ポップンのエロ小説ぱぁと4

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1リエちゃん&さなえちゃん
─────空港

リエ 「んもう…待ち合わせは空港って言ったのに…早くしないと乗り遅れちゃうよぉ!」
既に離陸してしまった前の便→前スレ
ポップンのエロ小説ぱぁと3
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087401037/

リエ 「あ!さなえちゃーんっ! 早く早くーっ!」
さなえ「遅くなってごめんなさーい! 忘れ物しちゃって取りにいってたの…」
読み忘れはないですか?→過去スレ
ポップンのエロ小説ぱぁと2 
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074241369/ 
※ここで見られます→エロパロ板dat落ちスレ倉庫
http://eroparo2.e-city.tv/1074241369.html
ポップンのエロ小説スレ 
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10623/1062345831.html
2リエちゃん&さなえちゃん:04/11/03 20:14:59 ID:RvP5UMFS
リエ 「あこがれのフランス♪ どきどきしちゃうね!」
さなえ「夕べ、緊張して眠れなかったぁ♪」
・SS職人様はもちろん、イラスト挿絵職人様も随時大歓迎。 どきどきさせてください。
・もちろん,ポップン好きなら、どなたでも歓迎。 眠れない夜もリクの投下をお願いします。

さなえ「あ、リエちゃんのサングラスかっこいい〜!」
リエ 「うん、どんな服と組み合わせても似合うのよ♪」
・基本的にカップリングは自由です。 でも、男×男は投下も希望もご遠慮ください。  
・変則的男×男シチュやショタキャラは周りの反応次第では例外になるときもあります。 
 (過去例:ハニー、紫×アッシュ ・ ショタMZD×レイヴガールなど) 

リエ 「うわ…出国審査、混んでるね…間に合うかな?」
さなえ「こういうときこそ落ち着いていかなくちゃね」
・投下が混み合っている場合など、連載作品の途中でも書き上がった順に投下OK。
・重複を避けるために事前に簡単な内容(カプ・属性など)と投下予告をお願いします。 
 (例:『○○×○○ 明日の夜に投下します』 )

リエ 「そこで飛行機の模型もらっちゃった…お土産にしたら喜ぶかな…?」
さなえ「わかばくん喜びそうね♪ 飛行機キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!! とか言ってw」
・SS投下後は感想レスの為に一日投下間隔をあけてください。
・でも同職人による連載作品連続投下の場合は限りません。 
3リエちゃん&さなえちゃん:04/11/03 20:15:34 ID:RvP5UMFS
<関連スレ>

リエ 「パリの美術館、すっごく楽しみだなぁ♪」
■半角二次元板
ポップンミュージックキャラ10
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1092220326/

さなえ 「旅行って他の国の人と話すのも楽しいよね!」
■音ゲーキャラ総合小説
【ポップンギタドラ】★音ゲーエロ小説★【IIDXDDR】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082822490/

リエ 「そうそう♪ 現地の人になりきっちゃったりして」
■なりきり系
【ポプデラ】音ゲーなりきりHスレ11【ギタドラDDR】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098295709/
【ポプ弐寺】音ゲキャラに質問【GFDM】
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1095864931/

さなえ「まだ会ったことのない人達に出会えたらいいな…」
■ポプキャラとオリジナルキャラのSS
【キャラ×オリキャラのSS】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1056120882/


『パリ行き11便のお客様は搭乗口までお急ぎ下さい』
二人 「わー!急がなくっちゃ!」
4リエちゃん&さなえちゃん:04/11/03 20:16:26 ID:RvP5UMFS
既出SSインデックスです。閲覧の参考にどうぞ。

1スレ ポップンのエロ小説スレ 
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10623/1062345831.html

りえ×さな 名無しさん 16-18 22-24 40-42 47-51(完結) 

ミラクル4×リゼット 名無しさん 89-92 109-114 205-218(完結)  

K×ベル NO-Kさん 122-123 687-688 2スレ956-961 3スレ459-461 

かごめ陵辱 皐月さん 151 153  

ハヤト×ツララ 名無しさん 158-159 168-169 262-263 522-526(完結)   

イッケイ×チヨコ 156さん 177-185 197-202(完結) 

ユーリ×ポエット ユリポエさん? 389-398 463-468 496-506(完結) 

ミサキ×DTO 名無しさん 487-488 530  

マリーSS&イラ 槍さん 556(別サイト) 

ししゃもシリーズ しさも書いてる奴さん (1話)564-567 (2話)578-581 (3話)603-612 (4話)786-796 
5リエちゃん&さなえちゃん:04/11/03 20:19:04 ID:RvP5UMFS
タイマー×ニャミ 738さん 746-747 753-754  

MZD×レイヴガール 804さん 812-816 821-827(完結) 

アッシュ×ムラサキ&ハニー アッシュ正月小説作者さん 853-856 893-896 900-907(完結)  

シャラ×ツースト 雲の下の人さん 873-878 882-890(完結) 

タマコ×リュータ しさも書いてる奴さん 940-946 957-966(完結) 

────────────────────────────── 

ポップンのエロ小説ぱぁと2 
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074241369/○○ 

ユキ・モエ  名無しさん (1話)13-22 (2話)136-145 (3話)344-363 (4話)648-654  689-699 709-714
               (最終話)3スレ386-401 445-454 612-620(完結) 

アゲハ&スミレ×MZD アゲスミM屋さん 42-61 879-888 895-911(完結) 

かごめ×DTO 雲の下の人さん 68-78(完結) 

ミルク×サイバー&リュータ いきさん 184-186 193-195 208-209 225-227 252-254(完結) 

ししゃもSSバレンタイン篇 しさも書いてる奴さん 281-288(完結) 

Bis子×グリ子 290さん 310-324(完結) 

ヒュー×ツバサ 名無しさん 372-373 376-377 382-383 392-398  

ミルク×佐藤さん しさも書いてる奴さん 451-465 477-481 501-507(完結)
6リエちゃん&さなえちゃん:04/11/03 20:20:16 ID:RvP5UMFS
シルビア×セシル いきさん 581-583  589-590  598-599  606-607  617-619(完結)

カジカ×サユリ 名無しさん 665-676(完結)

りえさなスギレオ いきさん (一話)733-735 738-744 753-757 (二話)776-779 784-787 935-938 3スレ58-60 82-86
                                       (三話)3スレ937-940

デリシャスな日曜日(仮)(リエ×スギ) 名無しさん 795-797(完結)

タッキュウ狂の詩? S・Tさん 811-814 923-929  

アシュタマ? 799さん 827-834(完結)

スミレ×睦月 憎まん星人さん 840-842 861-864

────────────────────────────── 

ポップンのエロ小説ぱぁと3
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087401037/

ダンス三人娘 ガリさん 13-17 34-37 46-50 

とてとてテトラたん 名無しさん 40-42 53-55 69-71 184-186 212-214 262-265 323-327 368-371 490-493 596-597 599
7リエちゃん&さなえちゃん:04/11/03 20:21:21 ID:RvP5UMFS
ミルク×リュータ みるみるさん 111 115 124-127

かごめ×ロキ かごロキ作者さん (第一話)136-147 154-175 (第二話)272-296

睦月×釈迦ミミ 229さん 302-308 346-349 671-676(完結)

マッチュッチュ×リデル 名無しさん 311-318(完結)

ムラサキ 名無しさん 425-427

ヒグラシ×リサ まっちさん (第一話)516-524 (第二話)689-702

カゲトラ 510さん 578-584

ギャンブラーZ  ワルドック校長の乱交学園 の巻 名無しさん 661-662

ヒュー×ルーシー ぴよすけ ◆RISLIMZ.R. さん 726-728 734-735 770-771 781-782 879-880

ジャック×ロキ 791@ジャクロキっ子さん 820-839(完結)

ししゃも×リエちゃん しさも書いてる奴さん 847-861(完結)

ミルク×ハヤト? いきなり投資さん 868-870 873-874

デイヴ×ツララ 891さん 903-910

ミ○キ×ハヤト 976 979-985
8名無しさん@ピンキー:04/11/03 21:04:49 ID:H5pc+NfO
>>1
スレ立て乙カレーH!
>>前スレハヤトSS
GJ!雰囲気がエロ黒くてイイ!
9名無しさん@ピンキー:04/11/03 22:17:11 ID:5MahxN8/
1スレ立て+前スレSS執筆乙!
Sなミ○キと色んな意味で可哀想なハヤトに萌えました
…てか俺前スレでリクした奴です。
神になってくれてありがとうございました!
10名無しさん@ピンキー:04/11/03 22:46:48 ID:5D+86xjb
新スレおめ&保守
11名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:42:54 ID:dNCYSXiQ
>>1
スレ立て乙!SS乙!
俺設定でもこの二人姉弟。
12名無しさん@ピンキー:04/11/04 05:29:55 ID:UNEQeeun
おつー!
GJ!
13双子萌え:04/11/04 08:26:40 ID:FQgzIfWe
双子キャラで書こうと思うのですが希望ありますか?



スイカ以外で
14名無しさん@ピンキー:04/11/04 08:50:10 ID:xcKT65A/
>>13
まーまーキボン
15名無しさん@ピンキー:04/11/04 13:39:24 ID:h5zI8DXO
タフィタルト
16名無しさん@ピンキー:04/11/04 15:25:29 ID:beLwfRGg
>1
うおおお激しくハヤト(;´Д`)ハアハア
欲を言えばあのままいぢめられっぱなし展開も読みたいす。また次も期待。
17名無しさん@ピンキー:04/11/04 17:47:26 ID:gCw8KiIk
>>13
かぶっちゃうと恐縮なので。

当方、昨日のスレの流れを見て、まーまーで書き始めちゃったりしてます。
完成させられるかはまだちょっと微妙なんすけど…。
18捕捉:04/11/04 17:48:59 ID:gCw8KiIk
一応報告、ということで。
まあ、特にお気になさらないでも大丈夫デス。
19名無しさん@ピンキー:04/11/05 01:20:15 ID:JIjFNln9
>>13
スイカハゲワラ
なずな・すずなも気になるけどまだ出てないからなー

>>ハヤミサ
最後がダークでイイ、後味が好み
20名無しさん@ピンキー:04/11/05 15:14:34 ID:ZeaWfIhp
捕手チョッパー
21名無しさん@ピンキー:04/11/05 15:26:47 ID:8inGxk/g
数日留守にしてたらいつのまにか新スレ勃ってた!乙カレー
前スレもう見れなくてミサハヤSS見逃した…誰かもう一度貼って…てだめですかそうですか
22名無しさん@ピンキー:04/11/05 19:07:12 ID:ZeaWfIhp
一応30レスいかないと落ちるかもしれないから貼りもありかもしれぬ。
23再録・保守:04/11/05 20:25:48 ID:E8XRfqc3
978 名前: 976 [sage] 投稿日: 04/11/03 20:01:57 ID:RvP5UMFS
全部で7レス分だから間に合うよ。 
じゃあ投下したら当方がスレ立てするから皆さん保守よろしくお願いします。 

一応、公式じゃないので姉の名前は伏せました。 
ハヤトの近親相姦モノです。 苦手な方はスルーで。 
24再録・保守:04/11/05 20:26:39 ID:E8XRfqc3
979 名前: 1/7 [sage] 投稿日: 04/11/03 20:03:21 ID:RvP5UMFS
「ただいま…ひっく…ちゃんと勉強してるぅ?」 
「……姉貴、また飲んできたの?」 

ノックもせず部屋に入ってきた姉に、俺は呆れた顔で振り向いた。 
「…飲んできたよぉ……だって…」 
「明日、英語の試験なんだ…悪いけど早く寝てくれないかな…」 
勢いで愚痴を言いかけた姉の言葉を遮り、俺は机に向き直った。 
「…なによ……ハヤト…今日は冷たいじゃない?」 

俺は無視して英語の教科書をパラパラとめくり、勉強に集中しているフリをした。 
「────!?」 
姉貴は突然後ろから俺を抱きしめる。 
頭にやわらかいものが押し当てられ、アルコールの匂いが混ざった吐息が香る。 
「ちょっ……姉貴…邪魔すんなよっ…」 
「ハヤトぉ…おねえちゃん…まぁた別れちゃった……」 
姉貴は俺の頭に頬をあて、ぽつりと呟く。 

「はいはい、それは残念でしたね…」 
そっけなく俺は答える。 こんなことはもう慣れてしまった。 
俺の姉は女子大生だが雑誌で専属モデルもしているほどの美人だ。 
たくさんの男たちから言い寄られているらしいが、どれも長続きしていない。 
こうして彼氏と別れたりして自棄酒を飲んで帰ることなど日常茶飯事なんだ。 
25再録・保守:04/11/05 20:27:44 ID:E8XRfqc3
980 名前: 2/7 [sage] 投稿日: 04/11/03 20:04:18 ID:RvP5UMFS
「…ハヤト…彼女でもできたの?」 
「…うるさいな…関係ないだろ?」 
「あ、そういう言葉遣い…大人が一番腹立つんだって…ダメよ、そんなこと言っちゃ…」 
「子供みたいに言うなよっ!」 
俺もムキになって姉貴に言い返す。 
だが、姉貴はそんな俺の様子が面白いらしくニッと唇の端で笑った。 

「そうよね…ハヤトを大人にしてあげたのは……おねえちゃんだもんね…」 
「……! ち、ちがうっ! あれは……」 
「何が違うの?」 
姉貴は俺のスウェットパンツの上に手を置き、ゆっくりとまさぐる。 
「…な、何すんだよっ…!」 
「わかってるくせに…最近ハヤトとしてなかったから……」 
妖しく動く姉貴の手の中で俺の男が首をもたげ始める。 
「…姉貴……ヤバイよ……う……おふくろ起きてくるよ……」 
「……大丈夫…もう3時だし…熟睡してるわよ…」 
姉貴は跪いて俺の股間部に口をつけ、ふーっと息をふきかける。 
布地を通して熱い息が俺の屹立を包み込む。 
「ひぅっ!」 
思わず声が出てしまった。 俺は耐え切れず椅子から立ち上がり、姉貴の肩を掴む。 
「かーわいい……」 
姉貴はうれしそうに俺のスウェットを下着ごと膝まで下げる。 
まるで恥ずかしくて頬を赤らめているような俺の自身は姉貴の顔に向けそそり立っていた。 
「…もう……勘弁してくれよ…」 
「だぁめ…」 
姉貴は唇を舌で湿らせると俺の先端を下から舐めあげた。 
26再録・保守:04/11/05 20:28:46 ID:E8XRfqc3
981 名前: 3/7 [sage] 投稿日: 04/11/03 20:05:28 ID:RvP5UMFS
聞こえてくるのは姉の息遣いと唾液を絡めて啜る音、俺の喉の奥から絞り出される途切れ途切れの切ない声。 
「ん…く……く……ぅ……姉貴……」 
「んふっ…んちゅっ……んっ……ちゅる…」 
俺は膝から力が抜け、椅子にぺたんと座りなおすとビニール地が直接肌に触れて冷たい。 
姉貴は俺の腰に腕を回し、首を前後左右に振って俺の性器をしゃぶりつくす。 
「んは…っ……彼女はこういうことしてくれるの?」 
「…………」 
そういえば…したことないな…… 
心の中で俺は答える。 
「…んふ、やっぱり……くちゅっ…」 
俺の顔色で察した姉貴はより深く、強く俺を吸い込む。 
「んあっ!! 姉貴…もう限界…っ!」 
もう耐え切れなくなった俺は姉貴の口から引き抜こうと腰を引いた。 
しかし、姉貴は俺の腰にすがりつくようにして口を離さない。 
「ああっ! あああぁっ!!」 
逃げ場が無くなり、姉貴の口の中で俺ははじけた。 
「んっ! …ごく…んっ…んく……ずちゅ……ちゅる…」 
姉貴は唇で搾るようにして俺の白濁を飲み込む。 
「…ぷは…っ…んっ……やっぱり…ハヤトのが一番おいしい…」 
唇の端から白濁を一筋流し、姉貴は俺の顔を見て笑った。 
27再録・保守:04/11/05 20:29:59 ID:E8XRfqc3
982 名前: 4/7 [sage] 投稿日: 04/11/03 20:06:20 ID:RvP5UMFS
「……もういいだろ? 姉貴…やめてくれよ…」 
「なーに言ってんの…ハヤトばっかり気持ちよくなっちゃって…」 
俺の精液を飲み干した後も姉貴は俺のしぼんだ性器を口の中で転がし続ける。 
「…もう一回くらい出るでしょ? 毎晩自分でしてるんだからね…」 
「なっ…! してないよっ!!」 
「うふふ、うそつき♪ おねえちゃんの部屋まで聞こえてくるよぉ? ギシギシって…」 
「……ばっ…ばかやろっ…くっ!」 
真っ赤になって怒ろうとしたが、先端にキスをされて俺は息が詰まる。 
「……ほぉら…大きくなってきた…」 
唾液にまみれた俺の男を姉貴が手で扱く。 みるみるうちに赤味を帯び固くなっていった。 
姉貴は左手でスカートのファスナーをおろし、腰のホックを外す。 
するっとスカートが床に落ち、小さな下着に詰め込まれた下半身が露になった。 

「…今度はわたしの番ね……」 
姉貴は立ち上がるとショーツを自分で脱ぎ、ベッドの縁に両手をついて俺におしりを向けた。 
「はやくぅ…ハヤトの…ほしい……」 
こちらに振り向き、甘えるような声で俺を誘う。 
「姉貴……」 
既にびしょびしょに濡れていた姉貴の割れ目は机のライトに間接的に照らされ反射して光る。 
28再録・保守:04/11/05 20:30:54 ID:E8XRfqc3
983 名前: 5/7 [sage] 投稿日: 04/11/03 20:07:19 ID:RvP5UMFS
「色んな男と付き合った…でもハヤト…あなたが一番好き…」 
「………」 
俺は無言で姉貴の腰に手を添え、濡れた入り口に先端をあてがう。 
「あなたもわたしとするのが一番いいでしょ…? ねぇ…」 
姉貴は自分で腰を振りながら少しずつ俺を中へと連れて行く。 
「あぁ…きもちいい…… ハヤトはわたしのもの… んっ!」 
俺は根元まで姉貴の中に入り、一番奥を先端で押した。 
「…他の男なんて…んあぁあっ! あいして…る……ハヤト…ぉおおおっ!」 
俺が動かなくても姉貴は自分で身体を前後に揺すって気持ちのいいように動く。 
ぐちゅっぐちゅっと粘液の絡み合う音が部屋に響いてきた。 

違う…こんなの…気持ちよくなんかない…… 俺は…俺は…… 
「…いいかげんにしろよっ!」 
俺は声を荒げ、姉貴の中から自身を引き抜いた。 
「…ハ……ハヤト…?」 
姉貴は驚きと怯えの混ざった顔で振り向き、俺を見つめる 
「俺は…姉貴のオモチャじゃないっ!!」 
「ハヤト…! 違う…わたしはほんとに……」 
「うるさいっ! 俺だって今は好きな人もいるんだ…っ!!」 
俺は姉貴のおしりを両手で掴んで力ずくに引き寄せる。 
「…いやぁっ! なにを…」 
29再録・保守:04/11/05 20:31:44 ID:E8XRfqc3
984 名前: 6/7 [sage] 投稿日: 04/11/03 20:08:16 ID:RvP5UMFS
俺は先端を姉貴の愛液で充分に濡らし、姉貴の窄まりに狙いをつける。 
「……俺は…もう姉貴のいいなりになんかならないっ!」 
俺は腰を突き出し、狭い門を無理やりにこじ開けた。 
「んああっ!! ハヤト…っ! がはっ!!」 
千切られそうなほどの締め付けに耐えながら俺は姉貴を刺し貫く。 
姉貴はシーツを力いっぱいに掴んで、整った顔を苦痛に歪ませる。 
「おねがい…もう…やめ…てぇっ! いたぃ…いたいよぉ……っ!」 
だが容赦の無い、ぎちっぎちっと肉の擦れ合う音が部屋に響いた。 
「…きつ…い…っ…姉貴……んぐっ!」 
ガンッ!ガンッ!と力いっぱい俺は腰を姉貴に叩きつける。 
今までに無いもやもやとした快感が俺の中で暴れ始めた。 
「ああぁぁ! だめえっ! こわれちゃうっ! こわれちゃうっ!!」 
「姉貴…ぃ! 俺もう…っ!!」 
俺はぐいっと中に押し込み、熱い白濁を姉貴の中に撒き散らした。 
「ぅあああぁぁ───っ!!!」 
同時に姉貴の全身が硬直する。 
そして割れ目から大量の潮が噴出し、床で大きな水音を立ててはねた。 

「はぁ…はぁ…」 
姉貴はベッドに突っ伏したまま虚ろな目で放心し、時々身体をぴくっと痙攣させていた。 
太ももを伝って菊門から俺の精液がとろりと流れて出ている。 
30再録・保守:04/11/05 20:32:26 ID:E8XRfqc3
985 名前: 7/7 [sage] 投稿日: 04/11/03 20:09:28 ID:RvP5UMFS

俺は…姉貴を乗り越えた…… 

部屋中にこもったすえた匂いの中、俺は堕ちた姉貴をただ見下ろしていた。 

────その時 

どんどんどんどんっ 

「ハヤト…起きてるんでしょ? 開けなさい!」 
…おふくろの声……? 
「おねえちゃんもいるんでしょ!? あなたたち何をしてたのっ!!」 
がんがんがんがん! 
「ハヤト! はやく開けなさい!お前たち姉弟で何してる!!」 
親父まで…… 

視線を移すと姉貴は下半身をさらけ出したまま意識を失いかけ、何も聞こえていなかった。 
カーテンから朝日が差し込む…… 
俺は両親に激しく叩かれる扉をだまって見つめることしかできなかった。 

<了> 
31名無しさん@ピンキー:04/11/05 20:37:34 ID:CuLvtQo1
>>23-30
ハヤミサの小説はとてもよかった
いつも攻められっぱなしのハヤトが攻めてやる、という展開がとても好きだ
しかし後味が好きではない
やはり自分としては後味が悪い展開に行くのはなるべくやめてほしい
個人的な感想を述べてしまい申し訳ありませんでした
32名無しさん@ピンキー:04/11/05 21:10:41 ID:oF09x7tx
>31
なら書きなよ。
後味が悪くならないハヤミサを書けばいい。
33名無しさん@ピンキー:04/11/05 21:17:04 ID:5ck/e8ap
ハヤミサじゃなくてミサハヤなんじゃ、と突っ込んでみる
34名無しさん@ピンキー:04/11/05 21:44:07 ID:8inGxk/g
再録キテタ━━━━━━ヽ(°∀。)ノ━━━━━━ッ!
実は感想みてて一番気になってたのがラストだったんですが…予想以上の鬱っぷり…w
明るいアマアマも好きですがこういうダークエロもいいかと。作者さん、再録者さんGJ!
35名無しさん@ピンキー:04/11/05 22:39:02 ID:y+IhfKoo
あげ
36双子萌え13:04/11/06 00:11:17 ID:P9v95QLi
>>17
遅レス申し訳ないです。まだ何も考えてなかったので大丈夫ですよ。
それではタフィ×タルトを書くことにします。
>17様のマーマー楽しみにしてます。
37名無しさん@ピンキー:04/11/06 00:12:58 ID:Pm3iy2S+
>>32
自分の好みの作品にケチつけられたからって文句言うなよ。
38前スレ976:04/11/06 01:20:12 ID:mdyuHznc
皆様、感想ありがとうございました! 再録までしていただいて感無量です。
あのラストは…'`,、(´∀`) '`,、ごめんなさいw
またリクエスト拝見して頑張って書きます…それではまたノシ
39名無しさん@ピンキー:04/11/06 19:47:59 ID:bk+LZ6yB
>>13タンと>>17タン期待してます(*´Д`)
40名無しさん@ピンキー:04/11/08 13:41:01 ID:MGPeoSNY
テレレテッテテー
41名無し:04/11/08 14:54:06 ID:kH3LZwMk
ハヤミサキライ描いた奴氏ね
ミサキキライ
42名無しさん@ピンキー:04/11/08 15:29:39 ID:3Kpb3E2n
何事もなかったようにジュディ受けモノ希望。 できれば純愛系。
43名無しさん@ピンキー:04/11/08 15:48:00 ID:QcJPlz9Y
ダンス3人組はなぜかネタ系が思い浮かぶなあ。
ネタエロきぼん
44名無しさん@ピンキー:04/11/08 15:56:48 ID:v2K6wfwJ
ネタ系ってどんなの?
45名無しさん@ピンキー:04/11/08 18:35:16 ID:C4HbFxJS
おバカ系
46 ◆GSdJ/Jkpzg :04/11/09 13:38:49 ID:4pjgenNa
ジュディはエロいよ。
47ジャクロキっ子:04/11/10 08:59:08 ID:Q78gPEuL
遅ればせながら新スレオメ&乙。
前スレでお世話になりました、ジャクロキの香具師でつ。
こそーり新作投下したいんだが、今空いてるだろーか?
空いてるようなら夜の九時ごろに行こうと思ってるんだが……
ちなみに今回あんまエロくないでつ; スマソ
48名無しさん@ピンキー:04/11/10 09:56:12 ID:264xuX3T
>>47
ジャクロキ クル━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!! 
心よりお待ちしてまーす!
49名無しさん@ピンキー:04/11/10 12:29:33 ID:OyuxdFTi
ジャクロキハァハァ(*´Д`)
新作ハァハァ(*´Д`)
正座してお待ちしておりまつ
>>47様ガンがってー!
50名無しさん@ピンキー:04/11/10 12:33:09 ID:Q/icZMJl
ジャクロキ楽しみです!期待してますよー!!
51名無しさん@ピンキー:04/11/10 12:59:45 ID:cZ5B79da
52名無しさん@ピンキー:04/11/10 16:31:39 ID:KXfcijQv
4\
53ジャクロキっ子:04/11/10 21:01:59 ID:Q78gPEuL
 ジャックと身体を重ねるようになってから――もとい、身体を強要されるようになってからも、私は奴を拒むことが出来なかった。
 森に入れないようにと魔法を掛けることも出来たし、私の姿を見えなくすることも可能ではあったが、私にもプライドがあった。
 子供にされるがままでいてやるのは、癪だった。
 ちゅく、と音を立てる。荒い呼吸が身体の下から聞こえた。喉で笑えばその振動が伝わるのか、奴は軽く身体を震わす――それでも、その口元には笑みが浮かんでいる。

「ロキ、ぃ……そろそろイカせてくれよ、なぁ」

 髪を撫でようと伸ばされた手を避け、私は喉深くまで奴の肉棒をくわえ込む。辛そうな声が上がるが、聞かない振りだ。
 指で根元を摺り、ディープスロートを繰り返しながら、私はジャックを追い詰める――追い上げる。上がる呼吸と揺らめく腰。刺激を与えないように気をつけながら、私は緩慢なフェラを重ねた。
54ジャクロキっ子:04/11/10 21:03:34 ID:Q78gPEuL
 森の中、青い空が広がり爽やかな風も吹いている。そんな風景の中で、私達は何をしているのか。簡単に説明するならば青姦で、複雑に説明するなら野外プレイ。
 あまり変わり映えはしない、つまりそういうこと。
 木の幹に背中を預けて座っているジャックの股間に顔を埋め、私はフェラをしていた。裏筋の盛り上がりを舌でちろちろと舐めながら、指先で袋を軽く擽る。
 さほど圧倒的な大きさとは思わない、もっとも誰かと比べた事は無いけれど――これがどうして、あんなに痛むのだろう。やはり乱暴にされる所為なのだろうな、と、私は一旦口を離した。
 濡れたそれは淫卑に輝く。先端の割れた部分が小さく喘ぐように動いていた。開くたびにとろとろと、透明な液体が零れてくる。
55ジャクロキっ子:04/11/10 21:04:22 ID:Q78gPEuL
「……堪え性がないな」
「う、っせ」
「所詮は子供か?」

 根元を握り締めればジャックの顔が歪む。僅かな優越感に、私は濡れた口唇を舌で舐めた。
 ワンピースのフロントを開け、胸を晒す――あまり大きくは無いが、白い肌に乳首の紅さが妙に目立つ。それが良いと、ジャックはいつも言う。女だからか、私には判らない感性だが。
 喘ぎながら続きをさせようと伸ばしてくる手から逃れる。まだイかせてやるわけにはいかない、楽にしてやるわけにはいかない。
 どちらが上位であるのか、この子供に知らしめなければならないのだから。
 再び身体を屈ませるが、咥える事はしない。私は胸に、ジャックのそれを押し当てた。
56ジャクロキっ子:04/11/10 21:05:43 ID:Q78gPEuL
 挟んで追い詰めることが出来るほどの大きさは無い――だから、先端に乳首を押し付けた。丁度割れた部分を刺激するようにする。
 腰が引けるのが判ったが、私は許さない。ぬるりとした感触が胸を伝うのは、少し興奮させられる――私の呼吸も、上がる。だが自分を見失うほどではない、私は根元を押さえつけたままに、胸での愛撫を重ねる。

「ッ……ん、ロキ……柔らけぇ、な」
「そうか」
「指、外せよ……出してやるからさ、胸にッ」
「嫌だ」

 思い切りに押し付ける。潤んだ目で頬を紅潮させ、ジャックは低く唸った。
57ジャクロキっ子:04/11/10 21:06:14 ID:Q78gPEuL
 何度も抱かれて何度も鳴かされて、突き上げられて中に出された。自分で中から掻き出す事を強要された時もあったし、妙な道具を使われて放置されたこともある。
 だが私はこの子供にいいようにされる小娘ではない、誇り高き魔女なのだから。
 顔を下ろし、臍を舐める。中途半端に下ろされたズボンに付いた鎖や鋲がじゃらりと重い音を立てていた。胸で攻めることを続けながら、臍にも刺激を与える。
 押し殺した声が森の中にこだまするのに、私は笑みを浮かべた。
 こんな子供にいいようにされるわけが無い、この私が。
 責め立てる事は、失われたプライドの回復に繋がる自慰だったのかもしれない。
58ジャクロキっ子:04/11/10 21:07:23 ID:Q78gPEuL
「ッロキ……離せ」
「誰が。ふふ、もっときちんとお願いをしろ」
「お前ぇ……ッ」
「辛いだろう? ああ、手の中でビクビクしてるな――とろとろ零れている。私の胸がびしょびしょじゃないか」
「ッくそ」
「私にお願いしろ、イかせて欲しいと。そうすれば出させてやるぞ? だが覚悟しろよ――そうなったらお前は私に命令など出来なくなる。好き勝手に犯すことなどで気無くなるのだからな」
59ジャクロキっ子:04/11/10 21:08:27 ID:Q78gPEuL
 く、っとジャックの肩が震えた。
 私は覗き込む――奴は、笑っていた。

「おいおい、俺に命令かよ――ロキ、甘ぇぞ」
「何を――」
「だからさぁ」
「ッ、あ?」

 不意に腕を掴まれる。振り払おうとするが、その力は圧倒的だった。振り回されるように捻りあげられ、がら空きになった胴体に蹴りが入る。
 加減しているのだろう、それは体勢を崩させるためだけのもので――気付けば立場は逆転していた。
 私は木の幹に凭れ掛かり、ジャックが私を見下ろしている。浮かべられた笑み、尖った犬歯――ぞくりと、肌が粟立つ。
 情事の時に見せられる、一番に恐ろしい顔――獣の、姿。
60ジャクロキっ子:04/11/10 21:08:59 ID:Q78gPEuL
「力が全部なんだよ。セックスでもなんでもさぁ、ロキの力じゃ俺になんか勝てねぇの。遊ばせてやったんだから、もーちょっとサービスして欲しかったよなぁ――」

 言ってジャックは私の髪を掴み、無理矢理に肉棒を突っ込む。自分の意思でなく喉まで入れられ、私は思わずむせ返った。
 だが吐き出せるはずもない、奴はそのままに呼気を動かして律動させた。断続的に入ってくる感覚、刺激される喉、口唇と顎に押し付けられる袋。眼を閉じて首を振れば、両手で頭を掴まれた。
 手を腰に当てて突き放そうとするが、力が足りない。舌に押し付けられる苦い味が喉に垂れていく、咳き込んでも許されない――目が潤んだ、悔しくて。
 結局踊らされていた、なんて。
61ジャクロキっ子:04/11/10 21:10:06 ID:Q78gPEuL
「……、ふッ」
「ッんぁ、あ――ぇほ、んッ……」

 引き抜かれたと思えば、顔に熱い飛沫が散らされる。咳き込み俯くと、精液と涙が草の上に落ちた。ジャックの靴も視界に入る。
 悔しい。キッと睨みあげても、涙と精液まみれではなんの脅威にもならないだろう。判っている、それでもやはり、悔しかった。

「イイ顔じゃん? 飲ませても良かったんだけど、どーせならこっちの方がそそるしなぁ?」
「ッだ……まれッ」
「反抗的な態度じゃねーの、魔女サマ」
「は、!?」

 ぐ、と襟を掴み上げられて身体が宙吊りにされる。そのまま木に向かわされ、抱き付くことを促された。渋々従えば、下半身が突然空気に触れる。
 ワンピースをたくし上げられたのだろう。ひんやりとした空気の中、突然熱があてられる。
62ジャクロキっ子:04/11/10 21:10:48 ID:Q78gPEuL
「あーあ、濡れてねーんだ。舐めながら感じてりゃよかったのにな……ま、その辺はこれから開拓してってやるからよ」
「ッ……ゃ、めろ」
「しっかり身体支えてろよ、ッ」
「ひゃあぁ、あッ!」

 突っ込まれる痛みに、私は思わず声を上げた。抱き締めた木の幹に爪を立てるが、気を逸らすことにもならない。
 慣らされもせず、濡らされる事もなく挿れられるのは初めてだった――身体に力が入る、飲み込めない。痛みだけがあって、意識が飛びそうだった。
 血が出ているのか、鉄のニオイがする。こいつとのセックスはいつも血が出ている気がする、必死で息を整えながら私はジャックを見上げた。
 潤んでしまっているのか、視界はあまり明瞭でない。ただ、笑っている口元はよく見えた。
63ジャクロキっ子:04/11/10 21:11:34 ID:Q78gPEuL
「ゆーっくり調教して……かわいーメス犬にしてやるからな、ロキ?」
「ぃ……や、だぁ……そんなの、いやぁ」
「言ってられなくしてやるって、ッ」
「ひぅう、あひっ……あ、ぃぁッ」

 ぎちぎちと押し広げられてそれは入ってくる。まだ届かない。口でなら簡単にくわえ込めるのに、どうしてそこだとこんなにキツイのだろうか。
 涙が出てくる。身体が震える。膝が崩れそうだが、そんな事をすればまた酷く攻められるだろう。必死で耐えれば力がこもり、進入を妨げてしまう。悪循環だった。
 押し付けられる睾丸の感触が気持悪い。無理矢理に捻じ込まれていく。せめて脚を開くが、楽になる様子はまるで無かった。
 幼い子供のようにいやいやと頭を振る――首筋に痛みが走った。ジャックが歯を立てているらしい。
64ジャクロキっ子:04/11/10 21:12:21 ID:Q78gPEuL
「ッ……ぅ、」
「ロキの泣き顔、好きだぜぇ?」

 荒い呼吸の合間にそんな言葉が聞こえる。嬉しくなどない。

「笑ってるのも好きだからさぁ、泣きながら笑えるように――泣きながら笑えるようにか? ははッ、ちゃーんと教え込んでやるからよッ!」
「いぁあッ!」
「可愛く可愛くしてやるからなぁ? ちゃんと上手に俺にご奉仕できるようになれよ、ロキ?」
「い、や……いやぁ、痛――」
「痛気持ちいい? ははっ」

 突き上げられる、片足を抱え上げられる。奥まで突き上げられて、背筋に悪寒が走った。歯の根が合わないほどの、快感――教え込まれたそれ。
 子宮口を突き上げられるほどに深くされても、身体は快楽を覚えていた。
 堕ちていく。
65ジャクロキっ子:04/11/10 21:13:08 ID:Q78gPEuL
 脚の間に顔を埋められ、いつものように舐め取られる。血と精液と愛液の交じり合ったもの。私はぼんやりとジャックの頭を眺めながら、舌の感触に晒される。
 気絶できなくなってきたのは、いっそ苦痛だった。ぺちゃ、と音がする――感じる場所に舌が当たるたびに、押さえるのが難しくなる。

「気持ちいいことなら良いじゃん……ロキもわかんねーよなぁ」
「ッ……ぅ、るさ」
「結局感じてるくせに」
「、あはっ」
「ほら、舌突っ込まれただけで。……くくっ、俺がもっともっと素直にしてやるからな?」

 歯を見せて笑った獣に、
 私は諦めの吐息を聞かせた。
66ジャクロキっ子:04/11/10 21:18:02 ID:Q78gPEuL
終わりでつ。前回はコメ頂きありがdでしたー。
こそーりと調教に走っていこうかなーと思ってまつ。
あんまエロくなくてスマソ……orz
67名無しさん@ピンキー:04/11/11 00:00:58 ID:smQJNoz1
この鬼畜め!w

二人のせめぎ合いな感じが面白かったです。
GJ!
68名無しさん@ピンキー:04/11/11 09:38:01 ID:gyd3aQdn
>>66
GJ!充分えろいです(;´Д`)はぁはぁ
69名無しさん@ピンキー:04/11/11 14:08:40 ID:DVXw9MV+
どんどん普通の女の子ぽくなるロキタン(;´Д`)ハァハァ
70名無しさん@ピンキー:04/11/11 14:14:29 ID:LeVkA0hX
何度読み返してもエロい…(;´Д`)ハァハァ
GJですたー!!
71名無しさん@ピンキー:04/11/11 14:43:14 ID:DNRRd0yS
ムッ(゚д゚ )ハー
これでエロく無いて…本気出したらどれだけエロいんだ貴方様は!!GJ!!
72名無しさん@ピンキー:04/11/12 12:43:43 ID:M3STsc6H
ジャックと豆ロキ
73名無しさん@ピンキー:04/11/13 20:40:52 ID:WHnvGFMc
チャックウィルソン先生(新婚)
74名無しさん@ピンキー:04/11/14 17:36:40 ID:8MvqaHt4
フォクシー物きぼん〜☆
75名無しさん@ピンキー:04/11/14 19:29:05 ID:0DWOdEhg
双子分が…
忙しいのかな。
76名無しさん@ピンキー:04/11/14 19:54:26 ID:pyXjhM5G
今までにいくつの小説が予告されたまま消えて行ったか
または途中で消えたか



楽しみにしてたのにorz
77名無しさん@ピンキー:04/11/14 21:01:36 ID:xCRZYaWr
よし、じゃあ俺もなんか書こう。まずは肥料をくれ。お前らの股間に立派な木を植えてやるから。
78名無しさん@ピンキー:04/11/14 21:03:27 ID:BeGq3lwH
リリス×テトラでお願いします
79名無しさん@ピンキー:04/11/15 00:29:33 ID:6wtLTaea
カゲトラSSの作者さん、おこがましい様ですが、まだ待ってます
80名無しさん@ピンキー:04/11/15 01:03:23 ID:pf9dYJm7
リリスはポップンじゃないぞ
81カゲトラの香具師:04/11/15 01:27:55 ID:BRT2JYIb
>79
うわぁー覚えている方が居られたとは。
一応書き終わってはあるのですが、エロ度ほぼ皆無になってしまったので
投下に躊躇してそのままにしていたのでした…
82名無しさん@ピンキー:04/11/15 02:14:45 ID:6wtLTaea
すいません、できれば投下ギボンしたいです
83名無しさん@ピンキー:04/11/15 04:00:30 ID:FPdEsV+q
おれからもきぼんぬ
84名無しさん@ピンキー:04/11/15 11:27:37 ID:WxP3Flin
>>78
俺も読んでみたいがここじゃ無理だから書くとしたらこのスレで書いた方がいいな
http://idol.bbspink.com/test/r.i/eroparo/1082822490/

>>81
投下お願いします
85名無しさん@ピンキー:04/11/15 16:08:07 ID:S8bE03eo
立派な木
86名無しさん@ピンキー:04/11/15 19:42:09 ID:HU0d0xGM
>>84 一応PC用のアドレスも貼っておきますね。

【ポップンギタドラ】★音ゲーエロ小説★【IIDXDDR】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082822490/

>>81 たのんます。
    待ってたのですよ。
87デイ×ツラの人:04/11/15 22:35:02 ID:+ZXXI4o3
>>81
投下楽しみにしてますw
 
 
こちらも、だいたい書き上げたのですが……PCあぼーんしてしまいまして…_| ̄|○
直り次第投下させていただきます…。
88名無しさん@ピンキー:04/11/15 22:59:38 ID:S9RzPL+s
>>87
激しく期待
89カゲトラの香具師:04/11/16 05:00:59 ID:xnySlaE7
それではお言葉に甘えて投下させていただきます。
ですがエロ度皆無の普通のSSとなっているので
そこの所ご了承下さい
90カゲトラ 1:04/11/16 05:01:47 ID:xnySlaE7
青白い雲から、松の葉に覆いかぶさるように地上へと雪が舞い降りる。
その松の木の傍らで、少女は嬉しそうに雪と戯れていた。
雪と同じくらい白いその手で雪を掬い、きゅっ、と形を作る。
草履のような球体を作ると、その前方に松の枝、二本を刺し
そのまた下に指先でちょん、ちょん、と軽く穴を開けると
「うさぎ」
と、少女は自分の足元にそれを置いた。
手の体温で溶けた雪が、雲の間から差し込む太陽の光で
煌びやかに虹彩を浮かべた。
そんな少女を眺め、ふ…と目を細める男がいた。

ザクリと後ろで雪を踏みしめる音に気が付き、少女はその方向へと顔を向けると
まるで牡丹の花が咲いたかのような笑みを浮かべた。
「カゲトラ!」
少女はそう声を上げると、雪うさぎを持ち上げて彼に見せるようにそっと差し出

した。
「見よ。可愛いだろう?」
雪うさぎよりも、幼さを残す少女の笑顔が、カゲトラの口元を緩ませた。
91カゲトラ 2:04/11/16 05:02:26 ID:xnySlaE7
少女の名は雪姫。彼女はその名の通り、
雪のように美しくそして繊細な乙女である。

そんな彼女に、先日縁談の話が持ち上がった。
しかも、縁談の相手は隣国の若殿─
長い戦を続けたこの国にとって、新しい戦力、
尚且つ協力者は喉から手が出るほど望んでいることである。
─そう
国のための結婚など、この世界では当たり前のことなのだ。



「のぅ、カゲトラ。姫は世間で言う『箱入り』と言う者。
この国は年中雪が降る白の世界…姫はこの国が全ての世界…。
他の国では『サクラ』やら『ヒマワリ』やら、四季折々の花が咲くと言うな」
松の枝に積もる雪を眺めながら、雪姫はふぅ、とため息を吐いた。
「カゲトラは他の国にも行ったことがあると言うな?」
「…えぇ」
「…姫は来月、隣国へ嫁に行く。その国にも『サクラ』や『ヒマワリ』はあるの

かのぅ…?」
92カゲトラ 3:04/11/16 05:03:09 ID:xnySlaE7

「…いやじゃ。

いやじゃ!姫はそんな事でこの国から出とうない!!」
艶やかな黒髪を振り乱し、雪姫はカゲトラの胸へと飛び込んだ。
「姫は嫁に行きとうない!!父上からの命と言われても、嫌なものは嫌なのじゃ

!」
「…雪姫……」
カゲトラは自分の胸の中で震える少女の肩をそっと掴む。
「雪姫、それはなりませぬ。この国の命運は今雪姫にかかっているのです。
雪姫が隣国へ嫁げばこの戦の行く末に吉報を読むこともできましょう」
「分かっておる…分かってはおる!しかし嫌じゃ!!姫は…姫は…!」

涙で濡れた顔を上げ、雪姫はカゲトラに懇願した。
「頼む、カゲトラ。姫を抱いておくれ。見も知らぬ殿方に操を捧げるなど
姫には拷問他ならぬ。それが出来ぬというのなら
どこか遠い国へ一緒に来ておくれ…後生じゃ…カゲ…」

そう言うと、カゲトラの胸に頬を擦り付けるように、雪姫は顔を伏せた。
だがカゲトラはギュッと目をしばらく瞑ると、
彼女の肩に置いた手を離して彼女から一歩後退った。
93カゲトラ 4:04/11/16 05:03:39 ID:xnySlaE7
「拙者、これより雪達磨大将軍隊との準備をせねばなりませぬ。
…失礼……」
そう呟くと雪姫に背を向けて前方へと足を踏み出す。
「カゲトラ…!!」
雪姫は彼を追いかけることも出来ず、ただ、松の木にもたれ
彼の背中を見つめるしかなかった。


そして雪姫が隣国へと嫁ぐ日が来た時、彼女は雪達磨大将軍に攫われた。
もし、あの時─彼女の肩に手を置くのではなく
背中を腕で包み込んでいれば、彼女は雪達磨将軍に捕らえられることは無かった

のかもしれない。
彼女の想いを受け止めていれば……
94カゲトラ 5:04/11/16 05:04:25 ID:xnySlaE7
『…』
白くぼやける視界の中央に佇む人影が見えた。
『…ゲ……カゲ……ト……』
しきりに自分の方へと呼びかけるその影は、見覚えがあった。
腰まである長い髪の少女…そうだ、あの人物だ…。
『カゲトラ………』
今度こそは手放したりはしない。
離したりはしない……
まだぼやける視界に浮かび上がったその人物を抱き込もうと─


「雪姫…!!」


腕を伸ばし、その人物を抱きしめた。

つもりだった。
95カゲトラ 6:04/11/16 05:04:53 ID:xnySlaE7
誰かを抱きしめた感触はあるものの、何かが違う。
目の前にいた愛しき人物を抱きしめたと思ったら─

「あ、あの!お侍さん…!!は、離して下さい〜!!」

ジタバタと腕を振るって抵抗するのは、あの茶屋の狐の娘であった。

「!?」

カゲトラが驚いて腕を離すと、娘は慌てて身体を起こしてフゥ、と息を吐いた。
状況が今一飲み込めない彼が辺りを見回すと
自分が布団の中に寝かされていたことに気が付いた。
どうやらここは茶屋の裏らしい。奥に見える扉の隙間からは
茶屋の内部が見える。

「もぅー。いきなり倒れたから驚いちゃったじゃないですか!」

娘は自分の腰に手を当てて、ぷん、と怒った仕草を見せるが
すぐに笑顔になり、膝元に置いてあった盆を手に取り
96カゲトラ 7:04/11/16 05:05:24 ID:xnySlaE7
「白湯です。寝起きにはこれが一番ですから飲んでください」

そう言いながら、湯飲みをカゲトラに差し出した。

「あ、あぁ…かたじけない」

夢と現実の狭間に迷っていたとはいえ、間違って彼女を抱きしめてしまった事に
罪悪感を感じるのか、カゲトラはぎこちない様子でその湯飲みを受け取る。
湯飲みに口をつけ、軽く啜ると暖かな潤いで喉の奥が満たされる。
全てを飲み干すと、彼は湯飲みを娘に渡し、軽く頭を下げた。


「拙者は…一体どうしたのだ?」
「女将さんが言うには、旅で疲れた身体にお酒を入れた所為だそうですよ。
酔いが一気に回ったって事ですよ。でも結構ある事ですから
これからは気をつけてくださいね」
上半身を起こしたままのカゲトラが呟くと
娘が彼の隣へと膝をつき、今のように言葉を返した。
「もう大丈夫に見えますけど、念のためもうしばらく休まれていかれます?」
「…いや、悪いが一刻を争うほどの急ぎの旅なのでここで失礼する」
97カゲトラ 8:04/11/16 05:05:54 ID:xnySlaE7
バサリと足元にかかっていた布団を撥ね上げると、
カゲトラは枕元に置かれた自分の刀とひょうたんを掴み
足音も聞こえないくらい、素早く茶屋の出口へと向かった。
「あ…ま、待ってください、お侍さん!」
その彼を、娘が慌てたようで追いかけた。


茶屋の出口で、黒髪が美しい若い女将に銭を払って外に出る。
花弁の変わりに粉雪を散らせる桜の木の所まで来た時、カゲトラは足を止めた。
ふ…と後ろに振り返ると、茶屋の娘が白い息を弾ませながら追いかけてきていた


「はーっ…はーっ…もう、待ってって言ったじゃないですか、お侍さん!」
乱れた髪を整えながら、胸に手を当てて息を落ち着かせた後
娘は腰に下げた巾着袋から何かを取り出し、それをカゲトラへ差し出した。
「あの、これ、よろしかったら持っていって下さい」
小さな娘の手の平の上で輝くそれは、金色の小さなからくり時計である。
それを見て、カゲトラは目を細め腕を伸ばしてそれを摘んだ。
「…これは」
「お守りです」
カゲトラの手の平に収まるくらい小さな時計。
98カゲトラ 9:04/11/16 05:06:20 ID:xnySlaE7
カチカチと、時を刻む音が雪に反射して二人の周りで響く。
「…なぜ、拙者にこれを?」
当たり前の質問を娘に尋ねると、彼女は肩をかすかに上げて照れくさそうに答えた。
「あの…ですね。私、好きな人がいるんです。
その人は岡引で今は他の国へ参勤に行っているんです…」

「なんか、お侍さんを見たら彼を思い出しちゃって、何か気になっちゃって…
あ、でもお侍さんと彼は全然似てないんです。彼はちょっとおっちょこちょいで
でも可愛くって…あ、変な事言っちゃってすいません!」
ペコッと頭を下げる娘に、カゲトラは口元を緩ませる。
「いや…ありがたく受け取っておこう。
…そう言えば名を伺っていなかったが…」
「あ、はい!おコンと言います」
「そうか。拙者はカゲトラ…この礼はまたいつぞやに……」
からくり時計を懐にしまうと、彼は背を向けて雪の道を歩んでいった。
そのカゲトラの姿が見えなくなるまで、おコンは彼を見届けていた。
99カゲトラ 10:04/11/16 05:06:50 ID:xnySlaE7


白い雪が舞い続け、やがてその白は紅色へと変わる。
触れる者に冷たさしか与えなかった白き雪に変わり
太陽の日の暖かさをまとい地上へ紅のじゅうたんを作り出す─

雪の布団から目を覚まし、小川のそばで桜は満開の花を咲かせていた。
その桜の花弁で出来た屋根の茶屋で、団子をこれでもかと言わんばかりに
ほお張る一人の少年と、彼のそばで笑う少女の姿があった。
ちょんまげを結った犬の少年が、もう一本、と団子をほお張ると
とたんにその顔を青くさせて自分の胸を強く叩く。
「きゃぁ!お茶お茶!!」
少女がつかさず湯飲みを差し出すと、少年はそれを一気に飲み干して一息つける。
「ふっはーー…喉につまっちゃったよ」
「もぅ!そんなにいっぺんに食べるから!」
「だっておコンちゃんのお団子美味しいんだもーん」
「やだ。タローちゃんってば」
100カゲトラ 11:04/11/16 05:07:17 ID:xnySlaE7

「そう言えば─…知ってる?僕が参勤に行ってた国のお姫様が
この前祝言を挙げたんだよ」
はむり、と懲りずに団子をほお張るタローの横で、おコンはへぇ、と答えた。
「へー。お相手は誰なの?」
「それがね、武士なんだよ!本当はお姫様は別の国の若殿様との
縁談が進んでいたんだけどね…」
「へぇー…すごーい」
祝言…結婚かぁ…と、おコンは春の空を見上げながらぼんやり考え、
ちらっと横目でまだ団子を食べるタローを見つめ

…この様子だと、まだっぽいなー

クスッと笑った。


101カゲトラ 12:04/11/16 05:07:52 ID:xnySlaE7


「のぅ、この小さな赤い若葉のような花弁が、『サクラ』と言うものなのか?」
風に乗って舞い落ちてきた桜の花弁を手の平に乗せ、
隣の男に尋ねる少女。
少女は姿を隠すかのように、頭から赤い布を羽織ってはいるが
時折その隙間から、白く美しい顔が伺える。
その彼女の手の平に乗った花弁をつまみ、男は優しくうなずいた。
「えぇ…これが桜です花弁ではこのように愛らしい形をしておりますが
本来は一本の木にまとまって咲いているものでありまして
その姿を見たものは、それに魅了されてしまうことでしょう」
「ほぅ…あぁ、早く『サクラ』が見たい!折角の新婚旅行なのだ。
父上にも城の者たちにも内緒の旅行じゃ。
心行くまで楽しみたいのだから」
少女はくるくるとはしゃぎ回り、その手を取りながら
男は春の香りであふれる道を進む。

「見えてまいりました。あの場所です」
丘の上に立った男が指差したその場所に見えるのは
小川と大きな桜の木。そして一軒の茶屋。
「あれか。我が国よりも美味い団子の店とは」
爪先立ちで様子を伺おうとする少女に、男は思わず笑みになる。
102カゲトラ 13:04/11/16 05:08:23 ID:xnySlaE7
「さようで。拙者が言うのですからきっと御気に召させていただけるでしょう」
「そうか。ならば早く行こうではないか、カゲトラ」
「…はい、姫……」


「ねー、タローちゃん」
「ん?」
「…何でもなーい」
「えぇ〜っ??」


頭上から降り注ぐ桜の花弁はまさに圧巻と言いようが無かった。
雪姫は生まれて初めて見るその美しさに心を躍らせ、
カゲトラも桜を眺めて深く感動のため息を吐き
やがて二人は茶屋への暖簾をくぐった。

「…と、すまないが茶を二杯と」
「団子をあるったけ用意せい。今すぐにじゃ!!」



-完-
103カゲトラの香具師:04/11/16 05:19:24 ID:xnySlaE7
sage忘れやってしまった…OTL

以上でカゲトラSS終わりです。
どうもカゲトラ=武士道魂の塊みたいなイメージがあるのでエロに持っていくことが出来ませんでした。
本音を言うと、おコンちゃんと〜と考えていましたが
互いにパートナーを裏切る行動には出ないと思ったので……
期待しててくれた方が多かっただけに申し訳ない。
104名無しさん@ピンキー:04/11/16 10:47:21 ID:+5Bq4Qjt
前スレも読まずに書き込むテスト
此処はSM趣向の需要はありますか?
ヒナ×シルビアを書いてみようかと思っているのですが
105名無しさん@ピンキー:04/11/16 14:14:47 ID:f/vAwv24
>カゲトラの人
GJ!!この出来ならageても許せるべ。
ハッピーエンドで良かった…(*´∀`)=3
106名無しさん@ピンキー:04/11/16 15:09:00 ID:kjIqsJGw
>>103
乙カレー。雪姫とかおコンちゃんとか好きだから超(;´Д`)ハァハァ

>>104
ヒナがSですかぁぁあああ!??是非下さい。
107名無しさん@ピンキー:04/11/16 16:05:09 ID:AphM734Q
>>103
極めてGJですっ!
読んでて本気でじわっときました。 この内容でしたらエロは余計ですよね。
是非、次回作も楽しみにしています!

>>104
過去の例でいいますと陵辱系や普通のSMくらいなら大丈夫だと思います。
あまりハードなやつ(猟奇、切断、スカ、精神崩壊などなど)でしたら要注意かも?
わたしは上記以外ならOKですよ♪ ヒナ好き♪
108デイツラの人:04/11/16 18:12:55 ID:5CG9Vt6I
ネカフェに来たので後半投下します♪
109デイヴ×ツララ:04/11/16 18:14:07 ID:5CG9Vt6I
「な、何しやがる―――!!」
驚いた俺は反射的にツララの身体を押しのけようとする。
が、まったく腕に力が入らない。
まるで唇を通じ、俺の体力をツララに奪われているような・・。

「ん・・・はぁ・・。」
ツララが、押し付けていた唇をゆっくりと離した。
「は・・ぁ・・ツララ・・・てめぇ・・」
俺はすぐに文句を言うつもりだった。でも、言葉が出てこない。
いや、言いたい事はたくさん有る。しかし、その全てが、喉から出てこないのだ。
多少荒くなった俺の息だけが夜空の中浮かぶソリに響いた。

そんな俺の様子を、ツララは見逃さなかった。
「あれあれぇ?デイヴ君、もしかしてキス、初めてだったかなァ?」
明らかに俺をからかっている。
ツララの瞳に宿る小悪魔が、さらにハッキリと映ってきたように俺は感じた。
「う・・・うるせぇ・・はぁ・・」
息も絶え絶えに口答えする俺を見て、加虐心に火が付いたのだろう、
「じゃあこんなキスも・・初めてだよねぇ?」
そう言うとツララは、また俺に唇を重ね―――
「ん・・・む・・ちゅ・・」
舌を俺の口に差し込んできた。
「・・・!?
 ・・・ん・・ぁ・・ふ」
突然の行為に一瞬俺は戸惑ったが、すぐにじんわりとした『快感』を感じた。
もっと、、この行為を続けたい――――
そう思った。

110デイヴ×ツララ:04/11/16 18:15:34 ID:5CG9Vt6I
どれくらいの時間が経ったのか―――
俺達は、お互いの舌を求めるようにキスを繰り返した。
いつしかツララの息も荒くなり、彼女の瞳は焦点が合っていないかのように虚ろになった。

永遠に続くかのような行為を遮ったのはツララだった。
「ふふ・・・デイヴ・・こんなに大きくなってるよ・・・?」
彼女はズボン越しに、いつのまにか大きくそそり立った俺の男根へと指を這わせた。
「ぅあ・・・ッ」
それまでのキスとは違う、直接で強大な快楽に、思わず息が漏れる。

「へぇ・・どう・・・きもちぃ・・・?」
ツララは、ゆっくりと俺のズボンの中に手を入れ、外気で冷たくなった指を男根に絡めた。
「く・・・ッ・・はぁ・・」
「すごく熱いね・・・よいしょ、っと」
彼女は、スルリとソリの運転席の下に潜り込むと、俺のズボンを脱がし、男根を露わにする。
それに合わせて、宙に浮かぶソリが、不安定にギシギシと揺れる。

「すごくおっきい・・。あれ?なんか出てる・・。」
そう言うと、俺の先走りで濡れた亀頭を指の腹で擦り始める。
「は・・・ぁッ!」
さらに強くなり、俺の脳に襲いかかる刺激と快感に、ついに嬌声を上げてしまった。

「あ〜ぁ、喘いじゃって、男のくせに」
嘲るような笑みを口の端に浮かべ、ツララは、限界まで怒張した俺のソレを口に含んだ。
「くぁ・・・ぅッ!」
111デイヴ×ツララ:04/11/16 18:16:58 ID:5CG9Vt6I
抑えようにも抑えきれなくなる声。初めての快感の渦に、すぐに射精感がこみ上げる。
ツララがゆっくりと口を上下にグラインドさせ、ネットリとソレに舌を絡め刺激する。
それに伴い、さらに射精感が込み上げてくる・・。
気がつくと、自分で我慢できなくなったのか、ツララの右手は自身の秘部へと伸びていた。
ツララが指で自分自身を慰めるたびに、彼女の身体はくねくねと脈打ち、クチュクチュと水音が聞こえる。
「出そうになったら・・・んッ・・ちゃんと・・言ってよね・・」
そう言うや否や、一気にラストスパートを掛けるツララ。
上下に絡み付くようなグラインドと、自慰に耽る右手の動きは一気に速くなる。
口腔内でのぬっとりとした摩擦刺激、ソリの中に響く淫猥な水音。
絶頂を我慢するのは不可能だった。
「で・・出るッ!!」
「ふふぇえ!?」
ビュグッ!ドクッ・・ドクッ―――――
「う・・!?・・きゅ―――」
吐き出された精を、懸命にツララは飲み下していく。
口に収まりきらない精液が、口の端から零れている。

「はぁ・・・はぁ・・・ツ・・ララ?」
「ばか・・・あたしは・・まだだったのに―――」

そう呟くと、彼女は俺の身体をグイッと押し倒し、馬乗りの形になった。
「なんでアンタ一人で気持ちよくなるのよ・・・バカ・・」
彼女は一息にそれだけ喋り終えると、キスを求め舌を絡めてきた。
俺はさっきの射精の余韻もあり、抵抗もせずにツララの舌を求めていく・・・。
さっきの精液の味が少し苦かったが、ゆったりとした快楽の波が、また押し寄せてきた。
そして、いつのまにか俺のソレはまた大きく怒張する。

「今度は・・ッ・・あたしと・・一緒にッ・・・!」
腰を浮かせ、ゆっくりと性器を自分の秘部にあてがう。
俺のモノの先端に、熱い、ヌルヌルとした感触が広がる。

112デイヴ×ツララ:04/11/16 18:17:17 ID:5CG9Vt6I
「じゃあ・・・行くよ・・・?
 ・・はぁッ・・・んぁ・・!」
ズブズブと埋めていくツララ。
「は・・・入った・・・。・・動くよ・・?」
ゆっくりと彼女が腰を浮かせ、落とす。また浮かせては、落とす・・・。
そのたびに、気絶しそうなくらいの快感が二人に襲いかかる。
「き・・きもち・・いいよぉ・・ッ!」
「俺も・・クっ・・・気持ち・・・い・・ぅあ!」
徐々に腰の上下は激しくなり、俺も無意識のうちに、下から突き上げるようにツララの中を抉る。
そして・・・

「くっ!・・・そろそろ・・っ、出るッ!!」
「あ・・あたしも・・来るよぉ!なんか来ちゃうぅ!!あぁぁあッ!!」
「う・・・くぁあ・・・ッ!!」

俺達は一緒に絶頂に達し、俺はドクドクとツララの中に精を注ぎ込んだ。
溢れた精液が、プシュッ・・と結合部から噴き出した。

113デイヴ×ツララ:04/11/16 18:19:58 ID:5CG9Vt6I

どのくらい経ったのだろう―――
俺が目を覚まして、一番に目に入ったのは、隣りで寄り添うようにスヤスヤと寝息を立てるツララの姿。
そして次に目に入ったのは・・・  

昇 り 来 る 朝 日 と , ソ リ の 中 の 大 量 の 蒼 い ス フ ィ ア 達 。

「う、うわぁぁあ!!おい起きろ!!」
「ん・・・?おはよう・・・――――――
―――・・・って、きゃぁぁあ!朝じゃないのぉ!!」


『―――175番、失格ッ!!―――』

114デイヴ×ツララ:04/11/16 18:21:09 ID:5CG9Vt6I

―――――――――――――――――――
12月24日―――

去年と同じ光景。

送り出される合格者。

それを見送る修練生―――俺。

そう言えばツララの姿が見当たらない。サボっているのだろうか・・・。
舞台が、合格者のくだらない決意表明に移ってから、俺はガレージから自室に戻った。

自室の前にたどり着いたとき、ドアの前に小さくうずくまっている人影を見つけた・・・。
ツララだった。
この寒い中、ずっとこんなところに居たのか?何の為に?
「おい、ツララ?何してんだよ・・?」
「遅いよ・・・デイヴ・・・」
震える声で微かに呟いた後、その場にパタリと倒れてしまった。
「―――ツララッ!?」


115デイヴ×ツララ:04/11/16 18:21:33 ID:5CG9Vt6I
俺はとりあえず、部屋の暖房を全て点火し、ツララをベッドに寝かせた。
ツララの手は氷のように冷たい。熱もある。こんな寒い中何時間も外に居れば当然だ。
「―――んぅ・・・」
「大丈夫かツララ?」
「・・・うん」

ベッドの中でうずくまり、苦しそうな顔をこちらに向ける。
キシキシとベッドの軋む音が、ツララが咳をするのに合わせて部屋に響く。

「―――なんであんな寒い中俺の部屋の前に居たんだよ。」
「それは・・・・。」

少し顔をうつむかせ、布団に半分顔を埋めながら、恥ずかしそうにツララは口を開いた。
「ほら・・・今日クリスマスじゃない・・?だから・・・ケホッ・・
だから・・・一緒に・・・」
「―――ツララ・・・」
「ば、バカッ・・!暇で暇で仕方なかったからよ!?
 アンタも一人じゃ寂しいかなぁっとか思っただけなんだから・・・っ!!」
照れ隠しに一息に叫ぶと、布団を被り、真っ赤に紅潮した顔を隠してしまう。
「―――分かったよ。一緒に遊んでやるから。な?
 でもまずは、風邪治さなきゃぁな。ハハッ」
「ば・・ばかぁ・・・」
二人の手は、ギュッと握られたまま――――

『あなたはサンタを信じますか・・・?』

fin
116ツララのひと:04/11/16 18:23:43 ID:5CG9Vt6I
以上です・・・ッ

スレ汚し申し訳ないOTL

また機会があればSSに挑戦したいですw
ありがとうございました
117雛汁の中の人:04/11/16 20:10:16 ID:rnJWVBrN
投下します。 序盤なのに無駄に長くなった・・・orz
118名無しさん@ピンキー:04/11/16 20:10:53 ID:zmm0tPcn
雛汁楽しみや〜!
119雛汁(序)1/4:04/11/16 20:11:42 ID:rnJWVBrN
全ての始まりはあの日だった。
私の森に入り込んできた人間達。木洩れ日の翳で睦み合う男と女。
私は何時もの様に、直ぐにその場を離れたけれど・・・どうしても営みのとき独特の声が耳に残った。
頭を冷やしたくて、森の奥の水場へと逃げた。
火照った体を冷やしたくて薄絹の侭水に飛び込んでも、どうしても治まらない。

「っ・・・ぁ、あ・・・」

知らず知らずのうちに、指は自分を慰めていた。
全身の感覚がぴりぴりとして、何時もなら私を優しく包み込んでくれる水でさえも異質に感じる。
肌に触れる、その感触から何か・・・微かな雷の様なものが絶え間なく生み出されて・・・
120雛汁(序)2/4:04/11/16 20:12:12 ID:rnJWVBrN
「ん、んぁっ!・・・あぁん・・・ん、ぁ・・・!」

おそらく私が上げているのだろう声が遠くに聞こえる。でも、これが私の声?
何だか酷く響いてるみたい。誰かに気づかれたらどうしよう?何だか視界もにじんでる・・・
抑えなくっちゃ、って思う度に・・・私を貫く雷が大きくなって、高い声を上げてしまう。
体を取り巻く水音。ぼんやりした世界に、うっすらと色彩が射す。
指が止められなくて、その波に攫われそうになった瞬間・・・一際激しい感覚が私を貫いた。

「・・・んっ、あ・・・あぁあっ!ふぁ、あああああああっ・・・!!」
「シルビアおねぇちゃ、どうしたでしゅか?」

・・・・・・!!
121雛汁(序)3/4:04/11/16 20:13:06 ID:rnJWVBrN
一気に目が覚めた。目の前に居たのは、小さな蜂の女の子。
天使みたいな笑顔で私を見下ろしてる。
「ち、違うの!違うのよヒナちゃん、これは・・・!」とっさに口をついたのは、意味のない否定の言葉。
「大丈夫でしゅよ☆ ヒナ、誰にも言いまちぇん。だけど・・・」
「だ、だけど・・・?」
こんな小さな女の子に見られた・・・全く気づかなかった・・・
恥ずかしさに顔が真っ赤になるのが自分でもよく分かる。
122雛汁(序)4/4:04/11/16 20:13:37 ID:rnJWVBrN
「おかぁさまが、だれかのヒミツを知ったらその相手をヒナのペットにするチャンスだって教えてくれたのでしゅ」
「ぺ・・・ペット・・・?」
訳が分からない。どういうこと?と聞き返そうとした私をよそに、ヒナちゃんはニコニコと喋り続ける。
「ヒナは、おかぁさまみたいなステキなじょおぅさまになりたいのでしゅ。
だから、言って欲しくないなら、おねぇちゃはヒナのペットになるんでしゅ!」

ああ、私は。何ていうことをしてしまったのだろう。
屈託のない、それこそ・・・そう、天使みたいな。その笑顔を見ながら、
酷く自然に・・・当たり前の事の様に頷いていたのだ・・・
123雛汁の中の人:04/11/16 20:21:50 ID:rnJWVBrN
ヒナは真性Sだと信じて疑いません。
欲しがりません勝つ迄は。

・・・正直スマンカッタ ぬるぽー!!
124名無しさん@ピンキー:04/11/16 20:54:54 ID:f/vAwv24
なんかダブルで来たよヲイ(´Д`;)デイツラさん、ヒナシルさんGJ!
塚ヒナシルさんの投下タイミングにビビりました…
125名無しさん@ピンキー:04/11/16 21:57:00 ID:+3IQfuKi
>>103
(ノ∀`) 王道だっ!ええ話や…

>>116
積極的なツララたん(・∀・)イイ!

>>117
今までに無いタイプ…先の展開がすんげー気になるょぅ
期待してます
126名無しさん@ピンキー:04/11/16 22:01:08 ID:kjIqsJGw
2回も抜い
127雛汁の中の人:04/11/16 22:19:30 ID:+5Bq4Qjt
Σ 今気付きました
リロードしない侭ギコで連投しちまってました
デイツラの方は勿論驚かしちまった皆様本当にすみません。。。_| ̄|〇
128名無しさん@ピンキー:04/11/16 23:23:12 ID:dgOUAwvO
お願いをしたら職人が降臨するスレはここですか?
129名無しさん@ピンキー:04/11/16 23:32:42 ID:JKb5K7hH
違いますから消えてください
130名無しさん@ピンキー:04/11/17 00:00:46 ID:9Fut2shv
お前ら>>125のIDを見ろ
131名無しさん@ピンキー:04/11/17 01:58:14 ID:ezT44a+B
キミニ(・∀・)トドケ!
132名無しさん@ピンキー:04/11/17 02:30:30 ID:W9P8D5CV
(・∀・)ボクノオモイ!
133雛汁の中の人:04/11/17 02:52:23 ID:oO54SgVW
フキタソハァハァを豚切る。

続きが出来たので、今日の昼過ぎ辺り投下します。
ドウデモイイケド ダレモ ガッ シテクレナクテ サミシカターヨ(ノд`)
134雛汁(1)1/5:04/11/17 13:29:00 ID:oO54SgVW
―――そして。
私は魔法に掛った様に、ヒナちゃんの導く侭この地下室に連れて来られた。
嫌なのは確か。なのに、ヒナちゃんの「ペット」と言う言葉を思い出す度に、どうしてか抵抗の気力が薄れる。
髪も服も濡れた侭で、色んな人…多分、ヒナちゃんの家来…の前を通らされた時
凄く惨めな気持ちがして…だけど私の手を引いて飛んでいくヒナちゃんにあらがえなかった。
どうしてこんな事になっちゃったんだろう?
頭の中に霞が掛ったみたい。
「シルビアおねぇちゃ?そんな濡れた服の侭じゃ風邪をひいてしまいましゅ」
そう言って、ヒナちゃんが私の服に手をかけた…けど、でも。
「ヒ、ヒナちゃん…替えの布も無いのに脱いでも…」
135雛汁(1)2/5:04/11/17 13:29:28 ID:oO54SgVW
「大丈夫でしゅよ、ヒナがあったかくしてあげましゅ!」
ヒナちゃんの小さな手がびり、とドレスを破く。朝露に溜った光を紡いで作った布は、私の体から離れると直ぐに淡雪みたいに溶けた。
少し冷えた肌に地下室の空気が触れて、私は一糸纏わぬ姿にされてるんだ、って
念を押された気分。思わずびくりと体が震える。
私は抵抗出来ない侭、ヒナちゃんに手をまとめて縛られ、縄の端を天井のフックに吊り下げられ。
そのとき、ヒナちゃんのが私の胸の先端に触れた。ぁ、と微かに、だけどはっきりと声が漏れてしまう。
こんなに小さな子に偶然触れられただけで反応してる自分が恥ずかしい…
ヒナちゃんが私を見下ろして笑った。
136雛汁(1)3/5:04/11/17 13:29:57 ID:oO54SgVW
「感じちゃったでちゅね、シルビア」
「ち、違…うわ、ヒナちゃ…きゃぅっ!」
必死で否定しようとした瞬間、ヒナちゃんの手がぎゅっと私の右乳房を捻り上げる。
小さな子の力とは言え、それでも酷い痛み。思わず目に涙が浮かんだ。
でも、そんな痛みも一瞬の事で、ヒナちゃんは今度はゆっくりと私の胸を揉みしだく。
何だか、指先が胸に食い込む度にそこから小さな炎が胸の先端に集まっていくみたい。


「駄目でしゅよ、シルビアはヒナのペットなんでちゅから、ヒナにウソなんかついちゃ」
ペット、なんて…違う、って。そう言いたいのに、ヒナちゃんの手を振り払いたいのに、出来ない。
胸しか触れられていないのに、全身がじんじんと熱くなって力が入らない…もう、胸の先っぽが火で焙られてるみたいに熱くて苦しい。
137雛汁(1)4/5:04/11/17 13:30:31 ID:oO54SgVW
もうどれくらい時間がたったのだろう?
ヒナちゃんの手はずっと動いてるのに、先っぽだけは触ってくれない…苦しい…。
どうか、もっとめちゃめちゃにして欲しい…駄目…でも、ヒナちゃんの指から胸に流れ込んできた熱い何かが、開放を求めて胸の先端に殺到してる。
「ねぇ、シルビア…シルビアの乳首、こんなに大きくなってまちゅよ?もしかして、触って欲しいんでしゅか?」
指を止めず、ヒナちゃんがくすくす笑いながら言う。
そう、触って…触って欲しい…めちゃめちゃに弄んで欲しいの…お願い…駄目、駄目よ!
そんな事言えない…ああ、でも…熱くておかしくなっちゃいそう……お願い…
「お願い…よ、ヒナちゃん…触って…触って欲しいの…」
やっとの思いで言葉を絞りだす。
138雛汁(1)5/5:04/11/17 13:31:01 ID:oO54SgVW
恥ずかしい…でも、この熱から逃れるにはヒナちゃんに頼むしか無い。
「ドコを触って欲しいんでしゅか?」
「む、胸の先っぽ…を…」
「わかりまちぇん。ちゃんとおなまえで言ってくだしゃい」
「…恥ずかしい…わ…お願い、お願いよヒナちゃん…熱くて、私…もぅ、おかしくなっちゃいそうなのぉっ!」
私は泣いていた。泣きながら幾星霜も下の子に哀願していた。
「でも、ちゃんとペットはペットらしくお願いしなきゃダメでちゅよ」
何時もの私だったら、きっとあんな事は言わなかった。でも…私はあの時、恥も外聞もなく泣き叫んでいた。
「っ、ヒ、ヒナさまぁっ…シルビアの乳首をいじって下さ、ぁ、い!お願い…ぃ、お願いします…ぅ、っ…」
「…よく言えまちたね。いいこのシルビアにはごほうびをあげましゅ」
そう言ってヒナちゃんの指が両方の乳首をつねりあげた瞬間、私の意識は真っ白な光に掻き消されていた。
139雛汁の中の人:04/11/17 13:34:29 ID:oO54SgVW
乱文の上に余りエロくなくてスマソ…
これからがんがります
140名無しさん@ピンキー:04/11/17 17:24:18 ID:lcH0h50O
141名無しさん@ピンキー:04/11/17 17:25:38 ID:lcH0h50O
ヒナS シルビアM 超ツボです(;´Д`)ハァハァ
142名無しさん@ピンキー:04/11/18 13:54:53 ID:Etnru9Iz
ヒナの喋り方萌えすぎ。
143名無しさん@ピンキー:04/11/18 16:22:36 ID:3OBq080S
dat落ちした前スレ『ポップンのエロ小説ぱぁと3』 ここで見られるようになってました
→エロパロ板dat落ちスレ倉庫
http://eroparo4.e-city.tv/1087401037.html

しかし、まだ2スレもhtml化されていないとは…
144名無しさん@ピンキー:04/11/18 19:57:07 ID:pJgy3u6M
まとめサイト…つくろかな…。
サーバーで普通にサイト作ってもいいけど、
wikiとかってどうなの?
145名無しさん@ピンキー:04/11/18 21:05:17 ID:pJgy3u6M
まとめサイトのベースみたいのを作ってみたけど…。
ttp://popn.h.fc2.com/
正直こんなにSSが多いとはOTL
まだ中身はありません。休みの日に作ろう…。
146名無しさん@ピンキー:04/11/18 21:27:09 ID:upXcWiJR
|д゚)ガムバレ
147カゲトラの香具師:04/11/18 22:44:34 ID:jQ97QkHF
お褒めの言葉いただけて何よりです。
次回こそはちゃんとエロいのを書きたいですOTL
青年キャラ受けは書くのが難しい…初心に戻ってショタ神受けでもまた書こうかな。

>デイツラの人
このカプ大好きなので萌え萌えでした。
攻めなツララにGJ!次回作期待しております。

>雛汁の中の人
女王様ヒナと愛玩動物シルヴィア萌え!
どう調教されていくか楽しみです。
148名無しさん@ピンキー:04/11/19 16:38:08 ID:dwicOdg6
まとめサイト期待コンマイ
149名無しさん@ピンキー:04/11/19 19:04:44 ID:9OHPTZze
スミアゲ神・シルセシ・ミサハヤSSがとても良かったのでショタ物投下キボン
…ポップンのショタって神(正確には違うが)、ハヤト、カジカ、ケビン、セシル、わかば以外に誰かいたっけか?
150144:04/11/19 19:39:11 ID:JBUlf8n4
まとめサイトで、小説以外の作者さんのコメントとかってあったほうがいいですか?ないほうがいいですかね?
151名無しさん@ピンキー:04/11/20 21:13:34 ID:U3qMxuJE
アイスとか。
152名無しさん@ピンキー:04/11/20 21:56:42 ID:916eLuqJ
>>751
アイスは社会人じゃないのか?

ショタの定義って中学生以下くらいだと思ってたよ
見た目が幼ければいいんかな?
ショタは詳しくないから良くわからん
153名無しさん@ピンキー:04/11/20 23:54:45 ID:BNVLibfE
ナアンダ。
カフェエ繋がりで文彦さんとラッテを絡ませやうと思つたのに、文彦さんには決つた相手がゐるんぢやあないか。
154名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:52:31 ID:B5fGErz4
文彦は彼女持ちな上タイムスリップキャラだからエロパロには使いにくいかと
ラッテ関係ならラッテ×ロッテのレズ物とか割と良さそうな気が
155名無しさん@ピンキー:04/11/21 22:16:25 ID:gRROheMS
>>150
現状でいいんでないの?
掲示板やら、そういう媒体を置くと馴れ合いうぜぇだの言う輩も居るかと?
156名無しさん@ピンキー:04/11/22 06:33:36 ID:scQ6zgWC
カバブもショタになるのではなかろうか
157名無しさん@ピンキー:04/11/22 09:00:45 ID:2IUWPz9e
ロビンもショタじゃないか?
大きくなったクックに喰われるキボン
158名無しさん@ピンキー :04/11/22 11:38:40 ID:uTgulAbb
>149
デイヴは?
159名無しさん@ピンキー:04/11/22 13:23:40 ID:+bFJuaki
さふぁいあ×S8たろう
160名無しさん@ピンキー:04/11/22 14:51:24 ID:vFo8YlBp
>>157
本当に喰われるの想像して萎えた(;´Д`)ハァハァ
161名無しさん@ピンキー:04/11/22 16:57:53 ID:qgU4CRwJ
デイヴはショタっつーかイロモノだろう…
ヘンリーとかはどうよ?
162名無しさん@ピンキー:04/11/22 17:00:07 ID:yzKIHoOF
六・・・はショタじゃないか。酒好きだとか書いてたような気がするし。
Wishの人もちょっと違うか。

ニコは?
163名無しさん@ピンキー:04/11/22 17:12:34 ID:eKzs4XDG
↑ニコたんハアハア・・・
164名無しさん@ピンキー:04/11/22 17:24:35 ID:5tTOXodb
年齢の設定ぐらい、ちゃんとして欲しいもんだ。
六の年齢なんて、同人サイトによって15〜28まで様々だからな。
165名無しさん@ピンキー:04/11/22 17:41:28 ID:qgU4CRwJ
六はとりあえず成人なのは確実だろう
未成年の好きな物に公式で酒と書くのはまずいかと

まぁポップンは絵柄のせいでキャラの年齢がわかり辛いのは確かだがな…
とりあえずショタは義務教育生に見えるキャラってことでいいんじゃないか
個人的に801はアレだがショタは好物なんで
ショタ書きさんには頑張って欲しいな
166名無しさん@ピンキー:04/11/22 19:46:18 ID:tCOvMRFg
とりあえずショタであろうかというキャラを集めてみた

ヘンリー
ケビン
コービー
そらまめ
ピーノ
クッキー
ノホホ(微妙)
雷舞(微妙)
ロビン
ハヤト
ポレポレ
ワカバ
セシル
いぬ千代(微妙)
ニコ
デイヴ
マモル君(ポプ12)
167名無しさん@ピンキー:04/11/22 20:02:43 ID:1i2X24Qa
>>166
公式キャラ紹介見る限りカジカもショタに分類されるかと
絵柄のせいで年齢高く見えるけどな
ちっこい非人間キャラはショタと言うべきなんだろうか…
>>161も言う通り俺的には色モノに分類されるんだが
(デイヴやら雷舞やら

まぁ俺も割とショタは好きなんで女キャラ×ショタSSはいつでも歓迎



168名無しさん@ピンキー:04/11/22 20:23:16 ID:cJeJSMY/
お姉さん攻めショタ受けも勿論大好物なんだが、最近むさい男攻めショタ受けも気になってきてるんだよな。
もしかして腐女子の傾向にあるのかもしれん。

まあそれはともかくイマとかパピルスとかそういうイロモノ系が見てみたい。
169名無しさん@ピンキー:04/11/22 20:38:41 ID:1i2X24Qa
>>168
ポップンは絵柄が可愛いだけに割とそういう奴は多いんじゃないか?
このスレの神にも以前801書ける人結構いたような
俺もむさい男×ショタなら読める
けどここはエロパロだからなーまずNGだろう

そしてパピルス物同じく読みてぇ…かなり書くの難しそうだが
170名無しさん@ピンキー:04/11/23 00:56:45 ID:AOHPMVBe
パピルスって♂?♀?
それはさておき、「清純そうだけど嬲られて快楽に目覚めていく」って設定なら誰がイイかね?
シチュとかはおぼろげに予定が立ってるんだが。
171名無しさん@ピンキー:04/11/23 02:32:30 ID:ut3bVIx5
ショタじゃないのに受けが受けつけられるのは
カゲトラだけ
172名無しさん@ピンキー:04/11/23 05:32:35 ID:XQ+ENU27
>>170
パピルスは・・・・個人的には女。
「清純そうだけど」についてはカプによって読みたかったり
読みたくなかったりするのでパス。
173名無しさん@ピンキー:04/11/23 10:44:35 ID:JjdfNwvb
>>170
さゆり
174名無しさん@ピンキー:04/11/23 16:41:04 ID:AOHPMVBe
さゆりか…
でもるりも捨てがたいなァ
直球でりえちゃんという手も…
175名無しさん@ピンキー:04/11/23 16:56:10 ID:nPVy9miJ



ふき
176 ◆RaUbpF/UG6 :04/11/24 00:20:30 ID:aTQJkxLU
>>17で双子執筆宣言した者ですが、思いのほか難産でなかなか完成にこじつけられません……。
申し訳ない。

で、替わりというわけでもないのですが、
別のプロットとして考えてあった、六×おコンちゃんの鬼畜NTR物を書いてみました。

双子とは全然別物で恐縮です……。
ジャンルがジャンルだけに苦手な方もいると思われますので、メ欄にNGワード設定をしておきます。
もし読みたくねえな、と思われたらスルーしてください。

NGワード:にょい棒
177六×おコンNTR・前編(1/11):04/11/24 00:23:16 ID:aTQJkxLU
六。
職業・侍。兼・書道家で音の求道者。
仁義に厚く、弱きを助け、強きを挫くが身上。
その性はまさに『漢』というに相応しい。
そして伊達者。
が。
ただ一つ、欠点を挙げるとすれば。
……いや、この場合それ故に、というべきなのだろうか。

――女好きであった。

女性が絡むとその『漢』ぶりも何処へやら。
一度気に入った娘がいれば、たとえそれが未通娘だろうと人妻だろうと構いはしない。
さすがに、本気で相手が嫌がっているときはその限りではないのであったが、案外そういう堅物には出会わないものである。
六の好みが、そういう潔癖な女から遠い所為もあるかもしれないが。
ともあれ、好みの女は己の欲望の命じるがままに抱き、抱いた後はそれっきり、という具合なのであった。
まあ、一応、どんなに非道いことをしても、必ず後腐れのない別れ方をできるような算段を考えてはいるというのが彼らしくはある。
しかし、いかに後腐れがないとはいえ、恋人を寝取られた男にとってはたまったものではなかろう。
それゆえ、喧嘩を売られることもしばしばあったがそこは六。
大抵の男は返り討ちである。
曰く、「喧嘩にも勝てねえ男がてめえの女を満足させられることなんざ、まずあり得ねえ」と。


そして彼は今日も行く。
行く先には、恋人を掻っ攫われる哀れな青年が一人。
178六×おコンNTR・前編(2/11):04/11/24 00:24:26 ID:aTQJkxLU
「……爺さん、あの娘、なんてえんだい?」
ふらり立ち寄った茶店、そこはしょぼくれた老人が切り盛りするちんけでしょっぱい店だった。
しかし、そんな店であるにもかかわらず、不思議とその空気は華やいで見えた。
理由ははっきりしている。
賄い娘が美人なのである。
いや、美人、というには語弊があるかもしれない。
器量は、十人並みとは行かぬまでも、それ程目立って麗しいわけではない。
体付きも凹凸が少なく、決して色気があるとは言い難い。
しかし、気付くと目で追っている。
何故か。
その魅力は、全身から発せられる溌剌とした気配にこそあるのである。
恐らく生娘であろう。
娘は、男を知らぬ者にしか纏えない、素朴で無垢な匂いを放っている。
そして、熟れた女の艶とは違う、いわゆる『健康的な色気』を持っていた。
上玉だ。
それほどの逸材を、女好きである六が見逃すはずもなかった。
「おコンちゃんですかい。いい娘でしょう」
「爺さんには勿体ねえやな」
「へへ、それを言われちゃお仕舞いですわ。確かにうちの店にゃあ過ぎた娘でさあ」
「俺が貰ってってもいいか?」
「お侍さんが? 嫁さんにでもするんで?」
「いや、そういうのは柄じゃねえんだ。ちょいと一晩お相手してもらおうかと思っただけさ」
「ああ、そっちですかい。だが、そいつぁちょっと難儀ですぜ。あの子は身持ちが堅いんで有名なんだから」
「へえ。爺さんの教育か?」
「いやいや、元々でさあ。あの子は人見知りが激しくてね。一見じゃあ、なかなか心を開いてくれねえんですよ」
「成る程な」
「ましてやその性格にもってきて、今は恋人がいるんですわ。だから余計に」
「ふうん……」
179六×おコンNTR・前編(3/11):04/11/24 00:25:10 ID:aTQJkxLU
――男がいるのか。
六は思い、もう一度そのおコンちゃんという娘に目を遣った。
男がいるなら生娘ということはなかろう。
とすると、一目見た時に感じた印象は間違っていたことになる。
六の眼力でそういう見間違いを犯すのは珍しいことだったから、もう一度よく確かめてみようと思ったのである。
しかしはたして、見れば見るほど彼女がいまだ男を知らない娘であるのは明らかであるように思われた。
そういうのは、よく観察すればはっきりするものだ。
たとえば肌の艶。これが処女とそうでないものでは明らかに違ってくる。
おコンちゃんはどう見ても前者であった。
――タヌキ爺め。てめえが惚れてるだけなんじゃねえか。
大方、そう言い訳をすれば男は手を引くと思っているのであろう。
そうやって、寄ってくる悪い虫からおコンちゃんを守っているつもりなのだ。
「……爺さん、嘘言っちゃいけねえよ。どう見てもあの娘は未通娘じゃねえか」
「とんでもねえ! どうしてお侍さんにそんな嘘を吐かなけりゃいけねえんですよ!」
「まあ、そう言や大抵の男は諦めるからな。察するに、てめえの逸物が枯れて使い物にならねえからそうやって届かぬ想いを満足させてるつもりなんだろうさ」
「ひゃあ、そりゃあんまりな誤解ですぜ。何ならあの娘に直接聞いてもらったって構いませんよ」
「ほう、言ったな。じゃあ、もしあの娘が恋人なんかいないっつったら、ここの代金払わないで帰るぜ」
「ええ、結構ですとも。こっちだって商売だ。いかにお侍さんったって、妙な噂流されて客足が遠のいたらたまったもんじゃねえですからな」
しょぼくれた茶店の主にしては度胸がある。
こんな風にして凄まれたら大概の人間は尻尾を巻いて引き下がるものだが、勝負に乗ってくるとは意外だった。
もしかすると本当に自信があるのかもしれない。
――失敗したかな?
六は少しだけ後悔したが、まあ、負けて懐が痛むわけでもない。
面子もあるし、ここは素直におコンちゃんを呼んでもらうのが得策であろう。
「よし、呼んできな」
180六×おコンNTR・前編(4/11):04/11/24 00:26:07 ID:aTQJkxLU
程なくして、六の所におコンちゃんが現れた。
「……あの、何か御用でしょうか?」
明らかに腰が引けている。
それはそうだ。怖いお客にいきなり名指しで呼びつけられたのだから。
――どう見ても堅気者には見えねえだろうしな、俺も。
浪人の中には性質の悪い輩も多い。外見だけで言えば、六もその同類と見られても仕方がない。
なので、できるだけ怖がらせないように気を遣いながら、六は彼女に声をかけた。
「……あー……。店の爺さんに聞いたんだが、お前さん、恋人がいるんだって?」
「……タローちゃんのことですか?」
驚くほどすんなりと名前が出てきた。
こういう時名前を出していいことなどないのに、余程の世間知らずか、でなければそのタローちゃんのことを信頼しているかどちらかであろう。
どちらにしても、『タローちゃん』が実在していることは間違いないようであった。
「そのタローちゃん、どんな男なんだ?」
「いい人……です。おかっぴきの見習いをしてるんですけど、カッコよくて、正義感が強くて……。私の自慢の恋人……かな」
――あー、間違いねえな、こりゃ。
タローちゃんの話をしている間、おコンちゃんの顔はほにゃっと緩みっぱなしだった。
――ベタ惚れだわ。
しかし、そうなるとやはり気になるのがさっきの直感である。
おコンちゃんに恋人がいるのは間違いないが、かと言って、彼女がまだ生娘であるという六の見立ても間違っているとは思いがたい。
「じゃあ、もう一つ。不躾なことを聞くが、お前さん処女か?」
途端におコンちゃんの顔が真っ赤に染まった。
「な、なななな何を言われるんですっ!?」
「いや、男の興味ってやつだ。何人の女を抱いても、男ってのは生娘に憧れを持つもんでな」
「……ひぅぅ……。処女……ですけど……」
「タローちゃんは抱いてくれないのか?」
「ち、違うんです。タローちゃんは、私のことを気遣って、それで……」
――ははぁん。
それでようやく合点がいった。この二人、良くも悪くも初々しい連れ合いなのであった。
――こいつは、おもしれえかもしれんわ。
六は、これから起こる、いや、『起こす』ことを頭に思い描き、独りほくそ笑んだ。
181六×おコンNTR・前編(5/11):04/11/24 00:27:11 ID:aTQJkxLU
長年の女遍歴から、六は女性に対する観察眼には自信を持っている。
その中の一つに、『耳つき』は必ずある特定の性格を持っている、というのがあった。
たとえば、猫耳はじゃじゃ馬。ウサギ耳なら淋しがり屋。
程度の差こそあれ、例外はないといっていい。
だから、おコンちゃんにも『狐耳』の特徴が必ず隠されているはずなのである。
その性格とは、『悪女』。
元来狐耳の娘は、性に奔放で、男を手玉に取るのが上手い。
それゆえに、廓の主が狐耳だったりすることは往々にしてよくあるし、歴史を紐解いてみても、狐耳の女にうつつを抜かして没落していった権力者が数多くいる。
つまり、狐耳は決して、一人の男に尽くすような連中ではないのである。
とすれば、彼女――おコンちゃんも、そういう一面を持っているということになる。
にもかかわらずいまだタローちゃんに体を許していないということは……。
――相当欲求不満になってるはずだ。
性格の方向性が決まっているといっても、あくまで多少の個人差はある。
内面にそういう本性を隠していても、理性でそれを抑えているという場合はあり得る。
しかし、そういう生き方は実は辛い。
己が内なる声を無理矢理おし殺しながら生きているわけであるから、いろいろな所に齟齬が出てきてしかるべきなのである。
おコンちゃんの場合、狐耳の持つ悪女の相と、彼女自身の持つ恥ずかしがりやな性格がせめぎ合っているのであろう。
そういう内に秘めた性癖を暴き出してやるのは、六の一番好きな趣向であった。
――うへうへ。ちょっと突っついてやるかころ。
乗ってきた。六は思う。
心の中で一人ごちる台詞に、珍妙な言い回しが混ざってくるのがその証拠であった。
「……ってことは、だ。結構溜まってるよな、おコンちゃん」
「ふぇ?」
「案外、夜にこっそりひとりで慰めてたりしてな」
「……っ!!」
耳と尻尾がぴん、と立つ。
――案の定、図星かころ。
182六×おコンNTR・前編(6/11):04/11/24 00:28:14 ID:aTQJkxLU
六は続けた。
「タローちゃんには秘密なんだろう? そうだよな、嫌われちまうもんな」
返事はない。
「……返事くらいできんだろ?」
六はおコンちゃんの尻尾を握り締めると、根元から穂先まで一気に擦り上げた。
「……んっ!!」
すると、おコンちゃんの口から甘い喘ぎが漏れる。
「『耳つき』の尻尾はいい性感帯なんだ。だが、その快楽を知らないうちは、触られてもただ嫌だとしか感じねえ。
つまりだ。今俺に触られて声を上げたってことは、お前さんがそいつを知ってるって何よりの証拠になる。
……それでも白を切る気かい、おコンちゃんよ?」
言いながらも、六の手は休まなかった。
指を遣い、掌を遣い、何度も何度も執拗におコンちゃんの尻尾を責め立てるのであった。
「……はっ……ん……。くふぅっっ……!」
次第におコンちゃんの顔は紅潮し、踏み締める足からも力が抜けていく。
「…あ、……はぅっ……。 ……きゅぅんっ……!!」
喘ぎの中に、獣の鳴き声に似た響きが混じり始めた。
それこそ、『耳つき』が昇り詰める際に発する証に他ならない。
それを見て取った六、尻尾の根元をぎゅう、と強く絞り上げる。
「きゃンっ!」
おコンちゃんがたたらを踏んで、六の胸元に倒れ掛かった。
はぁはぁと、舌を出して喘いでいる。
「余程だな。尻尾を弄られただけでイッちまうか」
「……だめっ…はっ…人ッ……、みてるっ……」
荒い呼吸に掻き消され、言葉にも力がない。
「言い訳にしちゃあ出来が良くねえな。その人が見てる前でひぃひぃ言ってるのは誰だ? 俺じゃねえぜ?」
「……おねがッ……いっ。……もうやめ…てぇぇ……」
「嫌だね。正直、お前さんがここまで反応してくれるとは思ってもみなかった。こんな良い女、そうは出会えねえ。残念だが、観念してもらう。
……第一な、お前さん口じゃそんなこと言ってるが、心の底から厭がってる女ってのは、そンな風に足腰立たなくなるほど感じたりはしないモンだぜ?」
「……う…そよぉ……」
「嘘じゃねえさ。認めなよ。お前さんは相当の好きもんだ。別に悪いことだって言ってるわけじゃねえ。むしろ、男ってのはそういう淫らな女に焦がれるもんさ」
「……ふぁぁ……ぁあぁぁンッ……!」
183六×おコンNTR・前編(7/11):04/11/24 00:29:12 ID:aTQJkxLU
腰砕けになったおコンちゃんの衿元に六は手を差し入れ、そのまま分け入るようにゆっくりと縦に割った。
きっちり閉じられていた振袖の衿が徐々にその幅を広げ、隠された肌が露わにされてゆく。
優美な稜線を描くうなじ、痩せぎすな体型に合わせくっきりとその形を示す鎖骨。最後まで姿を顕さないでいるのは小ぶりな乳房。
だがそこまで開かれぬうちに、六の指はその先端に佇む小さな突起を探り当てる。
中指と人差し指、二本の指を宛がい彼はそれを撫でた。
「……ひんッ!!」
おコンちゃんが悲鳴を上げる。
「やはり、というのは今更だが、こっちもいい反応してやがる」
言いながら、六はさらに硬く尖ったそれを指先で摘んだ。
瞬間、おコンちゃんはびくりと背中を震わせて反応する。
「大きさはあまりねえみたいだな。その方がいい。俺はでかい乳輪は好かん」
「……あ、あ……は…っ……ッ……」
抓られ、弾かれ、引っ張られ、捻り上げられる。
痛みを伴う強烈な刺激に、無理矢理高みへと引きずり上げられ、おコンちゃんは息を吸うことさえままならないようであった。
だらしなく開かれた口元から唾液が流れ、糸を引いている。
「痛えのも好きか。こいつはホンモンの淫乱だぜ、お前はよ」
「……ちが、ちがっ……うのぉ……」
「違わねえ」
六は腕を引き抜くと、半ばまではだけた着物の右衿を掴んで一気に引き剥がした。
そのまま、外気に晒された仄紅い乳首にむしゃぶりつく。そして、舌ではなく歯を立てる。
ぎり、という鮮烈な痛み。指先で与えられる柔な刺激をひと回りもふた回りも強くしたような尖った痛み。
それがおコンちゃんを襲う。
「……ひ、ん……ッッ!!」
しかし、その激痛にさえ彼女は反応する。
「見ろ。これでも違うってか?」
「……いやぁぁ……」
「くくっ。あんまり大きな声を出すのも良いが、気をつけねえと聞かれちまうぜ」
六はおコンちゃんの顎を掴み、店の外へと向けさせた。
「……こんな風によ」
「!!」
おコンちゃんは、絶句した。
184六×おコンNTR・前編(8/11):04/11/24 00:30:21 ID:aTQJkxLU
何時の間にか、店の外には足を留めた旅人が群がっていた。
その数、ざっと数えただけでも十人は下らない。
零れ落ちるおコンちゃんの声を聞きつけたのであろうか。
いや、普段は大して人通りの多い場所柄でもない。あるいは、わざわざ人を呼び集めた暇人がいるのかもしれない。
中には、人目も憚らず褌を解き、自らの逸物を扱いている者まであった。
おコンちゃんはそれを見て、何かから逃げるように身悶えした。
体を動かせば、わずかでもその何かから遠ざかれるとでもいうように。
彼女が逃げ出そうとしたのは、彼らの視線か、あるいは全身を襲う、痺れるような快そのものか。
だが、そうやって身をくねらせるおコンちゃんの姿は、ただただ快楽に悶える淫女のものとしか見物人には写らない。
「見なよ。アンタの醜態を見にあんなに大勢の阿呆どもが集まってるぜ。嬉しかないか?」
「……やめて……見ないでぇ……」
必死に懇願の声を上げるおコンちゃんであったが、酔狂な助平たちには逆効果でしかなかった。
彼女がか細い声を出すと、おおッ、とどよめきが上がる。
誰かが、俺らにもその女ぁ分けてくれよ、と叫ぶのが聞こえる。
「惚け! こいつは俺ンだ。女が欲しけりゃてめえで引っ掛けて来いや」
六が怒鳴り返した。
その言葉――おコンちゃんのことを自分のものだと言う不遜さに、彼女は自らの想い人の顔を思い出す。
縋れるのは、彼しかいなかった。
「たろーちゃ……ぁん……」
「かははッ、ここでそいつの名前を呼ぶか。よっぽど頼りにしてんだな。……だがよ、この状況を招いた一端はそのタローちゃんにもあるんだぜ?」
「……え……?」
「そうだろうが。タローちゃんがお前さんのことを放っておかなかったら、なんぼ何だってお前さんがここまで乱れるこたぁなかった筈だぜ?」
「……タローちゃんの……ことッ……悪く言わないでぇッ……」
「はッ。お笑い草だな。てめえの女一人満足させられねえ屁垂れ野郎なんざ、悪く言われて当然だ。頼られる価値もねえ」
言うと、六はおコンちゃんの肩を抱き、己の方に向き直らせた。
185六×おコンNTR・前編(9/11):04/11/24 00:31:52 ID:aTQJkxLU
「お前もタローちゃんも、自分に嘘を吐いてる」
そして、静かな口調でそう言った。
「……嘘?」
「そうだ。お前とタローちゃんは互いを欲しがってることを誤魔化してきたよな。タローちゃんは『おコンちゃんのため』、お前は『タローちゃんがそう言うから』って。
馬鹿言え。男と女が一緒にいりゃあ、やりてえと思うのは当然だ。人間だって獣の一種なんだからよ。
だが、お前らはそれを適当な言葉で覆い隠して見ねえようにしてやがる。それが嘘だと言うんだ。
自然に逆らってんだよ、お前らは。
その結果がこの有様さ。お前はタローちゃんに抱かれたくて抱かれたくて仕方なくて、それでも抱いてもらえない。
そして挙句の果てには見知らぬ男にいたぶられても感じちまうくらいに欲求不満になっちまった。違うか?」
おコンちゃんは首を振る。
「それから、もう一つ。気付いてるかい? 俺はお前に一度だって無理強いしてないって。
力で脅したわけでも、体を縛って逃げられないようにしたわけでもねえ。お前は逃げようと思えばいつでも逃げられたんだぜ?」
おコンちゃんは尚も首を振る。
「言っておくが、俺はお前が逃げようとしたらいつでも逃がしてやるつもりだった。嫌がってる女を抱いたって面白くもなんともねえからな。
だが、お前は逃げようとはしなかった。それどころか、俺に尻尾を弄られて躓いた時、わざわざ俺の方に倒れてきやがった。あれ、偶然じゃねえよな?」
おコンちゃんはうつむく。
「何度でも言うが、本気で嫌がってる女は、たとえ何をされようと、そんな風に感じたりはしねえ。どこを弄られようと、喘ぎ声を上げたりはしねえ。
……そして、こんな風に股座を濡らしたりはしねえ」
そう言って、六はおコンちゃんの着物の裾を捲り上げた。
186六×おコンNTR・前編(10/11):04/11/24 00:32:56 ID:aTQJkxLU
帳が開く。
おコンちゃんの秘所はひくひくと蠢き、今も絶え間なく蜜を吐き出していた。
傾き始めた夕陽を反射して、てらてら光っている。
溢れた蜜は、太腿を伝い、足首までも達していた。
いや、足首ではない。その先、爪先まで、さらにはそこを伝ってさらに先まで。
とめどなく流れる透明な液体は、振袖の前をぐっしょりと濡らし、あまつさえ床の上に小さな水溜りまでを作っていたのであった。
見物人たちからどよめきが生じる。
『すげェな、あの嬢ちゃん。俺、あんな汁ッ気の多い女、初めて見た』
『未通娘って言ってたな。ってこたあ、男の味を覚えたらどんだけになるんだよ?』
無遠慮な男たちの声が、おコンちゃんの耳に届く。
――私、あんなにたくさんの人に見られて、笑われてる……。
それに気付き、理解して、


  じわり、と、


――恥ずかしい……恥ずかしい、恥ずかしい……。
心臓が早鐘のように鼓動を打ち、


  体の奥から、熱いものが、


――私、いけない女の子なの?
今まで考えたこともなかった。だが、今は、このお侍さんに暴かれ、丸裸にされてしまったのか。


  せり上がって来る。

187六×おコンNTR・前編(11/11):04/11/24 00:33:51 ID:aTQJkxLU
「……時間をやる」
六が囁いた。
「すぐには結論は出せまい。一刻だ。一刻考えて、その上で自分の本性に気付いたらそこの山の上にある神社の境内に来い。
そしたら、続きだ」
そう言い、立ち上がる。そして、着物の裾を自ら開いた。
天を睨むように屹立する、六の逸物が露わにされる。
「……こいつをくれてやるよ」
六は、にやりと微笑むと、踵を返して外に歩いていった。
半裸のまま、一人取り残されるおコンちゃん。
陽が落ち、辺りには夜の闇が立ち込めた。
188名無しさん@ピンキー:04/11/24 00:38:07 ID:aTQJkxLU
一応、前編という括りでは以上になります。
ただし、後編は、まだ僕の頭の中にしかありません……。

いろいろ他にもすることがあったりするので、
次回投下までにしばらくかかってしまうかも知れませんが、ご容赦ください。
もしかすると、双子の方が先に書きあがるということもあるかもしれないです。
189名無しさん@ピンキー:04/11/24 01:27:58 ID:HIFPL2QC
GJGJ!!
カップリングを見た時( ゚д゚)?と思ったんだけど
元々の文章がうまいせいかすんなり入りこめました。

キツネ耳しっぽの淫乱娘ハァハァ…
190名無しさん@ピンキー:04/11/24 01:56:56 ID:Kelnv1Cw
タロウが不憫や…(つД`)とか思いつつハァハァしながら読み切っちゃった。
嫌よ嫌よも好きのうち、GJ!
191名無しさん@ピンキー:04/11/24 02:04:47 ID:GWOvLEeu
すげえ、読む者を引き込む迫力がある…
しかも、不自然さが無い。
超GJ!!!

“狐耳は淫乱”のくだりに烈しくハァハァしますた…
192名無しさん@ピンキー:04/11/24 09:16:25 ID:5bFM4oxX
               ∩
               ( ⌒)     ∩_ _
              /,. ノ     i .,,E)
             ./ /"    / /" .
   _n  グッジョブ!! ./ /_、_   / ノ'    
  ( l    _、_   / / ,_ノ` )/ /_、_    グッジョブ!!
   \ \ ( <_,` )(       /( ,_ノ` )      n
     ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ     |  ̄     \    ( E)
       /    /   \   ヽフ    / ヽ ヽ_//
193名無しさん@ピンキー:04/11/24 14:41:42 ID:8CI79ZBs
>>188
いんらんな おコンちゃんに もえた!
エロじゃないとこも面白かったです。六と茶店の主かっけー。
194144:04/11/24 20:35:34 ID:+rq67Jxk
すいません、まとめサイトのものですけど、
槍さんの マリーSS&イラ っていうのは、今はもう残ってないんでしょうか?

完成遅くてすいません、ちょこちょこまとめてます…。
195名無しさん@ピンキー:04/11/25 01:53:38 ID:vk/ZlbTb
>まとめサイトの人

槍氏はイラストスレの方には相変わらず出没してるげなので、そっちで直接聞いてみたらどうでしょう?
196名無しさん@ピンキー:04/11/25 14:47:27 ID:mXwDnB69
乙ero
197名無しさん@ピンキー:04/11/26 14:14:13 ID:aoOBhvQm
桃色ミルク爆弾
198名無しさん@ピンキー:04/11/27 17:41:18 ID:woN1K1e0
私も参加させていただけないでしょうか

睦月×アゲハなんて書きたいな、とか思っているのですが・・・駄目ですか?
199名無しさん@ピンキー:04/11/27 18:59:02 ID:AqTC/b/S
いや、書きたいと思ったら自由に書いてくれノシ
特殊傾向のもので無ければ伺いたてる必要は無いと思われ
200198:04/11/28 11:03:53 ID:n+iMpoGg
それなら書かせていただきます。内容的には
あまりハードじゃないというか、ほのぼの路線というか、そんな感じです。
201睦アゲ:04/11/28 11:22:19 ID:n+iMpoGg
後1時間とちょっとで「今日」という日が終わるという時、
美大生の青年、睦月に突然かかってきた電話。
それは彼の親友である少女からだった。

『夜分遅くにごめんなさい。・・・大事な話があるの。
 ・・・今からそっちへ向かっていいかな』
「・・・構わないけど、でも、今電話で言えば・・・」
『直接話したいの・・・だからお願い』
「・・・うん、わかった」

それから15分後。
自分の家の戸を軽くノックする音がした。
「・・・来た」

ドアノブに手をかけ、ゆっくりと開ける。

言うまでもなく、向こうに立っていたのは、電話をかけてきた「彼女」だった。

「・・・


 ・・・アゲハちゃん」
「お邪魔するね」
「・・・うん、上がって(今日は夏にしては空気が少し冷たいな・・・)」
202睦アゲ:04/11/28 11:32:34 ID:n+iMpoGg
「それで・・・どうしたの?」
「・・・私ね、ずっとあなたに黙っていた事があるの」
「えっ」
「これを見て」

さきほどアゲハと呼ばれたこの少女は
いきなり上着のすそに手をかけ、まくし上げた
(ちょ、ちょっと待って――――――!)
そんな彼女の行動に睦月は驚き狼狽えたが、
臍より少し上あたりで止まった瞬間、ふぅ、とため息をついた。

「アゲハちゃん?」
「臍の左上の方を見て」

言われるがままに視線を移す。

「・・・!?

 ・・・こ、これは・・・」
203睦アゲ:04/11/28 11:46:55 ID:n+iMpoGg
彼女の臍の近くには、妙なアザがあった。いくつか点が存在し、
それが線で結ばれているような感じだった。打撲でこんなアザなど
できるはずはない。勿論、アザ以外の他のもの(刺青など)でもない。

「いくつもの点が全て線で結ばれている・・・このアザは?」
「この形・・・きっと殆どの人が知ってるわ」
睦月はさらにアザを見つめる。・・・その形は彼も見覚えがあった。

天気がいい夏の夜に、それはいつもあった。

アンバランスで巨大な十字にも、巨大な鳥の姿にも見えていたそれは―――。


「この形は・・・白鳥座!?
 君は・・・もしかして・・・」
アゲハはゆっくり、小さくと頷いた。
「もうわかったと思うけど・・・私の口から言わせて貰うわ。
 これは決して冗談なんかじゃない・・・本当の事なの。」
彼女の目は・・・真剣そのものだった。
睦月も緊張した面持ちで彼女を見つめる。

「私は・・・私は・・・。

 ・・・この星の・・・地球の・・・人間じゃないの」
204睦アゲ:04/11/28 11:58:57 ID:n+iMpoGg
「私は、白鳥座の近くにある、それほど明るくない星の生まれなの」
睦月は問いかけた
「・・・君はどうして地球に?」
その問に、アゲハの表情に次第に悲しみの色が差していく。

「どうしたの?急に表情暗くしちゃって・・・」
「それは・・・言えない・・・」
「どうして?」

だって。
話したらきっと嫌われる。
あなた達地球人の言葉で「インベーダー」と呼ばれる類がしていること。


私は・・・この星を奪うために、やって来た・・・。


けれど。
この星はとっても綺麗で。みんな優しい人ばかりで。
争いなんて、めったになくて。あったとしても、とても小さいもの。


そんな星を、私たち白鳥座5番星人のモノになんて、したくなかった・・・。
205睦アゲ:04/11/28 12:08:55 ID:n+iMpoGg
アゲハの眼に、涙が溜まってくる。
嗚咽を漏らしながら、彼女は言った

「それに、あなたも裏切ってしまった・・・」
「え?」
「他の星の人間なのに、あたかも地球人であるかのように振る舞って・・・。
 今まで仲良くしてた女(ひと)が、実は異星人で・・・それも
 地球を奪うのが目的でやって来たもので・・・。」

睦月はただ、黙って聞いていた。

「でも・・・これだけは、言わせてほしいの」
「・・・」
お互いに沈痛な面持ちで見つめ合う。

そしてアゲハが口を開いた

「私・・・

 あなたのことを

 ずっと愛してた――――」
・・・嗚咽の混じった声。しかし決して言葉だけではない。彼女の本心だった。
206睦アゲ:04/11/28 12:18:02 ID:n+iMpoGg
「けれど・・・私とあなたは・・・産まれ育った星が違う・・・。
 違う星の人間、それに侵略者に恋されるなんて・・・イヤだよね・・・。
 ごめんなさい・・・ほんとにごめんなさい・・・」
顔を手で覆い、泣きじゃくるアゲハの姿に
睦月は心が締め付けられる思いだった。

普段あんなに元気で明るくて、ポジティブで思いやりのある彼女。
歳は自分が上だが、気が小さい自分をいつも引っ張ってくれている彼女。

そんな彼女が今、自分を責め、泣いている。

自分がしてあげられる事は・・・何もないのか。

・・・いや、ある。


そして、睦月の腕は、彼女の小さな身体へ回されていく。
207睦アゲ:04/11/28 12:31:11 ID:n+iMpoGg
「え・・・」
突然、自分を何かが優しく包み込むのを感じて、
アゲハは顔を上げる。

気がつけば、ずっと想っていた人に、愛する人に
自分の身体を優しく抱きしめられていた。
そして彼の次の一言が、自分の心に暖かいものをこみあげさせた。

「・・・僕も・・・キミが好きだった」

(え・・・・)
アゲハは眼を丸くし、ただ驚いていた。・・・抱きしめられながら。



彼は長身だが、逞しいといえる体つきではない、寧ろ男にしては華奢である。
腕にしても、あまり太くなく、力強さは感じられない。

そんな身体に、腕に、包まれているはずなのに。
アゲハは優しさと共に何故か、力強さも感じていた。

「確かに君と僕は生まれた世界は違う。・・・けれど、
 地球人であったって、そうでなくたって、
 キミはキミである事に変わりはないって僕は思ってる。
 いつも明るくて、前向きで、優しいキミであることに・・・」
208睦アゲ:04/11/28 12:39:43 ID:n+iMpoGg
「・・・あなたは普段は頼りない部分ばっかり目立つけれど。
 ・・・だけど、私が辛そうな時、いつも心配してくれてるよね・・・。
 ・・・今だって、泣いてる私をこうして抱きしめてくれてる・・・」

アゲハは睦月の肩に手を伸ばした。

「ふふ・・・見た目よりずっと大きいんだね。睦月さんの肩。
 ・・・なんだか、頼もしく思えちゃう」
「そ、そうかな・・・」

・・・互いに見つめ合い、沈黙が続く。

察したのか、アゲハが眼を閉じる。睦月も、それに応えるように。

そして互いの顔が次第に接近し、優しく唇を重ね合う。
209睦アゲ:04/11/28 12:54:39 ID:n+iMpoGg
2人は今、一糸纏わぬ姿でベッドにいた。

「・・・んっ・・・はぁ・・・」
アゲハは自身のそれなりに豊満な胸を愛撫され、喘ぎ声を漏らす。
「あっ・・・きゃうぅ・・・」
うなじの辺りも舌で愛撫され、今までにない感覚をアゲハに味わわせる。
(なんだろう、この感覚・・・。でも・・・ちょっと気持ちいいかも・・・)

睦月の手は、優しく、ゆっくりとアゲハの両乳房を揉みしだく。
すくい上げるようにしたり、なぞり上げたり。
(すごく柔らかい・・・こんなに、柔らかいのか・・・女性の胸って)
初めての感覚にアゲハは身をよじらせ続ける。
「ああっ・・・はぁ・・・・ああぁ・・・・・・」

その時、睦月の手が、頂点の突起に触れた
「あぅぅ!!」
アゲハは痺れるような感覚に甲高い声を発した。
210名無しさん@ピンキー:04/11/28 13:00:00 ID:ahvynpQf
リアルタイムで書いているのか…?
メモ帳に全部書いてからのほうがいいぞ。
時間かかってるとその間書き込みできない…。
書き込んじゃったけど…。
211睦アゲ:04/11/28 13:05:49 ID:n+iMpoGg
それに気をよくしたのか、睦月の手は執拗に突起を責め立てる。
「ああっ・・・はぁぁ・・・・んんっ・・ああぁ・・・」
指先で転がしたり、摘まれたり・・・。
彼の愛撫に、沸き上がる愉悦に、アゲハは身を委ねていた。

アゲハの秘所は、愛撫のせいですっかり蜜が溜まっていた。
「・・・ここ・・・濡れてきてる・・・」
女性器を初めて眼にする睦月は思わずそう口に出してしまう。
「だ、ダメ・・・そんなところ、じっと見ないで」
が、アゲハの制止が耳に届くことはなく、睦月の手はそこへと伸ばされる
「あ・・・っ・・・!触らないで・・・ダメ!!」
が、時既に遅し。

股間をなで下ろす睦月の手。

「くあぁぁっ!」
下半身に甘い戦慄が走る。
更に指先でなぞり上げてくる。
「あっ・・・んぁ・・・やぁあっ・・・」
彼女の口からは、やはり悩ましい喘ぎが漏れてくる。
212睦アゲの中の人:04/11/28 13:08:31 ID:n+iMpoGg
>>210
リアルタイムですね・・・。
そうですね、かなり時間がバラバラ・・・。
>>211より後はそれで書いてからコピペしたほうがいいでしょうかね?<メモ帳
何日か開いてしまいますが。
213名無しさん@ピンキー:04/11/28 13:27:18 ID:KXqGAsWF
長く続くならそっちのがいいかも知れないけど、
文章を読む限り、もうちょっとで『ぜっちょう!』って感じですかね。
それだったら、一気に書いてしまえ!

寸止めイクナイ(゜∀゜)!
214睦アゲの中の人:04/11/28 13:28:44 ID:n+iMpoGg
えー、>>210さんの言われるやり方で書き(?)ます。
皆様ご迷惑をおかけしてすみませんでした。
続きは後日時間があるときにでも。
215170:04/11/28 16:52:56 ID:tEGAH3xx
導入部分ができました。
るり×ジズものです。
まだエロまで行ってませんが、いずれはハ〜ドエロエロな物になる予定です。
早くエロまで到達しようと焦っているので乱文となっておりますがご了承ください。 
  ∧_∧
  ( ;´∀`) 
  人 Y /
 ( ヽ し
 (_)_)
216170:04/11/28 16:53:37 ID:tEGAH3xx
お散歩に出かけたるりちゃんは吹雪に巻き込まれ、古びた大きな洋館に迷い込みましたとさ。


 鍵は開いていた。大きなドアは開くときにギギギギィ〜と年相応の音を立てる。
エントランスは広く、火はついていないが立派な暖炉があった。
「ごめんくださーい。」るりは薄暗く人気のない館内へと声をかける。
返事はない。
とりあえず少し体を振って、体中にまとわりついた雪を落とすと、「ごめんくださぁ〜い!」
さっきよりも少し大きい声で叫んだ。
返事はない。
「空き家なのかな…」
さすがにこの暗い屋敷内を探検してみるのは怖い。かといって外は大吹雪だ。
「どうしよう…」
途方にくれかけたその時、突然目の前の暖炉に火が入り、天井のシャンデリアのロウソクも燃え始めた。
「何?何?」驚いて辺りを見回するりの前に、いつの間にか男が立っていた。
「私の屋敷にようこそ、美しいお嬢さん。私、ジズと申します。」
男はそういうと慇懃無礼にお辞儀をした。
「え?あ、はい、こんにちは。わたしはるりと言います。」
いきなりの挨拶に面食らい、思わずるりもぺこりとお辞儀を返す。
るりは顔をあげるとジズの顔を見た。
特にどこが、と言うわけではないが、何故だかるりはジズにかすかな嫌悪感を覚えた。
顔の半分を仮面で覆っているが、眼はどことなく虚ろ、顔色も悪く、まるで死…
「さて、いかなる理由でわが住まいへ参られたのですか?」
ジズの質問に思考を破られ、あわててるりは答えた。
「いえ、ちょっと吹雪で道に迷ってしまって…」
「そうですか。それは大変ですね。まあゆっくりしていってください。お茶でもお出ししましょう」
そういうと、ジズはるりを奥の部屋へと招いた。
「はい…」少々の不安を感じながらもるりは後を追った。
217170:04/11/28 16:54:09 ID:tEGAH3xx
 「なにぶん一人暮らしなもので」
ジズがティーポットとカップを二つ持って現れた。
「まあ、気楽でよいのですが、時々は寂しくなりますね。来客もめったにありませんし」
注がれたお茶は琥珀色に透き通り、芳醇な香りを放っていた。
「さぁ、どうぞ」
「いただきます」
るりはカップを持ち上げてお茶をすすった。
冷えた体には温かいお茶が何よりもありがたかった。
「はぁ〜」思わず吐息をつく。
「おいしいお茶ですね。」体が温まるとともに、るりがさっきまで感じていた嫌悪感はどこかへ吹き飛んでしまった。
体が冷えていたせいで神経が尖っていたのだろう、とるりは思った。
「我が家に伝わる薬草をブレンドしているのですよ。」
ジズはティーポットを揺らしながら答えた。
「先祖代々のレシピですか。なんだか本格的ですね。」
その時、るりはジズのカップにはお茶が注がれていない事に気づいた。
「あれ?ジズさんは飲まないんですか?」
「ええ。私には『必要ありません』から」
218170:04/11/28 16:54:31 ID:tEGAH3xx
ジズはからかうような調子で意味ありげにいった。
「え、それはどういう…」
とそこまで言いかけたとき、るりの目の前の景色がぐらりと揺れた。
「え?え?え?」
体もうまく動かず、イスからどさりと倒れてしまった。帽子が頭の横にパサリと落ちる。
「いけませんねぇ。かよわい乙女が他人から出されたものを何の疑いもなく口にしては」
「なに?え?なにこれ?」
状況を把握できず誰へともない問いを発する。
「薬草の効果ですよ」
戸惑うるりの様子を楽しげに見つめていたジズが言う。
「我が家では人の魂を集める事を生業としているのです」
ジスがイスから立ち上がり、
「魂を人の体のくびきから解放つためには魂をとろかす事が必要なのです。そのために使う薬草なのですよ」
「何を言ってるんですか……やっ」
ジズがパチンと指を鳴らすとるりの手足が勝手に動き、立ち上がると椅子に座りなおした。
まるで手足に見えない操り糸がついているようだった。
「そうそう。お行儀よく座らなくてはね」
「な、一体何をするつもりなんですか!」
るりはジズを睨みつけた。
首から上だけは動かせるらしい事にるりは気づいた。
「だからあなたの魂をいただくのです」
ジズはニヤニヤ笑いを崩さない。
「わ、わたしを殺すの?」
「殺すのとは少し違います。あなたの体を傷つけずに魂だけを吸い取るのです。まぁ、意識は魂の方に移りますから、死ぬわけじゃあありませんよ。」
死ぬ、という単語が生々しくるりを襲った。
「いやぁ…」ながら言った
219170:04/11/28 16:55:02 ID:tEGAH3xx
なんでこんな目に遭わなきゃいけないの?と涙があふれてきた。
「ただ、私があなたの魂をうまくとかすことができなければ魂の吸い取りは失敗です」
ジズはそう付け加えた。
「どういう…こと?」
「言葉の意味そのままですよ。貴女が最後まで私の術に抵抗すれば失敗です。
一度失敗してしまえばもう吸い取る事はできませんから、そのときはあなたを解放するしかありませんね」
「う、嘘じゃないでしょうね」
「こんな事で嘘をついても仕方ありませんよ」
ジズは肩をすくめた。
その『魂を溶かす』ことに耐えられれば助かる。
るりの心にかすかな希望が見えた。
耐える事ができれば助かる!
どちらにしろもう動けないのだ。耐えるだけ耐えてやろう。
そう決心すると
「耐えます。耐えてみせます」
ジズをまっすぐ見つめながら言った。
「わかりました。よろしいですね?」
ジズは満面のニヤニヤ笑いを浮かべながら言った
220170:04/11/28 16:56:10 ID:tEGAH3xx
ああ〜。218の
ながら言った
の部分は脳内消去してください。
  ∧_∧
  ( ;´∀`) 
  人 Y /
 ( ヽ し
 (_)_)
221名無しさん@ピンキー:04/11/29 14:37:46 ID:cwx8gqlM
ジズハァハァ(゜∀゜)!
222名無しさん@ピンキー:04/11/29 14:41:08 ID:0Y+WDm3e
>>212
すごーく優しいSSですね、後半も期待しています!
あと当方もSS書きなのですがメモ帳推奨します。
全部書き上げてから推敲とかもしやすいですし自PCにも原稿が残るので続編とか書くのに便利ですよ♪

>>170
こちらも続き期待してます! ジズの雰囲気とかうまいですね〜。
あと何故股間を押さえてるんですかw
223名無しさん@ピンキー:04/11/30 09:59:35 ID:fF7DBhVr
年相応の音を立てる>笑ってしまった…orz
224名無しさん@ピンキー:04/12/01 12:04:14 ID:7GINYqqw
ポエットが風邪をひいて家で寝ていて様子を見に行ったら、 
「座薬を入れろ!熱が下がんないから!」と言ってきた。 
キャンディに言えや!と返したらキャンディは今いない。ヘンリーには見られたくない。という事らしい。 
ポエットは後ろ向きに四つん這いになってその下は見るな!と半分ケツをペロリとだした。 
ロケット型の白い座薬をポエットの※にゆっくりと入れる。 
が、直ぐケツの力で這い出してしまう。 
奥まで入れて!と言われ、汚ねぇから触れねぇーよ!と切り返したら、 
引出しからコンドームを1つ渡し「これで!」と。 
指に不自然にそれをハメると 
ポエットは何度も絶対に変な事するなよ!絶対に変な事するなよ!と言いながら 

(省略されました・・全てを読むには ここ を押してください) 
225名無しさん@ピンキー:04/12/01 12:53:59 ID:lDlk6Pud
>ポエットは何度も絶対に変な事するなよ!絶対に変な事するなよ!と言いながら
ポエットの口調に改編しろよw
226名無しさん@ピンキー:04/12/01 16:10:32 ID:yTggfcfI
ワラタw
227名無しさん@ピンキー:04/12/01 22:09:49 ID:RdjuWGmk
>>225
いや、この口調もなかなか…
誰か続き書いてーw
228名無しさん@ピンキー:04/12/02 14:17:53 ID:xs1YYnLq
ポエットカコ(・∀・)イイ!!
229名無しさん@ピンキー:04/12/02 14:38:31 ID:eJ5r28OL
男言葉のポエ萌えw 元はこれだよな?
妹が風邪引いた!のガイドライン
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1100594679/

続きあんまおもしろくねえけど
230名無しさん@ピンキー:04/12/03 11:47:25 ID:qvgU8Krd
男は誰だ
231名無しさん@ピンキー:04/12/04 14:39:23 ID:pGSYJxSB
かごめ
232名無しさん@ピンキー:04/12/04 18:52:51 ID:zdQcUZ3F
野菜生活100
233名無しさん@ピンキー:04/12/04 19:38:26 ID:Xdr6KPVk
まーまーSSどうなってるんだろう
234 ◆RaUbpF/UG6 :04/12/04 20:42:01 ID:zuelU0/X
>>233
申し訳ない。

書けない書けないとわめいてるうちに、いつの間にか冬の有明が近づいてしまい、
今はそっちに専念せざるを得ない状況です。

原稿上げたら六の続きを含めて頑張ります。
年明けまでにはなんとかするので、今暫しお待ちください。
235名無しさん@ピンキー:04/12/04 21:16:33 ID:Xdr6KPVk
>>234
ガンガレ
無理なさらぬように
236名無しさん@ピンキー:04/12/06 10:31:26 ID:laZdDasE
ガンバ
237名無しさん@ピンキー:04/12/07 01:24:47 ID:VkP/2wFg
>>236
大阪
238 ◆CC54misAkI :04/12/07 12:48:08 ID:+cqucCcm
ここで唐突に、以前書いていたSSを投下してみるテスト。
需要があるのか無いのか分からないカップリングですが(汗
お暇な方だけ読んで下されば…
239238-1:04/12/07 12:49:30 ID:+cqucCcm
「…痛っ…!」
右足に走る疼痛にアタシは思わず顔をしかめた。
包帯の上に滲む赤い色が憎たらしい…
「ったく…冗談じゃない! なんでこんな目にアタシが遭わなきゃならんのよっ…」

23:50。静まり返ったロンドンの商店街の外れを一人歩く。
…本当に…上層ときたら…何考えてやがるんだか!
国家機密を盗み出す、なんてスパイ稼業やってりゃ本望と言ってもいい任務に派遣されるのはいいとして、
独りで一から十まで全部やってのけろ、と言われた時にゃ流石のアタシも青ざめたね。
なーにが、ヨーロッパ12カ国で同時に遂行するから人手が足りない、だよ!!
「…その挙句がこの銃創だかんね…畜生、本部に戻ったら危険手当ふんだくってやる…」
別に足を貫通したわけじゃなく、掠っただけとは言ったって、そこはそれイギリス国家が誇る
SP部隊の銃弾だ、たかが伴創膏一枚で済まされるわけがない。
この世界の住人でもなけりゃ、掠ったショックであっさり気絶してるトコだよ…。
「…くっ…早いとこ、何処か身を潜める場所を…」
黒塗りの車が走り抜ける脇で一人ぼやく。こんな傷で女一人がフツーに宿なんか泊まろうモンなら
たちまち不審がられて通報されるのがオチ…最悪だ。
「それにしても鬱陶しい霧だね…いくら此処がロンドンったって…こんなに視界を遮る事はないだろうに…
いや、こんな心身でなけりゃ少しは雰囲気を愉しめるのかもしれないけ…ど?」
ふと、遠ざかりかけた音が再度近づいて来るのを感じた。
振り向くと、さっきの車がUターンして戻ってくる…ま、まさかあの車…!?
危険を覚えつつも即座に走り出す事の出来ない現状を恨みつつ、近づく車を睨み付けると、
果たして、アタシの目の前で車は停止した。
「…」
掌の中に隠せる小型拳銃を用意しながらも、無意識に一歩後ずさってしまう…が、
ウインドーが降りて現れた顔は――
「…何してやがんだ、こんな時間にこんな場所で?」
240238-2:04/12/07 12:52:10 ID:+cqucCcm
…げ…(汗)
「チャ、チャーリー…なんでアンタがこんなトコにいんのさ?」
鏡を見るまでも無く、アタシの顔は引きつっていただろうね。
チャーリー…アタシなんかの敵う相手じゃない凄腕の銃使い。
コイツと敵峙するとなると大抵の任務は失敗に終わる。事前に敵峙すると分かった時なんか、
プライドをかなぐり捨てて辞退した事もあったもんさ。
「そりゃこっちの科白だっての。俺ぁ元々ロンドン市民なの知ってて何言ってやがるんだか」
…そう言やあそうだった。あまりに動転していて忘れちまってたよ…。
「それに、その傷…けっ、ダセェ奴! おおかた厄介な任務に飛ばされて、
警備兵に一発食らった、ってトコかぁ?」
ぐさっ!!
「…かかかっ…露骨に図星突かれたからって、ンな面ぁしなくてもいーだろ…」
…耳が痛い。確かに今のアタシの姿は無防備極まりない…。
「…るっさいわ! ンな事言うためにわざわざ戻ってきたのかい!?」
精一杯の虚勢だとバレバレなのを承知でアタシはまくしたてる。
「まあ落ち着けや…そんな手負いで頭に血を上らせる事ぁねえだろ… 乗れ」
「…へ?」
241238-3:04/12/07 12:53:58 ID:+cqucCcm
一瞬、アタシは素で間の抜けた返答をしてしまった。今、乗れって言った?
「怪我人、しかも女を夜中の街に放置するほど俺ぁ冷淡じゃないんでな。
任務中じゃねーのを感謝するこったな、カカカ…!」
任務中じゃない、その一言にアタシは柄にもなく安堵の溜息をついちまったよ。
確かにコイツは敵として顔を鉢合わせるには危険な男だけど、仕事の外側で会う分には
警戒心を奮い立たせる必要は無い。と言うか、一種の美学ってヤツ?
アタシもコイツも、任務の中に身を置いているのでなければ過剰に意識しない主義なのさ。
「…不幸中の幸い、だな。お言葉に甘えさせてもらうよ…意地張って解決する状況じゃないしさ」
手中に隠した銃を仕舞い、助手席に滑り込む。悔しいが、この場は感謝しておくしかないね…
「しっかしよぉ、メイ…お前ともあろう者が情けねぇな。ンな傷こさえやがってよ…
かーっ、痛々しくて見てらんねーぜ」
「…からかうな! アタシだってなぁ、好きで今回の仕事に就いたんじゃないんだ!!」
「ほーぉ、いいのかぁ? そんな弱音吐いちまってさあ」
「う…っ、ほ、放っといてくれよ!」
恥ずかしさから逃げるようにアタシは窓の外に視線を移す。
霧の向こう、ビッグベンの二本の針が「XII」を指して重なるのが見えた。
242238-4:04/12/07 12:54:59 ID:+cqucCcm
郊外のホテルに車は滑り込む。市街地から離れてるし、今は一人じゃないからさほど怪しまれる心配も無い。
「501」と書かれたプレートの付いた鍵をテーブルに放り投げ、アタシはベッドに沈んだ。
「…改めて礼は言っておくよ、助かった」
「言われるほどの事じゃねぇよ…元々今夜は真っ直ぐ家に帰るつもりは無かったんでな」
は? そりゃ一体どういう理由だい?
「俺も任務明けなんだよ。本当は一週間かけるつもりだったんだけどな、3日であっさり終わっちまって。
家族は今ごろマイアミでバカンス中さ」
「あれまあ…そりゃ難儀な話だねえ、くっくっく」
チャーリーが任務の間、家族を巻き込まないように&スパイ稼業がバレないように妻子を遠くに行かせるのは
アタシもよく知ってる。とは言え、その間は表の仕事で忙しくて家に帰れない、って大義名分がある以上、
こっちの仕事が早く上がったトコで会いにいくわけにはいかないんだ、これが。
つまり丸4日もの間一人で暇を持て余さにゃいかんわけで…ある意味不幸な話ではある。
「つーわけだ、悪ぃが今夜は俺も一泊させてもらうからな」
「ああ…御自由に。今ばかりはアタシにゃ文句言う権利はないかんね。
ただ、シャワーは先に使わせてもらうよ? 傷の消毒、早目にしておきたいしさ」
「ふん、勝手にしな」
そう言うとチャーリーは椅子に腰掛け、葉巻に火をつける。
アタシは起き上がり、タオルを片手にバスルームの扉を開けた。
243238-5:04/12/07 12:56:22 ID:+cqucCcm
銃創を熱湯で洗い流し、ついでに汗も流し落とす。
幸い血は止まりかけている、明日になったら専門の病院に行けば問題無いだろう。
「ふう…待たせたね、アンタもざっと浴びてきな」
「ああ、そうさせてもら…って、おい! 何やってやがんだお前は…」
バスルームを出たアタシは身体にタオルを巻いていない。
半端に濡れたタオルを巻くのは好みじゃないんだ。第一、男の前で裸を曝け出すなんて女スパイやってりゃ
日常茶飯事、今更羞恥心なんてこれっぽっちも感じやしない。
…とは言っても、チャーリーに見せるのはこれが初めてだったっけか? ま、いいや。
「ま、いいや、じゃねぇだろ…ったく! 曲がりなりにも妻子持ちの前で全裸になるヤツがあるかよ」
「気にすんなって。別に見られて減るモンじゃなし」
「…そういう科白は惚れた男の前で吐けっつーの」
呆れながら葉巻を揉み消し、バスルームの扉の中へ消える。
ふと見ると灰皿の中には既に吸殻が5本も転がっていた。相変わらずのヘビースモーカーっぷりなコト。
さっきまでチャーリーの座っていた椅子に腰掛けて、今度はアタシが煙草を咥える。
吐き出した煙を眺めながら、今しがた言われた言葉を思い出してみた。
惚れた男、ねぇ…。
この世界に見を投じてからというもの、ンな事考えたりしなかったからなあ…
同じスパイ仲間に男なんて作ったら上層に何言われるか分かったモンじゃないし、
それに死に別れなんてのは正直ゴメンだ。…かと言って、普通の男なんて望んでも無理だろ。
彼女がスパイでしたー、なんて笑えない冗談にすらならないさ。
「はぁ…思えばアタシも涸れた世界の女になっちまったもんだねぇ」
別にそれが悲しいというわけでもないけど、つい苦笑いが浮かんでしまう。
だいたいが男と床を共にするのだって、アタシからしてみりゃ単なる任務上の理由でしかないわけで…
まぁ、空しくない、と言えば嘘なのも事実なんだよね。
「…面白くない。ったく、余計なこと考えさせやがるよ、あの野郎は…」
244238-6:04/12/07 12:57:56 ID:+cqucCcm
煙草を灰皿に投げ、ベッドの上に寝転がる。
そう言やあ、セックス自体暫くやってないなぁ…
なんて事を考えていたところに、シャワーを浴び終えたチャーリーが出てきた。
流石にアタシみたいに裸で出てくるわけにはいかないし、バスローブに身を包んでいる。
湯上りじゃトレードマークのグラサンもかけるわけにいかず、眼光の鋭い瞳も晒したままだ。
そのまま窓際でワイングラスでも揺らせばかなり絵になりそうだね。
「なんだ、まだ裸のままだったのかよ…しょうもねぇ…」
「ふん…アンタがあんな事言うから思い出しちまったんだよ。ここ暫くまぐわいのまの字にも無縁だった事」
「へー、だから一人で淋しくオナニーしてたのか? やれやれ、悲しい女だねぇ」
なっ…!! そ、そこまで言うか!?
思わず頭の血が逆流し、アタシは勢いでまくし立てていた。
「誰がっ!! 人が飢えてんの思い出させておいて、言うに事欠いてそれかい!? サイッテーだね!
曲がりなりにも愛妻のいる男の言い分とは思えないよ!!」
「…!」
チャーリーの顔が引きつる。…しまった…ちっと言いすぎたかな…激昂したとは言え…
しかし、ヤツは怒りを露にするでもなく、視線を逸らして溜息をついた。
「…悪ぃ、流石にからかいすぎたわ」
…え?
この手のくだらない口喧嘩は今に始まった事じゃないが、今回はやけにチャーリーの視線が鈍い。
何かあったのか? いつもならアタシがふてくされて姿を消すトコなんだが…
ああ、今夜はアタシから消える可能性が無い状況だっけ…そりゃ勝手が違えば戸惑いもあるか。
…ふと、アタシの中の悪意がニヤリと笑った気がした。
245238-7:04/12/07 12:59:12 ID:+cqucCcm
「悪ぃ、じゃないよ…アタシだってねぇ、これでも一応女なんだからさ…アンタだって、
分かってるんだろ? なんでアタシがずっと裸のままなのか」
わざと弱気な態度を見せて小声で話してみる。さらにわざとらしく涙なんか浮かべてみせたりしてさ。
「う…そ、それは…」
あ、柄にも無く狼狽してやんの。くくっ…面白ぇ。こんなチャーリー初めて見るよ。
「…だいたい、こうして男と女が一つの部屋にいるんだよ? この先どうなるかなんて…
アタシでなくたって、普通の女なら期待するってもんじゃないか…」
お得意の悩殺ポーズもおまけにつけてみる。なにしろいつもアタシの方がコイツには
一方的にやられてんだ、たまにはこっちがいじめてやったってバチは当たんないだろ。
「しかしな、お前…」
「ねえ…アタシにここまで言わせたんだよ…? これでお預けだなんて言わないよね…?」
駄目押しとばかりに瞳を潤ませた…瞬間。
「…だーっ!!」
突然大声を上げ、ボリボリと頭を掻き毟りだした。
「こ、こんにゃろぉ…お前、それ、いつも機密を聞き出す時に使ってる手だろ!!
こんな状況で俺に使うような手段か、それが!?」
「…あは、やっぱバレちまった?」
チャーリーは声こそ荒げてはいるものの、情けなくも壁に後ずさりしていた。
「いやー、いいモン見せてもらったよ。アンタほどの男でも、やっぱ色仕掛けには弱いんだねー」
「ば、馬鹿抜かすんじゃねぇよ!! なんで既婚の俺が女に迫られてっ…」
「ったって、今実際に動揺してんじゃん。どー言い訳するつもりなのさ」
「そ、それはだなあ…」

――え?
246238-8:04/12/07 13:00:50 ID:+cqucCcm
今、なんて言った?
「…バーロー、2度言わすんじゃねぇ…こんなこっ恥ずかしい科白…」
で、でも…
今、チャーリーはこう言った。アタシの耳がおかしくなってるんでなければ。

「迫ってきたのが、お前だったからだ…」
247238-9:04/12/07 13:01:43 ID:+cqucCcm
「……」
間違い無い。アタシ、今、素で赤面してる。
「そ、それって…どういう意味、よ…。」
「…言ったまんまの意味だよ! 迫ってきたのがテメェ以外の女だったら
ここまで焦ったりしてねーっつーの…」
――頭の中が真っ白になる、っていうのは…こういう時に使う表現なんだろうか。
つまり、良かれ悪かれ、チャーリーは今、アタシの事を一人の女として認識してくれてたわけで…
ま、まずい…アタシが忘れてた感情が胸の中で渦巻いてるのがハッキリ分かる…。
「な…何言ってんのさ! 馬鹿かいアンタは?! アタシゃアンタにカミさんも子供もいるの承知で
半ば冗談で迫ったんだよ!? そんなんをマジで受け止められたら、アタシの方が馬鹿みたいじゃないのさ!!」
…今のアタシの動揺は、確実にさっきのチャーリーのソレを上回っていた。
ヤバイよ、マジでヤバイ。まさか本気でヤツを迷わせちまうなんて計算外もいいトコだよ!
「今更何言ってやがる。それを承知で俺をその気にさせたのはどこのどいつだ? ったく…
今晩だけカミさんの事忘れてオトコに戻ってもいいか、って思っちまったじゃねぇか…」
…とんでもない科白が飛び出した。正直、今のアタシにはかなりの殺し文句だよ、ソレ!
さらにマズイ事に、一瞬、ジン…っという感覚が下半身に走ったのを感じた。
いよいよ頭の中で危険信号が鳴り響き出す。
た、頼む、アタシが悪かった、もう少し弁解の余地をくれ、ここでトドメなんか刺された日にゃ…

「せっかくだ。今夜一晩だけ、てめぇがスパイだって事、忘れちまいな」

…次の瞬間、アタシはチャーリーの胸の中に飛び込んでいた。
そりゃもう、半端じゃない量の涙を流しながらね。
248238:04/12/07 13:04:51 ID:+cqucCcm
とりあえず前半部分だけ投下。
…改行規制の事忘れてたから分割するのが…読みづらくしてどーすんだorz

後半は書きあがったら投下しようとは思っています。
スレ汚し失礼;
249名無しさん@ピンキー:04/12/07 15:29:12 ID:8nmAwuru
キッキキキキキキ(゚∀゚)キタ━━━(゚∀゚)タ━━━━━━!!!!!!
チャーリー惚れた
250名無しさん@ピンキー:04/12/07 18:47:03 ID:ZXUnJhe+
メイのキャラが新しいなあ
男言葉っぽい所が良い!
そしてチャーリーが最高な訳だが
251名無しさん@ピンキー:04/12/07 18:58:43 ID:w+eJ0tF5
えてして受け男の多いポップンではありますが、
まさか、チャーリー程の渋オヤジまで受け気味になるとは思わなかったデスよ。

ラブい感じがイイ(・∀・)!!
252名無しさん@ピンキー:04/12/07 20:14:38 ID:HgLG2BPQ
GJ!新たなる神の出現!後半も期待MAX300
253名無しさん@ピンキー:04/12/07 22:24:40 ID:qqyr98mi
いいなぁ、斬新なスタイル…ハードボイルドはKKだけかと思ってたが
こういうのもアリだよね。すげー
254名無しさん@ピンキー:04/12/08 11:29:57 ID:PbWCXzpX
>>238
チャーリー カコカワイイ
255名無しさん@ピンキー:04/12/08 12:30:06 ID:7LRr6cTZ
ここ黒パピ受けって受け入れられますか?
妖怪バンドの一人と絡ませたいんだけど…
256名無しさん@ピンキー:04/12/08 14:40:24 ID:5r6XLLQy
>>255
パピをちゃんと女の子にしてくれるなら、俺は構わんですよ。
257255:04/12/08 14:58:25 ID:7LRr6cTZ
もちろん女の子ですよ(パピは女性キャラですよね?)
お一人でも許可が下りてよかった…。
258名無しさん@ピンキー:04/12/08 15:40:47 ID:5r6XLLQy
オレ「そう・・旨いよ、ポエット・・すごく・・・もうピラミッドだよ・・」
時と共に激しさを増すポエットのパーカッシヴに、オレはハイパンクしていた。
正直、いまだチルドレンポップのポエットでは充分満足できるカリビアンビーツは得られないと思っていたのだが、
ポエットの激しいヒップロックは思った以上のパワーフォーク。
ポエット「お兄ちゃん、どう?メロウ?」
ポエット「あぁ・・・すごく、メロパンクだよ・・」
自分の上で腰をファンタジーするポエットのガールズポップをキューバングルーヴする。
オレ「愛してるよ、ポエット・・・こんなデイドリームしちゃった以上、もうお前をエレジィしたりしないから・・・・・・・」
ポエット「うん・・・ぅ、ん・・エレ・・ジィしないでっ・・私たち・・もうラブフォーチュンなんだから・・・!」
オレはポエットのチョコポップを舌でアバンギャルドし、ポエットはフェアリーテイルを更にボーナストラックする。
オレ「ああ・・・お前は最高のマジカルガールだよ・・!」
ポエット「私・・もう・・・ダメ・・・クレイジーテクノしちゃう・・・!」
ポエットのキャンディポップはもうスプラッシュでレトロフューチャーだ。
するといきなりブタパンチが急に扉をオイパンクした。
ブタパンチ「お前たち・・・ハッピー!?」
「「なんでやねん!!」」
259名無しさん@ピンキー:04/12/08 17:37:55 ID:gGv8D8kD
ワラタ
260名無しさん@ピンキー:04/12/08 17:41:02 ID:8VSN9+Uc
>>257
パピ(擬人化?)ですか(;゚∀゚)=3 期待してまつ

>>258
ワラタw ダンディ坂野かっつのw
261225:04/12/08 18:00:54 ID:7LRr6cTZ
>>260
いや…擬人化はしないです。
申し訳ない(´Д`;)

当たりだけでも書き出してよかですかね?
続きは出来次第、UPするといった方向で…。
262255:04/12/08 18:01:57 ID:7LRr6cTZ
間違えた…255じゃんか自分 orz
263名無しさん@ピンキー:04/12/08 19:25:34 ID:IBix90VT
えっ、パピって女じゃないだろ…?つか性別不明?
まぁ擬人化ししゃもや女体化睦月が受け入れられるんなら大丈夫か
264名無しさん@ピンキー:04/12/08 20:18:51 ID:60dRzO3C
携帯でKK×モモコ打ってるんですができたら投下良いですか?
パピの方に被らないタイミングにしたいのですが。
265255:04/12/08 20:23:53 ID:7LRr6cTZ
あれ?何かでパピは公式で女性キャラって見た気が…。
気のせいだったのか…スンマセン;

>>264
もしかしてもう仕上がってますか?
自分も手直しで終わりって感じなのですが、
どうも暗い話になっちゃったんで…
もう投下出来る状態でしたら
よかったらお先にドウゾ!

KKモモいいですね(´Д`*)
KKはやっぱりモモコさんの仕事のグチとか付き合わされてんのかなw
266264:04/12/08 20:29:21 ID:60dRzO3C
〉まだ途中
267264:04/12/08 20:34:21 ID:60dRzO3C
返事途中で書き込みしてしまったかも強烈に失礼にとれるタイミングでOTL
パピの方、こっちはまだ途中ですからお先におながいします(;´∀`) パピ好きなので楽しみでござる。

何回もミスってあぼーんしてしまいながら打ってます。
この組み合わせは適当に考えただけなのにありですかww
268255:04/12/08 21:39:18 ID:7LRr6cTZ
>>264
でしたら早めちゃっちゃとウプ…出来る様にしたいです。ハイ
今夜中にウプらなければ、お先にドーゾの精神です!
パピ好きがちらほらいらっしゃるようで嬉しいなぁ…。

投下小説。
どうも表面上暗い話になりそうです。
自分ではハッピーエンドなのですが…修行が足りない。
妖怪バンドはお互いを分かり合ってないとイヤ!
それ以外は投下禁止!って方がいましたら、申し出て下さるとありがたい。
投下を控えたいと思います。
269名無しさん@ピンキー:04/12/08 22:50:28 ID:2AA48fjG
>>268
抵抗ある人間は読まずにスルーすればいい話。
はじめに注意書きとか書いとけば無問題かと。
だから胸張って投下しる!
まぁなんだ…実際漏れはメチャメチャ読みたいから、うん_| ̄|○
期待してます
270255 パピはオフィの姿が好き。l:04/12/08 23:24:46 ID:7LRr6cTZ
>>269
背中押しありがとうございます!
では黒パピ小説を投下させて頂きたいと思います。

上記にもあるように
妖怪バンドは仲良し希望。
見方によっては獣姦にもなりますので、それが苦手な方。
露骨表現希望。
表面上暗いエンドは嫌な方は、NGワードにスマパピと設定して置いて下さい。

では、参ります。
271255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:27:09 ID:7LRr6cTZ

 ・ 密室

ボクは透明人間だ。
所詮人間なのだから、毎日風呂に入れとリーダーは口煩く言う。
人間なんて、汚いもの扱いだ。

「はぁ〜ぁ…、アッシュ君、結局今日は包帯巻いてくれないの?」
せかせかと家事に追われる褐色の後姿に、ボクは溜息を吐いた。
忙しくて無理なら無理って、はっきり言って欲しい。
中途半端な優しさが、ボクはすごく嫌いだ。

「そのうち巻いてあげるッスから!」

もうその台詞は聞き飽きた。
とっくに日付も変わって、朝を待つだけなのに…。
272255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:28:56 ID:7LRr6cTZ

肩にコートを羽織り、ありったけの包帯を腕に抱え、ボクは自室へと向かう。
長い螺旋階段を降り、静かな地下の部屋。
ギャンブラーオタクのボクが目障りで、リーダーはボクをこの場所に住まわせるのだろう。

静かな静かなボクだけの空間。
ライブ会場のノイズも、ファンの缶切り声もしない。
冷たい沈黙の空間。

誰も入らないボクだけの部屋。

それでもボクの表情は穏やかだった。

重たいドアを開け、その場に包帯をぶちまける。
―――…ギイィィ…。
ドアを閉める音が響く部屋の中、一巻きの包帯を持ち上げる細い腕。
「…ゴメンね。包帯、巻いて欲しくて。」
――…それは言い訳。

薄暗い部屋の中、鉄格子越しに小さく頷く黒い影。
「――…パピルス」
ボクの呼びかけに、キミは綺麗な瞳を細めた。

273255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:29:47 ID:7LRr6cTZ

ただ無駄に広い部屋には、小さなテーブルと、書棚と、
ぽっかりと空いた中心の空間を埋めるように置かれた、獣用の鉄格子。

書棚の中から分厚い辞書を取り出す。
一体なんの辞書なのか、ボクには関心がないけれど。
せめてもの使い道にと、中のページを丸く刳り貫き、しまい込んでおいたプラチナの鍵。
それを取り出すと、自分の背丈ほどの鉄格子に手をかけた。
「いま出してあげるからね。」
こんな冷たい鉄格子に閉じ込めたのはボクなのに、何を偉そうに。
自分に対して冷笑したくなる。
掌ほどの南京錠のロックを解除すると、ボクは鉄の扉を開けた。
素足のキミが歩みを進めるたび、ひたひたと音がする。
(キミは確かにここにいるんだ…幻なんかじゃない)
やがてボクの前に辿り着くと、キミは膝を着き、深々と頭を下げた。
「いいんだよパピ、キミは…そんなことしなくていい。」
石畳の上に座り、表情を隠すその姿に、ボクは首を振った。

274255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:30:43 ID:7LRr6cTZ

ソファさえもないこの重たい空間。
その代わりに鉄格子を背凭れにしながら、ボンヤリと包帯を巻くキミの手先を眺める。
キミの手は指先などなくて、少し長めの掌があるだけだ。
でもボクには、それが酷く魅力的に思えた。
ボクの指先へと丁寧に包帯を巻きつける。
べつにグローブをはめてしまうから、隠れてしまう部分は手を抜いてもいいと言うのに…。
キミは決してそれをしようとしない。
大切なものを包み込むように、キミの手先がボクの身体を巡っていく。
なんだかとても心地いい。

――…キミはボクに無償の愛をくれる、唯一無二の存在。


キミはまるで聖母のようだ。
…大袈裟かもしれないけれど。
他の誰かのように、見返りを求めない、エゴを見せたりしない。
だからボクも、キミの前では汚らしい部分は見せたくないんだ。
キミがいつまでも、ボクを愛してくれるように。
275255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:31:31 ID:7LRr6cTZ

腰元を通過し、内股へと辿り着く黒い影。
柔らかなその感触。
ボクはそれをただ素直な気持ちで受け止めていたいんだ。
素直な気持ちが、汚らわしい行為に直結してしまうなんて…イヤだ。
聖母マリアは、神聖だからこその存在なんだって誰かが言ってた。
だから…ボクはキミにそんな感情を抱いちゃいけないのに。

なのに。
…ボクは所詮、人間なんだ。

性(さが)の部分へと近付く白い包帯を…
「う…うわぁっ!」
きつく眼を瞑り、ボクはそれを跳ね除けた。
276255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:32:15 ID:7LRr6cTZ

ハァハァと乱れる息。
―――…短いの沈黙の後…。
飛ばした包帯が壁に当たる音で、不意に我に返る。
俯いた顔を上げ、薄っすらと開く視線の先には、片手を押さえるキミの姿があった。
包帯をはたいた勢いで、キミのその手を傷めてしまったのだろう。
なんて酷いことをしちゃったんだろう…ボクは!
罪の意識に襲われ、心は酷く動揺する。
「あ…パピ…パピ…ッ」
迷子の子供のようにその名を呼び続けると、
肩を震わせ、その先へと両手を伸ばして。

突然の痛みと恐怖に動きを止めていたキミは、
ふと強張った表情を緩めると、細い腕を懸命に伸ばし、ボクを包み込もうとする。
「ゴメンね…ゴメンね…。」
ボクは未だに震える身体で、キミを抱き締めた。

――…ゴメンね。
太陽を慕うキミを、こんな暗がりに閉じ込めて。
でもどうしてもキミが欲しかったんだ。
こんな密室の中じゃ、息も詰まっちゃうよね。
もしキミのことがファンに知れたりでもしたら、キミはどうにかされてしまうかもしれない。
…そんなの、ボクには耐えられないから。
277255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:33:11 ID:7LRr6cTZ

「…パピルス…?」
再び鉄格子へと身を倒すと、ボクは熱の篭った息を吐く。
性の部分に、甘い感触が与えられたから。
その手先で、先端をゆっくりゆっくりと撫でられる。
「そんな…ダメだよ…っ」
言葉ならいくらでも出てくる。
でもボクの性は、どんどんとその形を露にしていった。
「ボクがキミをそんな風に見てるだなんて…軽蔑しないのかい?」
ボクの言葉に、手を添えたまま背伸びをすると、キミは何度も首を振る。
…ウソだよ。キミはこんなボクを、内心蔑みの眼差しで見ているだろ?
ただボクが望むから、聖母のような慈愛でその行為に及んでいるだけで。

――…ダメだダメだ! キミを汚したくなんかない!
278255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:34:31 ID:7LRr6cTZ

その瞬間、背伸びしたはずのキミの背が、ガクンと落ちる。
「あぁッ!」
思わず喘ぎを上げたボクの口許を、キミは驚いたように見ていた。
性の先端に添えたキミの手が、バランスを崩し、
性を包むそれを剥いてしまって…。
透明で、眼には見えないものの
あからさまに露骨な姿を表しただろう性に、キミは手を滑らせる。
性を包んでは…剥いて。
包んでは、剥いて。

どうしてボクが喜ぶことがわかるんだろう。
そんな歓喜の声を、ボクは上げてしまったのだろうか。
そしてキミは、ボクが喜ぶことを迷わず選んでくれているんだね。
「パピ…嬉しいよ。」
そう言ってキミの頬を撫でる。
キミは幸福そうに目を細め、そしてボクの性に頬擦りした。
ビクリと脈を打ち、透明な粘液をこぼす性。
キミの凛とした顔が、細い手先が、ボクの欲望で汚れてしまう。
それでもキミは、ボクの性を愛し続けた。

暗い暗い地下室で、震えるボクの背が当たり、鉄格子が軋む音を立てる。
279255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:35:26 ID:7LRr6cTZ

「ダメだよ…これ以上は。ボク…最低なことをしそうだ。」
息も絶え絶えに訴える。
ボクの性が、濁った本性を吐き出す時も近い。
キミにそんな醜態は晒したくないのに、
皮肉なことに、心と身体は別の生き物だ。

キミは言葉を発しない。
その眼差しで、ボクのすべてを先読みしてしまう。
…その黒く細い腕で、白いシルクのワンピースを持ち上げて。
「…パ…ピ…。」
ボクは…情けなくも露にされた、小さな布を凝視した。
同布の細い紐で何とかその位置を保ち続けている、その白い布を。
言葉もなく、幾度も口を開閉させる。
ボクには心臓なんてあるかどうかも分からないのに、
それがやたらと憔悴しているような…。
280255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:36:32 ID:7LRr6cTZ


…手の震えを懸命に堪えながら、結ばれた紐を解いていく。
支えをなくした紐は、小さな音を立てて石畳へと落下していった。
「パピルス…キミも感じてるの?」
中指の腹で、縦に割れた線をそっとなぞる。
奥から手前へと指先を泳がせ、線に緩く指を押し込み、また奥へと辿る。
ボクを確かに求めている、キミの温もりを確かめるように。
「…びしょ濡れだ。」
ヌルリとした蜜はいくらでも溢れ出し、ボクの掌にまで溜まってくる。
キミはボクの指の動きに合わせるように、静かに身を揺らした。
ワンピースの裾を両手で握り締め、羞恥を押し殺すように。
「そんなことまでしてくれるの…?」
大きな瞳は潤み、時折前屈みに肌を震わせる。
猥らな水音を溢しながら、キミは惜しげもなくボクに熱を伝える。
281255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:37:08 ID:7LRr6cTZ

――…ボクが透明人間で
   キミは精霊で。
でもいまは、そんなのどうだっていい。
ボクはキミを求め、キミはボクを包み込む。

いまは、それだけでいいんだ。
282255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:37:58 ID:7LRr6cTZ

キミは少し力の抜けた身体で、ボクの胸に倒れ込んだ。
キミの小さな身体が、ボクの腕の中で小さく上下する。
声はなくとも、息が弾んでいるように感じる。
「もうガマンできないよ…。」
ボクはキミを胸に抱いたまま、熱いその場所へとボクの性をあてがった。
胸に抱かれていたキミは背を正すと、自ら腰を埋めてくる。
「ひ…は…っ」
喘いだ声はボクのもの。
キミは心配そうにボクの頬を撫でながらも、愛することをやめない。
ゆっくりと、でも確かにボクの性はキミの熱に包まれていく。
少しずつ埋まっていくたびに、蜜がボクの性へと伝っていく。
ワンピースで、いまひとつになっている場所は見えないものの、
それが余計にボクの感情を駆り立てた。
283255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:38:57 ID:7LRr6cTZ

キミのそれは、特に入り口がキツイ。
入っていくたびに締まるものだから、ボクはもうたまらなくて…。
キミはボクの性をすべて飲み込むと、大きく身体を仰け反り、全身を痙攣させる。
入り口だけの鋭い快感に何とか耐え切っていた性が、
全体を抱き締めるような突然のキツイ快感に、
あっけなく濁った欲望を吐き出してしまう。
「早…っ ボク…なんで…っ!」
キミの細い腰を掴みながら、奥へと欲望を送りつける。

それは、キミを欲するボクの本能であり、最大の愛情表現だ。

身体に溢れ返るボクの性を溢さないように、またキミの入り口が締まる。
ボクの性は再び脈を打ち、残りすべてのボクの分身を
キミの身体に植え付けようとしていた。

284255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:39:44 ID:7LRr6cTZ
――――-―………・・
小さなキミを胸に抱いて、長い螺旋階段を上っていく。
「…太陽はもうすぐだからね。」
…キミは嬉しそうに笑った。
その笑顔を見ると、ボクはこのまま消えてもいいと思えるほど
幸福で満たされる。

テラスから朝陽が差し込む。
太陽は…もうすぐそこだ。

朝食の準備をしながら、慌しく動き回る褐色の影も、
それを真紅のイスに腰掛けながら待つ、銀の髪も、
ボクにはもう、どうでも良かった。

「…なんだその山戌は。私に黙って飼っていたのか。」
「どこで拾って来たんスか? ちゃんと餌上げないとダメッスよ?」

ボクとキミは…。
そう、少なくともボク達は幸せだった。
285255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:40:38 ID:7LRr6cTZ

目指す金色の太陽まで…あと少し。

「一体どうする気なんスかねぇ…? 朝食もとらずに上へ上がっていって。」
「…知らぬわ。飼えぬ山戌を屋根から投げ捨てる気なのだろう。」



太陽を両手で仰ぐキミは、なんだか今までで一番綺麗だ。

キミは太陽から視線をボクに向けると、ゆっくりと頷いた。
…すべてを悟るように。

ボクのこの精一杯の愛を、キミは受け取ってくれるんだね。
それはボクを、愛しているからだと自惚れてもいいだろうか?

いつかキミと引き裂かれるくらいなら、この決断に後悔はない。

ボクは太陽なんかになれやしないから、せめてキミとひとつになりたいんだ。
太陽が大好きなキミと、太陽の下で…―

キミを愛したことが、なによりもの人間の証。
密室から逃げ出して、ほら
そこにはボク達の罪を消し去る、目映い太陽の光が…――――――



                     ・ 密室 =END=
286255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/08 23:43:46 ID:7LRr6cTZ

…以上です。
展開が何かと急ぎ足で申し訳ないです。
あまり小説は得意ではないのですが、皆様のお言葉に甘えさせて頂きました。
なんだか恥ずかしい気持ちも強いですが、同時にこのような発表の場を持てて嬉しくもあります。

誤字脱字も目立つ、読みずらい小説でしょうが、
読んで頂き誠にありがとうございました!

287名無しさん@ピンキー:04/12/09 00:05:41 ID:udb8RBuN
こういうエンディング大好きなんですが(つ∀`)
結末がない小説も立派な小説だとおも!
288名無しさん@ピンキー:04/12/09 00:46:02 ID:XZGTMnWr
>>255
目頭が熱くなりました…
一度でいいから死ぬ程誰かを愛してみたい…なんて思ったり…
289名無しさん@ピンキー:04/12/09 00:50:39 ID:iz8kppIw
奥さん、ここまで書いておいて、小説苦手ってのは通らないよ?

どんだけ理想高いんですよ、あなたw
290名無しさん@ピンキー:04/12/09 00:55:43 ID:XwmmBspj
ぱぴの恥じらいの表現がもうちょっと欲しかったかも。
でも超GJ。
291名無しさん@ピンキー:04/12/09 13:40:35 ID:k3B8DyKa
(;´Д`)ハァハァというか(・∀・)イイ!!
292名無しさん@ピンキー:04/12/09 13:43:42 ID:jdLt+kYA
>25
293途中送信スマソ:04/12/09 13:47:29 ID:jdLt+kYA
>>255
揺れ動くスマの心の動きがいいですね!
てかパピルスの会話文一切無しでここまで出来るとは凄いの一言。
パピ好きには堪らない小説ですわ。
>>288
激しく同意。心を打つものがありますよね。
294264:04/12/09 16:01:11 ID:ex35n02+
>>パピの人
良かったです、切ない!
こんな後味好きなんです。

Kモモが最初のイメージの比にならんくらい無駄長くなってきました。
編集にもうちょいかかりそうなので他に作家さんいましたらこちらは気にせず投下お願いします。
神多いからキンチョーでんがなまんがな。
295名無しさん@ピンキー:04/12/09 17:31:05 ID:k3B8DyKa
期待(・∀・)
296名無しさん@ピンキー:04/12/09 21:57:49 ID:tXH0CIl/
このスレ結構女の子いるよな
297名無しさん@ピンキー:04/12/09 23:03:10 ID:cmWz9NrF
さて、世間ではポップン12が出たわけですが、おまいらどの子に萌えた?
漏れは
1・KIKYO
2・YON
3・RYUSEI☆HONEY
時点・HANA
なわけだが。

…ああ、分かってるさ、コナミの…TERRAの策略にハメられてるって!
でも…桔梗たん可愛いじゃん…_| ̄|○
298名無しさん@ピンキー:04/12/09 23:05:50 ID:zRMfi5PU
ジャスティスに決まってるジャマイカ
299名無しさん@ピンキー:04/12/09 23:31:35 ID:iz8kppIw
アヤミミ

あと、ハナじゃなくてハナオじゃないかと言ってみる。
CS10のカードを使ったらラッテたんが出て喜んだのに、実は全部共通だったらしい罠orz
300名無しさん@ピンキー:04/12/10 01:58:37 ID:dXwFqeua
シシワカたん(´Д`;)ハァハァハァ

あとカード認識画面?のシノビアン。
301名無しさん@ピンキー:04/12/10 13:01:59 ID:5f36WEJg
マッスル増田萌え
302名無しさん@ピンキー:04/12/10 13:13:00 ID:+b38h2z0
風呂風呂。
あれは腰に手をあてて怒ってる点で女に違い無い
303名無しさん@ピンキー:04/12/10 15:17:24 ID:mt7c0d6P
フロービート女性ボーカルになったしな
目開くと激しく怖いが可愛いよフロウフロウ
リアリィ×フロウフロウとかいいかも試練
304255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/10 18:11:32 ID:u8rqd1kv

スマパピ小説を書かせて頂いた者です。
お目通し下さった皆様、感想まで教えて頂けて
本当、嬉しい限りです。
パピの恥じらい描写が少ないとのご指摘も、重々留置させて頂く次第です。

ここの住人の皆様が、
こんなマイナーカップルでも受け入れて下さったこと
感謝してもし切れません。
自分が書く分にはどうもマイナーな組み合わせが多いのですが
また機会がありましたら投下させて頂きたいと考えております。

短い分ですが、心からの感謝を込めて。


305255 パピはオフィの姿が好き。:04/12/10 18:14:41 ID:u8rqd1kv

留置とはこれいかに(´Д`;)
心に留めさせて頂きます…ハイ。
恥ずかしいヤツだな自分はorz
306名無しさん@ピンキー:04/12/10 20:10:17 ID:Aw5+RmPH
>スマパピサソ
めちゃくちゃ礼儀正しいな藻前さん。
だいすきだ!!
307名無しさん@ピンキー:04/12/11 11:50:15 ID:1YIoo4qE
くっちゃらパピパピ
308名無しさん@ピンキー:04/12/11 13:51:03 ID:oQvdDleM
ぐしょぐしょパピパピ

(´∀`*)
309名無しさん@ピンキー:04/12/11 13:57:09 ID:3F8/ttdc
淫らなパピルスが笑顔を襲うスレはここですか?
310名無しさん@ピンキー:04/12/11 18:42:55 ID:pJJIua7G
なんか…このスレ女多い…?
311名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:13:36 ID:SDWUSPig
>>310
SSのバリエーションが豊富になるから俺は歓迎。
男にはどっちかというとスマパピさんみたいな文章は書きにくい。(書けないとは言わないけど)

俺なんかは、直球で露骨なエロよりも、エッチつき恋愛模様が読みたい口だから、
こうして女性性を含んだ文章を書ける人が来てくれるのはすごくありがたいんだわ。
312名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:43:29 ID:s2KtlyMv
>>311
そうか…他スレから来たからちょっとこの
微妙にきゃぴきゃぴした?雰囲気に驚いた
でも確かに色々なSSがあって面白いね
313名無しさん@ピンキー:04/12/11 20:07:17 ID:gvjNIhEd
好みじゃなければクレームばっかで職人が去っていくスレより、素直に感想くれるスレの方がいいと思うぞ。
自分は神が光臨なさるたびに感謝の気持ちの精神だ。
まとめサイトもあって助かる。
314名無しさん@ピンキー:04/12/11 21:35:02 ID:Fm14+ulo
>>313
まとめサイトって何処(・ω・`)?
315名無しさん@ピンキー:04/12/11 21:37:42 ID:SDWUSPig
まあ、きゃぴきゃぴして?るのは、ここ数日のことだしな。
女の子もいるんだろうな、と薄々は感じてたものの、はっきり認識できたのはスマパピさんがSS投下してからだから。

しかし、確かに、このスレの寛容さとまったりぶりには俺もすごく感謝してる。
この感じってなかなかないんじゃないかと思ったり。
316名無しさん@ピンキー:04/12/11 22:14:02 ID:3F8/ttdc
なんか女がいるのがおかしいような流れ
スマパピの中の人は一気に小説投下しずらくなっただろうな
317名無しさん@ピンキー:04/12/11 22:41:11 ID:o8v/wMO/
男女とか別にどうでもええじゃないか
キニシナイ
318名無しさん@ピンキー:04/12/11 22:42:28 ID:tUH53n3J
スマパピさんの小説は神だったけどそれに対する感想レスの中に
微妙に場違いなノリの物が混じってるとは感じた…どれとは言わんが
319311=315:04/12/11 22:49:48 ID:SDWUSPig
>>316さん
……んん。
俺としてはそんなつもりはなかったのだけれど、
この流れは、過剰に話を盛り上げた俺の責任もありそうですね。
不愉快に感じた人がいるということは、発言する前にもっと気を遣うべきだったんでしょう。
申し訳ない。

荒れないように、できれば今後この話題はスルーして頂きたく。

今日はやたら口数が多いのでもう消えますが、最後に。

>>255さん、続き、すごく期待してますので、どうかお気になさらずに執筆がんばってください。
320名無しさん@ピンキー:04/12/12 06:26:33 ID:F01EGYOn
それって言い換えればスマパピさんの小説って
このスレにいる婦人方にとって大興奮で感想書くほどキターな神小説だったって事か。
スマパピさん、これからも胸張って小説投下して下さい。
最後に勝手な憶測スマソ
321名無しさん@ピンキー:04/12/12 12:58:39 ID:VfZK9wdV
321ハァ〜イ
322名無しさん@ピンキー:04/12/12 23:19:51 ID:mEJyA6lj
>>258の元ネタ。

なんかジャンル?言葉でエロ小説ガイドライン
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1083966726/l50
323 ◆p3djiJwxug :04/12/13 14:11:00 ID:+08rkZnI
スペマコの魔法の扉
324名無しさん@ピンキー:04/12/13 18:09:16 ID:ghmLxrxt
マコネタ書きたいなあ
325255:04/12/13 19:47:15 ID:onICZVSv
どうもお久しぶりです。
なんだか自分が投下した小説のせいで
スレが波立ってしまって申し訳ありませんでした。
でも、感想を頂けて本当に嬉しかったです。
それに、女性の方もスレにいらっしゃるとわかって
自分では嬉しい結果でもありました。
不躾で申し訳ないです。

>>324
書きたいなら書くのが一番です!
自分は楽しみにしてますよ。
自分もサイムラとかサトハニとか書きたいなぁ…とか。
326名無しさん@ピンキー:04/12/14 13:55:03 ID:GlL3022N
ドン・モミー×ポエットきぼん
327名無しさん@ピンキー:04/12/14 20:10:36 ID:qMf+QW2Z
>>326
そんな奴もいたなぁw
328名無しさん@ピンキー:04/12/14 21:31:12 ID:bWjnX9PG
ドン・モミー×キキョウキボン
329名無しさん@ピンキー:04/12/15 01:24:23 ID:BgI2O0n5
なんでもいいからフロウたんキボン
330名無しさん@ピンキー:04/12/15 13:51:07 ID:zRII9/op
胸無くていいからミルクたんキボン
331 ◆mQzR8U1SAE :04/12/16 14:58:28 ID:zCd2fNxz
グラッパ
332名無しさん@ピンキー:04/12/17 14:16:55 ID:lZES/Dhg
     ×ポエット
333名無しさん@ピンキー:04/12/17 16:28:35 ID:hRmHAJg7
          ÷2
334名無しさん@ピンキー:04/12/17 17:52:35 ID:va+Yi20t
>>333
割っちゃマズいだろw

BLものキボン
335名無しさん@ピンキー:04/12/17 18:09:38 ID:E99auAaO
801へドゾー
336名無しさん@ピンキー:04/12/17 19:41:58 ID:xxh3HuHy
BLでもアレだ。アレ。アイスだとかサトウさんだとかヘンリーだとかハイパンクの人だとかモミーのおじさまだとかそっち系のキャラならいいな。
女装なら十分男性向けだと思うし。

まあ何でもいいよ。グラポエ÷2が見れるなら。
337名無しさん@ピンキー:04/12/17 22:59:34 ID:+6+6+URM
モミー女装ものですか

起ったハァハァ
338名無しさん@ピンキー:04/12/17 23:00:27 ID:+6+6+URM
うわ何気に俺のID凄い
339名無しさん@ピンキー:04/12/17 23:39:17 ID:PyPtfVAZ
何でポプの801版はないの・・・?
誰か立てて・・
340名無しさん@ピンキー:04/12/18 10:26:29 ID:3iKsI6gb
板は難しいだろ、スレはあるけど
341 ◆UH265ECKkw :04/12/18 13:07:26 ID:9VGdgx1R
板じゃなく版。
342名無しさん@ピンキー:04/12/18 14:24:32 ID:MylYx0e0
>>339
とりあえず、801スレのまとめサイトにSS板はあるよ
343名無しさん@ピンキー:04/12/18 20:42:33 ID:Jao+TQKS
ところで、801を何事もなかったかのように普通に読める俺(♂)は変でしょうか。
半分ネタのつもりでとはいえ、人気作品の男×男カップリングを試しにやってみる俺(♂)は変でしょうか。
344名無しさん@ピンキー:04/12/18 21:00:11 ID:qZj4n01x
別にいいんじゃないの。人それぞれです。ええ。
345名無しさん@ピンキー:04/12/18 21:15:17 ID:ENnopMW4
>>343
俺もだ
ポップンはキャラが可愛いから萌えキャラが下なら801でもおk

それよか>>303のリアリィ×フロウフロウに物凄く心引かれる…
誰か書いてくれる勇者はいないものか
346名無しさん@ピンキー:04/12/18 23:23:52 ID:FPjgNMKC
…リアリィってチンコ自由に生やせそうだよな


言ってみただけッスすいませんッス
347名無しさん@ピンキー:04/12/18 23:43:27 ID:bOfqX5aH
フロフロはエロ可愛いな
ただ実体が無さそうだからエロ書くの難しいと思う
その点リアリィが相手ならどうにかなりそうだ
348名無しさん@ピンキー:04/12/19 22:53:25 ID:4fd/Mfei
ふたなリアリィ…(*´д`)ハァハァ
349 ◆Iq9sczXswc :04/12/20 14:57:22 ID:A/qxhJT5
ふたなリゼット…(*´д`)ハァハァ
350名無しさん@ピンキー:04/12/20 23:54:23 ID:WI87sLZN
ふたな呂布…
351名無しさん@ピンキー:04/12/21 16:15:37 ID:dpIRzHZU
ドン・モミー…
352名無しさん@ピンキー:04/12/21 17:22:02 ID:o2uuMLXj
>350
呂布にふたなりも何も…
353名無しさん@ピンキー:04/12/23 08:16:11 ID:9eXPsJ84
354 ◆H7jmyvVjZY :04/12/23 15:08:31 ID:t3mkkYSa
ポップ
355ヒグラシ&リサ 3 (1):04/12/23 22:47:21 ID:BHX3L6kS
ここは東京の渋谷から横浜までを結ぶ鉄道が通る沿線地域。冬の到来が感じられる街の様子の中、
何かに悩み考え込む青年の姿があった。彼の名前はヒグラシ。
ミュージシャンを目指す若者だ。

話は10月の中旬頃にさかのぼる。

夏の終わりの時期にリサと出会い、それからいろいろとあったヒグラシ。
その後も毎週土曜日に2人は毎度会っていた。

ある日、普段はテレビをあまり見ないヒグラシが珍しく見ていると、どこかで聞き覚えのある声が
耳に入ってきた。どうやら新曲を発表したアイドル歌手の歌らしい。彼は気になって番組をそのまま
注意深く見続けてみる事にした。

「…そうなんですよ〜。でね、新曲発表することになりました!」

「では早速いってみましょう、リサ待望の新曲、”どうなっちゃったって”!」

ヒグラシは自分の目と耳を疑った。そこに映っているのはどう見てもあのリサである。
リサは自分の素性をヒグラシには話していなかったのでヒグラシは驚いた。

「はへぇ〜…リサちゃんが、まさかアイドルだったなんて…」

驚きながらも曲がかかったので聞き入った。歌詞を聞いているとまるで
自分に対して言っている事のように聞こえた。

「まさか、ねぇ…」

ヒグラシは少しひきつりながら苦笑いした。

「今度リサちゃんから聞いてみることにするか…」

-----------------------------------------------------
356ヒグラシ&リサ 3 (2):04/12/23 22:48:45 ID:BHX3L6kS
その翌週の土曜日…

「ねぇリサちゃん、聞きたいことがあるんですけど。」

リサは遊びにきていたヒグラシの家で唐突に質問を受けた。

「え?どしたの?」

「リサちゃんって、実はアイドルなんですよね?」

「あ、テレビ見たんだ。」

「どうして言ってくれなかったんですか?」

「別に言う必要も無いって思ったから。アタシがアイドルだからってヒグラシさんを好きなのには
何の関係も無いし。そんな事なんか気にしちゃダメだよっ。」

「でもそれじゃ僕がリサちゃんに対して釣り合いが取れてないんじゃないかって…」

「ねぇ、ヒグラシさん。」

リサはニコニコしながらヒグラシの顔をまじまじと見つめる。

「あの歌、聞いた?」

「あ、はい。聞きましたよ。」

「あれってさ、アタシの気持ちなんだよ。ヒグラシさんへのさ。」

「あ…」
357ヒグラシ&リサ 3 (3):04/12/23 22:49:25 ID:BHX3L6kS
「アタシはみんなからどう言われようと、どう思われようと、好きなものは好きなんだって。
自分に素直にいたいから、その気持ちぶつけたかったんだよ。」

「………聞いてて何となく分かっていました。僕なんかでよかったらその気持ち、
受け止めさせてください。」

「ほらァ、そうやって固く構えないでほしいなぁ。アタシは、自然なヒグラシさんの方がいい。」

「………。」

ヒグラシは少し考え込んだ。そしてこう言った。

「まだ先の話ですけど、今度のクリスマス、一緒にどこか出かけませんか?」

「もちろんよ。ヒグラシさんが言わなかったらアタシから誘おうと思ってたんだけど。
そう言えばヒグラシさんから誘いがあった試しって今まで無かったっけ。何か珍しいね。」

それはヒグラシが何かを言う前にリサが一方的に行動に移してるからでしょうが。

「僕はこれからしばらく仕事が入りまして、作曲の納入で忙しくなりそうなんです。と言っても
大きな仕事ってわけじゃありませんが、僕にとっては初めての依頼で、何としても頑張らなければ
ならないんです。しばらく会えなくなるかもしれませんが、12月の中頃には終わりそうです。」

「分かった。アタシもヒグラシさんの邪魔はしたくないから、無理は言わないよ。でもさ、メールとか
電話とかはなるべくなら今まで通りにお願いねっ。」

「ありがとう、リサちゃん…」

ヒグラシは自分に言い聞かせるように言った。

----------------------------------------------
358ヒグラシ&リサ 3 (4):04/12/23 22:50:59 ID:BHX3L6kS
そして1ヶ月半が過ぎ、12月の初め頃に差し掛かっていた。
ヒグラシは自分にとって初めての仕事を無事終わらせ、作品を納入し終えて一息ついていた。

「ふぅ…やれるだけのことはやった。そうだ、リサちゃんに連絡取ってみよう。」

RRRRR…

「あ、もしもし、ヒグラシさん?ひっさしぶり〜。どう?仕事終わったの?」

「えぇ、ここ3週間ほど根詰めたおかげで何とかできました。ごめんなさい、連絡も出さないで…」

「いいよっ。ヒグラシさんは一旦集中したらそうなるのはアタシだって分かってるし。
あ、そうそう。明日土曜日じゃん、ヒグラシさん家に行ってもいい?」

「あ、はい。リサちゃんがよければ…」

「じゃぁ明日行くからよろしくねっ!」

そうやって電話が切れた。

「リサちゃん…」

ヒグラシは不安があった。あれだけ、彼女は彼女なりに自分を想っていてくれていることを
分かっていながらそれに十分に応えていない自分に若干嫌気が差し、それがリサを
不快にしていないかと思ったからだ。

------------------------------------------------------------

その翌日…
359ヒグラシ&リサ 3 (5):04/12/23 22:52:26 ID:BHX3L6kS
ドンドン…

時計を見ると朝9時だった。突然ドアがノックされた音でヒグラシは目を覚ました。
半分寝ぼけながらも急いで着替えてドアに向かった。

「はいはい、今開けます…」

ガチャッとドアを開けたが誰もいない。不思議に思ったが誰も居ないものは居ないので
部屋に引き返した。部屋に戻るとリサが台所で朝食の仕度をしていた。

「おっはよっ♪」

「Σリサちゃん!いつの間に…しかもこんなに朝早く…」

「さっきノックしたけど返事なかったし、鍵開いてたからお邪魔しちゃった。てへっ。」

「Σてへっ、じゃないよ………まぁ、いいか…」

ちょっと驚きながらも自分の為にあれこれやってくれてるリサを見るとヒグラシは
妙に嬉しい気持ちになっていた。

(僕とはテンションが違うからズレてると思うところもあるけど、リサちゃんはリサちゃんなりに僕の
事を想ってくれてるんだな…)

ヒグラシはリサの住居不法侵入紛いの行為には目をつぶり、ありがたく朝食をいただく事にした。

「ご飯もう少しでできるよ。おみそ汁はネギとおトーフにしたよ。あとね、魚焼いてるから。」

台所が何だか異様ににぎやかな様子になっている事も特に気に留めずヒグラシは
料理を作るリサを幸せそうに眺めていた。
360ヒグラシ&リサ 3 (6):04/12/23 22:53:29 ID:BHX3L6kS
(いい子だなぁ…)

この幸せ者が。

(こうやって見てると、リサちゃんは僕の消極的な態度をそうそう不快に思っちゃいないのかな…?)

「はい、お待たせっ♪」

そしてできあがった朝食を差し出されたヒグラシはその異様な様子を見て絶句した。

「( ;゚д゚)ポカーン……………。」

ミンチ状になった豆腐といびつな形でランダムに切り刻まれたネギが入ったみそ汁、
そして黒焦げの魚。瞬時にヒグラシは気がついた。リサは料理が超下手なのだと。

(………ま、まぁ見た目は凄そうだけど味は大丈夫だよね…?)

「イタダキマス…。」

ヒグラシは必要以上に緊張してカタコトの日本語の発音で言った。

「まずはおみそ汁を…………………………うげ」

ヒグラシは込みあがってきた嗚咽を辛うじて押し殺した。

(何だ、この殺人的な塩辛さは…)

気を取り直して魚に手をつける。

「もぐもぐ……………ぅ」

魚と言うよりは消炭状態だった。粉っぽくてむせる。
361ヒグラシ&リサ 3 (7):04/12/23 22:54:21 ID:BHX3L6kS
「げふっ、げふっ、ご、ご飯もらおうっと…」

「おみおつけとかお魚とかちょっと塩辛かったかな?そう思ってご飯は甘くしといたよ〜♪」

リサは無邪気にニコニコとした笑顔で言う。

「Σぐは」

ご飯には砂糖が混ぜられていた。

15分後……

無事(?)リサの手料理を完食したヒグラシは一息ついた。

(…今度からリサちゃんが来ても料理は必ず僕が作ろう…)

「ご、ごちそうさまでした。リサちゃん、どうもありがとう。」

しかしながら料理の味はともかく、リサのまごころには心底感謝していた。

「ヒグラシさんが元気になってくれるならさ、アタシもできること何でもしちゃうから。
任しときなさいって♪」

リサはとびっきり明るい表情でヒグラシの肩をバンバンと叩く。

「何でも…ですか…」

ヒグラシは嬉しかった。自分の事をここまで想っていてくれる女性がいることに感謝した。

「何?どしたの?あ、ヒグラシさん、今エッチな事考えてたでしょ〜♪」

ニヤニヤした表情でリサが言う。まるで隙につけ入ったかのようにそれを見逃さない。
362ヒグラシ&リサ 3 (8):04/12/23 22:55:46 ID:BHX3L6kS
「え?い、いいいや、僕は別にそんなつもりは…」

「いいじゃん、久しぶりに会ったんだしぃ…ふふっ。」

甘い声でリサがヒグラシの耳元に囁きかける。それを聞いたヒグラシは
体に電流が走ったかのような感覚に襲われ、動けない。

「えへへ〜っ。脱がしちゃうよ〜♪」

「あっ…」

ヒグラシはリサにされるがままに脱がされ、ベッドに押し倒された。

「リサちゃん、ちょ…ちょっと…」

「ふふ…ヒグラシさんさ、もうすっかりアタシの虜だよね。やっぱ嬉しいんでしょ?こういうの。クスッ…」

まるで小悪魔と呼ぶに相応しいニヤついた笑顔でリサは押し倒したヒグラシの上に乗り、言い放つ。
反論もできないヒグラシは毎度の事ながらまったく抵抗できず一方的にヤられていた。



……

数時間後。

そんなわけでその日はその後適当に話をした程度で終わった。そしてリサが帰った後で呟いた。

「やっぱり、僕の意思もちゃんと示すべきだよね…今の状態が嫌ってわけじゃないけど、僕の想いが
伝わりきってるわけじゃないし…リサちゃんにばかり引っぱってもらってちゃね…」

----------------------------------------------------------------------
363ヒグラシ&リサ 3 (9):04/12/23 22:56:31 ID:BHX3L6kS
一週間前…

「はぁ…」

ヒグラシは居酒屋でため息をついていた。

「どうしたらいいんだろう…」

店内はうるさい雰囲気でもなく、一人で何かを考え込むには丁度いい感じである。

「おっ、どうしたんです、ヒグラシ君。」

「あ、青木さん。どうもお久しぶりです。」

近所のテーマパーク”ヒゲランド”に勤める青木さんが店に入ってくるなりヒグラシの悩む姿を
見て話し掛ける。ヒグラシとはこの居酒屋で顔を合わせることが多い。

「実は僕、恋をしてまして…」

ヒグラシは酎ハイを一口飲んで話を続ける。

「僕も彼女もお互いに好きなんですけど、いつも僕は彼女に想いをちゃんと伝えきれてないんです。
彼女にばっかり引っぱってもらってばっかりで…僕の気持ちをはっきりと伝えたいんですが…」

青木はコップに入った日本酒をぐいっと飲んで言う。

「それはねヒグラシ君、やっぱり伝えたい気持ちは伝えるべきだよ。」

「でもどうやったら上手くいくか、僕には自信が無くて…」

「まぁ実は私もそういう状況なんだよ。あるガイドさんを好きになったんだが、なかなか上手くは
想いを伝えられなくってね。はぁ〜…」
364ヒグラシ&リサ 3 (10):04/12/23 22:57:36 ID:BHX3L6kS
別の客が来てヒグラシたちを見かけ挨拶してきた。

「おっ?ヒグラシ君に青木さん。2人とも居るなんて珍しいね。」

「あぁ、クモハさん、こんばんわ。」

ヒゲランドに勤める社員のクモハさんだった。2人とも居酒屋を通じて彼の事を知っている。

「よいしょっと。大将、ビールとつくね、それからねぎまください。」

「あいよっ。」

そして出されたビールを飲み、焼き鳥を食べながらクモハさんは2人の話を聞いていた。

「もぐもぐ…まぁ、青木さんの言う通りだよヒグラシ君。向こうがそう思っているんならそれに
応えなきゃ。君だってその子の事が好きなんだろう?」

「あ、はい。ただ、彼女は僕と違ってものすごく活発で、でも僕はそうじゃないですし、
だからなかなか言い出せないところもありまして…」

「でもさ、言いたい事ははっきり言わなきゃいけないよ、もぐもぐ…」

「そうですよね…」

ヒグラシは2人の話を聞いて少し胸のつかえが取れた気がした。

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365ヒグラシ&リサ 3 (11):04/12/23 23:00:44 ID:BHX3L6kS
そして今日…

PPPPP…

携帯電話が鳴った。

「はい、ヒグラシです。」

「おはよっ、リサだよ。」

「おはようございます。今日は以前に約束してた事ですけど…」

「クリスマスだから出かけよって話だよね。どこ行くの?」

「ありきたりですけど、遊園地とか…どうでしょう?」

「いいよっ!じゃ…」

二人は待ち合わせ場所・時間をやり取りし、電話を切って待ち合わせ場所に向かった。



「お待たせっ!」

3分ほど前に先に着いていたヒグラシの後にすぐリサが現れた。

「ここって、ヒゲランドじゃん。そう言えばアタシはまだここは来た事無かったんだっけ…」

「じゃ、行きますか。」
366ヒグラシ&リサ 3 (12):04/12/23 23:02:01 ID:BHX3L6kS
二人はまぁそれこそ典型的(古典的とも言う)なパターンでいろいろ遊園地内を回った。
リサに連れられて乗ったジェットコースターを降りてヒグラシが目を回し、リサに介抱
されていたのは言うまでも無い。無論、観覧車内でリサにキスされたのも同様に。

そして夕方前にヒグラシが唐突に言い出した。

「リサちゃん、ちょっと早いですけどこれから移動しませんか?」

「いいよっ。行きましょっ。」

リサは何となく行き先を察していたようだったのですぐOKの返事をした。



二人が着いた先は高層ビルの上の階に位置するちょっとこ洒落たレストランだった。
店の奥の方は一面がガラス張りになっていて、外にはビル街の夜景が見える。
ピアノの音が聞こえる。どうやら今日はニューヨークからピアニストが来て演奏しているらしい。

「わぁ〜夜景キレイだね。ヒグラシさんって結構ロマンチストなんだね、ふふっ。」

「僕流、ですけどね。こういうのは気障じゃないかと心配してたんですけどね…どうでしょう?」

「らしい、かな。アタシには無い、アタシとは違う、ヒグラシさんらしさが。」

夜景を眺めながら二人はのんびりしていた。しばらくしてヒグラシが何か言い出そうとしていた。

「あの、リサちゃん…」

「なぁに?改まっちゃって。」

「あ…その…………ごめんなさい、ちょっと席外します。」
367ヒグラシ&リサ 3 (13):04/12/23 23:03:59 ID:BHX3L6kS
ヒグラシは緊張のあまり、言いたい事も言い出せずに席を離れた。
心臓がドキドキしている音を自分でも感じ取れる。むしろ周囲に聞こえてないかとすら思った。

リサは一人テーブルで待ちながら何かを考えていた。

ヒグラシが深呼吸して気を落ち着かせようとしているとピアノの方から誰かが来た。サングラスを
つけている30代後半くらいの紳士風の男だ。男はヒグラシに話し掛けてきた。

「Hey, you... What's the matter? I seem you're worrying, but is it worries about love?」
(どうしたんだね…見たところ悩んでいるようだが、恋の悩みかね?)

「Ah, yes. In fact, I wanna tell my thought to her, but...」
(あぁ、はい。実は僕、彼女に自分の気持ちを伝えたいのですが…)

「Hmm, so, you can hardly do it, don't you?」
(ふむ、で、なかなか上手くできない、と?)

「Right.」
(そうです。)

「Well, I will teach means and the method which I say. At first, you see her with grasp to her
by your both hands.Even if you are becoming tense and trembling, she responds to the thing
which you surely want to tell. In fact, this is although it was that I gave my present wife
at the time of the year like you. Hahaha…
I also became it tense, and, so… it was in a state just like you at that time.」
(よし、私がいい方法を教えよう。まず君の両手で彼女の手を握って彼女を見る。
真剣な眼差しだと君が緊張して震えていても彼女はきっと君の伝えたい事を受け止めてくれる。
まぁ…実はこれは私が君くらいの年の頃に今の私の妻にやったことだったんだがね。ははは…
あの頃は私も緊張して、そう、丁度…君のようなものだったさ。)
368ヒグラシ&リサ 3 (14):04/12/23 23:05:43 ID:BHX3L6kS
「Thank you for kindness. Now I'll do it! Ah... what's your name ?」
(ご親切にありがとうございます。早速やってみます。あ、お名前は…?)

「I'm Green. I came from Manhattan, N.Y. last weekend. Good luck, guy!」
(私はグリーン。先週末ニューヨークのマンハッタンから来た。青年よ、幸運を祈る。)

そう言ってグリーンと名乗った紳士風の男はヒグラシを背に手を挙げながらピアノの方へ歩き去った。

「…よし、やってみよう。」

ヒグラシは元気づけられてリサの待つテーブルの方へ戻った。

「お待たせしました。」

「お待たせされました♪」

リサは明るい様子で冗談を飛ばした。無論、ヒグラシが緊張しているのを分かっての事である。

「あの、リサちゃん…」

「なぁに?」

ヒグラシはリサが何かを言い出そうとする前に両手でリサの手を握り、まじまじと見つめた。
その眼差しは真剣そのもので、リサはあえて何も言わなかった。ただリサも普段とは違い、
おちゃらけた様子をその明るい表情から抑えて、ただじっとヒグラシを見つめ返していた。

「夏の終わり頃でしたっけ。元々、妙なきっかけから僕達が知り合ったのは。僕はリサちゃんに
出会えて本当に幸せです。でもいつも僕は何事もあなたに引っ張ってもらってばかりでした。
好きだって言ったのもリサちゃんでしたし、僕が言えたのもすべてはリサちゃんのおかげでした。
だから、改めて…

僕がリサちゃんが好きだという想いを、僕から言わせてほしかったんです。」
369ヒグラシ&リサ 3 (15):04/12/23 23:07:11 ID:BHX3L6kS
「うん…」

リサはヒグラシを見つめ続けていた。ヒグラシは手先が少し武者震いを起こしていたが堪えて続けた。

「リサちゃん、僕はあなたが好きです。」

「ごめんね、ヒグラシさん…今までヒグラシさんの言いたかった事、アタシのせいで言わせなかった
みたいで。アタシも勿論、ヒグラシさんが好きだよ。でもヒグラシさん、こうやってアタシみたいに先に
物事言っちゃう人にはっきり物言えるようになってアタシうれしい…。最初の頃はホントにヒグラシさん、
言いたい事もはっきり言えなかったんだもん。うん、全然カッコよくなったよ。」

「ありがとう…」

「もうアタシから無理に引っ張ったりするのはやめるね。ヒグラシさんがはっきり物事言ってくれるんだから。
ヒグラシさんがこうしたい、って思うときはアタシも合わせるからさ、ねっ。」

二人は互いに少し照れながら手を離し、椅子に座った。

「Bravo!」

ピアノの方で見ていたグリーンが言った。ヒグラシはグリーンの方を見て頭を下げると、グリーンは
口元をニヤッとさせ、"Good!"の意味で親指を立てた。それからグリーンは静かに"Presto"を演奏し始めた。

「でも…その眼鏡取った方がカッコよくなるよ?」

「まぁこれは…そのうちにでも考えます。あ、初めて会ったあの時もこう言ってましたっけ。」

二人はすっかりさっきの緊張感も取れて、互いに少し頬を赤らめながら話をしている。
370ヒグラシ&リサ 3 (16):04/12/23 23:10:38 ID:BHX3L6kS
「あの〜、カクテルなどいかがでごわすか?」

気がついたら二人の横に文字通り、巨漢、と呼ぶにふさわしい男がテーブルの横に立っていた。
ウェイターかと思ったが、よく見るとバーテンだった。名札に「Vantain(ヴァンテーン)」と書かれてある。

「あ、じゃぁ僕はドライマティーニ…いや、ジントニックをお願いします。」

「アタシはブラッディメアリー(ウォッカとトマトジュース)を…」

「リサちゃん、未成年はお酒はダメですよ。」

「はーい。てへっ、やっぱダメか…じゃぁオレンジジュースお願いね。」

バーテンは大きな図体を激しいリズムで動かしながらカクテルを作っている。
冬にもかかわらず妙に汗かきなのが気になるが…

「どうぞでごわす。あ、そうそう、これはあちらの方からのおごりという事でお代はもう
頂いておりますから、結構でごわす。どうぞごゆっくりでごわす。」

そう言ってバーテンはグリーンの方に手を向け説明した。九州の人が聞いたら怒り出しそうな
胡散臭い鹿児島弁を話すバーテンはゆっくり巨体を揺さぶりながら戻っていった。

『乾杯!』

二人が同時に言い、あっという間にグラスを空にした。

ヒグラシは店を出る間際にグリーンにお礼を言ってから出た。

371ヒグラシ&リサ 3 (17):04/12/23 23:12:04 ID:BHX3L6kS
「…あ、雨だね。」

「しまった、傘持ってきてなかったんでした…でも小雨だから大丈夫でしょうかね。」

その後、二人がレストランを出た時には細かい雨が降っていた。まだ道路に水溜りはできていない。
降り始めだった。

「どうしましょう。」

「ここからヒグラシさんの家近かったし、走って行こっか。」

「そうですね。」

二人は走り出してヒグラシの家に着いた。二人とも少し濡れていたのでヒグラシはタオルを
持ってきて、頭を拭いた。リサは束ねた髪をほどいて拭いていた。ヒグラシは
「束ねて無くてもかわいいなぁ…」などと思ってリサを見ていた。

「クリスマスイヴなのに雨ってついてなかったね。ホワイトクリスマスだったらよかったのに。」

「天気ばかりはどうしようもありませんからね。あ、そうそう…今日はクリスマスイヴという事で…はい。」

ヒグラシは1枚のMDを差し出した。

「これは…?」

「仕事中に合間を縫って作った曲です。リサちゃんの為に。こんなプレゼントしか送れなくてごめんなさい。」

「アタシの為に…」

リサはポータブルMDを再生して曲を聴いた。

 ttp://kokuren.x0.com/lite/  ファイル番号:1240 パス=popn (デモ版 0:29)
372ヒグラシ&リサ 3 (18):04/12/23 23:13:35 ID:BHX3L6kS
「circlet…?」

「僕にとってリサちゃんは天使のような人ですから…僕にはリサちゃんの頭の上に天使の輪が
あるように思えますから"circlet"と名付けてみました。ちょっと気障でしたでしょうか…」

「ううん、ありがとう。アタシの為に作ってくれたんだよね。うれしい…」

午後11時、二人はヒグラシの家で話し込んでいた。

「ねぇ、ヒグラシさん…」

リサがクスッと微笑んでヒグラシを見る。

「リサちゃん………今日はそういうのは無しにしましょう。それより僕はリサちゃんの事をもっと
知りたいんです。今日はリサちゃんと話をしたいんですけど、いいですか?」

「そうだね。そういやアタシ、ヒグラシさんの事ってあんまり知らなかったっけ。
アタシもヒグラシさんの事、もっともっと知りたいし、今日はそうしよっかな。とことん、ね。」

二人は寒さを凌ぐ為に一つしかない布団を二人で肩までかぶりながら座っていろいろ語り合った。
趣味とか特技とか、好きなもの、嫌いなもの、様々な事をいろいろな事を本音で延々話し続けた。
二人は楽しそうに互いを理解かり合い、ますます互いを好きになっていった。

二人が最後に時計を見た記憶があったのは午前5時だった。二人はいつの間にか座ったまま
肩を寄せ合い、すーすーと寝息を立て、微笑みながら寝ていた。

『ありがとう、これからもよろしくね…』

夢心地の中、二人は幸せそうな顔で寝息を立てていた。
373まっち:04/12/23 23:21:16 ID:BHX3L6kS
お久しぶりの投稿です。9月以降もう一話を追加して投下しようと考え、話の内容の時節に合わせて
クリスマスの時期に投下させていただきました。今回はエロ話がほとんどありませんがご勘弁ください。
曲の方は短いデモ版しか作る時間が無く、中途半端なものしかできませんでした。

とりあえず私が構想してみましたヒグラシ&リサの小説はこれで完結です。しかし続きを書けるように
終わらせておきましたので続編を書いてみたいという方がおられましたら是非にお願い致します。

駄文でしたが読んでいただけましたら感謝この上ありません。この小説を書くにあたって
協力してくださった方々、そして読んでいただいています皆さん、ありがとうございました。
374名無しさん@ピンキー:04/12/24 03:32:48 ID:+3sfSU7N
う…うぉー…な、なんかスゲェ手が込んでる…!!
375 ◆LZMc6YmhSo :04/12/24 09:57:31 ID:iemSdz8t
>>355
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!
ヒグラシの喋り方イイ!GJ!
376名無しさん@ピンキー:04/12/24 12:39:09 ID:iuAYRiWB
チョイ役や脇役で出てるクモハさんに青木さん、グリーンにヴァンテーンが渋いw
こういうマイナーキャラが出る小説ってあんまり無いなぁ
377名無しさん@ピンキー:04/12/24 12:56:26 ID:Bp69bNvj
やべえ、本物のサンタさんキタッtkツtfケグエイfhソh

ホント手が込みまくりだな。すげえええ・・・
378名無しさん@ピンキー:04/12/25 12:13:17 ID:VkAlMa4X
>>371
曲のファイルがもう無いんですが( ;д;)
379名無しさん@ピンキー:04/12/25 13:58:04 ID:SXjRdTVO
>>355-373
プレゼントサンクス
380セリカ萌え ◆UBJ3mQTsAY :04/12/27 09:09:53 ID:Cj0PfMCR
セリカきぼん
381槍様はアーケード板の神:04/12/28 00:21:30 ID:tdr3MB+8
嗚呼 槍様(ビバ ランス)嗚呼 槍様(ビバ ランス)
こぼれた吐息が ふぐりを揺らす
前に後ろに左に右に
股間の竿は天を衝く
全裸の彼の人それは至高
清らかなりし その宝
男も女も讃えるのみ
嗚呼 槍様(ビバ ランス)嗚呼 槍様(ビバ ランス)
・台詞
天は人の上、下に人を作らず。
だが唯一の例外があったのだ。
そう、それが槍様なのである。
槍様に限っては天より上に存在しているのだ。
382名無しさん@ピンキー:04/12/28 03:00:40 ID:4gBYk8mf
天は人の上に人を作らず
だろ…
383名無しさん@ピンキー:04/12/28 16:36:09 ID:tdr3MB+8
それは略しただけじゃないかな。
つーか槍って誰よ
384名無しさん@ピンキー:04/12/28 21:01:01 ID:PRFRD7HT
>>383
世の中には知らないほうが良いこともあるのですよ
385名無しさん@ピンキー:04/12/28 22:59:59 ID:phWyh0Iu
天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らずと……

まだなんか続くんじゃなかったっけ?
386名無しさん@ピンキー:04/12/29 15:01:17 ID:az3B+iDU
天はポエットの上にミルクをくんずほぐれつ
387 :04/12/29 21:27:01 ID:dT7ZMXhC
音ゲー目的でコミケ行った香具師は挙手

ノシ
388 ◆zAFsBohdBk :04/12/31 12:37:39 ID:FYjBwCTg
あなただけのようです!
389 ◆RaUbpF/UG6 :04/12/31 22:03:00 ID:a/9We0DN
どうも。
いい加減忘れられていると思いますが、数ヶ月前に双子SSの投下を予告した者です。
辛うじて、十二月頭の予告通り『今年中』に間に合わせることができましたw

さて、肝心のSSなんですが、
ちょっと小細工を仕掛けてあるせいで、エロシーンのテンポが悪くなってしまったと自己反省しております。
エロのみを求めていらっしゃる方は、NGワードに 

妹パート  

と入れて頂ければ、小細工の部分をすっ飛ばして、
エロシーンだけのSSになりますので、よろしかったらどうぞ。
390Twincle Twin Stars (1/15):04/12/31 22:04:48 ID:a/9We0DN


――世界は、
   ずっと、ふたりだけのものでした。

391Twincle Twin Stars (2/15):04/12/31 22:05:58 ID:a/9We0DN
「……ん。ふっ……」
ぼくらの部屋に据えられた二段ベッド。その木の枠で囲まれた小さな世界は、甘い吐息でいっぱいだった。
声の主は妹ではなく、ぼく。
ぼくの大切な部分は今、妹にくわえられ、舌で転がされていた。
その温度とやわらかな動きに耐え切れず、ぼくは思わず声を漏らしてしまったのだ。
「ちょっとお兄ちゃん! 声が大きいってば!」
足元から、ぼくをたしなめる妹の怒った声が小さく聞こえた。
「……仕方ないじゃないか。お前の口の中、気持ちよすぎるんだもん」
「がまんしなさい、っていつも言ってるでしょう。万が一、パパとママが起きて来ちゃったらどうするの?」
「ごめん……」
「まったく。お兄ちゃんはいつまでたっても子どもなんだから」
それは仕方ない、とぼくは思った。だって、事実ぼくらはまだ子どもなんだし。
「今度変な声出したら、もうやめるからね」
そう言って、妹は改めてぼくの股の間に顔をうずめた。
あの暖かさが再びぼくのものを包む。
妹の『フェラチオ』はうまい。しかも、日に日に上手になっていくような気がする。
きっと妹は、ぼくがどうすると気持ちいいか、全部わかっているのだ。
それはぼくらが双子であることと、無関係ではないのだと思う。
かく言うぼくも、妹のどこが弱いか、どうすれば感じてくれるか、手に取るようにわかる。
二人は、お互いの体の隅から隅を生まれながらに知り尽くしているのだった。
そんな妹は、ぼくのものをくわえたまま、上下に顔を動かしている。
隙間から出入りする唾液と空気が混ざり合って、ちゅぷちゅぷと音を立てる。
時折口を離し、まだ大人になり切らないぼくの先っぽを刺激する。
ぼくのものを覆っている包皮を器用に剥き、露わになった内側の部分を舌でねぶるのだ。
その動きの一つ一つにぼくは昂ぶり、あっという間にその瞬間を迎えた。
「ごめんっ……! もう、限界っ!」
さっき注意されたばかりだというのに、ぼくは思わず叫び声を上げてしまう。
本当に妹はやめてしまうかと思ったけれど、大丈夫みたいだった。
困ったような上目遣いでOKのサインをぼくに送ると、上下運動のスピードを上げる。
ぼくは安心して、彼女の口の中に熱いかたまりを吐き出した。
392Twincle Twin Stars (3/15):04/12/31 22:07:03 ID:a/9We0DN
 
  ☆   ☆

二人一緒にこの世に生を受けて十年。いや、もうすぐ誕生日が来るから、ほぼ十一年。
わたしたちはいつだって、何でも一緒にやってきた。
たとえば、おもちゃで遊ぶとき。
ひとりじめなんて絶対にしない。
もし、与えられたものが一つしかなかったら、そのときは一つを二人で使える遊び方を考えた。
たとえば、学校の宿題をやるとき。
わたしは算数が得意。お兄ちゃんは語学が得意。
どちらかにわからないところがあったら、自分のをそっちのけにしても、わかるまで教えてあげた。
たとえば、病気をしたとき。
一人が風邪をひいたりしたら、もう片っぽは治るまでベッドの枕もとでじっと見守ってあげた。
結局そのせいでうつされて、二人一緒にお医者にかかるはめになったりもする。でも、それでいいのだ。
たとえば、家族で旅行をするとき。
旅先には、一度しか見られないものがいっぱいある。
自分だけでそんな大切なものを見るのは嫌だったから、わたしたちは常に二人で行動した。
たとえば、猫を飼ったとき。
公園で見つけた二匹の小さな黒い捨て猫。
パパとママは、両方は無理だと言ったけれど、わたしたちは断固として譲らなかった。
とうとう二匹とも飼うことを許してもらった後、わたしたちはそれぞれに自分のを文字って名前をつけた。
ほかにも数え切れないくらいたくさんのことがあった。
その全部を、わたしたち双子は同じように分け合ってきた。
たぶん、世界中のどんな二人より仲がいいと思う。それこそ、神様に運命で結ばれた恋人よりも。
恋人同士の小指を結ぶ赤い糸は、二人が出会うまで、たとえそこにあっても気づけない。
でも、わたしたちは違う。生まれたときから一緒だったから、その瞬間に運命の結びつきを知ることが出来た。
これまで一度だって離れたことはない。これから先も一度だって離れることはない。
誰よりも強く、誰よりも深い結びつきを持った、最強の双子なのだ。
わたしはそれが幸せだった。
お兄ちゃんと出会えたこと。
同じ魂を分け合って生まれてこれたことが。
393Twincle Twin Stars (4/15):04/12/31 22:07:47 ID:a/9We0DN

   ☆   ☆

こくんこくん、とのどを鳴らして、妹はぼくの放った精液を飲み下した。
そこまでしてくれる必要はないといつも思うのだけれど、彼女いわく、「おなかの中でもお兄ちゃんを感じられる気がして嬉しい」のだそうだ。
一度、ぼくも妹からの口移しで味わったことがあるけれど、正直、苦くてどろっとしていて、決して美味しいものじゃなかった。
ちなみに妹は野菜ぎらいだ。……なんと言うか、尊敬する。
「……はぁ。ごちそうさま」
「……おそまつさま」
妹が口を開くと、端っこの方から飲みきれなかった白い液体がつう、と一筋垂れ落ちた。あわてて彼女はそれを手の甲で拭う。
「えへへ。どう? 気持ち良かった?」
口での行為が終わったあと、妹は必ずぼくにそうやって尋ねるのだった。
わざわざ聞かなくてもわかっているくせに。
たぶん、ぼくに対する嫌がらせだと思う。照れるぼくの顔を見て、おもしろがっているのだ、絶対。
でも、そうとわかっていても、やっぱりぼくは妹の笑顔に抗うことはできなくて。
「気持ち良かったよ」
と答えてしまう。
「じゃあ、お礼ちょうだい」
そして、ぼくの返事に対する妹の切り返し。これもいつものパターン。
得意げに、顔全部が笑いになったみたいな顔をして、妹は自分のパジャマのズボンを引きおろす。
あらわになるのは、最近になってほんの少しだけうぶ毛が生え、微妙に大人な妹のあそこ。
ぼくのものを舐めながら何を期待しているのやら、とっくにHな汁でびしょびしょになっているその部分は、それを覆う布から離れるときに一筋の糸をひく。
上からのぞき込めば、まぁるく染みができた彼女お気に入りのねこ柄パンツが見られることだろう。
そこをぐぃっと前に押し出して、ほらほらとばかり、さらに自分を高めてくれる愛撫をぼくにねだるのだ。
「お・れ・い」
「……了解」
いつもながら妹に主導権を握られていることにちょっと不満を覚えつつも、ぼくは彼女に従ってしまう。
身を乗り出す妹に向けて、ぼくはそっと指を伸ばした。
394Twincle Twin Stars (5/15):04/12/31 22:08:34 ID:a/9We0DN

   ☆   ☆

……そんな感じだったから、わたしとお兄ちゃんが『そういう関係』になるのは、たぶん必然だったのだと思う。
わたしだって、もう何も知らない子どもではないのだから、普通は兄妹でそんな恋人みたいにはならないことくらいわかっている。
それから、『そこ』がもっと大人になるまで足を踏み入れるべきでない場所であるということも。
でも、そもそもわたしたち二人は『普通』の双子なんかじゃない。
どんな恋人よりも、どんな兄妹よりも、世界中の誰よりも仲のいい二人組。
だから、別に罪の意識なんて持つ必要はなかったのだ。
それはいつもの冒険と一緒。
二人で、今までやったことのないことをしよう、という軽い決意。
自転車で遠乗りしたり、森の中に秘密基地を作ってみたり、猫を飼ってみたり。
そんな些細な冒険と何も変わりはない。
知識はあった。
わたしたちの『冒険』の中には、ちょっと背伸びして子どもが読まないような本を読んでみる、というのもあったから。
もちろん、二人一緒に。
その時は、二人一緒にどきどきして、二人一緒に本を閉じただけだった。
大人になったらこんなことをするんだね、と笑いあっただけだった。
けれど、それでわたしたちの中には、きっと近い将来に二人でそれを試してみる日が来るだろう、という予感が芽生えた。
言葉ではなく、感覚として。
二人の絆がそう命じたから。
そして、それから何ヶ月かした、とある夜。
まん丸い月がとても綺麗に光っていて、そのせいかどうしても気持ちが昂ぶって眠れなかった夜。
どちらから、というのでもなく。
わたしたちは吸い寄せられるように、自然に体を重ねていた。


……初めては少し痛かった。
でも、お兄ちゃんは優しかった。
それが、わたしにはとてもとても嬉しかった。
395Twincle Twin Stars (6/15):04/12/31 22:09:34 ID:a/9We0DN

   ☆   ☆

つぷり、と沈み込む感じがして、ぼくは指が妹まで届いたことを知る。
そのまま、内側を埋め尽くすひだひだを一つ一つ確かめるようにして、二本の指を奥へと進めた。
その指先の感覚を通じて、妹がぴくんと身じろぎするのが伝わってくる。
妹はあまり声を出さない。
パパとママに聞こえるのをはばかっているのもあるんだろうけれど、それよりも、もともと声では反応しにくい性質なのだと思う。
その代わり、筋肉の小さな動きと、顔に浮かぶ表情が豊かだった。
だから、ぼくはいつもそれを観察して、妹の快感の度合いを確かめるのだ。
届く限界まで行った指を今度は逆に手前に引き出し、抜けてしまいそうになった所でまた押し戻す。
それを徐々に早めつつ何度もくり返しながら、ぼくは妹の顔を見た。
月明かりが差し込む薄暗がりの中にほの見える妹の顔。
彼女は瞳を閉じ、ぼくの指の動きだけに集中しているようだった。
くちびるが小さく開き、そこから細く息が漏れている。
うん、感度は良好。ぼくはそれを見て取って、もうちょっと強い刺激を与えるために中指をくいっと上向きに折り曲げた。
妹はそれにも強い反応を示す。
大きな息のかたまりを吐き出し、全身が硬直する。
ぼくの指には、きゅっ、というしめ付けの形になって伝わった。
そんな風にして妹の反応を楽しみながら、その動きをどのくらい続けただろうか。
「……ね、お口も欲しい。キスして。ここに」
彼女から新しい注文が入った。
「心得ました。お姫様」
妹の命令には逆らえないのがぼく。言われたとおり、彼女の大事なところから指を抜き口を近づけた。
ちゅっ、と軽く音を立て、ぼくはくちびるでそこに触れる。
舌を差し入れ、にじみ出てきた液体をすすり、それから、少し上にちんまりとたたずむ可愛らしい突起に歯を立てる。
口でのご奉仕は妹の顔が見られないから寂しい。
代わりといってはなんだけれど、肩に置かれたてのひらにこもる力加減をぼくは感じ取る。
ぎゅうっと握り締めるように力が入るのが、一つの合図。
それで一回と一回。
おあいこだ。
396Twincle Twin Stars (7/15):04/12/31 22:10:17 ID:a/9We0DN

   ☆   ☆

お兄ちゃんのどこが好き? と聞かれると、正直わたしは返答に困ってしまう。
顔はかっこ悪くないと思うけど、ただ、それはわたしとほとんど同じものだから別に目新しさはない。
(というか、わたしがかっこ悪くない、なんて言ってしまったら、要するに自分をほめてるのと変わらないし)
じゃあ、他の部分に魅かれているかといえば、それもないような気がする。
何せお兄ちゃんってば、気が弱い、どんくさい、優柔不断、と男としては最悪な三拍子が揃ってしまっているのだ。
矛盾を承知であえて言わせてもらうなら、どうしてこの人と双子なんだろう、と思ってしまうくらいわたしとは違う。
外で遊ぶときだって、どっちかといえば先に立つのはわたし。お兄ちゃんはそのあとにくっついてくる感じだ。
強いてあげると、優しいところがいい所と言えるかもしれないけれど、それだけじゃなあ、という感じは否めない。
……んー。
だから、男の子としてのお兄ちゃんを好き、というのは絶対ない。
『よくわかんないけど好き』と答える以外、わたしにはできない。
なのに、でも、しかし、けれども、わたしはやっぱりお兄ちゃんのことが好きだ。
双子だから?
いや、そんな単純な理由でもない。
なんと言うか薄っぺらい言葉になってしまうけれど、『運命的な何か』がわたしを駆り立てているんだと思う。
何かにたとえるならば、双子星。
お互いがお互いを引っ張り合う力が強すぎて、一緒に宇宙をまわらざるを得なくなってしまった二つの星。
ネガティブな意味で言ってるんじゃない。
わたしはそれでいいと思うから。
むしろ、違った形で生まれてくるほうがよっぽど不幸だったと思うから。

まあお兄ちゃんを好きな理由とか難しいことは置いといて、とりあえず何か言うとするなら、わたしが言えることは一つ。
「わたしが守ってあげなきゃ、お兄ちゃんはダメだなあ」
……って感じ。


――ずっとそう思っていた。
――あの日まで。
397Twincle Twin Stars (8/15):04/12/31 22:11:33 ID:a/9We0DN

   ☆   ☆

一回めの絶頂を迎え、くたりと脱力した妹が続けて言った言葉は、ぼくには少々衝撃的なものだった。
「……よーし。そろそろ準備おっけー!」
「準備って、何の?」
「本番」
「うぇっ!?」
思わずまぬけな声を上げてしまうぼく。
だってそうじゃないか。
つい今しがたイッてしまったばかりの妹に、いきなり本番しようと持ちかけられるとはまさか思ってもみない。
「何よ。いつもだって、ちゃんと最後までやってるじゃない」
「……そうだけど。でも、いつもはちょっと休憩してからじゃないか」
「だからいいの。わたし、一度やってみたかったんだ。『間髪入れずに』ってやつ。
ほんとは『抜かずの二発め』に憧れてるんだけど、お兄ちゃん、いつもなえなえになっちゃうでしょ? 出した後」
それは確かにそうだけれども。
しかし、どうしてそんなに元気なんだろう。
……などと考え込む時間を、妹はぼくに与えてくれなかった。
思い切り体重をかけて、ぼくをベッドに押し倒したのだ。
「んふふー。幸い、お兄ちゃんの方ももう『じゅんびばんたん』って感じだしね」
言われてしまった。
ああ、そうだとも。
妹にご奉仕してあげながら、ぼくの方はとっくに元気回復してしまったとも。
彼女が感じている顔を見ながら、びんびんに勃起してしまっていたさ。
「気が進まないのはわかるけどね。お兄ちゃん、優しいから。わたしのこと心配してくれてるんでしょう?
 でも、大丈夫よ。……嫌だって言ってもやるし」
言うが早いか。
妹はぼくのズボンを剥ぎ取ってその上にまたがると、そのまま一気に腰を沈めてしまった。
にゅるんと妹の中に入り込むぼくのもの。
そこはついさっきまでの行為の余韻を残し、とろとろにとろけていた。
398Twincle Twin Stars (9/15):04/12/31 22:12:16 ID:a/9We0DN

   ☆   ☆

――その日、わたしは夢を見た。

怖い夢。
嫌な夢。

その夢の中で、わたしは一人、瓦礫の中で泣いていた。
何があったのかはわからない。
泣きながら、どことも知れない場所を目指して歩き続けていた。
体はへとへとに疲れていて。
声はとっくに枯れていて。
わたしは足をもつれさせて転ぶ。
転がって仰向けに倒れるわたしの瞳に、空が映る。
見上げた空は真っ赤に染まっていて。
夜だというのに、星ひとつ瞬いていなくて。
わたしはそれを見て、たった一つのことを理解する。
それは、わたしが一人ぼっちになってしまったということ。
パパにもママにも。
お兄ちゃんにも。
もう決して会うことはできなくなってしまったのだということ。
何故かそれだけを理解する。
それがわかってしまったわたしは、たとえ様もない深い絶望に襲われる。
倒れたまま、全身から力が抜けて……。

――そこでわたしは目を覚ました。
399Twincle Twin Stars (10/15):04/12/31 22:13:06 ID:a/9We0DN

   ☆   ☆

ぼくを迎え入れた妹は、何かをこらえるように長い息を吐き出すと、ぼくに向かって言った。
「……あ……はは……。やっぱり、キくね……。なんか全身がしびれてる感じ……」
ぼくの胸の上で、握り締めた手が小さく震えている。
やっぱり、妹の小さな体で受け止めるには、その快感は大きすぎるのかも知れなかった。
なのに彼女は、笑い顔を崩さない。
たぶん強がりなんだろう。そうやって虚勢を張ってみせる意地らしい姿をぼくは少し可愛いと思う。
「……このまま動いてあげようかと思ってたけど、ちょっと無理っぽいや。
 ……悪いけど、元気が出るまではこれでガマンして」
そう言うと、膣に力を込め、ぼくのものを締め付ける妹。
きゅきゅっ、という程よい刺激が何度もぼくを襲う。
だが、その度に、妹の顔は少しゆがんだ。
過ぎた快感は苦痛でもある。
もし、妹が純粋に楽しんでいるのでなく何かに耐えているのだとしたら、それはぼくにとっても望むところではなかった。
「いいよ。そんなにしてくれなくても」
「……平気。っていうか、わたしがやってみたいって言ったんだし」
「だからだよ。お前、無理してんじゃないかってさ」
「……わたしならだいじょぶだって。お兄ちゃんが気持ちよくなってくれるのが一番大事」
心配して気を遣うぼくの言うことを、妹は頑として聴きゃしなかった。
『お兄ちゃんが気持ちよくなってくれるのが一番大事』だなんて。
さっきまでは、自分がやりたいからやるって言ってたくせに、矛盾するじゃないか。言い訳としては最低だ。
でも、だからこそ、ぼくはそれが妹の本音なのだと、なんとなく気づく。
……はぁ。ぼくは心の中で溜息をついた。
頑固な妹には、無理やりにでも言うことを聴いてもらうしかない。
「……だったら。ぼくが動けばすむことじゃん」
ぼくは身を起こし、妹の背中を抱くと、静かにベッドに横たえる。
「体を使うのはぼく。それが嫌なら、もう続きはしない」
ぼくの言葉を聞いて、妹は一瞬呆気にとられたような顔をした。
けれど、すぐににっこり微笑みを浮かべると、こくん、とひとつだけ頷いた。
400Twincle Twin Stars (11/15):04/12/31 22:14:10 ID:a/9We0DN

   ☆   ☆

目を覚ましたわたしは、ふと額に慣れない感触を感じた。
温かくて、柔らかくて……。
そう、これは誰かの掌だ。
それが、一心に、何かを慰めるように、わたしのおでこを撫でている。
わたしは、その掌の動きに懐かしさを感じて小さくつぶやいた。
「……ママ?」と。
けれど。
わたしがゆっくりと開いた瞳に映ったのは違う人。
「気がついた?」
「お兄ちゃん……」
「うなされてた」
どうして? わたしは思う。
だって、お兄ちゃんはわたしと一緒に眠ったはず。
時計を見ると、まだ夜中の三時。やっぱり、お兄ちゃんが起きているはずのない時間だ。
「何だかお前が心配になって。わかんないけど、目が覚めちゃった」
その言葉を聴いて、わたしは急に、熱いものが頬を伝うのを感じた。
そして、思わずぱっとお兄ちゃんに抱きついてしまう。
夢の中で、もう会えないと思ったお兄ちゃんに。
抱きついたお兄ちゃんの感覚はとてもはっきりしていた。
わたしの見た怖い夢なんか簡単に吹き飛んでしまうくらい鮮明だった。
「……良かった。もう会えないかと思った。お兄ちゃんはもういないって思ったんだよ……」
「馬鹿だな。ぼくはちゃんとここにいるよ」
そう言いながら、わたしの頭を優しく撫でてくれるお兄ちゃんの動きに、わたしはあることを気づかされる。
ずっと、わたしがお兄ちゃんを守っていると思っていたけれど。
何のことはない。守る人と守られる人は逆なんだ、と。
わたしこそがお兄ちゃんのこの優しさに守られているんだ、と。
そう気づいて、わたしはお兄ちゃんの胸の中で、ただ泣いていた。
……ずっとずっと。
401Twincle Twin Stars (12/15):04/12/31 22:15:18 ID:a/9We0DN

   ☆   ☆

ぼくは体を動かし始める。妹が辛くないように、優しく、ゆっくりと。
妹のその部分は、熱くぬめりを帯びて、スムーズにぼくを導いてくれた。
彼女がぼくを待ちわびていたことの証と言ってもいいかもしれない。
わかっていたことではあるけれど、この身で体験することで、それが実感としてぼくの中に受け入れられた。
その実感が、少しだけぼくを意地悪な気持ちにさせる。
「もし声が出そうなら、遠慮しなくていいよ」
「ばか」
さっきのお返し。それにもう一つ、ぼく自身、妹の声を聞いていたいというのもあった。
あまり声を出さない彼女のこととは言え、これだけ高まっている今ならば、きっと可愛らしい声で鳴いてくれるはず。
たまにはぼくが男らしく主導権を握ったっていいだろう。
「お前だって、たまには声出して感じてくれたっていいじゃんか。こんな風に、さっ!」
ぼくは一度だけ、妹のことを考えないようにして思い切り腰を叩きつけた。
勢いで、ベッドが軽く軋む。
「……あンッ!」
期待通り、妹はぼくの動きに応えて小さく声を上げてくれる。
「……無茶しないでよ。パパとママに聞こえちゃうよ?」
「大丈夫。起きて来やしないって。今までだって平気だったじゃないか」
と、言いつつ、やり過ぎた気がしないでもないぼく。
思わずやってしまったけれど、こんな乱暴なのは、自分のことながら少しひいてしまう。
第一、妹に無茶をさせないように気をつかっていたはずのぼくが、かえって無茶させてどうするって。
だから、もう一言妹がぼくを叱ってくれさえしたら、素直に謝って、やめる準備はできていた。
――のだけれど。
「……あは。そうだね。たまには、こういうのもいいかもね」
妹はぼくを叱ってくれるどころか、むしろ乗り気で。
「そうと決まったからには、がんがんやっちゃってね。今のお兄ちゃん、ちょっと男の子っぽくてかっこよかったよ」
期待のこもった艶っぽい目つきで、ぼくをじっと見つめていて。
……えーと。
やっぱり、ぼくが主導権を握るなんて無理なんでしょうか?
402Twincle Twin Stars (13/15):04/12/31 22:17:02 ID:a/9We0DN

   ☆   ☆

二人で生まれてこられたこと。
二人でいられること。
それをわたしは幸せと思う。
笑顔、泣き顔、怒り顔。
わたしが、嫌いな野菜をお皿に移したときにする困ったような顔。
「好きだよ」ってわたしが言って、それに「ぼくも」と返すときの照れる顔。
全部が好きだ。
わたしを抱いているときの息遣い。
発する匂い。
ちょっとした仕草。
一緒に絶頂を迎えるときの一体感。
何もかもを一つにして、わたしはお兄ちゃんを愛している。

わたしはお兄ちゃんが好き。
わたしはお兄ちゃんが好き。
わたしはお兄ちゃんが大好き。

わたしはまだ覚えている。
夜空を見上げて、一緒にわたしたちを探した日のこと。
空に輝く双子星を見つけた日のこと。
それは二つで一つの世界。
二人で一人分の魂。
絡み合い、支え合い、寄り添って立つ二本の樹。
そんなわたしたちは一つのレールの上を走り。
同じ終着駅にたどり着くんだろうと信じている。
それをわたしは幸せと思う。

                               ――でも……。
403Twincle Twin Stars (14/15):04/12/31 22:17:38 ID:a/9We0DN

   ☆   ☆

「……ぁッ……ふぅンッ……くふぅ……ッッ……!!」
リズミカルに発せられる妹の喘ぎに合わせ、こんなに力を込めるのは初めてなんじゃないか、というくらい、ぼくは激しく体を揺さぶった。
中の感触を楽しんでいる余裕などはなかった。ただ必死。
仕方ない。だって妹は、ぼくが少しでも手を抜くと、すぐにそれを見抜いて「もっと」と要求してくるのだから。
「もっとっ! もっとだよっ、お兄ちゃんッ!! もっともっともっと激しいのがいいのッ!!」
『遠慮』と言う最後の箍が外れてしまった二人は、もはやひたすらに快楽をむさぼるだけの動物も同然だった。
ぎしぎしと激しく二段ベッドが揺れる。
夜のぼくらのお城。二人だけの世界。それが壊れてしまうんじゃないかというほどに。
もしかして、一緒に何もかも壊れてしまうんじゃないか。そんな恐れも心の片隅に芽生えた。
けれど、ぼくらは止まらない。止まれなかった。
結合部からは、二人の迸らせる液体が交じり合って、勢いに任せて飛び散っている。
そしてじゅぷじゅぷと淫靡な音を響かせている。
「……ぁはぁッ!! いいよっ、お兄ちゃんッ!! わたしの中、いっぱいだよっ!!」
いつの間にか妹も身を起こし、ぼくの動きに合わせて腰を振っていた。
時に従うように、時に抗うように、たぶんその時々で彼女が一番気持ちいい位置を探して動いているのだろう。
ぼくもそれに応え、さらに速度を増して動く。
「……はっ……はっ……。ねぇっ、わたしたち……ッ……、今、一つになってるよね……っ?」
「うんっ!」
「いつもより、ずっとずぅっと、一つになっちゃってるよねっ!?」
「うんっ!!」
「あぁぁっ!!」
そして。妹が、一際大きな息をつき。
「きゃふぁあぁッッ!!」
「うぁぁぁぅっッ!!」
膣がぼくからすべてを絞りつくすかのように激しく収縮する。
ぼくは、最後の一突きで妹に分け入ると、そのまま一息に熱い塊を注ぎ込む。
どくんどくん、と。
その余りの高まりに、いつまでも、ぼくの射精は止まろうとはしてくれなかった。
404Twincle Twin Stars (15/15):04/12/31 22:18:42 ID:a/9We0DN

   ☆   ☆

気だるい体をお兄ちゃんの横に寝っ転がらせたまま、わたしはお兄ちゃんに声をかける。
「ねえ、わたしたち、これからもずっと一緒にいられるかな」
「いられるさ」
いつもみたいに、困ったような顔を浮かべてそう答えるお兄ちゃん。

でも。
本当はわたしは知っている。
この小さな世界は、もうわたしたちには狭すぎる、ということを。
わたしは、いつまでもお兄ちゃんとこうしていることを望んでいる。
だけどそれは、子どもの淡い夢に過ぎない。
子どもの頃の夢は、大人になったら崩れてしまうのだ。
……それを、いつしかわたしは知ってしまった。
「……そうだね。ずっとずっと、一緒にいようね」
「うん」
わたしは、それに気づかないふりをして嘘をつく。
理想の未来をお兄ちゃんにも共有して欲しくて。
いや、お兄ちゃんもやっぱり、こんなことがいつまでも続かないのだとわかっていると思う。
わかっていて、わたしに合わせてくれているのだと思う。きっと。

――と。

「……いられるよ。ずっと」
「え?」
「大丈夫。ぼくらは、最高の双子だから。大人になったって、この世界が壊れたって、ずっと一緒にいられるさ」

わたしの心の中を見透かしたように、
お兄ちゃんが、そう言った。
405 ◆RaUbpF/UG6 :04/12/31 22:20:16 ID:a/9We0DN
以上です。
読んでくださった方、ありがとうございました。

字をぎっしり詰め込みすぎたせいで、ちょっと(いや、かなり……)読みにくくなってしまったかもしれませんね。
申し訳ないです。
406名無しさん@ピンキー:04/12/31 22:34:41 ID:dpDSMiZO
はい最高。もう最高。
今年最高の萌えgets。超GJ。
407名無しさん@ピンキー:04/12/31 22:38:14 ID:0uyhVskd
待ってた甲斐があった…
何回GJ言っても足りないくらいGJ!!!
双子の禁断の愛ハァハァ
408名無しさん@ピンキー:04/12/31 23:06:08 ID:IiOUbwgT
このスレの今年を締めくくるにふさわしい最高の双子GJ!!
409名無しさん@ピンキー:05/01/01 02:34:39 ID:OyclerGG
新年早々こんなにエロ素晴らしいものを読めるなんて...ハァハァ
410名無しさん@ピンキー:05/01/02 01:24:19 ID:0AyWwMrx
なんだこの作品。神作品。ハァハァしまくり。双子の描写やセリフが良すぎです!
乙でした!新年早々最高でした!
411名無しさん@ピンキー:05/01/03 03:45:38 ID:dXOwlAYE
妹パートも併せて読んだ方が断然エロイ
412 ◆datav4jCr6 :05/01/04 09:11:23 ID:wT70x+49
あけおめ
413 ◆bG/gKQpiXk :05/01/05 12:30:27 ID:55l6qe0a
おめ。
414(`Д´) ◆iv/1NSrBaA :05/01/07 13:52:03 ID:vfHExwMC
オオミソカ(`Д´)
415名無しさん@ピンキー:05/01/10 16:27:26 ID:b2lNZEi3
イッケイもえ
416名無しさん@ピンキー:05/01/11 02:32:54 ID:2RuAC9od
>>415
一京もえというと……

修行中の身でありながらアイドル・もえに本気で恋してしまうという、僧にあるまじき禁を犯してしまった一京は、
彼女のライブに一度だけ観客として参加することによってそれを解放し、煩悩を断ち切ろうと決意する。
迎えた当日。ライブ会場に向かう一京は、その途中、男たちに追われる少女に出会う。
帽子を深く被って顔を見えないようにしたその少女は、一京に向かって、「お願い、私を連れて逃げて!」という頼みごとをする。
もえのライブと、目の前で助けを求める少女。
一京は葛藤するが、仏に仕える者として差し伸べられた手を振り払うことなどできようはずもない。
結局、彼はその少女の言う通り、彼女を連れて逃げることになる。
「ねえ、君は誰? どうして彼らに追われているんだい」 尋ねる一京に少女は、
「果たすべきセキニンから逃げ出した私のことを怒っているんだと思う」と答える。
「それはいけない。もし、君が果たさなければならない何かを抱えているのなら、それから逃げては駄目だ」 諭す一京。
「それが、私の意志と関係なく強制されたことであっても?」 かわす少女。
一京は言葉に詰まる。
「私、こんなことを望んでたんじゃなかった。
ただのお飾りとして祭り上げられて、一握りの自由さえも与えられない。恋をするなんてもってのほか。
……そんなのがアイドルだって言うなら、私は普通の女の子のままで良かったんだ」
吐露される少女の本心。その言葉に、一京は目の前の彼女が誰であるか悟る。
目の前の少女こそ、彼が恋焦がれてきた、もえその人。
――助けたい。もえが自らの置かれた境遇を嘆いているのなら、自分も全てをかなぐり捨て、彼女を連れて何処かに逃げてしまいたい。
そんな欲望に駆られる一京。だが、辛うじて踏みとどまる。
何故なら、この道は、一度はもえ自身が選んだ道のはずだろうから。
たとえ辛くとも、今逃げ出してしまっては、その先に待つのは後悔しかないのだから。
だから、一京は告げる。彼女に。君を助けることは僕にはできない、と。
そんな一京にもえは言う。「なら、私に思い出をちょうだい。この場所であなたに会って、助けを求めたっていうその証を」――――

……って感じかな。……うわー。陳腐。
417名無しさん@ピンキー:05/01/11 07:06:08 ID:cYObbz7T
おまいら資料用に聞くけど
まーまーの2Pカラーの服ってどんなのだった?
418名無しさん@ピンキー:05/01/11 13:15:45 ID:KfftjM1g
>>416
うわー、読んでみてえ〜!!!
あらすじじゃなくて完全版キボンヌ
419 ◆izno6Irsog :05/01/11 13:17:16 ID:M1yycV0i
>>416
もうGJ
420名無しさん@ピンキー:05/01/11 16:42:33 ID:6ZASD2ao
>>417
女の子は青。
男の子は忘れた。
421針 ◆ABhcpABQEM :05/01/13 17:42:12 ID:i7kgoow2
キツイのきぼん
422名無しさん@ピンキー:05/01/13 18:44:21 ID:Ecvwoi5t
男の子は服黄緑ズボン茶色。
423名無しさん@ピンキー:05/01/14 23:44:11 ID:exX19K08
最近このスレ発見して読んでみたんですが…皆さん、文章作るの上手くてスゴいなぁと思いました。
遅くなりましたが…
スマ×パピの話、ホントに感動して胸が締め付けられました。切なくて涙が滲みましたよ。
murmurも双子特有のカンジが上手く表現されてて素敵でした!!

私はマンガ家志望なので文章は拙いですが、何か書いてみたいなと思いました。
424名無しさん@ピンキー:05/01/15 00:56:43 ID:0vN4JA6M
>>423
漫画家志望さんならイメージ補完のための挿絵も描いていただきたい。
……と思ったのだが、そするとスレッドの趣旨変わっちゃうかな?
425名無しさん@ピンキー:05/01/15 01:42:45 ID:A3ZIXo09
いや、前から挿し絵は描かれてる。
ただ描く絵師が少ないだけで。
426 ◆ClocOVzGI2 :05/01/15 12:46:01 ID:nb5NxTji
文(;´Д`)ハァハァ 絵(;´Д`)ハァハァ
427名無しさん@ピンキー:05/01/15 14:32:06 ID:A3ZIXo09
まぁ俺の言いたいことは

murmurtwinsの小説の挿し絵きぼんぬ
428名無しさん@ピンキー:05/01/15 20:29:30 ID:yMZ9+MTc
挿絵いいね。最近のだけじゃなく過去の名SSの挿絵も見てみたい
虹のポップンスレは女性キャラ限定みたいだけど
こっちならショタものも一応OKだし
そんな訳で我こそは!な絵師さんカモン
もちろん文字書きさんも引き続き頑張ってください。
429雛汁の中の人:05/01/16 02:52:13 ID:J3Ll/Sao
前に雛汁投下した者です
遅レスになりましたが感想下さった方々有難うございました。
遅筆ながら続編も現在進行形で書いて居りますので
もし宜しければご覧頂けたらと思います。

後、へ(ry ですが気分転換に雛汁イメージ画とか描いてみましたので
スレ的に有りなら是非うpさせて頂きたいのですが
携帯で使えるうpろだってありますかね?
教えて厨ですみません
430名無しさん@ピンキー:05/01/16 03:08:21 ID:XuSgEjpC
http://www.pic.to/
小説期待してまつ
431名無しさん@ピンキー:05/01/16 03:49:55 ID:D2SLcSKH
ムラサキさん受けは需要があるのでしょうか。
あるなら是非書きたいッス。
432名無しさん@ピンキー:05/01/16 10:31:35 ID:FzVV/Pvw
>>431
激しく期待
433名無しさん@ピンキー:05/01/16 11:09:19 ID:D2SLcSKH
>>432 
ありがとうございます。
お相手は誰がよろしいでしょうか。KK、六、ハニィなどめっちゃ好物ですが。
434雛汁の中の人:05/01/16 12:19:48 ID:J3Ll/Sao
>>430
d!
色も付いてませんがツマミ程度に見てやって下ちい
ttp://h.pic.to/3pm1

>>431
紫受けなまらハァハァです
個人的には蜂蜜キボンですが
431氏の書き易いキャラで是非…
435名無しさん@ピンキー:05/01/16 14:55:31 ID:XuSgEjpC
>>434
PCからのアクセス許可よろですよ
436雛汁の中の人:05/01/16 15:53:49 ID:J3Ll/Sao
スンマセ
今設定直して来ました
多分これでPCからでも大丈夫だと思います
437文月:05/01/17 02:17:35 ID:BE/nZTYF
>>432
 
431 こと 判り辛いのでHNに改名しました文月です。
とりあえずKムラがぼちぼちしょぼしょぼできたので
前半だけ、ですが、投下しちゃいましても宜しいでしょうか……
 
あ、でもハニィお兄様もいつか絶対書きますから。
紫姐さん受けは本当にハァハァですよねー。
私ポプンの中で一番姐さん及び姐さん受けが好きでつvvv
438林檎とスナイパー。 1/5:05/01/17 02:21:44 ID:BE/nZTYF

 ――誰もが彼女を崇め立てる。
 その美貌、その歌声、その才知を。
 瞳を潤ませ歓声を上げ、諸手を挙げて喝采を挙げる。
 歌舞伎町という、限りなくダーティな界隈から、 彗星のようにミュージック・シーンに躍り出、瞬く間にヒット・チャートを制覇した、希代の歌姫を。
 肌理(きめ)の細かい肌の上、織り成される造作はどこか硬質だが、女豹か黒猫を思わす切れ長の双眸は嫣然たる艶かしさを秘めている。
伏し目流し目一つで、いとも簡単に幾多の男の心をかき乱し、籠絡し、失墜させる。
 整った鼻梁と頬や顎にかけてのいわく言いがたい輪郭のライン、形のよい顎におさまる桜桃を思わすあまやかな唇。
 常に和装に包まれたプロポーションは、どこぞのアイドル崩れが歯噛みしてうらやむほどに完璧だ。

439林檎とスナイパー。 2/5:05/01/17 02:23:19 ID:BE/nZTYF
 外見以上にーー彼女の内面は人々の衆目を集める。
 感性の粋を集めて織り成された「詩」と。
 それを音楽として新たな形に転換する、荒々しいギター・サウンドを核とした「唄」と。
 二つが合わさり、初めて完成する彼女の「歌」は、多感に揺れ動く若者の心を完璧にとらえ、彼女の虜とさせていく。
  
 そう、誰もが彼女に目を奪われ、彼女の前に跪く。
 天から二物を、三物を与えられた才女、天才、女王だと。
 誉めそやし、羨望し、見とれ見ほれて熱いため息をつく。焦がれ、渇望し、求める。
 メディアを通して広まり、あまりに高まりすぎたカリスマ性……
 その裏に隠されてしまったひとりの女の顔を、誰も見ようとしないでーー
 

440林檎とスナイパー。 3/5:05/01/17 02:24:45 ID:BE/nZTYF
 ――切れかけた蛍光灯が、頭上で青白く明滅する。
 揺らぐ光源の元、KKの茶褐色の髪が目前で揺れるのを、ムラサキは半ば呆然としながら凝視していた。
 『スタッフ・オンリー』と蛍光色で描かれたプラスティック・パネルが、ドアノブに引っ掛かっている鉄製の扉が、廊下の隅を重々しく塞いでいる。
 もう一方の隅は機材やら何やらが雑然と積み上げられ、通路はどこにも繋がらない。
 扉を抜けてしばらくすれば楽屋の連なる一角に出るし、そこを過ぎてしまえば、アーティストとオーディエンスがライヴに熱狂し浮かれ騒ぐポップンパーティ・今季会場ホールに行き着く。
 時折、爆ぜるような歓声と拍手が幾重の壁と扉を通してかすかに聞こえてくる。だが逆に、物置にも等しいどん詰まりのこんな場所で放つ物音が伝播することは絶対にないであろう。
 たとえーー今、壁際に押さえ込まれたムラサキが、KKの腕の中、必死に身をよじり、甲高い悲鳴を上げていても。
 

441林檎とスナイパー。 4/5:05/01/17 02:27:59 ID:BE/nZTYF
「や、嫌ァ、っ、離して頂戴ッ!」
 朱色の唇を引き裂く癇声は、それでもKKの薄ら笑いを崩す効用さえ持たないのだ。
 KKは余裕の姿勢で、暴れる女の体を苦もなく拘束する。
 そこらの小娘に比べたら、ムラサキはまあ長身の部類に入る。
 手足も日本人にしては驚くくらいしなやかで長い。ギターを扱い派手なライヴをこなすだけあって体力もあると見える。
 だがーー所詮は、女。手首なぞ簡単に握りこめるし、ばたつく足の抵抗もちょっと体重をかけるだけで制することが出来る。
「いーかげん男女の体格差ってやつを理解しなよ、ムラサキちゃん……
 それ以上暴れられると、オニーサンもっともっと酷いことしちゃうよー?」
 わざとからかうように砕けた口調で、黒髪の合間から見出した白い耳朶に囁きかける。
 吹き込まれたセリフと吐息にムラサキは傍目にも分かるほど全身を強張らせた。
 ーーその、分かりやすい怯えの反応が、人を苦しめ、追い込み、苛んで日ごろの糧を得る、KKの嗜虐心を悪戯に煽り立てる。
 
442林檎とスナイパー。 5/5:05/01/17 02:30:07 ID:BE/nZTYF
「そうそう。そーやって可愛くしてなよ……
 したら、ちったぁ優しく犯してやるからさァ」
「……やーー……!」
 のけぞる体を一層強く壁際に押さえ込み、外耳を舌で舐め上げた。
 尖らせた舌先を耳穴に突っ込みながら、はだけかかった襟あわせに無骨な手を滑らせる。
「っ、嫌ぁ……っ」
 ムラサキは柔らかな睫を震わせ、悪夢に怯える子どものようにきつく目をつぶり、全身をわななかせた。
 その、白く柔らかな耳たぶに噛み付きながら、KKは吐息とない交ぜの囁きを、腕の中の女の鼓膜に送り込む。
 純情な生娘だろうがセフレ募集中の浮気性な人妻だろうがーー
 相手は誰であれ女をオトすとき必ず用いた、極上に低く甘く転がした声音で。
「すぐにイイって言わせてやンよ……
 俺好みに躾けてやるから、淫乱に鳴けよ。
 なぁ、『歌舞伎町の女王サマ』?」
 もぐりこませた手が胸元を荒々しく探る。
 高くムラサキが上げた悲鳴と共に、深緋色の襦袢が、肩口からすべり落とされた。
 


443文月:05/01/17 02:35:09 ID:BE/nZTYF
萌えに任せていそいで書いたので、
ところどころヘタヘタで申し訳ありませぬ。
強気なおねいさんを籠絡する策士的なのがツボなのですが
皆様はいかがでしょう……萎えーでしたらすみませぬ。
444 ◆0Ffql84Ii2 :05/01/18 18:25:26 ID:n4doij9a
gggggj!!!!
445名無しさん@ピンキー:05/01/18 18:54:31 ID:2efpe4ER
GJなんだけどさぁー…誘い受けやめない?
「ヘタヘタで申し訳ありませぬ」とか「萎えーでしたらすみませぬ」とか、
「そんな事ないですよ!上手ですよ!」って答えて欲しいとしか思えない。

まだ途中までなのに、上手・下手もへったくれもない。
感想を求めるなら最後まで書いてからにしてください。

個人的にはムラサキめっちゃ好きなんで、期待してます。
446名無しさん@ピンキー:05/01/18 22:52:47 ID:HzOyWeO3
>>445
せっかく書いて下さっているのにそんな事言うのは良くないぞ
447名無しさん@ピンキー:05/01/19 00:51:12 ID:OSrU3vwW
書いてくれるのは嬉しいけど、誘い受けはやっぱり萎えるよ…
もっと堂々とうぷしてくださっていいですよ>書き手の皆さん
448名無しさん@ピンキー:05/01/19 07:32:38 ID:2Dry7myA
悲しいけどコレ日本人の性なのよね。
449名無しさん@ピンキー:05/01/19 07:38:28 ID:BSaoll/g
流れを切って申し訳ないのですが、ジズ×リデルって需要あるのでしょうか?またエロ無しになってしまったらここではなく他の場所に書いた方が良いのでしょうか?
450名無しさん@ピンキー:05/01/19 13:06:21 ID:lDn0/eS2
俺 は 欲 し い 。
451名無しさん@ピンキー:05/01/19 17:28:54 ID:Geld2IrO
>>447
前スレでとてとてテトラが叩かれていたからな…。

>>449
書いて下さい
452名無しさん@ピンキー:05/01/19 17:46:26 ID:I8R248J9
>>447
つうかぶっちゃけ思ってもそういうのは書かないで欲しいけどなあ。
僕としては誘い受けの何倍も萎えると思いますがね。まあ何でもいいですけど。
453名無しさん@ピンキー:05/01/19 19:36:39 ID:9j71nwMJ
投下前は簡単な作品紹介(例→「ミルク×ハヤトです。純愛風」etc)のみ、
投下後は「感想ありがとう」のみがカッコいい。
あんまり自分の文章をヘタレヘタレ言ったり、言い訳がましく延々と解説すると作品がかわいそうだ。

>>443
ちょっと詰まっていて読みにくいところもありますが語彙の豊富さや文章力はすごいです。
まだまだ序盤なので感想は控えますが、自信持って続きの投下してください! 期待しています。


あと、できればsageてねw
454名無しさん@ピンキー:05/01/19 19:51:02 ID:BGqlB+XZ
どうでもいいけど
保管庫は無いのか?
455名無しさん@ピンキー:05/01/19 20:05:07 ID:LlYkcc83
>>454
ttp://popn.h.fc2.com/

ただ、今は更新が滞ってるみたい。
456454:05/01/19 20:25:12 ID:BGqlB+XZ
>>455
オリゴ糖
いや、ありが糖
(;´Д`)ハァハァ
457ヒグリサ小説の番外編:05/01/19 23:03:28 ID:DLA6/PVl
「ねぇ、ヒグラシさん…アタシを気持ちよくしてよ…」

「えぇっ!?…じゃ、じゃぁ…どうしましょう…?」

「ね、揉んでよ、ココ…」

「は、はぁ…分かりました。では…」



「あっ、いい、気持ちいいよヒグラシさんっ。」

「こんなもんですか?気持ちいいですか?」

「あぁ、いいよ、いいよぅ…」

「じゃぁ、この辺とかどうです?こことか、効いちゃいますよー?」

「あぁン…気持ちいい…ヒグラシさんって、肩揉むのとっても上手ね。」



期待を裏切る展開でスマソ。一発芸で勝手にこんなの作ってしまいました
458名無しさん@ピンキー:05/01/20 15:39:33 ID:zSu24ZTK
一 行 目 が あ り え な い ざ ー
459名無しさん@ピンキー:05/01/20 16:42:44 ID:LU57BpQQ
ムラサキ姉さんレイープマダー?
460名無しさん@ピンキー:05/01/20 23:59:27 ID:KRXEOU8d
突然だがイマって性別どっちだ?
女だったら踊り子が観客におさわりされて「卑しい行為は止めなされ!」
とか怒鳴りながらもおさわりはエスカレート…とかエロ妄想してしまって
ハァハァなんだが。
461名無しさん@ピンキー:05/01/21 00:36:22 ID:fvb2Q7sg
公式見たけど、書いてないね。
個人的には男だと思ってるけど、性別不明キャラを自由にいじってしまえるのもポップンの強みじゃない?
462文月:05/01/21 01:16:52 ID:jAx0JPAv
>>445
要らない発言でご気分を害されましたらスマソ です!
えーと、萎えーかも、ってのは、私がムラサキさんをやたら乙女に描く傾向があるんで、
「オフィシャルと違って捏造気味な設定で姐さん壊して、萎えたらすみません」
という意思を含んでいたんですが……
どっちにしても、今自分のコメみたら本当にウザかったんで、
言い訳がましい性質、これからは気をつけます。注意してくれてありがとうございました。

>>446
ありがとうございます。
でもやっぱり私の最後の一言、相当ウザいです。やんなきゃよかった。
ホントこれからは気をつけます!
 
>>453 
基本を知らないヴァカ野郎で、Sage進行について調べていたら
こんなに遅くなってしまいました……
誘い受けについても勉強になりました、ありがとうございます。
これからは投下予告と本文だけにしますね。
 
 
というわけでこれから投下します。
463林檎とスナイパー PART2 1/6:05/01/21 01:20:29 ID:jAx0JPAv

 最初に出会ったそのときから、「彼」の危険性は痛いほどに感じていた。
 気安い微笑み、適度な愛想。
 路地裏を飄々と行く野良猫のように、誰とでもすぐに打ち解けられるが、けれど誰とも心底くつろいではいないのだ。
 その鳶色の目を見れば一目でわかった。
 彼の精神は孤高な獣。情愛でべたべたと繋がりあう人間たちとは、確実に、一線を画す。
 他者とは明らかに違うーー異端児だと。
 
464林檎とスナイパー PART2 2/6:05/01/21 01:21:59 ID:jAx0JPAv
「……あの男に近づいちゃあ駄目よ」
 いつか、二人きりの夜、ハニーは長い睫を幾度もまたたいて囁いた。
 縋るようにムラサキを抱き締め、その黒髪を優しく梳いて。
「あれの裏の顔をあたしは知ってる……
 西新宿の掃除人っていえば、ヤクザ家業のごろつきたちだって眉を潜めるんだから……!
 あいつの手は血塗れよ、人を殺し苛むこと、なんとも思ってない冷血漢なの。
 ああ、絶対に、絶対に、あんなやつに近づいちゃ駄目よ……!
 お願い、ムラサキ、あなたになんかあったら、あたし生きていけない、生きていけないわ……!」
 自分の性に幼いころから疑念を抱き、今はかりそめの「女」の日々をまっとうしているハニーが、
 世界で唯一愛することが出来る女は、血を分けた妹である自分だけ。
 震えながら己を掻き抱き、繰り返し囁くハニーの熱情を受け止めながら、ムラサキはその忠告を受け止めた。
 兄の警句を心に、いくらKKが気安く己に近づいてきても、けして心を許さないようにつとめて
 平静の日々を送っていたのだ。
 なのに。
 なのにーー
 
465林檎とスナイパー PART2 3/6:05/01/21 01:24:41 ID:jAx0JPAv
「ムラサキちゃんッてさァ、
 色っぽくて強い、怖いことなんて何にも無い鉄火肌のオネーサン、って、
 皆にレッテル貼られてるみたいだけど」
 かたく胴部を戒めていた襦袢の帯を緩め、KKは言った。
 その薄ら笑いが怖くてムラサキは身を捩るが、彼の腕の中そんなもの些細な抵抗にもならない。
 むしろ、頭上でに戒められた手首が悪戯に痛むだけだった。
 ーーむき出したコンクリート壁から突き出した無骨なパイプに、
 ムラサキの両手首に嵌められた手錠の鎖が掛かっている。
 怖いほどに慣れた手つきで、KKは懐中からそれを取り出し、
 先刻、瞬時にムラサキの自由を奪ったのだった。
 こんな上玉な獲物、なにがあっても逃がしたくないからさ、などと、
 戯けた睦言を耳朶に囁きかけて。
466林檎とスナイパー PART2 4/6:05/01/21 01:26:46 ID:jAx0JPAv
「やッ……やめ……!」
 女として、根源的な恐怖に身を竦める肩を開いた手で撫ぜ、
 すべらかな頬に唇を寄せる。
 嫌悪に粟立つ肌をたっぷりと舐めてから、あらわになった胸元にまで舌を滑らせた。
「少しゴーカンまがいのことされただけでこのザマ。
 かわいいったらないねぇ。
 昔は夜のオンナとしてイロイロヤッてたんだろ?
 もっとこーいう事態に、慣れてっかと思ったんだけどなァ」
「……あんたの想像するような……汚らしいことは、してないよ……っ!」
 舌先を薄く覗かせたKKの口吻が、デコルテに吸い付いてキスマークを散らしていく。
 鎖骨の合間に浮かび上がった赤い痕が妙に卑猥で、ムラサキの胸中を羞恥心が焼き焦がす。
「シてねぇの? 風俗も売春も?
 唄一筋で今まであの下品な町生きてきたって? 
 ――はッ、そりゃあ驚きだな!
 兄貴の淫乱さ加減は有名だってのに……
 どんな男でも構わず、誘い込んで銜え込んで滅茶苦茶にヨガる変態淫売ってさぁ」
「兄さんを悪く言わないで!」
 自分への嘲弄より、兄への悪罵に激怒した。
 
467林檎とスナイパー PART2 5/6:05/01/21 01:30:17 ID:jAx0JPAv
 ハニーは確かに、夜の街で数々の男性と浮名を流した。
 だが、それはいつも真剣な恋。
 同性同士の色事ゆえに、からかわれ、後ろ指をさされることも数多くあるが、
 それでもハニーは真摯なまでに一途に、そのときそのときの恋人を愛して時を送ってきたのだ。
 こんな、軽薄なーー女を連れ込み無理強いに犯そうとするような卑劣なやつに。
 心と体が一致しない、己のセクシャリティに何度も傷つき涙したハニーの、
 傷が、痛みがーー裏町の界隈、二人で二人きりで、ただ二人だけで、
 お互いだけを頼りに生きてきた兄妹の抱えてきた苦痛の苦悶の、何がわかるというのだ!
「……ふぅん?
 ムラサキはオニーサマが随ッ分好きなんだねぇ」
 ……だが。
 己の双眸を冷たく見据えるKKの視線を受け止め、ムラサキはおののき、感情に任せた発言を悔やむ。
 欠片も、光の無い瞳。暗い井戸の底のよう。
 その光彩を覗き見ても無明が広がるばかり、その果てになんの意思も感情も読み取れない。
「案外、他の男に肌は許さなくても……
 オニーサマと何度もヤッてたりして、なァ?」
「や……」
 失敗した。
 なにをするかわからないから、決して怒らせてはならない彼をーーこれ以上なく、逆上させた。
 悟った瞬間、腿に絡んでいた襦袢の裾を、蝿でも払うように邪険に振り払われた。
「確かめなくちゃね。どーせあとあとココでも愉しむつもりだし?」
 あらわになった脚線から、面倒だ、とでもいうように荒々しく下着を剥ぎ取って、
 KKはムラサキの右足の膝裏を担ぎ上げる。
468林檎とスナイパー PART2 6/6:05/01/21 01:33:57 ID:jAx0JPAv
「や……嫌、厭ァっ!」
「うっせェよ」
 爆ぜさせた嫌悪はただの一声で否定される。
 ばたつかせる足を体重をかけて押さえ込み、KKは右手でムラサキの乳房をおもむろに掴んだ。
 爪が柔肌に食い込むほど、乱暴に強く。
「ひぁ……っ!」
 その痛みにムラサキが怯んだ刹那、足の間の湿った場所を無骨な指が探る。
 すぐさま窪みは見出され、指先が抉るようにして晒された場所に入り込む。
「――!」
 びくん、と、声も無くムラサキの体が痙攣する。下肢を襲った激痛ゆえに。
 ろくな前戯もなく、ただただ無理強いの恐怖に竦むばかりだった。
 濡れているはずがないのに。受け入れられるはずが無いのに。
「うッわ、キツ。
 ココに入れたら気持ちよさそぉ……」
 無理やりにこじ開け、指を突き入れる、一本のみならず性急に本数を増やす。
 異物を排そう、と。狭まって指を締め上げる感触にほくそ笑み、乳房を嬲りながら嘲笑う。
 ろくに呼吸も出来ぬほど、疼痛にムラサキが喘いでいるとーー承知で。
「安心して、すぐに濡らしてやッから……
 じゃじゃ馬慣らし、俺、大好きなんだよね」
 わななく喉元にKKはむしゃぶりつく。甘い飴を求める子供のようにーー
 胎内を荒らしまわる乱暴な指の動きとは一転した、ねぶるような舌使いで。
 しゃくりあげるような声を上げる、女の喉仏を舐め上げ、
 首筋に柔らかく歯を、たてた。

469名無しさん@ピンキー:05/01/21 23:22:20 ID:ZHk3QdVI
ムラサキキタ━━━━━(*´Д`)━━━━━!!!!!
470名無しさん@ピンキー:05/01/23 12:20:58 ID:psLhD238
前は投下途中で移転でしたか?
良いと思いますのでがんがって下さい(*´Д`)=3
471名無しさん@ピンキー:05/01/25 19:16:21 ID:UCFIv+W9
鬼畜KK(*’Д‘)あはぁは
472名無しさん@ピンキー:05/01/26 23:29:10 ID:hs1YFIqb
KK(・∀・)イイ!!
473 ◆milK/sYXv6 :05/01/27 03:15:15 ID:Y5akvA0v
失礼します。
他板で作ると約束したMZD×ミルクSSが完成したので、投下させてください。
全部で18レスです。
474名無しさん@ピンキー:05/01/27 03:16:04 ID:Y5akvA0v
いいねー……。やっぱミルクってさ、ポップン世界の女の子の中でも、トップクラスのエロ担当だよなー。
ミルクがさ、さっきから俺が覗いてる水晶球の中で、生まれたての子鹿みたいに脚をガクガクさせてんのよ。
デパートの中ほどの階にある、トイレの中でな。
こういう所のトイレってさ、意外と小ぎれいなのなー。
冬用のコートを上に羽織ってはいるけど、その下はいつものナース服。
ま、これも羞恥プレイの一環って奴?

え、水晶球って何って?ポ12のチャレンジモードで曲選ぶとき、ポ10の時の右下の画面見てみな?
俺、占い師っぽい格好してるじゃん。普段はさ、あの格好で世界を見物してんの。
で、ミルクがどうして脚を震わせてるかっつーと……、
俺がこっそり入れておいたリモコンバイブが動いてんの。
ちなみにリモコンは俺の手元にあったりするわけさ。
え、どうして電波が届くんだって?
だって俺、神だし。
世界の法則のちょっとした部分なんていうのはさ、俺の力でチョチョイと変えられるわけなんだよなー。

ちゃらりらりーちゃらりらりーちゃらりら……
あ、携帯が鳴ってる。「LOVE×2 シュガ→」ってことは……
案の定、ミルクが携帯かけてるよ。
「よーっす、お疲れー。」
わざと、いつもと変わらない調子で言ってみたりするわけで。
『かっ、神サマぁ……!何なのよ、これぇ……!』
電話の向こうの声は、怒りを含んでたりする。
水晶球を覗き込めば、壁にぎりぎりと爪を立てながら、苦しそうにもがいてる。
それに対して言葉を返すとき、俺の口元がいびつに歪んでるのが、よく分かった。
いやー、俺って本当イジワルだねー。
「何って、確認してみれば分かるんじゃね?」
4752/18:05/01/27 03:16:45 ID:Y5akvA0v
『何って、確認してみれば分かるんじゃね?』
電話口の向こうで、神サマが冗談半分みたいな口調で答える。
もう……本っ当にムカツク!
でも、頭ごなしに拒否もできないのよね……。だって、相手はこの世界を統べる神サマなんだもん。
まあ、理由はそれだけじゃないけど……。
「……分かったわよ」
しぶしぶ電話を切ってはみたものの、確認って……どうすりゃいいのよ。
さっきから下腹部の奥からじんじんと響いてくる感覚……これって、やっぱ……バイブよね。
しかも、ローター型……ちっちゃいやつで、振動だけ送ってくるようなやつ。
でも神サマ、いつの間に私のアソコにそんなモノを入れたわけ?

軽く溜め息をついて、洋式トイレの便座に腰かけた。
こういう所のトイレの便座って、何か不潔な気がして苦手なんだけど……
この際だから四の五の言ってられなかった。っていうか、ちょっと……立ってられなかった。
脚を軽く広げてパンティーを少し下ろしたら、アソコとパンティーの
当て布の間に、ねちょーっと透明な糸が引いてた。
いくら気持ちいいからって、こんなに濡れちゃうものなの!?ってぐらいに、ベトベトになってる。
んっ……!と、お腹の下のほうにちょっと力を入れてみたら、アソコの中で何かが動くような感触がした。
やっぱ、何か入ってる……。もうちょっと下腹部に力を入れてみたら、ニュルッと何かがアソコから頭を出してきた。
やぁんっ……、アソコの入り口で止まったままで、振動してるよぉ……。
す、すっごく気持ちいい……!
気持ちよさのせいで、ヒクッヒクッと身体がケーレンしちゃう。
それにあわせて、アソコの入り口も開いたり閉じたりして……
わ、わっ、このままじゃ……落ちちゃう!!
慌てて下に手をあてがったら、コロンと手のひらにそれが落ちてきた。
予想通り、ちっちゃなローターだった。しかもまだ振動してる。
やだ、何か卵産んだみたい……恥ずかし。顔が熱くなっちゃった……。
4763/18:05/01/27 03:19:14 ID:Y5akvA0v
おーおー、顔真っ赤じゃん。普段大人ぶって余裕な態度取ってる割には、可愛いねー。
アソコから取り出したローターを見つめながら、ミルクが恥ずかしげに股をモジモジさせている。

ほら、俺って神だし、寝てるミルクのアソコにローターを突っ込んでおくことぐらい、朝飯前なわけよ。
どうやって?瞬間移動とか……まあそんなところかな。
ミルクは怒りに拳をわなわなと震わせて、ローターを汚物入れに捨てようとしてる。
あ、ちょっと待てよ。そりゃ勿体無いって。
俺は慌てて、ミルクの携帯に電話をかけた。
『……何よ?神サマ』
間一髪セーフ。
「何捨てようとしてんだって。勿体無いだろ?」
笑いながら答えてみる。帰ってきたミルクの声は、案の定激怒したものだった。
『何なのよこれ!本ッ当腹立つわね!このエロ神!変態!!』
ミルクの声は、針のように俺の耳をつんざく。……うるせー。
「何だよ、俺にそんな口聞いていいと思ってんの?」
こういう言い方すんのって、本当は不本意なんだよなー。何かさ、俺が支配者みたいで……
あ、俺ってある意味じゃ支配者なのか。
『うっ……。じ、じゃあ、これからこの丸いのどうすればいいのよ!』
「決まってんじゃん。そのままもっぺんアソコの中に戻しな?あ、それから一つ忠告ー。
 そうやって大声張り上げてると、外の人に聞こえるぜ?」
4774/18:05/01/27 03:20:18 ID:Y5akvA0v
……う、さすがにこんな会話を誰かに聞かれてると思うと、恥ずかしいなあ。
「わ、わかったわよ……」
小声で返事をすると、なおも容赦ない声が向こうから聞こえてくる。
『はいはーい、よくできました。んじゃそのまま、俺が指示するように歩いてみなー?
 あ、もちろんそのローターはアソコに戻しておいてくれるかー?』
うそっ!?も、戻すの!?
『当然じゃん?』
……いちいち疑問形で話さないでよ。
『もちろん、断ってもいーぜ?ただし、断ったらどうなるか……分かってんだろうな?
 ま、こーやって脅迫とかすんの、本当は嫌いなんだけどなー。』

神サマに逆らったら、どうなるっていうのよ。
まるで想像もつかないけど、世界の法則を変えることぐらい朝飯前な人だから……

正直いって、恐いよ。
4785/18:05/01/27 03:21:39 ID:Y5akvA0v
苦々しい顔して、ミルクは電話を切った。
さーて、これからこのリモコンをどうやって弄ってやろうかねー。
あ、そういえば行き先を指示してなかったっけ。んじゃ、メールでと……

『そのまま地下の食品コーナー歩いてみな?』    
            
おっし、送信……と。
あっははは、慌ててるよ。思ったとおりの反応、ごくろーさん。

トイレを出て、ふらふら歩きながら、ミルクはエレベーターへと向かっている。
今はまだスイッチを切ってあるけど、いつ振動し始めるか分からないその恐怖で、ミルクの顔は蒼白だ。
エレベーターの中でも、ミルクは壁に寄りかかって、所在なさげな顔をしてる。
ここで一発、スイッチを入れてみるかねー。
「ひゃうっ!!」
ミルクはその場でボクッと跳ね、突然すっとんきょうな声を出した。
周りの人が、じろじろといぶかしげな視線を向けている。
恥ずかしさからか、ミルクの顔は真っ赤だ。
エレベーターに乗ったのが8階で、今はまだ6階あたり。食品コーナーといえば、地下1階。
まだまだ、この視線は続くねー。
さーて、どうやってごまかすのか……
あはは、ミルクの奴、知らない振りして視線をさまよわせて、口笛なんか吹いてるよ。
ま、ミルクの性格から言ったら、こんなモンだろーね。
4796/18:05/01/27 03:23:00 ID:Y5akvA0v
「地下1階でございまーす」

賑やかな声と買い物客のオバハン達で、中はごった返している。
やっぱ、昼過ぎのデパ地下は賑やかだねー。
でも、男なんか全然いないし、ここに連れてきたのは失敗だったか?
まあいいや、しばらく様子見……ってとこだな。

「ソーセージぃー、ソーセージぃー、いかがですかー……?」
うわははは、どこにでも居るような販売員だな、こりゃ。
しかも、あの販売員が試食に出してる中に、ソージとセージが混じってんじゃん!!
おもしれー……あの二匹が食われる前に、悪戯してやっか。
4807/18:05/01/27 03:23:46 ID:Y5akvA0v
恐怖と高揚感で頭がクラクラしながらも、指示通りに地下階までやってきた。
額にじんわりと汗が浮かんでいるのは、たぶんエアコンが効きすぎてるせいってだけじゃない……と思う。
タンポンで慣れてるからか異物感はそんなに無いんだけど、『入ってる』っていうそのこと自体が、
スリルに満ちてるのよね……。

ふと傍らを見れば、ソーセージの試食販売をしてる。あはは、こういうのってよくある光景よねー……

はうっ!?
うそっ、こ、こんなところで!?

下腹部に、強烈な振動が伝わってくる。
お腹の奥がグルグルして、アソコの入り口はすっごくしびれちゃって……
ダメ、もう……立ってられない。

「あの、お客さん……大丈夫ですか?」
しゃがみこんだ私に対して、販売員さんが心配そうに声をかけてきた。
「あ、だ、大丈夫ですから……」
苦笑いを浮かべながら返事をしたんだけど、大丈夫には見えてないと思う。
額にはじんわりと冷や汗が浮かんでるし、身体は小刻みに震えてる。
「ご気分が優れないようでしたら、医務室まで行きます?ご案内しますけど」
……このままじゃ、ちょっと歩けなさそう。うん、ちょっと甘えようかな……?
4818/18:05/01/27 03:24:40 ID:Y5akvA0v
ちぇ、医務室に行くのかよ。面白くないなー。
ま、販売員のおねーさんが付き添うみたいだし、ソージとセージもその間に逃げるだろ。
おっ、そんなこと言ってる間に、さっそく逃げ出したな。二匹とも元気でやれよー。

さーてと……それじゃ俺も、いっちょ動くかねー。

服を白衣に着替えて、年寄りそうな顔のマスクを被って、と……
ん?グラサンと帽子を着用したままでいいのかって?
そこはホラ、俺って神だし。そのへんの理屈は、どうにも付けられるってことで。

瞬間移動して、医務室に来た。
いやー、こういう時に神様っていうのは楽しいねー。
えーっと、書類をちょいちょいと改ざんして、この部屋には医者が待機してることにして……
あと、職員たちの脳内に、記憶を刷り込んで……
あ、これは忘れちゃいけないな。
ここに人が来ないように、なんとなく人払いをしておいて……

コンコン

おっ、やっと来たか……そんじゃ、個人パーティの第二幕、開始といきますか。
4829/18:05/01/27 03:25:35 ID:Y5akvA0v
医務室の中に入ると、お医者さんが一人待機してた。
えっ?あのー……
「こういう場所って、お医者さんがいつも居るの?」
とりあえず、振り向いて販売員さんにそう尋ねてみた。
「ええ、そうですよ。何かおかしいですか?」
さも当然のように答えられた。
いや、ふつうデパートの医務室なんかに、こんな立派なお医者さんはいないと思うんだけど……

「それでは、わたしは失礼しますね。あとはよろしくお願いします」
販売員さん、ぺこりと一礼して行っちゃった。
部屋に残るのは、お医者さんと私だけ……
今の私の身体でこの状況……ちょっとマズいよ……

「えー、身体の調子でも悪いのですか?」
お医者さんが、白いヒゲをこねくり回しながら、にこやかに笑って尋ねてくる。
「いや、あの……」
どう答えていいか分からず、しどろもどろしていたら……
「ふむ、顔色も悪いようだし、汗もずいぶんとかいているね。風邪かもしれない。
 念のため、診察してみよう。そこに座ってくれるかな?」
穏やかなんだけど、拒否できないようなはっきりした口調で、お医者さんが促してきた。
「……はい」
覚悟を決めて、イスに座った。

……その時思い出した。私、コートの下って……
48310/18:05/01/27 03:26:43 ID:Y5akvA0v
ミルクがコートを脱ぐ。その下はきわどいミニスカートのナース服。
本人がいくら否定しても、この服を見りゃエロさは隠し切れないよなー。
「ふむ、君は看護婦…いや、今風の言い方だと看護士さんなのかね?」
ヒゲをこね回しながら、穏やかな口調で尋ねてみる。
「えっと、あの……歯医者さんで看護助手してるんですけど……」
もじもじしながら、ミルクが答える。
はははっ、何いまさら恥ずかしそうにしてんだか。
ちょっといぢめてやろうかねー。

「ふむ、それじゃあ脈を測ってみよう。服を脱いで、前を開いてくれるかね?」
有無を言わさない口調で、ビシッと言い放ってみる。さて、どう反応するかねー。
「………は、はい…」
おっ、ずいぶんと素直だねー。
まあ、俺は『お医者さん』なわけだし、当然と言えば当然か?

ナース服のボタンを外し、ホックを外して、前をさらけ出した。
いやー、いつ見てもでっかい胸だねー。誰もがこの胸に注目するのも、分かる気がするなー。
つーわけで、聴診器を下乳に当てて……と。うひゃひゃ、なんか俺ってエロオヤジ?

どっ、どっ、どっ……
おーおー、すげー早い心拍数だな。こりゃ相当に緊張してるっつーか興奮してる?
「ふーむ、ずいぶん脈が乱れているようだね。普段、不摂生をしていないかい?」
48411/18:05/01/27 03:27:29 ID:Y5akvA0v
不摂生って言われたら……そうかも。普段ごはん食べずに、お菓子ばっかり食べてるし。
……じゃなくて!今問題なのはそーゆーコトじゃないのっ!!アソコの中に入ってるバイブが……!!
はぁ、言えるわけないわよね、そんな事……

「それから、ずいぶんと……いろいろと溜まってるんじゃないかい?」
不意に、お医者さんがそんなことを言ってきた。
いいながら、難しそうな顔をして聴診器を胸のあちこちに当ててる。
外側は冷え切ってる身体だけど、内側の方は快感に燃やされて熱いからか、
聴診器が当たるたびに、何かヘンな気持ちになっちゃう。

「た、溜まってること……ですか?」
「そう、いろいろと……溜まってること、だね」

ぴんっ!
突然、聴診器で乳首を弾いた。
きゃううっ!?い、いきなり何なの!?
このオジサン、どーしちゃったの?

「欲求不満を体に溜め込むのは、身体に良くないですよ?たまには発散しなくちゃダメだねー」
にやにやと薄笑いを浮かべながら、お医者さんはそんなことを言う。
こ、この喋り方って……、もしかして……
48512/18:05/01/27 03:28:50 ID:Y5akvA0v
「とりあえず、念のために注射をしておこう。そこの診察台にうつ伏せになってくれるかな?」
穏やかな顔を浮かべ、お医者さんは私にそう促してきた。
さっき感じた妙な感覚は、いくらなんでも、まさかね……気のせいでしょ。
だって、ここまで見事に化けられるわけないし、顔のつくりとか作り物には見えないし。

とりあえずブーツを脱いで、診察台にうつ伏せで寝転がった。
「おやおや?これは一体……どうしたんだね?」
お医者さんが、スカートをめくろうと手を伸ばしてきた。
うわっ、あっ、ちょ……ちょっと!!
私は必死になって、手を払いのけようとした。
その時……

「駄目じゃん?医者のいう事には素直に従っとけってー♪」
げっ!!その声は……神サマ!!
「ほら、ケツ上げてこっちに向けてみ?ローター回収するからさ」
お医者さん…のハズだった人は、ひょうひょうとした口調でそんな事を言いながら、
私のお尻を撫でている。
「いっ……いつの間に……?」
「さーてね、いつの間にすり替わったんだろうねー?」
……マジでムカつくわ、神サマのこーゆー所。
「ほれほれ、さっさとしないと……そのまんまで帰る事になるぜ?」
48613/18:05/01/27 03:29:46 ID:Y5akvA0v
「……分かったわよ。お尻を上げればいいんでしょ?」
ミルクは屈辱にまみれた顔をしながら、尻を上げた。
はははっ、その顔……いいねー。すっげー欲情をそそらねーか?
「はい、良くできましたっと。んじゃ、いっくぜー?」
よっ、とパンティーの紐に指を掛けて、一気に下までズリ下ろした。
うわー、すっげー濡れてんのな。下着の当て布とアソコの間に、糸引いてんじゃん。
ま、そこまで濡らした原因は、俺なんだけどさ……ははっ。
「は、早く……外してよぉ……」
ミルクも苦しげにうめいてるし、取り出してやるかねー。

俺はミルクのラビアに指を引っ掛けて、アソコを広げた。
んで、下腹部をぎゅっと押しながら……
「ミルクー、いきんでくれるか?さっきトイレの中でやってたみたいにさ」
「はぁ!?み、見てたの!?」
俺の声に驚いて、振り向いて尋ねてくる。なーんか、すっげー恐い顔してるじゃん。
ま、無理もないか。あんなところ見られたんじゃ、女の恥部って奴だもんなー。
「そりゃもう。俺って神だし」
あえて、いつもの調子で答えてみた。
「……神サマの、銀 河 系 超 大 バ」
「タンマ!大声出すと外に聞こえるぜ?」
ミルクの絶叫なんか聞かされた日にゃ、耳がつぶれちまうよ。
ホントは誰も来ないんだけどさ、あえて脅しをかけておくのもいいかなー、なんて思うわけで。
48714/18:05/01/27 03:30:29 ID:Y5akvA0v
うぐぐ……この状況、誰かに見られたら、恥ずかしいよ。
神サマなんか、瞬間移動か何かで逃げればいいけどさ、私の方はそうもいかないんだから。
「ほら、さっさといきんでくれるかー?じゃないと、いつまでたっても抜けねーぞ?」
……神サマだったら、このぐらい消すこともできるんじゃないの?
でも、それをやったら面白くないんだろーね……スケベ。

はぁ、しかたないわね……んっ……
下腹部に力を入れると、膣の奥でローターがぬるっと動いた。
あ、出てくる出てくる……!
あんっ!!
「はーい、ミルクの産卵ショーでした、っと」
ケラケラ笑いながら、神サマはローターを手のひらで弄んでいる。

「ばっ……馬鹿ぁ!!そんな恥ずかしいこと言わないでよ!!」
あー、駄目だわ。顔に火がつきそう……。
「ま、それは冗談として……今度は注射でもしようかねー」
神サマがそんなことを口走りながら、私のお尻をぐいっと掴んだ。
「ちょっとぉ!ちゅ、注射って……まさか!?」
48815/18:05/01/27 03:31:16 ID:Y5akvA0v
なに、今気付いたの?注射っつったら、これしかないじゃん?
すでに俺はズボンの中から×××を取り出し、ミルクのアソコにあてがってたりする。
ま、これまで散々前儀してたんだし、舐めたり指突っ込んだりしなくても、じゅーぶん入るよな。
っていうかさ、すっげー濡れてるから……こうやって、入り口の所で、ずりずりと……
「あっ……あはぁ、かっ、神サマぁ……!」
ミルクはと言えば、切なげな声を出して悶えてる。ははっ、こりゃ相当気持ちよくなってんだな。
でも、まだ入れないぜー?さっき怒鳴ろうとしたしなー。
「どした?そんなエロい声出してさー。ん?」
それに対して、ミルクは恨みがましい視線を向けて、
「……も、いいでしょ?あんまりイジワルしないでよぉ……」
と、こぼした。
さっきまであんだけ羞恥プレイさせられて、目の前に……いや、アソコの前に、
気持ちよさそうな×××を見せつけられりゃ、我慢しろって言うほうが無理だよなー。
でも、ここで許したら、いぢわるにならないしなー。
「ん?何がいいんだ?」
「……神サマの、欲しい……」
「あぁ?俺の何が欲しいんだ?」
わざと冷たげに言う。
「かっ……神サマの、お×ん×ん、私の……アソコに、欲しい……」
48916/18:05/01/27 03:32:10 ID:Y5akvA0v
やだもう……何言わせんのよ、この……ド変態!!
でも、今ここで、神サマのあの×××を入れてもらえるなら……
そのぐらいの恥ずかしいことは、いっかな……なんて、つい思っちゃった。
「はーい、よくできましたー。んじゃこれ、ご褒美なー……っ!!」
神サマがヘラヘラ笑いながら言って、その直後……
ず、ず、ず……ずるっ!
最初、ちょっとゆっくり……アソコを掻き分けるように入ってきて……
と思ったら、一気に奥まで入ってきたぁ!!
神サマの×××、私のアソコに入ってる……!!
やだ、やっぱり……神サマの×××、すっごい……気持ちいいよぉ!!

「バックで入れるなんて、動物みたいだよなー。そう思わね?」
何か神サマが言ってるけど、そんなの全然聞こえないよぉ……!!
気持ちよすぎて、まともな返事ができない……!!

「あぐぅっ……か、神サマぁ……気持ちいい、気持ちいいよぉ!!」
「んー?どこが気持ちいいんだ?」
「おっ……、おま×こ!私のおま×こがぁ……すごすぎてぇ!!」
49017/18:05/01/27 03:33:05 ID:Y5akvA0v
うはー、こりゃ完全にネジ切れたかな?
確かに、普段からエロい言動や行動はするけど、直接な言葉ってあんまし言わないもんなー。
ま、いいや。

尻をぐにっと掴んで、パンパンとリズミカルに腰を打ち付ける。
「やぁぁん!!神サマのち×ぽいいっ!!ち×ぽぉっ!!」
……その声で、そんな直接的なこと言われると、こっちもたまんねーな……

腰のあたりに手を移し、一気にスピードを上げる。
ガシガシと烈しく突き上げる。
結合部からは、愛液が白く濁って流れてて、すっげーやらしい匂いを放ってる。

「あぁぁぁぁっ!も、もうダメぇ!!イッちゃう!イッちゃうよぉぉ!!!」
背中をおっきくのけぞらせながら、ミルクがガクガクとケーレンしてる。
口からだらしなく舌を垂らして、口端からはヨダレをこぼしながら、白目を剥いてる。

ちょーどいいや、俺も限界……
「っし、俺もイクぞ!しっかり受け止めろよっ!!」
「うんっ、ちょうだい!!神サマのザーメン、いっぱいちょーだい!!」

思い切り突き上げながら、最後に一発ぱぁんっ!と突き込んだ。
その瞬間、自分の×××が弾けたような感覚を覚え、ミルクの膣奥に白濁液をブチまけた。
49118/18:05/01/27 03:34:17 ID:Y5akvA0v
「……はー、はー、はー……」
「……ふぅ」
二人は崩れるように、診察台の上に寝転がった。
肩で荒く息をして、目はうつろ。

「神サマぁ……すっごく……気持ちよかったよ……」
ミルクは微笑を浮かべながら、MZDの頬を手のひらで包み込み、優しく口付けをした。
「……そーかい?そう言われりゃ、こっちとしても光栄だねー」
MZDの方もまんざらではないようで、ヘラヘラ笑って答えている。

「それにしても……どうして、私にこんな事、してくれたの?」
何か、期待に満ちた眼差しで、ミルクがMZDに尋ねた。
「もしかして神サマ、私の事……」
「きまってんじゃん。ミルクってさ、今まで出たポップンの連中の中で、一番エロいからさー♪」
ヘラヘラ笑いを崩すこと無く、MZDは答えた。

途端に、ミルクの顔から笑顔が消えた。
かと思ったら、笑顔になった。
でも、その笑顔は……すごく恐い。
「かーみーさーまー……?」
手をわきわきさせながらミルクは詰め寄る。MZDはその表情を見てないみたいで、
「何?」
と軽い調子で答えながら、振り向いた。
49218/18:05/01/27 03:35:06 ID:Y5akvA0v
「取った―――――!!!!」
ミルクは今までで一番嬉しそうな顔をして、MZDのサングラスと帽子を奪った。
「…………ふぇ……」
MZDの相好が、一気に崩れる。

あーあ、MZDも仕方が無いねー。えーと、代えはどこにあったっけなー……
ま、いいや。しばらく、お仕置きってコトにしておこうかな。
「影さーん?一緒に協力してくれる?」
ほら、ミルクが俺を呼んでる。愉しそうだから、俺も協力しよっと。

《了》
493 ◆milK/sYXv6 :05/01/27 03:38:34 ID:Y5akvA0v
以上です。

MZDの帽子とサングラスうんぬん…というのは、
キャラサロン板の雑質スレのMZDの話だったりします。

取られるとどうなるのかは、まあ…ご想像にお任せしますw
494名無しさん@ピンキー:05/01/27 07:13:06 ID:NSX2WFSO
乙だが途中でキャラの視点がカオスしてるのが気に食わない
495名無しさん@ピンキー:05/01/27 13:49:51 ID:cgaIwumu
携帯から1シーンずつ見たら視点交代はすんなり飲み込めたよ。
一気投下久々(´ー`)b
恥辱でも後味ライトで(・∀・)イイヨ


後味ライトじゃなさそうなムラサキも待ってますщ(゜Д゜щ)カモォン
496名無しさん@ピンキー:05/01/27 14:08:03 ID:c2HZo0/F
ど直球エロ小説キター!
ミルクがポップン最エロキャラという点には激しく同意させて頂きます。

ここだけの話ゲセンでミルクを見ながらぼkk(ry
497名無しさん@ピンキー:05/01/27 17:13:43 ID:XMN/7uTh
>>496
それは重症だw

それはそうと、保管庫の中の人は更新しないのか?
携帯からじゃ過去ログ見れないから、保管して欲しいのに…。
498保管庫の中の人:05/01/28 22:03:38 ID:uPSLs1PW
すいませぬ…。
なんか更新しようと思って小説よんでると、ムラムラしてきちゃって…。って言い訳か…。
明日休みなのでちょっとがんばってみます。
499名無しさん@ピンキー:05/01/29 02:07:52 ID:W9Xd1PEi
神様とミルクいいですね(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
乙でした。
500名無しさん@ピンキー:05/01/29 17:55:35 ID:nfDbjDoe
意外と携帯の人多いのか…?
中の人も大変ですね…。
501名無しさん@ピンキー:05/01/29 22:30:43 ID:KtYHySkg
今何かいろいろと書いてます
でも毎日何かと忙しいからちょっと時間かかりそうです
投下したら批評お願いします
502文月:05/01/30 02:53:44 ID:OOztlowM
無茶苦茶遅くなってしまって申し訳ないです、
Kムラこれから最終章投下します。
 
>>469 >>470 >>471 >>472 >>495
色々とお言葉ありがとうございます、
とても励みになりました!
後味はドロドロでKKは鬼のようです。
楽しんでいただけたらうれしいです。
 
あとミルクが可愛くてハァハァでした……
503林檎とスナイパー FINAL 1:05/01/30 02:55:26 ID:OOztlowM
 喉が大事だった。声が自慢だった。
 幼いころから玲瓏と誉めそやされ、夜の町にあっても多くの人の心をひきつけた。
 自分が胸を張って大切と言える、数少ないものの一つだったから。
 例えば、書道家にとっての筆、剣士にとっての刀のように。
 喪いたくなかった。壊したくなかった。穢したくなかった。
 生計を立てる為、自尊心を護る為の大事な器官だから。
 常に、常に常に常に、精緻な楽器にするように管理し、いつくしんで、護った。
 己の誇る歌が、けして乱ることのないように、どんなときでも、願いをこめて。
 なのに。
 
「ひァ……! ッ厭ぁあああ!」
 今、自分の喉から迸っているのは濁った悲鳴でしかない。
 開ききった声帯が軋んで痛んでいる。
 このままじゃ、間違いなく、声が潰れる。喉にダメージをこうむる。
504林檎とスナイパー FINAL 2:05/01/30 02:56:57 ID:OOztlowM
 理解しているのに、張り上げる絶叫を殺すことが叶わない。
 全身に恐怖が食らいついて剥がれない。理性が、完全に飛んでいた。
「身も世も無い、って感じ?」
 喉にむしゃぶりつきながら笑う男の声もどこか遠い。
 なのに、湿る入り口を解きほぐし、無理やりに胎内に入ってくる指の存在だけは
 狂おしいほど精緻に感じ取ることが出来た。
 指先が襞の合間をこじ開ける度、どうしようもない疼痛が全身を襲う。
 逃げようにも頭上で手錠ががしゃがしゃとむなしい音をさせるだけ、金属と擦過し、
 両手首の皮膚が薄赤く染まる。
「嫌だ厭だってわめく割に飲み込みイイじゃん。
 もぉ指根元まで入っちゃってるよ?
 ……妬けるねぇ、ムラサキのこんな狂態、ほかにも見た男がいるかと思うと……」
「っ、ふ」
 低い声で囁いて、KKは喘ぐ女の唇をキスで塞ぐ。
 ふっくらとしたくちびるを甘噛みし、逃げ回る舌をとらえて絡め合わせた。耳朶を嬲ったとき以上に、彼の舌使いは執拗で濃厚で――淫らがましい。
505林檎とスナイパー FINAL 3:05/01/30 03:00:00 ID:OOztlowM
「ん……ぅっ」
 呼吸が上がり、鼻にかかった喘ぎが時折漏れる。
 その要因はけして息苦しいというだけでは、ない。
「……っ!」
 胸を嬲っていた手が朱華色の尖りを弄った。
 爪先で掠めるようにして、指の腹で押し潰す。
 痛いほどの鋭い疼きが伝播して、背筋にぞくりとした戦慄きが駆け下りた。
「ほら」
 そのまま、どれほどの時間、口唇と胸元を愛撫されていたのか。
 顎まで滴り落ちた唾液の筋をKKが舐め取って、それでようやく二人の唇が離れる。
 肩で息をするムラサキの面前で、男の瞳が笑う。
「こんなに濡れてる。
 ……そんなに気持ちよかった? 俺の、キス」
 薄笑いと共に、差し出された指。先程まで自分のナカに入り込んでいたもの。
 ふやけ、糸を引くほどに濡れたそのさまをまざまざと見せ付けられ、
 ムラサキは上気した肌を震わせた。
  
 強張るムラサキの面前で、KKは喉を鳴らしてほくそ笑むと、再度両足の合間に手指を運んだ。
 びく、と張りのある腿が跳ね上がるが、熟れた入り口の中に指先を埋め込めば、
 ムラサキの全身はくったりと力を無くす。
 先程はキツくて、指先を突き入れるのさえ困難だった部位だ。
 だが今は、骨ばった間接さえ容易に飲み込む。
 あまつさえ粘性の生温かいものが、しとどに溢れて止まらない。
 KKはその感触を愉しみながら、ムラサキの額に口付ける。
 
506林檎とスナイパー FINAL 4 :05/01/30 03:01:43 ID:OOztlowM
声を殺そうと、うつむいて唇を噛むさまに嗜虐心がソソられる。
意外にも貞節なのだな、とぼんやり思った。少し嬲ってやれば、もっと扇情的に腰を揺らすかと思っていた。
持ち歌のように、苛烈な性情を持っているのだと思っていた。
 だが腕の中の女は相反して、はらはらと落涙しながら生娘のように震えるばかり。
まあ自分の襲い方があまりにも強引で暴力的だったことも、怯えを倍化させる要因だろうけれども。
 ――落胆はしない。むしろ意外性が愉しくてならない。
いままで幾多の女をあしらってきたが、こんなに燃え立たせてくれる相手は久方振りだ、ほんとうに。
  
「っあ……あ、ッ」
 濡れてはいない部位を無理矢理にこじ開けられるのはまるで拷問。
 だが、濡れきった場所をいたずらにかき回されるのもまた拷問だと、ムラサキは嬲られながら知覚した。
 苦痛か快楽か、差異はそれだけ。
 腰骨が蕩けそうな快さも、暴力的なまでに早急に与えられれば泣くほど狂おしい。
「もう止めて……御願いだから……っ」
「まだ嫌がるの? ……強情だねぇ、カワイーけど」
 
507林檎とスナイパー FINAL 5:05/01/30 03:03:09 ID:OOztlowM
 涙に汗に濡れた頬に、黒髪が張り付く。
 それを優しく払いのけるKKにムラサキは涙目で縋ったが、もう一方の手指の進入を阻むことは出来なかった。
「声、殺してないで乱れてみなよ……
 もうコッチはこんなに音、立っちゃってんだからさ?」
「やぁ!」
 内襞の奥の尖りを指の腹で潰すように擦られ、上ずった悲鳴が喉を突いた。
 痺れるような享楽がその部位を核として全身に伝播する。
 ひっきりなしにソコで奏でられる、熟れた果実を押し潰すような粘性の響きに、羞恥心が倍加した。
「欲しいって……言えよ」
 濡れた目許を舐めながら、男はそう強要する。
508林檎とスナイパー FINAL 6:05/01/30 03:04:27 ID:OOztlowM

「でなきゃ、イカせてやらねェ」
 埋め込まれた指先は不規則に胎内を動き回るが、先ほど掠めた一点は完全に無視して
 意地悪く熱くぬかるんだ場所を彷徨うばかり。
 胸元への愛撫も残酷なほど緩慢になって、ムラサキは上がった熱と快楽をもてあまし、
 掠れ声で鳴くほか何も出来ない。
「このままじゃ、辛いだけだろ?
 ……強請れよ、俺が欲しい、って」
「っあ」
 張り詰めた腿に押し当てられる、滾ったKKのモノの感触。
 たったそれだけで、全身が跳ねそうに撓る。
 熱に浮かされた意識のなか、理性と感情がせめぎあう。
 このカラダは、一体どうしてこんなに目前の傲慢な相手を欲しがっているのか?
 はじまりは強引で、一方的で、暴力的であったのに。
 いまや身も心もぐずぐずに溶かされて、次の愛撫無しには神経がおかしくなりそうだ。
 
509林檎とスナイパー FINAL 7:05/01/30 03:05:22 ID:OOztlowM
「……もう、嫌……」
 否定の言葉を吐きながら、潤んだ瞳でKKを見上げた。
 鳶色の光彩は、研いだ刃のように剣呑で嗜虐的な光を宿している。
 もっと痛めつけて欲しい。もっと甚振って欲しい。もっと嬲って欲しい。
 屈辱的でも辛くてもなんでもいいから、快楽を頂戴、もっともっともっともっと。
 享楽に浮かされた神経が甘ったるい声でそう泣き叫ぶ。
 始まりが無理強いであっても、此処まで行き着いてしまったならば関係ない。
 もはやお互いの熱が冷め果てる結末以外に、終着なんて有り得ないのだから。
「お願いだから、手錠、とって……」
 切れ切れに嘆願した。自らの敗北を胸中で苦く受け止めて。
「このままじゃ、あんたに縋りつくことも、出来ない……」
 艶やかな隷属の言葉に、KKは会心の笑みを浮かべた。
  
510林檎とスナイパー FINAL 8:05/01/30 03:06:34 ID:OOztlowM
 手錠を外されたとたんに、ムラサキの体は支えを喪って冷たい床に崩れ落ちる。
 すでにもう濃密な愛撫のせいで足腰は全く立たない。
へたりこんで肩を上下させ、ただひたすら喘いだ。
 呼吸の整う暇も与えてくれない。KKはしゃがみこんでムラサキの唇を奪う。
 膝を割り開かせて自分の体を密着させた。
「イくよ?」
 ジッパーを下げる音を鼓膜のどこかで聞いた、と思うや、甘く口唇を舐められながら囁かれる。
 朦朧となった意識が一瞬だけ覚醒したが、すぐに霧散した。
 熟れて開いた場所に、KK自身が入り込んでくる感覚。
指とは違う質感が、疼く場所を占めていく、統べていく。
「っあ、ぁああっ!」
 圧倒的な灼熱感に体の中核を割られ、背中を反らして喘いで鳴いた。
「すッげ……やっぱ、思ったとおり、イイ……っ」
 詰めたKKの声音が耳朶のすぐそばで響く。
 のばしっぱなしになっている、彼の金褐色の髪が、律動のたびに肩を首を掠める。
 そんな僅かな接触さえ、ムラサキの性感をいたずらに引き上げる。
 
511林檎とスナイパー FINAL 9:05/01/30 03:07:55 ID:OOztlowM
「ムラサキ、手ェ、背中まわして?」
 肩の辺りにこわごわと添えられていた手を、KKは引き剥がして自身の背中へ運んでいく。
 ささやかな配慮に心が騒いだ。
 だが、その余韻に浸る暇もなく、KKの荒々しい律動に意識のすべてが攫われてしまう。
 緩く浅く強く深く。
 息も出来ぬほど荒々しく、と思えば、もどかしいほど緩慢に。
 KKは思うように、ムラサキの体内を蹂躙する。
 律動のたびに生理的な涙が溢れ、頬を伝った。
「すっごい絡んでくるよ……ムラサキのココ……
 絞られて、きついくらい」
「や……あぁ……」
「なのにこんだけ滑りがイイ、そのわけが分かる?
 ……濡れてんだよ、それだけさ。びしょびしょなのな……はしたないねェ」
「や……そんなこと……ッ」
 言葉でムラサキを攻め立てながら、KKはなおも腰を打ち付ける。
「否定すんなって。ますます屈させたくなンだろ?」
「っあ……ひぁっ」
「誰もがあんたを崇めたてる。女神みたいに崇拝する。
 当然だよな、美貌に才能に何から何まで、あんたは全て持ち合わせて泰然としてるんだから」
 結合部から波のように押し寄せる快楽に翻弄され、KKの声もどこか遠く切れ切れだ。
 だが、その声音に滲むどこか口惜しそうな響きは、なぜだろう、恐ろしいほどしっかりと聞き取れた。
512林檎とスナイパー FINAL 10:05/01/30 03:08:59 ID:OOztlowM
「誰からも崇められる綺麗な女神様。
 穢してやりたかった、ずっとずっとずっとずっと。
 どれだけ俺がムラサキ、こうやってお前を汚す夢を見てたか、わかるか、なァ?
 どれだけ……お前が欲しかったか」
 言葉尻が耳朶を掠めたそのとき、KKの指先が陰部の尖りを押し潰すように愛撫した。
 直接的な刺激に全身が痙攣し、体の奥から灼熱感を抱いた滾りがこみ上げてくるのをムラサキは感じた。
「っやっ……ぁん、っ、ああ……っ!」
「イイ声。
 ――でも、まだダメ。」
 のけぞった腰はしかしキツくKKの無骨な手で拘束される。
 同時に体内に入り込んでいたソレもまたいたずらに快いポイントから退いてしまう。
 あと少しの快楽で高みへ至れると、分かっているのに。
 薄笑いを浮かべて、男はソレを阻む。もっと浅ましく欲しがれと。
「ぃや……も、意地悪しないで……」
「ナニが? 言わなきゃわかんねぇって。
 なんかして欲しいことがあるなら、可愛くおねだり、シろよ?」
 
513林檎とスナイパー FINAL 11:05/01/30 03:10:18 ID:OOztlowM
 中途半端に高められた熱が、どうしようもない火照りになって全身をぐるぐると彷徨っている。
助けて、もう限界だと小さく囁いたがそれも聞き届けられない。
 鳶色の瞳は剣呑な色を宿したまま、
 直情的で淫乱な言葉を吐き散らさねば許しはしないと言外に語っている。
 焦らされた状態が辛くて辛くて、頭を振れば涙がぱたぱたと落ちた。
「お願……もぅ……っ」
 だが、脊髄のすぐうえをそっと一撫でされれば、
 涙と共に最後の理性が蕩けてぐずぐずに形をなくす。
 どんなに浅ましいと罵られても、もう本当に構わない。
 今すぐに、触れて抓って浚って舐めて貫いて苛んで、汚してーー壊して。
 おねがいだから犯して頂戴。でなければ発狂しそうにもどかしいの。
 全ての思いをこめて、濡れた唇を動かした。
「お願い、もぅ、イカせて……っ」
 鳶色の瞳が、笑う。嬉しそうに嬉しそうに嬉しそうに。
 刹那、KKの口唇が喘ぐ唇を塞ぐ。
 同時に、引き合った体の奥底まで、KKが穿たれて。
 脳髄さえ痺れそうな快楽が爆ぜた。
 
514林檎とスナイパー FINAL 12:05/01/30 03:11:40 ID:OOztlowM
「ムラサキ……可愛い……」
「っいや……あっ、っあ、あぁ……っ、けぇ……っ!」
 角度を変え、変則的なリズムで。KKに貫かれ、嬌声が止まらない。
 ムラサキは爪指を深くKKの背中に食い込ませながら、
 全身を翻弄する快楽に流されるばかりだった。
「っあっ」
 口唇が胸元の飾りを潰すように噛む。
 鋭い痛みが爆ぜたが、それすらも極限状態にある性感を異様に昂ぶらせた。
 のけぞったムラサキの奥深く、もっとも欲しかったポイントにKKが入ってくる、熱く深く。
「っああああああああああぁっ!」
 甘い悲鳴を零した刹那、意識が白くはじけた。
 怖いほどに快さの高みに押し上げられ、全身の神経が焼ききれそうな快楽が体中を襲う。
「っ、ムラサキ、キツ……!」
 はからずも、絶頂の際に絞られた秘部はKKの張り詰めたソレをキツくキツく戒める結果となり。
 もがくように震え、腹の底で弾けた熱のかたまりに、
 頂点に至った体は再度、淫らがましく疼いた。
 
515林檎とスナイパー FINAL 13:05/01/30 03:13:07 ID:OOztlowM
 ……冷たい床がふしだらに温もるほどには、その場で獣のような交情を続けていた。
何度達しても、KKはムラサキを離そうとしなかった。
 乱暴に突き上げては次を求め、何度も何度もムラサキを汚した。
 
「……どうして、こんなことをしたの……?」
 鳴いて泣いて、その果てに完全に掠れてしまった声でムラサキは尋ねた。
 KKは薄赤く染まった己の手首に、しきりと口付けを落としながら囁く。
「ずっと前から、あんたが好きだったーーって言ったら、信じてくれるか?」
 優しく静かに、口付けながら、そう言う。 
「俺はあんたが気づくよりずっと前から、あんたのことを見てた、って、言ったら。
 俺の縄張りは西新宿、あんたの仕事場のあの町も含んでる。
 あんたがパーティに出演するのが決まって、一番喜んだのは俺だと思うぜ……
 見つめるだけで手出しの叶わない、
 綺麗な綺麗な歌姫サンと、ようやく接点が出来たんだ。
 本当に、嬉しかった。
 ……たとえあんたが俺を毛嫌いしていても」
 瞠目するムラサキの瞳を、KKはまっすぐにとらえて言い放つ。

516林檎とスナイパー FINAL 14:05/01/30 03:14:00 ID:OOztlowM
「薄汚ェヒトゴロシだ。
 誰からも忌まれる職種を好んで請け負ってる犯罪者だ。そんなこと自分が一番よくわかってる。
 だけど……あんたを諦めることは出来なかった。
 こんなコトまでしちまって、今更な言い分だけどな」
 KKは、ムラサキの手を掲げ持つ。
 さながら、中世の騎士が、愛する淑女にするように、
 場違いなほどにうやうやしく。
「愛してる」
 告白は、どんな濃密な愛撫より的確に、ムラサキの神経を犯した。
「……卑怯よ」
「知ってる」
 朱唇を噛んで、そう喘いだ。爆ぜそうに高鳴る鼓動を、ただ抱懐して。
「それでもあんたが欲しかった」
 KKは囁いて、ムラサキの手の甲に口付けた。永劫の忠誠を誓うように。

517林檎とスナイパー FINAL 15:05/01/30 03:15:23 ID:OOztlowM
「愛してるんだ、本当にムラサキ、お前だけを愛してんだ。
 離す気はねェよ……やっと手に入れられた、体も。
 これから手に入れる、心もな」
 ムラサキは眉宇を寄せて頭を振る。
 喉がひり付いたようにからからで、言葉がうまく出てこない。
「……卑怯よ……」
 喘いで、それだけを繰り返した。
それ以外に言うべき言葉が、どうしてもどうしても見つからなかった。
「知ってる……」
 KKは、それだけを答える。
 そしてまた、手の甲に口付けた。
 そのくちづけは慇懃なまでに儀礼的だというのに、何故だろう、腰骨の奥が甘く疼く。
 柔らかな睫を伏せ、ムラサキは静かに落涙した。
 運命をつかさどる歯車は軋みながら、それでも廻ってしまったのだ。
 もう自分は以前の自分ではないし、過去には二度と帰れない。
 
 何が哀しいのかはわからぬまま、そっと面伏せて忍び泣く。
 KKの腕が己の肩を、まるで壊れ物でも扱うかのように優しく抱きよせるのを、静かに感じ取りながら。
 
  
 
 
 
                           ---終---


518名無しさん@ピンキー:05/01/30 04:27:25 ID:b4PTk6uY
見事でした…長かったのもあって濃さに感動でした。
519名無しさん@ピンキー:05/02/01 21:58:37 ID:kThHHf6Y
後味ドロドロだっていうからもっと辛辣な内容だと思ってますた。
予想に反して愛ある終結…激しくGJです!!!
520名無しさん@ピンキー:05/02/02 01:11:22 ID:0T7D/01r
ラストが激しく良かったです。
乙でした!
521名無しさん@ピンキー:05/02/06 10:11:43 ID:4yXVYYle
今更だがとてとてテトラたんの続きをキボンヌと言ってみるテスツ
522名無しさん@ピンキー:05/02/06 20:59:17 ID:JaVZ/nFz
じゃあ俺も今更かもしれんがKベルの続きをキボンヌ。
ずっと待ってます…。・゚・(つД`)・゚・。
523名無しさん@ピンキー:05/02/06 22:04:59 ID:LcEm308I
もしも、ヒュー翼を書いていた方がまだこのスレを見ていたら、
是非とも最後まで書いてもらいたいです……。

_| ̄|○オネガイシマス……
524名無しさん@ピンキー:05/02/07 00:40:16 ID:al8cIMYA
漏れはかごめ隆辱と保管庫更新キボン。
忙しいのならともかく…。
525名無しさん@ピンキー:05/02/07 07:24:14 ID:SUaLVvdn
今まで需要があるのに全くでてこなかったかごめ×ポエットきぼんぬ
勿論暗い・悲しい系じゃなく、とびっきり熱いのを頼む!!
526名無しさん@ピンキー:05/02/07 10:26:37 ID:Wq5Q2wrR
>>525
以前デイヴ×ツララを書かせて頂いた者ですが…
もし宜しければかごめ×ポエット、挑戦させて頂けませんか?
527名無しさん@ピンキー:05/02/07 11:59:58 ID:v52+oxoM
かごはふたなりで頼む
528525:05/02/07 14:56:53 ID:SUaLVvdn
>>526
大 歓 迎
529名無しさん@ピンキー:05/02/07 16:33:55 ID:rSllvQsF
むしろおバカ系で。
530名無しさん@ピンキー:05/02/07 16:42:13 ID:hfxasNKl
まとめサイトの人、忙しいみたいだけど、Wikiとか無理なの?
531名無しさん@ピンキー:05/02/07 18:49:55 ID:Jx6hhzSA
おバカ系といえばしさも作者さんもう行方不明なのかな
おーいバレンタインの季節だよー
532名無しさん@ピンキー:05/02/07 20:30:59 ID:KP8OzD4X
おバカ系と言うかギャグエロが読みたい。
ネ申の皆さま、新作お願いします。
533名無しさん@ピンキー:05/02/07 20:36:16 ID:i2k/F72z
かごポエを妄想しても普段のクールなかごめを想像できない。
だがそれがいい
534名無しさん@ピンキー:05/02/08 00:59:31 ID:Y+5rTvXu
バレンタインに間に合うか…?
今からいっちょ何かやってみますかな
535名無しさん@ピンキー:05/02/08 19:03:30 ID:v3EzPIy5
チョコレートの中にリエちゃんの陰毛がッ!!!
536名無しさん@ピンキー:05/02/08 22:00:06 ID:RADD6Ohg
リクしてもおk?

良いなら、リュータ×ミミ
又は、ショルキー×ジュディを(ry
537名無しさん@ピンキー:05/02/09 04:32:09 ID:YSru8sL3
若得ろ杉おk
538名無しさん@ピンキー:05/02/12 00:54:44 ID:DL6GChJI
526に超期待。
539名無しさん@ピンキー:05/02/12 21:55:54 ID:4NEmohq3
シルヴィア、メル、ハナなら書けそうな悪寒
540名無しさん@ピンキー:05/02/13 20:01:48 ID:bsfTbH9s
間に合わなかった…orz
この埋め合わせはいつか必ず
541名無しさん@ピンキー:05/02/13 20:08:51 ID:ZqVH10iy
シルビアひなの方、ずっと待ってるので続きよろしくしたいな。
542名無しさん@ピンキー:05/02/13 22:55:11 ID:xirIiHCC
526と539のメルに期待
543名無しさん@ピンキー:05/02/14 14:11:41 ID:phqcesON
メルマコめぐみポエットふき×俺
544かごポエの人:05/02/14 17:47:00 ID:kkyx35B+
序盤書き上がりました……が……
おバカ系にはほど遠い…というか180度反対方向、シリアス路線まっしぐらになってしまいましたorz

一応話の冒頭だけ、しばらく後で投下させていただきます……
545名無しさん@ピンキー:05/02/14 18:39:40 ID:R8xYLnx4
シリアス期待sage
546かごポエの人:05/02/14 18:51:57 ID:i+EItmM1
では序盤だけですが投下します・・・
547Love Song -コイノウタ- 1:05/02/14 18:56:07 ID:i+EItmM1
夜の街―――

住宅街は既に眠りについたような時間でも、この辺りは異様なほどに煌びやかなネオンや電飾で輝いている。

そんな街で売り買いされているのは、愛。
しかし、ラブソングや小説の中に描かれるそれとは、まったく違うものである。
人間が産み出した、歪みきった・・・偽りの愛。
この街は、そういった『欲望』の渦巻く街。そして―――

―――私の生まれた街。

私は物心付いた時から、この場所に居た。
もちろん親の顔なんか覚えていないし、正直思い出したいとは思わない。

客観的に見れば、こんな夜の街に幼い子供が居るというのは、さぞかし異様な光景であっただろう。
しかし、誰も私を見てはくれなかった。
当然といえば当然である。大人達は皆、自身の醜い欲望を満たすためにこの街を訪れているのだから。
この街は、『私』という存在を認めてはくれないのだ。
548Love Song -コイノウタ- 2:05/02/14 18:58:22 ID:i+EItmM1

孤独だった。
寂しかった。
苦しかった。

―――いつからか私は、歌を唄うようになった。私はここに居るんだと訴えたかった。
心の中に在る、何も飾らない感情を、精一杯吐き出して唄う。
始めは嘲笑を浮かべていた大人達も、徐々に私の歌に耳を傾けてくれるようになっていった。
思えばこの頃からだろうか・・・。
私が自分自身を『かごめ』と呼び始めたのは―――
549Love Song -コイノウタ- 3:05/02/14 19:01:47 ID:i+EItmM1

「―――When will be
all the flowers florish the way they want to be yet
The dance has don go around
The dance we've done go around
In blue moon sea ―――」

今日も私は街で歌を唄う。
私が唄い終わると、あの頃とまったく変わらない醜い大人達が、少しの同情と、嘲笑を合わせたような目を私に投げつけた後
私の前にお金を置いて、眠らない夜の街へ吸いこまれていく・・・。
しかし・・・その行為は心からの善意では無い事くらい、私にだって分かる。
『自分は、こんな貧しい子供に金を渡してやったんだ』
濁った瞳の奥から、こんな偽善と優越感に浸る光が滲み出ているから。

私はお金なんか必要無いのに・・・ただ、『私はここにいるよ』と伝えたいだけなのに―――。
気が付くと、私の瞳から一筋の涙が伝っていた。
「―――――――――寂しいよ・・・」
無意識に喉から溢れるように零れ出した言葉は、まるで初めから存在しないかのように、夜の闇と妖しいネオンの光の中へ掻き消されていった・・・。
550Love Song -コイノウタ- 4:05/02/14 19:02:44 ID:i+EItmM1

事実、私にはお金なんて物はほとんど必要無い。
最低限の衣服と食品、それに雨を凌ぐ為の、小さな、小さな私の部屋。
それだけ有れば、私の生活に支障はない。

友情や愛情など、いとも簡単に崩れ去ってしまうもの・・。
私は、夜の街で、人間の汚いところをたくさん見てきた。だから、
自分を着飾ったり、他人の為に自分を犠牲にするような行為は、本当に馬鹿げていると私は思う。

私は一人で生きていく。生きていくために私は歌を唄わなくてはいけない。

私の中で、唄うことの意味が変わり、からっぽの心の中で、小さな灯が消えようとした頃・・・

・・・私は、彼女と出会った。
551かごポエの人:05/02/14 19:06:49 ID:i+EItmM1
とりあえず投下終了です・・・;
こんだけ長々と書いといて、まだポエ出てないですorz
はやく続き書けるように精進します・・・ありがとうございました、では落ちますです。
552かごポエの人:05/02/14 19:25:03 ID:i+EItmM1
書き終えてから公式見て気づいた・・・・
・・・・・かごめさん朗読スタイルの詩人少女って何よorz
あぁ・・・確認不足でした。皆様申し訳無い;

以上チラシの裏でした・・・(´・ω・)
553名無しさん@ピンキー:05/02/15 00:00:29 ID:oNIkYP5j
スギリエ書いてたけど間に合いませんでした(ノД`)・゚・。゚
推敲してホワイトデー投下目指します…


かごポエ作者さま>>これからポエがどう絡んでくるのか楽しみです!続き期待してますw
554名無しさん@ピンキー:05/02/16 15:10:29 ID:YSxQrqNe
あー・・・
エロ絵かきてぇ・・・
555名無しさん@ピンキー:05/02/16 15:16:05 ID:vQ6icl0Y
角煮へどうぞ
556名無しさん@ピンキー:05/02/20 22:04:25 ID:F1G9Nuw5
保守
557名無しさん@ピンキー:05/02/23 17:52:08 ID:9aLM8BCm
サイバーガガガック
558名無しさん@ピンキー:05/02/23 22:39:09 ID:h05NlG2g
雛汁続きみた〜い
559名無しさん@ピンキー:05/02/27 01:31:13 ID:wQva1Jkt
どなたかカレンものを…
560名無しさん@ピンキー:05/02/27 18:28:05 ID:sBLFd29x
リュータ×ミミ小説キボンヌ
できればショルキージュディも
561名無しさん@ピンキー:05/02/28 21:20:58 ID:UZ1lFZUY
カゲトラたん・・・
562名無しさん@ピンキー:05/03/03 20:36:25 ID:q3yxqc29
ほしゅですわ!
563名無しさん@ピンキー:05/03/04 07:54:57 ID:7BkxxwFK
ほっしゅほっしゅ
564名無しさん@ピンキー:05/03/05 00:44:53 ID:9VQI3xiY
ジズるり続き読みた〜い
565名無しさん@ピンキー:05/03/05 13:24:17 ID:vTc7JTUg
改めて見ると、途中で止まってる作品の多いこと……。


あれ、まとめサイトも止まってる?
566名無しさん@ピンキー:05/03/05 17:13:44 ID:kM2QgTqF
>>565
ごめん……orz
567リュタミミ 1/3:05/03/05 18:22:30 ID:h8Usp+90
>>560
とりあえず昔書いたリュタミミを。今、改めて見ると結構・・・ OTL
ミミ視点からです。



喫茶店でレモネードを飲みながら談笑する。
久々のデートの始まりとしては良くても,それで終わりにしたくなかった。
2人っきりになりたいから,私の家に来てもらった。
互いに求めるものが一緒だった。

 『エッチしたい』

でも,どういうわけだか服を脱ぐのが嫌になった。
なんだかいろんな事が恥ずかしくなった。
顔を見られること,裸になること・・・多分,声も出す。
そんな私に気付いて,リュータ君はシャツを脱いだところで止まった。
この気まずい空気をなんとかするために,私は壁に手をついて,
背後のリュータ君に言った。

「お願い,今日は立ったまま後ろから・・・」

わかってくれたらしく,後ろから私の胸を揉み始めた。
はじめは服の上から。次第に服の下に手を入れて,ブラを持ち上げて直に・・・
このままでは汚すと思って,私はパンツを脱いだ。
なんだ,結局自分で脱いでいるじゃない。
568リュタミミ 2/3:05/03/05 18:24:39 ID:h8Usp+90
リュータ君は胸だけでなく,私の体のいろんな所を優しく触ってくれた。
私は全身の力が抜けて,床に四つんばいになった。
リュータくんは私のお腹を持ち,後ろから・・・挿れた。

「・・ぁっ・・・・ぅ・・・・」

もう腕の力は無くなり,膝だけで腰を持ち上げて,顔は床に押しつけた。
泣きそうになった。お腹が痛いのは子宮が痛いんだと思う。


  ズルッ


まだ途中なのに突然抜かれてしまった。
そのせいで膝はすべり,全身が床にへばりついた。
リュータ君は私をあおむけにした。
中途半端な快感に浸る私を見られたくなく,手で顔を隠そうとしても
両腕は床に押さえつけられてしまっている。

「ミミちゃん。俺は・・・顔を見ながらしたいんだ」

言い終わるか言い終わらないかのうちにまた始めた。
私はリュータ君を見て興奮し,またリュータ君も私を見て興奮した。
私はさっきの何十倍も大きな声で思いっきりあえいだ。
569リュタミミ 2/3:05/03/05 18:25:59 ID:h8Usp+90





リュータ君はまだすまなさそうな顔をしている。
まったく大胆かと思えば、すぐ臆病になる。
私は笑いながらリュータ君のの胸に飛びついた。
570名無しさん@ピンキー:05/03/07 13:47:30 ID:EElFi/3L
>>567-569
ぐっじょぶ、続き木盆
571567-569:05/03/07 20:21:17 ID:hpoOvjY/
・・・・・あ、すいません。これでENDです。
最後にENDってつけなかったミス、3/3と書くべき所を2/3と書き間違えたミス。
ホントにすいません。
572名無しさん@ピンキー:05/03/10 21:49:47 ID:e7d5znuf
アゲハ×ケリーキボンヌ
573名無しさん@ピンキー:05/03/11 02:49:14 ID:dBmUu0aq
かごポエの人乙!
期待してまつよ(*´∀`)



ところで俺が未だにホシオ×タマちゃんを待ち続けている件。
二スレ目辺りから待ってるのに…(;´д`)
574名無しさん@ピンキー:05/03/12 17:03:14 ID:2IA7SZt6
>573
ナカーマ

俺もずっと待ち続けてます…
575名無しさん@ピンキー:05/03/12 21:19:03 ID:A02RJ+6O
まとめサイト更新マダー?

いつまで待たせ(ry
576名無しさん@ピンキー:05/03/12 21:42:42 ID:N/t1Dfmh
>>573
ナイスボール!じゃだめなのか?
577名無しさん@ピンキー:05/03/14 20:58:04 ID:Jt0KqOka
俺も1スレ目からツースト×シャラの続きをまっている。
需要が多いが供給は少ないな・・・・・。
まあ 待ち続けるんでじっくり完成させて下さい。
578名無しさん@ピンキー:05/03/15 15:58:43 ID:TB9NjUnP
たまちゃん「ううっ…も…もう入らないですぅ……」
(★)   「何を言うまだ2つしか入ってないぞ」
たまちゃん「ぴ…ピンポン玉なんてなんで入れる必要があるんですかぁ…」
(★)   「卓球道を極めるならば避けて通れぬ道だ!!」

みたいなのきぼん
579名無しさん@ピンキー:05/03/15 17:40:42 ID:u9W7Sx1w
おバカ系?
580名無しさん@ピンキー:05/03/15 20:21:20 ID:qHEZ5zw2
俺も一スレ目のタイニャミの続きを待ちつづけている.…
581名無しさん@ピンキー:05/03/15 20:31:30 ID:nWpaw3Yz
>>578
入れてるのは口で台詞はふひゃふひゃ言ってるのを訳したんだよな
582名無しさん@ピンキー:05/03/16 14:11:07 ID:cyvfwXMY
>>577
あれって続き物だったのか!?
てっきりあれで完結だと思ってた・・・
583名無しさん@ピンキー:05/03/16 21:12:26 ID:dT4z+8ex
シノビアンコがアンコにZOKKONの術☆で4人を(バンブー・六・流石最上・ヨシオ)虜にするけどあの後の展開を考えると・・ハァハァ。
キャラもシリアスもギャグも出来そうないい顔ぶれだし・・。

アンコ×奴隷4人のSSかえろ絵投下できるネ申 降臨キボン。
584名無しさん@ピンキー:05/03/16 22:57:07 ID:mJEQBaBz
本スレにアンコ×海パン書くって言ってた奴ならいたけど
585名無しさん@ピンキー:05/03/17 01:08:25 ID:PNXn5xpx
アンコってアソコに見えてやらしいな
586名無しさん@ピンキー:05/03/17 02:47:52 ID:GC1Jgouy
萌スレでアンコが●ンコって臥せられてて本当びくってした。
587名無しさん@ピンキー:05/03/20 04:38:11 ID:0BL2w23S
落ち止め
588名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 08:17:25 ID:ivPd8fIx
若×たまよ(ハイパーロッケンローレの子)ってありですかね?
ネタバレとかも怖いし、何より幼女レイプモノになりそうな気が・・・。

すいません、書く前にスレッドの皆様に聞いておきたかったのです。
589名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 14:57:22 ID:h5L2zNwt
なんでもありだ!ありありだぜ
590198:2005/03/22(火) 11:32:40 ID:qmMuI+wT
前に睦アゲ書いた香具師です。

やっと後半&完結しました、ので投下いたします。
前半と違って睦月視点だったりとか、他にも
ツッコミどころ満載ですが。

では↓より。
591猫蝶(後半):2005/03/22(火) 11:33:15 ID:qmMuI+wT
今、僕は・・・君の身体を、初めてじっくり触っている。

初めて見る、好きな人の秘部。・・・いや、女の子の身体を、こんなところまで
見ること自体、初めてだった。さっき、胸の二つの膨らみと、その頂点にも触れたけど、
それが初めての・・・愛撫(と、言うんだったっけ)だった。

胸や秘部を、手で触れたり、なぞったりするたび、君の口から
相変わらず可愛いような、色っぽいような、悲鳴のような声が漏れる。

・・・君も、こうして身体を触られるのは初めてだったね。

知識が全くないわけじゃないけど、そういう本とか・・・見るのは恥ずかしくて・・・。
592猫蝶(後半):2005/03/22(火) 11:33:47 ID:qmMuI+wT
「あの、痛くない?」
君のあげる声が、ちょっと辛そうにも思えて、おそるおそる聞いた。

「・・・うん、平気。けど、さっきもそうだったけど、なんか変な感じ・・・」
「痛くないなら、きっと大丈夫だよ」
「うん、大丈夫だよね、

睦月さんだから・・・」

・・・胸が、熱くなった。
思って良いのかな・・・それは、君が
僕を信じてくれているって・・・勘違いして、いいのかな。

「・・・アゲハ・・・」
知らないうちに呼び方まで変わってる。
・・・僕の心臓は激しく動いている。ドクンドクンと。
593猫蝶(後半):2005/03/22(火) 11:35:12 ID:qmMuI+wT
クチュッ。

「うぁ・・・っ」
なぞっていただけの割れ目の中へ、ついに指を入れる。

それを出し入れしたり、ざらざらした内壁を撫でたり。

「あはぁ・・・ん!」

君の感じているものが大きいのか。嬌声が大きくなっている。

ふと見れば、さっきのアザも、消えかかってきている。
1日だけ出るものなのだろうか。・・・君が地球の人間じゃないことの証。
でも僕は、地球人だとかそうでないとか、どうでもよかったんだ。
さっきも言ったけれども、君は君なんだから。
594猫蝶(後半):2005/03/22(火) 11:37:26 ID:qmMuI+wT
かくいう僕も、半分、ケモノビトの血を引いている。だから中途半端に耳とシッポがある。
・・・前、君にこれが可愛いって言われた時、恥ずかしいような、でも嬉しいような、そんな気持ちになったっけ。
「・・・今から言うことを、真剣に聞いて欲しいんだ」
「うん」
「・・・僕が君を好きでいる事も、君が僕を好きだって言うのも、全然悪くない。
 種族とか、そういうのが違うからって、悲しまなくていいんだよ。・・・その人はその人なんだから。
 ・・・たとえ、この星を乗っ取ろうとしてたとしても・・・」
「・・・その事についてだけど・・・後で、上司に報告しておくね」
「報告?」
「・・・「この星はもう2度と、争いなど起きないと思われます。皆、友好的に生きています」ってね。
 私ね、この星の状態っていうか、そういうのを調査する役目を負わされた。今いったのが、
 調査の結果、ってところかな・・・。だって、この星のみんな、本当に仲良しだったから。大丈夫、きっとわかってくれる・・・」
そういって、君は、にっこり笑った。
・・・とても、愛らしかった。
595猫蝶(後半):2005/03/22(火) 11:39:02 ID:qmMuI+wT

・・・そして・・・頭の中をよぎった。
抱きしめたい。触れたい。感じたい。離したくない。
・・・キミへのそんな想いが・・・大きくなっていく。

「む、むつ・・・っ!?」
・・・気がつけば僕は君の身体を押し倒していた。

「好きだよ」

・・・いつの間にか、そう言っていた。

「私も・・・大好き・・・」
・・・小さな、君の声。

・・・ギュッと、抱きしめた。僕が出せる力を、腕に全部込めながら。
596猫蝶(後半):2005/03/22(火) 11:40:51 ID:qmMuI+wT
「あっ・・・くっ・・・はぁ・・・あんっ!」
・・・そして今、僕と君は、初めて繋がっていた。
君の中に、自分が入ってから、それから、何度も貫いた。
お互い、激しく、腰を動かしながら。
感じているのは激しい快感なのか、苦痛なのか。
君の顔は歪んでいる。・・・苦痛だとしても、僕はやめない。
・・・君を愛しているから。なにより、ぼくも君も、
繋がる事を望んでいただろうから。
「きゃう・・・ああ・・・ぅんはぁ・・・ひんっ!」

・・・もう、僕の頭の中には・・・君しかいない・・・。

「ああ・・・っ・・・睦月・・・っ!好き・・・好き・・・っ!」
「アゲハ・・・アゲハ・・・」
相手の名前を呼び合いながら・・・次第に限界が近づいていく。一緒に。

「うあぁ・・・そろそろ・・・何か出そうだよ・・・」
「わ、私も・・・っ、何か・・・何か来るよぉ・・・っ」
597猫蝶(後半):2005/03/22(火) 11:42:02 ID:qmMuI+wT
「く・・・う・・・っ・・・!」
今、もう一人の僕から、何かが吐き出されるような感触。
ドクンドクンと動きながら、彼女の中へ、注ぎ込む・・・。
繋がったところは・・・液があふれ出して、ぐちゃぐちゃになっていた・・・。
そして・・・

「う・・あ・・・っ ・・・はぁぁぁぁぁっ!!」
身体を仰け反らせながら・・・君も限界に達したようだった・・・。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

2人とも、慣れない刺激のせいか、身体をビクビク震わせていた。
けれど・・・不思議と、満たされたような気分だった。

・・・そんな気分になりながら・・・だんだん目の前が暗くなってくる・・・。
598猫蝶(後半):2005/03/22(火) 11:42:57 ID:qmMuI+wT
――――気がつけば、さらに夜が更けていた。
・・・ふと、目の前。暗くてよくわからなかったけど、
君の安らかな寝顔があった。・・・小さく、可愛らしい寝息をたてている。
・・・何故か、とても幸せそうな顔に見えたのは・・・気のせいなのかな。

・・・突然、はっとした。何故なら、僕の腕が、無意識のうちに
君の小さい体を、抱きしめていたのに気付いたから。
けれども、離す気にはならなかった。いや、離したくなかった。

「・・・大好き・・・」

寝言だろうか。かすかにそう聞こえた。・・・僕はそれに
応えるように、そっと抱き寄せて、前髪に口づけした。
起きてしまわないかな、と、少しドキドキしながら。

・・・そしてまた、新しい朝が来るまで眠りにつくことにした。
・・・君と僕が結ばれてから、初めての朝まで。


――これからまた、よろしくね。
       僕にとって、一番大切な人へ・・・――


end
599猫蝶の人:2005/03/22(火) 11:46:37 ID:qmMuI+wT
これで終了です。

ピンとこないカップリングだろうから
需要は微妙だけど、好きなのをこうして書けたのだからよかったです。
では、ありがとうございました。
600名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 12:30:57 ID:Nr3Wk3i4
やべ、いい純愛(*´Д`*)
601名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 21:08:22 ID:5jYBc+hM
GJ
602名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 16:46:31 ID:AsVfBv1n
六ムラとかごめ総受け・・・まだ待ってます( ´−`)

ていうか洩れが書けばいいのか?
603名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 22:46:39 ID:nqkf0bxD

アッシュの日記
6月11日
【7:12】スマイルの笑い声で起床。まだ眠い。顔を洗う。耳が濡れてイヤな感じがする。歯はみがかない。それが習性
【7:22】朝食は犬の餌。気が重い。イヤになる。「さて、散歩に行くか!我が愛犬よ!」ユーリの言葉だ。うるさいんだよ。俺はペット犬じゃない狼男なんだよ。「カレー買ってきてぇ〜」うるせぇんだよこのバタコが。
【8:00】ダルい散歩出発。庭ではうるせぇ腐女子がわめいている殺すぞ。
【9:43】「助けてくれ〜!」KKが叫んでいる。俺にどうしろっていうんだよ。
【9:45】KK救出。ベルの猫に殺されかけたらしい。うだつの上がらない奴だ。あとで兄貴軍団の始末を依頼。
【11:03】今日は曇りだ。気分が盛り上がらない。早く城へ帰りたい。
【11:46】スマイルがニヤニヤしている
【12:03】早朝散歩終了。帰宅。
【12:15】お腹がすいた。残ってるえさを食べる。またペット扱いがひどくなる。
【13:11】みんなで談笑。スマイルの笑い声にみんながいらつく。
【14:27】兄貴軍団登場。(先頭は赤いの。)
【14:28】「よ〜バカ弟!」 相変わらず元気な奴だ。「やめるッス!頭なでるなッス!」本当はどうでもいい。KK早くこい。
【15:40】カビたスマイルに襲われる。臭い。耳が湿って力が出ない。
【15:41】「アッシュ〜大丈夫〜?」スマイルだ。タイミングが良すぎる。どこから見ていたんだ?
【15:42】「KKさん来たよ〜」さようなら、バカ兄貴、こんにちはしばらく兄貴のいない人生。スマイルがニヤニヤしている。

604名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 22:48:14 ID:nqkf0bxD
【16:00】「いくゼ〜!グレートKKボンバーMk-2!」ただのハンドガンだ。「バァン!」お前打たれた側だろ、兄貴。このやりとりには飽き飽きしている。
【16:58】戦闘終了。「ありがとうございます〜」社交辞令で礼を言う。
【18:31】ユーリが来た。「大丈夫か!愛犬!」遅すぎる。帰れ。口の端に血つけて何が「大丈夫?」だ。
【20:30】帰宅。城前で腐女子がアッシュ饅頭を食べていた。スマイルが饅頭を売りながらニヤニヤしてこっちを見ている。いやがらせか?殺すか?
【21:56】スマイルの部屋がカレー臭い。
【21:57】ユーリの部屋は血液臭い。
【22:19】腐女子が一京に緑茶を分けて貰っていた。スマイルがニヤニヤして見ている。
【0:35】あーまた明日も地獄だ。永眠。

605名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 02:28:40 ID:pKzruvdN
不覚にも笑ってしまった俺ガイル
606名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 09:00:03 ID:eAHgaHsJ
>>603
元ネタ希望。
607名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 10:49:13 ID:2QiZ8hpT
>「カレー買ってきてぇ〜」うるせぇんだよこのバタコが。
アッシュちょっと待って!!元ネタ漏れて(ry
608名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 20:53:36 ID:J64zcsU7
ワロタw
609名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 01:06:33 ID:yT2XhBf4
>>606
アソパソマソかと
610603:皇紀2665/04/01(金) 23:35:35 ID:98vNtPu2
>>607
スンマセン、バタコになってますね。(;´Д)
修正修正…
楽しんでもらえたようで何よりです。
エロ小説も…近々書こうと想います。
611603:皇紀2665/04/02(土) 02:02:40 ID:yCrfwdOh
桔梗ものの冒頭があがりましたがアップしてもよかですかね?
612名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 10:39:33 ID:AU/fOdwW
是非是非。
613桔梗もの冒頭1/2:2005/04/02(土) 10:50:07 ID:yCrfwdOh

「ふぅむ…おかしいですねぇ…」
ジズは机に頬杖をついて考え込む。
机に並ぶのはランプ、本、カップ、そして三人の女性の写真。
「パーティーで探し当てきれた儀式に使えそうな婦人…たった三人とは。」
写真の下には名前が書かれていた。「Kikyo」「murasaki」「ithi-no-myou」
もはや三人目は完璧に彼の趣味だ。
「ムラサキ様には一度犬に追われていたところを助けていただいた事もありますけどねぇ…」
情けないぞ幽霊紳士。
「能力が知れない分少し不安ですが…桔梗様にお願い致しましょうか…」
と、幽霊紳士はランプの炎を消すと同時に部屋から消えた
614桔梗もの冒頭2/2:2005/04/02(土) 10:54:18 ID:yCrfwdOh
「秋の月 泡沫…」
丘の上。頭骨を持ち少女は謳う。
「見つけてくれたのは貴方でした…」
逝ってしまった人への思いを込めながら。

その少女の後ろに影が差した。
「桔梗様…ですね。」
「…どなたでしょう?」
桔梗は振り返らずに答える
「私は…黄泉の国の住人です。貴女様に頼みたい事があって参りました。」
ジズはここで「黄泉の国」と言った。それが桔梗をひきつける最大の策だと悟ったからだ。
「黄泉の…!」
桔梗はやはり食いついた。
「…貴男は?」
「申し送れました。私、ジズと申します。以後お見知りおきを」
ジズはそう言って話を続けた
「私の頼み事を聞いていただけましたら、そこの殿方。…お会いさせて
差し上げましょう。」
桔梗は身を乗り出した。
「あの人に!?」
「ええ。」
「…わかりました。私はどうすれば?」
桔梗の言葉を聞いてジズはニヤリと笑う。
「私とともに私の屋敷へ参りましょう。そこでお話し致します。」
その瞬間に桔梗はめまいを感じ、倒れた。
ものの数秒後、桔梗とジズは消えていた…
615桔梗もの冒頭2/2:2005/04/02(土) 10:55:01 ID:yCrfwdOh
ぐは!あがってますネ!すんません。回線k(ry
616名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 12:06:55 ID:818IPLRm
逝くなGJ
期待期待。
617桔梗ものの人:2005/04/05(火) 13:37:43 ID:GWiTZiDc
PCが死んでました。すんません。
現在書き進めとりますのでしばしお待ちを。
618桔梗×おんなのこ(?):2005/04/08(金) 20:17:58 ID:Q498j85u
「う…ん…」
桔梗が目をあけた場所は大きな部屋。洋館の一室だろうか。
手足は動かない。あたまがボーっとしているが手足が拘束されているらしい。拘---束?
目が覚めきった。衣服ははがされ、完全に生まれたままの姿で貼付けられている。
「っや!なんですか!?」
桔梗はもがく。豊満な乳房は揺れるが自由は得られない。
「気がつきましたか?」
ジズが暗闇から現れる。
「あなたは!なにをするのですか!」
桔梗は強くジズをにらむ。彼女の自由が利いたならジズは二度死んでいるはずだった。
「私の願いを聞いていただければ、骨の殿方にあわせてさしあげる。そういったはずです。私の願いは、女性の体から分泌される全ての液。汗や涙、その他も全てです」
といい、ジズは指を鳴らす。現れたのは…人形?いや、少女である。片目が髪で隠れているが、赤い靴に青い服をきた少女である。
「…」少女はしゃべらない。
「おや。汗はもうでていますね。では失礼して。」ジズはあせを試験管へ入れる。桔梗は歯を食いしばる。
「では…頼みましたよ。『私の子』」
少女が桔梗へ近寄った。
619桔梗×おんなのこ(?):2005/04/08(金) 23:36:15 ID:Q498j85u
「…なに?」
少女におそるおそる尋ねる。少女は答えない。
と、急に少女の股間がふくれあがった。
このふくれ方は…イチモツ
少女の股間に?しかしスカートをめくった少女のそこにはソレがあった。
あの人よりも巨大なソレはビクビク波打つ。
桔梗はどうなるか等知っていた。それでもあの人のため。逢いたい。それだけ。
それだけのために、犯される。しかしそれでもいい。今は何故かそう思える。…思おうとしている。
少女は…浮いた。いや。のびた?いずれにせよ目の前に彼女の一物がある。しゃぶれというのだろう。桔梗はゆっくりと口を付ける
そしてくわえこんだ。
「あむ…んふぅ…はぁ、んむ…うぅ…」
クチュリ、ジュルリと淫媚なおとをたててしゃぶる。
少女の体が震えた。口の中で、液がはじける。
ビュルっ!ビュルリ!
「んむぅ!んん!んはぁ、はぁ…」
こんな行為をしているうちに、桔梗の秘部はぬれそぼる。ジズはそれを試験管へいれ、言う。
「…そういえば尿をとらなければなりませんねぇ。」
桔梗はビクっとした。「それはやめて!」
しかし逃げる事もできない。今は身を委ねる意外ないのだが…
620名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 23:11:08 ID:FKlG4P49
つ…続きが気になる;
621桔梗×おんなのこ(?):2005/04/11(月) 23:21:21 ID:GIk0vdZO
「薬を…」
ジズは桔梗を無視し、少女に向かい、言う。
少女はどこから出したか、カプセル状の物を二つ、桔梗の口へとねじ込んだ。
そして桔梗は嫌々としながら、吐き出そうとする。これをのめば「人として」
墜ちる。と、考えている途中、少女が頬に、頬をくっつけてきた。そして、こう聞こえた。
『あの人…』
そして桔梗は、自分が何のためにここにいるかを思い出した。
コキュン
のどを薬が通る。それから一分もしないだろう。息が荒くなり、桔梗の秘部が少し開き、黄色の液体が勢いよく飛び出した。
「あぁあ!っはぁ…あぁぁ…」
シャー…と、ジズはすかさず試験管へ入れる。
ジズは試験管を置くと満足げに笑った。
「あとは…唾液は…いりませんね。愛液と涙…それを早く得るには…」
桔梗はぐったりとしている。そんな事おかまい無しにジズは考えて、
一つの結論にたどり着いた。
622桔梗×おんなのこ(?)之人:2005/04/11(月) 23:33:05 ID:GIk0vdZO
>>620殿
楽しみにしていただいてありがとうございます!
今ぺこぺこ書いてるんでしばしお待ちを。
623桔梗×おんなのこ(?)ラスト:2005/04/11(月) 23:54:18 ID:GIk0vdZO
ジズは少女に小声で何かをつげる。

少女はうなずいて、一物をむき出しにしてこちらへ来た。
そしてソレを桔梗の溝へあてがう
「ん…ぁ…らめ…ぇ」桔梗はうめいた。しかし。
ズブゥっ
「んぁ、あぁぁああ!」
桔梗の溝は穴と呼べる広さになり、そこにはしょうじょのモノがささる。
そして少女が腰を動かし始めた。
ズチュ、クチュ
「あっぁあ!はぁ、はふっんゃっ!」
いつしか腰をふっていた桔梗は涙を流し、膣を濡らした。
そして言った。
「ちんぽ…ちんぽ、もっとおくにいれてください!」
墜…ち…た…桔梗の理性は崩れた。
そしてあふれる液と涙を採取し、ジズは満足げに笑う。
「結構です。おつかれさまでした。では約束…」
そこから先は夢の中のようで覚えては居ない。
しかし目が覚めると、あの丘に居た。
隣には、懐かしい匂いとともに、あの頭骨と、花が一輪。
体には粘液を拭いた跡が残っていた。
あの人に会えたかどうかは定かでないが、それとなく、心が満たされた気がした。
と、頭骨の下に手紙を見つける。差出人:ジズ
「お手伝いいただいて得た液は私のところに居る人形の人間化の材料にさせていただきます。今回は誠にありがとうございました。」
…ユメジャナカッタ。ウタカタナドデハナカッタ…
桔梗は、自分の姿を思い出しながら、泣きたくなる。そして
心を癒すべく、また謳う。
「秋の月 泡沫…」
624名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 23:57:07 ID:jusd1A7u
ぅああああああああいやぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!
リアルタイムに読めたぜ(;´Д`)ハァハァ



GJ!
625桔梗×おんなのこ(?)あとがき:2005/04/11(月) 23:57:10 ID:GIk0vdZO
ども。桔梗のこです(謎
はい。何日も長々と申し訳ございませんでした。
仕舞にこんなワケわかんない話+終わり方に。
もう腹を切ってお詫びする鹿…
あ、ちなみにジズの人間化する人形とは…いっちゃんこと壱ノ妙です。
ジズんところにいるのは何故か?
…ノリです。はい。
626桔梗のこ:2005/04/11(月) 23:59:33 ID:GIk0vdZO
おえぁ!感想早い!
>>624殿ありがとうございます、こんな作品に長々とおつき合いくださったあげくGJなんてもったいないお言葉を。これから精進致します。はい。
627名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 00:05:11 ID:sSGdulvf
ほぼリアルでミッケタから晒しage
628名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 00:00:30 ID:zsJMbcO6
>>626
gj
629名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 02:10:36 ID:xzxX3hTi
質問age

アシュかご書きたいんだが…需要あり?
630名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 14:37:16 ID:yJG7FcbK
大歓迎デスヨ
631名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 21:03:58 ID:DkSp1Y7r
歓迎歓迎
632名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 21:04:16 ID:X8+u1X3+
初めて見た時から睦月とサトウさんは女だと信じている。






今もそうだと信じ込んでいる。
633名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 23:39:58 ID:TBUXbROG
>>632
2の頃のタイマーも(ry
634名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 22:34:59 ID:YVJ2Fo/N
あの〜、エロがない小説ってどこで書いたらいいですか?
ニャミとミミの小説を書きたいのですが。
635名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 23:01:31 ID:aau3tByQ
>634
お前のサイト。
636名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 20:35:36 ID:Wq9ClJWc
ここであえてキャンディ受けをキボンしてみる。
637名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 21:07:13 ID:cXp53myi
>>635
そうっすか。
こりゃ失敬。
638名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 20:22:54 ID:HvOdKjb9
>>632

俺も信じてる
需要があるなら女佐藤物書きたい
639名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 21:01:03 ID:MX6O8rmk
淀川ジョルカエフに大切なオマメを頂かれるにょろミルクきぼん
640名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 21:35:49 ID:qwRLSuKY
レズは認可されてますか?このスレ。
良ければ書こうかな。
641名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 21:40:15 ID:j5TkoYfO
>>640
レズ大歓迎
642名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 21:40:22 ID:hgOX6OLU
コテつけたら嫌いな人はNG出来るから最初に注意しとけばいいと思う
643名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 01:06:16 ID:GQ/Tw4rb
かごポエ……(´・ω・`)
644名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 16:06:05 ID:AnjXX+I4
カゲトラたん
645名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 23:40:58 ID:Mdy0YtB9
>>638
俺は大歓迎。
ポップンには男にしとくには勿体無いキャラが多すぎる…逆も然りw
646名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 13:09:52 ID:F78dLabn
>>645
激しく同意ww
なら話考えとくは

しかし男体化なら誰がいるだろ?
女体化しか考えつかんorz

でもアイス・睦月・サトウさんは永遠に俺の中では女です
647名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 17:31:29 ID:clWS62Lf
睦月とサトウさんでレズものなんてものを考えたことがある。
648名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 18:41:44 ID:ZoF3ZcVN
ユーリは女だと思ってます
男なんてもったいない
649名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 21:40:06 ID:WVW2l+f4
なんかこの流れだと明らかに需要なさそうですが…
スルーしてやってください。

ニャミ×ミミです。
650相方の苦難:2005/04/20(水) 21:41:09 ID:WVW2l+f4
ここはニャミの家。
遊びに来たミミは床に雑誌を広げ読み、ニャミはなぜかベットで悶えている。

「あぁ…ダ〜リぃン〜」
またか、とミミは雑誌を読むのをやめ、ニャミを見上げる。
「なんなの?タイマーがそんなに気になるの?」
「んン〜だってぇ〜」
「だいたいあんたたちつきあってるんでしょ?」


最近ニャミがおかしい。
いつでもどこでも「ダーリン」と叫び続けるのだ。
読書中も、入浴中も、踊っているときも。
そして、pop'n musicを叩いているときでさえ。

この前のジャイアンリサイタルの時なんて最悪だった。
あの特製マイクは、普通の声をジャイアンボイスに変換されるように細工してあるのだが…
それで「ダーリンダー(ry」と言い続けるからたまらない。
耳が大きなミミにとっては強烈な攻撃だった。
651相方の苦難:2005/04/20(水) 21:43:08 ID:WVW2l+f4
そんなんだから非常に迷惑なのだ。
本人に訊くと、
「なんだか体が悶々するというかむずむずすると言うか…」
という答え。これって…


「ねぇ、あんた…ちゃんとオナニーしてるの?」
ベットでくねくねしているニャミに一瞬ためらって尋ねる。
ニャミは一瞬考え、ミミの顔をのぞき込み答えた。
「オナニーって何?」
「…な、なにぃ〜?!」

驚くべきことに、ニャミはオナニーを知らなかった。
この年頃で…ミミはあきれかえって考えた。
「このままうるさくされても困るしね…しゃーないか。」
「え?なになに?」
「ニャミ、ズボン脱ぎなさい。教えてあげる。」
「ズボンね…って、え、えぇぇぇぇ!」
思わずベットの奥に後ずさるニャミ。
652名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 21:44:05 ID:WVW2l+f4
少しずつしかかけそうにありません。スマソ。
ではおやすみなさい。
653名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 22:02:02 ID:H0+4WdWT
>>649
キ、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
待ってました、レズ!

(;´Д`)ハァハァ
654名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 18:59:55 ID:iKWTPZxL
ども、前に小説書かせて頂いたものです。
ここはやっぱりエロ抜き小説投下厳禁なのでしょうか?
もしエロ抜きポプ小説投下許可のスレがあったら教えて頂きたいのですが…。
655名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 19:07:11 ID:71FKT/h0
>>654
ないと思われ、俺はここでも別に歓迎するが…




つか反応ないからわからんがいいのか?女体化
何も反応無かったら か い ち ゃ う ぞ ww
656名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 21:23:47 ID:iKWTPZxL
とりあえずユリシル書いてる。
>>655
書いちゃえ!って思ったら書いちゃうのが吉なスレなのかも…。
657名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 21:41:23 ID:rXKyqFvK
>>655
書いちゃえ書いちゃえ。書かずに後悔するより書いてから後悔しちゃえw
658名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 23:01:41 ID:WJKRelQf
>>652
ハァハァ
続きが気になる
659名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 00:11:21 ID:upPx2+GA
はい昨日の続き。
660相方の苦難:2005/04/22(金) 00:11:55 ID:upPx2+GA
「ななななんでズボン脱がなきゃいけないのよっ!はずかしいでしょっ!」
「オナニーってのはそういうもんなの!さっさと…」
「いや、いやぁ!来るなぁ!」
しかし、ミミの驚異的な瞬発力で、ニャミはあっという間にとらえられてしまった。
「放せ!はーなーせー!!」
「ほら、おとなしくする!
 このままタイマーへの想いがどんどん募ってもしょうがないでしょ。」
「っ……」

やっとおとなしくなったニャミのズボン、パンツをするりとおろすミミ。
まだ毛も生えていなく、純潔の証拠である閉じた秘部が姿を現した。
「ほら、これが女性性器。これをいじくるのよ。」
「えっ、で、でもたしか、保健の授業では『赤ちゃんが出てくる場所』じゃあ…」
ニャミは不安そうにミミに問いかける。恥ずかしさで顔は真っ赤だ。
「そうだけど、女の子がモヤモヤする気持ちを発散するには、ここを使うしかないの。」

そう言って、ミミがニャミの秘部の扉をこじ開ける。
「ひゃっ!」
「ほーら。見える?この豆みたいのを触ると…」
「んっ、んあっ!」
突然の感覚に思わず身をのけぞらせるニャミ。
661名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 00:14:09 ID:upPx2+GA
ごめんなさい、今日はこんだけ…

ところで質問ー。
すれ違いですまないがポプ12の「雫」って曲、フルバージョンはないんですか?
かなり気に入った。
662名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 00:56:28 ID:K1MC4KOc
キタタタタタタタ━━━(((((゚(゚(゚(((゚゚∀∀゚゚)))゚)゚)゚)))))━━━!!!!!!

雫はまだロングなし。まだ入るかどうか解らないけどあさきアルバムを楽しみに待とう
663名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 01:40:54 ID:GmYURc6I
昨日に引き続きGJ!
今更だがジャイアンボイス変換マイクワロタw
664名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 01:53:05 ID:upPx2+GA
こんな駄作でも読んでくれる人がいることに感謝。

>>662
え、アルバム出るの?!と驚喜しつつさっそく予約してきました。
雫が入っていようがなかろうが、あの声好きなので楽しみです。
665名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 18:49:43 ID:RXhqNfbl
とりあえず、書いてしまったのですが・・・。
ふたなりモノで、ポエット×キャンディです。
投下してしまってもよろしいでしょうか?しかもひらがなばっかで読みにくい・・・orz
666名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 19:03:30 ID:cC64NzZM
名前にふたなり注意と入れて投下すべし
他女体化投下していい?って聞く人も女体化注意とかコテにして投下すれば問題無いと思う
667かごポエの人:2005/04/22(金) 19:04:05 ID:h7gIiuTd
死にかけてました、すいません何とか生きてますorz
かごポエ…仕事の合間を縫ってチマチマ書いてます…出来ればしばしお待ちを…ホントスマソor2

>>665
カモォォォオン!(AA略
テカテカしながら待ってますw
668ふたなり注意!:2005/04/22(金) 19:26:31 ID:RXhqNfbl
うはあああああ
すんませんすんません、ではありがたく投下させていただきたいと思います・・・。
もう投下してから後悔しますwwwwwwうぇwwwwwwwww

ふたなり苦手な方は「ふたなり」をNGワードにしてください。
お手数をおかけします。
669ふたなり注意!:2005/04/22(金) 19:29:04 ID:RXhqNfbl
「んーふふーっ♪」
おやおや?キャンディちゃん、なんだかとってもごきげんみたいです。
「・・・まーだかなーっ、まーだかなーっ♪」
おはなばたけのおはなのうえで、あしをパタパタ、うれしそうです。
「ふーふふー♪・・・あっ、おーい!」
・・・だれかみつけたみたいです。さて、キャンディちゃんはいったいだれをまっていたのでしょうか?
「・・・あっ、キャンディちゃーん!ごめんね、遅れちゃった!」
ふわふわと、くろいワンピースをなびかせながら、おはなばたけのなかにはいってきたのは
ポエットちゃんです。なるほど、だからキャンディちゃんはあんなにうれしそうだったのですね!
「・・・よいしょ、っと!」
すたっ、とおはなのうえにちゃくちしたポエットちゃん。
どうやらきょうは、キャンディちゃんとあそぶやくそくをしていたみたいです。
「えーへーへーっ!じゃあ、今日はなにして遊ぶ?」
にこにこしながら、ずずいっとポエットちゃんにちかづくキャンディちゃん。
・・・あらあら?なぜだかポエットちゃんのようすがへんです。


「う・・・うん・・・。なにして・・あそぼっか・・。」
さくらいろのポエットちゃんのほっぺが、なぜかきょうはまっかっかになっています。
しかも、おまたのぶぶんをもぞもぞ、うずうず。キャンディちゃんもふしぎがっています。
「あれれぇ?・・・ポエットちゃん、どうしたの?どこか痛いの?」
670ふたなり注意!:2005/04/22(金) 19:30:42 ID:RXhqNfbl
キャンディちゃん、こんどはさっきよりももっとポエットちゃんにちかづきます。
もう、ふたりの息がかかるぐらいのちかさです。
そしたら、ポエットちゃんはもっともっとかおをまっかにして
「ひ、ひあ!?駄目だよキャンディちゃん!そ、そんなに近づかないでぇ・・。」
ここは、おはなのうえ。おしのけたくてもあぶないのでできません。


ポエットちゃんは、おまたをワンピースでおさえつけています。
まるで、なにかをかくしているみたいです。
「・・・???今日のポエットちゃん、何か変だよぉ?」
あたまのうえにクエスチョンマークをいっぱいうかべるキャンディちゃん。
「え、あ・・・そ、そうかなぁ!?」
「さっきからずっとワンピース押さえてばかり・・・・。
あ、もしかして何かあったの!?」

なにかにきづいたように、ガバっとポエットちゃんのうでをつかみます。


「う、あ・・・あ、あのね、何があってもびっくりしない?」
ポエットちゃんは、まだなにかをきにするようにチラチラめをそらします。
「うん、大丈夫!キャンディびっくりしない!」
「ほ、ほんと・・・?」
「うん、ほんと!」
こくこくとうなずくキャンディちゃんにあんしんしたのか、ほっとためいきをつきます。
「うん・・・じゃあ、あのね・・・今日、ロキお姉ちゃんからお薬をもらったの・・。」
「うんうん」
あいづちをしながら、ポエットちゃんのはなしをききます。
671ふたなり注意!:2005/04/22(金) 19:32:56 ID:RXhqNfbl
「ちょっと熱っぽかったからなんだけど・・・
あ、でもちゃんとお薬のんだら熱は下がったんだよ?」
「わぁい!よかったね、ポエットちゃん!」
キャンディちゃんはぱちぱちとてをたたいてよろこんでくれています。
でも、ポエットちゃんはバツがわるそうなかおをします。
「うん・・でも、でも・・・ね・・・?
しばらくたったら・・・こ、ここここんなのが生えてきちゃって・・・。」
そういうと、おもむろにじぶんのワンピースをたくしあげました。



「え・・・え、えぇええ、え?」
キャンディちゃんは、びっくりしないといっていましたがもののみごとにびっくりしています。
しかし、いまのじょうきょうはびっくりしないほうがムチャです。
ななな、なぁんとポエットちゃんにお   ち   ん   ち   ん   がはえてしまっていたのです!!
672ふたなり注意!:2005/04/22(金) 19:34:35 ID:RXhqNfbl
まっしろなポエットちゃんのぱんつから、とてもおおきなきょこんがのぞいています。
どうやらロキからもらったくすりには、びやくまではいっていたらしくポエットちゃんのおちんちん
のさきからガマンじるがぽたぽたあふれでています。
「ほ、ほらぁ!びっくりしたぁ!!」
ポエットちゃんはもうなきそうです。

「だだだ、だってぇ!ポエットちゃんのおまたに・・・そ、その・・おちんちん・・・が・・・。」
キャンディちゃんもさすがにはずかしそうです。
キャンディちゃんもおちんちんぐらいはみたことがあるでしょうが、
ここまでおおきいのははじめてです。


ふたりとも、めをそらしてかおをまっかにしたままうごきません。
しばらくたったあと、ポエットちゃんが「あ」と、なにかにきづいたようでした。
「たしか・・・ロキお姉ちゃんからお手紙もらったんだ。」
673ふたなり注意!:2005/04/22(金) 19:35:24 ID:RXhqNfbl
ポケットのなかからごそごそともらったてがみをとりだします。
なかには、こうかかれていました。

「『薬は飲んでくれたか?あと、効果に関しては私は一切責任を持たない!
まあ、それしかなかったんだ。許せ!』・・・」
ふたりのあいだに、いたいちんもくがつづきます。



「・・・あ、まだあるみたい・・・。」
「『後、ソレは飲んだ本人の性欲を思い切りぶちまけ続ければ消える。
なんとか誰かに手伝ってもらうんだな!
じゃ、私はこれで失礼する。』・・・性欲って・・・こと・・は・・・。」
ポエットちゃんはてがみをよみおわると、ひきつったかおでキャンディちゃんをみます。
「あ、あの・・・キャンディ・・・ちゃ・・。」
「”せいよく”ってなーに?」
ズゴバキャーッ
ポエットちゃんはいきおいよくすっころびました。
「え・・・ええと・・・せ、性欲ってゆーのは・・・ゴニョゴニョ・・。」
「ええ?聞こえないよぉ!」
ポエットちゃんはずかしすぎていみをいえません。
さてさて、このさきふたりはいったいどうなってしまうのでしょうか?つづく♪
674ふたなり@ポエキャン:2005/04/22(金) 19:36:41 ID:RXhqNfbl
えーと・・・とりあえず今回はここまでです。
また休日中に投下できればいいなぁ、と思っております。


うわああああああああああああ(ry
675名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 20:10:19 ID:upPx2+GA
うわああああああああ(ry

同じ女×女でもレベルが違うw
というか領域が違う

なんかすごいプレッシャーですが今日の分投下。
676相方の苦難:2005/04/22(金) 20:11:34 ID:upPx2+GA
「やっ、やぁっ!」
性的な経験をいっさい持たないニャミには、強すぎる刺激だった。
「フフフ…ほーら、気持ちいいでしょ?」
ミミはニャミの秘豆をさすり続ける。

「ん、んあっ、な、なななにこれぇ…」
始めは不思議な感覚にとまどっていただけだったニャミ。
しかし、それはどんどんと快楽に変わっていった。
甘い息を吐きながらあえいでいる。
「でしょ?さぁ、タイマーとキスしてるシーンでも思い浮かべてみなよ。」
「ん、んっ、ダぁ〜リぃン〜」
普通ならタイマーの性器を想像させる所だが、ニャミにはよく分からないだろう。
ミミは腕を動かし、ピンクの壁をつたって指を奥に差し込んだ。

「はぁ、はぁんっ!んんっ!」
さらに体の奥深くへと指が進入するのを感じ取り、ニャミはいっそう激しくあえぐ。
いつものポップでクールなニャミはどこへやら、だらしなくよだれまで垂らす。
「はぁん!くぅん…気持ちいいぃ〜…」
しかし、ここで突然ミミが指をニャミから抜いてしまった。
677相方の苦難:2005/04/22(金) 20:12:26 ID:upPx2+GA
あいかわらずちびちび投下で申し訳ない…
明日もがんがります。
678名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 20:13:51 ID:upPx2+GA
名前消し忘れorz
>>674
おたがいがんがりましょう
679名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 21:58:03 ID:o9wXgCOn
ここは天国か?
こんなにレズを拝めるなんて…

ご両人とも激しくGJ!
680名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 00:07:24 ID:bX5FmG1h
すいません神様方、今日マジ出しすぎで枯れてるんで勘弁してもらえませんか…
             l|l フラフラ…
  /        ( ゚A゚)             \
 ニャミチャン…    (ヾノヽ匚         キャンディチャン…
  \       」 」    @         /
          @ @@ @  ヽ〜/
          @ @    [二二]
681ふたなり@ポエキャン:2005/04/23(土) 08:48:33 ID:9NTBVwj+
う、うわああああい!!
恐縮です・・・・!
皆様方のレスのおかげで元気がモリモリ沸いてきました!
とりあえずサイガガEXやって落ち着いてきますね


>>ミミニャミ作者様
そうですね、お互い完走出来るよう頑張りましょう!
682名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 13:50:51 ID:IyZe8n/a
スレがあの黄金期に戻れるようにがんがれ
マジ応援
683ミミニャミの人:2005/04/23(土) 15:02:13 ID:wctrqoh/
ワーイ
みなさん、応援ありがとうございまっす。
今日も夕方〜夜にかけて少量投下しますのでよろしku。
>>680
ワロタ
684黄色鼠@女体化の人 ◆SANA./VrT6 :2005/04/23(土) 18:14:26 ID:JJYE+nfM
前言ってた女体化の奴序章だけ出来ましたー。
一応、Mサト→誰かが言ってたふたなり睦サトな感じです。
嫌いな方は読み飛ばしてください。
あと文才は乏しいほうなんで文に関してのツッコミは無しでお願いします。
萌はありますんで。
では、気に入っていただければ幸いです。
685黄色鼠 ◆SANA./VrT6 :2005/04/23(土) 18:16:58 ID:JJYE+nfM
「はぁ…」
すっかり陽も沈んでしまった空の下に少し遅めに家路についている冴えないリーマン姿があった。
の名前はサトウ、今年で22を迎え珍しいオレンジ色の自毛の髪が特徴的な立派な男。
…なのだが、彼には男として足りないものが沢山有りすぎた。
それは今、彼を悩ませている原因でもある。

『サトウ君って、な〜んか男らしくないのよね〜』

決め手になったのはこの一言だった。
別に赤の他人とか、あまり干渉しない人に言われたのならこんなに彼もショックを受けなかったのだが
言われたのが彼の所謂『大切な人』だったのが痛かったらしい。
686名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 18:18:05 ID:JJYE+nfM
確かに自分ははっきり言って男の中でランク付けをするとしたら間違いなく一番下に入る部類の人間だ。
背は普通の女の人よりは高いものの、女性から見たら中途半端な高さで。
体つきといえば悲しいかなヒラサラリーマン、特別体に良いようなものは月々の給料を考えれば食べれないのでガリガリとまではいかないがナヨナヨしているように見える。
…性格も、お人好しでやさしい人間なのだが押しやら度胸が無いため、いつも肝心な時に前に出れなくて『いいひと』で終わらせてしまわれる。
典型的な『人生の負け組』だった。

そして、最近たまに家にくる高校時代の友達の『結婚しました』という手紙やら葉書が来るたび彼は自分自身の身を呪うようになる。
687黄色鼠 ◆SANA./VrT6 :2005/04/23(土) 18:21:09 ID:JJYE+nfM
"何でもっと背が高くなかったのだろう?"
"何でもっとガッチリした体つきじゃないんだろう?"

"何で僕は中途半端な人間なんだろう"

と。

「モモコさん…」
憧れの女性の名を呟き、彼は再度ため息をついた。
モモコというのは先程出た彼の憧れの人の名で。
"モモコ"という名の通り柔らかな桃色の長い髪の持ち主でかなりのしっかりした人だ。
彼の一歳上だからサトウにとってはお姉さん的存在だろう。
688黄色鼠 ◆SANA./VrT6 :2005/04/23(土) 18:22:06 ID:JJYE+nfM
仕事はテキパキこなすし、優しい…そんな彼女にサトウは恋をしていた。

(男らしくない、かぁ)

その引き金になった言葉を言った時、彼女は笑っていたからきっと軽いノリだったろうがサトウはかなり傷ついていた。
このままじゃ、今の儘じゃ明らかに彼女から見た自分は「手間のかかる部下一名」
距離は平行線のままになってしまう。
なんとかしなければ…。
「なんとかしたいならしてるって、ね」

ぐるぐるとそれに対する良い策を考えていたものの、思いつくはずもなく彼はいつの間にかマイホーム(築15年/ボロアパート)の玄関についてしまっていて、鍵を外しながら軽く苦笑した。
689黄色鼠 ◆SANA./VrT6 :2005/04/23(土) 18:23:01 ID:JJYE+nfM
「ただいまー」
「にゃあ!」
「よぅ、おっかえりー」

…。

サトウは耳を疑った。

彼は今、一人暮らしをしている。
もちろん彼女などいるはずもない。
居るのは大家さんに黙って隠し飼っている、一年前雨の日に拾ってきたししゃも(3歳/雄)だけだ。

…誰か、いるのか?
彼は少し警戒しつつ靴を脱ぎ、恐る恐る細く短い玄関を通り居間に繋がる扉を開いく。
そこに居たのは――。

「おーっす、お邪魔してるぜー」
「え、エムゼットデーさん?」

そこにいたのは10歳くらいの子供で…、その子はご丁寧に勝手に人の家の冷蔵庫と台所を使ったのか何事もないように卓袱台でオムライスを食べている最中で。
普通ならすぐ110番!なのだが…その子にサトウは見覚えがある。
確か、前に…招待されたポップンパーティとかいうのの主催者で【自称・神様、つーか俺様?】なMZDという人だ。
690黄色鼠 ◆SANA./VrT6 :2005/04/23(土) 18:24:11 ID:JJYE+nfM
「にゃあー」
猫、ししゃもがあぐらをかいているMZDの横から出てきてサトウの姿を確認して
よちよち彼の方に歩み寄るとサトウはMZDを見て目を丸くした儘、暫く塞がらなかった口をやっとこ動かして彼に訊ねた。

「な、なんで貴方が…?てかオムライス…」
「あ?何でって用があるからに決まってるだろ?
オムライスは腹が減ったからだ。ちなみに影に作らせた」
「作らせたって…食材は…」
「もっち、此処の冷蔵庫貸してもらったぜ」
…太陽みたいな無邪気な笑みを見せ付けるMZDに『子供なんだから』とサトウは大人になってわなわなと混み上がる怒りを押さえると
ししゃもを抱き抱えテーブルを挟み、彼と向かい合うように座った。
691黄色鼠 ◆SANA./VrT6 :2005/04/23(土) 18:25:29 ID:JJYE+nfM
「で?何用ですか?
こんな夜に、お母さんとか心配しないの?」
「うわ!うっぜー!ガキ扱いかよ!」
「ガキって貴方どうみても子供でしょう、で、何なんですか?」
呆れた口調でやれやれとしたサトウに対しMZDは膨れながらスプーンを口にくわえ拗ねてしまって。
「んだよー、俺様がせーっかくお前の悩みを解消しにきてやったのにー」
「…はい?」
「変身願望があンだろ?」

………
得意げに、彼はニヤリと普通の10歳の子供とは思えない笑みを見せて言うとさっきまで呆れていたサトウがきょとり顔になった。
"変身願望"
確かに、あるが…。
「な、何で知ってるんですか!?」
「あーもー、それはこの俺様がミラクルスーパーナイスな神様だからに決まってるだろ?」
「……か、叶えてくださるんですか?」
「おう!勿論だとも!」
692黄色鼠 ◆SANA./VrT6 :2005/04/23(土) 18:26:35 ID:JJYE+nfM
MZDのノリの軽さにサトウは少し(というかかなり)心配しつつ苦笑して頼むと彼は元気良く答えて
右手で指を鳴らし、ぽんっという音をたててメモを取り出してテーブルの上にタンッと置いた。
「その気があるなら明日の夜、此処に来い」
「は、はい…わかりました…」
ドキドキと高鳴る胸を押さえつつ紙を両手に取って目を輝かせているサトウ。
MZDがその時、サングラスの奥でどんな視線を彼に向けていたかは彼はこの時知る由もなかった。



「じゃーなー、俺様帰るなー」
「はい!僕、必ず行きますから…!」
693黄色鼠 ◆SANA./VrT6 :2005/04/23(土) 18:28:16 ID:JJYE+nfM


夜もすっかりふけてしまって。
日付が変わろうという時に彼…MZDは人気の無い裏道を歩いていた。

ピリピリ ピリピリ
すると丁度、赤信号の所で短い音の着信音がして彼はポケットから携帯を取出し、電話に出た。
「はい、こっちら俺様♪」
『…貴方はいつもテンションが高いですねえ』
電話の主は低い男の声、どうやら寝起きらしく。
「んだ〜?ジズちゃん今お目覚め?これから活動開始?」
『電話切りますよ…』
「わーっ!切るな!すまん!…ジズ、あの薬、出来んだろ?」
『…はい、出来ましたよ
 しかし、何故貴方があんな薬を?まさか…』
「あー、違う違う、俺様じゃねーよっ
…面白い奴に使うんだ」
『…まぁ、いいですよ、しかし…悪戯もほどほどにしてくださいね』
「わーってるよ、…じゃあ今から取りにいくな?」
『はい、じゃあ…赤い瓶ですからね?赤い瓶』
「わーった。じゃーなー?」
694黄色鼠 ◆SANA./VrT6 :2005/04/23(土) 18:29:27 ID:JJYE+nfM
短い電子音をたてて彼はニタリと笑んだ後、それを再びポケットにしまって赤信号を渡り始めた。
「さぁーって、明日が楽しみだぜ…」
そして、街の光が届かない路地裏に入って…彼の姿は消えてしまう。
残ったのは煩い車の音と冷たい風と……夜の闇だけだった。

□序章・完□
695黄色鼠 ◆SANA./VrT6 :2005/04/23(土) 18:30:49 ID:JJYE+nfM
>>686
は俺ですorzトリ忘れ…
696ミミニャミの人:2005/04/23(土) 21:56:20 ID:wctrqoh/
>>黄色ネズミ氏
ぐじょーぶ!
これからの展開に期待(・∀・)ワクワク

さて、なんとか今日も1レス分…
697相方の苦難:2005/04/23(土) 21:59:01 ID:wctrqoh/
「ふぇ、へ?」
突然快楽の底から引っ張り上げられ、ニャミがとまどう。
「み、ミミぃ〜もっとやってよぉ〜…」
「ダメ。本来オナニーってのは1人でやるもんなの。
 こっからはあんたが自分でやりなさい。」
「そんなぁ〜〜…」

目の前のおやつをお預けにされたような顔になるニャミ。
しかし、再びあの快感を求めるべく、おそるおそる自分の手を下部に向かわせる。
くちゅっ…
「い、いやぁ…うくっ…」
自分で触ると、なんだかとっても不思議な感じ。
だんだん頭が真っ白になっていくのが分かる。

部屋中に、愛液があふれる音とニャミの怪しいあえぎ声が響く。
「ウフフ…どう?イきそうなんじゃないの?」
「ふぅんっ、あん、にゃ、な、なんか来るっ…」
「それが『イク』って言うの。ほら、もう少し…」
「や、んぁっ、んああああっ!ダァーリィィン!」
最大の快楽があふれ、ニャミは絶頂に達した。
698ミミニャミの人:2005/04/23(土) 22:01:20 ID:wctrqoh/
うぬぅ。
明日で最後の予定です。

といってもオチのシーンですが。
699名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 00:33:02 ID:2yCpU0kx
黄金時代再来か?この勢い。
しかもどれも質が高い(;´Д`)ハァハァ
700名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 00:34:56 ID:yqaNKtQR
とんでもなくヤバいくらい抜けた。
明日朝立ちしない予感
701かごポエの人:2005/04/24(日) 13:03:06 ID:Kf6HfxPT
一応それなりに書き貯まってきたので、明日の夕方から夜くらいにかけて投下してもよろしいでしょうか……
…未だエロ無しですがorz
702名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 14:17:34 ID:Ei1HGtCo
かごポエ!かごポエ!(´∀`)
携帯の前で正座して待ってます。
703ミミニャミの人:2005/04/24(日) 18:23:17 ID:PU41NYKp
最終章です〜
っつってもエロなしですが。
読み飛ばしてもらって結構。
704相方の苦難:2005/04/24(日) 18:24:13 ID:PU41NYKp
「はぁはぁ…ふあぁ…」
ベットに横たわるニャミはビクビクと震え、余韻に浸っている。
その様子を満足そうに眺めながらミミが、
「どう?これでタイマーのモヤモヤする気持ち、抑えられたでしょ?
 したくなったらいつでも自由にしていいんだよ。」
「う…うん…」
「よしっ。じゃ、あたし帰るね。」
「うん、ありがとね、ミミ。」

そうして、この「ニャミ悶々騒動」の幕が閉じた。
ように見えたが…


一週間後。

あれからニャミは、すっかりあの快楽の虜となり、
毎日のように自分を慰めていた。
指だけでは物足りなくなった彼女は、
新たな快感を求むべくポップンビレッジのはずれへと向かったのだった。
705相方の苦難:2005/04/24(日) 18:24:52 ID:PU41NYKp
「ハマノフ〜いる〜?」
「ん?ニャミかね?どうしたんじゃ?」
ニャミが訪ねたのはクラシックの巨匠、ハマノフの家だ。
ハマノフは部屋でコーヒーを飲んでいた。

「指揮棒貸して!」
「何に使うんじゃ?」
ニャミ、下腹部を指し、
「あたしのここに入れたいの。」
「ブッ!ゲホゲホ…」
思いっきり飲んでいたコーヒーを吹き出すハマノフ。

「ば、バカもん!神聖なる指揮棒をそんな…」
「えぇ〜いいじゃな〜い。すっごく気持ちよさそう♪」
「絶対イヤじゃ〜!!」


こうして、今度は村のポッパーたちが被害に遭うのでした…。

706ミミニャミの人:2005/04/24(日) 18:27:08 ID:PU41NYKp
うわぁごめんなさい。
これでこのお話は終わり。

またいつか書かせていただきます。それでは。
707ミミニャミの人:2005/04/24(日) 18:29:55 ID:PU41NYKp
あ、それとまた質問しても良いですか?

公式見てると、好きなモノとか趣味とかは見れるんですが、
それ以外の詳しいデータや口調とかってみなさん、どうやって調べてるんですか?

ポップンキャラの詳細が書かれてるページでもあるのだろうか…
708名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 18:48:44 ID:Ei1HGtCo
ミミニャさん乙ハァハァ(´∀`*)

ポップンラウンジを見れば昔のキャラならのってますよー
709ミミニャミの人:2005/04/24(日) 20:45:06 ID:PU41NYKp
>>708
ありがとございま〜す

でもググってみてもよく分からないんですよ…
ポップンラウンジ。
710名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 20:54:30 ID:SrP9gWuY
ポッパーズラウンジ、ね。ミミニャミの人に敬意を表して
ttp://www.konami.co.jp/am/popn/music1_4/html/lounge.html
711名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 21:45:09 ID:Ei1HGtCo
あ、やべ、間違ってましたorzすみません。



廃墟(´・ω・)黄金期よ…
712ミミニャミの人:2005/04/24(日) 22:29:58 ID:PU41NYKp
>>710
おぉw
情報の宝庫w
d楠
>>711
気にしないでくださ〜い

あのぉ〜、自分ミミニャミが好きで、今度から書くとしたら彼女たちの登場回数が増えると思うんですよ。
それでも許していただけますかね?
713名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 01:44:54 ID:mPsARDyG
a
714名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 01:57:43 ID:QacnMq7P
ミミニャミの人超GJ!
最後のハマノフに不覚にもワロス

>>712
全然おk
むしろミミニャミどんどん出せ!
715名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 07:09:50 ID:Z0c7V57O
>>705
すっごくワロタ
ミミニャミの人様ぐっじょぶ!!

>>712
どんどん書いて下さい
716名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 11:09:44 ID:7NNu/Ft3
ハマノっさん孫と一緒にいるときじゃなくてよかったなw
717かごポエの人:2005/04/25(月) 14:03:05 ID:3KwxRVQa
なんか予定が早く切り上がったので、只今から投下いたしますです・・・。
718Love Song -コイノウタ- 5:2005/04/25(月) 14:05:29 ID:3KwxRVQa
いつもと変わらない帰り道。
街のネオンは、路地裏の暗闇には届かず、まるで浮世のような賑やかな音だけが、弱々しく遠く響くばかり。
疲れきった身体をなんとか運び…家路を急ぐその刹那、私の視界に何か白い物が映りこんだ

なんだろう…。

ほぼ反射的にその「何か」を目で追い、地面に落ちたソレを拾い上げる。

 ――――羽根・・・・・?

見るとソレは、地面に落ちて少し汚れていたものの、まるで何の穢れも知らないかのように、
ただ白く、白く私の瞳に映りこむ。

何でこんなところに羽根なんて・・・

考え込む間も無く、奥の暗がりからゴソゴソと物音が聞こえてきた。
719Love Song -コイノウタ- 6:2005/04/25(月) 14:06:03 ID:3KwxRVQa
無意識のうちに、私の足はゆっくりとではあるが、物音のする方向へ進んでいく。
暫しの沈黙の後、意を決して声を発してみる。

「誰・・・?誰か居るの・・・・?」

しばらく後、声に反応したのか
『ん・・・んんぅ―――』
という小さなうめき声が聞こえ・・・暗闇の中から、ぼんやりとした影が浮かび上がってきた。
やがて影は、ハッキリと形を成していき・・・それに伴い、私の思考はフリーズしていく―――

 ――――少女。

私と同じ位の・・・いや、もしかしたら私よりも年下かもしれない、そのくらいの容姿の。
これだけでも考え難い状況だというのに、最終的に見せ付けられた事実に、私の脳は完全に停止することになる

 さっき見つけた羽根は・・・紛れも無く、少女の「背中」から生えている。ということ
720Love Song -コイノウタ- 7:2005/04/25(月) 14:06:35 ID:3KwxRVQa
緊迫した状況の中で、先に言葉を発したのは、私のほうだった。
私は必死に言葉を紡ぐように、小さくだが少女に喋リ掛ける。

「どうしたの?こんな夜中に・・・」
もはや、背中から羽の生えている人間に「誰?」などと伺うこと自体が、意味の無いことだと思ったからだ。
彼女はキョトンとしながらこちらを見つめつづけ、無秩序に語り出した。

『えっとねぇ・・・わたしが神様からのお仕事で、ちょっと飛んでたらね、』
彼女の指は上空を指す。
『そしたら、こう・・・ちょっとよそ見をしてたら、バァンって、そこに』
指が虚空を移動し、それは目の前のビルの壁を指していた。
『痛かったなぁ・・・・そういえば、おねぇさん誰?』
誰?じゃない。むしろこっちが聞きたいくらいだ。しかも今の話だと、彼女は「神に仕える存在」――――『天使』
いや、まさかそんな馬鹿げたことは・・・。とにかく、今は名前を聞かれているのだ、名乗っておいた方が無難だろう。

「かごめ・・・。かごめでいいわ。でも、人に名前を尋ねるときは、まず自分から名乗るのが礼儀でしょう?」
未知のものに対する恐怖からか、私の喉は無意識に皮肉を込めた言葉を吐き出していた。
しかし彼女は、皮肉だとは微塵も思わなかったようで、それどころか私の名前を知って嬉しげに微笑むばかりであった。
そして、その笑顔のまま、両手を胸の前で組み、戸惑う私にサラッと言ってのけた。
『わたしはポエット、神様の元に仕える天使です。・・・・まぁ見習い、みたいな感じだけどさ・・・♪』
721Love Song -コイノウタ- 8:2005/04/25(月) 14:07:17 ID:3KwxRVQa
「天・・・使・・・・?」

状況から考えれば、それは最も的確な「結論」だった。
しかし、私は・・・いや、まともな思考を持った人間ならば、普段は神話や伝説にしか登場しない存在が
急に目の前に現れても、まず「はいそうですか」とは納得できないものだ。
沢山の疑問が頭の中で交錯するのが分かる・・・「本当に天使なの?」「神なんて実在するの?」――――「ドウシテ私ナンカノ前ニ姿ヲ現シタノ?」
その全てが喉の奥で堰き止められ、「言葉」になれずに再び私の中の深淵に沈み込んでいく。

「・・・・馬鹿みたい。」

―――いつもそうだ。
私の伝えたいことは、本当はこんな言葉じゃない。伝えたいことはたくさん有る。数え切れないくらいに。
それなのに・・・・何故、何故私の喉は、素直に感情を・・・この、私一人では持ちきれない寂しさを叫んではくれないのだろう。

私は恐る恐る、ポエットと名乗った少女の顔色を伺う。
722Love Song -コイノウタ- 9:2005/04/25(月) 14:08:02 ID:3KwxRVQa
意外なことに、ポエットは『その言葉は聞き慣れている』とでも言いたげに微笑を崩さずにいた。

『う〜ん・・・・どうやったら信じてもらえるかな・・・』

不敵に微笑みながら首を傾げ・・・・『そうだ』と小さく頷く、そして彼女はゆっくりと私の前に右手を差し出した。

「・・・・何?」
私が、いかがわしげに問い掛けると、ポエットは悪戯っぽく目を細め、何かをブツブツと早口で唱え始めた。
そして、私に差し出された手を一旦握りこむ。その瞬間握った手の隙間から、ぽうっ・・・と暖かい光が漏れる。

光が闇に霧散すると、彼女が開いた掌を私に差し出す・・・
そこには小さなかわいい葉っぱが、顔を覗かせていた。

 ――――四葉のクローバー。幸運を呼び寄せるといわれる、シンボル。

『・・・これで、信じてくれる?』

少し誇らしげに、ポエットは笑っている。
723Love Song -コイノウタ- 10:2005/04/25(月) 14:09:09 ID:3KwxRVQa
彼女は本当に天使だった。それは紛れも無い事実。

―――それなのに、この感情は何なのだろう。
信じられない、というよりは・・・信じたくないと思っている私の、感情の渦は。

本当に神が存在するのなら・・・どうして・・・どうして私は―――

「・・・どうして・・・・?」

『・・・?』
ポエットは不安げに顔を傾げる。

「どうして・・・?・・どうして!?もし神様が居るのなら、私は・・・いえ、なんで私だけこんなに不幸なのよッ!!!」

耐え切れなくなった喉の堰が崩れ、私は泣き叫ぶように、目の前の「天使」に訴えかける。

「神からの愛は平等に降り注ぐ!?あんなの嘘っぱちだわ!!それとも私には、神の愛を授かる権利なんて無いって言いたいの!!?」

瞳からは、今まで堪えて来た涙が溢れ、頬を伝い、地に零れる。
私は天使に縋り付き、その場に崩れ、泣き続けた。
掴んだ手を離したら、そのまま夜の深淵に落ちてしまうような、そんな孤独感、寂しさ。


「どうしてなの・・・?ねぇ・・・そんなの・・・寂しいよ…―――」
顔を上げ、滲んだ瞳のピントを朧ろげにポエットに合わせた。

―――何故だろう。
   目の前の天使の瞳からも、一筋の涙が伝っていたのだ。
724かごポエの人:2005/04/25(月) 14:12:21 ID:3KwxRVQa
とりあえず今日のところは投下終了です。
はい、執筆速度遅いわ未だエロ書いてないわ、踏んだり蹴ったりですorz
次回 こ そ エロに繋げられる様に精進します・・・では。ノシ
725名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 14:41:06 ID:Z0c7V57O
かごポエGJ
726名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 18:48:59 ID:QacnMq7P
何このスレ

スレ一覧から宝の山発見した気分なんだけどw
727名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 20:19:50 ID:OZ5cFN/2
>>726
君の考えは正しい
728名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 21:34:44 ID:KrTEhRg6
おおお!!!かごポエGJ!!
ますます続き楽しみなってきますた。
729名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:23:03 ID:GUgBOuZe
財宝たくさん発見やっほい♪
730名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:39:19 ID:KyIZNqkA
>>ニャミミの人
エロシーンはかなりハァハァだけど最後に思い切り笑った。
今までの中でもかなり質の高い作品だと思う。GJ!
>>かごポエ
本命キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
超期待!
731名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 02:24:20 ID:5YSGbIAc
>>みみにゃの人
あの〜よろしければミミニャミ×風尾課長を…

うわぁごめんなさい!
732名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 15:51:20 ID:M3Rhp9n/
黄金週間が近いですね
まぁ確証があるわけじゃあないが
733ミミニャミの人:2005/04/28(木) 16:01:28 ID:I0jD7g1n
>>731
えっ!?
さすがにそれはちょっと…w

課長の設定も少ないし…
734名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 16:33:52 ID:FosyE4Rr
ここは露天風呂。 潟|ップン商事慰安旅行ご一行が訪れている小さな旅館。
湯煙の向こうに人影二つ。

「…ん〜気持ちいい〜ニャミちゃん最高だね〜♪」
「ミミちゃぁん…ここって混浴だよねぇ…水着着なくて大丈夫かなぁ…」
宴会の最中ずーっと歌にお酌にと走り回った新入社員の二人娘が遅い入浴をしているところだった。
「だいじょーぶっ!せっかくの温泉なのにもったいないよっ!」
「そうね…きっと他のみんなは酔いつぶれてるし…」
ニャミの顔にやっと安堵の笑顔が戻る。

「…でも風尾課長にいきなり『いいとも』歌わされて疲れた…」
「結局課長が一番ノリノリだったし……」
二人は頬を赤くしながら苦笑する。そろそろのぼせてきた頃であった。
「ふぅ、わたしそろそろあがるね…」
ニャミが汗を拭きながら先に立ち上がる。
「んふふ、ニャミちゃんごりっぱ〜」
ミミがふざけて後ろから両手で胸を揉んだ。
「にゃあっ!ミミちゃあんっ!」
ニャミはさらに真っ赤になってミミに困った顔をした。

「! み、ミミちゃん隠れてっ!」
「わぁ!どうしたの!?」
いきなりミミを押し倒すように岩風呂に飛び込む。
「……しーっ! ほら…脱衣所!」
「え…? か、風尾課長!?」
そこには前も隠さず、酔った様な足どりで岩風呂に近づいてくる課長の姿があった。

<続かない>
735ミミニャミの人:2005/04/28(木) 17:02:05 ID:I0jD7g1n
>>734
おぉwワロス

…って続かないんですかw
736名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 21:23:40 ID:s0pvrcZ+
>>734
ま、固いこと言わず私からも頼む

続きキボム
737名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 23:39:30 ID:Bj9oebze
>>734
続かないのか?w続きキボンヌ。

ごりっぱニャミちゃんハァハァ。
738名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 23:36:32 ID:pfyLqp/o
六×おコンの続きはまだかな〜
739名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 13:55:31 ID:pMfaHuXS
ツララ×ジュディ書いて欲しいです。
740名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 11:46:44 ID:8If4r5V/
じゃあ俺が勝手に書かせてもらおう

>>734
二人はひし、と抱き合ったまま岩風呂の隅へと身を縮める。
湯気で見通しはあまり利かないはずだった。

「いい〜とも〜いい〜とも〜いいトゥモロウ〜♪」
こちらに気づかず、課長は頭に手ぬぐいを載せて気持ちよさそうに調子はずれな歌を歌う。
課長が岩風呂からあがったら、隙を見て脱出しようと二人は考えていた。

「……熱ぅい…課長はやく出ないかな…」
ミミの額に大粒の汗が浮かぶ。
「ミミちゃぁん…わたし…もう……限界……」
既にのぼせかけていたニャミは顔を真っ赤にしてぐったりとする。
「きゃ!ニャミちゃんっ!しっかりして!」
ミミが気づくとニャミは目をうずまきにして、顔の半分まで湯に沈みぶくぶくしていた。

「おっひるや〜すみはウキウキ……ん?誰かいるのかぁ?」
5回目のイイトモを歌おうとした課長は奥で水が跳ねた音が聞こえ、声をかけた。

「や、やばーい!」

【はい、次の方どうぞ】
741名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 23:01:32 ID:bN2JJasw
ミミ「ニャミちゃん、こっちへ逃げるのよ!」
ニャミ「うん…」
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/arc/1105167118/
742名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 23:52:29 ID:wyB5Xdh4
>>741
そういう一行リレーも楽しいのだがネタスレ化して一気に消費されそう。
ここはエロパロらしくSSでいこうや。
743ふたなり@ポエキャン:2005/05/09(月) 16:14:11 ID:GWpFRnJr
すいませんでしたorz
ネタに詰まり、、四苦八苦していてようやくできたー!
と思ったら、今度はアク禁('A`)
やっと規制解けたので、投下させていただきたいと思います。

うきうきうぉっちんの途中でなんだかとてつもなく申し訳ないのですが、いきます。
744ふたなり@ポエキャン:2005/05/09(月) 16:15:21 ID:GWpFRnJr
「・・・・ねぇ、ポエットちゃんてばぁ!!」
キャンディちゃんはじれったいポエットちゃんにだんだんいかりをおぼえてきました。
「え・・・ぁ、だって、だってぇ・・・。」
ふつうは、せいよくのいみなんてきかれてもゼッタイこたえられません。
でもでも、おこっているキャンディちゃんをみて、おしえないじぶんがわるいのだ
とポエットちゃんはおもってしまい、ついに・・・。


「・・・う、ぇく、ひっふ、えう・・・」
とうとうなきだしてしまいました。
じぶんのかはんしんにはえたとてもおおきなおちんちん。
これをけすにはキャンディちゃんにてつだってもらうしかない。
でも、キャンディちゃんはせいのことなんていっさいしらない。
どうすればいいんだろう・・・。
「う、わわ!ぽ、ポエットちゃん!?」
いきなりなきだしてしまったポエットちゃんをみて、キャンディちゃんはおおあわて。

「え、ああぅ・・・どうしようどうしよう・・・。」
「・・・ぐすっ、ひぐっ、えぅ・・・。」
いまだなきつづけるポエットちゃん。キャンディちゃんもわたわたしっぱなしです。
745ふたなり@ポエキャン:2005/05/09(月) 16:16:01 ID:GWpFRnJr
「えーとえーと・・・どうすれば泣き止んでくれるのかなぁ・・・。」
うーんうーんと、ひっしにキャンディちゃんはかんがえます。

「うーと・・・あ、そうだ!!」
「えく・・・えう・・・ふぇ?」
ぱちんとてをたたくキャンディちゃんを、ふしぎそうにポエットちゃんはみつめます。
「あのね、ポエットちゃん・・・。」
キャンディちゃんは、いつになくしんけんなかおでポエットちゃんをみます。
「え・・・な、なあに?」
「あのね・・・。お  ち  ん  ち  ん  消  す  の  手  伝  っ  た  げ  る  !  !」
「あ、ありがと・・・ってえええええええええええ!!!!!?」


キャンディちゃんには、そのことばがどうゆうことをしめすのかよくわかりません。
なので、それをきいたポエットちゃんはびっくりぎょうところてんです。
「・・・?なんでそんなにびっくりするの?」
かわいくくびをかしげるキャンディちゃん。
どうやらほんきでわからないようです。
746ふたなり@ポエキャン:2005/05/09(月) 16:17:34 ID:GWpFRnJr
「えっ・・・え、ほんと?」
「うん、ほんとー!」
ゼェゼェいいながらかくにんします。
・・・・すこしかんがえたあと、なにかけっしんしたようなかおつきになったポエットちゃん。

「・・・わかった。じゃあね、今からポエットが言う事をやってほしいの。」
「うん、わかった!キャンディちゃんとやるよぅ!」
こくこくと、なんのふあんもいだいてないようすでうなずきます。
「・・・・・おちんちん、咥えてくれる?」
「うん・・・・ってえええええええええええ!!!!!?」
ポエットちゃんがいったことに、こんどはキャンディちゃんがびっくりところてんのすけです。


「・・・・”性”ってゆーのはそーゆー事なの!!」
ポエットちゃんがあらためてりきせつします。
キャンディちゃんもそんなこと、したくありません。
でもじぶんで「手伝う」といってしまったのです。
いまさらいやだなんていうのはポエットちゃんにものすごくしつれいだし、
ほんしんでてつだってあげたかったのです。

そして、ちょっぴりなみだめになりながら
「うん・・・・わかっ・・た・・。」
「・・・・ごめんね、キャンディちゃん・・・。」
747ふたなり@ポエキャン:2005/05/09(月) 16:18:41 ID:GWpFRnJr
そういうと、おそるおそるポエットちゃんのおちんちんにかおをちかづけます。
「はっ・・・むっ・・・。」

キャンディちゃんのちいさいくちにはいるかどうかしんぱいでしたが、
なんとかおちんちんはくわえられたようです。
「ひゃ・・・う!」
かおをまっかにしてぶるっ、とポエットちゃんのからだがみぶるいします。
「・・・あの、ね。あい・・・すなめるみたいにするといいみた・・・いぃ!」
ポエットちゃんがびくびくふるえながらいいます。

「ふぇ?・・・・ひゃひゃった!(わかった!)」
かおをみあげながらキャンディちゃんがうなずきました。
ちぱちぱ・・・れろれろ・・・。
キャンディちゃんがぺろぺろとおくちのなかでおちんちんをなめまわします。
それにへんとうするかのように、びくびくとポエットちゃんとおちんちんがはんのうします。


「ひょお?ひもひいい?(どお?気持ちいい?)」
なおもぺろぺろなめながら、キャンディちゃんはききます。
「あひぃ!!・・・キャンディちゃあっん!じょおずっ!らよぉっ!!!」
はぁはぁとあらいいきをたてながら、ポエットちゃんははんのうします。
「(・・・どうしたんだろ、ポエットちゃん・・・そんなに気持ちいいのかなぁ?)」
ぺろぺろ・・・ぺろぺろぺろ・・・なめつづけて、ポエットちゃんはほんとうに
きもちよさそうです。かおはまっか、めはうつろ。
くちからちょっとよだれまででています。

「(・・・・あ、そうだ!)」
キャンディちゃんは、なにかいいことをかんがえたみたいでした。
さてさて、ポエットちゃんはぶじおちんちんをけすことができるのでしょうか?つづく♪
748ふたなり@ポエキャン:2005/05/09(月) 16:21:22 ID:GWpFRnJr
ひぃぃぃいorz
今回の分はこれまでです。次回こそは終わらせられればいいな、と・・・。
では、失礼いたします。


うわっわあああああああああっあああ(ry
749名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 23:20:31 ID:n7Bxi5Ru
やいてめぇ!全裸で待ってました!GJ!
750名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 03:55:48 ID:xrAhYav2
漏れも全裸になりました!!GJ
751名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 20:33:56 ID:/VCFCSHf
>>749-750に半分吹いたがGJ
752名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 21:08:01 ID:drqDLY8Z
書き手も読み手も最高の馬鹿野郎だぜ!!GJ!!!
753名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 05:45:58 ID:AdQGxE5L
保守
754名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 21:37:22 ID:r12Jz0xn
今更だけど、初代スレからの続きをupしていいですか?

もぉ2年前になるんだけどOTL
755名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 21:43:27 ID:W7hal8Yw
>>754
キタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
よろしくー!!
756名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 16:11:49 ID:OxfwkMx3
>>754
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
待ってます。
757名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:34:22 ID:rcytRvgJ
保守
758名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 16:25:07 ID:hmOayahP
…誰もいない…続き書くならいまのうちっ

>>740
「ん?誰かいるのかぁ?」
「や、やばーい!」
湯煙の向こうで課長はこちらの様子を窺うように目をこらしている。
ミミは逃げ出そうとしたが、既にのぼせたニャミを置いていくわけにはいかない。
裸を見られるのは死ぬほど恥ずかしいが、親友の身が一番大事だった。

「…か…課長……新入社員のミミです…」
両腕で胸と股間を隠して課長の前へ出て行く。
顔から火が出そうなほど恥ずかしかったが、ミミは我慢した。
「ミミくん? おお、君も今風呂だったのか…ここの温泉はどうかね?」
真っ赤になったミミとは対称に、課長は目の前に年頃の女の子が裸でいても平然としていた。
「課長! それどころじゃないんですっ!」

「なに!ニャミくんが!?」
事情を説明すると課長は立ち上がり、岩風呂の奥へ進んでいく。
「あわわ…課長っ!ニャミちゃんも裸なんですよぉ!」
そう言い終わらないうちに、課長はのぼせきったニャミを抱きかかえて戻ってくる。
「まったく無茶しおって…ミミくん!タオルをもってきたまえ!」
「は、はいっ!」
759名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 16:26:02 ID:hmOayahP
課長に言われるまま脱衣所から数枚バスタオルを持ってくる。
それを岩風呂の脇に敷くと、課長はやさしくニャミをその上に横たわらせた。
「…よし、ここでなら気がつく前に湯冷めする心配はないだろう…」
「………課長……」
すごく頼りになる課長の行動力に、ミミは身体にバスタオルを巻きながら尊敬の眼差しを送った。

わたし…課長のこといやらしい中年のおじさんと思っていたけど……素敵…

「これで心配はなくなったな…さて、ミミくん…ここの温泉の効能は知っているかね?」
「……? いえ…知りませんが……」

「ここは子宝の湯で有名なのだよ」

「え?」

いきなり課長の手がミミのバスタオルを引き剥がした。

「い、いやぁぁあああぁぁぁっ!!」

【ちょっと長かったですか…お次の方どぞー】
760名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 22:30:45 ID:LZ1d1q1h
あはははは





いきなりGJ!
761名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 23:03:53 ID:HPsCInlv
思わず全裸になりました!GJ!
762名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:44:04 ID:+rDN9wiY
>>761
甘いな。漢なら全裸で待機。だろ?ブラザー?



GJ
763名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 10:00:53 ID:Ejgp9d+i
>>762
前日まで熱出してたもんでな
全裸で病院行ったら怒られたんでしぶしぶ服を着ていたんだ
764名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 13:23:25 ID:JcF8ZAoF
>>763

>752 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2005/05/10(火) 21:08:01 ID:drqDLY8Z
>書き手も読み手も最高の馬鹿野郎だぜ!!
765名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 18:30:45 ID:ftd7fgwS
うわああ。
766名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 22:22:51 ID://KOPbfD
おいおい手前らモチツケw



漏れも自分がわかんなくなった。
GJ!!
767567-569リュタミミ続編:2005/05/26(木) 06:29:07 ID:Ls5EJ1UR
>>567-569のリュタミミを書いた者です。続きができたので投稿。(短いですが)




「ミミちゃん・・・・?」
「私の胸、柔らかいでしょ」

言いながら胸を押しつけていく。
上半身、お腹、さらに下へ・・・・


「うっ!」
「さっきまでこんなに大きいのが私の中に・・・」

挟んで、こすって、口の中に入れて・・・・・


「どんどん大きくなる。ビクッビクッってなってるよぉ」


もう羞恥心なんて無くなっていた。
768567-569リュタミミ続編 :2005/05/26(木) 06:30:07 ID:Ls5EJ1UR
「また私の中に挿れたい?」
「うん・・・・」
「じゃあね、お願いがあるの。またしばらく会えなくなるでしょ?
 だからリュータ君に私の事をたっぷり覚えてもらいたいの。
 それを守ってくれたら、今日は何回でもしていいよ」

リュータ君は黙ってうなずき、息を荒げながら私をひっくり返した。

「そう、よく覚えて。我慢・・・しないで・・・ぁっ・・・・私を・・覚、やっ あっ ああっ」



769567-569リュタミミ続編 :2005/05/26(木) 06:30:48 ID:Ls5EJ1UR



1時間以上かけて、たっぷり愛しながら私を覚えてくれた。
リュータ君が記憶の中の私を抱くのはいつかしら?
3日後?明後日?それとも今すぐ?

そして私もリュータ君を覚えた。
次に会ったとき、私とリュータ君がどうなるのか。
それを考えただけでも

「ドキドキしちゃうよぉ」




                    〜終〜
770名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 01:25:53 ID:lUXlsQMl
完結かな?乙!
最後の一言がエロス
771名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 10:59:58 ID:Ur1wEUgq
【リュタミミGJでし!なんかきれいな作品の後にネタ的なもん投下も正直スマン】
【ほんじゃ拙いですがリレー参加〜】

>>758-759
「ここは子宝の湯で有名なのだよ」
いきなり課長の手がミミのバスタオルを引き剥がした。
「い、いやぁぁあああぁぁぁっ!!」

やっと隠すことができたミミの胸が、ぷるんっと再びさらけ出される。
反射的にミミは腕で胸を隠した。
「か…かちょぉっ! 何をするんですかぁっ!」
「おいおい、せっかくのナイスボインを隠すのはもったいないぞ! ほら、わたしだって丸出しだ」
センス昭和のコメントを放ち、全裸で仁王立ちの課長は股間も仁王立ちだった。
「ひぃぃぃぃぃっ!!!」
身の危険を感じたミミは脱衣所に逃げ出す。

「こらこら!風呂場で走ると危ないぞ!」
しかし課長に簡単に追いつかれ、腕をつかまれる。
「…あふっ!」
腕をつかまれただけで電気が流れたように感じる。
くすぐったいような痺れるような感覚が全身に走った。
772名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 11:01:07 ID:Ur1wEUgq
「…な…なにこれぇ…」
ミミは課長の腕の中で脱力していく。
「そうだ! この温泉に長く浸かっているとだな…男は絶倫に、女は全身感じまくりになるのだ!」
「そ、そんな温泉きいたことないですーっ!!」
「上司を疑うのか!その証拠にほら…」
課長の逞しく骨太な掌がミミの片胸をおもむろに揉む。
「あはぁああぁっ!!」
ただ揉まれただけで背筋が反り返るほどの快感が走り抜ける。
「おお…湯通しした若い子の肌はいいのう…ぴったり吸い付いてくるようだ」
課長は片唇を上げたいやらしい笑いを浮かべつつ、円を描くように揉みしだく。
「あ、あぁん…ダメです課長ぅぅ…」
膝がガクガクと震えてくる。 長い耳がくたりと萎える。
たまらず膝をこすりあわせると内股にぬるっとした感触が。
「え…? うそぉ……!?」
視線を下方に向けるとおびただしい程の愛液が太ももに幾筋も線を引いていた。

【はい、次ドゾー】
773名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 23:25:19 ID:DRw/roeb
771-772
漏れの股間も全裸になりました!
774名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 00:35:28 ID:H40bktjM
ギガエロス
GJ
>>773
惜しいな。あと一文字でDDR
775名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 00:36:54 ID:H40bktjM
なんと漏れは4速だというのか?
否!断じて早漏ではない!四倍速なぞアリエナイィィィィィ!!!!!!
776名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 23:14:15 ID:sBEltDNy
ハイスピードでは早さは上がらないよ
777名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 00:34:00 ID:WODJGKly
むしろ間隔が開いてしまうから遅漏?
778名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 17:16:04 ID:DcnQ7WS0
まとめサイトは放置プレイ?
779名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 23:19:28 ID:erfmLXub
ポエキャン待ってる漏れは全裸で縛り放置プレイ
780名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 07:01:50 ID:tYpGR2YO
ポエキャンで何回頑張ったことか…( ´ー`)
781255:2005/06/02(木) 14:46:50 ID:15KOmJoc
つい先週PCぶっ壊れて小説吹っ飛んで凹んでますorz
エロなしマイナーですが、凹みを吹き飛ばしに書き始めたので
出来たら投下させて頂きます。
782名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 14:48:49 ID:4gzZYPQl
ほっしゅ
783名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 20:42:22 ID:Hqp4oP93
784名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 21:47:39 ID:08dcDpx3
全裸で保守
785名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 19:09:39 ID:NSpQE0RV
age
786名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 00:18:37 ID:o+OSEZ8V
六カレってマイナー?
787名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 04:59:10 ID:42fTMtZm
>>786
ありえないほどのマイナーでもない。六関連では「たまに見かける」程度。
788名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 19:17:44 ID:v2hrluHx
初代スレのタイマー×ニャミ誰かもう一回うpしてくれませんか?PC無いって辛いな……
789名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 20:12:58 ID:v2hrluHx
と言うよりタイニャミキボン
790名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 22:30:15 ID:+fZlSAlE
>>255さん
早く小説plz…orz
791名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 23:41:07 ID:PX9QezWr
1日無人age
792名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 18:47:08 ID:XOv/qUij
age
793名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 22:37:26 ID:XOv/qUij
794名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 13:03:51 ID:yVu/uUnm
age
795名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 16:35:43 ID:zLnOEJRt
保守ー。
796名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 08:19:07 ID:DnaR7dfy
ポエキャン期待保守
797名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 18:04:10 ID:FQJ2+7Pr
人以内
798名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 12:04:08 ID:ZfcD1wKx
age
シチュ思い付いたが書くの難しい
799名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:07:48 ID:ng/CZIFw
>>798
同意。ボキャブラリーのなさに泣けてくる…(´・ω・`)
800名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 10:56:53 ID:r83t8f+m
お初です・・・至らない輩ですが書かせていただきます♪

「好きだよ・・・」
そう告白して、どの位経つだろうか・・・・
「私も、好きでした・・・」
そう言葉が返ってきたあの時から・・・どの位・・・

「お疲れ様。相変わらずばっちりだね、二人とも」
ショルキーの言葉がマイクを通じてスタジオ内に響き渡る。中にはヘッドホンをした
タイマーとさなえちゃんがいた。
「ありがとうございます。わざわざずっと付き合ってもらって・・・」
「何、良いさ。いつもさなえちゃんには仕事を手伝ってもらっているしね」
二人はポップンパーティでショルキーと知り合って以来、ちょくちょく仕事を手伝って
いるので、今回はそのお礼として二人のデュエットを収録してもらうのを手伝って
もらったのだった。
「でも、本当にいいんですか?こんな個人的な事に使わせてもらって・・・」
3人がいるスタジオは広く、設備もしっかりと整っている所で普通なら一流のアーティストが
使う様なスタジオだった。
「いいんだよ。払うものは払っているしね」
笑った様な口調でショルキーが言った。
「それじゃ、今日はもう帰ろうか。行こう、さなえちゃん」
「あ、はい!」
さなえちゃんはギターをケースにしまい、タイマーも使っていたヘッドホンやマイクを
片付け、ショルキーに頭を下げて帰っていった。
「・・・・しかし、上手くいってるのかね・・・あの二人・・・」
苦笑したような表情でショルキーは呟いた。
前々からあの二人の仲を知っていたショルキーは少し気にかけていた。

続きます・・・(中途半端だ・・・)
801名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 19:48:12 ID:r83t8f+m
>>800の続きです。

帰り道・・・・・
二人はしばし談笑しながらいつもの道を歩いた。
「それじゃ、今日はこれで・・・」
さなえちゃんはタイマーに手を振り自分の家のほうへと振り返り、歩いていった。
その姿を見ていたタイマーはしばらくその場でうつむいて考え込み、すぐに決心した。
「・・・・・あ、さなえちゃん!・・・」
「?はい、何ですか・・・?」
突然呼び止められ、少し驚いた様にさなえちゃんは振り向いた。
「あの・・・これから、時間ある?もし良かったら、僕の家に来ない?」
「えっ?・・・うーん・・・・」
誘いを受け、少し考えてからさなえちゃんは「うん。いいですよ」と答えた。
「本当?じゃあ、行こうか」
二人はタイマーの自宅方面へと向かった。
802名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 17:07:53 ID:5CUqtTXn
しばらくして、二人はタイマーの自宅に着いた。
「さ、どうぞ」
「おじゃましまーす♪」
タイマーはドアを開けさなえちゃんを招き入れ、自分も続いて入りリビングへと案内した。
「凄い・・・いつ見ても大きな家・・・」
何度かタイマーの自宅には来た事があるが、その度に大きいと言ってしまう。その位に
大きく、綺麗な家だった。リビングにはふかふかの絨毯がひかれ、5人位は楽に座れそうな
ソファが置いてあった。
「ちょっと待っててね。お茶用意するから」
そういうとタイマーはキッチンへと向かった。

しばらくして、タイマーが二人分のカップとポットを持って戻ってきた。
「お待たせ♪ちょっとお茶の葉が見つからなくて・・・・」
そう言いながらタイマーは二つのカップにお茶を注いだ。
「さ、どうぞ♪」
進められ、さなえちゃんはカップを手に取り一口飲んだ。
「あっ、おいしい♪この味って前に確か・・・」
「うん、以前さなえちゃんとリエちゃんに教えてもらったブレンドだよ」
以前タイマーは9回目のポップンパーティの時、カフェでバイトをしていた二人に
このお茶を入れてもらい、その時に作り方を教えてもらったのだ。
「香りも良いし・・・・あの時煎れたのと同じだ」
「結構苦労したよ・・・何度も失敗したしね」
タイマーは苦笑しながら言った。

それから二人はお茶を飲みながらしばらく談笑した。
そして、ポットのお茶が半分位に減った頃・・・・
803名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 11:06:12 ID:V/1hahZf
>>798-799
どんなシチュでしょ?

>>800
タイマー×さなえもあまり見ないだけに期待。
当方アマイ系好きなので…続きお待ちしております。
804名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 19:57:40 ID:D4b6nFVy
>>803
駄文で申し訳ございません・・・(汗)続きますー☆

話疲れた二人は絨毯からソファに寄り添って腰掛け、ゆっくりと休み始めた。
穏やかな、しかしどこかぎこちなさそうな雰囲気が漂う・・・そんな中、タイマーは口を開いた。
「・・・さなえちゃん、僕らが知り合って、結構経つよね・・・」
「えっ・・・そうですね。もう1年ぐらいになりますよね」
「1年?そっか・・・そんなに経つんだね」
タイマーはそう言うとテーブルに置いていたカップを取り、お茶を飲んだ。時間が経っているので、
すっかり冷めてしまっていた。
「・・・どうかしたんですか・・・・?」
いつもの明るい雰囲気とは違い、少し悲しげな表情をしているのにさなえちゃんは
気が付いた。良く見ると、瞳が少し潤んでいる様にも見えた。
「えっ・・・あ、何でも無いよ!何でも・・・・」
尋ねられ、慌ててタイマーは笑顔を作った。だが、明らかにぎこちない作り笑いだ。
「嘘・・・ちゃんと話して」
「えっ・・・・」

805名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:24:43 ID:D4b6nFVy
「さっきの顔・・・悲しそうだった。何かあるなら、話して欲しいな・・・」
心配そうにタイマーを見つめるさなえちゃん。タイマーはその視線を受け、黙り込んだ。
再び二人に静寂が訪れる・・・。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
さっきとは違い、重い空気が部屋にたちこめる。そんな空気を振り払う様に
口を開いたのはさなえちゃんだった。
「・・・ごめんなさい・・・」
「えっ・・・・あ・・・・」
タイマーはその言葉に動揺を隠せなかった。
「そうですよね・・・・話したくない事を無理に話せっていう方が嫌ですよね・・・」
「そうじゃないんだ!そうじゃ・・・ないんだ・・・」
さなえちゃんの悲しげな表情に気づいたタイマーは混乱し、思わず声を荒げた。
「・・・・じゃあ、何ですか・・・?」
訴えかけるような視線をタイマーに送るさなえちゃん・・・それを見たタイマーは
一度視線をそらし、再びさなえちゃんの方へと戻し、意を決した。
「僕・・・・怖いんだ・・・・」
「えっ・・・怖い?」
怖い・・・・予想もしなかった言葉が出、さなえちゃんは驚きを隠せなかった。
「以前、君に告白した時から・・・好きだって言った時から・・・」
タイマーは先程よりも不安な表情をしながら続けた。
「君も僕を好きだと言ってくれた・・・・でも、本当に僕で良かったのかなって・・・」
「・・・・・・」
さなえちゃんはタイマーを見つめ、真剣な表情で話を聞いていた。
「・・・ごめん。馬鹿みたいだよね・・・一人で勝手に不安がって・・・・一人で勝手に
悩んで・・・・ごめん・・・・」
タイマーは言い終わると深くうつむいてしまった。瞳にはうっすらと涙が浮かんでいる。
806名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:44:29 ID:D4b6nFVy
「タイマーさん・・・・私も、同じだった」
「えっ?」
さなえちゃんの言葉に、タイマーは驚いた。
「私も告白された時から・・・不安でした」
苦笑した様な表情をしながら、さなえちゃんはゆっくりと続けた。
「好きだって言ってくれた時・・・凄く嬉しかった。でも、
私も同じ・・・本当に私でいいのかなって・・・・」
言い終わるとさなえちゃんは視線をタイマーの方へ向けた。
「でも、嬉しいな・・・そんな風に思ってくれていた事・・・」
「さなえちゃん・・・僕は・・・」
「お互いにそうやって思える事・・・信じている証拠・・・だから・・・」
さなえちゃんはタイマーに笑顔を向けた。
「さなえ・・・ちゃん・・・」
タイマーはさなえちゃんを抱き締めた。お互いに信じあっている事を確認できた
事・・・それだけでタイマーは嬉しかった。
「さなえちゃん・・・ありがとう・・・大好きだよ・・・」
「タイマーさん・・・私も、好き・・・・」
タイマーはさなえちゃんを抱き締めながら、さなえちゃんはタイマーの肩に顔をうずめながら言った。
それから二人は唇を重ねた。
「ん・・・・っ・・・・」
二人は舌を絡め、お互いを感じあった。熱を、鼓動を・・・
「・・・っはぁ・・・ぁ・・・・」
タイマーとさなえちゃんは唇を離した。
「さなえちゃん・・・」
静かに耳元で呟くと、タイマーはゆっくりとさなえちゃんをソファに押し倒した。
タイマーはさなえちゃんの上着の中へ手を伸ばした。この時二人は告白した時の
服装で、さなえちゃんはベージュのハイネックにチェックのスカートという服装だった。
「あ・・・んっ・・・」
タイマーの手がさなえちゃんの腰やお腹に触れる度、ビクン、と僅かな反応をする。
「綺麗だよ・・・」
タイマーはハイネックの裾をさなえちゃんの首の辺りまで捲り上げた。
807名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:58:41 ID:D4b6nFVy
「や・・・あっ、そんな・・・」
「嫌・・・?こんなに綺麗なのに・・・」
そう言うとタイマーは胸へと手を伸ばし、ブラを外した。さなえちゃんの胸がさらけ出される。
「・・・んっ・・・」
タイマーは優しく胸に手を置き、突起を舌で刺激し始めた。
「あっ・・・!ん、あっ・・・!」
刺激を与えられる度、さなえちゃんの身体が弓の様に少し反る。口でハイネックの裾
を噛み、我慢しようと耐えていた。
「可愛いよ・・・それに、綺麗だね」
タイマーは胸から唇と手を離し、右手を下の方へと伸ばした。
「でも、こっちはもっと綺麗だよね・・・」
「あ・・・・」
タイマーの右手がさなえちゃんの内腿を撫でる様に刺激する・・・その度に
さなえちゃんの身体がさっきよりも大きく反応した。
「タイマーさ・・・っあ・・・ああっ!」
さなえちゃんが言い終わる前に、タイマーはスカートの中へと手を伸ばした。
下着の上から秘裂を刺激し始めた。
「やっ・・・あ、ああっ・・・ん・・・あっ・・」
右手が上下左右に動き、その度にさなえちゃんは声を上げた。既に下着の下は
秘裂から溢れる液で濡れていた。
808名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 02:29:45 ID:ZQ1OOc68

>>800
続きはまた明日…ですかね?
ドキワクしながらお待ちしております。
ここは新鮮な組み合わせにあえる良スレだなあ…。

ところでレズものになりますけど、紫×桔梗なんて需要ありますかねー。
二人の口調…特に桔梗が大分独特というか、公式想定(NEET対戦デフォ台詞から推測)無視してますがw

あるようなら、機会見て投下させていただきたいんですが。
809名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 08:40:44 ID:hbn7IkSg
>>808
ウホッ いいレズ…
需要ありまくりですよ激しく期待
810名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 12:07:56 ID:xXt5BfTL
>>804 タイマー×さなえ作者様
たのむからメール欄にsageって入れてくれないか?
せっかく良SSの予感なのだが、それが気になってしまう。

>>805
期待して待ってますぜ。
811名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 20:11:28 ID:YBnzZb3s
>>807続きますー♪

タイマーの指が激しさをます程、身体がどんどん熱くなっていく・・・快感が
全身を駆け巡り、狂いそうなほどの衝動が強く湧き上がっていく・・・。
「っはぁ・・・ぁ・・・」
「気持ち良くなって・・・きたみたいだね・・・」
タイマーは一度スカートの中の下着から手を離した。指からさなえちゃんの秘液が
滴っている。タイマーは指を少し舐め、熱くなっていく自分の身体を感じた。
「じゃ・・・こっちも取るよ・・・」
タイマーは再びスカートの中へ手を入れ、下着に手を掛けた。
「・・・・・・・はい」
消えてしまう様な声で、さなえちゃんが言う・・・。
タイマーはゆっくりと下着を脱がせた。綺麗なその秘裂が覗く。
「や・・・・」
「大丈夫だよ・・・ほら、こんなに綺麗だし・・・」
「綺麗じゃ・・・な・・・っっ!!」
言い終わる前にタイマーは秘裂へと指を挿れた。秘液が更に溢れ出す。
「あ・・・あっ・・・ん・・・ふあっ・・・」
「可愛いよ・・・もっと、声、聞きたいな・・・・」
タイマーはそう言うと指を抜き、今度は舌で刺激し始めた。舌が動く度、
さなえちゃんは何度も身体を弓の様に反応させる。ぴちゃ・・・ちゃぷ・・・ちゃぷ・・・
「やっ・・・音、恥ずかし・・・いっ・・・あっ!」
812名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 20:42:25 ID:YBnzZb3s
身体が熱くなっていく・・・さなえちゃんはもう限界だった。顔は赤らみ、
瞳は潤んでいる。さなえちゃんの口からおねだりが出る。
「タイマーさ・・・私・・・も・・・」
訴えかける様な瞳に、タイマーも更に身体が熱くなるのを感じた。ズボンと下着を
下げ、既に鼓動が聞こえる程の自身をさらけ出す。
「さなえちゃん・・・・いくよ」
「はいっ・・・・!」
ゆっくりと自身をさなえちゃんの秘裂へと入れていく・・・ズズッ、という音が
僅かにした。ズ・・・ズッ。
「動くよ・・・・」
「はい・・・・んあっ!あっ・・・」
タイマーはゆっくりと動き始めた。二人の全身にさっきよりも更に強い快感と
熱が湧き上がる・・・
「っ・・・はぁ・・・さなえちゃん・・・さなえちゃんっ!」
「タイマーさんっ・・・!ふああっ!」
二人はシンクロした様にお互いの手を握り、見つめあった。お互いの衝動が、更に高まる。
動きがどんどん激しくなり、終焉へと駆け上がる。
「さなえちゃん・・・僕・・・もうっ・・・」
「私も・・・・っ・・・んんっ!」
動きは最大に達し、そして二人に終焉が訪れる・・・・
「さなえちゃん・・・好きだよ・・・くうっ!!」
「タイマーさん、好きっ・・・!あああっ!!」
タイマーはさなえちゃんの中に自身を挿れたまま熱を吐き出し、さなえちゃんは
タイマーの自身を自らの身体に残したまま、果てた。

813名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 20:55:24 ID:YBnzZb3s
「っはぁ・・・・はぁ・・・・」
「はぁっ・・・は・・・・」
二人は果てたまま、ソファの上に寝ていた。呼吸はまだ荒く、熱も収まらない。
息が整い始めた頃、さなえちゃんはタイマーに笑顔を向け、言った
「タイマーさん・・・・ありがとう・・・・」
「さなえちゃん・・・・僕こそ、ありがとう・・・・ごめんね、余計な心配させて・・・」
「ううん。いいの・・・・」
二人はまたキスをし、場所をソファからベッドに移して、再び身体を重ねた。
お互いを感じ取るように・・・

数日後、二人はまたデュエットの収録をショルキーに手伝ってもらっていた。
「OK!良い感じだ!」
「そうですか?いつもと同じ様に精一杯歌っただけなんですけど・・・」
「いや、前よりかなり良いよ。特にタイマー、好調だな」
ショルキーは親指を立て、笑顔を向けた。
「ええ、本当に良くなってますよ!なんか、声が凄く通ってる感じがするし・・・」
「本当?・・・よし!この調子で次の曲に行こうか!」
さなえちゃんの言葉に調子付いたタイマーは、再びヘッドホンを付けてマイクの
前に立った。
「はい!」
さなえちゃんもヘッドホンを付け、マイクの前に立つ。
「それじゃ、お願いします!」
「了解!(どうやら、二人とも何かあったみたいだな・・・)」
ショルキーはそう思いながらコンポーザーから曲のメロディをセットした。

お互いに想っている事・・・
僕は、僕らは、だから一緒にいられるよね・・・
ずっと・・・・

−Fin−
814名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 20:57:06 ID:YBnzZb3s
終わりました・・・一番好きなタイマー×さなえちゃんを書けて
良かったです・・・♪ベタベタですけどね(汗)

次はマコト×ジュディかユーリ×シルヴィアを書きたいなぁ・・・。
815名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 22:10:45 ID:LMrxW1nm
投下は一日空けろってことは明日の21時から?
日付変わればOK?
816名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:30:11 ID:T6JAdXcS
>>タイさなの人
GJ!
どろどろとかしてない純粋な恋愛でしたなあ…。
ハァハァ(*´Д`*) サセテイタダキマスタ
次回作も期待しておりますよ。

>>815
どうなんでしょうね?
自分もその内投下したいなと思ってるので気になるところです
が。
スレ住人の皆様、どうなんでしょう。

紫×桔梗の需要を伺ったものですが、どうやらいくらか需要あ
るようなので書き上げてから投下させていただきます。
…と思ったらアクセス規制かかってますよOTL
解除を待つか携帯から投下するか…。
817名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 11:05:45 ID:mx0S2SJT
いきなり質問なのですが、MZD×メメ(擬人化・ノーマル)って需要ありますか?
まだエロは書いてないんだけどOTL

>>タイさな作者様
純愛ってこんなものなのか・・・。
久しぶりに(*´Д`)ハァハァ
しちゃいました。
次回作、期待してます!
818名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 11:12:14 ID:TNc9HENr
六キキョとか六キキョとか六キキョとか超キボンぬ

ハァハァしちゃるw
819名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 11:21:25 ID:hZztzt40
質問(・∀・)ノ


さらさのお相手は誰がいいでしょ?
820名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 11:54:06 ID:TNc9HENr
819

ウオヲかな。 
スマソ 嘘だ。

難しいな、さらさチャソ。
821名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 12:30:32 ID:cijurqr7
六には紫姐さんだと言ってみる
822名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 21:58:48 ID:Pw7HAHpZ
さらさの相手はピータンに決まっているだろう!
喰われるもの(笹)と喰うもの(パンダ)だし
823名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 22:31:46 ID:SLTDatPg
紫姐には六と言ってみr…

>>817
MZD×メメ
(*´Д`)ハァハァハァハァ
824名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 22:47:27 ID:dsHcCNXp
ムラサキ(;´Д`)ハァハァ
825名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 23:17:24 ID:TNc9HENr
壁|ノ ミ |六ムラだったら尚更イイ|
826名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 00:02:39 ID:QXFz5lyg

ここで流れを読まずにサイムラですよ。
しかもエロなしですよ。
827名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 02:13:28 ID:HAYslq//
よっっしゃ、六ムラ書いてやろうじゃないの!!
今週中にはなんとかw
828名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 02:32:50 ID:ntlVhy99
ここでさらさにはステラでいいんジャマイカと言ってみるテスト
829名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:59:36 ID:FYFgcq1P
淀さら

え?だめ?
830名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 11:49:44 ID:fQ2AWCNP
>>827
激しく期待
831名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 12:04:13 ID:tEryqxho
>>827
激しくキボンヌ。
832名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 14:15:48 ID:oo8ZC721
一京サラサ

…いってみただけ
833名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 14:52:15 ID:YKJHfWXA
やっぱりウオヲ
834名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 17:31:36 ID:0QcEjj/W
良スレ(・∀・)ハケーン
ドジンシに出来なかった、泳人×ヨンとかツースト×パピルスとかシャーク×アゲハを投下したい!!
いつか
835名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 17:37:11 ID:rE3tCMUU
がんばってくれるのは嬉しい。
けどまずsageよう、な。

返信レスとかもいらんから、な。
836名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:54:41 ID:7Ud+yyoj
しかし漏れもそろそろ小説作ろうか…orz







ネタ無いからムリポorz
837名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 19:47:46 ID:TNA3e6jX
orz使いまくることからやめよう
838名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 20:17:32 ID:BmaQaKD3
>>836
ロキ!ロキ!
839名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 20:58:26 ID:P6N0Xpkx
サイケリの小説を書こうかと思ったけど三次創作になってしまったので断念

ネット対戦のさらさのエロコメントをネタにしたら問題あるだろうなぁ
840名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 22:02:21 ID:YbmoVLeW
>>839
くわしく
841名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 01:47:22 ID:99dKatri
+   +
  ∧_∧ ∩+
 (0゚・∀・)彡  ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ⊂彡 + ワクワクテカテカ
 と__)__) +
 
842819:2005/06/27(月) 11:01:53 ID:PBhlg2Nx
意見どもです。
考えていたシチュに1番合いそうなのが一京なので、イケサラで書いてみます…



ウオヲは某ファンタジー小説の「さあ、卵を産め」なイメージしか出ないorz
843名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 20:30:31 ID:NZsxTCoV
>842
>「さあ、卵を産め」
エロいな。
844名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:13:44 ID:kzPZedL/
ロキ小説か。
相手は誰がいいかと悩んでみる。

デイヴか…ニッキー…と云った所か?
845名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 01:45:57 ID:5oR+HJCq
>>844
接点が何もないけどカウントテンとか

いや、言ってみただけです
846名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 13:44:34 ID:quqSuVv8
>>845
y=mx
847名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 14:00:20 ID:5oR+HJCq
>>846
(;´д`)?
848名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 15:27:26 ID:8njXChpF
>>844
そこは敢えてレズでかごめとかシルヴィアとか

いや、言ってみただけです
849名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 16:27:14 ID:qSBNYBs6
女王様と王女様でヒナとか
850名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 17:10:20 ID:H4jFZ9Km
カジカとか。
「そこのお嬢ちゃん、飴あげるからおにいちゃんとイイことしない?」
みたいな。
言ってみただけだけど OTL
851名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 19:07:08 ID:RC0wmSVX
さらさ「そ…そんなところにささのははえてないよぅ…」

ネット対戦コメントスレにて。
萌えた。
852名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:22:29 ID:9quL6QCt
>>851

ハァハァ(´д`;)
853名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:38:15 ID:7e5cNVeP
音ゲスレにも晒してありましたよ
854名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:02:47 ID:Par/AJNi
六カレで神社の桜の下で花見をしつつお酒入って雰囲気に流されて…っていうシチュを見てみたいナ

…言ってみただけ
855名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:24:27 ID:RyzEXsWY
紫姐さんで吉原パロディ…・……
856名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:26:50 ID:kzPZedL/
>>850

イイと思ってみた。

カジロキイイ!!!

と云う訳で勝手ながら暇を見つけたならば小説をば。

ま まだ書かないが。
857名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 23:13:21 ID:XgDpZErl
ジャックとシルヴィア…
言ってみただけ
858名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 23:20:58 ID:avftmbSG
>>855
前スレだったかにムラサキの吉原講談風SSが書きかけであったな。
続きが早く見たいです…ああいう空気大好きなんだよな。
859名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 23:41:50 ID:iK2Wa94+
というか成仏して無い作品多杉。






おコンちゃん……
orz
860名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 01:15:47 ID:qntibZAc
すんません、移植キャラってありですか?

ヴィックバイパー×ロードブリティッ(ry
861名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 01:25:58 ID:Zu0P9lip
こちらでどうぞ
【グラディウスシリーズのエロパロ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1093952373/l50
862名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 03:31:26 ID:nyQL/hLp
ようやくというかいつの間にか規制が解除されていた模様…。

ムラサキ×桔梗を書いてる者ですが、偉く長くなった話に呆然としております。
エロになるまでが結構長いし…しかもまだ終わらない、のに23KBってどういう事だ。
大分終盤差し掛かってるのでマヨナカミ様が降臨すれば近々投下できそうです…。
どういう感じで分割して投稿したらよいのでしょうね…。

六ムラでも六キキョでもなくて申し訳ないですが、頑張らせていただきますので…。

個人的に「注意事項」だと思うことがあれば最初に上げておけば大丈夫ですよね。
ではもうちょっと、頑張ってきますノシ
863名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 12:39:57 ID:70W/rODx
久々のカキコです・・・

以前タイマー×さなえちゃんを書いた者です☆次回作は
マコト×ジュディでほぼ決定かな・・・?

最近思いついたのが・・・・
・ジャスティス×ミミ
・アルト×フロウフロウ
とかだったりして。そのうちジュディ×さなえちゃんやミルク×リエちゃんなんか
も書きたいですね。
864名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 00:36:12 ID:Lyom9qI9
この点はでねぇよ!!!

オギノか…懐かしいな
865864:2005/06/30(木) 00:41:09 ID:Lyom9qI9
>846に、な。書き忘れた。
ほんで連投スマソ。
866名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:20:25 ID:Alap1yIo
>>862 がんがってください。姐さん大好きハァハァ。
 
ところですこしお伺いしたいのですが、
男の子の自慰話とかはさすがに投下しないほうがいいですか?
好きな女の子を想像して悶々と、という感じなのですが。しかも、本番ナシで。
 
書き上げたはいいが微妙すぎる品なので本気で考え込んでいます。
ちなみに配役はスマイル→カゴメでつ。
867862:2005/06/30(木) 02:01:25 ID:loijv8+O
ムラサキ×桔梗のSSですが…。
よ、ようやくできました…マヨナカミ様降臨しましたよ、が。
メモ帳で31KBってなんでしょう…orz

こんな馬鹿みたいに長いSSを一気に投下してしまっていいものなんでしょか。

もしまだここ見てる方がいらっしゃったらご意見くださいませんか。
無かった場合意を決して異常な分割数になるかもですが投下したいと思います。

>>866
有難う御座います、ご期待に沿えるかどうかは解りませんが、気合は入れて書いたのでお読みくだされば幸いです。
自慰話はどうなのでしょうね…? 悶々の内容によるんでしょうか。
自分もここに来るようになって日が浅いので、線引きがまだまだわかりません…。
868ムラサキ×桔梗:0:2005/06/30(木) 02:38:57 ID:loijv8+O
30分程経ったので、思い切って投下したいと思います。
ムラサキ姐さん×桔梗のSSで、話が唐突すぎるのは突っ込んじゃ駄目です。
後、桔梗の口調がNEET対戦のデフォ台詞から推測されるものとは大分かけ離れていますので、
丁寧なですます口調の桔梗を想定している方には違和感ありまくりだと思います。
ムラサキ姐さんは公式見たらカタカナだったのでカタカナで。

結構長いしエロなし部分もそれなりに長いので、お時間のあるときにでもお読みくだされば幸いです。
では投下始めますー。
869ムラサキ×桔梗:1:2005/06/30(木) 02:42:43 ID:loijv8+O
桔梗は必死に考えていた。

何がどうして今この時、こんな状態になっているのか。
一瞬にして混乱した頭は考えを上手く纏まらせてくれない。
それでも必死に記憶を辿る、この事態を説明しえる何かが見つからないかと。


夜を通して続いたある仕事、それが終わった頃には既に空は白みかけていた。
何時もは人の多いこの街の路地にも、そんな時間には殆ど誰も歩いていない。
そんな異世界に紛れ込んだような錯覚を覚える朝の街で、同じく夜を通して「仕事」をしていた顔見知りの女…ムラサキに出会った。

仕事が明けた者同士、ちょっとお茶でもしないかと誘われて断る理由もさしてなく、彼女の店へと入っただけだった。
店のカウンターやソファでは落ち着かないだろうと通された奥の部屋。
ムラサキが暮らす部屋の一つだというそこで出された温かい茶を啜り、他愛も無い話をしながら…といってもムラサキがかける言葉に、桔梗が短く答えるのが殆どだったが、
とにもかくにも、そんなやり取りの中こんな事をされる要素は無かった筈だ、と桔梗は思う。
870ムラサキ×桔梗:2:2005/06/30(木) 02:43:18 ID:loijv8+O

「…ッ、何を…」
「ん? アンタが随分と"寂しげ"に見えたもんだから。
 アンタはあのパーティの時からずっとそんなだ…何だかいとおしくなるほどに」

何の前触れも無く、予備動作も酷く静かに。
唐突に桔梗の唇を塞いだムラサキは、僅かに身を引いて笑う。
口付けられていた時間は、ほんの一瞬。

意味が解らなかった。
"寂しげ"に見えたというが、そんな話はしていただろうかと。
自覚の無いまま、自分はどんな表情をしていたというのだろうかと。
…そして何より、それらは今のムラサキの行為に対する説明になってはいない。
仮に真に"寂しげ"であったとして、

何故彼女が私を「いとおしい」と思う理由になる?

桔梗の心に浮かんだ疑問には、すぐに答えが返ってきた。

「…なんてのはまァ、都合のいい言い訳だね」
871ムラサキ×桔梗:3:2005/06/30(木) 02:44:04 ID:loijv8+O
ぐ、と桔梗の肩が押さえられた。ムラサキが少し頭を近づければ、また唇が触れ合うような至近距離。
ムラサキと桔梗はさして大きくない卓を挟んで腰をおろし談笑していたはずなのに、いつの間にムラサキはこんなにすぐ傍にきていたのだろう。
「実を言うとね」
真っ直ぐな瞳が、戸惑いに揺れる桔梗を覗き込んでいた。
「アタシはアンタに惚れちまったのさ」
「……」
一瞬、桔梗の一切の思考が停止した。
ムラサキの唇が紡いだ言葉の意味が理解できなかった。
「惚れちまったんだよ」
もう一度、同じ言葉を繰り返される。
理解するにはもう少し時間がかかるとしても、その言葉の音だけは確実に桔梗の耳へ、脳へと浸透していく。
「何を…」
「馬鹿な事を、って言いたいんだろ? 最もだね。アタシは女で、アンタも女だ」
絡め取られた視線が外せない。
目を逸らし肩に置かれた手を払い退ければ、少しでもこの現状が打開できそうなものなのに。
ムラサキの視線は、桔梗の視線を捕らえて離さない。
「けどね、そんな事は関係ないのさ。
 理由なんてものは後付だし、気づいちまったらアタシはそれを無視できない。
 アンタに惚れた理由を探して過去を振り返ったって、そんなものはとっくに脚色されちまってる。
 だからアタシは今しか見ない、アタシはアンタに惚れちまって…アンタをもっと知りたいと思った。
 今はそれだけがアタシの中の現実。」

桔梗は返す言葉も見つからぬまま、回る思考を整理していた。
理解を拒み始めた頭は、その時点で既にムラサキの"本気"を理解している。
だからこそ、混乱は増すばかりで。

「アンタはずっとそんな寂しい眼をして生きていくのかい?」

そんな自覚は桔梗には無い。
"あの日"以来、自分には何も無い。
そう思って、生きてきた。
872ムラサキ×桔梗:4:2005/06/30(木) 02:46:41 ID:loijv8+O
「空っぽの眼、哀しみでもありゃもう少し違うだろうに。
 アンタの眼はあんまりにも空虚だ、だから"寂しい"。
 アタシはそんなアンタを見てられないんだよ」

埋めてやりたいのさ、とムラサキは呟く。
肩に置かれた手が滑り、桔梗は頭を抱かれた。
「もう会うこともないだろうと思ってたよ、けどこの街にはアンタが頼まれるような仕事も多いんだろうね。
 何の偶然か知らないけど、パーティの後この街で何度もアンタを見た。
 …見つけられるようになってた、探してたのかもしれないね、無意識の内に」
柔らかい抱擁。鼻腔を掠めた香は仄かに甘く、じわりと頭に染み込んでくるようだ。
「こりゃ一目惚れでもしたかね、アタシともあろうものが珍しく。そう思ったよ」
思考することに疲れた脳を癒そうとしているのか、眠気さえ訪れかけたその時、

「……アンタにそんな目をさせるようにした誰かには、正直怒りさえ覚えてたよ」

その言葉に、意識が一気に覚醒した。

「何を…馬鹿なことを…!」
「っと」
何がそんなに気に障ったのかはわからなかった。
けれど桔梗はこみ上げた感情の突き動かすままに、ムラサキの抱擁を強引に押し退けていた。
理性が働いたのか突き飛ばしはしない。故に体は完全には離れず、ムラサキの手はまた桔梗の肩へ。
873ムラサキ×桔梗:5:2005/06/30(木) 02:47:06 ID:loijv8+O

桔梗の胸の内で、思いが渦巻く。

貴女は知らない、彼の人の事を。
貴女は知らない、彼の人の身に何があったのかを。
貴女は知らない、彼の人を喪ってから私が今まで…。

今まで、どんな想いを抱いて生きてきていたのか。
自分さえわからなくなっているそんな状態を。

「……御主は、何も知らぬ癖に」

勝手な推測を立てて、彼の人に勝手な怒りを覚えるなど。

心の中に渦巻いた怒りが、口をついて出かけたその時。

「あァ、知らないさ」

激昂したその心に冷水を浴びせるように、いともあっさりとムラサキは認めた。
そう、自分は何も知りはしないと。

「…知らないけれど、正直な所アンタの過去はどうだっていいね。
 アタシはパーティで初めて会ったアンタと街で見かけたアンタ、そして今目の前にいるアンタしか知らない。
 ホラ、今のアンタにはちゃんと想いがあるじゃないか、アタシはそんなアンタが見たかったのさ」
874ムラサキ×桔梗:6:2005/06/30(木) 02:48:00 ID:loijv8+O

……違った。
勝手な推測を立てているのではなく、引っ掛けのようなものだったのだろう。
知らないからこそ、知ったような口を聞いて桔梗を怒らせた。
無気力だった桔梗に、何でも良いから行動する気力を与える為に。
桔梗の"意思"というものを、見たかったのだと。

それに気づいた桔梗の肩から、力が抜けた。

「私は…」
どうしたかったのだろう? と考えをまた巡らせる。
喪った直後は悲しみもあった、寂しさも自覚できるほどにはあった。
けれど時が経ち、少しずつ思い出が色褪せていくことから逃れられず。
…その事実に恐れを感じて、

「ねエ、桔梗? アンタは自分の心に蓋をすることで思い出を永遠にしようとしたのかい?」

見透かしたようなムラサキの言葉に、桔梗の体は震えた。

「…そんな、つもりは」
「どうだかね。これから先は本当にアタシの勝手な推測だ。
 間違ってりゃ反論すればいい、怒っても当然だね。まあ聞きなさいな。
 
 アンタは辛くなるから思い出を見ない振りで誤魔化した。
 その内誤魔化すまでもなく、記憶が色褪せ始めてくる。
 散々誤魔化してた割には耐えらんなかっただろうね…後生大事にあれを持ち歩いてるくらいだ。
 そして、そう。たった一つ残されたそれを手放すこともできなかったくせに、アンタはその気持ちに気づかない振りをした。

 唄を歌う時以外は」
875ムラサキ×桔梗:7:2005/06/30(木) 02:48:49 ID:loijv8+O

唄。
パーティで奏でた音。
あれを歌っている時の自分だけが。

「唄を歌ってる間だけ…アンタはアンタでいられた。アタシにはそう見えた」

ゆっくりと、また抱かれる。
押しのけることもできないまま、桔梗は呆然とその身を任せた。

「思い出や気持ちにそんな重い蓋を被せたままじゃ、アンタは本当に感情を殺しちまうよ」

それじゃあ歌う時だけに人であることを許されたような人形じゃないか、と耳元で囁かれる。
背に回された腕に、力が篭るのを桔梗は感じた。
「アタシはアンタに惚れちまった。だからそんなアンタは見たくない。
 …考えてごらんよ、その誰かさんだって、アンタがそんな風になっているのを良しとすると思うかい?」
ムラサキの視線を追うことはできない。
けれど彼女が何を見ているのか、桔梗にはわかる。
傍らに置かれた包みの荷物。その中には、彼の人の遺骨が入っている。
彼を喪ったその日から、ずっとずっと持ち歩き続け…面影を見出して涙していた時もあった。
あったのに、いつからかそこに何かを見出すことをやめていた。

見出せなくなる日が来るのが怖くて。
876ムラサキ×桔梗:8:2005/06/30(木) 02:49:18 ID:loijv8+O
「…妬けるねェ。死んじまって尚そこまで想われてるなんてさ」
ふと二人の体が離れる。
未だに呆然としている桔梗の頬を、ムラサキは両手で包み込んだ。
「アンタを解放してやりたい…なんて偽善は言わないよ」
吐息が唇に感じられるほどに、近く。
「アタシはアンタを奪いたいんだ」
言うや否や、再び唇を塞いだムラサキに桔梗は目を丸くした。
湿った何かが唇をなぞる冷たい感覚に意識が急速に覚醒していく。
「ん――!」
目を閉じ、引き剥がそうと相手の肩を押した。
しかしムラサキは首と頭を抱いてその距離を離さない。
ムラサキの舌と唇は執拗に桔梗の唇をなぞる。
それ以上割り入ってくるでもなく、ただ甘噛む様に。
どれ位そうされていたのかわからない。ただ次に唇を解放された時には、桔梗の体は冷たい畳の上に押し倒されていた。
877ムラサキ×桔梗:9:2005/06/30(木) 02:50:34 ID:loijv8+O
な、何を…!」
「だから言ったろう? アタシはアンタを奪いたいんだって。
 そんなしみったれた過去から、頭だけになった男から、自分を殺そうとしてるアンタ自身から、ね」
ムラサキの下で桔梗は身をよじったが、一見細身に見える彼女のどこにそんな力があるのか、押さえ込まれた体は僅かに動かせるだけ。
「ずっとこうしてやりたいと思ってた、アンタ男の経験はそいつだけだろう?」
「…っ」
「おやおや、それともその男とも一度もしないままだったのかい」
「それ以上私を侮辱するのなら、舌を噛み切るぞ…!」
剥き出しの敵意を視線に乗せてぶつけてくる桔梗に、ムラサキはほくそえんだ。

「そう、それでいいのさ」

体全体で桔梗を押さえ込みながら、ムラサキは細いひとさし指を桔梗の唇に宛がい…そのままねじ込んだ。
「ん…ぐっ!?」
「自分の舌を噛み切るなら、まずアタシの指を食いちぎらないとねェ」
からかうように、指先で舌を撫でる。
思いがけず半開きになる口から、時折小さな声が漏れ出た。

ずっと相手を引き離そうと、唯一ムラサキと自分の間に差し込まれた腕で押し退け続けているのに、そんなものはまるで感じていないようにムラサキは笑っている。
「まァアンタに経験があろうとなかろうと、それもどうでもいいけどね」
「…っ」
「何か言いたそうだねえ。馬鹿にするなって目をしてるよ」
実際、桔梗はそう思っていた。
彼の人とて男だったし、そういう願望は持ち合わせていた。
自分もなかったとは言わない、体を重ねたこともある。
だがそんなことは人にからかわれ暴露されることではないだろう。
「アタシも色々な男と付き合ってきたけどね…女もだけれど。でもこんな気持ちになるのは初めてなんだよ」
ムラサキの視線が桔梗の目をまっすぐに射抜いた。
引き抜かれた指が、離れていく。
「アタシは本気だよ」
淀みのないその声に、桔梗の背筋が凍る。
878ムラサキ×桔梗:10:2005/06/30(木) 02:51:02 ID:loijv8+O

「観念するんだね、アンタが一人身じゃなかったらさすがに手も出さなかっただろうけど。
 アタシはもういもしない男に惚れた相手をくれてやるほど、優しかないのさ」
「……」
まただ、と桔梗は思った。
絡め取られた視線が外せない。
自分の唾液で濡れた指が首筋を撫でていく感触に、肌が粟立つのを感じながらも逸らせない。

(そんな)

思考が巡る、巡らせたくなどないのに。

(私は、まさか)

このまま抵抗し続け、強引に事を進められれば恨むこともできるだろう。

(ほんの少し、話をしただけではないか――!)

なのに、自覚してしまっている、心のどこかで。

――自分は、この女性に惹かれ始めている、と。
879ムラサキ×桔梗:11:2005/06/30(木) 02:51:53 ID:loijv8+O
「おや? 急におとなしくなったネェ、どうしたんだい」
「……」
今日この短い間に何度言葉を失っただろう。
桔梗は必死の思いで目を逸らして伏せた。
ムラサキの想いを理解することはできていない、同性の相手を本気で恋愛対象として好きになるということが、どういうことかまだわからない。
けれど彼女が"本気"であることは理解でき、それを受けてただ否定するだけではなく戸惑っている自分がいるのもわかる。

思えば、彼を喪ってからあてもない旅を一人で続けていた。
長いようで短い旅の最中、あの神に声をかけられパーティに参加し…そこでも特に誰と話をするでもなく。
終わればまたいつものように旅が始まろうとしていた。
たまたま会場近くで依頼された仕事がそれなりに長引き、すぐに他の場所へは移れず数日を過ごし。

その間、殆ど誰とも話していない。

自ら望んでそうしている自覚はあった、誰も近寄らないようにと。
そんな自分を、ムラサキは見つけられるようになったという。
そして今日、声をかけてきて。

(私は…)

視界が滲んだ。

(寂しかった、のか?)

圧し掛かる重みに怒りを感じながらも…どこかに安堵の感覚も落ちているのが急速に理解できた。
880ムラサキ×桔梗:12:2005/06/30(木) 02:54:40 ID:loijv8+O
「おやおや…まだ泣く事ないだろうに」
桔梗の目尻に浮かんだ水滴をムラサキは舌を寄せて舐め取る。
抵抗されるだろうかとも思ったが、身動き一つしない桔梗にムラサキは眉根を寄せた。
視線はかみ合わない。

「…まったく」
だからムラサキはそのまま舌を、
「…っぁ!?」
耳に這わせて、耳朶をねぶった。
「な、何を…!」
「勝手に一人で考え込んでんじゃないよ。
 アタマ来たね、何も考えられないようにしてあげるよ。アタシだけ感じられるようにね。
 ちょっとした荒療治になるけどアンタが悪い、感情の消えたお人形さんになんざさせてやらないよ」
言って、耳の中にまで尖らせた舌を這わせて舐めあげる。
「…っく…ぅ」
「耳が弱いんだねエ、じゃあこんなのはどうだい」
「っふ…ぁ!?」
舌の感覚が消えた瞬間、耳に口付けられて吸われる。
たったそれだけの事なのに、腰のあたりから急速に力が抜けていく。
まるで、耳から力を吸い上げているようだった。
「や、やめ…っ」
「随分長いことしてないんだろう? アンタは自分で慰めるなんて事しなさそうだしねエ」
「――ッ」
耳元でムラサキが笑っている。見えないのに知覚できた。
881ムラサキ×桔梗:13:2005/06/30(木) 02:56:23 ID:loijv8+O
肩がいやに涼しくなっていくのは、衣服を摺り下ろされているからだろう。
「ゆっくり思い出させてあげるよ、やっぱり知らないわけじゃなさそうだからね。
 …思い出すより先に体が走りだしゃそれでもいいさ」
「離…せ!」
「往生際の悪い子だよ」
刹那、肌着の下に手を差し込まれ、
「今時サラシなんて珍しいものしてるんだねェ」
白い布の上から胸を掴まれた。
「は、離せと…!」
身を捩って押しやろうとしても意味がなく、ムラサキは身を浮かせると空いている方の手で思い切り桔梗の肩を押し付ける。
「大人しくしてないと痛いだけだよ、とっくにここは固くなってるんだから」
「は…ッ?」
幾重に巻かれた布の上、もっとも膨らんでいるところの先端をムラサキの爪が軽く引っかく。
妙にもどかしい疼きが走り、桔梗は小さく首を振った。
「このまんまじゃ苦しいでしょうに?」
肩に舌を落とし、首筋を舐め上げてやれば桔梗の背が僅かに浮く。
「嫌…だ、止めろ…!」
抵抗の声も無視して、織り込まれた布を探り当て…あっさりとそれを解いた。

「は…っ」
「楽になったんじゃないかい」
浮かせていた背を落とし息をついた桔梗に、ムラサキは微笑みかけてそういった。
桔梗の黒い肌着の下で緩んだ布が広がる。
それを掻き分けながら、ムラサキの手が桔梗の胸に直に触れてきた。
882ムラサキ×桔梗:14:2005/06/30(木) 02:58:05 ID:loijv8+O

「張りのある胸だねえ、羨ましい」
「も、もう…離せ」
「なに言ってるんだい、これだけでちょっとくたっちまってる癖に」
「誰の…せいで」
「ああアタシのせいだろうね、だけどまさかここまで弱いとは思わなかったさ。溜めてた反動かい?」
ぎり、という音がした。
恐らく奥歯をかみ締めたのだろう。
顔を真っ赤にしてそっぽを向く桔梗に、ムラサキの心が躍る。
「悪いようには、しないよ」
「とっくになって…っあ…!」
身勝手な言葉に思わず反抗の念が湧き上がり、ムラサキを睨み付けようとしたが、
「大きすぎでもなく小さくもなく、良いねェ」
「ぁ…ぅ」
左胸を揉みしだかれる感覚に、反抗心が音を立てて崩れ去っていく。

「本当、弱いんだね…元々かい」
「そんな…ことは…知らぬ…っん」
僅かに残った意識を総動員して睨み付けるも、ムラサキはどこ吹く風といった様子で行為を続ける。
左手一本で桔梗の右手首を頭の上にもって行き、押さえる。
片腕だけの拘束だったが、体は体で押さえられている為か、無理に身をよじろうとすれば痛みが走った。
「ぅ…うぅっ」
痛みと疼きに背骨を焼かれながら、桔梗は目を閉じ口を硬く引き結んだ。
「いいねェ、どこまで耐えられるか見せてもらうよ」
指が、胸の尖りを爪弾く。
小さく息を飲んだ桔梗に満足そうに微笑みながら、ムラサキは広がるサラシを退けながら黒い肌着をたくし上げていった。
883ムラサキ×桔梗:15:2005/06/30(木) 02:59:33 ID:loijv8+O
「……!」
自分の胸が顕になっていく感触に、桔梗は横を向いて更に硬く目と口を閉じる。
「思ったとおり、綺麗な胸だよ」
「………」
羞恥心に顔が真っ赤に染め上げられていく、体が芯から火照りだしまた涙が零れそうだった。
そんな、熱を持った体の敏感な部分に、
「――っぁ…っ」
冷たい舌が落とされて、小さく声が漏れた。
「ほら、これしきで根を上げてちゃ後が持たないよ…?」
「ん――っ」
左胸は相変わらず柔らかく撫で上げられ続け、右胸に舌を這わされる。
時折先端に僅かに触れながら、意地悪く責められ続けた。
相手を押しやろうとしていた、唯一自由な左手も自分の口を押さえるのに使ってしまう。

「じゃあこれはどうだい」
左の胸から、熱が離れた。
「…ぅ…んっ!」
直後、右胸の先端を吸われる。
「折角のいい声なんだ、潰さない程度にね…」
生温い口内で舐め上げられる。
「っふ…!…?」
声を堪えようと感覚に備えて意識を移動させた直後、口を押さえていた左手が取り払われてしまった。
「…っ?」

一瞬、桔梗を上目遣いに見上げてきていたムラサキとの視線がかち合う。
ムラサキは戸惑う桔梗に、妖艶な笑みを見せると口に含んだままの先端に歯を立てた。
「っあ!」
走った僅かな痛みと思わず漏れた声に顔を顰め、桔梗は身を捩る。
しかし直ぐに襲ってきた痛みとは正反対の感覚に力が抜けていった。
噛み付かれたと思ったら舐られ、その甘い感覚に背中が震える。
884ムラサキ×桔梗:16:2005/06/30(木) 03:00:31 ID:loijv8+O

「…ぁ…んぅ…ッ」
心に漣が立つ、それが少しずつ自身の中に広がっていくのを感じて、桔梗は恐怖を覚えた。
このままでは虜にされる。そんな予感めいた何かが胸中を支配し、必死に否定する。

目の前の女性に強引に犯される事が恐ろしいのではなく、与えられる快楽に甘い喜びを覚えだしている事が怖かった。

いっそ恨みだけしか抱けなければ、どれ程良いだろうと。


「あ…あぅ…ぅ」
「いい具合に力が抜けてきたねえ…まだ始まったばかりなのに」
「嫌だ…もう…」
「そんなに嫌かい…? どれ」
先程まで撫で続けていた左の胸にその小さな唇を移動させながら、ムラサキは桔梗の左手を解放した。
湧き上がる恐怖心から逃れるように、咄嗟にその手で相手を押しやりかけたが、
「ぇ…あ…ああっ…!?」
不意に下腹部に走った不快な感覚に、桔梗は空を掴む。
「な…何を…ッ」
ムラサキは答えない、澄ました表情で口にした胸の尖りを弄ぶ。
それだけでも小さく声が漏れ出しそうになるのに、ムラサキの右手が触れている場所に気づいた桔梗の顔はこれ以上は染まるまいというほどに赤くなっていく。
「やめ…ッ…ん、っく」
いつの間にそこへ差し入れられていたのか、ムラサキの指が下着の上から桔梗の秘裂を撫でていた。
押し付けられるその布の湿った感触に、自分のそこがどうなっているかを嫌でも理解させられる。
885ムラサキ×桔梗:17:2005/06/30(木) 03:01:05 ID:loijv8+O
「耳やら胸やらちょっと舐めてやっただけでこんなにしちまうとはね」
「う…うぅっ」
「よく今まで、男にも抱かれず自分でも慰めず…済んだもんだね」
「私は…そんな」
戸惑う桔梗の瞳に混じった怯えの色をムラサキは見逃さない。
「別に感じやすいのはいやらしい事ではあっても悪いことじゃないさ…寧ろ苦しいだけで終わらない分、よっぽどいいだろう?」
「……そんな事を言われても、困る」
「確かにね、フォローにもなっちゃいなかったね。まあ」
ムラサキは桔梗の右手をゆっくりと、自分の肩に導いた。
「アタシは、そういう娘の方が好きだよ」
「嬉しくな…あ…んッ!」
下着の隙間から指が差し込まれ、湿ったそこを直接撫でた。肩に置かれた手に力が篭る。
「柔らかいねえ…」
「や…ッ…ぁあ…っく」
ムラサキは秘裂をくすぐるように掠めながら撫で続け、桔梗の上に少しずつ体を落としていく。
先に解放されていた手は、溢れる声を止めるために再び口に運ばれた。
「我慢しても辛いだけだと思うけどねェ…?」
器用に蠢く指は、秘裂の少し上に埋もれた小さな突起を掠める。
「はん…っ!」
指の隙間から、声が漏れた。
ムラサキがその手を柔らかく食む。
ぴちゃりと水音がした。
それが舌の立てた音なのか、それとも下が鳴った音なのか、桔梗に判別することは出来なかった、いや、したくなかった。
「ホラ…声を出した方が、楽だよ。誰にも聞こえやしない、アタシにしかね」
うっすら開いた目を、はっきりと開かれた目が見つめていた。
その強い視線に、桔梗は眩暈を覚える。

食まれた手が少しずつ持ち上げられる。
全然力の篭っていない甘噛みなのに、桔梗の手は抵抗することなく口から離れ。
「いいコだね…」
御褒美だよと呟いて、脇に落ちた手の代わりに温かい唇が降りた。
886ムラサキ×桔梗:18:2005/06/30(木) 03:04:35 ID:loijv8+O
「ん…ぅ」
理性が警鐘を鳴らしている。
けれどその音は酷く小さく聞こえた。
先程までは全く中へと割り入ってこなかった舌が、遠慮などないかのように差し込まれる。
しかしその侵入を阻もうとする気力は、もう殆ど残されていない。
意識さえ侵されていく頭の中で、桔梗の思考が回る。

堕ちる、堕ちていく、このままでは這い上がれなくなる。
全力で押し退ければまだ大丈夫、自分も全く非力ではない。
押し退ければいい、捕らえられる前に、絡めとられる前に、侵される前に、気づく前に。

……何に、"気づく"前に?

「ン……っう!」
疑問が掠めた瞬間、舌を吸われ、下を弾かれた。
その絶妙なタイミングで体の奥に響いた感覚に、理性より本能が動いた。
思わず口が離れそうになったのを頭に手を回されて捕らえられる。
ぐい、と引き寄せられて思わず相手の両肩に縋るように手を伸ばした。
冷たいけれど柔らかいムラサキの舌が、桔梗の熱を帯びつつも強張った舌を絡め取る。
横をくすぐる様に這い、全体を包むように舐られているうちに少しずつ解され、時折走る甘い痺れが直ぐに消えてしまうのがもどかしく感じた。

「……ん」
片目をうっすらと開いたムラサキは、桔梗の反応が変化した事に気づいて嬉しそうに目を細めた。
そっと頭の後ろに回していた手を離し、少しずつ下へと。
自分から拘束を離しても、桔梗はもう離れようとはしなかった。
肩に縋っていた手の片方がずり落ちる体を押さえようとしているのか、自分の首に回ってきたのを感じ取りながらムラサキは満足気に口付けを続ける。
そして衣服をはだけさせながら降りていった手は、愛撫から解き離れていた胸を再び包み込む。
「…っぅ…ん」
肩に置かれていたままだった手が、ムラサキの着物を掴んだ。
桔梗の体は震え、乱れ始めていたムラサキの着物を更に乱れさせる。
暫く胸を撫でていた手を帯に回しながら、ムラサキはようやく口を離した。
887ムラサキ×桔梗:19:2005/06/30(木) 03:06:26 ID:loijv8+O
「せめて帯だけでも取っちまうかね…」
苦しくてかなわないよ、と苦笑しながらムラサキは器用に帯を解いた。
ぱさり、と着物がはだけてムラサキの素肌が見えた。
桔梗は思わずその素肌に向かいそうになる視線を必死に堪え、ムラサキを見上げる。

「…どうだい、桔梗?」
「……」
問いかけられた桔梗の瞳から、まだ戸惑いは消えていない。
しかし先程まで見えた怯えの色は殆ど残っていなかった。
「気持ちいいかい…?」
動きを止めていたムラサキの右手が動いた。
「あ…んっ」
滑り気を帯びた指が、その滑りを芽に塗りこんでいく。
「や…ぁ…あっ」
「…気持ちいいかい?」
二度目の問いにも答えられず、がくがくと膝が笑い出す。
それを止める術も見つからないまま、桔梗はただひたすらに戸惑いの視線を彷徨わせていた。
自分がどうなっているのか、心の片隅で理解できる。
僅かに残された理性の欠片が、その理解を押し止める。
「いい加減、どうにかなっちまいな…?」
「や…め」
縋るような声も聞かず、ムラサキは下着から指を引き抜くと、二枚の布を同時に取り払いにかかった。
「止め…っ」
「ここまで来て」
抵抗するように足に力を込めた桔梗に、ムラサキは冷ややかな視線を落とし、
「本当にやめて欲しいなら」
少し摺り下ろした布の上から再び手を突っ込み、親指で芽を撫で、
「あう…っ…!」
「良いさ、もう一度"止めろ"と言ってみなさいな?」
「……っぁん!」
人差し指をごく浅く、秘裂に埋めた。
888ムラサキ×桔梗:20:2005/06/30(木) 03:07:09 ID:loijv8+O
「あ…あっ…」
「ほら、もう一度言えば止めてあげるさ…これ以上は入れないよ」
突然与えられた解放の条件に、桔梗は再び恐怖を感じた。

直ぐにでも"止めろ"言えば、この行為は終わる。
終わるのに、体が、意思が、別の願いを欲しているのに気づく。
「う…」
脳が痺れた、脊髄が震えた、僅かに侵された場所が熱く…正確にはその奥が酷く熱く、疼いていた。
とっくに気づいていた、その願望。
体が、心さえもが求めだしていたその感覚。
「さあ…どうしたんだい?」
「……うぅ…っ」

刺激を与えるポイントから逸れた場所を撫でる親指が恨めしかった。
それ以上侵してこない人差し指がもどかしかった。

それらの感情をはっきりと言葉という形で知覚した瞬間、最後の理性という名を模していた"恐れ"が消えた。

「……」
足から力を抜き、少し閉じる。下着が落とされやすいように。
震える手がムラサキの背に回り、顔を隠すように引き寄せた。
「桔梗? "止めろ"といわないのかい?」
意地の悪い、笑みを浮かべた声。
そう言いながらも、手は動き出して肌着も下着も取払っているくせに。
敗北したという悔しさと、久々でありながら未知である感覚に対する期待がないまぜになり、桔梗は唇を噛むとと小さく首を振った。
「そうかい、じゃあ遠慮はしないよ…」
ムラサキの体が割り込み、晒された足を開かせた。
889ムラサキ×桔梗:21:2005/06/30(木) 03:08:29 ID:loijv8+O
脱がしきれなかった薄紫色の履き物はたくしあげられ、濡れたその場所が露になる。
「ん…う…ぅ」
ムラサキの視線が注がれているのを感じて羞恥に顔が染まる。
「もう十分だと思うけど、もう少し濡らしておこうかね」
「…な、何…を」
ふと視界から消えたムラサキの頭に、桔梗は慌てた、が。

「あぅっ…!?」

刹那、白い感覚が頭まで突き抜け背が仰け反った。
「ぅ…っあ! や…何を…!」
本当はわかっている。
はしたなく響く卑猥な水音と、時折聞こえる溜息のようなムラサキの声。
「あ…あぁ…っ!」
僅かに膨れた芽を、舌で転がされている。
それが与える感覚に足の震えが酷くなった直後、柔らかな舌は下へとずれて中へ割り入ってくる。
「ムラサキ…殿…! そんな…ぁあっ」
決して綺麗といえるわけもないそこを執拗に舐られて、桔梗の頭が白く塗り潰されていく。
両の目を何かから庇うように交差した腕で覆った直後、
「は…うっ、ぁ…ん!」
「ん…っ」

一際強く、舌を差し込まれて瞬間引き抜かれ、

「…っ!」
ちゅ、という水音が聞こえたかと思うと芽を吸われて、

「―――ぁあッ!!」
桔梗は足元から頭の先まで電流を流されたような感覚を覚えて、その身を大きく仰け反らせた。
890ムラサキ×桔梗:22:2005/06/30(木) 03:10:24 ID:loijv8+O
「…は…あ…」
達して、肩で息をする桔梗にムラサキは笑みを浮かべる。
「イっちまったのかい?」
「……」
ムラサキの問いに桔梗は呆然とした表情を返す事しか出来なかった。
霞む視界に意識を集中しようとしても、余韻が体を支配していて上手くいかない。
「おやおや…まだ奥まで入れてもいないのにねえ」
「う…っ」
からかうようなムラサキの言葉に、少し意識が覚醒した。
意識の覚醒と同時に羞恥心も湧き上がるが、それよりも体の奥で燻り始めた火種がある。
「う…あ…」
ちろちろと体の芯を舐めるように燻る火が熱い。
奥に潜む欲望の火種を掻き消したくて、しかしどうすればいいのかわからず身を捩る。
「桔梗?」
ムラサキの下では己の身を抱いてその衝動を抑えることも出来ず、桔梗は歯を食いしばった。
そしてムラサキは、桔梗のそんな様子を見て思い至る。
ふっ、と笑うと優しくその身を抱いた。
「ぁ…」
「可愛いねえ…桔梗、欲しくなっちまったのかい?」
柔らかな白銀の髪を細い指で梳きながら、ムラサキは桔梗の頭を撫でる。
指が通る感覚、頭を撫でられる感触、ムラサキが与えるそれら全てが桔梗の奥に風を送った。
風に煽られた火は、少しずつ少しずつその勢いを増していく。
「アタシには男にあるような物は無いけど」
頭から手を離し、桔梗の頬をなぞる。

視界に入った細く白い指。
「それでもアンタを満足させてやれる位には、心得てるよ」
それが、欲しいと思った。
「最初っから玩具なんて使ったって、満足できやしないよアタシは」
もう、どれほどの羞恥心を抱くことになっても、
「アタシは、アタシの全てでアンタを愛して、手に入れてやりたいんだからね」
この疼く体を鎮められるなら…。
891ムラサキ×桔梗:23:2005/06/30(木) 03:13:21 ID:loijv8+O

寄せられた唇に、自らも唇を寄せる。
触れ合ったそこから甘い刺激が心地よく広がっていく。
けれどそんな弱い刺激では、心地よくはあっても疼きは増すばかり。
桔梗は体の求めるままにムラサキへ縋る。
「ん…」
甘い甘い舌が絡み合う。
桔梗の奥でとくんと一つ、鼓動が鳴った。
そして、それが聞こえたかと思えるほどにタイミングを合わせて、
「ふ…ぁあ…ッ」
侵入してきた指に、たまらず声が漏れた。
「まだまだ…序の口さね」
中指一本埋めていくムラサキの顔が僅かに紅潮していた。
目の前で喘ぐ桔梗の姿が、いとおしくて仕方なかった。
その姿を見ているにつれ、ムラサキの中にも衝動が突き上げてくる。

もっと乱してやりたいと、もっと鳴かせてやりたいと。
本当は今すぐにでももっと激しく、壊すくらいに掻き混ぜてやりたい。
けれど、本当に壊れてしまいそうだから、それは嫌だからどうにか抑えて。
少しずつ少しずつ…桔梗の体も心も侵して手に入れる。
892ムラサキ×桔梗:24:2005/06/30(木) 03:15:00 ID:loijv8+O

「……っはァ…」
桔梗の中に限界まで中指を埋め込むと、息を吐く。
桔梗は小さな呟きのような声を途切れ途切れに漏らしながら、小刻みに震えていた。
「桔梗…? いいかい?」
「…ぁ…っく」
我ながら気遣いなんて、なんて今更だろうと苦笑しつつも、頷いた桔梗の様子に箍が外れかけた。
「…く」
それをどうにか押さえ込み、ゆっくりと内壁を撫ぜ回す。
「あ…ああぅ…ッ」
「……」
静かに、淡々と行われる行為に桔梗はたまらず首を振る。
もっと奥へと促すかのように秘裂からは愛液が溢れ、ムラサキの動きを助ける。
まだ、とムラサキは自分を御した。
いずれは外れる、自分の箍も桔梗の箍も。
それでもまだその時ではなくて、来るべきその時の為に探している。

…いや、探してから始めようとしている。

「桔梗…?」
「あ…んっ…何…」
「アンタはアタシを壊そうとしてる」
「……何を、馬鹿な…ぁ」
「本当だよ、アンタはアタシを壊そうとしてる…」
くい、と中指を折り曲げて突き上げる。
桔梗の体が跳ね、浮いた背に空いている腕を回した。
「っ…あ…ムラサキ…殿…!」
「だからアタシはアンタを壊す」

お互い壊れて堕ちれば良い。
893ムラサキ×桔梗:25:2005/06/30(木) 03:15:31 ID:loijv8+O
「桔梗、アンタはアタシを求めたね?」
角度を変えて、突き続ける。
その度に桔梗の声が耳を通じて脳を焼く。
「あ…ああ…っ」
最早隠しようも無い、ここで偽り何になる。
桔梗は小さく、しかししっかりと頷いて見せた。

焼ききれそうだった。
ムラサキは脳髄が、桔梗は脊髄が。
ムラサキは眩暈すら覚えるその熱に耐えながら桔梗を嬲り、
桔梗は最早内の触覚だけを残して自分から切り離されたような下半身の脱力感に、意識が浚われそうになるのを耐えていた。

限界が近い。

ムラサキの脳裏にそんな言葉が掠めた時、

「ん……ッァあ!」
一際高く、桔梗が鳴いた。
894ムラサキ×桔梗:26:2005/06/30(木) 03:16:17 ID:loijv8+O
ムラサキはほくそえみ、抱いていた桔梗の体を乱暴に畳へ押し付ける。
「桔梗、もっと強いのがお望みかい?」
「ぇ…あ…っ」
「ここに、もっと強い刺激が欲しいかい?」
「んうっ!」
ただ一点へ向けて、ムラサキは二本目の指…人差し指を埋め始めた。
その侵入の感触だけで息が詰まりそうだった。
それでも桔梗の欲望はそれ以上のものを求めている体に、それを与えてくれるムラサキに、既に屈して理性を投げ打っている。
「あう…っ、ムラサキ…殿…もう…」
意地の悪い質問は止めてくれと言う目で、ムラサキを見上げる。
「もう…おかしく、なりそう…だ…」
恐る恐るといった具合で腕が伸びる。
強引に体を押し付けたムラサキだったが、その抱擁を求める腕を払ったりはしない。
「お願い…だ、もう…」

――"狂う"前に、"狂わせて"欲しい。

二人は、同じ言葉を小さく小さく呟いた。
その直後、

「――っああ…っ!!」
「…ッく…!」

桔梗はムラサキの背に回した手で全ての繋がりを託して縋りつき、
ムラサキは桔梗に引き寄せられ触れ合った肌の熱さに応えてその芯を穿つ。

互いが互いの行為に最後の箍を外され、後はもう堕ちるまま、求めるままに相手を、快楽を求めた。
895ムラサキ×桔梗:27:2005/06/30(木) 03:17:23 ID:loijv8+O
「ここが、イイんだろう…? やっと見つけたよ…!」
「や…ああっ……!!」

桔梗が最も高い声を上げる一点を狙って、指を折り曲げながら何度も何度も摺り立てる。
抜いたり入れたりはせず、奥に埋めたまま撫で付け、突き上げる。
淫猥な水音が、溢れる愛液の量が増えると共に大きくなっていく。

「はしたないね…こんなに濡らしちまってさ…!」
「嫌…ぁ、私は…っあぁ…!」
桔梗の中が少しずつ収縮し、ムラサキの指を締め付け始めた。
「いいんだよ、それで。アタシはそんなコが大好きさ…いいや」
触れ合う面積が増えた中を、くちゃくちゃとわざと音を立てながら責め立ててその音を桔梗の耳に届かせる。
聞こえてしまうのだろう、喘ぎながらも小さく首を振ってその音から逃れようとしていた。
「アタシは、アンタを愛してるから…」
その言葉に、一瞬桔梗の動きが止まる。
「アンタの全てが、いとおしいよ…ッ!」
更に薬指が埋まるほど、桔梗の中は柔らかく口を開いていた。
「あ、ああ…あああ……ッ!!」
背に回していた手を首と頭へ滑らせて、桔梗は力強くムラサキの頭を抱いた。

「や…ムラサキ、殿…もう…もう…!」
背筋を駆け上がってくる何かに貫かれながら、桔梗は必死に懇願する。
「ああ、いいよ…気をやっちまいなさいな…!」
「あ…んん…ッ!」
仰け反った桔梗の白い首に甘く噛み付きながら、ムラサキは指を一旦引くと奥に叩きつけ、少し膨れた芽を親指で撫で潰した。

「――い……や、あぁあ……っッ!!!!」

体を貫いた白い熱に、桔梗の視界と意識が奪われた。
"愛してるよ"と呟くムラサキの熱に浮かされたような声が遠く響き、意識が白い闇の中に呑まれる。
力なく落ちた腕が脇にあった何かに触れた。
それが自分のよく知る何かのはずなのに何であるか思い出せず、意識は考える事を放棄し白い闇の支配にその身を委ねた――。
896ムラサキ×桔梗:28:2005/06/30(木) 03:25:36 ID:loijv8+O
「……気がついたかい?」
どれくらい気を失っていたのだろう。 暖かな抱擁の中、桔梗は目を覚ました。
「ん…ぅ…私、は」
「眠っちまってたね、小一時間ほど。まあアタシも少し前に目が覚めたのさ」
ムラサキの抱擁に応えてしがみ付くでもなく、抱かれるままに身を寄せ胸に頭を預けた形で、桔梗は自分の行為を思い出していた。
思い出せば羞恥に顔が染まる。けれど、同時に理解する。それは自らも望んで行った事。
壊されたなど言い訳で、壊される前に逃げる機会はあったのに、自分は欲に負けてそれを求めた。
それが敗北なのかどうかさえ、よく解らない。

黙って髪を梳くムラサキの指が心地よく、しかし同時に恐ろしかった。
ムラサキの本気は理解できたから、だからこそ怖かった。
「……っく」
「桔梗…?」
気がつけば、頬を涙が伝っていた。
悔しさではなく、ただ恐れから。
「…馬鹿な、子だね」
ムラサキはそっと口を寄せ、その涙を舐め取る。
「安心しなさいな…アタシは」
桔梗の恐れを見透かしているかのように、強く。
濡れた頬を両の手で挟みこんで、赤い瞳にその視線を焼きつかせるように。

「アタシは、そう簡単にくたばっちまうようなタマじゃないからね」
「―――ッ…!」

弾けた。感情に落とされていた"蓋"が音を立てて。

「アタシは…もっともっとアンタを虜にしてやるのさ、だからアンタを置いて逝ったりしない」

その言葉になんの保証もなくても、ただの言葉を今は縋るように求めた。

顔を胸に押し付けて、声を殺して泣く桔梗を、ムラサキはただただ撫で続けていた。
桔梗の背の向こう側、包まれた彼の人を睨み付けながら――。
897ムラサキ×桔梗:終了:2005/06/30(木) 03:28:58 ID:loijv8+O

…おわりますたorz

いや本当、長くて申し訳ない。28まで行くとは思わず…。
何度も改行やらなんやらで弾かれるわ、本文量で弾かれるわ、難しいですね分割が…。

エロ最中にやたら余計な事混じってしまい今一えろくなりきれなかった感じもします、要修行。
文もつまり気味で、読みづらい部分も多いかと…特に携帯の方なんかには申し訳ない。

お付き合い下さった方有難う御座います。
またネタが出来たらふらりとやってくるかも、しれません…。
短く纏める練習もしてきますー。
898名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 21:46:53 ID:8zXWjDuO
うわああぁああぁおえあGJ!!

所で今容量いくつ?そろそろ新スレかなぁ…
899名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:19:44 ID:bBy0B1G1
GJ!やっぱムラサキはこういうキャラだよなあ…w

今411KBだ。まあまだなんとかなるんじゃない?
900827 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:16:44 ID:MNFxbuEY
六ムラSS出来上がり。
約束どおり、今週中に仕上げてきたぞぃ。

神SSの後で少し緊張するが、読んでやってくださいな。
901 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:17:38 ID:MNFxbuEY
ちり――ん………
縁側の軒先に吊るした南部鉄器の風鈴が、涼やかな音を立てている。
縁側の外は、芝生の敷き詰められた静かな庭と、池に鹿威しの備わった和風の庭園。
空を見れば、雲ひとつ無い美しい闇が空を覆いつくし、月が南の空に煌々と輝いている。
遠くの山々は漆黒に彩られ、静かな空気を創り出している。
東京を遠く離れた避暑地は、それでも夏の色を消すことは無く、昼間の灼熱を残していた。

「せいっ!はっ!おぅりゃあ!!」
男の甲高い掛け声と、木刀が空を切り裂く音が、庭に響き渡る。
木刀を一振りするたびに、引き締まった精悍な身体から汗がパッと飛び散る。
青く逆立てた髪は、どんな激しい動きを取ろうとも、決して乱れることは無い。
研ぎ澄まされた切れ長の赤い瞳は、さながら獲物を狙う猛獣のよう。
彼の名は六。
数百年の昔より時代を超えてやってきた、憂国の侍。

「よくもまぁ剣の稽古なんざ出来るねぇ。夜になったとはいえ、蒸し暑くって仕方ないじゃないか……」
眉間に皺を寄せながら、縁側に座っている女が呟いた。
暑くて仕方が無い……といった様子で、浴衣をだらしなく着て適当に帯を締めている。
衿は広く開け放たれていて、今にも豊かな胸がこぼれそうになっている。
片手に団扇を持ち、もう片手には煙管を持っている。
その傍らには煙草盆と蚊遣りが置かれ、静かに煙をくゆらせている。
彼女の名はムラサキ。
新宿歌舞伎町あたりで名を馳せる、ロッキン芸妓の歌姫。
902 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:18:15 ID:MNFxbuEY
「そりゃ姐さんよ、この暑い時期に鍛錬を行ってこそ、鋼の心と身体が手に入るってェもんだろ。
 それによ、『心頭滅却すれば火もまた涼し』っていうだろ?」
手を止めて振り向き、六が嬉しそうに笑って自信満々な様子で答えた。
「はぁ……、全く、考えられないねぇ」
ムラサキが嘆息しながら呟く。
もとよりこの地へは避暑のためにやってきたのに、六は剣の修行ばかり行っている。
近隣の観光地へ足を向ける気もない。川なりプールなり、遊びに行くこともない。
というより、六にはそういった習慣がない。

MZDの気まぐれと悪戯により、六はこの世界へ数百年の時を超えてやってきた。
「悪いんだけどさ、しばらくお前が面倒見てくんね?
 まー、お前の好きな時代からやってきてんだ。話は合うと思うんだよなー」
MZDはヘラヘラ笑いながらそう言って、ムラサキに六を紹介した。
最初は、古い日本の文化や情緒は自分も好きだから……と六の世話を引き受けたムラサキではあったが、
いざ一緒に住み始めてからというもの、何から何まで大きな隔たりがあることを実感せずにはいられなかった。
洋服を決して着ようともしないし、ひたすらにストイックで、遊びを全く知らない堅物。
『煩悩を起こされるのは嫌いだ』と言い、ゲームもスポーツもやらない。サイコロや花札にすら触れない。
酒を呑むぐらいの娯楽は持っていたが、日本酒と焼酎以外のものは絶対口にしない。
「はン、毛唐のモノなんぞ見るのもはばかられらァ」
そういって背中を向けることがしょっちゅうであった。
903 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:19:23 ID:MNFxbuEY
自分の意にそぐわない男はバッサバッサと切り捨てる、それがムラサキの人付き合いの常である。
故に、いらぬ誤解や憎悪を男に抱かれることも多々あったが、
「これがアタシの性分なんだ、嫌なら最初から好きになんかならない方がいいって事だよ」
と鼻で笑い、取り合おうともしない。
しかし六に関しては、切り捨てることがどうしてもできなかった。

その理由の一つめは、仕事に向かうときには彼は優秀なボディーガードであったから。
夕暮れに仕事に向かう準備を始めれば、
「あン?こんなお天道様が暮れてから仕事だってかい。お前さん夜鷹でもやってんのかい?
 え、違う?歌唄いをやってるって?馬鹿言うなぃ。夜の仕事なんざ物騒でいけねェ。
 世話になってる礼もしなくちゃいけねェしよ、俺がお前ェを守ってやらァな。
 何、刀ブン回したりゃしねェよ。この世界じゃ捕まるんだろ?」
そう言って、木刀を袋に包んで後ろを付いてきた。
実際、夜の街は危ない種類の人間が多い。ムラサキ自身、何度も襲われそうになった事があった。
ましてや彼女はクラブの有名な歌姫。ストーカーや押しかけファンが迫ってくることも多々あった。
しかし、六が傍に就くようになってから、そういった輩が来ることはピタリと止んだ。
凶悪な目つきの男が、刀のような長い棒を持って傍に立っていれば、まず大抵の男は逃げ出す。
恐いもの知らずの男が近づいてくれば、取り出した木刀で一刀両断。
ステージに立っている間は、控え室で一人静かに座禅を組んでいるか酒を呑んでいる。
無駄口は一切叩かないし、他の歌姫とは口もきかない。
全く、役に立つ便利なボディーガードであった。

そして、二つめは……
904 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:19:54 ID:MNFxbuEY
「九百九十七!九百九十八!九百九十九!……千ッ!!」
いつしか素振りの稽古に切り替えていた六が、木刀を振る回数を数えていた。
1000に到達した所で、彼は深く深呼吸して木刀を腰に納めた。
「っし、今夜の稽古は終わり……。っと、ありゃ……、姐さんずっと見てたのかい?」
彼は手拭で汗を拭きながら縁側に戻ってきて、そこに座っているムラサキにそう尋ねた。
「そうだよ、見てちゃいけなかったかい?」
煙を吐きながら、ムラサキが答える。心なしか、不機嫌な表情にも見える。
「いや、いけねェって訳じゃねえけどよ、姐さんいつも俺のする事『つまらない』って言ってッからさ……」
頭を掻きながら、六が申し訳なさそうに呟いた。
「……アンタが遊んでくれないからじゃないか」
ぷい、とそっぽを向いて、ムラサキが不機嫌そうに呟く。
「いや、だってよ、日々の鍛錬が無きゃ、姐さんを守ることだって出来なくなるしよ……」
だんだん、六の表情がしどろもどろになってくる。
「アタシはねぇ、ぐだぐだ言い訳するような男は嫌いだよ!」
ムラサキが吃と厳しい顔をして振り向き、はっきりと宣告する。
こう強く言い切られてしまうと、六は弱い。いよいよ小さくなって、
「……すまねえ」
と呟き、頭を垂れてしまった。
「でもねぇ……、アタシのいう事をちゃんと聞いてくれる男は、嫌いじゃないよ?」
不意にムラサキはニンマリ笑顔を浮かべながらそう言い、煙管を煙草盆に置いた。
そして立ち上がり、六に手を伸ばして抱きついた。
905 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:20:34 ID:MNFxbuEY
ムラサキは六の胸板にしなだれかかり、見上げてうっとりした目を向ける。
「お、おい……お前ェ何考えてんだァ?」
六が狼狽しながら尋ねると、
「おや、ずいぶんと連れない事をお言いだね、アンタはさ……。
 女の方からこうして来りゃ、何を考えてるのか、すぐに分かりそうなモノじゃないかい?」
クスクスと不敵な笑みを浮かべながら、ムラサキが答える。
気がつけば彼女はすでに帯留めを外し、絹の擦れる美しい音を立てて、帯を解いていた。
「でっ、でもよ……ここは縁側だろ!?外から誰か覗きゃ……」
「しないよ。もうお天道様も西の空に帰っちまったしねぇ。
 それとも……人に裸を見られて恥ずかしいかい?そんな、子供じゃあるまいし……」
あっさりと答えながら、ハラリとその場に浴衣を脱ぎ捨てる。
月の光を受け、ムラサキの裸体は妖しく鈍い光を放っていた。
「見たいなんて酔狂な奴が居りゃあさ、見せてやればいいんだよ……」
うっとりと囁くように呟いて、血の滴りそうに紅い舌を出し、六の胸板に舌を這わせた。
粘るように這いずる舌の動きを受け、六はその場に固まってしまう。
「あっ……ぐ、姐さ…んっ……」
擽ったさからか気持ちよさからかは分からないが、六の声はかすかに震えている。
「いけねェや……、俺ァ、汗臭いからよ……」
震える手で何とかムラサキの体を引き剥がし、それだけ呟いた。
「いいんだよ……この方が。男の匂いが、こうして全身から漂ってくるのが……アタシは好きなんだよ……」
六の瞳をうっとりとした瞳で見つめながら、ムラサキが呟く。
906 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:21:29 ID:MNFxbuEY
「あぁ……、この頭ん中灼きつくすような汗の匂い……たまんないよ……」
そう言って、再びムラサキは抱きついた。
そして今度は六の帯留めに手を掛け、ゆっくりとそれを解いた。
汗に濡れた綿の帯は引っかかりながらも緩められ、ハラリと地面に落とす。
褌一丁になった六の身体は、頭から水を被ったようにビッショリ汗に濡れていた。
「姐さんッ……、俺ァ、煩悩に囚われるのは嫌なんだって、何度も……」
眉間に皺を寄せながら、六が苦しげに呟く。しかしムラサキは、
「旦那……。苦しんで困ってる女一人どうにか出来ないで、それでも男かい?」
と一言吐き捨て、首筋に舌を這わせた。
ぬろぬろと唾液を塗りたくるように、舌が喉仏や鎖骨を這いずる。
そのままムラサキの舌は上へ上へと登っていって、六の顎から唇をねっとりと舐め回す。
「く……ッ、ええい、ままよッ!」
覚悟を決めたように、六はムラサキの頭を掴んで唇を重ねた。
「ん……、んん、ちゅ、ぴちゃ……」
笑みを浮かべながら、ムラサキが重なった唇から舌をぬるりと滑り込ませた。
それに対して、六の舌は無意識のうちに呼応してくる。
重なった唇の間から、舌と唾液の絡まる音が聞こえてくる。
ねっとりと互いに舌を絡めあった後、ムラサキのほうからゆっくりと唇を離した。
「あぁ……、この唾の味、匂い、舌の気持ちよさ……
 これが全部、アタシ一人のものだなんて、贅沢すぎるよ……」
再び胸板にすがりつきながら、ムラサキは嬉しそうに呟いた。
907 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:22:14 ID:MNFxbuEY
「ふふっ、でも……誰にも渡しゃしないからね?アンタはアタシだけのもの……」
うっとりとした目を向けながら、ムラサキは六の股間をまさぐった。
「おや、もう……こんなになってるのかい?全く、立派な刀だこと……」
静かに笑いながら、ムラサキは六の褌の紐を解いた。
ハラリと褌がその場に落ちて、立派にそそり立つ六の逸物が露わになった。
一方の六は、
「姐さん…いけねえ人だ……男を誘うなんてよ。女の嗜みってェモノは、持ち合わせてないのかい?」
と呟きながら手を背中の方に回し、お尻をむんずと掴み、ぐにぐに揉みまわす。
「ふん……、何とでも言うがいいさ。自分の気持ちに嘘を吐くのは嫌いなんだ…よっ……」
薄笑いを浮かべたムラサキの表情から、笑みが薄れた。
そして、官能に浸る淫靡な表情へと移り変わる。
いつの間にやら六の手は、臀部の割れ目から深くに侵入し、秘裂を撫で回していた。
六に触れられることによって、溢れてくる淫蜜は秘所を濡らし、指に絡みつき、太股に垂れている。
「あっ……、は、ぁ……」
歌姫の低く落ち着いた声は、押し寄せる快楽にじわり、じわり、と高まっていく。
「ゆ、指ぃ……入れておくれよ……。アンタの指で、アタシの貝の口、塞いでおくれ……」
逸物をゆっくり扱きながら、ムラサキは切なげに囁く。
「んじゃ、あっち……移るかい?」
六は庭の芝生に目をやり、笑みを浮かべて言った。
908 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:23:07 ID:MNFxbuEY
六はこの時代に来るまでに、女性との経験が無かったわけではない。
だが、女を喜ばせるための行為、というのは経験が無かった。
彼にとってのまぐわいとは、遊女なり夜鷹なりを抱いて、自分の身のうちにある欲求を晴らす……
それだけの事でしかなかった。
そんな彼に、女の喜ばせ方や、より気持ちよく逝けるまぐわいを教えたのは、ほかでもないムラサキだった。

芝生に移動した二人は、互いに寄り添うようにその場に寝そべった。
「ったく、姐さん……本当、好きモノだねェ……」
六が苦笑しながらムラサキの上に覆いかぶさる。
「っは……、アンタだって、それに付き合ってくれてるじゃないのさ……」
肌と肌、汗と汗がくっつきあう感触を楽しみながら、ムラサキが毒づく。
「なァに言ってんだか。『苦しんで困ってる女一人どうにか出来ないで……』なんて
 言ってたのは、どこのご婦人様だァ?」
たわわに実った乳房を鷲掴みにしながら、六が皮肉たっぷりに笑って尋ねる。
「そりゃま…あ…んっ……」
ムラサキの顔から、余裕が消えた。胸を揉みしだかれ、切なげな嬌声をあげる。
六は調子に乗って、左右から胸を寄せ、押しつぶし、広げ、またまとめ、と手慣れた手付きを見せている。
続けて乳房に口付け、舌先で乳首を舐め、転がし、八重歯で軽く甘噛みする。
同時に手を下腹部へ伸ばし、先ほどに続いて秘裂をまさぐる。
「ほら……。姐さんの望みどおり、洪水になってる堤、塞いでやるよ……」
耳元に顔を寄せ、静かな声で囁き、秘唇に指をねじ込む。
「あうんっ…!」
ムラサキの身体に、一瞬だけ力が入り強張る。
しかし、すぐにそれは押し寄せる快楽に取って代わられた。
909 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:24:21 ID:MNFxbuEY
六は、まずゆっくりと馴染ませるように、ムラサキの秘唇に指を出し入れした。
それから、じょじょに動きを早めていく。膣内を擦り、淫蜜の粘る卑猥な音を響かせる。
くちゅ、ぴちゃ、くちゅくちゅくちゅっ……
秘所より響いてくるその猥雑な音は、ムラサキの頭を狂わせた。
「あひっ!ひ……んっ、んはぁっ!」
高速で指を出し入れされ、膣奥で指を折り曲げられて内壁を擦られ、ムラサキの声はさらに高まる。
腰を浮き上がらせ、六の指をより深くで味わえるよう、掌に秘所を押し付けている。
「……ったく、こんな姿ァ、姐さんの商売仲間さんたちが見たら、どんな顔するかねェ……」
蔑むような、にやけた目でムラサキを見下ろしながら、六が呟く。
「あっ!そ、そんな事ぉ……今は言わないでおくれっ!
 忘れ…させてぇ……!毎日の、面倒なこと全部……忘れさせておくれよぉっ!!」
六の腕を強く握り締めながら、ムラサキは絶叫した。
もう、正常な思考や判断をする力は、今の彼女には無い。
ただそこにあるのは、絶頂へと達したいという欲求だけだった。
「あいよッ、なら思いッきり…忘れちまいなッ!!」
六はそう言って、膣内に押し込んでいる指を二本に増やし、一気に奥を掻き回した。
「ひぃっ、ぃ…ああぁ――――っ!!」
ムラサキの喘ぎは絶叫へと取って代わり、天にまで突き抜けるような声を響かせた。
そして全身をぴぃんと張り詰め、膣内から全身へと駆け回る快感を享受した。
910 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:25:35 ID:MNFxbuEY
「……う、はぁ……」
ムラサキは全身の力が脱力してしまい、その場に寝転がった。
まだ、体が軽く痙攣している。
「さ、今度はアンタの番だよ……」
それでもムラサキは何とか身体を起こし、這って六の元へと近寄った。
絶頂の余韻が治まらないのか、身体を軽く震わせている。
「え?お、俺は……いいっての……」
その場に尻もちをついて座っていた六は、ムラサキの迫力に満ちた視線を見て
ごくりと唾を飲み、一歩二歩と後ずさった。
「そんなにしておいて……本当に断れるのかい?」
さらに厳しい目を向けられ、六は固まって動けなくなった。
これ幸いとばかりにムラサキは震える手を伸ばし、六の逸物を掴む。
「熱っ……本当、いつ見ても立派だよ……」
掴んだ手に伝わってくる熱を感じ、ムラサキは自分の身体に点いた火が、更に燃え上がるのを感じた。
「ほら、この抜き身の刀に、鞘を用意してあげるよ……」
ムラサキは口を軽く開けて舌を伸ばし、逸物をゆっくりと呑み込んだ。
そのまま、ずるるるるっ……と涎の音をこれ見よがしに聞かせながら、頭を上下に動かした。
「うっ……く、あぁ……」
さっきまで力強く不敵だった六の声は、少しずつその強さを失い始めていた。
涎でべとべとになった竿の根元を手で扱き上げながら、口の中に亀頭を含んで舌先で弄る。
それが止んだかと思えば、間髪入れずに竿を根元まで咥え込んだ。
911 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:26:41 ID:MNFxbuEY
「あ……姐さんっ……」
弱弱しく情けない声で、六が呟く。
さざ波のように、時として津波のように押し寄せる快楽の波は、六の逸物を痺れさせていった。
腹の奥から、だんだんと熱いモノが込み上げてくる。
「いいんだよ……?このまま、出しちまってもさ……」
ムラサキが口を離し、優しい笑みを浮かべながら答えた。
その笑みの裏にある言い知れない迫力に、六は息を呑んだ。
そしてムラサキは再び六の逸物を呑み込み、根元からぶら下がっている袋を手で包んで優しく揉み、
きつく吸い上げながら頭を揺り動かす。
「うッ……ぐ……ああっ!!」
逸物の熱さは尖端に集中し、やがてそれは弾けた。
堰を切ったように、大量の精液がムラサキの口の中に流れ込む。
「ん……んっ、んっ、ん……ふぅ……」
口内に溢れる六の欲望を舌で転がし、喉を鳴らして飲み込む。
一滴もこぼすまいと、口の端から垂れる精液を指で掬い取り、綺麗に舐め取った。
「はぁ……いい味だよ…それに、この匂い……身体中が痺れちまうよ……」
ムラサキは虚ろな目になって呟き、六の方を嬉しそうな目で見た。
その目に射止められ、六は再び身体中が熱くなるのを感じた。
「あっ……姐さんッ……!」
「おや、まだ出し足りないのかい?そうだよねぇ、アンタの刀が納まる鞘は……
 口なんかじゃなくて、こっちだからねぇ……」
ムラサキの虚ろだった目に再び精気が戻り、その場に仰向けに寝転がって股を広げた。
さっきまで六の指が入っていた秘所は、ムラサキ自身の昂りを受け、未だしとどに濡れていた。
912 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:27:52 ID:MNFxbuEY
「……足りないのは、俺の方だけじゃないだろうがよ……」
軽くため息をつきながら、六はムラサキの上に覆いかぶさった。
その切れ長の凶悪な目をギラつかせ、見下すような視線を向ける。

『煩悩に囚われるのは嫌い』とは言うものの、六自身ムラサキとのまぐわいが嫌なわけではない。
それに、ムラサキが自分を求める理由も、分からない訳ではなかった。
それは恐らく、欲求を満たすだけではない。
寂しさを紛らわせるため。一人で寝ることの寒さから逃れるため。
普段は気の強いそぶりを見せていても、ふと見せるそういった寂しげな表情を、六は見逃していなかった。
しかし、言即是音・音即是言、究極の剣を目指すためには、
煩悩に囚われ快楽の波に飲まれる事は、避けなくてはならなかった。
その二律背反は、六の目つきを凶悪なものへと変貌させる。

「あぁ……そうだよぅ、アタシだって……アレだけで満足できやしないさ……」
しかしムラサキは、そんな六の目つきがたまらなく愛おしい。
うっとりとした目を向け、頬を優しく撫でながら、嬉しそうに呟く。
「愛してるよ……アンタの大事な宝物で、アタシを壊しておくれよ……」
下半身に手を伸ばして逸物を掴み、自分の秘所に擦りつけながら呟いた。
「……なぁ姐さんよ、『愛してる』って、そりゃ本当の事なんだろうなァ……?」
未だ見下す視線を止めないまま、六が呟く。
「当たり前じゃないか……、アタシはねぇ、嘘は大嫌いなんだよ……!」
ムラサキは少しだけムキになって、逸物を強く握り締めた。
「……いでッ!わ、わかったよ……入れてやっからさ、手ェ離してくんなよ……」
913 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:28:36 ID:MNFxbuEY
六は自分の逸物を握り、ムラサキの秘唇にあてがう。
そして体重をかけ、ゆっくりと中に押し込んでいった。
「あっ、ああっ……あはぁっ!!」
奥へ奥へと埋まっていくにつれ、ムラサキの声は高まっていく。
「そらよ……一番奥、貫いてやるぜッ!!」
そう呟いて、一気に体重をかけて膣奥まで押し込む。
「く……うぅ、すげェ……姐さんのココ、たまらねェよ……」
淫蜜に濡れた膣壁が逸物に絡みつくのを感じ、六は身体を大きくひとつ振るわせた。
「姐さんが一番好きな姿勢で……やってやるよ」
六はニヤリと笑って、ムラサキの脚を抱え上げた。
「あああっ……好き!これ好きだよぉ……!!」
さらに奥まで侵入してくる六の固く逞しい逸物に、ムラサキは歓喜の悲鳴を上げた。
「そんなに好きなら、たっぷりと味わいなッ!」
六はそう叫んで、そのままの体勢で一気に激しく逸物を出し入れし始めた。
前後だけではなく、時折腰を左右に揺らしたり、上や下へと動きを変えてみたり、
でたらめに動き回ってみたり、一瞬動きを止めてわずかに腰を引き、一気に奥まで貫く。
ただ前後に突くだけではなく、自分の快感を押さえて相手が喜ぶように変化をつける。

これも、全てムラサキが六に教えたことであった。
914 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:29:19 ID:MNFxbuEY
「あっ、あっ、あっ!六、六ぅ……愛してる、愛してるよぉ!!」
地面の芝生をむしり取るように握りながら、ムラサキが絶叫する。
力の入らない虚ろな目を向け、身体を重ねる相手の名を幾度も呼ぶ。
普段とは違う呼ばれ方に、六は自分に対する気持ちの変化を見た。
「あぁ……っ、俺も愛してる、愛してるぜ……ムラサキッ!!」
自分も、普段とは違う呼び方を返し、唇を重ねた。それに対して、
「う、うれし……!ふぐぅっ、ん……むぐっ!!」
喜びに満ちた顔をして六の唇を受け、舌を乱暴に掻き回して口内を貪る。
ムラサキの空いている手を見て、六は手をしっかりと握りしめた。
それに呼応するように、ムラサキも手を握り返す。
六は膝をわずかに浮かせて、己の体重の全てを掛けるかのように腰を打ち込んだ。
辺りには性器の擦れ合う音が響き、体内から発せられる男と女の匂いが漂う。

「う……くっ!」
逸物に感覚が集中し始め、六の顔が歪み始める。
「むっ、ムラサキ……俺ァ、そろそろ……!」
握り合った手に力を入れながら、六が苦しそうな声を出す。
「あ……あっ!いい、よっ…アタシの中に、射精して……っ!!」
ムラサキがそれに呼応するように答え、手を強く握り返した。
膣内を掻き回し続けていた逸物が震え始め、心臓の鼓動に対応して膨らむ。
そして、ひときわ大きく震えた瞬間、尖端から精液が弾けるように飛び出した。
「うぅ……っ!くッ!!」
「あはぁ!はぁ……あああああ――――っ!!」
915 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:30:02 ID:MNFxbuEY
「ムラサキ……ありがとうよ、気持ちよかったぜェ……」
どくっ、どくっ、と襲いくる射精感を感じながら、六はムラサキの抱え上げていた脚を開放し、
耳元で幸せそうに囁きながら優しく抱きしめた。
「……ちょいと、何アタシの名前呼び捨てにしてんのさ」
しかし、ムラサキは不満げな顔を浮かべて六の鼻を摘まんだ。
「へ?だって今、お前ェだって俺の名前……」
「調子に乗ってんじゃないよ!」
六の耳元でムラサキが怒鳴る。
「うひぇっ!?」
そのショックで、二人の身体は離れてしまった。
ムラサキは立ち上がり、まだ精液の滴る秘所を拭うこともなく、その場に仁王立ちになって、
「アンタがアタシの名前を呼び捨てにするなんざ百年早いよ!」
厳しい調子で怒鳴る。六は腰を抜かしてその場に座り込み、
「お前ェ……さっき、俺の事愛してるって……」
と悲しげに呟いた、それに対してムラサキは、
「ああ、あれね。ありゃ嘘だよ」
と素っ気無く答える。その宣告を聞いて、
「手前ェ、さっき『嘘は嫌い』って言ってたじゃねェか……!」
額に青筋を浮かべて六が毒づくと、
「嘘が嫌いって事が、嘘だったら、どうする気だい?」
ムラサキはあっさりと言ってのける。
916 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:31:24 ID:MNFxbuEY
「こっ……このヤロ……!」
六の手がわなわなと震え始める。腰に刀が合ったら、即座に抜いていたかもしれない。
それを見てムラサキは六の鼻を軽く指先でぴんっと弾き、
「……でもね、アンタに逢ってからは、アンタ以外の男に抱かれたことないし、
 抱かれたいって気もさらさら湧かないんだよ」
そういって唇を軽く重ね、クルリと振り返った。
一方の六は、弾かれた鼻を押さえながら、その場に呆然と立ち尽くしていた。
その言葉の意味するところを考えつつも、『やっぱりそれも嘘なんだろうか…』などと考えたりしている。
「ほーらっ、早く来ないとアンタの分まで酒ぜーんぶ飲んじまうよ?」
遠ざかったムラサキが再び振り向き、これ以上無いくらいの明るい調子で六に告げた。

空を見れば、雲ひとつ無い美しい闇が空を覆いつくし、月が南の空に煌々と輝いている。
遠くの山々は漆黒に彩られ、静かな空気を創り出している。
「……ま、何度だって騙されてやるさ。俺の気持ちに嘘は無ェんだからよ……」
六はぽつりと呟き、ムラサキを追いかけて歩き出した。

≪了≫
917 ◆Au78/QDlhw :2005/07/01(金) 20:37:10 ID:MNFxbuEY
以上。
読んでくれた人ありがとうございます。
誤字脱字あったら、多めに見てください(;´∀`)
918名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 20:38:57 ID:cuIw1PL5
いつの間に2つもムラサキの・・・!
マジエロス 最高 神
919ムラキキョの中の人:2005/07/01(金) 20:45:58 ID:KwpviRn4
>六ムラの中の人
リアルタイムで読めた…! GJ!
さりげに神SSとか言っていただけてるみたいで恐れ多い。
六がなんか新鮮でしたよ、こういうのもいいですなあ…!
ムラサキ姐さんの姉御肌ッぷりもお見事、エロもハァハァですよ。
ええもん見せてもらいマスタ…。

≫898
雄叫びやらGJコールやらいただいて有難う御座いますですよ!
少しでも楽しんでいただけなたら幸いです。

≫899
GJコール有難う御座いますですよ!
ムラサキ姐さん中心にすえてこんだけ書いたのは初めてなんで、
人物像が手探りでしたが…そういっていただけて安心しました。


ちなみに現在433KBでございます。
どれくらいで次スレでしょうね。
920名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 22:59:48 ID:fL8UJVdL
まずあと80レスで終わるので。


PC欲しいなぁ……
何か脳内でヘンリー×シルヴィアとか有るんだが・
921名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 23:29:45 ID:6Y2G9D6N
久々に全裸で来て見れば…ケツ毛まで抜かれちまったじゃないか
922名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 01:45:30 ID:FLR9M1Db
姐さん姐さん姐さん 男らしい攻めも女らしい受けも 大 好 きー!
ココは天国? 天国???
書き手様方、迸る萌えを有難うございました!
私も作品仕上げるぞー。
923名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 08:35:56 ID:yVcDYZya
色気で鼻血が出そう……
924名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 10:39:15 ID:QWxASF+B
ぐっはん 鼻血が後から後から出てくるよ。

姐さんイイ!!! 旦那イイ!!  GJ
925かごポエの人:2005/07/04(月) 19:59:55 ID:qXQBM1Kb
|A`) ……

…ムラサキさんブームの流れを読まずに、途中までですが投下しちゃっても良いですか?
時間的には今から30分後を目安に…

926かごポエの人:2005/07/04(月) 20:04:06 ID:qXQBM1Kb
途中送信_| ̄|○

ムラサキ×桔梗様、ムラサキ×六様…すばらしいSS感動しますた!!
私ももっとお二人や、職人のみなさんに負けないような素晴らしい文を書けたらいいなぁと思います!
とにかくGJ!果てしなくGJっ!!
927かごポエの人:2005/07/04(月) 20:54:50 ID:FBv3Mvt9
とりあえず投下してみます・・・。
すれ容量大丈夫かな・・・(’A`;)
928LOVE SONG -コイノウタ-11:2005/07/04(月) 20:56:26 ID:FBv3Mvt9

「どうして・・・?なんであなたが・・泣く必要が・・・ある・・・・のよ・・・ッ」

止めど無く流れ出す涙を必死に拭う。喉からは、感じたままに声が生まれ、夜闇に放たれる。もう、私自身で抑制することは出来ないのだ。
私の前の少女は、嗚咽交じりの言葉を、必死に聴いてくれている。
少しでも気を散らすと、そのまま夜に呑み込まれて行きそうな言葉を、紡ぎ、受け入れる様に。
流れる涙に負けないように、精一杯の笑顔を繕い、私の言葉に頷き、静聴する。

 ―――どうして彼女は、私なんかの為にここまでしてくれるのか

  ―――どうして貴方は泣いているの?どうして私なんかの為に。

 私がもう一度顔を上げ、ポエットの姿を視界に映したのと、彼女が行動を起こしたのはほぼ同時だった。
先程までは、彼女の肩から少し飛び出るほどの大きさしかなかった羽が、彼女の背丈よりも大きな「翼」となり、ゆっくりと私を包み込む。

 

 ―――本当に彼女は、今ここに存在しているのだろうか。この欲望に支配されたような世界で、こんなにも澄み切って、こんなにも白いまま、在る事が出きるのだろうか。


私の視界が、ゆっくりと遮断されていく。まるで青白い光のような翼によって。
不思議と怖くは無い。
全てを塗り替えてくれるような白。
ほんの少しの何かで、すぐに穢れてしまうような、白。
包まれていく。私の視界だけではなく、意識、感情までもが。
覆われていく。白く、白く―――
929LOVE SONG -コイノウタ-12:2005/07/04(月) 20:57:35 ID:FBv3Mvt9

ぼんやりとした意識の中。やけに感覚だけが鋭く感じられる。
辺りには、何も無い。何処までも広がる、白い地平線だけ。
きっとここに存在しているのは、私と貴方だけなのでしょう。

 鼓動の音は、二つ。

『かごめちゃん・・・』

見れば、私も彼女も、何も纏ってはいなかった。
しかし恥ずかしくは無い。これも薄れた意識の所為なのか。

『さぁ、あなたはもう一人じゃない。だからもう泣かないで?ね、かごめちゃん・・・』

そっとポエットは私の目元を親指で拭い、そのまま唇をなぞる。

そしてお互いに惹かれ合うように、私達は唇を重ねた。
930LOVE SONG -コイノウタ-13:2005/07/04(月) 20:59:04 ID:FBv3Mvt9

それから何回も、私達は抱き合い、キスを重ねた。
まるで小鳥が、くちばしをコツンとくっつけるような、幼いキス。
それだけでもポエットは、息を少し荒立てていた。

『はぁ・・・ん・・・は・・・・かごめ・・ちゃ・・』

今度先に行動を起こしたのは、私のほうだった。
言葉を喋り終えないうちに、私は少女の幼い口に舌を差込む。

『ふ・・・んぅ!?』

初めての事に、彼女は一瞬戸惑ったが、その後すぐに快楽に駆られ、おずおずと舌を絡ませてきた。
少しだけ塩の味がしたのはきっと、流れた涙の味だったのだろう。

「ん・・はむ・・・ん・・くちゅ・・・」

今まで体験したことの無い、他人の舌に自分の口腔を、ねっとりと犯される感覚に、私達は背筋を震わせた。
ポエットの舌が、縦横無尽に私の口の中を舐め上げ、歯列の裏をなぞる。
それに応えるように、私もポエットの舌に自らを絡め、吸い寄せ、唾液を交換する。


時間が経つにつれ、私達のキスは、より激しく、より淫靡になっていく。
私達の荒い呼吸音と、耳をくすぐる水音だけが、白い空間に響いている。
931LOVE SONG -コイノウタ-14:2005/07/04(月) 20:59:42 ID:FBv3Mvt9

ポエットが私に口から舌を引き抜くと、二人の間に銀の糸が引く。
キスの余韻もそのままに、いつの間にか私の上に馬乗りになったポエットが、私の首筋に舌を這わせ始める。

『ふふ・・・どぉ・・?・・・気持ちぃ?』

先程のように彼女は悪戯っぽく目を細める。しかし先程とは違い、彼女の瞳は、熱くトロンとしていて、
その幼い顔つきとのアンバランスさが私にとってはすごく神秘的に見えた。

「ぁ・・・はぅ・・・・く・・・ぅん」

チロチロと細かい刺激が首筋を往復する。その度に私は切なげに甘い息を漏らし、反射的に身体をピクピクと強張らせる。

『かごめちゃん・・私がペロペロすると、ピクッてなって・・・かわいい』

彼女は明らかに私の反応を見て楽しんでいる。
それは私の羞恥心を一気に煽り、そのせいで私の身体は更に昂ぶり、彼女の稚拙な愛撫に合わせて、ビクビクと軽く痙攣を起こす。

「はぁ・・・ん・・・ゃあ・・・見ちゃ・・いや・・ぁあ・・・・っ」

『なんで?今のかごめちゃん、すっごくかわいいよ・・・?それに・・・』

ポエットは口を私の耳まで移動し、吐息混じりにこう囁くのだ

『それに・・・今のかごめちゃん、すっごく・・・えっち』

言葉を喋り終わるのと同時に、彼女は、服の上から、私の胸の頂点を親指で擦り上げた。
932LOVE SONG -コイノウタ-15:2005/07/04(月) 21:00:52 ID:FBv3Mvt9

「やぁあっ!?はぁ、っあ・・・」

突然の胸への刺激に言葉責めが重なり、私は切なげな声を張り上げてしまう。
その表情を見て、さらに甘い何かを瞳に宿らせたポエットは、くにくにと、私の、お世辞にも大きいとは言えない双丘の頂上をこねくり回す。

「ちょっ・・・やめて・・・っ・・あぁ・・ん・・にぁ・・!」

断続的に送られる、さっきのキスとは比べ物にならないほどの刺激に、私はギュッと目を瞑り、甘い声を上げつづけた。

『かごめちゃん・・・?・・・そう、この辺が気持ちぃんだね・・?』

ポエットは、私がより大きく仰け反り返るのを見ながら、私の弱点を執拗に指先で責めあげる。

『服の上からじゃ物足りないよね・・・?もっと気持ちぃくさせてあげるからね?』

そう言いながら、今まで首筋を這っていた舌先が、徐々に徐々に下へと下がってくる。


933LOVE SONG -コイノウタ-16:2005/07/04(月) 21:01:39 ID:FBv3Mvt9

「いやだ・・・・いやぁだ・・・うぅ・・・んぅ」

私の口からは、彼女を拒絶する言葉が情けなく切れ切れに出てくるし、私の首は無意識にイヤイヤと横に振られている。
しかしそれが私の本心というわけではない。
その拒絶の言葉さえも、今の私達には甘い媚薬になり得るのだから。

彼女もそれを理解しているようで、首を振る私を後目に、そっと服をはだけさせていく。

『イヤだなんて言ってる割には、何にも抵抗しないんだね・・』

不敵に笑いながら私の双丘に、とろとろと唾液を絡ませながら舌を這わせる。

「あ、ぁ・・・ひゃ・・・ぁ・・あぁっ!」

ぴちゃぴちゃという粘着質な音を立てながら、私の胸の上で、何かが這いまわる。
生まれて初めての快感に、私はただ背筋を反らせて絶えるしかなかった。
934かごポエの人:2005/07/04(月) 21:03:46 ID:FBv3Mvt9
以上です・・・エロを途中で区切ってしまうのはどうかと思いましたが、一応それなりに書きたまったので投下してみました。
もっとエロく書けるように精進いたします・・・・では ノシ
935名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:08:27 ID:X+eZuFZK
GJです!
何か自分の脳内に凄いカプが渦巻いてんですが…
936名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:10:35 ID:ri4KFBcF
さて、そろそろ次スレだけどテンプレどーする?
937 ◆Au78/QDlhw :2005/07/06(水) 23:44:37 ID:dHfldyD0
現在テンプレ作成中。面白いの作ってくるんで、お待ちくだされ。
938 ◆Au78/QDlhw :2005/07/07(木) 01:11:28 ID:mJ4RjpFQ
シノビアン「しゅたっ!みんなの忍者卍ヒーロー・シノビアン、参上!」
シノビアン子「しゅたっ!恋の忍者卍ヒロイン・シノビアン子、参上なのだ!」
シノビアン「よい子の21歳以上のみんな!ここはポップンミュージックのエッチな小説を発表する場所なんだ!」
シノビアン子「いや〜ん、エッチ……(ぽっ)」
□前スレ
ポップンのエロ小説ぱぁと4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1099480439/
□過去スレ
ポップンのエロ小説ぱぁと3
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087401037/
(エロパロ板ガイド内dat落ちスレ倉庫)
http://eroparo4.e-city.tv/1087401037.html
ポップンのエロ小説ぱぁと2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074241369/
(エロパロ板ガイド内dat落ちスレ倉庫)
http://eroparo2.e-city.tv/1074241369.html
ポップンのエロ小説スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10623/1062345831.html
939 ◆Au78/QDlhw :2005/07/07(木) 01:12:09 ID:mJ4RjpFQ
シノビアン「よい子は『来るものは拒まず』の精神でゴー!」
シノビアン子「みなさまのポップンへの『愛』を、見せてほしいのだ…☆」
・SS職人様はもちろん、イラスト挿絵職人様も随時大歓迎。 どきどきさせてください。
・もちろん,ポップン好きなら、どなたでも歓迎。 眠れない夜もリクの投下をお願いします。
・基本的にカップリングは自由です。 でも、男×男は投下も希望もご遠慮ください。 
・変則的男×男シチュやショタキャラは周りの反応次第では例外になるときもあります。
 (過去例:ハニー、紫×アッシュ ・ ショタMZD×レイヴガールなど)
・擬人化・女体化・ふたなりなどは、名前欄に注意書きをお願いします。

シノビアン「よい子は一列に並んで手を洗おう!」
シノビアン子「順番はちゃんと守るのだ☆」
・投下が混み合っている場合など、連載作品の途中でも書き上がった順に投下OK。
・重複を避けるために事前に簡単な内容(カプ・属性など)と投下予告をお願いします。
 (例:『○○×○○ 明日の夜に投下します』 )

シノビアン「よい子は手を挙げて発言しよう!」
シノビアン子「SS書きさんはみんなの感想が命なのだ☆」
・SS投下後は感想レスの為に一日投下間隔をあけてください。
・でも同職人による連載作品連続投下の場合は、これに限りません。
940 ◆Au78/QDlhw :2005/07/07(木) 01:13:42 ID:mJ4RjpFQ
シノビアン「よい子はいろんな世界に目を向けて冒険しよう!」
シノビアン子「ここからは関連スレの紹介なのだ☆」
◆半角二次元
ポップンミュージックキャラ12 いろは
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1110973907/
◆ポップンミュージック以外のエロパロ
【ポップンギタドラ】★音ゲーエロ小説★【IIDXDDR】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082822490/
◆なりきり
【ポプデラ】音ゲーなりきりHスレ18【ギタドラDDR】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1120232657/
【ポプ弐寺】音ゲキャラに質問3rdStyle【GFDM】
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1108149827/
941 ◆Au78/QDlhw :2005/07/07(木) 01:14:43 ID:mJ4RjpFQ
シノビアン「よい子は予習復習をちゃんとやろう!」
シノビアン子「ここからは既出の作品の紹介なのだ☆」
◆ポップンのエロ小説スレ
りえ×さな 名無しさん 16-18 22-24 40-42 47-51(完結)
ミラクル4×リゼット 名無しさん 89-92 109-114 205-218(完結) 
K×ベル NO-Kさん 122-123 687-688 2スレ956-961 3スレ459-461 
かごめ陵辱 皐月さん 151 153 
ハヤト×ツララ 名無しさん 158-159 168-169 262-263 522-526(完結)  
イッケイ×チヨコ 156さん 177-185 197-202(完結)
ユーリ×ポエット ユリポエさん? 389-398 463-468 496-506(完結)
ミサキ×DTO 名無しさん 487-488 530 
マリーSS&イラ 槍さん 556(別サイト)
ししゃもシリーズ しさも書いてる奴さん (1話)564-567 (2話)578-581 (3話)603-612 (4話)

786-796
タイマー×ニャミ 738さん 746-747 753-754 
MZD×レイヴガール 804さん 812-816 821-827(完結)
アッシュ×ムラサキ&ハニー アッシュ正月小説作者さん 853-856 893-896 900-907(完結) 
シャラ×ツースト 雲の下の人さん 873-878 882-890(完結)
タマコ×リュータ しさも書いてる奴さん 940-946 957-966(完結)
942 ◆Au78/QDlhw :2005/07/07(木) 01:15:28 ID:mJ4RjpFQ
◆ポップンのエロ小説ぱぁと2
ユキ・モエ  名無しさん (1話)13-22 (2話)136-145 (3話)344-363 (4話)648-654 689-699 709-714
               (最終話)3スレ386-401 445-454 612-620(完結)
アゲハ&スミレ×MZD アゲスミM屋さん 42-61 879-888 895-911(完結) 
かごめ×DTO 雲の下の人さん 68-78(完結)
ミルク×サイバー&リュータ いきさん 184-186 193-195 208-209 225-227 252-254(完結)
ししゃもSSバレンタイン篇 しさも書いてる奴さん 281-288(完結)
Bis子×グリ子 290さん 310-324(完結)
ヒュー×ツバサ 名無しさん 372-373 376-377 382-383 392-398 
ミルク×佐藤さん しさも書いてる奴さん 451-465 477-481 501-507(完結)
シルビア×セシル いきさん 581-583 589-590 598-599 606-607 617-619(完結)
カジカ×サユリ 名無しさん 665-676(完結)
りえさなスギレオ いきさん (一話)733-735 738-744 753-757 (二話)776-779 784-787 935-938 3スレ58-60 82-86
(三話)3スレ937-940
デリシャスな日曜日(仮)(リエ×スギ) 名無しさん 795-797(完結)
タッキュウ狂の詩? S・Tさん 811-814 923-929  
アシュタマ? 799さん 827-834(完結)
スミレ×睦月 憎まん星人さん 840-842 861-864
943 ◆Au78/QDlhw :2005/07/07(木) 01:16:07 ID:mJ4RjpFQ
◆ポップンのエロ小説ぱぁと3
ダンス三人娘 ガリさん 13-17 34-37 46-50 
とてとてテトラたん 名無しさん 40-42 53-55 69-71 184-186 212-214
                    262-265 323-327 368-371 490-493 596-597 599
ミルク×リュータ みるみるさん 111 115 124-127
かごめ×ロキ かごロキ作者さん (第一話)136-147 154-175 (第二話)272-296
睦月×釈迦ミミ 229さん 302-308 346-349 671-676(完結)
マッチュッチュ×リデル 名無しさん 311-318(完結)
ムラサキ 名無しさん 425-427
ヒグラシ×リサ まっちさん (第一話)516-524 (第二話)689-702
カゲトラ 510さん 578-584
ギャンブラーZ ワルドック校長の乱交学園 の巻 名無しさん 661-662
ヒュー×ルーシー ぴよすけ ◆RISLIMZ.R. さん 726-728 734-735 770-771 781-782 879-880
ジャック×ロキ 791@ジャクロキっ子さん 820-839(完結)
ししゃも×リエちゃん しさも書いてる奴さん 847-861(完結)
ミルク×ハヤト? いきなり投資さん 868-870 873-874
デイヴ×ツララ 891さん 903-910
ミ○キ×ハヤト 976 979-985
944 ◆Au78/QDlhw :2005/07/07(木) 01:16:40 ID:mJ4RjpFQ
◆ポップンのエロ小説ぱぁと4
ミサキ(?)×ハヤト 3スレ976さん 23-30(完結)
ジャック×ロキ ジャクロキっ子さん 53-65(完結)
カゲトラ カゲトラの香具師さん 89-102(完結)
デイヴ×ツララ デイツラの人さん 109-115(完結)
ヒナ×シルビア 雛汁の中の人さん 119-122 134-138
六×おコン ◆RaUbpF/UG6さん 177-187
睦月×アゲハ 198さん 201-211 591-598(完結)
ジズ×るり 170さん 216-219
チャーリー×メイ ◆CC54misAkIさん 239-247
スマイル×パピルス 255さん 271-285(完結)
ヒグラシ×リサ まっちさん 355-372(完結)
murmur twins ◆RaUbpF/UG6 390-404(完結)
mr.KK×ムラサキ 文月さん 438-442 463-468 503-517(完結)
MZD×ミルク ◆milK/sYXv6さん 474-492(完結)
かごめ×ポエット かごポエの人さん 547-550 718-723 928-933
リュータ×ミミ 名無しさん 567-569 767-769(完結)
桔梗×おんなのこ 603さん 613-614 618-619 621 623(完結)
ニャミ×ミミ 名無しさん 650-651 660 676 697 704-705(完結)
ポエット(ふたなり)×キャンディ 名無しさん 669-673 744-747 758 
サトウさん 黄色鼠@女体化の人 ◆SANA./VrT6 685-694
mr.福耳×ミミ&ニャミ (リレーSS) 734 740-741 758 771-772
タイマー×さなえちゃん 名無しさん 800-802 804-807 811-813(完結)
ムラサキ×桔梗 862さん 868-896(完結)
六×ムラサキ ◆Au78/QDlhwさん 901-916(完結)
945 ◆Au78/QDlhw :2005/07/07(木) 01:23:31 ID:mJ4RjpFQ
一部改行ミスとかあるのは
 (´Д`;) ゴメンナサイゴメンナサイ
   ∨)
   ((
どのぐらいで立てましょうか?
前回は980過ぎあたりで立てられてたけど。
946名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 01:24:14 ID:4SLJH/43
>>938のシノビアンコのいやーんエッチはやめた方がいいと思う
947名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 02:36:58 ID:3WZCpHCu
なんか無駄にテンプレ長くなるし、既出作品一覧って要らなくないか?関連スレにまとめサイトを入れれば…





まとめサイト更新マダー?
948名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:56:47 ID:5Zn4IORS
男キャラのように扱われたままのムラサキを修正してくれ。
たのむ
949名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 11:51:38 ID:Q41a33i4
>>◆Au78/QDlhw
テンプレ乙、見やすいです
950名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 07:32:10 ID:wJ9g+lFs
951名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 11:49:00 ID:/NI0al8a
ずっと思ってたんだけど、>>941のMZD×レイヴガールって
逆じゃないのか?
952名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 12:20:37 ID:xz1I68hC
誰が一番多く小説に出てるかカウントしてみました。(長編は2P・未完成は0.5P)


順 ポイント キャラ
1  5.0 りえちゃん
1  5.0 ミルク
3  4.5 ムラサキ
4  4.0 MZD
4  4.0 リュータ
4  4.0 ししゃも
7  3.5 ミミ
7  3.5 さなえちゃん
9  3.0 かごめ
10  2.5 スミレ                             
953名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 12:30:48 ID:3WkXUjrM
ムラサキ…エロス(*´Д`)
954名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:41:47 ID:znruxJsY
保守(゚Д゚)

温泉リレー小説はフクミミじゃなくて風尾課長だと思う。
955名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 05:55:52 ID:uNTo6lKn
ほっしゅ!
956名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 16:21:16 ID:+ARMNo9B
さなえちゃんが3.5かぁ・・・・使用率上げたいですね。
さなえちゃん×ポエットなんてのは有りですかね・・・
957名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 14:14:57 ID:XT3O4wNO
>>956
期待age
958名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 18:49:41 ID:UTR+CpGt
保守ンヌ

ポエットイイ
959名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 13:41:50 ID:n4tZ7X6b
とりあえず保守がてらに。



なぜだかヒュー×チェルシーなんてゆうありえないものが浮かんでしまった分けですが。
ネタが固まったら投下させていただきたい次第です。ハイ。
960名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 15:06:48 ID:6Gd1rABA
ネタや構成は出来上がってるンですが・・・今からじゃ次のスレを
待つしかないですね・・・ああ・・・マコト×ジュディを、さなえちゃん×ポエット
を・・・・
961猫蝶の香具師:2005/07/23(土) 00:35:39 ID:u1qaJ1K3
同じCPを同じ作者が2つ書くのはダメなのでしょうか?

また新しい構想が出来てるんで、出来次第投下したいのですが。
組合せは名前参照。
962名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 02:21:26 ID:kT3Bk/Du
さなポエ激しく期待age
963名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 03:00:44 ID:p3O26ZU1
CS11も出た事だし、ミシェル×オフィーリア期待と書いてみる。
敬語・鬼畜攻めってイイと思うのだが…。
964名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 16:39:53 ID:qTCw2jnw
>963
ぎゃ〜!!
それ激しく読みたいっ!!
965名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 17:50:22 ID:EPNm3eda
とりあえずテンション高いリア厨はお帰りくださいね^^
966名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 21:48:03 ID:1mKXkuwp
カジカの女体化なんてどうだろう…。
何だかんだで六×カジカ(女体化)なんて書いてみたりもした…。
需要、ありますかね?




言ってみただけです OTL
967名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 22:10:55 ID:DWcjKtns
はっきり言うが、女体化は男性向けではない&嫌悪する奴もいるからやめとけ。
いくら女になってるからといっても、元は男な分けだし。少なくとも女性向けよりだと思う。
968名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 01:30:47 ID:SYoCwa/x
>966
個人的には六好きだし読んでみたい…    と言ってみるテスト
969名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 14:45:07 ID:bvnDAftD
|ω・`) 去年ぶりに来てみた…
|Д`*) 新たなハァハァがいっぱいだ…
|ω・`) いまさら前書いたのの続きやりたくなってきた…



|ω・´) 旬過ぎと言われようが、上がったら投下しに来るよ
970名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 21:07:15 ID:tr5cl2bZ
>>969
降 臨 し て く だ さ い い
971名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 23:19:37 ID:Nwo+Py0w
>>966
投下前に注意書きしとくとか。
あとNGワード指定しとけば専ブラ使ってる人はそれで弾けるだろうし。
個人的には擬人化もブリスも抵抗ないのでバッチコーイw

>>969
待ってるよ。
972名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 02:11:58 ID:qdkmTvaW
久々に来たらまた萌えでハァハァな作品がイパーイ
以前書いた話の続編書きたくなっちゃった

>966
自分も女体化好きだから読んでみたい

>969
お待ちしております。
973名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 02:35:16 ID:9HTgPxxF
なんとなく半分ぐらいまで書けたので、前半として投下したいが…
埋めにするか、即死回避にするか、それが問題だ。

と言うかスレ立て経験が無くて次スレ係になるのが怖い
わいはぁどうするべw
974名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 10:37:25 ID:AfUQsiT0
>>973
東北人・・・?
975名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 11:12:50 ID:POd+Q4eL
973、実はツガル
976名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 14:15:21 ID:iCVXJzkK
ツガルの双子でムツです


いやごめん冗談許してうわなにをするくぁwせrdふじこlp;
977名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 18:18:41 ID:BMjBBXNn
進行遅いなあ…仕方ないが…。
次スレテンプレは上にあるアンコのやつでOK?
978名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 20:02:02 ID:yyiKllgc
いいんじゃないかな。
とうか書くほうに付きっ切りになっていて気に留めんかった……。
orz

新スレ頭は作品ラッシュだといいなぁ……。
979名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 20:56:33 ID:BMjBBXNn
いっそ俺がもう立ててこようか?(できればだが…)
スレの最後あたりって、投下するには容量が足りない、かといって
雑談するには集まる人が少ない…と、なんだかジレンマーだな。
980名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:03:21 ID:yyiKllgc
>979
よろしくおねがいします。

(´-`).。oO(まとめサイトが動かない限り、作品インデックスは必要だろうなぁ……)
かといって自分ではまとめ切らないわけですが。
981名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:07:16 ID:BMjBBXNn
たてますた。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122638507/

実は初めてのスレタテでどきどきしてたりw
982名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 00:06:30 ID:Kq7CGmiN
>>961
全然OK!
むしろ期待します!
983名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 16:53:50 ID:96x63Zz8
埋めますか。

>>952
男だとMZDが多いなあ。
やっぱりいじりやすいキャラなんだろうか。
984名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 21:37:07 ID:rsRDtlyP
残りはリクエストで埋めてみないか?
985名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 21:38:21 ID:svyAQrXc
ここでマーマーをきぼんぬしてみる
986名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 22:31:20 ID:z3ER8ZhZ
ソレダ!!
987名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 23:34:07 ID:QKEV8b/x
じゃあやっぱり、文彦×ハナオをキボーン。
988名無しさん@ピンキー
まーまーはぁはぁ