新規参加ガイドライン
・まずは役作り
役職ガイドラインを参考に、なりきる役柄・名前(メイド以外は名無しも可)・屋敷との関係・大まかな性格を決める。
容姿やセクース時のスタンス(受け入れる嫌がる優しく強引etc)等、細かく決まっていればなお良し。あとで付け足しても良し。
今は役を問わず、責め側を切に希望中(藁
・最初から飛ばす必要は無い
屋敷の人間としても当然新人。役としてはともかく、演じる方は無理なことはさせません。(と言うかさせないように)
屋敷での生活を描きつつ、他人の行為を覗き見る、おもわず自慰する、という程度でも。
表現しにくい(苦手な)行為があれば、あらかじめメアド欄で言うように。
・時間合わせがカギ
参加時間を前もって伝える、早めに待機する等で、開始・終了時間も早くできます。
待機者が出てこないと、ずるずると開始時間・終了時間が遅くなるので注意。
【無名で待機するときはメアド欄に役名・新人の旨等を忘れずに。これで手間がかなり省けます】
・破綻しない程度の裏設定は可
実は粗相をしたところに隠しカメラがあった、隠し通路から先回りした、恥ずかしい写真をもっていたetcetc
お仕置きやエチをするための、雰囲気に合うその場限りの設定は、ある程度許可されます。部屋の創作も自由。
ですが、それにより住人の続行が難しくなる(あるいは立場が大きく変わる)ようなものは、当人に確認してからで。
・技量は問わない。連携ができるか否か
最低限の日本語・文章力は暗黙の必須条件ですが、早さ・緻密さなどはさほど問いません。(あればなお良し)
それよりもまずは、他の参加者とどう連携が取れるかどうかが重要です。
自分が考えた展開に無理に向かせるのではなく、場の流れに乗った行動を心がけてください。
・私信はメアド欄で
役を介して私信をすることができない素の内容は、メアド欄で行って下さい。雑談は他でやって下さい。
プレイの可否、制限時間、状況説明他、字数制限が厳しいので、必要な内容を簡潔に。
自分が参加できるかどうか、一度「名無しの宿泊客」として、屋敷の門を叩いてみてはいかがでしょうか?
役職ガイドライン
役割は(常識の範囲内で)重複可能。メイド以外は「名無しの○○(屋敷との関係)」も可能。
・屋敷の住人
血縁関係又は養子縁組、居候、執事等、屋敷で生活しているメイド以外の住人。
屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます。(致命的なプレイは当然不可)
ただし、ご主人様は「名無しの」ですので、近い家族(同じ苗字)の場合は苗字は付けられません。
・お客様
関係は何でも。住人やメイドの友人、取引先関係、公的な仕事などなど。
住人にとって大切な人であるため融通が利き、メイドに対しての発言にもある程度強制力が働きます。
お仕置き部屋など特別な設備は、基本的に屋敷の住人の許可が必要です。他人の家だし。
・宿泊客(基本的に一時利用のみ)
屋敷に一夜の宿を求めに来た宿泊客。アポ不要。宿泊費無料。もれなくメイドさんのご奉仕が待ってます。
基本的に発言に強制力は働かず、ソフトプレイ中心です。どうしてもという時は、脅迫などを併用してください。
ただし、メイドによっては無理な要望(アナル・SM・イメージプレイ・女王様etcetc)を聞き届けてくれることも……
・メイド
屋敷で、ご主人様のお世話とお客様の応対をする、このスレのもう一人の主役。
できる限り名前を設定し、性格・セクース時のスタンスもできるだけ決めて下さい。そのほうが格段にやりやすいです。
基本的に、入った翌日には新しく入った旨が他の住人に伝わります。が、しばらく引っ張ってもかまいません。
採用云々を飛ばして、初日から仕事をしてもいいですし、住人や客人からメイドに変わることもまた可能。
典型的な「メイド」として以外にも、主人に言い寄る、スレに反して嫌がって強姦役になるなども可能。
最低限の情報さえあれば参加できます。不必要な設定を作ると、逆に泥沼にはまります。深く考えずに気軽にどうぞ。
スレの趣旨は「関係を楽しむ」ことで、設定は余興です。通常は匂わす程度、他人に聞かれたら明かす、といった感じで。
※素の話はメール欄でお願いします。
(だからといって、素の話をし過ぎないように)
現在の主な屋敷の住人達
(前スレに登場していないキャラに関しては割愛させていただきましたが
再登場を拒むものではありません。復帰する場合はその折に自己紹介をお願いします)
名無しの御主人様
言わずもがな、この屋敷の主。 メイドたちの粗相に対して数々の「お仕置き」を下す。
客人
御主人様の友人伯爵
主人の旧友。屋敷を密かに訪れ、訪れるたびに屋敷の様子を傍観し、
その淫らな欲求を満たしては帰途につく。
安藤 五月@伯爵家使用人
友人伯爵家のメイド。御主人様である友人伯爵に好意をよせているが
関係が進展しないことに悩む。
綾峰 雫@他の屋敷の女主人
自分の気に入らないメイドに対しては冷たく、無理難題を言いつけては悦に浸る。
だが気に入ったメイドに対しては優しいようである。 ふたなり。
粉原 月子
裕福な財閥に生まれ、蝶よ花よと育てられた娘。両親は社交界でも指折りの変人で
その娘である事を如実に物語る性格をしている。お屋敷に長期滞在中。
会河 紳一
主人の仕事上の付き合い相手。常に紳士足れと思っている。
最近、屋敷の空気に振り回されているのか空周り気味。
新町 修一
とある資産家の跡取り息子。迷子になった際に名無しのお屋敷に迷い込んだ。
やさしく接してくれたメイドさんに会うために、度々自宅を抜け出してくる。
使用人(メイド)
里村 志保
幼い頃、孤児だったのを拾われて主人を父親のように慕う。
特に料理が得意なため、厨房を任されているメイド。現在六ヶ月の息子がいる。
萩野 瑞葉
伯父である主人を慕うあまり実家を飛び出してメイドとなったが、
現在は主人の養子の瀬名と恋仲にある。父は萩野子爵家当主、母は主人の妹の紫。
留萌 みかさ
元気で明るい健康的なメイド。 柔道と合気道合わせて三段。
実家の経営難がきっかけで屋敷のメイドに。地元に恋人がいる。
椿 杏樹
掴みどころのないお姉さん系天然メイド。
退行癖?があり、幼い少女と大人の女が入り混じったようなふわふわ不可思議な性格。
赤城 冬果
事故で話せなくなったメイド。リハビリを終えてすぐこの屋敷へ来た。
連れ添っている愛犬は、グレートピレニーズのボーセ。
奥津 夕呼
元女珍走団の不良メイド。チームメンバーが起こした交通事故の責任をとって
莫大な慰謝料と医療費を払うためにお屋敷に来ている。素行が悪いが意外な所で真面目。
香山 絵理
何かに追われて、屋敷に逃げ込んできた元女子高生メイド
助けてくれた三条に一方的に思いを寄せているが……
伊月 まりの
童顔で幼い体型の新人メイド。
まだ本格的な奉仕や夜伽は未経験だが、一生懸命に働いている。
古河 涼
最近お屋敷で働き始めた新人メイド。いつも優しげな(余裕ありげな?)笑顔を浮かべている。
普段は真面目で淑やかなお姉さんといった感じだが、実は…?
使用人(メイド以外)
名無しの執事
謎多き執事。 屋敷の規律を保つのに一役かっている。
柏葉 瀬名
屋敷専属パティシェ&コック兼主人の養子、性格ヘタレな今時の若者。
元学友である同級生の瑞葉に想いを寄せている。実母は元主人の屋敷のメイド。
三条 望
屋敷専属となった医師。 一見温和で誠実そうに見えるが、
某メイド曰く「変態セクハラ破廉恥陰湿ドスケベエロヤブ医者」とのこと。
葦名 由依
主人の傘下の葦名家の娘。主人と父との約束により、屋敷の見習い執事及び秘書となる。
幼少の頃より主人を慕っており、その初めても主人に捧げた。
飯塚 正哉
名無しの執事の下で修行中の執事見習い。
敬語は後付。精神修行も技術も、屋敷の水準と比べるとまだまだ幼い。
山城 雄児
お屋敷専属のコック。
料理の腕は確かなのだが、屋敷に来る前の出来事せいか性格にやや問題あり。
丹波 大
お屋敷の専属植木職人だが、謎が多い
どうやらどこかの御曹司のようだ。
百舌鳥 洋介
綾峰家執事。名無し屋敷で仕事を学び、自分の屋敷でその経験を活かすために派遣される。
しかし肝心の本人は、仕事に対してあまり熱心でないようだ。
元使用人・元客人
桜庭 奏
真面目で勉強熱心だがまだまだ新人気分が抜けなかったメイド。
大学中退の経歴があり、まだ勉学への未練があったが、この春、大学に合格した。
桜庭 俊@奏の弟
奏の義弟で私立小学校に通う11歳の美少年。
家庭の事情で姉の働くお屋敷でしばらく世話になっていた。
神川 悠斗
凛香の事が好きな屋敷のギャルソンだった。裏表が無く楽天家。
最近杏樹にポチと命名され、みんなのペットと化し始めていたが、凛香とできちゃった婚することに。
神川(星野) 凛香
屋敷に、住み込みでバイトをしていた明るさが取柄の女子高生
気になっていた悠斗とできちゃった婚に。
※以下のキャラの方々は自己紹介文をお願い致します。
海野 寅行
小澤 美香
白山 聖
成瀬 千晴
9 :
名無しの執事:04/11/03 00:57:10 ID:aCEtEhcR
10 :
名無しの執事:04/11/03 02:10:47 ID:aCEtEhcR
「ふむ、1000ゲットは柏葉さんでしたか……」
何気に瑞葉の一件もあって距離を取りかねている瀬名の1000ゲットに、微妙な表情を浮かべる。
11 :
萩野 瑞葉:04/11/03 02:10:58 ID:oyzDabA6
>>9 「あの、申し訳ありません、執事様……お手間をおかけしてしまいまして」
おずおずと執事に近づくと、頭を下げる。
「あ、あの……やっぱり罰は……」
以前のこともあるので、少々恐怖もあるようである。
12 :
里村 志保:04/11/03 02:13:31 ID:euowbOfa
「瀬名さん、おめでとうございます〜 記念の特製スープをどうぞ」
瀬名から見えないところで哺乳瓶から半分ほどコップに離乳食を注ぎ、それを渡す。
13 :
椿 杏樹:04/11/03 02:13:57 ID:T7dMXhOg
旧館からなぜか百舌鳥におんぶで新館まで運んでもらってしまい、
「あ、あれれ? どうしよういいのかな。ごめんなさい、どうもありがとう〜」
打って変わって機嫌良さそうにお礼を言う。
「なんだか童心に返った気分でした」
いつもの子供じみた行動は棚上げである。
14 :
名無しの執事:04/11/03 02:14:43 ID:aCEtEhcR
>>11 「……まぁ、些末なことでございますから……その辺については、お引っ越しが一段落してから
考えることといたしましょう」
何気に罰を与える・与えないについては明言せず、瑞葉の問いをはぐらかすように答える。
「まずは新しいお屋敷の準備ですな」
そう言って調度品などの位置を確認しはじめる。
15 :
萩野 瑞葉:04/11/03 02:18:28 ID:oyzDabA6
>>14 「あ……」
答えをはぐらかされたまま執事に去られてしまい、仕方なく頭を下げて見送る。
その姿が見えなくなると、とりあえずは瀬名の1000取りを祝いに行こうとするのだが。
>>12 志保にスープを差し出されているのを見て、それが離乳食とも知らず咄嗟に隠れてしまう。
「な、なんでこんなこと……志保さんとは本当に何でもないって分かってますのに」
杏樹を新館まで運び終えると、とっとと休憩室に行ってテレビとビデオデッキの線を繋いでいる。
17 :
柏葉 瀬名:04/11/03 02:22:25 ID:T7dMXhOg
「あ、皆さんありがとうございます」
先ほどの一瞬の黒さは消え、いつも通りの爽やかな笑顔で新館へ。
>>12 「志保さん、これはちょっと…すみません遠慮します」
見ただけで雅志の離乳食と察知し、慌てて奥へ逃げる。
「何気に思い切ったことやるよな、志保さんって。伊達さんが生きてたら色々大変そうだ…」
18 :
萩野 瑞葉:04/11/03 02:28:34 ID:oyzDabA6
>>17 志保のすすめを断って去っていった瀬名を見て、安堵(?)のため息をつく。
「……バカみたいですわね、私……」
そして自分も新館の自室で荷解きをすることにして、館内に入る。
19 :
椿 杏樹:04/11/03 02:29:08 ID:T7dMXhOg
>>14 自分のところを片付け、大体仕事がなくなってしまったので廊下を歩いている。
「あら執事様。どうもお疲れ様です〜」
お辞儀をし、にっこり微笑みかける。
傍らに由依が文句を言いながらも雑用を片付けていたりするので
「執事様、飯塚さんは?」
と尋ねてみる。
20 :
里村 志保:04/11/03 02:31:43 ID:euowbOfa
「あっ」
逃げていく瀬名を退屈そうに眺める。
「んもー 雅志にとってはご馳走なのにねぇ」
新しくスプーンを持ってきて、残されたコップの中身のものを息子の口に運んでやる。
廊下を歩いていると、
>>18の瑞葉を見つける。
丁度先ほど瀬名から取り返したアルバムがあるので、
「瑞葉、ちょっと来なさい。お前にいいものを見せてあげよう」
手招きして呼び寄せる。
22 :
萩野 瑞葉:04/11/03 02:34:40 ID:oyzDabA6
>>21 「おじ様? はい……」
最近では珍しくお呼びがかかったので、何事かと首をかしげながらついていく。
「何でしょう……?」
23 :
名無しの執事:04/11/03 02:37:41 ID:aCEtEhcR
>>19 「飯塚でございますか? ……搬入中の荷物に押しつぶされたり、布団類と一緒に梱包されて
いたり、カートに轢かれていたり、メイドの誰かと色々とよからぬことなどして……たりはしない
でしょうが、前の3つは疑わしいですな。……と言うのはさておき、見掛けませんが、そこらで
力仕事でもしているのではありませんか? 少なくともさぼっていたりしたら……地下室で
香辛料を漬け込んだ香油の樽に腰から下を漬けて、上半身を柱に結わえ付けてやるところ
ですな」
何気にとんでもないことを織り交ぜつつも、普段と変わらない落ち着いた口調で答える。
「しかし椿さん、なにかあれに御用ですか?」
……そして、何気に飯塚を「あれ」扱いしていたりする。って、これは前からであるが。
「ええ、わかりましたわ。余計な事はしませんから。ふふ……」
誰かと話しているのかしばしその場に留まってから
>>20の志保の元へ。空中にふわふわと浮かびつつ近寄る。
「こんばんは、いつもご苦労様」
>>22 「瀬名が私の部屋から見付けたアルバムだが、ここを見てみなさい。
誰だか分かるかな」
一枚の写真を指差す。
「お前のお母様が若かった頃の写真だ。生意気そうな顔をしているだろう?
この隣にいるのは、紫が最も気に入っていたメイドだ。もう今は亡くなられた方だがね」
26 :
里村 志保:04/11/03 02:44:06 ID:euowbOfa
ふと、どこからともなく聞こえてくる声。
辺りを見回しても誰もいない。
「……なんだろう?」
不思議そうにもう一度辺りを見回すと、うっすらと薄くではあるが、
>>24の姿を発見する。
だが雅志にははっきりと見えているようで、彼は視線をそこに合わせて笑顔ではしゃいでいた。
「こんばん…は?」
訝りながらも応える。
27 :
萩野 瑞葉:04/11/03 02:47:21 ID:oyzDabA6
>>25 「わっ、お母さまの小さい頃ですの!?」
パッと表情を明るくしてアルバムに飛びつく。
「ふふ、あんまり今と変わっていなさそうですわ」
クスクス笑いながら写真を眺める。
>この隣にいるのは、紫が最も気に入っていたメイドだ。もう今は亡くなられた方だがね
「え……」
表情を神妙なものに変えると、主人の顔とアルバムを見比べる。
と、ふと何かに引っかかる。
「この方のお顔……誰かに似ているような?」
テレビとビデオデッキの配線を繋ぎ終えてあくびをひとつ。
疲れたのか、そのまま休憩室のソファに横になってしまう。
29 :
椿 杏樹:04/11/03 02:52:38 ID:T7dMXhOg
>>23 >しかし椿さん、なにかあれに御用ですか?
「大体お引越しも終わって他の人も手が空き始めたようだし、何か遊んで貰おうかなって。
……でも、押しつぶされたり踏まれてたり、鞭で叩かれたり梱包されてるんじゃ無理ですよねえ」
執事の言った事に疑問すら抱かず、うーんと考え込むようなポーズをする。
>香辛料を漬け込んだ香油の樽に腰から下を漬けて
「…執事の人は、悪いことをしたらいつもそんな御仕置きをされてるんですか〜…?
由依さんとか、百舌鳥さんとかも」
ちょっと想像して怖くなったのか、また恐る恐る尋ねてみる。
>>26 >こんばん…は?
空中でちょこんと正座をし、頭を下げてお辞儀する。
「はい、どうもご丁寧に。 …くすくす」
雅志の指に触れたりしつつ、話しかける。
「…おかあさんは優しい?そう。よかったわね……」
まるで会話をしているかのようにも見える。
「ごめんなさいね。私以前、ここで働いていた者なんです……。
この赤ちゃんに触れたくて、ついお引越しのどさくさに紛れて、今日も出て来てしまいました」
そう言いながら、志保の頭を軽く撫でるように触ると
無言でにこっと笑ってすぐにその場から消えてしまう。
31 :
名無しの執事:04/11/03 03:03:27 ID:aCEtEhcR
>>29 >ちょっと想像して怖くなったのか、また恐る恐る尋ねてみる。
「いえ、思いつきを口にしただけでございます。その、面白いかと思いまして」
そう答える顔付きは、至って真面目だったりするのが手に負えない。
「……そうで御座いますな。葦名さん辺りでしたら、下男共の大部屋に一晩繋いでおく、
とか……。下男共に好きにさせるかは別問題としても、一晩繋いでおくだけでも
充分な責めにはなるでしょうな」
又しても真顔でとんでもないことを口にする。
下手をすれば「少女執事 〜肉嵐灼棒地獄変〜」とか言うタイトルが付きそうなものなの
だが、それでもそう語る名無しの執事の顔付きは真顔だったりするが、果たしてわかっていて
言っているのか、それともわからずに言っているのか、はたまた、わかっていても顔に出さない
ようにしているのか掴みかねるのがなんとも質が悪かったりする。
>>27 「む、そうか?ああ…南は黒髪の綺麗なメイドだったから、きっと志保あたりに似ているのだろう」
瀬名に似ているなどとは言わず、わざとそんな事を言ってはぐらかす。
「この写真など面白いぞ。紫と…こっちはお前のお父様の若かりし頃だ。
あまり見せると子爵の奴に私が叱られてしまうが…まあたまにはいいだろう。
気に入ったアルバムがあれば持って行きなさい。貸してあげよう」
などと、珍しく瑞葉と
夜伽や奉仕ではないほのぼのとした時間を過ごす。
33 :
里村 志保:04/11/03 03:13:30 ID:euowbOfa
>>30 「……」
一連の怪奇現象?に、呆気に取られているうち、その幽霊はすぐに消えてしまった。
「…でも、悪い幽霊じゃないみたい。そんな雰囲気は感じられなかったし、
とても穏やかで、綺麗な人…… 雅志もそう思う?」
息子に目を遣ると、彼は中空に消えた彼女を探そうと視線をふらふらさせているようだった。
「また、会えるといいね」
34 :
萩野 瑞葉:04/11/03 03:13:37 ID:oyzDabA6
>>32 「南、さん……」
言うほど志保に似ているとは思えないのだが、今一つピンと来ないので
一先ず考えるのはやめにする。
>気に入ったアルバムがあれば持って行きなさい
「え? よろしいんですの? じゃあこれ、お借りしますわ♪」
主人と親しげに、しかも行為なしに話すなど久しぶりなので、すっかり機嫌を直したようである。
「あ、これすごい……お母様に腕組まれて、お父様困ってらっしゃいますわ、ふふっ」
35 :
椿 杏樹:04/11/03 03:16:43 ID:T7dMXhOg
>>31 >葦名さん辺りでしたら、下男共の大部屋に一晩繋いでおく〜
「ああああ…」
由依の姿を想像し、怖さのあまり執事の声が聞こえないよう耳を塞いでしまう。
「執事様〜。私、これからも真面目にがんばりますので
メイドには怖い御仕置きなるべくなさらないでくださいね〜 で、ではでは〜」
怖いものにはこれ以上自分から近寄らないほうが懸命と考え、その場を後にする。
37 :
名無しの執事:04/11/03 03:21:29 ID:aCEtEhcR
>>35 「……恐いお仕置きって……。では、恐くないお仕置きでも考えるとしましょうか……。
ああ、いやいや。それではあまり効果と言うものが期待できませんし、お得感も……」
その場から立ち去る杏樹に気づきもせずに独りごちり始めるが、その内容はなんとも
ズレたものだったりした。
「……ですが、恐くなくても……ううむ」
何気に真剣みを帯びた表情をしつつも、すっとぼけた思案を巡らせている名無しの執事で
あった。
「ちょっと遅かったか。日取り調べさせて空港から飛んできたのに……ちぇ」
年積館の近くに止めさせた車から降りると、既に引っ越しが済んでしまったことを知る。
「引っ越しのときは南に会えるチャンスだと思ったんだけどなぁ。
……ま、いいか。またいつでも会えるわよね」
そして車のワインセラーからワインを出させると、夜空の下でグラスを傾ける。
「乾杯」
39 :
葦名 由依:04/11/03 03:48:31 ID:eEqdnILX
今日は珍しく有給を取って、親戚と食事をしてきたらしい。
楽しく過ごしたようが、やはり日頃の疲れもあってか屋敷に向かうタクシーの中で眠ってしまう。
「う……みゅ…………」
最初は寝言を言いそうなほどに安らかに眠っていたものの、途中からだんだん顔色が悪くなる。
「………っ!!!」
額には汗、顔は蒼白。いつもの凛とした雰囲気などどこへやら。
「な、なんて夢なの……。こんな夢を見るなんて、私……」
よほど嫌な夢だったらしく、その残滓を振り切るためにぶんぶんと頭を振った。
そして、帰ってきてみれば屋敷は引越し済み。
「……なんて、無様」
どこかで誰かが言いそうな台詞を口にしながら、とぼとぼと新築の屋敷に向かう。
「はぁ……。いい事と悪い事っていっぺんに来るのよね……」
出かけるときの機嫌のよさはどこへやら、であった。
40 :
香山 絵理:04/11/03 05:51:32 ID:Z3t1SgeX
ジリリリリリリ
目ざまし時計がなって、寝ぼけ眼を擦りむくりと起き上がる。
周りを見ると何か違和感が……
「ん?…どうしたの?」
朝食の準備のために着替えようとして、ふと気付く。
「もしかして、お引越ししちゃったの?
誰が、連れてきてくれたんだろう?」
41 :
新町 修一:04/11/03 20:59:56 ID:jHlj3yS+
引越しを終え、無人となった弓張館を呆然と見上げている。
「…お姉ちゃんはどこに行ってしまたのですか?」
こらえようとしても目に涙が浮かんでしまう。
「修一様そう心配なさらなくてもきっと大丈夫ですよ。
酔狂な名無し家の当主は定期的にその住居をかえると耳にはさんだ事がございます。
いまこのお屋敷が無人なのはおそらくお引越しが行われたのでしょう。
あの有名な当主の所在地です、そう心配なさらずともすぐに新しい御屋敷の場所は判明いたしますよ。」
肩に置かれた大きな手の持ち主を見上げる。
「うん、わかったよ、じいや…
でも引越し先の場所がわかったら、すぐに僕に教えてね。」
新町家の執事の言葉で涙がこぼれる顔にほがらかな微笑が戻り、馬車に乗り込んだ。
厳格な家風の中で育てられた為、普段は必死に大人びた態度を取り繕っている修一のそんな子供らしい反応に
新町家の執事は微笑ましく目を細めた後で無人の弓張館を振り返りぽつりと呟く…
「それにしても、あの聡明な修一様がこうまで執着されるとは…
いったいこのお屋敷であの日修一様に一体何があったのでしょう…」
42 :
奥津 夕呼:04/11/05 22:23:55 ID:PPTjO4IB
「ん …ネコ?」
お屋敷内で猫を見かけ、どっから入って来たのかと首を傾げる。
ちっちっち、と呼びかけてみるが逃げられ、見失ってしまう。
「ふぉっふぉっふぉ。ここもよい屋敷じゃて」
引っ越しのドサクサに紛れて着いて来た、屋敷に居着いた自称先代のご主人様。
今日も今日とて相手をしてくれるメイドを求めて屋敷を闊歩する。
46 :
奥津 夕呼:04/11/05 23:50:42 ID:PPTjO4IB
「ネコー? ネコどこだー?」
見失った猫を探してお屋敷の中を探し回っている。
かなり夢中になって探しているせいか、周りが見えていない様子である。
屈みながら後ろ向きに歩いてソファやら棚の下を覗いているうちに
突き出したお尻を誰かにぶつけてしまう。
「…ひゃあ? うわわ、何してやがっ…じゃない……す、すいません…」
振り向いて怒鳴りつけそうになった相手がかなり年配の相手だというのに気づいて
慌てて頭を下げる。
47 :
椿 杏樹:04/11/06 00:09:27 ID:A1wyXLyD
時間が空いたので新しく買ってきた楽譜を広げ、ピアノを弾き始める。
48 :
ボーセ:04/11/06 00:37:09 ID:Jm+Dh7KQ
お屋敷内に猫の臭いがするのに気づいてアチコチ嗅ぎ回っている。
49 :
椿 杏樹:04/11/06 00:47:26 ID:A1wyXLyD
時々鍵盤を弾いている手を止めて溜息をつく。元気が無いらしい。
50 :
ボーセ:04/11/06 00:57:29 ID:Jm+Dh7KQ
すんすん…
臭いの元に辿り着きそうになったが、扉に行く手を阻まれ諦める。
何か良い退屈しのぎは無いかと、またお屋敷の中をぶらついて行く。
51 :
椿 杏樹:04/11/06 01:04:03 ID:A1wyXLyD
とうとうやる気がなくなったのかピアノの蓋を閉じ、
椅子に腰掛けたままその上に突っ伏して、窓の外を見ている。
52 :
奥津 夕呼:04/11/06 01:15:45 ID:Jm+Dh7KQ
「…あんただったんだ」
何となく話しかけにくい雰囲気を感じながらも、こちらに気づかせる為に杏樹に声をかける。
見事なピアノの音色に誘われて来たのだが、彼女が弾いているのを見たのは初めてだった。
「えっと……」
何か会話をしようと思うが今まで余り付き合った事が無いタイプの為、何を話して良いか分からない。
「……邪魔したかな?」
53 :
椿 杏樹:04/11/06 01:24:02 ID:A1wyXLyD
誰か来たので、慣れた様子で無理に笑顔を作り、挨拶する。
「こんばんは」
>……邪魔したかな?
「いいえ。もう早速飽きちゃってましたから、そんな事無いですよ〜」
そう言いながら上半身を起こす。
「……夕呼さん。少しだけ私とお話してもらっても、いいですか?なんだかすぐには眠れなくて」
54 :
奥津 夕呼:04/11/06 01:35:08 ID:Jm+Dh7KQ
<「……夕呼さん。少しだけ私とお話してもらっても、いいですか?
「あ、ああ、仕事も終わったし、いくらでも付き合うぜ」
杏樹の笑顔にほっとして、ソファに腰を下ろす。
そういえばあんまり話した事無かったな、と思いながら杏樹を見るが
「…あのさ、何かちょっとワケありげだけど、アタシで良ければ相談に乗るけどさ、どう?」
どことなく元気の無さそうに見える彼女に質問をぶつけてみる事にした。
「言いたくない事なら無理に聞かないしさ」
真面目な顔でそう言って、頭の後ろで手を組んで視線を床に落として返答を待つ。
55 :
椿 杏樹:04/11/06 02:00:48 ID:A1wyXLyD
>アタシで良ければ相談に乗るけどさ
「悩み……なんて程のものではないんですけれど、実は」
軽く俯いた後、自分の指先を弄びながら続ける。
「一昨日くらいからずっと、時間空けずにいらっしゃるいろんな取引先の方達の御相手をしてて…
寝てないせいなのかなあ。ちょっぴり疲れちゃってたんです。
『メイド広報』っていう謎の本があるみたいなんですけど、それに手違いで載せられちゃって〜。
…私なんかの為に来て頂けるんだから、まあ有り難い事なんですよねえ」
苦笑する。
「でもね、志保さんに言ったら『夜寝れなかった代わりに』って、少し今日お昼寝させて貰えたの」
「だから今日は疲れてるけど…明日からまたもう少しは、御主人様の為に頑張れるかなぁー…って」
指を絡めて手を前に伸ばす。
本当は他にも小さな悲しい事があったのだが、くだらない事なので
夕呼に心配をかけまいと言わないようにする。
56 :
奥津 夕呼:04/11/06 02:26:37 ID:Jm+Dh7KQ
「うんうん…ここの仕事疲れるもんな」
杏樹の話を最後まで聞き、同意するように相づちを打つ。
なんかまだ悩んでそうだよなーこの表情、とは思うものの、口には出せない。
「あ、でもさ、杏樹先輩はまだいーぜ? なんつうかホラ、可愛いからーメイド服似合ってんじゃん
ピアノ弾く姿なんて凄くかっこいいしさ、そりゃあメイド広報にも載っちゃうって」
でもアタシなんざねぇ、と区切って
「こんなヒラヒラ、ここに来るまで来た事も無かったよ、着る気も無かったけどさぁ
仕事の方も覚え悪いせいで、執事には怒られるし、志保さんにも迷惑かけてばっかだし
アタシ昔レディー^スやっててさ、特攻服とか着てたんだぜ? その頃の写真とか
ウンコ座りしてんのー もう笑っちゃうだろ?
毎朝、鏡の前でメイクしてる時とかさ、笑い堪えるの大変なんだぜー? 何コイツって
はっきり言って似合ってないっつの、杏樹先輩もそう思うっしょ?」
まくし立てるように言うと快活に笑って、スカートの端を摘んでみせる。
我ながら何が言いたいのか分からないけど、先輩の気が紛れそうなら何でもいーや、と思う。
57 :
椿 杏樹:04/11/06 02:52:21 ID:A1wyXLyD
>なんつうかホラ、可愛いからーメイド服似合ってんじゃん〜
「ええ、そんなこと…」
そんな事はないですよーと言おうとしたところで、夕呼がまだ何か話しているので黙って聞く。
彼女が話し終えるまで、興味深そうにじーっと彼女を見つめ続ける。
>仕事の方も覚え悪いせいで、執事には怒られるし、志保さんにも〜
「……(いいなあ。楽しそう…)」
>〜杏樹先輩もそう思うっしょ?
「ううん、かっこいいわ。だって実際凄く似合ってるもの、羨ましいくらいです」
自分の気持ちに素直である夕呼の生き方を羨ましく思ったのか
「あの〜…。…変な事聞いて申し訳ないんですけど、レディース、って何でしたっけ。
何か女の子の集団? 私でも入ることできます?」
首を傾げて突然妙な事を言い始める。
58 :
奥津 夕呼:04/11/06 03:14:56 ID:Jm+Dh7KQ
「…そ、そうかな? 自信は無いんだけど」
杏樹にカッコイイとまで言われ、素直に照れてしまう。が
<「あの〜…。…変な事聞いて申し訳ないんですけど、レディース、って何でしたっけ。
入れます?と言う質問を真顔でされて、ちょっと返答しあぐねる。
「…んー、アタシちょっと昔荒れててさ。バカやって、周りに迷惑かけてた時期があって
その時、そういうアタシみたいな奴等が集まってサ 色々ダベったりバイクで走ったりしてたんだ」
かいつまんで説明するものの、こういうものだ、と具体的に表現できないのがもどかしかった。
「もう、解散したから入れないけど…杏樹先輩、居たらアイドルだったかもしんない。可愛いし」
誤魔化すようにそう言って、ひょいと席を立とうとする。
59 :
椿 杏樹:04/11/06 03:36:07 ID:A1wyXLyD
説明でようやく意味がわかり、ポンと手を叩く。
「あ。そういうのだったんですね〜。楽しそう」
>杏樹先輩、居たらアイドルだったかも〜
「またまたぁ。…あの、その『先輩』っていうの、なくても大丈夫ですよー。年もそう変わらないんだから。
杏樹、って呼び捨てにしちゃって構いませんから」
自分も椅子から立ち上がり、窓の鍵を確かめて夕呼のほうを振り返る。
「呼び捨てにされると…」
近づき、夕呼の頬を片手ですうっと撫でる。
「…感じやすくなるんです。いろいろ」
「さ。 今日はゆっくり寝てまた明日に備えなきゃ。おやすみなさいねー」
にっこり微笑んで楽譜を持ち、手を振りつつ部屋を出て行く。
60 :
奥津 夕呼:04/11/06 03:58:15 ID:Jm+Dh7KQ
<「あ。そういうのだったんですね〜。楽しそう」
「うん…すっごい楽しかった」
あっさりそう言ってくれたので、何故かほっとする。
杏樹もそれなりに元気なったみたいだし、効果あったな。と思いながら微笑み返す
<「またまたぁ。…あの、その『先輩』っていうの、なくても大丈夫ですよー。
ああ、じゃあこれから杏樹って、と返答しかけた所、急に迫って来た杏樹に頬を撫でられて言葉が引っこむ。
<「…感じやすくなるんです。いろいろ」
そして、まるで秘密を打ち明けるように、低く怪しく呟く杏樹の雰囲気に押されてしまう。
「…え」
はっと我に返った時、杏樹はにこやかに今日の礼と別れを述べ、手を振って立ち去ろうとしていた。
慌てて手を振り返すが、既に杏樹はこちらに背を向けていた。
バツが悪そうにその手を引っ込め、ぽりぽりと頭を掻く。
「…なにアタシ意識してんだろ…バカみたい」
誰もいない部屋でぽつりと独り言を漏らし、とっとと部屋に引き上げるが
布団に入っても目が覚めてしまい、結局眠れたのは明け方も近くなってからの事だった。
61 :
神川 凛香:04/11/06 16:35:00 ID:yZ3uu+qT
「ねぇねぇ、ちゃんと名前考えてくれたの?」
心地よい日差しの射るとある病室、無事出産も済んだのかすっかりお腹はへっこんでいる。
「当たり前じゃんか〜、聞いて驚くんじゃないぞぅ……
ごほん…まず女の子の方は……(デケデケデケデケデケ♪)悠香!!!!!!」
「…………」
「あり?おっかしいな、ここで凛ちゃんは”いいねー”とか言うよて…ごはぁ!!!」
病院全域に響いたのでは無いかというくらいの乾いた打撃音と悠斗の悲鳴。
「もぉ!ただくっ付ければいいってもんじゃないでしょ!!それに志保さん達とかぶるじゃんか!」
今ここに伊達夫婦がいたら大変な事になっていたに違いない。
少なくとも志保の顔は笑っているだろうが、きっと後でおしおk………うわー、何をするー…bぅsdんhふぁ
「えー、優○みたいでいいじゃ〜ん、凛ちゃんや優○みたいにおっぱいでかくなるかもよ〜♪」
「…………死ねっ!!」
「ぐはぁぁぁぁぁッ!!!!」
再び殴り飛ばされる悠斗、しばらくは意識は戻らないだろうが何時もの事なので放っておくことにした。
「はぁ〜…もぉ、梓紗といい、あんたといい、もっとちゃんと考えてよね、もうっ」
ちなみに梓紗からは
『小凛と小悠でいいんじゃない?』
と言われたようだ。
62 :
三条 望:04/11/06 20:17:17 ID:rH81hUsa
早朝に依然勤めていた大学病院に検診で行かなければならないはずだったのにも関らず、
ついつい久しぶりに開いた怪しいHPに見入ってしまい、いつの間にかそのまま寝てしまう。
「私としたことがなんと迂闊な…」
早朝…目覚ましに気がつかず、目が覚めたときには約束の時間まで残り数十分…
苦々しい表情を浮かべるまもなく着の身着のままで医務室を飛び出していった。
…なんとか仕事には間に合い、多忙な一日を終えて医務室に戻ると、
日が落ちて薄暗い部屋の中でPCのデスクトップが不気味に光っている。
「またまたやってしまいましたね…」
怪しいHPをみていたPCを朝のどたばたでシャットダウンしていなかった自分の迂闊さを罵りながら
服を脱ぎ終えると、
「まぁ、今更どうこう言っても仕方がありませんからね。」
またまた怪しいHPに見入っていった。
庭の桜の木にはしごをかけて枝をさすっている。
「ここもダメっぽいなぁ……
今年は台風が多かったから来年の花は少し厳しいかもしれないなぁ」
68 :
奥津 夕呼:04/11/07 22:59:25 ID:Z5zAJfh8
ピアノの置いてある部屋の掃除をしている。
「そういえば、杏樹のピアノ上手かったな…」
辺りに誰もいないか見て周り、更に廊下まで見てから、こっそりピアノの蓋を開ける。
そして、静かに静かにキラキラ星を奏で始める。
「〜♪」
「ここまでだと、俺の手には・・・・・・
やっぱり、樹木医の勉強もしなくっちゃあいけないな・・・」
はしごを降りてつぶやく
続いて、隣にある大きな枝振りのいいクスノキにはしごをかける。
「うん、こいつは大丈夫だ
里村さんの赤ちゃんが大きくなったらこいつにブランコ付けてやれば喜ぶかな?」
70 :
粉原 月子:04/11/07 23:14:33 ID:Z5zAJfh8
「……?」
近くを通りがかり、お庭の木に梯子がかかっているのを不思議そうに見上げてしまう。
久しぶりに会うので上にいるのが丹波と気づかず
ご苦労様とだけ声をかけてお屋敷の方に歩いていく。
>>70 木の下から声がかかり覗き込むと、月子の姿が見える。
「おう、久しぶりじゃないか。」
はしごをするりと降りると、月子の肩をぽんと叩きながら声を掛ける。
72 :
粉原 月子:04/11/07 23:32:39 ID:Z5zAJfh8
「…あ、大さん…?」
丹波に肩を叩かれてようやく雇い人でなかったと気づく。
今、彼が登っていた木の方を見上げて
「まさか、こんな高い木に登っていると思わなくて、てっきり庭師の方だと…
あ、でも丹波さんもここの管理に関わってるのでしたっけ?」
遊んで暮らせる筈なのに、何故か働いている変わった人だったわね、と素性を思い出す。
>>72 「そりゃあ、花や木をいじるのが家の家業だからな
ここの庭の手入れをやらせてもらってる。」
質問をさらりとかわす。
「ところで、何しに来たんだ?
ファーストキスの相手が忘れられなくって来ちゃったのか?」
首に巻いたタオルで額の汗を拭き、手の汚れを拭いながら聞く。
74 :
椿 杏樹:04/11/07 23:40:57 ID:EaNYGtRt
鼻歌を歌いながら書庫の脚立の上で、小説本を物色している。
75 :
粉原 月子:04/11/07 23:51:37 ID:Z5zAJfh8
「…あら、だってここのお屋敷は退屈しませんもの、そうでしょ『大様』?」
丹波の言葉に乗るように、斜めに構えて胸に片手をあてて笑ってみせる。
大体と言って、ぴっと指で丹波を差し
「キスの思い出を語るなら、もう少し趣のある格好の時にしてくれると嬉しいですわ」
そういって残念そうな顔をして、相手の反応を伺おうとする。
>>75 「おい、様付けはよせよ
ここじゃあ、ただの植木職人だしな」
ジーンズにジャンパー姿というこの屋敷でのいつもの格好なので、やれやれと
言うような顔になっている。
「じゃあ、タキシードで庭のお手入れでもしましょうか?
それとも、紋付袴の方がいいのかな?
とは言え、ソロソロ風も冷たくなってきたんだから、いくらドレスだからって
半袖だと風邪引くぞ」
自分のジャンパーを脱ぐと、月子の肩に掛ける。
「無粋なジャンパーで悪いけどな」
77 :
粉原 月子:04/11/08 00:10:11 ID:9t8c7KmT
>>76 「変な人…」
ジャンパーを羽織らせて貰いながら、心底そう呟く。
まるで自分の身分をひた隠しにするように
お屋敷の仕事に埋没せんとする丹波を見て興味を引かれていた。
「でも、やっぱり貴方には『様』をつけさせて頂くわ、お似合いですもの」
そう言って、結構温かいですわ。とジャンパーの前を両手でぎゅっと掴む。
「このお屋敷、やっぱり退屈しませんわ。貴方も含めてね」
>>77 >「変な人…」
聞こえてはいるものの聞こえなかったふりをする。
「え?おい、なに言ってんだよ。
いろいろ、まずいんだよ…せめて二人だけの時にしてくれよ、頼むから」
両手を顔の前で合わせて、頭を下げている。
「なあ、約束してくれよ。
なにかひとつなんでも言うこと聞くからさ…へ、へ、へっくしょん!」
ジャンパーを脱いで、汗をかいて濡れたTシャッツ一枚では
さすがに寒くなってきたようである。
79 :
粉原 月子:04/11/08 00:29:31 ID:9t8c7KmT
>>78 「なんでも一つ?…そうですね…うふふ」
丹波の提案を聞いて、目を輝かせ始める。
「でも、以前にお父様にそう言われた時は…豪華客船のディナーに連れて行って貰いましたけど
あんまり楽しくありませんでしたから、じっくり考えさせて頂いていいかしら?」
これは面白い事を思いつかねば、と頭の中で一生懸命考えを回し始める。
「………そうですわね、保留ってききますの?」
くしゃみしている丹波をたっぷり五分は待たせてから、のん気そうな顔で尋ねる。
「あら、ごめんなさい。上着、お返ししますわ」
寒そうに震える丹波に漸く気づいて、脱いで渡す。
>>79 目を輝かせる月子にやっぱり子供だなと納得して微笑んでしまう。
>「でも、以前にお父様にそう言われた時は…豪華客船のディナーに
「まあ、あんなものは年をとってからでないと楽しくないもんだぜ」
鼻をすすりながら、月子が出す答を待つ
「なに?保留…ダメだよ今なんか考えろよ」
月子から返してもらったジャンパーを着込むと
「それより、建物の中はいろうぜ」
すっと月子の腰に手を添えて、屋敷の中に入っていく。
「えっと・・・部屋・・・どこだったっけ・・・・。」
少し興味本位で屋敷内を出歩いているうちに
自分の部屋が分からなくなってしまい、
廊下を行ったり来たりしている。
82 :
粉原 月子:04/11/08 00:47:27 ID:9t8c7KmT
>>80 「…あら、わたくしは貴方にお頼みされただけですのよ?
それならずっと様付けで呼ばさせて頂きますけどそれでよろしいのですか?」
保留の案を拒否されて、子供とは思えないような切り返しをしてみせる。
そして、丹波が逃げないように腰に当てて来た手を取って悪戯っぽく笑い返す。
「主導権は私のもの…違いまして?」
>>82 様付けで呼ぶといわれて、困りきってしまう。
腰に回した手を握られてしまい、離れることも出来ない
「うーん、困ったもんだね」
もう片手を月子の背中に回し、抱き寄せるとそのまま首をかしげ
唇を奪ってしまう。
数ヶ月前の唇が触れるだけのキスではなく、丹波の舌が月子の
唇を割り、舌を絡めあう。
84 :
椿 杏樹:04/11/08 00:56:37 ID:BmVlGh6C
「明日お休みもらったから、新しいショールでも買ってこようかなあー…。
大分肌寒くなってきたことだし」
本と共に書庫の机の上にあった広告を持ってきたのか
眺めつつ歩いている。
(何色にしよう〜… あら?)
>>81の海野を見つけて声をかける。
「こんばんは。どうなさったんですか〜?
ひょっとして迷ってしまわれたのかしら」
85 :
粉原 月子:04/11/08 01:05:00 ID:9t8c7KmT
>>83 「大さ…?んっ…」
突然キスに及ばれて、さしものお嬢様も心の準備が足りず硬直してしまう。
だが一瞬の後には、負けじと口内で暴れる丹波を自らの舌で絡め取って押さえつける。
そして、僅かに唇の間に隙間を作って「卑怯ですわ」と呟いて、また直ぐさま丹波の唇に重ね合わせる。
「……ん…はぁ」
やがて鼓動が激しくなった胸を押さえながら、ゆっくりと丹波から身を離す。
86 :
海野 寅行:04/11/08 01:11:48 ID:XqNfRkTi
>>84 声をかけられて、少しホッとした気分になる。
「えっ、あっ、すみません。・・・少し出歩いているうちに・・・迷ってしまって・・・。」
しかし道に迷っていた所を見られたかと思うと、
恥ずかしくなって少し顔を赤らめる。
>>85 「ん・・・月子・・・」
唇の隙間から卑怯といい強く唇を合わせてくる月子をぐっと抱きしめると
激しい鼓動が胸板に伝わってくる。
長いキスが終わり二人の体が離れるが、こんどは月子の腕の上から抱きしめ
耳元に囁きかける。
「な、様って言うのは二人だけの時だけに出来るよな?
そうじゃないと、もうドキドキさせてやらないぞ」
そこまで言うと、月子から身を離しその場を立ち去る。
「じゃな!」
88 :
椿 杏樹:04/11/08 01:22:05 ID:BmVlGh6C
>>86 >少し出歩いているうちに・・・迷ってしまって・・・
「まあそれは大変。お部屋は…御客様用のところ?かしら。
それならたぶんこっちの方向だと思います〜」
方向を指差し、そちらへと歩き始める。
「えっと…。失礼なんですが、御客様は当家にどのような御用でいらした方なんですか〜?
私、実は一時お屋敷を離れていたものですから
いまいち新しい動きを全部理解できてないみたいで…申し訳ないですー」
苦笑しつつ聞いてみる。
「あ、付きました。こちらでよろしかったです?」
客室のドアを開けて、中に入ると
「少し散らかってるみたいなので、折角ですし軽く片付けておきますね」
屈んで、雑誌や荷物などが散らかっている部屋の中を片付けようとする。
89 :
粉原 月子:04/11/08 01:26:32 ID:9t8c7KmT
>>87 丹波が去って行った後も余韻を惜しむようにその場に立ちつくしている。
やがて、胸の鼓動も治まって来た所でふう、っと溜息をつく。
「…んもう、これで貸し二つ。ですわ」
今は姿の見えなくなった丹波に向かってきっぱりと宣告する。
子供扱いされるのには慣れたが、余りにも手際が良い逃げッぷりに呆れるを通り越してしまう。
それでも何となく悔しいので、自室まで嫌がらせの願い事をアレコレ考えて戻る。
「お父様に会って下さい… とかかなり効きそうね…何がイイかしら」
>>89 自室に戻って、ひとまずは切り抜けたことに一息つく。
「さあて、あの悪戯娘がこのままってことはないよな…
まあ、とりあえずは……」
携帯電話を取り出すと、どこかに電話をし始めた。
91 :
海野 寅行:04/11/08 01:42:01 ID:XqNfRkTi
>>88 >方向を指差し、そちらへと歩き始める。
恥ずかしそうに少し俯きながら後に付いて行く。
>「えっと…。失礼なんですが、御客様は当家にどのような御用でいらした方なんですか〜?
「用・・・ですか?えぇっと・・・。」
(そう言えば自分・・・何でここに泊めさせてもらっているんだろう。)
考えているうちに、特に用も無くただ泊まっている事に
少し罪悪感を感じ、申し訳ない気分になる。
>「あ、付きました。こちらでよろしかったです?」
案内された部屋の中を見ると、そこは間違いなく自分が泊まっている部屋だった。
>「少し散らかってるみたいなので、折角ですし軽く片付けておきますね」
>屈んで、雑誌や荷物などが散らかっている部屋の中を片付けようとする。
「あっ、そ、それは・・・・」
自分が何の気なしに家から持ってきた
如何わしい内容が書かれた雑誌を手に取られ、
部屋を片付ける杏樹の後ろで慌てふためいている。
92 :
椿 杏樹:04/11/08 01:49:43 ID:BmVlGh6C
いかがわしい雑誌を見て一瞬戸惑うが、これくらいでうろたえるのは良くないと思い
顔を赤らめながら手早く片付ける。
「…す、すぐ片付けますから気になさらないでください〜」
あらかた掃除して部屋を綺麗にすると、改めて海野に声をかける。
「お待たせしました。ええと、あと他に何か私でお役に立てる事あります?
何か今出来る事があれば、なんでもおっしゃって下さいね」
にっこり微笑み、反応を待つ。
93 :
海野 寅行:04/11/08 02:08:14 ID:XqNfRkTi
>何か今出来る事があれば、なんでもおっしゃって下さいね」
>にっこり微笑み、反応を待つ。
(さ、さっき雑誌を手にした時のメイドさんの反応・・・。・・・。)
顔を赤らめた杏樹を思い出し、思い切って訪ねてみる。
「何か出来る事・・・と言いますと、その・・・例えばあんな事とか・・・・。」
先ほどの雑誌に目線を送る。
94 :
椿 杏樹:04/11/08 02:25:31 ID:BmVlGh6C
「あんな事?」
目線の先を追うと、先ほど自分が片付けた雑誌がある。
しばし考えて
「……わかりました…。同じように…してみます」
片付ける際にちらっと見てしまった雑誌のモデルのポーズを真似ようと
ベッド脇に立ち、メイド服のスカートを片手で口のあたりまで持ち上げてみる。
「こ、こんな感じでいいですか〜…?」
スカートを高い位置まで持ち上げたせいでガーターやショーツが露わになる。
「どうぞ、もっと近くで見てもらっても……触っていただいても、構いませんから…」
とは言うが恥ずかしいのは変わらないので、視線が合わないように顔を少しだけ背ける。
95 :
海野 寅行:04/11/08 02:49:53 ID:XqNfRkTi
>ベッド脇に立ち、メイド服のスカートを片手で口のあたりまで持ち上げてみる。
(うわぁ・・・と、とても綺麗だ・・・。)
雑誌のモデルと同じポーズをする杏樹に思わず見とれてしまう。
>「どうぞ、もっと近くで見てもらっても……触っていただいても、構いませんから…」
(さ、触っても・・・・。)
そう言われ思わず息を呑み、杏樹に近づく。
恥ずかしくしながら震える指で秘所の辺りをなぞってみる。
96 :
椿 杏樹:04/11/08 03:04:47 ID:BmVlGh6C
>震える指で秘所の辺りをなぞってみる
「…あんっ…」
続けて指で下着越しに擦られると、我慢しようとしていても思わず声が漏れる。
「ぁ……。いいんですよ…? もっと、その…」
一瞬また言うのを躊躇ってしまうが、客人ならば喜んでもらわなくてはいけないと思ったのか
より誘うような言葉を投げかける。
「御客様のお口で…吸っていただけても、んっ、わたし…大丈夫です…」
97 :
海野 寅行:04/11/08 03:23:42 ID:XqNfRkTi
指で秘所をなぞっていると、少し湿っている事に気づく。
>「御客様のお口で…吸っていただけても、んっ、わたし…大丈夫です…」
「えっ、く、口で・・・吸うんですか・・・!?」
自分から進んで愛撫するのが初めてで、口でする事など考えていなかった為、
思わず戸惑ってしまうが、思い切って秘所に顔を近づけ、ショーツずらし、
露になった濡れた秘所を舐めるようにして吸ってみる。
98 :
椿 杏樹:04/11/08 03:41:23 ID:BmVlGh6C
こくん、と頷きそのままの状態で待つと、すぐに秘所に息がかかってくる。
「んっ… あ、ぁっ…! やぁん…」
何度か吸われる度に切なげに喘ぐ。
その後興奮して激しさを増した口での愛撫に、結局達するまで翻弄されてしまう。
「――ふぁぁっ、も、もうイッちゃうぅっ………!!」
99 :
海野 寅行:04/11/08 03:57:22 ID:XqNfRkTi
>「――ふぁぁっ、も、もうイッちゃうぅっ………!!」
「・・・・!?」
絶頂に達し勢いよく出た蜜に少し驚きながらも、丹念に舌で舐め取る。
「んっ・・・ふぁ・・・。・・・はぁ・・・はぁ・・・。
・・・あの・・・あ、ありがとうございました・・・。」
蜜を口の中で味わいながら、お礼を言い、軽く会釈をする。
100 :
三条 望:04/11/08 10:44:17 ID:jd5Q8V9d
不在の間に荒れ放題だと思っていたのだが、丁寧に整頓された医務室の窓辺に立ち、
明るい日差しが木々を照らす庭園をぼんやりと見つめている。
「…暑い暑いと言われてましたが、さすがにもう肌寒くなってきましたね。」
101 :
三条 望:04/11/08 13:51:02 ID:jd5Q8V9d
暖房の聞いた部屋の中でいつの間にか転寝していた。
「…暖房がきいていると、どうにも眠たくなってしまいますね。
せっかくのお休みですし…すこし散歩にでもでかけましょうか。」
眠気を振り払うように冷たい水で顔を洗い私服に着替えると、ドアノブをまわし扉を開いた。
104 :
里村 志保:04/11/09 15:23:17 ID:v9R5flTS
厨房でおやつを食べていると、冷蔵庫と床の隙間に潜り込んでゆく黒い影を見つける。
「……」 無言のまま溜息をついて立ち上がり、その場を後にする。
戻ってきた時に持っていたのは、古新聞を丸めて作った棒。
箒に塵取り。そして長いノズルを取り付けたスプレー。
険しい顔で恐る恐る、冷蔵庫の下を覗き込んだ。
110 :
名無し客:04/11/09 17:36:42 ID:Yaz+WFpr
ノロノロと一台のボロい車が坂道を上がってくると、屋敷の前まで来て突然止まってしまう。
30代くらいの痩せた男が運転席から降りてくる。
「あーもう・・・くそったれ! 役立たず!」
バンパーを思いっきり蹴飛ばして痛みに顔をしかめ、それから肩を落として歩き出す。
「夜になってガス欠になるなんて、使えねーな・・・」
もちろん自分が悪いのだが。
「それにしてもここはどこだ・・・どこまで歩いても壁ばっかりだ・・・と思ったらこれが一軒の家なのか?
でかいお屋敷だなこりゃ・・・いいや、ここならガソリンと、ついでに晩飯くらい恵んでくれるかも知れねえ」
ようやく門の前までたどり着くと、呼び鈴を鳴らす。
数時間前、
「随分久しぶり…」
ふぅっとため息をついてお屋敷を見上げる一人の女性。
「御主人様からまたお仕えするように言われたけど…本当にこんな私でいいのかな?」
―――
――
―
久々のお屋敷の仕事に戸惑いながら、昼間の多忙な雑務をこなしていく。
廊下の掃き掃除、調度品のふき掃除に窓ふきと多忙な雑用をようやくこなし、
いざ晩御飯の用意に取り掛かろうと袖をまくった矢先に、お屋敷の中に来客を告げるベルが鳴った。
あたりを見回しても、先輩のメイドたちの姿は見当たらない。
「しっかりしなきゃ…」そう呟いて門へと向かう。
「こんばんは、どちらさま?」
思い門を開き、目の前の男性ににこやかに微笑みかける。
112 :
名無し客:04/11/09 17:58:59 ID:Yaz+WFpr
「へっ? あ、どーも、こんばんは」
まさか美しい女性に応対されるとは夢にも思わず、てっきりくたびれた爺さんみたいな主人だか使用人だかが
出てくるとばかり思っていたので、あわてて背筋を伸ばした。
「いや、ちょいと困ったことになってて・・・ ここの前で俺の車がガス欠になって止まっちまったんだ。
ガソリンを分けてくれ――といいたいところだけど、女にたかるのは趣味じゃねえ、
とりあえず手近なガソリンスタンドを教えてもらえな・・・っくしゅっん!」
そう言いかけて、盛大にくしゃみをする。
「えらく寒いな、今日は・・・ 悪いんだが、泊めて・・・ああ、いや、車で寝るわ。毛布貸してもらえるかな?」
>えらく寒いな、今日は・・・ 悪いんだが、泊めて・・・ああ、いや、車で寝るわ。毛布貸してもらえるかな
「毛布…ですか?」
寒さでふるえながらそう言う男性はどうやら御主人様の知人ではないらしい。
毛布を貸すだけでいいのかな?
でもこんな寒い夜に外で寝たら風邪をひくだけではすまないかもしれない…
「ちょっと待っていてくださいますか?」
ふるえる男性にそう言うと、お屋敷へとかけだし執事室へと内線をつなぐ。
数分後、屋敷の扉を開くと、かすかに頬を赤らめふるえる男性のもとへと駆け寄った。
「こんばんは、名無しのお屋敷にようこそ。
今晩あなたの接客を担当させていただきます槙島奈緒子と申します。
まだまだ未熟でご迷惑をおかけするかもしれませんが、
精一杯おもてなし致しますので、お屋敷での一晩をどうかごゆっくりとおくつろぎください。」
正規のサイズのメイド服がまだ用意されていなかった為、
多少サイズが大きい襟元の切れ込みからふくらみが覗いている事にも気がつかずに男性に深々とお辞儀した後で男性を来客室へと通すと、
豪勢な料理をぎこちなく男性の前へと並べていく。
「丁度、夕御飯の準備も整った所です。どうぞ暖かいスープで温まってくださいね。」
男性の傍らに立ち、そうにこやかに微笑みかけた。
114 :
名無し客:04/11/09 18:21:29 ID:Yaz+WFpr
「え・・・あの、ちょっ、槙島・・・さん?」
わけもわからないままに館内に通され、ぽかんとしている間に目の前に晩餐の用意が整えられていく。
びっくりして顔を上げると、ちょど奈緒子の胸の谷間に視線が釘付けになってしまう。
>「丁度、夕御飯の準備も整った所です。どうぞ暖かいスープで温まってくださいね。」
「ええと、これ食っていいのかな? ありがとう」
そうは言ったものの、そわそわしたまま料理にも手をつけられずにいる。
「でもこんなに豪華なものを用意してもらっても、俺、金持ってないし・・・」
何かまだ誤解しているようである。
「いえ、これは当家の御主人様からの歓迎の証です。
食べて貰わないと私が御主人様に罰をうけてしまいます、どうぞ遠慮なく召し上がってくださいね。」
やさしく男性に微笑みかけたその表情には、
御主人様のお仕置きをすこし想像した為かかすかに緊張の色が浮かんでいた。
116 :
名無し客:04/11/09 18:39:13 ID:Yaz+WFpr
「ば、罰って・・・なんだかとんでもないところに来ちまったな・・・」
そう言って頭を掻くが、奈緒子の真剣な面持ちに気づいて慌てて取り繕う。
「いや、そういう意味じゃないから! 歓迎してもらえてほんとありがたいから!
俺みたいな通りすがりの者にこんなに良くしてもらっていいのかって、ただそう思っただけ」
そう言うが早いか、多少はお屋敷の雰囲気に飲まれて、取ってつけたようにマナーに気を使いながらも、
物凄い勢いで料理を平らげてしまう。
「奈緒子さん、だっけ、奈緒子さんは夕飯を食べないのか? なんだか悪いなぁ・・・」
すっかり皿を空にしてしまってから言うことでもないだろうが、ばつが悪そうに奈緒子を見上げる。
自然、その視線は奈緒子の美貌に、そして制服の上からでもはっきりと目立つ胸に注がれている。
>取ってつけたようにマナーに気を使いながらも、物凄い勢いで料理を平らげてしまう。
最初こそ、不慣れな接客の為、
表情に緊張気味だったが、男性が料理に次々と手を伸ばす様子を見守るうちに
その表情にはまるで子供を見守る母のような穏やかな笑顔が浮かんでいた。
>奈緒子さん、だっけ、奈緒子さんは夕飯を食べないのか? なんだか悪いなぁ・・・
「お気になさらないでください、お客様に喜んで頂くようにご奉仕するのが私の御勤めですから…っ!?」
やさしい男性の気遣いの言葉を聞き、
食器をまとめる手を止め男性のほうを振り向いてそう答えた時、
自らの胸に注がれる男性の視線に気がついてしまう。
瞬間、体に羞恥が芽ばえ頬が赤らみ…
そして動揺の為に手に持ったスプーンを男性のズボンの上に落としてしまった。
「あっ…すみませんっ!」
赤い絨毯の上に落ちたスプーンをとろうととっさに身を屈めた。
ゆたかなふくらみの谷間深くまで男性の目に晒している事に気がつかず、
絨毯にひざをつき身を屈めたまま、かすかに涙目で男性を見上げた。
「本当に申し訳ありません、お怪我は…ございませんでしたか…?」
118 :
名無し客:04/11/09 19:13:43 ID:Yaz+WFpr
「そう・・・ごちそうさま、うまかったよ。その主人とやらに、ありがとうと伝えておいてくれ」
あまりに厚遇されて、なんだか申し訳ない気分になってしまう。
>「あっ…すみませんっ!」
「おっと」
落ちてくるスプーンを受け止めようと手を伸ばしかけたが、間に合わない。
その手の先に、奈緒子のたわわな胸が触れそうになり、ぱっと手を引っ込めるが視線は外せない。
(すごい柔らかそうだなぁ・・・でももう男を知ってるんだろうか、こんな綺麗な人なのに)
よからぬことを考えているうちに、はちきれんばかりに股間が盛り上がってきてしまう。
「いててて・・・」
慌てて股間を押さえた後で奈緒子の視線に気づき、かといって隠さないわけにもいかず、
股間に手を当てたままおろおろする。
「ああ、怪我はないけど・・・奈緒子さんのことを見てたら、エロいこと考えちまった・・・すまない」
>ああ、怪我はないけど・・・奈緒子さんのことを見てたら、エロいこと考えちまった・・・すまない
「えっ!?あっ…ごめんなさい…」
チラリと視線を男性の下半身に向けた後で、耳朶まで赤くしながら恥ずかしそうに顔をふせる。
俯いたその頬は赤く赤く染まってしまっていた。
「ごめんなさい…本当にごめんなさい。」
そう繰り返しながら高鳴る胸の鼓動を悟られないよう、布巾でスープが飛散した男性のズボンの汚れをふき取ろうとするのだが、
拭いても拭いてもその汚れは薄く拡がるだけで汚れは落ちず、
そして…どうしても視線が押し上げられたズボンの脹らみにいってしまう。
お客様に不快な思いをさせたままでは…
このままだとこのお屋敷の評判が…
どうしたら…
やっぱり…私がちゃんと責任をとらないと…
ごめんなさい…あなた…
激しい心の葛藤が渦巻く中、しばらくの間俯き沈黙した後でちいさくコクンと喉を鳴らす。
意を決したように顔を上げ男性を見つめてゆっくりと口を開く。
「申し訳ありません、洗濯しなきゃ…駄目みたいです。
今から洗濯に出せば明日の朝までには間に合いますから…
すみません、少しだけ…少しだけの間、辛抱してください…」
緊張気味にたどたどしく男性のベルトに手をかけると…そのままゆっくりとズボンを下ろていく。
120 :
名無し客:04/11/09 19:37:47 ID:Yaz+WFpr
「いいよいいよ、それくらいの汚れなんて全然気にならないから」
そうは言うものの、恥らう奈緒子の姿に猛烈に女を意識してしまい、ちっとも昂ぶりは治まらない。
>緊張気味にたどたどしく男性のベルトに手をかけると…
「辛抱ってなにを・・・」
もしかしてパンツ一丁でいなけりゃならないのかと思い、猛烈に恥ずかしくなる。
何より、いくらもうバレバレだとはいえ、自分の股間を見られてはたまったものではない。
「ちょ、ちょっと待って!」
ズボンを下ろそうとする奈緒子の手をつかんで押しとどめると、さも名案を思いついたかのように言う。
「こんな綺麗な女性の前で俺だけ脱ぐのは恥ずかしいだろ、だからさ・・・奈緒子さんも脱いでくれよ。
それなら俺も恥ずかしくないからさ」
>だからさ・・・奈緒子さんも脱いでくれよ。 それなら俺も恥ずかしくないからさ
「えっ…!?」
男性の意外な提案に大きな瞳をさらに大きくして驚きの声をあげてしまう。
「そうですね…このままではあなたにばかり恥ずかしい思いをさせてしまいますものね…」
か細げな声でそう呟いた後で、躊躇いがちにふせた瞼をふるわせまたもコクンと喉を鳴らした。
「あっ、その…恥ずかしいですから…あんまり見つめないでくれますか…」
ふるえる指先を胸元に伸ばし、恥ずかしそうに体をもじもじさせながらボタンを一つ一つはずしていくが、
緊張の為なかなかうまくはずせない。
122 :
名無し客:04/11/09 19:56:37 ID:Yaz+WFpr
(嫌がるかと思ったら、ずいぶん素直なんだな・・・)
奈緒子が恥らいながら脱いでゆくのを見ながら、ますます股間の逸物が膨れ上がる。
本当に緊張している様子に、少し後ろめたい気持ちにもなるが、そんな理性は吹き飛んでしまいそうに
奈緒子の姿は悩ましく、美しかった。
「恥ずかしいよね・・・でも恥ずかしくなけりゃ意味がない」
意味ありげに微笑して、立ち上がると奈緒子の背後に回って腰を抱いた。
「うまく脱げないのなら、脱がせてあげようか・・・約束通り、あんまり見ないからさ」
そう奈緒子の耳元で囁いて、軽く耳たぶを噛んだ。
>恥ずかしいよね・・・でも恥ずかしくなけりゃ意味がない
「…えっ!?」
さきほどまでの温和な様子からは雰囲気が変わった男性の声に反射的に身をすくめるも、
あっというまに背後から抱きしめられてしまう。
「あっ…その……っんん…」
出張がちな夫に抱いてもらったのはいつ頃だっただろうか…?
久しぶりの異性の肌の温もりに体の心が熱を帯び、耳朶を噛まれた瞬間くぐもるような声が漏れてしまう。
駄目、ここで拒否したら…御主人様にご迷惑が…
そう心の中で贖罪する。
「…い、ねがい…お願いします。」
言った言葉の恥ずかしさに耐えるように薄桃色の唇をきゅっと噛んで顔をふせ、
腰にまわされた男性の手に自らの細い腕を重ね体を預けた。
124 :
名無し客:04/11/09 20:24:10 ID:Yaz+WFpr
>「…い、ねがい…お願いします。」
拒否されたらやめよう。冗談だったことにしよう。
そう思っていたが、身体を預けられてはもう後戻りはできそうになかった。
「素直だね・・・可愛いよ」
奈緒子の両脇の下から手を差し入れ、器用にボタンを外していく。
胸の辺りでわざと焦らすようにもたつきながら、柔らかな胸の膨らみに触れる。
そうして上半身をブラだけにすると、スカートに手を伸ばし、スカートを床に落とす。
「奈緒子さん、着痩せするんだね・・・こんなに肌も白くて・・・」
かすかに上気した桜色のうなじに舌を這わせながら、ブラの上から
やわやわと胸を揉みしだき、しだいに尖り始めた頂点をこねるように刺激する。
「おっと、ごめん、俺も脱がなけりゃな」
そう言うが早いか、すばやく服を脱いでトランクス一枚になる。
それでもはっきりと分かるほどに逸物は怒張し、先走りが黒く染みを作っている。
「ここも汚れてしまったんだが・・・綺麗にしてくれないか?」
あくまでも微笑みながら、優しいがしかし有無を言わせぬ口調で命令する。
>「素直だね・・・可愛いよ」
「…っ」
徐々に肌を守る衣服が剥ぎ取られ、白い肌が露出する。
覚悟していたことだが、いざとなるとはやりとても恥ずかしい…
「んっ…恥ずかしいです…そんな事、言わないでください…んっんんっ!」
ブラの上から胸を揉まれると火照った体が疼き、無意識のうちに体を捩ってしまう。
>ここも汚れてしまったんだが・・・綺麗にしてくれないか?
「ごめんなさい…」
自分にも聞こえないほど小さな声…
潤んだ瞳で悠然と屹立する逸物を見つめた後で、ゆっくりと彼の足元に跪く。
「数々の非礼申し訳ありません…
まだまだ未熟ですが、私の口でご奉仕させていただきます…」
言い終えると、薄桃色の唇をふるわえながら逸物へと顔をよせる。
「あまりうまくありませんが…精一杯ご奉仕させて…いただきます…」
長い髪をかきあげ、吐息がかかるほど逸物に顔を寄せ彼を見上げると、そのまま盛った逸物に唇をかぶせていった。
126 :
名無し客:04/11/09 20:53:20 ID:Yaz+WFpr
小さく肩を震わせて逸物に奉仕する奈緒子の姿が、ますます嗜虐感を煽り立てる。
「うまくないと言いながら・・・初めてでもないようだな」
優しく奈緒子艶やかな黒髪を撫でているのとは裏腹に、わざと棘のある言葉を投げかけてほくそ笑む。
「奈緒子さんはいやらしい人だ・・・でも、それが素敵だよ」
そのまま背中へと手を下ろし、ぱちんとブラのホックを外してしまう。
零れ出た、新雪のように白くつかみどころのない柔らかな胸の先端を捕らえ、きゅっと摘み上げる。
「誰か、他の男にもしたことがあるのか・・・ ここの御主人様とやらか、あるいは・・・」
言葉を切って、ただ逸物に伝わる奈緒子の口腔の温もりを、絡みつく舌の感触を楽しみながら、
なおも下半身に全身の血が流れ続け、痛いほどに勃起していく。
じゅぽ、じゅぷっっと奈緒子の口の端から卑猥な水音が漏れ、唾液と先走り汁の混じった淫液が顎を伝う。
「気持ち良いよ、奈緒子さん・・・蕩けそうに、夢みたいだ、こんな美しい人が、俺のを咥えていやらしい音を立てているなんて・・・」
すっかり気が遠くなってしまいそうなのを必死に堪えながら、惚けたような顔で呟く。
>奈緒子さんはいやらしい人だ・・・でも、それが素敵だよ
こんなこと、こんなこといけないのに…あなたごめんなさい…
夫以外の男性の逸物を頬張りながら、そう思えば思うほどに、
ブラの中でいつの間にか痛いほど屹立した先端と体の芯がざわついていく。
逸物から口を離し潤んだ瞳で恨みがましく彼を見上げる。
「んっ…ん…はぁ…そ、そんな私こんな事…夫にだってしたことないんです…」
>「あっ…!!」
敏感なふくらみの先端を刺激され、はしたない声を上げてしまう。
反射的に彼から距離をとり露になった二つのふくらみに両腕をまわし、彼の熱い視線をさえぎった。
>誰か、他の男にもしたことがあるのか・・・ ここの御主人様とやらか、あるいは・・・
「っ!?…それは…」
おそらくそれほど意味のなかったであろう彼のその言葉だったが、
御主人へ以前行った奉仕を見透かされたようで、言葉がつまる。
「お願いです…今は他の人の事いわないでください…
今、私は彼方だけです、今私がご奉仕しているのはあなただけなんです。
だから他の人のこといわないでください…今は彼方だけの私ですから…んっ…」
目から涙をこぼしそう言うと、薄桃色の唇をおずおずと開き、逸物に被せると頭をゆっくりと前後させていく。
「んっ…んっ!ん!んっ…うんんっ!」
恥じらいながらの不慣れな口での奉仕だったが、いつの間にか行為に熱がこもり、
しだいに頭を前後に揺らす動きがおおきく、はげしくなっていく。
「気持ちいいですか?私の…ご奉仕で気持ちよくなってくれますか…?」
そう問いかける声は、口の中を蹂躙する逸物によってくぐもった声にしかならない。
前後するたびに口のなかで暴れる逸物の割れ目に熱く濡れた舌を絡ませながら、
細い指を逸物の付け根に絡ませ上下に擦りたてながら、彼を絶頂に追い立てるように逸物をやさしく強く愛撫した。
129 :
名無し客:04/11/09 21:34:00 ID:Yaz+WFpr
>「だから他の人のこといわないでください…今は彼方だけの私ですから…んっ…」
それほどまでに尽くされることに感動すら覚えつつ、自分も同じように
淫らな女神の愛撫に身を委ねる。
奈緒子の乱れた黒髪も、淫猥な水音も、紅く火照った頬も、なにもかもが混ざり合って、
めくるめく快楽の底に沈んでゆくような感覚に溺れる。
>「気持ちいいですか?私の…ご奉仕で気持ちよくなってくれますか…?」
「あぁ・・・気持ちいいよ、そんなにされたら・・・すぐに出ちまいそうだ」
淫らな姿を晒し、一心不乱に奉仕する奈緒子が愛しくてたまらない。
熱く濡れた舌が、ひんやりとした白い指が逸物に絡みつき、もはや声を出すことさえままならず
奈緒子の頭に手を置いたまま、ただただ荒い息をつくばかり。しかし、それも長くは続かない。
「っ・・・だめだ、もう・・・奈緒子さん!!」
堪えきれず最後に彼女の名を呼ぶと、一気に下半身の力を緩めた。
熱いものが湧き上がり、膨れ上がった逸物は何度も脈打ちながら激しく白濁を噴き出しては奈緒子を汚していく。
すうっと身体から熱が引いていくのを感じ取れるほどに、何度も何度も、熱く滾る淫らな欲望をぶつけた。
「んっ!んんっ!んっ!!…ぷはっ…あぁっ…気持ちいいですか?
私のっ…んっ…奈緒子のお口は気持ちいいですかっ?」
頭をよぎる愛する者の姿を振り払うように、感極まったのか涙をにじませ奉仕に熱がこもっていく。
いつの間にか触られてもいないのにしびれるような感覚が体の芯を熱く濡らし、足元に淫猥な水溜りができていた。
もはや髪を掻き揚げることすら忘れ没頭していく。
熱くそそりたった逸物を口の奥深くに飲み込み、その先端を舌でなぞった瞬間…
>っ・・・だめだ、もう・・・奈緒子さん!!
「っ!? んんんんっ!…っぷ…んんんっ!」
彼の声が頭上で響いた瞬間、頭の中が白い光につつまれ、
そして白く熱いマグマのような粘液が脈動にあわせて口の中にあふれていった。
「んっ…んっ…んんっ…はぁ…はぁ…」
熱く濡れた瞳で彼を上目つかいで見上げたまま、口内で脈打つ逸物から口を離すと、
命じられたわけでもないのに、眉をひそめながら数回喉を鳴らしてその欲望を飲み込むと、
胸と足の付け根の恥ずかしい場所を恥らいながら両腕で隠し、
糸が切れた操り人形のように力の入らない体を奮い立たせ立ち上げり、彼にそっとよりかかり力なく身を任す。
まだ余韻の残る荒い吐息のまま、彼の胸の埋めると細い腕で彼の逞しい体を抱きしめた。
「…もっと上手くしてあげられなくてすみません。
ほんとうに未熟なご奉仕で申し訳ありませんでした…
また汚れてしまったので、綺麗にさせていただきます…」
彼の体に回した腕にぎゅっと一度力を込めて抱きしめた後、
そのまま膝を折り曲げまたも足元に跪き、白い欲望がまとわり付いた逸物をちいさな舌で清めていった。
131 :
名無し客:04/11/09 22:05:27 ID:Yaz+WFpr
「奈緒子さんが未熟だなんて・・・そんなこと言われたら、思いっきりイかされた俺はどうなるんだい?」
少し自嘲気味にそう言って、なおも逸物を口に含む奈緒子の頭を撫でている。
こんなにも献身的に奉仕してくれる彼女に申し訳なく、またいとおしくてたまらなかった。
>奈緒子さんが未熟だなんて・・・そんなこと言われたら、思いっきりイかされた俺はどうなるんだい
「っ…」
逸物から口を離すと、頬を赤らめ俯いてしまう。
「つたないご奉仕でしたが、満足していただければ幸いです…」
夫の前では見せたことすらない、先ほどまでの淫らな行為を思い出してしまう。
羞恥心に白い肌を薄紅に染めて、恥ずかしそうに微笑んだ。
最後にもう一度逸物にそっと軽く唇をあてると、赤い絨毯の上に乱雑に投げ出されたメイド服を着込んでいく。
「それでは、明日の朝にはこちらのズボンをお届けいたしますので…」
寝室へと彼を通すと、もう一度だけ微笑んだ。
134 :
里村 志保:04/11/10 15:23:47 ID:2l6zWmy+
皿に盛られた焼きたてのパンケーキが湯気を立てている。
その上に何をかけるか迷うのも小さな楽しみだった。
契約した牧場から屋敷に毎朝届けられる真新しいバターに、
芳醇で上品な甘みが舌を蕩けさせる屋敷製――イチゴ・ブルーベリーなどの各種ジャム。
「ど・れ・に・し・よ・う・か・な〜」
ニヤニヤしていると、雅志は自分が乗っているベビーカーのフレームをバシバシと叩き始めた。
どうやら、自分も食べたいと駄々をこねているようである。
「はいはい、ちょっと待っててね」
細かく千切ったパンケーキに牛乳を少々加え、ミキサーにかけてやる。
そして出来上がったドロドロのそれを器に盛り、スプーンで息子の口へ。
すると雅志は満足そうに口を動かし、真剣な表情で味わっているようだった。
「どう、おいしい? ほんとにおいしいの?」
息子の反応を訝しげに観察しながら、自分は紅茶をひと啜り。
(う〜ん、食欲減退。次から自分が今食べようとしているものを離乳食にするのはやめよう……)
135 :
奥津 夕呼:04/11/11 22:34:22 ID:qnh0XMJG
「イタタ…」
掃除中、ちょっとした出っ張りに手を引っかけてケガしてしまい顔を顰めている。
自分の不注意さを呪いながら、薬箱を探す為に部屋を漁っていた。
136 :
萩野 瑞葉:04/11/11 23:33:27 ID:+ROs6P6C
空いた客室の掃除をしている。
「ええと、ゴミは……あっ」
枕元の小さなゴミ箱を見ると、使用済みの避妊具が見つかり、頬を染めながらも回収する。
137 :
奥津 夕呼:04/11/11 23:41:16 ID:qnh0XMJG
怪我した所に器用に片手で包帯を巻いている。
「ん、こんなもんかな」
手をかざして指を伸ばしたり縮めたりしてみる。どうやら問題はないようだった。
138 :
萩野 瑞葉:04/11/11 23:45:18 ID:+ROs6P6C
ゴミ袋を抱えて廊下を歩いている。
「明日は燃えるゴミの日ですわよね」
139 :
粉原 月子:04/11/11 23:58:52 ID:qnh0XMJG
鼻歌まじりに上機嫌で廊下を歩いている。
「〜♪ あら?」
その時、あちこちの部屋のゴミを回収している瑞葉を見つけた。
「瑞葉様… うふふ、丁度良いわ」
瑞葉が新部屋の中へ入ったのを見計らって、同じ部屋に入っていき、後ろから声をかける
「瑞葉様、ちょっといいかしら?」
140 :
萩野 瑞葉:04/11/12 00:00:53 ID:61htkb7j
「はい? あら、月子様……何か御用ですかしら?」
首をかしげながらも、にこやかに迎える。
141 :
粉原 月子:04/11/12 00:10:45 ID:OoRbauBg
にこやかに笑みを湛えながら後ろ手に扉を閉める。
「ちょっと…教えて頂きたい事がありますの、これの使い方なのですけど…」
そう言って、懐から何か小さなフィルムに入った物を取り出してみせる。
「御主人様にお聞きしたら、そういうものは瑞葉に教えて貰えと言われましたの
教えて頂けますか、瑞葉様?」
教えて貰えと言われたのは大嘘なのだが、そんな事はおくびにも出さない。
瑞葉に差し出したそれは未使用のペッサリーだった。
142 :
萩野 瑞葉:04/11/12 00:12:53 ID:61htkb7j
「はい、私に分かることでしたら……えっ!?」
月子が差し出したものを見て、たちまち真っ赤になる。
「こ、これはいけませんわ。まだ月子様には……」
受け取ったぺッサリーを後ろ手に隠してしまう。
143 :
粉原 月子:04/11/12 00:25:36 ID:OoRbauBg
「そんな…でも、お父様もそろそろお前には必要だと、そう仰いましたの」
後ろ手に隠してしまった瑞葉の手をそっと取り、困ったような顔をしてみせる。
「それに…今は瑞葉様はメイドでらっしゃいますけど、由緒有る血筋の方ですもの
わたくしも瑞葉様なら安心出来るのです。どうか教えて頂けませんか?」
そう言って縋り付くように懇願する。
「もし…お嫌なら… お父様はここの御主人様にでも教えて貰えとも仰いましたわ…」
更に瑞葉の耳元で囁くようにとんでもない事を言ってみせる。
144 :
萩野 瑞葉:04/11/12 00:31:23 ID:61htkb7j
「粉原様が、本当にそんなことを……?」
けなげな様子で懇願されて、困惑してしまう。
>はここの御主人様にでも教えて貰えとも仰いましたわ…
「そ、それはいけません! 月子様は大切なお体なのですから……!」
慌ててそう言うと、仕方なく頷く。
「分かりましたわ。私でよろしければご説明いたします」
そしてベッドの端に腰掛けると、ペッサリーを改めて月子に見せ、引き伸ばしたりしてみせる。
「これは、女性用の避妊具の一種で……その、男の方と……せ、性行為をしても
妊娠しないために使うんですわ」
なるべく生臭い言葉を使わないように苦心する。
145 :
粉原 月子:04/11/12 00:38:22 ID:OoRbauBg
興味津々といった様子で瑞葉の言葉にいちいち頷いてみせる。
「まぁ それで…どうやって使えばいいんですの?」
目の前のあるペッサリーと瑞葉を交互に見つめながら、期待した眼差しを向ける。
146 :
萩野 瑞葉:04/11/12 00:42:53 ID:61htkb7j
「えっ……つ、使い方まで……」
まさか月子に実際に使ってもらうわけにもいかない。
「……で、では私が使用してみますから……失礼します」
スカートの中に手をいれ、ショーツを下ろすと真っ赤になりながらも秘所を晒す。
「こ、ここ……膣内に、折り曲げて人差し指で伸ばしたものを入れていくんです……あぅんっ……」
まだわずかしか濡れていないそこに、ゆっくりと挿入していく。
「お、奥まで……しっかりと……」
147 :
粉原 月子:04/11/12 00:59:07 ID:OoRbauBg
顔を真っ赤にしながら秘所を晒し
それでも自分の為に使用法を教えてくれようとする瑞葉の痴態を見て、自分にも潤いが増してくる。
――もう我慢できませんわ
「辛いんですの? 瑞葉様…」
自分も瑞葉と一緒になってベッドに腰掛け、挿入し続けるその手を取ってやめさせる。
「ごめんなさい、無理強いしてしまって。わたくしの為に…」
間髪を入れずに瑞葉の襞に別の手を添えて、そっと上下に擦り始める。
ぬるぬると自分の指に絡みつく瑞葉の愛液を確認しつつ、そのままベッドに押し倒す。
「ですから、お手伝いさせて頂きますわ 瑞葉お姉様…うふふふ」
148 :
萩野 瑞葉:04/11/12 01:02:20 ID:61htkb7j
>ごめんなさい、無理強いしてしまって
「い、いえ、これで使い方はお分かりですわよね? では……あっ!?」
突如として月子が愛撫を初め、押し倒されてしまい、目を白黒させる。
>お手伝いさせて頂きますわ 瑞葉お姉様…
「え、えっ? い、いけません、月子さ……んんっ、や……ぁんっ」
ゴムごしに指で襞を弄られて、心地よさそうな声を漏らしてしまう。
「どうして、こんな……っ」
149 :
粉原 月子:04/11/12 01:16:03 ID:OoRbauBg
「いけませんと仰られても… もうここはこんなですわ瑞葉様」
愛撫によって潤いを増してきた秘所をすくってみせ、嬉しそうに瑞葉の口元に運ぶ。
くちゅ、と音を立てて瑞葉の唇と自分の指の間に糸が引かれる。
「うふ、嬉しい…萩野のお嬢様にこんな感じて頂けるなんて、光栄ですわぁ
私、綺麗な方と可愛い方が大好きですの…ずっとこういう事を夢見てましたわ」
自身も弄っているため、とろんとしてくるのを抑えられずもたれたような口調になっていく。
うっとりした顔を擡げて瑞葉の頬に口づけて、宛った指で慎重にペッサリーを押し込んでいく。
「丁寧に教えて頂きましたから、もう使い方もばっちりですわね。お礼をさせて頂きますわ」
そのまま指で軽く瑞葉の中をなぞっていく。
150 :
萩野 瑞葉:04/11/12 01:19:32 ID:61htkb7j
「つ、月子様、おやめください、ぁんっ、ダメ、お願いします……っ!」
客人である月子を突き放すわけにもいかず、口だけでの抵抗しかできない。
「お、お礼なんて、結構ですから……ですから、許して……やぁんっ!」
月子がたてる水音に耐えかね、涙ぐみながら
上にのしかかっている月子を見上げる。
151 :
粉原 月子:04/11/12 01:29:15 ID:OoRbauBg
瑞葉の切なげな表情に一気に背筋を冷たい物が駆け上っていくような感覚を覚える。
「わたくしも…うふ…ん…瑞葉様みたいになりたい…です…わ」
瑞葉を愛撫する指と自身を慰めている指の動きを強め、同時に快楽を高めていく。
「もし…お嫌なら月子は二度と瑞葉様に……こんな事をしませんわ…でも、でも今だけは
お姉様はわたくしだけのものです……もの…」
そろそろ喋るのも辛くなってきたので途切れ途切れになりながらも指の動きは更に激しくなっていく。
「あ、だめ……もう…んっ……んんー!」
152 :
萩野 瑞葉:04/11/12 01:32:34 ID:61htkb7j
「月子……さま?」
しなだれかかりながら、愛撫を激しくしていく月子の様子に、ふと心動かされる。
「あっ、あんっ……いえ、いやらしいメイドの私を、ふぁっ、そんなに思っていただけて、
嬉しい……ですわ、ひああっ!」
そして自分で慰めている月子の手をとめると、自分の指で巧みに絶頂へと導いていく。
「でしたら、今だけは……一緒に……っっ!!!」
びくんっ、と一際大きく震えると、その一瞬の後、ぐったりと横たわる。
「はぁ……っ」
153 :
粉原 月子:04/11/12 01:54:31 ID:OoRbauBg
<「でしたら、今だけは……一緒に……っっ!!!」
「嬉しい…瑞葉様ぁ……うふふ…」
その言葉に心底嬉しそうな表情で応える。
そして離さないと言わんばかりに体を寄せて先程よりも濃厚にキスをする。
「…………んっ!」
急に愛撫に瑞葉の手が加わったので、一気に強まった刺激に抗えず体を硬直させる。
はぁ、と息を吐いて脱力し瑞葉の横に倒れ込む。
そのまま甘えるようにまだ上下に揺れている瑞葉の胸に頭を預け、荒い息を吐く。
「……今だけでなければ…いいのに…」
そう言って、瑞葉に体を預けたままじっと動かなくなる。
だが、大分時間が経った後、ゆっくりと身を起こして名残惜しそうに瑞葉から離れ
「…お仕事のお邪魔してごめんなさい瑞葉様…」
と呟いて、まるで見られるのが恥ずかしいと言った感じで、すとんとベッドから下りて
足早に部屋から去っていく。
「…可愛い方ですわ…反則ですわ。あんなに可愛いなんて、御主人様もズルイですわ」
廊下を何事かぶつぶつ言いながら自室まで歩いて行く。
154 :
萩野 瑞葉:04/11/12 01:57:19 ID:61htkb7j
達した後の虚脱感の中、月子に軽くキスをすると、横たわったままで
彼女が去っていくのを見送る。
>お仕事のお邪魔してごめんなさい瑞葉様…
「いえ、そんな……お役に立てたのでしたら、嬉しいですわ……」
しかし起き上がることはしばらくできず、その場でまどろんでしまうのだった。
155 :
古河 涼:04/11/12 20:32:22 ID:jPD2zpBH
「ん…っ」
グッと伸びをする。
「今日はこのあたりまでで良いかしら」
呟いてスケッチブックを閉じる。
156 :
香山 絵理:04/11/12 20:50:49 ID:wWTHsOnc
カゴにいっぱいの洗濯物を抱えて泣きそうな顔で洗濯室に入ってくる。
「雨降るって思わなかったもんなぁ〜」
雨に濡れた洗濯物を乾燥機に放り込んでいる。
157 :
古河 涼:04/11/12 20:52:59 ID:jPD2zpBH
「少しお茶でも飲もうかな…」
ふと思い立って、キッチンへと向かっていく。
158 :
香山 絵理:04/11/12 20:57:17 ID:wWTHsOnc
「あれ?なにこれ?」
まだ、洗濯されていない衣類の中にあった相当きわどい女性物の下着を
手にとってしげしげと眺めている。
「こんなえっちなのじゃ、見えちゃうよ〜」
159 :
古河 涼:04/11/12 21:01:56 ID:jPD2zpBH
「今日は何にしようかしら…アールグレイ、オレンジペコ、ジャスミンにカモミール…いっぱいあるわね」
苦笑いを浮かべながら、棚にある缶を一つ一つ確かめる。
広げていた書類を片付けると、グッと伸びをする。
「ふう、どうもいかんな私も年をとってきたのかな?」
苦笑いをしながら自らの手で肩を叩く。
ふと下を見るとズボンがテントを張っている。
「ふふふ、まだ疲れマラするならまだ大丈夫か・・・
しかし、これを何とかしなくてはな。」
そういうと、メイドを呼ぶベルを鳴らす。
161 :
古河 涼:04/11/12 21:18:49 ID:jPD2zpBH
「ふう…お茶どころじゃなくなってしまったみたいね」
聞こえてきたベルの音に、やれやれ…とため息をつくと持っていた缶を棚に戻し主人の部屋へと向かう。
――――コンコン。
軽くノックをしたあと、中にむかって呼びかける。
「古河です…御主人様、開けてもよろしいでしょうか」
>>161 ベルを鳴らすとすぐにノックが聞こえる。
それまで見ていたモニターの電源を切る。
>「古河です…御主人様、開けてもよろしいでしょうか」
「涼か、入りなさい」
涼を招き入れる。
「私は、メイドが呼び出された時に喜んで来る姿がすきなのだが
涼はそういう私のことをどう思うかね?」
意地悪そうな笑みを浮かべてたずねる。
163 :
古河 涼:04/11/12 21:35:56 ID:jPD2zpBH
>「私は、メイドが呼び出された時に喜んで来る姿がすきなのだが
涼はそういう私のことをどう思うかね?」
部屋に招きいれられてのすぐの質問に、内心悪趣味だと思いつつ。
「…よろしいのではないですか?それが御主人様の喜びならば。
そもそも…一介のメイドの私が御主人様の趣味に口出しできる権利はありません」
つとめて冷静に返答をする、
>>162 >「…よろしいのではないですか?それが御主人様の喜びならば
「ほう、私の喜びを否定しないでいてくれるのか。
では、私のメイドである涼はベルの音を聞いて喜んで
ここに来てくれているのだろうな?」
そう言うと、リモコンを取り出し操作する。
大きなスクリーンが壁を覆い、そこに先ほどキッチンでため息をついていた
涼の姿が映し出される。
「…本音はそうではないようだな。
涼には少々仕置きが必要だな…」
リモコンのボタンを押すとガチャリという音がして、ドアがロックされてしまう。
165 :
古河 涼:04/11/12 21:54:38 ID:jPD2zpBH
>大きなスクリーンが壁を覆い、そこに先ほどキッチンでため息をついていた
涼の姿が映し出される。
>「…本音はそうではないようだな。
その映像を見て、その言葉を聞いて、本気で悪趣味だと思った。
(いいんじゃないかとはいったけど…別に私が喜んでいくとは限らないでしょう)
自分が盗撮されている事実を知ったからか…それとも紅茶の楽しみを邪魔されたせいなのか、涼はいらだっていた。
…今日がもともと休みだった。そのせいもあるのかもしれない。
「御主人様…私、基本的には御主人様が嫌いではないです。ないですが、時々大嫌いになりそうですよ…」
表情には出さず、ぼそりと悪態をつく。
そして、仕事はしたくない…とばかりに一歩下がった。
>>165 >そして、仕事はしたくない…とばかりに一歩下がった。
「ほう、強気なメイドというのもいいものだ……
この部屋から出ようというのかね?
出られるものなら出てみるといい。」
そこへドアをノックする音が聞こえ絵理の声が聞こえる。
「おお、絵理か残念だがもう涼が来てくれていてな、さがっていいぞ」
大きな声で絵理を追い返すと、再びリモコンに手をやる。
スクリーンに映し出される、洗濯室……
ベルの音が聞こえると、「あ、ご主人様がお呼びだ!」カゴの中の衣類を
乾燥機に入れて飛び出す絵理の姿が映る。
「どうだね、絵理の姿を見て何も思わんかね?
絵理も涼と同じで今日は休みなんだがね」
167 :
古河 涼:04/11/12 22:21:02 ID:jPD2zpBH
>「ほう、強気なメイドというのもいいものだ……
(結局…何をしても御主人様の喜ぶ方向へ進んでいくわけね…)
抵抗しても、抵抗しなくても…私は主人にとってはいい”玩具”なのだ。
>「どうだね、絵理の姿を見て何も思わんかね?
絵理も涼と同じで今日は休みなんだがね」
「確かに、絵理さんはとてもすばらしいです。まさにメイドの鏡ですね。」
そのあとに続くであろう言葉が簡単に予測でき、しかし感情を出さずにその言葉だけ返した。
…何を言っても、ここの屋敷ではこの”御主人様”が絶対なのだ。
>>167 >「確かに、絵理さんはとてもすばらしいです。まさにメイドの鏡ですね。」
感情を押し殺そうとすればするほど、言葉の端ににじみ出る感情を見て
嗜虐心を抑えられずにいる。
「ほう、絵理がメイドの鏡かね?
たしかに、私やこの屋敷の皆を慕い明るいよい娘だが……
メイドとしてはどうかな?医者に現をぬかしたりもしているぞ?
涼には人を見る眼がないようだな」
鼻で笑うと、椅子から立ち上がる。
「さて、私はいまから生意気なメイドを仕置きしなくてはいけないのだが
涼はどんな仕置きをしたらいいと思うかね?」
169 :
古河 涼:04/11/12 22:37:11 ID:jPD2zpBH
>「さて、私はいまから生意気なメイドを仕置きしなくてはいけないのだが
涼はどんな仕置きをしたらいいと思うかね?」
「…っ。私には、わかりかねます」
ふい、と視線を主人からそらす。
>>169 >「…っ。私には、わかりかねます」
視線をそらした先に歩みを進めると
「残念だったな、ここで何か簡単な仕置きを言えばそれで済まそうと思ったのだが」
首を横にふり、やれやれといった風情で肩をすくめる。
「涼、私に背を向けスカートを尻が見えるまで捲り上げなさい」
冷徹にそう言うと、涼への視線が厳しくなる。
171 :
古河 涼:04/11/12 22:52:49 ID:jPD2zpBH
>「涼、私に背を向けスカートを尻が見えるまで捲り上げなさい」
冷徹にそう言うと、涼への視線が厳しくなる。
「は、い…」
嫌だ、とはいえなかった。主人は”絶対”なのだから。
スカートの裾をつまみ、そろりそろりと持ち上げる。
―――やめたい。やめたい。やめてしまいたい。
それでも持ち上げる手を止めることはできず、何かへのカウントダウンへのようにスカートは持ち上げられていった
「っ、これで、よろしいですか」
羞恥で頬を赤く染めながら、唇をかみしめる。
172 :
古河 涼:04/11/12 22:56:27 ID:jPD2zpBH
>>171 >「っ、これで、よろしいですか」
スカートを捲くり上げる手が小刻みに震えるのが見える。
壁に飾ってある乗馬鞭を手に取ると、二三度空中でヒュンヒュント音をさせ
素振りをする。
「素直なよいメイドになるようにしてやるからな」
振り上げた乗馬鞭を涼の尻に振り下ろす。
175 :
古河 涼:04/11/12 23:01:51 ID:jPD2zpBH
>振り上げた乗馬鞭を涼の尻に振り下ろす。
「…っう」
目をつぶって、衝撃と痛みに耐える。
>>175 涼から漏れる痛みを耐えるうめき声をきっかけに何度も乗馬鞭が振り下ろされる。
鞭によって、ショーツが破れ白い双臀があらわになり、秘所も主人の目にに晒される。
その割れ目からは透明な蜜がコンコンと湧き出していた。
「鞭に感じているのか?では、こいつをくれてやろう」
いつの間にか取り出した逸物を涼の背後から突き入れる。
自らの欲望のみを満たすように腰をグラインドさせ、涼の最奥に白濁を撒き散らすのだった。
177 :
粉原 月子:04/11/13 00:20:32 ID:vpcE3H/+
珍しく学校の宿題を広げている。
「読書感想にマキャベリはやりすぎかしら…」
自由課題の選定に手間取り時間がかかっても終わらなかった。
「誰かに手伝って貰いましょ」
178 :
粉原 月子:04/11/13 01:11:33 ID:vpcE3H/+
いまいち誰に聞いても参考にならず、溜息をついている。
「仕方ないですわ、宿題なんて自分でやるものですわね」
そういって読書を始める。
結局、夜更けを過ぎた辺りに余りに眠い為、そのまま熟睡してしまった。
179 :
新町 修一:04/11/13 18:13:28 ID:yzpLW4ZT
「ねぇじいや…今日はお姉ちゃんに会えるかな?」
いかにも豪勢な黒塗りの車に乗りこみ、お屋敷に向かう道の途中で
当初期待にあふれ楽しげだったそのあどけない顔に、不安の色が濃くなっていった。
180 :
萩野 瑞葉:04/11/13 19:58:32 ID:6FhV3Apg
窓の掃除をしていると、屋敷に向かってやってくるリムジンが目に入る。
「あら、お客様ですかしら……?」
早めに掃除を切り上げると、玄関で出迎えることにする。
181 :
新町 修一:04/11/13 20:04:17 ID:yzpLW4ZT
「お坊ちゃま…到着どうやら到着したようです…」
車が速度を落としてゆっくりと静止する。
執事が手馴れた手つきで後部座席のドアを開けた。
「どうしようじいや…僕とっても緊張してしまいます…」
182 :
萩野 瑞葉:04/11/13 20:06:39 ID:6FhV3Apg
車が止まった音を聞いて、玄関の扉を開ける。
「こんばんは、ようこそお出で下さいました……あっ?」
後部座席から出てきた少年を見て、小さく声を漏らす。
183 :
新町 修一:04/11/13 20:12:04 ID:yzpLW4ZT
「お姉ちゃんに、あえるかな…」
背後の執事を振り返り不安そうに門の前に立つと、
待ち構えていたように静かに御屋敷の門が開いていく。
「あっ!?お姉ちゃん!!」
それまでの不安げな表情が一転し笑顔に変わり、
瑞葉のもとまで駆け寄るとそのまま瑞葉に飛びついた。
「お姉ちゃん…会いたかったよう…」
184 :
萩野 瑞葉:04/11/13 20:14:47 ID:6FhV3Apg
「修一様……」
自分に飛びついてきた少年の背中を、ためらいがちに撫でながら、
車の前にいる執事らしき人物に、ぺこりと頭を下げる。
「今日は、どうなさいましたの? ちゃんとお許しはいただいてらしたみたいですけれど……」
185 :
新町 修一:04/11/13 20:21:18 ID:yzpLW4ZT
>今日は、どうなさいましたの?
「あのですね…特に理由はないんですけど…」
本当はお姉ちゃんに会いたかったから…
そういいたかったのだがいざ本人を前にすると恥ずかしくて言葉にできない。
涙目でしばらくの間もじもじとした後で、
背後で温かく見守るじいやの姿を振り返ると、ようやく見上げながら口をひらく
「あのですね…本当はね…お姉ちゃんに会いたくて会いたくてしかたなかったんです。
それなので、じいやに無理を言って連れてきてもらったのです…お姉ちゃん今は忙しいですか?」
186 :
萩野 瑞葉:04/11/13 20:27:33 ID:6FhV3Apg
>お姉ちゃんに会いたくて会いたくてしかたなかったんです
「っ!」
やはり、というべきか、修一が自分のことを慕っていることに改めて気づき、それが重くのしかかってくる。
「修一様……いえ、忙しくはないですけれど……」
しかし一生懸命やってきたものを、このまま返すわけにも行かず、
付き人ともども屋敷内へ通す。
別室で控えると言ってきた付き人に、とりあえずお茶とお菓子を出すと、
修一を別の客間へ案内する。
「修一様、私に会いに来て下さったのは嬉しいですわ。
でも……このままでは、修一様によくないかもしれないって思うんです」
修一にもココアとクッキーを出しながら、重々しく口を開く。
187 :
新町 修一:04/11/13 20:34:18 ID:yzpLW4ZT
どうにか落ち着こうと思うのだが、瑞葉の姿を見た時から胸が大きく音をたてて鳴り響き
恥ずかしくてその綺麗な顔を見つめられない。
「やっぱりお姉ちゃん綺麗だなぁ…」
いけないと思っているのだが瑞葉の後を追いかけながら、ずっとその後姿を見つめてしまう。
>でも……このままでは、修一様によくないかもしれないって思うんです
「えっ…お姉ちゃん?」
重々しい言葉に喉が詰まる。
「お姉ちゃん僕の事…嫌いなんですか?」
目に大粒の涙を浮かべ不安そうに瑞葉の顔を見上げてしまう。
188 :
萩野 瑞葉:04/11/13 20:40:32 ID:6FhV3Apg
>お姉ちゃん僕の事…嫌いなんですか?
「そ、そうじゃありません……でも、修一様は新町様のお屋敷の後を継ぐ、
大切なお身体です。私みたいな、いやらしい娘のことをいつまでも気になさっては……」
修一が自分に好意を抱いていることが分かるだけに、それ以外の言い方ができない。
他に好きな人がいるなどと、言えるはずもない。
「私が修一様に淫らなことをしてしまったことは、謝っても謝りきれません。
もし修一様さえよろしければ、もっと大きくなられてから改めて
お客様としていらして下さい。そうすれば、御奉仕させていただきますから」
修一の手をとって寂しげに微笑みながら、嫌っているのではないと言い聞かせるように言葉を次ぐ。
「今のままですと、きっといつか皆さんに感づかれてしまいますわ。
もうあのお付の方はきっと……」
189 :
香山 絵理:04/11/13 20:46:45 ID:hBtOxv+X
「どうぞ、粗茶でございますが」
新町家のじいやにお茶を出している。
「いやですわ、メイドをほめたってお茶請けくらいしか出てきませんよ」
なにか、ほめてもらったようで満面の笑みを浮かべている。
190 :
新町 修一:04/11/13 20:47:41 ID:yzpLW4ZT
>嫌っているのではないと言い聞かせるように言葉を次ぐ
「だって、さっき僕に会うの嫌そうな顔をしたじゃないですか…
それに、それにお姉ちゃんはいやらしくなんてありません、
お姉ちゃんは…ほんとにほんとにとっても綺麗で、とってもやさしいお姉ちゃんです…」
御屋敷の内情そして思いを寄せる人がいる事を知らない為、自分の事を真剣に思う瑞葉の思いに気がつかない。
最初声を荒げた言葉がしだいに小さくかすれていく。
「そんなの嘘です…
お姉ちゃんはやっぱり本当は僕のことが嫌いなんですね…」
瑞葉の声が耳にはいらずに、ただただがっくりと肩を落としてうなだれた。
191 :
萩野 瑞葉:04/11/13 20:51:50 ID:6FhV3Apg
>>190 >さっき僕に会うの嫌そうな顔をしたじゃないですか
「えっ……そ、そんなことありませんわ!」
困った顔をしたのが、そんな風に見えて傷つけてしまったのかと困惑する。
「違うんです。私は……私は……」
しかし、思い人が別にいるのは確かなので、言葉が続かない。
「……修一様、それなら、修一様はどうなさりたいんですの?
どうすれば……納得していただけるんでしょう。
私にできることでしたら、喜んでいたしますけれど」
修一の顔を間近で覗き込んで問う。
192 :
新町 修一:04/11/13 20:57:56 ID:yzpLW4ZT
>>191 「…っ!?」
重々しい話題が続く中、不意に瑞葉の美しい顔が目の前に現れ、
意に反して胸の鼓動がさらに大きく高鳴った。
「大人になるまで…大人になるまでなんて僕待てません!…だって、僕だって…」
瑞葉の体に飛びつくように抱きついた。
「お姉ちゃんの事が大好きなんです…
大人になるまでなんて待てません、お姉ちゃん僕と…僕と…結婚してくださいっ!」
幼い感情を抑えきれず、瑞葉の細い腰に両腕を回し力いっぱい抱きしめた。
193 :
萩野 瑞葉:04/11/13 21:03:06 ID:6FhV3Apg
>>192 「けっ、結婚……!」
まさかそこまで言うとは予想しておらず、絶句する。
その上、抱きつかれたせいでソファの上に押し倒されてしまう。
「……し、修一様、それは……それはいけませんわ。
修一様は新町家のご子息です。メイドと結婚なんて許されませんもの」
なんとか思いついた言い訳を口にする。
「修一様ならきっと、近いうちに可愛い許婚の方が出来ますわ。
そうしたらすぐに私のことなんて忘れます。それでいいんですわ」
必死に抱きついてくる修一から離れられず、
仕方なく逆に優しく胸に抱きしめながら言い聞かせる。
194 :
新町 修一:04/11/13 21:15:47 ID:cCGTus3w
>>193
修一様は新町家のご子息です。メイドと結婚なんて許されませんもの」
「嫌です、僕お姉ちゃんじゃなきゃ嫌なんですっ!」
ただただがむしゃらに瑞葉の体に抱きつき、
やわらかいふくらみに涙が流れる顔を摺り寄せる。
「お姉ちゃんのこと忘れるなんて出来ません…僕はお姉ちゃんじゃなきゃ嫌なんです!」
優しい母のように見つめかける瑞葉を見つめ涙混じりに懇願する。
「あえない間…ずっとずっとお姉ちゃんのことばかり考えていました。
ちょっとでも時間があったらお姉ちゃんのこと思い出すんです。
お姉ちゃんの綺麗な顔、お姉ちゃんの笑い顔、お姉ちゃんのやさしい言葉…
それに…それに…お姉ちゃんのいやらしい姿…
そんなことばかり考えて僕はほんとにいけない子です…
でも、でもほんとにお姉ちゃんが好きなんですっ!」
感情を爆発させそう言い終えると、瑞葉の小ぶりなくちびるに自らの口を寄せていた。
「お姉ちゃん大好きなんです…」
195 :
萩野 瑞葉:04/11/13 21:20:57 ID:6FhV3Apg
「んふぅっ!?」
唇を急に奪われて目を大きく見開く。
「……っ、修一様……」
真摯に自分を見つめてくる修一と、目を合わせていられず、つい反らしてしまう。
「でも、修一様はきっと、いつか私のこと、お嫌いになりますわ。
いやらしい、私のことなんか」
そっと修一の下から身を起こすと、何を思ったのか服を脱いでいく。
「見せて差し上げますわ。私がどんなに、呆れるくらに淫らか。
それを知ったら、きっと修一様も……」
惜しげもなく裸身を晒すと、積極的に修一の下半身に手を伸ばし、
強引に幼い竿を取り出すと、手でしごいたり舌を這わせたりし始める。
196 :
新町 修一:04/11/13 21:31:22 ID:cCGTus3w
>>195
>でも、修一様はきっと、いつか私のこと、お嫌いになりますわ。
「僕、お姉ちゃんの事嫌いになんてならないです…
だって会う度、会う度にお姉ちゃんのことが好きになっていくんです…僕お姉ちゃんの事嫌いになんてなりません!」
黙っている事に耐えられずに、涙がこぼれるまっすぐな目で見つめていた。
>見せて差し上げますわ。私がどんなに、呆れるくらに淫らか。
「えっ…?おねえ…ちゃん…?」
多いつめるような言葉の後でメイド服を自ら脱いでいく姿に、
いけないとおもいつつも幼い瞳は徐々に露になる白い肌から動かせない。
「駄目です、でも、あぁ…お姉ちゃん…」
手慣れた手つきで瑞葉の奉仕が始まると声を漏らし、
瑞葉が与えるその圧倒的な快感に身を任せてしまっていた。
「お姉ちゃんどうしよう…僕とっても気持ちがいいです…」
197 :
萩野 瑞葉:04/11/13 21:36:02 ID:6FhV3Apg
「気持ちいい? じゃあもっとしてさしあげますわ」
竿を握る手に力を込めると、激しくしごいた後で口いっぱいに頬張る。
「ちゅむ、ちゅば……ぁっ、ちゅ、んん……っ」
口の粘膜と舌の上で肉幹を転がしながら、指では睾丸を弄ぶ。
「……ふ、むぁっ」
びくびくと幼茎が震えだすと、すっと身を引いて焦らし、
震えが収まるとまた口腔奉仕を再開するのを繰り返す。
「今日は一度だけです。出来るだけ我慢なさって下さいませね?」
責めることに興奮し出したせいか、僅かに口調が冷たいものに変わりつつある。
198 :
新町 修一:04/11/13 21:45:47 ID:cCGTus3w
>>197 「お姉ちゃん気持ちがいいです、とっても気持ちがいいんです…
もう駄目ですっ…お姉ちゃん僕もう駄目になってしまいますっ!」
瑞葉の暖かい舌とほそい指が絡みつき、
幼い逸物がたちまち最後の時を迎えようとしたその時に不意に瑞葉の手がとまる…
>今日は一度だけです。出来るだけ我慢なさって下さいませね?
「えっ…えっ!?」
何度も何度も高みに登りつめようとする度に、その手を止められる。
「お姉ちゃんそんな…どうして…
お姉ちゃん許してください…僕もう我慢ができないです…
お姉ちゃん、お姉ちゃん、お姉ちゃんっ!お願いです、お願いです…
許して、許してください…お姉ちゃん…」
自分がなにかワルイコトをしたに違いない…
溢れる快感に錯乱した頭の中でそんな事を考え、
今までとは違う顔つきで見つめる瑞葉を見上げぽろぽろと涙をこぼし泣き声で必死に懇願してしまう。
「お姉ちゃん…どうしたら僕を許してくれるんですか…?」
199 :
萩野 瑞葉:04/11/13 21:51:28 ID:6FhV3Apg
「修一様、私は怒ってなんかいませんわよ」
どこか先ほどとは違う雰囲気でにこりと微笑み、その唇を奪う。
「ただ、我慢した方が修一様が気持ちよくなれると思って……
でも、もうダメですかしら? それでしたら……」
修一の腰をソファに落ち着かせると、上に跨るようにして秘所を開くと、
そこにゆっくりと幼茎を飲み込んでいく。
「あ……あぁ……んっ、修一様のおっきいのが、私のアソコに……っ」
卑猥な言葉をワザと口にしながら、容赦なく腰を動かし、秘所を締め付ける。
「修一様、私は怒ってなんかいませんし、嫌いになってもいませんわ。
私を信じてくださいませんの?」
腰を動かしつつ耳を幾度か舌で舐めると、修一を胸に抱き寄せる。
「もし嫌いだったら、こんな風におっぱいを吸っていただいたりしません。
こんな風にもしませんわ……」
乳房にむしゃぶりつく修一の後孔に、軽く小指を突きこんで蠢かせる。
200 :
新町 修一:04/11/13 22:05:24 ID:cCGTus3w
>>199 >修一様、私は怒ってなんかいませんし、嫌いになってもいませんわ
「よかった…僕、お姉ちゃんが怒ったんだと思ってしまいました…」
涙で濡れた顔に笑顔を浮かべる。
「あぁ…お姉ちゃん…すごく…すごく…気持ちがいいです…」
瑞葉が腰を下ろして幼い逸物を飲み込んでいくその気持ちよさにと、
耳元を熱く刺激するその甘い言葉に陶酔しながら、その淫靡な姿を目に焼き付けるように瑞葉の姿を凝視する。
>乳房にむしゃぶりつく修一の後孔に、軽く小指を突きこんで蠢かせる。
「お姉ちゃん好きです、お姉ちゃんのこと大好きですっ」
瑞葉の暖かい胎内に迎え入れられると、
瑞葉の白い肌をちからいっぱい抱きしめ、やわらかい豊かなふくらみに口をよせる。
幼い感情を押さえきれず、一心不乱に腰を不慣れに叩きつけていくのだが、
「えっ!?おねえ…ちゃん…?」
突如体を襲う、初めての感覚に幼い逸物がピクンと跳ね、
そして腰を叩きつける動きがぴたっと止まってしまう。
「駄目です…駄目です…お姉ちゃん…そんなところ…きたない…です…」
201 :
萩野 瑞葉:04/11/13 22:11:30 ID:6FhV3Apg
(少し可哀想ですけれど、私のこと、嫌っていただくためですものね)
そう考えているのも確かだが、一方で責める快楽にも囚われつつある。
「どうなさいましたの? 修一様……これが、いいですかしら?」
修一の身体を抱えなおすと、もう少し深くまで小指をすすめる。
「修一様のお尻、白くて女の子みたいですわ……汚くなんてないです。
……ほら、修一様、ダメですわ。腰の動き、お留守になってますわよ?」
修一の剛直を絞り上げるように、淫らな襞を蠢かせる。
「それとも、これ以上動いたら出てしまいます?」
わざと焦らすように、ゆっくりと腰を上下させながら言う。
202 :
新町 修一:04/11/13 22:20:07 ID:cCGTus3w
「お姉ちゃん、駄目です…あっ…ほんとにそこは汚いんです…んっ…駄目ですぅ…」
目に涙を浮かべ口ではそう弱々しく抗議するのだが、
体の芯を貫かれるような初めて経験する感覚に小さな体が翻弄され、恥かしい声が口をついてしまう。
「お姉ちゃんどうしよう…僕からだが動きません…
どうしたらいんですか…僕、どうしたらいいんですか…?」
体が痺れ自由に動かせない、焦らすような腰使いに悶えながら、
ただその快感に身を任せてしまう不甲斐なさに涙した。
203 :
萩野 瑞葉:04/11/13 22:26:37 ID:6FhV3Apg
「ふふ、修一様、女の子みたいな声を出して可愛らしいですわ」
後孔を弄っていた指を引き抜くと、騎乗位の体勢になる。
「動けないのでしたら、私が全部してさしあげます。最後まで、気持ちよく……あんっ!」
修一の上で淫らな舞を踊るように、激しく身体を上下させ、
ふるふると上下する小ぶりな乳房に修一の手を誘う一方で、
時には彼自身の唇や乳首にも、チロチロと舌を這わせる。
「どうします……? あぁん……もうイってしまわれますかしら、んっ
更に耳元で、熱い吐息に混じった悩ましい喘ぎ声とともにささやき掛ける。
「瑞葉の奥で、また修一様の精液……いっぱい射精なさいますの?」
そんな具体的で、淫らな言葉遣いまでして。
204 :
新町 修一:04/11/13 22:40:33 ID:cCGTus3w
「あっ…」
おしりから瑞葉の細い指が引き抜かれると、
もっとしてほしかったのに…無意識なうちにそう取れるような声が漏れていた。
「お姉ちゃん…瑞葉おねえちゃん…お姉ちゃんも気持ちいいですか…?」
目の前でふるえるやわらかいふくらみの片方を手で包みこみ、もう片方を口に含むと
本能的に腰を振り、瑞葉をしたから突き上げる。
>瑞葉の奥で、また修一様の精液……いっぱい射精なさいますの?
「はい、僕もう駄目です…駄目になりそうです…
お姉ちゃんの中に、中にいっぱい出させてほしいです…」
瑞葉の胸に顔を埋めながらそう言うと、腰の動きを早め幼い逸物を抜き差しする。
「お姉ちゃん好きです、本当に大好きですっ!
ああ、駄目です、もう僕ほんとに好きすぎておかしくなってしまいますっ!」
幼い逸物を抜き差しする速度が増し、ちいさな体いっぱいに力を込めて無我夢中で瑞葉の美しい体を求めていく。
「もう駄目です、お姉ちゃんごめんなさいっ…」
許しを請うように最後にそういうと、瑞葉の胎内に包まれた幼い逸物から荒々しい白い精を吐き出した。
205 :
萩野 瑞葉:04/11/13 22:46:02 ID:6FhV3Apg
「あっ、あんっ、すごい……修一様、すごく気持ちいいですわ……ひ、ぁあんっ! ふぁむ……」
快楽を訴えては修一の唇を啄ばむのを繰り返す。と、
>もう駄目です、お姉ちゃんごめんなさいっ…
「あ……ああああっ! 熱い、の……いっぱい……」
幼幹から吐き出された濃厚な白濁の奔流を膣内で受け止めると、
しばしそのまま修一を抱きしめる。
しばらくして解放すると、修一をソファに横たえたまま、秘所から逸物を引き抜いていく。
「ほら……修一様に、こんな射精していただきましたわ。
修一様ったら、まだこんなにお小さいのに、
私がお相手するどんな男の人より多いんですもの……すぐ溢れてしまいますわ」
言外に自分が修一以外とも関係を持っているのだ、と伝え、白濁を指ですくって舐めとる。
(このことを知れば、きっと呆れておしまいになりますわよね……?)
206 :
新町 修一:04/11/13 22:57:05 ID:cCGTus3w
「お姉ちゃん…あったかい…」
なんどもなんども体を痙攣させ、
幼い逸物のどこにこれほどの量がはいっていたのかと思うほどの白濁を瑞葉の胎内に流し込み
瑞葉の華奢な体に身をまかす。
>私がお相手するどんな男の人より多いんですもの……
「……えっ?」
胸がチクリと痛む。
まさか…
そんなことは…
「どういうことですか…?」
答えを聞くのが恐かった、それでも…
激しい葛藤が渦巻く中、不安そうな顔で瑞葉を覗き込んでいた。
207 :
萩野 瑞葉:04/11/13 23:03:14 ID:6FhV3Apg
>どういうことですか…?
「分かってらっしゃるでしょう? 修一様は、とても賢い方ですものね」
情事の後始末をしながら言う。
「私はこのお屋敷のメイドです。お客様にこの身体を求められれば、
誰にでも抱かれるのがお仕事ですわ。
望まれれば、今、修一様としたようなこともします」
なるべく平静を装って続ける。
「……呆れましたでしょう? だから、私のことなんて……」
声が震え始めたのを自覚し、衣服を整えるふりをして、くるりと後ろを向く。
「早く忘れた方が修一様のためですわ」
涙こそ出なかったものの、心が痛む。それによって、瀬名に向けているのとは違う種類のものではあるが、
確かに修一に愛情があるのだと、改めて気づいてしまうのだった。
208 :
新町 修一:04/11/13 23:14:25 ID:cCGTus3w
「………」
瑞葉の押し殺したような声での告白に、静かに淡々と耳を傾ける。
その告白はたしかにショックだった。
そしてそんな告白をさせてしまった自分が情けなかった。
やっぱり…
でも…
それでも僕は…
衣服を着込む瑞葉の白い背中を見て、静かに部屋を後にする。
「…っててください…」
自分にしか聞こえない小さな声でそう呟いた。
「僕まだちいさいです、でも早く大人になります。それまで待っててください、お姉ちゃん…」
俯いたその顔には、大好きな人も守れない自分の不甲斐なさでぽろぽろと大粒の涙がこぼれていた。
「いつか、いつか…僕がお姉ちゃんを迎えにきます…それまでは…」
ただただ、涙を流しながらじいやが待つ車に乗り込んでいった。
それでも僕は おねえちゃん が 大好きです。
209 :
萩野 瑞葉:04/11/13 23:22:56 ID:6FhV3Apg
後ろを向いて呼吸を整えている間に、修一が部屋から出て行く気配を感じる。
「……分かって、下さった……んですかしら」
ポツリと呟き、恐る恐る廊下に出ると、邸内から先ほどのリムジンが出て行くのが見える。
「修一様、ごめんなさいね……」
情交後の気だるさを引きずったまま、ふらふらと廊下を歩くうち、
自然とその足は愛しい人のもとへと向いてしまう。
「瀬名様……」
何の前触れもなく訪れた自分に驚いている瀬名の胸に飛び込み、
顔を埋めると、大声で泣きじゃくり始めるのだった。
210 :
香山 絵理:04/11/13 23:22:58 ID:hBtOxv+X
応接室の内線電話が鳴る。
「はい、ハイ判りました。」
くるりと振り返ると、
「じいやさん、お坊ちゃま戻られるそうですよ。
今日は楽しいお話ありがとうございました」
ぺこりと頭を下げると、駐車場まで案内していった。
211 :
じいや:04/11/13 23:33:28 ID:cCGTus3w
>>210 「いえいえ、こちらこそ…
こんな素敵な若い女性にお相手して頂き若返った気分でございますよ。
このような老いた身でよろいのであればですが、またお相手頂ければ光栄ですな。」
その顔に深い皺を刻み笑顔を返す。
新町家のお屋敷に向かう中、
「どうやらもう一度、話を伺いに参らねばならぬようですな。」
ただ黙して修一の姿に目をやり、そんな事を考えた。
212 :
椿 杏樹:04/11/14 00:06:13 ID:bV339gRN
引越しの際に片付け忘れた古いレコードを整理している。
「なに? 新町家のご令息が来た?」
深夜になって戻ってくると、執事から報告を受けている。
214 :
柏葉 瀬名:04/11/14 00:19:25 ID:bV339gRN
「よしよし」
なかなか泣き止まない瑞葉を、理由も聞かない(雰囲気的に聞けない?)まま慰めている。
「まあ何というか面白いことになっているというべきか……」
なんとなく詳細を察して苦笑する。
216 :
椿 杏樹:04/11/14 00:39:39 ID:bV339gRN
気に入ったレコードを何枚か抱えつつ、廊下を歩いている。
(……あら?)
通りがかった主人の部屋のドアが開いているのに気付き、中に入る。
「御主人様。お帰りなさいませ」
椅子にかかっている脱ぎっぱなしの上着を片付けようと、手に取る。
「段々お外が寒くなってきましたね〜」
にっこり笑ってクローゼットの方へ。
「ああ、杏樹か。ご苦労」
脱ぎ捨てておいた上着をしまおうとする杏樹を言葉でねぎらう。
>段々お外が寒くなってきましたね〜
「そうだな。もうすぐ上着なしではいられなくなりそうだ」
机の上の書類を整理しながら答えていたが、杏樹の後姿を見て、ふと興をそそられる。
「……杏樹、ひょっとして寒いのか? 暖めて欲しいなら喜んでそうするが」
そっと近づくと、後ろから抱きついてささやき掛ける。
218 :
椿 杏樹:04/11/14 01:00:51 ID:bV339gRN
上着をハンガーに掛けていると背後から抱きつかれたので、微笑みつつ優しく聞き返す。
「…くすくす。お仕事なさってたのに、もうよろしいんですか?
御主人様に暖めていただけるのは、勿論うれしいですけれど」
クローゼットを閉じて顔だけ振り返り、主人を上目遣いで見つめる。
「お仕事の邪魔になるようなら……」
口ではそう言いつつも、どこか期待しているような表情である。
「かまわんさ。それにお前も期待してるんだろう?」
ニヤリと笑い、顎を指ですくうと唇を奪う。
さらに服の上から乳房や尻を撫で始める。
「暖まるためだからな。今日は服は着たままだ」
スカートの中に手を入れると、ショーツの上から秘裂をなぞる。
「杏樹ももっと積極的に動きなさい。身体があたたまるぞ?」
220 :
椿 杏樹:04/11/14 01:18:57 ID:bV339gRN
「んっ…。ふ…」
最近体が敏感になっているのかキスをされただけで、とろんとした目つきになる。
ふらつきそうになるので主人の腕を強めに掴む。
「…はぁ…、ん、御主人様…」
>杏樹ももっと積極的に動きなさい
「えっ? は…はいっ」
恥ずかしげにスカートを捲り上げ、自分の片手でショーツをずり下ろそうとする。
「じゃあ、わたし…いっぱい動きますから。今日はすぐに…御主人様のをください…」
下半身を露にすると、
まだわずかにしか濡れていない秘所への挿入をねだる。
「なんだ、もう欲しいのか? 仕方のない子だな……」
頬を撫でると、焦らすように一度身体を離し、不意をついて抱き上げる。
「ではあっちに行こうか……」
ベッドルームに入ると、お姫様抱っこしていた杏樹を床に下ろし、
自分はベッドに横たわると、そそり立った逸物だけを露にする。
「では杏樹。上になっていっぱい動いてもらおうかな。自分で入れてみなさい」
手招きをして誘う。
222 :
椿 杏樹:04/11/14 01:34:13 ID:bV339gRN
「はい…。う、んっ……いたっ…」
まだ濡れ切っていないので、主人の逸物が入ると痛く感じる。
ひとつ溜息をついて、腰をゆっくりと動かし始めながら胸元を自分で乱す。
「あ……あん、っん…。御主人様、こっちも…」
手で軽く揉みながらブラを押し上げて、乳房を見せ付ける。
「あったかくしてください…っ。んんっ、ぁん、ああっ」
動いているうちに興奮が高まり、段々腰の動きが激しくなる。
「御主人様に触ってほしくて……こんなになっちゃってるんです…」
乳房を揉む手つきも、徐々に激しくなる。
「おいおい、大丈夫か? がっつくからだぞ」
苦痛を訴えた杏樹を見て、まだ濡れていないのかと結合部の上にある秘豆を弄くり始める。
「先に言っておけば、もっと気持ちよくなれたものを」
>あったかくしてください…っ。
「はは、そんな風に胸をはだけたりして、風邪を引いたらどうする?」
下から杏樹を突上げながら、上下に揺れる乳房を、まずは目で楽しむ。
「よし、たっぷり暖めてあげようなぁ」
乳房を両の手で掴むと、交互に先端を口に含んで転がす。
「もう硬くなっているな……そんなに私が欲しかったのか? 杏樹、こたえなさい」
224 :
椿 杏樹:04/11/14 01:55:25 ID:bV339gRN
「きゃう、っ…。あっ、あぁっ」
舌先での微妙な刺激を感じる度に、切なげに喘ぐ。
指を口に咥えたりして悶えていたが
>そんなに私が欲しかったのか?
「だって……」
瞳を潤ませつつ主人を見つめる。
「わたし…頻繁におねだりして御主人様のお仕事の邪魔になったら、いけないって思って…っ。
それに由依さんや他のメイドさんとも楽しむのだって、御主人様には必要だから…んっ、ぁっ。
……いっぱい、我慢してたんです…」
腰を動かすのと平行して主人の顔に手をやり、頬から額を撫でてから再び口付ける。
「んん……ん、むっ」
「ほんとは御主人様が欲しくてたまらなかった日も、何度も1人で慰めて……」
「なんだ、そんなことを気にしていたのか……」
尖った乳首をねじりながら引っ張っては離すのを繰り返す。
「うん、杏樹の胸は大きいから大迫力だな。
……ああいや、そうだな、杏樹。おねだりしたければ、いくらでもするといい。
私はメイドに求められて断るほど無粋ではないぞ。
他のメイドや由依と楽しんだ後に杏樹がやってくれば、きちんと相手をしてやる」
さりげなく絶倫ぶりをアピールすると、それを誇るように腰の動きを大きくする。
「一人で慰めるのもいいが、どうせなら私の目の前でしてくれると嬉しいな。私も楽しめる」
杏樹の身体にキスの雨を降らせ、痕をつけながら言う。
226 :
椿 杏樹:04/11/14 02:22:01 ID:bV339gRN
>他のメイドや由依と楽しんだ後に杏樹がやってくれば〜
「……ほんとですか?」
一瞬きょとんとすると、主人にぎゅっと抱きついて甘える。
「うれしい…」
自分が主人の邪魔になるのではないかと実はかなり心配していたらしく、ほっとした表情を見せる。
「んっ…! あん、あっ、御主人様ぁ…」
下からの突き上げが激しくなると、喘ぎながら途切れ途切れに囁く。
「わたし、これからも御主人様の仰る事なら、んっ、なんでもします…あぁっ!
…いやらしい事でも、なんだってしますぅ…っ」
自分で動いていたがいつのまにか主人の動きのほうが激しくなったのか
揺さぶられながら、高まっていく。
>これからも御主人様の仰る事なら、んっ、なんでもします…
「ふふ、そんなことを言っていいのか?
私がどんなことを命令するか……動物か物のように扱うかもしれんぞ?」
ベッドがギシギシと鳴くくらいに激しく突上げ、杏樹を絶頂へと上らせていく。
「そうだな、たとえば全裸で首輪をつけて夜の散歩とか、な」
杏樹がもう達する寸前と見るや、胸元に引き寄せて淫靡な想像を掻き立てる台詞を囁く。
「もちろんそのまま外でするんだ」
同時に奥まで剛直を突きこみ、欲望を迸らせる。
「こんな風に、しかも何度も……な」
そしてその言葉どおり、噴出が止まるっても未だ硬度を保ったままの逸物を
抜かずにまた杏樹を攻めはじめるのだった。
228 :
椿 杏樹:04/11/14 02:46:54 ID:bV339gRN
主人のいやらしい要求にも動揺せず、うっとりとした表情でただ頷く。
「いい、気持ちいいですぅっ。あん、お散歩もご一緒しますっ…!
あっ…んっ、やだぁ、…おかしくなっちゃうぅ……っ!」
ぐうっと最奥まで突き入れての射精に、思わず大きな声が出てしまう。
「…ふぁ…。ぁ…? ……きゃあっ」
全て出し終えてもまだそのままの体勢で動き始める主人に驚くが、
注がれた精液が、逸物によってかき混ぜられているような状態の繋がっている部分を見ると
また自分も再び気持ちが昂ぶってくる。
「あぁん…。御主人様ったら、もう。こんなにぐちゃぐちゃにしちゃうんだから〜……」
攻められつつも嬉しそうに、零れた精液をすくって口元に運ぶ。
「…ちゅっ」
231 :
里村 志保:04/11/17 14:54:43 ID:QWswvZpP
客室から下げてきた食器をワゴンに乗せ、厨房までガラガラと押している。
「う〜ん、このお客様半分以上も残しちゃってる… どうしたんだろう?」
皿に残ったソースを指ですくって舐めてみる。
「味は悪くないのになぁ」 と溜息をつく。
233 :
里村 志保:04/11/17 15:04:49 ID:QWswvZpP
ただ捨てるのももったいないので、ソースだけではなくて他のものも味見してみる。
「レタスよし、トマトよし……」
234 :
男A:04/11/17 15:15:11 ID:yDNFrKTx
「…ふうう ここでいいのかな?」
カメラバッグと鞄を抱えたスーツ姿の男が呼び鈴を鳴らす。
「それにしてもでっかいお屋敷だよなぁ」
235 :
里村 志保:04/11/17 15:18:28 ID:QWswvZpP
呼び鈴が鳴ったのでサッと手を洗ったあと、小走りで応対に出る。
「はい、どちら様でしょう?」
裏口のドアを開けて男を迎え入れる。
「あ、お忙しい所すいません。今日こちらの御主人様に許可を頂いて取材に伺いにあがった者です」
対応に出てきたメイドに、懐から取り出した名刺を差し出す。
その名刺には「メイド広報所属 名無しの取材員」とだけ短く記してあった。
出てきたメイドがそれを確認したのを見てから
「すいません、それでですね。こちらに里村志保さんというお方がいらっしゃると思うのですが…」
今回の取材対象であるメイドの名前を出して尋ねる。
237 :
里村 志保:04/11/17 15:43:05 ID:QWswvZpP
「あっ、私で御座います。里村です。いつも私どもの屋敷を御贔屓して戴いてすみません」
軽く会釈し、取材員を適当な客間に通す。
「どうぞ、おかけになって下さい。すぐにお茶をお持ちいたしますので」
厨房で急いで淹れてきた緑茶を差し出し、自分もソファに腰掛ける。
「それで本日はどのようなご用件で――」
客間に通されるが、落ち着かない様子で出された緑茶に手を伸ばす。
正直なところ、目の前に出てきた綺麗なメイドが今回の取材対象と知って
まだ新人である自分では興奮を抑えられなかった。
<「それで本日はどのようなご用件で――」
なかなか話を切り出せないでいたが、志保に促されて話し始める。
「えっと、今日は本当は先輩と来る筈だったんですけど体調を崩したみたいで…
あ、いえこんな話じゃないですね。
実は、今度のメイド広報で特集を組むのですが、えっと…それが…搾乳特集でして…」
こんな取材を組むのだから
当然のこのメイドさんも母乳が出るんだよな…とついつい目線が胸に行ってしまう。
239 :
里村 志保:04/11/17 16:14:23 ID:QWswvZpP
「さ、搾乳特集ですか……」
男の出した言葉につい口篭り、僅かだが頬を赤らめてしまう。
しかしこんなことは日常茶飯事。いちいち恥ずかしがっていては埒があかない。
「ええと、どのようにすればよろしいでしょう。とりあえずお写真でもお撮りになりますか?」
聞きながら胸元のボタンを外していると、男の視線に気が付く。
「あのう…… 辛くありませんか? お仕事に障りません?」
服越しにも隆起しているとわかる男の股間を、伏せ目がちながら目で指して言う。
少し恥じらいながらも服を脱いでいく志保の手元に釘付けになってしまう。だが
「あ… これはその…すいません! 気にしないで下さい。そ、それより写真を撮りますから」
志保に自分の勃起を指摘されて思わず謝ってしまう。
「今、セッティングしますからっ!」
ええい、このバカ息子がーと思いながら
照れ隠しをするようにレフ版やライトを鞄から取り出し、慌ただしく配置していく。
「で、では…準備が出来ましたから、そうですね…ちょっと胸を突き出してみて貰えますか?
あ、うん、手は胸元に添えて… うんそのまま動かないで……」
アレコレ指示を出しながら、カメラを覗き込みシャッターを切っていく。
自分の指示とは言えレンズ越しに次々と淫靡なポーズを取る志保に更に興奮をかき立てられるが
何とか集中する事で抑え、志保にフラッシュの雨を浴びせていく。
「では、自分で…その…ちょっと搾って頂けますか? うつぶせ加減で…」
目の前で志保の豊かな双丘が重力に引かれ、たわわに震えたのに合わせてシャッターを切る。
241 :
里村 志保:04/11/17 16:48:49 ID:QWswvZpP
取材員の要求に頷いて答える。
前かがみになっている自分の体勢を左手で支え、右手を胸の根元に添える。
「……んっ」
微かな呻き声とともに手に力を入れて乳房を搾ってやると、乳白色の液体が現れた。
そしてそれは次第に大きく玉のように体積を大きくしていき、やがて床に落ちる。
母乳の滴が床に染みをつくった。
志保の母乳が零れ落ちる瞬間に合わせシャッターを何回も切る。
「…うん、バッチリです。良いのが撮れました」
羞恥からか、ほんのりと赤く染まった艶のある志保の顔も写真を引き立てていた。
「で、では、終わりましたから… 服をどうぞ」
カメラを下ろしながら服を着るように促すが、その目は志保に釘付けになっていて
仕事を終わらせてしまったせいかまたもや興奮が自分のアソコを擡げてくる。
243 :
里村 志保:04/11/17 17:11:38 ID:QWswvZpP
「すみません、いつもと違う写真で私も何か恥ずかしくて」
朱を少し混ぜた顔で微笑して、服を着始める。
八割方着終えたところで再び取材員に目を遣ると、依然として彼のものは雄雄しく元気なようだった。
「……もう」
仕事柄か、条件反射からか。まだ乱れた服装のまま取材員の傍に寄る。
「いいですか、先輩には内緒ですよ?」
取材員の股間に唇をそっと当て、焦らすようにしてファスナーをゆっくり下げていく。
うろたえる彼の表情や言動を楽しみながら。
<「いいですか、先輩には内緒ですよ?」
志保はそう言いながら硬くなった自分の逸物を取り出すと丁寧に口で奉仕を始めた。
先程まで被写体だと言い聞かせていた相手に思いもかけずに積極的な行動に出られ
狼狽えつつもされるがままになっていしまう。
「…うあ、もう…くっ…」
興奮し続けたせいもあったが、かろうじて止めていた理性がぷっちり切れるのに合わせて
志保の奉仕の前にあっさりと射精を許してしまう。
勢いよく出た白濁が志保の顔に降りかかっていくのを呆然と見やる。
「…ああ!…すいません…こんな事してしまって…」
射精の後、急に興奮が冷めていき、何とこの場を取り繕えばいいのか分からず取り敢えず
謝罪の言葉だけが口をついて出る。
「も、もう帰ります」
そういって身を整えると、セッティングした機材も忘れてそのまま部屋を飛び出して行ってしまう。
245 :
里村 志保:04/11/17 17:50:17 ID:QWswvZpP
顔に付着した粘液を生クリームを舐めるように指で掬って舐め、何度か繰り返す。
「…きっと何日も出してないのね。とっても多くて濃厚だし」
取材員が忘れていった機材を見て、微笑ましげに顔を綻ばせる。
「なんだか初々しくて可愛かった、かも」
取材員から受け取った名刺をエプロンのポケットから取り出し、
そこに表記されている取材員の電話番号を確認した。
お屋敷から逃げるようにして出てきてから、機材を全ておっぽり出して来てしまった事にきづく。
「…どうしよう…」
やっと落ち着きを取り戻すと、手元には写真を納めたカメラだけが辛うじて残っていた。
今更戻る勇気は無い。
「取り敢えず………帰ろう…」
先輩への言い訳と先程のメイドの事を思いながら、とぼとぼと歩いていく。
「また…今度取りに戻るしかないかなぁ…」
247 :
萩野 瑞葉:04/11/18 23:09:46 ID:oVOO1ugT
暖炉の前のソファで、うとうととまどろんでいる。
屋敷の前に一人の男が立っている。
年齢は30代くらいで、それなりに値が張るスーツを着て、ネクタイを少しだけ緩めている。
手には大きなスーツケースを持ち、屋敷を見上げる。
「ここで、合ってますね…。噂に違わぬ、立派なお屋敷だ…。
予定より随分遅くなってしまいましたが…仕方ないでしょう」
呼び鈴を鳴らして、応対の人間が出てくるのを待つ。
249 :
椿 杏樹:04/11/18 23:34:23 ID:mk9ik/P2
編み物で花柄のモチーフを編んでいる。自分用のショールを作っているらしい。
「♪あたしに今すぐ夢中になって この唇全てあなたにあげるわ〜」
みかさに借りたCDを聴きながら、無意識のうちにつられて楽しげに歌っている。
250 :
萩野 瑞葉:04/11/18 23:37:00 ID:oVOO1ugT
邸内に響いた呼び鈴に飛び起きて、玄関へ向かう。
「はい、どちらさまでしょうか?」
251 :
橘 和哉:04/11/18 23:44:31 ID:bw3Kigml
玄関から出てきた少女に一礼する。
「夜分遅くに申し訳ありません。私、こういう者でして…」
言って、名刺を手渡す。
名刺には「橘会計事務所 所長 橘 和哉(タチバナ カズヤ)」と記されていた。
「私、小さな会計事務所をやっていましてね。
先日、こちらの御主人様からこのお屋敷の会計管理のお仕事を依頼されまして。
それで挨拶に伺ったわけですが…道中色々ありまして、こんな遅くになってしまいました。
ところで…御主人様はいらっしゃいますか?」
苦笑いしながら、主人がいるかを確認する。
内心、こんな夜遅くでは失礼かな、と思いながら。
252 :
萩野 瑞葉:04/11/18 23:50:34 ID:oVOO1ugT
>>251 「ご丁寧にありがとうございます……橘様……はい、うかがっておりますわ」
名刺を両手で受け取ると、名前を確認して中へと促す。
「私、瑞葉と申します。どうぞ中へ。お部屋をご用意してございますから」
>御主人様はいらっしゃいますか?
「あ、申し訳ありません。おじさ……主人は今、他の屋敷のパーティに出ておりまして……
帰りは遅くなるとのことでしたので、ご挨拶は明日の朝でも、と」
部屋に案内しながら説明する。
253 :
橘 和哉:04/11/18 23:57:01 ID:bw3Kigml
瑞葉に案内されながら、主人の不在を聞いて安堵の表情になる。
「そうですか。それはまぁ…助かりました。
こんな時間に来るようなら、契約は解消だ!などと言われたらたまりませんからね。
えぇ、では明朝にでもご挨拶させて頂くとしましょう…最初が肝心ですからね」
廊下を歩きながら、壁に掛かっている絵などを興味深そうに眺める。
と、思いついたように瑞葉の方を向いて声をかける。
「部屋に着いたら、できればすぐにお風呂をお借りしたいのですが…。
ちょっと身体が冷えてしまいましてね。お風呂で温まりたいんですけど…大丈夫ですか?」
254 :
萩野 瑞葉:04/11/19 00:02:44 ID:r26pmo+j
>>253 「こちらへどうぞ、橘様」
専用の部屋へと招き入れると、荷物を受け取ってクローゼットへ入れる。
>できればすぐにお風呂をお借りしたいのですが
「はい、かしこまりました。ではまたご案内いたしますわ」
着替え用のガウンを持つと、橘と浴場へ。
「あの……お背中お流しいたしましょうか?」
浴場へつくと、おずおずと訊く。
255 :
赤城 冬果:04/11/19 00:05:12 ID:GcP2s53y
「………ただいま」
随分と留守にしていたような気がして、お屋敷の門をくぐりながら誰にともなくそっと呟く。
玄関に入ると、白い友人が帰りを待っていたかのように一声吼えた。
そっと差し出した手をボーセが親愛を込めてぺろりと舐める。
「…新人さんが増えたのね」
ボーセに語りかけように残った手で頭を撫でる。
256 :
橘 和哉:04/11/19 00:11:24 ID:TyX9ZYlK
案内された部屋に入ると、その広さに驚く。
「広い、ですね…。私の事務所より広いかもしれません…。
しかも、調度品も素晴らしい…いや、まったく羨ましい限りだ」
しきりに感心して頷いていると、浴場へ案内するという瑞葉に慌てて付いていく。
>「あの……お背中お流しいたしましょうか?」
意気揚々と着替えようとした時にかけられた瑞葉の言葉に、目を丸くする。
聞き間違いかとも思ったが、そんな雰囲気ではなく、しばらく呆然としていた。
「え、えぇと…本当に、いいんですか?では…お願いします」
瑞葉の前であることを意識しないほどに驚いているのか、目の前で服を脱ぎだす。
腰にタオルを巻いて隠して、ようやくその事実に気づく。
「…あ、あぁ!も、申し訳ない!女性の前で断りもなく着替えるなんて…!」
257 :
萩野 瑞葉:04/11/19 00:15:17 ID:r26pmo+j
>>256 「はい、喜んで御奉仕させていただきますわ」
そう答えたものの、橘が服を脱ぎ始めると、顔を赤くして目をそらしてしまう。
>も、申し訳ない!女性の前で断りもなく着替えるなんて
「い、いえ……私も、失礼します」
そっと後ろを向くと、メイド服と下着を脱いで裸身を露にする。
そしてバスタオルを身体に巻くと、振り返って橘を浴室へいざなう。
「お待たせいたしました、どうぞこちらへ……」
浴室へ入ると椅子を勧めて、橘の身体にお湯をかけ始める。
「熱くありませんかしら?」
258 :
椿 杏樹:04/11/19 00:18:12 ID:74ozaO9J
「あっ、だめよ。毛糸で遊んだらだめー、ボロボロになっちゃうでしょう?
……そうだ」
猫のセナが編み途中の毛糸で遊んでいるのを抱きかかえて止め、
練習用に使っていた古い毛糸玉を手提げから取り出す。
「こっちで遊んでね」
いいこいいこするようにセナの頭を撫で、再び編み物を続ける。
259 :
橘 和哉:04/11/19 00:22:40 ID:TyX9ZYlK
>>257 >「い、いえ……私も、失礼します」
瑞葉が着替え始めるのを、じっと見つめている自分を恥じながらも、目が離せない。
綺麗な肌に、美しい形のお尻に、思わず唾を飲み込む。
最近ご無沙汰だったためか、タオルが少しだけ膨れているまま、瑞葉の後について浴室に入る。
>「熱くありませんかしら?」
勧められた椅子に腰掛け、お湯をかけられると、思わずほぅっとため息が出る。
「いえいえ、丁度いいお湯加減ですよ…癒されるとは、こういうことですな」
女性の甘い香りと、先ほどの光景に、タオルのテントは段々と形を成し始める。
260 :
萩野 瑞葉:04/11/19 00:27:42 ID:r26pmo+j
>>259 橘の股間の盛り上がりには気づきながらも、あえて見ないふりをしている。
「ではお背中、流させていただきますわね」
タオルで石鹸を泡立てると、優しく背中をこすり始める。
「前も……いたしますわね」
やがて胸の方にも手を回すと、身体が密着してタオル越しに乳房が背中に押し付けられる。
261 :
赤城 冬果:04/11/19 00:27:52 ID:GcP2s53y
ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ
ボーセに舐められるがままに任せている。
…………………
ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろp
「…ちょっとボーセ…舐めすぎ…」
久しぶりに会ったのがそんなにも嬉しかったのか、ずっと手を舐め続けるボーセ。
この普段は傲岸不遜なマイペース犬が思わぬ愛情を見せたのでちょっと意外な気がしてしまう。
だが、悪い気はしなかった。
262 :
橘 和哉:04/11/19 00:34:13 ID:TyX9ZYlK
>>260 >タオルで石鹸を泡立てると、優しく背中をこすり始める。
「あぁ…すごく気持ちいいですよ。慣れてらっしゃいますね…」
自分で洗っていた時とはまったく違う感触に、力が抜ける。
>「前も……いたしますわね」
一瞬、意味が分からなかったが、タオル越しの柔らかい感触に驚く。
声が出せず、乳房を押し付けられたまま胸を洗われて、逸物はピクピクと反応してしまう。
「瑞葉、さん…?その、む、胸が…当たっているんですけど…?
は、離れてもらわないと…私のアレが、反応してしまうんですが…」
声を上ずらせながら、瑞葉に声をかける。
263 :
萩野 瑞葉:04/11/19 00:37:33 ID:r26pmo+j
>>262 >む、胸が…当たっているんですけど…?
「あっ……も、申し訳ありません! おイヤ、でしたかしら?」
ハッと身を離す。
「……橘様さえよろしければ、その……そちらの方の処理もさせていただきますけれど……」
ずれ掛けて、胸の谷間を露にしているバスタオルをなおしながらも言う。
「そちらの御奉仕も、お仕事ですから」
他家のパーティーからようやく戻ってくる。
「やれやれ、久々にああいう騒々しい所に顔を出すのは疲れるな…。
当主の方にメイド志望の若い娘を何人も紹介されるので困ってしまったよ」
シャツの襟元を緩めつつ、椅子に腰を下ろす。
「今仕えている家をあっさり捨ててまで、我が家で私の為に働きたいんだそうだ。
……大方あのメイド達を使って瀬名を誑かして、私の財産でも横取りしようとしていたのだろう。
馬鹿な考えだ。勿論全てお断りしたが」
265 :
橘 和哉:04/11/19 00:44:18 ID:TyX9ZYlK
>>263 「あ、いえ…むしろ気持ちよかったですけど…って、何言ってるんだ私は!?」
瑞葉が離れて、なんとか落ち着きを取り戻すが、次の一言にまた驚く。
>そちらの方の処理もさせていただきますけれど……
「そちらの、って…これ、ですよね…?」
タオルを盛り上げている自身の逸物を指差しながら、尋ねる。
理性と欲望が頭の中で拮抗しているが、男の性が優勢だった。
>そちらの御奉仕も、お仕事ですから
この一言で、完全に欲望が勝利したのだった。
「では、お願いしていいですか?瑞葉さんの奉仕で、私を楽にして下さい」
タオルを払って、勃起した逸物を露わにさせる。
ビクビクと脈動し、愛撫を待ちかねたように反り返っている。
266 :
萩野 瑞葉:04/11/19 00:47:23 ID:r26pmo+j
>>265 >では、お願いしていいですか?
「はい……失礼します」
橘の前に回ると、跪いて勃起に白く細い指を這わせ始める。
「気持ちよくなかったら、遠慮なく仰ってくださいませ」
触れた途端に膨れ上がった逸物に驚くが、すぐに気を取り直して、舌を使いだす。
「ぴちゃ……ぺろっ、んんっ、ふ、むぅ……っ」
続いて先端にキスをすると、そのまま呑み込んで口腔内で転がしたり、強く吸ったりする。
「ん、んんーーーっ!」
267 :
赤城 冬果:04/11/19 00:52:17 ID:GcP2s53y
部屋に戻ってメイド服に着替え、新しいお屋敷の中を確認しようと廊下に出て行く。
ボーセは先程の逢瀬で満足したのか部屋の中に戻っているようだった。
「杏樹さん…お久しぶり…」
途中、灯りがついている部屋を見かけ、中を覗くと懐かしい顔を見つけたので
入っていって編み物に熱中している相手に静かに声をかける。
268 :
橘 和哉:04/11/19 00:52:42 ID:TyX9ZYlK
>>266 指が触れただけで反応する逸物に恥ずかしさを感じながら、首を振る。
「いえ、貴女ほどの方にシテもらえるのならば、光栄ですよ…」
瑞葉の奉仕に、快感から腰を一瞬前に突き出し、酔いしれる。
懸命な奉仕の様に、逸物を咥え込む瑞葉の髪を優しく撫でる。
「もっと…もっと音を立ててもらえますか?淫らに…お願いします」
269 :
萩野 瑞葉:04/11/19 00:57:17 ID:r26pmo+j
>>268 「ふ……ちゅぱ、あっ」
髪を撫でられて、心地よさそうに目を細める。
>もっと音を立ててもらえますか?淫らに…
「ふぁい……ちゅぱ、じゅるる……ちゅ……んんっ、ひゃ、うっ! はぁ……っ」
要求どおりにワザと水音を立てて逸物を吸うと
、さらに指を根元から睾丸にかけて這わせて、快感を増幅させていく。
「ふぁっ、ちゅっ、橘様……他に、何かご希望はありますかしら?」
270 :
橘 和哉:04/11/19 01:02:33 ID:TyX9ZYlK
>>269 頼んだとおりに、淫らに自分の逸物に奉仕する瑞葉に、興奮が高まる。
絶妙なタイミングでの愛撫に、逸物はビクビクと震え、髪を撫でていた手が
いつの間にか頭を軽く掴む形になっていることに、自分でも気づかない。
>他に、何かご希望はありますかしら?
「い、いえ…そろそろ、イキそうなので…もっと、激しくお願いします…。
あ、あと…無理でなければ、飲み込んでもらえれば、最高ですね…くはぁっ…」
息を荒くし、快感に震えながら瑞葉に応える。
271 :
萩野 瑞葉:04/11/19 01:06:00 ID:r26pmo+j
>>270 「んっ、んんっ! れろ……けほっ、んっ、んちゅ……ちゅぱぁっ、はぁ、はぁ」
頭を強くつかまれる痛みに少しむせながらも、懸命に口腔奉仕を続ける。
>無理でなければ、飲み込んでもらえれば、最高ですね
「はい……では、たっぷり出してくださいませ……ん、ちゅ……ちゅぅっ、んんぅーーっ!」
ここぞとばかりに喉奥まで飲み込むと、口腔全体で肉幹を強く締め、吸い上げると同時に
指では根元と睾丸を激しく揉みしだく。
272 :
椿 杏樹:04/11/19 01:06:13 ID:74ozaO9J
>>267 >杏樹さん…お久しぶり…
熱中していた編みかけのショールから目を離すと、戸口に久々見かける冬果の姿が。
「……冬果さん!」
驚いてその場に編み針を置き、立ち上がる。
「うわぁ、おかえりなさい。ボーセにはもう会いました?いい子にして待ってたんですよー」
手を胸元で組み、にこにこと嬉しそうに笑う。
「御主人様は今まだよそのお屋敷のパーティーに行ってらしてるから、戻って来たら…
あ、その前に執事様か志保さんに伝えたほうがいいのかなあ」
のんびりした口調だが、立て続けに一気に喋ってしまい
「……や、やだごめんなさいね。
このお屋敷も、最近はめっきり寂しい感じになってたから…つい嬉しくて、私」
はしゃいでしまった事を恥ずかしく思い、照れて笑う。
273 :
橘 和哉:04/11/19 01:10:43 ID:TyX9ZYlK
>>271 「くっ…も、もう出ます…う、あぁぁっ…!!」
絶頂を迎える瞬間に、瑞葉の頭をしっかりと掴んで、離れないようにする。
逸物はビクンと震え、小さな瑞葉の口の中に、勢いよく射精する。
身体を震わせ、絶頂の快感を味わいながら、射精が終わるまで頭から手を離さなかった。
射精が終わると、掴んでいた手を離して、余韻に浸る。
274 :
萩野 瑞葉:04/11/19 01:13:10 ID:r26pmo+j
>>273 「んんっ、んーーっ! んくっ……こくっ、ごくっ……んっ、ちゅ……ふぁっ」
喉に絡みつく粘液を何とか飲み干すと、そのまま橘の中に残った分まで吸い出す。
「はぁ……っ、橘様、ご満足いただけましたかしら?」
唇の端についた白濁を拭って口に運びながら問う。
「それとも……まだ、続きを?」
すっかり乱れてしまったバスタオルからは、秘所や乳首が見え隠れしている。
275 :
赤城 冬果:04/11/19 01:18:36 ID:GcP2s53y
<このお屋敷も、最近はめっきり寂しい感じになってたから…つい嬉しくて、私」
ちょっとまくし立てる感じだったが相変わらずの口調、その久しぶりに聞いた声に何故かほっとした。
彼女を見るとお屋敷に帰ってきた気がする。
「…いいわ、もう今日は遅いし、報告は明日で…」
面倒見の良い彼女に微かに笑い返しながら答える。
今すぐにでも会いたかったが、旅に疲れた姿など主人には見せたくなった
部屋の中に歩み寄って行き、杏樹の近くに腰を下ろす。
「それ、誰に?…」
ふと目に止まった編み物に好奇心を覚え、指をさして尋ねる。
276 :
橘 和哉:04/11/19 01:19:50 ID:TyX9ZYlK
>>274 瑞葉が自分の精液を飲み込み、残滓を吸い出すのをじっと見つめる。
吸い出された瞬間に逸物はピクンと震え、その光景に再び膨張を始める。
「…すごく、気持ちよかったですよ、瑞葉さん。
それにしても、私のコレも節操なしだ…奉仕してもらったのに、まだ反応するとは…」
>……まだ、続きを?
「どうせなら、貴女にも気持ちよくなってもらいたいですからね…」
バスタオルから覗く秘所に、指を這わせながら、言う。
「綺麗ですね、貴女のここは…えぇ、挿れたくなってしまいました。
どうせなら、あちらで続きをしませんか?このままでは冷えてしまいますよ」
浴槽の方を向いて、瑞葉の手を取り、誘う。
277 :
萩野 瑞葉:04/11/19 01:23:27 ID:r26pmo+j
>>276 「あ……」
自分の目の前で再び勃起していく逸物を見て、目を丸くする。
「すごい、ですわ……ひゃんっ!?」
秘裂に指で触れられ、甲高い悲鳴を漏らす。
>どうせなら、あちらで続きをしませんか?このままでは冷えてしまいますよ
「あぁっ、はい……申し訳ありません。私、ご奉仕に夢中で気づきませんでしたわ……」
ふらふらと立ち上がると、橘とともに浴槽へ向かう。
「はぁ……暖かい……橘様、あとは、お好きなように……」
既にバスタオルを取り去って、湯船の中に晒した裸身を橘に向かって開き、目を閉じる。
278 :
橘 和哉:04/11/19 01:29:09 ID:TyX9ZYlK
>>277 「可愛らしい声ですね…もっと聞きたくなりましたよ?」
浴槽に向かいながら秘所を刺激して、小さな声を楽しんでいる。
>あとは、お好きなように……
「最後の挿入はバックで、と言いたいのですが、構いませんか?
まぁその前に…貴女の身体を触らせていただきますね」
お湯の中で、瑞葉の身体に手を伸ばす。
左手で胸や尖った乳首を愛撫し、右手で秘所に触れる。
指を二本挿れてかき回したり、陰核を軽く摘んだりして快感を与えていく。
「こういうことも久々でしてね…どうでしょう、感じてもらえていますか?」
279 :
萩野 瑞葉:04/11/19 01:33:49 ID:r26pmo+j
>>278 >バックで
「はい。橘様のお好きなように私を使ってくださって構いませ……ひゃ、あんっ!」
奉仕を続ける間に、すっかり準備の整っていた体の中でも、特に敏感な部分を弄ばれて
淫らな悲鳴が漏れ出す。
「あぁっ、んっ、あんっ、橘様……はい、気持ちいい、ですわ……」
挿入しやすいように後ろを向いて腰を高く上げると、誘うように左右に小さく振る。
「私……もう……っ」
280 :
椿 杏樹:04/11/19 01:35:43 ID:74ozaO9J
>>275 ぺたんこ座りで恥ずかしそうにしていると、足元に転がっている編み物を冬果が指差す。
>それ、誰に?
「これ、実は自分用なの。なんだか編み物してるとよく聞かれるんですよ〜。
『誰かいい人にあげるの?』って。ふふ、よりによって私に『いい人』だなんて…いたらいいんですけどねえ」
可笑しそうに笑う。
「朝晩はどうしてもメイド服だけじゃ寒くって」
既に一枚違う色で編み終えているものがあるらしく、手提げから取り出すと冬果の前に出す。
そして取り出したベージュ色のショールをメイド服の上からふわっと肩に羽織る。
「……ね? あったかそうでしょう〜」
その後には、自分の肩から外して今度は冬果に掛けてやる。
「せっかくだから、貰ってくださいな。ちょこっとだけ編み目がいびつかもしれないですけど」
281 :
橘 和哉:04/11/19 01:40:00 ID:TyX9ZYlK
>>279 「使ってください、ですか…。私は、愛情を持って接しているつもりなのですが…。
いえ、これがこのお屋敷では普通なのですか。…ならば、私も従うとしましょう」
瑞葉の喘ぐ声を聞きながら、小さく呟く。
鬼畜になれる訳でもなく、せめてお互いに昇り詰めようと考えて、愛撫を続ける。
>私……もう……っ
「えぇ、私もそろそろ我慢できなくなっていました…」
左右に振られるお尻を軽く撫でてから、腰を掴み、逸物を秘部にあてがう。
「では、行きますよ…ん、くぅっ…!」
逸物をズブズブと膣内に挿入していき、奥まで到達させる。
ゆっくりと腰を動かして、互いに快感を得ようとする。
「くっ…瑞葉さんの中、すごいですね…。
まるで、絡み付いてくるようで…気持ち、いいですよ…」
282 :
萩野 瑞葉:04/11/19 01:44:20 ID:r26pmo+j
>>281 >私は、愛情を持って接しているつもりなのですが
その言葉を耳にすると、ハッと橘を振り返る。
「も、申し訳ありませんっ、私、そんなつもりでは……
ただ、橘様にご満足いただきたくて……」
>では、行きますよ…
「はい……私も、頑張ります……あ、んんぅ、くぅんっ!」
己の内部が満たされる感覚に、心地よさげに呻く。
「橘様……私も、動きますから……」
一言断ると、自分でも腰を動かして、快楽を与えようとする。
「橘様のも、おおきくて、暖かくて……気持ちいいです……」
283 :
橘 和哉:04/11/19 01:51:09 ID:TyX9ZYlK
>>282 「いえ、構いませんよ?愛情と言っても、ほんのささやかなものですしね。
それに、お互いが感じあえれば、私はそれで構わないのですよ。
ですから、瑞葉さんもしっかりと感じて、絶頂を迎えてくださいね?」
焦った顔で振り返る瑞葉に、優しく微笑んで、気にしないように諭す。
>自分でも腰を動かして
「くっ…貴女が動くと、また違った感触が感じられて…たまりませんね…」
だんだんと腰の動きが早くなりながらも、「の」の字を書くように動かしていく。
>橘様のも、おおきくて、暖かくて……
「ふふ、お世辞でも嬉しいですよ、瑞葉さん…。
…くっ、私はそろそろ限界のようです…、貴女も、一緒に…!」
腰を打ち付けるように動かしながら、お互いに絶頂を迎えようとする。
284 :
萩野 瑞葉:04/11/19 01:54:56 ID:r26pmo+j
>>283 「あんっ、んんっ、私の身体で、感じていただけて……嬉しいです……っ」
橘にあわせて腰を動かしながら言う。
>私はそろそろ限界のようです…、貴女も、一緒に…!
「はい、いらしてっ、いらしてぇっ!! あ、あああっ!!!」
内部で橘のモノが爆ぜたのを感じて、身体を硬直させたのち、しばししてグッタリとなる。
「はぁ……っ、あ……お湯が汚れてしまいますから、このまま、んっ」
力を振り絞って浴槽の外へと誘うと、シャワーを手にとる。
「キレイにさせていただきます……」
そして再び橘の身体を洗い始めるのだった。
285 :
赤城 冬果:04/11/19 01:55:24 ID:GcP2s53y
<「これ、実は自分用なの。なんだか編み物してるとよく聞かれるんですよ〜。
どう見てもそんな事無いと思うけど…
何となく腐した口調でいう杏樹にじっと視線を注いでそう思う。
口に出して言っても良かったが、彼女がそう言うのだから本当なのだろう。
<「……ね? あったかそうでしょう〜」
<「せっかくだから、貰ってくださいな。ちょこっとだけ編み目がいびつかもしれないですけど」
自分羽織ってみせた跡、杏樹が手製のショールをこちらの方へと導いてくる。
ふわりと肩に乗ったそれは、とても軽く羽のように感じられた。
いびつかも、等と言う杏樹に向かって黙って首を振り、にっこり笑ってみせる。
「…ありがとう」
たった一言口にしただけなのに、何だか照れくさくなって顔が赤くなるのが分かる。
そういえば贈り物と言えばお土産をいくつか買ってきたのだった。
これのお礼も出来るし、真っ先に彼女に好きなものを選ばせてあげよう。
「杏樹さん…杏樹さんて…何が好き?」
286 :
橘 和哉:04/11/19 02:04:26 ID:TyX9ZYlK
>>284 「私も、イキますよっ…う、あっ…で、出る…!」
瑞葉の中で射精し、直後に達した瑞葉の中の締め付けを感じる。
グッタリとした瑞葉の身体を支えながら浴槽の外に出る。
>キレイにさせていただきます……
シャワーで汗や体液を流してもらい、お礼に瑞葉の身体もシャワーで洗う。
浴室から出て、再び部屋まで案内してもらい、瑞葉を見送り、部屋の扉を閉める。
ベッドに倒れこむと、長いため息をついて、ついさっきの行為を思い出す。
「明日から、お仕事を頑張りますか。初日にこれだけの奉仕を受けたんですからね」
仕事への決意を新たにして、そのまま眠り込む。
【メル欄には入らないと思ったので、こっちに。
>>4からあるキャラ紹介ですが、どこに書いておけばいいのでしょうか?
これだけですけどね。それでは、失礼します】
287 :
椿 杏樹:04/11/19 02:09:33 ID:74ozaO9J
>>285 「どういたしましてー」
首を少し傾けながら微笑み、冬果を見つめる。
>杏樹さんて…何が好き?
「え?うーんと…。 チョコレートかなあ」
意外な問いかけに、しばらく考えた後そう答える。
「食べるもの以外ならかわいいぬいぐるみとか、…キスをしてもらうこととか」
わずかに頬を染めつつ、指を折って数えながら言う。
「そんな感じですねえ。 冬果さんは?」
冬果の考えている事などまるでわかっていないので、単なる雑談として
同じ質問をしてみたりする。
288 :
萩野 瑞葉:04/11/19 02:14:04 ID:r26pmo+j
289 :
赤城 冬果:04/11/19 02:29:27 ID:GcP2s53y
<「食べるもの以外ならかわいいぬいぐるみとか、…キスをしてもらうこととか」
<「そんな感じですねえ。 冬果さんは?」
「…全部ある…良かった」
杏樹が言っていった好きな物を指折り数え、呟く。
お土産に買ってきた物を見せれば杏樹も喜ぶだろう。
「…私の好きな物?」
突然に質問され、返答に困った。
少し思案した挙げ句、強いて言えば… とポケットから2〜3個の金貨を取り出して見せる。
「…冷たい飲み物と…あとはこれかな…」
取り出したそれを不思議そうに見つめる杏樹に説明を始めた。
「…これはクリスマスのケーキに入ってる…幸運の金貨…日本では余り馴染みが無いけど…
これがずっと好きなの… 日本に来た今でも必ずクリスマスにはこれをケーキに入れるの…
当たった人はその日から一年、幸運に恵まれる…素敵な金貨のおまじない…」
そう言って、杏樹の手の平にそれを落とす。
「…杏樹さんにもあげるわ…」
290 :
椿 杏樹:04/11/19 02:55:15 ID:74ozaO9J
金貨の話を興味深そうに聞く。
「へぇー…。 あ、ありがとう〜
あ!今年のクリスマスケーキ、これを1つ、こっそり入れちゃうっていうのどうかなあ。
幸運に恵まれるのなら、叱られたりはしないものね」
金貨を眺めながら言う。
「冬果さんも声が出たくらいだし、おまじない効くのかもしれないですね。
今が不幸って訳じゃないですけど、私も幸せになれるといいな。
…でも私の場合。なったらなったで…その時は、怖くてすぐ手放したくなるかしら」
伏せ目がちに俯き、ぎゅっと手を握り締めて胸元に寄せる。
「幸せは脆いものだから」
「…ところで、どうして好きなものを聞いたの?」
ふと感じた疑問をぶつけてみる。
291 :
赤城 冬果:04/11/19 03:22:12 ID:GcP2s53y
<「幸せは脆いものだから」
何か辛い事があったのか少し俯き加減で喋る杏樹の姿がやけに痛々しく見える。
普段、彼女に明るいものを見ているから、その対比が浮き出ているようだった。
<「…ところで、どうして好きなものを聞いたの?」
「…これの…お礼かな」
ショールの端をそっと摘んで示し
「お土産を持ってきたから…杏樹さんの好きなものが全部あるから…きっと幸せになれるでしょう」
それに、と一端区切ってから杏樹の手をそっと抱く。
ピアノで素敵な音を奏でるその手は、しなやかで温かい心地がした。
「…幸せは一匹の子犬という諺があるわ…それだけで人は幸せになれるものなの
幸せになるのなんて凄く簡単…」
そう言って杏樹の瞳を見つめる。早く彼女の瞳にも明るさが灯るように、と。
「私、もう一つ好きな物がある…このお屋敷の人達が好き…貴方もよ杏樹さん…それじゃ、おやすみ」
祈るように告げて、そっと手を置き、杏樹に向かって微笑みんで部屋を出て行く。
明日になれば、と思いながらも振り返り振り返り自分の部屋まで歩いていった。
292 :
椿 杏樹:04/11/19 03:49:51 ID:74ozaO9J
「お土産…? わ、いいのかしら。なんだか悪いわ」
>〜それだけで人は幸せになれるものなの
冬果の言葉に一瞬きょとんとするが、すぐにいつもの柔らかい表情に戻り微笑む。
>このお屋敷の人達が好き
「…あっ。 そうですね…すっかり私――」
すっかり大事な人たちの事を忘れてしまっていたのに気付く。
>…貴方もよ杏樹さん
「……。ありがとう」
出て行く冬果を見送りつつ、小さな声で嬉しそうに言う。
そして1人残った部屋で暖炉の火を消し、ソファで寝入ってしまったセナの背中をそっと撫でる。
「冬果さんって、まるで相手の心が読めてるみたい…不思議な人ね。……また今度、何かでお話できるといいな」
293 :
新町 修一:04/11/20 21:37:44 ID:YlGs09w0
そわそわと自室の中を行ったりきたりしている。
「やっぱり、迷惑かけてるだけなのかな…」
294 :
じいや:04/11/20 22:42:21 ID:YlGs09w0
「ぼっちゃま…」
すこしだけ開かれた扉の隙間から修一の様子を心配そうに覗っていた。
295 :
粉原 月子:04/11/20 23:30:16 ID:NrZE7jXB
「はぁ…素晴らしいですわ…」
今し方まで映画を映していたTVをリモコンで消し、ソファに身を横たえてうっとりしている。
「うちのSPもああいう人が欲しいですわね…お父様に言ってみようかしら」
296 :
古河 涼:04/11/21 00:32:11 ID:OaGi1wqc
「ええと、コレで終わりかしら」
ばらばらになっていた書類をそろえて、大きく伸びをする。
「んー、終わったっ」
297 :
粉原 月子:04/11/21 00:37:44 ID:d5RaT5pq
「…ふあ……」
座っていたソファでいつの間に眠り始めてしまう。
やがて小さな寝息が部屋の中に静かに響いて行く。
298 :
古河 涼:04/11/21 00:49:39 ID:OaGi1wqc
「…?」
明かりのない静かな廊下。
ぼんやりと歩いていると…ふと、すぐ近くの扉からわずかな光が漏れているのに気がつく。
そっと、中をのぞきこむとソファに少女が横になっていた。
「あら…」
小さく微笑んで、近づいて眠っている少女の顔を覗き込む。
名前は確か…確か。そう。
「粉原、月子ちゃん…」
299 :
粉原 月子:04/11/21 00:57:53 ID:d5RaT5pq
「……?…ん…」
誰かの気配を感じて目を開けると、自分の知らないメイドが目の前に映った。
勿論、何回か見ているが話した事は無い。
「………………ええと…何かご用?…」
回らない頭でぼんやりと質問をする。
300 :
古河 涼:04/11/21 01:09:46 ID:OaGi1wqc
「ごめんなさいね、起こしてしまって」
やんわりと頭をなでながら、柔らかく静かに語りかける。
「こんなところで寝ていると、大変ですよ?風邪を引いてしまうし…もしかしたら狼が来るかも」
人差し指を軽く唇に当てて、微笑む。
301 :
粉原 月子:04/11/21 01:18:46 ID:d5RaT5pq
「……あなた…誰? 月子はもう中学生ですのよ…子供扱いは…」
ソファに深く埋もれたまま、しかし、潜行していた意識を次第に浮かび上がらせながら
自分をあやすように話しかけるメイドに詰問する。
「…やめて頂戴」
そう言って、額に手を当てて軽く溜息をつく。
302 :
古河 涼:04/11/21 01:28:12 ID:OaGi1wqc
>……あなた…誰?
「あら、ごめんなさい…私、古河涼と言います」
ニコニコと微笑んで、月子の詰問を軽く流す。
・
「子供扱いも止めにしますね。粉原様のお望みですし」
そう言いつつ、髪をなでる手を止めようとはしない。
303 :
粉原 月子:04/11/21 01:45:52 ID:d5RaT5pq
「………」
これは子供扱いじゃないのかしら? と頭を撫でてくる手を見るが
ニコニコと笑う人の良さそうな顔つきを見ているうちに、諦めにも似た感情が出てくるのが分かる。
このテの人に逆らうのは大変ですものね…
心の中で苦笑しつつ、彼女に対する放心を変える事にする。
「そう、涼さんね… 丁度良いわ、私、もう一つ頼み事があるの。お聞きになって下さるかしら?
…そうね、ちょっと長くなりそうだから、こちらへ」
そう言ってソファの座り位置をズラし、横に座れるようにして着席を促す。
304 :
古河 涼:04/11/21 01:53:21 ID:OaGi1wqc
>私、もう一つ頼み事があるの。お聞きになって下さるかしら?
「ええ、構いませんよ。何でしょう?」
問い掛けると、少し長くなるとのことで月子がソファの座り位置を変え着席を促した。
「では失礼いたしますね」
月子の横、空いたその場所に静かに腰掛ける。
「ふふっ」
そして、月子の方を向いてなぜか照れたように微笑んだ。
305 :
粉原 月子:04/11/21 02:04:49 ID:d5RaT5pq
<「ふふっ」
隣に座って笑う涼に、月子も笑い返した。
でもそれは相手に同調する笑いではなく、これからする悪戯への心の高まりを隠すような笑みだった。
「では、失礼致しますわ…」
そう言って、何の前触れもなく隣に座っている涼の太股に頭を預ける。
いわゆる膝枕である。
予想通り、ゆるやかなカーブを描いている涼のそれは上質のソファに勝る居心地の良さだった。
「…ん…暖かいですわ…これなら風邪も引きませんわ…うふふ」
そう言って猫のように、頭をすりすりと押しつけてみる。
306 :
古河 涼:04/11/21 02:17:10 ID:OaGi1wqc
「ひゃっ…」
突然の軽い衝撃に驚いて小さく声をあげてしまう。
下へを視線を向ければ、そこには月子が自分の太股に頭を預けて寝転がっていた。
「ふふ…♪」
擦り寄ってくる月子の髪を優しく撫でる。
「こんなかわいいお願い、いくらでも聞いてあげますのに…」
それでも少し心配になり、先ほどまで自分が使っていたひざかけをそっと月子にかけた。
307 :
粉原 月子:04/11/21 02:28:11 ID:d5RaT5pq
<「こんなかわいいお願い、いくらでも聞いてあげますのに…」
「………」
相手の反応の優しさにちょっと拍子抜けしてしまう。
「……こ、このまま寝てしまいますわよ?」
困った顔が見たかった筈なのに可愛いとまで言われ、自分でもちょっと動揺してしまうのが分かった。
手強いかもしれませんわ…
マリア像のような慈愛の表情を見せる涼に、次の言葉が浮かばず、ぐっと喉を詰まらせた。
自慢の黒髪を優しく撫でられるうちに何故か顔が赤らんでくる。
308 :
古河 涼:04/11/21 02:37:02 ID:OaGi1wqc
>「……こ、このまま寝てしまいますわよ?」
「ええ、眠ってしまっても構わないですよ?…私もお付き合いする覚悟、できましたから」
ひざの上のかわいらしい少女に、微笑みかけてまた頭を撫でる。
「ふふ…何なら子守唄もお付けいたしましょうか?」
笑顔を浮かべながら、髪を撫でていた手を頬へと滑らせる。
そして、ゆっくりと撫でた。
309 :
粉原 月子:04/11/21 02:56:39 ID:d5RaT5pq
膝の上から涼を見つめ―――はあ、と溜息をつく。
先程の欠伸混じりの溜息ではなく、自分の降参を認める欠伸だった。
涼は自分に我が儘を言われて、むしろ嬉しそうだった。これ以上の無茶を言っても益々喜ばせるだけだろう。
別の方向性の悪戯なら効くかもしれないが、今日はもうそんな気力は無かった。
―――それならそれでいいですわ…
居直る覚悟を決めて目蓋を閉じる。
「…子守歌はいりませんわ……」
ふっと体の力を抜き、全身を涼に預ける。
ゆっくりと頬を撫でる手から、涼の心遣いが伝わってくる。
からかえなかったのは残念だけど、居心地の良いベッドは得る事が出来た。
今日は…それで帳消しです…わ、と負けん気の強い自分に言い聞かせながら
意識は静かに、そして確実にまどろみの中へと落ちていく。
やがて涼の膝の上、メイドに全てを任せきった少女は静かに寝息を立てていた。
310 :
古河 涼:04/11/21 03:10:11 ID:OaGi1wqc
「ふふ、おやすみなさい…月子ちゃん」
髪を、頬を撫でながら呟く。
そして、それは月子が眠ったあともしばらくの間、続けていた。
―――しばらくして、涼は月子を起こさないようにそっと動き始めた。
「んしょ…っと」
バランスを取りながら、月子を背負う。
あまり重さがないことに驚きつつ、心配になる。
「あらら…軽いなぁ。ちゃんと食べてるのかしら?」
呟きながら、月明かりだけがぼんやりと差し込む廊下を静かに歩いていった。
(さて…と)
―――部屋に帰ったら、もう一度膝枕だ。
…今日は彼女にずっと付き合うと決めたのだから。
313 :
奥津 夕呼:04/11/22 23:19:53 ID:dIrGNCDl
「…はふはふ」
買い出しの帰り、コンビニによって肉まんを買い食いしている。
流石にメイド服は着ていないが、おおっぴらにパクついているせいか、ちょっと周りの視線を集めている。
「むう、夕呼のやつめ。帰りが遅いではないか」
買出しからなかなか戻ってこない夕呼に気づき、顔をしかめる。
315 :
奥津 夕呼:04/11/23 00:09:17 ID:BC3WZqbU
「んー 暖まった暖まった」
肉まんを食べ終えて幸せそうに指を舐めている。
そのまままっすぐ帰るのかと思いきや、ごそごそと袋を漁り
「へへー これこれ」
トンポーローマンを取り出してまた食べ始める。
「まったく、さては買い食いでもしているのだな。けしからん……」
玄関で待ち構えるうち、その表情はやがて状況を愉しむものに変わっていく。
317 :
奥津 夕呼:04/11/23 00:17:39 ID:BC3WZqbU
「ただいまー、はいこれお釣りね」
お屋敷に帰り着き、メイド服に着替えると頼まれていた物をあちこちに渡して行く。
買い食いがバレないように、コンビニの袋はゴミ箱に押し込んで何食わぬ顔をしておく。
「……こら夕呼、何か言うことはないか?」
夕呼がまさにコンビニ袋を捨てるときに背後にたって言う。
「まさかつり銭を渡してハイさようならとはいかんぞ?」
目の前を素通りされたのが癪にさわったらしい。
「散々待たせておいて謝罪の一つもナシとは、これはもうその身体に教えるしかないな」
夕呼の腕を掴むと、ズルズルと屋敷の外へ引っ張っていく。
319 :
奥津 夕呼:04/11/23 00:29:24 ID:BC3WZqbU
「え…ちょっと、そんなに遅くなってないだろ?待って…ど、どこ行くんだよ」
寄り道した事は悪いけど何でこんなに怒ってるんだ、と思いながらも
少々ながら罪悪感があるので強く反抗できず、引きずられていってしまう。
主人が玄関に立っていたのはまったく気が付いていなかったりする。
「遅れたことが問題ではない。私に謝ろうともしないのが問題だというのだ」
玄関の外まで引きずっていくと、ようやく腕を放して命令する。
「では夕呼、お仕置きを開始する。まずはショーツだけ脱いで、こちらによこしなさい」
そして勝手に屋敷の外へと歩き出す。
「それが終わったら、私についてくるのだ、いいな?」
振り返って命じた目つきは、いつにない迫力に満ちている。
321 :
奥津 夕呼:04/11/23 00:45:32 ID:BC3WZqbU
<「では夕呼、お仕置きを開始する。まずはショーツだけ脱いで、こちらによこしなさい」
<「それが終わったら、私についてくるのだ、いいな?」
「!……っ」
歩き出した主人の背中に向かって反論しそうになるが
直後に振り向いたその視線の鋭さに負け、何も言えなくなってしまう。
更に命令するだけしてどんどん先に行ってしまう主人。
「…ああ、くそ!」
やけになって大急ぎでショーツを脱ぎ、手の平に収めると主人の後を追っていき
横に並んでそっと手渡す。
「これでいいんだろ… は、早く仕舞ってくれよ」
お屋敷のスカートは短くないものの、恥ずかしさで顔が紅潮してくる。
>は、早く仕舞ってくれよ
「ああ、いいとも」
以外に素直に、コートのポケットにショーツをしまう。
「さて、ではお前が寄り道をしていたところに案内してもらおうかな。
どうせコンビニで買い食いでもしていたのだろう?」
スカートの上からポン、と尻を叩いて命じる。
323 :
奥津 夕呼:04/11/23 00:58:58 ID:BC3WZqbU
<「さて、ではお前が寄り道をしていたところに案内してもらおうかな。
主人が意図している事を悟り、紅潮していた顔が今度は青ざめていく。
だが、同時にふつふつと怒りの感情も湧いてきて、開き直るように前に立って歩き始める。
―――ふっざけやがって…いっつもいっつも…
メイド服を着ている時は不機嫌な顔をしないようにとは教育されているが
この時ばかりは我慢出来ず、眉がつり上がり気味になるのを押さえられなかった。
暫くして、コンビニの前まで来ると主人を睨むようにして
「ほらっ ここだよ」とぶすくれてみせる。
先程とは違ってメイド服なので自然に周囲の視線も集めてしまっている。
今は主人への反抗心で何とか羞恥心を押さえ込んでいるが
ついついスカートを押さえるような手つきなってしまう。
「ふむ、ここか。では入ろうか、夕呼。
ああそうだ、店の中で私に返事をするときは『はい御主人様』と必ず言うのだぞ?
でないと、そのスカートを客の目の前で捲り上げるからな」
それだけ言うと、さっさと店内へ入っていく。
「さて、雑誌でも見るかな」
まず夕呼を伴って行ったのは、当然というかヌードグラビアが載っている成人向け雑誌コーナー。
「夕呼、これなんか大胆でいいとは思わないか? お前もこういう格好をしてみたいだろう」
わざと大きな声で問いかける。
325 :
奥津 夕呼:04/11/23 01:17:42 ID:BC3WZqbU
<「夕呼、これなんか大胆でいいとは思わないか? お前もこういう格好をしてみたいだろう」
そう言われて渋々雑誌を覗いて見るが
そこの写真には、自分が生まれてから一度も取った事が無いような扇情的なポーズの女性が写っていた。
「こ、こんな格好…出来るかよっバカ言え!」
これみよがしに大声で喋る主人に流石に同意できず、つい怒鳴って反論してしまう。
―――屋敷の中なら我慢できるけど…こんな所で…
怒りと羞恥の余り『はい、御主人様』と返事するように言われた事はすっかり忘れていた。
「やれやれ、あっけなく命令を破ったものだな」
小さく呟くと、今度は声を張り上げる。
「照れるな照れるな。今だってかなり大胆なことをしているのだぞ?」
スカートの裾を摘むと、バッと捲り上げてみせる。
すぐに手を離したが、周りの客には、明らかに下着を着けていないことが分かってしまう程度に
はっきりと恥部が晒されてしまう。
「そうだろう? 夕呼……」
そしてガバッと胸元に抱き寄せて軽くキスをする。
327 :
奥津 夕呼:04/11/23 01:36:13 ID:BC3WZqbU
スカートを捲り上げられ、あっ、と声を上げそうなった瞬間、主人に抱き寄せられて唇を奪われる。
キスをする顔と顔の隙間を縫うように、周囲に居た客に視線を配ると
皆一様にあっけに取られた表情をしてこっちを見ている。
―――見られた…
羞恥心のせいか、何か取り返しのつかない事をしてしまったように体ががくがくと震え出す。
もし主人に体を抱いて貰っていなかったらそのまま膝が折れてしまいそうだった。
何か言いたかったが、それは形にならず、なったとしても唇は塞がれている。
その代わりに涙が瞳からこぼれ落ちた。
「どうする? 他のお客人もお前に興味をもったようだが……
みなさんに奉仕してみるか?」
耳元でささやきながら、スカートの中に再び手を入れて、秘所をまさぐっていく。
「おう、この雑誌もなかなかだ。そうだろう、夕呼?」
そんな痴漢行為を堂々と働きながら、もう一度夕呼の反応を確かめるために問う。
329 :
奥津 夕呼:04/11/23 01:55:01 ID:BC3WZqbU
<「どうする? 他のお客人もお前に興味をもったようだが……
主人の問いかけに、慌てたようにふるふると首を振って答えた。
秘所に手が触れた瞬間、今まで感じた事も無いような感触が背筋を走り、びくっと震えてしまう。
<「おう、この雑誌もなかなかだ。そうだろう、夕呼?」
「…はい、御主人様」
二度目の問いに、体を弄ばれながらも僅かに時間を置いてゆっくりと答える。
もしこんな所で奉仕を命じられたら、と思うと、逆らえなくなっていた。
返って主人に縋り付くように身を寄せて、されるがままになる。
「よしよし、今度はきちんと答えられたな」
スッとスカートから手を引き抜くと、夕呼の手を引いて雑貨コーナーへ。
「では、これを買うとしようか」
スキンを一箱手に取ると、夕呼を連れてレジへと赴く。
「お騒がせして申し訳なかったね。彼女がねだるものだから……
釣りはとっておいてくれたまえ」
一万円札をその場に置くと、品物を持ってそのまま出て行く。
「さ、来なさい。夕呼」
331 :
奥津 夕呼:04/11/23 02:11:50 ID:BC3WZqbU
<「お騒がせして申し訳なかったね。彼女がねだるものだから……
恥ずかしさに俯いていたものの、その言葉に顔を上げるて何か言いそうになる、が
レジの人間と視線があってしまい、途端に慌てて顔を伏せる。
そしてやっと店を出れると知ってほっとする。
「さ、来なさい。夕呼」
「はい……ごしゅじん…さま」
その後もただされるがままに手を引かれて後を着いていく。
目の前を歩く主人に対して何かもやもやとした蟠りがあったが、既にそれを口に出す気力は失せていた。
「ふふ、随分と素直になったものだな、夕呼」
帰り道、ニヤリと笑って夕呼を振り返ると、既に気力を失いかけている彼女を
公園の植え込みの中へと引っ張り込んでいく。
「ゴムも買ったことだし、この辺りで一つ……」
そして、怯えて悲鳴をあげかける夕呼に、無理やり挑んでいくのだった。
客間を掃除していると、少し値の張りそうなカレンダーが視界に入る。
「……もうそんなに経ったんだ」
ぽつりと呟くと、そのまま掃除を続ける。
334 :
名無し客:04/11/25 00:12:49 ID:5r7hPaHa
「こんばんわー、どなたかいらっしゃいますか?」
玄関の前に男が一人立っている。
335 :
里村 志保:04/11/25 00:31:25 ID:phbubJuL
「はーい、お待たせしてすみません。どちら様でしょう?」
駆け足で玄関へと向かい、扉を開ける。
336 :
名無し客:04/11/25 00:33:10 ID:5r7hPaHa
「あ、どうも、今晩泊めていただきたいいんですけど」
男は用件をつげると、志保の顔を見る。
「志保さん相変わらず可愛いですね。」
337 :
里村 志保:04/11/25 00:42:16 ID:phbubJuL
「まぁ、お上手なんですねお客様」
男を客室に案内しつつ聞いてみる。
「お夜食はいかが致しましょう? それと、お風呂ほうはご利用になられますか?」
338 :
名無し客:04/11/25 00:44:27 ID:5r7hPaHa
「いえ、お世辞なんかじゃありませんよ。」
男はそう告げると上着を脱ぐ。
「そうですね、お風呂入りましょう、志保さんも一緒に、ね。」
339 :
里村 志保:04/11/25 00:53:24 ID:phbubJuL
「わかりました、お背中流させて戴きますね」
そう微笑み、男の脱いだ上着を受け取ってクローゼットへ。
「浴場はこちらになります」
そして男を浴場へと案内した後、脱衣所でそっと彼の服に手を掛ける。
340 :
名無し客:04/11/25 00:55:01 ID:5r7hPaHa
「あ、服脱がせてくれるんですか?
じゃあお願いします。」
男は志保の前に立つ。
341 :
里村 志保:04/11/25 01:00:26 ID:phbubJuL
男の服を慣れた手つきで脱がせてゆき、服の一枚一枚を丁寧に畳んで籠の中へと置く。
「……どうぞ、先にお入り下さい。お着替えなどを御用意したら、私もすぐに参りますので」
あえてこの場ではまだ男の股間には視線を合わせようとせず、あくまで穏やかな物腰で応対した。
342 :
名無し客:04/11/25 01:02:38 ID:5r7hPaHa
「はーい、じゃあ待ってますね。」
そういって男は風呂場の椅子に座る。
343 :
里村 志保:04/11/25 01:11:30 ID:phbubJuL
バスローブとバスタオルを男の服が入った籠の近くに置き、自分も服を脱ぐ。
そうして艶やか、かつ豊満な肢体を露わにした後、申し訳程度にバスタオルを身体に巻いた。
「……失礼します」
椅子に座った男を発見すると、彼の背後に腰を落とし、ボディーソープを手に取った。
それをタオルを使って泡立てていき、ゆっくりと彼の背中に塗る。
「お背中広いんですね。お仕事は何をなさってるんですか?」
さり気なく語りかけながら、タオルで男の背中を擦った。
344 :
名無し客:04/11/25 01:13:22 ID:5r7hPaHa
「仕事は美容院をやってます。今度よかったら志保さんもカットしにきますか?」
男はそういいながら背中を流される
「ふぅ、気持ちいい。志保さん上手ですよ。」
345 :
里村 志保:04/11/25 01:21:52 ID:phbubJuL
「まぁ、美容院ですか。ええ… お願いします。あとでその美容院の場所、こっそり教えて下さいね」
客人の誘いにそう応え、擦るタオルを背中から腰、肩から腕へと巧みに動かしてゆく。
「もう、お客様… これぐらいで”気持ちいい”なんて言っちゃ困りますよ?」
一通り男の背中側を流し終えて言う。
「はい、今度は前を向いて下さいませ」
346 :
名無し客:04/11/25 01:23:03 ID:5r7hPaHa
「はい、わかりました。」
男は言われたとおり素直に前を向く。
不意に逸物が勃起していく
「あっ、す、すいません。」
347 :
里村 志保:04/11/25 01:37:42 ID:phbubJuL
「ふふ、お気になさらないで下さい。殿方の元気な証拠、健康な証拠でしょう」
泡の付いたタオルで男の腹や胸、首元などを擦ってゆき、
自分の顔が近付いた拍子に彼の頬へ軽く口付けをする。
「美容師のお仕事、頑張って下さいね。お客様にカットして戴ける日を楽しみにしてます。
お仕事の関係上、私、急な予約になるかもしれませんけど、許して下さい。私も、いっぱいサービス致しますから」
壊れ物に触れるかのような手つきで男の逸物に触れ、その頂点に唇を当てる。
「んっ、んふ…… はむ、ん…」
やがて逸物全体を口腔内に収め、男のそれに軽く圧力をかけてやる。
348 :
名無し客:04/11/25 01:39:24 ID:5r7hPaHa
「う、うわっ!一体何を?」
男は急に逸物を愛撫され狼狽する。
「はぁはぁ…気持ちいいです、志保さん。」
349 :
里村 志保:04/11/25 01:48:23 ID:phbubJuL
「ありがとう御座います」
恥ずかしいのでそれだけ言うと、奉仕に没頭する。
窄めた唇の卑猥な肉感を逸物に与えてやりながら、舌を左右に振って亀頭の裏を刺激した。
空いている左手で竿を支え、右手で男の子種袋をやんわりと揉みしだく。
350 :
名無し客:04/11/25 01:50:48 ID:5r7hPaHa
「はぁはぁ…もういきそうです…」
志保に愛撫され逸物がビクビクと震えだす。
「もう…いきま…す…ハァハァ…うっ」
射精の瞬間志保の口から逸物を抜くと志保の顔に精液をかける。
351 :
里村 志保:04/11/25 02:00:54 ID:phbubJuL
「あ……」
口の中で脈打つ逸物に昂る感情。
性的に高揚した気分のまま浴びる白濁のシャワーは、ひどく心地よかった。
惚けた表情のまま顔に付着した精液を指で掬い、口の中へと運ぶ。
その香り、粘度、青臭い味。どれもが甘美な満足感を与えてくれた。
「ん、んっ…」
喉に絡まり、噎せ返るような粘液を飲み干すと、再び男の逸物に口をつける。
尿道内に残る残滓を静かに吸い出し、それも嚥下した。
352 :
名無し客:04/11/25 02:02:46 ID:5r7hPaHa
「ハァハァ…志保さんとても気持ちよかったですよ。」
そう言って男は志保にキスをする。
「それでは私はこれで、またお相手して下さいね。」
353 :
里村 志保:04/11/25 02:11:50 ID:phbubJuL
「はい、ご満足して戴けて、私も嬉しいです」
そうして自分も軽く身体を洗って湯船に浸かり、浴場を後にした。
そして厨房で朝食の下準備が予め完了していることを確認すると、自室へと戻る。
息子は激しい寝返りは特にしなかった様子で、静かにベビーベッドの上で寝息を立てていた。
そっと彼の頬を撫で、自分もベッドの中に潜り込む。
「ふぅ…これで大体終了かな?」
本日の仕事がほぼ終了し、捲くっていた袖を元にもどし安堵のため息を漏らす。
薬指に光る指輪を見つめた後で、
「後は部屋に戻って…あの人に電話しなくっちゃね。」
出張に出かけている夫の顔を思い出しながら、軽やかな足取りで自室へと歩いていった。
慣れない手つきで珍しく編み物などしている。どうやら家庭科の課題らしい。
「く…。こっちを、こう…。………あっ、また目が落ちた。
もうもうー! なんで冬だからって編み物なんかしなくちゃいけないのよ!」
中途半端に編んだマフラー?らしきものを怒りながら床に投げ、自室の椅子に腰掛ける。
「…あ」
机の上のペン立てに立ててあるボールペンを見ると、
以前名無し家で出会った得体の知れない若い男を思い出してしまう。
「結局何だったのかしら…。これも、どうしようかな」
「…もう寝ちゃったのかしら?」
何度かけても留守番電話センターにつながる夫の携帯電話。
「もうこんな時間だしね…」
寂しさを紛らわす様につぶやいた。
「明日の会合は何時だったかな」
由依に明日のスケジュールを尋ねている。
「……そうか、わかった。では今夜はもう下がっていいぞ。
お前も疲れただろう、ゆっくり休みなさい」
「もう今日は…お仕事残ってなかったよね…?」
椅子に腰掛け、自作のお仕事チェックノートを見つめやり残した仕事がないか一つ一つ確認していたのだが…
「あっ…どうしよう…」
よりにもよって御主人様の寝室のシーツを取り替えていない事に今更ながら気がつき、
蒼白な表情でシーツを片手に御主人様の寝室へと向かう。
どうか御主人様が不在でありますように…
そう思いながら重厚な細工が施された扉をノックした。
しぶしぶ由依が去った後にノックが聞こえ、現れた奈緒子をちらりと見る。
シーツを持っているので用件が大体わかり
「寝室を整えに来てくれたのか。
私はまだ片付けが残っているから、勝手にやっておいてくれ」
と、特に何の感情も見せずにペンで寝室を指す。
だが、ふと手元の腕時計を見ると普段ならばシーツの交換の時間というよりも
主人が就寝するような時間になっている。
(なるほど。やけに表情が怯えていると思ったら…他の部屋を回っていて、ここを忘れていたのか)
「ふむ」
小さく呟くと、机から立ち上がり寝室へ向かう。
「奈緒子」
さほど怒っているような素振りは見せずに奈緒子を呼び寄せると
「今夜は少し、時間が遅くはないかな。雇った以上は、きちんと仕事をして貰わないと困るのだがね…。
……まあいい。その代わり別の事で埋め合わせをして貰おう」
そう言うと片手で奈緒子のメイド服のスカートをめくり、彼女の口元あたりまで持ち上げる。
「じゃあ、まずは下着だけ脱いで待っていなさい。その間に私はあちらに物を取りに行って来るから」
>しぶしぶ由依が去った後にノックが聞こえ、現れた奈緒子をちらりと見る。
「御主人様…こんな時間に申し訳ございません…」
不在である事を期待していたのだが、期待はもろくも崩れ去る。
ばつの悪そうな表情を隠すように主人に向かって恭しく一礼した。
「こんな夜更けに申し訳ございません…
御主人様がお休みになる前に寝室のシーツを代えに参りました。
シーツを代える間しばらくお待ちくださいね。」
幸いな事にシーツの取替えを忘れていた事に御主人様は気付いていないようだ。
胸を撫で下ろし、寝室へと向かいさっそくシーツを取り替え始めたのだが…
>「今夜は少し、時間が遅くはないかな〜
「申し訳ございません…御主人様…」
やはり御主人様には嘘はつけない…
怒気毅然とした淡々としたその口調には有無を言わせない重厚な威圧感があった。
「いやっ…御主人…さま、恥ずかしいです…」
スカートに手がかかり、露になった下半身に熱い視線を感じるのだが、
まるで磔にされたかのように体が強張り動かない。
主人の言葉に抗えず、折檻におびえる赤子のような表情でスカートの中に手を差し入れ
ためらいながら下着をそっと下ろしていった。
机の引き出しからカメラとベルトを持ってくると、再び寝室へ戻ってくる。
そして、何本か持ってきた細い革のベルトで奈緒子の体を縛ろうとする。
「こらこら。下着を脱いでおけと言っただろう。仕方がない、こうしよう」
胸元が何も露出されていないので手をかけてメイド服を乱し
ブラを一気に押し上げる。
「よし」
奈緒子の乳房を挟むように、また数本のベルトで乳房の上下を縛る。
最後に手を後ろ手にして固定する。
「実はメイド広報の方からまた写真の提供を依頼されていてね。
どうしようかと考えていたところだったんだよ。丁度いい、今回はお前の写真を出そうじゃないか」
そう言いながら躊躇い無く自分の逸物を取り出し
「さあ、奈緒子はどんな写真がいいかな。ただの口腔奉仕か、それとも排泄処理までするか」
先端を彼女の口元に擦り付ける。
「どうしよう、こんな格好恥ずかしい…」
震える手でようやく下着を脱ぎ去った。
時折秘所に空気が触れるたびにもどかしくふとももを擦り合わせながら、
薄暗い部屋の中で所在無げに御主人様の帰りを待っていた。
>こらこら。下着を脱いでおけと言っただろう。仕方がない、こうしよう
「えっ!?いやぁ…」
まさか胸までもとは思わずにいたのだが、
抗う間もなく御主人様の手でシャツの胸もとが押し広げられたちまちブラまでも押し上げられ、
窮屈そうにブラに収まっていたふくらみが揺れながら外気に晒され、瞬間羞恥で頬が朱に染まる。
>実はメイド広報の方からまた写真の提供を依頼されていてね
胸に食い込んだベルトが痛い…
露になった肌に注がれる御主人様の視線が熱い…
御主人様から必死に視線を外し、湧き上がる羞恥に身をもじつかせ必死にこらえていたのだが、
主人の言葉に表情がたちまち蒼白になった。
高価な代金が必要なメイド広報といえども、そんなものに掲載されてしまえば
愛する夫に今の自分の姿が知られてしまう…
それだけはどうしても避けなければならなかった。
「そんな…それだけは嫌ですっ…
ほかの事はなんでもしますっ…だからだから…
だからどうか、それだけはお許しください…御主人様…」
御主人様を見上げると目に涙を浮かべて懇願した。
「どうして嫌がるんだ?奈緒子の淫らな姿を皆さんに見てもらうのはいい事だぞ。
お前を可愛がる為に取引先の方も沢山来るだろうし、私の商談も上手く行きやすい。
ほら、無駄口を叩くよりもしゃぶりなさい」
再度奈緒子の唇に、逸物を押し付ける。
「他の事など興味は無いのだよ。今お前にしてもらいたい事は、乱れた姿の写真を残すことだけだ」
やや強引に奈緒子の口へ逸物をねじ込むと、逃げられないように頭を手でしっかりと押さえる。
>どうして嫌がるんだ?奈緒子の淫らな姿を皆さんに見てもらうのはいい事だぞ。
愛する夫にだけは…こんな姿を別の男性の前に晒している事を知られたくはない。
そう思い必死に抵抗するのだが、御主人様の力の前には敵うはずもなく、
たちまち薄桃色の唇に熱くたかぶった逸物が押し付けられてしまう。
>他の事など興味は無いのだよ。今お前にしてもらいたい事は、乱れた姿の写真を残すことだけだ
「そんな…御願いですから、それだけは…
御主人様のお相手をするのが嫌なのではないんです。
写真は…写真だけはどうかお許しください御主人様…」
そう必死に懇願する言葉は押し当てられた逸物の為不明瞭な音にしかならない。
頭を強引に引き寄せられ、強引に突き立てられた逸物が唇を割って進入し、
夫の物とは比較にならないほど熱くそして逞しいその逸物が小さい口内を蹂躙する。
やがて有無を言わせぬ主人の視線に促されるように、目に涙を浮かべながらおそるおそると口内の逸物に舌を絡めていく。
最初こそ、御主人様の手の動きに合わせていたのだが、
いつしか淫らな音を立てながら、夫にはしたこともない不慣れな口での奉仕に没頭していた。
「んっ!?…んんっ…はぁ…
んっ…んっ…凄い…凄すぎます御主人様…」
「そうかそうか。喜んでもらえて何よりだ。私は構わないから、遠慮せずにもっと舐めなさい」
懇願していた奈緒子が徐々に奉仕に熱中し始めると気を良くしたのか
自らも腰を押し付けて、逸物を喉に突き立てる。
「おっと忘れていた。本格的にやる前に、こっちも付けてやろう」
先ほどベルトで縛った際に、ついでに奈緒子の股間にローターを挟んでいたのを思い出し
スイッチを入れてやる。
「強でいいだろう?あれこれ弄るのは私も面倒でね」
入れるとそのままリモコンはベッドのほうに投げてしまう。
下半身に刺激も与えつつ、口元も容赦なく犯していく。
「奈緒子、そろそろ出すぞ。まずは私の子種から受け取りなさい……くっ」
しばらくしゃぶらせた後にまず白濁を奈緒子の口内に注ぎ込む。
が、飲み干す間もなくまた頭を押さえて逸物を彼女の口に出し入れさせようとする。
「こら動くんじゃない。まだやる事は残ってるんだ…」
>そうかそうか。喜んでもらえて何よりだ。私は構わないから、遠慮せずにもっと舐めなさい
一心不乱で口内での奉仕を続けていたのだが、御主人様の言葉で不意に我に返る。
「そんな、恥ずかしいですから、そんなこと仰らないで下さい…」
そう批判の言葉を投げかけるのだが、御主人様は一向に気にした素振りは見せないでいる。
>強でいいだろう?あれこれ弄るのは私も面倒でね
「えっ!?あっ…いやっ…んっ! んんんっ…」
その言葉が終わると同時に、薄暗い部屋の中で機械音が不気味に響き
下半身に今まで感じた事がない刺激が走る。
逸物とは違い絶え間なく振動する秘所に埋め込まれた異物のその刺激を
ふとももを擦るようにあわせながら必死にこらえるのだが、
どうしても逸物をほおばった口元からはくぐもった恥ずかしい声が漏れてしまう。
>奈緒子、そろそろ出すぞ。まずは私の子種から受け取りなさい……くっ
「んんん…んっ!?んっ…あっ…あっ…熱い、熱いです御主人様ぁ!」
逸物に奉仕を行おうとするのだが、下半身の刺激にその動きがままならない。
いつにもまして不器用な奉仕に業を煮やしたのか、御主人様自らが腰をつきたて口内に逸物が出入りする。
なんとかその動きに合わせて熱く濡れた舌を絡ませたその瞬間、口の中に御主人様の熱い白濁が飛散した。
>「こら動くんじゃない。まだやる事は残ってるんだ…」
「やっ!んっ…んっ…んんんっ!!」
ようやく終わったかと思ったその矢先、なおも枯れる様子を見せない逸物が突き立てられる。
「そんな御主人様…一体なにをされようというんですか…?」
>御主人様…一体なにをされようというんですか…?
「大したことじゃない、ついでに用を足すだけだよ」
さらりと告げると咥えさせていた奈緒子の口に、深くぐっと逸物を押し込む。
それと同時に言葉通り、奈緒子の口内に次は小水を注ぎ込む。
「ん……」
彼女の口から零れた液体が胸元をつたって落ちる。
その瞬間を狙って、持っていたカメラでしっかりと一枚だけ写真を撮っておく。
「うむ、いい表情だな。これならばきっとメイド広報も喜ぶ」
その後奈緒子をやっと開放し、部屋から出すと入れ替わりに入ってきた名無しの執事に
出来上がったポラロイド写真を見せる。
「悪くない出来だろう。
……本当にメイド広報に載せるのかって?貴方もわかってて聞くとは人が悪いな」
「そんなの嘘に決まってるじゃないか」
>大したことじゃない、ついでに用を足すだけだよ
「えっ?えっ?えっ?」
さらりと言った御主人様の言葉に瞳を丸くして驚愕する。
刹那口内に捻じ込まれた逸物が震え、静まり返った部屋の中で水音が木霊する。
「んっ…んんんっ…んっ、んっ、んっ…っ…」
それまでの常識からかけ離れたその行為をどこか呆然とした表情で受け入れ、
こくんと何度も何度も喉を鳴らし、溢れるそれと先ほど放たれたばかりの白濁を必死に嚥下する。
一人部屋に戻ると皺がつき所々に汚れがついた服を、
余韻が残る体でなんとか緩慢に脱ぎ去った。
窓から差し込む月夜の光に白く光る自らの裸体を鏡に映し、
先ほどまでの行為を反芻する。
思い出すだけでも恥ずかしくなるような乱れた自分の姿に頬がまたも朱に染まる。
胸に残る水跡をゆっくりと指でなぞり…呟いた。
「御主人様…私は卑怯な女です、夫がありながら…
夫を愛しながら…それでも他の男性にも好意を寄せてしまっています…
こんな恥知らずな女、お嫌いですよね…
でも…でも私、貴方の為なら私なんでも…私なんでもいたします…」
371 :
柏葉 瀬名:04/11/29 02:47:58 ID:7/k8F5yc
厨房から頭を押さえながら出てくる。寝ている途中に気分が悪くて起きてしまったらしい。
薬を飲んだ後のコップもそのまま放置。
「ああー、頭いてー…。なんだろう、やっぱ風邪かな」
休憩室のシフト表にとりあえず『風邪ぎみなので2〜3日厨房仕事から離れます』と
汚い字で書き残しておく。
「…ごほっ、ごほっ。やっぱ…風邪気味は料理作っちゃまずいし、これでいいか…」
373 :
奥津 夕呼:04/11/30 22:02:53 ID:AY8SB4b9
「…はい、お泊まりのご予定が来週にずれるのですね? はい承りました。お待ちしております」
電話番をしているため、珍しく丁寧な口調で話している。
が、相手が切るなり
「…ったく、毎週来てる癖に一日二日ぐらいいいじゃんか、エロ爺め」
吐き捨てるようにして受話器を置いた。
374 :
奥津 夕呼:04/12/01 00:50:17 ID:FlCuhpGT
「……」
仕事を終え、ベランダに出てタバコを吹かしている。
夜風にたなびいていく紫煙をそのまま目で追うといつの間にか夜空に取って代わる。
「お、金星みっけ」
ベランダでの喫煙はくしゃみが出てくるまでしばらくの間続けられた。
375 :
奥津 夕呼:04/12/03 23:27:16 ID:VPpdkn5U
「………」
自室の鏡の前でブラを胸に宛い、真剣な眼差しで鏡に映り込んだ自分を見つめている。
「……やっぱサイズ変わったな」
胸元に合わなくなったブラを前に嘆息する。
376 :
会河紳一:04/12/04 00:56:56 ID:ciQeZaTW
「どなたかいらっしゃいませんか?」
部屋の外でメイドを呼んでいる会河。
377 :
奥津 夕呼:04/12/04 01:06:04 ID:2rRWeBOV
「来客かな?」
外の様子に気づき、慌ててメイド服を着付け直す。
378 :
会河紳一:04/12/04 01:09:42 ID:ciQeZaTW
「ああ、すいません…眠れないんで何か温かい飲み物をお願いします…」
すまなそうにやってきたメイドに頼む。
「…おや、貴女は初めてお会いする方ですね?」
379 :
奥津 夕呼:04/12/04 01:19:57 ID:2rRWeBOV
<「ああ、すいません…眠れないんで何か温かい飲み物をお願いします…」
「はい、コーヒーで宜しいですか?」
待たせた事を詫びながら小気味よく返事を返す。
少し待たせてしまったものの、怒ってない様子なのでほっとした。
<「…おや、貴女は初めてお会いする方ですね?」
「え?…ええ? そうでしたっけ?」
―――うはあ、覚えてないって…そんなん
実は人の顔と名前を覚えるのが大の苦手なので戸惑ってしまう。
「え、えっと、わたしく共はお客様の詮索はしないように言いつかっていますので…
余計な事は覚えないようにしているんです。申し訳ございません。」
なんとか言いつくろって誤魔化す。
380 :
会河紳一:04/12/04 01:23:36 ID:ciQeZaTW
「ええ、構いませんよ、ブラックでお願いしますね」
と、頼む。
「あ、そうなんですか…」
一寸寂しそうな顔をした後
「私は、会河紳一と申します…是非覚えておいてくださいね。」
そう言って笑う
「ところで貴女のお名前は?」
381 :
奥津 夕呼:04/12/04 01:35:52 ID:2rRWeBOV
<「私は、会河紳一と申します…是非覚えておいてくださいね。」
あいかわしんいち…あいかわ…相川…かな?
何となく思いついた漢字を当てはめてみる。
「アイカワ、シンイチ様…ですね。」
<「ところで貴女のお名前は?」
「申し遅れました。わたくし奥津夕呼と言います。ご用がありましたらなんなりとお申し付け下さい。」
普段の態度とは打って変わって非のない挨拶をし、相川がコーヒーで一息つく邪魔にならないよう
頃合いを見計らって質問する。
「えっと…お客様。今夜のご希望などはありますか…?」
お屋敷に来て大分経つとは言え、やはりこの瞬間は緊張してしまう。
382 :
会河紳一:04/12/04 01:48:21 ID:ciQeZaTW
「希望…ですか…」
しばし、逡巡した後
「そうですね…それでしたら…」
そう言ってズボンのファスナーを開ける
「これを…慰めていただけませんか?」
ほんの少し遠慮がちに頼む
383 :
奥津 夕呼:04/12/04 02:04:07 ID:2rRWeBOV
<「これを…慰めていただけませんか?」
「…え、今ここで…い、いえ分かりました」
お客の要望に思わず聞き返しそうになってしまうが慌てて頷く。
まさか、直ぐにも要求されるとは思わなかったので、落ち着いていた筈の心に急激な乱れが生じる。
―――落ち着けぇ…落ち着けアタシ…
「それでは失礼致します…」
強く波打とうとする心臓を押さえこむように務めて冷静に振る舞う。
相手の前に屈み込み、そっと下着越しに逸物に手を宛って慎重に取り出して
既に熱くなっているそれにゆっくりと舌を這わせて、緩やかに刺激を与えていく。
「…んちゅ…ちゅ……ん… 如何ですか? 会河様……ちゅっ…」
384 :
会河紳一:04/12/04 02:14:19 ID:ciQeZaTW
「…んー、もうちょっと頑張ってみてください…」
そう言いながらも、やさしく頭を撫でる。
「もっと、口に含んでみるとか…裏筋を舐めてみるとか…」
そうアドバイスしてみる
385 :
奥津 夕呼:04/12/04 02:28:12 ID:2rRWeBOV
<「もっと、口に含んでみるとか…裏筋を舐めてみるとか…」
「…ん…はい………ん…」
口を大きく開けて、頬張るように会河氏の逸物を愛撫していく。
じっと視線を注がれている為、恥ずかしさが込み上げてくるが
口での奉仕を続ける内に段々と自分の体にも熱病になったかのように火照ってきた。
そっと手を下に宛うと、自分もいつしか濡れていた。
「…ん…んん…ぷはぁ…ん、あ…ふぅっ…」
どうしても我慢できず、奉仕をしながら自分の秘所を弄くり始めてしまう。
―――うあ…止められない…ん…
386 :
会河紳一:04/12/04 02:39:08 ID:ciQeZaTW
「そうそう…夕呼さんは、上手ですよ…」
自分の秘所を弄りだした夕呼を見て
「私にもお手伝いを…」
そう言って服の上から夕呼の胸を揉む
「…おお…柔らかくてとても気持ちいいですよ夕呼さん…」
そう言いながら夕呼の胸をさらに揉み下す
387 :
奥津 夕呼:04/12/04 02:53:47 ID:2rRWeBOV
「…んあっ?……んはぁ…ん…あっ…」
胸元を揉みしだかれる感触に一瞬奉仕を忘れて嬌声を上げてしまう。
服の上からでもイヤらしく形が歪むのが丸分かりなので、紅潮していた顔が益々赤くなる。
―――は、早く…終わらせないと…
「…んちゅ…ず…ずはぁ…んずず…ぷはぁ…」
深く、喉まで吸い上げるように口膣を使って会河氏の逸物を攻めていく。
下の秘所が下着越しでも音がするくらいに濡れてきており
秘所と口からの二カ所による淫猥な水音が部屋中に響く。
388 :
会河紳一:04/12/04 02:58:59 ID:ciQeZaTW
「ああ、いいですよ、夕呼さん…」
そう言いながら胸を揉む手を緩めない
「…貴女もいかせてあげますよ」
そう言って服の上から乳首を抓る
389 :
奥津 夕呼:04/12/04 03:20:49 ID:2rRWeBOV
<「…貴女もいかせてあげますよ」
「…!…やっ…」
奉仕の手こそ緩めなかったものの、軽い悲鳴のような声を出してしまった。
抓まれた箇所がじんじんと痛むような、それでいて気持ちの良い刺激が後を引いた。
―――だ、だめだ…アタシ…もう…
すっと自分の秘所から手を引いて、会河の逸物を両手で捧げ持つようにして愛撫し、吸い上げる。
これ以上、自分で慰め続けたらお客よりも先に達してしまう。そう判断しての事だった。
―――は、早くイッて…くれ
懇願するように目の前の物にむしゃぶりつき、舌と唇で丁寧にこね回していく。
「…んちゅ…ぷ…ああ…んちゅ…」
夢中になって刺激を加えるうち、会河の体がぶるっと震えたかと思うと口中に苦い味が拡がった。
「…んぶ…?!……あっはぁ……ふ…あふ…」
喉の奥まで届く白濁の勢いに、思わず身を引いてしまい、顔と言わず胸と言わずにその洗礼を浴びてしまう。
しかし、相手を気遣う余裕も残っていない為、そのまま肩を上下させて荒い息を吐く。
「……あ、し…失礼…致しました…はっぁ…ご満足…頂けましたか…?」
390 :
会河紳一:04/12/04 03:25:58 ID:ciQeZaTW
「…んっ、ふぁぁぁ…」
軽い虚脱感と共に精液のほどばしりが、夕呼にかかる。
「…満足ですか…そうですね…五分五分って、ところですか…」
そう言って軽く夕呼の胸を揉む
「しいて、不満を上げるとすれば、貴女をいかせられなかったってところですか…」
そう言って身支度を整えると
「ありがとうございました、下がっていいですよ」
と、言う
391 :
奥津 夕呼:04/12/04 03:39:42 ID:2rRWeBOV
またも胸を刺激され、ぴくんと身動きしてしまうが「下がっていい」との一言によろよろと立ち上がった。
「…それでは、お邪魔致しました」
頭を下ろす事さえしんどく感じられ、挨拶もそこそこに体を引きずるようにして廊下に出て行く。
「…おやすみなさいませ」
そういって扉を閉めるまでが限界で、そこの敷物の上にずるずると腰が砕けてしまった。
「…や、ヤバイ…マジ今日は疲れた…」
思いもかけず入れ込んでしまった自分を呪いつつも何とか自室に向かおうとするが
腰に力が入らず大分時間がかかってしまう。
当然、そのまま眠れるワケが無く、明け方まで自慰に耽ってしまったのだった。
392 :
橘 和哉:04/12/04 22:26:29 ID:kedjmQ/N
自室でパソコンを開き、黙々と作業している。
キーボードを叩く音が静かに響く。
393 :
橘 和哉:04/12/05 00:14:03 ID:U2rAOU5e
「…ふぅ、今日はこのくらいにしておきますか」
座ったまま背伸びをしながら、あくびをかみ殺す。
「さて、今日はもう眠るとしますかね」
パソコンの電源を落とし、ベッドに潜り込む。
「瀬名はまだ起き上がれないのか。
ああ、どうやら先ほど瑞葉に聞いたが風邪が結構悪化しているようだな」
書類整理をしながら名無しの執事と会話している。
寮の自室で抱き枕に抱きつきつつ、幸せそうに眠っている。
「ううーん………。……むにゃむにゃ、ヨン様ぁ〜……」
志保と何やら仕事の話をしていたが、ようやく終わったらしく自室に戻ってくる。
「うーん、年末は忙しくなりそう……。雅志ちゃんの世話もしなきゃならない志保さんには、あんまり負担かけたくないし」
今いる面々の事を考えると、どうやら自分が人一倍頑張るしかないという結論に達したらしい。
397 :
椿 杏樹:04/12/05 00:46:11 ID:FFzIwwLx
温室からいくつか貰ってきたポインセチアをワゴンに乗せて、鉢植えを廊下に飾っている。
「バタバタしてたら、もうクリスマスが近いのね。なんだかあっと言う間」
「……ひとつだけ 旦那様にも、送ってあげたいなぁ」
ようやく仕事を終えると、由依が電話を取り次いでくる。
「なに……あいつか」
あまり歓迎していない口調で、電話を取った。
「……むう。どうしたものかな」
三分後。しばらく考え込んだ末に、私室に向かう。
暖房を効かせてから、がさがさと棚を漁りだす。
そうして、おもむろに呼び出しベルを鳴らした。
399 :
椿 杏樹:04/12/05 01:03:12 ID:FFzIwwLx
主人の部屋にも鉢植えを持って行こうとしたところ、ベルが聞こえ
(まあ、誰か持って行っちゃっても別に構わないだろうし… とりあえず急がなくちゃ)
一旦ワゴンはそのまま放置して部屋へ急ぐ。
「ごめんなさい御主人様、どうかなさいました〜?」
少し息を切らせつつも、笑顔で中の主人に話しかける。
「おう、杏樹か」
棚から引っ張り出しているのは、なぜかイーゼル。そして絵の具と筆。
「ちょっと問題があってな。協力してくれんか」
「実は、大手の取引先の社長と絵で勝負をすることになってな。
画廊をやっている第三者に両者の絵を検分してもらい、買った方が負けた方に秘蔵の高級酒をプレゼントするという賭けだ」
杏樹をソファに座らせると、もうわかっているだろうとばかりに言う。
「絵のモデルになってくれ。勇呼は20分も大人しくしてられなかったし、由依は遠慮して嫌がってしまってな。頼む」
401 :
椿 杏樹:04/12/05 01:25:51 ID:FFzIwwLx
「問題?」
主人の側まで駆け寄り、話を聞く。
>絵のモデルになってくれ
「まあ〜、そんな事なら喜んでお受けしますわ。
御主人様に描いていただけるなんて、すごく嬉しいです。やったぁ」
胸の前で手を組み、うきうきしてしまう。
とりあえず最初は無難に膝を揃えてソファに座り、これで良いかを尋ねてみる。
「御主人様、こんな感じでよいですか?」
「うむ、頼むぞ。……なに、私の腕については心配するな。
英国留学中には、かの独創的な美術学の権威、ザ・クーロ氏の講義も受けた事があるからな」
聞いた事があるようなないような話をしつつ、まずは手早くデッサンを始める。
──5分後。
「杏樹、もうちょっと……なんだ、色っぽくできないか?」
いきなりこんな事を言う。
「私は、メイドの清楚さの中に潜む妖艶さというのを描きたいのだよ」
やたら抽象的である。
「そうだな、杏樹が一番自信のある部分をもっとアピールしてみなさい。胸でも、脚でもいいぞ」
403 :
椿 杏樹:04/12/05 01:44:14 ID:FFzIwwLx
このまま屋敷に飾ってある肖像のように、座った姿を描かれると思っていたので少し驚く。
「えっ? えーと……じゃあ…」
(色っぽく…しすぎても、下品だと思われたらいけないよね。ええと)
色々と思案した挙句ソファの上に両足を乗せ、やや横にしなだれかかるような体勢になる。
「こ、こんな感じですか…?」
少しずつスカートを自らの手で捲り上げ、ニーソックスを着けている太股までを見せる。
そのせいでほんのり頬が赤くなり、主人の目を見られずに少しだけ目線を落とす。
「ふむ……」
良いとも悪いとも言わず、体勢を変えた杏樹の姿を描いていく。
「そうかそうか、杏樹は脚が自慢なのか。いや、その上表情にも色気があっていいじゃないか」
ある程度下描きができたのか、まだ一度も使っていない筆を持って杏樹の側まで歩み寄る。
「しかし、あともう一押し欲しいところだな」
どこかわざとらしく言うと、手にした筆で杏樹の太股を撫でる。
「杏樹の綺麗さは誰もが認めるところだが、もう少し……そう、何かを足したい」
言っている事は至極立派なのだが、杏樹の太股を這い回る筆の動きは妙にいやらしい。
「脚線美から曲線美に移るここもなかなか……」
そんな事を言いながら『モデル』の腰周りをさわさわと撫で回した。
405 :
椿 杏樹:04/12/05 02:19:05 ID:FFzIwwLx
太股を這う筆の感触に、体がぴくっと反応してしまう。
「…ふぁっ」
「あっ、う…ん、御主人様…触ったらだめです…。
私…じっとしてられなくなっちゃいます…から…。んっ」
主人の愛撫で体勢が保てなくなり、徐々にソファに倒されていく。
とろんとした目つきで主人を見つめて、仰向けになる。
「どうしよう、だから…だめって言ったのに…」
「下絵が出来れば、ポーズは崩れても大丈夫…ですよね?
だったら、少し…その、休憩なさったほうが……」
恥ずかしさを堪えつつ言うと、体をもじもじさせる。
しばらく体を弄られて我慢できなくなってしまったらしい。
「後でまた、もう少し色気が出るように頑張りますから、今は……」
自分の乳房に主人の手を持って来させる。
「おやおや、触られただけでそんなになってしまうとは、はしたないメイド……いや、モデルだな」
悪戯っぽく言いつつも、杏樹を攻める手を緩めない。
「ふふっ。なんだ、ちょっと触ればすぐにこんなにも色っぽくなるじゃないか」
>だったら、少し…その、休憩なさったほうが……
「そうだなぁ、どうしたものか。杏樹も頑張ると言っているが……」
白々しく言いつつ、手に触れる乳房をゆっくりと揉みほぐす。
「うむ、では杏樹が頑張れるように、私がひとつ手伝ってやろうじゃないか」
言いながら抱き寄せ、唇を奪う。
しばらくそのまま唇を重ねながら、空いた片手で杏樹のメイド服を器用に半脱ぎにさせていく。
「杏樹、答えなさい」
乳房をブラ越しにゆっくりと愛撫しつつ、耳元でそっと囁く。
「自分の自信のあるポーズをとって……それを私に見られるのは、興奮したか?」
407 :
椿 杏樹:04/12/05 02:55:05 ID:FFzIwwLx
「ん…っ、ちゅ、ちゅっ」
主人と深い口付けを交わすと、火照った肌がさらけ出される。
乳房を揉む主人の手に自分の手を重ね、ぎゅうっと愛しげに握る。
>杏樹、答えなさい
「はい…?」
>それを私に見られるのは、興奮したか?
「…は…、ぁん…興奮…、しました…。
御主人様にじっと見つめられるのが恥ずかしかったけど、でも……
もっとこのまま私、乱れてしまいたい…って…思って…」
囁き返す。
「絵のモデルなのに…描いている御主人様の足を引っ張るような、いけない事を思ってしまったんです」
「早くこの体を、御主人様の手で可愛がって欲しい、って…」
濡れ始めている秘所の疼きを抑えようと、こっそり太股をくっつけて擦り合わせようとする。
「そうかそうか、杏樹はモデルをしながらそんないやらしい事を考えていたのだな」
片手で焦らすような愛撫を続けながら、もう一方の手は杏樹の身体を撫で回していく。
「なら、要望通りじっくりと可愛がってやろうかな」
太股の内側に手を伸ばし、脚の間を割り入るように奥へと進めていく。
ショーツまで辿り着くと、下着越しの秘所をゆっくりと弄り、やがて脱がす。
「……杏樹のここは、随分とろけているな」
杏樹をソファに寝かせ、脚を少し開かせる。
「それにここも、こんなに物欲しそうだ」
そう言って先ほどの筆を取り出すと、淫核から秘裂までをそっとなぞる。
「ほら、見てみなさい。お前の淫らな絵の具が、こんなに筆についてしまったぞ?」
もう一度なぞってから、濡れた筆を見せつける。
「さあ、今夜はじっくりと味わってやるぞ。なにせ杏樹からおねだりしてきたのだからなあ」
そう言いながら散々焦らし、やがて絵などそっちのけで杏樹と交わるのだった。
409 :
椿 杏樹:04/12/05 03:26:12 ID:FFzIwwLx
>お前の淫らな絵の具が、こんなに筆に〜
「やだぁ…。ひゃんっ、御主人様、そんな意地悪…」
羞恥で泣きそうになりながら、主人に言葉で抵抗する。
「んもう…っ」
>なにせ杏樹からおねだりしてきたのだからなあ
こくり頷いて、主人の背中に手を回してぴったりと抱きつく。
「ごめんなさい、御主人様…。 …ああっ…!
…でも、おっきいのが、入って……嬉しい…っ」
主人が挿入後動き始めるとこちらも絵など気にも留めずに、夢中で主人の突きに嬌声を上げる。
「あんっ、あっ、気持ちいい…ですぅっ…! やん、そんな風に突いちゃだめぇっ」
主人の言葉通り、体位を変えたり何度か射精された精液で体中がベタベタになってしまうまで
じっくりと犯され続けていく。
「…んっ…! はぁ…はぁ…。御主人様ぁ、まだ…もう一回…ですか?
じゃあまた、おっきくしますね…ぱくっ。
んん…んっ、ちゅぷ、くちゅっ …ふふっ」
429 名前:削除屋@cyan ★[sage] 投稿日:04/12/05 21:39:02 ID:???
ここまでみました。
オリキャラスレについては、次スレは他板に立ててみてください。
次スレもこの板ですと停止します。
なりきりスレでエロキャラのなりきりスレに誘導があり、かつレス数が
少なく保守のみで維持されているものについては、情報を分散させる
のは得策でないと考え停止しました。
412 :
三条 望:04/12/06 01:08:26 ID:DK/fJ4lo
中々寝付けずぼんやりベッドに腰掛けている。
「さて…この先いったいどうしたものでしょう…」
413 :
萩野 瑞葉:04/12/06 01:08:54 ID:XPQFKJkX
「え? 立退き勧告ですの?」
門のところに張られていた紙を見て、愕然とする。
「でも、いったい何処にいけば……」
414 :
椿 杏樹:04/12/06 01:09:31 ID:hhy2vBOQ
屋敷に来た郵便物を宛先ごとに分けている。
「えーと、これは月子様宛て…」
415 :
萩野 瑞葉:04/12/06 01:14:38 ID:XPQFKJkX
「どうしましょう……とりあえず皆さんともご相談しませんと」
パタパタと廊下を走って他の住人たちを探して回る。
416 :
三条 望:04/12/06 01:15:56 ID:DK/fJ4lo
以前、寝付けずぼんやりとした目で天井を見つめていた。
「所詮私ごときがどう思ってみてもどうなるわけでもなし…
後は御主人様の胸一つ… そう言うことになるのでしょうね…」
417 :
三条 望:04/12/06 01:17:32 ID:DK/fJ4lo
418 :
椿 杏樹:04/12/06 01:21:14 ID:hhy2vBOQ
「…あら?何だろう…」
一枚の封筒が全員宛てなので、中を開けてみる。
「!!」
「たっ、大変大変です〜! なんだかね、杏が今分けてたら『立退き勧告』っていうお手紙が――」
慌てて持っていくが、既に瑞葉が同様の紙を持っている。
「困ったわ。どうしたものでしょう……」
419 :
萩野 瑞葉:04/12/06 01:24:24 ID:XPQFKJkX
>>418 「えっ、杏樹さんも見たんですの?」
もう泣きそうな顔になって紙を握り締める。
「そうなんです。門のところにも貼られていて……
何処に行ったらいいのか教えて下さる方もいませんし、本当にどうしたら……」
420 :
粉原 月子:04/12/06 01:24:40 ID:z0RXSq/N
ソファに座って足をブラブラさせつつ手紙を読んでいる。
「ふーん、要するにまたお引っ越しするって事かしら?」
421 :
三条 望:04/12/06 01:29:27 ID:DK/fJ4lo
「無理して寝ようとしても仕方ないですし…たまには夜更かしもいいでしょう…」
医務室を出て豪奢な廊下を歩いていると、こんな時間だというのに話し声が聞こえてきた。
「こんな時間にいったい何の騒ぎを…」
呟きながらいつもの癖でつい身を隠してしまい、そのままメイド達の話に聞き耳を立てた。
422 :
山城 雄児:04/12/06 01:31:43 ID:yR/pH+uM
「……何か面倒な事になってるみたいだな」
シチューの煮込みを検分しつつ、先程から騒いでいるメイド陣を横目で見る。
「にしても、明確な解決策はあるのか? ……けっ」
微妙に不機嫌なのだが、それなりに考えてはいるようである。
423 :
椿 杏樹:04/12/06 01:34:45 ID:hhy2vBOQ
瑞葉の言葉に頷く。
「私たちだけでは、どうにも決められない感じがしますものね。
少し不動産屋さんにお伺いの電話をしてみます〜」
「…はい、はい。どうも夜分遅くありがとうございました。おやすみなさいませ」
数分後、電話を切る。
「…ううん…。皆さん、どうなんでしょうー。
他に適した場所はどこも、他家のお屋敷が既に建っているみたい…」
424 :
萩野 瑞葉:04/12/06 01:37:25 ID:XPQFKJkX
>>423 >他に適した場所はどこも、他家のお屋敷が既に〜
「そんな……でもそうですわよね。
似たようなお屋敷は、けっこうあるって聞きますし、
同じ敷地内に居候させていただくわけにも……」
困り果ててうつむいてしまう。
425 :
三条 望:04/12/06 01:40:16 ID:DK/fJ4lo
「確たる所在地も示されないまま、いきなり他所にいけといわれても…
お客様や新しく使用人になろうという方がたのことを考えると、いきなり引越という訳にもいかないでしょうし…」
相変わらず廊下の隅に身を隠したまま、小さくそう呟いた。
「晴天の霹靂…まさにこういうことですね…」
ひょっこり顔を出して、会話に加わる。
「結局は、他の土地にはもう他の建物が建ってるのよね」
数人分の急須と湯のみをテーブルに置いて、ちょっと一息。
「何とかこのままの形で残れるように出来ればいい……のかな?」
427 :
椿 杏樹:04/12/06 01:48:18 ID:hhy2vBOQ
>>424 >同じ敷地内に居候させていただくわけにも……
「うん、ちょっぴり相手方に悪い気もしますよねえ…。
創作小説に近いようなうちのお屋敷には、今の場所が一番適してはいるんじゃないかなあって
私は思ったりするんですけど」
「どうにか許容してもらうのは…やっぱり難しいのかしら」
首を捻りつつ、一生懸命考えてみる。
428 :
粉原 月子:04/12/06 01:52:05 ID:z0RXSq/N
「…そもそもこの張り紙は誰が貼った物ですの?」
門の所に有った件の張り紙を手にとって見る。
429 :
萩野 瑞葉:04/12/06 01:53:05 ID:XPQFKJkX
>>426-427 「残れれば、いいのですけれど……でも、本当に強制退去処置でもあったらって思うと」
すっかり落ち込んだ様子で椅子に崩れ落ちる。
「かといって、他の板の方々にご迷惑をかけるのも申し訳ないですし、
それに、この環境が一番好きなんですわよね、私も……ずいぶん長く、住んでいますから」
430 :
葦名 由依:04/12/06 01:56:15 ID:yR/pH+uM
「これは正式通知ではないみたいですけどね。他の土地の建造物にも貼られていたそうですし」
仕事を終えて、部屋から出てくる。
「とりあえず一方通行のお話でも仕方がないので、お歳暮でも持って話を聞きに行くべきでしょうか?
あ、執事長様。お歳暮に爆弾とか銃弾っていうのは駄目ですよ」
そんな事を言いつつ、思案にふける。
431 :
三条 望:04/12/06 01:59:11 ID:DK/fJ4lo
「引越しを仮に行ったとして、その時は新居の場所がわからずに困るお客様も出てくるでしょうね…」
出るタイミングを逸し、依然廊下に身を隠したままだった。
「メイド達が転居を促す御仁を接待すればなんとかなるそうな気もしますけどね…」
などと呟きながら頭をよぎったその光景を想像し、ひとりいやらしく微笑んだ。
432 :
椿 杏樹:04/12/06 02:01:41 ID:hhy2vBOQ
「お嬢様…。とりあえずこの張り紙は御主人様にお見せしようかと思ってるんです。
皆さんどう思います?
もしもの話だけど、一旦どこかに動いたほうがよい?という事なんでしょうか…」
「新しい取引先の御客様や、新しいお屋敷の住人の方が
移転先でうちのお屋敷をちゃんと見つけてくれるのかどうか、それが少し心配で」
433 :
椿 杏樹:04/12/06 02:06:05 ID:hhy2vBOQ
「でも、動きたくないと言ったしても、それが原因でお屋敷が強制取り壊しになったらどうしようって…。
それも心配なんです私。
やむなしの場合は、どこか無理にでも空いてる土地を確保するしかないのかも…?」
電話帳の不動産業者・建設業者をパラパラとめくってみる。
434 :
三条 望:04/12/06 02:06:48 ID:DK/fJ4lo
「意外に…いい考えかもしれませんね…」
先ほどの妄想が膨らみ、頭の中でよからぬ光景を思い描き続けていた。
435 :
萩野 瑞葉:04/12/06 02:10:55 ID:XPQFKJkX
「そう……ひょっとしたら、本当にお引越しになるのかもしれないんですわよね。
でも……きっと別の土地にいったら、今とはずいぶん違うお屋敷になってしまう気がして……」
クスン、と鼻をすすりあげるが、悲しいのは自分だけではないのだから、
泣いてはいけないと気をとりなおし、なんとか涙をこらえるとたちがある。
「……ごめんなさい、勝手なことばかり言って。少し頭を冷やしてきますわ」
ペコリと頭を下げると、その場を去っていく。
436 :
三条 望:04/12/06 02:13:44 ID:DK/fJ4lo
「そういえば…
長年このお屋敷に御仕えしている執事様や志保さんは、今回の件…どう思っているのでしょうね…」
「立退き? 兄さんの屋敷が?」
国際電話で急報を受け取っている。
「別に兄さんがどうなろうと知ったこっちゃないけど、南は大丈夫なのかしら?
それに、瑞葉とあの子の仲とかも」
紫らしいというべきか、ユニークな反応を返して、電話の向こうの夫を困惑させるのだった。
「騒々しいな。何かあったのか」
上着を脱ぎながら、自室まで荷物を持ってきた運転手に聞いてみる。
事情を知り、同様に届いていた主人宛ての電報を読む。
「なるほど。しかし今宵すぐには決められない問題だろうし、
とりあえずは使用人たちの意見を聞いて回るのが先だな」
439 :
三条 望:04/12/06 02:18:05 ID:DK/fJ4lo
「なんにしても万が一の場合を想定して、今の内にいろいろ調べておいたほうがよさそうですね…」
足音を消し、メイド達の側から離れていった。
「さて、この先…いったいどうなるのか…」
440 :
椿 杏樹:04/12/06 02:26:44 ID:hhy2vBOQ
「瑞葉さん、気を落とさないでね。あっ、冷蔵庫にチーズケーキがありますよ〜。
それ食べて元気出しましょう、ね?」
「…はぁ。困っちゃったなあ。
由依さん、御主人様にこれを渡してもらうのお願いできます?
私だといつ渡せるかわからないから…」
441 :
粉原 月子:04/12/06 02:26:54 ID:z0RXSq/N
「…今日結論出すのは無理ですわね」
みんなが去っていく中、ソファに埋もれたままでひとりごちる。
「性に合わないですけど…結果を待ちますわ」
442 :
葦名 由依:04/12/06 02:31:53 ID:yR/pH+uM
>>440 「はい。ではお預かりしておきますね」
一応は受け取るものの、表情は冴えない。
「まったくもう……。ただでさえ年末は御主人様もお屋敷のお仕事も忙しいって言うのに……。
これでもし御主人様が体調をお崩しになったりしたら……」
慌しく自室に戻っていくメイド達を眺めつつ、ちょっと愚痴モードになる。
443 :
椿 杏樹:04/12/06 02:38:42 ID:hhy2vBOQ
「御主人様なら大丈夫ですよー、だって私たちの御主人様は完璧な方ですもの♪
優しくて素敵で強くて、少しその…女性には目が無いですけど」
少し恥ずかしがる。
「もし倒れても、私たちメイドが一生懸命看病します。だから安心してね」
嫉妬心を煽る事にも気付かず、そんな事を言いながら由依の手を握る。
「それにしても…。こんな時にいないってどうなの? 眼鏡くんは」
と、思えば今度は頬を膨らませて怒る。どこまでもマイペースである。
「そ、そうですね……御主人様は素晴らしい方です」
思わず同意してしまうのだが、一応しっかりした態度を崩さないようにしているつもりらしい。
>もし倒れても、私たちメイドが一生懸命看病します。だから安心してね
「ええ。お願いします。でも、余計な看病だけはしないでくださいね?」
空気を凍らせるような気配を漂わせつつ。にっこりと微笑んだ。
>それにしても…。こんな時にいないってどうなの? 眼鏡くんは
「飯塚さんですか? あの人はちょくちょく海外研修に行ったりしてるから、今は仕方ないと思いますけど……」
元々名無しの執事の下に位置する見習い執事の二人だが、由依はどちらかと言うと主人付きといった感じだったりする。
なので、使用人をまとめる役の飯塚がいようといなかろうと、さほど仕事内容は変わらなかったり。
445 :
葦名 由依:04/12/06 02:51:41 ID:yR/pH+uM
446 :
椿 杏樹:04/12/06 03:03:20 ID:hhy2vBOQ
>余計な看病だけはしないでくださいね
「余計な看病〜…?」
由依が何か牽制しているようだが(一体どんなのがダメなのかな)と考えながら首を傾げる。
誘惑するなと言っているなどとは全く思っていないらしい。
「はい、(なんだかよくわからないけど)気をつけますー」
にっこり笑って返事をする。
「ええっ、海外研修!?
……。あのうー…。………北極圏とか南極……ですか ?」
僻地に派遣されているイメージしか思い浮かばず、突拍子も無い事を言ったりする。
「ごめんなさい、それじゃ仕方ありませんよね。
じゃあ私もそろそろ戻ります。おやすみなさい〜 ちゅっ」
由依の頬に軽く口付けをして、ふわふわと長い巻き髪を揺らしつつ自室に戻っていく。
「やったあ、お土産はきっとペンギンなのかも」
447 :
葦名 由依:04/12/06 03:09:53 ID:yR/pH+uM
「お願いしますね。御主人様、たまに腰が痛くなるそうですし。ちなみに今日もそうでした」
なお、主人の腰痛の原因の数%は自分にあるというのは棚上げしているらしい。
>……。あのうー…。………北極圏とか南極……ですか?
「……精神修行しに行くわけではないんですから。イギリスやドイツですよ。バトラーも向こうでは一般的な職ですし」
と、そんな真っ当な説明をしたところで唐突に頬に口付けされる。
「なっ、何するんです?!」
そう言ってみても杏樹はまるでマイペースである。自分の言う事などどこ吹く風──そんなふうにも見えた。
「……おやすみなさい」
何とも複雑な表情をして、こちらも自室に戻る。
449 :
里村 志保:04/12/06 13:27:37 ID:xvX1QX5n
「はぁ……」
主人の部屋から出てきて、大きく溜息をつく。
450 :
里村 志保:04/12/06 16:45:28 ID:KR76WS7d
屋敷内に流れる不安。そのおかげで仕事に身が入らない。
胸や頭の中を覆う灰色の空気を振り払おうとし、逆にいつもより熱心に仕事をする。
しかしその精度は惨然たるもので、能率は結局変わりそうになかった。
「――いえ、いいですよ瑞葉さん。どうかお気になさらずに…」
自分の様子に慌てている瑞葉にそう言いながら、割ってしまった皿の始末を始める。
「それより、あっちの鍋を…… 大変、吹き零れてます!」
火を小さくしようと急いで鍋のもとに駆け寄るも、途中で身体をあちこちにぶつけたらしい。
その鈍痛気付いて振り返ってみると、ゴミ箱やセナの餌箱をひっくり返してしまっていた。
キャラサロンと合流が嫌ならPINKのなんでも、PINK難民あたりでどうぞ。
次スレをこの板に立てたらまた削除依頼します。
>>453 はぁ?
>>411にコピペされてるとおり板違いだという主張は削除人には
わかってもらえました。このスレが削除依頼に出されたのは初めてだし、
エロパロとキャラサロン・PINKのなんでも・PINK難民ではサーバが違うので
削除人の対応によるスレ移転は不可能です。
>>455さま
失礼いたしました、わたしとしたことがでしゃばり過ぎてしまったようですわね。
ところで
>>454さま、もしも、その…生理的な欲求に駆られておいででしたら、
わたくしめが今宵のお相手を勤めさせていただきとうございますわ♥
一方的に板違いだからさっさと出ていって後は勝手にしてくれってのはどうかと思うな。
いくら前に誘導があったとしてもだ、まだ運営が円滑でない時に移転したのであれば正直このスレが残っていたのかもわからない
かと行って今移転しても重複になる、合流は趣旨が異なるスレ通しなのでほぼ不可能。
このまま歴史あるスレが無くなってしまうのでしょうか…そうなると個人的には悲しいです。
459 :
橘 和哉:04/12/08 19:48:48 ID:0ggNcRN/
「せっかくいい仕事が入ったと言うのに…面倒な問題ですね」
メイドから話を聞いて呟く。
「他の敷地にいきなり動いても混乱を招くだけでしょう。
騒動が起きないような好ましい敷地があればよいのですが…。
ともあれ、この屋敷を閉鎖するようなことはあってはならないでしょう。
それだけは確かです。………私の事務所のためにも」
460 :
名無し客:04/12/09 22:12:50 ID:OcIs5w47
「こんばんは。どなたかいませんか?」
屋敷の玄関の前に男が立っている。
分厚いコートを着ているがそれでも冬の寒さはこたえる様だ。
462 :
名無し客:04/12/09 22:42:30 ID:OcIs5w47
463 :
里村 志保:04/12/09 23:00:35 ID:KhrJMVNt
「お待たせしてしまって申し訳ありません。どうぞ、お入り下さい」
玄関を開けて男を迎え入れ、彼のコートを預かる。
それは厚手なのでずっしりと重く、外気に晒されていたのでひんやりとしていた。
「お外、寒かったですよね。応対が遅れてしまって本当に申し訳ありません。
お身体を温めるために、まず浴場のご案内致しましょうか?
それとも、他に何かご希望がありましたら何なりとお申しつけ下さい」
深く詫びの一礼をし、客人の反応を待つ。
464 :
名無し客:04/12/09 23:04:31 ID:+lqQx35h
「あ、はい。そうですね、まずはお風呂に入りたいです。」
志保に案内されると男はそう答える。
「うー、外は寒かったから早くあったまりたいですねー、あ、志保さんも一緒にどうですか?」
寒さから解放された安堵感からか男は軽口を叩く。
465 :
里村 志保:04/12/09 23:14:37 ID:KhrJMVNt
「…ご一緒させて戴きます。それとお客様、お酒はお持ちいたしますか?
ビールや熱燗、お風呂に組み合わせるのは変な感じがしますけど、ワインも御座います」
客を浴場に案内しながら、笑顔で聞いてみる。
彼の希望した酒の種類次第で変わるおつまみの内容――いったい、何にしようか。
466 :
名無し客:04/12/09 23:18:06 ID:+lqQx35h
「そうですね、じゃあビールをお願いします。」
少し喉が渇いていた男は志保の問いかけにそう答える。
「でも志保さんと一緒にお風呂に入るっていうことは裸が見られるんですよねー。
綺麗なんだろうなぁ。」
志保が素直に従うと男はますます調子に乗り始める。
467 :
里村 志保:04/12/09 23:30:00 ID:KhrJMVNt
「は、早く入っていて下さい! 私も後から行きますから〜!」
調子に乗り始めた男を脱衣所に押し込む。
流石に廊下で調子に乗り始められると恥ずかしい。
そうして小走りで厨房へと向かい、ドイツ製のウィンナーを手早く炒めて盛り付けた後、
マスタードやマヨネーズを横に添える。もちろん、そのままでも美味しく食べられる。
お盆にウィンナーが乗った皿とグラス、ビールを乗せて自分も脱衣所へ。
ビールもまたドイツから取り寄せたもの。立ち上る芳ばしい香りについよだれが出そうだった。
「失礼します――」
煽情的な裸体をバスタオルで包み、浴場の戸を開いた。
468 :
名無し客:04/12/09 23:34:22 ID:+lqQx35h
「あ、志保さんいらっしゃい、さぁこっちこっち。」
志保が入ってくると男は喜び勇んで手招きする。
「あ、バスタオルなんていりませんよ、ほら!!」
そう言うと男は志保の体を包んでいたバスタオルを取り去る。
「うわっ、やっぱりいい体してるなぁ。あ、いけね、勃ってきた。」
志保の裸を見た男の逸物がみるみると勃起していく。
469 :
里村 志保:04/12/09 23:45:06 ID:KhrJMVNt
晒された身体を隠そうにもお盆を持っているので隠せない。
「もう、お客様せっかちですよ!」
羞恥で頬を朱に染めた笑顔で軽く抗議をする。
お盆を床に置くと、逃げるようにして近くの湯船へと身体を沈める。
「ふふ…っ」
男の立てる逸物に対して挑発的な視線を送り、ウィンナーの先っぽを軽く舐めてみる。
「ウィンナーのほうが大きいかもしれません、ね?」
まだ勃起している途中であろう男に対し、わざとそんなことを言ってみる。
470 :
名無し客:04/12/09 23:47:04 ID:+lqQx35h
「そ、そんなことありませんよ!」
ウィンナーの方が大きいと言われ慌てて否定する。
「そんなこというなら志保さんが実際に僕のものも舐めてみてくださいよ。」
舐めなくても大きさは分かるのだが欲情した男は思考が正常ではなかった。
471 :
里村 志保:04/12/09 23:54:14 ID:KhrJMVNt
「わかりました、じゃあ舐めてみますね」
男の反応が面白くて、ついいつも笑顔になってしまう。
「……んっ、ほうてふか(こうですか)?」
客人の逸物を咥えて、上目遣いで聞く。
どちらのものが大きいかは自分でもわかっているのではあるが。
472 :
名無し客:04/12/09 23:56:04 ID:+lqQx35h
「はい、その調子でお願いします。」
逸物から先走りを流しながらそう答える。
「ハァハァ…気持ちいいです。もっとしてください。」
男は志保の頭をつかんで腰を前後に動かす。
473 :
里村 志保:04/12/10 00:03:33 ID:lnUeawXQ
「んっ… んっ、んぅ……」
自らの意思に反して口腔内のものが動くので、呼吸が上手くできずに苦しい。
しかしそれが逆に、自分を男の粘液を搾り取る道具のような存在だと思わせ、被虐心が高まってくる。
下腹部に熱を感じ始め、胸元の突起の先端が疼いた。
「んん、ん… ん……」
474 :
名無し客:04/12/10 00:06:39 ID:1VV1G7DL
「ハァハァ…き、気持ちいいです、どうかこのまま…」
男の逸物が志保の口の中でピクピクと震えだす。
「ああ、もうイきそうです…どうか亀頭の辺りを攻めてください。」
愛撫を志保に委ねるために一旦腰の動きを中断する。
475 :
里村 志保:04/12/10 00:16:53 ID:lnUeawXQ
「……」
気分が高揚してくる。蕩けそうな瞳で男を見上げ、要求に頷いた。
まず逸物の竿を甘く噛んだ後、先端に向って舌を這わせてゆく。
そこに到達すると今度は唇で亀頭を包むようにして咥え、窄める。
小さな前後運動で亀頭を重点的に責めつつ、右手で自分の秘所を撫でてみた。
左手は自分の身体を支えている。
秘裂のぬめりを確かめると、さらに気分が高揚してくるのがわかった。
心臓の鼓動が早くなり、熱が身体全体に回ってくる。
476 :
名無し客:04/12/10 00:22:09 ID:1VV1G7DL
「ハァハァ…もう…イきますっ!!」
男はそういうと志保の口の中に射精する。
「ハァハァ…気持ちよかったです。」
そう言うと男の萎えたものが再び勃起していく。
「続きはベッドの上でしましょう、ね?」
477 :
里村 志保:04/12/10 00:29:58 ID:lnUeawXQ
「……!? ん、んっ…」
出されたものを一滴残さず嚥下し、尿道内の残滓も丁寧に吸い出した。
その喉に絡みつく粘液のおかげですぐには喋ることができず、男の申し出には頷いて応える。
湯船から上がると秘部の疼きのあまり腰の力が抜け、男の身体に寄りかかってしまう。
「す、すみません… 上手く歩けなくて」
明らかに色を含んだ吐息。
478 :
名無し客:04/12/10 00:32:14 ID:1VV1G7DL
「さぁ、部屋に着きましたよ。」
志保を部屋まで連れて行くとそう告げる。
「このまま志保さんとセックスしたいんですけど、まずは準備が必要ですね。」
そう言うと志保の前にかがんで志保の秘所を舐め始める。
479 :
里村 志保:04/12/10 00:42:08 ID:lnUeawXQ
柔らかなベッドに寝かされて身体を心地よい睡魔が襲うが、眠くはならない。
頭の中――いや、身も心もそれ以上の情欲で侵されてきたのだ。
「あっ、あぁっ!」
すでに滾った秘所を舐められて嬌声を上げる。
特に敏感な秘豆を責められると、込み上げてくる快感にシーツを思い切り握った。
「んぅ… あぅ、お、お客様、もう耐えられません。溶けちゃいそう……」
480 :
名無し客:04/12/10 00:44:15 ID:1VV1G7DL
「ふふっ、まだまだですよ…」
そういうと男は志保のクリトリスをつまみながらヴァギナを舌で責める。
「どうですか、僕の愛撫は?気持ちいいでしょう?」
そう言うと男はますます激しく志保を刺激する。
481 :
里村 志保:04/12/10 00:52:17 ID:lnUeawXQ
「んっ… や、病み付きになりそう、です。
で、でもお客様、焦らし過ぎですよぅ…… ああぁっ!」
しばらく男の愛撫に身を任せていたが、巧みな指捌き、舌捌きに耐えられなくなる。
肉壷から湧き出た愛液がシーツを広範囲に亘って汚し、秘裂は淫らにも小さく震えていた。
482 :
名無し客:04/12/10 00:54:28 ID:1VV1G7DL
「そろそろ準備良さそうですね。ではセックスしましょう。」
そう言うと男は志保の秘所から口を離す。
「ではそこの壁に手をついてお尻をこちらに向けてください。」
男が要求したのはいわゆるバックの姿勢だった。
男のものははちきれんばかりに勃起している。
483 :
里村 志保:04/12/10 01:02:13 ID:lnUeawXQ
「は、はい…」
こんな状態の身体で足に力が入るかどうか心配だったが、
なんとかベッドから降りて壁に手をついてみせる。
「これでよろしいでしょうか? ど、どうぞ……」
人差し指と中指で秘裂を割り開いて見せながら、熟んで震えた声で言う。
あられもない自分の姿の羞恥に瞳を閉じるが、思考を支配するのは行為への期待。
それだけで何度か腰を痙攣させ、軽く達してしまっていた。
「ダメ…… やっぱり入れないで下さい。おかしくなっちゃいます、私…・・・」
484 :
名無し客:04/12/10 01:04:29 ID:1VV1G7DL
「ここまできてそれはないでしょう。」
男の逸物は完全に勃起していてもはや理性は残っていない。
「入れさせてもらいますよ、ほら…うぅっ…ふぅ、入った。」
男の逸物が志保の膣内に侵入する。
「じゃあ動きますよ…ハァハァ…き、気持ちいいです…」
男はいいながら腰を前後に動かす。
485 :
里村 志保:04/12/10 01:20:17 ID:lnUeawXQ
「ああっ! うぅ… 動かさないで、お願い」
拒否の言葉とは裏腹に、柔らかな膣粘膜は逸物に卑猥に絡みつく。
潤滑油としての蜜液はすでに十分で、理性を無くした男の行為を止められるものではなかった。
「んっ、ああっ! あ、ぁ… あっ! き、気持ちいいです、お客様ぁ……」
男が腰を打ちつけ始めると、振動が肢体に伝わり、母性の象徴である双丘が揺れた。
貫かれた逸物で膣壁を残酷に責め上げられ、次第に思考が停止し始める。
ただ快感のみが脳内を満たしていった。
口の端から一筋の涎が垂れてしまうが気付かない。
もはや立っているのがままらなくなって、壁ではなく床に手をついてしまった。
486 :
名無し客:04/12/10 01:22:57 ID:1VV1G7DL
「だめです、まだまだいきますよ。」
そう言うと激しく腰をグラインドさせる。
「ハァッハァッ…どう…ですか?気持ち…いいでしょう?ハァハァ…」
言いながらも腰を休めず志保を責め続ける。
487 :
里村 志保:04/12/10 01:32:39 ID:lnUeawXQ
「うん、気持ちいい…… あっ、あっ、あ…」
耐え難い快感のあまり、肺から空気を搾り出して嬌声とともに感想を述べる。
「ん… まだ、…くるんですか? だめですよお客様、私を壊す気、ですか?」
目の焦点が合っていなく、まるで夢遊病者の口調だった。
尻を高く上げ、頭と肘を床につけた四つん這いの体勢。
何度も強制的に響かせられる快感。
もう、どこが頭なのかどこが子宮なのかわからない。
身体が麻薬を生産する肉壷になってしまったようだった。
488 :
名無し客:04/12/10 01:37:15 ID:1VV1G7DL
「そうですよ。このまま壊れちゃえばいいんです!」
そういうと男は一層激しく腰をうちつける。
「さぁ、そろそろイきますよ!!ハァハァ…うっ」
二回目の射精にも関わらず大量の精子が勢い良く志保の中に吐き出される。
「ハァハァ…すいません中出ししちゃって、それじゃあ僕はこれで。」
用を終えると男は寝支度に入る。
489 :
里村 志保:04/12/10 01:52:14 ID:lnUeawXQ
「あぁっ! あっ、あぁ… ん」
最後に消え入りそうな嬌声を発して、背中を仰け反らせ、下腹部を大きく痙攣させた。
身体の中で脈打つ他人の身体。
自分のものではない熱いものを大量に注がれて、支配されるという被虐心が満潮を迎える。
意思とは無関係に膣が収縮し、男の精液を一滴残らず搾り取ろうとする様はなんとも卑猥だった。
「…満足して戴けましたか? ……」
そう呟くと、行為の余韻と睡魔のまどろみの中で瞳を再び閉じる。
筋肉の緊張が解け、弛緩した秘所からは多くの白濁液が逆流してきた。
490 :
奥津 夕呼:04/12/11 16:34:06 ID:jVfgypa8
夕食前の僅かな休憩時間、客が滅多に入らない部屋の窓の縁に腰を下ろしてタバコを吸っている。
下から見たらスカートの中を覗かれそうだが、お構いなしに足を投げ出し
風の吹かせるままに煙を空に散らし、それをぼんやりと目で追う。
ここは、夕呼のお気に入りの場所だった。
491 :
奥津 夕呼:04/12/11 18:28:24 ID:jVfgypa8
「さてと、そろそろ戻ろ」
吸い殻を携帯灰皿に押し込み、念入りに体を叩いてタバコの匂いを消す。
くんくんと犬のように鼻を匂わせて確認し、軽く肩を回して威勢良く部屋を出て行く。
「よぉっし、行きますか…と」
「最近あんまり仕事が無いなぁ。かと言って、私が暇なわけじゃないんだけど」
自室に戻って、メイド服を着替える。
「もう12月も半分だし。一年って、本当に早い……」
白の下着姿からパジャマに着替えると、束ねた髪を解いて、身体を伸ばす。
髪をふわりと広げながら、眠たそうに二三度まばたき。
「ふわぅ……もう寝よ……。明日の朝食の確認担当は杏樹さんだから、私は長めに寝れるし……」
そんな事を呟きながら、ベッドに潜り込むのだった。
493 :
奥津 夕呼:04/12/15 22:30:16 ID:1RQdV2ys
廊下の窓際で片手に携帯を持って誰かと話し込んでいる。
窓枠に身を持たせかけ、その電話は長時間に渡って続いていた。
「暮れも押し迫って忙しくなってきたが……」
書類整理を一先ず中断して部屋を出てくる。
「まあ息抜きは必要だな、うん」
誰かいないものかと廊下を歩いていく。
495 :
奥津 夕呼:04/12/15 23:44:23 ID:1RQdV2ys
「そうそう…ん? げ、やば…」
電話が盛り上がっているが、廊下の向こうから歩いてくる主人を見つけて慌てて会話を打ち切る。
「ごめん、またこっちから電話すっから… うん、またね。じゃ」
「うん? 夕呼か、あれは電話中だな」
目ざとくその姿を見つけると、早足で歩み寄っていく。
「夕呼、携帯でところかまわず話すのはやめなさい。
お客様によっては不快に思われる方もいる」
珍しくまじめに注意する。
「あまり素行が悪いと、私としてもキツいお仕置きをしなければならんぞ」
497 :
奥津 夕呼:04/12/16 00:01:29 ID:sj+fG8gj
「うるせーな! 久しぶりに友達から電話があったんだよ、いいじゃんかそれくらい!」
いつもと違う様子で叱る主人に返ってカチンと来て言い返してしまう。
「大体、もう今日はお客さんもいないし、仕事のポカだって何一つしてないぜ」
携帯をポケットにしまい、挑発するように腰に手を当て、主人に向かって笑みを飛ばす。
そうそうお仕置きばっかりされてたまるか、と胸中では自信たっぷりだった。
498 :
椿 杏樹:04/12/16 00:04:22 ID:/hs44wJR
厨房で本を見ながらお菓子作りをしている。
「ええっと、このままオーブンに入れて40分……」
「いいじゃんかそれくらい、か。そうやってズルズルと規則を破る気か?
お客人がいるかいないかは問題ではない。
メイドたるもの、誰も見ていなくても慎ましやかでなくてはいかんのだ」
あえて重々しい口調を作って、お説教を続ける。
「私はお前をクビにしたくはないのでな。あまり問題はおこさんでくれ。
皆の手前、あまり庇い続けるわけにもいかんのだ」
余裕のある笑みを浮かべて肩をすくめて見せる。
501 :
奥津 夕呼:04/12/16 00:13:34 ID:sj+fG8gj
>>499 「へ?」
主人の一言に耳を疑って聞き返す。
「何で…? アンタがアタシを庇うんだ。だってアンタはアタシの事キライなんだろ?」
ってかいつ庇われたよ?と呟きながら主人の考えを探るように疑惑の眼差しのまま
じっと相手の顔に視線を合わせる。
>>501 「どこの世界にキライな娘をメイドにする主人がいるものか」
そっと伸ばした手を肩に置く。
「これでも結構大変なのだぞ。執事や由依を説得してお前の解雇を止めるのは。
裏口でタバコを吸っていたこともあったな? だが……」
そしてガバっと抱きすくめる。
「だからこそ可愛い。私の思うように躾けてみたくなる……」
そして、やおら強引に唇を奪う。
掃除を終えて、応接間に置いてあったスポーツ新聞を読んでいる。
「今年の有馬は……勝てるかな、うちの馬」
例によって関心はそれらしい。
「……勝つのは無理でも、せめて3着には……入ってほしいな」
504 :
椿 杏樹:04/12/16 00:21:30 ID:/hs44wJR
焼きあがるまでの間洗い物をしていると、スカートを客人の子供が引っ張る。
「? どうしたの〜。迷子になっちゃったのかなぁ」
泣いているようなので、屈んで目線を同じにしてから頭を撫でてやる。
(変にウロウロしても何だし…)
「そっか、お父さんとはぐれちゃったの。じゃあ、ここに探しに来るまで少し待ってみる?」
505 :
奥津 夕呼:04/12/16 00:29:31 ID:sj+fG8gj
>>502 「………何で…だよ」
黙って主人の話を聞いていたが、唇を重ねられた後に顔を背けて
「だってよ… このお屋敷にはもっともっと可愛い子一杯いるじゃん、アタシなんかとは生まれも育ちも
全然違う奴等がよ。そんな奴等と比べたらアタシなんかじゃ話にならないだろ?」
頭の中に、毎日一緒に働く同僚達の顔が思い浮かぶ。
悔しくは無いけど、メイドという物差しで測った場合、自分は彼女達よりも向いてないと思う事が多々有った。
「嘘なんか言われても…全然嬉しくねーんだよ」
そう言って、主人の手を振りほどいてその抱擁から逃げようとする。
屋台で買ってきた焼き鳥を、自室で食べている。
「まずはつくねのタレから、と…… 塩のやつは後だ」
>>505 「お前にはお前のよさがあるのだ。人と比べてどう、という問題ではない。
むしろ、時に問題児なくらいの方が可愛くなるものだ」
逃げようとする夕呼の手をしっかりと握る。
「どうだ? 私を信じてみないか。今夜一晩……」
以前のような強引さは見せず、ただ静かに口説く。
「もしよければ、一言“はい、ご主人様”といいなさい。イヤならばそれでもいい」
チラリ、と空いている客用寝室を見て言う。
508 :
葦名 由依:04/12/16 00:38:59 ID:SoPO5p0C
書庫で読書をしている。
机に山と積まれた本は大抵が執事関係の本だったりするのだが、
中には「さりげなく魅力的に見せる化粧」とか「腸をキレイにしてお肌をすべすべ」といった健康関連?の本も混じっていたりする。
509 :
柏葉 瀬名:04/12/16 00:50:11 ID:/hs44wJR
だるそうに首元のネクタイを緩めて、脱いだ上着を自室のソファに投げる。
「…義理の息子ってのも、案外楽じゃないなあ」
病み上がりな体で他家への挨拶回り&主人の代理で仕事の交渉をしてきた様子。
「あれ」
廊下を歩いていると何やらいい匂いが漂ってくる部屋を発見し、半開きだったドアを開ける。
>>506 「さっきはお疲れ様。何、焼き鳥?」
外回りの付き添いで一緒に回ってもらっていたらしく、車中などで話す機会も多かったのか
百舌鳥に気付くと笑顔で近づく。
510 :
奥津 夕呼:04/12/16 00:50:13 ID:sj+fG8gj
>>507 「…それって、いっつもみたいに今日はアタシってだけの事なのか? それとも…」
口調は穏やかだが、握られたまま離れない手を見つめて問いを放つ。
だが、主人からの返答はなく、自分はどうすればいいのか答えに詰まってしまう。
「アタシの良さって…言ったよな?」
そうしてたっぷり一分は思考してから、やっとの事で口を開く。
「…アタシが昔、好きだった人と同じ事言いやがってさ。分かったよ… 今日はアンタを信じてやってもいい」
何でかちょっと潤んでくる目から涙をこぼすまいと
「だから、その……ハイ、御主人様…だ」
必死に堪えながら返答した。
>>510 「よしよし……夕呼はいい娘だ」
夕呼のあごを摘むと、今度はやさしく接吻をする。
「では行こうか」
肩を抱いて寝室に入り、夕呼をベッドの方へ促す。
「明かりはどうする? つけておくか、消すか」
手早く上着を脱いでハンガーにかけながら問う。
「お前の好きなようにしてやるぞ、今夜は」
そして、まずは服を着たままの夕呼を、そっとベッドの上に押し倒す。
>>509 「ども、お疲れさんです。食います?」
焼き鳥が入っているパックを差し出す。
中身はつくね、皮、レバー、ねぎまなど。それぞれタレと塩の2種類があった。
「なかなか美味いっすよ。……あ、そういや葦名の由依のやつに返さなきゃならねーんだった、この本」
執事心得という題名の本を1巻から5巻まで手に取る。
「まぁ、流し読みつーか、ほとんど読んでないですけどね」
立ち上がり、咥えた焼き鳥串を唇の動きで上下させた。
そうして部屋を出て、由依の部屋へと向う。
513 :
奥津 夕呼:04/12/16 01:07:15 ID:sj+fG8gj
>>511 「恥ずかしくってイチイチ答えられるかよ…と、兎に角…優しくしてくれよ」
ベッドの上で観念したように横たわり、それでも視線は合わせられずに返答する。
ただこうしているだけで心拍数があがってしまいそうな、そんな気がした。
「ちょ、ちょっと待って… や、やっぱ先にアタシからするよ」
いよいよ主人の手が伸びてきそうになった時、その手を遮って跳ね起きる。
ここに来てからの習慣になってしまっているせいなのだろう。
照れ隠しをするように主人の前に回って逸物を取り出し、既に硬くなっているそれを手で手繰り始める。
>>513 「ほう、進んで奉仕をするとは、少しはメイドらしくなってきたのかな」
まずは夕呼のするがままに任せようと、あえて手を引っ込める。
「しかし、となると電気は消せないな。暗くてはよく見えないだろうし」
ライトのリモコンを枕元に置くと、夕呼の奉仕に身をゆだねる。
「心の準備が出来たら、今度は口で始めなさい。どの程度上手くなったか見せてみるんだ」
夕呼の髪をすくいとっては撫でながら、穏やかに命じる。
515 :
葦名 由依:04/12/16 01:13:12 ID:SoPO5p0C
「ん……」
書庫が寒くなってきたので自室に戻っていたのだが、今度は暖かい自室にいると眠たくなってしまう。
「駄目……まだ就寝前の点検とかやってないのに……でも……明日の朝早起きしてやれば、いいかな」
そのまま寝てしまおうと着替えている途中で、軽くベッドに寝転がる。
そして、いつの間にか着替えきらずに寝息を立て始めてしまった。
執事とは関係ない色々な本も机に置いたままで、寝乱れモードで時折寝返りをうつ。
516 :
柏葉 瀬名:04/12/16 01:21:06 ID:/hs44wJR
>>512 「すみません。じゃ、いただきます」
空腹だったので、食事をしつつソファにもたれて手近な雑誌を読んだりしていたが
出て行った百舌鳥がなかなか戻って来ない。
「…? 変だな」
多少ビールの缶も何本か空けたところで、気がかりになって部屋の外に出る。
しばらく歩くと由依の部屋前に立っている百舌鳥を見つける。
「あ、いた。 どうしたんですか、戻ってくるのがあんまり遅いから探しにー……」
517 :
奥津 夕呼:04/12/16 01:25:52 ID:sj+fG8gj
「うるさいな、気が散るってば!今日はアタシの好きにさせてくれるんだろ」
意味を少々取り違えている気もしないではないが、何か言い返してやりたくて怒鳴ってしまう。
どうせこの後喋れなくなるしなと自嘲しつつ、主人のモノの先端を口に埋め、手も使って刺激し始める。
「んぷ…んぷ……ぅん…ぷ…」
普段と変わらない事をしているように思えたが、それでも今日は何故か力が入った。
そのお陰か、主人の逸物はあっと言う間に硬さを増していった。
そして、同じように自分の体もそれを待ちわびるかのように
奉仕をする合間にも、スカートの下へと滴り落ちる程に濡れていった。
>>517 「わかったわかった。好きにしてみなさい」
苦笑しつつも、夕呼のまだぎこちなさが残る奉仕を味わう。
「ふむ、やはり、なかなかにそそるものだな」
そう呟くと、紺のワンピースを背中のファスナーに手をかけて脱がせていく。
「ほら、スカートもそろそろ脱ぎなさい……それとも、もう脱げないくらいに濡れているかな?」
>>516 「あ… んーと、なんて言えばいいんだ。とりあえず、見てみて下さいよ」
瀬名のほうを振り向いて言うと、再びドアの隙間へと顔を向ける。
由依の部屋はノックしても誰も出てこなく、
不思議に思ってドアノブを回して見たところ鍵が掛かっていなかったのだ。
「いつも整理整頓に関して口うるさいくせに、自分の部屋はその範疇じゃないみたいっすね」
由依の部屋を覗きながら、小声で言う。
「ん? ”さりげなく魅力的に見せる化粧” ”腸をキレイにしてお肌をすべすべ”? ……へぇ〜」
由依が散乱させている本の中から、そんなタイトルのものを見つけてにやけ顔になる。
520 :
葦名 由依:04/12/16 01:38:54 ID:SoPO5p0C
>>516 >>519 「……くー」
ノックの音にも、二人が近くにいる事にも気付かずに眠り続ける。
あまり知られないようにしているのだが、一旦寝てしまうとなかなか起きられないらしい。
また寝返りをうって、無防備な上に着替えきっていない寝乱れた執事姿で小さく寝言を言う。
「ごしゅじんさま……もっと、ゆいにいっぱいしてください……あ……」
どんな夢を見ているのやら。
521 :
奥津 夕呼:04/12/16 01:43:14 ID:sj+fG8gj
>>518 主人の問いには答えず、歯を当てないように注意しながら
残った片手でゆっくりとだが器用にスカートを脱いでいく。
スカートが床に落ちると、自分で思っていたよりも濡れている事に気づく。
「…こんなに濡れるようになっちまったのはアンタのせいだろ」
口に含んでいたモノを出して、ふて腐れた表情で八つ当たりするが、どうしても表情が赤くなるのは隠せなかった。
「責任取ってくれよ… 今日だけで…いいからさ」
そう言ってベッドに身を横たえ、最後に残ったショーツも脱ぎ捨てる。
>>521 「そうか? 私はまだそんなに夕呼を躾けた覚えはないのだがな」
自分もズボンと下着を脱ぎ捨てると、夕呼に覆いかぶさる。
「それとも、この屋敷でのお仕置きや、コンビニでの調教がお気に召したか?」
そう言ってからかいつつも、反論を封じ込めるように乳房をこね回し、
尖った頂点の蕾を引っ張り啄ばむ。
「では今日は物足りないかもしれんな……なにしろ“やさしく”するのだから」
そしてついに夕呼の腰を抱えると、焦らすように徐々に、剛直を内部に沈めていく。
523 :
柏葉 瀬名:04/12/16 01:54:19 ID:/hs44wJR
>>519>>520 「ホントだ、意外に片付いてないですね」
瑞葉の部屋を思い出して比べてみても、大分片付き方が違っている。
百舌鳥がニヤニヤしながら部屋の中の本を見ているのを横目に、
由依のほうへ近づくと
>ごしゅじんさま……もっと、ゆいにいっぱい
そんな寝言が聞こえたので僅かに眉を顰める。
まだその後も表情を見ていると幸せそうにニコニコしている様子。
(ふーん…)
夢の中の相手が御主人様だという事もあってか、反抗心などが若干出てきたらしく
「……」
黙って数秒考えた後、百舌鳥の方に向けて静かにするように目配せする。
「由依、おねだりするのならちゃんとハッキリ言いなさい。どこをどうして欲しいんだね」
暗闇なのと、主人から借りたスーツ姿なのをいい事に
由依のベッド脇に近寄り、彼女の肩に手を置きつつ主人を真似た口調で声をかける。
「残念だが、ずっと寝ているままなら、そろそろ私は休ませて貰おうか…」
524 :
奥津 夕呼:04/12/16 01:57:55 ID:sj+fG8gj
>>522 「うぁ…あ…!」
ゆっくりと下半身に侵入してくる熱の塊に、堪えきれず声が漏れる。
「い、言いたい放題言いやがって… 今日…ぁ…は…優しくしてくれるんじゃなかったのかよ…
ふぁっ…」
もっと色々言い返して遣りたかったが、膣壁を擦り上げて侵入してくるモノのサイズに圧倒され
段々、呼吸があがって口数が少なくなっていってしまう。
「あ…ぁん……アンタなんか…大っきらいだ……っう…」
>>524 「そうか、キライ、か……私は大好きだがな、夕呼のことが」
根元まで挿入し切ると、自分は横になって、夕呼を上にする。
「ではせめて、優しくするとしよう。こっちの方が自分で調整できるだろう?」
しかし言葉とは裏腹に、夕呼の乳房が大きく上下するくらいに激しく、
下から突き上げはじめる。
「ほら、自分でも動いて、気持ちよくなれるようにしなさい」
ピン、と指で乳首を弾きながら命じる。
>>520>>523 瀬名の目配せに頷き、息を潜める。
肌蹴た服装からところどころ覗く、由依の肢体。
彼女が時折見せる動きはただの寝返りかどうか疑わしかった。
夢の中の出来事に合わせて、艶やかに身体をくねらせているように見える。
527 :
葦名 由依:04/12/16 02:15:06 ID:SoPO5p0C
>>523 >>526 「んぅ……」
>由依、おねだりするのならちゃんとハッキリ言いなさい。どこをどうして欲しいんだね
すっかり幸せな夢の中なのか、瀬名の声にも忠実に反応する。
「ぁ……。その……ゆいのここが、もうせつなくて……してほしいんです」
言葉とともに腰をくねらせて、片手を下腹部に持っていく。
>残念だが、ずっと寝ているままなら、そろそろ私は休ませて貰おうか…
「やだ……あんじゅさんのとこ、いっちゃいやです……」
もう一方の手で瀬名の腕を掴むと、抱きとめるように胸元へ持っていく。
528 :
奥津 夕呼:04/12/16 02:19:18 ID:sj+fG8gj
>>525 「うあ…!」
奥深く貫かれたまま、大きく体位を変えられて口から悲鳴が漏れる。
更に腰を使われて下から突き上げられ、思わず逃げるように腰を浮かしてしまう。
「…ひぃっ!……はぁあっ!……」
一突き毎に体の奥からこじあけられるような振動が全身を走り抜け、なすがままにされていく。
それとは不規則に刺激される胸からも抗いがたい情欲を揺さぶられ、気を失う寸前まで行ってしまう。
「はっぁぁ…ふぁ……ん……ぁ…ん…ん…」
だが、何とか持ちこたえると、自らも快楽を貪るように下から突き上げる腰に合わせて
自らも腰を振って主人の逸物を秘奥で受け、絞り、絡み止めていく。
「やさしくって…ふっ……ああ…言っただろ…んっ…この…バカぁ…」
>>528 「優しくしているつもりだが? 野外や地下室ではしていないだろう?」
ワザとそんな風にズラした答えを返すと、
なおも大きく腰を動かして夕呼の秘奥をえぐる。
「それに……夕呼のここは悦んで受け止めているようだぞ。
私の精液が欲しいのか、ヒクついて絡み付いている……」
やおら夕呼の体を抱き寄せると、ラストスパートをかけて
さらに激しい交わりを開始する。そして……
「く……っ」
自分の腕の中で悲鳴をあげ続ける夕呼の中に、熱い迸りを放つ。
530 :
柏葉 瀬名:04/12/16 02:33:51 ID:/hs44wJR
>>526>>527 >瀬名の腕を掴むと、抱きとめるように胸元へ持っていく
「やれやれ。あの人相手に切ないんだってさ」
手を胸元に抱え込まれたまま、苦笑して百舌鳥のほうに話しかける。
「どうしますかね」
「よいしょ…。じゃあ、由依のここを気が済むまで満足させてやろう」
仕方ないと言った様子で抱き起こすと、背後に回って一度スカートの中に手を入れて軽く弄り
次に既に乱れていた服をはだけさせる。
「私は少々疲れているので百舌鳥にも手伝って貰うが、それでいいかな。由依」
ブラを乱して由依の両方の乳首を弄りながら、首筋に吸い付く。
「そう言えばさっきの本、少し面白そうな事が書いてあったような…。
腸がどうたらってありましたね」
百舌鳥を呼び寄せつつ、何気にほのめかしてみる。
>>527 >>530 瀬名の言葉に”腸をキレイにしてお肌をすべすべ”を手にとってパラパラと読んでみる。
「わかりました、少々お待ち下さい」
笑いを堪えながら一度部屋から退出すると、
厨房から缶コーヒー、地下室から浣腸器を持ってくる。
「さて、腸をキレイにしてお肌をすべすべしましょうか、葦名さん」
缶コーヒーを浣腸器に注ぎ、準備を進めた。
532 :
奥津 夕呼:04/12/16 02:50:45 ID:sj+fG8gj
>>529 <「優しくしているつもりだが? 野外や地下室ではしていないだろう?」
「…てめ…ぇ…うっ…ん…」
意地悪く答えをはぐらかされているが、既に話す余裕も無くなり、空しい嬌声だけが喉から出ていく。
幾度も剛直に深奥を差し抜かれようとも、体はそれを迎え入れて包み込もうとしてしまう。
主人が動きを早めたのにも合わせて柔軟に腰を使い、微妙な変化をつけて最奥でそれを抱きとめていく。
「…っやぁ…強すぎ…る……あっあ……ふあっああ!……ふああああ!!」
やがて、自分の最奥に何かが迸るのを感じ、それを叩き付けられた刺激により、絶頂を迎えて
声も無く、ただ激しくビクビクと主人の上で体を震わせる。
そのまま主人の上で荒い息を吐いていたが、やがてそっと身を動かして引き抜いていく。
「ん…っ…」
ずるぅ、と逸物が引き出され、何とか立ち上がろうとするがそれも出来ず主人の方に倒れ込んでしまう。
「……はぁ…はぁ…ん…」
そして主人にぽそっと「バカ…」と言い放つと、そのまま気を失ってしまう。
>>532 「ふぅ……よかったぞ、夕呼。よく頑張ったな」
力なく毒づいて、ぐったりとなった夕呼の髪や背を優しく撫でてやりながら、そっと抱きしめる。
「それにしても、だいぶ慣れてきたようだな……次はもう少し積極的に
命令でもしてみるか……」
夕呼が気を失ったのを確認して、ふと妖しい笑みを浮かべると、
自分もその隣で眠りにつく。
534 :
葦名 由依:04/12/16 02:56:11 ID:SoPO5p0C
>>530 >>531 「ぁん……ごしゅじんさまあ……」
八割方眠っているせいか、言葉遣いももう滅茶苦茶である。
「ん……ふぅ……んん」
乳房があらわになると、その先端は刺激を待ちわびたかのように硬くなっている。
そのまましばらく瀬名の愛撫に寝言で嬌声をあげていたのだが……。
>さて、腸をキレイにしてお肌をすべすべしましょうか、葦名さん
びくん。
主人に縁もゆかりもない声に、ほとんど無警戒だった意識が反応する。
「あ……ぁふ。あれ……?」
むくりと上体を起こす。
寝乱れたというよりは脱げかかった執事の格好。
蕩けかけている自分の身体。
目の前にいる、見知った男二人。
「…………」
起動したてのPCのような反応の鈍さのまま、しばしフリーズ……もとい、硬直する。
535 :
柏葉 瀬名:04/12/16 03:17:39 ID:/hs44wJR
「……あ 起きちゃったか。まあいいや」
一瞬手を止めるが、ここで止まると怒り出すのは間違いないので
もう少し続けようとする。
百舌鳥が下半身を弄んでいる間、自分は由依の上半身を強く抱き締めながら
乳房や腹部を撫で回す。
「ん…っ」
時折瑞葉にやるように、キスで舌を差し入れて彼女の判断が鈍るようにする。
(…さすがに全部はかわいそうだから、少しだけでいいですかね)
同じく笑いを堪えつつ百舌鳥に小声で言うと、由依から手を離す。
「すみません。鍵が開いてたから、悪戯してたんですよ。この本に載ってた腸内洗浄ってやつ」
ベッドから立ち上がり由依に微笑む。
「大丈夫ですよ。起きたせいで少ししか入ってないから。
怒られそうだし、今日はこれだけで終わりにしておきます。ね、百舌鳥さん」
『今日は』と何気に強調してみたりする。
「……この服の匂いで御主人様だと思ったのかな、意外な面が見れたよ。おやすみなさい」
由依が目覚めてしまったので、彼女の菊座に宛がっていた浣腸器を抜く。
「なんだ、もうちょっと寝てりゃよかったのになぁ」
瀬名が上半身を責めている間、自分は秘所への口付け。
女執事が夢の中で潤わせた愛液の味を楽しみつつ、舌先で彼女の秘核を弄んでやる。
一頻り秘裂を舐め終えると、そこから顔を離して服の袖で自分の口を拭った。
「ああ、”今日は”ね。さて、明日以降が楽しみだ。お仕事がんばるぞぉ〜、と」
瀬名と顔を見合わせて、含み笑い。
熱意は仕事よりも、卑猥な方向へ向けられている。
「そうそう、前に借りていた本、ここに置いておきました。ありがとさんです。んじゃ」
裸体を晒しながら呆然としている由依に手を振り、部屋を後にした。
537 :
葦名 由依:04/12/16 03:46:10 ID:SoPO5p0C
まだ沈黙。瀬名と百舌鳥に身体を弄られていても、未だ沈黙。そうしてようやく。
「やっ………………な、何してるんですかっ!!!!」
そう言って瀬名の方をキッと睨むが、キスをされて口を塞がれてしまう。
「んぅぅ!? ……んんっ」
瀬名の狙い通り、またまた回転が鈍くなる思考。
淫夢を見ていたので、身体はもう準備が整いきってしまっている。
「ぁ……くっ」
身体にも力が入らず、ただ二人の男に好き放題にされた。
「私……どうして、こんな事に……」
寸前で二人が帰った時も、悪口の一つも言えなかった。
なぜ部屋にあの二人が? どうしてこうも自分の身体には悦楽の火が灯っている?
考える事が多すぎて、そして恥ずかしさもあって頭がショートしそうな、そんな中で。
「やだ……もう、止まんないよ……」
火照った身体を押さえきれるはずもなく、独り行為に及んでしまうのだった。
538 :
椿 杏樹:04/12/16 03:52:34 ID:/hs44wJR
焼きあがったチーズケーキをほどよく冷やし、自室で試食がてら、ゆっくりと口に運ぶ。
「…ぱく」
「ん、おいしいー」
思ったよりも上手に出来たので喜ぶ。
「良かったぁ。この出来なら凛ちゃんや奏ちゃんのお家にも安心して持って行けそう」
あたたかい緑茶をひと啜りして、嬉しげに微笑む。
540 :
名無しさん@ピンキー:04/12/17 19:22:54 ID:lJFsLhNr
この家では女性に対する著しい人権侵害が行われているようですね。
「わーずかだって明かりが、心に灯るなら〜♪」
食器を運びながら、やたら楽しげに歌を口ずさんでいる。
「あと3日かぁ。早く届かないかな、DVD」
どうやら、お屋敷の住所宛で何かを注文したらしい。
543 :
萩野 瑞葉:04/12/18 00:35:27 ID:DWy8w9uZ
「あと一週間で……」
カレンダーを見てため息をつく。
「今年は、どんなクリスマスになるんですかしら……?」
544 :
山城 雄児:04/12/18 00:46:39 ID:kV+0XgnL
「もうじきクリスマスか……」
厨房で、明日の仕込みをしながらぽつりと言う。
「お前はどうするんだ? やっぱり彼女を連れ出すのか?」
同じく厨房にいる瀬名に、何気なく聞いてみたり。
「さて、もう歳末で遅ればせながらボーナスを出す時期なわけだが」
PCのモニター上には、留萌ファームに関するデータが出ている。
「あまりみかさを稼がせると、手放す時期が早く来てしまうな。
まだ躾は充分でないことだし……」
と、手を傍らのカップに伸ばすとコーヒーが切れていたので、
インターフォンでお代わりを要求する。
「えーっと、後は厨房周りを掃除して、それから……」
掃除を始めようとした所で、主人からの連絡が。
「……はい、すぐにお持ちしますね!」
いつも通りに元気よく答えると、すぐにコーヒーを準備する。
砂糖とミルクもお盆に乗せて、急いで主人の部屋へ。
「お待たせしました。御主人様、どうぞ」
主人の部屋に入り、お盆からコーヒーを差し出す。
「うむ、ご苦労……」
首尾よくやってきたみかさを見て、にんまりとほくそえむ。
「ところでみかさ、年末のボーナスなのだが」
みかさがコーヒーを差し出したときに、さりげなく切り出す。
「正直なところ、今は大きな投資をしたところで出すのが難しいかもしれんのだが、
しかし御実家の経営を見るとそうも言ってはいられないのかな?」
実際には赤字でもなんでもないのだが、そんなことを言って様子を伺う。
「はい、御主人様のお好きな温度で調節しましたので、美味しくいただけると思います」
仕事ぶりなら志保の次くらいには出来ると自負しているせいか、最近はメイドらしさがしっかり定着してきたようである。
>ところでみかさ、年末のボーナスなのだが
「……はい」
少しだけ緊張顔。
>しかし御実家の経営を見るとそうも言ってはいられないのかな?
「う……。はい、確かに実家の方はあまり上手く言っているとはいえません……」
自分がお屋敷に来た頃よりは遥かに改善されているのだが、まだ実家の借金はかなり残っている。
「でも、私って貰いすぎじゃないでしょうか。時々みんなとそういう話してると思うんですけど……」
それでも、こんな事を言ってしまうのは性格のせいらしい。
「ふむ、だいぶ私の好みの淹れ方を分かってきたようだな」
しばし焦らすようにコーヒーを味わう。
>私って貰いすぎじゃないでしょうか
「私はそうは思っていないが……しかしみかさがそう思うのなら、
もう少し働いてい見るかね?
たとえば融資先の銀行の幹部にオフィスで奉仕をするとか……」
ニヤリと笑みを浮かべてみせる。
>ふむ、だいぶ私の好みの淹れ方を分かってきたようだな
「志保さんにはかないませんけど……御主人様の好みなら、結構わかってきました」
某『センパイ』の仕事ぶりを見てからは、一応そういった事も努力しているらしい。
>たとえば融資先の銀行の幹部にオフィスで奉仕をするとか……
「えっ、えええっ?!」
メイド服ではなく、OLの格好で誰かに奉仕する自分の姿を思い浮かべたのか、顔が少し赤くなる。
「そ、その……ご奉仕するのなら、御主人様の方が……いいです」
さすがに主人や客以外で、しかも屋敷外でそういうことをするのは気が引ける。
主人の方を俯き加減で見ながら、やんわりと拒否の態度を見せた。
「そうか。実は取引先の銀行から、メイドを一人貸してくれたら
もう一声融資を重ねてもいいと言われていたのだがな」
どうせ口から出任せだったので、あっさりと引き下げる。
「しかしまあ、考えようによっては
みかさを私“だけ”のものにしておけるのだから、それもいいか」
わざと“だけ”の部分に力を入れて言うと、
みかさを引き寄せて、股間に頭を近づけさせる。
「……分かるな?」
何とか屋敷の外でも奉仕をしないですんだようで、内心ほっとする。
>みかさを私“だけ”のものにしておけるのだから、それもいいか
「え……?」
主人の言葉に少しだけ引っかかるものを感じるが、それが何か理解する前に身体を引き寄せられる。
「あ……」
すぐに主人の言わんとすることを理解して、こくんと頷く。
細やかな手つきで主人のベルトを外し、そのまま脱がせていき、
「ご奉仕、いたしますね……」
まだ硬さを持っていない逸物に触れると、ふぅっと暖かい息を吹きかけた。
そうして、ゆっくりと片手で扱きながら、逸物の先にそっと口付ける。
「んっ……ちゅっ、ん」
「ふぅ……相変わらずおしゃぶりが上手いな。
いや、さらに上手くなったか? 男のモノを咥えこむのが……」
羞恥を煽るような言葉を口にしながら、みかさの髪をすくい上げる。
「胸も見せてみなさい。出来る限りの技術を使って奉仕するんだ。
お前が私にどれだけ献身的になれるのか……
それによっては、また給与の増額も考えてもいい」
本当はそんな気などサラサラないのだが、
とりあえず、みかさの痛いところをついて更なる淫らな奉仕を促す。
「んぅ……ちゅぅ……んんっ」
主人の言葉に煽られながら、奉仕を続ける。髪を触られるのは嫌いではないらしい。
根元から先端へ。裏側を舌でなぞるように舐めていく。
「んむっ……ん、んんっ……」
そうして大きくなっていく逸物を咥え込むと、舌で転がしながら片手で衣服を乱していく。
そして乳房を露出すると、主人の太股の内側辺りに擦りつける。
時折ちらちらと主人の顔を見上げながら、少しずつ、自分に許された奉仕の速度を上げていった。
徐々に高まる射精感の中、みかさの頭を押さえつけて
自分の心地よいスピードと深さを調整する。
「さてみかさ……このまま一度最後までいくが、もちろんその後がある。
自分でもしっかり濡らしておきなさい」
引き出しからローターを取り出して、みかさのひざ上に落とすと
あとは何もせず、快感の高まりに身を任せる。そして……
「く……っ」
みかさの口の中で爆発がおこると、素早く逸物を引き抜いて、
豊満なみかさの体に白濁を撒き散らして汚す。
「ふふ、綺麗な姿になったな」
「んぐっ? ……んんっ、んうっ」
急に頭を押さえつけられ、少し苦しそうな声を出す。
それでも上手く順応して、主人に出来るだけの快感を与えられるように舌を使い、口を窄める。
>もちろんその後がある。自分でもしっかり濡らしておきなさい
「ん、んふ……んっ」
主人の声が聞こえたのか聞こえなかったのか。それでも半ば無意識に、与えられた物をスカートの奥に進めていった。
やがて、口内で高まり、震える逸物。絶頂が近いことを知って、軽く吸うようにして射精を促した。
そして、身体に撒き散らされる絶頂の証。
「ぁ……ああっ」
顔や胸にまとわりつく粘性の白濁。支配される感覚を味わいながらも、胸にかかった白濁を手でこねるように伸ばす。
「御主人様の、こんなにどろどろです……。最近あまりなさっていなかったんですか?」
ヘッドドレスや、束ねたポニーテールにまで飛び散ったそれ。まだまだ力を失っていない逸物を前に、そう聞いてみた。
>最近あまりなさっていなかったんですか?
「いや、そういうわけではないがな。
しかしお前を抱くのは久しぶりな気がするから、つい、な」
白濁にまみれても嫌がる様子のないみかさに満足そうに目を細めると、
机の上に腰掛け、みかさの体を抱えあげて座位の体勢をとる。
「どれ、もう一発、濃いのを注いでやろうか。きなさい、みかさ」
逸物の先端を潤い始めたみかさのそこに触れさせると、自分から入れるように導く。
「それとも玩具のないこちらに欲しいか?」
さらに逸物を後孔の方にも移動させたり、戻したりして焦らす。
「はい……そうですね、何だか久しぶりです」
実際、子育てにも忙しい志保をフォローして一線で働いていたせいか、夜は仕事がなかったようだ。
「あ……んっ」
軽々と抱え上げられ、座位の体勢になる。
ある程度は準備の整ったそこに逸物を迎え入れようとするも、主人は焦らしたり、逸物を後ろの方に持っていったりする。
>それとも玩具のないこちらに欲しいか?
「御主人様、そこは、お許しください……」
懇願するように言うと、主人を誘うように秘裂を指で開く。
「ここに……私のここに、御主人様の、その……それを入れてください」
「そうか、前の方に欲しいのだな? では……その通りにしてやろう」
いちいち確認をすると、ぱっくりと開いた秘所へとモノをうずめていく。
「だが、これだけではさびしいだろう?」
一度は傍らに捨てたローターを手に取ると、
乳首に押し付けては刺激を始める。
「ふふっ」
そして悩ましく喘ぐみかさの唇を奪うと、長く舌を絡めて口腔内を犯す。
「はい、入れてください……ここに。……あ、んふぁっ」
逸物をゆっくりと迎え入れると、久しぶりの感覚を歓ぶように秘所が二度三度と締まる。
「やだ、御主人様のなんだか、すごく、おっきい……」
吐息が荒くなりはじめ、さらに主人に押し付けられたローターで乳首を刺激され、身悶える。
「くぅっ……んっ、んんんっ……」
うっすらと汗ばんだ身体。喘ぎも口を塞がれる事で封じられ、ただ主人を迎え入れた秘所だけが歓びを顕著に示す。
閉じた目を時折開くのだが、すぐにまた閉じてしまったり。
「なんだ、ずいぶんと締め付けるじゃないか。
私のがずっと欲しかったのか? それならそうと、おねだりしてみれば良かったのだぞ」
みかさの耳たぶを甘噛みしてはしゃぶりながら囁く。
「さ、もっとして欲しいと素直に言いなさい」
そして、乳房を鷲づかみにして荒々しく揉み立てたり、先端のとがった部分を摘んで引っ張ったりと
わざと痛みさえ与えるような愛撫をする。
>私のがずっと欲しかったのか? それならそうと、おねだりしてみれば良かったのだぞ
「そ、そんな事な……あっ、はぁっ」
いやいやをするように首を振るが、身体は反応を隠し切れない。
耳元で囁かれる言葉は意識に浸透して、快感とともに理性を剥ぎ取っていった。
「あ……欲しい……。御主人様のが、欲しいん……です」
痛みとも快感ともとれない刺激を受けながらの言葉。
そう言い終わった後、小さく身体を震わす。
「……はぁ、ふあ……」
身体の力が抜けて、軽く主人に寄りかかってしまった。
「そうか、私が欲しいのか。よく言えたな……だが、勝手に先にいくとはけしからん。
給料アップは、まだ考えておくレベルだな」
ぐったりとしたみかさを、いい様に扱って今度は騎上位の体勢をとらせてしまう。
「そうだ、念のため今度、みかさの実家に視察に行こうか。もちろん一緒に、だがな」
言外に、それだけでは済まさないという魂胆を匂わせる。
「ご両親や幸希くんにも、挨拶をしておいてもいいかもしれんしなぁ」
みかさを下から激しく突き上げ、その体をロデオのように揺らさせながら、そんなことを言う。
「あぅ……私……」
軽く達してしまったせいか、主人の話についていけていない。
そのままなす術もなく騎上位にさせられると、下から突き上げられ始める。
>そうだ、念のため今度、みかさの実家に視察に行こうか。もちろん一緒に、だがな
「!」
ようやく主人の話を理解するが、その意味を悟って言葉を失ってしまう。
「駄目、駄目です御主人様、私、そんな事になったら、きっと……っ」
言葉を続けようとするが、主人の荒々しい突き上げに翻弄され、言葉が紡げない。
「あぁっ、やっ、私……んん、っ!」
身体を支えるのが精一杯になってしまうと、後は硬い逸物に突かれて喘ぐしかできない。
少し大きめの乳房が、動きにあわせて上下に激しく揺れる。
「うん? なぜダメなのだ? ひょっとして私がお前の実家でお前を抱くとでも思ったか?」
またも耳に舌を這わせながらささやく。
「実家で、壁越しに恋人やご両親がいるようなところで犯されたいと思ったのか?」
質問の形をとってはいるが、暗示をかけるような口ぶりである。
「見つからないといいな……ああいや、それとも見られながらの方がいいか?」
言いながら自分も興奮してきたのか、動きはどんどんと早くなり、
そしてついに、二度目の爆発が訪れる。
「くお……っ」
乳房を掴む手に、痣をつくってしまいそうなほど力を込めて、射精の快感に耐える。
「あっ……や、あくっ……」
主人が耳元で囁く言葉。快楽とともに囁かれると、理性を溶かしてその言葉が意識を支配する。
実家で主人に抱かれる自分。見知った部屋で、生まれ育った故郷で、こうして蕩かされる自分。
それを考えただけで、背徳感で何も考えられなくなる。
「いや、だめです……だめなんです……ああぁっ、やっ」
叩きつけるように突かれると、痛みと快感が同時に押し寄せ、絶頂へと導かれる。
「……だめ、もう……い、く……っ」
背筋をぴんと反らし、二度目の絶頂を迎える。
「やっ、ああああっ!!」
震える逸物をきつくきつく締めつけ、快楽に酔いながら熱い白濁を受け入れていった。
「……あ」
やがてそれが終わると、乳房を掴まれたままで主人の身体の上に倒れこんでしまう。
「御主人様……私、変になっちゃいますよ……そんな……」
言葉は続かず、絶頂の反動でくたりと脱力してしまう。
「変になる、か……それは楽しみだな。ん?」
脱力したみかさを、今度は机の上に押し倒すと、
白濁がこぼれだす秘裂に指を突きこんでは、汚れた指先をしゃぶらせる。
「そのくらいになるまで、私はお前を育てたいのだがな……そして、それまで……」
絶対に帰さない。
みかさには聞こえないくらいの小さな声で、そう呟くのだった。
「御主人様……」
今度は机に押し倒され、白濁と愛液にまみれた指をしゃぶる。
「んぅ……んくっ」
男のものに奉仕するような舌使い。誘うような息遣い。
屋敷に来たときより遥かに自分が"成長"してしまっている事には、まだあまり気付かないのだった。
570 :
:04/12/20 00:21:36 ID:s7yy7q4L
就寝前に呼び止められ、腕組みしつつ笑顔で答える。
「ん?私の年齢?…そうだな、あまり細かく伝えるのは遠慮させていただこうか。
一応世間的に言う『中年』程度ではあるので、具体的な年齢はそちらのご想像にお任せしよう」
「時には若々しく、時には老練したテクニックを披露する、魅惑のナイスミドルと呼んでくれたまえ。
では失礼」
そう言い残して自室へと戻って行く。
572 :
粉原 月子:04/12/20 23:25:47 ID:iHSoZB6M
「月曜日は市場に出かけ〜♪」
退屈な月曜日、ソファに寝っ転がっていると
窓の外にメイドが買い物籠を手に出かけて行くのが見え、何となく思いついた唄を口ずさみ始める。
「火曜日は〜…火曜日は… 何でしたっけ?」
しかし、歌詞を忘れていて後が続かなくなってしまう。
573 :
粉原 月子:04/12/21 00:50:00 ID:511Oa51t
「…火曜… 火曜日も〜 火曜日も市場に出かけ〜でしたっけ?…」
暫くアレコレ考え続け、何となく思い出した歌詞を口ずさむ。
悩みながら視線を彷徨わせると、窓の外に先程のメイドが帰ってくるのが見えた。
丁度良いので歌詞の続きを尋ねに言ったら「あー?知んね」と一言で返されてしまう。
どうやら聞いた相手が悪かったらしいと思い、部屋に帰る。
お風呂に入ってる最中も暫く謎の唄は続いた。
「〜♪」
機嫌よさそうに廊下を掃除している。
575 :
椿 杏樹:04/12/23 23:59:52 ID:vtrV7uzy
「ええっ、もうクリスマスなんですか?
ごめんなさい〜…忙しくて全然気付きませんでした…。わ、私の仕事分担どうなってましたっけ」
慌てた様子で晩餐会の仕事分担を確認する。
576 :
桜庭 奏:04/12/24 00:15:54 ID:qityk7qH
数泊分の荷物の入った旅行カバンを肩に掛け、こっそり屋敷の扉を開けて中へ入る。
「御主人様とはもう連絡取ったからいいよね…?」
住んでいるところが少しの間工事を行うため、その間こちらに身を寄せる予定らしい。
主人にもらった手紙を見ながら、空いていると聞いた部屋の方へと足を進める。
577 :
桜庭 奏:04/12/24 00:57:55 ID:qityk7qH
※
☆
581 :
椿 杏樹:04/12/24 23:39:56 ID:Fe6c12Sl
先に仕事を終えた同僚を見送りつつ、クリスマスパーティの後片付け中。
「あ、いってらっしゃーい」
「…うーん。この様子からして、かなり明日も片付けがすごい事になりそうかも。
でも奏ちゃんが一時的にでも戻ってきてくれてるから、助かっちゃった」
一緒に片付けていた奏と楽しく会話している。
582 :
会河紳一:04/12/24 23:50:23 ID:z4ZEHaBS
「やれやれ、そうぞうしいパーティでしたね…」
そう言って、後片付けをしている杏樹に声をかける
583 :
椿 杏樹:04/12/24 23:57:38 ID:Fe6c12Sl
「こんばんは。ほんと。クリスマスですから、皆さんお酒も良く飲んでましたね〜。瓶もこんなに」
空き瓶の袋を結んで閉じる。
「でも使用人の皆は今からが本格的なクリスマスなんじゃないでしょうかねえ。
会河様は、この後のご予定は何かあるんですか?」
屈んで落ちている床の紙ゴミなどを拾いながら、尋ねてみる。
584 :
会河紳一:04/12/25 00:00:24 ID:z4ZEHaBS
「いえ、特に無いですね…これから、部屋に戻ろうと思っていますが…」
そう、杏樹に答える。
585 :
椿 杏樹:04/12/25 00:12:57 ID:2dcQ6aZj
「そうなんですか〜」
あらかた片付けを終えて、先に出て行く奏に手を振る。
「はぁい、お疲れ様でした。また後にでもお部屋にお邪魔しますね」
>これから、部屋に戻ろうと思っていますが
「それだったら…うーん…。あ!ご用事があったら、今のうちに何でも。言ってくださいな」
両手をぱちん、と叩くが
「イブに暇を持て余してるようなメイドなんて、興冷めかもしれませんけれど」
浮いた話の無い自分の事を、そう言いながら少し苦笑いする。
586 :
会河紳一:04/12/25 00:16:29 ID:W2/x8gGu
「そんなことはありませんよ」
そう言って笑う
「私だって折角の聖夜なのにとくに変わり映えもしないのですよ…」
そこで、ふと思いついたように
「そうだ、だったら、私の部屋で一緒に飲みませんか?」
と、杏樹を誘う
587 :
椿 杏樹:04/12/25 00:31:52 ID:2dcQ6aZj
「まあ、そうなんですか〜。ふふっ、なんだか同じような状況ですね」
口元に手を当ててくすくすっと笑う。
その後後片付けで濡れた手をメイド服のエプロンで拭いていると、
>だったら、私の部屋で一緒に〜
「一緒に…ですか? ごめんなさい、残念ながら生憎まだ私、お仕事が残ってて…。
実は、他のメイドさん達のお仕事当番を今日は代わりにやる事にしてて。
まだ戸締りと御客様の忘れ物チェックとかしなくちゃいけないんです」
一旦は多忙の為にやんわりと断るが
「あ、でも会河様にお酌をする役割としてなら、いくらでもお付き合いできますわ」
そんな提案をしてみる。
588 :
会河紳一:04/12/25 00:34:59 ID:W2/x8gGu
「そうですか…」
少し残念そうにした後
「いえ、無理にとは言いません、その代わり、また機会があったら、楽しみましょう…」
そういった後、杏樹にシャンパンの入ったグラスを渡す
「…どうぞ。」
「ううむ、いかん飲み過ぎたかな…」
どうやら、パーティで招待客の相手をするうちに飲み過ぎたらしい。
誰かに水でも持ってこさせようと思ったが、生憎と今日は皆忙しい様だった。
「やれやれ…なんてクリスマスだ。仕方ない、っとっと」
フラつく足取りで廊下を歩いていく。
590 :
椿 杏樹:04/12/25 00:49:01 ID:2dcQ6aZj
「あ、あれ? 大丈夫ですよ〜、お部屋でお酌くらいなら…」
戸惑っているとシャンパンのグラスを渡される。
「え。あのね、あの、お酒は今は…」
(どうしよう、まだお仕事あるけどまあ………。シャンパンくらいなら大丈夫かしら。
そうね。大体これは子供だって飲めるくらいだもんね)
一瞬悩んだ挙句、グラスを口につける。
「じゃあ少しだけ…いただきます〜」
一口飲むと酒に弱いせいですぐに酔いが回ってしまうが
顔に出さないように振舞う。
「うん、おいしかったです。じゃあお返しに、会河様も一口どうぞー」
自分の持っていたグラスを何気に会河の口元まで持っていき、にっこり微笑む。
※
592 :
会河紳一:04/12/25 00:52:04 ID:W2/x8gGu
「ふふっ、ではいただきます…」
くいっと、杏樹が出したグラスの酒を飲む…
「…ご返杯、ありがとうございました、それでは、メリークリスマス」
そう言って早速と去っていった。
594 :
椿 杏樹:04/12/25 01:12:01 ID:2dcQ6aZj
ふわふわした気分のまま廊下を歩いている。
「♪〜」
「…ふう、大分マシになったか…」
水を注いだコップを手に人気の無い静かな部屋に佇んでいるが
相当距離がある筈なのに、それでもパーティ会場の音が微かに伝わってきている。
「やれやれ、この分だと明日はもっと大変そうだな… ん? あれは杏樹か」
廊下を歩いている杏樹を見つけ、声をかけて手招きする。
596 :
椿 杏樹:04/12/25 01:28:08 ID:2dcQ6aZj
>声をかけて手招きする
「あ〜。御主人様だ」
小さな声で呟くと、嬉しそうに駆け寄る。別の部屋ではまだ宴会が続いているらしい。
「いけない、しっかりしないと。でもってあっちのお手伝いに…」
頬をパチパチと叩き、主人を見上げる。
「御主人様。あちらのお部屋も片付けましょうか〜。大分散らかってそうですし……あ、あらら」
足元がふらついて、主人のほうに寄りかかってしまう。
「す、すみません…。さっき少し、お酒を飲んでしまって」
目の前で危なっかしく蹌踉ける杏樹を手を出して支える。
「いや、今日は仕方ない、そんな事でお前を咎めたりせんさ」
自分も足下がちょっとおぼつかなかったりするが、何とか強がってみせる。
「それよりだな…杏樹。暫く、私とここにいろ」
ふらふらになりながらも仕事をこなそうとする杏樹を引き留めて、横に座らせる。
「どうせ、私がいなくなっても客は気にせんしな」
598 :
椿 杏樹:04/12/25 01:54:59 ID:2dcQ6aZj
>杏樹。暫く、私とここにいろ
「はぁい。」
一瞬戸惑うが、すぐに笑顔になって近くの椅子に腰掛ける。
スカートを少し整えてから、隣の主人を見つめる。
「……。」
「…今日は雪でも降ったら良かったのになぁ。折角わたし1人が御主人様を独り占めなのに」
窓の外を見ながら足をトントンさせて言うと、主人の手をぎゅっと握る。
「クリスマスツリーに『雪降らせてください』って書いた短冊を下げただけじゃ、お願いは通じないもんなのですね。うん」
何やら奇妙な事をこっそり実行していたらしい。
――短冊は七夕じゃないのか…?
「杏樹は相変わらずだな…」
苦笑しながらも、杏樹が握ってきた手を優しく握り返す。
「まあ、今からでも雪は降るかもしれんぞ? それにな、もう雪など降らなくても私はかまわん」
そう言いながらそっと杏樹の首に手を添えて、いつもより念入りにゆっくりと唇を奪う。
「…今日は朝から頑張ってくれたからな。これはご褒美だ」
一分近く口づけをした後、やっと顔を上げて、とろけた表情をしている杏樹に微笑みかける。
600 :
椿 杏樹:04/12/25 02:25:13 ID:2dcQ6aZj
「…っん……。御主人様ぁ…、ぁふ」
ゆっくり唇を奪われて、目がとろんとしてくる。
酔いが余計に回りそうで主人の服を掴む。
唇を離して、そこまでは普通に笑顔でいられたのだが
>…今日は朝から頑張ってくれたからな。これは〜
主人が自分を労わるような言葉をかけてくれた瞬間に、無意識のうちに涙がぽろっと零れる。
「あっ」
慌てて拭うが、また出て来てしまう。
「あれ…?」
「ごめんなさい、なんだか御主人様に褒められたのがすごく嬉しくて…。
メイドが少ない今だからこそ、もっと私もしっかりしなくちゃいけないのに」
瞳をうるうるさせながらも、余計な事で泣かないようにスカートをぎゅっと握ったりする。
「……優しい御主人様、だいすきです。」
再び主人に顔を寄せて頬に軽く口付ける。
「ふふふ… お前の涙が見れる私は幸せ者だよ」
頬に口づけを受けながら、耳打ちするようにそっと囁く。
「さて、そろそろ戻らないと、客人達はともかく執事達がやかましくなりそうだ」
名残を惜しむように杏樹の額にもう一度口づけし、冗談めかして笑いかける。
「そうそう、杏樹、お前の涙は勿体ないから客に見せるな。ここでもう少し休んでいけ、いいな?」
我ながら気の使い方が下手だな、と思うが
どうやら年甲斐もなく自分が照れている事に気づく。
流石に顔が赤らんだりはしないものの、口の端がつり上がるのを押さえ切れず
足早に部屋を出て行った。
私もまだまだだな、などと呟きながらパーティ会場へと戻る。
602 :
椿 杏樹:04/12/25 03:00:51 ID:2dcQ6aZj
>お前の涙は勿体ないから客に見せるな
「! ……。…はい。」
主人の言い方が少し大袈裟な気もしたが、自分に気を使ってくれたのだとすぐ解り
柔らかく微笑んで恥ずかしそうにする。
その後もしばらく椅子に座ったままで窓の外を眺めて、ぼんやりとしていたが
涙が乾くとやはりいてもたってもいられずに、パタパタと走って主人の後を追う。
「御主人様、やっぱり私、そちらのお片付けもやります〜」
604 :
桜庭 奏:04/12/25 22:29:00 ID:bACj2Ssw
今日も再びクリスマスパーティの片付けを手伝い中。
ここで働いていた頃は悩んだこともあったメイドの仕事なのに、今は久々にこの制服を着ていることが
うれしいらしく、笑顔をふりまいている。
余ったデザートを見つけて、周りが見ていないのを確認すると、大きな口を開けて丸ごと放り込む。
「おいしー。いいなあ、メイドさんのお仕事。そういえば瀬名さんのおいしいデザート毎日食べてたよね。」
余っていたシャンペンや、ワインなどもちょくちょく味見(?)していたようで、ほんの少しいい気分のようだ。
この仕事のいやだったことなどは今はすっかり頭から消えているらしい。
605 :
椿 杏樹:04/12/25 22:47:27 ID:KDEe3lNs
「あっ、こらー。またつまみ食いしてる」
背後から笑いながら奏に注意する。
「お料理をいただくのは片付けが終わってから」
とは言いつつ、微笑ましく彼女の様子を見ている。
「…メイドの仕事、私は好きですよー」
全てのテーブルの汚れたナプキンを回収して回る。
籠の中にポイポイと放り込みながら
「でも、他の仕事に就くとなったら私は何になってたかなぁ…。
なりたいものになれるとしたら…保母さんか、お花屋さんかしら」
そんな独り言。
606 :
桜庭 奏:04/12/25 23:02:57 ID:bACj2Ssw
背中で杏樹の話を聞きながら、こちらもどんどん片付けを進める。
>保母さんか、お花屋さんかしら
「うわぁぴったり!杏樹さんのイメージって、すごくそんな感じです」
独り言が聞こえ、つい振り向いて、テンション高く話しかけてしまう。
「ほら、ここにいたころも小さな子の面倒とか見てたじゃないですかー。
絵本読んであげたり、一緒にお歌を歌ったり……」
すっかり手は休んでしまって、両手の指を絡めて今の言葉どおりの杏樹を想像してしまう。
「少し失礼、皆さんは続けて楽しんで下さい」
別室の客人達に声をかけてから、グラス片手に廊下を歩く。
「やれやれ。さすがに2日連続で大勢の相手は疲れるものだ。
少しは気晴らしにメイドでも可愛がって……」
先ほどまでクリスマスパーティーに使用していた部屋の近くを通りがかったので
中のメイドたちに労いの言葉をかける。
「ご苦労だなお前達。…うーむ…」
相手を誰にしようかしばし考えた後に、手招きして奏を呼び寄せる。
「奏、今の片付けが終わったら私の部屋に来なさい。久々に少し話でもしよう」
608 :
桜庭 奏:04/12/25 23:26:02 ID:bACj2Ssw
>「奏、今の片付けが終わったら私の部屋に来なさい。〜
「はい、御主人様。」
久し振りに主人を間近で見て少しどきどきしながらもにっこりと微笑む。
以前なら、この時間に呼ばれたら夜のお仕事だとすぐに連想できたはずなのに、今はすっかりそんなことは
予想もしていないようだ。
杏樹達と部屋の片付けを終えると、しばらく考えた後でジャスミンティーを淹れてチョコレートとともにワゴンに乗せ、
主人の部屋へ向かう。近づくうちに、少し緊張してきて、扉を前にすると小さく深呼吸する。
「御主人様、奏です。」
奏が入ってくると、自分はソファに座ったままでドアのほうを向く。
「クリスマスとはいえ、ああも騒々しいのが続くとどうも逃げたくなってしまうな。
こうして1人…いや。メイドと2人でゆっくり休憩する事も必要だ」
シャツの首元を緩めて頭を掻く。
「さて、その後はどうだね。勉強のほうは順調にやっているかな」
奏を隣に座らせて、お茶を啜りながら他愛無い話をしてみる。
「お前も少し落ち着けば、また我が家に戻ってきてほしいものだが。
杏樹は寂しがりだから、凛香や貴子やお前をまた雇ってくれと寝言でねだったりするのだよ」
冗談っぽく言って笑う。
「勿論私は、まあ時々こうして戻って来るのでも満足だがね。
戻ってきた時にどうやって可愛がるかを考えておくのもまた楽しいものだし」
奏の顎に手をかけてこちらを向かせると
「…さ、じゃあ足を乗せなさい。乗せたら私が触れやすいように開くんだぞ」
ソファに足を乗せて、横たわるように命令する。
610 :
桜庭 奏:04/12/26 00:04:22 ID:bACj2Ssw
「一応順調です。学生生活はやっぱりすごく楽しくて、こうやって勉強できるのも、御主人様やみんなのおかげだって
すごく感謝してます……」
主人と並んでお茶を飲み、ながら、少し俯く。
(当たり前なんだけど、なんかこの部屋、御主人様のにおいでいっぱいだ……)
懐かしいにおいにつつまれて、勝手に鼓動が早くなる。
>「お前も少し落ち着けば、また我が家に戻ってきて〜
主人の言葉や彼に語られる杏樹の様子に、なんだかうれしいような照れくさいような気持ちになり、
はにかんだような笑みを浮かべる。
「ここを出た後も、そんな風に御主人様や同僚に言ってもらえるなんて、私、幸せ物です」
>「…さ、じゃあ足を乗せなさい。〜
しかし、今"命令"されるとは全く思っていなかったらしく、目を丸くして口に手を当て、驚いたように主人を見つめる。
数秒後一気に顔を赤くすると、慌てて口を開く。
「え、御主人様、今…ですか?…、わかりました。」
言っていてそんなこと愚問だという事を思い出すと、ゆっくりと横たわり、言われたように足を乗せる。
主人の視線を思い切り意識してしまい、目をぎゅっと瞑り、そのまま足をそっと開く。
奏の足の間に入り、下着を足首までずり下ろして軽く秘所を指でなぞる。
続けて自分の口を秘裂に近づけ、ふうっと息を吹きかける。
「奏のここは何も変わりないな。可愛らしいままだ」
淫核を指で弾いたりして弄る。
段々愛液で濡れてくると、行為をエスカレートさせて直接秘裂に口付ける。
「さて…どうかな。久しぶりだから、これだけでも感じてしまうだろうか」
じゅるっ、ちゅっ、とわざと音を立てるようにして吸い付き、舌を差し入れてみる。
612 :
桜庭 奏:04/12/26 00:36:33 ID:GD6UUNag
「ん…っ」
久し振りの行為と、"相手が御主人様"という状況に少し感じやすくなっているらしく、ちょっとした
刺激だけですぐに身体が熱くなってくる。
そっと目を開けると主人が自分にしている光景が目に入ってしまい、すぐにまた目を閉じてしまう。
「ああんっ、いやぁ……っ」
主人の立てる音で更に羞恥心を刺激され、快感に悶える。
無意識のうちに腰をくねらせ、身体の奥から、とろりとしたものが溢れた。
「んっ…御主人様、なんかすごくて、おかしくなりそうです…っ」
久々に主人に与えられる快感に、もう耐えられなくなってきたらしく、目を潤ませて主人を見上げる。
喘ぐ奏に気を良くしたのか、片手でトレイの上のチョコレートを一粒手に取る。
小粒のチョコレートを濡れた秘所に、彼女の体温で溶かしつつ半分挿入する。
「こんなに熱くなっているから、すぐ溶けてしまうな」
溶けて零れた液状のチョコレートを、秘裂ごと綺麗に舐め取る。
「うむ…、甘くてうまいぞ。奏の味と混ざってとてもいい」
チョコを食べ終えて、唇を離すと残った愛液が糸を引くようにして、ソファに零れる。
「私の口で味わったあとは、こっちのほうでも楽しませて貰おうか」
小柄で軽い奏の体を一旦抱きかかえてうつ伏せにした後に、
何も見えていない彼女の背後で軽く自分の逸物をしごき、大きくさせる。
「……ぼうっとせずに、しっかり何か掴んでいなさい。今日は激しくしてしまうかもしれないのだから」
耳元で囁くと一気に後ろから、ぐっと突き入れる。
614 :
桜庭 奏:04/12/26 01:09:41 ID:GD6UUNag
「やっ…やだ、御主人様、チョコなんてそんなとこ……っ、あんっ、ん……っ」
熱くなってはいるがまだ狭いままのそこへ、小さいが固い異物が入ってきたので少し身体を強張らせる。
しかし、すぐにまた、主人の指に翻弄されて、身体の力が抜けていく。
もうすぐで達しそうになったとき、主人の身体が離れ、少し物足りなさを感じながら荒くなった息を整える。
うつぶせになりながら、主人の愛撫を受けた後の軽い疲労感かしばし何も考えられずぼーっとしてしまう。
>「……ぼうっとせずに、しっかり何か掴んでいなさい。〜
「はい、御主人様…」
言われるままに傍にあったクッションをそっと抱きしめ、貫かれてやっと我に返る。
「……っ」
しばらくぶりの自分の中の大きな異物感に、痛さは感じないものの、少し息が苦しくなり、思わずクッションを
抱きしめる腕に力が入る。それと同時に、身体全体に力が入り、思い切り中のものを締め付けてしまう。
メイド服のスカートを捲って尻を露にさせ、背後から激しく突く。
「ああ…やはり奏の中は以前と変わりないな。しばらく男が触れていなくても
屋敷にいた時と同じように、絡み付いてくる」
腰を抱えて、空いた手で手探りに胸を肌蹴させ
その膨らみの少ない乳房に指を這わせると、乳首をつねるようにしてきゅうっと摘む。
悶える奏の表情を背後から見ながら尚も、深く浅く逸物を擦らせる。
「さて、久しぶりの私の感触は…どうだろう。 お前はもっと奥まで入れたほうが好きだっただろうか」
奏に尋ねるのと同時に、奥まで入れたりする。
「それとも…」
突如逸物を秘裂から引き抜き、今度は指で広げたアナルへ挿入する。
「こちらのほうが良かったかな?」
少し擦り付けるように動かした後に、奏をがっちり押さえつけて本格的に後ろも犯していく。
616 :
神川 凛香:04/12/26 01:51:23 ID:sh+HmMhO
「ジングルベール♪ジングルベール♪すっずが鳴る〜♪」
屋敷のクリスマスパーティとはほど遠いものの、小さいながら微笑ましいパーティが行われおり
凛香は千夏と寛貴に歌を歌っている、と、そこへサンタの衣装を身に着けた悠斗が。
「メリークリスマース!!………」
しかし、急に来た見知らぬ赤い人間の姿に2人とも泣き始め凛香に力強くしがみ付いている。
「あぁー、よしよし怖くないからね〜、ほ〜ら、パパだよ〜……
もぉ〜、だから言ったじゃんかー絶対怖がるって!!」
「ぐはぁ……ごめんよ〜寛貴に千夏〜……」
なんとか宥め様と近づくものの泣き声はさらに大きくなるばかりで、全くの逆効果である。
「このバカユウト!!早く着替えて来るの!!」
悠斗が着替えている間、ガラガラで気を引いたり、おんぶしたりと何とか泣き止ませる事が出来たが
今度はトナカイの格好をした悠斗が現れ、再び大泣きするのであった。
「もぉー!!このバカユウトー!!」
無論、手に持っていたガラガラは思いっきり投げられたのは言うまでも無い。
617 :
桜庭 奏:04/12/26 01:56:56 ID:GD6UUNag
次第に自分があられもない格好をしているこの状況に羞恥を覚えながらも興奮し、それも快感に変わっていく。
「んっ…あっ…んっ……御主人様ぁ…っ、んっ…ん……」
胸の先端をつねられたり、主人のモノが感じやすいところを突いたりして、もう何も考えられず
ただ快感に流されるままに喘いでしまう。
奥に当たったり、敏感なところに当たると、膣をきゅっと締め、びくっと全身で大きく反応してしまい、
主人のには目で見るよりも明らかだったりする。
>「こちらのほうが良かったかな?」
あまりにもの快感に、後ろへ指で刺激されていたのも口で言おうとするほどには気にならなかったのに、
やはり主人の大きなモノが入ってくると、圧迫感を感じて少し息が苦しくなる。
「ん…んっ……ん……」
まだそこでは快感を覚えるには到っておらず、主人の動きに合わせて声が漏れる程度になってしまう。
主人の動きが激しくて身体がゆれるので、クッションを抱きしめるだけでは耐えられず、
ソファの布地を掴み、爪を立ててしまう。
「どうした、さっきまでとは反応が違うじゃないか。
それなら後ろでも感じやすいように、こうしてやろう。ほら」
揺さぶりつつ、体の脇から前に手を入れて秘所を弄り
くちゅくちゅ…と音をさせて奏の羞恥心を煽る。
「前も後ろもこんなにいやらしい音をさせて…これだからお前を完全に手放すのは惜しいのだよ」
「こっちを向きなさい、奏」
背後でまだ繋がったまま、奏の上半身を起こして無理にキスをさせる。
ねっとりと舌を絡ませて意識を唇に向けたところで、
「っ、…そろそろ出すぞ……くっ…!」
奏の内部に白濁を放出する。
619 :
桜庭 奏:04/12/26 02:36:58 ID:GD6UUNag
>「どうした、さっきまでとは反応が違うじゃないか
「ご…ごめんなさい、でも…っ、ん……あんっ」
後ろだけではよくなかったのに、結局主人の指で前も弄られると、再び身体が熱くなってきて、えっちな声を上げてしまう。。
>「前も後ろもこんなにいやらしい音をさせて…〜
「んっ…やぁ…っ、私がやらしくなったのは、御主人様のせいです…っ」
"いやらしい音"というのが、自分のことを言われたように思え、上半身をつい主人を睨むように見上げ、
頬を軽く膨らませる。
だが、舌を絡ませる深い口付けで力が抜け、主人の腕にしがみつく。
そして、主人が達すると同時に、自然とそこが主人を締め付けるような動きをしてしまう。
自分の内部で震える主人のモノを感じながら、力が抜けて、ソファに倒れこむ。
激しい運動の後のけだるさから、身体の力が抜けて、しばらく自分の力では起き上がることが出来なさそうだ。
息を整えながら、身体の重さを感じて、ふとうらみがましくこう思う。
「御主人様のえっち……」
どうやら、思っただけではなく口に出していたようである。
ふうっと息を吐き、整えてから身なりを直す。
>御主人様のえっち……
「何を言うんだね。お前だってあんなになりふり構わず乱れていたじゃないか」
奏の額を優しく撫でる。
「まったく相変わらずで安心したよ。
一時的にでもこの屋敷にいる間は目一杯よがらせてやるから、疼いたらいつでもここに来るといい。
よし……。気分転換も出来たところで、私はまた戻るとしようかな」
しばらく奏に主人の自室で体を休めるように言い付け、部屋を出て行く。
621 :
桜庭 奏:04/12/26 03:03:49 ID:GD6UUNag
額を優しく撫でられ、心地よさに目を細める。
>この屋敷にいる間は目一杯よがらせてやるから、
先程あんなに感じたのに、主人のこんなセリフだけで再び身体が熱くなる気がした。
「はい…」
恥ずかしいさで顔を真っ赤にして、目を逸らしてしまう。
「あ…、御主人様、行ってらっしゃいませ。御無理はなさらずに……。」
去っていく主人に慌てて声をかけるが、最後のほうは呟くようになってしまう。
年末で忙しいからか、少し疲れたようにも見えた主人の様子を思い出す。
(心配だなぁ。御主人様は、大変でも何でもやってしまう方だもの。
……そういうところが、尊敬しちゃうんだけどね。)
重い身体を起こし、まだシャワーを浴びるには身体がしんどいかもと思う。
主人の言葉に甘え、ベッドを借りて布団にもぐりこむ。
先程と同じくらい主人のにおいに包まれて、そっと目を閉じ、いつの間にか眠ってしまう。
622 :
奥津 夕呼:04/12/26 22:29:58 ID:vngU/z/o
「…くかー…くかー…むにゃむにゃ…」
人気のない倉庫でちょっとサボるつもりだったのだが、ソファを見つけて寝っ転がっていたら
ここ数日の疲れからか熟睡してしまっていた。
623 :
柏葉 瀬名:04/12/27 00:03:10 ID:Xwaz/aag
「え、なんですかコレ」
怪しげな客人男性から手紙を貰った。
が、何気なく裏返すと、封をしているシールがハートの形になっている。
「!!」
「あわわわ、山城、こ…これ…。捨ててもいいと思う…?」
厨房に猛ダッシュで戻ると、青ざめた顔で震えたりする。
624 :
奥津 夕呼:04/12/27 00:08:53 ID:N+X74Lg3
「……う?……あ…」
ちょっとのつもりが大分寝過ごしてしまい、寝ぼけた顔でゆっくりと起きあがる。
「……やべ!もうこんな時間じゃん、うげげ」
時計を見て慌ててソファから跳ね起き、急いで倉庫を出て行く。
625 :
椿 杏樹:04/12/27 00:17:56 ID:BzCP/L98
クリスマスで使ったものを片付け終えたので、今度は年末年始用に必要なものを業者に注文している。
「よろしくお願いします〜」
626 :
粉原 月子:04/12/27 00:31:59 ID:N+X74Lg3
「…あら、何か変な味ね」
クリスマスパーティで余ったシャンパンを子供用だと勘違いして飲んでいる。
「ま、これはこれで美味しいですわね」
調子に乗って、どんどんグラスについで飲んでいく。
627 :
椿 杏樹:04/12/27 00:39:45 ID:BzCP/L98
電話から離れて自室に戻ろうとする。
「♪きょーうも楽しく済みました〜 お仕事おーしまいっと、……あら?」
月子が空いた部屋でシャンパンを飲んでいるのを見つけて
慌てて部屋の中に入る。
「きゃーお嬢様、そんなにいっぱい飲んだらいけません!
これは一応お酒なんですよ。酔っ払ったところを見つかったら御主人様にも叱られます」
月子の飲みかけのボトルを奪い、目線を合わせるために腰を落として話しかける。
628 :
粉原 月子:04/12/27 00:52:35 ID:N+X74Lg3
「ちょっとアナタ…ヒック…何をするのよ?」
既に酔いの回りきったトロンとした目つきでグラスを奪った杏樹を睨むように見る。
お酒の影響か、いつものおっとりとした口調も荒々しく変わっている。
「…貴方、名前を言いなさい! 目上の者に対する礼儀を教えてあげるわ」
そう言うと、指を精一杯伸ばしてビシっと杏樹突き付ける。
まるで目の前にいるメイドが、初めて会った人物だとでも言いいたげな口調である。
629 :
椿 杏樹:04/12/27 01:00:11 ID:BzCP/L98
「あっ、あの〜。月子お嬢様?」
(前に一度お会いしたのに、酔っ払ってて忘れてらっしゃるのかしら)
「私です。ほら、杏樹ですよ。飲みすぎてるようですから、早くお嬢様のお部屋に戻りましょう?」
少々弱りながらも月子の手を軽く握ってみる。
「ね」
にこっと笑いかける。
630 :
粉原 月子:04/12/27 01:14:40 ID:N+X74Lg3
「貴方、余所の使用人でしょう? だったら『月子様』と呼びなさい!
そう呼んで良いのはお父様の雇った方達だけよ」
笑いかける杏樹に冷ややかな視線を返しながら、握られた手を振りほどく。
「大体名乗るなら…ちゃんと姓名まで名乗るのが礼儀じゃないの?…まったく
このお屋敷の主人はどういう教育をしてるのかしらね」
そう言って、座っていた椅子から降りると杏樹の周りを品定めするように回り始める。
「ふーん、それとも貴方『あちら』の方で御主人様に気に入られてるのかしらね?」
暫く杏樹の体つきをじろじろ見回してから鼻で笑い、納得したように意味深なセリフを吐く。
631 :
椿 杏樹:04/12/27 01:24:12 ID:BzCP/L98
「う。えーと、椿杏樹、です」
想像以上に酔っ払っているせいで色々と叱られてしまったので、若干へこんでしまう。
だがしかしこのまま放置してはおけない。
月子を宥める為に、適当に相槌を打って謝ってみる。
「気分を悪くなさったのなら、申し訳ありません。いくらでも謝りますわ」
>それとも貴方『あちら』の方で御主人様に
「……。」
この言葉に一瞬黙り込むが、すぐに微笑みつつ返事をする。
「そうかもしれません。お嬢様…じゃなかった、月子様も、いくらでも好きなようになさっていいんですよ」
632 :
粉原 月子:04/12/27 01:44:31 ID:N+X74Lg3
「…あら、否定しないのね? 面白くないこと」
杏樹の答えに、ツマンナイといった感じの顔つきになり、頬に片手を添える。
「ま、それはそれでいいわ…色々聞きたい事もあるし」
そう言うと、今までの不機嫌なそうな顔から一転、幼い容貌に似合わぬ凄みのある笑顔に変わる。
好きにしろって言ったわね? と杏樹に呟き
正面から両の手の平でいきなり、杏樹の胸を揉み潰すようにしてぐいぐいと掴み出す。
それは、愛撫と言うには余りに荒々しかったが
杏樹の口から悲鳴が漏れても一向に気にせず、最後は指の間で乳首を捻るようにして弄ぶ。
「ふ〜ん、この胸とかで御主人様を誑かすのね… 杏樹さんは?」
633 :
椿 杏樹:04/12/27 02:04:17 ID:BzCP/L98
「…あっ…」
胸を乱暴に揉む小さな手にも抵抗せず、ただ戸惑ったような表情を見せる。
「ん…いたっ、痛い…」
潰されそうになるまで乳房を押さえつけられながら答える。
「誑かすだなんて、御主人様に…少なくとも私は、そんな思いで接してるわけじゃありません。
…んっ、あ、杏樹は杏樹なりのやり方で、御主人様をお慕いしてる気持ちを伝えているんです…」
誑かすとまで言われたのでさすがに少し言葉で抵抗し始める。
「私の気持ちさえ御主人様にお伝えできれば、いくらいやらしいと思われても…。
他の人にどんなに蔑んで見られたとしても。
あんっ、それでも…っ、構わないから…」
最後のほうは喘ぎで途切れ途切れになっている。
634 :
粉原 月子:04/12/27 02:18:18 ID:N+X74Lg3
「何よ…今更そんな事言ったってもう遅いんだからね…ほら、うふふふ」
散々玩具にした杏樹の胸を漸く離したかと思うと、スカートを捲り上げて下着を露わにしてみせる。
「貴方、わたくしにも好きにしていいって言ったわよね?
それじゃあ貴方、何で私が怒ってるかちっとも分かってないって事だわ…」
そうして捲ったままの姿勢で、小さな体のどこにこんな力があるのか
杏樹を手近なソファに押し倒し、そのまま下着越しに秘所を指でもって弄くり始める。
635 :
椿 杏樹:04/12/27 02:29:16 ID:BzCP/L98
>それじゃあ貴方、何で私が怒ってるか
「…? そうかも、なんだかよくわからないです…」
きょとんとして月子を見る。
返事をしながらも下着が露になっているので、なんとか手でスカートを戻そうとするが叶わず。
しまいには力が抜けているのもあって押し倒されてしまう。
「きゃ! 月子様、あの……。…っん、ん…ぁっ」
秘所を強く弄られて、首をいやいやするように横に振る。
(やぁっ、こんなの…。こんなに強く擦られたら、だめ…変になっちゃう…)
636 :
粉原 月子:04/12/27 02:46:54 ID:N+X74Lg3
「ふふふ…叔父様を誑かしてる悪いところはぁ〜…ここかしら?」
尚一層の凄みを増した笑みを顔に貼り付けたままで、杏樹の秘裂を布越しに指で突いていく。
その細い指は今は強烈な攻め具となって繊細な刺激を与え続け
見る間にメイドの下半身が秘裂から染み出した液体でぐしょぐしょに濡れていく。
「うふふふ、こんなに濡れちゃって…年下のわたくしにこんな目に遭わされて恥ずかしくないのかしら?
ねえ、杏樹さん」
とても中学生の子供とは思えない指使いと口調で年上のメイドを弄びながら
ゆっくりと愛液で透き通った下着を剥いでいく。
「…どろどろに頭がとけるまで弄ってあげますわね、杏樹さん…」
杏樹の体から剥ぎ取った下着を床に投げ捨てると、濡れそぼった秘所に指を差し込み
一気にその中を擦り上げ始める。
637 :
椿 杏樹:04/12/27 02:58:39 ID:BzCP/L98
部屋のドアが半分開いているのを気にして、玩具にされている間
口元を両手で抑えて喘ぐ。
「んむ、んっ…んんー…」
『なんでもしていい』と言った手前抵抗できずでいる。
「恥ずかしいです、でもっ…仕方が…」
>濡れそぼった秘所に指を差し込み〜
何か言いかけてる途中で深く指を差し込まれ、思わず目を閉じる。手もいつのまにか離れてしまう。
「ひぁっ…。月子様ぁっ、いや…あ、ぁっ…! んんっ」
擦り上げる度にハァハァと荒い息をし、甘ったるい声を出す。
638 :
粉原 月子:04/12/27 03:24:38 ID:N+X74Lg3
「…貴方の中、ぬるぬるしててとっても温かいわ…どんどん愛液が溢れて来て…ふふ」
目の前に拡がる杏樹の陰裂を指で弄びつつ、聞こえよがしに見たままの事を伝えてみせる。
「あら? 口なんか押さえても無駄よ。だってほら」
言うなり、ずぷ、と音が鳴るくらいに深く指を差し込んでみせる。
十分に解れていた杏樹の秘奥は細い指の侵入をやすやすと許し
その口から甘美の悲鳴を呼び起こさせた。
「…貴方はもうわたくしの玩具なんですから…ふふふ」
そして月子の攻めは一層激しさを増し、その秘所へと注がれていった。
杏樹の嬌声はその夜鳴りやむ事はなかった。
「…あら? ここは…」
目が覚めた時、ソファには一緒に杏樹が横たわっていた。
「何でこんなところで…? 杏樹さんが添い寝してくれたのかしら…」
酔っぱらった事などちっとも覚えて折らず、不思議そうに首を傾げてしまう。
「きっとそうね、杏樹さんは優しいし、毛布でも取ってきてあげましょうかしら」
そう思って、部屋を後にする。
注意して良く嗅げば、微かに淫靡な匂いのする部屋を…
「…すー、すー…」
一晩中月子に翻弄され、ひどく疲労してしまって眠っていたが
出ていった直後にぼんやり目を覚ます。
目をこすって、昨夜の事を思い出して毛布を掴んだまま少し塞ぎこんでしまう。
「……。(私、バカだから何も気付かなかっただけで…そんなに思うほど他の人に好かれていなかったのかも…)」
部屋の電話で何気なくどこかの番号に架け――
「あ、おはようございます〜。あの…。……いいえ。まだお休みならいいんです。
ううん、ちょっとだけ……旦那様の声が、聞きたくなってしまって。それだけです全然元気です、ではではー」
受話器を置いて小さな溜息をつく。
641 :
香山 絵理:04/12/28 22:54:38 ID:wmicV6m2
「きゅっきゅっきゅっ♪ぴかぴかにな〜れ」
はなうたを歌いながら窓を拭いていると、郵便受けに一枚のメモが挿まれて
ひらひらと舞っているのを目にする。
「あれ?…お客様がいらしてたのかな?
何で気付かなかったんだろ?
御主人様に怒られちゃうかな?」
メモを手にしてどうしようかとうろうろしている。
643 :
香山 絵理:04/12/28 23:07:59 ID:wmicV6m2
メモをゴミ箱に捨てかけるが、万一見つかった時のことを考えて
コクリとうなずき、執事室にメモを届けに行くことに決めたようだ。
644 :
会河紳一:04/12/28 23:12:48 ID:cxjggu95
>>643 執事の部屋へ向かう絵理を見かけ、声をかけようとするが…
(今更、彼女に何を言えばいいんだ…あんな事をした手前でどんな顔をして彼女に会えばいいんだ…)
その場で留まり、思い悩む
645 :
香山 絵理:04/12/28 23:19:14 ID:wmicV6m2
コンコン
屋敷に仕える執事達が日常の事務などを行う執事室のドアをノックするが、
何も反応がない。
「失礼します」と声を掛けてドアを開けても、誰も見当たらない。
「これどうしよう…やっぱり直接御主人様に渡したらいいのかな?」
半分部屋に入ったままメモを見つめて呟いている。
646 :
会河紳一:04/12/28 23:22:41 ID:cxjggu95
>>645 「…どうしたんですか…」
控えめに困っている絵理に声をかけてみる
647 :
香山 絵理:04/12/28 23:29:50 ID:wmicV6m2
>>646 背後から声を掛けられると、振り向きざまに
「執事様たち誰もいないんですよ〜」と言うが、そこに居たのが会河だと
判ると、執事室のドアの陰に隠れてしまう。
「あ、あの…あ、会河様……」
ドアの陰から返事しようとするが、いつぞやの事からまともに返事できないで居る。
648 :
会河紳一:04/12/28 23:32:41 ID:cxjggu95
>>647 自分を見て怯える絵理を見て、覚悟していたとはいえ
やはりショックを受けた
「…申し訳ない、私のせいで…」
…深く打ちひしがれた顔をする
649 :
香山 絵理:04/12/28 23:38:25 ID:wmicV6m2
「ごめんなさい、ごめんなさい……
私がちゃんと…ちゃんと…
でも、でも……」
執事室を出るために足を踏み出そうとするのだが、会河がそこに居ると
事実に勇気が追いつかないようである。
650 :
会河紳一:04/12/28 23:41:35 ID:cxjggu95
>>649 「いえ、あれは貴女に暴走した感情をぶつけてしまった、私が悪いのです、貴女が謝る必要などないのです…」
そう言うが、震えて自分の前に出てこようとしない絵理を見て罪悪感が会河の胸を締め付ける
651 :
香山 絵理:04/12/28 23:49:58 ID:wmicV6m2
>>650 「ダメ、私が会河様のことを…
会河様の気持ちをわかっていれば……」
徐々に落ち着きを取り戻してはいるものの、会河の顔をまともに見る自信は
なかった。
「いつまでも執事様のお部屋に居れませんから…
でも、そちらを向かないでもいいですか?」
652 :
会河紳一:04/12/28 23:55:17 ID:cxjggu95
>>651 「判りました…」
そう言って絵理に背を向ける
「…これなら問題ありませんよね、絵理さん…」
そう、優しく問いかける
653 :
香山 絵理:04/12/28 23:59:55 ID:wmicV6m2
>>652 そっとドアを出る瞬間に会河の声のするほうを覗いてみると、会河が背中を
向けている。
「ハイ、ありがとうございます」
絵理も会河に背を向けたまま、礼を言う。
654 :
会河紳一:04/12/29 00:03:34 ID:ASuhJWwg
>>653 「構いませんよ…こうすることでしか、話し合えないとは…つらいですね…」
苦しそうな声色で会河が言う
「…これも、結局私のせいだ、約束も破ってしまうし…」
655 :
香山 絵理:04/12/29 00:10:03 ID:saM7D88a
>>654 「ううん、会河様のせいではない筈です。
私が、メイドの私がお客様である会河様のの期待を裏切ったのがいけなかったんです」
目にはうっすらと涙を浮かべている。
「でも、あの時怖かったんです。
やさしかった会河様が、あんなふうにするなんて思わなくって
ダメメイドですね・・・会河様につらい思いをさせてしまって。」
656 :
会河紳一:04/12/29 00:14:26 ID:ASuhJWwg
>>655 「いいえ、貴女のせいではありません。私が他家のメイドである貴女に対して
必要以上に入れ込んでしまったのが拙かったんです…」
「私が自制できなかったのが全ての原因です…私は紳士失格だ…貴女に深い傷を負わせてしまった。」
657 :
香山 絵理:04/12/29 00:19:44 ID:saM7D88a
>>656 「いいえ、ご自分を責めないで下さい。
どのお客様にもご奉仕するのがメイドですから……」
逃げ出したい気持ちを抑えて、振り向くとそっと会河の背中に身を寄せる。
「会河様、少しだけこうさせていてください。
でも、こちらは向かないで下さいね。」
658 :
会河紳一:04/12/29 00:26:27 ID:ASuhJWwg
>>657 「いえ、こう寄り添ってくれるだけでも、私は満足です…」
本当に満たされたように言う会河。
「…こんな、紳士失格の私を許していただけるのですか、絵理さん?」
どこか、恐れが入り混じったような声で尋ねる、会河。
659 :
香山 絵理:04/12/29 00:32:22 ID:saM7D88a
>>658 「許すだなんて……許していただかなきゃいけないのは私です。
でも、まだ私は会河様のお顔を見る勇気がないです…
ごめんなさい…」
ゆっくりと、背中から離れると振り向き会河に背を向ける。
「会河様、これで失礼させていただいてよろしいでしょうか?」
660 :
会河紳一:04/12/29 00:35:21 ID:ASuhJWwg
>>659 「ええ、構いませんとも…今度こそお互い分かり合えるようにしましょう、時間をかけて…」
「はい、お仕事頑張ってくださいね…」
背中越しに優しく声をかける
661 :
香山 絵理:04/12/29 00:38:44 ID:saM7D88a
>>660 「ありがとうございます、会河様もお仕事がんばってくださいね」
そう言って歩く絵理の足元に涙の跡が点々と残っていた。
662 :
三条 望:04/12/29 23:32:08 ID:en5CeC2G
椅子に座りぼんやりとカレンダーに目をやる。
「あと2日…月日が経つのは本当に早いものですね…」
665 :
椿 杏樹:04/12/30 23:11:09 ID:LpDsokGU
「あら、みなさんどうしたんですか〜」
メイド達が何人か寄り集まって賑やかにしているところを見つける。
「…晴れ着?お正月用の? 私も触ってもよいのかしら」
業者の持ってきた色とりどりの着物(正月用?)を広げて手に取ってみる。
「わぁー、素敵ですね」
667 :
里村 志保:04/12/30 23:15:59 ID:cZuPC2BK
昼間の大掃除が忙しかったのか、あくびをしながら餅つきの材料をチェックしている。
「ええと、もち米〜キロに……」
手の甲で目をこする。
668 :
会河紳一:04/12/30 23:19:21 ID:kOmxMCIM
メイド達の集まりにひょっこり顔を出す
「おや、みなさんどうしたんですか?」
669 :
里村 志保:04/12/30 23:27:35 ID:cZuPC2BK
>>668 「もう着物を広げてるんですよ、年を越してからすればいいのに…」
ぼそぼそと小声で呟き、項垂れる。
「気が早いと思いますね、ちょっと… あ、そうそう会河さん
明日の朝食用に煮込んであるシチュー、味見して戴けませんか?」
670 :
椿 杏樹:04/12/30 23:30:10 ID:LpDsokGU
メイド1人1人が『好きな着物を一枚選んでよい』との事なので、それぞれが選び始め
「えーと。あ、じゃあ私はこれで〜」
手近にあった紅梅色の着物を選ぶ。
が、隣で由依が何やらじっと自分を見ているような気がして彼女のほうを見る。
「由依さんは赤にしたんですね、かわいらしくて素敵」
特に他意もなくそう言って、笑顔で話しかける。
671 :
会河紳一:04/12/30 23:30:12 ID:kOmxMCIM
>>669 「おやおや、それは気の早い…」
苦笑しながら、そのファッションショーに目を向ける
「いいんじゃないんですか……はい?シチューの味見ですか…いいですよ」
快く引き受ける
672 :
里村 志保:04/12/30 23:37:10 ID:cZuPC2BK
>>671 「有難う御座います、ちょっと待ってて下さいね」
少し大きめの小皿にシチューを盛り、付け合せのパンとともに差し出す。
そのときテーブルの足に躓いてしまい、料理を載せたお盆をひっくり返してしまう。
「あっ! すみません、本当に… 熱いでしょう、すぐに脱いで下さい」
会河の下半身にはシチューが盛大にかかってしまっていた。
673 :
萩野 瑞葉:04/12/30 23:44:09 ID:wXoFBVP1
おせち料理用の重箱を棚から取り出して洗っている。
「今年ももうあと1日ですのね……」
674 :
会河紳一:04/12/30 23:47:49 ID:kOmxMCIM
>>672 「熱っ!」
志保が運んできたシチューが下半身にかかる
「…お願いします…」
そう言って志保にズボンを脱がせて貰うそして下着姿になる会河
クリスマスイブのプレゼントとして
前から欲しがっていた干支を模ったお手玉を侯爵に貰ったらしく、楽しげに投げては遊んでいる。
676 :
里村 志保:04/12/30 23:54:55 ID:cZuPC2BK
>>674 「本当に申し訳ありません。痛みがひどかったら仰って下さいね。
すぐにお医者様をお呼び致しますから」
冷水に浸したタオルを会河の太腿の上に当て、その間に冷凍庫を開ける。
そうして取り出した氷をビニール袋の中に入れ、口を縛り、氷嚢を作る。
「……」
火傷させてしまった部分がいまいち自分ではわからず、タオルと氷嚢の位置が上手く定まらない。
氷嚢が、時折会河の股間に当たってしまっていた。
677 :
萩野 瑞葉:04/12/30 23:57:26 ID:wXoFBVP1
ふと時計を見ると、ハッと何かに気づいたようなそぶりで
重箱をあわてて片付けると、そそくさと厨房を出て行く。
「急いで、でも静かに、静かに……」
そしてランプを手に取ると、そっと屋敷の裏手にある納屋に入っていく。
678 :
会河紳一:04/12/30 23:59:38 ID:kOmxMCIM
>>676 「あっ!…ちょ、ちょっと、冷たいですよ…志保さん…」
何度か、氷嚢が股間に触れる感触に肉棒が勃起する。
「……」
しばらく、何とか我慢していたが…
「…志保さん…少々粗相がすぎませんか…」
ちょっと怒っているようだ…
「これはお仕置きをせねばなりませんね…」
679 :
柏葉 瀬名:04/12/31 00:04:19 ID:LpDsokGU
ここ数日仕事がハードだったせいか、待っていた納屋の壁にもたれて眠りこけている。
「うーん……」
少しうなされたりもしていて、一体どんな夢を見ているのやら。
680 :
里村 志保:04/12/31 00:07:57 ID:y9cAn1Bu
>>678 「何を仰ってるんですか、会河さん…… えっ!?」
眼前に堂々と聳え立つ会河のものに圧倒され、言葉を失う。
「……お、お仕置きですか?」
一体彼がどんなお仕置きをするのだろうと淫猥な好奇心に駆られるものの、
多少の恐怖もあって会河の瞳を見詰めたまま沈黙する。
ギュッと拳を握り締め、唇を噛む。
681 :
萩野 瑞葉:04/12/31 00:09:00 ID:mNfSUEI/
「瀬名様……? お待たせしました……」
小声でささやきながら納屋に入ると
屋敷から目立たないように、ランプの灯りを若干暗くして天井から吊るす。
「……あら……?」
と、瀬名が眠りこけているのを見て、しばらくじっと寝顔に見入る。
「疲れてらっしゃるのに、これ以上は申し訳ないですかしら……」
ポツリと呟くと、そっと唇を重ねようとする。
「これで起きないようでしたら、毛布だけかけて、そのまま……」
682 :
会河紳一:04/12/31 00:11:46 ID:AlvHpPtu
>>680 「それは…この屋敷の流儀に従ったやり方…でね」
少々、悪戯めいた言い方で言ってみる
「まずは、このそそり立った倅を舐めて癒していただけませんか?」
そう、志保に言ってみる
683 :
柏葉 瀬名:04/12/31 00:17:25 ID:0hzC2Dvd
「うう…嫌だ、男は絶対死んでも無理…」
謎の寝言を呟いたりしていたが、瑞葉が唇を重ねる前にその気配を感じて目を覚ます。
「…あ。ごめん、なんだか折角待ち合わせてたのに、寝てたみたいで」
頭を何度か振って意識をハッキリさせようとする。
「……どうかした?」
口付けをしそこねたなどとは気付いておらず、不思議そうな顔をする。
684 :
里村 志保:04/12/31 00:19:33 ID:y9cAn1Bu
>>682 会河の言葉に無言で頷く。
隣の部屋では杏樹や由依などの同僚が着物を肴に座談会を開いているのだ。
彼女らに見つかるかもしれないという羞恥に頬を真っ赤に染め、会河の逸物にそっと口をつける。
「ん… ちゃぷ、はむ、んっ…」
唇を亀頭に宛がい、唾液をゆっくりと逸物全体に行き渡らせてゆく。
「恥ずかしい…」
奉仕の最中に聞こえてくる隣室の談笑に、そう漏らす。
685 :
萩野 瑞葉:04/12/31 00:22:06 ID:mNfSUEI/
>>683 いよいよ唇を重ねようと目を閉じかけた瞬間、逆に瀬名が目を開く。
「……!」
慌てて体を引いて、乱れてもいない襟元を正したりする。
>どうかした?
「い、いえ、なんでも……そ、それより瀬名様……」
ソワソワしながら何とか話題を探る。
「あの、本当によかったんですの?
こんな忙しい時期に、皆さんに内緒でこんなところに……」
どうやら人目を忍ぶ逢引に、少なからぬ罪悪感を覚えているらしい。
686 :
会河紳一:04/12/31 00:22:34 ID:AlvHpPtu
>>684 「これはお仕置きですからね…」
どことなく意地悪に言う会河
「私は紳士を心がけておりますが…」
志保に奉仕させながら、独白するように言う
「たまには紳士を休みたい時もあります」
687 :
里村 志保:04/12/31 00:31:14 ID:y9cAn1Bu
>>686 逸物の裏から雁首、尿道口へと舌を這わせ――技巧を凝らした微細な刺激を与える。
次に会河のもの全体を口腔内へ埋め、舌の腹を押し付けて圧力を掛けてやる。
自分の口が彼の精液を搾り取る生きた道具になっていることを実感して、
胸の内に秘める被虐感がだんだんと高まってくる。
ときどき物音がするたびに振り返るものの、それ以外は没頭して奉仕していた。
「んふ…… ちゅぷっ、ちゃぷ」
部屋には唾液と肉のうねりが作り出す卑猥な水音が響いた。
688 :
会河紳一:04/12/31 00:38:41 ID:AlvHpPtu
>>687 「ううっ…!いいですよ、志保さん…」
志保の濃厚な奉仕に射精感がこみ上げてくる。
「…出しますよっ!」
志保の頭を押さえ込み、そのまま彼女の口内に射精する
「…飲んで貰えませんか…」
何処となく控えめな感じでそう命令する会河
689 :
柏葉 瀬名:04/12/31 00:39:35 ID:0hzC2Dvd
>>685 何気に最近、人目を忍んで会わなくてはいけないような状況なので、少し不貞腐れたような表情になる。
「皆の前で話してたら色々詮索されるから仕方ないよ。
仕事は無理やりにでも片付けてきたから心配ない……と、思うけど」
瑞葉の頭を自分の胸に引き寄せて背中を撫でる。
「あまり追い出されるような事をしてもヤバイと思うし、少しの不自由は我慢しないとなー」
撫でていた手を背中からだんだん下へ下げていったりする。
「御主人様を裏切りたいとか、憎いってわけじゃない。
好きにはなれそうにないけど…それなりに尊敬も感謝もしてる」
一時、辛そうに黙り込む。
「…でも。ここまで地味にしてても『別れろ、もう接するな』って言われたら…。
そうするしかないのかな」
690 :
萩野 瑞葉:04/12/31 00:45:37 ID:mNfSUEI/
>>689 「あぅ……っ、ん……」
瀬名の胸に抱かれ、優しく愛撫されて、うっとりと心地よさそうな吐息を漏らして瞳を閉じる。
「瀬名様……もしも、本当にお辛いだけになったら……私のこと、忘れてください」
瀬名の独白を聞いて、唐突にそんなことを言い出す。
「私なら我慢しますから……うんと我慢しますから」
そう言いながらも、素振りは情熱的に瀬名の手を誘導し、
ボタンを外した胸元から下着の上へと手を滑り込ませる。
「それが何かのためになるなら、私は……はぁ、んっ」
691 :
里村 志保:04/12/31 00:46:42 ID:y9cAn1Bu
>>688 喉奥で体液を流出させられる。
広がる会河の体温を嚥下するものの、粘り気があってすぐには飲み込めない。
「んっ、んんっ……」
口に手を当て、呼吸を整え、落ち着いて飲み下した。
青臭くていがらっぽい味。だけどとても卑猥な味。
「……飲み、ました」
俯き加減で――小声でそう報告する。
「次は、何を致しましょう……?」
胸に当てた手に心臓の鼓動が伝わってきた。
下着が湿っているのがわかる。
今にもその場にへたり込んでしまいそうだった。
692 :
会河紳一:04/12/31 00:53:01 ID:AlvHpPtu
>>691 堪えながら必死で精液を嚥下する志保の様子を見て
会河の胸の奥に言いようのない黒い欲望が燃え上がってきた。
「そうですねえ…」
まるで虐げられるのを待つような志保の姿が
会河の中にあった加虐心に火をつけ、紳士としての矜持を覆いつくした。
「服を全部脱いで、後ろを向いて犬みたいに四つん這いになってください」
そう丁寧な口調で言う。そこには先ほどのような遠慮をするような感じは無かった。
693 :
柏葉 瀬名:04/12/31 01:01:33 ID:0hzC2Dvd
>>690 >それが何かのためになるなら、私は〜
「……。…ちゅっ」
答えずのままで瑞葉の唇を奪い、手は乱暴に彼女の乳房を揉む。
荒々しく服を乱して、瑞葉の体を抱きかかえ自分の膝の上に乗せる。
「まだ辛くないよ。大丈夫。 …だからまだ離さない」
ぎゅうっと抱き締めて瑞葉の肩に顔を埋める。
「先の事はわからないけど、やっぱり、今はどんなに怒られても手放すのは絶対嫌だ」
顔を上げると再び口付けつつスカートの中に手を入れ、太股を撫で回しながら奥へと手を進める。
694 :
里村 志保:04/12/31 01:03:07 ID:y9cAn1Bu
>>692 「ふ、服を全部!? ……あっ」
会河の命令にやや大きな声を上げるも、隣室のことを思い出して両手で口を塞ぐ。
万が一見つかったら――そう思うも、彼にしてしまったことが頭をよぎる。
一歩間違えば大惨事になっていたかもしれないのだ。
「……わかりました」
意を決して、行為に必要のない身体を包んでいる布を全て脱いでゆく。
羞恥で頭がどうにかなってしまいそう。
全ての衣服を脱ぎ終えると、四つん這いになって会河に尻を向ける。
よく暖房が効いているとは言え、床はひんやりとしていた。
しかし寒くはない。身体の火照りのほうが問題だった。
695 :
萩野 瑞葉:04/12/31 01:06:46 ID:mNfSUEI/
>>693 「んっ、ふぁ……ぁんっ、ひ、あ……っ」
荒々しい責めを受けて、それでも喉から悩ましい声が漏れていく。
>…だからまだ離さない
「……うれしい……」
瀬名にギュッとしがみつくと、熱に浮かされたように呟く。
「じゃあ、あなたの印を下さい……いっぱい、いっぱい……
痕がついてとれなくなるくらいに。私があなたのものである、しるし……」
自分でも手を伸ばすと、瀬名の股間を衣服の上からさすっていく。
「そしたら、きっと、ずっと離れずにいられるって……信じられる気がしますわ」
696 :
会河紳一:04/12/31 01:08:01 ID:AlvHpPtu
「はい…よくできました。」
軽く拍手をしながら、誘うように尻を此方に向けている志保に言う
「さて…どういうお仕置きをして欲しいか…私に言ってくれませんか?」
そう言いながら、晒している肉棒を志保の秘唇に嬲るようにこすり付ける
「気持ち良いのがいいですか?」
697 :
里村 志保:04/12/31 01:18:27 ID:y9cAn1Bu
>>696 「ぁ……」
逸物を擦り付けられた秘所は、それを欲して蠢く。
どうにもなく疼いてしまっているのだ。
「いいえ、会河さんのなさりたいようになさって下さい。
粗相をしたのは私なんですから。どうぞ、望むままのお仕置きを私になさって下さい」
言っている間も秘裂は淫らにも蠢き、蜜壷から液が垂れて床に落ちた。
それは一滴、また一滴と次第に量は増えてゆく。
「あぁっ!」
羞恥に情欲の水位が高まり、理性の一部を飲み込む。
会河に秘所を晒しているだけで身体を痙攣させ、軽くイってしまった。
698 :
柏葉 瀬名:04/12/31 01:21:08 ID:0hzC2Dvd
>>695 柄にもなく恥ずかしい言葉を言ってしまったので、少し後悔するが
瑞葉は喜んでくれているようなのでほっとする。
「印…? …っ」
聞き返した直後に股間を擦られ、少し声を上げる。
動きを止めない瑞葉の手によって段々下半身も反応し始める。
「じゃあ…今日は上に乗って。そう…」
瑞葉を誘導しながら早々と挿入すると、奥まで深く貫く。
そして入れてすぐ動かさず、彼女の腰を抱えて立位になり
納屋のドアに瑞葉の背中を押し付ける。
「…く…。いくよ」
一度首筋に吸い付いてうすい跡を残してから、揺さぶるように動かし始める。
699 :
会河紳一:04/12/31 01:23:27 ID:AlvHpPtu
>>697 「健気なことをおっしゃいますねえ…それでは、痛いほうがよろしいのですか?」
そう言って、二、三度平手で尻をはたく。
「…おやおや、晒しているだけでイッてしまうとは…あの方も躾がなっていませんねぇ…」
更に何度か尻をはたく。何度かはたかれた白い尻はいつの間にか真っ赤に染まり、その下には淫らな水溜りが出来ていた…
「実に厭らしいメイドですねえ…」
700 :
萩野 瑞葉:04/12/31 01:26:14 ID:mNfSUEI/
>>698 >今日は上に乗って。そう…
「はい、ぁん……あ、あああ……っっ!!」
奥まで貫き通されて、久しぶりの感覚に、歓喜のあまり打ち震える。
しかし、瀬名が中々動き出してくれないので、切なげな吐息を漏らしてねだる。
「は、ぁ……んっ、瀬名、さまぁ……っ……あっ!?」
すると突然立位にされて、激しい突き上げが始まる。
「あっ、あっ、! あんっ、く、はぁんっ!!」
奥を抉られるたびに、矯正とともに扉が軋む音が響く。
「だ、ダメぇっ、こんな、激しくなさったら……誰かに、気づかれ……んああっ……
いい……気持ちいいっ……でも、ダメ……ですわっ」
701 :
里村 志保:04/12/31 01:35:27 ID:y9cAn1Bu
>>699 「…ひっ!」
尻を叩かれ、その甘く激しい痛みを何度も享受する。
二、三度受けるごとに再び達し、あられもない淫らな姿を会河に晒した。
肩を大きく動かし、熱く呼吸をする。
卑猥な疲労によって項垂れると額が床に着いた。
焼けるように疼いた身体には気持ちがよかった。
「んっ、あぁ… 熱い。身体が熱いです、会河さん」
乳房を揉んだり、乳首を抓り上げたりして自分の身体を慰め始める。
両太腿を擦り合わせ、子宮を中心として響く秘所の疼きに必死に耐えた。
702 :
柏葉 瀬名:04/12/31 01:35:43 ID:0hzC2Dvd
>>700 「気持ちいい? じゃあもっと…こうやって…」
わざとドアを軋ませるように、多少突き上げを早くしてみる。
目の前にある瑞葉の乳房に軽くキスをし、こっちにも跡を残す。
「我慢できなかったら、イッてもいいよ」
早くも息を切らせている瑞葉に優しく言う。ただ彼女が達したとしてもまだ終えるつもりはなく、
続けて何度もイかせるつもりらしい。
703 :
会河紳一:04/12/31 01:39:38 ID:AlvHpPtu
>>701 「鎮めて、欲しいのですか…?」
先ほどとはちがってうって変わって優しく尋ねる会河
「では…」
そう囁きながら、優しく腋を撫で胸を揉む
「どうして欲しいのか言ってみてください…厭らしく、卑猥に…ね」
囁きながら、自分を慰める志保に合わせるように愛撫する
704 :
萩野 瑞葉:04/12/31 01:41:07 ID:mNfSUEI/
>>702 「あっ、そこ……そこ、ダメぇっ、胸は……お乳は、ダメですわ……弱い、からぁっ」
もはや完全に瀬名の責めに翻弄されて、
納屋の外まで聞こえかねないくらいに声を挙げてよがっている。
>我慢できなかったら、イッてもいいよ
「で、でも……っ、一緒が……いっしょが、いいで、あっ!?
あっ、イヤっ、怖い……い、イっちゃいそうなの、瀬名さまぁっ!」
しっかりと瀬名にしがみつくと、やがてガクガクと自ら腰を動かし、痙攣のような仕草を見せて達する。
「……っ、あ……ごしゅ……じ、ん……さ、ま……?」
絶頂の只中で、そんな言葉を口にしつつ、瀬名の逸物を搾り取るように包みこんで締め上げる。
705 :
里村 志保:04/12/31 01:51:47 ID:y9cAn1Bu
>>703 「…はい、鎮めて下さい。このままじゃ身体の火照りが冷めそうにありません」
皮膚に指を流すようにしてくる会河の優しい愛撫。
それと同じようにして小さく喘ぎながら、
いずれくるであろう大きな快感のうねりのために、体力を蓄える。
「本当に、会河さんのしないようになさって下さって結構なんです。
私は玩具にされるのが好きですから…… 性の玩具に。
奴隷の身体なんですね、要するに。虐めてください… それが望みです」
悪魔崇拝者が悪魔への忠誠を誓うように、会河の逸物に口付けをした。
上目遣いで彼を見詰る。
707 :
会河紳一:04/12/31 01:56:10 ID:AlvHpPtu
>>705 「そうですか…では」
そう言うと四つん這いになった志保の尻を掴み
荒々しく挿入…と、思わせてそのまま秘唇に肉棒をこすりつけ続ける
「…ふふふ、虐められるのがお好きなようですからこのままいかせてあげますよ…」
意地悪そうにそう言って素股を続ける
708 :
柏葉 瀬名:04/12/31 01:57:45 ID:0hzC2Dvd
>>704 瑞葉が一度達してしまったが、多少つられそうになるもすぐに持ち直す。
繋がっている部分からは瑞葉の愛液が足を伝って零れ落ちている。
「わかってる、一緒にイこう。…でも、もうちょっと…かかるかもしれないかな」
瑞葉を完全に扉に押し付け、片足だけ持ち上げていたのだが
今度は尻に手を添えて両足を抱え上げ、深く突き入れ始める。
「っ、ん…いいよ、気持ちいい…」
息を荒くさせ、瑞葉への攻めを全く緩めようとしない。
じゅぷじゅぷと水音をさせ動かしている最中、更に後ろの穴にまで指を這わせて
くすぐるように動かしたりする。
709 :
萩野 瑞葉:04/12/31 02:04:48 ID:mNfSUEI/
>>708 「ひあっ、あん……す、少し、休ませ……ぅんんっ!」
両足を抱えあげられ、更に深くまで逸物を進められてマトモな言葉も出なくなる。
「ご、ごしゅ、じんさ……まぁっ! わたしの……私、のぉ……っ」
>気持ちいい…
「ほ、本当……ですの? じゃあ……」
その言葉が嬉しかったのか、
むしろ瀬名の責めに協力するように、自分でも太ももを持ち上げ、脚を開いてみせる。
「ふぁっ、あっ、あんっ、んんーーっ!? あぅっ、そこ、そこダメですぅっ! きた、ないからぁっ!」
しかし後孔にまで指が進むと、さすがに抵抗があるらしく、イヤイヤをしながら体をよじらせる。
その分、瀬名のモノも下の口で嘗め回すように玩弄されているのだが。
710 :
里村 志保:04/12/31 02:06:19 ID:y9cAn1Bu
>>707 「あぁっ…… あ、ダメっ、い、嫌ぁっ」
硬い逸物で柔らかな秘裂を擦られる喜び。
とはいえ、それで胎内を荒々しく掻き回される悦楽には程遠かった。
しかし生み出される快感を無視できるほど高尚な身体は持っていない。
「う、あぁっ、き、気持ちいいよぅ…… 気持ちいいです…」
秘裂を逸物で擦り続けられるだけでも快感を貪り、確実に絶頂の階段を上ってゆく。
「ん… あぅ、んっ、んんっ! ……!! んっ!」
隣室のことが気がかりで大きな嬌声は出せない。
必死の思いで喘ぎ声を噛み殺し、身体を激しく硬直させて絶頂を迎える。
711 :
会河紳一:04/12/31 02:09:47 ID:AlvHpPtu
>>710 脱力しへたりこむ志保を見ながら、股間から抜き取った肉棒から噴出する精液を
志保の背に放つ
「ふふっ、精液で彩られたその背中…綺麗ですよ…」
そう言って志保の頭を撫でる
712 :
里村 志保:04/12/31 02:19:56 ID:y9cAn1Bu
>>711 夢うつつの眼をしながら、背中に手をやって会河の精液を手で掬う。
未だ媚肉を疼かせている快感の余韻に浸ると共に、口に指を遣って彼の精液を再び味わった。
自分が床に垂らした愛液と、会河の精液で粘液塗れになっている自分。
淫らな行為に耽ることによって、身体がどこか溶けてしまったような気がした。
「そうだ、隣の部屋には由依さんや杏樹さんがいるんだった…」
よろよろと立ち上がり、椅子に座ると服を着始めた。
713 :
会河紳一:04/12/31 02:22:52 ID:AlvHpPtu
>>712 「そうですね…さて、お正月の晴れ着どんなものになったんでしょうね」
着替えが終わったあと、そんな世間話をしながら部屋の扉を開ける会河
714 :
柏葉 瀬名:04/12/31 02:23:56 ID:0hzC2Dvd
>>709 抵抗する瑞葉の言葉を聞かず、指を差し入れては瑞葉の秘所の締め付けを強くさせる。
さすがに段々と射精感がこみ上げてきたのか、余裕がなくなり
喋る事もままならなくなる。
「……っ、瑞葉、そろそろ出すよ…中に…」
必死でそれだけ伝えると、あとは夢中に犯し続け、腰をぶつけるように動かす。
「…ぅあっ…!」
達する瞬間には目を閉じて、奥深くに差し入れたままで白濁を中に注ぐ。
「はぁ、はぁ……。…ごめん…。なんか…止められなくて」
こんな我慢している時には中に出すべきではないとは思っていたのだが、興奮していて
つい中で射精してしまったらしい。
ずるっと瑞葉の秘裂から逸物を引き抜くと、白濁と愛液でかなりドロドロになっている。
716 :
萩野 瑞葉:04/12/31 02:30:42 ID:mNfSUEI/
>>714 >そろそろ出すよ…中に…
「は、はい、出して……私のなか、ドロドロに、して下さいませ……
あ……あっ……あっ……! い、イっちゃう……また、来ちゃうぅぅっ!!」
より激しくなった突き上げに、またも絶頂へと押し上げられていく。
「……っ……っ、っ、は、ぁん……」
やはり目を閉じて、瀬名の逸物が脈打ち愛欲の証を吐き出すのを全身で感じ取る。
>…ごめん…。なんか…止められなくて
「いえ……膣内に下さって、嬉しかったですわ。
たとえ赤ちゃんを授かれなくても……」
そして自らの体内から引き抜かれた粘液まみれの逸物に、舌を這わせ始める。
「ぴちゅ……んっ、ふぁ、むぅ……っ、んんっ、ぷ、あっ」
その舌使いは、単なる後始末というには些か愛情のこもりすぎたものであるのだが。
717 :
柏葉 瀬名:04/12/31 02:47:06 ID:0hzC2Dvd
>>716 「ここで妊娠なんて事になったら、そりゃもう大騒ぎだろうなあ…」
特に深い考えは無く、疲れ果てながらも呟く。
達した後のけだるい感じを堪え、服を直そうとすると瑞葉が後始末をし始めたので驚く。
「…え、え? ちょっと待って、だめだってまた―― …あっ」
そのおかげでまだ出し終えてなかった残りの白濁が、
勢いよく瑞葉の顔に飛び散ってしまう。
白い粘液にまみれた綺麗な顔を目にし、若さゆえか再び欲情してくる。
「…ああもう、そんなに一生懸命しゃぶるから……くっ」
情けなく小声で言うと、無意識に瑞葉の頭を押さえつけてしまい、また行為にのめり込もうとする。
718 :
萩野 瑞葉:04/12/31 02:53:12 ID:mNfSUEI/
>>717 「いつか瀬名様の赤ちゃんを授かれるなら……後は、どんなことでも我慢できますわ」
指と唇、そして舌で逸物を愛しながら掃除する合間に
瀬名を見上げて微笑み、そう言うが、その瞬間にそれが暴発する。
「あ……っ?」
目の前で噴出した白い粘液に、みるみるうちに顔を覆われていく。
「ん……あ……」
どこか嬉しそうに目を細めてその奔流を浴び、髪の毛から胸元までベタベタになる。
「ふふ……いっぱい……いっぱいですわ……」
>ああもう、そんなに一生懸命しゃぶるから……
「ん、んんっ?」
再び求め始めた瀬名の様子に、嬉しそうに応えて身体を開き、愛撫をさらに続けていく。
誰にも内緒の逢瀬は、そうして断続的に日がさす頃まで続くのだった。
719 :
香山 絵理:04/12/31 23:42:04 ID:935hpL+h
「お父さん、お母さん、お兄ちゃん……」
今は亡き家族のことを思いながら、自室の窓から外を眺めていると
雪が降ってくる。
「あ、雪だ……」
「あーもう、私はさんざんな年末でしたよ。うちの馬は有馬で惨敗したし」
「そうですか。それで、実家からはいつ戻ってきますか?」
「そうですねー。とりあえず一週間くらいはOK貰ってますから。
あ、また負けた。なんかもう元横綱も形無しね」
「聞いてますか留萌さん!? 早く帰ってきてもらわないと新年の対応が……」
由依との事務的な話のはずがいつのまにか長話になっているのだが、それはさておき。
「えっと、お屋敷の皆様、お客様方、そして普段お屋敷を眺めておられる多くの方々」
メイド服は着ていないのだが、それっぽく恭しくお辞儀をする。
「今年一年お疲れさまでした。それと、来年もよろしくお願いしますね。……では皆様、良いお年を〜!」
721 :
香山 絵理:05/01/01 00:05:03 ID:ZplmiLXA
大きな柱時計が12時を告げると同時に、主人の部屋に出向き新年の挨拶を済ませてしまう。
屋敷に残っているほかのメイドも次々に主人への挨拶を行っている。
「皆さん、今年もよろしくお願いいたします。」
722 :
三条 望:05/01/01 20:43:53 ID:N7ATHNMm
寒風が吹きすさぶ暗闇の中を歩き御屋敷の門をくぐる。
数多くのメイド達が帰省した為だろうか?
ひっそりと静まり返ったお屋敷の邸内に靴音だけが響き渡る。
「やはり…柄にも無く初詣なんて行くべきではありませんでしたね…」
疲弊した様子で医務室に戻ると、そのままベッドに身を投げ出した。
723 :
三条 望:05/01/02 17:33:18 ID:C5lTUcOM
「こうやってゆっくりと休暇を過ごすのもいいものですね…」
新年会を終え、医務室でソファーに腰掛けながらぼんやりとテレビのチャンネルをまわしている。
724 :
椿 杏樹:05/01/02 22:59:37 ID:kSTMwyfU
年始休暇を取っている使用人達の代わりに、新年会で使った食器の片づけをしている。
725 :
萩野 瑞葉:05/01/02 23:09:01 ID:lrqB4VEk
廊下の電話でなにやら話し込んでいる。
「帰省? いやですわお父様……私、このお屋敷で暮らしていくって、そう決めたじゃありませんか」
どうやら実家からの連絡らしい。
「……でも、お正月休みの終わりくらいに、何処かで会うだけなら……ええ、お母様も一緒に。
そうしましょう? ね?」
日頃食べる量が少ないせいか、普段以上のごちそう&宴会続きで腹痛気味。
苦い胃薬を飲まされて早々と寝かされている。
正月の挨拶まわりなのか、珍しく(?)正式に名無し家の屋敷に来ている。
「杏樹のやつ……早く来いといっておいたというのに」
杏樹以外の接待はいらないと言ってしまったので
お茶さえ飲まずにずっと待ちぼうけらしい。
728 :
椿 杏樹:05/01/02 23:36:45 ID:kSTMwyfU
「あら〜。お疲れ様です。…え!?」
電話を終えた瑞葉から伝言を受け、慌ててトレイを持ち宴会場に。
適当に料理を盛ってから客室に持って行く。
「しっ、失礼しますー」
「…遅くなって申し訳ありません。あの……。
……ご無沙汰してます、旦那様」
走ったので少し息を切らせながら話しかける。
「ごめんなさい、伝言を聞いたのが今さっきだったものでー…」
「やっと来たか。ずっと待ってたぞ」
走ってきた様子の杏樹に若干機嫌をなおしたのか
手をとって引き寄せながら言う。
「料理なんて持ってこなくていいんだ。そこら辺に捨てとけ。それより……」
早くもエプロンに手をかけて服を脱がせようとする。が、
「……ちっ、無粋な服だな。脱がせにくい」
どうやら着物ではないので勝手が違うらしい。
730 :
椿 杏樹:05/01/03 00:02:28 ID:DqO96flk
「でも〜。…きゃっ!」
早々に服を脱がしにかかるのを、少し手で抵抗したりするが
「……いや…っ」
あっさりとメイド服を乱されてしまい顔が赤くなる。
零れ出た乳房を手で隠しつつわずかに抵抗してみたりもする。
>無粋な服だな。脱がせにくい
「もうっ、旦那様! 久しぶりにお会いしたのに、すぐにこんなのなんて…」
すぐに抱こうとする貿易商の頬を軽くペチンと叩き、俯く。
「…ご、ごめんなさい」
「久しぶりだからするんだ。杏樹がいつでもオレのものなら、こんなに焦ったりは……!」
つい本心を吐露してしまい、叩かれたからではなく、頬が赤くなる。
「……杏樹、オレを叩いたな? そんなにイヤか、オレのものになるのが」
杏樹をソファに押し倒して、無理やりに腕をどけさせて乳房を玩びながら言う。
「イヤならイヤでいいさ、今はな。すぐにその心を変えさせてやる」
スカートの裾を引き裂き、ショーツを毟り取ると
強引に秘所に指を突きこんで弄り始める。
「すぐにお前の口から、オレが欲しいって言わせてやる」
732 :
椿 杏樹:05/01/03 00:21:48 ID:DqO96flk
「嫌とかそういうのじゃ…なくて、あ……ん…」
ソファに横たわり、激しい愛撫で徐々に力が抜けてくる。
肌を手が滑るたびに吐息が漏れる。
「はぁ……。 やっ、スカート破っちゃだめぇ…」
脱力しながらも下半身で蠢く手に自分の手を重ねる。
「旦那様、私…。旦那様の事…、…ん…んんっ…!」
何か告げようとするが愛撫によって途切れてしまう。
そのまま何も言えず、強引に犯そうとする貿易商にされるがままになる。
「オレのこと、なんだ? 言ってみろよ、杏樹」
杏樹を四つんばいにさせると、破られまくりあげられたスカートの下から現れた
白い尻を幾度か撫で、その後で今度は軽く叩き始める。
「ほら、言えよ、言ってみろ。正直にな。
もっともおまえが“あなただけのものになります”って言うまでオレは許さないがな」
赤く腫れた尻肉に頬を寄せると、そこに舌を這わせ、さらに後孔に指を挿入する。
「お前の髪も、唇も、胸も、アソコも、尻の穴も……全部オレのものにしてやる。
今夜こそだ。もう待てない……」
734 :
椿 杏樹:05/01/03 00:44:00 ID:DqO96flk
「…あっ、にゃあんっ」
言葉責めをされながら尻を叩かれ、興奮して頭がぼうっとしてくる。
突然の事だったので思わず猫の鳴き声のような声を出してしまう。
「っ、あぁん……わ、わたし…。きゃあっ」
>もっともおまえが“あなただけのものになります”って言うまで〜
「…私…」
ジンジンする尻の痛みに耐えていると、続けて尻穴に指が入ってきたので
うつ伏せの状態でまた身悶える。
指を唇に咥え、空いた手は無意識のうちに自分の乳房を揉み始める。
(やだ…なんだか勝手に手が……)
心の底で主人や他の住人にこの姿を見られる事を心配して怖がっていたが
貿易商の言葉責めは尚も続き、自分をどんどん欲情させてしまう。
「今夜は全部、旦那様のもの……」
うつろな調子で呟く。
「相変わらずいい声で鳴くんだな、杏樹は……もっと聞かせろ」
尻を撫でては叩き、さらに指を挿入するのを繰り返して杏樹を責め続ける。
「……なんだ? もう欲しくなったのか?」
杏樹が乳房を自分で揉んで慰めているのを見て、その手を押さえつける。
「ならオレにして欲しいって言え。自分ひとりでするな」
そう言うと、自分の帯を解いて杏樹を後ろ手に縛ってしまう。
>今夜は全部、旦那様のもの……
「“今夜は”じゃない。ずっとだ。これからずっと、杏樹はオレのものになるんだ」
すっかり硬くなった逸物を取り出すと、まずは解した後孔に一息に挿入して激しく突き上げる。
「そういうまで今夜は放さない……」
熱っぽく呟くと、杏樹のあごをつまんで顔を無理に自分の方に向かせて唇を奪う。
736 :
椿 杏樹:05/01/03 01:07:19 ID:DqO96flk
「やぁ…。意地悪…しないでください…」
胸を自分で弄れずに拘束されてしまったので不服そうな顔になる。
尻がすべて露なままで、背後の貿易商を振り返って懇願する。
「して…ほしい、です。…旦那様が色々なさるから、なんだかえっちな気持ちになっちゃったんですものっ」
恥ずかしさに耐えられないのか半泣きで瞳も潤んでいる。
>まずは解した後孔に一息に挿入して激しく突き上げる
「あぁっ……。あぅ…あっ、ん…! ず…『ずっと』…ですか? でも…。
御主人様も大切な…。ん…んちゅっ…」
強引なキスでまた最後まで言えずに、侵入してくる舌に自分の舌を絡ませる。
「ちゅ…ぷっ」
「お前はオレだけ大切に思っていればいいんだ。
オレのものになれば、他の誰にもお前を抱かせたりしない。
お前の全部が、ずっとオレだけのものだ」
杏樹の上体を起こさせて、抽挿を続けながら乳房を揉みしだく。
「あんなスケベなおっさんのことなんか、忘れろ」
そう言ったところで、ふとあることを思い出す。
「そういえば……お前の妹とかいう女に、お前を連れてくるように命じておいたんだが。
お前、会ったのか?」
そちらにも挿入する前にと、前の襞を弄り、秘豆を転がしながら問う。
738 :
椿 杏樹:05/01/03 01:28:46 ID:DqO96flk
>お前の妹とかいう女に〜
「…妹?ですか…?」
自分の知らない間にそんな事があったのかと驚くが、貿易商にはなぜか意外な事を言う。
「私に…んっ、はぁん…妹は…いないです…。
あ…んん…私、家族は元々…。いなくて」
腰を揺さぶられながら寂しそうに言う。今後も梓紗と会う気は無いらしい。
「でも家族がいなくて1人きりでも。…どなたかに仕える為だけに、生きていければ…
それで私は幸せなんです」
「…旦那様……」
話題を他に逸らせようとトロトロになった秘裂を、貿易商の指に自分から擦り付ける。
「いない?」
そうはいうものの、表面のタイプは全然違うが、何処と無く面影や仕草の似ていた
梓紗のことを考えれば、それはあり得ないと分かる。だが。
「そうか。じゃああれは偽者、か」
意外にもあっさりと肯く。
「なら次にあった時には、たっぷりと報いをくれてやらないとな。
偽りの家族なんてものは、必要のないものだしな」
若干話題がズレているのは、自分の身の上を考えてしまったかららしい。
>…どなたかに仕える為だけに、生きていければ…
「なら、それはオレだけにしろ。そしたら今よりもっと幸せにしてやる。
オレに仕えて奉仕していれば、他の奴に抱かれる以外のことは何でも許してやる。どうだ?」
そして正常位の体勢になると、尻から逸物を引き抜いて、若干焦らしたあとで、ついに前に挿入する。
740 :
椿 杏樹:05/01/03 01:53:33 ID:DqO96flk
貿易商の言葉はとても嬉しく、自分が必要とされているのも有り難く思うが
「嬉しいです…、でも……。……。」
即答はやはりできずに目を逸らして黙り込んでしまう。
その間に何度か逸物を擦り付けられた後に挿入され、大きく喘ぐ。
「…あぁ…ん! んぅっ、あ……」
そうして動き始めるとただ目の前の行為のみにのめり込んでいく。
「あっ…あ…んん…!」
手を縛られているからか、繰り返し突き入れられている間に、体が勝手に
足を腰に回して絡めたりなどし始める。
「旦那様ぁっ、もっとぉ…」
「でも、じゃないだろう。はいって言えよ……オレのものになるって」
杏樹の手の拘束も解くと、しっかりとその身体を抱きしめて、その肉体に溺れていく。
「オレにはお前が必要なんだ。お前も仕えるべき人が必要だろう。
だからオレのところに来い……っ!」
最早うわごとのように幾度も繰り返しながら杏樹を攻め立て、そして。
「く……っ!」
杏樹の白い胸の谷間に顔を埋めて、身体の奥深くでついに猛りを爆発させる。
「く……う、おお……っ」
あまりにも長く続いた射精が終わると、激しい快楽の余韻からか
柔らかな乳房に頭を乗せたまま、まどろみに落ちていってしまう。
「杏樹……お前、は……オレ、の……」
742 :
椿 杏樹:05/01/03 02:34:42 ID:DqO96flk
「わたし…ん、んんっ…! 旦那様の…ものに……」
(旦那様のものになっちゃうのかなぁ…。どうしよう、あん、そんなに激しくしちゃダメ…)
うつろな頭で色々考えていると、絶頂に向けて動きが早まり
ソファを軋ませて自分の中に逸物が突き入れられる。
繋がっている部分からは卑猥な音が聞こえ、何かを考える暇もないほどに興奮を高めてしまい
「やだぁっ…! なんか、杏…きもちよくて頭の中真っ白に…。ひあっ、あぁぁんっ…!!」
部屋中に聞こえるほどの声で喘ぎ、達する。
「…んう…。ん……あ…。まだビクビクって…してる……」
注がれた白濁を受け止めつつ、ぐったりとソファに寝転ぶ。
自分の胸元で脱力している貿易商の額を撫でて、軽く口付ける。
「今日は会いに来てくれて嬉しかったです。忘れてました。さっき言えなかったこと…。
…もう寝ちゃってるかなぁ」
>オレにはお前が必要なんだ
「私……。旦那様のこと…御主人様と同じくらい大切に思ってます。
たとえいつも側にいられなくても大切なの……。」
テーブルの上の料理を見て、彼の頭を撫でて呟く。
「明日の朝はお食事…ひとくちでも、食べてくださいね」
743 :
萩野 瑞葉:05/01/03 02:39:34 ID:6DNPZC0s
「先程の方、杏樹さんにやけに拘っておいででしたけれど、大丈夫ですかしら……」
自室で毛布に包まって眠る前に、ポツリと呟く。
「……私はまだ、今年はキレイな身体のままですけれど……
でも、このまま瀬名様に捧げることは、きっと無理ですわよね」
すぐに主人から夜伽のお呼びがかかるかもしれないし、
客人の相手を務めることになるかもしれない。
そんな諦めにも似た気分の中で、ベッドサイドの引き出しにしまってある
愛しい人の写真を取り出すと、そっとキスをして、また仕舞い込み、眠りにつく。
744 :
奥津 夕呼:05/01/03 22:55:32 ID:tLKg6smV
「はっぁー… 今日からまたコレか…」
メイド服に身を包んだ自分の姿を鏡に映し、長々と溜息をつく。
「ったく、いい趣味してるぜ…ここの主人は」
こんなものどこで売ってるんだよ。と思いながら
フリルと刺繍が綺麗にあしらわれたエプロンの裾を抓んで持ち上げてみたりする。
745 :
会河紳一:05/01/03 22:59:41 ID:+0gAkyHp
「どなたかいらっしゃいませんか?」
廊下でメイドを呼ぶ会河。何か用事があるらしい。
748 :
奥津 夕呼:05/01/03 23:07:42 ID:tLKg6smV
「あ、はいはい。何かご用ですか?」
誰かの呼び声に誘われて、廊下へ飛び出して行く。
「あ、会河様ですね。本年もよろしくお願いします」
廊下に立っていた人物を確認して丁寧に挨拶して頭を下げる。
749 :
会河紳一:05/01/03 23:12:36 ID:+0gAkyHp
「おや、初めまして…名前を知っておりますか…ところで、貴女のお名前は?」
慇懃に出てきた新顔のメイドに名前を尋ねる。
750 :
奥津 夕呼:05/01/03 23:19:31 ID:tLKg6smV
「はい、私はおくつゆうこと言います。夕凪を呼ぶと書いて夕呼です。」
名前を名乗ってから、エプロンの前で両手を合わせて静かに礼をする。
ここでの教育の賜か、その仕草には違和感を感じさせない。
「ご用件は何でしょうか?」
751 :
会河紳一:05/01/03 23:23:04 ID:+0gAkyHp
「いえね、宅から此方へのお年賀が届いたので、メイドの皆さんにも振舞おうと思ったんですが…」
そう言って少し大きめのボール紙の箱を指す、それには『お年賀』と書かれた熨斗紙が張られていた。
752 :
奥津 夕呼:05/01/03 23:31:29 ID:tLKg6smV
「ええ、と…それはありがとうございます」
何が入っているのだろうと訝しみながらお礼を言う。
中身の分からない物ではリアクションを返しにくく
「あのー 中身確認しても構いませんか?」
箱の前に屈むと、少々不躾だと思いながらも会河氏に向かって尋ねる。
753 :
会河紳一:05/01/03 23:32:41 ID:+0gAkyHp
「ええ、かまいませんよ。」
穏やかに言う。
「是非、皆さんでいただいてください…」
755 :
奥津 夕呼:05/01/03 23:44:31 ID:tLKg6smV
「お、缶詰」
失礼して、と言いながら開けた箱の中身は色とりどりのフルーツの缶詰だった。
実はもっと凄い中身を想像していたりしたのだが、意外な物が出てきて素直に喜ぶ。
ちょっと懐かしい感じのするそれらをいくつか手にとって
「ありがとうございます。厨房に持っていってみんなで分けますね」
会河氏にお礼を言う。
756 :
会河紳一:05/01/03 23:46:34 ID:+0gAkyHp
「いえいえ、喜んでもらえて光栄です…」
そう言って行こうとする夕呼を呼び止め、
「あ、ちょっと、残りは何処に置いておけばいいですかね?」
そう尋ねる
757 :
奥津 夕呼:05/01/03 23:56:56 ID:tLKg6smV
>「あ、ちょっと、残りは何処に置いておけばいいですかね?」
「ああ、置いといて頂ければ、自分が後で厨房に持っていきますから」
会河氏の質問に答え、ふと思いついた事を話す。
「そうそう、みんなで頂く時に会河さんもご一緒にいかがですか?
シェフに頼めば色々盛りつけてくれると思いますから」
頭の中に何人かのお抱えシェフの顔を思い浮かべる。
758 :
会河紳一:05/01/04 00:00:06 ID:+0gAkyHp
「そうですか…では、折角ですからご相伴に預かりますかね…」
そう言って、桃の缶詰を手に取る
どうやら、桃が好きらしい
そして、夕呼と並んで歩きながらふとポツリとつぶやく
「…そして、これをいただいたあとは、夕呼さんをいただきたいなあ…」
759 :
奥津 夕呼:05/01/04 00:11:05 ID:VIyiVqnc
>「…そして、これをいただいたあとは、夕呼さんをいただきたいなあ…」
「…っぶ」
会河氏の呟きが耳に入り、予期せぬ事に思わず吹き出してしまう。
そ〜っと隣にいる会河氏をみやり、見られた事を確認して、失礼しました。と縮こまりながら謝る。
「えっと……それってご奉仕の事?」
口調を正す事も忘れ、隣を並んで歩く会河氏に尋ねる。
心底自分なんかに頼むのが不思議でしょうがないから仕方がない。
760 :
会河紳一:05/01/04 00:15:04 ID:uzaPVzaJ
「あ゛…聞こえてしまったんですか…」
夕呼の質問で自分のつまらない欲望を見透かされたようで少し顔を赤くする会河。
「わ、忘れてください、私とした事が…つい紳士としてあるまじき言動を…」
必死になって滑ってしまった口のフォローをする。
761 :
奥津 夕呼:05/01/04 00:26:11 ID:VIyiVqnc
「…紳士?」
聞き慣れない言葉を耳にして、繰り返してみる。
このお屋敷にそんなのがいるのか怪しいもんだぜ、と疑問に思いながらも口には出さず
「アタシ、そんな事言われたら本当に忘れちゃいますけど…いいんですか? 忘れちゃって」
そう言いながら、廊下の突き当たりまで歩いて立ち止まる。
右に行けば厨房、左に行くと誰も使ってない客間に通じている筈である。
762 :
会河紳一:05/01/04 00:33:21 ID:uzaPVzaJ
突き当たりで止まった夕呼に合わせる様に会河も止まって
「では…」
どこか、躊躇うような感じで夕呼に尋ねる。
「…貴女自身はどうなんですか…?私が奉仕を頼んだら…引き受けてもらえますか…?」
そこで、一旦声を切って、
「貴女がそれを真に望むのであれば、私は誠心誠意応えるつもりです…」
真剣な表情で夕呼の目を見る。
763 :
三条 望:05/01/04 00:50:43 ID:tpoHJ4PO
「しかし…休暇を頂いたものの、いざとなると何をしていいかわからないというのは問題ですね…」
いつも通り無機質な医務室の中でぼんやりソファーに腰掛けていた。
764 :
奥津 夕呼:05/01/04 00:50:51 ID:VIyiVqnc
じっとこちらの瞳を覗き込んでくる会河氏。
それを黙ったままで何秒か受け止めていたが
ふう、と溜息をついて視線を地面に逸らし、頭に乗っているヘッドドレスをそっと外す。
「もしアタシが…望んでない、って言ったら?」
手に持ったヘッドドレスを弄びながら、再度視線を合わせて問いかける。
765 :
香山 絵理:05/01/04 00:55:02 ID:WVnmTO30
「うーん、なんか忘れているような・・・」
休憩室でテレビを見ながら呟いている。
766 :
会河紳一:05/01/04 00:55:33 ID:uzaPVzaJ
「そうですねえ…」
自分の顎を撫でながら
「そのまま、一緒にこれを」
そう言って缶詰を掲げる
「食べましょう。それだけですよ…」
少しおどけた後に真面目に
「私は出来る事なら無理矢理ということはしたくありません、何故なら紳士の矜持を汚すからです。」
「ただ、貴女が同意してくださるのなら、私は全力を以って貴女に尽くす次第です。」
そう、真剣な面持ちで夕呼を真っ直ぐ見つめる
767 :
三条 望:05/01/04 01:00:40 ID:tpoHJ4PO
「こんな時間まで起きているなんて何時以来でしょう…?」
先ほどから新年の特別番組がテレビに映っていたが、
心ここにあらずといった感じで視界はぼんやりと宙を舞う。
無為な時間を過ごしている自分を嘲る様に口角を上げすこし自嘲気味に呟いた。
768 :
香山 絵理:05/01/04 01:04:18 ID:WVnmTO30
「まあ、いいや」
休憩室のソファーから立ち上がると自室に戻ろうとする。
医務室の前を通りがかると、明かりが漏れている。
(先生居るんだ!)
そっと、ドアノブを回し中を覗いてみると三条がテレビに向かっているのをみて
医務室の中に飛び込む。
「わーい、センセーお戻りになってたんですね」
そう言って、椅子に座った三条に抱きつく。
769 :
奥津 夕呼:05/01/04 01:06:00 ID:VIyiVqnc
>「私は出来る事なら無理矢理ということはしたくありません、何故なら紳士の矜持を汚すからです。」
>「ただ、貴女が同意してくださるのなら、私は全力を以って貴女に尽くす次第です。」
最後まで聞き終わってから、手元にあるヘッドドレスに視線を投げかける。
一瞬、躊躇するように目を閉じるが、そのままそれを頭にそっと添えつける。
顔を上げた時には、既にその目に迷いは無かった。
「失礼しました。何事もお客様の望むように取りはからいます。ご要望を仰って下さい」
抑揚のない声で会河につげ、微笑んでみせる。
770 :
会河紳一:05/01/04 01:10:00 ID:uzaPVzaJ
「…ありがとうございます…」
そう言ってギュっと夕呼を抱きしめる。
「…貴女は素晴らしいメイドになれますよ…」
そう、抱きしめたまま耳元で囁く。
「…では、参りましょう、夕呼殿…」
そう言って、舞踏会のエスコートの様に手をとって空き部屋へ移動する。
771 :
三条 望:05/01/04 01:10:35 ID:tpoHJ4PO
>>768 「!?」
突然、部屋の中に人影が現れ、胸元に飛び込んでくる。
>わーい、センセーお戻りになってたんですね
「ええ、流石に年始くらいは普段の喧騒を忘れてゆっくりと過ごしたいのでね…
それはそうと…香山さん貴女はこんな時間にいったい何をされていたのですか?」
突然の出来事にも関らず、あいも変わらず無愛想にそう問いかけた。
772 :
香山 絵理:05/01/04 01:17:51 ID:WVnmTO30
>>771 反応のあまりない三条を気にすることなくべたべたと纏わりついている。
>「ええ、流石に年始くらいは普段の喧騒を忘れてゆっくりと過ごしたいのでね…
>それはそうと…香山さん貴女はこんな時間にいったい何をされていたのですか?」
「そうですよね〜でもお屋敷に年始の挨拶に来られるお客様が多くって…
でも、やっぱり御主人様へのご挨拶だけのお客様が多くって、ご奉仕はないんですけど…
お食事とかのお世話はあるから遅くなっちゃって……もう、くたくたです。」
くたくたと言う割には元気そうに話しかける。
「ねえ、先生…
お願いがあるんですけど……いいですか?」
三条から離れると、恥ずかしそうに頬を赤らめてたずねる。
773 :
奥津 夕呼:05/01/04 01:19:50 ID:VIyiVqnc
会河に手を取られながら、誰もいない部屋へと足を踏み入れる。
手近な壁にあったスイッチを入れると、部屋に明かりがつき、ベッドが二人の前に照らし出された。
それに腰掛け、会河の前でメイド服を脱いでいく。
「…お待たせしました」
やがてガーターと下着、それにヘッドドレスだけの格好となってそっと立ち上がる。
「お客様の望むように…」
774 :
会河紳一:05/01/04 01:24:40 ID:uzaPVzaJ
「…では、参りますよ…」
そう言って、優しく抱きしめ、ディープキスをすると同時に夕呼の胸を揉み下す
「…如何ですかな、次は何処に奉仕すればよろしいですかな…?」
何度も啄ばむ様にキスをしつつ、胸を揉みながら夕呼に尋ねる。
775 :
三条 望:05/01/04 01:26:23 ID:tpoHJ4PO
>>772 「くたくた…ですか?
不思議とそうのようには見えませんが…貴女がそういうのなら、そう言う事なのでしょうね。」
意地悪くそう言うと頬を微かに緩め微笑を浮かべる。
>ねえ、先生…お願いがあるんですけど……いいですか?
「お願い…ですか?
いいも悪いも、要件を聞いてからでないと答えられませんが…
お屋敷の夜のお仕事に馴染めないので、練習相手になってほしい…
そんなお願いなら、喜んでお受けしますよ?」
反応を楽しむようにセクハラまがいの事をさらりと言い、意地悪そうに絵理の瞳を見つめ返した。
776 :
香山 絵理:05/01/04 01:32:16 ID:WVnmTO30
>>775 「先生のイジワル」
疲れて見えないと言われて、唇を尖らせる。
>お屋敷の夜のお仕事に馴染めないので、練習相手になってほしい…
>そんなお願いなら、喜んでお受けしますよ?」
「えっ…
本当ですか〜先生にずっとご奉仕させてもらってなかったから、ご奉仕させてほしくって」
絵理を見つめる三条の視線をそらさぬまま、顔を近づけ唇を奪ってしまう。
「ん・・・」
777 :
奥津 夕呼:05/01/04 01:40:27 ID:VIyiVqnc
>>774 「…お客様…のも」
キスを受けつつ、そっと這わせた手で会河の股間を服の上からなぞる。
お互い着衣のまま、といっても夕呼は下着姿だが、刺激しあい熱を高めていく。
失礼します。と言いながら会河のジッパーを下ろすと、怒張し始めた逸物が手に触れた。
そのままなぞるように手で優しく包み、その硬さが増していくのを感じながら
自分の秘所にも手を伸ばし、そっと布越しに触れる。
「…ん…ん……っんん…」
やがて二人がもたれ合う部屋の中に、押し殺した声が響き始める。
778 :
三条 望:05/01/04 01:42:49 ID:tpoHJ4PO
>>776 >えっ…
本当ですか〜先生にずっとご奉仕させてもらってなかったから、ご奉仕させてほしくって
「しばらく会わない間にお屋敷にすっかり慣れたようですね…」
柔らかな唇の感触を楽しむようにその動きを堪能した後で口を離し、またも意地悪そう微笑みかける。
「確かに、魅力的なメイドさんからの御奉仕はありがたいですが…
私はただの雇われ人ですよ…?
ご奉仕をする…というのであれば、御主人様なり、お客人なり…他にも大勢いるでしょう?
香山さん、貴女は御主人様の為に今このお屋敷に滞在されているお客人に奉仕されたほうがよろしいのではないですか?」
またも意地悪くそう言った。
779 :
会河紳一:05/01/04 01:44:27 ID:uzaPVzaJ
「ウ、ウウッッ…せ、積極的ですね…でも…私ばかりでは不公平なので…」
そう言うと顔を夕呼の秘所の方に移し
「…失礼いたしますよ…姫君…」
そう言って、自慰する夕呼の指を掻き分けるようにして、布越しに秘所を舌で舐める。
780 :
香山 絵理:05/01/04 01:49:45 ID:WVnmTO30
>>778 >ご奉仕をする…というのであれば、御主人様なり、お客人なり…他にも大勢いるでしょう?
「このお屋敷にいらっしゃる男の方、それが使用人の方でもお求め下されば
ご奉仕するのがメイドですよ。
さっき先生は練習相手になってくださるって…おっしゃったじゃないですか
だから、今は先生がお望みのご奉仕を練習させてください。」
そういいながら三条の白衣をはだけさせ、ズボンのベルトを緩める。
「どうぞ、先生のお望みのままにしてください」
781 :
奥津 夕呼:05/01/04 01:53:10 ID:VIyiVqnc
>>779 「…!んっ…んん…」
直接舐められているわけでも無いのに
ここ暫く里帰りして奉仕を行っていなかった体は敏感な反応を見せる。
やばい…気持ちいい…
必死になって会河への愛撫を続けようとするが、その途端
舌が布を除けて直接秘所に触れ、体が軽く反り返ってしまう。
「っああ…! や、だめぇ…」
782 :
三条 望:05/01/04 02:00:47 ID:tpoHJ4PO
>>780 >どうぞ、先生のお望みのままにしてください
「一介の雇われ人にも奉仕の気持ちを忘れない優しいメイドさん…というわけですか…
まぁ、そう言うことなら話は早い…」
含みがある表情を浮かべ、陰湿に微笑むと絵理の胸元に手を伸ばすと、
胸の合わせ目に指をかけると力任せに剥ぎ取ると、その若いふくらみを乱暴に揉みしだく。
「中には無理やり貴女を求めてくるお客人もいらっしゃるでしょう…
そんな時には…香山さん貴女はいったいどうされますか?」
783 :
会河紳一:05/01/04 02:01:27 ID:uzaPVzaJ
「…別に…チュッ…いいんですよ…ペロッ…感じてくれて…レロレロ…」
夕呼の身体が快楽に震えるたびに会河は更に夕呼の秘唇と肉芽を舌で責める。
「貴女が…クチュッ…素直に…ペチョッペチュッ…感じてくれることが…レローン…私の…チュウチュウ…悦びなのです…」
そう言って一通り舌で責めた後、夕呼を起こし背中から抱きしめてそそり立つ肉棒の上に秘所が乗っかるようにして、
後ろから胸を揉みだす。
「…どうですか?気持ちいいですか…?夕呼殿…?」
何処か焦らすように言う。
784 :
香山 絵理:05/01/04 02:08:34 ID:WVnmTO30
>>782 三条の手によって乱暴に上半身が顕わにされる。
そして、その手が胸揉みしだくたびに先端が硬くシコリ存在を主張し始める。
「あん、先生…
絵理のおっぱい気持ちいです。」
>「中には無理やり貴女を求めてくるお客人もいらっしゃるでしょう…
>そんな時には…香山さん貴女はいったいどうされますか?」
「先生、私がお客様にどうやってご奉仕しているのか聞いてどうしたいの?
お客様や御主人様に私がご奉仕するのに嫉妬してくれているの?」
自分に都合のいいように解釈すると、三条が自分を思ってくれていると思い
ショーツに蜜が滲んでくる。
「ねえ、先生…
先生の硬いのを下さい…
絵理に先生を下さい」
785 :
奥津 夕呼:05/01/04 02:13:31 ID:VIyiVqnc
>>783 「ふあ…!ああっ……ん…」
執拗に舌で責められた後、体位を入れ替えて胸を揉みし抱かれ悲鳴のような声を上げる。
「ああ…は…い……気持ちいいです…お客様…」
内股を雫が伝って垂れていき、その下に宛われた会河の逸物にこぼれ落ちていく。
それを見て、赤く染まりつつあった顔が更に赤く、赤く染まっていく。
く、くそ! な、なんかアタシ…どんどん…えっちくなってるような…
自覚は出来るものの、自制出来るものでは無く
会河に刺激されるたびに股の間からは泉のように愛液が溢れていった。
786 :
会河紳一:05/01/04 02:18:32 ID:uzaPVzaJ
「そうですか…それはよかった」
ニコリと笑った後、素股を行いつつ、うなじを舐める…
そして、耳の辺りまで舌を上げ耳を甘噛みした後、囁いた
「…夕呼…可愛いよ…」
787 :
三条 望:05/01/04 02:27:35 ID:tpoHJ4PO
>>784 「嫉妬ですか…
なぜ私が貴女の奉仕を受ける相手に嫉妬しなければいけないのです…?」
時に手のひら全体を使い、また時には指先でその頂点を弾きながら適度な弾力を兼ね備えたふくらみを執拗に弄ぶ。
>ねえ、先生… 先生の硬いのを下さい… 絵理に先生を下さい
「先ほど言ったでしょう…これは貴女の奉仕の練習ですよ?
お客人も満足させられないまま、自らの快感だけを求めるなんて恥ずかしいと思いませんか…?
感情に任せて快感に浸り、我を忘れる…
そうではなくまずは相手を満足させる…それが貴女のお仕事ですよね?」
絵理の肢体を弄び快感を与え続けながら、そう嘯く。
片方の腕を下半身に伸ばし、指先を熱く濡れたショーツの隙間に潜り込ませる。
「御主人様にお願いして、今度貴女の御奉仕の現場を見せてもらう…というのも一興かもしれませんね…
勉強不足のメイドさんにはそれまでコレはお預けですよ…」
若い蕾を指先で蹂躙しながら、逸物に目を向けそう意地悪く呟いた。
「今の貴女にはこれくらいで丁度いいでしょう…
お情けです、このまま指だけでいって…しまいなさいっ!」
淡々と紡がれる言葉とは逆に指の動きが激しさを増す。
それまで濡れた表面だけを嬲っていた指先の動きに変化をつけるように敏感な芽を一撫ですると
熱く昂ぶった芽を擦るように振動を与え、絵理を絶頂に導くように激しい愛撫を加えていった。
788 :
奥津 夕呼:05/01/04 02:30:03 ID:VIyiVqnc
「……くっ…ん…ん」
挿入こそされていないものの、膣口の柔らかな肉が逸物に押し当てられるたびにその形を変えて
その歪みが刺激となって、口から切ない悲鳴が漏れ出していく。
下に視線を彷徨わせると、今にも秘所に突き刺さりそうな位置を、会河の逸物が擦り上げていく。
挿入して欲しいと哀願したくなるが、ぐっと唇を引き締めて堪える。
「く…あ……はぁ…もう……ああ…」
789 :
会河紳一:05/01/04 02:34:15 ID:uzaPVzaJ
「どうしたんですか、素直になってくれないと判りませんよ…夕呼」
そう名前を耳元で囁きつつ、何度も耳を甘噛みする。
同時にブラを外し、胸をむき出しにして揉みつつ乳首を摘む。
勿論、素股は続けている…
790 :
香山 絵理:05/01/04 02:38:27 ID:WVnmTO30
>>787 三条が何か絵理に話しかけているが、徐々に理解する事が出来なくなってきている。
「ハァハァ…先生、先生のものを私のここで気持ちよくさせてください。」
いじられている下半身を露出するように、スカートをめくり上げる。
激しさを増す指使いに立っていられなくなり、三条に体を預けてしまう。
「アン、先生の意地悪…
先生のおちんちん、こんなになってるのに…」
ズボンの上からはっきりわかるほどに硬くなった逸物をあっという間に
引きずり出すと、三条の肩に手をかけて体を起こして逸物にまたがってしまう。
ショーツのクロッチを自ら横にずらすと三条を飲み込んでいく。
「先生のを気持ちよくさせて差し上げます」
そう言って、三条の腰の上で腰を振るのだった。
791 :
奥津 夕呼:05/01/04 02:47:25 ID:VIyiVqnc
>>789 >「どうしたんですか、素直になってくれないと判りませんよ…夕呼」
だ、誰が言うか…よ!
こちらの反応を見て楽しんでいる様子の会河に負けん気が芽生え
胸中で毒づくと、唇を噛みしめて快楽に抗おうとする。
しかし、耳も胸も秘所もいいようにされ、なんとか堪えようと全身を突っ張らせてみたが
既にその抵抗は無意味だった。
「…ん…………っ!」
抗ってみたものの、軽い一度目の絶頂を迎えてしまい。
全身から力が抜けて、体を支えて居られなくなって、ベッドにずるずると倒れ込んでしまう。
792 :
三条 望:05/01/04 02:49:50 ID:tpoHJ4PO
>>790 「………」
どこにそんな力が残っていたのかと思うほどすばやく体勢を入れ替え、
瞬く間に逸物を飲み込む絵理の様子を半ば呆れ顔で見つめていた。
「この場合、先生のを気持ちよくしてあげます…ではないような気もしますが、
まぁこうなった以上仕方がないですね、据え膳食わぬは何とやらともいいますし…
幸い時間はまだまだあるようですからね、
聞き分けの無いメイドさんにはたっぷりその体で満足させて頂きましょう…」
一心不乱で腰を振る絵理の腰に手を宛がい、その若い肢体を激しく乱暴に突き上げていった。
793 :
会河紳一:05/01/04 02:50:06 ID:uzaPVzaJ
「おやおや…少し苛めすぎてしまいましたかね…」
そう言いながら、夕呼が落ち着くのを待つ。
795 :
奥津 夕呼:05/01/04 02:58:34 ID:VIyiVqnc
>>793 「…はぁ…はぁ…」
荒い息を整えながら、何とか腰を上げて先程と同じように会河の腰に密着させる。
そして、後ろに控える会河に挑戦するように一瞥をくれ、また正面に向き直る。
798 :
奥津 夕呼:05/01/04 03:54:15 ID:VIyiVqnc
>>795 背後で会河が笑ったような気配がした次の瞬間
―――夕呼の割れ目の中心を切り裂くように男根が奥深くへと差し込まれていった。
「…ふ…あ…!」
ぬめる膣を擦り上げられて、その圧迫感に堪えきれずに声を上げる。
やがて深奥へと届いたそれは、差し込む動きから引き抜く動きへと代わり
交互に入れると出すを繰り返し、夕呼の中を縦横にかき乱していった。
「はっぁ…!…んはぁ…!ひぅぅ!」
柔らかな秘肉を会河の怒張に擦られ、こねくり回され
その上で夕呼の体が突き上げられて踊るように上下する。
「…ああ… くあ…あ…はぁ…」
揺すられるたびに剥き出しになった胸が揺れ、部屋に嬌声が響き渡る。
「…や、あ…!…っ…!!」
やがて声にならない悲鳴と共にその体が弓なりに反り返り、細かく痙攣するように打ち震える。
同じように、会河もまたその体を強張らせ、震えと共に夕呼の中に精を吐き出していた。
「…はぁ……はぁ……はぁ…………ん……はぁ………」
夕呼はその放出が終わると、そっと目を閉じて、意識をまどろみに委ねて眠りの世界へと落ちていった。
799 :
三条 望:05/01/07 22:34:51 ID:0G4sgOh4
「せっかくの休暇でしたが…結局なにもしないまま終わってしまいましたね…」
カルテの整理中ふと卓上のカレンダーに目をやり、ぼんやりとそう呟いた。
800 :
萩野 瑞葉:05/01/07 22:51:38 ID:a75xq11G
七草粥を温めなおして、夜勤がある人たちの夜食の用意をしている。
801 :
三条 望:05/01/07 22:58:30 ID:0G4sgOh4
「もう一週間ですか…日が経つのは早いものですね…」
相変わらずカレンダーを見つめていたが、不意にカルテに目を戻す。
「さて、あと一仕事といきましょうか…」
そう言うと、来るべき身体測定に向けての資料を再び作成しはじめた。
802 :
萩野 瑞葉:05/01/07 23:05:23 ID:a75xq11G
「今夜の夜勤でまだお食事を召し上がってないのは……ええと、三条先生?」
少しだけ顔が引きつるが、まさか食事を持っていくだけで何かされはしないだろうと思い直す。
「まさか……ですわよね。何か粗相でもすれば別でしょうけれど」
注意しよう、と気を引き締め、わざわざカートに乗せて七草粥を運んでいく。
「先生? 瑞葉です。お夜食をお持ちしたのですけれど……」
803 :
三条 望:05/01/07 23:08:31 ID:0G4sgOh4
「こんばんは、萩野さん…」
扉の傍に立つ瑞葉の姿を認めると、微かに頬を緩め一見温和そうな声でそう答えた。
「丁度お腹が減ってきたところです、流石に萩野さんはよくできたメイドさんですね。」
そう微笑みかけると、医務室の中に夜食を運び入れるよう促した。
804 :
萩野 瑞葉:05/01/07 23:16:30 ID:cKAL/Uv4
「はい、お粥ですから、お口の中を火傷なさらないように気をつけて下さいね?」
医務室の机の上に茶碗と湯のみと梅干の乗った小皿を置く。
「お代わりもありますから……」
無事にソツなく給仕を済ますと、一歩下がって三条が食事を終えるまで待つことにする。
(よかった。今夜は無事に終わりそうですわね)
ホッと気を抜いて、なんとなくボンヤリと棚に並んだ医書などを眺める。
805 :
三条 望:05/01/07 23:23:18 ID:0G4sgOh4
「七草粥なんて口にするのは何時以来でしょうね…」
まじまじと目の前で湯気をあげるお粥を見つめそう呟くと、不意になにか考え込むように押し黙る。
しばしの間沈黙した後で、所在なさげな瑞葉を見つめようやく口を開いた。
「そういえば萩野さん…どうしてこの日に七草粥を食べるか…ご存知です?」
806 :
萩野 瑞葉:05/01/07 23:27:40 ID:cKAL/Uv4
「ええと……お正月でご馳走を食べた後、お腹の調子を整えるためとか
昔からの風習で、五穀豊穣と健康を祈って食べる縁起ものとか、
色々聞いたことがありますけれど……違いましたかしら?」
そんなことがスラスラと出てくる辺りは育ちゆえなのか。
「でも先生、どうしてそんなことを?」
807 :
三条 望:05/01/07 23:41:45 ID:0G4sgOh4
「さすが萩野さんは博学ですね。」
唐突な質問にも言いよどむ事無く回答する瑞葉の姿をみて思わず頬がゆるんでしまう。
「仰るように、一年の健康を祈ってこの粥を昔からこの日に食べていたようですが…」
そこまで言って、不意にその表情に暗い影が差す。
「最近急に冷え込んだ為か、奉公人の中にも何人か風邪を引いた者がいるようです…
このままでは屋敷全体に悪質な風邪が流行るかもしれませんし、
なにより、そうなってしまえば御主人様に多大なご迷惑がかかるかも知れません…」
不意に席を立ち、出口をさえぎるように瑞葉の前に立ちふさがった。
「不肖にもこのお屋敷の健康管理に携わるものとしては、この問題を見過ごすわけにもいかないのですよ。
このような時間で申しわけありませんが、まず萩野さん…
すこしの間、御主人様の為にも検査を受けていただけませんか?」
808 :
萩野 瑞葉:05/01/07 23:47:07 ID:cKAL/Uv4
>さすが萩野さんは博学ですね
「いえ、そんな……」
父に教え込まれたことなので、言われるまでは結構渋い領域の知識とは気づかなかったらしい。
若干頬を染めてうつむく。
>御主人様の為にも検査を受けていただけませんか?
「検査……健康診断ですの? 風邪とかの……」
それなら変なことにはなるまい、と考えてコクリとうなずく。
「はい。どこを診察なさいます? 喉の奥とかですかしら?」
形のいい小さな唇の辺りを指差して問う。
809 :
三条 望:05/01/07 23:53:06 ID:0G4sgOh4
>はい。どこを診察なさいます? 喉の奥とかですかしら?
「いえいえ、風邪が流行るとたちが悪いですし、何かあってからでは遅いですからね…
遅い時間にお手数をお掛け致しますが、一通りの検診を受けていただきます。」
有無を言わせぬ口調でそう言った後で、一旦口を閉ざす。
ゆっくりと細くしまった足元から端正なその表情まで瑞葉の肢体に視線を送り、ようやくまた口を開いた。
「とりあえず…上半身の服を脱いでいただいて宜しいですか?」
810 :
萩野 瑞葉:05/01/07 23:56:20 ID:cKAL/Uv4
「ええっ!?」
着ているものを脱ぐように、と言われて、安心しきっていただけに驚く。
「で、でも……」
しかし、一度は了承してしまったのだから、断るわけにもいかない。
「はい……上だけでいいんですわよね? ワンピースだけでいいですか?」
さすがに下着までとは言うまい、とお伺いを立てながら
椅子に腰かけ、三条に背を向けると背中のファスナーを下ろしていく。
811 :
三条 望:05/01/08 00:03:42 ID:SeiiBm0Q
>はい……上だけでいいんですわよね? ワンピースだけでいいですか?
「いいえ、下着も診察の邪魔ですから、勿論外して下さいね。」
背を向けられている為に、こちらの視線に気がつかれる事も無い…
ファスナーが下ろされ露になった瑞葉の雪のような白い背中をじっと陰湿な視線で見つめながら、
声だけは平静な口調で、下着も取り去るように促した。
812 :
萩野 瑞葉:05/01/08 00:07:46 ID:Uor+l4Iy
「し、下着もですの?」
とりあえず背を向けているのだから、と自分を納得させて
ブラジャーのホックに手をかける。
「お、お願いします……」
白絹のように艶やかな肌を露にすると、そっと胸を自分の腕で隠しながら
三条を振り返って、真っ赤になりながらも診察の開始を頼む。
813 :
三条 望:05/01/08 00:16:28 ID:SeiiBm0Q
>「お、お願いします……」
「不思議ですね…萩野さん貴女はいつも御主人様や御客人に御奉仕されているのでしょう…?
御主人様の雇われ者に過ぎない私に何を恥ずかしがっているのです…」
眼前で羞恥の為に白い肌を朱に染めた瑞葉を言葉で弄りながら、
その見るからにやわらかそう盛り上っているふくらみの間にできた深い谷間に視線を落とす。
「それに…これでは聴診器もあてられません。
恥ずかしがらずにその可愛らしい胸を隠している腕を外してください…」
瑞葉の顔を覗きこむように見つめ、さらに羞恥を与えるようにわざとらしい口調でそう告げた。
814 :
萩野 瑞葉:05/01/08 00:19:55 ID:Uor+l4Iy
「ご、御奉仕は別ですわ……やっぱり、は、裸を男の方に見られるのは、恥ずかしいです……」
そんなことを言ってしまったために、さらに耳や首筋まで赤くなる。
>恥ずかしがらずにその可愛らしい胸を隠している腕を外してください…
「……なるべく……早く、終わらせてくださいませ……」
思い切って胸から手を離すと、目を閉じて三条から顔を背ける。
緊張のためか寒さのためか、それとも興奮しているのか、
白い膨らみの頂点にある桜色の部分は、既にふるえながら尖って硬くなりつつある。
815 :
三条 望:05/01/08 00:28:55 ID:SeiiBm0Q
>「……なるべく……早く、終わらせてくださいませ……」
そう言って顔を背ける瑞葉の初々しい様子に否応無しに興奮がそそられる。
美しい弧を描いたふくらみの先端ですでに硬くなりつつある薄桃色の先端を見つめ唾を飲む。
「そうですね…恥ずかしい思いをさせるのは私の本意でもありません…
なるべくなら手早くすませたい所ですが…」
聴診器を手に取る動きは言葉とは裏腹に緩慢なものだった。
「御主人様の為に…御屋敷の為にもじっくり診察して差し上げますね…」
そういい終えると同時に、冷たい聴診器を瑞葉の先端に押し当てた。
816 :
萩野 瑞葉:05/01/08 00:32:15 ID:Uor+l4Iy
三条が唾を飲みこむ音が聞こえて、自分がおそらくは視姦されていることが分かってしまう。
(もう……早く……早くしてくださいませ……っ)
それでも目を開けることはせず、ただ身体を強張らせて診察を待つ。
が、聴診器が敏感な部分に当てられると、つい声が出てしまう。
「ひっ!?」
その冷たさに乳首は完全に屹立して、聴診器を軽く押し返すような感触を
三条の手に与えてしまう。
その瞬間に開いた目が、三条と合ってしまい、また慌てて顔をそらす。
817 :
三条 望:05/01/08 00:40:13 ID:SeiiBm0Q
>その瞬間に開いた目が、三条と合ってしまい、また慌てて顔をそらす。
「そのような声を上げて、いったい…どうされたのです?」
陰湿な微笑を浮かばせ、さらに無機質な聴診器を瑞葉の先端に軽く押し当て、
聴診器越しに伝わる瑞葉の胸の先端のぷっくりとした感触を味わうように聴診器を蠢かす。
「勘違いしないでくださいね…コレはただの…診察ですよ…」
瑞葉の反応を楽しむようにその表情を見つめ…
一言一言呟く度に、何度も何度も聴診器の角で瑞葉の胸の先端を擦るように刺激していく。
「清純な萩野さんはまさかただの診察で感じたりなんて…しませんよね?」
818 :
萩野 瑞葉:05/01/08 00:43:09 ID:Uor+l4Iy
「か、感じてなんか……んっ、いません、わ……」
明らかにわざと焦らすような弄り方をされているのは分かるのだが、
そう言われては抗議することもできない。
「ま、まだ、分かりませんか? 早くぅ……早く、してくださいませ……」
荒い息の下から、聞き様によってはおねだりしているかのような言葉を口にする。
さらに意識してはいないものの、太腿の辺りをモジモジとより合わせている。
819 :
三条 望:05/01/08 00:54:51 ID:SeiiBm0Q
>「ま、まだ、分かりませんか? 早くぅ……早く、してくださいませ……」
「まだも何も…まだ診察は始まったばかりですよ…」
腿を擦り合わせながら聴診器の微かな動き一つに敏感に反応する瑞葉を嘲弄する様にそう言うと、
埋めるように聴診器を瑞葉の胸強く強く押し当てる。
「どうしたのですか…顔がとても赤いですよ…?
やはり風邪に冒されている恐れがありますね、残念ながらもうすこしじっくり調べてみる必要があるようですね…」
吐息がかかる程の近い距離まで瑞葉の顔に自らの顔を近づけ覗き込み、聴診器の角で胸の先端を弾くように擦り上げる。
「萩野さんそんなに声を上げられては心音が聞こえませんよ…?
少しの間ですから…じっと我慢していてくださいね…」
そういいながら擦るように…弾くように…そして強く押し当てて…
聴診器を用い瑞葉の先端を執拗に弄っていく。
820 :
萩野 瑞葉:05/01/08 00:58:32 ID:Uor+l4Iy
「ひっ、あ!」
コリコリと硬くなった蕾を聴診器で弄られ、その度に声が漏れる。
>ながらもうすこしじっくり調べてみる必要があるようですね…
「そ、そんな……大丈夫です。大丈夫ですから、もう……許して下さいませ……っ」
間近にある三条の目を覗き込んで、小さく頭をふる。
>そんなに声を上げられては心音が聞こえませんよ…?
「ん、ふぅっ、そ、んな……ところ、心音なんて、ぁんっ、もともと聞こえませ、んんんぅっ!」
スカートの布地をきつく握り締めて、乳首にしか与えられない、じれったい快感に耐える。
821 :
三条 望:05/01/08 01:21:48 ID:YN2RRBSt
「萩野さん…いったいどうされたのですか?
何度も言いますが…これはただの診察ですよ…?」
陰湿に微笑むと、聴診器で瑞葉の胸を弄りながら不意に空いたもう片方の手のひらで瑞葉の胸を撫で上げる。
「かなりの発汗が見られますね…
それに肌も紅潮していますし、目も潤んでいるようですね…
いったい原因はなんなのでしょう…心当たりはございますか?」
意地悪く瑞葉の耳元でそう問いかけた。
822 :
萩野 瑞葉:05/01/08 01:25:37 ID:Uor+l4Iy
「は、あ、あんっ!」
ついに手のひらで乳房を愛撫されて甲高い声をあげる。
「こ、こんなの検査じゃありませんっ! た、ただの……んぅっ、は……あっ」
耳にかけられた熱い吐息のせいで力が抜け、三条に体重を預けるかたちで
もたれかかってしまう。
「変……なのは、先生の、せい、で……ふぁんっ、やめて……やめて下さいませ……っ」
弱弱しく懇願しながら胸をまさぐられ続ける。
823 :
三条 望:05/01/08 01:32:58 ID:YN2RRBSt
>変……なのは、先生の、せい、で……ふぁんっ、やめて……やめて下さいませ……っ」
「私のせい…ですか?」
為すがままに身を任し、身悶える瑞葉の妖艶な仕草に目をやりながら、
不意に聴診器の動きを止める。
「私はただ真面目に診察しようとしているのですよ?
なのに、貴女が体を動かすから診察が終わらないのではないですか…
まさかとは思いますが…聴診器で触られているだけで感じている…なんて事は無いですよね?」
咎めるような口調でそう問いかけた。
824 :
萩野 瑞葉:05/01/08 01:37:29 ID:Uor+l4Iy
「で、ですから感じてなんか……っ」
しかし抗議しても無駄なのだということに気づき、がっくりとうなだれる。
「……いえ、申し訳ありません。ガマンしますから……どうぞ……」
再び姿勢を正すと、診察の続きを促す。
「それとも……もっと脱いだ方が検査しやすいですか?」
恨みがましい視線をチラリと注いで、そんなことを言う。
825 :
三条 望:05/01/08 01:49:42 ID:YN2RRBSt
「一体何を仰っているのです?
言ったはずですよ…コレはただの診察ですってね…」
瑞葉の恨みがましい視線を見つめ、頬を緩ませる。
「しかし…聴診器で感じてしまうようないやらしいお嬢様の体は…」
そう言うと聴診器から手を離し、そのまま手を太股の間に忍ばせる。
「診察よりも…こちらの方をお望みのようですね…」
指先で下着の濡れた感触を確かめると、瑞葉の端正な顔を見つめ陰湿に微笑んだ。
826 :
萩野 瑞葉:05/01/08 01:56:30 ID:Uor+l4Iy
>聴診器で感じてしまうようないやらしいお嬢様の体は
「ち、違っ……」
三条に、無意識のうちにそこを濡らしていたことを暴かれて絶句する。だが。
>診察よりも…こちらの方をお望みのようですね
三条が聴診器から手を離したのを見て、サッと身を引く。
「診察……診察は終わったということですわよね。し、失礼しますっ!」
上半身を腕で隠し、乱れた格好のままで診察室を飛び出していってしまう。
うっかりと、お粥の茶碗やカートはもちろん、ブラジャーまで置いたままで。
もっとも昂ぶった体を、私室にかえってから持て余してしまうのだが。
827 :
三条 望:05/01/08 02:10:15 ID:G+v3lpeJ
「細いように見えて、案外胸はあるようですね…」
部屋に忘れられたブラをつまみ上げ嬉しそうに呟いた。
「案外、今頃は厨房の坊やのところにでも押しかけているかもしれませんね…」
瑞葉が飛び出していった医務室の扉を一瞥し、そう呟くと一人嬉しそうに笑いだす。
「さぁ…明日の朝、どんな顔で忘れ物をとりに来るのか…今から楽しみにしておきましょう…」
最後にそう呟くと、デスクに戻り再び書類の整理に取り掛かっていった。
828 :
萩野 瑞葉:05/01/08 02:15:52 ID:Uor+l4Iy
さすがに誰かにねだりに行く気にもならず、仕方なくベッドへ飛び込むと
慎ましやかに(?)自慰を始めてしまう。
「ん、ふぁ……っ、ダメ……お正月、終わったばかりから、こんな……ぁんっ!」
普段されているような激しい責めではなく、あくまで自ら身体を愛するような
穏やかで焦らし気味の刺激で、少しずつ昂ぶりを頂点へと導いていくのだった。
829 :
三条 望:05/01/08 02:23:55 ID:G+v3lpeJ
「コレを萩野さんに直接返さずに、厨房の坊やに手渡したら…果たしていったいどうなるでしょう…」
書類の整理中にその手を止め、瑞葉が忘れていったブラを見つめると、不意にそんな事を考えた。
830 :
奥津 夕呼:05/01/08 23:03:55 ID:KIU+mETf
「んー…?」
仕事の合間、自分でいれた紅茶を飲んでみるが微妙な渋みがあって美味しくない。
他の同僚達のいれる物と比べて明らかに不味かった。
「っかしーなー、何が違うんだろ。くそ」
831 :
名無し客:05/01/08 23:06:39 ID:XkXuBNMR
「すいません、どなたかいらっしゃいますか?」
男が玄関の前に立っている。
832 :
奥津 夕呼:05/01/08 23:19:52 ID:KIU+mETf
「ん? 誰だよ…こんな時に」
呼び鈴の音に気づき、紅茶をセットを放り出して玄関に走って行く。
扉の前で立ち止まり、息を整えつつ姿見の鏡で服装を正し、顔にスマイルを貼り付ける。
「…お待たせしました。中へどうぞ」
扉を開けて男と対面した。
833 :
名無し客:05/01/08 23:22:48 ID:XkXuBNMR
「こんばんは、一晩泊めて頂きたいのですが。」
夕呼の姿をみとめると用件を告げる。
「この季節外はどうにも寒くて、早く暖まりたいですね。」
834 :
奥津 夕呼:05/01/08 23:31:35 ID:KIU+mETf
「そうですか、それはお疲れでしょう。お食事はもうお済みですか?」
相手を館の中へと導き、部屋への案内をしながら予定を伺っていく。
「お風呂の用意も直ぐに出来ますが…」
どちらに致しますか? と尋ねたところで客室の前まで来た。
返事を待たずに扉を開けて、中へと入っていく。
835 :
名無し客:05/01/08 23:33:35 ID:XkXuBNMR
「じゃあまずはお風呂に入りたいですね」
冷えた体を温めようと男はそうすることにした。
836 :
奥津 夕呼:05/01/08 23:42:29 ID:KIU+mETf
「はい、畏まりました。五分も有ればお湯が張れますのでお待ち下さい…それと」
てきぱきとお客の手荷物やコートをクローゼットに仕舞い、最後に客の前に出て行く。
何度も経験していてもやっぱりこの質問は緊張せざるを得ない。
「お一人でお入りになりますか、それともアタシで良ければ、お背中をお流し致しますが…?」
838 :
名無し客:05/01/08 23:48:02 ID:ydXhjgUs
「あ、背中流していただけるんですね。それじゃあお願いします。」
男は浴場に入っていくとすぐ服を脱ぎだし全裸になる。
「夕呼さんも早く脱いじゃって下さいね。」
839 :
奥津 夕呼:05/01/08 23:56:07 ID:KIU+mETf
「では、お湯が沸くまでシャワーで洗いますね」
先に入った客に遅れて浴場に入っていく。
一応、服は全部脱いだが、ヘッドドレスにバスタオルを一枚巻いた姿になっている。
まずは律儀に背中の方へと回り、シャワーの栓を捻って温度を確かめる。
「では、失礼します… お湯加減如何ですか?」
背中越しにシャワーの温度を尋ねる。
840 :
名無し客:05/01/08 23:58:50 ID:ydXhjgUs
「ああ、ちょうどいいですよ。」
男は気持ちよさそうにシャワーを浴びている。
「それにしてもバスタオル越しの夕呼さんの体って艶かしいですね。」
男は不躾に夕呼の体を嘗め回すように見る。
841 :
奥津 夕呼:05/01/09 00:03:59 ID:3QIXjP6g
「…ありがとうございます。お上手ですね♪」
笑顔で答えたものの、内心はかなり恥ずかしい為
「シャンプーしますねー えい」
頭からシャンプーをかけてお客の視界を封じる作戦に出てみたりする。
「スイマセン、ちょっと量が多かったかも〜」
842 :
名無し客:05/01/09 00:08:53 ID:OAxNbFJp
「うわっとっと、これじゃあ前が見えないな。」
夕呼の体を見れなくなり残念そうにそう言う。
「でも夕呼さん、シャンプー上手いですよ。とても気持ちいいです。」
「ここ、だったっけ……? 噂の御屋敷とやらはっと……」
ボロボロの紙切れを覗き込み、住所を確認する。
「合ってる合ってる。ここだ……へぇ、立派なものだな」
にやりと笑みを浮かべると、玄関の方へ歩いていく。
「コンコンコン……っと。早く出てきやがれー。こちとら寒くてたまんねーよー」
扉をノックすると肩をふるわせつつ身を丸める。
「……あれ? もしかして誰もいないのか?」
そう呟くと、ゆっくりとノブに手をかける。
846 :
奥津 夕呼:05/01/09 00:18:54 ID:3QIXjP6g
お客の頭をごしごしと泡立てながら、そっと湯船の方を見てみると既に溢れるほどお湯が入っている。
「お待たせしました、湯船の用意が調いました。ところでお客様」
シャワーでお客の頭を洗い流し、視界の開けたところでバスタオルを落として耳元で囁く。
「ご奉仕の方は…いかが致しますか?」
847 :
名無し客:05/01/09 00:21:55 ID:OAxNbFJp
>>846 「ご、ご奉仕ですか…」
男の中で妄想が膨らみ逸物が勃起していく。
「じゃあ手こきをお願いしたいんですけど。」
848 :
奥津 夕呼:05/01/09 00:30:57 ID:3QIXjP6g
>>847 「手こ…… ええっと、手で奉仕ですね?」
手コキでいいでんすか? と素で聞き返しそうになって言い換える。
何か思ったよりも大人しいお客の反応に、ちょっとはサービスしてやろうかなーと思い。
背後の方から「失礼します」と手を伸ばし
最近更に膨らみつつある胸を背中に押しつけながら、ゆっくりと怒張を始めた逸物を指で愛撫していく。
849 :
名無し客:05/01/09 00:34:38 ID:OAxNbFJp
>>848 「うぁっ、夕呼さんの胸背中に当たってる…」
背中に押しつけられる胸に興奮を覚えさらに激しく勃起する。
「ううっ、夕呼さんの指しなやかで気持ちいいです…ハァハァ。」
「失礼しましたぁー」
主人の部屋から着衣の乱れを直しつつ出てくる。
以前一度屋敷に来た時は客人だったのだが、なぜかいつのまにやら臨時メイドとして
屋敷に入り込んでいる。
「さすがにここまで入っちゃえば瀬名だって素直になるっしょー。
でも問題はあの『ですわ』女だよねえー」
ミニ丈のメイド服をヒラヒラさせながら玄関前を通りがかると、
>>845誰か人影が。
たった今働き始めたばかりなので、普段通りぞんざいな口利きで話しかけてしまう。
「あのー。誰?」
>>850 「うおっ!?」
突然チエが顔を覗かせたので、情けない声を上げて後ろに下がる。
「な、なんだよ。いるならさっさと返事しろよ……」
小さな声でそう呟くと、軽く咳払いする。
「えーと、今日ここに泊まりたいんだけど……。なんか、知り合いが
ここの屋敷はとっても……イイところだって言っていたから訪ねてきました」
危うく「サービス満載な屋敷」と口走りそうになり、ごまかしつつ頭をかく。
「もしかして満室ですか?」
852 :
奥津 夕呼:05/01/09 00:46:27 ID:3QIXjP6g
>>849 お客の反応が一際高い部位を狙い
逸物の張った所を陶磁を撫でるような手つきで擦り上げていく。
「こうですか…?お客様…」
更に肩越しにうなじを絡め、ぴったりと体を密着させ、相手の肩に胸を押しつける。
湯船の蓋を開け放している為、湯気が濃くなってきているが、そんな二人の絡みが浴場の鏡に映って
自分の目にも飛び込んで来る。
――なんつうエロい事してんだろ、自分
ふと、そんな自分を眺めるのが恥ずかしくなり、鏡から視線を外す。
853 :
名無し客:05/01/09 00:50:24 ID:OAxNbFJp
>>852 「ハァハァ…そうです。気持ちいいです…」
男の逸物が夕呼の手の中でびくびくと震えだす。
「ああ、もういきそうです。このまま夕呼さんの手でいかせてください。」
>>851 >ここの屋敷はとっても……イイところだって
「ほうほう、えーそうなの?実はあたし、今日から働き始めたばっかでぶっちゃけわかんなくってー」
明るく笑うと客人を適当に案内する。
「満室じゃないと思いますよぉー。
こっちが客室なんで、どーぞどーぞ」
くるっと背中を向けて唯一かろうじて知っている客室のほうへ歩き出す。
スカートが短いせいで、ニーソックスに包まれた太股がやたら強調されているように見える。
「ここでーす。…で、えーと。
あー!やっばい聞き忘れてた、御客様は今日は何の用事で来たんでしたっけ?」
客人を見上げてつたない敬語で今更用件を尋ねる。初回から粗相のオンパレードである。
>>854 「へー、あんた新人さん? 可愛いねぇ……」
ちらちらとチエの太ももを眺めつつ、後をついて行く。
やがて客室らしき場所へ到着すると、持っていた紙切れをぐしゃぐしゃにして
ポケットにしまう。
「用事? そうだなぁ……しいて言うなら、君の体を食べにきた?」
そう言うと、客室の扉に鍵をかけてチエの背後に回りこみ、力いっぱい抱き付く。
「君ってばとっても魅力的だね〜。ミニスカートのメイド服なんて……もう、たまんないよ」
片手をスカートの中に忍ばせると、太ももとニーソックスの境目を撫で始める。
856 :
奥津 夕呼:05/01/09 01:04:29 ID:3QIXjP6g
>>853 震えだした逸物に射精の気配を感じ取り、親指の腹で鈴口を擦りあげ
残りの指を脈打つソレにまとわりつかせるようにして刺激していった。
「お客様…どうぞ、お出しになってください…」
そして後ろから腰を密着させて、ぎゅっと引きつけるように一気に逸物を搾りあげる。
その途端、短い呻きと共に手の中でお客の怒張が爆ぜた。
白い物を浴場の中にまき散らし、吐き散らし、たっぷりと射精が続く。
「一杯出ましたね…」
正直、自分の腕でここまでイクとは思っていなかったので、呆れるように呟いてしまう。
857 :
名無し客:05/01/09 01:07:07 ID:OAxNbFJp
>>856 「ハァハァ…それじゃあ続きはベッドでしましょう。」
そう言うと男は浴場から去り、部屋へと向かう。
>>855 >君の体を食べにきた〜
「……。はぁ?」
「あのー、これはミニっていうか今サイズが一回り小さいのしか無いって言うから、仕方なく――」
抱きつかれたので驚き、少し眉を顰めて不思議そうな顔をする。
「ちょっと…やめてよー。何…?…やっ…やだぁっ」
スカートを捲り上げる手を払い除けようとする際に、長く伸ばした爪が
わずかに客人の手を引っかいてしまう。
859 :
奥津 夕呼:05/01/09 01:16:22 ID:3QIXjP6g
>>857 お客の後を追って部屋へと戻る。
体が濡れたままだが、どうやら気にしないようなのでそれに習う事にする。
部屋には暖房がかけてあり、濡れていても寒くなかった。
それでは、とベッドに濡れた姿のままで膝立ちになり、そっと自分の秘所を指ですくってみた。
奉仕のせいか結構濡れている。
「どうぞ、お客様の望むままになさって下さい」
860 :
名無し客:05/01/09 01:21:24 ID:OAxNbFJp
>>859 「じゃあ胸触らせてもらいますね。」
そう言うと男は夕呼の胸に手を伸ばす。
「ハァハァ…どうですか…気持ちいいですか。」
男は胸の周辺から中心部へ上り詰めるように夕呼の胸をまさぐる。
>>858 「一回り小さい? またまた〜。ここがそういう屋敷だって知ってるから
隠さなくてもいーんだよ?」
にやにやと笑いながら、撫でていた手が内ももからじょじょに上へと向かう。
「柔らかくてあったかいなぁ……君、まだ若いよね……って、いった!!」
突然引っかかれ、撫でていた手を引っ込める。
「……なにしやがるんだ! このくそガキ!」
チエの前に回りこみ、胸倉を掴み上げるとベッドへ叩き付ける。
「ああ……わかった。新人だからここの屋敷の仕組みとか知らないんだな?
ここの屋敷のメイドはな、客の言うことに従わなきゃいけないんだよ。わかったか?」
引っかかれた傷をぺろりと舐めると、やがて服を脱ぎ始める。
「メイドとはいえ、女じゃん? 男と女が部屋に二人きりっつーたら……やること一つじゃん?」
862 :
奥津 夕呼:05/01/09 01:36:00 ID:3QIXjP6g
>>860 「ん…」
男の問いに答えず、僅かに裸身を捩らせる。
先程射精した逸物は、もう回復したのか、隆々とそそり立っていた。
こちらも手を伸ばして、それに触れる。
風呂場で触った時よりも、更に熱く、硬くなっているように感じた。
その感触に刺激されて、自分の秘所が一層潤いをますのが分かった。
そっと、身を後ろに横たえて、足を開いてお客を誘う。
「お願い…そろそろ我慢できないんだ」
ついつい巣の言葉で話してしまう。
863 :
名無し客:05/01/09 01:41:35 ID:OAxNbFJp
>>862 「分かったよ、じゃあ入れるよ」
そういうと男は腰を推し進めて逸物を挿入する
「くっ、結構きついな…じゃあ動くよ。」
男は腰をゆっくり前後に動かしながら空いている手で胸を愛撫する。
>>861 「…っ、うう……。離してってば…! うわっ」
ベッドに倒れると寝転がったままで客人をキッと睨む。
「し、知ってるわよ。でもこういうエロい事まで言う事聞くってのはなかったんだもん」
言葉でも抵抗するが、初日からクビになってはさすがにまずいので
ここは我慢して言いなりになる事にする。
「『やることはひとつ』………」
(くっそー。こいつ…見てろっつーの)
ベッドに横たわった状態で、自分の胸元のボタンを外し、両手でブラの上から乳房を揉んで見せる。
「…御客様ごめんなさい。チエは悪い子なの。だからもっと強く叱って、躾けてください」
>>864 「そりゃあそうだよな。こんなコトまでやらされるなんて知ったら、メイドのほとんどが
辞めちまうんじゃねぇの?」
そこまで言うと、最後の一枚を脱ぎ捨てる。そして、扇情的なチエの姿を見て
興奮が一気に高まってくるのを感じる。
「ちゃんとわかってるじゃん……なるほどな、最初はそうやって嫌がるってシチュ?」
ニヤニヤと笑いながら、勢いよくチエの上に乗りかかる。
「躾けるだなんて、俺は御主人様じゃないんだしさ〜。でも……いいよ、君。
そういう感じはな……」
そう言うと、ブラをずり上げて露わになった乳首に吸い付く。
866 :
奥津 夕呼:05/01/09 01:57:11 ID:3QIXjP6g
>>863 「んっやああ…!」
やはり濡れてたとはいえ、一度も触れないでいたのはマズかったのか
多少ひきつるような感覚と共に逸物が侵入して来たので悲鳴を上げてしまう。
間髪入れず動き始められ、腰を浮かせて耐えようとするが
「ひ…あ!……ん…ん…っくう…!」
逸物が出入りする度に秘所から襲ってくる刺激に堪えられず、悲鳴を小さく刻み続けてしまう。
「あ?…やだ…っあ…うそ…ああ、ふあ…!ああー!!」
その妙な挿入感のせいか、男が動き始めて間もなく、早々に一度目の絶頂に達してしまう。
「はぁ…はぁ…はっああ?……あ!…んっ…」
当然、まだ男は果ててない為、続く挿入に更に悲鳴を上げてしまう。
867 :
名無し客:05/01/09 02:02:31 ID:FtgwVWbf
>>866 「ハァハァ…もういきそうです…」
夕呼の中で逸物がびくびくと震え始める
「このまま中に出しますよ…ハァハァ…うっ」
二度目の射精にも関わらず大量の精液が吐き出される。
「気持ちよかったですよ。また今度お相手してくださいね。」
そういうと男は服を着て寝る体制に入る。
>>865 「っん…。 そう?あ、そっかぁー。失敗失敗、ホント躾けるのは御主人様の役目って感じだよね」
上に男が乗っている状態であるのに、覚悟ができたのか
平然とした様子でそんな事を言って納得したりする。
そうこうしていると乳房に吸い付かれ、甘えたような声を出す。
「やだぁ。んっ…んっ、ああん…」
「…チューチューするだけでいいの?
今日は引っ掻いたのもあるしお詫びだから、もう何だってしちゃっていいよ」
客人を見てニヤリと微笑む。
>>868 チエの乳首に吸い付いたまま、視線だけ上へ向ける。
「……へっへっへ、途端にイイ子になっちゃって。君、メイドじゃなくて他の仕事の方が
向いてるっぽいよ〜? どんな職種かは……言わなくてもわかるよな〜?」
あからさまにそんなことを言いつつ、チエのスカートに手を入れて下着をするすると
脱がせていく。
「こっちも柔らかいなぁ……ここにコレを突っ込んだら、すげー気持ちいいだろうなぁ」
チエの秘部に指先を滑らせ、襞をつまんだり引っ張ったりして感触を味わう。
「あれ、なんか濡れまくってない? もしかして君、物凄いエッチな子?」
主人の白濁液をチエの愛液を勘違いして、ニヤニヤと笑いながら秘部を弄り続ける。
870 :
奥津 夕呼:05/01/09 02:20:09 ID:3QIXjP6g
>>867 ズルリ、と逸物が引き抜かれるまで殆どイキっぱなしだったせいか
半ば意識が飛んでおり、辛うじて体が動かせるようになった時には既に男は眠りに入っていた。
「あ、ありがとうございました…」
頭を下げて、何とか服をかき集めて這うように部屋を出て行き、廊下で壁にもたれる。
「あ…?くそ」
だらしなく着付けたメイド服の下から客人の吐き出した精が垂れていき、廊下に染みを作っていた。
急に恥ずかしさが込み上げてきて、悪態をつきながら廊下を壁沿いに移動していく。
その後、自分の部屋でお風呂に入り直し、ベッドに倒れ込んで死んだように眠ったのであった。
>>869 (チッ)
客人が胸をしゃぶるのに夢中になっている間に小さく舌打ちをする。
だが目が合うと満面の笑みを浮かべて見せる。
>こっちも柔らかいなぁ……ここにコレを突っ込んだら
「…はぁ、はぁ…。んぅ…」
秘裂を弄られて主人の白濁が零れてしまうが、見えないので気付かず自分の愛液かと思い込む。
>もしかして君、物凄いエッチな子?
「ええっ…? やだぁ。知らないうちにもうこんなに、ぐちゃぐちゃになってる…最悪ぅ…」
自分でも手で触ってみて恥ずかしそうにする。
>>871 「はは、そうか。もう入れて欲しいんだ? 最初からそう素直だったら
こっちも怪我せずにすんだのにな。まぁ、いいや」
そう言うと、チエの顔をまたぐように両膝をつき、肉棒の先をチエに突きつける。
「まずはこっちからな。美味しそうに舐めたりしゃぶったりしてくれよ?」
ヒタヒタとチエの頬にこすりつけて、舌なめずりしてみせる。
「やっ…。 (ううー、このやろう)
……わ、わかりましたぁ。 はむ…」
逸物を手に取りゆっくり口に含み、わざと大きく派手な音を立てながらしゃぶる。
「んんっ、ちゅ、れろっ。 あふ…ぅん…。じゅっ、じゅるっ」
夢中になっているような演技をしつつ、今度は客人の尻あたりに手を回して顔を押し付け
身を起こして更に深く咥えようとする。
「…んっ、んっ…んんっ…!」
>>873 「お、おお!? いいよ、それ……そう、そこの裏すじを……」
ぞくぞくとする快感にたちまち全身を支配され、深く咥えこむチエの喉奥へ
突き立てていく。
「し、舌もすごく柔らかいし、唾でぬるぬるして……」
チエの頭を両手で固定させると、だんだんと腰の動きが早まってくる。
「やべっ、イっちまう……っ!」
動きが早まってきたところで肉棒をチエの口から抜き、濃厚な白濁を
チエの顔にぶちまける。
「くっはー……超気持ちいい〜……じゃあ、次は君の番ね?」
そう言って肉棒を片手でしごき、硬度を取り戻させる。
「っぷ…。…じゅる、じゅぷっ…あ、ねえ、もう出そうになってる……あ、あん!」
顔めがけてぶちまけられる白濁に驚き手で拭う。
「もうやーだぁー…。御客様の白いので顔までベトベトになっちゃったじゃあん」
>じゃあ、次は君の番ね?
「え…。えー、じゃあ…ちょっと待ってください」
白濁をまだ拭い続けていると再び硬くなった逸物が目に入り、ベッドからふらつきながら立ち上がると
横の壁に縋って尻を向ける。
「はい。ほらぁ、どうぞ…」
先ほどまで主人と立ったままで行為に及んでいたからか、同じ体勢になろうとする。
>>875 「ははっ、君いいねー……本当、可愛い。お世辞とかじゃないよ、マジだから」
積極的にこちらへ尻を向けるチエに少し感激し、真面目な口調でそう言う。
そして、肉棒の先を尻の割れ目から秘部に擦りつけつつ、ふとそこへ視線が止まる。
「……俺の前に誰かとやってたってワケか。さしずめ御主人様がお相手か?
なるほどな……メイドさんって大変だねぇ」
主人の白濁液を見て少しムッとするが、チエの艶かしい態度に気分を変える。
「今、ココは俺が自由にしていいんだよなぁ? んじゃ、少し激しくやるよ?」
そう言うと一気に肉棒をチエの秘部に突き入れる。
「かき混ぜる感じがいいか? それともこうやって擦る感じ?」
前後に動きつつ、それに回転を加えてチエにたずねる。
「ひゃうっ……」
一気に突きこまれて揺さぶられ、大きめに声を上げてしまう。
「あ……あっあっ、すごい…御客様、きもちいいよぉっ…」
露になっている乳房は突かれる度に何度も揺れる。
そうやって感じている最中も演技が入っているので多少大げさである。
「激しいの、ほんとはすごく好き…あぁん、なのっ、ん…あぁっ」
>>877 「君のナカも、そんなに、悪く、ないよ……っと」
チエの演技には全く気付かず、子宮口をぐりぐりと擦り上げる。
尻を固定していた両手を乳房へ持っていき、強めに揉みしだくと
チエの耳たぶをチロリと舐める。
「ねぇ、前のヤツと俺と、どっちが気持ちいい? ねぇ、言えよ、ほら」
囁くようにそう言うと、硬くなっている乳首をきゅっと抓る。
>ねぇ、前のヤツと俺と、どっちが気持ちいい?
「え…? あ、ん…。やぁん、言う、言うってばぁ」
問いかけられながら何度も強く突かれ、喘ぎつつ答える。
「…んっ…。ん…。あなたのほうが、気持ち…いい…」
勿論これも演技である。(実際はどちらがいいかなどわかっていないので)
そうして休みなしに突き上げられていると、さすがにそろそろ限界が来たらしく
「んぁっ、やだ、なんか変になっちゃいそう……あっ、あぁぁんっ」
一瞬体を震わせて膣を締め上げ、達する。
「…っ…!」
先に達してしまうと壁にぺたっと縋りつき、脱力してへたり込んでしまう。
「はぁ…はぁ…」
>>879 肉棒にチエの蜜が絡みつき、快感が絶頂へと向かい始める。
「へぇ……そうか、俺のほうがいいんだ……やっぱり君、こんなところで働くより
別の働き口探した方が……」
チエの演技を真に受けて、こちらは大真面目にそんなことを言い始める。
「ちょ、ちょっと待って。中に出してもいいの? っていうか、おい、待て。
そんなに締めつけんな……っ!」
チエが達したのと同時に射精感に耐え切れず、チエの中へ白濁を放出する。
「……っはあぁ……ま、まぁいいか。君も気持ちよさそうだったし」
ゆっくりと肉棒を引き抜くと、脱力したようにベッドに腰を下ろす。
寝付けず、部屋の窓を少し開けて窓辺で煙草を吸っている。
「やれやれ、何やら先ほど騒々しい娘が1人来ていたが…お前のせいか。
自分で撒いた種は自分でどうにかするように」
瀬名を呼び出して軽い食事を作らせたのか、食器などが机の上に置かれている。
「私はとりあえず、楽しめるところだけ楽しませて貰おうか。
あれでなかなか良い体つきをしていたのでね」
ニヤニヤと笑いながら瀬名を見る。
882 :
赤城 冬果:05/01/13 21:42:48 ID:W+VGwJK4
自室で窓も閉めずに外の風景を眺めている。
微かな明かりの灯る冬の装いをした庭を眺めながら一人、考え事をしていた。
883 :
山城 雄児:
年始も落ち着いた頃に長めの休みを取って旅行に出かけていたのだが、ようやくお屋敷に舞い戻ってくる。
とりわけ当てもなく旅をした南の島が気に入ったらしく、色々と食材を買い込んできたらしい。
もっとも、メイド達個人個人にはたいしたお土産は買ってきていないのだが。
「ほら柏葉。土産」
厨房にいた瀬名には近頃話題の緑色の南国野菜と共に、「ハブ粉」なる怪しげな粉を渡す。
「蛇の粉末。滋養強壮と……精力増大にかなり効果があるとさ。ちなみにご主人様には、ハブを漬けたきつめの酒を渡しといた」
怪しげな粉の効用をやや強調して説明すると、何か言う瀬名を適当にあしらって──自室に帰る前にとある部屋へ。
「……やっぱりもう帰っちまった、か」
少し値の張りそうな繊細な造りのアクセサリーを手に隠し持っていたのだが、小さく息を吐くとやる気なさげに自室へと戻っていった。