新規参加ガイドライン ・まずは役作り 役職ガイドラインを参考に、なりきる役柄・名前(メイド以外は名無しも可)・屋敷との関係・大まかな性格を決める。 容姿やセクース時のスタンス(受け入れる嫌がる優しく強引etc)等、細かく決まっていればなお良し。あとで付け足しても良し。 今は役を問わず、責め側を切に希望中(藁 ・最初から飛ばす必要は無い 屋敷の人間としても当然新人。役としてはともかく、演じる方は無理なことはさせません。(と言うかさせないように) 屋敷での生活を描きつつ、他人の行為を覗き見る、おもわず自慰する、という程度でも。 表現しにくい(苦手な)行為があれば、あらかじめメアド欄で言うように。 ・時間合わせがカギ 参加時間を前もって伝える、早めに待機する等で、開始・終了時間も早くできます。 待機者が出てこないと、ずるずると開始時間・終了時間が遅くなるので注意。 【無名で待機するときはメアド欄に役名・新人の旨等を忘れずに。これで手間がかなり省けます】 ・破綻しない程度の裏設定は可 実は粗相をしたところに隠しカメラがあった、隠し通路から先回りした、恥ずかしい写真をもっていたetcetc お仕置きやエチをするための、雰囲気に合うその場限りの設定は、ある程度許可されます。部屋の創作も自由。 ですが、それにより住人の続行が難しくなる(あるいは立場が大きく変わる)ようなものは、当人に確認してからで。 ・技量は問わない。連携ができるか否か 最低限の日本語・文章力は暗黙の必須条件ですが、早さ・緻密さなどはさほど問いません。(あればなお良し) それよりもまずは、他の参加者とどう連携が取れるかどうかが重要です。 自分が考えた展開に無理に向かせるのではなく、場の流れに乗った行動を心がけてください。 ・私信はメアド欄で 役を介して私信をすることができない素の内容は、メアド欄で行って下さい。雑談は他でやって下さい。 プレイの可否、制限時間、状況説明他、字数制限が厳しいので、必要な内容を簡潔に。 自分が参加できるかどうか、一度「名無しの宿泊客」として、屋敷の門を叩いてみてはいかがでしょうか?
役職ガイドライン 役割は(常識の範囲内で)重複可能。メイド以外は「名無しの○○(屋敷との関係)」も可能。 ・屋敷の住人 血縁関係又は養子縁組、居候、執事等、屋敷で生活しているメイド以外の住人。 屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます。(致命的なプレイは当然不可) ただし、ご主人様は「名無しの」ですので、近い家族(同じ苗字)の場合は苗字は付けられません。 ・お客様 関係は何でも。住人やメイドの友人、取引先関係、公的な仕事などなど。 住人にとって大切な人であるため融通が利き、メイドに対しての発言にもある程度強制力が働きます。 お仕置き部屋など特別な設備は、基本的に屋敷の住人の許可が必要です。他人の家だし。 ・宿泊客(基本的に一時利用のみ) 屋敷に一夜の宿を求めに来た宿泊客。アポ不要。宿泊費無料。もれなくメイドさんのご奉仕が待ってます。 基本的に発言に強制力は働かず、ソフトプレイ中心です。どうしてもという時は、脅迫などを併用してください。 ただし、メイドによっては無理な要望(アナル・SM・イメージプレイ・女王様etcetc)を聞き届けてくれることも…… ・メイド 屋敷で、ご主人様のお世話とお客様の応対をする、このスレのもう一人の主役。 できる限り名前を設定し、性格・セクース時のスタンスもできるだけ決めて下さい。そのほうが格段にやりやすいです。 基本的に、入った翌日には新しく入った旨が他の住人に伝わります。が、しばらく引っ張ってもかまいません。 採用云々を飛ばして、初日から仕事をしてもいいですし、住人や客人からメイドに変わることもまた可能。 典型的な「メイド」として以外にも、主人に言い寄る、スレに反して嫌がって強姦役になるなども可能。 最低限の情報さえあれば参加できます。不必要な設定を作ると、逆に泥沼にはまります。深く考えずに気軽にどうぞ。 スレの趣旨は「関係を楽しむ」ことで、設定は余興です。通常は匂わす程度、他人に聞かれたら明かす、といった感じで。 ※素の話はメール欄でお願いします。 (だからといって、素の話をし過ぎないように)
現在の主な屋敷の住人達 (前スレに登場していないキャラに関しては割愛させていただきましたが 再登場を拒むものではありません。復帰する場合はその折に自己紹介をお願いします) 名無しの御主人様 言わずもがな、この屋敷の主。 メイドたちの粗相に対して数々の「お仕置き」を下す。 客人 御主人様の友人伯爵 主人の旧友。屋敷を密かに訪れ、訪れるたびに屋敷の様子を傍観し、 その淫らな欲求を満たしては帰途につく。 安藤 五月@伯爵家使用人 友人伯爵家のメイド。御主人様である友人伯爵に好意をよせているが 関係が進展しないことに悩む。 綾峰 雫@他の屋敷の女主人 自分の気に入らないメイドに対しては冷たく、無理難題を言いつけては悦に浸る。 だが気に入ったメイドに対しては優しいようである。 ふたなり。 粉原 月子 裕福な財閥に生まれ、蝶よ花よと育てられた娘。両親は社交界でも指折りの変人で その娘である事を如実に物語る性格をしている。お屋敷に長期滞在中。 会河 紳一 主人の仕事上の付き合い相手。常に紳士足れと思っている。 最近、屋敷の空気に振り回されているのか空周り気味。 新町 修一 とある資産家の跡取り息子。迷子になった際に名無しのお屋敷に迷い込んだ。 やさしく接してくれたメイドさんに会うために、度々自宅を抜け出してくる。
使用人(メイド) 里村 志保 幼い頃、孤児だったのを拾われて主人を父親のように慕う。 特に料理が得意なため、厨房を任されているメイド。現在六ヶ月の息子がいる。 萩野 瑞葉 伯父である主人を慕うあまり実家を飛び出してメイドとなったが、 現在は主人の養子の瀬名と恋仲にある。父は萩野子爵家当主、母は主人の妹の紫。 留萌 みかさ 元気で明るい健康的なメイド。 柔道と合気道合わせて三段。 実家の経営難がきっかけで屋敷のメイドに。地元に恋人がいる。 椿 杏樹 掴みどころのないお姉さん系天然メイド。 退行癖?があり、幼い少女と大人の女が入り混じったようなふわふわ不可思議な性格。 赤城 冬果 事故で話せなくなったメイド。リハビリを終えてすぐこの屋敷へ来た。 連れ添っている愛犬は、グレートピレニーズのボーセ。 奥津 夕呼 元女珍走団の不良メイド。チームメンバーが起こした交通事故の責任をとって 莫大な慰謝料と医療費を払うためにお屋敷に来ている。素行が悪いが意外な所で真面目。 香山 絵理 何かに追われて、屋敷に逃げ込んできた元女子高生メイド 助けてくれた三条に一方的に思いを寄せているが……
古河 涼 最近お屋敷で働き始めた新人メイド。いつも優しげな(余裕ありげな?)笑顔を浮かべている。 普段は真面目で淑やかなお姉さんといった感じだが、実は…? 使用人(メイド以外) 名無しの執事 謎多き執事。 屋敷の規律を保つのに一役かっている。 柏葉 瀬名 屋敷専属パティシェ&コック兼主人の養子、性格ヘタレな今時の若者。 元学友である同級生の瑞葉に想いを寄せている。実母は元主人の屋敷のメイド。 三条 望 屋敷専属となった医師。 一見温和で誠実そうに見えるが、 某メイド曰く「変態セクハラ破廉恥陰湿ドスケベエロヤブ医者」とのこと。 葦名 由依 主人の傘下の葦名家の娘。主人と父との約束により、屋敷の見習い執事及び秘書となる。 幼少の頃より主人を慕っており、その初めても主人に捧げた。 飯塚 正哉 名無しの執事の下で修行中の執事見習い。 敬語は後付。精神修行も技術も、屋敷の水準と比べるとまだまだ幼い。 海野 寅行 たまたま通りがかって以来、時々泊まりに来る学生。 気が弱く、誰に対しても敬語で話す。
山城 雄児 お屋敷専属のコック。 料理の腕は確かなのだが、屋敷に来る前の出来事せいか性格にやや問題あり。 丹波 大 お屋敷の専属植木職人だが、謎が多い どうやらどこかの御曹司のようだ。 百舌鳥 洋介 綾峰家執事。名無し屋敷で仕事を学び、自分の屋敷でその経験を活かすために派遣される。 しかし肝心の本人は、仕事に対してあまり熱心でないようだ。 元使用人・元客人 桜庭 奏 真面目で勉強熱心だがまだまだ新人気分が抜けなかったメイド。 大学中退の経歴があり、まだ勉学への未練があったが、この春、大学に合格した。 桜庭 俊@奏の弟 奏の義弟で私立小学校に通う11歳の美少年。 家庭の事情で姉の働くお屋敷でしばらく世話になっていた。 神川 悠斗 凛香の事が好きな屋敷のギャルソンだった。裏表が無く楽天家。 最近杏樹にポチと命名され、みんなのペットと化し始めていたが、凛香とできちゃった婚することに。 神川(星野) 凛香 屋敷に、住み込みでバイトをしていた明るさが取柄の女子高生 気になっていた悠斗とできちゃった婚に。
8 :
引越し業者 :05/01/16 01:24:45 ID:9MmUF5CZ
「 Σ しまった間違った」 欲望に駆られ御屋敷の中で未知なるメイドさんとのふれあいを求め走り回っているうちに、 まだ人気が少ない場所に迷い込んでしまったようだ。 「しくじった…ぐずぐずしてると、他のやつらに根こそぎ下着とかアンナものとかコンナもの持って行かれてしまうじゃないかぁああああ!!!」 絶叫を残し、漢は足早に新館を後にした。
9 :
名無し客 :05/01/16 01:46:59 ID:IKz164Mv
「お屋敷が移転、とな……」 手渡された電報にすばやく目を走らせた。 「一時はどうなることかと思ったが……彼女たちならきっと立派に屋敷を守れるだろう。 ふふっ、またお邪魔させてもらうとするか」 満足そうに目を細めてひとつ頷き、住所の書かれたその紙を大切そうに引き出しに仕舞い込んで また仕事の続きに取り掛かった。
11 :
萩野 瑞葉 :05/01/16 01:47:53 ID:8HHgF8se
セナとともに新館へやってくると、すぐに荷解きをはじめる。 「業者さんたちには任せられないものもありますしね……」
「1000取っちゃったけど・・・ 御主人様からメイドさんにはご褒美があるんだよな。 俺の場合どうなるんだ?」
13 :
小澤 美香 :05/01/16 01:50:58 ID:IRgYp80O
「よいしょっとぉ!」 『取り扱い注意』と書かまくったダンボール群を、次々と自室に運び入れる。 というか多杉。
14 :
会河紳一 :05/01/16 01:54:06 ID:ui9Xaw4a
「賑やかなものですね…」 そう言って引越しの喧騒に満ち溢れたお屋敷を見て回る 「…やはり新しい屋敷は気持ちのいいものですね」
15 :
留萌 みかさ :05/01/16 01:54:56 ID:0IgkAsO1
「はぁ……はぁ」 走って走って走りまくり、新館へと到達する。 「もう……私も……かなり……なまってるわ……はふ」 かなりの距離を走りぬけたせいか、息も絶え絶えである。
16 :
椿 杏樹 :05/01/16 01:55:06 ID:UhCl+QWr
由依に叱られつつ新館へ。 「絵理さんは叱られなかったのに〜。うう、わたしってきっと下手っぴなのだわ。 …よぉーし、もっと練習しなくちゃ」 拳でグーを作り無駄なやる気を見せる。 「めざせ執事長で100点ゲットー。おー」
17 :
里村 志保 :05/01/16 01:56:08 ID:3fTJobFu
早速、新館の洗面所で顔――いや、目を洗っている。 ベビーカーを傍らに置いて。息子はその中である。 「はぁー 痛かった。大きくなると、もっとやんちゃになるのかなぁ」 ぼやきながら洗面所を後にする。
18 :
神川 凛香 :05/01/16 01:58:55 ID:YPEYcqF5
一通りの作業(何もしていないが)を終え新館へとやってくる。 「よいしょっと、いい子にしててね、わかった?」 寛貴と千夏を客室のソファーに座らせると、久しぶりの屋敷の厨房へと向かい 瀬名と雄児から許可を得てお茶セットを持って部屋に戻る。
19 :
萩野 瑞葉 :05/01/16 01:58:59 ID:8HHgF8se
基本的な荷解きは終わったので、手伝うことを探しつつ新館を回っている。 「ええと……ここは書庫になってますのね。でもカメラは……?」 ついでにどうやら逢引に仕えそうな場所も探しているようだが……
20 :
香山 絵理 :05/01/16 01:59:13 ID:KXp/O6QD
すれ違った杏樹からライバル視するような視線が・・・・・・ 「杏樹さんなんか怖い眼をしてたけど、私何もしてないよね」 絵理の後ろには、轢かれた事を叱りに来た由依が迫っているのだった。
21 :
柏葉 瀬名 :05/01/16 02:00:10 ID:UhCl+QWr
いつもより慌しい引越しの様子に置いてけぼりを食らい、やっと荷物を運び入れる。 「あっ。今回は俺厨房作業まったくやってなかった…」 今頃思い出す。
22 :
三条 望 :05/01/16 02:01:27 ID:9MmUF5CZ
「ああ…これだ…欲しかったのはこれなんだよ…」 漢達の様々な欲望渦巻くお引越し… その作業工程を見つめながらボスと呼ばれる漢はただただ咽び泣いていた… 「熱狂…混乱…思い出…希望…そしてすこしの御褒美… お世話になった御屋敷を後にし、新しいお屋敷へ… なんと素晴らしき奏お引越しっ!!!お引越しよ永遠なれっっ!!!」 コートのポケットの中に差し込んだ汗臭い右手で、とある未亡人メイドが使用している海外製の特注のブラを握り占め、 コートのポケットの中に差し込んだアレ臭い左手でお嬢様メイドのカチューシャを握り占め… 漢はただただ泣いていた。
「えっと、物品の配置はよし、と……それで……」 早くも復活し、まるで何事も無かったかのように執事の仕事に戻る飯塚。
24 :
里村 志保 :05/01/16 02:08:21 ID:3fTJobFu
「その絵はあちらの居間に…… はい、その壷は確か玄関脇の――ええ、そこです」 息子を抱いてあやしながら、業者に指示を送る。
25 :
萩野 瑞葉 :05/01/16 02:08:33 ID:8HHgF8se
「あ、そういえば旧館でのお洗濯物は……」 ハッと気付いて洗濯機と乾燥機のある場所まで行くが カゴの中身明らかに目減りしている。 「ない……ないですわ、私のカチューシャ……」 予備はあるものの、やはり持っていかれるというのはいい気分ではないものである。
名無しの執事の机から、まだ持っていなかった若き日の紫の写真を失敬する。 「執事様ごめんなさい……。こちら、いただきますね」 手元で眺めて嬉しそうにする。
27 :
神川 凛香 :05/01/16 02:12:06 ID:YPEYcqF5
外ではバタバタとメイド達が働いているんだろうな、と思いつつ 客室でのんびりと過ごしている。 「やっぱり、ここ凄いねぇ、どうやったらこんなお金持ちになれるんだろね」 1年近く働いていながら主人の仕事を知らないらしい。
28 :
海野 寅行 :05/01/16 02:13:01 ID:sj0AZVIA
「・・・引越し屋さんのトラックか・・・。・・・もしかして・・・。」 目の前を通り過ぎたトラックが気になり、トラックの後を自転車で追いかける。 「はぁ・・・はぁ〜・・・や、やっと止まってくれた・・・。・・・やっぱり思った通りだ・・・。」 トラックが止まった屋敷の入り口には見た事のあるメイド達が慌しく荷物を運んでいた。
29 :
百舌鳥 洋介 :05/01/16 02:14:43 ID:3fTJobFu
「やれやれ、引きこもってたら旧館と一緒に埋められちまったぜ」 土を掻き分け、旧館があった場所の地面から這い出てくる。 大いに汚れた自分の服に溜息を吐きながら、ぽんぽんと手で土を払う。 「だめだ、全然落ちやしねぇ… 洗濯するしかないな」 玄関を汚すわけにはいかないので、裏玄関へと向った。
30 :
引越し業者 :05/01/16 02:15:54 ID:9MmUF5CZ
「ボス…何白い服なんて着てるんですか…?」 「ん、ああコレか…さっき拾ったものなんだが、寒かったのでな…ちょっと羽織ってみたのだよ。」 「駄目ですぜボスっ!知らないんですか…それは悪名高き医務室の変態の服なんですぜっ? そんな服着てちゃボスまで変態に見られてしまいますぅ!!」 「Σなにぃ!?この服の持ち主が… あの…あの…可愛いメイドさんたちにいつもネチネチ変態行為を働くだけでなく、 ネチネチ長ったらしい大して内容の無いワンパターンな責めしかできず、 さらに雑スレへの誤爆回数も圧倒的で、誤字脱字も非常に多いという 毎度毎度メイドさんに大迷惑をかけているあの変態の服なのかぁああああああああ!? 俺としたことが…俺としたことがなんてこったい…」 がくっと大地に膝をつき、ボスと呼ばれた男は崩れ落ちる。 「「「ボス…」」」 そんな哀れなボスにかける言葉が見つからず…ただただ漢達は立ちすくんでいたのであった。
「はい、これ。侯爵家からの差し入れ」 と、握り寿司が詰められた3段包みを、お屋敷へと届ける。 「ああ、気にしないでね。 侯爵様からじゃなくて、うちの……って、名前を言ってもわからないか…… うちのメイドたちからだから」
32 :
萩野 瑞葉 :05/01/16 02:20:46 ID:8HHgF8se
>>29 「はぁ……まあ無くなってしまったものは仕方ないですけれど」
とぼとぼと新館内を歩いていると、裏玄関から泥だらけの百舌鳥が入ってくる。
「百舌鳥さん!? どうなさいましたの!? それに……大丈夫ですか?」
35 :
葦名 由依 :05/01/16 02:28:20 ID:0IgkAsO1
「とりあえず、引越しはまずまず順調に進んでいるようです」 主人に報告すると、ちらりと窓の外を見る。 「何だか騒々しい人達がいたようですけど」
36 :
小澤 美香 :05/01/16 02:30:23 ID:IRgYp80O
「さて、と……とりあえず、残った荷物は後回しとして……」 お屋敷の中を歩き回ってみる。 「後どのくらいやればいいんだろう?」
37 :
萩野 瑞葉 :05/01/16 02:31:16 ID:8HHgF8se
百舌鳥に入浴を勧めると、引越しのときに汚れた衣服を集めて再び洗濯機を回す。 「後はここで見張っていましょう」
38 :
引越し業者 :05/01/16 02:33:57 ID:9MmUF5CZ
「ボス…」 何気なく羽織った一枚の白衣…まさかそれがこんな結末になろうとは… そんな哀れなボスの姿を見て、 一人の漢達がそっとボスに近寄り…そしてうなだれるボスの肩を叩く。 「ボス…悲しいお気持ちは痛いほどわかります… でもボスがそんなんじゃ皆も元気をなくしてしまうじゃないですか… 空元気でもいい…だからどうか元気をだしてくださいな…」 そう言うと一人の漢が千夏と書かれたハンカチでそっとボスの涙を拭った。 「ボス…これは今日私が獲得した戦利品です… スコシダケ汚レテシマイマシタガ…どうかこれですこしだけでも元気とアレを出してくださいね…」 そして優しくボスを見つめ微笑みながら漢が、すこし白く汚れたハンカチをボスにそっと手渡した。 「そうだな…俺がくよくよしていたら、皆まで落ち込んでしまうものな… 誤爆、名前マチガイ、長文ウザイ…そんな事気にしてたら何もやっていけなしない… 昔の偉人が言っていた… 負けない事、投げださない事…信じ抜く事… 駄目になりそうな時それが一番大事だってな…今回ばかりはお前達に教えられたようだな… ようし、そうと決まったら、落ち込むのはもう止めだ! まだ探せばきっとお宝が眠っているぞぉおおおおおおおおおお!!!」 そう言うと、ボスはすっくと体を起こし大地の上に立ち上がり、 心の傷を癒す為さらなるメイドさんグッズを漁りにお屋敷の中に飛び込んでいったのであった。
>>35 >騒がしい人達が〜
「あれはあれでいいのだ。当家の引越しともなると格安でやってくれるのでな。
サービスもたまにしているし……」
そこで由依を見上げてニヤリと笑う。
「お前も箱に詰められて持ち帰られないように気をつけるのだぞ」
「それじゃあ、あたしもそろそろおいとまするわね」 そう言って、寿司を包んでいた包みだけを持って立ち上がる。 「……次? さぁ、さすがにわからないけど…… まあ、寄れたら寄ることにするわ。じゃあね」 そう言うと、黒髪をたなびかせてお屋敷から去る。
42 :
海野 寅行 :05/01/16 02:42:44 ID:sj0AZVIA
「僕も引っ越しのお手伝いをしよう。お礼に何かしてもらえるかもしれないし・・・。 ・・・い、いけないいけない、そんな事考えては・・・。 ・・・普通にお手伝いしよう・・・。」 見返りとしてしてもらう奉仕に淫らな想像をするが、 首を横に振って恩着せがましい自分の考えを改めなおす。 そして近くのメイドに承諾を得て、業者に混じり手伝いをし始めるのだった。
43 :
葦名 由依 :05/01/16 02:43:30 ID:0IgkAsO1
>>40 「はい……」
別に引越しはケチらずとも予算は組めるのだが、主人の意向とあれば文句は言えない。
>お前も箱に詰められて持ち帰られないように気をつけるのだぞ
「そ、そんな……。私は嫌です、箱詰めだなんて」
44 :
萩野 瑞葉 :05/01/16 02:44:15 ID:8HHgF8se
「あふ……私もそろそろお風呂に入って寝ましょうかしら」 あくびを噛みころすと、そう呟いて浴室へ向かう。 「……セナちゃんも入る?」 バスケットの中のセナに問うと、何かを察したのか、必死に暴れだすが 蓋を閉じて逃げられないようにする。 「お仕置きもたまにはしないといけませんし、身体も洗いませんとね」 そうして無理矢理に入浴させにいくのだった。
45 :
留萌 みかさ :05/01/16 02:48:59 ID:0IgkAsO1
「うーん」 浴場でお湯に漬かりながら、何か考え込んでいる。 「何か忘れてる……って言うより見逃してる気がする……。なんだろ?」 小首を傾げつつ、少しぬるめのお風呂を堪能するのだった。
>>43 「まあそうだな。由依をいろいろな形にしていいのは私だけだからな」
由依をグッと抱き寄せると囁く。
「今夜は慌しいが、どうする? いずれにせよお前にはもっと色々教えなくてはな……」
淫らな笑みを浮かべながら由依の首筋に舌を這わせるのだった。
47 :
引越し業者 :05/01/16 02:49:49 ID:9MmUF5CZ
「「「そうだそれでこそボスだぜぇ!!!」」」 まるで新米の漢のように… すでにあらかたの作業が終わっているお屋敷に向かって走っていく、 ボスのギンギラギンにさりげないその姿に漢達の熱い視線が注がれる。 …そう、人は誰もが幸せの青い小鳥を探す旅人なのだ。 だから僕らも探すんだ…可愛いメイド達の素敵な下着、素敵なブラジャー! 掴もうぜメイドさんのHなグッズ!宇宙で一番素敵な宝物! きっといつかは…もっと素敵な宝物を手に入れてみせる… 夕日に照らされ悠然とそびえる御屋敷を見つめ、漢達はただただ感涙にふけるのであった。
48 :
椿 杏樹 :05/01/16 23:47:00 ID:lkPj9lRq
ひと休みして、温かい緑茶を飲んでいる。
49 :
萩野 瑞葉 :05/01/17 00:01:00 ID:um6ivKYm
新しい屋敷の間取り図をもう一度確認している。
50 :
椿 杏樹 :05/01/17 00:13:04 ID:BaHXEv9k
引き続き名無しの貿易商への手紙を書く。 「『寒いので体には気をつけて。』と……。 『また』 『お逢いしたいです』…」 「……結局旦那様を辛くさせるのだから、逢わないほうがいいのにね。何書いてるのかしら私」 憂いのある表情で小さく呟くと、途中まで書いていた便箋をゴミ箱に捨てる。
51 :
萩野 瑞葉 :05/01/17 00:17:07 ID:um6ivKYm
「ええと……この誰も使ってない書庫なら見つかりませんかしら」 懲りずにまだ逢引場所を模索しているらしいが…… 「一ヵ月後にチョコを隠して置く場所も探しませんとね」 ずいぶんと気の早い話ではある。
52 :
若菜 チエ :05/01/17 00:26:45 ID:BaHXEv9k
>一ヵ月後にチョコを隠して置く場所も探しませんとね 「で? 隠して誰に渡すのかなぁー」 書庫の棚に腕組みをしてもたれかかり、バッチリ瑞葉の独り言を聞いてしまっている。 「夕呼っちに聞いたらここだって言うからさ。明日の朝食当番代わってって言いに来たんだけどー…」 性悪っぽくフフンと笑い、近づいて瑞葉の髪の毛に手を触れる。 「御主人様じゃないわよね。瀬名でしょ? ……困ったなー。あたしスッゴイ口軽いんだよねぇー」
53 :
萩野 瑞葉 :05/01/17 00:30:31 ID:um6ivKYm
>隠して誰に渡すのかなぁー 「えっ? ええっ!?」 アタフタと慌てて間取り図をたたむ。意味は無いのだが。 >困ったなー。あたしスッゴイ口軽いんだよねぇー 「ま、まだそんなこと言ってませんわ!」 まだ、と言ってしまうあたり、全くウソがつけていない。 「……朝食のお当番くらいならいくらでも代わりますから、そのかわりに喋らないで下さいね」 恨みがましい視線を向けて言う。
54 :
若菜 チエ :05/01/17 00:42:08 ID:BaHXEv9k
「まだそんなこと言ってませんわ! だって。かーわいい」 笑いながら瑞葉の口振りを真似てからかう。 「ていうか言ってんじゃん」 そして笑顔でチョップし、ツッコミを入れる。 「でも、誰にも喋らないって約束はできないよぉー。だってあたし記憶力超悪いし」 そう言うとすぐ後ろの壁に瑞葉を追い込み、彼女よりもわずかに膨らみの大きい程度の胸を押し付ける。 「じゃあこうしない? 口だけじゃなくて、体でも必死に『お願い』してよ。 まあ、あんたみたいなお嬢様にそんないやらしいことできるとは思えないけど」 交換条件であるはずなのに、弱みを握ったと思っているのか更に調子に乗る。 完全に瑞葉の見た目だけで判断して舐めきっているようだ。
55 :
萩野 瑞葉 :05/01/17 00:46:53 ID:um6ivKYm
口真似をされて咄嗟にムっとするが、チョップされて少し鼻白む。 この手のコミュニケーションはあまり経験が無いらしい。 >口だけじゃなくて〜そんないやらしいことできるとは思えないけど 「……いいですわ。そんなことならいくらでも」 挑発的な言葉や、旨を強調するような態度に見事に乗せられて、了承してしまう。 「後で貴女の方から謝っても遅いんですから」 それだけ言うと、チエにしなだれかかって首筋から耳にかけて舌を這わせていく。 「あぁ……チエさん、いえ、チエ様……お願いします。黙っていて下さいませ……」 その間に手では、嫉妬も手伝ってか少し強めに乳房を揉みはじめている。
56 :
若菜 チエ :05/01/17 00:58:30 ID:BaHXEv9k
「いいわよ、ただそれは今日の行動次第……ん…」 胸を揉まれながら、自分からも攻める為に瑞葉の唇に口付ける。 「ちゅっ…」 更に自分の足を瑞葉の足の間に差し入れ、絡ませた太股を秘所あたりに擦り付ける。 「ほらぁ。どうしたのよ、しっかり気持ちよくさせてくれない? …モタモタしてたらこっちからもっと虐めちゃいますよぉー。せーんぱい」 ふざけて耳元で囁く。
57 :
萩野 瑞葉 :05/01/17 01:02:53 ID:um6ivKYm
「ん……んっ」 自分でも積極的に舌を絡めて、チエを一方的な快楽に落とそうとするが、 敵(?)もさるもの、太腿で秘所をこすってくる。 「ん、ふぁっ……」 しかしチエのまたも挑発的な台詞を聞いて、気分を奮い立たせる。 「虐められるのは、どちらですかしら……?」 チエのスカートをまくりあげると、ショーツの中へと手を差し入れ、 決して激しくはないが、かえって焦らすような優しさとスピードで 花芽と秘唇を擦り始める。 「ほら、もう濡れてらっしゃいますわ」
58 :
若菜 チエ :05/01/17 01:15:20 ID:BaHXEv9k
「な、なによー。いきなり強気っぽくなっちゃって…ひゃあっ!?」 スカートを捲り上げられてビックリしているうちに、秘所を擦られての反撃。 思わず顔を赤らめる。 「んっ…。こっ…このぉー…、あふっ」 意外に見た目のイメージに反して男性経験が少ないせいか、焦らすように弄られると素直に反応してしまう。 >もう濡れてらっしゃいますわ 「ぁ…ふふっ、瀬名も同じようにこうやってあたしが濡れてるの、見てたりしてたことがあったっけ…。 まだ幼かったから興味津々って感じで」 言葉で更に瑞葉の嫉妬心を煽る。 「…そういえばー…。ここの御主人様、瀬名とちょっと似てない? あたし、どっちも好きになったりしたらどうしようかなー…あんっ」
59 :
萩野 瑞葉 :05/01/17 01:20:01 ID:um6ivKYm
割とストレートに反応を示すチエに、これはいけるか(イかされられるか?)と思うが。 >瀬名も同じようにこうやって〜 「っ!?」 その言葉に、チエが瀬名の初めての相手であることを思い出して 嫉妬の炎が燃え上がってくる。 >ここの御主人様〜 もはやそんな煽りに答えすらせず、ただ責めを強くしていく。 指をいきなり二本、秘所に突きこむと同時に、もう片方の手で肌蹴た胸の先端を弾き、 舌では耳たぶをしゃぶって、時々葉で軽く噛んだりする。息をかけるのも忘れない。 (もうこうなったら徹底的に恥ずかしいところを見せていただきますわ) 羞恥心よりも何よりも、ある種の攻撃意識の方が先にたっているらしく かえって冷静に愛撫を続けているようである。
60 :
若菜 チエ :05/01/17 01:32:42 ID:BaHXEv9k
「きゃ…!やだぁ、何? …ちょっと、なんなのよ、これじゃあたしが虐めるつもりなのが…」 最初は虐めるつもりだったのに、逆転されて押さえつけられ、手すら自由に動かない。 瑞葉の体よりも小柄だったのが災いしたらしい。 「あんっ、あ、いやぁっ」 ハァハァと吐息を漏らしながら悶えるが、このままではあまりにも癪なので 「…っ…。」 「今、外に御主人様がいるから…瑞葉にえっちな事されてるの、ぜんぶ聞かれちゃうよぉー…。あっ…んんっ…」 でたらめな事を言い瑞葉を少しでも動揺させようとする。
61 :
萩野 瑞葉 :05/01/17 01:37:45 ID:um6ivKYm
「ふふ、気持ちいいでしょう? 私、これでももう二年以上もメイドをやっていますから」 年季の違いを見せつけたとでも言うのか、得意そうである。 >今、外に御主人様がいるから〜 「えっ!?」 一瞬動揺するものの、すっかり責めモードに入っているので、すぐに気分を取り直す。 「でしたらチエさんのいやらしいところも、沢山ご覧になっていただきましょうね。 おじ様を好きになるかもしれないんでしょう? 二人でお仕置きを受けましょう……」 三本目の指を秘所に突き入れて、内部でこじらせながら、花芽を親指で思い切り押しつぶす。
62 :
若菜 チエ :05/01/17 01:51:06 ID:BaHXEv9k
「あたしだけじゃなくってぇ、あんたも……もう!なんでよぉー…」 ハッタリの効果がなく、瑞葉がまったく動じないことに苛立ちを覚えて、言葉で激しい抵抗を見せる。 >三本目の指を秘所に突き入れて、内部でこじらせながら 「…やだぁっ…もう入れないで…! いたっ、あぁっ…。ん…!」 下半身で蠢く手に翻弄され、達しそうになるが寸前で強引に手を振り払う。 「はぁー…やっばい、マジイかされちゃうかと思ったよ…。いい!? きょ、今日はこの辺で勘弁してあげる」 瑞葉から距離を取り指を突きつける。 「瀬名を諦めるように今度は確実に虐めてやるんだから、絶対よ! ちくしょー覚えてろー!」 大声を上げつつ書庫を走って出て行き、 1分後。 「忘れてた、明日の朝食当番代わるの忘れないでよね!」 それだけ言いに戻ってきた後、再び攻められるのを恐れ、走って逃げる。
63 :
萩野 瑞葉 :05/01/17 01:56:49 ID:um6ivKYm
>瀬名を諦めるように今度は確実に虐めてやるんだから 「あら、諦めるのも虐められるのも、どちらですかしら……」 すっかり出来上がった表情で、チエの愛液が付着した指先をチロチロと赤い舌で舐めとる。 「そのくらいの技量では、もう瀬名様は満足させられませんから。もちろんおじ様も……」 いつの間にか挑発の主客が逆転している。 逃げていったチエを追うこともせずに、しばし勝利(?)の快感に浸っていたが、 ふと我に返るとおかしさがこみ上げてくる。そこに帰ってきたチエ。 >忘れてた、明日の朝食当番代わるの忘れないでよね! 「え? ええ、はい……」 呆気にとられてしばし立ちすくむが、また逃げていったその必死な姿を見て しばらく声を上げて笑い転げるのだった。 「くすくす……ふふ、あはは……っ、やだ、こんなはしたない……ふふっ」
64 :
名無しの執事 :05/01/18 02:08:32 ID:tiIMeph1
夜も更けてきたので、屋敷の戸締まりを確認して回っている。
65 :
留萌 みかさ :05/01/19 00:34:23 ID:MJvMNr30
仕事がほとんど終わったので、一旦自室に戻っている。 ベッドの上に座って、何やら昔のアルバムを見ているらしい。 「わー、懐かしい。やっぱり私、中学生くらいまではほんと『男女』だわ」 写っているのは、今と変わらぬポニーテールにかなり幼い姿。 それでも、本質はあまり変わっていなかったりするのだが。
66 :
若菜 チエ :05/01/19 00:56:15 ID:cVhKy8OL
「零れちったー。拭いておいてやろうかな…っと。……ん? うわっ、わ、ちょっとっ…! ああー!」 廊下で花瓶の水滴を拭いていたが、棚から落としてしまい、花瓶が大きな音を立てて割れる。
67 :
葦名 由依 :05/01/19 01:02:33 ID:MJvMNr30
「……なんか、嫌な予感が」 広間で経済誌を読んでいたが、周りの空気が妙に不吉な予感を漂わせる。 「また萩野さんか奥津さん辺りが、皿でも割ったのかも……」
68 :
柏葉 瀬名 :05/01/19 01:18:37 ID:cVhKy8OL
ここ数日、何かと瑞葉とチエの間に挟まれる機会が多かったのか 溜息ばかり漏らしている。 「ハァ……」 自室でぐったりしていると、急に部屋のドアがババーンと開けられる。 「! …何? 花瓶割ったのフォローしてくれ、って…別にいいけどさ。いいよ礼なんか。だからすぐ帰――」 自分の前で急に脱ぎ始めたチエを見て激しく弱り 「脱ぐなよ! シャイとかじゃないんだよ! もう頼むから帰ってくださいお願いします…」 疲れた様子で、強引に彼女の背中を押して部屋から追い出す。
69 :
留萌 みかさ :05/01/19 01:26:44 ID:MJvMNr30
「……そう言えば、友達から旅行土産届いてたんだっけ」 アルバムをベッドの上に置いて、届いたダンボール箱を開ける。 「えっと……お菓子かぁ。一人でつまむのはちょっとあれだけど……」 おしゃべりを兼ねて深夜のお菓子の道連れでも探そうと思い、部屋のドアから顔を出す。 すると、ばったりそこには見知った顔が。 「あ、杏樹さん。もう今夜は暇?」 通りがかった……と言うよりは近くの自室に向かっていたっぽい杏樹に声をかけてみる。
70 :
椿 杏樹 :05/01/19 01:38:39 ID:cVhKy8OL
「あら」 自室のドアに手をかけたところで声をかけられ振り返る。 「ええ。もう大体終わったので、お部屋で本でも読もうかと思って…」 書庫から持ってきた本を数冊見せる。 「みかささんも眠れないんですか〜。じゃあ、何か飲み物でも入れますね」 自室に一度戻って珈琲豆の入った瓶を持ってくると、みかさの部屋で入れようとする。 「この前お買い物に出たときに、買ってきたんです。御主人様がお飲みになってるのと同じものなの。 余計に眠れなくなっちゃうかもしれませんけど」 コーヒーメーカーがコポコポと音を立て始める。
71 :
留萌 みかさ :05/01/19 01:47:43 ID:MJvMNr30
コーヒー豆を持ってきた杏樹を部屋に迎え入れる。 「あ、ちょっと片付けますねー」 アルバムやらCDやら雑誌を手早く棚へ。部屋の雰囲気は相変わらずである。 >御主人様がお飲みになってるのと同じものなの。余計に眠れなくなっちゃうかもしれませんけど 「へぇー。そしたら結構値段張っちゃうんじゃないかな? ……私は好きですけど、コーヒー。 お客様にお出しする時も、出きるだけ美味しく飲んでいただけるように気を遣ってるし」 いかにも観光先で買えそうなお菓子を皿に盛ってテーブルに出しつつ、さらに続ける。 「でもあんまり高い豆では飲ま……飲めなかったんですけどね。うち、あんまりお金ないから」 その後に「彼にはコーヒー飲みすぎると胃が悪くなるからやめろ、なんて言われましたけど」などと付け加える辺りも相変わらずである。
72 :
椿 杏樹 :05/01/19 02:00:39 ID:cVhKy8OL
「わーお菓子、いただきます」 嬉しげに手を合わせてからひとつつまむ。 >うち、あんまりお金ないから 「うちの実家もそうですよ〜。ほとんど私の自由になるお金は無かったから、 このお屋敷に来てから初めて経験した事がいっぱいありました。 生まれてこのかた、クリスマスプレゼントも貰った事なかったくらいですもの。酷いでしょうー」 苦笑いしながら、でも明るい感じでさらっと言う。 「彼…といえば。最近ご実家の様子はどうです〜? あちらは寒いから、何かと心配になっちゃいますよね」 コーヒーのカップを両手に持ち、熱いのでふーっと冷ましてから口に運ぶ。
73 :
留萌 みかさ :05/01/19 02:12:13 ID:MJvMNr30
「えー?! クリスマスプレゼント無し? 杏樹さんのとこって、厳しい家だわ……。 ま、私も誕生日が誕生日だから、いっつも一緒に扱われてたけど」 お菓子を一個つまみつつ、話を続ける。 「でも、お屋敷に来て色々経験したってのは私も一緒かな。いい意味でも悪い意味でも」 そう言うと、コーヒーのカップを持ったまま少しだけ視線を泳がせる。 >彼…といえば。最近ご実家の様子はどうです〜? あちらは寒いから、何かと心配になっちゃいますよね 「うーん。寒いのは毎年だけど……。この前彼が電話くれた時は、向こうの最低気温が−20℃だったかな。夜番してて風邪ひいたってー」 さらりと言うと、甘さ控えめのコーヒーをゆっくりと味わう。 「でも、実家の経営は……私はそういうの全然わからないんだけど、あんまり良くないかな。まだ結構残ってるみたいだし。 当分ここのお屋敷に厄介になると思うから、これからもよろしく頼むね」 そこまで言って、ふと思い出したように言う。 「そう言えば杏樹さんって、お給料とかどうしてるの? 自分の物をたくさん買ってるようにも見えないし……誰かに色々買ってあげてるとか?」 言葉尻はどことなくわざとらしかったり。
74 :
椿 杏樹 :05/01/19 02:34:03 ID:cVhKy8OL
「マイナス20度…? だ、大丈夫なんですか? でも…そこまで寒いとバナナで釘が打てるのかしら、すごいわ」 手を組んで妙な想像をしたりする。 >当分ここのお屋敷に厄介になると思うから、これからも 「もちろんです。お屋敷も人手不足なところがありますけど、一緒に頑張りましょう〜」 にこにこ微笑む。 >杏樹さんって、お給料とかどうしてるの? 「ああー、お給料は…そうですねえ。あまり自分の事に使う用事も少なくて、溜まったりしてます。 休暇を貰う事もありますけど。他の皆さんに譲ったりしてるから御主人様に『お前は働きすぎだ』って言われちゃって」 >誰かに色々買ってあげてるとか? 「『誰か』?色々買ってあげる…ですか」 よくわからず聞き返す。 「二度ほど出向先の御主人様にお花を送ったりしてる以外は、特にないかも」
75 :
留萌 みかさ :05/01/19 02:45:34 ID:MJvMNr30
>御主人様に『お前は働きすぎだ』って言われちゃって 「あう……私ここ一年くらいギリギリまで休暇使ってるから、何か耳が痛いわ」 普段の仕事にはここ半年でさらに磨きがかかってきているのだが、帰省やら何やらで休む事も多いのである。 >二度ほど出向先の御主人様にお花を送ったりしてる以外は、特にないかも 「……ほんと? 杏樹さんかわいいから、そういうのあるのかなって思ってたけど。誰かお屋敷関係でいい人いない? 見かけよりも内面の方がいい人なら、何人かいそうな気もするけど……」 さらに遠恋話やメイドの仕事の話をしているうちに、 「あらら、もうこんな時間」 夜はとっくに更けていたりする。
76 :
椿 杏樹 :05/01/19 03:14:46 ID:cVhKy8OL
>そういうのあるのかなって思ってたけど。誰かお屋敷関係でいい人〜 一瞬きょとんとしてから視線を落とし 「そんなー、誰もいませんよ。……と、私は思ってるのですけど…。 なんだか最近は色々あって、実は自分でもよくわかってないんです。 あの〜」 首を傾げる。 「一緒に旅行に行ったりするような人は、その『いい人』っていうのに入るんですかねー。 お屋敷ではそんなの普通なのかもしれないし、たぶん違いますよね?」 おっとりした口調でそう言った後、みかさを見つめる。 >あらら、もうこんな時間 「あっ、大変。もうそろそろ休まないと…長居しちゃってごめんなさいね。ではまた明日ね〜」 手を振ってみかさの部屋から出ると自室へ戻る。
77 :
留萌 みかさ :05/01/19 03:20:27 ID:MJvMNr30
「おやすみなさい〜」 杏樹を部屋から送りだすと、テーブルを片付けて寝支度をする。 「旅行、かぁ……」 どうしても、色々複雑な感情が入り混じってしまう。 メイド服を脱ぎ、パジャマに着替える。そして、髪をポニーテールから下ろして、ゆっくりとベッドに入る。 「……行きたいなあ。私、早く帰れないのかな」
78 :
奥津 夕呼 :05/01/19 22:20:52 ID:5wbJwywI
「…………」 何やら真剣な表情で休憩室のティーポッドをひねくり回している。 どうやらお茶をいれているらしいが、手つきがいつもより不自然で危なっかしい。 そうして漸く入れ終わった後に一口飲んでみて、顔を顰めて舌打ちする。 「…全っ然美味くなんねぇな、ホントかこれ?」 手元には、美味しいお茶の入れ方と題された本が置いてあった。
79 :
会河紳一 :05/01/19 22:31:08 ID:9DJCDysK
休憩室を覗いてみると夕呼がお茶を入れているのを見ていた後、声をかけてみた 「…今晩は」
82 :
奥津 夕呼 :05/01/19 22:45:38 ID:5wbJwywI
「…!? ッブ! …ゲホッゲホ…」 急に声をかけられたせいか、ティーカップを手に咽せてしまう。 夕呼が振りかえると、そこには見知った顔の男が立っていた。 「あ、会河…さん、ゲホゲホ…」 まだ多少咽せながら、顎についた雫を手の甲でさっと払って相手の名を呼ぶ。 「ごめん… ちょっと待って ゲホッ ゲホッ… あー…」 暫く呼吸を整えた後 夕呼はバツが悪そうにティーセットを片付けながら(ついでに本を隠しつつ) 何ですか?と会河に声をかける。
83 :
会河紳一 :05/01/19 22:49:12 ID:9DJCDysK
「まあまあ、落ち着いて…」 そう言って夕呼を落ち着かせる 「いえいえ、貴女がお茶を入れている時から見せてもらってましたよ… 私は珈琲党なので、紅茶の点て方は分かりませんが…」 そこで、一息ついて 「…あの私でよければ味見いたしましょうか?」
84 :
奥津 夕呼 :05/01/19 22:59:53 ID:5wbJwywI
「…………」 会河がまさか味見、というかむしろ毒味を申し出てくるとは思っていなかったので 片づけの手を止めて数秒硬直してしてしまう。 「え…? マジ?」 思わず素で聞き返してしまうが 「………い、いいえ、こ、これ…そのう、えっと、入れるの失敗したんで、今から捨てるんですよ アハハ」 慌てて言い直し、乱暴に流しにガチャガチャと置いていく。 ちょっとぐらいメイドらしくなろうとお茶の入れ方を練習していた等と 夕呼は誰にも知られたくなかった。
85 :
会河紳一 :05/01/19 23:03:43 ID:9DJCDysK
「そうですか…でもそうやって学んでいく事で、上手になっていくんですよ…どんな事もね…」 優しい眼差しで夕呼を見守る。 「ああ、駄目ですよ。そう乱暴に扱っては、 折角の素敵な茶器なんですからそんな乱暴に扱ったら、傷が付いちゃいますよ。」 そう夕呼に注意する。
86 :
奥津 夕呼 :05/01/19 23:12:48 ID:5wbJwywI
「…ごもっともです」 夕呼はティーセットの扱いについて指摘され、首を竦めて小声で同意する。 その影でしっかり失敗作のお茶を流しに捨てていたりするが 取り敢えずそのまま片づけを続けるが 夕呼は柔和な表情でこちらを見守ってくる会河に居たたまれず 「えっと… 何か飲み物でもお入れしますか?」 話題を振ってみる。
87 :
会河紳一 :05/01/19 23:14:16 ID:9DJCDysK
「そうですね…それじゃ、コーヒーを入れてくれますか…?」 そう頼んで近くの椅子に座る 「モカブレンドでお願いします。」
88 :
奥津 夕呼 :05/01/19 23:23:39 ID:5wbJwywI
「はぁーい、モカですね」 会河の注文を聞き、多少ほっとした顔つきになって夕呼はコーヒーメイカーを取り出した。 お茶より幾分なれた手つきでコーヒーの用意をし カップと受け皿とトレイに乗せて会河の前のテーブルに置いた。 「砂糖とミルクは如何なさいますか?」 さっきより幾分落ち着きを取り戻し、ミルクポッドを軽く持ち上げて会河の返答を待つ。
89 :
会河紳一 :05/01/19 23:25:28 ID:9DJCDysK
「いえ、結構です。私はブラックが好みなんです。」 そう、手を立てて言う。 「…いただきます。」 カップを手に取り、一口飲む。
90 :
奥津 夕呼 :05/01/19 23:32:44 ID:5wbJwywI
「あ…そうですか…」 軽く肩すかしを食らったような気分になり、夕呼はすごすごとポットを引っ込める。 その後も、暫く会河がコーヒーを飲む様子を眺めているだけだったが 「失礼ですけど…会河さんてどちらの出身の方なんですか? 訛りとか無いみたいですけど」 沈黙に耐えられずに思いついた事を尋ねてみる。
91 :
会河紳一 :05/01/19 23:34:37 ID:9DJCDysK
「…東京の郊外ですが…?それが何か?」 夕呼の唐突な質問に首をかしげながら答える。
92 :
奥津 夕呼 :05/01/19 23:42:34 ID:5wbJwywI
「……………なんでもないです」 東京の郊外、と言われて夕呼の頭の中にはどこの地名も思い浮かばず 振った話題が悪かったかな、とまた押し黙る。 一度ヘマしたせいか、その後も話題が思いつかず 「……自分もコーヒー入れてきます」 我ながららしくないなぁ、と頭でぼやきながら その場凌ぎに給湯室の方に引っこんでお気に入りのキリマンジャロを入れ始める。 「ふう…」 誰も見ていない給湯室の死角で、流しに背中からよりかかって溜息をついた。
93 :
会河紳一 :05/01/19 23:44:25 ID:9DJCDysK
「…おや、何か悪い事でも言ってしまいましたかね…?」 下がってしまった夕呼に声をかけてみる 「折角ですから、一緒に飲みませんか?」
94 :
奥津 夕呼 :05/01/19 23:52:26 ID:5wbJwywI
「………………」 夕呼は聞こえなかったふりをしようかとも思ったが 丁度そこでコーヒーが入れ終わったので、また一揃いトレイに乗せて給湯室を出て行く。 「そうですね、それじゃご一緒させて頂きますね」 そう言いつつ会河の斜め前の席にトレイを下ろし、自分のカップにミルクをなみなみと注いでいく。 熱に踊らされたミルクの香りがコーヒーの匂いと相まって部屋中に拡がっていった。
95 :
会河紳一 :05/01/19 23:55:39 ID:9DJCDysK
「どうぞ、どうぞ」 そう優しく勧めながら、一緒にコーヒータイムを楽しむ 「…こういうのもいいものですね。」
96 :
奥津 夕呼 :05/01/20 00:05:01 ID:GnjRM7qb
「……」 夕呼は返事の代わりに、ただカップの中のスプーンをくるくると回した。 ミルクで白くなった水面が天井のシャンデリアの光りを反射してキラキラと輝く。 やがて湯気の少なくなったのを見計らって、くいっとカップを飲み干す。 「…コーヒーはまあまあですね。自分でいうとアレですけど」 会河に軽口を叩き、そっと席を立った。 「それじゃ、後は自分が片付けておきますから」 そう言ってトレイに手早く自分の分を乗せ、給湯室へ歩いていく。 「おやすみなさい」
97 :
会河紳一 :05/01/20 00:06:54 ID:1WhACL2M
「はい、お休みなさい夕呼さん」 そう言って、会河も休憩室を出た
98 :
奥津 夕呼 :05/01/20 00:43:35 ID:GnjRM7qb
「…はっぁー」 使った食器に水をざあざあと流しながら、それを眺めて夕呼が溜息を一つつく。 「…なんっか調子狂うなぁ…」 誰もいない事を確認しながら頭をポリポリかいて、もう一度溜息を漏らす。 食器を洗いながら思い出すのは高校の恩師の事だった。 いつも柔和な笑みを浮かべ、誰にでもつっかかっていた夕呼にも、むしろ庇うように接してきた人だった。 その人の影に会河が重なって見える。どことなく逆らいがたい雰囲気のある不思議な人だった。 そんな事を考えているうちに洗い物は全て終わっていた。 「さて…と」 時計を見る。寝るにはまだ早い時間だ。 「うっし、もっぺん練習すっか」 夕呼は再度ティーセットを引きずり出し、お茶を入れ始めた。 その日は深夜まで、給湯室の電気が消える事は無かった。
99 :
萩野 瑞葉 :05/01/20 23:43:19 ID:IhN9DUFZ
厨房でお茶を入れている。客人用ではないが 個人的に取り寄せた高級茶葉を使ったりしている。 「やっぱり美味しいお茶がいいですものね」
100 :
謎の訪問客 :05/01/21 00:01:21 ID:jA9iZkVP
「……ここだな」 スーツ姿の若い男が屋敷の玄関前に立っている。 そして、インターフォンを押す。
101 :
名無しの客 :05/01/21 00:02:13 ID:bHz9i7C5
「こんばんはー」 男が玄関の前からそう呼びかける。
102 :
名無しの客 :05/01/21 00:03:26 ID:xWpbBbpb
103 :
萩野 瑞葉 :05/01/21 00:04:50 ID:IhN9DUFZ
立て続けになったインターフォンに対応に出る。 「はい、当家へようこそ……」
106 :
名無しの客 :05/01/21 00:11:40 ID:bHz9i7C5
「今晩は、今日は一晩泊めていただきたいんですけど。」 瑞葉の姿を見ると男は用件を告げる。
107 :
萩野 瑞葉 :05/01/21 00:14:56 ID:8wDtd1fL
>>106 「はい。ではどうぞこちらへ」
客人を部屋へと案内して、クローゼットをあける。
「よろしければ上着をお預かりしますけれど……」
108 :
名無しの客 :05/01/21 00:18:00 ID:bHz9i7C5
>>107 「ああ、お願いします。」
そう言って瑞葉に上着を預ける。
「とりあえず夕食を用意してほしいんですけど」
男はこの時間まで夕食をとっておらずかなり空腹だった。
109 :
萩野 瑞葉 :05/01/21 00:24:22 ID:8wDtd1fL
>>108 「ゆ、夕食、ですの?」
苦手な分野を頼まれて、一瞬硬直する。
「は、はい、かしこまりました……少々お待ちくださいませ」
カチコチに固まって頭を下げると、慌てて客室を出て行く。
「何を……何を作りましょうか。お夕飯の残り、なにかありましたっけ?」
とりあえず残り物の味噌汁を出して、おにぎりと玉子焼きを作ると
そこでハタと手が止まってしまう。
「ええと……あとは……あとは……」
迷った挙句にウィンナーを炒めることにするが、少し焦がしてしまう。
「うぅ……で、でもこれ以上お待たせするわけにも」
仕方なくカートに乗せて、少し質素な食事を持っていく。
「申し訳ありません……大変お待たせしました……」
110 :
名無しの客 :05/01/21 00:27:46 ID:bHz9i7C5
>>109 「ありがとうございます。うわぁ、美味しそうだなぁ。」
男は差し出された料理を見渡すとそういい
味噌汁に、玉子焼き、おにぎりと次々口にしていき
あっというまに食べつくした。
「ふぅとても美味しかったです。お腹がいっぱいになったのはいいんですけど
最近溜まってて…その、お相手してもらえますか?」
111 :
萩野 瑞葉 :05/01/21 00:31:10 ID:8wDtd1fL
>>110 自身のない料理だったが、客人が喜んで食べてくれたのを見て、自然と頭が下がる。
「あ……ありがとうございますっ……!」
>最近溜まってて…その、お相手してもらえますか?
「え……は、はい、よろこん……で、あ……」
褒めてくれた相手だったので、ついそんなことを言ってしまった後で真っ赤になる。
「し、失礼します」
そのまま顔を伏せて客人の足元に膝をつくと、ズボンの上から股間を撫で始める。
「どういうのが、お好みでしょうか? 私はお言いつけどおりにいたしますわ……」
112 :
名無しの客 :05/01/21 00:35:35 ID:bHz9i7C5
>>111 「じゃあフェラチオをお願いしたいんですけど。
あとズボンと下着は瑞葉さんが脱がしてください、その方が興奮するので。」
男は瑞葉に撫でられ勃起して逸物をズボンの下に隠しながらそう言う。
113 :
萩野 瑞葉 :05/01/21 00:40:16 ID:8wDtd1fL
>>112 「はい、かしこまりました……ん、はむっ」
唇でズボンのファスナーを加えると、器用に下ろしていく。
さらに焦らすような手つきでベルトを外すと、そっとズボンを押し下げ、
さらに下着をずらす。
「きゃ……っ」
顔を近づけていたため、いきなり勃起したものに頬を叩かれて悲鳴を上げるが
すぎに気を取り直して、それをくわえ込む。
「ん……ちゅっ、ぺろ……ん、んん……っ」
ゆっくりと頭を上下左右に揺らすように動かして、肉棒に舌と唾液を絡めて行く。
114 :
名無しの客 :05/01/21 00:43:13 ID:bHz9i7C5
>>113 「ハァハァ…気持ちいいです…」
瑞葉の舌に愛撫され男のものはますます勃起していく。
「もっと亀頭の方を攻めてもらえますか?」
男の中で欲望が高まり瑞葉にそうお願いする。
115 :
萩野 瑞葉 :05/01/21 00:47:08 ID:8wDtd1fL
>>114 「んん、く……ひぁっ」
口の中でどんどんと硬く大きくなるモノをもてあまして、一度息つぎのために顔を離す。
>もっと亀頭の方を攻めてもらえますか?
「はい。先の方、ですのね」
奥まで飲み込むよりも苦しくはないので、浅めに逸物を咥えなおすと
舌先で先端をつつきながら激しく何度も吸い上げる。
「んんっ、んんーーーーっ、ちゅ、ぱぁ……っ、んんーーーーっ」
その間に指先で睾丸を弄ぶのも忘れない。
116 :
名無しの客 :05/01/21 00:49:26 ID:bHz9i7C5
>>115 「ぁうっ…んん…ハァハァ…最高です…もう」
男の逸物が瑞葉のなかでしゃくりをあげる。
「もう…いきます…うっ」
そういうと大量の白濁液を瑞葉の喉奥に流し込む。
117 :
萩野 瑞葉 :05/01/21 00:53:06 ID:8wDtd1fL
>>116 「んんっ? ふぁ、んふぅぅーーーーっ!!」
慌てて逸物を咥えなおすと、放たれた樹液を吸い上げて飲み干していく。
「こくっ、ごくっ、ん、けふっ、ん、ごく……んっ」
なんとか全てを喉奥へと落としこむと、男のそれの中に残った分も吸い上げる。
「はぁ……っ、はぁっ、沢山出していただいて、ありがとうございました……」
若干硬度を失った肉竿に頬擦りをしながら、うっとりとした目になって礼を言う。
「次は……何をいたしましょうか」
118 :
名無しの客 :05/01/21 00:55:11 ID:bHz9i7C5
>>117 「次はセックスをしましょう。」
男は臆面も無くそう告げる。
「瑞葉さんが好きな体位は何ですか?」
おとこは続けざまに不躾な質問を投げかける。
119 :
萩野 瑞葉 :05/01/21 00:59:22 ID:8wDtd1fL
>>118 「セ……っ」
あまりに露骨な物言いに、絶句してうつむいてしまう。
>瑞葉さんが好きな体位は何ですか?
「す、好きな……」
答えることを求められているのは分かる。
それを断れない以上、何か答えを探さねばならず、必死で客が喜びそうな回答を探す。
「……あの」
羞恥に震えながらようやく口を開く。
「後ろから……立ったままで犯して下さいませ」
ショーツを膝まで下ろすと、壁に手をついてスカートを捲り上げる。
「激しいの……酷いのが……好き、なんですわ……」
120 :
名無しの客 :05/01/21 01:02:48 ID:bHz9i7C5
>>119 「そうですか、僕もバック好きなんですよね。」
そう言うと男は瑞葉の腰に手をあてがえ、逸物を秘所につける。
「じゃあいきますよ…んんっ…フゥ入った。」
男はゆっくりと腰を推し進めていく。
121 :
萩野 瑞葉 :05/01/21 01:05:58 ID:8wDtd1fL
>>120 >僕もバック好きなんですよね
「……っ」
自分は本当はそんなことは好きではない。そう自分に心の中で言い聞かせる
そうしないと、本当に淫乱になってしまいそうだったから。
しかし、男の逸物が進入してくると、思わず声を上げてしまう。
「んああああっ!!」
背を逸らして反応を示すと、腰が自然に快楽を求めて動き始め、
既に準備が出来て熟れ切っていた秘壷から、淫らな水音が響いてくる。
122 :
名無しの客 :05/01/21 01:09:48 ID:bHz9i7C5
>>121 「ハァハァ…瑞葉さん気持ちいいですか?」
男は腰をゆっくりと動かしながら瑞葉の体を貪る。
「瑞葉さんのあそこ…いやらしい液があふれてますよ。」
男はその様子をみて更に興奮を高め腰を激しく動かす。
123 :
萩野 瑞葉 :05/01/21 01:13:51 ID:8wDtd1fL
>>122 「んぁ……っ、あっ、あんっ!」
男のゆっくりとした腰使いに焦らされて、淫らに腰をくねらせる。
>いやらしい液があふれてますよ
「う、うそ……っ、そんなこと……ありませんっ」
しかし止まらない腰のうねりによって響く水音が、それを裏切っている。
「いやぁ……っ、気持ち……気持ち、いい……なんてっ」
ただ客人を誘うためにそうしたはずなのに、悦びを感じている自分が分かり、
そのことで自涜的な気分に陥る。それがまた、快楽を高め、いつしか自分でも胸を弄りはじめている。
「はぁ、んっ」
124 :
名無しの客 :05/01/21 01:16:27 ID:bHz9i7C5
>>123 「ハァハァ…もういきそうです…」
瑞葉のなかで逸物がびくびくと震えだす。
「このまま中で出していいですか?」
男は腰を動かしながらそう尋ねる。
125 :
萩野 瑞葉 :05/01/21 01:18:54 ID:8wDtd1fL
>>124 >このまま中で出していいですか?
「はい……どうぞ、そのままで……」
ろれつが回らなくなりかけた、舌足らずの口調で、客人を振り返って言う。
「いやらしいメイドの瑞葉に、いっぱいお客様の精子を下さいませ……」
上気してうつろになった表情で、淫らな台詞をスラスラと口にすると、
それに応えるかのように秘所のヒダが客人の逸物を、絞るように締め付ける。
126 :
名無しの客 :05/01/21 01:23:31 ID:bHz9i7C5
>>125 「じゃあ遠慮なく…ハァハァ…うっ」
二度目の射精にも関わらず逸物からは大量の精液が吐き出される。
「ハァハァ…とても気持ち良かったです、瑞葉さんはどうでしたか?」
男はそう言うと衣服を整え始める。
127 :
萩野 瑞葉 :05/01/21 01:27:53 ID:8wDtd1fL
>>126 「あ……あ……っ、んあっ、すごい……なんで、二度目ですのに……
こんなに、たくさん……っ、んふ、あああああっ!!」
奥深くで爆発した奔流を受け止め、長く続くそれを胎内のヒダで感じるうちに達する。
>とても気持ち良かったです、瑞葉さんはどうでしたか?
「あ……ありがとう、ございます……私を使っていただけて、嬉しかったですわ。
私も……とっても……気持ちよかった、です……」
ズルズルと壁から崩れおちてその場にへたり込むと、
まるで魂が抜けきったような口調でそう言う。
128 :
名無しの客 :05/01/21 01:30:26 ID:bHz9i7C5
「ん… こんなもんかな?」 一人の若い青年が応接室の鏡の前で髪を撫でつけ、襟を整えている。 今日は怪しい格好こそしていないものの、いつの間にかお屋敷の中に入り込み 堂々とした振る舞いであちこち歩き回っていた。
130 :
椿 杏樹 :05/01/22 00:10:37 ID:CFhddEWg
ひと休みしてロビーのソファに座り、昼間買って来た絵葉書を眺めている。
132 :
椿 杏樹 :05/01/22 00:25:16 ID:CFhddEWg
「そうだ。ついでにこれも整頓しておきましょ」 絵葉書を挟むつもりだった薄いアルバムに、最近撮った写真の束から、写真を一枚ずつ分けて整理していく。
「…?」 ロビーに足を踏み入れた青年は一人のメイドを見つけて足を止めた。 いつも足音を立てずに歩く癖のせいか相手はまだこちらに気づいて居ない様子だった。 そのまま背後から忍び寄り、そして、そっと手を差し伸べてそのメイドの両肩に置く。 はっとなったメイドが振り返りそうになるが、そのままぐっと手に力を込めて 「動かないで!」 と一喝し、動きを止め、そのメイドの綺麗な巻き髪を至近距離からじっと見つめる。 「へぇ…すっごい綺麗な巻き髪」 そして青年は感嘆の声をあげて、メイドの髪の毛をそっと一房持ち上げて 「うん、手触りもなかなか…」 手の平から零れていく様をうっとりと見つめている。
134 :
椿 杏樹 :05/01/22 00:52:17 ID:CFhddEWg
「…! あっ、あの」 肩に触れる手の主を振り返って見ようとするが、動いてはいけないようなので しばらくじっとする。 「…あのー。どちらさまでしょう。申し訳ありません、私全く気付いてなくて」 >うん、手触りもなかなか… 髪をじっと見つめられ、更に触れられてしまいわずかに緊張し 頬が赤らむ。 「っ…。御客様、何か後用事でも…お有りですか?」
「用事?…うーん、あるにはあるんだけどね、大事な用がさ」 青年は生返事を返しながら、まるでこっちの方が大事な用事だと言わんばかりに メイドの綺麗にカールされた髪の匂いを胸に吸い込んだり、指先に巻き付けたりして遊んでいたが やがて、思い出したように肩に置いたままの手と別の方から覗き込むようにしてメイドの顔を見る。 「……素敵だ」 青年がメイドの顔を見て、率直すぎる感想を述べる。 そして、ぱっと手を離すと仰々しく一礼し 「失礼しました。素敵なメイドさん。僕の名前は…そうだな士狼とでも名乗っておこうか、ふふ」 と、人を食ったような挨拶をしてみせる。 「さて、君は今、僕の事をお客様と呼んだけど、もしそうじゃなかったらどうする?」
136 :
椿 杏樹 :05/01/22 01:25:35 ID:CFhddEWg
「士狼…様?ですか? ご丁寧にすみません。杏樹といいます」 日頃見ない顔の人物なのでどう見ても客人としか思えないのだが、どうやら違う様子? とりあえず立ち上がって微笑み、お辞儀をする。 >もしそうじゃなかったらどうする? 「え」 「ええと…。御客様でなければ、従業員志望の方か何かでしょうか〜。 でしたらすぐに執事様のところへご案内しますけれど。 それ以外でしたら…明日の朝にも御主人様にお会いできるように伺っておきます。 うちのお屋敷って、時々他家からいらしてそのまま居住されてる方もいたりするんですよ」 相手の身元がわかりかねるので、考えている事をそのまま伝える。 「何にしても今日は時間も遅いですから、客室の空いたお部屋で過ごしていただくことになると思いますけどー…。 あ…。でももう客室にはご案内済みだったり……します?」 下から覗き込むようにして尋ねる。
137 :
士狼 :05/01/22 01:38:01 ID:vg0Sa717
士狼と名乗った青年は杏樹の話を一通り聞き終わると 「ふふふ、ごめんごめんさっきのは嘘なんだ。一応お客だから僕 志保さんて知ってるでしょ?前はその人にお世話になったんだ。 …ん、そうだね。今日はもう遅いし、止めて貰おっかな。」 と、にっこりと微笑み 「じゃ、早速部屋に案内して貰えるかな?」 と、杏樹を促した。
138 :
椿 杏樹 :05/01/22 01:53:02 ID:CFhddEWg
(あれ、やっぱり御客様だったんだ) 「はい〜。じゃあこちらへどうぞ」 アルバムを片付けて抱え、士狼を空いている客室へ案内する。 「ここでいいかなぁ…。じゃあ少し待って下さいね、すぐに温かくなりますから」 入ると暖房をつけてベッドを整え、寒いので予備の毛布をクローゼットから出しておく。 「そうだ…。士狼様、御客様用にパジャマもありますけどどうしましょう〜。 ……もしお着替えなさるなら、お手伝いしましょうか」 わずかに俯いて言葉に少し含みを持たせつつ、男性用のパジャマを見せる。
士狼は杏樹の示すパジャマには一瞥もくれず窓際まで歩いていき、そっと外を覗いた。 「ん、これくらいな平気かな」 謎の言葉を吐いて、杏樹の方に振りかえると 「パジャマはいいよ、だって今日は眠る気なんてないからね…」 と言うや否や、パジャマを差し出している手をさっとひねりあげ、杏樹をベッドに押し倒す。 「そうそうさっき言い忘れた事があったんだ。僕はお客さ、但し…招かれざる客って奴?」 そのまま仰向けに倒れた杏樹の両手を、バンザイさせたようなポーズで器用に片手で押さえ込み 空いた手で器用に懐から大きな棒状の物を取り出す。 「ふふふ、これ何だか分かる? 超大型のバイブだよ。このお屋敷を探索してたら見つけたんだ。 もし誰にも会わなかったらお土産に持って帰ろうと思ってたんだけど…」 士狼はそこで邪悪とも言える笑みを浮かべ ゆっくりと杏樹の体にそってバイブを這わせて、股間の位置でピタリと止める。 「君に入れてみたくなっちゃったんだ… どうしようかな?」
140 :
椿 杏樹 :05/01/22 02:21:08 ID:CFhddEWg
「いたっ…、な、何するんですかー…きゃぁっ」 油断しているうちにベッドへ押し倒され、体に沿ってバイブが滑らされる。 「ぁ……」 >君に入れてみたくなっちゃったんだ… バイブが止まると表情が変わり、不安げなものになる。 「やっ…そ、そんな大きいの…入りません。私…壊れちゃいます…」 混乱する中、身をよじり声をかすかに震わせながら言う。
141 :
士狼 :05/01/22 02:42:08 ID:vg0Sa717
>「やっ…そ、そんな大きいの…入りません。私…壊れちゃいます…」 「そうなの? でも…僕は杏樹さんの壊れる所が見てみたいんだよね。」 士狼はバイブのスイッチをONにしてみた。 途端に静かな、しかし、妙にくぐもった力強いモーター音と共に痺れる程の振動が士狼の手に伝わってくる。 それは、ややもすれば手から取り落としそうな程の強力な振動だった。 唸りをあげるその凶悪な玩具を見て、士狼はひゅう♪と口笛を吹く。 「アッハハハ、これは凄いね。こんなの挿入したら確かに壊れちゃうかもねー?」 ケラケラと笑いながら、しかし士狼はそれをぐっと杏樹の秘裂に押しつける。 下着越しとはいえ、相当の威力があったのか杏樹の体がベッドの上で跳ねた。 「どうしよっかなー、杏樹さんがきちんと言う事聞いてくれたらやめてあげてもいいんだけど」 士狼は杏樹を押さえつけたまま、ぐいぐいとバイブを押し当て、秘裂を刺激していく。 だが、手加減の欠片も無いはずのその手つきは、奇妙なところで苦痛を与えるのを免れ 快感のみを上手く引き出していく不思議な手つきだった。
142 :
椿 杏樹 :05/01/22 03:12:44 ID:CFhddEWg
バイブの電源が入り、体に激しい振動が伝わると苦痛で眉を顰める。 「…ん…っ!」 >杏樹さんがきちんと言う事聞いてくれたら 「あ、んっ、やめ…て……。他の事なら何でも言う事聞きますから… そんなのだめです、入れないでください…っ」 微妙に快感も与えられてどうしていいのかわからず、 ただ目の前のバイブから逃れようと必死になる。 「お願いします……」 士狼を見上げて哀願する。
143 :
士狼 :05/01/22 03:37:15 ID:vg0Sa717
杏樹が哀願する様を見て、士狼の心にえもいわれぬ高揚感がわき上がってくる。 それはいつ感じても心地よい物だった。 だが満たされたわけではない士狼は意地悪く杏樹に無理難題をふっかけようかと思案する。が 「本当に何でも言う事聞くの? 無理だって言っても許さ…」 「ワン! ワン! ウー…! ワンワン!!」 突然、扉の外から猛烈に犬の吼えたてる声が聞こえ始め、士狼は鬱陶しげにそちらの方を見つめた。 「…杏樹さん? そこに居るんですか? 答えて下さい。杏樹さん」 ドアの外から誰かが声をかけてくる。 一応鍵はかけたものの、合い鍵を使えば直ぐに開けられてしまうだろう。 士狼は、ちっと舌打ちして「今、いいところなのに」と呟き、バイブをのスイッチをOFFにし 今までとは打って変わって優しく杏樹を抱き起こし、そっと軽いキスをする。 「ごめんね杏樹さん、続きはまた今度、ね」 そう言ってから再度杏樹の唇を奪うと、目にも止まらぬ速さで身を翻し 窓を開けて一気に一階の地面までを飛び降りると、闇の中に走って消えていく。 外にいたボーセと冬果が入って来る頃には 部屋の中には杏樹と、開け放たれた窓から入り込んでくる寒気だけが残されていた。
144 :
椿 杏樹 :05/01/22 03:50:02 ID:CFhddEWg
「…冬果さん…。」 士狼が逃げた後、入ってきた冬果を見て瞳が潤む。 「うう…なんだかわからないけどすごいバイブを入れられそうになっちゃってね。 私すごく怖かったんです〜」 思わず涙目で縋りつく。しかしどうにも不安が抜けずに、その後も夜が明けるまで冬果の側にいさせてもらう事にするのだった。
145 :
萩野 瑞葉 :05/01/22 23:35:15 ID:A1Z1pP69
「はい、今度はそれをお願いします。ええ。では夜遅くすいません。失礼しますわね」 受話器を置くと、傍らのカタログを閉じて上機嫌に鼻歌を歌う。 「♪〜届けていただくのが楽しみですわ〜♪」 既にお得意様になっているデパートの外商に、また何やら注文したらしい。
146 :
葦名 由依 :05/01/22 23:43:15 ID:j0LVXMo4
「ふう……」 自室にある『嫌な物』の目の前に立っている。 「大丈夫、絶対大丈夫」 一歩踏み出し。さらにもう一歩踏み出す。 「……よかった。今月は増えてない」 ほっと息をなでおろして、眼下の『嫌な物』を棚の奥にしまう。
「さてと、今夜は誰を呼ぼうか……」 淫具の棚を空けて、ほくそえみながら、とりあえずはべルを鳴らしてみる。
148 :
葦名 由依 :05/01/22 23:50:33 ID:j0LVXMo4
少し機嫌よさげに自室を出てくると、丁度主人の部屋からベルの音が。 慌てず急がず全速で歩き、主人の部屋の前に到達する。 メイド達より先に来れた事を少し嬉しく思いつつも、ドアをノックして部屋に入る。 「御主人様、お呼びでしょうか?」
「む、由依か。こんなに早く来るとは感心だな。何か期待でもしていたのか?」 随分と機嫌のよさそうな様子を見て、少し意地悪をすることを考え付く。 「悪いが由依の期待には添えないかもしれんな。 実は……それ、この荷物をだな、公園まで持っていって欲しいのだ。 受取人が待っているから。もちろん中を見たりはしないでくれよ」 何やら手元でゴソゴソやった後、封をされた小さな箱を由依に渡す。
150 :
葦名 由依 :05/01/23 00:01:54 ID:6L1lI3Q1
「えっ、いえ、私はただ御主人様がご要望があるのなら一刻も早く叶えてさしあげたいと思っただけで……」 さらりと誤魔化すように言うが、バレバレである。 >実は……それ、この荷物をだな、公園まで持っていって欲しいのだ 「はい……。これは何かの機密事項でしょうか? ……どちらにしてもこの箱は、必ずその受取人の方にお渡しいたしますね」 一礼して退出すると、主人に貰った白の鞄を手に持ち、少し奮発して買ったコートを着て、屋敷の外へ。 「……さむ。でも、御主人様のご命令だし、急がないと」 白い息を吐きながら、小走りで指示された公園へと急ぐ。 「ここのはずだけど……」 箱を持ち、命令通り公園に辿り着く。
「頼むぞ。お前なら安心して任せられる」 優しく頭を撫でて、額に軽くキスをしてやると、由依が出て行くのを見守る。 そして窓から由依が屋敷を出て行ったのを見ると、自分も急いで後を追う。 「ふふ、待っていろよ」 由依のような若い女の子なら絶対に通らないであろう、暗く細い近道を通って公園へ先回りすると 植え込みに隠れて彼女がやってくるのを待つ。 「……お、来たか……」 公園へとやってきた由依がこちらに近づいてくると、ガバっとその口を押さえて 植え込みの中へと引きずり込む。片方の手では胸を早くもまさぐっている。 もちろん脅かすために、声は一切出さない。
152 :
葦名 由依 :05/01/23 00:13:37 ID:6L1lI3Q1
「……受取人の人って、どこにいるのかな」 額に残る温かみ。それを思い出して寒さを我慢しつつ、無防備に辺りを探し回る。 (御主人様のお仕事の手広さからして……これはひょっとすると一国を揺るがすくらいの秘密が入っているとか……。 ううん、もしかすると世界一のパソコン成金に大打撃を与えるくらいのスキャンダルがこの中に……) 少々夢見がちな事を考えつつ公園の奥に進もうとすると、突然飛び出してきた男に植え込みへと引きずり込まれる。 「!? ……んー! んんんっ!」 いきなりの男の行為に、小柄な身体ながらもじたばたして抵抗する。が、体格が違うのでまるで効果が無い。 「んんっ?! んーっ!!」 男の手が胸に伸びると、さらに暴れて抵抗する。
手の中で暴れる由依の姿に軽い興奮を覚え、その唇を強引に奪う。 長い接吻の後、顔を離すと初めて声を出す。 「可愛いぞ、由依。コートも良く似合っているし、それにそのカバンは私があげたものだな。 何はともあれ、よくここまで来た」 さらに身体を押さえつけていた手を離して解放すると、次の指示を出す。 「さて、もういいから、その箱を開けてみなさい。 お前の大好きなものがたくさん入っているぞ」 実は淫具をしこたま詰め込んだものなのだが。
154 :
葦名 由依 :05/01/23 00:25:51 ID:6L1lI3Q1
「んっ……きゃっ、んんんっ……?」 暴れるうちにしっかりと捕まえられ、唇を奪われる。 主人以外の男に唇を奪われた事にショックを受けていたのだが……。 その感覚が、どうも時々『いただいている』感触に似ている。そして、極めつけにその声。 「ごしゅ……じんさま」 ここに来て初めて、目から涙が零れ落ちる。 「御主人様……もう、すごく意地悪です。私、このまま知らない人に無理やりされたらどうしようかと……」 しばらくそこで涙ぐむ。 >さて、もういいから、その箱を開けてみなさい。お前の大好きなものがたくさん入っているぞ 「は、はい……」 自分の好きな物と言うと和菓子やお茶なのだが、出てきたのは多少は見覚えがあるものの自分は使った事が無い淫具ばかり。 「あの……御主人様、これって、その、もしかして……」 蒼白だった頬が途端に赤く染まり始め、その真意を知るべくこんな命令を出した主人の顔を見る。
>私、このまま知らない人に無理やりされたらどうしようかと…… 涙ぐんだ由依を見ても、一度火のついた劣情は収まるものではない。 「その泣き顔が見たかった、と言ったらどうする? ……お前には今まで優しくしてきたつもりだが、今夜は少し激しくしてみようと思ってな」 箱を開けた由依が呆然としているのを尻目に、その中から小さな浣腸を取り出す。 「前に後ろも捧げたいと言っていたな。その木に手をつくんだ。 そして尻を出してこっちに向けなさい。まずは掃除からだ」 ワザと必要以上に冷酷な態度をとる。 (さて、由依。お前はどこまでついてくるのかな……)
156 :
葦名 由依 :05/01/23 00:38:45 ID:6L1lI3Q1
>その泣き顔が見たかった、と言ったらどうする? >……お前には今まで優しくしてきたつもりだが、今夜は少し激しくしてみようと思ってな 「えっ……?」 まず、その言葉に驚く。主人のそういう面は知っていたけれど、それはお仕置き等の時だけだと思っていたから。 そして、これから自分がされる事を薄々感づいているというのに。 「あ……」 とくん、とくんと胸が高鳴る。 まだ現実に起きている事に理性が追いついてきていないのだが、それでも身体が動いていく。 「御主人様……由依は……」 微かに潤んだ目で主人を見ると、周りを確認してからゆっくりと下半身を晒していく。 (怖い……でも、私……) 熱に浮かされているような表情で、主人の命令通りの格好で木に手をつく。 そうして、不安そうな目で主人の方を見つめた。
怯えるような由依の視線を見ても、眉一つ動かさない。 普段ならば安心させるように微笑んでみせるところなのだが。 「綺麗な尻だな。まだ誰にもさせていないのだろう?」 バチン! と音を立てて、いきなり平手打ちをし出す。 「これが今から私のものになるわけだ」 何度かスパンキングをして赤くなった尻を見ると、満足したのか一先ず手を止める。 が、すぐに後ろの窄まりに指を伸ばすと、そっと撫でた後で浣腸をあてがう。 「行くぞ。私に捧げるためには腸の中まで綺麗でないとな」 そして一気に中の液体を注入していく。 「それ……っ」
158 :
葦名 由依 :05/01/23 00:55:08 ID:6L1lI3Q1
「御主人様……」 いつも自分を抱く時はは優しくて、少しだけ意地悪な主人。それが今夜は別人のようである。 >綺麗な尻だな。まだ誰にもさせていないのだろう? 「はい……くぅっ!?」 いきなり尻を平手打ちされ、痛みと驚きで歯を食いしばる。 「そ、そうです……由依は全部、御主人様の物です……ぁっ!」 何度も何度も叩かれ、尻がじんじんと痛んでくる。それがようやく止んだのでほっと一息つこうとすると、 >行くぞ。私に捧げるためには腸の中まで綺麗でないとな 「っ! わ、私、そこはいつも綺麗に……いやああっ!」 後ろに触れる異物感とどうしようもない不安感。それが無理やりに大事にしてきた場所を押し広げ、どんどん自分の中へ侵入してくる。 「あっ、あ、んんんっ……」 目を閉じてそれを受け入れるが、顔には苦痛の色が浮かんでいる。それでも我慢して、主人の手にした浣腸を全て受け入れた。 「はぁっ……ぁ……」 くたりと木にもたれかかり、少しだけ休む。だが、やがて我慢できないものが訪れ始める。 「ご、御主人様……。お願いがあります。由依のたった一つのお願いです」 主人に言われたままの体勢で、搾り出すように懇願する。 「トイレに……せめてこの時だけは行かせてください。私、これだけは……お願いです」 我慢しているのか、腰が先程からせわしなく動き、足も震えている。
>私、そこはいつも綺麗に……いやああっ 「そうだな。コーヒーを注入したりもしているのか?」 以前にチラリと見かけた本のことを思い出して言ってみる。 すぐに限界が訪れたらしく、頼りなさげな体勢で懇願する由依を見て 一度は厳しくはねつけようとするが…… 「……ふむ、いいだろう」 由依を抱えあげて公衆トイレまで、お姫様抱っこで運ぶ。 「全て出し尽くして綺麗にしてくるんだぞ」
160 :
葦名 由依 :05/01/23 01:06:14 ID:6L1lI3Q1
>そうだな。コーヒーを注入したりもしているのか? 「……えっ?」 顔色が少し変わるのだが、それよりも大変な問題が残っている。 が、ここにきてようやく主人の許しが出る。そして、そのまま抱え上げられ、トイレまで運ばれる。 >全て出し尽くして綺麗にしてくるんだぞ 「はい……行って来ます」 顔を羞恥で真っ赤に染めながら、たどたどしい足取りでトイレへと向かう。そして、少し経って戻ってくる。 「御主人様……由依のお尻は全部、綺麗になりました」 あまりの事に目を合わせることが出来ないまま、俯いて言う。そうして。 「このまま……何もかも、御主人様のものにしてください。酷くされても、いいんです」 何も身にまとっていない下半身を申し訳程度に隠しながら、主人に全てを委ねる。
>由依のお尻は全部、綺麗になりました 「そうか……では」 由依をそのままトイレの中へ再び押し込む。 そして洗面台の鏡の前で、また手をつかせる体勢にする。 「ふむ。確かに綺麗になったようだ」 口の中の唾液で湿した指を後孔に軽く差し込んでかき回すと、そうつぶやく。 「いいだろう。今夜、お前の後ろの処女ももらってやるからな」 そして既にそそり立っている剛直を取り出すと、すぐにそこへと宛がって、強引に挿入していく。 「この感じを、よく覚えておけ……っ!」
162 :
葦名 由依 :05/01/23 01:19:05 ID:6L1lI3Q1
「あ……っ!」 トイレの中に押し込まれ、少なからず狼狽する。 「そんな、その……外もあれですけど、トイレでだなんて」 何か言おうとするが、もう主人の行為は止められない。 後孔に湿った異物感が走り、奥までずぶずぶと沈んでいく。 「あぅ……はぁっ、御主人様の、指……つっ」 秘所を弄られるのとは違う、背徳感に溢れた感覚。少しだけほぐれた所で、今度はさらに太い逸物の感触。 「あ、や、くっ……いあああああっ!!」 強引に挿入したせいもあって、処女喪失の時に勝るとも劣らないほどの痛みが走る。 「痛っ……いっ……ひうっ……ふぅっ」 いつかはこうなる事を予期して少しは知識を学んでいたせいか、できるだけ力を抜いて受け入れようと必死である。 「御主人様……。由依のお尻、どうですか……?」 震えた声で、苦痛に耐えながら、全てを捧げた人に自分の事を聞く。
由依が痛がっているのは承知で、最初から激しく突き上げていく。 (由依よ……お前は私にどこまで従えるのかな) そんなことを考えながら、手元の淫具箱を漁っている。 >御主人様……。由依のお尻、どうですか……? 「ああ、初めてなのにこんなに私のモノに絡み付いて絞るとはな。 さすがは屋敷で一番いやらしい由依だけのことはある。最高だぞ」 ワザと冷たく突き放すような口調で言うと、箱の中からローターを二つ取り出す。 「いやらしい由依には、これもあげような」 コートの前を開かせると、下の服も乱して乳房を露にさせ、既に硬く尖っている頂点の蕾に スイッチを入れたローターを押し付けながら、白い膨らみを揉みしだく。
164 :
葦名 由依 :05/01/23 01:38:18 ID:6L1lI3Q1
「くっ……はぅ、やっ、こんなの……っ」 想像以上の異物感と痛みに、必死に耐える。主人が、喜んでくれているのだから。 >初めてなのにこんなに私のモノに絡み付いて絞るとはな。さすがは屋敷で一番いやらしい由依だけのことはある。 「はい、由依は……いやらしい事ばかり考えてるいけない子です。っ……御主人様とだから、恥ずかしくても、いやらしくても、 きっと……満たされてるんです……っあ!」 主人の冷たい口調すら、今は自身を内から煽り立てる。 全て身を任せ、衣服を乱されて乳房も露わにされて。 「御主人様……そこ、ぁっ……んんっ」 お預けされていた乳房はいつもより鋭い感覚で、ローターや指の動き一つ一つで胸がとろけそうになる。 「こんなっ……乱暴にされてるのに、私……」 何度も何度も突かれるうちに、周りの快感もあって違う感覚が後孔からも生まれ始める。 「変……おしり、変です! こんなの、こんなのっ……ひぁっ!」 何もされていない秘所からも蕩けた液体が筋を作って伝い、表情も酔っていく。 「御主人様っ。もっと、由依を壊して……酷くしてください!」 倒錯した快感に、いつもなら言わないような事まですらすらと口から出てきてしまった。
(由依……) 由依のなかで何かが壊れたのかもしれない。そう思っても、もう止まることは出来ない。 「そうか。由依は乱暴なのが好きだったんだな。 ひょっとしたら、さっき植え込みに連れ込んだのが私ではなくても そのうち悦ぶようになったのかもな」 手際よくローターを乳首にテープで固定すると、それを指先で弾いて何度も刺激する。 「瀬名のやつにでも強姦させたら、お前はどうなるのかな。 瑞葉のように、あいつになびくのか? それとも……」 淫らな液を分泌する秘所に指をいきなり突きこんで内部をグリグリと荒らし始める。 「いっその試してみるのも面白いか」
166 :
葦名 由依 :05/01/23 01:56:05 ID:6L1lI3Q1
>ひょっとしたら、さっき植え込みに連れ込んだのが私ではなくてもそのうち〜 「違いますっ……私、御主人様とだから……こんなになっちゃうんです。御主人様になら、酷くされても嬉しいから、私っ!」 未知の感覚に酔わされながらも、絶え絶えの息を紡ぎながら、主人に心の内を明かしてしまう。 「あふっ……やっ、ここが……擦れて」 胸をローターで強めに刺激され、じんじんと染み入るように身体の感覚が溶けていく。 >瀬名のやつにでも強姦させたら〜 「っ!」 ビクッと身体を震わせ、首をこちらに向けて主人の方を見る。 「そんな事……ないです! 私は御主人様だけ……キスもあそこもお尻も全部捧げた、御主人様だけだから」 涙がみるみるうちに溢れ、止め処なく頬を伝う。 「私、そんな事になったら……一人で死んじゃいます。……ひぁっ、あぁっ」 逸物が責める尻、ローターに胸を、そして指で秘所まで弄られ、外れかけていた理性のたがが壊れていく。 「だから、お役に立ちますから……どんなお望みにも応えますから……」 後孔をひくつかせながら、潤んだ目で主人を見て、言う。 「私を……由依を、側にお仕えさせてください……っ!」
>そんな事になったら……一人で死んじゃいます 「そうか。それは困ったな。由依はメイドたちのように、私のために 誰とも知らぬ男たちに抱かれるのもイヤか」 心のそこでは嬉しいのに、もう言葉も行為も止まらない。 由依をグチャグチャにするように、陵辱の限りを尽くす。 「側に置くのは構わないが、性欲の捌け口でもいいのか?」 (……もうよそう……) 何度もそう思うのだが、そのたびに由依の壊れる様が愛しく欲情を誘うため さらに酷い言葉をかけてしまう。 やがてその昂ぶりも頂点を迎え、由依の中で逸物が暴発する。 「くぉ……っ!!!」 秘所に突きこんで絡ませた指にグゥっと力を込めながら 由依の腸壁に熱い迸りを叩きつけていく。
168 :
葦名 由依 :05/01/23 02:14:52 ID:6L1lI3Q1
主人の言葉に心が揺れ、もう何も余計なことが考えられなくなる。 「私は……執事ですから……ぁん、だから御主人様だけの……由依でいたいんです」 いやいやをするように首を振ると、その度に涙が零れて光る。 「でも、御主人様の為なら、由依はいつでも……くぅっ!」 その先を遮るように突き上げられ、さらに言葉をかけられる。 >側に置くのは構わないが、性欲の捌け口でもいいのか? 「……いいんです、由依はそれでも……。だって、んっ……それでも、御主人様のお役に立てるって事だから」 涙声が混じった嬌声。理性の壁が次々と崩され、何もかもを押し流していく。 「もう……だめ、お尻、いいの……もっと、もっとしてほしいです……!」 目はもう虚ろ。ただ思考を止める快楽と痛みの波と主人の責め言葉に全てを押し流されて、何も考えられずにますます高まっていく。 そして主人の逸物が暴発したのを感じたのか、小さく、慎ましやかなほどに達する。 「──あっ……はぁっ」 そのまま力が抜けてしまい、洗面台に寄りかかるように上体を預けた。
「く……ふぅっ」 最後の一滴までを搾り出すと、後孔から逸物を引き抜いて 洗面台にもたれかかっている由依の顔先にそれを突き出す。 「何をしている。最後まできちんと綺麗にしないか」 あくまで冷たい声で命じる。 だが。 それが済むと突然由依を抱きしめて頭と背中を撫ではじめる。 「よくここまで従ったな、由依……えらいぞ。さぞ怖かっただろう」 そして何度も口付けをしてやる。 「どうする。今夜はこのまま帰るか? それとも、まだしていくか? うん?」 甘いキスを幾度も由依の身体のあちこちに降らせて 悦楽を掘り出していきながら、彼女の希望を訊く。
170 :
葦名 由依 :05/01/23 02:31:36 ID:6L1lI3Q1
「ん……ぁっ」 後孔から逸物が抜けた感覚に朦朧とする暇もなく、先程まで自分のその場所に入っていた逸物を目の前に向けられる。 普段なら、躊躇ったかもしれない。ただ、今は従順すぎるほどに逸物を綺麗にしていく。 「あぅ……れろっ……んんんっ」 涙の筋を手で拭い、最後までやり通すのだった。 全てが終わって、どこか虚ろな表情になる。だが。 >よくここまで従ったな、由依……えらいぞ。さぞ怖かっただろう 「駄目です御主人様……私の口、きたな……んんっ……んっ」 主人の温かい腕に包まれ、何度も唇を重ねられて。 「……ごしゅじんさまぁ……」 止まった涙が、また溢れ出す。まるで、涸れる事を知らないように。 「怖かった……今夜は、由依は怖かった……です」 子供のように泣きじゃくりながら、主人の胸に顔を埋める。 そうして、主人に優しく聞かれて。 「……もし、私に許されるなら」 ぐしゃぐしゃの顔で、主人を見上げる。 「暖かいお風呂に入って、それから……御主人様のお側で眠りたい、です……」 最後の方の願いは遠慮深く、小さな声で。自分の全てを知っている主人に、そっとねだる。
>怖かった……今夜は、由依は怖かった……です 「そうか……そうか……」 悪かった、と謝ることはあえてせず、腕の中で由依が泣きじゃくるのを 辛抱強くあやすように、ただ優しく身体を撫で続ける。 「だがな。私はこういうことも出来る人間なのだ。 それを由依にも知っておいて欲しかった」 聞こえるか聞こえないか、そのくらい小さな声でつぶやく。 >暖かいお風呂に入って、それから……御主人様のお側で眠りたい、です…… 「ああ、いいだろう。ではまずは屋敷に戻って、一緒に風呂に入るとするか」 今やその全てが自分のものになった少女の身体を自分のコートに包むと、 再びお姫様抱っこをして屋敷まで運んでいく。 「由依の身体、私が洗ってやろうな。昔にそうしたように……」
172 :
葦名 由依 :05/01/23 02:45:54 ID:6L1lI3Q1
>だがな。私はこういうことも出来る人間なのだ。それを由依にも知っておいて欲しかった。 その小さな呟きを聞いたのか、小さく頷く。執事としての顔で。 「はい……きゃっ!?」 またも自分の身体を持ち上げられ、今度は純粋に嬉しさと気恥ずかしさだけで頬を染める。 「嬉しいです。由依の我侭、聞いてくださってありがとうございます……」 主人に抱かれながら、白い鞄をそっと胸に抱き、全てを捧げた人とともに屋敷に戻るのだった。
173 :
椿 杏樹 :05/01/23 23:08:36 ID:8miNxRqy
誰もいない空き部屋で、新しく買ったストッキングを袋から取り出して試着している。
174 :
椿 杏樹 :05/01/24 00:03:50 ID:8miNxRqy
鏡の前で全身を見てから、手でふわりとスカートを広げてみる。 「…うん、悪くないかも。明日はこれにしましょ」 広げていた包みを片付けて、部屋の電気を消してから自室に戻って行く。
177 :
葦名 由依 :05/01/25 00:26:40 ID:gQg1wM9y
「ふふ……こっちは明日提出するとして……次は」 自室で仕事をしているのだが、ここ二日ほど非常に機嫌がいい。最も、理由を知っているのは主人くらいなものなのだが。 普段は厳しく対応する「問題児認定」メイドにもやけに優しくしているせいか、彼女らには不審に見られていたり。
誰も居ない真っ暗なホールで、夜な夜な 淫らな音が漏れ聞こえる っふ… あン ぁぁん ぁ… っん… クチュクチュ クチュっ チュルチュ… グチョッ チュクチュク… ぅう! んっ …あっ ぁぁン イイっ っぁあーーーー… 雲の切れ間の僅かな月光に恍惚と照らされるその顔は この世のものではない青白さで、そしてこの館で見かける メイドや女執事の誰とも違うものだった。
179 :
三条 望 :05/01/25 22:24:42 ID:lp5YTzUS
某所での新年会を終え、酩酊した状態で医務室のベッドの上に横たわっている。
180 :
奥津 夕呼 :05/01/27 21:03:31 ID:VEADC0gt
「…マジで明日からこの格好かよ…」 部屋で一人、行儀悪く床に座り込んでふて腐れている。 新しいデザインの制服が支給されたのだが、優美さと華美を備えかねたそのデザインに センスが180度違う夕呼はお気に召さず、鏡の中の自分にガンを飛ばしては溜息をついていた。
182 :
赤城 冬果 :05/01/27 21:26:13 ID:VEADC0gt
「…………動かないで」 居間でボーセにブラッシングをしてやっている。 普通なら使用人のペットの世話はもっと慎ましくしなければならないが ボーセが御主人様「公認」のペットになったので、おおっぴらに世話出来るようになっていた。
186 :
奥津 夕呼 :05/01/27 21:41:49 ID:VEADC0gt
「あ、時間ヤベ」 ふと時計に目をやり、とうに休憩時間が過ぎていた事を思い出す。 そして夕呼は戸締まりの確認の為に部屋を飛び出していった。
187 :
会河紳一 :05/01/27 21:45:46 ID:/G71ZyuU
玄関ホールでこっちに向かって走っている夕呼に会う。 「おや、夕呼さん今晩は。駄目ですよ、そんな風に走っては、はしたない」 いつものように穏やかな笑みを浮かべながらそう言う。
188 :
奥津 夕呼 :05/01/27 21:55:20 ID:VEADC0gt
「おわっ」 廊下の先に会河の姿を見て、奇妙な声と共に駆け足が止まる。 「こ、こんばんわ、すいません急いでいるもので」 そう言いながら、廊下に面した窓の鍵を次々とチェックしていく。 何となく顔を正面から併せづらいので、忙しいフリをしてそっぽを向いて誤魔化しておく。
189 :
会河紳一 :05/01/27 21:58:08 ID:/G71ZyuU
「そうですか…すいません」 そう言って少し下がって夕呼の仕事ぶりをじっと見つめる。
190 :
奥津 夕呼 :05/01/27 22:04:27 ID:VEADC0gt
窓の鍵のチェックをしているが、会河に視線を注がれているのに気づく。 「…何かご用時でも?」 窓枠に手をかけたまま、首だけを向けて尋ねる。
191 :
会河紳一 :05/01/27 22:07:45 ID:/G71ZyuU
「いえ、特に用事は無いんですが…」 そう言った後、 「…おや、制服が変わったんですか…とてもよく似合っていますよ。」 そう言って夕呼に笑いかける。
192 :
奥津 夕呼 :05/01/27 22:14:07 ID:VEADC0gt
「…実はこういう格好嫌いなんですけどね」 会河の一言を聞いて、思わず不機嫌な気持ちを隠さずに話してしまう。 「まあ、これもお仕事の内ですから…」 いけないと分かっていても、お客の前で顔が憮然となってしまうのを押さえられず それを会河に見られないように窓の方に向き直り、手を伸ばして鍵をかける。
193 :
会河紳一 :05/01/27 22:16:14 ID:/G71ZyuU
「そうですか…でも、私は…」 そこで、そっと夕呼を後ろから抱きしめる。 「…今の夕呼さんはとても素敵ですよ…」と、耳元で囁く。
194 :
奥津 夕呼 :05/01/27 22:22:45 ID:VEADC0gt
「…お世辞ですか? そういうのも嫌い…なんですけど」 後ろから抱きしめられ、振り返らないまま、ぼそっと呟いた。 仕事の続きもある為、振り払おうかとも思ったが 「似合ってないのは、一番自分でわかってるしさ…」 敢えてそれをせず、そのまま言葉を続けた。
195 :
会河紳一 :05/01/27 22:31:17 ID:/G71ZyuU
抱き合ったまま、夕呼のせりふを聞いて一寸、苦笑した後真剣な顔で、 「夕呼さん…こっちを向いてください。」 そう言って夕呼としっかりと向き合う。 「私の目を見てください、私が上っ面のおべっかで貴女を褒めていると思いますか?」 そういったまま夕呼の顔に手を添えて目を逸らせないようにする。 「私は貴女が素敵だからそのまま、賞賛したのです。紳士は女性に嘘を吐きません。 それこそが紳士の矜持だからです。私を信じていただけないのであればどうぞ、黙って去って行ってください」 そう言って顔から手を離し、夕呼の次の行動を待つ。
196 :
奥津 夕呼 :05/01/27 22:52:52 ID:VEADC0gt
「…………あのさぁ」 会河の言葉を最後まで聞いてから、帽子を脱ぐようにヘッドドレスを取り 少し躊躇いながら言葉を紡ぐ。 「こういう事は言って良い事なのか分かんないけど…アタシはただここで雇われているだけで… アンタは…その…タダの客でさ……その…アレだ…抱きたいっていう事なら構わないけど 紳士なんて小難しい事言われてもアタシには何だか良く分からないんだ ロマンチックな事は苦手でさ…その…アンタが好きなのはメイドの私だろ? だめだよ、アタシ…元ヤンだし…さ…」 そこまで言ってから、持てあましたようにヘッドドレスを手の中でくるくると回し 「えーと……悪ぃ っごめん!」 そのまま、だっと廊下を走りだす。
197 :
会河紳一 :05/01/27 23:02:06 ID:/G71ZyuU
「待ってください!」 そう言って走って、夕呼の腕を掴んで言う。 「…まだ、私の返事をお話していません…」 そう言って、腕を掴んだまま話を始める 「私はこういう言い方しか出来ませんが…例え、メイドだろうと、やんごとなきご令嬢だろうと、 女性に敬意を持つのが紳士です。 それは、何であろうと私のその思いは変わりません… たしかに、美しい女性と肌を合わせるのは男子の本懐です。しかし…それ以上に重要なのは たとえ一夜の夢幻だったとしても、気持ちを通じ合わせるという事ではありませんか? 相手を事を慮らない行為にどれほどの意味があるでしょう… ですから、たとえなんであっても」 そこで軽くキスをしてしっかりと目を見つめたまま言う。 「貴女は素晴らしい女性です。それはまごう事ない真実です…」
198 :
小澤 美香 :05/01/27 23:08:55 ID:X17NTv6l
自室で黙々と机に向かっている。
199 :
奥津 夕呼 :05/01/27 23:21:53 ID:VEADC0gt
「……え、そ、そんなマジにならなくても…あ?…んむぅ…ん…」 キスの後、歯の浮くようなセリフを真正面から言われて、流石に顔が紅潮してくる。 ここまではっきりと言われた事なかったので、何も言い返せず暫くの間 顔を赤くしたままで握られた腕を解く事も出来ずに立ちつくしてしまう。 「……あ、アタシが素晴らしい、女性…なわけないじゃんかよ、ばばばばっかじゃねーの」 漸く気を取り戻し、会河に握られた手を振りほどくように力を込めるが、何故か力が入らなかった。 「離せ…よ…」 抵抗も弱々しく、相手の顔すらまともに見れず、そっぽを向いたままで懇願するように言う。
200 :
会河紳一 :05/01/27 23:25:01 ID:/G71ZyuU
「…申し訳ございません。」 そっと手を離す。 「…ですが…一つだけ忘れないように、自信を持ってください。 それだけで貴女はもっと輝ける。」 そう、はっきりとした確信を込めて言う。
厨房から頂戴した夕食の残り物をお盆に載せ、廊下を歩いている。 豪華な夜食に舌鼓を打つ予定なのだ。
202 :
奥津 夕呼 :05/01/27 23:39:47 ID:VEADC0gt
>>200 「…何言ってるかわかんねーよ…アタシ馬鹿だし…」
視線を合わせられぬまま、握られていた腕をさする。
照れ隠しのせいなのか、言葉がぶっきらぼうになるのを押さえられなかった。
ふと掴まれていた腕に視線を落とすと、先程頭から外したヘッドドレスを握りしめたままだった。
「アタシ、仕事あるから…」
そっと、それを頭に乗せる。
「………――」
会河に何か言おうとしたが、それは言葉にならなかった。
代わりにもっと顔が紅潮していき、慌てて顔を逸らすようにして、そのまま廊下を歩き始める。
203 :
小澤 美香 :05/01/27 23:42:40 ID:X17NTv6l
「う〜……だめだ……やっぱり、考えてどうにかなることじゃないや〜……」 緊張の糸が切れたかのように、ぐでんと机に突っ伏す。
204 :
会河紳一 :05/01/27 23:43:25 ID:/G71ZyuU
顔を真っ赤にして去っていく彼女を見て 「…嫌われてしまいましたかな…」 軽くため息をついて外を見ながらふと呟く 「…なかなか上手くいかないものですね…」 そう言いながら外を眺めている
205 :
里村 志保 :05/01/27 23:47:37 ID:wM4Ktile
「確かここに、切り餅の余りが…」 夕食の残り物は百舌鳥にあげてしまったので、自分のぶんの夜食を探している。 空き箱などが雑然と散乱する物置の中、黙々と。
206 :
小澤 美香 :05/01/27 23:50:47 ID:X17NTv6l
がたっと急に立ち上がると、必要そうな物を用意して、部屋を出る。 「……やっぱり、こういうことは先輩に聞くのが一番よね〜っと…… えーっと、志保さんとか瑞葉さんとか杏樹さんとか、いないかな〜……?」 小包を抱えつつ、そこそこ経験を積んでいるであろうメイドを探して廊下を歩く。
207 :
里村 志保 :05/01/27 23:57:09 ID:wM4Ktile
>>206 「砂糖醤油に、きな粉に〜♪ チョコでもいいし、餡子でも♪」
無事に切り餅を探し終えることができたので、厨房に戻ろうとする。
すると廊下で美香の姿が目に入った。
どうやら誰かを探しているらしい。
「美香さん、どうしました?」
208 :
小澤 美香 :05/01/27 23:59:48 ID:X17NTv6l
>>207 「あっ、志保さん、ちょうどよかった♪」
志保を見つけるや否や、小走りに彼女に近寄る。
「えっと……ちょっと相談したいことがあるんです。ちょっと来て下さい」
そう言うと、近くの休憩室目指して、志保の手を引っ張っていく。
美香にしては、珍しく行動的。
209 :
奥津 夕呼 :05/01/28 00:02:03 ID:4iPd/YIv
>>204 「…………」
会河と別れた後、顔を赤らめたままで、何かを堪えるように口をへの字型に結び戸締まりを確認していく。
ふと気づくと、バルコニーに出る為の大きなガラス戸に自分の姿が映っているのが見えた。
暗い窓に写して尚、赤い自分の顔が確認出来た。
「っっっっバカヤロー!!」
ゴッッッッ!
途端に怒りとも羞恥とも言えない何かが胸の中に込み上げ、気づくとガラス戸に拳を叩き込んでいた。
振り抜いたそのままのポーズで暫し俯いて固まる。
「……っふ」
短く息を吐き、少しすっきりした気分で顔をあげる。
そしてそのまま、何事もなかったように戸締まりを再開するが
ガラス戸に叩き込んだ手の甲は、後々シャワーを使用した時に少々しみるのであった。
210 :
里村 志保 :05/01/28 00:04:20 ID:2E4Rhh/h
>>208 「はい、なんでしょう?」
美香に言われるがまま休憩室へと向った。切り餅の袋は持ったままである。
しかし運良く休憩室でオーブントースターを発見。
コンセントを差し込み、電源を入れ――餅を焼き始めた。
「お正月の残り物ですけど、よかったらお夜食にでもどうぞ」
そう微笑みかけてソファに腰掛ける。
212 :
小澤 美香 :05/01/28 00:07:29 ID:X17NTv6l
>>210 「あっ、ありがとうございます」
そう笑顔で返すが……志保がソファに座ると、真剣そのものの目で彼女を見つめる。
「……えっと、こういうのあんまり得意じゃないんで、率直に聞きますけど……」
じぃぃっ――と志保の瞳を見つめつつ、話を切り出す。
「……志保さんは、どういう玩具で一番気持ちよくなれます?」
213 :
里村 志保 :05/01/28 00:16:48 ID:2E4Rhh/h
「は、はぁ……」 真剣な瞳でこちらを見詰めてくる美香。 そんな彼女の話を、焼き上がった餅をひと齧りしながら聞く。 直後、美香の口から発せられた大胆な言葉。危うく喉に餅が詰まりそうになってしまう。 「え、き、気持ちよく、ですか…… うーん」 お茶を啜り、舌に湿り気を与える。 突然そんなことを聞かれたものだから、正直緊張して口の中が乾いてしまったのだ。 「ちょ、ちょっと待って下さいね。頭の中を整理しますから」
応接間の掃除をしている。 「この前新年だと思ったら、もう一月がおしまい……なんかあっという間」 そんな事を言いつつ、てきぱきと部屋を片付ける。
215 :
小澤 美香 :05/01/28 00:22:42 ID:/sNEaxZU
>>213 「えっと……まあ、いきなりこんなこと聞いて失礼だとは思ってますけど……
そもそもですよ」
と、そこでコホンと一度咳払いする。
「私が手がけているのは電気制御系の玩具なんですけれど、やっぱり基盤レベルでの構造では
無理があるんですよね。いくら伝導効率を向上させてモーターの出力を上げても、やっぱり
最終的な『きもちよさ』というのは、個々の膣形状に違いがある以上統一的に扱えないわけで、
それなりの効果を求める場合……」
ちっとも待ってない美香。
立て板に水のごとく解説を始めるが、完全に趣味人の話題である。
216 :
若菜 チエ :05/01/28 00:32:08 ID:8sgJupSv
「うわ」 またもや(よりにもよって一番高価そうな)花瓶を落としそうになっている。 「ま、待ってちょっと落ちるな、こらっ…! うあー」 どうにか落とさないように努力するが結局、大きな音を響かせて割ってしまう。 「あ〜あ〜…。 またやっちゃったよ、もう超サイアク」
217 :
里村 志保 :05/01/28 00:33:08 ID:2E4Rhh/h
「確かにそうですよね… やっぱり使う人次第なのかしら。 それにどういう玩具って言っても、それぞれに長所があるわけですし。 そもそも夜伽の最中に使うのか、自分で自分を…慰めるのに使うのか……」 なんとか美香の話を理解しつつ、言葉を紡いでゆく。 「機械的な快感だけでは精神的なところまではカバーし切れませんものね」 自分の言ったことが、美香の言ったことと上手く噛み合っているかどうか心配になりながら。
218 :
葦名 由依 :05/01/28 00:36:06 ID:JMfKl5Xd
「……!」 仕事を片付けて機嫌良く歩いていたのだが、ふと廊下で立ち止まり、不意に顔をしかめる。 「何か、嫌な、予感が……」 もはや第六感と化してきている屋敷の破損物検知能力は、今夜も絶好調らしい。
219 :
小澤 美香 :05/01/28 00:40:35 ID:/sNEaxZU
>>217 「そぉなんですよ!」
志保の発言に力を得たのか、思わず身を乗り出す。
「やっぱり定型的で機械的な動きではやっぱりマンネリ……って言うんですか? 飽きが
きてしまうというか慣れてしまうというか、それなんで、玩具だけではカバーしきれないと
は思っているんですよ。でもかといってどういう要素が関係してその差に至るのか、とい
うことが私にはあまりよくわからない……というかまあ別の原因もあったりなかったり……
とまあそれはそれとして、参考のために志保さん、試作品のモニターしてみません?」
再び矢継ぎ早にセリフが飛び出していく。
220 :
若菜 チエ :05/01/28 00:46:01 ID:8sgJupSv
>>218 その場に屈み、とりあえず証拠隠滅の為ゴミ袋に破片を急いで入れていく。
「こうしとけばわかんないわかんない。あたしったら頭イイー♪」
袋を縛って厨房のポリバケツに放り込み、両手を叩きながら廊下を歩く。
「さ、暇になったし 今夜も瀬名と遊んでやろうじゃないの」
すると由依を見つけたので適当に声をかけて通り過ぎようとする。
「おつかれさまでーす。まだ仕事してんの?スゴイ頑張ってるねー」
221 :
里村 志保 :05/01/28 00:47:56 ID:2E4Rhh/h
>>219 「モ、モニターですか!? い、いいですけど…」
試作品のモニターはこれまでにも何度かあったことだったが、
どうも今回は美香のペースに圧倒されて何か気恥ずかしさのようなものが湧いてくる。
まるで、初めて試作品のモニターを受けるような。
「でも、その試作品の客層ってどういう人たちなんでしょう? 一般の販売用ですか?
それともお屋敷で使うような――あ、お屋敷で使うような、といってもいろいろありますよね。
飽きが来ないように夜伽に花を添えるようなものだったり、お仕置き用だったり……」
222 :
葦名 由依 :05/01/28 00:53:26 ID:JMfKl5Xd
>>220 「お疲れ様です、若菜さん。……私は執事ですから、仕事をするのは当たり前です」
礼儀正しく挨拶はするものの、何かが引っかかった。
「……」
少し考えて、はっと思い当たる。
「若菜さん、ちょっと伺いたいのですが」
通り過ぎようとしたチエに声をかけ、呼び止める。
「さっき私があちらの廊下を通り過ぎた時に……御主人様がわざわざ買い付けた花瓶が無くなっていました」
心なしか、少し声が低くなる。
「何処へ行ったのか、知りませんか?」
目つきが少し怖い。
223 :
小澤 美香 :05/01/28 00:53:27 ID:/sNEaxZU
>>221 >「モ、モニターですか!? い、いいですけど…」
この一言に、キラーン☆と目を光らせる。
「ああ、一般用ではなくて、言うなればお金持ちの特注品ですねぇ。
ほら、一般に売ってるものって、チャチな構造で数千円とかかかってるみたいですし」
などとにこやかに語りつつ、部屋から持ってきた包みを開く。
「今回は、私もあまりどういうのかわからない、っていうのもありますし、そんな凝ったのじゃないですよ。
志保さんはけっこうこういうことも慣れてるでしょうから、あまり刺激的じゃないと思いますよ〜」
などと言いつつ手に持ったのは縄。
すっくと立ち上がると、にこやかに志保の手を取る。
224 :
里村 志保 :05/01/28 00:59:55 ID:2E4Rhh/h
>>223 「な、縄!? 縄自体がそういう玩具になってるとか……って、そんなわけありませんよね。
あくまで気分を高めるためのオプションであって…」
などとぶつぶつ言って平静を装ってはいるが、頭の中は好奇心でいっぱいだった。
(どんな玩具が出てくるのかな…)
これから訪れるであろう未知の快楽にあれこれと期待を寄せながら、
美香にされるがまま黙って手首を縛られる。
225 :
若菜 チエ :05/01/28 01:05:45 ID:8sgJupSv
>>222 >何処へ行ったのか、知りませんか?
「しっ…知りません。ね。てゆーか、そんなんありましたっけ?」
少しうろたえてしまい言葉に詰まる。加えて由依をマトモに見られず視線を逸らす。
このままでは確実にバレると思い
「あぁーそうだ、他の誰かが割ったんじゃない?全員の名前まだよく知らないけど。
ほらあのお嬢っぽい女とか…他にもあのポワポワふわふわしてる奴とか割りそうじゃん。
そっち探して聞いてみなよ、ね? …それとも」
出任せを言って由依の肩を叩き、ぐっと顔を近づける。
「…ねえねえ、まさかまだ言いかがりつけようっていうんじゃないよねぇ。なら、それなりにこっちも虐め返しちゃうんだから」
226 :
小澤 美香 :05/01/28 01:06:50 ID:/sNEaxZU
>>224 「確かに、そういうのも考えましたけどね〜自動束縛する縄とか」
本気で考えたのかと。
「……えっと、そんなに期待されるとさすがに恥ずかしいんですけど……」
期待に胸を膨らませる顔をしている志保を見て、ちょっと困った顔をする。
「別にそんな凄いものじゃないですから、ほら」
と、小包から一本のバイブを取り出す。もちろん言ったとおり、少なくとも見た目は普通。
227 :
葦名 由依 :05/01/28 01:16:01 ID:JMfKl5Xd
>>225 「……」
視線をそらしたチエを見て、ふと散々叩き込まれた執事心得を思い出す。
(執事心得その17……人の目を見て話さない人間は信じきるな)
>ほらあのお嬢っぽい女とか…他にもあのポワポワふわふわしてる奴とか割りそうじゃん
「萩野さんは確かに物品破損は多いですが、きちんと申告します。杏樹さんはああ見えて、割と好成績です。
……少なくても、見えない所に落ちた欠片でさえ、しっかり拾ってしまう目ざとくて油断できない人です」
ポケットから直径4cmくらいの欠片を二つ取り出すと、じっとチエを見る。
>それなりにこっちも虐め返しちゃうんだから
「そうですか。ならこうしましょう。私はこの欠片と、おそらくは共用スペースのゴミ箱に捨てられているであろう花瓶の欠片を探します。
それで指紋でも取ってみましょう。それでもし、いつも綺麗に磨いてある花瓶から指紋が出たら……」
負けずにぐっと顔を近づける。
「地下室にでも行きましょうか。もし出てきた指紋があなたでなければ私は虐められても構いませんが、どうします?」
意地になっているせいか、冷静な口ぶりの割にはやけに態度が先行してしまっている。
228 :
里村 志保 :05/01/28 01:17:43 ID:2E4Rhh/h
>>226 「ええと… 普通のバイブですね。見る限り」
美香が取り出した淫具を凝視して言う。
「これのどこが凄いんですか? 普通のバイブを作るためにたくさんの開発費を使ったんじゃ、
御主人様や執事様、由依さんが黙ってないでしょう。
それにちゃんとしたものを作らないと、お客様の信用だって……」
眉を寄せ、少々俯き加減に淡々と話す。
「ねぇ、何か秘密が隠されているんでしょう? 使ってみましょうよ、とりあえず」
229 :
小澤 美香 :05/01/28 01:24:46 ID:/sNEaxZU
>>228 「(えーっと……なんというか……予想よりもスゴい人だなぁ志保さんって……)」
この雰囲気でこちらが気圧されようとは思っても見なかったらしい。
まあ、美香がここの空気にあまり馴染んでいないから、というのもあるが。
「確かに使いますけど、その前に……」
さすがにいきなりはマズイ、と思い、バイブを片手に持ったまま、
志保の足を押し広げると、下着越しに志保の秘所に手を触れる。
230 :
若菜 チエ :05/01/28 01:29:15 ID:8sgJupSv
>>227 なんとなく引くに引けなくなり言い返す。
「指紋? 取ってみればいいわ、どうせすぐには出来ないんだろうし。
それで、もしあたしの指紋が出ればどうにでも好きにどうぞ。地下室だろうがポリバケツだろうが、入ってやろうじゃない」
腰に手まで当てて言う始末。しまいには
「あの素敵な御主人様にそこでチエが可愛がってもらうのを、葦名さんは指でも咥えて見てればぁー?」
そんな挑発をして由依の胸を片手でぎゅっと掴む。
「『御主人様、由依にも触ってください…』って。フフ」
ニヤニヤ意地悪そうに笑う。
231 :
里村 志保 :05/01/28 01:40:57 ID:2E4Rhh/h
>>229 「ん…」
行為が始まり、生まれた刺激に小さく呻く。
そして前戯のスピードを上げようと、縛られた手首を下半身に。
「ぁ、あぁ… ん」
手をショーツの中に潜り込ませ、両手の人差し指で器用に自分の陰核を撫でた。
最初の期待もあってか秘所はすぐに潤い、媚肉壁から潤滑油が染み出してくる。
膣から溢れて流れ出た愛液が下着を濡らし、準備が十分だということを美香に伝えた。
「さ、どうぞ… 満足できなかったら、由依さんに言いつけますから」
上気した顔に、悪戯っぽい笑みを浮かべてみせる。
232 :
葦名 由依 :05/01/28 01:41:59 ID:JMfKl5Xd
>>230 「ええ、わかりました。では執事長様から指紋採取用の器具を借りて来る事にします」
こちらももう引くに引けないので、攻めの発言ばかりである……が。
>あの素敵な御主人様にそこでチエが可愛がってもらうのを、葦名さんは指でも咥えて見てればぁー?
>『御主人様、由依にも触ってください…』って。フフ
効果音で表すなら"ぷちん"……と音が鳴る。
「……………………さあ、行きましょうか」
だが、そこで切れないのが一年の修行の賜物。名無しの執事の部屋により、懇願して道具を貸してもらう。
なぜ名無しの執事がこんな物を持っているかは不明なのだが。
「まずはこれから調べてみましょうか」
チエの指紋を一通り取ってから、慎重に欠片を調べていく。
「これで私以外に……あれば」
苛立ちをかみ殺しながら、ややぎこちない手つきで調べる事数分。
「若菜さん。ちなみにこの花瓶、あなたの月給程度ならしばらくかかっても買えない代物ですが」
くるりとふりかえると、妙に黒いオーラを立ち上らせながら、片手にチエの指紋データ、片手に花瓶に残っていた指紋の結果を見せる。
「どうしましょうか?」
顔はあくまで微笑している。
233 :
小澤 美香 :05/01/28 01:50:18 ID:/sNEaxZU
>>231 「(うわ……さすがというかなんというか……)」
自分で弄っておいてなんだが、こういう面ではまだまだ志保の足元にも及ばないなぁと思ってしまう。
>「さ、どうぞ… 満足できなかったら、由依さんに言いつけますから」
「あ、あははは……由依さんも最近、私たちに対する視線が鋭くなってるような気が……」
さすがにそれは勘弁、と思いながら、バイブを志保の中に沈めていく。
「これもそんなに変わるものじゃないんですよ。
単に、本体部の形が色々変えられるようになったってだけで」
事も無げにそう言うと、手元のスイッチを入れてみる。
すると、本体部分が緩い螺旋を描くように動くと、そのまま回転を始める。
234 :
若菜 チエ :05/01/28 01:50:51 ID:8sgJupSv
態度は偉そうに、内心ドキドキしつつ待っているとあっさりバレる。 (まさかそんな早くはわからない……はず、じゃないの?) >指紋データ、片手に花瓶に残っていた指紋の〜 「!! なっ、何言ってんのよ知らないわよ! わかったあんた今捏造したわね、謝罪と賠償を(ry」 混乱して後半はやや意味不明な事を口走る。 「………う。わ…わかったわよう、『ここで』御仕置きでもなんでも好きにすればっ」 更に余計な事を言ってしまって完全に逆転。 自分で自分を追い込んでしまう。
235 :
葦名 由依 :05/01/28 02:00:59 ID:JMfKl5Xd
「ふふっ。いいですか若菜さん。御主人様、そして執事長様と私の前では嘘はついちゃいけないですよ?」 他の執事については豪快にスルーである。ついでに国外から聞こえてきそうな台詞も華麗にスルー。 >………う。わ…わかったわよう、『ここで』御仕置きでもなんでも好きにすればっ 「ここで?」 見回せば、ここは使用人の人通りも少なくない休憩室である。しかも、ドアも開けっ放しだ。 「……わかりました。では『ここで』お仕置きをしましょうか。それで今夜のことは不問にしておいてあげましょう」 平然と言うと、棚の影から箱を持ち出してくる。 「では若菜さん。まずは脱いでもらいましょうか」 あえてどこまで、と言わずに漠然と言う。 「御主人様の代理として、私がしっかり躾けてあげますからね」 背後からどす黒いオーラが垂れ流しっぱなし状態で、チエにお仕置き宣言をした。
236 :
若菜 チエ :05/01/28 02:08:00 ID:8sgJupSv
「……。むうー」 廊下で脱げと言われ、一瞬止まるがなぜか『引いたら負け』と頑固に思っているらしく メイド服の上半身をゆっくり脱いでいく。 (どうせ誰も来ないわよね) 胸まではだけたところで背後の壁にもたれ、短めのスカートを持ち上げる。 「…このくらいでいいの? や、やるなら早くしてよ…誰かきちゃうでしょ」 羞恥でどことなく表情や口調も弱々しくなってくる。
237 :
里村 志保 :05/01/28 02:08:48 ID:2E4Rhh/h
>>233 「あ、ん… んぅ」
膣内に生まれる心地よい圧迫感に、熱く息を吐く。
今まで何度も味わったごくありふれた質感、形状のものだったが――
「本体部の形が? ん… あぁっ、すごい、中で動いてる……
か、形が変わってるんですね。面白い、凄く気持ちいいですよ美香さん」
バイブの回転が螺旋状に膣壁を擦り上げ、厭らしい水音を立てていった。
「あっ、あぁ… 美香さん、由依さんにはちゃんと言っておきますね。
彼女はちゃんと仕事をするいいメイドです、って……ぁ、ん、はぁ……
ねぇ、どのくらい形を変えられるんですか? この種類だけじゃなくて、
もっと過激なものも作れば、お仕置き用としても販売できるんじゃない、かしら…」
快感の渦に理性が巻き込まれそうになりながらも、震える声で美香にアドバイスをする。
238 :
小澤 美香 :05/01/28 02:12:51 ID:/sNEaxZU
>>237 「細かいギミックなんで、強度を保たせるのに苦労したんですよ。
……ほら、こんな事をしても壊れたりしませんよ」
などと言ってるそばから、動いているバイブを前後左右に傾けて、膣壁に押し付ける。
>ねぇ、どのくらい形を変えられるんですか?
「ふっふっふ、もちろん試作品なんで、色々仕込んでみました。
例えば、蛇みたいにこうくねらせてみたりとか……」
そう言ってスイッチを切り替えると、今度はバイブが横方向にくねり始める。
240 :
葦名 由依 :05/01/28 02:16:51 ID:JMfKl5Xd
>>236 とりあえずは満足できるくらいまで脱いだチエを見て、ほとんど無意識に口が開く。
「本当に、男性に好かれそうな身体ですね。この身体で色々といい思いをしながら世の中を渡ってきたんですか?」
先程自分がされたように、チエの胸を揉む。しかも少し強めに。
>…このくらいでいいの? や、やるなら早くしてよ…誰かきちゃうでしょ?
「……。お仕置きをする相手に対して、言葉遣いがなっていませんよ、若菜さん」
あくまで冷静な声で言うと、箱から縄を取り出す。
「では、始めるとしましょうか」
手早くチエの両手首を縛り、腕を封じる。
次に箱からローターを取り出すと、何やら怪しい液体をたっぷり塗ってから、チエの下半身にそれを這わせていく。
「これはお仕置きなんですからね。少しくらい痛くても我慢してくださいよ」
ショーツをずらしてローターを侵入させると、スイッチを押して振動を強めていく。
「まさかこんな事で感じたりはしないでしょうけど……辛かったら四つん這いになってしまっても、構いませんから」
もうすっかりお仕置きモードに入ったのか、目が据わっている。
241 :
若菜 チエ :05/01/28 02:27:42 ID:8sgJupSv
>この身体で色々といい思いをしながら世の中を渡ってきたんですか 「意外におじさんみたいな事言うのね、あんた」 余計なツッコミを入れてしまったのが悪かったのか、乳房を強く揉まれる。 「きゃっ…。いっ…たぁい」 >少しくらい痛くても我慢してくださいよ 「痛い? 馬鹿じゃないの、そんなの楽勝……や、ぁ…あっ?」 ローターが秘裂に沈むのを見てより不安そうな顔になる。 スイッチが入ると目を閉じて、唇を噛む。 「んん…、あっ…あん! 何これ…やだ…、立てな…」 振動が最大に強くなるとさすがに耐えられず、両手を秘所のローターに沿えつつ、廊下にぺたんとへたり込む。
242 :
里村 志保 :05/01/28 02:33:28 ID:2E4Rhh/h
>>238 「あん、こんな… お腹が溶けちゃいますよう。
中で激しく動いて…… 何かえっちな生き物が身体の中にいるみたいです」
生き物と言うや否や、美香は本当に蛇のような動きをバイブにさせてみせた。
横にうねるバイブの奇妙で未知な動き。
子作りのための器官をこれだけ弄ばれて、まるで機械に屈してしまったかのような気分。
「お腹のなかが… お腹の中が… み、美香さん。これちょっと怖いかも知れません。
こんな感触初めてだから、気持ちよすぎて… あぁっ、すごいよぅ……」
快感のあまり身体を仰け反らせ、虚ろな目には天井が映る。
身を捩ったり、震わせたりするたび、その拍子にバイブがさらに動き、
新しい喜びを秘所と頭に焼付け――理性を突き崩していった。
243 :
葦名 由依 :05/01/28 02:36:14 ID:JMfKl5Xd
>>241 「ふふっ、そんな生意気な事言えるのも今のうちですよ?」
まだ反抗的な態度を垣間見せるチエに対して、ますます責めを強くする。
「その道具に塗ってあるのは、ちょっと特殊な薬だそうです。身体が熱くなるそうですよ?」
少しだけ振動を弱めると、チエが手を動かせないのをいい事に、乳房を後ろから揉み解し、刺激する。
尖り始めた先端を強くつまみ、耳元で冷たく言う。
「こういうのも気持ち良くなっちゃうかもしれませんね。……これじゃお仕置きじゃないみたい」
くすりと笑い、さらに責め立てながら、続ける。
「ほら、人が通ったらこんなはしたない姿見られちゃいますよ? お客様に見られたらどうしましょうか?」
そんな風に、最近覚えた言葉責めを試しつつ、そのまましばらくしてから。
「若菜さん、どうしましょうか?」
あくまでいつもの口調で、聞いてみる。
「私に向かって……一言素直に、『ごめんなさい、次は気をつけます』って言えますか?」
ローターの振動を強めたり弱めたりして調節しつつ、問いかける。
「ちゃんと謝れたら、最後までしてあげますけど」
言いながら、ローターをショーツ越しに強く押し込める。
244 :
小澤 美香 :05/01/28 02:41:25 ID:/sNEaxZU
>>242 「でしょう? 私も試してみたら……っと、えっと、なんでもないです……」
悶え喜ぶ志保を見て、危うく自分の痴態を告白しかけるが、寸前で気がついて言葉を濁す。
>こんな感触初めてだから、気持ちよすぎて… あぁっ、すごいよぅ……
「やっぱり、こういう有機的な動きって、違うものなんですかね?
……志保さん? 聞いてます、志保さん?」
ふと、志保の目が虚ろになってきたのに気がつき、ちょっと怖くなって思わずバイブを止める。
245 :
里村 志保 :05/01/28 02:51:07 ID:2E4Rhh/h
>>244 あまりの気持ちよさに中空に視線を放り投げたまま、大きく肩で息をしている。
バイブが止められたのにも気付かず、ただ放心していた。
その後も膣内に残っているバイブの形状だけで感じてしまい、反射的に膣が締まる。
膣が締まるとバイブを締め付けることになってしまい、余計にその卑猥な形状を感じてしまう。
その残酷な繰り返しで、しばらく身体を劣情の虜にさせていた。
「お、お願い美香さん。抜いて、早く……」
「……」
バイブを抜き取ってもらうとようやく悦楽から解放される。
何度も達した疲労のため、酸素を求めて肩を大きく上下させていた。
246 :
若菜 チエ :05/01/28 02:52:11 ID:8sgJupSv
由依の細い指で体を触られるがどことなく物足りず、もどかしい感じで 却って興奮を高めてしまう。 「だめ…だって、見られたら恥ずかしくて死んじゃう……ん、あっ」 彼女の腕を掴んで尚も悶える。 >若菜さん、どうしましょうか? 「え……何よっ、まだ何かさせるつもり…なの、…はぁっ、…あっ、あぁんっ……」 秘所で蠢いているローターにいいようにされながら、由依の言葉を聞き 考える間もなく涙目で言い返す。 「…ごめんなさい、次は…っ、気をつけますぅ…」 差し込まれたローターを挟み込むようにして、自分で勝手に太股をくっつけ摺り寄せようとする。
247 :
小澤 美香 :05/01/28 02:55:36 ID:/sNEaxZU
>>245 「え、えぇっと……」
とりあえず、満身創痍な志保を前に、思わず思考が停止してしまう。
しばらくして、ようやくハッと気がつくと、慌てて部屋を出て、片付け用にタオルを数枚持って来る。
「あの……志保さん、大丈夫……ですか?
私、ちょっと調子に乗っちゃって……その……」
自分の『作品』が褒められて、喜び勇んで弄っていたが、そもそも他人の体という事を忘れていたらしい。
248 :
葦名 由依 :05/01/28 03:01:16 ID:JMfKl5Xd
>>246 「恥ずかしくて死んじゃいますか? このくらいで恥ずかしがっていてはここでやっていけませんよ?」
自分の事は棚に上げっぱなしである。そして。
>ごめんなさい、次は…っ、気をつけますぅ…
「……わかりました。若菜さん、もう割らないでくださいね?」
確認するように言うと、ローターの振動を最大にして、彼女を高みへと導く。
片手で胸を揉み、先端を指で挟んで強く刺激しながら。
「……さて」
少し経って、ようやくお互いに落ち着いてくる。そうすると、まだ脱力気味のチエに向かってこう言うのだった。
「次に何かやったら、今度は痛い思いをすることになると思いますよ?
……わかったら、まずは自分が汚した床を綺麗にしてから、すぐに寝て明日に備える事。わかりましたか?」
彼女の返事を待たずに、踵を返して自室へと戻るのだった。
249 :
里村 志保 :05/01/28 03:10:38 ID:2E4Rhh/h
>>247 「ん、大丈夫ですよ。お気になさらず。だってこんなのほとんど毎晩ですから慣れてます。
御主人様や上手なお客様の夜伽をしたら……ね、毎回ですから」
自嘲気味に笑い、心配してくれる美香を抱いて彼女の頭を撫でてやる。
だがどこか手が不自由だ。
「あ」
ようやく、ここで自分の手が縛られたままだったということに気付く。
「すみません、解いて下さい。……でもほんとに美香さんって凄いですよ。
こんなの私にはできないですもん。人に簡単に真似できない長所って凄いと思います。
…だから、ね。気にしないで。自信を持ちましょう!」
愛液まみれでぬらりと光るソファを、タオルで拭き始める。
後片付けの始まりである。
250 :
若菜 チエ :05/01/28 03:14:23 ID:8sgJupSv
振動を最大にされ、弄られ続けて遂に達する。 いつのまにか捲り上げていたエプロンの裾を口に咥え、声が出ないようにしている。 「ん、ふぅ…。…んんっ、ん、んー…!」 達する瞬間、首を横に振ったりして必死で快感に耐える。 「はー……っ」 脱力して半裸で壁にもたれていると、 >次に何かやったら、今度は痛い思いをすることになると思いますよ? などと言われたが達した直後で聞こえておらず、生返事のみ返す。 「はぁ…はぁ…。もうっ、しつこいなあ、わかったってば…」 由依を追い払いふらつきながら立ち上がり、自室へどうにか戻ろうとする。が、 「ああー! あーん御主人様ぁ、聞いてください葦名さんったらいきなりひどいんだから。あのね……」 主人に偶然出会い、花瓶の事は言わずに自分に都合のいいように告げ口などしたりしてしまう。
251 :
小澤 美香 :05/01/28 03:18:31 ID:/sNEaxZU
>>249 >すみません、解いて下さい。
「……えっ?! あっ、あああっ! すいません!」
ようやく自分で縛った事を思い出し、慌てて志保の手の戒めを解く。
>こんなの私にはできないですもん。
「あははは……まあ、確かにこういうのが好きな子って、少ないですけど……」
志保の片付けを手伝いながら、苦笑いを浮かべる。
学校でも、男女比率が大きく負けていたこともあり、多少引け目に感じていた部分もあるが、
彼女にそう言ってもらえると、美香としてもありがたく思う。
「わかりました。自信を持ちます!
……ということで、また何かあったらお願いしますね、志保さん」
252 :
葦名 由依 :05/01/28 03:21:07 ID:JMfKl5Xd
自室に戻り、熱いシャワーを浴びて一息つく。 「ふぅ。お仕置きって、あんな感じでいいのかな」 主人のお仕置きを直接見たことがほとんどないせいか、今ひとつ"正しいお仕置き"がよくわからない。 今度志保に聞いてみようか、などと思ったりする。 「でも……」 きゅっと自分の体を抱いて、俯く。 「だめ……。なんで、さっきから私までこんなに興奮しちゃうかな」 体の奥に、火が点ったような感覚。体の奥にいる本能が、報告がてら主人の部屋に行けとけしかける。 「今日はだめ。私ばっかり御主人様にしてもらったら……何か、執事じゃないみたいじゃない」 そう言いながら、ベッドに身体を預ける。 「だめ……だめなのに……っ」 結局、そのままでは身体は収まらないのだった。
253 :
椿 杏樹 :05/01/28 03:23:23 ID:8sgJupSv
自室で奏と電話をしている。 「ええ…うん、でもやっぱり元気でいるようなら何よりですよ〜。 …毎日寒いけど体には気をつけてね。ではではねー」 電話を切るとパジャマに着替えてベッドに潜る。 「…あれ?」 布団の中にいるやわらかい固まりを抱き上げると、瑞葉の猫のセナである。 「どうしちゃったのー。ふふっ。……しょうがないなぁ、今日は私と一緒に寝ましょうか」 セナを胸に抱き眠りにつく。
254 :
里村 志保 :05/01/28 03:30:55 ID:2E4Rhh/h
>>251 >……ということで、また何かあったらお願いしますね、志保さん」
「ええ、何かあったら遠慮なく言ってください。お力添えをさせて戴きます」
そうして着衣の乱れを軽く直し、後片付けの続きを始めた。
全て片付け終えると、また改めて件のバイブを手にとってみた。
美香から操作方法を教わって、自分でも上手く動かせるようにするのだ。
「もうこんな時間に休憩室に入ってくる人なんていないと思うけど……
もし誰か入ってきたら、その人にも試してみましょうか――」
などと談笑しつつ。
255 :
萩野 瑞葉 :05/01/29 00:13:43 ID:+7M+5l6F
厨房のテーブルに調理のテキストを広げたままで、うたたねしている。 「すぅ……すぅ……」
257 :
萩野 瑞葉 :05/01/29 00:41:37 ID:+7M+5l6F
「……くしゅん……っ」 小さくクシャミをして目を覚ますと、少し寝ぼけた顔できょろきょろ辺りを見回す。
執務室のパソコンの画面に見入っていた。 監視カメラ――いや、隠しカメラで録画した動画である。映っているのは休憩室。 「ん、あれは小澤美香… ほぉ…… 新型バイブか。面白い。 さっそく雫様に報告して、うちの屋敷でも開発に取り掛かるとするか」
259 :
萩野 瑞葉 :05/01/29 00:54:25 ID:+7M+5l6F
頬に本のページ後がついているのをみて、慌てて顔を洗いに行く。
百舌鳥からの連絡を受け、折り返し彼に電話をかけようとしている。 しかしその際、番号を間違ってしまったことには全く気付いていない。 「ったく、遅いわねぇ。何をやっているのかしら?」 実際に呼び出し音が響いているのは百舌鳥の携帯ではなく、名無し屋敷の電話であった。
261 :
萩野 瑞葉 :05/01/29 01:05:02 ID:+7M+5l6F
「!!」 ふと電話が鳴っているのに気付いて、慌ててとりに行く。 「はい、お待たせいたしました。名無し家です……」
>>261 「何やってるの全く。遅い! いい加減にしないと掘るわよ百舌鳥?
――それで新型のバイブはもちろん、
もっと鮮明な画像とか、設計図とかは手に入れてくるんでしょうね?
監視カメラの映像を拡大しただけじゃよくわからないわ」
電話に出たのが瑞葉だということには気付かない。
263 :
萩野 瑞葉 :05/01/29 01:15:04 ID:+7M+5l6F
「も、申し訳ありませ……え、百舌鳥さん?」 相手が雫だと分かって恐縮するが、本来相手をすべきなのが百舌鳥らしいと気付く。 「あ、あの雫様……百舌鳥さんに御用でしたら、少しお待ちいただけますかしら? ただいま呼んで参りますから。ええと、ご用件は新型バイ……!?」 メモを取りかけて固まってしまう。
「あれ、ちょっとどうしてあなたが百舌鳥の携帯に出ているの? どうせ卑猥なことでもしてたんでしょう。まったく嫌だわ…… うちの執事に手を出すなんて、なんて淫乱なのかしら萩野さんって。 ふふ、まぁいいわ。ねぇ、一体どんなことをしてたの? 聞かせて萩野さん」 瑞葉の言っていることは大して頭に入っていないようである。
265 :
萩野 瑞葉 :05/01/29 01:27:37 ID:+7M+5l6F
「ちっ、違います!! 雫様、番号をお間違えなんですわ! これは名無し家の外線で……え? やっ、じ、手を出すなんて、とんでもありませんわ!!」 顔を真っ赤にして必死に説明する。 「と、とにかく百舌鳥さんを呼んで参りますから、少しお待ち下さい」 そう言って受話器を放そうとする。
「何を言ってるの? 私が番号を間違えるはずがないじゃない。 イキすぎで頭が混乱してるのかしら? それはそうと、うちの執事はよく仕込まれてるでしょう? 変態の萩野さんでも十分に満足できるはずよ。キスの仕方から腰遣いまで、いろいろね」 受話器の向こうで微かな音がし、瑞葉の声が遠ざかってゆくのには都合よく気付く。 「あっ、待ちなさい萩野さん! 私の話は途中よ! なんて礼儀知らずなメイドなのかしら。 今度会ったら覚えていらっしゃい、泣こうが喚こうが決してやめてあげないんだから。 ま、それはそうと―― もしもし… 萩野さん、聞いてる〜?」
267 :
萩野 瑞葉 :05/01/29 01:43:37 ID:+7M+5l6F
抗議にもかかわらず、卑猥なことを一方的に言ってくる雫に耐えかねて、百舌鳥を呼びに行く。 「あの、百舌鳥さん……雫様が、御屋敷のお電話の方にかけていらしてますわ。 なんだか、新しい、その……ば、バイ……ブ……の件が、云々と」 バイブというところだけは、思い切り小さな声になって、とりあえず用件を伝える。 「出来れば、私と百舌鳥さんが何でもなかったこと、説明していただけましかしら?」 困ったような顔で頼み込む。 「雫様が誤解なさってるようなんです」
「はぁ?」 状況が飲み込めず、顔を顰めながら瑞葉の説明を聞く。 「そ、そうかい…… ありがとう。さぞ迷惑だっただろう。うん、わかるよ、その気持ち」 項垂れながら瑞葉の手を握り、彼女の肩をポンと叩く。 そして。 「何やってんすか雫様。ここって名無し屋敷の電話ですよ?」 呆れと緊張が入り混じった声で電話に出る。 しかし――通話はぷつんと途切れた。 「……あ、切れた」 苦虫を噛み潰したような顔で瑞葉のほうを向き、「切れたみたい」とだけ報告する。 腹の奥から、溜息が出た。
>>268 名前欄:× 綾峰 雫@他の屋敷の女主人
名前欄:○ 百舌鳥 洋介
270 :
萩野 瑞葉 :05/01/29 02:03:19 ID:+7M+5l6F
>あ、切れた 百舌鳥の言葉を聞いて、大きくため息をつく。 それが百舌鳥のため息とタイミングがバッチリあったため、 顔を見合わせて苦笑する。 「ごめんなさい。なんだか混乱させてしまいまして…… また今度、私からも雫様に説明しますから。ではおやすみなさいませ」 丁寧に深く頭を下げると、その場を去っていく。
272 :
士狼 :05/01/29 22:33:30 ID:FMbr97uV
凍えるような寒さの中、黒いスーツを来た青年が白い息を吐きながらお屋敷の庭を歩いている。 忍び込んで来ている筈なのに、辺りを窺うような様子も無く、堂々とお屋敷の裏口の扉に手を触れる。 キィ… そっと力を込めると、あっけなく扉は開き、士狼は顔を顰める。 「不用心だね、まったく。まあ楽でいいけど…」 そう呟いてから、悠々とお屋敷の中へ侵入して行く。
273 :
香山 絵理 :05/01/29 22:47:00 ID:zWuuxqil
「つめたーい」 デリケートなレースの下着を手洗いするため蛇口をひねって出てきた冷水に 手を引っ込めてしまう。 ふと、何か気になって洗濯室のドアを見るとすりガラス越しに人影が見える。 [誰か、お風呂でも行くのかな?]
274 :
士狼 :05/01/29 22:55:42 ID:FMbr97uV
士狼は悴んだ手を暖めようと、お湯の出る洗面所を探していた。 歩いている内に一つの扉のプレートを見て足を止める。 「洗濯室…ここかな?」 しかし、士狼は誰かのいる気配がして中に入るのを躊躇った。
275 :
香山 絵理 :05/01/29 23:00:35 ID:zWuuxqil
>>274 ドアの前の影が一向に動く気配がないことに小首をかしげる。
(・・・お客様かな?それとも、御主人様?)
とにかく、確認してみようとドアを開けると、そこにはスーツ姿の見知らぬ
若い男性がこちらを向いて立っていた。
(お客様みたいね)
「あら、こんばんは。
洗濯室に何か御用ですか?」
276 :
士狼 :05/01/29 23:08:21 ID:FMbr97uV
「ああ、ちょっと外に居たら悴んじゃってさ、手を暖めたいんだ。」 あくまで軽く、年相応の口調で喋り、侵入者だという事を悟らせぬように演技する士狼。 ついでに手を擦るようなゼスチャーもしてみせる。
277 :
香山 絵理 :05/01/29 23:13:51 ID:zWuuxqil
>>276 今日の来客に若い男性はいなかったということはすっかり頭から抜け落ちており
侵入者を来客として対応する。
「外は寒いですもんね、ちょっとお待ちくださいお湯を出しますね。」
侵入者に背を向けると混合栓のカランを操作して、温かいお湯が蛇口から出るように
している。
「お客様、こちらで手を温めてくださいね」
278 :
士狼 :05/01/29 23:27:02 ID:FMbr97uV
士狼はメイドが後ろを向いた隙に、そっと洗濯室の扉を閉め鍵をかける。 ボイラーの音が響く中で、それはメイドの耳には届かなかったようだった。 「ありがとうメイドさん、でもね…」 士狼は隣まで歩いていくとそっと、目の前の若い、名も知らないメイドの手を取った。 悴んだ手にじんわりとメイドの手の温もりが伝わって来る。 反対に、メイドの手には士狼の冷え切った感触が伝わっているだろう。 「こうやって暖めて貰った方が嬉しいかもね。ふふ」
279 :
香山 絵理 :05/01/29 23:31:47 ID:zWuuxqil
>>278 背中からの気配が近づくと、侵入者に手を取られる。
侵入者の手の冷たさから屋外の寒さを想像する。
「あら、お客様の手すごく冷たい……
寒かったんですね、私の手でよければ暖めさせていただきますよ」
そういって、侵入者の手を握り返す。
280 :
士狼 :05/01/29 23:38:22 ID:FMbr97uV
そっと握り返されて、その柔らかな感触に士狼がふっと笑みを零す。 「ありがとう、すっごく暖かいよ。」 そういえば、と付け足して 「メイドさん随分若いけど、ボクと同い年くらいかな。良かったらお名前教えてくれない?」
281 :
柏葉 瀬名 :05/01/29 23:40:29 ID:5X7IWSc5
みかさに手作りチョコレートの作り方を教えている。 「一度溶かしたら、かき混ぜながら少し温度を下げるんですよ。そしたら食ったときに滑らかになるし、固まりやすくなる」 温度計の温度を見つつ実演。とろけたチョコレートの入っているボウルの中身を見せる。 「こんな感じです。どうぞ、やってみて」
282 :
香山 絵理 :05/01/29 23:43:02 ID:zWuuxqil
>>280 侵入者が笑みを零したことで、絵理も安心して微笑み返す。
「お役に立ててうれしいです」
>メイドさん随分若いけど、ボクと同い年くらいかな。良かったらお名前教えてくれない?
歳と名前を問われて素直に
「私ですか、こうやまえりと申します。歳はもうすぐ17歳になります。」
まだ冷たい侵入者の手を温めるためさすりながら答える。
283 :
萩野 瑞葉 :05/01/29 23:53:03 ID:LkxNvOUR
チョコレートの試作をしようと厨房へ行ったのだが 中で何やら瀬名とみかさが一緒に作業をしていたので 何事もなかったかのように戸口を通り過ぎる。 (がまんがまん……がまんですわ……)
284 :
士狼 :05/01/29 23:59:13 ID:FMbr97uV
>>282 「そっか絵理さんね。覚えておくよ。ボクはしろうって言うんだ。」
士狼はそこまで言ってから、絵理にさすられている手を差し上げ
目の前で軽く握ったり開いたりしてみせる。
「…うん、もう大分暖まったみたいだ。ありがとう絵理さん
ついでにもう一つ、暖めて欲しいものが有るんだけど…」
途端に士狼の目つきが変わり、素早く懐から何かを取り出してパチンと広げ、絵理の手の上に乗せる。
ひんやりとした金属の感触のするそれは、凶悪な刃のついたナイフだった。
勿論、絵理の手に傷が付かぬように柄の部分を持たせたのだが
―――相手がナイフを見てあっけに取られている内に、士狼は素早く懐から更に二本のナイフを取り出すと
目にも止まらぬ速さでナイフを持たせていない方の手首の布地と
スカートの端の布地を洗濯室の壁に縫いつけるようにして拘束してしまう。
そして、呆然としている相手から、手に残った一本のナイフそっと取り返し、ゆっくりと首に突き付ける。
「動かないでね、声も出しちゃダメ。分かった?」
目つきは変わっているが、相変わらず士狼の口元は微笑みを浮かべていた。
285 :
柏葉 瀬名 :05/01/30 00:03:53 ID:5X7IWSc5
「それくらいなら部屋でも十分に固まるから、持って戻っても大丈夫ですよ。おやすみなさい」
みかさが出て行くと使っていた器具を洗い、片付け始める。
しばらく黙って洗っていたが背後で気配がしたので振り返る。
>>283 「あれ。瑞葉」
通り過ぎようとする見慣れた長い髪の毛を目にし、呼び止める。
「もう終わったし、もし用事あるなら入ってもいいよ。……あ、そうだ。折角だしいいものあげようか」
286 :
萩野 瑞葉 :05/01/30 00:06:59 ID:LkxNvOUR
>>285 呼び止められて、ビクっとして立ち止まる。
「え、ええと……こんばんは……」
妙にギコチない感じで振り返ると、今更な返事をする。
>折角だしいいものあげようか
おずおずと厨房に入りながらも、誰かに見られはしないかとキョロキョロしていると
そんなことを言われて、つい首を傾げながら瀬名に近づく。
「? なんですかしら……」
287 :
香山 絵理 :05/01/30 00:08:01 ID:/espfmpm
>>284 「ハイ、しろう様ですね」
手もぬくもってきたようで、手を離した士狼が暖めて欲しいものがあると言うや
否や、絵理の手のひらにナイフを乗せる。
「え?ナイフ・・・・・・」
何が起こったのかわからず、唖然としていると壁にナイフで拘束されてしまう。
「キャ・・・・・・」
声を出そうとしたその時ナイフが首に突きつけられ、声が出せなくなる。
目を見開き、小刻みに体が震え、唇は半ば開いたままパクパクと動いている。
288 :
柏葉 瀬名 :05/01/30 00:18:39 ID:sy7XRA2o
>>286 「えーと」
椅子に座らせると、冷蔵庫からトレイに乗ったチョコレートケーキを取り出す。
菓子職人だから当然なのだが、かかっているチョコといい飾りといいやたら美しく作られている。
「メイドのみんな最近チョコレートばっかり作ってるようだから、そんなに食べたかったのかと思って。
どう? すごいだろ」
連日の晩餐会準備などでの忙しさで、バレンタインの事が頭からすっかり消えている。
「これだけあれば、みんなも満足するよ絶対。 あ」
1人分皿に取り分けようとする途中で、ケーキを取り落としそうになり咄嗟に掴んでしまったせいで
指がチョコまみれになる。
「! うわ……」
289 :
萩野 瑞葉 :05/01/30 00:23:11 ID:5i1FC/NK
>>288 あわよくば、チョコを受け渡しする隠し場所などの相談でも出来れば、と思っていた矢先
瀬名特性の豪勢なチョコレートケーキを見せられて、意気消沈してしまう。
「はぁ……」
と、瀬名が取り分けに珍しく失敗して指を汚してしまう。
「あっ……」
指の汚れに顔をしかめている瀬名の顔を見て、その手をとると
咄嗟に指を口に含んで綺麗にし始める。
「んむ……ちゅぷ、ん、甘くて美味しいですわ……」
やはり悔しさもあるのか、少し寂しそうな目を向けながら。
290 :
士狼 :05/01/30 00:26:18 ID:QA4r3Duc
>>287 「ふふ、そうそう。言う事を聞いてくれてれば……アレ?」
士狼は相手が恐怖に竦んでいるのを見て、満足そうに笑ったのだが
壁に縫いつけた時に手元が狂ったのか、微かに絵理の腕から血が出ているのに気づく。
「ああ、ごめん! 傷つけるつもりは無かったんだけど
…まだちょっと手が悴んでたみたいだ。本当にごめんね。」
それは本当に小さな傷だったが、士狼は急に真剣な表情になり、絵理の傷ついた腕に顔を近づけて観察する。
「…バイキンが入るといけないからね。こうしよう。」
そう言うなり、口を付けて傷口を吸い始める。
「ん…染みる?もちょっと我慢してね。」
最後に垂れた血の跡を舐め取り。ふう、と吐息をついて口を離す士狼。
口元に絵理の血がついて、黒いスーツのその立ち姿は、まるで吸血鬼のような出で立ちになっている。
「ふふふ、絵理さんの血。美味しかったよ。ドラキュラの気分がちょっと分かっちゃった。」
士狼は不気味な事を言うと、身動きの取れぬ絵理の腰に手を当てそっと呟く。
「今度は失敗しないように、こっちで手を暖めて貰いたいな。ふふふ」
291 :
香山 絵理 :05/01/30 00:32:15 ID:/espfmpm
>>290 ナイフの恐怖に支配され気付かなかったのだが、腕をナイフの刃がかすめ
血が滴っている。
士狼はその血を謝りながら、傷口を吸い治療(?)しようとしている。
腕に触れる唇の感覚も恐怖に感じ、足も震え始めてくる。
(た、助けて・・・誰か、助けて・・・)
292 :
柏葉 瀬名 :05/01/30 00:37:56 ID:sy7XRA2o
>>289 >咄嗟に指を口に含んで綺麗にし始める
「えっ。ちょっと…やめろよ、くすぐったいから」
少し恥ずかしそうな、弱ったような表情で瑞葉を嗜める。
「(人に見られたらまた叱られるよ)」
カメラが音を拾わないように小声で囁くが、瑞葉の耳元に近づきすぎたせいで息がかかったりする。
「…お屋敷も最近は色々厳しいから…多少は我慢しないと。でないとまた状況が悪くなる」
舐め取られた残りのチョコをふき取り、手を組んで考え込む。
「使用人同士は仕事以外で余計な関わりを持つべきじゃない、って」
293 :
士狼 :05/01/30 00:41:24 ID:QA4r3Duc
>>291 「脅えてるね…? 絵理さん、凄く…その表情可愛いよ。」
士狼はまんまサディストのセリフを吐くと、微かに血糊のついた自分の唇で容赦なく絵理の唇を奪う。
貪るようなキスをしながら、手は絵理の衣服を緩めていき
次第に辛うじて縫い止められている部分だけが絵理の体に引っかかったように形になる。
士狼はあられもない半裸になった絵理の体を、まるでパーツを一つ一つ確かめるようにそっと
手でなぞっていく。
絵理の肌に、ひやりとした士狼の手の感触が芯まで食い込んでいく。
294 :
萩野 瑞葉 :05/01/30 00:43:15 ID:5i1FC/NK
>>292 >人に見られたらまた叱られるよ
「んっ……」
耳にかかった息に、心地よさそうな声を漏らす。
>使用人同士は仕事以外で余計な関わりを持つべきじゃないって
「そうですけれど……でしたら」
何を思ったのか、スッと手を伸ばして、瀬名が掴んで形が崩れてしまったケーキを床に落とす。
(ごめんなさい、でも……)
そしてじっと瀬名の方を見つめると、やがて口をひらく。
「床を……汚してしまいましたわ。それに、瀬名様が一所懸命作ったケーキも台無し。
やっぱり厨房を任されている方に、お仕置きされてしまいますかしら?」
295 :
香山 絵理 :05/01/30 00:50:16 ID:/espfmpm
>>293 >「脅えてるね…? 絵理さん、凄く…その表情可愛いよ。」
徐々に落ち着きを取り戻し士狼に言い返そうと唇を開いたところで、
自分の血がついた唇が重ねあわされる。
「あぅ・・・ぐ・・・」
メイド服が少しずつ剥ぎ取られ、ナイフで捕らえられたごく一部と下着だけの
体を士狼の目にさらしてしまう。
白い肌を冷たい手が這い回ると恐怖と悔しさで涙が零れ落ちていく。
296 :
柏葉 瀬名 :05/01/30 00:59:26 ID:sy7XRA2o
>>294 >やっぱり厨房を任されている方に、お仕置き
「『御仕置き』って…。そ、そういう問題じゃなくて、あのさ…。うーん…」
頭に手をやりつつ視線を床に向けてしばし考える。どうしてそんな事をしたのかはわかってしまっているので
数秒悩んだ後
「…わざとやったのなら、御仕置き……?になるかな」
結局彼女には勝てないらしく苦笑して受け入れ、黙って自分の座っている椅子のほうへ手招きして瑞葉を呼び寄せる。
「ったく、しょうがないなあ。人が我慢しようとすればこうなんだから」
上に乗らせて、抱きつくような格好にさせると瑞葉の髪を撫でる。
そして額と頬にキスを落とす。
297 :
萩野 瑞葉 :05/01/30 01:04:20 ID:5i1FC/NK
>>296 手招きされると、どこかホッとしたように、強く抱きつく。
>ったく、しょうがないなあ。人が我慢しようとすればこうなんだから
「だって……だって、だって……」
甘えるような、泣いているような声で呟いて、瀬名の背に回した手に更に力を込める。
「……お仕置き、ですから。思いっきり激しくて大丈夫ですわ」
目を閉じてキスを受け容れながら言う。
「痛くても、恥ずかしくても、我慢できます」
そして瀬名の手を胸に導いて強く押し付ける。
298 :
士狼 :05/01/30 01:04:23 ID:QA4r3Duc
>>295 「うふふ…このお屋敷のメイドさんは素晴らしい人ばっかりだね。
アイツが帰ってこないのが良く分かるよ。」
中腰になっていた士狼は、上から零れてきた絵理の涙を見あげながら言った。
まるで泣く姿を見るのが楽しくてしょうがない、といった口ぶりだ。
「さてと…今から楽しませて貰うよ。」
士狼が絵理のショーツの端にナイフを宛い、ピッ ピッと両端を弾くと
掴まる力を失った布地ははらりと地面に落ちていく。
「…綺麗だね。嬉しいよ絵理さん。」
士狼はナイフの刃をしまうと、露わになった絵理の割れ目にそって
金属のフレームをバイオリンの弦のようにすりすりと押し当てていく。
「冷たい? でもちょっと我慢しててね。…そのうち良くなってくるから。ふふ」
更に手で秘所を押し広げ、絵理の熱を金属で相殺させるように擦りつけていく。
299 :
香山 絵理 :05/01/30 01:12:19 ID:/espfmpm
>>298 (アイツ?誰のこと?)
士狼が言う人物に覚えのない絵理は屋敷にずっといる人物を思い浮かべるが
こんなひどいことをするような人物が思い浮かばない。
ショーツが絵理の身から離れていくと、そこへ冷たいナイフが押し当てられる。
もちろん、刃ではないのだが下を向く事が出来ず恐怖がピークに達し、ちょろちょろと
小水が漏れ出し、ナイフと士狼の手を濡らし足元に水溜りを作っていく。l
300 :
柏葉 瀬名 :05/01/30 01:22:35 ID:sy7XRA2o
>>297 >痛くても、恥ずかしくても、我慢できます
「まあ、何やっても喜びそうな気もするけど…おっとごめん、わかったよ。頑張る」
瑞葉の頭を撫で、一度離れると食料倉庫からロープを持ってくる。
「まずはこれかな…。丁度いいから使ってしまおう」
台所近くに連れて行くと瑞葉を縛り、ロープの先端を壁のフックにかける。
手を上に縛った状態で今度は服を乱していく。
そこへ先ほどのみかさが残した液状のチョコレートを持ってきて、ボウルを見せる。
「…どうしよう。胸型でも取ってみる?」
微笑みながら瑞葉の反応を見て、スプーンでおもむろに胸元へ熱を持ったチョコを少量垂らす。
301 :
萩野 瑞葉 :05/01/30 01:26:51 ID:5i1FC/NK
>>300 >何やっても喜びそうな気もするけど…
「瀬名様っ!!」
頬を染めて怒って見せるが、髪を撫でられてすぐに機嫌をなおす。
>まずはこれかな…
「あ……」
拘束されて思うように動けないまま胸を肌蹴られ、早くも膨らみの頂点が
期待に充血しはじめる。
>胸型でも取ってみる?
「……瀬名様のお好きなようになさってくださ……熱っ!?」
白い肌に熱せられたチョコレートを垂らされて、小さく悲鳴を上げる。
「ん……っ、いえ、何でもありません、そのまま……」
だが、あえて抵抗はせずに胸を突き出すようにして、更なる行為をねだる。
302 :
士狼 :05/01/30 01:31:13 ID:QA4r3Duc
>>299 「ん? あー?! わわわ。」
絵理がお漏らししたのに気づき、珍しく慌ててナイフを引っ込める士狼。
良く飛沫を払ってから、それをハンカチで包むとそっと懐に戻す。
「まったく、やってくれちゃって。結構大事にしてたナイフなんだけどな。」
絵理を壁に縫いつけたあげく、泣きながらお漏らしさせた原因は自分にある事を棚に上げて
士狼は憮然とした表情でぶつくさと文句を言った。
「ま、いいか。絵理さんのアソコも随分濡れてきたみたいだし…」
ナイフの柄に刺激を受けて分泌された愛液と、絵理が恐怖のあまり失禁した事で
太股を割って秘所を指で嬲るとぐちゅぐちゅとした湿り気のある音が聞こえてきた。
「ふん…これならもういいね、絵理さんのアソコにボクのコレいれてあげるよ。」
士狼はさっさと逸物を取り出し、身動きの取れない絵理の体にわざと負担がかかるような角度で宛うと
「お漏らししちゃうような悪いメイドさんにはお仕置きしないと、ね」
ぐいっと力をこめて挿入を開始した。
303 :
香山 絵理 :05/01/30 01:39:10 ID:/espfmpm
>>302 漏らしてしまったことで、ナイフが股間を離れ士狼のポケットにもどっていく。
ナイフの柄に刺激され秘蜜が溢れ出した秘所を指でこね回されると、ますます
秘蜜が湧き出てくる。
「ん…や、やめて・・・・・・」
士狼が絵理に見せ付けるように逸物を取り出すと、顔を背け目を閉じる。
「いや、やめてよう」
その言葉も聞き入れられることなく、絵理に逸物が押し入ってくる。
「あ、あぁぁぁ・・・いやぁ…」
304 :
柏葉 瀬名 :05/01/30 01:41:40 ID:sy7XRA2o
>>301 段々気分が乗ってきて調子づく。脱がせた裸の胸に零れたものを舐めながら位置を変え、乳首を時々吸ったりもする。
「ん…そのまま? ダメだなあ、おねだりするんじゃ御仕置きにならないじゃないか」
空いた手でショーツを下げると早くも自分の逸物を取り出す。
「余計な事は、考えられないようにしないと…。ほら、いくよ」
まだ濡れきってもいない瑞葉の秘裂に、大きくさせた逸物を押し込む。
繋がって動かしつつ、引き続き乳房にチョコレートを塗りたくる。
「少し大きくなったかな」
乳首をピン、と指ではねて反応を伺う。
305 :
萩野 瑞葉 :05/01/30 01:47:13 ID:5i1FC/NK
>>304 「ひあっ、あ……ああっ、ひ、い……たぁっ、あああっ!!」
無理に秘所をこじ開けるように肉幹を挿入され、悲鳴を上げるものの
それでも幾度か突き上げられると、愛しい人を相手にしているためか
すぐに愛液が分泌され、淫らな水音が立ちはじめる。
>少し大きくなったかな
「ひんっ!! あ、瀬名様……おっぱい、もっと弄って……」
乳首を硬く大きくして瀬名を誘う。
「いっぱい……いっぱい揉んだり吸ったりしていただきたいんです……瀬名様に。
それで、もっと大きくしてくださいませ……」
ゆっくりと腰を動かし、自分自身を焦らしながら、淫らな要求を口にする。
306 :
士狼 :05/01/30 01:49:18 ID:QA4r3Duc
>>303 「ん……絵理さんのココ、冷えてて気持ちいい…よ…ふう…」
壁のせいで逃げ場の無い絵理を、士狼は下から打ち上げる腰使いで攻め立てる。
お漏らしのせいで水気の多くなったアソコ周辺の襞から残った飛沫が弾け、床に細かいしみを作っていった。
更に攻める内に絵理の秘所から粘りけの多くなった愛液が垂れだし、太股を伝っていく。
「うふふ、絵理さんもう感じて来たの? こんな誰だか分からない奴に犯されてるのにさ
そんなに気持ちいいなら、沢山中に出してあげるから、ほら!ほら!」
それに気づいた士狼は、絵理を嬲るような口調で追い立て、更に深奥に突き立てるように
一突き一突き長いグラインドをとって逸物を出し入れさせていく。
307 :
香山 絵理 :05/01/30 01:55:48 ID:/espfmpm
>>306 ナイフで壁にとらわれ、逃げようにも逃げられずに士狼の激しい腰使いに
体を揺さぶられ続ける。
>うふふ、絵理さんもう感じて来たの? こんな誰だか分からない奴に犯されてるのにさ
「うぅ・・・いや…感じてなんていないもん・・・」
言葉では強がりながらも、体のかき回す逸物に体は反応してしまい思わず声を漏らす。
「はぁん・・・いやぁ・・・」
その声が出ると時を同じくして、逸物からの白濁が絵理の中を満たしていく。
「いや、中で出さないでぇ〜」
308 :
柏葉 瀬名 :05/01/30 01:57:14 ID:sy7XRA2o
>>305 >瀬名様……おっぱい、もっと
「ああ、ごめん…。胸以外は何もしなくていいのか」
おねだりの通りに胸を強く掴んで片手で揉みしだくが、瑞葉を虐めてやろうと逸物のほうは引き抜いてしまう。
「…っ。おねだりに答えるのは御仕置きじゃないけど…こんなに頼まれちゃ断れないよね」
抜いた逸物は瑞葉の太股の間に挟ませ、焦らすようにゆっくり秘所に擦らせる。
309 :
萩野 瑞葉 :05/01/30 02:02:25 ID:5i1FC/NK
>>308 「んんっ! 痛い……けど、気持ちいい……」
胸を強く揉まれて、悲鳴混じりの嬌声を漏らす。
>胸以外は何もしなくていいのか
「えっ、い、いや……っ、抜かないで下さ……あぅんっ」
逸物が引き抜かれたのを感じて、切なげに腰をくねらせる。
秘所唇で感じる肉棒の熱さと硬さに焦らされ、必死に擦り付けながら、おねだりする。
「お、お願いします……瀬名様……ご、御主人様ぁっ!
瑞葉に、この大きくて、硬くて、熱くて……とっても素敵な……お情けを、下さいませ……」
310 :
士狼 :05/01/30 02:13:31 ID:QA4r3Duc
>>307 「っはぁ……!!」
士狼は短く吐息のようなものを漏らすと、堪えきれなくなったのを悟り
絵理にもたれ掛かるようにして壁にその体を押しつけ、深奥に白濁を吐き出す。
絵理の悲鳴のような懇願にもうっとりとした表情を浮かべ、射精感に身を委ねて
容赦なく絵理の中への放出を続けていた、
「はぁ…はぁぁ…はぁ。」
暫くそのままの姿勢でいたが、やがてゆっくりとした動作で体を離し、逸物を引き抜くと
スローな手つきで、しかし、慎重に絵理を拘束していたナイフを取り除いていく。
手首のナイフも引き抜かれると、絵理が腰砕けのようにずるずると壁を滑って下にへたりこむ。
微かに布地の隙間から見え隠れする絵理の大事な部分から
自分が放った精がどろどろと溢れ出ているのを見て士狼は満足げに口の端を釣り上げた。
「ふふふ。気持ち良かったよ絵理さん。またね。今度は会う時はお漏らししないでよ。じゃ。」
言いたい事だけ言うと士狼は扉の鍵を外し、絵理を放置したまま来た道をさっさと戻って引き上げていった。
お屋敷の外の夜道に獲物を仕留めた士狼の哄笑が響いて消えていく。
311 :
柏葉 瀬名 :05/01/30 02:14:51 ID:sy7XRA2o
>>309 >瀬名様……ご、御主人様ぁっ!
「!(わわ、バカ、カメラ撮られてるよ今)」
急に我に返り『しー』とジェスチャーで伝えるが瑞葉には聞こえていない様子。
(…く、しょうがない。こうなったら)
仕方ないので更に虐めて見せようと、一旦固定していたロープを解く。
「……お情け? ああ、じゃあしてやるよ。これは反省してないようだからもっと強く虐めてやらないとダメだな」
わざと苛立った口調になる。
「でも。瑞葉がもっとそそる格好でもしないとそんな気分にはならないなあ……」
312 :
萩野 瑞葉 :05/01/30 02:19:41 ID:5i1FC/NK
>>311 >瑞葉がもっとそそる格好でもしないとそんな気分にはならないなあ
「……じゃあ……」
ロープを解かれて、自由になった身体をその場に横たえる。
「こ、これで……いいでしょうか、御主人様……」
カメラのことなど頭からすっ飛んでしまったまま、
細い脚を腕で抱え込むようにして、秘所と後孔とが
はっきり見えるようなポーズをとる。
「それとも……ここまで、すれば……」
さらに手を伸ばして、二つの入り口を開いてみせる。
「……は、恥ずかしいんですっ、ダメならダメだと、早く……っ」
焦らされきった秘所からは、もう蜜が止まらなくなっている。
313 :
香山 絵理 :05/01/30 02:24:37 ID:/espfmpm
>>310 士狼が全て白濁を吐き出し終えると、逸物を引き抜き絵理の体を壁から開放していくと
放心状態の絵理は、立っている事が出来ずに床の上で視線を中に泳がせている。
いつの間にか士狼が目の前からいなくなると、再び瞳から涙を零して声もなく泣き続けている。
そこへ、丹波が汚れた作業着を持って洗濯室に入ってくる。
「おい、どうした? 誰かにやられたのか?
腕から血も出てるじゃないか!」
着ていたジャンパーを絵理にかけると、抱き上げて医務室につれていき
傷の手当てと秘所の洗浄を三条に任せると、主人の部屋に向かい
洗濯室のモニターを見返した。
314 :
柏葉 瀬名 :05/01/30 02:36:42 ID:sy7XRA2o
>>312 恥ずかしがりながらも大事な部分を見せ付ける瑞葉の様子を見て、微笑む。
>ダメならダメだと、早く……っ
「いいよ」
両足を抱え、肩に担ぐと改めて逸物を挿入し、今度は最初から激しく動かす。
「……んっ…今度は食べ物…わざと落としたりしたらダメだからな。悪い子は構ってやらないぞ」
しばらく動かすと体位を変えて、うつ伏せにして今度は背後から突く。
荒く息をしながら突き上げ、背中にキスをしたりする。
興奮してきてカメラも気にならなくなった頃、そろそろ限界に達しそうになる。
「…う…。だめだ、もうイきそう…」
瑞葉の腰を抱え、より密着するように肌を寄せて動きを速めていく。
達する直前に引き抜いて、白濁を尻辺りにかける。
「ん……。はぁ…はぁ…」
上から彼女を押さえつけた状態のままで、息を整えようとする。
315 :
萩野 瑞葉 :05/01/30 02:44:19 ID:5i1FC/NK
>>314 >今度は食べ物〜
「あ……んやあぁぁっっ!!」
またもいきなり挿入され、さらに激しく動かれて
ただ声をあげながら、揺すられるままになってしまう。
「あっ、あんっ、ふあっ、んっ、ひああっ!! 気をつけますっ、もう、二度と悪いことは……
ああんっ、い、いたしませんからぁっ」
体位を変えられると、その刺激の変化だけで軽く達する。
「んあっ!? や、よじれて……そこ、ダメっ、あ、あああっ!!!」
幾度も訪れる軽い絶頂を繰り返し、より大きな絶頂へと押し上げられて、そして。
>だめだ、もうイきそう…
「あ……い、いらして、ください……ごしゅ、じんさま、の……せ、い……えき……
いっぱい出して、瑞葉を……汚して……い、いいの……イ、くぅっ……!!」
身体を痙攣させた瞬間、肉棒が引き抜かれた感触と共に、尻から背中にかけて
熱い粘液が撒き散らされる。
「あ……あ……」
しばしそのまま、夢現の状態で床に横たわる。
316 :
柏葉 瀬名 :05/01/30 02:53:21 ID:sy7XRA2o
>>315 >夢現の状態で床に横たわる
「…あれ。え、おい、そのまま寝たら風邪引くよ?瑞葉、ちょっと…」
夢うつつでぐったりする瑞葉を揺り動かすが、起きる事が出来ないようなので
身なりなどを直してからよっこらしょ、と背中に背負う。
「しょうがないなあ。メイドさん達の部屋通ったら怪しまれるから、俺の部屋でいいか」
瑞葉を背負ったまま、厨房の電気を消して自室に戻ろうとする。
「『御主人様』とか言ってたし、また怒られるかな…。……でもまあいいか。おやすみ」
肩で寝息を立てている瑞葉に優しく声をかける。
318 :
椿 杏樹 :05/02/02 23:41:55 ID:PgJ3abNg
厨房のオーブン前で手作りクッキーの焼き上がりを眺めている。
「こっちは寒いなぁ……」 屋敷の外壁の影の向こうから、大きな革トランクを 手に提げた長身の青年が姿をあらわした。 そのもう片方の手には、小さなメモ。 「……多分、この壁の向こう側が、 このメモのお屋敷だと思うんですけどね……」 しばし、壁沿いに歩みを進め、やがて屋敷の門へと 辿り着く。 手にしたメモと、門柱に取り付けられた名札の 名前を見比べる。 「うん、ここだ……」 ようやく寒さから逃れられると思い、安堵の表情を 浮かべてみせる。 そして、門の横の通用口を遠慮気味にくぐると、 玄関へと足早に歩み寄り、呼び鈴をそっと鳴らした。 「……こんばんはー……」 夜更けと言うこともあって、その声も控えめだった。
320 :
椿 杏樹 :05/02/03 00:09:36 ID:b8nNlSNB
「…あーあ。またいっぱいできちゃった」 タッパーにぎゅうぎゅう詰めになっているクッキーを見ながら、玄関付近まで歩いてくる。 見た目も味も申し分なかったのだが、またもや分量違いで大量生産しすぎてしまったらしい。 「ご近所のメイドさんたちに、おすそ分けでもしようかしら」
「……やっぱり遅いから、皆さんおやすみ なのかな……?」 玄関の横から屋敷の外壁を伺ってみると、 そこここの窓に明かりが灯り、中には影が揺れている 窓も見受けられる。 「……あまり、夜分遅くにご迷惑になるようなことは したくないんだけど……」 そう呟きながら、意を決したように呼び鈴の紐に 手を掛け、さっきよりも強く呼び鈴を鳴らした。 「こんばんは。 どなたかいらっしゃいませんか?」
322 :
椿 杏樹 :05/02/03 00:20:48 ID:b8nNlSNB
呼び鈴が鳴ったのでとりあえずクッキーをロビーのテーブルに置き、応対に出る。 >どなたかいらっしゃいませんか? 「はぁい、少しお待ちくださいね〜」 ドアを半分ほど開けて外の様子を伺うと、どうやら客人のようなので中へと招き入れる。 「こんばんは。いらっしゃいませ、今夜は当家にどのような御用でしょうか」
323 :
栗科 怜司 :05/02/03 00:28:01 ID:cp0Jv7rT
そろそろ寒さにめげて、近場の街まで戻って宿を取り、 明日にでも改めて顔を出した方がいいのかも、 と思い始めていたその時。 目の前のドアがそっと開けられ、暖かい空気と 明かりの向こうに顔を覗かせたメイドの姿が見えた。 「ああ、よかった。夜分遅く恐れ入ります。 私、栗科、栗科怜司と申します」 暖かい空気が、詰めたい夜空の下で 掛け続けていた丸眼鏡を曇らせる。 その曇りの向こうに朧気にメイドの姿が滲んだ。 「実は、仕事の休みをこちらのお屋敷で過ごす ように、と上司から申し仕りまして。 それで、お訪ねしたのですが……」 曇りが晴れてきた眼鏡の向こうに、柔らかそうな 髪を垂らしたメイドの姿がはっきりと見えた。 その見目麗しさに、しばし、言葉を続けることを 忘れてしまう。
324 :
椿 杏樹 :05/02/03 00:39:35 ID:b8nNlSNB
「まあ、そうなんですか。それなら、いらっしゃる間は精一杯お世話させていただきますねー。 私は杏樹といいますので、何かありましたらなんでも言ってくださいな」 栗科と名乗る男性に微笑みかける。 「とはいえ、時間も時間ですし〜。とりあえずどうしましょう…何かご要望ありますか? お食事やお風呂とか…」 客室まで歩きながら話すが、ドアを開ける直前で一瞬黙り込んでしまう。 「あ、あとは……メイドの御奉仕とか…。が、ありますけれど…」 途切れがちに恥ずかしがりつつ伝え、中に入る。
325 :
栗科 怜司 :05/02/03 00:45:56 ID:cp0Jv7rT
「杏樹、さんですか……。 色々とお手数をお掛けするかも知れませんが、 よろしくお願いします」 杏樹の微笑みに、無邪気とも言える満面の笑みを 浮かべ、それに答える。 >「とはいえ、時間も時間ですし〜。とりあえずどうしましょう…何かご要望ありますか? > お食事やお風呂とか…」 「そうですね……。では、軽く温かい飲み物でも 頂けたら助かるのですが」 >「あ、あとは……メイドの御奉仕とか…。が、ありますけれど…」 「いえいえ、お構いなく。夜も遅いのにメイドの方は 大変ですね。 あ、部屋はこちらでいいんですか?」 どうやら、杏樹が言わんとしたことは、何もわかって いないようである。
326 :
椿 杏樹 :05/02/03 00:58:50 ID:b8nNlSNB
>では、軽く温かい飲み物でも 「え…? あっ、はい、ちょっと待っててください〜。すぐに持ってきますね」 若干いつも来る客人とは違う様子なので拍子抜けし、一旦客室に栗科を残し厨房へ。 飲み物を持って戻る。 「おまたせしました。カフェモカでも良いですかー……きゃっ」 だが手渡す際に手を滑らせ、誤って体に飲み物をかけてしまう。 「! ご、ごめんなさい…。すぐ拭かなきゃ、火傷しちゃう」 彼を座らせて、服を脱がし始めると急いで部屋のタオルで拭うが 胸から流れた液体が下半身まで滴り落ちているのに気付き、拭き取るのに躊躇する。
327 :
栗科 怜司 :05/02/03 01:08:10 ID:cp0Jv7rT
「あつっ! あちちちちちちっ!」 腹から下に熱いカフェモカを浴びせられる形に なってしまい、座っていた椅子から慌てて飛び上がる。 >「! ご、ごめんなさい…。すぐ拭かなきゃ、火傷しちゃう」 「ああ、ダメです! 火傷したところを下手に圧迫したり、擦ったりしたら 酷くなる原因になりますよ」 そう言いながら部屋の中を見回す。 まるでちょっとした高級ホテルの部屋を思わせるような、 立派の作りの部屋。 「あ、あそこ、浴室ですよね? すいませんが、ちょっと失礼して」 そう言うと、部屋に備えられた浴室にひょいと 飛び込み、服を着たままシャワーで冷水を 浴びせかけはじめる。 「……っくー……」 熱せられたところを冷やしているせいか、 それとも冷え切っている身体に冷水を浴びせたせいか 口から言葉にならない悲鳴が漏れ出た。
328 :
椿 杏樹 :05/02/03 01:30:11 ID:b8nNlSNB
>酷くなる原因になりますよ 「そ、そうなんですか? 今日はだめだわ、私ったらまた失敗…」 頬を手で押さえながら彼がシャワーを浴びている間、少し落ち込む。 「あのー…。よかったらこれ、使ってください」 シャワーの音が止まった頃を見計らってバスタオルを渡し、更に告げる。 「あと、ひょっとして…今日は『御仕置き』とか、そういうのは宜しいんでしょうか?」 不安になって直接尋ねてみる。 「私、実は…。恥ずかしい事なんですけど、いつもこんな時は御客様に叱られたり、体の提供をする事で許していただいてるんです。 だから少し…気になってしまって」
329 :
栗科 怜司 :05/02/03 01:46:32 ID:cp0Jv7rT
とりあえず、火傷で赤くなったところを一通り冷水で冷やし、ついでだからとシャワーを浴び終える。 そこに杏樹が差し出してくれたバスタオルを、バスタブの中に身体をうずくまらせるようにして 受け取る。 「……あっ、あ、ありがとうございます?!」 そして、身体を拭くのもそこそこに、そのバスタオルを腰に巻き付けて杏樹の視線から 自分の恥ずかしいところを隠そうとした。 >「あと、ひょっとして…今日は『御仕置き』とか、そういうのは宜しいんでしょうか?」 「え? そんな、気にしないでくだ……」 と、言葉を継ごうとしたその時、杏樹の言葉が覆い被さるように続いた。 >「私、実は…。恥ずかしい事なんですけど、いつもこんな時は御客様に叱られたり、体の提供をする事で許していただいてるんです。 > だから少し…気になってしまって」 「あ、え? ええっ?」 (お仕置き……身体……って、えええっ?!) 杏樹が言わんとしたことの意味を朧気ながらに理解し、顔をまっ赤にしながら目を泳がせた。 (あああ、もしかして、アンダーソン卿は、こう言うことも知っていてぼくをこのお屋敷に……?!) 伏せていた顔を起こして、チラリと杏樹の顔を見ているとなんとも悲しそうな顔をしている。 (……あー……まいったなぁ……そうだ) 「……じゃあ、杏樹さん、ベッドで待っていてください。僕もすぐに行きますから」 この時、「そこで座って」と言うことを言い忘れ、更には「じゃあ、寝るまでの話し相手に なってください」と言わなかったのは、果たして失敗だったのだろうか? それとも……?
330 :
椿 杏樹 :05/02/03 02:01:40 ID:b8nNlSNB
>ベッドで待っていてください 「あ、はいっ。」 (よかった。仕事の失敗を見逃してもらうなんて事になったら、なんだか御主人様に顔向けできないもの…) 主人に後から叱られる可能性はなくなったので、ほっと一安心。 ベッドに乗り、メイド服を脱ぐかどうか迷う。 「着たままのほうがいいのかなあ。最近そういう御客様も多いし…」 とりあえずリボンを外して胸元が見える位までに留め、ショーツのみ脱ごうとして手をかける。 するすると足元まで下ろして、うつ伏せに寝転がる。 「…おかえりなさい」 やがて彼が出てくると視線をそちらに向け、枕を抱えた格好で顔を赤らめてまた俯く。 「さっきのお詫びに…どうぞ、お好きになさって下さい…」
331 :
栗科 怜司 :05/02/03 02:15:01 ID:cp0Jv7rT
「すみません。お待たせしました」 とりあえず、軽く世間話でもして、そうしたら眠くなったとか言って……と言う考えは、 >「さっきのお詫びに…どうぞ、お好きになさって下さい…」 と言う杏樹の言葉の前に、盛大にひび割れていった。 その言葉の持つ意味にようやく赤みがおさまっていた顔を、再び赤くする。 そして、俯き加減ではあるが、どこにあるかがわかってしまう杏樹の目から目を逸らそうと 目を泳がせると、その眼に開き気味にされた胸元から豊かな胸の膨らみが垣間見えた。 更に動転して目を逸らすと、足首に所在なげに絡みついている小さな布が目に入る。 (……? ……?! ……〜っ!!) その小さな布きれが、先程まで杏樹の秘められた所を覆い隠していたショーツであることに 気づき、更に動転してしまう。 「……あ、えー、えーと……」 どう言えばいいのかわからず、そのまま、杏樹に背中を向けた状態で、その傍らに腰を 下ろした。 なるべく杏樹の、その状態を気にしないようにしていても、瞬間的とは言え柔らかそうに 膨らみ上がった谷間を見せた胸元と、嫌でも妄想をかき立てられる小さな布製品を 目にしてしまっては、悲しいかなそれと、それにまつわる状態や状況を意識してしまう。 (……ああー……まいったなぁ……) ……などと言っているが、杏樹の顔を見ないように顔を背けると、足首の布製品が目に 入ってしまい、嫌がおうにも鼓動が早くなり、血圧が上がっていく。 (……?! ……こ、こらっ!!) そして、その血圧上昇は身体の特定部位に、その主の意志を無視して血流を送り込み、 暴力的に硬直させていく。 (……し、静まれ……っ! 静まれ……っ!!) 杏樹のことも気がかりだが、杏樹に「これ」について気付かれたら、と思うと気付かずに 表情を強張らせてしまう。
332 :
椿 杏樹 :05/02/03 02:33:05 ID:b8nNlSNB
「…? いいんですよ、私のことなら気になさらなくても。元々こういう仕事も――あ」 栗科の太股あたりに手をやり優しく声をかける。すると我慢している彼の下半身はかなり膨らんでしまっている様子。 何も言わずその部分に手を這わせてズボンのジッパーを下ろし、逸物を取り出す。 「ごめんなさい…。あむっ、……ん、ん…っ。ちゅっ」 謝りながら舌で竿部分を舐め、徐々に口に含んでいく。 「んふっ…ぅん、ほら…。こんなに固くなってるのに我慢なさるなんて、だめ…。んっ、ん…」 唇を前後に擦らせる。
333 :
栗科 怜司 :05/02/03 02:43:35 ID:cp0Jv7rT
「え、あっ!? ちょ、杏樹さんっ?!」 なだめすかそうとしていた逸物をあれよあれよと取り出されてしまう。 すっかり屹立しきった逸物に、杏樹の視線と微かな吐息が注がれ、恥ずかしさと興奮で 更に力が漲り、ひくんひくん、と脈打たせてしまう。 「……ああっ!」 どうすればいいか、その状況に戸惑いを見せつつも、それから起こるであろうことに並ならぬ 興奮で息を荒くしてしまっていると、自分の分身の腹に柔らかく暖かい、まるで暖められた 果実を思わせるような杏樹の舌が這わされた。 その舌が逸物のそそり立つ方向へと沿わされていく。 「あ、杏樹さん……だ、ダメです……っ」 女性経験がない、と言う訳ではないが、流石にここまで鮮烈な快感を与えられたことは 無かった為、思わず腰が引け気味になりながらなんとか杏樹に止まってもらおうとする。 しかし、杏樹はそれに構うことなく逸物を先端からゆるりゆるりと口の中へと含んでいった。 熱く、瑞々しい感覚が自分の分身を包み込み、その弾むような舌先が快楽を刻み込んでいく。 「……く……っ」 思わず杏樹を留めようと、両手で杏樹の頭を引き離そうと伸ばすが、反射的に杏樹の頭を 抱え込んで、結果として逸物を杏樹に深く飲み込ませてしまう形になってしまった。
334 :
椿 杏樹 :05/02/03 02:54:47 ID:b8nNlSNB
>反射的に杏樹の頭を抱え込んで〜 「あ……んぅっ、んんー…!」 しゃぶっていると喉奥に逸物が突き立てられて、呼吸が苦しくなるがどうにか持ち直し 深く咥えたまま舌で突付くように舐めていく。 時折チラリと上目遣いで彼を見上げて、視線を送ったりする。 「ちゅっ、くちゅ…」
335 :
栗科 怜司 :05/02/03 03:02:36 ID:cp0Jv7rT
「……あ、杏樹さん……、あ、だ、ダメですってばっ……」 そのまま、刻み込まれ続ける快楽に抗うことも難しくなり、時折見上げて送られる視線に とろけそうになってしまっている視線を眼鏡越しに零す。 そのあった視線の先に捉える杏樹の瞳が、なんとも愛おしく感じ、今度は杏樹の頭を 優しく抱え込んでしまう。 「……ああ、杏樹さん……で、出ちゃいます……出ちゃいますよ……っ」 反射的に杏樹が頭を離しやすいように、腕の力を緩め、隙間を空ける。 そして、次の瞬間、自分の分身の芯に何かが駆け上がってくるような感覚を覚えると、 そのまま、勢い良く精を迸らせた。 「……っ……!」 自分の分身を通して、体の芯をゆっくりと脈打たせながら引き抜かれていくような、そんな 快楽に身を震わせつつ、上半身をベッドの上に投げ出してしまう。
336 :
椿 杏樹 :05/02/03 03:22:51 ID:b8nNlSNB
「出る…んんっ? …あっ…あんっ…!」 ビクビクする逸物から頭を離そうとするが間に合わず、引き抜き直後に放出されて少し頬にも精液が飛び散ってしまう。 「ん…こく、こくん。ちょっとだけほっぺについちゃった…。 でも良かったです…、気持ちよくなって貰えて」 頬の精液を指で擦る。 ベッドで疲れて横たわる彼とは逆に、手早く身づくろいを直して満足した様子で部屋を出る。 「今日は本当に申し訳ありませんでした、また御用の時には内線でメイドを呼んでくださいませね。 ではおやすみなさい〜♪」 先ほどまで男の逸物をしゃぶっていたとは思えない無邪気な笑顔で、手を振りドアを閉めると 「えーと。何か忘れてたような……? あ!大変、せっかく焼いたクッキー置きっぱなしだったわ〜」 慌てて玄関へとパタパタ走っていく。
337 :
栗科 怜司 :05/02/03 03:31:18 ID:cp0Jv7rT
脱力感に身を任せ、横たわったまま杏樹を見送ってしまう。 自分に宛がわれた部屋を後にする、その時にみせた無邪気な笑顔がやけに眩しく 感じられた。 「……ほんと、まいったなぁ……」 力なく横たわり、ズボンの合わせから放り出された状態になっている自分の分身を もそもそとしまい込みつつ、やはり力ない声を漏らしてしまう。 「んー……」 虚空をぼんやりと見上げながら、声にならない声が続く。 「……とりあえず、今日はもう寝よう……」 もう何かを考えるのも面倒くさい、とでも言うように何かを考えようとしていたことを 放り出してしまうと、着替えもせずにベッドの中に潜り込んでしまう。 「……このベッド、柔らかいなぁ……。……ああ、多分……」 果たしてこの時、何を思ったのか? それは思った自分にもはっきりとしなかった。 でも、それはこの柔らかいベッドで寝る並に、もしかしたら、それよりももっと気持ちの いいことだったような気がした。
338 :
??? :05/02/05 21:51:07 ID:bEsqK/jW
一人の女性…いや、少女と言ったほうがいいメイド服の女の子が歩いていた 「Hier ist Ihr dieser Wohnsitz…(ここがそのお屋敷ですか…)」 流暢なドイツ語でそう言う しばし、ドアの前で立っていた後 「Winkeln Sie das Hereinkommen in das Kaninchen, Sie sieht (兎に角入ってみましょう)」 そう言って、ドアをノックする
339 :
香山 絵理 :05/02/05 22:19:09 ID:gO3Pd/fr
数日医務室に付属した病室で寝起きしていたのだが、ずいぶん回復し 今日から仕事を再開していた。 「皆さんご迷惑をおかけしました。」 メイドたちに挨拶すると掃除をはじめたのだが、ドアを叩くノックに箒を置いて 来客を迎える。
340 :
??? :05/02/05 22:26:32 ID:bEsqK/jW
ドアを開けた少女が自分と同じようにメイド服を着ているのを見てメイドだとわかり 挨拶する 「Heute anfangend, was mich anbetrifft benennen Sie ekterine dirzenblug Er kann den Meister bleiben?(今日は私はエカテリーヌ=ダーゼンブルグと言います ご主人様は居られますか?)」 そう、メイドの少女に尋ねる
341 :
香山 絵理 :05/02/05 22:31:07 ID:gO3Pd/fr
>>340 ドアを開けるとメイド服姿の白人の少女が話し掛けてくるが、日本語ではない
その言葉に目を白黒させている。
「???あ、あの……いらっしゃいませ。
あわわ・・・・・・どうしたらいいのかな?
ハローでいいのかな?」
戸惑っているメイドの少女を見て自分の失敗に気がついたのか 再び自己紹介をやり直す 「ア…シツれいしまシタ。ワタしの名前はエカテリーナ=ダーゼンブルグと言いマス。 ゴ主人様は居られまスカ?」 再び同じ質問を日本語で言う…少々怪しいが
343 :
香山 絵理 :05/02/05 22:42:15 ID:gO3Pd/fr
>>342 日本語でいい直してくれたことで、理解したのだが緊張しているようで
自分の日本語がおかしくなっている。
「イエイエどいたまして…わたしの名前はこうやまえりというです。
主人はいるです。こちらにどぞ。」
エカテリーナを主人の部屋に連れて行く。
「ゴ主人様、オキャクサマつれて来たます」
何処と無くぎこちないメイドに連れられて 主人の部屋の前までやってくる 「ドウもありがとうございます、フロイライン・エリ。ココからは大丈夫デス。」 そう言ってノックをする 「シツれいします、マイン・ヘル」
>>344 「ん、絵理か、どうした?ほう、外国の少女が…
おお、エカテリーヌ待っていたよ。
絵理、エカテリーヌの日本語のほうが上手だぞ」
そういって笑うと、絵理を下がらせた。
「エカテリーヌ何年ぶりかな?
私の屋敷に来たいといっていると聞いて楽しみにしていたのだよ」
書斎の応接セットにエカテリーヌを座らせると、その正面にどかっと腰を下ろす。
「オ久しぶりデス、マイン・ヘル」 そう言って優雅に一礼 「エエ、あの方にこちらで働けるように頼んでみまシタ。オ会い出来て光栄デス、マイン・ヘル」 そう言って優雅に手をとって手にキスをする
347 :
小澤 美香 :05/02/05 23:02:40 ID:lKR1U/w9
プルルルルル…という音に気付いて、お屋敷電話の受話器をとる。 「はい、名無しの屋敷、梅見館第一夜です」 そう答えながら、急いでメモの用意をする。 「アポイントメントですか? 秋…山…様……はい。日時のほうは……」
348 :
萩野 瑞葉 :05/02/05 23:02:49 ID:NbPz+bIw
「え、ええと、要するに新しいメイドさんがいらしたんですの?」 絵里から変な言葉で説明されて、混乱しながらも問い返す。
>>346 「ずいぶん美しくなったな、身のこなしもよくなってきた。
メイドとしてよい経験もつんできたようだな。」
エカテリーヌが取った手を握り返し、手元に引き寄せる。
「こっちに来なさい」
自室にて。 「えっ? 今度来れるの? やったー♪」 携帯電話でとある人と話していたのだが、突然ベッドから跳ねるように立ち上がる。 「うん! 絶対行く。私も有休取ってなんとかするわ」 やたら機嫌がいい。
「ヤー、マイン・ヘル…」 どこか甘さのある声でゆっくりと主の身体にもたれかかる 「イカがいたしまショウ、マイン・ヘル…?」 もたれかかりながらそう、耳元に囁くように尋ねるエカテリーヌ
352 :
小澤 美香 :05/02/05 23:14:49 ID:lKR1U/w9
電話内容を主人に伝えようと思ったが、どうやら新しいメイドと会っているらしく面会拒絶。 「……まあ、執事様にでも伝えればいいか……」 メモを片手に、屋敷の廊下を歩く。 「でも、秋山さんかぁ……声からすると女性だったけど、どっかで名前を見たような……どこだったかな?」 まあ、以前彼女がここで生活をしていたなど、美香は知る由もなく。
>>351 「エカテリーナは両親に黙ってこの屋敷に来たそうだな。
父上から母君が泣き明かしていると聞いたぞ
そのような悪い子にはお仕置きが必要だな。
スカートをまくって尻をこちらに向けなさい」
そう命令すると、ソファーの下から乗馬鞭を取り出す。
「さあ、グズグズするんじゃない」
354 :
萩野 瑞葉 :05/02/05 23:19:50 ID:NbPz+bIw
「ええと、それは多分ドイツ語だと思いますわ。 え? いいえ、私は話せませんけれど、お母様が話しているのを聞いたことが」 引き続き、新人メイドさんの噂話に興じている。
>>353 >エカテリーナは両親に黙ってこの屋敷に来たそうだな。
「…モウしわけございまセン…デモ、是非あなたに逢いたかったのデス、マイン・ヘル」
すまなそうに小柄な身体をちぢこませて謝るエカテリーヌ
>そのような悪い子にはお仕置きが必要だな。
>スカートをまくって尻をこちらに向けなさい」
「ヒ、ヒィッ!」鞭を取り出した御主人を見て恐れおののく、エカテリーヌ
だが…
「モ、モウしわけございまセン、マイン・ヘル!ド、ドウか鞭打ちはやめてくだサイ。」
ちぢこまりながら土下座するように必死に懇願する
356 :
葦名 由依 :05/02/05 23:28:15 ID:Xqj5YzBj
「新人のメイドさんですか」 どこから聞きつけたのか、つかつかと歩いて瑞葉達の側までやってくる。 「その人はどんな方でした? ええと、つまり……仕事は出来そうですか?」 そんな事を聞いてみる。
>>355 鞭を見ておののくエカテリーナを見てにやりとする。
「親の言うことだけでなく、私の言うことも聞けないというのか?
その上鞭はいやだと、わがまままで言うようになった……
あの素直なエカテリーナはどこに言ってしまったのだ」
芝居じみた言い方をすると鞭を手のひらでピタピタと音をさせながら
背中を向けてしまう。
「仕方がない、今日だけはわがままを許してやろう。
鞭がいやなのであれば、これを使うしかないか」
そうして手に取ったのは、大きな蝋燭であった。
358 :
小澤 美香 :05/02/05 23:35:42 ID:lKR1U/w9
「え〜っと……」 執事様に報告する直前に、大事な事を思い出す。 「時間はメモったけど……何日に来るって言ってたっけ……? 最近だ、っていうのは覚えてるけど……」 ド忘れらしい。
>>357 「ダー…ダー…」
ガクガク震えながら主人の一手一足に怯えるエカテリーヌ
「ソ、ソレをどうなさるのでスカ…?」
震えながら手の中のろうそくについて尋ねる。
360 :
萩野 瑞葉 :05/02/05 23:39:56 ID:NbPz+bIw
>>356 「由依さん? ええと……絵里さんによれば確か、
おじ様とは既にお知り合いの方らしいってことでしたわ」
サラリと重要なことを答える。
>>359 蝋燭の仕置きについて答える。
「これか?
いろいろと、使えるな…
こいつに火をつけて溶けた蝋をエカテリーナの肌に落としてもいいし
この太い蝋燭をエカテリーナのあそこにぶち込むのもいいな。
そうだ、ぶち込んだ蝋燭に火をつけるというのも一興だな。」
ニタニタと足元のエカテリーナを見下ろし、蝋燭をもてあそぶ。
「そうだ、エカテリーナに選ばせてやろう。
鞭と蝋燭どちらでの仕置きがいいのかを」
362 :
葦名 由依 :05/02/05 23:44:31 ID:Xqj5YzBj
>>360 「……そうですか」
瑞葉の言葉に、眉一つ動かさずに答える。だがしかし。
「では、私は少し調べたいことがありますので……失礼しますね」
踵を返してどこかに向かう後姿からは、少なからず黒いオーラが沸きあがっていたり。
>>361 主人の語るおぞましい行為についに恐怖が臨界を超え、それは括約筋を弛緩させる。
結果…
ジョロッ…ジョロジョロ…
スカートの中から水音が響いた
「モ、モウしわけございまセン、マイン・ヘル。ド、ドウか私めを鞭でぶってくだサイ」
そう、言って主人の方に尻を向け、スカートを捲り上げる
捲り上げられた、そのショーツには黄色い染みがついていた
364 :
秋山 麗 :05/02/05 23:50:02 ID:lKR1U/w9
美香が日付を思い出そうとしているちょうどその頃、麗が玄関前に到着する。 「まあ、こんな急な話じゃ、会ってくれるとも思えないけど……」 とりあえず呼び鈴を押す。 なお、侯爵家の公務のため、いつものメイド服ではなくスーツ姿だったり。
365 :
若菜 チエ :05/02/05 23:50:17 ID:kDWO4gwX
「瀬名ぁー、瑞葉なんかほっといてあたしにチョコの作り方教えてぇ。手取り足取り腰取り……あ」 例の如く瀬名を追いかけていると、肘が当たって飾ってあった絵皿を突き落としてしまい またもや割ってしまう。 「なんでこう割れやすいものばっかわざわざ飾るかなぁ、ヌイグルミ程度にしてよー」 ここで働き始めてから既に何度も御仕置きされているのに、あまり反省の色無し。
366 :
萩野 瑞葉 :05/02/05 23:56:12 ID:NbPz+bIw
>>362 「ゆ、由依、さん……?」
なにやら黒いオーラを発している由依の背中を見て後ずさりするが。
>>365 廊下から聞こえるチエの声に、眉をピクリと動かすと
同じように黒いオーラを発して、無表情に仕事をこなし始める。
>>363 仕置きへの恐怖からお漏らしをしたエカテリーヌをやれやれといった風情で
肩をすくめている。
「蝋燭はお漏らしをするほど怖いか。
仕方があるまい、今日はお前の望みどおり鞭で仕置きをしてやろう。」
スカートをまくり上げたエカテリーヌの前に立つと、小水が滴るショーツを
まくり尻を露出させる。
「まずは、親を心配させたことに…」
ビシッと音を立ててエカテリーヌの尻を鞭が捕らえる。
自室から出て、廊下を歩いている。 「どうしよう……仕事はもう残ってないみたいだし……。お風呂はさっき入っちゃったし……」 そんな事を言いながらぶらぶらしていると、玄関の呼び鈴が。 「あ……お客様、かな?」 メイド服が整っている事を確認し、急ぎながらも身だしなみチェックをする。 そうして、丁寧に玄関の戸を開けて挨拶を──。 「いらっしゃいませ、お客さ……!?」 玄関に立つ女性を見て、しばしの間信じられないと言った表情で硬直する。
369 :
秋山 麗 :05/02/06 00:00:06 ID:AO5UsB+7
>>368 「あら……」
玄関から顔を出した相手を見てて、思わずスッと目を細める。
「さっき電話したんだけど……多分聞いてないわよね。
急な話で悪いけど、主人はいるかしら?」
そう問う麗の顔は、いつになく真面目な顔。
>>367 「ゴメんなサイ…ヒギィッ!…ゴメんなサイ…ヒィッッ!!…コ゛メ゛ン゛ナ゛サ゛イ゛…」
きつい鞭打ちに再び膀胱に残っていた尿が噴出す…
「コ゛メ゛ン゛ナ゛タ゛イ゛ィ゛…イヤラシイメイドデごめんなザィィ…」
虚ろな目から涙を流しながら、壊れたように謝り続ける、エカテリーヌ
371 :
椿 杏樹 :05/02/06 00:03:58 ID:pGVmvEy8
手が空いたので、『基本のイタリアン』やら『基本の洋食』などの料理本を書庫から持ってきて 暇潰しに読んでいる。
372 :
粉原 月子 :05/02/06 00:05:18 ID:lyWNorPm
広々とした間取りの自室でベッドに腰掛け、自分宛の手紙を眺めている。 悪趣味にも見える金縁の手紙には何が書いてあるのか、随分熱心に読み耽っている。
>>369 「れ、麗おね…………。こほん、麗先輩、お久しぶりです」
これでもお屋敷のメイドとしての意識は強くなっているのか、麗を前にしてもあまり態度が崩れていない……つもりらしい。
>さっき電話したんだけど……多分聞いてないわよね。急な話で悪いけど、主人はいるかしら
「はい、私は電話のことは聞いてないです……それと」
少しすまなさそうな表情で、続ける。
「御主人様は……その、今日新しく来たメイドの人に会ってまして……」
これだけ言えば察するだろうと思い、あえて詳しくは言わないでおく。
「とりあえず、お屋敷の中へどうぞ。そこに立ったままだと寒くて風邪ひいちゃいますよ」
スーツ姿の麗を、屋敷の中に案内する。
>>370 鞭の衝撃からか小水がズボンのひざを濡らす。
「困ったものだ…この程度で…
しかし、仕置きを手加減するとほかのメイドに示しがつかんからな。
これは、私の仕置きを拒否した分……
これは、お漏らしの分だ・・・」
尻が真っ赤に染まるほど鞭打ちを繰り返す。
>「コ゛メ゛ン゛ナ゛タ゛イ゛ィ゛…イヤラシイメイドデごめんなザィィ…」
鞭を振るう手を休めると、いやらしいメイドという言葉を証明するように
秘所に蜜があふれかえっていた。
「仕置きで濡れるとは本当にエカテリーヌはいやらしいメイドだな」
そういいながら、逸物をズボンから引き出すとエカテリーヌの秘所にあてがう。
「そういえば、あの梓紗とかいう女、全く音沙汰がないな」 名無し家の近くまでやってきて、ふと思い出したのか、そちらに足を向ける。
376 :
秋山 麗 :05/02/06 00:11:26 ID:AO5UsB+7
>>373 せっかくみかさが言い直したのだが、麗は指先で、みかさの額を一突きして、
「先輩じゃなくてお客様。知り合いでも、公私の違いはきちんとつける」
と一言。
>御主人様は……その、今日新しく来たメイドの人に会ってまして……
「なるほど……なら、今日はもう無理ね……
じゃあ、一晩泊めてもらうわね。明日朝一番に会うから」
そう言うと、みかさに続いて屋敷の中に入る。
>>374 「…イイイ、ダァ…ダァ…マ、マイン・ヘル…ヤ、ヤメて…」
主に処女を捧げる覚悟はあった
だが、こんな惨めな様で奪われるのは嫌だった…
…だが、無常にも主のコックは彼女のカントへと迫っていく…
「ワ、ワタしは、もっと、ちゃんとマイン・ヘルに抱かれたカッタ…」
…静かに虚ろな瞳から涙が一滴流れる…
>>376 >先輩じゃなくてお客様。知り合いでも、公私の違いはきちんとつける
「あうー……すみません、気をつけます」
額を突付かれながら言われて、しゅんとなりつつ返事をする。
>なるほど……なら、今日はもう無理ね……
「そうですね。では……一応執事の誰かに確認を取って、客室を一室手配します。よろしいでしょうか?」
麗に確認を取ると、客室を一室手配してくる。
「お待たせしました。お客様、こちらへどうぞ」
丁寧な態度で一礼すると、一番手入れの行き届いた客室へ麗を案内する。
379 :
椿 梓紗 :05/02/06 00:20:31 ID:pGVmvEy8
レッスンを終えて、実家から寄こされた送迎車内でメイド服に着替える。 「止めて」 名無し家の裏口で車を止めて降りる。 「帰りはタクシー使うからこのまま帰って。 いい?わかってるとは思うけどこれ以上お父様に余計な事言ったら、社会的に殺してあげるからそのつもりでね」 運転手を軽く脅してから、施錠されてない勝手口より屋敷内に入る。 「さー今日もお姉さまの様子を調べて、あとは……御主人様いるかしら。うふふ」
>>377 逸物を秘所にあてがうと一息に押し入れていく。
途中処女特有の引っ掛かりを感じたのだが、気にせずに逸物を沈めていく。
>「ワ、ワタしは、もっと、ちゃんとマイン・ヘルに抱かれたカッタ…」
「エカテリーヌお前は私のメイドだ、お前の望みのためでなく私の為に
すべてを捧げればいい。」
処女に対するとは思えぬほど、激しいピストンを繰り返す。
>>379 裏口から名無し家邸内に侵入しようとすると、先客がいたのに気付く。
「ん? あれは……」
見覚えのある後姿を見て、そっと追いかけると、人気のない廊下で
背後から襲いかかり、口を塞ぐ。
「おい、覚えているか?」
382 :
秋山 麗 :05/02/06 00:26:41 ID:AO5UsB+7
>>378 >お待たせしました。お客様、こちらへどうぞ
「あら、ありがとう、メイドさん
……ふふっ」
自分に対してきちんとした対応をするみかさを見て、思わずいつもの笑みがこぼれてしまう。
客間に入ると、とりあえずテーブルの上にバッグを置き、椅子に腰掛ける。
「とりあえず、食事とかは後でいいわ。
……他に、何かあるかしら?」
何かあったら言っていいわよ、と言わんばかりの笑みをみかさに投げかける。
「ヒッ、ヒギィィッッ!!」 破瓜の痛みが身体を貫く そのまま、自分の身体を熱い何かで貫かれるのをエカテリーヌは感じた… >「エカテリーヌお前は私のメイドだ、お前の望みのためでなく私の為に > すべてを捧げればいい。」 「ハ、ハイ、私の全てはマイン・ヘルのモノデス…」 そうつぶやき、後は主の成すがままにその処女を蹂躙される だが… 「……ァ……ァァッ……ァアン……アア……」 少しずつだが痛みと熱以外の感覚が彼女の快楽を少しずつ揺さぶる
>>383 >「ハ、ハイ、私の全てはマイン・ヘルのモノデス…」
「そうだ、それでいい」
バックから挿入したまま、エカテリーヌの体を持ち上げ自分のほうに向かせると
エカテリーヌの唇を奪う。
「このまま、この屋敷のメイドたちに紹介してやろうか?
それとも、私が満足するまでするのとどちらがいい?」
休憩室のドーナツをひとつつまんで食べて、主人や姉を探すが見当たらず。
「ちぇ、どっちもいないのね。奏……は、居るわけないっか」
元・桜庭奏の部屋だったところの扉を開けてつまらなさそうに呟き、通り過ぎる。
そのうち人気のない廊下までいつのまにか歩いてくると、背後から何者かが自分に襲い掛かる。
>>381 「! 誰……」
振り返りって相手の顔を見ると顔色を変え、バイオリンケースをその場に落としてしまう。
(こいつ、この前の妙な男…!)
>>382 「はい、どういたしまして」
先程言われた事を気にしているのか、いつも以上にメイドらしくしている。
麗の笑みを見て、こちらもついつい笑みがこぼれてしまったり。
>……他に、何かあるかしら?
「……えっと」
少し考えてから、麗に向かって言う。
「一応私はもうお仕事無いので……執事長様が"お客様"についてご要望を何でもお叶えしろ、と」
どうやら名無しの執事に何事か言われたらしい。
「それで、しばらくはお客様のお側にいろと……」
>>384 「…ゥクッ…アッ…ハアハア…ンッッ!…アン…」
エカテリーヌは答えない
「フムッ…ンッ…チュゥ…チュッ…」
主のキスされながらも、何処か機械的に主の腰の動きに合わせながら
痛みと快楽の狭間を彷徨うっているような喘ぎ声をあげ続ける
>>385 「どうなんだ。覚えていたのか、それとも今思い出したのか?」
梓紗を壁際に追い詰めると、尊大な様子で問う。
「俺はお前に命令したな。杏樹を俺の屋敷に連れて来いと。
それを無視して、この屋敷に入り浸りとは、いいご身分だな。え?」
顎をつまんで持ち上げ、言葉でいたぶる。
「またあのエロ主人に弄ばれにきたのか?」
389 :
秋山 麗 :05/02/06 00:42:45 ID:AO5UsB+7
>>386 「そう……なるほどね……」
みかさの答えから、即座に推察してみるが……
フローの最後に主人がいるという時点で、なんかどう行動しても一緒のような気がする。
小さくため息をつくと、椅子からソファーの方へと移動し、腰をかける。
「じゃあ、来なさい。みかさ」
そう言って、手招きしてみかさに近くに寄るように……というか、むしろすぐ近くまで来るように手招きする。
「周りが御所望のようだから、楽しませてもらいましょうか?」
>>389 >じゃあ、来なさい。みかさ
「っ!」
とりあえずは何か話でもしながら侍っていようかと思っていたのだが、麗のその一言で一気に胸が高鳴る。
「……はい、お客様……いえ、麗御姉様」
もうすっかり以前の雰囲気である。
>周りが御所望のようだから、楽しませてもらいましょうか?
「はい。何でも命じてください……私、大丈夫ですから」
顔を紅潮させながらも、一応はまだメイドらしさの残る態度で言う。
>>387 夢うつつなのか質問に答えぬエカテリーヌだがそれは不問にし
ピストンのピッチを上げると、白濁をエカテリーヌに注ぎ込む。
「ふう、まだ処女だったとはな……
しかし、まだまだがんばってもらうぞ。」
逸物はほんのわずかにもやわらかくなる様子を見せず、エカテリーヌの中を
満たしている。
つながったままベッドに運ぶと、再び快楽をむさぼるように腰を前後させ始めた。
392 :
秋山 麗 :05/02/06 00:54:51 ID:AO5UsB+7
>>390 >はい。何でも命じてください……私、大丈夫ですから
「あら……そう? それじゃあ……」
どうしようかと頭の中で考える。
プレイとしてなら色々と思い浮かぶが――
「そうね……なら、まずは恥ずかしい格好をしてきてもらえるかしら?
確か、そういうメイド服、あったわよね?」
そう言って、にっこりと微笑む。
しかも、語調は『命令』ではなく『お願い』としてみる辺り、いぢわる。
>>388 >俺はお前に命令したな
「覚えてたわ、でも私…そんな命令は聞けない。お姉様はここにいるのが一番いいのよ」
押さえつけられているにも関わらず、まだ素性もわかっていないのでただの侵入者だと思い
強気に振舞う。
「そもそもあなた何者なの? 随分と執着してるみたいだけど。
こんな風に何度も入り込んだりしてたら、ここの御主人様が黙っちゃいないんじゃないの」
>またあのエロ主人に〜
「…そうよ。だって、御主人様に虐められるとぞくぞくするんだもの。また今夜も…
と思って探したけど、居なかったから…。もしかして今はお姉様と何かお楽しみ中なのかしら」
以前の事をほとんど忘れかけていたからか、無意識でまたもや挑発してしまう。
>>391 主人のスペルマが彼女の膣内で爆ぜるその感覚が彼女の正気を少しだけ戻した
「…ア…ア、アアアアッッッッ!!アー!アーッッ!!」
獣のような叫び声をあげて、愛しい主のスペルマを膣内で受け止めるエカテリーヌ
「マ、マイン…ヘル…」どこか夢うつつのまま、担ぎ上げられる
「キャッッ!」
振り落とされまいと、華奢な足をしっかりと主の腰に絡め、そのままベットまで運ばれる
そして再び開始されるピストン運動
「…ア、アアン…マイン・ヘル…マイン・ヘル…アア…」
少しずつだが、主の腰の動きに合わせる様に自発的に腰を動かすエカテリーヌ
>>393 「俺か? 俺はここのおっさんの取引相手だ。
お前は一応メイドだろう? 客には敬意を払ったらどうだ」
頬をペチペチと叩きながら脅す。
「それとも次の貿易船で、どこかへ売り飛ばされたいか?」
>もしかして今はお姉様と何かお楽しみ中なのかしら
「……ふん、お姉様だと? 杏樹に聞いてみたら『私に妹なんていません』と言われたぞ。
どういうことだろうな。お前があくまで妹だというなら答えは一つ……嫌われたってことか?」
やおら床の上に突き飛ばすと、強引にのしかかる
「ここの主人の代わりに、俺がゾクゾクさせてやるよ……!」
メイド服に手をかけて引き裂くと、下着を毟り取って乱暴に乳房を揉み始める。
>>394 ぎこちないながらも、自ら腰を振りはじめたエカテリーヌをいとおしくおもい
ますます、激しく腰を振る。
「いいぞ、エカテリーヌ。
私のメイドにふさわしいぞ」
その後何度もエカテリーヌの中に白濁を注ぎ込み、夜が白むころようやく
エカテリーヌを抱きしめて眠るのであった。
>>392 >あら……そう? それじゃあ……
麗の一挙一動に注目しているせいか、随分挙動不審である。
>そうね……なら、まずは恥ずかしい格好をしてきてもらえるかしら?
「えっ……」
恥ずかしいメイド服、という括りだけでもいくつか種類がある上に、個人的にはあまり気に入っていないのだが。
「……はい、わかりました。少し待っていてくださいね」
他ならぬ麗の、しかも"お客様"のお願いである。一礼すると、すぐさま退出して衣装室に向かうのだった。
「……失礼、します」
数分後。
「麗御姉様……これで、いいですか?」
胸元がばっちり開き、衣服とエプロン一枚の下はそのまま素肌という上半身。
スカートはかなり短く、下着は申し訳程度にしか履いていない。黒のガーターストッキングが目立つ、原理主義者が見たら卒倒しそうな淫靡なメイド服である。
「これで、よろしいですか?」
足をもじもじとさせながら、ソファに腰掛ける麗に聞いてみる。
398 :
秋山 麗 :05/02/06 01:10:39 ID:AO5UsB+7
>>397 「……ええ、それでいいわ……」
一瞬、値踏みするように目を細めたと思えば、口から出てきたのはそんな言葉。
そのまま立ち上がると、ゆっくりとみかさの後ろへと回り込み、肩に手を乗せる。
「それじゃあ、あたしがこれから言う事を守ってくれるかしら?
一つは、あたしが言う事以外では、一歩も足を動かさないこと。
もう一つは、あたしの邪魔をしないこと――」
そう言うなり、みかさの肩に置いた手をだんだんと下ろしていき、両胸を鷲づかみにする。
どうやら、みかさがどこまで耐えられるかを試してみる気らしい。
>>396 「ハ、ハイ…マイン・ヘル…ワタしは…アンッ…アナたの…ンッ…モノデス…アア…ン…」
喘ぎながら、針金のような腕を逞しい主の身体に回し、幼さを残す顔立ちに蟲惑的な笑みを浮かべ
そのまま、主の成すがままに任せながらも、必死に主を悦ばせようと身体を動かす…
…そのままエカテリーヌは一晩中、主に抱かれ続けた…
>>395 どうやらそこそこの資産家のようだが、本当かどうか疑わしいので態度は改めず。
「何言ってるの、確かに私達は姉妹なんだから。そんなバカな事あるわけないじゃな……きゃっ!
…いったぁ…もうっ、なんてことすんのよ!」
>やおら床の上に突き飛ばすと、強引にのしかかる
「やっ…やめて、離してったら…!」
強引に犯されそうになり、必死で抵抗。
かろうじて動く手で貿易商の頬を思いっきり一発叩く。
>>398 麗の視線や言葉を受けて、微かな不安と期待が入り混じったような表情になる。
何やら主人に対する態度に通じる物もあるのだが、本人に自覚はないようである。
自分の後ろに回る麗。肩に乗せられる手。一枚の布越しに感じられる感触。
「はい……麗御姉様。わかりました……」
これでも、麗が屋敷を出てから色々と修行を積んできた(つもり)。
多少の事では平気、と念じつつ、麗の手の動きを感じることに集中する。
「……っ……ふぅ」
半分近く露になっている胸元を鷲づかみにされ、頬に灯る色が少しだけ赤みを増していく。
>>400 >確かに私達は姉妹なんだから
「どうだかな。たとえ血が繋がってても、だからこそ嫌われたら他人よりも疎遠になるぜ?」
今度は自分から挑発し返すが、すると頬を一発はたかれる。
「痛っ……このっ!」
ついカッとなって梓紗の首を絞め掛けるが、さすがに寸前で思いとどまり、
半裸の梓紗を逆に何度か引っ叩く。
「お前、俺を怒らせたいのか? 俺がその気になれば
お前がこの屋敷で何をしてるか世間にバラすことくらい、なんでもないんだぞ。
それが分かったのなら、さっさとアソコを広げて挨拶してみろ!」
403 :
秋山 麗 :05/02/06 01:22:44 ID:AO5UsB+7
>>401 みかさのポニーテールの髪をかわすようにして、横から顔を近づけ、首筋に下を這わせる。
「――もっと声を出して……あたししかいないんだから、我慢する必要なんてないでしょ?」
そんな事を囁きながら、胸を掴んでいた手を動かす。
乳房全体を包んでいた手を、ゆったりと動かしながら徐々に先端に絞っていき……
「……うふふっ」
笑い声を漏らした瞬間、キュッと乳首を抓り上げる。
>>403 >――もっと声を出して……あたししかいないんだから、我慢する必要なんてないでしょ
「で、でも……んっ」
少し荒い息をしながら、自分の後ろにいる麗の方を向こうとするが……
>……うふふっ
「あっ……ん……あ……っ」
何かを期待するような甘い声が漏れて、
「ひぁ……っ!」
敏感な部分を刺激されると、思わず我慢しきれなかった上ずった喘ぎ声が出てしまう。
405 :
秋山 麗 :05/02/06 01:35:37 ID:AO5UsB+7
>>404 「そう、そうやって声を出してくれればいいの」
立ちっぱなしのみかさに、手を絡みつかせるように這わせながら、そう囁く。
「それじゃあ……こっちはどうなっているかしらね?」
あえて時折エプロンの中に手を入れてみたりして焦らせつつ、だんだんと右手を下げていく。
下着の触れないように、腰から太ももの周りをしばらく摩り……
いきなり手を秘所の辺りに持ってくると、下着越しにグッと指を押し付け――いや、食い込ませる。
>>402 >梓紗を逆に何度か引っ叩く
「…! 痛…」
叩き終えて貿易商が何か言うが、耳に入らない。叩かれた頬がジンジンして赤く腫れたので手で押さえる。
(……あ……)
その痛みを感じているうちに段々と、相手がどうであれ勝手に体が欲情してきてしまう。
晒されている乳房もいつのまにか先端が尖ってしまっている。
>さっさとアソコを広げて〜
そこだけ耳に入ると、スイッチが入って耐えられなくなったのか素直にメイド服のスカートを自らで捲り上げる。
「ごめんなさい…」
膝を軽く上げ、ショーツの脇から指を入れて自分でこねくり回す。
「…んっ。あぁん、あ…梓紗っていいますぅ」
>>406 「ふん、急に素直になったな。我慢できなくなったのか?」
梓紗の指をどかして、自分の指をいきなり三本突きこむ。
「あずさ、か。なかなかいい名前だな。お前みたいな変態淫乱娘にはもったいない。
いきなりこんなに濡らしやがって」
何度か内部で指をよじらせた後、勢い良く引き抜くと、愛液に濡れた指で
尖った乳首をピンと弾く。
「ほら、こいよ。俺のをくれてやるから、自分でまたがれ」
壁に背をつけて座り込み、ジッパーを下げて逸物を取り出すと、梓紗を誘う。
>>405 「あっ……麗御姉様……やだ、私」
絡みつくような麗の手の動きに、時折ぴくっと身体を動かす。
煽るような囁きに、身体の奥からじわりじわりと熱が溢れ出し、身体を満たしていく。
やがて、ゆっくりと下がってくる麗の右手。
すぐにはそこに触れず、ゆっくりと撫で回された後……。
「ん……っ! はぁっ……ぅ」
既に湿り始めていた秘所に下着を食い込まされ、刺激に耐えられず足元が危くなる。
が、鍛えた体の賜物か、あるいは命令を守ろうとするメイド精神……のようなもののおかげか、何とか耐える。
「っぁ……私、頑張ります……から」
自分の弱い所を把握している相手に強がっても、かえって責めが厳しくなるだけなのだが。
409 :
秋山 麗 :05/02/06 01:46:52 ID:AO5UsB+7
>>408 >私、頑張ります……から
「あらあら、それじゃあ――」
麗の顔の笑みが増したと思うと、みかさの秘所に当てていた右手を巧みに動かし、
少し下着を退けると、露出した秘所にいきなり指を二本突き入れる。
「頑張ってみなさい、みかさ。
命令を破ったら……どうなるのかしらねぇ……うふふふっ」
さらに、その突き入れた指をグシュグシュと勢い良く出し入れし始める。
>>409 「あっ……」
麗の声に喜色が増した事を感じ取るが、すぐにそれも考えられなくなる。
下着を押しのけ、侵入してくる細い指。すぐに出し入れが始まり、堪えようの無い快感が全身に行き渡る。
「ひっ、はっ、御姉様、はげしっ……」
目を閉じて何とか耐えようとするも、口からは荒い息と我慢できない乱れた喘ぎが漏れ続ける。
「そんな、私……もぅ……あくぅっ!」
敏感な所を突かれたのか、一気に身体の力が抜けていく。
「だめ……だめですから……ぁ」
足ががくがくと震えると、それを見越したかのように責めの手を強める麗。
「あっ……あああっ──!」
とうとう陥落してしまい、軽く達してしまう。
当然、もう立っていられずに麗の方に寄りかかってしまうのだった。
>>407 「ひあっ」
喜びと驚きが混じったような声を上げると、その後の言葉責めで完全に興奮状態になってしまう。
さっきまであれほど抵抗していたにも関わらず、貿易商に積極的に抱きつく。
>俺のをくれてやるから、自分でまたがれ
「…は、はい。あっ…」
秘所を掻き分けて逸物を迎え入れ、奥まで入れると最初から激しく前後に腰を動かし始める。
「んっ、あんっ…あぁ…すごい、硬くて…気持ちいいですぅっ」
押し付けるようにして、何度も乳房を貿易商の胸に擦り付ける。
擦れている乳首がわずかに痛むのが気持ちいいらしく、何度も繰り返す。
「ふぁ…あ、んんっ…!」
>>411 「はん、やっぱりな。すぐに悦びはじめやがった。
あんなに嫌がっておいて、一度咥えこんだらこれか」
擦り付けられる乳首を指で摘むと、強く押しつぶしたり、そのまま引っ張ったりする。
「真性のマゾだな……だが、杏樹ほどじゃないが、なかなかの身体だ」
梓紗の尻に手を這わせると、勢い良く平手打ちをする。
叩いた後に後孔に指を伸ばしてえぐるのも忘れない。
「いっそのこと、杏樹と一緒に俺の囲われものになるか? 姉妹仲良く抱いてやるぞ」
指と逸物とで梓紗の前後を塞ぐと、さらに唇も自分のそれで塞いで何度もむさぼる。
413 :
秋山 麗 :05/02/06 02:03:47 ID:AO5UsB+7
>>410 力が抜け、寄りかかってきたみかさを抱き留めてやる。
「あらあら……ダメじゃないのみかさ。ちゃんと立っていなきゃ……」
彼女の体を傾け、少し自分のほうに回転させると、みかさの顎に手をかけて、顔を覗き込む。
「これじゃあ、お仕置きしなきゃいけないわね……
手足を縛って、下の二つの穴にバイブでも入れて、朝まで責め続けてあげましょうか?」
恐ろしい事をさらりと言ってのけると、みかさに向かってにっこりと微笑む。
「――なんて、ね。冗談よ」
麗が言うと冗談に聞こえないのだが……
そのまま、みかさを連れてベッドまで歩いていく。
「さて、今度はあたしを気持ちよくしてくれるかしら? ポニーテールのメイドさん? うふふっ」
>>413 「ご、ごめんなさい……」
身体に力が入らない状態のままで、麗に謝る。
>手足を縛って、下の二つの穴にバイブでも入れて、朝まで責め続けてあげましょうか?
「そ、そんな……!」
とんでもない言葉を突きつけられたせいか、さすがに足腰もなんとか元に戻る、と。
>――なんて、ね。冗談よ
思わず、ほっと息をついてしまう。そうして連れられるままにベッドまで歩いていって。
>さて、今度はあたしを気持ちよくしてくれるかしら? ポニーテールのメイドさん? うふふっ
「はい……かしこまりました。麗御姉様」
微笑しながら、麗の身体をベッドに横たわらせ、まずは上半身の衣服を乱れさせていく。
もっとも、明日の事を考えて、出来るだけ皺はつけないように気をつけているのだが。
「御姉様……スーツもすごく似合ってます。私、びっくりしちゃいました……」
続けてシャツのボタンを外すと、露わになった素肌にそっと指を這わせる。
「肌も綺麗ですね……」
首筋に舌を這わせると、ゆっくりと周りをなぞり、空いた手でブラも外してしまう。
二つの膨らみのふもとを這い回り、じっくりと先端の周りもほぐす。
そうして、頂上にそっと口づけ、軽く咥えてみる。
「んっ……」
415 :
秋山 麗 :05/02/06 02:19:53 ID:AO5UsB+7
>>414 >肌も綺麗ですね……
「……んふ……イヤね、今更何言っているのよ……」
一体どれだけの間の付き合いなのか、と言いたげに苦笑いする。
>そうして、頂上にそっと口づけ、軽く咥えてみる。
「……んっ…ぁんっ」
胸の先端から広がる甘い刺激に、遠慮なく声を上げる。
恥ずかしげもない、と言えばそれまでだが、声を押さえ込んでいる様子もなく、喘ぎ声が漏れる。
>>412 次々に虐められて、目も完全にとろんとしている。赤く腫れた尻肉を手で撫でては溜息を漏らす。
「はぁ……。ん…んんっ、真性のマゾって、そんなこと…あぁん」
秘所から溢れる愛液をすくい、その指を口に咥えて舐める。
その間に後ろも弄られてより嬉しげに腰を振る。
「あぅ…んっ」
>姉妹仲良く抱いてやるぞ
「…本当に?貴方についていけば、もっと虐めてくれるの…?
ちゅっ…。じゃあ…今からでも連れて行って……」
唇を合わせながら腰の動きを早くする。
「私の体で好きなだけ遊んでください…。叩いても殴っても、何でもいいの…!ああんっ、虐められたいんですっ」
>>416 >じゃあ…今からでも連れて行って
「ほぉ……いいんだな? よし、連れて行ってやるよ。
その前に、まずはお前の膣内に一発出してからだがな」
そして何度か激しく梓紗を突き上げると、勢いよく白濁液を射精していく。
「……ふぅっ、さて、いくか梓紗。今日から俺が、お前の“御主人様”だ……」
うっとりした表情で横たわる梓紗を、まるで物を引きずるようにして、自分の車に戻る。
そこで再び彼女に挑みかかり、引っ叩いたり座席に顔を押し付けたりと
暴虐の限りを尽くしながら奉仕をさせ、帰っていくのだった。
>>415 >……んふ……イヤね、今更何言っているのよ……
「うー。だって、私だって色々気を遣ってるのに、全然勝てないんです、お肌」
先端を咥えると、麗の喘ぎ声が近くから聞こえてくる。
「いいですか……? じゃあ、もっと」
既に乱れている自分の衣服をさらに乱すと、少し身体を重ねるようにして、もう一つの膨らみに舌を這わせる。
「んっ……ちゅっ、んーっ」
少し吸うようにしつつ、片手は下に伸びる。
「あはっ……もっと、気持ちよくなりましょう?」
器用にスーツのパンツを足元まで引き下ろすと、空いた手で麗の太股の間に手を這わし、滑らかなそこを撫でるように愛撫する。
やがて、残った下着にも手を伸ばし、また足首まで引き下ろす。
「麗御姉様も、濡れてる……」
少しうっとりとした表情で言うと、麗の身体を横にさせて、そこに顔を近づける。
「私が、気持ちよくしてあげます……前みたいに。……んっ」
湿り気を帯びた麗の秘所に、ねっとりと舌を伸ばした。
419 :
秋山 麗 :05/02/06 02:38:57 ID:AO5UsB+7
>>418 >麗御姉様も、濡れてる……
「うふふ……あなたの可愛い泣き声をたっぷり聞いたし、ね」
そう言う麗は、気持ちよさにまどろんでいるように――ベッドの上で目を閉じ、みかさの愛撫に全てを任せる。
>湿り気を帯びた麗の秘所に、ねっとりと舌を伸ばした。
「……ぅひゃぅ……もっと、激しくしてもいいのよ……?
…んっ……そう、そこを…あっ、んはぁっ――!」
珍しく素直に感じたままの声を上げつつ、みかさの舌技に身悶える。
みかさの技術が高い――というよりかは、麗自信の気持ちがノっているからのようである。
420 :
椿 杏樹 :05/02/06 02:39:58 ID:pGVmvEy8
大体来客も帰ったようなので、窓や勝手口などの戸締りをして回っている。 「なんだか明日お休み貰っちゃったけど、うーん。何しよう。 とりあえずお洋服でも買いに行こうかな〜……」 「あら?」 足元のバイオリンケースを拾い上げて眺める。 「これ…どうしてここにあるのかしら。 ……あまり関わるべきじゃないけど、とりあえず預かっておいたほうが良さそうね」
>>419 目の前の麗の肢体に、興奮と少しの羨みを覚える。
「はい……んっ……じゅるっ……んんんっ!」
秘裂をなぞり、その上の淫核を舌で突付く。
麗を歓ばせられる事を嬉しく思いながら、ますます激しく責める。
いつの間にか、自分の脚にも溢れ出たものの筋が。
「……えっと、確か……」
ベッドの脇のスペースを手で探り、とある物を引き寄せる。
それはいつぞやも使った、双頭のバイブだった。しかも若干パワーアップしているようである。
「あの、麗御姉様……一緒に……気持ちよくなりましょう?」
片方を自分の秘裂に挿し入れると、ゆっくりと麗に覆い被さり、バイブのスイッチを入れる。
「ん……くぅ……。入りましたか?」
やがて二人を繋げたバイブが震え、お互いに細かい振動が感じられる。
「下手だけど……動きます、ね……っ」
422 :
秋山 麗 :05/02/06 02:55:46 ID:AO5UsB+7
>>421 >それはいつぞやも使った、双頭のバイブだった。
「あら……そうね、楽しみましょう。
……んんっ……もっと奥まで……」
自分から秘所を押し広げ、侵入してくるバイブをしっかりと銜え込む。
>下手だけど……動きます、ね……っ
「ええ、お願い……あっ、んぁっ……!
中で、動い……ああっ、気持ち、いい……っ!」
バイブの振動が秘所の奥まで伝わってくると、麗のほうも腰を動かし始める。
>>422 「っ……はぁっ、いいですか? 麗御姉様……」
息も絶え絶えになりながらも、一応は客である麗への奉仕だと言うことを忘れてはいないらしい。
直接突いてくるバイブの刺激と、振動の刺激。そして、相手の動きが伝わる事による刺激。
「嘘……こんな、すごい……よぉ」
勝手に腰が動き、より激しくなる快楽を貪る。
どうやら、改造品は思った以上に刺激が強いらしい。
「あぁ……ん、御姉様、凄い……くぅっ」
先程一度達しているせいか、身体はまだ敏感なままである。
「やだ……いっちゃいそう、あん……このまま……いっていいですか?」
麗の身体に倒れこむと、振動と身体の位置を上手く使い、さらに深く腰を使う。
「ダメっ、もう……麗御姉様、私、いく……っ!」
ふとしたはずみで淫核にバイブの枝が深く当たり、一気に絶頂へと達する。
「ふぁっ──あああぁっ……!」
なおも振動を続けるバイブで繋がったまま、絶頂の反動でくたりと脱力してしまう。
424 :
秋山 麗 :05/02/06 03:12:16 ID:AO5UsB+7
>>423 ここしばらく、女同士でこんな事をすることも無かったからか……
それとも、麗自身に抑える気が無いからか、久しぶりに敏感に体が反応する。
「んはぁっ! みかさ……いいわよ、イって……
あぅっ、あっ、あたしも、イくから……んああっ!」
倒れこんできたみかさを抱きしめるように、彼女の背中に手を回しながら、
「あんっ、あたしも、イく、イ――くぅぅぅぅぅぅぅっ!!」
送り込まれる快感に素直に従いながら、絶頂への階段を一気に駆け上がる――
共に達し、二人してベッドに横になりながら……麗は手で、みかさの髪をなでてやる。
「ふふっ……気持ちよかったわよ、みかさ……」
>>424 「麗御姉様……」
敏感な体質なせいか、絶頂から降りてくるのも遅かったりする。
「私も、とっても良かったです。こんなに……なんて」
ちなみに、ここの所ご無沙汰だったらしい。
「……あの、それで」
髪を撫でられうっとりとしながらも、例によってこんな事を言う。
「一応……執事長様からも……"お客様"にしばらく付いていろと言われましたので、もうちょっとだけここでこうしていていいですか?」
麗を見上げるように、そして少しねだるようにして聞いてみるのだった。
426 :
秋山 麗 :05/02/06 03:22:44 ID:AO5UsB+7
>>425 >もうちょっとだけここでこうしていていいですか?
みかさの頭を自分の胸に抱きながら、
「ええ、いいわよ。ずいぶんと都合のいい命令だと思うけど。
……何なら、朝まで一緒に寝ましょうか?」
などと、微笑みながら冗談を言う。
――本当に冗談で済んだか(以下略
427 :
名無しさん@ピンキー :05/02/10 14:35:39 ID:EE51G6WQ
hosyu
428 :
名無しさん@ピンキー :05/02/10 18:15:11 ID:SUYi92DQ
「おや、まだ豆が残っているのか。きちんと掃除しているのか確かめる必要があるな」 不意に机の下を見やると、節分のときに撒いた豆がひとつ転がっている。
434 :
七城 翠 :05/02/10 23:49:40 ID:r08eGZHF
「わぁーっ!」 ガンッ。 派手な音を立てて一人の少女が屋敷の玄関の前で座り込む。 「うぅ、いたたた…」 顔を両手で押さえながら痛みが引くのを待ち、立ち上がる。 「うーーーっ、なんでいつもこうなのっ」 こんな自分がもどかしくてじたばたする。 …そう、いつもこうなのだ。 ものすごいドジ。それが七城翠(ななしろすい)の昔からの特徴。 「でも、大丈夫!今日からこの屋敷でわたしは生まれ変わるんだからっ。えいやっ」 いざ行かん!とばかりに気合を入れてボタンを押す。 ・・・しかし。 「あれ?あれ?」 チャイム音が聞こえない。 「おかしいなー?」 その事態に困惑しひたすらに玄関のベルを連打する。 ――――と。 「あ゛」 翠の攻撃に耐えられないとばかりに、とうとうボタンが逃げるように隠れる。 …言い方を変えれば、押しすぎてボタンが故障して引っ込んだとも言う。 「あーっ!?」 もしかしたら、彼女には不幸の星とやらもついて回っているのかもしれない。
435 :
里村 志保 :05/02/10 23:59:41 ID:JJrNmXFc
屋外で鳴り響く怪音奇音を不思議に思い、玄関に出てみる。 するとそこにはひとりの少女が座り込んでいた。 「…あ、どうしたんですか?」 なんでインターフォンを鳴らさなかったのだろうと思い、ボタンがある部分を見やった。 だがそこはすでに異様なほど凹んでいるではないか。 そう、すでにインターフォンは鳴らされていたらしい。 「ええと…」 半ば困った表情で対応を考える。 「と、とりあえず中に入って。外は寒いでしょう、ね?」
436 :
七城 翠 :05/02/11 00:27:37 ID:tS8J5+jZ
隔てられた扉の向こう側から、物音が聞こえる。 あまり大きくない…しかし一定のリズムを刻んで。 「あ、あああわわわわ…」 マズイ。中から人が来た!? ―――どうする?…殺るか? (アホかっ!) こんなときなのに自分で自分のアホな振りに冷静に突っ込みを入れながら、 (あああ、どうしよう!変質者だと思われて警察に連絡されちゃう、というかその前に壊した?インターホンの弁償させられる?い、いくらくらいだろう?やっぱり豪邸だから無駄に豪華だったりして何十万、いや、何百万だってことも――――) 同時にどうしようどうしようとおたおたする。 …この少女、なんとも変なところで変に器用である。 「う、うううー…ごめんなさーいっ!」 意を決して中から女性が出てきた瞬間に頭を下げる…が、再びドアに頭をぶつけ、座り込む。 「〜〜〜〜〜〜〜っ」 >「…あ、どうしたんですか?」 「な、なんでもないです…なんでもなくはないけど、なんでもないです…」 >「ええと…」 やがて、中から出てきた女性が辺りを見回しながら、困惑した表情を浮かべている。 (どうしよう、これからどうしようとか考えてるのかな…そりゃそうだわ、快音(怪音?)はならすわインターホンは壊すわおまけに暗殺計画まで企てて、あああ…ごめんなさい、お父さんお母さんわたしのかわいい兄弟たち、お姉ちゃんは今網走へ遠い旅に――――) >「と、とりあえず中に入って。外は寒いでしょう、ね?」 もういっそ自首しようか、と訳のわからない思考にたどり着いたとき聞こえてきたのはそんな優しい声だった。 「……え?ええ?」 もう訳がわからず(と、いっても大半は彼女のおかしな妄想のせいなのだが)きょとんとしながら女性を見つめる。
437 :
里村 志保 :05/02/11 00:50:09 ID:mBxdhym3
「ここへ来たからには、何か御用があったんでしょう? メイド希望者ですか?」 七城を屋敷の中に迎え入れながら聞いてみる。 普通ならメイド希望者はそのまま主人の部屋へと通すのだが、彼女は何か混乱している様子。 一旦彼女を落ち着かせようと厨房へと通し、温かい紅茶を振舞うことにする。 「――クッキーも良かったら、どうぞ」 戸惑う七城を厨房の椅子に座らせ、すぐに用意した紅茶と茶菓子をお盆に載せて差し出した。 「大丈夫ですよ、御主人様にインターフォンのこと言いつけたりしないから。 もともとベルが鳴らなかったのはこちらの点検ミスでもありますし、何も言いません」 インターフォンの凹み具合を思い出して微笑しつつ。 「それに御主人様に言いつけたら、どんなに○○××○○なことをされるかわかりませんから。 ね、黙っておきます。……さ、どうぞ。遠慮なく戴いて構いませんよ? 毒なんて入っていないです。 ミルクに砂糖…… レモンにガムシロップにはちみつ、好きなものを入れて下さいね」
438 :
名無し客 :05/02/11 01:09:37 ID:BzKhSYgn
黒いコートに身を包んだ一人の男が、屋敷の門の前で立ち止まった。 「ここ……で間違いないようだな。もしも間違っていても、無理にここに泊めて もらわねば凍え死んでしまう……」 灯りの下でポケットから取り出した紙片を開き、屋敷の表札と何度か見比べた後、 敷地内へ足を踏み入れ、玄関のベルを鳴らした。
439 :
七城 翠 :05/02/11 01:13:22 ID:tS8J5+jZ
>「ここへ来たからには、何か御用があったんでしょう? メイド希望者ですか?」 「あ、はいっ。そうなんですけど、そうなんですけど…」 とりあえず、言われるままに彼女についていく。 内心は、これからどうなるのだろう…と不安に思いながら。 >「――クッキーも良かったら、どうぞ」 そして通された部屋で縮こまっていると、優しい声とともに紅茶とクッキーが差し出される。 何なんだろう、最後の慈悲なのかな…そんな風に思っていると。 >「大丈夫ですよ、御主人様にインターフォンのこと言いつけたりしないから。 もともとベルが鳴らなかったのはこちらの点検ミスでもありますし、何も言いません」 どうやらそうではなかったらしく、本当に出迎えてくれただけだったようだ。 「あ、ありがとうございますっ」 その言葉にほっとしながら、クッキーをつまむ。 なんとなく暖かい空気が流れて思わずのほほんとしてしまう。 >それに御主人様に言いつけたら、どんなに○○××○○なことをされるかわかりませんから。 「!?」 目の前の優しそうな女性から突然飛び出したとんでもない単語に、一瞬耳を疑う。 (○○××○○なこと!?つ、つ、つつまりは○○が○○で、××でっ、あまつさえ(ピー)で(ピー)な…きゃーっ、嘘っ、そこまでやる?やっちゃいます!?ああっ、いやっだめですーっ) 思考が暴走している間にも、手は動く。 まず最初につまんでいたクッキーが無意識のうちに投入され、ミルク、砂糖、レモン、ガムシロップ、蜂蜜、そしてまたミルク…と次々にカップの中へと投入されていく。 ―――紅茶であるはずなのに…今、それは紅茶ではない何かになろうとしていた。
440 :
椿 杏樹 :05/02/11 01:29:48 ID:50cFI1YY
バレンタイン用に手作り菓子を個別に分けて包装している。
「よーし。あげるまでの間に包装ぐちゃぐちゃになったりしないでね、お願いしますね」
全部を包み終えて、なぜかパンパンと手を叩いて拝んだりする。
>>438 自室へ戻る途中に呼び鈴が鳴り、慌てて玄関のドアを開ける。
「大変、お待たせしてしまってたのかしら」
外の客人に声をかける。
「申し訳ありません〜。こんばんは。御客様、どうもお待たせいたしました。
ええと、当家にどんな御用事でしょう」
441 :
里村 志保 :05/02/11 01:34:50 ID:mBxdhym3
>>439 「あ……」
翠の凄まじい行動に呆気に取られ、何も言葉が出てこない。
そして驚いた拍子に手に持った自分のカップを床に落としてしまい、割ってしまう。
(どうしましょう、私は何かどんでもない人を迎え入れてしまったみたい。
色々と御主人様好みの子でしょうけど、ちょっと度が過ぎているかも。
夜のことだけできても、昼の仕事もできないといけませんし……)
床に落ちたカップの破片を塵取りで丁寧に取り除き、水溜りを雑巾で拭く。
(御主人様に提言しようかしら。この子は不採用、って)
黙々と掃除を続けながらそんなことを考える。
442 :
名無し客 :05/02/11 01:41:30 ID:BzKhSYgn
>>440 ベルを鳴らしてすぐにドアが開いたので少し驚いたが、丁寧に挨拶を返した。
「こんばんは。こちらは名無し氏のお屋敷かね?
実は名無し氏から、引越しをしたから一度立ち寄るようにと手紙をもらっていたんだが、
いずれ立ち寄ろうと思いながらついつい先延ばしになってしまい、申し訳ない……」
一気にそう言い切って、一息つく。本人はすっかり大人の貫禄を身に着けた気でいるが、
まだ30代、ついつい血気盛んさを象徴するような早口になってしまう。
それに気づいて、少し照れたような顔になって言葉をつないだ。
「失礼。私は名無し氏の友人で、こういう者だが……。
実は今晩こちらに泊めてもらうことになっていたのだ。
夜遅くに申し訳ないが、よろしく取り次いでもらえないだろうか」
そうして、杏樹に向かって軽く会釈した。
>>439 >>441 「七城翠か、いい名前だな。話は少し聞かせてもらったよ、採用しよう」
突然厨房に入ってくるなり、そんなことを述べる。
「志保、喉が渇いたのでワインを取ってきてくれんか? いつものやつだ。
それとカップを割ってしまったようだな。ワインを届け次第、地下室で待っているといい」
先ほどまで志保が座っていた椅子に腰を下ろす。
「それでだ、翠。この屋敷がどういう仕事をする場所かわかっているかね?」
ジッと翠の顔――首、手足。身体全体を舐めるように、品定めするように視線を這わせる。
444 :
椿 杏樹 :05/02/11 01:56:34 ID:50cFI1YY
>>442 「そうだったんですか。本当に申し訳無いです、御主人様は今日はもうご就寝なさっている時間で…」
いつも通りの台詞を言い、男性を案内しようとするが
内線で尋ねると部屋が全て埋まっているらしく困ってしまう。
「まあ。今日は客室は空いてないんですか?どうしましょう〜」
少し考えて、ポンと手を叩く。
「御客様、今日は夜に会合があったので、どうも客室が空いてないようで…。
あちらの和室になりますけれど宜しいでしょうかー。勿論お布団は私持ってきますから、差し障りは無いと思いますので」
申し訳なさそうに言うと客人を、今夜は茶室のほうへ案内する。
綺麗に掃除された茶室に中に客人を促すと、時間が時間なので早速布団の用意をし始める。
「よっこいしょ、っと…」
フラフラしながら布団を持ってきて、背中を向けて屈み、敷こうとする。
445 :
名無し客 :05/02/11 02:07:55 ID:BzKhSYgn
>>444 >「まあ。今日は客室は空いてないんですか?どうしましょう〜」
なんだそれは、私は招かれざる客なのか……?と思って機嫌を悪くしそうになるが、
そこはまああの主人のことだ、多忙に紛れてうっかり忘れていたんだろうと前向きに解釈する。
……おっと、メイドに不審がられてはたまらない。
「ああ、それなら和室で構わない。そちらのほうが落ち着くよ」
そうして杏樹の後に続いて茶室に入る。
「おぉ……なかなか趣味が良いな。昔の屋敷のように金張りの茶室にインドの仏像が
置いてあったりはしないな。名無し氏の趣味も落ち着いてきたのか、良かった良かった」
一人で感慨深げに納得する。昔から、浮世離れした主人の趣味に付き合わされて苦労したらしい。
>フラフラしながら布団を持ってきて、背中を向けて屈み、敷こうとする
「すまんな、女一人では大変だろう、手伝うよ」
上着を脱いで、杏樹を手伝って布団を敷こうとする。
しかし、ちらりと覗いた白いうなじ、それから向き合ったときに目に入った豊かな胸の谷間に、
つい淫らな欲望が持ち上がってしまい、手を止めて杏樹のしぐさに見入ってしまう。
446 :
七城 翠 :05/02/11 02:17:26 ID:tS8J5+jZ
突然厨房に現れた男性に驚きつつも、口ぶりと雰囲気のようなものからこの人物が主人であるとなんとなく悟る。 (……って、じゃあ、じゃあ…結局バレちゃったってこと?) さっきの大騒ぎはどこへやら、今度は一気に青くなった。 >地下室で待っているといい どうしよう、どうしようと思考がぐるぐる回り続ける横で、ふと耳に入ったその言葉に衝撃が走る。 (…ち、地下室?!も、もも、もしかしてっ…ああ、どうしよう私のせいで志保さんが○○××○○な目にっていうかさっきの口ぶりからするとわたしも―――ってああん、待って志保さん行かないでっ) 心の声もむなしく、志保は部屋から出て行ってしまう。 なんともいえない空気の中、主人と翠が厨房に残された。 >「それでだ、翠。この屋敷がどういう仕事をする場所かわかっているかね?」 >ジッと翠の顔――首、手足。身体全体を舐めるように、品定めするように視線を這わせる。 (あわわわわわ、見られてる見られてるぅ〜) なんとなく居心地が悪くなり、身をもじもじとさせる。 「ええっとですねぇ、ええっとー…」 うまく言葉が返せずに悩んでしまう。
447 :
椿 杏樹 :05/02/11 02:22:42 ID:50cFI1YY
>>445 >女一人では大変だろう、手伝うよ
毛布を整えながら客人に向かって、黙ってにっこり微笑み返す。
「さ、これで大丈夫ですよ〜。電気毛布も敷きましたし、普通の客室ベッドよりもあったかいかもしれませんね。ふふっ」
枕をポンポンと叩き、客人をちらりと見上げて何かまた考え込む。
「…あの。今夜はおひとりでお休みになられます?
もし御客様がご所望でしたら、私で良ければ添い寝なりさせていただきますけどー……」
不安になるのかこれもいつもの癖で、つい「接客が必要なのかどうか」を確かめてしまう。
「ひとりだと、なかなかすぐには寝付けないものですから」
448 :
名無し客 :05/02/11 02:31:50 ID:BzKhSYgn
>>447 「そうか……」
杏樹の申し出に少し面食らったように言葉を失うものの、すぐにまた何か納得したように頷く。
「以前、名無し氏が『うちのメイドの淫乱なことときたら、俺でなければ主人は務まらない』なんて
言っていたのは、つまり、そういうことなのか?」
まだまだ吹っ切れないように、そっと杏樹の肩に手をかけてじっと目を見つめ、そう問いかける。
「添い寝といっても……大人の男相手に、ただ眠るだけでもあるまいに」
杏樹の肩に乗せた手にぐっと力を込め、彼女の体重を支えながらゆっくりと布団に押し倒す。
「すまないが、眠るのはもう少し後にしてくれないか。今は……」
そういうか言わないかのうちに、強引に杏樹の唇を奪った。
>>446 「わからないのなら、わからないのでもいい。それもまた一興だ。
それはそうと、君が壊したインターフォンのことだが…
そう高いものではないし、翠がメイドとして働くのなら不問としよう」
”ここで水に流しても、他のミスがすぐに起こるだろうからな”と心の中で付け加える。
「今日はもう遅いので、そろそろ休むといい。使用人用の部屋にまだ空きがあったはずだから、
志保に案内してもらって、これからはそこで寝泊りするように」
それだけ言うと立ち上がり、厨房を後にする。
新しい獲物に喜びの笑いを隠し切れず、それが背中の震えとなって現れた。
450 :
椿 杏樹 :05/02/11 02:43:26 ID:50cFI1YY
>>448 「あ……」
布団に横たわるとかすかに声が漏れる。
客人の背中に手を回し、柔らかく微笑みキスに応える。
「ええ。構いませんよー…。御客様が眠たくなるまでは、私を玩具にしてくださっても。
…ん…。ん…」
少し強めに唇を奪われ続けていると、徐々に目がとろんとしてくる。
451 :
里村 志保 :05/02/11 02:44:54 ID:mBxdhym3
主人が厨房からいなくなるのと入れ替わるようにして戻ってくる。 「御主人様、ワインを――って、あれ… 御主人様?」 いつの間にかいなくなっている主人を不思議に思うが、何より気になるのは翠のこと。 「翠ちゃん、何か御主人様にあんなことやこんなことされませんでした? もう、御主人様って新しい女の子を見るとすぐに手をつけたがるんですから。 こちらにもそれ相応の心の準備というものがありますのにね、ほんとに」 持ってきたワインを机の上にひとまず置き、一息つく。
452 :
名無し客 :05/02/11 02:51:55 ID:BzKhSYgn
>>450 「自分で自分のことを玩具だなんて言うのかい。どうなってるんだ、
名無し氏には世話になっているからあまり悪口は言えないが……」
なんだか難しい顔をして首をかしげながらも、目の前の杏樹に溺れて行く。
「まあ、そうやって割り切っているのなら……何も言うことはないな」
もう一度杏樹にキスしながら、そのまま器用に服を脱がせていく。
「ふふっ、これでは興奮するばかりで、ちっとも眠くなりそうにないな。疲れるまで相手をしてもらおうか」
下着越しに杏樹の胸に口づけてやわらかな感触を楽しみつつ、乱れたスカートの中へ手を差し入れる。
453 :
七城 翠 :05/02/11 02:59:40 ID:tS8J5+jZ
>それはそうと、君が壊したインターフォンのことだが… >そう高いものではないし、翠がメイドとして働くのなら不問としよう」 「は、はいっ。ありがとうございますっ」 どちらにしろメイドとして働くつもりではあったので好都合ではある。 (でも、お給料から引かれちゃうのよね〜?よよよ…) その後、二、三言会話を交わし主人は部屋を出て行く。 …そして、入れ替わるかのように志保が入ってきた。 >翠ちゃん、何か御主人様にあんなことやこんなことされませんでした? 「い、いえっ、大丈夫です」 (でも見られましたけどね、ええ見られましたとも) しかし、結局は見られただけだしと深く気にしてはいない。
454 :
椿 杏樹 :05/02/11 03:05:10 ID:50cFI1YY
>>452 「疲れるまで……? ぁ…ん、んぅっ」
すっかり服を乱されて客人が乳房に口付ける際、客人の吐息が肌にかかり悶える。
「ん……はぁ……」
片手を頭上に上げ、客人から目を逸らすようにして、悶えつつ横たわったまま顔の向きを変える。
その間にスカートの中へ手が侵入してきたので顔を赤らめる。
「…あっ、そこ…は…。」
恥ずかしさで咄嗟に足を閉じようとして、客人の手を太股で挟んでしまう。
455 :
名無し客 :05/02/11 03:11:29 ID:BzKhSYgn
>>454 >咄嗟に足を閉じようとして、客人の手を太股で挟んでしまう。
「おっと……」
小さく息を漏らして、それから片手を挟まれたまま、もう片手で杏樹のブラを剥ぎ取ってしまう。
「我慢したければ我慢すればいい……堪えきれるのならな」
零れるように露出した真っ白な胸を片手で押しとどめ、頂点の突起を口に含む。
少し歯を立ててみたり、そっと舌先で突付いてみたり、微妙な変化を加えながら、
そのたびに変わる杏樹の表情を見守る。
「先に我慢できなくなったほうが負け、ということでいいか」
456 :
里村 志保 :05/02/11 03:16:15 ID:mBxdhym3
>>453 「そう、よかった… 御主人様が近くにいるときは、いつ何時でも安心してはダメですよ。
むしろ覚悟が必要です。いつ襲われたり、悪戯されるかわかりませんから」
溜息を吐いて翠にそう告げ、クッキーをひとつ齧った。
彼女のカップの中の液体は、なるべく視界に入れないよう努力しながら。
「さて、翠ちゃんのお部屋に案内しましょう! あ、ついでに軽くお屋敷の中の案内も。
広くて迷路みたいなところもあるから、もし迷ったら大変だから」
(翠ちゃんって方向音痴っぽさそうだから、説明しておかないと。
間違って地下室にでも迷い込んだら、ひどいパニックを起こしそうだし)
457 :
七城 翠 :05/02/11 03:28:19 ID:tS8J5+jZ
>いつ襲われたり、悪戯されるかわかりませんから 「あ、あはは…肝に銘じます」 言いながら、紅茶を飲もうと視線をそちらに向ける。 「あああーっ!?何コレっ」 がーん、と効果音を口にしながら両頬に手を当て驚愕の表情を浮かべる。 >「さて、翠ちゃんのお部屋に案内しましょう! あ、ついでに軽くお屋敷の中の案内も。 広くて迷路みたいなところもあるから、もし迷ったら大変だから」 「はいっ、よろしくおねがいしますっ」 お辞儀をして、志保の後についていく。 (よっし、明日からがんばるぞっ!) 決意を新たに一歩踏み出そうとした瞬間。 「わきゃっ!?」 どたんっ、と盛大な音を立てて豪快に転んだ。
458 :
椿 杏樹 :05/02/11 03:30:14 ID:50cFI1YY
>>455 >先に我慢できなくなったほうが負け
「んぁ…っ。…あぁぁん…我慢、できなくて負けになったら…罰、ありますか…?」
御仕置きされるのかと思い不安になって問いかける。
「きっと私のほうが絶対先に……ふぁ…っ」
乳房に吸い付いての愛撫が激しさを増すと、より一層甘い声を出す。
「……胸だけなのに、もう…こんなに…」
我慢しきれず足をわずかに開いて、更に奥へと自らで客人の手を導き、下着の脇から内部に侵入させる。
「ん……御客様ぁ…。だめ、私…我慢なんかできないですぅ…」
459 :
名無し客 :05/02/11 03:38:07 ID:BzKhSYgn
>>458 「こんなに可愛らしい顔をしてそんなことを言うなんて、いやらしいメイドだな」
ニヤニヤ笑いながら、杏樹の秘処を撫でる。やはり杏樹の反応をうかがいながら、
かすかに中指を曲げて敏感な部分に触れてみたり、溢れる蜜をかき混ぜるように音を立ててみたりする。
不意にさっと手を引き抜いて立ち上がると、ズボンを脱いで逸物を露出させる。
「さて、我慢できなかった罰が必要だな。私も気持ちよくしてもらおうか。
ちゃんとできるまで、続きはおあずけだ」
460 :
椿 杏樹 :05/02/11 03:51:08 ID:50cFI1YY
「…っ、くぅ…ん」 秘所への愛撫に翻弄されていたが、客人が命令をすると ぐったりしていた体を起こして膝立ちになる。 そして突きつけられた逸物をひと撫ですると手を添えて、舌で竿部分を丁寧に舐めていく。 「ぺろ、ちゅっ…ちゅっ…。…しっかりできたら、こんな私でも褒めていただけますか…? んんっ」 そう言うなり一気に深く咥え、最初から激しくしゃぶる。 「んっ、ん、じゅるっ。……んむ…んちゅっ」
461 :
名無し客 :05/02/11 04:02:20 ID:BzKhSYgn
>>460 「……っ、いきなりそんな……」
思いがけず積極的に奉仕してくる杏樹に圧倒され、口中の激しい圧迫感と温もりを感じて、
気を抜くとすぐにでも射精してしまいそうになる。
「やぱり名無し氏にしっかり仕込まれているようだな……さすが、というところか」
下に目を向ければ、杏樹の美しい顔と、その口に卑猥な逸物が飲み込まれ、吐き出されている、
その光景だけで十分に刺激的だった。いやらしい水音もあいまって、否応なく我慢の限界まで
快感が高められていく。
もう限界というところで、杏樹の頭を掴んで引き離した。
「良かったよ……あまり良すぎて、おあずけにしているのを忘れるところだった」
くしゃくしゃに乱れた布団の上に杏樹を横たえ、すっかり濡れそぼったショーツを脱がせると
両足の間に腰を割り込ませ、ゆっくりとのしかかっていく。
「ほらっ……ご褒美だぞ、じっくり味わうんだ……」
462 :
椿 杏樹 :05/02/11 04:16:08 ID:50cFI1YY
「じゅぷ…じゅっ…んっ、ん。 御客様…?」 頭を引き離されて不思議そうに見上げるが、その後の言葉に嬉しそうな表情になる。 「ありがとうございます。…じゃあ…」 >ほらっ……ご褒美だぞ、じっくり味わうんだ 「…あぁっ! すごい…奥に…。…あっ、はぁ、あぁんっ」 期待して逸物を迎え入れると、突かれながらも積極的に結合部を締め上げようとしたり しっかり客人に抱きついて体を密着させようとする。 「御客様のごほうび、ん…っ。あぁ…。…とっても…気持ちいいです…っ」
463 :
名無し客 :05/02/11 04:28:13 ID:BzKhSYgn
「そんなに気持ち良いのか、それならもっとしてやろう……ご褒美なのだからな」 杏樹の奥深くまで突き上げるように逸物を押し込み、そのままぐりぐりと腰を回すように 動かしたり、浅く前後に突いては時折激しくストロークしたり、ただ自分だけでなくお互いが 行為を楽しむように、杏樹を喜ばせることに没頭する。 「くっ……いやらしいな、こんなに絡み付いて締め付けてくる……」 きついほどに締め付けられ、膣内へ侵入するたびに飲み込まれそうな錯覚に陥り、 抜こうとすると膣壁が蠢いて離すまいとする。なおも秘処からはねっとりと白く濁った 淫蜜が溢れて、結合部を卑猥に彩っている。 「ご褒美なのだが……気持ちよすぎて、私もイってしまいそうだ……」 すでに声は上ずり、一心に腰を使いながら杏樹の唇や胸にキスの雨を降らせる。
464 :
椿 杏樹 :05/02/11 04:49:02 ID:50cFI1YY
客人が色々と突き入れ方を変える度に感じてしまい、いやらしく喘ぐ。 「ん……んっ…。あんっ、…ぅんっ」 休みなしに攻められて言葉も発せず、ただ悶えるのみになってしまう。 既に乱れて腰あたりに纏わり付いているメイド服や、客人が何度も吸い付いて唾液まみれになった 自分の乳房が揺れる様子を眺めては更に興奮していく。 >気持ちよすぎて、私もイってしまいそうだ 「…いいですよ…、私も…もう…っ。ちゅっ。 ……あぁん!だめぇ、もうイっちゃう…っ!」 口付けしながらの揺さぶりに遂に耐えかねて、先に達してビクッと体を震わせる。 「…っ…あぁ……。」 達してもなかなか体を起き上がらせることができずに、しばしそのままでぼうっとしてしまう。
465 :
名無し客 :05/02/11 05:10:18 ID:BzKhSYgn
「先にイっていいぞ……ごほうび、だからな……!」 杏樹の膣内の痙攣に逸物が締め上げられ、反射的に放出してしまいそうになる。 そうして杏樹が達したのを見届けて、ようやく下半身の力を抜いて欲望を開放した。 「うっ……くぅ、中で……はあぁぁっ!」 逸物が杏樹の膣内深く挿入されたまま、びくびくと何度も脈打ちながら 子宮に叩きつけるように白濁を吐き出した。その音まで聞こえそうなほど激しく長く続いた射精で、 杏樹の身体を自分の色で汚してやったように思われて、そんな倒錯的な快楽に恍惚としていた。 荒い息をつきながら、そっと杏樹に顔を寄せて口づけた。 「これじゃあ、どちらへのご褒美か分からないな……とても、良かったよ」 照れそうになるのを笑いで隠して、なおも繋がったままで身を寄せ合う。 やがて震えが収まっても、いまだ杏樹の中にある逸物は萎えそうにもなかった。 それどころか、先ほどよりも敏感に杏樹を感じているようでさえあった。 「これじゃ、まだまだ寝付けそうにないな……もう一度、いいかい?」 杏樹の髪をかき上げて耳元でそう囁きながら、もう胸への愛撫を始めていた。 今夜は眠れるのかどうか――それさえも自分では分からないままに、夜は更けていった。
466 :
椿 杏樹 :05/02/11 05:20:39 ID:50cFI1YY
「え………。も、もう一度!?ですか? きゃっ」 見かけに寄らない客人の行動に驚くが、おかまいなしに再び体を撫でられ始める。 (こんなの何回も朝までやったら、私…。どうしましょうー、明日は大変だわ) 翌日の事を思うと不安になるが 「っ…あ……」 達したばかりで敏感になっている肌がまた快楽を欲しがっているのか、触れられて段々熱くなっていく。
467 :
萩野 瑞葉 :05/02/11 22:48:53 ID:4MeQCkI/
「うん、これでいいですわね。そろそろ本番用を作りましょう」 わりと良い形に出来た試作品のチョコレートを見て呟く。
469 :
萩野 瑞葉 :05/02/11 22:58:37 ID:4MeQCkI/
「とりあえずこれは、お義理のプレゼントということで……どなたに差し上げましょう?」 試作品も使いまわす気になったらしい。
470 :
田中 昴 :05/02/11 23:02:22 ID:dm+oCOrw
「それではお言葉に甘えさせて……」 主人の部屋にて、主人にそう言うと部屋を出る。 そして、客室と思われる部屋を見つけるとそちらへ足を運び 室内にあったソファに腰を下ろし、煙草に火をつける。
471 :
萩野 瑞葉 :05/02/11 23:04:48 ID:4MeQCkI/
主人から客人が客室へ向ったと連絡を受けて、接待に向う。 「お客様、こんばんは。メイドの瑞葉と申します。何か御用はございますかしら?」
472 :
田中 昴 :05/02/11 23:08:03 ID:dm+oCOrw
>>471 声を掛けられて、ふと顔を上げる。
「ああ、ええと……それでは何か適当に飲み物でも持ってきてもらえますか?」
愛想のいい笑顔でそう言うと、煙草を灰皿の上でもみ消す。
473 :
萩野 瑞葉 :05/02/11 23:12:55 ID:4MeQCkI/
「お飲み物ですわね。それでは良い葉が手に入りましたので、お紅茶をお持ちします。 少々お待ちくださいませ」 綺麗にお辞儀をすると、一度客間を出て、しばらく後で戻ってくる。 「お待たせしました。どうぞ……」 まずはカップに注いだ紅茶をテーブルに置く。 と、ミルクを持ってくるのを忘れたことに気付く。 「あ、あの、お客様。ミルクはお使いになられますか? ご所望でしたら、今すぐ持ってまいりますけれど……」 慌ててそんなことを聞いてしまう。
474 :
田中 昴 :05/02/11 23:23:49 ID:dm+oCOrw
「あ、ミルクですか? いや、いいですよ。このままでも飲めますから」 焦る瑞葉を気遣い、そういうと目の前の紅茶に口をつける。 「……瑞葉、さんでしたっけ。よろしければ僕の話し相手になっていただけませんか? 御主人様と話をしてて肩がこりまして」 苦笑いでそう言って、片手を肩に持っていく。 「あなたのこと、御主人様からちょっと聞きましたよ。何でも何処かのお嬢様だとか? 本当ですか? だとしたら何故こんなところに…って」 そこまで言って、しまったと言わんばかりにまた苦笑いを浮かべる。 「ごめんなさい。プライベートなこと聞いちゃって……。あんまり気にしないでくださいね?」
475 :
萩野 瑞葉 :05/02/11 23:28:39 ID:4MeQCkI/
怒らずに許してくれたので、ホッとして胸を撫で下ろす。 >御主人様と話をしてて肩がこりまして 「でしたら、よろしければ私がマッサージをいたしますわ」 昴の背後に回って肩を叩き始める。 >何でも何処かのお嬢様だとか〜 「え、ええ……ここには大切な方がいらっしゃいますから……」 ついポツリと本音を口走ってしまう。 「あ……で、でも、今は実家とは関係なく、ここのメイドの瑞葉ですわ」 誤魔化すように、肩を揉む手に少し力を込める。
476 :
田中 昴 :05/02/11 23:38:24 ID:dm+oCOrw
「ああ、いや、そんなことしてもらわなくてもいいですよ。そういう意味で言ったんじゃないんで」 照れたように笑ってそう言うと、肩を叩く瑞葉の手を握って止める。 「……それよりも、聞きたいことがあるんです。ちょっと座ってもらえます?」 そう促し、胸ポケットから名刺を取り出して瑞葉に渡す。 「僕の名前、田中 昴って言います。気軽にすばるって呼んでください」 そして、改めて瑞葉を見つめると、真剣な眼差しで瑞葉を見つめる。 「……ええと、変なこと聞きますけど、萩野……瑞葉さん? 合ってますか?」
477 :
萩野 瑞葉 :05/02/11 23:40:32 ID:4MeQCkI/
薦められるままにソファに腰を下ろすと、 差し出された名刺を両手で受け取る。 「田中、昴さま……」 >ええと、変なこと聞きますけど、萩野……瑞葉さん? 合ってますか? 「はい、あの、なんですかしら?」 小首を傾げて質問を待つ。
478 :
田中 昴 :05/02/11 23:50:36 ID:dm+oCOrw
「……そうですか。あなたが……」 確認するように瑞葉を見つめると、にやりと笑って立ち上がり、瑞葉の隣りに腰を下ろす。 「いや、別にどうでもいいんですけどね。僕、本当は御主人様じゃなくて あなたに用があったんです。正確に言うと、ですが」 どこか冷めた笑みでそう言うと、瑞葉の肩に手を回し、体をこちらに引き寄せる。 「何せヒントが少なくて……何処かの御屋敷で働いているメイドで、それで……」 ふざけたように笑いながらスカートの中にもう一方の手を忍ばせ、太ももを撫ではじめる。
479 :
萩野 瑞葉 :05/02/11 23:53:04 ID:4MeQCkI/
ふと昴の雰囲気が変わったことに気付いて、身を引こうとするが 逆に引き寄せられてしまう。 「あ……の、昴、さま?」 >あなたに用があったんです 「え……わ、私に、ですの? どういうこと……あっ!?」 スカートの中に侵入してきた手の感触に、ゾクリと身を震わせて 太腿をきつく寄り合わせる。 「お、おやめ下さいっ……」
480 :
田中 昴 :05/02/12 00:03:40 ID:YdbJ2it1
「それでね。あんまりヒントが少ないから、せめて名前だけでもって 色んなところ尋ねまわったんだよ。で、わかったのが、みずはって名前」 にやにや笑いながら、スカートの中に忍ばせた手をどんどん奥へと進ませる。 「みずはって名前のメイドがこの広い世界に何人いると思う? ああ、もうどうでもいいよね? いちいち話すの面倒になってきた……ああ、だめだよ?」 足に力を入れている瑞葉に、力を抜くよう問いかけるように言う。 「わかってるでしょう? 何をしなきゃいけないのか……素直になんなきゃ。ね?」 相変わらず、ふざけた笑みは消えない。
481 :
萩野 瑞葉 :05/02/12 00:06:32 ID:Rp1oUrae
「ですから、ど、どういうことですの? 私を探していたって……」 怯えた瞳を向けて問い返す。 「せめて、それだけ教えてくださいませ。 んっ、そ、そうしたら……きちんと御奉仕はいたしますから……」 ついにショーツに触れてきた手を、そっと押しとどめて懇願する。
482 :
田中 昴 :05/02/12 00:17:33 ID:YdbJ2it1
「うるさいなぁ……君に聞きたいことは、その奉仕とやらをしてもらわないとわからんないんだよ!」 突然キレたように言うと、瑞葉から手を離す。 「お客様である僕を怒らせたらヤバイんじゃないの? このままこの部屋を出ていってもいいんだよ? そうなったら……瑞葉さんの立場ってすごく悪くなるよね」 にやにやと笑いながら瑞葉にそう言って、腕を組み、ソファに背をあずける。 「ねぇ、奉仕ってさ、実際に何するの? まぁ、わかってるんだけどね。ふふっ…… 早く奉仕とやらをやってみてよ。僕、取りあえずは何もしなくていいだよね?」
483 :
萩野 瑞葉 :05/02/12 00:20:54 ID:Rp1oUrae
>君に聞きたいことは、その奉仕とやらをしてもらわないとわからんないんだよ! 「えっ? えっ?」 すっかり混乱・困惑して、ニヤニヤしながら恐喝する昴の言葉に、結局は従ってしまう。 「出て行かれるのは、困ります……御奉仕、いたしますから……お許しくださいませ」 ソファに腰掛けている昴の膝の上あたりまで頭を下げると、 そのままズボンのファスナーを口で咥えておろし、手を使わずに逸物を引きずり出す。 「お口で……させていただきます。ん、んん……っ」
484 :
田中 昴 :05/02/12 00:28:19 ID:YdbJ2it1
「いいよ。許す。早くやって……って」 まだ瑞葉が嫌がると思い、余裕で構えていたところで突然の瑞葉の「奉仕」に 少し驚いて腰を引く。 「うわ……マジでそんなことするんだ……ぅわ、すげ、さすが、上手いね」 恥ずかしげもなく、自分のソレにしゃぶりつく瑞葉を思わず褒めてしまい たちまち逸物が硬くなり始める。 「もっと、そう。先端を吸って……ん、いいね」 瑞葉の頭を撫でながら、注文までし始める。
485 :
萩野 瑞葉 :05/02/12 00:33:02 ID:Rp1oUrae
「んっ、ちゅぷ……ふぁ、ん、むぅ……っ、ちゅぱっ」 指示通り、肉竿を幾度も強く吸っては口から引き抜く。 「気持ちよくなられましたら、いつでも出してくださって結構ですから……」 内心、早く奉仕を終わらせようとして、最初から激しい舌戯を施す。 先端を唇で締め付けて吸いながら、喉奥までゆっくり飲み込むと、 今度は舌を絡めながら引き抜くのを繰り返す。
486 :
田中 昴 :05/02/12 00:41:13 ID:YdbJ2it1
「エロいね〜。顔もやってることも、全て……」 そして、我慢が出来なくなってきて出そうになるところをグッと耐える。 「……君でようやく当たりだ。第一段階クリア」 ぶつぶつとひとり言のように呟くと、制止するように瑞葉の肩を押さえる。 「もういい。せっかくだから……瑞葉さんの中で出したいな。あ、中ってわかるよね?」 そう言って、瑞葉の体をソファに押し倒し、服の上から胸を揉み、先端を舐める。 「ねぇ、瑞葉さん? この服……どうやって脱がせるの? ここかな?」 子供じみたように聞きながら、適当なボタンをはずし始める。
487 :
萩野 瑞葉 :05/02/12 00:45:32 ID:Rp1oUrae
>エロいね〜。顔もやってることも、全て…… 「んんぅっ!」 悲しげに頭を振るが、逸物を咥えたままでのその仕草は、それすらも奉仕の一端になってしまう。 >せっかくだから……瑞葉さんの中で出したいな 「あっ! ひ……んっ、ぼ、ボタンは……背中ですわ……」 顔を背けながらも、決して抵抗はせず、せめて過ぎた乱暴はされないようにしようと 従順に昴の行為を導いていく。 「どうぞ、昴様の、お好きになさってくださいませ……」 半裸の状態で目を閉じると、あとは黙ってその身を委ねる。
488 :
田中 昴 :05/02/12 00:54:41 ID:YdbJ2it1
「ああ、背中にあるんだね。ええと、こうかな……」 試行錯誤しつつも、メイド服の脱衣方法を何とか見つけ出す。 が、中途半端なところで詰まってしまい、結果、瑞葉を半裸姿の状態にさせてしまう。 「……まぁ、これはこれでいいかも。エロいなぁ、うん。お嬢様で超エロメイドか」 一人で納得したように言うと、さっきまで自分の逸物を銜えていた口ということを気にもせず 瑞葉の唇にそっと口付ける。そして、下着を脱がせて逸物を突き立てるように挿入させる。 「あれ? 何もしてないのにぐちょぐちょだね。本当に淫乱メイドなんだ……情報どおり」 我慢していた分、腰の動きが急激に激しくなっていく。
489 :
萩野 瑞葉 :05/02/12 00:59:41 ID:Rp1oUrae
>お嬢様で超エロメイドか 「そんな……ちが、んっ、んんっ!!?」 キスをされた途端に身じろぎをして、昴から離れようともがき出す。 どうやら口付けをされるとは思っていなかったらしい。 だが、すぐに押さえつけられて、肉棒を挿入される。 「あ、い、いやっ!! いやぁぁぁっ!!」 抵抗しつつも、そこはすぐに昴の侵入を許してしまう。 >何もしてないのにぐちょぐちょだね 「ウソっ、ウソです……私、淫乱じゃありませ、あっ、あぅっ、く、ひあああっ!!」 すぐに激しいものになった昴の動きに、悲鳴とも嬌声ともつかぬ声を漏らす。 「じ、情報って、どういう、あんっ、いや……き、気持ちよくなんて、ない……ないんですからっ」
490 :
田中 昴 :05/02/12 01:07:17 ID:YdbJ2it1
「ウソ、ウソって、またまた〜。聞こえるでしょう? この音……」 瑞葉の両足を抱えるように前に押し、瑞葉に結合部分が見えるようにする。 「僕のコレが出たり入ったりするとき、スゴイ音するでしょう。こう、ほら」 言いながら挿入のスピードを落とし、結合部分の水音をわざと響かせる。 「ああ、もうダメだ……持たない……っ」 そう言うと、根元まで挿入した後、勢いよく瑞葉の体内に白濁を吐き出す。 ドロドロの感触を感じるが、まだ引き抜かずそのままの姿勢で瑞葉を見つめる。 「瑞葉さん、イった? イってないよねっていうか、一回イったくらいじゃ満足しないよね?」 今度は瑞葉のうなじに口付けながら、再び抽送を開始する。
491 :
萩野 瑞葉 :05/02/12 01:12:48 ID:Rp1oUrae
>僕のコレが出たり入ったりするとき、スゴイ音するでしょう 「そんな……そんなの、聞こえませんっ! イヤぁっ!!」 自分で耳を塞いで瞳まで閉じ、淫らな水音から意識を逸らそうとする。 と、そのとき、奥深くまで挿入された肉幹が暴発する。 「えっ……? あ、ああっ!? やぁぁぁっっ!!」 身体の奥底から汚されたような気になって悲鳴を上げるが、 よく慣らされた秘所は、肉棒を包み込んで蠕動し、最後の一滴までを絞り上げていく。 >一回イったくらいじゃ満足しないよね? 「ふぁっ!? あ……も、もう、おやめくださ……あんっ! ダメ……ダメなのぉっ……!」 蕩けるような甘い声を漏らして、それでも口では抵抗してみせる。
492 :
田中 昴 :05/02/12 01:21:12 ID:YdbJ2it1
「ふふふ、瑞葉さん面白いね。あ、ここに勤めているメイドはみんなそうなのかな?」 扇情的な瑞葉の仕草に再び興奮を覚え始め、やがて腰の動きが速まってくる。 「もしかして瑞葉さんって……強姦されたいとか思ってる? 本当に嫌なら本気で抵抗するじゃん? ああ、それって演技? じゃないよなぁ……だって、すごく気持ちよさそうだし」 耳を塞いでいる瑞葉の両手をそっと握り、耳元で囁いてみる。 「もっともっと、気持ちいいって思いなよ。正直になったほうが楽でしょう? もっとおねだりしてさ。欲しいんでしょう? コレが」 そう言って、逸物の先端で最奥をゴリゴリと突いてみる。
493 :
萩野 瑞葉 :05/02/12 01:30:17 ID:Rp1oUrae
>もしかして瑞葉さんって……強姦されたいとか思ってる? 「お、思ってませんっ! 絶対……ぜったいに思ってませんわっ!!」 涙目で、それでも出来る限り強い視線で昴を睨んでみせるが、 >もっともっと、気持ちいいって思いなよ 「あ……あ、はぁ……っ」 耳元に吹きかかる息と、誘導するような言葉に、身体の力が抜けていってしまう。 「んっ、あ……あっ、あん……っ、そこ……そこ、いい……。 すごい……ですっ、すごいのぉ……っ!! 昴様……昴様の、 お……おち○ちん、で……もっと、突いて……グチャグチャになさって、ください……っ」 唇の端からは涎を、瞳からは涙を伝わせながら、そんな淫らな言葉を ついに口にしてしまう。
494 :
田中 昴 :05/02/12 01:40:28 ID:YdbJ2it1
「それでいいんだよ……ウソだ、イヤだって言ってる瑞葉さんも素敵だけど 素直な瑞葉さんはもっと素敵……ふふ」 どこか勝ち誇ったような笑みを浮かべると、抽送の速度を更に速める。 白濁と瑞葉の蜜液が混ざり合い、そのぬめりが快感を増幅していく。 「……っ、君の肉体だと、何発でもイけそう……っ!」 そして、二回目の白濁を瑞葉の体内にぶちまける。結合部分から白濁が漏れているのを 感じると、満足したようにようやく逸物を引き抜く。 「僕の知っている人がね。瑞葉さんのこと忘れられないんだって。だけど会いに行けないから 僕が会いに来たんだよ。僕は君が憎くて仕方ないんだけどね」 冗談なのか本気なのかわからない口ぶりでそう言うと、息の荒い瑞葉に再び口付ける。
495 :
萩野 瑞葉 :05/02/12 01:44:43 ID:Rp1oUrae
「あ、あああっ、ああっ、ん、ふぁ……ぁぁっ……!」 細い身体を反らせて、二度目の射精を受け止めると、グッタリと崩れ落ちる。 「あ……んっ、いや……溢れ……て……」 激しく犯された秘所が開いたままになってしまい、それを恥じてもどうすることも出来ない。 >僕の知っている人がね。瑞葉さんのこと忘れられないんだって〜 「……えっ? どういうことで……ん、んんっ!!」 気がかりな言葉を口にした昴に問い返そうとするが、またも唇を奪われて、台詞は途切れてしまう。
496 :
田中 昴 :05/02/12 01:52:37 ID:YdbJ2it1
ゆっくりと口付けを終わらせると、にっこりと笑う。 「……気付けよ、馬鹿女。その変態な体で何人の男をくわえこんだ? それで全て平和に収まってるとでも思ってる? 本当に馬鹿か?」 笑顔とは裏腹に口汚い言葉を吐くと、瑞葉の髪をぐいと掴み、軽く引き上げる。 「カワイイカワイイメイドさん。これからもよろしくお願いしますね。 僕的にはまだまだ気持ちが晴れませんから」 笑顔はそのままにそう言って、ぱっと手を離す。 「僕のことが気になるんなら自分で調べてね。何とでもなるでしょう? たとえば御主人様を誑かすとか、他の金持ちな客を誘惑して聞き出すとか……」 そう言って衣服を整えると、素早く立ち上がり手を振りながら客室を後にする。 「おやすみ、瑞葉さん。また会えるといいですね〜」
497 :
萩野 瑞葉 :05/02/12 02:00:29 ID:Rp1oUrae
「……っ……!」 あまりに辛辣な言葉を吐き掛けられて絶句してしまい、 ただただ口を開閉させることしか出来ない。 昴が去った後、半ば機械のように着衣の乱れを直しながら、言葉の意味を考える。 「私のこと……忘れられない……?」 咄嗟に頭に浮かんだ顔は、二人。 「……でも、少なくともあの方は、もう……」 陵辱されたことよりも何よりも、かつて自分と交わって、 決して幸福とはいえない気持ちを味わわせた人のことを考える、その胸の痛みの方が、痛かった。
498 :
田中 昴 :05/02/12 02:10:15 ID:YdbJ2it1
「……はああ、だるい……」 充てられた部屋の前で思わずため息をつくと、そう呟く。 「性に合わないんだろうな、こういうことって。まぁいいや……後は誰だっけ。 ええと……イニシャルだけ? マジですか」 何やらボロボロの紙切れを出し、そこに書かれている文字を見て再びため息をつく。 「瑞葉のMの次はSですか……名前か? それとも名字か?」 頭をかきむしりつつ、室内へと入っていく。
すごい、まだ続いてるよ…。 みなさま頑張って下さい〜。
暖炉の火の灯る深夜の執務室で、屋敷の業務資料に目を通している。 「今、ご逗留なさっているお客様から特にクレームや特段のご要望などは上がって いないですね……ふむ」 ざっと屋敷に宿泊している客のリストをチェックし、それぞれに留意することなどを 手帳に書き記し、それぞれの部屋を担当するメイド向けの指示書に起こしていく。
502 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 00:24:02 ID:0NTZwulC
「…………」 廊下で窓越しに夜空を見上げながら、昨晩の客人の言葉の意味を考えている。 「……いったい、どなたの……」
続いて各メイド達の勤務報告に目を通す。 メイド達自らの申告もあれば、他の執事達が書き記した所見や報告、果てはお客様から 寄せられた要望や感想なども交えられ、メイド達それぞれの仕事ぶりを浮き彫りに していく。 その中から褒められる点を小さく書き留め、意見するべき所を普通に書き留め、 指導しなければならないところを走り書いていく。 「……ふむ……」 暖炉の火の熱に乾いた室内にふと喉の渇きを覚え、サイドテーブルに置かれた水差しに 目を運ぶが、その中に喉を潤すのに十二分な程に湛えられている筈の水が幾つかの 水滴を残すのみとなっていた。 「……」(……誰かに汲んできて頂くことと致しましょう……) 喉を苛む乾きに、少しだけ気を荒げつつデスクの上の呼び鈴を手に取ると……そう、 内線電話などと言う風情のないモノを使わずに……それを小さくかき鳴らした。 「……誰かおりますか?」
504 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 00:35:24 ID:0NTZwulC
「!」 小さく響いた鈴の音に、びくんと反応すると、執務室に走っていく。 「こんばんは、お疲れ様です、執事様……あの、御用は……?」 以前の仕置きの記憶がまだ残っているのか、少しだけ腰が引けた状態で聞くが、 答えを聞くよりも前に、水差しの状態に気付く。 「ああ、お水ですわね。すぐにお持ちしますわ。少しだけお待ちくださいね」 そう言って水差しを手に取ろうとする。
>「ああ、お水ですわね。すぐにお持ちしますわ。少しだけお待ちくださいね」 >そう言って水差しを手に取ろうとする。 自分が言わんとしていることにすぐに気付いた瑞葉の心配りに少々気をよくするが、 瑞葉の腰の引けた態度が些か気に掛かる。 無論、その原因が自分にあることはわかっているのだが、そのことが不条理な苛立ちを 沸き上げさせていた。 「今日の執務室の手入れは誰の当番でしたかな……?」 そう口にして、わざと厳しく責めるような視線を瑞葉へと射向ける。 ……今日の執務室の当番は瑞葉ではない。 そのことは自分が一番よくわかっていながらも、瑞葉の出方を伺うように……まるで 瑞葉を困らせてみるか、とでも言うかのように冷徹さと不機嫌さを滲ませてみせる。 「……細やかな気配りができないようでは、当家のメイドとしての資質を問われますな。 まったくもって嘆かわしい……」 その呟きは、嘆くと言うよりは低く重たく威嚇するような響きだった。
506 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 00:48:43 ID:0NTZwulC
「え? ええと、今日は確かチ……」 思わず素で答えそうになって、執事の厳しい視線に気付く。 「!?」 ハッと後ずさりながら、慌てて続きの言葉を飲み込み、別の台詞を口にする。 「あ、あの……執事様が夜勤をなさっているのに、お飲み物もお持ちしなかったのは、 同じ夜勤の私の責任ですわ。ですから、お当番の方には……」 実は当番はチエだったりするのだが、さすがに口に出すのは躊躇われたらしい。 「申し訳ありませんでした……」 恐縮しきった様子で、深々と頭を下げる。
>「申し訳ありませんでした……」 >恐縮しきった様子で、深々と頭を下げる。 頭を下げている瑞葉へとつかつかと足音高く歩み寄り、手早く瑞葉のおとがいを掴むと やや乱暴に持ち上げて自分の方へと向かせる。 「誉められるべき点が一つ。仲間を庇い、自らにも責任を感じている点」 そこまで言って、瑞葉の2つの瞳を見下ろし気味に顔を近づけた自分の眼へと近づけ させる。 「責めなければならない点が一つ。あなたは私の問いに答えてはいない点」 刺すような鋭い視線を、間近に捉えた瑞葉の瞳に容赦なく突き立て、掴んでいた おとがいを離した。 次の瞬間、暖炉を背にするように瑞葉の肩を掴んだまま身体を捌くと、その掴んでいた 肩を押し、瑞葉を暖炉の手前に置かれていた執事達が囲んで軽くお茶を飲んだり、 打ち合わせなどをするのに使っているテーブルの上に突き倒した。 そして、突き倒された瑞葉の身体の際まで歩み寄り、瑞葉の顔にまるで覆い被さるように 自らの顔を近づけると、再び質問した。 「今日のこの部屋の手入れの当番は誰でしたか……?」 刹那、厳しく見開かれていた目が細まり、次の言葉が紡がれた。 「あなたにもっとメイドとしての自覚を持って頂く前に、そのメイドを『厳しく』躾けて やらねばなりませんからな。そう、この寒い夜中に冷たい石畳の上で」 厳しく、を強調し、地下の仕置き部屋を思い起こさせる「冷たい石畳」と言う言葉を続ける。 ……まさしくそれは、威圧と威嚇の為の言葉だった。
508 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 01:08:01 ID:0NTZwulC
「きゃっ!?」 おとがいを摘まれて無理に上を向かされ、つい悲鳴が漏れる。 視線が合った執事の瞳から目を逸らせないでいると 今度は机の上に押し倒されてしまう。 「し、執事様っ!?」 >そのメイドを『厳しく』躾けてやらねばなりませんからな 「そ、それは……どうか、お許し下さいませ……。 私をお仕置きなさるなら、それは謹んでお受けしますから……」 かえって追い詰められたことで、当番のチエの名を出すことができなくなってしまう。
>私をお仕置きなさるなら、それは謹んでお受けしますから……」 >かえって追い詰められたことで、当番のチエの名を出すことができなくなってしまう。 「……ふむ……。この私の言うことが……お聞きになれない、と……?」 瑞葉の懇願に眉を顰め、目尻を引きつらせながらゆっくりと問いかける。 「……やっぱり……」 ――ダァンッ! 瑞葉の頭の横に、執事の大きな掌が打ち付けられ、厚味のある木のテーブルが その身を震わせながら大きな音を立てる。 「……萩野さんには、当家のメイドとしての自覚が足りていないようですな」 テーブルの震えの余韻がある中、その手の平が引き上げられ、瑞葉の肩を押さえ つけた。 「そも、各家に仕えるメイドは、言わばそれぞれの家に備えられたものにも等しい 存在である、と言われております。備え付けられた家具や宴に供される食器、調度品、 部屋々々を飾る美術品や工芸品……。家人を彩る宝飾類。そして、愛玩動物や…… 家畜のように」 そこまで言って、瑞葉の目に映らないように暖炉の方へ……そこにある何かに手を 伸ばす。 「……無論、それらが所有者である家人や、その管理・監督を司る者に逆らうなどと 言うことはあり得ないことでございます」 ――カチャリ、カチャリ……。 暖炉の中で、何か硬い物が金網や敷石に当たる音が微かに響く。 「萩野さん、……あなたにはもっと明確な形で当家のメイドとしての自覚を持って 頂かないといけませんな」 そう言いながら、冷酷な光をその眼に灯しはじめる。
510 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 01:27:29 ID:0NTZwulC
「ひっ!!?」 顔の横に力いっぱい叩きつけられた手、その音と振動に、心の底から震え上がる。 もともと白い顔からは血の気が引き、歯をガチガチと鳴らして怯える。 「お……お……許し……く、だ……さい……っ」 あまりの恐怖に目を閉じようとすると、執事が手を伸ばした方から金属質の音が響く。 「……え……っ?」 身体の影になって見えないそれが、気になって仕方なく、目を瞑ることも出来ない。 「し……執事、さま……?」 既に涙のこぼれつつある瞳をそちらに向けて、か細い声を絞り出す。
「その昔、各家はそれぞれの家の持ち物にそれぞれの家の紋章などを刻み入れ、 それがその家の財産であることを示した、と言います」 ――カチャリ、カチャリ……。 「無論、メイドも、その例外ではございません。今でもメイドが身に着けるメイド服の あちらこちらには紋章や意匠が刺しゅうされていたり、メイド服と共に身に着ける 装飾品……ブローチやカフスなどに紋章などがあしらわれていたりします」 ――ジジジ……、パチッ! ふと、聞こえ来る金属が熱に軋む音と、熱の中で何かが小さく爆ぜる音。 「……時には、家の主が夜伽の際に注ぎ込む精が、そのメイドの身体に家の紋章を 刻み込んでいる、と揶揄する学者もおります」 ――カチャカチャカチャカチャ。 明らかに暖炉の方に差し向けられた手が動くのに合わせて、金属同士が軽くぶつかり 合う音が響く。 「ですが、萩野さんにはまだまだその認識が甘いように見受けられます。まるで…… 繋がれたばかりの家畜にも劣るように」 そこまで言って、それまでの冷酷な眼の光を更に強く燃え立たせるが如く、酷薄な 笑みを浮かべる。 「そうそう。家畜が、その家の財産であることを証明する手段、と言うのを萩野さんは ご存じですかな……?」 そう言いながら暖炉の方へと差し向けられていた手が、ゆっくりと挙げられていく。 その手には金バサミが、そして、その先では……公式な書簡などに施される封蝋などに 名無し家の紋を形付ける為に用いられる金型がまっ赤に熱せられていた。 まっ赤に熱せられた金型を目の前にたぐり寄せ、握りが冷めていくのを確認しつつ 言葉を続ける。 「家畜の皮に、その家の紋章を焼き印するのですよ」 次の瞬間、冷めた金型の握りを手にしていた執事の、もう片方の手が瑞葉のメイド服の スカートを乱暴にまくり上げ、その中に隠されていた清楚な下着と、瑞々しい白い肌を さらけ出させた。 「……お美しいですな。いや、非常に忍びないですが……」 まっ赤に焼けた金型が、瑞葉の視界の中で振り上げられた。
512 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 01:51:11 ID:0NTZwulC
「あの、ですから執事様、何を……」 不安に満ち満ちた表情と声で執事に問うが、その答えは明確には出されない。 「執事様……っ」 >家畜が、その家の財産であることを証明する手段、と言うのを〜 「え……っ、そ、それは……」 ある恐ろしい考えが頭をよぎり、ハッと思わず起き上がろうとして、執事に逆に抑えつけられる。 >紋章を焼き印するのですよ 「……い……っ」 赤く焼けた焼印が、白絹のように染み一つ無い肌に近づけられると、 その熱気だけで焼け爛れそうに思えて、悲鳴をあげることさえままならない。 「……やぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」 ようやく搾り出された声が後を引くうちに、ガックリと身体が崩れ落ち、気を失う。
「……ふん」 気を失ってしまった瑞葉の姿に不満げに息を漏らすと、手にしていた金型を瑞葉の 足の付け根に近いところ……の間にこっそりとスカートをまくり上げた時に落としておいた 革手袋へと押し付けた。 ――ジュゥゥゥゥ……ッ! 革手袋が金型とテーブルの気の間に挟まれ、革の焼ける香ばしくすら感じる匂いを 立ち篭めさせていく。 「……さて」 そのまま、革手袋とテーブルに熱の殆どを奪われ……とは言っても、溶けた蝋並の 熱を持った金型を瑞葉の張りのある太股に押し付ける。 肌を焦がしたり、水ぶくれを生じさせるとまでは行かなくとも、軽い火傷を負うであろうことは 免れない鋭さを持った熱が瑞葉の太股へと突き刺さった。
514 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 02:09:53 ID:0NTZwulC
「………あ……?」 まず感じたのは、何かが刺さったような感覚。 だが、それはすぐに熱さに変わる。 「え……や、あああああっ!?」 戻ったばかりの混濁した意識のまま己の下半身に目をやれば、 太腿に確かに印が押し付けられている。 「あ……あ……いや……っ、許して……ごめんなさい……ごめんなさい……っ」 誰に謝っているのか、ブツブツ呟きながら両手の平で顔を覆いながら泣きじゃくるうち、 テーブルの上に液体が流れ始める。どうやら余りの恐怖に失禁してしまったらしい。 「印……つけられて……もう、私……」 しかしそのことにも、思ったよりも焼印が熱くないことにも気付く余裕はない。
恐怖のあまり気が動転し、実際には烙印が付いていないことに気付いていないのを 認めると、更に追い込むような言葉を、わざとらしく優しく続けた。 「……よかったではないですか。これでより、この屋敷のメイドとしての立場が明らかに なったと言うものです」 そう言って既にぬるくすらなっていた焼き印を瑞葉の内股から引き離す。 「……おお、これはこれは……」 瑞葉からそこが見えないのをいいことに、瑞葉が迸らせた蜂蜜色の湧き水に濡れた 赤い痕を眺める。 「実にはっきり、くっきりと付いていますぞ。本当に、よろしゅうございましたな」 そう言いながら焼き印を押し当てた周りを指でなぞる。 「……こうやっておけば、誰かがあなたと身体を重ね、この奥を目の当たりにする度に あなたが当家の財産であることを理解してもらえます。メイドにとって、これほど 喜ばしいことがありますか?」 そして、少し赤く腫れたようになっているその場所をそっと摘み上げた。 「さて、それはそれでいいとして」 続いて漏れ出たのは、先程までの優しげな口調とは打ってかわったいつもの厳しい 口調。 「ご自分の粗相でございましょう? さっさと片付けなさいませ」 そして、一呼吸。 「それとも、今夜の執務室の当番の者を呼んで、片付けさせると致しましょうか?」 今の瑞葉にとって、幾つもの意味で辛い言葉が投げかけられた。
516 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 02:27:24 ID:0NTZwulC
「い、痛っ……」 わずかに赤くなって、肌が敏感になっている辺りをこねられて苦痛の声を漏らす。 >こうやっておけば、誰かがあなたと身体を重ね〜 「そ……んな……これ、見られたら……私……」 スカートの裾を千切れそうなほどに掴んで、またも震えだす。 「いや……っ、助けて……、……さまっ」 そして小さく誰かの名を呼ぶ。 >ご自分の粗相でございましょう〜 「……は、はいっ」 痛みも忘れて机の上に這い蹲ると、自らが排泄した液体を舌で舐めとり始める。 「ぺろ……ぴちゃ……んっ、ちゅるっ、ふ、ん……っ、ぐすっ」 家畜のように焼印を押され(たと思い)、己の小水をすすり取る、 あまりの惨めさに、ぐずり泣きながらも、命令は忠実に果たしていく。 そして、そのたびに心臓の鼓動が早まり、精神の箍が外れて蕩けていってもいる。 「ん、んんっ」
普通に小水を拭き取ろうとしたら、それこそ舐め取る位のことは命じてやろう、 と思っていた矢先、何も命ずとも自らの迸りの跡を自らの舌で拭いはじめた瑞葉の 姿に嗜虐心を充足されつつ声を掛ける。 「……ああ、濡れたままでは風邪をひいてしまいますな」 そのまま、瑞葉の少し湿り気を帯びたスカートの腰近くに小さなナイフの刃先を入れると、 ワインのキャップシールを剥がしていくように腰から下を覆っていた布地を取り払う。 続いて、しっとりと湿り、その向こうの肌や翳りを透かしているショーツまでも剥ぎ取って しまう。 「……こうやると、その痕がよく見えますな」 そう言いながら手にしたショーツを、まるでワインボトルから抜き去ったコルク栓を確かめる がの如く、鼻先へと寄せる。 鼻孔を奥を突くような匂いが満ちる。 が、鼻孔をくすぐるのはその匂いだけではないように思えた。 「……ふむ……」 まるで、それがさも当たり前の行動、とでも言うように膝を屈め、テーブルの上に這い蹲るように なっている瑞葉の、身体の動きに沿って揺れる白磁器のような膨らみを目の前にすると、その 奥へと指先を差し入れた。 ――クチョリ。 指先を何か液体が濡らすのが感じ取れた。 「……おや、なにやら潤っているようですが……これは一体、なんで御座いましょうな……?」 ――ニュチャリ、ニチャリ。 湿り気の中で指を動かすと、くぐもった水音が響く。 「これは萩野さんがはしたなくもお漏らしになったお小水でございましょうか? それとも、 まさか、烙印を打たれた悦びに、ここから歓喜の涙を零してらっしゃるのでしょうか……?」 そして、瑞葉の上にのしかかるようになり、その濡れた指先を見せつけた。
518 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 02:47:45 ID:0NTZwulC
「ひ……んっ……」 ショーツを剥ぎ取るナイフの冷たさを感じながらも、小水を舐め取るのはやめない。 既に半ば自動的に被虐の振る舞いをしているようである。 >おや、なにやら潤っているようですが…… 「あ……んっ! は、ぁ……」 蜜壷に入り込み蠢く執事の節くれ立った指に反応してか、 身体をくねらせ、悩ましい声を喉から漏らす。 >烙印を打たれた悦びに、ここから歓喜の涙を零してらっしゃるのでしょうか……? 「……は、い……瑞葉は……いやらしいメイドの瑞葉は、 お屋敷の皆様の、奴隷の証をいただけて……とても……嬉しかったのですわ……」 すらすらとそう答えると、執事の指にむしゃぶりつく。 「ん、ちゅぷっ、ぴちゃ……」
瑞葉の見せる被虐の姿に背筋をゾクゾクと嗜虐の快楽が駆け上っていく。 「そんな指よりも、もっといいものをさし上げましょう……」 そう言いながらスラックスのファスナーに手を掛け、その中から嗜虐の愉悦に膨れあがった 剛直を取り出し、瑞葉からやや離れた所に立つ。 「それとも、もっとそのテーブルや絨毯を濡らしたお小水を舐め取っていたいですか?」 紡ぎ出された言葉の端々に、押し殺しきれなかった興奮の尻尾がちらついていた。
520 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 02:58:11 ID:0NTZwulC
執事が身体を離した後も、しばらく机の上を舌で綺麗にしていたが、 >もっといいものをさし上げましょう…… 「あ……」 チラリ、とそちらを見ると、天を突くような剛直が目に入る。 「執事、さま……」 蜜を湛えた秘所を、脚を閉じて恥らうように隠すと、 絨毯の上に下りて、執事に近づく。 「私に……このたくましい、ご立派な……これを……んむぅっ」 最後まで言葉は続けず、代わりに舌と唇を使って、態度で欲望を示しだす。
自分の剛直にむしゃぶりついてきた瑞葉の頭を優しく撫で、そのまま、ゆっくりと頭を 自らへと近づけていく。 「……実に宜しいですな。普段から、そのようにあるがままを受け入れておられれば もっと楽でしょうに……」 そんなことを言いながら履いていた靴と靴下を足で器用に脱ぐと、ゆっくりと足先で 瑞葉の閉じられた膝の間を割り、その先へ、奥へと足先を進めていく。 そして、足の甲で、時には足の親指で、淫蜜を滴らせる瑞葉の秘華を玩び、こね回し はじめる。 「……こちらも随分と素直なようですな……。もしかすると……」 そこまで言って、かかとで焼き印を押した辺りを捏ね、 「……こんな烙印よりも、もっと明らかなモノが……」 足の親指を秘華の蜜口に押し込み、 「ここの奥に刻まれているのかも、しれませんなぁ……」 そのまま、足の親指の先で、その場所を揉み潰すように掻き混ぜはじめる。
522 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 03:13:08 ID:0NTZwulC
「あむ……ぅっ、ひあっ、あん……ふぅ、ちゅる……んむっ」 執事の脚に、大切な部分を嬲られながらも、剛直に奉仕を続ける。 「執事様……」 ズボンの布地の上から睾丸を弄び、幹を横咥えにしながら亀頭をつややかな髪でくすぐる。 「私、もう……お口だけじゃ……、指でしていただくだけじゃ……」 脈打つ肉棒に頬を愛しげに擦り付け、おねだりをする。 「皆様のペットの、淫乱な瑞葉に……執事様のお情けを……」 スカートの裾を指で摘んで、あくまで上品な仕草でたくし上げる。 その結果との裏腹さに、隠微さが尚増して見える。
引き裂かれ、申し訳程度にしか残っていなかったスカートの布地を指で持ち上げて見せ、 自らを乞う瑞葉の姿に征服欲すら滲みはじめ、その滲み出た欲望が口元を小さく歪めて みせた。 「いいでしょう……。当家の卑しい家畜のあなたに、私が情けを掛けてさし上げると しましょう」 そう言いながら瑞葉の肩をゆっくりと押して、その身体をまだ湿り気の残る絨毯へと 押し倒していく。 「……ですが……やはり、家畜は……」 肩にやっていた手を片方は引き寄せ、もう片方は押し込むように動かし、瑞葉を俯せに する。 「家畜らしく……」 そのまま、瑞葉の腰の下に腕を回し、おもむろに引き上げる。 「獣がまぐわうように……」 高く持ちあげられた瑞葉の二つの膨らみと、その奥に覗いている赤みを帯び、すっかり 花弁を綻ばせてヒクついてすらいる秘華を認めると、そこに張り裂けんばかりになって いる剛直を宛がい…… 「してさし上げませんとな……!」 おもむろに奥へと突き入れた。 並ならぬ長さと太さを持ち、普通では考えられないように節くれ立った剛直が瑞葉の 蜜口を一気に通り抜け、大きく張り出した釣り針の反しにも似た部分が自らを包み込む ヒダを掻きむしり、その槍先が瑞葉の一番奥底の硬い弾力に富んだ部分を突き上げた。 そしてそのまま、その勢いを保ったまま瑞葉の秘華を抉り刮げはじめる。 「……如何でございますか、一杯にご馳走されているご気分は?」 瑞葉の内側で小さな生命体の群が蠢き、まとわりつき、吸い付いてくるような感覚を 存分に味わいながら、普段とは打ってかわって技巧に凝る訳でもなく、力任せに貫くように 突き上げていく。
524 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 03:32:40 ID:0NTZwulC
「あ……っ」 まるで物のように扱われて腰を高く上げさせられ、秘所を執事の目の前に晒したことが分かると さすがに羞恥に震え始める。 「執事様……いや……っ、あっ?」 と、そこに触れた熱い塊を認識すると同時に、それが内部へと侵入してくる。 「あ、ああああっ! んあっ、は、あ、あ……あっ、あんっ、あっ……あああっ!?」 いつまでも終わらないかとすら思えた挿入が一先ず落ち着くと、 奥底まで貫かれ、犯されている感触が、身体の芯まで響いてくる。 >如何でございますか、一杯にご馳走されているご気分は? 「や、ああんっ……執事様の、お情け……とても、ご立派で……素敵、ですわ……」 執事の力強い動きにあわせながらも、こちらは控えめに腰を動かし、 それと同時に襞を蠢かせて逸物を絞り上げる。
「……世辞は……結構でございますよ……」 口では冷静さを保とうとしていても、瑞葉の的確な腰捌きと蜜口の奥の感覚に 溶け落ちそうになっているのが見え隠れしはじめる。 瑞葉の締め付けと、それに合わせた動き。そして、自らの野生に任せた抽送が 紡ぎ出す悦楽が脳の芯を溶かし、それが徐々に自分の下腹部に溜まっていき、 獣液の波打つ場所を引き上げていくような、そんな感覚が襲いかかってくる。 やがて、その中に普段とは違う、どす黒く歪んだ感覚が首を擡げはじめた。 野生や本能とは違う、全く異なる欲望。 それはこみ上げ、体の芯から獣液が吹き上がりそうになる感覚と共に、脳髄の 奥底を蹴り上げはじめる。 「……では……可愛らしい家畜のあなたに……とっておきの……ご褒美を…… さし上げ……ましょう……!」 そう言ってもっとも激しいストロークで瑞葉の奥底を貫き壊さんがばかりに突き 入れると、そのまま爆ぜそうになっている剛直を秘華の蜜口から抜き放ち、 その槍先を瑞葉の顔元へと運ぶ。 次の瞬間、叩き付けられるような勢いを伴って、薄黄色く膿じみた色をした獣液が 瑞葉の美しく可愛らしい顔目掛けてぶちまけられた。
526 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 03:52:14 ID:0NTZwulC
「あっ……あんっ、ふぁっ、お、お世辞、なんかじゃ……」 切なげな瞳を執事に向けると、一際大きく腰を揺する。 「ほんとうに……すてき、です……私なんかを、抱いてくださって……ああんっ」 >とっておきの……ご褒美を……さし上げ……ましょう……! 「んっ!! きゃ……あ……は、ぁ……んっ」 陶酔したような顔で、美しく艶やかな髪から顔、白く柔らかな胸元までを 執事の淫汁で汚されていく。 「あぁ……っ、こんなに、たくさん……んっ」 まだ欲望を吹き上げ続ける肉筒を口に含むと、残りの迸りを喉奥で受け止め、 そのまま舌と喉と唇とで、残滓までを搾り出していく。 「ふぁ……むぅっ、執事様……淫らなペットの瑞葉は……皆様に使っていただけるだけで、幸せです。 ですからどうか……お前はここにいていいと……仰って……くださいませ」 ほとんど忘我の状態で胸元に竿を引き寄せると、黄ばんだぬめりに汚されている 幾分小ぶりな乳房でそれを愛撫して、またも立ち上げようとするのだった。
……悪くない。 執事と言う職務から離れ、人と言う縛りからも離れ、一匹の牡として、目の前で奉仕を 続けようとする瑞葉……牝の存在を感じて、長らく眠っていた何かが目を覚ましたように 感じられた。 「……素晴らしい……」 メイド服の合わせから姿を見せた可愛らしい双房で、自らの象徴を愛でる瑞葉の頭に そっと掌を起き、ゆっくりと撫ではじめる。 「いいですとも。あなたは、ここにいて宜しいんですよ……」 優しく、慈しむような手の動きが瑞葉の頭をゆっくりと形取っていく。 「……でも、今夜はここにいるのです。今夜はここで、私の可愛い愛奴となるのです。 いいですね……」 そしてそのまま、答えを待つことなく瑞葉を抱き上げると、立ちあがったそのままの姿勢で すっかり力を取り戻した剛直を瑞葉の奥底へと突き入れる。 そこには、いつもの執事はいなかった。 ただ、目の前の牝を貪ろうとする一匹の牡が、そこにいるだけだった。
528 :
萩野 瑞葉 :05/02/13 04:09:29 ID:0NTZwulC
「嬉しい……」 ひしっと執事の下半身に抱きつき、甘えるような声と仕草で更なる情けをねだる。 >夜はここで、私の可愛い愛奴となるのです。 いいですね…… 「はい……瑞葉は、このお屋敷の、皆さんの……奴隷……ですわ……あ、ひああああっ!」 抱き上げられた不安定な状態での挿入に、早くも揺さぶられるままになり、 息も絶え絶えになりながらも必死で快楽をむさぼり続ける。 「もっと……もっと、痕を……印、つけて下さいませ……体中に……消えないくらい……っ。 それで、もういいの……いいんですわ……」
529 :
里村 志保 :05/02/15 23:03:25 ID:V/EzZv7/
電気釜に残ったご飯でおにぎりを作っている。 「海苔は今つけるか、後でつけるか好みが分かれるところですよね」 と、厨房で洗い物をしている同僚に問いかけてみたり。
531 :
葦名 由依 :05/02/17 00:43:20 ID:ovJlGi4g
「さて……これでおしまい、と」 今日は仕事が長丁場だったのだが、疲れを見せるどころかいつになく機嫌がいい。 最近いいことがあったのやら無かったのやら。 「もうお風呂に入っちゃおうかな、後は飯塚さんに任せてあるし」
532 :
椿 杏樹 :05/02/17 00:50:02 ID:f5ePHggk
由依とは逆に、少し不機嫌そうな表情で食器を拭いている。 「……。」
「〜♪」 かなり寒い倉庫の食材を整理しているが、白い息を吐きながらも頑張っている。 「頑張らないと。もう少しなんだから」
534 :
柏葉 瀬名 :05/02/17 01:00:13 ID:f5ePHggk
頬を抑えながら名無しの執事の部屋を出てくる。グーで殴られたのか赤く腫れている。 「くっそー……なんなんだよあれ、ホントに老人かよ」
535 :
山城 雄児 :05/02/17 01:05:59 ID:ovJlGi4g
「ふむ」 携帯でメールを打っていたのだが、送信し終わったのか電源を切ってポケットに放り込む。 「……さて、仕事仕事っと。今は他はあてにならんし」
536 :
若菜 チエ :05/02/17 01:12:56 ID:f5ePHggk
例によって瀬名を今日も追いかけていたが、探し疲れて厨房へ戻ってくる。
「だるーい。変な客のせいで残業になっちゃったよー。なんか飲もっと、お腹もすいたし」
>>535 「ああーコック発見! 丁度いいところにいたぁー。
お願い、何か適当においしいもの作ってくれない?」
山城を見つけて近寄り、お願いポーズで見上げて食事をねだる。
537 :
山城 雄児 :05/02/17 01:24:52 ID:ovJlGi4g
いつものように煮込み料理の下拵えをして、明日の夜のメニューを考える。 「ったく、客として来たからって料理をこんなに残すのは礼を失するだろうが」 料理をほとんど食べなかった客がいるらしく、ちょっと不機嫌。 「まあともかく……明日は来客も少なそうだし、たまには和風で揃えていくか」 みかさが搬入してきた食材を漁りつつ、そんな事を考えていたのだが……。 >お願い、何か適当においしいもの作ってくれない? どこかからやってきたチエがいきなりハイテンションで話しかけてきたので、小さく息を吐く。 「……まあ、いいぞ。消費期限ぎりぎりの物でいいんだったらな。ちょっと待ってろ」 一箇所にまとめてあった余りのご飯、さらに鶏肉やら野菜やらを取り出すと、手早く切ってから炒め、特製のソースをかけて盛り付ける。 「できた。ほら、冷める前にとっとと食えよ」 何やら見た目無国籍風なチャーハンを差し出し、チエに言う。 「俺は気にしないが……いつもそんな態度だと文句言われたりしないか? あー、誰かに」 やんわりと勤務態度に触れつつ、料理に対するチエの反応を待つ。
538 :
若菜 チエ :05/02/17 01:43:20 ID:f5ePHggk
「キャーありがと! いっただっきまーす。 んん〜、おいしいっ。超天才」 出来上がったチャーハンを嬉しそうに頬張る。 小柄な体に似合わず、結構食欲旺盛でパクパクと口に運んでいく。 「瀬名を探してたらお客に捕まっちゃってー、なんか接客とか色々しなきゃいけなかったのね。 そしたらゴハンタイムまで逃すしホント最悪で……」 と、そんな風にレンゲを振り回しつつ話しかけていると >いつもそんな態度だと文句言われたりしないか? 「え?うん言われるよ、スッゴイ。スカートが短すぎるとか色々。 …でもまあこれもあたしの持ち味ってことで、叱りながらも見逃して欲しいかなぁー。 仕事はやれるだけ頑張ろっかなって思うし、御主人様も瀬名も好きだし」 明るく笑顔で、テーブルの下で足を組んだりしつつそんな事を言う。 「全然関係ないけど雄児くん、背高いよねぇー。あたしが低すぎだからそう思うのかな」 再び食べ始めるが、その途中途中で手を止めて、他愛無いお喋りをしようとする。 「身長何センチ?」
539 :
山城 雄児 :05/02/17 01:56:16 ID:ovJlGi4g
相槌を打ちながら、適当に話を返す。 「あー、夕食の時間を逃すようなら、事前に言ってもらえれば夜食用意するぞ? 里村さんなんかしょっちゅうだし」 夜食作りや余り物を利用した食事は、よく作っているようである。 >…でもまあこれもあたしの持ち味ってことで、叱りながらも見逃して欲しいかなぁー 「御主人様やメイド長が煩く言わないんなら良いんじゃないのか? ……まあ、好きにやるんならそれはそれでいいと思うけどな」 ただしそれでクビになっても自己責任だぞ……とは言わないのが、らしさでもある。 >全然関係ないけど雄児くん、背高いよねぇー。あたしが低すぎだからそう思うのかな 「は?」 いきなりの質問に、軽くカウンターの片づけをしようとしていた手が止まる。 「最近測ってないけど……171か2って所だけどな。平均くらいだと思うぞ? あんたの背が低いから、ちょっとは高く見えるってのはあるだろうな。……まあ、女は身長低くても良いから気が楽だろ」 後半部分は少し小声で言う。
540 :
若菜 チエ :05/02/17 02:11:04 ID:f5ePHggk
「171か2? そんなもんなんだー、でも全然わかんないよ。あたしなんかもっともーっと低い148センチだもん。 あ、ごちそうさまでしたっ」 食べ終わり、立ち上がると山城の近くに立つ。 >女は身長低くても良いから気が楽だろ 「あー…聞こえたよー。そんな事ないんだから、小さいのはこう見えて結構不便なの! 棚もこうやって背伸びしないと届かない所があるしー」 カウンターの隣にある食器棚を開け、上のほうの皿を取ろうとして背伸びすると スカートが元から超ミニなせいで下着が見えそうになってしまう。 「小さい子は共通してこういう悩みが絶えないもんなのよ? それにー」 山城をからかってやろうと、微笑んでから 「こんなに低いと自分からチューもできないでしょ。……だからぁ。損よね、やっぱり」 彼の腕に絡みつき、ほどよく膨らんだ自分の胸をくっつける。 「…胸当たる? こう見えてあたし、瑞葉よりは大きかったりするの」
541 :
山城 雄児 :05/02/17 02:19:15 ID:ovJlGi4g
>あー…聞こえたよー。そんな事ないんだから、小さいのはこう見えて結構不便なの! >小さい子は共通してこういう悩みが〜 「それはわかる。よく知ってる」 表情を変えずに真顔でそんな事を言うのだが、さすがに腕を絡められるとぴくりと眉が動く。 「……ああ、当たってるぞ。残念ながら俺は萩野さんの発育具合は知らんが……」 ちらりと、まだ表情は変えずにチエの方を見る。 「俺にちょっかいをかけてていいのか? そろそろここには柏葉も来るぞ。あんたはあれを狙ってるもんだと思ってたが」 何かと……と言うよりかなり話を聞いているらしく、小さく苦笑する。 「冗談がきっかけで、ここで引っぺがされても困るだろ」
542 :
若菜 チエ :05/02/17 02:31:55 ID:f5ePHggk
「『狙ってる』…? やだー、違うってば。瀬名は元々あたしのもの。ちょっかいかけてるのは瑞葉の方……」 >冗談がきっかけで、ここで引っぺがされても困るだろ 一瞬きょとんとして見上げるが、すぐにニヤリと笑う。 「瀬名が来たら、3人で仲良くしたらいいじゃん。そんなの気にする程のことじゃないわよ。 だからー…」 腕にぎゅっと抱きついて上目遣いでおねだり?する。 「ゴハンのお礼させて? なんか前からワケアリっぽい感じしてたけど大丈夫。 これは暇潰しの遊びみたいなもんなんだから…」 ニーソックスを見せ付けるように、今度は太股を彼の足に軽く擦り付けたりする。 「ね」
543 :
山城 雄児 :05/02/17 02:44:44 ID:ovJlGi4g
>やだー、違うってば。瀬名は元々あたしのもの。ちょっかいかけてるのは瑞葉の方…… 「……そうか?」 現状を鑑みるに明らかに違うのでは……と思いつつも、視線がやや動き始めたり。……が。 >瀬名が来たら、3人で仲良くしたらいいじゃん。そんなの気にする程のことじゃないわよ 「……」 屋敷の住人にしてはなかなかこういった事に縁が無いのは事実である。 ちなみに、かなりワケアリの事情もあるのだが……。 「あー……さすがにこのままアレと3人でっていうのは勘弁だな。せっかくのお誘いだけど、俺は……」 と、そこまで言いかけた所で何かに気付き、動きを止める。
544 :
若菜 チエ :05/02/17 02:58:10 ID:f5ePHggk
>そこまで言いかけた所で何かに気付き、動きを止める 「ねーえー。…? あれ、瑞葉の猫じゃん」 足元にいつのまにか擦り寄ってきていた猫のセナを抱き上げる。 「で。 『せっかくのお誘いだけど断る』? ちぇっ。残念だなぁー。 じゃ、今度の機会にまた改めて遊んでよね。絶対約束だよー?」 小悪魔っぽい笑みを浮かべてセナを床に下ろすと 山城の腕を掴んで手首の内側あたりにかぷっと噛み付き、軽く吸い付く。 「んぅ…。ちゅ…っ…」 「……今日のことを忘れないよーに。印」 赤く痕の残った手首を離し、厨房を出て行く。 「じゃあね。おやすみ、また明日ー♪」
545 :
山城 雄児 :05/02/17 03:05:34 ID:ovJlGi4g
「……なんだ、猫か」 誰かが入ってきたりしたのかと思い、一瞬動揺していたらしい。 思わず、ほっと一息ついてしまったりする。 >じゃ、今度の機会にまた改めて遊んでよね。絶対約束だよー? 「わかったわかった。また夜食でも何でも作ってやるから」 適当に返すのだが。 >山城の腕を掴んで手首の内側あたりにかぷっと噛み付き、軽く吸い付く 「……っつ!」 しっかり痕を残されてしまい、改めて苦笑い。 「こりゃ当分消えないな。……おやすみ」 チエを見送ると、少し困ったような表情を浮かべるのだった。
547 :
里村 志保 :05/02/17 23:11:37 ID:OyMKL9ir
電気釜に残ったご飯で、またおにぎりを作っている。
「……ぐぅっ……」 何故か、ベッドの中で苦しげに身悶えてる。 「こ、この時期に食中毒ですかと……みんなと同じ物食ってるはずなのに、なんで俺だけ……」 先週末に食べた牡蠣が当ったらしい。
「俺はなんともないっすよ。そもそも牡蠣食べてないし」 執務室で執事長と雑談している。
「私も牡蠣など口にしてはいないのですが……。まったく、どこで拾い食いしたのやら」 何げにひどい物言いである。 「さて、私は屋敷の中を一回りくるとします」 執務室で事務作業をしている百舌鳥に断りを入れると、席を立ち、屋敷の廊下を歩き始める。
551 :
里村 志保 :05/02/18 00:27:30 ID:ZG+KaIn1
厨房の椅子に座って、先ほど作ったおにぎりを食べている。 しかし握りが甘かったのか、数回齧るとおにぎりが崩れてきた。 「あららら…」 崩れたおにぎりが、床へと落ちる。
暫く廊下を進んでいると、先の厨房のドアの隙間から光が漏れているのに気付き、そちらへと 向かう。 厨房の前まで進み、ドアを開けると中では志保が自分で握ったらしいおにぎりを囓っていた。 「里村さん、お夜食ですか?」 静かにドアを閉め、志保のそばへと歩み寄る。
553 :
里村 志保 :05/02/18 00:38:04 ID:ZG+KaIn1
「そうなんです、だけど崩れて床に落としちゃいまして…… 生ごみ行きですね。はぁ… もったいないですけど」 そう言って、床のご飯を捨てようと手を伸ばす。 「そういえば飯塚さん、牡蠣に当たったんですってね。一体どこで食べたのかしら… 私たちも気をつけなきゃ」
「おおかた、どこかの道端で拾い食いでもしたのでございましょう……」 更に駄目押しの如く「飯塚・牡蠣拾い食い切」を口にしつつ、床に落ちたご飯に手を伸ばした 志保の背中の下で、ユサリと重みを伴って揺れる布越しの乳房の質感に目を奪われる。 「……お子さんがお生まれになってから、更に大きくなられましたかな……?」 明るくにこやかな口調でそう語るが、目は笑っているどころか値打ちのある品物を値踏み するかのような色めき立つような光をちらつかせている。 「前からも先代様や御主人様のご寵愛もあってか、立派に育っておられるな、とは思って おりましたが、最近は益々磨きがかかっている、と申しますか、熟れに熟れてきている、と 申しますか……」 そう言いながら、手をゆっくりと志保の乳房へと伸ばすと、柔らかく絞るように握った。
555 :
里村 志保 :05/02/18 00:54:44 ID:ZG+KaIn1
「そうなんです、また大きくなっちゃって――」 多少のセクハラはいつものことと動じず、普段と変わらず雑談に応じる。 しかし、突然胸元を握り締めてくる執事の行為には驚く。 「えっ、執事様、そんな… 突然だなんて」 執事の卑猥な手つきに、すぐさま反応してしまう自分の身体。 ある意味、職業病かもしれない。 ご飯を掴んだ手から力が抜け、再びご飯を床に落としてしまう。 絞るように握られた乳房からは僅かに液体が染み出したが、 乳漏れパッドとブラのおかげで、まだメイド服までそれが現れることはなかった。
志保の非難めいた声を無視しながら、手の中に感じられる余りある重みを感じつつ、ゆっくりと 志保の背後に回り込む。 「本当に……大きくなりましたな……」 そう言いながらもう片方の手も志保の脇の下から差し入れ、今度は両手で志保の乳房の感覚を 楽しみはじめる。 「その昔、先代様と若様……今の御主人様が、里村さんに楔の刻みをつけられた時には、 これ程に育つとは思っても見ませんでしたが……」 ゆっくりと、その思い双房の芯を解そうとでもしているかのように、大きな掌でパン生地を捏ねる ように揉みしだき…… 「今では、こんなに……」 その揉み込んでいた手を絞り、しごきあげるように頂上へと向かわせ、その頂の突起を親指と 人差し指の腹の間に捉える。
557 :
里村 志保 :05/02/18 01:17:29 ID:ZG+KaIn1
「ん…っ、も、もうなんなんですか、執事様」 少し身を捩ってみるが、執事の手は一向に離れない。 いつものような、一回きりのセクハラとは違うようだった。 >「その昔、先代様と若様……今の御主人様が、里村さんに楔の刻みをつけられた時には、 >これ程に育つとは思っても見ませんでしたが……」 「私も、そう思います。今では肩が凝るほど大きくなっちゃって…… あの頃からは全く想像がつきませんでした。でも、よかったです。 みなさんに喜んで戴ける身体になれて。御主人様のお役にいっぱいたちました」 執拗とも言える執事の手の動きで胸の位置が動かされ、 メイド服と胸の間にあるものがずれて意味を成さなくなる。 彼の指の感触がダイレクトに伝わるようになり、より高い快感が送られてくる。 「今日はいつもと違うんですね、執事様」 そんなことを言い、床へとへたり込む。
>「今日はいつもと違うんですね、執事様」 >そんなことを言い、床へとへたり込む。 「……そうですな……。里村さん、貴女が……確かめてみたくさせてしまうからでしょうか」 指の間を濡らす志保の分泌物に舌を這わし、その味を確かめる。 そして、膝を屈め、床にへたり込んだ志保のおとがいを捉えると、肩越しに唇を貪った。 長い舌先で艶やかな唇をくすぐり、歯の並びを辿り、歯茎をくすぐる。 そして、そのまま、その奥へと舌を進め、シロップで和えられた剥き身の果実を思わせる 志保の舌を捉え、まるで蛇が獲物を狩るように絡めつけた。 足のない邪な生物が、潤いに満ちた剥き身の果実に絡み付き、それを貪り食う。 その接した粘膜同士の間で、お互いが滴らせる粘液が混ざり合い、交換されていく。 そんな状景が、執事と志保の唇と唇の間で繰り広げられる。 しばしの貪りの後、ゆっくりと引き剥がされた執事の唇と志保の唇の間を、お互いのものが 混じり合った粘液が糸を引き、橋を架けた。 「……誠、美味ですな……。今まで、食さなかったのが実に悔やまれる……」 時には娘のようにすら感じたメイド長は、数多の磨き上げの中で張りに張れ、熟し切っていた。 その蠱惑的な、匂い立つような色香が年老いて尚、内面にあらゆる炎を燃えさからせていた 男の情熱を更に熱くしていた。 「……さて、今度は此方を……」 肩越しに回していた手で志保の状態を自分の膝の上に引き寄せると、自分の胸の下に志保を 組み伏せてしまう。 そして、何も言わずに志保のメイド服の上半分を下着ごと、まるで果実を覆っていた皮を 剥き取るように引き下ろすと、露わになった胸の頂上に口を付けた。 口の中に含まれた突起を舌先で舐め転がし、歯先で甘噛みを加えながら、平均的な成人男性を 上回る筋力をふるって吸い上げる。 その負圧に誘われ、執事の口の中に志保の母性の現れが満ちていく。
559 :
里村 志保 :05/02/18 01:53:54 ID:ZG+KaIn1
「ん……」 身体を火照らせる熱で思考が奪われ、夢遊病者のような瞳で執事のキスを受け入れる。 そして口腔内で繰り広げられる饗宴。今にも決壊しそうな理性の堤防。 いや、半ば壊れていると言ってもいいかもしれない。 秘所から湧き出し、下着を濡らすそれが証拠だった。 「あ、ん… み、身近にいらながら、こういうことってなかったですよね。 なんだか新鮮で、恥ずかしいです……」 ひんやりとした外気に晒されることで、自分の身体が熱くなっていることを再認識した。 僅かに感じる肌寒さが胸元の突起を隆起させ、続いてそこを執事に責められる。 「あぁ… 大きな赤ちゃんみたい。すごく力強くって。ん、で、でも…… 赤ちゃんはこんな吸い方しないです、よね。とても厭らしくて。気持ちいいです、執事様」 乳房の先端を甘噛みされたり、吸われたり。 容赦なく続けられる行為に、より秘所が潤んでくる。ある意味、焦らしだった。 物欲しさで無意識的に太腿をすり合わせ、秘所のむず痒さを紛わせる。
「そうですな。赤子はこのようなことはしませんな……」 自分の口腔内を満たした志保の母性の現れを飲み下し、目の前の布地……スカートの下で すりあわされる志保の太腿の蠢きの動きを目で追う。 その動きが何を物語っているかを目聡く悟ると、引き裂かれたメイド服の上半身から覗く鳩尾や へその辺りに舌を這わせたり、口付けたりしながら徐々に自分の頭を摺り合わされている太腿が 合わさるところへと近づけていった。 「……疼きが押さえられませんか……?」 目の前の動きに目を細めると、そのまま、目の前を覆っていた布地を引き上げ、その中に 隠されていたものを露わにした。 白く柔らかそうな太腿。染み出した淫蜜に透けるレース地の下着。そして、その潤い越しに志保の 翳りが色濃く透けて見えた。 その透ける場所に布越しに口を付け、そこに染みていた淫蜜を鈍い音を立てながら吸い上げる。 そして、吸っても吸っても潤いの途絶えぬその場所を、布越しに舌を這わせていく。 レース地越しの翳りの凹凸。布地を貼り付かせ、その形を浮き彫りにしている花弁。 その花弁の頂きにぷっくりと起きあがっている小さな宝玉。 それらを舌先でなぞり、その感触で頭の中に浮かぶ形を露わにしていく。 「……おやおや、幾ら吸っても、舐め取っても、こちらも湧きだしてくるものが一向に止まらない ようですな……」 さも、志保が悪い、とでも言いたげな口ぶりで軽く責め言葉を発すると、その根幹の場所に指を 運び、そこを覆っていた布地を横にずらす。 湿り気を帯び、気を通さなかった布地が退けられ、そこから噎せ返るような濃い花の香りが発ち 登る。 その秘臭の悦びに目を細めつつ、先程、志保の口腔内を蹂躙した長い舌先を花弁へと差し 伸ばす。 差し伸ばされた舌先が、ほころびかけていた志保の花弁の芯を捉え、その底に滴る淫蜜を匙の ように舐め取り、その滑りと共に宝玉を転がしはじめた。
561 :
里村 志保 :05/02/18 02:31:25 ID:ZG+KaIn1
>「……疼きが押さえられませんか……?」 執事の問いに頷いて答えるが、視線は彼から逸らしたまま。 いつも昼の仕事をしている厨房で、ひどく感じている自分が恥ずかしいのだ。 (明日、ちゃんとお仕事できるかな… 今夜のこと、思い出しちゃいそう) >「……おやおや、幾ら吸っても、舐め取っても、こちらも湧きだしてくるものが一向に止まらない >ようですな……」 「す、すみません ……でも、こんな身体にしたのは御主人様や執事様ですよ? ちゃんと、ん…っ、せ、責任とって下さいね」 震える声で言葉を返し、秘裂を舌で嬲られる悦びに我を失う。 忘我の中で思考は停止し、ひたすら下半身から送られてくる悦楽に酔い痴れる。 焦点の合わない瞳で厨房の天井を見詰めながら。 「ん… あ、あぁ…… ダメ、そんなに強くしちゃ。 …でも止めないでお願い」 あまりの刺激の強さに、制止するように執事の頭を両手で押さえる。 だがそれでは快感が続かないことにすぐに気が付き、手を離す。 そしてまた再開される快感、下半身全体が蕩けそうな悦び。 頭がどうにかなってしまいそうだった。 止め処なく流れ続ける愛液に、うねるように蠢く秘所の媚肉が、すでに準備ができていることを知らせていた。
舌先を蠢かせている花弁の奥底が、自分の動きとは異なった蠢きを見せ始める。 綻びかけていた花弁がうねりながら華開き、その奥底から姿を覗かせた蜜口が、自らを 塞いでくれるものを求めてヒクついた動きを晒していた。 「……私は……特に、何をしたと言う覚えはございませんが……ね……」 そんなことをうそぶきながら、何かで埋められることを求めている蜜口に、自分の節くれ立った 指をゆっくりと沈めていく。 「……ふむ……これはすごい……」 自らの指を包み込む熱くとろけるような感覚と、締め付けと包み込みが交互に襲ってくるような 柔らかくも厳しい締め付け。 「……とても、数多の男たちを迎え入れ、子供すら産んだとは思えない感触ですなぁ……。 いや……」 指を根元まで深く沈め、その蠢きの中で曲げ、ヒダの隙間を撫で辿っていく。 「……だからこそ、これが完成した、のでしょうかな?」 そう言うと再び顔を花弁へと近づけ、今度は花弁の上で完全に起きあがり、その艶やかな 姿を露わにしていた宝玉に舌を這わせると、そこを執拗に玩びはじめた。 「……匂い立つような牝の香り……。迸る淫らな蜜……。まさに里村さんは当家のメイド達を 統べるのに合い相応しいメイド……メイドの長ですな……」 その言葉に続いて、宝玉の莢にそっと歯を当て、軽く噛み転がした。
563 :
里村 志保 :05/02/18 03:05:50 ID:ZG+KaIn1
「んっ、ん…」 自らの胎内に指を埋められ、その異物感に卑猥な安心感を覚えた。 受け入れる器官だからこその当たり前の反応。 そして安心感とともに、受け入れたものを刺激しようと肉壁が淫靡な動きをみせる。 「…有難う御座います、執事様に褒めて頂いて私も光栄です」 すでに何度か軽く達したため、疲労によって肩で大きく呼吸する。 しかし度々送られてくる快感、悦楽。 それらが安息の時を与えてくれず、まともに呼吸ができないでいた。 陸に打ち上げられた魚のように口をあけて酸素を求める。 そんな中で陰核を弄られ、深く達してしまう。 身を震わせたり、時には背中を仰け反らせたりして純粋な反応を執事に見せた。
床の上で達し、荒く息づいている志保の姿を眺め、どことなく満足げな笑みを浮かべてみせる。 息づきにあわせて脈打つしなやかな身体。脈に沿ってふるん、ふるんと柔らかく揺れる乳房の 頂の突起は、その隆起を温和しくさせるどころか、益々明らかなものにしている。 その姿に思い当たることがあり、そのまま視線を志保の見事に咲いた花弁の合わせ目に運ぶと、 そこに姿を見せる宝玉も紅みを増して、その存在感を誇示していた。 ――ひくん、ふるん、ひくん、ふるん。 志保の刻む生々しいリズムが自らの奥底の何かを奮い立たせていくのが、手に取るように 理解できた。 (……そうだ……) ふと思い立ったことがあり、自らの剛直の怒張をスラックスの布地の奥に押し込めつつ、台所の 棚を探す。 (……あった……) そして、手にしたのは煮物などの型くずれを防ぐ為に使う凧糸だった。 その凧糸を手に取ると、床の上でやや落ち着きを見せ始めつつも無防備な姿をさらしている 志保の元へと近づき、膝を落とした。 「……こう言うのは、如何ですかな……?」 まるで囁きかけるように志保に語りかけると、手にしていた凧糸の先を糸巻きから手に取り、 志保の乳房の先端で張り裂けんがばかりに硬く痼りきり、伸び上がっている乳首の根元に結わえ 付けた。 更に、また凧糸を一本手に取ると、もう反対側の乳首の根元へと結わえ付ける。 志保の母性を与える蕾から、2本の糸が垂らされる。 その糸を手繰りつつ、ケーキなどの飾り付けに使う小さな鈴を取り出すと、その2本の糸の乳首へと 繋がる根元に器用に結わえ付け、その糸先を結びあわせる。 ――クイッ。 ――チリ、チリン。 ――クィッ、クイッ。 ――チリチリ、チリリン、チリンッ。 執事の手にした糸を強く引く動きに合わせ、志保の胸の頂きに飾られた鈴が軽やかな音を立てた。
565 :
里村 志保 :05/02/18 03:45:04 ID:ZG+KaIn1
身体を包む情欲の嵐が一旦止んだと思うや否や、自分の胸に結わえ付けられる凧糸。 糸の感触と締め付け具合が少し痛かったが、拒否はしない。 むしろ被虐心の高まりとともに喜びすら覚えた。 そしてその凧糸に鈴がつけられると、さらに被虐心が高まってくる。 「わ… すごい」 感想はたったそれだけのひと言だったが、自分の卑猥な姿に唾を飲み込んだ。 乳首が締め付けられる甘い痛みに、身体を揺らすとそれに合わせて鳴る鈴。 さらに鈴が振り子の役割をして、少しの動きでも凧糸の刺激が強くなる。 自分が、性の玩具にされている悦び。 一児の母ではなく、一人の奴隷に自らを貶めた瞬間。 自分でも精神的に高揚してくるのがわかった。身体の火照り具合が尋常ではなくなっている。 「……それで、私はどうしましょう執事様」 あえてそれだけしか言わない。今、この瞬間の御主人様である執事の命令に従うために。
嗜虐をあるがままに受け入れる志保の隷従の言葉に、自らの奥底で滾っていたものが メキメキと上辺の理性を押し破っていくのが感じられた。 「そうですな……」 志保の言葉に応えるように2本の糸を引っぱると、弦楽器をつま弾くように糸を爪弾く。 ――ビィィン……。 ――チリ、チリ、チリチリィ……ンッ! 美しい嬌声を奥底から響かせる管楽器。肉と肉のぶつかり合う音を響かせる打楽器。 その2つを兼ね備え、世に二つと無いハーモニーを奏でる楽器に、新たな楽器が加えられた 瞬間だった。 爪弾かれる糸が立てる鈍い響きと、その響きにかき鳴らされる鈴の音。 そして、その響きに誘われてもっと美しい音色をあげる「里村志保」と言う名の、「メイド」と言う 名の楽器が、そこにはあった。 「……さて、もう一つ、増やしてさし上げましょうかね……」 そう呟き、志保の前で思わせぶりに微笑んでみせると、おもむろに志保の膝に手をかけて、 その間を割り開いた。……目の前にさらけ出される満開の秘華。 その花芯に張り詰める肉芽を指先に捉えると、その指の間に忍ばせていた凧糸を、そこの 根元にきつく……それでいて、敏感さと血行を損なうことのない絶妙の力加減で結わえ付け、 その根元、肉芽と接するその一点に胸の頂と同じ鈴を結わえ付けた。 そして、その糸を力強く引き上げると……指先で強く爪弾いた。 ――ビィィィンッ! ――チィリリィー……ィィンッ! 胸の頂よりも張り詰めた弾力と、糸の震えの間で鈴が激しくも軽やかな乱鐘を響かせた。 「……さて、これで」 それまで手放され、所在なげに垂れ下がっていた胸の頂を捉える糸を手に取ると、それを その先のものが引きちぎれんがばかりの勢いで引き寄せ、肉芽から伸びた糸に輝く銀のリングに 結わえ付ける。かくして、糸とリングを介して、3つの鈴と、3つの突起が繋がれた。 「……完成です」 銀のリングを志保の身体から摘んで弓を引き絞るように離し、張り詰めた一点で手放した。 志保の身体へと弾力で寄せられる銀のリングから、激しい衝撃が糸を伝ってその先の鈴に、 更にその根元の敏感な突起を打ち振るわせた。
567 :
里村 志保 :05/02/18 04:40:17 ID:ZG+KaIn1
「……」 糸を弾かれると、乳房の先端が引かれて痛みが走る。 瞳を閉じ、歯を食い縛って悲鳴を噛み殺した。 同時に鈴が鳴り響き、現在の状況の卑猥さだけで達してしまいそうだった。 >「……さて、もう一つ、増やしてさし上げましょうかね……」 そう言って執事がしゃがみ、秘所に手を伸ばした時点で彼が何をしようとしているのかわかった。 わかると、期待からかまた秘所から愛液が滲み出してくる。 「痛っ…」 肉芽の包皮を剥かれ、そこに直接凧糸を結わえられると流石に小さく声を漏らした。 「ここにも鈴がつくんですね。恥ずかしいけど、今の自分の姿みてみたいです。 厨房に鏡がないのが残念です――」 と、辺りを見回す。すると食器棚のガラスに自分の姿が薄く映り込んでいた。 「……」 瞬間、ぴくんと身体のどこかの筋肉が収縮し、僅かな時間だが心地よい感覚が身体全体を包んだ。 そうして最後の装飾が施され、三つの糸がリングによって結ばれた。 常時負荷が加えられることの痛み。 単純な意味で行動を奪うという緊縛ではない、別なかたちの拘束。 食器棚のガラスに、恍惚そうな表情で魅入った。 執事に再度糸を弾かれると、先ほどよりも激しい刺激が三つの性器を包む。 甘美で蕩けるような痛みに声も出なかった。
張り詰めた弦の響きと、かき鳴らされる鈴の音に恍惚の表情を浮かべた志保の姿を自らの 腰の下に見ながら怒張しきった剛直を取り出し、志保の唇に宛がう。 そのまま、スラックスから外したベルトを弦の下に通し、右手に握れるように締め、続いて 左手を志保の後頭部に添え、その姿勢で剛直の槍先を志保の唇の合間に埋めた。 先端の滑りも手伝い、志保の唇の中に埋没していく剛直。 そして、その剛直に快感を刻もうと、志保の後頭部に添えた左手で志保の頭を無理矢理揺さぶり、 そのまま、右手のベルトを引き絞る。 乱暴な口姦と、弦と鈴をかき鳴らす革の感覚が志保を襲った。 やがて、志保の喉奥に焼け付いたヨーグルトを想起させるような獣液が注ぎ込まれた。 噎せようとも、頭を離そうとも、快感に支配された執事の腰と左手が、それを許さなかった。 「……とてもよろしゅうございましたよ……」 自分の獣欲の程をぶちまけ、憑き物が落ちたように微笑みながら志保に語りかける。 「……ううむ、その鈴と糸は非常にお似合いですな……。そうですな……」 優しげでいて、涼やかを通り越し、冷ややかさを感じさせる笑みを浮かべる。 「私がよしと言うまで、里村さんがメイドとしてのお勤めをしている時は、その胸の鈴と糸を外さぬ ようにしてください」 優しく聞こえて、冷徹な命令が発せられる。 「乳飲み子にお乳をあげる時は胸の鈴と糸を外しても構いません。……無論、付けっぱなしでも私は 構いませんが……」 そこまで言って、静かな笑みを見せつつ暫し沈黙を保つ。 「……ただし、下の肉芽を彩る鈴と糸、それに銀のリングは、いつ如何なる時も外してはなりません。 これは『命令』です」 沈黙を破り、冷酷な言葉が志保へと向けられた。 「……良いですね? いつ何時、私がその鈴と糸の所在を確かめるかわかりません。ですから……」 それに続く言葉は発せられなかったが、その言葉に続くメッセージは志保へと刻み込まれた。 ……力一杯引っぱられた糸の敏感な部位を苛む痛みによって。
570 :
里村 志保 :05/02/18 09:43:22 ID:PLRmHodL
ひと眠りして起きた後も続く、確かな痛み。 昨夜の出来事が夢ではなく現実だったということの証。 着替えることが怖くもあった。 厨房で朝食の用意や、その後片付けをしているときでも痛みは続く。 しばらくすれば痛みに慣れ、ただの違和感になっていくのだろうか。 そしてその違和感さえも慣れてしまい、拘束されてること自体が普通になっていくのだろうか。 仕事をしているとき、雑談をしているとき。 昨夜の出来事を引き摺る自分に気付いていない同僚たち。 (…気付かれたらどうなるのかな。どう思われるのかな) そんなことを考えつつ、表では普通の表情をして昼の仕事に勤しむ。 途中、居ても立ってもいられなくなったときはトイレか自室に駆け込んだ。 常時与え続けられる官能に、耐えられなくなった瞬間。 (私のせいで朝食の時間が少し遅れちゃいましたよね。 …ごめんなさい)
571 :
会河紳一 :05/02/18 22:52:29 ID:Rd4hb1M/
「誰かいませんか?」 廊下でメイドを呼んでいるようだ…
572 :
里村 志保 :05/02/19 00:15:54 ID:2dHDCWkD
「はーい、遅くなって申し訳ありません」 駆け足で向おうとするが、それができず、ゆっくりと歩いて会河に近付く。 昨夜受けた拘束のせいで、激しく動くとそれだ刺激が強くなるのだ。
573 :
会河紳一 :05/02/19 00:20:11 ID:M7HywNCZ
「あ、これはこれは…って、どうしたんですか?」 漸く来たメイドに挨拶するが 志保の様子に違和感を感じて、そう尋ねる
574 :
栗科 怜司 :05/02/19 00:20:34 ID:l+AE+0Lu
屋敷の書庫で、書架の本を眺めている。 「民俗学や美術系の本が多いようですが……あ、この辺は歴史の本…… で、この辺りは……雑誌、なのかな?」 そう言いながら棚から一冊の雑誌……「メイド広報」を手に取ると、パラパラと めくりはじめ…… 「……?!」 開かれた袋とじの中に掲載されていたメイド達のあられもないグラビアに 顔をまっ赤にしている。 「……あああ、え、え、ええと……」 どうも、どうとらえていいのか混乱しているようだ。
575 :
里村 志保 :05/02/19 00:26:44 ID:2dHDCWkD
>>573 「いえ、なんでもないですよ。ただ… ちょっとおやつを食べすぎちゃって。
お腹が苦しいんです。シュークリーム10個に、プリン5個、
白玉ぜんざい3人前なんて食べるんじゃなかった…… はぁ」
嘘を言いつつ、溜息。
「それでどうなされました、会河さん?」
576 :
会河紳一 :05/02/19 00:33:08 ID:M7HywNCZ
>>575 「あ、そうなんですか…それは食べすぎですね」
苦笑しながらそう答える
そういった後ちょっと照れながら
「…ええ、その…この屋敷の流儀に則って…夜伽でも…頼もうかと…」
(本当は夕呼さんでも呼ぼうかとおもったんですが…)
内心そんな事を考えながら…
(ま、いいでしょう、何方もとても魅力的ですし……紳士失格なきもしますが…)
厭らしい考えを浮かべてしまった自分にちょっと苦笑する
577 :
里村 志保 :05/02/19 00:39:18 ID:2dHDCWkD
>>576 「よ、夜伽ですか…… わかりました」
少し言葉に詰まるも、断り切れずに了承してしまう。
(…夜伽となると身体見られちゃいますよね、やっぱり)
半ば後悔しつつも、会河の後をついて行く。
先のことを思うと、恥ずかしさで頬が紅潮していった。
578 :
会河紳一 :05/02/19 00:43:44 ID:M7HywNCZ
>>577 「すいませんね…調子悪いところに勝手な頼みを言っちゃって…」
そう言いながら部屋へと導く
「…本当に大丈夫ですか?なんか顔が熱っぽいですが?」
気遣うように、そう志保に尋ねる
579 :
古河 涼 :05/02/19 00:46:52 ID:NMNah5CP
「ふーん♪ふふーん♪」 鼻歌を口ずさみながら、本日の分担である書庫の掃除をしている。 (そういえば、さっきから栗科様がいるみたいだけれど…いったいどこかしら?) ふとそんなことが気になり、掃除もそこそこに栗科を探し始める。 ―――求めていた姿はすぐに見つかった。 しかし、その姿はこちらに背中を向けていて、どんな表情で何を読んでいるのかはうかがい知れない。 (真面目に調べ物かしら…でも、そういう人ほどぉ…) 悪戯心がむくむくと芽生えてくる。 ニヤリ、と邪な笑みをかすかに浮かべながら抜き足差し足忍び足。そろーっと近づく。 「あららー♪まあまあ♪な・に・をっ、熱心にみてらっしゃるんですのっ?」 そして、後ろから少し強めに肩を押す。
580 :
里村 志保 :05/02/19 00:50:42 ID:2dHDCWkD
>>578 「失礼します」
会河の部屋に入ると、彼が気遣って話しかけてきた。
「大丈夫ですよ。 …これから夜伽ですもの、恥ずかしいのは当たり前ですよう」
本当の理由を隠しながら笑い返す。
「そう、恥ずかしいんです。とっても」
自分から電気を消して、会河の前にしゃがみ込む。
そして彼のズボンのチャックを、唇で静かに引き下げてゆく。
581 :
会河紳一 :05/02/19 00:54:20 ID:M7HywNCZ
「そうですか…ならいいんですが…」 そう言って志保の言葉に一応納得する。 「…早速ですか…よろしく頼みますよ」 そう言って律儀に挨拶をすると同時にチャックから半立ちの肉棒が出てくる
582 :
栗科 怜司 :05/02/19 00:55:16 ID:l+AE+0Lu
>>579 「……わっ、わぁあっ?!」
いきなり後ろから声を掛けられ、さらに肩まで押されて思わず驚きの声を上げてしまう。
……そして、手にしていた「メイド広報」を取り落としてしまう。
床に落ち、ちょうど「あられもないグラビア」のページで開いてしまう「メイド広報」。
その状況に、どう反応していいかわからず、見られたかもという恥ずかしさと、
手にしていた本の内容の恥ずかしさから、顔の赤みをさらに増してしまう。
「……え、ええと……。な、なんでもありませんっ! こ、これは偶然、手にとった
だけでっ。あの、綺麗だなって、あああ、そうじゃなくて……」
言い訳がましく弁明を試みるが、動転してしまっていて、かなり突っ込みどころ満載な
物言いをしてしまう。
「……え、ええと、そ、そう言えば、あなたは……?」
目の前に立つメイドは、この屋敷に来て初めて出会うメイドだったので、なんとか
話題を切り替えようと相手が誰かを問うてみたりもする。
583 :
里村 志保 :05/02/19 01:02:53 ID:2dHDCWkD
>>581 「……はい」
慎ましやかにそれだけ言うと、ふっくらとした果物のような唇で会河のものを咥え始める。
最初は射精させるための刺激ではなく、あくまで彼を隆起させるためだけの刺激。
静かに、そしてゆっくりと。
上下の唇で会河の先端を圧迫しながら、その尿道口に舌を這わせる。
次にその雁首へと舌を這わせてゆき、体積を増していく彼のものを口腔内で感じ取る。
584 :
会河紳一 :05/02/19 01:10:33 ID:M7HywNCZ
「(ク、クウゥッッ!!さ、流石ですね…)」 志保の絶妙なテクニックに震えながら 己の肉棒が凄い勢いで血液を集め勃起していくのを感じる… 「(こ、これは、負けられませんね…)」 志保への対抗心が湧いたのか、手を伸ばし志保の胸を揉むが… 「(んっ…?これは…?!)」 志保の胸に何かが付いているのを知り揉むのを止める
585 :
古河 涼 :05/02/19 01:18:32 ID:NMNah5CP
床に落ちた「メイド広報」。 開かれているのは「あられもないグラビア」のページ。 「あぁら、さすが男性ですねぇ♪」 うふふ、と口に手を当てながら小さく笑う。 「真っ赤になりつつも結局目を離せない…ふふふ、男の性ってなかなかにかわいいものじゃありませんか♪」 >「……え、ええと、そ、そう言えば、あなたは……?」 「ふふふ、さぁて…私は誰でしょうね?」 人差し指を頬に当てて悪戯っぽくウインクする。 「謎に包まれた秘密のメイドさん、というのもなかなかにそそるものじゃありません?」 屋敷にいれば、いずれは自分のことなど簡単にわかるのだ。 ―――ならば、その時まで秘密にしておくのも面白い。 「で…どうでした?”偶然、手にとった”、”綺麗な”お写真は?」 そして、話題をそらすように…彼の避けようとしていた話を再び引き戻す。
586 :
里村 志保 :05/02/19 01:19:27 ID:2dHDCWkD
>>584 逸物が力強さを持つと、今度はそこに唾液を絡める。
口の中に先端から竿の部分まで埋没させてゆき、それ全体に満遍なく。
そうして頭を動かし、抽送を開始させた。
「ん… ちゃぷ、ちゅぷっ……」
自分の口を性器に模し、その器官で雄の体液を搾り取る道具なのだと自分に言い聞かせながら。
そうして自らの気分をも高めてゆく。
行為に耽るうち、会河が胸元を揉み、その違和感に気付いたようだった。
(気付いちゃったんだ、会河さん。どんな反応するのかな。軽蔑されるかな……)
587 :
会河紳一 :05/02/19 01:26:00 ID:M7HywNCZ
「…まったく」 胸をさらに揉みながら酷薄な笑みを浮かべる 「こんな厭らしい事をしながら働いていたんですか、貴女」 信じられないといった表情を浮かべながらも胸を揉む手を止めない 「とてもじゃないですが…一児の母とは思えないはしたなさですね…」 そう言いながら胸と言葉の責めは止まらない 「確か父親もわからないとか……よかったですね、女の子じゃなくて、母子ともに淫乱だったら本当救いようがありませんから」 酷薄な笑みをやめず平然と言い切る
588 :
栗科 怜司 :05/02/19 01:29:19 ID:l+AE+0Lu
「あ、ほ、本当に偶然に手に取ったんですよ?」 どうも自分に対していやらしい疑いが向けられているのでは、と思い慌てて 弁明してみせる。 (……この方は一体……?) 相手の正体もわからず、それでいて恥ずかしい思いをしている。 そのやるせなさが焦りにも似た感覚を絞り出していた。 そんな中、ふと、自分の瞳を捉えて放さない涼さんの視線に気付く。 ゆっくりとなでつけられるような、そんな錯覚を覚えながら、なんとか目を 逸らそうとするが、「秘密」という言葉の麻薬も手伝ってか、逸らすに 逸らせない。 「……え、ええと……」 思わず口ごもる。しかし、涼さんの視線は自分を離してくれそうにはない。 「……綺麗だな、って思いましたし……それに……」 そこで思い返すのは、この屋敷を訪れた最初の日の杏樹さんとのこと。 「……メイドさん達って……、こんなお仕事もあるのか……って」 そこまで言って、目の前にいるのも、そのメイドであることを意識し、 色々なことを連想して、口を呆けたように半開きにしてしまう。 「あ、いえ、別にやましい思いがあったり、そう言うお仕事のことを蔑視したり するつもりでいった訳じゃないんですよ、本当に!」 なんとか言葉を紡ごうとしても、その糸が絡んで上手く紡げないような、 そんなまどろっこしい錯覚に捕らわれた。 そんな糸の絡みの中に、さしこまれた涼さんの視線が忍んでいることには 気付いてもいなかった。
589 :
里村 志保 :05/02/19 01:46:40 ID:2dHDCWkD
>>587 続けざまに紡がれる会河の言葉。残酷とも言えるそれは、深く鼓膜に突き刺さった。
彼が言い終えた後も、それが頭の中で反芻される。
「……」
逸物から口を離す。唾液が一本糸を引いて千切れた。
「ほんと、はしたないですよね。自分でも嫌になっちゃうぐらいです。
……でもこれだけは言えます、あの子の父親はあの人だって」
それだけ反論すると立ち上がり、自分から服を脱ぎ捨て、カーテンを開く。
夜空の月明かりが部屋の中を照らした。そして、自分の生まれたままの姿も。
いや、生まれたままの姿――というのは正しくはない。
昨日施された装飾のせいで。
「ほら、とっても浅ましい姿でしょう? お抱きになります? この淫乱な私を。
その私を抱くあなたは何なのかしら。淫乱男? ふふ、紳士失格ですね」
口元に人差し指を当て、微笑と共に会河を挑発する。
590 :
古河 涼 :05/02/19 01:51:47 ID:NMNah5CP
「ふふふ…構いませんよ?それが、私たちの仕事の一つでもありますし」 しどろもどろになりながら言い訳をする栗科に一歩一歩近づいて書架へと追いやる。 「動かない写真なんかより…すうっとこっちの方がいいと思いますけれど?」 怪しく微笑みながら、片方のスカートの裾をつまみ上げる。 やがて、露になった脚を栗科の足の間に膝から差し込んでゆく。 「くすくす…どうです?写真よりも、こっちのほうが…臨場感があって、熱があって、快感があって…いいでしょう?」 耳元でささやいて、体を密着させる。 そして半円を描くように―――滑らかに、優しく、ゆっくりと、膝を上下に動かす。
591 :
会河紳一 :05/02/19 01:56:12 ID:M7HywNCZ
「ええ、そうでしょうね」 以外にも『今』の会河は志保のその台詞を肯定した 「ですが、淫乱女に淫乱男…これほど似合いのカップルはそうそうありません…」 そう言って余裕の笑みを浮かべるがその笑みは何処となく危険な感じがする 「…それ以前に…」 そう言って志保を優しくかつ官能的に抱きしめる 「ここに居るのは只の男と女…ならば、する事は一つでしょう…」 そう言って志保をベットへと押し倒す 「…さあ、どうして欲しいですか…?言ってみてください…」 焦らすように糸を引く その度に彼女の喘ぎの様に鈴が震える… 「そそりますね…まるでこの鈴が貴女の厭らしい気持ちを代弁しているみたいです…」 そう言ってさらに糸を強く引っ張る
592 :
栗科 怜司 :05/02/19 02:05:56 ID:l+AE+0Lu
「あ、あの……それが、私たちの仕事……って……」 そう問い直そうとすると、涼さんが歩み寄って迫ってきた。 思わず、それを避けようと引き下がるが、書架に行き当たってしまい逃げ場を失った。 「……?!」 書架に追いやられて身じろぎできずにいると、目の前で涼さんがスカートの片側を たくし上げていく。徐々に姿を現すなめらかな脚の線。 そして、そのまま、その脚を自分の膝の間に割り込まされてしまう。 「あああ、あの、ちょっと……」 涼さんの動きを制止しようとそこまでいって、果たして、目の前のメイドを何と呼べば いいかわからず、そこで言葉を途絶えさせてしまう。 >「くすくす…どうです?写真よりも、こっちのほうが…臨場感があって、熱があって、快感があって…いいでしょう?」 「ちょ、ちょっと待ってください……誰かが来たら……?!」 さらに制止の言葉を発しようとしたその時、書架に貼り付けられたにも等しい自分の 身体に、涼さんの柔らかい身体がふわりと寄り掛かってきた。 「……っ?! あ、あのですねっ!!」 流石に人目に触れてもまずい、と思い声を荒らげそうになるが、自分の身体に密着した 布越しの柔らかい女性の身体が半円を描くように動き始めると、そのなんともいえない 官能的な感覚に思わず息を呑んでしまった。 そして、その官能的な感覚が、栗科の逸物を硬くこわばらせていった。 そして、それを悟られまいと、なんとか遠ざけようと腰を引いて、それを涼さんから 遠ざけようとする。
593 :
里村 志保 :05/02/19 02:16:05 ID:2dHDCWkD
>>591 皮肉めいた言葉にも会河は屈する様子はなかった。
むしろ、彼の行動にこちらの威勢のよさがだんだんと削がれてくる。
押し倒されて鈴が激しく揺れ、身体の各所に取り付けられた糸が強く引っ張られる。
「……っ」
生まれた痛みに、肺から空気を搾り出すような呻き声を上げる。
だが、次に生まれた痛みは官能を帯びていた。会河が焦らすようにゆっくりと糸を引いたのだ。
「んっ、あぁっ… うぅ……」
与えられる甘い痛みに、自分の声も色が混じる。そんな中、会河がさらに強く糸を引いた。
「あぁっ! そ、そんなに強く引かないで下さい!」
反射的にそう言うけれども――
>「…さあ、どうして欲しいですか…?言ってみてください…」
「い、糸を強く引っ張って下さい。 …引っ張りながら、もっと酷いことを私にして下さい……」
もはや身体の疼きは押さえられない。自分の理性の矮小さに悔し涙を流す。
秘所からも同じように涙が流れ、会河の部屋のシーツを濡らした。
594 :
会河紳一 :05/02/19 02:21:26 ID:M7HywNCZ
>>593 「もっと、酷い事…ですか…本当は苦手なのですが…」
少しだけ困った顔をしたが…それも一瞬だけ
「では…聞きますが…お尻…での経験は?」
そういった責めへの知識がそんなに無い会河は知りうる中で一番えげつないのを
志保に提案した
…勿論、その間も糸を引く手は止まらず、引いてない方の手は
秘唇と肉芽を嬲るように愛撫していた。
595 :
古河 涼 :05/02/19 02:34:45 ID:NMNah5CP
>「ちょ、ちょっと待ってください……誰かが来たら……?!」 「あら、かわいい反応…♪でも、大丈夫です。だって、ここには咎める人なんて誰もいないんですから…」 股間の愛撫を膝から手へと変え、服の上からじわりじわりと刺激する。 「そう、ここでは素直になっていいんです。ここは…愛欲と狂気がただただ許される、そんな空間ですから…」 まるで何かの舞台のようなセリフを囁きながら…ズボンのファスナーを下ろし、中に手を滑り込ませる。 「あんまり動いたりしないでくださいね…本棚が倒れてしまいますよ?」 そして、動けないのをいいことに今度は上着をはだけさせていく。
596 :
里村 志保 :05/02/19 02:35:22 ID:2dHDCWkD
>>594 「……あります」
視線を会河からは逸らし、か細い小声で答える。
そんな素っ気無い反応とは裏腹に、彼の愛撫には自分の身体は正直だった。
「あ… んんっ、ん…」
潤った秘裂を刺激されるたび漏れる嬌声。淫靡な熱病に罹った身体の吐息。
会河の紳士さから生まれるゆっくりとした愛撫は、もはや単なる焦らしでしかなかった。
耐え難い疼きによって行き場を無くした欲求が、シーツを手にきつく握らせる。
思考の大部分が劣情に支配されてゆく。
597 :
会河紳一 :05/02/19 02:44:06 ID:M7HywNCZ
>>596 「では…これは後ろに入れて…」
そう言って志保の菊座に肉棒を当て、ゆっくりと突き入れながら…
「こっちはこれで…」
そう言いながら秘所を責めていた手の指を秘裂へと挿入する
それは1本に留まらず2本、3本と入れていき、それぞれが独立した生き物のように
膣内を嬲る
その、あまりの受け入れられる自由度に会河は少々驚きながら、こう言った
「…ひょっとしたら…五本全部…いえ、手そのものが入ってしまうかもしれませんね」
「まあ、赤ん坊も通ったところです、手ぐらい入るかもしれませんね…」
…彼は知らなかった、今、会河がやろうとしている事は菊座を責めるのと同じ以上にえげつない事だという事を…
598 :
栗科 怜司 :05/02/19 02:44:51 ID:l+AE+0Lu
「……ぅっっ!」 膝による緩慢な刺激から、手を使った明確な刺激に切り替えられ、言葉を詰まらせる。 「……ぁ……っ、だ、だめです……、だめですよぉ……っ!」 なんとか身をよじって涼さんの責めを交わそうとするが、そんな最中にファスナーを 開けられ、その中ですっかり起きあがっていた逸物を女性の柔らかい手で握られ、 反射的に身体をびくん、と跳ねさせてしまう。 >「あんまり動いたりしないでくださいね…本棚が倒れてしまいますよ?」 「……お願いします、お願いしますから……もう、やめにしましょう……ね?」 なんとか笑顔を作って諭そうとするが、その笑顔が崩れて泣き出しそうな顔にも 見えてしまう。 そんな中、仕立てのいいシャツをはだけられていき、その下に隠されていた 引き締まった身体をじかに空気に晒してしまう。 「ですから、ね、もう、充分にわかりましたから……そろそろ、勘弁してください……。 ……ね? ……あ、はぁぁ……っ」 性的な行為に対する背徳感と、それに背中を押された快楽が徐々に体の芯を 蝕み、自分の意識が一番届かない場所が益々硬さと熱さを増していくのに気付くと、 押さえ気味な吐息が漏れだした。
599 :
古河 涼 :05/02/19 02:59:29 ID:NMNah5CP
「…何がわかったんですか?まだ、これからなんですよ?」 首筋から鎖骨へと舌を這わせる。 「だからぁ…だ・め・で・す♪」 悪戯っぽくつぶやきながら、今までズボンの中で愛撫していた逸物を外へと開放させる。 そして、逸物にそっと指を添えた後…それを口で大きく咥えこむ。
600 :
里村 志保 :05/02/19 02:59:34 ID:2dHDCWkD
>>597 「ん……」
会河の逸物が自分の中に埋められてゆく感触に、心臓が高鳴る。
今責められているのは、子作りのための器官ではない場所。
背徳感と雄を受け入れていることの圧迫感に、瞳がだんだんと虚ろになってくる。
しかし、会河がやろうとしていることはそれだけではなかった。
「あぁ… 私の中で何かが暴れているみたい。すごい……」
内臓を身体から引き抜かれるような悦楽と、
胎内で何か得体の知れぬ生物が蠢くような快楽を同時に味わう。
身体全体が溶けて消えてしまうと錯覚するほどだった。
会河の動きに合わせて何度か身を震わせ、その度に彼のものと手を締め付ける。
だが彼を包み込む器官の柔軟性は一向に失われなかった。
601 :
栗科 怜司 :05/02/19 03:07:56 ID:l+AE+0Lu
「あ、ちょ、ちょっと……っ!?」 涼さんの悪戯っぽい呟きが耳に届くと、その次の瞬間、ファスナーから差し入れられていた 温かい手が、自分の逸物を冷たい空気の元へと導き出した。 「……あ……っ」 恥ずかしさと……最近になって芽吹きはじめた小さな期待感に胸に早鐘を打ちながら、 その先に来るであろう「何か」を拒絶しつつも待った。 そして、涼さんの端正な顔が、自分の視界の中で徐々に腰へと近づいていき、熱い吐息が 逸物の先端の、粘液をにじませている部分に触れた。 (……も、もしかして……) そう思った瞬間、涼さんの唇がその粘液に濡れた先端に触れ、そのまま、逸物が涼さんの 唇の間に飲み込まれていった。 「……ああ……っ!」 その暖かくとろけるような感覚に身体の中央を支配され、反射的に涼さんの頭を抱きかかえる 形になってしまう。 「……ダメです、ダメですよ……。そんな……汚いところ……っ」 なんとか、涼さんにそこから口を離してもらおうと言葉を紡ぐが、それとは裏腹に快感に硬直した 身体が、涼さんの頭をさらに強く抱き込んでしまう。
602 :
会河紳一 :05/02/19 03:14:07 ID:M7HywNCZ
>>600 「ああ…気持ちいいですよ…志保さん…本当に淫乱な身体だ…全身が性交のための器官のようだ…」
そう言いながら肉棒で菊座を犯す
同時に秘裂に指が全て入り、それだけではなく、手のひらも半分ほど秘裂に飲まれる
飲まれた手を貫き手のように動かしながら膣を犯す
「ク、クックゥゥッッッ!!す、凄い!!」
膣を犯す手を動かすたびに肉棒を食いちぎらんばかりに菊座が締まる
未知の場所を犯している興奮とその感触に会河はあっさりと果てた
「………!!!」
直腸内に精を出したあと、萎えた肉棒を器官が本来の役割に基づき排出する
「……素晴らしかったですよ…志保さん…最高でした…」
そう言いながら、後始末をし、ついでに志保の糸を外す
「…もう、こんな事をしたら駄目ですよ…この事は黙っていてあげますから…」そう何処となく悪戯っぽく言った後
「素晴らしい、夜伽でした…それでは、志保さん…おやすみなさい」
そう言ってベットの上の毛布に包まり、そのまま静かに寝息を立て初めた
603 :
古河 涼 :05/02/19 03:37:01 ID:NMNah5CP
「ふふっ、栗科様かわいい…」 一言呟いて、口での奉仕もそこそこに、放心しているしている栗科を優しく床に寝かせる。 「だから、今日はサービスです…」 スカートの裾を持ち上げてその上にまたがると、自分の太股の間に逸物を優しく挟み込む。 「ゆーっくり、動きますからね」 ゆっくりと、動き始める。 「んっ」 時々ショーツの奥の陰核に刺激が与えられ、甘い痺れと物足りなさを感じてしまう。 「もっ、激しく…動きますぅ…っ」 やがて耐え切れなくなったのか…だんだんと、逸物と自らの指に陰核を擦り付けて快楽を得るような、激しい動きに変わっていった。 「んぅっ、私っ、ココだけでイっちゃうぅっ…栗科さまっ、栗科さまもっ、イってぇっ!」
604 :
里村 志保 :05/02/19 03:43:11 ID:2dHDCWkD
>>602 菊座と秘所、そこを隔てる薄皮が前後から同時に擦り上げられる。
他にも身体の中に潜む敏感な粘膜を複数責められた。
身体の大事なところをただ欲望の赴くまま蹂躙されて、行為の正直な感想――嬌声を上げた。
それは身体を突かれ、動かされるたびに響く鈴の音よりも大きく卑猥なもの。
「ひっ、あぁ… 会河さん、わ、私も気持ちいいですっ …んっ、あっ、ああぁっ、あぁ……」
最後に会河のものが大きく反り返るようにして跳ね、直腸内の奥で深く脈打っているのがわかった。
彼から解放されるとそのまま力無くベッドに崩れ落ち、ただ中空を見詰めた。
遠くに星空が輝いており、月の光が綺麗だった。
(……ん、流れてきてる。会河さん、いっぱい出したのね)
ベッドに横たわったまま、そんなのことを思う。
疲労から身体を動かすことができず、襲ってくる猛烈な睡魔に身を任せた。
だらしなく開きっ放しになった菊座から流れ出てくる会河の体液。
それが尻を伝い、シーツに染みを作る。
シーツには、凧糸に結わえ付けられた鈴とリングが転がっていた。
605 :
栗科 怜司 :05/02/19 03:52:19 ID:l+AE+0Lu
「ああっ……くあぁ……っ」 薄い布地越しに染み出す愛液と、その向こうの柔らかさと熱に刷り上げられ、思わず 声を漏らしてしまう。 ゾクゾクと背筋を駆け上がってくる快感に、息を荒らげながら涼さんの為すがままに されてしまう。 「……ダメです……ダメですってば……」 女性が上になり、為すがままにされ、挙げ句、それが快感を容赦なく自分の中核に 刻み込んでくる。 その背徳感と罪悪感とが、自分の中で沸き上がる快感を加速させていった。 >「んぅっ、私っ、ココだけでイっちゃうぅっ…栗科さまっ、栗科さまもっ、イってぇっ!」 涼さんの悲鳴にも似た声と共に、自分の逸物を激しい衝撃が玩んだ。 力一杯押し付けられた愛液に濡れた布地の感触と、その向こうで脈打つ女性の部分が 密着し、自分の中で耐え堪えていた堰を決壊させた。 「……あ、ああ……で、出ちゃいます……ぅっ!」 嗚咽めいた声を絞り出した瞬間、涼さんのメイド服のスカートの向こうで、自分の分身が 爆ぜた。 その先端から白濁した滴りを勢い良く迸らせながら、快感と衝動に身を震わせる。 その瞬間、自分の上で身体をくねらせてた涼さんが、その身体を押し重ねるように 倒れてくる。 その柔らかい衝撃を全身に受けながら、押し寄せる快感の波に呑まれ、白い波飛沫を 自ら上げてしまった。
606 :
栗科 怜司 :05/02/19 04:38:46 ID:l+AE+0Lu
……あれから、どれ位の時間が経っただろうか? ふと、一人で寒い書庫の床に横たわっている自分の存在に気付く。 (……夢?) それは違う、と言うことにすぐに気が付いた。 はだけられたままのシャツと、スラックスから力なく零れ出ている自分の逸物。 そして、スラックスの腰の辺りやはだけられた腹の上には、点々と飛沫や分泌液の 跡が残り、自分の物とは到底違う甘い残り香が鼻孔をくすぐっていた。 (……そう言えば、あのメイドさんは……?) ゆっくりと上体を起こし、明かりが消えて薄暗い書庫の中を見回す。 そこに、人の気配は感じられない。 「……参ったなぁ……」 困ったような、それでいて実は照れ隠しの為とわかりきった呟きを漏らす。 「そう言えば、結局、あのメイドさんのお名前、聞けなかったっけ……」 ……とても綺麗な黒髪の、整った顔立ちのメイド。 ふと、人形を思わせるような……そんなメイド。 その記憶が、なぜかぼんやりとリフレインされる……。 「……うう、寒っ……」 幾ら発展途上地域での文明から遠い生活に慣れていて、少々の寒さは耐えられると 言っても、それは結局、ある程度の文明の力を借りてのことだ。 今の無防備すぎる自分には、屋根があって雨風がしのげるこの場所でも、とても寒く 感じられた。 「……駄目だ。部屋に戻って、シャワーを浴びて寝よう……」 急いで乱れていた着衣を整えると、床に落ちたままになっていた「メイド広報」を書架に 戻し、足早に自分に宛がわれた部屋へと戻っていった。 その戻り路に、あのメイドの姿を無意識に探しながら……。
607 :
三条 望 :05/02/19 14:24:04 ID:C51m1zjo
「流石に長距離の運転は疲れますね…」 遠隔地で開催されていた学会を終え、長時間車を運転してようやく御屋敷に辿りつく。 久しぶりに足を踏み入れた御屋敷はやはり執事様の教育がいいのだろう、 豪奢な調度品の数々が丁寧に磨かれ、埃一つ浮いていない。 「あいもかわらず、ここのメイド達は素晴らしい。これなら夜のほうも今まで同様楽しめそうですね…」 人気の無い廊下を歩きながら一人陰湿に頬を緩ませ、医務室に姿を消した。
608 :
三条 望 :05/02/19 15:59:48 ID:C51m1zjo
609 :
萩野 瑞葉 :05/02/19 23:12:43 ID:iT49lQbw
「はぁ……」 壁のカレンダーを見て憂鬱そうなため息をつく。 そして視線を移した先には、わずかに形が崩れてはいるが 丁寧に、そして可愛らしくラッピングされた包みが置かれている。
610 :
奥津 夕呼 :05/02/19 23:18:56 ID:lRA145rG
自室で私服を衣裳棚に詰めている。 どこから紛れ込んだのか、畳んで仕舞おうとしたブルゾンから、昔撮った写真などが出てきて 懐かしそうにそれを眺める。
611 :
萩野 瑞葉 :05/02/19 23:22:57 ID:iT49lQbw
「もう持っていても、仕方ないですわよね。 こんなに遅くなってしまいましたし」 大事に包まれたそれを手に取ると、厨房のゴミ箱に捨てようとする。 「…………っ」 が、僅かに震えながらも、ついに手を放すことが出来ない。 やがて、包みにかけられたリボンやハート型のシールを涙の粒が濡らしていく。
612 :
奥津 夕呼 :05/02/19 23:37:15 ID:lRA145rG
「そっか…この頃はカナも元気だったんだ…」 過去の写真を見る内に、自分がお屋敷に来る事になった原因の事件を思い出してしまい 憂鬱な表情になる。 「…ふん」 暫くの間、写真を手に持ったまま硬直していたが、ぐしゅっと鼻を擦ると写真を机の引き出しに入れ 無造作に転がしてあったタバコをひっつかむと、勢いよく扉を開けて部屋を出て行く。 ―――外の空気に当たろう 気分転換がしたくて部屋を出たが、廊下の角を曲がる前に厨房の明かりがついているのに気づく。 通り過ぎるつもりだったが、近づくにつれ、中から誰かが泣いているような声がして、そっと覗いてみる。 「…瑞葉? どうしたの、オマエ…?」
613 :
萩野 瑞葉 :05/02/19 23:41:11 ID:iT49lQbw
「!」 背後からかけられた声に向き直ると、まだこぼれ続けていた大粒の涙を急いで拭う。 「ゆ……うこ、さん……」 そして手に持っていた可愛らしい包みに気付くと、慌てて後ろ手に隠す。 「な、なんでもありませんわ……なんでも……」
614 :
奥津 夕呼 :05/02/19 23:56:53 ID:lRA145rG
「なんでも無いって事あるかよ、そんなにボロボロ泣いて…」 厨房の中につかつかと歩み入り、瑞葉の側まで歩いていく。 普段は口調も丁寧だが、瑞葉は同僚で、しかも先輩とは思えないほどうち解けて居た為 お客の前のような気取った口調は使わず、素の口調で話しかける。 こりゃ随分と大雨だな… 自分で拭ったものの、瑞葉の目から次から次へと溢れ出る涙を呆れたような目で見る。 「こんな大泣きしといて何でもないなんて嘘つくなよ…ホラ、コレ使え」 タバコを仕舞った代わりに、エプロンポケットからハンカチを取り出し、瑞葉に差し出す。 だが、瑞葉がそれを受け取らないので強引に渡そうとして手を取ると、瑞葉が何かを持っているのに気づく。 「……?」 何かのプレゼントのような、綺麗に包装されたそれ。 チョコか…? 無言のまま、問い質すように、夕呼は瑞葉の顔を見つめた。
615 :
萩野 瑞葉 :05/02/20 00:02:43 ID:iT49lQbw
「ホントに何でもない……違うんです……っ」 夕呼が手を引いたため、持っていた包みを見られてしまう。 自分をじっと見つめてくる夕呼から目を反らすと、その手を振り払って またも包みを後ろ手に隠そうとする。と、手が滑ってそれは本当にゴミ箱の中へ落ちてしまう。 「あっ!?」 悲鳴をあげてゴミ箱を覗き込むと、まだしゃくり上げて涙をこぼし始める。 「あ……あ、ぐすっ、ひくっ」
616 :
奥津 夕呼 :05/02/20 00:21:31 ID:kzrRA/bH
「あ!」 瑞葉がこちらの手を振り払おうとした瞬間 弾みで大事に抱えてた(ように見えた)包みが手からこぼれ落ち、ゴミ箱に落ちてしまう。 余程大事な物だったのか、瑞葉も同じように悲鳴をあげると、ゴミ箱を覗き込むようにして しかし、落ちた物を拾おうともせず、泣き始めてしまった。 「ご、ごめん、ちょっと待ってて」 瑞葉の泣き声に我に返り、急に罪悪感で胸が一杯になった夕呼は慌ててゴミ箱の横に屈むと 躊躇せずに手を突っ込んで、包みを探った。 あった。 幸い、ゴミ出しの跡だったので中にはそれ以外にゴミは無く、直ぐに引っ張り出せた。 そのまま、手で軽く叩いて綺麗にする。 汚れていなかったのにほっとしつつ、バツが悪そうに瑞葉にそれを差し出す。 「ごめん、本当っにごめん。大事なもの…なんだろ?」
617 :
萩野 瑞葉 :05/02/20 00:26:26 ID:QGeOh0Yj
自分の手が汚れるのにもかまわずに、ゴミ箱を漁り始めた夕呼を見て、ふと我に帰る。 「ゆ、夕呼さん……あの、やめてください、もういいんですわ」 >ごめん、本当っにごめん。大事なもの…なんだろ? 「夕呼さん……」 差し出されたそれを受け取ってうつむく。 「ごめんなさい……こんなことまでしていただいて……」 包みを胸に抱きしめると、必死で涙をこらえているのか、肩を震わせる。 「もう渡すことなんて出来ませんのに、いつまでも私ったら……バカみたいですわ」 今にも泣きそうな顔をあげて、無理に微笑む。 「さ……夕呼さん、手を洗いましょう?」 そして夕呼の手をとると、流しに導く。
618 :
奥津 夕呼 :05/02/20 00:42:18 ID:kzrRA/bH
<「もう渡すことなんて出来ませんのに、いつまでも私ったら……バカみたいですわ」 「え?」 ひょっとしてチョコ? 漸く包みの中身に思い至り、厨房にあるカレンダーに目を向ける。 バレンタインデーから、日付は、もう一週間近く経とうとしていた。 気づくと、瑞葉はこちらの手を取って、流しに導こうとしている。 「…いいってこんなん。それより」 先程とは逆に瑞葉の手を(包みを落とさないように細心の注意をしながら)振り払い 「これってチョコ?」 瑞葉の手の内にある包みを指差して尋ねつつ、返事を待たずに言葉を続ける。 「…渡せなくて、泣いてたのか? あんなに一杯…涙流して」 真剣な表情で瑞葉に問いかける。
619 :
萩野 瑞葉 :05/02/20 00:50:18 ID:QGeOh0Yj
>これってチョコ? 夕呼の問いに、しばらく躊躇った後で、こくりとうなずく。 >…渡せなくて、泣いてたのか? あんなに一杯…涙流して 「……はい」 これまたしばらくの沈黙の後でうなずくと、か細い声で答える。 「あの日にはお客様も多かったですし、目立つようなことはしないようにしようって…… でも、そうしてるうちに、どんどん日が経っていって……」 チョコの包みごと、自分の身体を抱くようにする。 「もうなんだか、よく分からなくなってきましたわ……私」
620 :
奥津 夕呼 :05/02/20 01:11:47 ID:kzrRA/bH
「…ああもうアホらしい!」 黙って瑞葉の話を聞いていたが、急に遮って、怒ったように話し始める。 「お客様とか、目立たないようにとか、関係ない事ばっかりだろ、そんな事 アンタねぇ、そこまで泣いて悩むくらいならとっとと渡しに行けよ!」 そこで一端、言葉を区切って息を吸い 「相手誰だよ? 瀬名か? 御主人様か? それとも別の奴か? もうこの際、誰でもいいけど…そう誰だっていいんだよ。いいかい?これ大事な事だから良く聞きなよ アンタに渡されて嬉しくない奴なんかいるわけないんだから、何を悩む事があんのさ! アタシはバレンタインなんか知った事じゃないけど、アンタに貰えるかもしれないって思ってた奴がいるんだよ そいつ、きっと今年は貰えなくて悄気てるよ。今のアンタを同じくらい落ち込んでるよ。絶対! 今からでも遅くないから、とっとと渡しに行きなさい! ホラ!」 一気に捲し立てると、廊下に出る扉を勢いよく蹴り開けるようにして足で支える。 「それでも行けないって言うなら、アタシ…瑞葉を担いででもそいつの前に連れていくよ!」 怒ったように、瑞葉にぶんと腕を振ってみせる。
621 :
萩野 瑞葉 :05/02/20 01:20:29 ID:QGeOh0Yj
>関係ない事ばっかりだろ、そんな事〜 「関係なくなんてありませんっ!!」 夕呼の口から勢い良く発せられる言葉に対して、こちらも珍しく声が大きくなる。 「私と瀬名様のことは、なんでもないって……少なくともそんなふうに 振舞わなくちゃいけないんですわ! だって……だって、使用人同士ですもの」 泣きはらした目で夕呼を見つめる。 「そうでなかったら、私がお仕置きされるだけじゃなくて、瀬名様も辛い思いをなさるんです! 夕呼さんは、分かってらっしゃいません……っ」 と、そこまで捲くし立てると、普段大声で何かを激しく主張することなど滅多にないので 酸欠気味にでもなったのか、フラリと夕呼に倒れ掛かる。 「…………っ!!」
622 :
奥津 夕呼 :05/02/20 01:32:00 ID:kzrRA/bH
「おい?!」 倒れかかる瑞葉を慌てて支える。 顔色を見るが、普段よりむしろ血色がいい、倒れそうになったのは興奮したせいなのだろう。 これだからお嬢様は… と思ったが、興奮させたのは自分であると思い直す。 「おい、しっかりしろよ。アタシも事情知らないで言いすぎだったよ。ゴメン…」 近くのテーブルから椅子を引いて、瑞葉の下に宛うと、そっと座らせる。 少し胸元を緩めてやりながら、手でぱたぱたと顔を扇いで風を送ってやる。 「……」 ふと瑞葉の手元を見ると、倒れかかったというのにチョコの包みはしっかり握って離していない。 それを確認して微かに顔に苦笑が浮かぶ。
623 :
萩野 瑞葉 :05/02/20 01:37:53 ID:QGeOh0Yj
「ん……夕呼、さん?」 少しぼんやりとした意識の中で、さきほどとは打って変わって甘えるような声を漏らす。 「私こそ、ごめんなさい……せっかく心配していただいたのに……」 夕呼の胸元に顔を埋めて謝る。 「許して、くださいますか?」 そしておずおずと顔をあげると、上目遣いに夕呼と目を合わせ、何を思ったのか目を閉じる。 「……もし、許して下さるなら……キス、してくださいませ……」 まだ意識がハッキリしないのか、それとも元々情緒が不安定になっているのか、そんなことを言う。 「優しいキス……誰かにしていただきたかったんです。 それが夕呼さんなら、とっても嬉しいですから……」
624 :
奥津 夕呼 :05/02/20 02:05:31 ID:kzrRA/bH
「えええええ?!」 急にキスをお願いされて、小さく狼狽えてしまう。 「ちょ、ちょっと待てって、…そ、その役目は瀬名の野郎なんじゃねえのかよ、おい」 だが瑞葉は、しっかりとこちらに体を預け、目を瞑ったままで微動だにしない。 さっきの怒りはどこへやら、瑞葉を抱えた姿勢のままで困惑してしまう。 オマケに待機状態の瑞葉を見ていたら、どんどん気恥ずかしくなってきて 胸がどきどきと波打ってくるようになってしまった。 「ちょ…えー……何でアタシが… あーそのう…」 何を言ったらいいか分からず、何を言っても聞きそうに無い瑞葉。 最悪の物を胸に二つ抱えたままで、暫し狼狽えていたが、やがて頭を掻いてめんどくさそうな顔つきになると 「ああもう! 分かったよもう! 泣く子に勝てないってのはホントだよ!」 開き直ったように怒鳴って、苦々しい表情を浮かべつつ そのままがばっとキスを…しそうになるが、とある事に気づいて一端止めると 「…ちょっと待っててよ瑞葉、そこ動かないでね」 瑞葉をそっと引きはがして立ち上がり、さっき自分が蹴り開けた扉を閉めに行き。 「こんなとこ見られたら何言われるか…」 また戻ってくると、そっと瑞葉の顔の横に自分の顔を持っていって耳打ちする。 「してあげるけど… ちゃんとチョコ渡せよ。もし渡しに行かなかったら…アタシ許さないからね?」 そして、苦々しい表情は相変わらずだが、一瞬笑みを浮かべた後、ゆっくりと唇を重ねていく 「ん…む……んっ………」 そして、暫く唇を重ねたままで、ゆっくりと瑞葉の髪を撫で梳かす。
625 :
萩野 瑞葉 :05/02/20 02:10:42 ID:QGeOh0Yj
>「…ちょっと待っててよ瑞葉、そこ動かないでね 「ふぇ? あ……」 そっと目を開けて夕呼の動向を探るが、すぐに戻ってきてくれたので また安心して目を閉じ、体重を預ける。 >してあげるけど… ちゃんとチョコ渡せよ 「夕呼さんが勇気を下さったら、そうしますわ」 それだけ答えると、慎ましやかに夕呼の口付けを受ける。 だが、髪を撫でられるうち、徐々に積極的に舌を絡めはじめ、情熱的な接吻をする。 「……はぁっ」 唾液を糸を引かせながら、どちらともなく唇を離すと、悪戯っぽく微笑む。 「ありがとうございます、夕呼さん。もし私がきちんと渡せたら……続き、して下さいますかしら?」
626 :
奥津 夕呼 :05/02/20 02:31:35 ID:kzrRA/bH
<「ありがとうございます、夕呼さん。もし私がきちんと渡せたら……続き、して下さいますかしら?」 「なんでアタシが!…続きは瀬名としろよ…!」 今し方キスが終わった余韻を残したままで、頬を赤らめながら、憤慨したように返答する。 照れ隠しに、ワザと乱暴に席を立ち、踵を返すやいなや厨房の外へ出て行く。 「……ちゃんと渡せよな…!」 廊下に出てから壁越しに怒鳴り、タバコを吸いに外に出て行こうとしたが そういえば、何でタバコを吸いに行こうとしてたのか、すっかり忘れていた。 思い出そうとして立ち止まったが、その途端、何かイヤな事を思い出しそうになり、慌てて止める。 「ま、いっか。これはこれで」 まだ瑞葉の事のがマシな事、と位置づけると、さっさと歩き始めて外に出る扉に向かっていった。
627 :
萩野 瑞葉 :05/02/20 02:36:10 ID:QGeOh0Yj
明らかに照れ隠しと分かる、ぶっきらぼうな様子で厨房を出て行った夕呼を 微笑んで見送るが、また一人になると、僅かに憂いの表情を浮かべる。 「……そう簡単にはいきませんわよね」 手元のチョコを包みを見て呟く。 「でも、もう少しだけ、頑張ってみましょうかしら」 愛しげにそれを撫でると、自分も厨房を出て、自室へ戻っていく。
メイドたちからもらった義理チョコの最後の一個を食べている。 「チョコばっかり食い飽きたな…」
629 :
会河紳一 :05/02/20 20:54:19 ID:znGg6HOX
気だるげに屋敷を歩き回っている 「…ふう…あれくらいで疲れるとは、年ですかね…」 未だ疲れが残ったまま歩いているが なぜか誰も通りかかる様子が無い… 「…静かなものですね…」
630 :
香山 絵理 :05/02/20 20:58:00 ID:lN3DJcwv
来客から頂き物のプリンをおすそ分けしてもらってうれしそうに食べている。 「うわ、すっごくこのプリンおいしィ〜」
631 :
会河紳一 :05/02/20 21:11:21 ID:znGg6HOX
ふと、誰か使用人が居ないか、使用人の控え室を覗いてみたら 絵理が美味しそうにプリンを食べているのが見えた… 「…」しばし黙って様子を見ていたあと 「…絵理さん」 意を決したように会河は絵理に声をかけた
632 :
香山 絵理 :05/02/20 21:16:14 ID:lN3DJcwv
プリンの最後のひとかけらを口に入れると背後から名前を呼ばれる。 「はぁい、なんですかぁ〜?」 振り向くとそこには会河の姿があった。 「あ、会河様…… なにか、御用でしょうか・・・…」 以前のことがあって以来、まともに顔を合わしていなかったため 気まずい雰囲気を引きずったままでいた。
633 :
会河紳一 :05/02/20 21:21:33 ID:znGg6HOX
ほんの少しだけ悲しげな顔をした後 「貴女は…ぜひ笑っていてください、そうしていてくれれば、それだけで十分ですから」 そう言ったあと 「貴女はこの屋敷のメイドとして、主の代わりに私をもてなしてもらわないと… それが、貴女の任された仕事ではないのですか?」 少々きつめに言ってみる
634 :
香山 絵理 :05/02/20 21:28:00 ID:lN3DJcwv
>>633 >「貴女は…ぜひ笑っていてください、そうしていてくれれば、それだけで十分ですから」
そういわれて無理やりに笑顔を貼り付ける。
「これでよろしいですか?」
まるで感情のこもらぬ口調で返事をすると、会河からもてなしを求められる。
「何が、お望みですか?
コーヒーでも、お食事でも、それとも絵理がお望みですか?」
無理やり作った満面の笑みの目じりに涙が溜まり始めている。
635 :
会河紳一 :05/02/20 21:33:00 ID:znGg6HOX
「……」 痛ましいものを見るような目で絵理を見た後 会河はあえて心を鬼にして言った 「…私はお互いに過去を水に流して、只のメイドと客に戻ろうと言ったのです…」 「…客を満足にもてなせないメイドは少々痛い目にあっても仕方ないと思いますがね…」 そう、脅すように絵理に言う
636 :
香山 絵理 :05/02/20 21:41:15 ID:lN3DJcwv
>>635 >「…私はお互いに過去を水に流して、只のメイドと客に戻ろうと言ったのです…」
「会河様、それは私が会河様と何かあったというんですか?
ずっと、お客様とメイドの関係でしかなかったと思いますけど……」
突如スカートのをたくし上げ、下着をあらわにしてしまう。
「会河様したいならどうぞ、それとも、お口でのご奉仕がお望みですか?」
637 :
会河紳一 :05/02/20 21:44:45 ID:znGg6HOX
「そうですか…そう言うのでしたら…」 そう言ってズボンのジッパーからまだ勃ってないペニスを出す 「早速ですが咥えていただきましょうか…あなた方と違い私には準備が必要なのです」 何処と無く皮肉げに言う
638 :
香山 絵理 :05/02/20 21:50:45 ID:lN3DJcwv
>>637 スカートから手を離して会河の足元にひざまずくと、やわらかい逸物に
手を添える。
「失礼します……」
逸物をゆっくりしごき始めるが、なかなか硬くならない。
柔らかなままの逸物を口にしたことがなかったため、少し躊躇するが
舌先で鈴口を少しくすぐると、大きく口を開け会河を飲み込む。
639 :
会河紳一 :05/02/20 21:55:33 ID:znGg6HOX
たどたどしい絵理の奉仕を受けながら 「(意外と大した事無いですね…こういうのは初めてなんでしょうか?)」 そう思いながら 「…ほら、しっかり勃起させないと、貴女の欲しい物がここ(そう言ってつま先で秘所を押す)に 入れられませんよ」 そうサディスティックに言う
640 :
香山 絵理 :05/02/20 21:59:57 ID:lN3DJcwv
>>639 なかなか、勃起しない逸物から一度口を離すと
「そうですね、会河様は絵理のことを淫乱な売春婦って思ってるから
興奮してもらえなくって、なかなか起たないですよね。」
再び、会河の逸物に口をつけると強く吸い上げ無理やり勃起させようとする。
641 :
会河紳一 :05/02/20 22:03:48 ID:znGg6HOX
「ええ、そういうことばかりやっているからついそんな事を考えてしまうですよ…」 「でも、そう思っているんでしたら、尚更ちゃんと『仕事』をしてくださいね…」 そう言ってさらに足のつま先で絵理の秘所を弄る そうしている間にも、会河の男根は絵理の口の中で膨らみ始めていた…
642 :
香山 絵理 :05/02/20 22:11:11 ID:lN3DJcwv
>>641 絵理の口の中いっぱいに会河の逸物が膨らむ。
再び口から会河を出す。
「これで、充分ですよね。
会河様のつま先のおかげで、私も濡れましたから……
どうぞ、お入れください。」
(何が、紳士よ……結局したいだけじゃない……)
床に腰を下ろすと、足を開きショーツを脱いでしまう。
643 :
会河紳一 :05/02/20 22:14:17 ID:znGg6HOX
「あ、待ってください」 そう言って絵理に 「…立ってそこのテーブルに手をついて、私に見えるように晒してください」 そう頼んでみる
644 :
香山 絵理 :05/02/20 22:17:51 ID:lN3DJcwv
>>643 立ちバックのための姿勢を要求され、床から腰を上げる。
「ハイ、これでよろしいですか?」
会河に背を向けテーブルに片手をつくと、もう片手でスカートを捲り上げる。
645 :
会河紳一 :05/02/20 22:24:26 ID:znGg6HOX
捲り上げられたスカートの中の綺麗な色をした絵理の秘所をしげしげと見る 「…ふむ、言う通りですね…」 そこは彼女の言葉通りすっかり濡れていた 「…つかぬ事を聞きますが、ここがこんなに濡れているのは私に踏まれて感じたせいですか?」 「…それとも私のを舐めていてこうなったんですか…」 指で焦らすように触りながらそう絵理に尋ねる 「答えて下さい、絵理さん…?」
646 :
香山 絵理 :05/02/20 22:29:16 ID:lN3DJcwv
>>645 濡れた理由を聞かれると、即座に答える。
「ええ、残念ですけどローションですよこれ。
どんなお客様にもいつでもお相手しなくちゃあいけませんから。」
平然と答えると、エプロンの中から小さなチューブ容器を取り出し
会河に見せる。
「紳士なら、こんな恥ずかしいカッコをずっとさせてないで
さっさと済ましてください。」
冷たく言い放つ。
647 :
会河紳一 :05/02/20 22:33:56 ID:znGg6HOX
「…なるほど…好きでもない男にでも直ぐに身体を開けるようにですか…徹底してますね…」 そう言って会河は絵理の尻を掴んだ 「…そうですね…ここまで至れりつくせりで応えてくれたんです。 最後までいたすのが筋でしょう…」 そう言って一気に男根で絵理を貫く
648 :
香山 絵理 :05/02/20 22:38:57 ID:lN3DJcwv
>>647 「ええ、好きでもない方とするのは今が初めてなんですけどね。」
そこへ会河の逸物が押し入ってくる。
(ご主人様ごめんなさい……
先生ごめんなさい……絵理は今日は人形です)
異物感だけを感じる秘所を少しずつ締めあげていく。
649 :
会河紳一 :05/02/20 22:43:06 ID:znGg6HOX
「…そうですか…」 少しだけしょっぱい顔をしたあと、グラインドを開始する… 何時ものような高揚は無く、ただ機械的に腰を振る …そして、あっさりと絵理の膣内で果てた… 達成感も興奮も無く、ただ先の気だるさがましただけだった… 「…終わりましたよ…」 そう言ってのろのろと絵理から引き抜く
650 :
香山 絵理 :05/02/20 22:51:26 ID:lN3DJcwv
>>649 幾度かの抽送の後、絵理の中に白濁が注ぎ込まれる。
>「…終わりましたよ…」
そう言って会河の逸物が引き抜かれて行く。
「ハイ、ありがとうございました。
後始末させていただきますね。」
逸物に残った白濁を口で搾り取ると、近くにあったタオルで逸物をぬぐう。
「よろしければ、これで失礼させていただきますが?」
床に投げ出された、ショーツを拾いポケットにしまいながらたずねる。
651 :
会河紳一 :05/02/20 22:55:29 ID:znGg6HOX
「…ええ、お願いします」 そう言って立ち去ろうとした時、 「…貴女は自分が思っている以上落ちても汚れてもいません、貴女の愛する人と自分自身を信じなさい…」 そう、言った 「…それでは。」 そう言って足早に去っていった
652 :
香山 絵理 :05/02/20 22:59:21 ID:lN3DJcwv
>>651 「では、失礼いたします」
背中を会河に向けると
>「…貴女は自分が思っている以上落ちても汚れてもいません、貴女の愛する人と自分自身を信じなさい…」
「ええ、そうさせていただきます」
そう言って絵理も休憩室から立ち去った。
リハビリを兼ねて、ちょっとその辺を走り終えると、自分の部屋へ帰ってくる。 「……ふぅ、なんとか収まった、って感じだな…… まだお腹の辺りが張ってるけど……」 食中毒はほとんど治ったらしい。
654 :
柏葉 瀬名 :05/02/20 23:57:50 ID:L42VmGPF
瑞葉が自分の作った洋菓子を残しているので、少し気にしながら処分する。 「…まだ色々と疲れてるのかな。ケーキは大抵好きなはずなのに」
655 :
小澤 美香 :05/02/21 00:01:50 ID:c3zhIecY
「……むー……」 自室に篭り、倍率の高い虫眼鏡のようなものを使いつつ、細かい作業をしている。 時間が空くとすぐにこれである。
656 :
椿 杏樹 :05/02/21 00:08:13 ID:hmjdq/to
厨房での水仕事を終えて、歩きながら手にハンドクリームを塗っている。 「今日は戸締り役は…誰だったっけ」
「……あー……まだ体に栄養が回ってねーや……」 ちょっとふらつき気味だが、そんな姿を執事長に見られたらどやされるので、極力姿勢を正して廊下を歩く。 「……さて、と。俺が休んでいる間に、仕事はどうなってるんだ……?」
658 :
椿 杏樹 :05/02/21 00:23:46 ID:hmjdq/to
小腹がすいたので休憩室でお菓子でも食べようと歩いていると、飯塚に偶然バッタリ出会う。 「あら」 一瞬目をぱちくりさせ、そのすぐ後に口元に手を当ててクスクスと笑う。 「……ふふっ。体、よくなりました? なんだか災難でしたねえ。 あまりにすごいタイミングだったから、最初私のあげたお菓子が原因なのかと思っちゃった」 自分が男性使用人たちに配ったバレンタインのお菓子の事を少し心配していたらしく、 そんな事を言う。
>>658 >飯塚に偶然バッタリ出会う。
「……ん? 杏樹か……
ああ、まったく災難だったよ……同じ屋敷で同じ物食べてて、なんで俺だけ、って思った」
加えて、あまり間食もしなかったため、原因が思い浮かばず……
周囲からは『拾い食いでもした』と言われる始末。渋い顔もするというものである。
>最初私のあげたお菓子が原因なのかと思っちゃった
「……そういえば、マメだよなお前も。毎年手づくりチョコを作って配って」
まあ、毎年と言っても去年からなのだが。
週始めに貰ったチョコを思い出して、顔に少し笑顔が戻る。
660 :
椿 杏樹 :05/02/21 00:45:15 ID:hmjdq/to
「皆がね、『飯塚さんに笑いの神が降りてますね』って休憩の時に言ってたの〜。人気者ですね♪」 にこにこ笑顔でさらっと言う。 >マメだよなお前も 「…え? ああー、そうなの。私お料理するの結構好きで、最近も色々……。 あ。」 何か思いついて手をポンと叩く。 「そうだ、晩ごはん食べました? 食べてなかったら何か作ってあげましょっか」 さっきまでいた厨房を指差して尋ねてみる。
>>660 「迷惑な神だぞ。それは本気(まじ)で」
今回のことだけではない。引越しのたびにカートに轢かれたりと、度々散々な目に遭っているのだ。
>食べてなかったら何か作ってあげましょっか
「おっ、頼む。寝てた間ぜんぜん栄養が入ってこなかったから、まだ調子悪いんだ……」
ちょっとダルそうに、お腹をさすって苦笑い。
食べてもすぐ出されてしまうの繰り返しだったため、今まで食べた気もしなかったらしい。
「作る物は任せるよ。今なら何でも食べられそうな気がする」
先に厨房へ向かって歩きながら、そんな事を言う。
662 :
椿 杏樹 :05/02/21 01:09:50 ID:hmjdq/to
厨房に着き、適当に食材を探すがあまりいいものが残っていないらしく 仕方ないので小さい土鍋に雑炊でも作る事にする。 「うーん……。 でもお野菜はあるみたいだから、まあいっか」 「素人だから、コックさんたちが作るほどには上手にできないかもしれないけど… 出向先のお屋敷で旦那様のお夜食とか、いつも作ってたんです」 作りつつ話しかける。 「たぶん今度は食中毒にはならないと思いますよ〜」 しばらくして出来上がった雑炊をテーブルに置き、ぱかっと鍋を開けると飯塚の向かい側に座ると 「よいしょっと。じゃあ」 まだ半病人なので介助が必要かと思ったのか、レンゲを手にして少しすくい 中身をすくってふーっと息を吹きかけて冷まし 「はいっ。 …何してるんですかー、ほら 『あーん』 して」 手を添えて食べさせようとする。
>>662 もう食中毒の話題は勘弁してくれ、などと思いつつ――
「はは、メイドさんに負けたらコックのほうがショックだろうよ。彼らはプロだぜ?」
と笑いながら、この屋敷にいるコックの顔を思い浮かべる。
>出来上がった雑炊をテーブルに置き、ぱかっと鍋を開ける
「……へぇ〜、十分美味しそうじゃないか。……って」
自分でレンゲを持とうと思ったら、先に杏樹に取られてしまい、挙句に『あーん』らしい。
「(……ど、どうすればいいというのだこの状況!)」
しばし悩んだ挙句――
「(……一人で食べれるけど、せっかくだから……)あーん」
ご厚意に甘え、雑炊を食べる。
ハフハフしながら食べる顔は、恥ずかしさで赤かったりする。
664 :
椿 杏樹 :05/02/21 01:39:35 ID:hmjdq/to
ひとくち食べさせるとまた笑いかけ、いつもの癖なのか、子供に話しかけているような口調で 「おいしい?」 少し首を傾けて尋ねてみる。 「…あーあ。でもこんな状況だったんじゃ、私のお菓子もまだいっぱい残ってるのかしら。 頑張って作ったんだから、調子良くなったらまた食べてみてね」 続けて食べさせつつ話す。 「去年は箱だけ大きかったから、今年は何種類も作って頑張ってみたの。 あれなら去年よりは喜んでもらえるかなーって。もう物足りないなんて言わせないですよ〜」
>>664 「……ああ、おいしい。ちょっと恥ずかしいけどな」
と、赤らめた顔で彼女に微笑み返す。
>私のお菓子もまだいっぱい残ってるのかしら。
お菓子……と言われて一瞬眉を潜ませるが、話の流れからバレンタインのチョコだと気付く。
「ああ、あれならもう無いぞ。倒れる前だったし、14日を過ぎないうちに、全部食べさせてもらったよ」
と、あっさりと答える。
貰ったチョコの中身を頭の中で思い浮かべながら、
「……確かに、今年は頑張ったな。
銀紙で囲ってあったハート型の奴なんて、チョコが二層になってたし。
……ただ、さすがに量が多かったぞ。最初見たとき、食べきれるか不安になったし、物足りないなんて絶対言わないよ」
苦笑いしながら、これ以上食べさせないでくれ、と言わんばかりにそう言ってみる。
666 :
椿 杏樹 :05/02/21 02:07:22 ID:hmjdq/to
(『全部』!? だ、大丈夫なのかなあ) 「そ、そうですね〜。……ありがたいけど大丈夫? 色々気をつけてね(言ったら怒られるから言わないけど糖尿病とか) ほら、余ったら誰かにあげてもよかったんですし」 つられて苦笑する。 >物足りないなんて絶対言わないよ 「ふぅーん。じゃあ今年は私、飯塚さんに御奉仕とかしませんでしたけど、別に物足りなくないですね〜?」 からかうように顔を覗き込んで言ってみる。 「折角新しい靴下とか買ってみたのに、ちょびっと残念かなぁ」 悪戯っぽく微笑んで反応を伺う。
>>666 >折角新しい靴下とか買ってみたのに、ちょびっと残念かなぁ
「ほほぉぅ……俺を誘惑する気かそれは?」
子悪魔の笑みに対抗して、こちらも自信たっぷりな笑みを返してやる。
「よし、それじゃあついでにやってもらおうじゃないか。
言っておくがな、以前の俺だと思ったら大間違いだぞ」
三流悪役のようなセリフを吐きつつ、杏樹の挑発に乗る。
「それで? 一体何をしてくれるんだ?」
668 :
椿 杏樹 :05/02/21 02:33:56 ID:hmjdq/to
随分威勢良く言うので、何か御仕置きでもされるのかと思いきや >それで? 一体何をしてくれるんだ? (!! 飯塚さん、それはあまりにもマグロなんじゃ…) 笑いの神までつられてしまったのか、なんだか雰囲気がどうも妙である。 とりあえず笑いを堪えるのに必死になりつつ、一旦席を立って近くに寄り 「…んもうー。しょうがないなあ」 自分は立ったまま飯塚の肩に手を置いて、ちゅっと唇に口付ける。 「……はい、御奉仕。 私からできるのはこれだけ。だって…ここから先は女の子の方からするようなものじゃないでしょ」 少し不貞腐れた表情で、顔を近づけたまま囁くように言う。
>>668 杏樹の不貞腐れた顔を見て、逆に嬉しそうな柔らかな笑みを浮かべる。
「わかってて言ってみたつもりなんだがな、俺は」
と、顔が近い事をいいことに、こちらからもキスを返す。
……まあそう言っても、誰にも信じてくれないような気はするが。
「この時間にここじゃ寒いし、部屋、来るか?」
さり気なく杏樹の肩に手をかけつつ、そう聞いてみる。
670 :
椿 杏樹 :05/02/21 03:06:49 ID:hmjdq/to
「ん…」 >わかってて言ってみたつもりなんだがな、俺は 「! 尚更悪いですっ、もう〜……」 何か抵抗して言おうとするが、言葉が思いつかず押し黙ってしまう。 結局ふてくされたままで適当にテーブルを片付け >この時間にここじゃ寒いし〜 「……。…行きます、けど…誰かに見られないようにしなきゃ。なんだかただでさえ変な噂も立ってるみたいだし…」 ごにょごにょ呟きながらとりあえず付いていく事に。 「私達なんでもないんですからね、貴方からもちゃんと他の人に説明してくださいね」 日頃の同僚達の態度が気になるのか、赤面してそんな風に少し慌てたりする。
>>670 「大丈夫、こんな時間だし……見回りの時間とコースも知ってるし」
忘れている人もいるかもしれないが一応執事である。
>貴方からもちゃんと他の人に説明してくださいね
「ああ、バレてたらな。それなりに説明してやるよ」
杏樹の頭をぽんぽんと優しく叩きつつ、一緒に自室へと歩いていく。
「くんくん」 屋敷の庭を犬が歩いてた 花壇の花を少し食べ、それは去っていった
673 :
名無しさん@ピンキー :05/02/22 14:50:53 ID:pnMtOyXm
今日の分の一通りの事務仕事を終えて執務室を後にし、屋敷の中を巡回……と言う名の元に ぶらついている。
676 :
里村 志保 :05/02/23 23:01:23 ID:azydKaKw
湯煎で溶かしたチョコが入っているボールの中に、小さく輪切りにされた果物を入れていく。 そのどれもに爪楊枝が挿されており、チョコバナナだとかチョコイチゴだとかが完成した。 「まだ熱いけど… 味見してしまいましょう」 まだチョコが固まり始めてもいないバナナを頬張り、その熱さに目を白黒させる。 当然の如く火傷して、舌がヒリヒリに。
廊下を歩いていると厨房の扉の隙間から光が漏れているのに気が付く。 「……ふむ……」 過日の厨房での出来事を思い出しつつ、漏れ出る光に誘われるように厨房へと歩み寄り、 その扉に手をかける。 「……おやおや、またお夜食ですか?」 そこにいた志保の姿に一瞬、まぶしがるように目を細めると問い掛けた。
678 :
里村 志保 :05/02/23 23:11:13 ID:azydKaKw
問い掛けられて、その声のする方に振り向く。 「あ、し、執事様…」 先日の出来事もあり、少々驚きながら。 「はい… ですけど冷える時間を計算に入れてなくて、お夜食にはなりません。 明日のおやつですね、これは」 苦笑いして席を立ち、コップに注いだ水を飲む。 口内から過度の熱が取り払われ、気持ちがよかった。
「明日のおやつ、ですか……ふむ、それは楽しみですな」 志保が水を飲む喉元の白さに目をはわせつつ、相槌を打つ。 志保が水を飲み終え、コップを置いたのを確認してから言葉を続けた。 「ところで……」 そこで言葉を止め、軽く一呼吸。 「ちゃんと、鈴をつけておいでですかな?」 そのまま暗く沈んだ視線で志保の瞳を絡め取るようにとらえる。 「……確か、私はあの時、いつ如何なる時にその鈴の所在を確かめるやも、と言っていたのを 覚えてらっしゃいますな……?」 そして、自らの大きな掌を志保の布地越しの豊かな乳房へと伸ばす。 そして、布越しに志保の豊かな乳房の頂を飾っているであろう鈴の所在を確かめるには余りあると 言える程に手を虫の群の如く蠢かせ、その指先で胸の頂を捉えた。
680 :
里村 志保 :05/02/23 23:31:29 ID:azydKaKw
「ええ、覚えています。だから今もちゃんと―― っ、ん」 服越しに胸元を弄られ、小さいながらも情欲の火を灯される。 そして乳房の先端を確かめられると、火とそこはさらに大きく、肥大した。 「ただ…… 夜伽の最中外れてしまって。胸のところはなんとか自分で付け直せたんですが、 その、下のほうは付け直せませんでした。 …申し訳ありません、執事様」 執事の手の動きに翻弄され、自分の意思とは無関係に性欲が高められていく。 「…言い付けを守れず、本当に申し訳ありません」 やや俯いて謝罪するも、その声にあるのは詫びの感情だけではない。 明らかに熱の混じった吐息も存在していた。
「……そうですか……」 次は下の方を確かめようかと思っている時に耳に聞こえてきた言葉に、すこし片眉を吊り上げる。 しばし、志保のたわわな乳房と頂の突起、それに突起に連なる鈴を掌や指先で玩ぶと、スッと 引き下げる。 「いいでしょう。では、詳しく、そのつけられなかった場所を確かめてさし上げるとしましょう」 そこまで言って一呼吸。 「では、空いている客間……そうですな、あの大きな姿見のある客間でお待ちなさい。 私もすぐに行きます」 そう言って、志保の返答を待たずに……いや、承諾以外の返答はあり得ない、と言うのを 態度で見せつけると、さっさと厨房を後にした。 そして、志保が向かうであろう客間に向かう前に執務室に立ち寄る。 自分の執務机の抽斗を開け、その中からビロード貼りされた宝飾品などを収める小さな箱を 手に取り、志保の待つ客間へと足を進めた。
682 :
里村 志保 :05/02/23 23:50:17 ID:azydKaKw
高鳴る胸を押さえ、ただ黙ったまま執事の背中を見送った。 そうして彼が指定した部屋へとすぐに足を運ぶ。 ――大きな姿見のある客間。 部屋の中に入っても明かりは点けない。 姿見に映った自分の表情を見るのが嫌だったから。 (私いま、どんな顔をしてるのかな。でもたぶん、ひどいえっちな顔をしてる… 顔を真っ赤にして、目を潤ませて……) ドアの僅かな隙間――廊下から漏れてくる光が反射し、 姿見は薄暗くではあったが、現在その機能を果たしていた。 それすらも見るのが嫌で、鏡からは視線を逸らしている。
客間のドアの隙間から、中に志保がいることを伺い知ると、そのまま、客間の中に足を進めた。 「お待たせしました」 志保に声を掛け、そのまま、消えていた部屋の明かりを点ける。 客間の真ん中、姿見に横顔を映すように佇む志保。 その姿を確認すると客間のテーブルセットから椅子を手に取って姿見の横に置くと、腰を下ろす。 「では、先ずは胸の方から拝見しましょうか」 執事の鋭い視線が、志保の瞳の奥底までを貫く。
684 :
里村 志保 :05/02/24 00:07:23 ID:azydKaKw
「…はい」 それだけ静かに言うと執事に従い、彼の目前までやってくる。 「少し、お待ちになって下さい」 執事に背中を向けてエプロンを外し、ブラウスのボタンを外し、ブラに包まれた双乳を露わにさせる。 次にホックを外し、胸を隠している下着を取ってテーブルの上に置いた。 外気が少し肌寒い。 「…どうぞ」 振り返って、自分の露わになった胸元を執事に見せる。 俯き加減の表情のまま、視線は床に落としていた。 乳房の先端には言い付け通りに糸が結ばれ、鈴が結わえ付けられていた。
「……ふむ……」 しばし鏡を背にしたままで志保のさらけ出された双房をじっくりと眺めた後、ゆっくりと立ちあがり、 志保の背後へと回り込む。 志保の背後に立つと無言で腕を前に回し込み、両手で志保の心地良い重みを持つ乳房を すくい上げるように手にすると、人差し指と中指で両胸で揺れる鈴や、その先の突起を弄びつつ 残りの指と掌でしっとりとした成熟し、滑らかな肌に覆われたその膨らみをやや力強く揉み捏ね はじめる。 しばし無言で志保の豊かな胸を存分に弄び、透き通るような白さを持っていた肌を、やや乱暴に 桜色づかせると、再び姿見の横に置いた椅子へと戻る。 「……では、次は下ですな」 そんな破廉恥極まりないことを、こともなげに告げる。 「そうですな。下着だけを取り、スカートをまくり上げて見せていただきましょうか」 再び、何かを待ち受ける……いや、獲物が罠に飛び込んでくるのを待つように鋭い視線を 志保へと向けた。
686 :
里村 志保 :05/02/24 00:31:24 ID:Xc6i/sw+
「んっ、は、ぁ…っ」 長時間に渡って乳房を弄ばれると、身体全体が熱くなってくる。 まるで風邪でもひいているかのようだった。 「下… わかりました」 特に抗うことや反論もせずに、ショーツへと手を掛ける。 しかし転ばないようゆっくり脱いだつもりでも、ついふらついてしまう。 下着から糸引いている透明な粘液を見つけてしまった恥ずかしさもあって。 もちろん予想はしていたのだが、執事が問題だった。 彼の視線が今どこに向いているのか確認しようと、執事の顔を見詰めた。 下着を取り去るとそれをブラと同じくテーブルに置く。 そうしてちょうど股間が見える長さだけ、両手でスカートやペチコートを捲り上げた。
「……結構……ああ、いや……」 志保がショーツを脱ぎさり、持ちあげたスカートの向こうから姿を見せた翳りと、その奥に見える 複雑なシルエットを凝視し、言葉を詰まらせた。 「それでは、よく見えませんな……」 そう言うと椅子から立ちあがり、志保へと歩み寄ったかと思うと、志保の横をそのまま素通りし、 テーブルセットまで進む。 そこで残っていた椅子の1客を手に取ると、それを持って志保の横まで戻る。 「……これに……」 椅子を志保の真横に置く。 「……片足を上げると、よく見えてよろしいかと」 そう提案するようなことを言っていながらも、命じる以外の何物でもない口調で告げると、 待たしても姿見の前の椅子に戻ってしまう。 「ああ、片足を上げてから、ご自分の手で私が確かめなければならない場所を広げると、よく見えて よろしいかも知れませんなぁ」 そして、志保の身体の中心を狙いすましたように、見つめた。
688 :
里村 志保 :05/02/24 00:54:58 ID:Xc6i/sw+
「こ、こうですか…?」 言われるがまま片足を椅子に上げ、秘所を片手の人差し指と中指で割り開く。 そうして消え入りそうな声で肯定を求めた。 「……」 羞恥で思考が上手く回っている感覚がなく、身体のバランスを崩して倒れてしまいそう。 自分は視線さえ向けていないが、自分のこの姿が鏡に映っているかと思うと、 もう頭と顔が煮えてしまうかのようなひどい恥ずかしさに襲われた。 だが、とうとう身体のバランスを崩してしまう。 咄嗟に執事の方に手を置いて支えにして転倒は免れたものの、 捲くっていたスカートなどは全て元に戻ってしまう。 「す、すみません」 軽く謝罪し、もう一度執事の発言通りのことを行う。 今回はスカート等の裾を口に咥え、片手は執事が座っている椅子の背もたれに。 もう一方の片手は問題の秘所に、といったかたちである。
「確かに、しておられていないですな……おおっと」 志保の秘裂に視線を射し込み、そこに花開こうとしている淫猥な秘華を確かめていると、志保が バランスを失って倒れ込んできた。 「おやおや、気をつけないといけませんよ?」 まるで、自分は何も悪くない、とでも言うように軽く注意の言葉を発し、口を噤む。 >「す、すみません」 志保が謝罪の言葉を口にし、今度は自分の目の前で痴態を晒しはじめた。 椅子に座ったまま、やや腰を屈め、志保の秘華へと目を近づける。 「……ふむ、上手くつけられなかった、と言っておられましたが、どうやってつけようとしておられたの でしょうかな……?」 等と言いながら、志保の秘華へと指先を差し伸ばし、秘華の蜜口から滴っていた蜜を取ると、糸と鈴が 括り付けられていた紅珠を撫で擦りはじめる。 「私の目の前で、やって見せていただきましょうか?」 そう言いつつ、指先の動きは留めようとしない。
690 :
里村 志保 :05/02/24 01:23:37 ID:Xc6i/sw+
「ん… ぁっ、うぅ…」 秘裂の先端にある器官を擦られ、小さく嬌声を漏らす。 呼吸の動きに合わせて、準備が整った秘所は何かを求めるようにして蠢いた。 高まった劣情を脆い理性で押さえ込みながらも、執事の言葉に従う。 「…わかりました。執事様、糸を貸してください」 執事から問題の糸を借りるとソファに腰を下ろし、M字に開脚する。 「こうやって、自分の部屋――ベッドの上で、糸を付け直そうとしました。 で、でも… 手が震えてしまって、糸が上手く結べなかったんです」 自ら糸で秘豆を縛ろうとするものの、震える手のせいで糸が思うような場所に進んでくれない。
「なるほど……」 志保が自らの紅珠に糸を括り付けようとして、震える手をその場所に蠢かせている様子をしげしげと 眺める。 「……ふーむ……」 その指の運びが思うようになっていないのを認めると、椅子から立ちあがって志保の元へと歩み寄る。 「そう、これはですな……」 志保の指の間で淫蜜を吸って重くなり滑っていた糸を手に取ると、器用に小さな輪を作り、すっかり 張り詰めてしまっている紅珠の根元に掛け、糸の端を摘んで輪を絞る。 そして、その糸の端に鈴を通すと、小さな結び目を作って括り付けてしまった。 「……このようにすれば、よろしいのですよ。さて……」 そう言うと、志保の身体をすくい上げるように抱き上げ、そのまま、腕を滑らせ、志保の背中の方から 膝の下に腕を差し入れる。 「……どのようになっているか、じっくりとご覧になるといいですよ?」 そのまま、腕の力に任せて膝を開き……まるで、親が子供に小用を足させるような姿勢にしてしまう。 背中から抱え上げられ、無理矢理膝を割り開かれた志保の目の前には、大きな姿見がそびえ立って いた。 「さ、ご自分で開いて、鏡に映ったそこを確かめてご覧なさい?」 そう志保の耳元で、優しく呟くように告げる。
692 :
里村 志保 :05/02/24 01:55:16 ID:Xc6i/sw+
糸が結ばれ、陰核の疼痛が生まれるや否や身体が宙に浮く。 執事が背中から抱き上げるようにして身体を持ち上げているのだ。 「ひっ、い、嫌っ… 鏡は……」 眼前に現れた姿見に脅えるかの如く瞳を閉じ、頑として目を開こうとしない。 そして身を捩って執事の拘束から逃れようとする。 だが老齢とは言え、日々鍛えられた彼の力には敵うことはなかった。 「……」 抱えるようにして拘束され、目をつぶったまま流れる少しばかりの沈黙の間。 執事は優しく促すものの、暗黙のうちに存在する無言の圧力が存在した。 屋敷内で培われた身分意識のようなもの。 自分が折れるしかないと――自ずと理解する。 依然として瞳は閉じたままではあるが、ゆっくり秘所へと手を伸ばし、問題の場所を両手で割り開く。 それから恐る恐る瞼を開ける。少しずつ、少しずつ…… 「…! いっ、嫌… お願いです、執事様ぁ…っ、降ろしてっ! 降ろして下さい!」 鏡に映りこんだあられもない自分が目に飛び込んでくると、そう言って取り乱す。
志保の恥じらいの反応に心の中で満足そうに微笑むと、続けて志保の耳元に囁いた。 「……嫌、と言っているわりには、ご自分で割り開いている手を離そうとしないんですな。 程良く熟れたオマ○コがぱっくり開いて、白く濁ったマ○汁が垂れているのが よく見えますよ?」 普段は口にしない猥語をわざと口にして、志保の羞恥の炎に油を注ぐ。 「薄紅色の肉ビラとその奥の桜色の粘膜がヒクついて、その奥のオマ○コの穴が物欲しげに パクパク開いて紅い肉襞が見えていますよ? なんとも淫猥でございますなぁ」 そんなことを言いながら、志保の腰をクイッと掲げ、志保が隠そうとしている場所が更に丸見えに なるように押し上げる。 「ほら、よく見ないと、その鈴をどうやってつけたらいいか判らないでしょう?」 そう言って手先に紅珠から垂れていた糸を取り、軽く引いた。 ――クイッ、チリィーン……。 引かれた糸の弾みで、それまで志保の身体の震えにチリチリ小さく鳴っていた鈴が、やや高い 音を上げた。
694 :
里村 志保 :05/02/24 02:31:36 ID:Xc6i/sw+
「うぅ…… そんなこと、言わないで下さい。 じ、自分でもわかってるんですからっ、そのぐらい…」 もともと薄っすらと潤んではいたものの、瞳の潤いがひどく増してくる。 そして瞼の下に抱えきれなくなった涙が溢れ、頬を伝って流れ落ちた。 「わかってるんです、わかってるんですっ、自分が厭らしい人間だってことぐらい…」 瞼を頑なに閉ざしたまま泣いている最中、陰核に結ばれた糸が唐突に引っ張られる。 「ひっ!? あぁ、ぁ…っ」 悲鳴に似た嬌声とともに生まれた刺激――痛みと快感のショックによって、目が見開かれた。 そこで再度、視界に入り込んでくる自分の淫らな姿に、こう感想を述べる。 半ば放心したような、悟ったような表情で。 「あんなに物欲しそうに蠢いて… あぁ… そう糸が結ばれているんですね。 ん… 執事様、有難う御座います…… とっても勉強になりました。 私のために、こんなにも丁寧に教えてくださって……」 極限状態だったために少しの痛みとはいえど、被虐のスイッチが入ってしまったらしい。 自分の指を秘裂に沿って軽く擦り上げさせ、恍惚としながら自慰を行う。
「……おやおや……」 涙を頬に伝わらせながら自慰をはじめてしまった志保の姿に目を細めつつ、頬を伝う涙をゆっくりと 舐め取る。 「素直な里村さんは、とっても素敵でございますよ……」 涙を舐めとった後の赤らんだ頬に軽く口付けると、ゆっくりとソファの方へと移動し、そこに志保を 降ろした。 「ま、確かに糸では難しいでしょうな。……そこで……」 そう言いながらスラックスの後ろポケットに入れておいたビロードばりの小箱を取り出し、その中から 銀のアクセサリーらしきものを取り出した。 「これを、さし上げましょう」 志保の前に差し出された執事の掌の上には、とぐろを巻いた銀の細鎖とそれに連なる3つのリング。 その3つのリングの先には小さいながらも綺麗な装飾の施された鈴が取り付けられていた。 「これは、里村さんのその淫らで美しい身体を彩る為に特別に誂えさせたものです。最初はピアスに しようかと思ったのですが、乳飲み子を抱えていては何かと不便でしょうから……」 そう言ってリングの一つを手に取り、リングから出ている2つの突起を摘んでみせる。 「このように、ホースなどを簡単に留めるクリップのようにバネ仕掛けで止められるものを用意しました。 ……ほら、中には滑り落ちないように喰らい付く小さな突起も付いています」 そうやってリングをかざすと、その輪の中には微笑ながらも確実に神経を刺激するであろう突起が 眩く光を反射していた。 「……さ、服を脱いでお立ちなさい。私がこれをつけてさし上げましょう……」 そして、志保の眼の前に銀の細鎖が垂らされた。
696 :
里村 志保 :05/02/24 03:01:34 ID:Xc6i/sw+
ソファに降ろされるとそこに力なく座り、放心した表情でいる。 だが次第に落ち着きを取り戻し、執事がポケットから取り出したものに見入った。 「まぁ……」 執事の説明にそう感嘆の言葉を述べ、彼に言われるがまま立ち上がる。 そうして服を脱ぎ始める。 服はもともと肌蹴ていたため、すぐに脱ぎ終えることができた。 ガーターベルトと、それに繋がれたストッキング、 そしてカチューシャを残して執事に歩み寄ってゆく。 (あんなものが身体についたら…) 期待か、不安か、はたまたその両方か。 どちらにしろ淫らに淀んだ表情であることは変わりなかった。
ホワイトブリムにガーターベルト、それにストッキングだけをまとっただけの格好になった志保の 姿に眼をはわせ、確認するように肯く。 「では……」 立ったままの志保の乳房に手をやり、その頂の期待と興奮と不安に打ち震える蕾を自分の方に 向かせると、静かにリングをはめるとバネを留めていた指の力を緩める。 リングのバネに力がこもり、銀の螺旋と内側の突起がしっかりと志保の胸の蕾に喰らい付いた。 「さ、もう片方もですよ」 反対側の乳房も手に取ると、同じようにリングをはめる。 そして、その2つのリングから垂れ下がる2本の細鎖を手に取ると、軽く引っぱって見せた。 ――クィッ……。チリ、チリィィン……。 志保のたわわな乳房の先端に揺れる鈴が、涼やかに透き通った可愛らしい音を立てる。 「……さて、最後のリングです」 そう言って他の2つのリングよりも小さく……紅珠を締め上げる為に設えられたリングを志保の 目の前にかざしてみせる。 小さなリングに繋がる2本の鎖……そう、先が乳房の蕾と繋がった銀の細鎖が静かに揺れる。 そのリングを手に握ったまま志保の肩に手をやると、そっと志保の身体をソファへと誘い、ソファの 上で志保の膝をそっと割り開く。 「……いきますよ……」 他の2つのリングよりも取り扱いやすいようにか、バネを開かせる為のツマミが大きく作られたその リングを、そっと志保の紅珠へと宛がうと、ゆっくりとリングを押し進めていく。 そして、そのリングが根元に達したのを確認すると、ツマミに込めていた力を緩めた。 志保の紅珠にそっと触れていたリングが締まり、きつく隆起していたそこを締め上げ、内側の突起を 喰らい込ませた。 「……とても、お似合いですよ?」 執事は志保にそう告げると、志保の白い肌の上に所在なげに揺れていた細い鎖を手に取り、手首を しゃくるように引き上げた。 ――チリ、チリ、チリィィィンンン……。 志保の身体と一体になった3つの鈴が、それぞれに涼やかな鳴き声を上げた。
698 :
里村 志保 :05/02/24 03:45:33 ID:Xc6i/sw+
「んっ… …っ」 リングを取り付けられるたび、その違和感と痛みに呻く。 糸のときよりも数段強い刺激に、今にも自分の手が勝手に動いてリングを取り去ってしまいそうだった。 だが胸の痛みに悶えているのも束の間、すぐに新たな痛みがやってくる。 「ぅ… ん、い、痛っ! …んぁ、あっ、……っ」 秘豆にリングが取り付けられた瞬間、痛みのあまり反射的に開いていた足を閉じてしまう。 それは糸の時とは比較にならない強さの刺激で、刺激に慣れることができるか不安だった。 まともに歩ける気がしないのである。 「うぅ… これ、すごい…っ、糸のときとは違う… あぁっ!」 息を荒げ、手が秘所へと伸びそうになるのをグッと我慢する。 「ん? し、執事様何を――」 お腹の辺りにある細い鎖を執事が手に取ったのを見て、悪い予感が頭を過ぎった。 だが気付いたときにはもう遅く、彼の手首の動きを防ぐ術は全くない。 「ひっ!? あっ! いっ、あぁっ! あああぁっ! 痛っ……」 鈴の音を掻き消さんばかりの悲鳴を上げる。これが痛みへの正直な感想だった。 そして急激な筋肉の緊張の後に訪れる弛緩――理性が復仇するよりも早くそれは訪れる。 漏らした小水がソファを汚し、執事の召し物までも汚していく。 「…はぁはぁはぁっ、はぁ、す、すみ… ません……」 過呼吸気味になりながらも、絶え絶えになった言葉を紡いで謝罪した。
志保が失禁する姿を見ながら、何故だか穏やかな表情になってしまう。 志保の弱さがさらけ出された姿に征服感が満たされたのか、はたまた又違った感情が湧いたのか。 執事は穏やかに笑っていた。 「いえいえ、構いませんよ」 テーブルの上からとった備え付けのナプキンで志保の小水の染みを拭いつつ、穏やかに語りかける。 「さ、今のご自分の姿を見てご覧なさい」 そう言って、息も絶え絶えになっている志保の身体に手を掛けると、ソファの上でへたり込んでいる 志保をおもむろに引き起こす。 そして、志保の腰と脇の下を支えた状態で姿見の前に立たせた。 志保のこぼれ落ちそうに大きくとも貼りのある乳房の頂で、責めに赤みを帯びた乳首が上を向き、 その真下に鈴が揺れる。 その鈴の裏側から伸びる銀の細鎖は胸の張りに吊られるように美しいVの地を描き、その閉じる所が 志保の足の付け根の内側へと、そこで小さな銀の手で握りつぶされんがばかりになっている紅珠へと 真っ直ぐ伸びていた。 「……よろしいようですな。これは里村さんが立っている時、胸の張りで陰核が引っぱられるように 鎖の長さを見繕ってありましてな。いやいや、ぴったりでよろしゅうございました」 そう言って、腰に回していた腕を前の方へと滑らせると、へその辺りで近づいていた2本の銀の細鎖を 乱暴に握ると、再び、ぐい、とそれを引っぱった。 志保のあちらこちらの弾力が細鎖越しに伝わり、その先に吊られた鈴も、その弾みに揺られて美しく 鳴った。 そして…… 「里村さん、私からのせっかくの贈り物です。前の糸と鈴のような粗野な物に変わって、ご愛用ください ませ。又何れ、それをご愛用くださっているか拝見させていただきたくも思いますからな……」 志保の姿を眺めながら、優しく、それでいて強く命じる意志を言葉尻ににじませながら告げる。 「……ああ、そうそう。お手数ですが、この部屋の後始末もよろしくお願いしますね。 ……無論、その鎖を身に着けたままで……」 執事はそれだけを言い残すと、志保を姿見のある客間に残して立ち去ってしまった。
700 :
里村 志保 :05/02/24 04:40:33 ID:Xc6i/sw+
「うぅ…」 疲労とそれによる睡魔からか、瞳の焦点が合わないまま姿見を見詰める。 ぽかんと半開きになった口から弱々しく行われる呼吸がその度合いを物語っていた。 そして再び送られてくる痛み。執事がへその辺りで鎖を引っ張ったらしい。 「あぁ、ひっ、い、あ、あぁ……」 呂律を回す、何か意味をある言葉を発す、という余力さえもない。 銀の細鎖を取り付けられた卑しい身体から鳴ったのは、単なる音と鈴の音だけだった。 最後の体力を奪われて、とうとう意識の全てを睡魔が覆い尽くす。 「……」 夢うつつの中で部屋の後始末を命ぜられたような気もしたが、今となってはどうでもよかった。 翌日目覚めると、持続する鋭い疼痛に昨夜の出来事が夢ではなかったことを思い知らさせる。 そのときの予想通り、リングを付けられてすぐではまともに立って歩くことすらできなかった。 前かがみに、猫背になるような不自然な姿勢でこの部屋の掃除は終えるものの、その日の仕事は休むことになった。 もちろん、同僚にはその理由は伏せてあった。
一日の仕事を終え、カレンダーをめくっている。 「もうすぐ二月も終わりかぁ……そろそろ外も暖かくなるかな?」
702 :
椿 杏樹 :05/03/01 23:44:39 ID:tLi6HPdh
屋敷ロビーに置いてある観葉植物に霧吹きをかけている。 「♪〜」
706 :
名無しさん@ピンキー :05/03/09 01:06:38 ID:F9u1Kr6j
ドコの板に移動したんですか?板の名前は…??誰か教えてm(__)m
707 :
椿 杏樹 :05/03/09 01:47:42 ID:iGQSSmg4
>>706 「こんばんは。」
玄関のドアを開け、客人に向けてお辞儀をした後、にっこりと微笑む。
「ご質問の事ですが、今はまだ移転はしておりません。色々と検討中です〜。
現在のお屋敷の状況や詳細は、上記の
>>705 の雑談スレにてご確認いただけたらと思います。
存続に向けての良いご意見などありましたら、ぜひぜひこちらのほうへよろしくお願いいたします♪」
709 :
名無しさん@ピンキー :05/03/11 06:49:54 ID:88uLSdBU
雑スレはドコにぁるんですか?
710 :
赤城 冬果 :05/03/11 15:29:43 ID:SbBo+05K
711 :
秋山 麗 :05/03/17 00:13:19 ID:A2FiMJdj
「……はぁ……」 自室で膨大な裁判資料を前にして、かなりお疲れな様子で、一人で呟く。 「あたしも長くここでメイドやってきたけど…… ダメだと言われると、余計にやりたくなるもんでしょう……?」 どうやら、事態が落ち着くまでは禁欲で専念するように言われてしまったらしく、かなり欲求不満らしい。
712 :
里村 志保 :05/03/21 01:14:16 ID:nU/F9YXc
自室の小さな仏壇の掃除を終え、昼間のうちに作り置きしておいたおはぎを三つ供える。 しかし膝の上に抱いている雅志がそれを取ろうと身を乗り出し、おはぎを素手で掴んだ。 「!? ま、雅志、何やってるの?」 息子の行動に驚いて咄嗟に制止しようと彼の手を引っ張るが、おはぎを載せている皿も同時に引っ張ってきてしまう。 おはぎと皿がくっ付いてしまっていたのだ。 豪快に仏壇を転がり落ちるおはぎ。 「あっ……」 仏壇にこびり付いたたくさんの餡子が切ない。 「せ、せっかく掃除したのに…」
713 :
萩野 瑞葉 :2005/03/24(木) 17:49:46 ID:LWAYqhc9
自室のベッドで布団に包まって眠っていたが、 突然苦しそうに咳き込んだかと思うと、ノロノロと体を起こす。 「んぅ……まだ熱、下がってませんわね」 自分の額に手で触れ、力の無い声で呟いて、また横になる。 「お花見までには治しませんと……」 そしてまた、深い眠りに落ちていく。
714 :
名無しさん@ピンキー :2005/03/25(金) 00:16:58 ID:Zz2pLfZX
埋めます
715 :
名無しさん@ピンキー :2005/03/25(金) 00:17:42 ID:Zz2pLfZX
間違えました すいません
716 :
椿 杏樹 :2005/03/27(日) 03:20:38 ID:eKMOb+bT
「あの〜」 客室のシーツを回収し終わり、飯塚に背後から話しかける。 「実は御客様からお便りをいただいたのですけどー、えーと。 『あの若い執事さんがカートに轢かれるのがとても楽しいです。 これからも頑張ってください、あとメイドさんたちの生写真をお土産としてお屋敷で売って下さい』 とのことなのね」 「そういうわけなので、またよろしくねー」 おっとりした口調でそれだけ言うと、カートを押して自室に戻ろうとするが、いつの間にか目の前にいた飯塚の姿が見えない。 「……あら?」 下を見ると、また無意識のうちにぶつけてしまったのかバッタリと絨毯に倒れている。 「!! い、今のはわざとじゃないですよー。ごめんなさいね」
717 :
萩野 瑞葉 :皇紀2665/04/01(金) 00:21:27 ID:KwKE4aho
「今年こそは絶対に、ぜーったいに、騙されないようにするんですから!」 カレンダーを睨んで、胸の前で硬く拳を握る。 エイプリルフールを迎えて何やら強く思うところがあるらしい。
718 :
秋山 麗 ◆ReiAkiRy92 :2005/04/05(火) 00:33:43 ID:xcLYydSL
「失礼いたします。この屋敷のメイドではありませんが、代理として参上いたしました。
本スレは、現時刻を持ちまして、新設されたオリキャラ板(正式名称ピンクのオリキャラなりきり(申請中))に移転しました」
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1112626239/ 「以前よりエロパロ自治と雑談スレを中心に議論してまいりましたが、結果的に新板が作られた以上、
残留に足る明確な根拠がない以上、誘導対象となってしまう、との判断から、このたび移転に踏み切りました。
新設されたばかりの板であるゆえ、何かと先行きに不安を感じる点もありますが、
新しい空気と新しい板住人がもたらす初々しさを吸収できれば、本スレに更なる発展をもたらすものと思っております。
それでは、新しいお屋敷の生活をどうぞご観覧くださいませ」
長々と挨拶を終えて、人々の前で深々と一礼する。
719 :
泥棒 :2005/04/05(火) 12:27:33 ID:vdSUiPFv
では、空き家から可能な限りヌケルものを頂戴する。
720 :
泥棒2 :2005/04/05(火) 13:23:30 ID:Q3//m7ly
メイドさんの部屋で妄想をして 精液撒き散らす ドピュッ
がらんとした旧館の門の前に、一人立っている。 「ふう……とりあえず、これでお終いなのかな。今までありがとうございました」 屋敷、そして周りの土地に向かって一礼。 しばし余韻に浸るように立ち尽くすと、荷物の入った鞄を抱え、踵を返した。
722 :
取り壊し業者 :2005/04/07(木) 01:25:45 ID:KSKWb/Ri
変なやつが2匹いたが・・・ 取り壊しを開始しますよ、( ̄ー ̄)ニヤリッ なんか今回は余り古びて無いのに区画整理に引っかかったらしいな。
「このお屋敷の地下深くには、移転騒動に紛れて忘れ去られた埋蔵金が眠っています」 そんな噂を流せば、あっという間に解体は済みますわね。
糸○重里を呼ぶとか。 それにしても、長年の生活の痕跡がしっかりと残ったお屋敷ですから・・・下手に手を出すと 呪われてしまいますわよ。下駄の鼻緒が切れますわよ。黒猫が前を横切りますわよ。 三流紙では心霊スポットとして紹介され、実際に幽霊を見たという情報もありますわね。 先日も裏庭に侵入して行為に及んでいたバカップルが、幽霊を見たショックで離れなくなって 救急車を呼んでいましたからね。イタズラ好きのエロ幽霊のようですわ、くれぐれもお気をつけて。
725 :
引越し業者 :2005/04/07(木) 12:26:37 ID:ay40x5iB
入学、進学、新社会人多忙な4月の昼間にも関らず、 「俺達はメイドさん以外に興味がない」 そんな理由で満開の桜の下で優雅に花見を…というよりも宴会を行っていた引越し業者達。 早朝から始まった宴会は既に死傷者数名を出し、大いに盛り上がっていた。 満開に咲き乱れる薄桃色の花びらの下、楽しげな声と乱舞する漢達の裸・裸・裸!!! しかしそんな業者達の楽しいひと時も、 突然、血相を変えて飛び込んできた数人の漢の切り裂くような声で終わりを告げるのであった… 「「「ボ、ボス大変ですっ!!」」」
726 :
引越し業者 :2005/04/07(木) 12:28:38 ID:ay40x5iB
「おい、お前ら…一体どういうことだ!? 今日は年に一回、漢達が咲き乱れる花見…そうお花見の日だぞ?」 いかにも大物らしきボスと呼ばれたその人物は飛び込んできた漢達を見下ろし 重々しく口を開く。 「「「そ、それが…ボ、ボス…あのお屋敷が…あのお屋敷がお引越しを…」」」 「な、な…なにぃいいいいいいいいいいいい!!!!!」 慌てふためく漢達が息を整えながら、なんと発したその言葉に、 ボスのみならず、漢達のお花見、裸の祭り、男祭りの会場全体が蒼白となる。 「「「し、しかも、既に多数の泥棒の手によって…メ、メイドさんの持ち物はすべて奪われた模様です…」」」 がっくりとうなだれる漢のその報告に、それまで笑いに満ちていた会場全体が凍りつく。
727 :
引越し業者 :2005/04/07(木) 12:30:17 ID:ay40x5iB
「麗様の鞭がぁああああああああああ!」 「瑞葉タンのカチューシャが…」 「みかさタンの北海道土産が…」 「杏樹タンのカートぉおおおおおおおおお!!!」 「志保たんのブラジャーがぁああああああああ!!!」 「冬果タンの口紅がぁあああああああああああ!!!」 「執事様の変態コレクションが…」 あるものは涙し… またある者は怒号を発す… あるものは嗚咽し… まらある者はよだれをたらす… 狂乱…憤怒…そして、絶望… おしよせる失望…渦巻く虚無感… うららかな日差しが差し込む春、満開の桜の下。 漢達は股も自分達が引っ越しに間に合わなかったという事に、ただただ打ちひしがれる。 日差しがやがて沈み、そして夜の帳が辺りを包んでも… 周囲には漢達の泣き声がただただ延々と響き渡っていた… メイドが好きです…でもメイドさんはもっと好きです! がんばれぼくらの引越し業者! まけるなぼくらの引越し業者! 業者がやらねば誰がやる!!! 棚を運ぶぜ! 椅子を運ぶぜ! 下着を盗むぜ、こっそりばれず! がんばれ業者…ぼくらの業者!!! まけるな…僕らの引越し業者!!!
728 :
泥棒ちゃん :2005/04/07(木) 23:26:27 ID:KSKWb/Ri
(・∀・)ニヤニヤ
「…?」 何やら遠くの方で地響きのような音が聞こえた気がする。 あるいは男達の悲痛な悲鳴のような音でもあった。 取り壊しが始まり、廃墟となったお屋敷跡に残る崩れかけの建物の 半壊した天井に開いた穴から空を見上げるように首を傾げた。 音はそれっきり聞こえてこなくなり ただ青い空にぽつんと、風に吹かれて舞うひとひらの桜の花びらが穴から見えた。 ガタン、と背後で音がしたので振りかえると、予想通りボーセだった。 口には引っ越しの際に忘れたボーセ専用のご飯皿が咥えられている。 「もう忘れ物は無い?」 念を押すようにゆっくり尋ねると、ボーセは吼える代わりに尻尾をぱたぱた左右に揺らした。 「そう… では新しいお屋敷に帰りましょう」 走って出て行くボーセの跡を追いながら建物の中からでると、一度だけ振り返り 万感の思いを込めて頭を下げた。 「…今までありがとう」 頭を上げ、既に大分遠くなってしまったボーセを追って、足早にお屋敷跡を去っていく。
730 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/12(火) 02:28:58 ID:kw0QNWOx
無表情で、閑散とした屋敷跡を見つめていた。
ベビーカーを押して散歩する先は、空き地となって残る屋敷跡。 空き缶などのゴミが投げ捨てられていたので、思わず拾ってしまう。
…遠くの空き地にメイドの人影を見て 少し、眺めている
「………っ?」 朦朧とした意識に映るってきたのは見慣れた景色。 まだズキズキと痛む頭を手で押さえ、ゆっくりと体を起こした。 「ここは………」 誰がここに運んだのだろう…混濁する意識の中で考える。 あいつだ…口の悪い一人のメイドの姿が脳裏に浮かぶ。 「借りたものは、返さないと…」 眉目を険しくし、そう重く呟いた。
「んっ…やだ、そんなっ、舐めないでよぅ…くすぐったいってば」 裏庭に棲みついていた野良猫に煮干をやりながら遊んでいたが、 ぴょんと膝に飛び乗られ、頬をぺろぺろ舐められた。 「あっ、もう…だめっ、私は…おいしくないわよー?」 なにか頬についてたかなと思いながら、猫のわきに両手を差し入れて引き離した。 「ねえ、ここにはもう誰もいないのよ? あなたも引っ越したいなら、連れて行ってあげるけど」 もう一匹、やたら大きな煮干を差し出すと、猫は煮干を咥えて逃げ出した。 「ちょっと待っ…なによぅー」 慌ててスカートの膝を払って立ち上がると、猫はテラスの前でこちらを振り返っている。 そうして誘うように尻尾をゆらゆらさせる。 ここ掘れニャンニャンでもないだろう、なんて思いながらそばへ寄ってテラスの下を覗き込んだ。 「うわ…すごい、いちにいさん…5匹も?」 薄暗がりの奥に小さな白い塊が5つ、ぐたっと横たわる母猫にもたれるように眠っていた。 じっと母猫に見つめられて、なんだか不倫を咎められた泥棒猫のような気になった。 「はい、ご祝儀ねー……大丈夫、まだ取り壊したりしないだろうから」 そう言ってまた煮干を何匹か取り出して並べた。父猫は照れくさそうに明後日の方を見つめている。 そうして手すりにもたれ、やわらかく降り注ぐ午後の日差しに帽子のつばを下げた。 「私もいい人を見つけないとなぁ…」
くりるくりる
737 :
椿 杏樹 :2005/04/21(木) 23:43:33 ID:xdpEP/l4
「いけない、忘れ物しちゃってた」 旧館に戻ってくると、背伸びして旧・書庫の棚に残っていた廃棄処分の古い本を2〜3冊手に取る。 表紙を見る限りでは宝石や宝飾品の専門書?のようである。 手で埃を払って表紙を眺め、嬉しそうに微笑む。 「あった…。……えへへー」 「思い出くらいは、いいよね。このまま捨てられるのは勿体ないもの」 本を抱え新館へと戻って行こうとするが、途中で旧館を振り返って、窓などを見つめる。 「……」 「いままで毎日ありがとう。またね」 笑顔で手を振り、今は誰もいない筈の建物に声をかけると新館のほうへ走って行く。
738 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/22(金) 07:04:24 ID:2yKYY6nc
埋め
739 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/22(金) 07:05:12 ID:2yKYY6nc
間違えた 保守ね 保守
「現場はここなのか?」 すっかり禿げ上がった年配の刑事が顔に深い皺を刻んで、隣の若い刑事をみやる。 「はい、被害者の医師が言うには気がついたときには、ここに仰向けに倒れていたそうです。」 若い刑事が不承不承、手帳に書き込んである内容を反芻する。 「なんだ、やる気が全然ないぞ!! 我ら刑事は国家の為常に熱意と誠意を持って職にあたればならんと何度言ったらわかるんだ! そんなやる気の無い態度で、刑事が務まると思っているのか!! ちぃ…まったく最近の若いやつときたら… ああ、もういい…それで疑わしい容疑者はリストアップできたのか!?」 若い刑事のに雷号の様な渇を入れ、年長の刑事は次の報告を促す。
「はい、アリバイが無い被害者の知人、同僚関係を重点的に捜査した結果。 数名がリストに上ってきました。 まず、事件があった同日被害者の勤める医務室内にいた「奥津 夕呼19歳。」 はぐれ刑事の愛称で畏怖されている名無し家に勤めるメイドです。 どうやら当事件の被害者から恐喝されていたらしく、怨恨のセンで捜査線上に浮上しました。 2人目の容疑者は「白河 貴子23歳。」愛称くりるたんでおなじみの名無し家の元メイドです。 犯人は現場に戻るという格言がありますが、 犯行の次の日こちらの旧名無し家邸で姿を目撃されています。 その他にも里村志保、萩野瑞葉、桜庭奏等々、 本件の被害者は多数のメイドに過去セクハラ行為を行っていた為、 被害者に恨みを持っていると思われる人物は多数にのぼります。 呆れた口調で若い刑事が手帳を老刑事に差し出す。 そこに書かれていた被害者の聞き込みによる調査報告の内容一つ一つに目を通すたび、 老刑事の皺だらけの顔にさらに深い皺が刻まれる。 「呆れて物も言えんな…自業自得、そういうことだ… 後、数年はやければワシがこの被害者を殴っていた所だよ。 犯人を見つけた所で誰も幸せにはならん。おい、飯食ってかえるぞ!」 手帳を若い刑事に投げ返し、先程の若い刑事に対する叱咤などどこ吹く風。 とたんにやる気の無くなった老刑事はくりると踵を返して現場を後にしたのであった。 ―御屋敷勤務医殴打事件。 さして誰も気に留めないこの春の珍事は、こうして人知れず深い迷宮に入っていったのであった。
旧屋敷の裏手に停まった、一台の軽ワゴン。 「ちわーっす。仕出し屋でーっ……あれ?」 人の気配のない勝手口付近で、運転手らしき男がおろおろしている。 「今日は引っ越しだからって、特製弁当20人前持ってきたんだけど…」 そのうち、玄関の方にまわって貼り紙を発見し、呆然とする。 「…え? 『新館へ転居しました』って…しかもこの日付、随分前だよ… ど、どうなってんの? まままままさか…幽」 そこへ突然響く携帯の呼び出し音。 「うわぁびっくりしたっっっ。 もしもーし。あ店長……えぇ!? こっちじゃなくて新館!? しかも昼食じゃなくて夜食!? いやスマンスマンじゃなくて。どーすんですかこれーーーーーーっっっ」
名無しの御主人様から新館の建築をアウトソーシングされたはよかったが、 いざ完成して表札を取り付けたところ、不自然な印刷に気づく。 「ちょっ、な、なんとかならないの!? もうすぐ名無し氏がこっちに来るって」 担当者に小一時間問い詰める勢いで詰め寄るが、しかしもう時間がなかった。 「ど、どこか逃げ…隠れ…そうだ、木を隠すなら森と言う通り、 新館へ逃げれば意外と見つからないんじゃ…」
「あらら、お引っ越しした後だったですか〜……」 移転案内の看板を見て、その移転先をメモすると、その場を後にした。
いつ、誰が物件を見に来ても大丈夫なように、門扉の前を箒で掃いている。 「ある意味、歴史的な建物になってしまうか、それとも……」 色々と考えを巡らせながら、周りを掃いていく。
「…ここ?」 「しーっ」 木漏れ日の差す中、2人の子供が門柱の影から旧館を覗き込んでいる。 「誰もいないの?」 「引っ越しちゃったからな…毎日じゃないけど、おじさんが掃除に来てる」 小学生くらいのよく似た顔をした男の子、どうやら兄弟らしい。 「おっきーい…きれーなおうち、でもなんかコワイね」 「謎の洋館ってゆーんだぜ、こーゆーの」 「ふーん…お庭も広いねー、かくれんぼできそう」 「そんなガキみたいな遊びじゃねーよ」 兄らしき男の子がニヤッと笑う。 「肝だめしだよ、肝だめし…。土曜の夜にな、みんなで忍び込むんだ」 「ええ〜、みつかったら怒られるよ?」 「夜は誰もいないから大丈夫だ。さすがに中には入れないだろうけど、 外がわぐるっと回るだけでもおっもしれーぞー」 イケナイ遊びの計画を立てているようである。
「なんだか近所の子がうろついていた、って聞いたが……」 などと聞きつけた噂のことを気にしながら、門扉や壁の辺りを確認していく。 「まだ人手に渡っていないこの屋敷。下手に荒らされたりしたら大変だしなぁ」 一通り回り終え、異常がないことを確かめると持ってきていた箒で門扉の 周りを掃き始める。
相も変わらず箒を片手に門扉の周りを掃いていたが、傍らに置いていた新聞を 手にとってぼんやりと眺める。 「まー、どう言ったらいいのかねぇ……」 一つの小さな記事に視線を流し、短く溜め息を吐く。 「今あるものがどうすればより良くなるか、ってことを見誤っちゃあ拙いよなぁ……」 誰に宛てるでもなく独りごちると新聞を門扉の脇に置き、再び掃き掃除の続きに 取り掛かる。
750 :
http://tinyurl.com/8j54w :2005/06/16(木) 02:51:17 ID:2g+ov52s
↑日本には、リアルでメイドを雇う家庭は少ないが、メイド服はよく売れるという矛盾
「すっかり暑くなっちゃったねぇ……」 相も変わらず、門扉周りを箒で掃いている。
「んで兄ちゃん、肝だめしって結局やったの?」 「んにゃ、母ちゃんに見つかってすんげ怒らいた」 「なーんだーあ」
「電気保安協会ですー」 青いツナギを来た若い男が2人、門前を掃いている不動産業者に声をかける 「定期保守点検に伺いましたー」 門扉を開けた不動産業者に従って、中に入っていった。
757 :
名無しさん@ピンキー :2005/08/13(土) 12:53:12 ID:Tm6+TvGx
いい加減削除依頼だせよw
「もう秋になるって言うのに、まだまだ暑いなぁ……」 相も変わらずお定まりになりつつある箒を手に、門扉の周りを掃き掃除している。 「秋も深まってくると、枯れ葉の掃除が大変だなぁ、って思っていたけど……」 そこまで言って箒を動かしていた手を止め、自分の周りを見回す。 「……台風の風邪で立ち木の葉っぱが散ったら、あまり変わりがないって言うか……」 再び動かし始めた箒の先に、濡れて重くなった落ち葉の感触を確かめる。 「これが終わったら、窓でも拭くかなぁ……」 ボソリとそう零すと、再び箒の先を落ち葉の散らばる石畳の上に行き来させ始めた。
761 :
名無しの幼女 :2005/09/10(土) 00:44:05 ID:/3+e1NcR
「おじちゃん、あたちにもおそうじやらせて」 不動産業者の手伝いをして廃墟の掃除。 「おっちくなったらね あたちもメイドたんになるの。 でもってごしゅじんたまに まいにち はぁはぁしてもらうのよ」
「……まー、面倒くさいけど」 箒の穂先を軽やかに動かしつつ、独りごちる。 「乾いている枯れ葉だったら、重くはないし、感触も悪くないねぇ」 そんなことを言いながら門前の道路から屋敷までの石畳の上に振り撒かれた 枯れ葉を掃き集めていく。 「なんて言ったって、乾いている枯れ葉だったら……」 脳裏に浮かぶのは1本の立木の傍らに置いておいた紙袋。 そして、その中に収められているさつまいもの色艶。 「んっふっふっふっふ〜♪」 不動産業者の箒の穂先が、ささやかな秋の楽しみに想いを馳せながら 軽やかに石畳の上を進んでいった。
763 :
名無しの不動産業者 :
2005/10/01(土) 09:51:43 ID:LIQepvGH 「おーそーうーじーっ、おそうーじ、っと」 まったく別な曲の節に乗せて、適当な歌を歌いながら箒の穂先を徐々に 枯れた色を見せ始めた芝生の上に運んでいる。 「選ーびぬかれた、すぺーしゃりすとっ、っと」 そこまで歌って、ふと箒を動かす手を止める。 「……いや、別に俺、掃除のスペシャリストじゃないんだけどなぁ」 ふと、掃き集めてきた落ち葉やチリの集まりに目を落とす。 「ま、嫌いじゃないから良いけど、ね、と」 そして、再び掃き掃除を始めた。