うえきの法則でエロパロ

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887コピーナンバー無し
アップ完了。誰が描いたか画風でわかっても、書いてはいけない。
それが守れる人のみどうぞ。
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おまけ。
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植森、全6枚。すぐ消えたら依頼を。次は佐野鈴いくか・・・。
888名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 11:22:36 ID:mbGUXajv
見れないお
889名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 17:17:37 ID:3uA76/Xi
見ないほうがいい
890名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 18:03:38 ID:OCCxrNHk
見れん
891名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 18:14:46 ID:K8lB+YXi
(;^ω^)・・・
892名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 19:18:34 ID:hR9AAeDB
        _ ___
  /   _/ヾト、    `丶
  ヾ=,<冫,/ ヽヽ i   ヽ
   r'´ .〉,ト,´トト、ト、iリ、|   ヽ
_ィヾ'´ !´ヽ|iレr=,∨ リ    ヽ
 / イ   |_ リ' L::リ /  、 \ ヽ
 |/ | ト从トハ,   // |/ハ  |     ト、ヽ
   ∨|ハトゞ'` rへ |イハ|ハト、 ,ィ ヽヽゝ
    レヘ|| ヽ、>‐'―、<ナ〃‐|ハ}
      ハトソ⌒\ \ >'^ヽヽ
       |    \ |  |  `丶、
       〈ヽ    ヽヽ|  |     `ヽ,
          ト \     ヽ  !         |
         |   ヽ   丶 | o       |
        |/`T ̄ ̄「`ソ l       o !
           \_',    l´_ へ、_     |
          ヽ ',    l`丶、  ` ー- ノ
            |´l   l   ` ー-r‐'
            | l   ',       |
   _「 ̄ヽ,_  ノ  ',    ',       ヽ
   |   |    `Y   ',    !   _ ヽ、 __
  |  |    _∠へ,__',   l―<__></   |
    !  |  〈  |   ト、',  ',    // `T ̄!
   ヽ  ',  ヽ  l   |  ',   ',   r‐イ   /  ノ
     \ヽ   ヽ l   l  !   '、 / /  //| 〉
      `ヽ、_l   l | r―-,Y /  /  //
       .,'   \  ヽヾ   ヾ∠_-彡―'/
         ,'      `ヽゞ、__/´ /´ ` ̄
        ,'          /    /
      ,'         /    /
        i            /   ./
        !        /   /
893名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 19:36:41 ID:SwltXkz/
こいつはハードルが高いぜ
894名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 23:46:56 ID:oDe1ZKQw
こいつはヤクイぜ!
895名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 20:10:59 ID:e9SNzN1P
どう見ても確信犯です
本当にありがとうございまいた
896名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 20:18:16 ID:nBox6mos
つまり最初から嘘ってこと?

てかSSの感想以上に人が釣れてるぞ
897名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:17:03 ID:bhPYuXft
ROMは結構居るってことさ
898名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:25:27 ID:jEvr0KFv
じゃあ職人のためにも感想なり書きこんでスレ盛り上げに貢献してやれよ
899名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:34:26 ID:bhPYuXft
>>898
ごめん、言い方が悪かった
「〜ってことだろうな」と言えば良かったかも
自分は投下があったらできるだけ感想書くようにしてる
でも>>898の意見には同意。
900?コピーナンバー無し:2005/12/04(日) 13:55:21 ID:P3uNDlTL
仕方が無いので、保存している掲示板を出します。
描いている人がわかっても書いてはいけません。
きつい掲示板なので、あんまり私以外の絵以外は見ない方が・・・。
http://volac.net/aup/up/index.php?page=6
なんで見れないかは謎。h抜かしたせいなのだろうか。
しばらく発言出来なかったのは、家族がいたため。すみませんでした。
また見れなかったら、書いて下さい。ただいま佐野鈴を描き中・・・。
901名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 15:18:33 ID:vhH9gCbX
誰か突っ込め誰か突っ込め誰か突っ込め誰か突っ込め誰か突っ込め
誰か突っ込め誰か突っ込め誰か突っ込め誰か突っ込め誰か突っ込め
誰か突っ込め誰か突っ込め誰か突っ込め誰か突っ込め誰か突っ込め
誰か突っ込め誰か突っ込め誰か突っ込め誰か突っ込め誰か突っ込め

うううえわああえwwっうぇアqwせdfrtgひゅじこlp;@:
902名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 16:34:04 ID:60WlvCgW
>>900
>きつい掲示板なので、あんまり私以外の絵以外は見ない方が・・・。

ちょwwwwwおまwwwwww待っwwwwwww
どーゆーことだよwwwwww
903名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 16:45:48 ID:5533TOcd
>>900さんが正直ウザいです><
904名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 17:06:42 ID:kQwlQLx4
ケータイで見てる俺は勝ち組なのか・・・
905名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 18:14:17 ID:lsGhS49Y
正直期待してた奴

906名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 19:15:56 ID:0TUpgBRA
907名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 19:30:33 ID:sH+Wo+Rh
908名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 19:36:12 ID:vhH9gCbX


>903
ウザくはないが、いい感じにスレが伸びていただけに、対応に困るのも真理
909名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 19:47:37 ID:5t0D/6gy
>>887
最高だぜアンタ。さすが(ry そこにシビれるアコ(ry
910名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 20:59:21 ID:8KX9E7wS
900は色々と面白すぎだな
911名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 21:16:46 ID:lzkAuA4w
>>900の人気に嫉妬
912名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 22:46:30 ID:5533TOcd
普段もこのくらい書き込みがあればいいのに
913名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 22:58:53 ID:SxOeXSyg
いつも900がいてくれればいいんだよ
914名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:14:59 ID:tlh+PqmC
>>900
バルス!
915名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 06:24:23 ID:ltH2gbzT
>>900って恐ろしい子…
これを狙ってやってるとしたら…
916マリリスト:2005/12/05(月) 11:49:51 ID:5kwCSih+
人多いですね。
これくらいの人から感想をもらえると嬉しいのですが
ちょっとわがままな話になりますね・・・・・・。

ミリー→植木寄りのソラ×ミリーの投下になります。
百合とは言えないですが一応要素はあるので苦手な方はお気をつけ下さい。
917マリリスト@ソラ×ミリー1:2005/12/05(月) 11:51:31 ID:5kwCSih+

平日の名柄クリーニング店、今日は特に忙しかった。
朝方から雨が降り、夕方になった今でも止まずにいたからだ。
主婦達がこぞって乾かない洗濯物を運んでくる。
ミリーは店のレジに立ち、後を絶たない客達の応対についていた。
裏ではナガラ、ハイジ、植木が運ばれた洗濯物を洗ったり乾かしたりとあくせく働いている。
「はい、では明日の午後6時ごろに仕上がりになりますね」
「ミリーちゃんえらいねえ、こんなに小っさいのに店番かい? 頑張ってね」
「はい、ありがとうございます!」
ミリーは深々とお辞儀をして、去りゆく客を見送る。
ようやく店の中から客の姿が消えたが、すぐにまた訪れるだろう。
「ふぅ……今日は忙しいな……」
ソラがそろそろ外回りから帰る時間だ。雨が降っているのに外を出ているソラの苦労を考えれば
まだ自分の仕事は楽な部類かもしれないと、ミリーは自分を奮い立たせた。
それに閉店時間直前が、もっとも客足が多くなる時間帯だった。ここから力を入れないといけない。
しかし、昼から立ちっぱなしであることを考えると、少しは休みをいれたいというのも本音だった。
(あと、ひと頑張り……ここでしっかりしなくちゃ)
6時半。さあ、そろそろ最後の客列が並ぶ時間帯だ。ミリーはふっと息を吐いた。
すると急に視界が揺らぎ、あっと思った頃には身体がぐらりと傾いた。
ゆっくりと倒れるミリーの身体、しかしそれは床に落ちる前に何物かに掴まれた。
「あっ……」
「大丈夫か?」
身体がふわりと浮いた。自分が何者かに抱かれている。
ぼんやりとしたミリーの視界が明確になるにつれて、その者の顔がはっきりと見えていた。
「ひ、羊飼いさん……」
「羊飼いじゃなくて、俺は植木耕助っていうんだけどなぁ」
ミリーの顔が赤く染まる。植木は軽々といった感じで持ち上げていたミリーをゆっくりと下ろす。
「ミリー、先に裏行って休んでていいぞ。今日はもうあがっとけ」
「で、でもまたすぐにお客さんきちゃうから……」
「大丈夫だって。俺がここやっておくから。後ろもある程度余裕できたし。
 ミリー朝昼からずっと立ちっぱなしで疲れてるんだろ? 後は俺に任せとけ」
918マリリスト@ソラ×ミリー2:2005/12/05(月) 11:55:33 ID:5kwCSih+

「……うん、ありがとう、羊飼いさん。じゃあ私みんなのお夕食用意しておきますね」
「ああ、頼んだ。お疲れ様!」
ミリーは走って裏へと向かった。植木には気付かれなかったみたいだが心臓が高鳴っている。
台所に向かうと目を瞑って、先ほどの植木に抱かれた感触を思い出す。
身体が高揚するあまり、手が震えてうまく準備の作業が出来ない。
(羊飼いさんにだっこされちゃった……)
改めて認識すると喜びが胸に湧いてきた。今日は大盛りにしておこう。
植木が人間界からやってきて、自分とハイジを救ってからもう1ヶ月になろうとしていた。もうすぐ選考会が行われる。
この1ヶ月、植木とこの店で寝食を共にしてきて、ミリーは自分の中の複雑な感情に気付きつつある。
少女の胸のうちには植木という年上の少年に対して、淡い恋心が芽生えていた。
初恋であった。ミリーの中では自分と自分の兄を助けてくれた恩人というだけの存在を超えているのだ。
植木の姿を目で追い、植木の姿を常に思い浮かべる。こんな自分はどうしたものか。
誰かに尋ねたがったが、こんなことを兄に知られたら大変なことだろう、とても相談などできなかった。
いまだに植木のことを『羊飼い』などと呼ぶのも、実際の名前で呼ぶことが妙に気恥ずかしいからだった。
食事の準備はいつも自分の役割だが、植木の分だけ気持ち大盛りである。
(今日はお礼も兼ねて……うんと美味しくしちゃおう)
手の震えは止まっている。手際よくテキパキと準備を済ませた。
「みんな今日もお疲れ様〜」
店主のナガラの声。時刻は7時半を回り、今日も1日名柄クリーニング店の業務の終了である。
「ようし、今日も可愛いミリーが作った夕食だ。みんな味わって食べろよ」
ハイジは仕事終わりにも関わらず、一人仕事以上に張り切っていた。
「みんなお疲れ様。今日は酢豚を作りました」
「お、ミリーお疲れ。今日はこの天気でソラが帰れないからここに泊めることにしたからね。
 ご飯も一緒に食べるのさ。ソラはミリーの部屋に寝かせてあげてね」
「よろしくね〜ミリーちゃん」
ソラは濡れた長髪をタオルで拭っている。外回りから帰ったばかりなのだろう。
「お、今日は酢豚か」
遅れて植木がやってきた。ミリーの心臓がドキンと鳴る。
「そ、それじゃご飯よそいますね」
晩餐はソラが混じったおかげで久しぶりの明るい団欒になった。植木もハイジもソラもよく食べる。
ソラに関しては特別で、持参のバンズに酢豚を挟み、酢豚バーガーを味わっていた。
食事を終えてソラとミリーが後片付けをする。ハイジ、植木、ナガラ全員が風呂からあがった。
「ミリー、お風呂空いたからソラと一緒に入るんだよ。お湯は沸かしておいたから」
「はーい」
「久しぶりだね〜ミリーちゃんと一緒にお風呂に入るの」
風呂場に向かう途中、植木とすれ違う。ミリーは足を止めた。
「あの……羊飼いさん」
「ん? なんだ?」
「今日はありがとうございます」
「何が?」
「い、いえ、何でもないです!」
?マークを浮かばせる植木を残し、ミリーはぱたぱたと走り去る。
それを見ていたソラの目がキュピーンと光った。
919マリリスト@ソラ×ミリー3:2005/12/05(月) 11:56:58 ID:5kwCSih+

ソラはその長髪を洗うのに一苦労していた。浴槽で身をすくめ、湯に口まで使ったままのミリー。
頭の中は植木の姿が駆け巡っていた。ソラの作るシャボンのように、現れては消え、現れる。
「ミリーちゃんどうしたの〜?」
ソラが浴槽に飛び込んだ。お湯が淵から勢いよく溢れ、ミリーの顔にかかる。
「ぷはぁっ!? ひどいよぉ、ソラちゃん」
「ごめんごめん! あははっ!」
そろそろ自分も髪を洗おう、そう思って浴槽からあがろうとしたミリーだったが、そのとき強い視線を感じた。
ソラが自分のことをじっと見ている。なんだか気恥ずかしくなって立ちあがった身体を再び浴槽に沈める。
「……どうしたの、ソラちゃん?」
「ミリーちゃん今日ちょっと様子変だね。いや、ここんところ最近ずっとかな?」
どきっとした。自分の異変は外から悟られるほど露骨なんだろうか。
「な、なんでもないよ。今日忙しかったからかなあ?」
「ん〜いや、確かに変だぞ〜。特に植木っちのことになると」
先ほどよりも強く、ミリーの心臓が強く鳴る。
「あれ、顔赤い」
「ちょ、ちょっとのぼせちゃって……」
「ん〜? ミリーちゃん、隠し事はいけないぞっ」
ソラが勢いよく抱き着いてきた。浴槽の中で少しだけ、バシャバシャ暴れる二人。
「詳しく聞かせてもらおうか!」
「く、詳しくって……」
自分でも収集がついていない感情なのだ。誰かに詳細を話せるような自信もない。
「詳しくって言ったって……よくわかんないもん」
「でもミリーちゃんすごく元気なさげだから、私も心配してるんだよ〜?」
「だって本当によくわかんない……羊飼いさんのこと考えたら、胸がドキドキしたり、
 顔がにやけたり、悲しくなっちゃったり、夜も寝付けないこともあって……」
「……ははーん」
ソラの目が光る。
「ははーんって……」
「そっかそっか。ミリーちゃん植木っちのことが好きなんだね」
920マリリスト@ソラ×ミリー4:2005/12/05(月) 11:59:10 ID:5kwCSih+

「す、好きってそんな……!」
ミリーの顔が茹でタコのように、耳まで真っ赤になる。隠すように顔を湯に沈める。
「よくわかんない……でも、好き、なのかな……? でもこんなこと誰にも言えないし」
見渡せば男だらけの職場に紅一点のようにいるミリーである。ソラは外回りの仕事であり、
仕事が終われば店の近所に借りている家に帰る身であるから、相談のタイミングもほとんどなかった。
「も〜……悩んでるんだったらまず、友達に相談だぞ、ミリーちゃん!」
「ご、ごめんね……」
ソラはいつもの満面の笑顔を見せる。
「でもソラちゃん。私どうしたらいいのかな?」
「う〜ん……私、人を好きになったことないからわかんないな〜」
だめだこりゃ。ミリーはがくっと肩を落とした。
「でも……せめてこの胸のモヤモヤした感じだけでもどうにかしたいな……。
 だってこれがあると夜も眠れないし、仕事にも手がつかないし……」
「ハイジっちに相談しても無理だしね。植木っちが●されちゃう。
 ダメだな〜あのハイパーシスコンは。ナガラっちは大人の男の人だからダメだよね」
「ソラちゃんだったら……こんなときどうするの?」
「ほえ、私? よくわかんないけど、私はもう行動あるのみ!かな」
「こ、行動?」
「何もしないからモヤモヤしちゃうんだよ。何かしたらサッパリするんだって!」
「でも何かって……」
「ミリーちゃん、植木っちにまだ何か遠慮してるよね。名前で呼んでないし。
 そういうのがいけないんじゃないかと思うぞ! もっと勇気を出して歩み寄るべき」
勇気……重い言葉だった。
まだ幼いミリーには、その1歩を踏み出すために複雑な心境を乗り越えるほど、人生に経験が足りていない。
確かに1ヶ月も経てば名前で呼ばないと失礼かもしれない。そのくらいの判断はつく。
しかし植木が特別な存在になったがためにそれが出来ないのだ。
「でないと植木っち、ミリーちゃんがまだ自分に馴染んでくれてないと思っちゃうはずだよ。
 ミリーちゃんに嫌われてるのかもとか、そんなこと思っちゃったり」
「そ、そんなこと!」
「冗談だよ〜でもミリーちゃんが動かないと、本当にそうなっちゃうかもしれなんだだよ?」
「そ、そんな……」
しゅんとなったミリーの身体が縮こまる。植木に嫌われる、それだけは絶対に避けたかった。
ソラは考えている。おどけた調子で話してはいるが、内面ではソラに尽力したいと考えていた。
ソラのような性格だと、モヤモヤを消すために行動を移すが、ミリーの場合はそのモヤモヤのせいで行動できない。
モヤモヤを取り除くことから先か……。落ち込んだままのミリーをそのままにしておけない。
はっと、思いついた。ソラの目がまた、怪しく光る。
「ねえ、ミリーちゃん。モヤモヤを消す方法、教えてあげよ〜か?」
「ほ、本当?」
「それだけじゃなく、ここ一番の勇気が出せるおまじない。施設にいたころに覚えたんだけどね。
 私もモヤモヤするときはこのおまじないですっきりしてるんだよ」
藁にもすがる思いで、ミリーはソラの話に食いついた。
「お願いソラちゃん! 教えて!」
「いいよ〜うふふ」
921マリリスト@ソラ×ミリー5:2005/12/05(月) 12:01:04 ID:5kwCSih+

風呂椅子にミリーを座らせ、ソラはその目の前で浴槽に腰掛ける形になっている。
「じゃあ、今から言うとおりにするんだぞ」
「うん」
「それじゃあまず石鹸で手に泡をたてて」
ミリーは言われた通りに石鹸をこすり、手に泡を作った。
「OK。次はそれで自分の胸を触ってみて」
「こう?」
「ちがうな〜……手のひらでこう、もっと包み込むように」
「こう?」
「そう。次は円を描く様に優しく揉んでみる」
ミリーは手のひらに納まるどころか全くの膨らみがない胸を揉んでみる。
実際は揉むことも出来ない状態なので、手で引っ張ると言う形である。しばらくそのまま続けた。
「どう?」
「う〜ん、別に何も……」
「あれ? 初めてだからかな? じゃあ今度は先っちょのほうを指でいじってみて」
「いじってって……うん」
ミリーの小さな指が、花びら一枚程度の大きさしかない肌色の乳首をこねるようにいじる。
(こんなことしてるって気付かれたらハイジっちに●されるなあ)
ちょっとした罪悪感を感じるソラだった。
「う〜ん……何も起きないけど、ソラちゃん、これで本当にモヤモヤがなくなるの?」
「私の場合はすぐなんだけどな〜しょうがないや。それじゃあこうしよう!」
ソラは腰を上げ、ミリーの背後に周った。自分の手に石鹸で泡を立てる。
「いきなり胸からだからダメなのかもな〜。くすぐったいけどガマンしてね」
泡だらけになったソラの手が、ミリーの小さく真っ白な背中を這う。
「ひぁっ! ソラちゃん、くすぐったいよぉ」
「ガマンガマンだぞ!」
ソラの指がなまめかしく、ミリーの背を這う。
ミリーは身体をすくめ、ぷるぷると震わせながら、くすぐったい感覚に耐えていた。
腋からわき腹にかけて、ソラがつーっと指を這わせると、ミリーの背中にぞくっとした感触が走る。
「ひゃっ!?」
ミリーの身体がびくっと跳ねた。
「しー! 声大きいぞ、ミリーちゃん」
「だって……なんかぞくって……」
「でも悪い感覚じゃないよね?」
「よくわかんないけど……」
すかさずミリーの両脇に手を突っ込むと、ソラはミリーを自分の膝に乗せた。
「ソラちゃん?」
「じゃあ今からモヤモヤがなくなるおまじないしてあげるからね」
ソラの両手が両腋から伸び、ミリーの胸に触れる。それからゆっくりと、優しく、胸の上を這う。
ときおり少しだけ力を入れて、揉むことのできないそのささやかな胸を押す。
(こんなことで本当におまじない聞くのかな?)
とりあえずはソラの行動に従うしかない、されるがままのほうがきっといいのだろうと悟るミリー。
ソラの指がミリーの指を挟み、くりくりといじる。時々指でぴんとはじく。
そんなことをしばらく続けていた。
922マリリスト@ソラ×ミリー6:2005/12/05(月) 12:02:41 ID:5kwCSih+

ソラはミリーの身体に異変が起きていることに気付く。
心音の高鳴りが少しづつ強くなっている。ミリーはうつむいたまま何も言わない。
ただ、時折深い息をつく。なまめかしい温度に満ちた、溜まらず漏れるといった熱い息だった。
(もしかしてミリーちゃん、感じてきてるのかな?)
「……ねえ、ソラちゃん」
「ん〜?」
「モヤモヤ……全然なくなんない。……それどころか、さっきよりも強くなってるよ?」
ソラの目がまた光った。
「それでいいんだよ。モヤモヤがどんどん大きくなって、最後には破裂してすっきりしちゃうからね〜」
「そ、そうなの?」
「そ。だから、もうちょっとガマンガマン」
「うん……はぁ……んっ……」
ミリーは息を漏らしながら、身体をもぞもぞと動かす。
未知の感覚が小さな身体を襲っている。身体中に「モヤモヤ」が広がるような、そんな感覚だった。
ミリーの乳首は、ソラの指に弄ばれて行くうちに、小さいながらもしっかりと固くなってきていた。
それを指でつまんだり、はじいたり、はさんで転がしたりと、ソラの動きは自在に変化する。
その度にミリーのリアクションも変わっていく。顔が上気し、赤くなっていた。
(ミリーちゃん感じてるんだ……すっげぇ〜)
自分だって感じるようになり始めたのはつい最近のことだった。
仕事が終わるとたまに、身体がモヤモヤすることがある。ソラにも人並の性欲があるのだ。
オープンな性格の彼女もそんな部分まではあけっぴろげにはしない。
身体がモヤモヤする日には、軽く自分で自分を慰めてきた。
ミリーのように自分よりも幼い子にそれを教えるのも酷なような思いもするが
自分の面倒を見てくれるナガラのこと、ハイジのこと、そしてミリーのためにも
なにか役に立てることはないか、何でもいいから役に立ちたい、ミリーが悩んでいるなら尽力したい、
たとえ付け焼き刃にしかならなくても、その一途な思いがソラに今の行動をとらせていた。
「はう……ううん……」
「ミリーちゃん、苦しい?」
「う、ううん……ただ……ん、ふぁっ……」
ミリーは足をぴたりと閉じて、もじもじと太もも同士を擦り合わせている。
923マリリスト@ソラ×ミリー7:2005/12/05(月) 12:04:35 ID:5kwCSih+

モヤモヤは下半身にまで影響を及ぼしてきている。ミリーの身体が更なる快感を求めている証のように思えた。
「ミリーちゃん、下の方がモヤモヤしてきたの?」
ソラの手がミリーの下腹部に伸びた。へその下をそっと撫でている。
「うん……なんか、変な感じがする……」
「ミリーちゃん、今度はお大事のほう触ってみようぜ」
「え? で、でも、そんなことしたら……ばい菌とか入っちゃうし、今までおトイレ以外にさわったことないし……」
「大丈夫。お風呂入ってるから汚くないし、こうしないとおまじないが出来ないぞ」
ミリーは少しためらいながらも『お大事』に向かって手を伸ばした。自分以外未だ誰も触れたことのないその場所に、
洗剤でつるつるになった小さな指をはわせる。擦るようにして恐る恐る触る。
「ゆっくり、優しく触るんだよ〜」
「う、うん」
ミリーの指がその小さな秘裂に触れた。指になにか粘性のあるものが付着したことに気付く。
(あれ……なにかぬるぬるしてる……石鹸かな……?)
「どう? 何かぬるぬるしてるものついたんじゃない?」
「え? うん」
「それが出たらもうすぐモヤモヤはなくなるから。もっと触ったら出てくるよ」
「本当に? 勇気も出るようになる?」
「おう!」
ソラがにこりと笑って、その笑顔を見たときミリーの中の不安が消えた。
ミリーが指を再び秘部に伸ばす。その手にすっと、ソラの手が添えられた。
「私が手伝ってあげるね」
ミリーの小さな人差し指がその小さな秘部に挿入されようとしていた。
すでに愛液が溢れていたのだが、やはり挿入は困難だった。ようやく第一関節まで入ると指を止める。
「じゃあ、指を動かしてみよう」
ソラの手ほどきもあって、ミリーの指がそっと動く。秘部の中を侵入しては、出る。それを繰り返していた。
「あっ、ふあっ……ひぁ……」
指が一度動くたびに、ミリーの口から甘美な声が漏れる。小さな歯の間から、熱い吐息が零れる。
風呂場には流しっぱなしのシャワーの音と、ミリーの声、そして愛液のくちゅくちゅという音が響いていた。
「はう……ソラちゃん……変だよぉ……なんか……ふあぁ……」
ミリーはその小さな身体に、溢れそうなほどの初めての快感を受け止めていた。
頬がピンクに染まり、目には涙を溜めて、はしたなく開かれた口からは涎が垂れていた。
924マリリスト@ソラ×ミリー8:2005/12/05(月) 12:06:11 ID:5kwCSih+

(すげぇ〜……あんなに真面目なミリーちゃんがこんな顔を……)
「ひあ……ソラちゃあん……指が……とまらないよぉ……!」
最初はソラのリードで動いていたミリーの指だったが、すでにソラの手は離れ、
ミリーは自分の意思だけで指を動かし、自分で自分を慰めていた。
「ミリーちゃん……植木っちのこと考えな? 植木っちのこと考えたら、もっと気持ちよくなれるから」
「ふあっ……羊飼いさぁん……」
「羊飼いさんじゃないだろ」
「あっ……う、植木さん……!」
その名前を呼ぶと、ミリーの脳裏に愛しい人の、植木の笑顔が映った。
ミリーの膣が指を更に強く締め付け、愛液がさらにとろりと溢れだす。
「あっ、あっ、うえ……き……さん……ひあっ、ふやぁ……」
ミリーは固く口を結び、強く目を閉じた。頭をぶるぶると振り、快感に耐えている。
指の動きが次第に速まっていき、ぐちゅぐちゅという淫靡な音が段々と強くなっていった。
それはとても少女と呼べるような光景ではなかった。しかしそれを行っているのはまだ幼い少女である。
「ふあっ、くぅ……植木さん……植木さん……!」
植木の顔が、声が、頭の中で再生されるたび、ミリーの身体はさらに快感を受け止めやすくなる。
「植木さん……好き……あっ、ひぁっ……!」
「ミリーちゃん、イキそう?」
「わかん……ないけど……なんか……きちゃう……!」
「いいよ。思いっきりイっても」
植木の姿が映っては消え、やがてミリーの頭の中は、何かが弾けたように真っ白になった。
自分の身体に、おそるべき快感の波が押し寄せようとしている。
「好き……! 植木さん……! ふやっ、ふあぁ、植木さ、あっ、ああああっ!!」
背中を大きく仰け反らせ、ミリーの身体が大きく跳ねた。
両足を指までぴんと伸ばし、びくびくと痙攣しながら、秘部から今まで以上の愛液が溢れ出す。
植木の名を呼びながら、ミリーは初めての絶頂へと達していた。
「ふあっ、あっ、あっ……!」
その衝撃はミリーの幼い身体には大きすぎたのか、涙をぽろぽろと流しながらぴくぴくと震えている。
「あっ、あぁ……」
「ミリーちゃん、大丈夫?」
ミリーはソラの身体へとくたっと倒れこみ、そのまま失神した。
「これはまずい! ……のぼせたことにしとけば大丈夫だけど、とりあえず早くお風呂から出してあげよう」
倒れているミリーの顔は、さっきまでの迷いと淫靡さを欠いた、一人の少女の顔だった。
925マリリスト@ソラ×ミリー9:2005/12/05(月) 12:08:29 ID:5kwCSih+

目を覚ますとミリーはベッドの上だった。服は寝巻きに着替えさせられている。
「あれ……私いつの間に……」
「おっす。ミリーちゃん起きたね〜」
「あ、ソラちゃん……」
しばらくぼんやりとしていたミりーだったが、突然真っ赤になった。先ほどの風呂場での出来事を思い出したのだ。
「さっきは大変だったよ〜男達入れるわけにもいかないからあたしだけで運んだんだよ?」
「ソ、ソラちゃん、その……」
ミリーはもじもじと
「モヤモヤは治った?」
「……え?」
「さっきのおまじない、ちゃんと効いてるっしょ」
「……」
植木のことを想ってみた。胸の中にモヤモヤはなく、そのかわりに晴々とした気持ちが湧いている。
植木のことを想うのが楽しい、気持ちいい、そんな感覚だった。
「これからもモヤモヤすることがあったら、さっきのおまじない試してみるといーよ」
「う、うん」
少しだけ照れてミリー。
「さっきお風呂場で『植木さん』って呼んでたね。もう勇気湧いてきた?」
「……うん」
「そういえば植木っち、ハイジ達とまだ片付いてないシミ抜きの手伝いするって言ってた。
 夜食でも作ってあげたらどうだろ。きっと喜ぶよ(特にハイジが)」
「……うん!」
ミリーは起き抜けにもかかわらずベッドから飛び降りる。
そこでくるりと振り返り、ソラに向かって満面の笑顔を見せる。
「ありがとね、ソラちゃん!」
ソラもまた親指をぐっと立てて、満面の笑顔で返す。
ミリーはパタパタと駆け出していった。
植木の背中が見えたとき、足をとめてそっと深呼吸する。
「……植木さーん!」
ミリーはまた笑顔で駆け出していく。
926マリリスト:2005/12/05(月) 12:11:20 ID:5kwCSih+

以上です。
ソラのキャラクターや口調がいまだ把握できない・・・・・・。

鈴子×森の続編、福地君×サトエリを近いうちに投下します。
バロウ母×バロウという外道作品も考察中。
927名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 15:47:45 ID:4V88yVPF
このエロパロ板次スレたつんかな・・・?
928名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 15:49:44 ID:4V88yVPF
それはそうとマリリストさん。よかったでうよ!
なんかもうソラとミリーにこんなに萌えたことがないよ。

福地君×サトエリ超絶期待!
929名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 18:33:15 ID:Waeo+fbE
ごめん900が強烈過ぎて何も考えられないや。
930名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 19:18:39 ID:5sMNgXwc
ミリーテラカワユス
ソラテラエロス
どっちも大好きだ。

あんたも大好きだマリリストさん!GJ!!
931名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 04:13:32 ID:kBLZOp6K
GJ!
個人的にはストレートな植木・ミリーも読んでミタス
何はともあれ、ソラミリーカワイス
932名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 05:54:23 ID:3tKuFNdF
朝っぱらからもえもえ(*´Д`*)ソラもミリーもテラカワイス!
自分もマリリストさんの植木ミリー読みたい!

次スレは950か980くらいを過ぎたら
頃合見て立てればいいとオモ。
需要あるよこのスレ(*´∀`*)
933マリリスト:2005/12/06(火) 20:27:05 ID:FepLKG9l
>>928>>930-932
感想ありがとうございます。
週末にでも福地君×サトエリを投下したいと思います。

次スレは是非立ててもらいたいけど
今度はもっと盛り上がるとい〜な〜。

個人的に春子さんものが読みたい。
×神でも×源五郎でも・・・・・・。
934名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 22:58:57 ID:PPWRIJl0
GJレスで埋め尽くされたら
それはそれでくさしたがる奴が必ず出てくるからな
盛り上がりつってもこんなもんが限度じゃないかな

俺はあんまりレスしたことないけどスレは初期からずっと見ている
これからも見ている
職人ガンガレ。
935名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 18:16:20 ID:nAkCWdhX
感想は別にGJだけじゃなくてもいいだろうし、リクでも雑談でも、まず書き込むことが重要なのでは
読むだけで満足してたらどんどん過疎って、投下もなくなるだろうし
このペースが盛り上がりの限界なら、仕方ないんだろうけど

そういえば何kbで次スレなんだっけ
936名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 21:43:47 ID:5OlSSQni
512kb
937名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 01:19:40 ID:XG63o6Kk
うえきのエロ絵師が常駐するオエビ発見
記念下記子
938名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 01:24:59 ID:D47bhVp4
なんか言え↓
939名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 02:32:03 ID:GEKR0/Co
↑お前、口を開けばジャッキージャッキーってうるせーんだよ
940名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 09:54:00 ID:D47bhVp4
じゃあここらでナガラ×ハイジでも投下するか
941名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 17:20:23 ID:bcEtW7Fr
801板に(・∀・)カエレ
942名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 17:20:46 ID:D47bhVp4
植森とハイソラの続きはどうなったんだ(´Д`;)
まだまだ楽しみにしてますぞ
943名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 21:25:31 ID:o0uczove
次スレ立ててへんのか??

職人さんカモォーン!
944名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 00:57:42 ID:S4qVPymT
1、マリリン
2、ミリー
3、春子さん
4、鈴子
5、あいちん
6、トリート
7、ソラ
8、メモリー

の回数順で抜きました
945名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 03:43:48 ID:43qyLI45
946マリリスト:2005/12/09(金) 14:30:37 ID:6Ur8xah1
次スレ立てようと思いましたが無理でした。
他の人お願いします。

おそらくこのスレ最後のSS
福地君×サトエリ投下します。
小○館に訴えられないことを祈るばかりです。
947マリリスト@福地君×サトエリ1:2005/12/09(金) 14:32:05 ID:6Ur8xah1

948マリリスト@福地君×サトエリ1 ↑失敗:2005/12/09(金) 14:33:23 ID:6Ur8xah1

「乾杯!」
この日、小〇館近くの居酒屋に、5人の来客があった。
漫画家の福地翼、担当編集者の佐藤恵理、他アシスタントの3人である。
「福地先生、新連載おめでとうございます」
全員分のビールが届くと、恵理が乾杯の音頭代わりにそう言った。
「先生おめでとうございます!」
「まさかこんなに早く連載再開できるなんてね〜」
「これから頑張っていきましょう先生!」
アシスタントの者達も、拍手をしながら激励の言葉を投げかける。
「うん、ありがとうみんな」
福地はジョッキをかかげ、笑顔でその言葉を受け取った。
10月に終わった連載のアニメ化が決まり、その続編を描いてほしいとの連絡が、
つい数時間前に佐藤の口で、小学館から知らされた。
今回はその新連載を記念して緊急の激励会である。
それぞれの士気を高めようという目的で、仕事仲間同士が久しぶりに一同に介したのだ。
「しかも同時にアニメ化ですよ先生。すごいじゃないですか」
「うん、こんなにたくさんの人に応援されていたなんて……僕、漫画家で本当によかった」
福地はそこにある自分の幸福を、ビールをあおりながらもしっかりと味わっていた。
最終回脱稿時は余力を使い尽くして、なんとか作品を大団円へと迎えさせた。
それから何をすべきかと考えていたころの新連載だった。
とても幸福なことだった。自分を応援する者達がいて、また自分の作品を必要としてくれる人達がいる。
ネタもほとんどできていないせいか不安も多いが、それよりもまた好きな漫画を描いていられる。
自分の漫画を読みたいと思ってくれる人がいる。それがとても嬉しかった。
アシスタント達は無礼講といった感じで次々とオーダーをとる。すぐにテーブルは酒とあてで埋まった。
「もちろん今日は先生のおごりっすよ」
「うん、今の僕は小金持ちだからね」
「あまり慢心は見せないほうがいいですよ」
福地の言葉を制したのは編集の恵理だった。盛り上がるアシスタント達の中、ひとりちびちびと酒をやっている。
「ごめん佐藤さん、ついジョークのつもりだったんだけど……」
「まあ、今日ぐらいはそのぐらいの余裕は見せてもいいですけど……でも仕事では全力でお願いしますよ」
「はは、相変わらず厳しいな〜」
949マリリスト@福地君×サトエリ2:2005/12/09(金) 14:34:40 ID:6Ur8xah1

恵理は以前の連載時からお世話になっていた女性編集者だった。
整った顔立ちに眼鏡姿、いかにも仕事ができるといったキャリアウーマン風の編集者。
いつも仕事に対して、福地に対して、厳しい姿勢で望んでいる豪傑であり、
福地はこの編集者にずいぶんと世話になったものだった。
連載が迷走したときも、展開に行き詰まったときも、初めての連載で迷うことが多かったときも、
気軽に相談でき、尽力してもらい、常にマンツーマンでやってきた、福地には頼り甲斐のある存在。
時折痛いくらいに厳しいときもあったが、それでも弱気になった福地を叩き上げてきたのも
恵理のそんな優しさに満ちた厳しさだった。厳しさは自分のため、そして読者のためであるということも、
福地には十分理解できていた。誰よりも漫画家・福地翼を間近で見てきた存在である。
「また今度からも佐藤さんとファミレス通いですね」
「この仕事の宿命かもしれないですが……太るんですよ、あれ」
「あ、太るのはいやですか?」
「当たり前じゃないですか。これでも女性なんですよ!」
「そっか〜……今だともうちょっとくらい丸っこくても……」
「何ですか?」
「いえ、何でも」
「太ったって言えば……先生も少し丸くなってきましたね?」
「この仕事の宿命なのかも」
恵理はくすっと笑う。福地はその笑顔に心が揺れた。
(佐藤さん……美人なんだけどな)
福地は酒を喉に通しながらも、横目でちらりと恵理の顔を覗き見る。
いつからだろうか。恵理とファミレスで打ち合わせをすることが、福地の楽しみになってきたのは。
何度でも言うがとても厳しい女性だった。しかしそれが福地には頼もしく、またその厳しさの裏の優しさが、
単に頼もしい編集者というだけの存在から、一歩踏みだした感情を福地に抱かせていた。
950マリリスト@福地君×サトエリ3:2005/12/09(金) 14:35:45 ID:6Ur8xah1

「佐藤さんは明日お仕事ですか?」
「はい。今編集を担当している小笠原先生の原稿を取りに行かないといけないんですよ」
「あ〜……『兄ふんじゃった』でしたっけ?」
「はい、連載が始まったばかりで、色々と問題が生じているようで……」
「大変ですね。じゃあ今日はあまり長居はできないですね?」
「そうなりますね……まあこの仕事、作家も編集者も、体力と精神力に自信がないとやっていけませんし。
 遅寝早起きは仕事のうちですよ。そのかわり、全読者代表で作品を一番先に読ませてもらいますけどね」
少しだけ、福地の心が痛んだ。もしかして彼女はいち編集者として、
単なる仕事してのつきあいのつもりで、無理をしてこの場にいるのかしれない。
(真面目な佐藤さんのことだから、仕方ないかもしれないけどね……)
今夜は酔いたいと思った。明日のことを考えると酔えない恵理のぶんも、自分が無理にでも酔ってやろう。
「先生、やってますか〜?」
すでにほろ酔い加減のアシスタントが、一升瓶を持って福地の元に寄ってくる。
「全然酔ってないじゃないですかぁうえっ」
「ううん、楽しくやってるよ」
一方の恵理はジョッキの半分も飲んでいなかった。
「でも、まさかまた佐藤さんと一緒に仕事できるとは思わなかったな」
「あれ、先生は不服ですか?」
「まさか。今度漫画を描くときは、別の編集者の人がつくと思っていたから……」
「そうっすか。少し厳しくしすぎたから、敬遠されていると考えていました」
「いや、あの厳しさがないと、きっと『うえき』は描けなかった。
 佐藤さんには本当にお世話になりっぱなしで、これからもご迷惑をかけると思います。
 まだまだ半端者ですけれど、これからもよろしくお願いしますね」
「いえ、こちらこそ……私は好きですよ、先生の漫画。『うえき』を一番最初に読めることをいつだって誇りに思っていましたから。
 だから……一緒に頑張れてよかった。そしてこれからも一緒に頑張れることを、この仕事の幸福だと思っています」
「……!」
「ちょっと飲みすぎましたね。口が滑ってしまいました」
(そんなに飲んでないじゃないか)
951マリリスト@福地君×サトエリ4:2005/12/09(金) 14:37:43 ID:6Ur8xah1

恵理の口から出た言葉を、福地は素直に受け止める。
堅物の恵理からそんな言葉が出るとは思わなかった。自分の作品を、本当に愛してくれている。
漫画が好きでなければ務まらないような仕事ではあろうが、それでも嬉しかった。
これでまた、これからも漫画を描き続けるための活力になる。いつだって誰かの声援が支えになってきたのだ。
(この声援は……効果あるな)
時刻が10時を回ろうとしていた。
「あ、先生。私そろそろ帰らないと。明日朝一で小笠原先生の所に行かないといけないんです。
 今日は徹夜で原稿を仕上げると約束しているので、朝には催促にいかないと」
「佐藤さんの朝の催促は厳しいですからね……お酒入ってるでしょ? 送っていきますよ」
「いえ、大丈夫です。みなさんと続きやっててください」
「いやいや、僕もネタを練らないといけませんし、そろそろ出ないとと思いまして」
「アシスタントさん達はまだまだ暴れたそうにしていますが」
「彼等は彼等で適当にやってるでしょうし」
「そうですか……でも……」
もしかして自分は送り狼か何かと勘違いされているのだろうか。ただ単に、酒の入った女性を一人、
特に恵理のことだから一人では心配で帰らせたくはないというだけなのだが……。
恵理はしばらく考えると、それから何かを決めたように頷いた。
「ん〜……じゃあ、よろしくお願いします」
「えっ、あっ、はい、わ、わかりました」
「……何ですか?」
「い、いえっ! 何でもないです……じゃあ、タクシー呼びましょうか」
福地は財布から万札を数枚取り出した。どうせ自分の奢りになるだろうと事前に引き卸した金だった。
それをテーブルの上に置くと、アシスタント達に大声で促す。
「これ、ここ置いとくよ。先に帰るから、後は好きにやっててね」
「あれ、先生帰るんですか?」
「うん、佐藤さんもね。それじゃ行きましょうか」
「は、はい……」
二人は居酒屋から出る。夜の冷たい風が、火照った身体にほどよく気持ち良かった。
適当にタクシーを泊めると、二人で並んで乗り込む。
ここからは恵理の家のほうが近いので、そこで佐藤を下ろし、自分も部屋に帰ることにする。
恵理宅へと向かう途中、何をしゃべればいいのかわからない福地だった。
ただ夜景を眺めていると、恵理が先に口を開いた。
952マリリスト@福地君×サトエリ5:2005/12/09(金) 14:39:21 ID:6Ur8xah1

「ありがとうございます、先生」
「ん、何がです?」
「送っていただいて」
「ああ、いや、別に……」
「運転手さん、行き先変えてもらっていいですか。〇〇公園までお願いします」
「……佐藤さん?」
〇〇公園は福地の住んでいるマンションの近くだった。そこは住居兼仕事場である。
「佐藤さん、寄り道ですか?」
「ちょっと……先生の仕事場を、もう一度眺めてみたくて。ご迷惑で?」
「いえ、別に大丈夫ですけど……」
福地宅につくと、急いで玄関のスイッチで電灯を点ける。
「どうぞどうぞ、散らかってますけど」
恵理は仕事場となっているテーブルを眺める。使われてない原稿用紙や手垢のついた筆ペン、
黒インクや片付けきれてないスクリーントーンの切れ端、参考資料やネタ帳などが散乱していた。
「片付けないとダメじゃないですか。これから忙しくなるのに」
「はは、つい……」
「何か、描いていたんですか?」
「……まあ、僕は描くのが好きですから。この次に描く漫画のためにも、それを読んでくれる人の為にも、
 自分が描きたいと思った漫画を、もっと上手に描けるようにならなくちゃいけないから……」
「ここから……作品が生まれたんですよね」
恵理は感慨深げに作業台を撫でていた。
「さっきも言いましたけど、私、好きですよ。先生の描いた漫画。これからも読んでいたい。
 それなのに私は少し、先生に厳しくなりすぎる。もしかしたら必要以上に、先生に負担をかけているのかも」
「……そんなことを、考えていたんですか」
「こんなことを言ってしまうのは、お酒のせいじゃないですよ。私はもっと先生が漫画を描く姿を見ていたい。
 どの読者よりも一番近い位置で読ませてもらっても、そんなワガママを抱いています。
 それなのに私は、ついつい厳しくなってしまうんですよね。女なんだからもっと、柔らかく接しないととは思っているのに」
恵理の口から意外な言葉がぽんぽんと飛び出す。やはり酔っているのではと疑う福地だったが
酔って本心でもないことは言わないだろう。これは恵理の本当の気持ちなのかもしれない。
953マリリスト@福地君×サトエリ6:2005/12/09(金) 14:40:42 ID:6Ur8xah1

「佐藤さん、僕は佐藤さんがいたから、作品を描くことが出来ました。どれだけ厳しくしてくれていても、
 それが佐藤さんの、編集者としての優しさ、優秀さだとわかっていたから、描けたんです。
 いつも真面目な佐藤さんのアドバイスは、いつだって僕の大切な力の源になってるんですよ。
 逆に僕みたいな奴には、多少厳しいくらいが薬になるんですって。気にしないでください」
「しかし……」
「それよりも嬉しいな。佐藤さんにそこまで期待されているなんて」
恵理の顔が赤くなる。それが酒のせいなのか羞恥なのかわからない。
(これからの関係に支障がでるかもしれない……でも、もう佐藤さんに重荷は担がせられない)
福地は恵理の背中に近づくと、そっと後ろから抱きしめた。
「せ、先生?」
「佐藤さんとファミレスで打ち合わせするの、僕にとっては大事な時間だった。
 佐藤さんと一緒に作品を造って行くことが、とても嬉しかったなあ。
 作品が終わってからはそれがもうないと思っていたのに……また一緒になれるだなんて。
 夢だと思うくらい幸せですよ。佐藤さんに僕の作品をいの一番に読んでもらえる事が、どれだけ嬉しいか。
 この喜びはきっと、佐藤さんじゃないと駄目なんです。佐藤さんはもう、只の編集者じゃなくて、僕の中の特別だから」
「先生……酔ってるんですか?」
福地は思った。これで恵理に嫌われたなら、もう恵理は自分に厳しく接することに抵抗を感じなくなるはずだと。
何もしないでいても、これからも一介の漫画家と編集者の間柄としていることに、きっと自分は疲れてしまうだろう。
恵理の本心は嬉しかった。自分の描く漫画をこれからも、一番近くで恵理に読んでもらいたい。
「佐藤さんは……これからも僕に、厳しくしてくれますか? これでも、僕の漫画を読んでいたいですか?
 僕は……誰よりも先に佐藤さんに読んでもらいたい。佐藤さんと作る漫画を、みんなに読んでもらいたい」
「先生……」
恵理は福地に抱かれたまま振りかえると、そのまま二人は口付けを交わした。長い口付けだった。
やがて唇を離すと、恵理は上目遣いで福地を見つめる。いつもの鋭い眼差しだった。
「これからもうんと厳しくしますから……覚悟しておいてくださいね」
「はは……よろしくお願いします」
954マリリスト@福地君×サトエリ7:2005/12/09(金) 14:42:03 ID:6Ur8xah1

「ん……」
二人はそれから、また口付けを交わす。恵理の舌が福地の口内へと侵入する。
福地はそれに応える様に、舌を動かし、互いに奪い合うように絡ませ合う。
唇を離すと互いに唾液が糸を引いていた。恵理を抱く福地の腕に、先ほどよりも強い力が入る。
恵理の右手が福地の腿を這って動く。それは最後に福地のジーンズの上から膨らんでいる部分を擦った。
「先生……大きくなってますよ」
「す、すみません……」
「仕方ないですね」
恵理はその場にしゃがみ込み、ジーンズのジッパーを開ける。
トランクスを少しずらすと、半ばに膨らみかけた男性器が姿を見せた。
「さ、佐藤さん……や、やっぱり酔っていません?」
「さあ? 私はいつだって真面目な編集者のつもりですよ。こう見えても敏腕。
 編集者は作家さんのストレスを取り除くのも重要な仕事のひとつなんです」
恵理は福地のそれにそっと手を添える。
「もっとも今は……佐藤恵理という女としてですけど」
少しのためらいもなく、恵理の小さな口が福地のそれをぱくりと咥えた。
とろりとした目をしながら、愛しいものを扱うように、舌で丁寧に扱っている。
先走りの汁が流れる亀頭を咥えて、ねっとりとした口の中で転がすように舐める。
繊細な動きをする舌が鈴口から裏筋までを舐め上げると、福地の下半身に溶けるような快感が走る。
「ん……むぐ……先生、気持ちいいですか?」
「はい……すごく……気持ちいいです」
「そうですか……んむ……よかった……」
福地のそれが徐々に大きさを増していく。限界まで大きくなり、反り立つように隆起するそれを、
恵理は根元まで飲みこんだ。そのまま亀頭を舌で扱いながら、激しく吸い上げる。
ちゅぷちゅぷと淫らな音が、夜の仕事場に響く。
「先生の……大きい……んっ……」
「はあっ……佐藤さん……僕、もう……」
福地の両手が恵理の頭を掴む。射精が近づいてきた。
「先生……遠慮しないで出してください」
そう言うと、恵理は再び激しく吸い上げた。
955マリリスト@福地君×サトエリ8:2005/12/09(金) 14:43:41 ID:6Ur8xah1

「さ、佐藤さ……うあっ……!」
福地はこみ上げてくるものを抑えられなかった。隆起したそれがびくっと跳ねて恵理の口から外れると、
鈴口から大量の精液がびゅくびゅくと飛び出し、恵理の顔にかかった。
「きゃっ……!」
「はあっ、はっ……! え……? あっ、すっ、すみません!」
福地は快感の余韻に浸ることなく、ティッシュを探してきょろきょろと周りを見渡す。
青臭い大量の精液は、恵理の顔を、髪を、汚していた。恵理のトレードマークの眼鏡にも付着している。
「ああ……大丈夫です。気にしないでください」
恵理はポケットからハンカチを取り出すと、手早くさっさっと精液を拭った。本当にまめな人だと、福地は思った。
ハンカチで拭いきれなかった分をを指で掬うと、それを自分の口に運んだ。
「いっぱい出ましたね」
「ご、ごめんなさい」
「この仕事は溜まりやすいと聞いていますから」
そこまで言うと顔を赤くした。何を言っているのだ自分は。
「でも……気持ち良かったです。嬉しかった……佐藤さん」
「はい、喜んでもらってよかったです……あら、もうこんな時間」
「あっ、そういえばもう遅いですね。明日仕事があるんですよね? 僕が送っていきますよ」
「ん〜……」
恵理は立ちあがると、送迎の準備をしようとしていた福地の唇を強引に塞いだ。
「ん……ぷはっ……! さ、佐藤さん?」
「自分だけ気持ちいいままだなんて、ズルくないですか先生?」
「で、でも、もう帰らないと明日、小笠原先生の原稿が……」
「テルキヨにはもうちょっと猶予をあげます……今の私は真面目な編集者じゃなくて、
 先生のためだけの、佐藤恵理という女なんですから……」
「さ、佐藤さん……」
恵理は耳まで顔を真っ赤にしている。
いつも真面目なこの人に、ここまで言わせて恥をかかせるわけにはいかない。
そう思うと福地は強引に、恵理を作業用机に押し倒していた。
956マリリスト@福地君×サトエリ9:2005/12/09(金) 14:46:08 ID:6Ur8xah1

スーツのボタンをひとつひとつ外していき、シャツも外すとレースのブラが姿を見せる。
それをずらして恵理の乳房が露わになると、福地は腫れ物を扱うように丁寧に揉みだした。
「佐藤さん……乳首、固くなってる」
「……恥ずかしいです、先生」
「あの・・・・・・佐藤さん、先生って呼び方なんですけど」
「はい?」
「その・・・・・・今は漫画家と編集者じゃないので」
「あ・・・・・・そうですね・・・・・・じゃあ、えーと・・・・・・『福地君』でいいですか?」
「ふ、福地君ですか・・・・・・OKです」
「そ、それじゃあ、福地君・・・・・・」
恵理の顔は紅潮している。いつものように澄ました声だが、そこには微かに吐息が漏れており、
スカートに手を差しこみ、太ももの間に滑り込ませると、パンストとショーツ越しにも愛液が染み出しているのがわかった。
パンストとショーツは手早く脱ぎ去ると、恵理の秘部はすでに大量の愛液で溢れ出していて、熱く湿っていた。
「すごいですよ……びしょびしょになってます。ずっと感じていたんですか?」
「違います……違いますよ……バカですね……」
瞳に涙をためながら嫌々と頭を振る恵理だったが、福地の指が秘裂を割って膣内に侵入すると、
それだけで身体に電気のような快感が走り、身体を大きく仰け反らせた。
「はあっ……んっ……ふっ、福地君……!」
「可愛いですよ、佐藤さん」
福地の指がすでに二本、恵理の膣内を掻きまわしていた。その度にくちゅくちゅという淫靡な音が鳴る。
指の攻勢だけで、恵理の身体には激しい快感が襲う。元々愛液の量が多い恵理だったため、いつもよりも大量の愛液が溢れる。
福地の指を、膣が強く締め付けてくる。恵理は頭の中がスパークしそうな衝撃に酔いしれていた。
「あっ、あっ、あんっ……! ふっ、福地君……もう私……!」
もうすぐで絶頂を迎えることが出来る。しかしそこで急に快感の供給が止まった。
「ふ、、福地君……?」
「佐藤さん、もう挿れて大丈夫ですか?」
恵理の両手が福地の背中に回った。爪を立てながら力強く抱きしめてくる。
「早く……福地君のを挿れてください……! 私の中に早く……もうガマンできないんです……!」
半泣き状態で懇願する恵理。早く気持ちよくなりたいというのも本音だが、
心の底には、福地と早く一緒になりたい、早く繋がりを持ちたいという恋心もあった。
いつも真面目で堅物、厳しい目をみせる恵理の変化に途惑う福地だったが、了解とばかりにそれを恵理の秘部にあてがった。
「それじゃ……いきますよ」
福地は一気に腰を動かし、恵理の膣内を貫いた。恵理が嬌声をあげて身体を仰け反らせる。
恵理の膣内は火傷しそうなほどに熱く、また処女のように強烈に締め上げてくる。
また恵理も、自分の中に入ってきた福地のそれによって与えられる快感に身を委ねて、はしたなく喘いでいた。
957マリリスト@福地君×サトエリ10:2005/12/09(金) 14:48:00 ID:6Ur8xah1

「佐藤さんの中……すごい……」
「あっ、せっ、福地君の……大きい……こすれて……気持ちいい……!」
福地は快感を貪るように腰をがむしゃらに振った。それにあわせて恵理の身体がびくびくと跳ねる。
「あっ、ひあっ、ふあぁん……っ! いいっ、気持ちっ、いいっ……!」
恵理は涎を流しながらガクガクと頭を振っていた。もう何も考えられなくなっている。
そこにはいつもの堅物な佐藤恵理の姿はなかった。
福地の腰の動きが止まり、恵理の意識が引き戻される。
「ふぁ……福地君?」
「佐藤さん、ちょっといいですか?」
福地は恵理の身体を起こすと、作業用机に手をつかせて後ろ向きに立たせた。
スカートをまくりあげると恵理の尻が露わになる。太ももには愛液が伝って流れている。
(仕事用の机をこんな使い方していいのかな……)
「ふ、福地君……こんな格好、恥ずかしい……!」
恵理を待たせてはいけないと思い、いきり立ったそれで恵理の膣内を再び強く貫いた。
「ああぁっ……! ふあっ、ひああっ!」
福地はそれから何も考えず、一心不乱に腰を叩きつけた。互いの肌がぶつかり合う音が響く。
「ああっ! あんっ! 福地君のっ……奥に当たってぇ……!」
膣内を容赦なくずんずんと突き上げてくる福地のそれが、恵理の身体に激しい快感を与える。
恵理はもう立っていることもままならず、足をガクガクと震わせる。
福地が恵理の腰を掴み、体制を整えている状況だった。
恵理の視線は明後日の方向を眺め、はしたなく開かれた口からは涎が垂れ流されていた。
「ひあっ、あっ、はあんっ、も、もう……!」
お互いの身体にもう絶頂が近づいてきていた。ラストスパートに福地は腰の動きを速めた。
「あっ、そんなに激しくしたら……だめっ、ひあんっ、ひああ……!」
「僕も……もうそろそろ……」
「あっ、あっ、ふやあ……」
全身に大きな波のようなものが起ころうとしている。
福地が最後に大きく突き上げると、恵理の視界が真っ白になり、電撃のような衝撃が走った。
「ひあっ、あっ、いくっ、いっちゃ……やっ、ああああっ……!!」
恵理が身体をびくびくと小刻みに震えさせると、秘部からぷしゅっという音と同時に愛液が大量に噴き出した。
膣内が今まで以上に強く締め上げてくる。福地は急いでそれを引き抜いた。
同時に恵理の尻に向かって大量の精液が放出された。1回目の射精よりも遥かに多く、濃い精液だった。
「ひあっ……ふ、福地くぅん……」
「はあっ……はあっ……佐藤さん……気持ち良かったですよ」
「私も……私もです……」
福地は恵理のぐったりと倒れこんだ身体を引き寄せると、キスを交わした。
958マリリスト@福地君×サトエリ11:2005/12/09(金) 14:51:18 ID:6Ur8xah1

「佐藤さん・・・・・・ちょっと確認したいことが」
「ん・・・・・・?」
「これって・・・・・・お酒の勢いじゃないですよね?」
「当たり前じゃないですか、私あまり飲んでませんでしたし。
 それに編集者は接待も多いから、お酒には強くなくてはいけないんです」
「そうですか・・・・・・よかった」
「福地君・・・・・・いい漫画、いっぱい描いてね」

福地が目を覚ますとすでに時刻は昼をまわっていた。
昨日あれから後処理がすんだ後、結局恵理は自宅に帰らず、福地宅に泊まったのだ。
テーブルの上には簡単に書かれた置手紙が残っており、『原稿取りにいってきます』とだけ書いてあった。
昼食を取ったあと、作業用机に向かい、新連載の構想を練ることにした。
机の上に腕を滑らせれば、そこにまだ恵理の感触が残っているようだった。
(正直新しい連載に不安は多かった……またゼロからのスタートになる。
 でも、もう大丈夫かもしれない。どうなるかわからないけど、やってみるしかない。
 佐藤さんが一緒に、好きな漫画を描いてみるんだ。自分の力を信じて、飛び込んでみるか)
ネタ帳を開き、ペンを手に取る。一から自分との闘いである。
自分には恵理がいる。他に自分の作品を応援してくれる人達が、待ってくれる人達がいる。
不安は多いが、それをプラスにしないと闘えないのだ。
(プラス・・・・・・いい言葉だな)
福地はペンを走らせた。
959マリリスト:2005/12/09(金) 14:53:42 ID:6Ur8xah1

以上です。

植木×マリリン、鈴子×森、バロウ×バロウ母もありますが
もし次スレがたったらそこに投下したいと思います。
植木×ミリーも要望があったっぽいので書いてみようと思います。
960名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 15:05:32 ID:UIaFXIK3
ネ申
すごいっす
961名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 18:28:01 ID:7m/7e0qS
あれれ。
何でだろ。
何で僕こんなに興奮してるんだろ。
962ラララ3:2005/12/10(土) 10:51:09 ID:OsdPMXKA
次スレがたったら植木×森を投下するんで、そこんとこ、夜露死苦。
963名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 16:50:02 ID:49lRIXE/
うえきの法則でエロパロ〜二ッ星淫器〜
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1134200880/
964名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:30:54 ID:UBScNh1j
965名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 19:18:08 ID:iawDvD44
・・・・サトエリって誰?
966名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 21:54:09 ID:YIB9SA3C
ちょ…マジでネ申wwサトエリカワイス
967名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 23:14:07 ID:cXxW4CLJ
>>965
福地くんの担当だよ
968名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 20:13:07 ID:vJDsbm4p
小林×森ってどう??ロリコン?
よかったら次スレで投下しようと、、、
969名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 21:15:12 ID:fj45HRmE
投下でもリクでも感想でも萌え語りでもいいから埋めろよ

てか途中まで投下して続き放棄してる職人は何がしたいやら
970名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 22:15:04 ID:8yo0HZ6E
>>969
オレはお前が何がしたいのか分からない

あ、釣りねw
971マリリスト:2005/12/11(日) 22:26:00 ID:mRdT6IZS
>>960
>>966
感想ありがとうございます。
感想があるとマジで投下した甲斐があったって感じます。
もっと感想がもらえるくらい楽しいSSが書けるよう精進します。


新スレが立ってますね〜そこに近いうちにでも鈴子×森投下します。
972コピーナンバー無し:2005/12/12(月) 01:11:49 ID:ut8f7qmq
植森を一枚描きました。描いている人がわかっても書いてはだめ。
http://volac.net/aup/up/img/2052.jpg
多分表示されるはず。だめなら言って下さい。
結構頑張った・・・。
後、マリリスト氏、毎回良小説投下お疲れさま。
973名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 09:46:04 ID:lsSC+RlP
さ  い  こ  う  で  つ  w  w  w 
974名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 10:27:07 ID:nLnIJUPj
うわwwwwwwwww
975名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 11:24:26 ID:eEH8Qphu
描いてる人がわかっても書いてはだめ、って
自分のことを有名人かなにかと勘違いしてるのか?
しかもage進行だし、植木が筋肉質だし、どうしたらいいんだ

あ、マリリスト氏、GJ!
976名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:50:20 ID:WKaq6F8X
>>972
待っとったで!
あんたがくりゃ埋めも百人力たい!
977名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 15:05:17 ID:8W0TIOYU
(;゚д゚)・・・

>>975
いや、別の意味で有名人www良い意味ではないけど
978名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 15:42:00 ID:T21u3hXb
ちょwwwwwww
神の器すぎwwwww

あんたがエントリィすりゃ神様バトルも楽勝できそうだな
979?コピーナンバー無し:2005/12/12(月) 16:37:23 ID:ut8f7qmq
調子を良くしてもう一枚植森白黒画投入。
http://blog33.fc2.com/t/thelawofueki/file/img072.jpg
正体を明かされたくないのは、足がつくと恥ずかしいからです。
元ネタはわかる人にはわかる。
佐野鈴描いてますが、なかなか難しい。スレ溜まる前に間に合うか・・・?
980名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 17:05:53 ID:WKaq6F8X
>>979
それ、何て神器?
981名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 17:25:27 ID:T21u3hXb
地球に厳しいエロコキー いや エコロジー画像をありがたぅ
982名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 18:28:10 ID:dTYVuuLf
お前ら正体ばらしすぎw
983名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 19:21:51 ID:eEH8Qphu
次スレで保管庫つくろうとしてる人ガイルとナッシュ
984名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 21:05:19 ID:wN1mBcJ7
…もしかしたら好反応だって喜んでる訳じゃないよな?

と釣られてみる
985名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 21:54:08 ID:ZEP+/wRh
足がつくとか言って自分のサイト晒してんじゃねえよ
986名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 23:17:33 ID:2j1YhLtv
素晴らしい
987マリリスト:2005/12/12(月) 23:28:09 ID:N19Jp90N
>>972
正直うらやましいくらいの反応です。
感想ありがとうございます。
988名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 00:23:26 ID:IaCoHKp6
もうちょっとで埋まるどー。
989マリリスト ◆xQ7Due/8lc :2005/12/13(火) 00:58:51 ID:WADAs3PQ
トリップ付けました
あとIDが和田さんなので強姦モノでも(ry
990名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 01:09:40 ID:GE0F+aNQ
うめ
991マリリスト ◆xQ7Due/8lc :2005/12/13(火) 14:59:15 ID:WADAs3PQ
埋めついでに需要調べ
・女体化
・ふたなり
・強姦

の中でこれは読みたいというのはありますか?
992名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 17:51:08 ID:GS7C4enC
程度にもよるかもね
993名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 20:40:14 ID:SXUDFXmB
GO姦はやだなぁ。女体かもわざわざしなくても、、、ふたなり?
それなんて食いもの?


いつも通りでお願いします
994名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 10:32:51 ID:QBGIMJtB
埋め立て。
次スレに投下しようかと思ってるんだけど
やっぱりこっちが完全に埋まってからやるのがマナーかな。
995名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 10:48:09 ID:io63nDf6
では埋め立てに協力しようじゃまいか
996名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 11:02:15 ID:0HkkazWv
協力埋め
997スレッドストッパー:2005/12/14(水) 11:40:09 ID:ASHRxE13
このスレッドは停止しました。
書けませんよ。。。 ( ̄ー ̄)ニヤリッ
998名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 13:47:43 ID:KeReeWaF
ホントかね?
999名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 14:22:51 ID:e1AHapR1
メガネ好きー
1000名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 14:51:30 ID:0d0cmDcU
1000だったら皆幸せになる
10011001
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