Circus作品のエロ小説 その3

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1名無し彩野(予定)市民
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Circus作品のエロ小説
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メーカーサイト
http://circus.nandemo.gr.jp/
関連スレ
サーカス(Circus)スレッド 第71章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1094259156/l50
2名無しさん@ピンキー:04/09/17 23:28:25 ID:kYYLsj3C
<保管庫>
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
3名無しさん@ピンキー:04/09/18 00:01:13 ID:elpL7Phb
4名無しさん@ピンキー:04/09/18 00:32:18 ID:XWXLmtiS
とりあえず即死回避保守
5名無しさん@ピンキー:04/09/18 01:02:03 ID:8Z/e5wB2
      避
     回
    死
   即
  に
 め
6名無し彩野(予定)市民:04/09/18 01:14:21 ID:TXFP0FN7
純一「ま、まさか、その後姿は・・・・・・」
そして、その少女は立ち上がり振返る。
純一「あ、あぁ、うぅ・・・・・・」
諤諤と震え尻餅を付く。
萌「あらあら、御知り合いなんですかぁ?」
音夢「にいさん、今まで一週間近く何処ほっつき歩いてたんですか!」
純一「せ、せんぱい、これがい、い、いもうと、し、し、死んだはずの・・・」
萌「あら、そうとは知らず楽しくお喋りしてたんですよ」
音夢「にいさん、お話しがあります」
むんずと純一の襟首を掴むとそのままリビングを出て行く。

純一を連れて部屋に入る音夢。
ベッドに座る二人。
音夢「・・・・・・」
純一「・・・・・・」
音夢「にいさん、会いたかった!」
純一の唇を塞ぎ、ベッドに押し倒す。
そのまま、ズボンのジッパーを開けてモノを取り出し擦り出す。
唇を離す音夢。
涙でくしゃくしゃに崩れている音夢。
音夢「にいさんが、にいさんが欲しいの・・・」

この様子をニヤニヤしながらモニターで監視している暦。
7名無し彩野(予定)市民:04/09/18 01:14:44 ID:TXFP0FN7
ことり「駄目ー!」
いきなり乱入し、音夢をベッドの上から突き飛ばす。
純一の膝の上に倒れ込むことり。

暦「あー、これで計画台無しだよ・・・それよりも・・・」

フローリングのうえに制服がはだけたままの音夢が突っ伏している。
その背中にはゼンマイが刺さっている。
純一(こ、これは一体?)
その時、音夢の頭から煙が・・・
萌「何ですかぁ、この煙は?まぁ!」
ポォと頬を赤らめる。
萌「私は幽霊さんを除霊しますので失礼しますね」
音夢を引っ張って部屋を出て行こうとする萌。
萌「そうそう、朝倉君、このことは眞子ちゃんには内緒にしておきますからねぇ」
ことりは「えっ」と顔を上げるとそこには立派にそそり起つ純一のモノがあった。
  続く
 次回「瓢箪から出た・・・眞子と萌」
8えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/18 01:17:34 ID:OGO+NsJF
>>1
乙か様

早い内に小ネタで即死回避保守したい
9えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/18 01:26:10 ID:OGO+NsJF
あう。その必要はなくなったか!?

>>6-7名無し彩野(予定)市民さん
新スレ第1GJ!!
いよいよですか、いよいよですか!?(*´Д`)
10煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/18 01:52:01 ID:C+ZDK2yP
まだ外がかすかに白みかかっている早朝。
トントントン……。
包丁がまな板を叩く音を台所に響かせながら、私は純一さんと音夢さんの為に、朝ご飯を用意していました。
素性もわからないこの私を、この家に置いてくれているお二人の為に、今日もおいしいご飯を食べてもらいたくて。

「おはよう、頼子さん……あいかわらず早いね」

突然、背後から聞きなれている声を掛けられて、私はそのまま後ろを振り向きました。
そこには、まだ眠そうにアクビをしている純一さんが立っていました。

「おはようございます純一さん♪……朝ご飯もうすぐできますから、もう少し待っていてください」

純一さんに笑顔でそう言ってから、キッチンの方に向き直り、朝ご飯の支度を再開しました。
そのまま作業を続けていると……彼が、私の背後に近づいてきているのがわかりました。
そして……私の背中にピッタリと張り付き、そのまま耳元で囁くように。

「今日の頼子さんも……とっても可愛いよ」
「!!!……そ、そんなこと……ないです」

褒められた私は、何も気にしてないようなふりをして料理を続けました。
可愛いと言われたことは素直に嬉しいです……けど、いつもの純一さんなら、たぶんこの後に……。

「ほんとに可愛いよ……おもわず、イタズラしちゃいたいくらいに」

そう言って純一さんは、ハァハァと息を荒くさせ始めました。
彼が興奮している様子を見て、私はこれから起こることをなんとなく察してしまいました。
今日もまた……何かされるんだろうなと……。

「ん!……あぅ……い、いやぁ……」
11煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/18 01:52:46 ID:C+ZDK2yP
そう思った矢先、突然、お尻をモゾモゾとまさぐられる嫌な感触がはしりました。
まるで痴漢のように、欲望に染められたいやらしい手つき……。
そのまま横を振り向くと、彼の手が私のお尻に向かって伸びていたんです。

「……じゅ、純一さん……やめて下さい……お尻から手を……」
「やっぱり朝はこうしないと……目が覚めないんだよなぁ、俺……」

そんな冗談めいたことを言いながらも、純一さんは私のお尻から手を離してくれません。
こうして毎朝、台所に立ち朝食の用意をしている私に……エッチなことをしてくるんです。

顔だけを後ろに向けられ、突然ディープキスをしてきたり……後ろから抱きつくように手を回され、急におっぱいを鷲づかみにされたり。
今日は、純一さんの一番のお気に入り……私の大きなお尻を撫で回してきています。

いくら相手が好きな人とはいえ、こんな場所でそんな痴漢のようなことをされるのは、恥ずかしくてたまりません……。
上には音夢さんだっているのに、もしこんなところを見られたら……。

「純一さん……や、やめて下さい……」

私は彼の手をお尻から離させるために、その手を掴もうとしました。
しかし、その私の手は逆に純一さんの空いたほうの手にガシッと乱暴に掴まれてしまい……。

「おっと、動くなよ……それとも……乱暴にされたいのか?」
「う………」

その言葉で私を威圧し動けなくさせ、純一さんはお尻への愛撫を始めました。
そのまま彼の右手が左右に動き、メイド服のスカートごしのお尻を撫で回すように、いやらしく這わせられます。
「んぅ……ダメ……ダメェ……あぁ……」
背中にゾクゾクするような感覚が走り、まともに立っていられなくなった私は、手を台所のシンクにつき体を支えました。
12煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/18 01:53:38 ID:C+ZDK2yP
「その格好……わざわざお尻突き出して、俺に触って欲しいってこと?……結局乗り気なんじゃん……頼子さんも」

彼の言うとおり、シンクに手をついた私の体は、まるで純一さんに触ってもらうためにお尻を後ろに突き出している姿勢になっていました。

「ち、違います……触って欲しいなんて……あぅ!」

慌てて否定しようとした時、下半身が外気に触れるのを感じました。
服の上からでは我慢できなくなった純一さんが、私のメイド服のスカートを一気に上まで捲りあげてきたんです。
白いパンティに窮屈そうに包まれた大きなお尻が……彼の目の前に露になります。

「あぁ……見ないで下さい、純一さん……恥ずかしい」
「恥ずかしい?……そりゃそうだろうなぁ、こんなにでっかいお尻を見られたんじゃ……」
「いや、いやぁ……大きいだなんて言わないで……」

口では抵抗しても、体は抵抗できずに……私はただネコ耳と体を震わせて、純一さんにされるがままです。
それをいいことに私の臀部への愛撫はますますエスカレートし、さするだけだった彼の手の動きが、モミモミと揉みしだくように動き始めます。
まるでおっぱいを揉むときのように、指先に力を入れて、パンティごしのお尻を蹂躙してきます。

「あぁ……すげぇモチモチしてる、たまんねぇ……」
「ん!んぅ!……ダ、ダメぇ……そんなに揉んだりしたら、また大きくなって……」
「だからしてるんだろ?……頼子さんのでっかいお尻、もっともっと大きくなるように!」

私の大きなお尻に興奮したのか、今度は両手を使って左右のお尻の肉を掴んできました。
10本の指が、柔らかいお尻の肉に跡がつきそうなほど、グイグイと食い込んできます。

「あぁ……ん……ハァ、ハァ……」
「ほんとおっきいよなぁ、頼子さんのお尻って……ほら、全然手のひらに収まりきらないし」
13煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/18 01:54:27 ID:C+ZDK2yP
お尻が大きいこと、気にしているのに……純一さんは、わざと何度もそのことを言って、私を恥かしめてきます。
そのまま彼の手は、私のお尻ぞいに下へと降りていき、ついには男の人を受け入れる部分……股の間の割れ目にまで伸びてきます。

クチュ……
「あぅ!」
「なんだ、もう濡れてるじゃん……お尻揉まれて気持ちよかったんだ?」
「ち、違います……これは……」

彼の指先に触れられたそこは、薄い布ごしにも濡れている音が聞こえるほど、いやらしい液体を溢れさせていました。
毎日毎日、純一さんに胸を揉まれ、お尻を撫でられ、熱い肉棒を突き入れられているこの体は……意識せずとも、すぐに男の人を受け入れる準備をしてしまうんです……。

「俺も……頼子さんのお尻揉んでたら、すごく気持ちよくて……ほら、ここがもうこんなになっちゃったよ」

純一さんは、そのままパジャマのズボンを下に下ろし、勃起したペニスを露出させてきました。
すでにおヘソにまで届きそうなほど、大きく反り返ったおちんちんが私の視界に飛び込んできます。
昨夜、あんなに何度も私の体に射精したのに、もうあんなに……。

「!!!……そ、そんなもの……わざわざ見せつけないで下さい!」

ドクドクと脈打つペニスを見せられて、思わず私は顔が真っ赤になりそのまま泣きだしそうになってしまいました。
でも、そんな羞恥にあえぐ私を見て、純一さんは……。

「あぁ…可愛いよ頼子さん……毎日見てるのに……いまだに処女みたいな反応するのがたまんねぇ……ハァハァ」
14煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/18 01:55:23 ID:C+ZDK2yP
純一さんは、私に見られていることに感じて、更に興奮を増した様子です。
私の視線に反応するように、おちんちんがヒクヒクと動きまた一回り大きくなりました……。

「ほら……こいつも頼子さんの中に入りたいって、頼子さんのお尻にぶち込みたいって言ってるよ……」
「え……」

入れるって、まさかこのままここで……?
そんな疑問を抱いている私をよそに、純一さんはその勃起している肉棒をお尻に擦り付けて来ています。
もう我慢できないと言わんばかりに。

「あ……ん……純一さん……そんなに擦りつけたら……」
こんな熱いものをお尻に擦り付けられたら、嫌でも私の体は反応してきてしまいます。
受け入れちゃいけない……受け入れちゃいけないのに……それが入ってきたことをつい考えて、下半身を更に、はしたなく濡らしてしまいます。

「あぁ……頼子さんのお尻柔らかくて、ちん○すげぇ気持ち良いよ……もう我慢できねぇ……このまま入れてもいいよな……?」

そのままパンティだけを横にグイッとずらされ、隙間から覗く割れ目にペニスをあてがわれました。
膣口とペニスが触れ合うと、そこから淫液が混ざりあう、クチュッという水音が聞こえました。

「え……ま、待って……音夢さんがもうすぐ起きてきちゃうから、それだけは我慢して下さ……」
「もう遅いよ……頼子さんだって、こんなにお○んこビショビショにして……ほんとは欲しいくせによ!」
「あ……あぁ!ダ、ダメぇ……」

私の訴えもむなしく、純一さんはそのまま腰を前に押し出し、割れ目の中にペニスを挿入してきました。
ヌルヌルになってすべりのよくなった膣内は、彼の大きな肉棒を一気に根元まで飲み込んでしまいます。
15煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/18 01:56:12 ID:C+ZDK2yP
「あ、あ、あぁ!……あはぁ……ん」
拒んでいたはずなのに、熱いペニスがズブズブと進入してくる快感に、私の口からは思わず甘い声が漏れてしまいました。

「ほぉら……ダメとか言っといて、一気に根元まで飲み込んじゃったよ……どぉ?気持ちいい?」
「うぅ……し、知りません……」

そう言って気にならないふりはしていても……挿入された膣内を中心に、お腹の中がじわじわと熱くなり始めています。
純一さんはそのまま後ろから私の腰を掴み、自分の腰を前へ前へと送り出してきました。
膣内のペニスがお腹の中で前後し、私の体に快感を与えてきます。

「あぅ!……は!はぁ!……や、やぁ……!」
「う……き、気持ちいい……頼子さんの朝○んこ……最高だよ」

いやらしく舌なめずりをしながら、どんどんペニスを突き入れてくる純一さん。
その肉棒も膣内の粘膜で更に大きくなったようで、私のお腹の中をグリグリと刺激してきます。

「この体勢ですると……頼子さんのでかい尻がよく見えるよ……余計なお肉がいっぱい付いて、突くたびにタプタプ揺れて……ほんとやらしいケツしてるよなぁ!」

ペニスを突き入れたまま、純一さんが乱暴な大声を張り上げてきました。
そして次の瞬間。
バチン!
「い、痛!……」
風船が割れるような音が鳴るのとほぼ同時、お尻に痛みが走りました。
純一さんの手のひらが、まるでオシオキをするように、私のお尻を平手打ちしてきたんです。

「いやぁ!そ、そんなところ叩かないで……」
「ほんとは叩いて欲しいんだろ……突かれるたびに、いやらしく尻を振りやがって……気持ちいいくせに!」
16煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/18 01:56:57 ID:C+ZDK2yP
嫌がる私の言葉も無視して、純一さんは私のお尻の肉をなおも叩き続けてきます。
バチン!バチン!バチン!
「あう!……い、痛いですぅ……いや、いやぁ……」
叩かれる回数が増すたびに、お尻がどんどん真っ赤になりヒリヒリした痛みが広がってきます。

「頼子さんの料理してる時の後ろ姿さ……艶かしくてたまらないんだよ。キッチンを動き回りながら、このでかい尻を揺らすところを見てると……」
「あんぅ!……べ、別にわざと揺らしてるわけじゃ……私はただ二人に喜んでほしくて、一生懸命やってるだけで……きゃぅ!!」

弁解の言葉が、そのまま羞恥の悲鳴に変わる。
純一さんの右手が、私の尻肉をちぎれるほど乱暴に鷲づかみしてきたからです。

「嘘つけ……ほんとはこの尻で、毎日毎日俺のこと誘惑してるんだろ?音夢に自慢のヒップを見せ付けて、優越感に浸って……いやらしいな頼子さんは!」

純一さんはお尻の肉を掴んだまま、私の体を固定させ、腰の動きを更に早めてきました。
そのあまりの速さに、彼のお腹と私のお尻の肉が激しくぶつかり合い、部屋中に乾いた音を響かせます。

パンパンパン!

「あぁ!あくぅ!純一さん!……は、激しす……ぎ!」
「何言ってんだ、激しくされるの大好きなマゾ猫のくせして……もうお○んこの中グチョグチョじゃんかよ!」

彼の言うとおり、突かれるたびに割れ目から流れ出す淫らな液体。
膣壁をペニスで激しく擦られて、私の頭の中は甘美な感覚に包まれてゆきます。
体が言うことを聞かなくなり、押し寄せてくる快楽に身を任せて……。

「あん!あ!あ!……ハァ、ハァ……!」

こんな朝早くから、こんな場所で、半ばむりやり、お尻を叩かれて犬みたいな格好で犯されてる……それなのに……。
17煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/18 01:57:40 ID:C+ZDK2yP
「あん……あ、あはぁ!……き、きもち……い……あはぁんぅぅ」

まちがいなく自分の口から吐き出された、淫らな喘ぎ声。
そのだらしなく開けた口の端からは唾液が流れ、台所のシンクにピチャピチャと落ちています。
ついさっきまでただ突かれるだけだった体は、純一さんの動きに合わせて腰を前後に揺らし、自らも快感を増そうと動いています。

いつのまにか私は、ただ快楽に身を委ねるだけのメス猫になっていました……。

「うく……そんなに腰振って、いつもの頼子さんらしくなってきたじゃん……」
「ハァ、ハァ……あんぅ!……あ!あ!あ!」

もはや快楽に支配された私の耳には、純一さんの言葉は届きません。
今日が危ない日だということを伝えるのも忘れて、ただ交尾をする動物のように体を前後に揺らし、純一さんのペニスを貪ります。
頭がおかしくなりそうなほどの快感を体全体に感じながら、私は絶頂へと徐々に登りつめていきました……。

「じゅ、純一さん……純一さん!……あぁ!もう……あぁぁぁぁ!」

ビクンと体が硬直し、私は純一さんの名前を叫びながら絶頂に達しました。
その瞬間、体中に力を入れた反動で膣内が収縮し、中のペニスをおもいきり締め上げてしまいました。

「く!……そ、そんなにお○んこ締めたら……あ……で、出る!」

苦しそうな声を上げながら、純一さんはペニスを根元まで押し入れてきました。
子宮口にまで届くほど奥まで入れられ、ペニスがお腹の中でピクピクと動いたのがわかり……そして。

ドクン!……ドクドクドク……。
「!!!……ひあぁぁぁ!」
18煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/18 01:58:24 ID:C+ZDK2yP
ペニスの先から熱いザーメンが吹き出て、お腹の中で一気に爆発しました。
ドクドクドクと音が聞こえそうなほど、大量の液体が次々と子宮に流れ込んできます。

「う、うぅぅ!……あぁすげぇ……頼子さんのお○んこに、搾り取られる……」

気持ちよさそうな声を上げて、私の膣内に精液を吐き出す純一さん。
ペニスの先からドクドクと排出され、次々に流れ込んでくる生温かい精液。

「あ、熱い……純一さんの熱いのがいっぱい……あはぁ……」

そして……お腹の中で温かい液体を感じとり満足したようなため息をつく私。
ピクピクと体を打ち震わせながら、そのまま私の意識は、絶頂後のまどろんだ意識に包まれていきました……。





それからしばらくして……音夢さんが2階から起きてきたのは、私達が情事を終えてから5分ほど経ったころでした。
あと少しでも終わるのが遅かったら、音夢さんに私と純一さんがシテいるところを見られてしまっていたでしょう……。

その後も、私と純一さんは何事もなかったように、音夢さんと一緒に朝食を食べました。
食事の途中、さきほどの情事で顔が赤くなっている私を、音夢さんが心配してきたときはどうしようかと思いました。
少し風邪気味だからと誤魔化したけれど、ほんとのことなんて……言えるはずもないです。
あなたの大好きなお兄さんと、セックスしていたからですなんて……。
19煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/18 01:59:17 ID:C+ZDK2yP
「あんまり無理しないでね、頼子さん。体壊したら元も子もないんですから……って私が言えた義理でもないんですけど……」
「はい……ありがとうございます……」

私のことを心配して、優しい言葉をかけてくれる音夢さん。
でも、もし彼女が本当のことを知ってしまったら……。
何も知らない音夢さんの顔を見て、私の良心が痛みました。

「ん?……あぁ!もうこんな時間!ほら兄さん!何をモタモタしてるんです!早くしないと遅刻しちゃいますよ!」
「わかってるって……ったく、朝からうるさいやつだなぁ」

ブツブツと文句を言いながらも、純一さんはイスから立ち上がり、音夢さんに引っ張られていきました。
そんなやりとりを見ながら、私はお二人を玄関まで見送ります。

「じゃあ、行って来ますね頼子さん♪……申し訳ないですけど、家のことお願いします」
「はい……いってらっしゃい音夢さん、純一さん」

バタン!
玄関の扉が閉じて二人が外に出ていったことを確認した……その時、股の間から何かヌルっとした生温かい液体が溢れ出てくるのを感じました。

「……あ……ん……」

さっき中出しされたばかりの精液が、割れ目からドロリ……と流れ出て、ふとももの内側を伝わり床に落ちていきました……。             

終わり
20名無しさん@ピンキー:04/09/18 02:04:49 ID:x15p0Xzl
煉氏GJ。頼子さんハァハァ。

ひととおり読んだところで音夢くなったので寝ます。
おやすみなさい。
21えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/18 02:09:30 ID:OGO+NsJF
>>10-19煉さん
リアルタイムで読んじまいました。GJっす!!
頼子さん視点で語られているのが何か「私の告白」みたいで(*´Д`)ハァハァモンでした
何か淫乱っぽいしw

よし、俺も頑張ろう
22名無しさん@ピンキー:04/09/18 02:23:07 ID:iZU0zYZI
煉氏GJ!!

>>21
今は何書いてるんですか?



そろそろ水夏SS読みたくなってきた
23名無しさん@ピンキー:04/09/18 09:05:31 ID:yzyyR5I0
ああ!もう頼子さん最高!
24名無しさん@ピンキー:04/09/18 14:00:54 ID:o/nAHNFn
音夢様マンセースレ その22
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1089981762/

★登場人物
朝倉純一 ◆kijJUNICHI=白河ことり ◆VhB1KOTORI=丘野 真@PC版 ◆mAkOTOPcHQ
朝倉音夢 ◆DQnemuNZww=◆nemuT.30CM=丘野ひなた ◆pqMxHINATA=鳴風みなも ◆.MiNAMOUHM=◆DSHiYORiWw=柾木茜 ◆AKANE2vKlY=渋垣 茉理 ◆MAtsURI0/Y
芳乃さくら ◆xJKPSAKURA
白河ことり ◆kOTORiHmGs=天枷美春 ◆xBANANAnxU
鷺澤 美咲 ◆0FqQMISAKI=鷺澤 頼子(WS版) ◆kEaYORIKO=丘野 真@DC版 ◆MAKOTOgFNk
朝倉純子 ◆rvFw/junko=◆mimosaLXg.
白河ことり ◆kZDuKOTORI
みっくん ◆uwmikkune2
天枷美春(8代目) ◆6IyrMiHARU
鷺澤 頼子 ◆mEiiYoRIko

★オリジナルキャラクター
朝倉純子 ◆rvFw/junko

★朝倉音夢 ◆DQnemuNZwwが引退したキャラネタ音夢の名前を使っていたときの証拠(最悪板よりコピペ)
10 名前:朝倉音夢(妹) ◆URANEMuSs6 [sage] 投稿日:04/08/13 07:59 ID:???
……姉さん…酷すぎるよ…。


★名無しによる朝倉音夢 ◆DQnemuNZwwの印象
・姉音夢はちやほやされてるからな。似てないくせに。
・朝倉音夢 ◆DQnemuNZwwがキャラネタ音夢を釣ってキャラネタ音夢が朝倉音夢 ◆DQnemuNZwwを釣る荒らしはお前等じゃんW
・これってただの姉妹喧嘩なんだろ?もう姉妹の関係解消したのかもしれないけど
・喧嘩の始まりは妹音夢を荒らしだと思ってる葱音夢が原因だろ。しかも関係ないスレにまで手を出すし荒らしてるのはどっちだっつうの。
25名無しさん@ピンキー:04/09/18 16:26:06 ID:Gb94fkVS
26名無しさん@ピンキー:04/09/18 17:22:48 ID:/KE2ZFHi
出遅れたがスレ立て乙!!
そして職人さんGJ!!
27名無し彩野(予定)市民:04/09/19 00:11:14 ID:fpMPfmaG
ことり「朝倉君、私、私・・・」
立ち上がると制服のブラウスのボタンが次々と外されスカートと共に床に落ちる。
そして上下共に黒で統一された下着姿は白い谷間、脚とのコントラストで一際映える。
そそり立っていた純一のモノは一層大きさを増した。
純一「こ、ことり」
ことりは純一のモノを口に含み舌を絡ませる。
亀頭をペロペロと舐めだしたかと思うとその先端の尿道を突く様に攻める。
純一「う、うぅぅぅ、あぁぁ、ん、い、気持ちいい・・・」
脱力していく純一。

ガチャ、バー、
ワゴン車のドアが開き暗室に光が差し込む。
光と共に、鉄人音夢を片手で引きずる萌が現れる。
萌「やっぱり、白河先生だったんですねぇ」
暦「姉としての直感か・・・この勝負、私の負けか・・・」
萌「敗者はぁ、敗者らしく勝者の言う事を聞いてもらいますよぉ〜〜」

ことりはさらに亀頭を包み余った舌先で竿を攻める。
ことりの電撃的大攻勢にただされるがままにされている純一。
さらに太股に黒下着に包まれた豊満な胸が押しつけられている。
純一(眞子には無いこの快感に逆らえない・・・・・・ orz)


その頃、夕暮れの中、水越邸から眞子が飛び出していった。
28名無し彩野(予定)市民:04/09/19 00:12:02 ID:fpMPfmaG
純一「ことり、も、もう・・・」
ことりは亀頭とカリを攻め、竿を手で擦り上げる。
純一「で、でるぅ」
純一の腰がはねるとことりの口内に白濁液が放たれる。
ビュウ、ビュビュュュッ
純一のモノが暴れ回り、ことりの口から逃れる。
ことりの顔、下着にも大量の精液が放たれる。

ことりの唇から糸を引く様に純一のモノに繋がっている白濁液。
唇の周りの白濁液をペロリと舐め、ゴクンッと飲み干す。
ことり「ファーストキス、朝倉君にあげちゃった!」
そのとき、顔から垂れた白濁液が白と黒の谷間に落ち消えた。
そして、既にその谷間を隠す黒下着にも大量の精液が掛かっている。
純一「ごくんっ」
  続く
次回「最終決戦迫る!」
29名無しさん@ピンキー:04/09/19 01:33:38 ID:TfSqll1F
(・∀・)イイ!!
30煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/19 02:31:41 ID:1A7yhCJ3
遅くなりました、みなさん感想ありがとうございます。
ほんとは純愛物書きたかったんすけど、いつのまにか鬼畜なズン一になってしまいまして……。
次は、一粒で三度おいしいことり、みたいな物を書きたいと思ってます。

それと、名無し彩野さんGJ! 黒下着ことりんが、もうたまりません(*´Д`)
えむしけさんの次回作も期待して待ってまつー。
31名無しさん@ピンキー:04/09/19 11:33:14 ID:WRpyZA+w
32名無し彩野(予定)市民:04/09/20 00:42:02 ID:uVne84j4
純一が黒下着を手に掛けようとしたその時だった。
プシュー
部屋一面にピンク色のガスが混入される。
純一「こ、ことり・・・」
ことり「あ、あさく・・・」
そのまま倒れ込む二人。
ドアが開くと音夢と美春が二人を運び出す。

眞子「はぁ、はぁ、はぁ、」
やっとの想いで純一の家に着いた。
眞子「純一・・・」
門を通り、玄関に達するとそこには張り紙が・・・
「二人は預かった。天枷研究所にて待つ」
ぶろろろろっっ
振り返るとフルスモークのワゴン車がゆっくりと動き出すところだった。
私は飛び出してただ、その車を追い始めた。
すると助手席の窓が開いたかと思うと・・・
萌「眞子ちゃーん。お先に行ってますねぇ〜〜」
振り返り、何故かブンブンと腕を振り回して笑顔を振りまいていた・・・
33名無し彩野(予定)市民:04/09/20 00:42:44 ID:uVne84j4
暗い、いや、黄色のライトが作り出す明るくもなく、暗いわけでもない。
純一がいるのはそんな空間の大きなベッドの上だった。
純一「ん、んん、ここは?」
上半身を起こす。
その傍らには黒下着姿のことり。
純一(一体何があったんだ?)
声「ん、んんん、ん、むにゃむにゃ」
振り返るとそのそこには・・・・・・
これまた薄い緑(エメラルドグリーン?)に統一された下着姿の萌が何故か・・・・・・
何故なのか、そこにいた。

眞子「はぁ、はぁ、はぁっ」
汗だくになりながらも、私は漸く天枷研究所の門前に辿り着いた。
暗闇に浮かび上がるその建物は今の私にとっては正に悪の要塞その物だった。
  続く
  次回「黒 対 薄緑 対 純白」
34えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/20 03:24:04 ID:pSs25ySX
>>22
今から投下する奴を書いてますた。

それを余所に誤爆った…しかもIEフリーズするしor2

>>名無し彩野(予定)市民さん
毎夜本当にGJです!いよいよ修羅場ですかね。
しかしモテモテやなあ、ズン一め('A`)
35えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/20 03:24:58 ID:pSs25ySX
7時。もう、放課後と言うには日が沈みすぎた頃。
当然の如く、校舎の中に人の気配は感じられない。
…教室の中の純一とことり、二人を除いては。
「ごめんね、朝倉くん。呼び出したりしちゃったりして」
「俺は別にいいけど…こんな遅くにどうしたんだ?」
それはまだ日が昇っていた頃。ことりは人目を盗んで純一に、『7時頃教室に来て』と頼んでいた。
「いや、別に私のコトじゃなくて…朝倉くんのことで」
「俺?」
「何か、朝倉くん…最近、沈みがちだから…そのわけを聞きたくて」
「……」
純一は沈黙する。
確かに最近、人の目には純一はどことなく元気がないように思われた。
口癖である「かったるい」という言葉さえ、溜息に換えているように見える。
心配する音夢や眞子には、何も語ろうともしないし、杉並のからかいにも言葉を返さない。
「何か、心配事があるんじゃないんですか?」
「いや、はは…音夢や眞子にも言ったけど、別に何でもないんだよ。こんな夜遅くに、わざわざことりに心配してもらうコトじゃあないんだ」
「私じゃ…どうにも出来ない?」
「いや、そういうワケじゃ…とにかくもう今日は遅いよ。帰ろう。送っていくから」
そういって、純一は出口へ促そうとするが、ことりは拒絶した。
再び、両者は沈黙する。
幾分か経った頃に、ことりは意を決したかのように沈黙を破った。
「悩んでること…当ててみせましょうか」
「えっ」
「工藤くんのことですね」
36えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/20 03:25:55 ID:pSs25ySX
図星だった。
とあるいきさつで仲良くなった工藤叶とは、ただ単に友情を感じる存在、のはずだった。
だが、お互いにうち解けていく間に、純一は叶のその何気ない仕草や表情に、激しい感情を抱くようになっていったのである。
そのことが、純一の精神を激しく掻き乱していくようになった。
叶は男である、それは承知しているはずなのに。何故。
別に同性愛の蔑視や否定をするつもりはない。だが、自分は異性愛者のはずなのだ。
その証拠に、いつも愛読している助平な雑誌を見て普通に興奮したし、道行く美人に気をとられることはあっても、道行くいい男に目がいくことはない。
ただ叶にだけ、心の臓がはち切れそうな思いを抱くのである。
昨日などは、叶と自分によく似た男が唇を重ね合うのを見る夢を見て、激しくその男に嫉妬した。
こうである以上、自分は叶のことを愛しているのだろうか。
叶は男だ。彼自身、女が好きに違いない。このことを知れば、叶は自分を軽蔑するのではないだろうか。
それに第一、自分は男を、男の躰を愛せる男ではない。でも、この想いは止まらない。
沸き上がる苦悩が、如何とも中途半端なこの自分が、純一を激しく苛んでいた。

「はは…やっぱりことりには、隠し事は出来ないみたいだな…」
「……好きなの?」
「わからねえ、けど、何か落ち着かないんだ。おかしいよな、俺。いったい、どうすれば……」
「……」
「な、ことりに話すことじゃないだろ?はは…」
純一は、譫言のようにその戸惑いを漏らす。
ことりはただ沈黙して、目を閉じ、純一の口と魂から漏れ出す苦悩を感じていた。
37えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/20 03:26:56 ID:pSs25ySX
ことりは全てを知っていた。
純一の叶に対する想いを。そして、事を全て解決する術を。
いっそそれを言ってあげようか、それとも黙っていようか。ことりはここまで来て悩んだ。
解決策。それは純一に、叶の秘密を━━叶は家庭の都合で男装を課されているだけで、身も心も想うことも女のものと変わりないことを━━教えてあげればいい。
そうすれば、純一の苦悩は全て晴れる。そして純一は想いを遂げられるだろう━━叶自身も、純一のことを想っているのだから。
しかし、もしそうなれば、自分はどうすればいいのだろう と、ことりは苦悩した。
ことりもまた、純一のことを想っているからだ。
もし自分がドラマや恋愛小説の類に出てくるヒロインならば、あえて自分の想いを隠し全てを教え、二人の幸せを応援してやるのだろう。
だが現実の、今ここにいる自分は、とてもそんな大それた、生き仏のようなことをしてあげる気にはなれない。
二人の幸せを、自分の想い人が他の女と喜びを分かち合う様を、優しく笑って見守ることなど出来そうにない。いや、したくない。
ことりは、己の中の『女』の醜さを憎んだ。
そして、叶を憎んだ。
38えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/20 03:27:56 ID:pSs25ySX
「はは、呆れただろ?今日のことは、忘れてくれよな・・・」
壁にもたれかかって、ばつが悪そうに苦笑を浮かべた純一に、ことりはこう呟く。
「……変」
「ッ……」
こう思われることは感づかれた時点で覚悟していた純一ではあったが、いざ言葉に出されると、激しく心が揺れる。
その焦燥はことりにも伝わり、純一に申し訳ないと思う気持ちと己の醜さに対する嫌悪感で、胸が張り裂けそうになる。
だが、ことりに後戻りは許されなかった。
「おかしいよ、工藤くんは男の子なのに…男の子が男の子にいやらしい感情を覚えるだなんて…おかしいよ、絶対、どうかしてる」
「分かってる、分かってるよ…」
「今のままでいたら、みんなに嫌われるよ…音夢にも、眞子にも、杉並くんにも、工藤くんにも…」
「ッッッ……!!」
純一は、そのまま下にへたり込む。しかし、ことりは口を止めない。
「ね、今ならまだ間に合うよ。頑張って吹っ切りましょう。このままじゃ、朝倉くんは幸せになれない」
「……」
「何なら」
そういってことりは、純一に近寄ってその目の前に屈み、純一の手を取って、自分の胸に押し当てた。
「ことり!?…な、何を!?」
「私が吹っ切らせてあげます」
39えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/20 03:28:56 ID:pSs25ySX
まごつく純一に、ことりは空いている方の手で胸を掴んでいる純一の手の甲を押し掴み、純一にその感触を味あわせる。
「くふゥ…どう?どんな感じ…?」
「あ、そ、その…柔らかい……」
「これが『女の躰』ですよ…?こんな事自分で言うのも何だけど…いい感触でしょう?工藤君には、これはないですよ……」
そうしてことりは、純一の陽物へ手を伸ばした。純一はわずかに抵抗したが、ことりは構わず、ズボンの下のそれの、強固な高ぶりをその手に取る。
「朝倉くん、興奮してくれてる…」
「な、なあ、待ってくれよ、ことり」
純一は何とかその身を自由なものにすると、ことりの肩を持って問うた。
「な、何故、こうまでしてくれるんだ?普通こういうことって…今日日こんな考え方古くさいって笑われるかもしれないけど…恋人同士、とか、そういう関係でやることだろ…?
 何故、俺なんかのために、ことりがわざわざ…ん?ん、んんぅっ」
疑問を漏らす純一の唇を、ことりはその唇で塞いだ。
「!?こ、ことり…」
「その『恋人同士』とかって関係、私とじゃだめですか」
「え」
「好きです、朝倉くん」
「……」
この時のためとはいえ、今まで心にもない罵声を純一に浴びせ続けざるを得なかったことりにとって“好き”という言葉は、やっと言うことの出来た、正直な想いだった。
「好きだから・・・苦しむ朝倉くんのことが見ていられなかったの・・・」
しかしまた、ことりは醜い自分に己を任せる。
「朝倉くんの苦しみを、私にも分けてくれていいよ…ううん、分けて欲しい」
もう相手が叶であろうと音夢であろうと誰であろうと、この人をこの腕から離したくない。
「だから、もう一人で苦しまないで。これからは、私がついていてあげるから…」
「ことり……」
そのためなら、ことりはどこまでも堕ちるつもりだった。
40えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/20 03:29:58 ID:pSs25ySX
そのままことりは、純一に覆い被さる形で純一の唇を奪い、制服の釦を脱がしにかかった。
純一は狼狽する。
「ちょっ、ちょっと、待てよ、ここは」
「誰か、来るかもしれない…と?」
「そ、そうだよ。もし見られたりしたら、俺達…」
「大丈夫だから…私、知ってるんですよ。今日の夜勤の先生って、いちいち校内を見て回ったりしないんですから」
それは、口からの出任せだった。
もしかしたら、純一が危惧するようなことが実際にあるかもしれない。
だが、そのことがかえって今の興奮を爆発的に高めていることは、ことりも純一も同じだった。
純一も吹っ切れたか、またことりの胸を掴みにかかる。
「きゃっ…朝倉くん…ふぁ…そんなに…気に入った?」
「あ、ああ…凄げえ、柔かい…」
「ふふ…朝倉くんの、甘えん坊さん…」
しかし、そんな甘い睦みでお互いを暖めあっているほど、二人は悠長には構えられなかった。
体が熱い。思考は曖昧になり、動悸も激しくなる。
何より、疼く。欲しい。目の前のあの人を、いっそその身ごと食べてしまいたいほどに。
今にも崩れ落ちそうになるこの状況に耐えられるほど、二人は成熟してはいなかった。
…だが。
ここまで来て、今にも爆発しかねないその身を抑えながら、純一は未だ躊躇している。
学園の中でこんなことしていいのか。
あの白河ことりという、普通に考えて願ってもない相手とはいえ、今さっき告白された相手とこんなことになっていいのか。
そして、こんな自分を叶が見たら、叶は何と言うだろうか。
そんなことを考えている純一に、ことりは歯痒い思いをする。そして、意を決した。
「朝倉くん…じっとしてて…」
「…え?」
そうして、ことりはその手で純一のズボンから反り返る一物を取り出すと、己もショーツを少し下にずらし、その奥で咲く婬溝の中へ、自ら動いてそれを、中へ導き入れた。
41えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/20 03:30:57 ID:pSs25ySX
「……ッ!?」
「大丈夫…それに、誘ったのは私ですから…」
そうしてことりは、自ら純一の腰の上でその身を動かしはじめる。その動きは純一の陽物とことりの花弁を絡みつかせ、両者に堪えきれない悦びをもたらしていく。
「…はあっ、あ……!」
「っあは…! …こ、ことり、きょ、今日のお前…な、何か、あの、その…」
「変…?」
「い、いや、そういうわけじゃ…っあっ」
「ね、女の子とするって…は…今、どんな感じ…?」
「……ッ!?…何て言うか、熱い、熱い…んだな、女の子の膣中って…!」」
「あ、朝倉くんのも、っふあ、熱い、よ…?っあ!」
純一はまた、ことりの胸の方へ手を伸ばす。ことりは驚きこそしたものの、特に抗することもなく、その手が蠢く感触を楽しむ。
「ん、もう…そんなに気に入った…?」
「ああ…この感触、と…揉まれてるときの、ことりの顔…凄げえ、いいし…」
「ほんと…?」
その言葉に、ことりの動きはますます、いやらしさと激しさを増す。
「…で、こっちも、す、凄げえ、ぃ、いい……!」
「っん、私も、いいよ…朝倉くん、凄くいい…ね、工藤くんのこと、忘れられそ…?」
突然、ことりが問う。
その言葉に純一は少し戸惑いを見せたが、またその身を快楽の潮流に引きずり込まれていくなかで、純一の中のその言葉の意味は掻き消え、意味をなさなくなる。
今は、このうねりの中にいることの方が、重要であった。
「ああ…やっぱり、女の子の方が、好き……っぁ…!」
「よかった……!!」
42えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/20 03:31:56 ID:pSs25ySX
そしてしばらく、二人はただ貪ることのみに没頭した。
二人は辺り構わず声を漏らし、むせかえる雄と雌の匂いをそこいら中にばらまいた。
純一の男根は、ことりの子宮さえも突き破らんが程にその膣中を荒々しく動騒し、
ことりの花弁は、暴謔の限りを尽くすそれを根本から食い破らんが如く、それに執拗にまとわりついた。
やがて、互いに間際を迎え、
「あ、朝倉くん、私、もう、ぁあ……!」
ことりが純一にしがみつくと、
「お、俺、俺もっ…っ!」
純一もその背をしっかと抱きしめ、そして
「っ、はっ、ふあぁっ……!!」
「…っあ゛あっ!!」
互いに、その身を天上に昇らせた。

「…は、はぁ、はぁ……」
果てたあと、二人はその反動に己が体を動かすことが出来ず、その身を繋げあったまま、止まらぬ動悸を抑えようとしていた。
「…な、ことり……」
「ん……?」
「……ありがとう」
「え?何で、私にお礼を?」
「いや、普通、俺みたいに男にドキドキしてる男なんて、女の子は普通辟易するだろ?
 …ことりは、見捨てないでくれたからさ…」
「そんな。私はただ、好きな朝倉くんが苦悩するのを見ていられなかっただけです」
「…なあ。その言葉、信じていいのか?」
「好きでもない人に、あんなに乱れたりなんてしません…これだけは信じて、朝倉くん。だから…」
「だから…?」
そうしてことりは、純一をその胸に包み込む。
「もう、本当に、一人で苦しむのはやめてね。もしまた、工藤くんに心が乱れることがあったら、また今みたいにしよう?ね?お願い…」
「……ああ…頼むよ……」
その胸に、純一がその身を任せる感触。
ことりは、二人の行く末の多難を予感しながらも、その感触には素直に喜びを覚えずにはいられなかった。
43えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/20 03:32:57 ID:pSs25ySX
やがて幾日か経ち、学園内に朝倉純一と白河ことりの仲が噂され始め、肝心の本人たちがそれを肯定すると、そのことは学園中の生徒に知れわたることとなった。
そのことは白河ことりファンを落胆させ、朝倉音夢を驚愕させたが、やがては全学園生周知の事実として認識され始める。
…工藤叶を除いては。

第一部完
44えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/20 03:35:08 ID:pSs25ySX
続きはちょっと待ってくだすい
45名無しさん@ピンキー:04/09/20 03:38:37 ID:vYwL9QUu
リアルタイムキターwwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!!
えむしけさんGJ!!!!
46名無しさん@ピンキー:04/09/20 09:27:25 ID:JJh28iJl
えむしけ氏HGJ!!
続きを楽しみにしています!
47名無しさん@ピンキー:04/09/20 09:55:06 ID:Qqc/5An1
なになに?これで第一部!?
こりゃあ第二クールが楽しみだ。
48名無し彩野(予定)市民:04/09/21 01:06:51 ID:IQovgd8F
バン!
私は勢いよくドアを蹴飛ばす。
そしてそこには大きなベッドの上で姉ちゃんと学園のアイドル白河ことりが下着姿のまま、純一の肉棒を攻めている。
二人の唇で肉棒を包み込み、お姉ちゃんは竿を、白河さん、否、ことり(激怒)が袋を軽く揉み出す。
眞子「お姉ちゃん!白河ことり!あたしの純一に何すんのよ!」
純一の股間から顔を上げるお姉ちゃん。
萌「あらぁ、眞子ちゃんが遅いからお先に戴いてました。でも、朝倉君、眞子ちゃんに操を立
 てているのか。全然、出してくれないんですよぉ〜〜。愛人なんだから遠慮しなくていいのに・・・」
そうしている間にもことりは只、ひたすらに純一を責めている、むか!
ボゥッ
久しぶりに私の拳が炎を纏う。
純一「ま、待て、そんなモノ放ったらナニが再起不能に・・・・・・」
眞子「バーーーンッッッ、ナッコォォォォ」
パシッ
繰り出された私の腕を何者かが掴む。
眞子「え、ね、音夢!」
心臓が飛び出るかと思った。
それほどの衝撃を引き替えに私はベッドに倒れ込んだ。
音夢が私の首筋に威力のある手刀を叩き込んだみたい・・・
それと同時に遂に達してしまった純一の精液がそんな私の顔や服に飛び散った。
私の頬を伝う白濁とした熱い滴が垂れていく・・・・・・
私の意識はそこで途切れてしまった。

萌「あらぁ、眞子ちゃん、服汚れちゃったので脱がせてあげましょう」
服を脱がし出す。
萌「眞子ちゃんの下着は白なんですかぁ・・・今度、姉妹丼の時には私と同じ色の下着で純一君を(ry
  続く
   次回「裁かれる純一」

49名無し彩野(予定)市民:04/09/21 01:10:13 ID:IQovgd8F
間違って安芸血舞った・・・orn
50名無しさん@ピンキー:04/09/21 02:04:02 ID:Um4dCMFV
GJ!!
バーンナッコゥキターwwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!


でも、御本家バーンナッコゥは「燃えない」んだよなぁ……
そう考えるとむしろヒートドライブか百八拾弐式に近いような希ガス(ネタ分からん人スマソ)
51名無しさん@ピンキー:04/09/21 16:03:58 ID:50HKYLZ2
やばい
第1部完とかみるとJOJOが頭の中を占領しちまう
52名無しさん@ピンキー:04/09/21 19:27:51 ID:ZOv+St0z
えむしけ氏はことりスレ住人だったのね…
53名無し彩野(予定)市民:04/09/21 23:29:12 ID:CFgDOWrt
曲芸ってインファンタリアと無印DC辺りしかやった事無いから工藤だのそこら辺のキャラは一切知らない!
前者は近くのビデオ屋のレンタル品を焼いて、後者は無論、中古購入!
54名無し彩野(予定)市民:04/09/21 23:48:18 ID:CFgDOWrt
00:30迄には更新します。
55えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/22 00:24:56 ID:0ipDTmJi
続きが全然輪郭をなしません
レスくれた人どうもありがとう。

>>名無し彩野(予定)市民さん
GJGJ!!更新の時を楽しみにしてます!
炎を拳に纏う眞子ワラタ。>>50の言うのと他にはファフニール(GGXX)っすかw

あと俺も水夏とかは知らん!!DCもアニメを見たのみ(最終話は見損ねた)!!
工藤キュンの設定やシナリオはどっかの日記サイトで嬉しげにネタバレしてたとこで知りましたが。

>>52
ばれてしもたんか(´・ω・`)
56名無しさん@ピンキー:04/09/22 00:30:16 ID:Kg+z/lkr
更新を今か今かと待ってまつ。
57名無し彩野(予定)市民:04/09/22 00:41:43 ID:3SRBm2oZ
水越邸の開かれた広い和室。
そこには、ピリピリとした雰囲気の中、何処か落ち着かない純一、気まずさそうな白河姉、睨み合う私とことり。
何故かいつも通りノホホンとしたお姉ちゃん・・・・・・
その膝の上に置かれた木琴でトンチンカンな音が奏でられる。
萌「それではぁ、純一君争奪口論会の開会を宣言しまーす、それでは眞子ちゃんからどうぞ」
眞子「悪いけど必要以上に純一に近寄らないで!私のフィアンセなんだから」
ことり「そうはいきません。私の様な敬虔なカトリックにとっては純血を捧げた男性こそが伴侶として相応しいんです!」
萌「まぁ、クリスチャンだったんですかぁ、敬虔な方ともなればベジタリアンでしょうから鴨鍋にはお誘いできません、残念です〜」
そういえば純一から聞いた事がある。
ことりが聖歌隊に参加している事を・・・
萌「それはそうとですねぇ、私も純一君に純血を捧げたので参加しようと思ったんですけど・・・眞子ちゃんがいるから愛人で良いですよぉ〜」
眞子「お姉ちゃんは黙ってて!」
萌「眞子ちゃん、愛人って事はですよぉ〜〜、別に白河さんが純一君の奥さんでも構わないんですよ」
うっ、味方かと思いきや身内にダークホースが居たとは・・・

ケンケンがくがくのディベート?は当分終わりそうにない。
肝心の純一が会話に割ってはいる事など無理!
私とことりの女と女の闘いなのだから・・・

眞子「そういえば、あの時部屋に薄いガスの様なモノが掛かってたけどあれが純一を男として奮い立たせたんじゃ・・・・・・」
萌「そっ、そんな事あるわけ無いじゃないですかぁ」
眞子「それにどうして彼処にお姉ちゃんが居たわけ?」
声「それについては、私が話します」
いきなりその場に割って入ってきたのは音夢だった!
生前の音夢と比べるとストレートっぽい彼女に私は少し戸惑った・・・・・・・・・
  続く
  次回「生きていた音夢」

58名無し彩野(予定)市民:04/09/22 00:48:23 ID:3SRBm2oZ
遅れて申し訳ない!
因みにサブタイは鉄人風を意識してるんだけど・・・
予定しているサブタイとしては
 「黒下着(姉)の危機」 元ネタ「黒部の危機」9/22深夜放送予定
 を明後日に持ってくる予定。
その次は水曜の鉄人の予告見てから決めます。
でもこっちは最終回まで少し延びそう・・・・・・
59えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/22 01:00:31 ID:0ipDTmJi
>>名無し彩野(予定)市民さん
乙!&GJ!!&女の戦いキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
意外に腹黒い萌先輩(*・∀・)イイ!!
あとの展開がマジ読めません。楽しみにしてます。

>>56
ごめんな。ちょいと時間かかりますねん。
オフの方が今結構面倒でしてのう○| ̄|_
60煉♯tamaki:04/09/22 03:36:37 ID:lISXd/fq
「朝倉くん……ねぇ……朝倉くんってば……」
「んー……あと5分、5分だけ……」

深い眠りについているすぐ隣で、俺のことを起こそうとする声がする。
何度も聞いたことのある声……起こしてくれてるってことは……音夢?
いや……あいつはこんな優しい起こし方なんてしないか……。

そんな事を考えながら、俺はその子の声に答える為、ゆっくりと目を開けていく。
まだぼやけた視界の中に、ひときわ目立って見える赤い色。
その子の真っ赤な髪の色が、俺の目をハッキリと覚まさせてくれた。

「ああ……おはよう、ことり」
「お、おはようじゃなくて……ちゃんと起きてないと、お姉ちゃんに注意されちゃいますよ?」

目が覚めるとそこはベッドの上ではなく、普段俺が学園生活を送っている教室だった。
黒板の前では、担任の暦先生が化学の授業を続けている。
どうやら、隣の席のことりが、授業中に眠ってしまった俺をわざわざ起こしてくれたらしい。

「最近の朝倉君、眠そうにしてること多いよ……疲れてるんですか……?」
「……そういうわけじゃないんだけど……なんとなくかったるくてさ……」

暦先生の授業はわりとおもしろくて好きなんだが……いかんせんこの窓際の席が悪い。
ポカポカした日の光が俺の体全身に浴びせられ、つい深い眠気を呼び起こされてしまう。
おかげでこの授業中、黒板に書かれたことは何もノートにとっていない。

「なぁことり……後でノート写させてくんない?」
「ふふ……言うと思ってました……そうやっていつも私のこと頼りにするんですよねぇ、朝倉君は……♪」

しょうがないなぁという顔をしながらも、どこか嬉しそうに見えることり。
まるで、できの悪い弟の面倒をみる姉といった図式だ。
61煉♯tamaki:04/09/22 03:37:29 ID:lISXd/fq
先日の席替えでことりの隣になってからというもの、授業後の休み時間に彼女のノートを見せてもらうことが多くなった。
そうなると必然的に、俺達が会話する機会も増えるわけで。
もしかして、俺と話せるのが嬉しいのか?……と自分勝手な思い込みをしてみる。

そのまま横を見ると、俺とは違い真面目に授業を受けていることりの横顔があった。
知的で端正な顔立ちに、太陽の光を浴びてキラキラと反射する赤い髪。
時折、その髪の毛をかきあげたりする仕草には、大人の女性のような色気も感じられる。

やっぱり……あらためてよく見ると、ことりってほんと可愛えぇなぁ……おまけに人当たりもよくて、誰にでも優しいし……それに……。

そのまま目線を下に動かし、彼女の胸のあたりにまで視線を落とす。
他の娘と比べてもそこそこ大きめに見えるその膨らみが、制服の布を柔らかく押し上げている。

スタイルもけっこう良さそうだし……あの大きい?おっぱいに顔埋めたら……たまんないだろうなぁ。

いまだ女の子の胸に触れたことすらない俺にとって、その柔らかさは想像することしかできない。
そのことりの胸の部分をジーっと凝視したまま……いかがわしい妄想をしてみる。





「な、なぁ……ほんとに……いいのか?」
「……うん……朝倉君がそうしたいなら……好きにしていいよ……」

ことりの口からその言葉を聞いて、俺はおもわず生唾を飲み込んだ。
今までずっと夢見ていた、ことりのその大きな胸。
それを好きにしていいなんて言われたら……拒むやつなんて絶対にいないだろう。。
62煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/22 03:39:06 ID:lISXd/fq
「じゃ、じゃあ……いい?」
ことりは俺の問いかけにコクンとうなずく。

制服のリボンがついている部分……ひときわ前へ前へと自己主張をしているその膨らみに、俺は正面から顔をうずめた。
プニョンと音が聞こえそうなほど柔らかい胸の感触が、目や鼻、唇といった顔のパーツ一つ一つに広がる。

「ん!……く、くすぐったい……」

胸に顔をうめられた感覚に、ことりはピクンと体を震わせて可愛い声をあげる。
ことりのその可愛い仕草に更に興奮した俺は、その体を抱きしめるように両手を彼女の背中に回す。
その華奢な体を自分の方に引き寄せ、対照的に不釣合いな大きな胸を更に顔に押し付ける。

「あぁ……すげぇ柔らけぇ……ことりのおっぱい……」

そのまま顔を左右に動かし胸の谷間に割りいるように、力任せに顔面を押し付ける。
すると両方の乳房が、その振動に反応してブルンブルンと左右に揺れた。

「あん……あ、朝倉君……そんなに強く押し付けたりしたらダメェ……んん……」
「だってきもちいいだもん……大きいとは思ってたけど……まさかこれほどとは……」
「ん……そ、そんなに言うほどのものじゃ……」

胸の大きさを褒められて、謙遜して顔を赤くすることり。
制服の布越しに感じる彼女の大きな胸は、まるで高級なソファーのように気持ちよく、このまま眠りにつけそうなほど心地よい。
顔だけでは物足りなくなり、俺は調子に乗って両手をその膨らみにまで移動させる。
下乳に手のひらをまわし、その丸みを持ち上げるようにグイッと上へと揉みあげる。

「きゃう!……い、痛……」

少し痛がることりをよそに、俺は今度は手を使って彼女の胸を堪能する。
たっぷりとした重量感を手のひらに感じて、更にその塊を少し乱暴に揉み始める。
乳房をグニャグニャにするように、力を入れてその巨乳を揉みしだく。
モミモミモミモミ……。
63煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/22 03:40:56 ID:lISXd/fq
「あ、あ、あ!……そんなに乱暴にしたら……制服、シワになっちゃうよぉ……」
「こんなに胸の部分きつそうにしてるのに……今更シワになっちゃうって言われてもなぁ……」

その説得力のない巨乳は、おさまりきらない手のひらの上でブルブルと反応を返してくる。
このままずっと揉みしだいていたくなるほど、男を惑わせる魔性の胸。
これから年を経るたびに、まだまだ大きく成長していくことを考えると……。

「今でもこれだもんな……本校卒業する頃には、どうなってるんだろう……」
「し、知りませんよぉ……」

いまだ成長段階のことりの巨胸に顔を埋め、両手で揉みしだき、十分に堪能したと思っていたが……まだ触っていない部分があることに気づいた。
胸を揉みしだく手の動きを止めて、両手の人差し指をその膨らみの中心に移動させる。
「え……や、やだ……そこは……」
柔らかい乳房の中で、一点だけ固くなっている部分。
服の上からでもコリコリした感触が感じられるその突起を、指の先でおもいきりこねくり回す。

「ああ!……ダ、ダメ!……そこはそんなに乱暴に扱っちゃ……!」

一番敏感な部分をいきなり弄繰り回されて、悲鳴交じりに甘い声を上げる。
その反応を見てついからかいたくなってしまい、今度は人差し指と親指の二本の指で乳首を強く摘む。

「あ、あぅん!……そんな強く摘んじゃダメ、ダメっすよぉ……乳首、取れちゃうぅ……」
「んー?……変だなぁ、こんなに柔らかいおっぱいなのに……ここだけすごく固いぞ?」
「うう……わかってるくせに……わざとそういうこと言ってる……朝倉君のイジワル……」

俺のその下ネタ交じりの冗談にも、怒らずに答えてくれる。
俺達はいつのまにか、長年付き合っている恋人同士のように打ち解けた会話をしていた。
まだキスもしたことないのに、胸まで触らせてくれるってことは……。
ここまでして、それ以上を望まない男なんて絶対にいない……いや、ことりならいいって言ってくれるはず!
64煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/22 03:41:55 ID:lISXd/fq
「なぁ、ことり……俺このままことりと……最後までしたい」
「え……えーと……そ、そんなこと急に言われてもぉ……私困っちゃいます……」

俺のお願いを聞いて急にモジモジしだすが、割とまんざらでもない様子のことりさん。
最初からこうなることをわかっていたんじゃないかというほどに。
結局……俺とことりは、その火照った体と場の雰囲気に飲まれ……最後まですることに……。





「ん…………コホン!」
「…………!?」

そんないかがわしい妄想を続けている途中……ことりが突然した大きな咳で、俺は一気に現実へと引き戻された。
彼女はあきれたような顔を俺の方に向けて、ジーっと睨み付けているような目線を送っている。
やば……もしかして俺ってば、今の口に出してた……?

「ど、どどどどうしたことり?……なんか怒ってる?」
「……別になんでもないです……」

なんでもないと言いながらも、その言い方からは間違いなく冷たさが感じられる。
ただあきれているだけとも、俺のことを蔑んでいるともとれるその対応は……普段の人当たりのよい彼女の雰囲気とはまるで違う。
不機嫌そうな顔をして、まるで俺のことを汚物扱いするような目を向けていた。

……あぁ、でもやっぱり……そんな冷たい感じのことりも……結構そそるんだよなぁ……。

可愛い子は、どんな顔をしても可愛いままなのか……。
ことりのその冷徹な表情、送られてきた冷たい目線……俺の中のM心がユラユラと呼び起こされ、また別の妄想を思いついた……。
65煉 ◆u8YacDeZBU :04/09/22 03:48:18 ID:lISXd/fq
今日はここまでー。
あと1回か2回で終わりになるはずです。
つかこんな真夜中に書き込むのもどうかなだし、おまけにミスしてトリップばれちゃってるし。

66名無しさん@ピンキー:04/09/22 05:38:50 ID:SuXf+0rI
>煉さま

GJです。今回はこの前の頼子さんのお話とはまた違った趣で、大変楽しませて頂きました。
後半部分も楽しみにしています。がんばってください。

トリップはすぐ新しいものに変えてしまった方がいいかもですね。
悪用されることはないと思いますけど・・・
67名無しさん@ピンキー:04/09/22 18:14:29 ID:zhcUjmH0
>>65
すばらしいとしか言えません
68名無し彩野(予定)市民:04/09/22 23:27:10 ID:ARHgfvXX
音夢「あの時のガスは確かに媚薬の一種で男性ホルモンを刺激しする為、兄さんに対して
 一番効果的だったんです」
いつも通りのお姉ちゃんを除いた皆の視線が担任教師兼マッドサイエンティストに集まる。
暦「い、いやだなぁそんな事私がするわけ無いだろ・・・」
ことり「確かに今回の事は自分で決断した事だから後悔してないけど、お姉ちゃんがヤケに
 絡んできて怪しかったのは事実だし・・・」
この時、私は音夢が恥ずかしそうにモジモジとしているのを見逃さなかった。
暦「い、いやぁ、でも証拠もないのにねぇ、なんだその、犯人扱いというのは・・・」
萌「確かに証拠も無いのに犯人扱いするのは失礼ですよぉ」
音夢「・・・・・・・・ます」
蚊の泣く様な小さな声で音夢が言った。
音夢「・・・あります、証拠なら私が持っています・・・」
思い立ったのか素早く立ち上がり・・・・・・
えっ!
眞子「ね、音夢っ!何いきなり上半身下着になってるのよ」
流石にみんな唖然としている。
眞子「こら、純一!妹の下着姿を見るんじゃないわよ!後で私の好きなだけ一時間でも二
 時間でも見せてあげるから!あっ、音夢!どさくさに紛れて何してんのよっ!」
萌「それは良いですねぇ!私も入れて純血を捧げた時みたいに姉妹丼だと純一君も大喜び
 間違いなしです」
私の純一を、純一の顔を胸で抱いてる。
そして、ズボンの中に手を入れて腫れ上がりつつあったモノを取り出し、刺激している。
いくら、義妹になったとはいえ・・・・・・
萌「あらあら、眞子ちゃん、握り拳から炎が出てますけど・・・大丈夫ですかぁ?」

純一(この柔らかさ、快感は本物?だけど・・・んっ!これは・・・)
  続く
  次回「黒下着(姉)の危機」
69名無しさん@ピンキー:04/09/23 11:28:59 ID:meppyyLE
誰も言わぬの奈良漏れが硫黄



えむしけ氏今日もGJ!
70名無しさん@ピンキー:04/09/23 14:26:29 ID:6sY0JIkU
さくらのSS希望です。
71名無しさん@ピンキー:04/09/23 20:24:22 ID:ggyIS5/+
よし、ではそろそろ大好きなお兄ちゃんとやっちゃうともちゃんのSSキボン
72えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/23 21:05:39 ID:oNrjkhXO
両者VRGJ!!

>>69
thx…って何で俺やねん
73名無しさん@ピンキー:04/09/23 22:29:19 ID:9UZK9L4W
ここであえて暁美のSSをキボン
74名無しさん@ピンキー:04/09/23 22:29:41 ID:culld3x4
>>72
ノリ(・∀・)イイ!!
75名無しさん@ピンキー:04/09/23 22:46:56 ID:/pigYrVX
>>73
名前さえ知らない人がほとんどかと(w
76名無しさん@ピンキー:04/09/23 22:54:13 ID:T0m/JmyF
>>71
お兄ちゃん大好きなのはみっくんじゃなかったっけ?
77名無し彩野(予定)市民:04/09/23 23:27:41 ID:yZ93GxM1
純一「こ、これは・・・」
純一の頭の中にイメージが送られてくる。

車の中で話す萌と暦。
萌「純一君の愛人になる為に、どうしても私の純血を捧げたいんです!」
暦「朝倉妹に媚薬を仕掛けておいたんだがさっき全て漏れちゃったし・・・」
萌「どうにかしてくれないと、来月の結婚式がどうなるか分かったもんじゃないですよぉ〜」
暦「何でそんな事知ってんのよ!」
萌「家は大病院ですよぉ〜。そんな事は直ぐに分かります。あー、旦那さんが学会から吊
 し上げられて廃業、夫婦そろってこの不景気窮まりないこの日本で路頭に迷う姿が目に
 浮かびます。先生は水商売に手を出して旦那さん以外の人の子供を妊娠して離婚なん
 て、う、うぅ、可哀想すぎます。うわぁぁぁぁん!」
暦「そこまで言われて泣きたいのはこっちなんだけど・・・・・・」
萌「折角のジューンブライドが台無しにならない様に私は祈るのみです」
暦「分かったわよ・・・・・・でも研究所に行かないと無いのよ、あの媚薬」


ガラス一枚隔てた向こう側で痴態を続ける四人。
暦「よくも懲りもせず三時間も立て続けにセックスできるわね」
ガラスの向こうでは純一が三人相手にただひたすらに腰を振り続けてる。

防塵服を着た暦がガス室にミネラルウォーターのペットボトルを2,3本持って入ってくる。
既に女性陣は顔、髪、胸、尻、肢体がベトベトに汚されている。
そして三人とも股間から精液を垂れ流し、ベッドのシーツは既にグショグショに濡れている。
暦「朝倉、ご苦労さん!でも未だやり足らないのか?」
純一「・・・・・・・・・・・・・」
78名無し彩野(予定)市民:04/09/23 23:28:18 ID:yZ93GxM1
純一のモノは点を突き刺し衰えを知らない。
暦「媚薬の成分が強すぎたわ御免!兎も角これでも・・・」
ペットボトルを差しだそうとしたその時、
防塵服が引きちぎられ、黒下着姿を純一に晒す。
有無を言わさずベッドに押し倒す純一。
純一「うううううぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
暦(し、しまった!理性を失うほど強かったか!)
純一がブラ越しに胸を鷲掴みにする。
暦「あ、朝倉っ!や、やめ・・・」
暦(乳首が擦れて・・・えっ、嘘ッ・・・私がこんなに濡れているなんて)
ブラを剥ぎ取ると真っ先に乳首をなぶり出す純一。
暦「あん、あ、あ、ああ、ん、んあぁぁ!」
乳首から口を離すとモノを暦の口に突き刺しシックスナインの体勢をとる。
残された最後の黒下着は既にビショビショで脱がすと何処までも股間からの引いた半透明
の糸が途切れない。
途中で脱がさずに股間に攻め掛かると暦に構わず腰を全開に動かす。

暦の眼鏡から白濁とした迸りがドロリと流れる。
その口からはそのドロドロとしたモノが涎の様に垂れ流れる。
だが、未だに収まりのつかない純一は暦のビチャビチャに濡れているヴァギナに侵入を開始した。
  続く
  最終回「罪と罰」
79えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/24 01:40:07 ID:mSpFWExK
俺にとってSS書きとは車を運転するのと同じようなことなんですよ
ノればバシバシ飛ばせるのだが…○| ̄|_

>>名無し彩野(予定)市民さん
GJ!!ズン一め…ズン一め……('A`)
とうとう次が最終話か……俺も早うあれを始末つけようっと

>>74
おいすー^^
80名無し彩野(予定)市民:04/09/25 01:05:40 ID:YhZLdw2z
純一の激しく、尽きる事無い浅く深い力強い攻めに暦は純一の精を何回その子宮に浴
びたのだろう。純一のモノが抜き差しされるそこはビッチリと締め付けながらも少しずつ
白濁液が漏れだしている。
暦「あ、あぁぁん、んんんんあぁぁぁぁぁぁんんんんんっっっっっ!」
それまで純一の肩筋に廻していた腕が、腰にしがみついていた脚が離れて落ちる。
純一の射精と同時に達して、気を失ったのだ。


純一「うあぁ、くっ!」
音夢が撫で回していた純一のモノが暴発し、火山の噴火の様な勢いで射精を続ける。
最後の余韻を搾り取るかの様に音夢がそれを口にし、搾取する。

音夢「みんなにイメージを送る為には全員が知っている兄さんのモノを仲介するしかなかったの・・・」
暦「でも私はあんな機能は付けなかったけど・・・」
音夢「美春の父さんが「お肌の触れあい回線」だって無理矢理・・・グスッ」
暦「あっのエロ爺!」

結局、先生は純一にやられてしまったのは自業自得、この件に関しては一時停戦?な形
に持ち込んだんだけど・・・・・・
そしてあの音夢は朝倉音夢の記憶を受け継いでいるそうで純一の精液を一定期間補給し
ないと、その記憶をどんどん失っていくらしい。一緒に暮らそうと誘ったけど結局、朝倉邸で
一人で暮らしている。
因みに色々と余計な機能を付け足した天枷父は私、純一、先生、理由を知った美春、鉄人
美春にボコられたのが元で・・・・・・
しかし、鉄人を先生が作り事無きを得ている。

81名無し彩野(予定)市民:04/09/25 01:06:13 ID:YhZLdw2z
太陽の輝く夏休みも中盤に差し掛かった頃、私達は海水浴に出かけた。
お姉ちゃん、ことり、そして保護者として先生とその旦那まで付いてきた。
みんな一息入れようと海の家で寛いでいるその時だった。
先生が口を押さえて飛び出す。
私とことりが後を追う。
暦「はぁ、はぁ」
先生は膝を付き俯いている。
その時だった・・・
眞子「うっ、」
気持ち悪い!
思わず私も同じ体勢に・・・
暦「ひょっとすると・・・」
眞子「ひょっとしちゃったみたい・・・ですね」
海水浴を止めてみんなでウチの病院に行ったら・・・
案の定で父さんいきなり涙ながらにやってきて抱きつくし、純一は混乱をきたし呂律が回
らなくなったり・・・・・・
兎も角翌日、水越純一は誕生した。

82名無し彩野(予定)市民:04/09/25 01:07:16 ID:YhZLdw2z
音夢「ほーら、お姉ちゃんですよ」
無事、出産を終えた私は病室でベッドの上。
純一「おばちゃんだからよく覚えておくんだ・・・グフッ!」
私達の第一子をナース見習いの音夢が抱きながらその裏拳を純一に喰らわせる。
音夢「お父さんみたいに直ぐに女の子に手を出しちゃ駄目ですよ」
純一「全く可愛くないなぁ。昨晩はベッドの上であんなに・・・」
ギロリと純一をにらむ音夢。
音夢「兄さん・・・」
今までは私が見る事がなかったこんな音夢の事を「裏音夢」と呼ぶ事を純一から聞いた時
は信じられなかったけど・・・
私達が家族となったそんな絆が私と音夢の間に生まれた証拠だと思う!
そう、本当の家族になったから・・・
 
  「わたしと・・・」    完
    
83名無し彩野(予定)市民:04/09/25 01:08:24 ID:YhZLdw2z

 追伸 数日遅れて先生が出産した子は何処と無く純一に似ている・・・・・・
     って事はまさかあの時・・・・・・
     
    最終話「罪と罰」終わり
84名無しさん@ピンキー:04/09/25 01:09:21 ID:NcixqUb1
リアルタイムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!


名無し彩野(予定)市民氏GJ!GJ!!GJ!!!
85名無し彩野(予定)市民:04/09/25 02:39:42 ID:YhZLdw2z
萌とことりの処女喪失については日曜辺りにでも乗せる予定!

>>84
thx! 
翌晩は更新できないと思うのでえ861氏と煉氏で乗り切って!
86えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:37:01 ID:Vom2RToV
>>名無し彩野(予定)市民さん
完結乙か様&GJ!!
番外編(…でいいのかな?)もあるですか。こりゃまた楽しみですね。

さて続き書いてみたけど、短くなった&エロがなくなったので
下にそれとは別の、勢いで書いたやつを置いとくYO。

続きモンはムズいスわ…or2
87えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:37:59 ID:Vom2RToV
「おはようっす、朝倉くん!」
朝。あの日からというもの、ことりは毎日、純一を登校に誘うようになった。
「あ、ことり、おはよう」
「音夢は?前まで朝倉くんと登校してたのに、ここんとこいつもいませんけど」
「いやさ、最近、さっさと一人で行っちまうようになったんだよな」
「…ふーん。さ、朝倉くんも早く行かないと遅刻しますよ」
「いやホント、毎日悪いな…」
「いえいえ。…二人の関係なら、当然でしょ?」

そうして二人腕を組んで、和気藹々とした雰囲気で桜並木を行く。
学園生徒には、最早おなじみの光景であった。
「…はぁあ。あいつらホント毎日、仲良さそうだよなあ」
「何であの掛け合わせなんだろう。想像出来んかったぜ」
「あーあ、私も彼氏欲しーなー」
「もう、やることやってたりして」
「くう…!白河嬢、何故あんなふざけて生きてるような奴と……」
口々に周りが噂する。それは二人の仲が純粋な男と女の惹かれあいによるものであることを認めたものであろう。
しかし、
「朝倉くん……」
その中で、工藤叶だけは、そう認めることが出来ずにいた。
88えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:39:00 ID:Vom2RToV
ここのところ、純一は自分を避けている気がする。
話しかけても何かにつけやり過ごそうとするし、会話するにしても目を合わせて話そうとしてくれない。…かまってくれない。
それもこれも、全てはあの「噂」が流れ出してからだ。
「……」
叶は無力感に駆られる。その噂は真実なのだ。
自分がことりに嫉妬しているから、二人の関係を認められない。全くもってその通り。
…そもそも、今抱えるこの気持ちは、今の「男の」自分にはどうにも出来ないことだ。
せめてこの想いを正直に伝えられたら、少しはすっきりするのだろうが、そうしたところで
健全な純一には「げ、俺にそんな趣味はねーよ!」と気持ち悪がられるのだろう。
「そんなの、嫌……」
それならこの身の秘密を、こっそり純一にだけ教えてしまえばいいかもしれないが、そうしたら
あの勘の鋭いことりに「変なことして私の朝倉くんを誑かさないで!」と邪険にされるのだろう。
「それにそんなこと、許してもらえないよ……」
叶は、どうしようも出来ないこの想いと、中途半端な己が身を呪う。
「……」
…認められないのは、それだけが理由ではなかった。

そうして放課後。叶は、ことりを屋上に呼び出した。
「来てくれたんだね、ことり」
「なあに、話って?」
「ね……朝倉くんと、付き合ってるって、ホント?」
「な、何を今更。そうですよ。おかげさまで、楽しくやってます」
「うん……」
叶は口ごもる。何を言わんとしたいのか、奥の方に篭もり過ぎてて、ことりは察することが出来ない。
「なんなんですか?あ、あの、これから朝倉くんと約束が……」
「その、朝倉くんのことなんだ」
89えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:40:01 ID:Vom2RToV
ことりは、来たか と思う。相変わらず叶の本心は察することが出来ないが、こういう状況になることは、多かれ少なかれ危惧はしていた。
「……?」
「朝倉くん、その、ことりと付き合い……出してから、なんか、僕のこと……避けてるような気が、してて、さ」
「え、あ、ま、全く、しょうがないですね〜朝倉くんは。ちゃんと男同士の友情も大事にしなきゃ、って、いつも私、言ってるのに……」
「っ、いや、それは、別にいいんだ。ことりとデートするのは楽しいだろうし」
「…じゃあ、何?」
何かを言おうとして、逡巡している。ひたすらに渦を巻く叶の精神を目の当たりにして、ことりは混乱する。
…暫しの沈黙。
と、ふっ と、ことりに、刹那の稲光のような感覚が走ると同時に、叶の口が開いた。
「朝倉くんは…本当に、ことりのことが好きなの?」

「……!!」
その言葉に、ことりは唖然とする。何故か口が開かない。
「なんか…朝倉くんのことりを見る目って…愛している人を見てるっていうより…縋ってる…って目に見えるから……」
「……」
「…ごめんね。変なこと言っちゃったね。でも、どうしても気になるんだよ、ことり。ホント、朝倉くん、何か悩みでも……」
「……ない…」
「ことり?」
叶は、ことりの肩が、小刻みに震えているのに気づいた。
そのまま、ことりは叶をキッと見つめる。
「そんなことっ、ない!!」
「!?」
「べっ、別に、朝倉くんが悩んでたって、そんなこと、工藤くんには関係ないでしょう!それは、私たち二人の問題です!それに……」
その悩みはあんたの所為よ、と言いそうになるのをくっと堪えて、ことりは続ける。
「それに、朝倉くんは私のこと、ちゃんと、ちゃんと、好きだって、愛してるって、言ってくれてますっ!!」
そのままことりは叶を押しのけるように、校内へ駆け込んでいった。
「ま、待って、ことり!」
90えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:41:00 ID:Vom2RToV
叶は、今の自分の発言を後悔する。何故、あんなことを言ってしまったんだろう。
別に、その関係が依存であろうがあるまいが、そんなこと、いわば蚊帳の外の人間である自分があれこれ口出しできることじゃないだろうに。
謝らなきゃ。そうして叶も、ことりを追って校内へと駆け出す。
…しかし、もう目の届くところにはことりの姿を確認できない。ひたすら、叶は校内をかけずり回る。
その所為で、角で誰かとぶつかるのを、叶は避けられなかった。
「きゃっ!」
「おわっ!」
そのまま、叶が相手を押し倒す形で、双方廊下に倒れ込む。
「ご、ごめんなさ、……!!」
慌てて相手の方を見た叶の視界には、
「く、工藤……」
純一の顔があった。
そして、仰向けに倒された純一の腹には、その上に倒れ込んだ叶の胸の、明らかに「女」を感じさせる感触があった。
そう、あの放課後、ことりが教えてくれた感触。
強ばり等という言葉とは無縁の、優しい感触。
ことりに「工藤くんにはない」と言われた、この感触。
それが何故、今この場にあるのだろう。
「工藤、お前……」
その戸惑いは叶にも伝わり、慌ててその身を起こす。
「あ、あの、僕、ことりを追ってて、それで……」
「お、俺は、そのことりがなかなか来ないから、それで……」
両者は沈黙する。様々な思いが、二人の中で渦巻く。
「ご……ごめんっ!!」
今度は叶が、その場から逃げ出す番だった。

第二部完
91えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:43:05 ID:Vom2RToV
こうなった手前、最後のはきちんと練りたいから、しばらく時間がかかるかもですスマソ。

↓おまけ(こっちのほうが↑より長いのは汝気にするなかれ)
92えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:43:59 ID:Vom2RToV
「でね、ともちゃん。お兄ちゃんね、私が色々試着してみる度に『可愛いよ。可愛いよ』って、言ってくれるの…」
「ふうん…」
二人、行きつけのカフェ。そこで私は、ずっとこの調子で「お兄ちゃん」の話を続けるみっくんの聞き役に徹していた。
いくら話しても、話足りないらしい。その証拠に、みっくんのダージリンは全く減ってない。
私のほうと言えば、既にケーキも、アールグレイも、最初に出された水も、全て口に入れてしまった。

元々私たちは、私とみっくんと、あとことりとの3人で遊ぶことが多かった。
だが最近、ことりが、朝倉くんとつきあい始めた。
で、ことりが私たちと遊びに行く機会が、めっきり少なくなってしまったのである。
ことり曰く「朝倉くんには女の子と付き合ってるっていう自覚が足りない」らしい。
それで、ことりはその自覚を朝倉くんに持たせようと、ちょくちょく朝倉くんを遊びや買い物に連れ出している、というわけだ。
しかし実際、この組み合わせは意外だった。
朝倉くんの女子の評判はそんなに悪くなかった。実際私も、結構いいかな、と思っていた。だがしかし、ことりに対する男子生徒の人気度には遠く及ばない。
それだけに、朝倉くんにこれだけ入れあげる(言い方が変かな)ことりの図、というのは、皆にとってある意味新鮮であるとも言えた。
ともあれ、彼氏が出来てことりの付き合いが悪くなったのは確かだ。ま、女友達なんてそんなモンかもしれない。
「で、私その時結局何も買わなかったの。そしたらお兄ちゃんね『みっくんは何着ても似合うのにね』って…」
みっくんは、それ以前からこの調子だ。この子には、別にことりの付き合いが悪くなろうが、お兄ちゃんがいてくれればそれでいいのだろう。
ことりには朝倉くんがいる。みっくんにはお兄ちゃんがいる。二人とも幸せそう。
「ん?ともちゃん、聞いてる?」
「あ、ごめんなさい。聞いてますよ。あ、ところでみっくん、ちょっと携帯貸してくれません?」
「いいよ、はいっ。それでお兄ちゃんったら…」
その幸せ、友達の私にも、少し位、分けてくれてもいいよね。
93えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:45:00 ID:Vom2RToV
「あ、ごめん、待った?えっと……」
「みっくんが呼んでるみたいに、ともちゃん、でいいですよ」
「あ、それでいい?」
前の日みっくんから借りた携帯から、その「お兄ちゃん」の番号とアドレスをひかえた私は、「みっくんのことで」と、彼本人を呼び出すことに成功した。
「ごめんね、みっくんが何か、とも…ちゃんに、迷惑とかかけた?」
「いえいえ、いつも楽しくお付き合いさせて貰ってますよ」
二人肩を並べる形で、地面に腰をおろす。
話してみる感じ、この「お兄ちゃん」は、整った顔立ちで、立ち振る舞いもスマートであり、その上とても優しい物腰。少女向けの漫画かライトノベルに出てきそうなキャラクターである。
これなら、あのみっくんはぞっこんになるはずだ。
「いやね…僕も兄として、みっくんにはしゃんとしてなきゃとは思うんだけど、どうしてもね…」
彼自身、妹には甘いらしい。そういえば朝倉くんも、妹に甘いんだっけ。
「でも、みっくんの気持ちもわかりますよ。私だって、お兄さんみたいなお兄ちゃんがいたら、きっとみっくんみたいに甘えちゃうんだろうな」
「そうかなあ」
「そうですよ…」
そうして私は、くつろぐ体勢でいた彼の間近まで寄ると、彼の下肢に手を伸ばし、その「男」の部分を一撫でする。
「!?…と、とも、ちゃん??」
「ねえ、お兄さん……私も、みっくんみたいに、甘えさせてもらえません……?」
94えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:46:00 ID:Vom2RToV
待ち合わせに私が指定した場所は、街から外れた丘の上。火事でも起きない限り誰も来ないようなところだ。
「私、お兄ちゃんが、欲しかったんです……いつも、みっくんの話聞いてて、みっくんが羨ましいな、って……」
「ま、待ってよ、ぼ、僕とみっくんは、こんなことは…」
「え…でもみっくん、いつもお兄ちゃんといちゃついてるって……」
「そ、それじゃなくて…」
私の手は、いつでも「お兄ちゃん」の一物をまさぐれる位置にあった。
「ふふ、その『こんなこと』、みっくんと、してるんでしょう?」
「してない、してないって!」
「じゃ、したいでしょう?」
「い゛…」
「みっくん、可愛いですもんねえ…」
そのまま私は、彼の股ぐらの正面に顔を向け、彼のズボンを脱がしにかかる。
「ねえお兄ちゃん。おしゃぶり、したいよう……」
「や、やめてって、ともちゃん、僕はそんな……」
「みっくんとしたいこと、私としましょ…?私、みっくん役やりますから、お兄さんは、私のお兄ちゃんになってくださいね、お兄ちゃん?」
そういって私は、トランクスごと彼…お兄ちゃんのズボンをずらす。そうすると瞬く間に天に向けて屹立する一物が、私の眼前に現れた。
「っあ…」
「自分だけ、恥ずかしいですか?それじゃあ、私も…」
そうして私も制服を脱ぎ、ブラを外す。正直、胸のことなら、ことりにも勝る自信がある。
95えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:46:59 ID:Vom2RToV
「じゃ、おしゃぶりするね、お兄ちゃん……」
私はお兄ちゃんの下肢深く顔を埋め、己が両胸でその眼前の陽物を丁寧に包みほぐすように狭持すると、その上に顔を覗かせた陽物の頂の裂け目を嘗味していく。
「……っ!ァ、ハァ…」
戸惑う様子を未だ見せていたお兄ちゃんであったが、私が愛撫を始めると、正直な吐息を漏らし始めた。舌技に加え、私がその両胸で陰茎を捏ね始めると、その声は更に熱くなっていく。
「っっ、ぁ…!!」
「えは…ね、気持ちいい?お兄ちゃん、気持ちいい?」
舌を離し、乳房の先端でお兄ちゃんの陰茎を撫でながら、私は聞いてみた。
「ん、んんっ、ん…」
お兄ちゃんは答えてくれない。今は、私がみっくんだというのに。
「足りないのお…?」
拗ねた声で私はまた、お兄ちゃんの陽物をその胸で狭持し直すと、お兄ちゃんの亀頭の裂け目辺りを、笛をくわえるように、口に含む。
「んんん、どうしてもおしゃぶりじゃなくて、ぺろぺろになっちゃうよう、お兄ちゃん…」
そう嘆きながら、私はお兄ちゃんから先走るものを吸い上げ、亀頭の笠を乳首で擽り、両胸の下からそれを支える手でお兄ちゃんの皺袋を弄ったりするうちに、お兄ちゃんは食いしばるような顔を見せ始める。
「く、く、あ…!!」
「ん、お兄ちゃん、いいですよ、出して、飲ませて…今、口を当てるから……んっ」
「あ、っぁあ゛!!!!」
お兄ちゃんの先端から吹き出す精液を、私は余すことなく飲み干した。
96えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:47:59 ID:Vom2RToV
お兄ちゃんはぐったりと横たわると、未だその息を荒くしている。しかし私は、まだ物足りない。
私はその場に晒されっぱなしになっているお兄ちゃんの陽物を、またその口に含んだ。
「ま、また、おしゃぶり…?」
性根の抜けきった声を漏らすお兄ちゃんとは裏腹に、それは私の口腔の中でその身を膨張させていく。私はそれを確認すると、その口を離した。
「あ…」
「お兄ちゃん、まだ、寝ちゃだめ…」
「…?」
「私も、気持ちよくなるのお」
「……」
「お兄ちゃんには、最後まで、して貰うからねえ…!」
お兄ちゃんの返事を待たず、私はお兄ちゃんを跨ぎ、おしゃぶりの頃から今か今かとおねだりの声を滴らせていた私の女の中へ、半ば強引にお兄ちゃんを招き入れた。
「……!!」
驚くお兄ちゃんには構わずに、私はその腰を動かしはじめる。そうすることによって、お兄ちゃんの男と私の女の部分が混ざり合うように絡み合い、私もお兄ちゃんも堪らず声を漏らす。
「あっ、あぁあっ……!」
「はあっん、っぁん…」
驚くべきことに、お兄ちゃんの物は、一度達したあとにも関わらず、私の中で、先ほど私がその胸で掴み取っていた大きさよりも、更に膨らんでいくのである。
「凄いよぅ、お兄ちゃん…まだ、大きくなってく…はちきれそお……!」
「っぁあ、ぁああ…」
「お兄ちゃん、お兄ちゃあん……!!」
私は、夢中で腰を振り続けた。
こんな快楽が、毎日、四六時中得られるのなら、本当にこのお兄ちゃんの妹になってもいい、とさえ、冗談抜きで思えてくる。
みっくんも勿体ないことをする。こんな凄い一物を持つひとと、いちゃつきあうだけで満足しているだなんて。
…代わってくれないかな。
「お兄ちゃあん、お兄ちゃあんっ……っはぁ、あぁん、ああ、っふわあぁ……!……」
「んぁ、っあは、っぁっ、ぁぁ……」

もう、最後のほうは、何も憶えていない。
97えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:48:59 ID:Vom2RToV
「…ッ!」
目を覚ますと、日がもう暮れようとしている。というか、私は、いつの間に寝てしまったのであろうか。
「お兄ちゃ…お兄さん?」
いない。私は制服を着ている。おそらく、寝ている間に着せられたのだろう。
「……次の約束、取り損ねちゃった……」
次は、お兄ちゃんのほうからもして欲しいな、と思いながら、私は帰路についた。

翌日。私とみっくんは、また二人であのカフェにいる。
「昨日のお兄ちゃん、なんか変だったの」
「変って?」
「遅く帰ってきてね、私が『どこに行ってたの!』って怒ったら…本当は帰ってきてくれて嬉しかったんだけどね、とにかく怒ったらね…」
「そうしたら?」
「突然私のこと、ぎゅっ、ってして『みっくんはお兄ちゃんのこと、嫌いになったりなんかしないよね』って言い出して…」
「……」
「私が『絶対そんなことない、大好き』って言ったら…」
「言ったら?」
「お兄ちゃんいつもより、もっと優しかった!」

幸せを分けてくれて、ありがとうみっくん。みっくんのお兄ちゃん、私も凄く好き。凄いから。
さて、あとは、ことりにも朝倉くんっていう幸せを、分けてもらおうかな……。

98えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/25 22:52:16 ID:Vom2RToV
メロパンクEXクリア(知らん人スマソ)記念の勢いだけで書いた。
みっくんのお兄ちゃんのキャラクターは知らんので適当に作った。
正直、みっくんとともちゃんのキャラもよく把握せずに書いた。
今は反省している。
99名無しさん@ピンキー:04/09/25 23:14:41 ID:2KU0+CS0
えむしけ氏禿しくGJ!

修羅場な第三部をキボンヌ!
100名無しさん@ピンキー:04/09/26 00:56:22 ID:5RIsd8Ey
ともちゃんハァハァ(;´Д`)b GJ!

メロパンクEXオメ。
レベル40付近はどれも難しいけどがんがって!(謎
10164の続きです ◆1LW4.YSWVo :04/09/26 01:39:57 ID:TZP0W2ev
もしことりが……女王様みたいな女の子だったら……。





「あくぅ……う、う!……ああ……ことりぃ……」
「うわぁ……もうこんなに固くしてるし……恥ずかしくないの?」

ことりに攻められる俺のうめき声と、彼女の口から出る罵声。
まるで物でも扱うように、ことりの足の裏で弄ばれている俺のペニス。

俺は今……赤ちゃんが、おむつを変える時のような恥ずかしい格好をさせられ……彼女に勃起している肉棒を踏みつけられていた。

「ねぇ朝倉君……私ね……今日また男の人に告白されちゃったんですよ」
「……え……」

ペニスを踏みつけたまま、突然そんなことを言い出すことりに俺は絶句した。
まさか、その男と付き合うことになりました……なんて言いだすんじゃないかと思い、捨てられた子犬のような情けない顔を向ける。

「ふふ、大丈夫ですよ……そんな心配そうな顔しなくても、ちゃんと断りましたから……でもね……」
急に声のトーンを落としたと思った矢先……彼女の足の親指がペニスの先の尿道口を押さえつけた。
「……う!」
一番敏感な部分ともいえるペニスの鈴口を押さえつけられ、苦痛と快感の入り混じった感覚が走る。
しかし、その親指は更にペニスの割れ目をこじ開けるように、グリグリと進入してくる。

「あ!ああぁ!……痛い……やめて……」
「その人……結構かっこよかったんですよねぇ♪……たぶん本校の先輩だと思うんですけど……朝倉君と違って大人っぽくて……なにより……」
102煉 ◆1LW4.YSWVo :04/09/26 01:41:02 ID:TZP0W2ev
ことりは続けてその足に、グググッっと力を入れて更にペニスの踏みつけを強めてくる。
彼女の全体重をかけたその圧力に、ペニスがありえない方向にグニッと曲がる。

「うぐぅ!……」
「こんな……足で踏まれてるのに、おちんちん勃起させてるような……変態さんじゃないでしょうし!」

急に声まで荒げだし、そのみっともなく勃起しているペニスが憎たらしいとばかりに、強く踏みつけてくる。
他のとこならいざ知らず急所であるそこからは、みるみるうちにズキズキした痛みが広がっていく。
その狂いそうなほどの痛みに……俺は絶叫した。

「あぐ!……あ、あぁぁぁぁ!お、折れる!……折れちゃうぅぅぅぅ!」

ペニスにズシリと重い鉛を乗せられたような感覚。
肉棒内部の血管が足の裏に圧迫され、ドクドクドクと行き場のない脈動を始める。

「ふふ♪……あいかわらずいい声で鳴きますよねぇ……朝倉君って」

彼女は俺のその泣き叫ぶような悲鳴を聞き、さぞ楽しそうにクスクスとせせら笑う。
痛みに泣き叫ぶ声、苦痛に歪む顔……そのすべてを見るのが、彼女にとっては最高の興奮剤らしい。
更にグッグッグとリズムをつけて、ペニスを攻め立てる。

「ほらほらほら♪……このままだとほんとに折れちゃいますよー?……朝倉君のおちんちん、一生使い物にならなくなっちゃう♪」
「い、いやだ……やめて……やめてくれぇ!」

おそろしいことを平気で……いや、むしろ嬉しそうに口にすることり。
恋人のペニスを折ることすら、彼女にとっては快感なのか……。
そのまま本当に折れてしまうと思った矢先……ようやくその重みが少しだけ緩まった。
103煉 ◆1LW4.YSWVo :04/09/26 01:41:54 ID:TZP0W2ev
「ぅく!……ハァ!ハァ!……あぁ……」
「なーんてね……ほんとに折れちゃったら、さすがにちょっと可愛そうですよね……ふふふ♪」
「……うぅぅ……」
潰されるような圧力から解放されたペニスは、ピクピク震えながら本来の上方向に向き直る。
しかし、一時とはいえ踏み潰されたそこは、いまだジンジンした痛みを引きずっている。

「うぅ……痛い……」
「痛い?……じゃあ今度は……さすってあげようか?……」

さっきとは打って変わりまるで天使のような声でそう囁くと、ペニスに乗せている足をそのまま上下に動かし始める。
今まで踏みつけるだけだったものと違う……足の裏で裏スジを優しく撫でるようなその動き。
まるで、足の裏でペニスをシゴくようなものへと変わっていく。

「あ……お……おぅぅ」
土踏まずのプニプニした柔らかさに、おもわずうめき声をあげる。
さきほどの地獄の痛みとまるで違うその愛撫に……ペニスが簡単に元気を取り戻す。
「う……い、いい……ハァハァ……」
「……さっきまであんなに痛そうにしてたのに、もうハァハァ言ってるの?……ほんとに単純ですね……」

あまりに単純すぎる俺の態度を見て、彼女はあきれ果てたように足の動きを早めてきた。
手でするようなほど器用な足さばきをして、高速にペニスをしごき上げる。
「お、お、おぉぉ!……ことり……も、もっと……もっと早く」
「ハァ……マゾの変態男のくせに、要求だけは一人前なんですから……」
ついに蔑んだような目さえも俺に向けだし、男にとっては大事なペニスをまるで物のように擦りあげる。
そのやり方はとても丁寧とは言えず、優等生の彼女らしくないてきとうで乱暴なやり方だった。

「ほら……どんな気分かちゃんと口にだして?気持ちいいんでしょ?……学園のアイドルに、足でおちんちんシコシコされて……」
「いい……すごくきもちいいです……あぁ……ことりの足コキ……」
104煉 ◆1LW4.YSWVo :04/09/26 01:42:53 ID:TZP0W2ev
手でされるのとはまた違う、足での背徳的なペニスの抜き方は、視覚的にも興奮させられる。
おまけに……さきほどから足を激しく動かすたび、そのふとももの間からチラチラ見え隠れしている黒い布。
短いスカートから見えてしまっていることりの黒いパンティが、俺を更に興奮させるスパイスになっていた。

「あぁ……パンティ……見えてる……」
「?……ふーん……さっきから私の下半身じろじろ見てたのって、そういうことだったんだ?」
「え……い、いや……」

スカートの中を覗き見ていることがバレてしまい……またオシオキをされると思い、条件反射で身をすくめる。
……が、次に彼女がした行動は、俺が考えていたものとはまるで正反対のものだった。

「!!!……え……」
「ふふ……何驚いてるの?見たかったんでしょ?このスケベ……」

さっきまで少ししか見えていなかった黒が……視界いっぱいに広がっていた。
ことりが自らスカートを捲り上げ、その黒いパンティを俺に丸見えにしてきたからだ。
予想しなかったことりのその行為に……ここぞとばかりにいやらしい下半身を視姦する。

「く、黒……ことりの黒パンティ……ハァハァハァハァ……」
ムッチリとしたお尻を包んでいる黒下着……そして、ふとももの付け根の布にうっすらと見える女性器。
そこを食い入るように見つめながら、ペニスをピクピクと震わせて徐々に射精に近づいてゆく。

「そんなにおちんちんヒクヒクさせて……大好物の黒下着、思う存分見られて最高なんだ?……変態……」

サキュバスのような妖艶な笑みを浮かべたまま、ことりの口から浴びせられる罵声。
足先でおもちゃのようにシゴかれるペニス。
そして……女王様のような彼女にとてもよく似合っている黒下着。
そのすべての刺激に我慢できず、俺は絶頂に達した。
105煉 ◆1LW4.YSWVo :04/09/26 01:43:37 ID:TZP0W2ev
「……あ……あ!イ、イクゥ!」
ドピュ!
「……きゃ!?」

突然始まったペニスの射精に驚き、彼女らしくない可愛い悲鳴があがる。
そのまま柔らかい足の裏で脈打ち、先っぽからドバドバと白く濁った液体を放出し始めるペニス。
その尿道内を駆け上る精液の快感に、俺は喜びの声をあげた。

「う、う、うぅぅ!……あ……あぁき、きもちいい!きもちいいよぉ、ことりぃ!」
「………………」

まるで動物のように快感によがり狂う、一人の男の射精……。
そしてそれとは対称的に、冷静にそれを見つめることり。

射精の最中いくら彼女の名前を呼んでも、ことりはただ無言で俺の射精を眺めていた。
自分勝手に射精をはじめた俺を見下すその目つき……それを見て、更にペニスを大きく打ち振るわせる。

「あぁ……その冷たい目つき、最高だよ……ことり、愛してる……う!う!」
「……朝倉君ってば……射精しながら愛の告白?……バカみたい……」

普段の倍以上の射精に、彼女の足先はもちろん白いふくらはぎや肉付きのよいふとももにまで、汚い液体が飛び散る。
粘着性のある濃い精子が、ことりの足にビチャビチャと付着し、その美しさを台無しにしていた。
そして……彼女の足のすべてをザーメンで汚し、ペニスはそれに満足したようにようやくその脈動を止めた。

「ハァ……ハァ……」
「あーあ……勝手にこんなにいっぱい出して……朝倉君のおちんちん、まだまだしつけが足らないっすね……」

そのままことりはザーメンでドロドロになった足先を、俺の口の前にまで運ぶ。
まるでゼリーのような濃いものが付いてしまっている、その彼女の足に……俺は何のためらいもなく舌を這わせた。
106名無しさん@ピンキー:04/09/26 01:46:09 ID:lLaBfB1+
えむしけ氏GJ。
兄の名前は幹彦、みっくんは加奈子、ともちゃんは朋子ですな。
元設定だと幹彦には好きな女が別にいるようだが…キャラのイメージは合ってると思ふ。
詳細はうたう絵本4で。
107煉 ◆1LW4.YSWVo :04/09/26 01:52:33 ID:TZP0W2ev
「あむ……ピチャ……ピチャ……」
たんぱく質特有の……むせかえるような匂いが口の中いっぱいに広がる。
それでも俺は、ことりの足を舐められることに喜びすら感じて、その指の間にまで舌を伸ばす。
こんなところまできめ細かいことりの肌を、むしろおいしそうに嘗め回していた。

「ん……あいかわらず舐めるのだけは上手……全部舐めとるまで、やめちゃダメですからね?」
「……はい……」
108煉 ◆1LW4.YSWVo :04/09/26 01:53:04 ID:TZP0W2ev




うーん……一生付いていきます女王様……ってかんじかなぁ……。

バン!

「うぉ!……」
突然、隣から聞こえてきた大きな音に俺はもちろん、クラス中の生徒が一斉に驚く。
全員の目が注がれた先……それは、俺の隣のことりの席だった。
彼女が授業中にもかかわらず、勢いよくその場に立ったために、イスが倒れた音だったらしい。

「ど、どうしたこと……白河?……何か質問でもあるのか?」

暦先生も、自分の妹の突拍子のないその行動に驚き、慌てて質問する。
一方ことりは……まるで病気なんじゃないかというほど、顔を真っ赤にさせていた。
「な……何でもないです……ちょっと具合悪いので、保健室に行ってもいいです……か?」
「あ、ああ……別にかまわないが……」

それを聞いてことりは、机の上を片付けだして保健室に行く準備をはじめる。
さすがに、俺も心配になり彼女に軽く声をかけた。
「なぁ、大丈夫か?……顔、すげぇ真っ赤だけど……」
「うぅ……朝倉君のせいっすよぉ……バカァ……」

よくわからないが……なぜか俺のせいらしい……そりゃあ、もし普通の女の子が聞けば倒れそうなほどの妄想はしたが。
そのままことりは、俺のことを恨めしそうに睨みながら、教室を出て行った。

終わり
109煉 ◆1LW4.YSWVo :04/09/26 01:56:50 ID:TZP0W2ev
>>66さんに言われたように、いちおトリップ変えました。

ただSSの方は、なんか変なんなっちゃいまして……すみません、半分勢いで書いてしまいますた。
110えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/26 02:27:41 ID:1tC+Wr3H
>>煉さん
いや、GJ!



な。
環たんのもキボンヌ。俺も頑張る。
>>99
やっぱり彩野さんのやつみたいな修羅場っぺえのがいいすかね。
>>100
そうやねえ…そっちも頑張る。板違いスマソ
>>106
thx。知らんかった…まあいいや。
でも曲芸商法は…んげっ
111名無しさん@ピンキー:04/09/26 02:54:36 ID:liLk7Pax
えむしけ&煉両氏GJ!!

>>106
ともちゃん=朋子は初めて知った
あとは知ってたけど
112名無し彩野(予定)市民:04/09/26 10:16:23 ID:CMvSfvDK
今日は都合が悪いので明日の晩に更新します。
113名無しさん@ピンキー:04/09/26 10:38:25 ID:WzzVLExk
なんか神作品が次々と降臨している。
114名無しさん@ピンキー:04/09/26 12:02:21 ID:cWCHclQZ
神々が降臨しているおかげでこの板も安泰だ。
115名無しさん@ピンキー:04/09/26 12:46:54 ID:9eqeULJv
ダカポって「妹」って立場のキャラは音夢、ことり、眞子、加奈子と結構居るのに、
妹キャラしてるのって加奈子だけだよなぁ・・・・
116名無しさん@ピンキー:04/09/26 15:24:39 ID:2H4AxAd4
さくらのが一つも無いなんて・・・
117名無しさん@ピンキー:04/09/26 19:42:26 ID:hBKenPUa
>>114
安泰と感じたら、後は寂れていくだけなわけだ
118名無しさん@ピンキー:04/09/26 20:29:38 ID:cWCHclQZ
それもそうか…
寂れないように天に祈るよ。
119名無しさん@ピンキー:04/09/26 22:53:49 ID:WS+aOzfk
無茶を言うな。
永遠に栄えた国家がないのと同じく、永遠に栄えたスレもこの世にはないんだよ・・・
120名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:44:43 ID:zJ9ox4K1
どんなに美しい花もやがて枯れる。
しかし、その花は種を残し、その種がまた美しい花を咲かせてくれる。
121名無しさん@ピンキー:04/09/27 00:13:05 ID:J1/aFmMe
生死去来 棚頭傀儡 一線断時 落落磊磊
ってな。
神々よガンガレ。股間にテントを張って待ってるぞい。
122えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/27 00:28:10 ID:J26CkhSX
よし、いずれそのテントを押しに行くぞ
(吉田戦車 ニューボンボン『テントを押す』収録:はまり道 を参照)

それまでキャンプファイヤーでもしながら気長に待ってて。
123名無し彩野(予定)市民:04/09/28 00:06:07 ID:3huRAVHC
>>48の続き

気を失った眞子に向けて白濁とした精をぶちまけた純一。
だが、解放された純一自身からそんな大量の精液が放出されるわけがない。
口から純一を逃してしまったことりが逃がしてなるものかと竿を擦り、睾丸を揉みしだい
ていたのだ。

ことり「あさく、じゅ、純一君・・・」
ことりは純一に腰を突き出す。
純一の目の前に広がるのは内にある止めどなく溢れるサーモンピンクの泉からの洪水
でビショビショ、グショグショになった黒下着だった。
純一(み、見たい、ことりの見たい。いや、見る!)

純一が黒下着に手を掛けようとしていたその時、一方では・・・・・・

萌「眞子ちゃんってホントにお肌がきれいですね〜」
萌が眞子の下着を取り除いていた。
萌「でも、他人のブラジャーはやっぱり、外しにくいものですね〜」
前面のホックが弾ける様に外れると、決して、たわわとは言えない眞子の胸がいやらし
く震える。
そして、その最後の一枚を萌が手に掛けようとした時、
萌「あら、眞子ちゃんったらもう感じているんですね〜〜」
最後の一枚を脱がしだすと、股間から半透明の液体が繋がっている。

これを見ていた純一。
ことりの目の前の純一のモノが大きく振れる。
不機嫌そうなことり。
直ぐに純一を掴むが気付かれない。
124名無し彩野(予定)市民:04/09/28 00:06:35 ID:3huRAVHC
萌は気を失った全裸の妹の張りつめた乳首を舐め回す。
萌が乳首から口を離すと乳首からベトベトの唾が糸を引く。
そして萌がその薄緑のブラに手を掛けるとあっと言う間にブラが落ちる。
そして、そこからは純一が味わった事無い重量のあるおっぱいがさっきの眞子とは比較
にならない位揺れている。

目の前で純一自身がさらに大きく脈打つのを見たことりは、股間を純一に押しつけ押し倒
し、モノを口腔奥深くまでディープスロートで攻め始め、シックスナインの主導権を握りつつ
あった!
125名無し彩野(予定)市民:04/09/28 00:07:37 ID:3huRAVHC
次回は又、翌晩にて!
感想お待ちしています!
126名無しさん@ピンキー:04/09/28 11:48:05 ID:gTNF+5uv
GJです。大変楽しませていただきました(;´Д`)ハァハァ
127名無し彩野(予定)市民:04/09/29 00:55:10 ID:b+gjIAY8
グチャッ!
純一の顔に濡れに濡れた黒パンティが押しつけられ、その勢いでベッドに倒れ込む。
ことりは既に純一自身を責めている。
よく見るとことりの黒下着は上下ともにレースで、中心部の直ぐ脇には陰毛が・・・
純一(ことりってパイパンだったのか・・・と言う事は・・・)
湧き溢れ、止まる事を知らない泉を黒下着越しに舐める。
純一「このストレートな感触は矢張り・・・」
ことり(うぅ、恥ずかしい・・・)
純一「うぅっ!」
ことり(この前と同じ感情?もうすぐ出るんだぁ、良し!)
ことりは純一をさらに深い所に誘い自らも咽せる寸前までいっている。
純一「こ、こここことり、もうっ!」
純一の腰が大きく震える。
純一が白濁液を放出し始めたのだ。
だが、今度は純一を逃さじとばかりに亀頭は喉の奥、両手で押さえ込む様に精巣の
詰まった袋を優しく揉みしだく。

ゴックン

ことりは純一の精液を飲み干すと、寝転がっている純一の顔に股間を押しつける。
ことり「ほ、本番まで純一君ので感じさせて・・・」
純一は直ぐにことりの本来ならあるべき筈の茂みを掻き分けるつもりでその縦筋を開
こうとした時、先程とは違うこれまた気持ちの良い快感をモノに感じた。
萌がパイズリを開始したのである。
  続く
128名無し彩野(予定)市民:04/09/29 01:12:05 ID:b+gjIAY8
あら?予定では今日でことりの破瓜が入る予定だったのに・・・
酒が入ってるからかな?
明日こそは!
129えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/29 03:08:01 ID:mcvZ1fpd
保管庫の更新がえらい早い気がするんですが…。
第3部、オチはどうしたものか。

>>名無し彩野(予定)市民さん
GJ極まりないです。
情け容赦ない女性陣のアプローチが読んでて非常に面白いです。
確か双方とも「純潔を捧げた」と言ってたようなので…w
つうか、眞子はその場どうなるんでしょ(滝汗
これからの展開に期待しております。

↓1時間もかからずに思いついた超小ネタ
130えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/29 03:10:03 ID:mcvZ1fpd

『せんせい あのね』            あさくら ヒナ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

せんせい あのね。 さいきんひとりでよるおしっこにいけるようになったので
おねしょすることがなくなり
パパやママに ヒナちゃんえらいね っていわれるようになりました。


あるひわたしがよるおしっこをしにくらいろうかをあるいていると
パパとママのおへやのほうでなにかうめきごえのようなものがきこえてきました。

わたしがおそるおそるのぞいてみると
パパとママがはだかでとっくみあいのようなものをしていました。
パパがママのうえにのしかかったりママもパパのうえにのったりしながら
おたがいにくるしそうなこえをだしていました。


わたしはせんせいから けんかをしてはいけません といわれていたので
パパとママにも けんかをしちゃだめ といおうとしましたが
パパもママもあせびっしょりでものすごいはくりょくで なにもいえませんでした。
それに ママのほうはくるしそうなかおなのに
じゅんいちくんじゅんいちくん となんかうれしそうでした。
パパのほうも ことりことり とくりかえしていましたが
パパのほうはなんかくるしそうでした。
131えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/29 03:11:01 ID:mcvZ1fpd
わたしは パパとママがどうかしちゃったんだとおもって
こわくなって そのままおふとんのなかにもぐりこんでいました。


あさになって わたしはおねしょをしてしまいました。
よるはあんなになっていたパパとママは いつもどおりのパパとママにもどっていました。
ママは ちゃんとおしっこにいかなかったの とわたしにききました。
パパは うちにはおばけなんかいないからだいじょうぶだぞ とわたしにいいました。
わたしは きのうのことはいえませんでした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
せんせいより
あさくらさんのパパとママはおばけになったわけでも、
もちろんけんかしてたわけでもないからだいじょうぶですよ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
保護者の方へ
御夫婦の仲が良いことは伸び盛りのお子様の情操教育に非常に有意義ですので、
これからも仲の良い御夫婦でいてください。
132えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/09/29 03:13:20 ID:mcvZ1fpd
例によって時間稼ぎとか言うやつでさ(´・ω・`)
133名無しさん@ピンキー:04/09/29 04:45:13 ID:jHNr6fT/
先生他にいうことないのかw
134名無しさん@ピンキー:04/09/29 07:09:02 ID:DwNG95TT
>>130-131
GJw大人の秘密を見てしまったわけか
135名無しさん@ピンキー:04/09/29 16:50:53 ID:qipRPOiM
GJ!


ヒナたんに弟か妹ができるのか……
136名無し彩野(予定)市民:04/09/30 00:28:16 ID:jopc3tiB
純一はその快感に負けじとビショグチョ黒下着に手を掛け、
純一「よ、よよよしっ!」
股間から来る柔らかくぬるぬるとした快感に耐えながら遂に剥ぎ取る。
そこには茂みのないピンクの縦筋が有り、閉じられたその奥から湧き出る泉のせいで筋
の谷間から露が止めどなく溢れているのが解る。
純一「ん?」
その谷間の上部がツンと膨らんでいるのが解る。
ツンツンとそこを人差し指で突く。
何度かそれを繰り返すうち、谷間に指が侵入する。
ことり「ああぁぁっっ!」
クリトリスをそのまま押しつぶす。
そしてそのまま、谷間を押し開く。
ダラーッとそのサーモンピンクの両脇から露が滴り純一の顔に落ちてくる。
そのまま口を押しつけクリトリスを激しく攻め出す。
ことり「純一君、そこ違う、あぁっ、おしっこの所そんなに舐めないでぇ、んぁっ」
萌「純一君、さらに大きくなってますよ。素敵です〜、あっ」
純一「ふぉあ!」
純一の亀頭を先ほどとは違う快感が襲う。
萌の巨乳から頭を出していた亀頭がその巨乳を押し潰すかの様に座り込んできた眞子
の膣に吸い込まれたのだ。
萌「眞子ちゃんひどいです〜」
眞子「純一のギンギンだから竿に余裕有るでしょ。元々私のモノなんだから贅沢言わないで!」
137名無し彩野(予定)市民:04/09/30 00:29:04 ID:jopc3tiB
純一は舌の動きを緩めることなく、ことりを攻めながら、
純一(俺はことりのヴァギナを攻め、俺自身を竿を先輩の巨乳、亀頭を眞子に・・・)
ことり「純一君、そ、そろそろしてください。も、もう・・・」
ガクガクと震える膝が崩れ自らの女性器を純一の口に押しつけてしまう。
眞子「純一のは私が相手するから退きなさいよ!」
純一「ことり、ちょっと待ってて」
上半身を起こすや否や水越姉妹を抱きかかえ、問答無用で眞子に突き入れる。
眞子「あん、んぁぁぁぁあああ!じゅんぃち、もっと、もっとぉぉっ」
そして余った手で萌の股間を弄くり回す。
すでにそこは濡れていた。
朦朧とする頭で考える純一。
純一(そうか、姉妹丼だ!)
眞子の脚は純一の腰に回されしがみついて、片腕でそれを支える純一。
萌は疼く股間を純一の脚に繰り返し擦りつけ、そこはビショビショになっている。
純一は残った片腕で萌を抱き寄せ、その巨乳に顔を埋め乳首を舐め回す。
138名無しさん@ピンキー:04/09/30 17:53:45 ID:uaLVFuOM
GJ!
139名無し彩野(予定)市民:04/10/01 00:04:02 ID:i3D9+CWL
今日は残業で疲れたので明日更新します。
140名無し彩野(予定)市民:04/10/02 01:07:41 ID:D8MHiiGG
萌は純一の太股にビチョビチョの股間を擦り付け、その巨乳で純一の顔を挟むが、当
の本人は眞子を攻め続け、その胸を左右交互に攻めながら緩急を付けた突きで子宮
を攻める。
眞子「じゅ、純一、純一ぃ、純一!」
萌「純一君、そ、そろそろ私にも下さいっ、おっ、おねがっ、ああぁぁんんぁっ!」
純一の太股をビチャッとドロドロの液体が降り注ぐ。
突き出た行き先の無さそうな乳首の先端は純一に嬲られていたせいかベトベトしている。
純一はそれを含むと眞子を突き上げるスピードを上げる。
眞子「あ、い、いっっくうぅぅっっっ!」
純一と眞子の顔が同時に恍惚とした表情になるが純一の腰の動きは止まらない。
激しく出し入れされる眞子のそこからは絞り出される様に精液が溢れ出す。
グッタリとした眞子の脚が純一の腰から外れるが股間は繋がったままだ。
倒れ込んだ眞子の上に重なる様に萌を倒す。
萌は既に顔も股間もビショビショになっている。
純一「先輩、お待たせ」
萌の両脚を肩で抱えると、萌の濡れに濡れた萌自身が純一の目の前でパックリと割れる。
そして人界未踏の桃色の秘境に舐め掛かりつつも、その巨乳を鷲掴みで揉み上げ、眞
子を突き続ける。
萌の体は股間が頂上となり純一にその捧げるべき純血を待つそこを執拗以上に舐め回される。
そしてその谷間から溢れ出したそれは臍に、そして途中で流れが別れつつも両方の
乳房を濡らし、その左右の先端からそれが滴の様に垂れまくる。
純一「先輩、眞子と重なってみて」
仰向けに気を失っている全裸の眞子に萌が俯せに覆い被さる。
溢れ出す愛液が滴り落ちつつ眞子の精液がダラダラと零れていく秘貝が重なり合う。
純一「先輩、行くよ!」
萌(ごっくん)
  続く

141名無し彩野(予定)市民:04/10/03 00:14:53 ID:zzZe71mY
重なった秘貝に純一の肉棒が侵入する。
萌「う、うあぅぅぅぁぁあああっっっ!」
純一は二人の合わさった谷間をめくり、大きく腫れた萌のクリトリスを擦り上げつつ、萎
えかけた眞子のクリトリスもを刺激し谷間を脱ける。
そして今度は引き、谷間から出ない様に激しく擦り上げる。
そして重なり合った二人の膣口を攻めると力が入りすぎて眞子の膣に根本まで吸い込
まれてしまう。
萌「純一君の意地悪ル〜〜気を失った眞子ちゃんに入れるなんて強姦ですよ〜〜〜、あっ、
あふぅんっっっ!」
萌がモジモジと震えだす。
純一に刺激され眞子のクリトリスが勃起し、萌のそれを押さえだしたのだ。
純一「先輩、俺の上に跨って」
純一が大の字にベッドに倒れ込む。
萌が眞子と自分のクレバスを離すとグチャグチャの幕が張られシャボン玉が弾ける様に四
散してベットリとシーツの上に落ちる。
純一に跨った萌のクレバスは割れて濃い桃色を純一に晒す。
純一は上半身を起こし萌の唇を奪う。
そして再び倒れ込むと、
純一「先輩、俺がそのまま突き上げるから、入ったら先輩が自分で動いて!」
純一の脚が萌の脚を絡めて押さえそのまま侵入を開始する。
萌「純一君、も、もう少し優しっ!」
ブチブチブチッ!
一気に腰を突き入れたのだ。
萌「ひ、ひぃ!」
萌の膣口と純一の肉棒の間からヌルヌルと赤い滴が垂れだす。

ことり(水越さんのお姉さんが愛人なら、本妻は私でも構わないと言う事も・・・・・・よし!)
142名無し彩野(予定)市民:04/10/03 00:15:32 ID:zzZe71mY
ガクッと萌が跪く。
その巨乳が純一の目の前まで落ちてきて迫力満点に揺れまくる。
萌「はぁ、はぁっ」
純一「先輩、声が色っぽくなってきたよ!感じてるの?」
萌「そ、そんな事っ」
純一「こんなに乳首起ってるよ」
両手で巨乳を揉みながら乳首を口に含む。
萌「き、気持ちいいです、だからもっとっっっ!」
萌が止まっていた腰を激しく動かしだす。
純一「先輩!凄い!眞子とは違ってっ、あああぁぁぁんんん!」
あまりの気持ちよさに喘ぎだす純一。
ことりが純一の肛門を舐めだし、睾丸を揉み出したのだ!
ことり(お姉さんに恩を売っておけば・・・眞子には負けない!)
益々萌上がる女の闘いで・・・
   続く
143名無し彩野(予定)市民:04/10/03 00:41:19 ID:xhaWxx72
SOS! SOS!
816氏、煉氏至急応援求む!

因みに板違いでスレ違いだけど、今、テレビ埼玉でやってるアニメが
原作者自らシナリオ書いてるので早速痛々しい事この上ない・・・・・・
144名無しさん@ピンキー:04/10/03 00:45:56 ID:zSFiK3Bs
リリカルなのはのことかーーーっっっ!!!

(漏れも彩玉県民だ、ガンガレ<名無し彩野(予定)市民)
145名無し彩野(予定)市民:04/10/03 02:08:19 ID:WY07TgBw
遂に俺だけなのか?
こっち一本で書いてたら以前常駐してたスレがいつの間にか落ちてるし・・・
146えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/03 03:22:34 ID:c7jJvDTI
>>名無し彩野(予定)市民さん
スマソ。サボ…いや、色々考えてました。
弾は今は前エロ無しスレに晒そうとしてやめたやつしかないんだWA。
考えなしに続きモンしようとした俺の責任です。風呂敷は畳むからもちっと待って音夢。

いやマジ。曲芸が「D.C.F.T.(ダ・カーポ ファイナルチューンド)」出すまでにはあげる。スマソ。

TVKで始まったやつなら開始三十秒でチャンネル変えましたが。

煉さんはどうですか。
新規書き手はまだですか。
147旅猫:04/10/03 12:06:30 ID:fTmsQ8N3
放課後の学校。無人の教室。その中から卑猥な水音が聞こえてきている。
「ちゅっ、くちゅっ、くちゅっ、んちゅっ、じゅるっ、ちゅるっ、」
私は今、無人の教室内で、男のモノをくわえこんでいる。
「んっ、ちゅっ、くちゅっ、ちゅっ、じゅるっ、んっ、工藤君、気持ちいい?」
上目遣いに顔を見上げながら問いかける。
相手は兄さん。つまり私の現在の恋人ではない。
「あぅ、あ、朝倉さん、き、気持ちいいよ、あっ、あぐっ!」
しかし、なぜこんなことになっているのだろうか。
今まではかなり順調に付き合っていた。幸せな日々が続いていたが、約一ヶ月前に兄さんは、「俺、バイト始めるから。」
と、突然私に言った。理由を聞いても笑ってはぐらかしてしまった。少し気になったが、
私はうれしかった。普段はかったるいといってなにもしたがらない
兄さんが自分からバイトを始めるなんて思ってもみなかったからだ。
けれど、さびしいと感じるのも確かだった。デートの回数も減ったし、夜の回数も・・・。
148旅猫:04/10/03 12:07:39 ID:fTmsQ8N3
私は学園で溜息をつくのが多くなった。眞子や美春が心配してくれたけど
「大丈夫だから心配しなくてもいいよ」と言い張っていた。
そんなある日、兄さんの働いている喫茶店でことりも働いている事を知った。
私はまたすこし気が重くなった。ことりならそんなことはないと思うけど、
なんだか兄さんをとられているような感じがしたからだ。
その気持ちを大きくするように2週間ほど前から噂が立ちはじめた。
兄さんとことりが浮気しているのではないかという。
私は兄さんに愛されているのか不安になり、兄さんに聞いてみたが、
「そんなわけあるか、お前が俺の恋人なのに。ことりとはただ仲がいいだけだよ。」
と言って笑った。ちょっと安心したが、それでも寂しさは拭い去れなかった。
その頃に工藤君と知り合った。同じクラスだったけど、
話したのは初めてで、気さくでいい人だった。
ある時、私は兄さんとあまり一緒にいれなくて寂しいということを話した。
「大丈夫だって、困った事があったら俺に相談してよ」
工藤君はやさしくそう言ってくれた。
それからしばらくして、私は工藤君に惹かれていることに気付いてしまった。
私には兄さんがいるのに。一番愛している大切な恋人がいるのに。
しかし、いくらそう考えていても日に日に工藤君が好きだという想いは強くなっていった。
とても寂しくて、本当に兄さんに愛されているのかという不安で心を侵されていた私は慰めてくれる人がほしかった。
そして、今日の放課後に工藤君を教室に呼び出し、それから・・・・
149旅猫:04/10/03 12:09:11 ID:fTmsQ8N3
工藤君のモノは私の唾液でぐしょぐしょになり、泡立っていた。
「くちゅっ、くちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、じゅるっ、ちゅるっ、」
「あ、朝倉さんっ、なんで、こんなことをっ、」
彼は驚愕していた。それはそうだろう。今まで友達として付き合っていた
少女に呼び出され、放課後の教室で突然こんなことをされるなんて。
「んっ、ちゅっ、いいの、私は工藤君が好きだから、だから、ちゅっ、
んっ、もっと、気持ちよくなって、ちゅっ、んちゅっ、」
「そ、そんなっ、こんなことしちゃいけないよっ!うっ、うぁっ!」
口では否定しているものの、もう快楽に抗うことはできないようだ。
工藤君の足が震えてきた。ぐらぐらする机の上に座っているので不安定に揺れる。
どうやら限界が近いようだ。だんだんスピードを上げていく。
「んんっ、じゅるっ、じゅるるぅっ、んっ!、んっ!、んっ!」
モノを根本まで咥えこみ、全体をしごき上げる。
「あっ、ああっ、も、もう俺、イ、イっちゃうよっ!」
「んんっ!いいよ、このまま、じゅるっ!口の中に出して!」
「あぅっ、あっ、ああああああぁぁっっっ!」
150旅猫:04/10/03 12:10:20 ID:fTmsQ8N3
ビュッ、ビュッ、ビュッ、ビュッ、ビュッ、ビュッ!
絶叫と共に大量の精液が吐き出される。
「んんっ!んくっ、んくっ、んくっ」
彼が出した精液を飲み込んでいく。やがて射精が止まり、ちゅぽんと音をたてて口から解放する。
「んっ、おいしいよ、工藤君」口の周りに飛び散ったものも舐めとる。
「朝倉・・さん・・・・」恍惚とした表情で彼はつぶやいた。
兄さんのやさしい笑顔がちらついて胸がちくりとしたが、
「これは、二人だけの秘密ね。だれにも言っちゃだめだよ。」
私はこの行為を二人の秘密にすることにした。
しかし、工藤君は私のほうを見ていなかった。
言った事も聞いていなかったかもしれない。ついさっきの恍惚とした表情は消え去り、ただ口をぽかんと開けて戸口のほうを見ていた。そして開いた口から呟きが漏れる。
「朝倉・・・・・」
私はバッと振り返った。そして驚愕した。ドアの前に兄さんがいる・・・。
「なに、やってんだよ・・・・」
呆然とした表情で兄さんは言った。
夢だと思いたかった。これは現実ではないと。
しかし、そんな事があるはずがない。これは現実だ。
そして、もう・・・遅い。
「なに・・・・やってんだよ・・・・・・・!」
再びそう言いった兄さんの顔がくしゃりと歪み、頬を涙が流れる・・・・
そのまま、踵をかえし兄さんは走り去った。
151旅猫:04/10/03 12:11:41 ID:fTmsQ8N3
窓の外は夜の闇に包まれている。
俺は自分の部屋のベッドに寝転がり、呟いた。
「どうしてなんだろうな・・・」
ついさっき、教室で見た事を思い出しながら考えていた。
音夢はなぜあんな事をしていたのだろうかと。
俺は音夢を愛していたし、音夢も俺を愛してくれていると思っていた。
しかし、それは間違いだったのだろうか?俺は本当は愛されていなかったのだろうか?
音夢は工藤とでもよかったのだろうか?
俺と一緒に居るときはとても幸せそうに笑っていた音夢が、あの音夢が俺を捨てたのだろうか?工藤のほうがよかったのだろうか?
そう考えると目に熱いものがこみ上げてきて、俺は目頭を押さえた。
いくら考えても、答えは出てこなかった。
開けっぱなしの窓からひらり、ひらりと桜の花びらが入ってきた。
152旅猫:04/10/03 12:13:33 ID:fTmsQ8N3
私は、夜の道を歩いていた。もう8時を回っており、本当は家に帰らなければいけないけど、それは躊躇われた。
どんな顔をして兄さんに会えばいいのか。なんと言えばいいのか。どうすればいいのか。
それを考えるものの、頭の中は真っ白で、何も思いつかない。
気が付くと、桜公園に来ていた。そこでふと思いつき、枯れない桜に行ってみる事にした。
153旅猫:04/10/03 12:14:26 ID:fTmsQ8N3
かつて秘密基地と呼び、三人でよく遊んだ場所。
その中心にはこの島で一番大きく、一番古い桜の木が植えられている。
辺りは穏やかな風が吹き、桜の花びらたちがゆっくりと舞いながら月光を反射している。
そんな幻想的な雰囲気の中、一人の少女が背を向けて立っていた。黄金のツインテールが風に揺れている。
「さくらちゃん?」
少女はゆっくりと振り返り、言った。
「道を間違えたね、音夢ちゃん。」
彼女は冷え切った声と視線で私を貫いた。普段の彼女からは想像もできないような。
時間が止まったかのようにふたりの少女は見つめ合っていた。
「道を・・・間違えた?」私がそう切り出した。
「音夢ちゃん、君は今日、何をした?」さくらは私の問いかけに問い返した。
「いや、やっぱり言わなくてもいいよ。ボクは全部知ってるから。」そして自問自答する。
「さくらちゃん、私は・・・」
「どうすればいいのかって?」私の心を読んだようにいうさくら。
「すこし、お話しない?音夢ちゃん。話したいことがあるんだ。」
私はすこし迷ったが、頷いた。
154旅猫:04/10/03 12:15:55 ID:fTmsQ8N3
「音夢ちゃん。君の存在する意味ってなに?」さくらは唐突に質問してきた。
「存在する意味?」困惑して聞き返す。
「そう。簡単に言うと何の為に存在するのか。何をするために生きているのか。」
すこし考え、私は言った。
「兄さんと一緒に生きる事。ずっと一緒にいること。それが私の存在する意味だと私は思う。」
「そう。やっぱりそうだよね。」さくらは無表情で呟いた。
「なら、お兄ちゃんの存在する意味って何だと思う?」さくらはさらに質問する。
「兄さんの?」
「そう」
考えてみたが、私は兄さんではないし人の考えている事なんて分かるはずもない。
「私にはわからいないよ」
155旅猫:04/10/03 12:16:48 ID:fTmsQ8N3
さくらは静かに私を見つめていた。そして吐息とともに言葉を紡ぐ。
「お兄ちゃんには三つの意味があった。ひとつめは人々に笑顔を与える事。
音夢ちゃんも知ってるよね。お兄ちゃんが手から和菓子を出す魔法。それを使って
笑いを与える事。」
「そうなんだ・・・・」
確かにその魔法は知っている。
辺りは静かに風が吹いている。ゆっくりと桜の花も舞い続けている。
156旅猫:04/10/03 12:17:37 ID:fTmsQ8N3
「ふたつめは守る事。音夢ちゃん、君をね。」
「私を?」
「そう。覚えてる?ボクが6年前アメリカに行った日の事。」
私はうなずいた。さくらはこの木の下で兄さんとみっつ約束を交わしたっけ。
「この桜の木の下でお兄ちゃんが音夢ちゃんを見つけたとき。そのときお兄ちゃんは
誓ったんだよ。音夢ちゃんを守るって。」
「そう・・・だったんだ・・・」
「でも、これは少し変わったんだ。音夢ちゃんと恋人同士になってから。」
「変わった?」さくらはうなずいた。
「なにがあろうとも守るという約束。それに音夢ちゃんを放さないっていう事が
プラスされた。一生放さない。一生音夢ちゃんだけを愛すっていう事がね。」
沈黙が訪れた。長い沈黙が。私は罪悪感でいっぱいだった。
兄さんはそんなに私を愛してくれていたんだ。一生放さないというほどに。
私はそんな兄さんの気持ちを裏切った。寂しいからといって
ほかの男の人に惹かれてしまった。工藤君に慰めを求めた。
胸が張り裂けそうだった。嗚咽がのどから漏れる。
「うっ、うぅっ、うっ、えぐっ」
私には泣く資格なんて無いと思う。だけど我慢できなかった。
なぜ、あんな事をしてしまったのだろう。信じなかったのだろう。
私の頬を流れた涙が、雫となって落ち、地面に吸い込まれていった。
157旅猫:04/10/03 12:19:00 ID:fTmsQ8N3
「それで終わりじゃないんだよ。」
泣いていた私を無表情に見つめながらさくらは言った。
「音夢ちゃんはさっき言ったよね。兄さんと一緒に生きる事。ずっと一緒にいること。
それが存在する意味だって」
「そうだよ!だけど私にはそんなこと言う資格なんてない!私は兄さんの気持ちを裏切った!」私の叫びが夜の闇に吸い込まれていった。
「じゃあ、存在する意味がなくなったらどうなると思う?」
彼女の表情が変わるような兆しを見せた。
「え?」
困惑する私に対し、冷たく喋り続けるさくら。
「存在する意味の無くなった人たちがどうなると思う?」
突如私の中で嫌な予感が膨れ上がった。
158旅猫:04/10/03 12:20:12 ID:fTmsQ8N3
「まさか・・・・」
さくらの顔を見つめる私にむかって彼女は。
嗤った。血の凍るような笑みとはこういうことを言うのだろう。
「そう、人はなにかしら自分なりの存在する意味を持っている。存在する意味とは裏を返せば生きる目的。それを失った者は・・・消えるしかない。」私のした行為を嘲笑うように嗤い続けるさくら。
「この初音島ではそう。存在する意味を失った者達は存在自体が消える。みんなの記憶からも消え、痕跡すらなくなる。」
さくらは嗤いながら語り続ける。
「音夢ちゃんはついさっき意味を失ったからね。もう、消えるしか道は残ってないんだよ。それに、時間はあと少ししかない。」
「そんな・・・・」
呆然と呟く。風が、一際強く吹いた。それに応じて桜の花びらたちも高く舞いあがる。
「最期にお兄ちゃんのみっつめの意味を教えてあげるよ。」
私はもう、ほとんど聞いていなかった。耳鳴りがする。頭の中は思考でパンクしそうだ。
本当に私は消えてしまうのか?みんなの記憶からも、一番大切だった兄さんの記憶からも。
私が居たという痕跡も消え、何も残らない。
ナニモ・・・ノコラナイ・・・・・
「みっつめは人を支える事だったんだよ。能力を失った人たちをね・・・」
なぜ、なぜあんなことをしてしまったんだろう。
どうして兄さんを信じなかったのだろう。
「たとえば白河さんだね。彼女には人の心を読む能力があった。音夢ちゃんも知らない
だろうけど、それを失って不安定になっていた頃お兄ちゃんに支えてもらったんだよ。
他にも何人か支えてあげていたね。」
私は・・・・・・私は・・・・・・・
なんて・・・・醜い人間なんだろう・・・・・・
159旅猫:04/10/03 12:21:32 ID:fTmsQ8N3
「もう、本当に時間が少ししかないね。」みっつめの意味を喋り終わったさくらが言った。
「私は、消えるとどうなるの?」か細い声しかでなかった。
「わからない。多分、死ぬのと同じじゃないかな。」彼女はもう嗤っていなかった。
「そう」
それきり黙りこんだ。静かに時が流れる。
やがてさくらがポツリと言った。
「・・・時間だね・・・」言うと同時に大きな風が吹き、桜の花が吹雪のように乱舞する。
ふと体を見下ろすとだんだんと透き通ってきていた。視界ももやがかかったようになり、五感も曖昧になる。
もう、どうにもならないようだ。
私の頬を涙が流れる。そんな感覚がなんとなくわかった。
私は、結局自分勝手だった。すこしすれ違ったからといって、愛されていないと勝手に思い込み、やさしさと慰めを求めた。
兄さん、ごめんなさい。今頃言ったとしても遅すぎるかもしれない、いや、遅すぎるけど。
兄さんは私を愛してくれていたのに、私はその気持ちを裏切りました。
けど・・・・・・・こんなこといっても・・・・・・・・もう信じてくれないし、届かないと思うけど・・・
・・・わたしは・・・・・・・ワタシハ・・・・・ニイサンノコトヲ・・・・・・
そこで意識は途切れた・・・・・・・・・。
160旅猫:04/10/03 12:22:25 ID:fTmsQ8N3
ついさっきまでふたりの少女がいた桜の木の下には今、ひとりしかいない。
数多の星達が輝いている夜空を見上げ、ひとりの魔法使いは呟いた。
「さようなら、音夢ちゃん。」
161旅猫:04/10/03 12:34:50 ID:fTmsQ8N3
新参者です。
なんか意味不明な話になった気がしますが・・・(;´Д`)
続きは皆様の反応を見て決めようかと思いますです。
それでは
ノシ
162名無しさん@ピンキー:04/10/03 12:35:50 ID:gkXsIQdT
>161
続きがあるなら是非読ませてください_| ̄|○
今のままだと後味悪すぎます。(つД`)
163名無しさん@ピンキー:04/10/03 13:12:27 ID:VpdFoH98
>>161
旅猫氏GJ!こういう話もまた良いと思いますよ。
164名無しさん@ピンキー:04/10/03 14:19:47 ID:dEjdV4Ka
GJ!





工藤、男だったのか……
165えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/03 15:59:34 ID:AE8kCjJ4
何事かと思いきや、新規の書き手さんか!

>>旅猫さん
GJ!!
続きがあるなら是非読ませてくらさい

…DCって、こんなにややこしいゲームなのか…
166名無し彩野(予定)市民:04/10/03 16:00:16 ID:oKV3KGxz
GJ!
私もエロパロは前スレで初めてだったんだから大したものだと
常駐よろ!
167名無しさん@ピンキー:04/10/03 18:22:16 ID:as6Wy8DU
>164
無印D.C.なら、工藤が男という可能性もアリ
D.C.P.C.の事はこの際だからアタマカラケ氏さって読んでみよう
168旅猫:04/10/03 18:36:35 ID:mzBmmtEf
>>162 まだ書いてません_| ̄|○

>>164 いい相手がいなかったので勝手に
    男にしたんですが・・・・・

>>えむしけ氏 これも自分で作った設定なんで
         あまり気にしないでください。

(;´Д`) 書くの結構遅いんで続きは少しずつ投下していこうと思います。
169名無し彩野(予定)市民:04/10/04 00:27:55 ID:5oZqeRfy
純一の菊門に舌を這わせることり。
萌「あ、あん、じゅ、純一君のがあぁっ、まっ、たっ一段と大きくぅぅぅぅぅっっっっ!」
騎乗位の萌は相変わらずお構いなしに腰を振り回し、純一を感じ、純一から精液を搾り
取ろうと激しく激しく締め付ける。
純一「うぁっ、はぁん、あん、はあっ!」
純一はあまりの気持ちよさに我を忘れ、口からは涎が垂れまくっている。
ことり「純一君、今の状態がマグロって状態なんだね」
ビチョビチョだが閉じられたままの菊門に人差し指を差し入れる。
睾丸を口に含み、両手で純一の左右の乳首をそれぞれ摘む。
ことり(凄い!純一君のも私のみたいに凝ってるっ!)
そしてそれを同時に指の腹で転がす。
萌「純一君っ!すごっ、凄すぎっ!ああぁぁぁっっっ!」
ことり(おしりが引き締まってきてる!これって!)
菊門に指を抜き差ししつつ、その乳首を舐めだしたその時、純一が腰を動かし出す。
純一は萌の巨乳に置かれていたうちの片腕でことりの胸を激しく揉みしだく。
そして、純一が腰をその頂点に突き出した時、
萌「あ、熱い・・・」
萌の腰のスピードが落ち、ゆっくりとなる間に少しづつ精液が溢れ出してくる。
萌はゆっくりとベッドに倒れ込む。

純一はゆっくりと萌の膣からモノを抜き出し、
純一「こ、ことり、お待たせ・・・・・・」
ことりは何も言わず純一に股を開いた。
  続く
170名無し彩野(予定)市民:04/10/05 00:13:16 ID:bY9Jhgvv
準備万端のことりのヴァギナに向かって、股間からビクンビクンッ!と反り返っている。
純一のモノはそのスリットに包まれる。
その入り口を見つけ、モノがピクッと止まる。
純一の目の前に広がるそれは学園のアイドル「白河ことり」が自分を求め、火照った
体で股を広げて晒し、そしてその胸には黒い覆いが被さっている。
純一「ことり、もっ、もう我慢できない!御免!」
ことりを一気に貫通する。
ことり「ひぃっっっ!」
破瓜の痛みよりそれとほぼ同時に子宮を突かれた快感の方が大きいのか激しく突か
れながらも下着の上からでもはっきりと突起しているそれが確認できる。
純一「痛!」
それでも破瓜の痛みが凄いのかそれとも快感の為なのか、純一の背中に手を回して
いることりの爪が背中に食い込む。
純一は腰を動かしつつ、起用に両手でことりの両腕を引き剥がし、両の手首の交わる
所を片腕で押さえつける。
ことり「純一君、い、いたっいっ、はん、あん、ああああぁぁっっ!」
苦痛にも快感にも取れるその表情に一層興奮した純一は黒下着を上にずらしだす。
その最後の所で凝り固まった乳首に引っかかる。
そして純一はそれを一気に捲る。
ことり「い、痛いけど、なんか変な感じっ」
片腕で押さえつけていたことりの両腕がグッタリと力が抜けている事を確認した純一は
手を離して両手で左右の乳房を揉みしだき、顔を埋め乳首を舐め回し、黒ブラを剥ぎ取る。
それは千切れる世に宙を舞う。

それを先程からモニターとガラス越しに覗く暦。
暦「平常時でも結構でかいのに、それがさらに大きいモノでロストバージンなんて・・・あ
 いつのはそんなにというか、御世辞にも・・・」
婚約者のナニのサイズを嘆く暦で・・・
  続く
171名無し彩野(予定)市民:04/10/05 03:09:33 ID:7J2i2VT0
>それは千切れる世に宙を舞う。
千切れる様に
 の間違い
172煉 ◆1LW4.YSWVo :04/10/05 03:25:50 ID:kGjlKunC
「うーん……あいかわらず、おまえの弁当は見栄えはいいのに……まずいよなぁ」

不満そうな顔をしながらも、モグモグと口を動かしている兄さん。
私達は今、学校の屋上で向かい合ってお弁当を食べている。
床に広めの敷き布を敷き、まるでピクニックにでも来たかのように仲良く寄り添いながら。

「いやなら……食べなくても結構ですのよ?……お兄様……」

私は兄さんにひきつった笑顔を向けながら、わざと丁寧な言葉遣いで答えた。
この言い方をしただけで、私の怒りがそのまま伝わったようで彼はビクッと体を震わせた。

「あ、あはは……な、何言ってんだ!全部食べるに決まってるだろう?……愛する妹の作ったものなんだから……あ〜ほんとにおいしいなぁ」

急にわかりやすいお世辞を言いだして、さっきまでの2倍3倍のスピードで口にご飯を運んでいく。
これ以上何か言ったら……お小遣いが減らされるとでも思ったのかな?

「ではどうぞ♪……まだまだた〜くさんありますからね、兄さん♪」

その後の、兄さんの食べっぷりは見てて気持ちいいくらいおいしそうに食べてくれた。
自分でもおいしいとはとても言えない料理の数々が次々なくなっていき、しばらくするとお弁当箱が空っぽになってしまった。
いつも何かと文句は言っても……かならず全部食べてくれるんだよね。

「……ごちそうさまでした」
「はい♪おそまつさまでした♪」

兄さんは苦しそうにお腹を押さえながら、一仕事終えたようにくつろぎだした。
私はその姿を可愛く思いながら、いそいそとお弁当箱を片付け始める。
空になったその箱に、満足したような笑みを浮かべたまま……。

「……なんかお前、嬉しそうだな?」
「えぇ?そんなことないですよぉ〜♪」
173煉 ◆1LW4.YSWVo :04/10/05 03:26:49 ID:kGjlKunC
あまりの嬉しさに意識しなくても、つい顔がほころんでしまう。
自分のそんな仕草を感じて、ほんとに私は兄さんにベタ惚れなんだなぁと思う。

一通り片付け終えた後、私達は体を寄り添うように座った。
今日は屋上には他の生徒が一人とおらず、さながら私と兄さんだけの空間ができている。
当然、キスなんかもしちゃったりしたわけだけど……それだけでは終わらなかった。

「なぁ……音夢……」
さっきご飯を食べていた時と違う、ちょっと怖い表情で兄さんは私の目をまっすぐ見つめてくる。
「え……な、何ですか?急にそんな怖い顔して……」
「いや……お腹がいっぱいになったのはいいんだけど……今度はこっちがさぁ……」

そう言って兄さんはズボンのチャックをジーっと下ろし始めた。
ズボンの上からでも少し膨らんでいるとわかるその場所から、勃起しているペニスを取り出す。

「え……えぇ!ちょ、ちょっと兄さん!……やめてよぉこんな場所で……」
「大丈夫だって……俺達以外誰もいないし、手でしてくれるだけでいいから……な?」

よっぽど我慢できないのか、兄さんは私の耳に甘く囁くようにお願いしてくる。
私がそうされると弱いのを知っていて、わざとしているんだろう。
「ん……わ、わかった……ほんとにちょっとだけだよ?……もう……」
ただでさえお弁当のことで機嫌がいいだけに、私は兄さんのそのエッチなお願いを簡単に受け入れてしまった。

「平気平気、音夢が激しくしてくれたら……すぐに終わるからさ」
「う……に、兄さんのエッチ!」

からかわれて顔を真っ赤にしている私を見ながら、兄さんはその敷き布の上に足を投げ出すように座る。
その固くなったペニスが、青空に向かうように上に伸びている。
174煉 ◆1LW4.YSWVo :04/10/05 03:27:19 ID:kGjlKunC
「じゃ、じゃあ……するからね?」
「あぁ……頼むよ」
おずおずと遠慮がちにしながら、私はその早くシゴいて欲しそうにピクピク動いているペニスに手を添える。
手の冷たい体温が伝わったのか、触った瞬間にビクンとまるで生き物のようにそれが跳ねた。

「おぅ……音夢の手、冷たくて……きもちいい」
「に、兄さんのおちんちんが熱すぎるんだよ……学校でこんなに大きくさせてるなんて……」

なんだかいつもより大きくなっているような気がする。
こんな外でしてあげてるから……兄さんも興奮してるのかな。

そんなことを考えながら、ペニスに添えた手を上下に動かし始める。
ペニスを包んでいる皮がその私の手の動きに合わせて、亀頭の根元を包んだりあらわにしたりと動き回る。

「こ、こんな感じでいい?……もうちょっと早いほうがいいかな……」
「う……ね、音夢の好きにして……いいよ……」

少しづつ息が荒くなってきている兄さんを見て、私がきもちよくさせてあげられることが嬉しくなってくる。
もっともっと気持ちよくなってもらうために、徐々にその手の動きを速めていく。
私の乾いた手のひらと、兄さんのペニスが擦りあうシュッシュッという卑猥な音が聞こえ始める。

「う、う、うぅ……あぁきもちいい……妹に外で手コキしてもらえるなんて……最高」
「へ、変なこと言わないでよぉ……」

恥ずかしがりながらも私は手の上下運動だけはやめずに、兄さんのペニスを気持ちよくさせている。
ただ単調な動きだけでは良くないと思い、今度はペニスをグイッと右方向に曲げてシゴく。

「くぅ!う!あ!ね、音夢……そ、それは……」
「あ……ご、ごめん!あんまり同じ動きじゃよくないかなって思って……」

兄さんのペニスは、いつも左の方に曲がっている感じだった。
おそらく、突然その逆方向に曲げられたので痛かったんだろう。
175煉 ◆1LW4.YSWVo :04/10/05 03:28:26 ID:kGjlKunC
「い、いや……ちょっと痛かったけど……窮屈な感じが結構いいかも……」
「ん……よ、よかった……じゃあこのまま動かすね?」

兄さんの大事なペニスが、折れたりしちゃったら大変。
でもきもちいいんだったら……もっと激しくしてもいいよね。

その一見苦しそうに右を向いているペニスを、私は更に高速にシゴきあげた。
私の腕と兄さんのふとももが何度も何度もぶつかりあい、パンパンパンと乾いた音を響かせるほどに。

「お!お!お!す、すげぇぇ……音夢の高速手コキ……き、きもちいぃぃ」
「はぁ……はぁ……そ、そうかな?……出したくなったら……いつでもいいからね兄さん」

あまりに激しいその動きに、私の呼吸も荒くなってくる。
ペニスをシゴいている手首も疲労感で動きが鈍りそうになるが、兄さんが射精するまではとスピードを更に速める。
するとさっきまでの音とは違い、ヌチョヌチョという水がかき混ぜられるような音がペニスから聞こえてくる。

「はぁ!はぁ!あぁ……兄さん……先っぽから少し出てきちゃってるよ……ねぇ?イク?射精する?イキそうなんだよね?」
「う!あ!あ!あぁぁ!い、いきそう……こんな早くされたら……お!おぅぅ!」
176煉 ◆1LW4.YSWVo :04/10/05 03:29:25 ID:kGjlKunC
獣のような声が兄さんの口から漏れ出し、シゴかれているペニスもビクンビクンと脈打ち始めている。
今まで兄さんにしてあげていた経験から、これが射精の直前の動きだということがわかり、私は空いている左の手のひらを亀頭にかぶせた。
兄さんの体や私の制服に、精液がかからないように。

「はぁ!あぁ……いいよ兄さん……このままいっぱい……私の手の中で出していいから……」
「あぁ!ね、音夢ぅ!……で、出る!出るぅ!あぁぁぁぁぁぁ!」

ドビュ!ビュビュビュ!ドピュプププ!
まるで手のひらの中で何かが爆発したような感触。
最初にグチャッと固形の塊がかかり、続けて液体としてのザーメンがビチャビチャと私の手のひらにかかっていく。
中だしされたら間違いなく妊娠してしまいそうなほど、濃い精液が兄さんのペニスから吹き出されていた。

「……はぁ……すごい……兄さんのいつもよりドロドロしてて、量も多いよ……」
「あ、あぁ……音夢の……音夢の手コキが気持ちよかったから……あ……ま、まだ出そう」
「うん……全部、全部出しちゃってね……」

手のひらを一旦ペニスの根元にまで下ろし、そこから力を入れて一気に先っぽまで擦りあげる。
まだ尿道内で止まっている精子を搾り出すと、鈴口から少し黄色がかった最後のザーメンが排出された。

「あぁ、すごいきもちいいよ……音夢……」
「うん……私も兄さんに満足してもらえてよかった♪」

両手に大量に付着した兄さんの赤ちゃんのもとを温かく感じながら、私は今日二回目の笑顔をその大好きな人に向けて答えた。

終わり
177煉 ◆1LW4.YSWVo :04/10/05 03:36:21 ID:kGjlKunC
ちょっとおもいつきで書いてしまった小ネタです。
えむしけ氏の方法パクらせてもらいました^^
自分も続き物とか書きたいとは思うんですが、いかんせん最後まで書ききれる自信ないんすよね。
その点名無し彩野さんは、毎日ほぼ欠かさず続き書いてるのマジですごいと思います。
旅猫さんの音夢もすごくエロ可愛くて、ハァハァできますた。
178名無しさん@ピンキー:04/10/05 21:55:40 ID:EZIJzGn0
田淵とかが登場するSS・・・・は無理か。
何せ、一日一言男だしな
179名無し彩野(予定)市民:04/10/05 23:02:09 ID:dSyLIx0R
煉氏、GJ!!
これでこのスレは十年は戦えるw
180名無しさん@ピンキー:04/10/05 23:21:37 ID:knvx3fGr
純一と音夢の幼少期、一緒に入っていたお風呂のシーンを再現してみてください。
181名無し彩野(予定)市民:04/10/05 23:23:58 ID:dSyLIx0R
俺には無理だ・・・・・・ orz
182名無し彩野(予定)市民:04/10/06 00:27:14 ID:5ynGRjEu
ワイン一人で空けちゃって・・・
明日、二日分更新します。
183名無し彩野(予定)市民:04/10/06 23:58:11 ID:Z6ErI90F
人前に初めて晒されたその乳首は既にピンと張っている。
その突起が消えては現れ、その時は唾でベチョベチョに濡れている。
ことりの胸に顔を沈め、その先端を楽しむのかと思うと今度はことりを見つめ、すかさず
唇を奪う。
ことり(舌まで絡まって・・・もう、とろけて純一君と一つになってしまいそう!)
ことりは自分の膣の中に純一を感じるもののその境界が何処にあるのか分からなくなっ
ていた。
両の乳房も純一と密着し、純一の動きにつれ桜色の突起が胸板と擦れる。
ことりは純一を離さない様に両手をその尻にまわす。
ことり(引き締まったお尻・・・さっき舐め回してたんだよね私・・・)
ことりは自らも純一の舌を求め激しく純一の口内に攻め掛かる。
純一の腰使いがさらに激しくなる。
ことり(お尻がさらに引き締まって・・・遂に来るんだ・・・)
ことりは純一の脚に絡めた脚を広げ百八十度近くまで広げる。
それによって下半身の密着度が増すのだ。
純一が腰を思いっきり引き、力強く子宮を叩いたその時、
ことり「あ、熱い!ああんうぁぁんんんんんっっっっっっっっっ!」
ことりは膣の最奥で精液を浴びる。
ことりは朦朧としていた意識を戻して、意識的に純一をさらに締め付けだす。
純一は堪えた様子はなく、構わず腰を動かし続ける。
純一「ことり、このまま抜かずの2,3発いかせて貰うよ」
疲れているのかグッタリしているもののナニの強度と腰の動きが止まる様子は無い。
  続く
184名無し彩野(予定)市民:04/10/07 00:55:29 ID:5/9HXq99
おまけ 黒下着姉 補足

激しい攻めによる快感の為か、暦の意識は朦朧としていた。
暦「すごい、あん、しんじられないっっっっっっっっ!」
フィアンセがこんな激しいセックスを仕掛けてくるとは予想外でさっきから何発膣出しさ
れたのかさえ覚えていない。
胸も下半身もベトベトに濡れており、子宮は常に白濁とした子種で満たされている。
お互いの腰の動きで精液が掻き出されたと思うと直ぐに又、子宮が満たされる。
どれだけ体位を入れ替えたのだろうか?
正常位、後背位、騎乗位、エクトセラ、エクトセラ・・・

ことり「お姉ちゃん、ずるい!」
ハッとする暦。
同じベッドの上で素っ裸の妹に抗議されるセックス中の姉。
暦「えっ!」
暦を攻めていたのは婚約者などではなく純一だったのだ!
抜き差しされる自分の膣から精液が掻き出されているのが見える。
暦「あ、朝倉、止めてっ!抜いてっ!」
その叫びは虚しく、子宮に精液を注がれる。
チュポンッと暦の膣からモノを抜き出すと今度はことりに襲いかかる。

朦朧とする意識の中で妹が純一と真っ最中の中、
暦「拙っちゃったなぁ・・・・・・」
そこで意識が途切れてしまった。
185えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 03:34:08 ID:kpH4tLgh
続き書いてるときに限って、関係ないネタモノが良く書けるのは気のせいですか。

名無し彩野さん、煉さん両氏GJ*∞!!

さて俺もいい加減、あれの始末をつけようと思うのですが…
今誰かいる?
186名無し彩野(予定)市民:04/10/07 03:36:36 ID:PsYLmyRL
何とか・・・
でも仕事があるから寝ないと・・・
兎も角このスレを盛り上げる為に一つ宜しく!
187えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 03:40:57 ID:kpH4tLgh
>>186
いや、長いから支援カキコ頼もうと思ったのだが…
無理は召されますなよ( ;ω;)

とりあいず、きりのいいとこまで↓
188えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 03:41:58 ID:kpH4tLgh
下駄箱のほうまで勢い任せに階段を駆け下りたことりは、腰を降ろして、慣れない運動に悲鳴のような動悸をあげる体を休めていた。
そうする間もことりの頭の中で、叶の言葉が何度も響く。
『朝倉くんは…本当に、ことりのことが好きなの?』
そんなことない と、何故あの時即座に反論できなかったのであろう。私は朝倉くんのことが信用できないのであろうか。己が伴侶にとさえ想う人なのに。
…いや、きっと、思いがけない言葉を言われたから、きっと頭の中が混乱したのだろう。そうだ。きっとそうに違いない。
「…あ、朝倉くんを待たせてあるんだ」
もし約束がなくても、今は会いたい気分だった。会って、朝倉くんに『好きだよ』とか『愛している』と言ってもらおう。そうすれば、この心の中のもやは晴れるに違いない。
「そして今日も…」
あれからというもの、二人は会うたびに、床を重ねていた。そして躰を重ね合うたびに、二人はあのときと同じように乱れ、あの日の誓いを確認しあった。
「そうだ、そうしよう、そうしよう…」
やっと息を落ち着けたことりは、待ち合わせ場所である、校門に急いだ。

逃げ出すようにその場を走り去った叶を眺めながら、純一は未だその身に新しい、本来男の叶にあり得ぬはずの『感触』に戸惑っていた。
叶は『女』なのではなかろうか。
あの感触。叶のあの反応。そして今まで叶に抱いてきた感情。それらは全て、そう仮定することで辻褄があい、納得できる。
しかし、いまいち実感がもてない。
あれほどまでに激情を抱いた相手とはいえ、今日の今まで『男』と思ってきた相手を簡単に『女』だ、と認識し直すなんてことは、容易ではなかった。それにこれはあくまで仮定である。
第一、もしその仮定が本当だとして、それがなんだというのか。自分には、ことりという恋人がいる。あれほどまでに躰を重ね合って、今更その関係を反古にするような真似は出来ない。
「……」
純一は、定まらない自分の思いに苛立ちながら、ことりと待ち合わせている校門のほうへと歩き出した。
今の自分を、人の思いを怖い位に察するのが上手いことりは、何と言うのであろうか。
189えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 03:42:58 ID:kpH4tLgh
「あれ…?」
校門についたことりは、その場に純一がいないことに首をかしげる。
何故。今まで、朝倉くんは自分との約束を破ったことはないのに。
落ち着かないでいたことりに、
「おーい!」
と、後ろから声がかかる。純一だった。
「朝倉くん!」
良かった。
それだけで、ことりの心は宙に舞う。今すぐにでも、その胸に飛び込みたい気分だった。
「どこ行ってたんだ…?探しに出ちゃったじゃないか」
「ごめん、ちょっとね」
ふと、晴れ上がっていたことりの心に一瞬、矢のような闇が差した。
「どうした?」
「え、い、いや、あの、その…何でも」
その矢の出先は、純一からであった。
純一の焦燥を感じる。それは必死に抑えられているが、所々から滲み出ている。今まで忘れ去られていた戸惑いが、また形をなしている。
いや、忘れてなどいなかった。今まで、意識せずにすんだだけだ。
それが今更になって浮き彫りなったのは…叶の体の秘密を、ついに、知ってしまったから。
「……!!」
「お、おい、ことり?」
知ってしまった。
何故かは、余りにも突然だったらしく、詳しくは記憶されていないらしい。だがともかく、知ってしまったことだけは確かなのだ。これで、二人は想いを遂げあうことは、十分可能になったわけだ。
190えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 03:43:58 ID:kpH4tLgh
…そうか。
ことりは、あのとき、叶に思いがけない一言を言われたとき、言い返せなかった真の理由を悟った。
自分は知っていたのだ。
朝倉くんにとって私は、工藤くんのかわりに過ぎないことに。
男として認識されていた工藤くんのかわりとして、女の自分が抱かれていたのだ。
だがそれは回を重ねるごとに、朝倉くんの中で虚しさを増していくことになる。
それを何とか吹っ切ろうと、朝倉くんは私に縋ることになり……それを、工藤くんに悟られた……。

「な、どうしたんだよ、おい?」
「……朝倉くん」
「?」
「せっかく、約束しておいて何なんですけど……今日は、一人にさせてくれませんか……?」
ことりのいつにない、重く、張り付いてくるようなその言葉に、純一は抵抗できるよしもなかった。
そして、己の不定形ぶりを、悟られたかとも思えた。
191えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 03:44:56 ID:kpH4tLgh
自分の部屋で、ことりは丸くなって、様々な苦悩に身を預けていた。
どうすればいいのだろう。
やはりあのとき、本当のことを言ってしまえば良かったのか。

でも、朝倉くんに抱かれているとき、私は本当に幸せだ。そしてそれは、何物にも代え難い。
どうしても、私は朝倉くんのことが好きだ。やはり自ら身をを引くような真似はしたくない。

これらは全て、あの日からずっと思ってきたことなのに…
「……」
…そうだ。なにゆえ、自分をああも堕としてまであんなことが出来たのか。あのときには既に、このようなときが来ることをも予見できていた筈だ。
そうなると、今まで意識しまいとしていた感情が、ことりの中で輪郭をなし始める。

叶が憎い。

私という相手がいる朝倉くんを、それを知っていながら、己が体を使ってまで誑かそうとした。
そもそも、性別を騙る真似などしてなければ、朝倉くんがああも苦悩することはなかった。
それならばいっそ、大人しくしていればいいのに、あの…泥棒猫!

ふと、階下で暦の呼ぶ声が聞こえた。
「おーい、ことりー、工藤が来てるぞー!」
「!!!!」
ことりは、自分の周りの気温が下がるのを感じる。
「おい、どうした?朝倉じゃないからって追い返すような真似は…」
「ん、ごめん……上がってもらって」
192えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 03:46:00 ID:kpH4tLgh
「ごめんね、あのことを、どうしても謝りたくって…」
ことりの部屋に通された叶は俯きがちに座ると、申し訳なさそうに頭をかいた。
「僕、どうしちゃったんだろ、あんなことを言ってしまって…」
その言葉は偽りではないらしい。事実今の叶が嘘を言うような様子ではないことは、ことりでなくとも十分見て取れた。
「本当、女の子に言うセリフじゃないよね、あんなひどいこと、…ことり?」
叶は不安になる。部屋に通されてからというもの、ことりは一言も口を開いていない。じっと叶の方を見ながら、俗に言う『体育座り』の体勢でカーペットの上に腰を降ろしていた。
しかも、制服の、腰で短く捲ったスカートのままである。ぱっと見、叶はことりはブルマーをはいているのかと思ったが、そうではないことに気づき、恥ずかしさと驚きを覚えた。
「ん……?」
見えていたのを、ことりは感づいたらしい。叶は慌てて目をそらす。
「ん、いや、その、ごめん」
「別に気にすることじゃないでしょ」
「え…?」
「女の子同士なんだし」

叶の目が大きく開かれ、顔が硬直する。
「な、何を…?」
「私には隠し事は出来ない って、朝倉くん言ってませんでしたか、工藤く…いや、叶ちゃん」
「ど、どうして…?」
朝倉くんがばらしたのであろうか。わからない。しかしこの口調からして、とっくの昔に知っていた、という感じであった。
「その通りですよ。それに叶ちゃん、女の子みたいな顔してるもの…」
「こ、こ、これには理由が…」
「どうでもいいですよ、そんなの。で、朝倉くんはこのことについて、どう言ってたんですか?」
「!!!?」
叶の腰が抜ける。何故、朝倉くんに露見したことまで、知っているのだろう。
「おっぱい触らせたんだ…」
「ち、違うよ。あ、あれは事故なんだよ。角でぶつかって、その勢いでこうなっただけなんだ」
「朝倉くん、どう思ったんだろうなあ。男の子みたいな女の子、しかも叶ちゃんみたいな可愛い子だったら、タブーを犯す感じも相まって、ものすごく興奮したんじゃないのかなあ…」
「こ、ことり、ホント、べ、別に何も」
「そうやって、人の恋人を寝取っていくんだ…」
真実など、ことりにはどうでもよかった。ただ、目の前の相手が、憎かった。
193えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 03:46:59 ID:kpH4tLgh
さすがに、叶も苛立ちを禁じ得なくなってきた。
「どうして…?どうしてそんなこと言うの、ことり!?」
「どうしてって…私が朝倉くんの恋人だからですよ!付き合っている相手を誑かされていい気分でいられる人なんていませんよ!」
「そんな…私は誑かしてなんていないよ!」
「嘘ッ!じゃあ何であんなこと私に言ったの!?」
「それは…ホントにごめん。ただ、そんな気がしただけなんだよ…」
「そうやって私と朝倉くんの中を掻き乱して、二人を別れさせるつもりだったんでしょう!!」
「ち、違うよ!!」
二人の口論は平行線に進む。埒があかない。そうすると、ことりはこう振った。
「叶ちゃん、そもそも何で男の振りなんかしてるの?」
「そ、それは、事情が…」
「男の振りなんかしてるけど、叶ちゃん、所々女の子っぽい素振り見せるよね」
「え?」
「わからないの?だから叶ちゃん、男の子って言う触れ込みなのに男の子にも人気があるんですよ」
「え?え?」
それまでの癇癪とはまるで違うことりの言葉に、叶は戸惑う。すると、ことりはこう続けた。
「女の子っぽい男の子が実は女の子、なんて結構考えましたね、叶ちゃん」
「…?」
「普通に女の子としてアピールするよりも、すっごく効果的かも…」
「!」
「そうやって、朝倉くんに暗にアプローチをかけてたんですね…?ホント、無垢な顔立ちとは裏腹に策士なんだから…!」
194えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 03:48:00 ID:kpH4tLgh
バンッ!!
突然の物音。耐えきれなくなった叶が、壁をその掌で叩いたのであった。
「いい加減にして!!」
いつもの叶からは想像もつかないほど激しい剣幕で、叶はことりを睨む。その迫力に、さすがのことりも口をつぐんだ。
「デタラメを好き勝手にでっち上げて…人の気も知らないで!」
「…!」
「あげく私の男装が、策の内だなんて…!!」
これだけは、相手がことりでも、たとえ言ったのが純一だとしても、叶には許せなかった。
願わくば、自分だってこんなことしたくない。自分は女の子なのだから、女の子の服を着て、女の子として暮らしたい。
そうすれば、女の自分の気持ちを…女として自分が思いを寄せる相手に伝えることも、今よりはずっと容易だったに違いない。
しかし、今の家庭はそれを許さない。
反抗したい。しかし、それをできない弱い自分が、今の叶の内にいた。
叶にとってこの男装は、そんな情けない自分を象徴する存在でもあった。
それを策だなどとは、いくら何でもひどすぎる。
「…そうだよ。ことりが察してる通り、私は朝倉くんが好きだよ」
叶が漏らす。ことりは圧倒されたまま、言葉を返さない。
「でも、あの状況下じゃ、こんなこと言えやしないから、胸にしまってようかとも思ってたけど」
叶は荷物をとって、部屋のドアのほうへと向かう。ことりは視線を向けるが、言葉を返せない。
「ことりにも朝倉くんにもばれちゃった以上、もう引っ込む必要はないよね」
間際にそう言い残して、叶は部屋を出、白河邸を後にした。その人を想う気持ちなら、ことりにも負けるつもりはない。
195えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 03:54:03 ID:kpH4tLgh

   _| ̄ ̄||_____
 /旦|――||// /|   続きは明日にでも…。
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . |        <⌒/ヽ-、___
 |_____|三|/      /<_/____/

196名無しさん@ピンキー:04/10/07 15:11:02 ID:sLDwlwwm
叶が出てから話が面白くなったな
197名無しさん@ピンキー:04/10/07 18:03:57 ID:NY1CzAvx
ことりvs叶

こりゃ日本シリーズより楽しみだ。
198名無しさん@ピンキー:04/10/07 19:03:55 ID:hSFMZIqv
「おーい音夢、もういいか?」
「うん、いいよお兄ちゃん」
私が答えるとお兄ちゃんが全裸で浴室の中に入ってきた。
今日は一緒にお風呂にはいることになっている。
というよりほぼ毎日一緒に入ってるんだけど。
「あれ?まだ洗ってなかったのか?」
お兄ちゃんは不思議そうに首を傾げる。
「うん、一緒に洗おうと思って。」
「そうか」
納得したようにお兄ちゃんは頷いた。
そして突然閃いたように顔を輝かせる。
「なあ音夢。洗いっこするか?」
「え!?」
私は突然の言葉に驚く。
「だから俺が音夢を洗って、音夢が俺を洗うんだよ。」
「で、でも恥ずかしいよ・・・」
「何言ってんだよ、毎日一緒に入ってるのに。」
どこか呆れたようにいうお兄ちゃん。
「ほら、洗ってやるからさっさと後ろを向け。」
私はまだ躊躇いながら言われた通りにした。
「さてと、まずは背中からだな」
そう言いながら、タオルにボディーソープを付けるお兄ちゃん。
そしてそのタオルで私の背中をこすり始めた。
「痛くないか?」
洗いながら聞いてくるお兄ちゃん。
「ううん、大丈夫。」
199名無しさん@ピンキー:04/10/07 19:04:36 ID:hSFMZIqv
やがて背中全体が終わった。
「さて、次は前だな。」
「ええっ!前もするのっ!?」
「当たり前だ」真顔で言うお兄ちゃん。
私は無駄な抵抗をやめ、素直に前を向いた。
いつも一緒とはいえ、面と向かうとすこし恥ずかしい。
「ほれ、顔上げろ。」
こしこしと首から擦っていく。
顎の辺りから首の下、そして胸へ。
「んっ」
すこし声が出てしまった。
「どうした?」
「ちょ、ちょっとくすぐったくて。」
「なんでくすぐったいんだ?」
「さ、さあ?」なんとか誤魔化そうとする。
「んー。お前ぜんぜんおっぱいないんだな。」
かろうじて膨らんでいるとわかる私の胸を触りながらいうお兄ちゃん。
「ちょっ、ちょっとお兄ちゃん!」
「んー?なんだ音夢ー?」
惚けた振りをしながら揉むような動作にかえてくる。
「んぅっ、くっ、くすぐったいってばっ!」
身をよじるが、それでも開放してくれない。
ニヤニヤと意地悪な顔をしながら私を見つめているお兄ちゃん。
「おもしろいな、これ」
「おっ、おもしろいって!」
今日のお兄ちゃんはなんか意地悪だ。どうしたんだろ。
200名無しさん@ピンキー:04/10/07 19:06:54 ID:hSFMZIqv
「そういえばさー、女の子のそこってどうなってるんだ?」
やっと私を解放したお兄ちゃんが今度は私のあそこを指しながら言う。
「ええっ!こ、ここはやだよぉ」すこし涙目になる私。
「なぁ音夢、お願い。一回だけでいいから。見せてくれよ。」
手を合わせながら頼んでくるお兄ちゃん。
「うぅ・・・わかった。いっかいだけだよ?」
そう言うとお兄ちゃんの目が輝いた。
「じゃ、じゃあ開くよ・・・」
「あ、ああ・・・」心なしかお兄ちゃんも緊張しているようだ。
タイルの上に寝転ぶように座り、足を広げる。
まだ毛も生えていない秘所が、お兄ちゃんの顔の前に晒される。
「うぅ・・・やっぱり恥ずかしいよぉ・・・・」またもや涙目になる私。
お兄ちゃんは私の秘所を指で広げだした。
「なっ!なにしてるのっ!」
広げた中を食い入るように見つめながら
「なにって、よく見えるようにしてるだけだぞ?」なんだか興奮したようにいうお兄ちゃん。
そして突然指を中に挿れてきた。
「ちょっ!ちょっとなんで指を入れるのっ!」
「すごい、なんかヒダヒダになってる。」
私のことなんかお構いなしに弄り始めてしまった。私もなんだか体が熱くなってきた。
「んっ、んんっ、お、お兄ちゃんっ」
「な、なんか濡れてきたぞ、音夢」すこし戸惑ったように答えるお兄ちゃん。
私はそれどころではなかった。
体がどんどん熱くなってくる。それになんだか・・・・気持ちいい。
「おっ、お兄ちゃんっ!なんだか切ないよぉっ!」
お兄ちゃんの手を掴み、指を出し入れする動きをだんだん速くする。
「ねっ、音夢っ?!」
「んっ、んぁっ、ぁぁっ、はぁっ、」
なんだか天国への階段を登っているような、そんな感覚と共に頭の中も真っ白になってきた。
「んんっ、あぁぁっ、ふぁっ、はあぁっ、」
「ああっ、はあぁっ、んぁぁっ!」まぶたの奥で光が明滅するかのように瞬き、頭の中は真っ白になった。
そのまま意識は遠のいていった。
201名無しさん@ピンキー:04/10/07 19:09:02 ID:hSFMZIqv
目を開くと自分の部屋の天井があった。
どうやらあの後気を失ったらしい。
ベッド脇にはバツの悪そうな顔をした兄ちゃんがいた。
そして一言。
「ごめんな、音夢」
と言った。
私はすこし顔を赤くしながらも、にっこり笑いながら
「ううん、気持ちよかったよ、お兄ちゃん♪」
と言った。

『幼き日のころ』 終わり
202旅猫:04/10/07 19:13:16 ID:hSFMZIqv
>>180のリクエストに応えようとしたけど
もうすこし時間をかけるべきだったかorz
ほぼ勢いで書きました。楽しんで頂けたら幸いです。
    
203えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 21:46:56 ID:kpH4tLgh
さすが旅猫さんだ、>>180の俺には(´・ω・`)なリクにもVRGJだぜ!

>>197
( ゚д゚)

(;゚д゚)

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

理由↓
204180:04/10/07 21:46:58 ID:3Ufy6nti
>202
イイヨイイヨー★
GJ!!
205えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 21:48:01 ID:kpH4tLgh
「あれ、朝倉くん」
「く、工藤…」
白河邸を出た帰り、叶は純一が公園のベンチで物思いに耽っているのを見つけた。叶は、少し嬉しさを感じてしまう。
「隣、いいかな?」
「あ…あ、ああ」
先ほど、顔を真っ赤にして自分の元を逃げるように走り去っていった叶が、数時間も経たないうちに何事もなかったかのように話しかけてくることに、純一は困惑する。
「あ、あのさ、そ、あの…」
「ごめんね、今まで嘘をついてて」
「…?」
「ぼ、僕、こんな格好してるけど、あ、あの…」
「……」
叶は頬を紅潮させ俯く。先程の何気ない態度は、一気に消え失せた。叶は、自分の女の型をした胸を男である純一に触れられたということに、今になって純粋に恥ずかしくなった。
純一もまた、頭の中を席巻していた“仮定”が真実たることを知るや、その体に刻まれたあのときの感触を思い出し、叶の顔を直視できなくなる。
「だけどさ、ど、どうして…?」
「いや、その、これには事情が…」
「…そっか」
急に押し黙る純一。その表情は叶に、かつてあの“噂”が流れる前の、純一が常に落ち込んでいたあのときの顔を思い起こさせた。
「ねえ、朝倉くん。少し、聞いてもいいかな?」
「ん?」
「どうして近頃、ぼ…私を、避けてたの?」
どうしても聞いてみたかったことだ。先程ことりと話したときも、このことには言及されなかった。
「……」
「別に、ことりと付き合ってたって、別に私を避ける理由にはならないでしょ…?」
純一は、なおも押し黙る。
「これだけは教えてよ。ね、私、朝倉くんに嫌われるような真似をした?」
「いや、そういうわけじゃ」
「じゃ、どうして?ねえ」
206えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 21:54:59 ID:kpH4tLgh
逃げ切れない状況下に、純一は腹をくくった。それに今はっきりさせなければ、お互いすっきりしないことになるだろう。
「工藤…お前のことが、あの、その、好き……だった、から」
思いもがけない一言に、叶の鼓動は勢いを増した。様々な思いが、頭の中でかき混ぜられる。
「でも、ずっとお前は男だと思ってたから…こんなことあっちゃいけないと思って、ずっと悩んでた。そんな俺に、ことりは手を差しのべてくれて…そうして俺達は、付き合うようになったんだ」
「……」
「でも、そうなってからも、ずっと、やっぱ、お前のことが気になっちまってて……」
「だから…?」
「ああ。出来るだけ見ないようにすれば、気に病まなくて済んだからな。ことりも、優しかったし」
純一はなおも続けた。
「だけど、あの今日のあれがあって…以前よりもずっとお前のことが気になりだして…ああ、くそ…!」
純一は、苛立ちの余り、激しく頭をかきむしりだす。
「朝倉くん!?」
「ハァ…どうも、このことにことりは感づかれたらしくてな…ああ、嫌われたよ、俺…」
そうして、純一は叶の顔を見た。髪を短く切りそろえられてたりされてはいるが、叶の顔は男らしからぬ丸みを帯びていて、女だ といわれた方がやはりしっくりきた。
「ごめんな、変なこと聞かせて」
叶の方は純一に見つめられて、先程よりもその顔を赤くしている。
「…朝倉くん」
「ん…?」
「教えてくれてありがとう。おかげで私も、すっきりしたよ」
「そうか…」
「あとね、朝倉くん…ついでに私も、変なこと言っていい?」
そう言って叶の顔が、いっそう紅潮する。
「私も、朝倉くんのこと、好き、だった…よ!」
純一の瞳孔が大きく開く。叶は照れくさかったが、同時に、素直になれたことへの清々しさも感じていた。
「か、か、帰るね」
その場を離れようとした叶の肩を、純一はぐっと掴む。
「ん、な、何…ん、んっ」
突然、純一は叶の唇を奪う。叶は、かつてこの状況を夢に見たことを思い出す。あのときは幸福感の反面、夢でしかこうなれないのかと、ひどく落ち込んだ。
しかし、これは現実だ。頬をつねられても覚めない。叶は抵抗する素振りを見せなくなり、素直にその幸福に己を任せ、目を閉じた。
…そもそも、遠慮する理由が、どこにあろうか。
207えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 21:56:00 ID:kpH4tLgh
そうして純一は、叶を引きずるようにして、自宅へと誘う。
「で、でも、い、妹さんがいるんじゃあ…」
「今日は美春ん家に泊まるとよ」
「……」
やがて純一の部屋の中まで促されると、叶はまた、純一にその唇を奪われた。
「んっ、ん…あ、朝倉くん…」
「工藤……」
純一は意味ありげな目で、叶を見つめる。その目が何を欲しているかは、女の叶でも十分に理解し得た。
それは、叶の中にもいびつながらに生まれている気持ちだからであった。
それに、もう如何なお咎めをも払いのけられる一種の度胸のようなものも、先程ことりと言い合った辺りから、叶の中に芽生えている気がする。
思えば何故にここまでついてきたのか。逡巡し、あげくは拒否する必要など無いのだ。
「うん……いいよ」

純一は叶の後に回ると、学生服の釦を外しにかかる。その手際はいつもその身に纏っているものである所為か、それともいつもことりの服の釦を外しているが故か、幾分手練れているように感じた。
叶はその頬を真っ赤に染めながら、俯きがちに、純一のなすがままになっていた。純一の誘いに応じたときは、もう怖いものはないような気さえしていたのに、いざ有事になると、縮んでしまう。
やがて純一の手は、叶のカッターに伸びる。それの釦を半分あたりまで外されると、純一の指や掌に、叶が女である片鱗を感じ取れた。
堪らず、純一はそれをその両掌に収める。
「ひゃっ!?」
叶は声をあげた。だが純一は構わず、叶の両の胸を執拗に捏ね回す。
「ぁ、はぁ、あっ…」
全身から沸き立ってくる高熱に叶がうなされている間も、純一は服を脱がしていく。やがてカッターの下に着けてあったブラジャーを剥がれ、叶は自らが女である証拠を外気に晒した。
「可愛いよ、工藤……」
純一は工藤に囁き、その両先端を指で優しくはじく。
「っんあ…そ、そんな、怖いよ…」
「大丈夫…」
208えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 21:57:00 ID:kpH4tLgh
そしてその手は、叶の下半身に伸びた。
「これも取るぞ…」
「う、うん」
純一は叶の前に回ると、叶の学生ズボンのベルトを外し、そのまま強引に下へ引きずり降ろす。そうして、叶の下半身が露わになる。叶は、男物のトランクスを穿いていた。
「……」
「ご、ごめん、気が利かなくて」
まじまじとそれを見つめてくる純一に、叶は自分でもよくわからない弁明をする。すると純一は、叶の頬を撫でながら、こう言った。
「カッター、脱がさない方がよかったかも…」
「へ、変なこと言わないでよ、ば、ばかっ」

そしてそれも為すがままに下にずらされていくと、叶は純一に秘裂を見せる形になった。もうこれ以上、叶は自分が男であると言うことは出来ない。
見ればその肉の裂目は、その内より歓喜の涎を正直に漏らしていた。
「ああ、ああ……」
叶は羞恥におののき、その顔を両掌で覆った。今更ではあるが、先程までの純一の責めにここまでに興奮していたことに、心の臓がむず痒くなる。
「大丈夫だよ……」
「いや、は、恥ずかしいよ。あ、朝倉くんも、そんなにまじまじ見ないでよ、お願い」
「だーめ」
純一はそれに顔を近づけると、その溝を指でゆっくりとなぞる。
「ふあっ……!」
その得体の知れない感触に、叶は堪らず声をあげる。その声は、純一が秘唇をその舌で味わい始めると、
「ぁあっ、ひゃあっ、はあっ、はぁ……!」
更に大きく、切ないものになった。
仰向けに横たえられた叶に、純一はその舌で秘唇を貪り、その手で胸を揉みしだく。叶はその責めに、ひたすら恥ずかしさと堪えがたい悦びにその身を揺らし、甘い声で啼く。
「いい、その顔、いい……興奮、してるんだな……?」
「あ、ん、んなこと、い、言わないでよ……!」
わかってるくせに……と言おうとするが、間をおかず再開されたその愛撫に、叶は声を漏らすのに精一杯になった。シーツを手に握りしめて、弾け飛びそうなその身を抑える。
「んやぁ、いゃあ……!」
209えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 21:58:00 ID:kpH4tLgh
やがて、叶の脳裏にいつしか、もどかしい という思いが芽生える。
それは純一も同様であるらしかった。
愛撫をやめたかと思うと、自分の下半身に手をかけ、その股ぐらから己が倅をまさぐりだす。
「……!!」
無論それを生まれて初めて目の当たりにした叶は、その形相に言葉を失い、また、顔を手で覆う。
「なあ、工藤……俺、もう……」
純一が懇願する。叶はその言葉の意味に、これまで以上の羞恥と激情を感じ、卒倒しそうになった。
未知の恐怖が、叶の脳裏に予見される。
…しかし叶は、その時を先程まで指折り数えて待っていた自分をその内に感じる。そうだ、何を畏れる必要があろうか。いずれはたどる道、しかも初陣の相手は己が想い人。贅沢であるとも言える。
「……工藤?駄目……なのか?」
目を閉じて黙していた叶に不安を抱いた純一が、叶の顔を覗き込む。本陣に挑むとなると、やはり自分本位ではいかない と解する純一特有の優しさであろうか、その叶の態度に躊躇しているらしかった。
その態度に、叶は安堵する反面、少し歯痒さをも覚える。利害は一致していると言うのに。
叶は意を決した。
「ううん」
「それじゃあ……」
「優しく……してね?」
210えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 21:59:00 ID:kpH4tLgh
「行くよ……!」
その答えからたいした間をおかずに、純一の陽物が、ゆっくりと、そして重く叶の中に埋もれ始める。
「っく……!!」
中でひしめく予想だにしなかった衝動とそれに伴う痛覚に、叶は震える。そして、全身が熱に浮かされるような感覚に陥る。
叶が破瓜の洗礼に悶えていることを察した純一は、叶を気遣い、その顔を優しく撫でてやる。
「大丈夫……?」
この純一の気遣いには、叶は純粋に嬉しさを感じる。正直、これから自分がどうなってしまうのか、皆目予見できない。
その不安故か、叶は純一に少し甘えたくなった。
「ねえ…朝倉くん」
「ん?」
「キス…して」
「え?……あ、ああ」
純一は、少し戸惑ってしまった。思えば、叶自らが口吻を求めたのは、これが初めてであったからだ。
だがそれが少し嬉しくもある。純一は叶の懇願に応え、三度目の口づけを交わした。
「ん、ん……」
その唇の感触が、そして唇を重ね合っているときの、お互いを暖めあうこの体と体の重なりが、叶の緊張や不安を内側から、大分解したようであった。
「ん…あ、ありがとう」
「どうした?やっぱり、不安 か?」
「……うん。でも、もう平気。だから……いいよ」
「いいんだな?もし辛かったら言えよ」
「今の朝倉くんの表情を見るに、言ってもやめてくれそうにないと思うけどな」
「はは、よくご存じで」
こんな状況下で、二人じゃれ合うような会話を交わす。
「……ね。くどいようだけど……優しく、してよ……?」
211えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 21:59:59 ID:kpH4tLgh
再び、純一は叶の中で動き始める。
「……っ、っうん、あ、はぁ、朝倉、くんっ……」
叶は、陰唇が、膣襞が、そしてその奥の子宮が、全て純一のそれに食い破られるかのような感覚に襲われる。
「あぅっ、く、工藤っ……!」
そして純一はそれに抗うかのような叶の締め付けに、声を漏らした。
しかし、その一方で、叶の陰唇はその異形の者の闖入を歓迎するかのように涎を垂らし続け、純一の一物も、その歓迎に驚喜し先走る行為にでる。
やがて二人は、正常な意識をなくす。
「ふぁ、あっ、許しれ朝っぁ、あっ、朝倉く、ん、いひぁ……」
叶は譫言のように口走りながら、その身にたぎる激情に為す術もなく焼かれ続ける。かつてまでは痛覚の方が大きかったのに、それは薄れ……いや、それすらも興奮の一環のようにさえ感じられる。
その躰は純一を求め続け、激しく体勢を乱し、与えられる純一の一物を、離すまいとしてその襞で絡め取ろうとする。
「っぁ、凄えよ、熱いよっ、工藤ぉっ……!」
純一はその懇願に応えんと、ただがむしゃらにその腰を叶にぶつけ続ける。
もはや純一も叶もいない。ただそこには、何物かに憑かれたかの如く身悶え続ける二匹の獣がいるのみであった。

高ぶるあまり虚ろになる意識のなか、このまま時が止まればいいのに と、叶は思う。
こうして好きな人と、身も、心も、ひとつとなりながら。
しかし、それはあり得ぬ話である。至福の時は長くは続かない。

そしてお互い、果てるときが来た。

「く、工藤ぉ…………!!!!」
「あ、あ、……………あっ!!!!」

「ご、ごめんね……私、変な声、出してなかった…?」
「いや、多分それ、お互い様だと思うし……」
ことを終えたのち、躰を沈めた二人は肩を並べて、暗い部屋の中で会話を始めた。
「さすが経験者だよね……上手く乗せられたのかも」
「おい、変なこと言うなよ」
「ふふ、ごめん……」
「工藤も凄かったよ……ホント。でさ、工藤。あのさ……」
ふと、純一は叶の顔が翳るのを感じた。そして工藤はこう漏らす。
「……駄目だよ」
212えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 22:01:00 ID:kpH4tLgh
「え?」
「駄目だよ。朝倉くんと……恋人同士とか、そう言うのには、なれない」
その言葉に、純一は狼狽する。すると叶は、笑ってこう切り出した。
「だっておかしいよ朝倉くん。いくら私が朝倉くんのこと好きだって言ったって、いきなりキスしていきなり押し倒すなんて、おかしいよ」
「そ、そんな。それに…」
「それに朝倉くん、最中も私の名前呼んでくれなかったし」
「……え!?」
「『工藤』じゃなくて『叶』って、呼んで欲しかったのにな」
「そ、それは……」
「それにこれは、『浮気』じゃないの?」
純一は更に狼狽を強める。叶は続けた。
「だって、正式にことりと別れたわけじゃないんでしょ?」
「……」
確かにそうだ。そもそもことりには、そういうセリフを言われたわけではない。
言葉を返せない純一に、叶は優しく言った。
「……今日のことは、二人の中に……ううん、忘れよ?」
「で、でも」
「忘れないと、あの勘の鋭いことりにはばれちゃうよ?」
「え、え……」
「『朝倉純一は白河ことりという彼女がいながら、何と男の工藤叶と関係を持ちました』なんて、噂されるの、嫌でしょ?」
そして叶は純一の手を離すと、立ち上がる。
「……帰るね」
純一は、何とも返さない。叶は手早く服を着ると、朝倉邸を出た。
213えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 22:02:01 ID:kpH4tLgh
帰り道。叶は、ことりのことを思う。
ことりには、憎しみの言葉を浴びせられた。
自分は腹を立てて、ついにはその恋人の朝倉くんと寝た。
「まだまだ子供だな、私」
叶は、純一との最中、あの胸のぬくもりの中にいながら、あのときのことりの気持ちを、うすうすながら察していた。
あれは、朝倉くんへの愛故に、否応なしに放たざるをえなかったのだ。そうでもなければ、あのことりにはあんな言葉は遣えない。
そんな醜い自分を演じてでも、ことりは朝倉くんを放したくないのだ。とてもそこまで、自分にはその人を想う気持ちに至らない。
そして、そんな自分に身を任せたことりの精神が、いかに脆弱であったか。叶は、今更ながらに理解する。
もしことりの心の中をのぞけたら、その中は悲鳴や慟哭で満ちあふれていたのではないか。
そんなことにも構わず、自分は朝倉くんを寝取るところまで行ったのだ。叶は、己の未熟さを呪う。
「ごめんね、ことり」
そして叶は、誰の力にもなってあげられない自分に、ちっぽけで非力な存在の自分に、ふと気づく。
「……」
既に日の落ちた空を見上げながら、叶は帰路を往く。
何故だろうか、涙は出なかった。

叶が帰ったあと、純一は呆然と、外を眺めていた。
「馬鹿だ、俺……」
何となく、ことりに会いたくなった。謝りたかった。どんな面下げてきゃいいのか、わからないけれども。
214えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 22:03:00 ID:kpH4tLgh
ことりは相変わらずの体勢で、数時間前の叶の態度を幾度思い出していた。
あの目からは、別にその脳裏を読まずとも叶の強い決意を見て取れていた。もはや、奪われるのは必然だろう。
ことりがそれに抗するのを半ば放棄していた頃、階下から暦の声が響いた。

「おーい、ことり、朝倉が来たから、あがらせるぞ…」
ことりは言葉を返さない。いったい何をしに来たのか。あれから数時間。二人が懇ろになり終えててもおかしくない頃合いである。とにかく今は、二人と顔を合わせたくなかった。
やがて純一が、ことりの部屋に通された。純一は、俯きがちにその戸をくぐる。
「や、やあ……」
「……何ですか?」
ことりは視線を合わせたがらない。その表情は暗い。純一は、覚悟を決めた。
「いや、ことりに、謝らなきゃと思ってさ」
「別にいいですよ。せっかくいい気分なのを、邪魔したくないですから」
もう察していることに純一は困惑したが、ばれている分、切り出しやすいようにも思えた。
「いや、それだけじゃない。全部…と言えるかな」
「……?」
ことりは純一の方を向く。しかし、その表情には未だ険がある。
「俺は、ことりを、工藤のかわりにしてた気がする…いや、してた」
「……お役に立てて光栄です」
「で、察しているように、ことりと付き合ってるのに、その工藤に手を出しちまった…」
「……予定調和で結構じゃないですか。そのまま叶ちゃんと付き合えばいいでしょう?」
「いや、あのさ」
「男同士かと気持ち悪がられるのが怖い?何なら私がみんなの誤解を解く為に説得して回りましょうか?」
「ふられたよ、叶には」
「……」
ことりは戸惑う素振りを見せるが、臆せず返す。
「で、私にかえってくると…!?私は丁度良くキープされてたってわけですね!?」
「ま、待てよ」
「お生憎様!私はそんな都合のいい女じゃありませんから!」
215えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 22:04:00 ID:kpH4tLgh
「待てって!」
純一は取り乱しそうになることりの肩を持って、落ち着かせた。
「俺が言いたいのは、そんなことじゃない」
「……?」
「俺はあのとき…今日校門でことりと会ったとき、俺の気持ちを察されて、ことりは俺が嫌いになったんじゃないか…って思ったんだ」
ことりは目を丸くする。純一は続けた。
「で、その帰り、叶と会って、そのまま…」
「……」
「で、これは、叶にふられたあと思ったんだけど、何か……」
そうして、純一は、拳を悔しそうに握りしめ、呟くように言う。
「俺は叶を、ことりの代わりにしちまった気がするんだよな」
「!?」
ことりには、純一の言っていることが、理解できないでいた。
「多分…叶が俺をふったのも、そこんとこ察したからだと思うんだ…最低だよな、つうかわけわかんねえな、俺。どっちも代わりにするなんて…」
言葉を返さないことりに、純一は背を向ける。
「すまん、変なこと聞かせて。せめてことりには、正直でいたかったんだ。あのときの俺を見捨てないでくれた、恩人だから」
216えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 22:05:00 ID:kpH4tLgh
正直でいたかった。
あのとき。

それらの言葉に、ことりの心は一気に破裂する。
「朝倉くん!!」
そのまま帰ろうとした純一は、突如背中に取り付いて、その背中に嗚咽を見せはじめたことりに驚く。
「ことり……?」
純一はことりをその眼前に迎えると問うた。
「どうしたってんだ…別にことりには……」
「ごめんなさい……ごめんなさい……私、私……!」

そしてことりは、純一に「あのとき」の真実を話した。
あのときから、ことりはすべてを承知済みであったことを。

しかし、純一はそのことに、特別驚くような素振りは見せなかった。ことりがそのことにいかに苦悩したかは、じゅうぶんに純一にも理解し得たことであった。
「俺がこんなこと言えた義理じゃないけど……ことりだって一人で苦しむのはやめろよ…」
「うん……そうですね」
「俺だって、ことりが苦悩するとこは見てて辛いからさ……」
「ごめんなさい……」


男と女と言うには、自分たちは、余りにもいびつすぎた。
「……また最初から、出直しだな」
万人に降り注ぐ夜空を見上げながら、そう思わずには、いられなかった。

第三部完
217えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/07 22:07:21 ID:kpH4tLgh
oszバッドエンドダネコレジャア…
218名無しさん@ピンキー:04/10/07 22:18:54 ID:7U5HQV3d
>>217
そうですね。
でも、面白かったですよ?ありがとうございました。

お疲れ様でした。
219名無しさん@ピンキー:04/10/07 22:46:16 ID:maXlbOYE
>>217
えむしけ氏激しくGJ!!


第三部というくらいですから、第四部もある・・・・・・・・・のですよね?
220名無しさん@ピンキー:04/10/07 23:21:25 ID:b2FrNtmP
旅猫氏、えむしけ氏
いいもの魅せてくれてありがとう。

それにしても朝倉は本当に中途半端なやつだな〜
お取り込み中のグドンとツインテールの間に入ってきて両者にボコされる新マンのようだ。
221名無しさん@ピンキー:04/10/07 23:23:12 ID:sDqxFuLH
物語展開に起伏を持たせるよう考慮してる。
エンターティメントしてる。
こういう話、いいなぁ。
222名無しさん@ピンキー:04/10/07 23:55:18 ID:H84T54b/
えむしけ氏GJ!!




これを皮切りに、密かに純一を想っていた奴が芋づる式に出てきそうな悪寒w
223名無し彩野(予定)市民:04/10/08 01:02:46 ID:u65EjM6z
何回、気をを失いかけたんだろう?
純一君の精液を子宮に受け、何度それで満たされたんだろう?
気持ちよすぎて意識が飛びそうになると純一君が見計らった様に私の乳首を噛んで私
の意識を繋ぎ止める。
私の四肢はだらしなく伸びているモノの、純一君を締め付ける最終防衛線のみ稼働して
いる状態でどうしても純一君を手に入れる為に妊娠しなくてはいけない。
矢張り、眞子には負けられない!
ゆっくりと脚を上げて純一君の腰に架ける。
もう、流石に持ちそうにない・・・
今度こそ快感で意識が飛んじゃう。
でも、負けない!
純一君の突きに合わせ、私も腰を動かし始める。
座ったままの純一君の上で突かれる私。
体勢的にあまり抜き差しできず子宮を突かれ続ける状態。
それがいきなり早くなる。
純一君が私の乳首を舐めるとその顔を胸に抱きしめる。
突きが激しくなり純一君は半立ちの状態になり、私はぶら下がった状態で突かれ続けている。
体勢的に楽になった純一君は私の上半身をベッドの上に置き私のオッパイに顔を埋めつ
つ持ち上げられたままの下半身を攻めてくる。
純一「うっっっ!」
ことり「あ、あつ、いいぃいぃぃんんあっっっっ!」
精液を浴びせつつ、最奥端をつきまくる純一君も私の乳首を吸いつつ私の胸に沈んだ。
残った乳首が凝ったまま空を見上げている。
精液を出し尽くした純一君の力無い最後の一突きを最奥に感じて私の意識は飛んだ。
  続く
224名無し彩野(予定)市民:04/10/08 03:08:48 ID:bGPe/Iuy
しかし、リアルタイムで読んでる人がいないというのは寂しいな・・・orz
仕事の都合上どうしても遅くなってしまうからどうしょもないけど・・・
さて寝るか・・・・・・
225名無しさん@ピンキー:04/10/08 23:30:27 ID:CkVMyUvk
>>225
遅くなったが、禿しくGJ!無理せずにマターリ更新していって下さい!
226名無し彩野(予定)市民:04/10/09 02:09:54 ID:JHmOG1lO
私の妊娠発覚から暫くしてからお姉ちゃんが姿を消した。
父「某国に留学した」
のだそうだけど・・・
私は、本校二学期を持って一年間休講することとなった。
二学期の終業式が終わり、純一と二人手を繋いで家路につく。
純一「そんなに腹が目立つと制服きついだろ」
眞子「そうね、明日から休講扱いで正解だったわ」
純一「しかし、先輩もことりもいきなり留学だもんな・・・」
そう、二学期に登校して白河ことりも留学してしまった事実を知らされた。
眞子「全て私の所為ね・・・」

そう、みんな私達の前から姿を消した。
もう一人の義妹と言えるかもしれない吉野さくらはN.Y.のマンハッタンにある施設にい
る時に飛行機テロで・・・ 結局彼女の遺体は見つからなかったけど、当時六千人と予
測された死者がそれより少なかったのは彼女が最後の力で魔法を使ったからだと純
一が語った。確かにあの日、咲くはずのない秋も中盤に差し掛かろうとした9.11に公園
の桜が一斉に花開いて人々を驚かせた。
そして、純一の両親も中東で行方不明になったままで、そして音夢・・・
朝倉家で行われた葬儀の後、そんな喪主を見かねて私が純一を・・・・・・

お姉ちゃん、ことり、何だか生きている二人でさえ私が僻地へ追いやってしまった様に思
えてならない。

その時、物理準備室で荷物を纏めるもう一人の妊婦がいた。
暦「こことも今日でお別れか・・・」
白いゲル状の液体が入った小さなプラスチックの様な容器を指で摘んでいる。
暦「朝倉も罪な奴なのか、それとも周りに振り回されるの苦労人なのか・・・」
ハァと溜息を吐く腹の目立つ暦で・・・
  続く
227名無し彩野(予定)市民:04/10/09 02:16:45 ID:JHmOG1lO
祖父林の規定でいくと休講しても可笑しくないのでよね、こんな展開でも・・・
つーか、医大を受験する為、子供がどうの言ってらんないね、よく考えると・・・
でも、眞子の親父さえ生きてりゃ孫が後継いでも良いのか。
228名無し彩野(予定)市民:04/10/09 20:34:05 ID:Uvq68IfI
色々と勝手に殺して申し訳ない。

229名無し彩野(予定)市民:04/10/09 22:41:14 ID:6K89mgkE
>暦「朝倉も罪な奴なのか、それとも周りに振り回されるの苦労人なのか・・・」

暦「朝倉も罪な奴なのか、それとも周りに振り回される苦労人なのか・・・」 の間違い

230名無しさん@ピンキー:04/10/09 23:08:36 ID:/x5qO8qT
いやはや、煩悩全開の文章ですなぁ。
だがそれがまた良し、であります。

正直言うと、途中、ストーリーの流れを見失うことがあったんですが、
その欠点を補って余りある汁気であったと思います。
ヤるんだ、ヤリまくるんだというパトスの迸りを心の子宮に浴びまくりましたですよ。
231名無しさん@ピンキー:04/10/09 23:16:03 ID:G0E7pNwN
SMもの希望・・・
受けは純一で・・・
232えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/09 23:27:13 ID:cRfk9NTy
読んでくれた人、レスくれた人、どうもありがとー
あと後半あたりズソ1が工藤を「叶」と呼んでいるくだりがありますが
間違いなので脳内変換してくださいね

>>219
ごめん、第三部で終わりにしたつもり(´・ω・`)確かに叶にも救いが欲しいところではあるのだが…
でもあの言い争いの部分は結構書いててオモロかったので
「ことりと叶がひたすら言い争うネタ」もアリかもしれないですね(エロには繋がりそうにないが)

>>名無し彩野さん
毎夜お疲れ様です
しっかしまあ、やりたい放題ですな、ズソ1はw
しかし各氏の作品ごとのズソ1の立ち位置は結構違うもんですね
そこがまたこのスレの醍醐味でしょうか
233名無し彩野(予定)市民:04/10/10 01:33:51 ID:FjiFxdWY
そう、あの時に・・・・・・
ふくらんだ腹部をさすりながら思いを馳せる。

起きると裸でベッドの上。
そのベッドの上には朝倉、ことり、水越姉妹が同じく裸で寝ていたんだ。
ただ朝倉のナニはことりに突き刺さったままだったけど・・・
その時ふと気付く。
膣内がムズムズネットリとしている。
何かが絡みついている様に・・・

試験管の中に落ちる白濁液。
跪いた私が指で押し広げた花弁の奥からドロドロとそれが落ちていく。

空港のロビーに立つことりと水越姉。
向き合う私。
暦「しかし、恐ろしい事を・・・」
萌「愛人と認知して貰う為ですよ〜」
暦「お前も新しい恋でも見つけてくれると安心なんだけど・・・」
ことり「大丈夫!みっくんにともちゃんは何があっても私の味方だし・・・いざという時、お姉ちゃん
 も味方してくれるんでしょ?」
暦「私は兎も角、朝倉、いや、水越、めんどくさいから朝倉でいいや! 兎も角、朝倉は何も知ら
 ず災難としか思えないな・・・」
ことり「人ならぬ恋の道は神様の試練なんだよ、きっと」
暦「おお、そうだ!この手紙を向こうで見せておけば大丈夫だから」
私は懐から徹夜で書いた向こうでの案内状を取り出し、二人にそれぞれ渡す。
234名無し彩野(予定)市民:04/10/10 01:35:30 ID:FjiFxdWY
そして私は学校での居住空間だったこの部屋を見回す。
夕暮れに染まるその空間は私の荷物の詰まった段ボールに配送シール貼り付けられ角に詰まれ
ている。

暦「どうしてるかなぁ、二人とも・・・・・・」
誰もいなくなった黄昏時の物理準備室のドアが静かに閉じる。

師走も佳境を迎え、人々は後一週間を切る年の暮れに向かって必死になっている。
しかし、その時、海外で恐ろしい計画が現在進行中であることを純一と眞子は未だ知り得てはいない。
  続く 
235えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/10 01:43:49 ID:w8q7u+x2
暗く狭い部屋の中に、蝋燭の明かりだけが灯る。音夢はその炎の揺らめきを一心に、恍惚とした表情で眺めている。
その傍らでは純一が、苦悶の表情を浮かべていた。
思えば音夢にこの姿勢を取らされてから幾分か立つ。その所為で純一は耐え難い苦痛に苛まれていた。その苦痛は始めは局部的なものであったが、今では全身にも及ぶ勢いで、純一の体内を駆けめぐる。
「く……」
しかしこの姿勢を崩すことを、今の音夢は許さないだろう。音夢が満足するまでは、体勢を崩すことは出来ない。純一は、苦悶の色を強めた。
「うふふ……」
音夢はそんな純一の無言の哭声など、知るよしもない といった感じで、未だ、その蝋燭の灯火に見とれている。
音夢がそうしている所為か、その身を長く焦がし続けた蝋燭からその焦熱を充分に含んだ蝋が、その身を辿って垂れ落ちた。
「あ゛!?」
その衝撃に、純一は堪らず声をあげた。忽ち蝋は落下先周辺を溶かし、辺りに焦げ臭い匂いを漂わせる。
「しっ!変な声出さないでよ!!」
音夢は奇声をあげる純一を叱責した。自分が置かれている状況を、この人はわかっていないようだ。そんな学習能力の欠片もない純一に、音夢は憤怒する。
「だって、だって……あ、あ゛あ゛あ゛……!!」
止めどなく垂れ落ちる蝋に、純一の奇声はとどまるところを知らない。音夢は苦虫を噛み潰したようにその眉間に皺を寄せ、仕方がない、と
「ふ──っ……」
と、蝋燭の火を吹き消した。
間髪入れずに純一は立ち上がると、部屋の明かりをともし、どっかと足を投げ出すようにしてその場に腰を降ろす。
「んもう、せっかくクリスマスのムードに浸ってたのに……」
「それで何で正座してなきゃいけねえんだ」
「だって、聖なる夜ですよ、兄さん」
「俺は無神論者なの。第一何でクリスマスケーキに蝋燭立てにゃならんのさ。お誕生日じゃあるまいし」
「だって、そっちの方が綺麗じゃない」
「知るかよ…あーあー、ケーキに蝋がこんなに……」
ぼやきながら純一は、その蝋をフォークで取り除きはじめる。音夢はそんな純一を眺めながら
『せっかく、二人っきりなのにな……』
と、ムードを解さない純一を睨んだ。

ごめん>>231者、俺には無理アル
236名無し彩野(予定)市民:04/10/10 01:51:32 ID:FjiFxdWY
>>235
乙です!
しかし、よく三人の職人でここまでまわしてこれたと今更ながら感心!
237えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/10 01:53:24 ID:w8q7u+x2
おおっと

>>名無し彩野さん
グッジョ…て(;゚д゚)…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
少しジン1が気の毒かもと思いつつ今後の展開に期待
238名無しさん@ピンキー:04/10/10 09:13:47 ID:LlsatdkI
>256
GJ!?
239名無しさん@ピンキー:04/10/10 09:14:49 ID:LlsatdkI
>256ではなく>235です。
えむしけ氏GJ!?
240名無しさん@ピンキー:04/10/10 14:12:48 ID:Ed1EB0Sg
なんで!?なのか小一時間問い詰めたい
241名無しさん@ピンキー:04/10/10 14:50:01 ID:sc0AqqSJ
>>235
ちんちんの先頭に蝋燭立てて火を点けてるのかと思っちゃった。
あはははは。
242えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/10 19:18:46 ID:w8q7u+x2
読んでくれてサンクスなのですが訂正をば。
どうしても気になるので、スマソ

> と、ムードを解さない純一を睨んだ。

> と、ムードを解さない純一に苛立ちを覚えた。

>>239
thx!?
243名無し彩野(予定)市民:04/10/11 02:45:59 ID:dWc48tGO
私は出産一週間で退院し、家に戻った。
そんな私は縁側で子供にオッパイをあげている。
すうすうと寝息を立てながら乳首をくわえている我が子をそっとベビーベッドに寝かせる。
母乳が溜まり、張っている乳房のその先端から母乳が垂れる。
しかし、これは結構しんどい。
直ぐに張って、乳首がブラに擦れて痛い。

父さんの猛特訓によって純一は医大に合格、流石に子持ちの新入生はいないみたい。

そのまま私は、縁側で母乳を絞る。
純一「俺も手伝うよ」
いきなり背後から胸を揉んできたかと思うと乳首を摘み胸を押しつぶす。
勢いよく飛び散る私の母乳。
流石に痛い!
眞子「純一、やめて!」
純一が私の乳首を吸い出す。
眞子「ああん」
感じちゃってる、私・・・
あの子も純一に似て私の弱いところをやんわりと噛んで吸い付いてくる。
純一・・・
やっぱりあんたの子供だけあっていやらしい・・・
   続く
244名無しさん@ピンキー:04/10/11 02:49:15 ID:Pq7FZMgN
GJ!!!!






しっかし、まだ続くのか……
もう俺の想像を超えたところにあるな、このSS……w
245名無し彩野(予定)市民:04/10/11 02:51:56 ID:dWc48tGO
>>230
私の作った話は、絶賛されるか嫌われるか大概どちらかなのです。
その中間的意見が殆ど無いのです。
因みに基本的にこの板は二次創作なのでぶっ飛んだ感じで書いてる所為でつね。
246名無し彩野(予定)市民:04/10/11 02:55:14 ID:dWc48tGO
派八尾が次鰤でやらない様な本能全開な作品を書くのが私の死命なのです!
247名無しさん@ピンキー:04/10/11 03:14:33 ID:ZKuSomR9
>>245
本能のまま前進せよ。前進せよ。損害にかかわらず前進せよ。
248名無し彩野(予定)市民:04/10/12 00:59:11 ID:HqQ43KTJ
>>247
深入りしすぎたか?
前進速度を緩め(今晩は休載します)、861大隊との合流に備えるぞ!
煉少佐の部隊は迂回路をとっている為、合流には時間が掛かる!
第一猫旅団は現在位置不明だ!
荒らしに注意しろ!断腸を見つけたら直ぐに私に連絡しろ!
以上、解散!
249旅猫:04/10/12 16:20:19 ID:PvnjJIfB
(;゚д゚)・・・・や、やばいな・・・・・・
今書いてる上のやつの続き、エンディングが二通りできそうだ・・・・
どうしようか・・・・
250名無しさん@ピンキー:04/10/12 17:39:41 ID:FaRg2+nN
両方投下しちまえw
つか投下キボンヌ
251旅猫:04/10/12 18:20:36 ID:PvnjJIfB
ソウダヨネェ・・・orz
もうちょい待っていてくだされ
252名無し彩野(予定)市民:04/10/13 01:16:21 ID:hCtXJC7H
純一は今夜も激しく私を求めてくる。
近頃、私のGスポットをカリで引っ掛けるというテクニックを覚えた純一に為すがままに
され昼間の生活は私が、夜の性活は純一に完敗中な毎日・・・

眞子「純一、やっ、やぁん、おしっこ漏れちゃうぅぅぅぅぅぅっっっっっっ!」
今日も私は純一の良い様に体を蹂躙されている。
純一は私から肉棒を抜き出す。
眞子「純一、ちょっ、と待ってて、トイレい・・・」
や、やだ、純一ったら私を引っ繰り返して今度は後背位で突き入れてくる。
トイレに行きたいものの快感が私を襲い、それどころではなくなっている。
動けないのよ!
私の意志とは反対に膣が純一を包み込む様にピッチリと絡んで締め付ける。
勝手に腰が動き出す。止まって!今日はもう4回は出されてるんだし明日は腰が抜け
て動け無いんじゃ・・・

眞子「純一っ、腰が抜けてっ、トイレ行けなくなっちゃうぅぅぅぅぅぅ!」
純一「じゃ、用足しに連れてってやるよ」
後背位の状態から私を抱き上げ、立ち上がって開け放ってある縁側に歩いていく。
そしてそこで私をM字に開脚させ、後ろから突き上げる。
純一「そろそろ俺もいくよ」
純一が腰のペースをドンドン速めていく。
私も尿意がこみ上げてけど何とか自制がきくので漏らさずにすんでいる。
ズンと純一の一際強い突きを子宮に受けた時、純一はすかさず私のクリトリスを強く弾く。
私の股間をムズムズとしたモノが駆け抜け、純一はその間に左右の乳首をこねくり、
乳房を揉み出す。
眞子「で、でちゃう、おしっこうぅぅぅぅっっっ!」
私は縁側におしっこ、母乳、愛液を撒き散らしつつも純一の精液を子宮に感じながら意
識が飛んだ・・・

そんな平凡?な日々を突き崩さんばかりの衝撃的事実が水越家に届いている事を二人
は未だ知るはずも無かった・・・
  続く
253名無しさん@ピンキー:04/10/13 07:59:45 ID:F/Bw7hhH
どう続くのか気になるorz
254名無し彩野(予定)市民:04/10/13 12:31:53 ID:ZgYCmB7+
今晩は日付が変わる前に更新予定でつよ
255名無し彩野(予定)市民:04/10/14 00:14:56 ID:SbtunsVN
私達三人、親子で朝食を取りにリビングに行く。
母「あら、今日は早いのね」
眞子「日曜だからって寝てもいられないでしょ。子供もいるんだし・・・」
母「そんなに頑張ら無くったって・・・」
萌「そうですよ〜、昨夜だってあんなに頑張ってたんですから・・・」
母「ウチは敷地が広いから良いけど、あんな大きな声だと・・・少し自重した方がいいわよ」
父「純一君、次の孫も早く頼むよ!第二子、眞子にとってはで第四子位になるのかな?」
純一「えっ・・・・・・それは一体・・・・・・」
萌「純一君、こっち、こっち」
眞子「そういえばお姉ちゃ・・・・・・って何そのお腹!妊娠してんの?嘘!相手はっ!
 もしかして外人?」
萌「嫌ですね、眞子ちゃん。私は純一君の愛人ですよ〜」
純一「・・・・・・」
眞子「・・・・・・」
萌「しかも、双子なんですよ〜」
流石の私も突然の出来事になんと言って良いのやら・・・
萌「体外受精等の問題から海外の方が対応が良いので・・・でも向こうでもお勉強して
ましたから留学と言うのもあながち嘘じゃないですよ」
256名無し彩野(予定)市民:04/10/14 00:15:26 ID:SbtunsVN
その時、電話が鳴る。
混乱のあまり意識が飛んでいた純一がハッと我を取り戻し、受話器を取る。
純一「もしもし、水越ですが・・・」
暦「あ、朝倉か?私だよ私!」
純一「先生、先輩に余計な事を吹き込んだのは・・・」
暦「・・・すまん・・・私の所為だ・・・・・・」
純一「・・・・・・・・・・・・・」
暦「その件でだな・・・話があるから悪いけどウチの実家に来てくれるかな・・・水腰姉妹と・・・」

私達四人はタクシーで白河家に向かう。
タクシーが白河家に到着。

タクシーが走り去る。
声「純一君、お久し振りッす!」
振り返るとそこには・・・
お姉ちゃんと同じくらいの妊娠期間と思われる白河ことりが・・・
暦「っと、いう訳だ・・・」
  続く
257名無し彩野(予定)市民:04/10/14 00:17:13 ID:SbtunsVN
遅れちゃったよ、申し訳ない。
おまけに安芸血待った orn
もうあれから一週間が経つのか…
次何書こうか

>>名無し彩野さん
き、き、キタ━━━━━━(;゜д゜)━━━━━━ガクガクブルブル…
つ、続きが怖い、でも気になる、でも怖い、饅頭怖い…(ry
259名無しさん@ピンキー:04/10/14 10:51:04 ID:Za29Bfx3
>>258
あっちで名前間違えちった。ごめ
260名無し彩野(予定)市民:04/10/14 23:15:35 ID:/Mniayfe
しかし、このスレは各circusスレとは遮断された状態だな
と言うか、隔離スレなのか・・・・・・
261名無し彩野(予定)市民:04/10/15 00:55:00 ID:XxvWj3kK
純一を取り巻く四人の女性。
正妻の眞子と純一の愛人で現在双子を妊娠中の萌。
同じく純一の子供を妊娠中の白河ことりと姉の暦。
果たして、純一を交えた、否、巻き込まれてしまった純一の運命は如何に。
そして、かつての学園のアイドル白河ことりもが体外受精で妊娠してしまった今、
純一はこの島で無事に暮らしていけるのだろうか?
全ての罪が自ら向かって純一に向かって降り注ごうとしている。

白河家のリビングに通される私達。
声「おぉ、久しぶりだな相棒!」
純一「・・・・・・・・・」
眞子「・・・・・・・・・」
暦「あはっ、は、は、は・・・」
ことり「ははっ・・・・・・」
純一「何でお前がここに居るんだ?杉並?」
杉並「しかし、相棒を披露宴にも招待してくれないなんて・・・ 数年前、俺とお前で
 教授の野望を阻止する為に共に銃を取って戦ったなんて嘘の様だな」
純一「勝手に会場に忍び込んできた癖に・・・ これから修羅場が始まるって言うの
 にお前が其処にいると火に油を注ぐ様なモノだからな」
杉並「まぁ、冗談はこれ位にしてだな・・・」
暦「朝倉、今回の件に関してはまぁ、厄介事が多すぎて大佐の協力を仰いだ事から
 全ては始まったんだ」
眞子「先生って、本当に怪しいところと繋がってるんですね・・・・・・」
久しぶりに萌以外の射たい視線が暦に集中する。
いや、杉並もそうだ。
この場で余裕綽々な顔して何だか相変わらずふてぶてしい。
妻として、純一にはこいつとはできるだけ会って欲しくないのは確かな事。

いきなり現れた杉並に事態は急を告げる事になるのだろうか?
謎を残しつつ 続く
262名無し彩野(予定)市民:04/10/16 00:00:00 ID:l9QJvQsp
杉並「まぁ、白河姉の怪しげなコネクションに大佐がいたとは、正直俺もビックリしたぞ、朝倉よ」
ずずっと茶を啜る杉並。
杉並「でだ、欧州の某国、何かと変態の多いその某国に留学する手筈を俺が付けたんだ」
暦「その後は大佐が色々と手を焼いてくれたんだ・・・」
純一「で、変態の国で体外受精してきたと・・・」
萌「純一君には、あの国でいろんなエッチな事を学んでこれからも私達を喜ばせて欲しいです」
ことり「それは、それで楽しみかも・・・」
プチンッ

ドンッ!
真っ二つに割れたテーブルがメラメラと燃えている。
眞子「いい加減にしてよ!純一は私のモノなんだからそんな簡単に話が進むと思わないで!」
萌「まぁ、眞子ちゃん。産後のバーンナッコゥは体に良くないですよ」
ことり「でも、愛人でも良いから、純一君にお腹の子供を認知して欲しいだけで・・・・・・」
暦「まぁまぁ、落ち着いてくれ二人共。ことりもお腹の子供に良くないぞ。この件に関しては明日、
 そちらの両親を含めての話し合いがあるから、又明日にしよう」

263名無し彩野(予定)市民:04/10/16 00:00:23 ID:l9QJvQsp
翌日

水越家に車が到着する。
降りてくるのは白河姉妹。

意気揚々と待ちかまえていた私だったけど・・・
父「しかし、純一君の心を自分だけに惹き付けておけなかった眞子の責任でもあるんだぞ」
母「私も昔、父さんの心を私に釘付けにする為に昼に夜に苦労したのよ」
眞子「ちょっ、ちょっと父さん、母さん」
父「しかし、姉妹そろって純一君の子を産むとは、ウチの病院も跡継ぎには事欠かないな。いやぁ、
 目出度い、目出度い!」
母「ところで、ことりさんはどうなさるの?もし宜しければウチに住まわれても結構ですよ」
眞子(な、何で其処まで・・・)
当の純一は何だかシュンとうなだれている。
萌「ところで純一君は母乳が大好きと大佐さんから伺いました。出産が終わるまで待ってて下さいね〜」
ことり「ま、まっててください、純一君」
純一(あの黒下着から溢れてくる母乳・・・・・・)
ことりがポッと赤くなる。
父「純一君、若いんだから今のウチに4P体験も良いかも知れんぞ。まぁ、私は母さんが一人
 二役の大活躍だったから大満足だったけどな!ハ、ハ、ハ、ハ!」

両親に愛人の存在を認められてしまった正妻としての眞子はいかな行動に出るのか?
それは筆者すら知らない、と言うか考えてない。
  続く
264名無し彩野(予定)市民:04/10/16 01:50:20 ID:l9QJvQsp
補給がこない・・・
明日までここで様子を見るとしよう。
味方はロストしたままか?
明日まで様子を見るしかないか・・・
補給もままならん状況では・・・
ええい、曲芸を目の前にしながら・・・
第八百六拾壱部隊は、曲芸後方の変電施設への侵入は未だか!
265名無しさん@ピンキー:04/10/16 02:55:06 ID:Bk1mEqCC
お疲れさまです。
      ∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬
(´∀`)つ目目目目目目目目目目目

ついでにこれもどうぞ。
(`Д´)つ弾弾弾爆爆爆核毒毒
266名無しさん@ピンキー:04/10/16 03:30:28 ID:diLXRVtq
おとうさんが種をばらまきまくって、沢山の妹を作ってしまう物語を、
どこかで読んだ気がするんだ。
267名無しさん@ピンキー:04/10/16 03:41:26 ID:6wv8dSon
名無し彩野(予定)市民GJ!!

>>266
俺は以前、KanonのSSでその手の話を読んだ事ある
北川に借りたシスプリの影響で、祐一が名雪との間に子供13人作っちゃう話
最初に生まれた長男以外全員女の子でお兄ちゃん大好きで、長男がリアルシスプリ状態になってたw
268名無しさん@ピンキー:04/10/16 03:55:55 ID:diLXRVtq
>私は母さんが一人二役の大活躍だったから大満足だったけどな!

このおっさんはケツにディバイディングドライバーを突っ込まれて
アヘアヘ言ッてたンじゃないかと思うことがあるンだ。

>>267
ほぅ。あの線の細い娘がそんなに子だくさんとは……。
269えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/16 14:27:52 ID:aUa/QgtO
曲芸商法もナニだが、コピペの寄せ集めを完全新作と銘打って売り出す某プコンもいかがなものか。

>>名無し彩野さん
水越パパもママも器が大きすぎw

ところで大佐!第八百六拾壱部隊えむしけは侵入する振りをして
サボってコンビニで立ち読みしたりゲセン行ったりしてた模様!
そんで>>265に出された毒をお茶代わりにして現在男として不能!

野営地の天幕にやつが第三部を仕込んでいたときに序でにこさえていたネタが残っていましたので
やつが勃つ迄の時間稼ぎに投下↓
270えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/16 14:29:00 ID:aUa/QgtO
パソコンを買い換えた音夢から、お下がりを譲ってもらった頼子は、偶然見つけた「ギコネット」なる掲示板サイトにはまっていた。
ギコネットはものすごく大規模な掲示板サイトで、それ故様々な種の様々な情報が入り乱れている。
それらは「板」で区別されているのだが、頼子がその中で特に(というより、唯一)入り浸っていたのは、全国の自分と同じ職種「メイド」の人たちが集まる、「メイド板」であった。
「メイド板」に集まるのは、大抵頼子と同じような個人宅で働いている人たちであったが、中にはもの凄く大きなお屋敷で働いていた、という人や、ご主人様と結婚した、という人たちまでいる。
頼子はそこで、おいしい料理の作り方とか、家事の上手なこなし方などを教わっていた。

昼間、おおよその家事を終えた頼子は、パソコンのスイッチを入れ、前に美春にインストールしてもらったギコネットビューアを起動させた。見るのはもちろんメイド板である。
ギコネットビューアは、既得スレッドに多量の新着レスがついていることを頼子に伝える。
「あ、今日もいっぱい、書きこまれてる…」
メイド板に数多あるスレッドの中でも、頼子が特に気に入っていたのが、『全世界のメイドの中で自分が一番幸せだと思う香具師の数→』というスレッドであった。
これはメイド板の中でも人気のスレッドである。頼子はこのスレッドの、ギコネットで言うところの『マターリ』としたふいんき(←何故か変換できない…というのが定石らしい)が好きだった。

────────────────────────────────
全世界のメイドの中で自分が一番幸せだと思う香具師の数29000+→

1 名前;名無し家のメイド 投稿日:04/09/30 14:21 ID:???
今のお宅で働けて、今のご主人様に出会えて、本当によかった…。
という幸福なメイド達がマターリ語り合うスレッドです。

※荒らしは放置。構う暇があったらご主人様の為にお茶でも淹れましょう。
前スレ
全世界のメイドの中で自分が一番幸せだと思う香具師の数28000+→
http://gikonet.com/test/read.cgi/maid/1077978923/
以下過去スレやスレの細かいローカルルールは>>2>>5辺り
271えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/16 14:30:00 ID:aUa/QgtO
113 名前;名無し家のメイド 投稿日:04/10/01 00:02 ID:???
お茶をお出しするとき、少しカップを温めておいたら
そのことにご主人様は気づかれると『ありがとう』と言ってくださいました。

家事に最善を尽くすのはメイドの当然の努めであると思い今日までこの職に生きてきましたが
『ありがとう』と言ってくださったのは今のご主人様が初めてでした。
今、私は、無性に嬉しい思いでいっぱいです。
こちらこそありがとうございますご主人様。私はあなたにお仕えできて幸せです。

114 名前;メイドの土産屋@初代スレ1◆uKi4Z6MAiD 投稿日:04/10/01 00:14 ID:???
>>113さん
当然と思ってした仕事にお礼を言われるのって、凄く嬉しいですよね。
多分、私達のような「メイド」という人種じゃなくてもそうだと思うんです。
>>113さんにはその気持ちをいつまでも大事にして、これからも頑張って欲しいです。

115 名前;名無し家のメイド 投稿日:04/10/01 00:20 ID:???
みやげやさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
>>75の続きキボンヌ!
その後、ご主人さんにきちんと気持ちを言えました?

116 名前;メイドの土産屋@初代スレ1◆uKi4Z6MAiD 投稿日:04/10/01 00:31 ID:???
>>115
いや何か、いざこの気持ちを言おうとすると…尻込みしちゃうんですよね。
やっぱり、身分違いじゃないのかなあ(´・ω・`)って…。
────────────────────────────────

「くすくす…」
頼子は微笑し、安堵感に包まれる。
自分自身が今、朝倉家のメイドとして忙しくも充実した日々を過ごす中、全国に自分と同じようなことを感じ、同じような想いを抱きながら暮らすメイド達がいるということが、とても嬉しかった。
272えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/16 14:31:01 ID:aUa/QgtO
そんな感じでレスを読んでいくと、ふと、気になることが書きこまれていた。

────────────────────────────────
185 名前;名無し家のメイド 投稿日:04/10/01 12:25 ID:???
スレ違いとは思うのですか、少し質問しても宜しいでしょうか?

遠方の私の友人もメイドでして、その子とはメールで色々メイド話などをしあってるのですが
昨夜もメールしあってたところ「明日は私がMFの日だから早めに寝るね」といったんです。
そのMFとはいったい何なんでしょうか?
大きめのお屋敷で同僚もたくさんいるところで彼女は働いているのですが
どうも彼女はその日を心待ちにしてたようでして…
────────────────────────────────

「…?」
頼子にもわからない言葉であった。
下を見ると、答えはすぐに返されていた。

────────────────────────────────
186 名前;名無し家のメイド 投稿日:04/10/01 12:31 ID:???
>>185
「モーニング・フェラ」の略。
起き抜けに、所謂「朝立ち」してるご主人様のを…わかるでしょ?w

しかし「心待ちにしてた」なんて、立派にこのスレの趣旨に合致したメイドじゃないか。

187 名前;名無し家のメイド 投稿日:04/10/01 12:34 ID:???
工工エエェ(´д`)ェエエ工工
────────────────────────────────
273えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/16 14:31:59 ID:aUa/QgtO
「!!」
知らなかった。
しかし、それはそういう結構大きなお屋敷とかの話だろう、と頼子が思っていると、なにやらスレッドはその話で盛り上がりを見せ始めていた。

────────────────────────────────
188 名前;名無し家のメイド 投稿日:04/10/01 12:40 ID:???
大きめのお屋敷だけの話かと思いきや、案外そうでもないらしいんですよね>MF
私の家政婦科の先輩メイドさんは、個人宅仕えでもそれをやってるそうですよ。
朝の日課として、もうそのお宅では普通の光景とかw

189 名前;名無し家のメイド 投稿日:04/10/01 12:47 ID:???
私のご主人様はそんなことは申しつけてくれない( ;ω;)

190 名前;名無し家のメイド 投稿日:04/10/01 12:50 ID:???
》189
誘惑しる!w
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頼子は、心の臓が激しく脈打つのを沈められずにいた。
「知らなかった…メイドという仕事は奥が深いのね…」
274えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/16 14:33:00 ID:aUa/QgtO
話はどんどん進んでいく。

────────────────────────────────
191 名前;名無し家のメイド 投稿日:04/10/01 13:04 ID:???
思うのですが、これはメイドとしてごく普通の仕事の一環なのでしょうか?
いや私、こんなことはしたことも、命じられたこともないもので(;^^)
私は今のご主人様のことは十分お慕いしておりますが、いざこのようなことを命じられた時、
全うできる自信はなくて(´・ω・`)

192 名前;名無し家のメイド 投稿日:04/10/01 13:10 ID:???
何はともあれ言われたことはこなすのがメイドの仕事だべや

193 名前;メイドの土産屋@初代スレ1◆uKi4Z6MAiD 投稿日:04/10/01 13:25 ID:???
お昼休みをいただけましたのでこんな時間ですがカキコ

>>191さん
個人的にはメイドの仕事は家事などを通してお仕えしているお宅の円満に奉仕するものだと思ってます。
で、そのMFも、そのご家庭の円満に必要なものであるとすれば、私もアリだと思ってます。
でもただ単に我々にそれだけを求められるようなことはあってはならないんです。
そうなら始めから住み込みの淫売を雇えばいいだけなのですから。

194 名前;名無し家のメイド 投稿日:04/10/01 13:33 ID:???
で、みやげやさんはしたことがありますか>MF

195 名前;メイドの土産屋@初代スレ1◆uKi4Z6MAiD 投稿日:04/10/01 13:40 ID:???
>>194
ノーコメントで(`・ω・´)
────────────────────────────────

なにやら話の流れは、結局「それはアリ」というところらしい。
「……」
275えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/16 14:34:00 ID:aUa/QgtO
翌朝。時は午前5時。まだ外は少し暗い。
「はぁ…ふー、はぁ…ふー、…」
頼子は深呼吸を何度も繰り返して高鳴り続ける胸を必死に押さえつけつつ、純一の部屋の前にいた。

今日、頼子は午前3時に飛び起きると、昨日から未だ引きずる胸の動悸を抑えられぬまま、朝方にこなす家事をいつもの何倍ものスピードで済ませ、その「えむえふ」とやらに挑む決意を固めた。
練習をしようと、買い置きのバナナをひとつ取りそれを純一の「あれ」に見立て、その真似事をしてみる。しかし、中途半端な知恵しかない頼子には、どうすればいいのか、皆目見当がつかない。
「確か…前に純一さんの部屋のベッドの下にあった本にでてた女の人は…」
その内容を、頼子は必死に思い出す。肝心の本はいっしょに掃除してた音夢が捨ててしまった為、それを見に行くわけにはいかない。
「確かその人は、その実を傍目にも優しく、喉の奥まで呑み込むようにくわえていたっけ…」
早速真似てみた。
「あ、あむ…ん……ん……」
喉の奥に、バナナの先端を感じる。苦しい。
「……」
頼子はあることに気づいた。くわえてから、いったいどうすればいいのだろう。そのまま舌でそれを嘗めればいいのか。それとも唇で労ればいいのか。
「あ、ん、は……はわっ!」
頼子はむせる。くわえていたバナナを、思わず噛み切ってしまったのである。頼子は焦った。もしこんなことを実践でやってしまったら、純一に激怒されるだろう。それこそメイド失格だ。
結局、バナナではどうしようもないことを、頼子は悟る。
「……と、兎も角あ、後は、後は実践あるのみだ…!」
何事も実際にやらなければ始まらない。そのことは、家から出られなかった時期のある頼子はよく知っていることだった。
あのときは純一が家から引きずり出す形とはいえ、実際に頼子を家の外に出してくれたからこそ、今の頼子は、街に買い物にも行けるようになった。
いわば恩人である。そんな純一を慕うからこそ、頼子はあのスレッドを愛読し、そして今こうやって奉仕に向かおうとするのだ。

そうして今、純一の部屋の前にいる頼子は、その2時間前からのことをしかと脳裏に刻むと、覚悟を決めた。
「…よし!」
頼子は純一の部屋のドアノブに手をかけ、ゆっくりとその戸を開けた。
276えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/16 14:35:00 ID:aUa/QgtO
中では純一が、その身をベッドにだらしなく横たえながら、寝息を漏らしていた。布団は下に蹴り飛ばしてある。
「あぁ、あぁ…」
これはいけない と布団をかけ直そうとして、頼子ははっとした。
「あ、結局お布団はとらなくちゃいけないんだっけ…」
頼子はその手の中の布団を丹念に畳むと、ベッドの下に置いた。
「さ、さて、と」
頼子は純一の下半身に目をやった。純一の一物は、高々と天を仰いでいる。
「……」
頼子は硬直する。全身が汗ばみ、手が震える。喉はからからに干上がり、耳は緊張の余り、ぴん! と、少し触られただけで失禁してしまいそうなほどに張り立つ。
しかしもう後には引けない。それにこれは純一さんのためなのだ と頼子は自分を鼓舞し、純一の下半身近くにかがみ込むと、純一の下着に手をかけた。
悟られまいとし、ゆっくりと下着を降ろすと、頼子の目には、生まれて初めて見る男性器がしっかりと入り込む。
「!!」
こういうのなのか と、頼子はますます動悸を荒くする。しかし、これしきでもたついててはいけない。自分は今からこれを口にくわえ、ご奉仕しなければならないのだ。
頼子は恐る恐る、それに顔を近づける。
「あ…、だめだってえ、もう〜」
「ひいぃっ!!」
純一が突然漏らした寝言に、頼子は思わず声を出してしまい、慌てて口を押さえる。
「……!?」
その声で起こしてしまったかと頼子は困惑するが、肝心の純一のほうは
「もう、ことりも、眞子も、焦るなって〜。順番だからあ…んん〜」
と、寝言の続きを言った。別段起きあがる気配もなく、未だ夢を貪っているようである。
「ほ…」
頼子は息を整え、今一度純一の一物をその目に捉える。
「……」
そうして今一度意を決すると、目を閉じ純一のモノをその口に頬張るべく、顔を近づけていった。
277えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/16 14:36:00 ID:aUa/QgtO
「!!」
突如、頼子の後頭部に激痛が走り、その意識に稲光のような衝撃が訪れる。そうしてその衝撃に揺られ、頼子の意識は抗することも出来ぬまま霧散していった。
純一の真上に倒れ込もうとしていたその体は、即座に後ろから受け止められ、そのまま何もない方角に投げ飛ばされた。

やがて頼子は目を覚ました。しかし、体が動かない。見ればその身は子供が使う縄跳びやら新聞雑誌をまとめるビニール紐やらで、無造作に緊縛されていた。
「あれ、あれ…?」
戸惑う頼子に後ろから
「おはよう、よ・り・こ・さんっ」
と、やけに明るい声がかかる。音夢だった。
「ね、音夢さん?わ、私…」
困惑する頼子には答えずに、音夢は明るく呟いた。
「何か昨日から、様子がおかしいと思ってたんですよね。ちらちら兄さんのほうを見ては、恥ずかしそうに俯いて」
頼子は困惑の色を深めるが、音夢は構わず続ける。
「私としたことが、飼い猫の躾を怠ってしまったんですね、ホントに。泥棒“猫”とは、よく言ったものです」
そう言われて、頼子ははっとした。
「違います、違いますよ。ね、音夢さん、違います、私、私は…」
「あ、大丈夫ですよ。さっき頼子さんが兄さんにしようとしてたこと、私がちゃんと続きをしておきましたからね」
「私、泥棒なんて、そんなつもりは」
「さあて、後は頼子さん、あなたのお仕置きの時間ですよ」
音夢は屈託のない笑顔で、頼子に近づく。頼子は底知れぬ恐怖に震えた。
「馬鹿な飼い猫には躾をしないと…見境なしに盛られたりでもしたら、ご近所に迷惑になりますからね」
「ゆ、許してください、許してください、お願いします、お願いします…」
「それもこれも、飼い猫風情が変な気を起こすからですよ、よ・り・こ・さんっ」

刹那、頼子はメイド板で見かけたある書き込みを思い出す。
ご主人様と懇ろになったのが奥様にばれて、その身に何時間も何時間も煮え湯のような責め苦を浴びせ続けられた、というのを…

278えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/16 14:41:03 ID:aUa/QgtO
こんな時間に何をやってるんでしょうね、えむしけは○| ̄|_

しかしなんだ、もうすぐここも一周年ですな
279名無しさん@ピンキー:04/10/16 14:51:59 ID:lusUkzTw
マダムが来たアーー!!
280名無しさん@ピンキー:04/10/16 17:54:51 ID:VXwwA0pB
清涼剤の如く心に一服与えられました

ごちそうさまです
281名無しさん@ピンキー:04/10/16 18:36:27 ID:6BN3BU2j
小マダム音夢参上〜
282名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:29:17 ID:paAWSc7l
メイド板ワロタw

283名無しさん@ピンキー:04/10/16 20:47:31 ID:6wv8dSon
GJ!


>さっき頼子さんが兄さんにしようとしてたこと、私がちゃんと続きをしておきましたからね

このシーン書いてくれる勇者はおるか……
284旅猫:04/10/16 21:55:57 ID:1Q8DYpUI
上のやつの続き終わったら書いてみようか・・・・・
285名無しさん@ピンキー:04/10/16 22:15:35 ID:mAJXCgm2
MFは頼子さんのほうがいいな・・・
なんて言ってみる
286名無し彩野(予定)市民:04/10/16 22:21:33 ID:E1JvHHkU
他のスレで、「髪の長い芽依子さまハァハァ」ってカキコがあったけど髪伸ばした音夢ってのも見てみたい。
因みに私はあの芽依子様には萌る事が出来なかった・・・
ホント、スレ違いで須磨祖・・・
287名無し彩野(予定)市民:04/10/16 22:28:14 ID:E1JvHHkU
>>265
下の補給物資の内、核毒毒はお返しする。

我がドイツ国防軍には、そのような非人道的兵器は必要ない!
その様にしかと総統(断腸)に伝えておけ!
288名無し彩野(予定)市民:04/10/16 22:33:59 ID:E1JvHHkU
>>267
ゲーム中に「世の中には12人も妹ry」というテキストがあったけど、
D.C.のアニメ作った会社はリピュアを作った会社。
因みに某メインスタッフが知り合いだった・・・・・・・・orz

289名無しさん@ピンキー:04/10/16 23:50:41 ID:DjhoU/BI
>その身に何時間も何時間も煮え湯のような責め苦
こ、これの具体的な続きを・・・。
290名無し彩野(予定)市民:04/10/17 00:15:25 ID:QJmMOamW
用事が出来たので明日更新します。
291名無しさん@ピンキー:04/10/17 05:37:15 ID:NTYlQBHG
>>288
そういやあったね
確か、12人じゃなくて1ダースって言ってたような気がするが



ところで、D.C.のテキストに散りばめられた小ネタ全部集めたら
どんくらいの量になるんだろう……?







一瞬、MFをモビルファイターと読めてしまった漏れは逝って良しでつか?
292名無し彩野(予定)市民:04/10/17 11:25:55 ID:qT6WQ0Dg
>>291
じゃあ次のネタはそれで純一を奪い合うという事で・・・
293旅猫:04/10/17 13:26:43 ID:xSvZtzBT
ジリリリリリリリリリ!
バン!
けたたましく鳴っていた目覚まし時計を叩く。
「ん・・・・んん・・・ふぁ〜あ・・・朝か」
大きなあくびをひとつ放ちながら起き上がる。
「さて、さっさと着替えて飯食うか」
手早く制服に着替えてリビングに降りてきた俺は、ふと違和感を覚える。
「・・・・あれ?」
なにかが足りないような気がする。
確かに見慣れた我が家のはずだが・・・・・?
「・・・・・ま、いいか」
俺の気のせいだろう。
「さてと、メシメシっと」
手際よく用意したトーストとコーヒーをあっという間に消費した俺は
いつもより早く家を出た。
294旅猫:04/10/17 13:28:11 ID:xSvZtzBT
「であるからして、ここは・・・・」
いつもの長ったらしい和久井の授業。
俺は窓の外をぼーっと眺めながら聞き流していた。
「・・・・・・・・なんかなぁ・・・・」
誰にも聞こえないような小声で呟く。
いつも通り代わり映えのしない学園。
なのになぜか物足りないような気がする。
そういえば朝もこんな違和感あったな・・・
例えて言うなら大切なものを忘れたような。
大切なのに、それを思い出せないもどかしさのようなものが俺の心を支配していた。
「どうしたのだ、朝倉?」
「おわっ!」
気が付くと俺の眼前30cmに杉並の顔があった。
「おお!そんなに喜んでくれるとはうれしいぞ!」
「・・・・今のを喜んでいると脳内変換できるお前の頭が甚だ不思議だ」
「あれ?というか、授業は?」
「とっくに終わったぞ。しかし、お前が難しい顔して考え事をしているなどとは
珍しい事もあるものだな。」
まるで珍獣を観察するように俺をじろじろ見てくる。
「俺だって考え事ぐらいするけどな・・・」
「もしや、恋煩いか?」
ニヤニヤしながら聞いてくる杉並。
「んなわけねぇだろ」
まったく、この馬鹿は・・・・頭いいくせにくだらん事聞くなっての。
295旅猫:04/10/17 13:29:43 ID:xSvZtzBT
「朝倉君、どうしたんですか?なんだか授業中難しい顔してましたよ?」
「ん?ことりか」
いつの間にかことりがすぐ横に現れていた。
「これはこれは白河嬢。どうやらこの男は恋煩いのようですぞ」
ニヤニヤしながらほざく杉並。
「恋煩い?」
すこし驚いたような顔で聞いてくることり。
ハァ・・・・・・・仕方ないな・・・・・・
「いやぁ、朝倉にもやっと春が近づいてき・・・ごふっ!!」
席から立ち上がりつつ勝手な事をベラベラ喋ろうとしていた杉並の
腹部に掌底をめりこませ、首に手刀を振り下ろす。
「かはっ!・・・・」
296旅猫:04/10/17 13:30:23 ID:xSvZtzBT
「・・・まぁ、すこし考え事してただけだよ」
うつ伏せに倒れた杉並の頭を足蹴にしながらことりに説明する。
「なんか足りないような・・・いや、なにか忘れてるような気がするんだよな。
うまく説明できないけど」
「・・・・そうですか」
「まぁたぶん俺の気のせいだと思うんだけどな」
ニヘヘと苦笑いしながら言う。
「・・・朝倉君」
「ん?」
「私でよければ、いつでも相談に乗るからね?」
ことりがいつにない真摯な目をして俺を見つめてくる。
「あ、ああ」
すこしドキッとしてしまった。
俺はドキドキする鼓動をどうにか抑えながらなるべく平静を装って頷く。
「わかった、本当に困ったら相談するよ、ありがとう」
「ううん、いいんだよ・・・・・・・・・・だから」
「ん?なにか言った?」
最後のほうが聞き取れなかった。
「ううん、なんでもないっす♪」
そう言ってことりは微笑んだ。
297旅猫:04/10/17 13:32:26 ID:xSvZtzBT
今日は寄り道をせずにまっすぐ家に帰ってきた。
「ふう、なんだか疲れたな」
ドサッと鞄を放り出すとベッドに倒れこむ。
ぼーっと天井を見つめながら考える。
いったいなんなんだろう。
俺はなにを忘れてしまったんだろう?
朝から考えているものの、全く思い出す事ができない。
・・・・そういえば、俺は昨日、なにをしていた?
思い出そうとするものの、もやがかかっているように思い出せない。
まるで、思い出す事を拒んでいるような。
「・・・そんなわけないよな」
忘れたいと思っても、一日やそこらで忘れる事なんてできないに決まってる。
しかし、昨日の夕飯の献立でさえでてこない。
たったひとつ思い出せるのは、悲しみ。
なぜかはわからないが、漠然と悲しいという感情だけが
湧き上がってくる。
「なんだ?これは・・・・」
なぜ悲しいんだろう?俺は昨日、なにを悲しんでいたんだ?
なにか悲しい出来事でもあったのか?
298旅猫:04/10/17 13:40:04 ID:xSvZtzBT
ふと彷徨わせた視線が机の上に置いてある小さな箱を捕らえる。
「なんだあれ?あんなもの買ったっけ?」
机の上から取り上げ、まじまじと見つめてみる。
箱は掌に乗るぐらい小さく、包装もされている。
その小さな箱にきれいにされた包装を解き、箱を開けてみる。
中に入っていたのは・・・
「指輪?」
そんなに高くはないだろう、しかしとてもきれいな指輪が入っていた。
「そうだ、思い出した・・・」
俺はこの指輪を買うためにバイトを始めたんだった。だが、
「でも、誰に・・・・?」
そう、誰にプレゼントするつもりだったのだろうか?
それもまたもやがかかったように思い出す事ができない。
俺は溜息をひとつつくと、指輪を元通り箱に戻し、今度は机の奥深くにしまった。
そしてよろよろとベッドに歩き、ドサリと倒れこむ。
そのまま目を閉じ、突如襲ってきた睡魔に抗うことなく、眠りに落ちていった。
299旅猫:04/10/17 13:41:09 ID:xSvZtzBT
朝倉家の隣、芳野家の屋根の上に、彼女はいた。
「きれいな月だね〜。うたまる」
彼女は隣に座っている猫に向かい、話しかける。
「にゃぁ〜」
そうですな。と隣にいる猫も答える。
「それにしても」
どこか自嘲気味に笑うさくら。
「お兄ちゃんは完全に忘れていないみたいだね。やっぱり一番親しかった
人の記憶は完全に消せないか。」
「にゃぁ〜」
「でも、思い出そうとしても曖昧にしか思い出せない。それに他の人に記憶は残っていない。けど、もしかしたら思い出す可能性もまだある。もしかしたら。だけどね」
すこし悲しげに笑いながら空に浮かぶ青白い月を見上げるさくら。
「お兄ちゃんはこれからどんな道を行くんだろう?
失ってしまった大切な人を必死に追い続けるのか、それとも・・・」
頭を振りつつ、続ける。
「けど、どちらにしても最終的に決めるのはボクじゃない。いくら魔法使いだからといって、人の意志は決めることはできない・・・人の意志っていうのはそれだけ強いからね」
すこしの間俯いた後、再び空を見上げながら歌うようにその唇で言葉を紡ぐ。
「強く繋がっていたはずのふたつの道が別れ、ひとつは消えた。残されたもうひとつは
どの道と繋がるのだろう?それとも再び失った道を創るのだろうか?」
「願わくば、繋がったふたつの道が、二度と離れませんように・・・・」
目を閉じて祈るように呟くひとりの魔法使いの隣で、同じく一匹の桜の使い魔が何かを願うように、鳴いた。
300旅猫:04/10/17 13:44:31 ID:xSvZtzBT
投下完了、と
ここから分岐しますよ〜
次の投下はおそらく来週になると思いますです
それでは
ノシ
301名無しさん@ピンキー:04/10/17 13:49:49 ID:1cQuNl4c
ノシ
302名無しさん@ピンキー:04/10/17 23:00:40 ID:NTYlQBHG
GJ!


分岐でどう転がっても元の鞘に納まらずに終わったらある意味勇者だと思う今日この頃……
303名無し彩野(予定)市民:04/10/18 22:53:34 ID:qM/+mWAI
昨日、サッカーやって疲れ果て寝てしまいました・・・・・・

>>302
もしかして、私の所為ですか・・・・・・・・・
304名無し彩野(予定)市民:04/10/19 01:05:08 ID:jqV+5aKc
眞子「で、何で三人とも同じ部屋な訳?」
非常に腹立たしいというのか、何というのか・・・
月明かりが差し込む私と純一の神聖にして不可侵である寝室にお姉ちゃんとことりが・・・・・・
萌「まぁ、それはお母様の配慮の賜なんですよ〜〜」
ことり「三人が別々の部屋だと、私達を公平に愛してくれないだろうという事だそうです」

あの後お姉ちゃんとことりは即日、ウチの病院に入院する事になった。
私の時もそうだったんだけど、父さんが指揮を執ってるから何だか生み辛かったのよ・・・・・・
二人用の相部屋に同室で入ってたんだけど・・・
純一とお姉ちゃんの様子を見に行ったときのこと・・・・・・
其処にことりの両親がいたのよ・・・
流石に気まずいから帰ろうとした時、
ことり「あっ、純一君!私に会いに来てくれたの!?」
ことりの両親が振り返り私達と視線が交差するや否や廊下まで飛び出してきて・・・
白河父「ウチの娘がこの度はとんでもない事をしでかしましてお詫びの言葉もございません!」
両親そろって廊下で純一に土下座したのよ・・・・・・
まぁ、それが一般的な態度というか、普通の対応なんだろうけど・・・・・・・・・
眞子「や、止めて下さい、こんな廊下で・・・ 人の目もあるのでひとまず部屋の中で・・・」
白河母「本当に申し訳ありません、うっ、ううううぅぅぅぅぅ」
純一「と、兎も角、中に・・・・・・」

305名無し彩野(予定)市民:04/10/19 01:05:19 ID:jqV+5aKc
部屋に入りドアを閉めると大きなお腹を抱えお姉ちゃんがフラフラとやってくる。
萌「まぁ、まぁ、白河のお母さん、そんな大声ではことりさんの赤ちゃんにも良くないですよ〜」
白河母「でも、純一さんになんてお詫びすればいいのか・・・」
無意識なのだろうか、ことある事に胸の前で十字を切っている。
ことり「少しはお母さんも私の事を理解してくれると思ったのにな・・・」
眞子「ま、まぁ、落ち着いて下さい。私も経験しましたけど、両親がそんな感じじゃあ落ち着い
 て出産できないんですよ」
涙まみれの顔をハンカチで拭う白河母。
白河父「いや、お恥ずかしい限りです・・・」
白河母「暦も、暦ですよ!あら、そういえばあなたは初めてお会いしましたけどどちら様で?」
白河父「妹さんですか、この度は本当に・・・」
白河母「違いますよ、あなた!純一さんの妹さんは昨年お亡くなりに・・・」
フフン!
この時を私は待っていた。
自分を強く主張できるであろうこの時を・・・・・・
眞子「申し遅れました。私は水越純一の妻の水越眞子と申します!」
  続く
306名無し彩野(予定)市民:04/10/19 01:08:32 ID:jqV+5aKc
えむしけさん
この話の後日談で「先生あのね」のねたを拝借したいのですが・・・
307えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/19 01:48:10 ID:sgelk7w2
時間稼ぎのぬこメイド編読んでくれて&レスくれてありがとう
あの後の展開はご想像にお任せします
>>284の旅猫さんみたいに思ってくれてもウレ(*・∀・)シイ!!

しかし「頼子のメイド板日記」か…(・∀・)イイ!!

>>名無し彩野さん
ご自由にドゾー
って、あれがどうそのお話に使われるんディスカ…?
308名無し彩野(予定)市民:04/10/19 01:55:31 ID:jqV+5aKc
あれをアレンジしたモノで・・・・・・
後日、先生が家庭訪問に・・・・・・

というネタを妄想中!
309名無しさん@ピンキー:04/10/19 03:54:03 ID:E+r7TLeq
 名無し彩野(予定)市民氏GJ!


そういえばこのSS、音夢アボソ後のストーリーだったんだよなぁ……
すっかり忘れてたw
310名無しさん@ピンキー:04/10/19 07:20:44 ID:FVJ10UMS
137 名前:◆DQnemuNZww [sage] 投稿日:2004/10/15 23:17 ID:TWLIRwzs
おやすみなさい。


138 名前:◆kijJUNICHI [sage] 投稿日:2004/10/16 02:19 ID:vHJ4gZ66
ん……おやすみ(ちゅっ
俺も音夢あらないとな。ふぁあ〜


139 名前:◆DQnemuNZww [sage] 投稿日:2004/10/16 22:07 ID:lm9mYW5o
おやすみなさい(ちゅ


140 名前:◆kijJUNICHI [sage] 投稿日:2004/10/16 22:08 ID:vHJ4gZ66
んっ……おやすみ(ちゅっ


141 名前:◆DQnemuNZww [sage] 投稿日:2004/10/17 21:27 ID:dPtDUB/k
おやすみ(ちゅ


142 名前:◆DQnemuNZww [sage] 投稿日:2004/10/18 23:41 ID:NUQ/CE1o
おやすみなさい。(ちゅっ


143 名前:◆kijJUNICHI [sage] 投稿日:2004/10/18 23:55 ID:sqeYo/4A
おやすみ……(´・ω・`)
(んちゅっ
311名無し彩野(予定)市民:04/10/19 23:55:03 ID:UearCcpc
帰れ!
312名無し彩野(予定)市民:04/10/20 00:23:50 ID:I/kxLHr6
しかし、どうするんだろ、純一・・・
しかし、今度は白河家の親は今度は私に土下座してくるからうざったいたらありゃしない。
ことりに立場の違いを思い知らせてやろうと思っていたけど・・・
眞子「純一、認知ぐらいしてやんなさい」
白河父「しかし、あなたの立場というモノもある。そう簡単には・・・・・・」
眞子「いいですか、私は純一が認知しなかったばっかりに自殺でもされちゃ、寝覚めが
 悪いんです!そんな事が近所に知れ渡ったら私が自殺に追いやられますよ」

その後、何はともあれ白河父母は帰っていった・・・・・・
今度は姉の方をとっちめに行くそうだ・・・・・・
しかし、この後、予想だにしなかった発言が飛び出すとは・・・

ことり「純一君にお願いがあるんですけど・・・」
すぅ、はぁ、すぅ、はぁ
ことりは息を整えると一気に言い放った。
ことり「みっくん、ともちゃんも愛人にしてくれませんか?」
   続く
313えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/20 00:53:06 ID:24s+wUxB
>>312
水越姉妹+白河姉妹+ともちゃんみっくん……
これだけ囲ったら純一、絶対(いろんな意味で)地獄行くなw

そんなハレムとは無縁の俺は皆の意見を聞きたい次第です
今途中まで書き捨ててあるのが
>大したストーリー無しにジュニチと女がよろしくやるやつ
>ことり&叶編みたくおなご二人がひと喧嘩するやつ
なんだが(まあどっちも止まってるんだけど)、どっちを先に仕上げたほうが宜しいでしょか?
「そんなのよりこんなん書けコラ」みたいなんがあればそれでも
314名無しさん@ピンキー:04/10/20 00:58:47 ID:c4iMzrvK
>>312
>ことり「みっくん、ともちゃんも愛人にしてくれませんか?」

ナ、ナンダッテー!?
Ω ΩΩ←看護婦さんか誰か
↑ ↑純一

315名無し彩野(予定)市民:04/10/20 01:17:26 ID:I/kxLHr6
>>314

//             j     |  |      ヽ        ヽヽl  /  .|  | _  -- .,,
/   /       ./  j      |  |  .l l    l    ヽ    ヽ ヽl _,. -|  |" _ ,,, -‐`>
   /     /  ./   l      |   |  l l    l    ヽ    ヽ ヽ_,. -|  .| ̄   /  ./
  /  /   /  /   j |     |   |   l l    l     ヽ    l  |  .|  |    l  l
 /  /    /  .l l   l  |     |   |ヽ  l l   l  l    l    l l  .|  |    |  |
/  /    / , | l l  ll | |     ll  /l | l  |  l   |  .|    l    l、 \|  |   .|  |
   /    / / .|  l l l .l | .l    l l l l | l  |  l  .l|  |    |   | l、  |  |   |  |
  /| |   / l l | ' ' ヽl l | ヽ   l l l |  l |  l / |  |    |  |l ヽ||   |  |
 i | .ll   | l‐'´ `''‐- 、._ヽ  ヽ  l∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、l   i | `―'ヾ  l  |
 | .i i i  | [ |、!  /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }   /l l  ヽ ヽ ヾ'  i
 i  ヽ .i  l ゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''   ̄ ̄  |l  〃ニ! !⌒ //l  /l .| l  ヽ \\i
.ヽi/  ゝヽ ヽi.! l .:::::     ソ;;:..  ヽ、._     _,ノ'   l l ゞ)ノ./ l / |  |  l l  ヽ ヽ ヽ
 //  /  l、ヽ ー==--‐'´(__,.   ..、  ̄ ̄ ̄     l .l /‐'/ l   |  |  l l ヽヽ  ヽ \
//i  /i  |  ゝ      .:::ト、  ̄ ´          ,' l l、_/|  .l l  .i  |  l i i l  i   i  ヽ
/ |  i |  |   !                       //l   |  / .l  /  .i  i //   i  i   i
 |  l i   |   ヽ     ー‐==:ニニニ⊃      ,'/ /   ! / / /   |  | ´     i  i   i

 すまん、正直何も考えてなかったけど何とかするのが二次創作SS職人の腕の見せ所なんだ!
316名無し彩野(予定)市民:04/10/20 01:19:50 ID:I/kxLHr6
//             j     |  |      ヽ        ヽヽl  /  .|  | _  -- .,,
/   /       ./  j      |  |  .l l    l    ヽ    ヽ ヽl _,. -|  |" _ ,,, -‐`>
   /     /  ./   l      |   |  l l    l    ヽ    ヽ ヽ_,. -|  .| ̄   /  ./
  /  /   /  /   j |     |   |   l l    l     ヽ    l  |  .|  |    l  l
 /  /    /  .l l   l  |     |   |ヽ  l l   l  l    l    l l  .|  |    |  |
/  /    / , | l l  ll | |     ll  /l | l  |  l   |  .|    l    l、 \|  |   .|  |
   /    / / .|  l l l .l | .l    l l l l | l  |  l  .l|  |    |   | l、  |  |   |  |
  /| |   / l l | ' ' ヽl l | ヽ   l l l |  l |  l / |  |    |  |l ヽ||   |  |
 i | .ll   | l‐'´ `''‐- 、._ヽ  ヽ  l∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、l   i | `―'ヾ  l  |
 | .i i i  | [ |、!  /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }   /l l  ヽ ヽ ヾ'  i
 i  ヽ .i  l ゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''   ̄ ̄  |l  〃ニ! !⌒ //l  /l .| l  ヽ \\i
.ヽi/  ゝヽ ヽi.! l .:::::     ソ;;:..  ヽ、._     _,ノ'   l l ゞ)ノ./ l / |  |  l l  ヽ ヽ ヽ
 //  /  l、ヽ ー==--‐'´(__,.   ..、  ̄ ̄ ̄     l .l /‐'/ l   |  |  l l ヽヽ  ヽ \
//i  /i  |  ゝ      .:::ト、  ̄ ´          ,' l l、_/|  .l l  .i  |  l i i l  i   i  ヽ
/ |  i |  |   !                       //l   |  / .l  /  .i  i //   i  i   i
 |  l i   |   ヽ     ー‐==:ニニニ⊃      ,'/ /   ! / / /   |  | ´     i  i   i

そう、つまり我々の妄想は果てしなく終わる事の無いメビウスの輪その物なんだ!
317名無しさん@ピンキー:04/10/20 01:26:12 ID:BiKTYhZw
>>316
純一君、腎虚で死ぬぞ。まじで 藁
318名無しさん@ピンキー:04/10/20 02:42:16 ID:Y04YJD12
そのうちP.S.(P.C.)のキャラとも同じように関係を持ちそうな悪寒w
319名無しさん@ピンキー:04/10/20 11:09:10 ID:HtHXuqMe
こうなったらいっそ女キャラ全員を…(*゚∀゚)
320名無しさん@ピンキー:04/10/20 18:52:15 ID:oYHMaaWo

     -‐‐-
   ,' ,,==='、
   !/x〈((ハ))∩
  'ノl リ! ゚∀゚ノ彡 強姦!
  ノ⊂)夲⊂彡 強姦!
  (⌒,く/_|j〉'
     し'ノ
321名無し彩野(予定)市民:04/10/20 21:14:09 ID:T34Nmp+P
ただ単に閨閥を作ってみたいとからで・・・・・・
深い意味などあるわけ無いw

247 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 04/10/11 03:14:33 ID:ZKuSomR9
>>245
本能のまま前進せよ。前進せよ。損害にかかわらず前進せよ。


上の様な指示を戴いている為、止まろうにも止まれなくなってますw

>>318
無印しかやってないから無理
322名無し彩野(予定)市民:04/10/20 23:05:09 ID:TGN2Q3VM
>313
そしたら、歴史上の偉人は殆ど地獄に行ってますよ。
純一は未だ可愛い方かと・・・・・・
ことりはある意味、地獄行きだけど・・・・・・
萌と暦は完全に地獄だな・・・・・・
323名無しさん@ピンキー:04/10/21 00:45:24 ID:1hJ9H5yD
>>321
損害にかかわらず現路線を死守せよ。退却は認めない。現路線を死守せよ。
324名無し彩野(予定)市民:04/10/21 00:56:43 ID:kRBtSlpz
遂に完結します。
三十分後には更新予定。
325えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/21 01:01:21 ID:BCAScO27
あと6時間くらいで一周年ですね

>>324
ラス期待age
326名無し彩野(予定)市民:04/10/21 01:28:23 ID:SdkWY1L8
ことり「純一君には以前にみっくんにお兄さんがいるという事はお話ししましたよね」

ことりが様々な事を語った。
みっくん、ともちゃんをふくめ三人とも孤児だった事。
それぞれ違う家庭に引き取られてからも常に連絡を取り続けた事。
みっくんが、お兄さんにぞっこんだった事。
そして、そのみっくんのお兄さんに彼女が出来て、ショックを受けている事。

純一「で、さっき言った事は二人とも望んでいる事なの?」
ことり「私の考えで、二人には話してません。だけど、今まで一蓮托生できた私達
 だから・・・それに今回の計画を唯一指示してくれた二人だから・・・」
声「相変わらず馬鹿なんだから」
ドアが開き、みっくんとともちゃんが現れる。
ともちゃん「私なんか駄目、駄目。ことりみたいに強くないから私・・・・・・」
みっくん「純一君ってのも悪くないけど、やっぱり、お兄ちゃんの事忘れられないよ。
 ことりと同じ道を行く事になったら・・・・・・応援してくれるかな?」
ことり「勿論だよ。私が応援しなかったらそれこそ嘘だもん!」
大きくなったお腹をさする。

純一(ま、まさか、みっくんのお兄さんは今回の件の俺と同じ状況に立たされるのか?)
眞子「ま、何はともあれ、これ以上話がややこしくならずに良かった・・・・・・」
まるでこの数日間が何年もの長い時間の様だった。
私としては一安心だったのだけど二人の退院後・・・・・・

327名無し彩野(予定)市民:04/10/21 01:28:35 ID:SdkWY1L8
寝室の布団の上で私、お姉ちゃん、ことりと三人で純一の奪い合いが行われようとは夢
にも思っていなかった。
三人とも同じ寝室なんて・・・・・・
因みに子供達は夜、母さんが預かってくれている。
騒がしい日々だけど私はこの日常を楽しんで生活できる様になった。
夜の方も純一が公平に愛してくれるので三人の中は極めて良好!
ことりとは、お互い勘違いしていたところが解消された。
そして純一と一緒にいるだけで私達は何時までも楽しく過ごしていける。
そう確信できる。
そう、何時までも、何処までも・・・・・・
  完
 眞子編 完結!!
 今まで足掛け二ヶ月に渡りご愛読有り難う御座いました。
 後日、エピローグ更新開始。
328名無し彩野(予定)市民:04/10/21 02:15:06 ID:0TAr/0nr
エピローグ

教室に入ると小さな瞳に見つめられる。
か、かわいい!
と、いけない、いけない。
教師としての初日なんだからしっかりしないと・・・
女教師「産休の山田先生に代わって皆さんの担任になりました、天枷美春です!
 皆さん、よろしくお願いします!」
そう、私は教員免許を取って教師となったのです。

美春「それでは夏休みの宿題を出して下さい。それと、今度家庭訪問を行いますの
 で家に帰ってお母さんに伝えて下さいね」

職員室で私は、バナナを頬張りながら、提出された絵日記と作文を見ていると・・・
結構きれいな字。
多分、お母さんが几帳面な方なんだろう・・・・・・えっ!
329名無し彩野(予定)市民:04/10/21 02:15:16 ID:0TAr/0nr
うぐぅっ!
く、くるしい・・・・・・
バ、バナナが喉につっかえちゃった・・・・
先輩・・・・・・
バナナを何とか飲み込み事無きを得る。
初音島のバナナ王と呼ばれたこの私がバナナを喉に詰まらせて死亡したら
天国で音夢先輩に合わせる顔が・・・・・・
結構ショッキングな内容に私は再び目を通す。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 わたしのおかあさんとおとうさん
                       しらかわ ひな


 

 つづく
330名無しさん@ピンキー:04/10/21 22:03:08 ID:LD1cW/Pz
そこでえむしけ氏の130-131に続く訳ですね!!
…でもひなちゃんの作文のタイトルが違うという罠w
331名無し彩野(予定)市民:04/10/21 22:34:18 ID:NjalR4OW
そういや、パパとママだったっけ・・・・・・
書き直すから待ってて
332名無し彩野(予定)市民:04/10/21 23:56:57 ID:vwnKx/is
エピローグ

教室に入ると小さな瞳に見つめられる。
か、かわいい!
と、いけない、いけない。
教師としての初日なんだからしっかりしないと・・・
女教師「産休の山田先生に代わって皆さんの担任になりました、天枷美春です!
 皆さん、よろしくお願いします!」
そう、私は教員免許を取って教師となったのです。

美春「それでは夏休みの宿題を出して下さい。それと、今度家庭訪問を行いますの
 で家に帰ってお母さん、お父さんに伝えて下さいね」

職員室で私は、バナナを頬張りながら、提出された絵日記と作文を見ていると・・・
結構きれいな字。
多分、お母さんが几帳面な方なんだろう・・・・・・えっ!
うぐぅっ!
く、くるしい・・・・・・
バ、バナナが喉につっかえちゃった・・・・
先輩・・・・・・
バナナを何とか飲み込み事無きを得る。
初音島のバナナ王と呼ばれたこの私がバナナを喉に詰まらせて死亡したら
天国で音夢先輩に合わせる顔が・・・・・・
結構ショッキングな内容に私は再び目を通す。
333名無し彩野(予定)市民:04/10/21 23:58:28 ID:vwnKx/is
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 わたしのパパとママ
                       しらかわ ひな
 わたしには3にんのママがいます。
 3にんともパパのおよめさんです。
 わたしのママはパパとけっこんしていないので、わたしと
 パパのみょうじはちがうみょうじです。
 パパはけっこんしているまこママとけんかをします。
 まこママはパパをかいしょうなしとよくどなります。
 でも、わたしのママは3にんのおよめさんとわたしたちをそ
 だててくれるぱぱが、かいしょうなしのはずはないとやさし
 くおしえてくれます。
 わたしのパパはまこママのうちにおむこさんにきたのでま
 こママにあたまがあがりません。
 でもパパは、よるはじぶんのほうがつよいといつもいってい
 ます。
 
334名無し彩野(予定)市民:04/10/21 23:58:43 ID:vwnKx/is
 なにか、たのしいことをままたちとしているみたいなのでマ
 マたちになにをしているのかきいたら、まこママのおねえちゃ
 んのもえママがおしえてくれようとしたけど、まこママとママ
 にくちをふさがれてなにもわかりませんでした。
 もえママもわたしのママとおなじでぱぱとけっこんしていない
 けど、まこママのおねえちゃんなのでパパとみょうじがおなじ
 ですこしうらやましいです。
 なにかげーむでもしているのかな?
 たまにあそびにやってくるパパのいもうとのねむおねえちゃん
 もパパたちとたのしいことをしているみたい。
 まこママはわたしに、10ねんはやいといいました。
 わたしは10ねんごには16さい、こうこうせいにならないとわか
 らないのかな。
 はやく、こうこうせいになりたいです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  続く
335えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/10/22 00:45:55 ID:PCDs3J97
カプジャムが個人的にオモロイので、最近さぼり気味○| ̄|_

>>名無し彩野さん
完結お疲れ様です&エピローグGJ
そう来ましたか……ヒナに同い年の兄弟もいるわけか(;゚д゚)
彼ら子供達が真実を知ったとき、親たちをどう思うやら……w
家庭訪問編も楽しみにしてます

彩野さんのエピローグが一段落ついたら、時間稼ぎに>>130-131の続編でも卸しますか
あとちゃんとした新物も近いうちに……
336名無し彩野(予定)市民:04/10/23 00:22:53 ID:Ek4XHnBW
そういえば、近頃、煉氏がこないな・・・
337名無し彩野(予定)市民:04/10/23 01:18:19 ID:Ek4XHnBW
き、気を取り直して次の作文を・・・

-------------------------------------------------
 せんせいあのね
                        みずこし もか
 せんせいあのね、このまえ、ひなちゃんが3にんのマ
 マとパパがよるにたのしいことをしてるっていってたの。
 ママにきいたら、ママ3にんにパパひとりがあいてなん
 だってままがいってたの。ねむおねえちゃんもいっしょ
 にあそぶときは、4にんでパパひとりにいどむんだけど
 それでもパパにはかなわないってままがいってました。
 そういえば、わたしの3にんのママについてかこうとおもっ
 たけど、ひなちゃんがかいているとおもうのでやめます。
 わたしとひなちゃんはパパはおなじだけどママがちがう
 の。
 わたしのママとひなちゃんのことりママはパパとけっこ
 んしていないけどふたりともパパのおよめさんなの。
 でも、ひなちゃんだけ、みょうじがちがうのでひなちゃん
 がとてもかわいそうです。
 パパとけっこんしたまこママはわたしのママのいもうとな
 の。
 おこるとこわいけど、とてもやさしいです。おやつのおか
 しをよくつくってくれます。
 ことりままはよるねるときにうたをうたってくれます。すご
 くきれいなこえで、わたしとひなちゃんはいつのまにかね
 てしまいます。
 
338名無し彩野(予定)市民:04/10/23 01:18:32 ID:Ek4XHnBW
このまえ、ひなちゃんのおじいちゃんのうちにあそびにいっ
 たとき、ことりママのおねえちゃんがママのおなかはらくた
 ろうというひとみたいにまっくろといっていたけど、おふろで
 ママおなかはまっしろでした。おっぱいもぴんくでくろいとこ
 ろはどこにもありませんでした。
 じろじろみつめるわたしにママがどうしたの?ときいてきたの
 でしょうじきにはなしたの。
 そのそれからしばらくのあいだ、まいあさ、うちにことりままの
 おねえちゃんがいました。
 ママにきくとこんどは5にんでぱぱをせめようとしたらことりマ
 マのおねえちゃんがパパをひとりじめにして、ママたちがなか
 なか、さんかできなかったそうです。
 こんどは、まけないようにねむおねえちゃんとおねえちゃんに
 ちゅうじつだったバナナずきのこうはいをいれて8にんでパパ
 にせめかかるそうです。
 がんばって、パパ。 
------------------------------------------------------ 
・・・・・・それって、何故、何故に私・・・・・・・・・

   続く    
339名無しさん@ピンキー:04/10/23 01:23:03 ID:y5oYI+YK
楽太郎ワロタw
340名無し彩野(予定)市民:04/10/23 01:23:54 ID:Ek4XHnBW
因みに みずこし もかは「水越 萌夏」、
若しくは、「水越 萌歌」のどちらかになる予定。
341名無しさん@ピンキー:04/10/23 10:54:10 ID:EAuYgKuI
想像してみると、無垢なくせして(いや、無垢であるが故にか)
とんでもない内容の作文書いてるなw



8人がかりでもズン1に敵わなかったりしてw
342名無しさん@ピンキー:04/10/23 21:51:46 ID:J4BU33Fq
純一…お前って奴は…_| ̄|○ウラヤマシイゾコノヤロウ!
つか、さくらは含まれないんですね…さくらが1人寂しく自分で慰めてるシーンを想像してしまった…(*´Д`)
343名無し彩野(予定)市民:04/10/23 22:13:06 ID:bTJ9KtUQ
さくらは同時多発テロで死にました
344名無し彩野(予定)市民:04/10/23 22:18:26 ID:bTJ9KtUQ
因みに音夢も死んでいて今の音夢は暦が造ったロボット。
ただ、生前の音夢の記憶を受け継いでいて、記憶維持の為に
純一の遺伝子情報を定期的に取り入れる必要が・・・・・・
345名無しさん@ピンキー:04/10/23 22:39:23 ID:gXIEeJY/
8人って
美春

眞子
ことり

音夢
ともちゃん
みっくん
の8人?
346名無し彩野(予定)市民:04/10/23 22:54:55 ID:bTJ9KtUQ
これについては書くつもりが無いのでご想像にお任せしよう。
347名無しさん@ピンキー:04/10/24 12:05:27 ID:fSAuay5r
Q.先生が誰なのか?


A.さくら

ってことかな
348名無しさん@ピンキー:04/10/24 12:14:35 ID:D83FL+Fm
>>347
名無し彩野(予定)市民さんのSSでは
先生は美春じゃないの?
教師になったって書いてあるけど

それより、さくらの扱いが脇役以下とは・・・
349名無しさん@ピンキー:04/10/24 21:28:33 ID:fSAuay5r
いやバナナ好きの後輩を呼ぶっていうところと
最後のそれって、何故、何故に私・・・ってとこでちがうのかな〜って
350名無し彩野(予定)市民:04/10/26 00:37:25 ID:XEn0oPg7
子供「先生、バイバイ」
母親が美春に頭を下げる。
美春「宿題忘れちゃ駄目ですよ〜〜」

沈み行く太陽。
初音島に訪れた逢魔が時。
美春の前に家庭訪問最大の難関が立ちはだかる。
ゴックン
美春「が、頑張ります!」
ガラ
どこまでも続くその壁に小さく付いているかの様な和風の引き戸の門を
開けると一歩を踏み出した。
その門前には水越と達筆に書かれた表札がかかっている。

水越母に導かれ居間に通される。
其処には・・・・・・

純一「久しぶり」
眞子「何年ぶりかしらねぇ?」
ことり「私は、たまに商店街で会うよね」
暦「あぁ、あれだ!天枷父を血祭りに上げたとき以来じゃないのか」
萌「本当に、久しぶりですね〜〜〜」
音夢「美春、元気だった」
みっくん「誰だったっけ?」
ともちゃん「誰だろう?」
351名無し彩野(予定)市民:04/10/26 00:37:50 ID:XEn0oPg7
美春「あ、あの、保護者の方だけでお願いしたんですけど・・・・・・」

眞子「ヒナも萌夏も純一の子なんだから私の子供でもあるのよ」
ことり「まぁ、言われたいこともだいたい分かりますけど・・・・・・」
みっくん「私達二人はことりの後見人だから保護者同然だよ!」
ともちゃん「そうだよね」
音夢「兄さんの子供は私の子供同然よ!美春」
暦「そういえば、私は何でここに居るんだっけ?」
萌「そういえば、私も何でここに居るんでしょう?」
純一「おい、おい・・・・・・」

美春「と、兎も角、始めていいですか・・・今日は先輩後輩としてで
 はなく担任と保護者として接して下さい!」

純一「そうかそうか、それならせっかく眞子とことりが用意した巨大バナナアラモードは要らんな。」
萌「純一君、私も一緒にお手伝いしましたよ〜」
眞子「姉さんはつまみ食いしただけでしょ!」

美春「バ、バナナを持ち出すとは卑怯です先輩!プンプン!」
音夢「美春、一緒に食べましょ。早くしないと無くなるわよ」
美春「う、ううぅぅぅっっっ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ま、負けです・・・・・・・・・・・・・・・・」
美春はがっくしと膝を付き、肩を落とすのだった・・・・・・・・・
  続く
352名無し彩野(予定)市民:04/10/26 00:43:24 ID:XEn0oPg7
ようやくこの話の終着点が見えてきた。
後は、エムシケ氏と旅猫隊長にお任せするだけです。

353名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:32:53 ID:XYdGMMYm
>>352
もうちっと続くんじゃよー。
354名無しさん@ピンキー:04/10/26 03:45:39 ID:gHwkEHB9
GJ!

今思えば、ロボ音夢ってのもなんか新鮮だよな・・・
でも、原作世界から考えても決してあり得ない展開という訳でもない(ロボ美春っていう前例があるし)


次はロボ眞子でも出てくるか?w
本物VSロボでバーンナッコゥ対決とかww
355名無し彩野(予定)市民:04/10/26 22:54:39 ID:FaaxyWxJ
ロケットパンチ処かブロークンマグナムになりそうなお燗
356名無しさん@ピンキー:04/10/26 23:47:29 ID:Prl3yqAz
むしろターボスマッシャーパンチ
357名無し彩野(予定)市民:04/10/27 00:12:12 ID:+oNaeFfs
うっ!た、食べ過ぎちゃった・・・・・・
と、ともかく、話を進めなくちゃ・・・・・・
美春「で、今日はヒナちゃんと萌夏ちゃん意外にもお話しがありまして・・・・・・」

ガサガサとバックの中を漁ると一冊のノートを取り出し、テーブルの上に置く。

眞子「あれ、ウチの息子の絵日記じゃない!クラス処か学年が違うのに何で・・・・・・」
美春「担任の山岸先生から預かってきまして・・・・・・ともかく見て下さい」


-----------------------------------------------------------------
7月20日

 たのしみななつ休みにそなえて早くねたら、よなかの12時におきてしまいま
 した。
 トイレに行こうとろうかをあるいているとパパとママたちのへやから何かこえ
 がきこえました。
 さけびごえのようなものがきこえたので、へやのドアをそっとひらいてみると
 パパがママのおなかにおなかをぶつけていました。
 おなかとおなかがぶつかるたびに、パンパンと音がしました。
 よく見るとことりママともえママがそのまわりでぐったりとたおれていました。
 ぱぱとままたちはプロレスをしているんだなとわかり安心してトイレに行きま
 した。
 なつでもよるはだかですごすとかぜをひくかもしれないのにとてもふしぎでし
 た。
 ぼくはえをかくことがへたくそなのでまいばんデジカメのしゃしんをはり付け
 ることにします。


 
358名無し彩野(予定)市民:04/10/27 00:12:35 ID:+oNaeFfs

------------------------------------------------------------------
 8月某日

 今日のよるはパパはだいかつやく!
 ことりママがパパにまたがりうごきだすと、もえママはえい!とぱぱの顔の上
 にのしかかり、うごけなくなったパパのまたにママとねむお姉ちゃんが・・・
  
          中略
 
 そして、パパはさいごにママをたおすとはだかのままねむりこんでしまいまし
 た。
 ママたちの体は、まっしろなゼリーみたいなもので汚れていました。
 パパはプロレスの天才なのかな?

-------------------------------------------------------------------

純一以下その妻達と美春はただ赤面するばかり・・・・・・
純一「・・・・・・・・・」
眞子「・・・・・・・・・」
ことり「・・・・・・・・・」
萌「・・・・・・・・・・」
ともちゃん「・・・・・・・・・・」
みっくん「・・・・・・・・・・」
暦「・・・・・・・・・・・・」
音夢「・・・・・・・・・・・」
美春「こ、こほん!」

美春「と、ともかくヒナちゃん達の弟妹を作るのはいいことかもしれませんが保護者の方は
 夏休みの宿題くらい少しは目を通して下さい!」
美春に叱られ、落ち込む純一ハーレムズで・・・・・・・  
   続く
2004年は災厄の年だな
地震、台風、断腸頑健……

>ぼくはえをかくことがへたくそなのでまいばんデジカメのしゃしんをはり付け
 ることにします。
( ゜д゜)

(;゜д゜)

(*´Д`)ハァハァ

さて今後のラインナップ(予定)
この後:短編もの
 近日:>>130-131の続編
 遠日:何か
まあとりあえず↓
桜並木。たとえ夕日がもの悲しげな色をそれに映そうとも、その恒久に咲く花々は哀愁の色に染まることなく、寧ろその色で一層、美しさを彩らせる。
「……」
「♪今日のバナナは何処のだろ〜、ワショーイフィリピン産がイイ〜」
音夢は美春に腕を恋人のように手に抱かれ、揚々とする美春に引っ張られるように歩きながら、その花を眺めていた。
「音夢先輩、元気出してくださいよう」
美春に声を掛けられても、音夢の心はここに有らず、といった面持ちである。
「ハァ……」
「溜息なんて、先輩らしくありません!」
「……えっ?」
その言葉に、やっと音夢の意識は美春に向けられる。ここのところ毎日毎日、溜息ばかりついているというのに、「らしくない」と言われるのは、意外であった。
「美春、先輩がウチにお泊まりする日を心待ちにしてたんですよ。音夢先輩も楽し〜い感じでいきましょうよ」
そういって、美春はにやけた顔を音夢に見せる。今ぐらいの歳になってからというもの、純一や音夢が美春の家に遊びに来ることがめっきりなくなったのが、美春には不満であった。
しかし今日久しぶりに音夢が、しかも泊まりで遊びに来る。美春の足取りは、どうしても軽やかなものになった。
「そ、そうね……御免ね、美春」
「じゃあ、音夢先輩もご一緒に…、♪あ、音夢先輩たん、イン・し・た・お〜」
「い、インした……お?」
「音夢先輩、ギコネットやってないんですか?」
「創作文芸板とかなら見てるわ」
「……じゃあ、家で面白いフラッシュを見せてあげますよ!♪今日のバナナは何処のだろ〜…」
相変わらずの歩調で、また揚々と歌を歌い出した美春に引っ張られながら、
「ハァ……」
音夢は相変わらず、溜息をついた。
音夢は美春の家で夕食を食べ、美春といっしょに風呂に入った後、美春の部屋でネットをしたり、ゲームをしたり、とりとめのない会話をしたりして、夜を過ごした。
「あ、もうこんな時間ね。そろそろ私寝るわ……」
音夢が呟く。時計の針は、十一時を指していた。
「あれ、音夢先輩って、早寝なんですね」
美春は驚きの表情を見せた。十一時といえば、まだまだネットが楽しい時間である。
「普通でしょ、これくらいが」
「夜はこれからですよ〜? あ、ご就寝の際はそのベッドを使ってください。いっしょに寝ましょうね〜」
「はいはい、言うと思ったわ……美春はまだ寝ないの?」
「ええ、本当なら今すぐにでもそのお側に潜りこみたいのですが……今1000取り合戦がコウチョク状態に入ってまして……」
「膠着、でしょ」
「アハハ、何故か変換されない」
「あっそ。おやすみ……」
そう言いながら、音夢はベッドに横たわった。どうせ起きていても、心が躍るようなことはないのだ。
「……かったるい…………」
「……」

「んん……」
あれから幾程経っただろう。寝るとは言ったものの、音夢は未だ、眠れずにいた。最近はずっとこうだ。別に気に病むことなどないはずなのに、どうしても心が安まらない。
「音夢先輩、寝られないんですか?」
美春が、音夢の顔を覗き込む。
「うん、ちょっとね……美春は?」
「ええ、あれから1000はとれたんですが、今度はキリ番が近くて……あと少しなんですけど、ここ強制IDですから、下手に埋めると空気嫁とか言われちゃいますし……」
「そう」
「あ、寝られないんでしたら、これを使うといいですよ」
そう言って美春が、机の引き出しから取り出したのは、黒いアイマスクであった。
「これは?」
「これを使えば、否応なしに視界が暗くなりますからね。いやでも寝ちゃいますよ」
美春がこんなものを持っていることに音夢は驚いたが、美春の言う通りいやでもさっさと寝てしまいたい今は、別に何でもよかった。
「じゃ、借りるね……」
音夢はそれを美春から受け取ると早速装着して、また布団に潜りこんだ。
音夢が目を覚ますと、自分の部屋の天井が見えた。
「あれ?」
何故なのだろう。眠りすぎて、そのまま自宅まで眠ったまま送り届けられたのだろうか。
「美春、起こしてくれてもいいじゃない……」
そうして起きあがろうとする音夢の眼前に、人影が映る。
「……!?」
その面影に、音夢は驚きを隠せない。何故。こんなこと、あるはずがない。
そこには、純一が、優しい笑顔を見せながら、音夢の顔を覗き込んでいるのだった。
「兄さん、お、おはよ。ところで、どうしたの……?」
音夢は嬉しさのあまり純一に飛びつきたくなるのを堪えて、平静を装いながら言った。
あるはずがない。兄さんの目に私が映ることは、もうないはずなのだ。
「あ、そっか。送ってもらったときに、兄さんがここまで運んでくれたのね」
どういうわけか、純一は先程から、音夢の問いに答える様子を見せない。ただ、微笑するのみである。
「どうしたの……?」
純一はなにも答えぬまま、音夢の体に、撫でるように触れ始めた。

「っあ! に、兄さん……?」
その感覚に音夢は始めて、自分の寝間着がはだけられているのに気づいた。
音夢が喫驚する間も、純一は愛撫を止めない。水魚の様に細く滑らかな指で、音夢の胸先の蕾を丹念に、執拗に、いやらしく転がす。
「兄さん、そ…そんな、っや、私達、そんな関係じゃあ……」
その刺激に悶えながらふと、自らの言葉に、音夢は考え込む。
兄さんは明らかに、そういう関係ですることを、兄さん自ら私に求めてくる。
そういう関係。
それは何より、私が兄さんに望んだことではないか。
これは、お互いに、望むことなのだ。
つまり。
「兄さん、私のこと、私のこと……」
そう問う音夢に、純一は相変わらずの笑みを見せる。
「うん、私も……。兄さん、好きよ……!」
音夢は、抵抗する理由を捨てた。
「もっと……もっとして、もっと愛して……!!」
その嬌声に呼応するが如く、純一の愛撫は淫縦さを増す。
音夢の片胸を手で妄りに抓り上げながら、空いたもう片方の手を音夢のショーツの内へまさぐり入れ、裂目を指でそうっと、今まさに秘裂の内に溜まり始めた蜜を掬い上げるように滑らせる。
「ん……あぁはっ、ふぅぁ、ああっん……!」
音夢はこみ上げてくる悦びを、躊躇うことなく漏らした。これまでの鬱憤が過去のものとなった今は、ただこの狂おしい潮流に身を任せていたい と、思わずにはいられない。
やがて純一は、音夢の胸を頬張り始めた。先の果実をその唇で喰い千切るように、音を立てて吸い上げ、回りの女肉を噛みしだく。
そうしている間も、純一の手は止まらずに音夢の婬溝に纏わり、内より満ち溢れる雫を掻き回しながら、その秘裂の更に内へと流れ込み、その襞や肉芽で我侭に戯れ始める。
「あふ、ぁんぁ、んや、っあっああん、あはぁ、ああっ……!」
音夢は純一の為すがままになっていた。純一が胸を微かに引き千切るように揉めば、
「ふあ、あ……はぁあ、ぅう……」
と低く染み出すような声を漏らし、秘唇の内を激しく掻き回されると、
「やぁ、ぅんあ、あっ、あっあぁっあん、あんぅ、や、ああ……!」
と、甲高い声で切なげに啼いた。のべつ幕ない純一の責め苦に、音夢は背を反らせ、手足を捩らせながら、婬汁の様に躰から溢れ出る幸福感に微睡む。
しかし音夢は、どことなく今の純一に違和感を覚える。相変わらず純一は、音夢に何も言わないのだ。
「ぁん、に……兄さん、あぁ、ね、ねぇ……あ、あ……」
音夢は純一に、愛してる という言葉を望むが、止めどない愛撫に喘ぐのが精一杯で、何も言えない。純一は音夢を苛むのに夢中で、何も言わない。
それに、最後の儀式に移る様子を、純一は微塵も見せないのだ。音夢の躰は、その頃既にもどかしさに充ち満ちていて、今にもその焦熱で溶けそうである。
『どうして……?私なんかじゃ、それには及ばないの……?』
消え入りそうな意識の中で、音夢は胸を締め付けられる。始めに感じた“愛”は、やはり錯覚だったのか。
『欲しいよ……欲しいよう……!!』
音夢はその身を弄ぶ愛撫に悶えながら、心の内で未だ満たされぬ欲求に啾号する。
『兄さん……兄さああん……にい……さ…………』
愛しい人のいじましさに狂乱しながら、音夢の意識は深淵の内へと沈んでいった。
また音夢が目を覚ますと、ただの暗闇が、視界に広がっていた。
「……そういえば……」
就寝間際のことを、音夢は思い出す。確か眠れなくて、美春にアイマスクを借りたんだっけ。
目を覆うアイマスクを外すと、美春の部屋の天井が目に映る。
「あれ?」
まとまりのつかない頭を必死に冷ましながら、音夢が横を見ると、美春の姿があった。いつの間に、と簡潔に音夢は済ませようと思ったが、どうも美春の様子がおかしいことに気づく。
「美春……?」
美春は音夢に背を向けているが、どうも、眠っているように見えない。
美春の肩に手を触れてみると、美春は突然の冷気に身を晒したかのように、全身を大きく震わせた。
「起きてるんでしょ?」
そういって音夢が美春の顔を覗き込むと、やはり美春は起きていた。しかし、その顔は何処と無しか、熱を帯びているように感じられる。
「せ、先輩……」
美春は、複雑な表情を浮かべる。その様子に、音夢はことの全てを理解した。
「美春……私が寝てる間に、私に変なことしたのね……」

「ご、ごめんなさい……でも美春、音夢先輩のこと、好き……好きです、から……」
美春はばつが悪そうに、口を軽く弛めながら言う。音夢は、溜息をついた。
「全く……おかげで、私、私……」
音夢の顔が翳るのを、美春は見逃さなかった。
「ほんとごめんなさい音夢先輩、まさか、先輩が、先輩が、あの、その……その……」
美春が、俯きがちに漏らす。音夢の方も、美春の様子に戸惑った。
思えば美春の音夢への好意はいつも明け透けであった。だからたとえ今日のような行為に及んだとしても、いつもの美春なら大して悪びれずに、でれでれと引っ付いてきそうなものである。
「どうしたの美春? 私がどうかした?」
「音夢先輩……朝倉先輩の夢を、見てたんですね」
「……!!」
「だって、兄さん、兄さんって……音夢先輩が兄さんって呼ぶのは、朝倉先輩をおいて他にないでしょ……」
「……そうよ」
「こんなこと聞くの……失礼だと思いますけど、朝倉先輩にしてもらう夢……見てたんですか」
「そうよ!!」
突如、音夢が両目を手で覆う。そしてそのまま、音夢は嗚咽を漏らし始めた。
「先輩!?」
「美春の馬鹿!馬鹿!! 美春が変なことするから……あんな変な夢……!!」
「……」
「忘れるつもりでいるのに……意識すまいとしてるのに……」
「……」
「もう……どうしようもないのに!!」
音夢の脳裏に、先日の苦悩が蘇る。

兄さんに彼女ができた。
別に私にそうとは言ってない。恐らく、誰にも言ってない。

でも、私にはわかる。
最近、兄さんはだらしないところがなくなってきた。
しかし、最近は私にあまり構ってくれないでいる。

そして先日、兄さんは一晩中、帰ってこなかった。

忘れない。忘れられない。
誰もいない家の中で、帰らぬ想い人を待ち続ける静寂を。
つい先日まで当然のことであった日常を、一瞬で奪い去られる恐怖を。
もしかしたら私にもたらされたかもしれない幸福を、余所の顔も知らない女が享受するという屈辱を。

「うう、う、ううう……」
忘れようとしていた感情を一気に表に浮き上がらせてしまい、音夢はただただ、泣き崩れる。
「音夢先輩、奪いましょう」
突如沈黙を破った美春に驚き、音夢は嗚咽を止めた。美春が何を言ったのか解らず、腫れた目で美春を見る。
「奪うって……?」
「だから、奪うんですよ、音夢先輩。その、今の朝倉先輩の彼女さんから、朝倉先輩を」
音夢の目が大きく見開かれる。しかし、いまいち、実感が湧かない。
「そんな……無理よ」
「作戦は、美春が考えます」
「相手が誰かも、判らないのに……」
「だからって、このまま引き下がっちゃ駄目ですよ!」
「でも……」
愚図る音夢を鼓舞するように、美春は音夢の肩を抱いて、張り裂くような大声で言った。
「朝倉先輩のこと、忘れられないんでしょう?好きなんでしょう? そうなら、忘れなきゃいい。ずっと好きでいればいいですよ!」
「……」
「美春なら、もし音夢先輩が美春のこと嫌いって言っても、ずっと先輩を好きでいます!」
音夢は息を飲む。いつになく力説する美春の眼は凛としていて、真摯だった。これは、信じてもいいかもしれない。
「……そして、私が美春を好きになる術を、考えるのね?」
「はい!!」
そう頷く美春の真っ直ぐな瞳に、音夢は狂雲が晴れる思いをする。これまでただの喧しい幼馴染みとしか思わなかった美春が、今はとても心強い存在に感じられた。
「じゃ、その“作戦”ってやつ、美春にお任せしちゃおうかな」
「それはもうお任せを……でですね先輩、これからも……」
「……何のこと?」
音夢は、わざととぼけて見せた。美春はじれったそうに、紅潮した顔で音夢を見つめる。
「え、あの、今日の……」
「……いいわ。一時だけど、いい夢も見られたし……変な道具とか、使わないでよ?」
「はい!……で、でですね、あと……」
しかし、美春は未だじれったそうに、音夢に弛んだ口許を見せる。まだ、欲しいものがあるらしい。
「なに?まだ何か欲しいの?」
「はい……あ、い、今すぐにとはいいません、この作戦が成功したときでいいですから、成功した暁には、あ、朝倉先輩も……」
「えっ!?」
「いや、あの……美春が一番愛しているのは音夢先輩ですけど……その、朝倉先輩のことも好きです、から……」
突拍子もないことを言う美春に、音夢は何故か怒れず、寧ろ呆れてしまっていた。それにこの美春なら、多少は許せる気がする。
「……そんな、両天秤にしようなんて中途半端な想いの娘、兄さんの第二婦人には相応しくないわ。……愛人ってとこね」
「はい!!」
「そんな莫大な報酬を要求する以上、完璧な作戦を用意してよね?」
「はい、実はもう、考えてあります!!」

そうして二人の“作戦会議”が開かれる。
美春の用意した“作戦プラン”をより強固なものとする為の、音夢と美春の熱い話し合いが、夜を徹して繰り広げられていく。

「……兄さんの、あの無駄なとこまで優しい兄さんのことだから、きっと相手のことも不幸にしたがらないと思うの。だから……」
そう言う音夢の表情は、先程までの力無い、見るからに痛々しい翳りがすっかり消え失せ、生気にあふれた快活なものとなった。
美春は、そんな音夢の様子に、
『美春が好きな音夢先輩は、この音夢先輩だ』
と思い、純粋に幸福感を覚えた。

>>364>>363投下時本文長杉で入りきらなんだ奴です
くそ、ださい真似を……キッ

彩野大佐と旅猫隊長に後を託しage
370名無し彩野(予定)市民:04/10/27 20:34:45 ID:AZz4T0fd
じゃあ、こんな感じで・・・・

第一話  「純一強奪」
第二話  「終わりなき追跡」
第三話  「出撃、サギー」
第四話  「天枷研究所の攻防」
第五話  「純一、星の海へ」
第六話  「初音島の戦士」
第七話  「淡く輝く髪で」
第八話  「策謀の商店街」
第九話  「杉並の悪夢」
第十話  「激突処女」
第十一話 「プリンアラモード」
第十二話 「強襲 水越総合病院」
第十三話 「駆け抜けた荒らし」

371名無しさん@ピンキー:04/10/27 21:18:41 ID:eC1yfArs
初音島よ!私は帰ってきた!!
372名無しさん@ピンキー:04/10/27 21:31:55 ID:hC3Pt2x5
のだった。
373名無しさん@ピンキー:04/10/27 22:24:29 ID:hPXp03sL
えむしけ氏GJ!!
今度は略奪愛かw
純一の彼女はD.C.ヒロインの誰かなのか……

>>371
アトミックバズーカで初音島が吹っ飛ばされるシーンが思い浮かんじまったじゃねーかYO!w
374名無しさん@ピンキー:04/10/27 22:27:01 ID:eC1yfArs
D.C.のお気に入りは和泉子とアリスといったらロリコン呼ばわりされた・・・
純一と絡んでるときの二人が好きなだけなのに
375名無し彩野(予定)市民:04/10/27 22:31:36 ID:AZz4T0fd
   第一話  「純一強奪」
純一をさらった音夢と美春の前に純一とことりの第一子ヒナが立ちはだかった。

   第二話  「終わりなき追跡」
音夢と美春のランデブーポイントに先回りした朝倉母子は迎えの車を破壊するが音夢はヘリで逃げる。

   第三話  「出撃、サギー」
かつて純一の世話になった頼子が一族を上げて朝倉母子を支援する。

   第四話  「天枷研究所の攻防」
音夢をようやく追いつめた一行ではあったがあと一息で取り逃がす。

   第五話  「純一、星の海へ」
音夢は盟友の水越眞子に迎えられたが其処にはことりの姉、暦がいた!

   第六話  「初音島の戦士」
闘いに否応なく巻き込まれた杉並は一線を退いていたかつての上司、大佐に狭量を要請する。

   第七話  「淡く輝く髪で」
大佐に指導を受け朝倉母子は本格的戦闘を学ぶ。


 
376名無し彩野(予定)市民:04/10/27 22:31:48 ID:AZz4T0fd
   第八話  「策謀の商店街」
商店街を偵察中のヒナは杉並と接触する叔母の姿を発見する。

   第九話  「杉並の悪夢」
初音島の二大勢力、水越総合病院と娘を勘当した天枷父の協力で天枷研究所の戦端が開かれた。
そのなか、杉並は最大の難敵、水越眞子と遭遇する。

   第十話  「激突処女」
眞子(行き遅れ)とヒナ(幼女)との闘いは激しさを増す。

   第十一話 「プリンアラモード」
バナナ入りの巨大プリンアラモードに引き寄せられる美春を待ち受ける包囲網が完成しつつあった。

   第十二話 「強襲 水越総合病院」
純一を取り戻すべく杉並を従えた朝倉母子は、的本拠地を急襲する。

   第十三話 「駆け抜けた荒らし」
遂に美春はIPを抜かれてしまい・・・・・・

英語での試聴も可能。
最終話の
ことり「Nemmuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu!!!!!!」

天枷父「Miharu! Come baaaaaaaaack!!!!!!!!!!」
が見所
377名無し彩野(予定)市民:04/10/27 22:40:52 ID:AZz4T0fd
   第十二話 「強襲 水越総合病院」
純一を取り戻すべく杉並を従えた朝倉母子は、的本拠地を急襲する。

純一を取り戻すべく杉並を従えた朝倉母子は、敵本拠地を急襲する。

の間違い・・・・・・
378名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:08:37 ID:eC1yfArs
ここで記憶消去の閃光ですよ
おいらも修正ね。
>>368
> 兄さんの第二婦人には相応しくないわ。

> 兄さんの第二夫人には相応しくないわ。

>>名無し彩野さん
それが氏の次回作ですか(・∀・)
380名無し彩野(予定)市民:04/10/29 20:25:03 ID:mfDEoPdj
音夢「そうだ美春!晩ご飯一緒に食べていきなさいよ!」
純一「そうだな、沢山作りすぎた様だし・・・」
美春「い、いえ・・・・・・」
純一「音夢は関わってないから安し・・・ぐはっ」
音夢の拳が純一の顔にめり込んでいる。
ゆっくりと倒れる純一。
すかさず駆け寄ることり。
ことり「純一君、大丈夫ですか?」
美春「先輩、大丈夫・・・ですか?」
眞子「いつもの事よ」


純一「美春もっと飲めよ」
美春「バナナの・・・バナ・・・」
テーブルの上に崩れる美春。
381名無し彩野(予定)市民:04/10/29 20:25:35 ID:mfDEoPdj
美春「ん、んんんんっ」
目を覚ますと何故か裸になっている自分に唖然とする。
音夢「あっ、んあっ、兄さん、兄さんっ」
美春「えっ・・・・・・」
振り向くと純一と音夢が真っ最中だった。
純一「みっくんとともちゃんはアナル専門だからやっぱ、終わった後こっちが欲しくなるんだよなぁ」
美春「キャアッ!!]
思わず立ち上がる美春。
其処には裸の眞子やことり達が横たわっている。
白くドロドロしたモノを浴びて・・・・・・
美春「ん?何このドロドロと・・・・・・」
ヌルヌルとする股間。
足元を見ると布団に染みついた血痕の上に自分の股間から太股を伝って落ちる。
それは血と混ざってはいるものの皆が浴びているソレに間違いない。
美春の顔がだんだんと涙目に変わっていく。
美春「うぅぅっ、ぐすっ、うわぁぁぁぁぁん、初めてだったのに朝倉先輩の馬鹿っ!」
純一「くっ!」
純一が音夢の膣に達したのはその時だった。

  続く
382名無しさん@ピンキー:04/10/31 03:13:55 ID:Os8XmP3O
相変わらずの絶倫ぶりだな、ズン1……w
383名無し彩野(予定)市民:04/10/31 22:49:49 ID:xabZkrAT
朝の光にベッドから這い出す美春。
そのベッドは二段ベッドだ。
美春は上を覗く。
美春「あれ、美春さん帰ってこなかったのかな・・・・」
パジャマを脱いで下着姿になる。
ピンクで統一された上下の下着。
そのままクローゼットを明け、ごそごそと漁る。

カチャ

ドアが開き、美春が入ってくるなり、
美春「うわっ」
美春「うわっ、じゃないですよ。ところで私のお気に入りの下着知りませんか。
 メンテナンス用の勝負下着なんですけど・・・」
そう、最初からいた美春はメカの方。
メカ「そういえば、朝倉先輩のウチにいったまま朝帰りって事はまさか・・・・・・」
美春「・・・御想像の通りです・・・・・・・・・・」

美春は下着を脱ぎだす。
メカ「シャワーにいった方がいいですよ。ほら・・・・・・」
美春「えっ」
ずりおろした下着から秘部までネチャッと精液が延びている。
   続く
384えむしけ@861−ん ◆MCKYBCBuYw :04/11/01 00:54:21 ID:ycgneWVo
えむしけ生存証明ついでに↓


「ポーズでしょ?
 『純一くん♪』とか『えへへ……』とか『んげっ』とか言ってんのって、媚・び・よ・ね?そのキャラ。
「う……そんなんじゃないっすよ……」
「いいわよねえ?それしきで兄さんを騙せて。
 『うぅ、純一くんの意地悪ぅ』とか『きゃっ、そんなに急かさないでよ』とか
 それで結局『Hなことしようか……』でしょ?やりたい放題ですよねえ?
「う……そんなあ……」
「『そんなあ〜』?ことりさん、何その媚びたような猫なで声。ここには私とことりさんしかいないのよ?」
「うぅ……虐められてるよぅ……」
「虐められてる?誰に?教えて下さいよ?ねぇ?ねぇってば!?」
「ね……音夢……」
「私?私がことりさんを虐めてるの?」
「あ……ぁ、いや、その……」
「私がことりさんを虐めるわけないじゃない。大事な兄さんの奥さんなんですから。
 変なこと言わないで?それとも?そのキノコの傘みたいな悪趣味な帽子で何か受信しちゃいました?」
「そんなこと言ったら!音夢だってその頭に触覚……」
「やだなあ?人間に触覚が生えるわけないじゃない。これ髪の毛よ?何言ってるの?ことりさん。馬鹿ねぇ……?
 ホント、馬・鹿・ねっ!


某所で見かけてウケタ某問い詰め腹黒のネタを改変してみたが……
難しいな
385名無し彩野(予定)市民:04/11/01 22:29:54 ID:/GvLY9p/
おお、誠に久しぶり!
援軍忝ない
386名無し彩野(予定)市民:04/11/01 22:33:27 ID:/GvLY9p/
------------------------------------------------------------------
 わたしのかぞく
                                      しらかわ ひな
 わたしたち兄弟にまた新しいかぞくがふえることになりました。せいかくには二人
ふえます。
 ママがまた一人ふえたのです。ママのおなかの中には赤ちゃんがいます。
 新しいママはまえのたんにんのあまかせ先生です。
 パパとまこママ、ママのこうはいだそうです。
 ねむお姉ちゃんのいうことをちゅうじつにきくワンちゃんだったそうです。
 これでパパのおよめさんは四人になりました。
 このまえ、まこママが生んだ赤ちゃんは、いつかまこママのしん友のねむお姉ちゃ
んのようしになってパパがまこママとけっこんするまえのあさくらというみようじになる
そうです。
 わたしのきょうだいはこんど、みはるママから生まれる赤ちゃんでわたしをいれて十
人目になります。
 わたしのいえは、はつねじまい一のだいかぞくとしてこのまえテレビにでました。
 これからも兄弟がふえると名前をおぼえきれるかしんぱいでなりません。
 もかちゃんも同じことをいっていました。
 パパはもうすこしでかぞくだけでサッカーができるとわらうばかりのまいにちです。
-----------------------------------------------------------------------


-----------------------------------------------------------------------
新しいママ
                                     水こし 萌か

  続く

387名無しさん@ピンキー:04/11/01 22:53:37 ID:dAm0tWPh
少しずつ漢字が増えていってる辺り、子供の成長を感じさせてくれる・・・w



つか「一撃必殺!」でつかwww
388名無しさん@ピンキー:04/11/01 23:13:53 ID:twFfm3zc
兄弟なのか、姉妹なのか
389名無しさん@ピンキー:04/11/01 23:26:00 ID:RWvlTioC
さくらー!さくらー!ヨミタイ……
390えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/01 23:56:31 ID:ycgneWVo
>>389
「(何かシチュエーション)もので」とか「〜〜みたいなので」とか
何か、断片的でいいから
どういうのがお望みか教えてくだすいな

ていうか俺にインスピレイションをくだーたい…サイキンアタマガカレタキガスル
391名無しさん@ピンキー:04/11/02 02:25:46 ID:8Bm9gTB/
次はさくらr(ry
392名無しさん@ピンキー:04/11/02 03:26:47 ID:+zPM8UeN
個人的には>>384ばりに音夢がズン一を攻めまくるSSが読んでみたい
「兄さんはもう私から離れられない」みたいな
393名無しさん@ピンキー:04/11/02 10:08:35 ID:e+w6P1T6
ところで、美春の破瓜シーンの補完はなしですか?(ぇ


美咲は出せない…ですよねぇ。や、高望みはしません(汗
394名無しさん@ピンキー:04/11/02 23:21:21 ID:RYFARp6T
//             j     |  |      ヽ        ヽヽl  /  .|  | _  -- .,,
/   /       ./  j      |  |  .l l    l    ヽ    ヽ ヽl _,. -|  |" _ ,,, -‐`>
   /     /  ./   l      |   |  l l    l    ヽ    ヽ ヽ_,. -|  .| ̄   /  ./
  /  /   /  /   j |     |   |   l l    l     ヽ    l  |  .|  |    l  l
 /  /    /  .l l   l  |     |   |ヽ  l l   l  l    l    l l  .|  |    |  |
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  /| |   / l l | ' ' ヽl l | ヽ   l l l |  l |  l / |  |    |  |l ヽ||   |  |
 i | .ll   | l‐'´ `''‐- 、._ヽ  ヽ  l∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、l   i | `―'ヾ  l  |
 | .i i i  | [ |、!  /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }   /l l  ヽ ヽ ヾ'  i
 i  ヽ .i  l ゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''   ̄ ̄  |l  〃ニ! !⌒ //l  /l .| l  ヽ \\i
.ヽi/  ゝヽ ヽi.! l .:::::     ソ;;:..  ヽ、._     _,ノ'   l l ゞ)ノ./ l / |  |  l l  ヽ ヽ ヽ
 //  /  l、ヽ ー==--‐'´(__,.   ..、  ̄ ̄ ̄     l .l /‐'/ l   |  |  l l ヽヽ  ヽ \
//i  /i  |  ゝ      .:::ト、  ̄ ´          ,' l l、_/|  .l l  .i  |  l i i l  i   i  ヽ
/ |  i |  |   !                       //l   |  / .l  /  .i  i //   i  i   i
 |  l i   |   ヽ     ー‐==:ニニニ⊃      ,'/ /   ! / / /   |  | ´     i  i   i

23:16 *Ison-off nemuNZwwL
395名無し彩野(予定)市民:04/11/02 23:30:38 ID:KjXshl6Y
脳内補完してくれ
そこら辺は書かないと以前書いといた
396名無し彩野(予定)市民:04/11/02 23:57:43 ID:KjXshl6Y

 パパの新しいおよめさんは初めてパパより年下の人です。
 年下というか学年てきにしたのおよめさんははじめてです。
 パパは、まこママ、ことりママは学校で同級生だったそうです。
 わたしのママはまこママのお姉ちゃんなのでパパの先ぱいだったそうなの。
 その新しいみはるママに、もうすぐ赤ちゃんが生まれます。
 この前、おじいちゃんとみはるママお父さんが、
 「はつね島の二大せいりょくのわれらが手を組めばもはやこわいものなし。二
大せいりょくがじゅんいち君のせいりょくによって一つになるとはこれいかに」と
いっていましたがわたしにはなんのことだかわかりません。でも、パパをほめて
いるようだったのでなんだかうれしくなりました。 
 わたしのパパはおよめさんがたくさんいるのでわたしの兄妹もたくさんいます。
 わたしとヒナちゃんはおなじ日に生まれたのでパパは二人の赤ちゃんをおなじ
じきにそだてたことになります。
 わたしが赤ちゃんだった時、ママがちょうしのよくない時はことりママのオッパイ
をどうじに、ことりママのちょうしがよくない時はママのオッパイを二人でチュウチュ
ウとすっていたそうなの。
 また、ことりママのお姉ちゃんがわたしたちをおふろに入れてくれた時は、なかな
か出てこないのでしんぱいしてママが見に来たらわたしとひなちゃんがオッパイを
すいつづけてちからがぬけてへたり込んでいたそうなの。
 ママがいうにははだんなさんより気もちよかったといっていたそうです。
 おとなの男の人もオッパイすうのかな。
 わたしもママたちみたいにはたち前でけっこんしてしあわせにくらしたいと思って
います。
 わたしとひなちゃんはすきな男の子のたいぷがにているのでもしおなじ人がすきだっ
た場合、いっしょにおよめさんになろうとやくそくしています。 
397名無し彩野(予定)市民:04/11/03 00:01:22 ID:09Ot+aTH
あ、そういえばこのことはわたしとひなちゃんのひみつです。

---------------------------------------------------------------

そして2X00年、初音島

  続く
398名無しさん@ピンキー:04/11/03 00:17:49 ID:TPmGyA0B
百年単位かw
399名無し彩野(予定)市民:04/11/03 00:32:43 ID:24IbiJ6b
つう訳で前スレから続いていたこの話もようやく終わりになるんでつよ
400名無しさん@ピンキー:04/11/03 00:32:44 ID:2amAUvTd
そこまで年代飛ぶと生きてるのはもうn(ry
401名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:48:38 ID:Hm1ylDMk
よく見るとXと0の間に小さな点が・・・
402名無し彩野(予定)市民:04/11/03 23:03:18 ID:rH8iyXyc
風見鶏学園 本校

講師「第三次世界大戦は凄惨を極め、核兵器による応酬が放射能で地球を汚染して人
類はこの初音島以外では絶滅してしまいました。さて、この初音島を護ったシステムとそ
の開発者は何というか、田中君、答えて下さい」
田中「対放射能防壁ver.1.002.87を天枷研究所の白河暦博士が開発し、その資金は当
時の水越総合病院が出していました」
講師「正解だ。そして初音島に大きな問題が起きた。食糧の確保であるがこれも、天枷
研究所と当時の水越総合病院が組んでこれを解決した。今はそうでもないが、当時は結
構うんざりした人も沢山いたらしい。この初音島を救った食料とその発案者を朝倉、お前
が答えろ」
朝倉「え、っと、それは、フィリピンバナナで発案者はウチのご先祖、朝倉音夢の養子で天
枷研究所のオーナーだった天枷美春の実子、朝倉春音博士です」
講師「誰がご先祖様の事まで語れと言った」

講師「さて、この後、初音島が人類の再興の地となった。その事で今の人類、殆どが旧日
本人だが総人口二千人程の現在、その五割は朝倉、水越、白河、天枷の姓を名乗ってい
るのは皆も知っての通り現在生き残った人類の半分は水越純一の子孫だからに他ならな
い」

学園の中庭に建つ銅像。
人類の絶滅を救った英雄とその妻達と刻まれるそれには純一が眞子、萌、ことり、暦、音
夢、美春を侍らせている。

  本当に完結!!
前スレから続いた拙い私の初めてのエロパロSSをお読み頂き有り難う御座いました。
403名無しさん@ピンキー:04/11/03 23:07:17 ID:bGBUm0Dt
   。 。
  / / ポーン!
( Д )<ナ、ナンダッテェー

  * *   * *
 * * * * * *
  * *    * *
      パーン!
( Д )

まさか、こう来るとは思いませんでしたGJ!
404名無し彩野(予定)市民:04/11/03 23:11:09 ID:rH8iyXyc
初音島 島史に在る。
古人、曰く、純一のその神の域に達した絶倫ぶりとそれを鍛えた妻達が人類の滅亡を防いだと。

水越純一 享年72 世界崩壊後、初音島の初代総統となり法律を改正。人類滅亡を防ぐ為に一夫多妻制を
       容認、それまで結婚をしていなかった愛人達と結婚。沢山の子を残したが、前記の事例以後は、
       愛人として女性を囲った。
       その実子の数は不明だが、六十人は下らないとされているが、妻達だけでも一人換算五人前後
       は生んでいる為、もっと多くの子孫がいると思われる。

水越眞子 純一の正妻であり、唯一純一とまともな結婚をした女性。二男四女を出産。
       長男敏明は人類の全滅を防ぐ事を目的とした性教育番組「H1」の代表選手として数々の対戦相手
       (女性)に勝利を収め、その後、オールラウンドな選手を目指して寝技など何でも有りの総合性教育
       番組「プライド!!」を立ち上げ、自らベッドに上がり正しいSEXを指導した。

水越萌  あまり記述がなく眞子の姉であることと四男四女を出産したことしか分かっていない。
       二男四女

白河ことり 眞子と純一の同級生で密かに想っていた純一のいきなりの結婚にショックを受けたが忘れられず愛
       人に。その後純一とは結婚した。妻達の間でも一番の常識家であった。
       一男六女。

白河暦 ことりの姉であり、純一の妻達の中でも唯一、バツイチである。離婚の原因は純一の方が性技が上で結
     婚相手がへたくそだったからと当時の記録に残っている。
     三男二女。

朝倉音夢 死んでしまった純一の血の繋がっていない妹の記憶を受け継ぐロボットで出産機能はない為、眞子と美
       春から一人づつ養子を取った。

天枷美春 純一と音夢の後輩で天枷研究所のオーナー。教師時代、萌歌とヒナの担任だった。
       四男三女

名無し彩乃著 「初音島の奇跡!! 復興を実現した精力」 民明書房刊 より一部抜粋
405名無し彩野(予定)市民:04/11/03 23:57:19 ID:rH8iyXyc
新作の準備をせねば・・・・・・
煉氏よ、帰ってきて・・・・・・
えむしけ氏、カプジャムも程々に・・・・・・
旅猫氏、常駐してくれなかったか・・・・・・

正にドイツ第三帝国の最後に似てきたような・・・・・・
この次スレ建てる時、もっとリンク増やそうか・・・・・・
406名無しさん@ピンキー:04/11/04 00:00:27 ID:AS4pkSsb
>>405
こらなめとんのか、てんめぇぇぇーー!




GJ! w
407名無し彩野(予定)市民:04/11/04 00:24:50 ID:Kgztmevi
さて皆さん、純一が死闘を尽くした前作が終わってしまったのですが、
未だこのスレを潰すわけにはいきません。
そう、闘いは未だ終わってはいなかったのです。
それでは、曲芸ファイト!!
Ready,Goooooooo!!

1. 「チェリーブロッサムメモリー」 >359-370、375-377を元に・・・
もしくは
2. 「初音島風俗街誕生!!」 天枷研究所が潰れ、無職になった暦は・・・
                                のどちらかを準備します。
408えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/04 16:03:50 ID:7VfKRF2w
さくらの話はナシな。

>>392
ううむ……個人的には音夢ちんはズソ1にこそ猫をかぶるキャラとイメージしているから……
(えむしけの勝手なイメージですが)……ううむ……難しい……
書くとすれば昔ドラマで見た「愛した男を地下に拘束監禁する女」みたいな感じでしょうか……
(そのドラマ、女が最後交通事故で死んでジエンドっちゅうワケの解らんオチでしたが)

まあいいや、ひとまず途中で書き捨ててある奴を完成させて、それから考えますかね
409旅猫 ◆TWnekoTQao :04/11/04 16:06:17 ID:j8AXB1vl
>>405
すんません(;´Д`)
続きが上手くまとまらなくて・・・・
もう少ししたら投下する予定です
410名無しさん@ピンキー:04/11/04 18:02:38 ID:XzRZ9+C2
えっと、ひとついいですか?
萌先輩の子供は四男四女とニ男四女のどちらでしょうか?
気になって夜は眠れませんので回答を是非


    GJ
411名無しさん@ピンキー:04/11/04 21:22:35 ID:ZACMCDav
>えむしけ氏
気体しとりましゅ

あ、ついでに……













厨房氏ねw











412えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/05 00:42:50 ID:bqiRslrn
復活したんですかね

>>411
thxっす。気長に待って下さいあ
あ、ついでに……

>>408
空気嫁ヴォケ

↓もういいだろ…ってことで晒し
413えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/05 00:43:58 ID:bqiRslrn
『せんせい あのね』            あさくら ヒナ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
せんせい あのね。ママが「ころもがえをしましょう。」というので、お手つだいしていたら
おしいれから、わたしがようちえんだったころのせいふくがでてきました。
わたしは「もうヒナようちえんじゃないからいらないもん。」といいましたが
ママは「おもいでのしなだから大じにとっておきましょうね。」といいました。


そのよる、わたしがおしっこをしにいくと
またパパとママのおへやのほうで、あのときのうめきごえがきこえてきました。

わたしは「またやってるのかな。」とおもい、またおそるおそるのぞいてみると
やっぱり、パパとママがはだかでいましたが、あのときとはすこしようすがちがっていました。
ママは、おひるにおしいれからでてきた、わたしのようちえんのぼうしをかぶっていました。
そしてパパに「またこんなにおもらしして、ことりちゃんはわるいこだな。」といわれながら
おしっこをするところをさわられていました。
ママは「じゅんいちせんせいやめて、もうしないからゆるしてえ。」となきながらあやまっていました。
でもパパは「うそをつけ、ここはあいかわらずもらしつづけているじゃないか」と
ママのおしっこをするところをさわっていた手を、ママにみせていました。
ママは「それはせんせいがさわるからですよう、いやあ、いやあ。」とくびをふっていました。
でもなんとなく、いやそうではありませんでした。
414えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/05 00:45:00 ID:bqiRslrn
わたしは「もしまたおねしょしたら、パパにあんなふうにしかられるんだ。」とおもい
あわてておしっこにいって、おふとんにもぐりこみました。

あさおきたら、わたしはおねしょせずにすんでいました。
ママはパパに「じゅんいちくん、きょうははやくかえってこられるの。」ときいていました。
パパはママに「ああ、きょうもことりとヒナとでごはんがたべられそうだ。」といっていました。
あのときのように、やっぱりよるのパパとママと、あさのパパとママはべつじんでした。
わたしはどうしてもきになってママに「またヒナがおねしょしたら、パパおこるかな。」ときいてみると
ママは「パパはやさしいから、ゆるしてくれますよ。」といいました。
わたしは「パパはママにやさしくないのかな。」とおもいました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
せんせいより
あさくらさんはママのおてつだいができて、とってもえらいですね。
そんなあさくらさんだから、パパもやさしいんですよ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
保護者の方へ
「ものを大事にする」ということを教えるのは我々も非常に大事なことと思いますので
是非そのことを御自宅でも、日常の生活のほうでお子様に教えてあげてください。
415名無しさん@ピンキー:04/11/05 21:37:20 ID:Vwa7W0IV
>>413-414
だからさー先生、他に!言う事!ある!だろ!w
…っていうか、小さい子が居るのにそういうマニアックなプレイもどーかと…
…ほどほどにしとけよw
416名無しさん@ピンキー:04/11/05 22:10:10 ID:msQmD5WZ
まあ絶倫だし・・・ね?
417名無しさん@ピンキー:04/11/05 23:30:52 ID:lFR2GT/7
nemuNZwwL is 朝倉音夢 ([email protected]) on irc.himitsukichi.com, 0:15:38 idle, away (面白いくらいに釣られてくる。(・∀・)ニヤニヤ)

nemuNZwwL is 朝倉音夢 ([email protected]) on irc.himitsukichi.com, 0:16:09 idle, away (D.C.避難所@2ch2掲示板にはコピペしないんだね。(w)
418名無しさん@ピンキー:04/11/06 03:50:57 ID:YCybA8Nm
捏造乙
419名無しさん@ピンキー:04/11/06 14:01:49 ID:dAxtLCQo
>>413-414
今回ほど挿絵が見たいと思うものはない・・・。
誰か描いてくれる人いないかな。
420名無し彩野(予定)市民:04/11/07 00:41:53 ID:KMvyiGGq
氏よ・・・・・・
せめて、学生服ぐらいに・・・・・・
421名無し彩野(予定)市民:04/11/07 01:00:10 ID:KMvyiGGq
私はミヒャエル・ヴィットマンの様に死にたい
 
参考資料
 http://maa999999.hp.infoseek.co.jp/ruri/ww2-07.html
 Ctrl+Fで探して、真ん中ぐらいにあるけど

読んで頂けると>>405でのどちらが選択されたか分かるよ。

422名無し彩野(予定)市民:04/11/07 01:00:59 ID:KMvyiGGq
あ、>>407の間違いだ
423名無しさん@ピンキー:04/11/07 09:17:40 ID:iU6UrTUt
さっぱりわかりません(笑
424名無し彩野(予定)市民:04/11/08 23:41:32 ID:nZOWEXLC
すまん、書いているウチにエロが全く無いことに気が付き、別の物書いてます。
エロを前面に押し出した物を準備しております。
425名無し彩野(予定)市民:04/11/09 01:01:50 ID:aCRl8VrM
女「そうかい、そんなに人の心をしりたいのかい・・・でも、その代償はとても払えきれるものじゃないよ」

女「それでもいいなら・・・」


ピチャピチャ
部屋に響き渡る音。

ことり「ん、んん」
股間の疼きに目を覚ます。
目を開ける。
保健室のベッドの上で自分の股間をさくらが舐めているのだ。
スカートからはみ出した金色のツインテールでそれが分かる。
スカートを捲れ上げるようにさくらが顔を上げる。
ことり「芳乃さん、やめて!」
さくら「だめだよ、それに僕はここでは先生で、借金のカタに白河さん
 を身請けしたんだから・・・」
捲れ上がったスカートから覗く黒下着は既にビショビショでさくらはそ
の両脚を広げるようにその小さな肩に担ぐ。
有無を言わさず、黒下着を引っ張るとネットリとした半透明の粘液とも
取れるそれがガムを引き延ばすように伸びる。
ピンクの縦筋とその上部にピンクの突起が頭を擡げている。
ことり「しゃ、借金のカタって・・・」
さくら「昔、僕のお祖母ちゃんと約束したのを忘れたの?人の心を見る
ことの代償が大きい事、教えて貰ったんでしょ」
ことり「金髪の・・・・・・」
さくら「そう、その金髪碧眼の老婆こそ僕とお兄ちゃんのお祖母ちゃんなんだ」
そして一枚の紙を差し出す。
426名無し彩野(予定)市民:04/11/09 01:04:32 ID:aCRl8VrM
其処には「魔法使用回数 83,403回  請求額 417,015,000円」と書いてある。
さくら「逃げ出してもいいよ。その代わり白河先生がどうなっても知らないけど・・・」
摘んでいた黒下着を話すと粘液の反動力で勢いよくパンッと打ち付けるように元に戻る。
ことり「はぅんっ!」
痛みとも快感とも取れる声を上げる。
さくら「そろそろ、黒いブラジャーの下に在る誰にも犯されていないその
 ピンクのモノが頭を擡げて下着と擦れてきてない?」
上気することり。
そう、ブラジャーの下からそれが突き上げるように擦れ始めたのだ。
さくら「そう、そして気持ちよくて溜まらない、でも、いつも家でしているよ
 うなお兄ちゃんをおかずにしたオナニーは出来ない」
不敵な笑みを浮かべる。
そう、すでに捌かれ始めた魚を如何に味わうか、
手を付けつつあるこの真っ白な華を何色に染めるのか、
それとも如何にそれを散らすのか・・・・・・
学園のアイドル「白河ことり」に相応しい情事を最中に模索する。
さくらの執拗な攻めは未だ序章にも至っていない。

  続く
427名無しさん@ピンキー:04/11/09 01:44:42 ID:s+e41dXk
新展開楽しみですな。
エロ前面大歓迎w

心を読む能力は一回5000円ですか・・・。微妙なお値段。
428名無し彩野(予定)市民:04/11/09 01:52:09 ID:FYamy6Gt
あえて言おう、エロであると!!

エロのないSSは板的にテロ行為に等しいからねぇ・・・
429名無しさん@ピンキー:04/11/09 03:22:07 ID:mMnLZa9T
うまい棒41,701,500本分ですか。高い買い物ですね。(・∀・)
430名無しさん@ピンキー:04/11/09 19:50:58 ID:4ChlE5MT
魔法一回いくらなんだろうか
431名無しさん@ピンキー:04/11/09 20:16:56 ID:NSfeQkYL
432名無し彩野(予定)市民:04/11/09 23:28:18 ID:mNCyzb2J
ことり「代償?」
女「そう、あんたは私の孫の子供を産むことになるかもしれないねぇ」
ことり「結婚するの?」
女「そればかりは私も分からないね、その時は既に死んでるだろうし」

女「魔法の代償はその大元の私の一族に還元される・・・そこまでしか
 分からないんだよ」


さくら「いくら暴れてもいいんだよ。とは言っても僕の作った薬が体内に
 入った以上三時間は動けないよ。声が出せるけどここは防音設備を
 入れたから廊下には聞こえないし・・・」
がら、
ドアが開き、純一が入ってくる。
ことり「きゃぁっ!」
濡れぬれの股間を手で隠そうとするが体が動かない。
ことり「み、見ないで・・・」
さくらは純一の腰にギュッと強く抱きつく。
433名無し彩野(予定)市民:04/11/09 23:28:35 ID:mNCyzb2J
さくら「充電、充電!」
ことりは純一と馴れ合うさくらを羨ましそうにみつめる。
そのまま純一は隣のベッドに座り込む。
純一「未だ充電できないのか?こっちが先に充電されたぞ」
その大きく膨れあがった股間に顔を擦り付けるさくら。
純一もさくらの小さな尻を撫で回すような形でスカートの中に手を入れる。
さくら「やんっ!」
純一「さくらも準備Okってとこか」
そしてファスナーを開けると勢いよくブリーフ越しに純一のモノが飛び出
してくる。
さくら「お兄ちゃん、ブリーフ越しにお兄ちゃんのペニスを見たいな!!」
さくらはことりの股間に目をやる。
黒くテカったその股間に純一のブリーフが近づいていくのは時間の問題だった。
 
 続く
434名無しさん@ピンキー:04/11/09 23:51:26 ID:K/a3aGH/
>>426
まるで「地球防衛家族」ですな……(笑)
435名無しさん@ピンキー:04/11/10 17:12:22 ID:WQ3aXt/C
さくらモエー!
436名無し彩野(予定)市民:04/11/10 20:17:56 ID:heHiOAZg
前スレでこの前書いてたの終わったら、ことり陵辱モノ書くって言ってたからね。
さくらなんか全く出番無かったので主役に持ってきました。
437名無し彩野(予定)市民:04/11/12 00:01:03 ID:GhRzGsw5
申し訳ない
昨日今日とPCのメンテ中にて明日には更新する予定
438名無しさん@ピンキー:04/11/12 00:29:17 ID:gp8D2hLC
マッテマス!!クビヲナガクシテマッテマス!!
439名無し彩野(予定)市民:04/11/13 22:22:40 ID:yKZYES+Y
復旧したので急いで書きます。
お待ちあれ!!
440名無し彩野(予定)市民:04/11/13 23:16:00 ID:yKZYES+Y
その白いブリーフがことりのベットリと濡れた股間を覆う黒い下着に被さろうとしている。
ブリーフ越しに張り詰めた純一のモノが密着すると下からなぞる様に縦筋を擦る。
ことり「はうぅぅっっっ!!」
下着越しにペニスが下着の上からハッキリ分かる位勃起したクリトリスを薙倒したのだ。
ブリーフと黒下着が密着を解くとネッチョリとした粘液がお互いを繋いでいる。
純一は再び股間を押し付け行為を繰り返す。
ことり「あん、うぅぅあああえいぃぃいいあぁぁぁ」
あまりの快感に声にならない嬌声をあげる。
純一「うっ!」
ことり「あ、あ、あ、あ、ああぁぁぁぁぁぁぁっっ!」

同時に達したことりは意識が飛びながらもその股間からダラダラと愛液を垂れ流し続
ける。
純一のブリーフはビッショリグッチョリと濡れに濡れ、張り詰めたモノにはブリーフが貼
り付いてそのディティールを醸し出して、否、そのスケールを堂々とさらしている。
さくら「お兄ちゃん、僕はブリーフ越しにお兄ちゃんのペニスを見たいと言っただけだった
 よね・・・・・・」


声「あ、あん、あああぁぁぁっ、うあ、あんっ」

441名無し彩野(予定)市民:04/11/13 23:16:34 ID:yKZYES+Y
ことりがあまりの嬌声に目を覚ます。
ことり「!!」
ことりはいきなりの事に目にした事が理解できない。
いや、彼女の範疇を超えた光景が其処にはあった。
後背位で責められているのは純一だったのだ!
ことり「女の子なのにおちんちんが・・・・・・」
さくらは純一に挿入を繰り返しながら、片手でその乳首を摘みつつもう片方の手でペ
ニスを握りしごいている。
純一「い、いく、出る、出るっ!!」
さくら「僕も、僕もっ!」
純一の顔が恍惚としたものに変わりさくらにしごかれるそれは先端から真っ白なドロ
ドロした物を吐き出す。
恍惚としたさくらも純一から自分のモノを抜き出すと純一の其処から先ほど純一が放
出したものと同じ物が垂れてくる。
そして、抜き放ったさくらのソレは立派にそそり立ったままだ。
ことり(凄い・・・純一君のより小さいけど・・・)
さくら「赤黒くて貫禄があるでしょう?」
ことり「っ!」
さくら「何も心を読む事が出来るのは白河さんの専売特許だったわけじゃないんだよ」
サーとことりは背筋に冷たいモノが通ったような感じに襲われる。
さくら「僕の一族の女は男性機能もを持つ両性具有なんだ・・・その為、お婆ちゃんはな
 かなか結婚できず数百年の時を生きた」
さくらはそそり立つペニスの下にある女陰を指で開いて見せつける。
ピンク色の其処は溢れ出す愛液によってサーモンピンクに染まっていた。
   続く
442名無しさん@ピンキー:04/11/13 23:52:39 ID:/NHDI2Pi
百合キボン!
443名無しさん@ピンキー:04/11/14 09:42:37 ID:+uVim8Jl
サクラハ・・・サクラハ・・・ウケガイイ・・・
444名無しさん@ピンキー:04/11/14 10:06:11 ID:geJtSIKs
先が読めん…
445名無しさん@ピンキー:04/11/14 11:34:42 ID:+sq5RKi/
>>443
ほう、ことりに陽物を生やすのか。
446名無し彩野(予定)市民:04/11/14 12:31:32 ID:eyJnY6ws
流石にそれは・・・・・・
447名無しさん@ピンキー:04/11/14 13:06:52 ID:+sq5RKi/
総統命令でもかね?
448名無し彩野(予定)市民:04/11/14 16:14:18 ID:aaGDtRJS
書きたきゃ自分で書け
この伍長上がりがw
449名無し彩野(予定)市民:04/11/14 21:44:29 ID:Cgn0qqRS
通信兵「こちら、彩野大隊!861、861大隊、応答せよっ!!」
彩野「他の部隊とは連絡はつかないのか?」
通信兵「旅猫、及び煉大隊とは、一月近く連絡がありません」
彩野「味方の内で最大兵力を有するえむしけ大佐の861大隊を主力とする
    三個大隊とも既に十日近く連絡が遮断されている」
参謀「もしや、他の部隊は既に・・・・・・」
彩野「・・・敵中孤立か・・・・・・・・・」
参謀「そんな簡単にやられる訳が無い。最大出力で呼びかけろ」
通信兵「そんな事をすれば敵が群がってくるだけです」
彩野「かまわん、どの道、敵中突破をせねばならん。しかし、前進するのか、
    それとも後退するのかは今は分からないが・・・・・・」
450名無し彩野(予定)市民:04/11/14 21:46:33 ID:Cgn0qqRS
と言うことで他の職人さんHelp me,
新人も募集中!!
451名無し彩野(予定)市民:04/11/14 23:16:37 ID:Cgn0qqRS
そして、サーモンピンクのそこからは、一滴、また一滴と愛液が滴り落ちる。
そしてその滴はことりの顔にポトリ、ポトリと垂れ落ちる。
そして、ことりの顔の上からさくらが離れる。
さくら「僕のヴァギナでファーストキスを奪ってあげようと思ったけど、可哀想だからお兄
    ちゃんとさせてあげるよ」
何時の間にか純一がベッド横で佇み、そのそそり立ったままのペニスが見下ろしている
かの様だ。
純一「ことり・・・・・・」

ことり「ん、んんんんんっっ!!」
純一はベッドに膝を着くや否やペニスをことりの口に押し込んだのだ。
純一「う、ああぁっ!」
嬌声をあげる純一。
ことりの口内に押し入った際に舌が尿道に当り、そのまま押し倒された舌がカリ、裏筋を
ネットリと刺激したのだ。
ことり(く、くるしい・・・)
さくら「でも、お兄ちゃんのペニスを噛んだら駄目だよ。お兄ちゃんのペニスが使い物にな
    らなくなったら姉妹そろって全男子生徒に輪姦だよ」
452名無し彩野(予定)市民:04/11/14 23:17:09 ID:Cgn0qqRS
ことりの双眸から涙が溢れ出す。
仕方なく純一のソレを加えて口を窄めて顔を前後させる。
ことりの口内では純一自身を舌が亀頭を包み込み、カリの部分を強烈に刺激する。
純一はことりの上に股がったっ為、ことりの目の前に純一の菊門が迫る。
その純一の尻が以上に引き締まっているのをさくらは見逃さなかった。
さくら「お兄ちゃん、我慢は良くないよ」
いきなり、さくらは純一の尻を平手で叩き出す。

上から突き出されるペニスを咥え、その逸物の持ち主の肛門がさくらの責めに耐えるよう
に震えている。
純一「もう・・・駄目だ・・・」
口内で膨張した亀頭の先端から精液が放出される。
ブー
それとほぼ同時に純一の菊門が開放され、中に残っていたさくらの精液がビチャッと顔面
や髪に叩きつけられる。


さくら「さて、ファーストキッスはお望み通りお兄ちゃんにあげたけど、処女は僕が貰い受け
   るよ」
何時の間にか脱がされていたパンティのあった場所目掛けて、いきり立つさくらのペニス
が襲いかかろうとしていた。
   続く
453えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:09:46 ID:Gwyk9nQg
──えむしけ空白の十日間の日記──
>>413-414読んでくれてレスくれてどうもありがとう
・某所で777取り損ねた
・ジェダうぜえ、ムクロうぜえ、ザンギうぜえ
・QMA2の女新キャラが胡ノ宮のお嬢さんに似てると思ったら、髪型だけだった
 キャラと寮選べないんならやらない(選べたらその環擬きとさいたま擬きで嗜むくらいに遊ぼう)
・メインで書いてたやつの合間に書いてたやつが、勢いにのって先に完成した
 今から投下しますね
──日 言己 糸冬 了──…スマソor2

えむしけのSSはあなたの萌えを害し、今後のD.C.ライフに悪影響を及ぼす場合があります
もしそのような兆候に見舞われた場合は即刻スルーし、お近くの抱き枕やVFBにご相談下さい

↓では
454えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:11:00 ID:Gwyk9nQg
騒がしい夜行バスの停留場に、音夢と頼子、そして純一がいる。
音夢と頼子は、急遽両親の赴任先に行くこととなった純一を、見送りに来たのだった。
「あーあ、かったりいなあ」
「そんなこと言わないで下さいよ、兄さん。せっかくの再会だというのに」
「そんなこと言うんなら、お前も来ればいいのに……頼子さんもそう思うだろ?」
そう言って純一は、頼子の方に振り返る。頼子はいつものメイド服ではなく、ハイネックのセーターに水色のカーディガンを羽織った、所謂“普通”の格好であった。
「ええ。どうしてですか、音夢さん?」
「え……まあ、あの……夜行バスって、何か苦手だし……」
「お前が来るってんなら、父さん達も新幹線とかのチケット代を出してくれたろうになあ……あーあ、息子には冷てえでやんの」
「あとあの準備もあるし、それに……頼子さんと一度、じっくりお話がしたかったから」
「え、私?」
「ふーん……まあいいや」
純一がそう漏らしたのも束の間、遠くでエンジン音が響くと、
『初音島発、○○行き夜行バス、ただいま到着です。お乗りの際は、チケットを……』
くぐもったアナウンスが耳を劈き、周りがいっそう、騒がしくなる。バスが到着したようであった。
「来ましたよ、兄さん」
「あ、やべ……んじゃ頼子さん、音夢のことよろしくな」
「はい」
「あと……今日の服、結構似合ってんじゃん」
「え、そうですか……?ありがとうございます!」
思いもかけない純一のひとことに、頼子は純一の視線の行き先にも、傍らの音夢の眼にも気づかずに、その頬を赤らめる。
「特にその、あの…そのラインが……」
「……?」
「兄さん、何処見てるんですかあ?いい加減バスに乗り遅れますよ?」
「わ、わかってるよ。じゃあな」

そして純一を乗せたバスは、あっという間に見えなくなる。音夢と頼子はその様子を、最後まで見送っていた。
「行っちゃいましたね……」
「ええ……あの音夢さん、話したいことって、何ですか?」
頼子は、躊躇いがちに問う。音夢の『お話がしたい』という言葉が、どうも気にかかっていた。しかし、
「……早く帰りましょう、頼子さん。今日は冷えますから」
音夢はそう言って頼子に背を向けると、足早に帰路を往きはじめた。
455えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:12:00 ID:Gwyk9nQg
家に着いた頼子は、音夢に自室へと促されていた。
「何でしょうか……?」
自室へ促す音夢の、いつになく張りつめたような様子を察してか、頼子の表情は少し焦りを覚えたものに見える。
「ふふ、まあそんな強ばった表情をしないで下さいよ、頼子さん」
「す、すみません」
「ちょっと頼子さんに、いろいろ頼み事がありまして……聞いてくれますか?」
「頼み?……ええ。私にできることなら何でも仰って下さい」
「その前に……少し、私が『いい』と言うまで、目を瞑っていて下さいね」
「あ、はい……」
言われた通りに、頼子は目を瞑った。
そうすると、なにやら首のあたりに、くすぐったい感触を覚える。
『何だろう……?』
と、頼子が思った刹那、
「きゃっ!?」
その首を強く引っ張られるような感覚が、頼子を襲った。突然のことに頼子は咄嗟の判断を誤り、床に顔から倒れ込んでしまう。
「いたたた……」
「大丈夫ですか、頼子さん?もういいですよ」
音夢が心配する声が、頼子の耳に届く。そういわれて、ようやく頼子は目を見開いた。
「はぁ、はい。……っ!?」

頼子は、己の姿に驚愕した。
四つん這いの体勢になっていた頼子のその首には、ペットの犬か何かがするような首輪が掛かってあり、
「そんな顔してどうしたんですか、頼子さん?何かおかしいところでも?」
目の前で屈んで頼子の顔を覗き込んでいる音夢が、その首輪に繋がる鎖を握っているのであった。
456えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:13:00 ID:Gwyk9nQg
「ね、音夢さん、これ、これは……?」
戸惑うあまり体勢を立て直すこともままならない頼子に、音夢はいつにない冷徹な瞳を見せた。
「頼み事をする前に、私達の身分の格差をはっきりさせておこうと思いましてね」
「身分……?と、とにかく、外して下さい。く、苦しいです」
「ごちゃごちゃと五月蠅いですね。それでも飼い猫ですか?あ、それとも、本来のご主人様である兄さん以外の言うことなんか、聞く耳も持たないと?」
そう言って音夢は、頼子の猫のような耳を千切り取るかのようにつねり上げた。
「ぎにゃあっ!! い、痛いっ、痛いです!!」
「兄さんは、本当に甘いんだから……」
「や、止めて下さい、許して下さい……私、何も悪いことなんて……」
「悪いこと……?頼子さん、勘違いしてませんか。これはお仕置きじゃありません。躾の一環ですよ」
ようやくつねるのを止めてもらった頼子は、その『躾』という言葉の意味を理解できないでいた。ただ、未だとどまりを見せない音夢の気迫に怯えるばかりである。
「さっきは物覚えの悪いあなたでもわかるように『頼み事』なんて言葉を使いましたけど、今から頼子さんには『命令』を伝えますからね。……この意味、わかりますか?」
「……?」
「わかりたくないんですか?でしたら、このまま鎖を外さずに、物置にでも放り込みましょうか」
「そ、それだけは許して下さい!!……教えて下さい、お願いします……」
頼子は音夢に哀願した。もし純一がいれば助けてくれたかもしれなかったが、今はバスの中である。無論音夢もそのことを知っているからこそ、このようなことに及ぶのであろう。
今の頼子に、抗う術はなかった。
「じゃ、教えてあげます。一度しか言いませんよ」
「はい……」
「もし、今から言う『頼み事』を失敗でもしようものなら、今よりもっと非道い目にあってもらわなくてはいけない、ってことですよ」
「……ひ、ひいいぃっ!!」
457えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:15:00 ID:Gwyk9nQg
「じゃ、早速『命令』……の前に、頼子さん、兄さんのことが好きでしょう?」
「……え?」
突然の話の展開に、頼子は更に戸惑った。
「どうなんですか?」
「え……え……えと……」
確かに音夢の言う通り、頼子は純一を一人の男性として慕っていた。
しかし頼子は、音夢も純一のことを“義兄”ではなく“男”として、並々ならぬ愛を抱いていることを知っている以上、このことを表に出すのは躊躇われていたのである。
「正直にどうぞ」
「あ……あの、その」
「正直に言わないと、段ボール箱に詰めて土に埋めますよ」
「は、はい!好きです!」
「どれくらい?」
「どれくらい……?」
「キスしたいくらい?セックスしたいくらい?結婚したいくらい?子供を産みたいくらい?」
「え゛……」
「正直に……」
「よ、よくわかりませんが、ぜ、全部あわせたくらいです!」
「よくできました」
音夢は手を叩いて、頼子を褒めるような素振りを見せた。頼子は相変わらず、音夢の真意を解せないでいる。
「そ、それが、何か……?」
「ああ、そうでしたね」
そう言って音夢は、頼子に問いかけるようにして話し始めた。
458えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:16:00 ID:Gwyk9nQg
「私が近々、この島を離れなきゃいけないのは、知ってるでしょう?」
「はい。進学するん……ですよね」
「そうなる以上、兄さんとは少なくとも数ヶ月は、逢えなくなるんですよ……」
そう言って顔を伏せる音夢の表情には翳りがさし、声は幾分かうわずっているように思える。
「はい……」
その音夢の様子に頼子は今の自分の立場も忘れ、その胸中を哀れんだ。これまでいつも一緒だった想い人と離ればなれになることは、いずれ頼子にもあり得る話であるだけに、音夢の気持ちには同情せざるを得ない。
「……で、頼子さんは、兄さんのことが好きだって言いましたよね」
「あ……はい……」
「結婚したいくらい、子供を産みたいくらい……」
「あ、あ゛……」
頼子が先程の展開と、今の自分の立場を思い出し、これからの話のなりゆきを読めずにどぎまぎしていると、
「そう思っている女が、他にもいるみたいなんですよ」
音夢が、吐き捨てるように言った。

「え……?」
「兄さんって、結構もてるみたいなんですよね」
「え、え?」
「兄さん、優しいから……」
そう言って、音夢は目を伏せた。
「……」
頼子はその想いを察し、いたたまれない気持ちになる。思えば今頼子が朝倉の家にいられるのも、純一の“優しさ”があってのことであった。恐らく音夢にしてみれば、その純一の“優しさ”こそ、誰にも渡したくない、独占してしまいたい感情なのかもしれない。
459えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:17:00 ID:Gwyk9nQg
「でね、頼子さん」
「……っは、はい」
「頼子さんには、私がいない間、兄さんの見張りを……兄さんに他の女がくっつかないようにしてもらいたいんです」
音夢の言葉に、頼子は愕然とした。音夢の気持ちは頼子にも理解できるが、かといって純一の行動を逐一確認したり、果ては制限するなんて大それたことは、今の頼子にはできそうにない。
しかしこれは『命令』である。断ることは、今のこの頼子の状況からして、不可能であろう。
ではいったい、どうすればいいのか。
「そんなの無理、って顔ですね?」
「ひっ……!!」
突如鎖を引っ張られ、思わず頼子は前につんのめった。今の音夢は、頼子に思案する暇さえ与えないつもりらしい。
「この際、特に手段は問いませんよ。何なら頼子さんには、簡単な方法を教えましょう」
「へ、へ?」
「頼子さんは兄さんのこと、キスしたいくらい、セックスしたいくらい好きなんでしょう?」
「……?」
「そうすればいい。躰で、繋ぎ止めておけばいいんです」

頼子は呆気にとられる。音夢の真意が、ますます解せない。愛する人が、自分と違う人と床を共にするなんてことは、もし頼子が音夢の立場であるならば、耐えられそうにないものであった。
「……可笑しいですか?」
頼子の困惑を察したか、音夢が頼子の顔を覗き込んでくる。その瞳は、幾分か潤んでいた。
「い、いえ、そういうわけじゃあ……というか、あの、意味がわかりません……」
「兄さんも男ですもの。その手の欲求には貪欲なはずです」
「はぁ」
「そして、さっきも言ったように、兄さんはもてる。引く手数多ってワケです……もしその女の一人が兄さんを躰で誑かしたりしたら、……わかりますよね?」
「……誘いにのる……?」
「ええ。そしてなし崩しに、その女と兄さんはお付き合いする、という構図に持って行かれるでしょうね。女は狡猾な生き物ですから。兄さんも、優しいから……」
そう言い捨てながら音夢は、苦虫を噛み潰すような顔をする。
「そ、それと、あの、その……」
「ん?」
「それと……私が純一さんと、あの……アレすることと……どう関係するんですか……?」
頼子には、どうしても解せないでいた。
460えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:23:08 ID:Gwyk9nQg
「見たところ頼子さん、少なくとも兄さんに色目を使う人たちよりも、ずっといいプロポーションをしてますよ。ホント、羨ましいくらい」
「いえ、そんな……で?」
「家に頼子さんみたいに魅力的な人が、自分の帰りを待っているとなれば、兄さんも易々と誑かされることもないでしょうから……何より、兄さんの“支え”として、頼子さんには役不足な程かも」
「支え?」
「もし……私と頼子さんが逆の立場だったら、私には無理そう。だからこそ、頼子さんにお願いしたいんです」
音夢は小さく深呼吸すると、その目にじっと頼子を見据えた。その眼に頼子も、思わず息を飲む。
「見張りついでに、代わりをしてあげるんですよ、頼子さん。“兄さんの恋人”の代わりを、ね」
「こ、恋、人……?」
「ええ。頼子さん、これは兄さんのためでもあるんですよ。私は兄さんの支えになってあげられるのは、私の他には頼子さんだけだと、常々思ってますから」
その言葉に、頼子ははっとする。確かにこれまでずっとひとつ屋根の下で暮らしてきた音夢が島を離れることで、純一は寂しい思いをするであろうことは、同じ朝倉の家で暮らす頼子にも予見できた。
「……つまり、音夢さんが島外に出たことで純一さんが寂しさにくれないように、私が“音夢さんという恋人の代わり”として、お側にいればいいんですね」
「ふふ、そうですね……言っときますけど、ガードが甘くなった兄さんを狙って他の女か躰を使って誘惑してくることは十分考えられますからね。早い目に手を打っておくこと……それこそ、躰で繋ぎ止めてしまっても……」
頼子は、真摯に頷いた。これは音夢さんのため、そして純一さんのため……と思うと、寧ろこの仕事は自分が為すべくして課されたもの、と思えた。
純一と床を共にする、という部分に関しては正直逡巡してしまうが、別に知らぬ人と寝ろと言われているわけではない。寧ろ相手が純一であることは、処女を捧げる相手として本望である──
私ったらはしたない……頼子は自省する。しかし何より、純一の支えになれる というところが、今の頼子に高揚感をもたらしていた。
『何をしよう。もっと料理の勉強をしようか。それとももっと庭の花壇を綺麗なものにしようか……』
頼子は、様々な思案に耽る。好きな人の幸せに奉仕することは、頼子のもっとも好むところであった。
461えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:25:00 ID:Gwyk9nQg
「ぎにゃっ!?」
突如、頼子の首が引っ張られた。思案に夢中で、その首に首輪がかかっていたことをすっかり忘れていた頼子は、体勢を崩してしまう。
「何をぼうっとしているんですか、頼子さん?まだ話は済んでいませんよ?」
「え……?」
「わかってますか?あなたは“恋人の代わり”ですよ?つまりは“恋人”ではないってことですよ?わかってますか?」
「……え、ええ。わ、わかってます。じゅ、純一さんの恋人は、音夢さんです」
正直なところ、自分を純一の恋人と仮定して考えていた感を否めない頼子は、慌てて取り繕った。しかし音夢の目は、未だ冷たい。
「……口では何とも言えますよね」
そう言い放つ音夢の表情は、まるで氷原の吹雪のように頼子を刺し貫く。先程まではまだ穏やかなところもあった表情が変貌して、全ての女を敵と思うかのような形相で睨む音夢に、頼子は恐怖を覚えた。
「頼子さんだって女ですもの。兄さんを誑かすこともあり得るわけですよね」
「し、しません。絶対しません。私は音夢さんの代わりです」
「どうだか。兄さんとエッチを重ねるたびに兄さんに媚を売って取り入って、兄さんを頼子さんの味方に引き込むこともあり得るわけですし」
「本当、しません。信じて下さい、お願いします……」
「『純一さん、音夢さんがいじめるんです』『何だと。おい音夢、頼子さんをいじめたらただじゃおかねえぞ』
 『純一さん、私やっぱり音夢さんが怖い』『おい音夢てめえ、もうお前を義妹とは思わん』『やったー、これで純一さんは頼子のもの』とか何とかなっちゃったりして……」
「そんな……絶対、そんなことありませんっ、ありませんよう、信じて、信じて下さい……!!」
音夢の言いがかりに、頼子はべそをかきながら、ただただ首を横に振ることしかできなかった。自分は命令を守ろうとしているのに、何故にこうも言われるのか。音夢の真意が、ますますわからない。
462えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:26:00 ID:Gwyk9nQg
「……でもまあ頼子さんには、先の『命令』をこなしてもらわなくちゃいけませんからね。頼子さんのことは、極力信用したいです」
「お願いします、信用して下さい。命令もこなします……」
「信用したいから……」
そう言って音夢は自分の机の方に向かうと、何かを探し始めた。暫く頼子が当惑していると、音夢は
「もし私を裏切ることになったらどういう思いをすることになるか、頼子さんに教えておきましょうか」
と机の中から、小学生の頃縄跳びに使った物であろう、ビニール製の跳び縄を取り出してきた。

呆気にとられた頼子の一瞬の隙をついた音夢が頼子の後ろに回ると、四つん這いの頼子のスカートをまくり上げた。頼子の純白のショーツが、外気に晒される。
「きゃっ!?」
頼子が喫驚したのも束の間、音夢は素早くそのショーツもおろした。否応もなく、頼子の肉感的な尻が露わになる。
「な、何するんですか……っぐ!?」
その身を起こそうとした頼子の顔を、音夢は容赦なく足で踏みつけ、そのまま押さえ込んだ。
「動かないで。動くとその恰好のままで、あの一番大きな桜の樹に吊し上げますよ」
「ぃ、ひぃ……」
暫く踏み躙られて、ようやく抵抗しなくなった頼子を確認すると、音夢はようやくその足を離した。
「ね……音夢さん……?」
恐る恐る、頼子は音夢を伺う。しかし、また踏みつけられるのでは、と思うと、恐怖で音夢の顔を直視できなかった。
「今から“躾”をしますよ」
音夢はそう言って、小さく括ってあった跳び縄をほどくと、両端をまとめて、二つ折りにした。
「ちょおっと、苦しいかもしれませんけど、これは“躾”ですからね。頑張って耐えて下さい……もし裏切ったりした場合の“お仕置き”は、こんなもんじゃ済ませませんから……ねっ!!」
そして音夢はその手の跳び縄を、頼子の尻めがけて、目一杯叩きつけた。
463えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:28:00 ID:Gwyk9nQg
「ぎにゃあああああっ!!!!」
その身を切り裂くような音夢の容赦ない攻撃に、頼子は絶叫をあげる。しかし音夢はそんな頼子に躊躇することなく、また跳び縄の鞭を、頼子に幾度も振り下ろした。
「いやあああっ!!!やっ、ゃやああっ、止めて、止めてえ……んにゃああっっっっ!!!」
鞭をうけるたびに、頼子は震えた哭声をあげ、苦痛に嗚咽する。
「さあ、しっかりと、その身に刻むんですよっ、私を裏切ると、どういう思いをするか……!!」
「んぎゃああっっ!!!や、止めて下さい……わかりました……絶対絶対裏切りません……だから、だから……んやああぁぁっ!!!」
「それじゃあもっと、体で覚えるんですね……!!口先の言葉なんて信じられませんから……先も言いましたけど、裏切った場合は、この限りじゃありませんよ……!!」
「ですから……もう、許して……きゃあああっ!!」
「そんな、ちょっと痛めつけたくらいで許したら『ちょっと痛い思いをすれば裏切ってもいいのか』と思いかねませんしね……!!」
「そ、そんなあっ、ぃやっ、んやああぁっ!!」
如何に哀願しようとも聞かない音夢に、頼子は涙をこぼし、耐えるしかないのか と途方に暮れる。
「いやああっ!! ひゃあっ!! ひ、ひぃぃ、ひぃぃ……っ、ああっ、ああっ!!」
そうして音夢の調教を堪えているうち、頼子の脳裏は真っ白になっていく。その身からはうねるような震えが、鞭の衝撃によって躰の内側から跳ね返るような形で表面へと溢れ出し、頼子の体を蝕んだ。
464えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:29:00 ID:Gwyk9nQg
「はあ、はあ……」
さすがに音夢も疲れたか、頼子を打つ手を休め、動悸を抑えていた。
「はぁ、ふぅ……。はぁ、ふぅ……」
犬のように伏せて、同じく激しい動悸を漏らす頼子の突きあげられた尻は、すっかり桃色に熟れている。
「……」
音夢は躾の途中頃から、頼子の様子がおかしいことに気づいていた。初めはあんなに甲高い声で啼いていた頼子だったが、鞭の回を増すごとに、その声が、小さく治まっていくのだ。
音夢は、頼子の様子を窺う。そんな音夢と目があった頼子は一瞬目を伏せ、やがて怯えた表情で、音夢の顔を覗いた。
「ね、音夢さん……もう、許して下さい…………ホント、私、もう……」
頼子のその火照った表情に、音夢ははっとした。
「っ、ふふ、はは、ははは……」
思いもしない展開に、音夢は笑わずにはいられなかった。頼子は音夢が笑い始めた理由がわからずに、目を瞬かせる。
「音夢さん……?」
戸惑う頼子の顎を、音夢はしゃくり上げるようにつまむと、
「頼子さん……さっきの躾で、『感じて』ましたね……?」
そう言って、頼子に冷ややかな笑みを見せた。
465えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:30:00 ID:Gwyk9nQg
「そ、そんなこと、ありません……!!」
潤んだ瞳で、頼子は必死に否定した。しかし音夢は、真面目にその言葉を聞いてはいない。
「全く、さっきから頼子さんはウソばっかり……」
そう窘めるように音夢は言って、晒されたままの頼子の恥部に、その手を突っ込んだ。
「ひっ!?ひ、ひゃ……な、何を……?」
「やっぱり……」
そう笑って、音夢は暫く頼子の秘裂をまさぐっていた指を、頼子の目に晒す。
「そ、そんな……!?」
頼子は、目の前の真実が信じられず、目を歪ませた。
音夢の指には、糸が引いている。ねっとりとした汁が指に絡みついて、部屋の明かりで光沢を放っているのが、はっきりと見てとれる。
「これ、いつも頼子さんが兄さんを見て漏らしているやつですよね?」
「そ、そんなことないです……そ、それに、これは、これは……、ち、違います!!」
「恥ずかしがらなくてもいいんですよ……これは非常に好都合です」
そう言って音夢は、手の跳び縄を放り捨てた。

「好都合……って?」
「その首輪、頼子さんにあげますよ」
「え?」
「兄さんを誘うときにそれをつけて、その鎖を差し出しながらこう言うんです。『私は苛められるのが好きな、痛いのが好きなマゾ猫なんです。純一さん、いやご主人様、私を調教して下さい』ってね」
「そ、そんな!? そんなこと、できません……」
「結構じゃないですか。実際頼子さん、あなたにとって兄さんはご主人様なワケでしょう?」
「そうですが……それとこれとは……」
「それに、この“躾”であなたが感じたのも事実……おかげで、“お仕置き”はもっと別の物を考えなけりゃいけなくなりましたね」
「違います、違いますったら……第一、これがどうして好都合なんですか?」
頼子は理解できなかった。別に、恋人の代わりとなることで、純一を留めることは十分ではないのか。
466えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:31:00 ID:Gwyk9nQg
「わかりませんか?」
音夢は鼻で笑って、伏せっていた頼子の臀部に腰掛けて、今度は平の手で頼子の尻をはたいた。
「ひゃうっ!!……ね、音夢さん、苦しい……」
「優しい兄さんのことです。恐らく頼子さんがどうにかなっちゃったんだと思って、何とか治してやろうとあれこれ手を尽くすんでしょう……。ま、実際のところ、頼子さんのマゾヒズムは真性のものでしょうから、全て無駄に終わるわけですが」
そう言って音夢は、また頼子の尻を、先程よりも強くはたく。
「っいゃんっ!!……ひ、ひどい……」
「ま、そうすることで、他の女にかかずらう暇はなくなるわけですよ、頼子さんっ」
そう言って音夢は、今度は頼子の尻で一番腫れているところを指で探って、そこを抓る。
「ぎにぃやぁっ!!い、いじめないで……」
「純一さん以外はいや、ですか?……よく考えたら、こんないやらしい躰の頼子さんに苛めてくれなんて誘われたら、もしかしたら兄さん、誘いに乗っちゃうのかなあ?」
鼻歌でも歌うような様子で、音夢は揚々と喋りながら、抓る力を更に強める。
「い、痛い痛い、いたいぃ……」
「兄さん、優しいもんなあ」
「ああ、ああ……あ、あ、あああ……」
「嵌ってくれればそれはそれで、家に恰好の性欲の捌け口ができるわけですから、いちいち他の女に気を遣ってまで活を求める必要がなくなって、これまた好都合……」
そう言って音夢は抓っていた手を離すと、頼子の尻の、長時間抓られて痛々しい赤色に染まった部分を、これまでで一番強くはたいた。
「い゛いあ゛ああぁぁ!!!!」
困憊しきった頼子の、腑から絞り上げたような泣き声が、部屋中に響き渡る。目からは涙が止まらず、口許は涎まみれであった。
「さあ頼子さん、正直に言いましょう。あなたのいやらしい癖を」
様々なものから、自分は逃れられないことを、頼子は悟る。抗えない己が身を、頼子は呪った。
「私は……ま、マゾ、猫……で、す……。う、ぅ……」
467えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:32:00 ID:Gwyk9nQg
そうしてようやく、音夢は頼子から腰を上げた。
「ま、こういうことですよ……わかりました?」
「う、うぅ、はい……わかりました……うっ、うぇっ…………」
音夢の問いに、頼子は微弱な声で頷くと、あとはただ、むせび泣き続けるだけだった。
「わからなければ、もうちょっと続けますけど」
「ぐ……ぐすっ……う……」
「ま、相手が私じゃあ頼子さんも不満でしょう。あとは兄さんに我が侭を言って下さいね」
「…………はぃ……」
468えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:33:00 ID:Gwyk9nQg
「今日はちょっと疲れましたね。頼子さん、今日は早く寝ましょう。兄さんも今頃、車内で爆睡してるでしょうし……さ頼子さん、じっとしてて……」
いつまで経ってもそのままの恰好で、ショーツを直すことすらせず泣き続ける頼子を見かねた音夢は、洗面所で濡れタオルを作ってくると、赤く腫れた頼子の下半身を拭いてやりはじめた。
「いやっ!? や、やめてください……」
突然の濡れタオルの感触に頼子は嗚咽を止め、驚きの声をあげた。
「でもこのままほっといたら、頼子さんそのまま泣き疲れて眠っちゃいそうですよ。……そんな女臭い躰で寝られちゃあ、こっちはたまらない」
「ぅ、は、はい、そうです、けど……ひゃ、ひゃあ」
頼子は、赤ん坊にするような行為をされていることに対する羞恥と、赤く染まった肌に濡れタオルの冷気が快いと思う己のいやらしさに対する自覚に顔を上げられず、音夢の為すがままになっていた。
「おや……気持ちいいですか?」
「い、いや、そんな……」
そんな音夢の、頼子の脳裏を見透かしたような言葉に、頼子はますます恥ずかしさを覚える。
「いい加減ウソは止めて下さい。頼子さんがいやらしいのは十分知ってますから……きっと、兄さんもやってくれますよ」
そう音夢は頼子に優しく囁いてやると、途端に頼子の顔が赤くなる。音夢はやはり、頼子の気持ちを見透かしていたようだった。
「そ、そ、それは何故……優しいから……ですか?」
「ええ……ま、これくらいでいいでしょう。もっと欲しければご自分でどうぞ」
そう言って音夢は頼子に濡れタオルを渡した。正気に帰った頼子はそのタオルは傍らに置いて、いそいそとショーツを直し始める。
469えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:34:00 ID:Gwyk9nQg
「さ、今日の復習をしましょうか。頼子さん、あなたの使命は?」
突然、音夢が頼子に問うた。頼子は慌ててスカートを穿くと、慌てて音夢に向きかえる。
「あ……まず純一さんに、他の女性が言い寄らないよう見張ることです……」
「ええ」
「そして、この身の操を捧げてでも、純一さんの支えとなります……」
「肝心なことが抜けてますよ。頼子さんの大好きなことが」
音夢は頼子に、冷たい視線を向ける。どうしても、あのことを言わなければならないらしい。
「純一さんの気を引くためなら、私は、ま、ま、マゾ猫になって……」
「違うでしょう、あなたがマゾなのは生まれつきでしょう。やり直し」
「……わ、私は純一さんのペットの、ま、マゾ猫として、他の人に気がいかないように、純一さんに、い、苛めてもらったりしながら、この家にいてもらいます……っ!」
必死の思いで言葉を紡いだ頼子に、音夢は拍手して見せた。
「……そんなもんでしょうね。よくできました。流石頼子さん、私が特に手本を示したわけでもないのに、そんなセリフがすらすら出せるなんて、真性ですね」
「……」
頼子は反論せず、ただ顔を染める。最早あらゆる反論も、音夢には無為なものでしかないだろう。
「あと、恐らくちょっと寝たくらいでは、兄さんを繋ぎ止められるとは思えません……それこそ兄さんと、その周りの行動には細心の注意を払うこと」
「あ……そ、そのことで、音夢さん……」
「なんです?」
「音夢さんはさっき、純一さんが私を苛めるのに嵌ってくれれば好都合、って仰ってましたよね……」
「ええ」
「それで、純一さんが、女の人を苛めるのに嵌ったら……どうするんですか?」
「その時はその時ですよ。私が兄さんの奴隷になればいいだけです」
音夢のその言葉に、頼子は腰を抜かした。しかし音夢の目は、真剣である。この人は、愛する人のものならあらゆるものを受け止めるのか、それなら私が敵わなかったのも当然かもな と、頼子は思った。
470えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:35:00 ID:Gwyk9nQg
「はい……あと……」
「なんです?聞いておきたいことは今のうちに、何でも聞いて下さい」
「具体的にはどなたが、純一さんに好意を?」
そう問う頼子に、音夢は厳しい視線を向けた。頼子はたじろぐが、音夢はすぐに視線を和らげ、「そうですね……」と、溜息混じりに指を折り始める。
「先ずはさくらちゃん。あと……見た感じ眞子とそのお姉さんも怪しいですね。それと一応、美春と白河さんにも注意を払っておいて下さい。ん……あそうだ、胡ノ宮とか言う人が自分が兄さんの許嫁だなんて寝言を言ってたし、あと、男の子だけど工藤君も、何か怪しいなあ……」
「……そんなに……」
頼子は、前途の多難を感じ、目の前が遠くなりそうになる。
「ええ……だからこそ、頼子さんの働きが重要なんですよ。わかるでしょう?」
「は、はい。が、頑張ります……いえ、頑張らなければいけません……」
「先も言いましたけど、手段は問いませんよ。何なら、兄さんの悪い噂を流してくれたって構わない」
「え!? そ、そんなことしたら音夢さん、純一さんの恋人のあなただって……」
「私は、最後に兄さんが私の傍にいてくれれば、それでいいんです」
「……!!」
「ね。きちんとそこら辺まで気を配れれば、頼子さんは兄さんと寝放題、苛めてもらい放題」
「そんな、苛めてもらい放題なんて……」
「とにかく、そういうわけです。よろしくね、兄さんのペットの頼子さんっ」

悪戯っぽく言う音夢に頼子は困惑しながら、その音夢の、純一への不定形な愛に、頼子は言葉を詰まらせずにはいられなかった。自分はこのやりかたで純一さんを愛せるだろうか とさえ思う。
それは音夢曰くところの“女の狡猾さ”故か。それとも言葉通りの、ひたむきな“愛”故か。
頼子には、わからなかった。

471えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/15 01:46:00 ID:Gwyk9nQg
くそっ、今回も本文長杉、行長杉に阻まれるわ阻まれるわ

次は幸せな話を書きたいです
あと俺も新規の書き手さんの到来を願ってやまないです
472名無しさん@ピンキー:04/11/15 02:04:26 ID:7USCP8zY
彩野氏、えむしけ氏、乙。
>彩野氏
前回の憂さを晴らすかのようにさくらやりたい放題ですね。
純一は一転して受けデスカ…つか掘られて感じてる!?
>えむしけ氏
こういう捻くれた愛情物はかなり好きだったりします。
団長の商法のせいで敵がかなり増えたな。頑張れ音夢&頼子さん
というわけで続きキボン
473名無し彩野(予定)市民:04/11/15 02:52:08 ID:UdNAVo7D
おお、エムシケ氏GJ!!
後は補給物資がくれば問題無し

>純一は一転して受けデスカ…つか掘られて感じてる!?
掘られてますw
でも、男にやられてる訳じゃないからまだ良いかと・・・
474 名無し彩野(予定)市民:04/11/16 00:04:51 ID:38c0Wsia
目を瞑っていることり。
ことり(もう駄目!)
体を固くして来るであろう破瓜を待ち受ける。

ことり(あれ?)
その瞬間、
ことり「えっ?」
さくらはことりの腰を持ち上げ黒下着をあるべき所に戻した。
ことり「もう、酷い事しないの?」
さくら「それは違うよ」
純一がことりを後ろから股を開く形で持ち上げる。
さくら「やっぱり、もう一回脱いで」
下着をずらしのヒダを全開に開きまじまじと見つめるさくら。
床に敷いた紙に全開の女陰を押し付ける。
さくら「僕のお嫁さんの処女だった頃のマン拓が欲しかったんだよ。因みにさっきからずっ
    とビデオで撮ってるんだよ。でも安心して全て機械制御だから・・・天枷研究所も少
    しは役に立つ物を作ってるね、潰さずに買い取って正解だったよ」
紙を話して、近くの机の上に置くとことりの股間を弄くり、観察する。
475 名無し彩野(予定)市民:04/11/16 00:06:03 ID:38c0Wsia
ことり「お、お嫁さんって・・・」
さくら「僕はお兄ちゃんと白河さんの両方と結婚する。何しろこの初音島は今現在、僕が
    支配する治外法権都市だからね。それに・・・・・・」
純一はことりをベッドの上に降ろし離れる。
さくらは空かさずその股間に入り込みヒダの内部を舐めまくる。
そして、再び黒下着を元の位置に戻したかと思うと少し引っ張りおもむろにそれを縦にカッ
ターで切る。
故に下着を着けていてもピンクの泉が丸見えになっている。
そして、顔を上げたと思うとヒダの上部にあるその突起を強く弾く。
ことり「あ、あああぁぁぁぁんんっっ!!」
その隙に股間に自分のペニスをあてがう。
その熱をヴァギナに感じ、はっとすることり。
さくら「それにお婆ちゃんが言ってったでしょ?私の孫の子供を産むかもしれないって・・・
    だから、処女を奪う前にじっくり観察したんだ。    そう、僕の赤ちゃんが産まれ
    てくる所を・・・・・・」
そういい終わるや否やさくらはことりを一気に貫いた。
  続く
476名無しさん@ピンキー:04/11/16 09:50:30 ID:A6D4lUa7
>475
GJ
ところで制服は着たままですか?>皆
477名無し彩野(予定)市民:04/11/16 22:43:33 ID:XC0qg9/3
という訳で制服ハァハァな皆様お待たせいたしました
因みにスカートも着けたままですw

478名無し彩野(予定)市民:04/11/16 23:24:50 ID:XC0qg9/3
ことり「ん、いた、いいいいいいっっ、酷い、うぅ」
子宮口にさくらのモノがぶつかる。
さくら「完全に貫通したよ」
ことり「うぅぅっ、うんんっ」
ことりの中でさくらが子宮口をツンツンと突付く。
ことり「や、やめて・・・」
さくら「僕のペニスで鍵を開けたんだ。つまり、僕専用になったんだよ。でもね・・・・・・」
さくらの小さな手が制服の上からことりの胸を鷲掴みにする。
さくら「白河さん、いや、僕のお嫁さんなんだからことりだね・・・つまり、ことりがお兄
    ちゃんの事さえ好きにならなければこんな事にはならなかったんだよ」
腰を動かし始めるさくら。
同時に鷲掴みにした胸を捏ね繰り回す。
そしてその小さな手がクロスしてブラウスの下に潜り込む。
さくら「うわっ!厭らしいなぁ、もう乳首が起ってるよ」
ことり「う、う、ウソよっ、ん、んん!」
さくら「嘘は良くないよ、ブラジャーの上からでもこんなにも勃起しているのを感じるよ」
さくらが揉み上げるごとに乳首がグリグリとブラと擦れる。
そしてその手がさらにブラの下に潜入する。
手のひらで固く勃起した乳首を捏ね繰り回す。
そして、いきなり純一が小鳥の背中越しに座りことりは上半身が持ち上げられる。
そしてさくらがことりにキスをする。

さくら「ん、んんん」
唇を思いっきり押し付け下がことりの口内で暴れまわる。
479名無し彩野(予定)市民:04/11/16 23:26:08 ID:XC0qg9/3
さくら「ぷはぁっ」
やっとの事でこのいつ終わるか分からなかったフレンチキスが終わりを告げた。

純一は何時の間にかさくらの後ろに回っていた。
さくら「初夜でことりの処女を散らしつつお兄ちゃんのザーメンを飲むなんて僕って幸せ
    者だね」
ことり「うくっ、はじめっ、て、なのにいきなり、あん、三人でなんて、うぅぅ」
そしてことりの胸に忍ばせていた小さな手が勢い良く持ち上がりブラウスがボタンを飛
ばして開かれたかと思うと黒いブラが真ん中から弾け飛んでいる。
ついにその誰もが、筆者も待ち焦がれたw ことりの胸が晒された。
ピンと突き出たそのピンクの先端にさくらはすぐさま飛びついた。
  続く
480名無しさん@ピンキー:04/11/16 23:49:17 ID:CdUjrlfb
ああそうさ!俺も待ち焦がれていたさ!!
↓おまいもそうだろう!?
481名無しさん@ピンキー:04/11/16 23:51:25 ID:8d+AuXyi
多少の誤字は大目に見ます。
482えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/17 00:59:46 ID:i0QSfd16
そろそろアレかな…
あ、音夢頼子編読んでくれてどうもありがとうです

>>472
私も捻くれた愛情物は好きです
そういう意味では音夢ちんは良き材料と言えると思います

続き、ですか…例によって考えてないわけですが
とりあえず最大の敵はことりだろうな…
いくら悪い噂流してもすぐそれがデタラメだとわかるわけだし
まあ改めてアレを読み返してみると音夢の言ってることにザルな部分があるので
そこんとこを頼子さんがどうフォローしていくか…っていうのもまたオモロイかもしれませんね

>>481
総意って板抱ける通れもた素借り益す
483名無し彩野(予定)市民:04/11/17 01:03:47 ID:AiFeGIh1
わたしゃ、音夢を思いっきりいじめてみたい!!
因みに正月元旦に向け、前のハーレム物の続きで姫初め物を
やろうかやるまいか検討中
484名無しさん@ピンキー:04/11/17 01:24:06 ID:JlMCzY3k
GO!
485名無しさん@ピンキー:04/11/17 08:16:53 ID:qCudT2Eq
>479
GJだがしかしもうちょっと落ち着いて書いてw
筆者の欲望が入り混じるあまり、文章の体裁が崩れ取る(汗


頼子のらぶらぶえちに興味ある人〜?

シチュ なにか たのむ
486えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/17 15:38:48 ID:i0QSfd16
>>485
ノシ
シチュはメイドとしての奉仕的な面+愛補正、と考えて……
ありきたりとは思うがやっぱり「ジン1の欲求に心臓ばくばくで必死に応えようとする」のがいいかな……
(屋外でのプレイとかそういう無茶な要求もいいし、手コキ足コキとかMっぺえ要求もいい)

あとこれは少し馬鹿っぽくなるのれすが
「頼子風邪ひく→ジン1代わりに家事→申し訳ない→体で返す」…とか
「頼子ジン1の言いつけ守る→よくできました→ご褒美に……」…とか
「美咲ネコミミモード(・∀・)→おお、頼子さん!!」…とか……ジブンデカイテテ、ワケワカランorz

↑はさておいてとにかく頼子もの是非頼む、頼みます
487名無しさん@ピンキー:04/11/17 22:25:22 ID:kLI4S2p5
>>485
>「頼子風邪ひく→ジン1代わりに家事→申し訳ない→体で返す」…とか
>「頼子ジン1の言いつけ守る→よくできました→ご褒美に……」…とか

これは是非読んでみたい。
考えてみれば頼子ネタは音夢や純一にSMチックな責めを受けているのしかイメージないなぁ。。
488名無し彩野(予定)市民:04/11/17 22:41:51 ID:ssNgr1wP
たまには純愛物を書いてみたくなる今日この頃・・・
そういや、前スレに来た頃は暫くの間、純愛っぽかったんだよな・・・

(トリビアの高橋風に)
知らず知らずどこかで道を踏み外す男、名無し彩野ですw
 
489どこかの猫耳:04/11/17 23:11:46 ID:qCudT2Eq
>「頼子風邪ひく→ジン1代わりに家事→申し訳ない→体で返す」…とか
>「頼子ジン1の言いつけ守る→よくできました→ご褒美に……」…とか

なるほど。じゃあその辺でいってみます
490名無し彩野(予定)市民:04/11/17 23:49:05 ID:ssNgr1wP
ことりの左右の乳首を交互に舐めまわしつつその柔らかさに溺れるさくら。
そして、腰の動きが一段と速くなる。

さくら「出、出る、でるぅぅぅぅぅっ」
ことり「中は駄目、ぬ、ぬいてぇぇぇぇっ」
さくら「だ、駄目だよ、ぼ、くの、赤ちゃん産んで・・・」
再びことりの胸に顔を沈めその先端を含む。
ことり「駄目!熱い、いやぁぁぁぁぁぁぁっ」
ピンと仰け反ることり。
そのままピクピクと震えたかと思うと力尽きたのかそのまま崩れる。
さくらとの結合部から血と精液の混じった何とも云えぬ液体がゆっくり流れ出す。

さくら「はぁ、はぁ、はぁ」
純一「さくら・・・」
さくら「お、お兄ちゃん、ごめんね、僕ばかり楽しんで・・・・・・」
さくらは結合部から自分のモノを抜くと、ことりの上からキスをする。
さくらの唇が離れたと思ったその時、
純一「さくら、今度は俺の番だぞ」
そのまま後ろから突いてきたのだ。
さくら「あんっ!」
バランスを崩したさくらはことりの上に崩れる。
491名無し彩野(予定)市民:04/11/17 23:51:41 ID:ssNgr1wP
ことり「あ、朝倉君、私にもしてぇぇぇぇっ」
さくら「我慢してよ、僕が、あん、後からして、あんげるからあぁぁぁぁ」
快感のあまり、呂律が上手く回らない。
ことりの唇を塞ぐのは何回目だろうか。
さくらは後ろから純一に突かれながら、その限りなく平野に近いその胸はことりの胸
の上でその一際小さい乳首が擦れて捏ね繰り回されているのだ。
さくら「後ろの処女のほうは、あぅん、お兄ちゃんに上げるっよ」
と言いつつもさくらは純一を受け入れている膣の締め付けをさらに強くするのだった。
  続く
492名無し彩野(予定)市民:04/11/18 00:20:27 ID:cAmOeNfZ
>>485
アルコールが入っていたので・・・・・・
というかそのワインが美味いのなんのってその勢いで・・・・・・
酒の勢いで書いたことは否定しないけど、アルコールの勢いで書いたわけではないのであしからず
493えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/18 00:59:19 ID:m+QBSocy
シンパシーは3で完結か…orz

>>489
よろすく
これから俺はアイデア出し専門で行こうかw

…ま、確かに最近ここのスレは純愛分が足らなかったかもしれんですね
よしじゃ俺もことり辺り引っ張り出して、何か純愛ネタ考えるか…

>>487
申し訳ございません
494どこかの猫耳:04/11/18 08:36:36 ID:PCgFA/bQ
>493
ポッパーハケソ

大体シチュもまとまってきたところ。
短くするのが難しいんですよねぇ…_| ̄|○
495名無しさん@ピンキー:04/11/18 17:39:28 ID:42cpOpnm
>>493
ポプ唯一のピンク長髪が…orz
>>494
むしろ長くて構わん期待しとるよ
496どこかの猫耳:04/11/18 21:21:06 ID:ihQgESQH
「…は…ぁ」
ため息のような…声が、漏れました。
「……やっぱり、嫌?」
「い、いえ、そんなことはないです。
 だって、私から言い出した事ですから」
私は純一さんの気遣うような声に、慌てて首を振ります。
そして、再び…目の前に放り出されたそれに、そっと手を伸ばすのでした。
「……ぁ」
静かに両手で添えるように触れた瞬間、純一さんがかすかに息を吐きます。
それと同時に…目の前のそれが、むくり、と首をもたげました。
つん…と漂ってくる臭いに、私は思わず顔をしかめます。
「やっぱり、臭うかな?さっき、一応よく洗ってきたつもりなんだけど」
「い、いえ。大丈夫です。くさいとか、汚いとか…そんなことは全然」
私は必死に笑みを浮かべつつ…再び、それにじっと視線を向けました。
今自分で言ったとおりに…先ほどお風呂でよく洗ってきたらしく、それは清潔そのものでした。
けれど…それだけに、なんと言いますか……そういった不潔な類の臭いとは、全く別種の、
…男の、臭い…というものが、鼻をつくほどに立ち込めてくるのです。
それは、なんだか。嗅いでいると…だんだんと、正気を失ってしまいそうな。
頭がおかしくさえなってしまいそうな、そんな力に溢れているのでした。
497どこかの猫耳:04/11/18 21:22:18 ID:ihQgESQH
「で、では…いきます、よ」
「あ、うん。いつでもいいよ」
彼の同意から一拍おいて、私はそれに添えた両手を、静かに上下に動かし始めました。
「う!…くぅ…ん」
純一さんが、やや顔をしかめて、首をのけぞらせると、同時に
私の握り締めていたそれは、むくむくと…肥大化し始めるのでした。
その様子がなんだか可笑しくて…私はかすかに声を漏らし、笑うのです。
「…なにか、おかし…い?」
「い、いえ…そんなことは。ただ…」
「ただ?」
「不思議…だと、改めて実感しまして」
私も、こういう行為について一切知識がないわけではありません。
男子の性器を刺激すると起こる…勃起、という現象。
本でかじる程度に覚えたその現象を、初めて目の前で見た驚き。
それが…無意識に、可笑しさとして表れ出たのかも知れません。
「不思議…かなぁ」
「不思議、ですとも」
「俺からしちゃぁ、女の子のからだの方が、よほど不思議だよ」
「男と女…自分とは違うから、不思議に思えるのかもしれませんね」
「まぁ、な。そんなこと言ったら」
…?

……ひぃんっ!!?
純一さんは、私の耳にそっと手を伸ばし、かするように触れてきました。
思わず私は、全く予想をしていなかった感触に、体を激しく震わせるのです。
「頼子さんの耳にかなう不思議などないよ」
「…は…ぁ。そ、そうでしょうか」
「そうだとも。もう…だいぶ慣れちゃったけど、ね」
498どこかの猫耳:04/11/18 21:22:59 ID:ihQgESQH
…ぺろり。
ある程度の上下運動を終え、勃起しきった純一さんの性器。
それにそっと顔を近づけ、漂う男の臭いをこらえつつ…そっとひと舐め。
「うぅぅっ、うぅぅぅ」
またも悶え、顔を上に向ける純一さん。
「痛かったですか?」
「…ちょっと、ざらっとしたけどね、痛い…ほどじゃないよ」
「やっぱり、猫の舌じゃ…嫌ですか?」
不安に思い、問いかける私。…その頭に、純一さんはやさしく手を当てて。
「ううん、この感触もなかなか新鮮だし…それに、
 頼子さんにしてもらえるのに、嫌なわけ…ないじゃないか」
「そう言ってもらえると…嬉しいです」
私の感謝の気持ち…どうにかして伝えたいと思い、考えを巡らせて、
このような手段に至ってしまって…最初はどう思われるか、心配でした。
でも…こうして純一さんに喜んでもらえたことを実感すると、私の心は…この上もなく満たされたのです。
…彼のために…なんでもしてあげたい。彼の望む事、全てを満たしてあげたい。
私は心の中で改めて、誓いの言葉を反芻し…再び、行為に戻ります。

ぺろ…ぺろり。
「ぅ…ふ、はぅ」
それの先っぽから、傘に沿って、舌を動かしていくと、純一さんは激しく震えます。
舌で包み込むように、深く…れろっ。
「く…き、気持ちいい、気持ち良いよ、頼子さん」
「ひょろほんで…喜んで、頂けて、私も、嬉しいです」
499どこかの猫耳:04/11/18 21:24:02 ID:ihQgESQH
さらに大きさを増した、純一さんのそれ。先端部分から、男の臭いを強く発する液体が漏れ出てくるのが見え、
私はそれを舌先で掬い取ります。
「…ぅ、苦い」
思わず言葉に出てしまい、口を押さえる私。そんな私に、純一さんはゆっくり首を振りました。
「気にすることないよ。これは苦い、ものなんだから」
「は、はい」
常に私を気遣ってくれる純一さん。その真心に応えたくて…私は、
大きさを増すそれを、思い切って口全体を使って咥え込みました。
「ぅ!そ、そんな、急に…より、こ、さん」
「ひもひよふ…ひゃっへ、ふははふへ、ひゅんひひはん」
気持ちよくなって欲しい…その一心で、私は口の中で、震えるそれを吸い付けました。
ゆっくりと、口の中から出して…それをまた、深く咥え込んで。その繰り返しを、
何度も、何度も…少しづつペースを上げながら。
「ぅ、ぁ、ぁ」
ちゅむ、ぐちゃ、ぐちゃ。
私の唾液と、彼の先走り液が、口内で交じり合って、粘着質な音を立てているのが聞こえます。
つんと鼻をつく臭い。それが、だんだんと、私の頭の中を真っ白にしていきます。
…あぁ…嬉しい、嬉しい…。
「だ、だめ、よりこ…さん、でる、でる」
どくりっ!!
口内でひときわ大きく膨れ上がったそれが、爆発するように震えて…
私の喉を、吐き出された液体が激しく打ち付けました。
「ご、ごぼっ!!?」
思わず、咥えていた性器を離し…私は激しく咳き込みます。
「げほ、ごほ、ごほっ!!!」
「だ、大丈夫?頼子さん」
ぼた、ぼた…純一さんの座り込んでいた布団のシーツを、私の口からあふれ出た
白い液体が、汚していきます。
500どこかの猫耳:04/11/18 21:25:37 ID:ihQgESQH
「…ご、ごめん、急に出しちゃったりして…」
「ごほ、ごほ…い、いえ」
私は必死に、咳き込むのを我慢しながら、純一さんの前に顔を向けました。
「…あやまら、なきゃ、いけないのは…わたしの、ほう、です…
 …じゅん、いち、ごほ、さんの…飲んで、上げられなかった」
我慢できず、再び咳き込む私。
純一さんは…そんな私の肩に手を当てると、優しく抱きしめてくださいます。
「…初めてなのに、飲めるわけないじゃないか。
 俺は…頼子さんが、俺のためにこんなことをしてくれた、それだけで嬉しいよ」
「…じゅん、いち…さん」
咳き込んだせいか、どうなのか…私の頬を、涙が伝います。
「あ」
「涙…」
純一さんは…水滴が伝ったそこに、そっと唇を近づけると…軽く、口付けしてくださいました。
「純一…さん」
胸がいっぱいになりながら、彼の顔を見つめると…彼は優しく笑いかけながら、
私の事を見つめ返してくださいました。
501どこかの猫耳:04/11/18 21:27:41 ID:ihQgESQH
ごめんなさい、まだこれで序章です_| ̄|○
なるたけコンパクトにまとめますので、ご勘弁を…

>495
自分はにでらーなのでポプは未購入…
それはそうと、他の職人さんも新作お願いします〜(笑
502名無し彩野(予定)市民:04/11/18 23:55:31 ID:hgo4x9tX
GJ!! GJ!! GJ!! GJ!!

さて、頼もしい援軍が現れた隙に我が部隊は明日まで補給に専念するとしよう。
私も退役の時が迫りつつあると言う事か・・・
503名無しさん@ピンキー:04/11/19 15:55:30 ID:vY3xsfo9
舌がザラザラってことは、おっぱいが10個あったりするんだよね?
504名無しさん@ピンキー:04/11/19 21:06:47 ID:S1/QWqBj
>503
そんな頼子さんは嫌です。
505名無し彩野(予定)市民:04/11/20 00:00:45 ID:J3VdsEaH
ベッドの上に中腰で佇むさくら。
その足元には萎びたペニスと菊門から白濁液を垂れ流す純一と同じく菊門とクレバス
の中からドロドロとした子種を垂れ流すことりが横たわっている。
さくら「ことりは口の中まで精液まみれだね。さて、今夜はことりの家に泊まっていくか
    ら其処で続きをしよう。しかも、三日三晩ことりの膣に入れっぱなしにしてね」
さくらは自分のモノを持ち、クレバスを開いて小鳥に向ける。
さくらの尻が引き締まり、膣口からビュッとザーメンが飛び出したかと思うとクレバス上
部とさらにその上にある肉棒から黄金水が放出される。
ビチャ、ビチャ、ビチャッ
クレバスからの小水は勢い良く、肉棒からのそれは大きく弧を描き、ことりの顔に当たる。
さくら「僕はお兄ちゃんの、いや、今はお兄ちゃんが僕の犬だけど犬は自分のテリトリ
    ー争いの為に尿でマーキングする。これでことりは完全に僕の物になった」
しかし、気を失っていることりにそれが聞こえるはずが無い。

股間の異常な熱さに目を覚ますことり。
自分の部屋でさくらが自分相手に腰を打ち付けている。
その膣を穿つさくらのモノから発せられた精液のせいだと悟る。
さくら「起きた?」
ことり「や、やめて、赤ちゃんできちゃう」
さくら「ここ二、三日が危険日なんでしょ、危険日って言うのもなんか変だね」

さくらがことりの膣に射精してどれくらい経ったのだろうか。
さくらのモノはまだことりの膣に入ったままだ。
おもむろに腰を進めるさくら。
子宮口に当たる。
さくら「いくよ」
  続く
506名無し彩野(予定)市民:04/11/20 23:04:59 ID:GnKkIrvY
浦和レッズ優勝の為、アルコールを浴び過ぎたので翌日更新します。
さいたま、さいたまw
507名無しさん@ピンキー:04/11/21 03:00:40 ID:8w1Rrf9Q
えむしけ氏まだ〜〜??
援軍求む!あばむ!!
508名無しさん@ピンキー:04/11/21 07:55:19 ID:nBDTN7DB
>506
さいたま県人だったのか・・・
509どこかの猫耳:04/11/21 09:19:22 ID:8w1Rrf9Q
…数日前の事でした。
「…こほ、こほ」
いつものように洗濯物を干していた私は、体の変調に気がつきました。
「いけない、風邪かしら…そういえば」
原因として、思い浮かぶのは…先日の夜、お買い物から帰る途中に
不意の雨に打たれたことでした。
帰ってからすぐにシャワーを浴びて、暖かくしてから晩ご飯の支度に取り掛かったつもりだったのですが…。
「どうしたの、頼子さん…風邪?」
「いえ、たいしたことでは…こほ、こほ」
後ろから心配そうな口調で、純一さんが声をかけてくださいます。
「昨晩の雨、結構激しかったからなぁ…」
「大丈夫ですよ、このくらい」
「熱もあるかもしれないな」
顔の前で手を振る私に構わず、純一さんはずいっと近づいて、私の目の前に顔を寄せてきました。
眼前に彼が迫り、思わず胸が高鳴る…暇もなく。
こつん。
「…っ」
「んー…やっぱり、ちょっと熱もあるようだな。
 頼子さん、今日はもう休んでていいよ。家事は俺がやっとくからさ」
「ええっ…?そんな…そういう、わけには」
「ただでさえ頼子さんに、毎日家事を任せっきりだし…
 俺も毎日、申し訳ないと思ってたんだ。たまにはさ、休んでよ」
「で、でも…わ、私は…」
笑いかける純一さん。…でも、私は…
…私は、貴方にご奉仕するために、あの日のお礼をするために、ここにご厄介になっているのですよ…?
「でもも何もない。あんまり拒否されると、俺が役立たずみたいじゃないか?
 俺も毎日、かったりいかったりいばっかり言ってるわけじゃないんだぜ?たまには任せてくれよ。
 …はぁ、音夢がいれば、仕事も分担できたのになぁ」
『任せてくれ』と言っているそばから『かったりい』とつぶやく純一さん。
なんだか、その姿がすごく彼らしくて……私は微笑を浮かべながら、
その日は好意に甘え、横になったのでした。
510どこかの猫耳:04/11/21 09:20:33 ID:8w1Rrf9Q
…後日、4丁目の長老さんに相談してみました。
この感謝の気持ちを、彼に伝える方法はないものかと。
…会合に集まっていた、私より一回り上のお姉さまが私に耳打ちします。
「そういう時は、体でご奉仕するのが一番よ」
「…体、で?それって、まさか…」
頭の先から足の先まで真っ赤になるのがわかりました。
「相手は男なんだし、そういうことをされて喜ばないはずないわよ」
「で、ですが、私…」
「彼が、好きなんでしょ?だったら、なおさらよ。
 好きな男は、体で、縛り付けなくっちゃ」
なんだか、強引に納得させられた気もしましたが…私は、頼れる先輩の
貴重な意見に従い、実践してみる事にしたのでした。

案の定、話を持ちかけると、純一さんは面食らっていました。
でも、正直、そのときの私は切羽詰っていて、これを拒否されたら
他にどうしたらいいかわかりませんでしたから…
「…じゃ、じゃぁ、お願い…できる、かな」
顔を真っ赤にし…頭を掻きながら、純一さんが承諾してくださったとき、
私はほっと、胸をなでおろしたのです。
それと同時に…恥ずかしさと、緊張がいっぺんに襲い掛かってきて。
その場に立ち尽くして、ぶるぶると震えていると。
「…無理、しなくて良いんだよ?君が本当は嫌なんだったら、俺は…」
優しく肩に手を当てて、彼が気遣う声をかけてくださったとき。
「…いいえ。そう…させてください。
 私の感謝の気持ちを…私の、想いを。純一さんに、受け取って、欲しいんです」
私はそう、口にしていました。
そう…私は、純一さんを愛していたから。
だから私は、ここで勇気を出さなきゃならないと…思ったんです。
511どこかの猫耳:04/11/21 09:22:41 ID:8w1Rrf9Q
純一さんが傍らからティッシュを数枚引き抜き、
私の口を拭ってくださいました。
「あ…。このくらい、自分で」
「いいのいいの、任せておいてよ。
 頼子さんには、気持ちよくしてもらったし…それに」
私の口にこびりついた、白い液体を拭いきると、彼は顔を近づけ、
躊躇うことなく…私の唇に口付けてくださいます。
「…ぅん…!!!」
…少し、長い…キスを終え。
「…それに、今度は…頼子さんを気持ちよくするのは、俺の役目だからさ」
「え……?」
目をぱちくりする私。顔が真っ赤になっていくのがわかりました。
「あの、それは、つまり」
「…頼子さんと、最後まで…したい」
純一さんも…真っ赤になって、そう答えます。
「……」
「…ダメ、かな?」
「…ん、んんん!!」
私は慌てて首を振りました。純一さんに、体を求められた、と気づいて、頭が真っ白になりかけていましたから。
「いえ、や…はい!わ、私で…良かったら」
そう、声を絞り出すのが…精一杯でした。
512名無し彩野(予定)市民:04/11/21 23:51:50 ID:/+TtH+mW
私用の為、今日も無理です。
申し訳ない・・・・・・
513どこかの猫耳:04/11/22 10:30:20 ID:t/kNlgN9
>512
いえいえ、自分のペースでどうぞ〜。
…だけど、やっぱり鬼畜さくらって珍しいですね(苦笑
514名無しさん@ピンキー:04/11/22 13:04:42 ID:tZkVs6+f
やっぱ愛があるHの方がイイ!
515名無し彩野(予定)市民:04/11/22 23:43:27 ID:4JJp0lmo
毎日更新を目指しているので何時の間にか話がずれていくのです。
と言うか小生も他の職人さんの如く纏め書きしたものを出したいけど、
そうするとスレが寂れてしまう可能性が高いので・・・


ところで以前、口の悪いシナリオライターが言っていました。
「ロマンチックな話を書く奴に限って浪漫の欠片も無い」と・・・
その理論を元にすると小生は中途半端にロマンチストな方にw
他の職人の方はどう思います、この理論?

516名無し彩野(予定)市民:04/11/23 00:20:56 ID:gYCMOUE5
ことりは一人、ぼんやりと霞む桜並木を歩く。
声「だから言っただろ、魔法の代償は大きいと・・・」
桜の木の下に佇む金髪碧眼の老婆。
ことり「お願い、助けて、私を助けて・・・」
老婆はフゥと溜息を吐く。
ことり「お願いします、私なんでもします、だから・・・・・・」
老婆は顔を上げ、厳しい表情でことりを睨みつける。
老婆「まだ分からないのかい!魔法を使えばさらに不幸が招かれる事をっ!」
あまりの剣幕に言葉を失うことり。
老婆「でもね・・・あんたはあまりに魔法に頼りすぎた・・・・・・わたしゃもっと、強く引き
   止めておけば良かったと今になって後悔しているよ」
俯く老婆。
そして何気なく手をかざすと何も無い空間にぼんやりとした映像が流れ出す。
徐々に画像が鮮明になっていく。
ことり「な、なんで・・・」
その映像はなんと姉の暦が学校の教室で男性教師や男子生徒に輪姦されている物
だったのだ。
老婆「あんたが余りに魔法に頼り過ぎた為に初音島の、いや、この世界のバランスが
   脆くも崩れ去ろうとしているのさ。今、写っている光景はそう遠くない未来に起こる。
   そして、それを回避するには、結局のところ、あんたが魔法に頼るしかないのさ・・・」
寂しそうに呟く老婆。
老婆「あんたが魔法に頼りすぎなければ純一と添い遂げることも可能だったろうけど・・・」
ことり「でも、私は・・・」
老婆「でもなんだい!純一の愛を受ける為だけでも魔法を使わなければ!そこまで愚
   かしい人間に育つとは・・・・・・私も考え付かなかったよ・・・・・・」
老婆の両頬に滴が流れ落ち、老け込んだ顔がさらに皺くちゃになる。
そして、蚊の泣くような掠れ声で言った。
老婆「すまないねぇ、純一・・・・・・」
ことりにはそれが何を意味する物なのか皆目見当も付く筈が無かった。
    続く
517えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/11/23 01:16:41 ID:Yd50FPrq
ネタ書きをさぼってましたが、再開しました。遠日公開。

さて、身分を弁えずにレスしちゃおう

>>猫耳さん
何というか、読んでいて非常にドキドキしました
純粋に純一を想う頼子さんに非常に好感が持て、とても素敵です
贅沢をいうと前に上梓されたものとあとから上梓されたものの繋がりを読みとるのに
少し戸惑ってしまった節がありましたが
ここの読み手さんは聡明な方が多いので、大した問題ではないように思います
『…頼子さんと、最後まで…したい』の部分も気になる次第ですので、どうぞヨロスコ

しかしいいスやね、俺のアイデアが他の人の手によって形を為す、っていうのは……
嬉しいアルわ

>>515
つうことは俺は超ウルトラロマンチストってことで宜しいか?
518名無し彩野(予定)市民:04/11/23 02:54:12 ID:shYE4Bk7
え、遠日でつか・・・
 
>つうことは俺は超ウルトラロマンチストってことで宜しいか?
   ファイナルアンサー?
519旅猫:04/11/23 10:42:52 ID:iC4BoMRW
何日が経っただろうか。

フェンス越しに沈んでゆく夕陽を見つめながら想う。
結局、あれからあの事について考えるのはやめてしまった。
情けないが、俺にはあの悲しさの原因を知り、真っ向から受け止める勇気が無いようだ。
いや、だからこそ俺は忘れてしまったのだろうか。
信じたくなかったから。
拒絶し、忘れてしまいたかったから。
そうかもしれない・・・・。
だが、もういい。
俺が忘れてしまった大切なもの。
俺はそれを自分の心の中に仕舞うことにした。
過去の事だと自らに言い聞かせて。


「それにしても、まだ来ないのか・・・・」
辺りを見まわすものの、当然のごとく俺以外の人影は無い。
まぁ放課後の屋上なんて用事がなけりゃ来る奴なんていないか・・・
「で、俺にはその用事がある訳だが、待ち人が来ないんじゃなぁ・・・ハァ・・・」
溜息をつきながらひとり愚痴る。

ふと空を見上げると燃えるように紅く染まる空が目の前に広がっていた。
その中を千切れた雲たちがもの凄い速さで走ってゆく。
「凄い空だな・・・・・・」自然に呟きが漏れる。
そして想う。どこかで見たような景色だと。
520旅猫:04/11/23 10:43:48 ID:iC4BoMRW
「朝倉君」
「ん?」
重い扉が音を立てて開く音と共に待ち人が現れた。
「やっと来たか・・・」
待ち人、ことりは申し訳なさそうにペコリと謝る。
「ごめんなさい。ちょっと用事があって抜けられなかったんです」
「来ないかと思ったよ」
「さすがに呼び出しておいて来ないってことはないですよ〜」
苦笑しながら言うことり。
「そうだよな」俺もつられて笑う。
今日ことりに呼び出された理由。
内容は教えてくれなかったが、俺に話したいことがあるとかないとか。

「それで、話ってなに?」
結構待たされたのでさっさと本題に入ることにする。
「うーんとね・・・」
俺と同じようにフェンスに手を当てながら夕陽を眺めることり。
その横顔が心なしか赤くなっているような・・・・
いや、夕陽のせいか?
ことりはなにやら真剣な顔をしてぶつぶつ呟いている。


「・・・・・・よしっ」
やがて自分を鼓舞するかのように呟いたことりは俺と向き合った。
「これは真剣な話です」
まっすぐ俺を見つめながら言うことり。
「あ、ああ・・・」
慌てて俺もすこし姿勢を正す。
深呼吸したことりは一気に言った。
521旅猫:04/11/23 10:45:34 ID:iC4BoMRW
「わたしは、朝倉君のことが好きです!」

その言葉の意味を知覚するのに数秒かかった。
ことりが・・・・俺のことを・・・・好き?
目の前で顔を真っ赤にして俯いていることり。


俺は・・・・・・俺はどうなのだろう?
ことりとは学園のアイドルだとかそんなことは気にせずに、普通の友達として
付き合っていた。
そういえば何時だかことりも
「わたしのこと、普通の女の子として付き合ってくれたのは、朝倉君が初めてなんです」
そう言って嬉しそうに微笑んでいた。
一緒に居るだけで安心する。居心地がいい。
ことりは今までになかったタイプの友達だった。


「・・・・・・・・・」
けど、それだけか?
俺は心のどこかでことりに惹かれていたんじゃないか?
一緒に歩いたり、他愛の無い事を話したりするだけで楽しかった。
いつも一緒に居たいと思った事も何度かあったはずだ。

もう、陽が沈む。
その前に、ことりの想いに答えなければならない。

522旅猫:04/11/23 10:46:10 ID:iC4BoMRW
だから俺は、ことりに向かい、言った。
難しい言葉じゃない、俺なりの率直な気持ち。
「俺は・・・・・・・俺も、ことりのことが好きだ」
「朝倉・・・・君・・・・」
顔を上げ、潤んだ瞳で俺のことを見つめてくる。
ことりの顔を真正面から見据えて俺はもう一度はっきりと言った。

「俺もことりのことが好きだ」
そして、ぶつかるように飛び込んできたことりをやさしく抱きとめる。
ふわっと立ち上った甘い匂いが俺の鼻腔をくすぐる。
ことりの体は見た感じよりもずいぶん華奢に思えた。
「うぅっ・・・・ぐすっ・・・・・」
かすかに肩を震わせて泣いていることりを抱きしめたまま、
しばらくその長くきれいな髪を撫でてやる。
「うぅっ・・・・・うれ・・・しい・・・・」
やがて顔を上げたことりと無言で見つめ合う。
言葉は、要らない。

これ以上無いというほどに紅く染まった空の下で。

恋人同士になった俺達は。

静かに、キスを交わした。
523旅猫:04/11/23 10:47:57 ID:iC4BoMRW
「あぅ・・・・・緊張するね・・・・・」
「はは、そうみたいだな」
俺の部屋のベッドの上。
目の前には不安そうに俺のことを見上げることりがいる。
「それにしても、ことりから誘ってくるとはな・・・ついさっき告白したばかりなのに」
「えと、そ、それは・・・・」
「それは?」
「あの・・・・それだけ朝倉君の事を想ってたってことだよ・・・」
恥ずかしいのか、顔を真っ赤にしてボソボソ言うことり。

・・・・・・・・可愛い・・・
「きゃっ」
不意を衝いてことりを抱きしめる。
「やっぱり可愛いな、ことりは」
「そ、そうかな?」
戸惑ったような顔も可愛さが滲み出してくるようだ。
「・・・・ことり」
「うん・・・・」
俺の意図を悟ったのか目を閉じて身を委ねてくれる。
そのまま顔を近づけ、ことりの紅い唇に俺のそれを重ねた。
「んっ」
ことりの唇は柔らかく、温かかった。
524旅猫:04/11/23 10:49:01 ID:iC4BoMRW
なぜか安心する。
彼女がここにいるということを実感させてくれる。
そのままその柔らかな感触を楽しむように擦りあわせる。
「んんっ、んぅっ・・・・」
「ふむぅ・・・・・んんっ」
やがて重ねるだけでは物足りなくて、俺は舌をことりの口内に挿し込んだ。
「んんっ!?」
突然の出来事に驚いていることりの舌を絡めとると、ゆっくりと愛撫していく。
「んんぅ、んんっ、んっ、んっ、ちゅっ、」
「はむっ、んんっ、ちゅっ、ちゅるっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ」
最初はおずおずといった感じで動いていた舌も、要領を得てきたのかスムーズに絡み合う。
「ちゅっ、くちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、んっ、んふぅっ」
「んむぅっ、ちゅっ、ちゅくっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅうっ」
お互いの口から溢れ出た唾液が滴り落ち、シーツを汚していく。
「んんっ、んっ、ちゅっ、ちゅるっ、ちゅっ、ちゅぅっ、んんっ、ぷはぁっ!」
「はあっ、はあっ、はあっ、んっ、キスって、こんなに気持ちいいんだね。」
とろんと欲情した瞳で見つめてくる。
「ああ・・・・」
525旅猫:04/11/23 10:49:28 ID:iC4BoMRW
「じゃあ、次は・・・・」
もう一度ことりの体を横たえると制服の上からすこし大きめの胸に手を当ててみる。
「んっ」
はじめて触ったことりの胸の感触にすこし感動に似たものを感じながら
そのまま全体を撫でるように手を動かしていく。
「・・・・んぅっ」
くすぐったそうに身をよじることり。
「ことりって、結構胸大きいんだな」
「え?そ、そうかな?」
「ああ、普通の娘よりは大きいんじゃない?」
「う、うん・・・そうかもしれない・・・」
ことりの胸の感触を味わうようにゆっくり、やさしく揉んでいく。
ふに、ふに
やや硬さは残るものの、とても柔らかい。
「んんっ・・・・あふぅ・・・」
ことりの口から艶っぽい吐息が漏れる。
「気持ちいい?」
「う、うん・・・」
526旅猫:04/11/23 10:50:04 ID:iC4BoMRW
胸を直に触りたくなった俺は、ことりの体を覆っている制服を
脱がしていく。
やがて下着だけの姿になったことりの体をまじまじと見つめる。
「うぅ・・・・恥ずかしいよぉ・・・」
顔を真っ赤にして体を隠そうとする。
「大丈夫・・・・きれいだよ・・・ことり」
優しく隠そうとしている腕をほどくと、胸を覆っている黒のブラジャーを上にずらし、現れた良い形の胸を両手で包み込むように揉んでいく。
直に触れた胸は驚くほど柔らかかった。
「んぅっ、ふあぁ、んんっ・・・」
「んんぅ・・・ふぁっ、ああっ」
徐々に勃ってきた乳首を口に含み、舌でゆっくりと転がす。
「あぅっ!ふぁあぅ、あんっ、ああっ、んあっ、はあぁっ」
「ことりって感じやすいんだな」
「ふあぁ、あぁぁ、んぁぁ、そ、そんなことないよぅ」
「そうかな?」
下着越しにことりの秘所に触れてみる。
「んんぅ!」
割れ目に沿ってゆっくりと指を上下させてやると、それだけでねっとりとした粘液が指に絡み付いてくる。
「ほら、こんなに濡れてる・・・」
ことりの愛液が絡みついた指を見せてやると、いやいやするように顔を覆ってしまう。
「そんな、見せないでよぉ・・・」
「んじゃ、もう少し」
再び指をゆっくりと往復させる。
「んんぅっ、ふぁあっ、ああぁっ、んぐっ」
「あんぅ、はぁぁっ、ああっ、んあっ、はあぁ、ああっ、ひゃぁっ、あぁっ」
ふと指先に触れた突起のようなものを押してみる。
「ひゃぅぅっ!はぅっ、あっ、あぁっ、ふぁぁぁ」
しばらく愛撫を繰り返した後、すっかりびしょびしょになり、役目を果たせなくなった
下着を脱がす。
527旅猫:04/11/23 10:50:46 ID:iC4BoMRW
「ことり、そろそろ・・・・いいか?」
そう俺が聞くと、荒い息をしながらもことりはゆっくりと頷いた。
「うん・・・私も、欲しい・・・」
俺は素早くベルトを緩めると、ズボンの中から膨れ上がった自分のモノを取り出す。
「おっきいんだね・・・・」
初めて目にした異物に目を丸くすることり。
「じゃあ、いくぞ」
「うん・・・」
モノをことりの秘所にあてがうと、ゆっくりと腰を押し出していく。
「んんぅっ!」
シーツをギュッと握り締め、挿入の痛みに堪えていることり。
ことりの中は狭く、思うように進むことができない。
「ううぅっ、い、いたっ!」
「くっ!せ、狭い・・・」
だが、徐々にモノがことりの中に埋没してゆく。
と、先端がなにかにぶつかる。
紛れもなく、ことりの処女の証だ。

「朝倉君・・・・来て」
か細い声で俺に呼びかけてくる。
「ああ、いくぞっ」
ことりの腰を両手で掴んだまま、ぐっと押し込むと、膜を破る感触の後、モノが一番奥まで到達した。
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ことりが破瓜の痛みに絶叫する。
528旅猫:04/11/23 10:52:05 ID:iC4BoMRW
「はあっ、はあっ、はあっ、はあぁぅぅ・・・・・」
ギュッと目を瞑り、痛みに耐えていることりの頭を撫でてやる。
「・・・大丈夫か?」
「すごく痛い・・・・痛いけど、それ以上に嬉しいよ、朝倉君・・・・」
「そうか・・・」
幸せそうに微笑むことりに、俺もふと笑みが浮かぶ。

ことりの膣内は先程までの愛撫ですっかりとろとろになり、
それでいて断続的に俺のモノを締め付けてくる。
これは・・・あんまり保たないな・・・
「・・・・ことり、そろそろ動いてもいいか?」
「うん・・・もっと朝倉君を感じさせて?」
その言葉が合図となり、できるだけことりが痛くないようにゆっくりと動き出す。
「うんぁぁぅ、いっ、痛ぁっ、ああっ、うぅぁぅ、ぁぁっ」
「はあぁぅ、うぁぁっ、はあぁっ、ああぅっ、ふぁぅっ」
「んぁぁぅ、ああぁっ、はあぁぅっ、ふぁぅっ、はあぁっ、ああぁっ」
「ことりっ、うっ、うぁぁっ」
「あ、朝倉くぅんっ、う、嬉しいよぉっ」
529旅猫:04/11/23 10:52:35 ID:iC4BoMRW
徐々に、痛み以外の声が混じりはじめる。
「ああぁ、はあぁ、ふぁっ、あぁっ、うぁっ、はあっ、あぁっ、ぁぁ」
捻りを加えたり、角度を変えながら突いたりと、色々試しながら
必死に挿入を繰り返す。
「あんっ、ああっ、あっ、あっ、あっ、ああぁっ」
性器同士がぶつかる音と、息遣い、そして喘ぎ声が部屋に響く。
いまや結合部は愛液でぐちゃぐちゃに濡れ、卑猥な音を立てる。
「ああっ、はあっ、ああっ、ああんっ、はあぁっ、ふぁぁっ、んんっ」
「あああっ、んんぅっ、ああぁっ、あっ、あっ、あっ、ああっ」
だんだんとことりも感じてきているようだ。
俺は手を伸ばすと、ことりの豊かに実った果実を揉みしだく。
「んぁぅっ、ああっ、はあっ、ふぁっ、ひゃぁっ、んんっ」
「んぁぁぁっ、気持ちいいよぉっ、朝倉くぅんっ」
「うぁっ、ことりっ、ことりぃっ!」
性器同士をぶつけ合い、快楽を貪る俺たち。
そんな中、射精感が込み上げてくる。
俺はラストスパートとばかりに、限界まで腰の動きを速める。
「ああああっ、はあぁぁっ、ひゃぁぁぁっ、ふぁぁぅっ!」
「ああっ、あんっ、あぅっ、あっ、あっ、あっ、あっ」
「こっ、ことりっ、でるっ!」
「な、膣内に、お願い、膣内にだしてぇっ!」
「うっ、うぁぁっ!」
「ふぁ、ああああああぁぁぁぁぁぁっ」
530旅猫:04/11/23 10:53:20 ID:iC4BoMRW
ビュクッ、ビュッ、ビュッ、ビュッ、ビュッ!
大量の白濁液がことりの膣内に吐き出された。
頭の中が真っ白になるほどの開放感の後、ことりの横にどさりと倒れこむ。
「はあ、はあ、はあ、はあ・・・」
「ふあぁ、はあ、はあ、はあ・・・・」
しばらくの間、ふたりとも酸素を求めて喘いでいた。


「ことり・・・・」
「なに・・・?」
「痛くなかったか・・・?」
「うん・・・大丈夫・・・・気持ちよかったよ・・・」
恥ずかしそうに微笑む。
「そうか・・・・」
俺も微笑みかける。
531旅猫:04/11/23 10:53:58 ID:iC4BoMRW
窓の外は闇に染まっている。
ふたりで身を寄せ合いながら、情事の後のけだるい、しかし穏やかな時間が過ぎてゆく。
「朝倉君・・・」
「ん・・・・?」
俺の腕を枕にしていることりの方を見る。
「・・・・・これからは、私とずっと一緒に居てくれるんだよね」
どこか真剣な問い掛けに思えた。
「ああ・・・・・約束するよ」
「うん・・・・ありがとう・・・」
そう言ってことりは本当に幸せそうに微笑んだ。

「幸せなんだろうな・・・」
「そうだね・・・・・」
「ははは・・・・」
「あははは・・・・」
ふたりして笑いあう。
こんなに幸せでいいのだろうか。
そう自分に問い掛けたくなるほど幸せだと思えた。
532旅猫:04/11/23 10:55:32 ID:iC4BoMRW
それからしばらく天井を見上げてぼんやりしていた。
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「あれ・・・・なんか・・・眠くなってきた」
突然もの凄い睡魔が襲ってくる。
瞼が重い。
「寝てもいいよ。私はここにいるから・・・」
ことりの言葉にどこか違和感のようなものを感じたが、既に正常な思考ができるほど
脳が働かなかった。
「・・・こと・・・り」
なんとか絞り出したその言葉を最後に、俺の意識は夢の世界へと旅立っていった。

「・・・・・・・・・朝倉君・・・・」

「・・・・・私は・・・・・裏切らないからね・・・・・」
静かに呟かれたその言葉は、眠りに落ちた純一の耳に届く事もなく、消えていった・・・。

533旅猫:04/11/23 11:00:32 ID:iC4BoMRW
ようやく投下・・・・・って
一ヶ月以上経っとる!Σ(゚д゚lll)
待っててくれた方、スマソ・・・・・orz
534旅猫:04/11/23 11:10:11 ID:iC4BoMRW
>>515
浪漫ですか・・・・・
私の場合この理論があてはまるような・・・・・
535名無しさん@ピンキー:04/11/23 13:19:05 ID:AUakl1Ap
旅猫氏キターwwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─!!!!
GJ!GJ!!GJ!!!



やはり最初はことりENDだったか

って、ことり知ってたのかYO!w
536どこかの猫耳:04/11/23 18:06:51 ID:/6a8ix6X
参考リンク
>293-299

お疲れ様です。待ちわびていましたw
なんだか含みのある引きですが…この先一波乱あるのでしょうか。
537旅猫:04/11/23 19:58:29 ID:iC4BoMRW
>>536
しまった・・・・・・・・(´Д`lli)
END付けるの忘れてた・・・・・・・
538名無し彩野(予定)市民:04/11/23 22:18:59 ID:NGz8j/WW
GJ!!
短い期間に結構な量のSS、スレ立てした小生としては真に心強き限り。
私も賞味期限が切れているので消えて無くならないようにネタを提供せねば・・・・・・

小生の書いている物のラストとは非常に対照的なラストですね。
職人の個々の作風に幅が出てきて非常に良い傾向かと。

>さいたま県人だったのか・・・
埼玉県人どころか、信号待ちを入れて曲芸まで歩いて二分位。

>しまった・・・・・・・・(´Д`lli)
END付けるの忘れてた・・・・・・・

続編を作れば問題無しw
539名無しさん@ピンキー:04/11/23 23:03:21 ID:AUakl1Ap
続編作ったら間違いなく君望化するなw
540名無し彩野(予定)市民:04/11/24 00:16:44 ID:ndMdLxSj
ついに完結できた・・・
力尽きたので一時までには更新します。
ことりがあんなラストを迎える話は多分、これ以降も出てこないと思われる・・・・・・
前回のオバカなラストとはまったく正反対の方向性に・・・・・・
541名無し彩野(予定)市民:04/11/24 00:37:29 ID:ndMdLxSj
ことり「んんっ」
目を覚ますことり。
目の前には時計がある。
ことり「サッカーボール?あれ、ここ、どこだっけ」
起き上がることり。
しかし、自分が何も身に纏っていない生まれたままの姿だということに気が付いて布
団の中に潜り込む。
何か大きな物にぶつかる。
ことり「じゅ、純一君」

薄暗い夜明け頃私は純一君の自転車の後ろに乗って自宅まで送ってもらった。
純一「じゃあ、ことり・・・また学校で・・・」
声「学校で朝帰りしたぐらいじゃヤリ足りないあんな事やこんな事でもするのかな、あ・さ・
  く・ら〜〜〜」
振り返ると其処には・・・
ことり「お姉ちゃん!!」

その光景を屋根の上から見ている黒装束の女。
女「使いすぎた魔法はいつか、そしてそれを利用して自らが幸せになる度に自らの運命が
  バランスを保つために急激な反発を起こす事がある・・・」
きびすを返し、飛び去っていく。
女「むしろ、魔法を管理する私はそれを実行しなければならない時が何れ・・・・・・」
542名無し彩野(予定)市民:04/11/24 00:38:11 ID:ndMdLxSj
そして数年後
白河家の前にタクシーが止まる。

タクシー車内にはことりが座っている。
運転手「お客さん、これから結婚式なんだって?」
ことり「ええ、学生時代からの彼と・・・」
運転手「恋のライバルを押し退けたりとかしてたんじゃ?」
ことり「・・・信じてもらえないでしょうけど、ある日から存在自体が消えてしまったんです。み
    んなそんな奴知らないって・・・」
運転手「そう、世界のバランスを保つ為にお兄ちゃんの記憶からも私は消え去り、今日と言う
     日を一日千秋の想いで待ちつづけたんだよ・・・・・・」
ことり「えっ」
運転手「でも、それも今日で終わり・・・残念だよ、ことり・・・・・・」
運転席の後ろに貼り付けてある搭乗員カードに金髪ツインテールの写真が貼り付けてある。
その時、フッと運転手が消える。
タクシーは交差点を赤信号に向かって突っ走っていく。

タクシーはスピードを落としつつも動き出しつつあったトラックの荷台にぶつかり止る。
ことり「た、助かったの?」
その時、反対車線側をタンクローリーが通りかかった瞬間、
タンクローリーが爆発、あたりは一面火の海となりその場にあった車は尽く燃え尽き、もし
くは跡形も無い。
543名無し彩野(予定)市民:04/11/24 00:38:48 ID:ndMdLxSj
丘の上の教会の屋根に佇む黒装束の女。
その女は起用にライフルを分解しつつ何気ないバッグに仕舞い込んでいく。
女の後ろに人型のうたまるが・・・
バッグと脱ぎ捨てた黒装束をうたまるに渡す。

ドォォォォォン!
大きな爆音と共に強い振動が教会を震わせ何事かと中にいた本日の招待者たちが外に飛
び出してくる。
白いスーツ姿の純一も飛び出してくる。
純一「一体何があったんだ」
そして其処にさくらが何食わぬ顔で現れる。
さくら「何か向こうのほうで燃えてるみたいだね」
純一「さくらか、アメリカからわざわざ来てもらって悪いな」
さくら「お兄ちゃんの一世一代の姿を見なかったら後悔するからね」
純一「言うようになったな、こいつめ」
わしゃ、わしゃと桜の頭を掴む。
一瞬、ニヤリとほくそ笑むさくら
さくら「あれ、そういえば新婦のことりさんはどうしたの、お兄ちゃん?」
             
               完
544名無しさん@ピンキー:04/11/24 01:15:52 ID:HjO8pcLc
何故だろう。ゴッドファーザーのテーマ曲が流れてきた…(;´_`;)
545名無しさん@ピンキー:04/11/24 17:57:06 ID:2od/V7GX
お前たちは消去された。

これはイレイザーだな・・・。
546旅猫 ◆TWnekoTQao :04/11/24 18:13:57 ID:xoygNjo9
さて、クリスマスも近付いてきたから
クリスマス純愛ものでも考えますか。

(´-`).。oO(音夢やことりはありきたりだしなぁ・・・・・・

(゚∀゚)!!そうだ!頼子さんにしよう!
題して「サギーのクリスマス」
これで考えてみることにします。
あ、もうひとつの分岐ストーリーも年末には投下できる予定です。
547名無しさん@ピンキー:04/11/24 18:49:45 ID:MYYeL9qB
美咲じゃなくて頼子かよ・・・
どんどん忘れ去られていくな・・・美咲
548名無しさん@ピンキー:04/11/24 20:42:31 ID:vI9zm3P6
仕方あるまい。
美咲は普通の人間で頼子さんは猫耳メイドだからな。
ん?そういえば何で俺、頼子『さん』って『さん』付けで呼んでるんだ?
美咲は呼び捨てなのにな・・・。
549どこかの猫耳:04/11/24 21:21:14 ID:E+Kbxi07
自分は本当言うと、美咲の方が好きなんですが…
一応需要を考えて、頼子でまず書いています。
時期が来れば、美咲ネタでも投下したいですね…
550名無し彩野(予定)市民:04/11/24 22:10:10 ID:qjfXIO2J
ことりファンの皆様、ことりがあのような最後を迎えるとは実は
私の予定にもありませんでした・・・・・・
さらに、ことりの存在そのものが消されて、代わりにさくらが
何食わぬ顔でヴァージンロードを歩くという選択肢もあったん
ですが、どの道ことりは救われないオチで・・・・・・


ところで以前告知した正月元旦に予定の「姫初め」物ですが
矢張り、正月と言うこともあって女の子は振袖姿という設定が
デフォルトだと思われますがどんなもんでしょう?
551名無しさん@ピンキー:04/11/25 10:17:02 ID:RgThcA03
>550
さくらの振袖

…七五三?(ぇ
酷すぎか。

それはそうと、振袖って脱がすの大変そうだよね
552名無し彩野(予定)市民:04/11/25 23:15:16 ID:dazABhLK
残念ながら、さくらの出番無しです。
以前のハーレム物の流れの話なので・・・・・・

>それはそうと、振袖って脱がすの大変そうだよね

脱がし方なんて皆の煩悩で解決できると本職は信じる次第でありますw
要するに一種の脳内補完のようなものです。
ある程度具体的に書こうとは思いますが・・・・・・
553名無しさん@ピンキー:04/11/26 00:24:29 ID:2bARXnfM
>>551
どちらかというと着せる方が苦労しました
脱がしたのばれたし…

うがぁ
良い子は着付けできるか確認してからにしましょうね?
554名無し彩野(予定)市民:04/11/26 00:59:19 ID:cgM9o4dC
貴重な体験をどうも・・・・・・
555名無しさん@ピンキー:04/11/27 23:36:36 ID:69HE+Qsf
成人式とか元旦とかだと着付けサービスがあるホテルとかもあるな
いや、あれは助かった
556名無しさん@ピンキー:04/11/28 15:46:45 ID:IA4W4kgM
旅猫氏・・・・はやく読みたい・・・
557旅猫:04/11/29 17:12:26 ID:oE4jMjIX
・・・・・・・・・(´Д`lli)
まだ少しも書けてないのに・・・・・・・
558名無し彩野(予定)市民:04/11/30 00:36:11 ID:RCrmydnv
音夢「どうしてたんだろう・・・」
ここは確かに私の部屋なのに久し振りのような気がしてならない。
音夢「そういえば、兄さんは・・・」
随分と長い間寝ていたみたい。
ただ、私の頭の中には、兄さんとの思い出がこれでもかと言わんばかり
にフラッシュバックされる。

私は兄さんの部屋のドアをノックする。
音夢「兄さん、いないの?」
部屋に入ると何もかもが無くなっている。
使われていたかさえ怪しい勉強机も、箪笥やクローゼットの中には下着の
一つも残っていない。
音夢「おかしいですね。一体何が・・・・・・」
空き巣にしては荒らした形跡も無いし・・・
声「ただいま」
私は階段を駆け下りる。
音夢「兄さんどうした・・・の」
ス、スーツなんか着て一体どうしたの・・・・・・

純一はそのままリビングに向かって歩いていく。
559名無し彩野(予定)市民:04/11/30 00:38:00 ID:RCrmydnv
がちゃっ

眞子が飛び込んできた。
音夢「・・・・・・・・・」
眞子の腕には赤ちゃんが・・・
音夢「眞子・・・もしかして、隠し子?兄さんとの・・・」
眞子も私を無視するかのように通り過ぎていく。
音夢「眞子、冗談だってばっ、ちょっと待って・・・」

チーン

仏壇の前に座っている純一。
純一「俺も結婚して、子持ちでお前の前でしか、かったるいなんて言ってらん
なく無くなっちまった」
しみじみと語る純一。

えっ!
音夢「眞子、やっぱり兄さんとの隠し子・・・」
あれ、それより不思議なことが・・・
リビングに・・・というか家に仏壇なんてあったかしら・・・・・・
真剣な顔で眞子も佇んでいる。
眞子「こうするとなんか不思議よね、ホント、音無がいるみたいに思えてくるわ・・・」
音夢「え、え、何の冗談よ眞子・・・」
純一「さて、行くか・・・」
眞子「そうね・・・」
私と仏壇をさえぎっていた兄さんが立ち上がる。
眞子「いい加減、その仏壇、家に運んだら・・・その方があの弧も寂しくないだろうし・・・」
音夢「わ、わたし・・・」
仏壇に私の写真が・・・
と言うことは私ってもしかして、
音夢「死んでしまったのぉぉぉぉぉっっっ!!」
560名無し彩野(予定)市民:04/11/30 00:39:47 ID:RCrmydnv
入れ忘れてた・・・・・・
    続く

因みに次回からエロが入る予定。
561名無し彩野(予定)市民:04/11/30 00:43:18 ID:RCrmydnv
>その方があの弧も寂しくないだろうし・・・

その方があの娘も寂しくないだろうし・・・
                  の間違いです。


相変わらず誤字だらけで申し訳ない.
562名無しさん@ピンキー:04/11/30 05:33:09 ID:KHUWUoKU
GJ!











にしても、名無し彩野(予定)市民氏のSSって、つくづく音夢が報われないような(w
563どこかの猫耳:04/12/01 23:03:09 ID:qZRD3F8u
ずいぶん時間があいてしまった割には、大して進んでいないのですが…
564どこかの猫耳:04/12/01 23:05:18 ID:qZRD3F8u
…再び、キスを求められました。
「ん……く、ちゅ、ちゅぅぅ…っ」
向かい合った体勢のままでベッドの上に座り、そこでぎゅっと抱きしめられての、
吸い付かれるような、深い口付け…。
…脳が、とろとろにとろけていくような、わけのわからない感じがしました。
「…っ。んん、ふ…っ」
互いの唾液が、ぴたりとくっつけられた二つの唇の中で、動き回る舌にかき回されて、
びちゃびちゃと音を立てています。その音が、なおさら、
私の頭から思考能力を奪っていくのです。
「…ぷはァ」
未練がましく、離れる唇。その間に伸びる、唾液の糸。
私たちは見つめあい…そしてまた、互いの体温を確かめるため、体を重ねるのです。
「ふ…はァ。よ…りこさん」
「…じゅんいち、さん?」
腰を引っ張られ、私の体は静かにベッドに横たえられます。
その上に覆いかぶさった純一さんが、舌を延ばして、私の顎から首筋に這わせました。
「…んん、ぁぁぁ」
思わず声が漏れました。今までに出した事がないような声質。
「より、こさん…」
「ぁ、ぁ…は、ぁ…?」
「…えっちな声、出てるよ…気持ち、よくなってくれてるんだね」
「は…ァ」
貴方の手際が良すぎるんです…そう言葉を紡ごうとした、私の唇は
彼の口付けで、再び塞がれるのでした。

キスをされながら…私は、自分の下半身の方から、衣擦れの音が聞こえるのに気づきます。
純一さんが右手を伸ばして、半端に立てられた私の膝辺りから、スカートを持ち上げているのです。
スカートは股間の下辺りまで持ち上げられ…露出した太股を、撫で回される感触がして、
私は思わず、
「ぁ…ぁぁ、あぁ」
声を上げずにはいられなくなります。
565どこかの猫耳:04/12/01 23:07:51 ID:qZRD3F8u
「太股、感じる?じゃあ…ここはどうかな」
這い回っていた右手が、さらに秘部に近づいていって。
「ぁ、ぁぁっ…ダメ、だめ、じゅんいちさん」
そこはまだ、早すぎます…と言おうとしても、感触に…快感、に、すべて押し流されてしまいます。
「…じゃあ、別の場所は…そうだな、こっちは?」
純一さんが、私の上で軽く体勢を変え、腰にまたがる体勢になったかと思うと。
彼の両手が、私のエプロンを持ち上げる胸の上にあてがわれました。
「やっ…ぁ」
「頼子さん、胸大きいよね…Dカップぐらいあるのかな」
「…はっ、はかったこと、ない…から」
「…実を言うとさ…今まで必死に我慢してたけど、こうして、触って揉んでみたかった」
「んん…ん!!」
ぎゅぅぅ。痛いくらいに、私の双丘が彼によって揉みしだかれます。
服が、先端で擦れて…体全体が、味わった事のない快感で震え上がるのがわかりました。
「あぁ…すごいな。俺の手の中で、こんなにも形が変わるよ、頼子さんのおっぱい」
「そんな、おっぱい…だなんて呼ばないで、恥ずかしいです…っ」
顔が真っ赤なのが、自分でもわかります。純一さんの顔が見れません。
私は軽く脇を向いて顔を逸らしたまま、彼が私の胸の感触を楽しむのを感じ続けていました。
「ほら…見てごらん、服の上からも…乳首が立ってるのがわかるよ」
胸の頂点に親指をあて、そこに重点を置いてこね回す純一さん。
…確かに、彼の愛撫によって、私の胸の先端はかなり熱を持って敏感になっていますが…
そこばかり責めてくるなんて、純一さんの…えっち。
566どこかの猫耳:04/12/01 23:09:30 ID:qZRD3F8u
「は…ァァっ…う…くぅぅッ…」
「喘ぎも色っぽいよ、頼子…ねぇ、もう直接触ってもいい?」
「え…?」
言うか言わずか。純一さんは、私のエプロンに手をかけると…びりびりびり。
「…い、やぁぁぁっ!?」
胸元から真っ二つにエプロンを引き裂いたのです。
「な、何するんですか、純一さんっ!?」
そして、なおも彼は、ブラウスの中央、二つの胸の真ん中に手を差し込むと、
「こんなにきつそうにして…。頼子、今、自由にしてあげるからね」
ぶちぷちぷちっ!!ブラウスを左右に引っ張り、ボタンを弾き飛ばしたのでした。
「じゅ、じゅんいちさん、やだぁぁぁぁっ!!」
「ほら、左右に開かれたブラウスの間から、おいしそうなおっぱいが出てきたよ」
すでに純一さんの目の色は変わっていました。

「いや、ですっ…突然何、なさるんですかっ」
私の両腕を押さえつけ、上から見下ろす純一さん。
その視線は情欲に取り付かれ、すでに正気を失っているかのよう。
今まで感じていた幸福感や安らぎ…それとは全く別種の、恐怖、に似た感情が
私の全身に巻きついてくるのがわかりました。
「本当に…やらしい体をして、頼子」
片手で私の両腕を強引に押さえつけたまま、彼は私の胸を
下着の上から、乱暴なほどに揉みつけてきます。
567どこかの猫耳:04/12/01 23:12:03 ID:qZRD3F8u
「もう下着も邪魔だね。取っちゃおう」
真ん中の付け根の部分を引っ張られ、もぎ取るように下着を上にずらされます。
たゆん、と弾みをつけて、二つの乳房がまろび出るのが、見えました。
「やだっ…、もぅ、やめて、下さいっ」
「口ではそういって、ほら」
私の両腕を組ませて頭の下に押し込み、空いた両手でもって
揺れる双丘をしっかりとわしづかみにしてくる純一さん。
続けて、指で先端の部分をつまむようにされると、
「…ぁ、ん、んん」
意思とは全く正反対に、私はか細い声を上げるしかありませんでした。
「ほら、乱暴にされて、逆に感じてるじゃないか」
「…感じて、なんて、いませんっ…!
 おねがい、さっきまで…みたいに、あぁふっ、やさしく、してぇっ…」
「その甘い声は何なのかな。それに……証拠だってある」
片手を胸から離し、ゆっくりと後ろへ持っていったかと思うと、
彼はさっき半端にめくり上げられたスカートの中にその手を突っ込んできます。
「…な、何を…っ、ぁ、は、ふぅぅっ」
思わずかすれた声をあげる私。
「…思ったとおりだ。もう、びっしょりじゃないか」
下着の上から私の…敏感な、部分を撫で、純一さんは笑みを浮かべます。
普段の優しい彼とは全く違う、欲情を満たすことに喜びを見出している、そんな表情…
「それは、さっき…まで、っ、貴方が、優しく、触って、下さった…から」
「いい加減に認めたらどうだ?自分は、激しく犯されるのが好きです、ってね」
「そ、そんな…あぁぁっ」
づぷ、づぷ…下着の上から、彼の指が…私の中に、めり込んでくるのがわかりました。
「ほら、どんどん入っていくよ…」
どうして、こんな事に?何故、純一さん…?
私が悪いの?私が、純一さんの情欲を駆り立てる体つきをしているのが悪いの?
嫌です、純一さん…私と貴方の、初めてが、こんな…だなんてっ
「…嫌ァァァっ!!!」
…ぱっちぃぃぃんっ。
568名無しさん@ピンキー:04/12/02 00:26:54 ID:Nw9w80e6
GJっす!!
気になる終わりかただなぁ・・・
569名無し彩野(予定)市民:04/12/02 23:54:38 ID:LVdSxSSr
暗闇が迫る中、私は水越邸に入り込んでしまいました。
音夢「兄さん・・・」
居間に行くと眞子と萌先輩がいました。
音夢「あれ?萌先輩、妊娠してるんだ・・・」
大きなお腹を抱えている先輩。
もしかして、兄さんのお嫁さんって先輩なの?
兄さんは先輩のお腹を押さえて寄り添う。
音夢「なんか、切ないよ・・・兄さん・・・」
このはち切れんばかりの想いはどうすればいいの?
肉体は既に存在しないのに、この胸の痛みは何?
でも、兄さんは私なんか知る由も無く・・・・・・

純一「駄目だよ、先輩」
萌「純一君、又、先輩って言いましたね〜。プンプンです」
先輩は膨れっ面で顔を背ける。
純一「ごめん、悪かった。愛してるから許してくれ〜」
萌「ふふ、冗談ですよ。さて、眞子ちゃんも待ってるでしょうからそろそろ
  行きませんか?」
兄さんは先輩の腰に手を回し一緒に歩いて行く。
辛い、辛すぎる・・・
570名無し彩野(予定)市民:04/12/02 23:55:35 ID:LVdSxSSr
本来、未来にこんな光景を手に入れるのは、入れていて当然の位置に居た
私が兄さん主演のラブコメディを見なくては為らないのだろう?
頬を伝う涙。
もう、止めることが出来ない。
崩れ落ちる私は滂沱するしかなかった。
誰も気付かない、気が付ける筈の無い私は今までに無いくらい泣いた。
このまま、兄さんの日常に心を痛めつつ存在しつづけなければならないのかしら・・・

どれ程、泣いたのだろう。
聞き覚えのある声にふと、顔を上げると白河先生と妹の白河ことりが二人
して兄さんと先輩が向かった方向に進んでいく。
私の直感が告げる。
何か在る、兄さんと何かが在る。
そう、告げる直感に従い、二人の後を付けて行く私。

そして、離れの一角にある部屋のドアのノブに先生が手を掛けてそれを回す。
一体、この部屋で何が行われるのだろうか?
その時、私の胸は切なさより好奇心から来るドキドキが止まらなかった。

  続く
571えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/04 01:46:44 ID:WlNs40aP
ヒジが痺れてかないません
ともあれ両者GJでがす。有難い限りです。

>>猫耳氏
いやぁ……やっぱりズソ1はそういうポジショニングなワケですねw
なんかでも、確かに気になる終わり方だなあ……
いやでもしかしいずれは是非二人には幸せに結ばれて欲しい と思わずにおれませんですね

>>彩野氏
ん……違ってたら申し訳ないんですが
かつての長編である眞子編の別サイドからの話に見えてしまいました
いや、なんにせよ今後の展開が気になりますです

?……なんか、忘れてるような……
572どこかの猫耳:04/12/04 08:56:48 ID:ngBU4rJ/
>569
>571
すみません、まだ終わっていません(汗
あと1セクションあたりで終わらせられると思いますんで、
気長にお待ちくださいませ_| ̄|○
573名無しさん@ピンキー:04/12/04 16:19:32 ID:gb+yzkXH
眞子タソor環タソのレイープ話キボンヌ
574名無し彩野(予定)市民:04/12/04 23:10:15 ID:wBEWvwVM

>>?……なんか、忘れてるような……

貴官は861をゲットするべきである。
むしろ、861から新作を出すと予想。
575名無し彩野(予定)市民:04/12/06 23:10:17 ID:FTWfglR5
ガチャッ
白河姉妹に続いて入ると・・・

ことり「キャッ!」
音夢「に、兄さんっ!!]
ことりは目のやり場に困り顔を手で覆うが指の間からチラチラ見ている。

そこには兄さんのモノを何故か巫女装束の先輩がオッパイで、オッパイで・・・・・・
兄さん不潔です!!
でも、私は小さいからしてあげられなかった・・・・・・・・
そう、あの時も・・・・・・

私は両方の胸で兄さんを挟むのが精一杯・・・
でも、喜んでもらおうと色々と仕込みをしたりして大変だった事が忘れられない。
純一「どうした、ローションなんて・・・」
私は顔を赤らめて言った。
音夢「今日昼休みにお口でしてあげたでしょ・・・本番はしませんけど濡れちゃうから
    ナプキンをして・・・・・・」
机の上を指差す私。
そこにある小瓶にネットリとしたジェル状のものが入っている。

兄さんは私とするとき必ずそれを必要とするようになった。
私の愛液に塗れた胸を終始吸い続けた。
激しく、優しく揉みしだいた。

私は今日もまた、兄さんの亀頭にそれを掛ける。
掴んで塗りこんでいく。
竿に残っている皮を引っ張り、その中にも流し込みネチョネチョに濡れた私の手は袋に
到達すると、両手でそれを揉みつつ亀頭を、特に尿道を舐めたてた。
片方の手は袋を揉みつつも竿も刺激していた。
576名無し彩野(予定)市民:04/12/06 23:13:40 ID:FTWfglR5
ある時は蜂蜜プレイ、バレンタインの日にはチョコレートプレイ・・・・・・・・・
極めつけは私の部屋の姿見の前で私を愛撫し、馬刺しを私の股間に擦りつけて食
べたり・・・・・・

でも、肉体を持たない今となってはなんだか空しい感じがします・・・・・・・・・
純一「うっ!」
そして、兄さんの達する声で現実に戻される。

私としていた頃はまだピンクだったのに今では赤黒い兄さんのオチンチン。
先輩の大きな胸の谷間から白濁液が溢れ、続いて兄さんのモノが白濁液を撒き散ら
しつつその姿を表す。
萌「あ、ああぁん、私もいいです〜」
先輩は大きなお腹を摩りつつ兄さんの手が蹂躙するその胸の先端から勢い良く母乳
が吹き出す。


暦「お楽しみが終わった所で悪いけど、早速話、始めてくれる」

暫くして部屋に眞子が入ってくる。
眞子「いやー、あの子たら中々寝付いてくれなくて・・・でも、さっき母さんが帰ってきて
    くれたから助かったわ」
純一は燃えのお腹を摩っている。
577名無し彩野(予定)市民:04/12/06 23:14:12 ID:FTWfglR5
暦「しかし、だいぶ大きくなったな。初めて何だって?」
は、初めて・・・・・・・・・・・・・・・・・
と言う事は、さっきの赤ちゃんは本当に眞子との子供・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私の中の負の感情が燃え上がり頂点に達する。
に、兄さぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!
ビクッと怯え、あたりを見回す兄さん。
眞子「どうしたのよ純一、そんなキョロキョロして」
純一「いや、なんか殺気を感じて・・・・・・」
萌「私も二周りも年下の妹には少し戸惑ったんですよ〜」
えっ・・・・・・・・
妹・・・・・・・
眞子「私に懐いてるのはどうしてかしらね?御陰でご近所じゃ私の子供だと思われ
    てるわよ・・・・・・」
ことり「朝倉君、益々、マスオさん化していきますね」
萌「そういえば、肝心なお話をしてませんでしたね」
兄さんの表情が真面目な顔付きになる。
それを察したのか皆の顔付きが変わる。
萌「今回集まって頂いたのは、数年前に亡くなった純一君の妹さん、朝倉音夢さんについてです」
えっ、私?

  続く
578名無し彩野(予定)市民:04/12/06 23:16:16 ID:FTWfglR5
しまったまた間違えた・・・・・・

>純一は燃えのお腹を摩っている。
純一は萌のお腹を摩っている。
     の間違いですたort
579名無しさん@ピンキー:04/12/09 11:59:06 ID:iQbJGchU
↓いつもコピペ乙
580名無しさん@ピンキー:04/12/09 18:28:39 ID:ByHcV/UA
↓↑
└┘
581名無し彩野(予定)市民:04/12/10 00:32:46 ID:h3rgYZRP
水越総合病院の地下室に入っていく。
ガラス張りの向こうに在ったものは・・・・・・
ことり「うそっ・・・」
暦「朝倉・・・・・・音夢・・・なのか」
その先にはガラスケースの中に私がいたのです。
眞子「実は死んでなかったのよ、あの娘・・・・・・」
萌「仮死状態というのが正しいのです」
暦「本人なのか?」
ゆっくりと頷く兄さん。
純一「でも、死んでいるに等しいんだ、今は・・・」
ことり「どういう事?」
眞子「以前に比べて音夢の体重が数グラム軽くなっているの・・・」
ことり「???」
暦「魂の重さとか言うヤツか・・・」
純一「肉体が存在してもそれを扱う魂が無ければ、蘇生を施したところ
    で死んでいるのと同じだ」
兄さんが私との過去を白河姉妹に語りだす。
582名無し彩野(予定)市民:04/12/10 00:33:18 ID:h3rgYZRP
暦「薄々感付いてはいたが・・・」
ことり「私も・・・・・・」
そして、さくらと枯れない・・・枯れる事の無かったの桜の事についても・・・・・・
ことり「でも、それなら寧ろ亡くならなかった事が奇跡に思えるね」
暦「それもそうだ。合点が行かない所でもあるな・・・」
萌「・・・・・・・・・」
眞子「・・・・・・・・・」
俯く水越姉妹。
兄さんの唇が震えている。
何があったの?兄さん・・・・・・
純一「音夢はその時、妊娠していたんだ」
に、妊娠?
わ、私がですか!
に、兄さんの子供を・・・・・・
  続く
583えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/11 20:57:59 ID:vnab0A73
投下予告
明日あたりに晒し納めを兼ねた在庫一掃セールをしますよ

今そのぶんを書いてる最中だけど……ジブンニハッパガケダハッパガケ
584名無しさん@ピンキー:04/12/12 12:08:28 ID:me/Q5UPH
しばらく来れなかった間に新作が……
彩野氏God Job!



えむしけ氏大量投下予告キターwwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
585えむしけ@COMBO861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/13 03:04:56 ID:Q1MuOcrg
あ、ごめ。日が明けてた。
明日(正確には今日の夜)にします。ゴメソ
586えむしけ@861円 ◆MCKYBCBuYw :04/12/13 23:58:04 ID:Q1MuOcrg
今日も無理。
587名無し彩野(予定)市民:04/12/14 02:48:25 ID:KJl507I1
煉氏、旅猫氏・・・
何もかも、皆、懐かしい・・・
588旅猫:04/12/14 20:21:53 ID:d0V6o10j
>>587
いつの間にやら思い出にされてるわけですが・・・・・・
589名無し彩野(予定)市民:04/12/15 22:03:05 ID:roBgtrbc
つい、イスカンダルにでも行かれたのかと・・・
590名無しさん@ピンキー:04/12/15 22:37:49 ID:Uhz1rKtH
このスレの過疎を払拭するためには大気汚染浄化装置が必要だということですか?
591名無しさん@ピンキー:04/12/15 23:01:22 ID:nix4PwQz
三井物産のは勘弁でw

職人様方、陰ながら応援しております。
592名無しさん@ピンキー:04/12/16 00:41:06 ID:pLjd7iv6
早くうpしろや、ボケ共が!
593名無し彩野(予定)市民:04/12/16 01:51:51 ID:/Igw9kaP
>>591さん、ありがとう。
明日から更新します。

>>592、テメェみたいに暇じゃねぇ、年末は忙しいんだボケ!
豆腐の角に頭ぶつけて死ね!!

594どこかの猫耳:04/12/16 20:33:39 ID:XjThJk3t
落ち着いて。煽りはスルーですよ。

うぅ…もう少しなんですけど…
595名無しさん@ピンキー:04/12/16 22:56:06 ID:s3NaqWWf
ちょっと聞いてみたかったんですが、
ここってインファンタリアの需要ってありますか?
サーカスではちょっとマイナーなのかな・・・
596名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:41:01 ID:45jJRdnv
>>595
総合なんで何でもおk
597名無し彩野(予定)市民:04/12/17 00:26:27 ID:f9rW3v14
ことり「それで、お腹の赤ちゃんは・・・」
純一「・・・今は、頼子さんが育ててくれている・・・・・・」
よかった・・・無事に生まれてくれて・・・
頼子さんなら何があっても安心だし・・・


頼子「純一さん、音夢さんとの・・・純一さんの赤ちゃんを私の養子に頂けませんか?」
純一「え、頼子さん、いきなり何を・・・」

広大な敷地で遊ぶ女の子。
頼子「頼音ちゃん、お昼にしましょう」
振り返る女の子が頼音だ。
トコトコと駆けて来る頼音。
頼子の脚にギュッと抱きつく。
顔を上げ、
頼音「ママァ、お腹すいたよ〜」
598名無し彩野(予定)市民:04/12/17 00:27:33 ID:f9rW3v14
頼子は足元の頼音を抱き上げ、
頼子「さぁ、お家に入りましょう」
頼音「パパ、なかなか来てくれないね・・・」
頼子の腕の中で寂しそうな表情を見せる頼音。
頼子(純一さんは既に家庭を持ってらっしゃるから・・・・・・)
頼子「それじゃぁ、後でパパのところに電話しましょうか」
頼音は笑顔を取り戻し、
頼音「うん、頼音、パパに電話する!」
頼子(あの時、私が純一さんの支えになってあげられていれば・・・・・・)
萌の顔を思い浮かべる。
頼子(仕方ないわ・・・この子の事を両親に認めてもらえただけ幸せなのかも・・・・・・)

広大な敷地の茂みの中に一人の男が潜んでその様子を垣間見る。
男「朝倉のお陰でサギーも苦労している様だな・・・・・・」
その男の名は言わずと知れた杉並その人である。

  続く
599名無し彩野(予定)市民:04/12/18 01:04:42 ID:UkNo6G+r
595氏、何時でもお待ちしております。
600名無しさん@ピンキー:04/12/18 17:09:25 ID:mK5pFUKM
糞スレ認定age
601名無しさん@ピンキー:04/12/19 01:34:49 ID:ySXQ3Ztv
仕事が遅い職人ばかりだからって
本当のこと言っちゃ駄目だろ。>>600
602名無しさん@ピンキー:04/12/19 03:16:12 ID:O2/5MKjf
はっきり言ってどうでも良いようなSSばっかになってない?
これじゃ、リア厨のサイトにあるSSより酷い。
キャラの名前だけ取ったいい加減なものじゃないのか。
やってることはWSより何倍も悪い。
603名無しさん@ピンキー:04/12/19 03:49:49 ID:Y8XMhm0l
まぁおちつけ
604名無しさん@ピンキー:04/12/19 04:12:04 ID:BGXMsy2P
まあ書いてくれるだけでもありがたいと思えよ
最近読んでないけど
605名無しさん@ピンキー:04/12/19 11:04:17 ID:/F+W/Mgf
早くうpしろや、ボケ共が!!w
606名無しさん@ピンキー:04/12/19 12:33:26 ID:MNLVXBFs
何か最近凄い勢いで荒れてない?このスレ・・・
607名無しさん@ピンキー:04/12/19 13:14:31 ID:/F+W/Mgf
>>606
うるせー馬鹿!糞スレなんだから当たり前なんだYO!!
608名無しさん@ピンキー:04/12/19 13:33:31 ID:hScvZtkc
>>607
お茶をやるから少し落ち着け(・ω・)つ旦
609名無しさん@ピンキー:04/12/19 13:36:04 ID:NJL8+kyQ
いや、荒れているというより……遊んでいるやつが居る!

教育してやれFeuer!
610名無しさん@ピンキー:04/12/19 15:21:13 ID:fwQzZS0n
かといって初音島のこととかいろいろ掘り出すと
脳内設定うぜーとか言い出すと思う


っていうか、やっぱ脳内設定うざいし
611名無しさん@ピンキー:04/12/19 18:37:07 ID:2I7R1Y0s
気に入らなかったらスルーしる。
612名無しさん@ピンキー:04/12/20 03:54:12 ID:nev/CHV3
何この流れ、もう冬休みだっけ?
613旅猫:04/12/20 13:26:24 ID:MbsotIUM
どうでも良いようなSSなぞ読みたくない。
もっとしっかりしたものを書け。
これでOK?
614名無しさん@ピンキー:04/12/20 16:47:33 ID:H8r1MyyB
そうなると、折角SSを書いてくれる職人さんが嫌気さして書き込まなくなる悪寒
615名無しさん@ピンキー:04/12/20 17:10:17 ID:z2InNwlr
大体こんな過疎板は職人が居てくれるだけでありがたく思え
616名無しさん@ピンキー:04/12/20 19:13:47 ID:2YHhF8bD
需要がないのに書き込むのはただの落書き。
内容がつまらないのに書き込むのはただの自己満足。
根底を変えてしまうのは2次創作にあらず。
暴走し収拾できないのは物語ではなく、ただの妄想。
やりすぎてしまえば元も子もなし。
量より質を求む。
617名無しさん@ピンキー:04/12/20 19:43:01 ID:3vK6uw1j
とりあえず眞子SS希望
618えむしけ@861丁目 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:11:40 ID:w4MURNqP
需要もわからぬまま思いつきでネタを仕込み
書きこむまで内容の可否如何もわからず
根底を変えてしまうこともしばしばで
ただの妄想に因るところも大きかったりして
やりすぎてしまうこともしょっちゅう
質はいざ知らず量も中途半端。
それでもしつこく投下を、今から在庫処分セールを始めようとする俺を
神様仏様水銀燈様、どうかお許し下さい。

て言うか、人、いたんだね。

↓小咄1(あくまでフィクションです)
619えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:13:01 ID:w4MURNqP
音夢とことりが列車に乗っていると、葉巻の栽培家というキューバ人と、旅行中というアメリカ人と相席になった。
いろいろ話をしていると、キューバ人が四つの葉巻を取り出し、
「あ、お嬢ちゃん達はパパへのお土産にでもしてくれ」
と言って、各々に配った。
キューバ人は自分の葉巻に火をつけ、一口だけ吸うと、それを窓の外へ放り捨てた。
その様子を見て、思わずことりが
「もったいない」
と言うと、キューバ人は
「この程度のものならキューバには腐る程あるから、もったいなくも何ともないさ」
と、溜息のような口調で言った。
暫くして、アメリカ人はバッグからクアースの缶を四つ取り出して
「じゃこれも、お嬢ちゃん達はお土産にしな」
と言って、各々に配った。
アメリカ人はそれを一口だけグィッと飲むと、先のキューバ人と同じように、それを窓の外へ投げ捨てた。
「ああ、また」
とことりが言うと、アメリカ人は
「こんな水みたいなビールならアメリカにはアホほどあるから、全然もったいなくないね」
と言った。
その様子を、音夢はずっとさっきから黙って眺めていた。
そして熟考の末、何かを思い立ったかのように、膝を手で打った。
620えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:13:59 ID:w4MURNqP
数日後。
微かな灯りしかなく、ほぼ真っ暗と言ってもいい室内。
そこで気づけばいつのまにやら、全身の服を剥がれた状態でいることり。
そしてその目の前には、全裸で、己が性欲の賜を見せつけながら、こちらに迫りくる異国の男達。
「ひ…ひいっ」
その男達の、欲望を覆い隠すことのない形相に、ことりは震えた。
『この“ツアー”とやらにのって、正解だったな!イエローとはいえ上玉だらけだ……』
『文字通り“犯せる”みたいだよなあ……へへ、考えただけでヌいちまいそうだ』
その言葉や心の中は異国語でことりには解すことの出来ないものであったが、その真意は、想像に難くない。
『ヒヒ、怯えてるようだな……おいお前、日本語多少できるんだろ、何か言ってやれよ……?』
「オジョチャン、ダイジョブ、ダイジョブ……」
やがて男達の手がことりの躰に伸び、否応もなく全身を躙られ始める。その身の嫌悪感と恐怖に、
「い、いやあぁ……!!」
ことりはただ、泣くことしかできなかった。
そんな中ふと、ことりは自分のとは違う嘆きの声を耳と頭で感じるが、今のその身の状況下で、そこまで気を回す余裕などなかったが、とあることは解することができた。
『他の子も……いるの……?』
621えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:15:00 ID:w4MURNqP
「い、いけません、いけません……!」
その身を精液まみれにされる様を予見しながらも、環は拒む姿勢を崩さない。しかし数が違う上、元々の体格差がありすぎる以上、無惨に組み伏されるのは時間の問題であった。
「い、いけません異人様…許して下さい……わ、私には、心に決めたお方が……」
環は懇願する。しかし異国の男達には端から言葉が通じない。それどころか、その泣き顔は男達の嗜虐心を、ますます煽り立てる物にしかならなかった。
『はは、こいつぁいいや、まさに“大和撫子”じゃねえか!』
『全くだ。大枚はたいてこっちに来た甲斐があったぜ……!!あっちのアマは純粋な日本人でも、こんな“ツヤ”のある反応しねえモンなあ……』
『泣かないでいいぜぇ……たぁっぷり、気持ちよくさせてやるからさあ!!』
そして男の中の一人が、環の未だ穢れ知らぬ秘裂に、その身と同じく醜く肥えた男根を荒々しくぶち込んだ。
「い゛ゃああああっ!!!!」
その苦痛は、整った環の顔を無惨に引き裂く。
『おい、こいつヴァージンだぜ……、た、たまらん……!!』
『ホントだ、血が出てんなあ……んじゃ、こっちも、初めてかな……?』
そう言うとその男は、環の純潔を奪った男に環を上にくるようにさせ、露わになった環のアナルをそっと撫でてみた。
「あ゛、あ゛、……い、いやっ」
無論体験したことのない、言いようのないその感覚は、環からますます正常な意識を奪う。その反応に、男は汚らしい音で舌なめずりをし、ケッケッと笑った。
『可愛い反応……こっちもアレか。へへ、俺、お嬢ちゃんみたいなコのアナルをいじくんの、大好きなんだよなァ……!』
そうしてその男は、環のアナルを、その尖った舌で執拗に弄り始める。
「っあ、ぁへぇあ、ひ、ひへあへん、ゆふひて……」
容赦のないその責めに、環は呂律が回らなくなり、全身に寒気を覚える。そのことで環の膣壁はより圧迫され、先に環の味を堪能していた男にさらなる刺激をもたらした。
『うぁ、突然すげ、締まる……で、出る、出るぞっ!!』
622えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:15:59 ID:w4MURNqP
その様子を暫く傍らで自らを擦りながら眺めていた別の男が、立ち上がって環と二人を見下ろしながら、二人に声をかける。
『全く変態だな…てめえらは。……ん、おい、イったんなら俺にも替われよ』
そう言いながらもその眼と刀身は、興奮で赤く充血していた。
『いやだね。はっきり言って最初は“痛い”だけだろ……苦痛じゃなくて快感に歪むお顔を拝見しない限りは、まだまだし足りねえな、このお嬢ちゃんとは……オラッ!」
「っあっ!!」
『俺もやだね……せっかく解れてきたんだ、これからがヤリ時さ……おめえは口でして貰えや』
『け、いつもお前らはそうだ……ああそうさせて貰うよ。おいこら、口開けろ……歯立てたりしたらぶっ殺すぞ』
そう凄みながらモノを口許に突きつけてくる男を、元々押しに弱い上、蹂躙され力果てていた環は抗することが出来るはずは、ない。
「ん゛、ん゛、ん゛ん゛……!!!!」
環は、運命に抗えなかった。
623えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:17:00 ID:w4MURNqP
『おお……こいつ、何か坊やみたいじゃないか……』
『躰はまったくの女の物なのになあ』
「み、見ないで、見ないでえ……」
別のところでは、叶が同じように服を剥ぎ取られ、その裸体を嘗め回すように見つめられていた。
『喜べボーイ、俺はバイなんだ……っぁは、どっちにしても俺のタイプだ、たまんねえ……!!』
『ほーお……じゃあお前好みのボーイとヤる時みたいにしてやったらどうだ?』
『言われなくてもそのつもりさぁ……!!』
そうしてそのバイの男は叶の体の後ろに回ると、叶が警戒する間も与えずに、その晒されたままの菊門に己を、なんの躊躇もなく突っ込む。
「っう゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
その情け容赦のない痛みに、叶は躰を捩り、目を剥き、口から涎を吐き散らしながら悶絶した。
『っは、締まる、締まる……やっぱこっちは処女のが一番最高だな、く、くふぁ……!!』
『はは……愛の欠片もねえな、オメエのファックはよ。もうちょっと可愛がってやるとか、そういう気持ちはねえのかよ?』
『バカ言え、これが俺の『愛』ってやつだ。なんやかんやで最後に皆欲しがるのはファックだろ…なあ坊や?』
「っう゛あ、っああっ!!」
『な、いい声出すだろ…焦らす方が可哀相じゃねえか!』
『へえ……んじゃ俺は、前を可愛がってやるかな……』
別の男はそう言うと、そのバイの男とで叶を挟み込むようにして、がら空きになっていた叶の裂け目に、同じく容赦なく、一物をめり込ませていく。
「あ゛……あ゛……!!!!」
その身に禍々しい異物感を二つ感じながら、叶は言葉にならない悲鳴をあげ続けた。
624えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:17:59 ID:w4MURNqP
『ぅへへ、ぅえへへへ……』
「いあっ、あ、あええ、いおいあうい……」
また別のところでは、さくらがその身を幾人もの男達に撫で回されていた。さくらだけは他と異なり、両手両足を拘束され、口には猿轡を噛まされている。
『たまらねえ……!!もう十歳かそこらにしか見えねえ』
『全く……なあ聞いてくれよ嬢ちゃん、向こうじゃ嬢ちゃんみたいなコの写真一枚持ってただけでお縄なんだぜ……』
「いっえうお、おえいおんあおああいあえあああいあ、“おいおん”あんえ、えんあいいいああえあ……!!」
男達の言葉を英語に通じたさくらは解せるが、そう出来たところでこの拘束から逃れられるわけではなく、寧ろ他の者達よりも多くの苦痛と屈辱を感じねばならなかった。
「ぅあ、あえお、おおえんあいあおーおおえ……」
『だからさあ、嬢ちゃんの躰で慰めてくれよう……!!』
今度は男達の舌が、さくらの幼い躰にしゃぶりついてくる。さくらは、まるで蛞蝓か蛭かが躰の表面を高速で這い回るような感覚に襲われ、吐き気すら感じた。
「んあ゛あ゛、あ゛あ゛……っ!!!!」
『ハァ、ハァ……ッ、美味ぇよ、嬢ちゃん……』
『この肉の感触……。これだからペドはやめらんねえ…!』
『嬢ちゃん、俺達をどう思ってるのかなあ。変態って思ってるかなあ。キモイって思ってるかなあ……』
「……あ、ああいあえあお!いいあえんいいいあいおあああおああい……あ゛、ぅあ!!」
『いいさ、嬢ちゃんを好きに出来るなら、俺人間やめるよ……』
そうして幾時間もの間、男達はさくらの躰をむしゃぶり尽くした。その蹂躙にさくらは正常な意識を失い、猿轡の間から躊躇いなく涎を垂らし、その目になにも定めなくなった。
625えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:19:00 ID:w4MURNqP
構わず咀嚼を続けた男達の興味は、やがてさくらの未だ叢すら伴わぬ花の丘に向けられる。
『……』
これまで背徳をすすんで犯してきた悪漢達も、最後の砦を目の前に思わず唾を飲んだ。如何に玩具同然とはいえ幼子に最後の締めを施すことは、さすがに躊躇われたのである。
しかしそこは男達の苛みに否応なくも熱せられた躰によって蜜が滴り、さくらの躰が女のものであることを鮮烈に証明している。その蜜の芳香はまるで蜜蜂を誘う花から噎せ返ってくるもののように、男達の欲望を強烈に焚き付けるものであった。
『……構わねえよ、な? 嬢ちゃん』
「……」
『…………な! そ、それじゃあ……』
そして男の一人がさくらに跨ると、その薫る花畑に、既に急ぐものを垂れ流していた肉棒をゆっくりと、躊躇いがちに差し入れた。
「ッ……あ゛!!!」
さくらは自我をなくして、この惨事の時を切り抜けようとしていたが、その衝撃に目を覚まされ、恐怖と嫌悪の内に破瓜を覚えねばならぬという屈辱を強制的に味わわなければならなかった。
「あ゛ぁあ゛ぁああ゛ぁ!!!!」
『おい……どうだ?』
『っこ、これが幼女とのファックか……!!』
『だ、だから、どうなんだ……?』
『っさ、さぁ、最高だ、良すぎ……!!』
『!!』
『すげえ締まって……ぅ、うぉぅぁ!』
男は、さくらの膣中に容赦なく種汁を放射した。そうして事を終えた男は腹満杯に獲物を喰らった獣のようにどす黒い笑顔を湛えていて、その顔に極上の快楽を見た他の男達が我先にとさくらとの性交を望むのは最早、必然であった。
「………………ぉぃぃぁん、ぁぅぇぇ…………」
さくらはそう呟いて、またその意識を霧散させた。
626えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:20:00 ID:w4MURNqP
「った、助けて、朝倉くん……!!」
そしてことりもまた周りの者達と同じく、その身を男達に弄り倒され、そして今まさに純潔を略奪されようとしていた。
未だに解せない。なぜ自分は、自分達は、こんな目に遭わなければならないのか。本来愛する相手にこそ許したい行為を、悪意に満ちたこの悪漢達に捧げなければならないのか。
夢であって欲しい。悪夢であって欲しい。夢なら、覚めれば忘れられる。
いや、夢でなくてもいい。助けて欲しい。それこそ朝倉くんが突如颯爽と目の前に現れてこの輩をすべて薙ぎ倒してくれないだろうか。そうすれば、自分は楽に泣くことができる。
だがそれはいずれも、ことりが微かに残る正常心で必死に楽観した夢幻に過ぎない。そうして楽観したのも、今現実のこの身に降りかかる苦痛を少しでも忘れるためであった。
『おい、さっき言った“アサクラク”ってなんだ?』
『んー、よくわからんが、多分このコのボーイフレンドじゃねえか?』
『そうかそうか、お嬢ちゃんには彼氏がいるのか。んじゃあ、この俺をそのアサクラクと思ってくれて構わないぜ……?』
「オジョチャン、イイヨ、イイヨー……」
「い、い、いやああぁぁ……あ゛あ゛!!」
そうしてことりは、体内でうねる肉身の、その振動による衝撃と共に、想い人に合わせる顔をなくした事に、むせび泣いた。
627えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:21:00 ID:w4MURNqP
その阿鼻叫喚の宴をモニターから覗く、二人の影。
一人は、数日前ことりと音夢にクアースを分けたアメリカ人の男。そしてもう一人は、その音夢であった。
「はは、大成功だ!これなら、次もいける。リピーターもついてくれそうだ!……全く、君のアイデアを最初聞かされたときは首を傾げたけど、今はホントこの話に乗って良かったと思ってるよ、音夢君」
「いえいえ。お客さんはあなたが集めてくれたんですから、二人の手柄ですよ」
二人はモニターの灯りのみでお互いを確認しあいながら、ほくそ笑みを浮かべあった。
「しかし、本当に取り分は折半でいいのかい?これだけの上玉を集めるのは、結構かかったんじゃないのか?」
「いいえ、あの程度でしたら、わたしの住んでる島にはそれこそ、捨てるほどいますよ。というか……」
「というか?」
「捨てるほどっていうか、捨てたいくらいでしたからね」
そう言い捨てて音夢は、未だ終わる気配のない宴を眺め続けた。

628えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:22:00 ID:w4MURNqP
↑なんなんだ、このアメちゃんは(汗

↓おまけ1
629えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:23:00 ID:w4MURNqP
『せんせい あのね』            あさくら ヒナ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
せんせい あのね。ねむのおばさんがいえにあそびにきて、
ピアノのせんせいのいえまで、わたしをおくっていってくれました。
おばさんが「おけいこはなんじにおわるの。」ときいてきたので、
わたしが「5じくらいかな。」というと
おばさんはわらって「じゃあそれまでおうちで、ヒナちゃんのママとおしゃべりしてるわね。」といいました。


そのよる、目をさますとなんかじひびきのようなものがきこえてきたので、
わたしは「じしんだ。」とおもって、いそいでパパとママのおへやにむかうと、
いつものように、パパとママがはだかでいました。
そして、ママがものすごいいきおいで、パパのこしのあたりにのしかかっていました。

ママはなきそうなこえで「じゅんいちくん、じゅんいちくん。」と
なんどもなんどもくりかえしながら、パパにのしかかっていました。
パパはこまったようなこえで「どうしたんだことり、ねむとなんかあったのか。」ときくと、
ママは「ねむがね、ねむがね、うわーん。」と、なきながらパパの上にたおれこみました。
でも、パパの上にのしかかるのはやめませんでした。
630えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:23:59 ID:w4MURNqP
わたしはパパとママにじしんのことをいおうとしましたが、そのママのはく力に
はなしかけることができず、そのままおふとんにもどって、その中でじしんをなんじかんもがまんしました。


つぎのひ、だれもじしんのはなしはしていませんでした。
がっこうのかえり、ねむのおばさんとであって、
きっさてんでジュースをごちそうしてもらいました。
おばさんにじしんのことをきくと、おばさんはわらって、
「きっとそのじしんは、ヒナちゃんのママがよくしってるわ。」といいました。
わたしはきのうのママのようすがおかしかったのををおもいだして、
おばさんに「きのうママと、なにおはなししたの。」ときくと、
おばさんはわらって「ヒナちゃんのママのぼうし、にあってるわね。っていったのよ。」といいました。
わたしは、それでなぜママがないていたのか、わかりませんでした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
せんせいより
あさくらさんはおばさんにおくってもらったりジュースをごちそうになったときに
ちゃんと「ありがとうございます。」と言えましたか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
保護者の方へ
大人同士の確執にこの時期の児童は非常に敏感です。
そのことに留意してお子様と接して頂けるよう、お願いします。
631えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:25:00 ID:w4MURNqP
↑今度の先生は、言うべきことを言ったぞ!

↓小咄2
632えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:29:00 ID:w4MURNqP
私とお姉ちゃんは二人行きつけの喫茶店で、向かい合って座っている。音夢にも教えていない、二人だけが知る店だ。
「眞子ちゃんとこうしてお茶するのって、久しぶりですね〜」
今自分がどんな顔をしているか自分でも解るほど気が沈んでいる私を余所に、お姉ちゃんはいつもの脳天気な振る舞いを見せた。
「ご注文は……」
「あ、私は……このホットファッジサンデーとアップルティーを……眞子ちゃんは?」
「コーヒーでいい」
「あれ、眞子ちゃん……?」
注文を取ってカウンターに戻っていくウエイトレスと私を交互に覗き込みながら、お姉ちゃんが首を傾げる。それもその筈だ。ここのチーズケーキを気に入っていて、ここに来るたびにそれを頼んでいた私が、今日それを頼まなかったのが、意外だったのだろう。
「それよりさお姉ちゃん、朝倉とはどうなの?」
私は、本題を切り出した。もう後戻りは出来ないと悟る。
「え〜、いやあの、そりゃあもう……」
お姉ちゃんははにかんで、いつも通りの朝倉の話題を振られたときの身振りで、朝倉との最近の出来事を、いつも通り臆面もなく話した。
内容も、新しく買った服を褒められた とか、一緒に電車に乗ったときに一つだけ空いていた席を譲ってくれた とかという、いつも通りのどうでもいいものであった。
「それでですね……」
前なら、ハイハイ勝手にのろけてろ…とかと聞き流せるのだが、今日の私はそんなことは出来なかった。
どうしても気になることがある。それを思わせる一言を聞き出さない限りは、気が抜けない。
「それで、朝倉くんったら……」
しかしお姉ちゃんの口から流れてくるのは、ただただ、お姉ちゃんと朝倉に都合のいい話ばかりである。私は辛抱の限界を感じ、思わず、手にしていたコップの底を、勢いよくテーブルに叩きつけていた。
「……眞子ちゃん?」
怪訝そうな顔をして、お姉ちゃんが私の顔を覗き込む。
「ごめん。けどお姉ちゃん、朝倉とはホントにそういう、楽しいことばかりなの?」
「ばかりじゃないですけど……でも今まで話してたことは全部ホントですよ〜」
「……知らないんだ」
「え?」
知らないなら知らないままでもいいかとも思ったが、どうしても思い知らせておかねば気が済まない。たとえ他人に私を悪魔と罵られても、構うものか。
「私、朝倉と寝たよ」
633えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:31:00 ID:w4MURNqP
先日、久々に、朝倉と顔を合わせる機会があった。
朝倉は前と相変わらず、面倒臭がりで、口が悪くて、そのくせ妙に惹かれるところがあった。
『お姉ちゃんとはどうなの?』
『どうなの、って……ま、楽しくやってるよ』
気づけば朝倉は、お姉ちゃんと付き合っていた。そして私は、二人が腕を組んで道を往くところや、二人しか知り得ぬ間柄での話題に盛り上がるところを、胸の奥の感情を抱えたまま、見守る役となった。
『ま、姉君のことは心配すんなよ。お前も早く彼氏作れって』
お姉ちゃんが幸せならそれでいい。お姉ちゃんが幸せならそれでいい……とずっと私は私に言い聞かせてきた。
『余計なお世話だよ』
『あ、そうか、悪い。でも未来の兄貴として、少し心配だったから……』
しかしどうしても、納得できない。納得したくない。
『やだよ。あんたを兄貴なんて呼びたくない』
『え〜、困ったな。そんなに俺は兄貴っつう柄じゃないんですか。それともあれかな、今の俺じゃ姉君の婿には相応しくないっすか〜……』
相変わらず、朝倉は鈍かった。
お姉ちゃんと朝倉。
鈍い同士なのに、何がどうして結ばれあうことになったのだろう……絶対、納得できない。
『私は音夢とは違うんだよ』
『えっ?』
『好きな人を、兄貴とは呼べない』
『え……?』
こうしてはっきり言ってやらねば解さない朝倉に苛立ちながら、私は堰を自ら破った。
『お願い……抱いて。付き合ってくれとか、そんなことは言わないから……』
634えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:32:00 ID:w4MURNqP
「私から誘ったんだ……キスって、レモン味じゃないんだね」
勢いに任せて真実をぶち撒きながら、私はお姉ちゃんの様子を伺った。お姉ちゃんは神妙な顔をして、私の顔を覗き込んでいる。
「あれ、何かお姉ちゃんに朝倉が言ってるんじゃないのかって思ってたけど、なにも聞いてないんだね」
敵は、どうくるのだろう。私に当たり散らすのか。それとも朝倉に急いで電話して、ことの真実を確かめるのか。
「言っとくけど、今言ったことは全部本当だからね。それこそさっきのお姉ちゃんののろけ話と同じで」
言い終わった頃に、やっとウエイトレスがお姉ちゃんのホッドファッジサンデーとアップルティー、そして私のコーヒーを持ってきた。
「……それで、全部ですか?」
運ばれてきたアップルティーのカップを包み込むように手にしながら、お姉ちゃんが私に問う。その目は、しっかと私の目を見据えてきた。
「うん、そうだよ……怒った?」
私はコーヒーにミルクを入れながら、負けじと、お姉ちゃんの目を見返す。本当は目を逸らしてしまいたいが、今ここで引き下がるわけにはいかなかった。

すると、お姉ちゃんは手にしていたアップルティーを一口啜ると、それをテーブルに置いて、
「フフフ……」
突然、静かに笑い出す。
その表情は、私や朝倉が言った冗談に笑ったときと、寸分違わぬものであった。

「じょっ……冗談なんか言ってないからね、私……な、何が可笑しいの!?」
「フフ、だって、突然眞子ちゃんが真剣な顔して『知らないんだ』……なんて言い出すものだから、何を言われるのかと思ったら……フフ、可笑しい」
「だ、だから、何が可笑しいのさ……」
「知ってますよ、そんなこと」
635えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:33:00 ID:w4MURNqP
「……!?」
「それで、眞子ちゃんがずーっと朝倉くんのこと好きだったことも、知ってますよ……あれは朝倉くんに彼氏役を頼んでたときでしょうか……」
「そ、そんなことどうでもいいよ! な、なに、『知ってる』って……!?」
「ね、朝倉くんて、恰好いいでしょう?」
「え!?……ま、まあ、醜男ではないけど」
「でしょう?だから、朝倉くんて、結構女の子に人気があるでしょう?」
それは私も知っていた。義妹の音夢も朝倉を義兄ではなく男と見ていた。あとよく芳乃さんが朝倉にじゃれついていたし、男子に一番人気があった白河さんが朝倉を見る目も、他の男子へのそれとは少し違う感じであったと思う。
「……で?」
「そんな朝倉くんを、私一人が早々と独占してしまうのは、悪いかなって思いまして。ほら、まだ結婚とかはしてないわけだし……ちょっと寝るくらいなら、構わないかなって思うんです」
私は、お姉ちゃんが何を言ってるのか、解らなかった。
「一応、誰と寝たかは教えてくれるようにお願いしてありますけどね。それにまあ、浮気は男の人の甲斐性だって話ですから……」
「ちょ、ちょっと待ってそれ。おかしいよ。変すぎる……」
「何がですか?」
「お姉ちゃんがだよ!そんな、付き合ってる人が他の女と寝てくるのがへっちゃらなの!?」
「確かに、赤ちゃんとか出来ちゃったらどうしようとは思いますけど……まあ朝倉くんには、避妊だけはして下さいねって言ってありますし」
お姉ちゃんの科白は、常軌を逸していた。私には、どうしても解せない。
「なにそれ。訳わかんない。それともなに?そうする代わりにお姉ちゃんも他の男といくらでも寝られるってやつ?」
「私は朝倉くんしか見えませんよ」
いつも一緒であったお姉ちゃんが、ここまで遠くの存在に見えたことはなかった。お姉ちゃんのことで解せない部分は今までいくつかあったが、こうも不可解な部分に遭遇したのは初めてである。
636えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:34:00 ID:w4MURNqP
「だから、今さっき眞子ちゃんが言ってたことも、ちゃんと私は知ってますよ。ちょっとビックリしちゃいましたけど、ま、前から眞子ちゃんが朝倉くんを好きなのは知ってたわけですしね」
「……」
「それにまあ、いつものことですから」

私は、言葉を失った。

私が意を決して、朝倉にぶつけた感情は、朝倉の正妻であるお姉ちゃんにとっては“いつものこと”としか映らないのか。そして、何事もなかったかのように忘れ去られていくのか。

お姉ちゃんと朝倉にとって私は、“その他大勢”でしかないのか。

今まで必死に抑えつけたあの気持ちは、先日ついに爆発したあの気持ちは、いったい何だったのだろう。
無に帰さざるを得ないものであったならば、とうの昔に捨て去ってしまえたのに……!!

「あ、これから朝倉くんと約束があるんでした。私はこれで失礼しますね、眞子ちゃん」
腕時計を見ながら、お姉ちゃんはいそいそと立ち上がった。見ればアップルティーもホットファッジサンデーも、綺麗に片づけられていた。私のコーヒーは一口も付かぬまま、もうぬるい。
「これで足りますよね……」
お姉ちゃんは鞄から財布を取り出して、二千円を抜き取ると、テーブルの上に置く。
そうして立ち去ろうとするお姉ちゃんの顔を、未だ口が開かない私が振り返ると、お姉ちゃんは笑って、
「私は、朝倉くんの最後の女になれれば、それでいいんですよ」
と言って、足早に喫茶店を出て行った。
637えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:35:00 ID:w4MURNqP
数日後。

「なんだよ、話って」
同じ店に、私は朝倉を呼び出していた。
「はじめにこれ」
私は朝倉に、数日前お姉ちゃんから渡された二千円を渡した。
私はそれを支払いに使わず、そのまま手元に残していた。馬鹿馬鹿しい話だが、あの時はその二千円が朝倉との手切れ金かなんかに見えて、どうしても腹立たしかったのだ。
「なんだこれ?」
「お姉ちゃんに返しといて」
「何だよ、同じ家に住んでんだから、直接返せよ。それに二千円くらいなら萌のことだから、それこそ眞子にくれてやったようなもんじゃないのか?」
「そうかもしんないけど、とにかく返しといて」
「萌も愚痴ってたぞ。『最近眞子ちゃんが冷たい』って」
あの日から、私はお姉ちゃんを避けていた。お姉ちゃんはあれこれ話しかけてくるが、それもやり過ごすようにしていた。
「いいから!」
「あいよ。で、話って何だ?このことで呼んだのか?」
「違うよ。……お姉ちゃんから聞いたよ、あのこと」
「あのこと?」
「浮気し放題って話」
そう言い放って睨みつける私に朝倉は何を思うのか、ただ黙りこくって、コーヒーを啜る。
「最低だね、あんた。今までまあかったりいかったりい言う割りに良いとこもあるとは思っていたけど、あの話を聞いちゃあ、もうあんたのことは最低としか思えない」
「……」
「変な意味じゃ無しに、あんたのことを兄貴とは思いたくないわ、私」
「で、なんだ」
黙って私が毒づくのを眺めていた朝倉が突如、口を挟んだ。苛立ち気味に、テーブルを指でこつく。
「そのことで萌がお前に泣きついてきたのか?もう耐えられない、助けて眞子ちゃん、って」
「い、いや……」
そうではなかった。お姉ちゃんは臆面もなく、私に笑って見せていたのだから。
「それとも何か、お前の父さんや母さんにこのことをばらしますよ、ってか?」
「な、そんなこと、言いたくもない……」
それは少し考えたが、もしそれを言って父さんが朝倉を出入り禁止にしてやったところで、お姉ちゃんは朝倉を選んで家出でもしてしまうに決まっている。
638えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:37:00 ID:w4MURNqP
「じゃあなんで、いちいち噛みついてくるんだよ?あん時お前俺に言ったよな?『付き合ってくれとはいわない』って……つまりあれは、あの日限りのことだろ?」
「それはそうだよ、でもあの、その……」
「だからこれに問題があったとしても、それは俺と、付き合ってる萌との話だろ?眞子には関係ねえ」
「だ、だって、お姉ちゃんは……」
狼狽する私に、朝倉は畳みかけてきた。
「へっ。お前、結局気に入らないんだろ?俺が未だ萌と付き合ってんのが」
「な、な、なな……」
「眞子はガキなんだよ。ガキが背伸びして『一夜限りの関係』なんて似合わねえこと、言い出すなよな」
「な……」
私は反論しようとして、ふと、言葉に詰まった。
そもそもなぜ、こうも朝倉に苛立たねばならないのであろう。それこそ二人ともいい大人なのであるから、お姉ちゃんの男付き合いのことを私が気に病む必要などないはずなのである。
「萌も笑ってたぜ。『眞子ちゃんは子供なんですから〜』ってな……ま、だからお前もさ、ちゃんとした彼氏の一人や二人作ってみろって。一皮二皮とむけてくるから、な!」

「……あんたの所為よ」
「?」
突如吐き捨てるように漏らした私の一言に、朝倉は首を傾げた。私も、なぜ今自分がこんなことを言っているのか、いまいち頭では理解できない。
「私がガキなのは……あんたがいるからよ……」
「……待てよ、眞子」
「いつまでも……私の中にあんたがいるから、彼氏の一人も作れない……」
「眞子、おい」
「どんなに最低だって思っても……だって、それでもずっと、あんたのことが……んもうっ!!」
私は俯いて、自分でも思いもしなかった気持ちを、嗚咽と共に吐き出した。そして、今の言葉が、私の正直な気持ちであったと悟る。

どうしても、私は朝倉が好きなのだ。

そしてそのまま、私は最後の想いをぶち撒けた。
「朝倉……お願いがあるの」
「ん?」
「もう一度抱いてよ……あの時のように」
「……」
「今度は……いや、今度こそ、吹っ切りたい、から……」
639えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:38:00 ID:w4MURNqP
「眞子……あのさ」
私達にむけて周囲から発せられるであろう視線に戸惑っているのか、朝倉がなだめるような口調で、未だ俯く私に声をかけた。
「その、俺が好きだって気持ちは嬉しいし、俺も無責任にあん時お前と寝ちまったから今お前が苦しいんだと思うとすげえ申し訳ないけどさ、でも、あの」
「わかってるなら、抱いてよ……!」
「そ、それにさ、もう萌に、眞子とは寝ちゃ駄目って言われてるんだ」
「え……!」
「俺も、よくわかんねえけど……とにかく俺の無茶も、萌の寛大さあってのことだし……ああ、もう控えよう。面倒臭え、かったりい。やっぱろくな目にあわねえ」
私は、お姉ちゃんへの見解を改めた。鈍いのは、朝倉だけだ。
「構わないよ、どうでもいいよ、そんなの。別に朝倉に、お姉ちゃんと別れてくれって言ってる訳じゃないんだよ。私をガキなんて罵るくらいなんだから、朝倉もそれくらいわかるでしょう?」
「で、でも」
「妹の男付き合いをあれこれ気に病むのは、ガキのすることだよ」
「……」

「じゃあさ、こうしよう。その二千円、やっぱりお姉ちゃんに返さなくていいよ、私に頂戴」
「は?……ああ、ほれ」
朝倉は、さっぱり訳がわからない といった様子で、テーブルに置きっぱなしにしていた二千円を私に渡した。
私はその二千円を受け取ると、
「はい、あげる」
また、朝倉の目の前に差し出した。
「……え?どういうこった、そりゃ?」
「二千円払うよ、って言うか二千円であんたを買うよ。軽いあんたなら、これぐらいあれば十分でしょ」
朝倉は眉間に皺寄せて、私の顔を覗き込んできた。私も負けじと朝倉の目を真正面に見据え、この言葉に冗談は何一つないことを、朝倉に教える。
「これで、私と寝て」
「……眞子……?」
「いいでしょ、別に情云々じゃなくて、お金繋がりで私達は寝た。これなら、お姉ちゃんも納得するよ」
「……いや、ていうか」
「朝倉はその二千円で、お姉ちゃんにどら焼きでも買ってあげて」
いかな反論も聞く耳を持たない私に、朝倉もついに観念したか、ずっと私が目の前に差し出していた二千円を受け取ると、
「……わかったよ」
と言った。
640えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:39:00 ID:w4MURNqP
二人は、あの時と同じホテルに向かう。あの時と同じように、お互い別々にシャワーを済ませ、ベッドでお互い裸で、向かい合わせになる。
「眞子……」
「待って。何も言わないで。吹っ切るために、今ここにいるんだから」
「……ああ」
そうすると朝倉は突如、私の唇を奪った。
「ん、ん……う」
私は抵抗せず、為すがまま、流れ込んでくる朝倉の舌に舌で応えていた。
そしてそのまま朝倉は私の後ろに回り、私が体に巻いていたバスタオルを剥ぎ取ると、おもむろに私の両の胸に手を伸ばし、いたずらに弄り始める。
「ぅん……あ、あぅん……」
つい先日、同じ行為に耽ったばかりなのに、私の躰はまるで処女の如く朝倉の愛撫に悶え、震えあがった。何年もお姉ちゃんと、女と付き合っている朝倉は、女の躰のことはあらかた承知してあるのだろうか。
朝倉は何も言わず、私の女の部分に手を伸ばした。肉芽をまさぐり、溝の奥へ指を差し入れ、その中で蠢かせる。
「ぁ、ぁああぁ……あ、朝倉ぁ……」
私は声を漏らしながら、埋めることのまかりならない朝倉との隙間を感じた。確かに何も言うなと朝倉に言ったのは私だが、いざ実行に移されると、どうしようもなく切ない。
ふと、朝倉の愛撫が止まる。
「……」
朝倉は後ろから、私の顔を覗き込んできた。思わず目を合わせてしまった朝倉の目は、私のこの気持ちを察したか、まるで私を哀れんでいるかのようであった。
「や……やめてっ」
いたたまれなくなった私は、手で朝倉の目を塞ぐ。
「……?」
「そんな目で、見ないで……!!」
朝倉は暫し、戸惑った表情を見せたが、
「……すまん」
すぐにそう言うと、暗い目をして俯き、また、私を苛み始めた。
641えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:40:00 ID:w4MURNqP
朝倉は私を仰向けにベッドに押し倒すと、先程まで手で弄っていたところを、今度は口と舌で啄み始めた。
「っぅふぁ、んぁぁ、っや、いや、ぃいやぁ……」
啼き声を臆面もなく発する私に構わず、朝倉は私が漏らしているであろう恥ずかしい涎を啜る。その音は私の耳にも届き、私を、言いようのない恥辱の底に叩き堕とす。
「あぁあっ、ぅはあっぁ……はぁ、あさ、朝倉、朝倉ぁ、っうあ、んぁうあ……」
身を捩り、背を反らせ、足指を締め、上も下も涎まみれになり、必死にシーツにしがみつきながら、私は啼き声と共に、朝倉の名を呼び続けた。

お姉ちゃんは、朝倉くんはいろんな女と寝ている と言った。
今この身に容赦なく降り注ぐ悦びは、そうした経験によってもたらされたものであろうか。
そうであるならば、もしかしたら、お姉ちゃんは回を重ねる毎に、前よりも更に震え上がるような快楽をその身に欲して、あんな真似を朝倉に許しているのだろうか などと、思わず勘繰ってしまう。

頃合いを見計らったか、朝倉は口を止めた。私はこれからのことに備え、動悸を抑えようとする。
「……ね、朝倉……?」
「ん、ん……?」
そして、突然話しかけた私に、朝倉は戸惑う素振りを見せた。
「ねえ、教えて。あの時のあと、お姉ちゃんと、した?」
「あ、ああ……会った日は、必ずしてるよ。その時に、お前と寝たことも言った」
「お姉ちゃんとしてるときは、どんな感じ、なの? 今みたいな感じ?」
「え……?ああ。でも、萌の乱れ方は、もっと凄いな。正直、普段とのギャップに戸惑うときもある」
「はは……そうなんだ」
私はその様子を思い浮かべて、少し可笑しかった。澄ました顔をして、やっぱりお姉ちゃんも女なんじゃないかと思うと、吹き出しそうになる。先の勘繰りも、あながち邪推でもないかもしれない。
642えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:41:00 ID:w4MURNqP
「そういう眞子は、俺のサービスはどうかな?二千円のモトは取れそうでしょうか」
「サービス……」
「じょ、冗談だよ」
「まだ、どうとも言えないな……最後まで、してくれないと……」
「ああ……ちょっと待ってくれ」
「え……?」
「取ってくる」

「待って……!」
朝倉が何を“取ってくる”のかを察した私は、身を起こして朝倉の肩を掴んで、朝倉を止めた。
「お、おい、眞子……」
「いいから……早くしてよ。大丈夫だよ。危険な日じゃないから」
「まあ、そうだろうけど、でも」
「これで最後なんだから、最後はしないでしようよ」
あの時も、朝倉は“つけて”私の処女を奪った。だからつけないときとつけたときの差というものは知らないが、知りたいとは思う。
「でも眞子、お前は……」
「吹っ切りたいから、ね」
「……」
朝倉は、押しに弱いようであった。こんな感じで、お姉ちゃんにもいろいろ要求されているのだろうか。
643えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:42:00 ID:w4MURNqP
朝倉は再度私を押し倒すと、私の脚を開き、朝倉の指と舌、そして私の焦熱の露ですっかり穢れきった私の膣中に、朝倉の男を流れ込ませてきた。
「……ぅあ゛……!!」
そうしてまた朝倉は何も言わぬままに、それを私の内部で蠢かしはじめる。私の膣中は、そのものの熱に満たされ、私を狂わせようとした。
「ぁああっ、あ、ぅああっ、ふわっぁあ……」
私は眼前の朝倉の肩を強く抱きしめながら、奈落の崖下に今まさに堕とされんとする感覚に酔った。つけているか否かの違いは正直よくわからなかったが、もしかしたら と言う思いが自分の足場を更に狭め、ますます私を狂わせていることは確かだった。
「あぁ、朝倉ぁぁ、朝倉ぁ……ぁ、ふぁたし、おかしくなるょぅ……」
「ぅ、ぅぁ、……ぅ……」
朝倉も、苦しそうな顔をする。しかし、そのことを気遣う余裕など私にはなく、寧ろ共に地獄に堕ちてはくれまいか とさえ思う。
「朝倉あ、朝倉……ぁっ!!」
そうしてまた何度も、私は朝倉の名を呼び続け、朝倉の躰を離すまじとして、力強く掴んだ。
『吹っ切りたいから』
よくもまあ、あんなおべんちゃらが言えたものだ。私は本当はこうして、朝倉と、お姉ちゃんが惚れ込む男と、ずっとずっと好きだった男と、ただ単に寝たかったのだ。
「朝倉……好き、い、好きぃ……! ん、あ、ひやあっ……!!」
構わない。お姉ちゃんに激しく憎まれても。朝倉に辟易されようとも。
こうして、いやらしいほどに甘い刹那の時には、朝倉と一緒にいられる瞬間には、代え難かった。
「ぁぁっ、ま、眞子、放せ。俺もう、やっ、やばいんだよ……」
「……イヤぁっ!朝倉、離さないぃっ……!!」
「……ぅあああっ!!」

私は今までの恥辱にこれ以上耐えられなくなり、その身を彼方に飛ばした。
背徳感が、私の躰を貫いていくのを感じながら。
644えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:43:03 ID:w4MURNqP
「……私のこと、嫌った?」
事を終えた私達は二人、ベッドに並んで寝転がって、お互いの顔を覗き合っていた。
「……いや。まあ、お前の意外な一面にはびっくりしたけど」
「ははは……」
「で、どうです、満足できましたか?」
「……ま、まあまあ、かな」
「はは、何だよそれ。俺に膣中出し強要したお人のセリフですか」
「……やっぱり嫌ってるの?」
「いや」
そういう朝倉の表情は、何処と無しか暗かった。私と寝ることと、避妊すること。お姉ちゃんとの約束を二つとも破ったことに、罪悪感を感じているのであろう。
私はどこか、孤独感を覚えた。最中はあれほど朝倉を間近に感じていられたのに、終わってしまえば、朝倉は遠く遙か彼方、まるで銀河の向こう側の存在に見え、切なくなる。
そして、改めてこうも朝倉の心を捉えて離さないお姉ちゃんの存在に、私は憎しみさえ覚えた。だが朝倉がお姉ちゃんを一番に愛している以上、いくら憎んだところで、どうしようもない。
そうしてお互い、静寂の時を紡ぐ。

「朝倉」
幾分かして、私は口を開いた。
645えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:44:00 ID:w4MURNqP
「……ん?」
「私、帰るよ」
「あ、……ああ」
「……朝倉」
「ん?」
「ありがとね」
「ああ、……吹っ切れそう、か?」
「……うん。お姉ちゃんを、大事にしてね。幸せにしてね。……私がこんなこと言うのも何だけど」
「ああ」
「朝倉、さっき『もう止めよう』って言ってたけど、ホントにやめてあげなよ、こんなこと」
「ああ」
「お姉ちゃん言ってたよ、『私は朝倉くんの最後の女になる』って」
「そうか」
「ホント、これで最後だからね、こんな馬鹿な真似。約束だよ!」
「ああ」
「……じゃ、帰るね」
「……ああ」


夕暮れ間近の、灰色の冬空。
かつて、この島に季節を問わず咲き誇っていた桜をも散らせた木枯らしが、その空には満ちている。
そしてその空は、眺める者を無性に息苦しくさせる色をして、私を見下ろしてきた。

「お姉ちゃんが幸せならそれでいい。お姉ちゃんが幸せならそれでいい」
ずっと私は、私に言い聞かせていた。

646えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:45:21 ID:w4MURNqP
↑前スレに良くあった「純一+萌に悩む眞子」のアイデアを拝借しました。

↓おまけ2(改変ネタ2)
647えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:47:00 ID:w4MURNqP
ねむ「やってきましたね ぬけぬけと!
わたしのシナリオに こうもからんできたのは あなたたちが はじめてです
ことり「シナリオ?
ねむ「わたしが かんがえた ドラマチックなてんかいの シナリオです!
さくら「どういうこと?
ねむ「わたしは にぶいにいさんに うんざりしていました。そこで けびょうをつかったのです
まこ「なに かんがえてんの!
ねむ「にいさんは こころをみだし わたしにかまってくれました。
だが それもつかのまのこと それだけでは ものたりなくなってきました
もえ「そこで シナリオ・・?
ねむ「そう!そのとうり!!
わたしは てんかいを もりあげる かたきやくが ほしかったのです!
ことり「なにもかも ねむが かいたすじがきだったわけか
ねむ「なかなか りかいが はやい。おおくの おんなたちが たいしてみられることもなく きえていきました。
みどころなき うめあわせのような ちっぽけなそんざいが ひっしに にいさんをたぶらかす すがたは
わたしさえも ついやきもちをやきすぎてしまうものが ありました。
でもわたしは ぎりのあねまでは あなたたちには のぞんでない! したてにでていれば いいきになっちゃって・・
さくら「おまえのために おにいちゃんに ほれたんじゃないや!
よくも ぼくの おにいちゃんへのてがみを やぶりすててくれたな!
ねむ「それが どうかしましたか? すべては わたしの シナリオの わきやくなのです
ことり「わたしたちは わきやくじゃない!
ねむ「メインヒロインに ケンカを うるとは・・・・ どこまでも わずらわしい めぎつねどもめ!
どうしても やる つもりですね
これも でしゃばりな ヒロインのサガか・・・・

よろしい しぬまえに メインヒロインのちから とくと めに やきつけておけ!!
648えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:48:00 ID:w4MURNqP
ことり「やっちゃった・・・・
さくら「・・・・
ことり「これから どうなるんだろう?
さくら「・・・・
もえ「やっぱり 2が あるんでしょうか?
さくら「いってみる?
ことり「わたしは どっちでもいいっす
まこ「そうだね。でも もう みどころは ないんじゃない?
もえ「いえてます。かんじんなひと あらかた やめちゃいましたもんね!
さくら「いこう!
みんな「どこへ?

どこへ・・・・??
649えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:49:00 ID:w4MURNqP
↑音夢の立ち位置、全部こんなんだったな…ゴメソ

↓ラス
650えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:50:00 ID:w4MURNqP
散ってしまった花弁は、もう二度と、この眼前に咲き誇ることはない。
「……先輩、先輩」
わかっている、つもりである。
「お──い、先輩……」
……だが、どうしても、どうしても、そのことを認められない。
「先輩……」
この様を見たら、あいつは、どんな顔をするだろうか。やはり、笑われてしまうだろうか。
「……」

無言の時が刹那、美春と純一の間を支配する。
「ん……?」
呼びかけを止め急に押し黙った美春に驚いた純一は、目を見開いて傍らの美春の顔を覗き込むと、その美春の表情は少し、翳が差しているように見えた。
「……美春……?」
「先輩……」
「何だよ?」
「また、暁美ちゃんのことを、思い出してたんですね」

「……」
今度は、純一が押し黙る。
651えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:51:00 ID:w4MURNqP
中司暁美とは初めは友達からの付き合いであったのに、いつの間にかその絆は純一にとってかけがえのないものになっていた。
その華奢で覚束ない足取りも、多少のことにも顔を赤らめる恥ずかしがり屋ぶりも、全てが純一の腕の中で、一際目映い光を放っていた。
面倒臭がりの純一が、この娘のためなら何も厭うまい と思う程、そして、この絆が恒久のものであればいいのに と思う程、ある人を愛おしいと思えたのは、暁美が初めてであった。

しかし、その想いは同じく恒久にこの島で栄華を誇ると思われた桜の花と、そして暁美の魂の灯火と共に、純一の眼前で散った。
それは今思えば、あっけない 程に、一瞬で散った。

「しっかりして下さいよ、先輩!」
その出来事を未だ認められない純一を支えようとしたのは、かつて純一と暁美との橋渡し役となった美春であった。
「先輩がそんな正気の欠片もない様子だったら、暁美ちゃんも悲しみますよ!」
「っく……わ、わかってるよ」
「わかってるなら、そんな暗い顔しませんって!」
「……」
それでもなお、いじけてばかりいる純一に、
「んもうしょうがないなあ先輩は。しょうがないからこの美春が先輩とお付き合いしてあげますよ!」
美春は、一息に言った。
「は?」
「……今の先輩は、誰かがお側にいてあげなきゃダメダメみたいですからね〜」
「……勝手にしろ」

こうして、純一と美春は付き合うことになったのだが、純一の表情は、未だ暗いままであった。
652えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:52:00 ID:w4MURNqP
押し黙る純一に、美春は溜息をつく。
「はーあ……、いい加減立ち直らないと、暁美ちゃんも枕を高くして眠れませんよ……」
そう少し嫌味混じりに言った美春は、純一の様子がおかしいことに気づいた。
幾分か俯きがちで、なにかに苛立っているように、その眉間には皺が刻まれている。
「…………っせ……」
「はい?」
純一の一言が聞き取れず、いや、信じられなかった美春は、呆気にとられた表情で純一を見た。
「な、何です?」
とぼけるかのような美春の態度に、純一は舌を打ち、きっ と美春の方に向きかえり、
「…………うっせえ」
「……え」
「五月蠅えよ、お前」
そう言って純一は、凍りつくような視線で美春を睨んだ。
その眼差しに、美春は震えた。こんな純一を見たのは、生まれて初めてである。
「え、え……」
「だからいちいち俺が暁美がどうしたこうしたって五月蠅えんだよ、お前は」
純一の容赦のない言葉に、美春は怯え、言いようのない孤独にたじろぐ。
「だ、だって、美春は……」
「お前が俺の彼女だろうと何だろうと、これとお前とは関係ねえだろ。いちいち口挟んでくんな」
そう言い捨てると純一は、美春を置いて、足早にその場を去る。
美春はただ、その後ろ姿を見守るしかできなかった。
「そんな……」
653えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:53:03 ID:w4MURNqP
そのまま自室に戻った純一は、苛立ち混じりに鞄を放り捨てると、そのままベッドに倒れ込むようにして横になった。
『──五月蠅えよ、お前──』
純一は先の己の言動を悔いる。美春には、言い過ぎてしまった。
『──いい加減立ち直らないと、暁美ちゃんも枕を高くして眠れませんよ──』
美春の言っていることは全て、疑うところなど微塵もない真実だ。正直耳が痛い。
だがそれは、全て自分のことを案じているが故の言葉である。そうして自分のことを気にかけてくれる美春の気持ちは、とても嬉しい。
「……」
しかし、やはりどうしても、暁美のことを思い出さずにはいられない。
「……」

実は、あの日のことは全て幻覚で、明日になれば
『先輩、先輩……』
ひょっこり暁美が自分のところに、何事もなかったかのように現れ、
『私のこと、ずっと忘れないでいてくれたんですね。嬉しい……』
その鈍い足を必死にばたつかせて、自分の腕の中に飛び込んできて、
『逢いたかった……! もう私、何処にも行きませんから……ずっと一緒ですよ……』
そうして二人は、以前に増して強い絆と想いで結ばれる──

「……ああ、もうっ!!」
そんな三文芝居のような馬鹿馬鹿しいシチュエーションの再会を、もしかしたら、もしかしたら──と追い求める気持ちが、今の純一の中に根強く絡みついていた。
「……くそっ…………」
わかっている。そんなこと、ありはしないと。
「……何で……何でだよ、暁美…………」
純一は、枕にその顔を埋める。脆弱な自分に、情けない自分に、純一はますます苛立った。
654えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:54:00 ID:w4MURNqP
純一が目をさますと、窓から眩しい光が差し込んでくるのを感じる。慌てた純一が枕元の時計を見ると、その針は七時半を指していた。
「うわ、やっべ」
いそいで朝の支度を済ませ、飛び出すように家を出た純一は、玄関の前で美春が待っているのを見つける。
「あ、美春……待っててくれたのか?」
「あ……はい」
昨日の純一の言葉を気にしてか、美春の表情は俯きがちでいつもの勢いが感じられず、何処となしか怯えているように見えた。
「あ……あのさ」
「はい?」
「……悪かったな、昨日は」
「……」
美春は、言葉を返さない。純一は、なおも言葉を続ける。
「俺、言い過ぎたよ、あの……」
「何のこと、ですか?」
突然の、美春のその言葉に、純一は驚き戸惑った。言いようのない不安が、純一を覆う。
「……な、何のこと って……、ほら、あれだよ、あの……」
「何のことかわかりませんけど、気にしなくていいですよ。さ、早く学校へ行きましょう」
そう言って袖を引っ張る美春に、純一はこれ以上詮索することができなかった。
「……」
そのまま無言で、二人は通学路を往く。
『何のこと、ですか?』
歩きながらも純一は、先の美春の言葉が引っかかっていた。いくら美春でも昨日のことを忘れているとは思えない。それに今朝から様子もおかしい。
気を遣って、有耶無耶にしようとしてくれているのだろうか。しかしそれは、純一の望むところではなかった。やはりあのことは、きちんと謝っておきたい。
「あ、あのさ、みは……」
そう言って振り返ると、その横に美春の姿がない。
慌てた純一が後ろを仰ぎ見ると、ずっと後ろの方で美春が、亀のような歩幅で純一を追いかけていた。
「ま、待って下さいよう、先輩」
「み、美春、おいおい……」
まるで……と言いかけて、純一ははっとした。
「……おい、足でも、挫いてんのか?」
「い、いえ、そんなことありません。これがいつもの私の歩調ですよ」
純一は、その美春の様子を前に、目の前にちらつく影を、必死に頭の中で否定した。
『まさか……そんなわけは……』
655えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:55:06 ID:w4MURNqP
午前中、純一はずっと、美春のことを考えていた。
朝のあの振る舞いに、どうしても、あのことを連想せずにはいられない。
『そんなわけない。第一、外見は美春じゃないか……』
しかし、どうも納得がいかぬまま時は過ぎ、昼休みを迎える。
それでもまだ、机に伏せったまま微動だにせず、物思いに耽っていた純一に、
「おい、朝倉」
突然、杉並が声をかけた。
「ん、何だよ」
「今日のお前、いつになく考え込むような様子じゃないか。珍しい」
「……俺だって毎日脳天気に生きてる訳じゃねえよ」
「ほう……しかし、今日もハニーとランチか。おめでたいな」
美春と付き合うようになってからというもの、美春は毎日純一の居る教室のほうまでやってきて、純一を昼御飯に誘うようになっていた。
「奢らせようとしてんだよ……で、通ならどういうランチタイムを過ごすんだ?」
「素人にはお勧めできんな」
「け、どうせ俺は牛丼安売りにゃ一家総出で乗り込む小市民ですよ」
「ところで、その肝心のお前のハニーの姿が見えないな?」
そう言われて、純一ははっとする。確かにいつもならもう今ぐらいの時間、既にここにいる頃である。
「気になるのなら、様子を見に行ってやったらどうだ? もしかしたら道半ばで悪漢に絡まれて、お前の助けを待っているかもしれんぞ?」
「アホか」
来たら来たで飯奢れだのバナナ買ってくれだの鬱陶しいが、来ないなら来ないでどうも落ち着かない。第一、今日の美春の様子がおかしいのも気がかりだった。
「……かったりい……」
656えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:56:00 ID:w4MURNqP
一応、美春がいつも辿ってくるであろうルートをなぞりながら、純一は美春の教室へ向かった。
「ちょっとごめんよ……」
教室の入り口をくぐると、美春がいた。しかし何か、やはりいつもと様子が違う。美春は席に座ったまま俯いて、何か手作業に勤しんでいる。
その美春の意外な様子に、どうも声をかけそびれた純一に、
「あ、朝倉先輩」
美春の友人が声をかけた。その顔は少し、にやけて見える。
「おい……美春は……?」
「それが……」
その友人に促されるまま、純一は美春の近くに寄ってみる。そこで美春の手元を見て、思わず純一は目を丸くした。
美春が、編み物をしているのだ。
「こんな美春を見たのは、生まれて初めてですよ……こんな様子でPDAでネットしてたことはありましたけど、まさか、編み物なんて……ねえ?」
「……」
言葉を失っていた純一は、ふと、顔を上げた美春と目があった。美春は驚いた顔をして、その頬を赤らめる。
「あ、朝倉先輩。いたんですか……? それなら、話しかけてくれてもいいのに……」
「……え、あ、ああ……悪い」
「ん〜、何処となしか美春、しおらしくなっちゃったなあ……?」
赤い顔をして純一を見上げている美春に、友人が悪戯っぽい声で話しかけた。
「そ、そんなことないよ……私は普段通りだよ……」
「編み物といい、やっぱ美春も女の子なんだねえ……?もう、朝倉先輩も罪なお方だ!」
「お、おいおい……」
美春だけでなく純一までからかってくるその娘を純一が宥めていると、美春は、
「編み物は、ずっと前からやってるよ……」
と、俯きがちに言って、また編み針を動かしはじめた。
「へ〜、そうなんだ。意外……」
興味深そうに頷くその友人をよそに、純一はますます美春の変貌に戸惑った。美春とは幼い頃からの付き合いだが、美春が編み物をやっているところに出会ったことなどない。
657えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:57:00 ID:w4MURNqP
「美春、ちょっと待ってろ」
そう言って純一は、足早に駆け出す。
皆の視線をかいくぐって学校を抜け出し、近くのコンビニに駆け込む。
そしてそこでバナナを一本買って、大急ぎで美春の元に戻ってきた。

「ハァ、ハァ……」
「ど、どうしたんですか、先輩?そんなに息切らして……大丈夫ですか?」
息の荒い純一を気遣う美春に答えることなく、純一はバナナを差し出す。
「へ?」
「ほら……あの、その…昨日の詫びだ。食えよ」
「へえ、先輩自らバナナを買ってあげるなんて……よかったね、美春?」
しかし、やはり、美春はおかしいままであった。
普段の美春なら、鞄に隠し持っていてもそれを嗅ぎつけ、食わせろとねだるほどバナナには目がないのだが、今日の美春は、手を伸ばす仕草すら見せない。ただきょとんとして、その眼前のバナナを見据えるだけである。
「美春、おい、美春……?」
「あ、私にくれるんですね。ありがとうございます……あとで味わって食べます」
美春はバナナを受け取ると、机に掛けてある鞄に入れて、また編み物をはじめた。その様子に、先程までにやついていた友人も唖然とする。
純一は、眼前の美春が、美春に見えなくなる感覚に襲われていた。
そしてそのかわりに目の前にちらつく像が、ますます濃くなっていくのを、抑えられなかった。
658えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:58:00 ID:w4MURNqP
それからずっと、美春の様子はおかしいままであった。
相変わらず、亀のような歩幅。風に靡けばそのまま飛んでいきそうな、華奢な足取り。
人と接する態度も、今までの人懐っこい感覚が消え、何処となしかはにかみがちなものである。
休み時間、前まで美春が好んでいた話題をふられても乗ってこず、ひたすら編み物に励む。
何よりも好んでいたバナナを、たとえ目の前に山盛りに積まれても、目の色一つ変えないでいる。

やがて他の者達は、ある“噂”を口々に言伝しはじめ、「まさか……」と首をひねった。しかし日を重ねるごとに少しずつ、その噂は真実味を帯びてくる。
そして、純一はここ数日というもの、まともに美春の顔を見られないでいた。
目を合わせれば、絶対、あの名を呼んでしまいそうになるからだ。

「おい、朝倉」
「……何だ」
放課後、そそくさと帰るようになっていた純一に杉並が、いつになく真剣な表情で声を掛けた。
「お前のハニーのあの噂、聞いたか」
「知らねえよ」
「何でも、前にその娘と仲の良かったっていう……」
「知らねえっつってんだろ!!」
いらぬ詮索をかける杉並を、純一は息を荒げて振り払う。杉並の目に、その純一の表情は、まるで鷲に追われ続ける小兎のもののように映った。
「……朝倉」
「…………知らねえ……」
杉並は純一のその焦燥ぶりを察し、先の純一の苛立つ仕草に怯むことなく、
「まあ、今はそれでもいいかもしれんが、あの子がお前のハニーである以上、いずれ避けては通れんぞ」
背を向ける純一に、諭すように言った。
「……」
純一はそれに応えずに、逃げるようにその場を離れる。これ以上、杉並に真実めいた言葉を言われたくなかった。
659えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 20:59:00 ID:w4MURNqP
家に戻った純一が、またいつもの如く苛立ちを抑えながらベッドに伏せっていると、
『ピンポ──ン、ピンポ──ン、ピンポ──ン……』
玄関のチャイムの音が、家中に鳴り響いた。
『ピンポ──ン、ピンポ──ン、ピンポ──ン、ピンポ──ン、ピンポ──ン……』
延々と鳴り響き続けるその音に、純一はやり過ごすことが不可能であると悟り、渋々その身を起こすと、インターホンを取る。

「はい」
『あの、先輩……』
純一は喫驚する。インターホンから響いてきたのは、美春の声であった。
そのまま帰したかった。しかし一応、自分に会いに来てくれている美春をこのまま帰すのも悪いな と思い、玄関に向かうとドアを開け、
「……寒かったろ。入れよ」
美春と目を合わさないようにして、美春を居間に促した。

「最近先輩、冷たいですよね。全然一緒にいてくれない」
居間のソファに腰掛けた美春は、そう切り出した。
「……」
純一は俯いて、言葉を返さない。
「どうしてですか?私何か、先輩を怒らせるような真似しましたか?」
「そうじゃねえよ」
「じゃどうして……もしかして先輩、私のあの“噂”が気になっているんですか?」
「!!」
いきなり核心をついてくる美春に、純一はたじろぐ。しかし家にあげてしまった以上、逃げることは不可能であった。
660えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:02:00 ID:w4MURNqP
「ああ、みんな噂してるな……お前の様子がおかしい、って……まあそりゃ、お前も人間だし、生きてりゃあそりゃあ、不変、ってワケにはいかんだろうさ」
純一はあからさまに、心にもないことを言い並べはじめた。その態度に、美春は眉をひそめる。
「……待って下さい」
「いや、俺もちょっと戸惑ったワケよ……まあそうだよな、美春だって成長するもんな」
「……待って下さい、『美春が成長した』なんて噂、誰もしてません」
美春は自分を無視して一方的に言葉を並べ立てる純一を制止して、きっぱりと言った。
「……ま、お前の場合、成長っぶりがいささか急すぎるワケだよな。あれじゃあ“変貌”だ。いや、まあ、なんだ……その、元々お前はバナナのアホ食いだとかまあいろいろ変わってた部分が多かったし?……」
なおも美春を無視しようとする純一を、美春は正面から真っ直ぐに見つめて、
「待って下さい先輩。私、変わってなんかいません」
はっきりとした口調で、大きな声で言った。

その美春の様子に、純一はますます苛立った。軽くテーブルを蹴飛ばして、乱暴に足を投げ出す。
「いません、って……そんなわけねえだろ」
「いませんったらいません。先輩だって、十分知ってるはずです!」
美春は美春で、自説を頑なに曲げなかった。
「ハア……?知ってる、だと?俺の知ってる美春はそんなんじゃねえよ……!」
「いいえ、私は何一つ変わってません……!」
「んなわきゃねえだろ?」
「先輩だって、わかってるはずです。どうしてそんな、わからないふりをするんですか?」

「ああ、もうさっきから……何がだよ、クソッ!!」
純一は己を律せなくなり、掌をテーブルに力一杯叩きつけていた。驚いた美春と思いがけず目が合い、純一の堰はついに切れる。
「少なくとも前までの美春が、ひょこひょこ歩いたり、編み物したり、果てはバナナをスルーしたりなんてするわけねえだろ!! そんな、まるで暁美みたいな……」
661えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:02:59 ID:w4MURNqP
途中まで言いかけて、純一ははっとした。

天枷美春の言動が、先頃亡くなった、中司暁美の言動を丸写ししたものになった。

あれはもしや、美春の体に、暁美の魂が乗り移ったのではないか。

その“噂”を、純一はこれまで意識すまいと、考えるまいとしてきた。
それを意識してしまえば、自分は目の前の女の子を、天枷美春ではなく、中司暁美として見てしまう。
暁美が帰ってきてくれた と、脆弱な自分は歓迎してしまう。
だが、そんなことは、有り得ないのだ。そんな、三文芝居じみた話は。

「……すまん、美春」
純一はテーブルに両掌をついたまま俯く。美春はソファから立ち上がると、そんな純一の傍に寄って、その顔を覗き込んだ。
「どうして謝るんですか?」
「どうしてって……あんな、怒鳴ったりして」
「構いませんよ」
「それに……まるで美春を、暁美と思うような……何かその、美春に暁美が乗り移ったみたいに思うようなことを……」
「そんな暗い顔、しないで下さいよ」
そして美春は両手で、項垂れていた純一の頬を、正面から掌で、優しく抱く。
「やっと、認めてくれたっていうのに」
662えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:04:00 ID:w4MURNqP
「……え?み、美春?」
純一は、呆気にとられて、美春の顔を見る。美春は素っ頓狂とした純一の両の目を、しっかと見据えてきた。
「“噂”は、全部、本当ですよ」
「な、何言ってんだ、美春?」
「美春 って呼ぶの、止めてくれませんか。体は美春ちゃんのカタチでしょうけど、中身は違うんですから」
唖然とする純一に、真っ直ぐにその言葉はぶつかってくる。
「先輩、私がいなくなってから、ずっとさっきみたいな、暗い顔をしてる」
未だ解せない様子である純一の、せわしなく瞬いている目を見据えたまま、その目に映る娘は言葉を紡ぎ続けた。
「美春ちゃんがあれこれ世話を焼いたみたいですけど、美春ちゃんじゃ駄目みたいですね」
純一の目が大きく開く。声を幾分かうわずらせながら、その言葉は続いた。
「だから私、美春ちゃんからこの体を借りることにしたんです……先輩がそんな顔をするの、見ていられなかったから……」
体を心なしか震わせて、最大に膨らんだその想いは、その言葉に乗って、純一に流れ込んでいく。
「でもそれだけ先輩、私のことを想っていてくれたんですね。嬉しい……!!」
そして美春の体は、純一の胸の中に投げ込まれた。純一は両の手で、その体を受け止める。
「また逢いたかったです、朝倉先輩……寂しい思いをさせてごめんなさい。でも、またこうして出会えて、本当に嬉しい……もう私、何処にも行きません。ずっと、ずうっと、一緒ですよ……!!」
感極まった声でその言葉を終えると、その美春の体はゆっくりと、そして深く純一の胸の中に預けられた。
663えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:05:00 ID:w4MURNqP
その腕の中の温もりを感じながら、純一は、これまでの記憶を振り返る。

暁美と出会った日のこと。
暁美に告白され、付き合うようになった日のこと。
それから、暁美と過ごした、大切な日々のこと。
そして、暁美を失った日のこと。





すべてそれらは今まで色褪せることなく、その中の情景から何から全て、純一の胸の中に残っている、筈であった。

だが、実際はどうだろう。
こうして、実際に本人に言われなければ、実際にこの腕の中で、この温もりを感じなければ、気づかないなんて。

「結局何も憶えていないじゃないか、俺……馬鹿みてえ」
純一は、己の耄碌ぶりに、自らのことながら嫌気がさす。

「先輩……?」
純一の不可解な独り言に、少し困惑した様子のその瞳を、純一は優しく見つめてやる。
「……ありがとうな」
その目は純一の眼差しに気づくと、ゆっくりと潤んでくる。
「はい……」

そうしてまた、二人に暫しの静寂が訪れたかと思うと、純一はその瞳を、先程とは違う目で見つめた。
「だからもう止めろ、美春」
664えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:06:03 ID:w4MURNqP
「えっ……!?」
突然、純一に暁美の存在を否定されたその娘から、信じられない といった感じの声が漏れ出す。純一は続けた。
「もういい、止めろ。お前は美春だ。暁美じゃない」
「まだ、認めてくれないんですか……!? 私は天枷美春じゃなくて、中司暁美です!こうして先輩に、会いに来たんですっ!!」
「いいや、違う。暁美は、もう死んだ。もうここにはいない」
「だから、会いに来たって、言ったじゃないですかっ!!こうして、美春ちゃんの体を借りて……!!」
「その体の中に入っているのは、天枷美春だ。中司暁美じゃない」
「そんな……どうして、認めてくれないんですか……?」
頑なに暁美の存在を否定し続ける純一を目の前に、その娘は請うような眼差しで問うた。
「お前……さっき、『美春ちゃんじゃ駄目みたい』とか、言ってたよな?」
「ええ、駄目だったじゃないですか。先輩、ずっと落ち込みっぱなしで」

「それだよ」
その言葉に、純一の目が光った。どこか遠く、ずっと向こうを見据えるような眼差しになる。
「え……??」
「本物の、俺が知ってる中司暁美は、そんな……友達を、一番の親友である美春のことを、馬鹿にするようなことは言わない」
「……!!」
「それに、友達の体を乗っ取るみたいな、そんな友達を蔑ろにするような真似はしない……いや、あいつは出来ない」
押し黙ったその娘の瞳に、目頭を歪ませて、必死に何かを堪えている様子の純一が映る。
「ああ、出来ねえさ……そんなこと、引っ込み思案なあいつが…………」
665えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:07:00 ID:w4MURNqP
「……ごめんなさい…………!!」
それを目の当たりにして、その目の前の体は、自らの中の天枷美春の存在を認めた。
「でも、でも、美春は、こうするしかなかったんです……っ!」
そしてその身を、今度は天枷美春として純一の胸に預けながら、美春もその大きな瞳を、いっぱいの涙で満たしはじめる。
「こうでもしなきゃ……先輩、ずっと、ずっと、沈んでいるまんまなんだと思って…………!!」
そう言って美春は、堪えきれなくなった感情を、目から口から漏らしはじめる。純一はその腕の中の美春を、先よりも強く、しっかりと抱いた。
その体は先よりも、ずっと暖かで、眩かった。“生きている”感覚がした。
「ごめんな、美春……いつも傍にお前がいてくれたって言うのに、全然気づいてやれなくて……」
そして純一は、未だ嗚咽を漏らす美春の唇を、自らのその唇で、そっと塞ぐ。
「んっ、ん……」
その唇で感じる安らぎに、美春は自ら目を閉じ、体の力を抜いて、純一の為すがままになった。

日が暮れ、夜の帳が部屋に差し込みはじめても、二人は暫くの間、離れようとしなかった。今はただ、この温もりを、片時も手放したくなかった。
やがて久々に、夜空に月の明かりが灯り、その瞬きは、二人だけの世界を照らしだす。
「先輩……ねぇ……」
「美春……」
そして双方に、もっと互いの、表に溢れ出るものだけではなく、もっと奥の奥の温もりが欲しいと思う気持ちが芽生えるのは、必然であった。
666えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:08:00 ID:w4MURNqP
純一は美春をソファに横たえると、自らは床に膝をつく。そうして美春の上着に手を伸ばし、それをゆっくりと上にずらした。
忽ち露わになった美春のそのブラジャーは、あの演技の影響か、かつて純一が美春を抱いた時に見たものよりも、幾分か可愛らしいものであった。
「変です……か?」
「いいや。それよかこのまま、大丈夫?寒く……ないか?」
そう言って純一は、少し不安そうな顔を美春に見せる。なんだかんだ言いながらも人のことを思いやってくれる、幼き日より美春が見てきた純一のその側面を改めて目の当たりにして、美春は少し、嬉しくなった。
「いえ、平気です。暖房、入れてくれてるし、それに……」
「それに?」
「先輩、暖かかった、から」
そう言って美春は、紅潮した顔で純一を覗き込んだ。その表情は幼き日に純一が幾度か見たことのある、照れた時の美春の顔をしていて、純一は思わずその顔に焚き付けられるように、再度美春の唇を欲してしまっていた。
「そっか……美春も、暖かい……な」
唇を離し、そう言いながら純一は、美春のブラジャーをたくし上げるようにずらすと、そこから溢れ出た乳房を手にして優しく包み込んだ。美春の躰はその刺激に敏感に反応し、その熱を強める。
「ぁん……」
そのまま捏ねるように愛撫すると、美春は可愛らしく啼き、瞳を切なそうに閉じた。その表情に純一の情熱は更に加速し、愛撫する手を更に強める。
「ふぁぁ……せ、先ぱぁい……」
「我慢しなくていいぞ、美春……何か、して欲しいことがあったら、遠慮なく言ってくれ……」
「じゃ、じゃあ……、続けて……。も、もっと下さい……あ、ぁああ……」
その美春の声に呼応して、純一は美春の下半身に手を伸ばすと、そのスカートを捲り上げ中のショーツに触れる。その間から指を潜りこませて、既に湿り気を帯びていた美春のそこに、そっと指をなぞらせ、擽るように蠢かせた。
「……は、っはぁん、ああ、ぃやあ……」
微睡む美春を確認しつつ、純一は空いた左手で愛撫していた美春の、尖りを見せていた胸の先に口づけ、そのまま啄み始める。
「ひゃ、せ、先輩……ぃひゃっ、あ……」
美春はその感触に恍惚としつつ、純一の“愛情”を、一身に感じていた。
667えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:09:00 ID:w4MURNqP
やがて純一は、もう堪らない、といった感じの表情をして、ソファの上の美春に跨った。
「!!」
美春はどぎまぎするが、純一が何を望んでいるかは解していた。
「美春……いいか…………?」
そう言って純一は、美春の瞳を見据えてくる。美春は少し恥ずかしさを覚え、ソファから起きあがると、純一の目を見つめた。
「ええ……でも、ちょっと、怖いかも……です」
「美春……」
「もしかしたら……怖くて、逃げ出しそうになるかも……だから、先輩……」
そして美春は、今度は自分から、純一と唇を重ね合わせた。そしてその距離のまま、純一の肩をぎゅっと掴む。
「だから先輩……あの、している時……ですか? その間中はずっと、こうやって、先輩の体温を感じさせていて、くれません……か?」
そう言いながら、純一の肩を離そうとはしない美春を、初めて見る美春の意外な一面を、純一は可愛いと思った。
「ああ……もちろんさ。俺だって、そのつもりだ……」

美春が両腿を開かされたのも束の間、すぐにショーツをずらされる。そして純一もズボンを下におろし、猛るかのように天を仰ぐ一物を、美春の目に晒した。
「じゃあ……。……もし、もう勘弁ってなったらすぐに言えよ。すぐに俺も止めるから……」
「……はい」
美春は目を瞑る。そして息を潜めながら、その瞬間をぐっと堪えるように待っていると、やがてゆっくりと、腰の辺りを強く震わせるような感触と共に、純一のものが自らの内へ誘われるのを感じた。
「ん゛、ぁ、……せ、先輩ぃ……っ!!」
純一は約束通り、美春の内で己を動かす間、美春の躰の上に横たわるようにその身を密着させ、美春に自らの肩を貸した。
「ゎはあ…はあん…せ、先輩…あ、ぅあぁん……っ!」
美春はわななく躰に啼きながら、純一の肩を探り当てると、純一の蠢きをその身に享けている間中、先程よりも強く、その肩を捕まえる。
まるで肉を削ぎ取るかのように肩を掴んでくる美春に純一は驚き、暫し腰を止めて、美春に向き合った。
「み、美春、いくらなんでも痛てえって……。俺はちゃあんと、ここにいるからさ……」
「ご、ごめんなさい……」
668えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:10:00 ID:w4MURNqP
そう言いながらも、美春は処女のような顔をして、その手を離そうとはしない。純一はそんな美春に、また口吻る。そして美春の頭を、そっと撫でてやった。
「な、俺はちゃあんと、ここにいるだろ?」
「……はい」
頷く美春ではあったが、まだその表情には怯えがある。純一はそんな美春が、少し腑に落ちなかった。
「どうしてそんな、怯えるんだ?初めて、ってワケじゃあないのに」
「……初めてですよ」

「……? ど、どういう意味だ、それは……?」
驚く純一に、美春は潤んだ眼差しを、真っ直ぐに純一にぶつける。
「今思うとあの時はただ、美春は先輩と寝た“だけ”に思うんです」
口ごもる純一の目の前で、美春の大きな瞳から、また、止めどなく涙が湧き出した。
「先輩がこうして、美春のことを“愛して”くれるのは、初めての経験です……」
前に美春が純一と寝たのは『一応、恋人として』という手前のものであったため、その頃まだ暁美の未練にとらわれていた純一の責めは、儀礼的に乗っ取ったものであり、かつ荒かった。
それ故にその時は、美春は快楽を得はしたものの、今こうして感じられる暖かみを得ることはなかったのである。
「だから美春、なんか、今先輩がふっといなくなったらどうしようとか、凄く不安になって……」
純一は、その美春の言葉に反論できなかった。そして、少し嬉しさを感じる。
「今、俺は……美春を、愛せてるんだな……?」
「……ええ」
「それは、どうだ?迷惑とかじゃ……ないか?」
「そんな!……美春、今、凄く幸せです」
「美春……」
「先輩、好きです、大好きです、ずっと大好きです……ずっと、一緒ですよ……!」
真摯で、嘘偽りなく、そして何より愛おしい。そんな美春の言葉に純一も、今の幸せの尊さを改めてかみしめる。
「……ああ!」
669えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:11:00 ID:w4MURNqP
そうしてまた、純一は美春の内で動き始めた。美春は相変わらず、純一の肩を掴み、腰に足を絡めて、純一を逃がすまいとしてくる。
「先輩……ぜっ、絶対、離さない……!!先輩も…離しません……よ、ねぇ?」
純一は最早咎めることをせず、美春のしたいようにさせてやった。
「ああ……絶対、離すもんかっ、っ……」
「っあ、あはぅん……せんっ、先輩……好き、好き……!!」
純一はただひたすら美春を、何物にも代え難い存在を、その身を挺して愛し続けた。

二人は、お互いの更に更に奥の温もりを欲して、今こうして躰を重ね合っている。
その願いは叶い、その熱すぎるほどに滾るお互いの焦熱に、身を任せることが出来た。
だが、それに身を焦がせば焦がすほど、その熱は限りなく、うねるように高まっていくことに、二人は気づく。
そしてそうなればなるほど、もっと欲しい、ずっと感じていたい、と思わずにはいられない。
そのくらい、それは甘美で、蠱惑的で、美味であった。

しかし、そこまでの刺激に延々と耐えられるほど、人の体は堅くできてはいない。
「先輩、先輩ぃっ……美春、美春は…………ああっっ!!」
「み、美春……ああ、俺も、美春…………っ!!!」
二人は火照り上がった躰と共に、繋がりあったまま、手を取り合って、頂から崩れ落ちた。
670えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:13:00 ID:w4MURNqP
二人は息を整えると、二階の純一の部屋に上がって、同じベッドに二人並んで床につく。体が困憊しきって、もう貪りあうことは出来なかったが、お互いを密着しあうことは忘れなかった。
「先輩……」
純一の腕を枕にしながら、美春が純一に、にやけた表情で笑いかける。
「なんだよ……?」
「もう先輩は、美春のものですからねぇ……?」
「は、はは、なんだよおい、……なんだそりゃ?」
「言葉通りですよ。だって美春、先輩に、“膣中出し”されちゃったんですから……っ」
「ぅえっ!?」
突然の一言に、純一はむせてしまった。だがそれは、紛れもない事実である。
「もしもの時は、責任、取って下さいね」
「い゛、いや、あの、その、天枷君、いきなり突然……」
「何でそんな顔するんですかぁ〜?美春に先輩『絶対離さない』って、言ってくれたじゃないですかぁ」
「あ、まあ確かにそうは言ったよ、けどなんだ、あれだ……」
「でも、たとえあの時外に出されてても、先輩は美春のものですよ?」
そう言って美春は、狼狽えていた純一の上に跨る。戸惑う純一を見つめながら美春は、自分だけの空間である純一の胸の中に、その頬を預けた。
「美春?」
「理由なんていいんです。こうして先輩とお付き合いして、その、いっしょに寝てる……以上、先輩の全ては、美春のものなんです……わかりますか?」
「わ、わかる……って?」
「先輩の全て……それこそ、先輩の辛いことも、苦しいことも、哀しいことも、ぜーんぶそれは、美春のもの……ってことですよ? ね?」
「美春……」
純一の中に、美春の言葉が染みわたる。暁美の物真似などという、恐らく当人にしてみれば苦行に他なるまいこともして見せた美春のその言葉は、如何ほどにも疑いようのないものであった。
671えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:14:00 ID:w4MURNqP
「そりゃあ美春なんて、出来ることと言えばせいぜいバナナを食べることぐらいですよ? ……けどそれでも、先輩が苦しい思いをしてるのを黙って見てるなんて、出来ませんから……」
「ああ、わかったよ、もう……」
純一は、また泣きそうな顔をする美春の頭をそっと撫でる。その感触が心地よかったか、美春は、美春らしい笑顔を見せた。
「俺はお前のものさ……でもそのかわり、お前も俺のものだぜ?」
「はい……」

そして二人は、また、その唇を重ね合った。

今日感じきれなかったぶんは、また明日、明後日に感じればいい。
なぜなら二人、ずっと同じ道を往くと、決めたのだから。
672えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:15:00 ID:w4MURNqP
翌日、朝。
「先輩、先輩!!」
未だ睡夢を貪ろうとする純一を、美春が馬乗りになって起こそうとしていた。
「んだよ……今日は土曜日なんだから、寝かしてくれよ……」
「バナナ、食べに連れてって下さい!!」
「ハァ?」
「やっぱり美春には、禁バナナ生活は無理なようで……か、体に、き、禁断症状が出そ、う……ううぅ……!」
そう言って、純一の上で大袈裟に呻いてみせる美春に、純一は呆れる。しかしそれほどまでに好むバナナを数日も断たせた原因は自分にある以上、償いはしてやりたかった。
「わかった、わかったよ……だからどいてくれ」
「超特盛りでよろしく!!」
「わかったから……つうかお前、服着ろよ!」

「準備できました〜」
音夢の部屋に残っていた服を着た美春が、意気揚々と現れた。
「ああ、んじゃ、行くか」
「あ、先輩」
突然美春が踵を返すと、なにか思い出したかのように、鞄をあさりはじめた。その様子に、純一は意表をつかれる。
そうしてまた純一の方に向きかえった美春の手には、毛糸のマフラーが握られていた。
「なんだ、それ?」
「あの時、私が編んでたやつですよ! ハイ、先輩にあげます」
あの時といえば、美春が自分を偽っていた時である。純一はそれを受け取るのを躊躇った。
「い、いいよ、マフラーなんて巻くのかったりいし。そ、それにこれは……」
「いいじゃないですか。なんにせよ、先輩にあげるつもりで編んでたやつですから。あ、巻いてあげますよ!」
「い、いいってのに……!」
結局美春にされるがままに、純一はそのマフラーを巻くことになった。それはふかふかしていて、とても暖かい。
「うんうん、似合ってる似合ってる……それじゃあ張り切っていきましょ〜。♪今日のバナナは何処のだろ〜……」
美春は純一の腕を引きながら、軽やかに歌を口ずさみながら、揚々と歩き出す。
外の空気は昨日までの寒空とは違い、やがて来る春の日を思わせる、優しい陽気を感じられた。
673えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:16:00 ID:w4MURNqP
「えーっとぉ……次は、バナナチョコパフェのXLサイズをお願いします〜!」
「……食い過ぎじゃねえか、美春」
そうして向かった喫茶店で、オーダーしたバナナ関係のデザートを次々に平らげていく美春に、純一は己の懐具合を気に病んでしまう。
「そんなことありませんよ。私にとって、バナナは命の源だよ〜」
「変なこと言ってんじゃねえよ。そもそも……」
「……ぁっ、このバナナ・オレ…って、新商品? すいませ〜ん、これもお願いします……」
「シカトかっ!!」
純一はキレながらも、こうしていつもの美春が戻ったことを、内心喜ばずにはいられなかった。
そう思うと、このマフラーの感触も、案外悪くない気がする。

二人はその帰り道、島で一番大きい、あの桜の木のところに行ってみた。
「あ、先輩、見て!」
美春に誘われるがままに、純一がその木の許に駆け寄ると、
「ほら、これ!」
美春が掴んだその枝に、花の蕾が萌え出しているのが見てとれた。
「ああ……」
「ほら、これにも、これにも……これ、満開になったら、すっごく綺麗でしょうね……」
「……ああ!」
「そしたら、お花見しましょうね。バナナ、いっぱい持って」
「って、お前は結局バナナかよ……」
「えへへ、だって……でもお花見は、絶対しましょうね?」
「ふぅ……ああ、そうだな」
二人はお互いの顔を見合わせると、笑みを交わしあう。
そうして二人は、桜の根本に並んで座り込み、ただ何するわけでもなく、二人だけの時を過ごしはじめた。
674えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:17:00 ID:w4MURNqP
新しい花が、この桜のように、純一の傍らに芽吹いていた。
「先輩……」

でもうかうかしていたら、咲いたとしてもまた散ってしまうかもしれない。
「ん……?」

そんなことはさせたくない、いや、させない。
「先輩は、美春のものですよ……?」

そのためなら自分は、どんな労苦も厭わない と、純一は固く心に決める。
「ああ……お前も、俺のものだ……!」

腕の中の花は、それほどまでに愛おしかった。



そうして微睡む中、純一は少し、疑問にかちあたる。
編み物などやったことがないはずの美春が、なぜはじめたばかりなのに、ものの数日で、こんな上等なマフラーを編むことが出来たのだろうか と──

675えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/20 21:20:26 ID:w4MURNqP
終わりっす。

まあ苦く思う部分もおありかとは思うわけですが、俺はこういう芸風らしくて、へへ
精進したいと思います。

あと、どうしても一極集中大量投下っつうのがやってみたかった。今は反省している。

次はただひたすらエロイのを書きたいです。ええ
676名無しさん@ピンキー:04/12/20 21:26:34 ID:VaosyKN5
GJ
677名無しさん@ピンキー:04/12/20 21:28:03 ID:VaosyKN5
期待してます。
678名無しさん@ピンキー:04/12/21 00:15:07 ID:tHfLfOyj
GJだ
679名無しさん@ピンキー:04/12/21 00:49:22 ID:Ni3rPiNs
GJ!



最初はレス数のあまりの増えっぷりから大荒れになったかとオモタYO……
680名無しさん@ピンキー:04/12/21 12:41:57 ID:u2pwJ47Z
いろいろあってGJ!

ただ、一番最初の話は報〇ス〇ーションの某国殺人鬼の特集を見た後だったから
笑えなかった・・・。
681エムシケ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/21 22:23:13 ID:ex+tDXWT
イクラ ナンデモ シュウチュウ サセスギタカ
モット モッタイブレバ ヨカッタナ

>>679
アンナ アオリ テイドデ アレルホド ココニ ヒトハ イナイ ミタイヨ

>>680
イヤナ キブンニ サセテ スマンカッタ

イマ ヨウリョウハ 30KB クライシカ ノコッテナイ
モノヲ オトスニハ チト チュウトハンパ ドウシヨウ?
682名無しさん@ピンキー:04/12/21 22:50:08 ID:nUH9jvsr
神が適量書くしかあるまい
683名無し彩野(予定)市民:04/12/21 23:29:09 ID:w2JE4G/A
エムシケ氏、GJ!!

さて、色々と批判が多いので本職はこれにて退役いたす所存。
エムシケ氏、スレ立てした身で在りながら心苦しいが前スレよりの戦友として後を宜しく・・・・・・
本職はこれから再び、三戦板、軍板に戻り、新たな戦場を見出す為これより退去します。
皆様、お元気で・・・・・・
さらばっ!!



684名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:18:25 ID:q4Na9sW6
>>647-648
実にマッチしていて面白かったけど、最後の台詞がホラーものの最後まで残った謎みたいで怖い…。
685えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 17:53:00 ID:z1URf1KQ
>>684
どうなるんだろうね、あの人らは

さて、>>682の言葉を受けて、無神論者の俺が一筆書いてみたよ
容量は多分大丈夫とは思う
後俺は一月中旬までネットに繋げないとこに行くので
それまで上のと↓ので持ちこたえてくだしあ
686@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 17:54:05 ID:z1URf1KQ
「あ、朝倉くん、遅いですよー!」
「悪い悪い、ちょっと、立て込んじゃって」
「待ちくたびれちゃいましたよ〜」
「だからこうして謝ってるじゃないっすかあ」
「んもう……朝倉くんがいなきゃ始まらないんですからね〜」
「ああ、もう、ちゃ〜んと後でサービスするから、さ!」
「とか何とか言っちゃって……サービスしてもらいたいのは朝倉くんのほうじゃないんですかぁ?」
「……いや、そんなこと……テヘヘ」
「やっぱり……ま、そんなことだろうってのは初めからわかってることですよね、水越先輩?」
「ですよね〜、ともちゃん?」

そうして二人の腕が、朝倉純一の両の腕に絡む。
水越萌と、ことりの親友の朋子。風見学園女子の中でも上質の豊かな胸を誇る二人を、純一はその両手に抱えることを成し遂げていた。
表面上は朋子一人と付き合っていることになっている純一にとって、この禁忌の逢瀬は、学園の皆には絶対機密にして、誰にも邪魔されたくない聖域である。
二人とも可愛く、現代の女性には珍しい、礼儀正しく穏やかな物腰。そして何より、何よりその巨乳。
想い人の腕を嬉しそうに掴んで純一に寄り添ってくる二人の、両腕に吸い付くかのようなその胸の感触に、純一の鼻の下はだらしなく伸びた。

純一に最近音夢はよそよそしく、ことりは思いっきり険しい表情をし、杉並は「初音島のラス・メイヤー」などとあだ名を付けたが、この感触に比べればそれらなど、当人にはどうでもいいものであった。
687@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 17:54:59 ID:z1URf1KQ
「いいですよぅ」
「準備できました〜」
先に風呂に入っていた二人から声がかかると、純一は勇み足で、バスルームのドアを開ける。そこには躰中をボディソープで泡まみれにした二人が、たわわなその胸を憚ることなく晒しながら、純一の顔と陽物を覗き込んできた。
「いやぁ、いつ見ても、壮観だなあ……」
「朝倉くんも、すっごく大きくしてるじゃないですかぁ」
「なんか……昨日よりも、大っきいかも……」
純一はこの至福の時を、神に感謝した。自分は三国一の果報者だ と、つくづく思う。
「じゃあ……頼むよ」

そして朋子は純一の前方、萌は後方にまわり、ボディソープの泡と滑りで満たされた、その巨乳を筆頭とした肉感的な熱い躰を、純一の体に擦り付けはじめた。
両手に零れ落ちそうなほどに余る胸を、純一の掌や手首、腕、肩、首筋、胸や背中、脇腹、腰、腿と、余すところなく押しつけてくる。
「ッふぅ……」
「どんどん、気持ちよくなって下さいね、朝倉くん……私達がちゃあんと、綺麗にしますから……っ」
思わず声を漏らした純一に、後方の萌が嬉しそうに言う。と、突然朋子が「っぁ……」と、切なげな声を漏らした。
「どしたの、ともちゃん……?」
「……うまく洗えないです……朝倉くんのが、熱いのが、私を押してくるからあ……」
そう言って、朋子は荒い息を漏らす。
「なんか、私を煽ってくるみたいでぇ……んああ……ぁ」
「ともちゃん、ぬげがけは駄目ですよぅ……?」
そう言って朋子を窘める萌の躰も、先程までよりもずっとその温度を増している。
そして純一も、二人のこの奉仕と、この熱い躰に平然としていられるほど歳を取ってはいなかった。
「駄目だよともちゃん、俺のこれ……まだ、汚いんだからさ……」
「……」
「ちゃんと、洗ってくれないと……一応大事なとこだから、丁寧にお願いね……」
688@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 17:56:59 ID:z1URf1KQ
二人は純一の陽物を互いの乳房で挟み込み、互いの巨乳を擦りあわせる形で、純一のそれを丹念に洗い始めた。
「ぁふうっ、っあ……!」
純一の漏らす声が大きくなる。自らのを巻き込んで蠢く豊満な胸とその感触、そして二対の巨乳が己一人のために奉仕している という極上の征服感が、自らを更に高ぶらせ、先走るものを垂れさせる。
「あっ、朝倉くんの、熱い……それに、先輩のも、柔らかぁ…い……」
「ほんと……ともちゃんの、乳首、が、くす、くすぐったいですよぉ……」
二人はその中心で滾るものの焦熱に興奮しつつ、お互いの感触も楽しむ。そして二人は、その中心にある頂に舌を伸ばした。
「んちゅ、ん……んぅうっ、あぁ、熱ぅい……」
「んん、んぅ、朝倉くん、やっぱり凄いですねぇ……」
まるで飴を一心にしゃぶる子供の如く、二人ともその舌で亀頭を縦横無尽に嘗め回す。無論、下では柔らかな感触が、純一の竿を撫で回している。純一は辛抱の限界に達し、思わず歯を食いしばっていた。
「ぉ、俺、もう……いい?」
「いい、ですよぉ……それに、朝倉くんは遠慮しちゃ駄目ぇ……」
「せっかく、洗ってくれたのに……また、汚しちゃうけど……?」
「構いませんよぅ……けど、後のぶん、残しておいて下さいねぇ……?」
そうして純一は、湧き上がってきたものを吹き出させる。その汁は床や天井、そして恍惚とした二人の貌に、容赦なく降りかかった。
689@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 17:58:05 ID:z1URf1KQ
「ほんと、相変わらず凄いですね、朝倉くん……お昼にした、ばっかりなのに……」
シャワーで床に着いた残滓を濯ぎながら、萌は感嘆の声をあげていた。
「それなら二人だって……」
「だって、朝倉くんが凄いんですもん……」
そう言って、萌は胸を揺らせつつ、ますます顔を紅潮させる。純一はこの男冥利に尽きる萌の態度に、心の中で感涙した。
「それで、朝倉くん……ねぇ……」
と、胸で改めて純一の竿を洗っていた朋子が、不満そうな顔で声を掛けた。
「ん……?」
「早く……欲しいですよぅ……。さっきから、熱くてぇ……」
朋子は先の立った乳房を純一に押しつけて、物欲しそうにねだった。その胸は確かに、先までの火照りを宿したままである。しかし純一は、その朋子の態度に難色を示した。
「いや、そうしたいんだけどさ、ごめんねともちゃん……さっきは、流石に出し過ぎちゃった」
「え〜……!」
「それにさ、流石に朝昼と立て続けだとね……」
「そぉんなぁ……」
朋子は両眉をへの字に曲げて、頬を膨らませた。
そんな朋子と傍らの萌を見て何を思ったか、純一は二人から離れると一人湯船に浸かって、残った二人を悪戯な眼差しで見つめた。
「だから俺が回復するまでさ、二人で楽しんでてよ」
690@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 17:58:59 ID:z1URf1KQ
その純一の言葉に一瞬戸惑う朋子をよそに、萌が
「それじゃあ、朝倉くんのお言葉に甘えさせてもらいましょうか、ともちゃん……?」
と言うと、朋子の後ろに回って、その豊乳を手で捏ね始めた。
「はぅん……み、水越先輩……?」
「だって……みんなでいつもこうやって愛し合えるのは、朝倉くんの躰あってのことですもの……ね?」
言いながら萌は、自らの乳房を朋子の背に押し当てつつ、朋子の巨乳の先を指で撫でたり、転がしたり、軽く抓ったりして弄ぶ。
「ぁぁ、あぁあっ……」
朋子はその愛撫に悶え、反動でその大きな乳房を揺らす。
「それに……空いた時もこうして躰を温めてないと、いざ朝倉くんが回復した時にお相手できなくなっちゃいますよぅ……?」
「ぃやっ、せ、先ぱぁ……ぁあ……」
その背に享ける柔らかな感触と、萌の細い指からもたらされる、いつも純一から貰うものとはまた違う悦楽に満ちた愛撫に、朋子は震えるような吐息を漏らす。
やがて萌は、片手を朋子の胸から婬唇に伸ばし、朋子に抗う隙を与えぬまま、その表皮を指でくすぐり始めた。
「い、いあぁ……せ、先ぱ、や、やぁ……」
「あはぁ、グチュグチュ言ってるぅ……ともちゃんはそんなに、朝倉くんが欲しいんですかぁ……?」
萌は少し朋子の内を穿って、朋子にも純一にもその音が聞こえるように、中に湛えられた液を泡立てる。
「ぅああ……そ、それはぁ、先輩だって……」
「ああ……ほら見て下さいよ朝倉くん、もうこれだけでともちゃん、イっちゃいそうになってる……」
そう言って萌は朋子の両脚を開かせ、萌が朋子を弄ぶ様子が更によく見えるようにした。
「ほんとだねともちゃん……いっそ萌先輩にイかせて貰ったら?」
純一は風呂の縁に頬杖をついて、視姦するように二人を眺めている。もう既に純一の男は漲っていたが、二人の様子があまりにも白熱して淫靡であったので、暫く眺めることにしていたのであった。
691@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 18:00:02 ID:z1URf1KQ
「そ、そんあ、朝倉くんまでぇ……そんなの、やだぁ……!」
「じゃあ、ちゃあんと『欲しい』って、朝倉くんにお願いしましょ、ともちゃん?」
萌は、掌から零れ出んばかりの朋子の胸を震わせるようにまさぐり、劣情を垂れ流す陰部を弄る。萌の責めは、朋子の衝動を煽っても満足感は与えない、酷なものであった。
「ぁ、朝倉くん、お願い、くださいぃ……じゃないと、私、もう……もう……」
「もうもうって、まるで牛さんみたいですねぇ、ともちゃん……おっぱいもほらぁ、牛さんみたいにぴーんて張って……」
そう言いながら朋子を苛む萌の、愛撫の最中朋子の背中に押し当てたその胸が、躰を震えさせる朋子によって否応なく動かされてぐにぐにと躍動する様が、少し離れて見守る純一にもはっきりと視認できる。
「はぁああ……お願い、欲しい……!!」
「ねぇ……朝倉くん……ともちゃんもこう言ってることですし、そろそろお願い……できませんかぁ……? 私も、そろそろ…………」
やがて萌も、そう言って朋子と似た表情を浮かべはじめた。見れば萌も、別に触られていたわけではないのに、その陰唇はべとべとになっている。そうして二人、とろんとした目で純一を見つめてきた。
「しょうがないな、二人とも……まあ体もきれいに洗って貰ったし、サービスしてあげますかあ……」
そう言って湯船から上がる純一も欲情に焚き付けられて、もう少しで逆上せそうになっていた。

「しかしまあ、凄く燃えてたね、二人とも……正直、なんか妬いたよ」
「そんなあ、私達は朝倉くんが好きですよぅ……」
「ともちゃんの言う通りですよ、あれは、私達は、朝倉くんが好きな同士だから、であって……」
潤んだ目で見つめて両脇に寄ってくる二人の胸を抱きながら、純一は改めて己の幸福を実感した。
「ほんと可愛いなあ、二人は。大っきいし……」
「ぁん、もう……で、早くサービスして下さいよぅ……」
「そうですよ、そういう約束の筈です」
692@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 18:01:59 ID:z1URf1KQ
急かしてくる二人に、純一は溜息をつく。
「よし、じゃともちゃんは、仰向けになって……」
「え……」
「ともちゃん、早く、早くっ」
純一と萌に言われるがままに、朋子は仰向けに、バスルームの床に寝転がった。仰向けになってもなお、朋子の巨乳はその豊満さを誇っている。
「これで……いいですか……?」
「ふふ……私朝倉くんが何したいか、判っちゃいましたぁ……朝倉くん、もしかして……」
その様子を見ていた萌が突然、嬉しそうな声で笑うと、ことの流れを解せぬまま、ただこれからの秘め事に思いを馳せ淫溝を濡らす朋子を横目に、純一にそっと耳打ちをした。
「ゴニョゴニョ……でしょう?」
「ハハハ……正解っすよ。流石萌先輩だ、何ともエロいぜ……」
「朝倉くんには、色々と敵いませんよ……」
「え、えぇ……あ、あのう、あのぅ……?」
「あ、ごめんなさいね、ともちゃん。さ、さっきみたいに脚を開いて……」
そうして萌は、言う通りにした朋子に温かなシャワーをかけてやると、その濡れた躰に、先のボディソープを垂らしはじめた。
「ゃ、やあぁ、み、水越先輩、何、するんですか……?」
「フフフ……」
目を瞬かせる朋子をよそに、萌は自らの躰も同じように濡らすと、朋子の上に被さるように乗りかかってきた。そのまま朋子の胸を自らの胸で押し潰し、そして脚を開いてその形を露わにしていた朋子の女の部分に、自らのそれを擦りつける。
「あ゛……! せ、んぱ、やぇ、やめへぇ……!!」
お互いの乳房が、その豊満さ故にお互いを捻くりまわして、先程純一のそれを洗っていた時の萌の快い感触を、朋子に思い出させた。そして萌に陰唇を重ね合わされることで、まるで己が萌と女色に陥ったかのような禁忌感が、朋子の劣情を更に煽る。
「ぁあ……ぁあ……と、ともちゃんの、柔らかぁい……んっ……!」
萌は恍惚とした表情で、朋子の唇を塞いだ。
693@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 18:03:59 ID:z1URf1KQ
「んっあ……あ、朝倉くん……た、助けてぇ……! 水越、先輩に、お、犯されるよう…………!!」
「いや、萌先輩もそうだけど、ともちゃんも凄いよ……さっき二人でしてる時も、マジ気持ちよさそうだったしね……」
そう言いながら純一は、二人の間で蠢き続ける乳房を見ていた。その身を擦りつけあう、まるで独立した生物が交尾に耽るかのような動きは、純一を激しく燃えあがらせる。
「ぃあ、そんなあ、そんなぁあ……!」
「さて、邪魔しちゃぁ……悪いかな?」
「そんなことないですよ……私達、さっきからずっと堪らなかったんですから……現にほら、ともちゃんなんか、ずっと『欲しい、欲しい』って……」
萌が純一の方を向いて、妖しく微笑む。そう言う間も躰を朋子に擦り付けて、朋子を犯し続けていた。
「それじゃあ、お言葉に甘えて……」
そう言うと純一は、重なり合う二人の女陰の隙間に、躊躇なく自らを滑り込ませる。
「ぁああ……!!」
「っはっ……」
そこに感じる、熱く、堪らない実感に、下の朋子は声を更に高め、上の萌は体の動きを少し鈍らせた。そしてまた純一も、今その一物に感じる二人分の焦熱に震え、今にも炸裂しそうになる。
「動いて……俺も動くから……」
「はい……さ、ともちゃん、気持ちよくなりましょう……? さっきは焦らすような真似してごめんなさいね……」
その問いかけに呼応して、萌はまた、朋子の上で動き始めた。恍惚とした表情で、その動きは幾分か先程よりも激しく、下の朋子を胸と淫溝で激しく苛んでいき、
「いはぁ、んぃああ……、ぅっああ、あんっ……」
二つの律動に、朋子はただ、悲鳴とも歓喜ともつかぬ声をあげ続け、
「っあ、すげ、いいよ、二人とも熱い……凄くいいよ……!!」
ボディソープや愛汁にまみれた二人の陰唇が表から裏から絡みついてくる悦楽に、純一は獣の咆吼の如くの荒々しさで、二人の間を動く。
694@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 18:05:59 ID:z1URf1KQ
そうして休むことなく、三人は猛り続けた。
「あ、あぁ……ともちゃん……世界で二番目に好きですよぉ……」
「へぇ、じゃ萌先輩、ハァ、一番目は、誰なの……? 眞子……?」
「そんあの、朝倉くんに、決まってるじゃない、ですかぁ……? 眞子ちゃんも好きですけ、どぉ、最近朝倉くんに冷たいし、それにきっと、こんなに……気持ちよくないでしょうし……!」
「それもそっかぁ……!!」
「ねぇ、ともちゃんは? 私のこと、二番目に好きですかあ……?」
「っはあ、はぃぃ、好き、好きですぉ…や、やはぁ……」
「じゃ一番は誰……? ことり?みっくん?それとも……」
「ああ゛、朝倉くん、です……!! い、一番、好き、好き、好きだからあ……!!」
「だから……?」
「欲しい、欲しぃですぅっ!! 朝倉くんのが、朝倉くんのがぁ……」
695@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 18:06:59 ID:z1URf1KQ
そう言って、朋子は啾号する。先程より純一や眞子にずっと煽られっぱなしであった朋子が、最後の締めを形振り構わず切望することになるのは、最早必然であった。
「しょうがないなあ……いいすか、萌先輩?」
「ええ……でもともちゃん、もしイったら、私に代わって下さいね……?」
「はい、だから……だから……!」
「それじゃあ、行くよ……!?」
純一と萌の許しを得て、朋子の躰が、待望の純一の一物で貫かれる。ゆっくりと、しかし着実に闖入してきたそれは、朋子の思った通り非常に熱く、朋子が願った通りその膣中を荒々しく掻き乱しはじめた。
「ああっ……はっああああっ……いいっ、凄いのぉ……ぅ!!」
「凄く気持ちよさそう……羨ましいですよ、ともちゃん」
萌は悶える朋子の貌を、言葉通り羨ましそうに覗き込みながら、また、朋子の躰を愛撫しはじめた。
「ゃ……せ、先輩……も、もう……ひゃぁ……んあんっ!!」
「……早くイって、私に代わって下さいよ……」
ただでさえ先程まで狂おしいほどに愛撫されていて、朋子の躰は最早寸前のところまで達していたというのに、今純一としている最中もそれをされたら、朋子の躰はすぐにも爆発しそうになる。
「意地悪だなあ、萌先輩は。早く自分も欲しいからって……なぁともちゃん?」
「だってぇ……それに気持ちよくするのは、全然悪いことじゃないですよぉ……ねぇともちゃん?」
朋子はもう、言葉を返すことすらままならなかった。
「あゃ、んああぅ……」
ただ、歓喜に悶える声をあげ続けるのみである。
「あぅあっ、あああはっ……!!!!」
そしてそのまま臨界を迎え、朋子は大きくその背を反らせた。
696@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 18:09:00 ID:z1URf1KQ
「イったんですね、ともちゃん……? じゃ約束通り、朝倉くん、今度は私に下さいね……!」
その朋子の様子をめざとく察した萌が、朋子の上になったまま四つん這いになって、純一に懇願しはじめた。
「ハハハ、休む暇もくれないんすか……?」
「だってともちゃんはもう伸びてますし……私も、堪らなかったんですよぉ……?」
「まったくもう……!」
そして今度は萌の躰に、純一のものが入り込んだ。朋子の時と同じく、その膣中を執拗に、激しい勢いで掻き回すと、
「あは、あぅっ、んん、ふぅぁん……あ、朝倉くん、もっと、もっとぅ……はぅ!!」
萌はその胸の轟きと同じく、憚る事なき声をあげて、純一の責めを賛美した。
ふと、今まで息を荒らしていた、萌の下の朋子が、眼上で揺れている萌の胸に手を伸ばす。
「ぁん、ひゃ……と、ともちゃん……?」
「水越先輩のことも、気持ちよくさせてあげますよ……悪いことじゃないんですよね、朝倉くん?」
と言うと朋子は、掌に抱えた萌の胸先を口に含み、吸ったり、噛んだりして、萌に刺激を与えはじめた。
「ああ、悪いことじゃないよ……」
純一はそれを止めなかった。事実、当の萌自体その愛撫に、
「ひゃぅ、い、いい……いいですぅ……ぁ、二人で、凄いぃ……!!」
と、悦びを見いだしていたからだ。
「ん……ちゅ、ぅんん……萌先輩もいやらしい……こんなに先っぽ、固くして……」
「さっきはともちゃんのこと、やらしいやらしいって言ってたのになあ……」
「あゅ……そ、そんなこと、言ってな……あん、あぅう……」
朋子を責めていた頃から、既にその身を際まで近づけていた萌は、先程朋子が受けていた快楽を自らに享けて、その果てないかのような悦びに、腰が抜けそうになっていた。
697@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 18:09:59 ID:z1URf1KQ
「どうですか水越先輩、朝倉くんに貰いながら、女の子に責められるのって……気持ちいいでしょう?」
「は……はい……震えが、止まんなそうです……」
「く……も、萌先輩……流石に俺もそろそろ……っぅ」
「いいですよ……あぅ、抜いちゃ駄目ですよ……?」
「水越先輩、おいしいとこ取りすぎですよ……まいっか。ちゃんと二人同時にイけるようにしてあげますね……!」
萌の尻を掴む純一の握力が強まり、動きは更に勢いを増す。朋子はきつく萌の乳首を啄みながら、今激しく燃える萌のあそこに手をやり、萌の肉芽を抓り気味につまみ、ころがす。
「あ゛あ゛、ぅうあ゛あ゛っ……!!も、もう私、駄目、い、いぃあ……!!」
そうして頂きに達し、身を律せなくなった萌が、下の朋子の躰に倒れ込み、
「……っ、ああ゛っ!!」
純一は萌の膣中に、思う存分精を放った。溢れんばかりに放たれたそれは萌の秘裂から流れ出て、下の朋子のそこにも伝っていった。
698@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 18:10:59 ID:z1URf1KQ
萌と朋子、二人は躰を密着しあったまま息を整えた後、フフと笑みを交わしあう。
「気持ちよかったですね、萌先輩……?」
「ハイ……ほんと朝倉くんは凄いです……」
「私達、朝倉くんと付き合えて良かったって、改めて思いました……」
「ほんと、今でも震えそう……二人でも勿体ないくらい……」
そして二人は何一つ曇るところない真っ直ぐな笑顔を純一に向け、その身を起こすと、それぞれ純一の右と左に、その肩を寄せた。
「ああ……二人も、良かったよ……」
その笑みは、純一にもうつる。

そうだ、二人が自分を愛しているように、二人もまた、自分を愛してくれているのだ。
今ここにある幸せを守るためなら、もう「かったりい」などとは、言ってられないな。
と、改めてそのことを、今この腕の中にある二つの温もりと、幸せと共に実感する。

「あ、まだ私達、お風呂に入ったばかりなんですよね〜」
「えっ」
「ほんとだ。今から晩ご飯食べて、それから……ああ、まだ夜は長いんですね……」
「まあ、そうか……」
「朝倉くんが凄いから、すっかり忘れてました……」
「ハァ……」
「これからまだまだ、朝倉くんには休ませて貰えないみたいですね、水越先輩!」
「ね〜、ともちゃん!」

「……」

夜はまだ、始まったばかりだ。

699名無しさん@ピンキー:04/12/23 18:11:28 ID:OBH9MhpO
リアルタイム
700えむしけ@861 ◆MCKYBCBuYw :04/12/23 18:13:30 ID:z1URf1KQ
よし、いけたな。

それじゃ皆さん、良きノエルを(・∀・)ノシ
701名無しさん@ピンキー:04/12/23 23:36:42 ID:h3M9TA4V
へっ…
クリスマスにはまだ少し早いが
どこかのサンタがとんでもないプレゼントをくれたようだ。

 G J !
702白ぱんつきぼん ◆vCBg.Siro. :04/12/23 23:48:07 ID:Z3llCe7R
ところで次スレどうする?まだ早いか?
703名無しさん@ピンキー:04/12/24 00:13:39 ID:CcJei7hr
485KBだからもう危ないな。
704えむしけ@携帯 ◆MCKYBCBuYw :04/12/24 02:31:50 ID:L4GwYzdc
ウワア…誤字や。
>>695
×>純一や眞子に

◯>純一や萌に

>>698
×>ですね、萌先輩

◯>ですね、水越先輩

何故に眞子…_| ̄|○
705名無しさん@ピンキー:04/12/24 09:34:08 ID:Tobs4Oub
OK、勃った
706旅猫:04/12/24 18:01:43 ID:yK6jY8mK
次スレに投下したほうがよいか・・・・
707 ◆T3CIRCUSBw :04/12/24 23:38:29 ID:CcJei7hr
Circus作品のエロ小説 その4
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1103899040/

次スレ立てておいた。
708えむしけ@携帯 ◆MCKYBCBuYw :04/12/25 01:19:17 ID:JpG7PFHZ
>>707
thx!

>>706
いやはや、もう俺一人かと思って上のような暴挙に出てしまったんでね…
ぜひ頼んます

>>705
何その非常に嬉しい言葉
709名無しさん@ピンキー:04/12/25 01:44:11 ID:MOnE12yV
>>702
にしてもなんというトリップだ。ビガーな白とは。

>>707
710 ◆T3CIRCUSBw :04/12/26 23:39:49 ID:9oTEPH30
即死あぼーん_| ̄|○
711名無しさん@ピンキー:04/12/27 00:10:09 ID:zc6HPPEv
ピーンチ!どうする!
おいどうする!
712えむしけ@携帯 ◆MCKYBCBuYw :04/12/27 00:31:28 ID:2pxWoiqZ
Σ(゜Д゜;)な!?

480て何や思たら…
せっかく平和な空気になったいうのに…_| ̄|○
713名無しさん@ピンキー:04/12/27 02:06:21 ID:72DmYIyT
立て直すとしたら、やはり職人の方にやってもらった方がいいかな……
立ててすぐSS投下すれば即死回避できるかと
まあ、投下するSSの容量にもよると思うけど
714名無しさん@ピンキー:04/12/27 08:34:37 ID:gAh2QIFM
とりあえずその4に投下されたSSは転載したほうが良いですかね?
715旅猫:04/12/27 10:11:24 ID:gf5wJ0dh
落ちてしまったのか・・・・・・・・_| ̄|○
やっぱり量が足りなかったんですかね?
716名無しさん@ピンキー
Circus作品のエロ小説 その4
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1104123277/l50