散にでていった。
「ちょ、ちょっと、いくらなんでもそれはやりすぎじゃ・・・ああっ。」
「そういえばリモコンきってなかったわね。」
エステルが悶えているのを見てジルはリモコンの電源を切った。
58名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:47:12 ID:wCFZr1E1
>>57
このスレに一ヶ月ぶりにSSが!
乙!
59名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 20:36:30 ID:L6e/GC5B
乙カレ〜です。
60名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 09:42:06 ID:PeZTBFYK
最近保守しか書き込んでない・・・
61空と貴方と学園祭[13]:2005/04/17(日) 22:16:32 ID:gXReDLRv
「はぁっ、はぁっ・・・。」
しばらくエステルとクローゼは早くなった呼吸を止めることができなかった。

「どうやら寮にはいないみたいですな。」
頭をかきむしりながらつまらなそうにナイアルが言った。
「だとするとどこでしょう・・・。」
残念そうにメイベルが言う。
「とりあえず校舎を一通り回ってみますかい?」
メイベルにナイアルが問う
「いや、学園長さんに見つかる確率が高いですわ。それに校舎に特に隠れられるところもなかったはずですし。」
「あっ・・・あれは。」
リラが気づいてメイベルに言う。
「あれは確か・・・オリビエさん・・・でしたか。」
「よく覚えていて下さいましたね市長さんっ。そーです、あのときのワインはおいしかったですよっ。」
「それでなんで貴方がここに?」
ハイテンションには慣れたのかメイベルは表情一つ変えずに問う。
「いやぁ、いろいろありましてね。市長さん達がエステル君たちを探していると聞きまして案内をしに着たんですよ。」
本題に入り若干まじめに言うが依然ハイテンションなオリビエ。
「じゃあエステルさんたちの場所を知っておられるんですか?」
リラが核心をつく質問をする。
「もちろんです。案内しますよ。ついてきてください。」
オリビエはそういうと勝手に先頭を歩き出した。

「こんなものかな・・・。」
ジルは疲れきって横になっている二人の制服についたしみをできるだけ取り除いた。
しかし濡れているとわからなくなるようにまで綺麗にはならなかった。
62名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 01:37:20 ID:Hht5Gwpo
おおっ
乙です〜。
63名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 21:30:11 ID:mr7pDrkY
乙ぅー
メイベルも巻き込みそうな希ガスw
次回が楽しみです
64空と貴方と学園祭[14]:2005/04/22(金) 01:03:04 ID:4PyoQZ5y
「なんか完全にとれてはいないけどこんなもので我慢してねぇ。」
ジルは笑いながら二人に言った。
「そ、そういえばヨシュアは・・・?」
エステルは周りを見ながら言う。
「彼はハンスの部屋においてあげているから大丈夫よ。それよりもうすぐ別の方たちがくるけど大丈夫なの?」
眼鏡を光らせながらジルは言った。
「っ・・・あっ!」
慌てて、たとうとしたが、エステルは腰が抜けその場にしりもちをついた。
「流石にアレだけやられてちゃ腰も抜けて当然だわねぇ。」
笑いながらジルは言う。

-数分後、王立学園講堂前
「ここは・・・お芝居とかやっている場所ですわね。」
少し驚いた様子でメイベルはリラに聞く。
「はい、お嬢様。確か次回の学園祭で皆様が出演されるはずだと・・・。」
リラは淡々と放し続ける。
「本当にここにいるんですの?」
疑惑の目をオリビエに向けるメイベル。
「間違いないですよっ。とりあえず入りましょうかっ。お〜い市長さんたちがきてくれたぞっ★」
大声をあげながらオリビエは重い扉を開ける。

その声は中にいた四人にも間違いなく聞こえていた。
「おでましのようねっ。くれぐれも見つからないように注意してね。」
ジルはそういいながら舞台から降りた。
舞台には座ったままのエステルとクローゼだけがスポットライトを当てられたままいた。

「あれは・・・確かにエステルさん達ではありませんか。」
少し安堵しながらメイベルが言った。
65名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 21:18:03 ID:mdu+taEZ
乙です!
66空と貴方と学園祭[15]:2005/04/24(日) 23:46:54 ID:wEt26M5o
「そのようですね。」
リラも少し微笑みながら言った。
「エステルさん。随分心配してしまいましたわよ。」
そういいながらメイベル達は少し足を速めながら舞台に近づいていく。
「あ・・・ははっ、市長さん・・・。」
うまく言葉が出ないエステル。必死にごまかそうとしている。
「でも無事でよかったですわ。本当に。」
メイベルも微笑みながら言った。
「逃げてくださいっ!」
そのときクローゼが唐突にメイベルに言った。
「え?どういうことですの?」
エステルから目を離しクローゼに目を向けるメイベル。
「もう遅いですよ★」
メイベルとリラが振り向くと入り口の扉に施錠をしたオリビエが扉の前に立っていた。
舞台の近くと扉の近くではかなり離れているのだが、オリビエはそんなのなんだ、みたいに大声で話す。
オリビエがゆっくり近づいてくる。二人は舞台の縁まで後ずさる。
そのとき、エステルは頭の中にある男がいることにきづいた。
「ナイアル〜っ!どこにいるのよっ!寮で私たちを探していたのは知ってるのよっ!」
「そ、そういえばそうですわ。確かにナイアルさんも私たちと一緒に入ってきて・・・。」
メイベルも思わずナイアルを呼ぶ。
しかし返答はない。
返答がないことに気づいたころにはオリビエは既にメイベルたちの目の前にいた。
「お、お嬢様・・・。」
リラはメイベルの横で身動き一つしない。
「残念でしたっ。あの新聞記者さんは貴方たちがエステル君達に気を取られている隙に寮に運んだよ。アーツを使ったのはちょっとずるかったかな?」
オリビエはそういいながらメイベルの頭を軽くたたく。
「だ・け・ど、流石にワイン奢ってくれた市長さんにやっちゃうわけにはいかないしねぇ。」
67名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 01:12:45 ID:AURjCL8L
乙。
そろそろ…か?犯るのはw
68空と貴方と学園祭[16]:2005/04/30(土) 04:08:42 ID:5fQJBhBS
そういうとオリビエはリラの方をむきながら言った。
「やっぱりこっちのメイドさんから頂いちゃいましょうかね★」
いきなりの言葉にリラは思わず身震いする。
「ちょ、ちょっと、なんていうことを言うんですのよオリビエさん!」
少し怒り気味にメイベルはリラを庇いながら言う。
「ご・め・ん・な・さいっ。」
そういうとオリビエはポケットから染みたハンカチを出すと、メイベルの口と鼻を覆った。
抵抗するまもなくその場に倒れるメイベル。
「お嬢様っ。お嬢様っ。」
必死にメイベルの肩を叩いて呼びかけるリラ。
「大丈夫。後遺症は残らないし効き目も弱いから。ただ、この薬のついたハンカチを再度嗅がせればわからないけど。」
そういいながらオリビエはリラの手を持って手錠をかけた。
「市長さんを変な目にあわせたくないなら変なまねはしないってことですよ。」

メイベルは気絶して5分ぐらいで目を覚ました。
「うっ・・・。」
気づくとそこにはオリビエに拘束され、責められ続けるリラの姿。
そして頑丈に縛られ、猿轡をされたメイベル自身の姿。
「ふっ、ふぐっ。」
声を少し出してみるが、殆ど声にならない。
メイベルの目の前ではオリビエがリラを攻め続けていた。

「ほらほら、どうですっ。」
楽しそうにリラの膣にバイブを出し入れして遊ぶオリビエ。
「はぁっ、ちょ、ちょっとっ・・・あっ!・・・やっ、やめてください・・・あんっ!」
普段は控えめなリラ。絶対に人前には出さないような喘ぎ声もでてしまっている。
リラはステージの上で手錠足錠に更に縄で縛られた状態でせめられていた。
クローゼ・エステルはジルが巧みなリモコン操作でバイブを動かし、せめ続けられていた。
69名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 16:47:01 ID:1rfyJkj7
乙です。
りら〜…
70空と貴方と学園祭[17]:2005/05/03(火) 22:37:39 ID:vCCyBAjh
「はぁぁぁっ!」
クローゼもせめられ続けてもはやあえぎ声をコントロールできなくなっていた。
「ふっふ〜ん。どう?私のリモコン操作気に入っちゃったでしょ?」
笑いながらエステルとクローゼの体を弄り回すジル。
「はぁっ・・・はぁっ・・・ジッ、ジルっ・・・私・・・」
「エ、エステルさんっ・・・、私もっ・・・。」
二人は止まらないせめについに弱音を吐き出した。
「ふっふ〜ん。ようやく本音を出したか・・・。」
ジルはかなり嬉しそうに言った。
「ジルっ・・・貴方に負けたのは認めるわ・・・。本当はこんなこといいたくない。孤児院の皆になんていえばいいのかわからない。でもジルっ!貴方のせいよっ。もう我慢できないのよっ・・・。ごめんなさい・・・エステルさん・・・」
クローゼはそういうとエステルの方を向いて後ろ手錠のまま押し倒した。
反動でクローゼの下になるエステル。
「あらあらっ、まさかクローゼがエステルを犯すとは思わなかったわねぇ・・・。」
少し動揺したようにジルは言った。
「大丈夫。私も・・・その・・・同じ気持ちだったカラ・・・。」
エステルも自分の真上で押し倒したクローゼに言った。
「よぅ〜し、そうとくれば双頭バイブの用意よっ。」
そういうとジルは少し舞台裏に入り、少し太めの双頭バイブを持ってきた。
ジルは二人の膣にあるリモコンバイブを取り除くと、まずクローゼの方に双頭バイブの片方を入れ、もう片方をエステルに入れた。
「ああっ!」
「はぁぁっ!」
思わず声を上げる二人。
「よぅし、いきっぱなしの天国を味わうといいわ。」
そういうとジルは双頭バイブの真ん中にあるスイッチをいきなりMAXにした。
”ヴゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!”
勢いよく舞台に拡がるバイブ音
71空と貴方と学園祭[18]:2005/05/03(火) 22:52:56 ID:vCCyBAjh
「はぁぁぁぁぁぁぁっ!ジルっ!いきなりそんなっ!」
いきなりの衝撃に思わずエステルに体重をかけるクローゼ
それと同時に自然と腰を上下に動かし始めた。
「クローゼっ!いいよその調子っ。」
エステルも荒い息を立てながら叫び続ける。
「ああっ!もうだめっ!」
クローゼが目をつぶりながら叫ぶ。
「いいよっ、クローゼっ。私ももうだめっ・・・。」

その様子をジルは舞台袖から見ていた。
・・・しかし、背後から影が近づき、いつのまにかジルはそこから消えていた。

「エステルさんっ!ああっ!はぁっ!はぁぁぁっ!ああああああっ!」
「クローゼ!ひゃあああああっ!ああああっ!ああっ!」
そう叫ぶと二人は折り重なるようにしてイった。
しかし二人の膣内にある双頭バイブは動きを休めようとはしない。
「ちょ、ちょっと、とめてっ!」
クローゼは双頭バイブを抜こうとしたが、イった直後で、足の力が出ず、再び双頭バイブは膣内に入った。
その動きがクローゼを更に敏感にさせた。
「いやっ!とめてぇっ!もうだめぇっ!」
クローゼがクローゼじゃない、という言葉が似合うそんな状況。
「クローゼ・・・。いいよっ・・・もうだめ・・・話せない・・・ああんっ!」
エステルはクローゼが一度バイブを抜こうとして再びのしかかってしまったため、一気にバイブの振動が広がった。
二人のバイブは誰にもとめられなかった。
「ああああああっ!はぁぁんっ!」
叫びながら膣内から再び愛液が勢いよくバイブの横から漏れ出した。
「だめぇっ!もうだめぇっ!」
エステルもクローゼに押し倒されているのにもかかわらず、腰を浮かせながらイった。
72空と貴方と学園祭[19]:2005/05/03(火) 23:04:24 ID:vCCyBAjh
二人はバイブをとめられることなくまさにイきっぱなしを味わい続けた。

「ちょ、ちょっとっ!」
そのころジルは暗闇の中自分の手を掴みながら、人目のつかない舞台裏に移動させている人を見ようとしていた。
しかし、暗闇で何も見ることができない。
「痛っ!」
ジルはその人物に部屋の隅に投げ出された。
思わず頭をかかえるジル。
「えっ!うそっ!ちょ、ちょいまちっ!」
「・・・」
その人物は何もいわず、ジルの制服を無造作に脱がし始めた。
ジルの抵抗もむなしく、あっという間に下着が見えた。
制服は中途半端にきているだけの状態であり、もはや体を隠すことができない。
「いやぁっ!やめてっ!ちょいまちっていってるでしょぉっ!」
ジルはその人物に下着を無造作に外され、足を広げさせられていた。
その人物はいまだに何も言わなかった。
暗闇で誰なのか全くわからないジル。
「えっ!冗談でしょぉっ!まってまってまってぇっ!」
その人物はおもむろに自分の息子を取り出すと、ジルの膣内にいれた。
「きゃぁっ!」
思わず叫ぶジル。その拍子で眼鏡がどこかに飛んでしまった。
「・・・ごめんっ。」
ついにその人物は声を発した。間近にいるジルにしか聞こえないような声で。
「その声・・・どこかで・・・。・・・ ・・・ ・・・へっ!?も、も、も、もしかしてっ!」
ジルは膣内でその人物に犯されていてもテンションを変化させなかった。
「ヨシュァアッ!?」
ジルのその反応にその人物は腰の動きを止めた。
73名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 21:04:42 ID:9mMtp6eF
乙!
そうきましたか…
74名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 17:16:52 ID:ioXHPrmQ
なんと意外な展開。わくわく。
75空と貴方と学園祭[20]:2005/05/09(月) 17:08:04 ID:EqE4Zgac
「・・・」
しかしその人物は何もいわずに再び腰を動かし始めた。
「ちょ、ちょっとっ!答えなさいってばっ!」
ジルはそういったが、その人物は逆に腰の動きを早くした。
だんだんと限界がきているとわかるジル。
「ヨシュアッ!?もうだめだってっ!」
「・・・うっ、ああっ・・・!」
ジルの慌てた声とその人物の僅かな声が聞こえたそのすぐ後。
「だめよぉっ!だめぇっ!・・ぁぁぁぁぁんっ!・・あんっ!ああっ!・・・はぁっ!はぁっ!」
ジルはその人物の精液が自分の膣に流れていくのを感じた。
その人物はすぐに抜くと、暗闇の中、無理やりジルの口をこじ開け、水と錠剤を飲み込ませた。
「避妊薬だから・・・。それとちょっと睡眠薬。大丈夫、後遺症もないから・・・。」
そういうとその人物はゆっくり立ち上がり、衣服の乱れを直し、暗闇の中を消えていった。
「・・・ヨシュア・・。」
ジルはしだいに意識が遠のいていった。

丁度そのころメイベルは自分に仕えるメイドの光景に目をそむけていた。
「だめですっ!オリビエさぁんっ!」
普段は無口なリラ。もはや言葉を選んでいる余裕もない。
「そろそろいきますかっ★」
オリビエはそういうとバイブを抜き、服を脱ぎ始めた。
リラは縛られた状態で荒い吐息を立て続けていた。
リラの足元にはリラ自身の愛液が大量に流れ出ていた。
「ふぐっ!ふぐぅっ!」
メイベルはオリビエのその行動についに抵抗を示した。
「あら、市長さん。そんなにメイドさんがやられるのがお嫌いですかっ?」
オリビエは意地悪っぽくメイベルの方を向いて言う。
メイベルはオリビエをにらみ続けた。
76空と貴方と学園祭[21]:2005/05/09(月) 17:20:43 ID:EqE4Zgac
「わかりました、わかりましたよっ。ワインを許してくれた市長さんを僕は怒らせたくはありませんからね。」
そういうとオリビエはゆっくりメイベルに近づいた。
「それじゃ、こうしましょうかっ★」
そういうとオリビエは慎重に柱に縛られていた縄だけを解き、後ろ手になったまま、ステージの上までメイベルを歩かせた。
オリビエはメイベルの首に首輪をかけると、リラに別の首輪をかけて、両方の首輪を20cmぐらいの縄で縛った。
リラとメイベルは首輪のせいで顔がかなり接近している状態になる。
さらにオリビエはリラとメイベルの両足も一緒に縛り上げた。
これが本当の「一心同体」なのではないか、といいながらオリビエは頑丈に縛り上げていった。
「お嬢様・・・。」
顔と顔の間が10cm程度しかないメイベルとリラ。
「リラ・・・大丈夫、大丈夫ですわ。」
メイベルはこの異常な状態にもかかわらず、リラを混乱させないために、いたって冷静にいった。
オリビエは縛り上げると、エステルとクローゼに使わせている双頭バイブと同型のバイブを持ってきた。
「エヘヘ。別にただ単に市長さんとメイドさんをくっつけたわけじゃありません。お二人にもエステル君たちと同じことをしてもらいますよっ。まぁあっちは自分たちからやっているのですがこっちは強制なのでそこが違いますけれども。」
オリビエはそういうと二人の秘部付近の縄を若干ゆるめ、バイブの先端を片方はリラ、片方はメイベルの膣にいれた。
再度縄をオリビエは閉めなおした。
「さて、それではいってらっしゃぁいっ。」
そういうとオリビエはバイブの中央にあるスイッチをMAX状態で入れた。
"ヴゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!"
音と共に未知の強力な振動が二人を襲った。
77名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 00:33:46 ID:FwBQ9tI9
乙ぅ
78名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 01:16:42 ID:QC7HKEZO
乙彼!
今回もえろえろっすね。

ところで、
大作戦の人はどうしちまったんだ(´・ω・`)
79名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 08:17:28 ID:Qpr6FlTc
星心の在り処マチ
80名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 01:02:07 ID:7zJ8PI2M
保守
81名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 05:28:55 ID:hJtlqoGU
>>78
ガールズブラボーのスレで二本上げてたのを見たっきりですな。
それからもかなり間が空いてしまってますが、まあ新年度のごたごたもそろそろ落ち着く頃ですし、近いうちに戻ってこられるのでは?
82空と貴方と学園祭[22]:2005/05/19(木) 17:16:51 ID:UICJ1k1w
「つっ・・・いたたたっ。」
そのころナイアルはようやく寮のとある部屋で目を覚ました。
「あぁっ?なんだココは?」
ナイアルは頭を抱えながら立ち上がった。
ドアに向かい、ノブを回そうとする。
'ガチャッ!ガチャガチャ!'
「なんだ?あかないぞ?」
ナイアルは再度部屋を見渡すが、窓もなく、出入り口はそこ一箇所だけだった。
「こらぁっ!誰かださんかぁっ!」
ナイアルはドアを足でけりながらそう言った。
"バキッ!"
「バキッ?」
ナイアルはドアから少し離れると今度は体当たりをした。
するとドアは音を立てながらぶっ壊れた。
「なんだよ・・・。すげーもろいドアだな・・・。つーかココはどこだよ。出口出口っ。」
ナイアルはドアをそのままにして煙草をくわえながら歩いていった。

"バキャッ!"
その音が聞こえたのはエステルとクローゼだけだった。
エステルは手を探ってみると、手錠の鎖の部分が引きちぎれていた。
エステルはゆっくりその手を前にだしてバイブのスイッチを切った。
「エステルさん・・・。もしかしてっ。」
クローゼがそういうとエステルは少し微笑みながら言った。
「そうよ。でもオリビエに見つかったら二の舞だからもう少しヤっているフリをしていよっ。」
エステルはそういうとわざと手を後ろに回し、またあえぎ声をだしはじめた。

そのころオリビエはメイベルとリラが感じているのを笑いながら見ていた。
「お嬢様ぁっ!」
「リ、リラっ。あんまり動かさないでっ。」
二人のその状況にオリビエは食い入るように見つめていた。
83名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 23:42:05 ID:WGN9NU+K
>>82
GJ
84星の在り処、心の在り処(76):2005/05/22(日) 02:35:31 ID:xStnm63M
「はっ、はっ、はぁ、はぁぁ……」
 絶頂の余韻に頬を上気させ、エステルは肩で息をしていた。
 その間、火照って濡れきった少女の陰唇から、ヨシュアは己の剛直を抜き去る。
「あンっ……」
 ぬぷ、といやらしい音を立ててペニスが抜ける瞬間、エステルは名残惜しげな艶っぽい声を
上げる。男根の抜けた女性器はぽっかり開いて秘洞の入り口をさらし、中から白く泡だった
淫液がだらしなく垂れ落ちてくる。
 ヨシュアは、力なく投げ出されたエステルの両脚を持ち上げると、少女の白い肢体を半回転
させる。イッた余韻でぼうっとなっているエステルはされるがまま、お尻を突き出す格好で
膝を折ったうつ伏せになった。ヨシュアが少女の細い腰をつかみ、グイッと持ち上げると、
エステルのお尻は高々と突き出され、ヨシュアの前に恥ずかしい穴をすべてさらけ出した。
「え……えぇっ?」
 そのとき初めて正気に返ったようにエステルが戸惑いの声を上げる。
「え、や……ちょっと……やだっ……!」
 抵抗しようとしたが、まだ身体に力が入らず、ヨシュアのなすがまま、地面に四つんばいに
されて腰を持ち上げられ、お尻を開かれてしまう。いやらしい匂いを放つエステルのアソコが
丸出しになり、恥毛の茂みから勃起したクリトリスも、ピンクに充血した陰唇も、セピアに
慎ましく窄まったアヌスまで、エステルの全部が見えてしまっていた。
「やだ、こんなの……ヨシュアに恥ずかしいとこ丸見えでっ……!」
 恥ずかしげにお尻をよじるエステルの股間を、ヨシュアの指がついと撫で上げる。
「あぅンっ!!」
 秘裂から肛門まで撫で上げられ、エステルの腰がビクンと跳ね上がった。
「やだっ、ヨシュア、こんな格好……! 後ろからなんてっ、あッ!」
 ヨシュアは逃げようとする細い腰をつかまえると、尻肉の谷間に開いたピンクの花弁を
目掛けて己の剛直を突き入れた。
「あああああぁッ!!」
 ずぷちゅっ、と水音がして淫肉がぬめりつくも、絶頂を迎えてほとびきったエステルの
女陰は、張り詰めたヨシュアの男根を受け入れていった。
「あッああッ、入ってくる……! ヨシュアが、入ってきちゃう……っ!」
85名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 06:30:51 ID:xdseXegb
>84
お久しぶり。GJ!!
しばらく間があいたんで、前スレから読み返してしまった。
86名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 19:43:56 ID:Duy7quim
星の在り処、心の在り処
キタ━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
87空と貴方と学園祭[23]:2005/05/23(月) 23:14:58 ID:gaczXmLa
「あんだぁ?寮だったのかここは。」
ナイアルは外に出て周りを見渡しながら驚いた。
「とにかく・・・確か講堂にいたところまでは覚えているんだがな・・・。とりあえず行って見るか。」
ナイアルは講堂に向けて歩き出した。

「もう、そんなに喜んでくれて僕は嬉しいよっ。」
オリビエは息遣いを荒くさせながらそう言った。
二人はもはやオリビエの声なんか聞いてはいなかった。・・・いや、いられなかった。
だんだんと自然と動きが早くなる。しかも腰を積極的に動かしているのはリラだった。
「お嬢様ぁっ!お嬢様ぁっ!」
「リ、リラ!しっかりしなさいっ!」
「お嬢様とならもうどこにでもいきますっ!」
ここまで声がでるのか、と思えるような叫びだった。
リラは自分からメイベルに口付けをして、舌をいれつつ腰を振っていた。
「ふはぁっ!はぁっ!んっ!んあっ!」
リラはそういうとメイベルとともに口付けをしたままイった。
「ふぅっ!ふぅっ・・・。」
メイベルはリラの態度にびっくりしていた。
そして自分の痴態のことなどもはや気にしていなかった。

そのときであった。
"ギィィィッ・・・"
ナイアルは講堂の重い扉をゆっくりと開いた。
目の前にはとんでもない光景が拡がっていたのはいうまでもない。
「お、お前ら・・・。いったい何を・・・。」
エステルはナイアルの姿に気づき、喘ぐフリをやめると、こう叫んだ。
「オリビエを捕まえてぇっ!」
オリビエはその声にびっくりして、思わずナイアルの方に攻撃しようと走り出していた。
88空と貴方と学園祭[24]:2005/05/23(月) 23:23:27 ID:gaczXmLa
「させないわぁっ!」
そういうとエステルは左手に手錠をはめたまま、オリビエめがけて体当たりをした。
・・・もちろん裸で。
オリビエは講堂にセッティングしてある椅子に突っ込んだ。
盛大に音が広がる。
「とにかくよくわかんねぇがわかったっ!」
ナイアルはそういうと椅子に突っ込んだオリビエめがけて突進した。
再度近くの椅子に突っ込むオリビエ。
オリビエがようやく頭を抱えながら上を見ると、そこにはエステルが鬼の形相で立っていた。
「エ、エステル君!許してくれっ!」
オリビエは慌てて許しを求めたが、エステルは構わず近くにおいてあった手錠を持ってくるとオリビエの両手と柱を繋いだ。
「エ、エステル君っ!」
オリビエは鍵をちらつかせるエステルに必死に言ってはいたが、聞き入れようとはしなかった。
「おい、とりあえずなんか服着てくれ・・・。俺も男だ・・・。」
必死で自分の欲情を抑えながらナイアルはエステルにそう言った。

エステルはクローゼ・リラ・メイベルの拘束を解き、ナイアルはその間に旧校舎から皆の洋服をとってきた。
「リラ!」
「も、申し訳御座いませんお嬢様。つい私だけの気持ちでお嬢様を・・・。」
リラは急に声を小さくして赤面した。
「もういいわよ。また機会があったらやりましょ。」
メイベルはリラの耳元でそう囁いた。
「お、お嬢様っ。」
リラは益々顔を赤くした。
89空と貴方と学園祭[25]:2005/05/23(月) 23:34:44 ID:gaczXmLa
その後、エステル達はジル・ハンス・ヨシュアの行方を捜した。
ジルは縛られたまま舞台袖で見つかり、ハンスとヨシュアは生徒会室で寝ていた。
事実を問いただすと、ハンスはジルの行為が見たくてヨシュアに媚薬を飲ませたという。
ジルはその行為のことを思い出しひどく赤面したが、エステル達にはなんら問題にされなかった。
「ま、まぁ媚薬でやっちゃったってことはヨシュアはやったうちに入らないわよ。」
エステルはうわ言の様にそう言っていた。

-学園祭当日
ジルはエステルに言われ、制服の下にリモコンバイブをつけていた。
リモコンはクローゼが持っていた。

「私たちをあーいうことにしてくれたお返しはさせてもらうわよ。」
クローゼはリモコンをちらつかせながらそう言った。
生徒会室をでて、沢山の人がいる外にでた。
クローゼが早速リモコンのスイッチを1にいれた。
ノーパンのジルの膣内をバイブが少し動いた。
「あっ・・・。」
ジルは少しよろけつつも歩き続けた。
「本当は順番に行きたかったけど劇までの時間がないし仕方ないわね。」
そういうとクローゼはリモコンをMAXから一つ手前のレベルまであげた。
"ブィィィィンン"
バイブの音が響くが、周囲は雑踏で聞こえなかったようだ。
ジルの足はスカートから流れた愛液がついていた。
ポタポタと地面にも愛液が落ちる。
「あああんっ・・・むぐぅっ・・・。」
ジルは口をふさぎながら必死に耐えた。

クローゼは少し微笑みながらジルを軽く押して、バイブの振動をMAXにした。
90空と貴方と学園祭[26]:2005/05/23(月) 23:39:53 ID:gaczXmLa
「あああんっ!はぁぁぁんっ!」
ジルは押された拍子といきなり振動がMAXにされ、その場にしりもちをついた。
そして座ったままジルはイった。
「だめぇっ、とめてぇっ!」
流石にこの叫び声に周囲の人も気づき始めた。
ジルはスカートを必死に抑えながら悶える。
しかしクローゼはスイッチを全開にしたまま戻すことはなかった。
「ふあああんっ!ああああんっ!」
ジルは愛液を地面に大量に流しながら何度もイき続けた。
劇のアナウンスがあるまでイき続けた。

劇は無事に成功し、エステル達は打ち上げに同席することになった。

To be continued(?).
91前スレ699:2005/05/23(月) 23:45:15 ID:gaczXmLa
とりあえず「空と貴方と学園祭」はこれで完結です。
クローゼモノにしようと思ったのが皆さん入り乱れというストーリーになったのはご容赦。
でも、一応無茶といわれた前スレ700の希望は叶えられた希ガス。
最後もジルで終わったし。一応ね一応。

エロものの小説書くのはこれがはじめてだったのですが、やっぱり難しいです。
キャラのイメージをどれだけ損なわずに且つ文章を綺麗にするか。
まだまだ精進が必要です。

26の最後の英文が読める人には言っておきます。
「あんまり期待するなよ」
92名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:29:14 ID:f7Oyfeik
>>91
乙。ご苦労様。
また時間があったら、書いて下さい
気長に待ってるよん。
93名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 10:50:54 ID:ua4zDMwQ
乙あげ
94名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:05:43 ID:TDIUfWvr
ほす
95星の在り処、心の在り処(77):2005/06/02(木) 21:11:28 ID:9lax4UDt
 うずくまるように四つんばいになり、お尻だけは高々と持ち上げられて、エステルは
後ろから挿入されていた。ヨシュアが腰を進めると、エステルの性器はぬぷぷっ、と
淫靡な水音を奏で、泡立つ淫液を溢れさせる。
「やぁッ、あッ、あたし、こんな格好で、ヨシュアに、後ろからされちゃってる……!」
 自分の取らされているポーズの恥ずかしさに、エステルの頬が熱くなった。だが後ろから
突かれると、羞恥も忘れてはしたない声を上げてしまう。
「あああッ! やっ……すごいっ、あッ、ああンっ!」
 ヨシュアはエステルの腰を抱えると、熱くほとびた蜜壷に逸物を根元まで挿し入れた。
「あッ、ああぁーッ!!」
 バックから貫かれる感覚に、エステルの背が仰け反る。怒張したペニスの先で子宮の
奥を突かれるたび、エステルの視界には白い火花が飛び散り、意識まで焼かれていく。
「あっ、あッ、あッ、やあっ、はッ、はぁっ、あぁッ!」
 後ろから突き回され、エステルは両手をついて上体を支える。抽送のリズムに併せて
栗色の長い髪がうねり、シャツの下で小ぶりの乳房が揺れ、性器の結合部からはくちゅっ、
ぐちゅっ、と淫液が飛び散っていた。
「ああッ、アッ、ああぁ、あン、あンッ!」
 頬を淫色に染め上げ、目を閉じてうっとりと快楽を貪るエステルに、ヨシュアは囁く。
「どう? 後ろから犯される気分は?」
 意地悪な問いにエステルは目を見開き、カァッと耳まで真っ赤になった。
「やっ、そんな……ことぉ……あッ!」
 ヨシュアのペニスに一突きされると、エステルの言葉が嬌声で途切れる。少女の膣は
張り詰めた男根に奥の奥までズプズプと蹂躙され、甘美な刺激がエステルの意識を淫靡
に蕩かしていく。
「あッ、やんっ、ダメ、ダメぇっ……すごいの、奥まで、奥まできてるよぉっ……!」
 背後から縦横に犯されながら、エステルの腰はさらに快楽を貪るように動いていた。
もっとペニスを欲しがるかのように、自分からヨシュアの腰にお尻を押しつけ、擦り
つけ、ぐるぐると円を描く。そのたびエステルの中はヨシュアの物で擦られ、抉られ、
ぬちゅぬちゅとかき回されて、さらなる快感を呼び起こしていった。
「ああッ、ああッ、あああッ、アッアッ!」
96名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:02:13 ID:Lq1Bzuya
  '`ァ ッ
     '`ァ ッ       
キタ━(*゚∀゚) =3 ━━━━!!!   
 _(っ/ ̄/___
       ̄ ̄
乙です! ヨシュアGJw 
97名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 07:52:52 ID:QJ5GJ0y+
ほしゅ
98名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 18:49:45 ID:qVVqUh4b
ねえ絶対一般人が恐らくそんなやすやすとは考え付かないカプールのエロってまずいかなあ……?
99名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:48:17 ID:zxDSZTvF
>>98
詳しく
100名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 07:23:16 ID:QwZbYMvB
100ゲトー!!

>>99
ほら、一人で上位にいるような錯覚に陥ってるカノーネ大尉と





とりあえず部下になってるロランス少尉との(ぉ)
101名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 20:31:58 ID:bdX9wnRG
アルチェムかわええよ…かわええ!…英伝6中に…アヴィン×アルチェムっての不味いよな
102名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 21:45:56 ID:UX51iaNs
>>101
いつでもカモーン!
ファルコムなら全てOK。
103名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 15:33:03 ID:Psl36iVF
>>101
てか普通に英伝4じゃダメなの? なにゆえ英伝6中?
104101:2005/06/14(火) 17:05:26 ID:U0ycAg2V
いあ、英伝6が投下されているという意味だよ…
105名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 20:38:21 ID:Psl36iVF
>>104
ああ、そうか
英伝6にアヴィンxアルチェムを出すって意味かとオモタ

問題なし。むしろアルチェム萌えなので早く書(r
106101:2005/06/15(水) 07:22:44 ID:5drsC/No
書いているんだが…アヴィンに甘えているアルチェムになってしまたorz
107名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 18:02:53 ID:6l0HJMkd
甘えながらのラブラブH、よいではないかよいでは(r
108星の在り処、心の在り処(78):2005/06/17(金) 02:22:39 ID:iN8lstzB
 長いツインテールを震わせ快楽に悶える少女を、ヨシュアは後ろから犯していた。
エステルのしなやかで細い腰。それを背後から両手でつかまえ、すべすべした尻肉の
間に肉棒を突き入れてグチュグチュとかき回す。膣をペニスで抉るように突き上げ
ると、開かれた尻の間で丸見えのアナルが真ん中から艶やかなピンクに盛り上がり、
再びセピアにキュッと窄まっていく。抽送にあわせて隆起と収縮を繰り返すエステル
の菊門は、まるで物欲しげに息づくようだった。そんな少女の愛らしいアヌスに、
ヨシュアは指先でそっと触れてみた。
「きゃあッ!?」
 いきなり肛門を愛撫され、エステルは激しく反応した。
「や! ちょっ、ヨシュア! そこはっ……んあッ! アッ!」
 アナルを弄られると、エステルの膣がキュウッと収縮する。
「やぁっ! そこはダメ! お尻は、お尻はダメぇッ! あッ、あンッ!」
 汚い部分に触れられる嫌悪感。だがヨシュアの巧みな指遣いで尻穴を揉みほぐされ
ると、エステルは変な気分になって艶めいた声を上げてしまう。
「いやぁ……ダメぇ、ヨシュア……そんなとこ……っ!」
 エステルは片手を後ろに伸ばし、お尻の穴を隠そうとする。だがヨシュアの
ペニスに突き上げられると、とけるような快感に力が抜け、両手を突いて身体を
支えるのがやっとだった。エステルは犬のような四つんばいで、さっきまで処女
だった膣にペニスを挿し込まれ、かき回され、最奥の柔肉まで擦られながら、
お尻の穴を弄ばれていた。
「ダメぇ……やめてよっ……! イヤぁ……お尻の穴、ヤダぁっ……!」
 排泄の穴をいじられる羞恥と屈辱から、エステルは身体をよじって抵抗しようとした。
だが硬くて熱いペニスでバックから突かれると頭の芯がジンジン痺れ、抗う力も失せて
しまう。お尻だけは高く上げながら、エステルの上体はぐったりと崩折れ、後ろからの
辱めを甘んじて受け入れていた。
109星の在り処、心の在り処(79):2005/06/20(月) 19:02:20 ID:8XsuJ5vH
「やあッ、あんッ、あッ、んっ、あ、あン、あンッ!」
 腰を振るヨシュアの前で、エステルの熱くほとびた淫孔は美味しそうに男のモノを
くわえ込み、泡立つ愛液を溢れさせる。その直上で丸見えの可愛い肛門は、最初こそ
セピアにくすんでいたが、中からはペニスで、外からは指で優しく揉みほぐされ、
今や鮮やかなピンクに上気してぬらぬらと輝いていた。そんな少女の美しく開花した
アヌスを、ヨシュアはじっくりと開発していく。
「ああッ……んッ、イヤ……イヤぁ……」
 弱々しい抗い声には耳を貸さず、ヨシュアは少女のアナルの皺を一本一本丹念に
広げるように指の腹でマッサージしていった。エステルの菊門は、抽送のリズムに
合わせて緩んだり窄まったりしていたが、ヨシュアの愛撫で段々ほぐれて開き、
やがて中指をぬるりと呑み込んでしまった。
「あああああぁッ……!」
 肛門に指を挿れられ、エステルの背が大きく反り返る。得体の知れない感覚が
ゾクゾクと背筋を駆け上がり、エステルの脳髄を熱くかき乱した。
「あッあッ、やぁッ、ダメ、お尻ダメぇ! 抜いてヨシュア、抜いてぇ……ッ!」
 普段は気丈な少女の哀願は、ヨシュアの興奮を高めるだけだった。一定のリズムで
腰を使い、エステルをバックから犯しつつ、丸出しのアヌスには、中指をゆっくりと
回転させながら出し入れする。2つの穴を異なるリズムで同時に犯され、エステルの
中ではもう性交の快感とアナルの感覚がぐちゃぐちゃに混じり合っていた。
「あはッ、やあッ、あああぁ……ッ!」
 エステルは、処女を散らしたばかりだというのに早くもアナルまで開発され、後ろ
からの二穴責めではしたなく乱れていた。ヨシュアは薄く微笑むと、エステルの耳元
に囁いた。
「まさか、お尻の穴で感じてるの、エステル?」
 その一言にエステルはビクンと反応する。膣と肛門がキュッと窄まって、ヨシュアの
ペニスと指を締めつけた。エステルは耳まで真っ赤になり、必死で否定の言葉を紡ぐ。
「そんなこと……あるわけないじゃないっ……!」
「そうか……そうだね。いくら淫乱な肉奴隷でも、お尻の穴で感じる変態じゃないよね」
「当たり前でしょ……! だから……早く、指、抜いてよぉ……っ!」
110名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:54:52 ID:GGXdbuuD
支援だ!
続きくるまでちんぽ握って待ってます
111名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:36:18 ID:9PKt/F5+
今更リリアの凌辱なんて需要無いよね?
112名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 06:01:49 ID:bkhtcDt2
あるに決まってんじゃねぇか!
お待ちしてますハァハァ
113名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 11:03:07 ID:5QKs94v4
>>111
是非御願いいたします。
114名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:04:06 ID:9PKt/F5+
むしろ空気読まずにアトラス×フローラのラブラブえちぃーを希望してみる。
115名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 01:30:27 ID:AYTXUy5Z
>>111
とりあえず書いてくれ!ハァハァ
116名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:07:05 ID:HUmAsYbN
俺もアト×フロに一票。
117名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 01:36:22 ID:gxUTQhYH
もうすぐイース3の発売日だね。
そっちも期待
118名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 00:00:58 ID:yB4Q7c8z
「あ、アトラス様・・・」
皇帝との最終決戦を明日に控え、中々寝付かれずにいたフローラの寝室を訪れたアトラスは、きっとランドーあたりに酒を強要されたのだろう、珍しく酔っている様子だった。
「お休みにならないと、お体に障りますわ・・・」
心配そうに自分を見つめる少女を、アトラスはふいに抱き締めた。
「フローラ・・・!」
「きゃっ・・・ア、アトラス様!?」
密かに想いを寄せる少年の、突然の抱擁に、フローラはただ頬を紅潮させるしか無かった。
「フローラ・・・」
「ん・・・」
唇が重なる。
夢にまで見た愛する人との初めての口づけ・・・
(アトラス様、、、震えてる?)
戸惑いながらもおずおずと愛しい人の背に腕を回すと、少年の躯の微かな振動が、体温と共に伝わって来た。
決戦に赴く事の恐怖か、人々の期待を一身に背負う事への不安なのか、、、
フローラの胸に、愛おしさが込み上げて来た。
「アトラス様・・・私を、もっと強く、抱き締めていて下さい・・・」
少年の震えを止めようとするかのように、背中に回した手に力を入れて囁く。
「フローラ・・・!」
狂おしい程に唇を求め合いながらベッドに倒れ込む二人。
119名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 01:07:15 ID:iXcY8Gx2
着衣の上から、少女の形の良い小振りな胸をそっとまさぐる。
「あっ・・・んんっ・・・はぁっ!?」
固くシコった乳首を弾かれ、思わず声を上げるフローラ。
「フローラ、可愛いよ・・・」
一枚一枚丁寧に衣服を脱がせながら、真っ赤になって消え入りそうなフローラに、さらなる愛撫を加える。
「あぁ・・・恥ずかしいです・・・ん、アトラス様ぁ」
雪のように真っ白な肌にキスの雨を降らせながら、下着の上から少女の大切な部分に触れた。
「やん・・・そこは、だ、駄目ですぅ・・・ひゃんっ!」
縦の割れ目に沿って優しい愛撫を続ける内に、じっとりと湿りを帯び、下着に染みが浮かぶ。
「フローラ、こんなになってるよ・・・そんなに気持ち良いのかい?」
意地悪な質問に、耳まで真っ赤になって俯くフローラ。
「そ、それは・・・ごめんなさい・・・」
今にも泣きそうな声で許しを請う少女が、どうしようもなく愛おしく、アトラスの心の奥底に眠る願望に火を点けた。

スライム虐めならぬ、フローラ虐めが始まった。
120名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 13:22:47 ID:RCr7i4RJ
GJ!
つC
121名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:32:45 ID:L5/c69X0
とりあえずリリアを希望する
122名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 00:06:40 ID:iXcY8Gx2
綺麗な薄紅色の乳首を舌で転がすようにねぶる。
「はぁ・・・んっ・・・あん・・・」
しっとりと濡れる割れ目をなぞりながら、フローラの最も敏感な部分を重点的に責め立てる。
「あっ!?駄目ですぅ・・・そんな所・・・」
少女の無垢な反応は、未だ性の欲望に目覚めたばかりの少年の衝動を駆り立てるばかりであった。
「フローラ、こんなトコ勃起させて・・・コリコリされると気持ち良いのかい?」
真っ赤になって悶えるフローラの顔を覗き込みながら、意地悪な質問を投げ掛けるアトラス。
「そ、そんな事・・・無い・・・ですぅ」
感じてしまった自分自身を恥じ入るように俯くフローラ。
「フローラばかり気持ち良くなってズルイな・・・僕のも気持ち良くしてくれる?」
言いながらイキり立った一物をフローラの顔前に突き付ける。
123名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 00:15:08 ID:4XS9fd9F
(あぁ、、、これがアトラス様の・・・)
生まれて始めて目の前で見つめる男性器にフローラは言葉を無くす。
(大きい・・・それに、こんなに脈打って・・・逞しい・・・)
躊躇いながらも愛しい人の巨大なペニスを両の手で包み込み、口づけする。
「あぁ、気持ち良いよ、フローラ・・・」
一生懸命に男性器を頬張る愛する少女の姿に、アトラスは狂おしい愛情を感じていた。
「ありがとう、フローラ。すごく気持ち良いよ・・・」
「ア、アトラス様・・・フローラの事、アトラス様ので、愛して下さい・・・」
耳まで真っ赤になって哀願するフローラ。
「わかった。入れるよ?フローラ・・・」
そそり立つ一物の先端をフローラの、何者も踏み入れた事の無い聖域に宛い、一気に貫いた。
124名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 21:25:01 ID:hB9Rh/z0
「あっ、あっ、ああ……んぁぁぁぁ、ああっ!!」
腰を落とし、狭い入り口を割るようにして侵入していく。
(痛い・・・でも・・・これが、アトラス様の・・・)
(フローラの中・・・熱い・・・うわ・・・)
「くぅっ」
アトラスは、気を抜けばペニスから一気に精液が噴出しそうになるのを自制する。
フローラの膣内の粘膜に絡みとられ、強い締め付けに否応無く高められていく。
「はぁ…ああぁ……」
ゆっくりと奥まで腰を進めて沈め込むと、フローラは陶酔するような声を漏らした。
少女が微かに身をよじるたびに、快感と嗜虐心がアトラスの中で膨れ上がってくる。
「んぁぁっ・・・あっ、んああああっ・・・」
口からは深く長い吐息が漏れ、切なげに眉が動く。
自分以外の誰もが見ることのない少女の悩ましい表情。
その全てを網膜に焼き付けるかのように、顔だけを見つめながら一つになった部分をゆっくりと動かし始める。
「あっ、はああっ! ん、んっ、ああああっ!!」
熱くぬめる膣の感触に、より強い快感を引き出される。
とめどなく熱い。
「ぁぁっ……ん……んぁぁぁっ……」
腰を揺らす程度の動きでも、フローラは過剰とも思えるぐらいに身体を跳ね
させて反応する。
(こんな・・・凄・・・もう駄目ぇ・・・)
「…ぁっ!」
ビクッと体を震わせて、フローラの体が脱力する。
125名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 21:25:59 ID:hB9Rh/z0
暫く、フローラの身体は痙攣したままだった。
美しいエメラルドグリーンの髪を梳くように撫でると、潤んだ瞳でアトラスを見つめ、口を開いた。
「ご、ごめんなさい…私…」
アトラスは何も言わずに少女の顔を覗き込む。
「アトラス様に、愛していただけるのが…幸せすぎて…気持ち良くなって…私…」
羞恥からか、快感のせいか、大きな瞳に涙を浮かべてアトラスに訴えかける。
「ごめんね、フローラ…今度はもっと優しくするから…」
「は、はぃ…すみませ…はぁあっ! は、ああっ、あああっ、んんっ!!」
アトラスが少し動かしただけで、フローラは再び絶頂に押し上げられる。
「アトラス様ぁ…ご、御免なさ…ぁぁぁっ!」
止めとばかりに深く、突き入れると同時に、
「んっ、んっ、うううっ! ……はぁぁぁぁぁぁぁぁあああ――――っっ!!」
フローラの身体が、でひときわ大きく弾んだ。
「はぁ……あっ! あああぁー……っ、ああっ、あー…っ!」
そして立て続けに二度、跳ねた。
「…ん…っ!」
跳ね上がったフローラの身体を再び押さえつけると、休むどころかさらに激しく出し入れを続けた。
SEXの喜びを知ったばかりの少年は最早止められなかった。グチュグチュと音を立ててペニスが膣壁にぶつかり、擦られる。
「ぁ…ぅ、や……ぁ……ぁ、ぁぁ、ああっ!」
幾度も幾度も絶頂に押し上げられ、フローラは声にならない喘ぎをあげるばかりだった。
目の前で揺れ続ける乳房を顔で押さえつけるようにして、舌を弄って探り当てた乳首を唇に含んで吸う。
126名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 21:26:44 ID:hB9Rh/z0
フローラが首を激しく左右に振ることで美しい髪が乱れ、アトラスの肌にベッタリと貼り付く。
「ひ、ひぐっ……はぁぁっ」
「ああああっ! アト…ラス様ぁ…ああっ ああああああっっっっっ!」
大声で喘ぎ続けるフローラの口に舌をねじ込むようにして、声を塞ぐ。
少女の全てを犯したい。
身体も口も心も全て侵食し、蹂躙したい―アトラスの心をそんな獣欲が支配していた。
いつしか屈強な戦士であるアトラスが力を込めて双胸を揉みしだいてしまっているのに、フローラの口から甘い声が途絶えることがない。
「ぃぁああああっ、あああっ! あ、あ、あ……」
腰に回した腕を強く引き付けるとフローラの細い身体が持ち上がり、腰が弓のように反り返る。
腰の動きが早くなる。
射精することしかもうアトラスの頭の中からは無くなっている。
「くっ、ぅっ、んんっ!」
前後左右と出鱈目に腰を動かすアトラスと、
「あ、はぁぁ…っ! ぁあああんんっ!」
震え、喘ぎ、髪を振り乱すフローラ。
「ア、アトラス様ぁ…んぁ、んぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……っっっ!!」
一際奥深く突き入れた瞬間、絶叫と共に弓なりに身体が反れて締め付けられる。
「…う…」
破裂寸前のアトラスののペニスが擦りたてられて絶頂を迎えた。
「フローラ…あ…っ!」
少年の全てを吐き出すように、精子が濁流となって少女の膣内へ注ぎ込まれていく。
それと同時に膣の奥底から急激にペニスが締め付けられる。
「あ……っっっ!! んっ、っっっっ!! んはぁっ!」
何度も何度も噴射し続け、その度に腰が震える。
背中から脳にまで痺れるような刺激が突き抜けていく。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
お互いを抱きしめ合ったまま倒れこむ。
127名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 21:27:03 ID:hB9Rh/z0
どれ位時間が経っただろう・・・フローラが口を開いた。

「お腹のなかが、あったかいです……」
呟いたフローラの顔を見て、お互いに照れくさそうに笑いあった。


「……アトラス様」
フローラの指が、愛する王子のの頬を優しくなぞる。
泣きそうで、切なそうだった顔が、満ち足りた表情に変わっている。

「フローラ……レス!・・・さ、もう一回しよ!」
「えぇ!?そんな・・・あぁ〜・・・」
128マニア4号:2005/06/30(木) 23:59:26 ID:6xQB3/C0
GJ!!!!
129名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 02:17:39 ID:FW8NJHk8
130名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 02:24:30 ID:IuyxIyTg
リリアまだーー?
131名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 07:06:51 ID:pmEmumDh
うわ!?G☆J〜!!

数年ぶりに・・・フローラ萌えェェェ〜(゚Д゚≡゚Д゚)!!
132名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 10:05:10 ID:HKcSDR1V
とりあえずYsF発売記念。
133名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 00:22:45 ID:KaYFnwhm
ご兄妹ネタって駄目かね。倫理的に。
134名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 01:00:17 ID:3qxjSWil
良いんじゃね?
別に親子でも兄妹でも・・・
性別転換や801は駄目だろーが。

フローラのSS見て思い出したけど、1のソニアが漏れの初オナペッツでした。
135名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 18:34:53 ID:4+kEQpO7
リリアきぼんぬ
136名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 09:38:52 ID:NqhrMPmi
フェルガナでたしエレナきぼんぬ
137名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 16:54:37 ID:NqhrMPmi
「駄目だよエレナ・・・。僕は冒険家なんだ・・・。」
「それでもいい!私はアドルさんにこの町に残ってほしい!」
「エレナ・・・。」
アドルはエレナを見つめながら思う。チェスターを守れなかったこと。
そして自分が無力であることを。
「このまま引き止めるのはよくないってわかってる!
 でもこれ以上私の周りで大切な人がいなくなって欲しくないの!」
「エレナ・・・。僕にはチェスターの代わりは出来ない。
 それにドギも残るって言ってるんだし君は一人じゃない。」
「違うの!そんなことで私は言ってるんじゃないの!
「エ、エレナ・・・?」
アドルは突然エレナが抱きついてきたことに驚いた。
「私は・・・私はアドルさんが好きなの!」
そういうとエレナはアドルの胸に顔をうずめた。アドルはエレナがたまらなくいとおしくなった。だが、明日は旅立ちのときだ。
「エレナ・・・駄目だよ。明日は早いんだから・・・。」
そういうとアドルはエレナをそっと自分から引き離した。
「アドルさんは・・・アドルさんは私のことが嫌いなんですか?」
エレナが涙目になりながらアドルを見上げて言う。
「な、そんなことない。ただ・・・。
 ただここでとどまってしまったら僕は冒険者じゃなくなってしまう。」
138名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 16:54:55 ID:NqhrMPmi
「・・・。」
そういうとエレナはうつむいてしまった。アドルはそんなエレナがたまらなくいとおしく、
それでいてかわいそうに思えてしまった。
「なら・・・。」
そういうとエレナはアドルの顔を見る。
「なら私に一生の思い出をください!」
「・・・!?な、何を言ってるんだ?」
「私、初めての人はアドルさんがいいって決めてたんです。」
アドルは頑張ってそんなことを言うエレナがたまらなくいとおしくなり
つい抱きしめてしまった。
「ア、アドルさん・・・?」
「エレナ・・・。今夜だけ・・・今夜だけだ・・・。」
「はい・・・。」
アドルはそういうとエレナの唇を強引に奪った。
「ん、んん・・・。」
舌をエレナの口の中に入れる。
そしてしばらく熱い口付けを交わしたあと、
アドルはベッドにエレナを押し倒した。
139名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 16:55:10 ID:NqhrMPmi
「アドルさん・・・。」
順にエレナの服を脱がしていく。
「エレナ・・・。可愛いよ・・・。」
エレナの可愛い双丘をながめながらアドルはしみじみ思う。
数年前にエステリアで見たリリアの胸を思い出す。
「アドルさん・・・。恥ずかしい・・・。」
エレナは顔を真っ赤にしてこれからのなりゆきを心配している。
「大丈夫だよ・・・。優しくしてあげるから。」
そういうとアドルはゆっくりとエレナのパンツに手をかけた。
「ん・・・。」
パンツを下ろすとそこにはまだ男を知らない初々しい秘所が現われる。
「エレナ・・・。綺麗だよ・・・。」
アドルはしみじみ眺めながらそうつぶやく。
「や・・・。恥ずかしい・・・。」
エレナは恥ずかしさで顔を両手で覆ってしまっている。
「行くよ。」
そういうとアドルはそっとそこをなでる。
「あ!駄目・・・。そこは・・・。」
触るたびにエレナは敏感に反応する。
しばらく愛撫するとアドルは今度は指を入れた。
「ああ!アドルさん・・・!」
指を出し入れするたびにエレナはもだえる。

140名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 16:55:25 ID:NqhrMPmi
結局自分で書くはめに・・・
141名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 17:59:26 ID:5wQ+cCo9
GJ!
>数年前にエステリアで見たリリアの胸を思い出す。
ここで吹いたw
142名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 22:45:21 ID:yLAaye6c
俺もそこでワロタw
143名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 00:23:21 ID:XsK3K0q/
盛り上がってんなー

新旧色んなSSが有って楽しめました。
特にフローラが懐かしくて萌えた。

あえてぽっぷるメイルあたりを投下してみるべきか・・・
144名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 13:43:57 ID:O3nendH+
>>143
待ってるよ!
145名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:16:33 ID:+cI5dPau
>>141
アドルなら、普通にそーゆーことやってそうだな(w

んで4年後にオルハで似たようなことやるんですよ。
146名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 00:09:00 ID:ABr6UmL5
>>145
残念。オルハじゃなくてイーシャでだ。
147名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 02:35:59 ID:0YCbIWg3
「ア、アドルさん・・・。」
「なんだい?エレナ。」
「その・・・こういうことやっぱり慣れてるんですか・・?」
指を出し入れしているとエレナが不安そうな顔をしている
無理もない。まだ17やそこらの少女だ。
「そんなことないよ・・・。僕は冒険ばっかりしてるからね・・・。
 そもそも女性のことには鈍いって言われるんだ。」
「ふふ、そんな感じがします・・・。」
嘘だった。思えばアドルの旅には常に女性の影が付きまとった。
あのエステリアでの冒険から2年半。その間にアドルの剣の腕は徐々に上がっていった。
最初は握ったままちょっと角度をずらして体当たりをしていたが
最近では6連続で振ることはおろか本気を出せば短時間だが10回は連続で攻撃できる。
そしてそれとともに女性の扱いは上手くなっていった。
彼の初恋の相手は女神フィーナだった。
彼はそのとき初めて冒険以外のことに興味をもったのだ。
そしてアドルは神殿の牢屋で彼女を助けて以来、
ジェバに隠れてゼピック村の湖の桟橋の上で毎晩逢引した。
そのときから彼は冒険と女性を同等のものと考えるようになった。
そしてその恋も、彼女が女神であるとわかって、叶わぬものとなった。
148名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 02:36:13 ID:0YCbIWg3
代わりに命を助けた娘が慕ってきた。彼女の名前はリリア。
彼女は以外と積極的でエステリアを離れるまでの何ヶ月か毎晩のように
アドルを求めてきた。アドルはそのとき少女を蹂躙する快感と、
思い通りに自分色に染めていく快感を知った。
だが、それも彼女が追いかけてきたことで恐怖を感じ、
それ以来アドルはなるべく後腐れなくしていくつもりだった。
「ア、アドルさん!!」
アドルはエレナのクリトリスを軽くつまむ。
「だ、駄目です・・・。もう・・・。」
「そろそろ入れてもいいかい?」
「はい・・・。」
エレナは不安そうな顔でうなずいた。
「行くよ・・・。」
そういうとアドルは見事なイチモツを取り出した。
「ふわ・・・。そんなに・・・。」
それを見たエレナは驚いた表情でアドルの股間のブレイブソードを眺める。
149名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 02:36:25 ID:0YCbIWg3
「大丈夫。きっと我慢できるから・・・。」
「はい・・・。」
言うや否やアドルは自分のイチモツをエレナのアソコにあてがう。
「ひゃ!」
エレナは軽い悲鳴をあげてショーツをつかむ。
「エレナ。ぐちょぐちょじゃないか・・・。」
「や、言わないでください・・・。」
「行くよ!」
そういうとアドルは一気にエレナを貫いた。
「んん!!!」
アドルは大好きな処女膜を破る独特の感覚とエレナの痛みをこらえる表情に、
自分のイチモツがどんどん大きくなるのを感じた。
「全部・・・入ったよ・・・。」
「はい・・・。」
エレナは少し安心したような顔でアドルを眺めている。
150名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 02:36:57 ID:0YCbIWg3
フェルガナ発売記念続きうp
ちょいギャグ狙ってますw
151名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 07:35:12 ID:jiTq7yu2
>だが、それも彼女が追いかけてきたことで恐怖を感じ、
>それ以来アドルはなるべく後腐れなくしていくつもりだった。

アドル本当にこんな事考えてそうだ。
152名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 17:27:32 ID:21zim7HC
でも将来は盗賊娘が出会いから3年のブランクを経て追いかけてくる。
153名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 17:34:18 ID:qz4TxnR/
>>152
それは光源氏計画の一端だから 「計画通り(デスノート風に)」 だろ。
盗賊娘のおかげでアドルハーレムにボーイッシュな勝ち気で元気な子が新しくラインナップされるわけだし(Ysのヒロインは大抵がおしとやか系)
154152:2005/07/05(火) 17:56:28 ID:21zim7HC
でも各々のヒロインの大部分に「周囲を驚かせるほどの行動力を見せる」とあるような気がする……
155名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:22:24 ID:yyuiVihB
ワラタ
妙に外道なアドルだ。
セルセタではカーナを自分色に染めたに違いない(PS2版)

>>154
確かに。
最後までおしとやかでお姫様だったのはイーシャだった。
フィーナもリリアもエレナもカーナもテラもオルハも活動的。

やはり若紫はイーシャか?
藤壺(初恋の人)は当然フィーナとして、リリアは…葵の上?
156名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 23:17:48 ID:dKVzS8Al
フェラガナ楽しい
ショクーシュ!!!!
157名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:15:28 ID:mIhc+/Ws
>最初は握ったままちょっと角度をずらして体当たりをしていたが
ここで吹いたw
158名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:52:07 ID:DA7Yn3kk
アドルはシリーズ全てのヒロイン達とセクースしてるのかな?
で、飽きたら白い歯を輝かせ、笑顔で爽やかに去っていくとか。
アドル「じゃ、僕はこれで。ありがとう!」キラッ
159名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 03:13:12 ID:mIhc+/Ws
>>158
なんだそのめぞん一刻に出てきそうなキャラは
160名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 12:03:44 ID:pJpUreSG
犬が苦手な、あの人のことか!
161名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:03:20 ID:6EcKvbk3
>>158
何そのパワースライドの同人誌的展開。
162名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:15:00 ID:I9JtKvFe
>>158
OVAイース2のエンディングを思い出してしまったですよ。
163名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:52:42 ID:i/ySQpWt
俺の中ではセリオスもそんなん。
ソニアはあっさりヤリ捨てて初物のディーナをごっつぁん。
でもディーナも記憶喪失になる程酷い凌辱を受けたハズだから・・・セリオスの仏心かなぁ?
164名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 20:09:15 ID:mIhc+/Ws
とりあえずエレナの続きを期待してるが
エレナじゃあティムポはたたんな・・・
165名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 20:54:30 ID:iNLqeRpf
フェルガナはエレナも良かったけどあのメイドさん(フランだったか?)
が一番つぼだったな
166名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 21:20:08 ID:1O6L5BtZ
アリーセとアーニャに(;´Д`)ハァハァ
167名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 21:32:39 ID:mIhc+/Ws
>>165
フランのエロかいてくれる神はいないだろうか・・・
俺もツボだった
168名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:04:11 ID:Yns+SAKa
陵辱物になってしまった・・・
169名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:04:37 ID:Yns+SAKa
「え、ちょっとアドルさん?」
アドルはおもむろにフランを後ろから抱きしめる。
「困ります!こんなところ奥様や坊ちゃま達に見られたら・・・。」
「誰もこないよ・・・。」
「や、やめてください!」
フランは精一杯声を出そうとするが誰かに聞かれるのを恐れて大きな声が出せない。
するとアドルはフランのメイド服を脱がし始めた。
「どうして・・・。どうしてこんなことするんですかアドルさん!」
半泣きになりながらフランはアドルに聞いた。
「どうしてって。クリストフの護衛をしたときに君がお礼をしたいって
 言ってたからだよ・・・。」
アドルはそういいながらフランの胸を後ろからわしづかみにする。
「お礼って・・・。こんなことがお礼だなんて私一言も・・・。」
「いいや。君のその格好がそう言ってるのさ。」
「これは仕事ですから・・・ひゃう!」
アドルはフランが言い終わらないうちに彼女の秘所に指を入れた。
「や、お願いします・・・。許してください・・・。」
自分の秘所に指を入れられてフランが泣きながら言う。
「駄目だよ。ちゃんと約束は果たさなきゃ。それにもう冒険は終わったんだ。
僕から冒険をとったら残るのは性欲だけさ。」
そういいながらアドルは自分のモノを取り出しフランのお尻にぺちぺちと当てる。
170名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:04:50 ID:Yns+SAKa
「お、お願いします。こんなことされたら私もうこの城で働けません・・・。」
「大丈夫。僕はもうすぐ次の地へ旅立つ。
 それに君のここはそんなことを言ってないみたいだぜ?」
そういうとアドルは濡れてぐちょぐちょになったフランの秘所に
自分のブレイブソードをあてがった。
「嘘です。そんなの・・・。」
フランは半ばあきらめたかのようにそうつぶやいた。
「初めてなんだろ?
 それも大丈夫。僕は初めての人には優しいから。」
アドルは歯を輝かせながら笑顔で言う。
「もう・・・やめてください・・・。」
楽しそうなアドルとは裏腹にフランは悲しみの表情を浮かべている。
「もう観念しな。今までの子もみんなそうやってきたぜ。
 そうして僕の虜になっていくんだ。」
アドルは悪びれずにそういうとバックから一気にフランを貫いた。
171名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:05:04 ID:Yns+SAKa
「ぐ、ああ・・・。」
フランは痛みをこらえて一生懸命音を出さないように耐えている。
「はぁ・・・。やっぱ処女は最高だよ・・・。」
アドルは挿入しながら恍惚とした表情でそんなことをつぶやいていた。
「ふ・・・うう・・・。」
フランは痛みと羞恥で泣きながらこらえている。
「動かすよ・・・。」
そういうとアドルは自分の欲望を満たすように激しく動き始めた。
「う、ああ!あああ!」
さすがのフランも初めてでこんなに動かれて声を出さずにはいられなかった。
「ほらほら。もっとスピード上げるよ!!」
そういいながらアドルはこの状況を楽しんでいた。
もしかしたら見張りの兵士にばれるかもしれないという状況で
アドルは興奮していた。
「ああ!た、助けてください・・・。」
かわいそうなフランは必死に我慢しているがもはや声も出ない
ほど苦痛を感じていた。
「うっ!出すぞ!」
10分ほどそうしていた後、アドルは彼女のなかで果てた。
172名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:05:20 ID:Yns+SAKa
「あ・・・。」
フランは終わると力無く崩れ落ちた。
「ふぅ・・・。気持ちよかったよ。」
そういうとアドルはフランの肩に手をおいた。
「っく・・・!」
フランは泣きながら悔しそうな目でアドルの手を振り払った。
「そんな邪険にしないでよ。
 せっかくこのことは二人だけの秘密にしておこうって言おうと思ってたのに。」
アドルは笑顔でそう言った。
「もう・・・帰ってください・・・。」
フランは力なくその場でうつむいてアドルに言った。
「いや。また明日来るよ。」
「もういいかげんにしてください!
 強姦しておいてよくもそんなことを・・・。」
「強姦?何のことを言ってるんだい?
 君がお礼をしてくれるって言うからお礼をもらっただけじゃないか。」
「!!」
フランはきっ、とアドルをにらんだ。
173名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:05:32 ID:Yns+SAKa
「どうしてそんなににらむんだい?
 それじゃあまるで僕が悪者みたいじゃないか。 
こんな淫乱なことをしているってマクガイア夫人に言わないだけ
でも感謝してほしいぐらいなのになぁ。」
アドルはそういうとあさっての方角を向いてしまう。
「そ、そんな・・・。ひどすぎます・・・。」
フランは夫人に言うと言われて大きく動揺していた。
「なら明日はわかってるね?」
アドルはフランのほうを向いて言った。
だがフランは答えない。悔しそうに床をみつめている。
「ふぅ〜。マクガイア夫人は悲しむだろうな〜
 城のメイドが影でこんなことしてるなんて知ったら・・・
 それにアリーセもきっと君のこと軽蔑するだろうなぁ。」
「お、おじょうさまには言わないでください!」
アリーセと聞いてフランはアドルにしがみついて懇願する。
「わかったよ。じゃあ明日僕は来てもいいんだね?」
アドルは悪びれずにそう言った。
「はい・・・。」
フランはうつむきながらそうつぶやいた。
「じゃ、僕はこれで。ありがとう!」
そういいながらアドルはレドモンドの街のほうへと走っていってしまった。
174名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:19:44 ID:ve3y4Im6
>> 僕から冒険をとったら残るのは性欲だけさ

ワロタw
175名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 01:19:47 ID:uK+of1V3
昔のファンロードを思い出すようなアドルだw
176名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 02:22:12 ID:fubHlrzK
いやいやいや、いくらなんでもここまで外道じゃあるまい
ファンロードのアドルは。

自分から求めるんじゃなくて、女の方が寄ってくるイメージがある。
ただし拒まない。
177名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 04:40:58 ID:9eulphY7
オンラインイースのプレイヤーキャラは各地に散らばったアドルの子孫なんてネタがあったな・・・
178名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 18:12:23 ID:TeEGVgE5
薔薇がダメなら百合もダメでつか? そうでつか・・・
179名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 20:17:53 ID:5+q5PK6m
>>169-173
フラン物GJ!でした

黒いアドルもなかなか…
180名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:27:32 ID:EnWIK9ye
>>158
それ、アマランスシリーズの主人公リアン・・・。
しかも前の女の記憶は綺麗に忘れ去っているオマケ付き。
181名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 01:07:28 ID:g5/xoodl
>>180
あれは時をかける少年ですからなー。
一応神様だし。

セーブとロードがエル・インとツァイ・ツって名前で時を司る神
としての能力、って設定を見たときは吹いたがw
182名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 03:55:08 ID:HbU0Oiz5
>>169-173
GJ!
某ランスみたいなアドルワロタ
183名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 14:27:40 ID:vtXc3GDn
>>178
百合ねえ。ブラ4のエルフ娘のやつなら無くもないんだが
でも指突っ込んだりのハードなやつじゃないしなあ
184名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 18:27:13 ID:Pg/MvwTe
クレールか。懐かしいな。
普段は受けだけど変身すると攻めに変化とか?
185名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 20:13:22 ID:P3E6Ed90
ここは雰囲気を変えてフィーナとの
ラブラブHを希望してみる
186名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 13:15:41 ID:5GPmBzQi
なぁお前らが今需要のあるものっていったらなんなんだ?
187名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 15:47:56 ID:HfFb/U3f
思いっきり個人的嗜好で言わせてもらえば

アーニャたんとアリーセたんが出てくるSSかな
188名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 17:57:38 ID:Rw7qjiUa
>>187
(・∀・)人(・∀・)
イースはヒロイン以上にサブキャラが魅力的だと思う
189名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 19:17:08 ID:5GPmBzQi
>>188
シンシアについては言及なしですか?
190名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:25:49 ID:WiSAy2w2
クリストフ坊ちゃまがフランにいろいろ教えてもらうのが(・∀・)イイ
191名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 13:13:04 ID:hOOIPsm7
捕らえられたレアの話
192名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 17:26:53 ID:8NMr53Wy
ようやっとフェルガナクリア。
無自覚にヒロイン惚れさせといて
事件解決したらハイさよなら、
相変わらずだなこの主人公は。
193名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 19:52:06 ID:FvsUfhUE
エレナはあんまりアドルに惚れてる気がしなかった。
兄さん兄さんずっと言ってたからなぁ。
194名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 20:32:59 ID:QJ2XBPFP
>>191
「ア、アドルさん!?何を!?」
そういうとアドルはレアの服を剥ぎ取った
「いい乳してるじゃねーかねぇちゃん。」
「ア、アドルさん!こんなに乱暴にするなんて・・・!」
「へっへっへ。女神さんの力を分けてもらうには交わらなきゃいけないんだろ?
 ならこれぐらいのことでがたがた言うんじゃねー!」
そういうとアドルは乱暴に自分のイチモツを取り出すとレアの前に差し出した
「な、なにを・・・!」
「くっくっ!姉妹でそろって俺のチ○ポをしゃぶりやがれ!」
「くっ!こんなことをフィーナに!?」
「ははは。喜んでしゃぶっていたぜ。あの雌犬は。いや、女神かな。」
「アドルさん!あなたという人は!」
レアは憎しみのこもった目でアドルを見上げる。
「うるさいんだよ!人をこんなことに巻き込んでおいて今さら何を言う。
 これからめんどくさいけどダルク=ファクト倒しにいかなきゃならないんだし
 早くしてくれよ!」
そういうとアドルはレアの口に無理矢理自分のイチモツを突っ込んだ。
「ん。もが、んーーー!」
レアは苦しそうにそれを口に含む。
195名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 02:20:09 ID:1WQrjfTS
>>194
ずいぶんオヤジ臭いアドルだな
196名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 03:08:37 ID:7XNeOou6
ゴーバンが変装してます
197名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 13:16:53 ID:/xbaHnrn
メイルマダー?
198名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 14:38:59 ID:wUWkF/0x
アドルを追ってきたリリアでさえ切り捨てる男気に惚れた俺がカナンの大渦から生還して来ました。
199名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 18:02:46 ID:ljM4poKA
自分がアドルだったら、冒険家やめて、エレナたんと結婚して
このままレドモンドに住み着いて暮らすけどな
200名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:09:45 ID:qbJ931e0
俺はカナンに住み着いてオルハたんと(ry
201名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 00:05:15 ID:tuTPMcjb
>>199>>200
おまいらはリリアに刺されて終了
202名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 01:57:08 ID:lWg4kJ9+
もしかしてアドルがあんな性格になったのは、フィーナのことがトラウマになってるからかもな。

たぶんアドルにとって初恋、または今まで体験したことのないような恋が
あんな形で終わってしまったから、心のどこかに満たされないものがあって
それで無意識的にでも女性を求めるようになったけど、いざ恋愛が始まると
今度は別離が怖くなって深入りする前に終わらせるようにしてしまっているとか。
203名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 02:08:32 ID:mQ/MvwGe
>>202
お前の言いたいことはよくわかる

だが少なくともエロパロ板で言う事ではないと思った
204名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 02:52:35 ID:g1CY7MVl
いや、その辺を下敷きにしたアドルのエロSSが出るかも試練。
俺には文才がないから無理だが。
205名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 10:47:35 ID:NMFV6wIv
アドルは相手が女神だろうとエステリアがどうなろうとお構い無しに駆け落ちしてしまえば良かったのですよ
206名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 18:27:19 ID:mQ/MvwGe
>>205
ダーム倒した時点で女神としての体を維持する力がなくなったと思われ
だから泣く泣くアドルと別れた
そして石になって昇華したんだよ・・・悲しい・・・
207名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 21:09:31 ID:WvHZnjDV
アドルは冒険家やってるとカッコイイが
家庭を持ったら、意外と働かないで家でごろごろしたり
家庭内暴力振るうダメタイプかもしれない、と思った
208名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 21:47:04 ID:GikvAKUV
>>207
年を取って、家に戻った後は日誌まとめに終始してたそうだ。
外は外、家は家で分別はついているようで。
209名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:26:42 ID:X6yI4mbF
アドルって生涯独身?
210名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:50:17 ID:jl28DyIu
この需要と供給が全くかみ合っていないスレは如何に?
211名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 02:41:11 ID:1P4I11sL
イース・英伝以外のファルコム作品もおk?
212名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 03:43:43 ID:Viz5WNR+
>211
スタートレイダーでも、アステカでも、北の驚異でも なんでもええでーー

いやむしろ、ドラゴンスレイヤー1 で タモリと戯れている主人公をキボン
213名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 16:32:51 ID:iIDYj/PP
ザナドゥの道具屋とかMGR訓練所のお姉さんとか色々あるじゃないかッ!
214名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 20:37:57 ID:eo8xhy2R
>>209
PCエンジンのWでは、リリアと結ばれたようだが…
あれの歴史は色々と当てにならないからなあ。
215名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 20:48:13 ID:iyDfwrae
>>211 ブランディッシュを激しくキボン
ドーラでもクレールでも。
216名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 01:14:50 ID:IowdrQgU
ソーサリアンで、調教師と商人とメイドのパーティとか。
217名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 01:17:11 ID:1ARxZRM9
舞台はカナンの冒険からの2年後。
赤毛の青年はある目的のためロムン帝国の帝都に潜入していた。
その目的とは・・・・・・・




かつてフェルガナで美味しく頂いた帝国貴族母娘丼を、本場で味わうために!
しかし、純粋な冒険心に胸と股間を熱くする赤毛の青年に立ち塞がる刺客達。

エルフ耳な尻尾フサフサ姉妹。
姉妹丼は極上でした。

ツンデレ海賊娘。
墜とした時の達成感は最高でした。

親友の幼馴染。
普通に良い娘でした。ブラコン入ってたけど・・・


他にも冒険の過程でであった素晴らしい女性達がアドルに迫る!
責任取れと笑顔で迫るっ!
そして、最凶の刺客・・・・・


ハイパーストーカー参戦(元薄倖&病弱キャラ)!!

アドルは彼女達の魔の手から逃れ、無事目標を達成できるか?

シリーズ最新作
イースZ〜帝都崩壊・暁の母娘丼〜
絶賛妄想中!
218名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 12:23:01 ID:yD9lOgYy
>>217
才能ないしつまらないし死んだほうがいいよ
219名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 17:21:45 ID:VauPBpug
>>217
ワロス
220名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 21:50:23 ID:IXKE+3UI
>>217
つまらん。激しくつまらん。
…しかし、笑ってしまった漏れは負け犬さ。

ロムン帝国本土での冒険はもっと後なんだろうなあ。
アルタゴが先かね、やっぱ。
221名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 23:53:55 ID:XF31zVsP
>>209
きっとイースシリーズの最終策のエンディングでは、初老になったアドルが
机に向かって微笑みながらコーヒーを飲んでいる絵がうつるのだろう。

そしてその後ろにはさりげなく石になったフィーナがおかれている。と。
222名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 02:13:09 ID:khFNxT73
そのアドルの孫は108人
223名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 22:38:48 ID:JMu7oxiH
その各地に散らばった108人の孫を仲間にしてロムン帝国に立ち向かうという物語
224名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 23:21:25 ID:LaI9xQ/v
イースの大神殿には108人の名が刻まれた石版があるんだ
225名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:34:12 ID:UHQENJ9t
そして、突然押しかけてくる12人の孫娘達。
「お爺ちゃん」「お爺ちゃま」「爺ぃ」「お爺様」「おじいたま」「爺上様」「じいさま」「ジジイ」「爺くん」「爺君様」「爺ちゃま」「爺やー」

しかも、そのうえ…
彼女達はみんなみんな、まるっきり!
お爺ちゃんに認知してもらえてないんです…orz
226名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 05:21:26 ID:rfVie7l7
アドルの孫で12の野球チームが作れる
227名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 20:58:18 ID:jcXckyVJ
フィーナ→ゼピック村で両者合意のうえ
リリア→夜寝てるとあっちから逆夜這いをかけてくる
エレナ→ガルバランを倒したあと、寂しげな彼女を強姦
リーザ→強姦
テラ→強姦
オルハ→無理矢理強姦
228名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 21:09:29 ID:p9omqXIb
無理矢理強姦って何だソレw
強姦自体無理矢理の意味あるだろうに
229名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 23:36:04 ID:jsrPk9ba
>227
>リリア→夜寝てるとあっちから逆夜這いをかけてくる

これが強姦魔誕生の原因(トラウマ)かw
ところでニーナとイーシャは食わなかったのか?
230名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 23:49:40 ID:jcXckyVJ
ニーナ→両者合意の上で強姦
カーナ→逆レイプ
イーシャ→心因性インポで役立たず これがアドル=クリスティンの生涯で
                 もっとも過酷な経験だったという・・・
231名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 00:17:46 ID:AJnpDE/O
リリアのストーキングより、そのリリアのベッドに潜りこんで
匂い嗅いでるアドルの変態度が気になる今日この頃。

変態で強姦魔?
232名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 08:09:58 ID:13HdVyne
>>230
強姦ってのは、相手の意志に関係なく無理矢理犯すことだから、「両者合意の上で強姦」という表現はおかしい。
ちなみに「和姦」は、「両者合意の上で、道徳や法に背いてヤること」の意味がある。
233名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 09:59:23 ID:W7vMplAm
アリスソフトのホームページ行ったら
エレナやアドルみたいなのがいてうけたw
絶対鬼畜王ランス=アドルだよあれw
234名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 12:34:02 ID:u/seCJf+
アンチアドルとして誕生したのがランス。
ランスシリーズにおけるアドル的存在は勇者のアリオス・テオマン。
基礎能力として何もしないでも女にもてるというのがあるらしい
235名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 16:25:25 ID:M+jfyIrT
>>231
ベッドでモソモソするの面白かった
6とかフェルガナでもあったら良かったのに
236名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 18:53:38 ID:guWaFdxB
>>234
うむ。
アンチアドル(と言うか当時のRPG全般のキレイキレイ主人公)として作られただけに、
キャラがしっかり立つまではギャップにしか頼れなかったせいでおもしろくないことこの上なかった。
化けたのは鬼畜王からではあるんだがこの時期既にキレイキレイ主人公は絶滅していたせいもあって
あんまし目新しいって訳でもなかったな……18禁界隈では(作り込んだゲームという点でも)皆無だったから
大いに受けたが。

後アリオスは確か公式に前面に出てくることは絶対無いとか言われてたような。
237名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:12:43 ID:/+xgjn66
ランス本編だともうアリオス君はもう勇者じゃなかったりする。
あの世界の勇者は20歳定年だし。
238名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:49:16 ID:Mwf9GNQ6

                  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
         アドル→    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、
                   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
               /::::::::::::::::::l:::|!::::::|!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
                /::::::::::::::::::::|:::|l::::::|l::l:::::|!::::::::::::::!::::::ヽ:::::::::::::::::\ \
               /:::::::::::::::::::::l|::∧:::トl:|!:::::l!::::::::::::::|:::::::::l:::::::::::::::::::ヽ`'''''ヽ
              /イ:::::::::::::l::::::|/f'ぅ=ミl|::::/|::::::::::::/:::::::::::l::::::::::::::::::::::\
             / /::r!::::::::|!::::| ゝ,辷タ∨`'|::::::///!:::,':::l::/:::::::::::ト、:::l
      /⌒! 「`ヽ   l:::{{'!:::::::|:l:::|   `゙''''"   |/ ≦ミ/イ//:::::::::::::l ヽ|
      {  l l  l  .l::::ゞ|r‐、∧|         、ヒタ)〉/:::/::::::::l\:::|  ヽ
      l  l l  l、 |,.イ::/  | ヽ         〉 `''''゙/;/:::::::::/  ヽ|
  __    l  l l  !`''‐┴|   |、       ,,,......,,,_、   ,.彳:::::}!:;イ::/
.  { ヽ   l  l. |  l.   |  }、\      -、 ゙'  ,.イ::::::/|/ レ′  僕をランスなんかと一緒にするな
  l  l    |  |∧  |    l  l `''''‐- 、_    ,. r''" l/|/ ´    あれはただの親戚さ!
 _,.」  l-<,}   l-}   l  /  |       `''‐ィ_l/    /
   ヽ, .ヽ, j   Y′_t-ノ   l         / `丶、 
 ....,,__j  Y  ̄`´ ̄`'''' `'‐- |           /    `丶、
   ,<=-              }、         /        /
  ,イ/)           ,. /'、_  ,. -‐┴‐‐、    /
 / /〃     ̄`'''''''''''"´    / ̄´      ノ   /‐- 、_
239名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 04:47:59 ID:zdn6/tyL
犯った女の数はどっこいどっこい
240名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 21:19:36 ID:jQjP7sRZ
種付け確率はどうかね
241名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 21:39:06 ID:dHMh+JDV
おおお
242名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:59:02 ID:eqSWx/Kk
>239
親戚なのか!?
ってか、鬼畜の血は同じ!?
243242:2005/07/21(木) 00:00:52 ID:eqSWx/Kk
うわ、動揺して間違えた。
× >239
○ >238
244名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:33:21 ID:HPbRdyoU
>>240
ランスは女とやるとき、自分の奴隷女に避妊魔法かけさせてるので
基本的に妊娠させることはない。

一人だけ妊娠させた女がいるが、人じゃなくて悪魔だった。
245名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 11:30:57 ID:pw6w+Brm
鬼畜王なら3人ほど妊娠させてるな。
246名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 15:24:00 ID:N4rQ+e5o
ランススレ状態
247名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 19:36:43 ID:1ZC/F1M/
アドル≒ランスだからな(w
248名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 00:07:08 ID:Q22t3Ltp
アリオスが本編に出てきたらアドルとキャラかぶるからまずいよ。
モデルにしただけあって何から何までそっくりだ。

ここでのアドルはランスだけどなw
249名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 03:51:48 ID:3UTZyeXW
アリオスとランスがフュージョン→アドル
250名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 01:48:06 ID:61K2Qddx
ここまで誰も「アリオス」で風ザナを思い出さない件について。
251名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 23:44:50 ID:j8M3Ij99
まだあどけない面影を残したまま、少女はかすかな寝息を立てて眠っている。
少年はそんな少女の寝顔を見ながら、せわしなく部屋を歩き回っていた。
彼女と、二人きり。
世話になった人の家から少し離れたところに家を構え、そこに彼女と移ってきた。
お互いが唯一の肉親。
チェスター=ストダート。
エレナ=ストダート。

内心、チェスターは焦っていた。
いつまでも町長、エドガーの世話になるわけには行かないと思い始め、またエレナもそれに賛同した結果、こうして離れに家を構える結果となったのだが。
忘れていた。
自分がどれだけエレナの事を大切に思っているのかを。そしてエレナが今、どれだけ女性としての魅力を伴いながら成長しているのかを。
それを、エドガーの元にいた時は感じることも無かった。いや、実は感じていたのかもしれないが、気付かない振りをしていた。
『彼女』が『女』であることなど。

ちらり、目をやると瑞々しくも艶やかな顔に、薄紅を塗ったかのように健やかな頬。
掛け布団をかけているが、恐らくはその布の向こう側にはすらりとした白い足、しなやかな腰があるのだろう。
ススキ畑を思い出させるような黄金色の髪は、時々見え隠れする白いうなじを際立たせる。
長いまつげがふるふると震え、ふっくらとした唇からは、時々かすかな寝言がつむがれる。

まずい。
意識してしまっている。
日に日に募るこの感情は、決して肉親に対して向けるような感情ではなかった。
見るべきものも、顔から首へ、首から鎖骨へ…そして、最近特に彼女を『女』として意識し始めた胸の膨らみと、それに相対する細い腰へと変わっていった。
252名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 20:34:57 ID:9sHHTaBY
兄妹ネタキタ━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
253名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 21:25:52 ID:fE8NhHxG
「エレナ……」
チェスターはつぶやいてから、そっと彼女の寝顔を覗き込む。そして、その細い髪の毛を指先ですいた。
まるで砂時計の砂のように、エレナの美しい髪の毛が落ちていく。
「う、うぅ…ん……」
少しくすぐったかったのか、寝ているエレナが少し身動きをして声を漏らす。
その姿一つ一つが、なぜかチェスターの鼓動を高まらせる。
(異常だ。今まで一緒に過ごしてきたんだぞ!? なぜいきなりこんな感情が…!!)
固く拳を作り、チェスターは自分に対して毒づいた。
彼自身がなまじ生真面目で、色恋沙汰よりもエドガーの補佐、仕事へとのめりこんでいたために、
こうした事態に対してはまったく対処の仕方が分からなかった。

「兄、さん…」
呼ばれ、チェスターはぎょっとしてエレナのほうを向く。
だが、それは寝言だったのか、エレナは先ほどと同じようにベッドの中で安らかな表情を浮かべていた。
この、幸せそうな寝顔。
チェスターは目を細め、彼女の頬に手を添えた。
温かい。
この温もりを、今までずっと守ってきた。これからも守りたいと思っていた。
だがそれが、今や手に入れたいという感情にすりかわっているとは、昔の自分では考え付かなかった。
眠っているエレナの顔に自分も顔を近づけ、互いの息が触れ合う距離にまでなる。
エレナの息をチェスターが取り込み、チェスターの息をエレナが取り込む。
呼吸から一つになるというだけで、チェスターには耐えがたい欲求が芽生えた。

『彼女を手に入れたい……』
254↑書き人:2005/07/25(月) 21:27:14 ID:fE8NhHxG
目指せ一日一書き込み。

それにしても『チェスター』と打とうとして『チェストー』と打ちかけてしまう件について。
255名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 23:41:50 ID:lQ+br/OO
キタキタキタ(゚∀゚)キタキタキタ !!!
256名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 21:08:28 ID:LGbqC648
チェスターはエレナの耳元に唇を近づけ、耳の裏にそっと口付ける。
あえて唇同士を触れ合わせないのは、背徳感が恋人としての口付けを自制させたと同時に、
エレナの預かり知れず、他の者の目に付かないような所を犯す事による優越感がそうさせたのだった。
温かなエレナの耳たぶに、チェスターの唇が触れる。そしてそのまま、チェスターは軽くそこをついばんだ。
「んっ……ぁ…」
エレナが顔をしかめ、少し身じろぎをする。だが起きる様子はない。
そんな彼女の肩をチェスターは軽く押さえつけ、少しでも逃げないようにする。
耳たぶをついばみ、ゆっくりと耳たぶから耳の裏まで移り、そしてその形を舌でなぞる。
たちまちそこはチェスターの唾液でぬめり、汚らしい感じと言うよりはいやらしく感じられるように彩られる。
なぞっていた舌が、やがてエレナの耳から離れる。チェスターの興味はエレナの耳からより下にある
首筋へと移っていた。
この白い首筋に、自分のものだと言う『印』が付けられたら…
チェスターはエレナの髪を掻き分け、その白いうなじを見つめた。
前は……駄目だ。エレナに知られる。
なら、うなじだ。しかも頚部弯曲にあたる箇所が一番いい。そこなら髪で隠れる。
エレナの預かり知れない場所に自分の刻印を残すことこそが、今のチェスターにとっての至高だった。
しかしその箇所に刻印を残すためには、寝ているエレナの体勢を仰向けから横向きに変えなければならない。
(起きてしまうだろうか……?)
今この状態でエレナが起きれば、自分はどんな風に言い訳をするだろうか。そんな恐れを抱きつつも、
彼は決して自分の行為を中断しようとは思わなかった。
起きてもかまわない…もしも起きたとしても力ならこちらがある。黒い感情が、チェスターの行為に拍車をかける。
だが、無抵抗なエレナは起きる事もなく、チェスターのなすがままに横を向いた。
彼女は眠っている間に、一番近くにいる者によって少しずつ犯されて行くのである。
その事実と自分の行いに…チェスターはぞくり、とする。
257名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 21:09:50 ID:LGbqC648
兄妹のセクシーンってさすがにヤヴァイか……?
倫理的に問題なら無しにしないとな……
258名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 22:52:56 ID:9+7zQE+h
ハァハァ近親相姦待っていたよ!
これでアヴィンアイメルがあればもっと良し!
259257:2005/07/27(水) 23:51:16 ID:GxLYqFvQ
うーそつき、うーそつき。

○回休み。(爆)
260名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 19:03:41 ID:iBJgkr3d
チェスターはエレナのうなじに軽くキスをし、そして強く吸い上げる。
唇に、エレナの呼吸の振動が伝わってくる。
ゆったりとした呼吸音。穏やかなエレナの寝顔にふさわしい。

吸い上げながら、チェスターはエレナのうなじを舌先でちろり、となめてやる。
「はっ、んん……」
途端、ゆったりとした呼吸は一瞬乱れ、かすかに甘い声がエレナの唇から漏れた。
(眠りながら微感覚に酔っているのか、いやらしいな……)
心の中でチェスターはエレナを言葉で陵辱する。
彼女にしてみればくすぐったいだけだっただろうに、こうしてエレナのイメージを自分の妄想と心の言葉で
汚すのが何故か異様に感情を昂ぶらせて行く。
ゆっくりとチェスターが唇を離すと、エレナのうなじには紅の『チェスターの刻印』が、くっきりと残されていた。
残した。
実の妹に、その妹は自分のものであると言う証。
「エレナ……」
本当に小さな声で、チェスターはエレナの名を呼ぶ。
まだ、彼女は眠りから解けない。


「お前は、俺のものだ……」


狂気の始まりが、訪れる……
261名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 19:05:37 ID:iBJgkr3d
スマンあげちまった…

実はこれ、昨日の分。ちょっと事情があって昨日は書けなかった。
まだ終わってないんだけどなあ、何だか今までと趣向が違うから書きにくいけど…
イメージは出来上がってる。
また後で書けたら書きやす。
262名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 02:45:57 ID:J+bHnWOe
>>240
とりあえずリリアの当たり判定は大きい。
263名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 09:25:07 ID:EtvMCd5t
>>262
PCエンジンWでは子孫作ってたもんなあ。
264名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 14:37:37 ID:nDwgYr1T
……何かこの流れで、ちと思い出したんだ。
子作り判定が大きくて向こうがこっちに対して積極的、と言うキャラ。

――ラッチ(ジンギスカンシリーズ)

頼む、誰かこのろくでもない連想を絶ち斬ってくれ……=■●_〜=□○0
265名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 15:33:20 ID:78NjPWrQ
あのー
このスレのpart1がjaneでよめません。
ブラウザでみると見れるんですけど…

どうやったら見れるんでしょう?
266名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 00:56:28 ID:CJcRfzNT
このクソ暑い中赤毛の正体なぞ考えてみたわけだが。

・稀代のエロ事師。発つ鳥跡を濁さず。
・わが冒険に女は不要。
・こんなフーテンのヤクザ者に惚れちゃいけませんやお嬢さん。
・絶望的に鈍感。
・実は女。
・フィーナの事を忘れられない。
・リリアかわいいよリリア。
・リリアこわいよリリア。
・姉属性。
・勃たない。
・フォ――――――――――――ゥウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネタ浮かばねえや… ○| ̄|_=3
267名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 20:51:27 ID:JRD6r+PV
>・フィーナの事を忘れられない。

に一票 ノシ
268名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 23:26:06 ID:pPZ3TFjJ
実は女
269名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 01:00:40 ID:Av2P8AP7
・実はフィーナとレアの見分けがつかず、未だにその事で頭がいっぱい。
270名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 20:31:04 ID:+MTW7Q7v
しかしこのスレを読んでるとつくづくイースって作品は
ヒロインをおかずにするより主人公の性癖を肴にするのに向いてるんだなと思うんだが






もしかして禁句?
271名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:28:00 ID:GwnYv3R6
いやー、触れられざる真実ってとこ?
私もそう思う、と言うかぶっちゃけエロ的には微妙に使いにくい娘ばっかり……新しめのはともかくフィーナレアリリア辺りは来る物がなかったりしますです、個人的には。
272名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:35:28 ID:4o5UMTOE
イースはストーリーもキャラクターもテンプレだしね。
古典的、かつ王道だから、受け入れやすいけど。

>>271
フィーナとかレアは陵辱とかに良いと思うけど、
リリアは既にネタキャラ的存在になりつつあるからなぁ・・・
273名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:22:03 ID:Q5+msbOZ
リリアはそのままアドルと絡ませても、痒ラブ系にしかならなそうだしなあ。
個人的には気に入ってるんだけど、どうしてもネタに走りたくなる。
274名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:35:34 ID:Gji9KhmJ
アドルのアレを切断して後生大事に持っているリリア
275名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 22:11:26 ID:hJ3PUiTB
age
276名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 04:12:30 ID:HHXEFlCO
>>フィーナのことを忘れられない

当時リア厨だった自分は
これがアドルが一人の女を選べない理由だと思ってましたよ
その分Ys4にはorzでしたが
277名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 08:03:54 ID:KCs2uFIJ
リリアは逆陵辱かな・・・。
278名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 11:17:37 ID:W/WsGu9O
フィーナの事を忘れられないが、股間のクレリアソードを抑える事もできない。
そして最初の犠牲になったリリアはストーカー化。

つまりこういう事だろ?
279名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 17:25:36 ID:yCByupjH
でもタイトー版Wでリリアのストーカーは黒歴史になったじゃん。

個人的にWにエステリアを出さなかったのは良かったよ。
280名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 01:30:28 ID:vUYt3dVe
フィーナが貞子に見えてきた2005年の夏。
281名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:06:10 ID:8z6HzIb2
>>279
リリアもネタキャラ卒業か
これで変なイメージも払拭されるといいがな
282名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 06:24:56 ID:RGWvfmPY
保守
283名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 02:55:22 ID:0qtsLqEB
最近はエレナもネタキャラ化が進んできたな。
むしろ、最強キャラとしての地位を取り戻しつつあると言うべきか。
284名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 23:34:24 ID:dUkPd5yO
保守ついでに。
ファルコムが4リメイクするならエステリア方面出さないでほしい。
出さなくてもなんらシナリオに深いダメージがあるわけじゃなし。
と言うかリリアは周りが言うほど魅力を感じない。
285名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:12:00 ID:7lRRPQpW
フェルガナの誓いにロムン帝国から鉱石仕入れにきた、なんて人がいたり、
4と関連付けしようとしているようだ。
多分リメイクされるだろう。
286名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 21:38:21 ID:VQMeoddt
次に満を持して7を出して、その後4をリメイクして、
画面狭しとストーk… じゃなくて暴れまわるリリアたんで繋いでから8を出す。
その頃にはまたPCのスペックが上がってるだろうから、
1〜2を再再々リメイクして、トゥーンシェーディング付きの
フルポリゴンフルボイスのフィーナとリリアで萌え殺して、
その間に9を練って…


……問題はその後だ。Ys は 11 まで出す、っていう話はやっぱり都市伝説?
287名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 14:36:24 ID:V5QKy3kh
じっくり待とうや
288名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 17:54:43 ID:kqYbJ/Hh
そろそろ舞台をナメック星に移してもいい頃だと思うんだ。
289名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 19:31:00 ID:VTDIbHT5
ほしゅ
290名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 00:34:29 ID:xW+sPcjt
あげ
291名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 01:49:17 ID:PSkVzsGG
フィー[ナ]・レ[ア]・リリ[ア]
エレ[ナ]・リー[ザ]・カー[ナ]
ニー[ナ]・オル[ハ]・イーシ[ャ]・テ[ラ]…
見事に全員ア行で終わるんだなー、と…
「ア取る」…そういうこと…なのか?
292名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 11:57:49 ID:DCI8TFq+
>>291
ちょwwwwこれwwww
293星の在り処、心の在り処(80):2005/09/08(木) 06:07:35 ID:IVP5/N5V
 切なげな懇願に、ヨシュアは冷たく笑い返す。
「そうだね、エステルがお尻で感じる変態じゃないって分かったら許してあげるよ」」
「そ、そんなの……感じてなんかいないってばっ! お尻なんかで……んうッ!」
 中指でじっくりとエステルのアナルを犯しつつ、ヨシュアは腰を突き上げる。膣の
中をペニスで擦られ、エステルの四肢はビクビクと快感にうち震えた。
「あんっ、イイ……気持ちいいよぉ……」
「やっぱりお尻で感じてるんだ?」
「ち、違うわよぉ……! お尻じゃ、お尻じゃなくて……っ!」
「じゃあ、どこなの?」
 意地悪く詰問されると、エステルは羞恥に頬を染めて告白した。
「お……おまんこ……んっ、あっ……おまんこ、気持ちいいのっ……!」
 はしたない言葉を機に、エステルの身体全体から淫猥な女の匂いが立ち上る。
ヨシュアと繋がった股間からは粘液が泡立ち溢れ、濃密な雌の淫臭が漂っていた。
「あんっ、あん……ヨシュア、もっとして、もっと激しくしてぇ……」
「どこを? こっち?」
 ヨシュアはエステルの肛門に挿し入れた指をヌチュヌチュと抜き差しした。
「ヤダっ、違う! あン、そっちじゃなくてっ! おまんこ、おまんこしてぇっ……!」
「おまんこをどうして欲しいの?」
「ヨシュアのっ、ヨシュアのおちんちんでかき回して! あたしのおまんこ、
ヨシュアのおちんちんでっ……いっぱい、いっぱいかき回してえっ……!」
 すっかり性欲に溺れきったエステルのはしたない言葉に、ヨシュアは口の端で
小さく笑い、激しい抽送を開始した。
「ああっ、あッ、あッあッ! いいッ! 気持ちいいっ、ヨシュアぁ……!」
 少女が喜びの声を上げる間にも、ヨシュアの股間はエステルの尻にぶつかり、
ぐちゅぐちゅいう粘液の音に、パンパンと肌のぶつかる音が混じり合う。
「あっあンッ! あッあッ、あッあッあッあ! イク……イっちゃうっ……!」
 エステルが速やかに上り詰め、今にも陥落寸前というとき。突然、ヨシュアは
ペニスを熱く濡れた蜜壷から抜き去ってしまう。
「あ、あッ……?!」
 エステルが戸惑いの声を上げる間もなく、アヌスに挿し入れたヨシュアの指が
淫靡な往復を始めていた。
294名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 07:16:33 ID:pNRiupid
キター!!!!!!
星の在り処、心の在り処の人、乙
ドキドキ
295名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 21:10:35 ID:Xq5Agja2
>>293
続けてくれる貴方に拍手
296名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 06:27:54 ID:NFAFTE0J
アドルがオルハとイーシャの足の裏を舐めているストーリーをキボンヌ!
297名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 10:58:05 ID:M9CzEYVM
素足だから汚いことこの上なさそうだ…
だったら足コキだな
298名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 11:05:03 ID:kjc8KTcP
アマゾンの原住民よりは綺麗だろう。
レダ族は履物とパンツの習慣ないみたいだし
299名無しさん@ピンキー:2005/09/11(日) 05:58:24 ID:yV6Mp5mC
足から攻めるのはナカナカ面白そうだな。
特にレダ族の場合は。
アドルがイーシャの足を舐めたら、海水の味がしたとか
300星の在り処、心の在り処(81):2005/09/12(月) 03:25:00 ID:IES8riel
「やっ、イヤっ! ヨシュア、待って! そんな、ダメ! ダメぇっ……!」
 拒絶の言葉も虚しく、ヨシュアの指はエステルの可憐な肛門をヌプヌプと激しく
出入りし、宙に投げ出された少女の性感を絶頂へと押し上げていく。
「ああッ! あッ! あッ! あッ! あッあッ! ああぁッ!」
 イク寸前だったエステルは性感の高まりに抗う術も無く、アナルを指で犯され、
アソコからは流れるほどの淫汁をこぼしながらアクメを迎えてしまう。
「あッ、イヤ、嘘っ! あたし、あたし、こんなッ……! お尻で、お尻でイッちゃう
なんて、アッ! イヤッ! あたしお尻でっ、お尻でイッちゃってる……!」
 お尻の穴を指で弄られながらビクビクと背をのけぞらせてイキ続けるエステル。
月に照らされるイキ顔は淫乱に上気し、普段の健康的な少女の様子からは想像も
できないほど、性に目覚め、溺れ、乱れたオンナの表情を見せ始めていた。
「ああッ……あはぁッ……んッ、はッ、あはッ……あッ……!」
 美しくピンクに咲き開いた肛門を指で弄られ、エステルは長々とイキ続けていた。
だが、ヨシュアは不意にアヌス弄りを中断すると、エステルの身体を強引に後ろから
抱え上げる。
「えっ! きゃあ……っ!」
 エステルは両股を後ろから抱えられ、小さい子におしっこをさせる時のような
M字開脚の格好で持ち上げられていた。
「やっ、怖いよ、ヨシュアっ……!」
 不安定な体勢に怯えるエステルを抱えたまま、ヨシュアは城壁へと歩みを進める。
「あっ、やだっ! 何すんのよっ……?!」
 エステルの不安をよそに、ヨシュアは城壁ぎりぎりの際、テラスから身を乗り
出さんばかりのところまでエステルを抱えていった。
「やぁっ! ヤダぁっ! 危ない、怖いよ、ヨシュアっ! やめてよ、こんなの
誰かに見られちゃうよっ……!」
 M字開脚で抱えられたエステルの股間を覆うものは何一つなく、少女の剥き出しの
下半身は、びしょ濡れの秘唇からアナルに到るまで、テラスから城壁の外に向けて
堂々と露出されていた。もし城の外からテラスを見上げる者があれば、エステルの
おっぴろげた両脚の間に、月明かりに照らされ濡れ光る性器も肛門もぜんぶ見えて
しまうに違いなかった。ヨシュアに抱え上げられたまま、エステルは真っ赤になって
抵抗する。
「やだぁっ、ヤダヤダ! ヨシュアやめて、恥ずかしいよぉっ……!」
「へえ? お尻の穴でイクような淫乱が、今さら恥ずかしいなんて言うの?」
 冷たい言葉に、エステルは思わず言葉を失う。その隙を突くように、怒張した
ヨシュアの肉竿が、後ろからエステルの股間をなぞり上げる。
「あンッッ!」
301名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 03:29:36 ID:xZVBq2lg
GJ!!
もっとアナルを!
302名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 03:25:22 ID:yI5/Il71
あえてぐるみんキボンとか言ってみる
王子がパリンを鬼畜攻めとかかなり見たい
303名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 18:11:36 ID:zyWlLIBe
>>302
あえてあげるならパリンのドリルでピノを掘(ry
304名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 21:11:06 ID:3IBfsTTX
シンシアたんのストーリー求む!!
305名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:25:25 ID:lvUyDo1c
エステル寝取っちゃえ大作戦の続きが読みたいよ・・・。
306名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:39:23 ID:+oJ0qX4T
書いた人がいろんな作品のスレに浮気してるから、このまま途中で終わる可能性も…
307名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:59:50 ID:lvUyDo1c
わかっちゃいるけど、さっきたまたま「寝取られて」を読み返したら、こっちの続きが無性に読みたくなったのよ。
まあ、仕事もあるだろうから、気長に待ちます。
308名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 19:49:09 ID:nI+KD5Ua
>>306
そう言えば、自分が良く見るスレにもこの前流してたな。
寝取られの描写が同じだから、ある意味パターン化していてすぐに分かる。
309かきやー ◆KGP3HOCM3o :2005/10/06(木) 21:06:34 ID:NtE0AZA7
すみません…待ちわびてくれる方に対して、本当に申し訳なく思っています。
寝取っちゃえ大作戦はこれからストーリーが本筋から若干変わり、
決勝戦やエルベ離宮戦など激しい戦闘などもあるため、
これにエロシーンを加えて、皆様のお目汚しにならないレベルで書くには、
自分の拙い力量と相談しますと、かなり作業に没入する必要があります。
またプライベートと合わせて考えると、現在その時間がなかなか取れず…
決して放棄したわけではなく、ただただ、私の未熟の致すところでして、
本当に申し訳ないかぎりです。
もっと文章の勉強や研鑚をして、見苦しくないエロシーンなどを目指していますので、
英伝6SCを楽しみにしながら、そのほんの片隅に、そういえばこんなエロパロSSもあるなあ…
などと思っていただければ、幸いに存じ上げます。
310名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 00:50:03 ID:fWTxE/8X
>>309に言われてscのことを思い出した・・。
ザナドゥ発売後に発表があればいいんだがな。
311名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 09:33:59 ID:svnVaDms
ノシ
気長に待つ
312名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 15:25:38 ID:OD9huJf8
>>309
気長に待ってるので頑張って。
あなたの影響で空の軌跡買いました。面白かったー
313名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 20:35:32 ID:ZGJJXWle
>>309
私も貴方の文章がきっかけで英伝6に興味もったよ。
忙しいとは思うけど、時々でいいので思い出してください。
こんなスレがあったってことを・・・
314名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 00:42:44 ID:mFm9nvLq
逆にSC買う気すらすら無くなったヤツが居ることも忘れてくれるな。英伝6は好きだったのに……。
315sage:2005/10/08(土) 00:52:32 ID:1ZFND1Bd
sage
316名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 00:57:36 ID:E7x1GXoZ
こういうネタで作品が嫌いになるような性格なら、最初からこんなスレ
見ないほうがよかったのでは・・。
317名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 03:16:22 ID:ErBGfyk6
どんなことにでも文句をつける奴ってのは居るもんだ。
無視しとき。
318名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 12:37:45 ID:zRx/Mvhp
まあ、寝取られだったら、そう言う可能性もあるでしょ。
スレとしては純愛か陵辱か分からん訳だし。
違う感想があるってのは別に構わんと思うが。
319名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 16:42:44 ID:SgZPfR+V
タイトルに思いっきり寝取られって書いてあるんだけどね。
320名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 17:21:17 ID:PHuCfEv8
純愛好きと凌辱好きが嗜好合わないと同じようなものだろ。
キャラ好きだったら、寝取られは確かに厳しそうだしな。

と書きつつ、俺はどちらも読めるがね。合わないと言う奴の気持ちは分かる。
321名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 23:26:03 ID:X0v0986v
要はカップリング論争だろ。
322名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 23:29:37 ID:j42aC7l4
どーでもいいがSCは何時出るんだ
323名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 11:29:23 ID:cJOjsf0x
11月発売のファルコムワールドガイドVol.4を待つんだ
324名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 04:16:18 ID:QHvoUM94
な、何故にここまで停止しているんだ?
取りあえず寝取っちゃえの人降臨キボンヌ
325名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 17:46:35 ID:Kc/R8g36
星の在り処、心の在り処とか……
以前やってたセーちゃんとディーちゃんの子作り日記(だっけ?)も好きなんだよねえ…
326名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 02:00:20 ID:jaUZCJIc
どこかにジュリクリのエロない?
327名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 01:01:05 ID:XddnluBN
328名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 07:02:19 ID:iUPNcOIk
>>327
GJ!
329名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 07:03:08 ID:iUPNcOIk
ageスマン(´・ω・`)
330名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 23:37:47 ID:F3SRXQXP
そろそろ保守の時期・・か。ふ。
331名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 22:23:19 ID:mgK4AZgj
つまりこれから先はザナネクの小説も投下されてくるというわけか
ワクワク
332名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 23:09:19 ID:SRK9h3lS
やっべ、今PSPで朱やってるけどルティス最高
軽くツンデレ入ってる姉さん女房
333名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 00:00:11 ID:9ZsqxNJD
イースストラテジーで盛り上がるんだろうか
エロいキャラはいそうだけど
334名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 09:43:19 ID:0DtzCIQT
さすがにDSまでイース追いかける気はしないな…
335名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 15:29:38 ID:kNyqboZd
>>332
PSPは椎名優のキャラデザがどうも受け付けない。



まぁ、それ以前にPSPの本体を持ってないんだが
336名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 00:04:41 ID:EMmDO7fS
337名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 00:30:33 ID:9yZDdqtQ
>>335
同感

と言うかお前は俺か
338名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 02:39:35 ID:j+6hmDVg
ザナネク。
やっぱり定番はシャルがダスティに犯されてしまうとかそんなん?

いや、序盤で村から離れてる最中にダスティの動向が気になって気になって仕方なかったんよ。
これは寝取られかねぇ。
339名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 23:13:40 ID:Zl+pj0pM
保守ついでに

色々とゲームが発売されてきたしそうなると神降臨の日も近いか?
自分ももともと書いてたけど最近ぱったり書いてない
340名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 17:25:07 ID:ZK0xJ59u
「時が止まったような静けさの中に、力強い脈動すら感じさせる表現力」
「まるで今にも動き出しそうね・・・ザナドゥ時代のものなら美術品としての価値も高そうだけどさすがに持ち帰れそうにないなぁ・・・」
そう呟く、アスニスは背後で異様な気配を感じ取った。
「誰!?きゃあ!!」
アニエスは咄嗟に振り返った時、石に躓き、その場にしりもちをついた。
「あたたたた・・・・ちょっと脅かさないでよ!あれ・・・あんたは?」
男が立っている。端正な顔立ちだが、邪悪な笑みが折角の男前を台無しにしている。
「ああ・・・俺なら誰でもいいよ。北海騎士とでも言っておこうか」
「騎士ィ?」
男は安物の皮鎧を纏い、刃毀れだらけの肉切包丁を腰に無造作に差している。まるで山賊か追剥の様な風体だ。とても騎士とはいい難い。
「そ、それよもアンタ、さっき、確か街の道具屋で子供を孕みたいとか言ってたよな?」
男はアニエスに感付かれないように、ジリジリとにじり寄る。
「ガーディアンを宿したいとは言ったけど、子供を宿したいなんて一言も言ってないわよ!」
この男は先程の道具屋の店主との会話を盗み聞きしていたのだろうか?
「遠慮するなって、アンタもこんなド田舎じゃ、ロクな男もいないし、一人でしてんだろ!?」
男は素早くアニエスに飛び掛ると、腕を掴み、ねじ上げる。
「は、離して!」
アニエスは逃げようとするが、がっちりと両腕を掴まれ、どうする事もできない。
「うるせぇ!遺跡荒らしの分際で俺に指図すんじゃねぇ!!」
男は野犬のように吠え立てると、アニエスの鳩尾に鉄拳を叩き込む。
「ウッ!た、助けて!!だ、誰か!!!」
男は大人しくなったアニネスを背後から羽交い絞めにすると乳房を揉みしだく。
「こっちは夜伽用が壊れちゃったから、ここんところ、溜まっているんだよ!!あんな年だったから無理もなかったけど、お前ならアイツよりは長持ちしそうだ」
乳房を揉む手が止み、下腹部を弄る。
(お、犯される!!!)
「や、やだ!やめて!!助けて!!!」
アニエスは必死になって男の魔手から逃れようと暴れだす。
「ガタガタ騒ぐな!あんまり騒ぐとお前のアソコにニードルの魔法をぶち込むぞ!?」
男の手のひらがパッと輝く。ニードルを放つつもりだ。
(そんなことされたら、死んじゃうよ!?)
顔を真っ赤にして怯える彼女の表情から血の気が引く。
「やっぱり俺の思った通りの安産型だ・・・これなら安心して産めっから心配すんなって」
男はそう言うと、アニエスの服を乱暴に引き裂き、自分も下半身を露出させた。
「いいか!俺の性剣は古のヴォーパルウェポンに匹敵するんだぞ!!ドラスレなんて目じゃねぇ!!!」
男のソレはドクッドクッと脈打ち、邪悪な黒光を放ち、先端からは先走り汁が滴っていた。
「ヒィィ!!!」
アニエスは初めて目にする男性器の太さ、長さ、大きさに思わず目を背ける。
男はアニエスを四つん這いにさせると、バックからピッタリと閉じた彼女の秘門を一気に貫いた。
「イッ!イヤっ!!い、痛い!!!抜いて!!!!死んじゃうよー!!!!!」
アニエスは想像を絶する痛さの余り、子供のように泣きじゃくる。
「やっと、女の子っぽい悲鳴を上げられるようになったな」
無理矢理こじ開けられた彼女の秘門から、処女の証が滴り落ちる。
「なんだ、おまえ、初めてだったのか、大丈夫だ!じき、桃源郷に連れてってやるから、それまで我慢しろ」
男は、さも意外そうに言い、構わず腰をグイグイと振り続ける。アニエスの局部がメリメリと引き裂ける音がする。
「うぐ!ひぐ!!!痛い、痛い〜!!!!!」
アニエスは痛みに耐えかね、もう失神寸前だ。
「あ、ああッ!も、もうちょっとで出すから、それまで辛抱しろ」
「あ、ぐぅっひぐぅ〜」
「で、出る!!!ダッ、出す!!!」
アニエスは腹部に生暖かいモノがこみ上げてくるのを確かに感じ取っていた。
「ハ・・・ぁ・・・あァ・・・は、初めて・・・なのに・・・ヒ・・ドイ・・・」
アニエスは息も絶え絶えにそう呟く。
「あ〜ッ!!気持ちよかった。もう、お前は俺のモノだ。これからも愛でてやる。分かったな!?」
男はアニエスの顎を掴み乱暴に引き寄せ、肉切包丁を首筋に押し当て、凄む。
「・・・は・・・い・・・」
アニエスの勝気な瞳にはもう輝きも生気もない。まるで安物のガラス玉の様である。
「これから、宿屋に帰って肉でも食って、念のためにもう数発出しておくか・・産むなら早いほうがいいからな」
男は放心状態のアニエスを抱きかかえると、街に向かって歩き出した。
341名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 21:44:51 ID:ZrWcey/+
見事。
ドラスレなんて目じゃねえワロタ
342名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 22:52:20 ID:OsF5uF2O
>>340

GJ!!

アニエスたん可愛いよな。
343名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 00:19:12 ID:P4bBpPbw
「たった今、帰った。シャル・・・夕餉の支度を・・・」
「お、お帰りなさいませ・・・ジャド様!」
ジャドと呼ばれた男は、抱かかえていたアニエスを床に放り出すと、目の前のあどけない少女に猛烈な蹴りをくれた。少女はもんどりをうって壁に叩きつけられた。
「テメェッ!!何度言ったらわかるってんだ!!!!俺の事は”騎士様”と呼べと言っただろうガッ!!!!!」
「お許しをッ!騎士様!!なにとぞ・・・何卒お許しください!!!」
シャルと呼ばれた少女は男の容赦ない暴力に完全に怯えきっていた。
「いいか!俺は”最後の騎士”だ!!騎士の出である俺は、オマエらボンクラ共とは生まれも育ちも違う!!!その事を忘れるんじゃねェッ!!!」
男は床に転がったアニエスの髪を無造作に引っ掴み、身を起こすとベットの方に投げ出した。
シャルはいそいそと、ベッドにふんぞり返った男の皮鎧をそっと丁寧に外している。
「夕餉は肉料理だ・・・精力の付く物を作ってくれ、そこの女の分もだ・・・」
「は、はいっ!暫しのお待ちを・・・」
シャルは足を引き摺りながら、慌てて部屋を出て行った。
男はアニエスの髪を、壊れ物でも扱うような手付きでそっと撫でている。
「可愛い女だ、乳もいい。うんと良くしてやるぞ・・・」
男はアニエスの程よく膨らんだ乳房は抓ったり、引張ったりして弄ぶ。
「ぅ・・・うぅ」
アニエスはようやく目を覚ました。
「さっ・・・先程は大変な無礼をしてす、まなかった。ゆ、るしてくれ・・・」
男は先程の乱暴な口調とは全く違う、重厚そうな口調でそう言った。
「うっ・・・ウウ・・・こっ・・・この人でなしッ!!!」
アニエスはそう言いい、男を睨んだ。
「このアマぁ〜!!!こっちが下手にでりゃ・・・つけあがりやがって!!!!」
その一言で男の態度は一変し、アニエスの頬に鉄拳を叩き込むと、自慢の肉切包丁に手を伸ばす。
「ウッううっ!・・・お願い!!ビトイことしないで!!!許してっ!!!!」
アニエスは男の容赦のない暴力に怖れおののき、シーツに顔を押し付けたまま、そう泣き叫ぶ。
男はズボンのチャックを下ろすと性剣を抜き放ち、アニエスの顔面に押し付ける。
「・・・しゃぶれ」
「えぇ!?・・・しゃぶれって・・・」
アニエスは目をカッと見開く。
「俺の剣を口に含んでペロペロ研ぎ澄ませるんだッ!」
「イッ!いっ・・・イヤよッ!!そんな汚いよ!」
「ゴチャゴチャ喚くな!早くしろッ!!」
男はアニエスの口を強引に開かせると性剣の先端を押し込む。
「噛むんじゃねぇぞ!!変な気起こすもんなら、お前の尻の穴にニードルをぶち込むからな!!」
「ん〜!んグッ!ふんンんんぐンぐ〜!!!」
悔しさと悲しみで涙が止まらない。フェラチオなどしたことのないアニエスにとって、この行為による屈辱感は計り知れない。
「舌を使って先端を転がす様に舐めるんだ!!」
男はアニエスの頭を両手で鷲掴みにすると、性剣をグイグイと喉奥へと押し込む。
「うッウ!あぁあゥあああ・・・・見てろ!・・・ガッ!ガルシスの再来になってやる!!教会の女も!!!踊り子の女も!!!!この街も・・いや!!!!!この国もみんな俺のモノにしてやる・・・ッぞ!!!!!!ウうァあぁァァあ!!!!!!!!」
男の性剣から脳天へとディグ・サンダー級の衝撃が炸裂する。同時に性剣から物凄い量の男汁が放出される。
「ン!?ン〜!んぐッえぐ!!」
アニエスは初めて味わう男汁の苦さに堪えきれず、思わず吐き出そうとする。
「は、吐くんじゃねぇぞ!全部飲み干すんだ!!」
「ング・・ん・・ぐぐぅ・・・ヒィ〜・・・」
「はぅアッハェアーッ!出した出した!!どうだ!?美味いだろう?」
男の表情は溌剌で、満面の笑みを浮かべ豪快に言った。
「も・・う・イヤァ・・・許してぇ・・ひ、酷い事しないでぇ・・・」
アニエスの地獄は、まだ始まったばかりだ。
344名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 11:09:12 ID:4dmUS/10
オリビエのエステル寝取っちゃえ大作戦見てふと思った。
英伝本編ラストのあの糞エンディングならオリビエとくっついた方が
エステルにとっては幸せだったんだろうなと。
345名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 11:23:42 ID:K4h7uDkW
何も分からずただの仲間に堕とされるよか何か知らされて好きな人に突き離される方がマシ
エステル自身の口からヨシュア好きって言ってるし
346名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 17:44:09 ID:jwiVqToT
そもそもそんな糞キャラだったらエステルに萌えないぜ
347名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 19:34:30 ID:B7YhuoCp
>345
かなり同意
348名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 22:14:54 ID:jumHt94K
僕はntrが好きです。
孕ませならなお良しです。
349名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 22:53:11 ID:MgzTde/d
>343

アニエスもいいけどシャルたんやリーゼたんも頼む!
350名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 11:16:01 ID:K4RRTF8v
>>345
普段から興味ないフリして、愛想なし。
挙句の果てに自己都合(メーカー都合)でキスだけしてどこかに去るような
主人公より体のつながりから生まれる心のつながりの方が断然上。
散々すき放題して次回作・・・エステルは必ず追いかけてくるよね。なんて甘い考え。
普通に考えりゃ主人公は初恋レベル。所詮子供のお遊び。
351名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 11:53:58 ID:Xf1EYyXf
こんなの別にプレイした人間の「好き嫌い」で括っちゃってかまわない
と思うのだが・・。
352名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 01:43:09 ID:2mzUsqOi
>>350
言ってる事には同意だがギャルゲー主人公にリアル求めても仕方がないよw
353名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 05:30:42 ID:+nYPw1T9
よし、落ち着こうか
354名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 00:34:06 ID:v/Po0fRl
落ち着きすぎてスレが落ちませんように。
355名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 07:09:40 ID:74dY+GvE
SC発売日決定記念
356名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 10:26:47 ID:sU+h1xlo
やったぜ3/9だ!!
357名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 11:49:32 ID:+1KZ4uJE
延長されて9/3とかならないことを祈るぜ!
358名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 23:20:04 ID:3UXVBmoK
名前変えて続編でないことも祈るぜ
……収拾つくのか?
359名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 22:03:36 ID:hwOFixIm
保守
360名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 19:57:54 ID:VsUo+505
保守
361名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 00:42:53 ID:cFO3FkdE
6SC予約開始の期待あげ
362名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 02:19:59 ID:aJ5Ri8F7
SS保管庫ってどこだったっけ?
アドレス紛失しちまったい。
363名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 22:41:27 ID:+s8nQZDi
364名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 01:09:36 ID:neEo85M4
おお、ありがとう!
ほんと助かったよ。
365名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 12:07:25 ID:knm8f5fj
エステル寝取っちゃえ続投
期待あげ
366旅立ちのあと、再会(1/4):2005/12/29(木) 13:10:02 ID:ysI5IhFD
それは偶然の再会だった。
国境を抜けて、帝国へ向かう街道を歩いていたときの事。
盗賊に襲われている少女がいた。
それは以前に準遊撃士のときに顔見知りなったジョゼット。
自分の事を“僕”と呼び、銃を操るボーイッシュな美少女。
追い払うのは簡単で一人を殺しただけで、雲の子を散らすように
男達は逃げっていった。

「大丈夫かい? ジョゼットだよね」
ヨシュアは声をかけた。
「はうっ。ヨシュアくん……」
尻餅を付いたまま。
呆然とした様子で僕の事を見つめている。
茶色の瞳。
手を差し伸べて、少女を立たせた。
プラチナのウェーブヘアーが風により揺れて、ヨシュアの顔にかかった。
想像していた以上に軽く細い体。
「食べ物を沢山食べていないのかい?」
「うん……路銀が心許なくて、ここ数日は食事を少なくしているの」
「駄目だよ! 女の子なのだから体を大切にしないと、少しだけ待ってね」
「……あっ」
リュック中から干し肉と水を取り出して、ジョゼットに手渡した。
367旅立ちのあと、再会(2/4):2005/12/29(木) 13:11:16 ID:ysI5IhFD
「ヨシュアくんの食べ物が無くなっちゃうよ」
薬草の匂いがかすかにする。
「僕? 僕は大丈夫。気にしないで良いから、まだあるから沢山食べて」
「ごめんね」
「知らない仲ではないのだから……謝るのは無し」
「でも」
ジョゼットは申し訳そうに目を伏せてしまう。
「僕の事を信頼できないのかな」
「ううん、そんな事は無い」
即座に少女は否定した。
「そんなに気が引けるのなら、僕の願いを一つだけ聞いてくれる?」
「願い? 僕でかなえられるのならいいよ」
「交渉成立だね。さぁ食べて」
「うん」
薪を数本ほど集めて、火を起こす。
まだ空は茜色で日が落ちるまでには数十分ほどの時が必要だろう。
季節は晩春。
「ヨシュアくんは誰にでも優しいんだね」
膝を抱えた少女は小さな声で呟いた。
「そんな事は無いよ……君は、ジョゼットは特別に優しくしてるんだ」
「――えっ」
「僕のことは嫌いかな?」
薄着のジョゼットには肌寒いだろう。
ヨシュアは羽織っていたマントを少女の肩にかけた。
そして、抱きしめるように両手を後ろから回し、首筋に口付けをする。
「好きみたいだ、ジョゼットの事を」
「あの! 僕、駄目だよ」
ジョゼットは驚いたように身を引いた。
「どうして? 嫌いなのかな」
ヨシュアは少女の体を離す。
「あっ、違うの……。恥か……しいから……」
「可愛いなジョゼットは……」
両手で少女の頬に手を当てて、唇にキスをする。
長く舌を入れた濃厚なもの。
「ううっ恥かしいよぅ」
「本当は首や首筋、そして体全体にキスをもっとして欲しいんだろ」
「……違うよ」
口では否定しているが、体が答えを言っている。
瞳は虚ろで微かに悦を含んだ声。
既に腕の力を抜いており、逃げようとすれば逃げれるのだ。
368旅立ちのあと、再会(3/4):2005/12/29(木) 13:12:43 ID:ysI5IhFD
「純粋な顔をしているくせに頭の中では男とヤルことしか考えていないんだ」
ヨシュアはわざと乱暴な口調で、ジョゼットの服を掴み、両手で破り去った。
ブラジャーはしていない、薄い胸が露になる。
ピンクの二つの蕾。
まだ微かに膨らんだ程度の乳房。
貪りつくように吸い付く。
クチャクチャと卑猥な音を立てながら。
「あふっ……僕、痛いよ……もっと優しくて、お願い」
吸うのをやめて、薄い胸板を舐めるように舌と手で愛撫する。
「僕の体……変じゃないかな。胸とか小さいし……ねぇ」
「可愛いよ」
下着の上から少女の割れ目を触る。
「あうっ駄目」
悲鳴に似た声をあげた。
「ジョゼットはエッチなことをしたことは無いの?」
「……なの」
「聞こえない」
「初めてなの。男の人に体を見せるのも、体を触られるのも……」
ジョゼットは顔を紅く染め、両手で隠す。
「本当なの?」
「嘘じゃないよ、僕のファーストキスだったの、素敵な恋愛をして心から愛した人に
はじめてをあげるつもりだったんだのに……」
そう言って小さくジョゼットは頷く。
ヨシュアは少女の顎に手を当てた。
「そうか、君は誰にも体を許していない処女だったんだね」
「変……かな? 十六才だし、僕」
「思い出に残るような初Hを体験させてあげるよ」
陰惨な笑みを浮かべ、ヨシュアはペニスをズボンから取り出した。
「大きい……」
ジョゼットは呆然としながら、ポツリと呟く。
少年の体に不釣合いなほどの巨根。
太さは二センチほど、長さも十八センチほどある。
どう見てもあり得ないサイズ。
「これが君の中に入るんだよ」
「どこに?」
「君がおしっこをするところ」
ヨシュアは少女のジーパンを下ろし、ショーツを取り去った。
恥毛すら生えていない。
真っ直ぐ縦に引かれた線。
まだ誰にも触られたことが無いであろうジョゼットの性器
「ああ……恥かしいよぅ」
そして割れ目に手をあてがう。
「足をもっと開いて、お前のオマンコを見せるんだ」
「ぼく……」
ヨシュアは強引に少女の股を開かせ、人差し指を突っ込んだ。
369旅立ちのあと、再会(4/4):2005/12/29(木) 13:14:01 ID:ysI5IhFD
「あひっ! 痛い! 痛い……いたい」
すぐに抜くと少女の股から血が滴り落ちた。
「本当に処女だったんだね。僕の指で処女膜を裂かれた感想は?」
詰まらない物を見るように、指を秘奥から抜いた。
指には鮮血が。
「痛い! 痛い! 酷いよ……僕、ぼく……お願いだから、こんな酷いことを……」
純潔を奪われ、ジョゼットはベッドに腰を落とした。
地面に滴る紅い証。
精子と血が少女の性器から溢れ出てくる。
「ほらっお前の淫乱なオマンコから出てきた血だ舐めろ」
口に強引に指を入れた。
「あぅ……うっ……」
「綺麗になるまで舐めるんだ。
「いや!」
「……音を立ててな」
空いている手でナイフを胸ポケットから取り出し、ジョゼットの首に当てた。
「――ひっ。うむっ……あふ……クチャクチャ」
涎を口からだらしなく垂らしながら一生懸命にヨシュアのペニスを舐めている。
「あっ、良いぞ。その調子でやるんだ」

白々しく青色の空に変わる頃。
一糸纏わぬ姿のヨシュアとジョゼット。
薪の残り火が燃えている。
「ごめん……ジョゼット。嫌われても仕方ないよね」
「……っ」
「好きだから、嫌われてもジョゼットの初めてを強引にでも奪いたかったんだ」
「……ヨシュア君」
「うん?」
「別に僕、怒っていないから、ただ痛かったから泣いちゃったの。もっと気持ちいいと思っていたから」
「次は気持ちよくしてあげるから」
「うん、優しくしてね」

満月の黄金色の光がヨシュアとジョゼット照らしている。
二人は体を重ね、求め合う。
一夜だけの関係だとわかっている、でもジョゼットは全てをヨシュアの前に晒す。
それは愛しているものに対する唯一の愛情表現だから。
370名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 14:52:23 ID:plLVSE8P
>366-369

乙、GJ。

大作戦は勘弁。SC前に買う気が失せる。
寝取られスレでやってくれ。
371名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 17:20:01 ID:ZjrfnLnI
今更何言ってやがる。
お前が失せろ。
372名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 17:34:08 ID:G+B1sRdU
>>370
いやなら読むな!ボケ!
373名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 18:39:36 ID:l3KKCqNX
エステルを寝取られるのはダメだが、ヨシュアが他の女を抱くのは
いいっていうのがよくわからんな・・。

両方ダメだ!っていうのなら理解の範疇だが。

>>369
久しぶりのSSGJ。
374名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 00:59:38 ID:57sCBVKs
んじゃ俺は両方ダメだにしとくか。
まぁ単に王道?が好きなので好みだがな。
SCは予約したし。
375名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 05:23:24 ID:tktzAg4x
好みの差って分かっているのなら最初から言わなければいいのに・・・。

タイトルにちゃんと「寝取り」と書いているわけだし、
それで判断して読めばいいだけだよな。
分かっていて読んで文句言う奴は知らんけど。
376名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 21:16:14 ID:Rrsot8sO
保守
377名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 21:16:27 ID:WxZSy1cO
ほおおおおおおおおおおおおお
378名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 21:40:12 ID:/FW/Ah1s
っしゅ!
379名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 23:29:40 ID:it9ZfJAx
hoho
380名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 01:56:56 ID:nREyDmvP
SCはヨシュアとジョゼットが行動を共にするみたいだな
エロパロ的にも美味しいか
381名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 02:28:36 ID:Ms7nfmpZ
すみません、ちょいと聞きたいのですが
ファルコム系だとやはり需要は エロパロ(異性間)>801(同性間)なんでしょうか。
382名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 20:51:35 ID:sJeD0gnZ
あかん、SCなんかより大作戦の続きの方が100倍気になる。まじでwwwwwww


bolze氏あたりが漫画化してくんないかなぁ・・・・・・
383名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 22:26:56 ID:LQbjnbGk
>>381
少なくともこのスレに801 の需要はあんまり無いと思う。
384名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 01:57:52 ID:SIB2ExDi
>>382
同志、俺もだw

大作戦、結末がどうなるかスゲー楽しみです。
385名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 06:49:26 ID:xjpxyOYa
百合は排除されるわけじゃないし
エロパロはローカルルールで801禁止ってなってるわけじゃないけど
大抵の場合、特定のスレを除けば801はあまり好まれんな
386381:2006/01/18(水) 17:15:11 ID:/4Yv2bDu
あぁ、801板行ってもそれらしいの見つからなかったんで、
ファル系は ノマカプが標準なのかな、と思っただけ。
ここで何か書こうと思ったわけではないんです。

・・・ある兄弟が狂おしいほど好きなんだよorz
387名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 21:28:25 ID:EtF39Fu1
こちらに381氏はどうぞ。
作品投下をきっと住人は待っているに違いないw

つ 【英伝】日本FALCOM総合スレッド【Ys】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1136530278/
388名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 22:44:39 ID:sNlCDGV4
つーか、男で801に興味あるやつなんてそういないだろう。
正直801が当たり前の空気出されてビビッタ。


それはそうと、
公開されたデモムービーみて
ムラムラきて
また大作戦のお世話になった。
389名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 23:24:30 ID:U7DYmvfN
というか、大作戦の人はまだこのスレにいるのか?
さすがにもう消えたのでは?
390名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 00:47:29 ID:TPYMXanJ
最近は主に藍蘭島スレに出没してるようだな。
391名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 01:24:02 ID:N5r5RMZC
大作戦の人にはホント、戻ってきて欲しいもんだ。
凄い楽しみなトコで止まってるのが哀しい。
392名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 00:05:29 ID:VQ7PnLmq
SCが出れば熱が戻って戻ってくるかもしれないよ。
マターリと待ちましょー。

他の作品もカモーン
393名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 06:52:34 ID:P+No7sFq
>>370
まああくまで本編あってのif二次創作ですから・・・
パラレルってことで気にせずに。

誰かジンと誰かで書いてくれねーかなw状況的に難しいけど
もちろん巨根の設定で

ジン×ティータなんてどうかwうはww
394名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 13:03:31 ID:ftDClOmJ
>>393
ジン×アガット

・・ごめん。本当にごめん。
395名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 17:49:31 ID:P+No7sFq
>>394
うほっ、おまいホモor腐女子かw

女体化して美少女剣士アガットなら許す。
396名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 08:22:44 ID:qTwvjtHB
ジンなら相手はアレだろ、ツァイスのギルド受付のお姉さん
397名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 15:56:24 ID:Y/u/k5Bz
アドルの現地妻全員纏めて和姦モノが見たい。
398名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 18:24:37 ID:9lHasqFB
マイルたんハァハァ
399名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 20:53:10 ID:wpY5VUh/
寝取りマダー?
400名無したん(:2006/02/01(水) 11:45:39 ID:ZfhPPo2m
アドルとイーシャの話を読みたい!!
401名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 21:56:22 ID:cCL1hin2
SCまでは動きがなさそうだな。
402名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 22:24:28 ID:ImQ5Im/i
保守
403名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 10:25:53 ID:8/Etn24B
アドル×オルハが読みたい(゚∀゚)!!


巫女萌え(´Д`*)ハァハァ
404名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 17:21:06 ID:q/g9gX02
オリビエ×シェラザードが読みたいです
405名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 20:25:39 ID:T1AcyEZ2
久しぶりにVMV2、VMJPとプレイしなおしている。
やっぱりキュリアベルはいいなぁ…テンタークに捕まって触手プレイとか見たい。
406名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 21:44:22 ID:9WIeUnka
ヴァンテージマスターとは懐かしい
407名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 21:35:56 ID:1l8/q/3L
ホシュ
408名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 07:28:17 ID:TwEs0zDe
アドル×オルハ×イーシャで

巫女パイパンサイコー!
409名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 21:14:55 ID:xmVB/bAN
ttp://dunaly.hp.infoseek.co.jp/0310log.htm
このスレの住人には既に既出?
410名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 17:52:43 ID:jvn9Apzq
某スレより転載。

鏡なんか返しちゃったりして、感謝なんかされちゃったりして、
オルハがなにやら頬赤らめながら、お礼といってはなんですが
お好きなようにどうぞって表情して次第に距離を縮めていく。

俺様の赤黒いブリランテも魔力ゲージMAXでカチカチよってところで、
「おにいちゃぁぁぁぁん!」と、相変わらず空気の読めないメスガキが
頭から飛び込んできて、頭突きがボディに入る。もうね、ぶち壊しですよ。

苦悶のあまり思わず前かがみになって、チビのしっぽを掴んでしまう。
するとびっくり。どうやらレダ族のメスは、しっぽを掴まれると
マタタビをくらった猫のヨウな状態になるらしい。(勝手設定)
ガキのくせに、妙になまめかしい太もも、ヘソ、腹が顕になると、
もう魔法剣も先走って発動気味。
オロオロするオルハのしっぽも、グッと掴みまして、姉妹同時に
ご奉仕してもらおうかと、大小白い尻を並べさせる。(以下自主規制)
411名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 14:45:20 ID:GEhJ5kJu
>>410
激しく続きをキボンヌ!
412名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 21:37:37 ID:y7CJq8pA
もうすぐSCダネ!!
413名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 22:18:52 ID:Wh7t2jK3
>>超楽しみだ
414ティータの初体験(1):2006/03/05(日) 07:47:22 ID:Mwan+In3
 駄作だが一応落としてみるよ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ティータの初体験

 ここはツァイスの研究棟にある医務室。
 ティータはアガットの横でうつらうつらしていた。
 徹夜の看護で疲れていたのだ。
 そこに、女医のミリアムがやってきた。
 「おはよーティータちゃん。」
 「・・・あ、先生。」
 「あまり無理しないでもうおうちで寝た方が良いよ。後は私が代わってあげる。」
 「ありがとうございます。お言葉に甘えてかえります」
 ティータはアガットに心配そうな一瞥をくれると帰っていった。
 「さーてと、お子さまは帰ったし、久しぶりにサンプル採取しよーっと」
 薬棚に向かうと、コンドームとステンレス製の試験管を取ってきた。
 もちろん液体窒素の入ったデュワー瓶は常備しているので準備は万端だ。
 さっそくアガットのズボンとパンツを脱がした。
 そして、まだ萎えている逸物を見た。大きい。
 ミリアムは思わずうっとりした。
 ・・・・・・・・・・・・
 ティータが一階に降りて歩いたとき、背中が軽いことに気が付いた。
 どうやら導力砲を医務室へ置いてきてしまったらしい。
 思わず舌を出してからエレベーターに乗り医務室へ戻っていった。
415ティータの初体験(2):2006/03/05(日) 07:48:14 ID:Mwan+In3
 ミリアムは念のためアルコールで消毒してからアガットの逸物を口に含んだ。
 彼女は丁寧に逸物を含み、顔を上下させた。
 そこにティータは出くわした。
 ティータは本能的に隣のベッドの脇に隠れ、声を出さないようにちょっと顔を出した。
 そんなことを知らないミリアムは、自分のフェラチオで勃起したアガット自身をうっとりと眺めた。
 そのままで自分の中に入れるとサンプルが採れないので、コンドームをかぶせた。
 本来なら手でしごいて試験管に直接採るはずの物なのだが、それではちっとも気持ちよくない。
 ミリアムはアガットに馬乗りになり自分の中に彼を迎え入れた。
 彼は濡れた股間にするりと入った。
 彼女は、股間だけでは物足りないので、白衣の上から自分で胸を揉み始めた。
 彼女は思わず喘いだ。
 そして呼吸が浅くなる。
 思わず声が出てきた。
 「ああ、すごい、いい、うん、あん、」
 そんな中アガットの意識が戻り、ミリアムに声を掛けた。
 「おい、何やってんだ?」
 ミリアムは、目を潤ませながらも事も無げに
 「サンプル採取です。」
 と答えた。
 「サンプル採取だあ?ただのSEXじゃねえのか?まあいいや。俺は女性上位が嫌いだからよ、ちょっと姿勢を変えるぜ。」
 そうアガットは言うと、ミリアムのふくらはぎを経由して脇の下を抱え、腹筋で上半身を起こすと自分の尻を支点に一八〇度回転し、ミリアムをベッドに倒し自分の下に置いた。
 驚いたミリアムは声も出なかった。
 こうなるとアガットの独壇場だった。
 ミリアムは手もなく嬲られ、弄られ、犯されていった。
416ティータの初体験(3):2006/03/05(日) 07:49:11 ID:Mwan+In3
 アガットが果てた頃にはほとんど放心状態だった。
 そこにアガットがミリアムに、からかい半分に声を掛けた。
 「サンプル採取ってのはどうなったんだ?」
 ミリアムはさすがに医者だけあって、本能的にアガットのペニスから器用にコンドームを外すと、ステンレス製の試験管にザーメンを移し、油性ペンで姓名日時を書き込み、液体窒素を満たしたデュワー瓶に放り込んだ。もちろん目の焦点は合っていない。
 それが済むと同時に彼女は床にへたりこみ、そのまま伏せってしまった。
 そんな彼女の所にアガットは歩いていき、こう持ちかけた。
 「このべたべたする代物を掃除して貰おうじゃねえか。それくらいしてくれても良いだろう?」
 ミリアムにペニスを舐めて清めて貰おうというわけだ。
 彼女もまったく断ろうとはせず、焦点の外れた目を上げて、言われるがままペニスを口に含んで舐め始めた。
 彼は適当なところで彼女の顔を離し、「ありがとよ」とお礼を言いおでこにキスをした。
 彼女はまたもへたりこんだ。
 アガットはサッサと服を着て、何もなかったかのように長剣を背中に預けると「じゃあまたな。最高だったぜ。」と言って医務室を出ていった。
 ベッドの陰に隠れていたティータは自分の見たものを信じられなかった。
 あのはきはきした先生が溶けたようになっているのだ。
 ティータは立ち上がろうとした。すると、腰に力が入らないことに気が付いた。しかも、パンツの辺りがじゅくじゅくとして気持ちが悪いのだ。
 「どうしちゃったんだろう?」
 ティータは半分這うようにしてミリアムの所に行った。
 「先生、どうしたんですか?」
 「ああ、ティ、ティータちゃん・・・・・。」
 ミリアムはとろんとした目でティータを見た。
 「先生、何かすごいことをやってたみたいですけど・・・大丈夫ですか?」
 「え?あ、あれをみてたの?・・・うーん・・・。」
417ティータの初体験(4):2006/03/05(日) 07:51:05 ID:Mwan+In3
 「立てますか?」
 「なんとかね。よいしょっと。」
 ミリアムは何とか腰を浮かすと、自分の診察机まで中腰で歩き、椅子にどかっと腰を下ろした。
 「これじゃあどうしようもないわねえ。」
 ミリアムはそうひとりごちてから、机の引き出しを開け、ブドウ糖のアンプルとビタミン剤のアンプルを取り出すと、両方を注射器で吸い出し混ぜ合わせ、自分に注射した。
 「あー、やっと意識がはっきりしてきたわ。」
 はっきりすると同時に、白衣がはだけて裸体があらわになっている事に気が付いたので、さっさと前を合わせ、ボタンを掛けた。
 「先生、あれがセックスっていう物なんですか?」
 「え、ええ、そうよ。」
 「じゃあ、私も感じたのでしょうか?見ているだけでパンツが濡れちゃったんですけど?」
 「感じたというより欲しかったのよ。さあさ、股の所をこれで拭いて、あとこれをあてがっておきなさい。」
 ミリアムは、そう言いながらティータにタオルと生理用ナプキンを渡した。
 「ありがとうございます。ところで、セックスっていうのはいつも先生みたいにするものなんですか?」
 「うーん、そうとも限らないけど・・・まあ、教えてあげるわ。」
 そこからミリアムの保健の授業+αが始まった。
 生殖、出産から始まって、性行為のノウハウからオナニーの実技まで幅広く教えた。
 最後にきつく忠告された。
 「いい?ティータちゃん?あなたの体はまだ子供を作れるほど体力がないの。もし出来てしまったら親子とも死んでしまうか、もし無事でも子宮が裂けて、二度と子供を産めなくなってしまうわ。
もちろんそんな状態だと子供は死んでいるわ。それを防げるのはこれだけだから。もしセックスをするときは絶対に男にこれを付けさせること。そうじゃないと死んじゃうわよ。」と言いながら、ミリアムはコンドーム一箱をティータに渡した。
 (本当はそれほど安心じゃないんだけど、保険のようなものね。言うと怖がるから信じさせちゃおう)
 「先生ありがとうございます。子供のことは気を付けます。」
418ティータの初体験(5):2006/03/05(日) 07:52:00 ID:Mwan+In3
 それから2日後、アガット、ラッセル博士とティータの3人で逃避行が始まった。
 そんなある日、とあるところで野宿をした際、アガットとティータが二人きりになる機会に恵まれた。
 「アガットさん。」
 「なんだ?」
 「医務室では気持ちよかったですか?」
 「なんだ?急に?」
 「実は、ミリアム先生と二人でセックスするところを見ちゃったんです。」
 「え?あれを見てたってのか?参ったなあ。」
 「そのあと先生からオナニーを教わったんですけど、それ以来夜になるとなんだかむずむずするようになっちゃったんです。」
 「そうか。うーん、ちょっと難しいぜ。なにしろこの逃避行だ。もしお前に子供が出来ちまったら逃げられるところも逃げられねえ。」
 アガットとしては今すぐにでも襲いかかりたいのだが、事態の重大さが彼に自重を強いていた。
 「あのー、先生からこんなものを貰ったんですけど・・・。」
 件のコンドームをアガットに見せた。
 「おいおい、こんな良いもの用意していたのかよ?あのズベ公意外と気が利くじゃねえか。これならまあ安心できるわな。ただ、これはティータ、お前が俺に付けてくれ。どーもこういう柔なモンを扱うのは苦手だ。ところで、男とやったことは?」
 「ぜんぜんありません。だいたいセックスを見たのはあのときが初めてだったし・・・。」
 「うーん、そうか。それじゃあセオリー通り慎重に行くしかねえな。なんたって初めては痛いって言うし。」
 「ええ?いたいんですかあ?」
 「え、ああ、そう聞いただけだから何とも言えんがなあ。初めてなら、うーん、まずはキスから行こうか。」
 「はい。」
 アガットははじめはそっと、そして次第に熱っぽくキスをした。
419ティータの初体験(6):2006/03/05(日) 07:52:54 ID:Mwan+In3
 (ああ、これがディープキスなんだあ。たしか先生からこういうときはベロをこう動かすっておそわったっけ)
 (うん?おお、キスを返してきたぞ。へええ、ちょっとぎこちねえがなかなかやるじゃねえか。)
 (つぎはどうなるんだろう?)
 (そろそろ服を脱がせっかな?)
 アガットはティータの着ているサロペットのボタンを外し、そっと腰までおろした後、シャツの下に手を差し入れてティータのほとんど無いと言っていい胸を手のひらでこね始めた。
 「きゃっ、くすぐったあい」
 「ちょっと強すぎか?」
 アガットはちょっと手加減した。
 「ああ、ちょっと、やめてくださいー。」
 「ふーん、ほんとにやめちゃうぞ。」
 「・・・・・やっぱり続けてください・・・・。」
 「やっぱりな。」
 (なかなか感度が良いぜ。こりゃ楽しみだ。)
 アガットはティータのサロペットとパンツをいっぺんに脱がせた。
 そして股間に触ってみる。
 (それにしてはちょっと濡れが足んねえかな?)
 アガットはティータの胸だけではなく脇や背中もさわり始めた。
 「ああん、やあん、ううん。」
 ティータは呻きながら体をくねらせている。
 (そろそろかな?)
 ティータの股間をもう一度触ってみる。
 今度は十分濡れている。
 おもわずペニスを突っ込みそうになったが、ティータの手がそれを止めた。
420ティータの初体験(7):2006/03/05(日) 07:53:42 ID:Mwan+In3
 「アガット・・・さん・・・これ・・・」
 コンドームを見せた。
 「ああ、そうだったな。」
 普段のアガットなら、最初に言ったことを無視し、そんなの要らんと突っぱねるはずなのだが、今回はそうも行かない。
 「じゃあやって貰おうか。」
 アガットはティータの目の前に、半ば勃ったペニスをもってきた。
 「はい。」
 そう言うと、ティータはアガットの逸物を舐めた。
 直にアガットの逸物は堅くなった。
 ティータは手早く器用にコンドームを被せた。
 「ふーん、うまいじゃねえか。じゃあ続きをやるぜ。」
 「はい。」
 アガットはティータの体を一通り刺激してやったあと、自分のペニスをティータのヴァギナに突っ込んだ。
 「痛っ!」
 痛みがティータの体を貫き、思わずべそをかいた。
 それでもアガットの腰は止まらない。
 ティータはだんだん壁のような何かを意識し、慌てだした。
 「な・・・な・・・なに・・・なにか・・・くる・・・なに?」
 「・・、そいつぁ・・おめえが・・いくって・・前触れ・・てこった。」
 「そ・・・そ・・・そう・・・なんだ。」
 (あれ、オナニーのときとちがう・・先生の言ったオルガスムってこっちのことなのかなあ)
 「ああ、いく、いく」
 「ああ、いつでも、いいぜ」
 アガットはそう言うと、腰の動きを早めた。
 「ああ!」
 ティータは背中をきゅーっと反らせた後、くたーっとへたりこんだ。
 アガットはティータのヴァギナが発する心地よい痙攣に促され果てた。
 「ふう。こんなモン付けてたにしちゃあ良かったぜ。」
 (さてと、小手調べはこんなもんか。2回目はもうちょっと苛めても何とかなるかな?)
421ティータの初体験(8):2006/03/05(日) 07:54:41 ID:Mwan+In3
 そう思いながらティータから逸物をそーっと抜き、彼女を見たら、もはや寝息を立てている。
 「おいおい、明日までお預けかよ?」
 アガットは自分が脱ぎ捨てたズボンからくしゃくしゃのハンカチを取り出し、潮を吹いたティータの股間を拭った。その後自分のペニスからコンドームをむしり取り、そのハンカチで拭った。
 「風邪を引かれちゃかなわん。服でも着せるか・・・。」
 アガットはティータに服を着せた。
 多少乱暴に扱ったにもかかわらず、ティータは寝たままだ。
 「こんな扱いをされても目を覚まさないなんて、何て体力がないんだ・・・。これじゃあ先が思いやられる。それにしても明日まで我慢なんて、そんなこと出来るかよー!」
 欲求不満なアガットであった。
                            完

スレ汚しスマソ
422名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 23:17:32 ID:sZYeDYBJ
さぁ〜て、発売したわけだが・・・・・・
423名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:08:24 ID:1pmaPDU+
久々に来て見たら投下されてるじゃないか。
>>421GJ
424名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 04:47:12 ID:UiRi/E1e
SCは相当歯ごたえあるぜ・・・
FCのようにサクサクっとはいかない

黒いヨシュアとジョゼットが良さげ
425名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 04:53:29 ID:KEceUrPO
>>424
序盤から敵が強いよね。
426名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 02:28:16 ID:m7PX0TQj
女性だけを襲うモンスター
触手
女風呂を集団で除く獣人
↑その後の戦闘で興奮して普段より獣臭くなってる獣人

明らかに18禁展開で妄想してくれといわんばかりだな。
獣人の情報みてこっちも興奮した
427名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 22:46:17 ID:HUfO7c7W
オリビエが出てきた。

もう大作戦のイメージしか浮かんでこねぇwwww
428名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 00:44:29 ID:P8k8j8jW
クローゼがヨシュアに好意を抱いてることが明確に明らかになったな
あとエステル女性陣にモテ過ぎ
429名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 00:52:52 ID:nukSO/Hb
エステルには福沢時空みたいなものがあるようですね。
そういう所に進学していれば別のドラマが生まれたのではないでしょうか?
430名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 08:19:31 ID:yc/GQzXU
>>428-429
あの一章の告白シーンでクローゼが
「実は・・・エステルさんの事が好きだったんです」とか言い出さないかとドキドキしてた
431名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 12:34:20 ID:P8k8j8jW
ヨシュアのベットで寝るクローゼ(*´Д`)ハァハァ
432名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 16:20:25 ID:GH1jMXqy
今回、FCをやっている人にとっては満足すぎるほどのシナリオだな。
ただ、ファルコムにしてはかなり重い話が後半出てくるので、人によっては拒絶
反応示す人もいるかもしれない・・・レンタソとかの話ね。
それと、執行者で誰もヘタレがいなかったのは良かった、全員かなり強いから執行者
という名前負けをしていないのは大変よろしい。
レオンハルト好きにはかなり熱い展開が・・・最後は泣けるが。

ラストはほとんどの謎がわかるけど、細かい気になる話は7以降に持ち越し。
7以降も空の軌跡の世界での話しになる可能盛大
433名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 16:21:47 ID:GH1jMXqy
まぁ、レンに関してはメ−ル欄を参考に、専ブラの人はスマソ
434名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 18:43:39 ID:F8ZcUtY9
FCキャラが実は過去にとかだったら嫌だけど
そういうキャラとしてSCから出てきたキャラだから大して気にならなかった
435名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 20:46:24 ID:y0WZ60v8
3,4,5が同じ世界観だったんだから多分6,7,8と
この世界観でやるんだろうな。

とはいえ、7でもまたFCとSCに分かれた上、1年も2年も
間空けられるのは勘弁して欲しいところだ。
436名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 21:49:25 ID:F8ZcUtY9
FCではふざけんなと思っていたアガット×ティータがありかなと思った
437名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:19:52 ID:VxDiXfYs
それはない
438名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:43:23 ID:nukSO/Hb
エステル×クローゼ×ティータ×ジョゼットはアリかなと思った
439名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:54:42 ID:GH1jMXqy
>>435
あくまで、SCはエステルとヨシュアの物語の終了だからな。
7、8でセプトテリオン&ウロボロスシリ−ズをやるんだろう、主人公や国は変わる
だろうけど、神父とカンパネルラは次も出てきそうだ
440名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 23:00:52 ID:yc/GQzXU
同じ世界観でやると5の如く
ゲストで出てきたエステル&ヨシュアが主役喰っちまう予感
441名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 23:07:11 ID:o5/REBOR
ジョゼットかわいいよジョゼット
442名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 04:43:03 ID:/bnlPbZa
ヨシュア×エステル浜辺で青姦
443名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 21:02:33 ID:cYyVeHt2
最後までカシウスはおいしいとこもってくなww

あのキスシーンも、さっさと助けられるのに上からニヤニヤ見てたに違いない
444名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 23:49:49 ID:sxkpDcqw
フラッセとレイナ萌え
445名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 10:18:36 ID:5ZsB0XxC
結局、アガット×ティータはガチで
元婚約者のオリビエ×クローゼがあって
でもクローゼはヨシュアを横取り40万狙っていて
ジョゼットもヨシュア狙い。
だがエステルは同居パワーでヨシュアを6章でゲット。
ジンはツァイスギルドのお姉さんと懇意だし。

シェラおばさん(´・ω・)カワイソス
446名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 20:16:11 ID:zKHg6+Dw
シェラはカシウス狙いじゃね?
447名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 20:34:02 ID:1YMFFj7e
しかしライバルが多い
リシャール、モルガン、シード・・・
同性にモテモテなのはブライト家の宿命か
448名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 21:06:42 ID:vDLC25AZ
シェラはオリビエと怪しい感じだったんだけどなあ
449名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:52:17 ID:xDBsXqjh
ジョゼットが仲間になった後、パーティに入れて待機中のクローゼに話しかけると面白い
エステルとジョゼットのやり合いは(・∀・)イイ!!
450名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 04:38:46 ID:DDCVyeaa
エステル、クローゼ、ジョゼット
ヨシュアがSクラで3体に分身するのはそういうことですか?
451名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 05:51:07 ID:zTCs2xke
あのシーンでレンタンがぼろぼろに犯されている小説なり漫画なりが読みたいと思ってチンコをたてた俺は駄目人間
452名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 06:46:35 ID:QFUGiPxD
終章でヨシュアが操られてエステルの上に乗った後、教授はすぐ殺すんじゃなくて
後ろで仲間が見ている所でヨシュアに服を破らせて、公開陵辱プレイをして
その後で繋がったまま殺害を命じると思ったヨ。
453名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 09:46:46 ID:ADZidRm1
SCのドラマCD聴いてから、教授に記憶操作されて悪堕ちするエステルの妄想が取れないんだが…
454名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 16:53:58 ID:hcyS6s/G
俺は、レンがエステルを執行者にするために、調教する妄想が取れない
そんでエステル洗脳して執行者にしちゃえば、カシウスにもヨシュアにも痛手を与えられるし
455名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 16:56:47 ID:9FwUfKu7
というか、三章終了時の結社側の会話からしてそういう展開(調教はともかく)に
持って行くのかと思ってた
正攻法でスカウトは無いだろ、教授・・・
456名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 18:53:31 ID:mJO0YBK3
誰かレン×エステルのレン攻め百合プレイかレンの陵辱話キボン
457名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 21:11:19 ID:BJFptfGq
>>455
6章のヨシュアとレーヴェの会話を見ると結局ヨシュアを炙り出す為な気もするけど
その後エステルを使ってヨシュアの心を再びぶっ壊すとか、結局全てはヨシュアに向かってる気がする
458名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 04:37:37 ID:uFEH7f8a
ヨシュアに「おねだり」するエステルが萌える
459名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 08:00:17 ID:2t/XFOYU
>>457
まあ実際のところ結社側って多少なりとも脅威に感じてるのはヨシュアだけで、
エステル達はせいぜい余興の相手って感じだしなぁ

教授って悪趣味だから
エステル洗脳してヨシュアにぶつける、みたいな事狙ってるかと思ったが
460名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 09:13:02 ID:eL6XtTUU
執行者になるかは自らの意思で選ぶのが大事な筈だって
レーヴェが珍しく必死に言い募ったから、やめてあげたんじゃない?

レンは本気でエステル執行者にしたがってて、説得する気満々だったし
教授はそれはそれで面白そうだからいいんじゃない?って感じに見えた
サド的にも自らの意思で闇に堕ちる、ってのは重要そう
461名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 10:41:20 ID:Xv0FtM2Y
眠らされる場面が多数あるんだから、クローゼなりエステルなり拉致って
調教されるシーンがほしかった。
つーわけでそんなSSよろw
462名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 11:24:45 ID:iWsCiFmt
認識変えれるなら、「防具つけるより裸の方が防御力高い」とか書き換えて欲しかった
463名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 12:13:48 ID:HhKbVzQf
こんなスレがあったんだ。
一つプロットがあるので、機会があればここに投入してみたい。
首を長くして待っててくれ
464名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 12:14:30 ID:HhKbVzQf
ちなみにエロくはない。そこらへんは勘弁してくれ
465名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 18:15:29 ID:yE7sM8Io
>>463-464
OK!気長に待っておりますので
466名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 22:24:43 ID:2t/XFOYU
SCプレイして見たいSSのカプ・シチュってどんなんだった?
俺は
エステル×ヨシュアの王道カプ
レン(+教授)×エステルの調教洗脳物
ギルバートのギャグ話(エロはあっても無くても良い)
って感じだが
467名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 22:28:50 ID:HhKbVzQf
>>466
とりあえず今俺が書いてるのは王道カプ
ただし、エロはない
468名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:24:04 ID:AAU7JZFg
ED後の2人旅
野外で宿でギシアン
469名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 01:32:35 ID:X4B5ghgq
一章の講堂内でエステル×クローゼ
ヨシュアのベッドでクローゼさん自家発電
エルモ温泉ヒツジ覗き事件で合体ヒツジン×クローゼ他ご一行

8章終わりで帝国が攻め入るのを阻止する為に文字通り身体を差し出した
オリヴァルト皇子×クローディア姫 とか

クローゼだけでもこんなに見たいSSシチュがあります!
470名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 04:31:04 ID:AAU7JZFg
>ヨシュアのベッドでクローゼさん自家発電

これはゲームをプレイした100人中98人は想像するな
471名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 05:20:18 ID:A+fgSeuM
しまった!俺残りの二人だ・・・情けねぇ・・・
472名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 06:51:39 ID:2X/kLc5V
隧道でティータが芋虫に犯されるが読みたい・・・
473名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 08:23:19 ID:XPXKQH1a
需要はあるのに供給が無いな…
474名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 08:32:50 ID:thJOu8nE
空の軌跡スレで立ててみたらどうか?
475名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 10:14:57 ID:OHqZsBlj
>>474
エロなしの場合はこちらに行っている方もおりますから・・・・

英雄伝説Y 空の軌跡 キャラ萌えスレ(PCゲーム板)
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/game/1142264065/l50
476名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 12:29:19 ID:sBXfnV+c
そもそもそのスレも板違いだとオモ
477名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 12:31:57 ID:pS40/QT7
よし、捕まった後のエステル調教書いてみる。
こういうところに書くの初めてだから、あんまり
エロには期待しないでください。

ちなみにレン主体と教授主体はどっちが良い?
478名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 13:23:36 ID:B1HxQPOK
ここは殲滅天使でどうか一つ
479名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 14:33:24 ID:L6YxWGma
レン主体で、偶に教授が手伝う感じのがいいな
精神面でエステルをドン底に落とすなら教授って感じ
480名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 17:35:02 ID:K90ykxKz
レン主体、教授が言葉責めの方向で
教授は実際には手を出さず、
言葉や状況を作り上げることによって相手を追い詰めていく方がらしい感じがする
481名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 12:31:32 ID:wyFa7Su7
教授は陵辱系エロでは便利そうなキャラだよな
見ただけで掛かる催眠術みたいな能力だし
性格も相当にアレなキャラだしなぁ
482名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 15:05:32 ID:9oNKXc6f
>>466
端で見てたヨシュアが妬いたという
レーヴェ×カリンの(多分)ベタベタな恋愛
(悲恋に終わっちゃうが……)

アネラスのぬいぐるみ溺愛 ディープ版
(もしかしたらモナ君ぬいぐるみも持ってるかもしれん、ぐるみんのパリンは持ってたしw)
483名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 17:28:46 ID:If7K2A/r
>>482
PC板の某スレでのカリンは電波系になってるがw
484名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 17:34:11 ID:czt1Un5R
>>477
期待して待ってます。

>>466
レン×エステル陵辱の他は
ED後のエスヨシュの見ていて恥ずかしくなるぐらいラブラブな初H話が見てみたい。
485名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 19:23:53 ID:If7K2A/r
>>484
墓参りはリベルアークの戦いから何日ぐらい経ってるんだろうな。
カプア一家が運送業を開いているところから、一ヶ月単位は経っているか?
そうだとしたら、墓参りまでにはもうすでに何回かはヤっちゃってるだろうな。
486名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 19:32:07 ID:wyFa7Su7
そもそも、エステルとヨシュアが一線を越えたのは何時か、
というと結構想像の余地があるのではないか?
6章〜7章間とか7章8章であちこち移動してる最中、
終章で最終決戦直前とか
487名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 19:35:23 ID:If7K2A/r
>>486
終章はヤる暇はないんじゃね?
普通に戦いが終わってからだと思うが。
まぁ、ここら辺は各作者の妄想によるな。
オレは戦いが終わったあと派

6章〜7章の間はカプア一家の横槍がなかったら、おそらくあのまま青カンでry
488名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 20:02:03 ID:v4hLZ+yS
>>487
いや、

三兄弟去る ⇒ ラ●ホ直行 ⇒ ハァハァ ⇒ ギルドへ ⇒ 王城へ

だろww
489名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 20:08:07 ID:If7K2A/r
>>488
まぁ、よく考えてみたら、ラストの脱出劇でのキスのやり取り見てたら、あの時点でまだ二人はヤってないってことが推測できるわけだがw
490名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 20:24:36 ID:gcG84Kex
>>489
脱出劇の時、キスから落ちるまで長かったから
キスしがらぱんつの中に手を入れて、キスしながらぱんつをさげて
落ちながらはじめて一つになったと認識しますた!!
491名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 20:26:08 ID:If7K2A/r
>>490
親父とレグナートはどう反応したらいいんだよwwww
492名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 20:48:53 ID:gcG84Kex
レグナート乗ったカシウスパパが落ちてくるエステルとヨシュアらしい物体を遠目で確認
          ↓
助けようと近づいてみると、なぜか服が半脱ぎで絡み合っているエステル&ヨシュア
          ↓
カシウス「( ゚д゚)ポカーン」
          ↓
アースウォールがかかってるから落ちても大丈夫と、見なかったことにして飛び去る
          ↓
だがレグナートに地上でドロシーがカメラ片手に居ることを指摘され、慌てて2人をキャッチ!
          ↓
気絶しているエステルとヨシュアをゆっくり離し、ヨシュアの逸物を鑑賞 「ふっ」
          ↓
続いてエステルをくまなく鑑賞 「いつのまにか大人になったな」 と男泣き
          ↓
493名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 20:50:42 ID:gX4GiBfJ
カシウス「エステル……色を知る年か!」(落ちてくるのを見上げて)

カシウス「強くなりたければ、喰らえっ」(落ちてきた二人を仁王立ちで見つめて)
レグナート「祝福するぜ、二人とも」
494名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 20:52:14 ID:gcG84Kex
※ エステルとヨシュアは後ほど、スタッフが美味しくいただきました
495名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 04:29:19 ID:H6XCYu26
>>493
刃牙かよ
496名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 07:41:27 ID:wo7XD6r7
・・・レン絡みのカプを考えると何故か和姦でも陵辱でも
相手がエステルになっちまうなぁ・・・
本編中なら6章での捕虜中あたりの話、
ED後なら結社抜けてエステルに会いに来るとかそんな感じ
497名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 14:18:44 ID:sIB+I3PM
このスレはもうSCクリア前提の、ネタバレSS投下してもいいの?
スレのふいんき(なぜかr)から見て問題はなさそうだが、駄目なら言ってくれ
498名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 14:33:08 ID:ne2X7XPE
デリヘル ヴィーナス で検索すると・・・
499名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 15:25:41 ID:QKfDwVfC
投下?いいと思うよ
500名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 16:24:45 ID:THr9FCXm
タイトルにネタバレ注意とでも書いてれば
問題無いと思う

既にレンが結社の人間とかバレバレですがw
501名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 18:32:10 ID:wo7XD6r7
ED後が〜とか普通に話してるしなw

かくいう俺もクリア前(直前くらいだが)だけど、
ネタバレは気にしないし良いと思うよ
ネタバレ注意は一応書いておいたほうが良いだろうけど
502名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 17:54:21 ID:ZOhBfUsg
それにしてもSCはエロを仄めかす描写が多かったな
レンに関しちゃ疑惑っていうか議論の対象ってレベルだけど、
ハーメル村の惨劇とかルシオラの旅芸人が云々の話とかはかなり露骨だし
503名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 18:01:15 ID:tKRlWcaA
ED、ヨシュアは二人っきりのときは余裕が無いみたいなこと言われてるが、つまり早漏?
504名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 19:09:40 ID:pgVAbixs
ヨシュア余裕というか達観してない?
異性同姓かまわずあれだけエステルがモテても、ヨシュアは一度も嫉妬してる場面がないんもんな
ケビンに対しても実に爽やかに『ありがとう』だし
505名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 19:22:50 ID:ZOhBfUsg
1.エステルの選択を尊重するというスタンス。
  もし自分以外になびいてもそれで彼女が幸せなら良い
2.自分とエステルとの間の絆を信じてるので動じない
3.漆黒の牙たる自分の手に掛かればいざとなれば相手を消すことなど造作も(ry

まあ異性に関しちゃ冗談めかしてるケビンくらいしかいなかったし、
同性に関してもレンとかティータとか恋愛とは考えにくい相手ばかりだったから・・・
506名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 20:28:52 ID:VEu7yjaB
4.もうとっくにクローゼやジョゼットに手(ry
507名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 21:12:55 ID:n55RILFh
ケビンに『エステルの旅を助けてくれてありがとう』ってのは
僕の恋人を助けてくれてありがとう的な余裕にも見える

既に6章終わりのヨシュアにとってエステルは恋人…というか僕のエステルなんだろうなと思った
508名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 23:48:45 ID:iVkdi/QM
ヨシュアはエステルに男が近寄って来ても、手を出そうとしたら殺せばいいやくらいに考えてそうだ。
509名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 02:13:24 ID:YYwiPcY1
ヨシュアは、レーヴェという愛する人がいるから他はどうでもいいんじゃないでしょうか?
510名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 03:28:11 ID:IdG/+dny
ヨシュアのエステルに対する想いと、レーヴェのカリンに対する想いはどちらも信仰にも近い想いが似てるなと思った
511名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 09:46:46 ID:c4G+JBjs
レーヴェのヨシュアに対する想いとクローゼのヨシュアに対する腐的妄想は禁忌の香りだな
512名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 10:44:08 ID:3TZOuu8A
ヨシュアはエステルが処女じゃなかったりしたらものすごく怒りそうだ
513名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 10:53:29 ID:NPj2CECs
エステルは棒術とか激しい運動してるから
経験なくても処女膜破れてる可能性はおおいにある
514名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 13:42:14 ID:oFY2g8DI
何? この流れw
515名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 14:16:40 ID:C/oW6/Og
萌えスレのジェニス学園小説の続きこっちに投下でokです?
荒れた原因になったようだし、ある意味あの滅茶苦茶パロディでは無理もないと
思うので、2ch投下からは遅くとも2話完結時点で手を引きます。
宣伝でやった思われるのは心外なので、URLは載せませんがHP開設して
続きやる予定です。
516名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 14:33:06 ID:VEZgaTln
>>515
ちょwwwwURLも載せずにどうやって探せばいいんだよwwwwwwwww

つーか遠慮せずにURL書くか、ここで全部書いておくれよ
あのスレだって、一人の荒しを除けば、全員お前さんのSS支持して期待してたじゃん
517名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 15:39:00 ID:CAEWggDt
>>515
気にするな!ああいう文句を付けたいやつはどこにでもいる。
単なる荒らしだから気にしない方がよい。
というか、全部の載せて!です。帝国からの婚約者?やできれば怪盗Bも乱入しての大騒動をキボンヌ。
518名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 15:45:39 ID:oFY2g8DI
帝国からの婚約者ってどう考えてもヤツだよなw

早くオレもエスヨシュ物を書き上げないと・・・
4月から社会人だから早くしとかんとな
519名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 16:06:54 ID:GWezq05s
>>515>>518も期待してるんでよろしく
520名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 20:18:16 ID:JWIMBUxp
ギルバートが学園を占拠したとき学園ソドムな展開を想像した
相手はNPCキャラしかいないけど・・・
英伝は一般人でもキャラが立ってるからあり
521名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 20:48:13 ID:bKa7KrFb
お前が王女だろう!と女生徒に次々と尋問という名の陵辱を行うギルバート
それに便乗してつまみ食いする結社の兵士たち

最後はレーヴェあたりに皆殺しにされそうなんだが
522名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 21:13:32 ID:VEZgaTln
むしろ、女子生徒に

「なにこの早漏! いまどき小学生でもありえないよね〜」
「キャハハ、キモーイ☆」

とか、罵倒されまくるギルバート(そして別の快感に目覚めるギルバート)

レーヴェはヨシュアのケツ以外には興味なさそう
座長やキリカとの不器用なやり取りからして、ヴァルターやルシオラの方が
真面目に怒りそうな予感
523名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 22:07:15 ID:1RMXCMMq
レーヴェのキャラが壊されてゆく…
524名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 03:32:01 ID:mhFUx8WU
>515,518
あっちでアホなパロばっかやってた漏れも期待しまくりんぐなので、早くぷりーず。
525名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 05:26:28 ID:iIAVnQnV
>504
俺はヨシュアの気持ちが結構わかると勘違いしてるから俺のイメージで書いてみると、
悪意のない感情でなら近づいてもいいんじゃないか?
エステルがそれを望むなら黙って身を引くことだろう。
ただ一度だけしっかりと、「彼のことが好きなのかい?」とじっと目を見て
問われると思う。一度そうかもしれない、とか言ってしまうとヨシュアはエステルがその相手と
一緒にうまくいくように応援して、もう引き止めないんじゃないかな。
うまく行ったら、それを確認して彼女からは完全に手を引くだろう。
で、結局>505でいうと(1)だと思う。

ただ上に書いたのはFCでの話で、SCでは冒頭からエステルの自分に対する恋心は
徐々に確信を持っていっていて、許されるならずっと傍にいたいと思ってたと思う。
で、ケビンのことはちょっかいは出してても本質的には
いい人で、エステルに手を出しつつ精神的に守ってくれていたことまで
ヨシュアはちゃんと見抜いていて、ケビンもそういった反応を見てヨシュアを
返していい相手だと認めたって所だと思う。



・・・まあ完全にただの妄想だと思って読み流してくれ。
526名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 06:53:49 ID:/HilAv6P
エステルは同性にもてるといわれるが本当か?
ティータはアガットって相手が居るし
クローゼもヨシュアが好きとはっきり言ってる
ジョゼットはそもそもエステルには反感があるし
アネラスは「ライバル」関係だと言ってる

・・・レンはこの先ちょっと危ないかもしれないけど
いつの間にかヨシュアからエスエルに興味の矛先が移ってるし
527名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 07:10:41 ID:G5gKiKVS
ティータ = アガットは大事なお兄様。 エステルは最初のお姉様。 3Pしましょう!
クローゼ = ヨシュアも好きだけどエステルも好きなんで3Pしましょう!
ジョゼット = ヨシュアきゅん好き好き同盟なんでクローゼも含めて3Pしましょう!
アネラス = 友達以上の関係になりたいのでティータも入れて3Pしましょう!
レン = ヨシュアお兄さんもエステルお姉さんも好きなんで3Pしましょう!
レーヴェ = ヨシュアを好きな漢同士、ヨシュアも入れて3Pしましょう!
528名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 13:21:14 ID:kkrzhqV0
ジョゼットはクローゼやエステルと3Pかと思ったw
529名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 15:27:46 ID:fkn7dle1
レーヴェはヨシュアと誰と3Pなんだw
530名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 16:10:32 ID:/I6Te5lS
>529
全員エステルに話しかけてるんじゃないの?

>504
嫉妬するよりむしろ気を使って手を引いてもらってすみません、みたいに見える。
531名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 16:27:53 ID:DXNP7XZi
ヨシュアは気持ちと能力と容姿はあるけどそれでも相手を幸せにしてあげられるか
自信ないんだよ。自分にかかわらないほうがいいんじゃないかっていつも思ってる。
532名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 16:43:02 ID:oHKqAm9/
告白を何人も断り続けるのは相手を不幸にしないため、ってのもあるんだろうね。
本人の中では。
533秘め事:2006/03/23(木) 18:26:17 ID:3wwXRIn6
薄闇の中、途絶えていた女の意識はようやく覚醒した。
鉛のように重い体の中で、唯一かろうじて動かせる頭をやっと少し持ち上げると、
この部屋、ホテル内の一室に常時設置されているのであろうソファー、簡素なテーブル、
そして、この重い体の原因を作ったと思われる男の姿が視界に飛び込んで来た。

―やられた。女は心の中で舌打ちした。
既に夜も更け、窓から差し込む月明かりだけが今唯一の光源のせいか、男の姿はハッキリとは見えないが、
わざわざ目で確認するまでもない。
ベッドに横たえられた女―シェラザードは、男の名前を口にした。

「オリビエ……」

「やあ、お目覚めかい?シェラ君」

やはり自分の予想は当たっていたようだ。
素肌にバスローブを羽織っただけの姿でこちらを見つめているオリビエは、
椅子に腰掛けて朱いワインが注がれたグラスを傾けていた。
彼のすぐ側にあるテーブルの上には、さっきまで自分が口を付けていたグラスが、
月の光を受けて妖しく輝いている。
注いだ分のワインを飲み干すと、オリビエは椅子から立ち上がり、ゆっくりと歩み寄ってきた。
一歩ずつ、確実に。

そのまま横たえられたシェラザードの側まで行くと、傍らに手を付いていきなり口付けた。
初めは唇を重ねるだけの浅いキスを繰り返される。
首を振って逃れようとする態度を示されると、熱い舌が口内に侵入してきて一気に深いキスに変わった。
慌てて引っ込めたが一足遅かったようだ。彼女の舌はあっという間に彼のそれに絡めとられてしまった。

酸素を奪われ、シェラザードの意識は段々朦朧としてきた。
一体どういうつもり?このキスの意味は?これから何をするつもりなの?
発するはずだった問いの言葉は、拡散して脳裏から消えていく。

いや、もとより問うだけ無駄なのかもしれない。
男が女に一服盛ってから部屋ですることなんて、一つしかないのだから。
534名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 18:27:49 ID:3wwXRIn6
↑他のスレを見ていたらオリビエ×シェラ姉を書きたくなってきたので投下してみました。
続きは、読みたいという人がいれば書きます。
535名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 19:55:32 ID:ZxIyAY2N
いいねオリビエとフェラ
本編で思ったほど絡みが少なかったのが残念だった
536名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 20:15:39 ID:Mvw4a3yP
すまん。まんまシェラ姉とオリビエ逆転させると笑えるなw
537名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 20:47:36 ID:Hb92y3Ug
>>533
ばんばん投下お願いします
538名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 22:11:07 ID:MxAWV7ru
>>533-534
もちろん大歓迎!かもーんです。
539名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 05:43:55 ID:Q15WaJyo
>512
          (一回目の交わりを終えた後)

ヨシュア「エステル、初めてじゃないみたいだね。」
エステル「え、えっと…これはヨシュアを探してる時に特務兵達に捕まって無理やり…」
ヨシュア「嘘つかなくていいよ。寂しさに耐え切れないと言って○○さんに慰めてもらってたんだよね?」
エステル「ち、違うよ。あたしは本当にヨシュアのことだけを考えてっ…」
ヨシュア「エステル、夜明けのコーヒーは角砂糖3個にフレッシュだったよね。」
エステル「ど…どうしてそんなことを知ってるのよ!!」
ヨシュア「見てたから。」
エステル「え?」
ヨシュア「君の後ろにぴったりと貼り付いて他の男とまぐわってる様子をずっとね。」
エステル「は、…ははは…。何それ?」
ヨシュア「エステル…僕の予想通りの返答だったよ。」
エステル「ヨシュア?ひょっとしてあの海岸の時から…あたしのこと…もう嫌いだったの?」
ヨシュア「ううん、そんなことないよ。さっきまでは十分好きだったよ。いなくなってしまった
     僕も悪かったし。さらに本当の事を言ってくれなかったことで君を信じる気持ちを完全に
     失ってしまったけどそれでも君を自分の物にしてしまいたい気持ちは残ってる。」
エステル「ヨ、ヨシュア…」
ヨシュア「じゃあ第二ラウンドと行こうか?」
        (エステルが既に着ていた服を全力で破く)
エステル「……………………。(あたしが悪いのかな?そうなんだよね?きっとこれは罰なんだ。)」
540名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 08:56:51 ID:o8WXU7he
おやしろ様おはようございます
541名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 09:04:17 ID:WR9dZcD7
何の脈略もなくヴァルター×ルシオラとか妄想した
542名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 11:12:29 ID:4YGLqsYU
>>539
ケビン神父に慰めてもらうエステルとか考えた。

SC前半はヨシュアの影が薄い上に、他のキャラとの絡みを見て
正直自分としてはヨシュア×エステルは霞んでしまってた。
再開後は絶対的なものになったんだが。
543名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 11:22:30 ID:VKtN+Kot
第一章の講堂で慰め合うクローゼとエステルとか!
544名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 11:40:15 ID:ysJB9y50
クローゼのヨシュアが好きだったんです発言やジョゼットでヨシュエスは消えて
後半の従わないやつにはビンタって言う展開でエステルイラネになった
545名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 12:33:01 ID:A/42mbWu
ビンタ連続は、気がおかしくなる奴ばかりだったから
仕方ないと言えば仕方ない
546名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 12:45:28 ID:gg371zuB
これを見たあなた!!ヾ(・ε・。)
 あなたゎこの1ヶ月以内に好きな人と両思い
またゎ付き合っている子ゎすごくLOVE2になります!!
 それにゎこの文章をコピーして他の掲示板に3回別の掲示板に
はればOK!!!たったこれだけであなたわぁ
 最高の生活がおくれます!!
ただしこれをしなかったら
 きっと両思いになることゎないでしょう!!(/□≦、)
やった子ゎ今でゎ学校1のLOVE2カップルです
547名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 13:12:52 ID:yRON/R1d
>>543
聴き込み調査中に何をやっとるかって話だ
548名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 15:40:33 ID:QeykWh1M
『オトコに貢ぐ女』ってのが最近流行ってるらしい

今の時代、男性の肉体的な癒しを求めてる女が多いって事か

そゆ系の流行ってるとこ、一応紹介→http://wq366966.e-city.tv/

549名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 16:00:39 ID:t0kW4Ksp
結局エンディングからわかることは、エステルはケビンで、ヨシュアはクローゼで、
ジョゼットは大好きなキール兄ってことでOK?
550名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 16:37:55 ID:vFZsdf+x
リベルアークに不時着するシーンは
ヨシュア→エステル←ケビン
アガット×ティータ
ナイアル×ドロシー
ユリア×クローゼ
551名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 16:54:10 ID:WR9dZcD7
もしケビンがエステルに本気になったら
結社の暗殺者vs教会の暗殺者という凄惨っぽい戦いになりそうだな
552名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 17:31:56 ID:o8WXU7he
魅力的でない女の子を慕っている人がいるという残念なシナリオでした。
553名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 17:39:31 ID:2ok0aK+y
以上クローゼ好きのエステル嫌いという分かり易い構図

俺はどっちも好きだがな
554名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 19:28:32 ID:3KILwx6i
>>549
二行目だけ同意
ジョゼットとキール兄のエロSSきぼん
555名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 12:40:46 ID:3+Y1WXbK
そういえば発売前はヨシュア好きとエステル好きが仲悪かった感じだが
今はクローゼ好きとエステル好きが仲悪いのか?

というか発売前のあれはヨシュア好き装ったクローゼ好きだったのか?
556名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 12:50:01 ID:OMxdy+Qx
クローゼ好きだけどエステル嫌いじゃないですよ?
一章でエステル×クローゼとかありそうだし!
557名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 16:00:14 ID:PzReLdSg
同じキャラのファンが全て同じことを考えてるわけじゃないだけ
558名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 16:45:05 ID:e2NSYuHm
>>530
ヨシュアを好きな「漢同士」って書いた後に「ヨシュアもいれて」ってあるから、
レーヴェとヨシュア以外にもう一人漢がいるのかな、と。
559名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 18:18:11 ID:umx5Bge2
ジェニス学園の人のサイト見つけた
560名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 18:51:01 ID:fzD1RO5X
>>556
俺もエステル好きだけどクローゼも嫌いじゃないよ
一章でクローゼ×エステルとか(ry

しかしクローゼ×ヨシュアって本当にシチュが想像できん
ヨシュアもクローゼもエステルを気にして動けない感じだからかなぁ
これがジョゼット×ヨシュアなら協力の見返りとしてジョゼットから要求、
とか考えられなくも無いんだが
561名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 19:11:24 ID:ts2nabTo
>>559
kwsk
562名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 19:23:27 ID:GLFHTpJZ
>560
ヨシュアがもうちょっとだけでも一途でなければいいんだ。
そうすれば普通お姫様を意識するし憧れる。
563名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 19:29:05 ID:SXwW5ecT
>>561
ファルナビ新着上から二番目
564名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 19:31:32 ID:PzReLdSg
やっぱエステルはクローゼと慰め合って、ヨシュアはジョゼットにすると
みんながハッピーだったね
565名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 19:35:53 ID:SXwW5ecT
ヨシュアが一途じゃなかったらここまで人気出なかったろうがな
566名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 18:47:15 ID:1EGOkraH
何故だろう、エステルは相手がヨシュアでもケビンでも
クローゼでもティータでもシェラ姉でも
レンでも教授でも

濡れ場では受けしか思いつかない
567名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 18:50:26 ID:y62caMqa
ヨシュアが童貞かどうかが悩みどころだ
仕事用にそういった訓練もされていたか、結社でショタ好きのお姉さんに食われてたり
568名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 19:04:10 ID:iBTJP/nJ
>566
ヨシュアが相手だとエステルが「おいで」って手を広げてるような
ところしか思いつかない。自分からエステルとの仲を進展させようとしたことなど
全くないから。
569名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 19:18:49 ID:EEc6/4qg
でも睡眠薬を飲ませるのを建前に
ファーストキスを奪うんだから侮れないと思う
多分やるときはやる奴だ
570名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 19:25:13 ID:1EGOkraH
>>568
伽の意味すら知らないエステルがそんな事が出来るのだろうか

・・・まあ、FCの最後でヨシュアへの恋心を自覚してるんだから
序章の修行期間とかにアネラスやシェラ姉に性教育を・・・と考えられなくも無いかw
571名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 19:31:05 ID:iBTJP/nJ
>570
だからエステルが何らかの方法で学ぶかヨシュアが余程その必要性を感じるまでは
キス程度しかしなさそうなイメージが。。
いずれ進展していくんだろうが時間かかりそうに見えてる。
572名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 20:59:46 ID:OcEmL11Q
前にエステル調教書く言ってたものです。
実はあの段階でまだ未クリアで、
クリアしたら普通にヨショアとエステルでラブラブ書いていました(゚∀゚)

というわけで、調教期待していた人ご免なさい。
後できっと書くのでしばしお待ち下さい。

以下混じりっけ無しラブラブ初ものヨシュエス。
今回は前ふり。
573家族で恋人で1:2006/03/26(日) 21:00:46 ID:OcEmL11Q
 リベール全土を巻き込んだ事件から二ヶ月ほど経つ。
ようやく国内・隣国との折り合いも付き、ずっと駆け回っていた遊撃士達も
通常の任務へと復帰した。
 ヨショア・ブライトが改めて旅立ちの決意を家族へ告げたのは、一週間ほど
前の事だった。
 結社の人間として活動してきた。例え自己が希薄であったからにしても、
自分の犯した罪の償いとして、そして自己の成長のために大陸各地を巡りたい。

 父親は何処か誇らしげに成長した息子を眺め、
「帰ってくる時が楽しみだな」
 と、何の屈託もなく微笑み。
 家族であり姉妹であり、最愛の人である少女は
「そっか、うん。あたしも外国には行ってみたかったのよね」
 と、一遍の翳りもない笑顔で賛同してくれた。

「「……え?」」

 重なった疑問の声を余所に少女は楽しげだった。
「ね、まず帝国でいいのよね?」
「う、うん。レーヴェを姉さんの元へ連れて行ってあげないと」
「そっか、じゃあお姉さんに挨拶しなきゃ。……なんか緊張しちゃうかも」
「えっと、エステル?」
「なに?」
「一緒に来るつもり……なんだよね?」
「当たり前でしょ?」

 この期に及び、反対出来る人間はいなかった。
 複雑な表情ではあったが、父は同行を認め、相変わらずの多忙の中で
ギルド他の各所へと話を通し、出発の前日にはロレントの知人を家に招いて
壮行会まで開催してくれた。

 国境からそう遠くはないが、ハーメルは既に廃墟であり、日が落ちる前に
最寄りの町に到着したいと言うヨショアの意を汲んで、ボースに一泊し、次の日の
朝早く国境を越えよう、というのが当初の計画だった。

574家族で恋人で2:2006/03/26(日) 21:01:35 ID:OcEmL11Q
 いざリベールを発つ前の晩、エステルは家族であり、思い人である少年が
妙に落ち着きが無いことに気が付いた。
 不機嫌と言うよりは、ちょっと拗ねているような、何か考え込んでいるような。
 恋人としては、まだまだだが、家族としてのつきあいは長い。

 そして、エステル・ブライトは何事も率直明快が好きなのであった。
 そのためには、つつかなくて良いこともつつくのが、エステルだ。
 それがどういう結果をもたらすかは、深く考えていないのも。

「ね、ヨショア? なにか気になることでもあった?」
「え? 別に、特になにもないけど?」
「む、嘘はいけないわね」
 自分をのぞき込むようにしてくるエステルから、反射的に目をそらす。

「本当に何も――」
 ない、と言い切ってしまうのは嘘をつくことだと気がついて、ヨショアは口籠もった。


 きっかけは本当に些細なことではあった。

 ボースに入って、夕食をとろうとしたとき、たまたまナイアルとドロシーの二人組
と出会ったのだ。
 出発前に会えて良かったと喜ぶナイアルは快く夕食をおごってくれ、
やがて酒も入りできあがってきたナイアルが冗談めかして尋ねてきたのだ。

「そういや、ヨショア。お前さんまだブライト姓なんだって?」
「なにいってるのよ、ヨショアはうちの子だよ?」

575家族で恋人で3:2006/03/26(日) 21:02:32 ID:OcEmL11Q
 ヨショアが答えるより先に、返事を返したのはエステルだった。

「……エステル」
「いやそういうことじゃなくてだな……」
「えー良いじゃないですか。私は良いと思うけどなぁ」
「なんていうかだな、ほらあれだ、なあ、ヨショア」
「……はぁ」
「何があれなのよ……」

 沈黙は保ったものの、ヨショアは複雑だった。
 ブライトの姓であることには、疑問は抱かない。父への恩義も今の自分への誇りも、それを肯定している。問題はエステルが公式的な立場としては義理の姉妹にあたるということで。
 血の繋がった姉を持っていたヨショアにとって見れば、姉妹というものは恋人としてはいけないものだ。ましてエステルは、恩人であり何より父であるカシウスの何より大切な宝である一人娘で。
 なにより、長らくの間エステルはヨショアの救いだった。
 人間としての魅力――鈍さとか、多少のいい加減さとか、物覚えの悪さとか、
そういった欠点もきっと誰よりよく知っている。
 それでもエステルは、ヨショアにとって汚すことを許されない聖女だった。
 人殺しの自分が求めて良いものではないと、必死に思いこもうとした。

 今は、どうなのだろう。
 自分の過去を知り、罪を知り、その上で好きだと告げてくれて。
 あの、空の廃墟で死に瀕した時ですら、自分と共にいれば怖くないと
笑ってくれた、今なら――


「ね、ヨショア。明日はもうリベールを発つんだよ?
心残りは無くしていこう?」

576家族で恋人で4:2006/03/26(日) 21:03:16 ID:OcEmL11Q
 解っていないであろう彼女は笑顔でそう促した。
 じっと見つめる。もう夜も遅い。律儀に持ち歩いている寝間着姿。
 側によると、風呂上がりの良い匂いが伝わってくる。

(だいたい、兄妹じゃ無くなってから二人っきりで過ごす夜は初めてなんだよ?)

 ずっと仲間達と一緒に行動している事が殆どだったし、戦い続きで
それどころではなく。家族としてあまりに長く過ごしてきた自宅で、
恋人同士になるのはあまりに難しく。

「心残り……って言うのか解らないけど」

 ヨショアはそっとエステルを自分のベッドに腰掛けさせる。
(ああ、男のベッドに気安く座ったりなんかしちゃだめなんだよ?)

 自分でも兄妹みたいな心配をしていることは、棚に上げて、今の関係を
終らすためにそっと彼女を抱き寄せる。

「えっと、その、ね」
「うん」

 無邪気に恋人は先を促す。
 促しているのだから、先へと進んで良いのだとヨショアは言い訳のように
自分に言い聞かせた。
 幾ら恋人になったはずとはいえ、ヨショアからしてみれば清純そのものの
少女を汚そうとする罪悪感だけは打ち消せない。
 でも、だからこそ触れたい。
 エステルは自分を人へ変えてくれた聖女なんかではなくて、
 共に何処までも歩んでいく恋人に、なるのだから。

「僕らは確かに家族だけど」
「うんっ!」
「……だけど」

 素早く引き寄せて、ヨショアは不意打ちの軽いキスを落とす。
 驚きで瞳を丸くするエステルの耳元で、確認するように囁いた。

「……でも今はさ、僕ら……恋人、だよね?」
「あ――」

577家族で恋人で5:2006/03/26(日) 21:03:56 ID:OcEmL11Q
 エステルは見る間に耳まで顔を赤らめて、上を見たり下を見たりしながら
「そ、そうね」とぎこちなく同意した。
 それが気に入らなくて、ヨショアは更にエステルに詰め寄った。

「エステル?まさかとは思うけど、まだ弟とか言ったりしないよね?」
「それはその……ヨショアはうちの子じゃ嫌なの?」
「エステル……僕が言いたいのはそんな事じゃなくて」

 全幅の信頼を寄せているとはいえ、自分と接する時は妙に大人げない
ところがある少年から、更に詰め寄られてエステルは見るからに取り乱した。
 俯いて彼女からは表情が窺えないのも、実にその、ちょっと怖い感じ。

「えっと、だから、その、家族で、姉弟で、こ、恋人……じゃ、ダメなのかなって」

 エステルの声は自然と小さくなる。エステルとしては、ヨショアから家族
としての一面を消す事は出来なかったし、していいものでもなかった。

 例えお互いの立場が家族から男女のそれに移っても、それだけは譲れない。
 それは、今まで培ってきた家族としての時間を否定するように思えたのだ。

 けれど、その姉弟という言葉はヨショアの心を毛羽立てた。
 もう、腕ずくででも否定したい。

「でも、ね」

 少し強めに抱き寄せて、もう一度唇を奪う。今度はもっと深く、長く。

「ん……くぅ……」

 息が苦しくなって、エステルが暴れかけるのを押さえ込むように、そのまま
押し倒し、さらに深く。抵抗するように絡む舌を押さえつけるように絡めて、
その柔らかさと熱を思うままに味わう。

「……あ……」

 逃げることを許さず求め続けると、拒むようにヨショアの体を押していたエステルの手から、力が抜ける。その手を自分の首に回させて、さらに角度を変えながら唇を貪った。

「はぁ……」

 陶然としたままで、怖ず怖ずと彼女の方から舌を差し出すように絡め始めた頃、ヨショアの手が寝間着の下の素肌へと伸びていることに気がついて、もう一度エステルが暴れ始める。
 手が、ゆっくりと薄い布を巻き上げて少女の肌にそっと触れた瞬間、エステルがわずかに体を震わせた。

578家族で恋人で6:2006/03/26(日) 21:04:33 ID:OcEmL11Q
「んっ……ん……んーっ!」

 このまま放っていたら、何処までも彼女を求めてしまいそうで、彼女の意志など
関係なく犯してしまいそうで。
 その誘惑はたまらなく甘美だったけれど、
 全力で自分を抑えて、エステルを解放する。
 ようやく自由になった彼女の唇からつぅと白い糸がひかれて、さらに欲情を
煽られたけれど、それもかろうじて堪えた。
 組み伏せた体勢はそのままにわずかに身を起こす。
 息を荒げ、どこか呆然と自分を見つめる少女と目があった。
 少し怯えた少女は、今まで見てきたどんな彼女とも違う、どこか艶のある瞳で
じっとヨショアを見つめていた。
 ――彼女の瞳に映る自分も、知らない男の様に見えているんだろうか。
 濡れた唇をぬぐってやると、エステルが思い出したように声を上げた。

「ヨ、ヨショア……」
「――兄妹は、こういう事……しちゃ、ダメだよね?」
「う……ん」
「でも、僕は――」

 その先を言うのは流石に躊躇われた。
 自分でも何をそんなに急いでいるのか解らない。
 ゆっくりと育んでいけばいいだけのことなのに、今、彼女が欲しい。

 ヨショアの言いたいことが伝わったのか、伝わっていないのか、理解したくない
のか。さらに顔を朱に染めて少女は目をそらした。
 少年の体を押すようにしながら、身を起こす。
 ヨショアと正面から向き合ったエステルは、声をわずかに震わせながらも恋人に
想いを告げる。

579家族で恋人で7:2006/03/26(日) 21:05:06 ID:OcEmL11Q
「……あ、あのね、ヨショア」

「まだ、やっぱりヨショアは家族だって気持ちも……おっきい」
「うん……」
「でもヨショアがそれが嫌なら」
「うん」
 どこか不安げな少年の頬を優しく撫でて、エステルは自分から優しく唇を寄せた。

「もっと……恋人だって、バカなあたしが忘れちゃわない様に……して?」

 恥ずかしいのだろう、エステルはすがるようにヨショアの胸に顔を埋めてくる。
 ヨショアには告げられた事が一瞬理解できなった。
 ただ気がつけば、逃がすまいとするかのようにエステルを抱きしめていた。

「僕で――本当に僕で、いいんだね?」

 ヨショアの声は、自分でも驚くほど震えていた。

「――や」

 答える声は幼い日にすら聞いた事がないほど甘えたもので。

「ヨショアじゃなきゃ――嫌」

 ヨショアの中に残っていた、最後の躊躇いを掻き消した。


580名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:15:09 ID:1EGOkraH
>>572
〃∩ _, ,_    /)    〃∩ _, ,_    /)    〃∩ _, ,_    /)゛    〃∩ _, ,_    /)    
⊂⌒( `Д´)ミ( ⌒ヽつ⊂⌒( `Д´)ミ( ⌒ヽつ⊂⌒( `Д´)ミ( ⌒ヽつ ⊂⌒( `Д´)ミ( ⌒ヽつ
 `ヽ._つ⊂ノ⊂( ,∀、)つ.`ヽ._つ⊂ノ⊂( ,∀、)つ.`ヽ._つ⊂ノ⊂( ,∀、)つ .`ヽ._つ⊂ノ⊂(*,∀、)つ

・・・と読んでてゴロゴロ転がりたくなるほど初々しいカップルですなw
GJです!続きも期待してます
・・・もちろん、調教の方も期待してますよ?w
581名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:38:23 ID:orCYZFBy
エイドスキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
582名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:47:31 ID:jLAUO2yT
投下乙。
・・なんだけどその「家族で恋人で」ってタイトルをどこかで見た覚えがして仕方ないw
583名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:57:54 ID:W8/raF0E
それなんてエロゲ?
584名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:59:58 ID:lgtcicZB
確かにエロゲっぽかもw
585名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 22:13:16 ID:ttKiuNNT
>>572
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
初々しいヨシュエスに萌え転がったよ。続き待ってます。
586名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 23:31:53 ID:y62caMqa
レンをブライト家で引き取るってなったら良かったんだけどな
エステルとヨシュアがしているところ見てしまい、「痛いこと」をされていると勘違いして乱入
誤解を解いて、この行為がどういうものなのかを愛情込めてレッスン
587名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 01:30:08 ID:JTqjLpBL
ヨシュエスも需要ありそうですね。
次はヨシュエスメインの話にしようか……。
588名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 02:30:20 ID:CmoYjcSe
ヨシュエスの需要が圧倒的に多いのでは?違うの?
589名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 02:49:21 ID:/qaN49w7
ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええ
続くのかよ!

続きまだー?
590名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 03:05:11 ID:/qaN49w7
さて、触発されたところでオレもそろそろSSを完成させるか・・・
591名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 03:34:58 ID:bhmCyeq7
>>572
投下乙
続き待ってます
次はヨシュアの名前直してね

そして>>590に期待
592名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 08:08:39 ID:+Ap4leBA
>>572
朝起きたら神来てた!!
マジ乙!!!続き楽しみに待ってます
593名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 17:37:24 ID:z0z8pKrd
今度はエロもキボンヌ
594名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:18:13 ID:VhgIEjot
中学生レベルのお付き合いで満足しちゃうエステルは容易に出来るな
ジョゼットでも登場させて危機感を煽らせて、シェラのアドバイスとか
595名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 23:56:41 ID:CmoYjcSe
中学生というかキスだけなら最近なら幼稚園レベルだよ。
だがそれでいい。よくない気もするけど。
というかお互いにゆっくりでいいって思ってるような気もする。
596名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 00:08:12 ID:XVDGGCw/
でも場の雰囲気とかで、自然そういう方向に流れちゃいそうではある
6章の浜辺とか、邪魔入ってなかったらあのままアオカンでもおかしくないよ
597名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 00:43:11 ID:kiAy202N
SCの数ヵ月後、どこからともなく現れてオリヴァルトの危機を救うヨシュア
オリヴァルト「ところで君はエステル君と一緒に旅をしているという話を聞いたのだが」
困り顔のヨシュア「ああ、うん。…今ちょっと実家に帰ってるんだ」
エロ顔のオリヴァルト「ほう?それはまた…何か彼女を怒らせるようなことしたとか?」
驚いたヨシュア「え?あ、いや、そういうことじゃなくて。…実は、お腹に赤ちゃんができたから、出産のために、その…」

まあやることはしっかりやってそうだ
ラストのは、傍から見れば新婚旅行だしw
598名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 01:02:35 ID:umUQMF+J
子供たち 帰ってきたら 孫がいた
                
               カシウス・ブライト
599名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 04:58:36 ID:cfD6OwH4
日刊リベール特別号
「クローディア姫御懐妊!父親はいずこ?」

某軍高官「本気で身を隠した彼を見つけるのは私でも困難ですが、必ず見つけ出してみせます」
某王族「結婚もしていないのに身篭るような頭の悪い小娘に王位を継がせるのは間違いです。私こそ王座にふさわしい」
600名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 06:56:58 ID:4e6ET6Yw
まあでも、旅先で身篭ったらヨシュアも一緒に帰ってきそうだけどな
親父殿に報告もしなきゃならないし、身重のエステルを一人にしたくないと考えそうだし
ついでにロレントの教会あたりで結婚式とw
601名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 10:52:32 ID:Dtq3Nvbq
オリビエだったら宰相を失脚させて目的を果たしたら、皇帝になるのは嫌だから継承権を放棄して
クローゼの所に婿にくるかもしれん、ヒルダ夫人やユリアが煙たがりそうだが。
602名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 11:47:09 ID:om3ucBEL
窮屈な王宮より正式に遊撃士になって各地でコナかけまくりそうなきもする。
603名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 21:40:43 ID:JN2Guna0
ヨシュエスSS続きマダー?
604名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 22:12:09 ID:uWVDQAF0
>539に続く…
605572 :2006/03/28(火) 22:44:41 ID:wsW8BXzd
前回投稿分はヨシュアの名前間違ってて大変失礼しました(゚∀゚)。
脳内でなんか音に補正がかかってたみたいです。

あんまりぶつ切りになってもアレなので、続きは全部書き上げてから
一気に投稿します。多分ここ数日中にはあがります。

甘ったるいラブいちゃ書いていると無性に鬼畜に走りたくなるデス。
しかし結社の人間が紳士的すぎなのが泣き所……
606名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 22:51:08 ID:bUlQhmpa
>>605
ヨシュエスも調教ものも待ってますよ!!
607名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 22:55:05 ID:4e6ET6Yw
>>605
つギルバート
つモブキャラの強化猟兵で輪姦

というか教授は紳士的というにはあまりにもサディスト入ってる気がしないでもないw
608名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 23:07:25 ID:jMF0UpUQ
>>605
ヨシュエスの続きツヤテカしながら待ってます><
609名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 02:16:58 ID:FvsQmhZt
>>605
つかSCに出てきた執行者はカンパネルラ除いてみんな根本的に
純情な人々だったような気が。

鬼畜ったら
教授とカンパネルラ。レンは幼いから善悪とかの判断がまだまだだけに
教授に言われたまま、えげつないことしそうな感じはする。
610名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 04:22:45 ID:GomAT3Aq
>605
途中から地獄のようなバッドエンドになってくれると最高なんですが。
611名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 04:36:57 ID:TX4GNzXc
カンパネルラは、あれで実は女の子だったりしたらさ、

教授見捨ててるのにギルバートだけ助けるところとか、ヨシュアとのやり取りとかが、
対象に対するすげー歪んだ愛情っぽく見えてくるから不思議

まぁ女は無いにしても、愉快犯に見えて、実はヨシュアやレンと似たような子供の
頃から精神歪んでた可哀想な人でした、的オチは英伝だけにあるかも知れんよ・・・
612名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 04:55:42 ID:g1+BC/DO
カンパネルラはヨシュアきゅんとか言い出すから参る
613名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 10:00:43 ID:89ZTQbRR
>>610
クローゼ厨発見
614名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 12:43:22 ID:Tr17jPLS
>610
今日限りで楽しかった家族ごっこはここまでってのがいいかな。
言い出すのはどっちでもいい。
615名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:19:14 ID:LUK7Cupa
「ヨシュア、大人になるって悲しいことなの。」
「わざわざそれを言うために追ってたのかい?」
616名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 18:32:15 ID:Nvg/OFhn
>>614
それは痛いだけで地獄のようなバッドエンドとは違うような・・・

せっかく純愛で萌える話なんだから最後までそれでいてもらおうぜw
陵辱は陵辱で別の話として
617名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 18:47:50 ID:Tvm4evhU
>>614で寝取っちゃえ大作戦を思い出した
もう続き描いてくれないのだろうか
618名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 18:59:00 ID:ocsgfDNJ
エロ小説なら、バッドエンドもありだなぁ。っていうか純愛のエロはあんま好きじゃない。
619名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 19:21:07 ID:ECiHjB8c
お前の意見なんざry
620名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 19:45:52 ID:ob0reWad
>>616
禿同ー純愛も陵辱ものも好物だが分けて欲しいね。
にしても>>572タンの小説ほんといい。続き待ってますぜ
621名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 19:55:43 ID:GomAT3Aq
というかエステルとヨシュアの純愛劇が、ヨシュアの自分の価値に気づけなかったことへの
バッドエンドと考えるのも手の一つだよね…。
622名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:10:35 ID:uVNhyhOH
いよいよかっていう次のシーンでエステルの悪阻が始まったりしたら最高だね。
623名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:22:51 ID:GomAT3Aq
エステルの今ヨシュアと交わろうとしてるのは実は浮気で、
行為を終えた後にその本命の○△さんが乗り込んできて「もう終わりだ」と
言われてショックを受けるエステルと、自分に対しては全く弁解しない
様子を見てショックを受けるヨシュアってのはどうだろう?全然甘いかもしれないけど。
624名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:30:21 ID:KK+MiQFN
>>623
オマイの言う甘くない状況ってどんなだよ。
バッドエンドスキーか?
625名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:34:28 ID:kXMrnFeT
バッドエンド好きはいっそ寝取り寝取られスレへ行けと
626名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:36:27 ID:GomAT3Aq
エステルは馬鹿だからヨシュアが死んでも寝取られてもさっさと忘れそうなんだよね。
エステルを寝取られたり心変わりされるよりは、庇って死なれるようなのがヨシュアにとって
最悪のバッドエンドじゃないでしょうか?
627名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:41:04 ID:tZRakDzR
見えた!
一章の王立学園行動でクローゼとエステルがそのままセックル>カップル成立で
ヨシュア?シラネwww で終了すればバットエンドじゃね?
628名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:41:59 ID:uVNhyhOH
でもそれだとエステル以上の相手が簡単に現れて慰めてくれるから
結果的にバッドエンドとも言い切れないな
629名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:43:07 ID:GomAT3Aq
>627
別にグロリアスにエステルが乗ってなかったら足手纏いがいないから
ちゃんと爆破できるし、カプア一族は温かく迎えてくれてジョゼットと
幸せに暮らすしで全然バッドエンドじゃないですよw
630名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:44:54 ID:LJGuX0r9
何かただのエステルアンチが混ざってる気が
此処はお前の居るとこではないと言っておく
631名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:49:41 ID:GomAT3Aq
え?ちゃんと両方が不幸になる方法を提示してるよ?
632名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:58:08 ID:Qj+xc9U4
スレが伸びてるから続きキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!とwktkしてたのに・・・

おまいら、少しはモチツケ
633名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:58:56 ID:uVNhyhOH
>630
主観的には応援したいんだけど客観的に考えようとすると何故か
そういう言い方になっちゃうんだよね。不思議だなぁ。
634名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 21:25:05 ID:Nvg/OFhn
>>627
お前頭いいな
ついでにレンとティータを加えてハーレム完成と

でもエステルがヨシュアを探さないor結局見つけられ無なくて、
かつグロリアス爆破に成功して生還してきた場合は
本気で空賊連中と宜しくやってそうだな。
ヨシュアはエステル達の前に姿を現さずにひっそりと暮らせればそれで良さそうだし。
・・・で、数年一緒にいるうちにジョゼットにも情が移ってくると。
【すでにバッドエンドではありません】
635名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 21:31:40 ID:sO57JxmT
PCゲー板のスレに現れるしスルーしとけ
636名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 21:33:10 ID:GomAT3Aq
>634
ジョゼット単体では無理でもキール兄の存在が大きい。
一族にいることがいずれ自然になっていけばあとはブライト家と
同じように数年かけて馴染んでもらえば勝算は十分あるね。
637名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 21:37:26 ID:tZRakDzR
なんか本編がノーマルエンドで、ヨシュア×ジョゼットの展開がトゥルーエンドに思えてきたのですが。

バッドエンドって難しいですね
638名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 21:53:36 ID:GomAT3Aq
>637
いや、やっぱバッドエンドはあるんじゃないか?例えば

レーヴェトゥルーエンド…私本当は女の子だったの、と告白。ハーメルの生き残りで共に歩み、慰めあいながら復讐を果たす。
クローゼグッドエンド…悪い女に騙され続けていた傷を慈愛に満ちたクローゼが癒す。文句のない彼女に誇りを取り戻す。
ジョゼットノーマルエンド…グロリアスを破壊。カプア一族に迎えられて徐々に心を開く。将来は一家で運送屋さん。
バッドエンド…本編

って感じで。
639名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 22:31:53 ID:RZTLznCP
いい加減ID:GomAT3Aqとかの現実逃避っぷりが鬱陶しくなって来た
640名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 23:17:25 ID:GomAT3Aq
エステルのショボさとかをもとに話しちゃうとこうなっちゃうのは残念なことだよね。
641名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 23:31:25 ID:TX4GNzXc
別にエステル叩こうとクローゼ叩こうと勝手だけど

そこまで言うなら御託はいいからSS書けよ
642名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 23:35:38 ID:GomAT3Aq
全然話のつながりが見えないんだけど?
あぁ、エステルレベルの低脳だからか。OK。
643名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 23:36:35 ID:ob0reWad
なんか変なの沸いてるなぁ… 
職人さん達の気が削がれなきゃいいけどな
644名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 23:37:28 ID:NmLzEGMs
エロパロスレにまで迷惑かけるなよ
一応ファルコム総合なんだから
645名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 23:39:39 ID:GomAT3Aq
可能性の話をしてるだけだろ?
スレ違いでもないし希望を書いて何が悪いのかわからん。
646名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 00:19:52 ID:5gmqZggg
別に可能性の話はかまわんけどなぜにそこまでエステル貶めるのかわからん。
普通にクローゼマンセーでいいやん
647名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 00:20:02 ID:11GeIe9z
萌えスレに出没していた文句付け厨がこっちにも来ているようですな
648名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 00:23:35 ID:SSPsXM1N
別に文句はつけてないよ?あとね、エステルのことは別に意識してなかったが
途中からアンチという奴がいたから煽ろうと思っただけ。
649名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 01:30:55 ID:S8S2jWni
うはぁ・・・トンでもなく変なのが沸いてたんだな・・・ 職人さんの気が削がれない事を祈ります。
春ですね><
650名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 01:37:08 ID:SSPsXM1N
>649
そんなに居ついて欲しいとは…期待してもらって恐縮です。
651名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 01:46:47 ID:SSPsXM1N
みなさんの頭脳がエステルレベルからアネラスレベルにパワーアップしますように…。
652名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 01:52:15 ID:HFyzOjzi
それ横にシフトしただけじゃん。レベルアップはしてないよ。
653名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 01:54:17 ID:SSPsXM1N
結構難しいんだよね…。俺も頭脳レベルはクルツくらいしかないから。

じゃあエステル級→ドロシー級くらいで。
654名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 02:04:08 ID:5gmqZggg
>>652
キチガイにマジレスしても意味無いぞ。スルーしとけ
655名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 02:10:39 ID:SSPsXM1N
エステル儲、基地害扱いして自己正当化&現実逃避wwwww
656名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 02:13:24 ID:l2LKFY30
そもそもエステルを題材にしてる時点で無理があるんじゃないかな?
657名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 02:28:42 ID:SSPsXM1N
エステルは確かに能力も低く魅力も少ない。当然話にも説得力がないが、そういった人間が
運だけで幸せになるというのは現実でもある話だし仕方がない。

だが疑問はある。もちろん何故そういった存在に対してヨシュアが一途なのかということだ。
エステルがヨシュアの心をゆっくりと溶かしていってその存在がなくてはならないものに
なっていったというような考え方をされる諸兄もいるだろうが本当にそうなのだろうか?

まず確認しておきたいことがある。ヨシュアはレギオンだった。それをエステルでも
あるまいし、改心しないうちに、いくら価値が低いといっても娘に会わせるような
ことをする親がいるだろうか?答えはもちろんノーである。では何故?
答えは一つしかない。ヨシュアがどんな考えを持っていようとも、
エステルに手を出せないようにしていたから。つまりカシウスがヨシュアを洗脳していたからだ。
だからヨシュアはブライト家に来て「出会った頃から飛び蹴りをしてくれる君が大好きだった」り、
何年も飽きもせずに傍にいてフォローして他の女性に目もくれないのである。
あまつさえ、「エステルを何度も助けていただいたそうですね。ありがとうございました。」、となる。

つまり…教授の暗示が解けてもブライト家の洗脳が解けてない本編≡バッドエンド
658名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 02:34:37 ID:HFyzOjzi
つーか、RPGのシナリオなんてご都合主義だから、何故好きかなんて論理的に説明できる
わけねーよ。脚本からそう設定したからそうなの。カラスもこの世界では白と
設定すりゃ白になるんだよ。エステルが女として全く魅力ないのは、元の設定が男だった
からじゃないの。男なら、あの性格はアリだと思うが。
659名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 02:37:12 ID:SSPsXM1N
>658
本当は別に魅力ないとか思ってないよ?悩んでるところがあって何とかしてあげたい
とずっと思い続けてくれてるだけでもヨシュアとしてはそんな存在がありがたいと思うんだが。
660名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 02:43:23 ID:l2LKFY30
言おうと思えば何とでも言えるってことやね。
661名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 02:46:11 ID:5gmqZggg
つうか議論ならそれ専用のスレでやれっての。ここはエロスレだ。少しは空気読めや。
662名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 02:54:18 ID:SSPsXM1N
いい加減スルーしようよ。というか煽られたら煽り返す俺の性質が
まだ読めてないの?何もなければ多分このまま消える。
663名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 03:04:27 ID:zBKrDiqr
>>662
自分で言うな!
ちょっと笑っちまったじゃねーか。
664名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 07:03:30 ID:pN7dGqjy
むぅ・・・嫌な流れだ
ここはオレ様がSSを投下するしかない!

こないだPCがフリーズして、保存できなくてやる気が削がれたが、そんなことを言ってる場合じゃない!

というわけで、普通のヨシュエスを投下予定・・・
665名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 07:07:13 ID:Jbnfb4d2
>>664
頑張れ!
お前がこのスレの救世主になるんだ!
666名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 09:18:20 ID:HFyzOjzi
SSに触発されたが、HP開設してやっても結構客入り見込めそうだね。
667名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 13:12:15 ID:HoV7OehI
>>658
エステルが男でヨシュアが女だったら、
あの別れっぷり立ち直れるのか怪しいと思うのだが。トラウマ化するぞw
あとアガットが言うように反抗期で絶対ぐれる。

閑話休題。
SCやってて思いついたエロネタって言ったら、
ブーケもらって結婚したい願望に火ついたキディさんがリノンに迫る
だったりしたw


668名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 13:43:13 ID:lOskaJcf
エステルが男だったらクローゼとお似合いだったと思う
669名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 13:43:30 ID:Px/sLs8C
>>598
10歳の時点で許嫁を拾ってくる親父萌え
670名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 15:29:13 ID:BU8MS6Xs
エステルとヨシュアの性別が逆だったらエステロはクローゼと迷うかもなぁ、ってことと、
SC最後付近ではヨシュナはレ−ヴェと共に生きていく道を選ぶかもなぁ、って思う。
671名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 15:41:44 ID:vJpuIw9v
いや、「お姉様は私を守ってくれた」
「カリンは特別だあんな人間がそう簡単にいてたまるものか」
というまんまな流れになるかも。兄属性のままだったら。
主役陣の抱きつきの嫉妬は本編以上に凄くなるw
ヨシュナとレーヴェの討論はそれ何て少女漫画になることは間違いなし。
672名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 15:44:28 ID:y/4eg5t2
本編で「男だったら絶対クローゼに惚れてる」とエステルは言ってるので
エステロはヨシュナを女として意識する前にクローゼと両想いだろう
そしてレーヴェはカリンと瓜二つの妹ヨシュナと恋に落ちる
673名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 15:50:12 ID:jOVaPSqH
まぁでも、ゴステロなら最初はシェラおばさんに淡い恋心を抱くのかもね。
674名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 15:55:43 ID:Sh5Pf4EG
ヨシュアが男であのレベルなんだから女だったらエンディング付近は大変なドラマが
繰り広げられていたのかもね。
675名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 15:55:59 ID:y/4eg5t2
初恋はシェラだが酔った姿を見て、初恋も冷める気がする。で、クローゼが本気の恋
エステロとヨシュナはあくまで兄妹関係で終わる
676名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 16:05:17 ID:6XzvbJ5F
エステルでは旅で出会った格好いい男の子とかを好きになりそう。特にFCは。
だから幼馴染レベルが低いんだよね。
677名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 16:10:28 ID:R6Fgzzrd
結局えすてるによしゅあはもったいない、の言葉で片付くな。
678名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 16:10:36 ID:y/4eg5t2
てかヨシュアより前に他の男に初恋するタイプだと思ったんだけどな
年上のお兄さんとかおじさまとか
679名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 16:18:41 ID:Sh5Pf4EG
ラブひなとかネギまになっちゃうよw
それはともかくヨシュエスは不幸な組み合わせで片付いてよかった
680名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 16:31:14 ID:SSPsXM1N
ほんと不幸だと思う。能力的にも全然違うし一途さでも違うしで。
結局エステルは周囲からのあまりのヨシュアの評価の高さに見下そうと
必死だったヨシュアを再評価して絆を武器に手に入れようとしてただけ。
ヨシュアの評価がもうちょっと低かったり、ちょっとでも格好いいと思う
相手がいれば簡単にそっちになびいてたことだろう。
いなかったからヨシュアに必死だったがそれを俺はあまり一途とは言いたくないな。
男性は女性の指名を受けるのみ、というフェミニズム色の強いゲームだった。
681名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 16:36:10 ID:Px/sLs8C
>>679
声優がwwww
682名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 16:42:48 ID:y/4eg5t2
エステルは明日菜だし
683名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 16:49:49 ID:+K+dTq2j
ヨシュアのエステルに対する一途さは逆に実際にはありえないレベルだよなぁ。
特に誰でも選べるような人間が。
684名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 17:06:49 ID:VP5evjY5
保守ageだけのスレよりはマシだが
本気で語るなよ
スレ違いになりつつあるぞ
685名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 17:16:02 ID:MlgJHoEe
エステルを叩いても他キャラの評価は上がらない
むしろ下がっていることに気付いたほうがいい
686名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 17:19:49 ID:l2LKFY30
>675
エステルはED後に普通にヨシュアとは姉妹、本気の恋を見つけたと言い出すだろ
687名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 17:23:10 ID:jRxcXQNz
せっかく良SSが投下されたのに、それを気に入らない狂アンチエステル厨が発狂して
めちゃくちゃか……
688名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 17:29:43 ID:pN7dGqjy
>>684
もうちょっと待ってくれ。今夜中には完成させたい

エロくないからプラス今の状況をかんがみるに、PCゲー板の萌えスレのほうがいいかも知れんが・・・
689名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 18:18:32 ID:b4S+4kzQ
>>688
個人的にはこの腐った流れを変えるために、ここに投下して欲しい…
690名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 18:19:02 ID:l2LKFY30
不快な人もいるようだから話題かえるね。


>668
ヨシュアに相手にされなかったクローゼと低能エステルは
確かに同レベルくらいだしお似合いかもしれません。
691名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 18:58:11 ID:jRxcXQNz
>>690
死んでください。
692名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 18:59:44 ID:Jbnfb4d2
明らかに同一人物なんだからIDをNGリストに入れて放置しとけよ・・・
ID変えてくるだろうけど文体がバレバレだからまた入れればいいんだし
693名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 19:02:46 ID:l2LKFY30
反論もないようだし確定ということで
694名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 19:18:42 ID:8w2FelzL
なんか伸びてるから更新来たのかと思ってwktkしたのに
一般PCゲー板の萌えスレ潰した奴が来てたのか・・・
勘弁してくれよ
695名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 19:53:35 ID:SSPsXM1N
>>690
エステルは低脳なこともあるが、それよりヨシュアの一途さが大きな問題を生じている。
ヨシュア自身に不利益だし、エステルにも将来一緒にいないことを考えるといい影響を及ぼしていない
と言えるし。
696名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 20:22:58 ID:jRxcXQNz
>>695
自演乙。
697名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 21:52:00 ID:pN7dGqjy
まぁとりあえずなんだ。オレが投稿しようとしているSSのセリフを一つだけここに投下してみる


「わたくし、エステル・ブライトは、本日この時をもって遊撃士を引退いたします」


これで完成できずに終わったらどうなるんだろw
まだ半分ぐらいしか終わってねぇ
698名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 22:11:32 ID:qWVSW1Na
>>697

主婦宣言か?
それとも結社入り宣言?
699名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 22:18:36 ID:Jbnfb4d2
結婚出産と予想
700名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 22:22:02 ID:jwmqChPs
マジか、巨人を退団するシーンじゃないの?
701名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 22:39:56 ID:NxbXYQhP
エステルは出産後復帰しそうにも見える。子供はステラおばさんに預ければいいし
でも自分で育てたいとは言い出しそうだな
702名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:16:45 ID:oA15pFEv
>617で気になったから検索して寝取っちゃえ〜というのを見つけたんだけど
完璧にエステル萌えが吹き飛んだ。
本当に(ry
703名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:53:33 ID:Zuy8tZyk
っていうか、ヨシュア×クローゼのSSはない?
704名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:39:58 ID:vtcT4Eey
ID指定のあぼーん機能がこんなに便利だとはw
一つ指定するだけで5とか消えるのが笑える

そんな訳で、専用ブラウザは結構オススメ
導入してない諸兄らもこの際、是非

>>697
期待して待ってます

>>703
無いなら自分で書けば良いじゃない、と言ってみる
705名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 08:32:54 ID:rRGl1blK
>>704
連鎖あぼーんにチェックすれば、対象NGIDにアンカーレスしたレスも消えるので超便利
706名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 09:22:35 ID:ldcFUi0Q
>>702
それはそれ、これはこれと割り切れない人にはショック大きいだろうね
707名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 10:19:11 ID:hcbvYzH9
つまりIDを一つ一つ変えてアンカーをつけずにレスしろってことだね?
708名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 10:46:48 ID:HQVCVDhs
はいはい。クマクマ
709名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 11:24:04 ID:ea6ZxH8x
572氏と697氏が離れていきませんように…南無
710名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 20:16:48 ID:rRGl1blK
よっしゃ、もうすぐ終わるぞ。
22時ごろまでには投下したい。
711名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 20:44:24 ID:LdJ0+G1u
>>710
ワクテカして待ってますよ!
712名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 20:58:50 ID:r1q2kAt+
頑張ってー!
713名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 21:52:57 ID:rRGl1blK
よし勢いで書き上げた。
26.5kbにも及んでしまったwww
まぁ、とりあえず読んでつかあさい。
反省はするが後悔はしてない。


714乙女と青年の決意1:2006/03/31(金) 21:55:08 ID:rRGl1blK
僕とエステルは今、ロレント行きの飛行船に乗っている。
3年ぶりの里帰りになる。
あの空中都市『リベル=アーク』での戦いから僕とエステルは大陸中を旅してきた。
僕が今まで犯した罪を償うために。レーヴェを超える強さを得るために。
そして大切な者を守る強さを得るために。
この3年間、帝国、共和国をはじめ、大陸中を周っていた。
自分の過去の罪と出遭うこともあった。辛い現実を見せ付けられたこともあった。
でも、それは僕の隣の座席で寝ている女の子のおかげもあり乗り越えることが出来た。
…女の子って言うのは失礼か。エステルはいまや3年前よりぐっと大人になり、より魅力的になっている。
相変わらず、僕にとって眩しすぎるほどの明るさはそのままに。本当に僕にはもったいなすぎるほどの恋人だ。

そんな彼女だけど、ここ最近様子がおかしい。数日前、共和国のギルドから請け負った魔獣退治。
エステルに動きにいつものキレがなかった。魔獣の攻撃にあわやという場面も多々あった。
なんとか魔獣を撃退した。そんな時であった。エステルがこんなことを言い出したのは。

:数日前
「ねぇ、ヨシュア。一回、ロレントに帰らない?」
「えっ?」
思わず間抜けな声を出してしまった。僕は風呂から上がって髪をタオルで拭いている手を止めてしまう。
「何よ、その反応」
「い、いや。唐突だったから思わず」
「そうかしら?」
別に唐突でもないわよ、とエステルは前置きしてから、彼女は自分のバッグから地図を取り出し、
テーブルの上に広げた。
「あたし達が出発したのは、ここ。ハーメル村」
そういって、地名はないが、エステルはハーメル村地点を指差す。
「それからギルドの仕事を請け負いながら、グルーッと、こう来て…」
彼女の指が地図上のエレボニア帝国内を走り、数々の小国、自治州を経て、
そしてカルバード共和国に入り…。
「で、今ここ」
やがて彼女の指は現在僕たちがいる場所、カルバードとリベールの国境沿いにあるこの街を指差す。
「今の軌跡を見てのとおり、この3年間であたしたちは文字通り大陸を一周したことになるわ」
「…我ながら、よくこれだけ旅してきたものだね」
いまさらながら、実はとんでもない旅をしてきたんだと気づき、思わず苦笑する。
「そうね。大変だったわね。ヨシュアにとっては過去と向き合う旅でもあったんだから」
「…そうだね」
「で、ヨシュアとしてはどうだったの? この3年間」
今まで旅してきたことを逡巡する。結社が残した傷跡。あるいは自分が結社の執行者として残した傷跡とも向かい合った。
様々なことがあった。辛かった。
もし一人でこの旅に出ていたら、目の前にいる恋人が励ましてくれなかったら、どうなっていただろうか。
本当に彼女には感謝してもしきれない。
「…今までの罪を償えたかどうかも、レーヴェの強さに近づけたかどうかも分からないけど、これだけは自身を持って言えるよ」
僕はまっすぐ彼女の瞳を見据えながら
「大切な人を守れるだけの強さは身につけられたと思う」
……。しばらくの沈黙。そして、エステルはボンッという擬音が出そうなぐらい顔を真っ赤になる。
「あ、あ、ああんたねぇ。どうしてそういうキザなセリフがさらっと出てくるのよ」
「キザだなんて心外だな。正直な気持ちを言っているだけなのに」
「こ、これだから天然クンは…。ヨシュアのキザなセリフには慣れたつもりだけど、やっぱり慣れないわ…」
まぁ、それはともかく、とエステルはテレを必死に消しながら。
「そういったヨシュアの成長をさ。父さんやロレントのみんなに報告するのも兼ねて、一回ロレントに帰りましょうよ。
大陸を一周して切りがいいし」
確かに。それに、何より今日の魔獣退治でのエステルの動きを見る限り、この3年間の疲れを癒す意味でもここで一区切りつけるのもいいかもしれない。
「そうだね。そうしようか」
「よし! 決まりね! んふふー♪ シェラ姉やアイナさんに会うのも久しぶりだなぁ」
はしゃぐエステル。女性として魅力的になったとは言っても、ここら辺のはしゃぎぶりは相変わらずだ。
「それと、んふふー♪ みんなびっくりするだろうなー♪」
…ん?
「エステル。ビックリするって?」
「へへん♪ 何でもなーい♪」
気になったが、とりあえず僕はすっかり冷めてしまった体をもう一度暖めるために風呂場へと向かった。
715乙女と青年の決意2:2006/03/31(金) 21:57:19 ID:rRGl1blK
かくして。あれからヴォルフ砦を通り、エルモ温泉のマオばあさんに茶化されたり、
ティータに会おうと思ったら、両親と共和国にオーブメント普及の旅についていって不在だったり
(エステルはティータにアガットとの最近を聞けなくて残念がっていた)、
ツァイスの中央工房のマードック工房長が相変わらずラッセル博士に苦労させられていたり、
ツァイス支部のキリカさんの相変わらずの合理的な仕事振りを見たり、
懐かしい顔と再会しながら、ツァイスで定期船に乗り、現在に至る。
飛行船の窓の外を見れば、懐かしい風景が広がってきた。
下に広がるのはミストヴァルトの大森林。もう間もなくロレントだ。そのことを告げるアナウンスも入る。
『お疲れ様でした。間もなくロレントに到着となります。機体が揺れますので、
着陸の際、皆様には座席におつきいただきますよう…』

:ロレント発着場
船から降りると、緑の匂いが鼻をつく。
この匂いを嗅ぐとロレントに帰ってきたんだと実感する。
「やぁやぁ。懐かしきかな、我が故郷」
そう言いながらエステルは大きく伸びをしながら息を吸い込む。
「ん〜♪ この緑の匂いこそがロレントね。朝方まで雨が降っていたらしいから、
なおのこと緑の匂いが濃いわね」
エステルも僕とまったく同じことを感じていたらしい。こういうのをシンクロニシティっていうんだっけ。
「で、どうする? エリッサやルックに会う?」
「いーえ。エリッサやルックに会うのはあとあと。さっさとギルドへ行って帰ってきたことを報告しましょ」
そう言いながらエステルはさっさと発着場を降りていく。
「アイナさんびっくりするだろうなぁ。あたし達がいきなり帰ってくるんだから」
「いや。意外とキリカさんがすでにロレント支部に連絡してるかもしれないよ」
「うっ…。確かに。内緒にしておいてって言ってはおいたけど、キリカさんだったらありえるかも」
「事務的だからね。あの人は」
途中、少しは成長したルックに捕まったりはしたが、僕たちはいよいよギルド・ロレント支部の前に立つ。
「…空の女神(エイドス)よ。どうかキリカさんがアイナさんに連絡していませんように…」
「何を言ってるんだか…」
僕は呆れ気味にそう言う。…そういえば、里帰りすることを決めたあの日に、
エステルが「びっくりするだろうなぁ」と言っていたのはこのことか。
なんとも子供じみたことだと思うが、エステルらしいといえばらしいか。
「それでは…。行きます!」
エステルがそう言うとドアを勢いよく開けた。
「ちわーっす! 三○屋でーす」
でーすでーすでーす。そんなエコーが響きそうなほど、ロレント支部は静寂だった。
つまり、誰もいなかったのだ。受付にいるはずのアイナさんもいなかった。
ドアノブを持った状態で固まってしまうエステル。きっと今頃彼女の中は気恥ずかしさでいっぱいだろう。
渾身のギャグが空振りに終わったわけだから。
「…多分2階かな? 誰かと打ち合わせでもしてるんじゃないかな?」
そんな彼女を尻目に僕は冷静に現状を分析する。
エステルの大声に反応したのか二階から人が降りてくる気配がする。
降りてきたのは、アイナさんと…
「ご無沙汰してます。アイナさん。シェラさん」
「ふふふ。久しぶりね。ヨシュアにエステル」
アイナさんは微笑みながら挨拶を返す。一方のシェラさんはなにやら事情が飲み込めていないようだ。
「えっ? えっ? アレ? 何で、あんたたち、ロレントに? っていつ帰ってきたのよ」
どうやら推測するに、アイナさんはキリカさんから連絡を受けてたが、
シェラさんはアイナさんからまったく事情を説明されていなかった、と言うところか。
僕の隣では相変わらずエステルがフリーズしている。
「ごめんね。シェラ。あなたをビックリさせようと思ってね。ビックリしたでしょ」
「えぇ、えぇ。ビックリしましたとも。ホント久しぶりね。3年ぶりかしら…ってエステル、いつまで固まってるのよ」
シェラさんの言葉でようやくフリーズ状態から解凍されたエステル。
「あっ、うん、久しぶりシェラ姉。う〜、会心のギャグを外した気恥ずかしさがまだ…」
「なーにが会心のギャグなんだか。そもそも○河屋って何よ?」
「カルバード共和国の東方街にある居酒屋の名前よ。お酒の配達もしてるの」
「へぇ〜。お酒の配達ね。それはちょっと興味あるわね――と、それからヨシュア。改めて、久しぶり」
「お久しぶりです。お元気そうで何よりです」
716乙女と青年の決意2:2006/03/31(金) 22:00:26 ID:rRGl1blK
微笑みながら挨拶するシェラさん。うん。ルッツたちと会ったときも感じたが、
やっぱり顔見知りの人と話せば、帰ってきたんだなという感じがする。
「うーん、それにしても、ホントいい男になったわねぇ、ヨシュア♪ 今晩お姉さんにお酌してくれない?」
シェラさんが身体を摺り寄せながら色気を使ってくる。すいません、シェラさん。ちょっとうれしいんですけど、
離れてください。僕の隣から、コキュートスよりも冷たい視線と殺気が醸し出されています。
「シェラ姉。久しぶりの再開で嬉しいのはわかるけどさ、人の恋人に色目を使わないでもらいたいな」
隣を見ると、怒っているかと思いきや、微笑んでるエステル。…逆に怖いよ。
「何言ってんの。スキンシップよ。スキンシップ。かわいい妹分の彼氏を略奪するような無粋な真似をあたしがすると思う?」
「酔ったシェラ姉ならあるいは」
「何言ってるの。酒は飲んでも飲まれるな。それをモットーにしてるあたしに対してその言い草は失礼よ」
「それって、新手のギャグ?」
すいませんシェラさん。僕もエステルの言うことに同意です。
「んふふー。エステルもいっちょまえにヤキモチを妬くようになったか。お姉さんうれしいよ」
今度はエステルに抱きつくシェラさん。…酔ってないようだけど、酔ったような行動をしてるのは何故だろうか?
「ちょ、ちょっとシェラ姉」
「あぁそれにしても、ホントいい女になったねぇエステル」
ぎゅーッとエステルを抱きしめたあと、今度はまじまじとエステルを観察するシェラさん。
「そりゃ3年も経ってるんだもの。少しはあたしも変わってるってもんよ」
3年前より成長した胸を見せ付けるようにエッヘンと胸を張るエステル。
「それにしても、シェラ姉に女として褒められるっていうのも、ヨシュアに褒められるのと同じくらい嬉しいわね」
ちょ…エステル!? 何もそんな発言をシェラさんの前でしなくても…。
…シェラさんを見れば、新しいおもちゃを見つけた子供みたいな目をしている。
この場は危険だ。遊撃士としての勘がアラームを打ち鳴らす。どうにか理由をつけてこの場を離れなければ…
だが、敵の行動はあまりにも早かった。僕が動き出すより早く、シェラさんが僕の肩を掴んで離さなかった。
「さて、ヨシュアくん。あなたとエステルとの3年間にものっすごーく興味を持ったわ。お酒を肴にデモしてお姉さんに詳しく話してくれないかな?」
ウソだ。僕たちの話を肴にお酒を飲みたいだけだ。よく見ればアイナさんがすでに何本かお酒を持って2階へと移動していった。
アイナさん。あなたもですか。
「さぁ、いざ宴を開かん」
シェラさん、嬉しそうだなぁ。
年齢を理由に断ろうにも、その理由はもはや通用しなかった。

ギルドの受付は都合よく――もとい、ちょうどよく帰ってきたリッジさんに任せて、
僕たち4人はギルドの2階で宴という名の尋問が始められていた。
すでに尋問が始まって数刻。僕はかなりシェラさんに自白剤という名の酒を飲まされていた。
それこそいろいろな話を根掘り葉掘り聞かれた。
某小国で出逢った赤毛の老人の話といった他愛のないものから、
酒でも飲んで羞恥心をシャットアウトしなければ話せないエステルとのこっぱずかしくて話まで。
その羞恥にあふれた話が出るたびに、酒をあまり飲んでないエステルが顔を真っ赤にする。
エステルがなかなか酒を飲んでくれない分、僕がそのあおりを受ける立場となっている。
それにしても、エステルはどうしたんだろう? シェラさんやアイナさんほどではないが、
別に飲めないというわけではないのに。旅先でもたびたび僕と飲むことはある。
が、今日は全然飲んでない。どこか体調が悪いのだろうか?
数日前の戦いでも体のキレがなかったし…
717乙女と青年の決意4:2006/03/31(金) 22:02:49 ID:rRGl1blK
「ちょっとエステル。さっきからのらりくらりとあたしの酒をかわしてないで、少しは飲みなさいよ」
さすがのシェラさんも痺れを切らしたようだ。据わった目でついにエステルに攻撃し始めた。
「ほらせっかくだから飲む飲む。別に飲めないってわけじゃないでしょ」
「あっ、うん。荘なんだけど、今日はそんな気分じゃないかなー、なんて…」
「なーにー? あたしの酒が飲めないって言うの?」
「飲めないわけじゃないけど、今は飲んだらまずいかなーとか、そんな感じなのよね」
本気で申し訳なさそうに断るエステル。しかしそれで許してくれるほどシェラさんは甘くない。
「飲んだらまずい? あたしの酒がまずいってのかー! えぇい、嫌よ嫌よも好きのうち! 大人しく飲みなさーい」
エステルのグラスを無理やり彼女の口へと持っていこうとするシェラさん。
「ちょっと、シェラさん! さすがに無理やり飲ませるのは…」
まずいでしょ。と言いかけていたところで、エステルが突然、「ウプッ!」と唸るやいなや、洗面所のほうへと駆け込んでいった。
そして聞こえてくる嘔吐の呻き。
「シェラさん・・・」
「シェラザード・・・」
どこ吹く風で杯を傾けていたアイナさんもシェラさんを非難の目で見る。
「ちょっと待ってよ、あたしはまだ飲ませてないわよ? あたしだったビックリしたわよ」
思い返してみると、確かに・・・。じゃあ、いったい・・・。
「あぁ、ごめんごめん。シェラ姉のせいじゃないわよ。あたしとヨシュアの問題だから」
えっ?
「エステル、僕の問題って、それってどういうこと?」
エステルはうーんと少し考え込む。
「こういうことって、本当は父さんに先に報告すべきなのよねぇ。でも父さんはまだしばらく軍の仕事で忙しいっていうし・・・。
通信機で伝えるっていうのもあれだし・・・。事後承諾って形になるけど、まぁいっか」
独り言が終わったら、よし、と決意に満ちた表情で言った。
「ヨシュア、シェラ姉、アイナさん。報告すべきことがあります」
そして次の言葉で僕たち3人は言葉を失った。
「わたくし、エステル・ブライトは、本日この時をもって遊撃士を引退いたします」
あまりにも衝撃的な発表。一気に酔いがさめた僕とシェラさんが詰め寄る。
「エステル! 引退って、どういうことだよ?」
「そうよ! そんな急に引退だなんていったいどういうことよ」
「はいはい。落ち着きなさい二人とも。これは私の仕事よ」
間に入ったのはアイナさんだった。ぐぅっとグラスに残っていた果実酒を飲んでからエステルに向き直る。
「引退。結構。遊撃士は基本的に自由業ですから、いつどこで引退してもいいもの。
遊撃士協会を退会するにしても、手続きは書類一枚とバッジを返してもらえば済むことです」
但し――と、アイナさん
「こと引退する人が貢献度が高い人となれば話は別。それなりの理由がないと遊撃士協会としても困ります。
特にエステル。あなたはもう若手期待のホープでは収まりきれないくらいの人間よ。
閃光ヨシュア・旋風エステルのコンビといえば今や知らぬ者は誰もいない一流の遊撃士。
いったい何を持って引退を決意したのか。それを教えてくれるかしら」
「まず、引退したいわけではないの。引退せざるを得なくなったって言うのかな。
さすがにヨシュアも万全の体調のあたしだけならまだしも、子供を抱えたあたしを守るのもちょっと辛いんじゃないかな、って思って」
・・・えっ?
「エステル、今、なんて・・・」
言ったの? と言い終わる前にエステルは僕の手を自分のお腹のところへ持っていく。
「初めまして。いまあなたを触っているのがあなたのパパよ」
あっ・・・
「というわけなの。ビックリしたでしょ、パパ」
あまりのことに僕の頭は真っ白になった
718乙女と青年の決意5:2006/03/31(金) 22:06:58 ID:rRGl1blK
:ブライト家
あの衝撃の告白から、舞台はギルド二階から居酒屋《アーベント》に移り、
仕事を終えた鉱山の作業員たち、エリッサにデッセルさん、トルタおばさんらに祝福を受けた。
その後、市長やうわさを聞きつけた街の人たちも駆けつけ、街をあげての祝宴となった。
デッセルさんが緊急で作った料理も用意してくれた酒も美味しいはずなのに、味わう余裕なんてなかった。あまりにも衝撃的過ぎたからだ。
祝宴が終わり、家に帰ってきて寝ようにもまったく寝付けなかった。エステルはさすがに疲れたのか。ベッドに入ったら即眠ってしまった。
僕はというと・・・前述したように寝付けなかったから、酒でも飲んで無理やり睡魔を誘おうとしたが、全然酔えなかった。
トントントン
「なーにを悩んでいるかな? 青年?」
ノックした方向を見ればシェラさんが酒瓶数本を片手に玄関に立っていた。
「一人で晩酌っていうのは寂しいでしょ。アーベントで後片付けのお礼にお酒をくれたから、飲みなおしましょ、ヨシュア」
そう言ってシェラさんは戸棚からグラスを取ると僕の正面に座り、早速酒を波波と注ぐ。
「改めて。故郷帰還及びエステル懐妊を祝って乾杯」
チンッ。僕のグラスとシェラさんのグラスの音が居間に響いた。
「ありがとうございます」
「それにしても。あんたたちもやることはちゃんとやってたのね。女として成長したと思ったら、いきなり母親か。さすがにあたしも衝撃的だったわ」
「ハハ、恐れ入ります」
「それにしても。先生の反応も面白かったわね。しばらくあたしたちとまったく同じ反応だったもんね。通信機でも先生の様子が手に取るようにわかったわ」
「・・・正直父さんに怒鳴り散らされる覚悟はしてたんですけど、あんなに喜ぶとはちょっと意外でした」
「何を言ってるの。愛しの娘が苦労して苦労して手に入れた男との間に子供が出来た。
しかもその男を娘の父親も溺愛しているとなれば、父親としては喜ばないわけはないでしょ。おっと、もう祖父になるのね、先生は」
フフフ、と笑いながらシェラさんはグラスを傾ける。
「で、父親になるヨシュア君。なにやら、ずぅっと浮かない顔だけど、父親になって嬉しくないの? まだエステルと二人であれやこれやで楽しみたかったとか」
「シェラさん、言い方が下品ですよ」
ジト目でシェラさんを見やる。
「それと、嬉しくないわけありません。エステルが妊娠したと聞いて、まず嬉しさがこみ上げてきました。
でも、それと同時に嬉しさ以上の不安が湧き上がってきたんです」
不安をかき消すのにまったく役に立たなかった酒をぐっとあおる。
「シェラさんも知っての通り、僕は結社に所属していた時代、様々なことをしてきました。
僕がこの手で殺めた人間の数は二桁じゃ足りない。その中には非力な老人女子供も・・・。
そんな僕が幸福になっていいのか? 父親になっていいのか? そんな資格があるのか?」
シェラさんはグラスを傾けながら黙って聞いている。
そして僕がひとしきりの不安を吐き出したあと、シェラさんがようやく口を開いた。
「・・・ねえヨシュア? あなたはカシウス先生を尊敬してる?」
突然の質問。一瞬狼狽したが、僕は答えた。
「それはもちろんですよ。父さんがいなかったら僕はどうなっていたことか」
「それじゃエステルはどう? エステルも先生を尊敬してるかしら?」
「それはしてるでしょう。エステルは普段は父さんに対して軽い態度は取ったりしてますけど」
シェラさんは何故そんな当然の質問を・・・
「そうよね。当たり前よね。そんな先生だけど、先生はヨシュアほど問題にならないほどの人を殺めてるわよ?」
・・・・・・!
「13年前の帝国侵攻の際、先生の作戦立案によって王国兵や帝国兵はもちろん、戦争によって巻き込まれた人も含めれば、
間接的ではあるけれど、先生は三桁どころか、下手をすれば四桁でも足りないほどの人を死なせてしまった。先生の指揮によってね。
国を守るためという大義名分があったにせよ、ね」
719乙女と青年の決意6:2006/03/31(金) 22:10:06 ID:rRGl1blK
「・・・・・・」
「さて、ここでまた質問。これを聞いてあなたは先生を軽蔑する? エステルの父親であるという資格がなかったと思う?」
僕は黙って首を振って否定した。
「そういうこと。人は誰であれ、あたしもそうだけど、多かれ少なかれの業を背負って生きている。
先生は結果的にあの戦争によってレナさんを失った。ある意味、一番深い業を背負ってしまった。
でも、先生はレナさんの死に押し潰されずに、今度は身近な人を守るために遊撃士になって別の方法で弱い人を守ろうとした。
人は業に押しつぶされてやけっぱちになって人の道を踏み外すか、あるいはその業とうまく付き合いながら人の道を生きているか。
先生はもちろん後者の人間よ。前者であってたまるものですか」
シェラさんの言葉が一つ一つ僕の中に響く。
「ヨシュアももちろん後者の人間よ。あたしが見る限りではね。まだあなたたち二人がどんな3年間を過ごしてきたか詳しくは知らない。
でも、いい旅をしてきたんだなというのは分かる。エステルを守りながら、あるいは守られながらあんたが過ごした3年間。
もう一度よくここで思い返してみなさい。そうすれば、自分が幸せになる資格があるのか、父親になれる資格があるのか。
その答えは簡単に出ると私は思いますけど」
ここまで言って、シェラさんはふぅ〜と息をついた。
そして視線を僕から外すや、
「さて、あたしが言いたいのはこんなところですけど、エステルも何か言いたい事ある?」
「えっ?」
シェラさんと同じ方向に視線を向けると、ジト目顔でこちらを見る寝巻き姿のエステルがあった。
「いいえ。ありません。あたしが言いたい事以上のことをシェラ姉は言ってくださいました」
「あら、そう? ごめんね。エステルの役割を取っちゃって」
「ううん。むしろ当事者のあたしよりシェラ姉が言ってくれてがよかったと思う。
あたしは普段いつもヨシュアのことを立てちゃってるから、説得力なかっただろうし」
「うん。ならよし! あとは二人で何とかしなさいな。もう大丈夫だとは思うけど。
あたしはこれでお暇するから」
「あれ? シェラ姉泊まっていかないの」
シェラさんは先生が家を留守にしている間、この家を管理してくれていたらしい。
当然、シェラさんにあてがわれてる部屋があるはずなんだけど。
「夫婦水入らずを邪魔するほどあたしは神経図太くないわよ。ギルドのベッドでも借りて寝るわ」
手をヒラヒラさせながら言うシェラ姉。
夫婦か・・・そう言われればそうなんだよなぁ。いきなりすぎてまだ実感ないけど。
「あぁ、それから、ヨシュア。夜のお仕事はエステルが安定期に入るまで我慢しなさいよ」
「ブ・・・!?」
思わず呻く。
「それとエステル。男が浮気しやすいのは奥さんが妊娠している時期なんですって。気をつけなさいよ」
猫のようなからかう表情でシェラさんは忠告する。
「よ、余計なお世話よ!」
顔を真っ赤にしてエステルは怒る。シェラさんはくわばらくわばら、とばかりに立ち去っていってしまった。
「まったくもうシェラ姉ったら・・・」
「エステル。ごめん」
僕の言葉にエステルがきょとんとする。
「僕も一緒に喜ぶべきだったのに、なんだか今考えたら不安に思っていたことがバカらしくて」
「えぇそうよ。そうですとも。あたしも不安だったわ。ヨシュアったら、顔では笑っていても
どこか嬉しくなさそうなそんな雰囲気だったんだから。ティオやエリッサの手前、あたしも不安な顔をみせるわけにはいかなったし」
あの祝宴の中、エステルも不安だったのか。僕のせいで。反省・・・
「あぁ・・・なんて言えばいいのか。ホントごめん」
「・・・まぁ、でもヨシュアの気持ちも少しは分かるかな。そうするしか選択肢がなかったとは言っても、
罪になることをしたのは確かなんだし。ヨシュアが『幸せになってもいいのか?』なんて不安になる気持ちも分かる」
でもね――とエステルは僕の顔をじっと見据えながら言った。
「あたしはこの3年間、ヨシュアがしてきたことを知っている。偽善と罵る人もいた。報われないこともあった。
それでもヨシュアは償うことをやめなかった。あたしはもうヨシュアは十分に償いはしたと思う。
――幸せになろうよ。ヨシュア。せっかく空の女神(エイドス)が私たちにご褒美をくれたんだからさ。
幸せにならなきゃ、それこそ罰が当たるよ」
720乙女と青年の決意last:2006/03/31(金) 22:12:32 ID:rRGl1blK
――君は、本当に僕にはもったいないほどの太陽だ。
真っ直ぐで、純で、闇しか知らなかった僕を照らしてくれた光。
この子とこれから人生を歩んでいける幸福さを、今更ながら再確認した。
「・・・エステル、ちょっと失礼するよ」
僕は右手をエステルのお腹に当てる。
「ヨシュア?」
「――初めまして。僕たちの赤ちゃん。僕が君のパパです。昼の時はあまりのことでちゃんと挨拶できなかったけど、
ごめんね。こんな頼りなさそうな父親で。でも、今から僕は君のお母さんと生まれてくる君に誓うよ。
君が誇ることが出来る父親になるよう努める。何があっても君とお母さんを守る。
生まれてきたら、お母さんと一緒に末永く共に歩いていこう。
君に会えるのを楽しみにしているよ」
「・・・・・・」
「何ニヤニヤしてるんだい」
「いやぁ、相変わらずそんな気障なセリフがよくすらすら出てくるなと思って」
「悪かったね。気障なセリフで。自然とそう出るんだから仕方ないだろ」
「ふふっ、そうね。じゃあ、その気障なセリフをこれからもたくさん聞かせてね」
「ハハッ、善処するよ」
ありがとう、エステル。と、心の中で感謝する。
「あぁ、そうだ。父さんは緊急で明日帰ってくるから、父さんにはそのときに正式に報告するとして、
レーヴェたちにはいつ報告する?」
「そうだね。出来る限り早いほうがいいんじゃないかな・・・って、もしかしてエステル? 君もハーメルに行く気?」
「当然じゃない。当の本人がいずに報告するって言うのも変じゃないの」
「でも、君は身重だし・・・」
「何があってもあたしと子供を守ってくれるんじゃなかったの、パパ?」
意地悪そうにエステルが言う。・・・先ほど誓いを立てたばかりだった。
「まったく・・・君って子は」
「まぁ、不安だったらシェラ姉でもリッジさんに護衛を頼めばいいんだし。そこら辺はおいおい考えましょ」
「そうだね」
「とりあえず、今日はもう寝ましょ。まだ眠れないんだったら、子供の名前を何にするかで朝まで起きててもいいし」
「気が早いよ。まだ半年以上先だろ」
「いいじゃないの。これは子供が出来たものたちの特権よ」
そんな会話をしながら、僕たちは2階へと上がっていった。
正直、まだ不安はある。でもそれはただ、初めて親になるということへの不安だ。
僕が感じていた『闇』とも言える不安はもはや『光』によって消えうせていた。


721乙女と青年の決意last:2006/03/31(金) 22:16:00 ID:rRGl1blK
ハイ以上です。
明日から社会人なので急いで書き上げた。
誤字脱字はご容赦。
さらに、何も盛り上がりもない、平坦なペースのまま終わってしまったことをここに陳謝する。
しかし、反省はするが後悔はしてない。

で、書いていて自分でもビックリしたが、シェラ姐がここまで活躍するとは思わなかったw
ヴィヴァ! 姉貴分!
他のキャラを出そうにも、出しようがなかった。ここは反省しなければならない。

さて、執筆中に思い浮かんだ小ネタ集を披露して、終わりにしたい。でわ
722名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 22:18:21 ID:/JpYQy2K
>>721
リアルタイムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
お疲れ様です。激しくGJっす!!
723名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 22:18:34 ID:rRGl1blK
小ネタ集
【父帰る】
カシウス「祖父か。俺もまだまだ若いんだがな。それにしてもやることはきっちりとやってたんだな、ヨシュア」
ヨシュア「父さん、下品だよ・・・」
カシウス「ハッハッハッ。照れるな照れるな。5年も一緒にいてエステルに中々手を出さなかったから、正直いつ孫が出来るか不安だったんだぞ」
カシウス「オレも若かった頃はレナと(以下ry」
エステル「そう言う話はあたしがいないところでしてくれる?」
※身内の性事情などは出来うる限り聞きたくないものですw

【寝言・カシウスの場合】
シード「失礼します、准将。この書類ですが・・・と、うたた寝か。珍しいな」
カシウス「zzz・・・」
シード「無理もない。ここのところお忙しかったからな。しばらく休んで・・・」
カシウス「左舷弾幕薄いよ! 何やってんの!」
シード(ビクゥッ!?)
カシウス「むっ・・・おぉ、シードか。すまん。少し寝ていたようだ。で、何の用だ」
シード「は・・・はぁ。あの准将、この書類ですが」
シード(なんだったんだ? 今のはなんだったんだ!?)
※多分ブライトの精霊が乗り移ったと思われますw

【寝言・エステルの場合】
ヨシュア「エステルー。朝ごはんだよーって、まだ寝てるのか」
エステル「zzz・・・」
ヨシュア「エステルー。早く起きないとご飯冷めr」
エステル「左舷弾幕薄いよ! 何やってんのよー!」
ヨシュア(ビクゥッ!?)
エステル「んッ・・・あ、おはようヨシュア・・・。今日の朝ご飯は何?」
ヨシュア「あ、あぁ。目玉焼きとトーストだよ」
ヨシュア(な、なんだったんだ? エステルのあんな寝言、初めて聞いたぞ!?)
※多分ブライトの精霊がry

【寝言・ヨシュアの場合】
エステル「ヨシュアー。朝ご飯よー。って珍しいわね、まだ寝てる」
ヨシュア「zzz・・・」
エステル「うーん。それにしてもかわいい寝顔。おーいヨシュアくーん。早く起きないといたずらしちゃうわよー」←セクハラ
(-∀-(⊂(´∀`*)プニプニ
ヨシュア「な、殴ったね! 親父にもぶたれたことないのに!」
エステル(ビクゥッ!?)
ヨシュア「ん、おはよう・・・エステル」
エステル「お、おはよう・・・ヨシュア」
エステル(なに? 今の寝言はなに!?)
※少なくともヨシュアはぶたれてますのであしからず

【英伝キャラを使ってシチュ希望してみるテスト】
シェラ「フゥ・・・。エステルに先を越されたか」
アイナ「まぁ、これはあせっても仕方ないわよ。縁だから」
シェラ「まぁね。それにしてもボースでの初体験は初々しかったのに(>>573)、
  ヨシュアッたらあんなかわいい顔してエステルに××××とか●●●●とかしてるなんて・・・」
アイナ「この分だと、○○○○とか△△△△とかもしてそうね」
シェラ「有り得るわね。さすがのあたしもそんなことしたことないけど・・・」
アイナ「他にも○△■×とか・・・」
シェラ「はたまた□♪Ω#とか・・・」
※伏字をしている部分のSSをぜひここの職人に書いていただきたいw
 そして>>572よ。続きをwktkしながら待ってます。ガンバ!
724名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 22:28:45 ID:oA15pFEv
御疲れ様です。明日から社会人として頑張ってください!
725名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 22:59:30 ID:9/gwnl9f
おお神!! ありがとう神!!
キャラや会話が自然で実際にありそうな話で感動した。ええ話やー
726572:2006/03/31(金) 23:14:02 ID:3BG285xB
投下乙です!できちゃった結婚ヒャホーイ。
GJ!GJ!
そして社会人開始もおめでとうございます。

こちらは馬鹿みたいに忙しい仕事に押されながらも
あとは細部調整なので多分明日にはいけそうです。

バカップルの濡れ場を書くのに一番必要なものはポエマーとしての
魂と恥ずかしさに耐える精神力だと思う今日この頃(゚∀゚)
バッファローレイジで自爆するシスコンの気持ちがなんか理解できてきた
727名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 23:37:07 ID:4GUG0wib
>>723
乙!ほのぼのしてて良かった。明日から頑張ってください

>>726
明日を楽しみに待ってます!!
728名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 23:39:52 ID:r1q2kAt+
乙です!ティータは遠征か。反応が見てみたかったな。
驚かそうと待ってたら、ティータも妊娠して帰ってきたりしてなw
明日から頑張ってくださいー。
729714-:2006/03/32(土) 00:05:44 ID:YMljS/BE
緊急連絡です
今日は3月32日らしいです。
社会人になれません。本当にありがとうございました
730名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 01:12:05 ID:z2atA6ks
>>721
乙です。

えーっと、
>某小国で出逢った赤毛の老人
って、ア○ルですか?
731名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 01:24:02 ID:hUyPcJcD
ヨシュエスばっかですがヨシュエス投下してもいいっすか
732名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 01:25:59 ID:z+Pe8890
お願いするです。
733名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 01:38:02 ID:rU7Zoya+
>>731
ぜひかもーん!
734名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 01:58:01 ID:DTEQrLir
>>731
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
735名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 02:41:38 ID:hUyPcJcD
ちょっと待ってね

自分女なので一人称を男にして書いてるからむずい(死
736名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 04:00:20 ID:sm39BPrB
>>735
うほ待ってまつ
今日はどこもお祭りだから寝れないっすよ
737714-:2006/03/32(土) 07:18:46 ID:YMljS/BE
>>736
エイプリルフール祭り?

とりあえず逝ってきまーす
738731:2006/03/32(土) 07:36:09 ID:3msZOx1i
うし。
寝落ちしかけて復活したらテキストを消していたので書き直してた。
次からいくです。
739731:2006/03/32(土) 07:36:38 ID:3msZOx1i
ハーメルからヨシュアたちはひたすら歩いた。
「これじゃあ太陽も見えないな」
北はノーザンブリアから東へ向かい、帝国の沿岸部を踏破しながら
道なき道を下って海を渡り──どこをどう間違えたのか丸一日日程
森で迷うことになった。
鬱蒼とした森。
見上げてもただ枝と葉しかみえなくて二人は途方に暮れていた。
「ごめんエステル、今更だけど完全に迷子になったみたい」
「そんなの言われなくても気づいてるわよ」
やれやれと言いたげな彼女はそれでも笑っていた。
「運がいいことに食べるものには困らない位魔獣もいるし、特に問題は無いけど」
それから表情を少しだけ曇らせて下を向く。
「水浴びくらいはしたいわね…」
最後に宿らしい宿で風呂に入ったのは二日前。
年頃の女の子には少々厳しいものがあるのだろう。
水の匂いはそこかしこでするものの、方向感覚を失わせるかのように茂る森はどれだけ
歩いても同じ場所を回っているかのように感じられて。目印をいくつか置いてきたのだが
どうやら何かが持ち去っているようで道を戻っても無くなってしまっていた。
「この際仕方ないからいけるとこまでいきましょ」
申し訳なさそうにしていたヨシュアの肩を叩き、にっこりと笑う。
リベールを離れてからというもの傍らの太陽はいつも明るく優しく照らしてくれていた。
「そうだね、そうしようか」
740731:2006/03/32(土) 07:38:15 ID:3msZOx1i
それから数時間経った頃。
「ねえヨシュアあれ見て!」
「どうしたの?」
彼女の指差す方向を見やると何か石碑のようなものがある。
ぱっと見ではただの大きな石なのだが、よくよく見れば他の石と違い苔が一つもついて
いなかった。
表面に何か文字のようなものが彫られているけれど…。
「なんて書いてあるのコレ…読める?ヨシュア」
「……さっぱりわからないね」
古代語なのか、果たして言葉なのかすらもわからない文様。
一里塚のようなものかと思いきやまったく別のものだったらしい。
「あーあ、出口はあっちとか書いてるかと思ったのに」
疲れたーと言いながらその石の上にエステルが座る。
その時。
淡い光を放ちながら石が一瞬消える。
「エステルっ」
「な、なにこれ!?」
咄嗟にエステルを引き寄せたものの、ふたたび石は現れた。
石が変わったような気がするだけで別段異変は無い。
周囲にもこれといった気配は無く、ただ森の生物の存在が感じられるだけだった。
「何も無いみたいだけど用心はしないといけないかもしれないね」
「それならいいんだけど。でもねヨシュア」
危険は無いと感じて抱いていた腕を離そうとするヨシュアにエステルはしがみついた。
「ちょっと腰が」
「抜けたの?」
「力が入らないだけですっ」
それを腰が抜けたというんじゃないのかという言葉を飲み込んで、ヨシュアはエステルの
頭を撫でた。必死になってしがみついている姿はどこと無く小動物のようでもあるのだが、
こんなことを言ったら怒られるのだろう。
腕の中にいるエステルを見て、少しヨシュアは感慨にふける。
旅を始めた頃手に触れるのにも気恥ずかしさが伴っていた二人だったのに、気がつけば
極自然に体を寄せ合うようになった。触れ合って、キスをして。そこから先に進むのに長
く時間はかからなかった。
741731:2006/03/32(土) 07:40:20 ID:3msZOx1i
森が宵闇に覆われ、虫の声が聞こえ始めた頃。
視界に白い霧のようなものが現れた。
水の匂いよりどこか懐かしい匂いが強くなっていった。
「……温泉だ!」
木々が開け、湯気立ち上る。
どこか懐かしいと感じたのはエルモ温泉の匂いだった。
腰が抜けたと言っていたのが嘘のように──腰が抜けたとは言っていないが──エステ
ルははしゃいでいる。
対岸で温厚そうな大きな角の魔獣が温泉に浸かっているところを見ると危険は無いのだろうが、
バッグから銀器を取り出して湯につけてみた。
変色はしない。
「大丈夫そうだね」
指先で湯を確認すると傍らを流れる川から水を引いているらしく温度も適温。落ちて
いく太陽に照らされ乳白色の湯なのだろうがきれいなオレンジ色に染まっている。
色々と確認をして横に立つエステルを見上げるとどこかを見ている。
「どうしたの?」
「う、ううんっなんでもないよっ」
「そう?じゃあここでお風呂代わりに…」
「えっ!は、入るの?」
水浴びくらいと言っていたからてっきり入るのだと思っていた。
「入らないの?」
だって、その……。口ごもったエステルは真っ赤になって下を向く。
「……んだもん」
普段と違う小さな声が聞き取れなくて、エステルの手を取ってそばに寄せた。
目が合うと更に顔を赤くして。
「明るいんだもん!」
思えば初めての夜から明かりのある中でエステルの体を見たことは無かった。
「い、いくらヨシュアでも、羞恥心を忘れたわけじゃないんだから…」
などとぶつぶつ言いながら耳まで赤くしている。
「じゃああっち向いてるから。お湯は乳白色で入ってしまえば見えないから」
安心してとヨシュアはエステルに背を向ける。
程なくして衣擦れの音がし、水音がした。
742731:2006/03/32(土) 07:45:58 ID:3msZOx1i
ヨシュアの背中を見てるのは好きじゃないの。
エステルはそう言う。
グランセル城の夜を思い出すから。
あたしはヨシュアの後ろに居たいんじゃない。ヨシュアの隣に居たい。
「結局隣に来てるんじゃ意味無くない?」
横で湯に戯れるエステルに言うと
「入っちゃったら見えないから大丈夫」とよくわからない答えが返ってきた。
「ヨシュアが見えないと不安だし」
まぶしそうに目を細めながらヨシュアを見るエステルが肩に寄りかかる。
そのエステルの肩を抱いて額にキスした。
「もう僕はエステルの居るところしか帰りたくないから大丈夫」
ついばむような口付けをして、背骨を指でたどる。
震えのようにエステルの体が硬直して何か言いかけた唇を塞いだ。
「……っめ……んっ」
タオルを敷いた柔らかい下草の生えた温泉のふちにエステルの体を引き上げると、
湯にぬれた体が陽光を受けて淡く光る。
「みちゃだめっ」
慌てて体を隠そうとする手を捕まえると体をよじってエステルは逃げようとした。
「見せて、エステル」
耳元で囁くとエステルの体から力が抜けていく。
──多分、ここがエステルの言う僕の意地悪なところなのだろうと思う。
少しおびえたように困ったようにヨシュアを見る。
「き、傷だらけだからっ」
ところどころ白い体にある切り傷や刺し傷、そしてたぶんいくつかの殴打の痕。遊撃士
である以上避けては通れない体への傷は男であれば勲章にもなろうが、二十にも満
たない女の子であるエステルにはただ忌まわしいだけの痕なのだろう。
「きれいだよ」
一つ一つに唇をつけていくとその度に小さくため息のようにエステルが息を漏らす。
743731:2006/03/32(土) 07:48:44 ID:3msZOx1i
旅を始めた頃よりも女性らしくなった体を抱き起こして、暖かなふくらみに手を添える。
先端をわざと避けて指先でたどりながら、背中を撫で続ける。
「ぁ……キスして……ヨシュア」
愛撫に震える唇に口付け、柔らかな唇を噛む。何度も角度を変えて口腔を舌でなで
上げるたびにエステルの体は震えた。
「触ってもいないのに勃ってるね」
ふくらみの先端を弾くとエステルは泣きそうな顔でヨシュアを見た。
「い……じわる……」
旅を続けていくごとに大きさの増す柔らかな胸をもみしだきながら、快感に反る背を指
でたどる。ヨシュアの指ひとつでエステルは体の奥底から震えた。疼きが少しずつ体の
芯にまで進んでいく。どうしようもないくらいヨシュアの指先だけで体全体が痺れてしまう。
「は……あぁぁっ」
普段の威勢のいい彼女はどこかへ行ってしまったような頼りない声がヨシュアの熱を
呼び覚ます。
深く味わうように舌先で乳首を転がし、腹部を撫で。
ぴたりとあわせられた両足の間をほぐす様に優しく撫でる。
「っ……ヨシュア……だめっ」
「だめって言ってるけど」
丘陵の頂にある赤い蕾をゆるくつまむ。
「やぁ……っん」
「感じてるよね」
力の抜けた瞬間に両足の間に体を割り込ませて柔らかな茂みに指を伸ばした。
ぷっくりとした突起に触れる。
「ぁ……んっ……は……っ」
上気したエステルの体が跳ねる。指先からその先にある熱を感じ、下半身が熱くなる
のを感じた。
「だめって……言っても……」
「我慢出来そうに無いみたい」
「やぁっ……ん」
陰核をつまみ、捏ねて。もっとこの声を聞きたいとそこに口付ける。舌先で撫で、潰し。
「ョ……シュ……あ……もぅっ……あつぃっ」
狂おしげに眉を寄せ、喘ぐエステルが手を伸ばす。
「ヨシュア……あたしも……っ」
744731:2006/03/32(土) 07:55:59 ID:3msZOx1i
潤んだ瞳で見上げてくるエステルは唇を離してもなお快楽に震えている。
びくびくと意思とは関係なく動く体を動かして湯の中にいるヨシュアのそばへ戻った。
熱く屹立したヨシュアに触れ、上下に動かす。不慣れではあるけれど、気持ちいいらし
いやりかたは覚えたと思う。裏筋を親指でしごきながら。カリ首を指でたどる。硬さが増
していくと触れられていなくても体が熱くなる。
そんなエステルの股間にある茂みに手を伸ばし、最初より大きく膨らんだ陰核を撫でな
がらその先へと指を進める。
「あっ」
「気持ちいいからお返しだよ」
抱き寄せてキスをしながら温泉よりも熱いねっとりとした秘裂の中へと。
「……んっ……やぁっ」
内側のざらついた部分をこするとキスをしている唇を離しそうになるエステルをしっかりと
捕まえる。
「んっ……んんんっ」
ぷっくりと完全に剥けた陰核を擦り上げながら中をも蹂躙する。
涙目のエステルはそれでもなおしっかりとヨシュア自身を握り、扱く。
何度もこのまま入れてしまいたいと思ったけれどエステルの嬌態を見ることが出来るとい
うことが新鮮で。
再度タオルの上にエステルを抱き上げて、滾る肉棒を秘裂にそえる。
「まだ挿れないよ」
「なに……?」
キスで唇を封じ、両手をつなぐ。
「……ん」
安心したように穏やかに目を閉じキスに応じたエステルの陰核に亀頭押し当てこする。
「ん……ふっ……ぅ!」
秘裂からもれる液で滑らかに動く肉棒が最も敏感な肉塊に当たる。
「ひ……やっ……んっ……ああああっ!」
欲しくて仕方が無くて膨らんだ女の花弁を刺激されて、カリ首で更にクリトリスを擦り上
げられて。
「ヨシュ……あぁっ!! もうだめええええええっ」
これ以上ないほど硬くなった乳首がヨシュアの体に擦られ息も奪われ、快感の最も大
事な部分を置き去りにされても。
「いっちゃっ……やぁあああっ!!!」
そこで一旦ヨシュアは動きを止めた。
745731:2006/03/32(土) 07:58:41 ID:3msZOx1i
つないだ手を離して、双丘の先端を口付ける。
「なんで……っ」
やめちゃうのと言いかけたとき、熱い何かがエステルの中に侵入してきた。
「ああああっ……!」
「っく、相変わらずきつ……っ」
入り口を何度か出入りしていると、中へと吸い込まれていくように襞が動く。奥まで腰を
打ち付けると一層高い声が上がった。
「ひあぁぁぁぁ……!」
仕事柄体を鍛えているせいでエステルの中は最初とてつもなく狭い。そこを押し広げ進
むと甘美な肉襞が肉棒を包む。
突くごとに奥から何かがあふれ、突くごとに襞がうごめく。えもいわれぬ快感が体の先か
ら頭の先まで走り抜ける。
「ヨシュア……っ」
こんな切なそうな声を上げる時は絶頂の寸前。大きく腰を打ちつけ、奥を突く。
「いっ……ああああっ!!!!!」
大きくのけぞり、ヨシュアの腕に爪を立てて。
強烈な締め付けが無くなった膣内を緩く動かしながら、息の荒いエステルの喉元に口
付ける。
「早いよエステル」
そう笑いながら言うと、不服そうに横を向いてエステルは言う。
「だって……仕方ないじゃない……気持ちいいんだもん」
少しだけ息を整えて、ピストン運動を再開する。
「すごい濡れてるよ」
「……っんなのいわないでってっ……」
顔がどうしようもないくらい熱くて仕方なかった。
「音聞こえるよね?」
「うん……」
無視しようとしても出来なくて、結合部からもれる淫靡な音が次第に大きくなっていく。
さっきイったばかりだというのに体の奥で疼き始める快感。
ぐちゅぐちゅと音がするたびに胸の奥が震える。
「はぁっ」
もっと奥に欲しいのに、ヨシュアは動いてくれない。
「ヨシュアお願い……」
何?と意地悪そうな顔をしてヨシュアはいつまでも入り口あたりで動いている。
カリが入り口を刺激するたび、子宮の奥が痺れる。
「もっと奥……っ」
746731:2006/03/32(土) 08:04:07 ID:3msZOx1i
「ひぁああああっ!」
溶けそうなほど背筋を走る快感に全てを乗せて、ヨシュアは最奥まで突き上げる。
壊れそうなくらいビクビクッと震えるエステルは悲鳴にも似た嬌声を上げる。
突き上げ、回し、強く、弱く。手を変えて侵入しては引く波に飲まれていた。
硬く熱い男の象徴が女の体をえぐり快楽を呼び覚ます。
子宮口に当たるたびに高く嬌声を上げるエステルの潤んだ瞳はヨシュアを時折見上げ、
物欲しげな唇が濡れて扇情的に動く。
全て奪いたい。
「……っんんん……っ…………!」
唇を重ねて赤い舌を食み柔らかに揺れる胸を揉んで。そして、クリトリスを摘みあげる。
「はっあああっんんんーーーーーーーーっっっ!!!!」
嵐のような快感に噎せて頭の中が真っ白になりそうだった。つかまるところがなくて、
ヨシュアの背に必死にすがりついたけれど。どこかへ飛ばされそうなほど意識があやふや
になってくる。
「エステル気持ちいい?」
ドクドクと子宮から愛液がとめどなくあふれ、性の匂いが充満する。
ピストンを繰り返す肉棒がかき出す愛液は音を立てて落ちていく。
「っんっんっ…………きもち……いいぃ……!」
良かったとヨシュアは言いながら動きは止めない。
締め付けは更にきつくなり、射精感が加速する。
「んっ……やあああああぁぁぁ……!」
膣内はどろどろに溶けて、それでいてきつく肉棒を締め付ける。
ヨシュアはエステルの足を更に広げスピードを上げた。
「いっちゃっいっちゃううううううっ!!!」
抜ききらないようぎりぎりまで抜いて、奥へと突き入れる。
「じゃあ僕も……っっく!」
「ぁ……ぁんっっっ」
激しく突き上げていると狂ったようにエステルは嬌声を上げた。
「ひぁあああっ……やああああ!!!!」
びちょびちょと抜き差しするたびにあふれる愛液。
獰猛な勢いでエステルの中を抉る。
「ヨシュアっっっっ!!!!」
ビクンと体が跳ね、膣内に愛液が氾濫する。食いちぎられそうな締め付けに脳天が
焼き切れそうになる。
「っく……イくよエステル」
「やっあああああああああっっ!」
どくんと中で脈打ち、噴出す奔流。
体の奥に打ち付けられる熱量が体全体に広がって自分が真っ白に光ったような気がした。
747731:2006/03/32(土) 08:08:23 ID:3msZOx1i
何もかも忘れて一つになることだけを考えて、ただそれだけを考えて互いに触れ合った
後の静寂。この瞬間が一番幸せだとヨシュアは思う。
「もう……見られるのやだったのに」
滑り込むように湯に浸かったエステルが頬を膨らませてヨシュアの肩に頭を預ける。
「そんなに嫌ならもうしないけど、きれいだったよ?」
「〜〜〜〜〜っ」
さらっとこういう事を言うのがヨシュアの困ったところだとエステルは思う。
どう反応していいかわからないというか、対処にこまるというか。追い討ちをかけるように
優しそうに微笑むのだから性質が悪い。
「そんな顔で言われたら嫌じゃないとしか言えないじゃない…」
「でも外でやっちゃったことより、見られたほうが問題なんていうのがエステルらしいというか」
「あああああああああああああああああああっっ!!!」
思い出したかのようにエステルは顔を真っ赤にする。
よく考えてみればここは外である。いくら迷子になった挙句の温泉とは言え人が通らないと
確信を持てるわけもない。
そして。
「……しかも、ヨシュア中に出したよね」
「エステルがかわいくて止まらなかった。ごめん」
「そういうことをしれっと言うなっ!」
星空の下の温泉だというのになんだか騒がしい。普段ならば動物や穏やかな魔獣位しか
居ないこの温泉も今日に限って言えば賑やかで、そして普段どおり和やかだった。

その翌日。
一時間ほど歩いた先に轍を見つけ、人里には下りることが出来た。
だがそこであの森が迷いの森と呼ばれるものであると知った。
聖獣が棲むと言うのもその時聞いたのだが、もしかしたらあの時いた大型で、けれどとても
優しい気配を持ったあの魔獣がそうだったのかもしれない。
748731:2006/03/32(土) 08:20:45 ID:3msZOx1i
仕事しながら白き魔女を思い出して浮かんだネタだったのでこうなりました。
元801書きな上絵描きなので色々アレな部分がありますが平にご容赦を。
ヒツジンネタ持ってこようかと思ったんですが、
中身入れすぎてダラけそうだったのでやめますた。
それでは仕事行って来るであります!
749名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 11:33:36 ID:kUEEcReN
ヨシュエスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
外でやる二人GJっす。ゲーム中の海岸でも邪魔入らなきゃあのままやってそうだしw

絵描きということですが次は絵も見てみたいですね、あとヒツジンネタもw
750名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 16:15:44 ID:j1dOnHRk
GJ!!!!よっきゅん余裕あるなw
絵も字もなんて羨ましい。また是非ネタ思いついたら宜しくでっす
751名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 18:36:56 ID:YMljS/BE
>>731
GJ。
そしてこれからすっぽんぽんで>>572を待つ。

>>572が来るまで、仕事の帰りに思いついたネタを披露。萌えスレに投下すべきかも知れんがw

【教授の血液型】
(あの世にて)
レーヴェ「ワイスマン、お前の星座はおそらく蟹座か双子座だろ?」
ワイスマン「なんですかいきなり。確かにそうですが? 私の星座は・・・」
レーヴェ「ずばり、蟹座だな。あの無様な死に様は蟹座にふさわしい」
ワイスマン「・・・痴れ者が」
752名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 18:43:28 ID:ttBY1vgP
クローゼの師匠は水瓶座だな
753572:2006/03/32(土) 20:51:23 ID:4/SsiKL7
わーいヨシュエスがイパーイ(゚∀゚)!GJ!超GJ!

こちらもお待たせしました。ようやく書き上げた以下後編。
前編の三倍になっちゃったものを後編って呼んで良いのか。
まあ無駄に長いのですが、初めて同士は手間のかかるものだと
思って勘弁ください(;´∀`)

なお、マッパは風邪をひくので止めた方がイイとおもうです。
754家族で恋人で8:2006/03/32(土) 20:52:39 ID:4/SsiKL7
「灯り、消してね」
 請われるまま、ヨシュアは室内灯のスイッチを切った。
 カーテンをしっかりと閉ざしてある部屋は瞳を閉ざしているかのように暗く、
其処にいる恋人の姿さえ窺えない。それでもエステルが自分の方をじっと
見つめているのは痛いほどよく解る。
 ヨシュアは暗闇の中、危なげな様子もなく少女の傍らへと戻っていった。
 そっと頬に触れれば、少し火照った頬の熱さがゆっくりと伝わってくる。
「真っ暗……だね」
「うん」
「カーテン、少し開けようか」
「う……あ、開けなきゃだめ?」
 よほど恥ずかしいのか、とっさに引き留めようとヨシュアの袖を引いてくる。
その制止に少しヨシュアは躊躇った。

 できることなら全て願いは叶えてあげたい。
 ヨシュアは夜目が利く方で、さらに隠密訓練で培われた経験から、暗闇が
行動に支障をきたすことは殆どない。ましてそれが狭い寝床で、自分に身を
任せている少女を抱きしめるだけのことなのだ。
 けれど――どうしても彼女の顔が見ていたい。
 これから結ばれる相手は他ならぬエステル・ブライトなのだから。

「このままじゃ、君の顔が見えないよ」
「――うん、あたしもそれは……いやかな」
「開けるね?」

 布の擦れる音と共に、月明かりが差し込んでくる。導力灯の光とは違い、
目を刺すほどの明るさはなく、まだ部屋は薄暗いままだったが、それでも
愛しい少女をはっきりと照らしてくれた。
 じっと両手で肩を抱いている姿はひどく頼りなく、まるで自分を押さえつけて
いるようだった。安心させるように、背後からそっと抱きしめる。
 腕の中で、さらに恋人は身を固くした。

「エステル……大丈夫?」
「あたしは、平気……だよ?」
「じゃ、力抜いて――ね?」

 エステルが強がりを言っているので、そのまま何もせずにただ体温だけを
感じながら抱き続ける。
755家族で恋人で9:2006/03/32(土) 20:53:39 ID:4/SsiKL7
 鍛えてあるとはいえ、まだ若い少女の体は柔らかく、ヨシュアにしてみれば
不安なことこの上ない。押さえつければ抵抗もできそうにない腕。簡単に絡め
取れる脚。ただ柔らかいだけでは無いけれど、自分より小さい手。
 全てが今、腕の中に収まっている。
 意識しないままに強く彼女を抱き直したとき、強張っていたエステルの肩が
落ち、観念したように呟いた。

「――ちょっとだけ、怖い。あ、ヨシュアがじゃないよ? その……始めてだし」
「僕だって始めてだよ」
「あ……そっか。そうだよね」
「うん」

 結社にいたとき、人を籠絡する手段の一環としての性行為は教わってはいた
し、多少の実践も伴ったけれど、愛する人と結ばれる方法など誰も教えてはくれ
なかったから、多分嘘ではない。
 覚悟を決めたのか、エステルと自分へとこわごわと身を任せてきた。そのまま
服を脱がせようと寝間着に手をかけるが、大慌てで恋人は手の中から逃げ出した。

「あ、あの。その! ――自分で脱ぐから。ちょっと後ろ向いて」
「……脱がせてあげるけど?」
「――な、ななな、なにいってんのよ! ダメダメ、だめッ!」
「エステル……どうしてそんな嫌がるのさ」
「い・い・か・ら。あっち向きなさいっ」
「夜中に大声出したら駄目だよ」
 本気でごねる少女に逆らう事はできない。多少不満はあるが、ぐいぐいと体を
押されて、渋々少女に背を向ける。
「ね、ヨシュアも……脱いでね?あたしだけ脱ぐなんて、不公平よ」
「はいはい」

 言われたままに服を脱ぎ捨てると、夜の空気は少し冷たく、同時に自分がどうし
ようもなく火照っていた事に気がついた。
 自分の背後の、人が動く気配。布の音。
 彼女の肌も熱くなっているんだろうか。
 今すぐ振り向いて確かめたいけれど、こんなところで臍を曲げられるのはちょっと
拙いだろう。
 何とか意識を彼女から逸らそうと苦労していると、とん、と背中に柔らかいものが
ぶつかってきた。やはり、熱い。
「お、お待たせっ」
 照れ隠しだろう、無理にいつも通りの口調で彼女は言い――何故か子供の
悪戯のように両手で背後からヨシュアの目を覆う。
756家族で恋人で10:2006/03/32(土) 20:54:36 ID:4/SsiKL7
「エステル?」
「――まだだめ」
 身長に大差のない彼女にそういうことをされると、当然、背中から密着されて
いる様な形になる。
 彼女の長い髪が素肌に触れてくすぐったい。いやそんなことより背中に押し
つけられた柔らかい感触がどうにも意識を奪わせる。

「ね、エステル……その、手放して欲しいんだけど」
「――まだ見ちゃ、だめ」
「……理由を聞かせて」
「その……心の準備が……」

 彼女の心の準備が整うまで、自制心が保てば良いのだが。
――正直、かなり、自信がない。
 手を覆うエステルの指をそっと引きはがそうとするが、彼女は逆に自分に強く
しがみつくようにして。まったくの逆効果だった。

「ヨシュアの体……結構筋肉質だよね。華奢に見えるのになぁ」
「エステルの体は――柔らかいね」

 言ってしまって、背中に当たっている柔らかい膨らみの感触をそのまま意識する。
中央辺り、何も間に挟まないのでよく解ってしまう小さな突起が、特に刺激される。

「なによ、固いとおもってたの?そんなに筋肉付けてないわよ」
「うん、それは知ってた――って、叩かないで」
「もう。……腕とかがっしりしててさ。やっぱり、男の子、よね……」

 そして、背中に張り付く少女は、何処までも女の子で。
 自制心、自制心――無理だ。
 今すぐ抱きしめたい。その柔らかい肌に溺れたい。
757家族で恋人で11:2006/03/32(土) 20:55:31 ID:4/SsiKL7
「――エステル。僕が目を塞がれてて君が見てるのは、不公平じゃないの?」
「じゃ、あたしも目を閉じるわ」
「エステル……往生際が悪いよ?」

 腕ごと引き寄せるように捕まえて、指を一本一本引き離していく。ようやく拓け
た視界の中、揺れる髪が落ちかかるのが見えた。

「諦めてこっちにきて、エステル」
「……あ、あのっ。あたし……ほら、シェラ姉みたいにおっきくないし――」

 可愛い声で馬鹿なことを言うので、剥がした手をそのまま頬に引き寄せて手の
甲に口付ける。多分、彼女の体の中では一番よく知っているそれ。普段武器を
握っている割には、あまりその手は荒れていない。温かで柔らかい少女の手。

「ク、クローゼみたいに肌綺麗じゃないし……」
 もう一度、音を立ててその手に吸い付き、そのままゆっくりと舌を這わせる。この
指も、こぼれ落ちる髪も、甘く崩れていく声も、今は自分だけのもの。

「くすぐったい……」
 指先を口に含み、小指を甘く噛み、子猫でもあやすように頬ずりし、愛おしみな
がら、ぐいと彼女の体を引き寄せた。
「ね、ヨシュ――きゃっ」
 腕を引きながら肩をひねって、体落としの要領で自分の腕の中に落とし込む。
絡め取った可愛い獲物を、自分の体の下に押し込んで閉じこめる。
「……変なとこで乱暴なんだから」
「君が馬鹿なこと言うのが悪いんだよ」
 月明かりの中、ようやく捕まえた彼女の身を隠すものは何もない。
758家族で恋人で12:2006/03/32(土) 20:56:11 ID:4/SsiKL7
夜の薄暗がりのなかでもはっきりと解る、少女の恥じらった顔、寝台に散らされた
長い髪、引き締まっているけれど肉付きのある体躯、控えめな膨らみの中央では、
可愛い突起が既につんとたって震えていた。
「僕が大事なのは君なんだから」
「……あんまり見ないで」
「君の体だから――欲しいんだよ?」
「……は、恥ずかしいこと言っちゃだめっ」
「……好きだよ」
「だ、だからっ……」

 恋人は火照ったままの顔を隠すように両手で押さえ、指の隙間から怯えるように
見つめてくる。そのまま消え入りそうな目でヨシュアをじっと見つめてくる。

「ね、ヨシュア……あたし――その、どうしたら、いい?」
「今日はね、僕がその……全部するから」
「う、うん……」
「エステルは受け入れてくれるだけでいいからね」
「……うん」

 エステルは瞳を閉じて、まだ全身を固く強張らせながらも、体を深くベッドに沈ま
せた。素直な彼女が嬉しく、その素直さに多少の罪悪感を抱きながら、胸の上で
固く握られたた手をそっと広げ、自らの指と絡ませる。
 よく知っているけれど始めて知る、エステルの体。
 優しく、優しく始めよう。


759家族で恋人で13:2006/03/32(土) 20:57:01 ID:4/SsiKL7
「エステル。舌、だして」
「……んっ」
 怖ず怖ずと差し出された舌に、吸い付くように深く口づける。反射的に身を退こう
とするエステルの頬を、両手でつかむようにしてさらに引き寄せて、更に深く求めて
いく。
 性的な事に疎い恋人は、触れるくらいの優しいキスの方が好きだ。それを知って
いるから、今まで激しく舌を絡めるような深い求めは殆どしたことがない。
 けれど、ずっとこうしたかった。
 息が苦しくなるまで。――苦しくなっても。
 あの、今では後悔しか残っていない別れの時。薬を含ませるためではあったけれ
ど、彼女と口づけた瞬間は喜びしかなかった。眠る彼女の体から手を放すのは、
渾身の決意が必要だった。
 逃げる舌を絡めて、引き出して、押さえつけ、甘く噛んで、自分の体液を押し込める。
受け入れてくれという自分の言葉に従っているのか、こくり、と彼女の喉が揺れた。
「――ふっ……はぁっ……はぁ……あ」
 溺れそうな声を上げて、息を荒げる彼女が零す嬌声は痛ましいほど愛らしい。
 お互い何も考えられなくなる頃、ようやく唇を解放する。荒い息で胸を上下させる
彼女に、ご褒美のように優しいキスを落としながら濡れた唇をぬぐうと、子猫のよう
にむずがった。
 そのまま、心の赴くままに彼女を愛していく。

 みずみずしく、柔らかそうで何度触れてみたいと願ったか解らない頬は、朱に染
まり撫でるたびに目を潤ませ。
 いつも襟元から覗かせていた首筋。たまに不意打ちの様に人をのぞき込んできて、
無防備さに劣情を煽られたそこを唇と指でそっと辿る。いっそ吸い付いてしまいたい
けれど、それは何とか抑えて、晒された、小振りの胸にそっと触れた。

「ひぁっ……」

760家族で恋人で14:2006/03/32(土) 20:57:54 ID:4/SsiKL7
 手に収まる程度のそこは、思っていたよりもずっと柔らかかった。そっとそっと、
大切な彼女を傷つけたりしないように力を込めていく。
「あッ……あの、ヨシュア……きゃっ」
 どこか上擦った声は気にせずに、始めて触れた感触に集中する。
 温かくて、弾力に満ちたふくらみを優しく揉みほぐす。慎ましいそこをふるふると
揺らすと、少女の喉から、押し殺した嬌声が漏れるのが、少し嬉しい。
「うんっ……あっ……はぁ――だ、だめ」
 更にぷっくりと膨らんできた桜色の突起に手をかけようとすると、あわててエステル
が手で胸元を隠そうとする。
「エステル、手どけて」
「――で、でも……」
「腕はこっちにやっちゃうよ」
 この期に及んで抵抗しようとする、素直でない彼女の両手を右手で軽く押さえて
頭の上の方へと固定する。
「あ、ヨシュア……」
少し怯えた声を余所に、左手を胸のしこりへと伸ばす。可愛い色の乳首は、つんと
尖っていて、軽く触れるだけでエステルは身を震わせた。スイッチみたいに過敏な
そこを何度も何度も、柔らかくもみ、つねり、押し上げては刺激する。そのたびに
抵抗していた腕から少しずつ力が抜けていくのがどうにも愛らしい。
「あっ……あっ…」
 両手を抑えられているで、刺激に耐えるのは身をよじるか首を振るかのどちらか
しかない。声を抑えるために口をふさぐこともできずにエステルは甘い声を上げ続ける。
その声がもっと聞きたくて、ヨシュアは柔らかい胸にそっと唇を落とした。
「え――?きゃあっ!」
 そのまま、白い乳房に舌を這わせる。ふるふると震える其処は甘い果実のようで、
ヨシュアの心を熔けさせる。小さい頃からずっと一緒だった少女の肌。最愛の彼女。
「これが……エステルなんだね」
「……恥ずかしいよヨシュア……」
「――だめだよ……もっと、見せて」
761家族で恋人で15:2006/03/32(土) 20:59:01 ID:4/SsiKL7
 弱々しい制止など聞き入れず、そのまま白い肌に吸い付く。
「い……あっ――くすぐった……」
 ゆっくりと放した唇の下には赤い跡が残っている。
 それが彼女が自分のものになった証のような気がして、さらにヨシュアは少女に
跡をつけていく。
 控えめな膨らみは、弾力に富み手のひらの中で形を変え、つんとたった頂を口に
含んで、舌で転がしてやる。
「あんっ……だめ、だめ――」
首を振りながら切なげな声を上げるエステルが、もじもじと内股をこすり合わせな
がら身もだえる。
 じっとりと、触れ合う肌がぬめり始めた。左手で乱暴なくらいに胸を揉みしだき、
わざと音を立てながら唇でもそこ責める。
「エステル、胸、弱いね……」
「やぁっ……あっあっ……あああっ」
 甘く噛んだ歯で、頂をしごいたとき、エステルの体が僅かに反ってがくがくと震えた。
 軽く達してしまったようだ。
息を荒げる彼女をそっと抱けば、少し汗ばんできた互いの肌がしっとりと触れあって
心地よい。このまま、どこまでも求めたい。

「あっ……待って……まって……」
 息をつかせる時間も許さず、構わずに指を先ほどからずっとすりあわせている太股
の奥へと伸す。淡い茂みの奥にそっと指を差し込むと、思っていたとおりぬるりと
した感触があった。

「うっ……うぇ……ひっく……」
「え……エステル?」

762家族で恋人で16:2006/03/32(土) 20:59:39 ID:4/SsiKL7
 驚くより先に、エステルの見開いた朱色の瞳からぼろぼろと大粒の涙がこぼれ
落ちて、あわてて指を引き抜いた。
「ヨ……ヨシュアぁ……」
「どうしたの? 痛かったの? でもまだ――」
 そのまま、はらはらと涙をこぼしたままエステルは首を振った。そのたびに新しい
雫が零れて彼女の頬を濡らしていった。
「ごめんね、ごめんね? 僕が悪かったよ。急ぎすぎたんだよね」
「うっ……ぐす……ちが……」
 しゃくり上げて上手く言葉が伝えられないエステルをみて、ヨシュアは心底動転
した。ヨシュアまで泣きそうになるほど慌てながら、必死で彼女を慰めようとただ
優しく抱きしめる。
「あっ……う、うあ……」
「泣かないでエステル。ごめんね、君が嫌がることをする気なんて――」
 じわじわと後悔が胸に広がってくる。もう二度と彼女を傷付けるようなことはしない
と、誓ったはずなのに。

「違……違うの――」
 ぶんぶんとあわてたようにエステルは首を振る。
「恥ずかしくて……で、でも切なくて……頭が真っ白になって……勝手に、涙が……」
「エステル――」
「ごめんね。ヨシュアが嫌なんじゃないから……違うから……好きだから」
 謝るように、彼女の方から抱きついてくる。
「エステルっ……そんなこと言われたら、僕は――」
「いいの……ヨシュアの好きにして……ちゃんとあたしを――」

 これ以上彼女の声を聞いていたら、本当にどうにかなってしまいそうで口付けて
言葉を止める。
 まだぼろぼろと涙を流す少女にそのまま行為を続けることはひどい罪悪感を伴った。
けれども高ぶりきった体も心も、目の前の恋人を求めて止まらない。理性が放つ
警告などなんの抑止にもならなかった。

763家族で恋人で17:2006/03/32(土) 21:00:32 ID:4/SsiKL7
 閉じていた膝をゆっくりと開かせ、誰にも見せたことのない最奥を自分の前に晒さ
せる。そこは、触れる前から溢れた透明な蜜で内股を濡らしていた。
しゃくりあげる彼女がそれでも体から力を抜こうとする。
 その健気さが、胸を締め付けた。
 そっと、そのぬかるんだ奥へと指を差し入れる。男を受け入れたのないそこは、
固く閉じていて異物の進入を拒むように狭い。こんなきつい場所へ本当に収まる
んだろうかと不安になるほどに指を締め付けてくる。
こわごわと、指を動かすとエステルの瞳からまた涙がこぼれた。

「エステル……痛い?」
「う……ううん。へーき……でも」
「でも?」
「あ……あたしが恥ずかしさで死んじゃったら、ヨシュアのせいよ――」
「……先に僕が死にそうだよ」

 おそらく、火照りきっているだろう自分の顔を見られたくなくて、彼女の秘所へと
顔を寄せる。
「え……あ――そんなこと、するのっ?」
 反射的に閉じようとする足を両手で押さえて、花弁に口付ける。少女の裏返った
ような悲鳴が響いた。後はもう夢中で少女の奥へと舌を這わせつづける。
 エステルはわき上がる声を抑えようと両手で口をふさいでいるようで、せっかくの
彼女の声が籠ったものしか聞こえない。それが少し不満だったけれど、目の前の
行為に没頭していて、そこまで手が回らない。
ぴちゃぴちゃと内から零れるものと、自分の体液の区別が付かなくなるほど濡らして
やって、限界を感じた。
 もう少しほぐしてあげたいけれど、どうにも我慢が効かない。

「エステル……その。――入れる、ね」
「あ、あのね、その。その……痛くしないでね」
「……努力はするけど、保証はできないよ」
「もう……こ、こういうときは、解ったよって言うの」
「嘘ついたらエステル怒るじゃないか」
「い、いいから、優しく――」
764家族で恋人で18:2006/03/32(土) 21:01:23 ID:4/SsiKL7
 開いた足を抱きかかえるように広げ、自分の体を割り込ませる。とっくにいきり
立っていた肉棒を、できる限り抑えながら彼女の濡れた花弁へと潜り込ませる。
ぐずぐずに濡れそぼったそこは、千切れるほどに固く締め付けながらも愛する男を
受け入れた。
 くちゅり、といやらしい音を立てて沈み込み、拒むようなきつさと、途中の抵抗を
押し破り、更に奥へ。
「――いっ……た……あ……」
「エステル――」
 少女の中へ、完全に己が埋まった後、ようやく彼女の顔を見る余裕ができた。
 相変わらずぼろぼろと涙を零している彼女の、潤みきった瞳にはやはり辛そうな色
が浮かんでいた。けれど、確かにその中には喜びの色が混じっているように見える
のは、自分の身勝手な願望だろうか。
「入ったよ……」
「……う、うん……ヨシュアの――入っちゃってる……」
「いたい?」
「……うん。でも平気……」
「ごめんね――」
 これまでしたことも、これから行うことも。ヨシュアは優しく口付けると、ゆっくりと腰
を動かし始めた。初めて繋がるエステルの膣内は本当に男を受け入れるために作ら
れた場所なのか疑問なほどに締め付ける。どこまでが自分で、どこからが彼女なの
かもわからにほどに狭く熱い。動くたびに涙をこぼすエステルは苦しげに、それでも
健気にヨシュアを受け入れる。

「あっ……ヨシュア……ヨシュア……」
 切なげな声で必死に自分を呼ぶ声が、さらにヨシュアの歯止めを削っていく。

 エステルの初めてを、自分が奪っている。
 本当に彼女は自分に身も心も捧げている。
 熱くよどんだ熱を全部彼女の中に注いだら、自分の中に残った暗い何かを浄化し
てくれるんじゃないだろうかなんて、馬鹿なことを考える。
 耐え難いまでの快楽と背徳感が完全にヨシュアを酔わせていた。
765家族で恋人で19:2006/03/32(土) 21:02:22 ID:4/SsiKL7
「エステル……エステル――」
「……やっ、あっ、ヨシュアもっと……ゆっくり――」

 後はただ名前を呼び合いながら体を合わせ、揺すり、肌に吸い付いて、そこにある
相手の体を求め続けた。今すぐにその奥へと放ちたい、でも少しでも長く彼女の中を
味わいたい。
 けれど、体はどうにも勢いが止まらない。ようやく、彼女の強張ったからだから力が
抜けようとした時、ぞくぞくと背中まで焼き付くような快感が走りぬける。つないだ手
を固く握りしめながら、深く繋がった奥で熱がはじけた。

「――あ、ああ……」

 ひときわ切なげな声をエステルが上げる。ヨシュアも全身の力がぬけ、ぐったりと
彼女の上に覆い被った。とろとろにとろけた一体感をもっと味わっていたくて、体を重
ねたままゆっくりと二人、どちらともなく唇を重ねた。

「……エステル」
「う……うん?」
「――エステルのなか、気持ちいい」
「ヨシュアのエッチぃ……」
「僕も男だし」
 エステルも、同じように幸せを感じているのか、熱に浮かされたように笑う。
「ね、ヨシュア、ちょっと重い――」
「ああ、ごめんね。気を付けてたんだけど」
「ん……ちょっとまって」
「なに?」
「ヨシュア……もっとこっち……」

766家族で恋人で20:2006/03/32(土) 21:05:13 ID:4/SsiKL7
 どこか鼻にかかった声で、そう呼ばれる。ここまでしっかりと抱きしめている人間に
側に寄れとは、また無茶を言ってくれる。
 仕方なく顔を寄せると、彼女の方から腕が差し出されて、首にすがるように抱きつ
いてくる。
 キスをねだることはあっても、彼女の方から唇をよせられるのは初めてだった。
 まず額に、次に頬に、そして唇に、子供が甘えるような、たどたどしい口づけ。
 吐息が肌にあたって、気持ちいい。
 ゆっくりと彼女の柔らかな唇が首元へと押しつけられた。
「――ん」
 ちゅ、と音を立てて、最後に強く吸い付かれる。

「えへへ、跡付けちゃった」
「――エステル」
「し・か・え・し」
「――――っ」

 完全に不意打ちだった。こんな時に、こんな可愛い事をされて、どうかならない方
がどうかしてる。

「いいでしょこのくらい。ヨシュアってば……散々……」
 まだ彼女の中に納めたままの高ぶりが、もう一度熱を帯びてくる。
「え? ヨ、ヨシュア?――あ、あの」

 気がつけば、彼女の中で自分のものは、もう固さを取り戻していた。
「あっ……やっ……そんな――また?」
「御免。もう一回だけ――我慢してね、エステル」
「ちょっとまっ……ひゃぁんっ」

 ――二度目の交わりは、最初のものよりもずっと激しいものになった。
 先ほど中に放った精で狭い膣内は十分ぬかるみ、その上処女を失ったばかりの
狭さと熱さが相変わらずヨシュアを絡みとるように締め付ける。エステル自身も、先
ほどより余裕ができてきたのか、突かれるたびに痛みだけではない声をあげた。
767家族で恋人で21:2006/03/32(土) 21:06:20 ID:4/SsiKL7
「エステルのなか、きつくて、ぬるぬるで、凄い――」
「やぁ……くちゅって、いやっ――いやらし……」
 繋がったところからは、流し込まれたものとあふれ出てくる体液で濡れそぼってお
り、ヨシュアの動きに伴って水音を立てていた。
 逃げかかる腰を引き寄せ、ねじ込み、がくがくと揺する。大人しく体を玩ばれる彼
女は突かれるたびに長い髪を振り乱して可愛く喘いだ。
「ふぁっ……ああああんっ」
 彼女の膣内の天井のあたりを擦り上げたとき、ひときわ高い声を上げた。弱いらし
いそこを後はひたすらに攻めてやる。片足を抱えるように高く持ち上げ、より結合を
深めながら、突きこむ。
 ぐちゅぐちゅと彼女の中がかき回される音は更に大きくなっていく。
 今度は彼女を乱れさせてやりたかった。
「あっ……だめっ……そ、こだめぇっ……やめ……ヨシュアぁ――」
 潤みきった目で恋人が懇願してくる。そんなことをしても逆効果なのに、彼女は解
っていないのだろう。少し意地悪な気持ちで、哀れに男を受け入れている場所の少
し上、ぷっくりと膨らんだ肉芽を軽くつまむ。
「ひ……あああああっ!」
 全身を張りつめさせて、更に狭いエステルの中が締め付けられる。それだけで達
してしまいそうになるのをかろうじて堪え、更にそこを苛めてやる。
「あ……く……こわい……怖いよヨシュアぁっ……」
「――大丈夫、僕がいるから……こうしているから」
「ああっ……いあっ、はっ激し……ん、だめぇっ……」
 今夜だけでもう何度しているか解らない口づけで、彼女をあやすが暴れるように身
をよじり、なかなか受け入れようとしない。繋がった部分からどんどん溢れる蜜は、
決して彼女が拒んでいる訳ではないと示しているのだけれど。
 締め付け続ける彼女の中と、頭を焼くほどに破壊力のある喘ぎ声に耐えながら、
腰を打ち付けるように更に押しつける。
「だめ――おかしくなっちゃうっ……いやっ……」
「おかしくなってっ……いいよ、エステル――」
 最後に、ひときわ深く、子宮に届くほど己を沈め、彼女の肉芽をきゅっと指で押し
つぶす。
「いやっ……あんっ――……だめ……だ、あ、ああぁあああんっ!」
 エステルが背を反らせ、全身を震わせた。彼女の体が波打つと同時に、ヨシュアも
二度目の精をエステルの奥へと放っていた。
768家族で恋人で22:2006/03/32(土) 21:09:33 ID:4/SsiKL7
「は、……あ……」
 ようやく息をついたヨシュアの耳元で、息も絶え絶えになりながら恋人が甘い声で
抗議する。
「――ひどい、よ……」
「ごめん――」
「……でも……好き……大好きぃ……ヨシュア――」
 熱に浮かされたままの彼女の声は、どこか淫靡で、けれども明るく清純な彼女の
ままで、たまらなく心地よく耳に響く。
「……もっと言って」
「――馬鹿……」

 そのまま、互いの熱だけを感じながら、長らく気怠い幸せな余韻に浸っていた。
どれだけそうしていたのか。

「――エステル?」
気がついたときには、くたりとエステルの全身から力が抜け落ちていた。
「エステル……?」
 ぐったりとしたまま、動かない少女を軽く揺さぶるが、目を開く気配がない。
直にすぅすぅと穏やかな息が聞こえ始める。疲れ切ったまま、眠ってしまったらしい。
「流石にこれは、明日怒られそうだな……」
 まあ良いだろう。勿論笑っているのが彼女が一番だけれど、怒っている顔も嫌いで
はないし、最後には絶対に許してくれるのだから。
 名残惜しみながらもエステルの中に収まっていた自分を引き抜くと、とろりと中か
ら白濁が更に溢れ落ちる。そのなかに混じる破瓜の赤い血が、少女の純血が散ら
された事を示していて、痛ましくも征服感で満たされる。
 額に軽く口づけて、そっと髪を撫でつける。
 腕の中で、疲れ切りぐったりと眠ってはいたけれど、エステルの表情は穏やかで
ヨシュアを安心させた。

「お休み、僕のエステル――」

769家族で恋人で23:2006/03/32(土) 21:10:38 ID:4/SsiKL7
 次の日、結局二人の出発は予定より大幅にずれ込むことになった。
心地よい眠りに微睡むヨシュアと、始めての行為に疲れ切ったエステルの双方共に
起きられるような状況ではなく。それでも、ヨシュアはいつもより少し寝坊をしただけ
だったのだが、ヨシュアがエステルを起こしたところ、予想通りにエステルは顔を
真っ赤に染めて怒った。

 彼女の体にはあちこちに吸われた跡が紅く点々と刻まれている上、処女を奪われ、
そのまま激しく責めたてられた体はまだあちこち痛んでいる。
ちゃんと服で隠れる部分を考えて跡を付けた、とヨシュアは弁解したのだが、その
計算高さが無性に腹がたつ、とエステルはヨシュアに枕をたたきつけて怒った。
 汚れたままでは可哀想だと思って、彼女が寝ている間に体を拭い清め、ついでに
寝間着まで着せておいたのだが、全身をくまなく――二度も熱い迸りを注がれた
大事なところまで――拭われた事実に気がついたエステルが泣きながら更に怒りを
高めた。
暴れる彼女から逃げ回っている時、流石に下着は着せなかったためか、彼女の
膣内にまだ残っていたものが内股を伝たわり落ちてきて――羞恥に全身を震わせ
ながら、エステルは愛用の棒術具を握りしめた。

 この手に負えなくなった恋人を鎮めるのに、ヨシュアは2時間ほど費やす羽目になる。
770家族で恋人で24:2006/03/32(土) 21:11:24 ID:4/SsiKL7
「ヨシュアのバ、バカバカバカバカバカバカっ!」
 服を着ながら、恋人はまだ盛大に苦情を付けている。部屋は既に灯りを付ける
までもなくとうに明るい。
「だいたい、あれよ、あんまりよ。初めてだったのに――に、二回も……」
「その……可愛かったし、気持ち良くて」
「ずるい……あ、あたしはまだ……動くたび痛いのに……!」
「……そんな恨めしい目で見ないで。……大体あれは君が煽るから」
「そんなことしてないわよーっ」
「――わかったよ。全面的に僕が悪かったから許して。反省してる」
「ヨシュアはいつもそうやって、やっちゃってから後で反省してるって謝る!」
 ぽん、と枕が投げつけられる。こんな風にごねはじめるとヨシュアには手のつけよう
がない。それに困ったことにエステルの言っていることはある種の歴然とした事実で
あるし、ヨシュアとしては平謝り以外に方法がない。その上、謝れば確実に許して
貰えるのが解っているだけに、ただ謝るのも卑怯な気がする。

「えっと、いつもというか。君に関することだけだよ」
「よけい悪いわよっ!」

 こちらにぷいと背を向けている彼女は、本気で怒っているというよりは、照れている
のだろう。彼女は不機嫌だったけれど、どうにも可笑しくて、たまらなく嬉しくて、背中
から抱きしめてしまう。

 腕の中で、じろりとこちらを睨んだエステルは――不意に表情をひどく柔らかい
ものへと変化させる。

「もう、ヨシュア――そんな顔しないの」
「……え?」

771家族で恋人で25:2006/03/32(土) 21:12:36 ID:4/SsiKL7
「あたし達は家族……じゃなくて――恋人、でしょ?
これからずっと一緒、なんだから」

「あ……」
「これから、こんなこと……いっぱいあるんだから」

 エステルの指が優しく頬に触れる。照れたようなその笑顔はどこか目映いほどで。
「だからね、このくらいのことで――泣きそうな顔、しちゃ、駄目よ」

 幸せでもね、と優しく付け加える。そんな柄じゃないのに、どうしてこういう時の
彼女は、聖女のように微笑むのだろう。

 笑おうとして、我知らず一筋、涙がこぼれた。
 ――どうやら自分は、どうしようもないほど彼女を愛しているらしい。
 解っているつもりでいたけれど、今更のようにその事を理解する。
 そして遅れて、ようやく結ばれたのだという感慨がじわりと全身を覆う。
「――おかしいね。泣くようなこと何もないのに」
「そうよ、何もないんだから」

 言い聞かせるように呟くエステルの声は、母のように、姉のように、女神のように、
心の奥まで沁みるほどに優しく。
 彼女にはやっぱりかなわないと思うのは、こんな時だ。
 だから自分は、いつまで経っても彼女の『弟』から完全に抜け出せていないのかも
しれない。

望んでもいないのこぼれ落ちる雫が、愛しい彼女の輪郭を滲ませて――
一点の翳りもない幸福の中、少し悔しかった。

「エステル」
「うん」
「ごめんね……ありがとう。情けないな」
「――いいの、家族でしょ。……その、あの、恋人でもあるけど」

772家族で恋人で26:2006/03/32(土) 21:13:33 ID:4/SsiKL7
 頬を朱に染めて、笑う彼女も幸せそうで、より情けない。
そのせいだろうか、少し反発心と悪戯心がわき起こる。
涙を拭うと、ほんの少し含みを込めて笑う。こういうときはちゃんと意図通り笑える
から、多分怒られるんだろう。

「そうだね。これからいっぱいするんだから、僕も君も慣れないとね」
 案の定、恋人は一瞬唖然とした後、耳まで朱に染まった。
「――い、いっぱいって……馬鹿っ!エッチっ!」
「君が自分でそういったんだよ?自分の発言に責任はとって貰わないと」
「そうやって人の揚げ足とるの、可愛くないっ」
「そういう可愛いこと言う女の子はどうしちゃおうかな?」

 もう少し色々教えておかないといけないことも多そうだし。ちょっとやって欲しい
かななんてこともあるし。少なくとも服くらい大人しく脱がさせて欲しいし。

「――ヨシュア? 怒らないから今何考えてたか言いなさい」
 不穏な気配に気がついたのか、エステルが苦い顔で問いつめてくる。そのまま
伝えたら、多分もう出発どころではなくなるだろう。彼女も自分も。
「……多分言ったら怒るから言わない」
「そ、そんなこと考えちゃダメ!――もう、放して」
「もうちょっと、こうしてたいな」
「だめよ。お昼になっちゃうでしょ」
「――いっそ出発明日にしちゃうとか」
「何馬鹿なこといってんの――ってヤバいわ」

 顔色を変えた恋人をのぞき込む。

「昨日ここのギルドにも寄ったんだけど、アネラスさんが、今日の昼の便でクルツさん
と一緒にボース着いちゃうんだったわ!」

773家族で恋人で27:2006/03/32(土) 21:14:17 ID:4/SsiKL7
 先ほどまでの騒ぎが嘘のような、重い沈黙が広がった。
 遊撃士の先輩達はなんだかんだと、自分たちを気にかけて面倒を見てくれていた
人ばかりだ。そして彼らはリベールのどこにでもいる。秘密を暴くのが職業柄得意で
もあったりするから始末に負えない。
 更には恐るべき事に、ギルドの情報網はやたら整っていて、多分あっという間に
知り合い全員に広まるだろう。
 そうなれば確実に大説教大会だ。リベール中からハーケン門まで押しかけて一言
言わずにはすませまい。
 シェラとか、アガットとか、その他大勢来れる人間は全員だ。
 下手をすればジンとか、ケビン神父とか、リベールを離れた人間まで来かねない。
 ――少なくとも父は来る。必ず来る。地の果てにいようと万難を排してやって来る。
 隣に立つ少女と二人、あり得ないほどの確信。
 互いの頬をつう、と嫌な汗が伝う。

「――い、急ごっ」
「そうだね、誰かに会う前に!」

 大慌てで身を離し、手早く荷物をまとめて表へ飛び出した。
ボースの町は賑やかく、大勢の人がマーケットへ足を運んで、それを応対する商人
達が生き生きと働いていた。
 そんな中若い遊撃士は二人、町の何処よりも賑やかしく、しっかりと手をつないで
駆けていく。
 慌ただしい旅立ちも、まあ彼女らしいと言えばらしいものだから不快ではない。

 ――もう、幸せは噛みしめる様に味わうものではなくて、
甘い逢瀬も、家族として重ねてきた日々の続きであり、
これから訪れる、恋人として始まった日々の最初の一幕。
 
 まずは目指す地、自分の過去へ。
一つの終わりを告げに、そして一つの始まりを誓いに、出発しよう。
 躊躇いも戸惑いも、罪も痛みも、抱えたままでどこまでも進もう。

――そう、どこまでも。 君と、二人。
774572:2006/03/32(土) 21:18:06 ID:4/SsiKL7
以上、ヨシュエス初エッチ話でした。
本番部分が急ぎ足なのはご愛敬と言うことで……

次はエステル調教というか、闇落ち話辺りか
いっそ視点を変えて既に結社抜けたレンとちょっと
大きくなったティータのいけない遊びとかいってみたいです。
775名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 21:25:35 ID:4KuLALEf
>>774
GJ!
いやぁ、萌えた萌えた
この初々しさがたまらんねw

純愛はヨシュエスラッシュで満たされたので陵辱系の話にも期待してますね
776名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 21:39:47 ID:i+tcsKJF
>>774
続き待ってました。乙です!初エッチめっちゃ萌えた。
次のも期待してまってますよ
777名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 21:51:18 ID:j1dOnHRk
572の神キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
なんつーかもうどうするのっていうくらい 萌  え  た
エロなのに後半不覚にも泣きそうになりました。
本気で有難うございました。今夜はぐっすり眠れそうです。
次回作も楽しみに待ってます。闇落ちエステルとかレンタンとかレンタンとかレ…
778名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 22:18:21 ID:TYXBwEtY
密かにオリヴァルト×クローディアなどを期待してみる。


オリヴァルトのフルネームって何だっけ?
779731:2006/03/32(土) 23:17:48 ID:BKzwI8mB
>>774
gjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjj!!!!!!!!!!!
仕事で陵辱系エロ画像ばっか書いてたのでものすごく癒されました!
マジでありがとうっ!



クオリティ高すぎてついていけないのでエセ字書きはROMにもどるぜ(ノ∀`)
780名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 00:22:12 ID:dIGKMwM+
こんな良ヨシュエス物が立て続けに3つも(*´Д`)'`ァ'`ァ
781名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 00:56:57 ID:YAZnqhSh
エステルってキス好きそうだな
何かにつけてキスをねだるイメージがある
ゲーム本編のキスが2回ともエステルの「おねだり」だったからか
782名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 01:22:05 ID:vjCR9iFN
>>774
待ち焦がれてた神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
GJーーーーー!!!!!
ヨシュエスの初々しさに萌え尽きたよ!!
何気に策士、でも一途なヨシュアも、健気で懐広いエステルも最高!
エロも良かったが、最後の締め方もジーンときました。
次回も楽しみにしてます。
783名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 07:10:52 ID:cgqForis
>>774
待ってました!やっぱヨシュエスは純愛モノの方がイイ・・・。

勝手ながら、その続きの話とか思いついてどうしようもないのだが・・・。
そういうものって、書いても良いモノだろうか?

とはいえ書き上げられるかどうかも怪しい上に、文章力はひたすらないのでお目汚しもいいところのものになるのは確実なのだが。
・・・・なら言うな、だよな。スマン。
784572:2006/04/02(日) 13:04:12 ID:8Uhwpj1Z
>>783
自分的には全然ok(・∀・)b
785名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 14:48:32 ID:ouwBPVKu
>>783
こちらもOKっす。是非かもーん!
(次スレの>>1からは話を広げても良いということを書いた方がよいかもしれません。)
例えば・・・
・未完の投下で反応を伺うのもおk!リレーに発展してもキニシナイ!
>>1で明記
786名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 15:20:09 ID:BUowb+kY
>>785
そこまで書くことも無いと思う
元のSS書いた人がその設定使われるのを良いと思うとは限らないわけだし
シリアス話の続きをギャグで混ぜ返されたり

>>783の場合、元ネタ書いた>>784氏がOK出してるので問題ないだろうけど
787名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 20:12:01 ID:aSFDoBqw
>>784
許可ありがとうございます!!
雰囲気壊さないよーに精一杯がんばりますー!

・・・でもエロは期待しないで下さいね。濡れ場書いた事ねーので。
788785:2006/04/02(日) 20:12:45 ID:aSFDoBqw
すまん、787はおれだ。
789533:2006/04/03(月) 20:13:32 ID:q/N2XtSf
遅くなりましたが、>>535-538さん、反応下さって有難うございました。
見たいというお言葉を頂けたので、続きを書くことにしました。
書くのが遅い故、次のスレッドで公開という形になるかもしれませんが、
待っていてもらえると幸いです。
オリビエが攻め攻めになると思いますが・・・・

それにしても、皆さんの小説はレベルが高いですね。
私も出来る限り頑張って書いてみます。
790名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 20:41:32 ID:hKw+I8jU
>>789
このスレが立ったのは去年の一月だから、まだまだ持つと思われw

ところで、オレも次のプロットが浮かんでるといえば浮かんでるんだが
またしてもエロパロスレ向きではない(つまりエロではない)、それプラスパソゲー板の萌えスレ向きでもないものなんだが、
別にいいか?

まぁ、今は会社入ったばっかりで仕事覚えるのに必死でそれどころじゃないがな(ワラw
ただうちの会社は月2回の土曜と日曜祝日はしっかり休める会社だから、そのときにちょくちょくとやってみる。
今日は19時半に家に帰れたが、本格的に仕事をし始めたら、平日はまず帰りがもっと遅くなるっぽい会社だから
今のうちに書きたいSSは書き上げておかんと(仕事を覚えろオレw)
791名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 21:13:42 ID:m2JKUOrA
>>790
社会人乙。
是非書きたいもの書いちゃってください。
792名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 02:56:16 ID:06VCxeWq
そういやPS2版イースVの話をとんと聞かないな。
793名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 09:28:06 ID:m+a4+71h
>>792
話が出ないのが全てを語っている。
794名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 11:21:00 ID:TnvFzLxq
>792
つ家RPG板のイーススレ
795名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 17:22:32 ID:ZCxuXRW7
おお、荒し来てた頃からしばらく読まなかったけど、ちょっと見ないうちに盛り
上がってるなぁ、良かった。作者さん超GJ!
俺的には、次あたりはティータ×アガ男に期待しとこう
勿論、どのキャラのSSでも嬉しいぜ

俺もレンのSSとか書いてみようかなぁ
796名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 17:33:20 ID:WSHaecXI
ティータ攻めかよ
797名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 17:35:38 ID:z8iYAZiE
>>796
それが良いんじゃないか
798名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 17:44:19 ID:ZCxuXRW7
>>795
すまん、普通にアガ×ティータで書いたつもりだったのに、
ロリ責めシチュ好きの隠しきれない本音が出ちまってたみたいだ_| ̄|○
799名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 17:47:19 ID:ZCxuXRW7
ヴああ、本音指摘されて動揺したのかアンカーまでミスしちまった・・・

【カンパネルラのお仕置き部屋】  λ.......... <イッテキマス…
800名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 17:55:20 ID:WTmSAS6A
キール兄×ジョゼットという危ないカップリングで誰かひとつ
801名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 19:19:34 ID:/9Lu1Igm
クローゼ自家発電物語って需要ある?
802名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 19:28:14 ID:RSZS/djS
あるあるww
三週間来るのをずっと待ってますた。
803名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 19:59:57 ID:sloCyvdB
プレイヤー視点だと「一方その頃は…」って感じでヨシュアの状況も分かるけど、
エステルの視点で考えれば、いくら訳ありとはいえ
不意打ちで眠らされて気が付いたらいない→
数ヶ月間何の音沙汰もなし→他の女と一緒にいる証拠写真…って
いくら5年間家族同然に暮らしてたとはいえ、
エステルはよく気持ちが冷めなかったな、と思った。
804名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 20:11:17 ID:SlT6WsU2
昨日もしかしてタリラリラ〜ンのベタドラマ見た?
まあ女を落とすには一番狙い目なシチュエーションてことだよね
805803:2006/04/06(木) 20:34:31 ID:sloCyvdB
>>804
自分宛のレスでいいのかな?
ドラマは見てないから知らないが
ああいうシチュエーションで落ちる女いるんだ。
自分女だけど全然ドラマティックに思えないし実際にされたら殺意が沸く。
ネット見るだけでもヨシュエス至上主義の人が
多そうだから自分みたいなのは少数派なんだろうな。

スレ違いな気がしてきた。すまん。
806名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 20:40:34 ID:ajkOworD
日曜日
当然のことのようにヨシュアがあたしの部屋の前に来ている。
コンコン
ヨシュア「エステル、朝だよ。」
早い。。まだ6時半よ!あたしはまだ寝てる。
ヨシュア「エステル、まだ起きないの?入っちゃうよ」
はい?・・鍵を閉めてるとはいえヨシュアならその気になれば
何ということもなく開けてしまうだろう。
パジャマを脱いで寝てるところを見られても厄介だし仕方なく
あたしは服を着てドアを開けた。
「ヨシュア、毎朝ありがとう」
あたしは少し申し訳なそうに言った。
ヨシュア「ううん、僕が好きでやってることだから。エステル、今日は何を食べる?」
ヨシュアは少し眠たそうだ。当たり前だ。
毎晩夜遅くまで勉強、特訓してるヨシュアが毎朝こんなに早くから・・・あたしのために。くっ。
「そうだね、じゃあヨシュアがいいなっ!なんて、、」
ヨシュアは少し驚きながら
ヨシュア「エステル、、、」
ヨシュア「いいよ、、エステル」
「本当?やったー!」
ヨシュアに抱きつく。

ザクッ
807名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 20:45:19 ID:Y9iNMYPN
ヨシュアファンからしたら結果的に苦しめてるとはいえ信用出来ないようならヨシュア
の相手に相応しくないしそもそもお前が帰って来て欲しいと思ってるなら見てないと思って
懇意にしてるんじゃねえってところだが。
808名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 20:48:17 ID:Y9iNMYPN
↑他の男どもとってことね


条件がエステルとヨシュアで格段の差があるのにエステルから条件をつけようなどと100000000年早いよ?
809名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 20:57:32 ID:ajkOworD
心配すんな、ヨシュアの人間性をわかってあげられない人間が彼に
好いてもらえることは絶対にない。
810名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 21:21:51 ID:ajkOworD
しょせんゲームだな。何度か書いたが価値観が違いすぎる。
実際にはうまく行くわけがない組み合わせだよ。
811名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 21:22:39 ID:ajkOworD
>>803はさっさとレスしろよ?
812名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 21:26:26 ID:09xlalWn
なんてこった! 春休みはまだ終わっていなかったようだ!
813名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 21:27:27 ID:ajkOworD
馬鹿が。ヨシュアファンはみんなエステル死ね!って思ってるよ。
814名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 21:42:21 ID:tlLy3F7q
ID:ajkOworD

専用ブラウザユーザーはID指定で消しときましょう
815名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 21:53:44 ID:XOPQsBpg
あいよ
すっかりあぼーんID指定に慣れちまったぜ

サブキャラ同士の話とかって誰か書かないかね?
メイベル×リラとかアルム×エアリーとかフラッセ×レイナとか
816名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 21:57:19 ID:Y9iNMYPN
駄目な組み合わせはいくらプッシュしても駄目ってことだな
ほんとドラマチックでも何でもない。足手纏いな
エステルをレーベとヨシュアで助けただけじゃねーか
817名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 22:01:46 ID:ajkOworD
エステルは腐が感情移入しやすいだけしか能の無いゴミだってことだね。
818名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 22:07:42 ID:tlLy3F7q
>>815
メイベル、リラ、レン辺りは結構需要ありそうだけど……
サブキャラ同士となると話を作りにくいんじゃないかな
819名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 23:07:16 ID:SlT6WsU2
せめてパロでぐらいアントンにいい思いをさせてやりたい

ってことで負け組同士、アントンとキディ妹きぼん
820名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 23:17:25 ID:iPlIYYeJ
リノンとキディは王道すぎるか・・・。
しかしリノンって交際という段階をすっ飛ばして、結婚する事になりそうw
821名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 23:22:48 ID:u1yqJuNq
そんなに激しくエロく無くて良いなら
ジェニス学院恋愛劇場とかリノンさん家の結婚闘争とか、
キール×ジョゼットとか、ネタは多少ある。

けど書く時間が……(ノ∀`)
822名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 23:30:18 ID:SlT6WsU2
キール×ジョゼット見たい
しかしリノンさん家の結婚闘争って、妹出てくるのか気になるな
823名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 23:42:57 ID:u1yqJuNq
>822
キディさんの魅力はあの妹がいてこそ増大です(`・ω・´)
824名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 23:46:50 ID:XOPQsBpg
つまりなんだかんだで居候が続いて結婚秒読みなキディさん
だがそこに王都から妹がやってくる
構ってもらえない寂しさと姉への対抗心からリノンさんへのアタックを始める妹
こうして三角関係の幕は上がったのだった!

・・・というような話ですか
オチは姉妹丼で
825名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 23:51:13 ID:bi0fLknr
>815
キディさんが行っちゃってさみしいミディ。
お姉ちゃんに会いたい。
双子だから顔そっくりなんで鏡見たらお顔は見れる!
というブラックなネタは考えたことある。脳内キディ×ミディでミディ×ミディ。

マジ読みたいのはレーヴェ×カリンだが、カリンは伝聞でしか本編に出ないし、
(語れる二人はちょっと崇拝入ってるし。そうなっても仕方がないが)
そもそもレーヴェがやってることやってたのかが微妙な所だ。
エロくなくてよいなら、できるかもしれんけど。今は書く時間が無いなあ。
826名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 00:20:47 ID:RkTWmhx+
>>823
なんかキディ姉妹は、ローゼンメイデンのあの姉妹に似てるような・・w


妹があんな感じだし
827名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 10:29:22 ID:txg33Bik
レーヴェとレンだったら需要ある?(痛い事は我慢できないってレンは言ってたけど…)
と言うか今旬なのは何?今から何か書きたいと思うんだけど
828名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 10:52:28 ID:un+QmIXl
充分レンは旬だと思います
829名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 11:06:52 ID:vZ6TsJG3
シェラ姉とかあらゆる意味で旬を過ぎてるよな…
830名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 11:18:52 ID:d/UWzMLO
SCのネタなら何でも旬なんじゃないか?
831名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 11:23:14 ID:txg33Bik
それじゃあレーヴェ×レンの愛の手ほどきを……
今から書いてきます
832名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 17:09:17 ID:6IFp9cfT
カリンて没年齢いくつだったんだろ
ヨシュアとの年齢差が5歳くらいと考えて11歳前後
…レーヴェって実は童貞なんじゃ
833名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 17:16:33 ID:un+QmIXl
レーヴェと同い年ぐらいじゃないの
834名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 17:24:29 ID:+KWPuW9C
>>832
ヨシュアがすごくお似合いだったというから同い歳っぽい感じはする。
確かにレーヴェには童貞疑惑があるがw カリンとやってたとしても
どっちにせよあんな出来事あればすさむのには違いはないが。

SC限定版パケ絵のカリンだとレーヴェと同じ歳くらいに見えるが、
ゲームの回想絵だとそれより若干若く見える。
十くらい歳離れてたのだろうか? レーヴェって本編では二十代後半くらいとか言われたし。
835名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 17:31:30 ID:MEjalpy1
>>827
ワクテカして待ってるぜ!
836名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 01:12:17 ID:KQHpaK7D
アイナさんとサブクエストで出てきた一般市民もありじゃね?
一般市民=読者支点で
アイナいいよアイナ(;'д`)
837名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 16:49:17 ID:Gd2LsvJt
レーヴェはカリンに操を立てているので童貞です。しかし、リベールには古来より菊の契りという文化があるのでした。

レーヴェ「というわけで、ヨシュア。お前の力が必要だ」
ヨシュア「やだ」
レーヴェ「まあ、そう言わず……」
ヨシュア「いやだ」
レーヴェ「俺はノンケでもかまわ━━」
ヨシュア「い・や・だ!!」

レーヴェ「という感じで、駄々をこねるヨシュアも嫌よ嫌よも好きの内、と思うわけだが」
ワイスマン「しりません」
レーヴェ「俺の身を案じているなら、心配はいらん。奴の能力は対集団戦と潜入工作に特化されている。一対一でベッドに持ち込めば俺の勝ちだ」
ワイスマン「し・り・ま・せ・ん!」
レーヴェ「お前もヨシュアを愛しているからと言って、そんなに照れるな。今、流行のツンデレというやつか?好きなものは好きだからしょうがない」
ワイスマン「ヴァルター君、この変態どこか持っていってください」

グロリアスでのそんな一日。
838名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 07:19:30 ID:ypVOQLMF
>一対一でベッドに持ち込めば俺の勝ちだ

ワロタwwwwww
839名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 14:43:49 ID:mu7get1V
>>837
なにその教授と愉快な仲間たちwwwwwwww
840名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 14:46:18 ID:USCw5rI4
だれも801板池って言わないところがなんかスゲー
841名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 16:15:08 ID:aXENPjTS
ウケてしまったものは仕方ないしなw
842名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 21:19:18 ID:LaEhgevR
レーヴェ「蛇の使途を含めても、ベットの上で俺に勝てるやつはそうはいないぞ?」

こんな感じですか。
843名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 21:26:23 ID:CzhZ3dBZ
レーヴェが中の人に侵食されてる気がする・・・
844名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 22:58:40 ID:nsY3c13d
>>843
それが、グリーンリバー クオリティ
845名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 23:30:21 ID:T51iZpMo
('A`)
846改変無し:2006/04/09(日) 23:37:51 ID:nsY3c13d
レーヴェ
「だが、先ほど貴様に後ろから昏倒させられたこと。剣帝としては屈辱の極みだ。その礼だけはさせて貰うぞ」



847名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 23:53:18 ID:rCxBjGPQ
>>843
グリーンリバー って何さ?
もしかして、それ知らないの自分だけ??
848名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:04:46 ID:nV4YWf/r
>>847
中の人の名前
849名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:10:22 ID:nvXl71Er
>>847
レーヴェの声優が「緑川光」


Wガンダムのヒイロだったり、テイルズオブディステニーのリオン・マグナスだったりする人。




緑川だからグリーンリバー。
850名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:16:05 ID:5MiEC94Q
>>847
ヒント:直訳
851名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:17:16 ID:ZgswCnW8
なるほど、そういう事か! ……というか、言葉が言葉だけに、
最初にそれを言い広めた人って、声優好きの中学生くらいだろうな。
単語を並べただけの直訳ってアンタさぁ……………
852名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:20:06 ID:RKrKLtaH
レーヴェ、唯一死んだ人なのに…
例のシーンのせいで、もはやギャグキャラだな
853名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:25:44 ID:2szmbbGw
>851
本人の爺さんが言ったらしいよ
本人も「外人みたいで格好いいですね」
・・・ファンロードなんて読んでたのがばれるな
854名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 05:50:53 ID:myLlS/6h
つーかブラコンな発言してるレーヴェのセリフは
シンタローの声で脳内変換されてたな。

>>846
そう言ってるレーヴェだが、実は……
後ろじゃないだろ藻前! 真正面から負けただろ! しかも予告前振りあっただろ!
剣持ってない藻前はただの兄ちゃんか!

と多くの人が思ったに違いない。いや、本当に突っ込みどころありまくりキャラだよ。
非常な修羅キャラぶってるが敵に甘い点とか。
855名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 15:32:25 ID:gdZDuSnY
ツン→「一対一なら敗れるものか!!」
デレ→「だが、後ろからなら昏倒させられてやらんでもない」
856名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 16:30:03 ID:ZgswCnW8
最近、ツンデレの意味が分からなくなってきた。
昔から「人前ではツンツンしているが、本命の人の前だけデレデレになる」だったと思うが、
ここ最近は、「素直になれず(じゃない)に、ツンとした発言をする」のもツンデレと言う人が増えてきてる。
「ツンデレ」の定義が変わりつつあるのか?
857名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 16:34:12 ID:bHFrzt9z
デレが無ければただのツン。
858名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 17:04:53 ID:RKrKLtaH
>人前ではツンツンしているが、本命の人の前だけデレデレになる

それぶりっ子…てか、ただ性格悪いだけだろ
859名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 17:14:18 ID:bHFrzt9z
860名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 17:33:11 ID:RKrKLtaH
俺は恋人関係になる前はツンツンとしているが、
恋人同士になると急にしおらしくなって〜ってやつだと思ってたよ
861名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 20:53:20 ID:s6ZufLs7
ツンデレといえばレンタン
862名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 22:46:18 ID:7T4Q99Lr
FCやってからSCやり直すとアガットのツンデレが
よく解るです( ´∀`)
863名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 13:12:06 ID:18cwuLMR
dat落ちはいやづら
864名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 18:35:55 ID:OhtS4VlN
よしあげよう
865名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 12:38:52 ID:8eXrYMtB
まだ終わらんよ
866名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 12:51:21 ID:wFRf9dOr
何か急に寂れたねココ。新スレに皆移行したのかと思った。
この前のヨシュエス祭は春休みだったのか。
867名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 18:14:41 ID:KKCyU9H8
ではアンケートでも投下しましょう。

エステル闇落ちルート、プロットは8割完成。
問題は堕ちた後、ヨシュア込みの3P予定……だけど相手が未決定。
レン分を補強するか、クローゼも混ぜるか。
二択です、さあDOTTI?

全部一気に書き上げるのは諦めたのである程度の分量を小分けで順次投下予定。
あんまり筆は早くないけどぼちぼちといくですよ。
868名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 18:21:58 ID:x1zOhn8L
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・) で
869名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 18:39:12 ID:6Hc5mopT
むしろハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)メインで。
870名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 19:14:27 ID:7Iu1U/4G
>>867
俺はクローゼで
どうせ堕とすならクローゼも混ぜようぜ〜
871名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 19:29:06 ID:x1zOhn8L
こいつは票がバラけそうだ
872名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 20:46:15 ID:qelfo3bs
もういっそ4Pで。
873名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 23:45:27 ID:5OOovqHv
堕ちて結社に入ったエステルにハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)が命令していろいろやらせる方向で
874名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 23:51:40 ID:I0tyiGUu
クローゼ入れて欲しいなぁ。
875名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 00:06:36 ID:nRc8G19Z
練炭! 練炭!
876名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 00:13:46 ID:b2siT+eX
>>873
俺もそれに一票
877名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 02:12:40 ID:AGVTr9Gl
>>873
闇落ちってそういう意味?
プロットが8割完成してるらしいんで「誰を絡ませるか」以外の修正はないんでない
878名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 03:11:36 ID:VXRpjKnP
>>867
あの…ジョゼッt…いえ、なんでも無いです。
879名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 05:26:19 ID:46SNwB+7
クローゼに一票
例え歪んだ形だとしても
たまにはクローゼにもヨシュアとの絡みを与えてあげようじゃないか
880名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 06:15:44 ID:D2fbZX1q
ダークなストーリーなど俺は認めん!
しかし、投下したければするがいい! オレはその代わりに正統SSを書くだけだ!

というわけで、俺は別に炉利じゃないから、クローゼタンをキボン
881名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 08:44:30 ID:g8+WEKrT
シリアスに行くなら
・かつての同胞を襲うエステルたん
・命令でいろいろ悪事する(以下略

ネタなら
・練炭命令でいろいろえっちぃ事を
882名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 12:06:19 ID:5PvbxH0J
何か…書きたくなってしまいました。
(まだFC終わったばっかしでSCはOPで止まってるのに…漏れの馬鹿…)
絡みなしの微エロ(ホントに微々たるエロ)って、需要あります?
やっぱ板違いかなぁ 頑張ってエロ入るようにプロット練り直したほうがいい?
883名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 14:19:19 ID:aOTuCbl4
>>882
微エロでもエロなしでも大歓迎っす。
884名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 17:52:34 ID:tKWnkpf0
>>867
うーん・・・悩むが
レンタンはどっちみち出番あるので人数を増やすメリットを取ってクローゼで
ワクテカしながら待ってますよ〜

>>880
なにが「というわけで」なんだよw
本当は好きなくせに、ツンデレだな
あ、純愛物も投下は大歓迎ですよ?

>>882
俺もOK
個人的にはエロなしでもOKだ
885名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 18:02:01 ID:H75nL1ca
そういや行為は無いもののFCでしょうもないエロネタは自分も考えたなあ。
(要約)
新人メイドのカリンちゃんをいたく気に入った特務兵がその姿を数枚盗撮。
こんなにいけてる新人さんがいたんだよとこっそり回してた所、
隊長に見つかって没収される。
建前は「大事の前でそんなにふらふらした行為はいかん」だが、
本当は「藻前らのずりねたにされてたまるか!」
その没収した写真を隊長がどうしたかは、ご想像におまかせ。
……案外神棚において拝むという超純情なことをしそうだなあ隊長は。

何とも馬鹿エロネタ話を考えたなあと、書いてみて痛感した。
一応、レーヴェ×カリンではある、これw
886名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 19:55:25 ID:fT1P/kyy
>>867
個人的にはレンタン

>>885
801ネタがこのスレだと違和感無い不思議
887885:2006/04/15(土) 21:05:58 ID:JB4rAHWS
801ネタって……。
やまなしおちなし意味無し……なのか? まあそうだけどさ。

単にマジにレーヴェ×カリンな話が読みてえ→
→なら自分で書くしかないのか?→しかしカリンがどういう人物かさぱーり分からん
→書けねえよ!
な中思いついた苦し紛れのネタなんだ。
888名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 01:18:12 ID:8CeCD19S
カリンとかミーシャとかレナさんとか故人は扱いが難しいやね
レナさんはSCでちょっとイベントがあったんでマシだろうけど
889名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 01:38:49 ID:uz9mePFB
カリンお姉ちゃんの描写はそういったものになっちゃいそう…
890名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 01:59:28 ID:awDZ7Z+a
レナのを作るとしたら、「弟が欲しい」発言の直後、カシウスと頑張っちゃった
ところとか、かね。
891名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 02:39:29 ID:7bH20k5W
カリンはヨシュアやレーヴェの視点の回想で語られるのみで、言葉遣いすら分からんからな・・・
分かることは雰囲気がクローゼに似ていたというくらいか
892名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 04:53:45 ID:VsvzyucS
俺は某SSのせいで





カリン=冷凍マグロチョコ
893名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 12:51:46 ID:uEtfgnz0
>>892
漏れも漏れも!
894名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 14:48:13 ID:aedrlQj/
どろどろ愛欲まみれを希望してる人たちをレーザーで焼き殺しそうな
さわやかエロなし小説って需要ある?

あるとしたらどこに投げたら良い?
小ネタなのでサイズは小さめ。
895名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 14:55:53 ID:vYV+lR8H
>>894
あるあるあるある

ここで良いと思うけど
他んとこに投下するんなら教えてくれ
896名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 14:56:21 ID:uEtfgnz0
オーケー。ここに投下してもよし
PCゲー板の萌えスレに投下してもよし
897894:2006/04/16(日) 17:09:25 ID:aedrlQj/
>>895-896
ありがとう、あまり上手じゃないが。楽しんでくれれば幸い。
書き忘れてたが英雄伝説空の軌跡 時間的にFCの直前あたりと思ってもらえれば。

---

 「エステル、入るよ?」

 何年前からかはもう覚えていないけれど、エステルの部屋は良い香りがするようになった。
 勿論、エステルが香水をつけてるとかは絶対にない。そういうことに疎い子だから。

 だとしたら、これは体臭?

 以来、僕はエステルの部屋に入るのをいつも少し躊躇う。男の自分が出すことは絶対に無い香り。花のような、お菓子のような。
 彼女の部屋は、僕の部屋に比べてすこし散らかっている。鏡台があるのが女の子の部屋らしいところ。でもその隣に棒が立てかけてあったりするあたり、エステルだと思う。
 窓際に置かれているベッドで、エステルはこちらに背中を向けて眠っている。たっぷりした栗色の髪が、端から床に零れている。手を伸ばして、カーテンを引きあけた。
 「くぅ……ん」
 光に反応して軽く声が出る。その甘い声を、最近聞くのが怖くなってきた。自分の中の葛藤を直視してしまうからだ。そんな僕の思いなど露知らず、彼女はころりとこちらを向く。まぶたは閉じたままだ。

 僕は彼女の母親がどんな人か知らない。僕自身養子だからなのもあるが、エステルがまだ小さな頃に、事故で亡くなったと聞いていた。彼女自身の顔立ちはあまり父さんと似ていないから、きっと母親似なのだろうなと漠然と思っている。
 毎日外に出て日の光を浴び、元気に動いているにも関わらずあまり日に焼けない肌。うっすら小麦色だけれど、特にしみやそばかすは見当たらない。
 目を開ければ赤みの強い褐色の瞳がのぞく瞼は、今は閉じられている。長い睫が頬に影を作る。ふっくりと色づく、わずかにぬれた唇。

 「エステル」

 そっと肩を揺する。白いフリルのついたパジャマからのぞく、白い喉。手に伝わる温みと、細い肩。手をそのまま滑らせたくなるのをこらえる。階下じゃ父さんが朝食の支度をしてるんだ。いやそうじゃなくてもそれはダメだけど。
 「えーすてる、朝ごはんだよ」
 「んー」
 こんどは仰向けになる。この子はどこまで僕を挑発すりゃ気が済むんだ。思ってるのは僕だけだろうけど。
 「んー……ヨシュアぁ……?」
 甘く囁かれる自分の名。別に今が初めてな訳じゃないけど、どきりとする。当人は自覚がないから始末が悪い。
 「あさー……?」
 「そう、朝。父さんがもう支度してるよ。早くしないと冷めちゃうよ」
 「ねむいー」
 「ほら、起きなきゃ」
 それでもむにゃむにゃと何か言うエステルに、僕はいたずら心を起こす。ほんの少し本音の混ざった。
 「もう、起きないと襲っちゃうよ」
 「おそうー?」
 ようやくエステルが目を開けた。少しけぶる、紅玉色の瞳。
 「うん、襲うから早く起きなさい」
 「襲うって何するのー?」
 「こうするの」

 僕は彼女の頬に唇をつける。子供の頃エステルによくやられた、軽いキス。

 「あはは、くすぐったーい」
 エステルは無邪気に笑う。僕がどんな感情を抱いてるかも知らないで。
 「いいからほら、起きるの!僕は下にいってるから、さっさと着替えて降りといで」
 「はぁい」

 (まったく、無防備なんだから)


 「起きたか?」
 「うん、何とか」
 「いい加減お前が部屋に入るのを嫌がってもいい年頃なんだがなぁ。すまんなヨシュア」
 「役得……って言っておけばいいのかな?」
 カシウスは思わず振り返り、義理の息子を見た。その視線を受け、にこりと笑う彼に、父は肩を落とす。
 「お前が言うと冗談にしか聞こえんよ」
 「心外だなぁ。ホントにそう思ってるのに」
898名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 18:35:55 ID:vYV+lR8H
ヨシュエス(*´Д`)ハアハア
899名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 19:21:27 ID:8aTcU16p
短いけど、凄いラブラブで良いね。ごちそうさまでした
900名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 20:04:55 ID:uEtfgnz0
あぁ、前のように今書いてるSSの一部をうpしてみるテスト

「とりあえずは自己紹介しておくかの。わしの名はアドル。アドル・クリスティンという。よろしくな。えぇ〜・・・」
「エステルよ。エステル・ブライト」
「僕はヨシュア・ブライトです」
901894:2006/04/16(日) 20:21:51 ID:aedrlQj/
ぎゃー
ヨシュアは春生まれじゃなくて冬生まれだった orz
脳内補完を適当にヨロ。年齢的には間違っていない、はず。

---


 肩越しに触れる、エステルの体温。


 体温だけじゃなくなってきたのはいつからだろう?
 だんだんと僕は、エステルを女の子として意識し始める。
 癪に障るのは、僕だけそう感じてるみたいなところなんだけど。

 「ヨシュア、何してるの?」
 ひょいと肩越しに彼女が覗き込んでくる。言葉に3拍遅れてふわりと被さる栗色の髪が、さらりと腕の端に触る。
 「本を読んでるんだよ」
 「人形の騎士?ヨシュアこういうのも読むのね」
 「君が読まなさ過ぎなの。ああもう重いよ」
 「レディに重いなんて失礼な」

 彼女は笑って取り合わない。僕が重たいと言うのも本当は嘘。毎日棒術で鍛える彼女の体は、引き締まって細く、軽い。僕が気にしてるのは、肩越しの感触。
 間に服を何枚か挟んでいても感じる、温かな柔らかさ。頬に血が上らないよう、余計な部分が反応しないよう全力で意識を目の前の本に集中する。
 そんな僕の葛藤など露知らず、彼女は後ろから手を伸ばして本のページをめくり、挿絵を眺めたりする。柔らかさが少し強くなる。髪から零れるほのかな甘い香りに、鼓動が早くなる。
 「暑いよ」
 「冬なのに?」
 外は雪が積もっている。確かに僕の抗議はあまり説得力がない。父さんは今日家に戻ってこないから、ずっと二人きりだ。邪な思いが脳裏を掠めさってゆくのを、人事のように意識する。
 「あーわかった。こんな可愛い子にくっつかれて、照れてるんでしょ」
 「はいはい、重いってば」
 胸の柔らかさがたまらないからずっとくっついていて欲しいなんて、死んでも言えない。そろそろ本気で振り落とさないとと思い始めたら、エステルが暴挙に出た。
 「ヨシュア、顔赤いよ?」
 ぎゅ、っと後ろから抱きしめられる。甘い香りが強くなる。背中が温かく柔らかい。体に回される腕も、寄せられる頬も……
 「ちょっ、エステル!」
 笑いながら彼女が逃げていく。僕は足を組む。全く……

 無邪気は罪だと思った、そんな冬の日。
 そろそろ父さんからエステルに一言言ってもらったほうが良いんだろうか。
902名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 20:26:12 ID:aedrlQj/
そして別の話と勘違いしていたことに今気づく。
ちょっとシェラ姉のムチで吊ってきます
903名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 21:04:14 ID:FPqqW4qZ
>>897
ほのぼの甘いヨシュエス良いよ。萌えた。
904名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 21:09:09 ID:8CeCD19S
ほのぼの良いね
SCは話的に仕方が無いけど
こういうほのぼの分は無くなっちゃってるからなぁ
905名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 01:34:43 ID:ZxEObC/j
足を組む、という描写に腕を感じる
906名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 08:59:04 ID:gvHxA+4Q
「エステル、入るよ?」

という部分だけで変な想像をした俺は生き埋めにされるべきだと思う
9071/2:2006/04/17(月) 13:05:44 ID:YtZw5Tk6
894ですおはようございます。
とりあえず>>906を掘り起こしつつ
そろそろコテハンつけたほうがいいですか?エロ期待の人に申し訳ないですし。

---


 「あ、これ可愛いよ、ヨシュア」
 王都グランセル、エーデル百貨店。アクセサリーの並ぶショーケースで、エステルが僕の腕を引く。
 「本当だ、可愛いね」
 エステルが指差したのは、細身の指輪。緑耀石(ペリーダ)のはまった銀色のものだ。指輪の横に書いてある注釈を見ると、どうやらエステルの誕生石らしい。
 「でも棒術してると邪魔だよね……。擦りむいちゃいそうだし」
 「それは、そうだね」
 恋人は少し顔を曇らせ、やっぱりいいやときびすを返す。
 「いいの?エステル」
 「うん。せっかく買っても、着けなきゃ意味無いしね」
 ひらひらと手を振る。目は思いっきり名残惜しそうだ。だけど彼女は僕の手を引っ張るから、仕方なくついていく。

 少し早い時間に、ホテルで荷物を置いた。
 「ちょっと本屋でも見てくるよ」
 「ん、じゃああたしは少し寝てるね」

 本屋に行くなんて大嘘だ。僕は急いでさっきの店に向かう。店員が覚えていたのか笑いかけてくる。
 「贈り物ですよね?」
 「……ええ」
 不本意だが仕方が無い。僕は女性の装飾品なんて買ったこと無いのだから。店員に進められるまま、いくつか品物を手に取る。
 「さっきの、ペリーダのはまった指輪あります?」
 「ああ、恋人さんは8月生まれですか?」
 「そうです」
 涼しく光る細い銀の輪に填まった、新緑の緑が美しい。
 「指の太さとか、わかりませんよね?後であわなかったら持ってきてください。取り替えますから」
 「ん、いえ。鎖も一緒に貰えますか?」
 きっとエステルはずっと身に着けていようとするだろう。でも棒術には邪魔だ、というより危ないから、僕は首に下げられるよう鎖も買い足した。

 もう記憶も結構かすんできているけれど、遠い遠い昔、レーヴェが姉さんに髪飾りを上げていたことを思い出す。レーヴェは器用で、ちょっとした道具程度なら簡単に修理できてしまう人だった。
 レーヴェが姉さんに上げたのは、小さなガラス玉をつないで作った、子供心に宝石のようだと思うようなキレイなものだった。姉さんの黒い髪に良く映えて、嬉しそうな表情を覚えている。
 エステルも、喜んでくれるだろうか?これは手作りじゃないけど―――
9082/2:2006/04/17(月) 13:07:41 ID:YtZw5Tk6

 恋人は柔らかくまどろんでいた。しばらく悩んだ後、そっと手を取る。棒術をする彼女の手は、女の子の手にしては少し節が目立ち、指が長くしっかりしている。何本か試した後、左手の薬指に指輪を滑り込ませた。
 軽くキスをすると、エステルは目を覚ます。
 「もう帰ってきたの?」
 「うん。欲しい本が特に無かったから」
 「ん、お腹すいたかな。ご飯食べようか」
 「そうだね」
 この子は僕の挙動には敏感だけど、自分のことには凄く鈍感だ。指輪にいつ気づいてくれるだろうかと少し不安になった矢先、視線が手に落ちた。
 「……あれ?」
 エステルはしばし指を見つめ、右手で頬を引っ張った。
 「痛い」
 「何してるの」
 驚いたように目を見開き、僕を見つめてくる。
 「指輪」
 「うん、キレイだよ」
 「夢じゃ、ないね」
 「うん。ちゃんとはまってるよ」
 指と僕の顔を交互に見つめ、徐々に頬が上気してくる。
 「わー……」
 右手でそっと指輪をなぞる。髪が邪魔をして、細かい表情が伺えない。
 「エステル?」
 ぽとりと、雫が落ちた。
 「ちょっ……エステル!?」
 冬りんご色の大きな目から、透明な涙が零れ落ちる。僕は心底焦って、彼女を抱きしめた。
 「ごめん、ごめんね。気に入らなかった?取り替えてこようか」
 「やっぱり、ヨシュアが買ってきてくれたんだ」
 「うん、欲しそうだったから……。首に掛けるよう鎖もあるよ」
 沈黙が落ちる。たまらなく不安になって、思わず問いかけた声は酷く頼りなげで、他人のように感じる。
 「嫌だった?」
 「ううん」
 ぽろぽろ涙をこぼしながら、彼女は僕を振り返り微笑んだ。急に愛しさが込み上げて、しっかりと抱きなおして見つめる。
 「初めて、だから」
 「ん?」
 エステルは少し怒ったように目を伏せ、早口になる。
 「初めて、ヨシュアが買ってくれたものだから、嬉しかったの!」
 「それだけ喜んでくれると、僕もプレゼントのし甲斐があるな」


 左薬指の指輪に、特別な意味があったことを僕が知るのは、もう少し後。
 シェラさんが目ざとくエステルの首に光る指輪を見つけ、さんざんからかわれてからになる。
909名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 14:44:49 ID:U6Hk/PGa
俺はあんたの文章…嫌いじゃない
910名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 17:46:24 ID:WbZlABM0
>>907-908
ぐっとじょぶ!
大変お疲れ様でした。
911867:2006/04/17(月) 18:49:01 ID:aPT38j+c
アンケート回答ありがとうございました。
割れると思っていたけど、ばっちり割れまくりありがとう( ´Д⊂)
シナリオ進行は既に決定済みなんでたぶん期待にはあんまり応えられないですが、
クローゼも混ぜられないかギリギリまで模索してみます。
基本的にはレン、エステル、ヨシュアがメインで。
教授?ゴメン自分催眠属性なかった……

>907
癒されました。
GJ!
912名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 23:50:48 ID:8kL/580P
エロもいいけどほのぼのもいいなぁ。

>>911
ならば逆に教授が受けでry
913名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:12:54 ID:4EdvbLW8
>>907
ごちそうさまでした。
さりげなくレーヴェ×カリンなネタ入れてるのも素敵だ!
やっぱりベタなラブ話は良いっすね。
本当に英伝6はプレイしてる所
家族に見られるのはこっ恥ずかしいゲームでした。(会話に萌え狂いまくりだったから)
914名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 10:11:26 ID:QiA1MdB0
894=907ですおはようございます。
おまいらが余りに褒めまくってくれるから、筆が滑って滑ってしょうがないじゃないですか。気づいたら明け方4時でしたよ orz

---

 「カリン」
 躊躇いがちに名を呼べば、長い黒髪の美しい少女が微笑む。もう手の届かない、愛しい娘―――

 レーヴェは身を起こした。外はまだ暗い。ここはグロリアス内の自室。知らず手で顔を覆う。
 もう12年も前の話だ。彼の生まれ育った村、ハーメルが焼かれたのは。

 アストレイ姉弟とレーヴェの両親は流行り病で死んだ。百日戦役の三年前だった。今振り返って思えば、あれも何らかの策略だったのかも知れないが、今更知ってどうになるものでもない。
 若干12歳にして既に大変な美少女だったカリンは、両親をなくした時から帝国の女街へ売られる話が出ていたが、カリンは弟を盾にそれを拒否し続けていた。弟は4歳だった。


 「レーヴェ」
 柔らかく落ち着いた声が、今でも耳に蘇る。素晴らしい琥珀色の瞳をしていた。
 他の村娘と同じように、農作業もしていたし家事も炊事もしていたのに、不思議とカリンの手は荒れず、肌にも顔にも苦労が刻まれる事はなく。
 いつも優しく笑い、弟をそれは大切にしていた。弟のヨシュアは、幼いうちに両親を亡くしたせいかとても甘えん坊で、カリンの姿が見えないと泣くような子供だった。
 だから、カリンを誘えばいつもヨシュアが着いてくる。ヨシュアを邪険にすればカリンが怒るので、他の男は妬ましげにヨシュアを見たものだが、レーヴェはいつもヨシュアも一緒に誘った。
 若干カリンへの点数稼ぎを考えていなかった訳ではないが、彼はヨシュアも可愛かったし、カリンが喜べばなんでも良かったのだ。

 「レーヴェ」
 姉に似た、見事な黒髪と琥珀色の瞳をしたヨシュア。顔立ちも似ており、将来は大層美男子になるだろうと思われた。自分を慕い、何かあればアヒルの子のように後ろをついてくる彼を、可笑しくも不憫だとも思いつつ可愛がった。
 カリンはハーモニカ―――ハーメルの方言ではハモリカ―――が上手で、時々村長宅の導力ラヂオから聞こえてくる流行歌を、耳で聞き覚えては奏でてくれたものだ。中でも「星の在り処」が一番好きだった。そのハモリカは銀製で、
元々はカリンの曽祖父の物だったと言う。唯一ウチで盗まれたら困る物ね、と笑っていた。


 ―――強さにも弱さにも この心は向き合えた
 ―――君とならどんな明日が 来ても怖くないのに


 結社にいるようになってから、彼は帝国語から、リベール語の名前に変えた。ヨシュアと共に結社に拾われた日から、もうどこにも『レーヴェ』はいないのだと、
愛する娘の面影ごと、あの焼け落ちたハーメルへ葬ってきたつもりだったのに。
 なのに最近、何度も夢でカリンが微笑む。カシウス=ブライトの娘と楽しそうに笑うヨシュアを見てからだ。

 「嫉妬、というのかな、これは」
 暗闇に冷えた部屋で、知らず言葉が零れ落ちる。今頃ヨシュアはあの娘と眠っているのだろう。
 ガラスに映る自分の顔には、表情らしきものは見当たらない。


 不意に、鮮やかに蘇る光景がある。
 一度だけ、カリンと交わした口付け。ヨシュアの目を盗んでしたそれは、甘く苦い思い出。
 カリンが死んでからは、何が何でも思い出すまいと、教授に封印を掛けてもらったそれだ。

 「何故……」

 頬に一筋転がり落ちたものは、無かったことにした。
 目の前のゆがんだ顔から、目を逸らす。



 ヨシュアが、結社の束縛から解き放たれようとしている今、レーヴェの中でも確かに何かが変わり始めようとしていた。





 ―――決戦の日は近い。
915名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 10:20:38 ID:QiA1MdB0
レーヴェ×カリン、結構見たげな人がいるっぽいのでがんばってみたんですが、イメージに沿わなかったら申し訳ない。

明け方4時まで書いてたのは、これの次のものなんですが、次の奴は原稿用紙10枚程度の長さになってます。
スレの容量制限とかあると思うんですが、そのままここに放っちまって良いもんでしょうか。
圧縮してうぷろだの方が良いんだったら適当なところ教えてください、エロイ人。

余談ですが一連の話は、「キスにまつわる20の御題 ttp://lblue.client.jp/」に沿って書いてます。
いやほら、一応エロパロだし完全に健全なのもアレかなとか思ったもんで……
俺はぐちゃどろのエロが読みたいんじゃすっこめゴルァァァァ な苦情が来たら自サイトに引っ込みます。
916名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 10:42:12 ID:lgxCqnbx
>>915
お疲れ様です。
そういえば、あの虐殺事件をレーヴェが語るとき、
「家族〜」というキーワードがあったからそん時まで生きていたんではと
あら探ししてみるw
というのはおいといて、すっごくよかったっす。
またお待ちしております。
917名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 12:49:16 ID:QiA1MdB0
>>916

orz

少し調子に乗って書きすぎたようです。頭冷やしてきまつ。
本スレ見て、次の話を出していいのか不安になってきた昼下がり。
918名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 22:59:52 ID:g7OKc+lQ
次の話マダー?
919882:2006/04/19(水) 15:03:20 ID:CsCbT0cY
遅筆やってるうちに神々のおわすスレになってしまった。
畏れ多い…っつーかまだ書けない…orz
首を吊りつつ神々に最大の賛辞を。
920894 ◆MafgNDHowA :2006/04/19(水) 16:29:32 ID:thA+XmwL
どうもこんにちは。先日からエロ抜きSSを投げてる者です。
気を取り直して再びやってまいりました。トリップつけてみたので、エロ無しに用の無い方は適時ご活用下さい。
本スレでちょっと盛り上がってたので若干不安ではありますが、とりあえず投げてゆきます。
オリビエ×クローゼ です。ご注意下さい。
---

 「寒いですね」
 王都グランセル、冬。

 クローディア=フォン=アウスレーゼは城のテラスで手に息を吹きかけた。白いドレスの上には、毛で縁取りされた上着を羽織ってはいるが、寒いものは寒い。
 「帝国はもっと寒いですよ、姫」
 隣に立つのはオリヴァルト=ライゼ=ユーゲント。お隣エレボニア帝国の皇子である。18番目だが。
 「いずれ帝国も行ってみたいものですね」
 クローディアの、濃紫の髪が風に揺れる。一年で彼女の髪はだいぶ伸び、肩を掠めるまでになった。一方オリヴァルトの方は、一年前とほとんど変わっていない。
 「オリビエさんは、お変わりありませんか」
 「ええ、有難い事に」


 「寒いね、ヨシュア」
 「うん。足元滑るから、気をつけて」
 その頃ヨシュアとエステルは、カルバード地方を旅していた。カルバードはリベールに比べ、乾燥気味で気温の高低差がきついため、冬の寒さはかなり厳しい。
 「にしても、びっくりよね。オリビエとクローゼ、結局縁談が出たんだね」
 「僕は割りと予想してたけど」
 エステルは驚いてヨシュアを見た拍子に、足を滑らせ尻餅をついてしまった。
 「ほら、足元って言ったでしょ」
 ヨシュアはそんな彼女を引っ張り立たせ、雪を払い落としてやる。冬用の赤いコートが、淡紅のまだらに変わる。

 「そうなの?あたし全然考えてなかったよ」
 本当に驚いたという口調に、彼は苦笑する。そしてそんな彼女に砕いて説明してやった。
 「クローゼは今17歳。王族として、そろそろ縁談が出ても可笑しくない歳だってのはわかる?」
 「うんうん」
 「じゃあ、縁談と考えると……リベールの中で相手としてよさそうなのは?」
 「んー……?デュナン公爵じゃちょっと歳が違いすぎるわよね」
 「そうだね。クローゼのご両親―――確かお父さんの方が王族だったはずだけど、兄弟はデュナン公爵のみで、彼は独身。つまりクローゼに歳の近い従兄弟はいないんだ」
 エステルは納得したように頷いた。
 「そっか。じゃあリベールの中でクローゼとつりあうような人っていないのね」
 ヨシュアはご名答、と微笑む。
 「そう。貴族まで入れるとまた違ってくるのかもしれないけど、おそらくそれはないと思う」
 「どうして?」
 「一つは、クローゼは若くして女王になる可能性があるから。後ろ盾は大きいほうがいいからね。もう一つは、リベールにおける貴族で、極端に力のある家はないから、どこか一つと縁談を組むと力の均衡が崩れて、色々と支障が出て来ると予測されるから」
 ヨシュア得意の先読み推理に、エステルはしばし混乱をきたし、3分ほど黙った後でようやく飲み込めたらしい。
 「んーと、要するに相手がいないってことよね」
 「まぁ、そうだね」
 相変わらずエステルは政治や歴史に疎い。その分ヨシュアが知識を仕入れているのでバランスは取れているのかもしれないが、もう少し勉強してもらわないと、とヨシュアはひっそり決意を固めた。

 「そうなると、次のターゲットは国外だけど……」
 「カルバードは王様っていないでしょ」
 エステルが珍しく鋭いツッコミを返した。
 「えらいね、エステル。よく覚えてました」
 「……なんかほめられてる気がしないんですけど?」
 「失礼な、心の底から褒めたのに。カルバードは共和制で、王族に当たる位の人がいない。そうなると消去法でエレボニアに矢が立つ」
 「オリビエなんて18番目とか言ってたから、いっぱい子供いるんでしょ?」
 「そうだね。エレボニア皇帝には側室が多いから」
 「そくしつ?」
 首をかしげるエステルに、ヨシュアは内心思い切りため息を吐いた。いつぞやの「夜伽」もそうだが、この子はこの手の知識が無さ過ぎる。
 「えーと、愛妾と言うところも、あるかな」
 「あいしょう?占いの?」
 「それは相性。んー……おめかけさん、とか」
 「?」
 「えーと……」
921894 ◆MafgNDHowA :2006/04/19(水) 16:31:01 ID:thA+XmwL
 「今頃、エステル君とヨシュア君は、カルバードに居る頃かな」
 「そうですね。ジークがそう言ってました」
 「……いつも思うけど、便利な隼だねぇ」
 「あの子はただの隼じゃないですから」
 二人に噂されているとも知らず、リベールの姫とエレボニアの皇子は、テラスから見える湖を眺めていた。部屋に戻ろうとはどちらも切り出さない。
 何しろ、部屋の中ではユリア中尉とミュラー少佐が待ち構えているのだ。戻ればまた腹の探り合いな縁談話に延々つきあわされるのである。
 「寒くないですか、姫」
 「まだ、我慢できます」
 オリヴァルト―――オリビエは帝国でもかなり寒い方の離宮で生まれ育ったため、寒さにはめっぽう強い。今着ているのは、帝国風の黒いコートとズボン、その上にゆったりとマントを羽織っているだけだが、大して寒いとは感じなかった。
 一方クローディア―――クローゼは、多少耐性があるとはいえ、やはりシルクのドレスの上に一枚羽織っただけでは限界がある。白磁の頬は血の気がなくなり、指先が隠しきれない赤みを帯びてくる。
 「やれやれ、僕の婚約者予定殿は、やせ我慢がお好きのようだ」
 「まだ婚約と決まった訳では」
 ここでオリビエは、高貴と思わせる態度を少し崩す。
 「8割がた確定だと思いますがねぇ?歳が違いすぎる気もするんですが、他に適当な相手がお互い居ないんだから仕方ない」
 「……」
 彼は軽く肩をすくめる。
 「ま、後ろから痛いほど何かを期待する視線も感じますし、ちょっとサービスと行きますか」
 「え……?ちょ、ちょっとオリビエさん!?」
 オリビエはおもむろにクローゼの背後に近づき、抱きしめるように腕を回した。元々あまり男性への免疫がないクローゼは、展開についていけず慌てる。それに構わず彼は彼女を包み込む。
 「こうすりゃ少しは暖かいんじゃないかい、クローゼ君」
 マントですっぽりとクローゼを覆うように抱いている。余計な部分に腕が触らないよう、少し離しているあたりが腐っても紳士のオリビエである。
 「……あたたかい、ですね」
 「ほら、こんなに手が冷えてる」
 そっと手を捕まれた。拳銃を扱うオリビエの手は、しっかりと大きい。反動のせいなのか、微妙にマメが出来ていたりもする。
 状況に若干抵抗を感じつつも、オリビエの体温と厚手のマントで明らかに寒さが抑えられ、クローゼは少し肩の力を抜いた。


 「そもそも、だね」
 耳元で声がするのをくすぐったく感じつつ、不思議と嫌だとは思わないなと彼女が思っていたら、彼はいきなり爆弾を投げてきた。
 「僕は他人に気のある女性にはさほど興味がないんだよ。……ヨシュア君に惹かれてたんだろう?」
 クローゼ、硬直。
 「はっはっは。初々しくてよろしい。でもヨシュア君にはエステル君がいる。あれは誰がどう見てもお似合いのカップルで、他人が入り込む余地は無いよね」
 まっすぐ前を見たまま沈黙する彼女を、斜め後ろ45度から見やりつつ、彼は続ける。
 「でも君は、エステル君も好きなんだ。だから身を引いておこうと思った。でも他の誰か―――たとえば僕とか―――を好きになる気はさっぱり起きない」
 ふー、とオリビエは息を吐く。
 「ったく損な役回りだよ。横恋慕中のお嬢さんにこっちを向かせてその気になって貰わなきゃいけないんだぞ、俺は」
 普段の、少し人を食ったように丁寧な口調が、いきなり砕けたせいでクローゼは驚き、思わず振り返った。とたん、かなりの至近距離で目が合う。
 「いけない、地が出てしまったようだ」
 にこりと微笑むオリビエの表情からは、特に伺えるものは何も無い。
 「オリビエさんって、いろんな面があるんですね」
 「君だってそうだろう?クローディア姫……クローゼ=リンツ君」
 「それは、そうですが」
 「もっとも、僕は"オリビエ"をほとんど地でやっているけれどね」
 「ピアノやリュートは、練習なされていたんですか?」
 「アレは僕の母上が上手なんだよ。元々楽器演奏が上手だったのを、皇帝が見初めたのさ。小さい頃から聞かされていれば、嫌でも覚える」
 「そうですか……」
922894 ◆MafgNDHowA :2006/04/19(水) 16:31:55 ID:thA+XmwL
 ふと、クローゼはやけにオリビエの顔が近いのに気づいた。とたん真っ赤になる。
 「お、オリビエ、さん。顔近いです」
 「そりゃ近づけてるからね」
 「え、ちょ、ちょっと……」
 オリビエの、スミレ色の瞳にじっと見つめられ、一瞬どうしていいかわからなくなる。多分この距離は、恋人以外に許してはいけない気がするのに、動けない。
 彼女は思わず目を閉じる。次の瞬間、唇が塞がれる事を半ば覚悟する。
 (初めて、だったのに)
 思わず目じりから一滴涙が零れた。

 「……やれやれ、これじゃ僕が完全に悪者じゃないか」
 目を開けると、オリビエが困ったように笑っているのが目に入る。
 「ま、当分飽きない日々を送ることができそうだ」
 ふわりとマントが離れた。急に寒く感じて、思わず自分の体を抱きしめる。オリビエの体温にかなり頼っていたことを今更ながら悟る。
 「次があるかどうかは知らないが、ほっぺにちゅーくらいはしてくれると、僕もあっためがいがあるんですがねぇ?」
 ははは、と軽く笑って、オリビエは部屋に戻ってゆく。
 しばし呆然とクローゼは立ちつくし、我に返って一歩踏み出したらよろめいた。

 (どこまでが本気なのかしら)

 これからオリビエは一ヶ月城に滞在する。その間どんなことが起きるのか、考えると頭痛がしてきた彼女であった。



 「……姫、何かされませんでしたか?」
 「いえ、特に何も」
 部屋に戻って更に1時間ほど歓談したあと、ミュラーとオリビエが退室したのを見計らってユリアはクローゼに尋ねる。
 「本当ですか?ずいぶん長い間二人で何か話していたようですが」
 「寒がったわたくしを、マントでくるんでくれた程度です」




 「オリビエとクローゼ、うまくいくかなー?」
 「オリビエさん次第じゃないかな」

 カルバードで、そんな噂をされていることを、クローゼは知らない。
 冷えた手を癒してくれた、大きな手だけがやけに印象に残った。
923894 ◆MafgNDHowA :2006/04/19(水) 16:35:44 ID:thA+XmwL
ヴァー
大尉と少将な気がする。なんかもう重ね重ね申し訳ない…
細かい部分は適当に脳内補完してくださりませ。
924名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 17:05:23 ID:8NavBv/c
オリビエ×シェラ姉さん派な俺
でも、相変わらずふいんきは嫌いじゃないので次に期待
925名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 19:47:07 ID:P9+mC8cQ
オリビエって、本名オリヴァルト・ライゼ・アルノールじゃなかったっけ?
926名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 20:08:28 ID:s8KM3ESm
GJ、楽しませて頂きました。
ミュラーは少佐であってますよ、確か第七機甲師団所属の少佐でした。
ユリア中隊長は大尉に昇進してますが・・・・
927名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 21:05:37 ID:4xdn8pym
>>920-923
個人的には好きな組み合わせなのでGJ
しかしヨシュアは当然、クローゼが自分に好意を持っていたことに気付いてない…んだよなぁ…w
928名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 21:14:32 ID:MGwtvNR6
エステルかわいいよエステル
894さん最高
929名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 22:09:56 ID:GgyplzTJ
>>927
エステルとヨシュアは似たもの夫婦なんだよ
他人の色恋沙汰には目聡いくせに、自分のこととなるとてんでからきし
930名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 00:34:03 ID:i35wew/1
エステルが素で鈍感なのはガチ
ヨシュアは結構敏感なきがする
でも心の底からどうでもいいと思ってそう
931名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 02:44:03 ID:Bfai0g61
>>929
ヨシュアはそうでもないような。
クローゼの気持ちには気づいて無い様だけど、
ジョゼットのには気づいてたみたいだし。

・・・あまり関係ないが
人気あると思われるクローゼ。
しかし、彼女の必殺技の名前は良く間違われるような。
×リヒトクライシス

珍しいのだと
×サンタクロスノヴァ

ってのも見かけたよ・・・・・・
932名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 02:51:29 ID:reM1NCR7
フィリー→ジュリオ
アルチェム→アヴィン
クローゼ、ジョゼット→ヨシュア

相手に気づいて貰えない片思いはお約束ってことで
ヨシュアは一端カプア一家と別れるときのジョゼットのやりとりで、ジョゼットの気持ちに気づいてるのか思ったけど
最終章の「エステルとジョゼットは何故そんなに馬が合わないのか」、でそれは否定されたw
933名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 03:09:08 ID:Bfai0g61
なるほど。そういえばありましたね。
そのイベントはクローゼの
「・・・・・・・・・鈍感」
しか印象に(ry
934名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 03:26:06 ID:FJjmqitH
「鈍感」やら「羨ましい」やら。
クローゼも自分から手を出さなくても密かに待ってたりしたんだろうか?
「応援するといいましたけどヨシュアさんから告白してきたりしたら話は別です」とか。
935名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 03:35:55 ID:9+uYJqFB
向こうがその気なら寝取る気まんまんなクローゼはやっぱり黒いぜ。
936名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 06:25:30 ID:sgS1dcQM
王家の一員たるものそれくらいの黒さは必要って
ばっちゃが言ってた
937名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 11:18:23 ID:i35wew/1
ぶっちゃけクローゼはヨシュア以上にエステルが好きだから
百合以外考えられない
938名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 11:59:44 ID:spjtiEL9
エステルも好きだからってか脈もないしエステルが傷ついてるから諦めてあげたんだろ。
学園祭で本当にキスしようかと思ったとか遠慮のいらない相手
だと思ったら勝負に出てそうだ。というかエルベ離宮では微妙に勝負をかけてたが。
939名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 13:34:05 ID:L7/wQ3jb
再会だけで抱きついて女神に感謝してたじゃん
940名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 14:00:44 ID:spjtiEL9
それはヨシュアと再会して抱き付かなかったから
エステルの方が遥かに好きなんだろうとかそういうこと?
941894 ◆MafgNDHowA :2006/04/20(木) 15:20:30 ID:QJ+ERsTH
流れをぶった切ってこんにちは、894です。
次のお題が「ごめんなさい。」なんですが、ネタが沸いてきません。

---


 僕がカシウス=ブライトの家に来てから、早くも3ヶ月が過ぎようとしている。



 最初の一月は、怪我の治療で過ぎた気がする。カシウスにやられたのもそうだが、他の執行者に抹殺されかけた僕は、自分でいうのもなんだけど、命に別状が無いのがおかしい程の怪我を負っていた。
 3日間熱が下がらず、奴と、奴の娘が交代で看病してくれたらしい。おめでたい連中だ。


 「父さん、酷い熱だよ?」
 「傷のせいで、体が治そうとがんばってるのさ。……悪いんだが、ちょっと呼ばれててな」
 「あ、うん。ヤバそーだったら、伝書鳩でしょ」
 「そうだ。躊躇わないですぐ飛ばすんだぞ。苦しみだしたり、吐いたりとかな」
 「はーい」

 そんな声を聞いたような気がする。熱で朦朧とする視界に、心配そうな女の子の顔が入る。
 「あ、目覚ました。だいじょーぶ?何か飲む?」
 「……みず」
 「お水?んしょ、これどうぞ」
 口元に出されたのは、長い口のついたガラスの容器。咥えろと言われたのでそのとおりにすると、そっと傾けられ、ひんやりと心地よい感覚が喉を通った。満足して口を離すと、石鹸の香りがするタオルで拭ってくれる。
 「お熱の時は冷やすといいんだよ」
 一概にそうとも言わないと突っ込みたいが、声を出すのもだるい。目を閉じていると、べちゃりと冷たいものが額に乗せられる。思わず目線を上に向けたら、濡れタオルを乗せたのと自慢げに言われた。

 ちょっと、絞りが足りないんじゃないか?
 思わず手を出し、タオルをつかむ。
 「あ、だめ取ったら」
 彼女の手を払いのけ、両手でタオルを絞る身振りをする。慌てて彼女がさし出した洗面器に、ざっと絞って、改めて額に乗せた。
 「わー。あんた、力強いのね」
 横でふににと呻きながらタオルを絞り、まねをする。なんとなく可笑しくなり、じっと見ているうちに眠くなった。
 「ねむたくなった?ここにいるから寝ちゃうといーよ」
 そっと手を取られる。熱で熱い手に、今冷たいタオルを絞ったばかりの手は酷く心地よかった。思わず握り返す。
 彼女はにっこり笑い、僕の頭を撫でてくる。なんとなく落ち着いて、目を閉じる。
 「えへへ」
 思ったより傍で声が聞こえ、目を開けたら、ちゅ、と頬にキスされた。驚いてまじまじと見つめると、照れたように笑う。
 「ママがね、あたしがお熱出すといつもこうしてくれてね。安心したの」
 ああ、母親の真似か……
 いきなり蹴られたときは、どんな子だと思ったけど。

 結構……可愛い、かな。
942894 ◆MafgNDHowA :2006/04/20(木) 15:21:25 ID:QJ+ERsTH
 起き上がれるようになると、今度は食事攻めにされた。カシウスが作る料理はおいしかったが、その娘が作る料理は……。しいて言うなら上手下手が激しすぎると言えばいいのか。食べられるものとそうでないものの差がかなり酷かった。
 美味しくない時、僕が嫌な顔をすると悲しそうにするので、なんとなく罪悪感を覚えて全部食べて腹を下し、二人まとめてカシウスに怒られた。
 よって彼女の作る、味のヤバいものは断固として残すという知恵を、僕は早々に身に付ける。

 ベッドから出られるようになると、奴の娘があちらこちらに引きずり回す。最初は家の周り、次は家の外、それから街道、そしてロレントの街。
 カシウスは街で知らない者の無い有名人のようで、その娘も皆に可愛がられていた。若干そそっかしいが、愛嬌があり、素直で人懐こい子だったから、妥当といえるだろう。
 彼は元軍の高官だったのに、何故こんな辺鄙な町で暮らしているのだろうと思うが、それ以上に不思議だったのは、街の連中の僕への扱いだ。奴の娘と同格、下手をするとそれ以上に可愛がる。
 自分でもまぁ悪くない容姿だと言うことは知っていたし、実際この容姿を使い何度か仕事をしたことがあったけれど、それを差し引いても本当に可愛がってくるのだ。
なでてくれる。おやつをくれる。晩御飯をご馳走してくれる。エステルと泊まっていけという。服を作ってくれ、勉強を教えてくれ、遊んでくれて、本を読んでくれて……
 なんでこいつらはこんなに親切なんだ、腹が立つ。
 人の温もりなんて、もうずいぶんと感じたことなど、なかったのに。


 一番腹が立つのは、カシウス=ブライトの娘、エステル。
 何かとあれば僕を呼ぶ。僕と何でも半分こしようとする。僕が辛くないか気を配り、僕が少しでも―――不覚ながら―――微笑んでしまうと、飛び上がって喜んだ。
 僕が吹くハーモニカをそれはそれは褒めるものだから、唇が切れるほど吹き鳴らしたこともある。ほどほどにしろとカシウスに叱られた。
 いつまでも僕と風呂に入ろうとするので、カシウスから止めてもらったこともある。いい加減11にもなってるのに、男と一緒に入ることに抵抗を覚えて欲しい。確かに来て一月ほどは、自力で入っていられなくて介助してもらったけどさ……
 ブライト家は今まで交代で食事当番をしていたらしく、街までいけるようになった頃から僕も当番に組み込まれていたが、僕が作る料理をこっちが恥ずかしくなるほど褒めるもんだから、気づけば腕が上がってカシウスにまで褒められるようになっていたりもする。
 雷の酷い日に二人だけでいたときは、僕にくっついて離れなかった。
943894 ◆MafgNDHowA :2006/04/20(木) 15:23:25 ID:QJ+ERsTH
 軽いノックと共に、僕の返事を待たず扉が細く開けられる。
 「ヨシュア……入っても、いい?」
 僕の部屋は、エステルの隣。元は物置だったそこは片付けられ、若干殺風景ながらまぁまぁ居心地が良い。
 「何?」
 時刻は10時過ぎ。ブライト家では9時が子供の寝る時間。不本意ながらもカシウスに無理やり突っ込まれるのは癪だから、いつもはとっくにベッドへ入っている。
 ただ、たまたまこの日はカシウスが仕事で留守。家にはエステルと二人きりで、僕は夜更かしをしていた。
 「ん……なんとなく」
 いつも二つに結わえている髪は下ろし、白い、ドレスのようなパジャマを着ている。いつもは僕と似たような格好をしているから、妙に女の子らしく感じる。
 とことこと歩いてきて、僕のベッドに腰をかける。僕も寝ようとしていたところだったんだけど?
 「もう寝るんだけど」
 「え」
 「10時だよ。カシウスがいたらとっくにベッドへ押し込まれてる」
 「父さんは明日の夜まで戻ってこないよ」
 「知ってる」
 どいて、と身振りで示すと、彼女はしぶしぶベッドから降りた。僕はそのまま布団に足を入れる。彼女はじっと僕を見詰めてくる。
 「何?」
 もう一度聞いたとたん、外が白く光る、雷が鳴る大雨。
 「やっ」
 ふわりと甘いにおいに包まれた。エステルに抱きつかれたのだ。いや僕は漆黒の牙、この程度で動じなんてするもんか。
 「ちょ……、エステル?」
 「……っく」
 声を殺しているが、どうも泣き出したようだ。柄にもなく焦る。
 「ど、どうしたの」
 「……り」
 雷が怖いらしい。
 「雷嫌いなんだ」
 「そ、そんなこと、ないもん」
 この期に及んで強がるが、声が震えていて全く説得力が無い。肩を押して体を離させると顔を背けたが、頬が濡れている。
 「泣いて言われても説得力ないよ」
 「うるさいわよっ」
 言い終わらないうちに再び外が白む。もう一度ぎゅっと抱きつかれ、僕は抵抗を諦めて体重を掛けられるままにベッドへ倒れる。ミルクの香りだと思った。

 えらく長いような気がしたけど、実際は時計の長い針が数字2個分くらい動いた頃、エステルが身動きする。小さいくしゃみをひとつ。
 「寒い?」
 「うん、ちょっと」
 鼻声だが何とか聞き取れて、僕は上掛けを引っ張り、彼女を布団に入れてやる。すっぽりくるむと、少し笑顔になる。
 「あったかいね」
 「ごめん、もうちょっと早く気づけば良かった」
 元々冬りんごの色をした瞳が、泣いたせいでもう少し赤い。いつぞやしてもらったように、頭を撫でてやると嬉しそうに目を閉じた。
 「このまま一緒に寝ていい?」
 「……ひょっとして、こんな日はカシウスと寝てるの?」
 「うん。でも父さんそんなに家に居るわけじゃないから、いつもは我慢してる。父さんがしばらくいないときは、ティオの家とかに居させてもらうし」
 迷惑かけちゃいけないもんね、と小さく笑う。
 彼女の母親が数年前に事故で亡くなった、というのは聞いていた。幸せいっぱいで可愛がられて育っていると思っていた、エステルの寂しさを知る。
 「……だめ?」
 大きな目に涙をためて聞かれて、断れるはずも無く。
 ちゅ、と頬にキスされる。ありがとね、という声とともに。


 おかしい。
 僕は、カシウス=ブライトを殺しにきたはずなんだ。
 なんで馴染んでる?
 優しくされるたびに感じるものが、苛立ちや腹ただしさとは違うことに、少しずつ気づき始める。
 でもそれが本当はなんと呼ばれるものなのか、僕はまだ、思い出せない。
944894 ◆MafgNDHowA :2006/04/20(木) 15:25:35 ID:QJ+ERsTH
 「よーしゅあー」
 居間で本を読んでいたら、上から軽い足音と共にエステルが駆け下りてくる。危ないと思ったら案の定、スリッパを引っ掛けて転んだ。
 「ったぁ……」
 「慌てると転ぶぞっていつもカシウスに言われてるだろ」
 「もー、カシウスじゃなくて父さんだって言ってるでしょー」
 「君の父親かもしれないが、僕のじゃない」
 「むー」
 ぷっと頬を膨らます。僕より8ヶ月遅く生まれているとはいえ、同じ年のはずなのにまだ幼い感じがする。
 「ねーヨシュア、釣りにいこ」
 「棒術の基礎練は」
 「もう終わったもん!」
 「日曜学校の宿題は」
 「う……あとでする」
 「だめ。君は後でといってやらないで前日慌てるでしょ」
 「だってわかんないんだもん」
 「持っておいでよ。どこがわからないの」
 「わーい、ありがとヨシュア」

 ててて、と二階に駆けてゆく。
 「だから走ると転ぶってば」
 言ってるそばから、鈍い音が響いた。



 「大分慣れたか、ヨシュア」
 その日はカシウスがたまたま家にいた。話し声を聞きつけたのか、書斎から顔を出す。
 「まぁ、それなりに。不本意だけど」
 「それは、ウチに慣れたのが不本意なのか、エステルにいいように振り回されていることが不本意なのか」
 「どっちも」
 「あー、またカワイクナイこといってるー」
 エステルが戻ってきた。となりに腰を掛け、ノートを広げる。僕がわからないところはカシウスが教えてくれたので、30分程度で済んだ。
 「ったくエステル、もうちょっと勉強しとけよ。お姉さんって自分で言うくせに、ヨシュアの方が出来がいいってのは変だろう?」
 「あたしはニクタイ派なのよ!」
 訳のわからないことを言いながら片付けに上がってゆく。釣りにいこうねと言われ、断る理由も無いので承諾する。その夜はエステルの釣った、大きなサモーナのフライになった。


 夜半、寝付けず窓に腰掛けていたら、下から声がかかる。
 「お前ね、ベランダがあるじゃないか。転げ落ちるぞ」
 「そんな柔な鍛え方はしていない」
 冷たく言い返すが、カシウスは意に介さず僕を誘う。
 「夜食あるんだが、食うか?」
 「……」
 そろそろ育ち盛りの伸び盛りにかかる僕は、確かにお腹が空いていた。別にお腹が空いてて眠れなかったわけじゃないと言い訳をしつつ、下に降りる。ニヤニヤされて若干居心地が悪かったが、目の前の食べ物には勝てず。
 カシウスは葡萄酒、僕はりんごジュースを飲みながら、サモーナのマリネとサンドイッチを食べた。
945894 ◆MafgNDHowA :2006/04/20(木) 15:27:25 ID:QJ+ERsTH
 「体、元に戻ったみたいだな」
 「おかげさまで」
 「……結社に戻るか?」
 僕はあきれたようにカシウスを見る。
 「今更?ただ戻れば殺されるだけですけど。死ねと言うなら何故あのとき僕を助けたんです?」
 「いや、そういうことじゃなくてな。今のは一応聞いたんだ」
 僕は首を傾げる。言っている意味が分からない。
 「あれだ。うーんとな」
 あー、とカシウスは悩み、僕を見る。
 「俺は回りくどいのが苦手だから単刀直入に言おう。うちの子にならんか」
 「……はい?」
 一瞬言っていることが理解できず問い返すと、ぼりぼりと頭を掻いて彼は続ける。
 「俺が長期に家を空けるときは、街の人にエステルを預けているんだけどな。あの子もそろそろ大きくなってきたし、一人で留守番できるようにはなってきてるんだ。ただ、ここ辺鄙だろ?女の子一人で留守番させておくのもなんか嫌でなぁ」
 「……僕はエステルのお守りですか?むしろ、男と二人で留守番させとくほうがどうなんだって気が」
 「お前にその気があるなら、とっくにヤってるだろ。そんなことになったら、問答無用で責任取らせるけどな」
 カシウスの言うとおり、確かに可能といえば可能だった。一応戦闘訓練の一環でそのへんも実践含め経験はしているから。夜二人きりで隣に眠っていたこともあったし、やろうと思えば出来たことは否定しない。
 ただ、あまりにも無邪気に眠っているので、手を出す気にならなかったのだ。そういう形でカシウスを出し抜くのはフェアじゃないと思ったのもある。

 
 「んー、まぁ、あれだ。エステルもお前を気に入ってるみたいだし、お前もなんとなく楽しそうではあるし」
 思わず反論しかけて、やめた。
 非常に不本意ではある。あるけど。……楽しいと思うことも、たまにある。
 「まぁ平たく言えば」
 カシウスは照れたように笑った。
 「俺もお前が気に入ったんだよ、ヨシュア」
 僕は思わず胡散臭げに彼を見てしまう。
 「……どこの世界に、自分を殺そうとした奴を気に入る人間がいるんです?」
 「ここの世界」

 さっくりと言い返され、僕は脱力する。
 「イヤならいいんだが。でもきっとな」
 エステルは大喜びするぞ、と付け加えられた。
 「……それは……」

 悪く、ない、かな?



 案の定、エステルはこの話を聞いて大喜びし、カシウスと二人で延々ウチの子になれとステレオタイプでいい続け。
 ついに折れたのは、カシウスに拾われてから半年後。ヨシュア12歳の誕生日のことである。


 8年を経て、今度は本当の家族になることを、まだ彼は知らない。
946名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 19:36:19 ID:C8DEABaa
グッジョブ。
あれ、何だ、何故だか涙がこみ上げてきた。
イイ話というものは、お涙頂戴じゃなくてもひとの心を打つもんだなとオモタ。
947名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 21:11:58 ID:vPi14oFC
やっべ
なんか泣ける。
いいねこういうの。
948名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 21:19:01 ID:xIptyzW3
じーじぇい
949名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 12:40:48 ID:ZFrH9mkP
GJ!!。゜(゚´Д`゚)゜。

2人の結婚式に再現ドラマ化したら全米が泣く(ry
950名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 00:08:20 ID:Y+R3ovQW
新作マダー
951894 ◆MafgNDHowA :2006/04/22(土) 15:56:51 ID:19UXSXLN
前回が長すぎた感ひっしひしですが
今回短くてすみません orz
本スレ〜議論スレでクルツ先輩大フィーバーなのに煽られ、次回はクルツメインかも。

---


 ベッドに弛緩した彼女を横たえる。


 僕の、エステル。そっと髪を撫でる。もう会うことも無いだろう。そう思うと、体がばらばらになりそうなほど辛い。
 唇をなぞる。間違いなく僕が初めての相手だった。申し訳ない気持ちと共に、堪らなく嬉しくなるのは不謹慎だろうか。
 愛しいエステル。ぎゅっと抱きしめる。子供っぽいけれど、流石に体は確実に僕と違ってきている。服を重ねても誤魔化しきれない柔らかさが伝わる。
 いけないと思いつつ、手が動いた。

 最初は控えめに腕を。次は、スパッツの上から腿を。シャツの上から膨らみを押さえ、少しだけ押して、後悔する。
 「……どうしよう」
 手を離したくない。女性経験が無い訳じゃないのに、恐ろしく気持ち良い。指先をそっとシャツの下に滑らせる。滑らかな肌が触れたところで、我に返り慌てて止めた。

 少しベッドにのし上がり、彼女の顔を見下ろす。薬のせいで眠った顔は、苦しんでいる様子も無い。少しだけ躊躇って、僕は唇を重ねた。今父さんが入ってきたら僕は間違いなく殺されるだろう。
 でもその方が、幸せだったのかも知れない。

 胸に込み上げてくるものが辛くて、唇を離してただ抱きしめる。
 誰より近くて、誰より一緒にいた女の子。氷のように冷えて暗い場所から、光溢れる世界へ連れ出してくれた君。劣情を煽られた事があったのは否定しないけど、でもそれ以上に大切で、神聖な子だった。
 こんなにも、君を自分のものにしてしまいと思うのに、ただ抱きしめている方が幸せなのは何故……


 しばらくそうしていたが、残っていた精神力をかき集めて体を離した。もうそろそろ、父さんが戻ってくる時間だろう。
 僕は手早く机から紙とペンを取り、書置きをテーブルに置く。
 エステルを布団にくるみ、最後にもう一度キスをした。

 「……エステル、好きだって言ってくれて、ありがとう。嬉しかったよ」

 そっと王宮から忍び出る。
 さしあたって、グロリアスに潜入する方法を考えなければ。忙しく頭を働かせ始めたヨシュアの表情は、ブライト家に連れてこられた頃の冷たさに戻っていた。


 (父さん、エステル。ごめんなさい)
952名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 16:10:18 ID:zTklpqRv
いろいろ感想つけたいとこだが今時間ない・・・だがこれだけは言わせてくれ・・・

じゃんけんぽん!
( ゚д゚)○>(゚д゚ )

あっちむいて…
( ゚д゚)σ(゚д゚; )

GJ!
( ゚д゚ )m9( ゚д゚ )
953名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 16:23:16 ID:8vNGDpji
G.J イイヨイイヨ
954946:2006/04/22(土) 16:33:27 ID:VKS6sOKE
うをっ、また涙が…。
感動のあまりテキストエディタが立ち上がらない漏れは実は遅筆の>882だという罠。
955名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 17:11:13 ID:SWLDigbJ
882さん期待してるけどクリアしてからきなよ(^_^;)
ネタバレみるとおもしろさ半減だよ
956名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 18:52:01 ID:j268/CHT
>>951
GJ!!
切ないヨシュエスイイ!!

>>954
期待してます。クリアガンガレ
957名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 19:44:17 ID:gDJw4QwJ
今朝3時にFCクリアして、さっきまで寝ずにSCやってた俺がきましたよ

>>951
GoodJob!!!
数年ぶりに筆とりたくなったよ。
こんな気分になったのはYU-NOぶり位か。

枕事ネタは本編が背景に出る以上かなりネタバレるがカンベン。
では執筆にかかるのでGW前位まで待っててくれ。
958名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 00:29:19 ID:nMckjQt5
GJ! FCエンディングの切なさをちょっと思い出した。あれがなかったら
この作品への情熱はもっと少なかったはず…
959名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 01:31:21 ID:sYYVqF63
>>338
たまたまザナネクで微エロネタ思いついたからネタだけついでに書いてみる。
「最後の騎士」執筆中のシャルが書いてる、
・某社の圧力によって彼は赤毛から金髪に強制的に染められました
・ハーレックの街に着くなり溺死しかけたのには驚きました
のくだりに焦った騎士君がシャルを愛撫攻めた上で事に至り、
いっちゃったシャルは渋々該当箇所を削除。
(引用文から見て取れる信頼度からして執筆してる時期にはとうにやっちゃってるだろと推定)

妙にこの二人の関係性は萌えるんだが、
よくよく考えたら英伝6アガットとティータの関係性にも萌えるのと
ベクトル同じだなあと。弁当作って渡したり、宿屋同室で夢見て怖くなったら起こしてもいいかなと
甘えてきたりする点はこっちが進んでるといえば進んでるけど。
リーゼ・アニエス・フローレにはさっぱり萌えなかった。萌え属性ってあるんだなあと思った次第。

流れ読めずにごめん。いきおいで書いた。
今後は英伝ネタも書くから。
960名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 20:36:59 ID:InHtTbi+
ファルコムのエロ小説スレだから、別に英雄伝説である必要はないよ。
新作が出たばかりだから英雄伝説が多いってだけだ。
961名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 22:59:03 ID:NGqD50Yk
リーゼたん最萌えキャラな漏れは奇特なんだろうなあ
962名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 23:18:55 ID:fEZAPov+
いやいやイリアンが最萌えキャラな自分の方が奇特だと思う。
でもOPのセリフが本当にけなげで。

多分住人とROM人、誰それと思ってる予感がばりばりする。
963名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 23:26:01 ID:PSmH/tJZ
誰それ?
964名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 18:53:09 ID:gpSH3F1W
かきやー氏はもういなくなっちまったんだろうか……
965名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 21:12:42 ID:8DZGfVxW
>>963
公式サイトに一言すら載らなかった某ゲームのヒロイン(婉曲的表現)
OPにハァハァシーン有り。
……本人が死にかけるから虫の息状態という意味だが。
イリアン「こんな扱い酷すぎるわ」(原文ママ)
それ上司じゃなくて制作会社に言ってあげて下さい、イリアンw
966名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 15:24:14 ID:kYZlcAqs
イリアン?誰それ??だが

>多分住人とROM人、誰それと思ってる予感がばりばりする
>公式サイトに一言すら載らなかった某ゲームのヒロイン(婉曲的表現)

これで理解したw
967名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 02:26:28 ID:sJH+/NEo
新作マダー?
968名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 11:49:23 ID:a99ApKZE
英雄伝説YSCはFCと比べて捕まったり、捕らえられそうになったり、
眠らされたり、薬盛られたり、操られたり等ピンチな場面が多いから
SS書く素材には困らないけど・・・

一連のストーリーもろにネタバレは大丈夫?
もうちょっと時期見た方がいい?
969名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 14:16:59 ID:hAL8qnm8
いや、もう充分バレOKだと思うよ。どの関連スレも普通にバレ全開で話してるし
970名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 18:36:17 ID:ITK6/VU0
もうネタバレ気にする時期じゃないしな
っていうか既にED後とかの話も出てるしw

何でもカモーン
971名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 23:40:13 ID:JSVfQOck
ジョゼットがヨシュアを調教してヨシュア精神崩壊(マテコラ

……エステル達が助けに来たときにはヨシュアは精神を完全に壊されて社会復帰不能に(ヲイ
972894 ◆MafgNDHowA :2006/04/30(日) 18:06:52 ID:oOmNk7KN
流れを無視してこっそりと投下|ω・)ノ
だんだんクオリティ下がってきてる気がひしひし。

---


 遠くから、声が聞こえる。
 「―――あ、しゅあー」
 穏やかな春の日、柔らかな日差しを浴びて、子供が駆けてゆく。頭の両側で結われた、濃い栗色の髪が肩で踊る。
 「何、エステル」
 呼ばれて答える子供は、見事な黒髪と、琥珀の瞳。端正な面立ちだが、表情が硬い。
 「ヨシュア、遊ぼう」
 満面の笑みで誘われ、少年は口ごもる。
 「僕は……」
 「あ・そ・ぼ」
 「……何するの」
 「ぼーじゅつ!」
 少女は可愛らしい顔立ちをしていたが、良く見れば手や足にあざやら擦り傷やらたくさんある。
 短い丈の上着や、スパッツから伸びる手足は華奢と言えるほど細いのに、髪が長くなければ男の子と言っても差し支えないような輝きを
瞳に宿している。対して少年は、どこか借りてきた猫のような風情で、顔立ちの綺麗さも合わせ、髪が長ければ女の子と言ってもいいかもしれなかった。
 「良いけど、カシウスがほどほどにしとけって言ってなかった?」
 「ほどほどにやろっ」
 「……難しい注文だね」

 カシウスが、ナイフよりふた周りほど大き目の、木製の刀を少年に渡す。彼は両手に構えた。どうやら二刀らしい。立ち会うカシウスが感心するほどその構えに隙はない。
 「りょーてで戦うの?」
 「僕は棒よりこれの方が得意なんだよ」
 「むー、負けないんだから!」
 対して少女の方は、歳を考えればそう悪くも無いが、まだまだ上達の余地がある構え方。案の定勝負は3合ほどで決した。

 が。

 「おい、エステル大丈夫か?」
 「う……」
 痛みのあまり声も出ず蹲り、大粒の涙をこぼす少女に、少年が見る見るうちに青ざめる。

 「うわー、ヨシュアちょっと伝書鳩取ってきて」
 少年があわてて走ってゆく。この家に来てから初めて見せる、はっきりとした少年の動揺。
 エステルの左手、肘と手首の中間くらいがうっ血し、歪んでいる。ヨシュアの加減を誤った一撃で、骨折してしまったのだ。



 「―――キレイに折れてるし、一ヶ月ほど腕を使わなきゃ戻りますよ。3日くらいでまた様子見に来ますから」
 連絡を受けて馬を飛ばしてきた医者が、痛み止めを置き、彼女の腕の骨を接いで帰っていった。エステルは日ごろから怪我で愚痴は言わない子だが、
流石に骨接ぎの痛みには耐えられなかったらしく、施術の間細い悲鳴が上がり続ける。ヨシュアは自室で布団をかぶって震えていた。
 「終わったぞ」
 悲鳴が止んで半刻もしたころ、カシウスが様子を見に来る。ヨシュアはそっと布団の端から目だけを出した。
 「……心配しなくても俺は怒って無いから、出ておいで」
 それでも布団から出てくる様子はない。引っぺがそうかと思い始めた頃、ようやくもぞもぞと起き上がる。
 「僕……」
 「俺も悪かった。一撃必殺"しか"学んできてない奴に、先に力加減を教えておくべきだったよ」
 黙りこくるヨシュアの頭を、カシウスはわしゃわしゃと撫でた。
 「そんなに悪いと思うなら、今日はエステルと一緒に寝るといい」


 夜、エステルは熱を出した。カシウスは洗面器とタオルと着替えだけ用意して、後はヨシュアに任せるとばかりに下へ降りていく。
 「何かあったら起こせよ」
 これまで生きてきて、こんなに途方にくれたことは無いという表情のヨシュアに、カシウスは見られないよう笑いを噛み殺す。
973894 ◆MafgNDHowA :2006/04/30(日) 18:08:13 ID:oOmNk7KN
 「ん、ヨシュア……?」
 熱っぽい顔でエステルが目を開けた。よほどすまなそうな顔に見えたのか、エステルが弱々しく微笑む。
 「ごめんね、怪我しちゃって」
 その発言に、思わずヨシュアは強く言い返す。
 「なっ……謝るのは僕であって、君じゃない!」
 微笑んだまま、エステルは続けた。
 「ううん。ヨシュアに悲しい顔させちゃった。ごめん」

 熱があるのに。
 どう差し引いても痛いはずなのに。ヨシュアも骨を折ったことはあるから、痛みは知っている。腕も細い、体力も自分よりない。何より戦闘技術は雲泥の差なのに。
 正直、このときまでヨシュアは彼女を見くびっていた。剣聖の娘というだけで、ただの子供だと。


 この子は、強い。―――僕よりも、ずっと。


 胸に迫るものがあった。体ががくがくと震える。ヨシュアの様子に驚いたエステルが起き上がろうとする。
 「痛っ」
 「あ」
 添え木は当てられていたものの、うっかり力を掛けた左腕の痛みに彼女が小さく悲鳴を上げる。ヨシュアはあわてて寝かせ、洗面器に氷水を持ってきてタオルを絞り、額に載せてやった。
 「つめたーい。いいねヨシュア、力強くて」
 「そりゃまぁ、男だし」
 エステルは布団から右手を出し、握ったり開いたりする。11歳では、さほど体格に違いがあるわけでもない。鍛え方の違いで、多少ヨシュアの方が太い腕ではあったが、それでもまだ子供の域を出ない。
 「……あたしも強くなりたい」
 「筋は悪くないから、練習を積めば強くなると思うよ」
 「そう?」
 「うん。僕は棒術ってよく分からないけど……カシウスは凄いと思ったし、君はそのカシウスに習ってるんだろ?だったら、大丈夫」
 「そういうもの?」
 「僕に剣を教えてくれた人がそう言ってた」
 「そっかぁ」
 エステルはカシウスから、ヨシュアが自分から話し出すまでは、決して過去のことを聞いてはならないと言い含められていた。どんな人だったの?と聞きたいのをぐっと我慢して、笑いかける。
 「ヨシュア、寝ないの?」
 「カシウスが今日はついて見ていろって」
 一緒に寝ろといわれたとは、なんとなく気恥ずかしくて言えない。ところがエステルは屈託無く笑う。
 「じゃあ、一緒に寝よ!……ちょっと動くの手伝って?」
 彼女がベッドの奥に詰め、ヨシュアは言われるままに隣へ滑り込む。熱のせいで布団の中は温かかった。
 「大丈夫?」
 「それ、僕の台詞」
 エステルの額に手を当てる。まだ熱い。起き上がって再びタオルを冷やし、載せなおしてやった。
 「ありがとう」
 「……僕が面倒見るのは当然だろ。怪我させたんだから」
 エステルが沈黙する。静かな空気の居心地があまりよくない。
 「じゃあ、おやすみ」
 背中を向け、エステルが寝入ったらベッドから降りるつもりで目を閉じた。ところが、背中がつんつんと引っ張られる。
 「こっち向いてよ〜」
 しぶしぶ寝返りを打つと、彼女がにっこりと笑う。
 「えへへ」
 そっと、手を握られる感覚。驚いて解くと、少し悲しそうな顔。
 「だめ?」
 どうしてだろう。彼女の悲しそうな顔に、なぜか勝てない。そう思いつつ、握りなおしてやると嬉しそうに笑った。子供心に、可愛いと思う。
 「ママがね、あたしが風邪引いたりしてこうやって寝てると、いつも手握ってくれてたの」
 「そう」
 頭を撫でてやると、嬉しそうに目を閉じる。
 (……)
 ヨシュアは肘で体を起こし、顔を覗き込んだ。
 「なーに?」
 「……なんでもない」
 再び横になり、おやすみというとエステルは目を閉じる。熱のせいで消耗しているのもあったのか、すぐに寝息を立て始めた。寝入ったことを確認して、彼はベッドから降りようとするが。
 「……は、離れない」
974894 ◆MafgNDHowA :2006/04/30(日) 18:09:19 ID:oOmNk7KN
 思いのほかしっかり手を握られていて、振りほどけない。無理に解くと起こしてしまいそうで、諦める。そんなヨシュアの挙動も知らず、彼女は良く眠っていた。活発に動き回る、男の子のような印象のエステルだが、
こうして見るとやはり顔立ちは女の子だ。長い睫が頬に影を作っている。彼は、そっと彼女の頬に顔を寄せ、キスをした。
 知ってか知らずか、エステルが微笑む。
 (な、なんとなく、我慢できなかっただけだよ)
 誰も居ないのによく分からない言い訳をしてしまい、急に恥ずかしくなって布団に潜り込む。目を閉じ、しばらくするとヨシュアも夢の国へと旅立っていった。


 「……仲良く眠ってるなぁ」
 夜半、エステルの様子を見にカシウスが上がってきて、二人を見てそっと笑う。こうして見ると、エステルは勿論だがヨシュアも歳相応の子供にしか見えない。
 (こんな子供に、惨いことをする)
 殺戮者として自分の前に現れたときの冷たい瞳。間違っても11歳の子供がする表情ではない。させてもいけない。どうしてこんなことを叫んだヨシュアに、なんとなくなりゆきでと返したカシウスではあったが、あながち嘘でもなかった。
 母親が死に、自分のいないあいだ人の家に預けられたりして、寂しい想いをしていたであろうエステルの、遊び相手にでもなればいい―――
 最初はそう思っていたカシウスだが、この子供の礼儀正しさや、持って生まれた気質、優れた戦闘技能を見るに付け、彼は徐々に気が変わり始めている。

 エステルの母親であり、カシウスの妻レナ=ブライトは、5年前百日戦役の最中「不幸な事故」で命を落とした。エステルには知らされなかったが、レナはその時妊娠していたのだ。
 遺品を整理する中、彼女が彼に宛てて書いた最後の手紙にそれは記されている。

 ―――二人目を授かったみたいです。
 ―――今度は男の子だといいね?

 カシウスは男の子が欲しかった。共に釣りをし、鍛え、いずれは跡取りとしての息子。幼いエステルはごく普通の女の子だったから。
 レナがいなくなり、エステルは寂しさを紛らわすかのように、父の真似を始めた。釣りをし、剣術の真似事をする。ためしに少し基本の型を教えてやると、驚くほど飲み込みが早かった。そして今に至る。
 しかしエステルは女だ。いずれは結婚し、家を離れるときが来る。孫の顔が見たくないわけではないが、その時自分は一人になってしまう。

 息子がいてくれたら。

 カシウスは若いうちに両親を亡くしている。妻も然り。唯一血を分けた家族のエステルに、去られることがおかしいほどに怖い。
 (いつか、エステルと結婚なんてしたりしてなぁ)
 そうしたら一石二鳥なのに、といささか都合のいい想像をした自分に苦笑する。


 まさか9年後、その想像が現実となるなど知る由もない。

---

さて次のお題は「メガネを外す」
メガネ……誰を標的に。
975名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 18:24:15 ID:XfK3JWCj
>>972-974
いつもながらぐっとジョブです!
眼鏡キャラって・・・女性キャラではドロシー男性キャラでは博士ぐらいしかいないでは・・・
976名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 18:33:00 ID:+ZtWI3j2
>>972-974
GJ待ってたぜ
977名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 18:51:52 ID:QQqJ1kGE
素晴らしいなぁ。
神だなぁ。
ホロリときちまったい。
GJGJ!
978名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 19:16:22 ID:6ufW0lqe
>>975
教授
979名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 19:38:02 ID:FBhEzkXN
>>975
ジル
980名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 21:05:31 ID:5cK53MGx
>>972-974
GJ!

>>975
ジャン
981名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 21:45:04 ID:VNveWYse
毎度完成度高いSSでGJ!!

>>975
ラッセル博士
982名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 21:45:55 ID:VNveWYse
って博士ってラッセルの事だねorz
教授と脳内変換されてたすまん
983名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 21:49:20 ID:BdK+jmmj
>>972-974
素晴らしい
>>975
中央工房の医者

>>968
ゲーム進めながら一番貞操の危機を感じたのは
ピンチが多かったエステルとかよりもアガットの方でしたw
984名無しさん@ピンキー
そろそろ次スレを立てないと危ういな。