メリーはキスしながら背中のまん中に並ぶ小さなボタンを手探りで器用に上からひとつひとつ外し、
半ばまで外すと包みでも開くように寝間着をずらしましたが、何やらフロドが襟元に有る何かを震える
両手で掴んでいたので、その手を軽く叩きました。そしてかの女がはっとして手を離すと、そこには白
い石が鎖に繋がれて有りました。フロドはこれを触っているとと安心すると幾分夢見るような口
調で答え手を離したので、メリーは頬に口づけながら腕を撫で降ろし、さらに寝間着をずり下げると、
腕を一本ずつ袖から抜きました。そして、一糸纏わぬ姿にこれ一つってのも、色っぽいかもしれないと
勝手に思いました。
久しく触れなかったフロドの肌はやっぱりひんやりして柔らかくて気持ち良いものでした。手が止まったの
を気にしてフロドがどうしたのかと訊ねましたが、メリーは何でもないと言ってそのまま寝間着をずり下げ
かの女を両腕を抜くとゆっくり寝かし、半裸になったかの女をためつすがめつ眺めたので、フロドは身を竦
めました。
あまり見ないで欲しいとかの女は言い、自分は痩せ過ぎてないか、胸は小さくないか、もっと肉が付
いてる方がいいのではないかと照れ隠しに矢継ぎ早に訊ねました。ところが、メリーはこの楚々として
控え目なたたずまいが良いのだと答え、そのまま両方の乳房を両手で覆うようにして言いました。
「掌にすっぽり納まって、白くてきめ細かくて、小振りでも形がいいし、乳首も花の蕾みたいで可愛い
ですもん、」と、ここまでいって、これではまるで自分が少女趣味みたいだなどと、メリーは思ってし
まいました。
それを聞くと藪蛇だったフロドは気付いてますます恥ずかしくなってしまいました。そしてメリーが
片方の手をそのまま撫で下ろしながらかの女の身体についての私的な講釈を垂れたのでとうとう顔を
覆ってしまいました。そんなかの女をよそにメリーは乳房に口をつけました。かれは片方の乳首を指で
繰るようにしながら揉みしだき、もう一方は舌先で硬くなるのを楽しみながら転がし、屹立するとそち
らの乳房を片手で搾るようにしながらそれを吸いました。フロドはというと、片手をメリーの頭に、反
対の手は口元に半ば握ったようにして持っていって込み上げてくるものを堪えているようでしたが、
時々耐え切れずに息を漏らしびくびくと身を震わせました。
「ま、あなたは僕の好みですけどね。もっとも理由は後から付いてくるもんで細かろうが太かろうが、
あまり関係ないんですけど、強いて言うとホビット離れした全体の不思議な雰囲気がね、好きなんです
よ。これは見た目の話ですが。この辺りはあなたから人が遠ざかる原因の一つなので、世間的には僕も
変わり者という事になるんでしょうけど。」と、かれが乳首をしゃぶり、ついでかぶりつくようにいろ
いろ続けながらしゃべるとフロドは身体を捩り、膝が立って足元を掻きました。無意識に頭の上の方に
ずってかの女は逃れようとしましたが失敗したようでした。メリーはかの女が上に這い上がるのを利用
して腰の辺りに溜まっていた寝間着を輪のようにしてしまって、下着と一緒に下へ降ろし、特段抵抗無
いのをいい事にそのまま脚を抜いてしまいました。
胸から腹、腹から更にその下の方へ舌を這わせながらメリーはフロドの脚の間へと顔を埋めました。
かの女は嫌がらず、むしろ喜色を浮かべ身体を反らせて声を上げたので、その様子がかれを安心させ
ました。メリーの口の動きにつれて、フロドの秘裂から蜜が溢れ舌にかき混ぜられてしゃぶしゃぶと
いやらしい音を立てました。かの女は今や感じるまま、知らずに身体をうねらせていました。脚が時と
して心もとなげに宙をかき、びくびくと震え、また膝頭を擦り合わせようと動き、つま先や踵がずりずり
とメリーの背中を擦りました。腰が浮いた拍子に身体の奥底まで露わになったのにも気付かずに、
かの女は陶然としてそのまま身を任せましたが、ふと不安になって、どこもおかしくないかと訊ね、口
をつけられたまま変じゃないと返されて悲鳴を上げました。鼻が敏感なところに当たっていると、フロ
ドは訴えましたが、とっくの昔にメリーは気付いていて、逆にわざと擦り付けました。そして、くねる
かの女の動きに合わせて顔を動かしたので、ますます声高にフロドは喘ぎました。そして、逆手に枕を
掴み頭を反らせながらかの女は呻き、身体を大きく戦慄かせた直後、ひくひくと痙攣させて昇り詰めて
しまいました。
メリーはフロドが達したのを見て顔を上げましたが、手を離した拍子に脚がぱたりと落ちたのを見
て、かの女が気を失ってしまったのに気が付きました。さて困ったぞ、とかれは思いながら寝台の上の
方へ這い上がり、身を起こして改めてフロドを俯瞰するように眺めました。
フロドは確かに綺麗ではあるけれどもそれ自体は豊満な方が良いとされるホビットの基準では、そそ
るような身体つきでなく、背が高いせいもあって余計痩せているように見えました。というのも、柔ら
かさを失わない程の肉しか付いていなかったからです。かの女は食事はきっちり取っていましたが量は
前の半分程度で、どう考えても身体を維持するぐらいしか食べていませんでした。抜けるように白く滑
らかな肌は、かの女出自の証でもありましたが、世間的にはもう少し健康的な色が好まれました。
でも、自分の好みはフロドだと、メリーは思いましたが、素裸のかの女を前にしても何かが足りない
と思いました。別に今ここでこうして眺めていても、気持ちは幾分冷めていました。顔も、声も好きだ
けど、やっぱり肝心の中身が無いときっと駄目なんだろう、ちょっとした仕草であるとか、間の取り方
であるとか、それに妙に幼いところも、無いとどうにもねえ−−。これも一種の刷り込みみたいなもの
かと、かれは思いました。
そして、頬にかかった髪を指でのけると、後ろ頭の線を滑らせるようにしてに手を首へ移し、後ろに
回ってしまった白い石の鎖のところを指でなぞるように鎖骨の上へ戻しました。存外、傷は残ってませ
んでした。腹の打ち身の跡も、ほとんど消えていてました。これはフロドは肌が若いので、いずれ分か
らなくなってしまうでしょう。
でもメリーが愛おしむように首に、撫で下ろす間に肩にも傷を認め、そのまま腕を取り、手元に寄せ
るようにして自分の手を運ぶと、かの女の手首を取って手を見る形になりましたが、その先は一本手指
を欠いていました。見て分かるだけでも無垢な頃とはこれだけ変わってしまった、少なくともこの中の
うちの一つが付いた時には一緒に居たのに、その時自分はただただ怯えるばかりだったと思いました。
手もこんなに小さくなって、と思ったところで、かれはフロドの手自体が小さくなるわけがないと気
が付きました。背丈を比べた時には手まで意識して見ませんでしたし、そもそもフロドは戻ってから、
人前では隠して手元をなるべく見せないようにしていました。気にしているのだと思う手前、メリーも
かの女の手を進んで取る事はあまりありませんでした。
メリーはなにやら自分の手とかの女の手を合わせて何やら思案し、今度は手首から肘までの長さを比
べ、そっと、フロドが気が付かない様にかの女の手を自分の下腹部へと持って行くとすぐに元に戻し
じっと、自分の掌を見て妙に納得しました。
「…目線が高いのにも慣れちゃったし、忘れてた。よくよく考えると背丈や手や足、おまけに鉢回り
まで、どこもかしこも万遍なく大きくなってるのに、ここだけそのまんまなわけないんだ。」と、
メリーは心の中でいいました。
とりあえず、出掛ける前から今に至るまでかれには決まった相手が居なかったのでたので、前と後で
比べられるのはフロドだけでした。メリーはそういった訳で少し楽しげな気分になりましたが、どうも
間が悪い感じでした。かの女が身綺麗にしてただろうし、そこに分け入っては、痛いだけかもしれない
という訳でした。なんだか泣けてきそうだ、と思いながらも、かれは自分の着ているものを脱いでしま
いました。
「フロドさん、起きて下さい。」と、メリーは間近にフロドの顔を覗き込みながら、さっきみたい
にならない事を祈りつつ、頬を軽くぴたぴたと叩きました。程なくフロドは意識を取り戻し、半目のま
ま、終ったのかとかれに訊ねましたが、残念ながらまだだと いわれて、そう、とぼんやり答えまし
た。「間が空いたから最初から。能書きは無し、という事で。」と、メリーはいいました。もういい
や、どうにでもなれ、と、捨て鉢になっている部分もありましたが、平静を装いました。
フロドは上気した頬に手を当てられて、唐突に我に返りました。そして、いきなりメリーの手の親指の付
け根の辺りをぱくりとくわえたので、それを見たメリーは何事だと思いました。
「何してるんです?」と、メリーはいいました。「だって、声が…。」と、フロドは答えました。
何を今更言い出すのやら、とかれは思いましたが、ちょっとかまを掛けてみる事にしました。
「覚え書きなら、読んじゃいましたよ。」と、メリーはいいました。「古臭いけど、なかなかいい事書いてあ
るじゃありませんか。そこの引き出しにしまっておきました。暗唱しましょうか?『一に曰く、夫が全部脱
がせてしまっても慌てないように−−、」
「やめて!」と、くわえた口を放してフロドはいいました。「折角わたしが初めてだと思って書いてくれたの
に−−。」
「あれ?声は出さないじゃなかったんですか?『二に曰く、声は出そうになってもはしないので我慢する
事。』これは古いから気にしなくていいんですよ。」フロドは両手で顔を覆ってしまいました。
「『三に曰く、痛くても我慢する事。』これは我慢しなくていいですよ。せいぜい騒いで下さい、止めますか
ら。」と、メリーはいいました。「それと手は退けて下さい、キス出来ないでしょ。」そして、恐る恐る顔を
出したところで、子供がするようなキスをして、次に口をこじ開けてしましたが、一度のぼせてしまったフ
ロドがまたのぼせるまでそう時間はかかりませんでした。とはいえ、また気絶されては困るので時間を掛け
ながらも少々メリーは手心を加えたのでした。
自分のそれをあてがったところを、やんわりと押し止められて、メリーが前と自分が違うのがばれた
事に気が付きました。「…内緒にしとこうと思ったのに。ちょっとね、前より」メリーはいいました。
「そういうことは、先に。」きつそうにフロドはいいました。
「だって、触るのも嫌だなんて人に『どうぞ照覧下さい』なんて言えっこないじゃないですか。また
卒倒するでしょ?」先が少し埋まり、フロドは顔を反らして息を切らせました。
「見ない、はい、何も見えません。大丈夫、僕らお互い初めてじゃないし−−、大丈夫。平気、平気。」
とはいえ、半分は強がりでした。でも不安を悟られるな、失敗したらきっと二度とかの女は受け入れないぞ
と、心の中で呟きました。ところが、かの女が自分の胸元をまさぐる仕草でメリーは何やら思い付きました。
これは使えるかもしれない、と、かの女の首にかかっている鎖をくぐらして外すと、あからさまに不安そう
な顔でフロドは手を伸ばしましたが、白い石はすぐにかの女の手の内に戻りました。
「これを、こうしておけば多分、大丈夫。」と、メリーはフロドの手に鎖を軽く巻いて掌に石を置き、
ました。自分の指もかの女の指の間に滑り込ませて握りました。「どうです?」と、メリー聞きまし
た。「少し楽になってきた。」と、涙目で少し笑いながらフロドはいいました。「それじゃ、こっちの
手はずっとこうしてましょう。」メリーは先を進めましたが、それでもフロドは歯を食いしばり、呻き
声を漏らしました。メリーの方は一番最初ほどでは無いが、きつく吸い付くような感じを楽しんで掻き
回す余裕はないな、と思いました。フロドは熱く脈打つものに少しずつ割り裂かれていきました。
ほら、大丈夫でしょ、と言われましたが、それが恐ろしく遠くに聞こえたような気がしました。
熟れきった中に納まってしまうとメリーはやっぱり前と変わってるな、と思いました。先に何やら
こりこりと当たっているのが分かったからです。大味になってなきゃいいんだけど、とも思いました。
でもどう考えても感想なんて聞ける訳もありませんでした。
「この感じ、前にもあった。」と、フロドは心の中で呟きました。身体が離れてきていました。かの女は目
を瞑っていたので、感じるのは合わさったところの感覚と、摺りあう肌と、耳に聞こえる息遣いだけでした。
恐る恐る目を開くとそこは暗く揺れる天井でした。下は見ちゃいけない、でも、顔が見えない−−。
「わたし、また犯されてるんだ。」フロドの全身の肌が粟立ちました。
動きがずれたと思った次の瞬間メリーはいきなり締め付けられて思わず呻きました。
フロドの瞳が濁り、また昔の記憶を反復し始めました。身体が最初にかの女を犯したオークとの行為
を再生しだしたのです。口は当時の模様を途切れ途切れに語り始めました。メリーは聞きたくない、身
体を引き剥がしてしまいたいと思いましたが、もしかしたらここで止めたらかの女は狂気の世界から
戻って来なくなるのではないかと危惧しました。握った手が離れようとするのを握り直して、もう一方の
手が片方を探そうとするのを押さえ、手首のところで捉まえてメリーは動くのを止めましたが、フロドの
身体は突き動かされるようにして動きました。
酷い話でした。あろうことか、かの女は身体のそこかしこを快楽の道具として使われたのでした。秒
刻みに、あるいはもっと細かくフロドは中の方まで過去をなぞり、本来であれば上げたであろう拒絶の
言葉と苦痛と快楽の入り混じった声を上げました。「嘘だろ。」と、メリーは口の中で呟きました。
「こんなの、フロドじゃ−−。」ない、という前に言葉は途切れました。目が眩むようでした。搾り上げられ
て最初のオークが達した瞬間が近付いたのをメリーは悟りました。「こんなのを奴らも味わったのか?」かれ
は口の中で毒づきました。頭に血が上ってしまいした。
「堪えないと。」と、メリーは思いました。「その時と同じになったらあっちに行ったままだ。このままじゃ
本当に、おかしくなるぞ。」呻きながらも最初の波は耐えましたが、聞こえなくとも、呼び掛けてみようと
かれは耳元に顔を近付けました。来るべきものが来ず、フロドの中でも過去の記憶と今とが乖離し始めてい
ました。
「分かりませんか?僕ですよ!」と、メリーはいいました。
「誰?」と、あらぬ方を見ながらフロドはいいました。かの女は手をもぎ取るように外すと、ぴたぴた
とメリーの胸の辺りを確かめるように探りました。その手を自分の頬に持っていくと、またメリーは呼
び掛けました。これは、オークではない、と、フロドは思いました。
「なんで、ここに、あなたが、いるの?」身体の動きが弛んで目が焦点を結び始め、幾分光りが戻って
きました。「いいぞ、この調子だ。」と、メリーは心の中で呟きました。間違うな、捕まえろ、と、自
分にいい聞かせました。
「どうして、わたしは、ここにいるの?わたしは、汚いのに、どうして、あなたは、抱いているの?分
からない、わたし、もう、負けたの、わたし。」あの時も、そして、その後にも。
「負けてないでしょう?」と、メリーはいいました。「だって、何もしゃべらなかったんでしょう?屈
してないんだ、繰り言のように同じ事を聞かれても、話してない、負けてないですよ。」
「負けたの、死ねば、逃げられたのに、意気地がなくて、出来なかったの。」
「なんでそんな事いうんですか?助かりたいって思ったのは、それ相応の理由が有ったからですよ。」
フロドはいつだって正しいんだ、と、かれは自分でも思い込もうとしていました。踏み外したって、そ
れはしょうがない事だったと、立ち返って自分がそうだったらもっと早く敗れていたかもしれないといいま
した。
「わたし、歌ったわ。」と、フロドがいいました。「助かりたくて、聞こえた歌を歌ったの。」
「そうです、歌っただけですよ。」メリーは泣いていました。「良くやったって誉めなくちゃ。」
フロドの暴走がとうとう止まりました。遂にメリーはかの女を掴まえたのでした。
思わずメリーは溜息を付きました。かれはお帰りなさい、といいましたが、かの女には分からないよ
うでした。しばらく身じろぎもせずに、メリーは息を付いているフロドを抱き締めていましたが、よう
やく大丈夫かと聞たところでかの女がこくん、と頷いたのを感じて、今年は何年で今どこに居るのか訊ねた
ところちゃんと答えが帰ってきたので胸を撫で下ろしたのでした。
繋がったところからやり直しでしたが、フロドのそこはぐしゃぐしゃになっていて、とてもいい具合
になっていました。不謹慎にもメリーはこれは役得かもしれない、と苦笑しました。
「わたし、こうなるのが、怖かった。」ゆるゆると突き動かされながら、フロドはいいました。
「だって、もう、区別が、付かないの。」身体だけでは愛されてるのかそれとも犯されてるのか、と、
言外にかの女はいいましたが、その口をメリーが塞ぎました。さも、犯すようなのはキスはしないし、先に
愛撫もしないだろうと、いいたげな感じでした。
でも「さもありなん。」と、メリーは心の中でいっていました。「現にさっきまでそうだったもの。」
戻ってきて良かったと心底感じました。峠は越えたようでした。今のかの女はちゃんと今のかの女で、我を
忘れながらも吐き出した事で楽になったように見えましたが、メリーは薬を増やさないといけないな、と思
っていました。あとは落とし所を探るだけでした、勿体無いような感じもしましたが、落差を埋めて平ら
にしなくてはいけませんでした。でないといずれにしろかの女は持たないでしょう。さっきのはどう考
えても針が振り切れてるだろうと思いました。幾分手心を加えながら、メリーは動きました。
寄せては返す波のように、うねりが大きく小さく時には早く時には遅くフロドを襲いましたが、その
間隔が狭まり激しさを増すにつれて、フロドは何やら底知れぬ恐ろしさを感じました。この感覚は何か
に似ているとかの女は思い、それが何であるかに気が付きました。自分が抗し切れずに闇に落ちたあの
瞬間に、これは似ていたのでした。昂揚する中で感じる根拠の無い万能感と、本能的な快楽は違うよう
でも根は一緒のようにフロドには感じられました。耳元に誰のものか分かる息遣いを感じながら、それ
でも駄目だ、とかの女は思いました。
意識がぶれた時の事は奥に押し込められて忘れていましたが、貪られるより何よりも、本当に怖いの
は自分が自分ではなくなる事だと、かの女は悟ることで恐怖がいや増しました。相手が誰であれ、今抱いて
いるのが誰であるか分かっても、その恐怖は去りませんでした。でもフロドはもう狂気の内には居ません
でした。そして何故なのか探り始めてそれを見つけました。
自分は闇の深淵を覗き足を踏み入れる直前と同じで、手を伸ばせば届くと、欲しいものが全て手に入
ると錯覚したあの時と同じなのではないかと、かの女は浅く深く貫かれながら思いました。
「待って!待って!」と、フロドはいいました。少なくともかの女自身は言ったつもりでしたが、唇
から漏れたのは嗚咽で言葉にはなりませんでした。
「今度こそ自分を見失っては駄目。」踏み止まらければ、でも、引き摺られて、もう負けてしまいそう
だと、かの女は思いました。そして身体が勝手にがくがくと震えた次の刹那、頭の中が真っ白になっ
て、奥底に熱いものが放たれるのを感じる前にまた気を失ってしまいました。
「…逃げられた。」と、メリーは思いました。追い詰められたと感じた時に意識の糸を切る事でかの女が
自分を守る為に逃避していたのに気付いたのです。身を引いて横合いにかの女を抱きながら「いやはや、なかなかに酷いな、これは。」と、かれは呟きました。「…疲れた。」
どうやら先は長いぞとかれは溜息を付きました。フロドの指に絡まった鎖を解いて首に掛け直すと、さて
次は何を処方したらいいものやらと、考えたのでした。いずれにせよ、ここで生活するにも人が多すぎて
疲弊してしまうでしょう。他所へ移るか、ここにいるなら周りにも煽るな、からかうなと言い含めてちょっ
とずつ慣らさないと駄目なようでした。本当は袋小路屋敷に閉じこもって正解だったんだと、かれは納得し
たのでした。
「でも、今更帰すつもりもないぞ。」と、メリーは思いました。かの女もここに残るのを選んだのだから、
昔のフロドに戻すまで亡霊になんか邪魔されてたまるもんかと思ったのでした。
目を覚ますとフロドはぼんやり天井を見ました。そして何か模様が違うなあ、と寝ぼけながら思いま
した。今、何時なんだろうとかの女はむくりと起き上がりましたが、上掛けが胸元から落ちたところで
石を首から下げたきり自分が何も着ていないのに気が付き、次いで隣にこれまたメリーが裸のまま俯せ
になって寝ているのが目に入ると、仰天してそのままベッドの端から転げ落ちました。
あわあわと這いずってかの女は着るものを探し、下着をはき寝間着を被るようにして着ると水を飲み
に水差しのところまで行きましたが、コップが無いのでしばらく思案した後、仕方なく注ぎ口にちょっ
ぴり口を付けて少し飲みました。そしてちゃんと着る着替えを探しましたが見つからず、とにかく部屋
から出てみようと思ってドアのノブを捻りましたが、何やら鍵が掛かって開きませんでした。仕方が無
いと、フロドは見ないようにしながらメリーを起こしにかかりました。
「あれえ、なんであなたが、ここに居るんですか。」メリーの第一声もこんな感じでした。「眠い、
寝ます。あと五分寝かせて下さい。」ばたりと、倒れて寝に戻った次の瞬間、かれも何でフロドが
同じ部屋に居るのか気が付いてむくりと起き上がりました。「あああ、そうでした。おはようごさい
ます。いい朝ですねえ。」そこで、片手で目を覆ったフロドに着る物を差出されて、これは失礼しまし
たと着込みましたが、鍵はどこだと聞かれて、はて?という顔になりました。
「えーと、確かポケットに入れたはずなんですけどねえ。」と、上を見て思い出しながらメリーは自分
のポケットを探りましたが、ボタンがちゃらちゃら鳴るきりで鍵はありませんでした。動転しどこかに
吹っ飛ばしたかもしれないと、かれは慌ててベッドを下りると自分の歩いた跡を探し、あちこち覗いて
見ましたが金色の小さな鍵はどこにも見当たりませんでした。
「明けて朝から(じき昼だけど)泥棒の真似事か。」頬に鍵穴から差す光を落としてメリーはフロドの
髪を留めていたピンで鍵を開けようとしました。ところが先に何か引っ掛かるのに何度も捉まえ損ねて
失敗しました。
その様子をフロドは腕組みしながら時々もどかしそうに口に手を当てて見ていましたが、とうとう
我慢出来なくなってメリーの隣に跪きながらいいました。
「ちょっと、貸して。」かの女はこっちによこせと身ぶりをしました。「やってみるから。」
出来るのかとメリーが聞くと、フロドがぎりっと奥歯でピンを噛みながら昔取った杵柄だと真面目に
返したのでかれは思わず吹き出しました。
「笑うな!そっちはもう一回歩いたとこ探して。」と、フロドは怒ったようにいいました。
「で、昔何を盗んだんです?」四つん這いになって床を探りながらメリーが聞きました。
「盗んだことなんかないよ。開けて、また元に戻すのが楽しいんだから。」
「『通』ですね。」
「多分それ誉めてない。」ドアに貼り付くようにしながら片目を瞑り、鍵穴を覗きながらフロドはいい
ました。「全部が全部、開けられたわけじゃないからあまり期待しないでね。」かの女は最初に一本
ピンを差して中を探ってましたが、しばらくするともう一本下の方に差し込んでごそごそやりました。
手元でピンが曲がってしまうと、フロドは鏡台の所へ行き、残ったピン全部と引き出しを引っ掻き回
して爪を磨くやすりを取り出してドアのところへ戻り、また鍵穴を覗き、次いで耳を当てながら中をこ
じり、ときどきノブをがちゃがちゃいわせました。
「これ、元々渋くなかった?」と、フロドはメリーに聞きました。かれはもう鍵を探すのを諦めて隣で
見ていました。「音はするけど、仕掛けが回らないのよね。」
「確かに言われてみれば、渋かったかもしれないですね。」と、思い出しながらかれは答えました。
「煤なんて無いよねえ。」
「誂えたばかりの部屋に溜まってるわけないでしょう。何に使うんです?」
「集めて鍵穴に入れれば、いくらか仕掛けの滑りが良くなるはずなんだけど。」またがりがりと穴を探
りながらフロドはいいました。
「一体あなたはどういう人ですか。」流石に呆れながらメリーはいいました。「そういえば、その手の
悪い話って聞いたことありませんでしたね(茸の話はピピンに聞いたけど)。随分悪い子だったんです
ね。」
「何?昔は結構やんちゃでしたと言えば納得するの?残念ながらこういう人です。」と、かの女は答え
えると今度は立ち上がり両手で突っ込んだ爪磨きをぎりぎり回そうとしました。
「苛々してるでしょ、何か怖いですよ。」と、メリーがいったところで今度はやすりがぽきりと折れて
しまいました。フロドは背後にそれを放り投げ、次いで残った先をほじくり出すと額の汗を拭って、
ふーっ、と、溜息をつきました。
「もう駄目、助け呼んで合鍵探してもらうか、ドアを破るか、錠前屋を呼んだ方がいいわ。」いかにも
疲れたようにいうとフロドはそのまま座り込みました。「わたし、お腹が空いて死にそうなの。」
結局、メリーはドアをどんどん叩いて助けを呼ぶはめになってしまいました。扉を破れないかとも思
いましたが内開きのドアはぶつかっても開こうはずもなく、それはすぐに諦めました。ようやく聞き付
けた者がぞろぞろ集まりましたが、尋常ではない数の鍵の中から合うものを見つけるのも大層難儀な話
でした。遅れてかれの父親がやってきて野次馬をかき分け扉越しに話かけてきました。
「部屋から出たければ窓から出て表に回ればいいだろうが。」と、サラドックがいいました。
「窓!?」と、メリーははたと気が付きました。動転していて言われるまですっかりそんなものの存在
は忘れてしまっていたのです。カーテンを開き鎧戸を開けて、かれは窓際まで足元のおぼつかないフロドを
連れて行きました。顔を出してみると、ちょっと高さがありましたが、かれは壁の厚さの分だけ漆喰で塗り
固めた出窓から這い出し、フロドにも出てくるように促しましたが、そこでまた、はたと手を打ちました。
「やった!これでボタンと傷の口実が出来たぞ。」そしてポケットの中の見つけて拾っておいたボタン
を取り出し、ぽいと捨てると、寝間着に泥を少し擦りつけました。「これでよし!僕は外でつまずい
て、転んで引っ掛けて怪我をしたと、そういうことにしといて−−、あれ?」横を見ると、フロドが
地べたに転がっていました。
「なんで勝手に落ちてるんですか!待ってりゃ降ろして上げたのに。」腕を肩に引っ張り上げながらメ
リーはいいました。フロドはまるで泥酔した酔っぱらいのようで、ずるずると引き摺られた跡がかの女
の足元に付きました。たまに足の裏が地面につくと二、三歩ぺたぺたと歩きましたが、また引き摺り、
また歩いてを繰り返しました。
「もう、抱っこしますよ。」
「いや、歩く。」
「歩いてないでしょ。」
「置いてって。」
「おぶいます。」
「いや。」
「ちゃんと食べないからこうなるんですよ!」
植え込みのお陰で往来からかれらの姿は見られることはありませんでしたが、それは何とも遠い道の
りであるように思われました。水はけを良くする為に屋敷のある丘の外側のところから沿道の方は
ちょっと角度がついていて、そこを歩くのは普通に通るならともかく、ほとんど正体を無くしたのを
一人抱えてでは大層難儀しました。
ようやく食堂まで辿り着き、テーブルに付いて出された蜂蜜と牛乳がたっぷり入ったお茶を大きめの
お茶碗に注いでもらい、それを飲みながら二、三枚の焼き菓子を齧り、塩をちょっぴり舐めて、ようや
くフロドは人心地つきました。皆様には御心配と御迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした、と
かの女は深々と頭を下げました。着いてすぐメリーは席を外しましたが、何やら水と薬を持ってきて、
これも飲めとフロドに寄越しました。何かとかの女は訊ねましたが、夕べのは応急処置みたいなものだから、
といわれて大層まずいのを我慢して飲み下したのでした。
その食堂の隅の方では、数人の男衆がこそこそと、いかがわしい話をしていました。
四回、いや五回かもしんねえな。」
「本当かよ!」
「俺、ちゃんと数えてたもの、間違いねえよ。」
「どこに居たんだよ。」
「廊下だよ。ドアのとこがな、他んとこより良く聞こえたんだよ。」
「隣は全然だったなあ。壁が厚くて。おまけに蹴られたしよ。ほうほうの体で逃げ出したわ。」
「で、どうだったんだい。」
「まず最初は子供がふざけてるような感じだっな。で、ひっぱたかれた後に坊ちゃんが出てきて、何や
ら閉じ込められた嬢ちゃんが騒ぎだして、その後戻ってきた坊ちゃんが無理矢理してたような、これで
二回。ひでえもんだったぜ、最初に悲鳴が上がって。時々お抱えの庭師の名前を呼んでるのも聞こえた
(聞こえるっていってもよ、しゃべってる中身が全部聞こえるわけじゃねえ。ただな、嬢ちゃんは高い
声が良く通るもんで聞こえたのよ)。で、何やら言い争った後に、坊ちゃんが嬢ちゃんを引き摺るよう
にして出て来て、しばらく戻って来なかった(別んところでしてたかもな)。次の三回目はそんなに長
くなかったが、最後がやたらと長かった。いやいや、坊ちゃんも相当の好きもんだな。」
「ブランディバックの『偉丈夫』は絶倫かい!」
「いいなあ、俺も昔はそんなんだった。」
「嘘つけ。」
「坊ちゃん、変なもんでも食ってるんじゃねえのか。」
「嬢ちゃんも可哀想にな、どう考えても相手間違えたな。」
「歓んでんならいいんじゃねえのかよ。」
「何で鍵が掛かってんだよ。」
「坊ちゃんが掛けたんだろ。」
「でもよく聞こえたな。あのドアだって相当厚いぞ。」
「それはよ、俺も考えたよ。そしたら何とお立ち会い!錠前に穴が開いてるではないか!そこから
漏れてきてたわけだ。が、鍵穴というと聞くもんじゃねえ覗くもんだって訳で、覗いてみたら−−、
「…上手い具合に何も見えなかった。」
「馬鹿、気ぃ持たせて引っ張るな!」
「そう言うなって、そこで、気を取り直してもう一度、今度は耳を当てて、そっから先は全部聞いち
まったよ、あの時のあの声といったら!天にも昇らんばかりだったね。」
「どの辺りだよ。」
「それが残念ながら四回目の終りぐらいだよ。その前は、かそけき声って感じで。」
「畜生!羨ましいなあ!」
「まあ、鍵が掛かって無かったら流石に追い出されるだろうが、ちらっとでも見れた訳だがな。」
「しかし、ああいう取り澄ました組み合せってのは、かさかさしてつまんねえもんだとばかり思ってたんだ
がよ。どうやら違ったみてえだな。」
「そうじゃなくてもよ、血色のいい坊ちゃんと生っ白い嬢ちゃんが裸で絡み合ってたら、何もしねえで
も十二分にいやらしいじゃねえかよ。」
「然り然り。」
「また盗み聞き出来るかなあ。」
「無理だな。さっきの騒ぎで結局壊されちまって、新しいのに付け替えられちまうらしいよ。
「鍵穴の無いやつに。内鍵らしいとさ。」
「そりゃ、つまらねえ話だな。」
どうやら話に尾ひれが付いて、勝手に泳いでいるようでした。
「頭回るのが二人も揃って何やっとるんだ。」
サラドックに笑われて、二人は赤面して小さくなりました。そして、フロドが空腹のあまり卒倒してしまっ
たのも伝わるうちに話が曲げられて、夕べ激し過ぎて腰を抜かしたのだと他の者に言われ、二人は揃って
それは違うと否定しました。
「あまりそういう下品な事は言わないように!」と、メリーは本気で怒りました。「本当に頼むよ、そういう
話、フロドは苦手なんだから。知ってるでしょ?それと食べなくても平気なのとか、ぶっ倒れないのがここ
にどれだけいるか教えてもらいたもんだね。」そういって、かれも二、三テーブルの上のものをつまみました。
「それよりちゃんと食べる前に湯を使って着替えてこい。ひどい格好だぞ。」と、かれの父親がいいました
「あーあ、これで僕ら家の歴史に『馬鹿』の文字を残すのか。」衝立てを挟んだ向こうで服を脱ぎながらメ
リーは溜息混じりに言いました。フロドは衝立ての手前に仮に置かれた風呂桶にお湯を張って身を沈め、
どうにも早く上がりたくて仕方ないという風に汚れを落とすと石鹸を泡立てて身体を洗い、一個しか無い
からこっちにくれとメリーがいうので衝立て越しに投げましたが、それは見事にメリーの手の中に落ちま
した。
「流石と言いたいところですが、こういうのは手渡しでしょ。」と、メリーは文句をいいました。
「いいじゃない、わたしはもう上がるからね。」フロドはにべも無く答えると、大きめの浴布を探しま
した。ところが、かの女の目の届く辺りにそれは見当たりませんでした。
「浴布ならこっちですよ。」と、メリーはいいました。「断っておきますが、最初からこっちにあり
ましたからね。投げて下に落ちたら嫌だから、間仕切りのところまで取りに来てくださいよ。」
そこでフロドは頭に巻いてあった少し小さめの浴布を取ると片手で胸のところにあてがって前に
垂らし、衝立てに背を向けて恐る恐る端から見えた浴布を受け取りました。そして、やれやれと、それ
を身体に巻いてそのまま出て行こうとしたところで、メリーに声を掛けられました。
「本当に行っちゃっていいんですか?そんなにすぐ出て行ったらまた話の種にされますよ。」
「何で?」と、フロドはいいました。「喧嘩したって思われます。」と、腰にこれまた浴布を巻いて
メリーは奥の方から出て来ました。
「連中は僕らがすぐ出てくるなんて期待してませんよ。これだけわざとらしいのに、まだ気が付かな
いんですか。別に使えはいいのに、同じ浴室にわざとらしい間仕切り、わざとらしい石鹸の数に、わざ
とらしい浴布の置き方!僕らが外で転ばなくても、起きたらお湯を使うのは分かってた事だし、この際
乗ってみませんか?」そういわれて、あわあわとフロドは後ろに下がりましたが、そのすぐ後ろは壁で
した。
「そういうの、嫌だって言ってなかったっけ、つい、昨日。」壁に背中を張り付けながらフロドはいい
ました。「一方的に話の種にされるのと、状況を楽しむってのは別なんですよ。」と、メリーはいいま
した。「それに昼間と夜で様子がどう違うか、気になりませんか?嫌な原因は一つずつ潰していかない
と分かりません−−、まあその、無理にとは言いませんよ、別に。」じりじりとかれが近付いてくる
と、既に屹立し始めているのに気が付いてフロドは顔を覆ってその場にへたり込んでしまいました。
「やだ。」と、かの女はいいましたが、明らかに夕べのそれとは違っていました。果たして薬のおかげ
なのか、それとも今が昼だからかは分かりませんでしたが、それを見て、ようやく本調子になったなと、
メリーは思い、身を縮めているかの女の傍らにゆっくりと屈み込むと、背けた顔を覆った手の片方を手首の
ところで掴まえました。するとフロドはびくりと身じろぎしながら、こわごわとかれの方へ向けました。
メリーはかの女の手をそのまま自分の頬へ持って行き「昔の話をしましょうか?」
「僕が10かそこいらの時だったかな(つまりあなたは24ですね)、親戚のお姉さんがぬかるみに
足を取られて転んだ僕をお風呂に入れてくれたんですよ。情けないことに、僕は泣きべそかいてたんで
すけど、ある事が起こってそれも止まちゃった。何とそのお姉さんは、ぽいぽい僕の服を脱がせると、
いきなり自分も脱いだんですよ。」
それはわたしのことかと、フロドが変な顔をしながら自分を指差すと、そうだそうだとメリーは頷いて
見せて、固まっているかの女をやんわり抱き締めると耳もとで続けました。
「そして頭の泥を落として洗ってくれたんだけど、下を向いたら何やら申し訳程度のものが揺れてる
し、他もどうも僕とは様子が違う。僕はというと女の人の裸は見たのがそれが初めてで(女親と風呂に
なんか入りませんからね!)子供ながらに目のやり場に困って目をつぶったり、薄目を開けてみたり、
ところが、そのお姉さんときたら全然頓着してないんですよ、どう思いますか?」
「そ、それは、あの、その、多分、時間が、勿体無かったから。」狼狽しながらフロドはいいました。
「その『勿体無い時間』とやらのお陰で僕はとんだ目に遭いました。」と、メリーはいいました。
「他の子はそんな事、一言も言ってなかった。」
「だって、よしんば一緒に入ったところで、ピピンなんかは女兄弟がいるでしょ?サムだって子守りとか
させられただろうしね。実際にどうだったか知らないし、今更聞いたところで答えてくれないだろうけど。
結局風呂絡みで当てられたのは僕だけだったみたいですが。どうせ言われるまで忘れてんたでしょうけど、
僕には強烈な思い出ですよ。乳母や子守りで慣れてるから洗われるっきりだったら何とも思わなかったん
ですけどね。『身体は自分で洗ってね、耳の後ろ忘れないようにね』って、実に脳天気な事言ってましたね
え。」そういってかれがじわりと腕に力を込めると、フロドは息を飲んでまた身を震わせました。
「そういえば初めて堀窪に行った晩も、何やらこれ一枚で頭拭きながら台所までぺたぺた歩いて来まし
たっけ。」そこで、言葉を切るとメリーは眉間に皺をよせて大袈裟に溜息をつきました。
「話を戻すと、こういう次第で、そのお姉さんの裸は非常に『そそる』わけですよ。分かります?」
う、上に、窓が有る。」と、呂律が回らない風にかの女がいいました。「あれは明かり取りです。」
と、メリーが答えました。「誤魔化そうったって駄目ですよ。そろそろ、いいか、悪いか、決めてもら
いましょうか。出来れば、新婚二日目にして『独りでしました』なんていうのは嫌なんですけどね。」
フロドは言葉に詰まりましたが、もういいや流されてしまえ、と思いました。そして、何時の間にや
らそれが『してもいい』という符牒の様になってしまっているのにも気付かずにぎこちなくキスをし
て、メリーの方は上手いこと折れたぞ、と思ったのでした。
「でも、聞こえないかしら。」と、フロドはいいました。「ここは中は響くけど、外には漏れませんよ。下手
な歌だって聞こえやしない。それに皆もう仕事に戻ってるはずです。休みは今日のお昼まですから。」と、メ
リーはいいました。「わたしとあなたは?」と、フロドはいいました。
「僕らは、いいんですよ。戻らなくたって。」
メリーは浴布をねじ込まれている胸の辺りではなく裾の方から開くと、抗う間も与えずにそのままかの女
の脚の間に手を割り込ませました。ぬるぬると指が滑るとフロドは反り返り、雛さきを嬲られてくぐもった
声を上げました。
「でもどこがどう違うかなんて、もう知ってるんだ。」と、メリーはいいました。「中の方も、あなた自身が
知らない事も僕は全部知ってるんですからね。」フロドは片手で石をまさぐり、空いた手をメリーの頭に置
き時々髪を知らずかき回しました。びくびくと脚が動きました。ところがこれはすこぶるいい感じだ、と
メリーが言ったのを曲解してフロドは真っ赤になってかれを押し退けにかかりました。
「違う!違う!」とメリーはいいました。「おかしくないって意味ですよ。要するに普通ってことです。」
「嘘、おかしいわ。」と、フロドがいいました。「それは意味が違うでしょう?」と、メリーは返しました。
「それよりそんなに引っ張ったら、首が擦り切れちゃいますよ。」そしてまた鎖をくぐらせて石を外してしま
いました。
今度はメリーは一突きで中に入りました。声が響くのを憚ってフロドは息をつくだけでした。タイルの上
に身を重ね、濡れた髪が床に張り付きました。いつの間にやら浴布はどちらも剥ぎ取られていました。
「ほら、大丈夫でしょ?」と、メリーはいいました。「ええ。」とだけフロドは答えました。
正直なところフロドは技巧的には為すがままで、特段何をするという訳でもありませんでした。メリーの方
でそうである事を求めていなかったし、そもそも、意識的にそうするのは無理だろう、とかれは思いました。
未だに最初にするキスは、とりあえずその体裁を取っているだけで、いくらか理性が飛んでしまわないと、
ましにはならなかったのです。商売女じゃあるまいし、このぐらいでちょうどいい、とかれは思いました。
もし仮にしてもらうにしたって、当分は無理でしたし、道案内よろしく自分が先に引っ張って行けばそれで
十分でした。もう最初と今の間に誰が何人挟まっていようが、かれにはどうでもよくなっていました。
物事に必然性が有るのなら自分とかの女はこうなる運命だったんだ、事実引き合うはずも無い者がそこ
かしこで同じ運命の糸に撚られているじゃないか、とかれは思いました。
フロドがどうしたら『いい』のか、メリーは知っていました。そして、かの女がそういった類いの益体も
ない言葉を口にするのを憚るたちである事も分かっていました。行為の間可愛らしい声を上げるだけで、あ
けすけに物を言わないのもメリーとしては好ましいと思いました。
「フロドはこうでなくちゃ。」メリーは我知らず含み笑いを漏らしました。「簡単には終らせませんよ。」
口の中で呟くと、かれはフロドの唇を貪りにかかりました。わき腹に擦り付けられるかの女の内腿の感触も
何とも心地よく感じられました。
フロドの脚は律動的に空を掻き、口を塞がれて、かの女は鼻の奥を、んっんっと鳴らしました。もう
すぐ身体が思惑とは裏腹に動き出すに違いない、そうなったらもう自分を止められないし、メリーも行き
着くところまで自分を放っておくだろうと、頭の隅でかの女は考えました。
でも勝手に使われるよりずっとましで、少なくとも嫌ではありませんでした。少なくとも、メリーが
欲得ずくで自分を抱いているわけでは無いというのは、かの女には分かりました。
指輪を所持してからそうなって、指輪が世から失われてからも、フロドには指輪やかの女に対する敵
意や邪な後ろ暗い欲望をまざまざと感じる事が出来ました。それは、見えるでも聞こえるでもなく、ただ
『感じる』としか言い様のない感覚でしたが、今それは感じませんでした。
「汗かいちゃったなあ、」と、フロドは思いました。「せっかく洗ったのに、台無し…。」そこから先
は、頭の中が空っぽになったような気がしました。
唇を離されるとフロドは熱い息を吐き、動きにつれて声を上げました。いや、いや、とうわ言のよう
に繰り返し、かの女は顔を逸らして涙を流しましたが、その可憐な顔を眺めながらメリーは身体を動か
しました。そしてかの女の身体に『震え』が来るとやっぱりそちらは放っておきながらも、自分の方は
動きを早めていきました。
膣内ざわめくように吸い付き、収縮てメリーを締め付けましました。搾り上げる感じも夕べのどぎつい
のとは違って、これまたメリーに言わせれば、極めて『普通』なのでした。短く声を上げながらフロドはか
れの首を巻き締めるようにすがり付きました。中でメリーも暴れ始めていたからです。そして我知らずにわ
かに声高に叫び、かの女は達してしまいました。
はー、っと、メリーは溜息を付きました。そして思わず「あなたの相手は疲れるなあ。」と、いってしまい
しまったという顔になりました。「いいよ、別に。わたしも疲れちゃった。」と、フロドはいいました。
「もうちょっと、このまんましていてもいい?」ところがメリーは駄目だ、といいました。
「風邪、ひきますよ。」
「では、不肖このわたくしが、お身体を清めて差し上げましょう。」と、いうとメリーはぐったりして
いたフロドを胸の辺りまで抱き上げ、奥の方へと担いで行こうとしました。かの女は身体をひねって押
し退けるようにしてじたばた暴れましたが、落ちたら怪我すると言われてぴたりと抵抗を止めました。
「大丈夫!ちゃんと真面目に三助しますよ。」と、メリーはいいました。「それに、自分で自分を洗っ
て卒倒されたら困る。」と、かれは心の中で思いました。多分かの女の思うところの嫌なものが出てる
し−−。大きな風呂桶のところに来ると、かれは先にフロドを次いで自分が背中の方に回って入りまし
た。そこでもかの女は逃げる素振りを見せましたが、大丈夫、大丈夫と宥めすかしました。
「嫌なもんは目をつぶるなり、そっぽ向くなりして見なけりゃいいんです。」と、メリーはフロドに
髪を上げさせて泡立てた石鹸を首につけて擦ると、ごく小さな浴布でお湯を浸けて洗い流しました。
フロドも特に変な感じはしませんでした。はい、次は背中、腕、胸、お腹、といいながらメリーは洗い
進めて前の方にも手を回して洗いましたが、やっぱり何ともありませんでした。そこで向きを変えろと
いわれてフロドは怖ず怖ずと立ち上がり、また身体をお湯に沈めました。
かの女は今度は差し向いで脚を洗われました。傍目にはあられもない格好ではありましたが、石鹸で
いい加減お湯も濁っていていたし、安心してしまったのですっかり平気になっていました。
さて、本日一番汚れたところですよ、と言いながらメリーは足首のところを捉まえて足の裏に両手で
泡立てた石鹸を直接なすりつけしゃかしゃか洗い始めましたが、一度足を湯につけてまた持ち上げると
何やら難しい顔をしました。というのも、毛が絡まって固まっているところが有ったからです。
「…手強いな。さっき、いい加減に洗ったに違いない。」と、口の中でいうとかれはブラシを持ち出
してごしごし再び洗い始めましたが、逆毛を立てられたり指の間を擦られたりしたところで何ともいえ
ない感じがしてフロドは思わず、ひっ、と声を上げました。
「いい!自分でやる!」と、かの女はいうと顔を真っ赤にして手だけ伸ばしてブラシを取り上げようと
しましたが、そうはさせじとメリーは身体を捻って避けました。
「まったく、その様子だとぞんざいに洗って逃げるつもりでしょう。そうはいきませんよ!ちゃんとし
ないと、鋏を入れなきゃいけなくなります。外歩けなくなっちゃいますよ?」と、かれは何のてらいも
無くいうと、大人しくしろ、と一喝して顔をしかめながら毛の凝り固まっている辺りを執拗にほぐすよ
うにしてごしごしやりましたので、フロドは湯船の縁のところを掴んで歯を食いしばり、時々白い喉を
見せて(正確にはメリーは足の裏しか見ていませんでしたが)仰け反ったりして、終るまでひたすら
耐える羽目になってしまいました。そしてメリーがもう片方もやっつけて手を離し、足がぼちゃんと
湯船の中に落ちたところでようやく解放されたのでした。
フロドは文句を言いそうになりましたがくすぐったかったらそう言えばいいのに、真顔でメリーが
いったので、もごもご黙ってしまいました。そして立ち上がって湯船の縁を跨いで上がったところで、
仕上げに軽く濯げ、足には櫛をちゃんと入れろといわれつつ、ぺちりとお尻を叩かれて悲鳴を上げて跳
ねると、落ちていた浴布を拾って身体に巻き付けて、わたわたとまろぶようにして行ってしまいまし
た。
「何だありゃ。」と、メリーはその滑稽な後ろ姿を見送りながら、自分は湯釜のところで手桶にお湯を
取ってちゃっちゃと身体を洗いました。そして湯船の栓を抜いてすっかりぬるくなってしまったお湯を
落としましたが、まだいるかなと、腰に浴布を巻き付けながらフロドに声を掛けました。
「ちょっと手を貸してもらえませんか?」と、いうと、フロドは湯帷子を引っ掛けてさっきは悪かった
と謝りながら戻ってきましたが、メリーはちょうどずりずりと衝立てを除けた上でフロドが使った風呂
桶を押して置くへ持っていくところでした。
「中を空けるの手伝って下さい。」と、メリーはいいました。そして2人で桶を持ち上げて、その中身
を奥の大きな風呂桶の中へ掛け回すようにしてすすぐようにあけてしまうと、空になった小さい方を内
側を壁側にして立て掛けました。「証拠隠滅だ、」と、ふん鼻を鳴らし、額の辺りを腕で拭うようにす
ると、メリーは心の中でいいました。「連中を楽しませるような痕跡なんか残してやるもんか。」
「さ、とっとと服着て下さいよ。」と、フロドを急かしてメリーはいいました。「でも、何だか気まず
いなあ、」と、フロドはいいました。「また、からかわれやしないかしら。」
「大丈夫、誰も居やしませんよ。」と、メリーはいいました。「ところで何食べます?時間的には二度
目のお昼が一番近いですけど。」するとフロドは朝が食べたい、と答えたのでメリーは分かりました、
と答えました。そしてお互い先程の衝立てを挟んで身繕いして風呂場を後にしました。
二人はこっそりと大きい方の食堂を覗きましたが、本当に誰も居ませんでした。そして小さい食堂で
ようやく食事を取りました。厨房から調達してきたのはパンと卵とチーズにベーコンぐらいで、お茶も
加えて軽めの朝という感じになりました。
「どうも目まぐるしくて今ひとつ実感が沸かないんですよねえ。」と、メリーは明後日の方向を見なが
らいいました。「ぺてんに掛けられるんじゃないかなあ。」
フロドは卵立ての卵の先をスプーンの背で叩いて割ると、指先で殻をつまんで取り、白身を掬ってつ
るんと食べましたが、目を他所にやっていたメリーはふとそれを見ていきなりむせてしまいました。フ
ロドは怪訝そうな顔をしましたが、メリーは何でもないといいました。まさか自分で勝手に当てられた
などとはいえませんでした。「大丈夫?」と、フロドは聞きました。そしてメリーは何でも無いと答え
ましたが、かの女が塩を取ってくれと手を差出したところで、やましい所があるのは自分なのは分かっ
ていたものの、いよいよ正視出来なくなってしまいました。
「おや、これはもう冷めてるじゃないか!」と、かれは自分の卵を取り上げて頬に当てると、実にわ
ざとらしくいいました。そして代わりを持ってくると言い置いて、食べかけのフロドの卵も取り上げて
出て行ってしまいました。ほどなくかれはお皿を二つ持って戻って来ましたが、それは落とし卵でもな
ければ目玉焼きでもなく炒り卵で、おまけに少し焦げていました。
「お嬢様の卵でござい。」と、いいながらメリーはフロドの前に置きましたが、どうにも釈然としない
様子でかの女は文句をいいました。ところがかれは焦げてるぐらいでちょうどいいのだ、と取り合いわ
ず、そんなにゆるいのやら茹でたのやらが食べたければ隠れ食いでもして下さいといいました。フロド
は訳が分からないまま、食事の間ずっと首を傾げていたのでした。
その夜本当に二人は一緒に並んで蔵書の一冊を読み、おしゃべりをして過ごしました。フロド心のわだか
まりを無くしてちゃんと普通に生活できるようにしなければなりなせんでした。物事には緩急が有った方が
いし、こっちは急がないから嫌な時はちゃんということ、とメリーはいいました。
とはいえ、かの女の様子も目に見えて良くなっているのも事実でした。くっついても警戒されないのは実
に良い事だ、と、どさくさに肩に手を回しながらメリーは思いました。
「先の方の朝と昼と晩の食前に薬と、寝る前に例のお茶を飲むの忘れないで下さいよ。」と、メリー
はフロドに念を押しました。「僕に出来る手助けなんて、このくらいしか無いんだから。」フロドはお茶と
薬は何なのか訊ねましたが、メリーはカミツレとシャクヤクの根だといいました。
かの女は素直に言われた通りにして床に入る前にお茶を飲んでいましたが、どうにもいろいろ有り過
ぎて疲れたのと緊張が混じらない分、眠気を催してあくびをしていました。明日はどうするのと、きかれて
メリーは堀窪に行きましょうといいました。結局ピピンは二日間ほったらかしで、屋敷を訪ねてきたところ
が門前払いを食らったと聞いていました。
「それらしい理由を考えないとね。」と、フロドがいいました。「あいつにも秘密なんですよね?」と、
メリーがいいました。根回しが済んでないし、こっちに来たきりでそういう事になったなんて聞けばまた噂
が一人歩きするから辛抱しろとはサラドックの弁でした。川向こうではこっちには療養に来たという事で、
こちらでは表向きには遠縁の御婦人という事になってるらしいのは前から分かっていました。口性なくとも
うちの連中は妙に口が堅いから大丈夫と、メリーはいいました。でも、秘密というのは何やら刺激的な響き
があるように思われました。
「しかし、よくもまあ騙されるもんだな。」と、メリーはいいました。「最初に見てへどもどしてたのはどこ
の誰だったかなあ。」と、フロドが返しました。「おまけに口うるさいし。メリーったら小舅みたい。」
「誰が小舅ですか。」ちょっとむっとしてメリーがいいました。
「…メリー。」と、フロドはかれを指差しました。
「勘弁してくださいよ。」そういうと、かれは本をぱたんと閉じて横へ退けました。「僕はもうちょっと慎
みを持って欲しいだけです。」
「ところで何か欲しいものありませんか?」と、メリーはいいました。「何か上げたいんですけど、どうも
あなたはそういうの興味なさそうだし、僕もちょっと思い付かないんで。金品とかは嫌かな、やっぱり。」
「別に無いなあ。」と、フロドはいいました。「それは困りましたね。」と、メリーはいいましたがしばらく
考えてそれじゃ、そのうち書く本を最初に読むというのはどうかと訊ねました。「それはいいね。」と、フロ
ドは答え、生あくびをしました。「ついでに、間違い探しもしてあげようか。」
それはいいや、と、いいかけてメリーは話すのを止めてしまいました。というのもさっきまで口をきいて
いたフロドが眠ってしまったからでした。やれやれと思いながらも、メリーはくすくす笑いました。結局、
最後には手に入ってしまったのだと思うと、何やら愉快な気分になったからです。
かの女は毅然としたところと脆いところどちらもあるし、大人な部分と子供の部分の釣り合いの取れ
なさの加減も、変な言い方をすると絶妙でした。よりによって悪い事だと思い込むとは−−、多分、かの女
の誤解の中でもこれが一番質が悪いよなと、そして度を越している訳でもないのにぶっ倒れるのは勘弁して
欲しいともメリーは思ったのでした。
「それにしても、昨日と今日で何回『大丈夫』って言ったんだろう?」と、メリーは心の中でいいまし
た。でもまあ結果としては滑り出しは順調だし、かの女が昔みたいに笑うようになったら本当に自分の勝ち
だと心の内で呟くとメリーもフロドを抱き寄せて深い眠りの中に落ちたのでした。
おわた。
ちなみにこれだけ書かせてもらいますが、タイトルは元々ドイツ語
Schwindel シヴィンデル(医)=『目眩』口語では『ぺてん、詐欺』
der ganze Schwindel で『一切合切』という意味で使ってます。
自作自演乙。
前スレ溢らかしてしましました。
倉庫管理人様、ログ取りお早めにお願いします。
一応バックアップはありますが…。
>>35 2スレに渡る長編乙でした。
ただこれだけのボリュームを慌てて全部投下なさらずとも、
スレ立てに関しては住人と相談して欲しかった気もします。
前スレから誘導も出来てませんし。
さておき、
ホビット庄の住人たちの活き活きした様子も手に取るようで、
普通に本に綴じてゆっくり読んでみたい作品でした。
何より、フロド嬢が西へ行ってしまわずに安らげる場所に
辿り着けた事に涙しました・・・。良かったです。
>>38 いや、よもや落ちるとは思わなかったです;
見通しが甘かったというかトホホ。
マカー用専ブラ故に上がってる分の容量が分りませんでした。
皆様済みませんでした。
40 :
リレー:04/09/01 17:10 ID:x95/t+Gn
前スレ655の続き。
その名は人の呼び名にしては無遠慮なもので、自ら名乗るような名ではありませんでした。ス
トライダー、と頭の中で反芻しながら、しかしボロミアはどんな名であれ絶対に呼ぶものかと
ばかりに、自分の口の中にある2本の指に歯を立てました。
「……ッ」
アラゴルンは一瞬表情を歪めて指を引き抜くと薄く笑い、ボロミアの目を見たまま噛まれた痕
を見せつけるようにそこを舐めました。
その挑むような視線に戸惑いながら、自分が自分であるということ以外何ひとつ分からぬまま、
ボロミアは必死で覆い被さる男を押し返そうとしました。ボロミアは屈強な男たちを相手に全
くひけを取らぬ腕を持った剣士でありましたが、力づくの組み打ちではどうしても男の力にか
なうことができませんでした。
それに、今自分を抑えつけている男は力もさることながら、ひとの身体のしくみや急所を知り
抜いた巧みな体術で、ボロミアの抵抗をその腕に封じ込めているのです。
「はなせ……離さないか…!」
ボロミアは口惜しさに震える声で、それでもありったけの力で抱きすくめる腕から逃れようと
暴れました。
「傷つける気はない。おとなしくしていなさい」
しかしアラゴルンは表情ひとつ変えずにそう言ってボロミアを棺の中から抱き上げてしまうと、
やわらかい下草に覆われた木陰に自分のマントを広げ、その上にボロミアの身体を伸べさせま
した。
41 :
リレー:04/09/01 17:11 ID:x95/t+Gn
肌に触れたマントの生地はしっとりと上質なもので、ボロミアはそのことに一瞬驚き、いぶか
しみましたが、すぐに降りてきた口付けに考えを中断させられました。
ぎゅっと引き結ぼうとした唇を舌先でくすぐられるように割られ、熱くぬめる舌が口の中に入っ
てくるおぞましさに身がこわばりました。
しかしそれも少しの間で、奥で小さくなった舌を引き出されほぐすように軽く食まれ、敏感な
口内の粘膜を舐めまわされるうちに、ボロミアの身体からは次第に力が抜けていきました。
「…ん……ッ、ゃ………ん……」
唇を離そうとしても許されず、ボロミアは息苦しさで真っ赤になってしまいました。ですが、
今ボロミアの胸は息苦しさだけに喘いでいるわけではありませんでした。ぎゅっと閉じた瞼の
裏で小さな光がちかちかと明滅しており、鼓動は駆けた後のようにせわしなくなっていました。
「んん……、ふっ……」
ボロミアの吐息に、自覚のない甘やかさが含まれるようになっても口付けは終わりません。何
度も角度を変えて重ねられる唇の端からどちらのものともつかぬ唾液がつうと伝い、ボロミア
の反らされた喉は何度もこくりと口内のそれを飲み込んでいました。
ぼうっと霞んできた頭で見上げると、ストライダーと名乗った――石の国の王だとも言いまし
たが、ボロミアはまだそれを信じてはいませんでした――その男と目が合いました。男の瞳の
色は灰色がかった青で、その青は抜けるような澄んだ空というよりは、底の知れぬ海の色でし
た。その容貌はどこかボロミアの父とも似通っているように思われましたが、高貴な厳しさを
たたえた父に比べより精悍で、口元と顎や頬までを覆う無造作な髭がそれをいっそう際立たせ
ていました。
42 :
リレー:04/09/01 17:12 ID:x95/t+Gn
「ボロミア」
アラゴルンはボロミアの名を呼びました。名を呼んで、指で確かめればボロミアは目を開きま
した。ですが、まだその心の扉は固く閉じたままです。開く鍵は何なのか、もうアラゴルンは
分かっていましたし、後に引く気もさらさらありませんでした。
「男に口付けられるのも初めてか?」
「………!!」
ボロミアはまた怒鳴りつけようとしましたが、言葉が出てきませんでした。返事がないことな
ど気にも留めない様子で、アラゴルンは先ほど指先を埋めていた秘めやかな入口をまたそっと
辿りました。
「……さっきよりも濡れているな…これがどういうことかは、姫君はお分かりか?」
「……っ!し、知らぬ、知らぬ……無礼者…っ!」
姫と呼ばれることにすら慣れていないボロミアは、押し付けられた指先がぬるりと滑る感触で、
自分でもそこがどうなっているか知ることが出来ました。
男はさっき、「抱いてやろう」とボロミアに言いました。ボロミアとて、男女の閨房での営み
についての知識はありました。ですが、それはひとかたならず愛しあうようになった2人が、
互いに許しあった上での行為であるはずでした。
「わたくしは、望んでいない……こんなふうに、女扱いされるなどっ…」
やわらかな日射しの下で敷き広げられた漆黒のマントの上、清らかな純白のドレスを脱がされ
かけ、白い肌も豊かな乳房もあらわにしなやかな肢体をよじる金と翠の姫君は、棺で眠ってい
たときよりもなお美しく匂いたつような色香を放ち、アラゴルンを魅了し尽くしました。
「今は、それで構わぬ。―――わたしがあなたを欲したのだ」
目の眩むような情慾に低く掠れた声でそう言うと、アラゴルンは押し広げたボロミアの脚の間
に顔を沈めました。
大作のあとの食後のコーヒー……にもならないリレー投下で申し訳ない。
なかなかエロに辿り着かないですねこの2人。
とりあえず「ですます」文でエロを書くのは大変難しいと感じました。
>>34 長編の製作と投稿お疲れ様でした。前スレ674です。
前スレの投稿中に不注意で投稿してしまいました。折角の大長編ですのに、申し訳ありません。
今から、ゆっくり読みまーす。
>35
超大作、乙でした。
確かにこれはネットで読むよりじっくり腰をすえて読みたい気分です。
でもスレが突然終わっていたので本当に驚きました…。
スレ立てもお疲れ様でした。
>43
食後のコーヒーどころか!
充分な逸品でございました。
リレーは本当に楽しみにしていますので、なかなかエロに辿り着かないのも
却って長く楽しめてラッキーかな、とw
…で、前回はこんな神リレーの間に投下すると自分の至らなさが
見えてしまって恥ずかしい上、ネット落ちしてしまったので結果的に投下を
控えていたんですが、それを注意してくださる方がいらっしゃったので今回は
スレ汚しをさせていただきます。
「でも、あのう、」とサムは口ごもりながらいいました。
「おらが気にしてるのは胸の大きさのことだけじゃねえのです。その、おらの胸はフロドさまの目
からみて、変じゃねえでしょうか」
おずおずとサムは小さな乳房を覆う手を外しました。
「どこが変なものか。お前の年頃なら誰だってこんなものさ」
「いえ、その……ここがちいっとばかり、他の人より大きいんじゃねえかとおら、思うんですだ」
そういってサムは自分の乳房の中央を彩る部分を示しました。
薄茶色の乳輪は濃い桃色の乳首を縁取って広がっています。
フロドは笑顔のまま、小さく溜め息をつきました。
「ではお前がそんなに萎れた顔をしていたのは、こんなことが理由だったのだね。誰かに何か、
いわれたのかね?」
「いえ、面と向かって誰かに言われたっちゅうことはねえですだ。でも、粉屋のテドやら何やらの
連中がよくいっていますだ。ここが大きい女はいやらしい女だって……」
「呆れた。サム、お前はそんな連中の話を聞いてはいけないよ。これの大きさなんて、人によって
違いはするけどそれだけだよ。一体どんな根拠があってそういうのか、かれらは一度だってちゃんと
説明したことがあったかい?」
少し怒ったようなフロドの口調はかえってサムを安心させました。
「いいえ、お嬢さま。あいつら一度も理由はいわなかったですだ」
「そらご覧。あいつらはね、口々にそんな勝手なことをいって、それを聞いた女の子が恥ずかしがる
のを楽しんでいるのさ。それにね……」
フロドはサムの手を取って、掌をサムの胸に当てさせました。
「サム、手の中に何を感じる?」
おずおずとサムは答えました。「おらの…ちくびですだ、お嬢さま」
かの女の乳首は外気とフロドの視線に晒されてつんと尖っていました。
「そうだね。ではもう少し手に力を入れて撫でてみてごらん」
フロドに言われた通りにすると、掌にまだ小さいながらも弾力のある若い乳房の肌の張りが感じ
られました。
「それがお前のおっぱいだよ。今はまだ小さいと思っていても、これからどんどん大きくなるからね。
次は、指先に気持ちを集中して、そのまま下に撫でおろしてみてごらん」
サムはフロドの言葉に従って指を動かしていきました。
「どう思う?」
「ええっと……なんか、茶色いところの方が他の部分より柔らかかったような気がしますだ」
フロドが頷いてサムの肩を抱き寄せたので、自然とサムはフロドの胸の間に顔を埋めることに
なってしまいました。
「それはね、赤ん坊の唇が最初に触れる場所だからなのだよ。だからこの部分は、他の場所より
ずっと柔らかい」
サムはフロドの声を聞きながら顔を包み込むようなフロドの胸の感触にうっとりとなりました。
シャツ越しであってもフロドの胸の柔らかさは確かに判りました。
「フロドさまの乳輪も、こんな風にふかふかして柔らけえんですだか?」
小さな笑みをフロドはこぼします。
「触ってみたいのかい?」
その笑顔に、サムは慌ててフロドから離れて首を横に振りました。
「いえ――いいえ! おら、あんまりお嬢さまのおっぱいが気持ちよくて、つい妙なことを口に
しちまいましただ! とんでもねえですだ! 忘れてくだせえ、フロドお嬢さま!」
お手間を取らせちまって申し訳ねえです、と頭を下げたサムは慌てて服を着直します。
「そうかい?」フロドはシャツのボタンに指先をかけていました。思わずサムはごくんと唾を
飲みました。
実は、フロドの裸を目にしたこともないではなかったのです。フロドの肌はそこらで見かける
仲間たちよりずっと白くて、少女の域を抜け出したばかりの大人びた色気で匂うがごとくでした。
そのフロドの体をこんなに間近で見られて、その上触れるとしたら。
フロドの誘いはかの女に憧れを抱くサムにとってあまりに魅惑的でした。
けれどそれでもサムは頑固に首を横に振りました。
「おらなんかのためにお嬢さまの肌を晒していただくわけにはいかねえですだ。おら、今日は
お嬢さまにご迷惑を掛け通しですだ。これ以上のご好意はとっつぁんにも怒られるに決まってます」
もう一度、深々とサムはフロドにお辞儀をしました。
小さく笑って部屋を出ようとしたフロドに、サムはふと思いついて声を掛けました。
「お嬢さま。もう一つだけ、お訪ねしても構わねえでしょうか」
足を止めたフロドが振り返ります。
「なんだい?」
「お嬢さまはどうしていつも、男の人みてえな格好をなさるんですか? おらたちにも、お嬢さま
ではなく旦那さまと呼ばせておられるのは、どういう理由があってのことなんでしょう」
ほんのしばらくの間、フロドは寂しげな表情を浮かべました。それから何かを振り切るように
笑ってサムに応えました。
「ビルボは世間ではすっかりありがたくない評判を頂戴しているからね。いかれバギンズの跡を
継ぐなら、わたしも同じくらい変なやつだと思われている方が面倒がなくていいのさ」
そういってフロドは部屋を出て行きました。
何か悪いことを聞いてしまったのかもしれない、サムはそう思うと同時に、これからはもっと
自分がしっかりして、フロドにあんな寂しげな表情をさせまいと心に誓うのでした。
以上です。続きの投下を待っていてくださった方には長い間お待たせしてしまい
ご迷惑をお掛けしました。
>管理人様
唐突で申し訳ないのですが、自己都合により今までに投下したSS作品を
削除していただきたいのです。
対象作品は以下の通りです。
■ノーマルSS
療病院の看護婦さん/思い出話
■女体化SS
オーク×フロド♀/輪姦
アラゴルン×フロド♀/拷問指南
サム♀フロド♀/混浴岩風呂
エント×サルマン♀ feat.グリマ/触手
ホビッツ娘&ギムリ♀/氷
メイドサム♀フロド♀/悩み(今回投下分も含め)
■小ネタ・短文
猫耳クルニャ〜たん
ゴクリたん
お手数をお掛けいたしますが、よろしくお願いします。
いきなし新スレ驚いた。皆来れてるといいが(´・ω・`)
>>49様
サムたんついに来ましたか!続き乙です。
しかし良SSばかりなのに、何故の削除ですか!?
これだけの作品削除したら保管庫半分になりそうな悪寒・・・
というか全部
>>49様の作品だったんすか・・・おみそれしました。正直スゴイッス
>>43 よかったですぞ。この数日でボロ姫が目を覚ましたし、棺から出ることも出来たし、
進みましたなー。後は、王様にじっくり調教してもらいましょ。
>>49 すごい。こんなに色々書けるなんて・・・凄すぎです。また、降臨してください。
サムのお悩み相談 待ってたので嬉しかったです。
サムって♂だとしても、何かしら自分の身体について悩んでそうな気がする。
それをメリーあたりに突っ込まれたりしてそうだ。
>>保管人様
いつもマメなアップありがとうござます。
作品の削除じゃと?
新作を収集してウプする時の、儂の愉しみを奪うでないわ!
・・・というのは半ば冗談半ば本気の保管人です。
保管人としてだけでなく住人として削除のお申し出は残念です。
2chという場に投下された作品はパブリックな物(著作権がないという意味でなく)
として広く知れ渡って楽しまれて欲しいというのが個人的な考えですが、
ご本人の事情でアーカイブ化を拒まれるのであれば致し方ないのかもしれません。
スレの移行に着いて来れていない住人も多いかと思いますので、
せめて今週いっぱい土日まで保管庫に置いたままでも構いませんでしょうか。
その後お心が変わらなければ週明けにも削除対応致します。泣きながら。
>>49 ひとえに、このスレがにぎわったのも瀬田調の美しい文章での
珠玉の名作の数々が投下され、他の神々が後に続けたからこそ。
ありがとうございました。
しかーし
保管庫からなくなってしまうのはあまりにも悲しいです。
ここは1つもう一度考え直していただけないでしょうか?
>>35 正直いきなり続きが読めなくなってしまってかなりパニクリました。
はぁー しかし、いいっす!
待ちに待った甲斐がありました。
何がって、こんなに長いのに(失礼)また次を読みたくなる
魅力溢れる文章力!!
メリーの夢のところが良かったなぁー
切ない。
人物描写がまたイイ そして原作とブレが無い ホントお見事ッス
全部印刷して何時でも読めるようにしておこうと思います。
49様のと一緒に・・・
新作、リレー、続編と次々神降臨の素晴らしい新スレの幕開け…(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*
でも保管庫削除したりすんのはショボーン…( ´・ω・)
新スレはいいが、立てる前に前スレで出てた
ノーマルとの住み分けについて話合ってみても良かったかも。
ネタが少ないから立ててもすぐ潰れるだろうが一応。
>49氏はすごいな。
普通自分の好きなキャラやカプに偏りそうなもんだが
こんなにも幅広く書いてるってのに驚いた。
指輪物語全体を愛してるんだろう。なんかカッコイイ。
撤去は寂しいが、貴方の作品にはたくさんの萌えをもらった。本当にありがとう。
>>49 お疲れです。保管庫の件、残念です。考え直して貰えると嬉しいのですが
それにしても、ゴクリたんとサルマン女体化のネ申が同じとは思っていませんでした。
ギャグとエログロと原作準拠の度合いが絶妙です。
なんでもOKなのがこのスレのいいところ。
細分化したら面白味がへっちゃいそうな気がするのでこのままキボン。
ところで
>>49神の挙げた作品が全部同一作者だと見抜けてた人いる?
俺は全然気づかんかった…
59 :
49:04/09/03 01:22 ID:kmWQy0ld
>管理人様
お聞き入れくださってありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
他の皆様にもご迷惑をお掛けいたしますが
どうかお許しください。
60 :
35:04/09/03 01:34 ID:7lzwNSAo
>>49 質問ですが、保管庫削除以降、こちらも引退されると言う事なのでしょうか?
だとしたらまだ拝見してないお話も有るので、こちらには残って頂きたいな、と
思うわけです。
私のルーツなのでアラフロ好きだったです。
これに触発してサムフロ書いたので;
ちなみにゴクリたんのノリが好きでした。サルマン系は苦手でしたorz
>49
とりあえず器用な「職人」だなと思いますた。
気が向いたらまた降臨ヨロ。
もちろん他の職人方の降臨も待ち望んでるぞー!!! カマンカマーン!!!
器用に色々やりこなすのも職人魂。
「これしかできない」ってのも職人魂。色々あるさ。
“指輪物語全体を愛している”かどうかをそんなことで計るのは無理。
つーか保管人が
>>52みたいな考えなら「いや、置いておきますんで」でも
良かったとは思うけどね。
どっちみち過去ログはあるわけだし、あんまりピーピー言うのヤメナイカ。
本人も他の職人も気を使いそうだ。
>>35 メリフロは、ハッピーエンドで終わりですか?メリーの恋が成就してよかった!と思ってます。
が、幸せな日々が続いた後の別れというのも読んでみたいです。
よかったらまた書いてください。
メリフロ、ゴチでした!
あーでもメリーってこうなっても、片思いっぽいなあ…
(レゴギムはどんなに鬼畜だろうと相思相愛なかんじ)
フロドお嬢様はやっぱり西にいっちゃうんでしょうか?
>>63 同じく。後日談気になります。
あるいは、新婚3日目、4日目…でも!?
お嬢様のトラウマを克服すると称してなんかこーいろいろ
トライしてくれそうですな。
>>62 なんか誤解を招いたようでスマン。
当然一つの道を極めようとする神も尊敬している。
66 :
35:04/09/04 10:15 ID:rX6RRLpG
>>63,64
タイムスタンプは原作通りに粛々と進んでいきます。
>>38さん ごめんね。
他にもネタが貯まってるのでこちらは追々という事で。
ところで、サムとトム・コトンってお互い妹の婿になっちゃってるんですが
これネタに誰か書きませんか?
>>66 やっぱり西に旅立っちゃうんですね。
でも仕方ないか あの灰色港のシーンでメリーの大泣きの原因が・・・って
もう原作も映画もここも全部脳内でつながっちゃっててやばい
他のネタも楽しみにしてます
馳夫さんに夢中のフロド嬢と、嫉妬めらめらのメリー
読みたい!
本スレに貼られていたハムスター指輪サイトのキャラクター紹介頁で
ボロミアだけ『ボロミアたん』なのが気になってしょうがない俺も
このスレの影響受けすぎ。
>35様
遅ればせ乍ら、長編乙!&GJ!メリフロファンなので嬉しい!
エロシーンもキュンキュンして好きですが、鍵開けとか地べたに転がってるフロドさん
とかタシローsとかがかなりツボでした。
おふたりには末永くお幸せに〜と思ったら…違うんですねorz
ならば、西に行く迄にやれるだけやっちゃって頂きたいと願っています。
結婚知らされたサムとピピンの反応も気になります。
ついでにお祝いに旅の仲間もコソーリ集まってくれたらいいな。
ガンダルフと王様はちょっと複雑な心境とか、
便乗してホビット庄でやりまくるレゴギム…
(藻前らの結婚祝いではないと…
>>67 ナカーマ!自分も脳内でつながっています。
だから灰色港シーンは思っただけで泣けてしまう
>>68 そのサイト見ました!エロじゃないけれど、わろかしてもらいました
>>67 灰色港は、自分もそうだよ。メリーも付いて行っちゃえよとか思ってしまいます。
>>68 自分もそのサイトの「ボロミアたん」が非常に気になりました。こんなところにも「ボロミアたん」が・・・と
>>69 >西に行く迄にやれるだけやっちゃって頂きたいと願っています。
同意!メリーさん研究熱心そうだから色々やっちゃってくれそうだな。
>便乗してホビット庄でやりまくるレゴギム…
それを覗いているホビット庄の住人が一言「おい、見たかい?やっぱり、エルフの旦那はモノが違うね。」
つい30分前までの丸1週間新スレに気づかなかったウツケ者です。
その1週間分の飢えで自給自足とばかりにあら×ぼろ♀落書しちまいました
(色も塗らずスマソ)。
ttp://matsuya.dyndns.tv/2ch/imgboard.cgiの3494 オモテで見えるが嫌でbmp画像にしたら重さ6倍になって申し訳ない。
ぼろ嬢の手があらの袖に震えてしがみついてる・・つもりが全然かけずorz
しかしそんなことよりこの一週間の間に49さんの作品撤去との爆弾発言がっ!
療病院の艶話とか大好きだったのに残念・・。
(52さまに感謝。あやうく絶望のどん底に落とされるとこを救われました)
74 :
49:04/09/06 23:39 ID:hbWDLOEv
>管理人様
ありがとうございます。確認いたしました。
お手数をお掛けしまして本当にすみませんでした。
>60
いずれSSが全部完成したら、そのときは何とかお目に掛けられればと
思います。…遅筆なので、どれくらい先になるか判りませんが。
やっぱり自分はSSを書くのは好きでも「職人」にはなれませんでした。
ご迷惑をお掛けしてすみませんでした。
こちらの職人さんたち、そして今後このスレに現れるであろう未来の
職人さんたち全てのご多幸と、スレの繁栄を願ってやみません。
49様、また気が向いたら神作品を拝ましてくださいませー
自分の本命はアラ×フロ♀なんだけど、種族、つか、大きさが違いすぎてフロドが可哀想なので、
現在は、王様×姫将軍、メリ×フロ♀にハアハアしてますw
ああ、文才のひとかけらもない己の脳味噌を、にくむ、にくむぅ!
>75
文才がなければ画才を発揮すればいいじゃない
と、どこぞの王妃様風に。
ちなみに、画才も文才もない自分は萌えネタにモエモエするのみ。
>72-73の画像にそれぞれ萌えー(*´Д`)ハァハァ
>>35へ
お願いがある。メリフロの続きがあるなら、二人にガンダルフの花火を見せてあげて欲しい。
ブランディワイン川に船を浮かべての花火大会だ。
で、気分が盛り上がったところでやりまくっておくれ!
>>75 自分は逆に大きい人×小さい人の組み合わせだと、小さい人が
ただのありえないロリキャラになってるのが多くて苦手だったんだけど、
ここの職人さんのSSはイイと思えた。
そしてそれ以上にメリフロやサムフロやとにかく小さい人カプに萌え。
ちゃんと「ホビットの成人男女がやる事やってる」ってのがイイ!
このスレ的に女体化最萌えキャラは
ホビット:フロド嬢
ドワーフ:ギムリたん
人間:ボロミアたん
イスタリ:サルマンたん
ていう感じだけど、エルフで女体化したら萌えなのって誰だろう。
意表をついてスラパパなんてどうだろう>女体化
巨乳で酒豪で陽気なエルフ乙女(いや乙女じゃないけど)。
でも人はそれをオヤジギャルと呼ぶ。
ギャルというほど若くもないけど。
>>78 ハルディアたんはどうですか。
ロリアンのシルヴァン・エルフの中で西方共通語も堪能な数少ないバイリンガル。
3人姉妹の長女でしっかりもの。常に森林警備の最前線で大活躍。
厳しい奥方と違っていつも穏やかなケレボルンの殿に密かに憧れている。
てなとこでどうですか。
一番べっぴんさんは、グロールフィンデル嬢。
きらびやかな金髪にナイスなバディー。
そこで未亡人エルロンド登場ですよ。
娘に、双子の息子達に、義理の息子に、色々と美味しいかと思うのだが…。
82 :
名無しさん@ピンキー:04/09/08 22:49 ID:DEGm13Va
>>79 奥さんと別居中のケレが襲われそうになって、裂け谷に逃げるというのもありな展開だな。
浮気がバレたら何されるか分からんからなぁ。
ケレは受けが似合うな
にょエステルのようι゙ょSSを俺はずっと待っているのだが。
エルロンドママにおめかしさせて貰うエステルを想像。
萌えた。
84 :
名無しさん@ピンキー:04/09/10 03:43 ID:fkD4lIs+
トゥーリンとニーニエル
でもお互い兄妹だってこと知らんから鬼畜なムードが出ないな…
俺は少年エステルの筆下ろしが
裂け谷のどのエルフ美女だったのかが気になる。
エルラダンとエルロヒアの美人双子姉妹二人がかりとか?
ゴージャスバディのバルログスレイヤー、グロールフィンデルとか?
黒髪知的な(何故か)眼鏡が色っぽいエレストールとか?
そしていかにしてゴンドールの白き姫将軍を淫らに開花させていく
手練手管を身につけたのか知りたい。
86 :
名無しさん@ピンキー:04/09/10 11:44 ID:sor4uXY2
裂け谷やロリアのンエルフだとアルウェンのことを考えてしまって萌えられないなぁ、オレだけかもしれんが。
>>86 つーか
>>78もだけど、「苦手」とか「萌えられない」とかいう呟きを
わざわざ書き込まんでも良いと思うわけよ俺は。
萌えネタを投下。そして便乗。萌えられなきゃ華麗にスルーで。大人なら。
>>85 エルロンドママでしょう。伝承の大家ですからね。
それに半エルフ。人間とエルフの持つ技を全て伝授してくれたはず。
暑かった夏も終わりを告げ、ゴンドールの姫将軍はいかがお過ごしなのでしょうか。
自分は、姫将軍の禁断症状で悶え苦しんでおります。
新作待ってますよぉーーーーー。
49さんの『拷問指南』、よかったなぁ。(あ、ヨダレが・・・)
鬼畜になりきれない馳夫たんと、彼に全幅の信頼を寄せるフロたん。いい!
馳夫たん・・・・・w
>>88 >姫将軍
「水が冷たくなってしまう前に」などと言いながら1人でこっそりと
川遊びなどにお出かけかもしれない。
人がいないのを確かめて裸になって水の感触を楽しんでいたら王様登場。<お約束
「不用心にも程がある」「どうして体を冷やすのだ」などと叱られながら
その場でいじり倒されて半泣きになっていらっしゃるかもしれない。
>>91 「一番危険なのはあなただ!」とかいいながらようやく王様の腕から逃れて
川岸に置いた服を取ろうとしたら服がないかもしれない。<ありがち
「私の服をどこへ!」と王様を問い詰めたら
「今は必要ないだろう」とか言われ後ろから抱きしめられて
ブロンドがかかるうなじを甘噛みされたりしているかもしれない。
「どうかここではお許しを…」なんてふるふるしながら弱々しく言ってみたりして、
「誘っているのか?」とか甘ったるく囁かれちゃったりしてな。
後ろから回された王様の両腕はきっちり籠手まで装備しているのに
その両籠手の間から自分の白い胸が出ていることに動揺しちゃう姫将軍。
そんな感じか?
94 :
名無しさん@ピンキー:04/09/12 22:54:22 ID:nw37r7Oe
この流れなら言える!
テレポルノのポルノ小説読みてー!
>>91 「あなたこそ水でも浴びたらどうなのだ!!頭を冷やせ!」などとプンスカ怒りながら
馳夫を川に投げとばす強気な姫将軍も好みであります。(;´Д`)ハアハア
そして何故か浮き上がってこない馳夫を心配して
あわてて川辺をのぞき込んだ途端ジョーズのように水に引き込まれるボロタン(お約束)と
「よーし王様水中プレイしちゃうぞー」と張り切るエロ王も良いであります。
平和だなぁw
>>94 うわー言っちまったよこの人。・・・・やっぱ照れポルノ×ガラ様?
俺の中ではどーしてもほのぼの夫婦なんだよなあ。
縁側で日なたぼっこしてる老年夫婦みたいな。(エロパロじゃねえし)
>>95 素晴らし(・∀・)イイ!! 平和イチャエロ万歳!お約束も万歳!
97 :
名無しさん@ピンキー:04/09/13 10:03:53 ID:acKvgCZV
ガラ様×照れポルノでもいいと思う。
映画版なら奥手なケレ様を押し倒していただいちゃっても不思議じゃない。
悪い、下げ忘れた。
鞭とローソクを装備した奥方様しか想像出来ない…
SMなら
勝気でプライド高いのに実は無自覚に支配され願望を秘めた
隠れMっ娘、ボロミアたんを縛って吊るして縄が食い込んだ
真っ白な巨乳やアソコを鑑賞しては散々責めて服従するまで泣かせるも良し。
見た目は子供、体はエロエロ、のギムリたんに薬使って道具責めした後
「私のいやらしいぐしょぐしょの●×に□▲をぶち込んで下さい」
みたいな台詞が聞けるまで放置プレイするも良し。
ロリエンの森で体ばかりか心までも奥方様に視姦されて、怯え泣く姫将軍というのも
たまらんな。勿論、魅了されて「はにゃ〜ん」となっているギムリたんなどは、とっくに
調教済みでありまショウ。
SMだったら、やぅぱり無自覚な虐めてちゃんな人間とドワーフのお姫様はやっぱり
萌えるな。戦場の汗と匂いと血風を身にまとって勝ち戦の知らせを持って現れた姫
将軍を部屋に引きずり込んで、武装姿のまま縛り上げて嬲ったり、後ろ手に縛りた
っぷり薬を使ってしどけなくさせたギムリたんのいましめを解いて、前口上を言わせ
てオナニーショー、しかる後にお漏らししてしまうまで責めまくり、とかもたまらん。
さくらたんかよ!>はにゃ〜んギムリたん
>99
ピンヒールの装着も忘れずに。
女王様の証、パピヨンマスクも似合いそうだなぁ…
>>100-101 ナイスプレイ!
無慈悲なる夜の女王、ガラドリエル様にはアラゴルンもレゴラスですら
太刀打ちできなさそうだなー。
男2人は愛する姫将軍とギムリたんを取り戻せるのか!?w
照れポルノ様のエロにちょっと話を戻してみる。
奥方様に攻められてヒーヒー言ってるのでしょうか。
それだけだと、お約束過ぎるのか?
>>103 奥方様の技を知った後では、姫将軍もギムリたんも男2人の技では、もう物足りなく
なってしまうのかもしれません。w
>ロリエンの主夫婦
テレポルノ様は閨では意外と強引に絶倫で、
ガラ様を逆に翻弄しちゃってたりしても萌えかもだ!
>女王ガラ様
2人の可愛らしい姫を返す代わりに、男2人に自分の相手を
させて乱れたりしてても萌えかもだ!
そして取り戻した姫将軍が、以前なら舌を噛み切りかねない
卑猥でエロエロなおねだりが出来るようになってて
鼻血吹きそうになる王様。
ロリエンの殿はふとペンを取りました。何故か急に愛の物語を綴ってみたいと思ったからです。
しかし、かれの知る女性はただ一人、かれの奥方だけでした。
このまま記しては単なる自分の私生活の写しにしかならないと、かれは考え、しばらく悩みました。
そして自分の得意なもので仮作すれば良いのだ、という結論に達したのでした。
『おしべとめしべが…。』
殿は直ぐにそれをやぶり捨て『我に文才無し』と即刻筆を折ったのでした。
おしまい
すぐ、こういうのが浮かんだ。嫌スレ向きだな。
>>104 思うに、ガラ様は今昔物語の中の「男を鞭打つ女盗賊の話」のようにケレ様を鞭打ち、苦悶に耐
える殿を見て自分も興奮、しかる後に「まぐわひ」にいたるんでは?
水鏡の中に映るぼんやりとした影は、次第に人の形を作り出し、調教中のボロたんとギムリたん
の姿を映し出す。時折、頭を抱えて苦悶するアラゴルンとレゴラスの姿が映りだしては消え行く。
「………え、ええと、その…ガラドリエル様…」
「…あるいはまた別の未来。そなたが指輪を捨てねば未来はこうなるやもしれません」
「…!」
すいません、小ネタの小ネタになっちゃいました。
…返してもらったボロミアたんとギムリたんはコマンド「御奉仕」を覚えていました!
必殺技「ふぇらちお」が使えるようになった!
必殺技「えっちなおねだり」も言えるようになりました!
次のレベルアップまで1820エロエロポイントが必要です。
セーブしますか?
A.はい
B.いいえ
奥方は、2つのカポーがいちゃついてるのを見つけて、「そのようないちゃつきようでは手ぬるい!」とか
思ったんでしょうね。で、「わらわが自ら調教して差し上げましょう。」と思い立ったと・・・。
それで、ロリアンで1ヶ月も滞在してしまったのではないでしょか。
「森の奥方と2人の姫君 −調教編− (男たちの苦悩そして奪還)」
タイトルは、こんな感じか?奪還の後にも苦悩がありそうだなー。
奥方の登場とともに相手が王様、もしくは緑葉とのエロなんてどうでもよくなってきたよ。アハハ
>>108 自分はセーブだ。ロリアンの前にセーブしたのもキープしてセーブだ。
ガラ様は、ケレ様を何と呼ぶのでしょうかね。
「ケレボルンの殿」が妥当か?
ケレ様は、ガラ様を呼び捨て?
ふたなりな奥方様ってビジュアルもけっこういいな。
ボロたんやギムリたんに二人一緒に「御奉仕」させたりとかな。
<110
無難なとこではやっぱし「わが君」とかだろうか。
だけど、そんな古典の呼び方でもやってることは、ギシギシアンアン。
>>101 男ボロミンでもあんなに怯えて涙目でぷるぷるしちゃうのに、
女ボロミンだったらどれ程恐ろしい思いをすることか・・・!
(でも、女同士だと案外素直に言う事きいちゃうかもしれない)
それと「はにゃ〜ん」ギムリたんワロタw
奥方もいいが、ハルディア×ボロミンや、ハルディア×ギムリたんはどうですか?
人間やドワーフに興味津々のハルディアが目隠ししたまま二人を連れ去っていたずら三昧。
レゴラス&王様発狂。
ふたなり奥方様も(・∀・)イイ!! そして目隠し連行(・∀・)モエル!!
ではハルディアは奥方様のところへ連れて行く前に
姫君2人を検品(って言葉悪いが)するんだな。
フレトの上でガタガタ震えるギムリたんと、それを庇おうとするボロミアたんを
兄弟3人で押えつけてひん剥いて脚開かせて感度チェックとか?
ケレ様、夜の営みを語る。とか。
夜のことは、常に奥の気分次第である。
「殿、今宵はいかがでしょう」
いつもより少し柔らかな声で囁きながら、白く細い指先で余の頬を撫で、
顎を撫で、首筋を辿り、胸を滑らせて、そうして余の中心に
触れるか触れぬかでひらりと手を返す。
そのようにされては、余にも否やはない。
奥の細い肩を抱き寄せ、薄い唇を塞いだ後、背と腰を支えながら
寝台に身を横たえる。
奥の細い腕が余の首に回され、余は、幾歳重ねても馴れることのない
神聖な美しさに胸を震わせながら、ゆっくりと奥の薄衣を裾の方から、
脚を撫でるようにして持ち上げていく。
奥が、薄く開いた唇から熱っぽい吐息を零す。
滑らかな首筋に口づけを落とし、そのまま唇で緩く開いた肩口や
胸元を愛撫する。
この世に2つとない美しい肢体を晒すことを、奥はあまり望まぬが、
行為が深まるにつれ乱れてゆく金糸と白い衣が、
よりいっそう余を高めていく。
奥は、それさえも承知でいるのかもしれない。
余の背をまさぐるようであった奥の手が、腰を伝って腿を撫で
そして中心へと触れる。
余も、余だけが許された奥の秘所に指を忍び込ませる。
・・・この調子でこの先を書く技量はなかったっす。
>常に奥の気分次第である。
ハァハァ…
どういう時にそんな気分になるのか気になる。
>>114、GJ!
>>114 既に濡れそぼっている奥の秘所は、やわやわと余の指を締め付ける。
<ケレ(テレ)様、夜の営みを語る。続く>
<ケレ(テレ)様、夜の営みを語る。>
オチだけ先に書いてみるテスト(w
---
「なかなか良い出来だ。名前が出て来ないのも実にいい。うむ、素晴らしい。」
祐筆の書き上げた短い物語を読んでロリエンの殿は破顔しました。
「どれ、奥にも読ませてやろう。」と、殿はいいました。「しかし、これは
皆のものには内密にな。」
深々とお辞儀されると、かれは照れくさそうにその部屋を後にしたのでした。
その夜、殿は奥方と閨を共にしましたが、その時にこっそり件の物語を
かの女に見せたのでした。奥方はそれをゆっくりと読みましたが、そこは察しの良い
かの女のこと、この物語の登場人物が誰であるのかを読み取っていました。
「殿…。」ケレボルンの頬に手をやり、熱い眼差しを向けながらも静かにかの女はいいました。
「今宵わらわは燃えまする。」
夜のことは、常に奥の気分次第である。
---
こんな感じかのぅ、と妄想してみる。
誰か奥方が燃える中身を書いて下さい。ハァハァ。
ケレガラ夫婦って(スゲー言い方w)、
昼間:かかあ天下、夜:亭主関白って感じがするー
>>119 おねだりするガラ様でも萌える
潤んだ瞳で見つめればそれでよし。
>>118 自己レス。
奥方が燃える中身=読んでその気になってしまうような、物語の本文。
でした。
リレー小説はまだでつか。
ギムリたんINアマン陵辱編も眠りの森の美女な姫将軍も楽しみにしてマツ。
姫将軍もイイ(・∀・)!!けど、女執政ファラミアたんも気になるところ。
といってもボロミア…(;´Д`)(´∀`*) アラゴルン…てな感じで入り込む隙間ないから
エロスサール王に惹かれながらも、姉の愛する人を好きになるなんて…と
気持ちを押し殺しながら日々政務をこなす切ないファラミアたんキボンヌ。
これじゃエロ交じらないか…
>123
エオウィン男版ではいかがでしょうかね。
お馬の王様(兄)と取り合いや3人で、というのも捨てがたいのですが…。
軍や戦いの方はボロミアたん、内政の方はファラミアたんがサポートか。
ゴンドールの宝石と謳われた執政家の白の姉妹を揃って侍らせるとは
さすがエロッサール王。
(2人の名前の-mirって宝物とか宝石って意味だったよな確か)
ゴンドールと馬王家の絡みもイイ(・∀・)!!
姫将軍ボロミアねえさまに憧れる少女エオウィンってのも可愛いんでないかい。
そういえばファラミア×エオウィン投下予定という職人さんが
前スレか初代スレにおられたように思うが、どうなったのかな。
原作者初期の原稿ではエオウィンという名前、男に使われていた箇所もあったよう
な。間違ってたらスマソ
127 :
名無しさん@ピンキー:04/09/17 21:10:51 ID:DN5GTpoG
薄幸そうな妹大将は、エロスサール王に惹かれる気持ちを忘れるために無理やり
年下の隣の馬の国の王様と関係を結んでしまうなんて話もいいんじゃない?
ぜひ馬の国の王は噂の馬並みを発揮してほしい・
>127
久々のカキコで、うっかり上げてしまいました・・。
申し訳ないです・・。
>>126 「『それはわたし』とふくろうが(ry」
ロケーション物色中で先が進んでましぇん。
最初とオチはついておりますが、どこでいたしたものかと悩み中。
しばし待たれよ。
姫将軍と妹大将もいいけど、姫将軍姉上と文学青年弟執政も(・∀・)イイ!!
・・・というのは漏れ以外おらんかのぅ・・・。
幼いころ、私にとって姉は神聖な存在だった。
父に疎まれ、母に早逝された私を愛してくれた唯一の存在、それがボロミアだった。
彼女に抱きしめられれば、それだけで世界は満ち足りた。
だがそれが苦痛になったのはいつのころからだろう。
私の胸の奥に潜む獣が、彼女を穢さんと蠢きだしたのは。
飢えきった獣は牙をがちがちと鳴らす。白薔薇の花弁を毟り取り、鮮紅色の華芯を、溢れる蜜を啜りたいと。
私は、いつまでこの獣を飼い慣らしておけるだろうか。
・・・文才無えなぁヲイ。
エロを入れるなら、エロサスール王のいやらし手と頭良すぎて変態入った弟の、言葉巧みな罠に何の疑いも無くはまってしまう姫将軍とか。
敬愛する王と可愛い弟を拒めない、情に流されやすい熟れきったからだ。
あるいは最愛の姉がエロ王に頂かれちゃって、ショックのあまり長年の禁を破って襲っちゃうとか。
父親に「お前が死ねばいい!」と言われただけで、ウルウルお目め状態のファラミア大将は、
「姉上を襲ってしまう」というより、「襲われちゃったお姉さま助けて!」
と言う感じがするんだけど・・。
エロサール王やお馬の国の王に迫られても、お姉さまが守ってくれそう。
いつもはエロサールにメロメロな姫将軍だけど、妹が絡めばエロサールだろうと
ボコボコに倒しそう・・。
>>130 <最愛の姉がエロ王に頂かれちゃって、ショックのあまり長年の禁を破って襲っちゃうとか。
これがいいな。
133 :
名無しさん@ピンキー:04/09/17 23:55:20 ID:9VFDRdbZ
>131
>「襲われちゃったお姉さま助けて!」
っていうより、鬼畜なエロサールから姉上を引き離すべく
色仕掛けでエロサールを落とす。って方が妹大将らしい〜。
エロ王と姫将軍のいちゃつきぶりに触発されて、長年の思いを遂げるべく妹ファラミアを
襲っちゃう馬の国の王もイイ(・∀・)!!
>124
療病院で知り合い恋に落ちた妹大将のファラミアとエオウィン男版だったが・・
新王になった兄が無理やり妹大将を奪いさり、仲の良かった兄弟はいつのまにか
一人の女性をめぐり戦いが始まる・・。なんてな・・。
ファラミアの女体化なら絶対「魔性の女」が似合う・・。
ボロミアたんは普段はビシッと軍を率いたり指揮したりしながら
隠れ隷属願望があるから身も心も王様にメロメロだけど、
ファラミアたんはそういう隷属願望はゼロだと思うなぁ。
むしろ隠れ女王様気質(あくまでも隠れ)がありそう。
年下の若い新馬王をメロメロにする魔性の妹大将……
しかし執政家姉弟も姉妹もどっちもオイシイ!萌える!
もう誰が兄弟で男で女なんだかわからんくなってきた (;´Д`)
もういっそ、毎回のエロ王のボロミアに対する責め様を見ていられなくなり
「わたくしが代わりとなって姉上の負担が少しでも減るのであれば…」
と言い出す女ファラミアはどうよ?
姉のことを口実にして、本当は自分も姉のように愛されたいけれど
姉上を悲しませたくない…とせめて肉体の悦びで自分を慰める刹那的な快楽。
でもこれじゃボロ→ファラ→ボロ→ファラと毎晩とっかえひっかえで
エロ王の煩悩を表してるだけだなw
旅に出る以前は男っぽさだけだった姉ボロミアがエロ王と出会った後、日増しに女らしさ
を増していく姿を見て、王と姉の褥の様子が気になって仕方ないファラミア♀。
知識だけは豊富だが、戦いに明け暮れるしかない日々で処女。
王は、毎晩どういう風に姉を抱いているのか気になって仕方ない日々。
そんなファラミア♀の気持ちに気付いたエロ王に付け込まれてしまう。
「ファラミア♀。あなたは私とこうしたかったのであろう?」
「おやめください。姉上を悲しませたくはありません・・・。」といいつつも感じてぐっしょぐしょに濡れてる。
ってのはどうよ。
この際、ボロたんが可哀想ってのは無視。エロパロなんだからファラミアにも乱れてもらいたい。
140 :
リレー:04/09/18 22:53:16 ID:fGQYJfrW
>>42の続き
アラゴルンは、舌を伸ばし溢れ出す蜜を舐め上げました。
初めて感じる生暖かい舌の感触。
「くっ…。な…何を……。」
ボロミアは、必死に足を閉じ腰を引こうとしましたが、太腿を抱えこまれ
動くことは叶わないません。
そんな彼女の様子にはお構いなしにアラゴルンは、ボロミアの秘所を舐め尽し、
吸い上げるのでした。
時には、細かくチロチロと…。時には、ボロミアの秘所に篭った熱を拭うよう
にねっとりと…。
最早自分のものとは思えない程、力の抜けてしまった下半身。
せめて、声だけはあげるまいとボロミアは瞳をぎゅっと閉じ、唇を噛み締め
るのでした。
アラゴルンは、一度顔を上げ、ボロミアの様子を伺うと
「ボロミア。声を堪えているようだが、堪えられないようにしてあげよう。」
そんな事を囁き、再び顔を埋めていくのでした。
リレー続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
その調子でじっくりねっとりボロ姫を陥落させてホスイ・・・
>>140 GJ!!声を堪えちゃうボロ姫萌え〜!!
久々のリレー勇者に乾杯!乙でした!
エオメル♂ファラミア♀1
指輪戦争が終わり、中つ国に平和が訪れた。
ゴンドールに王も帰ってきて、今は亡き執政デネソールの長女であるボロミアを妻に娶った。
同盟国であるローハンもペレンノールの戦いで、戦死したセオデン王にかわって
甥のエオメルが新しく王座についた。
1年後エレサール王の計らいにより、若き王の花嫁をぜひゴンドールからと
各地より集められた王家のゆかりの美しい姫達を集めエオメルに花嫁を選んでもらおうと会を催したのだ。
姫たちは、是非新王に気に入ってもらおうと、全身着飾り美しい笑みを浮かべエオメル王を迎えた。
黄金の髪をなびかせて、逞しくてハンサムな若き王が現れると、いっせいに姫達から
溜息にもにた歓声があがる。
しかし、肝心のエオメルは若く美しい姫君たちには目もくれず、
執政として王のそばにひっそりたたずんでいたボロミアの妹ファラミアの腕を取った。
「わが友エレサール王よ、美しい姫たちを集めていただいて、大変ありがたく思っていますが・・
我妻はファラミア様と決めておりました。ボロミア王妃あなたの大切な妹をいただきます。」
そういうと同時に、ファラミアを抱き上げ、会場を出て行った。
いきなり抱き上げられた、ファラミアは呆然と抱き上げた彼を見つめていた・・。
突然の主役退場により、全員があっけに取られた・・。
私こそはと気合を入れてきた、姫たちはあっという間に新王振られたことに気が付き、
いっせいに泣き出した。
「アラゴルンこれをどう処理するつもり・・。」
と妃の恐ろしく冷たい視線が王を突き刺していた。
王は予想外の展開に、背中にいっぱいの汗をかいていた・・。
エオメル♂ファラミア♀2
ファラミアを抱き上げながらエオメルの右手には2本の鍵が握られていた。
この鍵はエレサール王から、「もし気に入った姫がいれば、この部屋を使うといい」
とミナスティリスで一番豪華な客室の鍵だった。
この部屋は元々隠し部屋として作られ、奥まったところにあり、そこにたどり着くまで、
2枚の丈夫な扉があり外の護衛に要らぬ声までも聞かれる心配もない。
その部屋に向かい、大股でファラミアを抱き上げたままどしどしと進んでいた。
「エオメル様、お戻りください!私はあなたの花嫁候補ではありません。どうかおろしてください。
姉たちが心配しています。」
足をばたつかせて、エオメルの腕をつかんで降りようとするファラミアだったが、ファラミアが
あまたの戦場で鍛えぬかれた元女性戦士であっても、戦士としては最上級の強さを
誇るローハンのエオメル王の逞しい腕にはそんな抵抗はまったく無意味であった。
2つの扉を開け、鍵をしっかりかけると、ファラミアをゆっくり降ろした。
・・バチーーーン・・
広い部屋に破裂音が響く。
ファラミアは降りたとたん、エオメルの頬を力強くひっぱたいたのだ・・。
頬が赤くなってきても、微動だにせず、ただ目を潤ませて睨み付けるファラミアを涼しい顔で見つめていた。
「エオメル様何を考えているのですが、私はこの国の執政です。年もあなたよりかなり年上です。
あなたのお妃に方はあの中にいるのです。若くて美しい姫があなたの伴侶にふさわ・・・・。」
ファラミアの訴えをふさいだのは、エオメルの唇だった。
今日が彼の誕生日だったので、頑張って書いたけど・・
肝心のデイビッドの「ド」の前にウェンナムを入れてしまった・・。
しかも「ト」だし・・。
誰だかわかんねぇよ・・。
間抜けだ・・・。
話はまだここまでしかないから・・。
気に入ってもらったら、続きを書くかな・・。
>>143 おおおおお!!GJです!!非常に続きの気になる話ですな〜w
ただ、無礼を承知で言わせていただくと、
せっかくの素敵設定なのに
「新王振られたことに気が付き、」とか
「あなたのお妃に方はあの中にいるのです。」とか
脱字が多かったのがもったいない。
読んでいる途中で我に返ってしまいますた…;
が!2枚の丈夫な扉(声が洩れる心配はありませんな。フフ…)
とかの小道具が非常に萌えです。エエ舞台です。
もし気が向きましたら続きを熱烈所望ですw
馬王がんがれクールなファラミアたんを押し倒せええ!!
行け!エオルの子よ!!(;´Д`)ハァハァ
>>143 GJ! 即断即決、猪突猛進な馬王に期待。
女執政が口をきく暇もないくらいがつがつといくのか?
続き、待っとります。
「王」にビンタワラタ。姉も王にビンタやってたよな。この姉妹のデフォか?
<「王」にビンタ
妹・・・いかにも女性らしい抵抗。
(多分、相手が隣国の王様だって立場も忘れないだろう)
姉・・・ビンタというよりすでに掌底か相撲の張り手か右ストレート。
相手の奥歯を折る勢いで。相手が王様だってことはあぼーん。
そんなイメージが。
>>150 調教完了までは押し倒すのも命懸けですな王よ。
可愛いよボロミアたん可愛いよ(;*´Д`*)ハァハァ
ボロミアたんやギムリたんは武闘派だから、無体なことをされると、考えるよりも先に手
が出ちゃうってやつなんだろう。ファラミアは姉馬鹿なところにさえ触れなければ、根本
的に常識人っぽそうだな。「たしなみ」としてはるかに人並み以上の武芸の腕前なんだ
ろうが、姉やギムリたんのように脊髄反射の領域にはいっていない…とでもいうか。
いや、意外と殴っていないような気が・・・。勘違いだったらごめんよ。
殴ってそうで殴っていないのが、ボロミアたんとギムリたんとも思える。
結局、惚れてる相手は殴れないってことかなと。
かなり酷い目には合っているんだが・・・。w
ボロミアたんは何だかんだ言って王様に絶対の崇拝を捧げてそうだから、
脊髄反射しても潜在意識が右手を押しとどめるんじゃないかと思った。
ギムリたんも執政家姉妹も、つまるところ育ちの良いお姫さんだしなー。
ビンタするしないはともかくとして、「絶対の崇拝」なのかな、あれ。
そんなんだったら指輪の誘惑にも負けなさそう。
素朴かつ単純な人だとは思うけど、自分自身にこそ絶対の自信を
持っていたから、アラゴルンをなかなか認められなかったんじゃないかな。
でもエロパロとは別の話だったかも。スレ違いか。
>>143 妹の貞操の危機!と髪を振り乱し、2枚の頑丈な扉を蹴破る
ボロミアたんと加勢するギムリたんが見えます。w
>>155 自分に自信があるからこそ、自分ならば指輪を手にする事が出来ると思ったのかも。
>>156 ドワーフ娘にとっては人間の造った扉を破るなど朝飯前でしょうなあw
ホビット娘sなら、簡単に破れる扉でも
きちんと朝飯をいただいてから仕事にかかりそうですな
〜ホビット・ガールズの会話〜
「なんだか外が騒がしいですね」
「うん、王様とボロミアさんが血相変えて廊下を走っていったよ」
「朝ご飯を食べたら見に行ってみましょうか」
「そうだね。朝食はきちんととらなきゃ!」
〜ホビット・ガールズの会話2〜
もぐもぐもぐ。
ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ……
「そういえば、王様とボロミアさんはどうしたんだろうね」
「なにかを壊すような音が聞こえてましたけど、ちょっとまえに止みましたね」
「あっ、ボロミアが青い顔をしてギムリを連れてきたよ!」
「見に行ってみようか?」
「でも、もうすぐ二回目の朝ご飯の時間ですだ。ねとねとの蜂蜜に
たっぷりのクリーム、お日さま色のチーズと甘い香りのリンゴは
もうテーブルに出てますだ。あとはパンケーキを焼いてお茶をいれるだけですが、
待ったほうがよろしいだか?」
「「「二回目の朝ご飯は、なおさらきちんととらなきゃ!」」」
>>155 154ですが。
それは分かるよ。でもこのスレの姫将軍をアタマに考えてたからさ!w
>>159-160 いいなあ楽しいなあ何でもありのドタバタゴンドール。
つーかゴンドールでホビッ娘たちは賓客扱いだろうに、サムたんは
お給仕せずにいられないんだなw
>161
大丈夫分かってる、姫将軍とボロミアは別人ってことだね。
>159-160
ホビッツ萌え(*´Д`) 特に
> 「「「二回目の朝ご飯は、なおさらきちんととらなきゃ!」」」
が萌えた。
>>162 サムたんは、ミナスティリス風の味付けが気に入らなかったのかも。
「こんなすかした味付けでは、フロドお嬢様のお口に合わない。やっぱりホビット風の
味付けでないと!」とメイド魂を炸裂させたとか。
「6度も食事をとるのでは、お城の厨房の方が面倒だろう。ここはやはり自分が!」と
メイド魂を炸裂させたとか。
ちょっと、萌ルドール化してるね。楽しいからいいんだけど。
気になるのは、馬王と女執政ファラミアの恋?の行方だ!
ファラミアはすんなり堕ちずに、馬王をじらせてほしいなあと
つぶやいてみる。
エロいとこまで持ち込むんだけど、肝心のところで逃げられて
よけいに闘志を燃え立たせる(ついでによけいなとこも勃たせる)馬王。
ますます素敵な設定です ∧_∧
( ・∀・)
>>166 失礼ながらズラがズレてますよ。
∧_∧
( ・∀・)
と、いいつつ俺もズレるかもだぜ。
自分も挑戦だ。どうだ!
∧_∧
( ・∀・)
完璧です☆
172 :
143:04/09/23 23:29:34 ID:FYgP/mmd
続き〜
3
きつく閉じていたはずの唇を強引な舌が唇の隙間から侵入し、
有無を言わせぬ力強さで歯列を割り、舌を絡め取る。
・・ごとり・・と床にエオメルが持っていた、2本の鍵が床に落ちたが、
なにもなかったかのように深い口付けは、解けることはない。
エオメルが彼女の髪に指を絡め、長い髪を上でまとめていた髪留めをはずす。
…さらっ・・と金色のゆるくウェーブがかった長い髪が、さらさらと背中に流れ
て落ちていく。
エオメルは背中に流れる金糸の柔らかな髪を絡めた指で感触を楽しみ、
少しぽってりとした柔らかい唇ゆっくり味わっていた。
まだエオメルが幼い頃、初めてファラミアがローハンを訪れたときから、
エオメルはファラミアに淡い恋心を抱いていた・・。
この瞬間を何度夢見たことか・・。
「愛しています…ファラミア・・」
口付けの合間に、エオメルがファラミアの耳元でささやく。
ファラミアは、エオメルの情熱的な口付けでだんだん意識が濁り始めてくる・・。
……いけない……。
この若き王が、私に好意を持ってるなんて信じてはいけない・・。
このまま彼の情熱に流されていくなんて…絶対に嫌・・。
173 :
143:04/09/23 23:32:02 ID:FYgP/mmd
4
「……っ、痛!!」
ファラミアは、鈍りはじめた意識を奮い立たせ、エオメルの唇に歯を立てた。
再び反撃を予想できなかったエオメルの口からは鮮血が滲んでいた。
手の甲で唇を拭き、残りを舌でペロッとなめた。
鉄の味が口の中に広がる。
油断した・・今までのどんな強い敵にも負けたことがない、エオメルだったが目の前の女神のような女性は
そうやすやすと体を許してくれそうにない・・。面白い・・。
自分をアイスブルーの潤んだ瞳に睨みつけるファラミアに、エオメルは不適な笑顔を浮かべて言った。
「常に凛としたあなたの表情も美しいが、感情を露わにしたファラミア様はより一層に美しい……。もっと、私の下で啼かせたくなる……」
キッと、より強くファラミアが睨みつけるがエオメルには効かない。
そういうと再びファラミアの頬を引き寄せ、再び口付けようとした・・。
「そう簡単に、私はあなたのものにはなりません・・」
ファラミアも負けじと冷ややか言い放つと
・・ドスッ・・
次の瞬間エオメルから逃れようとファラミアは、必死の思いで彼の下半身の中心をおもいっきり蹴飛ばした。
「ぐわっ・・うっ…・」
エオメルがうめき声をだし股間を押さえて、うずくまる・・。
174 :
143:04/09/23 23:36:38 ID:FYgP/mmd
5
その隙に、ファラミアは床に落ちた鍵を拾い、目の前のドアめがけて走り出した。
ドアの鍵を開け外に出ようとした。
ドアノブに手をかけた瞬間、ファラミアの華奢な両肩を、たくましい両手がそれを阻む。
「逃がしはしない・・。」エオメルの中で何かが壊れた、ファラミアを自分の方を向かせ
ものすごい形相で、ファラミアのドレスの両袖をつかむと力いっぱい、それを引き裂いた。
「嫌…ああああっ・・」
執務用のそのシンプルな青いドレスは、バリバリっとすごい勢いで真っ二つに引き裂かれ、床に落ちていた・・。
エオメルの前に雪のような美しい白い肌が露になる。
次に薄い下着に手を伸ばすと今度はゆっくりビリ・・ビリ・・とファラミアの体から引き剥がす。
プルンと勢いに押し出されて真っ白の2つの乳房がエオメルの目を釘付けにする。
ファラミアの乳房はボロミアの豊かな乳房と比べて、やや小ぶりではあるが
円錐形の美しい形の乳房であり、その先には薄い薔薇色の乳首がつんっと上を向いている。
今まで見たどんな女性の中で一番美しい形の乳房だった。
ファラミアが両手で前を隠そうとすると、その両腕を左手でつかみ、頭の上に引き上げる。
「痛い・・」
ファラミアの表情が痛みで歪む・・。
175 :
143:04/09/23 23:37:41 ID:FYgP/mmd
7
エオメルの手は、ゆっくりと滑り、そして張り詰めた空気の息苦しさに上下するハリのある乳房を大きな掌に収めた。
大きな乾いた手のひらで、ゆっくりと乳房を揉みこみ、
手のひらの内側にいくつもできている、剣胼胝が乳首を刺激する。
「・・ああっ・・」
思わず初めてファラミアの口からあえぎ声がもれる・・。
ファラミアの乳房は予想以上に柔らかく、とても滑らかで弾力があった。
エオメルの唇は首筋をとおり、柔らかい乳房に向かい乳首は薔薇色から
少し赤みを帯び硬く主張してきた頂点を捕らえ、激しく吸い上げた。
「あっ……やめて・・……!」
ファラミアからたまらず、再びあえぎ声が漏れる。
エオメルは、歯で乳首を転がし、ねっとりと舌で絡める。
もう片方の手で、片方の乳房を揉みほぐし硬くなったもうひとつの乳首を摘みあげる。
「いや・・あああ…」
ファラミアは呼吸も乱れて、今までに感じたことがない快楽の感覚が全身を襲う。
下腹部にエオメルの昂ぶりの硬いものが押し付けられ、これからの行為を予感させた・・。
ファラミアの体が一瞬宙を舞い、再びエオメルの腕の中に抱き上げられた。
足早に寝台に近づくと、その上にファラミアを投げ出した。
ぎしりと、寝台が重さを受けて軋んだ音を立てる。
176 :
143:04/09/23 23:43:23 ID:FYgP/mmd
とりあえず、続きを書いてみました。
なぜか流血話になってきた・・なんでだ・・。
例のごとくちゃんと読み返してないので・・誤字脱字はお許しくださいませ。
ボロミアが助けに行くネタも書いたけど、エオメル君がこのままでは何もせずに
終わりそうなので今回は入れていません。
>143
ひゃーっ!キタキター!イイヨイイヨー(AA略 青年王、ガンガレー!
>>172 流されかけて踏みとどまったとこの女執政色っぽ。
流れに飲み込んじまえ!
肉体派馬王、期待(・∀・)!!
邪魔の入らない今のうちにエオメル君頑張れーと思いつつも
助けに来たボロミアの声を扉越しに聞きながら
ガンガン責められるファラミアもいいかも…と妄想。
なんにせよイイ!!続き期待してますぞ〜(・∀・)ノシ
>>179 < 助けに来たボロミアの声を扉越しに聞きながら
それは、素敵な設定ですね。
ボロミアねえさんは、扉の向こうで普段はお堅い妹のあられもない声を聞かされるんだ。w
職人さん頑張れ!
そんな妹のあられもない声に、手斧を持ち(扉を壊すために)思わず一緒に来たギムリ
たんの耳をふさいでしまうボロミア姉様萌え。
キャピキャピもいいけど、そろそろ88歳の王様に
いいようにされちゃいそうで必死に抵抗する行かず後家
40歳の年増ボロミアの話なんてのも読んでみたいな。
老女になっても子離れできないデネママが
結婚間近になってもマザコンから抜け切れないボロミアを
馳夫と取り合うドロドロドラマとか。
183 :
143:04/09/25 01:59:09 ID:kVKQm0nm
8
エオメルはすばやく、腰のベルトをはずすとファラミアの両手を縛り上げ、前髪を止めていた
丈夫な紐でベルトを通して寝台の柱に、それを結び付けた。
両手を縛られたファラミアは、ばたばたと体を動かし、逃げようとするが、
がっちりと紐で結ばれた、柱はびくともしなかった。
エオメルはそのうちに、来ている衣服をすばやく脱いだ。
逞しく鍛え上げられた、体がファラミアの前に現れた。
日に焼けたその体躯は、今にも匂い立つような若々しさと精神の高揚感が漂うその風貌は王といわれる
にふさわしい姿であった。ファラミアは目の前のエオメルの体に一瞬目を奪われ
「ああ・・」
思わず溜息がもれた。
すぐに俯き顔を赤らめた。
男性の体など、戦場でいくらでも見て見慣れているはずなのに・・どうして・・。
胸の鼓動が早くなってくるのがわかる・・エオメルに悟られたくない・・。ますます顔が熱くなってくる・・。
上半身を脱いだところで、ファラミアの恥らう姿が目にとまる。
手足の長いスレンダーな、ファラミアの体は戦士だった証の無数の小さい傷や
胸の上と横腹に矢の痛々しい傷が残っていたが、
エルフの血が混じっているファラミアの姿はとても神秘的な美しさがあった。
エオメルはファラミアの上に馬のりになり、華奢な下半身にまとわり付く下着の残りもすべて剥いだ。
この上なくくびれたウエストから美しい丸みを帯びた腰の真ん中にささやかな金糸の柔毛があらわれた。
長く伸びた美しい足は、足と足の間に侵入者を入れぬようきつく交差して閉じている。
エオメルはしばらくファラミアの体から目が離せなかった。
184 :
143:04/09/25 02:03:38 ID:kVKQm0nm
9
「……綺麗だ……。あなたはなんて美しいのですか・・ファラミア……」
愛おしいげにファラミアの額に口付けを落とし、彼女の潤んでいる瞳を優しく見つめる。
「まだ私が、怖いですか?私はすでにあなたの虜なのです。」
へーゼルの瞳の熱い視線がファラミアの心を射抜いていく・・。
「私はあなたの心がいつもエレスサール王に向いていることを知っています・・。」
エオメルがファラミアの耳元でとつぶやいた。
ファラミアは一瞬その言葉に、全身に動揺が走った。
「どうして・・」言葉が詰まる・・。
確かに命を助けてくれた我が王にほのかな恋心を抱いていた、
しかし最愛の姉のためその気持ちを決死の覚悟で押し殺し、周りに気づかれまいと努力してきた。
いつしかその表情は素顔を隠すため、氷の仮面を被ったように常に冷たい表情に変わっていた。
最愛の姉と王の仲むつまじい姿を見るたび、胸がつぶれてしまいそうで泣き出した気分だった・・。
みんなが見ていないところで、何度涙を流したことか…。
昔のように笑えなくなったのもその頃だった・・。
「私はあなただけをずっと見ていました・・だからあなたの心が彼に向けられたのも
すぐに気がつきました。彼には王妃がいます。あなたのつらい姿などもうみたくない・・。
私はあなたを心から愛しております。お願いです・・あなたの笑顔をもう一度私に見せてください。」
エオメルの優しい言葉がファラミアの頑なな心を溶かしていく・・。
185 :
143:04/09/25 02:04:52 ID:kVKQm0nm
10
やさしい瞳がファラミアを見つめ、大きい手のひらがファラミアのほほを包む。
見つめられるファラミアの目頭が一層熱くなる。
アイスブルーの瞳から一筋の涙がこぼれた・・。
「本当に私を愛してくれますか…」
エオメルは深く頷き、
「もちろんです!この身が土に返るその日まで、あなただけを愛し続けます。」
エオメルは、ファラミアを真剣な眼差しで見つめながら、自分の熱い思いを告げ、
その涙に濡れた頬を舐め上げて、その瞼に優しい口づけを幾つも落とした。
突然エオメルは寝台にくくりつけた紐を引きちぎると、両手を縛ったベルトをはずし
ファラミアの両手を自由すると彼女をやさしく抱きしめた。
「本当ならこんなことはしたくないのです。あなたと思いと遂げたいばかりに・・私が馬鹿でした・・
つらかったでしょ跡が残ってしまった。本当に申しわけありません。」
赤く跡が残っている手首に愛おしいげに口付けをする。
そして再びその唇がファラミアの柔らかな唇に降りてきた…。
もうファラミアは、エオメルの口付けを受けても逆うことはしなかった。
先ほどの口付けとは違う、エオメルの熱い口付けを受け止めていた。
ゆっくりファラミアの唇を味わった、エオメルの唇は首筋から、再びかわらかな乳房にたどり着く。
エオメルの濃い口髭が、ファラミアの肌をくすぐり、耐え難い程の刺激を与える。
「ああ…いやっ・・エオメル様やめて・・あ・・」
思わずファラミアの口から甘い声がもれてくる
震える小さな乳首を捕らえると、舌で乳首を転がし刺激を与えると
閉じていた足の隙間がだんだん柔らかくなってくる。
186 :
143:04/09/25 02:09:31 ID:kVKQm0nm
11
「ファラミアどうぞ私のことをエオメルと呼んでください・・」
エオメルの手がまだ誰も触れていない、秘所へ指を進めたそこはもうすでに濡れていて、
エオメルの太い指を温かく包んでいた。
「あっ・・」
ファラミアの体が飛び上がる。
ファラミアの反応で、エオメルはまだファラミアは男性の経験がないことがわる。
なんという幸運だろうか…自分がファラミアの最初の男になれる・・。
エオメルはおもむろにファラミアの、足をとるとひざを抱え込み両側に開いた。
「いや………おねがいです……見ないで・・」
突然のエオメルの行動に、真っ赤になって訴えるが、その声もエオメルには届いていない。
エオメルは己の指を柔らかく包むファラミアの小作りな性器をしげしげと見入った。
桃色の薄い粘膜から、透明な液を纏ってうっすらと光っている。
「おお……ファラミア、もうこのように濡れて……!」
エオメルの言葉で、いっそう顔を赤らめた。
「エオメル…そのように・・恥ずかしい・・」と顔を手で隠す。
初々しいファラミアの反応が、たまらなく愛おしい。
「私のことをエオメルと呼んでくれましたね・。ああ・・私はあなたからそのように呼ばれることを
ずっと夢見ていました。ああ・・ファラミア・・愛おしい人・・」
187 :
143:04/09/25 02:13:11 ID:kVKQm0nm
12
その頃…宮殿の大広間では、エレスサール王が一人で泣き叫ぶ姫たちをなんとかなだめ彼女たちをそれぞれの部屋に帰した・・。
エオメルの花嫁を人目みたいと、ちょうど所用で来られなかったガンダルフ以外の
旅の仲間たちが、その場にいた。
偉大な王が珍しくへこへこしている姿を美しい笑みを称えたレゴラスと寄り添うように
かわいらしいギムリがぶどう酒を飲みながら、その騒ぎを優雅に眺めていた。
あまりにもあっけない主役の退場により折角の豪華な料理も、無駄になってしまったと思っていたが・・。
ホビットの娘達が、夜食と称して目の前の大きなローストチキンにかぶりついていた。
「まさかファラミア様を連れて行くなんてね・・。ファラミア様大丈夫かしら?エオメル王は荒っぽいから・・」
とメリーが両手にチキンを握り締め、口を開くと。
「まさかあの美しい人がエオメル王なんかに奪われるなんて・・ショックよ・・私にとってファラミア様は女神だったんですもの!」ピピンも目を潤ませて、チキンを握り締めながらしゃべっていた。
「女神っていったってファラミア様って・・ああ見えて意外といい年でしょ?まあお若く見えるから、エオメル様とお似合いだけど。」
「年のことなんて別にいいじゃない、ファラミア様はヌメノールの血をもつ人よ、人より長生きなんだから
年上のおじさんより、年下の若いエオメル様のほうが長く暮らせるでしょ。」
2人の会話が続いていたが・・。
「ファラミア様も幸せであれば…良いのではない?」
とフロドはチキンを口いっぱいほうばるサムを見つめながら、つぶやいた。
「「そうね」」再び2人はチキンに集中した。
188 :
143:04/09/25 02:16:57 ID:kVKQm0nm
一仕事終えたエレスサール王はしばらく呆然とパイプをふかしていたが、
肝心の王妃がいないことに気がついた。
やはり、自分のかわいい妹があんな荒馬王に持て行かれて、ショックだったのだろうか・・。
後でたっぷり慰めてあげよう・・。フフフッ・・。
ああ・・こんなことなら早めにファラミアに手つけておくのであった・・。
惜しい…実に惜しい・・。
私が癒しの手で救った後しばらくは、私に好意をもったことはすぐに気がついた。
彼女はボロミアに似ていたのはもちろんだったが、母親のフィンドゥイラスに瓜二つであった。
あの麗しいフィンドゥイラスが蘇ったのかと一度は目を疑った。
すぐにでも押し倒したかったが、しばらく知らぬ顔をして彼女の反応を楽しんだ。
たぶん彼女は処女だったのだろう・・。なんと初々しい女性であろう…。
しかしエルフたちがボロミアを救い出し、連れてきてから状況が変わった…。
あの柔らかな笑顔がみるみる消えて無表情で私と向き合っていた。
ボロミアと私の間を気にしてのことであろう・・。なんといじらしい・・。
ボロミアも私が彼女に近づくのを嫌がった、たぶん彼女の中にあるヌメノールの血によって私がファラミアを
狙っていると予期していたのであろう…。
おかげで私は執務のときだけしかファラミアと顔をあわせることができなくなってしまった・・。
などと・・暢気に思いに耽っていると、突然大広間の重い扉が開く・・。
189 :
143:04/09/25 02:18:50 ID:kVKQm0nm
14
そこには恐ろしい顔を自分に向けてる愛しの王妃が仁王立ちでいた。
その瞬間和んでいたはずの大広間が、ボロミアの登場で一斉に緊張が走る・・。
「ボロミア・ど・・・どうした・・」とエレスサールが問うと・・。
ものすごい形相でゆっくりとこちらに向かって歩いてくる。
「いないの・・」
と低い声でつぶやくと・・。
「ファラミアもエオメル王もどこにもいないのよ!城の中をくまなく探したのに・・」
と、突然エレスサール王の胸倉をつかんだ。
「あの2人をどこに隠したの!」
いつも貞淑なかわいい我妻が鬼のような風貌に変わってしまったことに気がつき
少しでもボロミアを落ち着かせようと、
「私たちも部屋に戻って楽しもうではないか」
と何もなかったようにボロミアに告げてみた。
・・バキッ…。
・エレスサールの左頬にものすごい衝撃が走る・・。
ボロミアの拳がエレスサールを殴り飛ばした。
「ボ・・ボロミア何をする…これでも私はこの国の王でお前の夫だぞ!」
エレスサールの左の鼻の穴から、鮮血が流れ出す。
これでは王の威厳もあったものではない・・。
190 :
143:04/09/25 02:22:07 ID:kVKQm0nm
15
周りで見ていた、レゴラスとギムリはあわててボロミアのを止めようとしたが・・。
ボロミアは今まで見たことがないくらい、怖い鬼のような形相で2人を睨む…。
思わず・・2人も後ろに下がるほど、ボロミアには近づけない・・。
「アラゴルン!エオメルの部屋は何処?教えなさい!」
低く響くその声は、怒りがこもっている。
「エオメルの部屋に行ってどうする気だ?今更お楽しみ中の2人を邪魔するのは・・どうだろう・・。」
妻の凶器のまなざしに、さすがにおびえながら訴えた。
「楽しみかどうかいって見なければ、わからないでしょ。それでなくてもファラミアは男を・・」
『知らない・・』と言う言葉を飲み込んだが・・。
そこにいたみんながぎょっとする・・。
「ああ・・こんなことしてる間にも私のかわいいファラミアがあの暴れ馬に犯されてるかと思うと気が狂いそう!エオメルめ・・許せない!・・どこにいるのアラゴルン!」
腰に下げていた剣をアラゴルンの前に突き立てる。
191 :
143:04/09/25 02:23:50 ID:kVKQm0nm
16
ボロミアの凄みに「東の塔・・の南側の…最上階の部屋だ・・鍵はエオメルが持っている・・」と思わず、エレスサールは口走りってしまった。
「あの隠れ部屋に連れ込んだのね!・・鍵がなければあの2枚の鋼鉄の扉を壊さないと・・ギムリ斧を持って私と一緒に来て!」
ボロミアの変貌に戸惑いながらもギムリは急いで斧を部屋に取りに行った。
ボロミアが大広間を出ようとすると、エレスサールは彼女の手をとり
「ボロミア待つのだ…エオメル王は大事なゴンドールの同盟国の王だ!彼の機嫌を損ねたくない!頼むから彼の思いを遂げさせてほしい・・」と懇願するが、ボロミアはその手を振りほどこうとする。
「ボロミア!私とファラミアとどちらが大事だ!」
王もなりふりかっまってなどいられない、決死の覚悟で最愛の妻を止めようと投げた言葉のだったが・・
「もちろんファラミアよ」
そういうと、エレスサールの腕を振りほどき、大広間を出て行った。
エレスサールはボロミアの言葉を聴き、顎が外れたくらい大きい口を開けその場に崩れ落ちていった・・。
レゴラスは残されたエスレサールが哀れでならなかった・・。
ピピンはボロミアの言葉を聴いて、デネソールの言葉を思い出した・・
「やっぱり親子なのね・・」
192 :
143:04/09/25 02:30:58 ID:kVKQm0nm
はあ・・ついにこのネタを入れてしまった・・。
妹至上主義のボロミアにしたくて、情けない王様になってしまった。
王様ファンの人達申し訳ありません・・・。
急いで書いたから、また誤字・脱字はお許しを・・。
続きかけるかな・・。
毎回「誤字脱字はお許しを」言われても。
普通に面白いので、普通に推敲くらいしてくれと思います。
そんなに一人で焦って書かなくても住人もスレも逃げませんよ。
三点リーダーくらいは統一してくだちい。
読んでてどうしても引っ掛かる……。
あとは、女性陣の言葉遣いがなぁー。
ホビット娘たちがなんだか井戸端会議のおばちゃんみたいだし。
ボロミアとファラミアはもう少し品のいい言葉遣いをして欲しいっす。
苦言ばかりで申し訳ない。
大筋は楽しいので、余計に気になってしまって。
あ、しまった。
リロってなかったら193に便乗したみたいになっちゃった。
あの、本当に楽しんでいるので、これからも頑張ってください。
自分は「エロ魂炸裂の瞬間推敲・校正機能」が脳内搭載されてるので無問題!
三点リーダー統一だけ気をつけてくれ。読みにくい。
しかし続きを期待しておりますぞ!他キャラいっぱい出してくれてありがとう!
ガンバレガンバレ超ガンバレ。
何気に今までスレで挙がってきた
ファラミアタン関連ネタが盛り込まれてるのがナイス。
盛り上がってる二人以外はドタバタ風味なのもまたイイ!!(・∀・)
続き、ゆっくり待ってます。
>197
羨ましい限りだ……
それ欲しいよホント
台詞以外の所で無意味に ・・ が多いからちょっと読みにくい。
ちょっとの誤字は気にしない、わけじゃないが勝手にエロ変換しているらしい
エスレサール→エロスサール
お話しは続きが楽しみなので待ってます。
夜は逆転して、お仕置きモードのエレスサールがボロミア姫を…(ry
なんてのも、楽しいな。
ここはとても心の広いインターネットですね
>>143 > ピピンはボロミアの言葉を聴いて、デネソールの言葉を思い出した・・
ん?デネソールの言葉って?何?
> 続きかけるかな・・。
誤字よりもこの感覚が気になります。「時間かかっても待ってるから、書けよ!」と言いたい!
自分で書き始めたものなんだから、責任もって完成させてみてはどうでしょうか?
説教臭くてすいません。でも、楽しみにしてるんだよ。ガンバレー!
ファラミア=年増、エオメル=暴れ馬 扱いに笑いました。
>>201 > エスレサール→エロスサール
自分もそうだ。普通にエレスサールって書いてあってもエロスサールって読んでしまう。w
扉に隔てられた姉妹愛イイヨ-。
馬国のきょうだいなら、盾乙女→馬王のヤキモチか?
女執政は盾乙女憧れのお姉様的ポジションでな。
続きは気になるが、職人さんは自分のペースで良いとオモ。
気長に待っとります。
メリフロだよ ノシ。
ちょっと可愛らしいオチの普通の営み(?)を投下するよ。8レス消費。
(しかし、する事は一緒なのに手を変え品を変えカブらないように
書くというのも実に難しいぞ、諸君。)
それではお楽しみ下さい。
フロドは何やらこつんと窓に当たるのを聞いて、そちらに顔を向けました。もう夜半を過ぎ
そろそろ寝ようかと思っていたところでした。かの女は気のせいかなとも思いましたが、また
こつこつ、と音がしたので、蝋燭に火を灯して窓辺まで歩いていきました。カーテンを開くと
(暑いので鎧戸は閉めていませんでした)その音を立てていたのはメリーでした。
「開けて下さい。」と、かれはいいました。「表も裏も、閉まってて中に入れないんですよ。」
フロドが窓を開けるとメリーはよじ登るようにして上がり、部屋の中にすとんと飛び下りました。
「どうしたの?こんな時間に。」と、あくびをしながらフロドはいいました。「どうしたの、じゃない
です。今日は約束してた日だ。」と、メリーはいいました。「ちょっと遅くまで飲みすぎちゃった。ピ
ピンが寝るまで待って来たんですよ。」そして窓を締めカーテンを引きました。
二人の結婚が秘密のままである為に、メリーは自分の所在地である堀窪と屋敷の間を行ったり来た
りしていました。小馬で通う分にはさしたる距離ではありませんでしたし、時間が許せば歩いても良い
ぐらいでした。別に「恋仲になって、両親にも認めてもらっている仲なのだ」といってしまえばそれは
それであながち嘘にもならないのでしたが、ピピンに以前女の子の扱いについて釘を刺されたが為に、
本当はもう結ばれているのに「そうではない」と嘘を付く事への後ろめたさがありました。またこれが
二人の秘密ではなく『家の秘密』である以上、どうしても話すわけにはいかないと思っていました。そ
ういった訳で、メリーもフロドほど手間のかかるものでは無いにしろ二重生活を始める羽目になってし
まったのです。
「てなわけで、こんばんわ。」上着をぽいと椅子に投げてしまうとメリーはいいました。ところが
「本当に寝るところだったんだよ。」と、ベッドに腰掛けるとフロドはあくびを噛み殺しながらいい
ました。「薬はちゃんと効いてるみたいですね。」と、ちょっと憮然としながらメリーはいいました。
「でも、このまま顔見ただけで、しおれて帰るのは御免ですよ。」ややあって、かれは「それじゃ、
こうしよう。」と、思い直したようにいいました。「目が覚めればいいんだ!」
「ところで、わたしは誰でしょう?」と、フロドが座ってる縁からちょっと離れたところに立つと、
メリーはいいました。フロドはそれを見てきょとん、としましたが、かれはそのまま続けました。
「ときには道化師、ときには学者、たまに、詩人になったりもするのかな?それはさておき実は現役の
騎士でもありまして、つい先ごろ、といっても結構前なんだかそうでもないのか分からないけど、ひょ
んなことから生まれた土地を離れてちょっとした冒険をして参ったところでございます。」そういいな
がら、メリーはフロドの前を行ったり来たりし、また剣を交える素振りをして見せました。フロドはそ
んなかれの様子を目をぱちくりさせながら追いました。
「そして、廻り廻って辿り付いた先が、ここ。」と、今度は立ち止まって自分の足元を指差して見せま
した。「本当のところ、田舎の地主の小倅で、ひょっとしたらただの間男かもしれない。」そして
だんだん笑いを堪えて吹き出しそうになっているフロドにつと寄ると、跪き手を取り、見上げるように
していいました。
「ああ奥さん、僕と『いけない事』しませんか?」
とうとう、フロドは声を立てて笑ってしまいました。「どうしようかなあ。」と、かの女は喉の奥を
鳴らして笑いながらいいました。「『いけない事』は出来ないな。」そして空いた手で顔半分を覆い、
笑い止んでも変な顔をしていました。
「それじゃ、『いい事』をしましょう。」ぱっと手を離してメリーはいいました。「でも、わたしは
御期待に添えるかどうか分からないんだけど。」と、今度は両手で自分の頬を覆うようにしてフロドは
溜息混じりにいいました。
「そのときはそのときで、」と、メリーはいいました。「潔く、肩を落として退場いたします。」
かれはフロドの隣に座ると背中を自分の方へ向けろと手で促して見せました。そしてかの女が背を向け
ると、首にかかるまだ十分には伸びていない髪を除けるようにして、もどかしそうに上から順にボタ
ンを外し始めました。
「雰囲気たっぷりにする分にはいいけど、どうにもこれは面倒臭いぞ。」と、かれは心の中でいいまし
たが、次第にフロドの背が露わになり、かの女が両手で襟ぐりの辺りを押さえて顔を赤らめ何を急いで
るのかと訊ねたところで面倒臭さは結構どうでもよくなってしまいました。
「別宅のPさんに気付かれる前に戻らないといけないんですよ、奥さん。」と、まじめくさった顔をし
てメリーはいいました。「なるべく手間は省いて、それでもゆっくり時間を過ごしたい。うまくいかな
いものです。」そして、寝間着と肌の間に片手を差し込むようにして胸をさわさわと触れ、次いで先の
つんと尖った辺りを指で繰るようにしましたので、フロドは身をよじって逃れるように這いましたが、
前に手を突いたところで掌(たなごころ)の中に小さい乳房が納まってしまいました。
「待って。」と、フロドはいいました。「わたし、まだ心の準備が…。」
「準備も何もないでしょう?」と、後ろから耳元で囁くようにメリーはいいました。「大体、あんな条
件付けておいて『駄目だ』なんて言わないで下さいよ。」と、フロドの着ている物をずり下げながら、
肩の辺りに舌を這わせていいました。そして差し込んでいた手ともう一方の手で順々に袖からかの女の
腕を抜き、かの女が片手で胸元をまさぐり始めたのを見てとると鎖も外してしまいました。
フロドは話を受けるに当たっていくらかの条件を提示していました。それは身辺の整理が付いた後、
財産は一部を除いてそのほとんどをサムへ譲渡する事と、ちゃんと子供が出来て出産まで漕ぎ着けたら
きちんとするという事、また仮に出来無くとも、一年後にまた話合いを持ってそのまま続けるかどうかを
決めるといった事でした(サラドックの方ではそれでも反古にさせる気は毛頭もなかったのですが)。
父親がそそくさと隠したのはそれらに関する覚え書きでしたが、何ともフロドらしいとメリーは
思いました。先に内々にしておくというのも確かに間違いではありませんでしたが、これではまだ内縁
じゃないか、とメリーは父にこぼしました。
交渉術に長けているというのが即ちかれの父親の『魔法』の正体だったのですが、その一方でお膳
立ても忘れていませんでした。未だにフロドがバギンズであるのがメリーは不満でなりませんでした
が、かれの父親は、一年の間に自分の息子が、かの女を翻意させるのも期待していたのでした。
「お前とわしと、どちらが先かな?」と、サラドックはこそっと含みが有りそうにいっていました。
「だって、わたしはあそこまで酷い事になってるとは知らなかったんだもの。」と、呼び出された後
にフロドはいいました。「それに、メリーの経歴を汚すわけには…」と、言い掛けたところでメリーは
言葉を遮りました。「誰の?何が?どうなるですって?」人指し指を立ててメリーはいいました。「何
であなたはいつもそうなんですか。まあ、いろいろ憚りがあるから真っ当な御意見ではありますがね。
僕は憤懣やる方なしですよ!」
メリーは後ろから前に回した手で顔だけをこちらにゆっくりと向けさせました。目を潤ませ頬を紅潮
させながらも不安そうな顔をしているフロドの半ば開いた唇に自分の唇を重ね、フロドの身体は小刻み
に震えました。「まだ怖いの?」と、メリーが訊ねるとフロドは怖いと答えましたが、ほどなくそのま
ま崩れ落ちました。
メリーは愛撫を続けながら自分の服も少しずつ脱いでいきました。そして、乳首に口づけたり乳房を
吸ったりしながら片手を下着の中に前から差し入れました。フロドは身を捩って這うように逃れようと
しましたが、メリーの手がベッドと身体の間に挟まって、かえって逃れられなくなってしまいました。
脚の間をまさぐられるに従い、かの女は敷布をつかんで頭をぐらぐらさせながら短く息をつきました。
これでも、なかなか進み具合としてはいい感じではありましたが、メリーの方はいつ、かの女が
『ごめんなさい』と、手を合わせるか冷や冷やしていました。触れられるのに抵抗は無くとも、挿入は
怖いらしく、上手くいかない時には頑張って持って行ってもそうなりました。そういう時は大抵、宥め
ながら、するのと良く似た代償行為で−−、つまるところ自分とかの女を擦り合わせ(これなら一緒に
昇り詰める事が出来ました)、そうするうちに詫び言をくり返すかの女もやがて啜り泣き、達してかれに
しなだれ掛かってきましたが、物足りなさとやるせなさがない交ぜになって、どうにも後味が悪くなり
ました。それでも、フロドは良くやってるんだと思うと、殊更に辛く感じられました。
強張っていた身体がだんだん弛緩し、自分の手の動きだけに従い緩慢に動くになったのを見計らって
メリーはフロドの身体をまた仰向かせ、下着を下ろしました。そして、中に入るのに十分に硬くなって
はいるものの、まだ一番いきり立った状態ではないかれ自身を当てがって大丈夫かどうか訊ね、かの女
が目を伏せ微かに頷くのを確かめると、既に蜜が溢れ滴らんばかりに濡れているかの女の秘裂に、さく
り上げるのに合わせて入りました。
蠢く襞に緩く、きつく締め付けられてフロドの中で自分がいつになく硬く大きくなるのを感じて、
メリーは腰の辺りがざわざわしました。そして次第に中が狭くなっていくように思われました。ゆっく
りと返す波のようにゆるやかに、また時々揺さぶるようにすると、その動きがそのまま伝わったように
フロドは声を上げて身体をくねらせ、ずり上がったので、片手で頭を後ろ頭から回して上の方から押さ
えるように、もう一方で腰の辺りを掴まえて逃げられないようにしてしまいました。
メリーが思うに、フロドは無理矢理された行為や体勢に嫌悪感を持っているようでした。その証拠に
普通の格好でも顔が見えなかったり、一方的に掴まれて腰を振られるのはとても嫌がりました。多分、
お腹の上も駄目、後ろ向きも駄目だろうし、差し向いで座るのはどうなのか、抱き合ってなら上になっ
ても大丈夫なのか、口も手でもしてくれないし、出来ない事が多過ぎてなんとも、と、かれは悟られな
い様に溜息を付きました。「別に普通にしてても、いいんだけど。」そもそも元が奥手だったのに加
え、すっかり好きな質(たち)でなくなっていました。ここ3年ほどでいきなり色々あったのに頭の中
が全然追い付いていない上、嫌な事が有り過ぎたのです。
フロドが求めるものは、精神的な繋がりで、メリーが求めるものはそれに加えて肉体的な享楽も含ま
れていました。男と女では願望の現れ方が違うのは分かっていても、気持ちを通わせるだけでは満足出
来ないのが男の性で、男女は愛を交わしてこそなのに、と。かれは思うわけでしたが、明らかに臆病に
なってしまったかの女を崩すまでは簡単でも、本当にその気にさせるのは、結構大変でした。
かの女が好むのは知的な会話やホビットらしい他愛の無いおしゃべり、本、そして野山の美しい風景
や、そぞろ歩きで仰ぎ見る星空。もちろんそうした事物もメリーは好きでしたし、議論を交わしたり、
ゲームをするのは楽しいかったのですが、それは友人の頃でも出来る事でした。また、そちらの方は前
と違ってちょくちょく遊ぶのではなく、過ごしたい時に一緒に過ごせるようになった一方で地所と隔た
りのある土地にいるが故にかの女は忙しく立ち働いていて(仕事は前に使っていた部屋を書斎代わりに
していました)、夜になると疲れてしまい、いざメリーが寝室に行ってみると眠りこけてる事がありま
した。つまり、今夜は遅くなった割には運が良かったともいえました。
「フロド、」と下腹部を擦り付けるようにしながらメリーはかの女のちょっと辛そうな、それでも十分
にそそる表情をした顔を見ながら囁きました。「気持ちよかった時の事を思い出して。そうすればだん
だん怖くなくなってきますよ。」するとかの女は顔を少し逸らし、額に玉のような汗を浮かべて焦点の
定まらない目をメリーの肩越し彷徨わせていましたが、前の時の自分を思い起こし、今の自分に重ねる
につれて、にわかにおかしな気分になったところを深く突かれて、あっと思わず声を上げ、反り返って
目を固く瞑りました。メリーの背に回されていたかの女の手指の爪が肌に食い込みました。
フロドは繰り返しメリーの名を呼びました。そしてもっと優しくして、といいましたが、既にそうい
う段階は越えてしまっていました。あとは終りまでこのまま、メリーの息使いも荒くなっていました。
フロドの気持ちとは関係なく、かの女の熱く熟れて、動く度にメリーを緊縛してくる濡れそぼった襞が
根元から先へとかれを絞り上げ始めました。
「来た。」と、メリーは思いました。一番刺激的で、気持ちのよい瞬間でした。かの女は、回を重ね
る毎に『よく』なっていました。傍目には翻弄され忘我の境を彷徨っているのはフロドの方でしたが、
メリーもかの女に鷲掴みにされていたのです。かの女自身の感触と顔と声に煽られて、たぎるような衝
動にかれはしばしば駆られました。どこか、男の嗜虐心をそそるような部分がかの女には有って、時と
してメリーも自分を見失いかけました。フロドは横溢するメリーの欲望を受け止め切れずに気を失う事
がありましたが、前のように逃げた結果そうなるのは少なくなってきていました。
フロドは頭を左右に振って押さえる手を振り解きメリーにしがみ付き、かれもまたかの女を抱きすく
めました。かの女の腰が浮き、背が弧を描き身体を戦慄き、脚がびくびくと痙攣した後ぐったりと弛緩
しました。肩で息をし、腕の力も失ってずり落ちたフロドの頬を両手で包むようにして自分の方に向け
ると、半ば閉じ、目を潤ませて、かの女は「熱い」と、うわ言のようにいいましたが、何がそうなのか
メリーはあえて問わず、そのまままた抱きすくめて、すっかり熱くなり、かの女の身体を全身に感じな
がら、しばらくそのままでいたのでした。
ようやく熱が去ると、メリーは自分はさっさと服を着てしまいました。そして例によってフロドの
身体をきれいにすると(その間やっぱり「まだ?」と問いながら、かの女は両手で目を塞いでました)、
メリーはかの女の頭から寝間着を被せました。そして、かの女がすぽっと襟ぐりから頭を出したところ
で、実は着せるのも好きなんです、といってボタンをかけました。その後、フロドはごそごそと隠すよ
うにして下着は自分ではきました。
「それじゃ、僕はお暇(いとま)します。」と、メリーはいうと、上着を取って入って来た窓から出
て行こうとしましたが、その後蝋燭立てを持ったフロドがぺたぺた着いてきました。寝てていいという
と、かの女は黙って首を横に振り、そのまま窓の所まで着いてきました。
「おやすみ、気を付けてね。」と、窓の外に出たメリーにフロドは声を掛け、頬に軽くキスをしまし
た。「そんな目と鼻の先だ、大丈夫ですよ。」と、メリーもキスを返し、かの女が窓を閉めるのを見
届けると、そのまま悠々と小馬を繋いである場所を目指して土手を下りて行きました。そして、ふと振
り返ると、まだ窓辺に明かりがあるのを見て嬉しくなり、そちらに向けて軽く手を振るとそのまま駆け
出したのでした。
おしまい。
本文長杉で1レス伸びちゃたーよ。
>>205 よかった。エロ可愛い。職人さん腕をあげていくね。スバラシイ!
「ところで、わたしは誰でしょう?」・・・のあたりとか。メリーっぽい気がします。好きだなー。
口も手でもしてくれないし、出来ない事が多過ぎてなんとも・・・。それは、メリー辛いですね。
そして、職人さんも自分で作って設定とはいえ、色々できなくて厳しいですね。w
”別宅のPさん”も次回は出演させてあげてください。
217 :
名無しさん@ピンキー:04/09/26 00:09:44 ID:3d6YV2ak
>>143 へたれ王もなかなかおもしろかったです。
今後も期待していますよ。
>>205 メリフロ可愛らしいお二人。でも、切ないです。
癒される日がくるのをまってます。
218 :
名無しさん@ピンキー:04/09/26 00:14:25 ID:3d6YV2ak
217
うわ〜上げてしまいました。
すいません。
>>205 GJ!!エロも可愛かったですが、ラストの5行が好きだな。
でも、切ないね。メリー頑張れ!頑張れーー!!
船乗り王夫妻でだるだるなエロってどうだろう。
結構意外と萌える気がする。
(たぶんご本人様なんだろうが、ローカルルールから
引用した理由でないと受理されませんよー…。)
exe ファイル 捨てたい
私はガ板にあるネタだと気付くのにしばらくかかった。
マジでウィルスのお悩みカキコの誤爆だとばかり…。
で、マジレスするところだった(w
こんばんわ。SS投下いたします。
エレスサール王×ボロミア♀妃将軍、戦場でエロ。
(が、やりたかっただけなので、何処とどうして戦争?とか背景は余り考えておりません)
前編のみで恐縮ですが、以下7レスお借りします。
王冠と七つの星を戴いた白の木を、漆黒の地に銀糸で織り込んだ王の旗印。
だが天をどよもす喚声は、やや小高い丘の上で土煙を払うほどに吹き出した風を孕み、満帆と
翻るその旗だけに向けられたものではなかった。
その少し下がった隣にはためくのは白い旗。
何のしるしも施されぬ白無地のそれは、王の不在が続いたゴンドールを長い間治めてきた執政
家の旗だ。だが今は違う「白」であることを知らぬ者はこの場に誰もいなかった。
その旗には同じ色で白の木が縫い取られていた。葉を繁らせ、花を咲かせた新たなるゴンドー
ルの象徴。
それは王みずからが作らせ授け賜った、妃将軍ボロミアの旗印だった。
剣を、槍を、拳を天に突き上げ、王と王妃の名を呼び続ける兵士たちの歓喜の声が、どよめい
て更に大きなものになる。
旗の下に威風堂々と立っていた丈高き王が、傍らの凛とした立ち姿を引き寄せ、遠目に見ても
ひどく情熱的と分かる長い口付けを送ったからだった。
「あんなところで!」
天幕の中、白銀の鎧を身につけたままのボロミアが、同じく鎧を纏い剣を佩いたままのアラゴ
ルンに詰め寄る。
「王が王妃に接吻して何が悪い」
「わたくしは兵を率いる将としてここに来ているのです!」
「その功績を労い勝利を祝したのだとしても?」
「わ、わたくしが申し上げているのは、あのような、兵士達が大勢見ている前で…」
「見ていなければいいんだな」
ボロミアがはっとした瞬間にはもう首の後ろを掴まれ、抱き寄せられて唇を奪われていた。
「ん……んん…っ!」
鎧の銅がぶつかり、無骨な音を立てる。強引に開かされ濡れた舌で絡め取られ、何とか振りほ
どいた時にはボロミアの呼吸はすっかり乱れてしまっていた。咄嗟にボロミアが振り上げた右
手を捕らえ、後ろ手にひねる。
「あ、アラゴルン…!」
手首の痛みに顔を歪めたボロミアの耳許に、熱い吐息が囁かれる。
「戦場でのあなたは、美しいな」
「何を……」
うっとりと耳朶を舐める低い声に、ボロミアの背に痺れに似た震えが走る。
「眩しい程に煌めいて、誰よりも強く、誰の手も届かぬほど美しい」
「アラゴルン、何だと言うのですか…!」
「興奮しているのだよ」
あけすけにそう言うや、アラゴルンは真っ赤になって半ば混乱しているボロミアの身体を返し、
地図や簡単な糧食が広げられたままの机に両手を付かせた。鎧の下に着た長衣の裾を割り帷子
を絡げ、尻をぐいと掴む。
「やっ…!!」
びくりとボロミアの背が反り、腰が跳ね上がってしまう。その隙に穿いているものも引き下ろ
され、真っ白な2つの弾むような丸みが露になった。
「や…やめて下さい…!」
必死で力を入れた腿の間に、まるで遠慮のない動作で手を挟み込まれる。ぎゅっと小さくなろ
うとする秘処を探り、目指すところに正確に辿り着いた指先が固く閉じた入口を突いた。
「いやっ…痛、いっ……」
アラゴルンはボロミアの背後から覆い被さり、片手で尻や太腿を撫で回しながら、もう片方の
指で少しずつ侵入を深めて行った。指の中ほどまで埋め込んだところで、掻き回す動きを加え
る。
アラゴルンを怒鳴りつけたくて天幕から人払いをした事を、ボロミアは今更ながら後悔した。
耳の後ろに感じるアラゴルンの息遣いは荒く、冗談で「興奮している」などと言ったのではな
いことを伝えていた。だがこんな場所でこんな行為に及んでくるとは思いもしなかった。
「あっ…あっ……」
指を小刻みに震わせるように動かせば、ボロミアの腰がゆらゆらと揺らめく。アラゴルンはご
くりと喉を鳴らし、既にしっかりとそそり立った男根の脹らんだ先端部で、狭い秘裂を押し広
げた。
「……ッ、駄目です…っ、あ…!」
まだ湿り始めたばかりのそこはきつかったが、先端を捩じ込んでしまえばあとはずるりと竿の
部分を呑み込んだ。自分にあつらえたようなそのかたちにアラゴルンは一瞬動くのが惜しくな
るほどの陶酔を覚えたが、急激にせり上がる欲望のままに激しく腰を使い出す。
「やっ、んっ、ん、く……!」
天幕の向こうを気にしてか、ボロミアは固い机に上半身を押し付けるようにして声を殺してい
た。鎧と机がぶつかる硬質な音が、尋常ではない格好でアラゴルンに抱かれているということ
を嫌でもボロミアに知らしめる。
揺さぶられる動きに少し遅れながら、ボロミアの下腹部にも渦を巻くような熱が溜まり始めた。
繋がったところから、くちゅくちゅとみだりがわしい音が漏れる。
「ボロミア、濡れてきたな……聞こえるか?」
ボロミアは必死に首を打ち振って否定する。その時、
「エレスサール王、ボロミア様、宴の準備が整いましてございます」
天幕の入口の向こうから、2人を呼ぶ近習の声が聞こえた。
「………!!」
「すぐに行く」
驚愕で反射的に身体を起こそうとしたボロミアを机に縫い止め、アラゴルンが平然とした声で
天幕の向こうと言葉を交わす。
「お支度のお手伝いは――」
「入るな。今わが妃が着替えている最中だ」
「……失礼いたしました!こちらでお待ち申し上げます」
その間もアラゴルンはボロミアの中心を穿ったまま、ゆっくり中を捏ねる腰の動きを止めよう
とはしない。
ボロミアは涙を浮かべた瞳で振り返り、もう許してと言うように首を振った。アラゴルンはゆ
るく微笑み返して両手でしっかりと腰を抱え、突き入れると同時に引き付ける動きを繰り返す。
「……っ!…っひ、……ぁ…!!」
机に伏せたボロミアの喉から、掠れるような悲鳴の断片が漏れる。ボロミアは天幕の向こう側
の事を考えようと必死だった。そうしていなければあっという間に理性など散って、あられも
ない嬌声を上げてしまうに決まっている。
「ボロミア……」
執拗に抉り、最奥に達したアラゴルンが欲望を解放した。
「んっ、あァ……っ!」
これ以上繋がれほど腰を引き寄せられ、熱い奔流を注ぎ込まれたボロミアの身体が痙攣するよ
うに震える。机は立派な造りのものだったが、2人分の絶頂の波を受けてガタンと大きな音を
立てた。
くたりと力が抜ける身体を支えるかのようにアラゴルンは楔を抜かぬまま、机の上に腕を伸ば
し何かを手に取った。
「……?」
ボロミアはぼうっと霞む目で追う。それは糧食の中にあった、まだ割っていない胡桃だった。
アラゴルンはボロミアにのしかかる体勢のままそれを布で拭い、ボロミアの口元に持っていく。
「舐めなさい」
わけが分からぬまま、ボロミアは差し出された胡桃に舌を這わせた。指に柔らかい舌が触れる
と、アラゴルンがぴくりと震えた。それを嬉しいと、ボロミアは素直に思った。
そうしてボロミアの唾液で濡れた胡桃を、アラゴルンは繋がったところにひたりと押し付ける。
「え……?」
ボロミアがまさか、と思う間もなく、アラゴルンは自らを引き抜いたそこに胡桃をずぷ、と押
し込めた。
「や…、何を……!」
「このままでは歩くこともままならぬだろうから、栓をしておくのだよ」
「やめて、やめてアラゴルン…!」
青ざめたボロミアの抵抗を笑みさえ浮かべながら片手で封じ、アラゴルンはもう1つの胡桃を
更に埋め込む。2人の蜜と精液で溢れかえるほど濡れたそこは、2つの実をぬぷりとすっかり
呑み込んだ。
「そ、んな……いや…っ…」
まだ絶頂の余韻をひきずっている身体の中の、ごろごろした異物感と圧迫感にボロミアが泣き
出しそうに首を振る。
「いや…取って下さいっ…」
「大丈夫だ。後でちゃんと取り出してやる」
念入りに指で押し込め、ボロミアの穿いていたものを元通りに直しながらアラゴルンが穏やか
に言う。
「さあ、我らが行かねば宴が始まらぬ」
アラゴルンはボロミアの美しい白銀の鎧と具足を外し、戦闘用ではない長衣に着替えさせた。
落ち感の良い上質の布地が、帷子の上からでもボロミアの均整の取れた美しい身体が描く曲線
を際立たせた。乱れた金茶の髪を梳いてやりその姿に見とれながら、自らも鎧を外すと手早く
新しい衣とマントを羽織る。
少し足を動かすだけで、固い実がボロミアの中で生き物のように蠢いた。ボロミアはしゃがみ
込みそうになる身体を支えるように、アラゴルンにつかまりながら浅い呼吸で訴える。
「アラゴルン……無理です、出られません…!」
「大丈夫だ。わたしがついている」
だがアラゴルンはゆったりと、毅然とすら見える微笑で答え、小さく震えるボロミアに優しく
手を差し伸べるだけだった。
前編以上です。
早くボロミアたんから胡桃出してあげたいようなそのまま連れ回したいような。
それではお付き合いありがとうございました。
>>227 > 何処とどうして戦争?
追補に”白の木が平和に育つ日が来るまで(以下略)”とありますし、気になさらずとも。
ボロミアたんは、胡桃が入ったままで弄り倒されるのがいいな!つうか弄り倒したい。
後編楽しみにしてます。
メリフロの、やれる事が限られちゃってるカップルも
アラボロの、どんなプレイでもヤっちゃってそうなカップルも
どっちもイイなハァハァ(;´Д`)
隠れMっ娘な姫将軍がたまりません〜〜!!
ぜひとも王様にはネチクリネチクリと姫将軍をいたぶって欲しい…。
…なんとなく思ったんだが、ホビッ娘が無体な目にあうのはちょっとかわい
そうだなぁ、とか思うのに(相手が大きい人ならなおさら)、ホビッ娘たちよりは
大きいとはいえ、ちっこい体のギムリたんに無体な真似をするのは心が痛ま
ないのは何故なんだろう…
ドワーフは頑丈ですから!
そうそう。それにシルマリル読めばドワーフ娘は苛められてナンボだしな!
エルフたちはドワーフに人権ナシ!という考えらしいし。
ここのアラ×ボロ♀エロは自分の理想かもしれん。
原作のイメージから離れず(?)それでいてエロエロ…たまらんッ。
前編だけでも十二分に楽しませていただきますた。
後編も楽しみにしています〜〜!
>>238 ギムリがレゴやエルフに無体な真似をされるのはハァハァだけど
相手がオークとかになると可哀想な気がする自分は
きっとまだ何かを突き抜けていない
レゴラス←なにやってもバカップルとしてOK、
エルフ←基本的にギムリ個人にハァハァしてるのがいいのかも
(オークはなんでも目の前にあればハァーーー!!!!だろう)
オーク相手じゃギムリたんじゃなくても誰でも可哀想だ!
・・・でもラーツ×姫将軍は萌えるな・・・_ト ̄|○
>>245 ハンダチだぞ?
でもラーツ×姫将軍は激萌えだな。
王様相手だからこそ姫将軍は逆らいつつも逆らい切れない訳で。
ラーツ相手なら最後まで激しく抵抗しそうだ。
涙声でアラゴルンの名前なんか呼んでみたり。
アラゴルンの姿を探して涙で濡れた目を彷徨わせてみたり。
…萌えるな…。
確かオークってエルフの成れの果てだよな?
っつーことは、オークと変わらんほどの体力(精力?)なエルフのレゴラスの相手を
しているギムリたんは、毎回ヘトヘトもいいとこってことか…。
ラーツに形よい鼻をつままれて、無理やりしゃぶらされる姫将軍の苦悶に満ちた表情
を想像するだけで、昼真っから丼飯で三杯はイケる…ああ、たまらん。
成れの果てっていうか
モルゴスが改造したんだか、模倣して作ったんだかじゃなかったけ?
ウルク・ハイはもろ改良って感じだ、サルマンGJ!
人間を混ぜるとより邪悪になるあたりがなんともいえんな。
人間を混ぜると太陽の光に強くなるんじゃなかった?
青姦オッケーになるって事ですね先生!!
>>247 ドワーフは頑丈だし、エルフの愛は溢れんばかりだからギムリたんは大丈夫だ。多分・・・。
ギムリはいじってくださいオーラがでてる。
いちいち反応がおもしろい。
ボロミアたんは意外と素ボケだ。
ギムリたんが可哀想といえば、王様に乳もまれてた時は、可哀想だったなー。
あの乳揉みシーンは良かった!
>>252 いじってくださいオーラ。素ボケ。笑える。
>>250 あっけらかんとしたおまえが好きだ。
そのままの勢いで書いてくれ。
17
金色の柔毛を掻き分け恥丘へと口付ける。
誘われるようにエオメルの舌がファラミアの潤沢な蜜に濡れた薄い陰唇を丹念になめ上げた。
「ああ・・・・そ・・こは……おやめください…あっ・・」
たまらず、ファラミアの唇から甘い声がもれる。
そこからはしとしとと蜜が流れ込み、エオメルの口の周りをぬらしていく。
エオメルは夢中で、ファラミアの秘所を味わった。
「ああ……おかしくなってしまいます・・」
ファラミアはたまらず、エオメルの頭をつかみそこから離そうとするが、
あまりの快感が体を襲いで力が入らない…。
やっとエオメルの頭がそこから外れると、目の前にエオメルの唇が下りてくる。
今度はまだ誰にも触れていない狭い淫裂に指が入り込んできた。
凄まじい程の電流がファラミアの体中を駆け巡る。
それは彼女にとっては、初めての苦痛でもあり、また快感でもあった。
彼女の体は更なる刺激を求め、エオメルの体にしがみついてゆく。
エオメルの指をしっとりと濡れた場所がきゅうと締め付ける。
微妙な力で揉み立てると、ファラミアは、ますます高い喘ぎ声を上げて乱れだす。
「ああ………、エオメル………もう……」
子供のようにファラミアが頭を振ると、豪奢な金の巻き毛がふわふわと細い輪郭の周囲で揺れる。
エオメルのもうひとつの手と唇は、ファラミアの体に丹念に愛撫を与え、赤い証を残していく。
エオメルからの優しい愛撫によって、体中から湧き出てくる快楽にためらいながらもしだしに酔い始めてきた。
その一方でファラミアはこれから自分がどうなるか、怖くてたまらなかった・・。
いろいろな書物からこれらの行為は頭では分っていても、実際にするのとは
別の話だ・・。
自然と体が震えてくる・・。
「どうしたのです、そんなに震えて、愛しい人よ」
やさしくエオメルが、ついばむような口付けを与える。
「エオメル・・・怖いのです…」
震えた唇がエオメルに告げる。
「大丈夫、怖くないですから・・力を抜いて……私に委ねて……」
エオメルが下半身に残った衣服を脱ぐと、エオメルの巨大なものがファラミアの目の前に姿をあらわす。
「きゃっ・・」
とファラミアから小さな悲鳴がもれる・・。
その男根は、今まで見たことのないほど、驚くほどの質量で長大な形をしていた。
そしてその長大なものは、まだ穢れを知らない裂け目にこれから挑もうとしているのだ。
ファラミアは思わず腰を引こうとしたが、たくましい腕でがっちりと割り開かれ身動きが取れない。
エオメルはファラミアの長い足を腰にからめ、ゆっくり押し入ろうとした。
しかしじゅうぶん濡れているとはいえ、ファラミアの狭道は容易にエオメルのものを含む事が出来ずにいた。
「イヤアアーー・・い・・痛っ・・・・やめ・・」
思わずファラミアの口から悲鳴が出るが、すぐエオメルの唇がそれをふさぐ。
太股に添えられていたエオメルの手に力が加わり、ファラミアの下肢は限界まで押し広げられた。
ずるりと巨大な亀頭の部分が徐々にファラミアの中に飲まれていく。
初めての行為とは思えないほど、過酷に広げられたそこは、体が真っ二つに裂けるような痛みが走る。
「アーーーアアアーー助けて!お姉さま…。」
叫び声があがる。
「さあファラミア、ゆっくり息を吐いて・・力を抜いていくのです」
ファラミアの悲痛な叫びがあがっても
それでもエオメルは動きを止めず、少しずつではあるがゆっくり竿の部分を中に押し込めていく。
ファラミアの中はとても暖かで、しっとりと濡れたそこはエオメルの巨大ものを急激に締め付け
エオメルはその余りの快美な心地に深い溜息を吐く。
「ファラミアもう大丈夫です。私のものはすべてあなたの中に入りました。
さあ落ち着いて、あなたと私はこれでやっと繋がったのです。」
ハアハアと息も荒いファラミアの玉の汗が浮かぶこめかみに口付けし、
ファラミアの乳房をゆっくり揉みこむ。
ファラミアは、エオメルの熱いものによる激しい痛みと乳房に与えられる快楽で少しずつ
意識が朦朧となっていく。
エオメルはやっと収めた巨大なものを今度は、ゆっくり抜いていく。
「ああ・・いやっ・・」
ファラミアの体が、再び痛みで跳ね上がる。
途中まで引き抜かれ濡れ光る男根には、たっぷりとした蜜と処女を
散らされた者の証である破瓜の鮮やかな血が纏わり付いていた。
再びゆっくり押し込み、ファラミア中にぴったり入り込んでくる、
ファラミアの体が再びばらばらになりそうなる。
「イヤ……!ああ…いや……!!」
痛みに耐えようとファラミアの細い手がエオメルの背中に回され、キリキリと爪を立てる。
エオメルも背中に熱い痛みが走り顔がゆがむ。
しかしいとおしい人の痛みを思えば、その痛みすらいとしく感じる。
「ファラミア……ファラミア、愛しています……!」
エオメルが動くたびに、?がった部分から
じゅぶじゅぶと水音がなる。
「アアッ!イヤ…イヤぁ……!もう……死んでしまう…ッ!」
黄金の鬣を持った駿馬が自分の上を駆けているような、そんな心地にファラミアは思考さえ奪われてただ絶叫する。
2人が大きく動くたびに、頑丈な寝台がギシギシと軋みだす。
この行為はすでに快楽なのか責められているのかわからないほど怒濤のような交情であり、初めての
ファラミアにとって過酷な性交となったが、愛を注いでくれるエオメルのためこの行為に必死で耐えていた。
ただ、火花のような絶頂がたっぷり濡れた奥底で立て続けに弾け
ファラミアの中を犯すたび、柔らかな乳房がゆらゆら揺れる。
「・・あなたの中は最高だ…ああ・・もう・・離したくない・・」
溜息交じりでエオメルは、ファラミアの耳元でささやく。
その声は、思考する事すら忘れかけたファラミアの脳髄に、低く甘い囁きが染み通ってゆく。
エオメルはさらにファラミアの体を抱き上げ、体位をかえてさらに深くファラミアを貫く。
「いや・・ああ……エオメル……」
あまりの痛みと快感がさらに体中じゅうを支配していく。
エオメルの目の前にファラミアの美しい乳房があらわれ、掌でやさしく包むと、やわらかい乳房を揉み
やわやわと揉みこんで感触を楽しんだ。
より深い触れ合いを求めて重なり合った身体は、どちらともなく深い口付けを欲する。
エオメルがさらに奥に、突き上げる。
「アアアーー・・」
ついに永遠に続くかと思われる悦楽の時にもとうとう終わりが遣ってきた。「
腹部が裂けるのではないかと思われる程に容積を増していくエオメルの昂ぶりが、ファラミアの中で己の快楽の証を吹き上げる。
熱い迸りがファラミアの子宮へと向けていっせいに迸ってゆく。
エオメルの思いはついに遂げられた・・。
ファラミアの目の前が真っ白になり、がくがくと震えながらエオメルの胸に倒れこむ。
エオメルはゆっくりとファラミアの顔にやさしい口付けを落とす。
お互いに結ばれたことに喜び、しばらく抱き合いながら幸せな時間を味わっていた。
「愛していますファラミア、私の妻になってくれますか?」
エオメルは真剣にファラミアに向かい合い自分の気持ちを再び口にした。
ファラミアは、意識が朦朧としていながらも、昔エオメルがはじめてファラミアに心を奪われた微笑みと
同じ、とても美しい笑みをエオメルに見せたのだ。
そして潤んだ瞳がエオメルを見つめた。
「…」
ファラミアが口を開き何か答えようとした時、ファラミアの意識が飛んだ・・。
すると・・。
「バキッ!バキッ!バキッ!」
ものすごい爆音とともに、恐ろしい顔をしたボロミアがギムリの斧をもってあらわれたのだ!
エオメルはまさか、破られるはずがない頑丈な扉を破壊してあらわれたボロミアに思わず
声も出ないまま驚いた顔で、ボロミアを見つめていた。
ボロミアが、部屋の周り見回すと、床には無残に破られたファラミアのドレスと下着が散らばっていた。
そしてかわいい妹は、エオメルの腕の中で意識を失い、
寝台のシーツの上には、無残にも破瓜の証である血痕が、赤く染まっている。
「ローハンの王エオメルよ…そ・・そなたよくも我が妹を陵辱したな・・・・許さん!」
涙を浮かべながらも怒りに震えるボロミアは、斧を振り上げ、二人のいる寝台に
向かい、エオメルの目の前で、振り落とした。
ドスン
「わっ・・何をなさりますボロミア様!」
目の前で斧が寝台に食い込み、目の前に羽毛がふあふあと飛び上がる。
羽毛の間から鋭い拳がエオメルのほほを直撃する。
それはまるで、脳みそが揺れてしまいそうなほど強烈な一撃だった。
ボロミアは一撃で朦朧としているエオメルの腕から、あっという間に意識が飛んでしまった
ファラミアを奪い取った。
「ボロミア様、ファラミア様は私の結婚の申し出を受け入れてくれました。
ファラミア様はもう私の妻になる人です。どうか結婚のお許しを・・」
必死でファラミアを奪い去ろうとして、ボロミアにすがりついたが、
ボロミアはものすごい形相でエオメルをにらみ、エオメルをなんなく振りほどいた。
「エオメル嘘を申すな!私が必死でドアを破壊している時、確かにファラミアの口から私に
助けを呼ぶ声が聞こえた。暴君に大事な妹はやれぬ。さっさと国に帰るがいい!」
そう一喝すると、ファラミアを抱き上げ部屋から、出て行った・・。
残されたエオメルは、もう少しで手に入ろうとしていた、愛しのファラミアを一瞬にして
ボロミアに奪われたショックで、うな垂れたまま国に帰ることとなる・・。
しばらく、ボロミアの怒りが収まるまで、ゴンドールに行くことはできないだろう・・。
しかし、ファラミアの微笑みは確かに自分に向けられたのは事実、あの時確かに
お互いに気持ちが通じあったのだ。
エオメルは、いつかファラミアを自分の花嫁に迎えることを誓うのであった…。
>>256 完結乙です。必死馬王。余裕喪失女執政に、
馬王リベンジありか?ちゅう含みが良し。
姫将軍の手にかかる覚悟完了で言うが、
懊悩してナンボな女執政と余所見無し一直線疾走馬王イイ!(AA略
終わりにいらんことだが、次もアリなら表記法は一考お願い致したい。
いかんせんもったいないんでな。
もしかしたら、三点リーダーのことを知らないのではないだろうか。
「…」のことなんだが、普通使うのはこっちなんだが、最近は「・」を好んで使う人もいる。
でも両方使うのは読んでいてもうっとおしいので普通はどちらかに統一して使う。
一般的には「……」と三点リーダーを二つ繋げる
「・」は二つは見ない、初めて見たがいくつ繋げようが普通は使わない、とりあえず印刷業界や、書き物のプロは使わないそうだ。
>265
一応3点リーダーぐらい知ってるよ。
PCも使ったけど、ほとんど携帯で打ったから、「・」が多くなったけどね。
もともとプロじゃないんだから、そこまで細かく注意を受けるなら、
苦労して最後まで書かなきゃよかったよ。
正しいとか正しくないとかはどうでもいい。
三点リーダーを統一するんだ。
ただでさえ語尾に「・・・」が多くみうけられるので、この際
「…」でも「・・」でもいいから文章内で統一しちゃってください。
とりあえず完結乙。
>>266 俺も苦労して最後まで読まなきゃ良かったよ。
>268
安心しろもう続きは書かないよ。
>>266 ああ。確かに携帯で打ったんなら、
全文読み返して校正入れるのは大変かもな。それはわかるが、
>苦労して最後まで書かなきゃよかったよ。
っつーのは、ケンカ腰なのもさることながら
「書いて差し上げた」みたいなのがにじみ出ていてよくないぞ。
俺も今まで投下はしたけど、(俺のはクズ作品だが)
萌えを分かち合いたいから、読んで頂きたいから投下したのであって、
「苦労して〜」なんて恩着せがましくするのは
せっかく作品を読んで萌えた読み手の気分を冷ますだけだ。
内容自体は、本気で萌えた。みんなが表記法についてコメントするのは
本当に内容の面白い作品だから、もったいないと思ったからだ。
全国の同士に作品を読んでもらえてアドバイスまでもらえるなんて
いいことだろ?卑屈にならずに向上のために利用してはどうか。
>>268 >266の売り言葉を買っただけだとわかっているが、
他の職人さんが投下しにくくなるからそんなことは言わないでやってくれorz
なんだか書き手と読み手が言い合いになってるのが悲しかったから
長レスしちまいました。スマン。
携帯で小説書くって凄い。自分はちょっと長いメールでも疲れるから。
ただ携帯でも「…」は打てますよ。機種によるんだったらごめん。
せっかく良いSSが投下されてもスルー気味で、
こういう荒れ模様の方が盛り上がるって哀しいね。
職人さん去っちゃわないでね。
私は今の作品の校了済みSSを読んでみたいなあ、といいうつも
このスレには
『公正ミスや訂正したい箇所があっても作品はアップした時点で勝負終了。
その後の校正に対しては不寛容である』
という前例があるから、校正して再投下は難しいようなんだよな…。
いいものになると思ってはいるのだが…。
320x240を800x600に変えたら大きいサイズも見られるよ
ゲームは余り興味ないけど、このスクショは萌え(´д`*)
でもどうして校正しちゃいけないんだろうね?
本だって、出版した後でも版を変えて訂正するのに。
ましてやここは「書き手」であってもプロ作家の発表の場ではないし、
すべてのSSが一発勝負であるべきだとは思わないんだけど。
(差し替えの実例がないわけでもないんだし)
ただ、管理人さんが面倒だから同じSSを校正して再Upなんてさせるか!
て理由なら納得する。
「訂正するのは書き手としてなってないから」なんて理由の方がよっぽど
理由になってない気がする。
>>277 投稿する前のちょっとした注意が読み手に伝わらない作品(例えば、いくらなんでも誤字が多いとか)を
投稿して間もないのに 「 差 し 替 え て 下 さ い 」 というのはどうかと思います。
前スレで保管人さんが言っていたのはそういうことだと思います。
ただ、校正して「 投 稿 」するのは職人さんの自由なのではないかと個人的には思います。
その場合には、注意書きとして「校正後の投稿」であることを明記する必要はあると思います。
「差し替え」までしてもらいたいなら、前回の作品に多少なりとも手を加える必要があるのでは?
職人さんが自信を持って「明らかに前回より良くなっただろう。読んでくれ!」と投稿した作品は
差し替えてもよいのでは?このあたりは保管人さんの判断になりますが…
ここの管理人様とは違うが、校正が悪いんじゃないと思う。
丸ごと再アップはそんなに手間じゃないし、まぁLOTRのSEEみたいなもんだ。
いい意味で単なる校正にとどまらないこともある。
最初の作品を消すかどうかは管理人まかせでもいいし、作者の希望があったら削除も出来ると思う。
ただ、校正OKにすると稀に「何行目の○×△を○×▲に差し替えて下さい」
「何行目と何行目の間に、この文章を入れて下さい」と頼まれてしまうことがある。
暇な時ならとかいう問題ではなく、該当箇所を探すのはけっこう大変だった。
これは自分の体験であって、ここの管理人様や、書き手の方々のことではないので悪しからず、こういうこともあったということで聞き流してくだされ。
280 :
名無しさん@ピンキー:04/10/05 00:26:20 ID:+qEk3bgf
>266がなぜそこまでたぎるのか、正直理解できないのは漏れだけ?
>264,265は「こうしたら読みやすいよ」と
提案してるだけではないのだろうか…
281 :
278:04/10/05 00:50:12 ID:245OB3nz
自分が「校正」と言ってるのは単なる「文字校正」のことです。すいません。
>>280 以下は総て私の推測であるが、
1回目:絶賛され(この段階で脱字の指摘は既に有った)かなりの勢いで2回目を執筆。
2回目:賞賛も受けたが苦言もかなりあった。リーダー、誤字、キャラメイク等。
3回目:賞賛カキコにも全部苦言が付いていた。苦言だけのレスもあった。
2回目については、そこまでで出た「こんなのどうかな?」みたいなのも一生懸命
取り入れたので、その部分についても苦情が出たのはがっくりしたかもしれない。
終ったし、こっちにも事情が有ったのに。→もう書かない。
という感じではないでしょうか?
リーダーがまちまちで読み辛いという点は、もう既にガイシュツだったから
指摘する側もきつくなっちゃったようなところも見受けられるしね。
私も書き手なんで、そういう気分になっちゃうのは分かる。
モチベーション下がるのも分かる。
おねだりと苦言の落差でグラグラしたのかもしれない。
『叩かれた』と感じた可能性もあるかも。
ペースやテンションから鑑みるに『頑張ったのに報われない』と感じているのかも。
が、3回目の文体を見ると、2回目の時に出たヤなところはスルーしちゃった部分も
アリと見受けられるので、なんともはやはとも思うわけである。
個人的には少し落ち着いたらまた書いてくれたらいいな。
ここはレベルの高い良作SSや萌えネタ等よりも
誤字脱字や問題多めのSSを投下すれば盛り上がる素敵なスレですね
素材も職人の腕も良いから、尚一層の良作を望みたくてアドバイスするんだよね。
そこでキレられては悲しいよー。愛ゆえの苦言なんだよね、皆さん?
あんな一行捨てセリフレスは
本人じゃないかもしれないと考えてあんまりこだわらない俺は非常に穏やかな気持ちだ。
でもこんなにレスが付くだけ大したもんだよ。それに長さとか話のつくりは普通に読んで楽しめると思った。
もし本人なら次がんばれ、本人でなくてもがんばれ。
愛ゆえの苦言ハァハァ
愛ゆえのレイプハァハァ
出かける前に鏡で身だしなみチェック程度に
書き上げたら一回読み直す程度はそんな苦でもないでしょ。
あくまで個人的な見方に過ぎないが。
その時、投下されたものがその職人さんの
精一杯限界に見えりゃ些末は話題にする必要もない。
投下されるSSが住人の期待を上回るレベルを保って均質なら
それに越したことはないだろう。が、趣味嗜好が物を言う場での、
しかも素人SSに何をかいわんやだ。
買いかぶりでないなら、今回は余力があると見えた。
だから100パーセントに近い形を望んだ。
職人さんからみれば感想の他は、読み手ゆえに言える
無責任でお気楽な注文だったかも知れん。
ただ、「希望」は、絶賛と同じく期待の現れのひとつだ。
スレに上げた言葉をどう理解されるかは、
それを受け取る側に決めてもらうしかない。どう咀嚼するのかも同様に。
それでも、自分は職人さんを応援してたし、
投下された作品が好きだったってことは言っとく。
その上で、いっこだけ付け加えるなら、
職人さんは、スレの趣旨に合う限りで自身が書きたいものを
書けばいいだろうと思うよ。
以上、長文スマソだ。
何この流れ・・・・・ウザ
どうでもいい
とにかく萌えSSを与えたまえ
飢えております
>>288 みんな真剣なんだよ。
SS書いてくれた職人さんがもう書かないって言ったんだぞ?
このままじゃ職人が来なくなるかもしれん。
読み手や同じ書き手から寄せられた期待やリクエストやアドバイスを
職人さんは叩きだと誤解したかもしれなくて、
だからみんな誤解を解こうと必死なんだ。
どうしてわからんのかな。
>>289 どうでもいいとか言うヤツにSS乞う権利はないとオモ。
ワーイスレが進んでるから長編投下!?と思ったら ( ゜д゜)ポカーン
読解力不足してそうな1人の職人だけに何でそんなに揃って喰い付いてんのか不思議。
>みんな誤解を解こうと必死なんだ。
普通に逝って良しなレスも結構あったし、これ以上グダグダ長文で御託並べて
引き戻そうとしてたら、件の職人だけでなく今までの職人も住人もいなくなるよ。
上でも言ってる人いたけど、"読めるSS"がスルーされて"読めないSS"に
山程レスが付くんじゃ、今までいいものを投下してくれてた人もやる気無くしそう。
件の職人を引き止めたい人も、エロパロ板らしく萌え話でもして
静観してた方がいいんじゃないの。
とにかく
こういう匿名掲示板で仕切ろうとするヤツは厨
エオメル×ファラミア 面白かったです。
続編があったらいいなと思ってました・・・
>>292 じゃああなた様のように「どうでもいい」発言しながら
「飢えてます」と訴えて次のSSまだ〜?という態度でいるのが
読み手として正しい姿勢なわけですか?
>>293 せっかく方向修正しようとしてくれたのに無駄にしてゴメン。
とりあえず、エオ×ファラの方も含め、他の職人さん達が去っちゃわないように、
俺もないミソ絞って時間かけてリレーの続きでも書いてくるよ。
295 :
名無しさん@ピンキー:04/10/05 17:12:31 ID:tuuafUbB
やる気がなくなるからやめて
>295
でも一旦書き手のスタンス・読み手のスタンスを
はっきりさせとくのもいいかもよ?
腐る前に膿を出す方がいい。
あの職人さんは、もうこのスレに来てないんじゃないか?
過去の話として放置してしまおうぜ
読み手と書き手のスタンスなんて語り合ったってスレ違いになると思う
これ以上続けるならホント、PINK難民とかで
議論スレなり批評スレなり立てて移動してやってくんないかな
では読み手として感謝の気持ちをパピコ。
自分は王様と姫将軍のお話が投下されるのを楽しみにしています。
職人さんいつもありがとう!
>>300 姫将軍、胡桃入れられたままだしね。
あの職人さんの発想にはいつも驚かされるので、後半がとっても楽しみだ。
そして、メリフロの行方もとても楽しみにしている。
ずーっと「できる事が限られたまま」なのかどうかが非常に気になる。
メリーにも美味しい思いをさせてやって欲しい。
職人さん方、ゆっくりでいいんで待ってます。
自分はリレー参加で頑張るよ。
長編も挑戦したいが、まだ自分には無理だ。
先日、前スレの「ボロ♂×アラ♀」を読み返して久々にハアハアしますた…
この組み合わせの続編も激しく希望ですー
秋の雨は冷たいので旅の仲間のイチャイチャ雨宿りなど妄想。
「千年を生きるエルフが洞窟を恐れるなんて!」と嬉しそうに自慢げに
レゴラスを連れて、いかにも人目につかなそーな深ーい洞窟に入って
雨宿りなんかしちゃって、結局狙い通りにいただかれちゃうギムリたん。
……それとは関係なくて恐縮ですがSS投下いたします。
>>228-234の後編です。以下11レスお借りします。
なぜアラゴルンはこんなことをするのだろう。
ボロミアは身体の中で疼く熱が、頬を熱く火照らせているのが分かっていた。早くそれを酒の
せいにしてしまいたい。だが空になった杯を満たそうと伸ばした手を、優しくはあるが強い力
で掴まれた。
「少しペースが早いぞ」
穏やかに妃を気遣う王の声で言うアラゴルンの手を、傍目に無礼に映らない程度の強さで振り
ほどく。
「誰のせいで」
互いにしか聞こえぬくらいの声で悪態をつけば
「わたしのせいだな」
と悪びれもせずに真顔で返された。
ゴンドールは由緒や格式を重んじる古い国ではあるが、新しき世を統べる王の気さくさもあっ
て宴の席は随分と打ち解けた雰囲気に包まれている。アラゴルンとボロミアの周りには入れ替
わり立ち替わり人が集まり、今日の勝利を祝し王と王妃を讃え、杯を傾けていた。
だが常であれば積極的に兵士たちの間を立ち歩き、軍団長から一兵卒まで隔てなく労いの声を
掛け杯を交わしてくれるわれらの姫将軍――ボロミアは兵たちの間で、表立ってではないが未
だにこう呼ばれている――が、今夜はいささか歩きにくそうな様子で王に手を引かれ、席につ
いたまま立ち上がろうとしない。どこか怪我でもしているのではないかと、誰もが静かにざわ
めき立っていた。
ボロミアにもそんな周囲の気遣わしげな空気は痛いほど伝わっていた。兵であり民である彼ら
にそんな心配をさせるのは、将としても妃としてもあるまじき事だと分かっている。だが今は
ただ早く退席してしまいたかった。
いくさ場で用意された椅子は固くあまり大きくもなく、自分の体重が必要以上に身体の中心に
集中する気がする。体重を移動させようと身じろげば、埋めつけられた実が動いてボロミアを
内側から的確に刺激した。
「…………っふ」
両手で包んだゴブレットを覗き込む姿勢で、ボロミアが押し殺せぬ息を吐く。早く寝台に身を
投げ出したかった。
酒が入ったこともあってボロミアの目元は赤く染まり、翡翠の瞳は心なしか潤んでとろりとし
ている。松明の灯を映して蜜色に煌めく髪を煩わしげに後ろに掻きやり、覗いた耳朶はあわい
紅を掃いた貝がらのようだ。浅い呼吸に開いたままの薄い唇は酒の雫に濡れ、ときおり辛そう
に息を吐く。そのどうにも悩ましい姫将軍の様子に落ち着かなさげにしている者は、片手や両
手で足りる数ではなかった。ただでさえボロミアはゴンドールの男たちの憧憬の的だった。還
り来た偉大なる王の妃となった今でも、ボロミアに憧憬以上の恋慕の想いを抱いている者も少
なくはない。その想いが王と王妃への尊敬と崇拝の念を越えようという者は誰もいなかったが。
アラゴルンはそんなボロミアと、彼女を囲む男たちの様子を眺めやりながら杯を傾けた。思い
出したように浮上してくる子供じみた優越感と独占欲を収めようともせず、だが顔には出さず
に微笑みながら。
周りに人が引けた隙に、いいかげんに退席を願おうとアラゴルンの方を向いたボロミアの脚の
間に、何の前触れもなく固いものが触れる。
「―――!?」
テーブルの下でアラゴルンが長い脚を伸ばし、ボロミアの秘部に軍靴を履いたままの爪先をか
らかうように押しつけていた。ボロミアの喉がひゅっと鳴り、続いて洩れそうになった声を慌
てて呑み下す。アラゴルンは片手で頬杖をつきボロミアを楽しげに見つめながら、ゆっくりと
爪先を動かした。
「………ぁ……く…」
それは愛撫というにはあまりに粗雑な行為だったが、ただでさえ敏感になっているボロミアの
身体をかき乱すには充分すぎる刺激だった。
心の中、身体の中まで覗き込むような深い蒼灰色の瞳に見つめられ、ボロミアの意志に反して
膝が開いていく。くすぶっているそこを固い靴先で揉まれれば、たまらずに中を喰い締めてし
まう。それが一層異物のかたちをボロミアに認識させ、泣き出したくなった。
ボロミアはもう洪水のように濡れていた。穿いているものまで濡れているのが自分でも分かる。
霞がかって周囲の音が遠のくボロミアの意識の中で、アラゴルンが足を動かすたびにくちゃく
ちゃという音だけが、自分の身体の内側からやけにはっきり聞こえる気がした。
「―――――ァ…ッ、ん…!」
下腹部に熱波が押し寄せ、閉じた瞼の裏が赤く染まった。
こんなところで。どうして。
ガシャンという大きな音に、周囲の視線が一斉に集まる。
ボロミアがゴブレットや酒瓶を倒し、テーブルの上に突き伏したのだ。
「ボロミア様!?」
慌てて近習や兵たちが駆け寄る。だが誰の手よりも早く、アラゴルンの腕が力の抜けた身体を
抱き支えていた。ボロミアは気を失ってはいなかったが、どこかがひどく痛むのを堪えるよう
にきつく眉根を寄せ、額にはうっすら汗を滲ませている。
「まさか、どこかお怪我を?」
嫌な予感は的中したのか、と覗き込んだ近衛の1人が青ざめる。
「発熱しているだけだ。少し休めば大丈夫だろう」
額の熱さを確かめるように触れたアラゴルンの手に、ボロミアの身体が震える。
こんなことをしておいて、この熱を鎮められるのは自分だけだと言い切る、その態度が憎らし
かった。
「水と薬湯を持って来てくれ」
アラゴルンはそれだけ言うとボロミアを抱き上げ、大きな天幕の中に姿を消した。
衝立の向こうでアラゴルンと薬師が話している声がする。
話の内容はどうでもよかった。自分は怪我をしているわけでも、病気なわけでもないのだから。
やがて人の気配が消え、水差しを手に寝台を見下ろすアラゴルンと目が合う。
「少し飲み過ぎたな、ボロミア」
「……ちがうっ!」
きつく睨めつけるボロミアの視線にも表情を変えず、アラゴルンは口に含んだ水をボロミアの
唇に流し込んだ。
「ん、ふ……っ」
飲み込めず顎にこぼれ落ちた雫を舐め取り、唇まで戻った舌で口内を深く犯す。ボロミアは何
度も小さく喉を鳴らし、もどかしそうにアラゴルンの上衣を握りしめた。
「……あんなところでイッてしまうとは思わなかった」
「―――!!」
含み笑うように低く囁かれた言葉に、ボロミアの耳まで朱が上る。
そんな自分を面白がるような、それでいて可愛がるような表情に腹が立って仕方がない。それ
でもアラゴルンに縋るしかないこの身体が恨めしかった。
「アラゴルン、もう…………て、ください…」
「何だ?」
「……だ…出して下さい、早く…!」
まるで怒鳴るようにそう言って、ボロミアは薄い上掛けに顔を埋めてしまう。見下ろすアラゴ
ルンの顔に浮かんだだらしないほどの笑みは、幸か不幸かボロミアの目には映らなかった。
「そうしよう」
アラゴルンはボロミアの身体を寝台から抱き起こし、自分の片脚に跨がらせた。
「……っあ!」
アラゴルンの太腿を挟んだボロミアの中心に痺れが走る。
「い、や、…下ろして……っ、あっ、あん…」
鍛えられた張りのある腿の筋肉が、ボロミアの中にある実を転がすようにぐいぐいと動いた。
落ちないように縋りつくボロミアの上半身から着衣が取り除かれ、帷子が床に落ちてがしゃり
と重い音を立てる。
豊満な乳房が、ぷるんと弾みながらアラゴルンの視界を真白に覆った。それを両手でわし掴ん
でむしゃぶりつく。
「やぁっ…!ん、ぃや、さきに…っ…」
先に中にあるものを取り出してほしいのに、荒っぽい愛撫に翻弄されるまま声を上げてしまう。
せがむ事もままならず、まるで飢えや渇きを癒すようにやわらかな乳房を貪られる。つんと実
を結んだ乳首をきつく吸われ、時には歯を立てられた。
「あ……はぁ、あっ…」
骨ばった指とかさついた掌の下で、豊かなふくらみは執拗にかたちを変えさせられる。不安定
な姿勢と激しく熱のこもった愛撫に揺さぶられ、中にある胡桃が踊るように暴れた。
ボロミアはアラゴルンの膝に跨がった姿勢で、音のない悲鳴を上げながら2度達した。それで
もまだ、ボロミアを内側から炙る燠火は衰えない。それどころかいっそう激しさを増していた。
アラゴルンは小刻みに震えるボロミアの身体を寝台に座り直させ、穿いているものを引き下ろ
す。
「ん……っ」
下着が離れる時にねっとりと粘つくほどの濃い愛液がつう、と糸を引いた。空気がひんやりと
触れる感覚が、自分のそこがどんな状態になっているのかをボロミアに伝えてくる。立てた膝
を大きく広げさせられた。
「こんなに零して――…」
姿勢を低くして覗き込みながらアラゴルンが言う。樹液にまみれた花弁はふっくらとふくらみ、
赤みを帯びてぴくぴくと小さく痙攣していた。
「アラゴルン……はや、く…」
顔を覆った両手の指の隙間から見下ろし、顔を寄せねば聞こえにくいほど小さな声でボロミア
が呟いた。
「取って……」
早く解放されたい。
本当はこんなものではなく、何よりも愛する男の強い力で高みに引き上げられたいのに。
だがそれを叶えてくれるはずの唯一の存在は、ときおり念が入りすぎているほど執拗に自分を
弄びたがるのだ。
今もなめらかな太腿の内側を唇でなぞり、いくつも赤い痕を散らされた。口髭のざらついた感
触も、吸われるちりりとした痛みも、辿り着いた同じところを更に潤ませてしまう。
秘めやかな入口は、2つの胡桃を含まされてなおつつましく閉じていた。アラゴルンがその上
にある小さな果芯に口付ける。
「やっ…!あ、ひぁ……っ、あんっ!だめ―――…!」
唇で挟み、その間から尖らせた舌で殻を剥いてねぶってやる。ボロミアはたまらずに喉を反ら
せ、姿勢を支えられずに寝台にくずおれた。その腰の下に小さな枕を差し入れ、アラゴルンは
覆い被さるように激しい口淫を続けた。
舌先で揉み回しては音を立ててきつく吸い上げる。指先はそっと秘裂に分け入り、内壁のふく
らんだところにあたるように埋めつけられた実を転がしてやった。
「あっ、あっ、やっ、あっ!」
跳ね上がる腰を押さえつけて同じ行為を繰り返す。ボロミアの唇からは細く高い嬌声が切れぎ
れに上がり続けた。
「あぁんっ、あっ、――ひ、ぅ―――…ッ!!」
ボロミアの身体がぴいんと張り詰め、大きく震えて寝台に沈む。これで何度目かの絶頂にボロ
ミアは苦しそうに喘ぎ、小さく嗚咽を洩らし始めた。
もうやめてほしい。こんなもので、こんなことは。
だが今夜のアラゴルンの愛撫はいつにも増して過剰だった。
身体中、耳の中から指の股まで舌を這わせ、いたるところに所有の証を刻んだ。
王たる身分のものとは思えぬほど傷だらけで無骨だが、時に恐ろしいほど器用な指でボロミア
を思うさま嬲る。自分でも思いもよらぬところさえ感じるのだと知らしめられ、また何度も昇
りつめた。
「…んっ…ア、ラゴルン…、あっ…ふ、…ん……」
ボロミアは声が嗄れるほど泣きじゃくり、アラゴルンの名を呼んで鳴き続けた。
大きく開かされたしなやかな脚の間、何度も収縮し蠢動する内奥から胡桃の実が絞り出される
ように顔を覗かせているさまは、途方もなく淫らだ。アラゴルンはそれを指で押し込め、くちゅ
くちゅと弾力のあるそこを弄ぶ。
「ひっ、ぃや……もぉ、あぁ―――!」
今まででいちばん大きな波がボロミアを襲う。滴るほど濡れたうすい茂みの奥から透明な雫が
噴き上げ、ぱたぱたと音を立てて落ちた。もう動けない、と思うのに、身体が自分のものでは
ないようにびくびくと震えていた。
ぐったりと弛緩したボロミアの身体から、ようやくアラゴルンが胡桃を取り出す。長い指を挿
し込まれ、過敏になっている内壁を2つの固い実が通り抜ける感触にさえ短く鳴いてしまう。
ことりと傍らの台に置く音がしたが、見たくはなかった。
アラゴルンはまだ着ているものを脱いでさえいないのだ。まるで絶対支配者の愛玩物にでもな
ったように、自分だけがこんな格好で、おかしくなるほどよがらされて。だがそれでもまだア
ラゴルンを求めている自分の浅ましさが情けなくて、笑い出しそうになった。
歪む表情を見られないように枕に伏せようとして、ふいに抱きすくめられた。
アラゴルンの首筋からは汗の匂いがした。そういえば、今夜は抱きしめられるのはこれが初め
てだ、とボロミアは気付く。
「欲しかった、のだ」
投下支援。
真昼間から萌え。
耳許で囁かれた言葉は何の脈絡もなく、真剣な声音がボロミアをより混乱させる。
「戦場でのあなたは誰をも酔わせるほど美しくて、手に入らないと思った」
「…………わたくしは、あなたの妃です」
怪訝そうなボロミアの言葉に、アラゴルンは無言で頷く。
「あなたのものです」
もうひとつ頷いた。
「…………アラゴルン、まさか今日の戦いでどこか打ったのですか?」
「……ひどいな」
慌ててアラゴルンの頭にこぶでも出来ていないかと、真剣に検分し始めたボロミアのしたいよ
うにさせたまま、アラゴルンは呟いた。
「誰もがあなたの姿に胸を焦がす。白の木の戦女神であるあなたには、わたしの手も届かない」
アラゴルンのもつれた髪をまさぐっていたボロミアの指が止まり、かき分けて瞳を覗き込んだ。
「……それで、ああしておけば、わたしの側から動けなくなるだろうと思ったのだ」
アラゴルンの表情は至って真摯だった。蒼灰色の瞳がまっすぐにボロミアを見上げる。崇拝の
色すら浮かぶ深いその色に、何故かボロミアは泣きそうになった。
「わたくしは、あなたのお側から離れません」
言い切ったその声はかすかに震えていたが、翠の瞳は凛とした光を宿す。
「ですが、動かぬ人形のようにあなたの隣に据え置かれているつもりもありません。わたくし
はあなたの盾であり、剣でありたいのです」
剣をふりかざせば高貴なたてがみのように見える金の髪は乱れ、何も身に纏わずいたるところ
に淫らな行為の痕を残していながら、そう言うボロミアは気高く、一片の穢れもなく美しかっ
た。
アラゴルンはボロミアの頬に手を寄せ、
「わたしの女神」
と小さな声で呼んだ。
ボロミアもアラゴルンの頬に触れながら、小声で囁いた。
「あんなものは必要ありません。……繋いでください」
そう言って頬を染めたボロミアと目が合った。ボロミアはそれ以上何も言えなかったが、求め
る瞳の強い色がアラゴルンを焼いた。
もどかしげに着衣を脱ぎ捨てる。ボロミアもそれに手を貸した。長身痩躯と表されることの多
いアラゴルンが、服を脱げば一片の無駄もない筋肉を纏った、鋼のように鍛えられた見事な体
躯の持ち主であることをボロミアは誰よりも知っていた。
「わたくしの、王よ」
その広い背中に腕を回しかき抱き、ただひとりの人をそう呼んだ。
明け方にボロミアは目を覚ました。
全身を包むぬくもりと、狭い寝台でぴったりと寄り添う乾いた肌の感触が心地良い。
すぐ近くにアラゴルンの寝顔がある。ボロミアが先に目を覚ますのは珍しかったので、その寝
顔をしげしげと観察した。高い鼻梁を指先でなぞると、むず痒そうに鼻に皺を寄せる。それが
おかしくて何度か繰り返す。
ボロミアは喉の渇きに気が付き、傍らの台の上にある水差しを取ろうとして、そこにあるもの
に気が付いた。
「――――アラゴルン!」
突然響いた大きな声に、一瞬眉をしかめたアラゴルンが目を開ける。
「…………ああ、おはよう、ボロミア。早いな」
「あれはっ」
王の朝の挨拶を無視して、その散らかったものの方向を指さす。
「……胡桃の殻だな」
それがどうしたと言わんばかりの口調に、ボロミアの眉が吊り上がる。
「た、た、食べたのですかっ」
「食べた」
けろりとそう言ったアラゴルンに、ボロミアは何度か口を開閉させて絶句した。
「…………信じられません…」
「失礼な。別に野伏の頃のように落ちていたものを拾い喰いしたわけではないぞ。あれはれっ
きとした、わたしがあなたの中から」
「もういいです!!」
真っ赤になって涙目で眉を吊り上げるボロミアの意を尊重して、アラゴルンも口をつぐんだ。
ボロミアは上掛けを頭からかぶって起き上がり、衝立の向こうへ姿を消す。がさごそと身支度
を整える音が聞こえて来た。
「ボロミア、身体はつらくないか」
返事はない。
「わたしの着るものも取って欲しいんだが」
ばさばさと何枚かの衣服が衝立の向こうから飛んできた。
それに袖を通し、音を立てず立ち上がり近付いて、低く甘ったるい声音を作って言ってやった。
「おいしかったぞ」
ついに倒れ込んできた衝立を片手で受けとめ、アラゴルンは声を上げて笑った。
その後「ボロミア様、馬に乗るのむりぽ」と気を利かせた部下が
輿か馬車か用意しちゃってて、バレバレな事にまた真っ赤になるボロミアたん、
というエピソード、蛇足っぽいのでカットしましたが、プチ小ネタとして。
(でも普通にまる聞こえだよなーと思います)
それではお付き合いどうもありがとうございました!
ハァハァ!
救世主様キターーーーー!!
萌えーーーーっボロミアタンもいいが、独占欲の強い王様も萌えだ。
やらしすぎでいい!
テント近くの兵は眠れない夜を過ごしたんでしょうなぁ…、気の毒に(^~^*)ニヤニヤ
318 :
名無しさん@ピンキー:04/10/06 16:07:06 ID:Mz6C9npX
職人さん乙!
つーか、上手いなあ…
匂い立ちそうなくらい濃厚なエロの後で、笑いのオチ付きだもんな。
319 :
318:04/10/06 16:07:52 ID:Mz6C9npX
木綿! 萌え過ぎてうっかりsage忘れちゃったよ…
>バレバレな事にまた真っ赤になるボロミアたん
想像してハァハァだ。ボロミアたん、可愛すぎ。
一見ご無体、実体は心配性エロ王も可愛いヤシでしたな。
美味しいエロごちそうさまでした!
>「おいしかったぞ」
笑える。そりゃ、おいしいだろう。王様ってば!
>>316の職人さん。あんた本当にネ申だよ。スバラシイ!!
>>306を読んでいて、自分の中にもこんな萌えネタがあったのを思い出した。
珍しくスカートなんか穿いちゃったギムリたん。可愛いスカート姿に瞬殺されたレゴラスが、
みんなとの食事中のテーブルの下でギムリたんのスカートの中の足に悪戯をしかける。
エルフの素足が、ギムリたんの脹脛を膝の裏を擽り倒す。
声を堪えようと、顔真っ赤にして小刻みに震えているギムリたんをピピンまたはボロミアたんあたりが
無邪気に「ギムリどうしたの?具合悪いの?」と聞いてみたり、勘のいいメリーがニヤニヤ笑ってたり
張本人のレゴラスまでが「本当にギムリどうしたの?大丈夫?」と聞いてきたり…。
最後は、見かねた王様が(王様は、ギムリに何が起こったかを当然理解している。)
「具合が悪そうだから、部屋へ連れて行ってやれ。」とレゴラスに促す。
「何であんなことするんだ。」
「だって、早く二人きりになりたかったんだもの。(満面の笑み)」(この頃遠距離恋愛中で、会うのは一月ぶりくらい?)
お決まりのギシギシアンアンへと…
みんな集まるとなると、ピピンの成人のお祝いとかがいいなーとか、妄想してた。
もひとつギムリたんで萌えネタを
忙しくてしばらくの間レゴラスに会っていないギムリたん。
燦光洞の自室のクローゼットに、この前レゴラスが来た時に着ていたローブを発見。
「わぁ、レゴラスの匂いがするー。」なんてはしゃいでいたが、次第にその夜の出来事が
思い出され、ついつい手が…
という「ギムリたん 初めてのオナニー編」
で、これだと一人しか出てこないから、オナニーした事をレゴラスに知られてしまったりしてなんて事を妄想してた。
ごめんなさい。ギムリたん。
職人の皆様、もし気に入ったのがあったら、書いて下さい。
職人さん乙です!!
エロが萌えるのはもちろん、いつも王様への愛情が感じられる
ボロたんの言葉がたまらんです、ハイ。
これから胡桃を見るとアレヤコレヤ思い出して
一人赤面してしまうんだろうーなー>ボロたん
>>322 「なにも…なにもしてないったら!」
「…ふぅん、そう?じゃあ確かめてみなきゃね」
みたいなお約束的展開で「オナニーしていた」ことを認めさせられたあげく、
「どういう風に慰めていたのかを目の前で実演強要されるギムリたんを想像して
ハァハァしてしまいますた…。
続けてになってしまいますが、
しかし、相変わらずすごい職人さんだ…。
私たちの妄想をどんどん叶えてくれる。
胡桃を食べちゃって、挙句に「おいしかったぞ?」とアラゴルンに言われて口をパクパク
している姫将軍に個人的には萌えでした。
これからもがんばってください。
今日の昼食にくるみ入りのパンを買ってしまった。買ってからここのSSを思い出した。
食べながら複雑な思いだったが、
「おいしかったぞ」
いつもながら華麗な作品GJです。
アラボロへの愛が満ち溢れております!
しかし異物挿入はファンタジーなので現実には専用玩具以外はやめれ。
>>327 みんな分かってるから野暮な事言いなさんなw
この職人さんのSSのせいで、全国的にくるみパンの売り上げが
微妙にUPしていたり。
そしてこの職人さんの<303のイチャイチャ雨宿り小説も読んで
みたいものです。
これからの活躍も楽しみにしております。
GJ!
>>316です。
うかつにも投下前に「異物挿入注意」と断っておかなかったので
読んだ方がクルミ食べられなくなったらどうしようと思ってたのですが、
>>326氏、おいしかったなら何よりです …じゃなくてスミマセンデシタ…
ところで中つ国の専用玩具事情が気になって仕方ありません。
やはりホビット庄ではきのこ型だったりするんでしょうか。
ローハンではふさふさが付いてて尻尾プレイとかしちゃうんでしょうか。
エルフの手になる専用玩具は何だか前人未到の形状であまつさえ動いちゃったり
何か出ちゃったりとかしそうですっげ楽しそ……いやいやいやおっかないおっかない。
エレギオン製のローター(微動する紅水晶)ネタは考えてたよ。
ビルボが文鎮だと思ってほったらかしていた物を後にフロドが見つけ、
指輪監視で訪れたガンダルフに聞いてみたところ実は……という話。
>>330 「『じゅう』パンツ」とか。
嘘じゃないぞう パオーン
ホントにホントにホントにホントにオリファントー♪
すごく嫌です…
ピンポン玉2個つめこんで取れなくなって運ばれてきた人ならいたが。
>333
こういうスレでそういうリアル話はやめとけ!w
エロパロはファンタジーで良し。
>>333 しかしその更に上にはリカちゃん人形をつっこんで取れなくな(以下略)
万一取り出せなくなっていたらボロミアたん大変なことになっていたよ。
王様がいやらしの手の持ち主でほんとに良かった良かった。ww
エルフの責め具は淫薬を装填して射精できるようにからくりがされていたり
しそうだな。無論、エレギオン製で。
でも、責め具のマニアックさは、
エルフ(無駄に材料がゴージャスで薬なんかと一緒に使う)
↓
人間(エルフと似ているが、地域性がありそう)
↓
ホビット(生活同様、単純素朴に男根の形に細工して磨いた蔦か何か)
…ってトコじゃないか?
論外はドワーフになるが、そもそもオナニーすら罪悪感もってそうだしな。
裂け谷に秘密の部屋があって、エルフと人間の玩具が色々展示されていそうだ。w
>>331 ガン爺は、フロドに何て説明したんだかが、とっても気になる。
そして、そのフロドは♂なのか♀なのかも気になる。
>>337 その部屋の中の壊れたおもちゃを手にとって興奮しているところをアラゴルン
に見つかって「こんなものは、ただの玩具だ!」といって投げ捨て、顔を赤ら
めながら、足早に秘密の部屋を去る処女な姫将軍萌え。
ホビッ娘たちは結構きわどく「すごいね、大きい人たちは玩具も大きいんだね!」
だの、「反りがキツくて気持ちよさそうだよ?」だの「馬鹿だなぁ、こんな大きいの、
入らないよ」だのいってそうだ。
>>338 秘密の部屋の姫将軍萌え〜
やはりアラゴルンは先に部屋に居て、
角の暗がりに座りながら脳内で素敵な計画進行中。
↓
入ってきた姫がおもちゃを手にとって興奮しているのを
しばらく黙って視姦プレイ。
ですか?
>>332 珍しくおどけて「じゅうパンツ」を頭から被ってしまうサムたんを想像してしまったよ。
>>339 いやいや、処女姫だからそれがナニであるか分からずに手にして
「何に使うものなのか?祭具か?」ぐらいで全然興奮してなくて、
アラゴルンが「それはホニャララに使うものだよ。」と言ったら
姫将軍赤面退場。次はブっ殺す、ぐらいの勢いで。
>341
(・∀・)ソレダ!!!
玩具見ても、箱入り育ちのボロミヤにはさっぱりわかるまい。
ファラ宮は知ってそうだが。
そもそも男女の営みに、快楽の為のいろんなバリエーション(道具やら体位やら)が
あるというのもよく知らなさそうな気がする。
エロ王に適当な嘘教えられてもそのまま信じそうだ。
>337
口では説明せず身体で理解さすガン爺。
個人的には>340のサムたんが♂か♀かが気になる。
>343
♀だと嬉しいっつーか、♂だとロージーに後頭部どつかれそうだ。
ついでに>340のサムたんがどういう流れでそんな事をしでかしたのかも気になる。
あーでもサムロジのどつき夫婦漫才いいねえ。
また職人さん書いてくれないかな。じゅうパンツはともかくw
>>342 姫将軍は1人、部屋に帰った後も
「あれは一体どこにどのように使うものなのだろう」って
色々想像するけどさっぱり分からなくて気になって仕方なく、
また次の日秘密の部屋に行ってまた野伏と遭遇しちゃったりな。
姫将軍が「こんなものはただの玩具だ!」と言って足早に秘密の部屋を
後にした頃、やはり箱入り娘なドワーフ姫は就寝時間をきちんと守って
夢の中。
…その後に奥方様の「秘密の部屋」にまねかれて、いろいろな玩具の
(材料の)キラキラしさに大喜びなギムリたん。
「おやおや、そんなに気に入ったのですか?」
「はい、とっても!(材料が)」
>>345 スマン。サムロジの犯人とじゅうパンツの下手人は同一人物だw
「嘘じゃないぞう」が書きたかった
ダジャレ書けるなら何処でも良かった
今は反省している
もちろん、じゅうパンツ話なんて書きませんよーっと。
でも、サムロジって普通の夫婦だからネタ考えるの難しいんだよ。
初夜なんかは「結婚したいですだ」とフロドに打ち明けた辺りの様子から
察するに、どっちも何もせんともじもじしながら一時間ぐらい経過しそうな悪寒。
頑張れ
>>340
(・∀・)
メリフロだよ。
自作エロ小説のエロ画像投下してみる。(お口でされちゃうところ)
嫌なヒトは見ないように。
不安定な構図の絵を修正して、やっぱ不安定な方が良かったな、と
角度を戻したら盗撮写真のようになってしまった。
ttp://akm.cx/2d/img/6847.jpg ここの住人じゃなきゃ、誰と誰か分からん罠。
レゴギム、来い!来い!
来てください!
352 :
340:04/10/09 23:06:57 ID:sVuIKS2v
サムたんは、♀です。♂が被るとおどけていても怖いかと…
サムたんは、フロドお嬢様の笑顔が見たくて、悪ふざけしてしまったのです。
昨晩のこのスレの投稿を踏まえつつ、サムたんの話を小ネタにまとめました。
・エロなし
・悪ふざけすぎ
なので、「何だよ。それ」って思う方は、スルーでよろしく。
以下、6レスお借りします。
これは、旅の仲間が裂け谷に滞在していたある夜の出来事です。
深夜、皆が寝静まった後の裂け谷の屋敷の廊下に、寝台を抜け出して集まってき
た四人のホビットの娘の姿がありました。
四人は、案内役のメリーの後に連なって廊下を進んで行きました。お昼間、屋敷
を探索中に秘密の扉を見つけたというメリーとピピンの提案で、今夜、探索しよ
うという話になったのでした。
屋敷の奥の人目につかない場所にあるいかにも秘密めいたつくりの扉の前、ホビ
ット達は足を止めると、この扉の向こうで待っているであろう小さな冒険に、胸
を時めかせながらお互いの顔を見合わせるのでした。
ことにサムは、「エルフの館に滞在しているだけでも夢の様なのに、これからエ
ルフの秘密が探るのだ。」と考えると、高鳴る胸を押さえ切れずにいました。
「さあ、いい?開くよ。」
精一杯もったいぶった風なメリーの言葉に、生唾をゴクリと飲み込み、古びた真
鍮のドアノブをじっと見つめるホビット達。
緊張で汗ばんだメリーの手がゆっくりとノブを廻しました。鍵はかかっていなか
ったようです。意外な程あっさりと開いてしまった扉を押し開いた先に暗闇が待
ち受けていました。
徐々に眼が慣れてくると、狭い部屋の棚の上に紫や桃色の水晶の置物が並べられ
ているのが眼にとまりました。
「あ、これ、ビルボの文鎮と同じだ。」
フロドが声をあげ、桃色の水晶の置物を手に取りました。
「駄目だよ。フロド。声が大きいよ。」
メリーは、フロドを嗜めた後に、話し辛そうに続けました。
「それに、それは、きっと文鎮じゃないと思うよ。家にもそれと同じものがある
から。もっと小さいし、少し形は違うけれど…。」
「うん…。家にも木でつくったものがあるよ。」
ピピンもそう言います。
「うちの父っつあんも持ってますだ。」
サムもそう言います。
「文鎮じゃないの?」と、フロドが怪訝な表情をしていると、メリーがこっそり
置物の本当の使い方を耳打ちしてくれました。
「えぇー!?じゃ、ビルボはなんで文鎮だって言ったんだろう?それに、みんな
何でそんな事知ってるの?」
「うーん。ビルボは、本当に知らなかったんじゃないかな。それに、ホビット庄
では、隠し事にするような事じゃないから。フロドが知らなかったのが不思議な
位だよ。そんな事より、これ見てよ。こんな大きいんだよ。こんなの私達は使え
ないよね。」とメリー。
「ほら、見て見て、こっちのは、こんな所にイボイボが付いてる。それにこっち
は、変な形!笑っちゃうね。」とピピン。
四人のホビット娘達の今夜の冒険は、少し様子が変わってきたようです。四人と
も深夜の秘密の行動ということをいつの間にか忘れてしまい、大はしゃぎを始め
てしまいました。
皆と一緒に声をあげて笑っていたサムは、棚の隅に置かれているものに興味をひ
かれました。灰色の皮製の帽子の様な形。大きな穴が二箇所空いていて、真ん中
に灰色の長い突起があります。
「何だろう。」と手に取り、試しに頭に被ってみました。サムの頭には少々大き過
ぎたのですが、上手い具合に二つの穴から眼を覗かせる事が出来ました。自分の
鼻の上で灰色の突起が揺れるのを感じます。
「そういえば、南方の国に灰色の長い鼻を持つ「じゅう」って動物がいるって聞
いたことがあるな。確か、パオーンって鳴くって話だった。」
少し離れた場所から、三人のホビットの愉しげな声が聞こえてきます。そちらを
ちらっと見ると、自分は、少し背を屈めた姿勢で灰色の突起を揺らしながら、皆
が騒いでいる方向に進みました。
「パオーン。パオーン。じゅうだぞう。パオーン。パオーン。踏み潰してしまう
ぞう。」
「あ、サム。何を!」三人が振り向きました。
「あ、じゅうだ。きゃあ。助けて〜!あははははは」
奇声を上げて走り回るホビットの娘達。サムは、フロドの方をちらりと見て、彼
女の笑顔を確認するとこう思うのでした。
「どうやら今夜のフロド様は、心の底から笑っておられるようだ。おら、とって
も嬉しいですだ。」
旅立ちの日が近づくに連れて、重くなっていくフロドの表情がとても気がかりだ
ったサムにとって、今夜のフロドの心からの笑顔は、この小さな冒険で得られた
一番の宝物なのでした。
暗く閉ざされていた隠微な空間に、四人のホビット娘の笑いさざめく声が響いて
いました。
ホビット達が笑いさざめいている秘密の部屋の人目に付かない暗がりには、昨晩、
この部屋で会ったゴンドールの姫将軍に今夜も会えるやもしれんと、待ち伏せを
していた野伏王が潜んでいました。
四人のホビットの娘達が繰り広げる無邪気でもあり、際どくもある騒動の中に出
て行く機会をはかり損ねてしまい、「これは、今更、出てはいけないな。」と、身
を捩りながら必死に笑いを堪えているのでした。
そして、その頃、野伏王の待ち人であるゴンドールの姫将軍は、昨晩、自分の体
を舐めるように見つめてきた野伏王の視線が思い出されて寝付くことが出来ず、
中庭に出て剣を振り回しているのでした。
「野伏ふぜいに何がわかる。ゴンドールに王はいらぬ。」と掛け声をかけながら。
そして、その中庭に面した建物の二階では、ドワーフの姫君が、ふかふかの胡桃
色の髪をふかふかの枕に埋め、ふかふかの羽根布団を被り、ふかふかと寝息をた
てながら、安らかな眠りについていたのでした。
そして、ドワーフの姫君が眠る部屋のバルコニーには、どこから入り込んだのか
茶色と緑の服を着た風変わりなエルフが柵に腰をかけていて、姫の寝顔を覗いて
いました。
このエルフは、「わぁ、やっぱりいつ見ても可愛いや。あのお父さんはおっかな
かったけど、あの子はいつも可愛いなぁ。早く、旅が始まればいいのに。」と、旅
に出発する前から、既に旅の目的を間違えているのでした。
そして、旅の仲間の導き手である灰色の放浪者は、エルロンドの部屋で旅に向け
ての最終会議に出席していました。が、やはり、心にあるのはサルマンの事。会
議の内容は上の空なのでした。
翌日の朝、あの帽子の様なものの本当の使い方をメリーから教えられたサムは、
「おら、何て事をしてしまったんだ。」と落ち込むのでした。
>>332 あなたの案の「じゅうパンツ」をこんな風に進化させてしまいました。
失礼しました。
では、読んで下さったありがとうございました。
いつか、匂いたつようなエロが書ける様、日々、精進していきたいと思います。
レゴの
>出発する前から、既に旅の目的を間違えているのでした。
の一文に吹いたw
淡々とした突っ込みが堪らん
>>340 乙。なんか、無理お願いしちゃったようで申し訳ない。
変態仮面やっちゃったのか、サムたん…。
てっきり、別の被り方するのかと思ってた。
予想を裏切ってくれてありがとう!!
未使用だといいなぁ、展示品だから未使用だよね?
362 :
359:04/10/10 01:45:18 ID:08wQpMg6
>>361 未使用だよん。さすがに、サムたんにそこまではさせられないさ。
では、読んで下さったありがとうございました。
↓
では、読んで下さってありがとうございました。
って書きたかったんだと思う。失礼しました。
>>362 すごく面白かったよー!してきな旅の仲間だよ!
エロなくてもこういうのが大好きです。なごみました。
(板違いかもしれないけど、スレ違いではないと思うw)
自分が投下したSSやネタの片鱗が料理されてるのがまた嬉しく。
レゴギムのエロをハゲシクキボンヌ
今日はくるみT○PP○を食べました。
「おいしかったぞ」
>364
専売特許にしてる職人がいるから他の人は書きにくいんじゃないかな
こんばんは。SS投下します。この間のエオメル×ファラミア♀がかなり萌えてたんで、
勝手に続きを書いてしまいました。
俺としては、清楚なファラミアより魔性の女のファラミア好みで…。
だいぶ女執政ファラミアが乱れています。
前と比較されると少々しょぼいかもしれませんが、まあ番外編だと思ってください。
しかし、前書いた職人さんの続きも読みたいので、気が向いたら続きをお願いしたい!
以下スレを9スレお借りします。
>>364レゴギムじゃないよ。
「はあ……」ローハンの若き王エオメルは窓辺に向かって、深い溜息をついた。
一ヶ月前エオメルは長年の夢を叶えファラミアと想いを遂げることができた。
しかし、エオメルの強引な行動がファラミアの姉上でゴンドールの王妃であるボロミアの逆鱗に触れ、
それ以来ゴンドールに近づくことさえも許されなかった。
ベランダの外に出ると、目の前のローハンの大地が広がり、その先には愛するファラミアが住むゴンドールがある。
「あの人に逢いたい…そして思いっきりこの腕に抱きしめたい…ああ…」
手摺にもたれ再び深い溜息をつくと、ローハンの暗い空に煌々と輝く紅い月が目に入る。
「今宵は、やけに妖艶な輝きをした月が見える、このような夜には何か起こりそうだ…。」
エオメルはなにやら背筋に寒気を感じて、ベランダから部屋に戻ることにした。
紅い月に何か不思議なものを感じつつも、窓を閉め王の広いベットに横たわった。
ファラミアの美しい裸体と優しい笑顔がまだ瞼の奥で鮮明に残っている。もう一度あの方を我が胸に抱きしめたい。
一度は手にしたはずの彼女が今此処にいない、エオメルにとってこの時間が苦痛だった。
それでも、エオメルは睡魔に身を委ねた。
深い眠りに一度落ちてから、再び意識がぼやりと覚醒しだす。
「エオ……様…」「エオメル様…」誰かが自分の名を呼ぶ…。
その声は耳の奥に残るあのいとしい人の声…。
意識を奮い立たせ、何とか目を開けるとぼやけた世界に映る金の長い髪と青灰色の瞳が自分を
見つめている。
「ファ、ファラミア様…!…なぜここに…?」
そこには、薄い夜着を纏ったファラミアがエオメルの上に覆いかぶさるように彼を見つめていた。
胸元が大きく開いた夜着のから真っ白な二つのふくらみが見える。
ゴクリ…。エオメルが大きく唾を飲み込んだ。
一ヶ月前自分の腕の中で、震えながら自分と繋がった美しい人は、可憐で清楚な女性であったはずなのに…。
目の前にいるいとしい人は、とても妖艶な女性へと変貌していた。
それはまるで、男を魅了し快楽へと誘う魔性の顔
本当にこの女性はファラミアだろうか……。それにゴンドールにいるはずのファラミアが目の前にいるはずがない……。
突然の出来事にエオメルは気が動転してしまい、それを冷静に考える余裕すらなかった。
「…ください…」愁いを帯びた潤んだ瞳でエオメルを見つめていた彼女が、小さな声でつぶやいた。
「ハイ…??」エオメルが聞き返すと。
「抱いてください…エオメル様…」信じられない言葉がファラミアの口からもれた。
「ファラミア様…今なんと!」あまりの驚きで、エオメルは身動きが取れない。
「あなた様の…あなた様せいでございます…。あなた様があのようなことをするから…。
もう…体が疼いて…疼いて…ああ…私の頭が…もうおかしくなりそうなのです……。」
艶っぽい声でそういうと、瞳から大粒の涙がこぼれ、ファラミアはおもむろに夜着に手をかけ
パサッ…脱ぎ捨てられた夜着が、音を立てて滑り落ちる。
薄暗い部屋の中で、白く浮かびあがる肌。
くびれたウエストから丸みを帯びた腰の美しいラインがあらわれ、そして柔らかい二つのふくらみが揺れ
その先には美しい淡いピンク色の乳首が小刻みに震える。
「私の体は…もうこんなに乱れてしまいました……。」
そう溜息混じりに呟くと、エオメルの逞しい腕をとり、エオメルの胸の上を跨ぐかたちで伸びた
太もものその先にある金糸の柔毛の奥に潜む秘裂にエオメルの太い指を導く。
エオメルはファラミアに導かれるまま、そこに差し入れると、そこはすでに十分と濡れていた。
くちゅ…くぷっ…と小さな水音がなる。
「あ…んっ」やわらかな唇から甘い声がもれ、それだけでエオメルは危うく理性を手放しかける
「エオメル様も…したいのでしょう…?」
「な、なにを…」あわてて否定すると。
夜着の裾から手を入れられて、少しずつ擡げはじめたそこに直に触れられて。
体中に電流が走る。「うわっ…」
「ふふっ…ほら…」ファラミアは思わず反応するエオメルに美しい笑みを浮かべ
長く華奢な指が形をなぞるように手を動かしながら、先端を撫でる。
「あっ…」ピクン…と震えるエオメルの身体。
私は、まるでファラミアに弄ばれているようだ……。
ゴクリ……。再びエオメルは唾をのみ、目の前にいる淫靡なファラミアの行動が理解できずにいながらも
その魅惑にますます引き込まれていく感じがしていた。
誘われるままに、赤く色づいたやわらかい唇へと、唇を寄せていた…。
歯と歯がぶつかり合い、舌と舌がねっとりと絡み合う。
「…ぁ…ふ」柔らかい唇の感触と口の端から漏れるファラミアの甘い吐息にがそんな自問自答を繰り返す
エオメルの脳を次第に溶かし、思うままにその甘さを貪る。エオメルの手のひらが、
自分の上で揺れるファラミアの白い乳房に触れ軽く揉みこむ。
そのしっとりと手のひらに感じる乳房は、あの時に触れた柔らかなファラミアの乳房だと確信する。
「…ん、エ、エオメル様…もっとちゃんと…。」唇をずらすと、ファラミアの口から不満が漏る。
エオメルは躊躇しながらも柔らかな乳房を鷲掴みすると、強弱をつけながら揉み込み中指と人差し指で
まだ柔らかい乳首を責める。責められた乳首はぷっくりと硬くなっていく。
それに満足したのかファラミアは、より深くエオメルの唇に自分の唇を押し付ける。
「うぐっ!」 息が詰まりそうになったエオメルはファラミアの頬に両手をあて引き剥がすように離した。
「ハア…ハア…」エオメルは肩で息をするくらい呼吸が荒い。
それに引き換え、ファラミアは何もなかったようにやさしく微笑む。
ファラミアの情熱的な口付けでエオメル自身が熱く十分に勃ち上がっていた。
ファラミアはそれを感じ取るとさらに美しく笑み、エオメルの下半身の夜着に手をかけゆっくりとそれをめくり上げる。
すでに猛る巨大な雄となったエオメル自身が目の前にあらわれると、何を考えているのかファラミアの視線と動作が止まった。
「あ…あの…ファラミア?」露になった己を凝視する美しい人に、どう対応したら良いのか戸惑うエオメルを他所に
ファラミアはしばらくして思い立ったかのようにエオメルの巨大な雄に唇を這わせた、
予想がつくようでつかないファラミアの行動に一瞬たじろいだが、彼女の魅惑的な唇が与える
甘く痺れる快感に次第に躯が仰け反る。
エオメルの巨大なものを喉奥まで捕えようとするファラミアだったが、硬く大きくそそり勃っているエオメルのそれは
ファラミアの小さい口はとても収まりきらない大きさだ。
それでも自分の股間に顔を埋め、時折扇情的に見つめながら卑猥な音を発ていじらしくも必死に手と唇と舌を使い
快楽を引き出そうとしている美しき人を、エオメルはたまらなく愛おしく思った。
「ぐっ……おぅ」普段の自分では考えられない程、早く絶頂を迎えたエオメルはファラミアの柔らかな
金色の髪を掴み大きく唸り腰を打ち上げ自身の欲望を爆発させた。
「ん…んっく…」口内で勢い良く溢れ漏れたエオメルの燃えさかる欲情の証が唇からとめどもなく滴り落ちた。
その白く流れる精液を華奢な指が拭い、白い液がたっぷりとついた指をピンク色の舌が舐めとる。
ファラミアのとても淫乱な行為がより一層エオメルの脳の奥を犯す。
目の前に光る白い肌、青灰色の瞳で肘をついて仰向けに寝た状態のエオメルを上から見下ろしていた。
窓の外の紅い月は、一層欲情的に部屋を照らす。
静寂の中エオメルは息を飲んだ。
「エオメル様、私の…中に…」最後の言葉は小さく、溜息に掻き消される。
ファラミアは言葉の続きを告げず一度情熱を吐き出したとはいえまだ上向きにそそり勃ち
熱さの残るエオメル自身の先を自分の蜜が溢れ十分濡れている部分に精一杯入れようと、
いったん腰を上げ深く呼吸をし、ゆるりと体重をかけ、中に誘い込んだ。
一度は繋がってるとはいえ、口で有り余る程の偉丈夫な巨大な雄を小作りなその場所は
容易に受け入れる筈もなく侵入を強く拒む。
「やぁっ…」ファラミアの顔は痛みに歪み、額には玉のような汗が浮かぶ・・・。
ズル…ゆっくりとエオメルの先がしっとりと濡れた暖かいファラミアの中に入り込んでいく。
「はあ…ああ…あっ…」ゆっくりと息を吐きながら、懸命にエオメルのものを自分の深いところまで沈めていく。
ようやく二人は一つに繋がった。
「…はあ…あっ…あなたのものが私の中に入りました…私はずっとこれが
ほしかったのです・・。ああ…」耳を疑うようなファラミアの卑猥な言葉…。
ファラミアがエオメルに欲しいと強請る様は、身悶えるほどに淫乱で、そして壮絶にも美しい。
この色香は、ファラミアだからこその芳しい艶でもあるのだろう。
「んっふ…」ファラミアは静かに甘い呻きを出し、顔を苦しそうに歪ませエオメルの上着をぎゅっと掴み腰を上下に動かした。
自分の上で淫奔に狂おうとするこの年上の美しい人は厭らしくもある姿態
自分を締め付けそして弛緩する肉の塊
一ヶ月前の彼女の中に入った時とは違う、快楽が全身を襲う。
ついに辛うじて残していた微々たる理性を完全に手放して奥底に棲む獰猛な雄の本能を呼び醒せた。
エオメルの中で何かが弾ける。
上半身を起き上がらせ繋がったまま上に乗っていたファラミアをいきなり押し倒す。
今度はファラミアがエオメルの思わぬ行動に驚く番であった。
「エ…エオメル様?」驚きの余り目を丸くするファラミアをよそに相手のふくらばぎを掴み両足を大きく広げさせ
自分の猛る分身を深く深く押し入れ、また勢い良く抜く。その行為を何度も何度も繰り返す。
「ファラミア…ここでは私のことをエオメルとお呼びくださいと申し上げたでしょ」
エオメルはファラミアの耳元でささやくと、さらに激しく腰を動かす。
「あっ…あっ…あっ…」
「ぅ…あ…っ」
律動に乗せるかのように音階を高め喘ぐファラミアの声、荒く低いエオメルの唸りと
接合によって起こる淫猥な音が室内に響き渡る。
乱暴なまでの情交に下肢に火が着くような熱と痛みを感じたファラミアだったが
エオメルが深く侵入し奥深い処を幾度も掻き乱す度に、えも言われぬ甘い刺激が頭の先からつま先まで伝わり
痛みさえも快楽へと変わっていった。
「あっ…あっ…すごくいい…エオメルもっと私の中を犯してください…あっ…!」
激しい動きに合わせ、ファラミアの白い乳房が大きくゆれ、淡いピンク色の乳首はエオメルの指によって弄られ
やや赤みを帯び硬主張している。
エオメルはその乳首に唇を寄せ、強く吸い上げる。
「ああっ!はあっ…あっ…もっと…」
ファラミアの唇からなおも強い喘ぎ声が出る。
自分の下で組み拉がれ官能的に狂ういとしいファラミアその人にも心も躯も魅了され
無防備に仰け反る彼女の白い首筋に思わずエオメルは噛み付いた。
「あっ!ぅ…」脚は水から上がった魚のようにビクビクと大きく跳ね上がろ。
ファラミアの中に限界が近づいてきた。「あ…あ… エオメル…様 お願い…です…んっ!
私の… 私の中に…下さい」途切れ途切れながら請う願いも聞かずエオメルは更に力を強めた。
「あっ!あああ!!」喘ぎが悲鳴に変わる。
こちらから仕向けた事とはいえ、エオメルの予想以上の奮起にほんの少し後悔の念を抱いたファラミアだったが
年下の逞しい青年王が与える激しくも狂おしい悦楽が早くもこれを打ち消した。
「ん…ふっ…もう…ダメ…あ!」ファラミアの体がびくびくと震えだす、エオメルのものをさらにきつく締め付ける。
限界が近づいてきたエオメルはさらに深く突き入れ。
「んっ、あっ…はっ…ぁああ!!」エオメルは熱い精をファラミアの中に放つ。
「ああっ!はあっ…あっ…」ファラミアはエオメルにしがみつき、それを受け止めた。
「エ…オメル……」涙を浮かべ美しく微笑んだファラミアの口からなにかがもれた…。
窓の外の紅い月が西に消えていく……。
すると今まではっきりと見えていたファラミアの顔がぼやけていく……。
驚いてる間もなくエオメルは目の前にいたファラミアが消え、真っ白い光景が目に映る。
そして耳元で誰かが自分を呼ぶ声がする。
「お…様…」「お兄様!」その声はかわいい妹のエオウィンの声だった。
パチッと目を開けるとやや不機嫌な妹の顔が現れた。
「お兄様いつまでお休みになっているのですか、この国の王が昼近くまで眠っているなど!」
「えっ…昼近く??」窓を見ると太陽がはるか高く上り部屋を明るく包む。
「先ほどからエレスサール王から書状を届けるためゴンドールから使者がローハンの王に謁見を希望し、
お待ちいただいているというのに!お兄様がちっとも起きてこられないと、家臣達が嘆いております。
早々に支度をして謁見をしてください!」
あまりの兄の不甲斐なさに口調を強め、エオウィンは勢いよくエオメルの体を包むシーツを剥ぐ。
「キャ――ッ!」エオウィンはとても大きい悲鳴を上げた。
なんとエオメルの下半身がむき出しになり、勃ち上がった巨大な雄がエオウィンの目の前にあらわれたのだ。
「お兄様なんて格好を…しかも…いやらしい!」
そう叫ぶとエオウィンは、シーツをエオメルに投げつけ急いで部屋を出て行った。
かわいい妹に思わぬ失態を見せてしまい、しかもさっきまで腕に抱いていた妖艶なファラミアが夢だと知り愕然となる。、
まるで深く暗い穴に落ちた気分だった…。
未だにファラミアの柔らかな感触がこの体に残っているのに……。
あの不思議な紅い月が自分に見せたもう一人の妖艶なあのファラミアを連れてきたのだろうか…。
もしかして自分の心の奥に潜むファラミアへの願望が、姿をかえ自分の前にあらわれたのかもしれない…。
「エレスサールの書状…まさか…」何かを思いたったのか、エオメルは急いで支度を整え、
ゴンドールの使者のもとに向かった。
きっとその書状は、ファラミアと関係があるはず……。
これで終了です。
この間の職人さんとはえらくファラミアを変えてしまい、
オチを夢ということで無理やり終わらせてしまいました^^;。
どうしても年上のファラミアには上に乗ってもらいたかったもんで、
でもすぐ倒されちゃいますけどね。
お付き合いありがとうございます。
まあ〜ふざけた最後なので、気に入らなかったスルーしてください。
>>377 お疲れ!自分の中のファラミア♀も魔性の女なので、とてもよかった。一度体験したら、開花しちゃったという設定が
よかったです。
もっと、エオメルをたじたじさせて欲しいものです。
エオメルさんは、体育会系、純情青年王って感じがするので、積極的に出られるとたじたじなイメージがあります。
夢オチ設定もよりファラミアの妖艶さに繋がるような気がしてよかったと思う。
ゴンドールからの書状の中身が気になります。ネタがあるなら、また、続きをよろしく!
ラストのエオウィンの台詞(「お兄様なんて格好を…しかも…いやらしい!」 )もよかった。
>>365 そのCMを見た時、ふきだしたよ。
秋はやっぱり〜♪ ってw
>>366 いや、書きにくいのではない。
いちゃいちゃいちゃいちゃするばかりで、中々始めないんだ。困ったもんだ。
>>377 乙!イイヨイイヨー。続きあったらがんがれ。
ファラミアは人の心の内を読む能力を持ってるからな。
例え読んだのが劣情でも憐憫の情で先手回しに攻めて来るから
それを使えばエオメルはもっとタジタジに出来るぞ!!
>377
乙でした〜。エロいファラミア姫イイ!馬王も高校生男子みたいでイイ!w
続き、ご無理でなければ読んでみたいです。
>366
専売特許と言えばメリフロ♀の職人さんじゃないかな。
でもレゴギム♀もアラボロ♀もこのスレの第一人者?みたいな職人さんがいるから、
みんなその人達の投下待ちモードで、あんまり他の方の投下がないのかも?
ただ待ってる方も、上向いて口開けて乞食カキコだけ置いていくくらいなら
応援メッセージなり萌えネタなり振ってけという気はする。
メリフロもレゴギムを書こうとした事がありましたよ…。
でも、例によって種族性を出すために蘊蓄満載になった上
エロ無しで終った(w
原作重視だからキャラブレもないし。
レゴギム愛好家の求めるようなのはちょと無理だな〜。
専売特許っていうのはともかくとして、レゴラスとギムリたんに関していえば、
・相手がレゴラス以外で、今ひとつ考えられない
・もともとラブラブしいが、エロもその延長になってしまう
・それでもほかの相手でギムリたんをどうこうする話を書こうとすると、最強なキリング・
マーダーのレゴラスをどうしよう、と言う問題が浮上する
…っていうのがネックになるんじゃないかな。
でも、見てみたいな、裂け谷の双子とギムリたんで3Pとか。
>>381 レゴギム愛好家は蘊蓄イラネ、原作軽視、キャラ改変オッケー
エロさえあれば何でもイイ連中だとでも言いたいのか?
今まであんた以外が投下した作品はそんな作品だらけだとでも?
前から思ってたが、あんたは作品はともかくそれ以外は二言くらい多くてウザイ。
>381
自己主張、自分語りがしたいならレンタル日記でも借りてこのスレにリンク貼れば?
反応がほしいならレス機能ありのを、荒らされるのが嫌ならレス機能なしのを。
>>337 エロイよ!イイヨー。
妄想全開、願望暴走まんまに夢見る健気馬王萌え。
たとえ夢でも、昼間は淑女、ベッドじゃ大胆萌え(オヤジ臭すまん)。
僭越ながら生女執政登場を馬王に成り代わり祈る。
>きっとその書状は、ファラミアと関係があるはず……。
構想アリなら続編期待。
自分的理想を具現化したかのようなエロをありがとう。>職人さん
>あまりの兄の不甲斐なさに口調を強め、
この発想反応、自分の思うこれぞ妹!なエオウィン可愛いな。
出来るものなら馬王が見た夢の中味を教えてやりたいw
SSが投稿されているのに、違う話で闘争が起こるここのスレは面白い(・∀・)
まぁまぁ、スレの雰囲気が悪くなるのもなんだし、もうやめようぜ。
最終的な解決法は>384が提示してくれたし、自分語りがウザい職人
(>381に限らず)が出てきたら、>384の書き込みをコピペして生暖
かく対応してやろうぜ。
389 :
387:04/10/11 12:57:05 ID:DBDH42SL
>388
おまえ、誰だ?
俺の推理によると385の感想書いた人。
訂正まで間違うなんて、ピピン並のうっかりさんだなw
>>388 あんたイイ奴だね。
>>357!。
>>389の突っ込みの早さといい。面白かったよ。
自分は
>>337だ。
>>381 レゴギム愛好者の 為 だ け に書く必要はないよ。
もし、書いてくれる気があるなら自分は読んでみたいな。頑張ってください!メリフロでもレゴギムでも。
>>347 遅レスですが、奥方は、
「そんなに気に入って貰えたのならば、われら二種族間の友情の証に、そなたにこれを授けましょう。」
とキラキラした玩具を一つギムリたんに贈ってそうだ。
で、ギムリたんの答えはこうだ。
「我が家の家宝といたし、山と森との友情のしるしともいたします。」
「(家宝?……)」
で、ギムリたんは、それをアウドゥインの川下りの船でレゴラスに自慢してそうだ。
「皆には、内緒だけれど、私は、もう一つ奥方から贈り物をいただいたんだよ。」
キラキラした玩具に頬擦りするギムリたん。
「私が、故国の鍛冶場に戻ることがあれば、これと同じものをつくり、その中に奥方の髪の毛を
おさめようと思うんだ。」
「(そ、それは、やめた方が…。どうしよう。使い方を実地で教えるしかないか…。)」
意外な展開ににんまり笑うレゴラス。
392 :
391:04/10/11 13:36:06 ID:tkkcdW6l
>>391 もういいかげん玩具の話はやめようぜ
せっかくいいエロSSを職人さんが投下してくれたのに
気分が萎える
何で普通にネタ話してるだけで萎えなんだ。
「職人のSS投下後1週間はカキコはマンセーコールのみ。
他の萌えネタ、SS投下不可」
みたいなローカルルールでも作りたいのか?
まあ確かに>391は鬱陶しいけどな。
>>377 dクスです!
エロスなファラミアにエオ兄ならずとも
もうメロメロですとも〜!
…ところでファラミア♀の名作を見て、つい欲が出てしまったのですが
どなたか『ミスランディア×ファラミア♀』を書いて下さるつわものはおりませぬかのぅ…(;人;)
>>364 あとちょっと待ってろ!
あと少しでSS書き終わる。手直しして、10月中にはなんとかすっから!
IDが変わる前にお詫び。
>>387 故意でないが騙った。マジでスマン。
>>390 フォロー感謝。
んじゃ消えます。迷惑かけました。
>>377 乙でした!エロファラミア♀最高でした(;´Д`)ハァハァ
ぜひ続きをお願いしたい!
エオメルだけじゃなくてエロスサール王やボロミア兄とも絡んでもらいたい。
あっ!この続きではボロミア兄は無理があるか…。
出直して参ります……。
399 :
364:04/10/11 22:50:56 ID:CI0gPgBV
>396
一筋の光明キターーーーーーーーーーーー!
>396の言葉を支えに、漏れは11月中になんとかする!
執政家姉妹百合も良い。
その場合呼び方は「姉上」でも「お姉様」でも萌えるからどっちでも良い。
ボロミアたんのふかふかの巨乳に母性を見つけて、割と大きくなっても
恥ずかしがりながらも顔を埋めたり触れたりして安心しちゃうファラミアたん。
それをくすぐったく思いながらも、妹が可愛くて仕方ないボロミアたん。
そんなそこはかとない百合エロも良いなぁと思う秋の夜。
自分は、兄上に密かに恋心を抱く妹ファラミアを一人静かに妄想してた。
兄に追いつきたくて、また父親に「男に生まれればまだよかったものを」とか
言われてきたため、ずっと男装で通してきたファラミア。
でも、ボロミアが裂け谷を探しに旅立つ前に、せめて一度だけでも
「妹」ではなく「一人の女性」として扱って欲しいと願う。
ボロミアがお忍びで庶民の仮装祭りに出かけると知って、
滅多に着ないドレスに仮面をつけて、短い髪はかつらでごまかして、参加する。
(声は煎じ薬かなにかで変えておく)。
ボロミアは(正体に気づかず)その美しさに一目惚れ。
ファラミアは、ただ一曲兄上と踊れればいいと思っていたのに、
口説かれて仮面をとられそうになって、慌てて逃げる。
でも、追いかけてきたボロミアに人気のない廃園で抱きしめられて、
甘い吐息をもらしてしまって、自分の心に抗いきれずに身を任せる。
月のない暗闇でお互いの顔も見えないまま、ボロミアは、
自分は旅立たなければならない身だけれど、必ずこの都に帰ってくる、
そのときはこの場所でお互い仮面なしで再会しようと誓う。
指輪が破棄され、世界に平和が戻った後。
女執政ファラミアは、ミナス・ティリスを訪れると、ときおり、
いまは緑に覆われた小庭園でなにをするでもなく独りの時を過ごすことがあるという。
長文失礼!あんまりエロくならないんで、妄想だけで終わりました。
逆(姉上と男ファラミア)も考えたけど、そっちはバカップルっぽいかんじで
不思議な気になる秋の夜長。
朝っぱらから鼻血ブー>エオメル×ファラミア
よって今日は献血するのをやめました。
自分はアラフロに挑戦してるんですが、何もかもが一向に動いてくれない…。
執筆報告・投下予定報告イラネ。
作品が出来たらどーんと投下しる。
まぁ確かに黙々と完成させてさっと投下していく職人の方がカコイイけど
馴れ合わない呟き程度なら別にウザくないしいいんじゃないの。
逐一経過を報告したり書けなくてスマソとか自己主張言い訳誘い受けがしたい人は
>>384 もしくは個人サイトを開設すれば万事解決
>>400 秋風に吹かれながら、王様をお城に残して、二人だけで遠乗りに出かけたりして…。
子供の様にじゃれ合う二人。良いなあ。
父の愛に飢えてるファラミアたんは、
アラゴルンにデネソールと近い血を感じて魅かれたんだと思う。
ボロミア姉上に母性愛を、王様に父性愛を求めてて、
そこへエオメルが初めて「男」として現れたんじゃないかなと。
あ、でも「男」はベレゴンドでも萌えかもしれない。
サム可愛いよー
プニプニしてーよー
って俺の中の若旦那が言ってる
若旦那もいいよね
小さい頃から専属メイドのサムたん萌え
こんな夜更けに、闇の森の中に子馬を走らせるのは誰だろう。
それはグローインとギムリだ。グローインはおびえるギムリをひしと抱きかかえている。
グローイン 「ギムリよ、なぜ顔を隠すのだ」
ギムリ 「お父さんにはエルフ王が見えないの。木の実と赤い木の葉でできた冠をかぶって、カシの杖をもっている・・・」
グローイン 「あれはたなびく霧だ・・・」
スランドウィル 「かわいいドワーフの娘、一緒においで。面白い遊びをしよう。寝所にはきれいな花が飾ってあるし、薄物の服をたくさん用意して待っているよ。」
ギムリ 「お父さん、お父さん!きこえないの。エルフ王が私になにかいうよ。」
グローイン 「落ち着きなさい、枯葉が風にざわめいているだけだよ。」
スランドウィル 「いい子だ、私と一緒に行こう。私の息子がもてなすよ。お前をここちよく抱き、貫き、ゆすぶるのだ。」
ギムリ 「お父さん、お父さん!見えないの、あの暗いところにエルフ王の息子が!」
グローイン 「見えるよ。だが、あれは古いしだれ柳の幹だよ。」
スランドウィル 「愛しているよ、ギムリ。お前の愛らしい姿がたまらない。力づくでもつれてゆく!」
ギムリ 「おとうさん、おとうさん!エルフ王が私をつかまえる!エルフ王が私をひどい目にあわせる!」
グローインはぎょっとして、子馬を全力で走らせた。あえぐギムリを両腕に抱え、やっとの思いではなれ山に着いた・・・
腕に抱えられたギムリはすでにエルフの夜の友にされていた。
闇の森のエルフの王って、やっぱ限りなく魔王に近いイメージだよな・・・
力ずくでもつれていく萌えた。違和感ないな。
闇の森のエルフは、王様以下、息子や端々の名もない一般エルフにいたるまでが
妖精というよりも、魔物のイメージが強いよね。だから他のエルフたちよりも魅力的
なんだろうけども。
…しかしこの魔王様、ギムリたんを息子と共有して遊び倒すつもりなのか、それとも
いい年した息子が駄々こねたから拉致したのか。それが問題だ。
「父親グローイン」が「母親グローイン」だった場合、離れ山には誰も乗っていない
子馬だけが辿り着くとみた。
そもそもエルフに妖精のイメージないけどな・・・
なかなか怖いムードでいいね。
原典通りに死亡オチかとどきどきしたよ。
408氏の、スラ王=魔王とした感性のアンテナに乾杯。
グローインがしっかり抱えていたはずのギムリたんはいつのまにか丸太に。
グローインにしっかりしがみついていたはずのギムリたんは気がつけば
レゴラスの腕の中に。
…レゴラスは名乗る前に挿れてそう。
素晴らしすぎる。萌えネタはどこに落ちているかわからない。
お父さ〜ん。お父さ〜ん。♪
このスレは既に3スレ目に突入しているが、意見の食い違いなどで住人内部で
齟齬が生じるケースが散見される。これは具体的な諸注意を促すテンプラの未整備も
一因なのではないかと考え、一案(他所の改変ですが)を提示してみるものである。
それはここでの不文律!!みたいなのがその場その場で出ても、新しく来る方に
過去ログ全部読んでもらう訳にもいかないので。
どんなもんでしょうか?
-----
1
指輪物語及びその周辺作品群の深遠かつ広大なる世界の辺境で(;´Д`)ハァハァするスレです。
映画原作女体化ふたなり異種姦触手幼体鬼畜なんでもカモォォォン!!!
■基本はSSによるエロパロ。文に萌えて絵を描くもよし。
■お引越しは480KBを目安に「新スレ建てます」宣言をして移動。前スレは案内や萌話で埋め立て。
■荒らし、広告避けの為sage進行推奨。
■SS投稿要項は
>>2に。
前スレ
(以下URLを記入)
SS保管庫
ttp://lotrep.nobody.jp/
2
2
【SS投稿要項】
[形式]
・名前欄にカプ名(○○×●●)または作品名を記入。消費レス数を入れるとなお良し。
・陵辱、SM、ロリペド等個人的嗜好の偏りが大きい内容は、最初に1レス分の警告文+余白をつけて投稿。
・連載、リレーの続きには「>>前レス番号のつづき」とアンカーを入れて、判りやすく。
・SS完結時には終了を示す表示(【終】【完】等)をつけるか、SS後のレスで終了宣言を。
・1レス分の最大書き込みは32行。横は最長でも40文字前後で改行すると読みやすい。
[内容]
・スレのお約束さえ守っていれば、どんなカプでもシチュでも無問題。
・女体化・デフォ女性設定が容認されているキャラ以外はあらかじめ質問を投下した方がイイかも。
(・原作とは異なるパラレル設定(例:現代物、学園物)の場合、最初に補足説明を付けて投稿。)
↑あるかどうか分からないので括弧書き
[大人の心得]
読み手は萌えポインツの違う作品に対しては黙ってスルー。
その代りハァハァした作品や次回も期待する職人には力一杯マンセー!!
職人は自作品に感想レスがなくてもグダグダ言わない。感想がない、それがなによりの感想。
次回作こそはと精進せれ。言い訳はさりげなく。
人の好みは千差万別、色々あるだろうが(w
「嗜好やスタンスの違い」へのかみ付きは要らぬ争いの種となる。基本はスルー&マターリヽ(´ー`)ノ
-------
…と、個人的には他にも映像化されているだけに、中の人絡みの生物を連想させる
画像貼りや、話題、小説タイトルはどうかと思うのだが、これも盛り込むべきでしょうか?
また「なりきり」が発生した場合レスはエロキャラ板が立っているので、そちらでして頂くとか…。
修正案及び御意見求む。
>>416 乙!
>>408へのレスも一通り終わったようだし、それ以前のレスにSS投下を予期させる書き込みも
あったので今のタイミングで整備しておくのがよいかと思う。
OKです。大人な落ち着いた文章で良いと思います。
そして、個人的には、「生物」、「なりきり」は勘弁して欲しい。それなりの場所に誘導したい。
マナーのことはいいとして、これは勘弁ってのはいらない思う。
そういうのを作った時点で「何でもカモン」じゃなくなっている。
住人全員が諸手をあげて総反対するようなものならともかく
面白けりゃ反応、イヤなら透明あぼーん。
…だからって中の人女体化とかしてくる剛者とかいないよな?
でもホモは勘弁、て人は多いと思うよ。
>417
警告文は必要かもしれないけど空白って必要なのかな…
あと陵辱、SM、ロリペドといっても、書いた本人がソフトだと思って
「ソフトな〜〜です」と警告文をつけたら読み手の多くにとっては意外とハードで、
結局SS投下後に荒れる…ということも可能性としてあると思う。
なので、読み手は警告がついてあったら一切口出ししないこと、というのも
決めとくほうがいいのでは。
消費レス数も、書きながら投下するタイプの人にはつけられないし、
書き上げてから投下する人であっても、うっかり文字数を数え間違えて
予定数が変わることもあると思うので、ルールとして決定するのはどうかと思う。
SS投下する書き手だけに一方的に縛りがきつすぎる気がする。
(書き手はウザいレスつけるなとかルール化されるよりはマシか…)
ところでスレのKB数ってどうやって確認するのか知りませんがそういうの
わからない人間はスレにいる資格なしですか?
>>420 >ところでスレのKB数
ブラウザは何をお使い?ブラウザによって違うと思うが、下の方に出てないか?今、253KBの模様。
3冊目に移るときに、誘導がうまくできなかったから、
>>417は、KBを確認するように。としたんだと
思われる。
422 :
416:04/10/16 18:28:22 ID:QftlbdVa
>>419 >…だからって中の人女体化とかしてくる剛者とかいないよな?
中の人を用いた猛者は居ませんでしたが、なまえに「生物○○ほにゃらら」と入れた方がいました。
作品はともかく恣意有りと思わざるを得ず、あれはちょっと…と感じました。
>>420 提案者もエロOKだがホモは勘弁して欲しいクチです。専用の板が大人にあるわけだし。
以前に「女体化エロとノーマルエロを分けた方がいいのではないか?」という意見が
数回出た事がありますが、ホモの傍流としての女体化を嫌う筋もあるのか、と思いました。
>ところでスレのKB数ってどうやって確認するのか知りませんがそういうの
>わからない人間はスレにいる資格なしですか?
資格無し、ではないでしょう。
スレッドの容量が表示される専ブラとそうでない専ブラが存在しますし、それはここを見る人の
環境により違います。そういった環境のない方を排除する為の文言ではありません。
ただ、SSスレである性質上スレが1000に満たないうちに溢れる事態が発生していますし、
幸い保存先や板内でのdat落ちまでの時間が比較的長かった為、「移動に支障有り」の書き込みは
ありませんでしたが、いきなり止まると誰しも驚くと思うので。
逆に確認出来る人からの支援も頂きたい、スレを存続させるのも住民の意志の疎通からとも思う次第です。
↑これは馴れ合いとは違うと思う故に
・容量を越えそうになったら「しむら後ろ後ろ〜!」確認の取れる勇者の警告及びスレ立て支援求む。
の方が良かったかな。御意見下さい、皆の衆。
万人を満足させられるとは思わないが、良く出来ると信じておりますが故に。
「せいぶつ」?「せいぶつ」ってなんだ、水中の監視者か?
でも触手OKだろ?
……ああ! 「なまもの」! 中の人ってことか!
俺が鈍過ぎですか?…orz
>421
うわあああ本当だ今まで全然気付いてなかった!
ありがとう〜!
これで安心してレスつけられます。感謝!
テンプレ叩き台作成乙です。
投下に際しての決め事が多すぎると思います。
最初にカプと内容の傾向が書いてあればあとは職人さん任せでいいと思う。
(何行で改行とか、1レス何行までとかは特に)
あと個人的に空白(15行空けとか?)はウザイので逆にやめてほしいです。
>・女体化・デフォ女性設定が容認されているキャラ以外は
> あらかじめ質問を投下した方がイイかも。
これも、容認されてるキャラって何やねんとか誘い受け質問ウザ-な流れに
なるような気がしなくもない。
それ以外の心得関係は分かりやすく程々にドライでGJ!
追加?
・ホモネタは801板へ、なりきりエロはエロキャラ板へどうぞ。
・中の人・生物ネタはご法度。
・・・生物はどこへ誘導すればいいのか分かりません。
禁止と明言しておけばいいでしょうか。
・生物(中の人)を連想させるネタ、画像貼り付けはご法度。
の方が良かったかも。
乙です。>416です。それでは一旦纏めてみます。
1の容量問題は質疑応答で解決したものと見なして訂正してませんが
参照しやすいように再度掲載します。
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1
指輪物語及びその周辺作品群の深遠かつ広大なる世界の辺境で(;´Д`)ハァハァするスレです。
映画原作女体化ふたなり異種姦触手幼体鬼畜なんでもカモォォォン!!!
■基本はSSによるエロパロ。文に萌えて絵を描くもよし。
■お引越しは480KBを目安に「新スレ立てます」宣言をして移動。前スレは案内や萌話で埋め立て。
■荒らし、広告避けの為sage進行推奨。
■SS投稿要項は
>>2に。
前スレ
(URLを記入)
SS保管庫
ttp://lotrep.nobody.jp/
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2
【SS投稿要項】
[形式]
・名前欄にカプ名(○○×●●)または作品名を記入。
・陵辱、SM、ロリペド等個人的嗜好の偏りが大きい内容は、最初に1レス分の警告文プリーズ。
・連載、リレーの続きには「>>前レス番号のつづき」とアンカーを入れて、判りやすく。
・SS完結時には終了を示す表示(【終】【完】等)をつけるか、SS後のレスで終了宣言を。
[内容]
・スレのお約束さえ守っていれば、どんなカプでもシチュでも無問題。
・生物(中の人)を連想させるネタ、画像貼り付けはご法度。
・ホモネタは801板、なりきりエロはエロキャラ板でどうぞ。
[大人の心得]
読み手は萌えポインツの違う作品に対しては黙ってスルー。
その代りハァハァした作品や次回も期待する職人には力一杯マンセー!!
職人は自作品に感想レスがなくてもグダグダ言わない。感想がない、それがなによりの感想。
次回作こそはと精進せれ。言い訳はさりげなく。
人の好みは千差万別、色々あるだろうが(w
「嗜好やスタンスの違い」へのかみ付きは要らぬ争いの種となる。基本はスルー&マターリヽ(´ー`)ノ
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こんな感じでしょうか?
半角カナが腐女子臭くて気になる……とかw
しかしまとめるの早いなー
このままだと知らない間にテンプレできてて職人さんびっくり、
なんてことにならないだろうか。
あと、やっぱり書き手に対しての決め事が多すぎるような。
気付いてなかったけど職人のウザカキコは禁止事項だったんだなぁ……
>>427-428 乙!だいぶ分かりやすくなったと思う。
"エロキャラ板"って"ピンクのキャラサロン板"って正式名称の方がよくね?
>>429 >職人のウザカキコは禁止事項
明文化して"禁止"だったわけではないだろうが、スルー出来んほど
ウザカキコが多かった職人に一部住人がキレただけだと思われ。
431 :
416:04/10/17 02:16:43 ID:J4ghjkjp
>>429 半角カナは使う時に全角にするとか。カナが腐女子くさいというのは寡聞にしてしらなんだ。
1のカナは2スレ目からずっとああだから、いいんじゃねーのかなあ。
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2
【SS投稿要項】
[形式]
・名前欄にカプ名(○○×●●)または作品名を記入。
・陵辱、SM、ロリベド等個人的嗜好の偏りが大きい内容は、最初に1レス分の警告文プリーズ。
・連載、リレーの続きには「>>前レス番号のつづき」とアンカーを入れて、判りやすく。
・SS完結時には終了を示す表示(【終】【完】等)をつけるか、SS後のレスで終了宣言を。
[内容]
・スレのお約束さえ守っていれば、どんなカプでもシチュでも無問題。
・生物(中の人)を連想させるネタ、画像貼り付けはご法度。
・ホモネタは801板、なりきりエロはエロキャラ板でどうぞ。
[大人の心得]
読み手は萌えポインツの違う作品に対しては黙ってスルー。
その代りハァハァした作品や次回も期待する職人には力一杯マンセー!
職人は自作品に感想レスがなくてもグダグダ言わない。感想がない、それがなによりの感想。
次回作こそはと精進せれ。言い訳はさりげなく。
人の好みは千差万別、色々あるだろうが(w
「嗜好やスタンスの違い」へのかみ付きは要らぬ争いの種となる。基本はスルー&マターリヽ(´ー`)ノ
432 :
416:04/10/17 02:22:19 ID:J4ghjkjp
431訂正、寝ぼけちょるわ。
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2
【SS投稿要項】
[形式]
・名前欄にカプ名(○○×●●)または作品名を記入。
・陵辱、SM、ロリベド等個人的嗜好の偏りが大きい内容は、最初に1レス分の警告文プリーズ。
・連載、リレーの続きには「>>前レス番号のつづき」とアンカーを入れて、判りやすく。
・SS完結時には終了を示す表示(【終】【完】等)をつけるか、SS後のレスで終了宣言を。
[内容]
・スレのお約束さえ守っていれば、どんなカプでもシチュでも無問題。
・生物(中の人)を連想させるネタ、画像貼り付けはご法度。
・ホモネタは「801板」、なりきりエロは「ピンクのキャラサロン」でどうぞ。
[大人の心得]
読み手は萌えポインツの違う作品に対しては黙ってスルー。
その代りハァハァした作品や次回も期待する職人には力一杯マンセー!
職人は自作品に感想レスがなくてもグダグダ言わない。感想がない、それがなによりの感想。
次回作こそはと精進せれ。言い訳はさりげなく。
人の好みは千差万別、色々あるだろうが(w
「嗜好やスタンスの違い」へのかみ付きは要らぬ争いの種となる。基本はスルー&マターリヽ(´ー`)ノ
-----
マジで寝る。
416さん、お疲れ様です!
さっそくなんですが、今夜夜半から明日の朝にかけてのSS投下、だいじょうぶでしょうか?
投下予告のようではなはだ失礼かとは思うのですが、今の「ルール」を作成中に無遠慮に
投下していくのもいかがなものかと思ったので。
>>416 お疲れです。夜遅くまで頑張られたんだね。
そんなに焦らなくても、次スレまで時間があるだろうし、投下の合間をぬってボチボチ進めませんか?
> 職人は自作品に感想レスがなくてもグダグダ言わない。感想がない、それがなによりの感想。
> 次回作こそはと精進せれ。言い訳はさりげなく。
の文がちょっと気になるかも。
職人は読み手からの感想を素直に受け取り、次回作への糧とすべし。
とか。どうでしょか。”素直に受け取り”ってのもなんだ子供っぽいか。
誰か、すっきりした言葉ないですか?
ただ、感想がないのがなによりの感想ってのは、大前提ってことで表に出さなくともと思う。
ごめんよ。細かくて。
435 :
416:04/10/17 13:08:27 ID:J4ghjkjp
>>433 いや、別に投下はOKのではないでしょうか?まだ案ですので、次スレまでまだ間があるし。
あまり堅く考えずとも宜しいと思います。(むしろこちらの方が脇道である)
>>434 乙どうもです(今見てみると、眠気に飲まれてどんどん地が出ていくのがアレですな)
>そんなに焦らなくても、次スレまで時間があるだろうし、投下の合間をぬってボチボチ進めませんか?
と、私も思います。いらっしゃらない住人の方もいるだろうし。
気が付いたらこんなんなってた、というのも嫌なので、時間はほんとに次スレまでぐらい
の気持ちでいいかと。暫時という感じで。
>> 職人は自作品に感想レスがなくてもグダグダ言わない。感想がない、それがなによりの感想。
>> 次回作こそはと精進せれ。言い訳はさりげなく。
>
>の文がちょっと気になるかも。
> 職人は読み手からの感想を素直に受け取り、次回作への糧とすべし。
職人は読み手からの感想を真摯に受け取るべし。
そこに次への跳躍があると精進しよう。心の切り替えも大切だ。
こんな感じ?
436 :
434:04/10/17 13:24:22 ID:MK9zoFPA
>>435 >職人は読み手からの感想を真摯に受け取るべし。
>そこに次への跳躍があると精進しよう。心の切り替えも大切だ。
GJ!いいです。
ボロミア♀×ファラミア♀の初百合小説を投下します。
百合が苦手な方はスルーしてください。
「白い塔の姉妹」は話が前後しますが、「花嫁」のすぐ後の話になるので、
「紅い月」より前の話になります。
以下7スレお借りします。
エオメルからファラミアを奪い返したボロミアは、気を失ったファラミアを
抱えて浴室に向かった。
そこは王族専用の浴室で、外から完全に隔離されていた静かな場所だった。
一刻も早くファラミアの体を清めなければ……。
可愛そうな妹はシーツに包り、まだ青い顔をして意識を取り戻していない…。
「エオメル…許しはしない!」怒り震えるボロミアの形相に侍女達も
恐ろしさに脱衣所の角で震えていたが「ファラミアの体は私が清めます。
そなた達は、下がっていてよろしい。」少し強めの口調でボロミアが告げると
一斉に侍女達は浴室から消えていった。
ボロミアは侍女達が姿を消すと、ファラミアを長椅子に寝かせすばやく
自分の衣服を脱ぎ、美しい裸体が現れる。
次にボロミアはファラミアの体を包むシーツを剥ぎ取る。
先ほどまでエオメルと激しい交わりを交わした体には、無数の紅い跡が
体中に付けられ、ファラミアの美しい乳房にはエオメルの強く握られた
手の跡が紅く残っていた、美しいピンク色の乳首も両方とも紅く充血していてなんとも痛々しく。内太ももに破瓜で流れた血液とエオメルが中にはなった
精液が混ざり合ったものが流れてくる。可愛い妹をよくも…。
ボロミアの瞳から涙がこぼれる。
ボロミアは、涙を手の甲で拭うとファラミアを再び抱き上げ、浴室の中に入る。
少しぬるめの湯の中に入り、少し高めの岩に座るとファラミアの体を
ボロミアの膝に乗せ安定させる。ボロミアの細い指がファラミアの秘所に差込み、ゆっくり動かしながらエオメルの精液を掻き出した。ファラミアの秘所から止め処も無く白い精液が透明なお湯に流れ出す。
「んっ……」 ボロミアの指の動きも次第に大きくなり、ファラミアの口から
甘い声が漏れる。
ボロミアの指に反応して、内壁が次第にボロミアの指を締め付けてくる。
自分の指に反応を示すファラミアの体の変化が、悔しくなってきたのかボロミアの瞳
から再び涙がこぼれる。ファラミアの意識も次第に覚醒し始めてきた。
目の前にいるのは、先ほど熱く交わったエオメルではなく違う人間が自分の
中をかき回していることに気がつき、大きく目を開けると目の前には大きな
白い乳房がゆらゆら揺れていた。その乳房は自分のよく知る人間のもの…。
「姉上…。」溜息混じりにそうつぶやくと、ボロミアはファラミアの下半身から
ファラミアの顔の方に目線を移す。
自分の前では、めったに涙を見せないボロミアが涙を流していることに
ファラミアは驚いた。「姉上何を泣いているのですか?私は…。」
「言わなくてよい!よくも私の可愛い妹を…陵辱しおって…エオメル王…許さん!」
怒りに打ち震えるボロミアを見て、ファラミアはエオメルとのことを
ボロミアが誤解していることに気がついた。
姉上違います、私はエオメル様に陵辱されたのではなく、愛されていることが
確信した上で、操を捧げたのです。決して姉上が思っているようなことは
されていません。」
ファラミアは下半身に鈍痛を感じながらも、
状態をおこしボロミアに向き合った。しかしボロミアの怒りはおさまらず…。
「同意があった女性の衣類を乱暴に破り捨てる男などおらぬ。彼を
なぜ庇う。ゴンドールの同盟国の王であるからだろう…。こんな時まで
執政の勤めなどよい!そなたはゴンドールの宝なのです。その宝をみすみす傷つけられて
黙ってはいられません。」ボロミアは、ファラミアの頬をやさしく包むと、
ファラミアのふっくらした唇に自分の唇を重ねる。
柔らかく、唇が重なり、ファラミアは久々のボロミアの久しぶりの口付けに
痺れるような快感があった。
ボロミアの熱い舌が、ゆっくりと口腔内に入ってくる。ファラミアの小さな舌を絡めて
、そのまま唇を軽く噛む。ゆっくりファラミアの唇を離すと、ファラミアの顔を
自分の乳房に埋めさせ、ファラミアのやわらかい髪を
ゆっくりと撫ぜてあげる。母上が死んでから、ファラミアが父上に疎まれ
続けた、その度にボロミアは優しく口付け自分の胸にファラミアを抱き
慰めていた。
とても柔らかくふあふあしたボロミアの乳房の感触を、ファラミアは楽しみ
次第に心が安らかになっていく…。ファラミアはボロミアの乳房が大好きだった、
大きく柔らかいその乳房は、自分の憧れであり触れると今は亡き母を思い出す。
エレスサール王が現れてからは、そのボロミアの乳房は彼のものになってしまい
ファラミアはつらい日々だったが、いつかはボロミアも人の
ものになるものだからと…諦めていた。
しかし、再び昔のように姉に慰められ、ずっと抑えていた姉への甘えたい
気持ちが溢れてくる。「姉上、昔のように姉上のお乳を吸ってもよろしいですか?」
ファラミアは瞳をキラキラさせて少女のときのようにボロミアに告げると
「いいのですよファラミア、思う存分お吸いなさい。」もう怒りに満ちた
ボロミアではなくやさしい声で答えた。
ファラミアは、ボロミアの大きな乳房を両手で押さえると、乳首をまるで赤ん坊のよう
に吸った。次第に柔らかな乳首は硬く主張し始め、その乳首をついばむようにくわえて、
暖かな舌でそれを転がす。
「んっ!」ボロミアの口から甘い声が漏れる。ファラミアの柔らかな愛撫が、
いつもアラゴルンから受ける激しい愛撫と違う刺激で体が次第に
火照っていく…。「んっ! あ……う」ボロミアは、たまらず、
ファラミアの髪に絡めていた指をはずし、ファラミアの柔らかい乳房に触れ
ゆっくりと揉みこむ。指の間で乳首を挟むと軽く刺激を加える。
「あっ…姉上…やん…。」ボロミアの乳首から唇を離し、溜息混じりに甘い声を漏らす。
「今度は、私がそなたの乳を味わう番だ。」そういうとボロミアはファラミアの
紅く充血した乳首に吸い付いた。「やっ! あっ……あっ」 姉の行為に、
驚きながらもすぐぞくぞくと奥からこみあげてくる快感。 エオメルに抱かれる前には、
この感覚は感じたことが無かった…。自分の反応がいつもにまして
厭らしく感じる。ボロミアが乳首を舌で転がす。そして歯で挟むと、軽くしごいた。
「 あ……あああっ!」 たまらず、ファラミアの口から艶っぽい
あえぎ声が漏れる。
その声を聞いた、ボロミアはファラミアの乳首から唇から離し、
「ファラミアそなたはいつの間に、このように厭らしく反応をするのです。
やはり…
あの男のせいなのですね。いいでしょ!この姉が、あの男が与えた場所を
すべて清めて挙げます」
そういうと、ファラミアを抱き上げ、湯船からでて長椅子に寝かすと
ファラミアのあちらこちらについた紅い愛の跡をを舌でゆっくりと舐めていく。
「いやっ! お願いです…おやめ……ください…ああ…」 体中をゆっくりと
暖かい舌がなぞり、ファラミアの体はその度に跳ね上がる。
ボロミアの舌は秘所にたどり着き、すでに十分蜜があふれていた。
姉の前で厭らしい姿を見せたファラミアは、恥ずかしさで逃げ出したい
気分になる。
しかし、腰をしっかり抱え込まれていては、逃げ出すこともできない…。
「このように濡れて……ぷっくりと充血して……そなたはなんて
厭らしいのです。」
温かく湿ったものが、ゆっくりと秘所を分けて入っていく。
「あ……、ア…ン」それだけでファラミアは背を弓のように反らせて
激しい声を出す。
ボロミアはさらに舌を使いファラミアの中をたっぷりとかき回す。
いつもエレスサールが自分に与える行為を、自分の妹に与えていった。
「ああ…姉上……いく、いってしまいます…!」反り返った背が極まり、
切羽詰まった悲鳴に似たあえぎ声が一際高くなる。舌先でこね回していた
粘膜が激しく収縮し、そして甘美な痙攣を起こすのを、ボロミアはありありと
感じ取った。淫水がボロミアの口腔へ流れていく。
ファラミアはボロミアの耐え難い刺激でついに達したのだ。
可憐で愛しい妹がこのように乱れる様を見て、ボロミアにとって
ますます屈辱的感情が湧いていき、エオメルに怒りが一層強くなる。
彼女の体を再び湯の中で綺麗に洗ってあげ、ローブを着せてあげると。
まだ立ち上がることができないファラミアを抱き上げて、ファラミア
を部屋まで連れて行きベットに寝かせてあげる。
青い顔をしたファラミアの髪をなぜながら、ボロミアはある決意をした。
「ファラミア、そなたの婿は私が探します。あの男の事は早く忘れなさい。
ちょうどイシリアンにそなたの城を建設中です。そこに新しい夫住むのです。
決してローハンにそなたを行かせはしない。」
「姉上…新しい夫などいやでございます…」悲痛な叫びがファラミアから
漏れたが、それをボロミアは聞き入れず、部屋を出て行った。
「エオメル様…。」まだ体に残る、エオメルの感触…。
ファラミアはボロミアがエオメルのことを許してくれないことがとても辛く、
その晩中ずっと泣明かした。
次の日、早速ボロミアはファラミアの花婿を近隣諸国の嫡子以外の王子や
家臣達から花婿を募集の伝令を出した。もちろん、その知らせは
エオメル王には届いていない。
王妃の驚くべき行動にますます、頭を抱えるエレスサール王であった。
「何とかしなくては…。」ぼそりと王がつぶやいたが、ボロミアは花婿探し
でいっぱいで
気がつきもしなかった。
白い塔の姉妹【完】
とりあえず、これで終わりです。お付き合いありがとうございました。
445 :
438:04/10/17 23:24:18 ID:4dJAmQzW
SS投稿要項】を読んでから投下したのに…。
(1/7)のスレだけ、貼り付けに失敗いたしました…。
申し訳ありません、もう一度勉強して参ります…。
446 :
名無しさん@ピンキー:04/10/17 23:45:07 ID:yZlZjxIa
ここはSSの修行場かなんかなのですかな?
>>445 改行モレなんて、パソ打ち連投者でによくある事だ、。
前より面白い!!
ボロねえにシンパシーのある私にはかなりのツボだったよ。
実は心の何処かで「エオメル負けろ〜」と思ってたり。
乱暴だから。
エオメル、ロシーリエル(エルフの血が入ってる)はどうすんだ〜。
とか、言ってみる。
で、どうなるんでしょうねえ?
気が付いたら3人で仲良くしていました、なんてこと
絶対ないだろうけどね。
次はまた百合で
「ファラミア♀×エオウィン♀」だったりして。
>>446 >SSの修行場
そいつは言い得て妙ですなw
>>445 乙です。可愛らしくも痛々しい百合でしたな。
個人的希望はボロミアたんがもっと優しいと良かった。おっかない小姑みたいだ。
(最初の投下作品がそんな感じだったから合わせてらっしゃるのかもしれませんが)
あと改行はいいとして誤字脱字には気を付けれ。ちょっと多い。
職人が成長していく様を見ていくのは嬉しいね。
ボロミアは指輪のたびでもけっこう過激派だったし、
頭に血が上っちゃうと見境なくなっちゃうタイプで正解だと思う。
もちろん根はまっすぐで優しいんだけどね。案じるが故の暴挙。
>>445さん 乙ー!
>>446 もっとラフな雰囲気の方が
投稿しやすいよなー、ってこと?
職人さんの基本レベルが高いだけに
揉めやすいっていうのもあるのかな、ここ。
>>445 必死な姉上が良い。
ボロミアよかファラミアの方がしっかり者だろうに
ファラミアは姉上を尊敬もしてるし頼りにもしてる。
そこらに盲目的な愛を感じる。個人的ツボ突かれまくり。
妹可愛さからエオメルに対して悪口雑言の限りを尽くすボロミア、
エオメルを思いつつ姉上を説得しきれないファラミアの関係に萌え。
敢えて無粋な事を言わせて貰えるなら、職人さんには
いわゆる「てにをは」を見直されるようお勧めしとく。
>ボロミアは指輪のたびでもけっこう過激派だったし
( Д) ゜ ゜
>>445 次回があるなら、ファラミアたんが始めてボロミアたんに反抗してみるって話はどうかね?
454 :
453:04/10/18 11:00:00 ID:26c94uH5
始めて→初めて
437さん、お疲れ様でした!
…ともあれ、めっきり寒くなった今日この頃はギムリたんをお布団に抱え込んで眠りた
いものですな。
そんなわけで、SS投下させていただきます。
ギムリたん、初花散らす編です。
・レゴラス♂×ギムリ♀です。
以下、26レスほどお借りします。
ひどく美しい月夜の晩でした。
王の即位を祝う祝宴は、いつ果てるともなく続いていました。
人々は憚ることなく夜を楽しむことに夢中になり、暗い時代の終わりを家々の開け放た
れた窓辺に感じていました今までであったならば、攻め寄せてくる悪しき者どもを警戒
して夜に窓を開けることは固く禁じられていたので、それだけに人々の喜びはひとしお
でした。
それゆえに歌い踊り笑いさざめきながら、なけなしの酒を痛飲し掻き鳴らされる楽の
音に酔う者たちの中に、武勲を称えられるべき勇者二人の姿が見えないということに
誰も気がつかなかったのでした。
「……っ」
微かな湿った音と共に、二人はゆっくりと互いの唇を離しました。
城内の無数にある部屋の中からレゴラスとギムリに与えられたその部屋に、小さな灯
火を手にしてこっそりと二人で戻ってきたのは、宴も半ばに入った頃でした。人々から
武勇談をねだられるのにもいささかうんざりしてきた頃、素朴ではあるけれど彼女たち
らしく可愛らしい装いに身を包んだメリーとピピンが華やかな席がどうにも苦手な青年
王のエオメルの両手を取り引きずるようにして再び現れ、人々の興味がそちらに向い
たわずかな隙にレゴラスはギムリの手をとると、宴の席からそっと姿を消したのでした。
◎
それでも裂け谷の会議の席で出会い指輪棄却の旅に志願して出発した当初は、互い
の種族の歴史同様にいがみあうばかりで、旅の先導者で賢者のガンダルフもこればか
りはどうにも出来ず、パイプの煙と共に幾度も天を仰いだものでした。
そんな二人ではありましたが、旅が進むにつれ互いの持つ力を敬服するほどにまでな
っていて、それと意識しないまでも惹かれあうようになっていました。それでも己の気持
の変化に戸惑うように二人とも好んでは口をきこうとはしませんでしたし、逆に変化の分
だけ余計に意識して距離を置こうとしている節すらありました。
しかしモリアの深淵でガンダルフを失い大きな喪失感と悲しみを抱えながら一行が辿
り着いたロスロリアンで、二人の仲は厚い氷を押し割って溢れ出す雪解け水のように今
までの誤解も諍いも洗い流してしまったのです。そのあまりの変わりようは仲間たちのみ
ならず森に住まうエルフたちをひどく驚かせ、また常に退屈を持て余している彼らに絶好
の話題を提供しました。そんな話が森の隅々にまでいきわたる頃になると、二人は巨木
の下やひんやりとした岩陰でこっそりと愛を語りくちづけを交わすまでになっていたので
した。
◎
「…私はエルフだけれど」
そう言うと、レゴラスは寝台の縁に腰掛けギムリを膝の上に乗せあげるようにして抱きしめ、
幾度も小さな体の恋人にくちづけをし、恥ずかしさと不安でいたたまれずに俯いてしまう
ギムリの耳元で、詩をくちずさむように囁きました。
「今まで生きてきた時間の何倍も、今夜の宴は長く感じたよ…」
「……」
ひどくひどく恥ずかしがりやのギムリからは、それに対する返事は返ってきませんで
した。くちづけを終えた後も怒っているような拗ねているような表情でしばらくの間視線を
さまよわせていましたが、ようやくにぽってりとした小さな唇から呟くように言葉が洩れま
した。
「わ、私も…だよ、レゴラス」
それだけをようようと口にして自分の胸元に顔を埋めて抱きしめるように答えてくれる
恋人をレゴラスは抱きしめずにはいられませんでした。ついこの間までくちづけひとつ
するのにも目を固く閉じて体を強張らせて緊張していたギムリの姿を思えば、当然の事
でした。
「ああ、嬉しいよ、ギムリ…」
技巧も何もないギムリの告白をかみしめながら、レゴラスは抱きしめた恋人の額や丸
まっちい鼻筋に幾度も触れるようなくちづけを落とし、啄ばむように触れました。
「ん…ぅ」
唇を離し、ふたたび柔らかなその唇を弄うように覗かせた舌先でつつくと、おずおずと
ギムリも小さく舌を覗かせてそれに応えました。ゆっくりと時間をかけてギムリの舌を誘
って捕らえては絡めることを、レゴラスは繰り返します。息苦しさにギムリが肩の辺りを
掴む力が強くなったことさえもが、レゴラスにとっては大きな喜びでした。
ようやくにレゴラスが唇を開放すると、小さく荒い息を上げながらギムリはレゴラスの
肩口にくてりと頭を預けます。戦斧をふるい、自分の背を預けて共に幾多の戦いを潜り
抜けてオークの首級を数え切れぬほどにあげてきた勇者ぶりからはとても想像が出来
ぬ程に、それは儚げで愛しい姿でした。
「ギムリ」
蕩けそうなほどの優しい響きで名を呼ばれて、ギムリはゆっくりと顔を上げました。赤
茶いだ豊かに波打つ髪を鼻先で探り耳朶の柔らかな部分を唇で甘噛むようにされて、
ギムリは震えるように微かな甘い呻きを洩らしました。
「…ふ、ぁ…」
ギムリの長衣の釦を解いてゆきながら、時折レゴラスは低くかすれた声でエルフの言
葉を囁きます。王となったアラゴルンが祝賀用にとあつらえてくれたギムリの正装はドワ
ーフらしく色合いこそは地味でしたが、かなり豪奢な生地を使ったものでした。幾枚も重
ね着をしたその体はあえて教えられなければ決してギムリが女性であることはわかりま
せんでしたが、抱きしめた服の下にはほっこりとした女らしい体が息づいているのを、レ
ゴラスは感じていました。
耳元で囁かれることに気をとられていたせいで、長衣を脱がされ優しい肌触りの肌着
の上からまろやかに形づくる小さな体に不似合いなほどに豊かな乳房に触れられるま
では、ギムリはレゴラスのなすがままでした。
「ゃ、嫌…だ…」
年若い娘にありがちな本能の怯えに我に返ったギムリは一瞬身を離そうとしましたが、
レゴラスの腕にしっかりと絡めとられてそれはかないませんでした。
それどころかレゴラスの指先は肌着の上からうっそりとギムリの体をまさぐり、袷を緩め
豊かな胸を固く縛めていた晒し布を解いてしまうと、その隙間に息づく肌にやわやわと弓
引くしなやかな指先をすべらせます。
「ぁ、あ…っ」
体温の低い指先が緩やかに脇腹や鳩尾のあたりを這いまわり生み出される感触に、
ギムリは思わず上ずった快楽の声を洩らしましたが、すぐにそんな自分のはしたない声
を打ち消すかのように眉根を寄せて唇をきゅっと引き結び、愛しい恋人の指先が汲みだ
す覚えのない初めての快感に耐えることで必死でした。
しかしながら、そんな反応は恋人を余計に昂ぶらせるだけでした。乱れたギムリの肌
着に手をかけると、レゴラスはそれを背中の半ばまで一気にずりおろしてしまいました。
「…ゃあッッ!」
わずかな灯火の明かりの下に、豊かな乳房がレゴラスの眼前にまろびでます。慌てて
ギムリは身を背けるように手で胸を隠そうとしますが、見かけよりもずっと力強いレゴラス
の腕はそれを許してはくれませんでした。
性別がどうであれ慎み深いドワーフ族は親兄弟、妻や夫の前であっても肌をさらすこ
とはまずありません。あるとするならば、ほんの幼い時分か夫婦の秘め事の時ぐらいで
す。そんなドワーフ族の王族の身分に連なる姫であるギムリには、当然のことながら人
前のそれも男の前で肌を晒した経験などあるはずもなく、それゆえに強烈な羞恥心に泣
くような小さな声でレゴラスの名を口にするのが精一杯でした。
レゴラスはすっかり力の抜けてしまったギムリの体を寝台の上に横たえると、覆いかぶ
さるように上等の小麦粉を使って焼き上げた、ふっくらとした白パンのような乳肌に幾度も
くちづけをし、誰にも触れられたことのない形よく上向いた豊かな乳房を優しく揉みしだき
ました。普段は厚ぼったく重ね着をした服に遮られてわからないしっとりとした色白な肌と、
並みの者では持ち上げることすら困難な重さの無骨な戦斧を軽々と使いこなす引き締ま
った二の腕、それでいてその筋肉に支えられた形良く女性らしい豊かでまろやかな胸と
いう相反するものが絶妙なバランスと美しさを作り出していて、それを知る者は自分だけ
という優越感がレゴラスを支配します。
「み、見たら、嫌…だ、レゴラス…」
その視線から消え入りたげに身を捩ろうとするギムリの、豊かに波打つ赤茶いだ髪まで
もがその視線から逃れようとでもするかのように、ほんのりと色づいた乳首を隠すかのよう
に覆うのすらもレゴラスの心を掻き立てました。
ふっくりと柔らかい乳房に手を差し伸べてはその肌に唇を這わせ、うっとりとした歌うような
彼独自の抑揚の声でレゴラスは言葉をつむぎます。
「とても…柔らかいのだね、ギムリの胸は。暖かくて柔らかくて…それに、とてもいい匂
いがするもの…」
「…っは、ぁ…や、やだ…ぅンッッ」
ゆっくりと背筋を蕩かすような感覚に堪えきれなくなったギムリは、甘い声を洩らします。
猫の喉首を優しく掻くような動きのレゴラスの指先に、ギムリはふらふふらと頭を揺すりた
てては経験したことのない快美感に打ち震えていました。
歴戦を潜り抜けてきた勇者のものとは到底思えないほどに優美でしなやかなレゴラスの
指先は遠慮なく、たっぷりとした頂の先端でしこりはじめた色づく愛らしい乳首を擽るよう
に擦ったり、爪先で軽く掻くように刺激しながら柔らかな首筋から喉元へと這わせていた
唇を乳房へと寄せ、ぷっくりとしこる乳首を舌先で擽るとギムリの背中が敷布から僅かに
浮き上がります。
「ふ、ぁ…あ!」
そんな反応に気を良くしたのかレゴラスは指先を胸乳の下から脇腹へと辿り、男の自分
と同じように身に着けているギムリの下帯の腰骨の辺りまでをゆっくりと撫で回し、辿りつ
いてしまうと今度はそれを逆に辿ってはちろちろと乳首を舐めしゃぶりながら、指の腹を使
って何度もゆっくりとそれを繰り返しました。
「くぅ、ン…ひ、やぁ、ダメ…レゴラ、ス…ぅ」
ただくすぐったいのとは違う、はっきりとした快感の小波がひたひたと足元から理性を攫
っていくような快感に、生まれて初めてその肌に愛撫を受ける処女の身であるギムリに
は抗うすべがありません。自分の口から洩れ出るはしたない甘い声抑えようとはするも
のの、それすらもままなりませんでした。
柔らかな胸乳から引き締まった下腹へと遊ぶように這わされていた指先がゆっくりとそ
の下の下帯に触れられると、それまで執拗な舌先がもたらす快感に震えていたギムリが
むずかるような声を上げます。いつもはしっかりと大地を踏みしめている頑健でむっちり
とした両足が震えているのを気遣うように、レゴラスは小さく喘ぎわずかに開いたギムリの
唇を幾度も吸いながら、反応をうかがうように下帯の上からゆっくりと何度も秘所を撫でま
わしました。
「ん…ゃあ…ッッ、そこ…は」
だめ、と言おうとするギムリのぷにぷにとした柔肉の裂け目の辺りを下帯の上からしなや
かな中指と薬指で感触を楽しむように優しくレゴラスが擦ると、自分の胸元に顔を寄せる愛
しい男の長い金糸を縋るようにギムリは小さな手で掴みました。
はしたない声を堪えることが出来ず、さりとて肌身を愛されることの快感にも耐えることが
出来ないギムリの頭の中は、ぐつぐつと煮えたぎる炉にかけたスープ鍋のように何も考え
られなくなってしまい、そうこうしているうちにレゴラスの手はギムリの下帯をすっかり緩め
て取り払ってしまいました。
「も、もう…ゃだぁ。見ないで、お願いだから…」
「そんなこといわないで…ね、恥ずかしがることなんかないし、ギムリはもっといっぱい
気持ちよくならなきゃ…」
そう言いながらレゴラスは、すっかり隠すもののなくなって熱をはらんでいる夏草の茂
みのように秘めやかな場所を彩る下草を優しく撫でまわします。
わずかに開いたギムリの両足の隙間に己の片膝を入れて閉じあわすことが出来ないよ
うにしてしまうと、レゴラスはその震える内腿を優しく撫でたり徐々に身をずらしては引き
締まった下腹部にもくちづけを落としました。そのまま指先を秘所へと滑らせて下草をを
梳くように潜り込ませると、ギムリの薄汗の匂いに混じって室内にふわりと悩ましい性臭
と甘い泣き声が溶け合ってくらくらするほどの興奮を催させます。
ギムリ自身にまるで自覚がないせいもあって、快感に弱々しげに耐えるその姿はひどく
男の嗜虐心を誘うのです。レゴラスは下腹の辺りに入った熱がずくずくと疼くのを感じて、
我知らず喉を鳴らしました。もっともギムリのほうは恥ずかしい場所をレゴラスの眼前に
晒すという羞恥心で、喘ぎ声を通り越してもはや泣き声に近いものになっていました。そ
んな様子がまた堪らなくて、レゴラスはわざと身をずらし覗き込むようにしては慎ましく閉
じた柔肉の綴じ目を指先でとらえて優しく擦り上げました。
「ひ…ッン」
上ずった声ですすり泣くように喘ぐギムリのその秘裂は、わずかではありましたが
しっとりと湿り気を帯びていました。レゴラスはゆっくりとその秘裂を優しくなぞるように
ゆっくりと刺激しながら、そっと指先を潜り込ませてゆきます。その動きに導かれるよう
にしばらくすると、奥に溜まっていた淫蜜がかすかに指を濡らすようになり、わずかに
湿った音が洩れてきました。
「うぁ、あぁ…ッ、ふぁ…ぁン…」
「感じやすいのだねぇ、ギムリは」
くすくすと喉奥で悪戯じみて笑いながら言う意地悪な恋人の言葉に反応して、ギムリ
の秘所がきゅうと収縮し、それがまたレゴラスを喜ばせます。しかしながら今のギムリ
にはそれに言葉を返すだけの余裕がありません。小さな体をわずかに震わせて、気ま
まに這い回るレゴラスの指先がもたらす快感に、べそをかく童女のように小さな声を洩
らすばかりでした。
ほんのわずかだった淫蜜はかさにかかったレゴラスの巧みな指技に汲み出されるよ
うに、やがて指先をたっぷりと濡らすまでになっていました。その透明な淫蜜を吐き出
してヌルつく秘裂を指先ではだけると、色づいた粘膜を擽るように擦りたて小さな秘口の
まわりをくつろげるように和らげながら、恥ずかしげにしこっている雌芯を弄びます。軽
くつつくように触れては蜜にまみれた指先でやわやわと撫でると、その度にギムリの体
は快感に反応して仰け反らせた顔をふらふらと揺らし、豊かな髪が敷布に当たる
かそけいた音だけが甘い泣き声に絡み合います。
さらにレゴラスの手は震えるギムリのすっかり力が入らなくなってしまった下肢へと当
てがわれ、両脚を押し広げると童女のように可憐なたたずまいの花弁にくちづけました。
「…ひっ、ゃあ…ッッ、そんな、ダメ…ぇ!」
しなやかな指が汲み出す快感ではないそれに、ギムリは悲鳴じみた泣き声を上げ、
仰け反るように白い喉をさらします。金茶の瞳がわずかに見開かれましたが、レゴラス
の舌先がとろりと溢れる淫蜜を舌先で掬い取り、しこった雌芯にまぶすように塗り付けて
は擽るように舐めると、再び瞳は快感に潤んだものとなりました。
「溢れてきているよ、ギムリ。すごいね、トロトロで…」
「ぃや…ぁ、う…ん、あ…ぁんッ、レ…ゴラ…ス…ぅ」
性的なことに対して免疫はおろか知識すら満足にないギムリにとっては、もはや苦痛
と紙一重な程の強烈な快感ではありましたが、愛しい相手に大事な場所をゆだねて舐
めまわされているという恥ずかしさは、逆にいつしか魂を何処かにやってしまうようなふ
わふわとした愉悦へと変わっていました。
舌先での愛撫にあわせるように、レゴラスはひくつく小さな秘口に細くしなやかな指を
ゆっくりと差し入れました。指とはいえ、初めて異物を受け入れる処女口はきつかった
のですが、それでもたっぷりと吐き出した淫蜜を仲立ちにし、少しずつ奥へと進めます。
「…ひ…ぁ…ッ、んぅ…ッッ」
突然与えられた生々しい感触に押し広げられた下半身をわずかにギムリはくねらせ
ます。ざわりと濡れた壁肉はレゴラスの指先をみっちりと包み込んで、蕩けそうなほど
の熱を伝えました。ギムリが慣れるにまかせるために指を動かさずにレゴラスは雌芯
をちろちろと舌先で弄うように舐めたり、皮膚の薄い内腿の柔らかな場所に淫蜜で濡
れる唇を寄せるうちに、指を包み込む壁肉が次第にやんわりと優しく蠢き、小さくて慎
ましやかな秘口はじっとりとさらなる淫蜜を洩らしながら指を食い締めるまでになって
いました。
それまで動かさなかったその指をレゴラスはゆっくりと動かし、柔肉の慎ましい誘い
にのるように奥深くで指を遊ばせては緩やかにそれを曲げて探るようにゆっくりと動か
します。壁肉の最も感じる部分を探り当てられ刺激されると、むずかるようだった甘い
ギムリの泣き声は透き通るような悲鳴じみたものへと変わってゆきました。
小さな手は敷布を握り、熱病に浮かされたかのように甘く潤む泣き声はぽってりとした
唇から尽きることなく洩れ出ます。快感に身を捩ればその度にぷりぷりとした柔らかな
双乳が弾み、わずかな灯火の明かりに濃い桃色に色づいたしこりきった乳首がはっき
りと浮かび上がり、まごうことなき成人であるにもかかわらず年端もいかない童女のよ
うな小柄さとあいまって、それだけでもひどく淫らがましい姿でありました。
ゆっくりとした指の動きをわずかに早めてレゴラスが内壁の敏感な部分を狙うように
集中して責めたてると、身も世もない泣き声でギムリはそれに応えます。浮き上がった
腰を小水でも我慢するかのようにわずかにくねらせ、小さな尻穴の窄まりにまで滴るほ
どの淫蜜は、レゴラスの指に汲み出される白濁した粘こい汁と混じりあい、敷布にも滴
り落ちました。
「ギムリ、もっと声を聞かせて…」
「そんな…しない、で…ッッ、ぁあ…ンッ」
ぽってりと充血ように赤らむ淫蜜まみれの雌芯を舌先で擽り捏ねまわし、歯でほんの
わずかに軽く刺激すると、喘ぐギムリの声がひときわ高く引きつり跳ね上がります。
「あッ、ゃあッ、ダメ…ぇッ、も…、やぁあああッッ」
初めて感じる快感の高みに連れて行かれる怖さに怯える舌足らずなギムリの声が弾
けるようにあがり、それと共にレゴラスのしなやかな指先を強く食い締めて柔肉を震わせ
て初めて気をやってしまったのでした。
◎
甘い余韻からいまだ帰り来たらぬ意識を、ギムリはわずかに引き戻されました。初め
てロスロリアンの奥深い森の巨木の影に隠れるようにしてくちづけをしたときのようにふ
んわりとしたそれに、安心したような表情でギムリもそれに応えます。
「ん…」
余韻の覚めやらぬ肌を愛しまれる心地よさを感じているギムリの体を、服をすっかり
取り去ってしまった自分の胸元に抱き寄せるようにして幾度もくちづけをしながら、レゴ
ラスはその耳元に掠れてうわずった声で囁きました。
「少し、ほんの少しでいいから…我慢をして…ギムリ」
すまなそうにそう言うレゴラスの言葉の意味が掴めずにいるギムリの、小さく丸まっち
いその手をとるとすっかり昂ぶっている己の股間のそれに触れさせました。
「……ッ!?」
昂ぶって勃った状態の男根など見たこともないギムリは、驚いて手を引きました。びっ
くりしすぎて逆に目がそこから離せなくなってしまっているそんな様子すら愛しくて、レゴ
ラスは口元に笑みを浮かべました。
「これからね、ギムリのここに…」
「…ぁ、んん…」
そう囁いて、レゴラスはギムリのしっとりとした茂みの奥の秘口に指先でいたわるように
触れました。
「ここに私を受け入れたら私は全部ギムリの物だし、ギムリは全部私のものだからね?」
だから、というとレゴラスは抱き起こした腕の中で言いようのない表情を浮かべるギムリ
を再び敷布へと横たえると、未だ薄汗の浮かぶその額に幾度かくちづけ、ゆっくりと自分
の身を重ねました。
体のあちこちに幾度もくちづけを繰り返すと、レゴラスはギムリのその短い両足の膝に
手をかけました。反射的にギムリは脚を閉じ合わせようとしますがそれもかなわず、再
び秘所をさらけだされてしまいました。怯えるギムリの抗う声はしかし聞き入れられず、
逆にその小さな裸身を折りたたまれるようにされてしまいました。先に気をやって淫蜜
に濡れた童女のようなたたずまいの慎ましい秘所が上向きにされ小さな尻穴の窄まり
までもが丸見えにされてしまいました。
エルフとドワーフという種族の違いは乗り越えたつもりの二人でしたが、身長差という
著しい違いばかりはどうにもなりません。人間やエルフで言うならば、年端もいかない
少女のような身長しかないギムリに対して、レゴラスはエルフという種族らしく春の若木
のように背が高く、それだけにギムリにかかる負担は大きいのです。
レゴラスはしごくように己の男根に手を添えてギムリのはだけられた処女口に擦り付
けるように押し当てましたが、身動きの取れないギムリは気死ったように力なく頭を揺
するのが精一杯でした。
淡く初々しい秘所は灯火の明かりの下でじっとりと淫蜜に濡れていましたが、それでも
痛々しさには変わりがありませんでした。レゴラスのそれに対していささか不安になる
ほどに小さな処女口をとらえたヌラ光る亀頭を突きつけられると、観念したかのように
ギムリは敷布を握り締めます。
「力抜いて、ギムリ…」
眉根を寄せて囁くレゴラスのそんな言葉にも、ギムリは虚ろな瞳で啜り泣き頭を振る
だけでした。仕様もなく引き締まったギムリの下腹を軽く押さえつけて、レゴラスは腰を
突き出しました。
「あ…ぅん…ッッ、い、いやッ…!」
のしかかったその体の下でギムリの裸身が痛ましげにくねります。小さな秘口へと矢
先が押し入ると、耐えかねたように弱々しげなギムリの悲鳴にも似た泣き声が噴きあが
りました。
「ぃ、痛い…ッ!レゴ、ラスッ…ゃああッッ」
のしかかるレゴラスを押しのけるようにギムリは引き締まった恋人の胸板に手をかけ
身を捩じらせて逃れようとするのですが、それはかないませんでした。先ほどまでの甘
やかな快感も余韻も味わったことのない異物への恐怖心のほうが先立つせいで何処
かへと追いやられてしまいました。
それでも秘口をなんとかくぐらせてしまうと、痛ましいうめき声をわずかに洩らしてギ
ムリは喉元を大きく反らせました。小さな秘口いっぱいに頬張らされたようなようなその
蜜壺は痛いほどの締めつけで不埒な侵入者を何とか吐き出そうと拒みますが、それを
押し返すようにレゴラスはゆっくりと少しずつ奥深くまで腰を進めます。その蜜壺の感触
の心地よさに甘美な溜め息を洩らしながら、レゴラスは未だ苦しそうなギムリがなんとか
慣れるまで指で慣らした時と同様に、柔らかな乳肌やふわふわの髪を優しく撫でまわし
ます。本当は早く思うように動いてこの小さな蜜壺を味わいつくしたいくらいでしたが、
レゴラスはそんな気持ちを押さえ込むのにひどく難儀していました。
「ぅ…うぅ、くぅ…ン…」
衝撃の余波をやり過ごしたギムリは、苦しい中でもわずかながらレゴラスの指先が肌
を撫でる快感を感じることができるようになっていました。それでも相変わらずレゴラスを
受け入れている秘口はずくずくと痛みます。
しかしそれ以上にレゴラスの与えてくれる癒すような快感は、徐々にギムリの体を別の
感覚で染め上げてゆきます。再び豊かな乳房をふんわりとした手つきで刺激され、頂の
天辺でちょこんと勃っている美味しそうな乳首を指先でくじられると、困惑したような甘い
声が上がり蜜壺の内壁がわずかにわなないて、ますます熱くなるレゴラスの男根を優し
く締めつけました。
どうしても互いの体格差が邪魔をするために上手くくちづける事ができず、その分だけ
レゴラスはひどくもどかしい気持ちにさせられます。その分だけ指先で与える刺激は次
第に遠慮のないものになっていました。疼痛こそはあるものの、ギムリの唇からは甘い
響きの喘ぎ混じりの泣き声をいつしか洩らすようになっていました。
「とても気持ちがいいよ…ギムリ。君のココはこんなに小さいのに、私が全部入ってし
まって…わかる?ほら…」
「んん…ッ、ゃあ…、レゴ、ラス…」
からかうような口ぶりで己の快感を口にするレゴラスに、そんな事…とギムリは言いか
けましたが、唇からは自分でもひどく恥ずかしくなるようなはしたなくていやらしい声しか
上がらず顔を赤らめました。そんな初々しい反応がまたひどくレゴラスを喜ばせるので
した。
「もう少し、だから…ね?」
そういうと、レゴラスはそれまで折りたたむようにしていたギムリの脚を緩め、自分は上
半身を起こし上げてギムリの他に比べると華奢に過ぎる引き締まった腰を抱き寄せ、ゆ
っくりと腰を使い始めました。
「あ…ッ、ぁ」
それまでの体を折りたたまれるような苦しいほどの圧迫感こそはありませんでしたが、
腰を掬われるように抱き寄せられてしまっているためにレゴラスの動きから微妙に逃れ
られず、それが逆にふわふわとした快感を呼び寄せてしまいます。その感覚は種火の
ように体を炙り、じくじくした疼痛をいつしか和らげる程にまでなっていました。
蜜を湛えた柔肉に包まれる心地よさに、興奮でわずかにまなじりを染めて荒い溜め息
をレゴラスは吐き出します。そうして奥深くまで入れた己の男根を蜜壺のごく浅い部分ま
でゆっくりと引き抜くと、敏感な部分を小刻みに擦っては、少しずつ角度を変えてギムリ
の反応を楽しみます。
「ふぁ・・・ッ、あぁ…ダメ、そこ…」
「…痛い?」
「痛くは…ゃ、ない…けど、ッひ…ゃああ!」
それははっきりとわかる快感の声でした。もう一度その部分をこじりたてると、その度
にギムリの小さな唇からは再び舌足らずな快感の甘い泣き声が吹き洩れるように上が
りました。揺すぶられる腰の動きにあわせるように弾む乳房を、レゴラスは少しばかり乱
暴に鷲掴んだり乳首を捻るように摘むと小さな蜜壺全体が優しくわななき、えらの張っ
た雁首を奥へと誘います。飛沫ように浴びせられる新たな淫蜜の滑りも手伝って、快感
を何倍にも膨れ上がらせます。
「ダメ、も…ぅ、ダメ…ぇ。あッ、ああッ…」
気遣うようだったレゴラスの動きは次第に貪るようなそれに変わっていました。それが
苦痛なのか快感なのかわからなくなるほどにギムリの意識は困惑していましたが、弱
い部分をこじられ蜜壺の最奥を小突かれると、そんな思考さえも吹き飛ばされて床に落
としたガラス玉のようにかちゃんと破裂してしまいそうでした。再びざわざわと忍び寄って
くる快感の波に、ギムリはただうわごとのように悲鳴じみた喘ぎと共に愛しい恋人の名を
口にすることばかりで精一杯でした。
「ぃ、ゃあ…レゴラス…ッッ、あ、ああぁ…ッ!」
「…ッく…!」
総身を震わせ一際高い泣き声を洩らすギムリに、レゴラスは猛りきった快感が背を走
るのを感じ、腰を震わせ胴震いをおこす男根の矢先からたっぷりと精を吐き出しました。
それを受け入れるように蜜壺全体がびくびくと収縮を繰り返し、やんわりと絞るような締
めつけを最後までたっぷりと味わい打ち伏すと、しばらくは互いの体を抱きながら、心地
よい優しい疲労に浸っていました。
◎
次の日の朝、すっかりお日様が姿を現してしまった頃にギムリは目を覚ましました。旅
の仲間として裂け谷を出発してからはずっと気の早い小鳥たちと早起きを競うような日々
が続いていたので、それを考えると随分な朝寝坊でありました。
何よりも普段は寝起きがいいほうのギムリでしたが体はだるく、頭の中も妙にしゃっきり
としません。それでも目をこすりながら寝台の上に身を起こした途端、ギムリの脳裏に昨
夜のことが物凄い勢いでよみがえってきたのです。
あの後一度果ててしまった後も、レゴラスはギムリを放してはくれませんでした。すべて
の戦が終わって指輪棄却の大願が成就されてしまうまではとギムリが旅の最中に愛し合
うことを拒んだせいもあって、その分を取り返そうとでもいうかのように拒む気力もなくなっ
てしまったギムリを幾度も貫き、初花を散らしたばかりの蜜壺に何度もたっぷりと精を注
がれたギムリが力尽きて寝入ってしまうまでレゴラスは様々な姿態をとらせては責め続け
たのでした。
それが証拠に、ギムリの体には場所をかまわずレゴラスがつけた跡が小さな桃の花び
らのように散っていて、嫌でもそのことを思い出させるのでした。恥ずかしさといたたまれ
なさが入り混じったような複雑な気持ちにギムリが眩暈を覚えていると、不意に背後か
ら囁かれました。
「…どうしたの、ギムリ」
「レゴラス!」
突然湧いて出たようなレゴラスの声と姿にびっくりして振り返りその姿を認めると、ギ
ムリはわたわたと器用にお尻であとずさりました。見ればレゴラスは軽装ではありまし
たが、すでに普段どおりの姿です。変わったことといえばその手に湯気の上がる水桶
を提げていることぐらいでした。
「お湯をもらって部屋に戻ってきてみたら、寝台の上で座り込んで君はぼーっとして
いるんだもの。私のほうがびっくりしたよ」
「それは…」
レゴラスのせいだと言いかけて、ギムリは下腹部の違和感に言葉を詰まらせます。
どろりとした熱い体液が蜜壺から秘口を伝って溢れ出るのを感じたからでした。その
感触はまるで愛された回数を物語るかのようで、恥ずかしさにいたたまれなくなって
しまったギムリは、いきなり掴んでいた敷布を頭からすっぽりと引き被り丸くなってし
まいました。そんなギムリの気持ちを知ってか知らずか、手に提げていた水桶を床に
置きレゴラスは寝台に腰掛けると、さも嬉しそうに笑いながら敷布の上から覆いかぶ
さるように丸まったギムリをぎゅうぎゅうと抱きしめました。
「君は本当に恥ずかしがりやで意地っ張りで、そしてなんて可愛いんだろうね。ようや
く愛し合えるようになったのだから、何も隠すことなんてないのに!」
「知らない!知らない!馬鹿エルフ!」
「ここから出てきておくれ、ギムリ。そうでないと…」
レゴラスは恥ずかしさに喚くギムリの耳元で布越しに、昨晩の痴態をいちいち口にし
始めました。それどころか、それを説明するかのようにあちこち敷布の上から体をまさ
ぐります。とうとう堪えかねて、ギムリは敷布から顔をだしました。
「あ、あんたという馬鹿エルフは…ッ!?」
顔を赤くし涙目で睨むギムリが声を荒げて身を起こすと、そのまま抱き寄せられて
腕の中に収められてくちづけられました。甘やかに舌を誘い出され幾度も絡められて、
いつしか固く握られていたギムリの拳はほぐれていました。
互いの唇が離れると、それでも文句のひとつも言ってやらなければ気がすまないギ
ムリが目を開くと、それまでの冗談めかした表情ではなく静謐な笑みを浮かべたレゴ
ラスの顔がありました。エルフらしく美しい端正な顔立ちのレゴラスでしたが、その彼が
こういった表情を浮かべるとき、決まってギムリはひどく切なくさびしい気分になり胸の
奥がわずかなささくれのように痛むのでした。それは鴎の声を聞いたときのレゴラスの
表情を、嫌でもギムリに連想させるのです。
掻き毟られるような西への郷愁はすべてのエルフに共通の感情で、それはレゴラス
と言えども同じでした。ギムリはこれから先、自分の存在がそれに対しての足枷になる
のではないかと最近考えるようになっていたからでした。
にもかかわらず、その彼をまた西へと生かせたくないと考えているのもまた、ギムリ自
身に他ならなかったからです。
「……私は行かないよ」
考えを読んだかのようなレゴラスの声に、ギムリはびくりとなって我に返りました。呟く
ようなその声は、ギムリの感情に湧き起こる小さな黒い炎を一瞬で消し去ります。
「でも…」
「私がそこにいたいと思った場所に君がいないなら、どんな美しい場所も私には異国
だもの」
その言葉はギムリの心を清水のようにさらさらと洗い流しました。
いつかは必ず迎える永遠の別れからは決して逃れられないにしても、それは今考える
べきことではありませんでした。ギムリは大きく息をひとつ吐くと、たった一つ心の中に
洗い流されずにぽつんと残った言葉を口にしました。
「レゴラス…愛してる」
「…ありがとう、ギムリ。私も愛しているよ」
そう言い合いながら互いの額にくちづけると、ひとしきり屈託のない小さな笑い声と共に、
二人は際限なく愛し合えた喜びに浸るのでした。
<終>
…以上であります。
皆様の萌え萌えライフの足しになるならば、これにまさる喜びはありません。
長々とお付き合いありがとうございました。
480 :
名無しさん@ピンキー:04/10/18 18:08:41 ID:lCF4ksQr
すいません、23レスの間違いでした。申し訳ございません。
>>455 > ギムリたんをお布団に抱え込んで眠りたいものですな。
激しく同意でございます。そして、乙!!
「萌え萌えライフの足し」というか、萌え過ぎてしまって、大事な娘(ギムリたん)をお嫁にやってしまった気分です。
ちょっとしたグローイン気分です。一人淋しく肩を落として、冷酒かなんかあおってしまいたい。
いや、グローインなら闇の森に攻め込んでいくかな。w
よかったです。こうして、ギムリたんはエロエロドワーフ娘への道を走り始めた訳なんやね。
長!! しかもすっごい力作!
ちっこいけどむっちりバディギムリたんの初夜ーーっ
レゴラス、替われ! いえ、替わって下さい、御願いします。
その密壷を、せめて一舐め、一突き。絶対に一回出し入れしただけでは満足出来ないけどな。
どうもおつかれさまでした。
帰ってから、じっくりまったり堪能させていただきます!
痛みに耐えて、よく頑張った!!
BY 某国首相。
感動した!
>>445 萌えました。熱いパッションがひしひしと感じられました。
挿入描写たっぷりでエロくてGJです。
そして最後の口説き文句がイイ!
>455様
エロイチャ話ありがとうございます!自分は舌で責める描写が萌えました。
おいしそうだなーギムリたん、と思ってしまうんですが
これは性欲ではなく食欲なんでしょうか…
某国首相からの祝辞も届いたようですね。w
14の目がそこからはなせなくなってしまっているギムリたんが愛しい。可愛すぎる。
それから、お願いをひとつ。
段落の途中で次のレスに移るのはやめておくれ。文章が抜け落ちてるのかと思ってしまった。
保管庫に移ってしまえば関係はないのだが…
>>462の、
<男の自分と同じように身に着けた下帯を…
に萌えた。
ギムリたん、褌っ娘?とか考えて。
ムチムチなプリンちゃんの褌…ハァハァ。
489 :
スマウグ:04/10/19 18:42:31 ID:72HNWSB6
>486
「おれは、ドワーフのにおいは(味も)よく知ってる。
あれよりいいものはないぞ。」
保管人です。
続々と投下お疲れ様、及びありがとうございます職人様方。
住人の皆様へ。
>>416氏が提案してくれたテンプレを保管庫の方にも転載しています。
SSを読む合間にでもご検討よろしく。
http://lotrep.nobody.jp/ (保管庫へは直リンで構いませんのでテンプレそこだけ直しておきました)
保管人様、いつもご苦労様です!
…雨はざぁざぁで肌寒いこんな夜は、455さんのギムリたんに可愛いおべべ着さして
熱燗をお酌してもらって寝室に引っ張り込みたいもんだね。
もちろん畳敷きに布団は一つで枕は二つ、枕元には水差しで床の間には椿の花の一輪挿しで。
しかるべき後にギムリたんをホカホカにする行為にいそしんで、湯たんぽがわり
にして眠るに限る!!
484です…おっしゃる通り、
>>445ではなく
>>455でした。
445さんも455さんもごめんなさい。
なんか
>>489見てスマウグに乱入され陵辱教室状態な離れ山のドワーフ娘が
頭に浮かんだ。可哀想だハァハァ。
保管人さんもテンプレ職人さんも乙。
長編は初めての投稿だったのですが、皆様方の感想が本当に嬉しいです。
本当にどうもありがとうございました。
487さん、ご指摘ありがとうございます。
打ち込んでる最中はまるで気がつかなかったのですが、確かにその通りでした。
次がもしあるのなら、気をつけます。
そして自分は399さんの作品を心から楽しみにしております。
頑張ってください。
497 :
リレー:04/10/22 22:38:37 ID:q6XsvTy0
>>140の続き
一方、その頃、ギムリは、自分の作業部屋の扉を開き、レゴラスの姿がどこにも見えないのを
確認すると、急いで廊下の奥の台所へと向かいました。途中、レゴラスがいるであろう寝室の
扉をチラッと見ながら……。やはり、喧嘩をしていてもレゴラスの事は気になるようです。
グラスの水でうがいを済ませ、(あぁ、すっきりした…。本当にもう、何だってあんな事するのだろ
う。あんなに頭を押さえつけてさ。いいや。レゴラスとは当分の間、口もきいてあげないんだ!
さぁ、私は、お客様をお迎えする準備をしよう!)と、台所の扉を開くと、そこにレゴラスが長い
足を伸ばして廊下を塞ぐ様にして立っていたのです。
「あ!」と、声をあげて、元いた台所に戻ろうとしましたが、間に合いません。腕を引き寄せられ、
軽々と抱き上げられてしまいました。ギムリは、どういう顔で向き合えばいいかがよくわからなくって、
顔を見られなくても済むようにレゴラスの肩に顎を乗っけて、一言も口をきくものかと口を一文
字に結びました。
「ねぇ。ギムリ。ごめんね。あんなに怒ると思わなかったんだもの。」
「ねぇ。顔見せてよ。ねぇ。ねぇってば…。」
「……(ふん。絶対、口なんかきいてやるもんか。)……。」
すると、レゴラスは、わざと囁くようにかすれた声で
「口でするのが嫌だったの?それとも…。」
その言葉を聞いただけで、ギムリは、先程の寝室での自分の状況が思い出され、頭に血が上っ
てしまい、つい、顔をあげて口を開いてしまったのでした。
498 :
リレー:04/10/22 22:39:00 ID:q6XsvTy0
「もう、あんたは、明るいうちからそんな恥ずかしい事を。ぺらぺらと。この馬鹿エルフ。」
耳まで真っ赤にして訴える恋人の顔を嬉しげに見つめながら、レゴラスは言いました。
「あぁ、よかった。やっと、口をきいてくれた。後は、笑顔になってくれるともっと嬉しいんだけれ
どな。」
ギムリは、にこにこと屈託のない笑顔のレゴラスに顔を覗きこまれると、視線をそらせながらも、
ついついその笑顔に引き込まれて笑ってしまうのでした。
「ねぇ。レゴラス。違うんだよ。無理やり、頭を押さえつけられたのが嫌だったんだ。」
「じゃあ、ちゃんとお願いすれば、又、してくれるんだ。へぇ。そうなんだ。」
ギムリの表情を伺うようにエルフがにやにや笑っています。
「そ、それは…ちょっと違うし…困るけど…。そ、それより、そういう恥ずかしい事を明るいうちか
ら言わないでおくれって、何度言えばあんたはわかるんだ。」
レゴラスは、腕の中で可愛い顔を真っ赤にさせてぶうぶう怒る恋人の唇に軽く口付け、言葉を
封じると
「ねぇ。もっとちゃんと仲直りしようよ。今日は、君の声も全然聞かせてもらってないしさ。」
と、急に口付けられて、驚いた表情のままのギムリの耳元でいやに甘ったる囁くのでした。
「だって、いつ、お客様が来るかわからないもの…。」
軽い口付けと耳元への囁きが功を奏したのか。恥ずかしげに俯いてもじもじとするギムリに
「じゃあ、口付けだけ。口付けだけだから。寝室へ戻ろうね。」と告げると、ギムリを再び寝室に
連れ込んでしまいました。
さて、「口付けだけだ。」といっても、頬や唇だけにするとは限りません。ギムリは、どうなるのでし
ょうか。そして、王様は、本当にやってくるのでしょうか。
>>497 リレーの続きキター!
なんかレゴラス格好いいなあと思ってしまった。
激しくGJ!
余裕で500ゲット。
おなごだけでなく男キャラがカコイイこのスレのエロSSが大好きです。
職人さん頑張って下さい。
500とられたー!悪あがきで501げと。
>>497 これはいい
ギムリに逃げられてしょぼくれてた姿を
一瞬でもかわいそうと思った自分が馬鹿らしくなる程
天然策士なレゴラスですね。
ギムリも甘いなあ。
ホビッツ娘とギムリたんを堕とすエロゲなら、
堂々と『このゲームに出てくる女の子は全員20歳以上です!』
って言える!
基本的に殆どのキャラ20歳以上だと思う。
某おるすばんや某おいしゃさんの苦しすぎる言い訳のことか―――ッ!!
見た目は幼女!でも成人!
505 :
名無しさん@ピンキー:04/10/26 22:01:52 ID:EdRYcsbP
先、こされたか
乳晒し生出しドワーフ娘のエロ画を描いて、画面の隅に
「この女性は130歳以上の成人女性です」と書き添えてみようかと思ってたのさ
描け!描いてくれ!いや、描いて下さい!お願いします〜!!
>505
即キボン!
ゲームの「プリンセス・○ーカー」の娘の名前を「ギムリ」にすると萌えるぞ。
「王子と結婚」はあるわ、「王様と結婚」はあるわ、「父親と結婚」はあるわで。
>>508 王様は、アラよりスラ、エオで妄想すると楽しいかもだ。
父親…。一族を追放されそうだ…。w
>>508 何で俺がもう一人いるんだ
本気で怖くなった…
ウチのセガサターンにいるぞ。武術系勇者になったギムリたんが。
もこふわ茶色の髪がイメージぴったりだったんで、ついカッとなって育てた。
傾国の服を着せてすけすけ乳首をさんざん楽しんだ後
王子にも王にもやりたくなかったんで自分の嫁にした。
このゲーム、エルフ出てくるけど結婚相手になってくれないんだよね
見た目はヨウジョだが年齢表記すると、途端にとんでもない熟女ゲーになるなw
>>508!お前さんのせいで、ついソフト買っちゃったじゃないか〜〜!
ギムリたんに「お父様」って呼ばれるのを想像するだけで、萌え死にしそうだ…。
ああ、でもボロミアたんをじっくりねっとり育て上げるのもいいだろうなぁ。
513 :
名無しさん@ピンキー:04/10/27 22:32:06 ID:Zjms+KZf
フロドお嬢様で「お養父様」と呼ばr(ry
>513
ageんな、ボケ
ファラミアたんに「おにいさま」と呼ばれt(ry
エステルたんにおにいちゃんと呼ばれ隊。
>516
裂け谷の双子×エステルたん
ちみちみしたホビッ娘たち四人で、フレンチカンカンがみたい。
ちみっこいアンヨを懸命に上げて踊る姿は可愛かろうなぁ。肝心のアソコは
激写カメラマン並みに地面に這いつくばらないと見えなさそうだが。
闇の森の奴隷なギムリたんSSはまだかのぅ、ゲホゲホ…。
なんだ、随分人が来てないみたいだな…どうした?
>520
今スレ住人たちは迷っているっ・・・!
おそらくここの職人はほとんどが女っ・・・!
おかず(SS)は欲しいっ・・・!
だが、女特有の馴れ合い空気はうざいっ・・・!
うざいっ・・・! うざいっ・・・! うざいっ・・・!
そして、「うざい」と糾弾してしまうとっ・・・!
職人たちは書きづらくなるっ・・・!
結果っ・・・!
男も女もレスを書き込めなくなるっ・・・!
‥ということなんじゃあないかと。
何か良い方法が見つからないかな。
昔みたいににぎやかに萌え萌えエロエロ話がしたいよ。
腐女子は11/3に向けて忙しいんジャネーノ
11/3に何があるのか調べてみた
ああいうイベントってのは腐女子しか参加してないの?
導入部のみでエロ無しですが、保守がてら置いていきますね。
レゴラス×ギムリ(基本は)です。「ホビットの冒険」を読了した方推奨。
闇の森に囚られたグローインたちと引き換えに身柄を要求された姫君ギムリたん。
萌えネタを提供してくださった、前々スレ818さん、前スレ606さん、
レゴギムの本番SSを投下してくださった>455さんに深く感謝いたします。
ドワーフのギムリは、ドゥリンの血を引く一族の高貴なる姫君です。
「ごらん、あれがエレボール、我ら一族の故郷だ。今は憎きスマウグが巣くっているが、我らは必ず
あの山を取り返し、かつての黄金に満ちた栄華を復活させるのだ」
父親のグローインは、遠く遠く小さく見える離れ山を指差して幼いギムリに教えました。乾いた風が、
龍の荒らし場という名の荒野に吹き渡っていました。
現在、離れ山は強欲な龍、スマウグに占領されていました。昔々、スマウグはドワーフたちの作り出
した素晴らしい財宝を我が物とするために、多くのドワーフを殺しました。命からがら逃れたドワー
フたちは故郷を失い、それ以来一箇所に留まることなく中つ国を放浪する運命となりました。
流浪の日々の中、ドワーフたちは時折狂おしい望郷の念に駆られ、遠く眺めやることしかできなくて
も、離れ山を取り囲む荒地に立っては、在りし日の栄光を懐かしむのでした。
後に離れ山はグローインを含めた13人のドワーフと1人のホビット、そして魔法使いの功労によっ
て取り戻されることになるのですが、この頃のドワーフはその多くが苦渋に満ちた旅また旅の日々を
送っていました。
父親の肩にちょこんと座ったギムリはまだ本当に子供で、自分が生まれる前の、父の話に出てくる輝
く財宝やドワーフの栄光の日々のことは想像できませんでしたが、故郷を取り戻したいと願う父の熱
意はギムリの心に深く刻まれたのでした。
さて、離れ山から闇の森の北辺を通って去ってゆく途中で、ギムリは何度目かの誕生日を迎えました。
この日をギムリはとても楽しみにしていました。なぜなら、この歳を迎えたドワーフの子は初めて斧
を持つことを許されるからです。両親から贈られた斧は子供の背丈に合わせてごく小さな物でしたが、
ギムリは大喜びです。早く何かを切ってみたくてたまりません。
日が暮れかけ、大人たちが野営の支度のために目を放した隙に、ギムリは抜け出して、木のあるほう
へと駆け出しました。そして切り応えのありそうな大きな木を求めるうち、闇の森のほうへ迷い込ん
でゆきました。
ようやく手頃な木を見つけ、振り上げた斧の重さによろけながらも、ギムリは渾身の力を込めて振り
下ろしました。しかし、闇の森の樹は頑丈な上に意地悪で、幼くて非力なギムリは斧ごと弾き返され
ては地面を転がりました。
それでもギムリは泣きませんでしたし、諦めませんでした。もっと細い木を探してますます森の奥へ
踏み込みます。日が暮れてゆくのにも気づかないほど夢中でした。
やっと手ごろな細い木を見つけました。これなら切れそうです。ギムリがはしゃいで斧を振り上げた
そのとき、
「いけない! その木は若木だ。それを切ろうというのかい」
どこからともなく声が降ってきて、ギムリはあたりを見回しました。しかし誰の姿もありません。あ
たりには恐ろしげに捻じ曲がった枝を広げる巨木があるばかり。怖くなったギムリは皆のいるところ
へ帰ろうと元来た道を駆け出しました。しかし、どれだけ走っても森を抜けられません。迷ってしま
ったのです。
どのくらい時間がたったでしょう。辺りは薄暗くなり、心細くて疲れきったギムリは、その場に座り
込んでふにゃふにゃと泣き出してしまいました。
小さくうずくまり次々と涙が溢れる瞳をこすっていると、何者かが不意にふわりとギムリを抱き上げ
ました。
温かく力強い腕は不安と恐怖でいっぱいになっていたギムリの心を和らげました。「父グローインが
探しに来てくれたのだ」とギムリは喜び、その広い胸にきゅっとしがみつきました。
しかし、すぐにおかしいと感じました。まずギムリの大好きなふさふさとした柔らかい髭がありませ
ん。見慣れない緑と茶の衣装に包まれた胸には、森の匂いがしました。
「君はドワーフの子だね」
父親とまったくちがう声に驚き、ギムリは逃れようと暴れました。しかし、ギムリに構うことなく、
その者はどんどん森の中を歩いていきます。どこに連れて行かれるんだろう。この人の声は木を切る
のを止めた声と同じだったんじゃないだろうか。木を切ろうとしたことを怒っているのじゃないか。
そう考えると、ギムリはどんどん不安になりました。
しかし、ほどなく彼はギムリを降ろしました。それからエルフの鋭い目で森の向こうを見晴るかしま
した。
森の縁ではさんざんギムリを探したグローインが、あとはここしかないと闇の森に踏み込もうとして
皆に止められていました。半狂乱の態でギムリ、ギムリと叫んでいます。あなたまで迷ってしまった
らと止めるドワーフたちを振り切らんばかりの勢いで、彼らは大騒ぎをしていました。
エルフはグローインの顔にギムリの面影を認めました。
「私はここまでしか行けない。ここからまっすぐ行けば森を出られる。森の縁で君のお父さんが待っ
ているよ」
ところが、ギムリの瞳には森の下生えと威圧するように覆いかぶさる古い森の木が映るばかり。グロ
ーインの姿などまったく見えません。ギムリは尋ねました。
「どうしてわかるの?」
「エルフの眼と耳は特別だからね。君たちより遠くの物が見えるし聞こえる」
「エルフってなに?」
このころのエルフは自分たちの森に閉じこもって、他種族と交流を持つことがあまりありませんでし
た。また、ドワーフたちもエルフを嫌って彼らの住む森に近づこうとはしませんでした。広い中つ国
を旅してきたギムリがエルフを知らないのも無理からぬことでした。
「大きくなればわかるよ。さぁ、もう行ったほうがいい。だけど、私に出会ったことも、助けられた
ことも、決して言ってはいけないよ。君のためにね」
「どうして?」
「私がエルフだからさ」
ギムリは首を傾げました。そんな何も知らない無垢なギムリの様子に、レゴラスは微笑みを浮かべま
した。
「お父さんが心配して君を探しにこの森に入ろうとしているよ。さぁ、早く‥」
父が心配していると聞いて、ギムリは弾かれたように走り出しました。仲間たちの声が次第に大きく
聞こえてきました。しかし、助けてくれたあのエルフに名を聞くのもお礼を言うのも忘れたことに気
づいてギムリが立ち止まり振り返ったときには、既にレゴラスの姿はありませんでした。
ギムリは元の方向に向き直り、一心に走りました。仲間たちの声がする方向へ。森を抜け、寄ってた
かって皆に押さえつけられているグローインに飛びつくと、涙を零しながら父に謝りました。グロー
インも他のドワーフたちもギムリの無事を喜びました。
樹上から見守っていたレゴラスは、ギムリがドワーフたちの中へ帰ってゆくのを見届けると、森の奥
の自分の住み処へと戻ってゆきました。
そうして、このささやかな出会いは、時の経つにつれ幼いギムリの記憶から徐々に薄れ消えてゆきま
した。
※
魔法使いガンダルフの導きによって離れ山を恐ろしい龍から奪い返すべく結成された13人のドワー
フの一隊は、通り道である闇の森でエルフたちに咎められ、縄をかけられて牢屋に入れられてしまい
ました。彼らの頭であるトーリン・オーケンシールドに、エルフ王がなにゆえわが森に踏み込んだの
かと詰問し、彼が答えなかったからです。また、彼の仲間たちも口を割ろうとしませんでした。
森のエルフ王スランドゥイルは、大の宝石好きでした。本当の目的を明かしてしまうと、まずいこと
になりそうだと皆考えたのです。
彼らの仲間のうちたったひとりのホビット、ビルボは不思議な指輪の力で姿を消し、エルフ王の岩屋
に入り込んでいましたけれども、どうしてよいのかわからず、いたずらに日々が過ぎるばかりでした。
ドワーフたちを救出する方法をどうしても思いつけなかったのです。
※
捕らえられたグローインは暗い牢屋の中で最愛の娘のことを想って何やら呟いていました。彼の心配
といえば、年が明ければ成年を迎えるひとり娘のギムリのことでした。
13人のドワーフと1人のホビットが旅に出るにあたって、彼らドワーフの一族は放浪の旅を一時止
め、あるところの大きな洞窟を仮の住まいとして留まっていました。ドワーフたちはここでトーリン
たちの無事と成功を祈り、その知らせを待っているのです。
「私たちはどうなってしまうのだろうか。志半ばにして倒れてしまうのか。エレボールを目の前にし
て。おぉ、ギムリ。私の美しい娘。そなたに会いたい。
暗く狭い牢屋の中で他にすることもなく、普段でも何かと娘の自慢をするグローインの独り言は取り
とめもなく続きます。
「私のギムリは美しいだけではない。気立てもよい。細工物など誰も叶わない。料理の腕も絶品だ。
刺繍など繊細で美しいものを作る。
「しっかりとした気性で、みんなから好かれて尊敬もされておる。皆をまとめることに関しては、な
まじな男より立派につとめる。武芸も達者でまことに自慢の娘だ。ただ、ギムリより強い若者がお
らんのが悩みだが。いやいや、嫁になどやるものか。
「だが、不憫な娘よ。ドワーフの中でも最も高貴な血を引き、本来ならば姫として何不自由なく育つ
はずが、生まれたときから一族は放浪の身の上。父だけは知っているのだぞ。本来は甘えたがりな
可愛いそなたの気性を。それなのに、一族のためにしっかりとしなければと、高貴な血筋に生まれ
たがゆえにかえって責任や義務感に縛られて‥、痛々しい限りだ。
「鞠が弾むようなそなたの歩く姿、愛くるしい笑顔よ、もう二度と見ることはできないのか。‥‥」
さて、この独り言を聞いたエルフがエルフ王に報告したことから、ギムリの運命は大きく変わってゆ
くのでした。
※
王の命令を受けドワーフたちの仮宿の洞窟へとやって来た使者は、捕えたトーリンたちの頭巾を示し、
彼らの釈放と引き換えにギムリの身柄を要求しました。洞窟は蜂の巣をつついたような騒ぎになりま
した。13色の頭巾、とりわけ長い銀の房がついた族長トーリンの青空色の頭巾は、一族の手から手
へ回され、それが間違いなく彼の物であると認められると、皆悲しんだりエルフたちに怒りをあらわ
にしたりしました。
ギムリはグローインの白い頭巾を手に取ったまま蒼白な顔でしばらく立ち尽くしていましたが、我に
返るとすぐに皆をなだめ、落ち着くように言いました。
彼らはギムリに従いました。その場は水を打ったように静かになりました。すすり泣く声が聞こえま
した。皆がギムリの運命を想い、胸を痛めました。
※
洞窟の中では粛々と準備が進められました。ともすれば泣き出してしまうドワーフたちを、ギムリは
優しくなだめました。その優しさ、温かさが他の者の心に突き刺さり、なおさら哀れを誘いました。
ひとりのドワーフが涙をこらえながら言いました。
「エレボールを取り返した暁には、財宝を携えて必ずお迎えにあがります。エルフ王に我らのギムリ
様を返していただけるようお願いにあがります。それまで、どうか、待っていて、ください」
最後のほうは嗚咽で切れ切れになり、ドワーフは涙を落としました。
「いや‥、迎えに来るには及ばないよ」
ギムリはつとめて穏やかに言いました。
「私は‥、どのような目に遭うことかわからないのだよ。それなのに、皆の中に戻って普通に暮らせ
るわけがない。それはとても辛いことだ。とてもね」
ギムリはその身を汚される可能性もあることを考えていました。ドワーフは純潔に対する考えが強い
一族でした。特にギムリはそのようなことに対して潔癖な性格でした。
「それに‥」
と言いかけて、ギムリは口をつぐみました。今は言うべき時ではないと思ったからです。
ギムリと引き換えに釈放されたトーリンたちによって離れ山を取り戻し、ドワーフたちが惜しまぬ努
力によって栄華と財宝に囲まれたとき、今度はギムリの身柄と引き換えにそれらを要求されるかもし
れません。
一国の主であるエルフ王がそんな非道な行いをするとは思いませんでしたが、王は無類の宝石好きと
いう噂でした。万に一つも可能性がないとは言い切れません。そのようなことになれば、ギムリは自
ら命を絶つ覚悟でした。
トーリンたちを釈放させるために、ギムリはためらいなく闇の森へ行くつもりでした。
トーリンたちの旅は、皆が住む場所を取り戻し幸せになるための一縷の希望なのです。離れ山を失っ
てから生まれた彼女は、一族の長い労苦を見てきました。石炭を掘る父たちの姿を見てきました。嵐
の中、雨露をしのぐ場所さえなく雨ざらしで震えていたときもありました。並の人間であればとっく
に死に絶えていたことでしょう。しかし、ドワーフはアウレによって作られました。彼は愛し子たち
に労役や飢えや、肉体的苦痛によく耐える頑健さと不撓不屈の精神を与えました。アウレの愛は現在
のドワーフたちにも受け継がれていました。
ギムリは一族の幸せを何よりも誰よりも願ってきました。父の想いと一族の悲願を知っているギムリ
は、自分のために再び一族が困窮する事態を最も憂えました。自分に人質としての価値があってはな
らないのです。
ギムリは自分の考えを父グローインへの手紙にしたため、最後にあなたの娘は死んだものと思ってく
ださいと書き、封をして仲間に預けました。父が戻ってきたら渡してくれるように、と。
後にこの手紙を読んだグローインは、ギムリの覚悟のほどを知りました。
実際に離れ山を取り戻してから、ドワーフたちの間には財宝の一部を持って我らの姫君を返してもら
おうとする意見がたびたび出されました。そのたびにグローインは身が裂かれそうになるのをこらえ
て彼らを抑えました。人質として利用価値があることをエルフ王が知れば、ギムリが手紙に書いたと
おりの事態が起こるかもしれません。財宝の一部ではなく全てを要求することも。そして、そうなれ
ば、グローインは自分の娘がためらいなく死を選ぶことを疑いませんでした。
※
闇の森へ向かうための支度が整うと、ギムリはしばらくひとりにしてくれるよう頼みました。ドワー
フたちが部屋から出てゆくと、ギムリは繊細な浮き彫りをほどこした水晶の小箱を取り出しました。
その中にはまばゆく輝く長い金の捲き毛が入っていました。ロスロリエンの奥方の髪でした。
ずいぶん前のこと、中つ国を放浪中、ギムリの一族は大河アンドゥインの東の岸を北上していました。
そして、ロリエンの対岸に当たる岸辺を通りかかったとき、巨大な黒い影に突然の襲撃を受け、多く
の者が負傷しました。そして十数名が瀕死の重傷を負いました。襲ったのはドル・グルドゥアに潜む
死人占い師の手下のうちあまり知恵のないオークたちでした。集団でやってきたドワーフたちを攻撃
部隊だと思い込んで攻撃を仕掛けたのです。
ギムリたちは最も近いロリエンのエルフに助けを乞いました。エルフたちは負傷者を助ける代わりに、
万に一つもドワーフがエルフに危害を加えないよう、よからぬ企みを企てないよう、人質を要求しま
した。ふたつの種族は過去のいざこざから全く仲が悪く互いに信頼がなかったので、無理からぬこと
でした。そのとき、進んで人質となることを望んだのがギムリでした。ギムリは目隠しをされ舟に乗
せられて大河を渡り、ロリエンの森の中をひったてられてゆきました。
ギムリはそこでロリエンの奥方ガラドリエルに出会い、その美しさに陶酔し、彼女を崇拝するにいた
りました。奥方もギムリを気に入り、彼女を尊い客人として厚く遇しました。流離の身の上とはいえ、
ギムリは高貴な姫としての素養を生まれもっていました。民のために自分の身を犠牲にすることを厭
わぬ、気高き王女の誇りを。
ギムリに二心のないことを見抜くと、奥方は優しく明るく可愛らしい姫君に、自らがノルドールの出
であること、エルフとドワーフとが親しくつきあい豊かに繁栄していたころの歴史を教えました。そ
うして、ふたつの種族の架け橋となるきっかけになってほしいと頼みました。ギムリはこの頼みにど
う応えていいのかわかりませんでしたが、奥方はにっこりと微笑んでギムリの手を取り、深く考える
ことはないのですよ、と言いました。
別れの際に、ギムリは奥方の髪を贈られました。「ロスロリエンのガラドリエルはいつでもあなたを
歓迎します」という奥方の言葉を受け、ギムリは仲間たちのところへ帰ってゆきました。森から送っ
てくれたエルフのひとりでハルディアという者が、目隠しをして罪人のようにひったてたことを謝り
ました。ギムリはにっこり笑って許しました。
手厚い看護を受けたドワーフたちはすっかり回復していました。ギムリは仲間たちに奥方の素晴らし
さを語りました。傷を手当てしてもらったドワーフには賛意を示す者もいましたが、族長トーリンも
父グローインもギムリをたしなめました。彼らをはじめ、ドワーフの大半は、姫君は森に棲む魔女に
たぶらかされてしまったと、悲しんでいたのです。以降、ギムリは誰の前でも決して奥方の話をしませ
んでした。
小箱を開け奥方の髪を見つめていたギムリは、思い出から現実に戻りました。この唯一無二の大切な
宝を持ってゆく方法を思案しました。闇の森の王は美しいものに目がないと聞いていました。取り上
げられてはと、ギムリは奥方の髪を自分のふわふわとした髪の中に紛れ込ませてしっかりと結びつけ、
さらにその周囲の髪とともに三つ編みを細く編んで隠しました。
闇の森でたった一人で淋しくて辛くても、敬愛する美しい方の思い出の品を心のよすがにするために。
(後編に続く)
前編のみですが、読んでいただいてありがとうございました。
萌えの一助になれば幸いです。
>>535 お疲れです。
ふにゃふにゃと泣くギムリたんに萌え、グローインの独り言に吹き出した。
奥方とハルディアまで登場したりして、いい仕事してますなー。GJですわ。
後半、レゴラスとの再開が楽しみだ。
すまん。再開→再会
おお、なにやらずいぶん気合いの入った創作がきてる!
そもそも女体化萌えの時点で、トールキンに化けて出られても仕方ないことしている身だ。
すでに奥方の御髪を持っていることの是非は問わぬぞ!
作者殿に願う事は只一つ。それは
エ ロ ! !
あー。もちろんドワーフの姫君の仕合せも期待してますとも。
そうか。ギムリたんは「放浪の姫君」だったのか!
あらたな萌え要素を発見してくれてありがとう>535!
してき!してきよ、
>>535!
これがゲームなら、「人質のドワーフ一人当たりにつき一年、合計で十三年のあいだは
ドワーフの姫君を人質に差し出せ」ぐらいのことは言いかねないよな、スランドゥイルは。
>>535さん乙!
レゴラスとギムリの初接触が一見優しいおにいちゃんと幼女風に見えてほのぼの。
しかし実際は、親子ほどの年の差どころかご先祖様と子孫ほどの年の差……
奥方の髪の複線も気になるところです。後編楽しみにしています!
>作者殿に願う事は只一つ。それは
> エ ロ ! !
激しく同意(笑)
>535
このスレでは初めて見たようなレゴラスだなー
どうしたんだね、なんだか単に親切なお兄さんでエロエロ鬼畜な行動がないじゃないか?
このふにゃふにゃ泣くギムリにつっこんだりしたら幼姦になっちゃうだろw
舐め回すくらいなら 大 歓 迎 だが
でも、ギムリたんとする場合は成人していたとしても「いたずら」をしているような気分は
たっぷり味わえるわけで、一粒で二度美味しい。
>>543 これか?w
. ____
| |・∀・| /⌒⌒ヽ
| |\ |`イ ノハぃ) カク
. (( |_|_ィ⌒`」 ‖' 、 ソ|
ノ と、_入`_,つ λ う
カク
グローインなぐりてぇw
ホビ冒見るといつも思うが、ギムリは他のドワーフにくらべると驚くほどイイコだ。
突然変異体なんじゃないかと疑いたくなる。
イイコっていうか、頭の柔らかいドワーフっ娘なんだろうな。
…まぁ、恋人がアレじゃあ、嫌でも柔らかくなるんだろうけども。
ああっ! おかずが足りない!
「最強ドワーフギムリ 肉奴隷化計画!」
‥みたいなのをどなたか書いてくださらんか。
しかし、その場合は誰が調教するのか選べると面白そうだな。
本命(レゴラス)はおいとくとして…ハルディアあたりか?
霧降山脈よりもプライドの高いギムリたんが涙と精液で顔をグシャグシャにしながら
懇願の言葉を口にするくらいのプレイをやってくれそうだが。
ハルディアは生真面目な紳士だと思うのだが、
やはりあの目隠しのせいで、サド属性付いたのだろうか。
とゆーよりも、映画のせいか。
「ごめんね」の一言がないままだったしな。
久しぶりのSSの投下ですが、「紅い月」の続きを書くはずが…
納得がいくエロが書けず、リハビリがてら違う話を書いてしまいました^^;。
エオメル×ファラミアの続きではなくて、申し訳ありません。
ボロミア♂の設定でエレスサール×ファラミア♀の話です。
少々陵辱の話なので、苦手な方はスルーしてください。
それでは8スレをお借りします。
「そろそろ時間だ。準備をしておいてくれ。」王の声にのペンが止まる…。
ミナステリスの執務室で、王とともに執務に従事ていたファラミアは、
「はい…。」と静かに答え隣の部屋に向かう。
指輪戦争が終わり、ファラミアはオークから死の矢を受けて一度は死にかけたが
この王によって再び命を繋ぎとめることが出来た…。彼は命の恩人…。そして…。
ファラミアは、ゆっくり自分の着てるドレスと脱ぎ、全裸で仮眠用に備え付けられている
ベットに横たわる。ファラミアの細い指が秘所に入れ中をゆっくりと掻き回す。
もうひとつの手で、白い乳房の中心を震える指で摘み執拗に捏ね回す。
「ああ…。」自慰行為で喘ぎ声が漏れ…。秘所からしっとりと蜜が湧き出す。
すべては王を受け入れるための準備…。その行為をしながらファラミアの頬から
一筋の涙が流れる。「お兄様…」思わず声に出してしまう…。
愛する兄が死んで、あの王がこの国に帰ってきた…。なんという皮肉なことだろう…。
私のこの現状を兄はどう思うのか…。王に囲われた奴隷の妹を…。
夜は王妃の元にいなければいけない、王はファラミアを午後のお茶の時間に決まって抱いた。
この時間は、衛兵も休憩を取り執務室からもれる乱れた声が聞かれることはない。
こうなったのもあの夜から…。
エレスサール王は王の風格を十分備えたすばらしい人物がゴンドルに戻ってきたことで
戦乱で疲れきった民衆の心を掴み、民衆はこの王を崇め、
荒んだゴンドールの都が、再び昔の輝かしい大国に変わっていった。
そんな偉大な王に、ファラミアも密かに恋心を抱いていた。
もちろんアルウェン王妃がいるため、その気持ちを胸の奥にしまっていた。
すべてはゴンドールのためにと、ファラミアはローハンのエオメル王の求婚を断り、
女ながら執政として王に信頼され仕事に打ち込んでいた。
ある夜、王に亡きボロミアについて語り合おうと二人っきりで酒の席に誘われた。
その晩ファラミアは王と夜遅くまで、ボロミアを偲んび語り合った。
王の持ってきた葡萄酒は口当たりもよくそんなに酒に弱くも無いファラミアの頬を
あっという間に紅色に染め上げた。よく効く葡萄酒だと思っていたが、
次第に「ハア…ハア…。」ファラミアの呼吸も荒くなり心拍数も上がって
自分の体の変化にファラミアも気づきだした…。体の奥底が熱く疼きだす…。
熱くてたまらない…。
「どうしたファラミア気分でも悪いのか?」やさしくアラゴルンがファラミア
の耳元で囁くと耳にアラゴルンの吐息がかかる。「ああ…」
それだけで、体中に電流が走り体が反り上がる。気づかれてはいけない
とファラミアは小さく息を吐くと、悲壮な決意を内包した微笑みを
浮かべて「なんでも…なんでもありません。我が王よ…少しお酒に
酔っただけです…もう遅いので休ませて頂きます…。」
必死に言葉を繕い、その場から離れようとしたその瞬間、エレスサールの
腕がそれを阻止し、ファラミアを後ろから抱きしめ、白い首筋に口付けを落とす。
さらに激しい感覚が体を襲い、ファラミアは立つ事もままならないほど、
その場に崩れ落ちそうになる。
エレスサールは、崩れるファラミアを軽々と抱き上げると、近くのベットに
彼女の体を投げ出す。「お…王なにをするのです!」エレスサールの突然の行動で
動揺するファラミアに覆いかぶさるようにエレスサールの顔が近づく、
ファラミアの上気した頬、焦点の合わぬ潤んだ瞳、そして艶かしい貌を捉えると
半開きの唇を吸う。唇を奪われた事を認識したファラミアは朦朧とした意識を必死に正し、
その手中から逃れようと身体をくねらせる。エレスサールの舌が唇を割り口内に
侵入し、抵抗しようとするファラミアの舌を絡め取り甘い唾液を音を立てて吸う。
抵抗していたファラミアの体がぐったりと力をなくすと
エレスサールは、頃合良しと見てか不意にファラミアの唇を開放する。
どちらのものとも分からぬ唾液の糸を紡ぎながら唇が離れ、
エレスサールはその泣き崩れそうな美貌をじっくりと堪能しながら意地悪そうに問いかける。
「そろそろ効いてきただろう?」先ほどのやさしげな笑顔とうって変わって
不適な笑みを浮かべ、隠し持っていたナイフでファラミアの
ドレスを止めている網上げの皮の紐を切り裂き、あっという間にファラミアは
裸にされる、白い陶器のような肌が露になり、その見事な釣鐘型の二つの柔らかそうな
乳房がエレスサールの目の前に現れる。中心のピンク色の乳首は、
薬の影響で硬く立ち上がり小刻みに震えている。エレスサールが両手で
その綺麗な形の乳房を掴むと、ゆっくりと揉み上げる。「あ…っ、アアッ!」
触られるだけで、体が跳ね上がるような刺激が、ファラミアの全身を襲う。
海灰色の潤んだ瞳から涙が零れ落ちる。その濡れた輝きが俺エレスサールを一層を煽る。
ファラミアの乳房にしゃぶりつき、乳首を強く吸い上げる。そして舌で丹念に舐め上げると。
「は…っ……ぁ…ぁ」頭を振りながら力ない手でエレスサール王の頭押しのけようと、
エレスサールの髪に指を絡ませ、乳房から離そうとする。エレスサールが顔を上げると
潤んだ瞳で懸命にファラミアはエレスサールを睨み、瞳から絶え間なく涙が流れていた。
エレスサール王は、不適に微笑むと突然ファラミアの両足を掴みおもいっきり開くと、
中心で熱く疼いている部分に指を入れる。
「……な、何を……あっ……!」ファラミアの口から悲鳴にも似た声が上がる。
そこは十分密を満たし指を動かされるたびに厭らしい水音が出る。
「良く濡れているな。さすがにこの薬はよく効く」不適な笑みを浮かべて
ファラミアの中をかき回しながらエレスサールは恐ろしい言葉を口にした。
「く…薬と…王よ何を私に飲ましたのです!」
「北の野伏特性の催淫剤だ。」エレスサールはさらっと答えた。
「…何故…」信じられない表情でファラミアは訴えたが、
エレスサール王の耐え難い刺激に身体が激しく震える。
エレスサールは歪んだ微笑をファラミアに見せると、「そなたはとても
清楚で美しいゴンドールの姫だ、だがここで兄であるボロミアの
ものを咥えこんでいたのだろ。」ファラミアが胸の奥に永遠に封印
したはずの秘密を王から告げられ震えていた体が全身が一瞬固まったように硬直した。
「……は、……っ……、お、王……お戯れ、を……」
ファラミアは必死で冷静を装い否定した。エレスサールの指はさら
にファラミアの中を犯し続け、再びその白く透き通った美しい乳房
の中心で輝くピンク色の乳首をエレスサールは激しく吸い上げる。
「ああ…」ファラミア体に強い電流が全身を走り抜ける激しい痛み
さえ伴う愛撫に、ファラミアは悶える。ぴちゃぴちゃと、
音がしそうなほど、王の指先をファラミアの淫裂から蜜がベットの
シーツに滴り濡らしていく。「……はぁ、っっ……っ……」
ファラミアの体が大きく反りあがる。
「このまま、戒めてやろうかファラミアよ。私に向かって偽りを
申すな、罰せねばならぬからな」
膨れ上がった肉芽を摘み上げると、それを強くつね上げる。
「……イヤ――!!あぅっ……!お、王……、お……許し……を…」
たまらずファラミアの口からから悲鳴が上がる。
「誰に体を開いていたのだ?申せ!ファラミア!」エレスサールは冷たく
言うと指に力が入る。「アッ…ア…!エレス……エレスサール
王……アア…!!」ファラミアの頬から絶え間なく涙が零れ落ち
悲鳴が上がる。ついに限界が近づいてき、ファラミアは意を決した
ように「王よ…私は…我が兄と……情を、……交わしておりました……どうかお情け…」
問い詰められて告げた禁忌の名前を告げること、不思議と心のどこかで安堵感が湧き上がる。
その名を絶対誰にも告げないと心に誓っていたファラミアは、エレスサールの
激しい愛撫で呆気なく答えてしまった。
実の兄に焦がれ、優しい情愛を互いに交わして混じり合った。
幼い頃から憧れていた兄に体を求められても、ファラミアは拒むことはできなかった。
兄を、永遠に一人の人として愛そうと心に誓った……。
「よく申したファラミア、そなたの望むものを上げよう」そういうとエレスサールの
熱い男根がファラミアの蜜でたっぷりと濡れた、熱い淫裂に入ってくる。
「あっ……ぃ…や…ぁぁッ!!ああッ!」望むものが入ってきた
ファラミアは、悲しさよりその襲い掛かる快楽に次第に酔いしれる。
入れた瞬間エレスサールの男根を絡みつくように収縮し、無意識の
うちに離すまいと締め付けてくる。エレスサールはその具合の良さに
満足に微笑む。「さすが我が執政だ、素晴らしい道具を持っている。
なんと淫乱な蜜壷だ」そういうとさらに中を深く突き上げた。。
「ああ…いい…王よもっと…ください…。」ファラミアの意識も朦朧として
薬の影響からか次第に猥褻な言葉もファラミアの口から漏れ出す。
腰の動きに合わせて、ファラミアの柔らかい乳房がゆさゆさと揺れエレスサールは
両手でその乳房を覆うと、ゆっくり揉み解す。
「そなたの乳房はなんと美しく、柔らかな乳房だ。」すっかり充血した
硬い乳首に再び唇を寄せ舌で丹念に舐め上げる。「ああ…頭がおかしくなりそう…もっと…」
ファラミアの声が先ほどの悲壮感が漂う声から、快楽に身をゆだねる嬌声に
変わっていく。エレスサールも限界がそろそろ近づきファラミアの
中を一層突き上げ、ファラミアはびくびくと痙攣しだすとエレスサールは
熱くきつく締め付ける粘膜を犯し、奥深くに欲望を放った。
「はぁっ…あっ、あっ、アアァァ!!!」
ファラミアの口から再び悲鳴が上がるとファラミアの意識が飛んだ。
ファラミアのあの夜から、ファラミアは王の手慰みものになった。
ちょうどアルウェン王妃が懐妊し、エレスサール王は新しい玩具を
手にしたようにファラミアを抱き続け、狂ったように責め上げた。
「なかなかいい具合に濡れているぞ、ファラミア…。うまくなったな。」
ファラミアの頭の上で冷たい声とともに自分以外の指が中をまさぐり、
ファラミアの指をそこから離すと、熱い昂ぶりがそこに入り込んでくる。
「さあファラミアこれからどうしてほしい?」中に入れただけで、
動こうとしない王が愉快そうに問いかけてくる。
ファラミアは涙を流しながら「……お、お情けを……頂きたく…思います…」
王が望むその言葉を言わなければ、きっとその後の仕置きが待っている。
あの夜の薬を再び飲まされ、王の前で醜態をさらすことは避けたい…。
ファラミアは懇願するように、王に訴えた。それを言葉にする羞恥は追い詰めて
ファラミアを責め苛む。「……いい子だ……。お前の望むものを、与えよう……」
腰を捕まえると突然激しく突きはじめた。「――あっ!」いきなり激しく1番奥を責められて、
目の前が真っ白になる。「んっ、あっ―んっ――」ぴちゃぴちゃと濡れた音だけが部屋に響いてた。
羞恥に目元をうっすらと紅色に染めた聡明で清楚なゴンドールの執政は、
まるで男を誘う妖艶娼婦のようでもあった。エレスサールはこの美しい執政に
いつしか夢中になっていた。
何度貫いてもやめられない、不思議な力を持つファラミアの蜜壷は
エレスサールの男根をしっかりと掴み締め付け、絶え間なく彼に快楽を与えた。
ボロミアもこれに酔いしれていたのだろう…。もう彼女を手放すことはできない…。
ファラミアは母であるフィンドゥイラスに良く似ている。
その美しさも、聡明さも、自分を見詰める瞳まで似ているという錯覚する。
エレスサールは、昔自分が愛し遂げれなかった女性を抱いているような快感を思い出し、
さらに深く突き上げ、ファラミアの中を掻き回す。
「……お、王……、もう、っ……も、ぉっ……お許し、を……」
ファラミアの一際甲高い泣き声を上げ、エレスサールはハッとなる。
「そなたがいけないのだ…ファラミア!」そういうと一層深く貫く。
「あああっ――!」ファラミアの口から悲鳴が上がり、エレスサール
は,蜜壷から熱く膨れ上がった肉棒を引き抜き、ファラミアの口に
昂ぶりを押し込み、一気に精液を放つ。「うぐっ…」のどの奥に青臭いものが
一斉に流れ込み、それを懸命に飲み込んでいく。それでも口の端から
白い液体が流れていく。「そなたも身籠っては、国がおかしくなる
からな、そなたの中には出すことができぬ。」そういうと、
ファラミアを突き放し、ベットから降りて自分の服を着ると、
「浴室に行って早く体を清めてきなさい。まだ執務が残ってる
からな。」そういうと隣の執務室に戻っていった。ドアが閉まると
ファラミアはベットに伏せ、声を上げて泣き出した。何度王に
抱かれてもこの時間が一番つらい。愛されるわけでもなくただ
体を重ねるだけの関係が、ファラミアにとって苦痛でしかなかった。
禁を犯しても兄に愛されてあの時代が懐かしい…。「お兄様…誰か…私を助けて……。」
エレスサール王は執務室の自分の席に座ると大きな溜息をついた。
向こうの部屋から彼女の泣き声が聞こえる。
最後は必ずファラミアにつらく当たってしまう…。
彼女は自分が知られたくない秘密を知った王に逆らえず、
奴隷のような扱いを受けれると、誤解して悲しんでいるのだろうが、
実際はその王が彼女の妖艶な魔性の力ですっかり狂ってしまった…。
あの体を何度貫く度にその体の餌食になり、彼女の虜になってしまった。
ボロミアが死に際に「国と妹を頼む」と頼まれていたが……。
なんと恐ろしいものを頼んだと、ただただ頭を抱えるゴンドールの王がそこにいた。
560 :
551:04/11/06 00:22:52 ID:G3JS3byL
これで、一応完結です。ファラミアが陵辱されてると思いきや、
王がすっかりファラミアの魔力でやられてる話を書いてしまい
ました…。
お付き合いありがとうございました。
GJ!
鬼畜王エロスサールうらやましすぎるぞゴルァ!w
おおお、凄い!
鬼畜王馳夫!GJ、職人さん!
…馳夫になって旅の仲間を食い散らかしてぇ。
>560
職人さんGJ!です!すげ〜エロスサール鬼畜全快!
今度は、兄ボロミア×妹ファラミアもお願いしたい!
ミナステリスで全快ですか。プ
>560
エロい! エレスサールの手管のためか、
ファラミアの色香のせいかは判然としないが、ともかくエロ。
ソロンギルはフィンドゥイラスに懸想してたんかと思うと、
今度はデネ×フィンが見たくなったり。横道すまん。
エオメルも超がんばれ。
…だ、だめだ。兄ボロ×妹ファラといわれても
脳が勝手に姉ボロ×妹ファラにビジュアル変換してしまう。(;´Д`)
百合姉妹&親子どんぶりエロスサールで読み替えてみると更に(;´Д`)ハアハア(;´Д`)ハアハア
>549
レゴラス 愛のある調教
森のリスやらウサギやらを呼び集めてギムリたんに群がらせ
全身をさわさわする微笑ましい鬼畜プレイ
あとは前スレにあった駅弁スタイルでスタスタ歩き回り、皆に見せ
びらかすとか
ハルディア 目隠し&拘束プレイ
スラ王 メイドの格好をさせて御奉仕プレイ。
乳首につけるピアスや、首輪をギムリたん自身に作らせるとか。
ギムリたんの白くてやわこい裸を秘蔵の宝石で飾り付けて御満悦。
裂け谷の双子 二輪挿し(お約束)
ケレボルン 最もドワーフを軽蔑しているキャラという設定にして
愛のない鬼畜プレイ。
ただし奥さんにバレるとあとが大変。
だれか書いてください! お願いします!
ボロミアたんとギムリたんの姫百合SSが
百合モノとしてものすごいツボを押さえててエロ可愛くて萌えたんで、
職人さん見てたら執政家姉妹百合も書いて下さい、とリクエスト。
>>569 以前ネタ話として出てた奥方様の調教教室もいいなw
>570
>職人さん見てたら執政家姉妹百合も書いて下さい、とリクエスト
もうこの職人さんがとっくに執政姉妹の百合SSを投下してくれたよ。
っていうか、ここの住人はギムリがらみ以外はあまり興味がないから
気がつかなかったのかな。
572 :
名無しさん@ピンキー:04/11/07 13:57:41 ID:8NFqM680
メイド服なギムリたんか…イイ!
やっぱりメイドっていうとサムたんなんだけど、これはこれでまた。
>572
ageんな、ボケ!
ここは、ギムリ萌えな読み手が多くて、ファラミア萌えの職人が
頑張ってるから、普通職人としては投下しにくいスレだけど、
560は頑張ってるね〜。結構スルーされてるのに…プ
スレの前半は、ボビッツ萌えとボロミア萌えの職人が頑張っていたけど
最近静かだね…。
まあ、ギムリ萌えリクエストが多いと投下しにくいよね。
ギムリ萌えの読み手もそれだけ妄想力があるのなら、書き手に回る努力を
してみるのはどうだろ〜。∩(´∀`∩)ガンバレ〜
>574
それはわかってるよ、でも一度出てる題材を姫将軍の職人さんが
書いてくれるとは思わない。
それに、姫将軍のファラミアは弟だよ。
弟に襲われる姫将軍ならありかな。
>575
レゴラス×ギムリ♀の「旅」と「王城夜話」は同じ話だよ。
姫将軍の職人が執政百合に興味があれば、書いてくれるんじゃない?
「旅」と「王城夜話」は別の職人だろ?
「旅」と「イシリエンの森」が同職人と思われ。
>>575 他人が「書いてくれるとは思わない」だの「姫将軍のファラミアは男」だの
決め付けるのはどうかと思うぞ。何を書くかはあくまで職人さんの自由だ。
…って、煽りに反応してスマン。
>>535さん後編がんばれ。
>>551さん「赤い月」続きがんばれ。
「旅」と「王城夜話」の職人は違う人だから、
560の職人が執政百合を書いても、姫将軍の職人さんが興味があれば
書いてくれるってこと。
まさか一人の職人が同じ話を書くわけ無いじゃん…。
SS読めば違う職人くらいわかるよ(´д`) ハア〜
個人的には「旅」のレゴラス×ギムリの職人さんの方が好きだったんだけどね〜。
職人を褒め称える振りをしてけなすスレはここですか?
一人の職人が同じ話を書いちゃいけないスレはここですか?
>>578 <
>>535さん後編がんばれ。
>>551さん「赤い月」続きがんばれ。
に激しく同意!
最近、新規の職人さん(多分…)が頑張ってくれていて、とても嬉しい。
そして、メリフロの続きがとても気になる秋の夕暮れ。
>580
ここは厳しいスレですよ。
保管庫のテンプレ試案というものがあり、「大人のスレ」に
>職人は読み手からの感想を真摯に受け取るべし。
>そこに次への跳躍があると精進しよう。心の切り替えも大切だ。
となっています。
褒め称えようと貶されようと書き手はその感想を真摯に受けて
飛躍し精進しろと書いてある、厳しいスレなのです。
本当は投下してくれるだけでも、感謝していいと思うのです。
ベテランの書き手さんも最近は投下してくれなくなりました。
でも、いい作品を投下してもらうためにここの住人たちが
寝ずに考えた決まりなので、書き手さんは決まり守らなくてはいけないのです。
579のように「書くわけ無いじゃん…。」と断定するのはよくないですが
一人の書き手が同じ内容の話を何度も書くのはちょっと萎えます。
できれば、設定やカップリングを変えて書くのならいいと思います。
そういえば…昔「・・・」と3点リーダを指摘されて、キレて来なくなった
職人がいたな…。
自分は別に気にならなかったけど、しつこく指摘した読み手もいたからね。
551の職人さんが頑張ってるからまあいいか。
ここのスレで一度女体化キャラ人気投票でもやってみたい
今はやっぱりギムリたんが一番かな(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*
>>584 サルマンたんの事も忘れないでおくれ。サルマンたんに一票だな。w
ギムリといえば、ギムリ旦那(♂)が、アラ(♀)、レゴ(♀)に翻弄されっぱなしの
ローハン縦断珍道中ってのも面白いかなと思ってた。
>584
東の横綱がギムリたんなら、西の横綱は姫将軍のボロミアでしょ〜。
>586
巨乳相撲じゃないんだから…(;´Д`)ハアハア
職人様達、あなた様達がお書きになるエロで生きております。
外野の意見など気にせず、エロに突っ走ってください!
(・∀・)
(・ω・)
幼姦マンとチャーハン作るよ!に見えるw
遅くなったけど、>551面白かったよ!
これで551のエオメル×ファラミア♀にもますます期待…だけど
ボロミア♂×ファラミア♀も読みたくなってしまったじゃないか!
実の兄妹でありながら激しく焦がれ合う二人…
その禁忌をどうやって破ってしまったのか…
もし余裕があれば是非書いて頂きたい。
>>589 幼姦はよさんか!ギムリたんの場合、パッと見はシャレにならん!w
巨乳相撲いいな。
相撲はともかく、ボロミアたんもギムリたんも武人な訳だし、ミナスティリスの城の中庭
とかで組み手なんかを二人でしてたりすると萌え。お互いに身長差が結構あるから互
いを捕らえるのがなかなか難しそうだが。
なかなか勝負がつかないでいると、見学していたメリーとピピンが乱入して、ただのじゃ
れあいになったりする、とかな。
>>592 ももも萌え・・・!!!
王様と緑葉王子は木の陰からデバガメ(?)とかですかやっぱ。
>>589 ゚・ 。 ・。
。・゚・⌒)
−=≡ _ _ o━ヽニニフ ))
−=≡ ( ゚∀゚)彡。・゚。・⌒)
−=≡ ⊂ o━ヽニニフ ))
−=≡ ( ⌒)
−=≡ c し'
↑グローイン
ε ⌒ヘ⌒ヽフ ブヒ♪
( ( ・ω・)
しー し─J
↑ボンブール
>>592 「ねぇ。ボロミア。平和になったのはいいのだけれど、体が鈍らないかい?」
ってな感じで始まるのでしょうか。
ふにゃギムリが、道に迷って泣いていたら、迷わず拾って持って帰る。
で、ドワーフ達に見つからないように隠れて育てる。
きっと、小さくてもふかふかのはずだ。
真剣に組み手に取り組む二人の顔はほんのりと上気して薄汗を浮かべ、息を荒くしながら
お互いを押し倒したり押し倒されたりしている、と。晒は巻いているんだろうけど、巻いてない
で巨乳が美味しそうな羽二重団子のように触れ合っているのかと考えると、たまらん。
ま、服の上からなんだが…。
ブラボー組み手!!
王様と緑葉王子の股間も直撃だ!
ギムリたんがんばれ、ボロミアたんまけるな、
だった応援が最後には
おっぱい!おっぱい!
に変わってる外野。
>>596 途中まで、二人とも褌一丁なのかと思ってたよ。
ドキドキ…。
599 :
名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:54:29 ID:3LmxUc7Z
>>598 褌姫様’S・・・!!
細い紐がむっちりと白く輝く二つの丘に喰いこんで、より一層こんもりと見せるわけですね!!
前褌からちらりと金と褐色の茂みがのそいちゃったり!
投げられた弾みで開いた脚の最奥が、ほのかに色づいてたり!
真っ白に豊かな姫将軍の胸の先の実が、ドワーフ姫のはちきれそうな小麦色の胸の先のピンクと、こりこりと擦れ合ったり!
た、たまらん・・・!
>>596-599 鼻血噴きそうになりましたぞお前ら様!GJ!
でも本当にそんなカッコで組み手相撲など始めようものなら、
アラゴルンとレゴラスに光の速さで撤収されそうですふんどし姫S。
そんでその格好のまま弄くりまくられたり
レズプレイまがいの稽古を強要されたりする事請け合い。
(・∀・)「かわいいギムリ、プレゼントだよ。
私のものだという証でもあるからね、付けてくれるね?」
(・ω・)「そんなもの、戦いの邪魔になるだろう。いらないよ!」
(・∀・)「いらないのならギムリが捨てて。これはもうギムリのものなんだから。
じゃ、今日は帰るよ。またね。」
∞
(・ω・)「…………レゴラスったら、いらないっていったのに…」
|∀・)。oO(・・・ギムリかわいいよ………)
>>599、イイ…!!
ふっくらとした恥丘同士が、褌の白布一枚をはさんで触れ合っちゃったりしている様を
考えるだけでたまらん。普段だったら絶対許してくれなさそうな体位(?)のカッコも
「組み手」だからしてくれるんだな。二人とも夢中だから。
王様と緑葉王子の思いをよそに。
…しかし、この二人の真似をしてかぼちゃパンツ一丁でじゃれあいっこをする、つるぺたぷに
メリーとピピンというのも可愛いだろうな。
>601
こっそりリボンつけてるギムリに萌えた。ほのぼのGJ。
>>601 ∞ ← リボンだったんだ。
レゴラスのことだから、「手錠」かと思った。あと、「無限の愛」とか。
褌で「組み手」に興じる二人にハァハァ状態で見物している恋人たちからの注文が。
「ボロミア、これを塗って組み手をするといい。ヌルヌルすると相手が捕らえずらくなって
よりいっそう鍛錬になるだろう」
「そうそう。それには下帯以外は邪魔だから脱いでおかなきゃね、ギムリ」
そうかなぁ、と思いつつも「よりいっそう鍛錬になる」と言う言葉にはあっさり従っちゃう褌姫様’S。
>606
そんな姫君たちの痴態を遠巻きに堪能し股間を膨らませつつ、
どっちが先に我慢できなくなって飛び出すか賭けをする王様&緑葉王子。
逃げて!
ギムリたんもボロミアたんも超逃げて!!
いや、むしろ逃げないでとっつかまって
イロイロエロエロやられちゃって下さい。
すでにこの巨乳相撲は王様と緑葉王子の絶好の酒の肴になってそう
611 :
中島:04/11/11 14:40:32 ID:6VZqQZLw
ここはずいぶん自治厨の多いスレですね。
(・ω・)o━ヽ_。_・_゚_・_フ)) レゴラスのために、チャーハン作るよ!
(´・ω・)つ\・゚・ 。・゚・・/ 出来たよー
(・∀・)ありがとうギムリ! 早速いただくよ!
( )・) ん…、チャーハンはあっちだよ \・゚・ 。・゚・・/
(・∀・) 先にギムリを食べるよ!
------------------数時間後-----------------------------------------
(´・ω・) チャーハン冷めちゃった…(ショボーン) レゴラスの馬鹿馬鹿!
(・∀・) ギムリ、おいしかったよ!
毎回こんなアホアホ新婚生活を繰り広げていそうだよな…レゴラスとギムリたん。
特に西の国に渡ったりした後は。
あああ、こんな可愛い嫁がホスイ。
>>612さん、イイ…!
ところで知ってるヤツは知っているかもしんないが、「カスタム隷奴」というエロゲーならば
自分好みに女の子をキャラメイクすることが可能だ。
…つまり!ボロミアたんでもギムリたんでも作れて、なおかつ調教プレイが出来る!
その上オンラインで3Pでも4Pでもスワッピングでも楽しむことが可能だ!!
草原を三日三晩追いかけっこしたり
どっちがいっぱいオークを狩れるか競争したり
そんなロマンチックで全力投球なデートでなければギムリたんのハートは掴めませんが
それでも嫁にしたいというならがんばれ。
それはつまり、エルフ並みに化け物な体力と精力の持ち主でなきゃ無理って事ですか〜〜〜。
くそー…!
>>614 確か髪や瞳や肌の色なんかが選べてオッパイの大きさも選べて、眉も太眉なんかに
出来たりするやつだね。…作ってみようかなギムリたんと執政家姉妹…。
天高く馬肥ゆるはずの秋口から書き始めていたのですが、
気が付けば街はすっかりクリスマス……?アレ?
SSを投下いたします。
・上記の通り秋と言えば馬ということで、
「姫将軍ローハンへ行く(3泊4日)」編です。
・セオドレド×ボロミア♀です。
・前編のみで恐縮ですが、以下25レスお借りします。
細くたなびく白い布のように引き伸ばされた雲が、青く高い空に幾筋も掃かれている。風は強
いがさほど冷たくはなく、むしろ爽やかで心地が良い。
「ボロミアさま!」
弾むような呼び声に、馬から降りたボロミアは満面の笑顔で応える。
「エオウィン姫!」
広げた両腕に勢いよく飛びこんできた少女を抱きとめ、確かめるように頭を撫でた。
「大きくなられましたね」
「はい。もうおじ…陛下から剣と馬をいただきました」
「それは良い。後で見せていただけますか?」
「はい!わたくし、ボロミアさまに剣のお相手もしていただきたいです」
「ボロミアは優しい師匠ではないぞ、エオウィン」
厳粛でいて、どこか雅びなゴンドールの武人の正装に身を包んだ憧れの姫将軍を見上げ、頬を
ばら色に輝かせる少女の後ろから声が掛かる。
「まるで手加減を知らんからな」
「セオドレド」
武勇の誉れ高きローハンの王子が笑っていた。こちらもきちんとロヒアリムの正装をしている
があっさりと気取らない雰囲気で、長い亜麻色の髪を結うでもなく無造作に後ろに流している。
それを風になぶらせるままボロミアに近付き、威儀を正して張りのある声で言った。
「遠路を大事なくようこそ参られた、ゴンドールのボロミア殿。我ら国を挙げて歓迎いたす」
あわててエオウィンがボロミアから離れて、セオドレドの後ろにいた兄エオメルの横に立って
しゃんと背を伸ばす。
「丁重な出迎えいたみいる、セオドレド殿。我ら友邦の間にあるは遠路にあらず、変わらぬ厚
き親交のみ。今年も黄金館を見上げる日を迎えられたこと、何より大悦に思う」
ボロミアも同じようによく響く声で返礼する。
「―――では、堅苦しいのは以上。おれもエオメルも――エオウィンは少々先走ったが、おま
えに会うのをとても楽しみにしていた」
すぐに砕けた調子でそう言って、後ろにいた若い兄妹を前に押し出した。誇らしげに輝く甲冑
に身を包んだ年若い騎士の、どこか緊張したような表情にボロミアが目を見開く。
「エオメルか? 驚いた。もうわたくしより背が高いのだな」
去年の同じ頃に会ったエオメルはまだ少年だった。だがいま目の前に立つのは堂々たるローハ
ンの若武者だ。
「先日東境でオークどもとやり合ったが、一番槍の一番手柄だった。部隊を任せられるように
なる日が楽しみだな」
自分の事のように自慢げなセオドレドに照れているのか、エオメルは頬と鼻の頭を赤くする。
「いいえ、一番槍も一番手柄も、セオドレドのものでした」
「おれは勘定外だ」
からからと笑い、まだ成長過程とはいえずいぶん逞しくなった年下の従弟の背を乱暴に叩く。
それにびくともしないエオメルの立ち姿を見上げ、ボロミアは目を細めた。
「セオドレドに遅れを取らぬなら立派なものだ」
ボロミアの言葉にエオメルは嬉しそうに破顔する。笑顔は、ボロミアの記憶にある少年の面影
と少しも変わっていなかった。
「さて、今年の馬も素晴らしい駿馬揃いだ。早く厩舎を見せてやりたいが、まずは父君に挨拶
をお願いしよう。“今年も良き馬を残らずいただいて帰ります”とな」
そう言うセオドレドにボロミアは思わず吹き出した。
ローハンからゴンドールへは毎年馬が献上される。それをゴンドールの将であるボロミア自ら
が目を通し、率いてきた配下の騎馬隊とセオドレドのエオレドとの練兵を行う。ゴンドールの
兵よりも馬の扱いに長じたローハンの騎士たちからは学ぶことが多い、というボロミアの提案
で行われているこの調練という名の模擬戦は、参加する双方の国の若い兵士たちが血気に駆ら
れて待ち構えている催しでもあった。
「わが国では馬泥棒の罪は非常に重い。どんな厳罰をくれてやろうか?」
「国王に挨拶をしに行く馬泥棒があるか」
遠慮のないセオドレドの言葉に、ボロミアも相応の礼儀で返す。それぞれの国の次代を担うべ
く同じ年に生まれている2人は、気心の知れた友人同士でもあった。
ボロミアはローハンの気風を好んでいた。自分をゴンドールを統治する執政家の人間としてで
はなく、女ながらに剣を取りいくさ場に立つ姫将軍としてではなく、ただ近しい友として飾ら
ない言葉と態度で接してくれるセオドレドは、ボロミアにとって昔から大切な存在だった。
だが今年は、その存在は去年までとは少し違ったものになっていた。
黄金館へ続く道を登りながらちらりと隣を歩くセオドレドを盗み見る。勇気と力を持った王者
の血を引く、強く美しい横顔だった。彼は間違いなく立派なマークの王となるだろう。
ボロミアの視線に気付いたセオドレドがふいにこちらを向く。枯茶色の瞳に一瞬ひるんだボロ
ミアの様子は気に留めず、「宴の後で」とだけ短く呟くと、王宮へ続く階段を先に上がって行
った。
その夜は歓迎の宴が催され、主賓であるボロミアは勧められるままに次々と杯を空けていた。
「あまり飲んでいないな?」
従うように隣にいるエオメルが、手に空の杯を持ったままなのに気付き、別のを差し出しなが
らボロミアが言う。
「いえ、わたしはもう…」
「身体は大きくなっても酒はまだまだか?」
遠慮するエオメルをからかうようにその杯を自らあおる。
「あまり過ごされませんよう」
「生意気を言うな」
そう言いながらボロミアは機嫌が良さそうにくすくすと笑っている。
対するエオメルはいたって生真面目に、だが少し困ったように眉を寄せて言った。
「セオドレドに、あなたに付いているように言われています」
その言葉にボロミアは小さく鼻を鳴らして行儀悪く笑い、エオメルの胸元に空の杯を突き付け
た。
「では明後日の模擬戦では、わたくしの従騎士としてゴンドールの旗を振ってもらおうか」
「それはできません。わたしはセオドレドに従うことになっています」
きっぱりと、即座に断るエオメルの実直さに、今度はにっこりと表情をやわらげた。
「出来ぬと言うなら白の塔の大将のお付きなど勤まらぬわ。退がれ」
「ボロミア様」
「わたくしも部屋へ戻らせていただこう。明日の遠駆けの約束に寝坊したらエオウィンに怒ら
れてしまう」
そう言って奥の玉座へ向かい、退席の挨拶をする。その隣に控えていたセオドレドが立ち上がっ
た。
「お部屋までご案内申し上げる」
「いいえ、王子自らご足労願わずとも」
「こちらへ、ボロミア殿」
辞退するボロミアに有無を言わさぬ口調と歩調でセオドレドが歩き出す。王の手前これ以上強
く拒絶するわけにもいかず、結局頭を下げてその場から揃って退出するほかなかった。
薄暗い廊下をボロミアとセオドレドは無言で歩く。
ゴンドールからの賓客であるボロミアには、当然のこととして立派な個室が用意されている。
何かを言おう、何を言えばと考えるうちに、目指す部屋の前に辿り着いてしまった。当たり前
のように扉を開けるセオドレドの前に、ようやくあわてて立ちはだかる。
「セオドレド」
「話があるだろう」
「わたくしはしたくない」
「ボロミア」
眇められたセオドレドの瞳が一瞬、琥珀色に光ったように見えた。と思った時には強く肩を押
され、やや過ぎた酒のせいでもつれそうな足で部屋の中に転げ込んでいた。セオドレドが後ろ
手に扉を閉めて錠を下ろす。その態度はどこか苛ついているようにしか見えなかった。
「デネソール侯に正式に申し入れる」
傍から聞けば何の脈絡もない言葉だったが、ボロミアは即座に首を横に振る。
「無理だ」
「何が」
「わたくしがローハンの王太子妃になれるわけがないだろう!」
叫んだボロミアの息を受けて燭台の灯が揺らぐ。ぼんやりと壁に映った2人の影がゆらりと近
付いたように見えた。
「わたくしはゴンドールを統べる執政家の人間だ。父上をお助けし、民を護り導く義務がある。
国を離れるわけにはいかない。―――おまえと同じだ」
「おまえはいつもそうやって国と国の話に逃げようとする。ならばおれも正式に話を通すしか
ない!」
セオドレドが苛立ちを増した声で歩み寄る。ボロミアは後ずさって同じだけ離れようとする。
「本当はそんなことはどうでもいい。おれはひとりの男としてボロミアという女に求愛してい
る」
はっきりと告げられた言葉にボロミアは息を呑んだ。
「飾る言葉は知らん。おまえを抱きたい」
その通り何の虚飾も偽りも含まれない告白が、ボロミアの足を止めてしまう。だがそこから更
に後ずさることも、前に一歩を踏み出すことも出来なくなった。
目の前にいるロヒアリムの王子の、何と好ましい気性、英姿であることか。誰も捕まえられぬ
風のように馬を駆ることを、戦場を勇往する姿は獅子のように雄々しく美しいことをボロミア
は知っていた。
わずかな沈黙の後、ボロミアが口を開く。
「おまえはわたくしの友だ。女であることも、国を預かる立場であることも、そんなものはど
れも関係なく、おまえの前でならわたくしはわたくしでいられる」
セオドレドの握りしめていた拳がわずかに開かれ、またぎゅっと握り込まれた。
「セオドレド、おまえを失いたくないのだ……」
もっとはっきりと言うつもりだったのに、声音は自分も驚くほど弱々しかった。何か言おうと
開きかけた唇を噛んだセオドレドが、立ちすくむ身体に一足で迫りそれを抱き寄せた。
「セオドレド…!」
強い力で抱きしめられたボロミアの耳許で、低い声が呻く。
「ならばどうして口付けを許したのだ…!」
あれは今年の初め、新年の祝賀に父王の供としてミナス・ティリスを訪れていたセオドレドに、
初めて愛を告げられた。その時もボロミアは同じように拒んだが、一度きり口付けを交わした
のだ。
「おまえがおれに何も許さぬなら、おれもおまえの友でいられた」
武人として鍛えているボロミアの身体も、同性からも羨まれる長身と体躯を持つセオドレドの
腕の中にまるで小さなもののように収まってしまう。
「セオドレド、離せ……!」
ボロミアはそれがたまらず、必死でセオドレドの胸を押し返すがびくともしなかった。
「おれがあれからどんな思いだったか分かるか。どんな女を抱いてもおまえではない。だがど
の女を抱いていても、考えるのはおまえのことだけだ」
セオドレドはボロミアを抱きすくめたまま動かない。声は激情を押し殺しているように低かっ
た。
「……湯殿で、おまえの世話をした侍女がいただろう」
ボロミアが何の話かと顔を上げる。赤みがかった金色の髪をした、瞳の大きな若い娘だったこ
とを思い出す。
「あの女はおれと寝ている。おれはおまえの身体がどんな色で、どんなかたちをしているのか
すべて聞き出して、頭の中でおまえを抱いている」
ボロミアは自由になる首を何度も左右に打ち振った。だがそれによってボロミアの髪からふわ
りと立ちのぼる甘い匂いに、セオドレドの腕に一層の力が込められるだけだった。
「………っぅ」
ボロミアの口から小さな呻きが洩れる。胸が苦しくてたまらなかった。
ふいにセオドレドが耐えきれぬようにボロミアの身体を引き剥がす。支えを失ったボロミアは
弾かれたようによろめいて、後ろにあった椅子に足をぶつけた。その音にセオドレドははっと
申し訳なさそうな顔をしたが、何も言いはしなかった。口を開いたのはボロミアの方だった。
「………わたくしが」
絞り出し、吐き捨てるように言った。
「おまえの口から他の女を抱いている話を喜んで聞きたがるとでも思うのか?」
セオドレドの瞳が見開かれる。そこに宿った光から、ボロミアは思わず目を逸らした。俯いた
頬にセオドレドはおそるおそる手を伸ばす。
「ただの町筋の娘であればよかった」
だが抑揚のないボロミアの口調に、触れるか触れないかのところで手が止まる。
「それならばおまえに求められるのはどれほど名誉で、喜ばしいことだっただろう」
止まった手に髪をかすらせながらボロミアが顔を上げる。瞳から涙が零れ落ちたが、表情は凛
として揺るぎなかった。
「わたくしは、応えられない」
断乎たる拒絶だった。
セオドレドは自分を見上げる濡れた瞳に浮かぶ、はがねのような強靱さとあやういほどの脆弱
さがすべて愛おしかった。頬に手を寄せれば零れた涙でしっとりとはりつき、外せなくなった。
「応えなくていい。受け入れてくれ」
訴えるように囁くセオドレドの言葉にもボロミアは表情を変えない。ただ引き結んでいた唇の
力がゆるんでほどかれる。それだけでずいぶんあどけない顔になった。
両頬を恭しく支えられ、唇が重ねられた。暖かく乾いた弾力に唇を包まれ、一度だけ覚えのあ
るやわらかい痺れがボロミアの背に這いのぼる。
だがこれは初めての口付けとは違うものになった。
何の警戒もなく開かれていた薄い唇の間に熱い舌が挿し込まれる。驚いて顔を引こうとしたが、
両手でしっかりと押さえられ叶わない。戸惑う間にもボロミアの舌は絡め取られ吸い上げられ、
上顎やきれいに並んだ歯列の裏まで確かめるように何度も辿られた。
背を走る痺れはぞくぞくと強くなり、震える自分の身体に戸惑うボロミアは背を反らせ、懸命
にセオドレドの服を握りしめて縋った。うまく呼吸ができない息苦しさに口を開けば、ぴちゃ
りと濡れた音が聞こえる。唾液が唇の端から顎へ伝い落ちた。
応えられずとも受け入れてほしいとセオドレドは言った。だが押し寄せる熱はあまりに激しく、
それに怯えている自分をボロミアは自覚する。血煙が舞う戦いのさなかにも、こんな気持ちに
なったことは一度もなかった。
女であるということ。
普段あまり意識もせず、だが常に離れぬ影のように足元にあるその事実を、セオドレドという
強い光がくっきりと浮かび上がらせる。ボロミアは生まれて初めてそれに怯えていた。
セオドレドはボロミアが震えているのは、昂っているせいなどではないと分かっていた。抱き
しめて密着させた胸板に豊かなふくらみが弾むように感じられる。窮屈そうに押しつぶされて
いるそれを今すぐにでも暴いて貪りたかった。
何度も頭の中で抱いた。泣き叫ぶボロミアの身体を引き裂くように犯すことも、妖艶に微笑み
かけるボロミアの濡れた媚態に溺れることもあった。
だが今震えるボロミアを腕に抱いて、どれも違うのだとセオドレドは痛いほど思い知る。
恐怖を与えたいのではなかった。
唇を離し抱きしめて、その身をそっと引き離す。今度はボロミアがちゃんと立っていられるよ
うに支えながら。
「抱きたい」
もう一度、偽らぬ思いを告げる。
「一度だけでも、おまえが受け入れてくれるなら」
そう言ってボロミアの髪をひと房すくい口付けると、セオドレドは出口に向かう。
「きちんと錠を掛けておけよ。おれが戻って来ても入れないように」
一度閉じかけた扉から顔だけ出して真面目くさって言ったセオドレドに、ボロミアは思わず笑っ
たが何も言葉を返すことはできなかった。
ボロミアは閉まった扉にゆっくりと近付いて錠に手を掛けた。下ろすと、思った以上にタンと
大きな音が部屋に響く。たった今まであれほど熱かったのに、急にしんと冷えた空気に気が付
いて身震いをする。
ボロミアは静かに錠を元の位置に外しておいた。もう夜はずいぶんと冷えるこの国の気候に合
わせて用意された、たっぷりした夜具に潜り込んできつく目を閉じる。
身体に残った熱まで冷えてしまわないうちに、眠りにつきたかった。
次の日も空は高く晴れわたっていた。昨日よりも風は穏やかで、日なたは汗ばむくらいだ。
ボロミアとエオウィンはセオデン王の許しを得、黄金館が見えるところまでしか行かぬことを
条件に2人だけで遠駆けに出ていた。
ではなるべく遠くを目指そうと、起伏の少ない平坦な野を行くことにする。エオウィンが駆る
若駒はよどみのない健脚で、小さな手で手綱を取る少女を見守りながらボロミアは少し後ろを
走っていた。
抜けるような青い空も、白い山も、まだ緑を残す野も、すべて胸がすくように清冽で心地良かっ
た。
「エオウィン!」
少し前に出てまっすぐ前だけを見ていたエオウィンに声を掛ける。
「もうエドラスがあんなに小さい」
振り向いたエオウィンが馬の脚をゆるめる。
「気がつきませんでした!」
「あやうく王との約束をたがえてしまうところでしたよ」
ボロミアは笑い、馬を止めると大きな岩を指さす。
「あそこで少し休みましょう」
それはすべすべして上が平らになっており、2人が腰掛けて持参した包みを広げるのにまった
く丁度良いあんばいの岩だった。
「きのうから、くりやに頼んでおいたのです」
そう言いながらエオウィンが差し出した、少し濃いめに焼き色がついたパウンドケーキとミル
クを口に運ぶ。
「おいしい」
そう微笑むと、エオウィンもほおばりながら嬉しそうに頷く。
「あれは良い馬ですね。とてもきれいに走る」
「はい!それに頭もよいのです。セオドレドが選んでくれました」
満面に笑顔を咲かせてエオウィンは誇らしげだった。
「もっと上手に乗れるようになって、剣の稽古もたくさんして、姫将軍ボロミアさまのように
なりたいのです」
憧れの存在を見上げる少女の瞳はきらきらと輝いていて、ボロミアは面映さを隠すように微笑
んでふたたび焼き菓子にかじりつく。
「ボロミアさまとセオドレドがご結婚なさればいいのに」
だが次のエオウィンの言葉に、大きめにかじってしまった菓子を喉に詰めそうになった。あわ
ててミルクでそれを流す。
「――…セオドレドと?」
「はい。そうすれば、ボロミアさまがわたくしのおねえさまですから」
そう言う自分の言葉すら嬉しそうなエオウィンは、どこまでも無邪気だ。
「……だが以前は、『エオウィンはセオドレドと結婚する』と言っておられたでしょう」
「それは、わたくしがちいさかったからです。“はつこい”というものでした。ボロミアさま
の方がおにあいです」
まだ幼い顔で次々にませた口をきくエオウィンを、ボロミアはあぜんと見つめてしまう。
「セオドレドのことはお好きですか?」
無邪気な問いかけに、ボロミアの心臓が跳ね上がる。抱きしめられ口付けられた火種は、まだ
ボロミアの中で赤く燻っていた。
「わたくしも、姫が妹になってくれたらとても嬉しい。わたくしには弟しかおりませんから」
答えをはぐらかすように、だが偽りではなく微笑んでそう言うと、エオウィンも満足げに笑う。
だがすぐに表情を少しだけ曇らせた。
「ムンドブルグがもっと近くにあればよかったのに。こうやって、エドラスが見わたせるくら
い近くに」
それならばわたくしの馬でもすぐに会いにゆけます、と手を伸ばして呟いた。ボロミアは手に
ついた焼き菓子のかけらを払い、やわらかい日の差す水面のようなエオウィンの髪を撫でる。
「わたくしも、そう思います」
小さく見えるエドラスを見つめながら、静かにそう言った。
昨晩の宴とは打って変わり、今夜はローハンとゴンドールの兵たちが顔を合わせることはない。
明日の模擬戦に備えて作戦をまとめ、それぞれの陣で準備を整えるからだ。王宮での夜の会食
の席でその日初めてボロミアとセオドレドは顔を合わせたが、言葉を交わすことはなかった。
ボロミアはそのことを気に掛けながら、湯殿に1人きりで湯を使っていた。世話を断られた昨
夜と同じ赤い髪の侍女は、ゴンドールの公女ボロミアに何か粗相でもしたのかと青ざめてしまっ
ていたが、それを宥める気にはなれなかった。
セオドレドが寝ていると言ったあの娘を、どうしても近くで見ていられなかったのだ。
この感情は何だろう、とボロミアは身体を流しながら思う。
セオドレドは闊達な気質も人目を惹く容姿も、どこから見ても魅力的な男だ。それで王位を継
ぐ身分ともなれば、女たちが放っておくわけがない。自分はその女たちに嫉妬しているのだろ
うか。
そうでなければ羨望か。
求められたなら受け入れてしまえばいい。心のどこかでそう告げる自分もいる。口付けは厭わ
しいものではなかった。むしろ、あの腕にわが身をゆだねきる陶酔が身体をかすめもした。
だがそれ以上にボロミアの心を占めているのは不安と恐れだった。セオドレドにふたたび愛を
告げられた以上、それを受け入れても拒絶しても、もう以前のような友としての関係には戻れ
ない気がする。それほどにセオドレドの想いは真摯だった。
湯を掛け流した自分の身体を見下ろす。鍛えられた筋肉を必要な分だけ纏っているとはいえ、
なめらかな曲線を描くまぎれもない女の身体だ。幼い頃は男であることを望みもしたが、いつ
しかこれが自分なのだとしっかり受けとめられるようになっていた。だが今はこの身体が少し
疎ましく思えてしまう。
部屋に戻り、荷の中から1本の酒瓶を取り出す。城下から取り寄せている、ボロミアの好きな
蜂蜜酒だった。去年も持参してセオドレドが気に入ったので、今年も持ってくると約束してい
たのだ。酒の力を借りてでも、話をしたかった。声が聞きたいと思った。
扉を開けたセオドレドは目を疑った。
ボロミアが1人、酒瓶をぶらさげて立っていた。覚えがある瓶の中身が何であるかはすぐに察
しがついたが、それよりもまだ湿った髪から雫を落とし、ゆったりした部屋着の上に丈の長い
ガウンを羽織っただけのボロミアの姿に思わず溜息をつきそうになる。
自分の想いを受け入れてくれる気になったのかと一瞬胸が躍ったが、こんな時間にこんな格好
で男の、しかも自分に求愛している男の部屋をおとなうことの意味を、ボロミアはまるで分かっ
ていないし自覚もないに違いない。
ボロミアはセオドレドが1人で部屋にいたことにほっとしていた。戸を叩いてから、中に女性
がいたらどうすればいいのかと思い至ったのだ。だが困ったような、怒ったような複雑なセオ
ドレドの表情に、安堵した気持ちがまたすぐに翳る。
「邪魔なら……」
「いい。入れ」
渡して戻ろうと突き出した酒瓶を、やや乱暴に引き取ったセオドレドに顎で促されるままに中
に入る。飾りけもなく、ボロミアが案内されている部屋よりよほど質素な造りの王子の部屋に、
背もたれのある椅子は一脚しかない。セオドレドはそれをボロミアに勧めると自分は服をしま
いこんである箱に腰を下ろした。去年もこうだった、とボロミアは思い出す。
あわい琥珀色の酒を満たした2つの杯を無言で合わせる。品の良い甘さと香りがボロミアの喉
を滑り落ちた。それに勇気づけられるように、目を合わせようとしないセオドレドに声を掛け
た。
「話をしたくて」
そう呟くように言ったボロミアの言葉にセオドレドが視線だけをこちらによこす。
「明日の陣立てについてなら何も喋らんぞ。口あたりの良い酒も色仕掛けも無駄だ」
「色仕掛け!?」
ボロミアが不快感をあらわに頓狂な声を上げる。
「馬鹿にするな。おまえはそんな目でわたくしを見て――」
「見ているんだ、おれは!ゆうべも言っただろう」
セオドレドはそう吐き捨て、苛々と長い髪を掻きむしった。深い影が落ち、表情は見えなかっ
た。言葉を遮られたボロミアは呑み込んだ呼吸を整え、なるべく声を落ち着けて静かに問う。
「いつから、そんな風に思っていた?」
セオドレドは杯をあおり、口元を手の甲で乱暴に拭う。
「――…はじめから?」
「違う。子供の頃は年も同じ、立場も近い、またとない友を得たと思っていた。おまえもおれ
のことをそう思ってくれているのが嬉しかった」
そこでセオドレドは言葉を切り顔を上げ、ボロミアの視線を捕らえた。
「だがおれはあっという間に男になっていった」
その視線が徐々に下がり、ボロミアの首筋に貼りつく髪や寛衣の合わせからのぞいた鎖骨、そ
の下にあるふくらみと杯を持つ指先まで辿るように移動する。
「会うたびに、おまえを女として見るようになった」
ボロミアはその視線の意味を唐突に理解し、今さらながら自分があまりに無防備な格好でこの
部屋へやって来ていることに気付いて狼狽した。それを察知したセオドレドが唇に薄い笑みを
掃く。
「わかったなら、おれに近付くなよ。もう昨夜のように身を引ける自信はないからな」
そう言うと、もう出て行けと言わんばかりに空になった杯を振ってみせる。
「おれにマークの騎士の流儀に反することをさせるな」
だがボロミアは立ち上がり、一歩を踏み出した。眉をしかめて見上げたセオドレドが恫喝する。
「ボロミア、これ以上この部屋をうろうろする気ならおれの手を縛れ!」
「厭ではない…!」
言い終わるとほぼ同時に、ボロミアが叫んでいた。
「……厭ではないのだ。そう思われるのも、昨夜のように触れられるのも、おまえになら」
そう言うボロミアは直立不動の姿勢で身体の両脇で拳を握りしめ、顔は赤いが照れているとい
うよりは必死の形相だった。セオドレドは手の届くか届かないかの高さに実った果実を、口を
開けたまま見上げる子供のような顔だった。
腕を伸ばせば、あの果実は手に入るのだろうか。
「……………ならば、触れるぞ」
「……………構わん」
睦言とは程遠いやり取りだが、2人の心臓は同じくらいの早鐘を打ち始める。
足元を確かめるようにゆっくり立ち上がったセオドレドが、見下ろす位置に移動した蜜色の果
実に手を伸ばし引きよせて口付ける。ボロミアは昨夜の激しい口付けを思い出して無意識に唇
をぎゅっと引き結んだが、暖かい弾力はすぐに離れていった。
「……駄目だ。明日に響く」
小さくそう言ったセオドレドを、ボロミアは珍しいものを見る目で見上げた。
「おまえが怖じ気づいているところなど、初めて見た」
「違う。おまえの心配をしているのだ。加減できそうもない」
それを聞いてボロミアが眉をしかめる。
「侮られているのか、わたくしは?」
「それも違う。―――…ああ、全く何の話だ」
大きくかぶりを振ったセオドレドがボロミアの肩口に顔を埋めた。そのまま肩に羽織ったガウ
ンを床へ落とす。ボロミアはぴくんと身じろいだが、変わらず直立不動のままだった。
清潔な匂いにいざなわれるままに唇で首筋をなぞり、湿った髪をかきわけて耳朶に辿り着く。
固くやわらかいそこを食んで舌で濡らす。ボロミアは直接吹き込まれる吐息と濡れた音から逃
れるように顔を背けた。セオドレドの目の前に真っ白にすべらかな首がさらけ出される。そこ
にも軽く歯を立てながら、唇を鎖骨へ移動させていった。
ボロミアは詰めていた息を吐いて胸を反らせた。くつろいだ前の合わせから、ふっくらと豊か
な乳房が垣間見えた。
セオドレドは目が眩む思いだった。
あれほど望み、欲していたボロミアが、さあ触れろと言わんばかりの姿勢で腕の中にいるのだ。
「―――…っ」
セオドレドが両手でボロミアの乳房を下から持ち上げるように手を添えた。大きな張りのある
ふくらみはセオドレドの手にもあまるほどで、布の上からでも掌に伝わるやわらかさと弾むよ
うな感触が、セオドレドを酩酊させた。手つきが乱暴にならぬよう自分を抑えながら、掌と指
にゆっくりと力を入れていく。強弱をつけて何度も指を開閉するように蠢かせる。
「……は…、……ぅ…」
ボロミアの息は次第に乱れ、身じろいだせいで床に敷かれた毛皮が足元でふきだまった。
それに足を取られそうになり、ボロミアは身体の両側で握りしめていた手をセオドレドの腰に
添えて身体を支えようとする。
「首に」
だがそれをやんわりと拒否され、ボロミアは言われた通りにセオドレドの首に両腕を回した。
そうすることでセオドレドの顔が目の前に近付く。枯茶色の瞳に宿った熱とあからさまな雄の
欲情がボロミアを捕らえ、視線を外せなくなった。
ボロミアの頬は上気し、翠の瞳は熱に潤んでいる。セオドレドはうっすらと艶を帯び始めたボ
ロミアの表情に見とれながら胸をまさぐった。寛衣の合わせはゆるりと開き、指先が直接肌に
触れた。反射的にそのままそこに手を掛け、殻を剥くように左右に開く。
「……!」
腕を上げているせいで布地は完全には開かず、たっぷりとした乳房だけがゆらめきながらあら
わになる。何度も思い描いたよりはるかに美しく蟲惑的なかたちに目を奪われて、やわらかく
しっとりと掌に吸いつく感触を味わい尽くすようにセオドレドの手がその上を這い回った。
「ん……っ、ぅ…」
セオドレドをじっと見上げたまま、噛みしめた唇を破って小さな呻きが漏れる。
「………あっ…!」
だがセオドレドの手がひときわつるんとやわらかい胸の頂きに触れた瞬間、ボロミアの口から
初めて上ずった声が上がった。乳房にふかりと沈むそこに、セオドレドは執拗に指をすべらせ
た。
「あっ……、…ん……」
ボロミアは声を抑えられずにセオドレドの首にしがみつく。それによってなお密着した肌とあ
まりにも間近で聞こえる声に、セオドレドは耐えきれぬように掌の下の乳房を強く揉みしだき
始めた。
「いゃ、だ…」
痛みにボロミアが拒絶を訴えるが、聞き入れられるはずもなかった。掌をつんと押すように固
くなった頂きの実を指先で転がし、つまんで軽く引っ張ってはまたやわらかな丘陵に押し戻す。
ボロミアは混乱と困惑に襲われていたが、嫌悪だけは微塵もなかった。初めて受ける愛撫に、
自分が感じているのは快楽だと気付き始めていた。
耳許ではセオドレドの息遣いと、時折喉が唾を呑み下す音が聞こえる。求められているのだと
痛いほど理解した。それは混じりけのない、女としての本能的な歓びだった。
「……セオドレド…」
乱れた呼吸の下から名を呼ぶ。他に何を言っていいのかは分からなかった。
呼ばれた名に弾かれたように、セオドレドがボロミアの衣を腕から引き抜き、腰を留めるやわ
らかい帯をちぎり取るように外す。すべてが足元に落とされ、ボロミアは一糸もまとわぬ姿に
なった。
どこを隠すでもなく、しなやかにまっすぐに茎を伸ばす花のような姿で、ボロミアはセオドレ
ドを見上げる。
「………湯を使って、そのまま来たから……」
何も言わず自分を凝視するセオドレドの視線をどう取ったのか、衣の下に何も身につけていな
かったことの言い訳をボロミアが呟く。そこでようやく両腕を身体に回して隠そうとした。だ
がそれはセオドレドの手に阻まれる。
「……………信じられん」
セオドレドが低く呻いた。視線はボロミアから外されなかったが、言葉はボロミアに向けたも
のではなかった。だがこれはやはり少したしなみに欠けるはしたない格好だったと、恥じ入り
かけたボロミアの爪先が宙に浮く。
「あ!」
「こんなに、美しいのか」
横抱きに抱え上げられ、足元に絡んでいた布地も落ちる。
「セオドレド…!」
無意識にセオドレドの首に腕を回したのは、落ちないようにするためだ。だが覚醒させられて
過敏になっている胸の先がセオドレドの着衣に擦れ、ボロミアの喉が短く鳴った。
寝台に伸べさせたボロミアの身体を上から見下ろす。明るさが足りなくて、燭台を枕元に引き
寄せる。ボロミアは、自分の両側に手をついて見下ろすセオドレドの嘗めるような視線に、身
体が火照ってくるのを感じていた。夜の空気はとても冷たいはずなのに。
脚の間にセオドレドが身を割り込ませ、のしかかるように口付けてきた。舌や口の中がこんな
に敏感な器官なのだと、ボロミアは改めて思い知る。セオドレドの右手はまたボロミアの乳房
を揉みしだき、つんと尖る頂きを指先で愛おしむように転がした。
「ん……ぅ、ふ…っ」
セオドレドを受け入れたいのに、身体は無意識に逃げを打ってしまう。それを追いかけるよう
に与えられる愛撫がただ熱い。頭はずっと混乱していたが、次第に何も考えられなくなった。
セオドレドは困惑でも恐怖でもなく、出来うる限りの歓びをボロミアに与えようと思った。
だが到底自分を制御できなくなっていく。いま自分の下でしどけなく身を投げ出すボロミアは、
もはやほとんど手に入ったも同じだ。ゆっくり愛してやればいいと声がする。
だが頭が焼けるほどに欲したボロミアの裸身は、どんなに思い描いたよりも美しかった。
清廉としているくせに滲むような色香を含み、セオドレドの劣情を甚だしく煽り立てた。
セオドレドは身体を起こし、着衣を脱ぎ捨て床に放り投げる。戦いそのものではなく、戦うも
のの美しさを好むボロミアの目は、武人として逞しく鍛え上げられたセオドレドの身体に釘付
けになる。知らず称賛のまなざしで見上げるボロミアの瞼を塞ぐように、セオドレドは口付け
を落とす。
「そんな目で見るな」
直に触れる肌の熱さにボロミアは吐息を洩らす。安堵し、幕のように視界を覆うセオドレドの
長い金髪を掻き上げて灯りを入れた。
ボロミアの肌は首筋も腕も乳房も足首も、どこも同じ色でなめらかだった。本物かどうかを確
かめるように丹念に辿るセオドレドの唇が、そこだけあわい桜色に色づいている乳首を含んで
舌で撫でる。
「あっ!…ぁ……や……」
濡らされ、吸われ、歯の先で弄ばれる。身体の中心から泉のように沸き上がる快感をやりすご
そうと、ボロミアがいやいやと首を振る。だが全身がその泉にひたされてしまうまでそう時間
はかからなかった。セオドレドは唇も舌も指も、膝や髪の先まで使ってボロミアを愛していっ
た。胸は特に感じるらしいので、しつこいほど交互にねぶり回す。
「そこ、やめ……ゃ、もぅ……あ、あ…」
ゆるい抵抗を組み敷いて乳房に吸いついたまま、くびれた腰の曲線をなぞった指をあわい茂み
に潜り込ませた。
「……っあ!?」
ボロミアがびくんとのけ反った。くちゅ、と濡れた感触にセオドレドはほとんど狂喜する。
ボロミアはこの行為の果てに何があるのか、知識はあったが理解してはいなかった。視線を下
げれば、セオドレドの脚の間で腹を打つほどに反り返った男性の象徴が見える。初めて見るそ
れに、ボロミアの瞳に怯える色が浮かんだ。比べる対象は知らないが、そのかたちも大きさも、
どうすればこの身に受け入れられるものか分からない。
セオドレドはこんなボロミアの表情を見たことはなかった。いつも凛として自信に満ち、臆す
ることなくいつも毅然と前を向いている。それが今はすっかり頬を紅潮させ、狼狽して縋るよ
うな目で自分を見上げている。嗜虐心をかき立てられずにはいられなかった。
「やっ……!」
セオドレドがボロミアの足首を掴み、折り曲げて脚を広げさせた。濡れた花びらのように可憐
な性器と、きゅっと蕾んだ後ろまでがさらけ出される。こんなとんでもない格好をさせられる
と思ってもいなかったボロミアが目を丸くし、どうにか脚を元に戻そうと暴れるががっしり押
さえつけられて叶わなかった。
「――――…ッ!!」
広げられた中心に、鋭い痛みが走った。めり込ませる、と言うのにふさわしい力でセオドレド
が挿入を試みる。
だがボロミアは身を護る方法を知っている戦士だった。身体が反射として侵入者を拒み、痛み
なら耐えてしまえとばかりに全身の筋肉を硬直させる。それが今はあだとなっていた。
「…………はっ、……く…」
ボロミアは悲鳴も上げず息を詰め、唇を噛み、敷布に爪を立てる。
「ボロミア、息を――」
セオドレドも苦しげに呻いた。せめて声でも上げてくれれば少しは緩むものを。セオドレドは
力づくで腰を大きく躍らせ、張り出した先端部を何とかボロミアに埋め付けた。
「――――ひ…っ!!」
これでは強姦まがいだ、とセオドレドは舌を打つ。
「息を、吐いて…」
痛みに声もなくのけ反って小さく震えだしたボロミアの耳許に、言い聞かせるように囁く。
もっと時間を掛けて馴らしてやりたいのはやまやまだが、こちらも限界だったのだ。
「あ、ぁ……、は…ぁ…っ」
ボロミアが唇を解き、囁くと同時に再開された愛撫に何とか浅く息をつく。頬や額に降る口付
けに、ぎゅっと閉じていた瞼をうっすら開けた。ぼんやりと覗いた翠が、セオドレドを視界に
捉える。見下ろすセオドレドの苦しげな表情に何とかしたいと思っても、あまりの圧迫感に身
体がどこも言うことをきかなかった。
ボロミアのそこは濡れそぼって、熱く蕩けるように埋め込んだ部分を包み込む。その昇天しそ
うなほどの心地よさと相反するあまりにきつい締めつけに、セオドレドは低く唸って一旦腰を
退いた。
「んん…!」
ボロミアの喉が甘く鳴く。敷布に食い込んだままのボロミアの指を外し、白くなった爪に口付
けて自分の肩に回させた。
「つかまってろ。――――許せ」
ボロミアがしっかりと腕を交差させようとしている隙に、腰を捕らえて有無を言わさず貫いた。
「あ、あぁッ!」
今度は迸った悲鳴と同時に更に進む。大きくばたついたボロミアの踵がセオドレドの背をした
たか打ったが、痛みは感じなかった。
「いっ………ん、っあ…!やぁ…っ!」
また息を詰めようとしたボロミアを鳴かせるために無理矢理に腰を揺らし、耳朶を濡らす。
「好きだ」
耳許で囁いてから、この状況で口にするにはあまりに取ってつけた台詞ではないかとセオドレ
ドは自分でも呆れてしまう。
「おまえが好きだ、ボロミア」
だがそこには一片の濁りも偽りもないのだ。ならば何度でも伝えるまでだ。
何度も同じ言葉を囁いて、ようやく繋がった身体を乱暴にならないように揺すり上げる。ボロ
ミアの身体からは少しずつ力が抜け、落ちかかるセオドレドの髪を震える手がかき集めた。
「わたくし、は―――…」
枯れることのないときわの瞳から、ひとすじの涙がこぼれ落ちる。
「わたくしは、何も、言えない……」
セオドレドが動きを止め、透明な雫を指先で拭い、紅く染まったまなじりに口付けて抱きしめ
た。
「構わない。愛している。こうしていてくれ」
恩寵を乞うように、それでいて自分をいたわるように呟いたセオドレドの暖かさに、ボロミア
はその夜すべてをゆだねきった。
以上で前編の投下終了です。
後編は推敲とエロ強化が済み次第、また投下に参上します。
それではお付き合いありがとうございました!
>>645 乙!このスレにセオドレドが登場したことに驚いた。
3泊4日だから、もう一晩、お泊りするのですね。
模擬戦の後の気持ちの高ぶりとともに燃え上がってしまうわけですね。ふっふっふっ
後編楽しみにしてます!
乙かれー
後半楽しみに待ちますよー
確かに、セオドレドは話題にも上らなかったはずだ
でもふと考えると両方ともに死人、、、
あの世で仲良くな、、、
>>645 処女姫将軍とロヒアリム王子萌えた・・・!!
すごいドキドキした。どうなっちゃうんだろうこの二人。
エオウィンたんと話す時は丁寧な言葉使いの姫将軍がいかにも武人て感じで萌え。
同じくいかにも武人でありながらも王子っぽい気高さのあるセオドレド燃え。
後編もフォース・エオリンガース!!!でお願いします、神!!
>647
まあそれ言ったらどのキャラも最終的には死人だし
(西に逝ったりもするけど)
最高!最高!
セオドレドとは盲点だった…
しかし、礼儀正しいカップルだなw
>セオドレド
死人仲間のハマより出番少ないからな…。(涙)
あの世で仲良くっての見て、雲の上から二人して
「メリー頑張れ!ピピン頑張れ!」
「何もできないというのはもどかしいものだな」
「せめて応援だけでも頑張りましょう」
っていうの思い浮かんだ。
雲の上から応援、可愛いじゃないかw
「終わらざりし」読むとカッコイイ&泣けるよ。>セオドレド
645氏は相変わらず仕事が丁寧で好印象。
エロ王相手とはイメージの違うボロミアたん萌えだ。
後編楽しみです。
かなり前にリクエストが有った指輪奪取を狙ったボロフロレイプを投下します。
5スレほどお借りしますが、とりあえず旅の仲間ではフロドは紅一点という事で
ご了承下さい。
ロスロリアンで奥方に心の内を覗かれて以来、ボロミアは自らの真意を曝け出された
が故に、逆にその願望を叶えたいという気持ちがいや増していました。今や道先案内を
失い、旅の仲間は道を別けるか否かの岐路に立っているところでした。
裂け谷にて誓約されたように仲間は道を分かつか否かの束縛は受けておらず、かれ
が故国へ帰るのを望めばそれは否やと言う権利は誰にもありませんでしたし、かれ自身
も戻りたいと願っていました。しかし、単身であっても戻ると宣したものの、指輪を欲
する思いはくすぶり続けていたのです。
故国を守りたい、だがその為には空手で帰る訳にはいかない。力の源はすぐ手の届く
所にあるというもどかしさと、それをあたら失う為に突き進まんとする旅路に疑念を
抱くのはこれが初めてではありませんでしたが、ここで別れたが最後、指輪は彼方へ
と去ってしまう、失うのはあまりに惜しいという思いに囚われていました。指輪の誘惑
に心を奪われたかれには、周りの者達が愚者の集まりであるかのように思えました。
せめて指輪所持者と二人きりで話が出来たなら、かの女が自分の考えを理解出来る頭
を持っているならと思っていたところに機会は訪れました。フロドに先を決める時間が
与えられ、一行を離れたのです。偶然を装い、かれはフロドに話し掛けました。
しかし議論は決裂しフロドはボロミアを拒絶して逃げました。明らかなるボロミアの豹
変ぶりフロドは恐れ、その機敏さでかれを捲こうと必死に逃げました。そして二人は大き
な石を挟んで対峙しました。込み上げる怒りと、指輪への渇望、そして所持者への軽蔑
の念にボロミアは完全に支配されました。そして、普段のかれであれば決して口にしな
いであろう侮蔑の言葉をフロドに向けて投げかけたのです。
「牡馬の群れに牝馬が紛れ込むと、ろくな事が無い。」と、ボロミアはいいました。
その美しい顔は恐ろしく歪んでいました。フロドはかれの言わんとしている事を察して
心臓が冷たくなるような感じがしました。「今まで何人と寝た?人間か?エルフか?
ドワーフはどうだった?それとも魔法使いか?誰が一番いい按配だった!?」
「違う。」と、フロドは顔を横に振りながらいいました。「それは誤解です。」
「嘘をつけ!誰かは知らぬが、お前と小さい奴の内の一人がいずこかへ行ったまま、
しばらく戻って来なかったのを知っているぞ!」それを聞いてフロドは息を飲みました。
「守られているなら、それ相応の報酬を支払え!わたしにもその権利がある筈だ!お前
自身は何も出来ぬというが唯一役に立つ事があるぞ!」間に挟んだ大きな石を飛び越え
ると、ボロミアはかの女へ飛び掛かりました。踵を返し駆け出したフロドは天地が
逆さまになるのを感じました。身を躱したところでつまづき、転がり這いずったところ
で片方の足首を掴まれ地面を空しく掴む指の後を残してそのままボロミアの方へと引き
摺られました。そして身を仰向けに返されましたが、指輪は重みで首の後ろの方へと
回りました。それは、あたかもかの女の自由を奪おうとするかのように、ずしりと重く
なったように感じられました。
覆い被さられながら石は無いかとフロドは後ろ手に地を探りました。せめて小石でも
あれば、怪我をさせない程度に指弾を浴びせ、ひるませて逃げおおせる事が出来るのに
手に触れるのはかさかさとした枯葉ばかりでした。胸をはだけようとするかれの手を避
け、かの女は身を捩りました。
「お願いです、止めて下さい。」と、フロドはいいました。「あなたは正気を失って
おられます!」かの女はもがき、地を足で蹴ってかれの腕から逃れようとしました。
「言うに事欠いて、わたしが狂っていると申すか!」と、抵抗するかの女の手首を掴み
ボロミアはいいました。「わたしは有益な提案をした!ところが愚かにも差し伸べた
手を払い退けたのはそちらの方だ!」
そして急に声を和らげ、かの女の両肩に手を置くと、優しげな表情になるといいま
した。「まだ遅くない。共にミナス・ティリスへ行く事を承諾しなさい。あんたが行く
と決めれば、ほかの皆もその決定を否やは唱えないだろう。あれを用いて敵を恐怖に
陥れ、かの野望を打ち砕くのだ。」
「それはなりません!」と、フロドは悲痛な叫びを上げました。「あなたのお国の為
にも、また我々の為にも。」そして、乱れかけた襟元を両手で押さえました。
「ならば、無理にでも言う事をきかせるまでだ。」と、ボロミアはいいました。
「強情な女の扱い方ぐらいわたしは知っているからな。抵抗したところで詮無い事だ
ぞ。」そこでかれは乱暴にかの女の片腕を背にねじ上げるようにして、うつ伏せにする
と下衣と下着とを一緒に引き下ろしました。
ボロミアは片手でフロドを押さえ込みながら自らのものを片手でしごきました。
それは見る間に怒張し、かれはそれを下衣に膝下をいましめられているが故に、わずか
ながらに開かれたかの女の秘所に当てがいました。「もう一度聞くが、」ボロミアは
いいました。「わたしと共にゴンドールへ来ては下さらないのだな。」フロドは堅く目
を瞑り、かぶりを振りました。かれは花弁を押し広げ、秘所を露わにすると、先を埋め
込みました。
前戯も無しに身を割り裂かれ、フロドは悲鳴を上げました。ぐいぐいと力を込められ
否応なくかれの雄根をかの女は受け入れましたが、乱暴に扱われたが為に傷が付き、
血が内腿を伝いました。
「これはこれは、」と、ボロミアはいいました。「まこと処女(おとめ)であられた
か。先程は失礼な事を申し上げた。」ぐいとフロドの上半身を持ち上げ、顎に手をかけ
苦痛に涙を流すかの女にいいましたが何をしてそうとかれが思ったのか、フロドには分
かりませんでした。
「嘘だ、」と、かの女は思いました。「これは嘘だ。大きな人が拷問の為にするなんて
信じられない。指輪がボロミア殿にそうさせているのだ。」そう思うと今度は胸元へ
と回り、下へさがって揺れる指輪がフロドの目に入りました。新しい主を半ば掴みかけ
たのを喜ぶように、それは先程より軽くなったように思われました。
「ボロミア殿は『荏苒(じんぜん)日を過ごしてしまった』と言った。ああ、まさしく
その通りだ。わたしは無為に日を過ごさずに、もっと早く行ってしまわなければなら
なかったのに!」
かの女を支えた手が離されました。腰を掴まれ双丘を高々と上げた形でフロドはまた
地面にうつ伏しました。「濡れてきたぞ。」と、後ろの方で声がしました。「どうやら
お気に召して頂けたようだ。」ゆっくりと、ボロミアの身体が動き始めました。
ボロミアは自分の眼下でぬらぬらと濡れて光るかれ自身が小さい白い尻を突き動かす
のを見て楽しみ、時として双丘を手で打ちました。顔を紅色に染め声を堪えてマントの
端を噛み嗚咽を漏らすかの女の弱々しい最後の抵抗すら、かれの劣情を刺激しました。
「女を抱かずに過ごして久しいが、これほどのものは味わった事はついぞ無い。」ボロ
ミアはひとりごちました。細かい襞が雄根に吸い付き、緩くきつく締め付け、犯すかれ
を逆に弄ぶかのようにくねりました。貪欲に快楽を求めるように、かれは腰の動きを
早めフロド自身は苦痛に喘ぎましたが、いくばくかの快楽もあり、かの女は己の性に
怯えつつも引き摺られました。
「申せ、わたしと共に行くと。あれを我等にもたらすと誓え。」
「−−出来ません。」苦しげな息の下フロドは答えました。
「強情な。」ボロミアはフロドの髪を掴んで仰け反らせ、奥を執拗に責めたてました。
肉打つ音と貫かれる感覚に、フロドは頭の中が混濁していきました。下肢は痺れて感覚
を失っていました。
「どうした?感じているのか?」口元を歪めてボロミアはいいました。「行く道々も
可愛がってやる。あんたはわたしのものになるんだ。大人しくしていれば、もっといい
思いをさせてやるぞ。」また、手が離されました。
激しく腰を揺さぶりかの女を責めながら、ボロミアは自分の要求を飲むように言葉を発
し続ける一方で、己の中心から沸き起こる快楽に酔い痴れました。この女も手放すべき
ではない、いい慰みになるではないか。都へ連れ帰り、かしずかせるのもまた一興で
あるとかれは思いました。そして己の限界を迎えると雄叫びを上げ、精をかの女の中へ
と迸らせたのでした。
ボロミアは自らをかの女から引き抜き、フロドは地面へ投げ出されました。ボロミア
はその身を服に納め、息を切らしているかの女に返答を求めました。
「待って下さい。」と、フロドはいいました。「わたしも衣服を直します。わたし達に
何かが有ったと皆に知られては、お困りになるでしょう。」そこでボロミアは、かの女
が自分の足で立てるようになるまでの猶予を与えました。やがて、かの女は下着と下衣
を上げ、シャツを納め、服に着いた汚れをほろい落とし、よろよろと立ち上がりました。
「…あなたと共に参ります。」その言葉を聞くと、いい知れぬ歓喜がボロミアをとらえ
ました。これで故国を救える、かれには、先程描いた勝利の夢が現実に現れたかのように
感じられました。
「ならば、跪いて正式に誓いを申し述べよ!二心のない明かしを見せてもらおう。」
びくり、とフロドは身じろぎしました。誓言は神聖なものであり、単なる口約束では
無い事をかの女は知っていました。しかし、かの女は自らがしようとしている事を為す
ために、俯きながらボロミアの足元へ跪きました。
「指輪はお渡し出来ませんが、わたしはあなたと共にミナス・ティリスへ行くと戻って
皆へ伝えます。」身体が震え、ぽたぽたと涙が地べたに落ちました。
「それから?」と、ボロミアはかの女を嬲るようにいいました。
「わたしは−−、」そこで、フロドは言葉を切りました。そして絞り出すようにして
いいました。
「わたしは、あなたのものに、」
「聞こえないぞ。」
「あなたのものに……、なります。」
「よくぞ申された、指輪所持者殿よ!」
しかし偽りの誓約を為した次の瞬間、フロドはボロミアが伸べた手を取らず、自ら立
って後ずさると、決意を秘めた表情をボロミアに見せました。そしてふと、哀しげな顔
をすると別れの言葉を小さな声でいい、忽然と姿を消しました。危急の時こそ、指輪を
使うのだ、今こそその時であるとかの女は判断したのです。ボロミアが何かを叫び、
かの女とホビットを呪う言葉を発するのを、かの女は両耳を塞ぎ聞かずにその場を、
駆け去りました。
「守った!守り通した!」フロドは我知らず声を上げ笑いました。恐怖と悲しみがない
混ぜになり、迸ったのが何故か笑いでした。どこから込み上げてくるのか分からないそ
れを堪える事が出来なかったのです。
指輪を守った。その為に払った代償が何だというのだ、離れれば、かの人も狂気から
遠ざけられるだろうか?ひとたび悪へ落ちた人間が元へ戻れるのか、かの女には分かり
ませんでしたが、もう仲間のところへは戻れまいと思いました。
かの高貴なるエルフが言わなかったか?危険はかの女自身にあり、かの女が共に無け
れば他へは及ぶまいと!ならば、一人で行くしかない、仲間を欺いてでも、かれらを後
へ残して行かなければなるまいと、心の声が響きました。かの女はアモン・ヘンを駆け
上りました。そして、正気に返ったボロミアの過ちを悔い、許しを乞う声がかの女の
耳へ届く事はついにありませんでした。
663 :
655:04/11/15 00:40:45 ID:rDnsxpg9
以上です。結局長文で伸びてしまいました。申し訳ありません。
もう一つ、メリーの聞き書きによるフロドの失恋の経緯をアップさせて頂きます。
2レスお借りします。
これを記すのは、今の気持ちを整理する為である。書く事により、いずこかへぶつけたいと
感じる衝動が幾分紛れるし、また胸の内にあるもやもやとしたものを取り払うのに役に立つ
からだ。一通り書いて読み返したら燃やしてしまうつもりだ。
ロリアンにあるケリン・アムロスのふもとにて、王がかれ自身の過去とその想い人と対話する
場面に立ち会い、伸べられた手を取った瞬間に、フロドはかれの心が自分には無い事を確信するに
至ったという。後に、エルロンド卿と王の間に交わされた約束、即ち『何者とも婚約を交わす
ことも婚姻することもならない』という禁を知ったかの女は、それを破らせたのが自身であると、
後悔するに至った。それがエルフの流儀に沿ったものなら、身体を交えてはならなかったからだ。
そして胸の内に秘めておくに忍びず、王妃と二人きりの時に事のあらましを告白し、許しを得る
と共にその記憶を封じてもらったという。かの女はまた王妃をも敬愛し、知らずとはいえ犯した罪に
耐えられなかったからだ。王妃はかの女が出立を申し出る際に、痛みを和らげる白い石と共に某か
の恩寵を下されたというが、それが何であるかをかの女は語らないので、敢えて聞かないでいる。
かの女の内での王との経験は「事実が有った」のみに留まり中身は一切憶えていないという。これは
幸いだ。僕も王をずっと敬愛するが故に、誰を責めたらいいのか解らず苦しんだのだから。失恋の
痛みが薄まり、かの女自身も良かったと語るが、他の凄惨な出来事が心の傷に拍車をかけている。
何故これも消してもらわなかったのかと聞くと、王妃自身の母君が経験したのと同様の体験をかの女に
話す必要は無いし、快癒したと感じたあの頃は少なくとも思い出す事が無かったからだと答えた。
また、人の名誉に関わるといって語らない部分も有り、それを含め自らと関係を持った人物との記録
も本には一切残さないと述べたので果たして誰が(もしくは人ではない何者かが)かの女と交わった
のか、それを知る術は無いが、かの女自身が望み、身を委ねた相手は過去においてただ二人きりで、
うち一人が僕であるという言葉はいくばくかの救いになる。
とはいえ危急の時が過ぎ、突拍子もない事をやらかす必然性が無くなってしまった現在、かの女は本
質的には分別臭い方のバギンズに戻り、結果として、その分別が僕達二人を結びつけた。夜の事は、
少しずつ手解きしていくしか無いが、かの女からも僕を愛して欲しいと願う。
でも良い徴候も有る。友愛とは別に不器用ながらも暖かい愛情をかの女が僕に示すようになってき
た事だ。こと恋愛に関しては、かの女は幼すぎるので、これはゆっくり育んでくれたらと思っている。
僕はかの女を愛している。何よりも、かの女の心が欲しい。そうあれかしと望む。
>>664-
>>665 乙。申し訳ないが、疲れて今はこれしか言えません。
事前に「2レス借ります」と書いていても、
投下終了したなら、その旨明記を。
現在420K。
次に投下する職人はご注意を。
つーか、早めにスレ立てキボン。
こっちは雑談に使いたいので。
前スレで出た、「女体化スレ」と「ノーマルスレ」を分けるかどうするか
あと、テンプレ試案も詰めなくちゃな
>>666 失念しておりました。
申し訳ありませんでした。
>>667 板自体のルールでは同一作品の分岐は同じ板では
NGなので、どうしましょうね?
すぐにdat落ちしそうだから分けなくていーよ>「ノーマルスレ」のほうがw
>>619-645様
いいーー!!惚れそうだよセオドレド、やはりロヒアリムはカッコイイ!
ボロミア姫将軍もいい!エロくないシーンも好きだ、すごく作り込んでいて、普通に小説として読めてしまう。
でも>エロ強化も期待しています(w
後半お待ちしています。
>>655-663様
鬼畜なボロミア、キャラそのまんまでいけますなぁ〜指輪のせいではあるのだが。
フロドの心理描写が切なくてまたイイ!!GJでした。
その後のメリーの独白もいいです
>一通り書いて読み返したら燃やしてしまうつもりだ。
このあたりなんかすごくいいですな〜、これはエロなしですがこのシリーズを集めて一気読みしたくなった。
新スレの話し合い中ですが、これだけ言いたかったもので失礼!
スレは分ける必要ないと思います、自分の好みのだけに反応していればいいのでは?
萌えは人それぞれでしょう、保管庫の方はノーマルと女体化で分けてくれているわけだし、あまり細かい所を考える必要は無いと思う。
>645さんも>663さんも「物語りを描ける」人だと思う。
エロはそりゃあった方がいいけどなw(こんなスレだし)
自分もこのままスレは1本のまま希望。
テンプレにも特に異存はないです。
もう次スレか早いな。テンプラはあれで完成でいいとおもう。
>663さん、素晴らしいです!
フロド女体化だけで他は原作の文体壊さず、話の整合性もとれてるし、
更にキャラクターの心情は原作以上に濃く書けてるし。
まじ、エロ抜きでもいいからこれで通して読みたいとか想うくらい。
次スレですが、ノーマル・女体化分けなくていいに一票。
>>655 素晴らしいの一言に尽きる。この職人さんは、原作を読み込んでるね。
ボロミアの狂気も上手く表現できてるし、フロドの女体化もいい具合だ。
>離れれば、かの人も狂気から遠ざけられるだろうか?ひとたび悪へ落ちた人間が元へ戻れるのか
この文章がとても素敵だ。
メリーの「独白」も彼の切なさがよく出ているし、
>王妃と二人きりの時に事のあらましを告白し、許しを得る
なんて設定も素晴らしい。
ウルク=ハイが姫将軍ボロミアを陵辱する小説が読んでみたい。
>>677 読みたい。
ここのところ降臨する職人さん達は、かなり前のリクにも答えてくれているから、
気長に待ってみようぜ。
え?!
テンプレあのままで立てたんだ。
さすが寝ないで考えられたテンプレ。GJ>テンプレ作った人。
>>679 そんな嫌味言うくらいなら意見言っておけよタコ
681 :
名無しさん@ピンキー:04/11/17 00:00:30 ID:9jxBEnfN
執政家姉妹の肢体について、無駄に詳細な妄想がとまらん。
「姉上の胸はなんと豊かで美しいのでしょう。この弾むような弾力は何にも代えがたく、誇らしく天を仰ぐ頂から急激に落ち込むこの曲線は、どのような細工師にも作れはしますまい。」
「そなたの胸こそ、流れる水のように優美ではありませんか。わたくしは武張った体つきゆえ、若木のようにしなやかなそなたの体つきが、この上なく好ましく思えますよ。」
などといいながら、いまだに一緒に風呂に入っている執政姉妹。互いの手で体を洗ったり。白い肌に塗られる白い泡、そのあいまから顔を出す薄紅の乳首、くすぐったがって浴室の床に寝転がる姉妹。
父上ジェラシー、王様ハァハァ。
>>655の人、うまいなぁ。原作読み返したくなった
>>681 それそれ、そういうエロ可愛い百合百合しいのが読みたい。
>>683 同意!エロ可愛い百合話を読んで和みたいものだ。
巨乳相撲のSS化でもいいな。
乳描写だけで十分にエロくなりそうだ。
次スレ、即死免れた途端に雰囲気悪くなってるぞ。
毒吐きしたいんだったら難民にでも専用ヲチスレ立ててそっちでやって欲しい。
それとも、住人対象の「大人の作法」のテンプレ追加も必要か?
作家が大人であるべきなら、読者もまた大人たるべきだぞ。
やり過ぎるとマジで誰も何も書いてくれなくなる。ただでさえ書き手少ないのに。
なんか悲しくなってきた。萌えてるところ、すまん。
>680
テンプレ、まだ「案」だっつーから放置されてたんだと思ってた。
あの話をしてたときはテンプレ案が一旦完成した直後にSS投下が
あって、それ以上テンプレのことをぐだぐだ言い続ける雰囲気じゃなかったし
少なくとも以前表明した自分の意見の中心部分は取り入れられてない。
実際に>667でも「テンプレ試案も詰めなくちゃな」と言われてるけど、
15日の朝にそう言われて、その日の19時にはテンプレそのままで
スレが立ってるって、残り容量を考えても早すぎるんじゃないかな。
確かに「テンプレあのままでいいよ」との意見も連続してあったけど、異論が
出る間もないんじゃ厭味の一つもいいたくなるよ。
新スレにもあったけど、職人が自分自身に厳しいならそれは自由だけど、
外野が職人に厳しいんじゃ職人が可哀相じゃないかな。
上手なSS職人がいればそりゃ嬉しいけど、上手な人だけを歓迎して
それ以外を斬って捨てるようなスレは職人にとっては居心地が悪そう。
読ませてもらう側としてはここが小説道場であるよりも、ただ萌えを与えて
もらえる場である方がいい。
自治厨ウザイといいながらsageもできないかわいそうな子とか沸いてて
おもしろいよ。>新スレ
>>686 自分で叩いて煮詰めるのは単なる自治にしかならんと思って御意見待ったが、
そのままになってしまった。実際作家より読み手の方が絶対的多数だから
なかなか御意見は出ないかもしれないと思っていた。
書き手の意見を吸収出来無かったのが残念だ。
今は外野がやたらと厳しすぎて、そちらの作法なんとかならんかなと思ってる。
「批評は真摯に受け止めろ」ばかり一人歩きしちゃってマズかったな。
ホントの基本はテンプレの一番最後。マターリなんだ。
テキストだけのやり取りは、刺さる時には刺さるしさ。
なのにそちらが野放しなのはフェアではないと思う。もっと優しくなれないかと。
よさげなのが投下されて、持ち上げまくったら次作で貶しまくりとか
なんじゃありゃ、って感じだったよ。あの作家さんもちょっと舞い上がった
ところが有ったんじゃなかろうかとも思うが、思い遣りが無さ過ぎる。
物にはいい様が有るだろうに、そう言うか?とか、メル欄使って陰口とか。
もうちょっと何とかならんかとは思ってたんだが。
>外野が職人に厳しいんじゃ職人が可哀想じゃないかな。
>上手なSS職人がいればそりゃ嬉しいけど、上手な人だけを歓迎して
>それ以外を斬って捨てるようなスレは職人にとっては居心地が悪そう。
>読ませてもらう側としてはここが小説道場であるよりも、ただ萌えを与えて
>もらえる場である方がいい。
禿同。私もここが道場である事は望んでいない。他の人がどう思ってるかは
分かりませんが。練り直しますかね?現状はちょっと、なもんで。
職人さんを育てる土壌が欲しい。でなきゃ資源が枯渇してしまう。
2chで好き勝手言ってる連中はこんなもんだよな、
とあまり気にしてなかった俺は鈍いだけなのか
やっぱもうヲチ叩きがしたい人はPINK難民にでも
移動してもらったらどうよ?
PINK難民空いてるよ?
>>681 >父上ジェラシー
映画でデネソールが烽火があがったのを苦々しく見ていた表情を思い出した。
きっと、あんな顔で風呂を覗いてたに違いない!
[心得]
読み手はカップル違い等、萌えどころの違う作品に対しては時としてスルーがお勧め。
人の好みは千差万別 「嗜好やスタンスの違い」への噛み付きは要らぬ争いの種となる。
黒き力に惑わされるな。基本はスルー&マターリ。上手に住み分けましょう。
萌えを感じた作品や次回も期待する職人にはマンセー!を。
職人は読み手からの感想を素直に受け取りましょう。
しかし単なる批判や個人攻撃は感想にはあたりません。
読み手も大人になるべし。本当に書くべきか考えて一呼吸置くのも大切です。
友へは暖かきアドバイスを。共に更なる跳躍を目指しましょう。
そして読みたい話が上がらないというあなたも筆を取ってみませんか?
中傷厨は森の奥に穴でも掘ってそこで思いのたけを吐き出せばよろしい。
本スレで黒き言葉を話すべからず。メール欄は指輪ではありません。
------
こんぐらいしか思い付かない。
馴れ合いたいんじゃなく、マターリしたいんだよね。
新スレに今夜も阿呆が涌いてるよ…
本気で全職人の追い出しを図ってるのか?住人は…
>>691 考えてくれたんだ。乙!
個人的には、シンプルに「テンプレ案」の
> 人の好みは千差万別
> 「嗜好やスタンスの違い」へのかみ付きは要らぬ争いの種となる。基本はスルー&マターリ
だけでいいのではと思っていた。ついでに [心得] ってのも固いから外してはどうかと思っていた。
あと、随分前に投稿された言葉で(テンプレの為の投稿じゃないよ) 「ぐだぐだ言わずに己の萌え魂を投下しやがれ」
って感じのがあったんだが、こんなノリの方がよいのかなとも思う。他の人の意見も待とう。
まとまりのない意見でスマン。
>>全職人さんへ
理不尽なこと多いと思うが、殆どの住人は応援してるんだ。こらえておくれ。これしか言えない。
>>693 >殆どの住人は応援してる
これを声に出してかないと駄目だよなあ。
>>692 アレは挙げられてる職人を妬んで貶めようとしてる
他の職人の仕業に思えてならないよ・・・って
こんな事言ったら俺も根拠ない叩き野郎だな・・・orz
>>693 それより即死判定避けた直後の2レス。
な〜んでそんなこと蒸し返すかな?
な〜んでちゃんとカキコせんとメル欄で会話するかな?
という姑息さが何ともいえず男らしくないというか、
あれこそまさしく女の腐ったの(女の人ゴメン)と思ったが。
あのタイミングで職人叩きする意図が全然分かりませんなあ。
おまえら「ウザい」しか言えねえのかよ。
単に自分(ら)に都合のいい職人にだけ残って欲しいって事か?
それとも誰かに禿同してもらいたかったのか?
「難民へ行け!難民へ!」と、束教授のお嫌いなシェークスピア調で
言ってみる。読むのは構わぬが毒は本スレで吐くな、傍目にも不愉快だ。
スルー出来ないお前こそがお子さまだぞと、小一時間。ほんとにover21なのか?
3冊目は勢いで立ったが、4冊目の行方はどうなる事やら…。
テンプラすら自治厨に言質を与えてしまったような感じがしてしまう。
あっちは破棄して、新4冊目を立てるべきではないだろうか。
>>695 新4冊目立てたい気持ちは、よーーーーくわかるが、同じ事が起こる可能性が高いだろうとも思う。
「萎える」「ウザイ」「キモイ」等しか書き込めない人は、
賢くなるまで放置してあげようって掲示板のお約束にもありますし、
結局はスルーの使い分けの一言に限るのでしょうか。
女体化ギムリたんでゲームがあったらいいなと夢をみながらドット絵つくってました。
エロくないし小さいですが間つなぎに置かせて頂きます。
ttp://akm.cx/2d2/img/3398.png
698 :
名無しさん@ピンキー:04/11/18 10:03:30 ID:jb0VX3Wa
うめ
>>697 うはっ!かわええ!!
美味しそうで、オークどもがたかりそうだな(そのうち何人がこのスレ住人だ…?)
まず俺で一人目だな…。
>>697 え、この娘が使えるゲームはいつ発売なんですか?
レゴラスとペア攻撃とかしてほしいけど、レンジが違いますかね。
(というかレゴラスにはそんなもん関係なさそうですが…)
SSを投下します。
新スレとどっちがいいのか迷ったのですが、
続いてる話ですし埋め立ても兼ねてこちらに。
・セオドレド×ボロミア♀
・
>>620-644の後編です。
・以下22レスお借りします。
金色の太陽が中天をやや下った空に輝き、白の大将旗を照り返す。
その旗の下、馬上のボロミアは「らしくない」と呟いた。
今年の模擬戦は互いの砦を巡る攻防戦だった。地の利と騎馬術に優るマークの騎士を相手に砦
を守るのは不利だと考え、積極的に攻めに討って出た作戦が功を奏していたが、セオドレド率
いるローハンの部隊はそのほとんどが砦になりを潜め、あまりに静かだった。
そこを油断したのか、先発した隊の血気に逸る数名の若い兵が深入りのしすぎで討たれ、捕虜
としてセオドレド側に捕らえられている。ボロミアは、相手が出て来ぬのならば一気に攻め込
んで勝利を収め、捕虜を奪還すべく道を選んで進軍しているところだった。
初手から守りに徹するなど、全くもってセオドレドらしくない。何か考えているに違いないと
思いながらも、まさか夕べのことでいらぬ気を遣われているのではと、ボロミアは少し苛つい
ていた。
どの面を下げて砦に縮こまっているのか、見届けてやらなくてはならぬ。
少し強い突風が吹き、白い旗がばた、と音をたててはためいた。
同時に、かそけく空を切る音。
「抜けろ!!」
ボロミアの号令が響く、部隊が全速で疾走を開始する、左右の切り立った小高い岩場の陰から
矢が降りそそぐ。すべてがほぼ一瞬の出来事だった。
馬の背に身を伏せ、岩場の終わる前方の平原を目指す。そこにはロヒアリムの本隊が待ち構え
ているだろう。進軍路を誤った。斥候を発見できなかったのか。罠にみすみす飛び込んだよう
なものだ。
ボロミアは舌打ちしながら、左右の副将に合図を送り隊列を整える。大将旗を目指し正面から
討ちあうつもりでいたボロミアの視界に、半円のかたちに整然と馬首を並べるマークの軍勢と、
その中央、馬上で素手を掲げ上げたセオドレドの姿が見えた。
「遅かったな。いい日和で眠くなっていたところだ」
馬を止めたボロミアに、セオドレドがあまり緊迫感のない声を掛ける。
「おまえこそ何を勿体ぶっている、柄にもない」
ボロミアは憎々しげに返し、被さっていたマントを後ろへ払いのけた。その黒い布地に筋のよ
うに残った汚れに目を留めたセオドレドが問う。
「1本しか当たっていないのか?」
「かすめただけだ」
岩場で放たれた矢は訓練用で矢尻は付いておらず、替わりに泥で汚した布が巻き付けてあった。
その矢は威嚇と誘導のために上方に向けて放たれてはいたが、ボロミアの後方では兵たちはそ
れぞれそこかしこに泥を付けて汚れている。だがボロミアはセオドレドが指摘した一筋の汚れ
しか身に受けてはいなかった。
「弓隊を鍛えなおさねばならんな」
「セオドレド、わたくしの兵を返してもらおうか」
どうにも呑気じみたセオドレドの様子に、痺れを切らせたようにボロミアが語気を強める。
セオドレドの無言の合図に、馬列の後ろから縄をかけられた数名の兵士が前に連れ出された。
「御大将!」
「ボロミア様、面目ございません!」
「案ずるな!無事であれば良い」
口々に叫ぶ捕虜たちにボロミアが返す。
するとセオドレドが馬からひらりと飛び下り、隣に控えるエオメルに手綱を預けると、無造作
にボロミアの馬に近付いた。
「大将戦だ、ボロミア殿。そちらに合わせよう」
そう言って剣と盾を取る。
騎馬での戦いならば明らかにセオドレドの方が長けている。それはボロミアも認めるところだ。
だがあからさまな挑発に、ボロミアの眉が険しく吊り上がった。
「ゴンドールのボロミアは愚弄されて引く剣は持たぬぞ、王子」
「愚弄などしていない。ただ剣を交えたいだけのこと」
下馬し、翻ったマントを外したボロミアが盾を受け取る。双方が抜き放った剣が陽光を反射し
て煌めき、円を描くように広がって2人を囲んだ両軍から、一斉に喊声が上がった。
間合いをはかる。
剣はどちらも刃を丸めた訓練刀だが、戦士が使えば肉は斬れずとも骨を断つことは容易い。
狙い通り使えば、命でも奪える。一瞬の油断も許されなかった。
だが2人は、目を離さぬまでもなく、ただ互いに目を奪われていた。
どよめく喊声の中でも、相手の呼吸する音まではっきり聞き取れる。
昨夜のことを思い出す。
だが不思議と心は乱れなかった。
ボロミアの唇がかすかに開いて、息を吐き出した次の瞬間、うなりを上げて剣が振り下ろされ
た。セオドレドは避けずに剣の下に潜り込むように盾を構え、肩から押し上げてそれを弾き返
した。
押し上げた盾の下、体勢の崩れたボロミアの胸元に突き迫ったセオドレドの剣先は、かろうじ
て身を返したボロミアを逸れて空を裂く。もう一度突いたが、今度は剣に弾かれた。
何度か斬り結び、互いに飛び退くように一歩を退き、また間を奪い合う。
大きく息をついたボロミアが、盾を地面に投げ捨てて構えを変えた。
煌めく炎を包んだ翠玉だ、とセオドレドは見愡れそうになる。奮い立つ。
ボロミアも同じだった。金獅子の王子と、声を上げて称揚してやろうか。
一歩退がったセオドレドを追って踏み込んだボロミアが、両手に持ち替えた剣を上から振りか
ぶる。同じように盾で上へ押し流し空いた上半身を狙おうとしたが、今度の一撃は最初のもの
よりはるかに重く、セオドレドは一瞬で力の方向を下に入れ替えて盾を手から離す。
どよめきが起こった。
振り下ろす力を下へ流されたボロミアが一瞬、無防備にさらした肩にセオドレドが斬りつけた。
少なくとも遠目には斬ったと見えた。ボロミアは地に膝をつく。くずおれる、と誰もが思った。
セオドレドを除いては。
踏みとどまったボロミアから伸び上がるように、剣の切っ先がセオドレドの喉元を急襲する。
大きく避け、返した剣と剣がぶつかって音を立てた。
その音すらも、心地いい。高揚する。
「セオドレド」
剣を合わせたまま、ボロミアが小さく呟く。
「何だ、降参か?」
ふざけた調子で言うセオドレドに、ボロミアは前触れもなく、花が開くように、笑った。
「わたくしも、おまえが好きだ」
花びらが降りそそぐようなその言葉に、セオドレドから時が奪われた。
剣が宙に跳ね上がる。
大きな喚声が上がる。
丸腰になったセオドレドの襟首を掴み、ボロミアの剣が正確に喉に狙いを定めて、止まる。
「わたくしの勝ちだ」
命を獲りに来た戦士の目をしたボロミアが、今度は不敵な笑みを浮かべて言い放った。
「……………………何て卑怯者だ」
「安心しろ。二度と今の手は使わぬ」
「ちょっと待て………ボロミア!」
その剣を振り上げて喚声に応えてみせるボロミアを振り向かせ、この場で押し倒してやろうか。
そんな衝動を押さえ込んで、勝負に負けたはずのセオドレドもまた、こみ上げるおかしさを噛
み殺せずに、弾かれたように笑い出した。
昼の模擬戦は大将同士の一騎打ちで決着が着いたが、それだけでは剣や槍をもてあましてしま
う兵たちのために、日が暮れるまで練兵は続けられた。
ボロミアとミナス・ティリスの兵たちがローハンに滞在する最後の夜。
野に張られた別れの宴は初日の歓待の宴よりはるかに砕けた雰囲気で、両国の兵たちが膝を交
えて杯を酌み交わし、そこかしこで双方の国の歌声が上がっていた。
今年も駿馬だけでなく、多くの良き土産を持って帰れそうだとボロミアは満足げだった。
「ボロミア様」
呼ばれた声に振り返る。エオメルだった。いくぶん酒が入っているのか、頬を紅潮させている。
「今日は、本当にお見事でした」
「ありがとう。だがセオドレドに言わせれば、わたくしは卑怯者だぞ」
冗談めかして言うボロミアに、エオメルは怪訝そうに首をひねる。
「いいえ。セオドレドはいつもあなたを称賛しています。わたしも、その――尊敬しています」
篤実な言葉に、ボロミアは心から嬉しそうに笑う。杯を差し出せば、今夜は断らずにきちんと
合わせてそれを空けた。
「あまり過ごされるなよ、エオメル殿」
一昨夜の仕返しとばかりに鹿爪らしく忠告すれば、若い騎士は
「心得ます」
と素直に頷いてみせた。
ボロミアは人の輪を抜け、宴の座を見渡す。セオドレドの姿が途中から見えなくなったのだ。
ふと、松明の灯りがようやく届く薄暗がりから、やわらかな声で名を呼ばれた。
「グレオヴィネ殿?」
先刻まで座の中心で朗々たる歌声を響かせていた、国王セオデンの側に仕える吟遊詩人だった。
「王子がお呼びでございます。どうぞ、こちらへ」
恭しく手を取られ、宴の喧噪が届かぬ木立の中へ入る。すこし開けた場所にセオドレドが立っ
ていた。珍しく亜麻色の髪をロヒアリムの流儀で結い上げ、秀でた額と輪郭があらわになって、
顔だちがより精悍に見える。その姿に、ボロミアは知らず鼓動が跳ねるのを感じた。
「われらマークの民は書物を著わすことをしないが、歌を残す。聞いてほしい歌がある」
そう言ってグレオヴィネに合図をし、奏でられ始めた弦の音に詩人の歌声が重なっていく。
途中からセオドレドが引き取って歌い始めた。
この国のことばで、ボロミアに意味は解らない。だがどこまでも優しく玲瓏な音色と、昼間の
猛々しさが嘘のように穏やかに耳朶を撫でるセオドレドの歌声に、包み込まれて立ちすくんだ。
その異邦のことばの響きと楽の音と、少し目を伏せて確かめるように歌うセオドレドのすべて
に、胸が痛むほど暖かくなった。
「―――――お国のことばで歌うこともできますが」
歌が終わり、しばしの静寂の後、詩人がボロミアに問う。ボロミアは首を横に振った。
「今のままで。とても、綺麗な歌だ。ありがとう…」
声は少し震えていた。
「光栄でございます。歌の意味は、王子がお伝えになられましょう。―――それでは、姫」
グレオヴィネは優雅に腰を折り、音もなく、全く無礼のない作法でその場を去って行った。
「……おまえがこんなふうに歌うのは、初めて聞いた。―――美しかった」
「戦いを鼓舞して酒の席で騒ぐだけが、エオルの家の子らの歌ではないぞ」
セオドレドの口調はどこか照れているようにぶっきらぼうだった。
「歌の意味を教えてくれるか?」
ボロミアはそう言ってまだ伏せがちなセオドレドの瞳を覗き込んだ。ようやく明るさが届く位
置の松明にうすく照らされ、ボロミアの髪もほんのり紅潮した頬も、濡れたようにほのかに光っ
て見える。それを、求めるまま引き寄せて胸に抱きすくめた。
「部屋へ行こう、ボロミア。今のは、そういう歌だ。愛を乞う歌だ」
「セオ……」
名を呼び終わる前に、唇を塞がれていた。
城下の家々も王宮も人の気配は少なく、セオドレドは人目さえ無いと分かればどこであろうと、
ボロミアが嫌がるのも構わずに口付けてきた。しっかりと腰を抱かれ何度も激しい口付けを贈
られて、セオドレドの部屋に入る頃にはボロミアの足元はすっかりおぼつかなくなっていた。
「いいかげんに…っ」
上がった息で憎々しげに睨めつけても、2人きりのこの部屋でもはや遠慮はないとばかりにま
た唇を奪われる。文句を言い足りない舌を絡め取られて、ボロミアの喉が鳴った。
「あ…」
力の抜けた身体を抱き上げて寝台に運ぶ。間髪入れずに覆い被さり、ボロミアの胸で光る銀の
留め具を外していった。
「昼間のお返しだ」
そう言いながら、ボロミアの着衣を1枚ずつ脱がせていく。
「セオドレド、灯りを落とせ――…」
徐々にあらわにされていく肌を隠そうと身を捩りながら、昨夜より蝋燭の数が多い燭台を見や
る。
「駄目だ。ゆうべは、暗すぎた」
話しながらすべてを剥ぎ取られた。枕に広がった金色の髪と同じ色のあわい茂みが、真っ白に
艶かしい裸身のためにあつらえた優美な飾りのようだ。
ボロミアは両脚を交差させ、両手をたわわな乳房に回して顔を背ける。昨夜と違い、何をされ
るのか憶えてしまったボロミアの恥じらう様子が、セオドレドに新たな火を点けた。
「あ……!」
ボロミアの手はそのままに、セオドレドが乳房に唇を寄せた。顔を埋めるというのにふさわし
い質量の弾む感触を味わいながら、ぺろぺろと舌を這わせていく。
「ん……」
ボロミアが両手をぎゅっとかきよせ、ふくらみがより一層きわだつ。覗いた桜色の頂きに、隠
そうとする指ごと吸いついた。
「………あっ…!」
昨晩念入りに開花させられたそこは、ボロミアが自分でも驚くほど敏感になっていた。ねぶら
れて指を離すこともできず、セオドレドの舌と指と、自分の指にまで刺激されて身悶える。も
う一方の乳房を隠す手にはセオドレドの手が添えられ、一緒くたに揉みたくられた。何度も交
互に繰り返し、ボロミアの手からくたりと力が抜けて身体の両脇に落ちても、セオドレドは唇
を離そうとしなかった。
「ん、はっ…」
熱くなった息を吐き、よるべない両腕をセオドレドの肩にかける。
自分の乳房に顔を埋めるセオドレドを見下ろして、子供のようだとボロミアは思った。セオデ
ン王の王妃はこの、ただひとりの王子の出産の際にはかなくなられたという。
胸元を覆う長い髪を、ぎゅっと抱きしめた。
「ボロミア…?」
乳房に押しつけられて見上げれば、顔を赤くしたボロミアと目が合った。
「………わたくしだけにしておけ」
抱きよせる腕に力がこもる。
「こ、こういうことが恋しくなったら、もうわたくしだけにしておけと言うのだ」
目を丸くしたセオドレドに、ボロミアは叱りつけるように言った。あっけにとられたセオドレ
ドが、次の瞬間には笑い出す。
全く、何という命令を下すのだ、この姫将軍は。
「何がおかしい」
「……確かに、おれはこういうことが好きだし女に不自由したこともないが」
笑い混じりにそう言うと、ボロミアがあからさまに不機嫌な表情になる。その顔が子供じみて
愛らしいとセオドレドは思ったが、言わずにおいた。
「だがもうおまえしかいらない」
ボロミアの手を取り、すべらかな甲に口付けを落とす。
「こんなことはおまえにしかしない」
ボロミアは何も言わなかったが、「それで良し」と頷かんばかりの表情にセオドレドはもう一
度吹き出した。
「何がおかしいのだ!」
「おかしくはない。おれはおまえが好きだ。今夜は手心は加えんぞ、最後まで」
ボロミアが怪訝そうに眉を寄せる。
「―――…夕べは、入らなかった、からな。全部」
セオドレドは上手い言葉を選んで伝えようとしたが、結局そのままの言い方になった。
「…………………そうなのか?」
「………半分くらいしか」
「………でも、あんな――…」
ボロミアは絶句した。実は昨夜の最後の方はほとんど意識が朦朧としていて、どんな行為だっ
たのかということはよく憶えていない。だがとても苦しくて、もう何もかも無理で、めちゃく
ちゃだと身体が悲鳴を上げた記憶ははっきりしている。鈍い痛みも、違和感も残っている。
セオドレドは少し怯えてしまった様子のボロミアに口付け、頬や耳朶から丁寧に愛撫を再開し
た。全身を使って、全身を愛していく。できるかぎり優しく丹念に、できるだけの快楽を引き
出してやれるように。
与えられる歓びに戸惑いながらも少しずつ欲に溺れていくボロミアは、とても美しかった。
白い身体は灯がともったように色づき、触れた掌を歓迎するようにやわらかく吸いよせ、甘や
かな色香を放つ。
上がり続ける短い喘ぎ声は普段より少し高く、名を呼ぶ声もどこか舌ったらずで、それだけで
セオドレドは存分に昂った。ボロミアが自分では見えないような場所に、いくつも跡を散らし
た。
すらりと伸びた脚を広げさせれば、日の光を知らぬ太腿の白さと、秘めやかにいやらしく色づ
いている中心の対比に目が眩む。顔を寄せ、滲み出している蜜を啜り上げた。
「あ……?……や…っ!」
暖かい感触に驚いて、ボロミアが自分の脚の方を見下ろす。セオドレドはぴちゃぴちゃと音を
立てて、そこを舐めはじめた。
「や、め…そんなとこ……、っ、ぃや…!」
脚を広げられて、セオドレドを受け入れる時なのだと思った。だが口で、されるとは、夢にも
思わなかったのだ。
「…セォ……レド、はな、せ――……んっ……」
「大丈夫だから、ボロミア…」
寝台の頭の方にずり上がるボロミアを追って、セオドレドはなめらかな太腿の内側を、膝の裏
から脚の付け根まで丁寧に撫でさする。ふわふわした和毛の感触を楽しみながら、自分の手に
すっぽりおさまる性器を指先でやわらかくほぐしていった。
「……ぁ…ん、…は…っ…」
くちゅくちゅと濡れた音がはっきり聞こえるようになり、やがてくたりと逃げを打たなくなっ
たボロミアの中心に、改めて顔を埋める。濡れた秘唇の周囲を舌でなぞり、ときおり蜜壺から
雫を啜る。添えた指でそっと開けば、更に小さな花びらが紅く濡れそぼってひくついていた。
すべてが、自分のものだと思うと、セオドレドは震えがくるほどの興奮を覚える。
いつくしむように口付け、舌全体で舐めあげる動きと、尖らせた先でこまかく探るような動き
を繰り返した。
「う……んっ、ん……あぁっ…」
ボロミアは身体中を渦巻くような初めて感じる熱に身をくねらせ、必死で手を伸ばしセオドレ
ドの髪に指を絡める。ひたすら純粋な快楽に支配されながら、視界にセオドレドがいないこと
が恐ろしかったのだ。
「あっ…、ゃ……あっ!」
髪に触れたのがまるで合図のように、ボロミアのそこにひときわ大きな快感が奔る。セオドレ
ドの指が小さな肉芽を暴き、舌先がごく軽くそこを叩いていた。ボロミアの太腿がセオドレド
の頭を挟み込むようにぎゅっと閉じられる。だが舌がそこをやわらかく刺激し続けると、次第
に手を添える必要もないほど大きくしどけなく開いていった。
セオドレドはボロミアが蕩けきるまでゆっくり時間をかけて愛撫を続けた。時折突き出した舌
を姫洞に挿し入れたり、肉芽をきつく抉るようにしてやると、音のない悲鳴を上げてびくびく
とのけ反った。
やがてボロミアは喉を反らせ、かぶりを振って細かく震え始める。
セオドレドは全体を吸い上げるように音をたてて口付けて、ようやく顔を離した。このまま絶
頂に引き上げてやろうとも思ったが、ボロミアが達するときは顔を見ていたかったのだ。
ボロミアは、昨夜セオドレドから首に手を回せと教えられたように、熱に潤んだ瞳で腕を伸ば
す。セオドレドはそれを受けとめ肩や背を撫でてやりながら、ボロミアを抱き起こした。自分
は寝台に背を預け、既に隆々つ形を成している屹立の上にボロミアを導く。
淫らな蜜に濡れそぼり、中から溶けてしまったような秘処にあたる固さに、ボロミアの身がす
くんだ。ゆうべの、めちゃくちゃな苦しさを思い出す。
「腰を下ろして」
「…………?」
セオドレドはボロミアの引き締まった腰に手を回し、鞠のように弾む尻を軽く掴んで開くよう
に力を掛ける。
「えっ……?あ………!」
セオドレドの先端がぐい、と押し込んできた。呑み込まされ、無理に押し広げられる圧迫感は
ひどかったが、昨夜のような引き裂かれる痛みはない。それでも、無意識に身体を引きそうに
なる。
「ボロミア、ゆっくりでいいから――」
それをやんわり押しとどめ、なだめるように太腿を撫でるセオドレドを見下ろして、ボロミア
はどうにか腰を少しずつ沈めていく。
「くるしぃ……セオドレド…」
「……まだ、もう少し」
セオドレドは手の届くところを絶えず撫でさすりながら、根気よくボロミアを促した。のろの
ろと、ボロミアが体重を移動させていく。
「あっ、あっ、ァ……――――…ッ、!」
細い悲鳴が喉を迸り、身体の中にずしんと重い音が響く。
ボロミアは生まれて初めて、わが身に男のすべてを受け入れていた。
途方もない圧迫感と異物感に、逃げ出したくてももう身動きがとれない。ねっとりとまとわり
つく熱くやわらかい襞に包まれ、きつく絞られて、動けないのはセオドレドも同じだった。
ボロミアはセオドレドの胸に手をついて、不安げにかぶりを振る。
「昨日と、ちがう――」
「厭か?」
尋ねれば、今度は否定の意味で首を振る。前に屈んだボロミアの豊かな乳房が、吊りさがるよ
うにゆらゆらと扇情的に揺らめいていた。セオドレドの両手がそれをすくい上げ、ぷっくりと
実を結んだ先端を指先で摘んで転がした。
「あ…っ」
ボロミアがびくりと震える。繋がったところがくちゃりと濡れた音をたてる。セオドレドは片
手をそちらに移動させ、強くなりすぎないように快楽の芽を刺激した。
「ゃ……、あっ…あ、ん……!」
ボロミアの腰が、刺激されるままにがくがくと前後に揺れる。髪ひとすじも入り込めないほど
に充たされた内側がきゅうと収縮して、セオドレドが唇を噛むのが見えた。
だが混乱するばかりだった昨夜と違い、セオドレドをこの身につかまえているのだとはっきり
理解して、剣を合わせた時のような高揚感がボロミアを襲う。
優しく、時折きつく煽りたてるように続けられる愛撫に、ボロミアは喉を反らせて喘いだ。
「んっ、…セオドレド……あ…ぁん、は……っ」
気付けばセオドレドの手は添えられているだけで、ボロミアはまるで自然なことのように自分
から腰を揺らめかせるようになっていた。小さくも、大きくも、まるで感じる場所を探すよう
に、ボロミアは無心で動いていた。それに合わせて、セオドレドが時折下から突き入れてくる。
「!!っあ…!」
ボロミアは声もなくのけ反って、自分の身体にこんなに深い場所があることを生まれて初めて
知らされる。
「ボロミア……気持ちがいいのか?」
さらさらと金の髪が落ちかかる頬を撫でながらセオドレドが問う。
がくがくと頷くのも、無意識だったかもしれない。
「おまえ、は――…?」
「とても。信じられんくらいに」
セオドレドがとても幸せそうに笑うので、ボロミアの頬にもふわりと笑みが広がった。女の身
であることを、初めて心から歓びだと思えた。
セオドレドが好きだと、頭の中で声がする。と同時に、ボロミアの最奥にめがけてたくさんの
熱が、駆けよせるように集まり始めた。
「……あ…ん、ん……っ」
セオドレドの胸についた手と、受け入れているそこをぎゅっと締めてしまう。腰が大きく動く。
「なに……、ッ、あ、あぁ…!」
自分に迫る焦燥感が何なのかわからない。だが本能がそれを掴もうと、全身が追う。
「顔を見せて、ボロミア」
かくんとうなだれそうになる首をセオドレドの手が支え、振り乱す髪に指を入れる。
「セオドレド、セオドレド―――…」
ボロミアも必死でセオドレドの表情を確かめた。恐ろしかった。そして、
「…ひ……んっ、ア――――…ッ!!」
ボロミアの全身が硬直する。
視界からは何もかもが消え去った。
身体がどこかへ飛ばされる。
それを拒むように、絡みあった部分が固く引き絞られ、やがてびくびくと大きく痙攣した。
「………っ!」
セオドレドが奥の歯で唸る。痙攣するボロミアの身体を、上体を起こして抱きしめた。塞き止
められていた濁流のような熱が、ボロミアの中に大量に流れ込む。
「はっ…、…はぁ……、ぁ…」
苦しげに喘ぐボロミアの視界は靄がかかったようにはっきりしなかった。セオドレドの手が何
度も背をさすっていた。
セオドレドの奔流をすべて絞り取ろうとするような痙攣がようやく落ち着く。ずるりと抜かれ、
溢れ出た白濁が、太腿を幾筋も伝い落ちた。だがボロミアにはその感覚もよく分からなかった。
触れる肌がただ心地良い。逞しい肩に、頬をすりよせた。
何か言いたいのに、上がった息が元に戻らない。セオドレドの呼吸も同じように荒かった。
口付けを受け、目を閉じる。
愛していると、囁く掠れた声が聞こえた。
どのくらいまどろんでいたのだろう。
もしかするととても短い時間だったのかもしれない。
もたれかかった胸から顔を上げれば、目を開けたセオドレドが微笑んだ。
「―――眠っていた?」
「あんまり可愛らしくすうすうと気持ち良さそうな寝息をたてるから、おれもつられた」
ボロミアは知らず赤くなる。
「それは、起こして悪かったな」
「いい。眠っているのもいいが、勿体ない」
身体に回された腕にぎゅっと力がこもり、額のはえぎわにやわらかい口付けが落とされた。
「では、わたくしも眠らない」
まるで遅れをとるまいとするようなボロミアの言葉に、セオドレドが笑みを深くする。
「……すっかり解けてしまったな」
ボロミアがセオドレドの乱れた髪を指に絡めながら呟いた。
「結っているほうが好きか?」
「どうして」
「見とれただろう、おれに」
「……………」
しかめっ面になったボロミアの腕が無言で伸ばされ、もつれた長い髪を十指がさらにぐしゃぐ
しゃとかき乱す。
「やめろボロミア、痛い」
「別に、髪などどちらでも、好きだ」
そのいたずらな手をつかまえて、唇が触れるほど引き寄せる。
「二度と使わん手ではなかったのか? 卑怯者め」
「…………髪型の話だ」
唇をへの字に曲げるボロミアの表情が可愛らしいので、口付けはやめにして額を合わせた。
間近で覗き込むセオドレドの瞳がふいに真剣な色を帯びたので、ボロミアはどきりとする。
「帰したくない」
細い手首を掴む力が強くなる。だがボロミアは首を横に振った。
迷った様子すら見せずに。
「わたくしの居場所は、あの白の都だ」
返事は、始めから分かりきっていた。
だがそう言い切ったボロミアの顔が、かすかに歪んで見えたのは気のせいなのだろうか。
「いつか、白き都がおまえを手放す日が来たら、おれのものになれ」
低く穏やかな声で言う。ボロミアは小さく頷いた。指を絡め、握りあう。
「―――いつか、…おまえの」
甘い実を舌で転がすように繰り返す。
「いつでもいい。皺くちゃの爺と婆になってからでも。――そうなってもおれは馬に乗ってい
るだろうし、おまえは剣を振り回しているだろうな」
ボロミアは吹き出して子供のように笑った。
「セオドレド…」
自分のせいですっかりもつれてしまったセオドレドの髪を解き、指で丁寧に梳きながらボロミ
アが呟く。
「もう一度、歌ってくれるか?」
少し首を傾げてはにかむように言ったボロミアを、セオドレドは溢れかえる愛おしさのままに
抱きしめて、望まれるままに口付けと歌を捧げた。
整然と並ぶロヒアリムの騎馬の間を抜けて、ゴンドールの隊列が進む。
中央に、馬上まっすぐに背を伸ばすボロミアの姿があった。跨がる馬はセオドレドから特別に
贈られたものだった。
今朝の別れは、セオドレドの心にもボロミアの心にも痛みを残したが、不思議なほど悲しいも
のにはならなかった。消えないであろう同じ痛みを持っていると思えば、約束もいらなかった。
ボロミアは空を見上げる。すこし褪せたような青と、白い山並から吹き下ろす風が冷たくて気
持ちが良い。
進んで来た道を、確かめるように振り返った。もう黄金館は山の背に阻まれてここからは見え
ない。その手前、小高い丘の上に人馬の姿があった。
逆光で黒い影のかたちにしか見えぬ一対は、だがボロミアにはひと目で誰であるか分かる。
向こうからは、自分の顔が見えているだろうか。
ボロミアは南へ向かう隊列を見送るその姿をしばし見つめ、唇の中でなにごとか呟くと、白き
都の方角に馬首を巡らせてふたたび振り返ることはなかった。
この王宮はいつも風が強い。
だがその風に力強くはためく、白馬の王旗を眺めるのが好きだった。
今日の風は強いが乱暴ではなく、暖かくて爽やかで気分がいい風だ。きれいな形の白い雲が、
どんどん生まれるように形を変えていく。疾走する馬群のようにも見えて、眺めているのは少
しも飽きない。
「ホルドヴィネ殿、その歌は――…」
頭の上から聞こえた声に、この国における自分の名を呼ばれたメリーはぴょんと身軽に立ち上
がり、すぐさま膝をついた。
「これは気が付きませんでした、エオメル王」
「そのような形式は無用です。ここはあなたの家なのだから」
新しき世を統べる若きローハン王の言葉に、メリーは背を伸ばしてにこりとお辞儀をする。
「今の歌を、どこで?」
「やはりこちらのお国の歌なのですか? 言葉が似ているなと思ったのですが、わたしも又聞
きで端々は自信がないのです。でも、少しは分かります。誰かを想う歌ですね」
「……ええ、そうです。わたしも聞いたことがあります」
年上の、まさしく兄であった先の王子が、時おり口ずさんでいたのを。
「ボロミアさんが旅の途中で何度か歌ってくれた歌です」
当たり前のようにメリーの口から出たかの人の名に、エオメルの喉の奥がきんと痛む。
「あの方も人に聞いた歌なので、意味は分からないと言っていました。でも歌うときのボロミ
アさんはとても優しい顔をしていましたから、わたしはこの歌が気に入ったんです」
セオドレドとボロミアが想いを通じあっていたことを、エオメルは知っていた。国と国を行き
来する時だけでなく、時が合えば馬を駆り立て、どこかでかすめあうような逢瀬を重ねていた
ことも。
だが東のかたからゴンドールを覆わんとする影は濃さをいや増し、ローハンには白の魔法使い
の手が這い伸ばされていく。いつしか両国の交流も模擬戦も行われなくなり、黒衣の宰相に心
を蝕まれていく父王に替わり全軍の指揮を執るようになったセオドレドは、国を離れることが
できなくなった。それはボロミアも同じだった。
セオドレドはこの歌を口ずさむとき、必ず遠い南のかたを見つめていた。
昏き時代の、声も掛けられぬその姿を、エオメルははっきりと思い出す。
だが心を病んでいたセオデン王は再び導かれた光の中でその手に剣を取り戻し、エオルの誓い
を果たした誇り高きマークの王として最期を遂げた。
小さき者の大いなる勇気によって指輪棄却の悲願は成就され、禍々しき暗黒の塔はこぼたれた。
ボロミアがその身を捧げた白き都には王が還り来たりて、その御手により白の木は再生された。
翳っていくばかりの黄金館で笑わなくなっていたエオウィンは、ボロミアの弟を愛した。今は
ボロミアのことを話すときは嬉しそうに姉と呼ぶ。
セオドレドとボロミアは離れた場所で剣を手に、一夜を挟んだだけで重なりあうように逝った。
それからいくばくの月日も経たぬうちに光は祖国に降り注いだ。
「……エオメル様、どうなされました?」
痛みを堪えるように額をおさえて黙ってしまったエオメルを、メリーは心配そうに覗き込んだ。
「いや、何でもない――――ホルドヴィネ殿」
エオメルは勇敢なる小さき友の背に、手を回して言った。
「もう一度、歌っていただけないだろうか」
暖かい風が、南から吹いている。
以上で投下終了です。
お付き合いありがとうございました。
>>694 >アレは挙げられてる職人を妬んで貶めようとしてる
>他の職人の仕業に思えてならないよ・・・
他の職人さんて誰ですか?
エオメル×ファラミア♀を最近書いてる職人さんが怪しいと予想していますか?
それとも前書いていたレゴラス×ギムリ♀職人さんですか?(゚Д゚≡゚Д゚)
そんな事言ったら、その「他の職人達」も来なくなりますね
ラストが切なくていい……!
>>700 GJ!!よもや最後にホルドヴィネが出て来るとは思いませんでした。
地方による言葉の違いとかもちゃんと調べててイイですね。
>>700さん、お疲れ様でした!!読み応えたっぷりの作品をありがとうございます!
この二人の「最後」を考えると、なにやらそれだけでも切なくなります。
697さん…あんた凄いよ。こんな感じの娘がフィールド画面をフラチョロしてたら、拉致って
どっかの洞窟に監禁して、好き放題…それが出来るならこの身がオークになってもいい…。
>697
このギムリたん、デスクトップをフラチョロするようにできないかなハァハァ
>>700 お疲れ!GJ!
そうなんだよね。ボロミアが後を追うように亡くなってるんだよね。
志半ばに、オークに倒されてしまうんだよね。切ないね。
そして、舌と指と乳の描写に萌えたよ。
>700
暗闇でで壊れ物を扱うかのようにお互いを探りながら
触れ合うしかない繊細で微妙な関係が切なくも愛おしいですな。
あんたそんなにボロミアが好きかと。
セオドレドにツッコミ入れた挙げ句馬に蹴られても一向に構わないくらい、
可愛らしい二人でした。良い物見せて頂きました。ご馳走様でした。
>697
ギムリたんヤバイ。
かわいすぎ。一家に一人ギムリたんだ!
>>700 ラストで涙がにじんだよ。GJ。
本当に素晴らしい話をありがとう。
愛っていいね!
セオ×ボロ♀泣けた。
エロシーンから剣戟シーンまで満ち溢れる不器用な恋心がたまらん。
しかし「やはりロヒアリムなら騎乗位でしょう!」と納得してしまった
俺を許して下さい・・・
ともあれGJ!乙でした!
>>700-723 神の後半キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
泣いたよ!すばらしの一言だGJ。
もう姫将軍のエロ可愛さとセオドレドのかっこよさ、っつーかテクに酔いしれた!
二人の行動の一つ一つに愛が溢れてるよ…最初から引き込まれたっす。
そしてエオウィンの「姉」にも泣いた。
この感動をどう表現すれば良いのか分からん…
>>723 切ない。後編読んでまた最初から読み返したらまた切なさ倍増した。
でも読んでよかった。どうもありがとう。
>>723 神 よ ! す ん ば ら す ぃ! GJですた!
ああセイドレド〜惚れ直したよ〜ボロミア〜可愛いよ〜
しかも最後でメリーとエオメルが来るとは思っても見なく…
更にグッときました(・∀・)
次から正解を選びなさい
1・セオドレド
2・セイドレド
3・セオドレッド
4・セオドレどん
4
>>684 巨乳相撲SS、激しく読みたい。ずばりエロってんでなくても、じゅうぶん笑えるエロ可愛いネタだと思う。
城内のどこかでこっそりと人払いをさせて巨乳相撲を観戦中の王様と緑葉王子、忍びの者の面目躍如な
メリーとピピンがこそこそと物陰から実況中継していたりとか。
途中までですが、「離れ山の宝玉」(
>>525-534)の続きを投下いたします。
レゴラス×ギムリ(基本は)です。ホビットの冒険を読了された方推奨。
ギムリ厨うざい 死ね
>>740 マジレスだが、そういうのは良くないよ。
このスレは何でもあり!が良い所。
苦手なのはスルーしる!
>>739 レゴギムの投下まだですか?
さっきから待ってるんですけど。
>740
他では考えられない言葉だな……
>>739 あの、待ってるんで、落ち着いたら投下よろしく。
ただ、残りの容量は注意するよろし!
投下するなら新スレの方がよくないか?
ここはもう容量が少なすぎだよ。
ぐだぐだぬかすヤツのことなんざ気にせずに、頑張って投稿してくれ、739さん!
よく出来た姫将軍の後に、中身がないレゴギム小説投下は、
叩かれるのが予想されるだけ嫌なんじゃないか。
中身がなくても、愛があってエロければイイ!
「中身がない」ってトドメさしてどうすんだおまいらw
まぁ、いなくてもいいかもな
なんだ、ちょこっと休日になると無神経な連中が湧いたもんだな。
739、めげんなよ!馬鹿は一部の連中だけだ。気にせんと頑張れ!!
739はエオファラ職人さんを叩くのに一生懸命で投下を忘れました。
>>739 阿呆が騒いでるけど、気にするな。
ゆっくり最後まで仕上げてから投下して下さい。
4スレの
>>125 「離れ山の宝玉」と「王城夜話」の職人はちがう人だぞ。
書き込んだ時間が近いから叩きは「〜宝玉」の職人認定か?
>>753 ご自分で擁護レスですか? 必死だな プッ!(w
>>79のレゴギム話でバレバレなのに
755 :
753:04/11/24 20:19:23 ID:cGnWD+hh
>>754 …おまえらには何を言っても通じない
俺は初代スレから「〜宝玉」の職人を知ってるが、そんなことをする人じゃない
根拠が
>>79でレゴとギムりたんを引き合いに出したから?
書き手なんだぞ。自分が書き込んだとわかるように叩きレスなんか書くか?
せっかく苦労して書いた自分のSSの評判を落とすとわかっていてんなことやるか?
くだらないSS書く職人なんていらないでしょ?
>>749もいらないってゆってるし
スレの質を落とさないためにやってあげてるんですよ(w
お前らいいかげんにしろよ。ぬるぽ(^ ^)
何がしたいんだ?ぬるぽ(^ ^)
ここはエロパロスレだぞ?ぬるぽ(^ ^)
額に青筋立ててムキになってんじゃねーよ。ぬるぽ(^ ^)
程程にせんとこのスレ山崎で埋めるぞ。俺1人で。ぬるぽ(^ ^)
粘着には構わなくてもいいと思いますよ。
レゴギムいつも楽しみに読ませていただいてます。
続編も期待してます。「王城」の職人さんの新作も読みたいです。
また投下してくださると嬉しいです。応援しています。
…ちなみに残り29KBです。
投下して〜といいながらみんなでここの容量を使っていない?
自分もそうだが・・・。
SS投下の為に新スレたてたんだから、4冊目に投下してもらおうよ。
ここの職人さん達は、本当に偉いよ。
妙な奴にからまれてもスルーしてくれている。
それだけでなく、SSを仕上げて投下してくれたりもする。
庇いたい気持ちもわかる。でも、応援する側ももう少し、賢くなろうよ。
「宝玉」の続き本当に楽しみにしてるよ。
「王城」の職人さんの新作も読みたい。
>>760 4スレでもうレゴギムの職人さんが新作予定を書き込んでいるよ。
>バー「闇の森」のママの一気飲みは、もはや名物だな。
>ただし近隣の商店街「湖の町」や工業街の「離れ山」地区からは、店の前を通るのに緑の制服を着た
>客引き従業員になどから、法外な通行料を要求されるなど評判が悪い…とかな。
こんな話を書くのは彼女だけだ。
>>755 >俺は初代スレから「〜宝玉」の職人を知ってるが、そんなことをする人じゃない
レゴギムオタキモーーーーーーー!!!!!!!!
>762
>>755がレゴギムオタではなく、「〜宝玉」の職人ではないか。
自分で自分を擁護してるのさ。
久々に来てみたら、なんでこんなに荒れてるんだ?
みんなもっとマターリしようぜ。
埋め込み
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ヽ;:-ィ'´,.、 `、、 ̄´ /='ィ⌒i
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ヽ,\ ヾ;、.__,/∠_ ノ/
丶丶、ヽ;:::::::;:ィ´ ゙, /
`'‐-<.___ノ
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( ´∀`) ( ゚Д゚)
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∧_∧
( ´_ゝ`) (´・ω・`)
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
( ´ー`) ほー・・・
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (∀・ )
顔 屋 | ( )
| | | |
(__(___)
∧_∧ ∧∧
( ´∀`) ( ゚Д゚)
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( ´_ゝ`) (´・ω・`)
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
ズレタナ・・・。
・゚・(つД`)・゚・ 。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン 。・゚・(ノ∀`)・゚・。 。・゚・(ノД`)・゚・。 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
( ´Д⊂ヽ (;´Д⊂) (ノД`)シクシク ( TДT)
( ゚Д゚)⊃旦 < 茶飲め ( ´∀`)つt[] 飲み物どーぞー (・∀・)つI
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━( ゚)━( )━(゚; )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン Σ(゚Д゚)ガーン Σ(゚д゚lll)ガーン ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ((;゚Д゚)ガクガクブルブル ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ (゚Д゚)y─┛~~ (´ー`)y─┛~~
(´-`).。oO(・・・・・・・・・) ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン (・∀・)スンスンス-ン♪ ( ゚Д゚)ハッ m(_ _)m
タイ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ホ!!! タイ━━━━||Φ|(|´|Д|`|)|Φ||━━━━ホ
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ dj! dj! (・∀・)人(・∀・)
( ´_ゝ`)フーン ( ´,_ゝ`)プッ (・∀・)イイ!! (・A・)イクナイ!! (´・ω・`)ショボーン (`・ω・´) シャキーン (´・∀・`)ヘー
(゚д゚)ウマー (゚д゚)マズー ( ゚д゚)、ペッ ( ゚д゚)ポカーン (゚Д゚)ハァ? (゚Д゚)ゴルァ!! (^Д^)ギャハ (ノ∀`) アチャー
ヽ(`Д´)ノウワァァン!! ヽ(`Д´)ノボッキアゲ (=゚ω゚)ノぃょぅ (゚听)イラネ щ(゚Д゚щ)カモォォォン (*^ー゚)b グッジョブ!!
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` ) ヽ(´ー`)ノ ( ̄ー ̄)ニヤリ (-_-) ( ^∀^)ゲラゲラ ∩( ・ω・)∩ ばんじゃーい
(・∀・)ニヤニヤ (・∀・)ソレダ!! m9(・∀・)ビシッ!! (・∀・)イイヨイイヨー
┐(´ー`)┌ ┐(゚〜゚)┌ ( ´∀`)σ)∀`) ( ´∀`)σ)Д`) ('A`)マンドクセ 工エエェェ(´д`)ェェエエ工
'`,、('∀`) '`,、 '`,、'`,、'`,、'`,、'`,、(ノ∀`)'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、 (´・(ェ)・`)クマー (@u@ .:;)ノシ ( ´;゚;ё;゚;)キモー
Σ (゚Д゚;) Σ(´д`*) ( ̄□ ̄;)!! Σ(´Д` ) Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) (゚Д゚≡゚Д゚)エッナニナニ?
(σ・∀・)σゲッツ!! ( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー _| ̄|○ マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
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( ゚ Д゚)
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( ,_ノ` )y━・~~~
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( ´ー`) ほー・・・
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顔 屋 | ( )
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( ´_ゝ`) (´・ω・`)
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(´ー` )
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顔 屋 |
|
∧_∧
(・∀・ )早く埋まらないかな。
( )
Y 人、
(_)_)
・゚・(つД`)・゚・ 。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン 。・゚・(ノ∀`)・゚・。 。・゚・(ノД`)・゚・。 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
( ´Д⊂ヽ (;´Д⊂) (ノД`)シクシク ( TДT)
( ゚Д゚)⊃旦 < 茶飲め ( ´∀`)つt[] 飲み物どーぞー (・∀・)つI
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━( ゚)━( )━(゚; )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン Σ(゚Д゚)ガーン Σ(゚д゚lll)ガーン ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!(((((((( ;゚Д゚)))))))
ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
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( ・ω・) ( ( ・ω・) ( ( ・ω・) ( ( ・ω・) ( ( ・ω・) ブヒー
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. ε ⌒ヘ⌒ヽフ ε ⌒ヘ⌒ヽフ ε ⌒ヘ⌒ヽフ . ε ⌒ヘ⌒ヽフ
( ( ・ω・) ( ( ・ω・) ( ( ・ω・) ( ( ・ω・) ブヒー
ノ,ノーノ_ノ-ノノ ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ ノ,ノーノ_ノ-ノノ ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ
.....,,,.,.,,,.,.,.....,,,.,.,.....,,,.,.,...,.,,,,.,.,,.. ., .,..,,..,,,.,.,...,,,,.,.,.....,,,.,.,...,.,
ギムリたんがいっぱい。.,.....,,,.,.,.....,,,.,.,...,.,,,,.,.,,..
/;;;;:;;;;;::::::::::::::::,,,| /;;::::::::::::::::::::::::::;丿;:::::;:::::::::|
|ミ;;;;L;:;:;:;|;;;;;::::/~ヽミ;;::;/ノ_,,,ノ;ノ;/;/;;/:;;:;:::::l
┌^i/;;;;;:;/ミ;;;;::::| /」 iノノ/-~^^~,_ ノ丿ノ/:::/::/
|;;;;,i|─;ノ\彡;;;;| i ヽ " _,,` /ノノ/
/^~/~;;;;/" 》;;:/^~ヽ i゚/ /
|ミ;;;;,-;;;;) >:/ |
┌V;;::::;/ (,;/ ヽ _,--'
|;;〆;:;;;i ,,/,__ \ .ゝ オッパイ
i;:;/::::ノ /~;^;;;:::::::~=--,, |-,~^-"~ 揉みたかったん
>;i~;;;)/;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::~ヽ-,,_ でしょう?
j;;;Y;/;;;;(二,,ヽ,,;;:::::::::::::::::::::::::::::\ー=フー,-.、
>;;;/::::::::::::::::::-,,,,=-n,;;;:::::::::::::::::::;::::\//./|;;;;;)-、
(;;;;|彡;;;:::::::::::::::::~=-,,ヾ;:;:;:;:::::::::::::::;/ / ./ /'i=ーL、
| |彡;;;;;::::::::::::::::::::::::ヾ ;:;::::;:::::::::::/ " / i⊂,,, )
| i|,jjj;;;:::::::::::::::::::::::::::::::| lk;;;::::::::::::| / /
/;;;;ヾ彡;;;;;::::::::::::::::::::::::::i |;ミ;:;:::::::::|i .l::l /
ノ;;;;;;;ゝ\ミ:;;::;::::::::::::::::::::::::ヽヾソ;::;::::::| ,,|::i l
, -≡-、
♪ヽ_ ノ
♪ 人 ギムリたん大好き〜♪
´\ ( 0w0) /ヽ
( ●⊂(へ )つ ● )
ヽ./ > \ノ
, -≡-、
♪ヽ_ ノ_ 初心者は去れ♪
♪ 人< ● >
´\ (0w0 )っ!´
( ●⊂( へ)
ヽ./ く
, -≡-、
♪ヽ_ ノ
♪ 人 原作を読まなければここに来るな♪
( 0w0) /ヽ
/(へ )つ ● )
∪ > \ノ
/●\
ヽ __ ノ
♪ ギムリヲタ住人〜♪
, -≡-、♪ 人 , -≡-、
ヽ_ ノ ( 0w0) ヽ_ ノ
lニニニ===⊂( へ)つ===ニニニl
く
(⌒─-⌒)
((( ・(,,ェ)・)
||l∩(,,゚Д゚) モコモコ ボンボン♪
|| |⊃
C:、.⊃ ノ
""U
♪ (⌒-─⌒)
(・(ェ,,)・ )))
(゚Д゚,,)∩||| モコモコ ボンボン♪
⊂| . ||
. !, ⊂,,,ノo
U""
(⌒─-⌒)
♪ ( ・(,,ェ)・)
♪ / (,,゚Д゚) クマー♪
/ こつつ))
((C:、. ノ
∪"U
(⌒-─⌒)
(・(ェ,,)・ ) ♪
(゚Д゚,,) 丶♪
((⊂⊂ソ .ヽo))
. ヽ, ,,ノ
U"∪
「オーレー オーレー♪マツケンサンバ♪」
∧_∧ ∧∞∧
( ・∀・) ( *・∀・)
⊂ つ⊂ つ
.人 Y 人 Y
し'(_) し'(_)
「あぁ 恋せよ アミーゴ♪踊ろう セニョリータ♪」
∧_∧ ∧∞∧
(・∀・ ) (・∀・* )
⊂、 つ⊂、 つ
Y 人 Y 人
(_)'J (_)'J
「眠りさえ忘れて 踊り明かそう♪サーンバ ビバ サーンバ♪」
∧_∧ ∧∞∧
( ・∀・ ) ( ・∀・ )
( つ⊂ ) ( つ⊂ )
ヽ ( ノ ヽ ( ノ
(_)し' (_)し'
「マ・ツ・ケ・ン サーンバー♪オレ♪」
∧_∧ ∧∞∧
∩ ・∀・)∩∩ ・∀・)∩
〉 _ノ 〉 _ノ
ノ ノ ノ ノ ノ ノ
し´(_) し´(_)
叩きAA鋭意製作中です
N O W L O A D I N G ・ ・ ・
「オーレー オーレー♪レゴギムサンバ♪」
∧_∧ ∧∞∧
( ・∀・) ( *・∀・)
⊂ つ⊂ つ
.人 Y 人 Y
し'(_) し'(_)
「あぁ 恋せよ ギムリ♪踊ろう セニョリータ♪」
∧_∧ ∧∞∧
(・∀・ ) (・∀・* )
⊂、 つ⊂、 つ
Y 人 Y 人
(_)'J (_)'J
「眠りさえ忘れて エッチ明かそう♪サーンバ ビバ サーンバ♪」
∧_∧ ∧∞∧
( ・∀・ )( ・∀・ )
( つ⊂ ) ( つ⊂ )
ヽ ( ノ ヽ ( ノ
(_)し' (_)し'
「レ・ゴ・ギ・ム・サーンバー♪オレ♪」
∧_∧ ∧∞∧
∩ ・∀・)∩∩ ・∀・)∩
〉 _ノ 〉 _ノ
ノ ノ ノ ノ ノ ノ
し´(_) し´(_)
l'´ ̄`l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l
| | u |
| | ヽ / |
| :J | ● ヽ----/ ● |
... | | ヽ / |
. | | ヽ/ |
. | | J |
.. | | |
| \ __ ト、
ミ \ ,.ミ'´ ̄ ̄`` `ヽ、| |
(( ミ ミ \' 、 ヽ| 力
ミ、 ミ \ i. ゙、 勹
| ミ、 ,' l
L.___|_ l l { -─- 、
| l -、 ヽ ,. '´ ヽ
| ! ヽ ヽ ,.' ,、 ヽ
./´ ̄`V ,ヽ、 ,' ,' ; ,. ,: , ハ :, , i
/ 、 | / 、`ー ノ! ; : ; /_'/./_/ Li_l !
./ i | / ヽ ヽ 〃 / | ;:「 ____... リjリ
!. ! / ヽ {{ / (`| il| __.. ` ̄lノ i Σ
`ー‐ゝ、 ' / ヽ___,.-‐'"⌒゙| !| °,,, ,  ̄/,: ハ
`ー--‐' ,. -‐'"´ リi从_ 、 '''ノ_:_ノ ヽ
力 /"ー─------<二/ ´ヽ、-<r"/,ー、 丿
勹 { 〈 )、 Y `ゝ(_/_/./'
} `ー----------─一--‐'´ ̄´
_ノ(
,、-――ー-- 、___, て
// / __,ノノノ、 く (
/ / 、_, 从 | イヤア
//l/ / o=,、 ''、!| l|ノ i |l
イ | l|イ! `' , l;;メ川l ,,
!l川 ノ| " (`ヽ "川 "''ー- 、,, _ あー
モミ ノVl|ハト、_ `´ ノノノ |  ̄`l
モミ ノノ _ '´⌒ヽ ,-、 | | やっぱりドワッ娘の
/ / nノ´ ´ l´)_,ヽ .| |
| l l´ ) :r;: Y ノ / | | シマリはいいYO!!
. ズッ `/ ゙ | / /● | |
. ズッ // / ̄`ヽ / / |
__ / / ' / ヽノ /// / /
/´  ̄ ̄' ´ l⌒l ヽ /_ /
/ // lλ ' ヽ \ ヽー''" _) /
ノー----/::::,'、_ _,ノ `ー`ヽ ヽ―''"´ /
/', `''‐- |::ノ(| ゚。 ̄/// ( \ ヾ /
/ /`) '、:::: ''‐- 、,, / `ヽ、つ_) l |
/ u`" // "'' ヽ/ / ノ ノ
`'' - 、,, J r‐、 ', /
"'' - / / ', / ズッ
__,,,,,,,,,,,___/:/;/:/;;i::ノ/
/^~"´ ̄-‐‐‐'''"´/:/;ノ;;;;ノ:// _、-、_
/::::::/:::::::_,,,、---‐‐'''`~,、-''/::/ /"`'ー-''`''-、
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;;;/~":、---、___/´ ,,i:''' :: ヽ. ヽ.`'''"´ /´ :::./ :::::::i
;;;;;'''''^~~~~^'''''/ー- ';、 ::: ` ヽ`''ー-,,,i_ -‐''" ::::::::;/-、,
;;;、;;;`''ー-,,,,,,,,,,,,,,_,,,,,、_ '' ',:::: `'ー _、-'''~ ̄`''''''ー-、 :::::;/:: ヽ、
;;;ヽ、ー、;;ー-、,,,,,,,、-‐''" .;´`, ',::::,,,,、- /"'::;,:ヽ 、 ヽ.::::::: ''ー
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:::ヽ、`''ー-、ー-、'ヽ"、i;. ヽ /" i::: i: '::: :::::
、::ヽ;;ヽ、:ー-、,,,,,、.ヽ ';'' ノノノ/;/ i:::::::::: υ " :::
ヽ,,_::''‐、,,,,''ー-''ー-"''/~'"''"/:/:: ::、:::i..:::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::
ヽー''"~´ ヽ、 "`'i::::::::i、:.. :~^ヽ:::::::::::::::::::::::::::::ノ:::::::::::::::i'/::::::::::::::::::::::
~´ ::: :::::::::;;;;;; ;;;;;;;;;;;_,,、--、_i.::::::'ノ:::::::: `''ー-、,,,,,,,,,,‐'":::::::::υ::::υ::::::::::::::::::::::
ヽ'''''''''''''' '' :::::;;;;;;;;;;;;;;;;`-、:::::::::::::::::iノ::::::::::: """`''ー、,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
::::::::::::''''''''''ー‐‐‐‐'''''''''~^~^~^ー--‐''''`~~`ー-、 _,,,、,,,,,,,,,,___ ヽ,---- 、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:
,,,,,,,,,,`''''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,,,、-‐‐''''"´  ̄`''''''''''' ヽ ヽ::::::::::::::::
/`i /~ヽ
,,/ "''"'` "`;,
(ヽ;" ´ ∀ ` * ,;/) ポィン
`ミ "ミ ポィン
ミ ミ ハ、_,ハ、
彡 ミ ;'´∀`* ';
(⌒";',,,.,(⌒";'彡 ミc c ,;彡
`'"' `"'' `゛''''"
ヽ / ヽ
ヽ / ヽ γ⌒ヽ
Y Y ヽ
ここも後ちょっとだね。
,、-'''`'´ ̄ `  ̄~^ヽ、;ヽ;;;;ヽ;:ヽ
'~" ̄ヽヽ;i;;;i;;;;i;;;;i
ノ:ノ::ノ;/;;;;;i;;i
__,,,,,,,,,,,___/:/;/:/;;i::ノ/ <お兄様・・わたくし、も、もうだめでございますー!!!
/^~"´ ̄-‐‐‐'''"´/:/;ノ;;;;ノ:// _、-、_
/::::::/:::::::_,,,、---‐‐'''`~,、-''/::/ /"`'ー-''`''-、
/:::/:-‐''''"~~::::::::;;;;-、,,,,、-,,、-‐ヽ,,_ / ヽ
;/;;'`"~、-''''''~^'''''ー-、_,,i:i、 ヽ`ヽ、;ヽ、,,,ノ. /"´ ̄~''/ ::::ヽ
;;;/~":、---、___/´ ,,i:''' :: ヽ. ヽ.`'''"´ /´ :::./ :::::::i
;;;;;'''''^~~~~^'''''/ー- ';、 ::: ` ヽ`''ー-,,,i_ -‐''" ::::::::;/-、,
;;;、;;;`''ー-,,,,,,,,,,,,,,_,,,,,、_ '' ',:::: `'ー _、-'''~ ̄`''''''ー-、 :::::;/:: ヽ、
;;;ヽ、ー、;;ー-、,,,,,,,、-‐''" .;´ ̄`, ',::::,,,,、- /"'::;,:ヽ 、 ヽ.::::::: ''ー
:::::ー、ヽ、,,''ー-ヽ.''''",.,;' "^' 'ー-‐'' . _、-'''''"´ / ヽ,,,ノ ヽ| ヽ:::: ::
:::ヽ、`''ー-、ー-、'ヽ"、i;. ヽ /" i::: i: '::: :::::
、::ヽ;;ヽ、:ー-、,,,,,、.ヽ ';'' ノノノ/;/ i:::::::::: υ " :::
ヽ,,_::''‐、,,,,''ー-''ー-"''/~'"''"/:/:: ::、:::i..:::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::
ヽー''"~´ ヽ、 "`'i::::::::i、:.. :~^ヽ:::::::::::::::::::::::::::::ノ:::::::::::::::i'/::::::::::::::::::::::
~´ ::: :::::::::;;;;;; ;;;;;;;;;;;_,,、--、_i.::::::'ノ:::::::: `''ー-、,,,,,,,,,,‐'":::::::::υ::::υ::::::::::::::::::::::
ヽ'''''''''''''' '' :::::;;;;;;;;;;;;;;;;`-、:::::::::::::::::iノ::::::::::: """`''ー、,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
???
あと1.2KBだ。
/ ,-:::::::::::::::::::::::::::::l
/i /:::/::::::::::::::::::::::::i 乙
!:i i::::/::::::::::::::::::::::::::::::| で
>::ヾ::::::\::::::::丶::::::::i す
/i:::::::::::::::!,::::\:::::::::::::!, :
//::!,:::::::::!::::::!:::::::\::::::::::!, :
/::::':::::!:\:::::ヽ::::::::::::::丶:::::::::!、
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